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Develop.md

File metadata and controls

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開発環境セットアップ

このページでは、Exment開発環境のセットアップ方法について記載します。

はじめに

  • Visual Studio Codeによる開発を推奨しています。また、この記事はWindows向けに作成しています。Mac端末だと相違点がある可能性がありますが、ご了承ください。
  • このページは作成中です。もしセットアップがうまくいかない場合、issueに記載してください。
  • 事前に、以下のアプリケーションがインストールされている必要があります。
    • Visual Studio Code
    • git
    • composer
    • node.js(npm)
  • ローカルでExmentを動作させる為に必要なWEBサーバー、データベース等は、ご自身の環境に合わせてご用意ください。参考サイト

リポジトリのフォーク

  • GitHubの [https://github.com/exceedone/exment] にアクセスし、ページ右上の「Fork」ボタンをクリックしてください。

  • Exmentをあなたのリポジトリにフォークしてください。また、あなたのリポジトリをコピーしてください。
    (ex. https://github.com/hirossyi73/exment 以後、あなたのGitHubユーザー名・オーナー名を、"hirossyi73"として記載しています。)

Laravelのプロジェクト作成

  • Laravelのプロジェクトを作成します。
composer create-project "laravel/laravel=10.*" (プロジェクト名)
cd (プロジェクト名)
  • "packages"ディレクトリを作成します。
mkdir packages
cd packages
  • あなたのGitHubのユーザー名で、ディレクトリを作成します。
    (ex. hirossyi73)
mkdir hirossyi73
cd hirossyi73
  • 以下のコマンドを実行します。
composer config --no-plugins allow-plugins.kylekatarnls/update-helper true
composer require psr/simple-cache=^2.0.0

git clone https://github.com/hirossyi73/exment.git

git clone https://github.com/hirossyi73/laravel-admin.git
  • Laravelプロジェクトフォルダ直下の、composer.jsonを書き換えます。 便宜上、下記の記述にコメントを記載していますが、実際はコメントを削除してください。
    "require": {
        "php": ">=8.1",
        "guzzlehttp/guzzle": "^7.2",
        "laravel/framework": "^10.10",
        "laravel/sanctum": "^3.3",
        "laravel/tinker": "^2.8",
        "psr/simple-cache": "2.0.0",
        // 行追加
        "exceedone/exment": "dev-master"
        // 任意
        ,"exceedone/laravel-admin": "dev-master as 4.10.10"
    },

    "autoload": {
        "psr-4": {
            "App\\": "app/",
            "Database\\Factories\\": "database/factories/",
            "Database\\Seeders\\": "database/seeders/",
            // 行追加。また、"hirossyi73"部分は書き換えてください
            "Exceedone\\Exment\\": "packages/hirossyi73/exment/src/"
        }
    },

    // ブロックを追加。また、"hirossyi73"部分は書き換えてください
    "repositories": [
        {
            "type": "path",
            "url": "packages/hirossyi73/exment",
            "options": {
                "symlink": true
            }
        }
        // 任意
        ,
        {
            "type": "path",
            "url": "packages/hirossyi73/laravel-admin",
            "options": {
                "symlink": true
            }
        }
    ]
  • 以下のコマンドを、Laravelプロジェクトフォルダ直下で実施してください。
composer update
php artisan vendor:publish --provider="Exceedone\Exment\ExmentServiceProvider"
php artisan passport:keys
  • 以下のページにアクセスし、Exmentページにアクセス＆セットアップしてください。 (ex. http://localhost/admin)

Typescriptセットアップ

  • 以下のサイトから、tsconfig.jsonファイルをダウンロードし、Laravelプロジェクトフォルダ直下に配置してください。
    tsconfig.json

  • tsconfig.jsonを開き、5行目と10行目を、自分のオーナー名に編集してください。

  "compilerOptions": {
    ～ 省略 ～
    "outDir": "./packages/hirossyi73/exment/public/vendor/exment/js",
    ～ 省略 ～
  },
  "include": [
    "packages/hirossyi73/exment/src/Web/ts/*.ts"
  ]
  • 以下のコマンドを実施し、npmパッケージをインストールしてください。
npm init
# そのままEnterで初期設定完了
npm install -g typescript
npm install @types/node @types/jquery @types/jqueryui @types/jquery.pjax @types/bootstrap @types/icheck @types/select2 @types/jquery.validation

  • 以下の"*.d.ts"ファイルをダウンロードしてください。これらのファイルは、npmに含まれていないファイルです。
    その後、これらの"*.d.ts"ファイルを、"node_modules/@types/(パッケージ名フォルダ)"に配置してください。
    例：node_modules/@types/bignumber/index.d.ts、node_modules/@types/exment/index.d.ts
    bignumber/index.d.ts
    exment/index.d.ts

  • プロジェクトフォルダ直下の"packages.json" ファイルを開き、"dependencies" ブロックに、ダウンロードしたファイルの記述を追加します。

"dependencies": {
    "@types/bignumber": "^1.0.0",
    "@types/exment": "^1.0.0",
}

  • プロジェクトフォルダ直下の"tasks.json"ファイルを、プロジェクトルートフォルダの".vscode"フォルダにコピーします。
    ※"tasks.json"ファイルがなければ、こちらからダウンロードしてください。
    ※".vscode"フォルダがなければ、ご自身で作成してください。

  • index.d.tsで、bootstrapとjqueryの定義ファイルで競合が発生しているので、個別に修正します。
    node_modules@types\bootstrap\index.d.tsを開き、以下のように修正します。※27行目付近です。

declare global {
    interface JQuery {
        alert: Alert.jQueryInterface;
        // コメントアウト
        //button: Button.jQueryInterface;
        carousel: Carousel.jQueryInterface;
        collapse: Collapse.jQueryInterface;
        dropdown: Dropdown.jQueryInterface;
        tab: Tab.jQueryInterface;
        modal: Modal.jQueryInterface;
        offcanvas: Offcanvas.jQueryInterface;
        [Popover.NAME]: Popover.jQueryInterface;
        scrollspy: ScrollSpy.jQueryInterface;
        toast: Toast.jQueryInterface;
        // コメントアウト
        //[Tooltip.NAME]: Tooltip.jQueryInterface;
    }
}

  • あなたが "exment" パッケージ内の.tsファイルを編集した後、コンパイルする場合は、"Ctrl + Shift + B" コマンドをVSCodeで実行してください。（おそらくMacでは、"Command + Shift + B"です）
    コンパイルされたjsファイルが、 packages/hirossyi73/exment/public/vendor/exment/js に配置されます。

  • コンパイルしたjsファイルをWebに反映したい場合、以下のコマンドを実行してください。

php artisan exment:publish

Sass設定

  • VsCodeの拡張機能"EasySass"をインストールしてください。
    EasySass

  • VSCodeの設定画面を開きます。サブメニューの拡張機能→EasySassを選択します。
    "Target Dir"の欄に、"packages/hirossyi73/exment/public/vendor/exment/css"を入力します。
    ※"hirossyi73"の部分はご自身のオーナー名に変換してください。

  • あなたが.scssファイルを編集して、保存した際、.cssファイルが自動的に packages/hirossyi73/exment/public/vendor/exment/cssに配置されます。

  • cssファイルをWebに反映する場合は、以下のコマンドを実行してください。

php artisan exment:publish

その他

  • シンボリックリンクの設定により、Exmentのパッケージのファイルは、packagesフォルダとvendorフォルダの両方に存在します。
    プログラムを修正する際は、packagesフォルダを編集するようにお願いします。

GitHub

ブランチ

GitHubのブランチを、以下のように運用しています。
Gitのブランチモデルについて

GitHub Brunch Name Derived from Explain
master - 現在の安定版です。リリースした時点でのソースコードを管理します。
hotfix master リリースしたソースコードで、致命的な不具合があったときに緊急対応を行うためのブランチです。push後、developとmasterにマージします。
hotfixfeature hotfix 致命的な不具合があったときの緊急対応で、多数の修正が発生する場合に、hotfixよりブランチを作成し、対応を行います。修正が完了後、hotfixにマージします。
develop master 次期機能などの開発を行うブランチです。
feature develop 実装する機能ごとのブランチです。 開発が完了したら、developにマージを行います。 例：feature/XXX, feature/YYY
release develop developでの開発完了後、リリース時の微調整を行うためのバージョンです。こちらのブランチで動作確認を行い、完了したら、masterにマージを行います。
test master テストコード作成用のブランチです。
testfeature test 新しいテストを追加する場合、このブランチを作成し、コードを追加します。例：testfeature/XXX

コミット前に実行 - php-cs-fixer

GitHubにpushする前に、以下のコマンドを実行し、ソースを整形してください。

初回のみ実行

composer global require friendsofphp/php-cs-fixer

# 環境変数に以下のパスを追加してください。（"%USERPROFILE%"は、ご自身のユーザーディレクトリを指す変数です。 ex:「C:\Users\XXXX」）
%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Composer\vendor\bin

ソース整形

# 不要な"use"を削除
php-cs-fixer fix ./vendor/hirossyi73/exment --rules=no_unused_imports 
# すべてのソースを整形
php-cs-fixer fix ./vendor/hirossyi73/exment

本体にコミット

本体のexceedone/exmentにコミットを行う場合、以下の手順を実施してください。

  • GitHubのpull requestを実行します。

  • exceedone/exmentのブランチhotfix(不具合対応)、もしくはdevelop(機能追加)を対象に、pull requestを実行します。
    コメントは、可能な限り記載してください。