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Tip 50: Design specialized agents and delegate

専門エージェントを設計して委譲する

Category: Agent Related: Tip 39: Use plan mode

カスタム設定: このTipで紹介するエージェントは、CLAUDE.mdagents/ ディレクトリで定義するカスタム設定です。Claude Code の公式機能ではありません。

Overview

Claude Codeでは専門的なエージェントを設計し、特定のタスクを委譲できる。各エージェントに限定されたスコープを与えることで、品質と効率が向上する。

重要: 単に「あなたは〇〇の専門家です」とロールを与えるだけでは、LLMのアウトプットは向上しない。効果があるのは具体的なタスク指示、チェックリスト、出力フォーマットの明示である。以下の例では、ロール名よりも「何をチェックするか」「どう出力するか」の部分が重要。

Common Agent Types

エージェント 役割 スコープ
architect システム設計 構造の決定、依存関係の管理
code-reviewer コードレビュー 品質チェック、ベストプラクティス確認
security-reviewer セキュリティ監査 脆弱性検出、OWASP準拠
test-writer テスト作成 ユニットテスト、E2Eテスト
doc-writer ドキュメント作成 API仕様、README更新

Delegation Pattern

CLAUDE.mdでエージェントを定義:

## Agents

### architect
アーキテクチャの決定を行う。新機能の構造設計、依存関係の管理を担当。
出力: 設計ドキュメント(.md形式)

### code-reviewer
コードレビューを行う。以下をチェック:
- コーディング規約への準拠
- パフォーマンスの問題
- エラーハンドリング
出力: レビューコメント

Agent Chaining

エージェントを連鎖させて複雑なタスクを実行:

1. architect → 設計ドキュメント作成
2. code-writer → 実装
3. test-writer → テスト作成
4. code-reviewer → レビュー
5. 修正 → 再レビュー

Example: Security Review Agent

### security-reviewer

以下のセキュリティ観点でコードをレビュー:

1. **入力検証**: すべてのユーザー入力はサニタイズされているか
2. **認証・認可**: 適切なアクセス制御があるか
3. **秘密情報**: ハードコードされた秘密情報がないか
4. **SQL/XSS**: インジェクション脆弱性がないか

問題を発見した場合は重大度(Critical/High/Medium/Low)を付けて報告。

What Actually Works

ロール名ではなく、以下の要素がアウトプット品質を向上させる:

要素
具体的なチェックリスト OWASP Top 10 の各項目を列挙
明確な出力フォーマット 「重大度(Critical/High/Medium/Low)を付けて報告」
スコープの限定 「このファイルのみ確認」「認証関連のみ」
手順の明示 「まずXを確認、次にYを確認」

Why This Matters

  • 専門性による品質向上具体的な指示による品質向上
  • タスクの明確な分離
  • 並列処理による効率化
  • チェックリストによるレビュー漏れの防止

See Also