diff --git a/eigacom_review/neo_review_scraping.ipynb b/eigacom_review/neo_review_scraping.ipynb index 7bd9c2cca..576da1ad4 100644 --- a/eigacom_review/neo_review_scraping.ipynb +++ b/eigacom_review/neo_review_scraping.ipynb @@ -2,7 +2,7 @@ "cells": [ { "cell_type": "code", - "execution_count": 37, + "execution_count": 75, "metadata": {}, "outputs": [], "source": [ @@ -28,7 +28,7 @@ }, { "cell_type": "code", - "execution_count": 39, + "execution_count": 77, "metadata": {}, "outputs": [], "source": [ @@ -40,10 +40,7 @@ " \"reviews\" : []\n", " }\n", " \n", - " reviews_item = {\n", - " \"date\" : \"\",\n", - " \"review\" : \"\",\n", - " }\n", + " rating_dict = {\"val00\":0.0, \"val05\":0.5,\"val10\":1.0,\"val15\":1.5,\"val20\":2.0,\"val25\":2.5,\"val30\":3.0,\"val35\":3.5,\"val40\":4.0,\"val45\":4.5,\"val50\":5.0}\n", " \n", " print(\"START : \" + eigacom_id)\n", " url_review='https://eiga.com/movie/' + eigacom_id + '/review/all/'\n", @@ -68,7 +65,14 @@ " break\n", " \n", " for r in 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団地の一角、雑木林と菜園に囲まれた平屋。一見ちぐはぐな取り合わせのように思えるが、この配置には深い意味と歴史がある。平屋の家主は、ここ名古屋近郊のニュータウンの計画に関わった建築家と、その妻。NT開発では理想がかなわず失われてしまった「里山のある暮らし」を取り戻そうと、建築家は土地を買い家を建てた。妻は多種多様な野菜と果物を手塩にかけて育て(作業は夫も本格的に手伝う)、手間を惜しまず丁寧に料理を作る。90歳と87歳。老夫婦の素朴な人柄と、お互いを気づかいほぼ自給自足の生活を楽しむ姿が、ほほえましくうらやましい。さらに、自分の老後を思わずにいられない。こんなに豊かで実りある暮らしが果たしてできるのか、と。昨年は「桜の樹の下」という、団地の独居老人たちを追った傑作ドキュメンタリーがあった。本作も、少し変わった切り口の団地映画として、滋味豊かな気づきと学びをもたらしてくれる。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2019-06-27\",\n", + " \"rating\": 3.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"現代版おとぎ話\\n このご夫婦の暮らしと人柄を観ていると、おとぎ話を観ている感覚に陥ってしまいました。昔からずっと続いてきた当たり前の生活、自然に合わせて手作りをする、感謝する、人との繋がりを大切にする、そんな事ですらおとぎ話に見えてしまうほど大切なことから私自身離れてしまったのかとショックを受けてしまいました。大切なことはそう多くはない。荷物を持ちすぎて疲れてしまった日本人へのメッセージの様にとれました。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2019-05-14\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"ある夫婦の豊饒な日常を描いたドキュメンタリーの傑作\\n 設計士として名古屋近郊の高蔵寺ニュータウンの設計の中心だった方が、そのニュータウンの中に建てた自宅をベースに夫婦で5割程度(観た感じである)自給自足で暮らす姿を捉えたドキュメンタリー。自らが構想した理想通りにニュータウンは出来ず、ある信念の下その街に自宅を構えた夫婦の豊饒な日常を描いている。それにしても、東海テレビのドキュメンタリーのレベルの高さは知っていた積りだが、どうすればあのような崇高な画を撮ることを許されたのか。脱帽である。傑作。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2019-02-01\",\n", + " \"rating\": 2.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"つっぱることが人生の勲章\\n  名古屋郊外の高蔵寺ニュータウンのことは、学校の地図帳や資料集に載っていたことを記憶している。そのニュータウンのグランドデザインに携わり、自らもその町に住み続けている建築家とその奥様の姿を追うドキュメンタリーである。 建築家が当初思い描いたコンセプトとはかけ離れた姿になって出来上がったニュータウンに彼はなぜ住み続けるのか。そこにあるのは社会への強い抵抗と拒絶である。 映画は表面上、ご夫婦のロハスな生活が映し出される。もちろん、彼らは「ロハス」を求めているわけでも「スローライフ」を楽しんでいるわけでもない。他の選択肢などあり得ない強い決意がそこにはあるのだ。 建築家は若い頃、高座海軍工廠で台湾から来た少年工たちと働いていた過去がある。たまたまこの正月、台湾の小説「自転車泥棒」を読み少年工の話を知る機会があったので、歴史的な視点から彼の人生を見つめることができた。 また、仲の良かった少年工の消息が分かり、墓参りをするところは、台湾映画「スーパーシチズン 超級大国民」の主人公の姿と重ねずにはいられない。 戦争や都市計画で裏切られ続けてきたこの建築家とその奥様の生き方を、安易に賞賛したり憧れることを、我々は慎まねばならない。 光と風が通らない町で子供を育て、添加物が大量に入った食品を家族に食べさせている者に対する、強烈なプロテストが彼らの生き方なのだ。 大量に物質と自然を消費することで保障される便利な生活に背を向け、長い時間と手間をかけて自然を育てるご夫婦の人生を観て、居心地の悪さを感じないとしたら、自らの姿が見えてなさすぎるのだ。あの家にTVなどなかったことに気付いているだろうか。下らないメディアに費やす時間など彼らにはないのだ。 映画を観ている間ずっと、親に小言を言われているような気持ちだった。 ご夫妻の人生の覚悟の強さに、なんとか少しでも近づいていきたい。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2019-01-04\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"共存\\n 樹木希林さんのナレーションでゆっくりと映画は進みまゆっくりゆっくり 少しずつ少しずつ 田畑を耕し果物を作るように観ている私も映画の中に入り込み土を感じ 風を感じ 修一さんの作った家と英子さんの御飯やお菓子に舌鼓をうち笑い 泣き 優しさをもらう映画から受けた感動はたくさんあったのにどうしても言葉にできないこともあるのですねもしも誰かがこのレビューを見てくれるのならこの映画はレンタルでもいいので観てほしいです人が生きる上で必要なものはそんなにはいらない、少しの畑と少しのお金があれば人生はとても豊かになるのだと思います。以前から老後は土を触り自然を感じながら生活したいと思うようになり田舎暮らしに憧れるようになったのですがこの作品を見て思うのは住宅街でも似たような生活は出来るのだとそう感じるようになりました選択肢が格段に増えて嬉しさもあるのですが困ってもいます何でってマトが一気に広がっちゃったからね〜でも夢は大きくなり時間をかけて夢を育てたくなりました何だかとても楽しみです。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-10-06\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"生き方\\n すごく良かった。生き方自分の人生の見直し。どう生きるべきか、生きてきたか。人生は長いようで短い。短いようで長い。初めてのドキュメント。いい意味で思っていたストーリー展開とは違った。パンフレットを久しぶりに買うくらい良かった。常はない。でも時々修復してもいいよね。小鳥さん。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-09-30\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"アントニン・レーモンドの系譜\\n 都会での生活がどこか好きになれなくて去った。田舎で仕事をさがして、古き家を改築し太い柱を見上げ、草刈り機で夏に草を刈る生活になった。幸いに、果樹が何本か植えられた土地もついている。一時期、なん苗もの花を買い植えた。イングリッシュガーデンがすきで、英国のバラを取り寄せて作ったこともあった。建築家のアントニン・レーモンドを知ったのは、そのころだったと思う。軽井沢の夏の家が有名。ぼくが見たのは六角形のホールみたいなスタジオの設計。いい家だなと思った。でも、どこへ行ったら見られるのか知らない(笑)いまは、放ったらかし。そんな草地を週末ひとまわり歩くのが、息をするようなたのしみのひとつになっている。密をさしに蜂がたくさんやってくる木の下に早春に福寿草の花がたくさん咲くのが、冬の終えた土地に住む楽しみになった。いまは会社が忙しい。いつかぼくが会社を退職したら彼らの雑木林の生活をしたいと思っている。幸い、畑の広さもあるし広い家もある。それに自慢の不満の多い妻もいる(笑)やすらかに。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-09-06\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"二人の実り。\\n ご夫婦の生き方が素晴らしくて何も言えない。やり遂げた満足に溢れている。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-06-14\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"素敵だな\\n ・かつてニュータウンを設計した土地に住む90歳の建築家とその妻87歳・天井の高い一階のみの平屋に外は雑木林と畑で野菜や果物を育てる・人生、コツコツ・日々の生活を豊かに過ごす極意が詰まってて見てるだけで心が潤いで満たされる気分になった・突然夫の死が訪れる、それはほんと抗いのない程に突然に・ひとりでもいいが、好きな人とも見たいし、できれば家族で見たい作品 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-05-27\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"人生の道しるべになった\\n 住宅は宝箱であるべきだ \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-05-21\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"穏やかな時の流れの中で、人生を実らせていくこと\\n 前情報なく鑑賞。穏やかに、じっくりと人生を深めていく中で、静かに実っていく。歳を重ねることの尊さ、美しさを感じることができた。高齢化の中で、希望を与えてくれる作品。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-03-04\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"夫婦の形ってそれぞれ\\n 感動して二回観に行きました。人生ってどういう事なんだろう。夫婦の形とは。正解は、無いけれどこの方達の生きてきた足跡を見せて頂いたという感じです。思い遣り、優しさ、繋がり、感謝、生きがい、全ては、お金では買えないけれど、どれも培ってきた長い年月と共に少しづつ後について来ますよ。と認識させられました。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-02-01\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"最初から最後まで号泣\\n 旦那さまを呼ぶとき お父さん、おじいちゃん、しゅうさん(しゅうたん、とも聞こえた)と色々な呼び方をしていて2人の長い人生の歩みを感じました。「風が吹けば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば、土が肥える。土が肥えれば、果実が実る。こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ」「自分1人でやれることを見つけてそれをコツコツやれば、時間はかかるけれども何か見えてくるから、とにかく自分でやること」親や周りから早く、早くといつも急かされてきた私にとって心に染みる映画でした。Life is fruit ♡ \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-01-17\",\n", + " \"rating\": 3.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"可愛い過ぎるイラスト\\n 上司が津端先生をちょっと知っているというので、気になり鑑賞。仲良しほのぼの夫婦には憧れます。そして先生のイラストの破壊力! 和みます。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2018-01-07\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"円やかな夫婦のあり方\\n 山下達郎氏のラジオ番組で、奥様のまりやさんが最近見たオススメの映画として本作を紹介していたのを聴いて視聴しました。映画に登場する老夫婦の生活スタイルを真似することは難しい。けれど、夫婦のあり方というか、老後の生き方というか、これからの自分たちを考える時間となりました。津端夫婦や山下夫婦の様な円やかな間柄になっていけたら。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-12-15\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"伊集院がオススメてたので。\\n ラジオで紹介していたので観たら地元の話だった。故郷がこうして作られた土地だったのだと思わぬところで知りました。おじいさんの描く絵がかわいい。子供の頃近所でどんぐりをよく拾っていました。自分があそこで育ったことが誇らしくなりました。 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ドキュメンタリー映画はエンターテインメント性を求めるものではく、自分の価値観を広げるための教養として観るものなんだと改めて感じた。都会に暮らすぼくたちは、自分の手で作らないことが当たり前になっているが、この夫妻はすべてできることはすべて自分たちでつくる。そうすることで見えてくるものがあると言う。豊かさとは、お金で手に入るものと、手に入らないものの2種類あると思うが、人生フルーツな生き方は、お金では決して手に入らない豊かさに溢れた生き方だと思う。時間効率、利便性、手軽さをお金で代替することは忙しすぎる現代人にとっては必要なもの。しかし、その代償として、見えない豊かさを失ってしまっている。。。そんなことに気づかされる素晴らしい作品だった。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-10-26\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"こんな暮らしがしたい\\n 津端夫妻のことはこの映画で初めて知ったのだけど、素晴らしすぎて、感動しすぎて、そのあと彼らの書籍を全て買いました。時をためる暮らし、私もしたいなあ、とおもって、畑を始めたりコンポストを始めたり、リアルに影響を受けています。小さな森をつくって暮らすための準備をしたい。人生のロールモデルです。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-10-14\",\n", + " \"rating\": 3.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"なかなかこのような豊かな生き方で人生を終えるのは難しい。稀有な長寿...\\n なかなかこのような豊かな生き方で人生を終えるのは難しい。稀有な長寿の幸せ物語でした。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-10-12\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"浅い睡眠状態\\n 少し眠くなるほどに優しくて細く長くコツコツとそんな想いを大切に制作したのかなと。優しさが伝わる愛に溢れた素晴らしい映画でした \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-10-10\",\n", + " \"rating\": 2.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"良い話だが…\\n 老夫婦の良い話ですが映画としては疑問。共感するようなこともなく途中は眠気に襲われzzz…。残念ながら若輩者の自分にはこの作品の良さを感じることは出来なかった。2017-131 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-09-25\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"これは観るべし٩( ü )و\\n これは観るべし٩( ü )و \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-09-20\",\n", + " \"rating\": 3.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"コツコツ\\n ドキュメンタリーのテーマとしては新しくないものの、2人のお姿をみると、長生きも悪くないなと思いましたね。そして祖母がよく作ってくれたワインゼリーを思い出しました。樹木希林さんをナレーションに起用しているものの状況説明はほとんどなし。それだけ、あの言葉を大切にしたかったんでしょう。さて私たちは修一さんが残したあの雑木林を守れるのでしょうか。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-09-01\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"いま\\n 決して健康体ではないこの地球。こんな生活が理想ですが………。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-08-28\",\n", + " \"rating\": 3.5,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"人生 、こつこつ 。\\n 祖母にとても勧められ観ました。正直始めはあまり興味がなく、予告編やポスターさえ見ずに「人生フルーツ」という名前だけで映画館に入りました。わたしはまだ結婚なんて未知の領域でさらにそこから何十年も連れ添う相手なんて想像もつかない歳です。ただ2人の生活はこの映画を勧められた祖母の生活にとても似ていて自分の祖父母を見ているようなそんな親近感がありました。何と言っても「僕はなにを植えたかなんて分からないからプレートを作るんだ」といって真っ黄色に塗ったプレートを1つ1つコメントをつけて作るその姿と、「わたしじゃがいも苦手なのよ。すぐお腹いっぱいになるでしょ、じゃがいもってだけだやなの。」っていいながらも嬉しそうにコロッケを作り続けるその姿。穏やかなこの流れで終わるのかと思ったら、戦争での出来事、さらには修一さんの死 。その姿は数年前亡くなったわたしの祖父を思い出しました。英子さんが「待っててね、わたしも行くから待ってて」という言葉に映画館内の人のすすり泣きがあちらこちらから聞こえてきました。この映画で面白いなと思ったのは、亡くなったその後のシーンに新たなプロジェクトに取り掛かっていたというストーリーを持ってくるところ。修一さんは亡くなったけれど、その心は次の世代へと引き継がれていって行くその流れがすごく素敵だと思いました。音楽もうきうきしたりする雰囲気にとてもぴったりで、なんといっても樹木希林さんのナレーションも絶妙なマッチングです。私たちの前ではあまり涙を見せなかった祖母も涙を流したのでしょうか。なにを思ってこの映画を観てたのでしょうか。分からないけど、伝いたい想いがこの映画に詰まっていたのかなと思います。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-07-23\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"●究極の贅沢。\\n 古くて新しい。何歩も先を行っている生き方だ。土作り。人間力。ふたつとも歳を重ねるごとに厚みを増す。タイトルが素晴らしい。恐るべし東海テレビ。自分で丹精込めて作った作物はホントに美味しい。そして愛おしい。土と触れ、太陽の恵みに感謝して、季節の移ろいを愛でる。家族と笑う。足りないものは信用できる人から買う。美味しかったらお礼を言う。PCは便利だけれど、手書きもいいよね。あの文字、あの絵。建築家の修一さんは、会社を引退してからも構想し続けた。あれは、修一さんの夢の続きだったんじゃないかな。それが形になるって、震えたわ。なんか未来を感じた。企業の看板がなくても、縁が取り持つ技術の継承に。世の中は便利になったけれど、現代人はムダに忙しい。けれど、私たちはもう少し自分の価値観に素直になっていいのかもしれない。修一さんと英子さんの暮らしは、そんな私たちに未来を生きるヒントをくれる。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-07-17\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"うらやましい人生\\n こんな風に老いていきたい、と誰もが思うのではないか。あまりにも自然で、ありのままで、友達のような夫婦。そんな中で、90歳になっても社会に求められ、活躍できるのがうらやましいし、素晴らしい。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-07-07\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"見てよかった!一言につきます。他人の人生を映画という形で覗かせてい...\\n 見てよかった!一言につきます。他人の人生を映画という形で覗かせていただく。そんな日常を切り取ったドキュメンタリーです。素晴らしい人だとは思うのですが、成し遂げたそれはわたしの中で「オマケ」で、お二人の日常が、生きた人生が、映画のメインです。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-06-22\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"ほんとうの「暮らし」とは\\n 戦後の高度経済成長の中で風の通り抜ける暮らしを提案し、自らの生活でそれを実証した夫婦の記録。現代の日本において求められている自然の豊かさを50年以上前に唱えていた津端修一さんの願いは本編ラストの病院の設計に携われることへの喜びの手紙が物語っていると思う。また、そんな夫を支える英子さんの芯の強さ。庭の作物につけられたプレートのコメントのユーモア溢れるコメントは暮らしをより豊かにする重要な役割に違いない。こんな暮らしがあったんだ。と、気付くことが出来た素晴らしい作品。後半は涙が止まらなかった。あと、修一さんの描くイラストがとてもかわいい。笑 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-06-06\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"欲もなく、淡々と、お互いを尊重し、慈しみながら。感動しました。今あ...\\n 欲もなく、淡々と、お互いを尊重し、慈しみながら。感動しました。今ある自分を恥じつつ、真似しようにも当然出来るわけもなく。鑑賞中も後半は涙が零れ落ち、パンフレットを読んでもまた・・・。ありがとうございました。いつまでもお元気で。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-05-21\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"こつこつ、ゆっくり\\n この映画から、こつこつ、ゆっくり、生きることの大切さを教わったように感じる。こつこつ、ゆっくり、生きると、何が良いのか。その答えは、「きっと良いことありますよ」というような感じだった。「ライフスタイル」というような言葉とも違う、生活を育み、営むお二人の姿、互いに声をかけあう姿、じわじわと来るものがあり、観終わってから自分は木のスプーンを買ったり、かなり感化されています。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-05-09\",\n", + " \"rating\": 3.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"夫修一が妻英子に残したのは、 50年かけて育てた雑木林。 その雑木...\\n 夫修一が妻英子に残したのは、50年かけて育てた雑木林。その雑木林に抱かれて、庭仕事をする妻。夫の生き方を体現したその庭で、夫の言葉を思い出す。「コツコツやればなにかが見えてくる。」死ぬ時に持っていけるものがないのなら、私は何を残せるだろう?修一さんは、自分の生き方を貫き、それによって充実した生を生きぬいた。同じ生きるのなら、私はどうやって生きたいだろう? \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-05-07\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"歳を重ねるって美しい\\n 何気ない日常の風景を淡々と写しているだけなのに、何故か涙が溢れます。人間らしい暮らしとは…と考えさせられました。歳を重ねるって美しいと心から思える作品です。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-04-26\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"ありがとう\\n クソつまんない!。家族がいて子供がいることが当たり前だと思っていました。恵まれている環境に感謝しないといけないと気づかされました。ありがとうございました。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-04-14\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"長生きもいいもんだな\\n 観たいと思っていたけど、なかなか観れず。やっと観たけど、良かった〜こんな世の中、早くオサラバ。と思っていたけど、結局の所生き方次第だな。次はかみさんと観たいな。二人で長生きしたくなった。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-04-06\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"人生、コツコツ\\n ‪《ささやかな幸せに囲まれた暮らし》ある御夫婦のゆるやかに時を貯める日常。凄く自然体で今の世で尊いことが詰まっている様に感じました。お互いを敬いながらほぼ自給自足を実践し、信条を持ち丁寧に生きている姿はとても美しかったです。「家は暮らしの宝石箱でなければならない」内省も含め何事もこつこつ…やって行こうって。。(笑)樹木希林さんのナレーションが耳に心地好かったです。羨ましく微笑ましい一組の夫婦の物語。‬ \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-04-03\",\n", + " \"rating\": 0.0,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"一歩一歩ゆっくり二人で進む\\n とある建築家夫婦の生活こんなにも素晴らしい夫婦生活がおくれる二人が羨ましい最高の作品でした。なんとものどかでゆっくりした生活、一つ一つが優しくて暖かく感じた。人生の一つの理想像がこの作品にはあるのではないだろうか。自分達の食べ物を庭で育て、必要な物は馴染みのお店で買う。こだわりと人情を大切にし、誰にでも優しいく穏やかに過ごす事を簡単に行っている二人。意外と単純でマネできそうなのだが、今の自分には難しい行動だ。だが、二人を見習って少しづつマネできる所からマネしていきたいと思った。この作品ではマネしたい事が本当に多い。自分で育てた果物や野菜を食べる季節を楽しむ土いじりを通して自然を感じる看板に一言添える物を大事に扱う修理できる物は修理する知り合いに手紙を出す誰でもできて誰もやらなくなった事や昔ながらの生活の楽しみ方。利便性のために捨ててきた物、手間のかかる事の味わいや心の癒しにい気付く。おじいちゃんはの仕事への熱意と責任感も凄い。自分の手掛けたプロジェクトを最後まで見届けるために、設計したニュータウンで生活をするし、引退後も心のケアをする施設の設計を請け負い、真心こめて仕事をする。その姿勢にはただただ尊敬するしかない。おばあちゃんは可愛らしく、手作り料理や畑仕事をこまめにする。毎日おいしいごはんを作って、生きる活力を与えてくれる。夫を支え健康のため食事にこだわり、食べきれない食材は子や孫におすそ分けし、主婦として母として素晴らしいと思う。話は少しそれるが老夫婦ドキュメンタリーと言えば、「二人の桃源郷」も大傑作、こちらは電気も水道もない山奥で自給自足の暮らしをする夫婦の話だ。どちらの作品も自然と共にてゆっくりと生きていく夫婦の話だが、状況も環境も違うのにどこか共通していて憧れてしまう。同じような作品で「あなた、その川を渡らないで」と「風の波紋」もある。この二つも田舎の夫婦を追ったドキュメンタリーだ。ただ、自分はこの二作品はあまり好きではない。「あなた、その川を~」はすごく作り物の臭いがするし、「風の波紋」はいかにも田舎暮らしいいでしょう?憧れるでしょう?と言っているような気がしてしまうのだ。あくまで個人的だが。「人生フルーツ」には作り物でも押し付けでもない、純粋な生活が描かれていると感じた。同じ劇場に居た大学生位の人はかなり感動しているようだったし、若者にも通じる感動が有る作品なのだと実感した。夫婦で見ても一人で見ても、親と見てもいい作品だと思うし、鑑賞後の幸福感と満足感は保障するので是非鑑賞して頂きたい。劇中セリフより「人生コツコツ」一つ一つを大切に、ゆっくりでもいいから積み重ねる。人生を楽しみ豊かにする方法はマイペースでいる事なのかも知れない。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-04-03\",\n", + " \"rating\": 3.5,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"いつか必ず実る人生フルーツ\\n タイトルからはピンとこなかったけど、いい映画というかいいドキュメンタリー作品だった。テレビ放送された番組の映画化だけど、この老夫婦が持つ独特な時間の流れをただそのまま見つめていく。意図的な文字スーパーが必要最小限に挿入され、ナレーションもおなじみの樹木希林さんだから安心して観れる。舞台となるのは、この老夫婦が住む名古屋近郊の高蔵寺ニュータウン。前知識は、建築家だったことと果樹に囲まれて生活しているということだけ。よく知ってるつもりのあまり好きではなかった土地だけど、映画を観て変わった。その何でもない日々の暮らしがこんなにも豊かで、二人きりの老後をここまで楽しめる秘訣はどこにあるんだろう。このニュータウンがどうして出来たのかの理由が、伊勢湾台風だったとは。ときは高度経済成長の真っ只中。被害の無かったこの高台の地に、住宅公団の都市計画が持ち上がる。その先頭に立ってプランを設計したのが、この津端修一さんだったのだ。そのプランでは、地の利をいかして尾根沿いに家を建て、谷はそのまま風の通り道となるよう、21世紀の現代こそ必要とされる自然と共生するライフスタイルを、すでに60年代に打ち立てていた。しかし、計画が進むにつれ業者やいろんな利権が入り込んだのだろうが、結局今わたしたちが知ってる無機質な団地となってしまった。だからこそ、修一さんは責任を感じたんだと思う。無残なはげ山となり造成された新地で、自ら土地を買い木を植え土をつくりながら小さな実験をはじめる。全体からでは出来なくても、1軒ずつでもそんな暮らしが増えていけば、雑木林に囲まれた住宅街が出来ると、自らのプランを実現しようとする。そのスピードはなんとゆるやかなことか。ゆっくりでもこつこつとやっていれば、やりたいことは自然と実現していく。お金を貯める生活でなく、時間を貯めるというとてもシンプルで豊かな生活。だから、何でもない日々の生活のひとつひとつが生き生きとして、それらは果実のようにいつか必ず実るということをわたしたちに教えてくれる。英子さんの手料理ひとつひとつも。お孫さんにつくったドールハウスや、娘さんが大切に思った鳥の水場も。そんな夢のような時間がいつまでもつづき、まさか最期のときが来るとは思えない二人だったけど。だけれど、それも自然に美しかったのだ。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-28\",\n", + " \"rating\": 3.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"さくらんぼ\\n 寄り添って生きてきたお二人だからこそなのか、一人になってしまっても楽しく生きて行ける。素晴らしいな。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-26\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"旦那様にひたすらついていく奥様に忘れかけた昔の日本の夫婦像の鏡をみ...\\n 旦那様にひたすらついていく奥様に忘れかけた昔の日本の夫婦像の鏡をみるようで心が洗われました。いろんな嫌なこともたくさんあったと思いますがあんな風な人生の終わりを迎えれた旦那様はしあわせな人生だったに違いない。旦那様に先立たれ1人になられた奥様を取り囲む世界が、わたしには一気に色あせてモノクロにみえました。2人だからこそがんばれた日々の生活だったのかもしれない。自然の中に生きることは日々戦いなわけで、生易しいものではなく。年老いて1人になった奥様にも自然は容赦なく襲いかかる。きれいごとばかりでなく、そのようなこともありのまま描かれていて素晴らしい映画だなと思いました。とにかく最初から最後まで、スパっと人生を旦那様に捧げつづけた奥様のかっこよさにしびれっぱなしでした。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-25\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"思わず映画を観た後に本を買ってしまった\\n 「コツコツとやっていくと、見えない物が見えてくる。」おばあさんの言葉が好き。仕事にも普段の生活にも共通する大切なことだと思う。長い年月をかけて少しづつ耕した自宅の庭、そこには50種類のフルーツ、80種類?の野菜が育っている。毎日を大切に生きている夫婦の姿が素晴らしいドキュメンタリー映画。映画内で出てきた精神科の病院の建物を拝見してみたいと思った。建築家の夫婦の素朴で知的な生活が垣間見れ、特にご主人の仕事に惹かれるものがあった。何か他に大切なものを吸収出来ていないことがあるかもしれない。もう一度見ようと思っている。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-20\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"あんなふうに・・・\\n あんな風に歳をとって、逝きたい \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-15\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 8,\n", " \"review\": \"宮崎駿監督\\\"風立ちぬ\\\"か\\\"ノアの箱船\\\"か。\\n 風が吹けば枯れ葉が落ちる枯れ葉が落ちれば土が肥える土が肥えれば果実が実るこつこつ、ゆっくり『人生フルーツ』高蔵寺ニュータウンの一角に住む、建築家:津端修一さん(当時90歳)と、その奥様:英子さん(当時87歳)の日々の生活から、戦後から日本の高度成長期を振り返るドキュメンタリーです。本作の修一さんと英子さんは、一見すると、とても穏やかでお互いを労り合いながら、仲良く暮らしてらっしゃいます。修一さんが英子さんを「彼女は生涯で最高のガールフレンド」だと仰る姿は、微笑まずにはいられません。けれど、多くの方達が感じられるような、「素敵な暮らし」「理想の暮らし」とは、自分の体験からも(現在田舎暮らし2年目)思えない部分もありました。凄く素敵だと思うけど、厳しい、(ちょっと行き過ぎた)ストイックさ、みたいなもの。自宅は30畳のワンルームで、修一さんが尊敬する師であるアントニン・レーモンド宅を真似て造られたのだとか。私も父の介護をするにあたって、リビング(キッチン)を中央に、父の寝室、アトリエをぐるりと見渡せるような家にしたかった(水回りの移動が大変でできませんでしたが)ので、津端宅は理想の家でした。お二人の庭には100を越える植物が植えられていて、肉や魚以外はここでできた物を食べているのだとか。この家で特徴的なのは、周りを囲む雑木林です。自分の家の周りだけでも、小さな森を作る。そこにはスローライフとはほど遠い、切羽詰まった思いを感じずにはいられませんでした。その強い思いの理由は、修一さんの家から見える高蔵寺ニュータウンにありそうです。1959年の伊勢湾台風の甚大な被害を受けて、国は高台に安全な集合住宅を造る計画を立てました。その主要メンバーの一人が、修一さんでした。森を切り開き谷を埋め建てられた巨大な集合住宅は、実は修一さんの理想とする建築とはほど遠かったのです。これを期に、現在の生活をするようになったのだとか。高蔵寺ニュータウンだけではなく、多摩ニュータウン、千里ニュータウンなど、最近になって入居者の高齢化(しかしバリアフリーではない)、建物の老朽化(しかし空きが多い)、作為的に作られた町の問題点が色々と出て来ているのは、みなさんご存知かと思います。修一さんは「お金は後生に残せないが、豊かな土を残す」と、ドングリの木を植えて森を作る(里山計画)運動をしていました。自分の理想から大きく外れ、自然破壊し、成功とは言えない自分が関わった都市計画を毎日眺めながら、自分の理想とする家を作ろうとした修一さん。例えお顔は穏やかに微笑んでいらしても、自分の思いを突き通す強烈な個性が滲み出ています。少し、怖かった。そしてその修一さんの行為は、果たして後生のためなのか(ある種の贖罪なのか)、自分の理想郷に対する強い思いのためなのか。この家は、修一さんの建築哲学の実践でもあるのですから。駿監督の「風立ちぬ」が思い出されたり、ノアの箱船が思い出されたり……。ベニシアさんとか、ターシャ・テューダーとは違う。それにしても、そんな強烈な我(才能)に、何十年も寄り添って来た英子さんは凄い。でもそうやって英子さんが柔らかく寄り添ってこられたからこそ、修一さんは狂気と日常の狭間で、どうにか心を保ってられたんじゃないだろうか。とは、言い過ぎだろうか。観ていて、涙したり、微笑んだり。「もっとゆっくり休んだら」と声をかけたくなったり。そして、自分の老後を思ったり。豊かさについて考えたり。第42回放送文化基金賞:テレビエンターテインメント番組「最優秀賞」受賞作です。ドキュメンタリーの意義は、そのテーマが学校、会社、色んな場所に運ばれ、濃厚な議論が展開されることだと思っています。そういった点では、ただ単に「素敵な暮らし」「素敵なご夫婦」で終わってしまうのは、修一さんに対しても英子さんに対しても失礼な気がします。久々に良いドキュメンタリーを観ました。全力でオススメします。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-13\",\n", + " \"rating\": 2.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"その先が見たい\\n 憧れる夫婦は多い素敵な夫婦。共に生きていくという言葉がぴったりな二人の一人が亡くなる。その先にあの生活がどうなるのか、そこが知りたい。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-12\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"人生、フルーツ。\\n 自家菜園で野菜や果物を育て、なるべく自分たちでコツコツ作ったものを食べ、扱っていく、自給自足の生活をする老夫婦に寄り添うドキュメンタリー。言うなれば、年老いた2人の生活を眺めているだけなはずなのに、そこにあたたかな何かが流れているのを感じて、2人のやり取りに思わず微笑んでしまったり、涙ぐんでしまったり。。いわゆる脚本により作り込まれた世界にも感動するけれど、人の人生とそこでの生き方、そこに至るまでの背景に、ほんの少しだけど触れることができて、なんだか本当に、優しい、そして切ない気持ちになった。昔は建築家として活躍されていた修一さん。自分が目指すものと、実際に求められているもののズレが生じた時に、彼が何をどう思ったか。多くは語られないのだけど、それが彼の生き方を貫いているのだろうか、と思うと、そこにも心動かされる。また、「少しでもお父さんにいいものを、少しでもお父さんにいいように」と日々手作りの料理や家事にいそしむ英子さん。私は彼女ほどなんでも手作りで、旦那においしく健康なものを常に食べさせられているかというとそうではないし、仕事でちょっと遅くなればすぐ手を抜いてお惣菜に頼ったりするし、彼女のようには恐らくできないけれど、でも、彼女の精神を、ほんの少しでも持てるようにしたいと、切に思った。彼がやりたいということはやらせてあげる。どうすればそれを一緒にできるかに思いを馳せる英子さん。。頭が下がる思いだ。本当に、淡々と過ぎていく日常を見る映像なのだけど、自分の、いわゆる「経済至上主義」の世の中にそこそこ揉まれたこれまではこれまでとして、これから生きて行く時に、急がず、ゆっくり、コツコツと、時を重ねていけばいいじゃないか、ということを、改めて考えさせてくれた1時間でした。少なくとも、今日の夕飯にはいつもより手をかけよう…笑 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-11\",\n", + " \"rating\": 3.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"コツコツと、ゆっくりと\\n 映画の中で何度となく、樹木希林が語る「風が吹けば枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば畑が肥える。畑が肥えれば果実が実る」が心に響く。戦後、住宅難の時代に設計に携わったニュータウン。初めは団地に入るも、その後、敷地の一角に平屋の住宅を建て、樹木を植え、畑で野菜を作りながら、その町を観察していたのだろうと思う。最期まで、人間が楽しく幸せに暮らせる住宅を追い求めていたのだろう。家は生活の宝石箱でなくてはならない(ル・コルビュジエ)長く生きるほど、人生はより美しくなる(フランク・ロイド・ライト)全ては、自然が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる、人間が造る物は、既にその偉大な書物の中に書かれている(アントニ・ガウディ) \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-10\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"印象的な言葉たちが幸せにくるまれている\\n こんな夫婦になりたいと誰もが思い、こんな年の取り方をしたいと誰もが思い、観終わった後に少し意識が変わってくるような映画だった。『あなた、あの川を渡らないで』と併せて観たら、多分体の水分がかなりなくなる。そして言いたい。東海テレビのドキュメンタリー、不作ないのかよ!と。他の作品ももちろん、人生フルーツも傑作でした。自給自足とまではいかないが、庭で作れるものは自分たちで作る。庭には「〇〇の木です。(一言コメント)」等、いちいち愛らしい。修一さんの色んな所に描く二人のイラストがとにかく可愛らしくて、夫婦にこういうエンブレム的なものがあるの良いなぁと感じた。買わずに自分で作れるものは何でも作っちゃう様子。全てを使い切らず余白を残す大事さ。学ぶことが沢山あった。修一さん(90)の印象的な言葉「とにかく自分一人で出来ることを見つけて、時間がかかっても一人でやることで何か見えてくる」「(英子さんのことを)彼女は僕にとって最高のガールフレンド」英子さん(87)の印象的な言葉「母の教えで、(旦那に)きちっとしたものを着せて、きちんとしたものを食べさせれば旦那はきちんとする」 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-02\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"やさしい時間。\\n 自分の暮らしを、周囲の人を、人間の暮らしを、そして何よりお互いのことを大切にする修一さんと英子さんの素朴な暮らしに感じ入ってしまいました。なんて穏やかで、豊かで、美しいんだろう。上映中は、涙がぼろぼろこぼれて、しあわせな気持ちで頬が緩んで、感動してまた泣いて、見終わったらほっぺたがカピカピになっていました笑 映画館は平日の朝にもかかわらず満席。若い人も、賑やかなおばちゃん達も、中高年のご夫婦も。それぞれが自分の生活や生き方と重ねて、どんなことを思ったのかしら。津端ご夫妻の在りようが、きっと心の中にほわんと灯っているのだろうな。わたしの心にも、ほわんとしっかり灯りました。色々のことが起こるし、うまくいかないこともこれからたくさんあると思うけど、この灯りは何年、何十年経ってもきっと道しるべになってくれるんだろうな、と、思います。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-03-02\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"素晴らしい\\n お二人は私の憧れです。人生に大事な事がこの映画にはあふれています。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-27\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"すてき。\\n ものすごくすてきなご夫婦。学ぶこといっぱい、そして大事なことに気づかされ涙。とても濃い、優しい、温かい映画でした。樹木希林さんのナレーションもぴったり。人間らしく。ゆっくり、こつこつ。自分でできることは自分で。なにかが見えてくる。丁寧に暮らしたいのに、なかなかできてない自分には、とてもよいお手本を見せてもらえました。理想的なおふたり。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-26\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"丁寧にこつこつと\\n ドキュメンタリー映画元々は東海テレビで放送されたのがきっかけで映画館でも放送されるようになった。津端夫婦は本なども出版されている有名な建築家の、ドキュメンタリー映画。その模様は、いつも丁寧に暮らし人生を楽しんでいる様子があった。自分も将来そんな風に生きていきたい旦那様が生きていたら会ってみたいそんな風に思わせてくれる映像! \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-17\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"穏やかながら豊かな人生\\n 自分は未来に何が残せるだろうか。もう一度観たい。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-14\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 3,\n", " \"review\": \"ドキュメンタリー映画の再発見\\n 2回/日の鑑賞は避けている。なにせ頭が悪いから先に観た内容をトコロテンみたいに脳内から押し出してしまうから。しかし、『アンチポルノ』のリベンジじゃないけど、何か上書きしないと、逆に精神的に疲労感が重くのし掛ってしまうと感じ、直ぐにラジオでサンキュータツオかPKが喋っていた今作品を思い出す。新宿から東中野は直ぐだ。人気で連日満席だということだが、寒い雨の日はその辺りクリア。さて、作品だが、題名が少々勿体ない、ちょっと寂しいと感じる位、内容は素晴らしかった。これをドキュメンタリーで上映するというところもピッタリなモチーフである。樹木希林のナレーションもガッチリ嵌る。『風が吹けば枯葉が~云々』の朗読も所々にポイントで登場するのも場面展開としてのきっかけとして良い。そして何より、登場人物の高潔さに唯々感心する以外にない。芸が細かく、そして寡黙、そして、芯を捉える朴訥とした語り、その全てが正に、悪い表現で申し訳ないが、絶滅危惧種的な世界なのだ。フィクションという物語のプロットやモチーフ等にそんなイメージを織込むことは枚挙に暇がないが、正にこれはノンフィクションでドキュメンタリーなのである。そして、これをテレビではなく、映画として表現場所を求める最大の山場をきちんと用意されている周到さにこれまた驚く。勿論自然の摂理なのだが、これはフィクションではなく、ノンフィクションなのだということに涙を禁じ得ない。鼻を啜る音が館内にこだまする今作品、多分ドキュメンタリー部門で、どこかの映画祭で賞をあげて欲しい、そんな強い感動を得られた作品を撮った、東海テレビに称賛である。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-14\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 11,\n", " \"review\": \"人生、フルーツ。\\n つばたさん夫妻の暮らしと人生を追ったドキュメンタリー作品。なるべく、自分で。をモットーに野菜や果実を作り、スープもソースもお菓子も自分で作る。お二人のおうちの庭で採れたさくらんぼや栗のなんときれいなことだろう。宝石みたいだった。信用できる人からものを買い、コンビニは、行かない。障子も自分で張り替える。孫のドールハウスも自分で手作り。おうちも二人の暮らしが形になってる素敵なお住まいだった。修一さんの書く看板やお手紙、添えられたイラストのなんて優しくて素敵なこと。英子さんの作るお料理やお菓子のなんて優しくて美味しそうなこと。修一さんに寄り添い「夫に良いものを食べさせ、身なりを良くする。それが巡り巡って自分に帰ってくる」と言った英子さん。英子さんのことを「彼女は最高のガールフレンド」と言った修一さん。お二人のように相手の一部になって寄り添って生きられたら素敵だ。便利に暮らす/生きることと豊かに暮らす/生きることとは決してイコールではない。そう感じさせたすごく優しい作品だった。途中から涙が止まらなくなった。物体として目に見えなくても美しいものはこの世界に確実にあって、私はこの作品をそれを見ることができて泣いたんだと思う。''家は暮らしを豊かにする宝石箱でなくてはならない。''心に残る言葉もたくさんあった。樹木希林さんのナレーションがまた優しくて作品に寄り添っていてすごく良かった。''風が吹けば枯れ葉が落ちる枯れ葉が落ちれば土が肥える土が肥えれば果実が実るこつこつ、ゆっくりと。'' \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-12\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"暮らしの宝箱\\n 暮らしを自分たちの手で作っていく。物を選んで長く使う。土を作る。野菜、果実を作る。着るものを作る。楽しんで作る。素敵だなぁ、いいなー✨と思いながら鑑賞していました。憧れに終わらず、作りたい!と思っていることを、実行しようと思いました! \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-10\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"人として、どう生きるのか\\n どんどん手触りのあるものが減り、便利でキラキラしたものを良しとするながれの中で、やっぱり手触りのある生活っていいなぁと素直に感じられる作品。そういうものと切り離しては人は人として生きていけないんだなぁと。それを楽しみながら人生をかけ、体現したからこそ、この作品は暖かく、まっすぐに届くのだと感じました。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-09\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 2,\n", " \"review\": \"ゆっくり、ゆっくりと丁寧に生き抜く…\\n ある建築家の10年くらいの余生…のドキュメンタリーです。余生というには、スマホが当たり前になった僕にはあまりにも衝撃的過ぎて。高円寺ニュータウンのプロトデザインを考え、そこに暮らし、人が生きるということを、信念を持って全うした建築家のドキュメンタリーですが…本当に暖かく、優しく、ゆっくりで、生きるという事を考えさせられる映画でした。最初の光景から印象的でしたが…最後の仕事に対する姿勢や意識…結局人は死ぬということを前提に何ができるのか…ということをかんがえました。ゆっくり、でも一歩ずつ、そして、丁寧に自分で考えてやってみる…当たり前だけど当たり前じゃない今だから、ゆっくり突き刺さる映画でした。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-08\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 1,\n", " \"review\": \"すごくよかった\\n  DIY精神が素晴らしく発揮されていて、憧れてしまう。しかし旦那さんは東大卒の設計士であり、優秀すぎる人物で、彼がなんなくこなしているように見えても真似できるものではない。それでもベーコンはオレも作ってみたい。 「女はいつでも笑っていろ」と育てられた奥さん、現在では男女差別になるかもしれないが、そういった心がけはとても大切だと思う。やるやらないではなく、そういった物差しが一つあるだけで、何もないのとは全く違ってくるはずだ。 この映画を見た後に、96歳の祖母が入所している養護施設に行ったら、同じ老人とは思えないほど全く違っていて、現実に引き戻された。映画の人たちには痴呆がなく、まさにぴんぴんころりで、理想の結末だ。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-06\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"建築は暮らしの宝石箱でなければならない。この言葉を反芻している。生...\\n 建築は暮らしの宝石箱でなければならない。この言葉を反芻している。生きるという意味。考えさせられた。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-04\",\n", + " \"rating\": 4.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"人生ゆったりで幸せ!\\n ほのぼの夫婦のスロープライフ。側から見ると、チョット偏屈に見えてるかもですが、幸せって何かを考えさせられる。畑の草むしりの後の昼寝から目覚めなかったという最後も憧れる。 \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-02-01\",\n", + " \"rating\": 4.5,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"お金と幸せ\\n 「人生フルーツ」90歳の建築家、修一さんと87歳の妻、英子さんのドキュメンタリー。英子さんは200年も続く造り酒屋のお嬢様。端々に発する英子さんの言葉から昔叩き込まれた教育、育ちの良さを滲み出す。「あの人(夫)は歳をとってから良い顔になってきたのよ」確かに若い時の写真とは人相が違う修一さん。雑草したむしりした後、昼寝して、そのまま起きてこなかったて。そんな亡くなり方、最近あるんだろうか。風がふけば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば、土が肥える。土が肥えれば、果実が実る。こつこつ、ゆっくり。映画の中で何度か繰り返される樹木希林ナレーションのこの言葉。お金と幸せ ★★★理想の夫婦 ★★★ \"\n", " },\n", " {\n", " \"date\": \"2017-01-09\",\n", + " \"rating\": 5.0,\n", + " \"empathy\": 0,\n", " \"review\": \"何て素敵な映画\\n 良い映画だなあ \"\n", " }\n", " ]\n", @@ -409,25 +543,9 @@ "traceback": [ "\u001b[0;31m---------------------------------------------------------------------------\u001b[0m", "\u001b[0;31mKeyboardInterrupt\u001b[0m Traceback (most recent call last)", - "\u001b[0;32m\u001b[0m in \u001b[0;36m\u001b[0;34m\u001b[0m\n\u001b[1;32m 1\u001b[0m \u001b[0;32mif\u001b[0m \u001b[0m__name__\u001b[0m \u001b[0;34m==\u001b[0m \u001b[0;34m\"__main__\"\u001b[0m\u001b[0;34m:\u001b[0m\u001b[0;34m\u001b[0m\u001b[0;34m\u001b[0m\u001b[0m\n\u001b[0;32m----> 2\u001b[0;31m \u001b[0mmain\u001b[0m\u001b[0;34m(\u001b[0m\u001b[0;34m)\u001b[0m\u001b[0;34m\u001b[0m\u001b[0;34m\u001b[0m\u001b[0m\n\u001b[0m", - "\u001b[0;32m\u001b[0m in \u001b[0;36mmain\u001b[0;34m()\u001b[0m\n\u001b[1;32m 12\u001b[0m \u001b[0;31m# with open(output_file, 'r') as 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"review": "あけましておめでとうございます。年末からの続きで本年はこの幸福から...\n あけましておめでとうございます。年末からの続きで本年はこの幸福からスタート。「遥かなる山の呼び声」が1番だが、やっぱり本作もいいなあ。ロードムービーに流れる音楽に時代の親しみも感じる。健さんのかっこよさ、もうたまりません。ちょっと本作での犯罪はいただけませんが、男はこうありたいといつも思います。倍賞さん、まさに理想の妻なのです。本作の主筋、武田鉄矢に桃井かおり、ちょっとウザい、減点(笑)しかしその2人がだんだんいい奴に思えてきます。ラストはわかっているのに滂沱の涙。暖かい感動の涙でよい始まりとなりました。今年も素晴らしい映画をいっぱい見たいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結末を知っている映画を見るこの不思議\n 1977年作品(観たのはデジタル・リマスタリング版。2010年)というと、今から41年前。そんな昔なのかー。沢山の黄色いハンカチがたなびくあのシーン。映画好きじゃなくても知っているでしょう。私もその一人ですが、その過程をずっと知らずにいました。今回BSで放送されていたので早速見ました(感謝!)。前半は欽也のドタバタぶりが目に余るし、朱美のもったりした喋り方がなんだかよくわからない感じでしたが。途中口数の少ない勇作が二人のドライブに加わることで。段々3人のバディ&ロードムービーになっていくのが興味深い。勇作を「おじさん」呼ばわりする朱美が、愉快。勇作と元妻に起こった悲しい出来事から、事件が起きて別れた二人。だけど心の底はまだ愛情があるんじゃないか。20円の葉書に「待ってくれていてまだ独りなら。、黄色いハンカチを出してくれ」って。このネット時代だったらさっくりLINEで終わりそうな内容を、アナログ的に進むのがじれったくてたまらなく胸に来ますよ。いいねー。後半以降は勇作が元妻との思い出を話すシーン。そこに投じの思い出シーンが差し込まれているのがグッときます。観に行く勇気がない勇作を、朱美が元妻の気持ちを代弁するところも、禿同!。男って肝心なところで、勇気が出せないのよね。モー。「それでも九州男児か。おなごは弱い。男が守らなあかん」。勇作が欽也に諭す場面。かっこよかったですねえ.声を大にして言いたい!。そして最後のシーン。何回も見たことあるのに、ホロっと来ました。原作がピート・ハミルさん(妻は日本人)って、外国の本を映画化するって、当時は冒険だったかも。2008年に「イエロー・ハンカチーフ」でリメイクされたと今回知りもっとびっくり。このアナログ感をどうリメイクしてるのかしらん。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人生に遅いはない\n 高倉健は、じつは名優ではなく、本当に不器用なだけなのは、調べたらすぐにわかること。でも、ここまで、使われて、人気があるのにはそれなりに理由がある。彼は、誰に対しても礼儀は失わ無い、例外はない。それが、演技に現れる。この作品では、その魅力が、遺憾無く出ている。こんな人間なら、どんなに高齢になろうとも、明るい出会いが待つであろうことを、疑いなく信じられることを、この映画を見て、感じることができるなんて、素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "古き良き昭和の勢いだけの作品\n 昭和の絶頂期に近い1977年公開の本作武田鉄矢がマツダのファミリアを退職金で買うところから作品の流れがわかる3人の物語を主軸に進んで行く端々の言葉・音楽・行動からわかるのは、一般的な昭和という時代のイメージに一番近いのかもしれないと思う人情なのか迷惑の押し付け合いなのかは、見た人によって変わるところだろうしかし、カメラワークやストーリーは練られたものとは思えず、本筋以外は無駄ばかり無駄に意味があれば、まだ良いがくどい上にわかりにくいのは苦痛でしか無かった。本筋に関しては、特に捻ったところもなく安心できるものになっているため、映画として成り立っているのだろう昭和という時代を生きていなかった人に昭和を感じさせるいい作品ではあります山田洋次監督作品が好きであればオススメです " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしきムダのある世界\n 渥美清のセリフ「辛抱してたら必ずいいことがある」見えない未来への期待感が今と違う。お釣もらうシーンとかムダに長い。なんか新人女優のための時間なのか渥美清さんの要望なのか、そういうものを感じる。この辺からムダが気にならなくなる。武田鉄矢は昔武闘派だったのか…?刑事物語しかり。桃井かおりはちょっとヤバい人。高倉健はスーパースター。今の感覚ではわからないが…バスのところとかストーカーやん。笑しんどいところも多いが見ているうちに…ヤクザの頭ぶつけて逃げるシーン。芝居くせえ笑野球でも感じるところがある。魅力的なムダなフォームの選手が減ってきた。だが世界的に芝居、映像技術は確実に進歩している。日本はなぜ遅れた?日本独自の価値観(忖度、上下関係など)だけが残り、客や現場の人間の芝居を見る力が伸びていない?マジで運転してるなぁ。武田鉄矢。エキストラのセリフが妙にリアル。宿のおっちゃん黄色いハンカチみたときの高倉健の表情いいなぁいい設定の話だったが30歳男には泣けなかった。。心理描写が雑と感じたのか、この時代の感覚がわからないのか、、最後ついでに結ばれるのが「うぉーい!」てなる面白さ。これは面白いんだと思い込ませている自分がいた。 " + }, + { + "date": "2017-12-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人間好き\n 人間の味わい深さを堪能できる。コメディではない、キャラクター達の素の可笑しい行動に親しみを感じる。ポスターでもう結末が見えているようなものだが、それでも最後、黄色いハンカチが画面に映ったとき、グッときてしまった。むしろ、ハンカチがまるであたりまえのように掲げられていたからこそ、感動したのかもしれない。加えて、その量である。一般人達の小さい幸福に、人生は華やかでなくても十分豊かだと感じさせられ、希望が持てる。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "健さんが素敵☆\n 母に勧められて。古い映画なんてみたくないよ。と思いきや、魅入ってしまいました。男性の寡黙でクールな感じ。女性の健気で可愛らしい感じ。日本の古き良き雰囲気?良いですね。武田鉄矢が面白すぎます。黄色いハンカチ素敵〜〜☆ " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "退屈な話\n 採点:50/100ラストに多少の盛り上がりは あるものの、それ以外は退屈な話が延々と続くだけ。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あ痛っす!\n 良い。高倉健もいいけど他の配役もいいね。昭和の日本はよかったな~。 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "やっぱり健さんかっこいい。\n 健さんがかっこいい、という映画でした。というかどの映画もかっこいいのですが。この映画は高倉健以外の役者が主役をやったらどうなっていたのでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "クセがすごいんじゃ!\n 普通にいい話なんですが、武田鉄矢と桃井かおりの演技のクセがすごすぎて…。ホリと清水ミチコに見えてしまって集中出来ませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-02-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "高倉健よりも武田鉄矢と桃井かおりの存在感が半端なかった。\n 高倉健よりも武田鉄矢と桃井かおりの存在感が半端なかった。 " + }, + { + "date": "2015-11-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "色褪せない素晴らしい映画\n いつもテレビで放映しているのを途中からみて、はじめから見たことはないのだけど、もう二、三回はみているのに、切ないし、笑えるし、健さんは不滅。そして、この映画の武田鉄矢と桃井かおりの芸達者ぶりは、脱帽。 " + }, + { + "date": "2015-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "色褪せない幸福\n ずっと観たかった映画でした。高倉健みたいな人って現代に少なくて…寡黙で喧嘩一等賞だけど不器用な女性好きってカッコいい!!!夕張という町も昔は炭鉱でにぎやかな感じ。今は…なのを知っていると感慨深い。そして、何より桃井かおり!今の方が全然綺麗でビックリ!武田鉄矢に健さんが説教するところ。本当に良かった。意気地のない健さんの姿も可愛かった。最後のハンカチのシーン思わず泣いてしまった。遥かなるを先に観てしまっていたので、ラストが心配でしたが山田洋次監督が素晴らしいことは、今回も改めて感じました。あー良かった!観て良かった!! " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "70年代の日本を強く感じる\n 車、歌、飯、服、街並みから貞操観念まで、あらゆる部分でその時代の日本特有の事柄を強く描いた作品。常に70年代を感じさせるため一過性のミーハー作品っぽいのに、歴史の1ページとしての普遍性も感じるという不思議な作品。主人公の考え方もまさに時代そのもの。妻が流産した直後に、妻を慰めるどころか、過去の流産を知って逆ギレして暴力的に振る舞った挙句、怒りにまかせて通りすがりの赤の他人を撲殺して刑務所に入ったうえ、妻に離婚届を叩きつけ離婚を強制させ、しかしその数年後の出所時にやっぱりヨリを戻したいと復縁の手紙を送る。更には、手紙を送ったはいいが結果を見るのが怖くてできず、たまたま出会った観光客に結果の確認を任せる、と。どうしようもなさすぎて鼻血が出る。不器用なんてレベルじゃない。一昔前のステレオタイプのチンピラのほうがまだマシである。しかし、こんな主人公の行動も、本物の愛ゆえだというのである。しかもそれでも、健さんパワーなのか時代のせいか知らないが何故か説得力があるから不思議である。最後の、ハンカチでいっぱいの竿をみたら涙腺が…。あの描写は卑怯だ。なんで一杯あるかなー…愛の深さなのかなー…悔しい。武田鉄也と桃井かおりの関係もよかった。山田洋次っぽい、日本の大衆的というか少し下品な描写が、幸福をリアルに感じさせてくれた。 " + }, + { + "date": "2015-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "幸せおすそ分け映画\n ラストシーンの決して美男美女とは言えない二人のキスシーンがとっても幸せを醸し出しています♪ " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "名作と聞いていたけど、期待ほどでは。でも感動した。武田鉄矢とけんさ...\n 名作と聞いていたけど、期待ほどでは。でも感動した。武田鉄矢とけんさんの対照的な感じ最高。 " + }, + { + "date": "2014-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "健さんの魅力に溢れている\n 出所後に定食屋で本当に旨そうにビールを飲んで、醤油ラーメンとカツ丼を食べる健さん。元囚人だとわかっても健さんに寄り添う桃井かおりと武田鉄矢。健気に夫の帰りを待つ倍賞千恵子。全ては不器用だけど真っ直ぐで実直な健さんが魅力的だからだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-12-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "身近な幸せを感じた\n 日本の幸せとか楽しい、面白いといった感性が詰まっている。はじめて見るときは古い映画なんで詰まらんかなと思っていたけどいざ見てみると笑えて、泣けた!ミットもない!! " + }, + { + "date": "2014-12-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "互助\n 高倉健の話かと思えば、登場人物3人の成長物語だった。女の弱さ、て言葉が映画中に出てくるが、どちらかというと男の弱さを描いている。…しかし、こうちょっと前の映画を見ると、本当に男は弱く女は強くなったんだなぁ、と思う。いい男の定義も変わってるかな? " + }, + { + "date": "2014-11-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次節。\n 異なる物語を背負った三人が出会い織り成すロードムービー。高倉健演ずる島の背景、滔々と語らせて回想し、無目的だった旅路が意味を持ち始め。カタルシスまでの疾走感、良かったな。当時の釧路や夕張の活況、人の多さとか、隔世の感あり。街の変化、歴史の動きって想像の範囲を超えてくるモノなんだなぁ、と改めて感じました。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "八甲田山に続き\n 今作も今更初めて観た。ずっとシリアス系のヒューマンドラマかと思ってたが武田鉄矢満載のコメディ色で意外な面白さ。ファッションや音楽やハガキ代20円ってのにも時代を感じた。武田ファッションはインパクトありすぎ。桃井かおりは今のほうがお肌キレイってどーゆーこと?ラストは名場面的に見た事あったから新鮮ではなかったが、あの黄色いハンカチいっぱいシーンをリアルタイムに観たらトリハダもんだろう。しかしラストの武田桃井のラブシーンは余計。手のアップだけで良かったのに。そこだけ残念。 " + }, + { + "date": "2014-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉は要らない。\n なん十年ぶりに観たのだろうか。映像派には分類されない山田洋次監督だが、やはり映画の手練れは映像で魅せる。この作品は、黄色いハンカチがはためくあのシーンのためにある映画。それ以降は台詞がほとんどなく、役者の動きだけで語っていく。映画演出の妙技。高倉健と賠償千恵子の会話が聞こえてくるようだ。もう分かっているのでそれほど感動はしないかな、と想っていたが、やはりあのシーンには胸が熱くなる。賠償千恵子はどんな思いで6年間を過ごしていたのか。なぜ一度も面会に行かなかったのか。そもそも、離婚届に署名捺印して送った時、それからどうするつもりだったのか。高倉健からのハガキを受け取った時、どう感じたのか。彼女の心理はまったく語られないまま、映画は幕を閉じる。武田鉄矢と桃井かおりの仲が急接近する様子を画面は追うが、今頃高倉健と賠償千恵子の二人は6年間の溝を埋めるために、溢れ出るようにお互いの思いや体験を語り合っているんだろう…。いやいや、あの二人はお互い黙して語らず、ただ肌を寄せ合うばかりなのかも。 " + }, + { + "date": "2014-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これで泣けなきゃ男ぢゃないよ\n 不器用さを絵に描いたような寡黙で、生真面目な健さんのイメージが、世間一般にも浸透してしまった、人情喜劇のエキスパートである山田洋次監督作品。もっとほがらかで、明るいキャラクターにしてみても良かったんじゃないのかと思うのだが、前科者にはまだまだ風当たりの強いご時世でしたから。その反面、初の大役に挑んだ武田鉄矢の底抜けの明るさが、この作品全体の深刻で重苦しい雰囲気を緩和している。風にはためく黄色いハンカチ、その余りの数の多さに絶句!してしまうけど、それは出所する夫を待つ糟糠の妻の偽りのない自分の気持ちを、ストレートに表現してみせた情景として、いつまでも心に残ります。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何度見ても新鮮\n 4回目だが飽きない。健さんのカッコ良さ、武田鉄矢、桃井かおりのキャラが笑える。わかっていても泣けてしまう。日本映画の屈指の名作と思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「草野球のキャッチャー」って言うんだよ\n 映画「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)から。あまりに有名なラストシーンばかりが注目されるが、古い映画は、撮影の時代背景がわかって面白い。とはいえ、食堂のメニューや看板ばかりメモしていたのでは、この作品を思い出すには至らないので、今回は、主演の高倉健さんが口にした駄洒落を選んでみた。北海道で知り合って旅を続ける若者たちに扮する、桃井かおりさんに、ちょっかいを出す武田鉄矢さんに、ある晩、高倉健さんが説教する場面。「このバカたれが・・だまって聴け。おなごっちゅうもんは、弱いもんなんじゃ咲いた花のごとく、もろい、壊れやすいもんなんじゃ。男が守ってやらないけん。大事にしてやらないけん。おなご相手にぶうぶう文句を言ったり、大きな声を出して喧嘩したり、さかりのついた犬の如く、抱きついたり、お前のような男、俺の方じゃ『草野球のキャッチャー』って言うんだよ。わかるか?・・『ミットもない』ってこっちゃ」これには笑えた。言い古されたギャグなのかもしれないが、高倉健さんが照れくさそうに言うところが、実に面白かった。古い映画って、味があるよなぁ。P.S.まだ若かりし頃の、桃井かおりさんが発した台詞、「やぁね、こんなところでウンコしたりして・・」私は、呆気にとられて、メモをした。(汗) " + }, + { + "date": "2013-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健の1番カッコイイ作品\n 個人的にはこの作品の頃の健さんが1番好きです(^ω^)この作品の裏話として、出所した後にラーメンとビールを食べるシーンの為に、健さんは3日間何も口にせずこの撮影に臨んだそうです。この役者根性に脱帽です。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男の見せる弱さと時代を感じるロードムービー\n 総合:75点ストーリー: 75キャスト: 80演出: 75ビジュアル: 70音楽: 70 前半はやたらとうるさい武田鉄也がちょこまかと動き回り、そのせいで馬鹿だけど軽くて楽しいロードムービーだった。後半は一転して高倉健の身の上話で俄然深刻になって、一見強そうな男の抱える重圧や後悔や弱さがなかなかの見物だった。それほど笑えたり感動したりしたわけでもないのだが、結局旅の過程の三人のやりとりと演技が面白くて退屈しなかった。 赤いファミリア、ピンクレディ、70年代ファッション、街並み、炭鉱と、見ていて時代を感じた。それが古くて悪いというのではなく、その時代の最先端が時代を経てしっかりと振り返られる存在になっているかなと。ロードムービーで広大な北海道を舞台にしているわりには、その雄大な自然があまりいかされていなくて平凡な風景に留まっているのは意外。 " + }, + { + "date": "2011-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "その時代の人情の半径の面積を求めるのに適した映画やと思う\n ポスターの画で既にオチがわかりきっているベタベタな展開やのにラストで大号泣してしまったのは、《人間は、笑いながら泣きながら相手の過ちを許し合う生物》である事をストレートに投げつけてくるからに尽きると思う。他人を思いやる純粋な信頼関係が細かいプロセスを積み重ねて成り立っているからこそ、武田鉄矢は高倉健にクルマの御礼を催促しないのである。人の絆を描く半径が外へ外へ広がっていたのをためらいなく粋にしていた時代のピークと云える作品ではなかろうか。今はみんな半径が中へ、中へ狭まっているもんねぇ…。だからといって、人見知りの激しい私やったら、あない胡散臭い運転手が乗ったファミリアなんて絶対乗りたくないけどね…。では、最後に短歌を一首『償いの 旅路を飾る ハンカチは 変わらぬ愛の 誓いになびく』by全竜調子に乗ってもう一首『北の空 未練に揺れる 罪の果て 愛す人待つ ハンカチの色』by全竜 " + } + ] + }, + "2": { + "title": "青春の門 自立篇(1977)", + "reviews": [] + }, + "3": { + "title": "竹山ひとり旅", + "reviews": [] + }, + "4": { + "title": "八甲田山", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "なぜ、人は偉くなると冷静な判断ができなくなるのでしょう…\n いかに極限状態であろうとも、規律の厳しい軍隊においては上官の指示命令は絶対なのだろう。いや、現代のサラリーマンの世界でも、結局は自分を査定して給与を決める権限のある上司には逆らえない…そんな体質が日本には残っている。(私が知る限り)「ベンチがアホやから、野球がでけへん!」啖呵切って飛び出せたらどんなにか……(愚痴ってしまった!)この物語は史実に基づいている。但し、浅田次郎の原作はノンフィクションではなく、あくまでも山岳小説。弘前歩兵第三十一連隊と青森歩兵第五連隊が、参謀長の提案によって同時に双方拠点からの八甲田山踏破を計画することになる設定は、小説のオリジナルらしい。実際は全く別々に計画されたものだとか。両隊の中隊長同志を交流させることで、ドラマ性を高めている。更に、橋本忍の脚色によって、組織のあり方を問う視点か強められた。高倉健演じる弘前の中隊長 徳島大尉は、計画の説明において、十和田湖を回って迂回する長距離行程となったのは連隊長(丹波哲郎)の責任だとはっきり言う。そして、失敗があり得る危険な訓練であることを承知させ、計画のイニシアティブを握る。これは正に、ビジネスマンに求められるプラクティス。状況を正確に理解し、利害関係人の特徴を把握し、権限者に伝えるべき情報を的確に選別した上で伝えるべき時にピンポイントで伝える。重要なのは、やらないためではなく、やるための戦略を立てること。高倉健の朴訥な印象に反して、徳島大尉は策略家でスマートだ。一方、北大路欣也演じる青森の中隊長 神田大尉は、大隊長 山田少佐(三國連太郎)の面子に拘った浅はかな命令に抗えない。神田大尉と山田少佐のこの関係性が物語の大きな軸となっている。そこで、、、高い地位まで出世するには、それなりの能力があったはず。なのに、なぜ愚かで独善的な判断をしてしまうのだろうか。上に行けば行くほど、その判断と決断の責任は重くなる。その一方で、周りから意見されることが少なくなるからだろうか。誤った指示命令にはどこまで議論しようとも、最期はポジションパワーがものを言う。概ねは、議論さえ許されないのだ。北大路欣也には、能力も人望もありながら、真面目すぎるが故に情勢を慮って自分を犠牲にする中間管理職の悲哀を見た。前半、厳しい視線で状況を観察しつつも黙して語らない加山雄三演じる大隊本部随行の倉田大尉は、冷静沈着な人物だ。彼もまた、山田少佐に意見することはできないのだが、とうとう行軍隊が立ち往生し犠牲者を出し始めたところで、指揮権を山田少佐から神田大尉に戻させる。山田少佐が自らの失策に気付き始めたと見たからだ。しかし、人は他人の行動に対しては過ちを見つけられるが、自分が最初からその立場だったら過ちを犯さないかというと、そうではない。加山雄三も、疑いながらも上官に逆らうことなく従ってきたのだ。そして、重責のあまり冷静さを欠き始めた北大路欣也に示唆を与え、隊を牽引させる。自分では牽引することはできないからだ。たが、この行動も遅すぎた。旅団本部では、現地の情報が不確かなまま錯綜し、訓練中止の連絡も前線に届けられない。危機管理のズサンさが浮き彫りになる。この世界最大級の山岳遭難事故の裏側にどのような人間模様があったのかは知らないが、新田次郎と橋本忍によって作り上げられた物語において、会議室の思い付きに運命をもてあそばれた軍人たちの悲劇に心を痛める。隊員たちを鼓舞するために、「路が見つかった」「天候が回復している」と士官たちが言う度に、また迷い、また猛吹雪に見舞われる、残酷なまでに容赦なく、天は彼等を見放した…。当時、雪山でのロケーションはどんなに過酷だったか。吹雪はどうやって起こしたのだろうか。雪崩は東宝得意の特撮だろうか。俳優たちは凍傷の危機にさらされ、実際に軽度の凍傷になった人(高倉健ら)もいたらしいが、それはスタッフも同じだっただろう。作り手も、相当な覚悟でこの作品に挑んだであろうことは想像できる。当時の撮影技術・機材では限界があり、映像の荒かった部分がデジタルリマスター版では幾分か補正されている。撮影監督の木村大作は、後に自らの監督デビュー作「劔岳 点の記」で、明治の測量登山をロケーションで見事に再現した。監督の森谷司郞は、「日本沈没」で橋本忍脚色作品を手掛けて大ヒットを記録した後の本作であり、連続で興行的な成功を収めた。黒澤明の助監督時代に身につけた完璧主義が、本作では発揮されている。当時では、超大作が撮れる数少ない監督だった。次作「聖職の碑」も東宝・シナノ企画提携作品で、山岳遭難事故の史実に基づいた新田次郎原作小説の映画化で、木村大作が撮影監督を務めた。作品的には決して劣っていなかったと記憶するが、二匹目のドジョウはいなかった。実は、今回「八甲田山」を観直すまで、「聖職の碑」と記憶がゴッチヤになっていたのだけれど…。北大路欣也の「天は我らを見放した…」鶴田浩二の「この子達は私の命だ!」どっちもふざけて真似したものだ。さて最後に、栗原小巻の美しさと、秋吉久美子の可愛さには言及しないではいられない。案内人秋吉久美子を高倉健以下隊員たちが見送るシーンは、恐縮しながら笑顔で手を振る秋吉久美子が愛くるしく、感銘を受ける。北大路欣也の亡骸を前に、初対面の高倉健に「八甲田でお逢いするのを楽しみにしていました」と伝える栗原小巻の悲しげで、なお軍人の妻であろうとする健気な美しさに、高倉健の言葉と涙もあって胸を締め付けられる。 " + }, + { + "date": "2019-07-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "リアルにもホドがあるわ!\n ある意味伝説の映画ですが、本当に伝説でしたね〜凄まじい吹雪も、ヒゲや眉にできた氷柱も全部本物って!!確かにリアルに拘るのは分かるけど、今となってはこれは役者虐待かも〜(笑)大竹まことさんが一番最初に凍死する兵隊を演じてます。そのシーンもバッチリ確認できました。で、ひたすら悲惨な吹雪シーンだけの映画ではなく、ところどころ、幼い頃の思い出や夏の景色を妄想したりするそのシーンが、とても美しい〜古き良き田舎の素朴な祭りの風景や光溢れる夏の山々なんだか泣けてきました。で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしてはリアルに拘るあまり本当の吹雪待ちで5〜6時間高倉健さんや北大路欣也さんはじめ
全ての役者やスタッフが雪の中で待たされたとか〜死人が出なかったのが不思議な位のホワイトアウト状態!劇中、村の古老のセリフに「白い地獄」とありますがまさに!!映像が怖かったです。
日本型のノーと言えない集団主義のリスクを改めて強く感じる映画ですね。未だにこの悪い習慣が変わってないことに
絶望感を感じます。変えなきゃいけない!!強く強く思いました。@もう一度観るなら?「映画館で観ないとあの吹雪の絶望感は伝わらないかも〜」 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後のおっさんは\n 誰?笑日露戦争前に寒冷地の訓練として、八甲田山での訓練を実施する。北大路欣也と高倉健それぞれの舞台が八甲田山縦断を目指す。北大路欣也の舞台は全滅 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "デジタルリマスター大正解!木村大作さん、ありがとうございました!\n 本物の八甲田山で撮影するとかありえないでしょう、、にわかに信じがたいリアルな雪崩シーンなど驚愕の映像の連続、、この迫力はTV画面で見ても半減です。4Kデジタルリマスターでの初公開ですので、スクリーンでの鑑賞がオススメです。夏のねぷた、ねぶた祭り、リンゴ農園、高山植物が咲き誇る十和田湖周辺等、青森の風景も素晴らしいです。^_^木村さんは納得していなかったようですが、若干の粗さやブレがある事で、逆にリアルさが増している気がします。高倉健さん、若い北大路欣也さん、加山雄三さん、三國連太郎さん、若い大滝秀治さん、緒形拳さん、加賀まりこさん、若い秋吉久美子さん等々、スーパーキャストもすごいです。秋吉さん、めっちゃ可愛いかったですね。しかし、かなりの脚色はありますが、遭難時の出来事はほぼ実話ってほんま山の恐ろしさを感じました。たった2kmの距離でも死に至る、まさに、白い地獄。これが現実の世界、WILD WORLD ですね。。何としても定期的に上映して頂きたい作品で、デジタルリマスターの技術もさらに進化を感じます。この作品を取り上げて下さった事に感謝致します。次回はぜひ、「白い巨塔」もデジタルリマスターして頂きたいです。名作は本当にいつまでも引き継いでいかなければならないと強く感じます。感謝。合掌。m(_ _)m " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "これはもはやホラーである。実話だって言うんだから怖さ倍増。バタバタ...\n これはもはやホラーである。実話だって言うんだから怖さ倍増。バタバタと人が倒れていきます。健さんは無論ですが、本作、北大路欣也が渋い。そして彼の苦悩たるや。とりあえず三國蓮太郎をしばきたくなります(笑)ところで本作の秋吉久美子、超かわいい😍そして健さんの彼女への態度。唯一の救い。それ以外は一切の希望なし。北大路欣也の名台詞とともに絶望感に浸りましょう(笑)CGなどなかったリアルな撮影映像も魅力です。普通におしっこできる幸せを堪能できます(笑) " + }, + { + "date": "2019-06-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "わりと雑\n たぶん、すごく撮影は苦労したんだろうなあ、というのは画面からわかる。わかるんだけど、不思議と『寒さ』を感じなかったんだよねぇ。画面は猛吹雪でほとんど真っ白くらいの、加藤嘉扮する村の長言うところの『白い地獄』なんだけど、やっぱり俳優さんたちが、寒がってるのかどうなのか、表情がいまいち分かんないんだわ。眉毛まつ毛が凍ってるのはわかるの。画面で。でも辛そうじゃないんだよね。バランスが悪いというのかな。猛吹雪猛吹雪猛吹雪!ばっかなの。極寒の状況下で、人の体がどうなるか、例えばわかんないけど手が凍って動かせないだとか、吹雪で息ができなくて苦しむとか、震えが止まらないだとか細かいディテールが無いなあ、と思って。そういうの、見たかったな。それと、北大路欣也の隊が「道が分かりました!」ってなって、高倉健の隊に切り替わって、再び北大路欣也の隊にもどるとなんかまた猛吹雪の中歩いてるー。みたいな繰り返しがおおすぎ。なんていうのかな、「とにかく過酷なんです!」っていうのをどんどん前に出しただけ、の印象。天候が回復するかと思ったら「おい!また来るぞ!」「わー、またかよー!」みたいな描写が必要なんじゃないかな。北大路欣也にも高倉健にも感情移入ができないつくりもソンだわ。映画自体は、二人の男の心のつながり、みたいな内容になってたけど、どうなのかねぇ。とにかく二人はやりたくなかったんでしょ?それを上の命令でしかたなくやった。途中までは、三國連太郎の強引さに戸惑う描写もあったけど、このへんの上官の理不尽さを作品の軸にして、もっと不満や反抗をテーマに描けば面白かったんじゃないかなー、と思うのでした。 " + }, + { + "date": "2019-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "雪山を舐めたらあかん\n 「午前十時の映画祭」にて観賞。八甲田山雪中軍遭難事件という事件が起きたということは知っていたが、その事件の詳細やいつの時代に起きたかとかは全く知らなかった。 そのせいもあって序盤から好奇心全開だった。結果、重厚なストーリーにグイグイ引き込まれて、あっという間の3時間だった。雪山に対する知識が足りずのままに雪山に入った結果、こんなにも悪夢のような悲劇が起きてしまった。只々やるせない気持ちになる悲劇の事件だと思った。自然を舐めたらあかん...高倉健の沁みる演技が素晴らしかった。三國連太郎の存在感も凄かった。日本映画史上最も過酷だったと言われている冬の八甲田山でのロケを乗り越えて完成したこの作品。間違えない名作だった。 " + }, + { + "date": "2019-06-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観てて辛い映画ですけど、CG無しで良く撮りましたね。 長過ぎて退屈...\n 観てて辛い映画ですけど、CG無しで良く撮りましたね。長過ぎて退屈な部分も有りますが、一度は観て貰いたい作品です。 " + }, + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "雪中行軍\n 明治時代の陸軍で実際に起きた雪中行軍演習を知ることが出来るだけでも観る価値のある一本。3時間近い長編作品ですが時間の長さを感じることも無く最後まで見入ります。想像を絶する雪山の恐怖を実際の八甲田山で撮影、生地獄のような過酷さがヒシヒシと伝わってくる。そして自然界における人間の無力さを改めて痛感する。「天は我々を見放した」この名言誕生の経緯も初めて知った。(午前十時の映画祭にて鑑賞)2019-125 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "山岳映画の極地点。\n 山岳映画を通り越して、映画作品としての完成度が高すぎです。さすが黒澤組の底力。森谷司郎の骨太がっしりの重厚な演出、橋本忍の極限状態での高潔な人間性を描いた脚本、そして何よりも木村大作の有無を言わせない圧倒的な映像美。役者陣の演技も素晴らしいけど、八甲田山の天国と地獄を切り取って見せた手腕は見事です。この辺りが後年の監督作『剱岳 点の記』につながるんですね。 " + }, + { + "date": "2019-03-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "大自然の猛威の前に、人類は屈服するしかない…\n Blu-rayで鑑賞。原作は未読です。実際に起こった遭難事件をベースにした新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を元に、高倉健、北大路欣也、三國連太郎などのオールスター・キャストを配し、過酷極まりない八甲田山でのロケ撮影を敢行した紛れも無い超大作。日露戦争直前、帝国陸軍はロシアや中国の極寒地域での戦闘に備えるため、弘前、青森の両連隊に冬の八甲田山での雪中行軍訓練を命じます。それが思わぬ悲劇を生むことになるとは知らずに…。弘前と青森、ふたつの行軍部隊の動向を交互に描きます。一方(高倉健の部隊)は自然に敬意を抱きながら、それに寄り添う形で行軍の準備を進め実行します。もう一方(北大路欣也の部隊)はというと、最終的には上官の浅慮のお陰もあり自然を軽視した結果、悲惨な末路を迎えてしまいました。「天は我を見放したか!」という名ゼリフと共に、大自然の猛威の前には人間なんてちっぽけな存在で、抗うと手酷いしっぺ返しを食らってしまうということを痛切に訴え掛けて来るようでした。木村大作撮影による冬の八甲田のシーンは息を呑む大迫力。容赦無い猛吹雪、行けども行けども雪、雪、雪…。自然のパワーに圧倒されるのみ…。一面の銀世界と言えば聞こえは良いですが、それが内包する恐ろしい面に文字通り背筋が凍る想いでした…。今後、「4Kリマスター」Blu-rayが発売になるとのこと…買い替えようかしら?(笑) " + }, + { + "date": "2019-02-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "悲しく辛くなった\n 北大路欣也さん、高倉健さんなど錚々たる俳優陣が出演した大作。作中では発狂する者、雪の中を泳ぐもの、極限状態の人間の精神に及ぼす影響の恐ろしさを見ることができる。涙なしには見られない作品。現代には本作のような重みのある映画が無くなってきているのが残念。若い人にもぜひ見てほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観直して正解でした\n スクリーンで観直しです。ずいぶん昔に観たままで、それほど印象に残っていませんでしたが、観直して大正解でした。キャスティングが素晴らしいな、北大路欣也素晴らしいなと楽しんでおりましたが、健さんさらに素晴らしかった。ご対面シーンのエピソードを知ると余計にグッときますね。自分が子供のころ、積もった雪に倒れる遊びをよくしていましたが、あれは八甲田山ごっこだったのかもしれません。そんなことをついつい思い出してしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "天は我々を見放した\n 史実を基にした新田次郎の小説を映像化した作品。軍首脳部が軽く考えた訓練を、無謀と知りながら実行するしかなかった2人の下士官の苦悩と悲劇のストーリー。当時のオールスターが出演している。北大路欣也の発する「天は我々を見放した。」は心に響く。観終わった後に劇中歌「雪の進軍」が耳に残ったのが記憶に残る。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "新田次郎の本は読んでないけれど、あのCMに惹かれた。\n 長いけど損した感はない。 " + }, + { + "date": "2017-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "どうせ生かして還さぬ積もり!!\n 普段から事件を調べるのが好きで、「エベレスト3D」(2015)も楽しめたので、長いですがあまり退屈せずに観る事が出来ました。真面目な作風で、CGもWikipediaもない時代に気合のみで作ったような貴重な映画です。このクオリティで尼港事件や通化事件も観てみたいです。誰が誰だか分かり辛いのと、行軍中は位置関係が不明なのが辛いです。ガルパンで「雪の進軍」が好きになったので、(中盤から歌っているどころではなくなるのですが)歌が流れてくると泣けました。弟を死なせてしまったと思い許してくれー!!と叫ぶシーンは、特に人間らしい感情が込められていると感じて印象的でした。私の父はアル中で数十年にわたり外に女を作りまくった結果、母が難病で亡くなりましたが反省の言葉一つなく血の通った人間とは思えません。無謀な作戦なので色々な事を考えながら観てしまいますが、実在の兵士たちもなぜこのような事になったのをか考えながらの行軍だったのではないでしょうか。 ブリーフィングをした中林大佐(大滝秀治)は凄惨な結果を聞いても他人事で、終始事務的な態度なのが恐ろしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "秋吉久美子さいこー。\n 映画中盤で案内人である秋吉久美子に健さんその他が敬礼するシーンは日本映画史に残る名シーンですね。もう少し北大路欣也の顔をはっきりと見たかったな〜と思いました。 " + }, + { + "date": "2017-02-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "雪山では死にたくないなぁ 北大路さんはちょっとずつちょっとずつ妥協...\n 雪山では死にたくないなぁ北大路さんはちょっとずつちょっとずつ妥協していったらあんなことになってしまってかわいそうだ。 " + }, + { + "date": "2016-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "周囲の環境が全て敵\n 吹雪の中ひたすら歩いたり、穴の中でただただ寒さをしのいでる映像は、大きな動きがあるわけでもないんですが、鬼気迫る迫力があります。今の映像技術だと逆に綺麗すぎて絶望感が湧いてこないかもしれません。組織として計画を甘く考えていた人たちのやられっぷりが見所でしょう。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "高倉健が主演・・\n 今は亡き高倉健が主演。実話から・・時代は日露戦争の直前。日本軍の歩兵部隊が訓練のため、冬の八甲田山に挑む。210名の雪中行軍は想像以上の豪雪に次々に遭難する。そして部隊は全滅に近い状態に・・映像からは冬山の自然の過酷さが・・(涙)1977年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "衝撃\n 見てしまう。その理由が分からない…。長編作品で3時間程ある。でも、見てしまう。飽きもせず…雪の中の行軍を。よく分からない。なぜ見てしまうのか…見終わって、凄い映画だと、ただただそうは思った。雪山で遭難した臨場感を出す為の工夫。雪崩。CGとかないよな…人為的に起こしたのかな?まさか…でも、やりかねん。webにて鑑賞。便利な時代になったもんだ…。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「八甲田山」を観て・・\n 今は亡き高倉健が主演。その他若き頃の大物俳優が大勢出演している。時代背景は日露戦争直前の頃。歩兵部隊が訓練で冬の青森の八甲田山に挑む。210名の雪中行軍は想像以上の雪の厳しさと寒さで次々に遭難する。訓練が終わってみると生存者は極僅かで、部隊長も責任を感じて自害する・・結局2年後の日露戦争で全員が戦死した。 " + }, + { + "date": "2015-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "70年代の大作邦画\n 雪中行軍の厳しさとか冬の八甲田山の荘厳さが伝わってくる。高倉健と北大路欣也のやりとりも泣かせる。迫力のある良い映画。でも残念に感じたことが2つ。1つ目は絵面がわかりにくい。仕方ない面はあるが、視界が悪い中で皆同じ姿では、誰が誰だか。2つ目は、少佐の存在。無能な上官の指示が遭難の原因、というのはくだらない。自然と人知の勝負といった面白い要素も、結局この上官の愚行で塗りつぶされてしまう。スケールの大きい映画なだけに、なおさら惜しい。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "見ているだけでサブイボが出る。\n 東映任侠映画の二枚看板だった鶴田浩二は『聖職の碑』での天候が急変した伊那駒ヶ岳にて、そして本作の高倉健は、猛吹雪に見舞われた八甲田山にてそれぞれ遭難してしまった。別に二人が演じた主人公は、自然の脅威をナメていたわけではないのだが、「山」は極悪なヤクザよりも手強かったと言うことですかね。二人とも任侠映画では不死身のヒーローだったのに…。劇中歌として使用されている軍歌「雪の進軍」が今も虚しく心に響きます。両作品とも名カメラマンの木村大作がいい仕事をされていました。 " + }, + { + "date": "2015-04-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "自然の猛威と人間の愚かさ\n この、雪、雪、雪にまみれた本作は、見ていてとてもしんどいが、何度でも見返したくなる。撮影2年、本物の暴風雪のなかで敢行されたロケにより、本物の疲労や恐怖を俳優に体現させたという。失わなくてもいい命をあたら無惨に散らしてしまった兵隊達の無念さが俳優陣に憑依したかのように、鬼気迫るものがあった。軍隊において上層部の判断に従わなくてはならないのは東西各国どこも同じだと思うが、特に日本人は何かを途中で 「やめる」という英断がなかなか出来ない質なのではと思う。話は横道に逸れるが、もんじゅのドキュメンタリーでも同じようなことが関係者の口から洩れていた。「誰もが無駄なのではないかと思い始めても、それを口にしない。今までの時間が無駄になるから」 それは、言い返せば誰も失敗の責任を取りたくないという逃げの現われで、日本人の悪い特性だと思う。兵隊にとって「やめる」という行為は卑怯に置き換えられてしまうのだろうが、無謀というのは勇気と違う。 統率の乱れ、指揮系統の乱れが命を左右する。ここで、あそこで、ああしておけばの連続で見ているこちらも苦しくなり、たかだか訓練で死んでしまっては元も子もな いじゃないかと本当に口惜しく、怒りさえ湧いてくる。「白い地獄」を前にした虫けらのような人間。神田大尉の言葉を借りると「雪とは一体なんなのだ」と、雪に自然に圧倒された作品だった。これはもう理解しようがしまいが、学校などの教育現場で見せてほしい作品。自然への甘い認識、無知な上層部の横やり、 組織の悪しき面などなど反面教師として学ぶことがたくさんあるし、また、これほど真剣に作られた映画があったことと、この物語を受け継いでいく重要性も伝えていくべきだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健さんが亡くなった\n という事で初めて今作を観た。母親は何度も観たらしく「泣けるわよー」と言われ…私は泣けず。しかも長編。長い。ひたすら雪道を歩く。しかも誰が誰だかさっぱりわからず。ラストに出てくる方も、?、だった情けない私。もすこし歳とってからもいちど観るかな。次は黄色いにチャレンジ。 " + }, + { + "date": "2014-10-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "思い出のタイトル\n  「天は我を見捨てたか!」 このセリフを真似しようと、子供のころ、近所の山で雪中行軍遊びをした。無事踏破するも、下山地点が家から遠く、公衆電話で親を呼んだ。結局、子供だけで雪山に行ったことがバレて大目玉。 この頃の映画は力強い。良し悪しはあるけど、ものすごい説得力。押しつけがましいほど。だから、大人から子供まで、スクリーンに躍動する俳優たちから目が離せず、物語をみんなが共有できたのだろう。 緒方拳が脇役。重厚なキャストだ。高倉健が軍服着て、雪の中に立っているだけで絵になる。 " + }, + { + "date": "2014-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "神田大尉は\n 神田大尉は魂になって徳島大尉を待っていたのですね。上官がアホだととんでもないことになるという例がこんなにたくさんあるというのに、現実に今もアホな上官(偉い人)がとんでもないことを起こしているという事実。ひとはなぜ歴史に学ばない? " + }, + { + "date": "2014-05-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "歴史に残る名作\n 三国連太郎演じる少佐に押し切られる指揮官の北大路欣也。もう片方の隊は風通しがよく、高倉健の指揮官は存分に働く。組織論に自然の猛威も加わって、悲劇へと突き進んでいく兵隊たち。日本映画史上ベスト10に入る傑作映画です。三国連太郎の悪役ぶりが素晴らしい。ちなみに指揮権を巡ってのトラブルはあくまで映画上の脚色で実際の遭難事件はそんなことはぜんぜんなかったようです。史実に沿った「ドキュメンタリー八甲田山」という映画もあるのでセットで見ると事件への知識が深まります。 " + }, + { + "date": "2014-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "想像を絶する自然の猛威と、映像の力\n 日露戦争迫る明治35年、ロシア軍との極寒の地での戦いに備え、冬の八甲田山で演習を行う弘前・青森の両連隊。しかし、冬の八甲田山は想像を絶するものだった…。実際にあった“八甲田雪中行軍遭難事件”を映画化した、1977年の超大作。210名の内、199名が犠牲に。中には、立ったまま凍死した者もいたという。何と言っても、映像に目を奪われる。冬の八甲田山の猛吹雪。今年の2月に僕自身も大雪を体験したが、とてもとてもそんなレベルではない。視界を遮り、体力を奪い、刺すような寒さ、神経も精神も麻痺し気が狂ってしまうほど。撮影時、凍傷やあまりの過酷な撮影に逃げ出した者も。両連隊は命運を分けた。弘前の小連隊は案内人に協力を頼み、自然との折り合いをつけた。青森の大連隊は案内人を拒み、自然を甘く見ていた。本作のカメラマン・木村大作は後の監督デビュー作「劍岳 点の記」で、自然とそれに挑む人々の姿を格調高く描いていたが、本作で描かれているのは、自然の猛威。人は自然を愛する。だが時として、自然は人に牙を剥く。その前に、人は成す術も無い…。それらを壮大なスケールの迫真の映像の中に捉えた。邦画史上に残る映像の力。豪華なキャストと超一流のスタッフが集った、紛れもない力作! " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "果たして責任はどこに?\n 総合:75点ストーリー: 70キャスト: 75演出: 75ビジュアル: 75音楽: 65 今回の雪中行軍は、元はと言えば上官の思いつきなのだろうが、ロシアの南下に対する対応という、彼には彼の立場としての意見がある。だが準備不足や冬山の恐ろしさを理解していない点は否めない。現場の指揮官は上官の命令には従わなければならないが、どこまで危険を冒し、どこで勇気ある撤退の決断をしなければならないのか。果たしてこの訓練、どこに責任があるのだろうかと思った。 " + } + ] + }, + "5": { + "title": "はなれ瞽女おりん", + "reviews": [ + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しくはかない\n 水上勉はほんと救いのない話ばかり書く。家に全集があっていくつか読んだが、全くやりきれない。多分ネクラだったんだろう、写真をみても神経質そうそれでも一時期は人気あったようで、いくつも映画化された。よく知られてるのが「飢餓海峡」だが私は何回みてもなんか途中で飽きちゃって最後までみてない。でもこの映画は良かった。やっぱりあまり救いがないというかまるで救いがない話だが、映像の耽美な美しさとごぜさんという悲しい境遇の女性たちに心うたれる若い頃の西田敏行や「あいよ。」のマスター小林薫がけっこう憎たらしい役で出てます。岩下志麻はやっぱりこの頃はキレイですね " + } + ] + }, + "6": { + "title": "事件", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この頃の松坂慶子は本当に下手。NHKのTV版のいしだあゆみは凄く上...\n この頃の松坂慶子は本当に下手。NHKのTV版のいしだあゆみは凄く上手かったのに。大竹しのぶの役の方は、映画版の方が、表面は良い子のようでいながら結局自分の欲しいものを最後に手にいれてしまう女のしたたかさのようなものはよく出ていたと思う。 " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "主演女優賞・助演女優賞\n この映画で両方とっちゃった大竹しのぶ。動きのない映画なので、うっかり ダラっとしながら観ちゃった...でも、俳優さんの巧さに、ところどころ眼が覚める。これ、大竹しのぶさん以外の人がこの役やったら、果たして同じ結末に感じただろうか!?大竹しのぶさんは、テレビ版の「事件」でも同じ役をやられたそうなので、そっちも観たいなぁ..その上で、違う人のバージョンも観てみたい。原作を読んでいないのでどのぐらいが脚本や演出のなせる技だったのかわからないけど、まるで、実際の事件を映画化したかのような、事情と背景と感情と偶然、思惑の積み重ね。地味だけど面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "昔の役者はすごい。\n 原作を先日再読したので、映画も観直してみた。公開時と、DVDが開封されていたので、DVDを買ってから1回観ているようなので3回目の観賞。原作を読んだすぐなので、その比較を中心に見ていったが、弘(永島敏行)とハツ子(松坂慶子)の関係は、原作でははっきりさせていなくて、僕はなんにもないと単純に思ったのだが、映画はそこもはっきりと示していた。関係があるのとないのとでは、まったく違うものになってしまう。物語的にははっきりさせなくてもよかったのでは。脚本の新藤兼人も野村芳太郎監督も、動きの少ない裁判シーンが多いので、その点での苦労がしのばれる。だが、やはりその裁判シーンは見応えがあった。特に芦田伸介である。検察の起訴状朗読を全文やってのけ、その後の冒頭陳述もきっちり朗読していた。退屈しないような演出は施されていたとはいえ、彼の力量に負うところも大きい。丹波哲郎や佐分利信ももちろんよかった。この3人をキャスティングできたのが大きかった。いまの日本映画界の俳優は、本作が公開された1978年当時と比べると、層が薄くなっている気がする。映画はデジタルになり、CGでなんでも映像化できるけれど、役者の芝居はやはり人間のもの。僕は大きいスクリーンで役者の芝居を観ていきたい。 " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "さらば十津川警部\n 一皮剥けた大竹しのぶの体当たりの演技が注目されるなか、東映ヤクザ映画のホープ的存在だった渡瀬恒彦が、松坂慶子に寄生するダニのようなヒモを演じるにあたり、いつものギラついた野性味を封印し、これまでにない柔軟な演技を披露していたことがとても印象的でした。 " + } + ] + }, + "7": { + "title": "愛の亡霊", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉行和子!\n 人力車夫の儀三郎とせきの間には幼子もいるし奉公に出てる女の子もいる。。豊次はせきより26歳も年下なのだ。 儀三郎を殺して古井戸へ放り込んだ2人。豊次は山で落ち葉拾いをした後、必ず古井戸に放り入れるという癖がついた・・・そして3年が経ち、豊次は東京に行っていると言ってあるものの、豊次の夢を見たと言う人が現れるようになる。娘も父ちゃんは死んだんじゃないかと思うようになった。その頃からせきは儀三郎の幽霊を見るようになった。幽霊は酒を飲み、せきにつがせたり、酒を買いに行った帰りに人力車に乗せられたり・・・静かな幽霊だった。 せきは幽霊に苛まれ、ついに家に火をつけ自殺を図るが、すんでのところで豊次に助けられる。警官(川谷拓三)にも疑われ、庄屋の若旦那にも疑われたが、山が広すぎたせいかどの古井戸だったかわからない様子。ついに豊次は証拠隠滅のため若旦那を殺して自殺に見せかけた。そして警官は彼らの犯行を確かめるため床下に潜りこんだのだ。 古井戸の死体をよそへ移そう・・・そう考えた2人は井戸に降りる。そのとき落ち葉の枝がせきの目に刺さり失明。それから家に戻り抱き合う2人だったが、そこへ警官隊が突入し2人は拷問場に吊るされ自白させられるのだ。 愛憎劇とホラー。結局何が言いたい作品なのかわからない。『愛のコリーダ』に出演したため干されてしまった藤竜也が、またまた大島監督にオファーを受けたことで、人々はまた期待に胸ふくらませる。もしや吉行和子までが・・・と。しかし内容はそれほどのものじゃない。閉鎖的な村の幻想的な雰囲気はとても良かったのだが、映像の美しさ、吉行和子のエロさ以外は見るべきところがないような・・・ 豊次の弟で奇声をあげ走り回っているシーンが印象に残るが、これが杉浦孝昭(おすぎ)。素人を使うのも上手い大島渚だ。 " + } + ] + }, + "8": { + "title": "鬼畜", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "父を想う一途な子供\n 妻に不倫がバレた男が愛人との間にできた子供を殺めようとするが最後は妻が全部自分が企んだことだと自白して自ら命を絶つ。子供が一途に「とうちゃん、とうちゃん」と慕うシーンが良かった。父親に崖から落とされたら普通は父親を憎んでもおかしくないものを憎むことなく逆に「一人で崖から落ちた」と警察に父親を庇おうとするシーンが好き。なぜ殺されそうとしたのに父親を慕うことができるのか。子供をながらに気づいていたのか。普段は優しい父親がそんなことするはずないと。きっとそそのかされてやったことだと。子供の直感はすごいと感じた。 " + }, + { + "date": "2019-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "児童虐待問題はこの時代から注目すべきだった\n 妾(小川)との間にできた子だというが、別の男との間に出来た子かもしれなかった。大手印刷会社の台頭と自宅の火事によって経営も火の車。妾の手当てだって店の金を流用したにすぎない。 最初に末っ子が栄養失調で死んでしまう。長女の美子は東京タワーに連れて行き置き去りにしてしまった。3番目に6歳になる長男を青酸カリで殺そうとするが上手くいかず、旅行に連れていく・・・また北陸だ。『ゼロの焦点』と同じく断崖絶壁。その前に訪れたのも東尋坊だった。 夫婦に子供がいなかったのだから、跡取りにする道だって残されていたのに、当座のことばかり考えていた妻(岩下)。最近では『誰も知らない』で子供のほったらかしが問題となったが、自分のことしか考えない親が多すぎるのだろう。緒方拳は「父チャン」と呼ばれ、愛情は若干あったのに、妻との生活を選んでしまった。誰が一番の鬼畜だったのかと考えてみても、大人はみんな鬼畜だとしか答えられないような内容だ。 印刷関係にいたこともあり、専門用語がポンポン飛び出したり、蟹江敬三が機械を扱う上手さには驚いた。しかし石版印刷なんて知らなかった・・・かなりのキーワードだ。子供の演技力の無さには残念だ。 " + }, + { + "date": "2019-06-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もう小櫃からご飯食べません😭\n 岩下志麻が子供の口にご飯を詰めるシーンの凄いこと。どうやって撮ったんでしょう。今なら絶対無理だろうねぇ。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "岩下志麻が怖すぎる\n 原作 松本清張・監督 野村芳太郎・主演 緒方拳。平成の終わりにおもいっきり昭和な映画を見たくなり鑑賞。いやぁこれはキツかった。子供が虐げられる話はイカン。だからこそ「鬼畜」なんだろうけど。他にやりようがあっただろうと思う展開が続く。原作は昭和32年の事件を元にしたとあり、そのくらい昔ならありえるかと思ったが、昭和50年代ではなぁ…緒方拳の演じる竹下の気弱さと鬼嫁岩下志麻の夫婦は現代でも十分にありえるリアリティ。映画の見所はこの演技だな。難点は音楽が前時代的すぎた。一言でいえば大げさ。淡々としたBGMの方が効果的ではないかと思った。公開時には丁度良かったのかもしれないが。色々と昭和を感じることはできたので目的は達することはできました。 " + }, + { + "date": "2018-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人非人。\n 志麻姐さん演じる狂気を宿したかのような超絶鬼嫁に思いっきりビビりました。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子どもは見ちゃだめ\n とんでもなく恐くて凄い映画だった。人間の業そのものを描いてるというか、重くのし掛かるような。不協和音の音楽が耳に残り、緒形拳の殺意と戸惑いに満ち満ちた表情は一度見たら忘れられない。撮影当初は渥美清が役を張る予定だったというが、緒形拳の眼光は気弱な男が鬼畜に変貌していく様を完璧に表現していた。本作は小道具と情景が印象深い。蓋の壊れたオルゴールや畳部屋に通じる階段。東京タワー、展望台、新幹線、断崖の原っぱ、禍々しい夕日など。どれも変鉄のない日常的なものだからこそより恐ろしく記憶に残る。これは川又昂の功績とも言える。小さいときに見たらきっとトラウマになって悪夢に魘されたろうな。もっと早く見たかったけど。子どもには絶対に見せたくない映画だが、子を持ち育てる親ならば、一度は見てほしい映画。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "鬼畜にも心はあるのか\n 愛する子どもを捨てようとするダメ男の葛藤と後悔を描いた作品。面倒な話をこれだけわかりやすく描けるのは凄い。ところで、赤ちゃんの口に無理やり飯を詰め込むシーンなど、今だったら許されないような演出が多く、時代の流れを感じた。 " + }, + { + "date": "2012-10-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "贖罪\n 印刷屋を営む夫婦がいた。ある日、夫の愛人が幼い3人の子供を押し付ける。激昂した妻は夫に子供を処分するよう迫り…。“子供殺し”というショッキングな題材の問題作。今の世なら間違いなく御法度だろう。見ていて、恐ろしく辛く悲しく苦しいが、最後は深い感動と余韻に包まれ、贖罪が込められている。いや、今の世だからこそ逆に見て欲しい映画。そしてこの映画から何かを感じ取って欲しい。「砂の器」と並ぶ、野村芳太郎監督による松本清張映画の傑作。 " + } + ] + }, + "9": { + "title": "サード", + "reviews": [ + { + "date": "2014-06-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "罪のなさ、という罪。\n 10代後半、大人への階段を駆け上って行く若者たち。世間知らず、向う見ずな、彼等の綱渡りは、既に大人となってしまった私達も通ってきた道だ。余りに危なっかしく、手を差し伸べたくもあり、目を覆いたくもあり。いや、私も含めて、誰も大人になどなっていないのかもしれない。歳月を経れば皆成人はするのだ。ホームベースなきグラウンドを走り続けるだけだ。森下愛子の美しい肢体に息を漏らし、峰岸徹の起用で引き締まった物語に唸る。 " + } + ] + }, + "10": { + "title": "柳生一族の陰謀", + "reviews": [ + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドラゴンボールの実写版。は東映で深作欣二にやらせるべきだった\n 仁義なき戦い+東映のドラゴンボールZ+柳生十兵衛って感じでした。
(実写版のドラゴンボールは深作監督がやったらよかったのかもしれない。)
それにしても豪華キャスト。ポップでファンタジーな時代劇でした。本作は陰謀論のお話ですが・・・
しかし今我々が知っている、「日本の歴史」は、「徳川幕府が語るの歴史」なのです。
武田信玄が強かった、というのは、徳川が語る武田が強かった、というだけの話・・・
これ以上は危ない話題になるので言及は避けます笑。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "柳生 ”一族” の陰謀?\n というツッコミはさておき(詳しく語るとネタバレになるので)。ド迫力の時代劇。萬屋さんをはじめとする方々の迫力に飲まれる。現代風の芝居にしたかった深作さんの意に反して己を貫き通した萬屋さん。でも、この萬屋さんの芝居があったから、この映画は他に追随を許さない名作になったと思う。 だけれど、萬屋さんだけじゃない。 名高い名場面のラストも、萬屋さんの迫力に勝るとも劣らない、千葉さんの演技があったればこそ。 陰謀・陰謀。その果てがあのような形で決着がつく。なんという深作さんの美学。そしてそのアイディアを不朽の場面に昇華させた萬屋さん。 なんとも考えさせられ、心に残るオチだ。なんて、萬屋さんと千葉さんをほめたたえているが、他にも、松方さんてこんなに魅惑的な役者さんだっけ? コンプレックスだらけの人のいい坊ちゃんが、周りに乗せられて巨悪に…。その微妙な表情がすごい。なんとも味わい深い。今までの評価がすっ飛んでしまった。申し訳ない。他にも、鈴木瑞穂さんのナレーションまで決まっていて、各役者さんのすごさを書き連ねたいくらいの濃密さ。他にも、役柄がクレジットされないような役でも、あの方がここにと、それだけでも必見。真田さんのソプラノボーイ?と言いたくなるような甲高い声等、これだけの役者が勢ぞろいしているからか、オーケストラのようにはいかなかったけれど、それぞれが光っている。マンの台詞を聞いて思ったけれど、主だった役者さんて節回しが素敵。西郷さんなんて『星のフラメンコ』を思い出してしまった。アクションもJACが入っているだけに凄いけれど、夜の場面が多くて残念。反対に、丹波さんとかアクションなしでも殺陣の緊迫感が伝わってきて、役者じゃのぉと改めて堪能。合戦の場面とか少々だれるけれど、荒唐無稽なこんな話を、史実知っているのに、実はこんなことあったんじゃないかなんて思ってしまう出来だから怖い。出雲阿国は時代が違うでしょをはじめ筋が荒唐無稽でも、人間が描けていると虚が実になるんですね。 歌舞伎調・舞台調の大袈裟な芝居VSリアリティのある芝居ってよく対比されるけれど、やっぱり人間の本質をとらえて演技しているのならどちらも”真”。能・狂言・歌舞伎やシェイクスピアが廃れない理由がわかった気がする。映画好きなら一度は必見の映画です。 " + }, + { + "date": "2016-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夢じゃ夢じゃ夢でござ〜る!\n 二代将軍、徳川秀忠の謀殺に始まる徳川幕府の屋台骨を揺るがしかねない権力争いをドラマチックに描いたこのアクション時代劇は、それと同時に東映の時代劇復興の威信を賭けた戦いでもあった。萬屋錦之助、三船敏郎、千葉真一、真田広之といった新旧スターがお互いに相乗効果を生み出し、久しぶりの時代劇に監督、スタッフ共に気合い十分なのが画面からヒシヒシと伝わって来る。「三代将軍位争奪戦」ともいえる世継問題は、家光、秀長をそれぞれ推す全国諸藩大名と王政復古を目論む朝廷も参戦しての三つ巴の仁義なき戦いであり、史実とフィクションを織り交ぜた脚本によりその面白さは比類なし。もう二度とこんな型破りで面白い時代劇は作れないのではないかと感じられる。ラストでの鬼気迫る萬屋錦之助の大芝居を見るだけでも一見の価値はある! " + }, + { + "date": "2013-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今見ると贅沢な映画です。\n TVでやっていて十数年ぶりに観たのでレビューする。いやー、贅沢ですね。流石に35年前の映画ですがもはや、故人になられた俳優さんばっかりです。 萬屋錦之介 山田五十 金子信雄 成田三樹夫 芦田伸介 丹波哲郎 大原麗子 原田芳雄 室田日出男 角川春樹 三船敏郎いやー凄すぎですね。オールスター総出演。なぜか、角川さんが出てます。カメオ的な・・・かな?しかし、若かりし大原麗子さんおきれいです。めっちゃ美人です。いやー、映画って本当に素晴らしい。 " + } + ] + }, + "11": { + "title": "復讐するは我にあり", + "reviews": [ + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "一人で観てください\n  映画館で観た初めての犯罪映画となった。そして、倍賞美津子、小川真由美のヌードシーンという話題もあって、ヌードという話題の映画も大したことないなぁと感じた初めての映画ともなった。 殺人を犯して、さらに図々しく詐欺で・・・という異常な性格には呆れ果てて唖然としながら観ていたような気がする。凶悪な犯行と知能犯との二面性。騙される人間の哀愁がにじみ出ています。そして、嫁と舅の異常な愛情を見せつけられると、家族で見るべき映画じゃないなぁと感じてしまった(笑)タイトルの言葉がずっと意味がわからなかったが、自分の罪に対する言葉だったのですね。 " + }, + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ややこしい。\n 時間軸が複雑でキャラクターが膨大なので話がややこしい。しかし、一人の人間をめぐる壮大なドラマは見応え充分でした! " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "主人公の身勝手さ、その孤独\n 身勝手。それは生きる強さ。人の命を奪っておいてあんなにも傲岸不遜なのか。冒頭でそう印象付けられる。しかし物語の展開につれて主人公の生い立ち、内面が顕になる。飄々として悪びれない主人公の悲しみ、癒えることのない傷。これは幼少期に起因していた。強者に媚びへつらう父親。強いはずの父親像を裏切った彼に対し、怒りの炎が沸沸と湧いていたのだった。それは人格形成に多大な影響を及ぼし、不安定で「奪う」者である存在へと変貌を遂げた。加害者に同情してしまうのは、法を遵守すべき社会人としてあるまじき姿勢かもしれない。ただ、主人公のやり切れなさは何だか胸を焦がすのだ。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "緒形拳\n 榎津がハルの母親を殺そうと階段を登ると、榎津の母親が加津子達の団欒へ入っていくシーン、凄い。印象に残った台詞は、鎮雄が榎津に言った「(お前は)怨みも無か人しか殺せん種類たい」榎津が本当に殺したかったのは父である鎮雄だったが、殺せなかったのは宗教観からなのか。 " + }, + { + "date": "2017-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "今にはない生々しさ\n 素晴らしかった。歳をとって温厚は役のイメージしかない役者さんたちが体張って挑発的に強烈なキャラクターを演じてて180度印象が変わって、畏怖の念すら抱いた。緒形拳の金と欲のままに殺人を犯す中にも戸惑いも見られ、だけどいつ牙を剥くか恐ろしく、三國蓮太郎も悪魔を心に宿したキリシタンの父親役も、倍賞美津子さん始め女優さんの文字通り体当たり演技に「これが女優か!」と感動すら覚えた。倍賞美津子さんの裸は本当に生々しくてリアリティがあってたまげた。今の女優さんって細くてスタイルは良いのかもしれないけど象徴であってリアリティがないから映画が軽く見えるのかもな、と思った。ポンジュノ、パクチャヌク辺りの韓国映画が好きなのだけど、あの辺の空気感や生々しさは昭和の日本映画にあるかもしれない。 " + }, + { + "date": "2016-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まずタイトルがいい。\n 頭が切れて冷酷で虚無的な殺人鬼を緒形拳が、さすがの存在感で好演している。奪う・犯す・殺すと言う獣のような生き方をする男のバーバリズムに戦慄を覚えずにはいられない。実録犯罪映画で本作以上の傑作はそうないのでは。 " + }, + { + "date": "2013-04-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ラストシーンは決して見逃せない\n 先頃、三国連太郎氏が亡くなられた。晩年の三国さんは「釣りバカシリーズ」のスーさんのイメージが定着していたので、若い映画ファンの方々は、あのお親父さんが亡くなったのだと思う方も多いだろう。しかし、90才を迎えられていた三国さんは芸歴60年を越えている為に、本当に名作出演数は数知れないが、私が特に印象に残っている作品の一つがこの「復讐するは我にあり」だ。昭和30年代に実際にあった連続殺人事件をモデルにしてノンフィクション作家の佐木隆三が76年に「復讐するは我にあり」を発表し、たちまちベストセラーとなり、直木賞を受賞している。平成になってからは日本も、アメリカの様に殺人事件のニュースが毎日TVニュースになるような時代になってしまったが、この事件が実際に起きた当時の日本は、もっとのんびりと平和な日々だった。そして本作のラストシーンは、5人を殺害し、78日間も逃走し続けていた、殺人鬼である死刑になった息子の遺骨を山頂から、散骨するシーンで終わるのだが、その死刑囚の父親を演じていたのが、三国さんだ。この連続殺人犯の巌は、父親との折り合いが悪く、互いに許しあえない間柄になったが故に、その屈折した幼少期の体験が原因となって、殺人鬼となったとされている。言うなれば、その殺人犯人に最初の悪影響を与えたと言う父を、三国は確かな演技で時に緊迫感を持って、そしてまたある時は、気弱な偽善者を装うのだ。一人の人間の中に内在する、多面性を見事に演じ分けている。学生の時分に観た本作は、やたらと濡れ場が多い作品で、何となく映画館に自分が一人でいるのが、気まずかった記憶もある。主人公巌を演じたのは緒形拳だが、この殺人犯は何故か、逃亡先の田舎旅館の女将ハルと本気の仲になっていくのだ。そのハルを演じた小川真由美が殺害されるシーンが特に、生々しいと言うか、人はあんな表情で他人を殺害出来るのか?そして殺される女も、あんな殺され方を許してしまうのか?許すも許さないも無いのだが、このハルは、最初は巌に騙されていたが、ハルは巌が連続殺人逃亡犯である事を知ってしまったその後も己からこの巌との関係を続けていく。何時か殺される日が来る事を予期していながら、離れようとしない、そんなハルの生き方もまた謎のようで、その殺害のシーンが、学生時代の私には印象に残った。今見直して見ると、人間の深い悲しみと寂しさと言うものが理解出来るのか、この2人の気持ちが良く解る。とは言っても殺人鬼には決して同情は出来ない。しかし、一人の人間の中で蠢く善と悪のこの不可思議で相反する矛盾した気持ちを抱えながら、日々生きている人々の気持ちは今では良く理解出来る。その人の恐さが、この作品には溢れ出ていて、いかにも、他人事では無く、身近に有る出来事の様に思える恐さが、滲み出た面白い作品だった。 " + } + ] + }, + "12": { + "title": "あゝ野麦峠", + "reviews": [ + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "県の人権啓発イベントにて\n 16mmフィルムでの上映会でした。大竹しのぶ、原田美恵子、古手川祐子等、タイプの違う美人がそれぞれの生き方を見せてくれる。冒頭の村々から娘たちを集めて雪山を歩くシーンには驚いた。雪山に人間の列が見えるほど人を使っていた。森次浩司がとんでもない悪役っぷりを発揮しており、女工(女性工員)を機械の部品と言い切るシーンは使う側の本音が剥き出しで解りやすい。金と人のどちらが大事なのか?命が軽かった時代を懐かしんで観るか?現代社会も変わらないと観るべきか………。 " + } + ] + }, + "13": { + "title": "衝動殺人 息子よ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "・早い段階から現実に起こってることなんじゃないかという感覚になって...\n ・早い段階から現実に起こってることなんじゃないかという感覚になってた・題材からして当然だけど、事件や犯人より遺族について描かれる時間が長くて身近な出来事のよう・とにかく富三郎のすごさを知った " + } + ] + }, + "14": { + "title": "太陽を盗んだ男", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごい映画だ。魂を感じる。それしか言えない\n すごい映画だ。魂を感じる。それしか言えない " + }, + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "公開当時なら。。。\n これは絶対映画館で観る、と固く心に誓った映画である。初公開時はまだ中学生で、いろいろな映画を観るという感じではなかった。何年か前に映画館で観るチャンスがあったのに見逃してしまった。そして今日、やっと映画館で観ることができた。1979年の作品。できれば、もっと若いときに見ておけばよかった、と思わせられた。城戸(沢田研二)の行動原理がまったくわからない。高校教師という職業は誰でもなれるものではない。教員免許がいるわけで、免許をとるということはその意志があるということで、ああいった犯罪に走るには仕事上の動機がいるのでは?目的がないというのも当時としては受け入れられたかもしれないが、それにしてはリスクも高いし、労力もハンパではない。長谷川和彦の演出はすごいのだが、本作の脚本はいかがなものか。DJゼロ(池上季実子)はまったくいらないキャラクターであった。公開当時に観ていたら違った感想になったかもしれないが、いま観ると、だいぶ残念な映画と言わざるをえない。 " + }, + { + "date": "2019-04-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "往年の謎作\n 折しも「本物」が現れたようなので、前々から見ようと思っていた本作をやっと見ました。何をしたいのかがわからない。というのがこの作品の主題の一つなのだが、この時代は本当に「幸せ」だったんだろうなあと感じた作品だった。幸せで満ち足りている時は、不満や要求は生まれない。だからこそ前時代に取り残されている冒頭の老人の存在が映える。で、最終的にこの映画の印象として残るのは、「世代」だろうか。役者に注目すると、沢田研二のだるさは当時のトレンドだったのだろうし(今なら即懲戒だけど)、菅原文太は格好良かったし、にゃんこは可愛かった。池上季実子はキャンキャンやかましかったが、当時の女優の声色は大概あんな感じだから仕方ない。何か妙に「わかんねーな」と感じるのは、昭和の世界観で倫理観ぶっ飛び系の狂人を見るのに慣れていないのかもしれない。平成の狂人は狂ってるなりに何となく本人の中での論理や理屈が語られ(幼少期のトラウマとか)たり、本当に徹頭徹尾狂ってるのでそもそも論理が必要ないことが多いように思う。それは平成映画の親切さなのかもしれないが、それに対して、昭和後期の彼は、なまじきっかけたる事件があったことが一見答えに見えるのに、妙に難解にさせている気がする。強烈に「生き延びた」経験を得てしまって、日常に戻った時、生きている実感がなくなったのかなーと思われた節(ぎりぎりスクワットなど)はあったが、何故か妙に「本当にそれだけ?」という気持ちにさせられた。おそらく、「それで何で原爆? しかもプルトニウム?」という一番大事な繋がりが読めなかったからかと思う。冒頭の老人に戻って、彼に注目した時、そこにはちゃんと感情や理由があって、感情移入を促すような仕掛けがあった。しかし「何がしたいのかわからない」系主人公には、自分はどうも共感できなかった。本当に狂人なら共感できないのも全く気にならないのだが、本作主人公は一応世間に溶け込んだふりをしている。そこに行動の一貫性がなくて、「何がしたいんだお前」「だからわかんねって言ってんだろ」「じゃあ徹頭徹尾狂ってろよ隠蔽工作とかしてんじゃねーよ」的な理屈の通らなさが気持ち悪いのかもしれない。尾崎豊に今の人が共感できないのと似たものを感じる。「何がしたいのかわからない」「どこかへ行ってしまいたいのに行けない」からって何で窓ガラス割る? バイク盗む? 年齢や社会の閉塞感があることには共感や同情ができても、それを理由に他人に迷惑をかけるような作品には全く共感できない世代で育った自分にとって、そんな奴は狂人で、狂人とは仲良くできない。「世代差」というものを描くのも一つの主題だったようだが、今見てもそれを考えさせられるということは、その点非常に上手く行っているのかもしれない。歌うだけ、スクリーンの中だけ、当時もそうだったのかもしれないが…でも、じゃなかったらあんなに尾崎ヒットしたりしないよなあ…とも思うわけで。一番心に残ったのは、「お前が殺して良いのはただひとり、お前自身だ」という台詞。厳しすぎるけど真っ当過ぎる正論で、この台詞のおかげで何か妙に安心できた。 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "時代を切り取ったエネルギッシュな傑作\n 中学理科教師の城戸は無気力で適当な生活を送る反面、原子力発電所から盗んだプルトニウムを用いて、自宅で原子力爆弾を作るという過激な行動を取っていた。丸の内警察捜査一課の山下警部率いる警察を相手取り、原子力の力を武器に政府を脅迫した男を描いた過激な作品。 バスジャックに政府脅迫、その上に原子力爆弾を持ち込んだ完全にアウトな内容の作品。主人公の城戸誠にジュリーこと沢田研二、キレ者の警部役の山下に菅原文太などの昭和のスターを並べたキャストに加え、ド派手なカーアクションやヘリコプターにぶら下がりながらの射撃などツッコミどころ満載で迫力のある画も相まって大ヒット間違いなしの印象を受けたが当時の評価としてはそこまでだった様子。公開から長い歳月をかけて再評価され神格化された様子はブレードランナー味を感じさせた。ガムを噛みながら、抜けかけた髪を搔きむしり、虚ろな目つきで街を彷徨うジュリーとバックに響き渡る爆弾の時計の針の音がとても印象的で、ラストシーンがとてもカッコよかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "エネルギッシュ!\n この映画は、当時の空気感やなんとなくの倦怠感などにあふれていてそれでいて何処と無くエネルギッシュな雰囲気もはらんでいるという非常に素敵な映画!ジュリー目当てに劇場に足を運んで公開した人が何人いたことやら・・・。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "シュール\n 途中までリアル路線と思わせて非現実の世界へ結論を放り投げ無責任核に対する見解も薄っぺらいゴダールのベトナム戦争批判である気狂いピエロの影響かちなみに気狂いピエロはマスターフィルムが紛失した同じく駄作だから仕方ないがやはり後年まで語られない映画には理由がある " + }, + { + "date": "2018-04-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "この時代に\n この時代にこんな完成された映画があったんだー、日本すげーと素直に思いました。面白いです。言いたいこととか、何か自然と伝わってくるし。ただ、ポスターのダサさが残念すぎる。時代が時代だからだけど^^; " + }, + { + "date": "2017-12-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この時代だから許されたカルト的作品\n 巨人戦に武道館 皇居は無許可だったようで公開時はさほど話題にならなかったようだが今じゃあり得ん作品 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "太陽を盗んで…\n 日本アクション映画の頂点だと思う。沢田研二の美しさと、何を考えてるか解らない男の演技。 原発からプルトニウムを盗み、マンションで、ビニールシートで無菌室を作り、笑いながら政府を脅迫する。 金をせびる訳でもなく、自分に怯える世界を楽しむ、そんな設定なのに、全く違和感無く、なぜかテロリストの主人公を応援してしまう。 それに対抗する、菅原文太の頑丈な刑事が、またカッコいい。 国会前や首都圏のカーチェイス、爆発、今では絶対不可能な映像を、ゲリラ撮影してるのも凄い。 平和なんて一人の馬鹿が、(理由無く)ぶっ壊す。そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "猛毒爆弾\n 菅原文太さんが死去された頃に、日本映画専門チャンネルで特集で放映されたと思うが、沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』。赤か黒かどちらかの線を切らなければ東京都心で原発が爆発する交換条件に5億円をビルの屋上からばらまけという犯人の指示を警察がしたところ、もしかしたらすぐに原爆が爆発するかも知れないにばらまけれた5億円に熱狂して拾い集めようとする群集のシーン。これは何か多くを表していたように思う。1979年にハリウッド級に荒唐無稽なアクション映画が製作されていたのだが、池上季実子はわざわざ精神を病んだ犯人に接近して怖くないところが、堂々たるフィクションである。以前海に突き落とされていたのに。それで敵か味方かわからない不可解な女をみせる。敵でもあり味方でもあったということなのか。カーチェイスの場面が哀愁ある音楽になる所なども気になる。犯人の心理を問うのも何か大きい所があるのかも知れないが、アクションとサスペンス映画としても、ハラハラする。東宝映画だが、角川映画の『野性の証明』のようなのも思い出した。だいたい、菅原文太はあんなに上空のヘリコプターから飛び降りたら現実なら即死なのだが、重傷を負いながらも迫っていった。沢田研二も原爆を作る過程で被ばくしていて、症状が出て来る。楽しく遊んでいる子どもたちのプールに犯人が放射性物質の破片というのか、それらを入れてしまい、公害で仰向けに浮いてしまった魚たちのようになるイメージが出てきて、犯人まで一緒に浮いているような場面があった。これはわかりにくい。大体、猛毒の放射性物質は茨城県の東海村から盗み出したのだった。なぜヘリコプターで追った所で逃げられて、ローリングストーンズが来日した場面に移れたのか現実ではないのだが現実的ではない。後に、菅原文太さんも沢田研二さんも反原発の姿勢を打ち出している。この映画の影響もあるのだろうか。この映画の長谷川という監督は、この作品以降映画監督をしていないという。被ばく二世だという。なにかしらそういう所に本音があるのか。菅原文太が最後にあんなに撃たれたのにどうしてまだ闘えたのかも現実では無いのだが。そして、最悪の結末を予感させて終えた。ネタバレだらけに書いてしまった。 " + }, + { + "date": "2016-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "こんな映画はもう見れないですよね 被曝の症状は目を覆いたくなります...\n こんな映画はもう見れないですよね被曝の症状は目を覆いたくなりますが音楽が異質なほど晴れやかなので平気です笑その矛盾が好きでしたヒロインの演技は残念だけど沢田研二さんは天才だと " + }, + { + "date": "2016-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ただ衝動だけがあった\n 長谷川和彦監督作。寡作な監督でこの映画以降撮っていない。狂気とコメディ、アクションが混在するいい意味で狂っている傑作。脚本はバイリンガルで日米両方で書いていたレナード・シュレーダー。音楽は井上バンドで主演は人気絶頂の沢田研二と東映の顔役菅原文太。主人公城戸誠はバスジャック事件で山下警部の揺るぎない正義を目の当たりにし、自分というものを失ってしまった。空虚さを埋めるために誠は愛と狂気を込めて原子力爆弾の製造を進めていく。何がしたいかも分からず純粋に禁忌を犯していってしまう。作ることが目的であってその先には何もないのだ。何を考えているか分からない誠を沢田研二が熱演している。アトムを歌いながら原爆を作り、猫の死を悲しむ。とことん純粋。狂人へと変貌していく誠は沢田研二が演じているだけあって美しいの一言。変わらない日常とのギャップが鮮烈でカメラワークも秀逸。キューブリックぽい画作りだったり、コメディありと全編飽きない。音楽も秒針の音やガイガーカウンターの音が効果的に使われ緊張感が凄まじい。スコアもよくて当時の空気感が伝わってくる。同士を求め続けたた哀しい男、何と戦うかも知らず何をしたいのかもわからないままだった。被爆し朽ちていく自らの身体とは対照的に衝動だけはあった。既にこの街は死んでいたのだ。何もない、ただ何もなかった。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "70年代の東京の風景がふんだんに映されていて、その雰囲気と沢田研二...\n 70年代の東京の風景がふんだんに映されていて、その雰囲気と沢田研二の影のあるキャラクターがシンクロする佳作。中身があるのかないのかわからないといったヌーベルヴァーグ的な印象で、やはりゴダールのそれのようにヒロインの池上季実子がただただ美しい。 " + }, + { + "date": "2015-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "フレッシュ!\n 今の邦画界では無い魅力がたっぷり詰まってる。この時代だからこそ描けたのもあるが。沢田研二と菅原文太と池上季実子が素晴らしい。79点。 " + }, + { + "date": "2015-01-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ジュリー文太\n ずっとジュリーの映画だと思っていたら、スタッフロールでは文太が先だった。さもありなん。池上季実子の印象なんて全くなかったのだけれど、今見ると魅力的。黒沢清が提案したっていう高層ビルを2人で支えるシーンが良い感じ。あんた暇だな。若洲みたいなとこで、池上季実子を海に放り投げるジュリーの素晴らしさは、実は武道館、北の丸公園を背負うシーンと双璧。銀座で5億円ばら撒くとか、カーチェイスとか確かに凄いのだけれど、ターザンでボムを取り返すとか、文太がヘリにぶら下がるとか、ジュリーが電線に引っかかって一命取り留めるとか、の宙吊りにされた荒唐無稽は相米慎二の仕業なのか? " + }, + { + "date": "2014-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "希望。\n 2時間半の長編だが、全く飽きを感じさせない、怒涛の展開。ジュリー扮する、コミカルだけど孤独で、何処か影のある理科教師。科学的知見との整合性に疑義を呈するむきもあるかもしれないが、話全体としてリズムがよく、笑いも適度に織り交ぜつつ。人間の内面への洞察、社会風刺もなかなか気が利いている。アクションやら何やら、振り切れていて、清々しい気持ちになります。そして、池上季実子、美しかった。 " + }, + { + "date": "2014-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな映画を今は作れないのかな〜\n 原発からプルトニウムを奪った主人公が国家権力と交渉し、人々の欲望を洗い出していくという今だとなかなかやりにくいテーマ。とりあえず、沢田研二の怪演っぷりが素晴らしい!池上季実子は色気がエバーグリーンにいい女!そして我らが菅原文太さんが不死身すぎる!カーチェイスやヘリでのアクロバットなシーンなどアクションシーンも最高だった!テーマに関わらずこんなスケール感のある映画って今だと出来ないのかもな。ところで香山リカはどこに出てたんだろう? " + }, + { + "date": "2013-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった\n  猫しか友達がいないのに、その猫も死んでしまって可哀想だった。なんでそこまで孤独なのか、多分周囲の人間が全員バカだと思っていたのだろう。 一心不乱に原爆をDIYしている時が最も幸福そうだった。 以前にVHSで見た時は菅原文太の不死身ぶりが常軌を逸していると思ったのだが、改めてみたらこれはこれでありかなと思った。ヘリに捕まって現れて銃を乱射して落下するところは驚いた。 圧倒的なスケールで、これでもかとスクリーン全体が叫びをあげるような、言いたいことをすべてぶちまけたような映画で、これ以降長谷川監督が映画を撮れなくなってしまったことも仕方がないと思えた。スクリーンで見れてよかった。 " + }, + { + "date": "2011-02-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "邦画至上最高のスケール感!!\n オープニングの太陽のシーンが象徴的で、映画で起こる事件を暗示しているかのようです。ヱヴァンゲリヲン:破に劇中歌が引用されるなど、今なおクリエーターからのリスペクトが耐えない、歴史的な作品。昨今の宇宙モノや災害モノと比べ「スケール」はかなわないが、「スケール感」として作品パワーは圧倒してます!!そして、主演の沢田研二ことジュリーがとにかくカッコいい☆ " + }, + { + "date": "2009-04-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジよ、また映画を撮っておくれ\n 今は無き自由が丘武蔵野館のレイトショーでこの映画に出会った。出会えて本当に良かった。何より今の日本映画にはない熱さや、力強いメッセージ性がある。そして娯楽映画としてのクオリティも素晴らしい。とにかく見逃してはいけない傑作。ゴジこと長谷川和彦監督、映画撮らないとダメだよ! また映画を撮っておくれ! " + } + ] + }, + "15": { + "title": "もう頬づえはつかない", + "reviews": [] + }, + "16": { + "title": "ツィゴイネルワイゼン", + "reviews": [ + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "血に染まる\n 女の股座から蟹が徐々にアップになる映像であったり清順美学に迷い込む独特な世界観。食事のシーンが多くて食いっぷりも気持ち良く大量にコンニャクを千切るのも印象的。奇想天外にも映る演出描写に色彩感覚が豊かな映像美など難解にも思えるストーリーに反して笑えるような、良い意味で雑に感じる場面もあり全体的に困惑してしまう!?死のイメージを覆すリアルには描かない死。 " + }, + { + "date": "2018-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんにゃくの音は、骨から肉を引きちぎる音\n こんにゃくの音は、骨から肉を引きちぎる音 " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "清順美学\n ストーリー・台詞・BGMが殆ど無く、とにかく間が長いスライドショーを眺めているようだったそれでいて楽しめるようなタイプのシュールさは無い純文学を読んだ時の、或いはクラシックを聴いた時の退屈さに似ている好きな人には堪らない雰囲気だろう眼球舐めは良かったロマンポルノ好きにはおすすめできるかもしれない " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい日本のホラー\n 食と性・性と生・生と死ーは、鈴木清順監督のテーマなのだろう。この極めて現世的である、食と性は、死と繋がって存在している。頭で理解しようとせず、感性で見る作品。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "恐怖と摩訶不思議な世界感を一辺に味わえる一粒で二度美味しい作品!!\n 恐怖と摩訶不思議な世界感を一辺に味わえる一粒で二度美味しい作品!! " + }, + { + "date": "2016-06-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "これが傑作かねぇ・・・\n 映画でストーリーなしに芸術的なことをやるなんて・・・メロディーなしで音楽やるのと同じですよ。そういうのは10分でたくさん。映画全体でやられたらたまったもんじゃない。 " + }, + { + "date": "2015-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖さとエロさの見せ方がとんでもないことになってた。\n 怖さとエロさの見せ方がとんでもないことになってた。 " + }, + { + "date": "2015-01-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "生と死のはざま\n  これは手の込んだホラー映画だ。 原田芳雄演じる中砂は死への欲動が大きく、対照的にその友人青地は死への恐怖に苛まれる。この二人ともが生への欲求は希薄に見える。しかしお互いの方向は逆なのだが、二人の死というものへの意識は非常に強い。とりわけ原田の死を欲望する表情が強烈である。 中砂の周囲には絶えず死のにおいが漂っている。海辺の田舎町で誘惑した女は崖から転落死。興味本位で門付の後を追ってみるが、彼らは一人の女を巡って争ったあげくに、二人の男は地中に埋もれて消えてしまう。そして妻の園は女の子を生むと間もなく死に、その中砂の娘も終盤では生きているのかそうでないのかがよく分からない。 そう、中砂の口をとおして語られる人々の生死はどれもはっきりしない。死んだことがはっきりとしていても、なぜ死ななければならなかったのかは謎なのである。彼の話をどこまで信じてよいものか半信半疑の青地と観客たちを取り残して、映画の半ば過ぎには中砂本人も死んでしまうのだ。 最も不思議な感覚にとらわれるのは、妻の園が死に、代わりに昔の知り合った芸者の小稲が後添えに収まっているあたりだ。観客も青地も、中砂が「そっくりだろう」と言うから、園と小稲が別人だと思い込んでいるだけである。死んだ中砂が、自分のことなど忘れてあの世では園とうまくやっていると嫉妬していることからも、小稲と園は別の存在だと了解することはできる。しかし、夜ごと青地家を訪ねて、中砂が貸した本の返却をせまる小稲に、芸者時代の朗らかさが消えてしまっているのはなぜだろう。青地家に来た小稲の姿に、むしろ無心にこんにゃくをちぎっていた園の影を感じるのは私だけだろうか。あのこんにゃくをちぎる音は、まるで肉を引きちぎるような音で気持ち悪かった。 園と小稲は果たして別個の人間だったのだろうか。別人だったとして、死んだのは本当はどっちなのか。映画は観る者を果てしない闇に迷いこませる。 どっちなのか分からなくなってしまうものがこの映画にはもう一つある。それは、青地が園(小稲)とたびたび出会う切通だ。青地と出会った彼女が、もと来た道を引き返して青地について行くように思えるのだが、気のせいだろうか。切通のほの暗さと複雑な地形に幻惑されてはっきりと意識しなかったが、あとになってから気になり始めた。 合理性をもって判断しようとするとストレスばかり感じて、意味が分からない内容。しかし、誰が死んだのか本当は分からない。生と死の反転。死を欲する者、死を恐れる者の混在。このような混乱こそが不気味で恐ろしい。 それにしても、出てくる人物は皆よく食う。でっかいうなぎ、こんにゃくてんこ盛りの鍋、所狭しと並んだ朱塗りの碗。食べているということだけが生きている証拠なのだと言わんばかりに、生きている者たちは食欲全開で料理を口に運ぶ。 " + }, + { + "date": "2014-07-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "清順ワールド\n ピストルオペラのほうが好きたけど、これも清順ワールドが楽しめる。個人的にはもっと清順濃度が濃いほうが好み。 " + }, + { + "date": "2014-06-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "独特の表現\n 内田百間の「サラサーテの盤」を読んだ印象とは全く違った雰囲気で戸惑う。「サラサーテの盤」は好きだったけど、映画については...うーん...わたしにはまだちょっと難しい。 " + }, + { + "date": "2014-02-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "独創的映像美\n サラサーテの奏でるツィゴイネルワイゼンから、誰かの声が聞こえるが、それがどうしても聞き取れないという下りから、幻想的な物語は始まっていくが、これといって一本スジの通ったストーリーはないと言ってもよく、鈴木清順監督の独創的な映像感覚の迷宮に、ものの見事に迷い込んでしまった。ありふれた物語の映画に見飽きた時、この映画を観るとカンフル剤になること間違いなし。 " + } + ] + }, + "17": { + "title": "父よ母よ!", + "reviews": [] + }, + "18": { + "title": "動乱", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和7年5.15事件から昭和11年2.26事件までの混乱の時代\n 先日、映画『226』(1989)を見たのですが、当時の官僚たちを殺害にまで至った二・二六事件にしては、青年将校たちの切羽詰まったものが感じられなくて、他にも二・二六事件を扱った映画がないかと探していて、この映画にたどり着きました。この『動乱』においては、昭和7年〜昭和11年ぐらいまでの混乱の世を生き抜く、せつない男女の姿が描かれていますが、二・二六事件はあくまでも、その時代背景であって、事件そのものがメインテーマではないような気がしました。事件の当日(昭和11年2月26日)の、午前4時ぐらいから、分刻みでテロップが流れますが、説明の範疇でした。先に『226』を見たので、歴史的なおさらいとして把握することはできましたが、事件に至るまでの経緯などは、やはり、よくわかりませんでした。メロドラマといえばメロドラマなのかもしれませんが、夫婦になってからも、2人の間には、常にストイックな壁みたいなものがありました。枕を一つ置いた寝床は、2人は一緒には眠っていないのだなと思わせるんだけれども、宮城は「妻」と言っている、けれども、戸籍は入っていないんだな……と。暗い時代背景に合わせたように、成就できない男女の行く末が重くのしかかってきます。「そばにいて欲しいんです」という言葉が印象的でした。女性にとっては、ある意味残酷ですね。でも、健さんだからかっこいい台詞でした。青年将校たちは、それぞれ仮名のようでした。高倉健演じる宮城大尉は、安藤大尉だと思っていたのですが、磯部浅一がモデルになっていたようです。磯部浅一といえば、将校の中でも最後の最後まで呪いをはき続けて、獄中でも日記を書き、そこには天皇陛下に罵詈雑言を投げかけていたとも言われています。(最近得た浅知識ですが)寡黙で感情を抑えた高倉健の演技はよかったと思いますが、磯部のイメージとはちょっと違っていたような気がします。二・二六事件ということを考えれば、青年将校たちの決起を肯定的に描くわけにもいかないし、映画が右寄りになっても難しいので、限界があるのかなと思ってしまいました。文学にゆだねて、三島由紀夫の『憂国』もしくは『英霊の聲』を読んだ方がいいのかも(大昔の若い時に読みかけて、難しくて挫折してしまいましたが)。1954年の映画『叛乱』、これも二・二六事件のものらしいです。レンタル屋で探してこうようかな。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合の存在は必要か\n 昭和のスター高倉健と吉永小百合の共演ってのはすごいけど、それなら普通の恋愛の話にすれば良かったのに。5.15事件の話なら2人のストーリーは別にいらなかった。.この映画の中では割と2人がイチャイチャしてるすぐ後に重要な事件がナレーションで教えられるから、事件の内容が頭に入ってこない。.こういう暗殺とか革命をもくろむ人達ってさ、その作戦を実行に移すことに必死すぎるんだよ。もうちょっと周りの状況分析しろよ!!..そして最後はこの時代の映画特有の死に方が長い。普通に頭打たれたら即死だから!(笑). " + }, + { + "date": "2018-01-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "高倉健と吉永小百合の初共演以外、動乱ナシ\n 高倉健と吉永小百合。日本映画界の2大トップスターが初共演した1980年の作品。五・一五事件。二・二六事件。激動の日本近代史。青年将校とその妻の愛。重厚な森谷演出。豪華キャスト。2部構成。THE大作!…でも、傑作ではなかった。ちょっとお堅いと言うか、歴史や時代背景を少なからず知っておかないと話に入り難い。展開も淡々としていて、メリハリに欠けた。青年将校たちの悲劇、妻との別れなど一通り描いてはいるものの、ドラマ的にも感情を揺さぶられるものに乏しかった。なので必然的に、高倉健と吉永小百合の共演が見もの。二人が同じ画面に映るだけで、さすがにおおっ!となる。序盤、とある理由で遊女に身を落とした吉永小百合が珍しい。違和感はあったけど。軍服姿の健さんは勿論カッコいいけど、やっぱりアウトロー的な健さんが好きだなぁ…。2時間半もありながら、書けたのはこれだけ…。ス、スマン…。大作。重厚な近代史ドラマ。森谷監督作。高倉健と吉永小百合の初共演。そして栄えある日本アカデミーノミネート作品(←これは皮肉)その割に動乱するほどでもなかった。 " + }, + { + "date": "2016-04-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "226事件の映画だとして観れば不満\n 総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:60点 ) この作品で重要な226事件の描き方だが、腐敗にまみれた組織と日本を変えたいという気持ちからだけで226事件が起きたかのような描き方だった。でも、実際はもっと過激な思想から事件に参加した人も大勢いただろうし、事件に参加した将校たちの思想・考えが一つしかないのは不満。そして彼ら側、特に大尉からの視点だけを描き、他の視点をとりあげないのにも不満。これでは彼らが一方的ないい人であり被害者にすぎなくなる。 ただし政治と歴史の事件を置いておいて、一人の真面目な義憤にかられて命を欠けて動いた将校の悲しい話として観るならば、高倉健が見事にはまっていた。 時々状況を説明しようとするその他大勢の人たちの科白のわざとらしさが耳につく。音楽をあまり使わずにしんみりと進行させるのは悪くなかった。 " + } + ] + }, + "19": { + "title": "二百三高地", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "伊藤の涙と児玉の涙\n  序盤、森繁久彌演じる伊藤博文の開戦への決断が描かれる。「命を賭して」「ワシも全財産擲って」「最後の一人となっても」と熱い麗句がならぶ。 以前観たときは、この伊藤の姿勢にも感動したものだが、今回は、児玉源太郎がのちに戦場で流す涙とは性質が異なるものに思えた。 この間に、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んだり、伊藤の他の書物での論評などから、映画で描かれているのが稀代の人たらしであるように見えた。 児玉や乃木希典が流す涙は、自らの重責に押し潰される人間の顔に流れ落ちる。伊藤のそれは、人の気持ちを動かすために頬を伝う。 実際の伊藤の心中など誰も知るよしもない。ただ、そのような彼の偉大なるインチキ野郎ぶりを、これまた本人がどのようなつもりで演じているのか、推し量りかねる森繁の怪演である。 森繁、丹波、仲代。怪優たちを観るだけでも、価値がある一本だ。 子供たちには、今をときめくアイドルグループは、この乃木希典こそがルーツであると伝えておいた。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ネトウヨより圧倒的勇敢さ\n ネトウヨと比べられない愛国に溢れた戦士を描いている。素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2019-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "・途中のさだメロディー全開は休憩の合図 ・戦争は国と国じゃなく人と...\n ・途中のさだメロディー全開は休憩の合図・戦争は国と国じゃなく人と人の戦いなんだというのがよく分かる。さすが笠原和夫・仲代も丹波も小声で話すが雰囲気だけで内容が分かるな・前線でのロシア側とのやりとりがよかった・あおい輝彦すごい " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "名作‼️\n 日本人なら是非見てほしい作品。戦争の生々しい現実を描いている。歴史の教科書には書いてないこともあり、勉強にもなった。また見たい " + }, + { + "date": "2019-03-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "旅順要塞攻略戦~“戦争”に翻弄された人々の物語\n DVDで鑑賞。日露戦争の陸戦において、最も過酷な戦闘となった旅順要塞攻防戦を描く超大作。司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読みドラマも観て、日露戦争に興味が出て来た頃、東宝の「日本海大海戦」と共に本作の存在を知りました。「坂の上の雲」でも、旅順要塞や二百三高地に関する記述は相当なボリュームだし、いかに苛烈で凄惨を極めた戦いだったかが窺えました。本作もそれに負けず劣らず、乃木希典などの司令部、現場の兵士たち、その帰りを待つ人々の視点を交互に織り混ぜながら、この日露戦争での重大なターニングポイントとなった戦闘を描いていて心を揺さ振られました。教科書通りの戦術セオリーに忠実に乗っ取り、作戦を立案する伊知地参謀の意見を汲み、正面突撃を敢行するも、トーチカからの機銃掃射の雨あられを浴び、毎日多大な犠牲者が出てしまいます。苦悩する乃木ですが、要塞に正面突撃なんかしたらどうなるか、子供にも分かりそうなものです。そして、起死回生の一手として、“白襷隊”を組織し夜間の奇襲を行うも、全滅するという有名な悲劇も生んでしまいました。夜陰に隠れて攻撃するのは良いですが、白は闇の中に浮かび上がる色…。格好の標的です。起こるべくして起こった悲惨な出来事ではないかな、と。しかも、伊知地は榴弾砲の設置位置も教科書通りに行いますが、要塞はまさかの射程外で砲弾が届かないという情けなさ。そんな体たらくでも参謀の意見に従った乃木を、司馬遼太郎は「無能な大将だ」と言わんばかりに糾弾していましたが、本作を観て、決して無能だったわけでは無いのではないかな、と思いました。司令官が参謀の立案する作戦にケチばかり付けていては、士気にも関わって来ますし、参謀は作戦立案のスペシャリストの立場であるため、その意見を取り入れるというのは、司令官として正しい行いだったんじゃないかな、と。しかし、あまりにもあまりある場合はきちんと意見すべきだろうし、そこは乃木自身の性格が災いしたのかなぁ、とも感じました。旅順港閉塞作戦に失敗し、天然の良港である旅順港に隠れている旅順艦隊を叩くには、もはや二百三高地からの砲撃しか無いと考える海軍からのプレッシャーもあり、乃木の苦悩は深まるばかり。現状を見かねた総司令官の児玉源太郎が、ついに旅順へとやって来ます。現場の司令官である乃木を飛び越えて直接戦闘の指揮を執ります。榴弾砲の位置を前進させ砲撃を容赦無く加え、効率的な歩兵運用をした結果、何日掛けても落とせなかった二百三高地をあっという間に占領します。「そこから旅順港は見えるか!?」「見えます!」のシーンに感動しました。セオリーばかりに乗っ取っていてはダメだ、という教訓ですねぇ…。ときには型破りも必要なんだな、と。しかし、このときの乃木の心中は如何ばかりか…。親友の児玉への感謝と共に、死んでいったふたりの息子や兵士たちのことを想い、有名な「爾霊山」の詩をしたためました…。明治天皇に旅順攻撃の報告を上奏する際に流した涙が、彼の想いの全てを表しているようで、心が締め付けられました(実際には、涙は流していないそうです…)。司令部の迷走の煽りを食らうのは、現場の兵士たちです。あおい輝彦の部隊の群像が描かれました。過酷な戦場において、次々に戦友が散り、明日は我が身かと怯えながら、旅順の寒さに震える日々。日本で帰りを待ってくれている愛する人々のため、彼らは戦い続けました。お国のため、というのもあったのかもしれませんが、本当は国なんかより、大切な人のことを守りたい、その一心だったのではないかな、と感じました。そんなあおい輝彦の帰りを待つ夏目雅子が美しい限り。懸命に留守を守る彼女の姿から、これもひとつの戦争だな、と思いました。国体の全てを掛けて、ギリギリの状態で臨んでいた日露戦争。その皺寄せは市井の生活に影響し、こっちもギリギリの状態だったのではないかな、と。それでも耐えれたのは、愛する人が帰る場所を守りたいという想いかもしれないなぁ、と思うと胸が熱くなりました…。「防人の歌」がとても印象に残りました。まさに名曲…。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大作で名作\n 日露戦争の決定機のひとつが壮大に描かれている。一見の価値あり " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛は死にますか 心は死にますか。\n 夫婦の契りを結んだ恋人を、日露戦争における激戦地・二百三高地で亡くした夏目雅子扮する小学校の教師が、教室の黒板に「美しい國ロシア」と書けなくなってしまう時の演技に臭みが一切ない。自然に涙が溢れた。戦争とは、遺された者の清らかな心までも蝕んでいくものなのだ。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一度は観て欲しい\n 戦争において各目線での辛さが描かれた力作だとおもう。現場上層部(乃木希典etc)は、本部と現場の板挟み、部下の死による自責の念に苦しみ、現場(主人公)は、仲間の死や、今までの価値観の崩壊、上層部への猜疑心、家族の不安抱え、日本に残された人達は、送り出した人が帰らぬ人となったことに深い悲しみを覚えている。しかし誰も私利私欲のために戦争をしているのではなく、日本を守るため必要に駆られている様が冒頭で丁寧に説明されているため、それが余計に本作品の悲しさや辛さを助長している。日本戦争映画の傑作のため、是非とも一度観ることをお勧めする。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争の凄まじさが味わえた\n 日露戦争(1904年02月~1905年09月)の戦争の凄まじさが味わえた。それだけでも大満足な作品。乃木希典大将の登場シーンで敬礼するシーンでは、乃木希典の良い人柄がわかるシーンとなっている。愚将とも言われている乃木大将ですが、この作品では好人物として描(えが)かれていて観ていてキツクなることもなかったな。ロシア兵が酒を上から降ろして日本兵に渡すシーンなんかは、激しい戦闘シーンの中でほのぼのとなった。小賀武志(主人公)が戦地で帰らぬ人となる。ところなど安易なハッピーエンドにしていないことにも好感を持ちました。(映像で)夏目雅子を久々に見たんでが、やっぱり美人さんですなー(笑)。 " + }, + { + "date": "2016-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "海ゆかば\n 対象年齢・・全年代どんな人と見る・・全てOK感動・・考えさせられるハンカチ・・要りませんDVD出たら・・観ます他人には・・勧めます総評・・今、何事も無かったかのように平和な暮らしに浸っている私たち。この平和の礎に、私たちの多くの祖先の血が流されたことを決して忘れてはいけない。戦争はけして起こしてはいけないが、それを隣国が許してくれない。東南アジアは欧米に蝕まれ、中国は欧・ロシアの進行で朝鮮半島まで・・・。朝鮮半島がロシアの手に落ちたら次は日本。日本まで落ちたら、アジア圏は全て欧米露の植民地に成り下がる。そういう時代背景をもう一度日本人として勉強し直さないといけない。靖国神社も含めて・・。 " + }, + { + "date": "2013-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小さい頃にテレビで見た記憶\n 大きくなり、あの映画をもう一度見たいと思ったが、タイトルがわからず戦争映画を何本も借りて、ようやく見つけ出した作品です。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "兵士の悲惨な戦いと将軍の苦悩\n 総合:85点ストーリー: 85キャスト: 80演出: 85ビジュアル: 75音楽: 75 戦場における一人一人の兵士たちの苦しみや心身の傷だけでなく、戦争に来る前のそれぞれの事情。そのようなことが丁寧に描かれている部分が、戦争の生臭さや残酷さをうまく表現している。風景も本当に寒そうで厳しそう。例え戦争などしていなくても、死ぬかもしれない戦いを前に厳しい寒さに耐えている兵士を見るだけで、十分にその辛さが伝わってくるというもの。さだまさしの悲しい歌がそれを盛り上げる。 さて、乃木神社というのが軍神として乃木希典将軍を祭った神社だというのを知ったのは、物心ついたころ。神社にまでなるのだからたいそう立派な将軍だったのだろうと、なんとなく昔は思っていた。彼は清廉な人格者だと言われる。 しかし将軍としては、この映画のように準備万端の鉄壁の敵要塞に、正面からただ貧弱な武装の無力な歩兵を突撃させ続けるという、要塞攻略戦において最もやってはいけない作戦を採用した。そして多くの将兵をひたすら無駄に死においやったという、とてつもない愚鈍な駄目将軍。まさに一将功成りて万骨枯るである。近年は彼の軍功や能力について疑問を投げかける評価の再考の動きがあるようだが、それも自然なことであろう。 そんなことがあるから、どうも乃木将軍が綺麗に描かれすぎているなと、見ていて少し感じるのである。結局児玉源太郎が要塞攻略用に28センチ砲を本土から搬入して、目標を要塞攻略から二百三高地占領に変えたからこの戦いはうまくいったのではないか。現実には失敗し続けても結局乃木将軍続投となるのだが、映画でも乃木ありきで設定されすぎているように感じた。最後の奏上の場面でも、将兵を失った辛さはわかるのだが、誰のせいでそうなったのかと思ってしまう。 歴史の解釈は色々なのでどれが正しいとは言えない。本来ならば歴史は歴史、映画は映画で別物。おそらく乃木将軍も自分の能力以上の責任を背負わされた、被害者の一人だったのかもしれない。彼が苦悩したであろうことはとてもよくわかる。児玉も敵を吹き飛ばすために味方ごと砲撃するような決断をしている。戦争の勝利の影で、良いか悪いかとか有能か無能かとかを別にして、簡単に失われていく兵士の命と同時に、そのような将軍の苦しみも描きたかったのだろう。だがどうも彼の役柄の設定の良さが自分の考えとは異なってあまり好きになれず、捉え方の違いでこの部分は少しだけ気になった。 " + } + ] + }, + "20": { + "title": "遙かなる山の呼び声", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く...\n 先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く及ばず。無骨な健さんが超絶カッコいい。私の中では本作が健さん映画の最高峰。倍賞千恵子の庶民的美しさもまた際立つ。吉岡秀隆も可愛かったんだ。雄大かつ厳しい北海道の大自然を舞台に、三人が徐々に家族のようになっていくさまが実に丁寧に描かれている。強力脇役陣もいい味出してます。別れのシーンがなんとも切ない。そしてその悲しさ冷めやらぬ内にやってくるラストシーン。もう涙しかない。そう暖かい気持ちになれる感動の涙。個人的に生涯ベスト10には入ろうかという大好きな作品です。 " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "待っている\n  嵐の晩、偶然にも産気づいた牛のお産を手伝った男。それだけで命の尊さを感じとったのだろう。帰り道、息子に「父さん、いないんか?」と尋ねるあたり、孤独を紛らわせようとしていたのかもしれない。冒頭10分だけでそのままストーリーが完成してしまうくらいの重みのある演技。やっぱり健さんは渋い。 再度男がやってきたときも一線を引いて、レイプとか強盗の心配もあるはずなのに、息子武士をメッセンジャーとして意思の疎通を図るのだ。 倍賞千恵子に言い寄ってくるハナ肇の存在も面白い。レイプしそこなって報復しても健さんにやられてしまう。警部というイメージが残っているので捕まえにきたんかと思っちまった。それに新婚旅行中に寄った従兄弟の武田鉄矢や、人工授精師の渥美清など『幸せの黄色いハンカチ』を思い出す人物ばかり。場所だって北海道だ。このあたりは当時、二番煎じだと批判の対象となっていたように思う。 「人を殺したんです」という言葉がこんなにも涙を誘うとは思わなかった。もちろんラストの列車の中での倍賞・ハナの「待っている」という演出が上手くて涙が止まらなくなるのですが、後半は画面が霞んでしまうほど・・・目が痛い。 " + }, + { + "date": "2017-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ケーン、カムバック!\n 『幸福の黄色いハンカチ』に続く山田洋次監督と高倉健のタッグ作。かの名作の二匹目の…では決してない!こちらもこちらで、これまた素晴らしい名作!北海道。夫を亡くし、女手一つで牧場を切り盛りする女性と、その幼い息子。ある日、素性の知れぬ男がふらりと現れ、牧場を手伝う事になる。真面目で実直な男と深まる交流。が、男は自分の事は何一つ語らない。男は、ある秘密を抱えていた…。話はよくあると言うか、予定調和。しかし、語り口も展開も作風も、何もかも心地よい。まずは高倉健のカッコよさが最高なまでに引き出されている。本当に高倉健の為の役。口数は少ないが、頼りがいがあって、働き者で、腕っぷしも強い。何か陰もあり…。惚れるのも無理は無い。と言うより、男が惚れる漢。倍賞千恵子も愚兄の妹を離れると、女のいい魅力を発揮する。仄かに惹かれ合っていく二人の恋慕が、ドラマのメイン。ハナ肇の役も最初はヤな野郎だが、ひと度分かり合えば、ちょいとウザいが、いい奴。ラストシーンに座布団十枚!武田鉄矢の出演は『幸福の黄色いハンカチ』からの繋がりでご愛敬という事で。また、幼き吉岡秀隆が巧く、彼演じる少年と男との擬似父子関係も実にいい。父親を亡くし、あまり父の温もりは知らない。母親との仲はいいが、それでも女親では開けない心の扉もある。自然と男には開いた扉。素性は知れぬが、まだ幼くても分かるのだろう。このおじさんが、大好きだという事が。男も少年が可愛くて堪らないのは見てれば伝わってくる。本当の父子のような二人の交流が微笑ましい。本作のもう一つの…いや、真の主役は、“北海道”と言っても過言ではないだろう。あの雄大な緑の大地、青い空と雲、地平線上の夕陽…。北海道の大自然をこれでもか!…と、余す所無く映し出している。日本にもこんな風景があり、こんな映像を撮れるとは…。本当に憧れる。話的にも風景的にも、アクション・シーンは無いが、西部劇のようなドラマを描きたかったのは明白。(話のベースは『シェーン』だろう)高倉健が大地を馬に乗って駆るシーンなんてまさしく。(そりゃあ、スローで撮りたくなるわ)山田洋次の溢れんばかりの西部劇への憧れと慕情。佐藤勝の音楽も素晴らしい。男は、殺人犯だった。かといって、凶悪犯では決してなく、人を殺めてしまった事は許されないが、充分同情の余地はある。ここで暮らした短い思い出を心の糧にし、男は捕まる。ラストシーンが秀逸。警察と共に乗った電車に、仄かに想いを寄せ合った女が突然乗ってきて、ある話が聞こえてくる。女は息子と共にあの牧場で、“夫”の帰りを待つという。男は必ず、帰ってくる。 " + }, + { + "date": "2017-07-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "心で感じる。\n 健さんの映画にしては珍しく、目で見て楽しむ映画ではなく心で感じる映画でした。人情描写が美しいのは流石に山田洋次といったところでしょうか。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "男の中の男。\n クライマックスでの刑事に付き添われて護送される健さんに向かって、倍賞千恵子が自分の近況と刑務所から出所して来るまで待っていると言うことを伝える場面に、魂を揺さぶられるような深い感動を味わいました。その時の機転を利かせたハナ肇のファインプレーには、誰もがアッパレ!をあげたくなっちゃう (笑)。ハナは野暮ったいが人情派である愛すべき田舎者を好演してましたね。そして健さんのことを想う倍賞千恵子のひたむきな姿にハナが泣いた、健さんが泣いた、そして観客が泣いた。 " + }, + { + "date": "2014-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "地味に力強く見せる大人の荊の人生\n 総合75点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 子供のころに初めて観たときはちょっと根暗な話だなと思ったような記憶がある。故郷を追われるように離れて自然の厳しい北国での女手一人の酪農も、陰のあるわけあり男の孤独さも、自分には縁遠くてそんなに身近に感じられない。そんなことも思いながら観ていた。 でも自分も年齢を重ねて人生の重みも多少わかるようになってきて、このような話もその重みをわかるようになってきたらしい。二人の農場生活が進んで関係が進むにつれて、だんだんと二人の人生にのめり込んできた。派手な成功人生とは程遠いとても地味な下々の話なのだけど、そこにある人の営みと人生をしっかりと描きこんでいる。雪に埋もれて廃墟になっているような農場の映像もあったし、これで二人の関係も終わりかと一時は思ったが、最後には懸命に生きる二人に救いがあって良かった。ろくに返事も出せないのに座席の片隅から涙をこらえる健さんの態度が全ての返事になっていた。母子の農場に男がやってくる話は、なんとなく西部劇の「シェーン」を思い起こさせる。  高倉健・倍賞千恵子という主演の二人の人生の重さを演じる力量がやはり強い。子役がその後有名になる吉岡秀隆なのは気付かなかった。その他武田鉄也に加えて端役で渥美清と畑正則も出ている。 " + } + ] + }, + "21": { + "title": "駅/STATION", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女たち、事件と絡みながら一人の警官の生き様を描く。倉本聰脚本で何か...\n 女たち、事件と絡みながら一人の警官の生き様を描く。倉本聰脚本で何か深いテーマがあるのでしょうが、私には分かりません(笑)石田あゆみはちょっぴりで残念。烏丸せつこは足りない扱いでお気の毒。そして真打ち倍賞千恵子登場。健さんには倍賞さんだとは思っているのですが、今作の彼女はちょっと…なんとイケイケじゃありませんか、これは私は嫌だ。「樺太まで聞こえるかと思ったぜ」(笑) " + }, + { + "date": "2019-04-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人の心〜紅白歌合戦\n 男と女人生健さん紅白歌合戦ジュリーがライバルそして舟歌 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "有名俳優をぜいたくに使った映画。\n 有名俳優をぜいたくに使った映画。 " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思ったより・・・。\n 思ったより残酷でびっくりしました。バンバン人が死んでいくから・・・。 " + }, + { + "date": "2017-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大人(50代)向け\n 主人公は警察の狙撃手。人の死を間近で見続ける狙撃手の感情、葛藤が描かれている。人がどっさり死ぬ割りに淡々と話はすすむ。職業柄かしらないが、人の死に対して異次元の感覚で動いており、共感するのが難しかった。登場人物の年齢くらいにならないとわからない内容なのかも。 " + }, + { + "date": "2017-03-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "男と女、出会って、別れて…\n 倉本聰が高倉健の為に脚本を書き下ろした人間ドラマ。一人の男と彼に携わった女たちとの宿命的な出会いと別れ。3部構成。1968年。オリンピックの狙撃選手に選ばれた刑事の英次は、冬の函館駅のホームで妻・直子と幼い息子に別れを告げる。ある日の検問で、先輩刑事が連続警官射殺犯に殺され…。1976年。オリンピックを断念する事になった英次。赤いスカートの女性ばかりを狙った事件が発生、犯人とされる男の妹・すず子をマークする…。1979年。刑事の仕事に嫌気が差した英次。年の瀬の夜、ふらりと立ち寄った居酒屋を女一人で営む桐子と出会い、互いに惹かれ合う。が、桐子の前の男は…。刑事サスペンスとしてはちと弱い。立て籠り犯に呼びかける年老いた母親とか、チープでさすがに古臭さを感じる。何かの因果のようなクライマックスの展開はなかなかだが。やはり、男と女の物語として見るのが正しい。妻・直子やすず子は間接的ではあるが、英次の彼女たちへの想いや眼差しは悲哀を感じさせるに充分。直接的な関係を持つ事になるのが、桐子。倍賞千恵子のいい女っぷりも必見だが、昔見た時も、あるシーンが印象に残った。大晦日の夜、紅白を見ながら、肩を寄せ合う二人。そこにかかる、八代亜紀の「舟唄」。男と女のロマン、冬、酒、演歌…。綺麗事や昨今のおままごと的なものじゃない、男と女の関係を、情感たっぷり、しみじみと謳う。そして、それが画になる、高倉健の佇まい! " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり格好いい\n 日本アカデミー賞授賞式が近づいてきて、健さんの作品が観たくなり、鑑賞。やるべき事への忠実さ故に、側にいる女性を傷付けてしまう、刑事をしている男性。眼差しや表情、手や仕草が本当に格好よくて、見惚れてしまいました。流れてくる昭和歌謡曲もよかったですね。降旗康男監督、木村大作カメラマン、倉本聰さん脚本とスタッフが豪華。もちろんキャストも。ノスタルジーに浸れて、満足の一本でした。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "舟歌が、北海道の雪景色にぴったりと合うなんてビックリ!!傑作\n 舟歌が、北海道の雪景色にぴったりと合うなんてビックリ!!傑作 " + }, + { + "date": "2015-11-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "万人に見てもらう抑制の効いたドラマ\n 監督降旗康男、脚本倉本聰、主演高倉健とあってホームドラマの定番。抑制が効いているため劇的な感じが伝わってこない。射撃の名手ではあるが、一発で殺してしまうところや、一杯飲み屋の女性と出来てしまうところなど、結構あっさりしていて何か伝わってこない。万人には十分感じてもらうものはあるかとは思うが。 " + }, + { + "date": "2015-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "フルスクリーンの似合う男\n は、やっぱり健さんでしょお!と思いながらウキウキで見に行ったら…忘れてたわ!何てこと!甚八さまがおられたでないの!!!もう満腹でございます…。 " + }, + { + "date": "2015-01-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "交差点。\n いしだあゆみ、古手川祐子、倍賞千恵子、鳥丸せつこ。綺麗ドコロは画面に映えるなー。それぞれが事情を抱えていて、それでも前を向いて生きていて。健さんも含め、寂しさや孤独を胸に抱きながら、その刹那、触れ合う様を描いている。哀しき日々に時折顔を覗かせる太陽。北海道の厳しい寒さとリンクしていて、飽きませんでした。劇中挿入されていた、Mr.Boo!が観たくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "『駅/STATION』\n 桐子役の倍賞千恵子。居酒屋のカウンターの中で熱燗をつけるシーンは国宝。今後どの女優が熱燗をつける演技をしてもあれ以上の演技は出来ない。倍賞千恵子が封印させた、俺はそう思った。 " + }, + { + "date": "2014-11-29", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "舟歌などの歌謡曲が懐かしい\n  物語の中で幾度となくその年(1980年)の印象深い歌謡曲が流れる。都会では物質的な豊かさを享受する生活が絶頂を迎えている。そのような時代でも、北の田舎町で、人生に傷を負った人々がひっそりと暮らしている。高倉健演じる主人公の刑事も、離婚、オリンピック出場の取り消しなどを経験し、人生の目的や生きがいを見失っている。この男が、いくつかの事件を通して、人生の機微に触れ自分を見つめなおす。 印象的なのは、高倉と居酒屋の女将倍賞千恵子がベッドに横たわるシーン。「幸せの黄色いハンカチ」の妻(あ、これも相手役は高倉か)、寅さんの妹のさくらと、貞淑な役のイメージが強い倍賞。髪を乱したまま横たわる彼女の色っぽさ。この人が女優であったことを、改めて思い知る。健さんのような男でも、一夜をともにしてしまうことの説得力が彼女にあった。 二人が観に行く映画も良かった。Mr.Boo!シリーズの中でも、いちばんおかしいアクションシーン。辛いこと、悲しいこと、不条理なことがある一方で、このようなみんなが屈託なく笑える娯楽もあった時代。 八代亜紀、ジュディ・オングなどがブラウン管に映る。豊かな時代がきても、人生に迷う人々はいなくならない。でも、その憂さを晴らすものもそこかしこに存在した時代。映画も唄もそのことを示している。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "北国と雪と演歌と健さん\n 総合:85点ストーリー: 85キャスト: 85演出: 85ビジュアル: 75音楽: 75 北国と雪と演歌と健さんという、ベタベタなお約束の取り合わせな昭和映画。物語はとびとびになっているんだけれど、彼の醸し出す孤独な男の哀愁と、彼の周りで起きる事件といろんな事情を持って生きる人々の人生のやるせなさと切なさが、このベタベタな設定に予想以上に見事なまでに合致していた。これならばこのベタなお約束の取り合わせはたいした物だと思った。昭和な雰囲気全開だけど、それがしっとりと静かに染み入ってくる。 初めて観たと思っていたが、観ているうちにマラソン選手の遺書だの武田鉄也と健さんが一緒に寝ている場面が記憶を甦らせてくれて、実は大昔に見たことがあることがわかった。 記憶にないくらいだからそのときは何とも思わなかったのだろうが、大人になるとこういうものの良さがわかってくるということだろう。 " + } + ] + }, + "22": { + "title": "ええじゃないか", + "reviews": [ + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "幕末という時代。\n いや、好きだなーと感じてしまう映画。往年のスターが連発。なんだか懐かしい。正月というこの時期だからこその映画か。世知辛い世の中に「ええじゃないか」。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": " 慶応二年(1866年)横浜、漂流していた源次(泉谷)がアメリカ人...\n  慶応二年(1866年)横浜、漂流していた源次(泉谷)がアメリカ人により連れ戻されてきた。しっかり米国市民になっていたのだが、投獄された。そこで知り合ったイトマン(草刈正雄)とともに脱獄し、上州の実家に帰ってみると、妻のイネ(桃井)が江戸の見世物小屋に売られてしまっていた・・・そこから江戸での物語となるが、両国一帯を取り仕切っていた金蔵(露口茂)が一揆の扇動などして、物語は複雑になる。 源次とイネの夫婦愛でも描くのかと思えば、もともと淫売だったイネに、助けたお松(田中裕子)に惚れてしまった源次。彼を中心に色んな事件も起こるが、庶民の目線を無視したかのようにバラバラになってしまう。 自然発生的に起こったええじゃないか踊りは圧巻ではあるが、どうも物足りない。NHKの大河ドラマで見たシーンのほうが熱くなれたなぁ・・・ " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "何が言いたいの?\n 気になっていた映画なんで借りて見たけど見終わってから一言(長い)無駄に長いです。桃井かおりの酔ったような鼻につくしゃべり方は聞いていてなんか気持ちが悪い。泉谷しげるは似合っていたけど髪型が似合わない、草苅政雄はいなくても良い感じ、あとラストにある桃井かおりと田中裕子の因縁のもとになったシーンはあそこまでしなくても良いように思います。映画通ではないですが僕には苦手な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "今村昌平は覗きが好き\n 興行的にはふるわず、今村昌平自身、失敗と語ったらしい今作。しかし傑作とも言われてるので、人を選ぶのかも。桃井かおりのイネは、ダラシない。でも美しい。この人はいつでも変わらなく美しい。泉谷しげるの源の字は、バカだけど憎めない、愛らしいキャラクターだった。源の事を嫌う奴はいない。そんな感じだった。自分は帰国子女なので、アメリカ帰りという設定が馴染んだ。たまに英語を話すところも可愛らしい。バカで素直で真っ直ぐなのに、たまに英語を話してインテリになる。でも英語話せるのもたまたま、という所も含め、かわいい笑せっかくの倍賞美津子と緒形拳が、あまりはえてない。そこは残念だった。今村昌平作品によくあるのは、水。水がよく登場する。川とか風呂とかに、ザバーッと落ちたりする。水の中では本性が出る。何か盗んだり、人を殺したり、エロったり。そしておっぱいもよく出る。誘ってくるエロい女がよく出てくる。そして今村昌平って人は、人の女を他の男に抱かせるのが、本当に好きな人だ。そしてそれを覗くのも大好きらしい。うなぎでも、復讐するは我にありでも、覗いてばかりだった。 " + }, + { + "date": "2015-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "バイタリティー\n 今村ワールド的な市井のパワーやらバイタリティーはスタート30分とラスト30分だけかなあ。間がいただけないだけでなく長い。もともと、もやもやっとした歴史上の事件だけど、映画ももやもや。スッキリしない。何か芯にしたらもっとよくなったと思う。 " + } + ] + }, + "23": { + "title": "遠雷", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "石田えりなんて素晴らしいんだろ\n この映画見てファンになりました。もちろん写真集も持っています。永島敏行、ジョニー大倉が組めば、いい映画になるよね。根岸吉太郎は早逝すぎでしたね。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "トマト栽培\n  働き者だという噂を聞いて見合い話が飛び込んできた。結婚や恋人を作ることなんて考えてもいない満夫(永島)。見合いで気に入り、早速モーテルへと向かった二人。母親と祖母の相手をするのが心配と、一時は破談になりかけたが、他は順調で妊娠もしてしまい、とんとん拍子に結婚へと向かう。 見合いが決まる前はバーの女・カエデ(横山リエ)とビニールハウスの中でやっちゃった満夫。親友の広次(大倉)が続いてカエデと関係を持ち、その後駆け落ちする。カエデには夫(蟹江敬三)がいるのだが、どうも頼りない。多少の浮気は認めるとの約束の上で結婚したらしいのだ。 結婚式当日、自宅での宴席が盛り上がってる中、広次から突然連絡が入る。結末は予想できるのだが、カエデの首を絞めて殺してしまったというモノローグはなかなか良かった。しかし殺意はないのだし、ふざけ合った末の過失致死だとすれば10年というのは長すぎるような気もする。紋付き袴姿の満夫が泣きながら歌う「わたしの青い鳥」が印象的。その後、何もなかったかのように2人で農作業をする。まるで世間話をするかのように10年について話すってのも、すごく自然に思えた・・・ " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "クッククック。\n オープニングのトマト収穫シーン、台詞なしで進むあたりで、「ああ、コレは期待できる」と確信。小特で他車からバンバン抜かされるとか最高じゃないですか。仕事=トマトには熱心だけど、そこを除くと地方都市の農家の一青年。若さゆえの向こう見ず、ストレートな感情の発露が心地よい。今も昔も変わらぬ男女の構図、そして今や滅びつつある村社会の絆。右肩上がりだった時代へのノスタルジーをも包含する、色褪せない作品。 " + }, + { + "date": "2012-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人の映画\n 小学生の頃、深夜のテレビで見ました。小さい俺にはかなり衝撃。でも単純な話だったから、意味は理解できた。大人の映画だな~って思ったな。田舎で農業を営む青年が結婚する話。ウチもちょうど実家で農業やってたんだよな~。クライマックス、ジョニー大倉が人を殺してしまったと告白するシーン。そして翌日の桜田淳子。小学生の俺の頭にこびりついて離れなかった(笑)当時の俺にはちょっと早かった。 " + } + ] + }, + "24": { + "title": "泥の河", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供心(“子供の頃”ではない)を思い出す。ラスト、必死で船を追いか...\n 子供心(“子供の頃”ではない)を思い出す。ラスト、必死で船を追いかける男の子の気持ちが思いっきりデジャブ。加賀まりこの色気ハンパない。 " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泥舟の上の姉弟の行方\n 戦後の大阪の川端周辺で 暮らす人々の浮沈を、うどん屋の一家を中心に描かれるまた、戦争を生き延びても 日常に訪れる「不幸」で倒れてゆく人々(荷車の男、川に転落したゴカイ取りの爺、信雄の父親の元妻)と 静かに崩壊しつつある喜一の家庭を、 詩情豊かに 淡々と描いているこんな日常に、疲れを感じながらも 精神的に豊かであろうとする信雄の父親を、田村高廣が好演している喜一とその姉にとって うどん屋一家とのつかの間の交流は幸福であり、そのうち訪れる不幸の序章の様にも見え、哀しい泥の河に浮かぶ船は まるで泥舟の様に思えるこれに暮らす姉弟は、幼いながらも覚悟の様なものが感じられ、それを察知した信雄の心も痛み、皆 可哀想である春をひさぐ彼等の母親(加賀まりこ)は 妖しい美しさで、(健康的な信雄の母親とは対極にあり)これまた不吉である戦争や貧困や虐めは この世からは 無くなりはしないが、(信雄の父親が語るように)あの姉弟の様な子供達は 救済されなければならないそれが国家というものだろうし、大人の罪滅ぼしだと思う戦後、日本人は頑張ったが あんまり人間(日本人)を大切にして来なかった経済成長に夢中になり、思想とか哲学的なことを後回しにした結果が 今の内部分裂的思考に繋がっている総ての日本人を救済出来はしないが、子供は優先されなければならない、と思うこれを日本人の普遍的な価値観に加えていくことが、急務であろうバブルで 日本人がオカシクなる前の 映画だったが(1981年制作)、今 思うと警告の様でもある豊かさの意味についても、再考させられた色々 考えさせられる いい映画小栗康平監督の鮮やかな デビュー 作品! " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "静かな映画です\n 戦後10年しか経過していない大阪を舞台とし、粗末なうどん屋の家族と船上生活者の貧しい子ども交流を描いた映画。公開当時、日本における各種映画賞を総なめにしたばかりか、海外でも高い評価を得えた。大学2年であった私は、大の映画ファンである友人から見ることを強く勧められたが、邦画のクオリティーは低いという偏見ゆえに公開時には、ついに見ずじまいだった。まだまだ戦後の残滓に浸からざるを得ない様な生活者が大勢いた時代の雰囲気が、モノクロームフィルムにより強調され伝わる。そして、予算の関係による美術のチープさもモノクロが幸いしあまり気にならない。この作品でえがかれた、戦後の復興や高度成長の緒にあっても、それに取り残された者たちが織りなす世界は、観る者に感動よりは哀切を感じさせるだろう。それは、物語の中心である子どもたちの交流もそうであるが、うどん屋夫婦が過ぎるくらいに優しいことや船上生活者の母親のアンニィ感など、大人たちの切なさも観る者にもの悲しさを与える。社会の底辺で近いところで暮らす、うどん屋の家族と船上生活の親子であるが、この二組の家族間にも決して越えられない格差が生じている。貧しくても、うどん屋という表の商売で生活をする家族と、春をひさぐことで露命をつなぐ家族の差は大きい。しなし、なぜその様な立場に陥ったのかは、必然がない。偶有性、つまり本人たちの人間性ではなく時代に翻弄され、今は偶然にもこっちにいるが場合によってはあちら側になったかもしれない、そしてそれは単に運の良さ悪さに過ぎないということも静かに伝わってくる。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "水底に潜む泥の河〜〜\n 昭和20年の終戦から10年経った昭和30年のお話。何よりも、子供たちが素晴らしい〜〜。公開当時、浜村淳氏の解説で「屈折した子供心がひしひしと伝わってくる」と評されたあのシーンを実際に目にすることができて本当に良かったです。劇中のセリフにもあるけど戦争から必死で生きて帰ってきたのにフトしたことで呆気なく死んでしまう人の悲しさや、残された家族の悲哀。優しいお父さんの心に潜む戦争で生き残ったことや捨てて来た過去への後ろめたさ。昭和30年の朝鮮戦争特需の神武景気の最中、戦争は嫌だと身にしみているのに、今はよその国の戦争のおかげでなんとか生きている現実。そしてそれに乗る人と乗れない人との間に開いてゆく格差。それらは皆、表面上は汚れたものを運んで流れているけれど、水底には取り残されたものが分厚く暗く沈殿している〜泥の河〜なんという、切ないお話〜〜主人公夫婦や、加賀まり子演じる未亡人やその他、出てくる大人たちがほぼ皆、子供たちに優しさいのだけは救いだと思う。子供は分け隔てなくこの世の宝だもの〜〜。出番は僅かながら、画面が白黒であることを忘れさせるほどの美しく色っぽい加賀まりこさんと心の奥深くに悲しみを抱えた田村高廣さんのさすがの演技に唸らされる。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n  主人公の男の子の両親は、不倫関係から夫婦になったようで、元の奥さんが死の瀬戸際で、元夫の息子に会いたがるのがとても切なかった。 船の男の子が蟹に火をつけて遊ぶ。無邪気さと残酷さの境目がないところが子供らしくてよかったけど、主人公の男の子みたいに引く。事情を分かっていて引け目を感じているお姉ちゃんがかわいそうで可愛らしかった。 冒頭の橋で泥に台車の車輪がはまる場面が露骨に舗装道路に泥を敷いただけでちょっと残念だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時代に翻弄される家族の物語\n 午前十時の映画祭にて鑑賞。舞台は第二次世界大戦から十年程経過した大阪。貧乏ながら店を開いている家族の元に、一隻の船がやってくる。船にはまた一つの家族。その交流を描いた映画です。たった十年程の時の中で、時代に乗って行ける人、反対に置いていかれる人が描かれており、これに関しては今の時代でも言える事。悲しいけどそれが性(さが)なのよね展開もある。逆に現代では描けないだろうなと思う部分。それは境遇に負けない子供達の純粋さ。本編にて「子供は親を選んで生まれてくる事は出来ない」と言うセリフが心に沁みました。出てくる子役、田村高廣さん、藤田弓子さん、加賀まり子さん、良かった。。。昔の映画で有名で無くても良い映画がまだまだ有る。そう実感させてくれた映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とてもいい映画です\n 第二次世界大戦が終わり、復興しつつある大阪の片隅に、まだまだ戦後を引きずって、ひっそりと生きている人たちの物語です。田村高廣の、飯屋の親父が素晴らしい。戦後のドサクサをどうやって生き延びて来たか明確には知らされませんが、子供たちに見せる手品なども、彼が生きるためにどっかでやっていたイカサマ芸のようにも見え、今の家族も、一体どんないきさつで家族になったのかと、いろんなことを考えさせられます。廓舟で家族を養う加賀まりこの姿も、哀れさと色っぽさが同居します。こんな時代もあって、今の日本があるんだよねと、しみじみ思わせる名作です。今のこのおかしな時代に、この映画をリバイバル上映された方々の見識に、拍手を送りたいです。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和50年代の映画ですが、舞台となる30年代に撮られたとしか思えな...\n 昭和50年代の映画ですが、舞台となる30年代に撮られたとしか思えないリアルな質感の有る映画でした。貧しかった時代の更に底辺に居る姉弟の悲哀も田村高廣さんに癒されました。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "悲しい\n 朝鮮動乱の新特需を足場に高度経済成長へと向かおうとしていた昭和三十一年。河っぷちの食堂に毎日立ち寄っていた荷車のオッチャンが事故で死んだ。ある朝、食堂の息子、信雄は置き去りにされた荷車から鉄屑を盗もうとしていた少年、喜一に出会った。喜一は、対岸に繋がれているみすぼらしい舟に住んでおり、信雄は銀子という優しい姉にも会った。信雄の父、晋平は、夜、あの舟に行ってはいけないという。しかし、父母は姉弟を夕食に呼んで、暖かくもてなした。楽しみにしていた天神祭りがきた。初めてお金を持って祭りに出た信雄は人込みでそれを落としてしまう。しょげた信雄を楽しませようと喜一は強引に船の家に誘った。泥の河に突きさした竹箒に、宝物の蟹の巣があった。喜一はランプの油に蟹をつけ、火をつけた。蟹は舟べりを逃げた。蟹を追った信雄は窓から喜一の母の姿を見た。裸の男の背が暗がりに動いていた。次の日、喜一の舟は岸を離れた。「きっちゃーん!」と呼びながら追い続けた信雄は、悲しみの感情をはじめて自分の人生に結びつけたのである。船は何十年後かの繁栄と絶望とを象徴するように、ビルの暗い谷間に消えていく。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後が不満\n 面白みのある作品ですが、歯切れの悪い中途半端な終わり方にモヤモヤ感が残った。加賀まりこの出演シーンがもっと見たかった。(午前十時の映画祭にて鑑賞)2017-115 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あゝ昭和は遠くなりにけり。\n 加賀まりこは今では珍しい女優オーラを放つタイプの女優さんだが、その美しさはモノクロ画面でもちっとも損なわれていなかった。ここでの時代の波から取り残され、社会の底辺で生きるしかなかった娼婦の、退廃的な色香には溜め息しか出てこない。暗い目をした姉弟の面影が、今も記憶の片隅に残っている。 " + }, + { + "date": "2017-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣が達者でかつ、原作を損なわない秀作。\n 俳優陣が達者でかつ、原作を損なわない秀作。 " + }, + { + "date": "2015-10-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "じんわり泣ける\n 信雄と喜一と銀子ちゃん。子役の3人がうまくて泣けた。 " + } + ] + }, + "25": { + "title": "日本の熱い日々 謀殺・下山事件", + "reviews": [] + }, + "26": { + "title": "蒲田行進曲", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "キャデラックに免許は要らない\n  大学時代、東京まで観に行った。しかも目当ては『この子の七つのお祝いに』だったので、本作は途中から鑑賞して、この子を観てからまた前半部分を観た。それでも感動しまくりで、いい映画は途中から観ても感動できるものだとわかった。純粋だったため、親分肌のスターの女を押し付けられるとか、階段落ちを決心するあたりとか、妙に平田の男気に感動してしまったのだ。それでもラストシーンにおける「カーット!」いうところに疑問を感じずにはいられなかった・・・何度観てもいい映画というのは数多くあるけど、この映画に限ってはストーリーを大切なものとして心に撮っておきたいがため、何度も見る必要がないような気もする。 再見して故深作欣二の偉大さとともに映画への愛をまたしても受け取ってしまう。松坂慶子の濡れ場における突然の雷とか、スタジオ内の池田屋のセットが突然結婚式へと変化するシーンとか、あちこちでカットバックの上手さも秀でている気がする。主演の3人は語り尽くせないほどあるけど、故郷に錦を飾ったところで、ヤスの母親・清川虹子の演技がとてもよい。風呂に入ってからもいいが、入る前に悲しげなまなざしをヤスに向けるところは最高峰。 30年経って調べてみると、ヤスのモデルとなった汐路章という俳優が山田という名で出ているらしいこと。東映と松竹の確執とか、松竹の野村芳太郎がそのために『キネマの天地』を作ったとか、色々あったのですね。 大人になれば理解できる部分もある。ヤスが暴れて部屋を無茶苦茶にするほどの精神状態。以前は気にならなかったのに、他人の子をも押し付けられることになることに無性に腹が立ってくる。小夏にも当り散らすが、よく見ると、彼は小夏のお腹にモノを当てないようにしているのだ。みかんは飛んじゃったけど・・・ " + }, + { + "date": "2018-02-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n 小さい頃親父が観てた隣でなんとなく観て以来。物凄いテンポ感と早い展開であっと言う間の100分だった。感情も何もかも全て言っちゃう台詞回しや大袈裟な演技も、当時リアルタイムで観た人がどう思ったかは分からないけど、昔はこんな大袈裟だったのか、くらいであまり気にならなかった。感情は動きと台詞で見せろ!というのが昔の演技方だったのかなと思って観ていた。銀ちゃんに惚れて何が何でも付いて行くヤスがとても良かった。なので、披露宴からのヤスは僕も小夏目線でどうしちゃったんだよ!そんなのヤスじゃないだろうよ!と完全に映画の世界に入っていた。階段落ちからの上で待つ銀ちゃん、這って銀ちゃんに向かって行くヤスに二人の人生を観た。記憶の違いでヤスは死ぬと思ってたから最後はハッピーエンドか!と思ってからの大オチ?カーテンコール?に度肝抜かれた。何じゃこりゃ!台無しやんけ!と思ったけど、つかこうへいに深作欣二がそんな簡単なわけないと思い、自分ながらの解釈は、これは映画なんだ、ヤスに自分を重ねるなよ、という事なのか、大変でどうしようもない事も俯瞰で見たら映画みたいにキラキラしてるって事なのか…兎にも角にも松坂慶子が可愛い過ぎました。ラストの病院のベッドでの一人台詞は笑った。 " + }, + { + "date": "2017-12-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "構成は意外とできてる。\n 大部屋俳優のヤスが尊敬してる銀ちゃんのために命を張るため、妻の小夏と衝突しながらも温かい家庭を気づくストーリー。テーマ:師弟関係に似た友情、本当の愛(自分の子じゃない子のために頑張れるか)クライマックス:ヤスが階段から落ちる第1プロットポイント:銀ちゃんが小夏を託すミッドポイント:小夏とヤスが地元に帰る第2プロットポイント:ヤスと小夏の大げんかエンディング:ヤスと小夏と赤ん坊の3人でこれから生きていく " + }, + { + "date": "2017-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "監督「これが映画だ!」\n これぞ映画だ!と言いきられまくる映画。このスピード感と熱量は他に類をみない。銀ちゃんの破天荒さと脆さ、やすの情けなさとひたむきさ、小夏の冷たい美と温もり。演じ手の力量と演出の明確さが、それぞれのキャラクターが持つ幾つもの顔を愛すべき魅力に変え、最後までそれを光みなぎらせている。言葉遊びとも感じられる台詞の攻防も楽しければ、演劇チックな場面展開も楽しい。とにかく飽きることなく、猛スピードで喜怒哀楽を駆け巡らされる。劇中音楽もまた秀逸。こてこての台詞、わかりやすい笑い、どぎついほどの演出。それをきっちりと支え「有り」判定にさせるのが、役者陣の映画俳優としての演技力。自然体を求めるそれではなく、この映画では役者が役者らしく役を演じている。それがまた実に気持ちがいい。後半のヤスと小夏のやり合いなどは、息をのむほど熱く悲しい。何よりあの銀ちゃんという破綻した役を、愛すべき人間として演じきった風間杜夫は見事。作り手側の熱量にのぼせるしかない、これぞ昭和な超娯楽映画だ。これを丸々つまらなかったと言えたら逆に驚く。 " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "名作といことで\n スピード感のある演出がテンポよくてよかった!松坂慶子が若くて美人でびっくり笑終わり方も気持ちよくてすがすがしかった " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n 深作作品は演技にクセがあって、舞台を観てるようで最初は引いちゃうんですけど、なぜかだんだん引き込まれていきます。 " + }, + { + "date": "2016-02-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛あり、涙あり、笑いあり。映画館で観た邦画の中で一番面白かった。昨...\n 愛あり、涙あり、笑いあり。映画館で観た邦画の中で一番面白かった。昨日久々にTVで観てみたが当時は何も感じなかった松坂慶子がたまらなく魅力的だった。階段落ちのシーンは目が釘付けに。オープニングのタイトロールのクラシック映画を使った背景や、カット!で終わり出演者が勢揃いするエンディングが粋。すでに30年以上経過しているが80年代〜観た邦画の5本指に入る作品だ。 " + }, + { + "date": "2016-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とんねるずで、よく階段落ちのコントを見ていた世代で、この映画のこと...\n とんねるずで、よく階段落ちのコントを見ていた世代で、この映画のことをよく知らなかったけど、たまたま見ました。意外に昔の映画といえ、面白かった。喜劇かと思うくらいのオーバーリアクションも新鮮だったし、出ている人達が今も活躍している人達でビックリ。見る影もないくらい変わってるけど、最後のオチもえっ?って、感じでしたが、その当時はきっと斬新だったのだろう。と思いながら、最後の歌も聞いてしまった。展開が早く、ドタバタ劇なので、見ていて飽きずに新鮮な感じで観れてよかった。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和の芝居、昭和のリアル\n 派手な演技に、破天荒なストーリーも、昭和の話だからこそ「ある~!」と思える。やはり非常に演劇的、痒いところに手が届く展開、期待通りのカッコ良さ、カッコ悪さ。盛り上げの技法が散りばめられた、昭和の名作! " + }, + { + "date": "2014-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "☆ 銀ちゃん、かっこいい〜!\n ヤクザ映画の神:深作欣二監督が、つか流人情コメディも無難に撮れることを証明してみせた喜劇映画の傑作。大部屋俳優ヤスの小夏への一途な純愛と、映画に対するひたむきな愛情の狭間で揺れ動く姿に感動した。風間杜夫と平田満との台詞のやりとりが小気味良く、この頃の松坂慶子の美しさは、彼女のキャリアの中でも絶頂期だったかも。賛否両論のあったカーテンコールについては、個人的には賛成派。深作組の楽しさが、画面から伝わって来る最高の楽屋オチだと思う。古きよき時代の活動写真の情熱が感じられる1本! " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "前半は白けたが、後半は盛り返した\n 総合:65点ストーリー: 75キャスト: 65演出: 45ビジュアル: 70音楽: 70 深作欣二監督の作品をいくつか見たが、どれもこれもわざとらしい大袈裟な科白回しや演技が目立って古臭く、そんな喋り方や動きをするわけないだろうと自然に見ることが出来ない。本作は名作と言われているのだが、やはり同じような安くてわざとらしい作風で撮影されている。1982年の作品なのだが、それよりもはるかに古い作品のように感じた。この監督の演出の感覚は私に合わないのだろうと思う。こういうのがこの時代では評価されていたのだろうか、今でもこういうのがいいと思われているのかと疑問に感じる。 そんな感じで物語が始まっても長い間あまりのめり込めなかったのだが、後半も押し詰り、見せ場の階段落ちも決定してヤスが感情を爆発させて小夏のいる部屋で本音で怒鳴り暴れる場面くらいから雰囲気が変わって俄然盛り上がってきた。それでもあまり本作が気に入ったわけではないのだが、これで前半の白けた雰囲気がだいぶ帳消しとなり、映画としてはなんとかまとまった。 " + }, + { + "date": "2010-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小夏さん、いじらしくて美しい!\n 勢いがあって情熱があって、昭和で、良かったです。小夏さんがいじらしくて可愛い、そして演じる松坂慶子が美しい!最後までやられちゃいます。つかこうへい 原作・脚本 、深作欣二 監督の名作、つかさんの追悼番組で久々に鑑賞しました。まだお若く、残念です。 " + }, + { + "date": "2010-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ザ・演劇映画\n 頭から離れない蒲田行進曲のテーマ。つかこうへいの人気舞台作品の映画化。階段落ち、大部屋など撮影所の話をベースにつか作品らしい人間ドラマが力強く描かれてる。 " + } + ] + }, + "27": { + "title": "鬼龍院花子の生涯", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "五社英雄の鮮烈な映像美で観る夏目雅子\n 五社英雄の鮮烈で冷たくザラついた映像美が大好きだ。被写体を見事に捉え、絵の様な映像美にする。全シーンがまるで日本画の様だ。この映像美を観ているだけでも満足できる。五社英雄作品常連の仲代達也。五社英雄の映像美で観る仲代達也は格別。この作品で演じた鬼政も素晴らしく、仲代達也の色気やかっこよさを最高に引き出してると思う。岩下志麻も素晴らしく、五社英雄のこの世界観に見事にフィットしている。圧巻の演技力に感動した。そしてなんと言っても主役の夏目雅子。演技も勿論素晴らしいのだが、この絶世の美女を五社英雄の映像美を通して観れるという贅沢さ。こんな贅沢なかなか無いと思う。ストーリーも文句無しに面白い。五社英雄監督の最高傑作と言っても過言では無い作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "主役は花子じゃないのね\n 始まったとたん「既視感がある」と思ったが、やはり観たのは二度目。闘犬しかり、指つめしかり、抗争しかり、やたらと血なまぐさいので、しんどいところはしんどい。夏目雅子が美しく知的でよかったよかった。他の俳優陣、とりわけ女優陣がすばらしい。松恵の心情の変化を描き切れてないところがあり、そこがマイナスかな。仲代達矢は神。 " + }, + { + "date": "2016-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかった\n  仲代達也が主役のヤクザ映画と言ってもいいのではないだろうか。闘犬の小競り合いから何年も掛けて戦争に発展するのが丁寧に描かれていた。 夏木マリの裸を見てほったらかして、女中の娘に手をだすところが面白かった。 花子の彼氏が誰だっけ?という感じでモヤモヤした。伏線があったのだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夏目雅子は花子じゃなくて松恵\n 「なめたらいかんぜよ」が流行語になった映画。流石にこの台詞の時は凄いが、夏目雅子より光っているのは岩下志麻と仙道敦子の方。とはいえクレジット通り主役は仲代達矢の鬼政‼ヤクザでも飼い犬でもなく侠客を貫き通す。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よく分からない所もあったけど、演技、絵の迫力は良かった。仲代さんの...\n よく分からない所もあったけど、演技、絵の迫力は良かった。仲代さんの男気、夏目さんの肝のすわった所。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なめたらいかんぜよ!\n 本作のヒットを受けて原作者の宮尾登美子の著書が次々に映像化されたが、本作を凌駕することは到底敵わなかった。夏目雅子の透明感のある美しさもさることながら、この当時、女ざかりを迎えていたであろう岩下志麻、夏木マリ、中村晃子ら豪華女優陣の、百花繚乱とも言える美の共演は見逃せない。そして仰々しい演技で土佐の侠客・鬼政と同化した仲代達矢は、従来の任侠映画の主人公にはなかった、男の持つスケベ根性をスクリーンに曝け出してみせる。淫猥な男がいて、妖艶な女がいて、そこから五社英雄の「性」の匂いでむせ返る画作りが始まる。ちなみに今年は27歳の若さで急逝した夏目雅子の没後30年にあたる年だ。月日が経つのはほんま早い。今、彼女が生きていたら一体どんな女優さんになっていたのだろうか、と思うと残念な気持ちでいっぱいになる。 " + }, + { + "date": "2015-01-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女の業\n 夏目雅子以外の岩下志麻さんや夏木マリ、花子...。出てくる女全てかっこいい。夏目雅子の「なめたらいかんぜよ」には感動以外のしようがありません。 " + }, + { + "date": "2010-01-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あの伝説の名せりふ\n 一度は観たかった名作をTVでたっぷり堪能。今さら知る…《鬼龍院花子》は、亡き名女優、夏目雅子の役名じゃないのね(汗)土佐の鬼政こと鬼龍院政五郎。大正〜昭和初期実在の侠客がモデル。夏目雅子演じる主人公は、子供がいない鬼政にもらわれた養女・松恵だ。幼い頃から松恵は、酷薄な鬼政の下で虐げられる。実の娘・花子の誕生後は、さらに辛い立場に。それにしても。強烈に破天荒な鬼政=仲代達矢はじめ、主要キャストの激しさたるや!イメージをいとわず、この壮絶な世界を演じきれる役者が今、何人いるだろう。もちろん、松恵=夏目雅子も、ただの薄幸の美女ではない。運命と闘い、堅気の男を愛する。それでいて、大嫌いな鬼龍院家を断固支え、盛衰を見届ける。何者にも決して屈せず、信じた道を貫く。一見相容れない義理の父娘が実は、同じ誇り高き侠客魂の持ち主なのだ。鬼政が、この養女こそ実の娘より《鬼龍院花子》の名にふさわしいと気づき、松恵が憎んだ養父への敬意を口にする時、滅びの刻が来る。最近、邦画が好調らしい。今風の洗練されたお味もいいけど、昔ながらの濃ゆ〜い味つけだって負けてない。三十年前でも「なめたらいかんぜよ!」…失礼しました(*^.^*) " + } + ] + }, + "28": { + "title": "疑惑", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鬼塚球磨子といういかにもな名前が先ずは凄い。\n 鬼塚球磨子といういかにもな名前が先ずは凄い。 " + }, + { + "date": "2019-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧巻されっぱなしの2時間だった 演技もストーリーもすごく良い\n 圧巻されっぱなしの2時間だった演技もストーリーもすごく良い " + }, + { + "date": "2019-05-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良い。上品。\n ビックリした。古い映画ってあんまり観ないけど、素敵でした。よかった。この作品、すごく良い。すごく良い。表現力ゼロだけど、スマホのない時代に生きたかった。令和を生き抜くけど....昭和はいい時代だっただね。 " + }, + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "桃井かおり\n 桃井かおりにしかできない演技は秀逸。岩下志麻も良い味を出していた。ただ、ややストーリーが単調なことが難点。最初から無罪になると思っていたよ。 " + }, + { + "date": "2018-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "豪華女優の競演\n 桃井かおりと岩下志麻という贅沢なキャストに松本清張の原作。面白くないわけがない! " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "桃井かおりワールド\n どうしようもない人間のクズだが法には抵触していない(だろう)人の弁護を描いた法廷物。クズを演じる桃井かおりが独特すぎて、良くも悪くもそこに引き込まれるかどうかだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "オカマのバイブル\n なんだっけ。いつだっけ。どこかのオカマがバイブルだって言ってたのよね、この映画。オカマとして、1回観とくべきだと思ったの。終始桃井かおりの演技に惹き込まれる。桃井かおりが輝きすぎてる。さすがね、SK-II。この頃の桃井かおりは、今の二階堂ふみとなんだかリンクする。まあ、いっぺんオカマは見なさい。 " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どうしようもないワルの援護をしなきゃならないってのは藁の楯とかでも...\n どうしようもないワルの援護をしなきゃならないってのは藁の楯とかでもあったけど、球磨子は六法全書を読み込んだり法廷で核心を突いたり意外と弱い部分を見せたりとなかなか多面的で面白い。感情的な球磨子と冷静な佐原弁護士の対比がずっと展開されるのが見所であるが最後にそれが崩れそうになる。法廷では敏腕で容赦ないがプライベートでは我が子との面会拒否を要求され法の限界に打ちのめされる佐原に対し、感情的で衝動的だが無罪を勝ち取った球磨子が挑発するシーンだ。「あんた自分のこと好きじゃないんでしょかわいそうな人ね」とワインをぶっかけられる。球磨子弁護への抗議電話にも涼しい顔で意に介さなかった佐原だがこれはこたえただろう。だが佐原はプライドを保ち冷静さを欠かなかった。何事もほどほどにしておけば好かれるのに不器用に「自分」を貫きすぎると周囲に嫌われてしまうんだよね。あそこでブチ切れて球磨子につかみかかったりワンワン泣いたりしたら二人は絶交してただろうけど、何か深い部分でこの二人は似た者同士なのかもしれないなあと思った。 " + }, + { + "date": "2016-02-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "☆ 限りなく\"クロ\"に近い女\n 次第に保険金殺人の真相なんて、もうどうでもいいやって感じに。何よりも鬼塚球麿子(くまこ)って名前のインパクトに尽きる!これじゃもう最初から球麿子が「毒婦」呼ばわりされても仕方ないでしょうよ。清張先生もキツいわ。そして、志麻姐さんと桃井かおりの火花散る女の心理バトルに、思わず引き込まれてしまいます。お互いに相手のことを罵倒しながら、ワインをぶっかけ合うラストシーンも非常に良い。いつもここだけは何度も見たくなります。 " + }, + { + "date": "2012-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "性悪女対氷の女\n 先日2時間のスペシャルドラマとしても放送されたが、やはりこの1982年の野村芳太郎監督作は素晴らしい。数ある松本清張映画でも傑作の一つ。ミステリーとしても法廷映画としても醍醐味たっぷりで見応えあるが、2人の女性の対比が興味深い。桃井かおり演じる被告・球磨子と岩下志麻演じる弁護士・律子。球磨子は高飛車・高慢で保険金殺人の容疑者で、今の言葉で言うといわゆるビッチ。律子は弁護士として社会的地位も名声もある、いわゆるエリート。裁判が終わり、2人の明暗も分かれる。球磨子は自由になり、律子は子供と離れ離れになる。手に入れた女と失った女。裁判時は感情を抑え、弁護する者される者の関係だったが、本当はお互い生理的に大嫌いな女。2人が対等な女同士として対峙するラストシーンからその関係がピリピリ伝わる。女同士の愛憎渦巻き、プライドが火花を散らす。 " + } + ] + }, + "29": { + "title": "未完の対局", + "reviews": [] + }, + "30": { + "title": "誘拐報道", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ショーケン フォーエバー\n ポスターが、、、だめ。ショーケンに結びつきません。ショーケン頑張ってました。 " + }, + { + "date": "2017-05-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大阪讀賣\n 読売新聞大阪本社の誘拐事件ドキュメンタリーを映画化したもの。最初と最後はマスコミの報道体制について描かれるものの、メインは誘拐事件の犯人(萩原健一)と被害者、そしてその家族が描かれていく。誘拐ものは黒澤明の「天国と地獄」があるので、作る方は大変だ。 " + }, + { + "date": "2017-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "1980年に発生した宝塚市学童誘拐事件、実話ネタ\n 阪急電車、宝塚。読売新聞。丹波哲郎のダンシングオールナイトはお経並み。報道協定か報道管制か宅麻伸はおぼこい池波志乃はカーセックスのシーンだけ中尾彬も登場ヘリパイロットが文太原作が読売新聞大阪本社発刊30周年記念らしいラストシーン " + } + ] + }, + "31": { + "title": "楢山節考", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "世界が認めた長野の姥捨山伝説の映画化\n 長野県の姥捨山伝説の原作小説を基に今村昌平監督が標高1000Mの廃村で三年の歳月をかけて撮影した大作で、1982年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品である。舞台の農村では厳しい自然環境と食糧事情を背景に、村の掟による極度の人口統制がとられていて、老人は70歳になるとお山に捨てられ、次男以下の男子には婚姻はおろか性交すらも許されていない。人々は信仰と慣習と掟の中にだけ生き、ひたすら食べ、ひたすら交じり合う。そして時に食糧盗難の制裁の下に、或る家族の根絶やしの為に、村民の男衆皆で生き埋め殺人までもする。しかしそんな中でも、村民達は明るくどこか滑稽で、それを見つめる監督の眼差しは温かい。この作品は人間讃歌であり、生命讃歌である。思えば極端化されてはいるが、明治維新前の日本中の農村は多かれ少なかれ、この村のような環境下にあったのだろう。いわば日本の農村の典型で、我々のルーツである。現代の我々日本人の飽食と繁栄と自由の謳歌とはまるで異なる。しかし男女の愛情と親子の心情は今も昔も少しも変わらない。俳優陣の名演もあって、人類の普遍性の描写に極めて成功している。日本の長野県の伝説を映画化した作品を、外国人が理解し評価した点からも、それは伺えるのである。やはり傑作だと思った。 " + }, + { + "date": "2017-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不安な現実感\n 映画をとおしてバタイユのエロティシズムがちらついた。奇妙な異世界を覗いているようで、現実感を感じてしまうのが醍醐味。笑い飛ばそうにも笑いきれないシリアスさに不安な共感を覚えた。感想を一言でどうとは言い切れないが、映画として素晴らしいのは確か。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "山間部の暮らしが上手く描かれている!!\n 山間部の暮らしが上手く描写されており、映画そのものに民俗学的な価値があるように思います。山中でセックスするシーンは、傍で蛇も絡み合い何か気持ち良さそうですが、お母さんを捨てに行く時が刻々と迫る、という意味でセックスシーンが度々入るさまは緊張感を与えます。「命の循環」の描写なのでしょう。お母さんを背負ったまま山に入っていくシーンは、台詞も殆どなく静かで有無を言わせず心に残ります。タイトルだけご存知の方も、終盤のシーンを観るためにご覧になって頂きたい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ありえないしきたり\n 節々に出てくる様々な生物の生きる営み。それはまさしく楢山で暮らす人々と重ねているのだろう。自給自足に生き、本能のままに交わり、他の生きるものを食して生きていく。ただ楢山の人にはしきたりがある。それは現代では考えられない。愛するものを捨て、殺すということ。長生きすることは、子が生まれるということは、幸せなことではないのか。どうしたら全ての人が幸せに暮らしていけるのだろう。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧倒的な生\n 昔に見た時にはとても悲惨な映画だと思ってました。年を重ね今の自分が見直したところ、昔とは違う思いが沸き起こりました。姥捨山伝説を題材にした映画。この映画に描かれているのは命の連鎖、生そして性をありのまま描くこと。人の思い、残酷さ。残酷。これは残酷なのだろうか…自然の中の一部その中で生きるものは人に限らず全ての生きとし生けるものは同じなのではないだろうか、命をつなぎ生み出し、生き、年をとり死んでいく。ラストは悲しさと言うよりも荘厳で美しささえ感じられる。緒形拳、坂本スミ子の演技は圧倒的。死を迎える時に雪が降る。素晴らしい作品だ。 " + }, + { + "date": "2015-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昔の日本の文化が垣間見れる。\n キャストの演技がピカいちでした。今の俳優達にはとうてい出来ない演技でした。坂本スミ子はこの映画で前歯を折りとん平はあんな変態なキャラを名演技でしたしその他の俳優女優も素晴らしかったです。内容は所々グロいシーンがありますがこれも昔の日本の文化の1つだなと勉強になりました。人間の行動と動物の行動を1つにする所がたまに面白い。 " + }, + { + "date": "2014-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "昔は村単位で法があり、それは掟(オキテ)といった\n その村ではある年齢になると健康でも山に捨てられるという掟があった。夜這いなどの日本独自の風習も描かれている。坂本スミ子と緒方拳、左とん平など演技が光る。今の役者で、誰が代役を出来るだろうか?もう誰も演じられない映画なんだろうな。 " + }, + { + "date": "2011-04-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "知り合いがショックをうけた作品だと聞いたので\n ので見ました(´・ω・`)歌舞伎のようにシナリオ説明に時代を感じました昔にはこういう日本の敷きたりがあったのかもしれないと思うといまはお母さんがとしとっても大事にできる時代を尊くおもいましたおばちゃん役の人が迫力がありましたほんとに役作りで歯を二本ぉってるのにはびっくりしました " + } + ] + }, + "32": { + "title": "家族ゲーム", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "松田優作がすべて\n  城南大学なんだから・・・最後はそこに落ち着くのか。とにかく最後の晩餐のシーンは凄かった。松田優作ってのはこういった長回しのパートが得意なんだろうなぁ。 教育問題的には校内暴力が目立っていた頃で、バット殺人など家族の絆が取り沙汰されるバブル前夜の時期だ。スパルタ教育も戸塚ヨットスクールのニュースが毎日流れていたように記憶している。家庭教師の松田優作は、植物図鑑をいつも携えていて、勉強なんて教えない。なにしろ「奥の細道」さえロクに読めない大学生で、ビンタをかまし、恐怖で生徒を押さえつけるタイプなのだ。 ストーリーよりも、淡々とした家族生活をシュールに描き、いつ何が起こってもおかしくない家族。ATGだということもあり、低予算を逆手にとったイメージ。最近の森田監督映画はひどいもんだけど、初心に帰って良作を作ってもらいたいものです。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "当時としては・・・。\n 当時の日本映画としては珍しく、映画として見せる映画でした。かなり音に重きを置いているのがいいですね、アーティスティックで。シニカルな雰囲気とラストシーンが衝撃的な映画でした!! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "30年ぶりに観た。カメラワークとか間の取り方なんかそれまでにない新...\n 30年ぶりに観た。カメラワークとか間の取り方なんかそれまでにない新感覚の映画だったし、その年の日本アカデミー賞を総ナメにしたのが懐かしい。松田優作としても新境地だったんじゃないかなぁ。それにしても舞台になったのは東京都中央区ですよ。こんな殺伐とした東京の景色を見るのも楽しめる。今度近くに行ってみよう。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "不気味な映画\n 謎な表現が多くて、よくわからないシーンが多いけどなぜか惹きつけられ最後まで真剣に見てしまいました見終わった後あれはなんだったのかなどを考え、調べたりするんですが明確な答えがあまり出てこないのがいいのか悪いのか…監督がいろいろ計算して話を作ってるならすごいなー!と思うのですがどうなんだろう原作を読んだら理解できるんでしょうか…調べたら原作通りではないみたいですがラストの息子2人と母親がヘリの爆音の中でうたたね?するシーンがあるせいで余計わかりにくくなった食事シーンで終わっていたらまだ皮肉なコメディーよりだったのにあのラストシーンのおかげ?でより難解さ、そして不安感が増す感じがしたお兄ちゃんが占いや星より空手に興味を持ちだしたり、家庭教師もいなくなったしなんか暗い未来しか見えない… " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんじゃこりゃー 何をどう見ればいいのか、何がいいたいのか、さっぱ...\n なんじゃこりゃー何をどう見ればいいのか、何がいいたいのか、さっぱり分からない。ラストも全く分からない。斬新過ぎます(笑)何と言っても家族が一列に並んだ食事風景。この異様さが妙な期待感へと繋がっていく。そして衝撃の合格祝いの食卓。今なら、「食べ物を粗末にするとは」とか、綺麗事ばかり唱える御仁たちの大批判を浴びかねない、このシーン。笑いました。大笑いしました。無表情のまま事をなしとげてしまう。これが似合うのは松田優作しかいない。改めて感じました。松田優作という俳優の存在感を。今からもう一度このシーンだけ見て笑います。 " + }, + { + "date": "2016-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと見つけた。ここまで大好きだと思える映画。\n やっと見つけた。ここまで大好きだと思える映画。場外ホームラン級に好きです。ブラックジョークが散りばめられていて、くすりくすりと笑ってしまう。最後のカオスな食卓のシーンとか、笑いっぱなし。がははって笑いではないけど。みんな少しずつズレてる沼田家。そこに、これまた少しズレてる家庭教師がやって来る。みんなとても自然な演技で、学校の先生なんてセリフかんでたけど、そこがまたリアルで大変良い。最近の映画は意味のないシーンを雰囲気つくりのために挿入したりしているけど、この映画にはそういった無駄なシーンが一切ない。早送りするタイミングが全くない。退屈することのない、ちょうどいいスピード具合もまた良い。2011/1/19 @メディラボ " + }, + { + "date": "2016-03-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なんだこの異様感…\n 昭和の邦画を初めて見た気がするこの独特の世界観、普通じゃない。というか普通なら敬遠してるくらいの気持ちわるさが描かれている。静と動の差の付け方も、食べ物のアップも視聴者をそういう世界に引き込んでいる。 " + }, + { + "date": "2016-03-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストは父権の不在\n  バブル時代の家族の危機を予見するかのような、薄ら寒さを感じさせる。誰かのレビューにあった、川島雄三の「しとやかな獣」を想起させる点が確かにある。しかし、あるとすれば物語の舞台が団地ということ以上に、森田芳光と川島に共通するシニカルな現代社会への視線ではなかろうか。 現代社会(川島は言うに及ばず、森田の生きた時代もすでに我々にとっての「現代」というには過ぎ去ったものであるが)を皮肉を込めて描いているが、その中にかすかな希望を見出し、冷めきった人間関係の中にほのかな温かみを感じさせる映画。これが両者に共通するものではなかろうか。 この作品を観たものが必ず感じるラストの不可解さについては、一言述べずにはいられない。 ヘリコプターの音が聞こえる昼下がり。二人の息子は自室で眠り、母親もヘリの音を気にしつつも、趣味の革細工の手を止めてまどろんでいくという幕切れ。 重要なことは、このラストで初めて映し出されるのが夫婦の寝室だということなのだ。それまで映画に出てくるのは、居間兼食堂と子供たちの部屋だけである。そして、映画の最後になってこの問題多き夫婦の居室が初めて出てくるのである。 しかもこの部屋には何もない。ベッドも置かれていない殺風景なこの部屋で、伊丹十三と由紀さおりの夫婦の営みがあるようには見えない。これは単なる観客の推測ではなく、その営みがこの部屋では行われていないことは予め映画では言及されているのだ。 伊丹が「大きな声で話ができるところへ行こう」と由紀を誘い、自家用車の中で親の本音を口にするシークエンスは、夫婦がもはや自宅の中に、一組の男女に戻れる場所を持っていないことを示している。色めき立つ由紀に伊丹が「まさか、いまから化粧をするんじゃないだろうな」というのは、まさにそういう意味であろう。 もはや団地という家屋には核家族の中核である夫婦の居場所がないということ。その夫婦は自分たちの人生を犠牲にして子供を育てる。しかも、ここでの「育てる」ということの意味はより学力の高い学校へ進学をさせるということに他ならない。 伊丹が演じるこの父親は悪びれずに言う。「自分が直接子供に言ったのでは金属バット殺人が起きてしまう。だから、母親や家庭教師に代わりに言わせているのだ。」と。 父親殺しのテーマなど現代社会や受験戦争が生み出したものでも何でもない。ギリシャ神話でも扱われるこのテーマに対して、この父親(他の多くの父親もそうであろう)のとった戦略は、息子と直接向き合わないことで、息子の不満や憎悪の対象となることを免れようとするものだった。 実にこの戦略は成功したかに見えた。ちょっと風変わりだが熱心な家庭教師のおかげで、変わり者の次男は親の希望する学校に合格する。しかし、父親はもはや家族を経済的に支える機能しか果たさず、子供に対してリスクを負う存在ではなくなってしまった。 もしかしたら殺されるかもしれないというリスクを回避する代わりに家族の中の居場所を失う。父権不在の家族の出現。言うなれば新しい「家族ゲーム」の始まりである。 ヘリコプターの音に導かれてベランダへ出る由紀さおりが、自分たち夫婦の寝室を通る。夫婦の寝室を映画のラストで唐突に映し出すには、その部屋に誰かが入る契機が必要だったのだ。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかくおもしろい\n とにかく面白かった。家庭教師をして子供を高校に合格させる映画であるが、その家族がみんなばらばら、自己中心的な家族、住まいの団地の周りは工場ばかりの殺風景な場所、父は、仕事人間などなど80年代にいろいろと問題になったものがぞろぞろ映画の中に出てくる。監督は森田芳光。彼は本当に独特な感性の持ち主で素晴らしいと思う。他の作品も面白い。見ていない人はぜひ見てほしい作品である。ただ、音楽はいっさい使っていない。音は生活音だけ、特にものを食べの時の音はすごい。何回も見れば見るほど「なるほどなあー」とか「なぜ?」とか話題に尽きない。いままでの映画の中で一番多く見た映画である。30回は見たと思う。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ぼんやり。\n 食卓のシーンは印象的だが、それを除いたとき、訴えかけてくるものがあるのだろうか?お酒呑みながら観てたからか、正直あまりピンときませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良くも悪くも気持ち悪い\n 初ATG初森田芳光初松田優作と肩の力が入らずにはいられないシチュエーションで鑑賞。正面から向き合わない家族。その象徴としての食事シーン。そこに打ち込まれる楔としての松田優作の不気味な存在感。彼の何かが爆発するラスト。ヘリの音が不気味なエンドロール。鑑賞後感…うーん良くも悪くもとにかく気持ち悪い。強調される咀嚼音とかお母さんの過保護っぷりとか主人公のマザコンぶりお父さんの目玉焼きの食べ方(これがトップ)。どれをとっても気持ち悪い。強烈な個性としての気持ち悪さが僕にはいまいちハマりませんでした。間違いなく今まで見た映画の中で一番気持ち悪い!家族ゲームは家族ごっこと言い換えることができるのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本映画史に残る傑作\n 映画館では観てないものの、翌年TVで見たのが最初。その後も、何回も観たが飽きない。そして年齢とともに理解度が深まり最近ようやく横テーブルの意味が解けた。また現在五十路になったが、自分も生きて過ごした83年当時がどんな時代だったかを、思い起こせる映画でもある。当時を知らない若い世代だと、ネタのような場面もあるが今ほど成熟していない日本の一時代を、そのまま映し出している。例えば当時ああいう教師は確かに存在し、既に教師は聖職では無かった。また学生が今よりずっと多く、受験競争という時代である。お金はあっても、行きたくても誰しもが大学に行けない時代。大学の数が今みたいに多く無かった。お金さえあり大学ブランドに拘らなければ誰でも大学に行ける今とは違う。映画に話を戻すと、脚本、キャスティング、演出、カメラワークどれをとっても完璧で、ひじょうに完成度の高い作品である。今思えば森田、松田、伊丹、揃って既に居ない。日本は優れた才能を失ったものだという思いが私の中で益々作品の魅力を引き上げてる。由紀さおりは、当時の一般的な日本の母親を見事に演じきっている。 " + }, + { + "date": "2013-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "☆ 燃えよ家庭教師❗\n 松田優作が脱アクション俳優としての第一歩を踏み出したホーム・コメディ。優作演じる三流大学の7年生である吉本は、どこか掴みどころのない摩訶不思議な男で、もしや地球の探索にやって来た異星人か?とつい思いたくなる。彼がいつも船に乗ってやって来るのも異様な光景でした。 家族全員がテーブルに横一列に並び食事をするシーンは、まるでレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」のようです。 また伊丹十三と由紀さおりの夫婦は、自家用車の車内でしか夫婦の会話をしません。 震災後、日本全国で家族の絆は深まったと言われていますが、果たしてどうでしょうか?この作品の家族のように覇気もなく、お互いに関心を示さない冷めた人間関係を形成している家族と言うのは、現代も多いかもしれません。 " + }, + { + "date": "2013-05-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "やっぱり優作は素晴らしい\n 『失楽園』以来の森田芳光作品鑑賞。内容は、簡単に言えば、松田優作演じる家庭教師がある家庭に入り、掻き乱し、変化をもたらすというものだ。想像していたトーンとは多少異なり、全体的に淡々としていた。監督のメッセージを明確に読み取ることはできないが、「クラスでの順位が一つ上がったら一万円というのはどうだ」という家庭教師に対する父親の言葉から、人間の本質を無視して\"生産ロボット\"を製造する世の中の親たちを皮肉っていることは理解できる。それにしても、言うまでもないが、松田優作が素晴らしい。あの独特な話し方には自然と引き込まれてしまう。この役ができる他の俳優を想像するのは相当難しいだろう。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "冷めた時代の人間関係\n 総合:65点ストーリー: 60キャスト: 75演出: 70ビジュアル: 65音楽: 0 初めて見たときはわけがわからない映画だと思った。最後のほうの横一列で食べ物を投げたり暴力が出るあり得ない食事の場面、全く理解出来なかった。社会という中、家族という中で生活していくうえで、実際には表面上だけの関係性などを皮肉っているのかと今は解釈している。一緒に生活していてもお互いを本当に理解することもない。物質的には豊かになり先進国として世界に肩を並べた、でも人々の人間関係は希薄で家族はばらばらで、家族同士でバットで殴りあいの殺人事件が起きる時代。そんな虚無感を抱えながらの何か冷めた生き方の描写が、この時代を反映しているのだろう。 物語はあまり意味がない。音楽も全くなく、出てくる場面は団地や学校や工場地帯ばかり。ただひたすらに人々の冷めた人間関係の齟齬が生じていく場面を繋ぎ合わせる。そのような人々の描き方を皮肉をこめて滑稽に映し出す。この独特の雰囲気が醸し出す面白さがこの映画の本質だろうか。 " + }, + { + "date": "2012-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストが爆笑\n 評判通り不思議な雰囲気である。時代違いはあれども違和感なく楽しめる。題の通り最後の食卓シーンは爆笑だった。 " + } + ] + }, + "33": { + "title": "細雪(1983)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今は幻の 船場のお嬢様達\n 戦前で消えた、大阪船場の商家のお嬢様達の物語(戦後 船場は商人の町から、普通の都市になってしまった)若い頃は 上二人の姉妹の生き方が 当たり前だと考えていたが、歳月がたつにつれ 三女と四女のほうに共感できる蒔岡家のプライドと培われた意識や価値観ゆえ、なかなか結婚できない三女(次女の家で居候になるしかない…苦しさと開き直り、でも段々、年は取る…!)人形作家として 自立したい気持ちが 空回りする、四女特に、四女は 単なる我儘娘に見られがちだが 公平な眼を持ち、その芸術家肌なところと自立心に好感が持てる(ちょっと、意地悪なところも…)船場の言葉は、京都より公家言葉に近かったそうだ(武家の影響を 受けていないから)その たおやかさを一番表現しているのは、次女役の佐久間良子だと思う谷崎は この消えゆく言葉や文化を、惜しんだのだろう美しい女優達、着物、桜… 堪能したが市川 昆は音楽の好みが 悪いような気がする(「おはん」もそう…) " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "着物、紅葉、日本家屋↔金、愚痴、悪口\n かつては栄華を誇っていた大阪船場の旧家が時代とともに没落していく4姉妹の物語。おっとり長女岸恵子と仕切り屋次女佐久間良子の圧倒的な存在感。カマトト三女吉永小百合の浮きっぷり。次女の婿の石坂浩二が俯瞰で蒔岡家を見る。奔放な四女古手川裕子の豊満な入浴シーン。ラストの店員(白石加代子)がいった「旦那さん、まだ若いんだから。」に石坂が雪降る外を見つめ涙して幕。原作呼んで人物像や背景を知っていると細かな機微がより楽しめると思う。 " + }, + { + "date": "2016-07-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華女優陣の競演。それぞれお見事! 本家と分家を仕切る、やや意地悪...\n 豪華女優陣の競演。それぞれお見事!本家と分家を仕切る、やや意地悪な長女と次女。激情を隠せぬ末娘。そしてなんといっても三女吉永小百合様の美しさ。こんな人が見合いを繰り返すか?これがこの話最大の矛盾。江本?はあ?ざまみろセリフもらえてない(笑)誠実を装い、実は好色な石坂浩二。これは完全に地ですね(笑)作者谷崎に相通ず。風景と女優陣の映像美ゆえなのか、話はあって無いようなものなのに、不思議と見入ってしまいます。着物会社の宣伝が多分に入ってますが、それもこの映画の映像美に貢献しています。日本が戦争へと突き進んでいた直前の昭和を、別角度から知ることができるという意味でも貴重な映画です。 " + }, + { + "date": "2015-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の話がそもそも趣味に合わないのかな\n 総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:50点 ) 谷崎潤一郎の傑作との誉高い原作は残念ながら未読。映画のほうは、80年代制作らしい演出や演技が趣味に合わないなのか、それとも傑作なはずの話が趣味に合わないのか、自分ははまれなかった。もう落ちぶれながらも昔ながらの生活が忘れられずお高くとまったままの家族を見守るのが面倒だったのかな。豪華出演者たちだが、比較的好き勝手やっている姉妹と、やや肩身の狭そうな婿養子たちの役柄にも魅力をたいして感じなかった。電子音の音楽も雰囲気に合っていない。 物語も、どんな男と付き合うか、見合いをどうするか、転勤をどうするかなんてたいしたことだとも思えなかったし、たいしたことがあるような見せ方をしていない。恋愛はそれで十分に一つの作品になる普遍の主題だが、この作品では家族が片付けるべき問題の一つ程度の扱いしかされていない。最後はいろんな問題もさっぱりと片付いていくのだが、長い作品がその時までにはそれ以上に長く感じた。これで将来に原作を読もうかという気がかなり失せた。 " + }, + { + "date": "2014-12-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめる要素満載の文芸大作!\n  没落期の大阪の商家の4姉妹を通して、移り行く時代の中でのそれぞれの女性の生き方を描く。映像がゴージャス。四女優がゴージャス。今の映画界ではこのような映画を作ることは不可能だろう。 昭和の上流階級の家庭生活、家屋にかんする考証など、市川崑以降、スクリーンに表現できる人がいないのではないか。 古手川祐子が末の娘を演じるのだが、ただ若いだけでなく、錚々たる役者たちの中でも、ひときわその美貌と熱演が目立つ。彼女の入浴シーンのサービスもあって、さぞ当時の男の観客を痺れさせたことだろう。 谷崎潤一郎の原作の重厚さ、豪華な和装に身を固めた女優たちの競艶、美しい京都の風景、お色気サービス。これだけいろいろな要素で、様々な観客を満足させようとする意図が、映画として全く破たんの影を見せず、どっしりとした風格を湛えている。 惜しむらくは音楽かな。当時の流行や実験的試みだったのかもしれないが、シンセサイザーの音が軽かった。やはりここはオケで音を作って欲しかった。 " + } + ] + }, + "34": { + "title": "戦場のメリークリスマス", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たけしに尽きる\n ボウイを凌駕する存在感。 " + }, + { + "date": "2018-10-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "メリークリスマス。メリークリスマス!ミスターローレンス\n 監督 大島渚×主演デヴィッドボウイ&坂本龍一そしてビートたけしの二度と見れない異色のタッグ。それから、坂本龍一のテーマ曲とたけしの最後のセリフにも共感しました❗️ " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんで評価高いのかわからん\n 昔も今も初盤、たしか男色に走った兵に対する仕置きがえげつなさすぎて、その後のストーリーがあまりピンとこなかった。それにこの話はまったくデタラメと考える、作り話としても。たかが男色くらいで切腹とかあり得ない。これは、戦時中の同性愛について調べてる方がいて、実例として残ってるのではっきりデタラメと言える。だいたい大島渚という人は変な映画ばかり作ってた。たしか左翼系で…というよりこの世代の文化人はだいたいそうだがこの映画も日本陸軍はとにかく鬼の非人道的集団だというかたよった考えがみえる。最後のデビッド・ボウイの役への仕置きもやりすぎだし、ここまでやったのだからラスト死刑をまつたけし演じる軍人にもまるで同情できない。他の方も書いてるが、坂本龍一の音楽がいいという以外たいして価値もない映画だと思う。実際この映画で評価がさらに高まった坂本龍一は「ラスト・エンペラー」の音楽を全編担当する。まあ、当時の軍がどうだったか、実際にはわからないけど自分たちからさらに後の世代には。小林よしのりとか、新しい歴史教科書をつくる会とかが、「自虐史観」とか言い出して雰囲気変わったけどそれまでは日本軍がとにかく悪かったのです、世界中の皆さん申し訳ありませんでした。というのが普通だったからなあ。どっちもかたよった考え方だと思うけど。昭和の軍、特に関東軍がかなりめちゃくちゃに暴走したのは事実。ただ、進出を拡大し続ける日本に、アメリカその他連合軍もやりすぎたのも事実。お前らだっていろんな国植民地にしてただろ、とくにイギリスは、という話ですよまあ、この映画をもしみる機会があったら、そういう時代背景を考えたほうがいいとは思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "たけしが凄い\n デビッドボウイの演技はさほどの事はない坂本龍一は大根だったしかしその二人とも美形だ画面に華がある大ヒットしたテーマ曲もまた美しいしかしなんと言ってもこの映画はたけしだ彼が全てを持って行っているたけしを世界に知らしめただけでこの映画は値打ちがある大島渚監督は良い仕事ぶりだこのような洋画を日本人がもっと撮るべきだ " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "デヴィッドボウイの華\n ボウイの画面支配力が凄まじい。坂本とのBL展開も新鮮で美しい。たけしの演技が拙いのが良かった。何回も見ては途中で寝る映画になりそう。 " + }, + { + "date": "2018-01-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高の一本\n 久しぶりに、スクリーンで観た。やっぱ、僕の人生の最高の一本だ。美しく、知性的で、情緒に溢れ、暴力的で、哀しい。おっさんになって、改めて観て、また深く分かった気がする。また、10年後にもスクリーンで観たい。きっと、何かが見つけられると思うから。 " + }, + { + "date": "2017-12-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "割とニュートラルだが\n 好きな作品なんだけど、朝鮮軍属の捕虜レイプを美化してるのだけは分からない。普通に国際法を破って捕虜にレイプとか死刑相当なのに、規律違反を厳しく処断する日本人のが悪いように描写するのはなんだろう。邦画は好きだが、朝鮮人に対する意味不明な配慮がやたらと目につくのが気持ち悪い。 " + }, + { + "date": "2017-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後はハラ軍曹(ビートたけし)!\n 捕虜の扱いに苦労した日本兵士に涙! " + }, + { + "date": "2017-12-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "カオスだ!!\n 繊細だが大胆で豪快!という印象主要人物4人ともに感情移入できたし、結局は4人とも犠牲者だから妙に悲しい気持ちになった。が、焦点が当てられない分気持ちがバラける。どこにどう感情を持っていけば……。となる。この時代にこの内容はセンセーショナルだろうなと思う。 " + }, + { + "date": "2017-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何とも言えない魅力\n 何とも言えない魅力的な作品で引き込まれた。出演者も豪華で音楽が素晴らしい。またこの作品を通じて、たけしさんの役者としての魅力を改めて実感した。特にラストの名シーンは素晴らしい。(午前十時の映画祭にて鑑賞)2017-169 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしさと、よく分からなさと。\n 俳優陣の演技は各々とても素晴らしく、テーマも良く、残虐性や異常性と、温もりや優しさのような相対する感情がどちらも見てとれて良い作品だとは思ったのだが…単純に「面白い」とは言えない難しさがあった。世界観や描き方が独特で、私にはそれらをしっかり理解するセンスと能力が足りていないんだと思う。作品ではなく、そういう自分が残念だと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "音楽はいい。この音楽あればこその高評価。 私にはさっぱり分かりませ...\n 音楽はいい。この音楽あればこその高評価。私にはさっぱり分かりませんでした。えっ?なんで処刑されたのに生きてんの?えっ?こいつ冒頭で死んだんちゃうの?さっぱりストーリーが分かりません。通訳役の日本語がたどたどしくて聞きにくい。タケシの台詞はもっと聞き取りにくい(笑)坂本龍一とデビッド・ボウイの美を楽しむ映画?キャスティングが奇抜、演技もイマイチの感じが…ネットのストーリー解説でなんとか納得。個人的には名作とはとても思えませんでした。大島渚監督をぶっ飛ばした野坂昭如の気持ちが僅かだけ理解出来ました(笑) " + }, + { + "date": "2017-05-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "?\n デビッドボウイが美男子ってことは覚えてる。私にはわからんかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "過酷さと明るさ\n 戦争っていやだなあっていう、シーンがあったり、いろいろ複雑な映画でした・・・。ビートたけしさんのハラ軍曹が光ってましたネ・・・。何やかんやで、戦争と平和について考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "デビッド・ボウイの存在感\n TVでは何回か観ていましたが、時を経て熟成され、今いい感じの味わいでした。デビッド・ボウイの存在感に見入ってしまいます。2016.12.21.福山駅前シネマモード ヨコゲキ! " + }, + { + "date": "2017-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "誰も正しくない\n 俘虜と日本軍。きっと知らないところで、敵同士の愛や、友情があったのだろう。しかし戦争という舞台の上で、みんなが幸せになれる道はどうしてもなかった。誰も正しくないが、誰も悪くない。それを初めから分かっていたローレンスが、終戦後も生きていてくれたのは救いだった。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "難解で妖艶で不思議な戦争映画\n 途中の回想シーンや、心情描写など、丁寧に追っていかないとすぐに迷子になる映画。そしてそれを追うための会話も、残念ながらそれぞれの演者の発音が悪く、聞き取るのも難解だ。戦闘シーンがない珍しい戦争映画であり、二組の友情を描くドラマである。デヴィット・ボウイと坂本龍一という二人の妖艶な絡み、あまりにも有名なビートたけし演じるハラ軍曹とトム・コンティ演じるロレンスのラストシーン、そしてそれ以上に有名なテーマソングなど、見所は多い。 " + }, + { + "date": "2016-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何度見てもちょっと笑ってしまう。\n 例のヨノイがセリアズのキスによろめくシーン。坂本龍一の能面みたいな表情がとても好い。あと、俳優たけしは使いようだなと、改めて思った。ハラ軍曹のチャーミングさはとても感動的だ。そりゃあ見出されちゃうよね。「その男、凶暴につき」以降すっかり板についたバイオレンスたけしも好いけど、どこか照れたような人懐っこい愛らしさもこの人の魅力だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "●ファーザー・クリスマス!\n やっぱ坂本龍一ってスゴイ。曲がね。観終わって1、2日は、あの曲が頭の中で流れ続ける。観終わって思い出した。監督は大島渚だと。ずいぶん日本人を悪く描くなと思って観てた。一方で、戦時中はこうだったのかなとか、外国からみたイメージかなとか。良くも悪くも、こういう日本人像もあるかもなと結論付けた矢先。よくみりゃ男しか出てこない映画。キモいと清いの紙一重。清さはデビッド・ボウイと坂本龍一ゆえか。役者、ビートたけしがいい。ラストがまた粋だね。完全に評価が分かれると思うけど、辛うじてオレは好き。戦時下で淡々と流れる日常と、静かな音楽と、誇張しすぎない事件の見せ方が表現統一されていて。ファーザー・クリスマス! " + }, + { + "date": "2016-02-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "淡々と、ゆるりと\n 映画の舞台は、ジャワ島の日本軍捕虜収容所だから、当然の如く男しか出てこない。国籍も違う、支配する者と支配される者同士であっても、そこは同じ人間、美しい同性を美しいと感じてしまう感情は、人として絶対に犯してはならないタブーだったのか。その衝動をどうしても押さえきれなかったヨノイ陸軍大尉の姿が、ここではとりわけ特異に映る。戦争映画なのに激しい戦闘シーンは一切出て来ないし、かと言って反戦のメッセージを声高に叫んでいる訳でもない。 今となっては坂本龍一とデヴィット・ボウイの突発的なキスシーンと、ラストで見せるビートたけしの画面いっぱいに広がる笑顔と、坂本龍一が手がけた単調な旋律が印象的な美麗なテーマ曲しか思い出せない。 かつての『愛のコリーダ』がわいせつ頒布罪で裁判沙汰になるほど、日本中にわいせつか、芸術かのセンセーショナルな話題を提供したのに対して、本作はあからさまな男同士の性描写もなく結構おとなしめだったように思う。 起伏の乏しいストーリーと相まって、そこが何とも惜しいところである。 " + }, + { + "date": "2016-02-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "う〜ん、よく分からなかった。盛り上がりがなく淡々としてて退屈でした...\n う〜ん、よく分からなかった。盛り上がりがなく淡々としてて退屈でした。観直そうってモチベーションが上がらないな〜 " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "デイビットボウイが素晴らしい!\n 話の流れは単調で、捕虜と日本人兵の日常がたんたんと描かれている。その平穏な日常もボウイ扮するジャック.セリアズが新たに捕虜として加わってから一変する。正直、ボウイの音楽には全然興味無かったけれど、彼の俳優としてのその存在感に圧倒された。彼がスクリーンに登場しただけで華があり、いかにも誇り高い英国軍人であることを感じさせる佇まいがある。坂本龍一演ずるヨノイも一目で彼に恋に落ちる様子も頷ける。ストーリーはほんと退屈だけど、ヨノイが狼狽したり、恍惚とした表情を浮かべたりで、セリアズに振り回され心が乱される様子が滑稽でもあり、気の毒でもあり、目が離せない。男女の恋愛よりも、男性同士の、それも敵同士の軍人の恋愛がプラトニックで高貴な感じがする。ヨノイはセリアズに明らかに恋してたけど、セリアズがどう思っていたかわからない。平和な時代に出逢っていたら恋に落ちないかもしれない。多くを語らない映画で観る人に想像の余地をこんなにも残してくれた映画という事で、大いに評価できると思う。 " + }, + { + "date": "2015-10-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "曲は好きだが…\n 日本軍下の外国人捕虜、を描いているが兵士の特異なふるまいを「日本人気質」と無理やり結びつけていると感じた。実際に描かれているのは例えば同性愛者の嫉妬であるとか、その人のパーソナリティに由来する行為であり、日本人的な性質とは関係ないだろう。日本人を良く見せる必要はないけど、逆に偏見を生じさせるような描写も勘弁してほしい。あと、ローレンスの日本語が聞きとりにくすぎる。 " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "特に胸に響かなかった\n 名作とうたわれている所以がわからない。私の胸には響かなかった。 公開当時の世間の熱量が、今と著しく違うからかもしれない。当時見た人にとっては新鮮さは色褪せないのかもしれないが。捕虜収容所という特殊な空間でおきる男たちの衆道のような関係性。坂本龍一演じるヨノイがデヴィッド・ボウイ演じる英国人将校セリアズに寄せる想いが、この映画の一つの軸になっている。だが淡々としていて、特にスキャンダルな展開にもならず、話自体に起伏がない。同じ命令を繰り返すヨノイや反発するセリアズという構図に飽いてしまったし、セリアズの髭反りパントマイムにも鼻白んでしまった。もう一組の主役、ビート武演じるハラとロレンスの間には、ちょっとした連帯関係が描かれるけれども、ハラが最後晴れ晴れと死を迎えられるほどの強い結び付きが劇中にあったとは思えなかった。ただ、奇妙な日常感が印象に残る映画ではあった。脅したり虐げることが日々の仕事であって、兵士はそれをこなすだけという、戦争の不可思議さは感じたし、ところどころいい台詞もあった。 「私は個人の日本人を恨みたくない」 「変な顔だけど、目はきれいだ」 後者は、ラスト武のアップに呼応していると思う。それにしてもロレンスの発音が悪すぎて、映画を観る以前の問題だと思った。 辿々しいを越えて、全く喋れないに等しい。アフレコしたのかしらないが、もししていないのなら、アフレコしないという変な業界人のプライドにかまけて、観客を置き去りにしていると思う。 " + }, + { + "date": "2015-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ロレンスは言った。 「日本人は何かに焦って、集団で発狂した」 「個...\n ロレンスは言った。「日本人は何かに焦って、集団で発狂した」「個々の日本人は恨みたくない」我々、若い日本人は戦争を知らない。どれだけの、被害を受けたかは語られ聞いてきたがどれだけ酷いことをしてきたかは知らない。この映画は、そんな日本人の行ってきた非情な行いを語っていた。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "私の理解力が足りず、よく分からなかった\n 北野武の演技力がまだ未熟だった点が新たな発見であった。私の理解力が足りず、伝えたいことがよく分からなかった。何度も繰り返し観る必要がある。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "シュール\n うーん...。シュール。大掛かりなコントに思えた。武さんが唐突にメリークリスマスと言い始めた理由など、よくわからないことだらけ...。デビッドボウイが赤い花を食うシーンと坂本龍一の表情がとてもよかった。サントラは間違えなくTSUTAYAで借りてしまうだろう。 " + }, + { + "date": "2014-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "不思議な魅力\n いつか観たいと思っていた映画ですクリスマスシーズンということで特別上映?されていました劇場で観られて嬉しいですさて内容ですが、戦争映画であり戦争映画ではありません反戦や戦争の悲惨さを訴える気は毛頭ありません極限状態での性差を超えた人間関係を描く為に戦場が最適だったという感じです俘虜収容所という絶対的な主従関係が発生する場で民族間の考え方の違い、宗教観といったものが激しくぶつかります俘虜たちに日本の価値観を押し付けようとする日本人の言動は見るに堪えません日本人を全く庇わない大島監督は素晴らしいと思いましたそしてそんな日本人と奇妙な感情を交わしていく(計算もあったでしょう)俘虜たち…どんな環境、立場でも長く同じ時を過ごす事でヒトとヒトの関係が築けるという事でしょうかあまりに有名なラストシーンが答えだと思いますそして登場人物たちの存在感…なんだかぎこちない演技なのに圧倒的な魅力で惹きつけられますヨノイが何故メイクをしているのか最初は気になって仕方ありませんでしたが、最後はどうでも良くなります(それにしても坂本龍一は何故か死にゆく軍人が似合う)音楽の素晴らしさは語るまでもなく、不思議な雰囲気漂うこの映画、クリスマスシーズンには繰り返し観たくなる1本になると思います " + }, + { + "date": "2014-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "男祭り。\n 今世紀初鑑賞&劇場初鑑賞。登場するのは男ばかり。それでも、どこか妖しく、美しく。決して分かり易い映画ではなく、全てを把握したとは言えないけれど、悲劇的でありながら喜劇であり、その喜劇的側面が悲劇であり。日本軍とその俘虜、戦後、その逆転。人間、簡単に紋切りできるモノではない、ということが全体として伝わる。多面性が人を形作っているのだ。 " + }, + { + "date": "2014-11-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ぐさりと刺さる物語と音楽\n この映画のすばらしいところは出演している各役の表情が輝いている点だと思う。この面子を揃えて撮るということは、それなりのリスクもあったはずだし、そのリスクは想定もされていただろう。なにしろ、本業は違うところにある人たちばかりである。それでも、いける、と踏んだ監督には確信があったに違いない。初々しくも切迫しながら演じる彼らからは生きていることの輝きが画面から伝わるような気さえする。セリアズの回想が少し中だるみしているように思うが、ラストの歳月の飛ばし方は、ある意味で見ている側が試されているような、そんな潔さをおぼえる。受け取れ、と命題を突き出されているような。 " + }, + { + "date": "2014-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストにやられた!\n 正直ローレンスの日本語があまり聞き取れなくて字幕つけてくれって思いました…そして日本をよく見せないとこがいいなって思っちゃいました。だから余計にちょっとした好意や優しさに気づくことができるんだな〜と。そしてやっぱりラストの武さんは素晴らしかったです。これは逆に素人だから良かったんじゃないでしょうかねー。 " + }, + { + "date": "2014-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "感想\n ラストのカットが全て。大島渚すごい。坂本龍一の音楽のセンスたるや。ローレンスがとてもいい味を出している。たけしもいい。坂本さんもはまり役。デビッドボウイもいい。内田裕也てどの役だったんだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やるせないきもち\n 途中から見ていられなくなった。過酷な状況に目を背けたくなるし、そこに置かれた人々に強いられる理不尽さ。でも、理不尽で目を背けたくなることほど、忘れてはならないのだ " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "どこかの少女漫画に出てくる禁断の男子校、だけど親爺版収容所編な雰囲気\n 総合:85点ストーリー: 75キャスト: 85演出: 85ビジュアル: 70音楽: 85 戦時下の捕虜収容所という特殊な環境下を背景にした、日英の軍人たちの刹那的な生き方。人生の陰に埋もれた取り返しのつかないもの。どうしようもないすれ違いや、彼らの中に生まれる異様な感情。はっきりと描かれるわけではないのだが、そんな不思議な雰囲気に何か魅了された。 たけしをはじめとして出演者の演技力にはどうも簡単に褒められない部分もある。しかし登場人物の存在感という部分において見れば、奇妙な魅惑の雰囲気が出ていてなかなかの良作だと感じる。デビッド・ボウイはここでも怪しい魅力を放っている。坂本龍一のクリスマスというには冬らしくない、夜に溶け込む澄んだ音楽も素晴らしい。 若いころに見たときにはどこかを見落としたのか、映画の最後でビートたけしが笑顔で言う「メリークリスマス、メリークリスマス、ミスター・ロレンス」の意味がわからなかった。でも数年後に見直したときに、もうすぐ処刑されてしまう彼の、友情を感じたロレンスへのこれが最後の言葉なのだということがわかって、ちょっと寂しくなった。 " + }, + { + "date": "2013-03-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "30年ぶりで初めて映画館で見た\n  戦争映画かと思ったら戦場の捕虜収容所の話で戦闘場面は一切なかった。坂本龍一が一人だけメイクしていて変な存在感を発揮していた。デビッドボウイにほほにキスをされて腰を抜かす場面が面白かった。ビートたけしも非常に存在感があった。 デビッドボウイのトラウマがやたらと丁寧に描かれていた。有名な音楽がやっぱりとてもよかった。 高校生くらいの時にテレビで見てあまり意味が分からなかったけど、今見ても意図や意味がさっぱり分からなかった。分からないけど面白い変な映画。 " + } + ] + }, + "35": { + "title": "南極物語(1983)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-02-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "南極の大自然の美しさと厳しさ\n 人と犬の絆を描いた感動大作。南極の大自然の美しさと厳しさが映像によって素晴らしく表現されています。ラストの再会シーンは泣けること間違いなしです。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "南極物語\n 無限の悲しみの魅力的な夕暮れであり、生存者の一握り、生き残るために愚かな挑戦に投げられた非常に多くの傭兵のような15匹の犬を生き生きとさせるという賭けを継ぐ。私たちは焦点を当て、私たちはそれを認識し、共感します。そして、敵対的かつ無慈悲な自然がその財産を取り戻すことを忘れないようになるたびに、それは悲惨です。唯一の装飾として、無限の白とミュートで、失われた自由電子の私たちの壊れやすい小さな生活。ユニークで素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動的だった\n 感動的だった。犬を置き去りにしてしまった人たちの生き様が心に響いた。だが、動画の時間が 3時間と長い。南極の自然をうつしただけのシーンなどはカットするべきだろう。視聴者が見たいのは南極の映像では なく、物語なのだから。もし時間を短縮して 2時間にできていたら、確実に 100点を付けることができた。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "タロとジロ\n 実写の日本映画の興行成績としては今も歴代2位のメガヒット。南極・昭和基地に置き去りにされながらも生きていた樺太犬、タロとジロの奇跡の実話。日本映画の記録に、日本人の記憶に、色んな意味で残る名作。最初の1時間くらいは辛抱して、映画がやはり面白くなるのは、置き去りにされてからの犬たちの壮絶なサバイバル。ここは一転して、創作もあるが、ドキュメント風。想像を絶する寒さ、餌も無い。自力で首輪を外し、この極寒の地をさ迷う。凍死、餓死。氷と氷の間に挟まれ、氷の海に落ち…。シャチの襲撃。15頭が、一頭また一頭と命を落としていく。変な言い方をすれば、それが当然。生き残れる希望など無い絶望の状況…。見てて本当に胸が痛い。並行して描かれるのは、犬係であった二人の隊員の苦悩。帰国後、彼らを待ち受けていたのは…。無理もない。犬たちを見捨てて、自分たちだけ帰ってきたようなものだ。これが現代だったら、ネット上やワイドショーなどで、何も分かってない輩が分かってるかのように、ただ批難と誹謗中傷を浴びせるだけ。断じて故意に置き去りしたのではない。彼らの力ではどうしようもない、やむを得ない事情があったのだ。誰よりも心痛めたのは、誰よりも犬たちと接していた二人。自分の身内もしくは自分の一部が失われたようなもの。弁明などしない。謝罪の旅に出る。犬たちへのせめてもの…。犬たちと隊員たちの苦難。それがあるから、最後の感動がある。高倉健、渡瀬恒彦、夏目雅子…気付けば、メインキャストは皆、お亡くなりに。グッと耐え、飼い主たちへ頭を下げる姿は、まさに高倉健の為の役。撮影後、数頭の犬を引き取ったという渡瀬恒彦。これももう一つの“南極物語”。全てではないが、南極ロケも敢行。雄大な景色、スケール感。オーロラは神秘的で、南極の冬は恐ろしさすら感じる。それら映像を印象的に盛り上げる、誰でも一度は聞いた事のあるヴァンゲリスの名曲。結末は分かってても、何度見ても、最後は感動。タロとジロへ呼びかける健さんの表情、タロとジロを抱きしめる二人の姿が忘れられない。『南極物語』は犬たちの悲劇だけじゃなく、犬と人の強い絆の物語でもある。いつぞやハリウッドでリメイク。ハリウッドすら魅了した話であるのは誇らしく、出来映えも悪くはなかったが、他国でリメイクって事は、実話が実話じゃなくなるって事でもあり…。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "兄弟犬タロとジロの実話\n 茹だるような暑さで、バテバテになった時に、本作を見ると少しは涼しくなったような気分になれます。さすがの健さんも、今回は生命力の強さを見せつける樺太犬たちの演技に完全に食われてしまったようで。魔性の女へと変貌を遂げる前の初々しい荻野目慶子が、とにかくカワイイの一言❗そういや麗しの夏目雅子さまも出ていました。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うん、まあ\n 演技のできない動物メインでこれだけの画を撮れるのはすごい。ただ、犬の愛情表現がなんかピンと来なかったのと、作り話っぽいドラマにリアリティを感じられなかった。 " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "虚実の境目がよくわからないけど、どの程度実話が入ってるんやろか?特...\n 虚実の境目がよくわからないけど、どの程度実話が入ってるんやろか?特に一般人から犬を借りてるという設定が解せないけど、、、今見ると、アザラシとの戦いなど、こんな撮影していいの?とか犬にとって過酷すぎないか?とかセット撮影がウルトラマンチックだとか、色々と気になるが、トータルとしてはすごく引きつけられる。さすが歴史的名作。とにかく犬たちにご苦労様。 " + }, + { + "date": "2014-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "タロとジロは生きていた\n 総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:75点 ) 南極の厳しい自然の中で冒険をして生死を共にした犬たちを、鎖につないだまま置き去りにせざるをえなかった。これは辛い。せめて首輪を緩いままにしておけば良かった、苦しませないように毒を飲ませておけば良かった、罪悪感に苛まれ打ちひしがれる。南極に戻って、犬を繋いでいた場所が雪に埋もれていて、そこを掘りおこすときの思いはどんなものだったか。凍りついた犬たちの死体を見つけたときはどんな気分だったか。南極に戻るまで長い一年だったろう。 もう一つの話は鎖から離れることができた犬たちの南極での生き残りの生活。こればかりは実際どのようなものだったかは想像するしかなくて実態はわからないのだが、なかなか良く犬を訓練していると思う。だが犬たちが死んでいくところに焦点が当たりすぎて、どのようなものを食べてどうやって餌をとったか・どのような日常をおくってどうやって生き抜いていたのかという部分の描写が少ないのが不満なところ。本来は生存のための努力と死の両面がしっかりと描かれてこそ、南極の厳しさがよりわかるものだろう。鎖から脱出することが出来なかった犬たちは最後の場面で掘り出されるまでほったらかしだったのも残念で、餌もとれず雪に埋もれるまま餓死か凍死する場面を、厳しいけれど挿入していてもよかったのではないか。 " + } + ] + }, + "36": { + "title": "お葬式", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「葬式」を映画にするという着想がよい。SEX シーンは蛇足だけど。\n 「葬式」を映画にするという着想がよい。SEX シーンは蛇足だけど。 " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチか?\n 評判の割には、他の伊丹作品に比べてイマイチのような気が・・・?まぁでも、普通に面白いことに変わりはありませんが。 " + }, + { + "date": "2015-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ドライな喜劇を上手に作る為のレシピがここに。\n 死の哀しみと隣り合わせの生の滑稽さを小気味良いテンポで描いた秀作。俳優・伊丹十三の監督デビュー作品だけど、血筋の良さが窺えましたね(父親は時代劇に近代的感覚を取り入れた『国士無双』や『赤西蠣太』を監督した名匠・伊丹万作)。随所に散りばめられたお葬式あるあるには思わず吹き出してしまう。不謹慎かもしれないけど、霊柩車の金細工の装飾の美しさにも思わずうっとり。多岐に渡る出演者(郵便配達人と言う小さな役で井上陽水がゲスト出演!)の中でも、やはり住職役の笠智衆には『男はつらいよ』の御前様を思い浮かべてしまい、つい顔がほころぶね。 " + }, + { + "date": "2010-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "終わりからはじまる人生\n お葬式をテーマにここまで描いたのはすごい。悲しいテーマだけど、悲しくなく。少し笑えて。あらためて観てもすごい作品だなと思います。森の中でブランコの立ちこぎするシーンが印象的。 " + } + ] + }, + "37": { + "title": "おはん", + "reviews": [ + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まったり妻の 夫奪還計画\n 80年代の 美しい吉永小百合と大原麗子の共演を堪能できる 市川 昆作品原作は、宇野千代の自信作芸者おかよ(大原)に 夫を奪われた妻おはん(吉永)の未練と、揺れる女心を中心に描いている両天秤の関西風駄目男(舞台は山口)を 石坂浩二が演じていて、面白いおはんが 夫奪還進行中(まったりと…)に 子供を失ったことと、おかよが人力車二台で乗り込んだ辺りで、勝負ありか人の心は 複雑で 男を頼む おはんが最後に決断を下し、自立したおかよが 男を握って離さない頼り、頼られ(喜びもある)、それに男女の愛も絡み、複雑な人間の心のあやを描いた原作を 上手く映像化している宇野が生前、打算の絡む恋愛を糾弾していただけあって(笑)、この三人の感情に それはあまり見られず、ある意味 大人のメルヘンの様でもある吉永、石坂、大原の競演も 上手くいった脇も ミヤコ蝶々、常田冨士男などが 固めていて 懐かしく、楽しい同性としては おはん(吉永)が 未練を募らせ 情を交わし、段々と艶めいていくのが 、怖い(笑)大原麗子は 意外に髷を結った映画出演が 少なく残念に思うこの映画は芸者役のこともあり、適役で とても美しい(着物の柄も 派手で素敵、ちょっと崩した着方も さまになっている… 「SAYURI」の中国人女優とは違う!)宇野が 取材していた 人形浄瑠璃も登場して 興味深いが、音楽の選択が(五木ひろし、マーラー等)おかしい " + } + ] + }, + "38": { + "title": "瀬戸内少年野球団", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大して面白くない映画だけど、夏目雅子の出演作ということで映画史に残...\n 大して面白くない映画だけど、夏目雅子の出演作ということで映画史に残るだろう。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後の混乱期はさもありなんって感じでよくわかります。だが長すぎ。そ...\n 戦後の混乱期はさもありなんって感じでよくわかります。だが長すぎ。そのわりには話しの必然性にはなはだ疑問が残る。野球の唐突な始まり等々。夏目雅子のための映画といってよいかな。私は岩下志麻派ですが(笑)こんな人も出てるんだというキャスティングは楽しめます。 " + }, + { + "date": "2015-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "没後30年経った今も\n じんわりと胸に染み入る夏目雅子の凛とした佇まい。野球の試合シーンが少なかったのが不満だったが、敗戦直後の淡路島を舞台に女教師と生徒の心の交流を描いた心温まるストーリーは感動を呼ぶ。また淡路島の美しい海と緑豊かな自然を捉えた宮川一夫の撮影は、いつもながらに素晴らしい。少年野球団のチーム名が「江坂タイガース」と言うのは、いかにも関西チックだなと思った。 " + }, + { + "date": "2015-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "変わらぬ宮川の撮影、変わりゆく映画と社会\n 淡路島を去っていく武女を見送るバラケツを背後からとらえたショット。真っ赤な灯台。遠ざかる船の明るい茶と合わせたバラケツのセーターの色。小津安二郎「浮草」の冒頭のシーンに雰囲気が似ていると思ったら、撮影はどちらも宮川一夫。 なんで、セリフのないシーンでここまで情感を表すことができるのか。しかも、どちらのシーンも人物の顔すら映っていない。 宮川の撮影なしには成立し得ない名画がいくつあるだろう。自分はたいした本数を鑑賞したわけではないが、この人の日本映画に残した足跡はもっと語られていいと思う。小津や溝口に関して人々が口にするのと同じように。この作品について最も語られねばならないことは、晩年の宮川のこの撮影についてではないだろうか。 しかし同時に、日本映画界の節目ともいえる部分もこの作品は持っている。 もちろん、これが最後の映画出演となった夏目雅子の輝き。 そして、これがデビュー作となる渡辺謙。その後の渡辺の活躍を考えると、夏目が早世しなければ、何度もこの二人の共演の機会があっただろうことは想像に難くない。 義弟に力づくで抱かれた女教師が翌日学校で子供たちにこのように諭す。 国土は米軍に占領されても、日本人としての誇りを踏みにじられてはならない。まっすぐに前を向いて自分の進むべき道を見極めるのだ、と。 これは、夫以外の男に身体を凌辱されようとも、心だけは相手に屈してはなるまいとする、男の力の前に屈した女の意地と重なる。なんのことはない、原作の阿久悠お得意の演歌の世界ではないか。 ここでは、心と体は別という心身二元論が展開されている。この作品の公開当時はまだこうした心と体の二元論が無邪気に受け入れられていたのだろう。 しかしおそらくバブル崩壊後には、このような単純な二元論は鼻で笑われたであろう。男女雇用機会均等法、セクハラなどという概念が跋扈する社会では、男に手籠めにされた女の心と体は別問題などということは、それを口にした者の社会的地位を消しかねないことなのだ。 一本の映画を通して、われわれは言説の浮遊する場が変動していることに気づかされる。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人も子供も精一杯生きている\n 総合:80点ストーリー: 85キャスト: 85演出: 80ビジュアル: 75音楽: 70 町に直接の被害はなくても、住人の生活の中に戦争の傷跡がまだはっきり残っている時代を背景にして、当時の人々の生活が生き生きと描かれている。戦後の混乱から立ち直ろうともがく大人たちを尻目に、直接戦争に参加しなかった少年たちの切り替えと立ち直りの早さと、貧困の中でも若さを精一杯生きる姿が新鮮である。悲しいことや冷酷なこともあるのだが、見終わって案外すっきりする後味も良い。たくさんの有名芸能人のまだ若き姿が見られるのも一興。 " + } + ] + }, + "39": { + "title": "天国の駅", + "reviews": [ + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人は誰しも愛されたい。\n 人は誰しも愛されたい。心から愛されたいのだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-04-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人を、愛することの重さ\n 愛されたい。体を抱かれるだけでなく、心を包み込んで欲しい。寂しさ。一筋の希望。人の心の闇。衝動。断る勇気を持てないことによって、自らのことを大切に扱えなくなった女。心まで売り飛ばすことの危険性をよく教えてくれた。 " + } + ] + }, + "40": { + "title": "麻雀放浪記", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "負けた奴は裸になれ!!\n  阿佐田哲矢が流行していた頃の小説の映画化だった。そのため映画館で観たが、加賀まりこの演技が下手だという印象が残った。主人公やドサ健のニヒルさよりも出目徳(高品格)の勝負師としての虚しさを全面に表現した映画となった。そして、麻雀の面白さよりも勝負師のツキがどこで変わるのか、落ちていく人間の潔さが上手く表現されている。 原作を読んでいるために、誰を勝負のメインにするかという点で自分と違っていたことにびっくりした。。また、積み込みの腕、ツバメ返しの技が面白い。ラストの勝負のカメラワークも斬新だ。「負けた奴は裸になれ!」 " + }, + { + "date": "2019-04-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "超つまらない\n 全く面白くない。気持ち悪い映画。見ただけ損 " + }, + { + "date": "2019-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "博打と青春と生き様と…\n Amazonプライム・ビデオでレンタルして鑑賞。原作は未読です。「麻雀放浪記2020」が公開されるということで観てみることにしました(笑)坊や哲やドサ健、出目徳など、登場する博打打ちたちのキャラクターがめちゃくちゃ個性的で、それぞれが放つ熱がすごいなぁ、と圧倒される想いでした。登場人物の殆どが通り名というのもユニークで面白いなぁ、と思いました。ある意味名前を捨てて、社会の裏で生きているというようなピカレスク・ロマンな匂いが堪りませんでした。若い坊や哲にとっては青春期。博打の世界に身を置く中で、世間の世知辛さと奥行きに触れ、初めての恋と別れを経験し、“男”になっていきました。しかし、主人公であるのにも関わらず、終盤に掛けてはドサ健のリベンジ大勝負の感じが強くなって来て、視点がぶれているような気がして混乱しましたが…。博打打ち、いかさま師…一度その世界に足を踏み入れた者たちの生き様が胸に迫って来ました。ギャンブルは一度もしたことの無い私ですが、それぞれの矜恃を懸けたクライマックスの麻雀シーンに言い知れぬ迫力を感じましたし、何より熱かったです。古き良き“モノクロ映画”を彷彿とさせるようなつくりになっていて、冒頭でキャスト・スタッフの全員の名前を出して、ラストは“終”の文字のみ、みたいな。いやぁ、いいねぇ!雀卓をローリングするように撮影したり、斬新なカメラワークが炸裂していて、挑戦的な映画だなぁ、と思いました。特撮ファンとしての余談…。スタッフ・クレジットに成田亨の名前が!冒頭の焼け跡のリアルなミニチュアや、坊や哲とママが歩く川岸のシーンの、川を進む船やそこに架かる橋など、随所に特撮シーンがあって、無条件にたぎりました(笑) " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "今の時代に生まれてよかった\n ハードボイルドな雰囲気が良かった。昔の日本スラムすぎぃ!と思った。 " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "酷い時代だぜ。\n しょうもない男どもで、振り回す女性と、振り回される女性。全く憧れないけど、こういう風に生きている人もいるんだと思わせる。戦後の一時代が綺麗に描かれているいい作品。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モノクロだからこその味わい\n 1984年和田誠の監督デビュー作。タイトルは知ってたが初見で原作も未読。麻雀は大学の友人と徹マンやってたぐらい。いやぁ面白かった。80年代にこのテイストで撮るってのが凄い。バクチ打ちのろくでなしっぷりがモノクロ世界で生き生きと描かれる。なんと言っても役者の顔がイイ!真田広之。鹿賀丈史、名古屋章、そして高品格!!加賀まりこ、大竹しのぶの女優陣も素晴らしい。ラストもどうかしてる奴らのなんとも言えない姿が絶妙の余韻。初監督とは思えぬ見事な演出が冴え渡ってます。 " + }, + { + "date": "2017-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後混乱期のクズな賭博師たちの激しい生き様\n 総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:60点|音楽:50点 ) 戦後の混乱期に生きた一癖も二癖もあるクズの賭博師たちの生き様を描く。 彼らは純粋に賭博に打ち込み勝負をするのではない。むしろいかに相手を出し抜くか・騙すかに全力をあげる。勝負に失敗する度に生活が破綻するが、まっとうな生活はしようとはしないし、まっとうに生きている登場人物がそもそも登場すらしない。だけどその世界にどっぷりとはまってクズな生き方を貫いていく底辺の人々の様子が面白い。彼らはどうあってもこういう生き方を止められないし、その浮き沈みの激しさが刺激となっている。 登場人物も魅力的。特に癖の強いいかさま師の出目徳を演じた高品格が印象深い。ただし彼が中盤でドサ健相手に大勝負に勝って家まで手に入れたのに、それを協力者にあっさりと渡して自分は粗末なほったて小屋に住んでいたりするのがよくわからない。 ドサ健役の鹿賀丈史も人を食い物にするだけの典型的なクズで、だけどそのクズぶり故に存在感があった。 だけどこれだけのことをやっているのに、やられたほうが暴力や盗みといった実力行使で反撃に出ないのが不自然だった。特に主人公の真田広之がドサ健に何をされても何も仕返しもしないし縁切りもしないのは変だし、それゆえに主人公としての存在感が薄れて面白みがない。米兵が実力行使に出るのはいかさまなしでまともに勝負して負けたときなので、いつもまともなほうが損をするというだけで、いかさまに対する反撃がない。こういうのは不自然。 " + }, + { + "date": "2017-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作の作品感を壊さない良い作品\n 全編モノクロの戦後の博打打ちを描いたご存知阿佐田哲也原作の映画化。3回目の久しぶり観賞。元々麻雀大好きで阿佐田哲也の作品も昔貪るように読んでいただけに映画化は嬉しいです。初見じゃ無い分、昔よりセリフがすんなりと感情移入。若かりし真田広之や加賀まりこ、鹿賀武史の役になりきり感が良いね。まあ、麻雀やらないひとには今一かもしれないけど博打打ちは居なくならない。いままでもこれからも。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モノクロの良さ\n 名前だけは聞いたことがあったものの1度も見たことがなかった映画でした。Huluで配信されていたので見てみましたが、よかったです。1984年公開でありながらあえてモノクロで撮影したことにより雰囲気で出ており非常によかったです。また演者さんたちのキャラも秀でており、味わい深い登場人物ばかりで面白かったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった\n  モノクロ映画にしたことで戦後の荒れ果てた東京がとてもリアルでスケール感のある表現が見事だった。 ばくち打ちにはロクな人間がおらず、お互いを信用しないまま、それでもつかず離れずで付き合っているところが悲しく面白い。出目トクの遺体を土手の上から雑に転がして、それで親切にした気になっているところが非常に何かを語っているように感じた。お互い明日は我が身なのだろう。高めの役を積もって死ぬなら、むしろ本懐であったのかもしれない。 大竹しのぶの家が非常に雑にやりとりされていて、あの権利書も戦後さながらなら大した価値はなかったかもしれないが、最終的に権利書を持った人が勝ちであると思う。 お話も面白いし、表現もかっこいい。なにより登場人物が全員クズなところが特に素晴らしい。鹿賀丈史は本当に大竹しのぶを愛しているように描かれていたが、実際のところ自分の博打の方をはるかに優先しているからそれは表現の妙である。 " + }, + { + "date": "2015-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "負けた奴は裸になる。\n 坊や哲の真田広之ドサ健の鹿賀丈史出目徳の高品格ゼゲンの達の加藤健一が、最後の大勝負に挑む。それぞれのキャラ立ちがほんま見事であり、迫真の演技に鳥肌が立つ。また、本作が初メガホンとは思えない和田誠監督の演出手腕が冴え渡る。邦画では間違いなく、No.1のギャンブラー映画である。これを見ずして麻雀を語るなかれ。 " + } + ] + }, + "41": { + "title": "花いちもんめ(1985)", + "reviews": [] + }, + "42": { + "title": "恋文(1985)", + "reviews": [] + }, + "43": { + "title": "それから(1985)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもつまらなかった\n  高校生の時に当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった森田監督が再び松田優作で撮るということで、勇んで見に行ったらさっぱり面白くなくて、それは自分の理解が足りないせいだと、原作小説まで読んだら、それも全然面白くなかった。こうして改めて見たら、まずストーリーが全然面白くないし、演出もかったるい。かったるくて見てられなかった。その上、当時コチコチの童貞だったため今以上につまらなかったはずだ。こんなもの作る方が悪い。当時もっと胸を張ってつまらなかったと主張すればよかったと今更後悔した。藤谷美和子は美しかったが出オチみたいな美女だった。 " + }, + { + "date": "2018-11-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "誠者天之道也 誠之者、人之道也\n 『2018年の森田芳光 〜森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし〜』での鑑賞解説付でなければ、決して鑑賞する事はなかったであろう作品。丁度、ホン・サンス監督の同名作を鑑賞した後で、題材となった夏目漱石作品を読もうかどうか迷っていたので渡りに舟でもある。ストーリーは、教科書にも載る程なのである程度は頭に残っている。金持ちの放蕩息子が前々から友人の奥さんに恋心を持っていて、いよいよその友人に奥さんを譲って欲しいと頼む。友人は承諾する代わりに事の顛末を息子の実家に告げ、勘当される。さぁ、『それから』どうする?というエンディングである。それぞれの立場が交差する中での心理描写が如実に表現される作品であり、森田監督と主演松田優作が選んだ恋愛物語である。只でさえ、重苦しい雰囲気がスクリーンに投影されているが、所々ユーモア(手錠 西洋料理の味等々)も散りばめられており、尚且つ、明治時代を意識しない衣装の数々、特徴的な照明の当て方等、随所に監督のアイデアが盛られている。というのも解説を聴いての気づきなのだが、それでも、多分、今の邦画作品には無い、作家性の強い強烈なアタックが心に乗っかるインパクトは充分感じる。路面電車の心象シーン等も原作には無いが、主人公の現在心境をどうやって表現しようかと考え抜いたカットは、あの時代だからそれなりにお金も掛かっている贅沢な作りである。多分、同じようなシーンならば、それこそ“エヴァ”や“千と千尋”に差し込まれているようなシーンとしての表現方法をアニメーションに頼らざるを得ないのだが。勿論、濡れ場は殆ど無いのだが、ラムネを舐めるシーン等、その辺りの意図されたシーンも丁寧に作り込まれている。今の時代に今作品が作られていたならば、もっと評価は高いと思わせる程の考え尽くされた出来映えだと思う。出演者も一流ばかりだし、相当の制作費がないと決して出来ない内容だ。文学作品としてはレベルの高さを否応なしに認めざるを得ない内容である。 " + }, + { + "date": "2016-02-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "藤谷美和子お綺麗♪\n 描写や音楽は素敵。優作さんもいい。でも、漱石自体がわからないんですよ。読んでも、今回鑑賞してみてもやっぱりダメでした。でも私がダメなだけなので1度は観てみてほしい。好き嫌いではなく、作品と向き合う姿勢を忘れずに私は観ました。だけど漱石が文部省選定なのは、こころも同様ですが、ちと早いんでは?いつも謎です。 " + }, + { + "date": "2013-11-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "優作さんの代表作ではないでしょうか\n それまでの遊戯シリーズの冷酷だけど仲間思いというキャラクターから人殺しの様なコミカルなキャラクターまでこなしている方ですが、今作品の寡黙でそれでいて思いをうちに秘めて日々過ごしているという主人公を見事に演じられている優作WORLDを表している作品だと感じました。 " + } + ] + }, + "44": { + "title": "Wの悲劇", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "顔ぶたないで\n 劇場公開時に『ゴーストバスターズ』と迷ってコッチ(と『天国に一番近い島』)を観た。原作は未読だが作中作で使うという大胆な組み込み方でうまい。女優になっていく主人公と薬師丸ひろ子自身をダブらせて観るといい。 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "その後の三田佳子の時代の幕開けとなった作品\n 話の概要は覚えていたのだけど、公開当時の自分は子供で、今回改めて見るまでこの作品の本当の価値と素晴らしさを分かっていなかったと思う。脚本も演出も良く出来ている。薬師丸ひろ子は演技をしごかれて相当苦労したのだろうなというのが伺い知れる。そしてそれに応えて、女優として一皮も二皮も剥けている。もう一つ、この映画の白眉は、三田佳子という女優の存在の認識にあると思う。三田佳子って、それまでは芸能界での存在感が薄かったと思う。それが、彼女がこの映画で演じた「女優」で、私達はその演技力と存在感に圧倒され、魅了され、その後の三田佳子ブームに繋がったのだと思う。 " + }, + { + "date": "2018-01-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "女優\n 女優を夢見て、舞台に立つためなら何でもするという、スポットライトの影まで描くようなお話でした。私生活も演技。スキャンダルさえも踏み台のひとつ。今なら炎上商法ですね。作品内の話である舞台裏や私生活と、舞台となる劇中劇が並行して進む辺りが良かったです。昭夫がかなり優しくて良い人でした。演じる必要のない相手にも、最後まで笑顔で演じきる所が静香の女優魂なのでしょうか。何度試しても、天井に貼り付けた舞台ポスターに手が届かないシーンが隠喩的でした。 " + }, + { + "date": "2018-01-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "薬師丸ひろ子の観賞用ビデオ\n ストーリーじたいは良かったのですが、 とにかく間延びした展開が うざかったです。 いたるところに [薬師丸ひろ子の観賞用ビデオ] のようなシーンが挿入され、 それが うっとおしかったです。 最初から [この映画は薬師丸ひろ子の観賞用です] と注意書きを入れてほしかったです。 30分の総集編にまとめたら、 それなりに楽しめたとは おもいます。 " + }, + { + "date": "2016-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "薬師丸ひろ子と言えば・・・\n これ。リアルタイムで見なかったのが惜しまれるが・・・・主題歌は印象に残っており、当時のことが蘇る。NHK連ドラの「あまちゃん」と対比すると感慨深いものがある。殺傷沙汰があっさり成立するあたり、いかにも映画的だが・・・(警備員、何やってる?)、その前のカーテンコールのあたりなど、スクリーンで観ていたら、結構感動できたのではないかと。薬師丸ひろ子、今も昔も美人とも可愛いとも思ったことはないが、ラストのシーンは良さげ。 " + }, + { + "date": "2016-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "バブルを感じた\n 映画好きの母が定期的に見返しているということで気になっていた。ストーリーはただただスタンダードだし特に感動することもないのだが、雰囲気が何よりもいい映画だった。私がまだ産まれる前の母が働いていた時の時代の雰囲気を濃く感じた。服装、街、メイク、雑貨。母が何回も見るのがよくわかった。演技面で言えば、三田桂子の演技が周りよりも頭ひとつ抜けているのは明らかなのだが、よりも高木美穂の演技に目が釘付けであった。もっと見たいと思わせる演技であった。薬師丸ひろ子は女優として熟成前という感じ。自分の中でバブル期の映画が時代遅れという立ち位置ではなく、クラシックという立ち位置に変わってきている。 " + }, + { + "date": "2015-05-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "意外に面白かった\n 薬師丸と世良の結構印象に残った台詞が多かった。最後、別れるとき、もう一人の自分の存在について、薬師丸は「厄介だけど付き合っていく」って言ったシーン、そして劇の終わりのシーンのように挨拶して画面がストップモーションになりエンドロール、感動しました。 " + }, + { + "date": "2014-11-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "名シーンばかり\n 前から薬師丸ひろ子の歌は知っていたのですがあまちゃんでオマージュされていると聞き映画も見ることにしました。めっちゃ面白いです。そして、名シーンばかり!古い!と言われそうですがおすすめしたい作品です。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "震えがくるほど面白い\n  公開時に見て以来で久しぶりに見返した。改めて入れ子構造のシナリオが素晴らしく面白かった。殺人と演技と、男と女、性愛、役者としての業のようなものが渾然一体に絡み合うとんでもない話だった。 三田佳子が薬師丸ひろ子に罪を着せるための誘導が悪魔的で火が出るような迫力だった。 世良公則は薬師丸ひろ子が、結局役者になることを諦めて、一緒に夢破れた者どうしとして恋愛することを夢見ていたのだろう。彼女は彼女で、彼を最初は下に見ていて、それでもぐいぐい来るとついセックスをしてしまうので、積極性は大事だなと思った。居酒屋の場面では、そんな心の変化を長回しワンカットで丁寧に描いていてすごく自然だった。 女優を目指す若者が苦い現実を味わってそれでもなお女優を目指すわけだが、そんな後悔や現実とのギャップ、苦い思いも含めてトータルパッケージで楽しそうと、羨ましく思ってしまう。 初めて見た時は童貞の高校生だったのに、とんでもなくすごいものを見てしまったという衝撃があった。男女の性愛なんかまったく意味が分かるわけでもないのに、それでも鬼気迫る迫力は伝わったのだろう。改めて見て震えがくるほど面白かった。 " + }, + { + "date": "2013-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "女優誕生の裏側\n 総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 ) 女優を目指すもなかなか芽の出ない若手劇団員の姿を公私にわたって追う。 演技に悩み、この道を行くべきかどうかを迷うのは、芸能界を志す者ならば誰でも感じることであろう。私生活においても成功しない自分に苛立ちあれこれ試してみるのも自然な姿。 それが突然の事件に巻き込まれて生活が急転し、それを重圧を感じて戸惑いながらもこなしていって少し安堵した途端にまた急転直下する展開がなかなかに面白かった。薬師丸ひろ子と三田佳子の新人・大物女優の対比と演技も見ごたえがあった。色んなことが重なって未来のわからないまま、それでも自分の道を自分で選んで、女優になる前に一瞬だけ交差した男と別れていく彼女がどうなるのか、不安と希望の余韻が残る最後もうまくまとめていた。 " + } + ] + }, + "45": { + "title": "ビルマの竪琴(1985)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "セルフリメイク\n  市川昆監督はセルフリメイクするのが好きなのだろう。自身1956年に『ビルマの竪琴第一部、第二部』を作っていて、しかもアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている。 ビルマの民家に匿われていたとき、イギリス軍がやってくる。いつものように唱歌のコーラスによって敵の目をごまかそうとしたが、夜になるとイギリス軍も歌いだす。音楽によって戦争が止められる!などと感動したのも束の間、実は3日前に停戦になっていたのだった・・・そして、降伏。彼らの部隊も投降し、ムドンで捕虜収容所に入ることになるが、水島だけは三角山で抵抗を続ける日本兵へ投降を勧める役を任ぜられる。しかし玉砕。なんとか一人生き残った水島は200キロ離れたムドンへ向かうが、日本兵の無残な死骸を見ながら嘆き悲しむのだ・・・ 収容所の兵士たちは水島に会いたくてしかたがない。一方の水島は慰霊のために僧になってしまっているので会わせる顔がない。一度、日本兵が作った橋の上で遭遇するが、知らないフリをしていたのだ。 ずっと「埴生の宿」がテーマのように何度も合唱され、日本へ帰ることになった兵士たちとの対面でも水島本人だと確認するため歌われる・・・その後、竪琴の独奏で「仰げば尊し」を弾き、感動の波が押し寄せた。 巨大な涅槃大仏像など美しい仏教国、日本が降伏した後だということもあり、現地の人だって日本人に優しい人ばかり。その反面、無造作に山積みされた屍たち。彼らを弔う気持ち、見てしまったために帰れなくなってしまった水島の心の奥。結果はわかっているのに、もう充分だから帰ればいいのにと願わずにいられなくなる・・・ 現地のおばあさん役の北林谷榮が大阪弁まじりなので楽しい。ずっと入ってたナレーションが兵士の中でも落ち着いていた渡辺篤。石坂浩二だけが、ちょっと弱い・・・ " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "どんなことを思って竪琴を弾いたのか\n 最後のシーンで中井貴一演じる水島はどうして日本に帰らないと決意しビルマに残ったのか、何で彼は何の思いで竪琴を弾いたのか、必見です。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "水島上等兵の鎮魂旅\n 1956年版と同じ監督、脚本家で作られた定番作品。ビルマ戦線で終戦を迎えた水島上等兵(中井貴一)は、累々と続く日本兵の屍を目の当たりにして、彼らをきちんと葬るのが自分の使命だと考える。苛烈な経験は人間を変えてしまう。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "本当に伝えたいことは撮られていないところにある\n 人生とは選択である。選択そのものが人生と言える。でも、時には人に相談することも必要。水島の生き方に全く共感できないために、途中から半ばどうでもよくなくなった感は否めない。だって、軍人は上官の命令に従うのなら、どうして頑なに自分の行動に固執するのか。栄養が足りずに判断が鈍ったのかとも考えたが、そうなら途中で思い返してもいい。ということでストーリーについてはモヤモヤは残る作品です。それでも最後まで見たのは、別の見方をすれば、ミュージカル映画とも見えるかもしれんと思ったから。男声合唱オペラ。そういうヒントはくれた。【以下、ネタバレではないけどネタバレよりもある意味閲覧注意】一度しか見ていないので、という前置きの上で進めると、これは悪夢のシーンをカットしたある種ファンタジックに描いた物語である。原作が児童文学であるということから考えて童話なのだ。つまり水島が説得に失敗して移転先の収容所に戻る前日までは現実のことだが、そのあとは重要なシーンを大幅にカットした物語になっている。本当は見るに耐えない奴隷となり強制労働を強いられた仲間を見てしまって、自分は捕虜から逃れるために僧侶に化けて過ごしていたのだ。会田雄次の『アーロン収容所』はビルマで英軍捕虜となった時に受けた非人道的な奴隷労働生活の記録である。推して知るべしなのである。なのであくまでも英軍にバレぬように日本語も話せぬビルマの僧侶となり、音楽だけで想いを伝えようとしたのだ。そう考えるとこの映画の辻褄がぴたっとハマってくる。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "慰霊という行為にみる人間性\n 無造作に放置された死体からは、人間だったという痕跡が、まるで感じられない。一人一人に思考があり、感情があり、唯一無二の存在だったことさえも、そして各々に人生があったことさえも、尊厳のかけらもなく放置された肉片からは、全く感じられない。そんな無情さと、自然における人間の小ささと、大きな世界の片隅で殺し合っている行為の虚しさが、胸に迫ります。ビルマ人にそっくりの日本兵が、ビルマの僧侶のふりをして、巡礼の旅に出る。彼が供養したところで、何かが救われるわけではないけれど、それでも供養せざるをえない気持ちになるのが人間なのでしょう。例え彼の名前が後世に伝わらなくても、ビルマという地で誰かが戦死者を供養した、という痕跡が残ることで、後世誰かの救いにはなるかもしれない。日本式の納骨にその思いが込められている気がしました。罪を贖うかのようにさすらう水島は、どこへたどり着くのでしょうか。切なさが込み上げます。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "前作がよかったので見たけどさらによかった\n 同じ監督がリメイクしたということで、ぜひ両方みたいと思い、鑑賞。第一作にとても感動したけど本作は、さらによかった。ほぼ同じ脚本。前作は美しいけど力が入りすぎていて若さを感じた。本作は、それがいいかんじにこなれていて洗練を感じた。水島の中井貴一がとてもはまっていてよかった。白黒もいいけど、夕日や僧衣のオレンジが胸に残った。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争終結後の日本兵の話\n 戦争で何を背負ったのか。 " + }, + { + "date": "2014-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "水島、一緒に日本に帰ろう\n 総合65点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:75点 ) 戦場に散っていった多くの命を目の当たりにして、いてもたってもいられなくなる。普通の兵士が体験した悲惨な出来事が彼の運命を大きく変える。別れを告げる水島の奏でる「仰げば尊し」が悲しくビルマの空に消えていく。彼の手紙が彼の過酷な決意を伝える。 いい話だと思うが、古い映画ということもあり演出は古さを感じる。日本兵たちはのんびりと生活しているし、捕虜収容所でもイギリス軍と何の問題も無くうまくやっている。三角山の司令官と兵士との交渉は短すぎるしもっとしっかりと描かないと臨場感がない。いかにも決められた台詞を喋っていますという雰囲気しかない。水島が出会う死体は腐乱して虫が湧いてもっと汚いはず。匂いの漂わない無機質な人形のような死体はこざっぱりとしていて、そんな死体を簡単に片付けられてはあっさりとした印象しか残らない。戦争の緊迫感や悲惨さを描く演出が足りなくて、水島を決意させた心の傷が直接はっきりと伝わってこないのが惜しい。 " + } + ] + }, + "46": { + "title": "火宅の人", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いしだあゆみの奥さんが面白い。\n いしだあゆみの奥さんが面白い。 " + }, + { + "date": "2017-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "潤しい\n 緒形拳はもちろんのこと、原田美枝子やいしだあゆみ、松坂慶子の女優陣が、艶っぽくて色っぽくて潤しかったです。女達がきっぷが良くてサバサバしていて、逆に桂はジメッとしていて優柔不断。男と女の情や性を描いているので、俳優の演技力がないと成立しない作品なのではないでしょうか。男と女ってなんやかんや言っても、やっぱり良いですね。 " + }, + { + "date": "2015-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 昔のぶっ飛んだ思想を味わえる作品ではないでしょうか。「ぶっ飛んだ」というのは、より感情や煩悩に敏感だった時代を、現代の科学的で冷静な時代の私達が観ると滑稽であるということです。そうして僕らは一回り完成された人間のように勘違いし、結局は感情の非論理的な、非効率的なところに振り回されているのだと思います。正面から向かっていた時代。唐突な大声も感情の起点がしっかりと感じられました。現代のセンシティブ?な作品は血の美を求めているとしか感じない…サイコパスてもはや。俳優陣は圧巻としか…松坂慶子さんは本当にお美しいが芝居はどの作品も近いですね。ただ役割を全うされているのでやはりすごい。 " + }, + { + "date": "2012-04-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人間の本質に迫る骨太な題材ながら、役者たちの熱演、深作監督の快調な演出で、娯楽性と見応え満点の文芸映画!\n 深作欣二監督、緒形拳&実力派女優陣豪華共演…これで面白くない訳がない!タイトル“火宅の人”とは、火に包まれた家の如く、煩悩や苦しみに包まれた人という意味で(確か合ってるハズ?)、緒形拳演じる主人公を表した、なるほど天晴れなタイトル。男と女の腐れ縁というか、男と女の生々しい姿、男の駄目姿、女の逞しさ…等が、時にユーモラスに時に哀しげに描かれていた。主演の緒形拳がとにかく巧い!「復讐するは我にあり」「楢山節考」等での硬派な名演が印象深いが、「鬼畜」にも通じる駄目男振りもリアリティたっぷり。何を演じても巧い、数年前に亡くなられてしまったのが本当に惜しまれる。三者三様の女優陣は誰もが印象深いが、とりわけ原田美枝子は圧巻の一言。最近は優しい母親等脇が多いが、本作では大胆な濡れ場やヌードシーンに体当たりで熱演、若い頃から名女優だったんだなぁと改めて感じた。また、いしだあゆみ演じる、貞淑そうに見えて実は肝が据わってる女房も印象深い。今はこういう映画はあまり作られない。昔は良かった…とはあまり言いたくないが、今また、こういう人間の本質に迫る骨太な映画が作られて欲しいものだ。 " + } + ] + }, + "47": { + "title": "植村直己物語", + "reviews": [ + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "単独犬ゾリ北極点到達\n 自然の怖さ、なぜ過酷な自然に挑むのか。北極点挑戦のため一口1000円の今でいうクラウドファンディングの募金。北極点到達で妻と無線。西田の声が今(2016年)と比べてずいぶん高い。マッキンリー挑戦途中、行方不明に。夫人の会見「植村と巡りあえて良かった。」顔アップで幕。 " + } + ] + }, + "48": { + "title": "キネマの天地", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "女優としての成長物語\n  大船撮影所50周年記念作品。脚本は山田洋次、井上ひさし、山田太一、朝間義隆。女優になりたい女性はいっぱいいるが、女優にしたい女性は少ないという小倉監督に見出された小春だったが、最初に看護婦役をたまたまやらされ失敗。島田(中井)の説得により大部屋に入ったが、「いらっしゃいませ」の一言の台詞でもOKが出ずに苦労する。 島田は思想犯として特高に追われている先輩の小田切(平田満)を匿ったために捕まってしまうが、「こいつマルクスなんぞ読んでるぞ」などと言われて開いた本がマルクス兄弟だったのには笑った。この頃は活動屋をやってるだけで軟弱者としてしょっ引かれていたんだと思うと、日本が情けなくなる。 基本線は女優としての成長物語と、生きる勇気を与えるような映画を撮りたいと夢見る脚本家の物語。撮影所以外の小春の家族の周りが『男はつらいよ』で固められているとこが山田組らしところ。その旅芸人であった父親の渥美清が娘の主演第一作「浮雲」を観ながら死んでしまう。自分の生い立ちを知りクライマックスの演技にも磨きがかかって完成した作品。出来すぎのストーリーではあるが、なんとも哀愁に満ちたところだ。 松竹の看板女優であるという設定の松坂慶子が駆け落ちしたおかげで主役の座を射止め、祝賀会で「キネマの天地」を歌うところも『蒲田行進曲』との絡みを考えると面白い。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もうないか?まだあった。山田洋次監督作品。 前半はやや冗長だが、昔...\n もうないか?まだあった。山田洋次監督作品。前半はやや冗長だが、昔の映画撮影法とか、わーこんな人が出てるとか、違ったところで楽しめる。それにしてもほんと豪華な出演陣です。後半は物語自体が目を離せなくなります。渥美清、そして主演有森也実の圧巻の演技。魅せます。若き有森也実、初々しく可愛いです。有森也実は作品内容同様、主役交代からの大抜擢だった模様、そこも面白い。彼女が映画界のトップスターとなっていれば本作の評価も違ったものとなっていたであろう。 " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画!\n 全体的にいい映画!映画に対する愛や在りし日の日本映画の情景をノスタルジックに描いていて、みていて映画がもっともっと好きになる!いい日本映画とはこのことです! " + }, + { + "date": "2013-05-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画産業黎明期の内幕を覗き見る\n 総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 威厳を振りかざす監督、理想を持つ助監督、興行収入を気にする管理職、銀幕でしか見たことがなかった俳優たち、政府の映画界への干渉、そんな当時の映画産業の内幕を、映画産業に女優として入った売り子の若い娘を通して豪華出演者たちで人情を絡めて広く浅く描く。渥美清の迎える唐突な結末には疑問符がつくしちょっと説明的な部分やわざとらしい演出もあったが、映画作りの裏側を描くという意味で類似性のある作品の「蒲田行進曲」よりはずっと自然でより普通に観られた。自分は特にこの時代の映画作りに興味があるわけではないが、懐古的な映画産業への愛情が感じられる作品だった。 " + } + ] + }, + "49": { + "title": "新・喜びも悲しみも幾歳月", + "reviews": [ + { + "date": "2017-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しみの種を残すな‼\n おじちゃん幸せな最期を迎えられて良かったぁ😃 " + } + ] + }, + "50": { + "title": "人間の約束", + "reviews": [] + }, + "51": { + "title": "マルサの女", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "脱税とのスリリングな対決!\n 「マルサの女」シリーズ第1作。レンタルDVDで鑑賞。ラブホテル経営者・権藤英樹(山崎努)が、暴力団、政治家、銀行とグルになって行う巨額の脱税を暴こうと奮闘する国税局査察部、通称“マルサ”の査察官・板倉亮子(宮本信子)と仲間たちの姿を描く、コミカルかつシニカルなエンターテインメント・ドラマ。トレードマークのおかっぱ頭には常に寝癖、顔はソバカスだらけ…一見うだつの上がらなそうな外見ながらも、不正を見抜く観察眼と摘発までの地道な証拠固めの手腕は超一流(どこかしら金田一耕助に通ずるものがあるような…)な板倉を、伊丹十三監督の奥様・宮本信子が好演。真面目な仕事振りと優秀さからマルサに抜擢されるのも納得です。何より仕事への情熱は人一倍、そして心の底から仕事が大好きなんだなと感じました。港町税務署からの異動が決まった際の歓喜の爆発…(笑) だからこそ、着任早々仲間からの信頼を獲得できるのですねぇ…。反面仕事第一主義なのか、息子のダイちゃんの世話は母親に任せっぱなしの様子。ですがそのことで悩む姿も見せ、単なる“仕事人間”では無いことが分かりホッとしました(笑)権藤も単なる悪人じゃないところがミソだなと思いました。内縁関係の女(岡田茉莉子)がいながら特殊関係人(愛人)も複数人いたりと、女性関係はなかなか爛れていますが、裏社会と繋がってまで脱税を働いているその理由とは、一人息子・太郎(山下大介)への愛情からでした。息子に何不自由無い生活をさせてやりたい、自分が死んだ後も困らないように財産を遺してやりたい…何という親心…。とても人間味があるなぁ、と。子への深い想いが胸に沁みて来ました。お互いに子供のことで悩みを抱えているという共通点から、敵対関係を超えた不思議な友情で結ばれる権藤と板倉のやり取りが秀逸でした。権藤と喧嘩して家を飛び出した太郎を、ガサ入れの最中であるにも関わらず必死に追い掛けて慰めに行く板倉の優しさと来たら…。脱税の手口の巧妙さに恐れ入ると共に、そこかしこにバブル期の匂いみたいなものを感じながら、摘発までの攻防がスリリングで引き付けられました。「関東蜷川組の蜷川だ」でお馴染みの蜷川組長(芦田伸介)ですが、そのセリフの効力が次第に失われていく様はとても溜飲が下がりました。顔の傷が怖い怖い…。クライマックスの銀行支店長に吼える花村統括官(津川雅彦)が痛快だし、脱税に関わっていた議員からの圧力の電話をいなしてかわす査察部管理課長(小林桂樹)も絶品でした(笑)板倉と権藤のラストの会話の余韻が深く残っております…。余談。私が幼稚園から小学校低学年の頃は、頻繁に「ゴールデン洋画劇場」で放送されていたことをうっすらと覚えています。もしかしたら一度くらいは観たことがあったのかもしれません。全く記憶にございませんが…(笑)今回改めて観て、よくゴールデンタイムに放送していたなぁ、と当時の放送コードの緩さにしみじみとしました(笑) 女性の裸は多いし(おばはんなんか股広げよるし…うげぇ…見たくなかった!(笑))、そういう類の場面ももちろん出て来るし、何より摘発対象がラブホテルですし…(笑) " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "マルサの仕事\n 本当にあんな風に調べるのか分からないけど、本当っぽく見えた。脱税する程稼ぎが無いよと思って見てたけど、お惣菜屋さんが余り物をタダで持って帰って家で食べたのも脱税行為だって、目からウロコ。どうやって金を作るか、コップにまだ半分なのに飲んじゃう、これ最悪。いっぱいになって少し飲むのもダメ。いっぱいになって溢れてこぼれ落ちた所を舐めて我慢する。お金がない自分に納得。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアリティーのある作品でした!\n リアリティーのある作品でした! " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "勉強になります\n 脱税ってこんにのかと勉強になります。奴宮本信子さんの演技はすばらしい、伊丹監督、面白い " + }, + { + "date": "2017-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "マルサの女は、、\n もう何回観たか分かりません。バイブルです。 " + }, + { + "date": "2015-04-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "国税局査察部 VS 脱税者\n 今まで映画では、余り馴染みのなかった国税局査察部(通称マルサ)の活躍を描いた(脱税者でない限りは)万人が楽しめる破格のエンターテインメント作品。個人的に伊丹十三監督の『〜の女』シリーズでは、胸のすく活劇を見ているようなストーリーの完成度やイタミイズムが浸透した細部までのこだわりに於いて、本作がベストだと思っています。山崎努が演じる典型的な悪役ではない、魅力的なまでに屈折したキャラが瞠目の出来でした。彼がレクチャーするお金を貯める秘訣は耳をダンボにして聞くところですね 。目からもウロコです。お金の魔力に取り憑かれてしまった人々の姿は滑稽そのものだが、どこか憐れみさえ感じられる。品性のカケラもない守銭奴は、私たちのすぐ近くにも潜んでいるように思えるからだ。税金逃れの為に、そこまでやるか❗と言うエピソードが盛りだくさん。宮本信子や山崎努の他にも、津川雅彦、大地康雄、伊東四朗ら演技巧者たちの濃密なアンサンブルも見ていて楽しい。サックス奏者・本多俊之によるシンプルでありながらも、流麗なサウンドのテーマ曲は、一度聞いたら忘れられないほどの印象を残しています。 " + }, + { + "date": "2014-03-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "まあ\n 税務署の職員の話って珍しいし初めて見たのでまあまあ楽しんでみてました。そういう風に不正をあばくんだーって。人の恨みを買う職業って辛いですね。そういう側面もきっちり描いているのには好感が持てました。後半若干人情ものっぽくなっちゃったのは個人的にはいまいちだったけど…。山崎努氏が良い味だしてます。 " + } + ] + }, + "52": { + "title": "竹取物語(1987)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "市川×東宝特撮“かぐや姫の物語”\n 近作だと故・高畑勲の遺作。古来から日本人お馴染みの“かぐや姫”。円谷英二の念願だった企画を、市川崑が映画化。製作に田中友幸、特技監督に中野昭慶。市川組と東宝特撮組が豪華タッグ。市川崑らしい映像美。豪華絢爛な美術・衣装。製作費20億円をかけ、国内で作られた同作ではおそらく最大規模。巨大竜やその他諸々の特撮、当時の最新SFXを駆使したクライマックスの『未知との遭遇』ばりの巨大宇宙船など、中野昭慶の腕の見せ所。本作は市川作品であると同時に、れっきとした東宝特撮作品の一本でもある。話自体は誰もが知っているので、今更説明する必要ナシ。ユニークなのは、他の同作品との相違点。何と言ってもその最たるは、かぐや姫は宇宙人だったという設定。幼少時の青目のかぐや姫や、本来御所車と天女である月からの迎えが巨大宇宙船になるなど、純日本的物語に西洋風のSF要素が取り入れられ、また違った“かぐや姫”になっている。映像や特撮は見事だが、ドラマ部分は…。かぐや姫の心情を事細かに描いた高畑勲版を見た後だと、どうしてもドラマ的に弱い。かぐや姫はあっという間に成長するし、昔ながらの運命に身を任せる典型的な女性像。育ての父母との愛情、美や宝の虜になった人々の欲など描かれているものの、今一つ深みが足りない。ドラマ部分も見事だったら、ひょっとしたら傑作になっていたかもしれない…。市川作品の代名詞でもあるオールスターキャスト。日本映画界を代表する圧巻の顔触れだが、三船敏郎らの演技がちと芝居ががってるのが気になる。作品の出来としてはまずまず。日本人に語り継がれる馴染み深い物語と贅沢な映像世界だけでも堪能出来れば。 " + } + ] + }, + "53": { + "title": "ハチ公物語", + "reviews": [ + { + "date": "2013-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しき忠犬\n 総合65点 ( ストーリー:75点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) ハチは教授の死を知らなかったから、いつか会えると信じて教授を駅で死ぬまで待ち続けたのではなかったのか。教授の死ぬ日にハチが落ち着かず吠えたりして異常な行動をとった。そして教授の葬式で教授の遺体をのせた霊柩車を追いかけてしまえば、ハチは彼の死を知っていたからそうしたように思える。それならばハチはもう毎日駅まで帰らぬ主人を待つ理由がない。盛り上げようとしたゆえの演出なのだろうが、これではハチが駅に教授を迎えに行く前提を崩してしまう。ハチは教授の死のことを何一つ気が付かなかったことにしなければならないのに、正反対のことをしてしまっていたのは残念。 また時々説明くさい科白があったりしてわざとらしさもある。演出が新しい分、再映画化された「HACHI 約束の犬」のほうが出来が良い。だが雨の日も雪の日もいつまでも主人を待つハチと、ハチに餌をやったりして面倒を見た屋台の人々の真実の話はやはりせつなく美しい。 " + } + ] + }, + "54": { + "title": "夜汽車", + "reviews": [] + }, + "55": { + "title": "吉原炎上", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "相も変わらず苦界に沈んだ女たちを男視線で描いた映画だが、ところどこ...\n 相も変わらず苦界に沈んだ女たちを男視線で描いた映画だが、ところどころ良いとこあり。西川峰子が凄い! " + }, + { + "date": "2019-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n  西川峰子がおっぱいをぶらんぶらんさせて血を吐きながら「だいて~」と這っているのが怖い。トラウマレベルだ。 花魁道中がつまらないイベントで、あんなのに財産をぶっこまれたらたまらない。 ストーリーはポイントが薄かったのだけど、人間模様が濃厚だった。中絶の場面がせつなかった。 " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "嘘も隠れもない娼婦ですよ、女郎ですよ\n 録画何度観ても好き。どんな場面も美しさがある。 " + }, + { + "date": "2018-12-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女優魂\n 遊廓に生きる人々の様が壮大なスケールで描かれています。ストーリーがどうのこうのという前に、体当たりで遊女を演じている名取裕子さんや片瀬梨乃さんをはじめとした女優人の女優魂に感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "作りが凄い\n 演技力、舞台の作り、色々凄かった。昭和の名作。遊郭の世界。 " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モンド映画として観るか\n 明治時代の吉原遊郭が舞台。セットや衣装はよくまぁここまで金を掛けれたなと思うほど豪華&リアル。明治って事もあって役人は訛りが強い如何にもな田舎者が多かったり救世軍(プロテスタント系の宗教組織で廃娼運動を行っていた)の描写があったり、その他諸々の風俗描写もなかなかに細かい。娼妓達の生活に踏み込んだモンド映画と観るのがある意味正解なのかもしれない大作だ。他はというと、結構エグめの演出(西川峰子のシーンとかもう、、)が多かったり名取裕子も美人なんだが他に比べると「んー、、、、」な感じの存在感だったり、根津甚八のあの感じだったりで「昭和演劇感」がドクドク脈打った感じで好みが分かれるかも。自分はコテコテの演出も嫌いじゃないが、この作品は過剰に地獄感を出し過ぎな気がしていたりする。現代日本映画では色々な意味で絶対に撮られないタイプの映画だが、だからこそ良さがあるとも言え、好きな部類の映画です。 " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和の名作\n 子供の頃にテレビでやっているのは記憶にありますが、いまいち理解出来ず(そりゃそうだ)大人になった今なら理解出来るだろうという事で見てみましたが、普通に理解出来ましたね。なんと言っても見せ場はクライマックスの炎上シーン。最後の数分しかありません。しかも鎮火せず終わる。このシーンだけは子供の頃の記憶に焼き付いています。それだけ衝撃的なシーンです。内容はそこに至るまでの数年間の花魁やその周辺の人達の人間ドラマです。一見、華やかそうに見える花魁の光と影(闇)を表現し、それに関わる金と欲望。生々しくドロドロした印象で、綺麗事だけではない人間臭さがあります。役者さんの演技力も素晴らしいです。タイトルを知らずに映画を見る人はほとんどいないと思いますが、最終的にこの華やかさも大火によって消失してしまうと考えると、切なくも感じます。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "しあわせ\n 「誰しもが大切な人から愛されたい だから大切な人を愛さなければならない」ということを思った作品。それにしても豪華な映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "遊郭に生きる花たち\n かつてこのような女性たちがいたことを、絶対に忘れてはならない。時代が彼女らを作り、彼女らもまた時代を作ったのだ。辛い境遇の中、懸命に生きた女性たちの叫び。どう受け止めるかは、観る者の環境や感受性や人生経験に寄るだろう。私は、これからもっと頑張って生きようと思えた。とにかく各役者の演技力が凄まじい。途中から、映画だということを忘れて見入ってしまったほどだ。商売を始める前の『鼠鳴き』など、細かい部分も再現されており、お客を呼び込む『売り声』も聞き応えがあった。様々なセリフにも心を穿たれる。 " + }, + { + "date": "2015-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポよくサクサク観れる\n 売られたてのひさのを一本軸として、季節ごとに1人の遊女をピックアップしたオムニバスっぽい構成。明治の吉原黄昏期のしょぼさと和洋折衷が素敵だな〜ひさのが割とトントン拍子で出世していくので、他の遊女で波乱万丈を描く感じ。大体みんな妖怪になるので吉原の暗部を感じる…。序盤のひさのの垢抜けなさの表現が凄い!ラスト付近はめちゃくちゃ花魁の顔! " + }, + { + "date": "2015-05-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが五社監督、制作費用がかかってるな〜〜って感じでした。 何と言...\n さすが五社監督、制作費用がかかってるな〜〜って感じでした。何と言っても吉原の造りがリアルでした。文明開化直後の日本に顕著な和洋折衷な建物でした。最近の吉原映画は主人公が幸せになって終わりですが、これはリアルでした。たとえ花魁でも苦しんで死んでいくという吉原の残酷さが描かれてました。あと、お歯黒ドブの方の安女郎の様子や、落ちぶれる女郎の様子も描かれていてとても素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "花魁の苦しみと怒りを描く\n 綺麗に生きるのは難しい場所で、まさに命をかけて懸命に生きなければならない人たちの物語。明治期の遊郭は江戸期に比べて縮小傾向にあったようで、花魁道中もだいぶ久しぶりに行うという話があったように、最盛期はとっくに過ぎてたりもします。遊郭で人気もあればまだしも、落ち目の場所で、なんでこんな辛い思いをしなければならないのか、女性たちの不満は爆発寸前でした。主人公はその不満を花魁道中を実施することで果たすのだが、他の女性たちは命を落としてしまう結果となる。ほとんど悲劇でしかない。そんな場所ですら、花を咲かせようとする主人公の生き様は女として人間としての矜持や意地を感じた。結果として、吉原炎上という形で、全ての遊女たちの怒りと不満の爆発を見るのである。しかし、あれは単なる火事というだけではない、感情を思い起こさせる。主人公が燃える吉原を見て、微かに笑っているのは恐らく、苦しみの世界の消滅に対する愉悦を、感じているからでしょう。吉原炎上の言葉で、外しているのです。遊郭は苦界とも言えるまさに女性の地獄。まさに見るべき作品。 " + }, + { + "date": "2014-10-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "時間の無駄\n 観月ありさ主演のドラマ版が良かったので、映画も少し期待して観たのですが、はっきりと言って時間の無駄でした。ドラマでは、主人公の久乃の芯が強いところやひたむきなところを観月ありさが好演していたので、楼の中で御職を張るまでの売れっ子になり、最後には自分の幸せを手に入れることができたのも、説得力がありました。それに比べ、映画の久乃は自分の芯が一本通っていないぐずぐずしている感じに観ていてすごくイライラしてしまいました。映画の前半はなよなよ、後半は自分が花魁道中をしたいからと若さんを振ったくせに未練たらたらで、若さんにお礼だけでも言いたいと若さんの元に行こうとするのですが、若さんは新しい女をつくっているんだから、今さらおまえなんかお呼びでないんだよと思ってしまいました。とにかく久乃の性格が好きになれませんでした。すごくイライラしました久乃と九重の絡みのシーンはさすが女優さん、すごい迫力で鮮烈な印象を残しましたが、観終わったあとに印象に残っているのはそのシーンぐらいです。最後に久乃が馴染みの旦那に身請けされることになるのですが、身請けされて吉原の門を出て歩いている所に、吉原が火事になって炎に包まれているのが久乃の目に飛び込んできます。久乃は吉原に戻ろうと走り出してしまいます。そこで旦那も久乃を止めずに、おまえが行きたいなら行けみたいな顔をして止めないのですが、えっ!止めないの?いや、止めようよ!!身請けまでしといてなにあっさり引き下がってるんだよ。と激しくツッコミを入れてしまいました。始めから終わりまで物語の中に引き込まれることなく終わってしまい、退屈でした。遊女たちの苦悩を描いているはずなのに薄っぺらな感じがしました。観るだけ時間の無駄だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく演技がすごい\n 一昔前の映画は苦手なのですが、そんなことを感じず楽しく鑑賞出来ました。ただ、今の俳優と違って、みんな同じ顔に見えて誰が誰だか分かりませんでした。この時代の美人のカテゴリーはひとつだったのかなと感じました。この映画の目玉は何と言っても体当たり演技です。迫力、思い切りがよくて、狂気もおぞましいほど感じました。今の映画とは比較になりません。演技でかなりの高得点です。主人公が恋する若さん、よく分からない謎の男でした。この男がいくら誠実だといっても、所詮吉原に来る男、いい人ではないことは百も承知。でも、もしかしたら…なんて希望を持って迎えたラスト、まだまだ自分は青いなと思いました。それでも腑に落ちなくて、他の方のレビューを読んで、やっと納得出来て、少しでも希望を持った自分のバカさに笑ったり。吉原の疑似体験も出来て、いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "吉原に生きる女のそれぞれの生き様\n 総合:80点ストーリー: 80キャスト: 80演出: 70ビジュアル: 80音楽: 65 わざとらしい笑い方や大袈裟な台詞回しなどが三文芝居の舞台劇みたいでちょっと白ける部分もある。他の作品を見てもこれが五社監督のやり方なんだろうが、もうちょっと普通に演技できないのと見ていて感じる。 でもそれぞれの女の背負った不幸や、嫉妬・妄想・希望・辛さといった様々な感情の渦巻く日々の生活の描き方がなかなか見事。どうにもならないがんじがらめの状況の中でも、なんとか自分なりの幸せや自分なりの目的を追いかけようとする彼女らの生き様、あるいは場合によっては死に様がよく描写されていた。それは一時のきらめきであり空しさであり虚飾であり、しかし彼女らにとって現実に存在する日々である。衣装や舞台背景も良く作りこんでいたと思う。 " + }, + { + "date": "2012-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2時間サスペンスの常連ばかり揃ってます!\n 今となっては実現不可能な、豪華俳優が勢ぞろい。主役の名取裕子を始め、かたせ梨乃、西川峰子といった女優陣が、体を張った迫力の演技は圧巻です。これだけでも観る価値はあります。特に、西川峰子演じる小花の衝撃シーン…鳥肌ものです。女の怖さや弱さだったり田舎娘が花魁に成り上がっていく強さが見事に表現されています。効果的に使われるBGM?が更に場面を盛り上げます。「いかにも」な、昭和の映画らしい演出です。女性は、登場する5人の花魁を、自分に重ねて見てしまうのではないでしょうか。私は、かたせ梨乃演じる菊川みたいな友達が欲しいです。 " + } + ] + }, + "56": { + "title": "敦煌", + "reviews": [ + { + "date": "2017-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "中国ロケの超大作、敦煌や莫高窟\n 敦煌城セットを現地で作る等製作宣伝費で45億円かかっているとか。広大な砂漠などスケール感がないとはいわないが、迫力はイマイチ。映像も音楽・録音も時代を感じる。中川安奈は中盤でいなくなってしまうし。佐藤浩市より西田敏行のほうが凛々しくて目立ってる。アクションものというよりシルクロード好きな人向け " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "遺跡の影の一つ一つには、大勢の人の命運が隠れている\n 総合:85点ストーリー: 90キャスト: 85演出: 85ビジュアル: 85音楽: 65 砂の中に埋もれていた遺跡が1つ。しかしその遺跡の影には数多くの人々の数奇な運命と命のやり取りがあった。 特に西田敏行演じる朱王礼が印象に残った。彼もまた漢人でありながら都から数千キロの辺境の地に流れ、そこで野望を背に周辺を巻き込み命をかけた大博打に打って出る。成功目前でちょっとしたことで歯車が狂い計画通りとはいかなくなり、それでも諦めることなく微かな可能性にかけて突撃を繰り返すが押し返される。「三度突撃したが、三度李元昊に届かなかった。四度目の突撃をする力は尽きた。俺はずっとこんな死に方が俺にふさわしいと思っていた。」と力尽き崩れ落ちる姿に、一生に一度の大勝負に挑んだ彼の運命の重さと儚さを感じた。 わざわざ中国まで撮影にいった実写映像はかなり美しい。砂漠にオアシスに古い城壁がそのまま登場する。流石に「レッドクリフ」のように数千人規模の部隊が縦横無尽に駆け回るとまではいかなかかったが、数百人程度と思われるエキストラが戦闘をするのは日本映画としては健闘している。 現在に残る遺跡からはそんな人々のことまではわからない。たとえ歴史に名を残していなくても、だが現代に生きる人々が、実際に多くの人々が時代を命懸けで生き抜いていたというそんなことを遺跡から想像できてしまうのが浪漫である。しかし浪漫では済まされない命のやり取りを当時の時代背景は含んでいた。そんな悠久の時の流れを感じさせる映画。 " + } + ] + }, + "57": { + "title": "異人たちとの夏", + "reviews": [ + { + "date": "2019-02-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "牡丹灯籠\n  浅草のアパートに家族3人で住んでいた原田が12歳のとき、両親はダンプにはねられて亡くなってしまう。両親の記憶はわずかなもの。ずいぶんと忘れてしまっていた中年男にとって家族のぬくもりは幸せそのものだった。藤野がやつれた原田を見て「会いに行くな」と忠告するが、ついつい浅草へ・・・ 現代版「牡丹灯籠」のような内容だが、相手は死んだ両親。と、思わせておいて実は藤田が幽霊で彼の衰弱もそれが原因(予想通り)。やっぱり牡丹灯籠だった。胸の火傷を隠し続けた意味もよーくわかった。 音楽はプッチーニの歌劇ジャンニ・スキッキの「私のお父さん」。すし職人、きゅうり、アイスクリーム、花札などなど、心温まる映画だな。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "緑色のアイスの皿\n \"ホラー二本立て“になってしまったのは残念(笑)どうもおかしい構成だと思ったら、Cape Godさんのお調べでは「亡き両親が悪霊《KEI》に取りつかれた息子を正気に戻すために現れた」というのが物語の骨格なのだそうだ。それならば、ラストシーンで、雑草の更地でアイスの皿が再登場するのだが、名取裕子に向けてどこからかあの皿が投げつけられるとか、の演出が加わっていたならもうちょっと違ったかも。そんなわけで作りは「?」だったけれど、すき焼きの場では不覚にも声を出して泣いてしまった。大人になっても、子ども時代にも、僕らはさまざまな幽霊に脅かされ苦しめられてるよね・・・でも「お前を誇りに思うよ」とあの世から聞こえる声が疲れた心にこんなにも嬉しい。うんと泣いて、元気になった映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すき焼きと幽霊。\n 好不調の波が激しい大林宣彦監督の作品のなかでも、これは佳作だと思うよ。壮年期の主人公の、早くに死に別れた両親を演じている片岡鶴太郎と秋吉久美子の飾らない演技が、見る者を感傷的な気持ちにさせてくれる。小道具の冷えた缶ビールの使い方も秀逸だ。生者と死者の違いをさりげなく表現していた。死者である父親の手は、缶ビールを冷たく感じないのである。ただ終盤の展開が、急にグダグダになってしまったのが惜しいなあ。😖 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後に自分だけ取り残されるような感覚\n 1980年代の作品とあって、ぎりぎりの昭和感がいい雰囲気。かといって、異次元すぎる訳ではなく、妙にリアリティがある。後半はところどころ飛ばして見たものの、最後のオチは王道ながらおどろおどろしい部分があり◎笑主人公の両親と、同じマンションの女との絡みはどちらも中毒のようにハマっていく様子が生々しかった。昔の記憶と恋愛関係、、ふむふむ。まるで目の前の辛い現実から逃れるためにでてきた幻影のように、しつこく頭から離れない。一度快楽を味わったが最後、現実世界に戻ってこれなくなる。主人公が過去に固執して凝り固まった考えから、それらが具現化してでてきた幽霊のような、、考え出すとなかなか深い意味合いがあるように思う。ただ見終わった後は、なんだかとってもスッキリ!なんなんだ、、かなり昔の作品ですが、時代を超えてオススメしたいですね。久しぶりに前のめりで物語の世界観に引き込まれました。一言で言うと、前向きに生きていくことの大切さを教えてくれる作品です。 " + }, + { + "date": "2016-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "死んだ両親とほのぼのとした時を過ごす。映画らしい素敵な設定ですね。...\n 死んだ両親とほのぼのとした時を過ごす。映画らしい素敵な設定ですね。死んだ親父に会いたくなった。名取裕子の結末は意外でしたが、個人的にはちょっと残念。この展開にホラーはいらないかな。秋吉久美子の色っぽさにはドキドキです。 " + }, + { + "date": "2015-11-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ノスタルジックな雰囲気が大好き。\n ノスタルジックな雰囲気が大好き。 " + }, + { + "date": "2015-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ノスタルジックな雰囲気が大好き。 名取裕子との恋のくだりは思わず胸...\n ノスタルジックな雰囲気が大好き。名取裕子との恋のくだりは思わず胸が熱くなったが、最後の展開はドッキリだった。秋吉久美子は色っぽかったな " + }, + { + "date": "2015-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ラストに、えっ?\n 時空を超えた作りや亡くなった人間が幽霊として出てくるので、大林作品の王道と言えるものでした。父親役の鶴ちゃんと母親役の秋吉久美子が、昭和30年代のおおらかな日本社会を象徴しています。いつからこんなにギスギスした日本になってしまったんでしょうか。いくら戻りたくても戻ることができない良き時代。特にその時代を知る方が鑑賞すると、熱いものが込み上げてくるかもしれません。それは主人公がその世代の日本人のメンタリティーのメタファーとして描かれているから。作品が上映された時代は、家族という概念が変わり始めた頃でした。時代が急激に変わり過ぎたんですね。そして、主人公が経験する中年という壁。現在の自己を否定し、生まれ変わることを求める年齢にフォーカスしています。「さびしんぼう」でも描かれた同世代として対面する母親との微妙な関係性も通過儀礼のひとつ。男性(大林監督)の初恋はきっと母親なのでしょう。淀川先生も、そんなこと言ってたなあ。両親という死者との再会によって生きる喜びを取り戻す主人公。逆に死者である「ケイ」という恋人によって、あの世へ連れて行かれそうにもなる。どちらにしても、生きる目的を無くした主人公が、生を意識した瞬間です。とにかく、「生きるのだ」。とにかく、「生まれ変わるのだ」。賛否両論あるラストですが、もう少しなんとかなったら日本映画史に残る名作になったのではないでしょうか。でも、大林監督らしいと言えばらしいので、これで良かったかな? " + }, + { + "date": "2015-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観ると無性にすき焼きが食べたくなる\n スクリーンでは久方ぶり.好きな作品だが意外に大林節コテコテではない.これ観ると無性にすき焼きが食べたくなるんだよなぁ, " + }, + { + "date": "2013-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ホラー映画なのに、こんなに心温まる映画って最高ですね!\n この作品の主人公は原田英雄と言い、最近離婚したばかりの売れっ子TVドラマの脚本家だ。そして、或る年のお盆の季節に彼は、不思議な体験をしたと言う夏物語なのだ。これは、一応ホラー映画に属する作品なのだろうが、ホラー映画と言うよりは、むしろファンタジー映画と呼んだ方が近いような作品だ。それ故、普段は、ホラー映画を観る事はない私でも、この映画だけは、例外的に好きな映画として、何度となく飽きる事も無く、繰り返し観賞する事が出来ているのだ。私は臆病な性格な為か、それとも子供の頃に幽霊を見た経験が有るせいか、理由は今ではハッキリとは解らないが、ホラー映画は普段は観ないのだ。こんな、ホラー映画嫌いの私が、この作品を初めて観たその時のきっかけは何かと言えば、この作品の監督が、私の大好きな、大林宣彦さんである事に加えて、物語の原作を尊敬する山田太一さんが執筆している事だ。そして、キャスティングも、好きな俳優さんが偶然揃っていて、この映画は、自分の為に創られた作品ではないのか?と錯覚を起こしてしまう程にお気に入りの作品なのだ。そして、何度も何度も観ているくせに、これを観る度に、総て分かっているのに、号泣してしまう。今日も、このレビューを書く為に、再度、見直すと、また、決まって同じ処で、泣き出す始末で、自分自身でも、呆れ果てているが、涙が勝手に出て来てしまうのだ。仏教では、本当かどうかは解らないが、亡くなった人の魂がこの世に残した家族に会う為に、年に1度だけ帰って来るシーズンがお盆だと信じられている。そして、人々は、帰省して、墓参りをして、先祖供養を行う習慣が今でも有る訳だ。私は、この映画を、お盆なので観ているけれど、墓参りには行っていない、親不孝者の私である。それ故に、この映画の原田と自分を重ね合わせて観てしまうから、涙が止まらなくなるのかもしれない。この作品の終盤、ちょっぴり死霊が、原田の前に変幻した姿を現にするのだが、そのKEIと言う原田と同じマンションの住人だったと言う女性の亡霊のCGが決まらないのが、当時の邦画の技術なのか、予算の問題で巧く綺麗にみせる事が出来なかったのか、心残りの点も有るには、あるのだ。原田の特殊メイクも今一つ巧くないのは残念だ。しかし、40歳で離婚して、子供との関係も巧く築いてくる事が出来なかった、原田の元に、原田の亡き両親が会いにやって来ると言うお話は、やはり、ホ-ムドラマを多数書き続けて来た、山田作品ならではの、最高の人情話になっている点こそが、本作の素晴らしさなのだと思う。最近の医学研究の発表では、ホラー映画を観ると他のジャンルの作品を観るよりも、消費カロリーが多い事から、ホラー映画は、ダイエット向きだと言う統計がアメリカでは出たらしい。美容と健康の為に、これからホラー映画を観る事を習慣にするのも良いらしい!と言う事で、8月のお盆のシーズンのお薦め映画としてこの作品を推薦したい! " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "現代版怪談だが、見所は染み入ってくる家族愛の演出の良さ\n 総合:80点ストーリー: 65キャスト: 85演出: 80ビジュアル: 65音楽: 70 最初は何故急に両親が現れたのかわからなかった。怪談の現代版なのかと思ってみていた。だが幼い時に両親を亡くし、今また離婚したばかりの孤独な中年男に染み入る家族の愛情が、見ているうちにだんだんとしかしはっきりと感じられるようになる。特に片岡・秋吉の両親役二人の出演者の演技に加えて、このあたりの演出は流石に人の交流を多く描いてきた大林監督のうまさが出ている。だんだんとその愛情に癒されていく風間杜夫の変化が良くわかる。それでも風間杜夫が衰えていくのは、体力の消耗以上に彼が家族の愛情を必要としているからなんだろうと思っていた。 そんな家族との触れ合いの描写がとても素晴らしいと思った反面、物語にはいくつか疑問があって当初は腑に落ちなかった。あんなに息子を愛しているように見える両親は、現世に生きて衰弱していく息子と一緒に、黄泉の国に旅立つつもりだったのだろうか。それとも一時の交流のためだけに現れたのだろうか。 実は映画を見た後に解説を聞いたり調べたりしてようやくわかったのだが、両親は息子を守るために出現したということだ。憑りついた他の幽霊が弱った息子を連れて行かないように、彼に心の平穏を与えて現世に残れるようにしていたのだ。だから彼は踏みとどまることが出来た、ということらしい。 それならば納得できるのだが、最後の最後に彼を救ったのは両親ではなかったわけだし、物語はわかりにくい。だからそこらあたりが響いて、脚本にはあまり高得点を付けなかった。 それでも両親との触れ合いがとても良かったし、それだから最後に彼はまた自分と自分の家族について冷静に見つめ、それまで全く登場しなかった子供に、父親として普通に接することも出来た。またぎりぎりに追いつめられた名取裕子が突然に風間を訪ねる部分も良かった。最初はこんな変な奴いないよと思ったが、彼女は本当に最後の勇気を振り絞って、藁をもつかむ思いで最後の救いを求めに行ったのだ。だからあんなにぎこちなかったのだと納得だし、その演技もあとで見直してみるとたいしたものだった。最後に近い名取裕子との修羅場の場面は映像の技術もたいしたことないしちょっとがっかりだが、欠点を上回る情緒豊かな場面があって、最終的にはいい映画だったと言えた。 " + } + ] + }, + "58": { + "title": "ダウンタウンヒーローズ", + "reviews": [] + }, + "59": { + "title": "華の乱", + "reviews": [ + { + "date": "2016-06-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合演じる与謝野晶子の激動の人生 松田優作や松坂慶子や、わり...\n 吉永小百合演じる与謝野晶子の激動の人生松田優作や松坂慶子や、わりと知ってる人が出てた。吉永小百合のラブシーンはちょっと…歯が浮くようなロマンチックなセリフは昔の邦画が一番合うなと思った。炎に狂ったような蝶って。夫はニート。与謝野晶子は文集などで成功?松田優作と浮気。死を覚悟したもの同士だからこそ安心できるというのは文学的だなぁと。金かかってるけどよぉわからん感じ。 " + }, + { + "date": "2011-10-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "大正時代を豪華キャストで描く\n 映画「華の乱」(深作欣二監督)から。吉永小百合さんの与謝野晶子役は、ちょっと無理がある。大好きな女優の1人だからこそ、記しておきたい。(樋口一葉役の方が、似合っていたかも・・)12人も子どもを産んで、あんなにキレイなはずもないし、タバコを吸う姿も、なぜか似合わない。突然、北海道へ行ったかと思えば、乗馬もしている(汗)。小説家、有島武郎さんとの交際も、スター女優・松井須磨子さんとの関係なども、不自然。鑑賞後、そう思いながら作品紹介を読んだら、「大正時代、愛に芸術に命を燃やした男たち、女たちを豪華キャストで描く」とあったので、ホッとした。事実にもとづいたストーリーと勘違いしたから、流れに違和感があったが、私なりに納得して、メモを整理した。場面的には、松坂慶子さん演じる、松井須磨子の長い台詞に感激し、松田優作さん演じる、有島武郎が「愛してます」と告白して与謝野晶子のしゃっくりを止めるシーンに、もう笑うしかなかった。「私は俳優じゃないから、演技なんてできませんよ」という台詞付き。「華の乱」のタイトルどおり、激動の大正時代が浮かび上がった。作品を通して、何を伝えたかったのかは、わからないまま終えた。 " + } + ] + }, + "60": { + "title": "優駿 ORACION", + "reviews": [ + { + "date": "2016-10-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな父親はいないのでは\n 北海道の小さな牧場が素晴らしい若駒を産出、東京の会社社長(仲代達矢)が買い取り、娘(斉藤由貴)に与える。社長には愛人(加賀まりこ)がおり、腎臓移植を待つ息子(吉岡秀隆)を抱えていた。サラブレッドの話だが、取り巻く人たちに説得力が薄く、とても子供っぽい話になってしまった。 " + } + ] + }, + "61": { + "title": "黒い雨", + "reviews": [ + { + "date": "2018-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "抑制の効いた映像と内面の辛さ\n 素晴らしい。構成もカットも。原爆のシーンもリアリティーある。次々に亡くなる被爆者。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "平和って素晴らしい。冒頭原爆投下直後の惨状、苦しさに胸が詰まる。た...\n 平和って素晴らしい。冒頭原爆投下直後の惨状、苦しさに胸が詰まる。ただ、広島原爆資料館で見た事実には到底及ばない。オバマ氏も言っていたが、世界中のあらゆる人に訪れて欲しい。その衝撃たるや。話はたんたんと進みます。スポットライトがあたる演劇的演出はあるものの、正直少し退屈になりました。もはや途中からの興味は田中好子の…。ゲスですいません(笑)この映画、別エンディングがあるようなので、ぜひ見てみたいです。 " + }, + { + "date": "2016-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "非常に重い\n 白黒で始まり スーちゃんが出てきて おや?と思ったところから始まった …なるほどピカドンキノコ雲原爆投下 そして黒い雨…白黒で作るしかなかったのかもしれない被爆直後の凄惨な現場はリアルに作られそのご5年以上経ってからの二次被曝の苦しみ最後まで気持ちを緩めることなく鑑賞生涯忘れない「楢山節考」とともに重く受け止めますスーちゃん…図らずも演技で体験した苦しみ重く受け止めます " + }, + { + "date": "2015-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原爆による惨状とその後\n 総合:80点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:65点|音楽:65点 ) 服が吹き飛び、焼きただれて溶けた皮膚が垂れ下がった怪物のような人が、いきなり弟ですと言って声をかけてくる。被爆直後の広島の町の悲惨な様子は衝撃的だし、それを隠すことなく見せてくる。 戦争が終わって何年もたつのに原爆の後遺症で次々に死んでいく身近な人々と、差別に苦しみ嫁のもらい手もなく傷つく女と、彼女の幸せを見届けることが出来ない叔父夫婦の姿は、観ていていたたまれなくなる。自分は大丈夫と信じていたのに周りの人が発症し、自分もいつか発症するのかと不安に苛まれていく。もしかするといわれなき差別と思っていたものは実は正当性があって、間違えていたのは自分のほうかと思わせるのは絶望的だ。そんな悲惨さと怖さがしっかりと伝わってきた良作だった。戦争で気が狂った元兵士や変な祈祷師も雰囲気を作っている。 ただし、白黒映像なのはどうだろうか。これで古さや陰鬱な雰囲気を出すことが出来ると考えたのだろうし、それはある程度成功している。それに天然色ではっきりと撮影してしまうと、きのこ雲や被爆者の姿が綺麗に出すぎてしまって特撮がばれてしまうのかもしれない。でもやはり観辛い。 " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広島原爆悲劇の一面を描いた名画\n 井伏鱒二の原作は挫折して途中までしか読んでませんでしたが、今村昌平監督の白黒映画作品は、田中好子を始め往年の芸達者陣を揃えた名作と思いました。戦争の狂気とか核兵器の非人道性を考える上で、若い人を含め誰もが一度は観ておくべき映画だと評価したいです。一瞬にして、日常生活の中にあった赤子から老人に至るまで10万人近い人々が理由も知らずに命を奪われたことについて、考え続けてゆく義務を感じます。本映画は原爆投下直後の広島の地獄のような惨状も伝えようとしていますが、主題は放射能後遺症の恐怖とそれに絡んだ悲劇だと言えます。本編の主役のヒロインを演じた田中好子さんの実生活での短命が本映画と重なって、何とも言い難い気分に陥りました。 " + } + ] + }, + "62": { + "title": "あ・うん", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "特高批判\n 寝台戦友で20年来の親友である門倉(高倉)と水田(坂東)。門倉は水田の妻たみ(富司)に好意を持っている。それを水田の娘さと子(冨田靖子)はプラトニック・ラブと称し、お見合い相手の石川(真木)と破談になったにも拘わらずこっそりと付き合い、その石川は特高に捕えられてしまう。 水田は芸者のまり奴に惚れて通い詰めるが、そのまり奴を門倉は大金をはたいて芸者をやめさせる。ときは日中戦争前夜。門倉の会社も軍需景気によりアルマイト弁当箱で急浮上した会社だった。 どちらかというと、女が憧れるような男の友情。助け合い、罵り合い、それでいて言葉に出さない奥底にある絆。その嫉妬にも似た憧憬は修善寺温泉で眠りこけた男たちに豆をはじいてぶつける富司純子の映像が象徴している。狛犬の“あうん”を見るシーンは冨田と真木。 ラストでは石川が召集令状を受けたと水田家を訪れる。「追いかけなさい。責任は俺が持つ」と諭す門倉。「特高に睨まれて召集された者は必ず戦死する」などとドキリとする発言を平気で取り入れるところが憎い。 " + }, + { + "date": "2017-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ライトな中にもチラつくシビアな面\n 冒頭、鼻歌を歌いながら旧友を迎える準備をする高倉健。こんな高倉健を見るのも珍しい。寡黙で無骨で漢の中の漢のイメージが定着しているが、今作では、よく笑っておちゃらけてライトな印象、それでいてダンディーで優しいおじ様。プライベートでは面倒見が良くてお喋り好きでユーモラスな面もあったという高倉健。ひょっとしたら素の顔に近いのかも。でも、ぐっと内に秘めたもの、雨や雪の中に佇む姿などはやっぱり格好よく映える。監督は降旗康男、撮影は木村大作とお馴染みだが、原作は向田邦子。高倉健が向田邦子作品に出演というのも何だか新鮮。映画はほのぼのとした文芸作品、上品で感動的な大人の喜劇になっているが、ちょっと調べてみたら原作はシビアな要素もあるようで、映画もその影がチラつく。20年来の戦友にして親友である門倉と水田。門倉は水田の妻・たみに想いを秘めている。たみも門倉に想いを秘めている。それを知りながら友情を続ける水田。不思議な三角関係はずっと平穏である筈だったが、ある時から亀裂が。昔、女関係で女房泣かせだった門倉。その妻には嫉妬深い面が垣間見れる。水田の娘・さと子は一度見合いを断るが、その相手と密かに“プラトニック・ラブ”な交際を続ける。が、その青年はアカの容疑で特高に捕まる。時代は昭和初期。木村大作の撮影、村木忍の美術、ベテラン二人の手腕でモダンでノスタルジックな昭和の雰囲気を醸し出すが、日本はこれから…。作品の中からも戦争の足音が聞こえる。それを思うと、さと子と出兵する青年の別れ、門倉と水田とたみの雪の夜のラストシーンは悲しく、儚く、温かくさせるものを感じさせずにはいられない。 " + }, + { + "date": "2016-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "●役者がみな輝いてる。\n 板東英二がハマり役。美男美女、名優たちの中で、その不器用さが光る。バランスがいい。古き良き昭和の風景。芸者遊びやら、髭を当たるなんてのも洒落てる。健さんが粋だ。富司純子が奥ゆかしい。富田靖子も山口美江もチャーミングだ。大滝秀治に三木のり平も、脇役ながらホントいい味だしてる。クスッと笑わせてくれる。プラトニック・ラブ。それぞれの役者が見事に輝いているステキな作品だ。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この時代らしい、奥ゆかしい恋と友情\n 総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 坂東英二の演技が上手とは思わないのだが、この作品の中で高倉健と対した時には、自分が彼に敵わないと達観しつつも信頼して友情を保つ三枚目役が良く似合っていた。富司純子は秘めた胸のうちを明かすことなく謙虚に貞淑な妻を演じて家庭を守る。健さんと織り成す人間模様が、礼節を持って謙虚に生きる姿と相まって奥ゆかしい。 しかし、健さんは坂東のその家族への態度はかっこいいが、実は自分の妻をないがしろにし家に帰らず女遊びもする男である。だから彼の妻はかなり不満たらたら。健さんの見せるいい男っぷりは彼の演技でもたらされていて、役柄上の二面性はどうしようもない駄目な部分ということだろうか。だが、そこがあまり描かれていなくて、健さんと坂東家の綺麗なだけの話になっている。そのあたりが何かすっきりしなかった。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『あ・うん』\n 富司純子、宮本信子、山口美江、富田靖子、この四人の色気の艶がキュートで優しい。昔の女性の恋愛はピュアだった。大滝秀治の旅館の番頭、屋台での三木のり平が良かった。富司純子の銀幕復帰が降旗映画てのが嬉しいね。 " + }, + { + "date": "2014-06-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "恋の不自由さ\n  映画の中で富田靖子が、「大切なことは誰も口にしない」と高倉健に話す場面がある。向田邦子の原作は、この登場人物たちが口に出しては語らないことを、中心に語っている。原作を読んだことはないが、登場人物が口にしないことを語ることは、やはり、紙に印字された小説よりも、映画のほうが得意とするところだろう。ただし、映画では、語らないことが主題なのではなく、口にすることのできない不自由さ、優しさが、すなわち恋をしている状態というものの不自由さや優しい気持ちが主題として描かれている。 健さんの恰好良さは、ここで駄文を捏ねて言及するまでもないが、板東英二と富司純子の演技の素晴らしさは、一言述べておきたい。 健さんが見ているとも知らず、健さんの名前を刺繍した手拭いを手におどけている富司の、少女のように無邪気でコケティッシュな様子。落ち着いた大人の女性を演じている富司しか知らない私にはとても新鮮で、何とも言えない可愛らしさが感じられた。今リメイクするなら、ぜひ息女、寺島しのぶに演じさせたい役柄である。 そして板東英二。これほど、女房を寝取られることに諦念を抱く役がはまる俳優がいるだろうか。この物語では、実際に寝取られることはない。しかし、自分の妻を寝取られても仕方がないし、友情を裏切ってそのようなことは決してしない男だと、心から惚れ込んだ男に対して、ある意味負けを認めて付き合っているのだ。 もしこの役が、健さん同様、映画でのキャリアが長い手練れの俳優が演じていたらどうであろうか。画面は落ち着きを取り戻し、くさい芝居は見当たらなくなるだろう。しかし、この作品に見られる何とも据わりの悪い感覚、自分の女房でありながら、目の前で繰り広げられる恋愛模様にたいしてぎりぎりで体面を保たねばならない男の切なさを観客は体感できただろうか。おそらく、観客の頭の中では、そうした男の感情が想像されることは難しくなかっただろう。しかし、画面から直接に感じ取ることができたかどうか。健さんと板東。この組み合わせであったからこそ、観客は、二人の、いや富司も加えた三人の、温かく幸せなのだけれど、少し居心地の良くない状況を体感することができたのではなかろうか。 今リメイクをするにしても、板東の役を担える役者がいるだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "巷に雨が降るごとく、わが心にも雨ぞ降る\n 映画「あ・うん」(降旗康男監督)から。若い頃の高倉健さん、けっこう笑っているんだなぁ、とひとりで苦笑いしながらメモを取っていた。その高倉健さんが、フランスの詩人「ポール・ヴェルレーヌ」の「言葉なき恋歌」(訳:堀口大学)をさらっと口にするあたり、昔の人は教養があったなぁ、なんて妙に感心したりした。「巷に雨が降るごとく、わが心にも雨ぞ降る」堀口大學がこの詩を訳して発表したのが「昭和12年」だから、作品冒頭に映し出される「昭和十二年春」の文字ともピッタリ。当時の人は、普通の会話や呟きにも「詩」が引用されたりして、そのちょっと気取った会話が、私のアンテナに引っかかる。「会いたいときに、会うのを我慢するのも愛情なんだよ」なんて台詞を、サラッと言ってしまう高倉健さんが、輝いていた。脇役の「板東英二」さんって、野球の選手だと思っていたら、こんな映画にも出ているなんて驚きであった。タイトルの「あ・うん」は、2人の関係を表しているのだろうが、なかなか分かりにくいかもしれない。作品の中では「(あの2人)狛犬ですね、似てませんか?」「父と門倉のおじさん?」「狛犬さん『あ』」「狛犬さん『うん』」だけだからなぁ。(笑)P.S.「修善寺・新井旅館」、昔の映画にはよく使われていたなぁ。 " + }, + { + "date": "2013-06-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "健さんと英二\n 健さんはかっこいいなあー。ほんと惚れ惚れする。健さんと共演する俳優さんも相乗効果なのか何なのか他の映画に出ている時より、かっこよく見えてくるから不思議だ。例えば「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」の池部良とか。(化粧が濃すぎてちょっと笑うけど)ピストル持った姿はもう悩殺もんです。「君よ憤怒の河を渉れ」の原田芳雄なんて存在感ありすぎで主役をくっちゃう渋さです。「駅/STATION」の根津甚八…すごかったー。夜の線路のシーンは日本映画史に残したいくらい美しい。「夜叉」の北野武。若かったというのもあるけど北野作品に出てる時よりも、何をするかわからないヤバさに溢れてる。健さんは、男を美しく照らす光だ。(「海へ See you」みたいに健さんの力をもってしてもどうにもならなかった映画もあるけど…)本作「あ・うん」の共演者は板東英二なわけで。本作観てない人は板東英二がかっこよくなる筈がないとお思いでしょうが…。健さんは板東英二ですら美しく照らすのですよ。「あ・うん」の坂東英二は本当に素敵だ。切ない。そしてかっこいい。こんな素敵な板東英二はこの先見ることは絶対にないだろうが…。健さんと英二の神社のシーンがいいなあ。全然悲しいシーンじゃないのに涙がでる。健さんには、これからもたくさんの男たちを美しく照らし続けて欲しい。 " + } + ] + }, + "63": { + "title": "社葬", + "reviews": [ + { + "date": "2014-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "権力闘争とはかくも醜いものなり、\n どいつもこいつも自分の事ばかり、だから生き残る為にどんな事でも行うし、親友さへ道具とする。まさに、最低の世界。幸か不幸か経営者ではないのでその座り心地はわからんがいいんだろうね。問題は会社を自分の物と勘違いした人がいること。特に上場していない会社はその傾向が強い。作品としては古さもあるがなかなかの出来。中でも江守徹のあくの強さが際立ってました。 " + } + ] + }, + "64": { + "title": "千利休 本覺坊遺文", + "reviews": [] + }, + "65": { + "title": "利休", + "reviews": [ + { + "date": "2011-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰も彼もわしを這いつくばせようとするのか\n 映画「利休」(勅使河原宏監督)から。20年以上も前の作品にも関わらず、また観たいと感じた作品。それはなぜか?と自問自答したところ、出演者にあった。(汗)NHKの大河ドラマを始めとする、最近の歴史物語は、主役や脇役に、アイドルやお笑い芸人などが起用され、台詞の言い回しから所作に到るまで、訓練されていない。それに比べ、利休に扮した、重厚な演技の三國連太郎さん、見てくれだけの権力者・秀吉に扮した山崎努さん、それを支える、三田佳子さんや岸田今日子さんらの女優陣。やはり、俳優を職業にしている人たちの演技は、天晴れである。さて、気になる一言は、秀吉の怒りに触れ、処罰される利休に妻を始め、側近は「秀吉に詫びれば、解決するから」と諭すが当の本人は「何を詫びるのか?」と逆に問いただし、「誰も彼もわしを(秀吉に)這いつくばせようとするのか」と嘆く。「わしは、殿下に頭を下げることは、何一つしておらん」「わしとて死にとうない。だが、生きていようとも思わん」「1度、頭を下げてしまうと、それからずっと這いつくばって生きなければならん」と言い切る。これこそ「人間の生き方」にスポットを当てた作品と言える。自分の生き方にもプライド(矜持)を持っていた彼が、あの時、周りの忠告に耳を傾け、秀吉に詫びて生きていたなら、彼は今の世でも、こんなに慕われていたかは、甚だ疑問である。彼の考え方・行動から学ぶことは非常に多い。 " + } + ] + }, + "66": { + "title": "少年時代(1990)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "藤子不二雄Aの漫画を実写映画化。元もとは小説。 友情ものっぽいのだ...\n 藤子不二雄Aの漫画を実写映画化。元もとは小説。友情ものっぽいのだけれど、ほのぼのしてないし、タケシがガキ大将でシンジに対して対等に接しないのでなんか違う。東京から疎開して富山の田舎に転校してきたシンジがメインの話で、戦争が終わり東京へ帰るところで映画も終わる。ひとつのストーリーというよりかは連作もののような感じでシンジとタケシ中心のエピソードをいくつもという感じ。田舎だから本もなく娯楽が少ない。東京から本を沢山持ってきたシンジに、タケシやタケシの次に強いフトシが近づく。面白いストーリーを知っているので、俺に物語きかせろみたいに迫る。シンジのことを朗読するラジオがわりに。イジメとか学校内の権力闘争みたいのが多く描かれる。タケシ一強で誰もかなわない時代が続くが、病で休学していた副級長スドウがクーデターを成功させ、タケシはリンチみんなからボコボコにされ、どん底のボッチになる。子供のやる事とは思えないえげつなさ。この映画で良かった場面はシンジのピンチにタケシが駆けつけて守るところ。タケシは優しいのに何故ボクをイジメるのかと問うシンジ。シンジの頭を抑えつけて わからんのーわからんのーがタケシの答え。この時大橋巨泉が二人の写真を1枚とるだけの役で出てる。前半はつまらないが後半は動きがあって良かった。宝物のバックルをタケシに託して東京行きの列車に乗るシンジ。全力で走って追いかけるタケシで幕を下ろす。やはり友情ものだった。少年時代の曲がこんなにピッタリはまる映画はなかなかない。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "友情が素晴らしい。 エンディングの少年時代がしみじみする\n 友情が素晴らしい。エンディングの少年時代がしみじみする " + } + ] + }, + "67": { + "title": "櫻の園(1990)", + "reviews": [ + { + "date": "2016-02-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "甘酸っぱい、切ない爽やかさ\n この作品を見たのは、当時、長女が産まれた頃で、春の爽やかさの風を感じ、幸せな時期でした。演劇という皆が主であり、個性のある皆の中で、最も志水(中島ひろ子)倉田(白島靖代)杉山(つみきみほ)が杉山さんが、志水さんが倉田さんに想いを寄せているのを知っている中で、杉山さんは志水さんの事を好きなんだけど、自分の心の中にしまい、そっと告白し志水さんと倉田さんが寄り添い写真を撮っているところを静かに見守る、男女とは違い、でも、そこには甘酸っぱい、切ない、レビューにもありましたように、僕には、最も美しい感動的な作品です。ショパンのピアノがたまらない作品にマッチしています。もっと称賛を受けていい作品だと思います。2017になっても見ています。 " + }, + { + "date": "2015-04-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "非常に映画的。\n 父がじんのひろあきさんと知り合いという縁で鑑賞。ストーリーがシンプルだったため、他の映画ならではの描写に焦点を当てて「魅る」ことが出来た。タバコに溜まった灰でその人の感情を描写しているのがお気に入り。少ないセリフで映画を描くことが映画の良さだと思った。一方で、芝居のような臨場感を見事に演出している。それは、同じ部屋で複数演技が行われていることや、役者があるアクションを起こす前段階からスポットを当てていること、役者のシーンへの登場から描いていることなどに起因しているのだと思う。カメラワークだけでなく、どの場所で聞いた音かということも臨場感を与えている。カメラは引きで音は手前のものを使っている場面でそれを感じた。そうした視点と聴点(?)をしっかりと考えて作られていた。鏡を利用したシーンと、階段を横から撮影するシーンも気にいっている。桜が毎年同じように咲くことと、青春を対比することで、終わりある青春を鮮やかに描いていると思った。じんのさんの他の作品も観てみくなった。 " + }, + { + "date": "2013-11-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しすぎる。\n 初めて映画を見て、美しいって思ったのはおそらくこの映画だったように思う。チェーホフの櫻の園を題材にとったこの作品は、少女達の可憐な姿、そしてその空気を余すところなくスクリーンに映し出した。2時間の映画をだいたい2時間でやるというその映画の造りに感心しながらも、美しすぎるその映像にうわっとなった。映画というものを見てこんなに美しさに圧倒された作品も他にない。原作の吉田秋生もとてもよかったが、これはまた別物として考えた方がよさそうな気もする。生涯に残る一本だったように思う。NHKのテレビで見た。中学か高校くらいのことだったように覚えている。 " + }, + { + "date": "2010-09-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "スカートの裾を摘んでおじぎするのが夢。\n 少女漫画らしからぬハードボイルドなアクション作品を発表している吉田秋生は、本作の原作である『櫻の園』や、及川中監督で映画化された『ラヴァーズ・キス』など、胸キュンな青春漫画の名手でもある。創立記念式典に毎年チェーホフの「桜の園」を上演する女子高の演劇部員たちの心の機微を情感豊かに綴った秀作を、見事に映像化し青春映画の傑作とした中原監督の手腕に舌を巻く。携帯電話もインターネットもなく、ギャルもいない時代。名門女子高では、タバコを吸っただけ、パーマをかけただけで大問題となる時代。バックに流れるショパンの前奏曲のように、ゆったりと流れる時間の心地良さ。しかしその心地良さを感じるのは観ている我々だけであり、少女たちは決して立ち止まってはいない、彼女たちの心は様々に揺れ動き、時に疾走している。”少女”から”女”になることへの憧れと、それとは相反する強い拒否反応。同年代の男子よりずっと早く”成長”してしまう彼女たちの焦りと恥ずかしさに胸がキュンとなる。この胸の痛みは、この少女たちと同じことを自分も考えていたことの懐かしさと、2度とその時代へは戻れないと思う切なさ。大人になるためには、どれほど沢山のものを捨てなければならないのか。キャストには当時ほぼ無名の少女たちが起用され、等身大の高校生を瑞々しく演じている。達者な演技とはいえないが、そこがかえって初々しい。「桜の園」の上演開始までの時間を様々に過ごす彼女たちの姿が微笑ましくも切ない。演劇部の物語だが、劇中劇を登場させなかったことも効果的だ。開演のベルがなり、何かをふっきったかに見える彼女たちが、明るい照明の舞台へ踏み出すラストカットは爽やかだ。それは大人への第一歩なのかもしれない、そこに少しの”希望”が見え、爽やかな後味となっている。 " + } + ] + }, + "68": { + "title": "死の棘", + "reviews": [ + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "怒りの 矛先\n 妻、島尾ミホの精神疾患の記録でもある 夫 敏雄の小説を映画化愛人の発覚により、壊れてしまった妻を 松坂慶子が好演している島民の娘が (島民を犠牲にする)特攻隊長である敏雄と 大恋愛の末、結婚したのに 戦後ぬけぬけと浮気!妻 ミホの病気を 赤裸々に書き、世間に公表してしまうそれで 家族は口糊をしのぎ、又 夫が評価されていく、ということそして 彼女もまた、文筆の才があるということ何重の意味でも 自分が犠牲者になっていることに、体の奥から ふつふつと 沸き上がる怒り!ありとあらゆるものに 腹がたつのは、よく判る映画は 時に、この葛藤をコミカルにも見せて笑いを誘う(ところに 救いがある)才能のある妻の 夫への叱責とツッコミは 的確である愛人が見舞金を持って、島尾宅を訪れる辺りの嫌らしさ(敵情視察)と偽善夫の 妻にとことん付き合うことを決めた、計算(小説家としての)と偽善と被害者顔愛は何処へいったのか?鋭すぎる妻の自問自答は 怒りを呼び起こし、正気を失わせる彼の小説が いつの間にか、「深い夫婦愛の物語」に置き換えられて、世間で美談になっていることも、彼女の心を傷つけたに違いないこれは 今 巷で言われている「歴史の改ざん」だよね!それでも 妻と夫の 激しい精神的葛藤の物語は、珍しく 興味深く見た部屋から見える 竹垣はグシャグシャで、空はいつも 曇天外の風景も 奇妙な不安定さを見せ、妻(と夫?)の 心象風景を現しているこの 原作を映画化した監督の着眼と、表現に感心するが 妻の怒りの激しさに、心を奪われる敏雄氏の死後、喪服で暮らした 妻の心中や いかに? " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "針の筵\n 大恋愛結婚し、二人の子供に恵まれた夫婦だったが、作家の夫が不倫、妻にバレて不倫相手とは別れる。しかし妻は精神に変調をきたし、突然豹変して夫をなじったり、問い詰めたりするようになる。子供たちも「お母さん、変にならないで」と祈るばかり。夫も耐え切れず自殺を試みるが・・・。それほど愛しているのになぜ、浮気したのだろう。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "不倫の恐怖を知れ\n 主人公は愛人に別れを告げる時にはトラブルにもならず終えたようだ。しかし奥さんのほうが不倫された嫉妬から精神に異常をきたした行為、自傷や夫への強烈な罵声などをし続ける。主人公はどれだけ奥さんが罵詈雑言を与えたり異常な行為をしても、主人公は奥さんと別れようとしない。奥さんが問い詰めないと最初は主人公は噓をつく。問い詰めてから本当に近づける。これは不倫したような人達の共通点だと思われる。松坂慶子の怖さも凄いが、岸部一徳の耐えるというのか、風情も不気味でさえある。途中で主人公のほうも、謝ったのにこれ以上どうするんだ。と怒鳴り返すが、今そうやって落ち込んでいる状態が地獄というのだ。なにを寝ぼけているんだというように奥さんが返す。それでも主人公も耐えきれなくなって線路にのぼろうとすると奥さんは、死なないで私が悪かったと涙するが、その後も奥さんの怒りや狂気はぶり返してしまう。帰り道、主人公が泣き叫びながら歩く横で奥さんが泣かなくていいのよ。と慰める。ここら辺が、愛人と別れられて、奥さんと別れない分岐点なのか?そして二人の幼い兄妹は一体どうこの両親をみていたのだろうか。夫婦間の平和が訪れたかと思うと、駅のホームで愛人をみかけたと絶叫してしまう奥さん。どうして愛した人を捨てられるんですか。と問う奥さんに対して、主人も怒りだす。夫婦で上半身裸状態になって向かい合ったところ、主人公が縊死をしようとするのを奥さんが必死で止めるシーンは迫力がある。(こういうヌードシーンは複雑な見せ方である)ところが奥さんが腹痛で倒れると縊死しようとした主人公はそれを辞めて、どうしたと心配する。狂気の連続である。松坂慶子の38歳の時の映画だと思うが、肉体女優だったわけでは無く、地味な女も演じられるし表情も上手い。元愛人が夫婦の所に用事で会いに来てしまい、狂ってしまった奥さんが主人公の前で元愛人に掴みかかるシーンは、不倫はこんなに危険な事が起きるという恐怖映画さながらのシーンであり、教育映画ではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-10-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "夫婦の深淵、毒々しく\n 「おまえ、どうしても死ぬつもり?」「おまえなどといってもらいたくありません。」「それなら、名前をよびますか?」「あなたはどこまで恥知らずなのでしょう。あなたさま、と言いなさい。」松坂慶子扮する妻ミホは、浮気をした夫(岸部一徳)にこう言い放つ。横並びにすわり、感情を閉じ込めて、しかし言っていることはまさしく相手の心に棘を刺す。冒頭シーンからこのような異様な夫婦の会話ではじまり、浮気という罪が夫婦の間に死の棘を打ちこんでしまったという話。妻は次第に神経を病んでいき、夫が見張っていないと突拍子もない行動をおこしてしまう。全編通して、夫婦の会話や行動が狂気じみていたり、時として滑稽に映ったり、二人の幼子を巻き込みころころと事象が変わりながら、一体この夫婦はどうしたいのだろう…。と観る者の心を捉え縛り付ける。一言で言うなら宙釣りにされっぱなし。松坂慶子はノーメイクすっぴん顔で妻役を体当たり。特攻帰りの夫で妻に負けじと従順なのか開き直りなのか、同様に神経を病んできたのかわからなくなる役を岸部一徳がこちらも熱演。そして、愛人役は一見、知性理性がありそうなのに?という木内みどり。こんな夫婦・家族の有り方は初めてだった。凄い作品に出会ってしまった。というのが、率直な感想。この監督作品、他のも鑑賞したくなった。 " + } + ] + }, + "69": { + "title": "白い手", + "reviews": [] + }, + "70": { + "title": "夢", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 今まで観た黒沢映画のなかで最もつまらなかった。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "クロサワ・ワンダーランド\n DVDで鑑賞。黒澤明監督自身が見た夢をベースに、現実社会へのメッセージや人間讃歌の想いを籠めて映像化した、8個の短編から成るオムニバス作品。日本の美しい風景、独特な色合いの美術セットと衣装、そして摩訶不思議な物語が渾然一体となって、まるで芸術的な絵画のようだなと思いました。感覚が常人と違えば見る夢も違うんですねぇ…。しかし、これまでの監督の人生を俯瞰しながら、悩み、気付き、戦って来たことの全てが凝縮されている印象でした。オムニバスではあるけれども、各話の主人公、もしくは主人公が出会う人物の年齢がどんどん上がっていくのは、監督自身の心境の変化だったり考え方の変遷を見ているように感じました。人生の覚え書き、みたいな…。スティーブン・スピルバーグがプロデュースし、ワーナー・ブラザーズが配給していることに注目。世界に認められ、数々の名作を生み出して来たにも関わらず、日本での映画製作がままならなくなっていた黒澤監督。監督の作家性を重視した作品よりも、商業的に価値があるかどうかを重視する風潮が災いしてのことでした。自国の映画会社がお金を出してくれないという晩年の巨匠の状況を知り、胸が痛みました…。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "不思議な余韻\n マーティンスコセッシが俳優として出ているらしいので気になって見てみた。夢の世界を扱ったオムニバスで何処と無く不思議な非現実の世界の中に、幼少期の子供の感覚を思わせる怪異めいた話から、雪山の遭難、敗残兵が戦死した霊に出会い悔悟する話、原発による世界の週末、牧歌的な天国を思わせる幻想郷と一連のストーリーがある。最後の話の老人の話が身につまされる。生きることは楽しい。死とは大抵においてめでたいのだ。悲惨な話が挟まっていたはずなのに、心地良い余韻と共に終わる、穏やかな不思議な映画である。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "黒澤明\n 若い時に観てから、久し振りに観た映画。黒澤作品だけあって、他の映画とは違い印象に残る不思議な作品。 " + }, + { + "date": "2017-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな夢を見た。\n こんなに贅沢な映画を撮れるって、さすが黒澤監督ですね。「こんな夢を見た」ってフレーズがおしゃれで最高です。トンネルを抜けるシーン、ただ歩くだけであんなに長いカット。感服しました。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "人間と自然の近代史\n 下記は私の覚書で、本来のタイトルではありません。①狐の嫁入り②桃の節句③雪女④第3小隊⑤ゴッホ⑥原子力発電所爆発⑦放射能汚染⑧水車村③までは正直何が言いたいのかよく分からなくて、早送りでも良いのではというくらい退屈でした。しかし最後まで観るとこの前半パートは、一人の男性の成長と共に、古き良き時代では敬意を払っていた、自然の摂理や脅威について描いているのかなと思いました。勝手な解釈ですが、狐に謝りに行ったり、桃の若木が残っていたり、雪女の手から生還したりするのは、「まだ引き返せる」という意味なのかしらと。②の衣装はvividで素晴らしいです。流石です。④の戦死した野口兵士の特殊メイクに、もしかしてこの夢はコントなのか?!と思ってしまいましたが、あの世とこの世を繋ぐような暗いトンネルから、全滅した小隊の英霊達が行進してくるシーンは訴えるものがありました。抑留からの帰還兵となった隊長の「生き残って申し訳ない」という苦しみはズシンと響きました。⑤ではvan Goghの名画に入り込む主人公。純粋に自然の美しさをキャンバスに残し続けた画家としては、他の人のほうが適切な気もしますが、監督の見た夢ですからね。まるでa-haの\"Take on me\"のようで、美しく斬新な映像でした。Scorsese〜!そこは妥協せずにフランス語で通すべきでしょう。⑥はもう預言としか思えない内容。「絶対安全と言われていたのに」ね。⑦は放射能汚染で変わり果てた大地に住み、共喰いするしかない、鬼化した人間達。⑧は良い空気、きれいな水で育まれた木々と花々に囲まれ、元気に人生を全うする人間達の理想郷。近代文明を拒むAmishのような生活だけれども、宗教的戒律はなく、パレードのような葬式で最期までイキイキしている。「生きているのは辛いなんて、人間の気取り」なのかぁ!このまま行けば地球と人類の将来は⑦。引き返して過ちを正せれば⑧。自分が見た夢全てを繋いで、人類の壮大なひとつの夢にしてしまう所には脱帽です。 " + }, + { + "date": "2017-02-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "安曇野良かった\n 対象年齢・・高校生以上推奨か?どんな人と見る・・誰とでも感動・・よくわからんDVD出たら・・観ません他人には・・勧めません総評・・黒沢監督が見た夢の短編集。きっと監督が見た夢をすぐにノートに書き込んだんだろうな。それを映画に出来るなんてさすが巨匠。反戦・反原発・自然主義・・・。でも夢の内容がすごくて子供や凡人の俺にははよく分からない。ただ最後の安曇野の川の流れ。何年か前に訪れたことがあったけど、映像通りの素晴らしいところでした。確か水車小屋にも映画の撮影説明板が有ったような気がします。寺尾聡 若いですね。 " + }, + { + "date": "2017-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "黒澤版、世にも奇妙な物語。8話から成るオムニバス。寺尾聰ばかりでオ...\n 黒澤版、世にも奇妙な物語。8話から成るオムニバス。寺尾聰ばかりでオムニバスの意味ないやんと思ったが、よく見るとオムニバスのようで、なにか微妙な繋がりもあるようで。私的に衝撃だったのはやはり原発の話。まるで福島を予言したかのよう。黒澤監督の警告も虚しく、事故は起こり、はたまたその事故にも懲りず原発は続く。利権とは恐ろしや。台湾は廃止の英断を下したというのに。この国の政治は…悲しくなります。自然を敬い生きる、忘れてはいけませんね。全編、そんなメッセージに溢れていたように思えました。いくつかの話にある踊りが、神秘的かつ厳かで、ユーモアまで感じられ、妙に印象に残りました。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "小説家の短編集みたい\n 総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 ) 社会や人間への風刺や批判などが盛り込まれているものもあるが、監督の思うところをそのまま映像化したようなものもあり、全体的に抽象的な内容で分り辛い。有名小説家の短編集にこのようなものがありそうだし、実際に夏目漱石の「夢十夜」から作品の基本は来ているのだろう。映画というよりもそんな文学的な作品。外的な動きよりも心の内面を表現しようとする。 一番気に入ったのは、隋道から兵士が登場する一遍。部下が全員死んだのにたった一人だけ生き残った隊長の立場を考えると居た堪れない。自分が死んだことを認め難く現世を彷徨う兵士たちも哀れだが、重い重い枷をはめられて今後を孤独に生きていく隊長も辛い。野口一等兵が「あれが自分の家で・・両親が待っている」と言っていたので、多分隊長は部下の死に際を彼の両親に報告するためにわざわざ部下の家を訪ねて来たのかもしれないが、その仕事も辛い。もし自分がこの立場だったらと考えてしまう。 ゴッホの一遍では、みんなフランス語を喋っているのにゴッホがいきなり英語を喋るのに違和感。配役をみるとなんとマーティン・スコセッシだった。彼が出ているのは最初に観たときには気が付かなかったが、こんな人が登場しているとは思わなかった。 " + }, + { + "date": "2016-02-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "こんな夢を見た。\n 自分の見た夢をそのまま映像化してしまうところが、世界のクロサワの持つ凄さだと思うが、凡人の私には何も感じられず、平凡でただ退屈な作品にしか思えなかった(唯一、福島第一原発事故を予言したようなエピソードがあったが…)。だいたい実生活でも他人の見た夢の話を8本も立て続けに聞かされるのは、誰だって嫌気が差してくるでしょう。しかもその全ての夢の話には[オチ]がないのです、怖ッ! " + }, + { + "date": "2015-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "年齢を経ると見え方は変わるのかも\n 最初にタイトルを「見方」と付けましたが、最後に「見え方」と変えました。第1話「日照り雨」第2話「桃畑」第3話「雪あらし」第4話「トンネル」第5話「鴉」第6話「赤富士」第7話「鬼哭」第8話「水車のある村」のオムニバスのような作品構成になっています。全編を通しては初期の黒澤作品のようなエンターテインメント性や物語的な構成になっておらず、退屈に感じたり、何でこんな表現を見せるんだろうかと苛つきにも似た印象を感じることも多かったです。ただ、最後の「水車のある村」を見ている間に、この作品全編をまたいつか見てみたいと思う気持ちが湧いてきました。きっと「見え方」が変わっているだろうと期待に似た印象が残りました。 " + }, + { + "date": "2014-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夢まで常人離れ\n 「えーなんだよ夢を映画化って」と低いテンションで観たら、そこは流石の黒澤明。夢まで常人離れしている。単純に見ていて面白い上に、彼のメッセージがビンビン伝わってくる。円谷プロによる特撮も素晴らしい。特に好きなのは、放射能・水爆の恐怖を変化球で描いた『生きものの記録』と違い、ド直球でそれを訴える「赤富士」と「鬼哭」。前者のラストシーンは本当にぞっとするし、後者の巨大化したタンポポの下で鬼と人間が語らうという画のインパクトは圧倒的。少しキャラクターに監督の主張を言わせすぎな気もするけど、そこは画面の強さとオムニバス形式ということで目を瞑れる範囲。「鴉」と「トンネル」も素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2014-07-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鳥肌が立った\n これが黒沢監督の夢か…数少ないセリフの中で考えさせられることが多かった。特に原子力発電所の話は、原発事故を予知しているようで、ゾッとした。永遠と続く不気味な雰囲気は、何か惹きつけるものがあった。特に若い世代に見ていただきたい。 " + }, + { + "date": "2011-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "子供の頃にみた衝撃は今も忘れない。\n 子供の頃に、地上波で流れていたのをたまたま見たのが最初です。当時小学生だった僕は、テレビの中のあの不思議な映像、そして妙な安らぎと不安の入り交じる世界観に気が付けば恐怖と戦いながらテレビにかじりついて見ていました。子供には理解できない内容の映画。たぶん一般的にはそうかもしれません。でも違う気がします。決して優等生ではなかった当時の僕が、意味も分からずあの作品にのめり込んだ。ゴッホの絵など興味なく、戦争だって知らなかった。オムニバスなんて言葉すらしらなかった。なのにどうしてあんなにかじりついてみててたのか?巨匠・黒澤明。彼はあんなに難解な内容を無知な子供の心にまで投げかける、あまりにも偉大な人だったのではないでしょうか。今、福島が荒れています。ニュースで目にするたび、僕の頭にはあの映像が出てくるのです。上着を脱ぎ、必死に色のついた煙を払う男の姿を。放射能物質に色をつけたってなんの意味も無いんだ…と叫び必死に煙を払うあの男の姿を。今から10年以上前に、この惨状を皮肉っていた黒澤明。もし彼が、ほんとうにこんな夢を見ながら毎晩寝ていたのなら、彼の作った作品が、ことごとく名作になるのは当たり前と言うしかない訳です。 " + }, + { + "date": "2009-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "汚れた空気や水は、人間の心まで汚してしまう\n 映画「夢」(黒澤明監督)から。「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤富士」「鬼哭」「水車のある村」・・のタイトルがついているオムニバス形式の黒澤監督の作品である。どの作品も、監督からの熱いメッセージが伝わってくるが、特に最後の「水車のある村」には、目から鱗状態だった。主役の寺尾聰さんと、水車村の老人役、笠智衆さんとの会話だけなのだが、妙に心に響くものがあった。特に、早寝早起きが身についてしまった、最近の私にとって、「電気を引いているんですか?」「あんなものはいらん」「暗いのが夜だ。夜まで昼のように明るくては困る」の会話は頷くことばかりであった。「人間を不幸せにするものを発明して、自分たちを滅ぼしている」これまた、なるほど・・と頷いた。そして、今回選んだ、気になる一言。「汚れた空気や水は、人間の心まで汚してしまう」は、現代の凶悪事件からいじめまでを、予感するようなフレーズ。1990年に公開されたこの「夢」という作品から、黒澤監督の先見性を感じずにはいられなかった。どの作品も、メッセージ性が明確であるから、心に残る。さすが・・黒澤監督、としか言いようがない。PS.どの作品も「こんな夢を見た」というタイトルから始まるが、回を追うごとに、その文字が大きくなっている。その意味がわからない・・う~ん、気になる。 " + } + ] + }, + "71": { + "title": "息子(1991)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "題名だけで泣ける反則映画(笑) なんてことないストーリーなのだが登...\n 題名だけで泣ける反則映画(笑)なんてことないストーリーなのだが登場人物が哀愁漂う。三國蓮太郎、やっぱり味あります。息子さんはまだまだ足元にも…ですね。原田美枝子が超美人、和久井映見も超可愛い、華やかです。ラスト、息子の嫁にちょっと恋してるようで怖い(笑)親父にとって自分はどんな息子だったろうか、息子にとって自分はどんな父親だろうか、そんなことを考えてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-11-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "家族をつくるということ\n やっぱり、この監督は原作がある方がいい。自分としての生き方を生きていく。交わるところと、交わらないところと。親の力を借りずとも生きていける。それは”一人前”になったということの証でもあり、親孝行のはずなのに。昔なら、代替わりする頃には、親がボケるか、体を悪くするか、寿命でこういうことで悩むことはなかったのに。自給自足に近い世界なら、地産消費で、遠くに行くことはなかったのに。貨幣世界等、価値観が変わってしまった世界。親の都合と希望。子の都合と希望。簡単に交わりそうなのに、交わらない。それが家族。そんな中でも、未だ行先の定まらないと心配していた子が、パートナーを得て、己の生き方を定める。それがこんなにうれしい親心。終盤、哲夫の部屋での眠れぬ夜から岩手の実家に帰ってきた場面。そのための映画。もちろん、それまでに、三人の子の家族のいろいろを描いているからこそ、この場面が映える。 父を演じた三國さんのすごさ。田舎の老爺を見事に表現。普段のオーラなんてどこへやら。 そして、永瀬さんが初々しい。方言の発音も一番それらしい。他の役者が方言ぽく話していても聞き取れるのに、永瀬さんのだけは聞き取れない箇所がある(笑)。 和久井さんの初々しさもいい。思わず哲夫が、昭男がOK出してしまうのが、とっても理解できる。 原田さんも難しい役。とはいえ、征子が美しいから哲夫は「聾唖でもかまわない」になったんだろうという流れには複雑。美しくなかったならどうなんだろう?昭男にとっては、どうしようもない哲夫をまじめな勤労者にしてくれた福の神であって、容姿とかは関係ないのだろうが。そして、長男の嫁にしろ、娘にしろ、次男の婚約者にしろ、実権は妻が握っているかもしれなくとも、外面では周りに気を使って、夫を立てているという女性像ばかり。ワンパターン。だから、きれいに収まるのだ。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の在り方。\n 巨匠、山田洋次監督といいつつもほとんど堪能してこなかった世界観。『家族』『故郷』といった社会派のホームドラマ達も追って観ていきたい。 " + }, + { + "date": "2017-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "時代を切り取った\n 80年代でもないし、95年だともっと後だし、そうそう、90年過ぎくらいが確かこういう感じ。狭い所を巧みにフォーカスしている。核家族化が進み、親と一緒に暮らすという概念が段々と当たり前ではなくなってきた頃だし、聾唖への差別的発言が社会で許容されなくなってきた頃でもある。ここまでひとつの時代の特徴をとらえて、的確に表現できるものなのか。すごい。 " + }, + { + "date": "2014-04-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "懐かしき日々\n たまたま眠れなくて、テレビをつけたらやっていたので暇潰しに視ました。90年代初期、この時代を生きてきた人にとっては、懐かしさとともに色々な感慨が思い浮かぶと思います。一時代を見事に切り取ってあり、ヒューマンドラマとしても楽しめます。時代は変われども、幸せのかたちは変わらない。便利な世の中になったとはいうけれど、その分、余計なものもたくさんある。ひょっとしたら、余計なものが増えた分、幸せを見つけにくくなっているのかもしれない。役者さんも、この時はまだまだこんなに若々しい。それにしても、当時の和久井映見さんはこんなに可愛らしかったのか。いや、今でも美人ですけど。 " + }, + { + "date": "2008-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "作品の感動は不滅です。\n これまで観た映画の中でとても感動した作品のひとつ。公開当時は何度か劇場に足を運んだ記憶があります。あれから17年もたって、ここで描かれている世界が懐かしく思えるようになりました。いまでは居酒屋での外国人労働も珍しくなくなったし、家庭用FAXよりもインターネットや携帯電話が占めているし。でも作品の感動は不滅です。 " + } + ] + }, + "72": { + "title": "あの夏、いちばん静かな海。", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "台詞も説明も少ない分、ゆったり浸れる\n 台詞も説明も少ない分、ゆったり浸れる " + }, + { + "date": "2019-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "北野武監督、初のLOVESTORY。\n サーフィンに目覚めた聴覚障害者の青年とその恋人とその映画の音楽が共感しました。ほとんど台詞はなくても久石さんの音楽と波の音で表現出来るのも北野流だなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "silent love.\n セリフではなく、映像と音楽で雄弁に語りかける、儚さと静寂に包まれた恋愛映画の傑作。北野武監督が聴覚にハンディを抱える者に対して、優しい視線を投げかけながらも、残酷な現実を包み隠さず描写している。また、主人公にはいつものたけし軍団のメンバーではなく、ハンサムな真木蔵人を起用しているところに、初めて恋愛映画を手掛ける北野監督の本気度を窺い知ることができるだろう。🌊 " + }, + { + "date": "2017-11-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この空気感はすごい。\n 孤独感?もの悲しさ?儚さ?ノスタルジー?…なんともいえない。世界のキタノと言われるのも納得の心を揺さぶる描写。 " + }, + { + "date": "2017-07-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "観ているほうはつらいぐらいの静けさ。 でも、この作品で北野監督の評...\n 観ているほうはつらいぐらいの静けさ。でも、この作品で北野監督の評価が固まったかも。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "立っているだけで絵になる真木蔵人\n タイトル通り静かな映画。真木蔵人の作品は他に見たことが無いけど、この役は彼に合っていると思う。疲れている時に見ると眠くなるかも。 " + }, + { + "date": "2017-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画でした‼️ しんみりしました! あらすじ見たら、聴覚障害者...\n いい映画でした‼️しんみりしました!あらすじ見たら、聴覚障害者同士って書いてるけど、書いちゃだめでしょ!途中で彼女も?って気づくんだから " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本が誇る隠れた名作\n この映画の主人公はなんだと思いますか?廃棄物収集業者で働く男なのである。生活を愛する素朴な人間が作った映画で、登場する人物全員が思いやりにあふれ、微妙に全ての人物が少しずつ成長していく映画。黒澤明や映画評論家も絶賛した、日本の隠れた名作だと思う。セリフが少なく手がつけにくいかもしれないが、観れば感動するのではないかな。特に男なら " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "サイレントで愛を語る。\n 「あの夏、いちばん静かな海」を見た。言葉にしてしまえば伝わらなくなることもあるのだと思う。言葉にするのはやめよう。そういう勇気はなかなか持てない。 怖いから全部言葉にしたくなる。それが人間だと思う。けど、この映画の主人公とヒロインのように、ことばを媒介としない愛の形もあることも頭に入れておく必要がある。 言葉にできないものの中にこそ大切なものがある。 " + }, + { + "date": "2015-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "主人公2人が一言も話さずに映画を成立させているのは凄いと思うが、3...\n 主人公2人が一言も話さずに映画を成立させているのは凄いと思うが、3-4x10月のようにBGMがもっと抑えてあった方が良かったのと、ラストシーンが説明的すぎた。 " + }, + { + "date": "2014-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "他の作品にはない\n 北野映画初鑑賞です。主人公もヒロインも喋らないし無表情で何考えてるかわからない。サーフィンが上手くなる描写とかも別に描かれない。正直なんだこれと思いながら見ていたのですが…。ただラストの後にどっと押し寄せてくる切なさに似たエモーションが非常に印象的です。他の映画にはないような感じ。諸手を挙げて大絶賛というわけではないのですが、是非感じて欲しい。北野作品の最初がこれで良かったなあ。 " + }, + { + "date": "2014-04-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "⋆favorite\n こんなにも、セリフがなく、シンプルな映像、シンプルな物語でも映画って成り立つんだな。最近のガヤガヤゴチャゴチャした映画もだいすきだけど、こっちのタイプの映画もだいすき。久石譲のsilent loveがこの映画をより良くしている。 " + }, + { + "date": "2013-05-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いって残酷だよな…と思いつつも笑っちまう\n 耳の聞こえないサーファーがサーフィンの大会で出番を待つも失格となる場面酷いよなあと思いつつでも笑ってしまうそして泣けてくる " + } + ] + }, + "73": { + "title": "大誘拐 RAINBOW KIDS", + "reviews": [ + { + "date": "2017-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "痛快なストーリーで単純に楽しめる\n 痛快なストーリーで単純に楽しめる " + } + ] + }, + "74": { + "title": "八月の狂詩曲(ラプソディー)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "黒澤流反戦・反核メッセージ\n  黒澤明後期の作品にしては珍しく2時間切っている。反核・反戦のメッセージが強烈に伝わる映画だけども、ずっと訴えてきたかったことの集大成になったんだろうなぁ。リチャード・ギア出演作の中では一番いいかも。 「野ばら」が全面に流れているけど、これがまた印象的。もちろん村瀬幸子おばあちゃんが台風の中彷徨うシーンにゾクゾクさせられるのだが・・・ 森の中で吉岡秀隆が大寶智子に迫ってしまうシーンだとか、夏休みに久しぶりにあったであろういとこ同士。ノスタルジックな田舎の風景と長崎に落とされた原爆の傷痕が妙にマッチしていたりするのが素敵。滝の美しさと神秘的な森に心癒されたりもする。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "今日は原子爆弾が落ちた日\n この映画は戦争を伝えるメッセージとしては陳腐である。新しい知見が得られるかというと疑問である。思想的にはフラットな描写だと思うので、入門編で子供に見せたらどうか。しかし、作品としての凄みは偏ってはいるが「はだしのゲン」の方に軍配が上がるだろうが。原爆の傷跡は未だ残っていてそれでも我々日本人はアメリカ人の言いなりとして生きていかねばならない。それを戦前から生きている世代は苦々しく思うけれど、戦後生まれはアメリカ贔屓だったり、関心が無かったりする。そのギャップをおおよそ3世代に渡って対照的に描いている、しかも祖母の家に帰省するという形で上手に。最初はアメリカ側家族からの純粋なオファーがくる。随分昔に生き別れたが、ハワイで成功した祖母の兄が余命幾ばくもない。死ぬ前に一目妹に会いたいのだという。当然、その兄以下は現地で作った家族なのでアメリカ人、兄自身も帰化している。つまりはアメリカ側からの純粋な好意を持って始まる。祖母は夫を原爆で無くしており、アメリカにいい感情は無いため、渋る。子供達は戦争について知らず、旅行に行けるという無邪気にはしゃぐ。その後、祖母の苦悩を知り、戦争の傷跡を知り、子供達の視点は変わる。しかし子供達の親世代は、大成功した親戚がいると浮かれ始める。純粋に子供達は大人の打算に疑問を呈し、その対照的な様が面白い。過去は過去と祖母は次第に、生き別れの兄に会う決意を固めていく。これが祖母とその兄が実際に兄弟であったという様々な証言を集めて行く過程で象徴されていると思う。ここで大きな作品中の事件が起こる。祖母が「夫の命日が終わったら会いに行く」という手紙をハワイに送らせたことである。打算的な親戚は、皆向こうの心情を害したのでは無いかと恐れ、あろうことか実際に手紙をしたため出した子供達を責める。その浅ましさに祖母は怒り、心を硬直させる。そんな中リチャードギア扮する、兄の息子に当たる人物が来日し、祖母の元へと会いにくる。真摯な態度で臨み、祖母の中のわだかまりは溶けて行く。が、しかし悪いタイミングで訃報が届く。兄の死だ。祖母は大変後悔し、その日から認知症が進んでしまう。原爆の空模様の雨の日、勘違いして一人飛び出してしまう。魅せ方などは上手いし分かりやすいと思ったが話のテーマにもう少し、ドラマとしての深みが欲しかった。素材というか戦争自体の重みにかまけてその辺の匙加減が薄いように思えるのは、好みの問題なのだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-04-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "伝わらない\n ちょっと話を聞いて、被爆跡地へ行ってみただけで、戦後生まれの現代っ子が、あんなに原爆について想いをいたらすだろうか。ましてそれを口にするとか、なんかいろんな場面で違和感を感じてしまった。平和な現代だけを舞台にして、わずか2時間たらずで反戦反核っていうメッセージは難しいことだなとは思った。8月に観たらもうちょっと共感できたんでしょうか...8月だけ反戦気分になっても駄目ですけどね。アメリカ人にはもっと伝わらなかっただろうな。リチャード・ギアが詫びるスジでもなかろうに。彼がハルやルメイやオッペンハイマーとかの関係者の孫設定ならいざ知らず。何に対して詫びたんだろう? " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "結構駄作扱いされてますねこの作品。 そんなことはないと思います。 ...\n 結構駄作扱いされてますねこの作品。そんなことはないと思います。反戦反核のメッセージを、日本の原風景と良き家族(祖母と孫たち)を通し、重苦しさを感じさせずに伝えています。長崎の原爆を取り上げ、リチャード・ギアがおばあさんに謝罪していることが特にアメリカでの不評をかっているよう。謝罪の意味がそうでないのは見れば分かることなのに…それとどうやら原作にはそんなメッセージは描かれていないようでこれも不評の一因かと。この作品のすごいところは、そんなメッセージに関係なく、なんだか分からず引き込まれていくことなんです。ラストが強烈。泣いたという人があれば笑ったという人もいる。わけがわかんないけど、食い入るように見てしまうんです。やっぱり黒澤明は偉大だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "えっ…これ黒澤監督なの…\n 冒頭数分見逃し、開始5分くらいから最後までみて黒澤監督だったことにびっくり全体的にけだるい?映画でした戦争映画だから仕方ないのかもしれないけど、スカッとするシーンがひとつもないあと、ところどころなぜそうなるの?とイラついたりわざとらしいシーンが多くて悪く言うと非常に鼻につきました…クセがある映像だと思ったラストらへん学校の校庭をたずねるシーンなど、子供たちが急に大量にやってきて、そして遺族が行進しながら来るシーンとかやりようによってはいいシーンなんだろうけど違和感…なんか、押し付けがましいラスト雨の中走るシーンもしつこすぎてイラついてしまった… " + }, + { + "date": "2015-09-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "分り辛く盛り上がりどころも少ない\n 総合:50点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 原爆のことについての主張が強すぎて、何がなんでもそれを表現したいがために全ての行動が不自然になった感じがする。そこまでしたのに分り辛い曖昧な物語になってしまった。 田舎者感全開の服装の子供たちの演技は必ずしも上手くない。両親たちの行動も典型的な感じ。一番良かったのはおばあちゃん役の人。 " + }, + { + "date": "2015-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "早送りで十分\n 黒澤作品だったとは…リチャードギアが出てた。観終わって思いを馳せられたのは、それだけ…かな?!でも夏の2時間を過ごすには観てよかった気もする。舞台は長崎。孫と祖母の暮らしは観ていて楽しい。 " + }, + { + "date": "2015-03-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "同テーマの過去2作が良すぎた\n 『生き物の記録』は直接原爆が炸裂するようなシーンを一切廃し、三船敏郎の鬼気迫る演技で反核を訴えた意欲作だった。また『夢』の中の『赤富士』というエピソードは真逆の方法論を取り、円谷プロの特技協力を得、原発の爆発によって赤く染まる富士や可視化された放射能が迫り来るという地獄のような光景をまざまざと我々に見せつけた。この2作によって黒澤の反戦反核反放射能思想を嫌という程思い知らされた上で観るこの作品で上書きされたものは全くなかったし、それどころかフィルモグラフィー的には蛇足とすら思う。今回の会話を中心にしたストーリーテリングは前2作と異なるアプローチと言えばそうなのだけど、演技で引っ張るような人も不在なので映画的にはやっぱり退屈。それだけに劇的なラストシーンには驚いたけど、すっかり落ちたテンションを上げるには手遅れでした。 " + } + ] + }, + "75": { + "title": "無能の人", + "reviews": [] + }, + "76": { + "title": "シコふんじゃった。", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見るとなぜか引き込まれる\n 概要などからそこまで期待をしていなかったのに、また言ってみれば単純なストーリーなのに、なぜか引き込まれる魅力あり " + }, + { + "date": "2019-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いまはベテラン有名人ばっかり\n 今見ると有名な俳優ばっかりだ " + }, + { + "date": "2019-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "王道\n 王道の展開で気持ちが良い映画。ただあまりにもベタすぎて先が読めてしまうのが少し残念かも。しかし正子が土俵に立つと言ったところはとてもかっこよくて、素晴らしかった。もう少し主人公にオリジナリティーをもたせ目立たせると良かった気がしたが、全体の満足感はある。 " + }, + { + "date": "2019-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "シコふんじゃった!\n 本木さんも竹中さんも若いですね。 " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "王道の展開\n 展開感がしっかりしてて面白かった。竹中直人若いなー。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "相撲愛に満ちた作品\n 今までタイトルと本木さんのまわし姿が気になっていて漸く見る事ができた。肩の力を抜いてみる事が出来るコメディだけど、相撲愛に満ち溢れた作品で、ちょっと自分もやってみたい…と思わせてくれる様な映画。役者の個性がまた素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ドラマとして見ると悪くない。スポーツものとしては肩透かし。\n 主人公が相撲にハマっていく、その変化を見守るドラマとしての本作は面白かった。ただスポ根ものとしては全く駄目。試合の流れは読めるし、何より相撲そのものの迫力が皆無と言っていい。まあ明らかにそこには力を入れてませんよ~って映画なので文句言うのは筋違いかもしれませんが。タイトルにもなっているので相撲部分にもうちょっと力を注いで欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "相撲 LOVE。 周防正行監督の題材選びに抜かりなし。 流石である。\n 相撲 LOVE。周防正行監督の題材選びに抜かりなし。流石である。 " + }, + { + "date": "2018-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ありきたりでは あるものの、 よくまとまっています\n ありきたりでは あるものの、 よくまとまっています。 すもうのへたな人たちが努力して勝利するはなしです。 登場人物はフィクションに出てくるような珍妙な人ばかりです。 実際にフィクションなので、 リアリティーを求めても仕方ありませんが。 しかし、 少し練習しただけで、 何年間もすもうを頑張ってきた人たちに勝利してしまうのは、 さすがに無理があると感じました。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ベタ\n ベタで展開も普通で棒読みの人も多く、正直なところそれほどまでに評価された理由がわかりません。退屈な時間でした。 " + }, + { + "date": "2017-02-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "相撲面白いよね\n 面白い。廃部寸前、外国人、女子、成り上がり、今としてはありふれてるストーリーだけど、20年以上前の映画、しかも相撲。テンポも良くて良い。昨今の映画は、とある点を重箱の隅をつつくように描くことも多く、私ももっとそうして欲しい、とレビューすることもあるけど、この映画のように、さらっとテンポ良いのも気持ちいいですね。それで違和感が無いところが、製作者の力量なんだと思う。この監督は着眼点が良いですね。後のシャルウィーダンスしかり。そしてみんな若くて。本木雅弘はかっこいいし、竹中直人はここらへんからキャラ確立でしょうか。 " + }, + { + "date": "2017-02-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "周防正行監督の大出世作\n もう、竹中直人に笑わせられっぱなしです(^○^)もちろん映画としても、本木雅弘、柄本明、清水美沙などの演技派の役者が揃っている分、見応えも十分。この映画で相撲のコトもいろいろ知れたし、単なるコメディではなく、日本映画の歴史に残る傑作であることは間違いない(^^)b " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ベタなスポ根だが文句のつけようが無い\n 随所に見られる絶妙な間のとり方が、笑いにも感動にも生きていました。相撲とはいえ骨組みはスポ根物で、それぞれの弱点やコンプレックスを最終的に乗り越えるベタな話なんですが、どこをとっても文句のつけようが無く面白いです。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "●タイトルが言い得て妙。\n 相撲部って着眼点はおもしろい。土俵に女性が上がるってのは、ちょっと違和感があるけど。みな若い。竹中直人がいい味出してる。 " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "意外と真面目です\n 面白かった!まさかの勝ちに笑ってしまう。真剣な取り組みが見ごたえあり!土俵の上で十字を切る発想が最高! " + }, + { + "date": "2016-02-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "相撲的シンデレラストーリー\n 最近、今更ながら海外ドラマの「HEROES」にハマっておりまして。ブレイクしていると知りながら今まで一度も観たことがなかった海外ドラマシリーズ第一弾。ちなみに第二弾は「Walking Dead」で第三弾は、、、「Killing」かなぁ。どうでもいいですね。とにかく夜な夜な夫婦でマシオカの応援をしていたので、久しぶりに映画を観ました。で、なんでこれ?っていうね。なんで本木雅弘?なんで相撲?我ながら謎のチョイス。あ、でも今年はお義母さんに初場所へ連れて行ってもらって、照ノ富士ちょーかっけーってなったからその影響とも言える。昨年、個人的な映画ブームの火付け役となった大好きな井浦様の出演作をほとんど観終わったから、今年は国内外問わずアカデミー賞を受賞した作品を積極的に観ていこうという方針の表れでもある。どうでもいいですね。24年前の映画かぁ...当たり前だけど、柄本明が若くって別人のようでした。本木雅弘はなぜかあまり変わらないような...そもそも好きでも嫌いでもないから変化に気付かないというものある。内容はびっくりするくらい単純。ど直球。相撲的シンデレラストーリー。ここまで全てが丸く収まる映画って観たことない気がするほど。日本アカデミー賞受賞作品ということなので、いわゆる古き良きなのかなぁ。すごいよくもなく悪くもなく、、、単純なストーリーではあるけれど、相撲を取っているシーンは迫力があった。筋肉好きだからテカテカ系のマッチョがたくさん出てくるのも嬉しかった♡あと、お腹痛くなったときの竹中直人の動きが最高だったなぁ〜。竹中直人=モビットのCMの人って感じだったけど俳優さんだったのでありました。そんな感じ。ちゃんちゃん! " + }, + { + "date": "2015-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思ったより面白くてワクワクした!\n 廃部寸前の相撲部が復活するまでのお話。成り行きではじめた相撲部が、だんだん周りを巻き込んで盛り上がっていく様子にワクワクしました!初勝利のときは一緒になって「うおー!」って叫んじゃったり笑予想してたよりも楽しめました!!昔の若者の熱くてストイックなところ、好きだなあ(*´∇`*) " + }, + { + "date": "2015-02-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "笑える\n ストーリーとしてはありがちだが、勝ち方・負け方が笑える。竹中直人がいい味をだしている。 " + }, + { + "date": "2014-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "星4つ\n おもしろかったです。「Shallweダンス?」同様、竹中直人の演技がおもしろかった。とくに下痢のシーンが1番好きです。ストーリーもよかったので最後まで楽しく見れました。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やりすぎだけど軽快な作品\n 総合:65点ストーリー: 65キャスト: 70演出: 65ビジュアル: 70音楽: 65 演技や科白は大袈裟でわざとらしさがあって演出はやりすぎと思うし、何かに落ちこぼれた人々が集まって取り組むべきものを見つけて成長する物語はありきたりでたいして目新しさもない。しかしお笑い路線で軽い雰囲気が作品を軽快にしたし、意外と試合の場面は真剣味もあって、気楽に見られたし見終わって後味も悪くなかった。 " + }, + { + "date": "2012-11-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "Shall we シコ?\n 周防正行の名を一躍知らしめた1992年の作品。とある大学の廃部寸前の弱小相撲部員たちの奮闘劇。“あまり知られていないジャンル”と“弱小チームの奮闘劇”の組み合わせは今では珍しくないが、本作はその元祖と言っても過言ではない。“学生相撲”は今見ても新鮮。軽快で胸のすく演出とオリジナリティ溢れる脚本、個性的な登場人物と役者たちの好演、たっぷりのユーモアとちょっぴりのペーソス…これぞ良質コメディ。キラキラ輝く大学生活とか額の汗光る特訓とか合宿とか心地良い。ライバル大学との試合は手に力が入るほど熱い。皆若い!本木クンはあまり変わっていないけど、竹中直人は今とちょっと印象違うほど若くてびっくり。でも、笑いの取り方はやっぱり同じ。お腹ピーピー(笑)ひょんな事から土俵に上がる事になる“女子”相撲部員・梅本律子に天晴れ!六平サン、まだ髪ある…!周防はこの“学生相撲”の後、“社交ダンス”でさらに飛躍し、最近は“冤罪裁判”や“終末医療”での円熟した重厚な演出もイイが、また軽快なエンターテイメントも見たい。 " + } + ] + }, + "77": { + "title": "いつかギラギラする日", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "頭が、ガンガンする。\n 単体でも一本映画が作れるほど濃いキャラクターたちが、所狭しと暴れまわり、もう頭の処理が追いつかない!!カルピスの原液50倍濃縮みたいな映画でした!。序盤は”ナンジャコリャ?”と思って見ていたのですが途中からなんだか楽しくなってきちゃいます! " + }, + { + "date": "2019-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "銀行を見るとムラムラするショーケン\n  同じ手口なのに全て上手くいってた銀行強盗団、神崎(ショーケン)、柴(千葉真一)、井村(石橋蓮司)の3人の男とドライバーの美里(多岐川裕美)。井村だけが借金まみれだったが、他のメンバーは不自由していなかった。久しぶりにメンバーが揃い、札幌に住んでいた柴の女・麻衣(荻野目慶子)の情報で、洞爺湖のホテルからの現金輸送車を襲撃する計画を立てるのだった。しかし、2億円の予定が5千万しかなくて、新入りの角町(木村一八)が一人独り占めしようと逃走する。 この辺りで降参するだろうとか思っていても、まだまだ続く銃撃戦とカーチェイス。角町が返済しなければならない金があるので、その暴力団・吉田組まで巻き込んで三つ巴の死闘が繰り返されるのだ。その三つ巴+警察という構図のハズだが、もう警察は蚊帳の外。5千万のために3者が血眼となって技を繰り出すのだ。深作欣二のやり過ぎ感が止まらない! アクションに金をかなりかけてる上に豪華な出演陣。荻野目慶子のパッパラパー演技も凄いし、ヌードにもなってるのに、それが霞んでしまうほど面白い。さらに萩原健一の不死身感と原田芳雄の無駄使い感。原田は相当なヒットマンで存在感があるはずなのに、脇役でしかないのが凄い。アドレナリンを出したいときに観るべき映画。 " + }, + { + "date": "2019-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "巨匠・深作欣二×ショーケンによる深作流ガンアクション映画!\n YouTubeで流れてた予告編を観てこれは面白そうと思い、この映画を観ましたが予想を遥かに上回る凄さでした❕何より荻野目慶子さんと木村一八さんの狂気溢れる演技が凄かったです❗️ " + }, + { + "date": "2019-07-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "名匠深作欣二、後期のアクション作品\n 深作欣二監督が90年代に撮った久しぶりのアクション映画。主演はショーケン。タイトルどおりの凄い熱量の作品だった。とにかくアクションシーンが凄まじく、ド派手なカーアクションや爆破シーンなど手に汗握るアクションシーンの嵐。アドレナリン全開の作品だった。出演者達の熱量も凄い。ショーケンや千葉真一、石橋蓮司、原田芳雄などのベテラン勢はもちろん、若手の木村一八と荻野目慶子の演技もギラギラしていてとても良かった。その中でも荻野目慶子のブッ飛んだ演技は凄くインパクトがあった。マシンガンを乱射しているシーンは「スカーフェイス」のトニーモンタナさえも彷彿とさせた。GASTUNKのギタリストのTATSUさんがバンドで出演していたことにもテンションが上がった。エンディングテーマのショーケンが歌う「ラストダンスは私に」が心に染みる。作品の内容や今は亡き深作監督やショーケンのことを思い返しウルっときた。名匠深作欣二後期のアクション作品は、期待を裏切らない深作監督らしい凄まじい熱量のこもった作品だった。 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ロックに熱狂しているガキは死ねの価値観\n ともかくショーケン扮する主役の銀行ギャングが、メチャカッコいい。基本抑えた演技と表情に歴戦プロ犯罪者を体現している。「ヒート」のデ・ニーロと「殺しの分け前ポイント・ブランク」のリー・マービンを合わせた様なプロ犯罪者で、シリーズ化してもいいぐらい魅力的。情婦の多岐川裕美もクールビューティなカッコよさ。個人的に多岐川が作ったメシの味をショーケンがさり気なく褒めるところなどに2人の絆を感じてなごむ。対する木村一八と荻野目慶子の二人は、ぶっ飛んでいるのだが、どこか白々しい。こんな人間性の無い若い狂犬たちが今までどこで生活していたのか?不可解?突然変異か?木村一八が劇中で語るロック觀が、いつの時代だ?!と唖然とした。脚本の人は1950年代でロック音楽觀が止まっているのか。とにかくロックに熱狂している若者は、不良か犯罪者みたいに描いていてビックリした。それがこの映画のダサい部分を代表しているのか。おそらく監督と脚本は、若者達に共感も理解出来ずに、初老中年のショーケンに感情移入したのか。いろいろ文句もあるが、登場人物が全員悪党の濃いピカレスクを北海道のロケ風景と今では出来ない迫力あるアクションで、ねじ伏せる深作欣二の手腕に感服ですが。 " + }, + { + "date": "2019-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ロックンロールは大麻みたい\n 追い詰めてからの形勢逆転を繰り返すような遣り取りにナイフでの決闘後に吐く捨て台詞がまた格好良いショーケン円熟期の最高傑作。絆創膏まみれの顔にハットを被ったスタイルで狂気染みた形相にクールな佇まいのショーケンに惚れる。原田芳雄とすれ違うシーンは鳥肌モノ!!木村一八もクソ生意気な若造を好演しハマり過ぎで彼のイメージにピッタリな配役。荻野目慶子の鬱陶しいキャラと無駄なシーンの多さにハードロックなダサい音楽と頂けない描写の数々には目を瞑って!?話の進むテンポも良くエンディングの\"ラストダンスは私に\"も最高。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ロックな生き方\n 今の日本じゃやらないしやれない作品。輩たちが金を巡って三つどもえの争いになる話。全体的に古さは拭えないし荒唐無稽ではあれど、西部警察的ド派手なアクションや何も考えず見れる活劇感、ギラギラした熱量は最近あまり無いので面白い。 " + }, + { + "date": "2014-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "頭蓋骨まで熱くなる。\n もうシビれるタイトルからカッコいいと思わせる、ピカレスク・ロマンの芳醇な香り漂うアウトロー映画。 銃撃戦、爆破シーン、カーチェイス…とアクション・シーンは日本映画にしてはよく健闘している方じゃないですか。惜しげもなくパトカーをブッ壊していたカークラッシュも爽快でした。 ただ、作品自体が松竹のカラーじゃなかったんですよね〜。 深作欣二監督と言えば、東映の実録路線のヤクザ映画の人だから、出て来るヤクザのザコ・キャラなんかも、東映作品からそのまんま移植したような騒々しさでひたすら苦笑い。 ショーケンとの初タッグで素晴らしい化学反応を見せていた作品なのに、見事なぐらいにコケましたな。だけど ラストで見せる熱き男の血がたぎるショーケンと木村一八とのガチバトルには興奮しましたね。こんな品行方正とは無縁のエネルギッシュな日本映画は、もうこの先、生まれて来ないかもしれない。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "演出の古さが目立つ\n 総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:50点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) とにかく全体に演出が古いのが目立つ。深作監督の特徴でもあるが、やたらとドスをきかせて凄んだりするような大袈裟な演技と、銃をやたらと撃ちまくり車をぶつけて横転させたりするような無駄に派手な演出ばかりが目立つ。昔のテレビドラマの「西部警察」のような、現実離れしててもとにかく派手で賑やかなのが好みという人にはいいんでしょうけど、自分にはこれは古臭くて時代遅れ、1992年の作品だが70年代か80年代の作品のようにも感じる。例えばバイクのチンピラ2人が多岐川裕美にからんできてそれを剃刀の刃で撃退する場面など、今の視点からすれば笑いを狙いにきているのかというほどのしょぼさ。昔々からのお決まりの型そのまんまという演出の場面が多くて白けることも多々あり。 だけど無軌道な低能の若者や犯罪者の傍若無人な暴れっぷりとか、そのいく末など観てすっきりしたというのはあった。わざとらしい演技をしている場面も多かったが、狡賢いのに精神的に完全にいっちゃっている荻野目慶子のぷっつん演技は面白かった。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "二十年前でも未だ色褪せない深作作品\n 当時の邦画において、既成概念を破壊し続ける深作欣二監督。この作品も暴れっぷりや裏切り、破壊、カーアクション、銃撃シーン等半端ない。特にショーケンの、銃操作のリアルさ。マガジン交換してスライドさせてと一連の流れがスムーズでまるで本物を扱っているみたい。また、SUVがバリバリとパトカーをあんなに数多く、ぶっ壊すシーンも圧倒的で面白い。ピカレスクでもハードボイルドでもある一発をねらう犯罪者達のストーリー。まるで極上の小説を読んでいるよう。荻野目慶子、木村一八、若手もぶっ飛んでる本当に文字通りギラギラした役を演じている。萩原健一、多岐川裕美千葉真一、石橋蓮司、そしてあくの強いキャラ故原田芳雄がメンバーを名演しています。とにかくスゲーぜ。 " + }, + { + "date": "2010-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今一度、深作さんの世界に思い馳せる\n 今は亡き深作欣二監督が手がけたアクション映画。ショーケン、木村一八、荻野目慶子……なんだなんだ、出演者は問題児ばかりじゃないかwそんななかに若き日の石橋蓮司がいたりして、もう最初から最後まで存分に楽しむことができる。北海道・函館が舞台となっているが、やはりこの街は映画の神様に愛されているらしい。この突出したアクション映画を見事に際立たせている。とはいえ、街が映画を作り上げたのではなく、あくまでも深作欣二という希代の名監督が手がけた名作として触れておきたい。 " + } + ] + }, + "78": { + "title": "青春デンデケデケデケ", + "reviews": [ + { + "date": "2016-04-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "隠れた、大林宣彦の最高傑作。\n この作品の前には、あの「尾道三部作」もかすんでしまう。とにかく、カメラのカット割が凄い。全部で何カットあるんだろう。編集にかなりの時間を要したのも納得できる凄まじいテンポ。まさに「ロッケンロール」で「デンデケデケデケ」を体現した素晴らしい作品。香川県観音寺に差し込む光は尾道の反対向きで、まぶしさすら感じさせる。同時代を描いた作品は多いが、「懐かしいでしょう。当時を知らない人には新鮮でしょう。いいんですよ、泣いて。涙をさめざめと流してくださいねー」というヌルイ作品が多くて辟易する中、「元気印」のこの映画は白眉だと言える。若い役者はみんないい。林くん、大森くん、浅野忠信。そして脇役も非常に豪華で素敵。生涯の宝です。 " + } + ] + }, + "79": { + "title": "遠き落日", + "reviews": [ + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "私の人生で初めてみた映画\n 初めてみた映画がこの映画でした。休みの日にゲームを買ってくれるという母に連れられ、映画館に見に行った記憶があるのですが、たくさんあった中でなぜ母がこの映画を選んだのか当時はわからず…。アニメとかアクションとかもっとわかりやすいものを期待していたのですが(笑)数十年ぶりに見てみたいと思い検索をしていたところ、こちらのレビューを拝見し思わずコメントしてしまいました。いつか聞こうとは思っていたのですが、その数年後、母はガンでなくなり真意は聞けずじまいに。当時の母の年齢に近づいてきた今、改めて見返せば何かに気づくかもしれません。Amazon Prime で見れるといいなと思っていたのですが、どうやらDVDしかないようなので探して見てみたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-02-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何故流行ってないの?\n 野口英世の生涯を描いた映画。もうキャストが反則なくらいいいまだのひとは観た方がいい。ひとこと・・・小林栄先生が野口清作(英世)を初めて見た時のあの表情、ちゃんと注目しましょう(何となく・・・) " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "やはり母の愛は素晴らしい!\n 野口英世は馴染みが無かったのですが、幼少の頃この映画を見て心に残っていたのを思いだして再度観ました。再鑑賞して、こんなに努力家で医者なのに、こんな手だからと言う。そのコンプレックスを持った姿、そして母が謝る姿にも泣けてしまった。コンプレックスのない人間なんて居ないんだと思ってしまったこと、そして親子の愛は素晴らしいこと。母は死ぬ前に息子に会えて本当に良かった。国旗を持って息子の前に現れる姿や息子が借金の代わりに時計を持参して、その時計を投げられた時に拾いに行く姿、息子の背中に母の心は満たされたのだろうと思ったけれど、やはり親子は側にいるのが幸せなのだと映画を見て再認識しました。わたしは親不孝だなぁ…三田佳子さん素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2016-02-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "我が同郷の偉人物語\n 細菌学の世界的権威、野口英世。千円札の人、と言ったらほとんどの人も分かる筈。この偉人には子供の時から愛着と慣れ親しみがある。何故なら我が同郷人だから。本作が公開された時、福島では大変話題になったのを記憶している。福島の偉人だから、と母に連れられ観に行った。その時はまだゴジラやドラえもんやドラゴンボールなど子供向けしか見ていなかった時分。にも関わらず、とても感動した。ひょっとしたら初めて見た真面目な映画だったかもしれない。今回機会があり、久々に鑑賞。見るのはいつ以来だろう。幼少時劇場で見て以来かも…!?20年以上振りなのに、結構よく覚えていた。最近見た映画はすぐ忘れるのに、子供の時見た映画って忘れないもんだ…。そもそも野口英世の生涯なんて、福島人なら知らない人は居ない筈。(いや、さすがに居るか…)猪苗代湖畔の貧しい家で生まれ、赤ん坊の時に囲炉裏に落ちて左手を大火傷。生活能力の無い父に代わり、母シカは女手一つで育て上げる…。火傷した左手を理由にいじめられ、悩み苦しんだハンデや境遇をバネにし、築き上げた成功。映画で主軸となるのは、母シカとの母子愛。自分の不注意で息子に大火傷させてしまった、と悔やんでも悔やみきれない。息子の学びの為に働き続ける。左手の手術をきっかけに医学の道を志す。やがて世界の医学界に名を轟かす。母の喜びはどれほどのものだったろうか。が、外国で活躍する息子とは離れ離れに。息子は母を忘れた事は片時もなかった。老いた母は故郷で望むのはただ一つ。死ぬ前に一目息子に会う事。「早く来てくだされ… 早く来てくだされ…」深い母子の絆が胸を打つ。母シカに三田佳子、英世に三上博史、共に熱演。神山征二郎の演出、新藤兼人の脚本も誠実。磐梯山や猪苗代湖の雄大な景色が郷愁を誘うのは同郷だからか。美術やメイクはちとチープで、ステレオタイプと言ったらそうかもしれないが、身構える事なく、偉人の伝記として見易い作り。学問そっちのけで色恋にうつつを抜かしたり、少々図々しかったり、偉人の人間臭さも描かれているが、渡辺淳一の原作では酒に溺れ、女遊びに興じ、借金癖などもっと克明に描かれているとか。(野口英世否定論とか言ったけ)その部分も忠実に描かれても良かった気がする。どんな偉人だって、叩けば必ずホコリが出る。聖人君子なんていやしない。だからこその“人間”なのだから。自分は野口英世氏が生まれた村とは全然違う街中の生まれだが、そのゆかりの場所は何度か訪ねた事がある。今は記念博物館もある観光名所だが、当時は何も無い貧しい村だったのだろう。しかもその地は冬になると大変な積雪になる事も知っている。こんな場所から世界に羽ばたいた。生まれもハンデも関係ないのだ。勿論、一人の力では到底無理。周囲の支えあってこそ。中でも最大の源は無償の愛情を注いでくれた存在。またいつか会える日まで。あの地で、あの時のように。 " + } + ] + }, + "80": { + "title": "ミンボーの女", + "reviews": [ + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n  普通の臆病な人たちが勇気を出す話で感動的だった。特に何を鍛えたわけでもなく、情報を把握して作戦を遂行していた。しかし、一般の従業員がヤクザの相手を担当させられるなど、今ならパワハラだ。大地康雄は血尿を出していた。宝田明はアホ社長だし、奥さんと娘はとても感じが悪かった。 確かにこんな映画を作られたらヤクザは商売あがったりなので、監督を襲ってしまうのも仕方がない。そんな困難を顧みずにここまでの作品を作った伊丹監督はすごい。 " + }, + { + "date": "2016-03-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "凋落\n 画面いっぱいに氾濫するヤクザのコワモテ顔と飛び交う怒号は北野武監督の『アウトレイジ』を彷彿とさせるが、一番肝心なストーリーが名門ホテルの従業員たちと、クレームの波状攻撃を仕掛ける反社会的勢力との白熱したバトルに終始してしまったことが大変惜しまれる。また、皮肉にも民事暴力介入をテーマにした本作の制作を快く思っていなかった反社会的勢力に、伊丹監督が襲撃されると言う殺傷事件のみがクローズアップされ、作品自体の評価はさほど高くはなかった。 " + } + ] + }, + "81": { + "title": "学校(1993)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おぐりきゃっぷ!\n  おぐりきゃっぷ!第35回有馬記念の実況を思い出して雄弁をふるうイノさん(田中邦衛)。冬のある日、死んでしまった彼。不幸の連続だった話をクロちゃんがHRで語ると、もうしみじみ。 公開当時はまだ教育界に未練があったころだったので、ここまで教育の素晴らしさを感じさせる映画にはもう絶賛。生徒一人の死をみなで語り合って、それを生きた授業にする。そして、人生を学ぶことによって幸福を追求する・・・ 今となっては中学を卒業できない事情とか、職業についても考えさせられるが、さすがに15年も経ったら学歴社会の弊害という問題は影をひそめてしまう。韓国人、中国人という生徒という設定は時代の先取り。細かな部分で山田洋次のメッセージが聞こえてくるところもいい。 " + }, + { + "date": "2019-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "温かい。\n 山田洋次監督・西田敏行・田中邦衛。そりゃずるいよ…萩原聖人・中江有里・裕木奈江もとってもフレッシュ。生徒たちの過去などをゆっくり描き、(生徒の死という出来事はあるものの)大きな事件などは起こらない。心温まる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-11-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "1人の夜間中学教師とその生徒の心温まる人情物語。\n 1人の夜間中学教師とその生徒の心温まる人情物語。 " + }, + { + "date": "2017-12-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心温まる人情作品。\n 心温まる人情作品。 " + }, + { + "date": "2017-04-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "名作\n なんだかんだ言っても、この当時の山田洋次監督の作品は安定してる。いのさんが一所懸命頑張って生きてきた軌跡を見せられるとグッと来てしまう。今の時代は要領のよい者が効率よく生きて、要領の悪いいのさんみたいな人が割を食う。この作品から何年も経ったのに余裕のない社会が出来て、何か良くなったのだろうか?今と見比べて見てほしい。 " + }, + { + "date": "2017-01-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "名作\n 山田洋次監督の傑作作品のひとつだと思います。物語はオムニバス形式で展開しており、とても判りやすい内容。シリーズ化していますが内容は全て別もの。一番面白い作品がこれ。笹野さんが唯一全作品に出演。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "夜間中学・・\n 山田洋次監督、西田敏行主演の夜間中学を舞台にしたヒューマンドラマで、涙無くしては見られない。人にはそれぞれドラマがある。先生も決して上から目線でない。後半の「幸福」について議論するホームルームのシーンに思わず・・(涙)。田中邦衛が演じるイノさんは、実在の人物がモデルとのこと。競馬ファン、医者の知人、病死など。1993年の松竹映画。冨田勲の音楽がいい。名作映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これが学校ってもんだよね。 人と人の暖かい、そしてかけがえのない交...\n これが学校ってもんだよね。人と人の暖かい、そしてかけがえのない交流。今、失われつつあるもののように感じます。幸福とは何か?そんなことも考えさせられます。キャスティングも素晴らしい。みんなほのぼのとした感じ、仲良くなりたいです。中江有里さんに恋しました(笑)寅さんこと渥美清、出演場面、最高に笑えます。やっぱり存在感ありますね。 " + }, + { + "date": "2016-02-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "皆、必死でいきていた\n 現代の我々はこの時代のこの生き方を上から見ているのかもしれない。しかし、なんて生き生きしているのか。そしてなぜ思想や人情はこの今の時代のように薄くうつりかわってしまったのか。大事に受け継いだはずなのに…科学が邪魔をしたのかなあ。何とも真実味のある芝居。邦衛さんをどう捉えるか!?でも、幸せの答えをこの映画なりに出してくれたときは涙が出た。何か間違えてきている現代に一喝!素晴らしい作品でした。この時代のトレンドなどもおもしろい。ファーストフードを知っているだけでイケてたのかも。笑 " + }, + { + "date": "2015-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "幸福って何ですか\n 西田敏行さんの持ち味が生かされている。おでこ見せたおかっぱ頭の竹下景子さんが何とも可愛く清らかだ。山田洋次監督、1993年の作品。田中邦衛さん、萩原聖人さん、裕木奈江さん、中江有里さん…若かりし名優さんたちが演じる生徒一人一人のドラマが本当にありそうで切なくて胸がしめつけられた。それから冨田勲さんの音楽♪冒頭からエンディングまで…なんて優しい音色だろうと。気持ちがほぐれていくようなあったかい音色が物語と良くマッチしている。夜間中学校の存在は知らなかった。挫折や苦境を経験し様々な事情を抱えてここに通う人達と教師の交流。「生きるってどういうこと?」「幸福って何ですか?」小さな教室でのホームルーム。みんなが真剣に考え悩み自分の中で答えを見つけようとしている様に 体の芯を温めてもらえるような感動に包まれた。そして、、その日の夜に夢を見てしまった。小学校時代の仲の良かった女友達二人と耐久レースみたいな大会に参加して長い道のりを愉しみながらチャレンジしているような⁈ (笑)懐かしかった。映画に影響されたからなのかはわからないけれど寝起きに口元が緩むような(笑)良い夢だった ❀* それから又々付録だが、私にも忘れられない先生が2人いる。ひとりは小学校5.6年の担任。もう一人は中学3年の時の担任。2人とももう他界していないけれど、幾つかの教えは心に刻まれている、不思議なものであまり役立つことじゃないのだけれども(笑)先生の必死さが記憶の隅に残っいて、なんか忘れられないのかもしれない (*^^*)シリーズ化してあと3作品続いたらしい。楽しみに… ゆっくりと。 " + }, + { + "date": "2008-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "中でも八百屋のオヤジが最高\n 事実をもとにしたエピソードをちりばめながらの群像劇。この作品の登場人物はそれぞれに事情を抱えながらみんなイイ人。中でも八百屋のオヤジが最高! " + } + ] + }, + "82": { + "title": "月はどっちに出ている", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "走り\n この作品が公開された1993年、私は10代でしたが凄く話題になったことを覚えています。それにフィリピン出身の女優さんがヒロインを演じるのも恐らく初めてではなかったでしょうか。現在在日を描いた作品は沢山ありますが、もしかして今作がその走りなのかもしれません。この後に「パッチギ」「血と骨」が作られたと思うとなんだか感極まります。作品は当時の緩いながらも熱量が高い空気感がフィルムに漂っていました。今となっては普通の事ですが、当時としては珍しかった外国人のコミニュティや居場所を描いた先見性の高い作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "微妙\n この映画の歴史的重要性はわかる。しかし面白いかそうでないかと言われたら全く面白くない。 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "90年代の在日朝鮮人を取り巻く環境\n 力強い人間の生を感じる映画でした。在日朝鮮人の二世三世を取り巻く世界。この中で孤立したら悲惨なのかな…ムカつきながらも周りの人間の中でうまく生きてくことって大事なんだと思える映画でした。フィリピン人のコニーがとにかく可愛すぎてたまらなかった。お別れのシーン、笑顔で扉を閉めるコニーに涙が出ました。 " + } + ] + }, + "83": { + "title": "虹の橋", + "reviews": [] + }, + "84": { + "title": "僕らはみんな生きている", + "reviews": [ + { + "date": "2015-05-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画ナンバーワン\n 自分の邦画ナンバーワン。商社マンはサイコーだ。 " + }, + { + "date": "2015-02-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のサラリーマン魂!\n この僕らはみんな生きているは、私が滝田洋二郎監督を好きになったきっかけになった作品です。あらすじは軍事クーデターで政権が何度も入れ替わるアジアの架空の発展途上国タルキスタンに、日本から真田広之が建設会社サラリーマンとして橋の建設プロジェクトで長期海外出張に行きます。そこにはライバル社も参加していて発注を受けるために様々な手を尽くそうとします。そんな中のワンシーンに印象が残った言葉があります。「私は日本のサラリーマンです。」この言葉をタルキスタン語で大声で叫びながら、砲弾の中を歩き回り、日本の技術でファミコンをデジタル盗聴器に改造してアナログ盗聴器しか持っていない、現地のゲリラと交渉する姿は我々日本人のサラリーマンだからこそ成せる行動だと思いました。映画を見ていて、自分が普段仕事をしている中で遭遇するいろんな出来事が投影されているようで、ワクワクします。日本のサラリーマンには是非見てほしい映画です。きっと勇気と希望が湧いてきます。 " + } + ] + }, + "85": { + "title": "わが愛の譜 滝廉太郎物語", + "reviews": [] + }, + "86": { + "title": "忠臣蔵外伝 四谷怪談", + "reviews": [ + { + "date": "2016-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "アイデアが勝負\n 忠臣蔵と四谷怪談をミックスさせるというアイデアが面白い。両方とも復讐物なので相性が良いのだと思う。脚本を書いた古田求はやや力業だが話を上手くまとめていると思う。高岡早紀も従来のお岩役に比べて、やや情念が薄いものの魅力的に演じていて好感がもてる。公開当時は市川監督の「四十七人の刺客」と競合して興行的には敗れたが映画の面白いさでは、こっちの方が断然に上だ。 " + }, + { + "date": "2015-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー:★★☆☆☆ 俳優:★★★★★ 演出:★★★★☆\n ストーリー:★★☆☆☆俳優:★★★★★演出:★★★★☆ " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "オチなし\n 中盤まではオチへの期待込みで観られたものの、ラストのチープな幽霊で台無し。オチらしきものもない。 " + }, + { + "date": "2013-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "コンセプトは面白いが・・・。\n 正直にいうと最後の映像と脚本が悪すぎる。深作監督は既成概念を壊す好きな監督なんですが、この作品はちょっと悪い方にはずれたかなと感じました。見所が高岡早紀のヌードだけじゃ厳しいよ。興行的にもオオコケした記憶があります。キャストもいいんですがね。六平さん、いい味だしてます。 " + } + ] + }, + "87": { + "title": "居酒屋ゆうれい", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n いろいろな場面があって泣きました。録画していたのを久しぶりに見たけどどの場面もよくて。なんか今の「深夜食堂」みたいな雰囲気もありました。山口さんもショーケンも、みんなすてきでした。 " + }, + { + "date": "2019-02-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前妻の幽霊\n  テレビには三遊亭円楽の落語が流れている。ノイズが入って途切れたかと思うと室井滋の幽霊がドヒャーっと登場。トルコ音楽風のBGMがコミカルでまたいい。 なぜか料金は2350円の魚河岸の八木信夫。酒屋で常連客の西島秀俊。里子の元亭主の豊川悦司。なんだか庶民派人情ものなんだけど、元亭主を簡単に殺してしまうところや、借金を幽霊の力で解決するってのは疑問が残ってしまう。野球賭博なんだし・・・三宅裕二も最初はいい演技だったのに、後半がダメ。 室井滋よりも山口智子の体当たり演技が良かった。 " + } + ] + }, + "88": { + "title": "119", + "reviews": [] + }, + "89": { + "title": "四十七人の刺客", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎました\n 監督 市川崑×主演 高倉健の二度と見れない最強タッグで面白そうと思って観てましたが…イマイチ面白そうにもなかったです。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大石内蔵助と色部又四郎\n  いきなり鎌倉で隠れていた大石内蔵助。従来の物語を大幅にカットした潔さには驚いたものだが、その後時系列を入れ替えての記述。しかも吉良側である色部又四郎もクローズアップされて、純粋な赤穂浪士ファンには受けないであろう内容。 ところがその映画的な編集の面白さも相まって、藩政の後始末に不破数右衛門を使って素早く対処する機知に富んだ内蔵助像が浮かんでくる。脱盟する者、仕官を促すなどの描写も今までは長編ドラマでしか描かれなかった。仮名手本忠臣蔵の見せ場を中心に添えるのではなく、人間臭い部分を中心にしたところも今までの映画と違う。そして、吉良家の図面はかなり前から手に入れているようでもあり、それを戦略的に計画を練る藩士の姿もある。 残念なことに、内蔵助とおかるのシーンで中だるみとなり、緊張感もなくなってしまう。さらに遊びに夢中となる姿もないので、敵を欺く内蔵助の頭の良さもわかりかねる。そして、色部又四郎との頭脳合戦。茶会との兼ね合いで厳重警備をいつの日にするかと相手の目論見を読みあうところが素晴らしい。 全体的に自然美を強調し、吉良邸討ち入りの美しいセット(迷路のような邸内もいい)が印象的。そういえば血判状や瑶泉院もチョイ役だし、清水一学もいないし、立花左近(垣見五郎兵衛)のシーンもない。歌舞伎よりも史実を意識した脚本なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに吉良上野介は何で殺されるの?だったのかもしれない。 武士道と...\n 確かに吉良上野介は何で殺されるの?だったのかもしれない。武士道という狂気かも。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白い視点があるのに、それを生かし切れていない演出\n 総合:65点ストーリー: 75キャスト: 70演出: 65ビジュアル: 70音楽: 65 忠臣蔵といえば吉良上野之助が悪役で赤穂浪士は義士扱い、そして正義が執行されるという作品が多い。だがこの物語は吉良側のほうも比較的中立的立場で扱っているのがまず良い。それに討ち入りばかりに焦点を合わせる作品が多い中、情報戦や謀略を仕掛けたり仕掛けられたり、資金のことを描いたりと、討ち入り前のことをしっかりと取り入れているのはいいことだと思う。 しかし演出には不満が残る。科白とかがやたらと堅苦しいし、また時々やたらと説明的だったりする。塩の売買をして資金を稼ぐことが決められたり、吉良の悪い噂を流すということが会合で決められるが、それが実行される場面は描写されない。ただこれからそうしますよと言われるだけなので、現実感が伝わってこない。これから何をするかをただ科白で語って、次の場面ではすでにそれが完了していて、それだけでは映画としての躍動感がない。物語の流れが映像や動きではなく、科白で説明しようとしている傾向が強くて、それではせっかくの映画としての長所が生かし切れていないように思った。色々と面白い視点のある作品なのにもったいない。 " + } + ] + }, + "90": { + "title": "ラストソング(1994)", + "reviews": [] + }, + "91": { + "title": "午後の遺言状", + "reviews": [ + { + "date": "2016-06-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "凡人には・・・\n 対象年齢・・全年代どんな人と見る・・全てOK感動・・しませんハンカチ・・要りませんDVD出たら・・観ません他人には・・勧めません総評・・いっぱい賞を貰っているし、午前十時の映画館で上映していたので観たんだが、はっきり言って凡人の私にはなんだかよくわからない。何が、言いたいのかな・・・?多分、棺桶に打ち付ける石を沢に捨てるんだから、それが言いたいのか?個人的に賞を貰う映画って、しっかりとしたストーリーに添って俳優陣がしっかりとした名演技をする。観ている観客を次はどうなるのかわくわくさせながら、映画の中に引きずり込む。あっという間に時間が過ぎ去る。多くの凡人でもいい映画だったなって思えるような映画。そんな映画を観たい。長い時間でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "退屈な年寄りの話。\n 評判の良い映画だったので見てみた。20分まで見て退屈で我慢できなくなってきた。話はちっとも始まらない。そしたら急に・・・が出てきてなにやってんだコラ。って感じになった。 " + }, + { + "date": "2012-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今、見直してもなお、色あせない邦画の秀作!!\n 没後15年を経た今日でも、女優杉村春子の影響を受けていない現在の大女優はおそらく存在し得ないと思われる日本を代表する大女優であり、しかも91歳で他界する迄その生涯を現役のまま閉じる事が出来た、そんなキャリアを持つ俳優も彼女をおいて他にはいないと思う。その杉村春子をはじめとし、乙羽信子、観世栄夫、朝霧鏡子この4人を主要キャストとして繰り広げられる、人の老いをテーマに物語「午後の遺言状」は描かれるのだが、誰にでも確実に忍び寄って来る筈のその、人間の老いと死と言う重いテーマを描いているにも関わらず、時にユーモラスに、そして深く魅せ、感じさせる作品もこの作品をおいて他には無いのでは?と思うのだ。それは、言うまでも無くこの4人の見事な芝居があっての事でもあるけれど、それよりも更に、この作品の監督が来月で満100歳を迎える新藤兼人監督の手による作品であるからこそ成せた技であり、生れた作品だと思うのだ。認知症を患う者を家族に持つ人々の苦悩を描いている作品は数々あれど、生きている限りは必ず何時の日かは、誰のところにも巡り来る老いの問題を、只の悲しみや、苦しみとばかりには捉えずに、尚も命ある限り精一杯に生きる事の意味と、人間の生命に対する底力、命そのものが持つ尊厳と言うものを真正面から描き、老いそのものを笑い飛ばしてしまう程の迫力のある、生命の躍動のエネルギーがこの映画の中から伝わってくる。正にこれこそは新藤兼人監督ご自身のパワーそのもの、生命の輝きと言うものなのだろう。そうして、人が人として誇りを持って人生を乗り越え、生きるその原点の力とは、人それぞれの価値観の数だけ違いがあって、皆それぞれが違う人生の歴史を背負って生きていても、その自分にとっての大切な世界を持ち続けている事と、そしてその人が生き、育んだそのエッセンスを誰かに、バトンタッチしていくこと、人の歴史は何かの形で受け継がれるように繋げていくことの意味と、人が子孫に残す事が出来る、その人なりの生きて来た役割の伝承を持っている事の重要性も伝えていてくれるのだろう。杉村春子演じる大女優モリモトヨウコの別荘の庭師である、ロクベエさんが、ある日突然、大金を残したままで、「もう、これまで」と書き置き1枚残して83歳で自死する道を選択すると言うエピソードが描かれる、それこそは正にこれまでと人間が、その尊厳に腹を括る瞬間なのだろう。そして、その最後の日を迎えた自分の棺の蓋を打つ為の石を用意していたと言うこの、庭師の話を聞いたモリモトヨウコが自分用の石を川原で探して用意して帰るのだが、その彼女に成り替わり、そのヨウコの恋敵?夫の不倫相手であり、長年の知人の乙羽信子演じる豊子がその石を元あった川原に投げ込んで終わるラストの何と清々しいことだろう!!!ここに人が必ず迎える事になる最後の日、その日が来るまで我武者羅に生き抜くと言う監督の力強いメッセージが託されているように思う。ガンを患いながら、この作品に出演し、映画の公開の日を迎える事なく他界した乙羽信子のこの映画での芝居も絶品だ。この地味な作品は公開当時口コミで評判となりロングランした作品だ。今見直しても、その素晴らしさは色あせる事が無い今月20日から、鎌倉の川喜多映画記念博物館でこの「午後の遺言状」が上映される予定だ。是非、まだご覧になっておられない方には、丁度桜の頃に当たるかも知れないので、お花見や、散策を兼ねて、この作品と出会ってみてはどうだろうか?日本にも探せば沢山、ハリウッド映画には決して負けない素敵な作品も多数あるものだ。 " + } + ] + }, + "92": { + "title": "きけ、わだつみの声(1995)", + "reviews": [ + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後50年記念作品・・\n 昭和18年、神宮外苑で行われた学徒出陣式は雨の中、多くの学生が行進した。そして皆が戦場に向かった。すでに敗色濃厚だった日本は特攻作戦に入ろうとしていた。映画ではフィリピン戦線、本土・沖縄戦線、ゼロ戦による特攻、広島の原爆投下と本物の映像を交えながら当時の若者の姿を映し出す。織田裕二、仲村トオル、風間トオル、そして徴兵拒否した緒形直人、慰安婦を連れて機関銃を撃ちまくる的場浩司、看護婦役の鶴田真由など役者がまだ若いときの映像が続く。リアルで真面目な反戦映画。この作品で戦場を観て何も感じない人はいないはず・・1995年にリメイクされた東映の戦後50年記念作品。 " + } + ] + }, + "93": { + "title": "藏", + "reviews": [] + }, + "94": { + "title": "写楽", + "reviews": [] + }, + "95": { + "title": "Love Letter", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "20年以上の前の作品\n とは思えない映像とストーリーの美しさ。 " + }, + { + "date": "2019-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "きれい。\n BSフジにて初見。キャストがトレンディで時代を感じた。光石研若っ!笑映像が本当に綺麗で、岩井俊二っぽい。冬でなければダメ。北海道でなければダメ。ラストでやっと意味がわかり、かなり鈍感だった。だって酒井美紀と中山美穂は全然違うよ‥そういうことね。と。 " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "お洒落な展開\n 淡く切なくて胸がキュンとなる映画です。お洒落な展開の脚本が素敵でした。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "色々考えさせられる映画でした。\n 色々考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "「お元気ですかー、あたしは元気でーす」\n ・事故で婚約者の藤井樹を亡くした渡辺博子(中山美穂)は、今はない樹の住所に手紙を書いたら同姓同名の中学の同級生藤井樹(中山美穂)に届いた縁で文通が始まる・少女漫画のように風に揺れるカーテン越しの藤井樹(柏原収二)・同姓同名ゆえ何かとからかわれるふたり・というかテストの答案を間違えて受けとったり、図書カードに似顔絵かいたり、下校中に紙袋被せるイタズラしたりと見れば見るほど藤井くんは藤井さん(酒井美紀)のこと好きじゃ~ん・自転車置き場で幽霊のように佇む鈴木蘭々・ブルマやペンフレンドという文化の懐かしさ・中学の時好きだった子に似てたから博子を好きになったと知った博子の心情は複雑であろう・淡い青春ではあるけど別に純愛ではないでしょ " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱ、いいです\n 良かった。何回見てもやっぱいいです。もう23年も前の作品なんですね。こんな映画が、減ったな。 " + }, + { + "date": "2017-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邪魔せんときぃや、今いっちゃん良いとこや。\n 届くはずのない住所に送った手紙は事故で亡くした婚約者と同姓同名の女性のもとへ。2人女性の不思議な文通を描く岩井俊二監督の長編第1作。色が優しく、中山美穂の雰囲気もとても優しい。過ぎる時間が心地よくておかゆみたいな作品です。(例えは良いかわかりませんが。笑)何年かに一度観たくなる。過去を取り返すことはできないし、自分の見えていた範囲で良かったこともきっとある。大事にすべきは「今」を過ごしてくれる相手。ふとした瞬間に気持ちを支えてくれる音楽の使い方と心地のいい無言の瞬間が印象的な一作。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "せつない\n とてもせつないとても泣くとてもせつないとても泣くせつないせつないせつない " + }, + { + "date": "2017-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "圧倒的なセンス。\n とことん拘った映像美や情景描写の間の取り方なども優れた映画ですが、岩井俊二監督の真髄は択一されたセンス抜群のキャラクター表現!岩井監督のセンスが節々で光る映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに。\n ひかりテレビを導入したので、久しぶりに見ました。トヨエツ&中山美穂好きなので当時は満足のキャスティング。年月が経過した今でも変わらぬおふたり。中山さんの、ほんわかさ魅力あるトヨエツでやっぱりいい映画でしたがストーリー面で−☆にしました。すてきな映画ではあります♡ " + }, + { + "date": "2016-02-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "真実は残酷でした\n 最後に男の子の藤井樹が借りた図書カード裏にクラスメイトの女の子の藤井樹の似顔絵が描いてあり、やはり藤井くんは彼女が好きで大人になって出会った彼女似の子に告白したのですね。神戸の女の子がそれを知らなくて良かった。あまりにも可哀想過ぎる。豊川悦司は亡くなった親友の彼女を愛したのですね。なんだかその設定が好きになれない。山に二人で行って藤井くんが亡くなった山に向かって私は元気です。って中山美穂が叫ぶけれどそれを見ていた豊川悦司はまだ思いが吹っ切れてない中山美穂を見ても表情が穏やかで物足りなかった。 " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "救われないのが悲しい\n どこかに転がってるようでない、不思議で素敵なストーリーでした。私なら脚本を過去を引きずってる女性藤井目線にします。事実が明らかになったところで、婚約者の立場としては複雑ですし、女性の藤井は学生時代を引きずっていたわけでもないので、すっきりしませんでした。成人男性の藤井が出なかったことが、驚きました。周囲が語る話で想像するしかなくて、どれくらい博子のことを思っていたのかはっきりせず、鑑賞する側として中途半端な気持ちになってしまったのだと思います。はっきりと博子のことを思ってるのが分かれば、中学時代の思い出として微笑ましく、この映画を鑑賞出来たのにな、と思いました。博子のことを藤井に似てたから好きになったのか、博子が手紙をやりとりして変れたのかなど、分からないことがたくさんで、ずっと頭から離れませんでした。博子の方に感情移入したので、婚約者が亡くなったことや手紙を出しても博子が救われる事実が出なかったことが、もやもやしました。あと、豊川悦司の役と演技はどうしても好きになれなかったです。藤井が好きだった人が秋葉を好きになるんだな。なんで?と思います。樹が倒れて病院に運ぶシーンも不要だと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "一生に一度は見ても損しない純白の物語。\n ただただ名作。色々なところに色々な人の大切な思いが見え隠れするのが秀逸。思い出と今が交錯する美しい作品。一生に一度は見ても損しない純白の物語。 " + }, + { + "date": "2014-05-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好きだなぁ\n この映像の感じが大好きです。着てる服も可愛いし、建物や小物も素敵です!! この監督の作品をもっと観てみたいと感じました。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単純な設定を難しくした作品\n この作品の設定は単純ですが、岩井俊二はそれを前半で難しくしています。頭を整理しながら観ないと混乱する人もいるでしょう。だからこそ、この作品の世界を理解できた時の喜びがあります。数ある邦画の中でもこれほど映画として完成している作品は珍しいです。 " + }, + { + "date": "2011-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "はっとするシーンたくさん\n なんで中山美穂が二役なのか、最初名前を意識しないで見ていたら混乱したのだが、次第になるほど重要な意味があり、それが充分に活かされている内容で面白かった。中山美穂が好みじゃないけど面白かった。ハッとする素晴らしいシーンやカットがたくさあった。つくづく中山美穂じゃなかったら、当時なら牧瀬理穂の方がよかったし、とにかくこの映画での変な髪形はとても嫌だ。 " + }, + { + "date": "2010-02-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "時代を超えるラブレター\n 何回観てもいい。岩井俊二監督の中では一番好きな作品。べたなテーマだなと思ってたけど、意外な展開で、最後鳥肌が立った。学生時代を思い出させてくれる青春恋愛ドラマです。 " + }, + { + "date": "2010-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "せつない!!\n 美穂さんが二役を演じてて凄いと思った!演技が上手くなったと思う。切ない内容で泣けました。映画を観て雪を見に行きたくなった。 " + }, + { + "date": "2009-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "美穂ちゃんの演技に感服\n 今までの美穂ちゃんの演技と比べ、格段に上手くなっている!本当に泣けました。今でもDVDを見て号泣できます。当時小樽まで行き、余韻に浸っていました。いつかまた映画館で見たいです " + } + ] + }, + "96": { + "title": "Shall We ダンス?", + "reviews": [ + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "Shall We 映画鑑賞?\n 何歳になろうが、夢中になれることがあるって素晴らしい!とても素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "周防監督の結婚・・\n 自分が社交ダンスにのめり込むきっかけとなった映画。さすが草刈民代はダンスが上手いなぁ・・役所広司も若い!周防監督いや日本映画界を代表する作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "The 周防映画\n 周防監督映画の最高傑作。笑をちりばめながら筋の通ったストーリーに感動を覚える。キャストも役所広司を主役に、周防映画常連の竹中直人、渡辺えり子などが脇を固めたもの面白くないわけがない。必見の作品。 " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "竹中直人と草刈民代\n 『シコふんじゃった。』に続く、周防正行監督の大ヒット作品。『シコふんじゃった。』の出演者はほとんど出演。特に準主役の竹中直人には笑わされました(^o^)もう、キレッキレの演技は、誰も真似出来ないわ(^^)bそして、竹中直人同様、この作品に欠かせないのが草刈民代。演技初心者ながら、役所広司とのW主演になったのは、あの美しいダンスが無ければ、この作品が成り立たなかったからでしょう(^^)bもちろん、周防監督によるストーリーも秀逸なんだけど(^^)b " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったです\n 面白かったです。 ダンスに熱中し、 のめり込んでいく様子は、 みていて楽しかったですし、 感情移入もできました。 個性的な登場人物も映画を引き立てていました。 競技ダンスについてのトリビアが盛り込んであるのも高評価でした。ただし、 最後の流れだけは冗長にかんじられました。 主人公が女性から手紙を受け取ったら、 すぐにダンス教室に復帰する、 という流れで充分だったはずです。 冗長な構成にせず、 短時間で凝縮された映画を提供するよう努力するべきだとおもいました。 また、 はだしで庭で踊ることにも違和感を覚えました。 " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりに観たくなった。 何度観ても好きだ。 この生活が幸せだと思...\n 久しぶりに観たくなった。何度観ても好きだ。この生活が幸せだと思い続け、ただひたすら働いて稼いで家族を養っていく毎日。そんな時、社交ダンスに出逢う主人公。ダンスにはまり、どんどん楽しくなって生き生きとしていく表情がたまらない。本来の自分を生きている感覚。気になったことはスルーせず試してみるべし。そこから人生が変わるかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宝物\n 作品の公開当時「Shall We ダンス〜」と、ロマンチックなメロディを良く耳にしていましたが、作品を鑑賞したのはつい最近。でも、凄く良かったです。公開された1996年、まだ時代がゆったりしている様に感じます。誰かをけなすよりも、思いやりが大切にされている空気。この作品を鑑賞して、たま子先生みたいな歳の取り方したくなりました。年齢と共に打ち込める何かがなくなってきたと思ってもそれは気のせいなのかもしれません。自分の人生を楽しくするのも自分次第。誰にとっても宝物の時間はあるはずなんだから。私にとっては、こんな名作に出会える時間が宝物の時間です。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "色褪せない名作\n テレビで何度も観ている作品だけれど、きちんとノーカットを劇場で観るチャンスがあったので改めて鑑賞。一言で、本当に良かった!!大仰な話ではないけど、平凡な人々が何かに打ち込むことで特別な自分、生きている自分を見付けていく姿と夫婦の心のすれ違いと再生に泣けてしまった。丁寧な脚本で、主人公がダンスにのめり込んでゆく過程も無理なく納得できた。ただ一つ、竹中直人が若干やり過ぎなシーンもあってもしも今の彼ならもう少し抑えた演技でまろやかに演じただろうな〜と思ったりするのも、何年も経ってから映画を見直す面白さかもしれない。たった21年前の映画でそれほど好景気な時期でもないけどマイホームを買ったばかりのサラリーマンが月に1万以上趣味に小遣いをつぎ込めていたり、会社の中もなんとなくのんびり感があってまだ、世の中全体がギスギスしてなくてなんだか観ていてホッとした。この映画でグッと知名度の上がった草村玲子(たま子先生)のナチュラルで力強い演技も印象的。草刈民代のダンスの美しさに加えて何より、当時のソシアルダンスの一流ダンサーがこぞって参加しているので、ダンスシーンも見所満載のとても素敵な名作だと思う。今回1日だけのデパートの企画で大阪の大丸心斎橋劇場にてフィルム上映で鑑賞。映画館では無いので初めて行きましたが、前列ブロック以外はしっかり段差のある観やすい座席で案外良かったです。ただ飲食禁止なのでポップコーンは無し〜〜(笑) " + }, + { + "date": "2017-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今更だけど、感動!\n  2~3回観て、寝落ちちゃっていて、まだ、ちゃんと観られていない一本。 でも、寝落ちちゃっているにしても少しは観ている筈なのに、オープニングから全く覚えていなかった。 やっと観られたぁ~。 そして感動!(≧∇≦) 今更だけど・・・(^。^;) 役所広司、メチャクチャ素敵ぃ~♪(*^o^*) 会社には内緒にしているのだけれど、 違う部署の人(竹中直人)とダンス教室で会ってしまって、 秘密を共有することに。 だけど、ダンス大会のことが新聞に取り上げられて、 その記事に違う部署の人が載ってしまい、 役所広司の部署の人たちが、 その違う部署の人を笑い者に。 その時、役所広司が「踊ったこともない奴が、失礼なこと言うんじゃない!?」って! もぉ全く、その通り!! 格好良かったし、素敵だったし、面白かったぁ~♪(*^o^*) " + }, + { + "date": "2015-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この歳に観たからこそなのかな❓\n 男性サラリーマンのお話しだけど、女性も同じ様な気持ちは持ってる!私は社交ダンスではなくて、インドムービーダンス‼️ " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "紛う事無き名作!伯爵品質保証の一作(=´∀`)人(´∀`=)\n 只今Gyaoで無料公開中!約20年前の素晴らしい一本ヾ(@⌒ー⌒@)ノ平凡な毎日に、ふと見掛けた新しい扉。勇気を持って扉のノブを握る・・だけど、なかなか開けられない。・・勇気を振りしぼって!扉を開けたら。文字通り!新しい世界が♪( ´θ`)ノDVD買う度 ◎◎◎◎◎モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆おすすめ度 *****デートで見る度 ◇◇◇◇◇観た後の行きたいお店】ダンスホール???草刈民代さんが綺麗でかわいい(^O^☆♪見るべし*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* " + }, + { + "date": "2014-09-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "☆ 人生の軽やかなステップを踏んで。\n 周防正行が監督・脚本・原案の一人三役で描く、ある中年サラリーマンとその周囲のメランコリックかつユーモラスな人々の人生の悲喜こもごも。惰性で生きて来た自分のサラリーマン人生を見つめ直し、今のマンネリ化した状況を打破する為に、主人公が生きがいを見いだしたのが社交ダンスであると言う点がとてもユニーク。そして、社交ダンス教室に通う他の生徒たちも皆、様々な問題を抱えながらも精一杯生きています。ここには特別で、強い精神の人間は出て来ません。ひとは孤独と言う名の大海から抜け出す為に、必死になって小舟の櫓(ろ)を漕がなくてはいけないのかもしれない。時には家族や友人や仲間の手を借りながら。疲れた心を冷たいミネラルウォーターが、潤していくような心地よさを感じることの出来る涙と笑顔の佳作です。 " + }, + { + "date": "2014-04-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった\n 期待せずに見たけど、予想以上におもしろかったです。特に竹中直人の演技が個人的にツボでした。日本アカデミー賞独占も納得です。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "平凡に飽きて、何か違う世界に足を踏み入れてみたい\n 総合:70点ストーリー: 75キャスト: 70演出: 70ビジュアル: 65音楽: 70 窓辺の憂い顔の女に惹かれたのも、日常に少し物足りなさを感じていたから。平凡な生活を送っていても、何かの偶然のきっかけで新しい扉を開けると、そこに何かがあることがある。始まりの原因はどうでもよくて、始まった後の何かがもたらしてくれるものが大切。人には夢中になれるものとかやりたいこととかそういうものがあったほうが人生は充実しより幸せになれる。会社と家の往復だけじゃつまらない。主人公たちを少しだけ変えて充実感をもたらすものは、恥ずかしくてとても世間には公言できない社交ダンスでした。それでも何もない日常より、ちょっとくらい恥ずかしくてもちょっとくらい問題が発生しても、何かあったほうがずっといい。そんなことを滑稽に少し真面目に描いた映画でした。 元々バレー・ダンサーの草刈民代の技術に加えて屈折した女の設定はなかなかでした。竹中直人は相変わらずの個性的演技なのだが、どうもちょっと表現が大袈裟でやりすぎのように思える。 " + } + ] + }, + "97": { + "title": "学校II", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あむろとかあゆとか\n  前作の西田敏行とは別人。娘は初々しい浜崎あゆみ!とびっくりする。どことなく若い小林先生(永瀬正敏)の教師としての成長物語である前半部分と、二人の生徒が小さな冒険をする後半といった感じ。あむろのコンサートに行って、最後には熱気球を体験するという展開。 養護教育の現場がよく伝わってくる。教師として最も難しくやりがいのある仕事。3人チームで少人数生徒を見なくてはならないのだ。中でも神戸ちゃんの演技は地でいってると思えるほど熱演。ヘッドギアをつけたやっかいな生徒で、3分じっとさせるだけで大変といった役。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ヒューマンドラマ・・\n 山田洋次監督、西田敏行主演のヒューマンドラマ。北海道の知的障害の養護学校が舞台。先生と生徒たちの心の交流とその困難さを描く心暖まるストーリー。最後は卒業式で皆が巣立って行く。無意識の心の差別を無くしたい・・そう思える作品。1996年の松竹映画。 " + }, + { + "date": "2008-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "汚\n 音楽や小道具が時代を感じさせて面白い。画もきれいでカットアウェイのセンスも良い。しかしなにより冒頭のうんこの描写が胸糞悪くて気分悪い。 " + } + ] + }, + "98": { + "title": "スーパーの女", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい話!\n 実にいい話!感動しました!! " + }, + { + "date": "2018-01-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "スーパーの女\n 面白かった。花子とゴローとのやり取りが良いです。伊丹監督作品の中で一番好きな映画です。花子がマヨネーズをぶちまけるシーンは爽快に笑えます。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リアルと喜劇。\n ひと昔前には結構当たり前だった、スーパーマーケットの偽造や常識など教えてくれる作品。対立するスーパー、それを救ったのは、スーパー大好きな おばさん。 同期生が店長のスーパーを、主婦目線と、正しい商売で建て直していく面白さと、ライバルスーパーとの対立は、喜劇的ドタバタで、元気をくれる作品。 " + } + ] + }, + "99": { + "title": "スワロウテイル", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "_φ(・_・色褪せない映画\n 色褪せない映画。何故か今また見直したい衝動にかられ視聴。リメイクして欲しい。 " + }, + { + "date": "2019-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好きな作品\n どのあたりが?と言われると答えにくいが。全体的な雰囲気が大好きな作品。たまに見るとやはり良いな〜と思う。 " + }, + { + "date": "2019-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "Chara\n がとても良い。大好き。渡部篤郎が若い。かっこ良い。 " + }, + { + "date": "2019-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "当時見た時は今までの日本の映画にはなかった素晴らしさが詰まっていて...\n 当時見た時は今までの日本の映画にはなかった素晴らしさが詰まっていて邦画の感覚がなかったけど今見ると少しダサいシーンが多いですねw字幕なしだととても見れない作品ですがこの時のCharaを見るだけでも価値がありますよ " + }, + { + "date": "2019-04-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "立派な映画\n 言語が入り交じっててなかなかステキ演じる俳優陣は大変だったろうな〜もう古い映画になってしまったけど当時見逃してた…もっとMVみたいな雰囲気映画だとばかり思ってたらシナリオもいいしアクションもありロケーションもがっつりな感じですごく楽しめた!Charaはさすがだね❤︎ " + }, + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "純粋で逞しい映画\n プアーだからこその逞しさ。ハングリーだからこその逞しさ。誰もがただ純粋に逞しく生きている。豊かになった時代に失われた逞しさかもしれません。個性派が揃ったキャストが、存分に持ち味を発揮していました。 " + }, + { + "date": "2019-01-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "圧巻のエンディング曲を、映画の中身が越えてくれなかった\n Charaや大塚寧々の美しさを捉える手腕は流石。伊藤歩の初々しさも魅力。脂の乗った三上博史も出色。ただ、メインのストーリーにそこまでのめり込めなかった。個人的には、圧巻のエンディングテーマ曲を映画の主軸に置いたら、ぐっと引き付けられたかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "自分の原点\n 10何年前にもなりますか。当日アナログWOWOWに加入してての放映を見て以来、ずっと私の心の奥に潜んで居る世界観です。写真でしか見たこと無い九竜城地区を彷彿させる映像とストーリーは当時の少し若い頃の胸に突き刺さりました。そして現在もです。永遠の私のマイウェイです。 " + }, + { + "date": "2018-04-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "有名な俳優が出演してる作品\n 当時はセンセーショナルだったのかもしれないけど今見るとダサイの一言大分バレバレの特殊メイクや演出に更に冷めてしまうとても退屈だった今では有名な俳優がたくさん出ているのを見れるのが唯一の救い " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ど定番。\n 以上。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "伊藤歩(15才)のおっぱいが見られる\n TV番組「SWITCHインタビュー 達人達「種田陽平×MIKIKO」」で、この映画を取り上げていたので視聴した。冒頭で、一瞬だけど、死体役の藤井かほり(30才)のヘアーヌードが写る。蝶の入れ墨を彫るシーンで、伊藤歩(15才)のおっぱいが見られる。15才のおっぱいは、いまでは貴重か。藤井かほり(30才)のヘアーヌードと伊藤歩(15才)のおっぱい以外見どころはなかったな。漫画みたいな陳腐な物語・展開だった。 " + }, + { + "date": "2017-05-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "問題作ですね。\n 「love letter」の「リップヴァンウィンの花嫁」の「リリイシュシュのすべて」のあの岩井俊二がこんな映画を撮るなんて!問題作と言われるのは頷けます。 面白いですけどね・・。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "charaと伊藤歩とマイウェイ\n バイオレンスまだ埋立地にビルが建つ前渡部篤郎が恐ろしく若い大塚寧々が凄い谷間見せる " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "今見てもおもしろかった。グロいとこいらないなーと思うけど、そういう...\n 今見てもおもしろかった。グロいとこいらないなーと思うけど、そういう世界の話。 " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "CHARAのPVだったなぁ\n CHARAのPVだったなぁ " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "私はあんまり…\n いまいち好きになれなかった。異国の世界のような、アングラめいたかんじのような独特の世界観と、権力に屈しない好きなようにいきていこうとするカッコいい人達…?これが全体的に映画を雰囲気カッコいいかんじにしてるけど、なんか、薄っぺらくない??漫画的な分かりやすいカッコよさに煙に巻かれて、逆になんとなく白けるような…私には合わなかったかなぁ " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "グロい人にはグロイ??\n なんとなく岩井さんを避けてきた気がしたけどやっと気づいた。あたしのすべてを引きずり出すからだ。感情がぐちゃぐちゃにされるから。反対になぜはやくみなかったのかと悔やんだ。廃退と進歩。涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そこまで古さは感じない!\n 世紀末的というか、独特の雰囲気がある映画。初めから終わりまで唄を聴いているような、詩のようなストーリー作品。ゆったりとした流れがちょっと長いかなと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2015-06-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "チャラが実際に歌ってくれるから成り立っている映画に思える。 あと、...\n チャラが実際に歌ってくれるから成り立っている映画に思える。あと、三上博史の飛んだ感じが爽快だった。チャラが意外にも演技してて驚いた。 " + }, + { + "date": "2014-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "莫名其妙。\n いや、これ観た人みんな岩井監督の意図理解できたのかな?私は全然分からなかったなぁ。でも、分からないなりに感じるところがあったし、決して不快じゃない。日本語・英語・中国語、言葉のチャンポン感が好き(言葉わかる人にとっては、上海人なら上海語喋れよ!というツッコミを入れたくなるとは思うけれど)。異質なものを取り込んで邦画を進化させていく気概を感じたし、18年経た今でも、邦画界に必要な何かがこの作品にはあるような気がする。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストがいい\n 好きなシーンはいっぱいあるしグリコが歌う歌はどれも最高。アゲハがライブハウスを買い戻そうとするシーンで必死なところがすごく印象に残っているかな。 " + }, + { + "date": "2013-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "非現実的な世界が秀逸な哀愁に満ちた映画\n 昨日15年ぶりくらいでしょうか?DVDでみました。148分ってずいぶん長いけど飽きないかなぁ…と心配でしたが、まったく飽きることなく、岩井ワールドにまんまと引き込まれました。「Once Upon a Time~」からの工場地帯や風景の撮り方のファンタジー感が秀逸で、まずそこで世界に引き込まれ、その後のアゲハのお母さんの遺体をイェンタウンの人々で引き取るシーンの異様さが非常に目を引きました。話は大枠、前半後半にわかれているのでしょうか。前半はイェンタウンの人々がバブルがはじけた後でも、円を稼ぐことを夢見て、詐欺まがいのことから体を売って金を稼いでいく中にアゲハがほおり込まれグリコと一緒になり、事件に巻き込まれることでさまざまなストーリーが生まれていく。グリコを買いに来た男を誤って転落しさせてしまい死体を埋めにいったことで、1万円の磁気データの入ったテープを発見し、それを元に、大金を手にする。始まり方の陰鬱さから、金を手に入れたくらいのシーンのはかないながらも楽しい雰囲気のシーンは何か心がほっとする感じすら覚えました。後半はフェイフォンがYEN TOWN CLUBをつくり、そこでグリコをスター歌手に押し上げていくところから始まります。お金を手にした、フェイフォン、グリコ、アゲハは3人で更なる成功を夢見て、クラブを立ち上げるわけですが、その不思議な家族感というのもとてもほほえましく、なんだかほっとしました。ただ、グリコがスターになることで、3人はグリコを取り巻く環境に翻弄され散り散りに…。愛し合っていた?フェイフォンとグリコは引き離され、アゲハは少年ギャングを頼りに偽札で更なる大金を作り3人で作り上げた幸せを取り戻そうとするのですが…。アゲハが少年ギャングを組織して、金を集めるシーンはまさに圧巻で、何かを成し遂げるのではないかという期待感すら出るくらいの高揚感がとてもよかったですが…。彼らが大金を手にする元となったテープをめぐり、グリコは追われ、フェイフォンは捕まり殺されてしまい。すべてを失ってしまう。フェイフォンの遺体を焼くシーンでアゲハは自分でつくった大金をフェイフォンの遺体とともにすべて焼き払ってしまう。自らの生い立ちに翻弄されながら、一度は現実となった一攫千金…円が虚構でしかないと思い知ったのでしょうか?とても悲しさに満ちたシーンでした。どん底の生活から抜け出し、幸せになるためにお金を稼いだわけですが、そのお金では買えない幸せがあり、さらなる幸せを望んだがゆえに、すべてを失ってしまう…そんな悲しい現実をまざまざと見せ付けられた気がしました。救いのない映画ともいえますが、悲しさ、愛情、そしてお金に執着する人間のサガ…いろんなことを思える、そんな映画です。 " + }, + { + "date": "2009-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "映画っていいね\n 岩井俊二監督の映画です。何度でも見れます。世界観から音楽までどれをとっても完成度が高い!!これだけ衝撃を受けた作品は後にも先にもこの映画だけかも・・・ " + } + ] + }, + "100": { + "title": "わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語", + "reviews": [] + }, + "101": { + "title": "もののけ姫", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何度見ても色あせない\n 昔、私はもののけ姫がトラウマだった。冒頭に出てくる山の化け物のシーンは気味が悪く目をつむっており、その後の話をまともに見れなかったのは良い思い出だ。しかし社会人になって改めて見ると昔とは異なった感情が芽生えてくる。何というかこう、一言では表せない感覚だ。まぁ強いて言うならサンの声優の石田ゆり子は美人だよなぁ。 " + }, + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "個人的にジブリ最高傑作\n 監督が話の構想に一番時間をかけた作品ですよね。設定、ストーリーの厚み、メッセージ等総合的に考えると、ジブリ最高傑作ですね。大人になると見方が変わってまた面白さが増します。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "また宮崎駿の説教臭さが出ている。\n また宮崎駿の説教臭さが出ている。 " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "開始10分で心をわしずかみ\n 終わり方に拍子抜け( 。゚Д゚。)もう時間ないからまとめました!的な感じに受け取れました。駿さんがドキュメンタリーで作品が、「描いてて起承転転転...とかになる」とか苦笑していた。けど、そんな感じした。冒頭、林を抜けるアシタカの光と影のコントラストが美しい、それだけで観る価値あり。開始10分で物語の世界観をぎゅっと示して心をわしずかみ。駿さんはそこ、よくわかっている、そしてそれを表現しきっている。ダークナイトの冒頭も同じだった。共に天才が作る傑作。何度も観たいという作品を作る稀有な存在。です。 " + }, + { + "date": "2019-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人間業とは思えない神がかった傑作\n 物凄い作品。ストーリーも映像も音楽も全てが神がかっていて、本当に自然の神が降りてきて創ったのではないかと思うほど神秘的な作品。とても人間業とは思えない。メッセージ性も素晴らしく、ただただ圧巻。ジブリが産んだ本物の傑作。 " + }, + { + "date": "2019-02-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻\n 一瞬も目が離せない。素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ひたすら圧巻。\n 恥ずかしながら、21年生きてきて今回が初めての鑑賞です。ジブリ作品は結構観ていますが、もののけ姫はどうも気が進まなかったんです。食わず嫌いはダメだと思い観てみますと、宮崎駿さんは世界に誇れる逸材であることを再認識させられました。丁寧に作り込まれたキャラクターや世界観、それを実現する圧倒的な作画、没入感が半端ない音楽。まさに複合芸術の全てを突き詰めた最高のエンターテインメント作品です。奇妙で不気味な世界観、グロテスクな描写などビジュアル的にも内容的にも子供向けのアニメでないのは確かです。しかし、子供に観せるべき理由がたくさんあると思うんです。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きろ。~痛切に迫るメッセージに震える…\n 「金曜ロードSHOW!」での放送を鑑賞。久々に観ましたが、やっぱり面白い。底知れぬ魅力に溢れた力作。個人的にこれまで観たアニメ映画の中で、同じくジブリ作品の「風の谷のナウシカ」と同率1位です。自然と人間の共生…まさに永遠のテーマ。なかなか上手くはいかない問題です。深いところでは交わっていそうで、実は相反する要素もある自然と人間の終わり無き抗争、それに“生きることの意味”という主題も盛り込み、壮大なるファンタジーを練り上げた宮崎駿監督の作家性がすごいなと圧倒されました。“命”を描き切るために、ジブリでは珍しく生々しいシーンが多いのも特徴ですねぇ…。初めて観たときは衝撃でした。キャラクターの全てが溢れんばかりの生命力に満ちているものばかり。それぞれにちゃんと想いや考えがあって、それらのぶつかり合いに心揺さ振られました。無慈悲さ・不条理さも持ち合わせているのは、自然も人間も大して変わらないなと思いました。滅びと再生のクライマックスは圧巻の一言。全てが解決したわけではないけれど、これから生きていく上では、何ごとも“曇り無き眼で見定め”ないといけないなぁ、と痛切に感じました。 " + }, + { + "date": "2018-10-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "洞窟でアシタカが目覚めた後の、モロとアシタカの会話が最高。 全然噛...\n 洞窟でアシタカが目覚めた後の、モロとアシタカの会話が最高。全然噛み合ってなくてダブルコミュ症。どちらもひたすら話したい事を話すだけという異次元トーク。そして最後はどちらも怒りだすというマジキチっぷり。最初のタタリ神のインパクトと異次元トークはいつ見てもなんか好き " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "頭の中に残り続ける\n 数年ぶりに地上波で鑑賞。小学生の頃は長くて全てを集中して見続けることは難しかったし、疲労感がすごくて、好んで見る作品ではなかった。20台後半になっても、鑑賞後の疲労感はすごい。見た後に寝ても何度か目が覚めた。なにせ、壮絶だ。 " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ジブリは安定してて安心〜\n ジブリは安定してて安心〜 " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": " 美輪明神\n 初鑑賞でもないのですが地上波でやるというので、借りた別の📀Blu-ray作品の方を観ようかどうしようかと散々迷った挙句、結局こちらを鑑賞することに。観てると結局ナウシカやラピュタと似たようなパターン展開のお話なのですが、、事前のCMでも目にしそれが気になって観たのですが☝🏼やはり美輪明宏さんの台詞がいちいち良いんですよね❗️ " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "小さい頃から何度も見たけど、歳を重ねて見るからこそ良い 共に生きる...\n 小さい頃から何度も見たけど、歳を重ねて見るからこそ良い共に生きる人間は醜くて、美しくて、苦しくて、生きる問題は単純ではない。解決は簡単ではない善と悪は分けられない共に生きると言っても、(人間と自然という)二つのものは「重なり合う」のではなく、尊重し、畏れ、距離を保つというのが、あるべき姿なのかなあと考えた引用宮崎駿「世界全体の問題を解決しようというのではない。荒ぶる神々と人間との戦いにハッピーエンドはあり得ないからだ。しかし、憎悪と殺戮の最中にあっても、生きるに値することはある。素晴らしい出会いや美しいものは存在し得る」 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "何を見せたいのかわからない\n 宮崎アニメを見る人でこれを良しとする人がどれだけいるかわからないが争い事をメインにして何が楽しいのか?まず子供は見ても面白くないし、切ったり切られたりの血のシーンが有ったりといつもの宮崎アニメはどこへやら?私的には最悪のアニメとしか言えない。ストーリーがハチャメチャでシーン変化もめちゃくちゃでどこがメインの部分なのかさえわからない。一度見たらもういいわ!と思わせる作品でテレビで放送しない限り見たいと思わない。これに関わったアニメーターたちはどんな気持ちで仕事したのか疑問でセリフもいい加減入ってこない。これ宮崎アニメでなかったら見る人いるの?? " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎駿監督の総決算\n (映画「もののけ姫」の)元ネタと言われている漫画「マッドメン/諸星大二郎」を読んだので、続けて今作を視聴しました。漫画「風の谷のナウシカ/宮崎駿」が脚本の下敷き(ベース)になっていることは間違いない。アスベル→アシタカラステル→カヤ秘石→玉の小刀大ババさま→ヒイさまナウシカ(風の谷の姫)→サン(もののけ姫)クシャナ殿下→エボシ御前王蟲(オーム)の大群→イノシシの大群オーマ(巨神兵)→ディダラボッチ(シシ神)・・・といった置換関係。ハイライトは、タタリ神となってしまったイノシシから呪いを受けてしまったアシタカとサンの2人、共にシシ神(ディダラボッチ)の祝福を受けて呪いが解かれる。直後、ディダラボッチが死んだことによって、ディダラボッチが蓄えていた莫大なエネルギーが四方八方に飛散。荒野だった場所が民話「花咲かじいさん」のお話のように草むらへと一変する。「宮崎駿監督の総決算」といった映画に仕上がっています。 " + }, + { + "date": "2018-05-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和以前の日本的な感性を集大成\n 子供の頃から何度も見ていて、絵に感動しました。何度見直しても、ジブリのアニメーションは世界最高峰だと思います。何度も観ていると、極めて日本的な背景があり、一つ一つの細かい台詞回しから演出まで拘りが無い部分は無いのだと分かります。これは、日本で生き、アニメを観て育った人間が共有できる感覚だと思います。しかし、物語の中盤から畳み掛けるような急展開に合わせたアニメーションには、誰しもが息を呑む。生きろ。 という、文字に込めた思いを感じることの出来る素晴らしい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日テレ(金ロ)/劇場で鑑賞した当時は、まだ中学生だった。人間によっ...\n 日テレ(金ロ)/劇場で鑑賞した当時は、まだ中学生だった。人間によって自然がけがされることについて描いた作品で、現代社会を風刺する重いテーマだと思った。だから宮崎作品の中で、めずらしく大人向けの内容だと思った。 10年以上たった今観ても、その時とだいたい同じ印象だった。 あと、アシタカが格好良いのに気がついた。 " + }, + { + "date": "2018-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎映画のやや男向け作品\n 生活のため山を切り崩す人間と生活の場を奪われる動物達の攻防を描いた作品。主人公アシタカはその狭間で葛藤する。これ迄の宮崎駿作品とは違い、激しい戦闘シーンもあり、迫力のある作品となっているため、やや大人向きの作品とも言える。個人的にはその迫力あるシーンが印象的で良いと思う。 " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "非常に評価の難しい作品\n 物語が終わっても何も解決していない。何とも言えない作品である。さくさ自身がこの問題に答えがでてない様が如実に伝わってきてしまっている。しかし、演出の凄みがありストーリーの出来の悪さを超えたものが伝わって来る。 " + }, + { + "date": "2018-03-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "歳\n をくってからのほうが、ジワるジブリ作品。(思いでポロポロもそう)「千と千尋」がやおろずの神と人間界を裏と表の関係で捉えているのに対して、こちらは神と人間の対立を通して人間の不遜さと強欲の業を描く。知識を蓄えた人間側の優勢で話は進むが、ユーモアを交えながら人間の愚かさと抗えない性をシニカルに綴る叙事詩。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "自然と生きる 人間と生きる\n 今日で入院生活丸1週間。つまり、何も見れてない…。ちょうどレンタルでも『我は神なり』『ドリーム』『ガンダム・ORIGIN』、劇場でもいささか評判イマイチのようだが『マンハント』など、見たいのが出始めた時だったので、ショックは尚更…。一体いつ見れる事やら…(>_<)また、私事だが、レビュー累計2000本到達間近にして、レビューがいつ再開出来るのか分からずストップしたままなのも悔しい!…って事で、暫く過去に見た作品の思い出しレビューを。自分がレビューを書く際のポリシーとして、絶対見てすぐ書く。その時思った事、感じた事を、後々読み直して駄文に感じても、大事にしてるからだ。なので、過去作品で何度も何度も見て、見なくてもレビュー書けるくらいメッチャ好き!…っていうのも、実はほとんど書いた事無い。(書いた事あるとすれば、ゴジラシリーズかな…??)自分の記憶力のみが頼りなので、作品によって、長文になったり、概要だけになったり、簡易レビューになったりするかもしれませんが、ご容赦を(>_<)さて、プレイバック! まずは…思い出しレビュー1本目。『もののけ姫』言わずと知れた宮崎駿を興行100億円超えの国民的スーパーヒットメーカーへと押し上げた1997年の作品。明らかにこの作品以前と以降で世間の宮崎に対する視線も変わり、線引きされる印象になった、色んな意味で記念碑的作品。本作や本作以降の宮崎映画はクソだとまで言われてるようだが、自分はこの作品が大好きだ!構想・製作にたっぷり時間をかけただけあって、ダイナミックなアクション、高らかなヒューマニズム、深遠なテーマなどなど、宮崎の魂がひしひしと感じ伝わってくる。なかなかハードでシリアスなのに当時の興行記録を塗り替えたんだから、驚き! 客に媚びなくても、監督が訴えたいもの、作りたいものを心血込めれば、客にも絶対伝わる代表例だ。OPのタタリ神襲撃シーンから引き込まれる!旅立つアシタカ。久石譲の雄大な音楽が素晴らしい。屋久島がモデルである神秘的なシシ神の森。そして、女たちが力強いタタラ場。真っ直ぐで真面目な主人公、アシタカは、作品の世界にぴったり合っている。サンの凛とした美しさ。人間側のキャラ描写も深い。何と言っても、エボシ。タタラ場を仕切る女ボス。物語の展開上敵役のイメージで、自然を殺す人間の象徴そのものだが、一方で疫病にかかった者を自らの手で手厚く看護する。人の一筋縄ではいかない善悪を体現。中盤、サンとの一騎討ちのシーンも何と様になっている事か!勿論、田中裕子の声の演技が素晴らしい。卑しい人間キャラは、ジコ坊だろう。シシ神の首を狙う張本人。他人を利用したり、騙したり、クライマックスのあんな場面でもシシ神の首を諦めないもはや執念! キャラ的にコミカルなので、何故か憎めない…。我々人のあさましさを最も表しているからか…?自然を守る獣神たちの偉容。モロ! 美輪明宏のあの声のあの台詞こそ本作一番の興奮!「黙れ、小僧!」エボシの首を狙っており、首だけになっても動く最期は凄まじい!サンを愛しており、彼女への眼差し、語りかけは優しい。本当に本作は、“女性”や“母”が強く描かれている。それに対するような、荒々しい乙事主たち。そして、シシ神…。クライマックスはシシ神が落とされた首を求め暴走するが、一定の着地となる。自分のリア友に言わせると、ここが嫌いなんだそうな。何も解決してないじゃん。一方が一方を殺して、それで終わりでいいじゃん。いや、それは幾ら何でも…。テーマは、自然と人間の共存。永遠の課題。それに簡単な決着などあるものか。あの終わり方もいいと思うし、自然と人間は何度もぶつかり合いながら、歩み寄り、今も共存の道を探し続けている。 " + }, + { + "date": "2018-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館で何回か観た好きな作品です。 森の為に闘うサンはかっこよく見...\n 映画館で何回か観た好きな作品です。森の為に闘うサンはかっこよく見えました。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "途中眠たくなった\n 20代後半だが、今まで1度ももののけ姫を観た事がなかった。ジブリ映画をあまり観てないというのもあって。今更観たのも、友達とDVD鑑賞会をしたから。自発的に観る事はなかったと思う。感想は普通。ちょっと眠たくなる事もあり、退屈してたというのが正直な所。人間と自然の共存をテーマにしたという部分で目新しさはないけど、公開当時は斬新だったのかも。トトロの方が好き。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジブリだいすき\n 絵、音楽すべてに感動! " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい作品です。\n ジブリにして攻撃的なアニメーション映画となり細部まで作り込まれた最高の作品だと思います。私も終始、あらゆる意味で感動を余儀なくされました。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アカデミーでいいんじゃないですか??\n アカデミー賞はこっちの方がいいんじゃないでしょうか??いつもの宮崎映画じゃないのがいいです。いつもの宮崎映画も好きですが・・・。 " + }, + { + "date": "2017-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「生きろ!」か……\n 子供の頃、初めて映画館でこの作品を観た後、「映画の意味わかった?」と母親に聞かれて「何が?」と応ると、「わからんの!?」と馬鹿にされたのを覚えています。「受け取り方なんて人それぞれやんけ!」と今でも思います。大人になって改めて観た時に印象は変わりましたが、子供の頃は言葉に喩えるなら「畏怖」を感じて観ていたように思います。大人になってからは「共に生きる」というか、「生きろ!」と予告編か何かで言ってたので、そういったメッセージも含まれているのかなぁとも感じました。同じく「生きる」といっても「ホーホケキョ となりの山田くん」(ジブリ作品)のような「生きる」もある(本作のアンチテーゼにもなっていると思います)ので、それと比較しながら観るのもおもしろいかと思います。ジブリ作品は、一度見るとなんだか目が離せなくなります。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "共生とは\n 小さい頃に観た時は、「イノシシがひき肉みたい」「なんかすごい」くらいにしか思わなかったけど、今観ると全く違う印象。自然は守るべきだけど、人間が悪いとは一概に言えない気がして。どっちが悪いとか、そういう話ではないんだと思った。共生していく道はないのか・・・と終始考えてもんもんとしている。これは自分の高校倫理の先生が好きな映画と言うのも納得。あと一つ。アシタカかっこいい笑 " + }, + { + "date": "2017-02-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すばらしい作品なんだとは思う\n やはり、ガチファンタジーはまだわたしには早いみたい…(もしくはもう遅いのか……)この、犬が喋ったりするのがね、それを人間が自然に受け入れていたりするのがね、比喩表現というか創作特有の暗喩なのはとてもよく分かるんですけど、難しいんですよ私には…でもこういうストレートさ、テーマの難解さや重さに関わらず誰もに理解できる平易な表現方法を利用するとこほが、老若男女誰からも愛されるジブリ作品の良いところだっていうことはとてもよく理解できるので、まあ私の感受性想像力がまだ稚拙だっていうだけなんですよね、要するにもののけ姫よりはナウシカの方がジブリらしい品格があって良いなあと思いました。どちらも同じ評価にしたけど " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ナウシカと比べて\n ナウシカのレビューでも書きましたが、同じ環境問題や自然との共存をテーマにした作品として、両者を比べてしまいます。最大の違いはクシャナ姫とエボシ御前。クシャナ姫は極悪キャラで「オームぶっ殺せ」的な感じなんですが、エボシ御前は基本立派な人で、村を住みやすくするための一つの手段として山を焼くことを選択しています。(ダークサイドに堕ちてる感はありますが)現代の我々に課せられた問題として、もののけ姫の方がすんなり入れました。ナウシカは作品としては、現代の我々のせいでこんな悲しい未来になっちゃったよー、と説教されてる感じですね。 " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生きるとは\n それぞれの形はどうであれ生きるということについて考えさせられる作品だったし、各キャラの思いがしっかりと描かれてるところ、それぞれにとっての正義があるというところに見入ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄いストーリーと映像\n 森とシシ神をめぐる、もののけ姫サンとエボシの戦いに、祟り神の呪いを背負ったアシタカが絡んで、単純な正義と悪の構図にしない複雑なストーリーとなっている。映像もストーリーに負けない程力強い。凄い世界観。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きろ\n 森と人間の対立。人間に捨てられ、人間を恨むことで生きてきたもののけ姫サンの苦悩。自然と人間の共存を望み、戦う青年アシタカ。人間を憎みながらも、我が子同然にもののけ姫を育てる中で葛藤する犬神。この映画には解決が困難な問題を抱え、苦しみながら生きているキャラクターが沢山出て来る。ハンセン病患者が、「エボシ様は私達を人間として扱ってくれた、だから殺さないでくれ。」とうずくまりながら語るシーンがあり、これは見ていてかなり辛い現実を感じる。正に解決困難で迫害に会いながらも、ただ1人優しくしてくれた人がいてくれることに心から感謝している。程度は異なれどみな辛い現実を抱え生きる中、「生きろ、それでも生きろ。」というメッセージを強く感じた。全てを受け入れ、人間や生まれ持った体調を憎み、苦しみ、もがき続ける人生であっても、生きて欲しい。そう強く言われた気がした映画だった。アシタカが犬神に放った「サンを救えるかはわからない、だが共に生きることは出来る。」この言葉の力強さと温かさ、何があっても相手に何も出来なくても、そんな自分を受け入れ共に生きる。現実のむごさと温かさを感じるお話でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きる\n 自分が生まれた年の翌年の映画幼い頃はよく観ていたけど、全然話は理解してなかったんだなあと最近観ていると、強く感じる映画のキャッチコピーは「生きろ。」だかボツになってしまったキャッチコピーがたくさんある「おそろしいか。愛しいか。」「おまえには、オレがいる。」「惚れたぞ。」「ひたむきとけなげのスペクタクル。」「だいじなものは、ありますか。」「昔々は、今の今。」「おまえは、まぶしい。」「死ぬのと、生きるの、どっちが好きだ。」「それでもいい。私と共に生きてくれ。」「あなたは 何を守る!?」「なぜ、俺は生まれてきた。」「暴と愛の嵐」「人間がいなきゃよかったのか」「わからなくっても、生きろ!」などがあったサンを見ていると、なんだか儚く思えて、美しくて悲しいモロの生贄として人間に捧げられ、人間にもなれない、山犬にもなりきれない、言えば、宙ぶらりんのような状態彼女の前にアシタカが現れ、肯定される人間だって、生きろ、美しいってタタラ場に奇襲をした時のサンはすごくかっこよかった、不気味な土面を付けていて額と頬にある赤いものは、山犬の血だとも言われといるし、刺青だとも言われているサンの決して流す事のない涙を表現しているんだとか首飾りから土面、毛皮、刺青などは山犬に少しでも近づこう、昔からの風習であるとか一つ気付いた事があって、サンの毛皮に尻尾があるでもタタラ場に奇襲をした時アシタカに抱えられる前になくなっている、どのタイミングでなくなったんだろうモロはサンの事を本当に本当に愛している事が伝わってくるアシタカに鎌を掛けるような発言をしているけど、彼がサンを本当に救えるのではないか、彼となら、と考えていたんだと思うアシタカの誠意や真っ直ぐな思い、モロにも伝わって乙事主からサンを助ける時に「お前にサンを救えるか」と言った、モロは安心したんじゃないかな乙事主のセリフで一族は皆小さく、馬鹿になりつつある、このままでは肉として人間に狩られてしまう、一族が滅びようとも人間に思い知らせてやる、例え一頭になろうとも、走りをやめないイノシシたちの誇りが虚しかった海外のインタビューで、「ジコ坊はとても印象的でユニークな登場人物ですね」と質問をした時に、宮崎駿さんが「あれは多くの日本人です」と話をしていましたなんだか、それが痛いほどわかった気がしたエボシ、タタラ場を作り上げた女性売られている女を見ると放っておけないが、男性に対しては冷たいハンセン患者を差別したりせず、人間としと扱ってくれる唯一の存在、慕われている初期ではエボシはモロに殺されて死ぬという設定だったが、宮崎さんはエボシを気に入っており、やっぱり殺すことは出来ないという事になり、山犬の背で運ばれ助かる山犬たちはどんな気持ちで憎んでいるエボシを運んで助けたんだろうか、考えるだけで気分が沈むハッピーエンドだとは思えなくて、サンはやはり山犬としての誇りを持ち続け、森で暮らすアシタカはタタラ場に残り、ヤックルに乗って会いに行く約束をするプロポーズとも言えるアシタカの発言だが気になって調べてみると、宮崎駿監督の後のインタビューで\"二人はしょっちゅう会っている\"と話しているアシタカはタタラ場とサンの間に板挟みになって、ボロボロに引き裂かれるが、彼は双方がどうしたら共に生きていけるかを考え、めげずに生きていく彼の生き方は、現代人にも共通する事があると、アシタカやサンを見ていると、生きるという事が切ない、困難なもののように感じるそれでも彼らは決して生きる事をやめないそれぞれ誇りや思いがある、彼らみたいに強く生きれたらと思う、 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いい村は女が元気だと\n 大博覧会の余韻で一番好きなこれを再生した。97年の映画でこれだけのことをやっていたんだと、改めてその凄さを理解した。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "米良美一の顔が浮かんできて、見たいのに見られなかった「もののけ姫」...\n 米良美一の顔が浮かんできて、見たいのに見られなかった「もののけ姫」、遅まきながらようやく。圧倒的なスケール、神と人間という荘厳なテーマ、素晴らしい作品でした。簡単とは言えないストーリーながら、ぐいぐいと見るものを引き込みます。人は神秘的なものに惹かれるんですね、森に入って木霊が見たい!そういやそんな写真が一時ネットで流行りましたね。なるほどようやく納得、実感出来ました。今までどうして見なかったのか後悔。それもこれも米良美一のせい(笑)今回、エンディング主題歌を聴いても怖れてた彼(彼女?)が浮かばず、一安心でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ジブリ美術館の予習\n これまで何故かジブリと触れ合う機会がなかった。ディズニーも触れて来なかった。そんな私。何故なのか、観ようという気持ちにならなかった。観た後の今となってはそれがわからない。とりあえず、こんなにすごい作品をなぜ、私は今まで観なかったのか!!!それくらい、圧倒された。映画館で観たらもっと凄いだろう。独特すぎる世界観。これが、ジブリの世界観なのか。私も「生きろ、そなたは美しい」と言われたい。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ジブリ作品で一番好き♥\n 大好きな『もののけ姫』地上波放送で久しぶりに観ました。2時間を超える長めの映画ですが、飽きることなく最後まで引き込まれる内容です。人間と自然の共生の道はないのか。。。という宮﨑駿らしい映画ですが違った視点から見るのも面白いです。アシタカが村を出る時に婚約者であるカヤから貰ったネックレスを、サンにあげるシーンがあります。私は女性だから・・酷い男ww って思ってしまったのですが気になって調べてみると面白い事に気付くのであります。この物語出てくるアシタカやサン、カヤも・・古事記や日本書紀に出てくる神をモデルにされているという事。島根県の熊野大社とその周囲の祭神がモデルでアシタカ・・・阿遅志貴高日子根神カヤ・・・・下照姫サン・・・・天御梶日女この物語は遥か太古の日本が舞台な訳ですから・・神話のお話と重ねて見ると面白いものがありました。この3人の三角関係も物語ではちょっと注目なのでありますww結局誰も結ばれないという・・・悲しい恋物語でもあると思います。動物の動きも、良いですよね~。ヤックルめちゃんこ可愛いです♥(*^_^*) " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ入り込めなかった\n 入り込めなかった理由は、やはり吹き替えの所為だと思う。内容も、なんだかこじつけのように感じてしまって、アニメの世界の限界を感じた。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自然と人間との共生とは?\n シン・ゴジラがこの作品のアンチテーゼになっていると聞きみましたが確かにそうかなと思いました。なんと劇中で発せられる言葉がありびっくり。絶対に悪いという人間が登場しないところも大きなところ。人間対人間の世界で理想郷をつくっている村は自然を破壊することしか、生産の道はない。そんな人間たちに自然界の神が憤怒し対決していく。アシタカはどちらにも協力し、共生の道を探っていくのです。「神より怖いのは人間」であること。本当にそう思うんだよな。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けてしまった\n むかーし観た時は怖かったことを覚えてて、うろ覚えだったため、今年ジブリ展に行ったのもあって、地上波で放送されたものを録画したので再鑑賞、心が大人になったからか幾度となくウルウルしてしまった。獅子神様の神々しいお姿を拝んだら私も生きる勇気が湧いてきた。退くも勇気…だとか。大人になった自分と、自然の大切さや人の醜さや美しさを語りかけてくる本作。無機質な都会で利益追求合理主義で生きていると忘れてはいけないものを忘れてしまう。それを正しいタイミングで直接的過ぎない角度から訴えかけてくる。アシタカは、どことなく私の父に似ているし、私が女だからか烏帽子や、タタラ場の女たちの気持ちも重々分かる。最後の獅子神様の首を返すシーンのアシタカとサンの支え合う姿にも人間の強調を改めて教わった気がした。小さい命も大切に、マイノリティにも理解をしなければ生態系は守れない。オッコトヌシが人間を見分けられず、祟り神になるシーンは本当に泣けてしまった。全てのものに限られた命がある。永遠は何もないのだと気づかされる。生きろ!そなたは美しい。もぉ宮崎作品の素晴らしさを改めて思い知らされました。木霊のいる森で私もヤックル撫でたいなぁー!!! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "何度でも観れる\n 公開当時、映画館で観た気がするのですが、それ以来何度観てるかな。やってるとつい最後まで観てしまいます。ジブリの中でもメッセージ性が高い作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "色あせない\n 再観賞ジブリ作品の中では上位に入るくらい好き。公開から19年…色あせない。今ではビーフジャーキー見る度思い出します。ジブリ作品観るたび、この作品での宮崎駿自身の投影は誰だろうと探します。見つけるのは簡単♪もののけ姫ではモロの君(声は黄色い髪の人だけど) " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自然と人間か。。。\n 宮崎駿の映画は、確かにハイザの論じるように、人間がいかに自然を征服しようと、必ずできない部分があると示す自然と人間の関係を描写している。ここでも自然は個人的に曖昧な部分もある。サンは人間だようね?彼女いは自分が山犬だと言いつつも、私たちは知っている。シシ神は自然の力だと捉えている。だが、動物たちはこの映画でしゃべれるし、この点で自然に属するものとして動物を捉えたら何だか違和感がある。この映画には、その擬人化によって確かに感情の伝達には便利だと思うが、ちょと自然は変わっている形になる気がする。その擬人化は映画にどんな作用を発揮しているのだろう。でも壮大なシーンに圧倒されるし、さすがジブリ! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昔々は今の今\n もののけ姫=怖い、グロい、むりという印象でDVDを見る気にならなかったのでテレビでやってたので見ました。こんなに深い物語だとは最初に見たときは気づくことができませんでしたが、やっと感じるものがあって、話がわかるようになりました。魅力的なのは、エボシ様も乙事主らも山犬も、それぞれ自分が貫く正義があることだと思いました。それぞれの正義がぶつかって、一度は全てが荒廃するけど、また生きているもの達が再生していく。現代に通じる絶対人が忘れちゃいけないメッセージがあると感じます。あとやっぱり音楽がいい。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歌が今でも\n 相変わらず印象に残る歌だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "声優に声優をさせてー!\n いま途中からみたが、俳優は、声優に向いてない人が殆どと実感できる映画。棒読みというか、テレビ消したい感じ。宮崎駿の絵は素敵だけどね。ちゃんとした声優さんに変えたらもっと内容に入り込めそう。声が気になって内容に身が入らない。 " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "深い。\n まずはそのスピード感と内容の濃さに驚かされた。2時間を超える作品とは思えない圧倒的なスピード感と濃さで常に先がどうなるのかということを考えながら見ることができた。この作品を通して疑問に思ったことは題名である。全体を通してアシタカを中心に描かれているのに対し、題名はサンを指す「もののけ姫」となっている。これはサンが自分たちを映していて、アシタカが自分たちを正しい方向へと導いてくれる存在を示しているのではないかと私は思う。サンは自分を山犬だと叫んでいた。だが、実際彼女は人間であり、獣ではない。ここで考えさせられるのは人間とその他の生き物との違いについてである。この作品のなかでも人間と自然が戦うシーンがあるが、決定的な差異が人間とその他の生き物、自然との間にあるのだと思う。その違いに気づかせてくれ、サンを導いたのがアシタカという存在だろう。また、この作品を通して出てくる「神」という存在は一体何を表しているのだろうか。私はこの作品の中における本当の神は獅子神だけだと考える。祟り神は正確には神ではなく、堕ちてしまった生き物、憎しみや怒りといった罪の感情にさいなまれてしまった生き物を象徴しているのではないだろうか。この作品の中において人間以外の生き物も言葉をもって話すことから擬人化されていることは想像がつくが、その擬人化された生き物が堕落した姿が祟り神という存在なのではないだろうか。そこで救いを求める対称として獅子神様がいて、その獅子神様をものともしない人間が裁きを受けてしまったというふうにも受け取れる、そんな作品だったと思う。長い間見よう見ようと思ってずっと見ていなかった作品だったが見て正解だったと思う。ただ、その内容の深さからまだこの作品が何をいいたいのか、また、どんな背景のもとに作られた作品でこの作品を何のためにつくったのかというのがまだ見えてこない部分も多い。そのため、これからもこの作品についてかみ砕いていき、理解を深めたいと思う。 " + }, + { + "date": "2016-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "THIS IS ジブリ\n そりゃもちろんパズーは少年の憧れだし、聖司みたいなストーカー疑惑イケメンだっていいと思う。ポルコの渋さにも憧れるし、ジブリの主人公は皆、魅力的だ。だがしかし。アシタカは別格だ。カッコよすぎる。イケメンかつ優しいかつ飛んできた矢を素手で掴んだり、腹に穴が空きながらも意地でも自分の足でたたら場から帰ろうとする頑固さだったり、腕からヘビ的なのをウネウネだしてめっちゃカッコよかったりと男(中二)心を鷲掴みにするカッコよさが彼にはある!今でもジブリショップに行くたびにもののけグッズを探したり、アシタカになら抱かれてもいいと発言し、多くの友人をドン引きさせてきた自分にとっては彼が最高の主人公の一人なのである。腕は千切れる、首は飛ぶ、血は出まくるとグロさの影響もあってか最近ではテレビ放送も減り、一部のジブリファンからは敬遠されがちな作品かもしれないが、これがジブリの最高傑作であり、自分にとってはジブリといったらこれなのである。人生で10回近く観た(たぶん盛ってる笑)からかもしれないが、展開の早さのわりには内容がとてつもなく濃い。冒頭の祟り神の襲撃からアシタカの旅が始まるまでの間およそ10分。たったこれだけの時間であれほどの迫力と旅に出る理由を描いている。このシーンだけでなく、どのシーンもムダがなくできていて、中だるみがまったくない。自分にかけられた呪いを解くために旅に出たアシタカが旅先で出会ったエボシやたたら場の住人、様々な山や森の神、そしてサン。彼らとの出会いを通じてアシタカが学んだことがキャッチコピーに繋がるんだと思う。物語のあとのアシタカとサンの関係をパヤオは「しょっちゅう会う仲」と言ったらしい。それだけでやたら妄想できる笑。人間と自然の共存をテーマに掲げた大傑作。今後もジブリは大好きでありつづけるだろうけどこの作品を超えるものは出てこないと思う。 " + }, + { + "date": "2016-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジバシリコワイ!\n 人でも獣でもないものは気味が悪いが、人にも獣にもなれないサンはたいそう切ない。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 今さらと思いつつ、これまで観る機会がなかったのでレンタル。自然と動物と人間の共存という、宮崎アニメの根幹をストレートに描いた作品だと感じた。ラストは少し残念な気もしたが、あえてリアリズムに徹したのか… " + }, + { + "date": "2015-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ものの〜け〜達〜だけ〜♪\n もののけ姫は今まで見たことがなかったので観てみました。観たことがなくても知っている台詞があったのでそれだけ人気なのでしょうねぇ。「でーたらぼっち」というのはてっきりあの某CMだけのキャラクターかと思いきやもののけ姫でも出てきたので調べてみると、[ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される巨人である](Wikipediaより)だそうです。自分はてっきり「でーたら」だと思っていたのですが、「ダイダラ」が正しいようですね。すいません^_^;映画のレビューになっていませんでしたが、観て損はない作品かと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自然を大切に\n この映画はジブリの中でも好きな方で、とても良作だと思います!是非ともオススメします。 " + }, + { + "date": "2015-04-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり、名作だ\n なんだか急に見直したくなって観ちゃいました。で、改めて、やっぱり名作ですね、これは。アシタカ、サン、烏帽子御前、モロにオコトヌシ、どれもこれも、なんて魅力的なキャラクターなんだろう、と。彼らが駆けるシーンは、どれも躍動感があって、観ていて単純に嬉しくなりましたね。あぁ、今度は『千と千尋』を見直したくなってきた・・・ " + }, + { + "date": "2015-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "生きることの厳しさ\n 総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:85点|演出:80点|ビジュアル:80点|音楽:75点 ) 「風の谷のナウシカ」にも似た、自然と人との共生が主題の一つとなった重厚さがある。それに加えて、人がどう生きるのかという問いかけがある。アシタカ、サン、ヤマイヌと猪のモノノケたち、それぞれの立場と生き方がある。自然を開拓していくエボシがいて、一度は我が身を売られながらもタタラで自分の居場所を見つけて働く女たちもいて、エボシは自分の築いたものやそこで働く人に責任がある。みんなが目的と立場と責任があり、背負ったものの重さを感じながら命懸けで精一杯の暮らしをしているし、命懸けで守るべきもののために戦って生き抜いている。 だが文明を築き力をつけて自分たちの領域を侵す人間は、自然界から見れば侵略者。みんなが幸せになれる解決策はなく、陰謀と戦いがあって誰もが被害者となりうるし犠牲もたくさん出るが、それでも生きていかなければならない。その厳しさが描かれていたように思う。そして人の発展のために踏みにじられた自然の怒りがある。結局文明を築いた人がより力をつけて自然を征服していくのであるが、それに対する森と動物たちの命を懸けた怨念の凄まじさが見て取れる。 しかし多数の犠牲を出した戦いもたった一つの争いが終わっただけにすぎず、問題が山積みのまま残される物語は必ずしもすっきりとしない終わり方になっている。それらは視聴者が考えるきっかけにしろということなのかもしれないが、見終わった時もあれらの登場人物たちはこれからどうなるのだろうかという思いが残ってしまった。 " + }, + { + "date": "2014-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自然との生き方\n 自然との生き方を今の時代に伝えてくれる大切な作品だと思います子供にはちょっと怖いかもしれません ただ大人げなさすぎになればこのお話の素晴らしさがわかります " + }, + { + "date": "2014-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小学\n 四年生の頃に親に連れられて近くの公民館に観に行きました。当時はタタリ神が怖過ぎて夜眠るのが怖くなったけど、世界観に引き込まれてすごく好きになった。それまではトトロも魔女宅もあまり関心なかったけど、もののけ姫をきっかけにどんどんジブリを好きになっていった。そういえば、隣に座って観てたのが当時好きな子だった。だから余計、印象的に覚えてるみたい、笑 " + }, + { + "date": "2014-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間と自然の共存\n これがテーマとなり、あえてもののけという人が煙たがるような絵を書き、視聴者にこのテーマを訴えている。最初は一人で困難に立ちむかうチャレンジから、途中からともにもののけ姫と困難に立ち向かうというコネクションに変わっていく。ここには、クリエイティブの要素も含まれていると考えられる。しかし、大元はチャレンジ!!クリエイティブは意外性を与えているに過ぎない " + }, + { + "date": "2014-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "壮大でいて繊細な名作\n 映画評価:80点何回観ても素晴らしい作品でした。初めて見た頃はまだ小学生でした。ホシニクを口移しするシーンが衝撃的だったのを覚えています。自然と人の戦いがテーマとなっている作品なだけあって壮大でした。それでいて繊細で完全なファンタジーなはずなのに、その世界観に心が吸い込まれ妙にリアルに感じてしまう。正直書きたい事はもっとあるが、文章にする事が難しいのでこのくらいにしておきます。自然との共存も重要なんだと改めて気付かされました。【2014.7.4鑑賞】 " + }, + { + "date": "2014-04-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生命\n 小さい頃から見続けてきました。まだわたしは見ている時自分が何を感じているのかいまいちわかりません。それでも、最初から最後まで何かに影響されて泣いています。ずっとずっと泣いています。大人になって言葉には表せるようになったときまた書きます。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ジブリ\n ジブリ作品では一番好き太古の昔の話も好きで動物たちがいっぱい出てくる。まだ獣と呼ばれるくらい体が大きい。映像もすごい。心踊る興奮する " + }, + { + "date": "2014-01-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ジブリで一番、胸アツ\n 子どもの頃観たときよりも、大人になって改めて観るといろいろなことがわかってきた。エボシ様は人を差別しないからそんなに悪い人ではないんだろうけど、ちょっと欲が過ぎたんだよね…きっと。それから、森のなかで生きるサンは、やはり美しく、たくましい。人間だけじゃない、すべての生き物は自然の上にあるんだってこと、自然とともに生きてなきゃいけないってこと忘れちゃダメだと思った。また、何度でも観たい作品です。 " + }, + { + "date": "2013-02-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "☆ 肉食系女子は強し!\n これはもう強い女同士の死闘を描いた戦争スペクタクル映画だろう。本作を最後に一時は引退宣言までしていた宮崎駿監督の渾身の一作。タタラの民の長・エボシ御前と、山犬たちの母親でサンの育ての親でもあるモロの君の一騎打ちは、女の意地とプライドを賭けた熱き戦いである。そのモロの君の声に、重低音が響き渡る麗人・美輪明宏を起用したのは、ベストチョイスだったと言えるのではないか。余りにも神秘的で、ボイスキャストに美輪さま以外の人は考えられません。 " + }, + { + "date": "2012-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好きなもののけ姫\n ジブリ作品で一番好きなのが、もののけ姫です~何度見ても最後は幸せな気持ちになるんです。毎回の事ながら、タタラの村の人達には学ばせてもらう事がたくさんあります。悲しいんだけど救いのある映画です。何度見ても、アシタカがかっこ良すぎて見ていて嬉しくなります^^) " + }, + { + "date": "2012-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "カタカタカタカタ・・・((((・д・))))\n 2010/12/29 21:56当時コダマサンという名字の方がこの映画によっていじられたのは言うまでもないのですが・・・公開当時まだ幼いこともあり、気持ち悪いし怖いっていう印象がかなり強かった。少し歳をとり、見てみると当たり前ですが恐怖心は無く非常に楽しめました。物語事態深いものを感じるし、キャラクター1人1人印象的で、なにより三輪サンがどれほど素敵ボイスかわかりますよね。未だこの作品の物真似をしてしまう自分がいるほどです(笑)何度見ても面白い♪爆発的ヒットにも納得の作品。 " + }, + { + "date": "2012-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "自然を大事に\n 映像はさすが!考えさせられるストーリー。小さいお子さんにはどうだろう。戦闘シーンも迫力です。おっことぬし様が気持ち悪い。全体的にすごいんだけど繰り返し観たいとは思わない。アシタカが村人たちを手伝うシーンは好き。というか女性強いです(笑) " + }, + { + "date": "2009-03-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "人は「森」無くしては生きていけない。\n 宮崎駿監督の集大成で、日本ではもちろん海外でも上映されて大ヒットした作品です。自分の村を守るために「タタリ神」を殺した主人公アシタカは、自らが受けた呪いを解く手がかりを探して、「シシ神」が住むという森にたどり着きます。そこで、「もののけ」に育てられた人間の少女サンに出会い、「シシ神」の首をめぐる人間ともののけ達との争いの中に巻き込まれていきます。「風の谷のナウシカ」以降、様々な作品で描かれてきた「自然と人間の共存」について、一つの答えが出ている作品だと思います。 " + } + ] + }, + "102": { + "title": "うなぎ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今村版 罪と罰\n 今村昌平監督二度目のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作である。本作はキアロスタミ監督の「桜桃の味」との同時受賞であるが、同作に内容でひけをとっていない。浮気した妻を殺害した男の出所後の物語であるが、本人は犯した罪を反省していても後悔はしていない。突然町にやって来て床屋を開いた素性の知れない主人公の男を町の住民は温かく迎え入れる。それは主人公の実直さを自ずと感じてのことだろうか。主人公は仮出所の身であるが故、無用なトラブルに巻き込まれまいとするが、本人のその意志と反して半ば必然的に巻き込まれていく。本作はそれがストーリーでもある。好きだったから妻を殺した。それが故に今後女性とは関係を持たないと固く決意した主人公は、結局最終的に自らの子供ではない胎児を腹に宿している女性と一緒になって子育てをする約束を交わす。それは新しく出会った自分に思いを寄せる過去のある女性を愛して救済し、生まれて来る他人の子を、殺害した妻の生まれ変わりと感じて育てることで、自らの贖罪とし、亡き妻への鎮魂とするのであろうか。本作は人間の罪と罰という永遠のテーマに、今村監督なりに一石を投じようと試みる野心的な作品なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "綺麗に生きられない仕組みもある中で\n 導入からセックスシーンと強い暴力シーンが出て来るから、こういう映画は観てはいけない年齢層や人に分けてしまう映画だが、ドラマを貫くには、不倫した奥さんの間男と性行為中に根が善良な夫が侵入して「奥さんのほうだけを」刺し殺すという強いシーンはどうしても意味を含んで来る。ヒューマンドラマ化していくのはその後からである。だが、それを表現するためには導入部のような映像も入らなければ説明に具体性が出ないという、芸術表現の矛盾のような、映像表現とはなんだろうかという面がある。この映画に限らない事を書いているが。演技と言われるが、実際に女優は裸になって男優と肌を合わせる面は実際である。アニメや小説とは違う。なんだか見た事のあるような風景かと思ったら、やはりやや近所周辺のロケ地だったが、セリフの中にもイタコとあったので、潮来市なのだろうが、そんなに外人のホステスが同伴して愛人のようになっているような所では実際にはないと思う。ウィキを参照すると、導入部の話のように今村昌平監督という人は、女性の性描写や肉感的な場面を用意していったらしいが、他の作品はまるで観ていない。それらから比較すると今村映画の水準からは低い映画だと言うが。私のようにそんなに映画を知らない者にとっては、十分だと感じる。知りすぎるのも麻痺する。高度と言われる映画を観たほうが良いとしても、それを観た人が一体観ていない人とどう違うのだろう。今村昌平という人物についてもウィキにも書いてあるが、常軌を逸するような演出を希望してスタッフから反対され実現しなかったというような逸話のために疑問も抱いてしまうが、映画学校を設立するなど教育者的な人でもあったと言う。清濁併せのみ、様々な人間の実像を描こうとするタイプだったか。ウィキに、小津安二郎監督らが、「なんでウジ虫ばかり書く」と問われ、「このくそじじい」と言い返し、「それならウジ虫ばかり描き続けてやる」と言った逸話については、考えさせられる。主人公の仮出所中が物語の軸となるのだが、偶然出会い自殺未遂をして主人公の理髪店で働く事になる女や周囲の人との関係の中でどう進んでいくのか。そりゃあ、人間は失敗もする。暗い過去もあったりする。しかし今の日本は、それについて当時者に苦しみも与えないままに、擁護してしまおうとする。胡散臭い弁護士連中なんかその象徴だ。不倫は自殺者や殺人が起きたりする。そうした悪事を金銭などの事情によって罪を曖昧に見せてしまうようなトリックが人間社会にはある。善良なはずの主人公のほうが刑務所に長期入れられてしまうという反転が何を意味するかである。長くなってしまったかも知れないから半分ほど観たところでこのコメントを終えて置く。 " + }, + { + "date": "2016-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "滑稽\n 妻を殺したことを反省していない主人公、そんな人殺しが、死にたいと思っている女性を助ける。かたや毎日写経をしながらも、心は腐りきっている刑務所の同僚、主人公を取り巻く、愛すべき町の人々。全体が滑稽。うなぎがよく主人公と結びついていたと思う。最後まで、主人公とヒロインのラブシーンがなかったのが逆に良かった。自首するシーンと、床屋での乱闘シーンは本当良かった。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うなぎは山下そのもの\n 普通の会社員山下が夜釣りに出掛けて帰ってくると愛妻が不倫の最中。山下は妻をメッタ刺しにした。8年服役し仮釈放され理髪店を開くがうなぎのエサ探しした後自殺を図った女を助けることになる。この女との関係はなかったのにお腹の子は俺の子だといい、再度刑務所に入ることになっても待っているように約束するのだった。山下が唯一心の友としていたうなぎはなんでも聞いてくれ嘘をつかない存在。そのうなぎを最後海に放流したのは自分自身をガラスの水槽から解放したということなんだろう。妻を殺してその事に常に囚われつつも自分を正当化しつつも自問自答して悩み続けていたことからの解放。刑務所の同僚の高崎は山下の妄想が人物化して出てきてとても見ごたえあった。人間の醜い心を言わせているがまさにそれが人間というもの。内容がありいろんな風に考えることができる深い映画であるにもかかわらずタッチは軽く面白かった。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "『うなぎ』\n 市原悦子、倍賞美津子、上田耕一、佐藤允、哀川翔が脇を固めてカンヌのパルム・ドールを受賞した作品。う〜ん今村映画はちょっとえっち大人の映画だね。 " + } + ] + }, + "103": { + "title": "東京日和", + "reviews": [ + { + "date": "2013-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "慈しむまなざし\n 夫婦の何気ない日常を、丁寧に愛の在る目で描いた作品です。いい意味で、小津安二郎にリスペクトされて・・・ストーリーの展開ひとつひとつに無駄がなく、引き込まれます。写真家が妻を見つめる、慈しむまなざし。それが随所に表現されています。普通なら嫌いになりそうな出来事でも、そのまなざしは変わることはなく。旅行に行って妻を見失い、船の上で寝ている所を探し出すシーンが大好きです。台詞もいい物がたくさんありました。妻『あなた、私に優しすぎやしない?』(浴衣を着た妻)写真家『え、それ、どういう意味?』(妻を見つめる・・)妻『あんまり見ないでほしいのよ、私はただ歩いているだけよ』写真家『わかったよ、これからあんまり見ないようにするよ』(少し嬉しそうに・・)死に別れた妻の、小さな真実に気づき写真家は涙を流す。こんな関係を築けたら幸せだなぁと思います。 " + } + ] + }, + "104": { + "title": "誘拐(1997)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "再評価求む!\n 思い出しレビュー6本目。『誘拐』とある会社常務が誘拐された。犯人の要求は、身代金は3億円、身代金の受け渡しを同会社の重役たちに行わせ、それをTVで中継する事だった…!1997年に公開されたサスペンス大作。大規模な街中のロケーション、身代金受け渡しの生中継など、公開時結構話題になったものの、あまりヒットせず、今じゃすっかり忘れられてるような作品に…。でも本作、隠れたと言っちゃああれだけど、傑作力作だと思う。また自分として、製作・富山省吾、監督・大河原孝夫、音楽・服部隆之などゴジラスタッフが多いのも興味引かれた。多分、今公開されても話題にはなるだろう。それくらい、日本映画としてはスケールの大きいエンタメ。名カメラマン・木村大作による群衆シーンなど迫力ある画作りは申し分ナシ。普通、身代金の受け渡しなんて大々的にやる事ではない。それを逆手に取ったアイデア。人に運ばせ、その瞬間をカメラが捉える。3億円は相当な重さ。指名された重役たちにとってはとんでもない力仕事。ちゃんとこれには訳があって…本作、オリジナル脚本というのもポイント高い。前半はスリリングでスケール大きいが、後半からは静かなタッチに。でも、トーンダウンではない。じっくり、犯人の動機、その背後にある悲しい事実が紐解かれていく。言うまでもなく、この前代未聞の事件の背後には、某会社が過去に犯した罪がある。それをもみ消され、怒り、立ち上がった“犯人たち”。その犯人の一人に…。重い身代金を抱え、息も絶え絶え苦しむ重役たちに同情などかける必要ない。彼らは彼らのやり方で、この罪人たちを罰しているのだ。我々の怒り、悲しみ、苦しみを忘れるな。ベテラン刑事役の渡哲也がさすがの名演。若き永瀬正敏も熱演。また、こういうスケールとエンタメがあるオリジナルの日本映画を見れないものか…。 " + }, + { + "date": "2012-04-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "BD・DVD化して欲しい!\n  導入部もそこそこに、のっけから緊迫した誘拐事件の真っ只中に放り込まれ、迫力の追跡劇が展開し、後半は一転して犯人、及び事件の謎(背景)を追う。「天国と地獄」を思わせるような構図や都心でのゲリラ撮影がリアルな緊張感をもたらしていて、近年の邦画の中でも屈指の出来栄えだと感じました。それまでは「西部警察」のイメージが強過ぎた感がある渡哲也さんの抑えた演技が絶品。若い2人(永瀬正敏、酒井美紀)が同じ画面(フレーム)に映っていると、その余りの差に2人が可哀想になってきてしまうほどにw もちょっと力量のある若手がやっていたら、という気もしなくはないですが、そんなことは観ている間は全く気にならない。画面に引き込まれて時間を忘れる、そんな作品の1つであることは間違いない。 なのに、なんでDVD化すらされてないんでしょうか? 知名度がイマイチ低いというのも、不思議でならない。東宝さん、BD・DVD出して下さい。邦画は値段が高いのでほとんど買わないのですが、これはきっと買うでしょう。ですから、ぜひ ^^; " + } + ] + }, + "105": { + "title": "ラヂオの時間", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜は、これしかない\n 面白かった。セリフも演出もオーバー気味だけど、調度いいのかもしれない。清洲会議なんかより、よっぽど名作な気がする。 " + }, + { + "date": "2019-05-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "意外と\n 脚本とキャストへの期待が大きすぎて、そのせいで割と普通だなあと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ハインリッヒの一人語りがツボ\n 三谷幸喜さんの作品は登場人物が沢山出てきても最後に本当に上手くまとまるのがすごい。そして言いたい放題やりたい放題の人物でもイライラせずに何だかキャラクターに愛情が湧いてくる可愛さがある。後半に向かってどんどん笑いと勢いが増していき最後まで飽きずに楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな から\n カメラを止めるなから、これがパクりだと言われ見てみました。生放送意外全くパクり感はありませんね。楽しくみれたけどまあまあ生放送の緊張感と上手くこなしていくワクワク感はあります。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜の最高傑作\n こういう発想の映画は無いね。唐沢寿明がカッコ良い。藤村俊二は良い味出してる。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに声をあげて笑った。みんなワガママでイライラするけど、話を...\n 久しぶりに声をあげて笑った。みんなワガママでイライラするけど、話を合わせて最後まで持っていくというドタバタ劇が面白かった。個人的にはハインリッヒの生い立ちのところが大爆笑でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "言いたい事は一つ\n 妄想の中ではみんな繋がれる。縛りなんてない。想像することの面白さ。想像の豊かさ。宇宙はすぐそこにあるロマンもそこにある。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好きな作品\n 三谷幸喜の中でも上位で好きな作品。キャストが割と豪華。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "唐沢が勝手にやり出してからドライブがかかった\n ・主婦の新人脚本家のラジオドラマの生本番、往年の女優千本のっこがわがままを言い出してから話が二転三転、つじつまを合わせるため演者ディレクターが奔走する・長回しワンカットの演出が舞台感を引き立たせ、すべてがラジオ局内で起こる限定した空間設定が優れてた・唯一リスナーとしてトラックの運ちゃんの渡辺謙と守衛で元音効さんのおひょいさんが良いスパイス・分かりやすすぎる音楽や話の整合性やリアリティなどを気にしなければ、役者全てに見所が用意されていて単純に盛り上がった・映画としたら「マジックアワー」「清洲会議」よりは、これや「12人の優しい日本人」のような狭い密室ものの方が好み " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷監督かわってないね\n 三谷幸喜の監督デビュー作。ラジオ番組を舞台にしたシチュエーションコメディ。密室的な感じと役者がずらりと出てくるの昔から変わらないですね。(時間が経ってキャストを見る楽しさが増加してる)展開とかハプニングにリアリティはないので筋書きを楽しむ映画かな。その辺も好みがはっきり別れる作風でしょう。自分には“まずまず”といったとこでした。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本日のラジオ・ドラマは、一大スペクタクル・メロドラマ『運命の女』です\n 思い出しレビュー4本目。『ラヂオの時間』平凡な主婦が書いたメロドラマの脚本が生放送のラジオ・ドラマに採用される事に。が、キャストのワガママで設定がどんどん変更され、メロドラマがSFスペクタクルに…!? 果たして、ラジオ・ドラマ『運命の女』は最後まで放送されるのか…?三谷幸喜の舞台劇を、自ら監督・脚色した劇場デビュー作。やっぱりこれは面白い! いつ見ても面白いんじゃないかな。この時映画監督としては新人だが、舞台での経験は何度もあるので、熟練された職人のよう。勿論、笑いに関してはプロ。今や映画監督としてもヒットメーカーになり、ベテランの風格さえ漂わせてきたというのに、いつぞやのSFコメディ映画は…。元々舞台劇なのでワン・シチュエーション。それでいて、ノンストップ、最後までどうなるか分からない!事の発端は、一人のキャストのワガママ。それで他のキャストもワガママ言うようになっちゃって…。熱海を舞台にした主婦と漁師のメロドラマ。それが、舞台はシカゴとなり、登場人物もアメリカ人の女弁護士とパイロットに…!それでも放送しながら何とか辻褄合わせていたが、展開上の問題が次から次に…。一体、どういう結末になるのー??プロフェッショナルなディレクター、自分の脚本がどんどん変更されオロオロする主婦、イエスマンのプロデューサー。一癖も二癖もあるキャスト。演じた役柄も演者も、愉快愉快。ドラマの窮地を救ったのは…、まあ言うまでもない。藤村俊二演じる守衛さんが、実はまさかの伝説の○○さん。こういう小ネタも利いていて、本作は単なるドタバタ・コメディじゃなく、大いなるスタッフ讃歌なのかもしれない。何とか放送を無事終えた世紀のメロドラマ・スペクタクル『運命の女』。こんなの誰も聞いてねーよと思ったら、感動して駆け込んできたトラックの運ちゃんが、今や世界のアノ人。ここら辺、今見ると笑える。別に三谷は初期の頃の作品の方が面白かったとまでは言わない。たまたまあのSFコメディがコケただけだ。きっとまた、観客を笑わせてくれる作品を作ってくれるだろう。そしてまたこういう、優れた良質のコメディが見たい。 " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "作品に勢いを感じる映画デビュー作\n 映画監督デビュー作の本作でカット割りがイマイチだったりや音響効果に狙い過ぎの感はあるものの、構図が明瞭で面白かったし、冒頭のワンカット長回しも効果的だったと思う。今でこそ名優・名脇役ばかりの面々だが、当時はまだ無名の三谷組を起用したりしていて映画史的にも面白い作品だといえる。ドタバタの喜劇で舞台っぽさは当然あるが、笑いどころをしっかり押さえていて純粋に面白かったですね。個人的には飛び入りしたジョージは声を出して笑ってしまったし、50円玉のおひょいさんもニヤニヤポイントでした。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "●イライラするけど悪くない\n ラジオ・ドラマはやっぱりいいですよね。人間に想像する力がある限り、ラジオ・ドラマには無限の可能性がある。ボクは好きだな。ラジオ・ドラマ。なかなかいいセリフだ。しかし、この臨機応変さに振り回されることになる。途中は、なかなかイラつかされるけど、終わりよければすべてよしか。バブルの残り香がただよう。フジらしい。豪華俳優陣は三谷映画の走りか。いい意味で曲者ぞろい。藤村俊二がいい味出てる。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "運命の女\n 全編がラジオ局の中で展開される密室コメディと言うのが斬新でした。ひとクセもふたクセもあるような登場人物たちの口からポンポン飛び出す小気味良い台詞の応酬は、三谷ワールドならではのものだが少し忙しなく感じられた。ラジオドラマの生放送中に起こる予期せぬハプニングの数々を、いろんな秘策で切り抜けて行く様子は一応スリリングではあるが、その前にいい加減すぎる部分がどうしても目立ってしまい感情移入しづらい。ま、新人監督作品としては贅沢すぎるほどの配役が、目を楽しませてくれるお得感はあったけどね。 " + }, + { + "date": "2015-02-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "いらいらするばかり、ちっとも笑えなかった\n 総合40点 ( ストーリー:30点|キャスト:65点|演出:40点|ビジュアル:65点|音楽:65点 ) 皮肉を利かせた展開の速い喜劇といったところだけど、我侭な俳優やいいかげんな局の従業員の行動といった、芸能界の裏側の描き方が典型的すぎてくだらない。演出も映画というより舞台演劇のようで動きが無いし、それを濃縮して時間ぎりぎりで素早く展開していくのが忙しく感じて、観ていて落ち着かないし、登場人物の出鱈目さには笑えるというよりもひたすらいらいらしてくる。これで最期はうまくまとめて帳尻を合わせたといっても、内容がくだらなすぎて後味すっきりとは思えない。三谷作品の「清須会議」「ステキな金縛り」を楽しめたのでこちらも観てみたが、全然笑えなかったし残念ながら趣味に合わなかった。 " + }, + { + "date": "2015-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "完璧じゃないけどかっこいい大人たち\n みんなすっごい自分勝手でイライラするのに、どうしても嫌いになれないっ!それくらいどのキャラクターも魅力的でした。みんな思い通りに働いてるわけじゃなくて、でもみんな自分の信念はもってて。大人ってかっこいいなぁってちょっと泣いちゃいました。危機的状況で走り出す唐沢さん、超かっこよかったです!!何回見てもいらいらするとは思うけど、これから何回も見るだろうな、と思う作品。大好きです! " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "じわじわ\n さすが三谷監督じわじわくる 面白さそれぞれの主張があって 人って本当にわがままで それをまとめる人の大切さと 手に職の素晴らしさ!私は50円玉に一番 感激しました!最後はほのぼの 観てよかったぁって 三谷監督の作品を観るといつも思います! " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "コメディ\n 三谷作品のなかで一番面白かったかも、と思いました。唐沢寿明のコメディアンっぷりにお腹いっぱいだし、ドタバタどんちゃんに抱腹絶倒必至。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "絶対、あとあとおかしいことになるって\n 映画「ラヂオの時間」(三谷幸喜監督)から。「人間に想像する力がある限り、ラジオドラマには無限の可能性がある、僕はそう思う」冒頭部分にあるこのフレーズをメモして納得したが、視聴者に想像力を任せて、どうにでも設定を変えられる、という怖さもある。原作の設定は、日本の熱海なのに、声優のわがままで、場面がニューヨークやシカゴになることもできるし、平凡な主婦が、女弁護士になったり、漁師がパイロットに。まぁ、ハチャメチャに変わる設定に、イライラしていたら、唐沢寿明さん扮する、ディレクター・工藤が叫んだ。「これは無理だよ、設定を元に戻して方がいいって。絶対、あとあとおかしいことになるって」その場しのぎのアイデアや思い付きは、あとあとになっておかしくなってしまうことは私たちの生活でもよくある。先の先まで考えて変更することの必要性、ダメだと感じたら、途中でも元に戻す勇気も必要だろう。そんなことを考えながら鑑賞したが、監督はこの作品で何を伝えたかったんだろうか、不明。(笑)P.S.戸田恵子さん扮する主演女優「千本のっこ」のインパクトが強すぎた気がするなぁ。なんたって「千本のっこの新曲」は「渡りに舟」だからね。 " + }, + { + "date": "2012-09-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり演劇でやればいい映画\n これで三谷幸喜は評価を勝ち取ったわけだが映画でやるよさは全く出てなかった。古畑のほうが劇場式でもうまくテレビ向けに作ってたと思う " + }, + { + "date": "2011-01-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スカッ!とできます。\n 声を出して笑っちゃいました。憂うつな時や、ちょっと嫌な気分の時など、見終わった後にはケロッと忘れられるような作品でした。また、さすが三谷さん。人間模様や人生の喜怒哀楽を、とても上手に表現されており、ただただ笑えるだけなく、慌しい日常の中忘れがちな、心の奥底にあった感情を思い起こさせてもらえたという感じです。また近日の作品を期待したいところです。 " + }, + { + "date": "2010-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "JOPP 1602KHz\n 三谷マジック炸裂だよ面白いつくりになっています家族で笑って見られるつくりになってます笑いのなかにもほろっとさせる部分があるそれが三谷映画の特徴初監督のこの作品からその作風は続いていますラジオ製作って・・・実際、業界ってこのぐらいいい加減なのかもしれませんな世界の渡辺謙も良い味だしている " + } + ] + }, + "106": { + "title": "愛を乞うひと", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タクシー運転手が面白い\n  小日向さんの演技が台湾人かと思うくらいでびっくりでしたが、やはり原田美枝子が暴力母とおとなしい母の二役を演じたことが凄い!女優賞を総なめにしたのも文句はない。 " + }, + { + "date": "2016-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "切ない でも前を向ける\n この映画は中学生の頃にビデオで借りました、あまりの虐待シーンにドン引きしてそのまま返そうかと思ったくらいでした。でもしっかり見れて良かったと思える内容でした。今回原田美枝子さんの怪演もそうですが今は芸能界にいない少女時代を演じた牛島ゆうきさんの体当たりの演技が凄いです、撮影時はスタッフさんが色々と工夫をして本人の心身に負担がかからないようにしていたそうですがそれでも12歳の女の子が演じるのにはすごく大変だったと思います。母親になる人は是非みてほしい映画です。でも僕はトラウマになりいまだに原田美枝子さんを見ると怖くなります。 " + }, + { + "date": "2012-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原田美枝子さんならではの二役の演技力が光る秀作。\n 実力派、原田美枝子さんならではの二役の演技力が光る秀作。中井貴一さん演じる台湾人のお父さんの愛と、原田美枝子さん演じる実の母の非道振りの対比が凄すぎる。母と娘の関係は、最後どうなるのか?劇中、街頭紙芝居を実演していたのは秋山芳英さん。生前、私に街頭紙芝居の歴史など、いろいろと詳しくお話くださいました。秋山さんから御協力いただいた【少年画報大全】(2001年・少年画報社)は、おかげさまで大評判となりました。久しぶりに、お元気だった頃の秋山さんが演じる紙芝居屋のオジサンの姿に再会出来るなんて・・・。(涙)さっき、ネット上で秋山さんの名前を検索したら、活動弁士の山崎バニラさんが書いた秋山さんへの追悼文が一番目にヒットしました。山崎バニラさんの文章からも、秋山さんのお人柄が皆さんに伝わるはず。山崎バニラさんの追悼記事の画像にある、【黄金バット】のイラストは、秋山さんの名刺の裏に描いてあったもの。秋山さんは、映画のフィルムの中で永遠に、昭和の街頭紙芝居のオジサンの姿を私たちに教えてくれているんだなぁ。 " + } + ] + }, + "107": { + "title": "踊る大捜査線 THE MOVIE", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "フジテレビ全盛期を代表する映画!個性あるキャラクターが魅力的!\n 久しぶりに視聴しました。最後に見てから10年は立っていると思います。踊る大捜査線は、フジを代表する映画ですよね。このころのフジは、すごい人気でした!視聴率ではキー局トップに君臨し女子アナはタレント以上に大人気!お台場エリアも注目され、渋谷や原宿にも負けない人気観光スポットになりました。空き地だらけで、まだ何もなかったのに。色々なレジャー施設が建ち並んだ今、人気がないのはいったい何の皮肉なんでしょう。フジが人気絶頂の1998年に製作されたのが、この踊る大捜査線です。連続ドラマから映画化された1本目。警視庁副総監が誘拐され、主人公・青島刑事が所属する空き地所と陰口をたたかれていた湾岸署に捜査本部が設置されました。捜査の主導権を握るのは本庁の警察官。所轄の警察は聞き込みや検問ばかりで捜査の中心に加われないことにフラストレーションを抱えていました。その一方で、湾岸署が管轄する川で水死体が発見されます。胃の中から出てきたのは、何とぬいぐるみ!猟奇殺人と断定し捜査を開始します。さらに署内の刑事課のデスクでは領収書やバッグが盗まれる盗難事件が発生。青島刑事は全ての事件と関わることに。ドラマ時代からお馴染みのメンバーと共に事件解決に取り掛かるというヒューマン刑事ドラマです。個人的には”踊る”ならではの世界観が好きです。キャラクターが醸し出す雰囲気が他の映画では真似できない世界を作り出していると思います。生真面目で気の強い恩田すみれさん。「なんてな」が口癖で、退職者再雇用制度を利用して指導員として戻ってきたお節介な和久さん。一見頼りなさそうで、ほんとに頼りないんだけど、ネットには強いキャリア組の真下。気難しくて話しかけづらく冷徹な印象があるけど、本当は現場のことを第一に考えている室井さん。署長、副所長、刑事課長からなるスリーアミーゴス。などなどなど!登場人物、全員に個性がある!!こんなにも魅力的な面々が織りなす人間ドラマ。それが踊る大捜査線最大の魅力です。ストーリーもよく練られてて、伏線も張り巡らされてて見ごたえあります。セリフもカッコイイです!でもやっぱりこの”キャラの良さ”あってこそだと思うんですよね。まだタバコを吸っていたり、各デスクに1台パソコンが設置されていなかったりと時代を感じる部分もありますが今でも色褪せません!そして踊る大捜査線のもう1つの魅力がテーマ曲です。「Rhythm And Police」というタイトルで、オープニングの時にタイトルロゴと共に流れるアノ曲です。メキシコの作曲家ロレンソ・バルセラータが作詞作曲した「エル・カスカベル」を原曲にして作られています。映画のテーマ曲がこんなにもメジャーになるのって実は珍しい。今の刑事ものだと相棒が人気ですが、音楽が知られているかというと、疑問を覚えます。ハリウッド映画で言えば、アベンジャーズシリーズも人気の割に音楽が注目されているとは言えない気がします。有名な曲はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで流れる昔の名曲くらいではないでしょうか?テーマ曲は踊るシリーズの人気に、計り知れない貢献をしていると思います。あらゆる面で人気が出る理由を兼ね備えているので時代を超えて楽しめる映画になったのだと思います。 " + }, + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "キャラクターが面白い!\n 刑事ものではありますがサスペンスの要素よりも人間ドラマの要素が多い映画です。登場人物のキャラクターがそれぞれ面白い! " + }, + { + "date": "2019-05-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "何年経っても青島と室井さんは忘れられない\n 小学生くらいの時にテレビのロードショーか何かで見た記憶がありました。その時とてもワクワクしたことと、小泉今日子さんの役柄に酷く怯えていました(笑)Amazonプライムでシリーズが観れるようになり再度鑑賞。刑事ものとして犯人捜査の過程を楽しむというよりも、登場人物のキャラクターやわくわく感を楽しむ映画だと思います。エンターテイメント作品としてとても面白いと思います。何年経っても青島や室井さんのキャラクターは忘れないし、音楽も頭から離れないだろうなぁと思います。それだけ人の記憶に残る映画を作るのはすごい。あと木村多江さんがチョイ役で出ていてびっくり。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "踊るシリーズの全てはここから始まった❗️\n 踊るシリーズ旋風を巻き起こし日本映画歴代興行収入、当時2位という記録を出したシリーズ第1弾!今年で公開から20年となる年にまだ見ていない方も見たほうがいいですよ。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "憎めない。\n ドラマ世界を老舗の料理屋と例えるならば初代女将というところだろうか。この作品がなければ生まれなかった作品は山ほどあるし、この世界を目指さなかった人もたくさんいるだろう。映画は安定に面白い。最高傑作。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "名ゼリフと共に刻まれた“劇場版”の金字塔!\n 「踊る大捜査線 THE MOVIE」シリーズ第1作。「土曜プレミアム」での「ハイビジョン・マスター版」の放送を鑑賞。公開当時、幼稚園の年中さんでした。初めてまともに本作を観たのは、確か小学校2年生のときだったと思います。最初はストーリーが殆ど分からなかったので、クライマックスの青島くんが刺されるシーンばかり真剣に観ていました。たぶん人生で初めて観た“主人公が負傷してしまう作品”だった気がします。めちゃくちゃ衝撃的でした。流れる血の量も多いんですもの…。今でもそのシーンが近付いて来ると、胸がざわざわして落ち着かなくなります(笑)公開直前に放送された「秋の犯罪撲滅スペシャル」を経ているので、青島くんと室井さんの関係がちょっぴり悪かったり(ラストは胸熱ですが…)、すみれさんが“査問会で減給になっ”てぶうたれているなど、“テレビドラマの劇場版”ならではの要素が盛りだくさん。しかし、それらはささいな描写に留まっているので、昨今溢れている“一見さんお断り”な劇場版になっていないのがとても好感が持てるなと思いました。副総監誘拐事件、猟奇殺人事件、署内連続窃盗事件(笑)という3つの難(珍)事件に振り回される湾岸署の面々の史上最悪の3日間を描きます。事件はそれぞれ独立していますが、“ある意味”では密接に繋がっていました。終局へ向けた伏線がきちんと張られていて、さりげない挿話が後々の展開の鍵を握っていたりするので要注意。さらさらと観ていては観逃してしまいますよ!(笑)捜査陣を嘲笑うかのような意外な犯人像が本作の重要なポイントだなぁ、と…。急速に普及し始めていた“インターネット”という仮想空間が現実世界と密接に関わり始め、本作のような事件が生まれる要因となってしまいました…。今となっては結構ありふれている出来事とは思いますが、当時にしては斬新な部類に入る着眼点だったのではないでしょうか? 日本の将来暗いなと思わせておいて、力強く再起しようとする青島くんの姿に一縷の希望を見出すことができたように思いました。日向真奈美(小泉今日子)がサイコ過ぎ…。今観てもめちゃくちゃ怖いし不気味です。あのキョンキョンが「手術してやろうか」ですもんねぇ…(笑) 歯列矯正が怖い…歯並び悪かったんやなぁ…(笑)留置所で拘束されている姿はまるでハンニバル・レクター博士のようでした(笑) 青島くんたちに誘拐事件のアドバイス(?)をくれた後の高笑いが印象的でした…。所轄と本庁の確執、キャリアとノンキャリアの格差といった、テレビシリーズから引き継がれたテーマもより深く掘り下げられていて、単なる刑事ドラマの枠に囚われないシリーズ本来の良さが滲み出ているように思いました。流行語にもなった名ゼリフ―「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」…何回聴いても体の芯から痺れるような感覚になります(笑) 想いが籠った言葉ほど、強く響いて来るということの証明ですねぇ…。と言っても、やはりテレビドラマの延長戦上という感じは拭えません、しかし、随所に映画的な演出が光り(カメラワークやハリウッド大作みたいな音楽)、キャスト・スタッフが一丸となって楽しみながらつくった作品だということがひしひしと感じられて、観ているこちらまで楽しくなって来ました(笑)余談。本作を何回観ても飽きずに楽しめるのは、本筋やテーマをきちんと理解した後でも随所に散りばめられた“小ネタ“を探す楽しみがあるからでしょう! 見付けた後より一層面白くなるんだからこれが(笑)よくよく目を凝らして観ると、「あんなところにこんな人が!」という発見や「あれがここにもいた!」みたいな感動もあり、マニア心をくすぐるやり方が絶妙だなぁ、と(笑)そんな小ネタや、本広克行監督作品に付きものの“他作品とのリンク”を探してみるのも、楽しみのひとつだと思います。※追記(2019/5/27):DVDで鑑賞。偶然「セブン」を観た後に鑑賞したので、同作にオマージュを捧げているシーンに気付くことができました(笑) " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "いかにも\n フジテレビな映画という印象。フジテレビが映画会社になったのこれがきっかけでしたっけ? " + }, + { + "date": "2018-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "事件は、現場\n 思い出しレビュー22本目。『踊る大捜査線 THE MOVIE』思えば、昨今の邦画のスタイルを確立させたと言ってもいいかもしれない。TV局主導、TVとのミックス、過剰な番宣、客媚び…。賛否あるだろうが、それでもこの劇場版第一作目は面白かった。それは今でもそう思う。TVシリーズは見ていて、確かに今までに無いような刑事ドラマだなとは思ったが、まさかその後映画になってメガヒットシリーズになろうとは誰も思わなかっただろう。単なるTVドラマの劇場版じゃなく、上々のエンターテイメントとして作られている。最近は珍しくもないが、カメラアングルとかテンポのいい編集とか音や音楽の入れ方など、ハリウッド風。当時、ハリウッド・エンタメ風の日本映画なんて無かった。警視庁ご一行様が大挙して湾岸署にやって来るシーンに流れる、ハンス・ジマー風の音楽には失笑したけど。ここまで真似するか!(笑)湾岸署内で同時に起きた3つの事件、湾岸署最悪の3日間…!全てが巧みに交錯したってほどでもないが、ストーリーはなかなか練られ、伏線も張られ、よく出来ていたと思う。ゲスト小泉今日子の怪演は出色だし、副総監誘拐の真犯人も警察のてんやわんやを愚弄する意表を付くものだった。代名詞とも言うべき、人間模様。キャリアとノンキャリア、事件は現場で起きている。時にコミカルに、時に熱く、ドラマも見応えある。刺された青島が殉職?…みたいな昨今の邦画の思わせ振りと強引な泣かせも本作に始まった事、かも。小ネタの数々も楽しい。特に本作は、『天国と地獄』。製作中に訃報が報じられた巨匠の名作へのオマージュ・シーンにニヤリ。日本映画史に記録を刻んだこのシリーズも、2012年に完結。何だかんだ言ってもうシリーズが見れないのはやっぱり寂しい気もするが、ダラダラ続けるよりかはいい。青島たち湾岸署の刑事は、今日も現場を駆け回ってるに違いない。 " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしく大好きな映画ですが今後の期待を込めて★1です。\n 素晴らしく大好きな映画ですが今後の期待を込めて★1です。 " + }, + { + "date": "2013-07-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "わくわくする映画です\n 先週の日曜日に私は友達と一緒(いっしょ)に踊る(おどる) 大捜査線(だいそうさせん)という映画を家の近くにある映画館に見に行きました。この映画に織田(おだ)さんという俳優(はいゆう)が出ます。私の友達は織田さんが好きなので、織田さんの映画を見るために見に行きました。この話は東京のお台場(だいば)にある警察(けいさつ)の話です。本当の話ではないけれど、本当にこんな警察(けいさつ)がいたらいいと思います。アクションだけではなく、笑いもあるから楽しいです。それから音楽もいいし、織田さんもかっこよかった!私もファンになりました!最初から最後までおもしろい映画です。今まで見たポリス映画の中で一番好きな映画です。ポリス映画にあまり興味(きょうみ)がない人でも、見に行くことをおすすめします。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ここぞというときに上手に裏切られる\n 総合:75点ストーリー: 70キャスト: 75演出: 70ビジュアル: 70音楽: 80 必ずしも真面目に描いているわけではなく、真剣なここぞというところで喜劇にしてしまう裏切りがある。適度に笑いを取り入れて気軽に見られる娯楽であると同時に、犯罪と警察内部の権力構造の矛盾を取り入れて、その笑いと真面目さがちょうど割合よく混ざっている。ドリフターズで活躍したいかりや長介が、いろんな経験をもった引退間近の老刑事を演じるとこんなにもはまるものかということを発見して感心した。 " + }, + { + "date": "2012-10-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "テレビドラマの延長という感じ\n ファイナルを見た後なので、なんだか物足りないというか、映画にしてはスケールが小さいというか…テレビのスペシャルのレベルかなと感じた。織田裕二と深津絵里のからみが少なかったのも残念だったし。まあ一本目だしこんなもんなのかな。 " + } + ] + }, + "108": { + "title": "学校III", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "職業訓練校行ったことあります\n  夜間中学、養護学級、職業訓練校と、普通では映画で取り上げないテーマを真摯に取り組んでるな~と感心する。それに紗和子(大竹)の息子・トミー(黒田)は自閉症。しかも夕刊配達をしているため問題も多い。 ボイラー2級の試験や再就職を目指す様子がメインかと思ってたけど、中年の恋愛のほうがメインになってしまった感じ。不況の中での労働問題と障害児を持つ親の苦悩という2本柱の上に恋愛があるんだから、2時間の枠では描ききれないことも多いのだろう。途中、「いつになったら安心できる老後をおくれるのか」といった労働者の心を代弁する大竹しのぶのナレーションがあるのですが、ここが訴えたいテーマなんだろうけど、試験や就職が簡単に決まり過ぎることも残念といえば残念。 とにかく不幸の連続の主人公紗和子。生まれた子供が自閉症、10年前に夫を亡くし、小さい職場も解雇。そして最後には乳がん宣告である。学校というテーマからは若干逸脱しているものの、別の意味での感動作だった。 小林稔侍の演技は下手だといつも思ってたけど、こういう役は似合ってるなぁ~なぁんちゃって。オカマのケーシー高峰も印象的だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大竹のお腹がチラリ\n 小林稔侍と大竹しのぶの熟年コンビと今じゃキワモノになった黒田勇樹が障害のある息子を演じている。職業訓練の学校だから学校の括りにいれたんだろうけど、やや中途半端な大人のドラマになってしまった。 " + } + ] + }, + "109": { + "title": "カンゾー先生", + "reviews": [ + { + "date": "2015-06-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "麻生久美子が\n 若い 可愛い ピチピチや " + } + ] + }, + "110": { + "title": "HANA-BI", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "難しかった\n 絵画のカットから始まる。天使?何かしらの意味があるのだろうな、と思った。劇中で、喫茶店の背景で絵画がさりげなく飾られていたり又は、全面的にだったり、何度も出てくる。全部たけしさんが描いた絵のように思えてなんとなくメッセージを感じる。ひとつひとつメッセージは感じるのだけど難しくて、理解はできなかった。暴力と死。なんと、いとも簡単に散ってしまう。花のような儚さ。HANA BIなのかな。今まで観た北野作品のなかで私としては一番難しかった。 " + }, + { + "date": "2019-06-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "容赦なく乾いた感触\n 初めて北野作品を観た。やくざものと思ったら、元警官。この映画のテイストは、肌に合う。乾いていて、ぶっきらぼう。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "どこがいいのかわからない\n  どこがいいのかわからない。ヤクザに金を借りて、取り立てのチンピラにも負傷させるし、刑事時代にも狂暴ぶりを発揮。銀行強盗なんて考える主人公は、周りのことを考えないロクでもないやつなんだから、同情の余地なしです。 終盤のたけしと岸本の演技はまぁまぁ見るべきところもあるが、それまでに感情移入できなかったものは置いてけぼりにされる。銃弾が2発撃たれたから、岸本加代子は撃たれたに違いないけど、たけしは自決したのかどうかが謎。大杉漣の描いていた絵に「自決」の文字があったので想像できるのだが・・・ " + }, + { + "date": "2018-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "雪に滲む血こそ花火\n 口数は少ないが、彼の中で沸々とわき起こっているいくつもの想い。ビートたけし演じる西刑事の静けさの内に或る激しさはまるで花火。暗く冷たいシラけた空に打ち上げられ、爆発から生まれた真っ赤に滾り咲く花火。相反する二つのものが爆音によって一つになった時、それは同時に終わりを告げ、散ってゆく。また元の暗く冷たくシラけた世界に戻る。女は「ありがとう」と「ごめんね」だけしか言わない。男は女を笑わすことしかできない。でもそれでいい。男が隣に座れば女はそっと茶を出し、女が転べば男は急いで駆けつける。男と女の間にそれ以上何をのぞむか。北野武のダンディズムが練りこまれた日本の美しい映画だと感じた。暴力的なのに笑えて、現代人が忘れてしまった人情で溢れ、ロマンチックが詰まっている、人の生と死のについてのこの映画は、まるで岩井俊二の「picnic」のようでもある。ただ決定的に違うのは、方向性だ。この映画は二人の終わりに向かって話が進む。picnicは二人(最初は三人)の未来に向かって話が進む。二つともバッドエンディングで衝撃はあるが、エンドロールであんなにもスッと頷ける作品は他にはないだろう。まるで夏の空に打ち上がる花火を見ているかのような作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "はなび。ソナチネ\n ソナチネはすでに啓示だった。子供のゲーム、若いシルエット、華やかな花のシャツ、牧歌的な風景は、陰謀の残酷さと視覚的に対照をなしています。必然的に準備していた大虐殺。その映画は私たちに衝撃を与えた。ハナビの場合、北野武は同じ静脈を掘り起こすが、崇高に達する。彼は約束を守り、結果は素晴らしい美しさの花火です。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "赤と青\n 北野武はこんなにもロマンチストなのか、と驚いた。北野武のダンディズムを体現するような西刑事と、その妻(岸本加世子)のラブロマンスが物語の中心。ものすごく心惹かれながらも、現実にはこんなこと有り得ない、とどこか冷めた見方をしてしまうところもあった。故・大杉漣の哀愁漂う演技も良かった。全体的に薄青い画面と、そら、海の青、雪の白、暴力で流される血の赤と、非常に絵画的な色の組み合わせが印象的な作品。久石譲の音楽がマッチしていて良い。 " + }, + { + "date": "2018-03-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "潔\n 無駄口は一切ない作品でした。台詞で全てを説明しようとする映画が多い中、その表現力が高い評価を得ていることに納得しました。命を落とした部下の妻子や、障害を抱えた上に妻子にも逃げられ、自殺を図った同僚を気遣う優しさ。子供も亡くし、余命幾ばくもない妻への並々ならぬ深い愛情。それらは、言葉はなくとも西の行動に表れていました。一方でヤクザには容赦なく暴力を振るいます。。凶暴な敵意と、不器用なほどの厚情という、大きな振り幅を見せる西が格好良いです。闇金に借金しており、何をするかと思えば本当に警官姿で銀行強盗をして返済。どうしようもない不幸が次から次へと覆い被さる中で、シュールな?笑いがちょいちょい入ってくるのはコントの発想なのでしょう。(全然笑えないのですが。)不思議な絵も独創的でした。ほとんど言葉を交わすことなく最期の旅をする西夫婦の、以心伝心の関係が素敵でした。「ありがとう、ごめんね」の言葉が沁みます。美しく咲いて散る短命の花々や、着地と同時に消えるまばゆい粉雪か、真っ赤な血潮で飾る侍のような自決か、一瞬輝く花火のように夜空へ消えたい、そんな鮮やかな死生観を描いているようでした。日が沈む方角から西という名字なのでしょうか...? " + }, + { + "date": "2018-03-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "贖罪\n 押し潰されそうな罪悪感と贖罪。突き進んだ先の死。 " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "追悼大杉漣さん\n 大杉漣さんが亡くなって、見たいなと思ってたタイミングで地上波。10代の頃一度見たのだけど、その時はハッキリ言って、この良さが分からなかった。静かで暗いと言うイメージだった。その時は「その男凶暴につき」から「ソナチネ」「キッズリターン」…とずらっと見て最後に満を辞して見たのだけど、急に暗っ!と言う感じでガッカリした記憶だけど、それを今見直して理由が分かった。恐ろしいほどに無駄な説明、カットがない。口で説明しない、絵で見せる。ストーリーを進めながら過去を語ると言う手法について行けなかったと思う。今観ると映画だけど静止画的と言うか、それこそ大杉漣が作中で描く絵のようなカットの連続だと思った。無駄な事をしない潔さもカッコ良く、西と言うキャラクターも粗暴で静かな男だけど、全面に愛が溢れてたように思う。夫人にだけ見せる仕草や言動も愛らしかった。ラスト、凧が揚がらないんだよな…浮上しないんだ一向に…北野武監督の一つの集大成のような映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-02-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "花美\n やってることはグロいけど、美しいとしか言いようがない映像、音楽、そして生き方 " + }, + { + "date": "2018-02-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "辛さを分かってあげてほしい\n 小学生の時、テレビの放送で見て全くわけわからなかったが、最近DVDで見直す機会があった。いわゆる泣き所とかはない。しかし見終わった後に噛み締めていると、つっと涙が出てくる、そんな映画だ。内容の話をします。主人公は重い病を抱える奥さんを持っています。そしてその病院代で莫大な借金をヤミで借りています。あるとき奥さんの見舞いにと言わて、張り込みの現場を離れたら、そのすきに同僚が犯人に銃撃される。ひとりは下半身不随になり、その同僚も最後は奥さんも見舞いに来なくなるなどします。主人公は自分の大切にしていたものが次々に壊れていくなかで、そのつらさを一人で抱え込みます。最終的には銀行強盗で借金をチャラにして、刑事も辞めて治る見込みのない奥さんと二人だけの車の旅に出ます。金をせびりに来るやくざを振り切りながら。いきつくところまで来てしまった主人公と奥さんは、青い海を眺めながら自殺――そこで映画は終わります。主人公はほとんどしゃべりません。でも、その身に起きている事態は普通の人が抱えきれるものではないですし、実際壊れていきます。映画のジャケットには「その時、抱きとめてくれる人はいますか」と書かれていますが、この声にならなかった思いを観客側でくみ取れた時にこそ、この映画の神髄が見えてきます。日本映画史に絶対残さなければならない1本です。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気分のいい映画ではない、、、。 でも嫌いじゃない。 奥さんの最後の...\n 気分のいい映画ではない、、、。でも嫌いじゃない。奥さんの最後の二言と2発の銃声は切ない。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "刑事の西は同僚を撃った犯人を追い詰めるが、部下を死なせてしまう。 ...\n 刑事の西は同僚を撃った犯人を追い詰めるが、部下を死なせてしまう。その後、警察を辞めた西は不治の病を抱える妻と旅に出る。最小限のセリフ、銃撃戦にもかかわらず用いられる安定したカメラワーク、“キタノブルー”。全体的に静謐感を作り出し、それが逆に底知れぬ狂気を与える。ヨーロッパでは北野武はすごい有名だけど、映画の芸術性、作家性を重視するヨーロッパでの評価が高いのも分かる気がします。お笑いをやっているビートたけしのほうがもっと好きだけど。 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "死の匂いのする\n ソナチネの時も思ったのですが、像が、音が、間が、全てが死以外の選択肢をなくしていき後はどこでどうやっていつ死ぬか、ということ以外考えられなくなってくる。そんな映画でした。アウトレイジとは逆にたっぷりと独特の間があってたけし映画だなぁという感じがします。暴力団表現もいろんな見せ方が、直接的みせてない、でも怖いという感じで、上手いし、発想がすごいと思います。主人公やそのつまりのセリフが物凄く少ないのに、感情が物凄く伝わってくる、よくあるセリフで前部説明してくれる映画とは間逆の映画です。映像で表現するというのはこういうことなんだろうと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-05-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "シンゴジラとは真逆\n 「シンゴジラ」、「君の名は」といった最近の名作は「なぜこの選択をしたのか」という理屈や矛盾点が話題になりがちですが、この作品は真逆です。「この人を殴った」、「この人を撃った」という結果を、ゆっくりと、それでいて最低限の情報で美しく見せています。いわゆる芸術性の高い映画で、あまり好きなタイプではないんですが、抜きん出た美しさでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映像で語る\n 台詞が少なく独特のテンポですすむ、たけし映画らしい作品ポンポン進んだり、止めてみたりこの感性は真似できませんね。黙ってるシーンや引きの映像にも訴えかけるものや哀愁があって素晴らしいです。止め絵30秒とか1分とか普通怖くてできませんラストシーンの妻の「ありがとう、ごめんね」は胸に突きささりましたわかってないと思ってた妻は全てわかっていたんだなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たけし\n な映画大杉漣追悼番組で何回目かの視聴。北野映画らしさが全開。 " + }, + { + "date": "2015-10-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "音の出ない花火。\n まるで希死念慮に支配されてしまったかのように、死に場所を探し求めてさまよう夫婦の姿が悲しくて、切ない。バイオレンスシーンの激しさと、モンタージュのように挿入される絵画の静けさとの調和は興味深かったものの、どちらかと言うと『ソナチネ』の方が、北野武監督自身の考えている「死生観」がもっとストレートに伝わって来るから好きですね。 " + }, + { + "date": "2015-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "完璧\n 大好きですね。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いどころが哀しくて哀しかった。泣くより辛い。 絵も演技も音楽も素...\n 笑いどころが哀しくて哀しかった。泣くより辛い。絵も演技も音楽も素晴らしかったけど絵がちょっと多すぎるかな。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "沈黙は金\n タケシが度を越えた無口キャラで内容が掴みにくい。そのせいかわからないが、ストーリーが腑に落ちない。刑事が銀行強盗という正反対の道を選ぶ理由はよくわからないし、妻が不治の病だから心中するというのもリアリティがなくしっくりこない。あと見ず知らずの子どもの前で心中して、わざわざ一生物のトラウマを植え付けることはないだろうに。という具合にいくつかひっかかったが、静かなキタノさんの世界観が全面に出ていて、見る価値あり。 " + }, + { + "date": "2015-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉ではなく雰囲気で心情を伝える演出力\n 総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) この作品は、感傷的に人の心に迫ってくる。子供を失い、部下を失い、同僚の人生を狂わせ、職も失い、それなのに余命いくばくも無い妻がいる。あまりに多くのものを失って、せめて妻の最後を平穏に迎えさせたい。凶暴さを秘めた孤独で寡黙な男の最後の願いを、静かに刹那的に描いた。 登場人物が多くを語らない中で、気持ちだけはしっかりと伝わってくる演出が上手い。『ソナチネ』に似た、静かなのに張り詰めた雰囲気がある。それは寂しさ・脆さ・儚さが隣接している雰囲気である。当時、絵画に凝っていた北野監督の、自分の心の奥底を覗き込んで自身を探索するかのような姿勢が作品に表れているようにも思える。 " + }, + { + "date": "2014-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "流石の余韻\n 余計な説明やセリフを省いて最小限で物事の純粋なところをえぐり出して僕らに見せてくれるのが北野監督なのかもしれないと初期作品群を見て思った。僕はまだ稚拙な映画の見方しかできないからまだ初期北野映画の良さに気付き切れてないところもあるんだろう。この『HANABI』もそうだ。完全に自分の中で消化し切れてない。『ソナチネ』が『3-4x10月』の発展版みたいなこと言った気がするけど、今回は『あの夏〜」のそれなのかもしれない。言葉にできない男が行動のみで余命幾ばくもない妻への愛を表現する様が非常に切ない。何と言ってもラストの後の余韻は流石の北野武という感じだ。これ後エンタメ寄りになっていくという北野作品も楽しみだなあ。 " + }, + { + "date": "2014-02-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ビートたけしさんは、刑事役が、よく似合います。\n この映画は、夫婦の愛を鮮やかに、又は、残酷に描いた作品です。私が、この映画で、良かったと思った所は、序盤の過去と現在を交えながら、物語を進展していく、演出と、大杉漣さん演じる刑事が、何もかも失い呆然と海を見つめるシーンは、海の壮大さと静粛さの中で、その刑事の悲しさが、よく描かれていく所です。この映画の見所は、何と言っても、ビートたけしさん演じる刑事とその妻との、逃亡を和やかに演出し、最後に、この映画の題名のように散ってしまうまでの物語を美しく、はかなく、描き出していた所だと、私は、思います。寺島進さんと大杉漣さんを初めとする北野武監督作品の常連俳優さん達の演技もよく、中でも、ビートたけしさんの演技が、よく、『その男凶暴につき』での、刑事役での、演技もよく、ビートたけしさんは、ヤクザの役よりも刑事の役のほうが、適役だと私は、思いました。 " + }, + { + "date": "2013-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画最高傑作\n 日本映画の金字塔。これを越える作品はない。 " + }, + { + "date": "2013-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "監督のセンスが光る…静寂の銀行強盗\n 映画の歴史で銀行強盗のシーンなんて星の数ほどあるんだろうけどこんな銀行強盗を思いつくとはやはり芸人として生きてきた人間だからこそなんだろうなこんな発想は誰にも真似できない " + } + ] + }, + "111": { + "title": "鉄道員(ぽっぽや)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "浅田次郎原作の昭和物語\n 蒸気機関車がひとつのモチーフである。木村大作の画がどれも素晴らしい。大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍がいい役で出ている。北海道の炭鉱。多分、炭鉱夫たちの方が、より過酷な労働であっただろうが、蒸気機関車を走らせるのもまた大変な労働であったことがわかる。とてもよくできた物語であり、良質の映画だ。欲を言えば、若い頃の高倉健は、もっとカッコ良かったので、それがうまくでてないのが惜しい。しかし、66、7の高倉健も十分渋すぎる。 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大まかな話は知ってました。確かその昔、TV鑑賞したような。 今回改...\n 大まかな話は知ってました。確かその昔、TV鑑賞したような。今回改めてしっかり見て、まるで健さんの為に描かれてような主人公。この役どころ、健さん以外は考えられない。そして満を持しての広末登場。いやーかわいいのなんの。2人が与えてくれる優しい感動に涙しましょう。吉岡秀隆と健さんの電話のシーンも良かった。大竹しのぶ、いいのですが、どうにもさんまを思い出して…田中好子にやってほしかったかな。あと志村けんは…コメント無用(笑)ベストセラーの原作と比較するのも面白いかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2019-04-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "キスシーンは違和感がある\n 『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)一人の愚直に仕事一筋に生きた男の死までと先立たれた生後2か月の娘と妻への回想を詩情豊かに、北国の風情とともに描いている美しく悲しい束の間の映画だが、過疎化で廃線になってしまうほどの街の過程も同時に写されている。ただ残念なのは、検索しても幾つか出てくるが、生後2か月で死んだ娘が成長した様子を3人でそれぞれ3姉妹ということで出て来るが、理由は高倉健扮する駅長の父親が怖がるだろうから、父親が気づくまで姉妹ということにしたというが、その2人めの当時12歳の子役に当時62歳の高倉健が駅長さんが好きだからということで、コーヒー牛乳を口移しで上げるシーンは、キスシーンと同様の行為だが、違和感ある失敗させてしまったシーンではなかったかと私も思う。妻と娘に先立たれると、老齢になってしまった男一人で子おおた孫が絶える。何代も何十代も続いてきたから人間生命が、自分が存在していることが途切れるということの大きさ。駅の仕事で抜け出せず、娘と妻の死に目に会えなかったことの男のコンプレックス。男の死の寸前に娘が成長して現れてくれたフィクションは、男のためのものだったのか。なぜ現れたのが娘だったか。回想で大竹しのぶが演じた妻も多く出てくるが。当時41歳だっただろうか。滅多に映画に出ないような志村けんが、うまい演技をしている。いかりや長介さんも渋くうまい演技だったが、舞台喜劇や若い頃の喜劇映画だけではない、シリアスな場面でもうまさを発揮できるバックボーンがドリフターズにはあったのだろうと思わせた。違和感あるキスシーンにしても、幽霊と言ってしまっては簡単にすぎるが、フィクション性からあまり泣ける映画には感じなかったが、真摯に生きた市井の男の一生を堂々と描いた。小林稔侍の演じる同僚との友情も感動的だったが、当時の日本アカデミー賞など数々の評価を得た映画との事だが、それゆえに3度も繰り返してしまうが、コーヒーの口移しシーンには違和感があり、そのシーンはないほうが良かっただろう。 " + }, + { + "date": "2019-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人生をかけられる仕事とは\n 人生を賭けられる仕事今の人たちにはピンと来ないかもしれない鉄道マンはその代表ではないだろうかその悲しい宿命を描いたストーリー舞台が北海道というところがリアルである至る所にある廃線跡が華やかな当時を偲ばせる幻は鉄道なのか、亡くなった娘なのか映画内にあったセリフ----鉄道は原野に戻るどうする事も出来ないでも思い出は残る-----人々の心の中に生き続けるその存在は廃線跡のレールのように誰にも消すことは出来ない " + }, + { + "date": "2019-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の雪の音\n 高倉健さんがあってこの映画が成立しているという感想です。多くの日本人がこの映画のジャケットを記憶している程この作品の印象は強い。私は魔法すきです。過度な配役のような気もしますが、この映画にはlove letterに似た日本の冬の良さが詰まっています。冬を迎える前にまた少し忘れかけた時にみたい映画。内容:のんびり・ほっこり・ベタなセリフ・あら魔法・日本の冬・ほろり・ほろり・懐かしさ・不器用さ・まっすぐ誰と:大勢でみる雰囲気じゃない、ひとりでみたい映画いつ:真夏はだめ、肌寒いくらいの夜中どんな時:混雑から抜け出したい時、実家に帰りたい時、冬を懐かしく思う時、寝ころびながらただ見てほしい " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "しばれてきたね~\n  回想シーンとリアルタイムのシーンが交互に映し出される。妻と娘が死んでしまったということをわかっていないと前半は理解しづらい。だけど、高倉健の演技だけで泣けてくる・・・大竹しのぶや娘が出てくる前で十分感動できた。 「いやぁ~、しばれてきたね~」という言葉が妙に似合ってる健さん。幽霊ものでは滅多に泣けないのに、泣かせてくれる演技力・・・というより存在感だろうなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-10-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "高倉映画史上唯一泣ける感動映画。\n 初めてこの映画を見てホントに感動のあまり泣きそうでした。大雪のなか、鉄道員の男(高倉健)は何のために駅に立ち続けたのか。特にラストのとこだけ衝撃でした。※来年で追悼5年となる高倉健さんのご冥福お祈りします。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健さん以外、考えられない企画!合掌!\n 高倉健という俳優はやっぱり偉大!ともすれば彼の演技の幅をワンパターンと揶揄する輩もいるのかもしれないが、愚直で不器用な男をここまで具現化できる俳優もこの先絶対に出ることはないだろう!「幸せの黄色いハンカチ」も「八甲田山」も「ブラックレイン」も、そしてもちろんこの「鉄道員」でも高倉健にしか演じられない共通のオーラが感じられる。もうこの無骨な演技が観られないことが何より寂しい。改めて天国の健さんに合掌!! " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "気にはなってた作品\n 職務には頑固一徹 生涯鉄道員として人生を全うし 情に厚く 思いやりのある乙さん 憧れる。 生後間もなく亡くなった1人娘にも 会えて 悔いなく人生を終えられたであろう…。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大切にしたい映画\n 頑固で不器用な日本人を描いた秀作。亡くなられた高倉健さんの代表作だと思います。若いころの広末涼子演じる雪子の話は涙を誘う。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "辛く、悲しくない訳がない。\n  仕事で死に目に遭えなかったことを、泣かないことを、他人が責めるのは筋違いだと思う。 辛く、悲しくない訳がない。 健さん、メチャ格好良い♪ 広末涼子、メチャ可愛い♪(*^-^*) 最期が衝撃的だったけど、仙さん(小林稔侍)が言っていたように、「大往生」だったネ。(ρ_;) " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "また違った感じで。\n また違った感じの健さんで面白かったです。貫禄があり優しい健さん、本当になんの役やってもかっこいいですね。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "職人\n 職人 " + }, + { + "date": "2016-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思い出の映画・・\n 浅田次郎の直木賞作品が原作。今はなき高倉健が主演。冬の北海道が舞台。旧国鉄のキハ号が出てくる。定年になる駅長に死んだ娘の霊が会いに来るファンタジー。最後に駅長は・・(涙)まだ18歳の広末涼子が娘役。1999年の邦画。 " + }, + { + "date": "2015-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「鉄道員」を観て・・\n 浅田次郎の直木賞作品の短編小説が原作。今は亡き高倉健が主演。雪の北海道が舞台。旧国鉄のキハが映像に・・定年退職する駅長にかつて亡くした娘が幽霊となって会いに来るというファンタジー。まだ10代の広末涼子が娘役。最後に駅長がホームの雪の中で亡くなるのは(涙) " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "追悼・高倉健 (ほとんど映画のレビューじゃありませんが…)\n 高倉健さん死去。突然の訃報にただただびっくり。「日本侠客伝」「網走番外地」「昭和残侠伝」などの任侠映画シリーズでスターとなったが、さすがにこの世代じゃない。映画館で初めて“映画俳優・高倉健”を観、感じたのも、「鉄道員 ぽっぽや」だった。なので、追悼作品チョイスも自然とこの作品が浮かんだ。(山田洋次とのコンビ作二本も捨て難いが)廃線間近の北海道のローカル線で、鉄道員一筋に生きてきた乙松。妻が亡くなった日も、幼い娘が亡くなった日も、駅に立ち続けてきた乙松に、奇跡が訪れる…。一人の男の生き様が心に染み入る、さながら雪国のファンタジー。この年、最もお気に入りの一本となった。よく高倉健の演技を、どれ見ても同じと言う意見は多い。でもでもでも、「幸福の黄色いハンカチ」や「鉄道員」など、もし高倉健でなかったら、あれほどの画になっていただろうか。僕は高倉健の映画や演技を、“高倉健は何を演じても高倉健だが、やはり高倉健でしか成り立たない”と思っている。演技派、個性派は沢山居るが、出ただけで画になる人は今の日本映画界にほとんど居ない。正真正銘の銀幕スター。寡黙で不器用がほとんどの人が持つ高倉健のイメージ。実際はユーモア溢れ、悪戯小僧でもあったという。「幸福の黄色いハンカチ」撮影時、武田鉄矢と桃井かおりを別荘に招き食事を振る舞いながら溜まったグチやストレスを発散させたかと思いきや、実はそれをこっそり録音していて、「昨日こんな事言ってなかったか?」と悪戯したり。(先日武田鉄矢が出演した波瀾爆笑より。これには笑った)「あなたへ」の宣伝でスマステに出演した際、緊張する香取と草なぎの両名を、「TVタックルのスタジオに行きたかった」とユーモアで和ましたり。「単騎、千里を走る。」撮影中、エキストラにも謙虚に丁寧に接し、チャン・イーモウ監督は「中国の大物俳優にこんな人は居ない!」と感動したとか。義理人情に厚く、誰に対しても心遣い、気配りを見せ、大スターなのに壁を作らず。知り合ったら誰もが好きになると言われた高倉健。知れば知るほどその人柄に惚れる。銀幕スターではなく、人としてのお手本。新作を準備中だったという。今の今まで健さんを銀幕で見れたのは映画ファンとして喜び。ご冥福お祈りします。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "滅私奉公な生き方に必ずしも賛成しませんが、映画としては面白いです\n 総合:80点ストーリー: 70キャスト: 90演出: 80ビジュアル: 70音楽: 75 不器用だけど自分の仕事に誇りを持って取り組む鉄道員。出演者の確かな演技力、感動を無理やり呼ぼうとして過剰演出になったりしていない控えめな淡々とした物語進行など、映画として質の高さを維持している。 ただし愛する家族の死とかすら後回しで仕事を優先するというこの時代の価値観というのが、今時の人には少し理解しがたいのではないかと思います。結局そういう鉄道員は仕事はきっちりこなして社会のためには大いに貢献しているのだけれど、その分個人としての幸せを犠牲にしている。 父親の死の直前に、幼くして死んだ娘が突然幽霊になって自分の成長ぶりを見せに来て彼の生き方を肯定してくれるという、通常はあり得ない奇跡が起きる。そして仕事を優先していて死に目に会えなかった彼の娘への心残りは氷解する。 でもそのようなことが起こらない限り、人生の幸せの損失分を多少なりとも取り戻すことが出来ないのだと思うと、感動というよりもそのような人々への哀れみや悲しさを先に感じてしまう。普通の真面目に働いている人にはそのような奇跡は起きないのだから、損失の補填はなく心残りを持ったまま死んでいくわけです。そのため図らずも他のことを犠牲にしてまで仕事一筋などで生きてはいけないよ、奇跡に頼らず自分の人生の幸せの価値基準をはっきりさせなさいという教訓を教えられたように感じてしまう。 だから必ずしもこの善良なる鉄道員の生き方を素直に支持出来ないのである。こういう滅私奉公な生き方っていうのはちょっと古い日本人のもの。特に欧米人なんかだと家族ほったらかしで仕事なんかばかりするなんて、最初から理解しがたい馬鹿な男の物語というふうに切り捨てられることになるんでしょう。 とはいうものの、こういう話は日本人にはわかりやすい。彼らが個を犠牲にして日本の経済発展に大きく貢献してくれたこと。彼らのような存在があったからこそ今の日本がある。だからいい映画だとは思います。 " + }, + { + "date": "2012-04-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "D51やC62が戦争に負けた日本を立ち上がらせ・・\n 映画「鉄道員〈ぽっぽや〉」(降旗康男監督)から。鉄道員〈ぽっぽや〉としての誇りを持って生き続け、戦後の高度経済成長期を支えてきた主人公・佐藤乙松を演じる高倉健さんが、独特の口調で発した台詞が渋い。自分が鉄道員になった理由を、若い吉岡秀隆さんに語るシーン。自分の父親から言われた台詞のようだ。「D51やC62が戦争に負けた日本を立ち上がらせ引っぱるんだって、それでおじちゃん、機関車乗りになった。そして、ぽっぽやを全うしようとしている、悔いはねぇ」確かに、最近では「費用対効果」だけで、赤字を理由に廃線に強いられることが多い鉄道だけれど、ほんの少し前までは「旅行」と言ったら、乗り物は鉄道だったし、駅弁を楽しみに、わざわざ鉄道を利用したこともある。私は、鉄道ファン・鉄道オタク・鉄ちゃんではないけれど、学生時代は、周遊券片手に北海道まで、急行で旅したものだ。そんな思い出があるからこそ、廃線の記事を目にするたびに、「鉄道」が立ち上がらせ引っぱてきた日本の「高度経済成長」を思い出すことにしている。私たちの小さい頃「大きくなったらなりたい職業」は、電車の運転手さんに憧れた子どもたちが多かったんだよなぁ。(新幹線だったかもしれないけれど・・)鉄道を見直すきっかけとなった映画である。 " + } + ] + }, + "112": { + "title": "菊次郎の夏", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "駄作だと思います\n せっかくストーリーは魅力があるのに無駄な場面や演出が多過ぎます。音楽と岸本加世子さんは良かった^_^但し、後の名作「座頭市」に繋がる練習の映画だったのかな。 " + }, + { + "date": "2019-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "音楽に支えられている部分もあるし、コメディ過多な部分もあるが大好き...\n 音楽に支えられている部分もあるし、コメディ過多な部分もあるが大好きな映画だったノスタルジーと優しさに溢れている悲しいことも楽しいことも経験してまた日常に戻っていく " + }, + { + "date": "2019-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "名作。他の監督作品でもいえることなのだけれど、編集の良さで見せてい...\n 名作。他の監督作品でもいえることなのだけれど、編集の良さで見せている作品。 " + }, + { + "date": "2019-07-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ジャームッシュ\n  ロード・ムービーだけど、それぞれの構図が全く面白くない。少年正男の絵日記もそうだが、全て記念写真風な構図。これはジム・ジャームッシュ風と言えなくもないが、カンヌを意識しすぎて失敗しているとも思える。漫才師としてのタケシ色を出しすぎているせいかもしれない。まだまだ色んな作風にチャレンジする北野武監督の姿勢だけは評価できそうだ。 後半、母親を見かけてからは、井出らっきょとグレート義太夫が目立ちすぎ。海外の人は楽しめるかもしれないが、日本人が見るとどうしてもたけし軍団のバラエティ番組に見えてしまう。「正男少年のたけし軍団入門日記」と位置付けるなら、また別の映画として楽しめるかもしれないのだが・・・ " + }, + { + "date": "2018-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "友達\n 年上の友達はいないけど欲しくなります。神社で手当てするシーンがいいです。 " + }, + { + "date": "2018-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ぼくとおじさんの夏休み\n 思い出しレビュー41本目。『菊次郎の夏』母親を捜す少年と彼に同行する事になった中年男のひと夏の旅。北野武がバイオレンスを排して描く、心温まるロードムービー。子供一人じゃ危険だからと、近所のおばちゃんが自分の旦那を付き添わせてくれたんだけど、この男の方こそ問題児。旅費を早速競馬に使っちゃうわ、無責任だわ、元ヤクザなのかどうか分からないけど、全然優しくないし、口も悪いし。先行き不安…。旅はシュール。目的の傍ら、皆で遊んでいるのだ。少年も、男も、出会った人たちも。それぞれ、あの日の夏休みのように。母親の居場所が分かった。が…。落ち込む少年に男は同情する。男と全く同じなのだ。男もまたそうだったのだ。男は少年を励ます。ちょっとバカやってしまった男を、少年が気遣う。いつの間にか愛情が芽生えていた。「ぼうず」とぶっきらぼうな呼び方が「坊や」に。旅が終わって別れる際、「おばあちゃん、大事にしろよな」と抱き寄せる。最後の最後に名前を聞かれ、はにかみながら答える菊次郎。二人のひと夏の旅は終わってみれば、優しく、温かく、大切なものになった。 " + }, + { + "date": "2017-06-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "色々詰め込まれていて・・・。\n 全体的に見た感想は素敵で面白い映画だったのですが。途中に色々と詰め込まれすぎていて何が何だか・・・。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "順番が問題か?\n 予告編を見ると、楽しく過ごし、悲しいこともあり、最後はしんみりという展開になってます。なぜか本編は悲しいことが早めに来すぎちゃって、あとのおふざけが強く感じられちゃいました。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "タケシ軍団・・・\n 母に会うために夏休みに旅にでる小学生と、それに付き添う見ず知らずの大人(タケシ)とのロードムービー。暗い境遇を持つ小学生に赤の他人がどこまで踏み込めるのかという部分で、もう一歩踏み込んでほしかった。 " + }, + { + "date": "2015-04-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絵日記的つなぎ\n やっぱり菊次郎の夏は大傑作だ。この映画を観るだけで少年時代の心と夏休みへの愛情が押し寄せてくる。編集も秀逸で、絵日記に見立ててるのが分かるように絵の繋ぎであっさりと展開していく。遊び心も満載で、たけしさんの表情に時折はっと深みを感じさせられる。映画はどこを省略するかだと改められる。特に母親を見ている表情は凄すぎた。 " + }, + { + "date": "2014-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "井手らっきょが良い\n 『HANABI』までの北野映画に比べるとわかりやすくて普通に良い話だった、というありきたりな感想。万人にオススメできる。音楽がよければたけし軍団がクソくだらないことをやっていても(実際やってるんだけど)良いことやっているように見えるという久石マジック!個人的には井手らっきょが最高。 " + }, + { + "date": "2014-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "北野監督のロードムービー\n 北野監督作品にはロードムービーの要素が入っているものが多いが、これもそのひとつ。北野監督の独特の間と久石譲の音楽がマッチして、遅いテンポでも気にならない。 " + }, + { + "date": "2014-04-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たくさん笑って少し泣いて\n この映画、はっきり言って、これ、本当に北野武が、監督したの?と、思える作品ですが、面白いです、というよりも、感動します。見所は、北野武監督ならではのリアルな笑い、しかも、ハチャメチャな笑わせ方ではなく、日常生活で、普通にあるような笑いです。そして、登場人物達も、普通に現実にいるようなキャラクターです。とくに、ビートたけしさん演じる菊次郎は、うちの身内にそっくりでした。(刺青は、していませんけど)しかし、映画のラストに入る頃には、泣けます。しかも、そんな号泣でもなく、すこーしだけ泣けます。そして、この映画のテーマは、様々な、偏見だと勝手ながら、思っています。絶対に、強い偏見で、見られていると思う菊次郎が、純粋な少年との友情、交流によって、偏見なく、むしろ可愛く見られます。多分、旅の途中で、出会う様々な人達も多分偏見で、見られていると思う人達ばかりです。しかし、そのひとたちの優しさや暖かさによって、これまで、持っていた偏見が、バカバカしく思えます。泣ける、笑える、そして、最後は、暖かい余韻を残させてくれます。人生で、一度は見ておいた方がいい作品の一つだと思います。どうでもいいことですが、この映画の子役だった人は、いまは、社会人として、立派に働いているそうです。 " + }, + { + "date": "2012-11-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "「おい、ぼうず」から「坊や、ありがとな」\n 映画「菊次郎の夏」(北野武監督)から。「ばかやろう」とか「てめぇ」とか、乱暴な言葉で相手を威嚇してきた遊び人の主人公と、母親を探す小学生、不釣り合いなふたりが繰り広げる一夏の冒険に違いないが、気になる台詞をメモしていて気がついたのは、北野武さん扮する菊次郎が口にする、子どもに対する呼び方。旅の最初から途中までは、ずっと「おい、ぼうず」。(坊主)それが、辛く哀しい経験をしていくにつれて「坊や」に変わる。小学生が探していた母親が、あまりに幸せそうだった場面、「人違いだった」と嘘をつきながら、引き返すシーンや浜辺をてをしっかり握りゆっくり歩くシーンに、涙腺は緩んだ。そして、お祭りで悪いことをして殴られ血だらけになった主人公の顔を、小学生が、走り回って見つけた薬屋で買ったガーゼ等で、丁寧に拭き取るシーンでの台詞「坊や、ありがとな」で最高潮に達し、これ以後「坊や」と呼ぶシーンが増えた気がする。この変化、きっと意識的だろう。主人公・菊次郎の心の変化が、こんなところに表現されているとすれば、メモが役にたったこと喜びたい。「おじいちゃんの名前なんていうの?」という問いに「菊次郎だよ」の会話で「ぷっ」と吹き出し笑いするラストシーン。何か意味がありそうだなぁ。P.S.「競輪で6-3配当17,660円」を当てた時だけは「坊や」だったかも。(笑) " + } + ] + }, + "113": { + "title": "金融腐蝕列島 呪縛", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "銀行再建のために\n  総会屋とのつながりを断ち切るという設定は素敵なのだが、肝心の総会屋がほとんど描かれていない。実際にどれくらいの妨害を受けたり嫌がらせをされるのか、うそでもいいから描かないと緊迫感がない。自宅に息子の通学路を書いたFAXが届くだけじゃ・・・ もうちょっと社会全体に問題提起するような内容じゃないと面白くありません。これだと実際にあった事件の裏側を紹介した程度の映画です。だけど、役者の演技がよかったので最後まで見れました。 " + }, + { + "date": "2018-02-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "若いな〜〜\n 久々に鑑賞したので、懐かしかった " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "映画としての消化不良\n 筋、意図、話、を別の角度で、かつ拡大して表現するのが映画の仕事。映像とか、そんなもんにこだわって、縮小されてつまらなくなってしまった。監督はわかっとると思うけど。 " + }, + { + "date": "2016-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "時代を感じる\n NHKBSプレミアムにて。みなさん若いですねえ。17年前だもんな。キャスト陣も豪華。題名からしてなんだか男っぽい荒ぶれた話かなと思って観てなかったのですが。「こういう時代があったんだよ」という、歴史的記録みたいな存在の映画として、いいんじゃないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2014-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ACB銀行は第一勧業銀行がモデル\n 日比谷公園を行ったり来たりするミドルエイジが旧態依然とした組織の改革に奔走するのがメインなのか実録モノとして総会屋利益供与事件を映像化したいのかどっちつかずのイメージ銀行員が総会屋にハジかれるのは本当の話?本宮泰風が怖すぎる。カミカゼタクシーの監督・主演コンビとは思えない凡庸さ役所広司の貫禄がなさすぎ。風吹ジュンにも負けてる " + }, + { + "date": "2013-07-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "脚本家に原作者が入ろうと、この作品は原作を越えてはいない。\n 高杉良の大ファンである自分はこの映画化作品は完全満足なるものではなかった。文章が紡ぎ出す、複雑な、描写と醸し出す雰囲気、映画では残念ながら表現出来ていない。ただ、小説より面白いのは人間描写。銀行を私物化した老害は文章より役者のほうがわかりやすいし、ハレンチ極まる大蔵接待を取り持つMOF担なんかはやっぱり画の方がわかりやすい。キャスト良かったと思います。中でも抜群は椎名桔平。東大での鼻持ちならないエリートを上手く演じていて、素晴らしいです。いまだにトラブルだけの銀行ですが、まだまだ闇は有るんではないかと思います。最後に原作者のこの映画への関わり方がガッカリ。カメオででるならまだしも役つけて、名前出すなっていいたい。あんた役者じゃないでしょ。散々本業回帰的な作品書いてますよね。 " + }, + { + "date": "2013-03-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "当時の日本の銀行が抱える問題を良く調べて落とし込んで出来た縮図\n 総合:85点ストーリー: 90キャスト: 80演出: 80ビジュアル: 70音楽: 65 随分と骨太なしっかりとした物語である。原作は高杉良だが、良く調査されていてこちらの出来が良くて、それを映画でも引き継いでいる。バブルに溺れ大量の不良債権を抱え込み、検察が実態解明に動き、それなのに企業統治が機能せずに役員が企業を専横する。改革が必要なのはわかっているのに、権力者は既存権益を手放さずそれを許さないし、それを諌める立場にいるものも自らの地位保全のために動かない。 そんな何もしない上層部を見限り、改革のために動き出す中間層の活躍が非常に切迫していて緊迫感があった。そして改革の過程で闇勢力との決別もしなければならず、内憂外患であった。かっこいい見栄えの良い理想論を描くのではなく、会社員としての現実に直面しながら自らを奮い立たせていく企業戦士の戦いを目のあたりにすることができた。 " + }, + { + "date": "2011-06-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "逃げ道がなくなれば、進むしかない\n 映画「金融腐蝕列島・呪縛」(原田眞人監督)から。メモを整理していたら、私の落書きが見つかった。私の関心は、映画タイトルの「呪縛」であったようだ。映画の中では、日本を代表する大銀行ACB(朝日中央銀行)が、総会屋という裏社会と手を切れないでいる様々な事情を指しているが、辞書で調べてみたら、まじないをかけて動けないようにすること、また、心理的に自由をうばうこと、「呪縛を解く」「何物かに呪縛されたような束縛感」とあった。また、インターネットで「呪縛」を検索をしたら、約1,590,000件ヒットしたのには、驚かされた。意外と、多くの人に使われているのだなぁ、と。人生にはいろいろな「呪縛」があるから「ふぅ~」と溜め息をついた。今日の一言は、さきほど紹介したように、私の独り言。では、この「呪縛」からどうしたら逃れられるか。そのヒントは作品の中で使われていた「逃げ道がなくなれば、進むしかない」かもしれない。 " + } + ] + }, + "114": { + "title": "御法度", + "reviews": [ + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "歪んだ愛が産んだ化物\n 大島渚最期の作品であり松田龍平のデビュー作。原作は司馬遼太郎。映像・音楽は素晴らしく、妖艶で美しくどこか淡々とした空気感はとても良く、内容も面白い。テンポも悪くない。ただ芝居が…。こちらで補完しなければ面白さも激減。作品内容自体素晴らしいだけに色々と勿体無く感じた。 " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大島渚監督・・\n 今は亡き大島渚監督の作品。ビートたけしの土方歳三に新鮮さを感じた。確か2枚目で女泣かせの筈だが・・(笑)松田龍平が若くて純真に映る。男にモテる筈だ。新撰組の隊としての統率に近藤勇、土方歳三、沖田総司のトップらの苦労が伺える。出演していた坂上二郎も懐かしいなぁ・・1999年の邦画。 " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "この\n 作品は受け付けなかった。松田龍平のデビュー作という事で観たのだがあまりの棒読み台詞で観てるこっちがこっぱすがしい。あれがデビュー作と大きな声で言えるのか松田龍平。私なら封印したいデビュー作だ。 " + }, + { + "date": "2014-05-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "異物\n 松田龍平の役柄も相まって異物感が凄い。10代で観た時は松田龍平のデビュー作で浅野忠信、北野武とにかく豪華でそれだけで観れたのだけど、久しぶりに観ると松田龍平をデビューさせたと言う以外に魅力が分からなくなっていた。今やバラエティでしか見なくなったけど、的場浩司が良かった。 " + }, + { + "date": "2013-01-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "追悼・大島渚\n 新撰組に絶世の美少年が入隊した事で渦巻く愛憎劇。周知の通り、大島渚最期の作品。この作品が公開された1999年から翌2000年は久々に時代劇が相次いで作られ、プチブームになった事を記憶している。「梟の城」「雨あがる」「どら平太」…中でも異彩を放っていたのが、この「御法度」だ。新撰組を題材にし、同性愛を描く。初めて見た時は取っ付き難く、拒否反応さえ感じた。しかし、何度か見るにつれ、不思議と魅了されていった。意味深な内容、耽美的な映像、耳に残る坂本龍一の音楽、独創的なワダエミの衣装、そして異色のキャスティング。映画監督の崔洋一、ビートたけし、若手注目株だった浅野忠信、武田真治、とりわけこれがデビューとなった松田龍平の妖しさ。いずれも忘れ難い。この映画を劇場で見れて良かったと、今思う。後にも先にも唯一劇場で見た大島渚作品。世の中へ挑戦的な映画を撮り続けた大島渚。もし病を克服していたら、今、どんな映画を作っていただろう。残念でならない。合掌。 " + } + ] + }, + "115": { + "title": "梟の城", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "なんという雑な映画\n 高圧電線は見えてるわ、ロープは見えてるわ、特撮は。。。映像はバラエティレベルの出来。途中で観るのをやめました。 " + }, + { + "date": "2018-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "五右衛門\n 上川隆也さん演じる石川五右衛門がなんだかかわいそう!根津甚八さんが服部半蔵役だったのも何かの縁かな!? " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作が良い・・\n 直木賞作品の司馬遼太郎の小説が原作。小説は読んでいない。太閤秀吉を暗殺しようとする伊賀忍者の生き残りの重蔵に中井貴一。己れの生きる道として伏見城に浸入して秀吉の枕元に立つ。果たしてその結果は・・当時、まだ30代の筈だが中井貴一は演技が上手い。時代劇に向いている・・1999年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "昔見た記憶。\n 予告で、この映画のおいしいところを全部見せちゃって、本編は、すっからかんな映画に感じました(笑) " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史映画というより娯楽時代劇\n 総合:60点ストーリー: 55キャスト: 75演出: 55ビジュアル: 75音楽: 70 いくつもの司馬作品は読んでいるが、この作品は読んでいない。しかし映画に司馬遼太郎の歴史物らしさが感じられず、全体的に歴史物映画というよりも娯楽時代劇的作品に仕上がっている。歴史の動きや物語の緻密さを突き詰めるというよりも、人の動きや台詞回しを映像として時に芸術的に時にファンタジーのごとく見せる。CGは技術的にもまだ発展段階でたいしたこともないが、撮影手法の良さとセットの良さもあって映像は悪くない。しかし映画の方向性は私の求めていたものとは違った。 " + }, + { + "date": "2011-10-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "忍びなら忍びらしい仇の討ち方がある\n 映画「梟の城」(篠田正浩監督)から。天正伊賀の乱で織田家に潰された「伊賀の忍者」、その場で、大騒ぎし敵討ちをしようとする「中井貴一」さん扮する伊賀忍者・葛篭重蔵を制して「忍びなら忍びらしい仇の討ち方がある」と諭すシーン。目の前で愛する人たちを殺された記憶を思い出させ、「あの地獄絵図をよもや忘れたわけではあるまい」とも。その後、織田信長の後を継いだ、豊臣秀吉暗殺の命を受ける。大阪城の厳重な警備(汗)をくぐり抜けながら、秀吉の寝床まで、意外と簡単にたどり着いたにもかかわらず、なぜか、会話を楽しみ、殺さず拍子抜けしてしまった。これ以上の「忍びらしい仇の討ち方」がないのに・・。ここで殺してしまっては、確かに史実が変わってしまうが、「伊賀の忍者役なのに、人が優しすぎる」が私の印象である。また、城からお堀に飛び込み、逃げるのだが、そんな彼を探す武士たちの手元をみて、笑ってしまった。堀の外からは、暗闇にゆれる、木を燃やした炎なのに、船からお堀の中を照らす光は、どうみても「電灯」(笑)。どうして、こんな小道具にしたのか、今でも疑問が残る。暗闇で、お堀の水の中を照らす手法が気になって仕方がない。違う映画で、同じようなシーンがあったらメモしたい。 " + } + ] + }, + "116": { + "title": "雨あがる", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「雨の降らないうちに、屋根の修理をせよ」\n アルツハイマー病でまっ先に現れる症状に嗅覚障害がある──河出書房新社『人類の進化が病を生んだ』アルツハイマー病の脳は穴が36個空いた屋根だと博士が言うように、そのひとつを塞いだだけでは、雨漏りは止まらない、つまり、病気の進行を止めることはできないのだ。(中略) アルツハイマー病の最も重要な原因のひとつは炎症であり、リーキーガットは全身性の炎症を起こす、最も一般的な理由のひとつ(中略) リーキーガットと炎症は、屋根に空いた修復すべき36個の穴の2個(中略) 少なくともこの2つの穴は、日本におけるアルツハイマー病治療の盲点──ソシム『アルツハイマー病 真実と終焉』一度死んだ脳神経細胞は生き返らないのに、どうして認知症を改善することができるのか? もっともな疑問です。が、答えはきわめてシンプルです。「生き残っている脳神経細胞が、死んだものの分まで働くようになればいい」のです。──三五館『認知症はもう怖くない』古いことわざは正しい。「雨の降らないうちに、屋根の修理をせよ」──英治出版『魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52』雨は、いずれあがると思うのですが、屋根の修理をしておく必要がある、ということだと思います。スピンオフ的な解釈ですが。 " + }, + { + "date": "2019-05-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "黒澤明に捧げる作品だとか。 主人公夫妻がいい人すぎる。話のスケール...\n 黒澤明に捧げる作品だとか。主人公夫妻がいい人すぎる。話のスケールが小さいかな。「大切なのは何もしたかではなく、何の為にしたか」は良かった。殿様が軽い、威厳がない。配役がどうも…話のスケールが小さい分、役者陣は重厚であって欲しかった。唯一許せるのは原田美枝子なのだが…完全な無駄遣いに終わってしまった(笑) " + }, + { + "date": "2019-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな時代劇もあってもいいかな\n 時代劇というと「勧善懲悪」なストーリーが多いけど。随所に織り込まれる雨や、豊かな緑の風景に相まって。実にのんびりとした、ほぼ平坦なストーリー(夜に見ると寝ちゃいそうかも)。主人公が剣の達人という設定を軸に、殿様に気に入られ屋敷に上がったり。地元道場主たちから恨まれるなど。「おお!」な箇所もあるのですが。「闘わない」武士(浪人)夫婦の、静かな生活。いつも静かに夫の帰りを待つ妻。奥ゆかしいなあと思ったら実は、というのが最後締ってました。 " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "秀逸\n 正直、これだけの謙虚さと愛がこもった映画を作った方々に拍手喝采を送りたい。天候に反して軽快なテンポ。そして、宮崎美子。あなたはやっぱり永遠に美しい。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": " 下級武士や浪人の話は庶民的であり心暖まる。城の藩主に招かれるとな...\n  下級武士や浪人の話は庶民的であり心暖まる。城の藩主に招かれるとなると殺伐としたものが漂うかと思いきや、雨上がりの雰囲気がとても清々しく、心地よく城内の雰囲気にも馴染めるのだ。結果はどうあれ、大企業の歯車のひとつになるよりは中小企業や自営業が庶民的であるってことだな・・・意味違うと思うけど(笑)しかし失業者は大変だよ。 三船史郎は殿様としては威厳が無く(わざと?それとも下手な演技?)友人との団欒のように楽しい雰囲気になる。吉岡君、やはり演技はまだまだ・・・ " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい人、いい映画\n 出てくる人みんないい人、心がほっこりする傑作日本映画の鏡でした。黒澤明の遺稿だとか?それにしては黒澤明感がなかったけれど、だからって悪いわけではない!本当にいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の奥さんと殿様がよかった。\n 最後の奥さんと殿様がよかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "殿様の人柄\n 掛け勝負は、何のためにやるか!貧しい人を助けるため " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "これを黒澤明に捧げるのか・・・。\n これを黒澤明に捧げるのか・・・。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子どもに見せたい\n 浪人とその妻を中心に描いたドラマ。道徳的な内容で、タイトルの通りの清々しい気持ちになれる。何が善で何が悪ですか、といったことがテーマなので説教臭くなりがちだけど、表現がうまいので入り込みやすい。 " + }, + { + "date": "2016-04-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "本当の幸せとは…\n 寺尾聡の殺陣シーンが良い。それまでの、ひょうひょうとした優しい雰囲気が一変、緊張感と殺気が画面に伝わってきます。そして、時折見せる人間味のある姿も魅力的です。それにより、チャンスを逃しているようにみえますが…まるで大パノラマを見ているような作風に心洗われる作品です。 " + }, + { + "date": "2014-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当にお強い方は、どんなに善良に生まれついても、誰かしらの恨みを買ってしまうでしょうに\n 自分を信じてくれる人がいる。だからこそ、何をしたかよりも、何のためにしたのか。宮崎美子が美しい。90分の映画はあっという間に終わる。 " + }, + { + "date": "2014-03-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "寺尾聡よかった\n  寺尾聡が凄腕の剣客であるにもかかわらず人柄がよすぎて、周囲のひがみを買ってしまい、どこに行ってもうまくやれないという人物を演じていた。そんな非の打ちどころのない人物は、ドラマとして嫌ったらしいに決まっているのだが、寺尾聡からにじみ出る人柄のよさで好ましく見て応援したくなった。 人柄のよさだけではなく、殺陣のシーンは長回しが多く、本当にすごい剣の腕前になっているかのようであった。殺陣シーンはどれも素晴らしかった。 しかし、本音を言えば、剣の腕が一流でも人格がクソで嫌われ者が主人公の映画が見たい。 " + }, + { + "date": "2013-03-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本の美を表す雰囲気\n 総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:65点 ) 日本の自然と夫婦愛と倫理の美しさが表された作品だった。しっとりと落ち着いた雰囲気があって、そして晴れ晴れとした爽やかな気持ちと幸せの予感が残った。 でも気に入らない部分も多い。まず貧乏というのはこんなに甘くないのではないだろうか。その日に食べるものもなくなり雨でも宿泊料もなくなりとなれば、惨めな状況に黙って耐えているわけにもいかなくなるし揉め事も増えるものだ。いつまでも道場破りばかりしているわけにもいかないだろう。それから剣術を習った武士相手に素手で対抗なんてのは強くても平和的という主人公の印象が出来ていい人に見えるのだが、これは明らかにやりすぎでそんなことが出来るわけがない。全体に謙虚で慎ましい善良な日本の美が描かれているのだが、綺麗ごとが続いて逆に空々しいなとも思った。 それと殿様役の三船史郎、滑舌が悪いし科白回しも下手。黒沢監督にささげる映画ということだけど、彼は名前負けしていた。 " + }, + { + "date": "2012-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いい映画ってこういうのんやな!\n こういう映画を見てしまうともっといろんな映画を見たくなる!演者の表情、立ち居振る舞い、話し方が完成されてて、何回見ても面白い!とくに宮崎美子の表情が印象深くて、いくら武士で立場をわきまえてても先のことを考えて案ずるあの表情は言葉がなくても伝わる。この時代の武士の妻は三歩後ろを歩く関係というけど、その距離でも旦那の人生を舵取りしてる姿が言葉少なくとも良く表現できてると思う!こんな奥さんを見つけられるように頑張ろうw " + } + ] + }, + "117": { + "title": "顔(2000)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-09-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったけど\n なんかヌルっとしてた " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかいい。 追い詰められていくのに、より逞しくなっていく主人公が...\n なんかいい。追い詰められていくのに、より逞しくなっていく主人公がいい。そして豪華な面子。ごちそうさま。 " + }, + { + "date": "2016-03-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった\n 最初の30分で引き込まれました。主演女優の演技がすごい。冒頭から一時間くらいが一番面白かったですただ、演技のせいでセリフがボソボソとつぶやくようなシーンが多くて、リスニングができないシーンがたくさんありました常連客に襲われたシーンとか、客の男になんて言われたのかわからなかったスナックのママの弟がアパートに来た時とかも、わかりにくくていくら聞いてもわからない…ファンタジー映画をみているようで、おもしろかったです " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "引きこもりの逃避行\n 引きこもりの女が、妹殺害後の逃亡生活から、皮肉にも人生を取り戻していくようなストーリー。家族の死が彼女の殻を破るきっかけになります。殺人犯である主人公だけでなく、彼女が逃避行中に出会う様々な人々から、誰しもが抱える悲しみや人生の負の側面が浮かび上がります。この映画が面白いのは、そこに全く悲壮感がないこと。何だか引き込まれて、思わず笑ってしまう場面が多いです。それにしても嘔吐シーンが多いです。どんな意味があるのでしょうか…。 " + }, + { + "date": "2015-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これはコメディ?\n 引きこもりの姉に妹がずっとそんな風に生きていくのかと軽蔑の一言を投げ掛ける。皮肉なことに妹殺害の逃亡生活の中で今までより人と関わり経験しなかった事が出来るようになる。監督の意図したものなのか分からないけど逃亡劇が喜劇的に描かれている。鈍くささが愛しい。特筆すべきはトヨエツの脚の長さ!いい男だわぁ。惚れぼれする。 " + }, + { + "date": "2015-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "みんな若い!そら15年以上前だもの…\n 会員500円での旧作企画at京都シネマにて。全然知らない作品でしたが、この企画のセレクトを信じて観てきました。出演者が豪華かつ、2015年に見てますから当然ですが、みんな若いよ!國村さんも若いし、佐藤浩市も若いし、トヨエツ、若いしかっこよすぎ…大楠道代も内田春菊も若い!そして今はなき中村勘三郎…なんつー役やってんのよと思いましたが。牧瀬里穂の長〜い眉尻に時代を感じます。そして藤山直美が哀しい中年女を熱のこもった演技で魅せていて迫力がありました。1995年が舞台なんですね。今で言う引きこもりでしょうか。正子は実家のクリーニング屋の二階でかけつぎや洋服のリフォームをして、自分だけの世界で生きています。天敵はホステスをしている妹。毛嫌いされているので毛嫌いしているといった姉妹です。ちゃっかりしていて愛される能力に長けた妹と、鈍くさくて内弁慶で冴えない姉。あー、姉の気持ちがわかるわたしです。妹の意地悪はタチが悪い類だし、許せない。お母さんが急死して、姉は通夜にも出ず、部屋に引きこもり、妹はそれをなじる。まぁわからんでもないけど、妹の玄関先での不幸に酔ったような抱擁も相当気味が悪い。そのくせ諸悪の根源は普通にできない姉のせいとなじりまくり。ひどい。長年の憎しみが爆発して正子は妹を殺してしまいます。で、香典盗んで、正子は逃げます。そして各所を漂う、という話です。サスペンスというより悲喜劇という趣ですね。哀しい女が逃亡によって少し輝く話です。正子が母の棺桶の前で、アルバムを見ます。写真についた母のコメントは、正子は似合わないという内容。母親のこの手の呪いが、正子をどれだけ傷つけてきただろうと思います。美しいと言わずとも、醜いと自覚させる必要がどこにあるかと思います。逃亡の旅で、中村勘三郎演ずる酔っ払いに犯され(いや応じ?)、ラブホテルで住み込み、自転車に乗れるようになり、逃げて九州へ行き、佐藤浩市に恋をして、自殺を図るもできず律子に拾われ、ホステスになり、國村さんに犯され(いや応じ?)、トヨエツが死んだのでまた逃げ…夢だった泳ぎも逃亡のドサクサに叶えてしまうというラストです。律子との別れの電話のシーンではポロリと目から水が落ちました。よくわからないところもありました。犯されそうになって、体が熱いといって結局まぐわうシーン×2あれでその気になる気がしれない。フェリーでの血をすくっていたあれは流産?などなど、ありますが、役者の熱量が、それを凌駕してグイグイこちらをひっぱるという映画でした。正子は逃げられたのでしょうかね。 " + }, + { + "date": "2015-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかちがう。\n 公開当時に、15年間逃亡生活を送ったあの強盗殺人犯を元にしている実話だって聞いてたもんで、昨日観るまでの15年間ずーっと重くて怖い内容を想像していました。途中から作品間違えたかなとも。なんかちがう。全体的に、コメディの香りが漂っている。ていうか、最初あんな苛々するキャラだったのに、藤山直美かっこいい。なんかよくわかんないけど、目覚めちゃった感じでかっこいい。逃げる時すっげー素早い。もうニッチェの人にしか見えない。 " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "たまたま手にとった。\n サスペンスのけっこう恐い系かと思いきや、主人公には何度か笑わされた(笑)妹を殺してしまい逃亡するんだけど、初めてみる世界や経験や出会いによって変わっていく。観ているこっちも幸せになってほしいと思ってしまう。しかし藤山直美さんサイコーです☆「とっとけ!」と「さらばじゃ!」思わず繰り返して観ちゃった(笑) " + } + ] + }, + "118": { + "title": "十五才 学校IV", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ロードムービー\n  教室の席には金魚が2匹泳いでいる・・・と笑わせる冒頭シーン。運転するのは笹野高志だ。そして赤井英和は大阪まで。そこから九州まではおばさん(麻実)の運転。実は彼女の息子も家に閉じこもりきりでジグソーパズルばかりしてる男だったのだ。別れ際にくれた帆船のジグソーの裏には浪人の詩が書かれていた。 縄文杉を目指すときのお姉さん、その後のおじいさん(丹波哲郎)のエピソードによって少年は成長するんだけど、時代劇とジグソーが好きな友達の影響が一番大きかったような。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安定感抜群\n 引きこもり少年が旅に出た時点で引きこもりは終了し、成長の物語になっている。たまたま、会う人たちがこぞって“イイ人\"なのはご愛嬌(笑)おかげで物語も心地好い。小林稔侍の「旅は楽しかったか?」って台詞が親の懐の広さと息子の成長を実感できる。 " + } + ] + }, + "119": { + "title": "バトル・ロワイアル", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "出演者が豪華の事、山の如し!\n 藤原竜也、柴咲コウ、栗山千明、塚本高史などドラマや映画で主役を張れる役者達が揃っていて、記憶に焼きつくほど印象的だ。内容としては、中学生が国の法律で島で殺し合いをしなければならないというストーリー。殺戮シーンがぶっ続けで起こるので心臓の弱い方はご注意を。私的には教師役のたけしが度肝抜かれる程はまり役。 " + }, + { + "date": "2019-07-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "レジェンド藤原竜也爆誕作品\n 経済的危機による失業者の増加により権威を失った大人たちに反して加速的に暴走していく子どもたちに危機を覚えた政府は新世紀教育改革法、通称「BR法」を可決した。最後の1人になるまでクラス内で殺し合いを強いられた城岩学園中学3年B組を描いた問題作。当時の日本国内の雰囲気とも相まってかなり問題視された作品らしく、国会で今作を規制するべきとの声も上がったそうで注目度もかなり高かった様子。実際現代の名優藤原竜也を始め、柴崎コウや高岡蒼甫など現在のベテラン俳優たちが出演していたりと目に引くキャストが多かった。みんな若くて演技がちょっと大げさでニヤニヤした笑。特に栗山千明笑。全身全霊大嫌いって言葉遣い初めて聞いたわ笑。この頃の山本太郎は癖の強いいいキャラをしていて結構好きだなぁと思った。そしてやはり若かりし頃とあってかなかなか吠えない藤原竜也に焦ったく思っていた鑑賞後1時間過ぎ辺りで、パニクった女生徒の殺し合い現場に遭遇してしまい、なんでだよおおおと小さく嘆く藤原竜也に未来の片鱗を見た笑。あとエンドロールがDragon Ashの「静かな日々の階段を」でアガった! " + }, + { + "date": "2019-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "古き良き角川映画\n 個人評価:3.6脚本や演出はハンガー・ゲームの方がリアリティはあるが、80年代角川映画を彷彿させる古典的な描写で作品を味付けしているので、非現実的なスチュエーションでも会話を成立させている。秀逸なシーンは、食堂で女子高生達が撃ち合うシーン。この場面だけは、少女達の演技、演出が光るものがあり、真に迫るものがあった。 " + }, + { + "date": "2019-05-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "よくわかんない\n センセーショナル感だけを追い求めた感じ " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "原作やマンガに有る人間ドラマが無い\n 只の殺し合いを見せられて、面白いですか。シチュエーションを考える物語では有りません。風刺だと勘違いする人が多いのは困りものです。スリラーだと思う人も間違いです。戦争映画が戦争礼賛だと思う人がいないのに、この作品には偏見が多いののは辟易します。この作品の醍醐味は普通の高校生が殺し合いさせられる事の苦悩、恐れ、疑心暗鬼、愛、希望、失望、人生観、友情、それらの長い人生で考えることを凝縮させて観せてくれるところです。原作やマンガでは有りましたが、映画では皆無です。沢山の人が殺されるところを見せようとしたり、たけしの要らぬ登場シーンで、ドラマゼロで最初から最後までです。深作さんは死ぬ間際でボケてたんですかね。かなりいたい作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": " 社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかり...\n  社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかりのグロく、ばかばかしい映画というのは、そのまま“反戦映画”として確立している。だから非難されまくるのが正しいのでしょう。話題にならないとダメなのです。ただ、これを単なる殺人技術のお手本映画としてしか捉えられない人が多いとなると、それだけ日本人は貧困な発想しかできないということをあらわしているのかもなぁ。 生き残るというサバイバルゲームの虚しさも教えてくれる。この映画を見て、「勝組」であることを誇らしく感ずるのは愚かなことかもしれません。 栗山千明、柴咲コウ、安藤政信などといった売れっ子を輩出しているのも興味深い。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n  公開時に見た時は、原作にあったユーモアがごっそり削られていて残念な気持ちになった。小林勇貴監督が映画製作のきっかけになったとしてこの映画を挙げられていて久しぶりに見返した。するとやっぱり原作のユーモアがなく、ひたすらシリアスで息苦しかったのだが、景気良く若者がバンバン死んでいた。安藤政信さんはここから数年後『青春★金属バット』にご出演いただくことになるし、山本太郎さんは震災をきっかけに政治家になる。ここから今も活躍している人がたくさんいて、公開当時とは意味が違う面白さに満ちていた。 主要な登場人物ももうちょっと溜めてもいいのではと思うほどあっさり死んでしまう景気のいい殺人ぶりだった。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "繰り返し観たい\n 面白かったです。生徒も先生も死に際という状況に個性が発揮されていました。この映画は残虐な映画というイメージがついてますが、2回目を見るとメッセージ性を感じざるを得ません。「バトルロワイアル特別版」を見るとよりわかりやすいと思います。いい映画です! " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "後にぼこぼこ作られる学園殺戮ゲームものの火付け役\n クラスのほとんどの女子が好きな藤原竜也、無言の狂人安藤正信、サバイバーないいやつ山本太郎、イエロージャージので男の股間をメッタ刺しの栗山千明、頭脳派の鎌女柴咲コウ、コンピューターオタクのサードマン塚本高史、栗山の彼氏高岡蒼甫、病気しててもずっとかわいい前田亜季。ビートたけしが本部から放送するシーンは、どれも何だか間の抜けた感じで緩急ができてる。疑心暗鬼から女たちの集団銃撃戦からの犯人自殺の一連のシーンが印象的。あと柴咲VS安藤の対決。あー、エンディングはDragon Ash「静かな日々の階段を」だったな、なちぃ。 " + }, + { + "date": "2018-04-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに鑑賞\n 以前見た時はもっと怖いって感じた気がするけど、年をとって感覚が麻痺してしまったのかな。。同じ状況に置かれてもそれぞれ取る行動は違う。生徒達の個性がハッキリ描かれているのがいい。特に山本太郎、柴咲コウが非常に印象的。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に\n 本当に久しぶりの視聴。公開は、もう今から18年も前のこと。小学校の頃、恐る恐る見て、やっぱ、最後まで見れなかった記憶があります。テンポの良さはいい。今見ても、古臭くなくていい気がする。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "かなりおもしろい\n 新しくできた法律によって、若者同士が殺しあう話。残虐シーンが多く、15歳未満は視聴禁止。かなりおもしろい。殺しあうという究極の状況下においての人間の行動が描かれている。しかも殺しあうといってもクラスメートであり、かなりの抵抗がある。その中での人間模様が上手に描写されている。といっても、メインは やはり残虐シーンであり、人間がゴミのように死んでいくシーンは最高。何倍も人が死ぬ戦争映画やホラー映画より恐怖感があるのは、やはり人間そのものに重点を置いているからだろう。必見の映画。 " + }, + { + "date": "2017-11-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テンポの良い良作!!\n 現場の緊迫感が伝わってきます。ヤクザ映画の撮り方で若者を撮っているのが逆に新鮮ですが、画面が暗すぎるため公開年(2000年)より更に20年ぐらい古い映画に思えてきます。登場時間は短くても、生徒一人一人の個性が伝わる作りになっていて好感を持ちました。安藤政信のマシンガンが弾切れせずチート武器で笑えましたが、ラストのたけしはしつこく感じました。デスゲームの映画は実写アニメ問わず現在もある程度流行っていますが、本作を超えるものは簡単には現れないと思います。山本太郎は昔も今も精力的に活動していて本当に凄いです。 " + }, + { + "date": "2017-11-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も見たけど\n 何度も見たけど、演出が素晴らしい。最後のキタノの水鉄砲からの携帯を銃で撃つシーン。これは北野武の考えた案かな?そんな想像をしました。今でこそこういったテーマの映画に慣れてしまってるが、当時はかなりの衝撃があったと思う。そして浅くない今見ても近代映画にひけをとらないでしょう " + }, + { + "date": "2017-11-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おうち-18\n 小学生のとき、話題になりました。見たことある?って。見たことあるって子は、ちょっとヒーロー扱いされてたなぁ。小心者なので、見たのは『キルビル』公開時です。タランティーノがバトロワの栗山千明を絶賛してたから、見てみようと。単純にアクション(?)映画としては面白いです。そんなに言うほど怖くはないけど、中学生同士が殺しあうというショッキングなテーマだから、R指定なのかな。ただこれに深作監督が込めたメッセージはようわかりません。安藤正信がかっこいい。役柄的にも。藤原竜也が、コナンくん並みの巻き込まれ率でヤバい状況に陥る役をやりだしたのは、このときくらいから?昔からこの人上手いんだなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ツッコミどころは多いが\n 見栄えの良いアクションでの演出を避けて、たどたどしく泥臭い殺し合いを描く事によって作品の世界観を出したのはさすがの深作演出。ツッコミどころの多さはご愛嬌。合理性に囚われていては人間らしさは描けないという拘りでもあるのかと思った程意味不明で合理性を欠く選択をする人物が多い。映画の限られた時間で描ける範囲はすごく限られているのに、それにしては上手くクラス全員を描けていたのではないだろうか。人間模様や心理描写の裏書がしっかりできている分『ハンガー・ゲーム』より味わい深い作品になっている。役者陣は若いのもあるが舞台演技が過ぎてくどい印象が鼻についたが、中学生の設定なのでそれくらいでも悪くないかも。藤原竜也はどの役でも同じ演技だな。柴咲コウ、前田亜季は良かった。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "マンガかライトノベルのレベル\n それを当時の識者やらマスコミから、叩かれた為に売れたようなものだろう。映画としてはまさにB級で、血糊も適当。撃たれても中々死なない生徒たちなど、皆、身体が頑強だ。新進気鋭の当時の若手が揃っており、気合いで乗り切る演技(決して上手くない)を見せてくれます。今、観てもCGが少ないだけで、昨今のどうでもよいこの類いの邦画と比べても遜色ありません。そう言う意味では17年前の作品のクオリティが高いと言うべきなのかもしれない。しかし、訴える内容は理不尽に晒される中校生(笑)の殺し合いとBR法の無意味さだけで、この作品のヒットした理由が不謹慎と思われるものを突きだし、炎上させて売ったとしか思えない。当時としては相当上手く煽って売ったと思うから、一種の炎上商法だろう。ただ、こんな悪法が平然と国会を通る様な世の中にはなってほしくない。ただ、腹腹時計が出てきたのはやり過ぎだし、あの映画をあちこちで上映された時は賛否両論の否が体勢を占めたはず。煽って売るやり方は同じだが、メジャーで煽りまくるとバトル・ロワイアル。アングラで煽りまくると腹腹時計になるのかも(笑) " + }, + { + "date": "2017-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "死に様が自己紹介\n ほとんどのキャラは死ぬシーンがメインの出演シーンなので死に方や死に様でキャラの輪郭を描いている。公開が17年前だけど全然古い感じはしない。現代版キャストでリメイクを見たい。 " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "終始ハラハラした\n わ~!!!面白かった!!!すごいなぁって思いました。山本太郎のキャラ良いなぁ…2018/10/12DVDでお友達の家で観ました。中学生ながらに心中する2組が割と好き。ハンガーゲームがこの作品にインスパイアされたらしい。 " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "キャスト陣だけでも見る価値あり\n 現在活躍中の俳優、女優さんが数多く出演しています。柴咲コウの演技は昔から頭1つ抜けてると思います。それとビートたけしの狂気っぷりがこの映画を見る上で欠かせない要素だと思います。是非体感して欲しいです。 " + }, + { + "date": "2016-04-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "狂気と混乱。\n お互いに殺し合うだけの中学生たちを描いた衝撃のストーリーが、鬼才・深作欣二のレシピによって独創的なバイオレンス映画に昇華されているが、ビートたけし先生とこの家族のエピソードは蛇足。今見ると本作は若手俳優たちの宝庫だったことが実感出来る。柴咲コウの目ヂカラがハンパない。 " + }, + { + "date": "2016-04-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "インパクト凄し\n 諸々インパクトが大きかった。人がバタバタ死んでいく壮絶な展開で観ていて飽きなかった。殺しあうのが中学生というのが斬新で面白い。 " + }, + { + "date": "2016-01-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん、なんとも難しいテーマだ…。\n 昔原作を読んで衝撃を受けたので、いつか映画も観てみたいと思い今回初めて鑑賞しました。うーん、原作の内容はほとんど覚えていないけど、こんな感じだったかな?と。時々現れるメッセージ表示が、シンプルなだけに、かえってぐろく感じ、なんとも言えない気持ちになりました…。いま活躍する人たちが何人かいて、みんな若くてかわいかったです。 " + }, + { + "date": "2015-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー設定は\n 無茶があるが、テンポ良く観れる。 " + }, + { + "date": "2015-10-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかかんやで初めてみました、悪い意味で旬な俳優さんや議員が多くて...\n なんかかんやで初めてみました、悪い意味で旬な俳優さんや議員が多くて内容が入りにくかった。当時にみたら多分よかったのだなぁと惜しみました。バトルのシーンや死ぬシーンは結構ダルく長い。北野先生は良かった。普通の先生の感じでルール説明したり叱ったり放送したりするところは、震えながら笑えます。しかし藤原竜也は15年間変わってないんだなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-10-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "設定をもう少しなんとかしてほしかった\n アイデアとしては面白いですが設定が適当過ぎる気がします。もう少し設定をちゃんとしてほしかったです。そういう面では『ハンガーゲーム』の方がしっかりしてますね。あとあんなに人を殺す事が出来るのかなというのも疑問でした。まぁ映画なのでしょうがない部分はあると思いますがあまりにも人を殺す事に躊躇してなかった気がします。俳優陣は今では結構豪華な面子でしたね!やっぱり演技も上手でした。最後の方は特にツッコミどころ満載でしたw悪役の人が強すぎますねwこんなに撃っても死なないのかと思うシーンもあり笑ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか笑えてしまうB級映画\n 公開時に見てから、15年ぶりに視聴。当時も思ったが、セリフが文字で出てきたりして何か面白さを感じてしまう。。。評価されてるっぽいけど、自分は普通かな。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "中学生のとき見て、衝撃を受けたのを覚えてます!大人になって見ても、...\n 中学生のとき見て、衝撃を受けたのを覚えてます!大人になって見ても、やはり面白いですね(^ ^) " + }, + { + "date": "2015-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "こうゆう映画は後味悪いから嫌い 北野武 映画の空気をおかしくしてる...\n こうゆう映画は後味悪いから嫌い北野武 映画の空気をおかしくしてるくらいのハイテンションが印象的武だけパロディーになってる藤原竜也 昔からいつも何かに怯える主人公役だったのね柴咲コウ 中々の狂人ぷり演技山田太郎 演技がいつもかっこいい塚本高史 ハッキングテクやばいそのほか栗山千明、高岡蒼甫とキャストが豪華2014.12.20 UULA " + }, + { + "date": "2015-04-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "確かにグロかったけどR15にしなくてもいい気がする… 最近の映画に...\n 確かにグロかったけどR15にしなくてもいい気がする…最近の映画に比べたら全然いい!キャストがすごい! " + }, + { + "date": "2014-08-23", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーが詰まっていない\n マンガに比べると、ストーリーが薄く感じてしまう。オリジナルの部分もあったり、死に方の不自然さが気になる。キャストは豪華だった。 " + }, + { + "date": "2013-11-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "皆殺し\n 同級生達が殺し会うと言った残酷な設定ではありますが、自分ならどうすると考えさせられる作品。原作のイメージを壊すことなくそれでいて役者さん達それぞれがしっかり活かされ作品だと思いました。 " + }, + { + "date": "2010-05-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "強烈なインパクト\n 当時凄く話題になっただけのインパクトの強さに圧倒されます。感情の描き方は深作監督ならではだと思いました。山本太郎がいい味出してます。 " + } + ] + }, + "120": { + "title": "ホワイトアウト(2000)", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "良かった\n  『ダイハード』のパクリとか言ってかなり評判が悪いのですが、なぜかこの緊迫感は好きでした。終盤の脚本を上手くもっていけば良くなったのに・・・ちょっと残念。 松嶋奈々子が織田祐二のことを弱虫よばわりし、汚名返上しようとする心の動きが良かった。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のアクション映画・・\n 織田裕二主演のアクション映画。夜中に地上波でやっていた。18年前の映画なので皆少し若い・・ " + }, + { + "date": "2018-11-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "巨大ダム占拠! 孤立無援の壮絶な戦い‼\n DVDで鑑賞。真保祐一原作×織田裕二主演タッグの第1弾です。その後、「黒田康作シリーズ」で再びタッグを組んでいます。日本映画としては珍しいアクション大作ということで、公開当時もいろいろ話題になっていました。織田裕二も「踊る大捜査線 THE MOVIE」の大ヒットも記憶に新しく、まさに波に乗っていた頃ですねぇ…。小学1年生ながら、「これ絶対面白いで! 早くテレビでやらんかなぁ…」とテレビでの放映を待ち焦がれていました。そして待ちに待ったテレビ放映のとき、家族でこたつを囲みながら観ました。期待以上の面白さに大興奮でした。いい想い出です。テロリストのリーダー役の佐藤浩市が見事な怪演でした。髭や髪形のせいもあったかもしれませんが、初鑑賞時には全く気付きませんでした。不気味さと腹の中の読めなさ加減が何とも言えません。さすが三國連太郎の血を引いているだけあってすごい演技力だなぁ、と…。他の方もレビューで書かれていらっしゃる通り、本作はさながら日本版「ダイ・ハード」。オマージュとリスペクトがこれでもかと詰め込まれていました。孤立無援な戦いは無条件でたぎってきます。友との約束を守り切る…ただそれだけのために命懸けで奔走する富樫の姿がカッコいい!ミステリー作家ならではと言えるトリックがこれまた秀逸。どんでん返しからの畳み掛けるような展開が堪りませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ダイハードを一つにまとめた作品\n 雪山での戦いや、サイバーテロの要素があったり敵が大義の為と言っておきながら、金の為だったり敵組織で裏切りがあって内部崩壊したり主人公が必死に助けた男性が、実はテロリストの一味とダイハードシリーズを一つにまとめた作品。アクションシーンが物凄かった。役者の演技もよかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本版『ダイ・ハード2』❕\n 雪山で撮影🎬とはいえ寒かっただろうと思いました。でも、織田さんはこんな極寒の中よく耐えたと思いました❗まさに、日本版ダイ・ハード2!普通の人ならもう、凍死ですよ❗※あと、この映画には高橋一生さんも出てます。 " + }, + { + "date": "2018-02-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "★ 孤立無援のダム職員 VS テロリスト\n 雪が降り積もる中を、お姫様抱っこしながら何キロも歩き続けられる織田裕二の強靭な肉体があれば、猛吹雪の八甲田山での雪中行軍なんざお茶のこさいさいだったのでは。ちなみにお姫様抱っこされるのは高身長女子の松嶋菜々子さんでした。いっそのこと背負った方が楽じゃね❓本作を見て以来、日本では本格的なアクション映画はまず無理だと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "昔見たんだけど、あまり内容を覚ええいない・・\n 昔見たんだけど、あまり内容を覚ええいない・・ " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "、\n 主人公がほんとに頑張ってるただ、躊躇いなく犯人を撃ち殺す様はどっちが殺人鬼や、、って思えて、、いろいろ突っ込みどころあったけど役者の方がカバーしてた感じかな " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "親友との約束で孤軍奮闘\n 織田さんと石黒さん、うんと昔の医療ドラマの組み合わせでしたね。無駄でベタな演出、松嶋さんの発展途上?の演技力、署長さん以外の無能過ぎる警察、などなど残念な点は多々ありますが、原作の良さは感じました。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "名作アクションを茶化した駄作\n 本作のあらすじを簡単に説明すると、舞台をダムに移したダイハード、以上ホントこれだけです 最後のスノーモービルとヘリの戦いくらいしか見所はありませんCGを多用しており派手なアクションも気が抜ける映像になってます " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "松嶋菜々子4部作で一番面白い。\n この頃の松嶋菜々子はとってもカワイイ。犬神家・リング・眉山とこれとあわせて松嶋菜々子4部作と呼びたい。どれも面白い。日本映画のレベルの低さからすると、同時期に4本も面白い映画で活躍したのは驚異的だ。身長、高すぎるのに。・・・原作が良いのでストーリーは当たり前のように面白かった。演出は・・・一部、演技のひどい人がいた。それと松嶋菜々子のポテンシャルを引き出しきれていなかった。・・・でもまぁこの出来なら4.0が正当な評価だと思う。 " + }, + { + "date": "2015-04-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "やっぱり…。\n 原作の本で読んだ方が面白かった。 " + }, + { + "date": "2010-05-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 大掛かりなわりには、それほど感動はしなかった。織田裕二のこの役は、彼の他の映画の役より気に入っています。甘ったるい役よりも似合っていると思います。 " + } + ] + }, + "121": { + "title": "千と千尋の神隠し", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "これ以前の宮崎駿作品のほうが面白い\n 観終わった後に、で?結局何がいいたいの?というのが率直な感想。こういうことが言いたいんだろう、というのはやんわりわかるが、映画の世界観の規模に比べてメッセージが弱すぎる。もののけ姫やナウシカのような強いメッセージもなく、ラピュタのように冒険に振り切った映画でもない。綺麗にまとまってるけど、すごく物足りない。登場キャラも今までの宮崎駿作品に比べ魅力を感じない。派手なだけ。ゆるキャラ系なだけ。千と千尋の神隠しが好きって人は建物や化け物が出てくる世界観が好きって人ばかりですよね。ミーハーに好まれる映画だとは思う。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎駿作品の中で一番好き。\n 宮崎駿作品の中で一番好き。 " + }, + { + "date": "2019-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "働かざるもの食うべからず\n 公開当時大ヒットしていて、もちろん存在は知っていたし、モデルとはつた台湾九份にも行ったことがあるが、この度初めての鑑賞。アニメ作品というと子供向けとつい考えがちだが、さすがジブリ。ただ生きているだけでなく、役割を掴み取ることで名前が与えられ、存在が認められる。見る人によってとても多くの解釈に分かれそうだと思った。 " + }, + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "成長物語?\n \"とある少女が異世ですったもんだする成長物語\"…で、合ってますよね?でも、\"どんな少女がどう成長した\"の、\"どんな少女\"の部分が全く描かれて無いのだよ!オープニングはいきなり引っ越し中の車中。家庭でどんな少女?、学校でどんな少女?、友達の中ではどんな少女?成長物語として、そこ描かなかったらダメでしょ!! " + }, + { + "date": "2019-03-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "奇想天外に引き込まれ、ラストに大いに期待したが、千尋の成長した姿の...\n 奇想天外に引き込まれ、ラストに大いに期待したが、千尋の成長した姿のないまま終わってしまった。残念。鑑賞日:2014.12.15 " + }, + { + "date": "2019-02-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ジブリ 不朽の名作\n 引っ越しの途中で、不思議な町に入り込んでしまった少女、千尋。湯婆婆から名前を取り上げられた彼女は、元の世界に戻れる日までそこで働くことに。生きる意味を見いだせず、死んだ魚のような目をしていた主人公・千尋が、神々のために働くうちにイキイキとした瞳を取り戻していく姿に引き込まれる。そして彼女が出会うユニークなキャラクターたち。見た目からインパクト大なのが、巨大な玉ネギ頭をグイグイと押し付けてくる油屋の主人・湯婆婆。ワガママで子煩悩な彼女の強烈なキャラクターが秀逸だ。彼女の双子の姉の銭婆の強さと優しさも魅力的。私が注目したいのが、謎の存在・カオナシ。彼(?)も生きる意味を見出せず、ある種死んでいた。金さえ出せば喜んでもらえると思い、その一心で千に金をあげるも、要らないと断られ、感情をコントロールできなくなってしまう。この感情の爆発こそがカオナシの叫びであったのではないか。ただ、喜んでほしいだけだった。ただ、認めてほしいだけだった。この出来事がカオナシの分岐点となったと私は考える。また、千について尋ねた銭婆の所で、仕事とともに、居場所をもらうことで初めてカオナシが本当の意味での〝存在〟を開始したのではないだろうか。観れば観るほど、新しい発見に気がつき、年を重ねるとまた新たな視点で、新しい作品のように、観ることができる。ジブリ、不朽の名作。またもうひとまわり大人になれた時に、この作品を見返したいと思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すき\n すき " + }, + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジブリクオリティを体現した作品\n 圧倒的なジブリらしさを見せつけて、大ヒットを飛ばした作品。老若男女あれだけ、ロングランされ、宣伝を流されまくった上に再放送され続ける。これが皆が求めているジブリらしさなのだろう。勿論、物語は面白い。何しろ、親をアテにするな!と情けない両親を尻目に頑張る女の子物語なのだ。 " + }, + { + "date": "2018-10-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが宮崎駿先生\n もう宮崎駿先生の作品はアニメを越えて芸術の域だなぁ。でも、やっぱりナウシカが一番好き。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これ、昔から夢で見てたのを彼に話していました\n 昔から私が夢に見てたのを話したのを伝え聞いて映画にしてくださり誠にありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすがの宮崎駿\n もう何度も小さい頃から見ているはずなのに、何回見てもこの映画には新たな発見があります。千と千尋は1度見ただけじゃ、深すぎてなにかを感じ取るには難しい映画でしょう。ストーリーはみなさん誰でも知ってると思うので省きますが、誰もが楽しめる映画なのは確かです。幼い頃は何も考えず見ていましたが、今歳を重ねて見てみると、またほかの側面からこの作品は見ることが出来ます。そんな深みのある千と千尋が大好きです。日本の興行記録ぶっちぎりの1位なのも頷けます。この独特の世界観、映像美、キャラクターの個性、ストーリーどこをとっても似た作品は出てこないんじゃないかと思います。宮崎駿の天才さが余すことなく発揮されていますね。特に、ジブリの人間以上に人間らしくというキャラクターの書き方で本当に表情は人間よりも生き生きとしています。大げさなくらいな大粒の涙、身体のひとつひとつの動き、表情の変化さえもここまで描くか!!というくらい細かいですよね。だから宮崎駿の作品は本当にアニメらしくないというか…………実写でもいけちゃう?くらいに思えるのですが、でも、アニメ独特の色彩感で物語を彩るので、やっぱり宮崎駿のアニメは実写よりもずっーと美しく見えるのです。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "名作\n 久々に観て、やっぱり素晴らしい映画だと思いました。日本を代表するアニメ映画だけあって 何年たっても色あせない世界観に感動しました。電車のシーンは一生忘れられないです唯一無二の映画です。宮崎駿さん以外に作れないと思います。 " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高傑作\n 通算100回観てるだろうけど飽きないどころか毎回新たな発見があるし、ここ3年くらい観るたび泣いてるからやっぱり傑作。地上波で放送する際、遂にCM跨ぎで流れるハクが銭婆の家に迎えにくるシーンだけで涙が出るレベルになってしまいました。初めて観た時は小学生かな?記憶にない位昔だけど、大人になって見方が変わるし、1ミリたりとも朽ちない " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日テレ(金ロ)/これまで見てきた宮崎さんの作品と比べると、そこまで...\n 日テレ(金ロ)/これまで見てきた宮崎さんの作品と比べると、そこまで好みではなかった。妖怪たちの描写が気持ち悪かったのかな……。 " + }, + { + "date": "2018-04-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "わざと理解できないようになっている\n この作品は、何回観てもよくわからないシーンが数々ある。だから面白い。個人の解釈で、それぞれにとっての作品になれるからだ。行きと帰りでトンネルが違う意味や、千尋の髪飾りが光るシーン…色々想像の余地があるし、意図を仮定して観るとストーリーが出来上がる。10回くらい観てるが、何回見ても面白い。あと音楽が素敵。世界に入り込んでしまう。 " + }, + { + "date": "2018-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久石譲の音楽が心に響く\n 初めて映画館で観た時はさほど響かなかったが、何度か観る内にどんどん感動が深くなった。頼りない千尋が周りの助けによって自立していく姿は、改めて人は知らず知らず色んな人に助けて貰っているんだなと気付かせてくれる。あと久石譲の音楽が素晴らしいっす。 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "私の本当の名はニギハヤミ コハクヌシだ\n 【千と千尋の神隠し:おすすめポイント】1.何気ない家族が迷い込んだ「八百万の神々が住む世界」が凄すぎる!!!2.荻野千尋役柊瑠美とハク役入野自由の絡みとセリフが最高!!3.湯婆婆が経営する、八百万の神が体を休める「油屋」(あぶらや)という屋号の湯屋がいいなぁ!【千と千尋の神隠し:名言名セリフ】1.荻野千尋役柊瑠美の名言名セリフ →「おとうさんとおかあさんは?どこ?豚なんかになってないよね!?」 →「やっぱり豚になったの夢じゃないんだ」 →「私、人間よ。この世界じゃちょっと珍しいかもしれないけど。」 →「ハク、聞いて。お母さんから聞いたんで自分では覚えてなかったんだけど、私、小さいとき川に落ちたことがあるの。」 →「おばあちゃんだめ、ここにはお父さんもお母さんもいないもん。」2.ハク役入野自由の名言名セリフ →「口を開けて、これを早く。この世界のものを食べないとそなたは消えてしまう。」 →「ここでは仕事を持たない者は、湯婆婆に動物にされてしまう」 →「湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ。いつもは千でいて、本当の名前はしっかり隠しておくんだよ。」 →「私の本当の名は、ニギハヤミ コハクヌシだ。」 →「 私はこの先には行けない。千尋は元来た道をたどればいいんだ。でも決して振り向いちゃいけないよ、トンネルを出るまではね。」 →「私は湯婆婆と話をつけて弟子をやめる。平気さ、ほんとの名を取り戻したから。元の世界に私も戻るよ。」3.湯婆婆役夏木マリの名言名セリフ →「その代わり嫌だとか、帰りたいとか言ったらすぐ子豚にしてやるからね。」 →「 セーン!よくやったね、大もうけだよ!ありゃあ名のある河の主だよ~。みんなも千を見習いな!今日は一本付けるからね。」 " + }, + { + "date": "2018-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『千と千尋』の音楽は、死のテーマ。\n 大好きな映画。『千と千尋』の音楽の、何となく死のテーマに聞こえる感じがたまらない。千尋のかわいいんだけど、ちょいブサなのが愛しすぎる。柊瑠美の温室育ちっぽい甘ったるい声は千尋そのもの。知り合いのロシア帰りの演出家が、ロシア語版千尋は本当に素晴らしかった、って言ってて、めっちゃ観たいけどどこにも売ってない笑観た人は千尋と一緒に成長する。映画を見終わって劇場を出たあとと、千尋がトンネルから抜け出して元の世界に戻ったあとは、同じ感覚だ。何かとてつもないものを体験したが、一方で何も変わってないように思える。でも自然とこれから頑張ろうって思う。そう思わせてくれることがどれだけ尊いか。 " + }, + { + "date": "2018-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "世界観、キャラクターがとても魅力的です。\n 世界観、キャラクターがとても魅力的です。 " + }, + { + "date": "2018-01-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ネガティブ→ポジティブ\n 全体を通し、ネガティブに見えたものが、実は良いものだと分かる、或いは良い面もあると分かる、という構造を徹底している。ハクや湯婆婆のような重要キャラは、ややひねりがあるが、やはりこの仕組みになっている。この構造は千尋の成長過程である。未知のものと出会い、はじめは恐れるが、良いところを理解して受け入れられるようになっていくという、実は子供の普遍的な成長だろう。 初めは新しい町や学校に気乗りしていなかった千尋。異世界での経験を経て、きっと新しい生活もポジティブに受け入れられることだろう。 そして言わずもがな、各キャラクターのデザインは面白いし、質感や空気感の表現は天才的。 宮崎さんの作品では、誰もが知っている「あの感じ」をとらえるのが素晴らしく上手いように思うが、それが特に極まったのがこの作品ではないかと思う。共感できる感覚が表現されているからこそ、内容に難解な点があっても、多くの人を楽しませられるのだろう。 余談だが、宮崎作品でよくある台詞、「いい子」が、今作は2回(かな?)もある。千尋が竜の姿のハクを「いい子だから」となだめたときは、流石にビックリした。 と、書いてはみたものの、宮崎さんのこの手の恐ろしく作り込んだ作品は、理解に深い知識を要する意図がありそうで、正しく解釈できる自信がない。特に、ニガダンゴが全くわからない。なぜ千尋はそれが重要アイテムだと解ったのか?考えすぎだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-11-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子供がギャン泣きした。\n 久しぶりに見たけど、ものすごく怖くて気持ち悪い話だね。子供に見せたら、「コワイ〜」とギャン泣きしてました。 " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ハク様かっこいい\n 不思議な世界観が大好きです。千尋は最初よりも強くたくましく成長しているし、少し切ないけど、心が温かくなります。いつかまたハクと出会ってほしいです。川の神と人間じゃなくて人間同士で。千尋はもう二度とあの世界には行けないのでしょうか?せっかく釜爺やりんとも仲良くなったのに、ほんとに切ない。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これもまた!\n たまに観たくなってしまうシリーーーーッズ!! " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n これを見たあとに3日くらい寂しい気持ちになります笑はくに会いたいよー! " + }, + { + "date": "2017-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉にならないことを伝えてくれるジブリの作品。\n はっきりとするものは理解できないが、でもなにかを訴えかけてくる作品です。別にそこまで観たいと思わないのに、テレビで流れているのが目に入るといつの間にか魅入ってしまいます。 " + }, + { + "date": "2017-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "VERY GOOD\n この作品は知っていたが鑑賞をスルーしていた。人に勧められて鑑賞した。とてもいい映画だった。はっきり言って「感動した」の一言。女性に好まれる作品かなと思った。この作品を進められた人も女性。かなり気に入っていると言っていた。流石、「最優秀作品賞受賞」を手に入れた感動のジブリだ! " + }, + { + "date": "2017-04-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大好き\n 世界観が好きです。千尋に頑張れって応援したくなる映画でした。どこか切なさがあるところがジブリらしいです。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一番好きなアニメ\n 今でも一番好きなアニメ。観るたびに新しい気づきがあるのがすごい。この映画のぜんぶが大好き。ハク様やっぱりかっこいい! " + }, + { + "date": "2017-02-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心が洗われる\n 小学生の頃に映画館で、友達と、両親と、複数回鑑賞。テレビでの放送も録画してDVD化。子供ができたら、Blu-rayで購入すると思う。 " + }, + { + "date": "2017-02-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "名作!\n 千がふつうの女の子な分、まわりのキャラクターが全部おもしろい!よく考えつくな〜♩ " + }, + { + "date": "2017-02-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "あ〜…\n これはいいっすね。この読後感は日本人なら嫌いな人いないっす…。大人になった今思うことといえば、千尋がかわいそうっすね。ハクのこと、あの世界のこと、みんなが助けてくれたこと、自分一人でも頑張ったこと、現実では千尋以外誰も覚えてないんだからね。お父さんとお母さんに話しても通じるわけないし、一生忘れられるはずもないし、誰とも共有できない懐かしい記憶を一人で持ち続けて大人になるのってけっこうしんどいっす。ここからは私個人の単純な妄想。千尋は現実世界で多分もうハクに会うことはないでしょうけど、「ハクがきっとどこかで見守ってくれている」「頑張って生きていればきっとまたハクに会える」という気持ちがこれから先千尋の挫けそうな心を折に触れて何度だって支えてくれるのでしょう。それは、いつもそばにいるのと、何度も出会っているのと同じこと。もう二度と一生出会うことがなくてもね。主題歌の「いつも何度でも」も大好きです。千尋にはどうかまっすぐ大人になってほしいね。 " + }, + { + "date": "2017-01-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "アッ…アッ…\n 小さい頃にみてなんとなく理解したつもりになっていましたが、今見るといろいろと分かることがあっておもしろい。何回でもみれます。 " + }, + { + "date": "2017-01-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "脇役もポップでキモカワ(΄◉◞◟◉`)だし なんてったって白が素晴...\n 脇役もポップでキモカワ(΄◉◞◟◉`)だしなんてったって白が素晴らしいよね…千の素直で純粋な心も素敵だし、心洗われる映画! " + }, + { + "date": "2017-01-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好き!\n おそらくジブリの中で1番好きな作品です。何回観ても面白い。人間の浅ましさとか、千尋の不安や勇気などがダイレクトに伝わってきて、観ているこっちまでドキドキします。見知らぬ土地で1人頑張る千尋の成長していく姿を見ると、私も頑張らなくちゃ!と思えます。そしてハクが滅茶苦茶カッコいい(*^^*)笑 また見ようっと。 " + }, + { + "date": "2017-01-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "\"Spirited Away\" that I've seen million times!\n \"Spirited Away\" was directed by one of my favourite Japanese directors, Hayao Miyazaki. Well I think most people have seen this brilliant Japanese Ghibli anime at least once, if you haven't, just go watch it now. It really reminds me of my childhood when this came out and went to see it with my parents and sister, just wondering what this film is about. Seeing the most shocking scene in which Chihiro's parents turn into a pig devouring foods, my sister and I kinda got traumatised to eat meat for a while and still remember that we couldn't really sleep that night even with my parents. Anyway there are some vague things, for example, we can never know whether Chirio was dreaming or not or why her parents suddenly become the pigs. They could've been cuter animals instead though like cats or dogs. One of my favourite Ghibli. Too late to congratulate Hayao Miyazaki for winning an Oscar that year though. Go watch it if you haven't seen Spirited Away! " + }, + { + "date": "2017-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "様々な見方がある\n どこに重点を置いて見るかによって感想が変わってくる作品だと思うし、何も考えずに見ても楽しめる作品だと思います。様々な解釈がありますが一つだけ確実に言えるのはハクがとてもかっこいいということです。 " + }, + { + "date": "2016-12-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "誰か説明を\n 掴みどころが無さ過ぎて困ります。「深い話だなあ」と言う人はいるんですが、きちんとした説明を聞いたことがありません。それぞれのキャラクターや出来事は何の例えなんですか。カオナシが現代の若者を象徴しているいうのは納得いくんですが、だからと言って大して面白い展開やメッセージも無く。 " + }, + { + "date": "2016-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "歴代でも神作\n 歴代でも神作 " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "再上映\n 大阪に住んでる訳ではないけど、千と千尋の神隠しの再上映とのことで、2日前からチケットを押さえて見に行きました。初めて映画館で観た映画が千と千尋の神隠しで、私のなかでは一番大切な思いでの映画です、地上波も必ずみるし、DVDも持っています。しかし、今日 映画館で鑑賞して大きなスクリーン、特化した音響施設で見ると家で観るよりももっと、千と千尋の世界観が心に深く感じられました。やはり映画館で観るというのは、良いですね。ジブリ映画全て映画館で観直したいです。脱線しましたが、千と千尋の神隠しは何度観ても新しい発見があるし、自分が成長することで捉え方も変わってきます。日本の映画の最高傑作のひとつといっても過言でないと思います。(個人的には一番だと思っていますが、感性はひとそれぞれですよね。でも観たことない人には、兎に角 騙されたと思って観て頂きたいです。)長々と纏まりがなく、申し訳ないです。読んでくれた方ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "パヤオ最大の偉業\n 10歳の少女千尋が引越した先で訪れた不思議な街にて両親を豚にされ、顔が1mくらいある魔女に名前を奪われ、働かない奴は豚にするというスーパーブラック企業理念の湯屋で働くことになるも、予想外のメンタルの強さを発揮し、ベトベトンを接待し、世界で1番わけのわからない生物に好かれながらも、大切な人を救うために奮闘する千尋の成長を描いたジブリ最大日本最大のヒット作となった宮崎パヤオ最大にして最高の偉業的作品(べた褒め)たぶん初めて映画館で見たジブリ作品。なんとあれから15年。。観た当時の自分は千尋と同い年くらいだった気がする。最近気付いたがもののけのあとのジブリ作品がコレっていうのにすごく意外な感じがした(山田はノーカンで笑)何よりもののけ姫という傑作を産んだあとにこの作品を作った当時のパヤオはきっと神か仙人かそこら辺クラスの生き物だったんだろう笑。何回やるんだってくらいに金ローでこき使われているから(だいたい毎回見てる笑)内容はご存知の通り。しかし毎回観るたびに当時2001年にして壁ドンとツンデレを使いこなす世界最高のおかっぱ、ハクのカッコよさに惚れる。アシタカに並ぶカッコよさ。自己犠牲の精神の高さも通ずるところがある。てかジブリは美男美女が多すぎて嫉妬が止まらない笑。主人公以外のモブキャラの可愛らしさとキモさが絶妙なバランスでいい。ひよこみたいな神様やネズミ坊などジブリのマスコットキャラになってもいいレベルのキャラデザの可愛らしさ。その反面あの大根みたいな神様(考えた人絶対変態)腐れ神ベトベトンやジブリ史上1番謎キャラのカオナシの暴走時のキモさとトラウマクラスのキャラクターも登場する。カオナシはゲロ吐きすぎ普通にR12くらいはありそう笑。ジブリによくある都市伝説。この作品にもそんな都市伝説がついていたが、これに関してはホントに嫌い。ハクがラスト千尋と別れたあとユバーバに八つ裂きにされるという話。こんなん絶対ダメだわぁ名作にドロ塗りすぎだよユバーバがそこまでするわけないでしょう!そこまでしたら夏木マリがホンモノのバケモンに見えてきちゃうでしょう!?笑ゼニーバの家でカオナシがちっちゃい口開けてケーキ頬張っているのが好きなシーン。その横でひたすら滑車を回し続けてるネズミ坊たちも可愛い笑。 " + }, + { + "date": "2016-07-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "どうしても好きになれない世界観。\n どうしても好きになれない世界観。 " + }, + { + "date": "2016-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何度見ても感想が違う不思議な映画。 始めてみたのは、高校生ですが、...\n 何度見ても感想が違う不思議な映画。始めてみたのは、高校生ですが、今見ても色あせない。千尋の家族がいつ見ても不思議ですよね。お父さんは危険運転するし、お母さんはなんか冷たいし。ブタになっちゃうのもしょうがない理由だし。カオナシは結局何だったのか。あそこで働いている人たちはなにものなのか。ハクは最後どうなったのか。千尋が最後振り返っていたらどうなっていたか。記憶は残っているのか。などなど分からないことがたくさんあってそれを見るたびに考えています。 " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観る度に\n 色々な解釈・発見がある映画。 " + }, + { + "date": "2015-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "冒頭の車のシーン、 親が豚になるところ、 ハクとの初対面、 千って...\n 冒頭の車のシーン、親が豚になるところ、ハクとの初対面、千って名付けられるところ、クモジィのところに行くシーン、お風呂掃除のところ、おにぎり食べるところ、、、、たっくさんすきなシーンがある!! " + }, + { + "date": "2015-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "傑作\n どれだけ小さなスクリーン(画面)でも、観る人を惹きつけることができる、それこそが本当の映画だと思わせられるような、一秒一秒どのシーンを切り取っても絵になってしまう最高峰の映画作品だと思う。この映画を通して、宮崎駿監督の能力の1つとして、現実と非現実の距離の取り方の秀逸を感じることができた。この一見非現実な世界の中にも、時折見せる現実的な共感が得られる小さなシーンの積み重ねによって、見る人と作者の距離感が担保される素晴らしい作品になっている。 " + }, + { + "date": "2015-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "千はプロ\n まずは母親の冷たさにびっくり。当初千尋はしっかりしてなさすぎて、少し人をいらつかせてしまうタイプ。が、いくら神様といえど謎の巨体とエレベーターに乗ったり、なんか色々吐き出されたり、うわ。。と思わずにはいられないようなお客さん達が次々来ても、カエルに意地悪されても、顔に出さずに優しく尽くせる姿がすごかった。私だったら衛生的にも気が狂いそうになると思う。ハクのくだりは、え、溺れた川が竜になってたの?なんだそれは!でした。お〜おあたり〜♪で報われます。 " + }, + { + "date": "2015-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかよく分からない\n ちょっと田舎に引っ越してきた千尋と両親。新しい家へ着く途中に横道に入ってしまう。突き当たりにあったのは寂れたテーマパークの残骸のような場所。界隈で人気のいない料理店の料理を勝手に食べ始めた千尋の両親は、夜になると豚に変身していた!帰り道を閉ざされ途方にくれていた千尋をハクという少年が助けの手を貸す。神々が集う大先頭で湯婆婆のの下で働くことになる…。千尋は両親を救い無事現実の世界へ戻れるのか。とても不思議なお話で、何をしたから何になる、という明確な話の展開もないまま、その場その場で話が続く様はまるで児童書を読んでいるような感覚。ふわふわしてて、最後に「?なんか気がつけば丸く収まっているなぁ」と狐につままれたような気分になる。それが狙いなのかどうかは分からない。描写や世界観などは素晴らしく、千尋の微妙な少女の動きは本物感がでている。下る階段が怖いんだな、とか、どろどろで足元が動かしにくいんだな、とか。花の壁を進んでいく時の描写が綺麗だな、とか。映像と表現力は素晴らしいのだが、だから話も素晴らしいのかと言えば頭をかしげる羽目になる。例えばよく分からないのが、坊は何故外に出てはいけないのか。(ネズミになって平気に外に出ていた。)坊は赤ん坊なのか?(それにしてはちゃんと喋る。)湯婆婆は外に鳥となって出て行ってどこで何をしているのか。なぜ銭婆は「恐ろしい人、一人で会いに行ってはいけない」と言われているのか(全然怖くないのに。寧ろむちゃ優しい人なのに。)、ハクが血を吐くようなズタズタな姿になっていたのは、あれは殺されかけていたわけであり、銭婆はハクを殺そうとしていたのか。ハクは結局何に殺されかけていたのか。(銭婆に?それとも湯婆婆に?)ハクはなぜ人間の格好をしているのか。結局何が千尋と両親を救ったのか?(ハクが契約破棄を願ったのでハクが実質救ったことになるのか?千尋がハクを思い出したから両親を救えたのか?そんな感じはしなかったけど。)両親を救うという方法が曖昧で、目的や解決法としての明確さなくモヤモヤする。きっと上記に上げた「?わからん」と思うことは説明しなければならないほど大切なことでもなく、自分で好きに考えてくださいということなのだろう。それぞれが「これは、こういう意味だ」と思えば、そういう意味なのだろう。もうこの映画全体が好きに受け取ってくださいというもので、そういうタイプの映画なんだなと思うしかない。私からすれば、真面目に観れば観るほど話の構成に行き当たりバッタリ感を感じてしまい、ちょっと投げやりなんじゃないのとも思うが、それは好みの問題であり、他の人が「いや素晴らしいよ、すごく気に入ったよ」というのなら、確かに面白い映画だね、とは思う。きっと、どこか部分部分で、観ている人の心に響くものがあればいいなぁと思って作られたのだろう。 " + }, + { + "date": "2015-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族で観た思い出。\n 小6のころかな。なんか、都市伝説では遊郭の話だとかなんとか。個性的なキャラにとても惹きつけられます。 " + }, + { + "date": "2015-03-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "切なくて素敵すぎる、日本映画の名作。\n 何度観ても飽きない作品。ジブリと言ったらこれですね。全てのシーン、所々まで細かく描かれているので観る度に新しい発見があるのも面白いところ。濃いキャラクターたち、あの世界感が大好きです。ハクが銭婆の家に千尋を迎えに来たシーンからは、感動して涙が…。この2人の関係、切なくて素敵過ぎる。ハクの正体も、そうきたかぁと。もう、あっぱれです。ジブリ作品、そしてそれを生み出した宮崎駿監督は日本映画の誇りですね。 " + }, + { + "date": "2015-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久々の千と千尋\n しっかり観たのは劇場公開時以来だと思います。ジブリの映画ってあくまで子どもを楽しませるためか話が簡単なイメージなんだけど、この作品はなかなか入り組んでたり語られなかったりで結構好きです。まぁこの年になると登場人物の行動もツッコミどころがあったりするのだけれど、それでも笑えるし楽しいです。 " + }, + { + "date": "2014-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "手ェ出すなら終いまでやれッッ\n ジブリ史上最も訳わからん作品かもしれない。なのにたまに見たくなり、何度見ても飽きない。扉の向こうにある違う世界。見たことのない生命体の数々。小学生(たぶん)にして働かなければならないというストレス。褒められる喜び。生まれる自信。そして恋……?一人の少女の成長物語と言って良い。最初の千尋と最後の千尋では表情がだいぶ違う。たぶんこの先何が起こっても彼女は軽々と乗り越えて行くだろう。何度も見たくなる理由の一つに、BGMがある。湖の線路のシーン。あそこで流れるBGMは特に聞き惚れる。 " + }, + { + "date": "2014-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "隠されたメッセージ性は\n この映画は何度もみた!何度でもみれる!!この映画に隠されたメッセージ性がなんなのかを私は知りたい。欲望にのみしたがって生きると大変なことになる?お金以外に大切なものはある?愛は力?大切なことは何か本質を忘れるな?自分の出した結論はこれです " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "不思議な国の千尋\n 映画評価:60点当時映画館で観た時は満点に近い印象を受けた作品です。この作品は、一人の少女が世にも不思議な世界へと迷いこんでしまう、不思議の国のアリス的な展開の作品なんです。その世界観も魅力的ですが、個性が輝るキャラクター達も魅力的です。何度観ても楽しめますね!【2014.11.21鑑賞】 " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "60点\n ネットで調べる前に感じた事はみんないい人たちってことと千尋のピュアさとハクへの愛が素敵やったってこと!ネットで調べて思ったのは深くていい話だってこと!w人間は欲深く、冷たく、自己中やのに千尋は全部土返ししてくれた!大きくなってから感じたこと! " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "切なくて素敵過ぎる、日本映画の名作。\n 何度観ても飽きない作品。ジブリと言ったらこれですね。全てのシーン、所々まで細かく描かれているので観る度に新しい発見があるのも面白いところ。濃いキャラクターたち、あの世界感が大好きです。ハクが銭婆の家に千尋を迎えに来たシーンからは、感動して涙が…。この2人の関係、切なくて素敵過ぎる。ハクの正体も、そうきたかぁと。もう、あっぱれです。ジブリ作品、そしてそれを生み出した宮崎駿監督は日本映画の誇りですね。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良き哉\n 宮崎監督のアタマの中のキレイなもの、えげつないものすべてをご開帳したようなお伽絵巻。ストーリーはシンプルで大きな盛り上がりがあるわけではないが、小エピソードが次々と展開され、そこにゆるキぬャラ、キモキャラのオンパレードで飽きさせない。シュール、エキゾチック、ファンタジック、ノスタルジック、いずれにおいても右に出る作品はそうはない。冒頭、小径の苔むす石の置き物に迎え入れられてから、本編では賑やかだった場所の色褪せたスナップ写真のようなエンドロールまで目が離せない。 " + }, + { + "date": "2014-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しく包まれるような浮遊感\n カオナシは千尋に誘われるように社会(湯屋)に入ってくるが、自分の言葉を持たず、金を使わなければ他人と接点を持つことが出来ない。そして徐々に自分を見失っていく。まるでステレオタイプな日本人のようなキャラクターだ。そんなカオナシも千尋に再び誘われるように銭婆のもとに行き、本来の自分を取り戻していく。銭婆と湯婆は生きている社会環境が違うだけで元々は同一の人物なのではないだろうか?自分もまた湯婆やカオナシのように欲にまみれ、拝金主義になってしまえば、たちまち自分を見失ってしまうだろう。ハクもまた千尋との交流で見失っていた自分を取り戻す。彼は自然そのものだったのだ。自分を取り戻したハクと千尋が涙を流し飛翔するシーンは何とも言えず暖かく優しさに包まれたようなシーンだ。それは千尋の中に、ハクを救えた喜びと、ハクは弱い自分のことを子供のころからずっと見守ってくれていたという喜びが交錯しているからだろう。自然も人間も普段は忘れていても根っこでは深く繋がっていて、自然は自分達のことを暖かく見守ってくれている。そんな感じがした。 " + }, + { + "date": "2014-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "名作です。\n 久々に見返しました。ジブリ作品は年月が経って、見返す度に受ける印象、感じ方が変わってくるので不思議な気持ちになります。最初は親に依存して挨拶も感謝の言葉も言えなかった千尋が、油屋で生活するうちに自分自身で生きる力を身につけ逞しくなっていく過程がとても良かったです。それはハクとの愛の力もあるのかなと考えてみたり…ラストのハクとの別れのシーンはとっても切なかったです。その後どうなったんだろう…?と考えずにはいられない作品でした。名作です!絶対にみてほしい作品です! " + }, + { + "date": "2014-02-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "名作の中の名作!間違い無く世界の名画50に!俺なら選ぶ・・♪\n いやまぁ・・黒澤映画や寅さん、小津安二郎?作品も未見の俺が、邦画を語って良いか?の賛否は置いといて・・とにかくこの作品は・・(語るまでもないが)まぁ素晴らしいヽ(^o^)丿♪ジブリがジブリだった頃の最後のジブリ(※ハウルまでが最後のジブリて意見も有る)。>一人の天才でなく・・・数多の才人で商業的にも勝ちを得たディズニー・・>後継を育てず、ただ滅し朽ちてゆくジブリ・・この作品が、本当の『宮崎駿遺作』だと、俺は個人的に思うなぁ⌒(^O^)⌒星☆評価は・・劇場公開¥1800円基準で(*^^)v⑤DVD買う度 ◎◎◎◎◎モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆おすすめ度 *****デートで見る度 ◇◇◇◇◇観た後の行きたいお店】台湾の?本作モデルになった町のなんたら飯店!観た後の飲みたいお酒】お酒ならなんでもOK!!!観た後の食べたい一品】ハクのおにぎりヽ(^o^)丿・・川の神様の苦だんごは勘弁!働かない奴は喰うな!お世話になった方に礼を言え!きちんと謝る・・そして、きちんと赦す!(↑※日本人のこの精神性・・・どこかの隣の半島の人々に聞かせてやりたい!!!)『人は忘れないモノだよ・・思い出せないだけでね・・。』見るべし!そして泣くべし!伯爵品質保証!名作(*^。^*)♪ " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジブリ\n もののけ姫といい、千と千尋といいこの頃のジブリ映画は神がかってた!神様たちの世界観は本当に引き込まれていく " + }, + { + "date": "2013-04-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「神かくし」ってのがポイントですね。\n 大好きな映画で何度も何度も見ています。それぞれのシーンの意味を読み解いたりした。ポイントとして「千と千尋の冒険」とかではなくタイトルに「神隠し」と使ってる所に製作側の意図が詰まっているように感じます♪それぞれのシーンの意味を考えた結果ネタバレブログも書いてみるくらい好きです♪ " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "独特の異世界とその裏事情を想像する\n 総合:75点ストーリー: 75キャスト: 80演出: 85ビジュアル: 80音楽: 80 正直最初見たときは期待が高かった分、あまり面白いとは思わなかった。それまでの宮崎作品にある重厚な主題に比べて物語にあまりたいした出来事がなく、子供が迷い込んだ異次元の世界の温泉宿で働くというだけの話にそれほどは興味をひかれなかった。見ず知らずの自分に良くしてくれた人にお礼を言うことすら出来ない10歳の少女が、初めて直面する厳しい世間。悪くはないけれども、でもどこにでもいる世間知らずの普通の子供のよくある成長物語かなという程度。 今回改めて見直してみて、前回に見たときよりも不思議と面白く感じられた。物語はやはりそれほどに素晴らしいとは思わないのだが、この奇妙な異世界と、それが制作された背景をもう少し理解しながら興味を持って見たからかもしれない。例えば千の教育係になったリンは実はまだ14歳でこちらも十分子供なのだが、この湯屋から鉄道に乗って出ていき自由になるときを待ちわびている。湯屋に捕らわれているにはそれなりの事情があるわけで、これが江戸時代ならば恐らく親の借金のかたに売られた遊女というところなのだろう。ここに働く者たちの多くがハクも含めて何かに縛られ捕らわれて生きている。千の精一杯の努力と成長だけでなく、神や物の怪を迎える湯屋の存在意義とそんなそれぞれの人々の背景も含めて考えながら見ると、映画の違った一面が見えてきた。 映画にはそのような伏線がいくつかあるようで、中にはそれにたいして拡大解釈されたものやら都市伝説的な解釈まであるようだ。結局最後までこの世界や背景が何なのかはっきりしないので、自分なりの解釈で想像しながら見たのだが、千の経験した話だけでなく歴史的なことまで思いをはせることになり興味をそそられた。 " + }, + { + "date": "2012-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "不思議な雰囲気が好き\n アジア独特のオリエンタルな雰囲気がよく出ていて絵が綺麗です。ちょっと怖さもあったり、不思議な感じもあって見る度に何かジワン、、とした気分になります。DVDも持っているんですがテレビ放映される時も必ず見るくらい好きです。 " + }, + { + "date": "2012-12-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "千尋が・・\n 最初は、か弱くて、しっかりしてそうな子ではなかったけれどお母さんとお父さんを助けるために成長していく物語だった。。何事もすぐできないと決めつけるわけではなく、まずやってみる。千尋がちゃんと成長していることがわかる映画だった。 " + }, + { + "date": "2012-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "次々と展開するストーリーに引き込まれました\n 途中で飽きることなく、最後まで集中して一気に見ました。突然不思議な世界に迷い込み、初めは弱虫で泣き言ばかり言っていた千尋が、親切な人に出会い、助けられて、だんだん芯の強い女の子になっていくところがうまく描かれていました。こんな、数々のいい意味ではちゃめちゃな出来事を、ひとつのストーリーとして完成させる宮崎駿は、本当にすごい才能の持ち主だなぁと改めて感じました。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2012-07-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何度観ても\n ストーリーが素晴らしく何度観ても感動出来るアニメです!映像も綺麗すぎるし、なぜか随分昔??の子供の頃を思い出させる懐かしい感じもします。 " + }, + { + "date": "2012-07-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "現実社会を反映させた不思議なファンタジー世界は、見る者の心を捉えて離さない\n ファンタジーの姿を借りて、現実社会を反映している。冒頭、異世界に迷い込んだ千尋は、心寂しく不安でいっぱい→現実社会で生き方にさまよう現代人の姿。仕事を与えられた千尋は大変ながらも懸命に励む→現実社会で額に汗して働く人たちの姿。千に名前を変えられた千尋は自分の名前を忘れかける→自分自身を見失いそうになる現代人の姿。わがままで欲深く、物でしかコミュニケーション出来ないカオナシ→今の若者の姿。他人にガミガミ言い、自分の子に甘い湯婆婆→モンスターペアレント。湯に浸かりに来る神々→神様を疲れさせるほど、今の世の中、悩みが多く、疲れている。…などなど。あくまでも私的な見解なのだが、そう見るとなかなか面白い。ただの警鐘物語ではなく、千尋がたくましく成長していく姿は、現代っ子へのエール。一本の映画としても、そのイマジネーション溢れる世界は、本当にユニークで引き込まれる。両親を助け、この不思議な神々の世界を離れる千尋。見る者は名残惜しい感覚を覚える。ひと夏というノスタルジックな気分と共に、この不思議な世界を離れがたいような、映画のマジックだ。 " + }, + { + "date": "2011-12-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "宮崎駿の表現力は5.0じゃ足りない\n 歴代日本一の興行収入を誇る本作。そんな大評判を尻目に子供の頃の私は、カオナシとか湯婆婆というキャラクターの印象の強さばかりが残って【千尋の成長物語】以外の意味がわかってませんでした。年齢を重ねて、どんなテーマだっけと気になってはいたけどまた観たいという気にもなかなかなれず、今回やっと10年近くぶりに改めて観てみると、遅ればせながらそこには“宮崎駿流”の現代社会(現代人)への思い(警鐘)が込められていることに気付きました。お金、教育、売春、飽食、自然破壊、孤独、欲、自己、モラル…そして目先のものに惑わされない本質や絆、思い出の暖かさ。“トンネルを抜けたら非日常”いくつになっても胸が躍らされるこの設定ですが千尋が偶然か必然か導かれたのは、画面越しにも異臭を感じるようなファンタジーというよりは悪夢みたいな世界。けれどそこでの“千と千尋”の経験は何物にも代え難く、最後にヘアゴムを光らせる彼女はもう地方に引っ越してきたことにふて腐れてる女の子ではなくて。私が昔感じたように【千尋の成長物語】で間違いないしそれだけのことなんだけど、それだけじゃない。絡み合ってて言葉で現すとお説教臭くもなる問題をこういう形として世に残したことは本当に素晴らしい。色々詰め込みすぎな気もするし再度観ても私にはやっぱり大好き!!!というような作品ではないんだけど、讃えずにはいられない凄みがあるのです。宮崎駿の凄さをまた思い知りました。例えば誰もが他人事じゃない“カオナシ”だって絶対私じゃああいう風に表現することを思い付けないし、【八百万の神様】という素敵な概念を持つ日本人ならではの発想の油屋もすごくいい。中国っぽい建物は見てるだけで楽しいし、グロテスクな表現が多い中、魔法のわくわく感のバランスもさすがの一言。圧倒的な世界観です。結局歳を重ねたってまだまだわからないことだらけだったけど、エンディングが全てを物語ってるような気がして子供の頃のもやもやはなくなりました。本当にジブリは何回か観て良さがわかるというか、観る度に色んな感性をつついてくれます。 " + }, + { + "date": "2011-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "よろずの神々も、いろいろなものを洗い流しにやってきて\n 映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)から。以前から、この映画の良さがわからない、と嘆いていたが、自分の誤操作による「携帯電話アドレス全件削除」を通じて、その良さが私なりの解釈だけど、わかってきた。 (笑)よろずの神々も、いろいろなものを洗い流しにやってきて、さっぱりして帰っていく。それは、私にとって今回の携帯電話アドレス削除事件だった。(勝手に事件にしていますが・・)それだけ、私にとって大切なものをなくしてしまった罪悪感で、インパクトが強かったから、確かにしばらく凹んだけれど、時間が経つにつれて、なんだか、スッキリしてきた。頭で考えていた時にはわからなかった、妙なスッキリ感。長年、積み重ねてきたモロモロを洗い流した感じなのだろう。身も心もさっぱりして、また現実の社会へ飛び出していく、そんなことを教えてもらった映画となった。こんな見方をするなんて、監督に失礼かな?(汗) " + }, + { + "date": "2010-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "分裂した自己の物語\n 「獅子の子落とし」という言葉がある。生まれた子供を千尋(せんじん)の谷に突き落とし、這い上がってきた子供だけを育てるという俗説が言葉の由来らしい。この映画の主人公・荻野千尋も千尋の谷に突き落とされたような体験をするのだ。 車で引越し先に向かう途中で、両親と千尋は鎮守の森に似た場所に迷い込む。行き止まりの道の傍にはトンネルがあり、3人が通り抜けた先には八百万(やおよろず)の神々が集う湯屋「油屋」を中心にした「不思議な町」が広がっていた。 その町で、千尋の両親はあるきっかけから豚になってしまう。途方に暮れた千尋を助けてくれたのが謎の少年・ハクだった。彼の助言を受け、油屋で働きながら「不思議な町」から両親と共に脱出する機会を窺うのだが…。 映画のタイトルが「千尋の神隠し」ではなく、何故「千と千尋の神隠し」なのか? 少女が苦難を乗り越え、成長していく物語だと言えば簡単なのだが、宮崎駿監督が発信するメッセージはこのタイトルがヒントになっていると思う。 千尋は、油屋の経営者である魔女・湯婆婆に本名を奪われ、「千」という名を与えられる。湯婆婆は本名を奪って相手を支配するのだ。「千」も油屋で働いているうちに、「千尋」という本名を忘れそうになっていく。 似たような状況が現実の世界でも起きているのだ。戦後、産業社会に導入された大量生産技術は日本の経済発展に寄与したのだが、その価値観である「効率化」「スピード」「利益優先」「競争」「合理化」はあらゆる分野に侵食して、人間疎外の原因にもなっているのだ。価値観に適応できない人々が増え、自殺や犯罪、精神疾患の要因になっている。「千と千尋の神隠し」というタイトルは、「分裂した自己」あるいは「分断された人格」を暗示しているのだ。人間を抑圧する価値観に合わせようとして、本音を隠し建前(ペルソナ)の顔が肥大化した現代人を表わしているのだと思う。 千尋にまとわりつく「カオナシ(仮面男)」というキャラクターも、価値観に適応できない人々を集約した姿なのかもしれない。分析心理学者・ユングが提唱した概念であるペルソナは、古典劇で使われた「仮面」を意味している。 千尋を助ける少年・ハクも、本来の名前を喪失している。別の意味で「カオナシ」なのだ。見失った自己を取り戻すための物語という意味では、「自分探し」がこの映画のテーマなのだろう。千尋が、非日常の旅を通して新たな自分を発見したように、現代は「プチ家出」あるいは「プチ神隠し」が必要な時代なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2009-03-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現代っ子の成長物語\n 「もののけ姫」以来、久々の宮崎駿監督の作品です。僕はスタジオジブリの作品が結構好きで、今までの作品もほとんど観ているんですけど、この「千と千尋の神隠し」は、今までの作品と少し毛色が違う感じがしました。主人公の「千尋」は、どこにでもいそうな10歳の少女です。「千尋」が初めて登場する場面。父親の運転する車の後部座席で、花束を持ったまま気だるそうに寝ている姿は、ハッキリ言って、今までの宮崎作品の主人公とは正反対でいい印象はありません。ところが、「千尋」と両親が異世界に迷い込んで、物語が進むに従って、「千尋」に対するイメージが次第に変わっていきます。様々な困難にあいながらも、必死に頑張る「千尋」の姿にいつの間にか引き込まれていって、最後には、「千尋」が魅力的なキャラクターに見えてきます。この映画は、「千尋」の成長物語とも取れますけど、環境破壊の問題や、モラル・躾の問題など、いろいろな事が盛り込まれていて、いろんな意味で考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2008-07-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "複雑な気持ちになる作品\n 最近の宮崎駿監督の作品は、変に説教臭くなって個人的にあまり好きではありません。「もののけ姫」のようにメッセージ性を大きくしすぎて、結局見ている側として、首を縦に振らざるえない作品は苦手です。観客に判断を委ねるというより、大御所宮崎監督の思想を突き付けられているような感じがするからです。さて、本作ですが、感想は上と同様。「かおなし」なんかはとても面白い発想ですが、作品全体はかわいくしながら威圧的。なにか奥から監督の完全に私的な感情が伝わってくるんですね。かわいくされたって、わたくしには通用しません。 " + } + ] + }, + "122": { + "title": "ウォーターボーイズ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お馬鹿、青春スポーツコメディー\n TV番組「SWITCHインタビュー 達人達(たち)、「矢口史靖×鉄拳」」で、この映画が紹介されていたので視聴しました。男子高校生達が「シンクロナイズドスイミングをやろう!」と言った時点で完全にギャグです(非現実です)。「お馬鹿、青春スポーツコメディー」といった映画。5人の男のコ達は、鈴木:自信がない、ナヨっとしている青年佐藤:アフロ→坊主、元バスケ部、バスケ部のメンバー達から見下されている太田:単細胞、お調子者金沢:頭デッカチ、融通が利かない奴早乙女:男子が好き、ゲイ・・・皆、漫画に出て来る登場人物のような解りやすい特徴があって、素晴らしかったです。キャラクターは“解りやすい”が一番良いです。童貞卒業、女子更衣室を覗く・・・・・・・といったH系はなし。5人のダメダメくんたちが、高校生 最期の夏に、晴れの舞台でシンクロナイズドスイミングをやって人気者になるストーリー。フィナーレに、楽曲「学園天国/フィンガー5」が流れる。 " + }, + { + "date": "2019-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夏に見たくなる映画\n シンクロに青春を捧げた男子高校生のスポーツ映画。いかにも青春という感じがしてて、学生時代に磨り減るほど見ました。私の青春をじわじわと思い出させてくれる映画で、この頃に戻りたいと思い出させてくれる。私自身学生時代はムラムラしたイカ臭い青春を送っていたので、それとは打って変わった理想の青春映画です。 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好きで何度も見た映画。 青春!\n 大好きで何度も見た映画。青春! " + }, + { + "date": "2018-12-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "Waterboys\n これぞ青春映画と言える作品です。 恋愛もスポーツも話の内容も底が浅いけど、それでこそ高校生って感じです。 何かに向かって突っ走っている時間っていいもんで、とても輝いて見えます。 あぁ、あのころに戻って何かに熱中したいなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-12-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "男のシンクロはカッコいい‼️\n 妻夫木聡さんら、後にブレイクする玉木宏さんなど出演した映画を見て、やっぱ、シンクロって女子だけじゃなく、男のシンクロはすげぇ…と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "すべてのテンポが良い名作\n 1番好きな作品。話の展開やギャグのキレがとても秀逸で、何度見てても飽きないし疲れない。脇役の演技も素晴らしく、出てくるキャラクター全てに意味があって魅力的。あと、とにかく平山あやがめちゃくちゃカワイイ。平成教育予備校でバカキャラになった平山あやを見て、すごく切ない気持ちになった。 " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小技が冴える\n ちょっとした脇役のチョイスの的確さが、らしくていい。柄本明とか哲太とかね。山下真司と西田尚美の絡みとか、女子高の文化祭委員長のつっかえ台詞とかの小技も心憎いばかり。シンクロ本番のシーンは選曲も大事。こういう細かい部分のセンスが最後の出来不出来に決定的にに重要。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "非現実的で、ばかばかしい内容\n 話は、非現実的で、ばかばかしい内容。ただ、最後のシンクロのシーンは 美しく、見ていて楽しい。ほかは どうでもいい。全体的に「ご都合主義」な感じで、重要なシーンは すべて省かれている。こういう話の場合、一般的には「専門情報」の要素が重視される。つまり、もし本当に男子高校生がシンクロを始めたい場合、どうすればいいのか、という情報だ。その部分の調査が しっかりされていて、リアリティーが高い場合、話に信用性が増す。そして説得力が出る。そのうえ、トリビア的な要素も高いので、娯楽性も上昇する。逆に、その重要な部分を大して調査もせずに話を作ると、台無しになる。「イルカの調教師にはシンクロは教えられない」。そして「男子生徒だけでシンクロをマスターするのは不可能」。この2つの常識を、映画監督が理解できていない時点で、すべてが台無しだ。「イルカの調教師にシンクロを習う」などといった非現実な話に走らず、普通に男子高校生がシンクロに挑戦する話にしたほうが、おもしろかっただろう。惜しい作品だ。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "青春映画の傑作\n もう16年前になるらしく、20歳の頃に観て、自分の作品にもかなり影響していると思うのだけど、子どもが出来父親になって観てもやはり面白かった。そんな上手く行くかよ!竹中直人は何をやってるんだ?なんて疑問も、強引な展開力で打破してくれる。シンクロシーンが観たいわけだから、そこがカッコよく撮れてたら全てオッケーな気がする。バラバラだった子達が最後涙流すくらい団結してる姿に感動した。一生懸命さが伝わって来た。自分の青春時代を思い出してグッとくるし、親から目線でも子どもがこんな風に何かに一生懸命取り組んでくれたらと思うと涙なしに見られない。 " + }, + { + "date": "2017-02-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n  途中まで、チケットを買ってくれた人に対してどうするんだ、とか、シンクロの練習ちゃんとしろよと、提示される物語が期待したものと大きく隔たっていて、竹中直人の怪演ぶりくらいしか楽しくなかった。ところがクライマックスのシンクロが大変な高揚感をもたらしてくれて、とても楽しかった。評価が高い理由が分かった。 " + }, + { + "date": "2017-02-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "昔見たことあったけど、やっぱりおもしろかった。みんな若くて、なんか...\n 昔見たことあったけど、やっぱりおもしろかった。みんな若くて、なんか微笑ましい感じ♩ " + }, + { + "date": "2017-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "矢口史靖監督の大出世作\n みんな棒読み(・・;)全部一発撮り?それともわざと?それでもこんなに面白いのは、脚本が良いからか?もちろん、竹中直人の楽しい演技が大きいんだけど。とにかく最後のシンクロシーンが楽しく、見終わったらハッピーな気分にさせてくれる名作です(^^)bついでに、この時は無名だった俳優が多数出演してるのを探すのも楽しい(^^)bそれにしても、この頃の平山あやはカワイイな!(眞鍋かをりも!)ってゆーか、矢口史靖監督…史靖←しのぶっていつまで経っても読めねー(・・;) " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "THE学園青春コメディ\n シンクロナイズドスイミングを男子高校生にやらせると言うアイデアが秀逸。羞恥心をメガトン級のエネルギーに変えられるのは、やっぱ彼らの持つ若さなんだろうねえ。これぞ青春ど真ん中!「あなたのとりこ」(シルヴィ・ヴァルタン)「学園天国」(フィンガー5)「ダイヤモンドヘッド」(ザ・ベンチャーズ)など、思わずハミングしたくなるような演技曲の選曲センスに脱帽。放課後のプールサイドが恋しくなる。 " + }, + { + "date": "2016-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こういうストーリー、弱いんだよなあ\n 大好きな映画「クール・ランニング」といい意味でストーリーが似てます。好きです。10年以上前の映画ですが、いま見ても面白いし、清々しい気分になりますね。 " + }, + { + "date": "2015-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "王道学園青春モノ\n もう10年以上も前の作品になりますが、今観ても相変わらず面白いですね。男子校の冴えない主人公たちが不純な気持ちではじめたシンクロにのめり込み出し、バカにしていた周りも徐々に彼らを応援しはじめる。ベタですが中々熱い展開です。ヒロインや学校の先生も可愛いし…。 学園モノを観るたび思うのですが、もうあの頃に戻れないんだなと毎回切ない気持ちになってしまいます。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "THE 青春\n って感じでめちゃくちゃ好き! " + }, + { + "date": "2015-03-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ふつーに\n 面白い。最後の演技がいい。それだけな、、 " + }, + { + "date": "2013-10-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "若い妻夫木くん\n 映画評価:55点何度観ても楽しめますね!上映当時に観た時は水中演技凄い!!とか思ってましたけど、今ではテレビドラマの2の方が上手いネ(●・´艸`・)作品自体はB級臭くて好きです!あきないYO♪ " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安っぽい部分も多いけれど楽しい\n 総合:70点ストーリー: 70キャスト: 65演出: 65ビジュアル: 70音楽: 70 真鍋かおりの演技はわざとらしくてすごい大根だった。魚の泳ぐプールに落ちた生徒が上がってくると、服から魚がたくさん出てくる。ちょっと演出が安いしギャグの演出が寒い。そんな感じで最初はあまりいい印象を持たなかったのだが、水族館で騙されているあたりからだんだんと面白くなってきた。 それでも安っぽいところも多いし演技が下手な出演者もけっこういて、そういうのが見ていて時々気にはなるのだが、自分はこういう馬鹿な映画が嫌いではない。若者が彼らなりに若さ一杯に精一杯何かをやっているのは見ていて爽快。夏の日差しの下、水色のプールで演技をする彼らは必ずしもオリンピックの演技のようにきっちりシンクロしているわけでもないがとにかく楽しそう。それらが欠点を穴埋めして、結局見ているこちらも楽しくなっている作品になっていた。 " + }, + { + "date": "2011-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高だね!!\n ドラマまで全部見ましたがめっちゃ面白いです!!高校生がシンクロをするという単純な映画ですが、俺的にはこの映画が邦画の中で一番面白いと思います!!出演者もとても豪華です!!! " + }, + { + "date": "2011-04-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "男の足なんか観たくない。\n まず、何故、シンクロが女子しかないのか。それは、男の汚い足など観たくないからである。プールの底に、足がついている時点で、シンクロではないしね。 " + }, + { + "date": "2009-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ポータブルDVDによる車内鑑賞レビュー\n 通勤時間を活用して、ポータブルDVDプレイヤーを使っての地下鉄内鑑賞にいそしんでいます。分割しての鑑賞であるため、感想文も分割となっています。                    第1回目「行動」 を起こす時には、その起因となる “キッカケ” というものが、必ず存在すると思うのです。この映画の訴求点は、宣伝コピーの「男のシンクロ!?」 そのもので、シンクロに没頭する男子高校生の物語なのですが、そもそも、あの5人の男の子がシンクロを始めることになった “キッカケ” の突き詰めが甘いので、       冒頭から 「ぬるい!」                        と思ってしまいました。この映画が動き出す “キッカケ” となる、真鍋かおりとの人間関係をもっと丹念に描くべきであったと、声を大にして主張したい。また、文化祭での公演を辞退したのにもかかわらず、再び引き受けることになる “キッカケ” の表現も、非常に 「ぬるい」 ため、彼らの活動の薄っぺらさばかりが気になってしまいました。人が動くこと、人が集うことの土台には、しっかりとした理由がないと、リアリティに欠けてしまうと思うのです。それが、理屈まみれなものでもいいし、感情的なものであってもいいし、本能的なものでも、勿論いいのです。兎に角、       行動を支える “理由”                        というものがあって欲しいのです。残念ながらこの映画は、行動に至るための、しっかりとした “理由” や “キッカケ” に対する配慮が成されていないため、この映画の存在理由である「男のシンクロ!?」 の必然性が欠如した状態で走り始めてしまったのです。明日以降、足元を確認しなが動いて欲しいな。                       第2回目     ヤッター!やっとこの映画に“キッカケ”や“理由”という、行動の元となるものが出現いたしました。ニュース画像にシンクロ5人組が放映され、彼らの人気が急上昇した途端、入部希望者が殺到するのです。テレビで紹介されたことで、 「その祭りの渦に入り込みたい」 という欲求が膨れ上がった末の行動なのです。「行動」 の“ キッカケ” がかなり不確かなこの映画において、何て素直にその 「行動」 を受け入れられたことか!こんな普通な理由があったからこそ、追加入部組を含めたみんなが、本番に向けて練習する姿に     ついつい、引き込まれてしまうのです。こんな普通なことが、やっと2日目に成されたこと、大変、もったいないなと感じております。本番を明日に控えて、さあー、佳境へと映画は進みます。この勢いで終盤を纏め上げて欲しいものです。                      第3回目今、彼らのパフォーマンスが終了致しました。   うーむ、もったいない.......。高校時代、僕も持っていただろう、ハツラツとした眩しい時間が、そこにはありました。しかも学園祭という、特権的時間の中でも、よりによって最高潮に達した瞬間に、彼らのピークが到来したことに、嫉妬さえも感じてしまいました。僕の高校時代は映画研究部員として8mm映画を作ってきたのだけれど、 “作り上げる”  “人に見てもらう” という観点では全く同じ行為になるわけで、高校3年生の時に作った映画を、色々な人に見てもらい、後夜祭の時に 「最優秀クラブ賞」 の発表を受けた時の高揚感が、まざまざと思い起こされました。もったいない.......。 と嘆いたのは、そんな終盤の見せ方が高度に結実したにもかかわらず、そもそもの映画の出発点である、   シンクロ開始の必然性の脆弱さ                      を、やっぱり思い出してしまったからなのです。しかも、しょうがないな、とは思いつつ、その脆弱性を作ってしまった 真鍋かおり が当然のごとく顔を現す予定調和的な作りに、反発を感じたのも確かです。でも良かったですよ。前半まるっきりダメだった、“キッカケ” の敷設ですが、 「シンクロの大成功」 という大団円を導き出す  “キッカケ”  に関しては、立派に仕掛ることができたのですから。夜のデートでの火事発見 → 消化活動によるプールの水不足 → 桜木女子高校のプールを借りてのシンクロパフォーマンス。めっちゃベタな展開ではありますが、心地よく結末への必然を作ってくれました。    ハツラツとした眩しい時間が、                映画の中で、そして自分の回顧の中で、しっかりと輝いたのでした。↓ 完成版はこちらまでouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-3.html " + } + ] + }, + "123": { + "title": "GO(2001)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "広い世界を見ろ!\n 見終わってまず、国籍なんて関係ない!って思いました " + }, + { + "date": "2019-03-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "後悔しない生き方\n 破天荒な生き方に見えて、実はとても慎重で堅実で真面目な考え方をする主人公。落語を愛する在日コリアン。目元が涼しく友達思いの良いやつ。家族思いで、交番の若い警官とも仲良くなる。綺麗な彼女は、在日コリアンの彼に一目惚れするが、在日コリアンだと知ると、恐れ、別れる。でも、考え直して、再会、再び、恋人になる。重い主題ですが、余裕のある気持ちの時しか、考えられないものですね。自分では差別をしてないつもりですが。自分に降りかかり、不利益になるようなことがあれば、主人公たちのように正しい選択をできるかどうか。綺麗で爽やかなコウ、かつこ良くて性格も良い彼。心の美しさが表に出ていると感じたい。自分もそうありたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドロップキック!\n 親、祖先がどこからきたのかそんな事を足かせにして生きて行かなければならない。日本を差別する教育をする民族学校。韓国や中国の血は汚いと子供に教える大人。そんなやつらに悩まされながらも自分の力で切り開いていこうとする杉原がかっちょいい。不器用ながらも生きていく強さを教える父もカッコ良い。ドロップキックと拳で抗いながらも、最後にはきちんと勉強はじめるのも良い。窪塚は、ピンポンといい、こういう役が本当にハマってカッコよかった。今ではレアな、新井浩史、山本太郎なども出演。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "国籍とは?\n 在日コリアンの葛藤やアイデンティティがクドカンの独特の世界観で描かれた面白い作品だった。国籍とは?名前とは?いろんなことを考えさせられた。今の時代だと、その人と関わる上でさほど問題ではない国籍が少し前までは大きな問題であった。その考え方のが変わっていく狭間の若者たちが上手く描かれていて一緒に悩んだりできる。頭ではわかっていても体が…というシーン。自分もこの時代にいたら同じことを思い悩んでいたと思う。とても難しい事に向き合ってる、向き合わされてる若者たちはとてもかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "在日青年の魂の主張\n 冒頭のスーパー・グレート・チキンレース(地下鉄の線路に降りて電車から走って逃げ切る)で度肝を抜かれて一気に物語に引き込まれました。食堂で日本人のミトコンドリアDNAを辿って行くお話、杉原「さらにそれを、ひぃひぃ、ひぃひぃ、ひぃひぃ、ひぃひぃ・・・20万年前にアフリカ大陸で生まれた猿人に辿り着くんすよ」の話は笑えた。両親がハワイ旅行に行き、息子を朝鮮セキから韓国セキに変更する手続きをして、息子がより自由に生きられるように配慮していた。といった家族愛も描(えが)かれている。ハイライトは夜の校庭で、杉原「 俺は何人だ? 俺は何者だ?」桜井「在日韓国人」杉原「どーして何の疑問もなく俺のこと在日なんて呼べんだよ   在日って呼ぶってことはな   俺がいつかこの国から出てく他所者だって言ってるようなもんなんだよ」   それ解って言ってんのか?」桜井(見つめる)(中略)杉原「名前なんて何だっていいんだよ   マムシでもサソリでもエイリアンでもいいよ   だけど俺は自分のことエイリアンだなんて思ってねーからな   俺は在日でもエイリアンでもねーんだよ   俺は俺なんだよ」桜井(見つめる)杉原「いや俺は俺であることすら捨ててやる   クエスチョン(?)だ   ハテナマーク(?)だよ   物体エックス(X)だ   どうだ怖えーだろ?」在日 青年の魂の主張を感じました。民族的(在日 朝鮮人)なデリケートな題材を扱ったことは評価しています。 " + }, + { + "date": "2018-02-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "無垢な窪塚洋介の演技が光った。\n 無垢な窪塚洋介の演技が光った。 " + }, + { + "date": "2017-11-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "窪塚が光っている。\n 窪塚好きだわ。本当にかっこいい。暴力シーンが多いので見づらいけど、窪塚の置かれているひどい状況を理解するのに無駄ではなかった。在日韓国人の苦悩と日本人の差別意識、普段生活していて、全く感じることないんだけど、こういう問題に直面したら、在日韓国人に寄り添いたいと思う。今は、もう外国人証明書を持ち歩かなくてもいい時代になったらしい。少しずつでもこうやって世の中がいい方向に変わっていったらいいなと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "GO!!\n 軽快で明快に興奮でき、止まった心をGOさせてくれる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優、窪塚洋介\n 在日朝鮮人の高校生、杉原と風変わりな少女、桜井との恋愛模様を在日に対する差別、先の見えない未来へもがく姿などを通じて描く異色な青春映画。IWGPのキングタカシで一躍大人気となっていたであろう窪塚洋介の映画初主演作品にして史上最年少の日本アカデミー賞新人俳優賞と最優秀主演男優賞を受賞した輝かしき作品。自分は順番的に先にIWGPやピンポンを観ていたため窪塚洋介はキャラ物的な演技の印象が強かったのだが、今作で在日朝鮮人であることで差別を受ける高校生の苦悩や恋愛模様をときにクールに、ときに感情的に熱演。王道な役柄ながらどこか新鮮に感じる窪塚洋介を楽しめる。のちのちの作品を観てもこんなに若々しくまっすぐな窪塚洋介はそうないと思う。そのお相手役に桜井こと柴咲コウ。友達の加藤の誕生日パーティーに遊びに来ていた杉原の前に颯爽と現れたキュートな女の子。初対面のはずの杉原のことを次々と言い当てたり、知らないことに関しては次々と質問したりと杉原に興味津々な様子を一切隠さずに接する姿が眩しい。あざとい!あざといぞ桜井!好きだ!!!笑男の子見る流れ星なんてダサすぎて死にたい!ホワイトイヴの雪はダサい!などとよくわからない発言も多いが可愛いので無問題です笑。そんで桜井に振り回される杉原もみててニヤニヤする笑。杉原の両親役の山崎努と大竹しのぶも強烈だ。元ボクシング世界2位の経歴を持つ親父のトレーニングを受け、腕っ節の強さを見せつける杉原だが、師匠の親父に全く歯が立たず、行きすぎた愛の鉄拳で毎度血祭りにあげられるDV描写が多数笑。そしてさらにその上に君臨するお袋に2人ともボコボコにされる様子に愛が溢れている笑。ラスト手前で親父とのケンカに挑む杉原のファイティングポーズが死ぬほどカッコいいです笑。俳優、窪塚洋介の実力の高さを証明した一本。脚本にクドカンもいるということできっとIWGP好きにはたまらない作品。2017年07月07日(金)先日テアトル新宿にて開催された窪塚洋介トークショー&オールナイトで2ヶ月のスパンで3度目の鑑賞笑。まさか窪塚洋介を生で観ることができるとは思わなかった。緑のボーダーシャツに切りっぱなしの半デニムでどっからどう見てもコンビニに出かけるチンピラみたいな格好だったけど、超スタイルが良くてほぼ自分と同身長のはずなのにメチャメチャ大きく見えた。役者としての意識の高さやレゲエミュージシャンとしての振る舞い、ドラマとの決別、さらにはマンション落下すらネタにした上で全て経験として受け止め生きている姿が死ぬほどカッコよかった!写真の許可が下りて50枚くらい写真撮った笑。30代最高の俳優だと思う。2015年05月31日(日)1回目2017年05月20日(土)2回目@目黒シネマ窪塚洋介特集2017年07月07日(金)3回目@テアトル新宿窪塚洋介特集オールナイト " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "クドカンだったんだ!\n クドカンが脚本だったとは知りませんでした。まだ、それほどヘンではない窪塚洋介がフレッシュな演技で好演。またヒロインの柴崎コウ、新井浩文も脇を固めた。扱っている内容が人種問題が多いので、今、公開するのは大変だろうな。将軍様と同じ名前の人物も出てきた。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通の恋愛ができない話\n まずオープニングがメチャメチャかっこいいです。名前が出てきたり早回しになったり、今どき新鮮な手法ではないんでしょうが、映画界No1のオープニングではないでしょうか。冒頭の「これは僕の、恋愛に関する物語だ」という前フリが全編に効いていて、普通に恋愛できる状況のはずなのに何故かできない差別の悲しさが伝えられます。最後は、ついつい説明口調になっちゃいがちな差別への考え方を、窪塚洋介の長回しで熱く見せることができています。難しいテーマをエンターテイメントとして成立させれたのはクドカンさまさまではないかと。 " + }, + { + "date": "2017-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作\n クドカンぽい良い作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "名前ってなに\n 映画が公開された時は、私はまだ5歳だったこの映画をリアルタイムで劇場で観れたらよかったなあまたまたレンタルビデオ屋で惹かれて借りました窪塚洋介さん、彼の人間そのもののように感じる彼の話し方はすごく滑らかで繊細で美しいこの頃の窪塚さんは儚くて透明感があってすごく好き原作も読んでみたいと思います " + }, + { + "date": "2016-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "自分でしゃぶしゃぶさせろよっ!\n アドリブなのか台本なのか。クスッとどころか爆笑してしまうシーンがたくさん。そんな軽快さとは裏腹にテーマが凄くしっかりしており、差別問題や自己アイデンティティの形成について考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2016-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく驚き\n 公開当時は、こんな映画が封切られることに衝撃を受けた。(今、公開されたらもっと驚くだろうけど)それほどの、日本社会でのタブーを、青春映画として、そしてひとつの問題提起として描いた傑作。山崎努と大竹しのぶが特に好き。「クエスチョンだよ!」の台詞も。 " + }, + { + "date": "2016-02-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "重いテーマだが窪塚が軽くしてくれた\n 基本的にはラブストーリー。窪塚が在日で彼女役の柴咲コウが初めて彼の国籍を知った時は殻にこもってしまったけれどやっぱりそんなこと関係ないって結ばれる。テーマは重いが青春ラブストーリー仕立てで誰もが気負わず観れるからこの問題を考えたことがない人々にきっかけを作ったと思う。 " + }, + { + "date": "2015-11-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "青春の一本\n 個人的に思い入れの強い、大好きな作品。これをきっかけに映画が好きになり、本が好きになった。 " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "一番好き\n 窪塚が輝いている⋆͛ " + }, + { + "date": "2014-11-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良い邦画\n 窪塚洋介めっちゃいいですね。青春物はなんだか恥ずかしくて嫌いな私の価値観を変えた作品です。大竹しのぶがいい味出してます。同級生に勧めるならこの作品かな笑 " + }, + { + "date": "2014-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "名前が付いてる意味。\n この映画を観てまず思ったことは、この世に付いてる名前の意味って何なんだと思いました。杉原がライオンはライオン自身自分がライオンって呼ばれてるなんて知らないけれどお前らが勝手にライオンをライオンと呼ぶみたいなセリフを言いました。私は確かにそうだと思いました。劇中で出てきたロミオのセリフにもある通りたとえ名前が変わってもその中身は変わらない。名前って何なんだと強く感じました。この映画の好きなシーンはホテルでの杉原と桜井のやり取りのところです。このシーンが始まったとき、このシーンの結末は完全に予想できました。そして私の予想通りの結果でした。そんな簡単に予想できてしまうシーンですが、大切なシーンです。好きな人から嫌われてしまうかもしれないというリスクを追いながらも言わなくてはならないことを言う。簡単にみえて凄く勇気がいります。そして桜井のこの反応こそがこの映画の肝です。桜井の反応はわかっていたといえばわかっていましたが、それをわかっていたというのがそもそも問題だなって思いました。国籍が違い変な差別教育をされた子がいることそしてそれが普通になってしまっていること。私も国境線なんて無くしてみたいです。恋愛映画としてもベタベタのこのシーンは私としてもいいシーンだと思いました。この映画のメッセージは私は名前だと思います。賛否両論あると思いますが、私はそう思うのです。さっきも書いたとうり色々考えさせられますが、名前なんてやっぱり形だけで箱の様なものです。そこにとらわれることなく箱の中身をしっかりみれば箱の形なんて気になくなります。これは人だけでなくこの世の全ての事象についておけることです。物事の本質を見極めることのできる大事さを教えてくれる映画でした。私も杉原の様に周りに翻弄されながらも自分の道をしっかり歩めるような男になりたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "脚本がよい\n ちゃんと作ってれば、DQNが愛おしく見えてくる、とてもいい映画。私はDQNの話を好きじゃないのは、バッドエンディングに決まっているからだ。そんな単純な映画でないところにとても惹かれる。 " + }, + { + "date": "2013-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい\n 面白かったです!構成も最初のシーンのここで柴咲コウが見てたんだ!と納得でした。ちょいちょい挟む小ネタも面白い。見て損はないです " + }, + { + "date": "2013-02-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親の不器用な愛情にも感動\n 国籍とか名前とか、小難しいテーマだけど、キャストの良さと、テンポの良さなど、全体的にすーっと見入ってしまう映画でした。水川あさみとかがチョイ役で出てるのも、なんか新鮮。山崎努演じる父親の不器用な愛情にも、なんだかほっこりしました。しかし、韓流が浸透した現在ですが、ちょっと前はこんな感じだったよなーとちょっとノスタルジーにも浸ってみたりして。。 " + }, + { + "date": "2011-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心に残る言葉がたくさん。\n 最も好きな邦画の1つ。どうせ在日映画でしょっていって見ないのは本当にもったいないです。窪塚くんのあの癖とオーラのある演技が私は大好きなんですが、彼史上一番かっこいい作品だと思います。柴咲コウちゃんの不思議な雰囲気の女の子もすごく合っててほんっとに可愛くて。脇を固める役者さんがまた素晴らしい。お父さんの山崎努さんもお母さんの大竹しのぶさんもお巡りさんの萩原聖人さんもタクシー運転手の大杉漣さんも絶対代わりが利かない味を出して作品に深みを与えてくれてます。邦画には色々要素を欲張って結果ペラペラになるってことがよくありますが、恋愛友情家族そしてアイデンティティとすごくバランスがいいのも魅力の1つです。シェイクスピアの「名前って何?薔薇と呼んでいるその花を別の名前に変えても美しい香はそのまま」に始まり「親のすねかじってるうちはね 〜 ガキなんだよ!ガキ!」「広い世界を見ろそして自分で決めろ」「中にいる方が楽だぞ、それでもやるか?」「俺は何者だよ?〜俺は俺なんだよ!」などなどほんとにいい言葉が多いのです。(見たらわかるはず!)葛藤を乗り越えた「ぶち破れそんなもん」は何度聞いてもいいです。在日外国人がテーマですが何事も同じで、国籍や性別や年齢や立場なんて関係なくいいものはいい。いい人はいい人。それをちゃんと自分で見て触れて決めたいなと心に刻んでます。 " + }, + { + "date": "2010-12-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "かっこいい!\n 血ってなんだろうって思う。同じ人間で、育った地は同じで、でも国を分ける。強く意識したことがなかったけど、私は偏見がないんじゃなくて、身近に知り合いがいないだけでなにも知らなかったんだと気付いた。アイデンティティとかそういうもの全部ひっくるめて自分の存在意義ってなんだろうって、すごく考えさせられる。そして、とにかく窪塚が、山崎さんが、かっこいい。 " + } + ] + }, + "124": { + "title": "千年の恋 ひかる源氏物語", + "reviews": [ + { + "date": "2015-07-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ひどすぎる\n たまに出てくる松田聖子がいちばん訳分からない当時 この映画に誘った彼女、映画館出た後 しばらく無言でした。 " + } + ] + }, + "125": { + "title": "ホタル", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人だけじゃないところがいい\n  前半は山岡のおかげで特攻機を引き返し生還した藤枝との物語。井川比佐志の手紙の内容が悲しい。生き残った者の辛さがここでも感じられる。生きる目的を失ったしまった後でも、毎年山岡にリンゴを送って、その礼を受け取るときに生きがいを感じたという。 朝鮮人であることを知りながら金山少尉を愛していた友子。大日本帝国のために死にに行くのではない!朝鮮民族の誇りのため、友子のため死にに行く・・・その友子(田中)と長年連れ添ってきた山岡(高倉)。富屋食堂の山本富子(奈良岡)さんが預かっていた遺品(祭りのお面)を遺族に届けるため、夫婦は釜山に向かう。 韓国で遺族に会ったとき、山岡夫妻は家族たちに罵倒される。韓国の母親は息子の手紙を受け取っていて、彼らの申し出を受け入れてくれた。墓参りをする二人。冬だというのにホタルが1匹。金山の生まれ変わり・・・最後に韓国に来れてよかったと思える静かなシーンが印象的。 山岡友子は14年前から腎臓を患っており、人工透析が欠かせないつらい日々。人生の終焉も近い夫婦の旅路といった映画。地味な映画ではあるけど、昭和天皇の崩御を機会に特攻隊を忘れてはならない思い。反戦の祈りも感じ、韓国の反日感情もわかりやすく描かれていた。 たった一つの命を捧げること。生き残った者が伝えたいこと。命の尊さをホタルに託し、残された者たちに平和でいてほしいという静かな願いが感じられる。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争、特攻隊員の悲哀。それは戦争中だけでなく生き残った者には戦後も...\n 戦争、特攻隊員の悲哀。それは戦争中だけでなく生き残った者には戦後も終わることはない。・生き残ったことを罪と思う男・死んだ先輩特攻隊員の許嫁を嫁にする男、しかもその先輩は朝鮮民族であった高倉健と田中裕子が演じる夫婦が微笑ましくもあり、痛々しくもあり。改めて戦争の悲惨さを知ることとなります。何はともあれ高倉健はカッコイイ。お茶目なシーンもあったりと私のような健さんファンにはたまらない作品です。特攻隊員の孫を演じる水橋貴己(もう引退しているもよう)という女優のなんとも素人っぽい演技が個人的に気になりました、不思議な魅力(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "特攻隊の生き延びた辛さと\n 愛する人を失い忘れられない気持と新たにいっしょに生きて来た人と昔を振り向く切なさ・・・ " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健が渋い・・\n 図書館で借りたDVD。昭和天皇の崩御の頃に戦時中に特攻隊にいた戦友たちが昔を思う。元兵士で鹿児島に暮らす漁師に高倉健。その妻に田中裕子。死んだ朝鮮人特攻兵のために取った夫婦の行動は・・特攻作戦は戦史最悪の作戦なので、映画でこのように記録を残すことは大事だと思われる。鹿児島の鹿屋基地から沖縄へ向けて飛び立った予科練や学徒出陣の若者らの魂は尊い。2001年の東映作品。 " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人が人にできることは、そういうことだけなんじゃと\n 映画「ホタル」(降旗康男監督)から。近くの川で数匹の「ホタル」を発見し、喜んで帰宅したあとにこの作品を観たので、胸が詰まされる想いがした。昨年は特に、身近な人たちが突然のように他界したので、あっ、さっき近くに寄ってきたのは、あの人だったかも・・と妙に感情移入してまった私がいる。知覧からの飛び立った特攻隊の1人が、ホタルとなって戻ってきた、そんなストーリーとは別に、昭和天皇が崩御したのを機に、雪山の中で自殺をする特攻隊員の生き残りの1人(藤枝)は、死ぬ前に、戦時中の先輩を訪ねるが、留守で会えず、結局は、そのまま東北に戻り、自殺してしまう。悔やむに悔やみ切れないのは、高倉健さん演じる先輩の山岡。「あん時、俺がここまで来て、話聞いてやったら、一緒飲んで一緒に泣いてやったら・・。人が人にできることは、そういうことだけなんじゃと、今になって気がついた」という台詞は、自殺した人たちや、病気で若くして他界した人たちを思い出すには、充分なフレーズであった。「忙しいから・・」を理由に、自分の予定を優先してしまうが、「頼られた」と感じたならば、どんな用事よりも優先し、話を聴いたり、一緒に飲んだり、一緒に泣いてやる、そんな些細なことを実践する気持ちを持ちたい。人の「温かさ」や「思いやり」こそ、失望した人たちの心を癒し、自殺を思い留める方法に違いなのだから。 " + }, + { + "date": "2016-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昔戦争があった事実\n 昔子供の頃、父親から戦争の話を聞かされた。子供の自分に対し父親が子供の頃は戦争で辛い思いをした。お前は幸せだ。みたいな話を何度も聞かされた。自分の脳に刷り込まれる勢いで。最近はそんな父親も戦争の話は出なくなった。記憶が薄れたのだろう。この映画を観る前日、テレビで倉本聰が「今の日本は満たされている。戦争中の世の中に比べたらオカシイ。再度あの頃に戻るべきだ。」と言った内容。それに対し父親は「そんなことない」と否定した。この映画はそんな自分に対しなにか不思議な存在です。映画を観てる時間、ふと子供の頃に戻ったきがする。父親の説教が蘇る感じ。 " + }, + { + "date": "2015-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "朝日っぽい\n その部分の評価はおいといても、それぞれの描写の結びつきがなく焦点があやふやな映画。健さんの無駄使い " + }, + { + "date": "2015-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "健さんの演技に脱帽!\n 鹿児島が舞台で高倉健さん田中裕子さんが夫婦役で共演しています。どうも健さんは鹿児島弁が苦手らしく、いつのまにか生まれ故郷の福岡弁で喋っちゃっています。作品内容もイマイチの駄作。製作にテレビ局が入るとおかしくなる傾向のような感じがする今日ここ頃。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主題がばらばら\n 総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 劇中のところどころに現れるやや説明的な科白が気になった。また過去の特攻隊隊員の場面は、隊員同士の会話というよりも舞台劇のように喋る彼らの科白の強調された言い回しや演技も気になった。だが作品を通して、戦争を背景にした三人の男女関係の心の底の秘めた思いが静かに伝わってきた。過去を語ろうとせずに妻を支えて今を生きる健さんの演技がやはりいい。 しかし戦争の足に長い歳を重ねる健さんと妻とのこと・朝鮮人特攻隊隊員のこと・妻と彼との関係が、作品の主題としてばらばらに感じられた。日本の兵士として死んだ朝鮮人のことを描きたいならば違う視点の脚本にしたほうが良い。綺麗な悲恋にしようとしているが、その割りには二人の関係がどう深まっていったかについてはしっかりと描かれていないし、日本人兵士として死にいく彼の朝鮮人としての苦悩も深く描写されていない。 " + } + ] + }, + "126": { + "title": "たそがれ清兵衛", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "クライマックスまで長ぇ\n まあそういう映画 " + }, + { + "date": "2019-04-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "アンバランスな出来損ない\n 子供と老婆の世話でたそがれているようで、下僕がいるので、風呂にも入らないのは、悩みも無いようで、とても不自然です。淡々と、ホームドラマのような、展開で、大杉漣との立会いも不自然です。何が不自然か考えると、真田の佇まいが見事過ぎて、周りが追いつかないのです。大杉漣も腕が立つ侍には見えないし。田中泯も舞踊家なので、太刀の振り方が踊りのようです。真田の剣が見事であるだけに、周りの武士が無様で残念です。まるで銀行の 悪い上役のような振る舞いの御家老。とても時代劇とは思えない。真田一人が見事な侍に、絶望的な気持ちになります。特に小林稔侍はコメディ的に、侍姿の現代劇のしゃべくりです。山田洋次は時代劇ホームドラマがしたいのですね。それでみんなは感動したいのですね。私は感動できませんでした。宮沢りえの演技で、貴乃花を思い出しました。そして、昔の中村勘九郎、勘三郎か?を思い出しました。彼女には何か危うい、儚い、壊れやすい、ものを感じて、見ていて不安定な気持ちにさせられます。最後はとても嫌な、砂を噛むような、それも髪の毛混じりの砂を噛むような、気持ちになりました。そして、山田洋次が嫌いになりました。 " + }, + { + "date": "2019-02-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "友人の妹\n 同じ藤沢周平さんの「必死剣鳥刺し」「蝉しぐれ」を観た後では。正直物足りませんでした。子供や実母を養い・育てるために、今でいう定時退庁する清兵衛。妻の長患いや葬儀で家計が圧迫され、内職までしても楽にならない暮らし。だけど娘たちは「お父はんがいれば、さみしくね」。そんな”家族愛”もあったし。友人の妹との、微妙な関係のもどかしさも切ないというか。いずれも末娘の語りで進んでいく所が、目新しかった(なぜそうなるのかは、最後にびっくり!)。真田さんの終盤からみせるきりっとした刀さばきや、りえさんの哀し気な表情に胸ズキン。だけどクライマックス、藩の命令で出陣した「殺陣」の場面が、しまってない。だらだらした感や、そんなに喋んなくていいんじゃ?。これが私はがっくりでした。いくつかの短編集を併せて作られたそうなので仕方ないのですが。勢いにかけてました。 " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次復活の作品\n 時代劇と言う金脈を見つけた…と何かに書いてあったと思う。山田洋次らしい雰囲気の中に押さえ気味の演出が効いていて、薄暗がりでのラストの死闘が浮かび上がる。原作の短編から誰もが観られる作品にしたのは山田洋次らしい。 " + }, + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "マスターピース\n 何も言えません。説明したいけど出来ません。日本映画の傑作です。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まぎれもない傑作。何回観ても良い作品。\n まぎれもない傑作。何回観ても良い作品。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高にカッコいい!\n 真田広之、宮沢りえ、そしてなんといっても田中泯!最高の俳優陣で最初から最後まで目が離せませんでした。この作品で一気に田中泯さんのファンになりました。映画デビューとは思えない鬼気迫る演技。鋭い眼光。本当に素晴らしいです。子供達も本当にかわいい。キャラクター一人一人に愛着がわく本当にいい作品です。わたしの邦画部門のNo.1作品です。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画としては良いかもしれないが少なくともたそがれ清兵衛ではない。\n 映画としては良いですよ。 秀作だと思います。 ですが原作ファンとしては大変残念な映画だと思いました。 本作が「祝い人助八」と言うタイトルなら納得しました。 原作を捻じ曲げる様な映画作りは感心しません。 黒澤明の「赤ひげ」の様に同名のタイトルを付けるなら原作を読んでから映画を見ても、映画を見た後で原作を読んでも違和感がない様にして欲しかったと思います。井口清兵衛は侍です。 剣術使いなのです。 人と斬りあうことに対してあれこれ悩みません。 侍は幼い頃からその様に育てられます。 彼の唯一の心配事は兄妹として育ち、家の都合で夫婦になった妻の病だけです。 それこそ藩の重大事よりも妻を厠に連れて行くことの方が重大な問題なのです。 だから変人で滑稽でたそがれているのです。 映画の主人公は貧乏に追われ生活に疲れているのです。 心配事があってたそがれているのではありません。 清兵衛は妻の問題がクリアされれば人を斬ることなど造作もなく遂行します。 それが井口清兵衛です。原作は変人の剣術使いに周囲が振り回される滑稽話であってそこに夫婦愛も絡んだつくりになっております。 親子間の家族愛を描いた人情話ではありません。もう一度言います。 井口清兵衛は侍で且つ剣術使いです。 唯一の心配事は妻の病です。 藩の重大事よりも人斬りよりも心配なのです。 その背景を変更したらそれはもう「たそがれ清兵衛」では無い。とわたくしは思います。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "まさかこんなにいいとは\n もっと退屈?というか桜が散るような儚い静かなものだと思っていました。上級者向けというか。全然面白い。万人向けでした。さすがアカデミー賞外国映画賞ノミネート。朋江さんが清兵衛のお嫁さんになったところが「一番」感動しました・・・ " + }, + { + "date": "2018-02-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "宮沢りえシリーズ\n 気になった演技に出会うと、私はその俳優の出演作を立て続けに借りて見ます。ここのところは宮沢りえシリーズです。こんなに実力派の女優になるとは思いませんでした。きっと鍛練してきたはず。着物での所作、居ずまいの瑞々しさには、目を奪われます。身につけた作法は最大の財産でしょう。女の子には、お茶 お花 日本舞踊を習わせたいなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-02-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "決められたリズム\n 20歳の頃、「たそがれ清兵衛」がヒットしてて、仕事場の40歳の方に「お前にはまだ分からんよ」と言われたのだけど、あれから15年が経ち久々に観賞。とても日本的というか、派手はないけど行き届いてる感じで、普通の営みを丁寧に美しく見せていたと思う。ヒットした要因はなんだろう、と考えながら見てたのだけど、やはり江戸時代末期の侍の営みが現代の自分たち社会人の営みがシンクロする事だと思う。上の指示は絶対で嫌な仕事もしなければならず、ボケた母親と二人の娘を養わなければならない。だけど、娘の成長は嬉しく共に生きて行きたい。毎日同じような生活で、同僚は飲みに行くけど、真っ直ぐ家に帰る清兵衛に同情と憧れと尊敬の念が湧き、宮沢りえと上手く行って欲しいと心から思うのではないだろうか?そうか、清兵衛の人生はそうだったか…心休まる時があったのか。なんて思ってるところに井上陽水の「決められたリズム」で泣けた。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まさに日本的\n 今やほとんど撮られる事が無くなってしまった時代劇。アメリカで言えば西部劇的なジャンルでしょうか。日本的精神の美しさとそれ故の辛さを静かな感情演出で描いています。真田広之の殺陣がとても美しい。宮沢りえは時代を代表する女優さんですね。可愛さと美しさ、それに儚さが同居している稀有な女優さんだと思います。藤沢周平の短編シリーズは当時の下級武士の生活をこと細かに描いていて、とても好きな小説です。藤沢文学の特徴である「省略の美学」を見事に映像化した作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "たそがれ\n ちょっと変わった侍者として、たそがれられる内容かなと思います。最後はしっかり戦ってくれて面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-05-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "黙っってみてみて\n 傑作!宮沢りえの「おかえりなされませ」がたまんないー!足袋?の穴を隠す清兵衛、、。刀を研ぐシーンが深いぃ! " + }, + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次監督ならではの心温まる人間ドラマ。 全編なんとも薄暗い映像...\n 山田洋次監督ならではの心温まる人間ドラマ。全編なんとも薄暗い映像。けっして華やかと言えぬ清兵衛の生き様のようだ。正確な時代考証の一部と言えるのかもしれない。真田広之、やっぱりかっこいいですね。そして宮沢りえが美しい。一時の不健康そうな姿ではなく、若い頃を彷彿とさせる。田中泯、決闘シーンはなんとも言えぬ迫力、やるなこの人。人にとって幸福とは何か、そんなことも考えさせる物語。素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "●静かなること山の如し。\n やはり宮沢りえはスゴイ。登場しただけでパッと花が咲いたよう。そして真田広之。男の一途さ、不器用さを見事に演じる。普段は昼行灯でも、いざというときには結果を出す。男はかくありたいものだ。 " + }, + { + "date": "2017-03-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "激動の地に足をつけて\n 下級武士である主人公がこの上なく男らしいです。家族想い、親友想い、そして恋愛は不器用だけど一途。文句も言わず、現状で常に最善を尽くす姿。男らしさに家柄も身なりも関係ないのですね。最後の果し合いの前にはうっかり本音が出ますが(^^)、相手の余吾もかなり苦労してます。2人とも客観的には結構不運です。剣豪2人の大きな差は、刀や流儀というよりも、つましくとも多くを望まず充足した日々を過ごせてきた清兵衛と、時代に翻弄され続けた人生に不満と憤りを抱える余吾という、根本的な性格の違いでしょうか。果し合いのシーンはなかなか良かったです。田中さんの鬼気迫る演技が素晴らしかったです。朋江が待っていてくれて本当に良かった(^^)。たそがれ時に叶った想い。最高に幸せな時間を過ごせたのだろうと、想像に難くないです。 " + }, + { + "date": "2017-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「名作」と言わしめられる作品\n ものすごくシンプルな話で、ボケたお婆ちゃんの効果的な使い方くらいしか印象にないんですが、なぜか全体的なまとまりが良く「名作」と言わしめられる作品です。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "リアルかつ斬新。\n もし、こんな侍が実在しても教科書の歴史に刻まれることは無いでしょうが、何者にも流されない、本当に強い侍の映画。 " + }, + { + "date": "2015-03-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大好き真田さんw\n いやいや、いい映画です。 原作小説の藤沢周平作品をこの頃から知りました。ドラマ化、映画化多くされてますが中でもこの作品が一番出来がいいですね。真田広之さん男気あってかっこいいし、宮沢りえさん大和撫子演じてかわいいし。アメリカが西部劇やってた時代にあった日本の武士社会のささやかな幸せ。イイですね。 " + }, + { + "date": "2014-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人の鑑\n 時代に翻弄されながらも気高く生きた侍の物語。愛する人々を思って日々生きていくことが、どれだけ素晴らしいことかを気づかせてくれます。貧しさや時代の理不尽さをもろともしない、崇高な日本人の心を感じられる作品です。この頃スペクタクル映像で魅せてくれるハリウッド映画ばかり観ていたので、邦画の良さを改めて感じました。男はつらいよシリーズも好きですが、この映画は山田洋次の最高傑作だと、私は思います。 " + }, + { + "date": "2013-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "75点 壬生義士伝 の ソフトばーじょん\n (2012/6/17)共に主人公に惹きつけられるが、 こちらは刺激ある描写を抑えた作りになってる時代背景も、おかれた立場も大体同じ。壬生義士伝の  胸が張り裂けそうな緊迫感              ・・もいいけど、こちらのまったりめな雰囲気もわるくない " + }, + { + "date": "2013-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "一人の庶民としての侍の生き様を描ききる演出の良さ\n 総合:85点 ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:90点|ビジュアル:70点|音楽:65点 時代劇といえば集団での派手な切りあいや大きな出来事があったりするものだが、本作品ではそれほどたいした出来事が出てこない。むしろ謀反やさらに最も大きな出来事である戊辰戦争があったとき、その場面はあっさりと省略されてしまっている。描かれるのは所帯臭くて目立たない貧乏侍の日常生活。それに加えて、侍としての危険な出来事と危険な任務を否応なく受けざる得なかった出来事と、女の話だけ。確かにそれは個人として命懸けの大きな出来事ではあるが、派手なものが多い時代劇ではそれほどたいしたことではない。 しかしそんな庶民的なありふれた侍を描く演出がとても優れている。刀を振り銃弾の中を突撃する戦争などなくても、侍を一人の人間としてしっかりと描いていくだけでこれだけ見応えのある物語になる。家庭のこと、仕事のこと、恋愛のことのようなこの時代によくいた貧乏人としての生活、そして侍としての体面、果たさなければならない義務といった武士としての姿までを思い入れ深く表現しているのが実に素晴らしかった。だから登場人物の感情や生き様やささやかな幸せが確かに伝わってくる。 " + }, + { + "date": "2011-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庄内地方がモデルの幕末海坂藩が舞台の感動作!\n 庄内地方の景色が素晴らしい。藤沢周平の文学は、庄内地方をモデルとした架空の海坂藩が舞台となる時代劇が多い。城下町鶴岡と港町酒田からなる庄内藩は、幕末の重要な藩のひとつであり、【たそがれ清兵衛】は、名もなき下級武士の家族愛を描いた感動のドラマですね!(涙) " + }, + { + "date": "2008-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "学問したら、考える力がつくんだ\n 先日鑑賞した映画「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)(主演:真田広之さん、宮沢りえさん)からの一言。貧しい武士だった清兵衛は、たそがれ時になると、一切の贅沢をせず、まっすぐ帰宅し、内職に励む。この台詞は、清兵衛の娘が炉を囲んで、「論語」を一所懸命、諳んじている場面だったと思う。裁縫などの家事は、覚えれば覚えるほど、生活の役に立つけれど、学問は?・・と感じたのだろうか、「学問したら、なんの役に立つんだろう?」と父親の清兵衛に投げかける。その答えが「考える力がつくんだ」だった。これからは、自分で判断しなければならない時代が来る。今までのように、支持・命令されたことを忠実に守って正確に、そして丁寧に仕上げていけばよい時代は終わって・・。だから女子(おなご)でも、考える力をつける必要があるんだ。そんな会話をした時の台詞メモである。娘が小さい頃「どうして、勉強なんてするの?」と質問されて、うまく答えられなかった自分を思い出していた。そうだ、考える力をつけるためだよ、と今度は言える。(笑)映画には、きらっと光る台詞が多くて私は忙しい。 " + } + ] + }, + "127": { + "title": "阿弥陀堂だより", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真の主人公は婆さんである。さしずめ阿弥陀ババア(笑)北林谷栄の演技...\n 真の主人公は婆さんである。さしずめ阿弥陀ババア(笑)北林谷栄の演技力がすごい。冒頭、協力 浄土宗ってのを見た時に嫌な予感がした。何も起こらぬゆるゆる系、1時間が過ぎやっと来たと思ったら大事件の割にはなんともあっさり。あまり気張らずに生きていこう、ということか。樋口可南子が風景と同じくらい美しい。昔◯ー◯写真集持ってたな。物言わぬ小西真奈美もかわいい。でも最後しゃべったよな、どういうこと?偽の主人公寺尾聡、ありゃもうただのヒモじゃん。普通なら強烈な自虐に苦しむかも。私は喜ぶ(笑) " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本の四季\n  日本の四季の美しさを堪能できる作品だ!効果音も素晴らしい。春は小鳥のさえずり、夏は蝉の鳴き声(しかも、ミンミンゼミ、蜩、ツクツクホウシを順番に登場させている)等、絵と音で観客を魅了する。長野の自然は美しい。段々畑と遠景の山々。日本の良さを見せつけてくれたのだ。 また、生きること死ぬことの意義を爽やかに教えてくれる。「良い死に方というのは良く生きるということ」なんて人生訓のようだ。 俳優陣の演技も素晴らしかった。特におうめ婆さんの北林谷栄、絶品でした。口がきけない役の小西真奈美もよかった。 気になる点もあった。浄土宗の宗教色が出過ぎていることと、結局は長寿こそが生きる価値であるかのような主張。これはストーリーの中で相反するようであった。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "眠くなるか味があるか、と意見が分かれるところ。 自分としてはそこま...\n 眠くなるか味があるか、と意見が分かれるところ。自分としてはそこまでの感情動かされるほどではなかった。ただ、とても丁寧に作られているのがよく分かる。季節・それぞれの感情・相手を思う生き方、それが画面によくあらわれていた。地域の人のココロの拠り処とする阿弥陀堂を守りするばーちゃん。それは昔ながらの近所付き合いが残る地域であるが、そういう光景は今はかなり少なくなったのでは。信仰は個人の自由であるが、地域で根付いてきたものを風習(祭り)とともに大切にしている光景は忘れてはならない。 " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいお湯・・遠くを見ることなんて忘れてた\n 映画「阿弥陀堂だより」(小泉堯史監督)から。寺尾聰さん、樋口可南子さんの夫婦役を軸に、おうめ婆さん役の北林谷栄さんなどが加わり、なんともいえない、ゆったりとしたリズムが全編を包む。さらに、喉の病で喋ることの出来ない娘・小百合役を演じた、初々しい小西真奈美さんが、おうめ婆さんから聞いた話を「阿弥陀堂だより」として文字にする設定は、まさしく私好み。タイトルの「阿弥陀堂だより」は、作品の中では「5作」。どれも素敵な文章で、甲乙つけがたいので、紹介は後日。(汗)気になる一言は、冒頭、樋口可南子さんが露天風呂で呟くシーン。本当に気持ちよさそうに、そしてリラックスした感じで「いいお湯・・遠くを見ることなんて忘れてた」。お湯に浸かりながら目の前に広がる信州の遠景。どれほど、彼女を癒しただろうか、と羨ましくなった。自分を振り返ると、たしかに最近、遠くの景色を見ていない。遠くを見る、それだけで緊張感がとれることを、この台詞で思い出された。木版画家・前田光一さんが作り出す風景とそっくり、そんな視点で眺めてしまった。さすが、長野県。派手さはないが、久しぶりの「秀作」だった。 " + } + ] + }, + "128": { + "title": "突入せよ!「あさま山荘」事件", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "けっこうよかった\n  この映画を見て若松孝二監督が「警察サイドだけじゃねえか」と怒って『あさま山荘への道』を作ったというエピソードが強く記憶に残っている。若松監督の方はとても面白かったのだが、こちらはこちらで面白かった。特に山荘に突入してからの警察のにっちもさっちも行かない感じが実にリアルでいい。若松監督の態度で、警察をわっしょいしている感じかと思ったらそうでもなかった。トップの役所広司ががんがん前に突っ込んでいくのがよかった。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい企画\n 50年代、60年代の娯楽大作の趣きがあって、単純にワクワクする。日本映画もっとこういうのやればいいのに…今の観客には求められてないんですかね。原田監督は「日本のいちばん長い日」が食えなかった前科があったけど、これは楽しめた。連合赤軍側からの視点としては、若松監督版を観ればあさま山荘事件が立体的に補完されそう。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司、いい\n 若松監督のあさま山荘見てから見た。確かにこの映画では山荘の外側しか描かれていない。でも1本の映画で両方は無理だと思った。当時、小学校6年生だった私もテレビの生中継の映像はよく覚えている。県警と警視庁の対立、連絡系統の混乱の中で、役所広司演じる佐々の明るさと(昭和的)ホモソーシャル的行動には笑えたし救われた。 " + }, + { + "date": "2018-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "現実にあった昭和の事件の再現ドラマ\n 原作者がこの過酷な現場で、警視庁主導の秘密の作戦を練った佐々淳行氏。長野県警と警視庁とのいがみ合いは今となってはほほえましい。いや、昭和40年代の日本の雰囲気はこんなもんだったろうと思う。犯人たちを射殺せずに生け捕りにするために結果的に警察官二名が殉職。負傷者多数。民間人一人死亡。二月末の十日間。一番寒い時期である。山荘は水でびしゃびしゃにされ、ぐちゃぐちゃに壊された。1972年の2月。予期せぬニクソン訪中という大ニュースがあった。赤軍派たちは、軽井沢のこの山荘で最後まで抵抗し、機動隊によって全員逮捕された。犯人たちの行動は、この映画ではほぼ描かれない。そのため、警察がなにを相手に闘っているのかよくわからない。人質が登場するのも一番最後であり、そこはひとつのカタルシスになっている。凶悪な犯人たちを生け捕りにせよと命じたのは後藤田警察庁長官の命令による。そこがこの事件の出発点だ。どちらかというと終始警察マニア向けの映画であり、この事件をリアルタイムで知っている世代向けの映画だと私は思う。まったく万人向けではない。それでも楽しめる部分はあった。役所さんや椎名さんたち役者陣は頑張っている。長野県警の電話係のお姉さんもいい味を出している。10日間の長い話なので、ついていくのは大変だ。テレビなら大抵のひとは飽きると思う。映画館なら観れるだろうけど。犯人たちは全力で国家権力と闘ったし、警察も命を張って犯人たちを生け捕りにし、人質を救出することに尽力した。そのことはしっかり描かれていると思う。 " + }, + { + "date": "2015-02-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "飽きちゃった\n 佐々淳行「連合赤軍『あさま山荘』事件」(文芸春秋刊)を原作としたフィクション映画。「ヘラクレスの選択」: 人が選ばないような最も困難な道ばかりを選ぶこと☆━━━━━━━━━━━━━━━━☆【東京、警視庁】佐々淳行 警察庁警備局付 監査官(役所広司)佐々の妻(天海祐希)佐々の上司、宇田川信一(宇崎竜童)国松 広報課長(田中哲司)【長野県警】野間 長野県 警本部長(伊武雅刀)長野県警の一人(田中要次)人質、小雀真理子(篠原涼子)☆━━━━━━━━━━━━━━━━☆連合赤軍のメンバー5人が人質を取ってあさま山荘を占拠したことを受け、爆発物処理技術視察のためのイギリス派遣から戻ったばかりの佐々が、石川警視正と共に現場に派遣され、指揮を任される。弁当も靴も凍りつくほどの連日の寒さと、「人質、犯人共に生きたまま救出、逮捕すること」「銃器の使用は禁止」という警察庁長官からの厳しい条件下で長野県警との協力が求められるが、県警は「警察庁の協力など必要ない!」の一点張りで連携できず口論が続く。そんな中、犯人たちとの攻防戦で民間人が死亡、現場の捜査官も重傷を負ってしまい、緊張感が高まる。長官の強い信頼を受けて、佐々は本腰を入れて指揮を執り始める。こないだ観た「実録・あさま山荘への道程」は連合赤軍メンバーの視点。↑より前に作られたこの作品は、警察庁/県警側の視点。「実録~」で連合赤軍について知ったところだったのと、2/20に元連合赤軍メンバーが逮捕されたというニュースを見て、ついでだからこの映画も観てみた。役所広司も田中要次も田中哲司も若い!!田中哲司は今「ゴーストライター」で見てるけど、やっぱ13年も経つと役の重みも演技の貫禄も物理的な肉付きも違うな~長官からの条件が厳しくて、銃撃してくる犯人たちに対して投石とか放水とかアナログ過ぎてちょっと笑ってしまった、、、「実録~」よりずっと軽いタッチで作られていてあまり緊迫感が伝わってこず、さらに県警の緊張感のなさも相まって終始のん気だな~やる気あんのかな~と感じる映画だった。放水や鉄球で壁を壊すときも、現場にものすごい人数が配備されているわりに段取りも手際も悪くて、みんなそれぞれがワーワー言っててなんかダサい、、、というわけで飽きちゃって途中でおしまい。ちゃんちゃん! " + }, + { + "date": "2013-05-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "警察しか活躍しないご都合主義映画!\n TVのBS放送で見ましたが、冒頭から必要無い人やシーンばっかりそんな中、この映画で腹が立った事が色々あります。強行突入前、警察の議論で撃っちまえとか物騒なセリフばっかり国民が怒ってるとか過激な発言などさすがに発砲シーンは凄かったけど、それ以外は必要無いシーンばっかり放水、敵地の家を巨大な砲丸で破壊、警察同士の喧嘩、催涙弾、拳銃の発砲、弾圧などそしてクライマックスの強行突入で連合赤軍のメンバー確保。もうはっきり言いますよこの際、この映画はあまりにも酷過ぎる。事件関係なら警察ではなく探偵に任せて欲しい。今年劇場鑑賞した姫川班(映画ストロベリーナイト)より出来が悪い。作戦・行動・計画など全て姫川班以下決定です。もう二度と放送しないで欲しい。それから、この映画が前向きな作品とかいうけど全然前向きじゃないよ!最後に、連合赤軍のメンバーかわいそう。こんなことなら連合赤軍のメンバーと市民を大事してると威張ってる警察と戦争すればよかったのに、色々と残念。 " + }, + { + "date": "2011-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "鬼手仏心「きしゅぶっしん」\n 映画「突入せよ!「あさま山荘」事件」(原田真人監)から。面白い台詞が溢れていたが、なぜか私が選んだのは主役・役所広司さんの後ろに飾ってあった書の四字熟語。ストーリーに関係するんだろうなぁ・・という思いで調べたら、「鬼手仏心」とは、外科医が手術のとき、残酷なほど大胆にメスを入れるが、それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心からである、そんな意味らしい。「仏心鬼手」ともいう。端から見ると「かわいそ~う」と思えるような判断や指示も、その根底には、大きな問題を解決しようとする気持ちが働いている。そんなコンセプトが、ストーリー全体に感じられたから、なるほどなぁ・・と感じながら、メモをした。直接的な出演者の台詞ではなく、さりげない調度品や絵画、書からその監督の意図するところを感じる・・これが映画の醍醐味であろう。(原田真人監督、間違っていたらごめんなさい。(汗)) " + }, + { + "date": "2010-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "意外と重くない、前向きな作品です\n 1972年2月19日、実際にあった人質立てこもり事件を題材にしていますが、重苦しくない、前向きな作品です。あさま山荘の\"外\"でのドラマが中心です。警視庁から乗り込んだ佐々と、県警との確執、本庁とのやり取り。遅々として進まない状況を、腐らず粘り強く人質解放に向かっていく10日間。当然、緊張感あるシーンも多いけど、軽妙な会話やエピソードも。脱力系の笑いもしばしばでした。現実に殉職者が出てしまったこと、現場の混乱もきちんと描かれていました。当時TVで見守っていた私達(子供だったけど、全ch中継だった記憶が…)の想像以上の困難を垣間見れました。佐々淳行を演じた役所広司はじめ、キャスティングが豪華でピッタリでした。かの\"鉄球\"職人、椎名桔平です。 " + } + ] + }, + "129": { + "title": "陽はまた昇る", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "真摯に働く素晴らしさ\n 働くことが作業や手段になりつつある現代。この映画は、働くことの素晴らしさ、情熱を教えてくれる作品でした!誇張なく、人生の半分以上影響する仕事。その仕事に夢と情熱を帯びれば、人生が輝く(≧∀≦) " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "レビュー\n 今はもう廃れ気味?のVHS開発についての映画。開発の難しさと仕事への情熱には胸打たれるものがある。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "毎年必ず見る映画\n 毎年これを1年に一回見ては生きる力をもらってます!西田敏行さんの白熱の演技が最高ー渡辺謙さんもいい味出してます。 " + }, + { + "date": "2015-05-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本社会への激励\n 以前の職場が独自開発システムを売っていた会社だったので、胃がキリキリする思いで観てました。西田さん演じる事業部長とナンバーツーの渡辺謙さん演じる大久保さんみたいな人がいたら、江口さんみたいな器の人がいたら…人を動かすためには人ですね。実力俳優達ばかりなので、自然と感情移入できました。当時世界を視野に入れて動くことができたこと、本当にすごいと思います。タイトルは、この映画の中身ではなく、観る人に希望を持たせるためにつけられたのかなと考えました。 " + }, + { + "date": "2013-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "プロジェクトXの映画版\n 総合80点 ( ストーリー:85点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 「プロジェクトX」の映画版のような作品。架空の話とはいえども、実際の話を基にしているだけあって臨場感がある。特にVHSとベータの規格戦争を実際に見聞きしてきたのでそれもひとしおだ。新製品を自社で独占するのではなく、規格を公開して世界標準という考えをこの当時にもっていたのは先見の明がある。それまでの努力を踏みにじる官僚的態度そのままの官僚に取りすがる西田敏行がいい。技術者の情熱と魂を見れるし、その背後の日本経済の発展を支えた人々の普段は見られない活躍を照らすという企画もいい。公開当時、どん底にあった日本経済に、一筋の希望と勇気を与える作品でもあったのではないか。 " + }, + { + "date": "2012-10-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の技術者たちへ\n プロジェクトXを、もう少し面白くして映画にした感じ。日本の技術者たちは、常に陽の当たる場所ばかりでなく人の目に付かない所でも沢山の努力を重ね、限りない沢山の人の努力の上に今の技術力を見につけてきたんだと、改めて思った映画です。DVD、ブルーレイと常に時代は進んでいき、VHSは古いかも知れないけれど、この努力の基、産み出された事を忘れないでいたいっすね。 " + } + ] + }, + "130": { + "title": "ピンポン", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティング最高w\n ほぼキャスティングで成功してますね。原作は知りませんが、面白かったです。窪塚洋介サンの最初のシーンで「I can fly!」と飛ぶシーンで・・ドキッ!!あの事件を思い出したのですが、この映画の2年後なんですよね。なんの因果でしょうかね・・(;´∀`)配役、脚本、映像、音楽・・どれも良かったです。特にペコ(窪塚サン)とオババ(夏木マリさん)がキャラ立ちまくりで最高でしたね(≧∇≦)b単純にスポコン映画として楽しめるけど大きな感動はなかったしこれを保存版にしたいとまでは思わなかった(´・ω・`) " + }, + { + "date": "2019-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いいキャスト結集\n 松本大洋原作に 窪塚 井浦新 クドカン 獅童 荒川良々がいい時期に集まったのではないか夏木マリもいい味卓球シーンのCGも見事音楽もサントラが欲しくなった。今見ると 当時日本には勢いがあったなあと感じる。 " + }, + { + "date": "2019-02-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "渋い。\n 渋い。 " + }, + { + "date": "2018-11-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おかっぱ\n おかっぱ頭の窪塚とスキンヘッドの中村獅堂。なぜだか評判いい映画だけど、どうもストーリーがピンとこない。 " + }, + { + "date": "2018-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n が、永久保存版では無い。 " + }, + { + "date": "2018-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今見るとさらに、面白いかも。\n 見たいなあ、でも何となくコメディっぽい気もするし・・・。と長い間迷っていました。あれから16年(そんなに経つのか!)。今見ると「あ、この人出てる!」と、新しい発見もありました。まずは内容。高校の部活で「個人戦」がメイン。なんとなく「ちはやふる」でのかるたとり姿と、今作のラリーの応酬が重なって見えました。登場人物もクールなスマイルは、ちはやの太一っぽい気が。試合に負けていろんなことに腹が立ち、ラケットを床にたたきつけて退部するペコ。その挫折からいかにして立ち上がるか。ちょっとスポ根物っぽい後半からが、がぜん面白かったです。スローモーションを多用したラリーシーン、ルール知らないのに手に汗握りました。卓球練習場の店主オババの夏木マリさんや、高校顧問の竹中直人さん。濃すぎ(笑)。ナイスサブキャラ。他にもさらっと、私が大好きな津田寛治さんや佐藤二朗さん。出てるのを知らなくて「あら?」って発見もうれしい。何気に当時子役の染谷将太さんとか。←気が付かなかった。で、スマイル役がどこかで見たことある・・・。エンドロールにARATAとあって。ググったら井浦新さんなのね。役者さんの登竜門的な作品にもなったようですね。気分すっきりな1作でした。今見てよかった。 " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "アニメは観た事ある\n ペコのキャラは漫画だから活きるんだと思った。やっぱり実写で「愛してるぜ」とか言っても違和感しか覚えない。スマイル急激に強くなりすぎだし、ペコも同じ。まぁそれは仕方ないけども。 " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ラリーは続く\n インターハイをベースにした体育会系部活の映画なのに、”卓球”でなく、『ピンポン』。 どこか、温泉地の”ピンポン”を思わせる。 ギャグ映画かと見まがうような、こてこてのキャラクター。でも、ギリギリのところでギャグ映画ではなく、”青春”映画を満喫させてくれる。 そんなぬけ感と絵にかいたような熱血のバランスが心地よい。今でこそ、スポコン系のアニメも多く、様々なキャラが登場するが、この頃はまだ『エースをねらえ!』や『ドカベン』の変形バージョンが多かったように記憶する。 そんななかでの、このへんてこりんなキャラ=ぺこが面白い。窪塚氏善戦。ギャグ映画的キャラとみると、もっと振り切ってもいいようにちょっと中途半端な面もあるが、これ以上アクを強くすると、”青春”映画からはみ出してしまう、という微妙な役どころを好演。と、窪塚氏を絶賛したいが、その上をいく、ARATA氏と大倉氏と荒川氏。 ARATA氏も、大倉氏も、これまた一歩間違えれば、薄っぺらい役に成り下がるけれど、この二人の存在・活躍がこの映画を印象深いものにしてくれている。 スマイルの、熱くなりたい気持ちを隠したクールさ。「先に行くよ」は、演じ方によってはどうしようもない人物になってしまうのに、ドライでクールなのにどこかウェット。「ヒーロー」復活を待ち望む姿にうまくつながる。 悪魔も、彼の存在があるから、勝負事の厳しさに対峙しながらも、卓球=ピンポンが好きで好きでたまらない気持ちを掻き立ててくれ、あのラストの感動に共感できる素地を作ってくれる。 漫画5巻を映画一本にまとめたとか。だからか、人物の背景(なんで愛称が”悪魔”なんだとか、どういう生い立ち・家族をもっているんだかとか)や、気持ちの変化などは丁寧に描かれていない。要所要所を描く。なのに、描かれていない時間をこの二人がどう過ごしてきたかがなんとなく想像できてしまう。 なんてすごい役者なんだ。 それに比べると太田キャプテンは最初から最後まで、人のいいキャプテンでほとんど変化がない。でも、あのぬぼーとした透明な存在がいたからこそ、作りこまれたベタなキャラクターが浮かずに、映画の中に納まる。そんな存在感を出せる役者。希少価値! もちろん、ドラゴンとかおばばが脇をがっちり占めているから、成立する映画でもある。 何気に、チャイナとそのコーチが、解説者の役割を果たしてくれて、彼らのおかれた位置をわかりやすし、物語を引っ張って行ってくれる。 竹中氏が出てきた時点で『シコふんじゃった』『shall we ダンス?』と重なり、存在を封印したい気持ちになる。他の役者はいなかったんだろうか?尤も「バタフライジョー」なんて、竹中氏を充て書きしたのかもしれない。いじめにあっていたというスマイル。窮地を救ってくれるだけがヒーローじゃない。そんな自分の相手を一生懸命してくれるぺこ。そして悪魔。そこが居場所だった。でも、なれ合いにはなれずに、それぞれがそれぞれの道を行く。少年は、いつか青年になり、外の世界に飛び出す。「この星の一等賞になりたいんだ」とはいうものの、打ち負かすための”卓球”ではなく、どんな変化球でも悪玉でも打ち返してくれる相手がいて続くラリー。そんなラリーを楽しむための”ピンポン”。永遠に続くような気がした。東京国際映画祭で無料屋外上映にて鑑賞。 英語字幕付き。日本語と英語表記ニュアンスに「そうくるか」と、そこも面白かった。 仕事帰りに、さわやかな映画をありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "試合がリアル\n 最近ミックスを観たので今さらながらピンポンを鑑賞。漫画を読んでないのでそれぞれのキャラクターに入り込む事は無かったですが試合シーンが良かったです。元卓球部ですがあのラリーはお見事!!と思いました。 " + }, + { + "date": "2017-12-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "実写にする必要があったのか?? 登場キャラがもろに漫画。(漫画が原...\n 実写にする必要があったのか??登場キャラがもろに漫画。(漫画が原作だけどもう少しなんとかならなかったの)全然感情移入できない。原作ファンは納得だったんでしょうか。不快な青春ギャグ作品だった。 " + }, + { + "date": "2017-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "試合のシーンは迫力があって滅茶苦茶アツくなれました! 窪塚陽介の可...\n 試合のシーンは迫力があって滅茶苦茶アツくなれました!窪塚陽介の可愛げのあるキャラクターもツボでした。個人的にスーパーカーが大好きで劇中の音楽もとても良かったです。元々の原作がある作品を映画の枠に収めるためには仕方がないことかもしれませんが、少しストーリーや登場人物の内面の描写が雑だったかなあってところが少し残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-12-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役者がハマっている\n 漫画原作では相当な当たりだと思う。窪塚洋介がハマりすぎている。他の俳優陣もアクの強い松本大洋キャラを見事に演じていてすごい。ペコの挫折がもっと描かれていたらよりよかった。スマイルが急に強くなったりするのも少し違和感があった。漫画原作だから仕方ないがいかんせん詰め込み過ぎてる感はあった。スマイルの「先に行くね」というシーンが良かった。あの映画で最も大切なシーンだと思う。それをさらりの描くバランス感覚はセンスいいと思う。あと夏木マリがよかった。 " + }, + { + "date": "2017-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった! 登場人物を応援したくなる映画。 キャラクターが皆独特...\n 面白かった!登場人物を応援したくなる映画。キャラクターが皆独特だけど違和感なく実写映画として溶け込んでいて、観ていて心地よかったです。 " + }, + { + "date": "2017-11-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アイキャンフライ\n 今更だけどやっと見た。ユーキャンフライ! " + }, + { + "date": "2017-10-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「さん」くれろ\n 好きなセリフ。ペコのあの自由な感じが好き。 " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "窪塚と音楽の魅力\n アマゾンプライムで視聴。話題の映画「ミックス。」を見聞きするとこの映画を思い出してしまう。当時はVFXに惹かれたが、いま観ると(当然)感動はない。しかし当時大人気だった窪塚洋介が、事件をきっかけに露出が無くなり、それ故この映画の彼が新鮮&クールに見えた。あと音楽が良いね。音楽は色褪せない。あと、浦沢直樹氏の「20世紀少年」を想像してしまったのは僕だけか。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "邦スポ根最高峰\n 高校卓球を舞台に幼馴染の2人、ペコとスマイルの友情を描いた邦画のスポ根映画の最高峰。主演に当時人気絶頂であったろう窪塚洋介、その相棒に井浦新。さらに脇を固める大倉孝二、中村獅童、夏木マリ、安定の荒川良々に奇才竹中直人。素晴らしい演技派を揃えた上に脚本がクドカン、劇伴がSUPERCARと個人的日本の良いところが詰まった作品!笑原作ほぼ未読ながら松本大洋の癖の強い絵柄は印象が残っていて、まず驚くのがこの癖の強い原作を実写にしたのに違和感がほぼ無いこと。昨今、原作レイプと称される実写映画が多いがこの作品は大当たりといっていいほど全役者が全キャラクターにぴったりハマっている(原作知らない人間がいうのもおかしいが笑)窪塚洋介のあの奔放な振る舞いや喋り方はペコにピッタリだし、井浦新は鼻歌すら違和感なく演技としてこなしている。さらにその2人をそれぞれ指導するオババこと夏木マリとバタフライジョーこと竹中直人らベテラン勢の演技も素晴らしい。特に夏木マリは夏木マリにしかできないような、普通の女優がやったら臭すぎて観ていられないような笑、味のある演技をこれでもかと披露する。竹中直人はいつも通り竹中直人なのだが、その中でもスマイルを懸命に指導しようとする不器用な姿がどこか可愛らしくもありハマっていた。まさに愛しいオバさんとおっさん指導者たち笑。敵役も魅力的だ。2人の共通の幼馴染、佐久間ことアクマ。卓球歴はペコと同じ程度でスマイルよりも長く、より高みを目指して名門海王学園に入学。初年度の地区予選にてペコに圧勝するもスマイルの才能に嫉妬、憧れの先輩風間からはまったく認めてもらえず、卓球の道を諦めてしまう。しかしやさぐれたペコの背中を後押しするくっさいくっさいセリフが最高にカッコ良く見える美味しいキャラクター。こちらも大倉孝二にとってのハマリ役だった。さらには辻堂学園にやってきた中国からの留学生、孔ことチャイナ。スマイルの才能に破れかけ、対風間戦では圧倒的な差を見せ付けられる始末。決して弱くはないのに最初ペコを圧倒する以外に見せ場がない笑。しかし1年後のペコ戦でのラストのセリフ。「風間によろしく」が最高に潔くカッコいい!咬ませ犬としか言いようがないがあえていうなら最高の咬ませ犬!である!笑そして現役高校生最強のスキンヘッド、ドラゴンこと風間。海王学園の主将として2年連続のインターハイ優勝を牽引する張本人。常勝のプレッシャーに押しつぶされそうになり、試合前はトイレに篭ったりと繊細な部分を見せもするが、いざ試合となれば狂人のような笑みと身体能力と圧力で相手を圧倒。たった一つしか変わらないペコに対して小僧っ!!!!と罵る姿や笑止!!!などおよそ高校生らしくないどころか現代人らしくもない発言が似合いすぎるハゲを中村獅童が熱演。ネタ要素満載だが純粋に強く、作中のラスボス的人物して君臨する。とにかく窪塚洋介の奔放な演技が最高の作品。IWGPの窪塚キング好きな人には絶対に観てもらいたい作品。2014年09月30日(火)1回目2015年12月30日(火)2回目2017年05月20日(土)3回目@目黒シネマ窪塚洋介特集 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もう15年も前の作品だったのか\n 原作は読んだけど、あのキャラが苦手でハマらなかった。実写映画化してもどうなん?くらいに思って見た。今、改めて見たら、キャラクターも見慣れると馴染んでくる。ただ、ペコの台詞が無味乾燥な雰囲気で漫画で読んだ時ほど、感銘は受けなかった。悪くない青春映画だけど、危うさにヒヤヒヤしながら、楽しむ作品です。 " + }, + { + "date": "2017-05-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "in the USAもうたいなよ\n スーパーカーの音楽が非常に良い。キャスティングがよくてみんなハマってた。ペコとスマイルはもちろん、佐久間と風間、夏木マリのかっこいいおオババもカッコいい。 " + }, + { + "date": "2017-02-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった! なんども何度も繰り返し見た。 エンドロールで流れる曲...\n 面白かった!なんども何度も繰り返し見た。エンドロールで流れる曲を聴きながらテンションが上がりっぱなしだった。 " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "I can fly! 私生活でもやっちゃいましたよね、窪塚くん。ま...\n I can fly!私生活でもやっちゃいましたよね、窪塚くん。まずはこの冒頭に大爆笑。変人窪塚の変人演技、ハマりすぎです。もう絶対に演技じゃなく地です。私的には好きになれない部分もありました。タバコのシーンとか、脚の怪我とか。まあ、才能のない奴はそれでも勝てないってことか。厳しい現実なのでしょうが、切ないですね。原作の良さがあっての高評価って感じがします。読んでみたい。笑止、とか叫ぶ中村獅童の大袈裟なポーズ、顔芸、それこそ笑止。究極のギャグでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い( ^ω^ )\n リオオリンピックでの活躍は、この映画や原作が影響してただろう( ^_^)/~~~ " + }, + { + "date": "2016-10-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう何回観たかわからないくらい観直しました。 漫画原作の映画ですが...\n もう何回観たかわからないくらい観直しました。漫画原作の映画ですが、漫画も映画も両方最高です!むしろ映画のほうが僕は好きかもしれません。配役も完璧ですし、なんといっても窪塚洋介さんがいい!!ペコ役がはまりすぎてます!もうこのペコをできる人は二度と出ててこないと思います。さらに映画にでてくる音楽を担当してるのがスーパーカーさんなのですが、スーパーカーさんの独特の曲調が、要所要所でこの映画を引き立ててくれます。ただただ単純に一番わくわくさせてくれる、そんな作品です。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スポ根系では最高\n キャラのクセは強いですが、みんな世界観に馴染んでいて、ちゃんと感動できました。クドカンはこういうマジな雰囲気のほうがいいですね。原作自体が面白いと言うのもありますが。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親子で鑑賞\n 久しぶりに観てたら、途中から長男も一緒にはまっていった。独特の世界観、卓球の試合の映像、夏木おババの言い回しに惹かれた、と。案外、親子で観れる作品だな、と実感。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "月にタッチするなんてわけないよ。 ドラゴンの背に乗って空を飛べるか...\n 月にタッチするなんてわけないよ。 ドラゴンの背に乗って空を飛べるから。ドラゴンとの試合はうっかり泣いてしまった。 " + }, + { + "date": "2016-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "●ヒーローはどこに。\n ペコ。いいよなあ窪塚。どこいっちゃったんだろ。帰ってきてほしいな。まあ、役者がびっくりするほど粒揃い。湘爆並み。この頃はみな、ほとんど無名だったんじゃないだろか。それぞれ味がある。ヒーローはどこに。卓球を通して、男たちの個性が光る。ヒーローが登場した日にゃ、ちょっとブルったわ。おまえかーって。ヒーローが帰ってくるまで待ってる男もシブいけど。青春してるってグッとくる感じじゃないけど、じわっと熱くなる感じかな。卓球だけに。 " + }, + { + "date": "2016-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ペコロッキー\n ロッキーのようなストーリー窪塚演技上手すぎてペコに釘付け井浦新さんもポーカーフェースな卓球男演じてたチャイニーズが瞬殺されるのが笑った。 " + }, + { + "date": "2016-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "漫画は大傑作。\n 窪塚洋介じゃなかったらかなりヤバい作品になってたんじゃないか?と思う。漫画ならではの台詞回しは鼻に付くけど、窪塚洋介だから観れるし、マジな時の顔はやっぱり格好良いし、それを観るだけで作品のリアリティが増す。漫画は大傑作。漫画を読んでない人は面白いのかな?と思うけど、映画の足りない部分は漫画の記憶が補ってくれるから、映画版も良かったと言える。漫画の実写化は嫌いだし駄作が多いけど、じゃあ実写化で良かった作品は?と言われると「ピンポン」は良かったんじゃないかなといつも思い出していた。14年ぶりに観てみたら、凄い良かったとは思わなかったけど、原作好きと納得させられるし、映画としても観れると言う印象だった。物足りないのは、やはりペコが挫折して立ち直り復活する過程が描ききれてなかった事や、展開が早過ぎてスマイルの心の成長が唐突過ぎるように思えた事。キャラクターのビジュアル面は奇跡とも言うべき配役だと思う。完璧。 " + }, + { + "date": "2016-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この星の1等賞になりたいんだ、卓球で俺わぁ〜!\n そんだけっ!! " + }, + { + "date": "2016-02-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "窪塚洋介をずっとみていたい。\n 狂った窪塚の演技が最高。竹中直人はすごく邪魔。 " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い!\n 名言たくさん! " + }, + { + "date": "2015-07-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "なんで流行ったんやろ?\n 昔話題になってた時は観ていなかったので、期待したけど、時代を考慮しても面白いとは思わなかった。ダラダラしてて、めんどくさい。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作準拠!\n 原作の漫画既読。少し前の映画ながら、高評価のレビューが多く、かなり期待しておりました。キャストがぴったりで、本当に漫画から飛び出してきたようでした。また、試合のシーンでかかるテクノポップサウンドが高揚感を高めてくれました。テンポよくストーリーも進み、きっちり終わらせてくれました。窪塚さん演じるペコの独特のしゃべり方が大好きだったので、上手に再現されていて、大満足でした。 " + }, + { + "date": "2015-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ピンポン。\n こないだ久しぶりに観たら、ずいぶん前の作品なのに古臭さを感じなかった。スマイルが井浦新だって、今回気付いた。 " + }, + { + "date": "2015-02-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "裏を使いな\n 「ピンポン」見ました。原作は未見です。この映画はすごく楽しかったです。なんせスポ根モノに欠かせない要素が詰まってる。最強のライバル、挫折、特訓、夏の大会、海、そして挫折を乗り越えての栄光。エッジの効いた独特な質感の映像、そしてCGも良かった。この要素だけを見ると王道なんだけど、既存のスポ根と一線を画すのが、ブッ飛んだキャラクターたち。ブッ飛んでいて、且つ最強のライバルたちのバランスと、そのキャラクター性に合ったトレーニングの仕方。特に月本と星野のトレーニング合戦は、スーパーカーの音楽に乗せて軽快に裁かれててアガる。学生時代に部活をやりこんだ人なら、よりアガる仕上がり。ストーリーは、バタフライジョーの過去に対して、星野月本が同じ道を辿るんだなってのがバレバレなのは確かに痛い。でもそんな事は構わなくていい。なぜなら、暑が夏いから。そして僕はこの映画で泣きました。準決勝の星野VS風間。序盤にオババの「裏を使いな」からの裏面打法からの風間のローリングカウンター一閃。あれだけ練習した秘策・裏面打法。風間に効かないなんて。泣けますよね。悲しいとかじゃないんです。とにかく泣けるんです。最高の青春スポ根映画です。唯一の欠点は、月本の声が小さい事かな。 " + }, + { + "date": "2015-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観たらピンポンしたくなる!\n まずはキャスティングが絶妙。皆さんハマっていたと思います。試合のシーンも躍動感があり、スリリングで観ていて興奮しました。また挿入歌のスーパーカーの音楽も作品とマッチしていました。元気をつけたい時、何か新しいことにチャレンジしたい時にそっと背中を押してくれる様なサプリ的な作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "窪塚洋介が見たくて\n 絶賛窪塚洋介週間(自己妄想です)の時に観ました。運動部系の映画好きじゃ無いから窪塚洋介が出てないと見てなかったと思います。映画変換されましたって感じでスッキリ終わりました。続きが見たいと少し思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "邦画新時代の代表的な一本\n 松本大洋のマンガ原作を映画化した本作。原作連載時から読んでいたので、劇場公開されると聞いた当初、あまり来たいは出来なかったのだが、蓋を開けてみると実に良く出来ていて、その評価は公開から10年以上経った今でも変わらない。まず、脚本構成が良い。宮藤官九郎は、オリジナル脚本作品や自分で演出する感んと臭く貧になると、終盤に突然投げ出すかのような展開を見せるが、本作の前年に公開された『GO』なども同じように、原作のある作品の脚本・脚色だとしっかりと自分の味を出しながら、原作の良さを整理して脚本構成する。また、窪塚洋介とARATAの2人が、役者として最も旬だった時期に本作が出来たのも幸運だった。2人とも、役を良く理解して自分のモノにしている。とくに窪塚洋介は、この作品から数年後には癖のある演技が行き過ぎてしまって復活まで時間を要したが、本作と前後して、『GO』『ピンポン』『ランドリー』などの作品では、実に素晴らしい時期だった。さらに、VFXの使い方が素晴らしい。2000年を前後して、CG技術の発達の伴い、日本映画も上手くかつ効果的にVFXを映画に取り入れられるようになったきた。邦画界の新しい芽が、この時期に作られていったが、本作はそんな邦画新時代の代表的な一本と言える。秀逸な青春ドラマの一本だと思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "アオハル。\n 久々の鑑賞でした。あの頃と今とでは気持ちの入り具合いとか思い方とか多少違うにせよ、面白いと思いました。あの頃はこのキャストに何の疑問も抱かなかったけど、今見るとちょっと高校生役はどうなの?って思っちゃう(笑)でも、このキャスティングはとても良い。そして、あの頃は全く気にも止めなかった子役に染谷将太くん。こんな可愛かったんだーと萌え(笑)ホント、ラクダみたいで可愛い。あんま変わってないのですね。とゆうか、あれから12年?とか経っていることに驚き。皆さん、それぞれな素敵な俳優さんになりましたねえ…とか染み染み思いました。そして、スーパーカーが大好きだったのもこの映画をひいきに思っちゃう理由の一つ。そして、脚本がね、良いから原作ファンもそんなに否定しないんじゃないかな?あたしがそうだけど。よくできた作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "過去と今は紙一重\n 少年時代と高校時代が交差する青春映画です。CGを多用するのは好みではありませんが、本作はかなり上手く使っています。幼い頃に抱いた卓球への思いを失いつつあった2人が、大会を通して徐々に成長していく姿に感動しました。 " + }, + { + "date": "2014-07-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "血は鉄の味がする\n 松本大洋による卓球を題材にしたスポ根青春漫画の映画化作品。テレビの深夜アニメとして放映されていたのを機会に、もう一度見直して見ることに。熱血スポ根漫画とは一線を画すアンニュイな世界観が、結構忠実に再現されているように思う。卓球シーンが少なかったのは不満だったけど、それでもCGを駆使し、カメラアングルを工夫する事で白熱の試合展開を演出。個性的なキャラクターも上手く実写化されているんじゃない。特に【ドラゴン】を演じる中村獅童の実際に頭をスキンヘッドにしてまでの熱演は、強烈なインパクトを残していた。ただ、かつてはバタフライジョーと呼ばれた卓球部顧問の【小泉丈】は、竹中直人が持つ雰囲気とは明らかに違う。竹中のおちゃらけた芝居はもう勘弁してくんろ。柄本明あたりが適役だったと思うんだけどなあ。 " + }, + { + "date": "2014-04-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "窪塚見たくて借りました\n 「サンブンノイチ」見て窪塚カッコ良かったので見てみました。また違った一面が見れて良かったですが、ピンポンで無くてもいいかなと。面白いですがなんかちょっとありがちな内容。出演者は結構豪華だったのかな?この時期では。 " + }, + { + "date": "2014-03-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "つまんない\n 原作は見たことがないけど評価が高かったから期待していたのだが自分は主人公のキャラうざい!!って思ってしまった笑なんか全体的に気持ち悪い映画だった " + }, + { + "date": "2011-11-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "I(You) can fly!\n 「I can フラ〜イ!」の記憶が強すぎて観た気になってたけどどうやら初見でしたw【究極の選択:卓球部のエースかサッカー部の補欠】みたいなことも度々言われるポジションの卓球というスポーツ、おまけに主人公はおかっぱ頭…が、こんなにかっこいいなんて!ああ卓球したいw優れたCG技術と役者さんたちの演技の賜物です。窪塚くんはなんというか本当に“魅せる”俳優さんですよね。しっかり窪塚くんのオーラなのにしっかりペコ。「そこんとこよろしく」のかっこよさときたら!おかっぱの彼には観る前は抵抗があったけどw、動き(写真じゃなく演技)が加わった瞬間もう違和感がない不思議。ARATAさんの声は陰のある役によく合うなあ。そして演技の幅が本当に広い。声といえば夏木さん!オババ最高でした。原作知らないんですが夏木さんしかいない気がする。金髪ベリーショートも似合いすぎだったし夏木さんが“可愛い声”じゃなくて本当によかったw天才、秀才、凡人色々いて才能、センスにも色々差があるけど、みんな挫折や葛藤を乗り越えて、そして結局はなにより努力(ペコとスマイルが顔を合わせることなく別々に練習してるのグッときました)と気持ちがないと“飛べない”んですよね。基本的に人は“can't fly”だからどこかで壁にぶちあたるけど、そこから先は自分次第。その壁を苦しみながら飛び越える人をヒーローと呼ぶんだと思いました。 " + }, + { + "date": "2010-09-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "漫画も映画も好きな作品\n 漫画の原作を映画化すると、がっかりするケースが多い中、「ピンポン」は今でも時々見たくなる大好きな作品です。窪塚さんもプライベートで色々ありましたし、今はもうファンではないけど、やっぱり独特の演技が魅力的で、つい見入ってしまいます。アラタさんや中村獅童をこの作品で初めて観て、衝撃を受けたのを覚えています。ヒーロー見参!の所でいつも泣いてしまいます^^; " + } + ] + }, + "131": { + "title": "壬生義士伝", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "作り手が下手くそ\n うーん・・・物語的には良い題材ですけど・・・映画の方は微妙。なんか、雰囲気的にこれと似た映画あったなぁ・・・そうそう、永遠の0みたいな感じ?あの映画のダメな点が、そのままこの映画にも当てはまると思った。色々と詰め込みすぎ、という一言に集約される。何も印象に残らない。薄い。殺陣も映像も、特別凄いわけではない。作り手の熱意が全く伝わってこない。作り手の皆さん。あなた方は観客に何を観せたいの?観客にどんな体験をして欲しいの?全くわかりませんでした。吉村貫一郎の見せ方が下手すぎ。なんとなーく、良い人、家族が大事、イクメン、お殿様に忠誠を尽くす、故郷が好きらしい。そう。どこにでもいるような感じの普通の人。こういう普通の人を、いかにして魅力的な人物にするか?が作り手の手腕の見せ所なのに、、、なんの工夫もなく、本当に単に普通の人でしかない。でもまぁ、これが日本人的なんだよね。結局のところ、作り手には主張も何も無いのだろう。なんとなーく、撮っているだけなんだよね。あと、ギャグがなさ過ぎる。全くないと言っても過言ではない。笑えない。吉村貫一郎のキャラ設定から言って、もっとギャグ入れるべきだし、彼を普通の人間として撮っているなら、なおさら笑い演出するべきでしょ。アクションシーンにケチをつけるのは、予算の関係上できないことも多いので、そこを責めるのはかわいそうだから、責めない。 " + }, + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画で号泣した数少ない映画\n 10年位前にレンタルで観賞。号泣しました。レンタル期間の1週間で2回観ました。これで、中井貴一は主演、佐藤浩市は助演でアカデミー賞取ったんじゃないだろうか。この2人が対峙するとものすごいいい画になる。ただ数年後に、共演している「次郞長三国志」とかいう作品を観たのですが、ビックリする位つまらなかったです。とは言うものの、2人ともいい俳優さんだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい映画でした。\n これほどまでに誠実で、暖かく、賢く、切ない役を演じられるのは中井貴一だけかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかった\n 新選組という幕末の武士の話。つまらなかった。バトル シーンは迫力あったが、それ以外は つまらない。内容が冗長で薄い。3時間もある映画だが、後半は締まりがなく、どうでもいい話が長々と続くだけ。しかも主人公のしゃべり方がダメなため、声が聞き取りにくい。唯一のおもしろかったシーンは、新選組が刀を持って、鉄砲隊に突っ込んで殺されまくるシーンだ(笑)。そもそも、この映画を見ようとした きっかけは、浅田次郎の原作が「泣ける」と評判だったからだ。しかし、あからさまな「泣かしどころ」は存在したものの、そこで泣くことは できなかった。鉄道員も最低だったし、しょせんは浅田次郎ということか。もう この人の原作の商品は手をつけないことにしよう。時間の無駄だ。 " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "命を賭けた出稼ぎ\n 時代劇ってどうなの?と思ってた20代に観てすごく面白かった印象を持って久しぶりに観た。面白かったのだけど、吉村の最期のダラダラとした語りはどうなんだろ?スパッと散っても良かったのではないか?と思ったが、全体的にはテンポ良く、新撰組の要所を締め栄枯盛衰をスピードを持って見せてくれた。新撰組をヒーローのように見せるのではなく、斎藤一目線の隊士を馬鹿にした語り口も良かった。僕には吉村貫一郎より斎藤一が魅力的で、ギラギラした若者がおじいさんになった落ち着いた雰囲気で礼儀正しくいるのも、彼の中に吉村が生きてるようでとても良かった。命を賭けた出稼ぎだけど、吉村家族がそんなに貧乏に見えなかったのが、何のために吉村はこんな命を張ってるわけ?と戸惑いはあった。吉村と斎藤の友情は今見ても胸が熱くなりました。時代劇苦手な方にこそ観て欲しい作品。 " + }, + { + "date": "2017-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "味のある人\n このときの山田辰夫さんがいいんですよね。最初は主人公にイライラするんですが、そのワケがわかってくると、なんか切なくなるんですよね。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男同士の魂の共鳴\n 二人の男が心の深い所で繋がってる、友情というより、音叉で耳に聞こえない音で共鳴し合っているような、繋がりを感じさせるようなところが好きです。 " + }, + { + "date": "2017-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とても感動します\n 中井貴一さんと佐藤浩一さんの演技もとても上手くてこの映画をきっかけにお二人が出る映画を観るようになりました久石譲さんのBGMがとても合っていてそれを聞くだけで涙腺が緩んでしまうくらいいい映画です " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「壬生義士伝」を観て・・\n 浅田次郎の原作小説を読んでDVDを観た。ストーリーは、南部盛岡藩を脱藩した足軽の男が、妻子を国元に残して京都の新撰組に属して活躍した物語。守銭奴と蔑まれ、剣術が達者な主人公・吉村貫一郎の義を貫いた「男の生き方」に共感した。映画では主人公に中井貴一、新撰組の斎藤一に佐藤浩市が演じている。二人が熱演で良かった。感動した・・2003年の作品。 " + }, + { + "date": "2015-11-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "新撰組外伝?\n だって沖田総司が堺雅人♡ま、いいか…現代(といっても明治末)の回顧から始まるのがめんどくさい(´Д`盛岡から脱藩してきた田舎侍の中井貴一の様子(佇まい・方言)と慈悲深い盛岡の殿様、三宅裕司の演技がいつになく真剣でよかった " + }, + { + "date": "2015-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "有りそうな歴史小説\n 浅田次郎の長女が岩手の医大に入学したことが、きっかけとなって作られた小説らしいが飢饉で口べらしのために吉村の妻が入水自殺しようとするところなど時代背景も良くわかり父親の愛ゆえに守銭奴をおかしく演じているのも良かった。最後切腹を命じられ、どんなに妻子に会いたかったか。佐藤浩一もカッコよかった。 " + }, + { + "date": "2015-11-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "想像してたのとは違うかな\n 終始盛り上がりにかける映画だったかなと。幕末というと刀と刀のぶつかり合いで血なまぐささがあって、その中にも武士の浪漫みたいなのがあるのが醍醐味だったりするもんですが、こちらの映画はこういった要素はなかったかな。なんで個人的には物足りない感じがしました。新撰組は好きなだけに、もうちょっと血の気のあるガチガチな感じの世界観を出して欲しかったですかね。中井貴一はとってもいい役者さんだなとは改めて思いましたが。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "作り方がうまい\n ただ、なんかいろいろ中途半端な感じです。主人公の生き方は素晴らしいと思いました。最後は感動しました。観て損はない映画です。中井貴一が最高の演技してます。 " + }, + { + "date": "2015-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "話は良さそうなのだけど\n 話は良さそうだし、画の作り方はとてもよかったように思う。かっこいいがよくわかっている。しかしながら、こんなに多弁でいいの?何でもかんでもモノローグやナレーションを入れることでごまかしているようにしか思えなかった。それがドギツイ。映画はもっと寡黙であるべきだ。台詞やなんかですべてが台無し。感動してください。感動してくださいと言われているような気持ちになって途中で見るのを断念した。 " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "武士とはプライド高き生き物\n 映画評価:65点ポイント:[家族愛][信念][武士道]私は根っからの新撰組のファンです世の中の新撰組作品は、近藤局長や土方、沖田に斉藤一の様な豪華な主人公が多く、丞や鴨等の外目線も存在するが、今回の様な誰だか分からない下級志士の半生を描くのは珍しい新撰組の上級層は、野心のため、国のため、幕府のためと殺気立っているが、主人公の様な下級層は家族のためなのだろう金が必要だから切るそんな下級武士にもプライドがあり、武士道がある、それを感じさせてくれる素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "骨太な作品\n 幕末で新撰組と、王道をいく作品なのかなと思いきや、斉藤一に絡む吉村貫一郎という地方武士の物語。浅田次郎原作だけあって、貧しい家族のため脱藩し、小銭を稼ぐ生活が泣ける。そんな中でも、武士としての誇りを失わず、見事な最期を迎える。中井貴一がうまい。佐藤浩市もさすが。 " + }, + { + "date": "2013-03-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "90点 みて、これ。ミキプルーンの苗木^^\n (2012/1/3)おなじ人とは思えない。幕末に、時代劇にあまり興味ないのだけど ひきこまれた。中井貴一さんに圧巻。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "小さな人物を描ききる物語と演出の良さ\n 総合:85点ストーリー: 90キャスト: 75演出: 85ビジュアル: 75音楽: 70 動乱の時代に血生臭い組織において、たくさんの有名な英雄がいたのに、無名の人物のとても小さな物語が描かれている。こういう物語は話が多くの有名人の影に隠れて話が小さくなりすぎて退屈になるものもよくあるのだが、演出と物語がうまく調和していて魅力のある展開になっていた。何よりも家族を大切にして、それを守るためにはこの時代では時に命よりも大切とされていた名誉を傷つけ、命を懸けて家族のために働く。もちろん新撰組にいる以上は武士としての生き方を無視することも出来ず、結局そのためにまた命を懸けることにもなる。そんな中井貴一演じる吉村貫一郎の生き様に引き込まれた。 脇役の登場人物の配役には満足したとは言い難い。例えば斉藤一が身請けした醜女役がすっきりした上品な美人顔の中谷美紀では、いったいどこが醜女なのかというのがあってのめり込めない。あまり美人じゃないけど不幸の影を背負った情け深い女優の配役は他になかったのだろうか。吉村貫一郎の家庭が困窮しているというのも実感がない。女房役の夏川結衣も同様に、所帯じみて貧乏に四苦八苦してるという雰囲気がない。もっとぼろぼろの服着て汚れたやつれた顔していないと、自殺を図るまで追い詰められている印象を受けない。基本的に女優を女優として綺麗に撮影しようとしてすぎていて、妾や貧乏武士の女房を撮影しようとしていない。 それと剣術についても、場面によっては戦闘慣れした新撰組という割にはちょっと素人くささの残る及び腰なものに見えてしまったので、もう少し技術や凄みを出してほしい。 " + }, + { + "date": "2009-04-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "『おくりびと』同様に、セリフをセーブし、間をとって表情の変化だけで感情を表現する演出がなされておりました。それに合わせたカメラアングルやカット割りで見るものをぐいぐいと画面に引き込んでいきます。\n  MOVIXのワンコイン上映でやっていたので見ました。 何年か前にレンタルで見た記憶もあったのですが、『おくりびと』の滝田監督作品と言うことを念頭に置きながら、演出方法や画作りを中心に見ていったので、ビデオで見たのときは、全然違って見えましたね。 作品は、一見新撰組の話かと思いきや、そのなかの隊士吉村貫一郎の生き様に強烈に語りかけた作品でした。 今見ると『おくりびと』同様に、セリフをセーブし、間をとって表情の変化だけで登場人物の感情を表現する演出がなされておりました。それに合わせたカメラアングルやカット割りで見るものをぐいぐいと画面に引き込んでいきます。特に泣かせるシーンの作り方が上手すぎて、何度も涙をぽろぽろこぼす羽目になりました。 やはり滝田監督は、ずっと前から天才だったのですね。名優中井貴一のポテンシャルを極限まで絞り出すような演出でした。 その中田が演じる吉村貫一郎の面白いところは、剣の腕は立つのに惚けたお人好しの田舎侍で通すところ。この物語は明治以降も生き延びた斎藤一が、吉村の義理の息子に語っている形で進行しているのですが、その斉藤が余りのうざったさに、辻斬りにしようと襲ったほどのものだったのです。 さらに金には強欲。近藤隊長に給金についていちいち駆け引きする始末。武士にあるまじき欲深さでした。 しかし、一度剣を交えれば、剣豪に豹変。そして武士の義において、見かけとは違って頑なに徳川幕府に忠義を貫こうとしたのです。 この二面性を巧みに演じ分けている中田の演技が素晴らしい! 圧巻は、ラストに切腹を覚悟するシーン、約10分に及ぶ自問自答により、家族に対し先に死んでいく許しを請う一人芝居には、画面に引き付けられました。 当初吉村を人一倍嫌っていた斉藤は、義に熱い彼の本性をとことん惚れ込んで行きます。反発しながらも、唯一無二の存在になっていく吉村と斉藤との関係の描き方も良かったですね。 斉藤の話を聞いていた吉村の義理の息子が、吉村の最期を語ったとき、思わず涙ぐむ斉藤に感動しました。あれほど家族のために逃げろ、生きろと言って聞かせたのに、無念であったのでしょう。一匹狼の斎藤一を真に理解し得たのは、生涯で吉村ただ一人であったろうと思います。ニヒルな斎藤を演じた佐藤浩市もドンピシャでした。 そして吉村が脱藩せざるを得なかった経緯も感涙もの。愛する妻とのなれそめ。貧しい生活に襲いかかる飢饉。家族の口減らしのために身もごった子供ごと入水自殺使用とする妻を前にして、脱藩を決意し、心を鬼にして子らと別れるシーンが涙を誘いました。 滝田監督は、特に家族の絆を描くのが上手い監督ですね。 かつての親友であり今は南部藩の差配役となり、吉村に断腸の思いで切腹を命じるった大野次郎右衛門を三宅裕司の演技も良かったです。 金のためには、どんな汚い仕事も引き受けた吉村ではありましたが、根底の部分では、頑なに南部藩士としての名誉を守り抜きました。そのまっすぐな生き様は、息子まで徹底していたのです。きっと彼の生き方に、深く共感されることでしょう。 " + } + ] + }, + "132": { + "title": "阿修羅のごとく", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女怖い\n ブラックホームコメディの傑作と思う。キャストのお芝居のクオリティの高さは背筋が凍る恐ろしさとおかしみで溢れる。宇多丸さんと奥様と当時のスタッフさんの解説で見えた製作意図があってさらに奥深さが重なって感慨深い一作になった。見れてよかった。それにしても、女って怖いなー… " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": " こんなにいい原作で演技派俳優を大勢揃えて、その出来上がりが・・・...\n  こんなにいい原作で演技派俳優を大勢揃えて、その出来上がりが・・・これはTV用に作られた映画なのでしょうか?もったいなさ過ぎます!原作も読んだことなければテレビ版も見てませんが、これは無理して映画にすべきではなかったのでしょう。 カット割りが無駄というほど多く、何故これほど無駄なシーンを入れてあるのだろうかと不思議でたまりません。多分テレビ版の作品をかなり忠実に引き継ごうとしたのでしょうけど。 全体的なストーリーは淡々と展開され、緊張感がほとんど無かったことが悔やまれますね。このテンポは連続ドラマ向きです。笑いを取るべきシーンももっとメリハリが欲しいところ。しかし、時代考証は細部に渡って再現される苦労が窺え、俳優陣の巧みな表情も絶品で納得のいく演技でした。タバコの自販機にわかばとエコーがあったのには驚かされました(その時代でもそんな自販機は稀です)。 かなり批判的ではありますが、演技はさすがですよ(子役は除く)。深田恭子も『陰陽師II』ほどひどくなかったし。中村獅童も良かったです。見所は深キョンのセミヌード! " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "もはや支離滅裂\n ビッグネーム揃い踏みゆえたのしみに観たが、各シーン・各セリフが断片的過ぎ、全登場人物の仕草はいかにも芝居を打つようにしか見えなかった。残念。 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "向田邦子さんのお話は、人間味があって美しくって、苦手好き。 あ、う...\n 向田邦子さんのお話は、人間味があって美しくって、苦手好き。あ、うん。と蛇蝎のごとく。と文庫本を読んだけど小説も苦手好き。大竹しのぶさんはどの映画に出てても好き。黒い家の時なんか、すばらしく狂っててすき。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "花ひらき はな香る 花こぼれ なほ香る\n 映画「阿修羅のごとく」(森田芳光監督)から。冒頭に「阿修羅」の定義がテロップで流れ、慌ててメモをした。「阿修羅」とは、「インド民間信仰上の魔族。外には仁義礼智信を掲げるかに見えるが、内には猜疑心が強く、日常争いを好み、たがいに事実を曲げ、またいつわって他人の悪口を言いあう。怒りの生命の象徴。争いの絶えない世界とされる」そして、作品後半に「女は阿修羅だよなぁ」のフレーズが突然現れる。この「阿修羅」に関する「対」がとても効いていて、さすが「原作・向田邦子さん」って感じで観終わった。長女(大竹しのぶさん)の不倫、二女(黒木瞳さん)の夫の浮気、三女(深津絵里さん)の嫁ぎ遅れ、四女(深田恭子さん)の同棲が絶妙のバランス配置され、個性ある四姉妹を演じていて面白かったが、もしかしたら主役は、仲代達矢さんと八千草薫さんの夫婦だったかもしれない。さらには、長澤まさみさんが里見洋子役で、ちょっぴり出演していたのには驚いた。ただ、気になる一言に選んだのは「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ香る」彼女たちが生まれた竹沢家に、そっと飾られていた軸(横長)の言葉。これは故・森重久弥さんが、飛行機事故で亡くなった向田邦子さんの偲んで墓標におくった言葉として知られている。墓碑銘に刻まれている言葉は「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ薫る」(「香」は鼻で感じる匂い、「薫」は雰囲気や肌で感じる匂いとされる)漢字がちょっと違うが、そのフレーズをサラッと使うあたりが、監督・脚本家の妙ってところだろうか。もう一度、図書館で原作を見つけて読んでみようと思う。P.S.昭和54年夏・毎朝新聞の投稿「主婦・四十歳 匿名希望」新聞投稿は、匿名はダメじゃなかったかなぁ。(笑) " + }, + { + "date": "2013-10-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "気まずいけど、愛おしい\n 向田邦子の名作を森田芳光が映画化した2003年の作品。タイトルの“阿修羅”の意味から始まる。抜粋すると…インド民間信仰上の魔族。外には仁義礼智信を掲げるかに見えるが、内には猜疑心が強く、日常争いを好み、互いに事実を曲げ、また偽って他人の悪口を言い合う。怒りの生命の象徴。争いの絶えない世界とされる。これほど巧いタイトルは無いと思う。恐れ入る。突然父の不倫を知った四姉妹の悲喜こもごも。父の秘密を知った訳だが、四姉妹もそれぞれ隠し事アリ。他人には知られたくない。特に、姉妹には。いくら姉妹であっても、女は女。女の意地。ここが、男兄弟だと分からない所。姉妹として、妻として、女としての可笑しい所、哀しい所、醜い所を終始気分良く見れたけど、もし姉妹同士で見てたら、チクチク胸刺さって物凄く気まずいんだろうなぁ…。馬鹿な男兄弟で生まれて良かった(笑)だからと言って、姉妹同士で見たら、ただ嫌な気分になるだけではない。気まずいけど、愛おしい。そんな気分。大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子。これだけの面子が揃って何も起こらない訳が無い!現場では、想像出来ぬほどの女優同士の火花が散った事だろう。それが見事なまでのアンサンブルを作り上げている。姉妹の老いた父母を演じた仲代達矢と八千草薫の両ベテランはさすがの一言。特に、何も言わぬけど女として姉妹より一枚上手の母・八千草薫には頭が下がる。出番は少ないが、桃井かおり、木村佳乃も印象的。大竹しのぶvs桃井かおりは見てるだけで怖や怖や…。黒木瞳vs木村佳乃もなかなか。中村獅童、小林薫も好演しているが、やはり女の映画である。感情、表情、仕草に至るまで、一つ一つの機微を取りこぼさず描き上げた森田芳光の演出は称えずにはいられない。2000年代の森田作品では間違いなく最高作。 " + } + ] + }, + "133": { + "title": "踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人気シリーズの面白さの理由は\n 登場人物がユニークなのがこのシリーズの面白さですね。そしてこの映画の警察組織の面倒臭さは、どの組織にも当てはまる縮図だから誰もが共感できるのもこのシリーズの面白さではないかと思います。 " + }, + { + "date": "2019-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いま観ても面白い\n BSで放送してたので、ながら視聴。「レインボーブリッジ、封鎖できません!」縦割り組織の弊害を表現したこのセリフ、懐かしくも、新鮮な感じを受ける。単品の映画として考えると、テレビシリーズと前作もあるので、登場人物のキャラ説明はかなり省かれるので、初めて観る人にはちょっと大変かもしれない。公開は2003年なのですね。ところどころ古さはあるけど、いま観ても面白い。基本的にくだらないネタをチョコチョコはさみながら、そのネタに絡んだ伏線を、終盤にテンポ良く回収していくところが、気持ちいい。それでいながら、マジメなテーマも織り込んでいく。組織の正しさとその構成員の正しさ。時に自分を殺して組織を優先する息苦しさは、「働き方改革」とか言われながらお客さんへの対応に戸惑う社会人に、通じるものがあると感じた。個と組織を両立させるマネジメントは、令和になってより求められるのかもしれないですね。 " + }, + { + "date": "2019-05-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "わくわく感を楽しむ映画\n この映画シリーズは謎解きで楽しむのではなくわくわく感で楽しむものというのを実感します(笑)ちょいちょいストーリーに無理がありますが、素直に真っ直ぐに頑張る人の姿は元気が貰えます。当時幼い私でもすごく楽しみにこの映画をしていました。どんな世代でも楽しめるのがいいですね。あと神木隆之介、向井地美音、佐々木蔵之介が脇役で出ていましたね! " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の歴史を変えたシリーズ最大ヒット作!!\n 何もかも凄かったです。進化し続けるお台場を見て、行きてぇと思いました❗️それから、ユースケ演じる真下正義の演技は後の「交渉人 真下正義」に繋がるとは当時のフジテレビもやるなぁと思いました。※あと、この映画には神木隆之介さんも出てます。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "橋は簡単に封鎖できずとも当時の日本映画界は軽くジャックできたかも。\n 「踊る大捜査線 THE MOVIE」シリーズ第2作。DVDで鑑賞。前作から5年振りに製作されました。ファン待望の復活作であり、私も「やったぁ!」と拳を握り締めました。それほど嬉しい出来事でした。当時、私は小学4年生。物心付いたときから、両親がテレビシリーズを観ていましたし、「歳末特別警戒スペシャル」などのスペシャルや「OD1」がテレビで再放送される度に一緒に観ていました。ストーリーやテーマの全てをしっかりと理解できていたわけでは無かったと思いますが、いつしか湾岸署の面々が大好きになり、現在の刑事ドラマ好きの下地をつくってくれたシリーズです。本作が大ヒットしていることは感じていましたし、観に行きたいなぁ、と思っていましたが、夏休みの宿題に手間取ってなかなか行けず、夏休みが終わっても学校行事とかがいろいろとあって、結局映画館へ観に行くことは叶いませんでした…。DVDが発売になると(オリジナル版と「BAYSIDE SHAKEDOWN2」のどちらにするか売り場で相当ゴネました(笑))、オリジナル版の方を買ってもらい、映画館に行けなかった分を取り戻すかのように毎日観ていました。そのおかげで、セリフを全部覚えてしまいました(笑)沖田管理官の強烈なキャラ、真下くんの意外な交渉人振り、すみれさんを襲う凶弾、和久さんの涙、青島くんの怒りの叫び、室井さんの勇気ある決断、そして、レベルアップしたスリーアミーゴス(笑)…多彩なキャラクターが織りなす人間ドラマがより深化され、“組織”の中で生きる“個人”とは何か、というただの刑事物では終わらない、誰の心にも響くテーマを持った、豊潤な物語を紡ぎ出しているなぁ、と思いました。本庁と所轄の軋轢、キャリアとノンキャリアの関係性など、テレビドラマからの引き続きのテーマを描きつつも、“映画的な演出”が軒並みパワーアップしているように感じました。シリーズ開始当初からは考えられない進化と発展を遂げた“お台場”という街全体を舞台にしたスリリングな捜査活劇、現代社会の抱える闇が生み出した全く新しい犯人像などなど、全編に渡って見どころの宝庫。“テレビドラマの劇場版”の枠を越えて、現在の邦画のエンタメ分野の最高峰であり、ちゃんとした一本の“映画”として存在していることに本作のすごさがあるなと思いました。歴代実写邦画興行収入ランキングで第1位を獲得し、その記録は今もなお破られていないことも頷ける話だなぁ、と。テレビ局主導ならではの過剰な宣伝とキャンペーン展開も功を奏している、ということもあるでしょうが…。最近の邦画の流れを決定付けたと言っても過言では無く、それを“邦画の衰退”と捉える向きもありますが、面白いものは面白いし、それをとことん楽しむことが一番良いような気がします。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "一作目より面白いかな\n おもしろいしほろりとさせられる。粗は数えきれないほどたくさんあるが。複数の犯罪が並行するのは前作と同じ。一番肝心な撃たれる場面が強引なのも前作同様。もうちょっと必然的にできたと思うのでそれは残念だが娯楽として割り切ればまあまあ。犯人そっちのけで警察内部の軋轢に焦点を当てるスタイルも踏襲。大ヒットしたらしいけどレビュー少な(笑) " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい部分もあるが、全体的には つまらない\n 警察官が殺人事件を解決する話。特に推理やミステリーなどもなく、淡々と進む。おもしろい部分もあるが、全体的には つまらない。ストーリーに矛盾がありすぎる。「連続サイコ殺人事件より、お財布ドロボーさんのほうが重要」という主張も、さっぱり理解できない。オマエの身内が殺されても同じことが言えるのかと聞きたい。よって感情移入も無理。どうしようもない。まあそれでも、犯人逮捕に向けて精一杯活躍する主人公は かっこいい。それだけが長所の映画。 " + } + ] + }, + "134": { + "title": "座頭市", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごいよかった。カッコイイ表現オンリーだけだとしても十分に楽しかっ...\n すごいよかった。カッコイイ表現オンリーだけだとしても十分に楽しかった。賭場の虐殺シーンあたりがピーク。はずしの部分を随所にいれているのが気持ちが途切れた。ネタがどうとかガダルカナルが悪いとかじゃなくて息抜きシーンがあんまり。かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろうということなのか、テレ隠しなのか。笑いのサービス精神だろうけれど。 " + }, + { + "date": "2019-06-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "血しぶきと刀描写が・・・\n  なんというか殺陣アクションにホンモノ感がなかった。兎にも角にも、過剰な合成血しぶきと時々出てくる合成の刀のせいだと思う。。たけしさんのスピーディな剣捌きとか浅野さんの本格的な殺陣とか、アクションでも見どころはあったけど、この2つのせいで台無し。。 ストーリーは、時代劇のストーリーとしては、やや既視感のある内容だった。タカさんを中心にしたコント的なパートもあってたけしさんらしい展開でした。あんまり好きじゃないけど 笑 メインキャストは置いておいて、脇を固めるキャストがイマイチだったかな。特に、おきぬとおせいの二人はそれなりに重要な役なのに2人とも演技がやや大根だったな。随所に見られた音楽的演出もそんなに刺さらなかった。最後のタップダンスはよかったけど。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "農民と田んぼとクワのシーンが好き。タップダンス前夜の様な。たけしが...\n 農民と田んぼとクワのシーンが好き。タップダンス前夜の様な。たけしがかっこいい。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "座頭市\n キタノは天才です。この制限されたサークルの生き残ったメンバーはあまりありません。ハナビと同じように、ザトチは映画の完璧さと日本のサーベル映画の全セクションへの賛辞です。北野の賛辞が、個人的かつ深遠なところで、キルビルのタランティーノ(特にショーブラザーズ映画のため)のほうが、はるかに冗長で偽である。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "昔は良く出来たエンタメ映画だと思ったけれど\n 昔は良く出来たエンタメ映画だと思ったのですが、改めて観たらイマイチで、途中がちょっと退屈でした。昔は最後のタップダンスのシーンに感動したのだけれど。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良かったです\n スピード感や演技力、内容ともにたけしさんさすがでした。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "スリルとスピード感あふれる斬り合いが良かった\n スリルとスピード感あふれる斬り合いが良かった。そういった映画を望む人には おすすめ。しかし、それ以外の部分は物足りない。ストーリーは希薄で、主に斬り合い、決闘に重点を置いた話。ビートたけしという有名人が監督ということもあり、マスコミでは「斬新だ」と賞賛されていたが、期待していた斬新さは なかった。むしろ、変に奇抜な要素が多く、「新しさの導入」は失敗している。というか、明らかにマスコミの過大評価。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最強\n 北野武さんの演技が好きです。すごいナチュラルっていうか、そのままな感じ。あと芸者さんの弟役の人綺麗でした。お姉さんの悲壮感もいい。浅野さんの奥さん役の人が自害するシーンはとってもせつない…ラストの台詞に痺れた!\"いくら目ん玉ひん剥いても見えねぇもんは見えねぇんだけどなぁ\" " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "北野さんカッコイイ\n 北野さんカッコイイ " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時代劇とタップダンス\n たけしが演じる市が、強すぎで開眼したシーンは格好良かった。最後のタップダンスも見どころ! " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "クールに決めてます。\n カタルシスがとても気持ちよく、クールに決まっている作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-06-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "北野節。\n 北野節全開で映画としては楽しめます。座頭市としては少々懸念の残る映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "単純にカッコいいエンターテイメント映画\n 単純にカッコいいエンターテイメント映画だと思う。その上で、残虐な場面もちゃんと痛々しく描いているところが、北野武監督の凄いところだと思う。あと、ムーンライダーズの鈴木慶一さんによる音楽もカッコいい! " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "斬新\n 音楽 お笑い 時代劇 上手く融合出来てるかわ微妙 ただ市の目がアレなのはダメでしょ " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "非の打ち所無し\n 役者のオーラを最大限発揮させていて取り憑かれたように観ました。怖そうなヤクザ→もっと強い用心棒→実は一番怖い黒幕の親分→もっと強い市 という気持ちのいい流れの話で、それぞれの役の雰囲気を俳優が表現できてていて、非の打ち所がなかったです。 " + }, + { + "date": "2016-07-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "盲目\n このサウンド、流行りましたね。雑な映画に見えますが、魅力もありますしかし、演出が華奢です。 " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見えていると、見えないものがあるんだよぉ\n 刀の持ち方、殺陣、銀髪、そして台詞がカッコイイ。かなり好きな作品です。ただ、正に時代劇的な舞踊と、時代劇とは似つかわしくないタップ演出が少し長く感じた。あと流石に灯籠は切れないだろ!そして、ガタルカナル・タカは笑わせてくれた。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ北野映画\n 時代劇って言う固定概念を打ち破った作品。流石だなと思った。ガダルカナルタカのボケっぷりが武ぽかったし最後のダンスシーンは良かった。 " + }, + { + "date": "2015-04-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "銀獅子賞\n リメイクではなく北野風アレンジ作品なので純粋に娯楽映画として楽しめた。たけし演じる市の居抜きも十分カッコいい。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "現代風娯楽時代劇\n 総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ) 物語は昔ながらの娯楽時代劇によくあるものだし現実みは乏しいけれど、俳優の演技と殺陣の演出で楽しめる。中にはおかしな演技や場面もあるのだけれど、娯楽を追及したのだろうしあまり気にならなかった。最後の祭りの踊りや音楽も華やかに締めくくっていた。 " + }, + { + "date": "2014-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "beatたけし\n 北野たけしの映画はあまり観てなかった、が、んー。殺陣かっけえー。最後のタップダンスも魅了される。後ろの方でやってる女の人とかもみんな農民ダンサーだと思うと萌える。主にガダルカナルタカ氏などが起こすギャグ的要素はグローバルな受けを狙ってるようにも思える。個人的には笑えはしなかった。サブかった。しかし、結局のところ良かったのである。 " + }, + { + "date": "2013-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "個人的に北野映画の中では一二を争う\n 確か北野映画を初めて見たのはこれだった。場所は日本映画発祥の地京都。見るのにふさわしい場所だと思った。9月2週目くらいのことだったように思う。座頭市は、昔から知っているネタだったが大人の見るものというイメージがあって、あまり子供の頃に見た覚えがない。この映画は子供が見てもいいような内容だったのではないだろうか。話は、単純明快なストーリーだが、とにかくあんみつ姫みたいな作り方が個人的にはすごく好きだ。これより他の北野映画を見るようになったが、これは明らかに他の作品とは違い、独特の路線をとっているのがよくわかる。監督バンザイでもこんな感じはなかったし、当然HANABIにもなかった。それはこれがエンターテインメント作品として作られたからであって、その上に古い日本映画の系譜にあるからだろう。日本映画として日本映画の上に作られた新しい座頭市という評価でいいのではないだろうか。最後の祭りの場面で、タップダンスというのもとてもよくて、このタップダンスは、DVDを買って何度も見返した。ギャグも多く、こんなに素直に楽しんだ北野映画も珍しい。 " + }, + { + "date": "2013-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "パツキンの座頭市にブッ飛び。\n これがアウトローの生きる地獄道!決して義理人情なんかで外道をぶった斬ったりはしない。 まるでこの世の【悪】は俺ひとりで十分だと言わんばかりに、座頭市は宿場町を仕切り、悪の限りを尽くすヤクザの銀蔵一家をたった一人で壊滅させてしまう。 もうこうなりゃ鬼神だね。 いや〜その血飛沫がハンパなく飛び散る、たけし自身が考案した瞬殺の殺陣の凄まじいこと、凄まじいこと!!仕込み杖をアクロバティックに操る市の姿には、ヌラヌラとした妖気さえ漂う。 まさに一網打尽! 痛快無類! 完全無敵! " + }, + { + "date": "2010-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "北野ワールド全快の痛快時代劇\n こういう時代劇もいい。格好いいし、ミューカルるっぽくて違和感は多少感じるけど、新鮮だった。海外の人にはこういう作品がすきなんだろうね。雨の中の殺陣は最高でした。 " + } + ] + }, + "135": { + "title": "スパイ・ゾルゲ", + "reviews": [ + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まらなかった\n 映画公開当時、観に行ったが、何故だか涙が止まらず…もとより現在に至るまで何の主義思想にも属さない自分だが、日本という国の、世界のそう遠くない昔を目の当たりにした衝撃が、何も考えないで平和に生きている自分のいる日本の礎を見せられた気がして、恥ずかしいような、、自分が情けないような、、そんな気がして涙が止まらなかったことを記憶している " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "当時気になってたのを思い出して見てみた。 理解能力のないボクとして...\n 当時気になってたのを思い出して見てみた。理解能力のないボクとしては、もう少し人物相関図がはっきり分かるとよかったかも。なんだろう、スパイたちに感情移入全くできなかった。共産思想がどんなものなのかもよく分からなかった。まずはドイツ人が英語の時点でげんなりなんだけど。 " + } + ] + }, + "136": { + "title": "半落ち", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "守るための行動…しかし、いささかの違和感。\n レンタルDVDで鑑賞。原作は未読です。7年前に亡くなった祖父がアルツハイマー病だったので、当時のことをいろいろと思い出してしまい、こみ上げて来るものがありました。人が壊れていく様をまざまざと見せ付けられ、とても苦しい想いをしました。姿形は祖父ではあるものの、まるで別人のように変わってしまいました…。それが急激であるが故に、余計に悲しかったです。梶(寺尾聰)や妻の姉(樹木希林)の葛藤と苦悩…痛いほど理解できました。変わりゆく家族を前にしながら、持って行き場の無い苦しみと何もしてやれないもどかしさを噛み締める日々…。妻(原田美枝子)を殺害した後の2日間、梶はいったいどこで何をしていたのか…という謎を巡り、刑事、検察官、弁護士、新聞記者の視点を交互に描きながら、慟哭の真実が浮き彫りにされていきました。妻が最後に望んでいたものを守るため、一度は捨てかけた命を使うことに決めた梶でしたが…自分がドナーとなった少年の存在が暴かれ彼に迷惑が掛かってしまうことを恐れての行動ということになっていましたが、いささか無理矢理感があるようで納得できませんでした。歌舞伎町でもらったティッシュは捨てておくべきでした…。 " + }, + { + "date": "2019-03-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "魂はいつ死ぬのか。\n 大学で生命倫理の勉強をしたが、魂はいつ死ぬのかは体死んでからか脳が死んでからかとても曖昧なところだ。もし脳が死んでいたら死考えるなら、アルツハイマーは末期かもしれない。いくら生きていたって苦しむくらいなら殺してあげた方が愛がある彼が殺したの愛ではなくあくまでも、アルツハイマーなんである。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現代的テーマ、アルツハイマー\n  柴田恭平を久しぶりに見たような気がする。随分渋い刑事の役だが、かなりインパクトがある。吉岡秀隆は『北の国から』そのままの雰囲気だ。Dr.コトーでも頑張ってるし、かなり売れてますね。『キル・ビル』の田中の親分が弁護士とは・・・うーむ、いいかも(笑) 鶴田真由が車の中でメールしたあとに電話しているシーンで、怒ってワイパーを動かしてしまうのは偶然なのか演出なのか・・・何だか好きだこのシーン。森山直太朗の歌もGOOD!泣かせます。 ストーリーは前半と後半では雰囲気が違います。前半は、警察と検察の確執と捏造問題を中心に動き、新聞社がそれを追う。後半は、検察と弁護士と新聞社中心、柴田恭平は少しお休み。伏線として、どちらの側にも本社復帰、警視庁復帰等、過失がもたらした左遷から復帰する名誉欲がうかがえる。もちろん弁護士にも人道弁護士として有名になり、イソ弁からの独立欲を表している。後半では、空白の2日間を埋めることで刑を軽減しようと試みるのであるが・・・ 全体的に人を想うことが重要なテーマとなっていて、「守りたい人はいるか?」「誰のために生きている?」といった台詞が観客にも問われていますね。もちろんアルツハイマー病や骨髄移植のテーマが中心なのですが・・・これは個人的にも泣かずにはいられない問題でした。最初から泣きっぱなしです・・・ 見所は、検事佐瀬の部屋!掃除してない・・・俺の部屋みたいだ。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "樹木希林さんの演技が唯一の見どころ\n アルツハイマー病?を持つ人を家族に持つことの難しさを考えさせられた。ただ、それだけ。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰の為に生きているのか。\n アルツハイマーになった妻を殺害し、沈黙を貫く。認知症の祖母がいたので、人が壊れていく姿は耐え難いもの。そんな目線でみてしまったので、色々な感情が胸に刺さりました。でもなぜか温かみのある作品で見てよかった。 " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "内容は最悪\n 妻殺しで自首した元警察官の話。自首するまでの空白の2日間を追う。内容は最悪。とにかくストーリーが破綻しまくり。意味不明で笑いも感動も予想外の展開も興奮もない。しかも落ちすらない。ミステリーすら投げっぱなし。救いようがない。最後に裁判官が、自分の境遇に照らし合わせて刑罰を厳しくするシーンがある。今の裁判官制度は、右翼裁判官は左翼に厳しく、左翼裁判官は右翼に厳しいという状態にある。だから、このシーンだけは現代の裁判制度の批判としての役割を果たしていて、それなりに有意義。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは!\n 内容のあるとってもいい映画でした。皆がわかっていながらも、梶警部の決意を受け入れる。その決意の重みが伝わってきました。原作も良いのでしょうね。傑作、名作です。 " + }, + { + "date": "2017-11-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n これはなかなかの名作。特に近しい人の看病をした経験のある人には、胸にささるセリフが多い。心が壊れて無くなっていく人は、人ではなくなるのか?その苦しみは誰が負担しきれるのか? " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と描いて欲しかった\n 警察署内で検事が警官にねつ造だと怒鳴ったり、被疑者を尋問中に突然他の警官が乱入して争いになったり、葬儀の場で遺族に不躾な質問攻めをしたり…話に起伏を持たせるためのこれらの過剰な演出は、一見ありえそうで、現実では絶対と言っていいレベルで起こらない。人間ドラマという視点でこの映画を見ると、リアリティのない大味の演出を多用するものに説得力があるはずもなく。無駄に警察と検察の対立という大げさな話が盛り込まれているのもそうだし、単に有名かどうかで選んでいそうなキャスティングもそう。「大衆にはどうせ映画なんぞわからん。派手にぶちあげればよし」と言われている気がした。 " + }, + { + "date": "2017-07-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待外れ\n 切ないストーリーを生かしきれていない。結局、空白の2日間をダイジェスト的に紹介。。。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "自分ならどうするだろう…難しい\n 半落ちの状態であとは空白の2日の自白だけ。ここから2時間大丈夫なのか?何かとんでもないオチがないともたないぞ?と心配していたのだけど、なるほど!そういう事か!と興奮するほどのオチはなかった。人としての死は何処からなのか?と問われてる気もしたが、やはり梶ほどの人間がアルツハイマーを患い息子の死を2度経験し壊れていくのを見てられないとし殺すだろうか?人によって死生観で感じ方が違うのか、僕には到底理解出来なかった。アルツハイマーで物忘れが多くなり全てを忘れり怖さは計り知れないけど記憶は残ってるのではないか?子どもの死からは立ち直れないのか?この物語が提示してるその先の光が見たかった。 " + }, + { + "date": "2017-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "溢れる涙\n アルツハイマーは決して人事でなく至るところにある現実でいつ自分が身内が思うと辛い。裁判のシーンは心が張り裂けそうだった殺人は悪い事。でも分かるような気もする。見る方も本人も大変だもの。本当に心が悲しさでいっぱいになった! " + }, + { + "date": "2016-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "肉体と魂と\n 人は辛い思いを忘れることで少しづつ悲しみから立ち直れると信じていた。少しづつ時間をかけて少しづつ涙が乾きそして少しづつ笑顔が戻ってくるのだと思っていたしかし完全に忘れ去るのではない『ラビット・ホール』の母親のように、ポケットの小石になるのだその小石は生涯消えることなくそこにあるもしもその小石さへ忘れ去ってしまったらその出来事さへ忘れてしまったらポケットの小石はとてもとても大切なものなのだとあらためて思う大切に大切にしまっておかなければならないものなのですね。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アルツハイマーの妻を殺めた警官の、殺害後二日間の行動の謎にせまる。...\n アルツハイマーの妻を殺めた警官の、殺害後二日間の行動の謎にせまる。原作がいいんだろうと感じます。この映画、原作にどこまでせまれているのだろうか?それなりに面白いのですが、どうにも二時間ドラマ的な感じが…豪華俳優陣が映画にしてくれているような気がします。にしても、正義の裁判官に吉岡秀隆は合わないのでは(笑)高島礼子の無駄遣いも、ちと許せません。日々、物忘れが多くなる自分が怖くなりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一級品の役者が演じるとこうなるのか。というのが正直な感想。 原作読...\n 一級品の役者が演じるとこうなるのか。というのが正直な感想。原作読んで、クライマックスで拍子抜けした印象がある。が、こちらはその理由に至る過程が、役者たちの演技でとてもよかった。いくつか原作とは違う展開にしているところもあり、それが映画としてよかった理由でしょうか。寺尾聰の表情で表現しているところは、さすがといえる。ただ、51歳で死のうとしている理由がわかりにくい。原作ではそこに焦点あったが、こちらは二日間を話さなかった理由がメインだった。そして最後の吉岡秀隆との対峙は、命というものの難しさがあった。魂はほんとに壊れているのか?吉岡秀隆の家族の穏やかな日常で考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2016-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "新聞記者に鶴田真由・・\n 小説も少し前に読んだ。ストーリーを知っていたから観やすかったか!?若年性アルツハイマーに苦しむ妻に対して嘱託殺人を実行した現役警察官に寺尾聡。警察内部の犯行に警察と検察がマスコミを押さえ込む。真相を暴こうとする記者に鶴田真由。「空白の2日間」に容疑者は何をしたのか!?社会派ドラマの展開に息を呑む。警察、検察、弁護士、裁判官、マスコミ、そして家族の問題に真摯に向き合う・・やはりいい映画だった(涙) " + }, + { + "date": "2015-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "梶の優しさが伝わってきた\n 優秀な警察官として知られていた梶が、アルツハイマー病を患っていた妻に「殺してくれ」と懇願され、ついに手をかけてしまったと警察署に自首してくる。罪を認めて全てを自白する「全落ち」と思われたが、妻を殺してから自首するまでの2日間について梶が語ろうとしないため、事件の全貌が明らかにならない。警察はとりあえず「死に場所を探して彷徨っていた」ということにして調書を作りマスコミに発表するが、マスコミは納得せず、世間の注目はこの「空白の2日間」に集中する。梶はそれでもなお口を閉ざし、裁判が始まっても頑なに黙秘を続ける。「空白の2日間」に一体何が起こったのか。なぜ梶は何も語らないのか。◆「空白の2日間」の謎夫妻は数年前に、一人息子を白血病で亡くしていた。発病の際に夫妻揃って骨髄移植のドナー登録をするが、息子に適合するドナーは現れず、亡くなってしまう。しかし死の翌年、梶の骨髄に適合した患者が現れて、手術は成功。相手に会うことは許されないが、打ちひしがれていた夫妻は息子が戻ってきたように感じ、寛喜する。その矢先、妻のアルツハイマー病が発症。少しずつ自分が壊れていくことを恐れて苦しむ妻と、愛する彼女が不憫で仕方ない梶。ある日、妻は新聞記事で、梶から骨髄移植を受けた相手と思しき人物の投書を見つける。14歳で手術を受け、今は新宿の小さなラーメン屋で働いているという少年の、梶への感謝の手紙だった。妻はその投書を見て興奮し、同時に逡巡する。会いに行ってはいけない、でも会いたい。息子を失い、自分もアルツハイマーで先は長くない。ドナー移植を受けられる年齢制限は50歳。51歳になったらすぐ、夫は私たちの後を追って自殺するだろう。なんとしてもそれを阻止したい。投書のヒントを頼りに妻は何度も新宿に行き少年を探すが、見つけられないまま病状が悪化し、ついに事件が起こる。妻を殺めた後に自分も死のうとした梶は、妻の日記を見つけた。そこには、新聞の投書の切り抜きが貼ってあった。梶は堪えきれず少年に会いに行っていた。しかし、それを証言すれば、殺人という罪を犯した自分の骨髄を、少年が移植したということが世間に知られてしまう。少年の身を守るため、梶は「空白の2日間」について絶対に語ろうとしなかったのだった。愛する人が苦しみ続けている姿を目の当たりにして、どんな行動を取るべきなのか。大切な人を守るために、自分には何ができるのか。絶望的な状況の中で梶が下した決断と、どんなに周りから揺さぶられてもそれを貫き通す彼の意志の強さや優しさが沁みる作品でした。◆感想文章にしたらすっきりした!こういう映画って、自分の感想うんぬんより、内容を正確に理解して、布石を回収し尽くすことを重視して観た方が面白い気がする。観終わってすぐは頭の中がまだちょっと混乱していたけど、こうやって一つ一つ書いてみてやっと、「そうか、梶は少年の身を守りたくて黙秘していたのか」と理解できた。最後少年にも会えたし、きっと自殺はしないだろうし、良かったなー。・・・だけど、同時進行で進んでいた少女連続暴行事件のくだりは梶事件と何か関係あったんだっけ?(結局回収し尽くせてない " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "これまた\n 原作のほうがいい例。本では彼の謎が最後の最後までわからない。そのゾクゾク感が映画にはない。終盤も原作のほうが断然いい。原作を上回ることは難しいのかな。 " + }, + { + "date": "2014-02-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "半オチ\n オチがあるものだと思っていたが、全然オチてない。タイトルはオチが半端であることを表しているのか。オチてない以外は良くできているので勿体ない。 " + }, + { + "date": "2014-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストシーンの構成に難有り。\n 正直、何をどうしたいのか?守りたいものは何だったのか?後で段々と、その内容が解るにつれて・・・。うーん、主人公はもう少し考えて行動できなかったのかなあ。警察が殺人を犯す。その周りで起きる、それぞれの想い。この発想は意外と面白いが段々と人間臭さが薄れ、悲劇へと変わってゆく。残念でした。、 " + }, + { + "date": "2013-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "妻殺しの経緯を描写するのかと思っていたが\n 総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 重い主題と登場人物たちのしっかりとした演技が目に付いた。反面、何が最も言いたいのかが中途半端になっている。妻を殺さざる得なかった刑事の、人としての苦悩や背景を掘り下げるのか。それとも捜査の裏にある、警察官が殺人を犯したという事実に直面した警察の面子と捜査や検察との葛藤なんかを描きたいのか。もっと妻を殺すにいたる事情が生々しく描かれるのかと思ったが、どちらつかずのままにあっけなく終わってしまった感じがする。 " + }, + { + "date": "2013-07-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと残念だなー\n 空白の2日間の解明がいまいち。ラーメン屋行ってたってのはわかったけど、もう一日は?ってなったね。ちょっと惜しい感じ。 " + }, + { + "date": "2011-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それは、私自身を決して忘れたくないから\n 映画「半落ち」(佐々部清監督)から。この作品、横山秀夫さん原作・寺尾聰さん主演で話題になったが、私は、原田美枝子さん演ずる妻が、ある新聞投稿を読み日記を書きはじめるシーンが印象に残った。原作とは違った台詞が、私のアンテナに引っかかったのである。「今日から私は日記を書きます」に続き、綴られたフレーズで、どうして書き始めたか・・を丁寧な字で書いてある。「それは、私自身を決して忘れたくないから」と。メモしたのは、私も同じことを思っていたからだ。この「気になる一言」も、毎日続けなくても誰も怒らないし、たとえ途切れたとしても、誰も気にならないかもしれない。さらにこのところ、仕事が多いのか、私の仕事が遅いのか、嫌ってほど残業が続くのに、なぜか書かずにいられない。どうして寝る時間を惜しんでまで・・と訊ねられたら、たぶん、冒頭のフレーズを思い出すと思ったからである。この1年間、今まで仕事をしてきた二十数年間の中でも、1番忙しかった1年だったかもしれない。だからこそ、こんな経験は次の人にはさせてはいけないと感ずる。どんなに忙しくったって、自分の時間を作って書き続ける楽しみ。これだけは守り続けようとする私は、たぶん誰よりも自分自身を忘れたくないからなんだと思っている。 " + } + ] + }, + "137": { + "title": "隠し剣 鬼の爪", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "友のために、愛のために…\n 「藤沢周平時代劇三部作」第2作。Amazonプライム・ビデオで2回目の鑑賞。原作(「隠し剣 鬼の爪」、「邪剣 竜尾返し」、「雪明かり」)は未読です。時は幕末。東北の小藩・海坂藩を舞台に、ひとりの下級武士が親友が起こした謀反に巻き込まれながら、百姓の娘との身分違いの恋に揺れ動く様を描いた佳作。片桐(永瀬正敏)のきえ(松たか子)への恋心、親友・狭間(小澤征悦)との命を懸けた決闘…胸に迫って来ました。徐々に時代が移り変わろうとする中、自分の想いを貫くことの困難さが描かれているようで秀逸でした。自分は不器用な生き方しかできないことを理解しつつ、愛する者のために大胆な行動に出たりする一面を見せながら、図らずも剣の腕を競い合った親友との斬り合いをせねばならなくなったことで、武士の世の中にままならないものがあることを痛感する様に心が締め付けられました。タイトルになっている隠し剣“鬼の爪”…。その正体とは何かということへの興味を抱かせながら、それを使用してからの片桐の胸に去来する虚しさを通して、エモーショナルな物語をつくり出しているなぁ、と感じました。余談。月代がぼうぼう…リアルだなぁ、と思いました。確かに言われてみれば、ずっと生えて来ないなんておかしいですし、毎日剃るなんて手間でしょうし…いや、実際の武士の生活がどんなものだったのかを詳しくは知らないので何とも言えませんが、とても気になる描写でした。 " + }, + { + "date": "2019-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こうなってほしいと思う通りに進んでくれる。 だから悔しさやモヤモヤ...\n こうなってほしいと思う通りに進んでくれる。だから悔しさやモヤモヤが残らずスッキリと終わってくれた。武士同士の戦いならいざ知らず、罪人相手に卑怯も何もない。それをいうなら刀も抜いていない永瀬に斬りかかる小澤の方がおかしい。鬼の爪、どんな技かとワクワクしてたら忍びの技みたいだった。まぁそりゃゲームみたいな必殺技なわけはない。一撃必殺見事だった。すっげー面白かったーと思った作品ではないけど、清々しく見終われたのは良かった。 " + }, + { + "date": "2019-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "『たそがれ清兵衛』から2年。山田洋次監督による藤沢周平原作の第2弾作品が公開。\n  下級武士という設定。終盤では謀反を企てた罪人を討つというストーリーもそっくりになってしまった。地方の小藩が現代の公務員の階級制度と酷似していて、武士の魂が無いことを除けばすんなりと受け入れられる点も前作から引き継がれている。 今回、優れているなぁと感じた点は、宗蔵が入城する際にコミカルな使用人(たそがれにも出てた人?)が草履を片付けるところや行燈の火を消したり火を移したりする細かいシーン。そして、すり足が定着している侍が西洋風に歩いたり走ったりすることができないことを描写するところだ。筋の本線がたそがれの二番煎じであるところから、観客を飽きさせないために細かな点にこだわってるのでしょう。 宮崎アニメにも共通するのですが、ほんの数箇所に必ずグロいシーンがあることも定着するのかもしれません。宗蔵と狭間弥市郎との対決シーンはぞっとします(笑)。元々は剣豪小説なのだから、殺陣が大切なんですけどね。 今回のヒロインは松たか子。どうしても宮沢りえと比較してしまいますが、どうだったでしょうか?個人的には宮沢りえの演技の方が上だと思うのですが、松たか子の自然に出てくる涙にはクラクラしてしまいました。吉岡秀隆の演技も『半落ち』よりはずっと良く、小澤征悦だって『ほたるの星』とは雲泥の差を感じるくらいの演技でした。 総合的に見ると、「あの山田洋次が時代劇を?!」という意外性がなくなっているのだから新鮮さを感じないし、設定・展開がそっくりであるため感動も少ない。したがって、『たそがれ』から1点引かせていただきます・・・ " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長い恋愛が実るまで\n 時代劇の体はあるが、恋愛映画である。山田洋次監督作品の雰囲気が強く、時代劇なのに現代劇的な演出がされており、サラリーマン的な侍が多く登場する。藤沢周平原作の短編は未読で、米沢の訛りが「たそがれ清兵衛」と同じだか、訛りに拘りすぎず、標準語のセリフが入って物語は伝わりやすい。ままならぬ侍勤めに嫌気がさす過程を見せてくれるが、謀反の侍の討ち手になり、討ち取っていく所は「たそがれ清兵衛」と似ているのでその辺はどうか?と思う。隠し剣 鬼の爪も悪家老(笑)緒形拳を一瞬で仕留める為だけに使っているが、敢えて地味な演出にしたのか?タイトルになっているのに、この扱い。憎たらしい家老を派手な演出で仕留めて欲しかったなぁ~。 " + }, + { + "date": "2019-02-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "村上春樹の騎士団長殺しみたいに不自然な話\n 謀叛人を卑怯な剣で斬る主人公。奥義の隠し剣鬼の爪で嫌な家老を殺す主人公。鬼の爪とは、油断させて、千枚通しみたいな針みたいな剣で心臓を1刺し、これが、秘剣か?どこが武士道か、家老に盾突き、偉そうに罵詈雑言でも、お咎めなし、それでもいよいよ危ないと、暗殺。好きな女中が商家に嫁ぐと、拐かす、攫う、それで、蝦夷に連れて行く、嫁にする、武士辞める。謀叛人の嫁は、身体を武器に、主人公や家老を誘惑、嫁は家老とお楽しみ。こんな内容なのか、藤沢周平?村上春樹ならいつものパターンですが。不倫、近親相姦、友達の妻寝とる、それに音楽とか芸術を絡めて、イデアとかシンボル、メタファーとかまぶしたら村上春樹。たそがれの映画からえらく寒い作品になりましたな。御乱心の山田洋次、コカインでも吸うてるのか?永瀬は武士には見えんな、チンドン屋の仮装みたいだ。剣術も腰が引けてるし。松たか子は病人で痩せ衰えてる時に、顔がぱんぱんに丸いしわろた。あまりに酷い出来に驚愕です。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "それ以上とまでは言わないが たそがれ清兵衛と同じくらい好きな作品。...\n それ以上とまでは言わないが たそがれ清兵衛と同じくらい好きな作品。引き込まれる。暗殺剣である鬼の爪。一瞬で殺し、血が流れ出ることはない。クール。 " + }, + { + "date": "2017-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「たそがれ清兵衛」と似てるなぁ〜ってみてました。 がしかし、「たそ...\n 「たそがれ清兵衛」と似てるなぁ〜ってみてました。がしかし、「たそがれ清兵衛」のほうが、何倍も濃くておもしろい。隠し剣鬼の爪・・・・って名前から、なんとなく想像できてしまいますが、思った通りだった・・・。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たそがれ清兵衛と一緒やん! こんな似た作品で終わるはずがない。そう...\n たそがれ清兵衛と一緒やん!こんな似た作品で終わるはずがない。そうは思ったもののエンディング近くまで…とうとう来たか、そうか、鬼の爪とはこのことか!仕事人やん。しかしなんだ、このハッピーエンド感。どうにも許せない感じ。他の人たちは、結構かわいそうなのに。松たか子、最後断れよ(笑)この作品、各々の役柄があまり深く描かれずにさらりとし過ぎてたような。加えてメインの役者に私的に愛着がなく、のめり込めず。高島礼子が夫の命乞いをするセリフはドキドキした。私なら一瞬でそうする(笑) " + }, + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "正直に生きる男\n 「たそがれ清兵衛」とよく似ています。俳優も一部被っています。違いと言えば、ヒロインのほうが格下の身分で、新しい価値観の広まりとそれに抵抗する古い体制の対立が、若侍vs老侍、江戸vs田舎、倒幕(謀反)vs幕府という構図でより明確に描かれています。主人公宗蔵も、頭では銃や西洋式軍隊を受け入れつつも、やはり心は侍、刀で死ぬべきといった考えでしょうか。宗蔵は恐らく初恋の?きよ一途、旧友とその妻の分まで仇を討つという、筋の通った信念の持ち主で、好感を持ちました。女性のために活躍する姿が素敵(≧∀≦)。悪徳家老もやっつけてくれて勧善懲悪でスッキリしますが、果し合いは清兵衛の方が見応えありました。鬼の爪はここぞという時にしか使えないんでしょうね。死因がバレてしまうから。 " + }, + { + "date": "2017-02-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "鬼の爪に特に意味が無い\n 鬼の爪とはなんだったのか、壁面どおり暗殺の道具だということしか伝わってこず、メッセージが分かりませんでした。 " + }, + { + "date": "2015-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生き方\n 不器用だが、真っ直ぐ生きていた侍の物語。役者の演技力が本当にすごく、観ている間ずっと引き込まれました。松たか子がすごくいい。ストーリーはたそがれ清兵衛に確かに似ているところもありますが、宗蔵の行動力はすごいですね。特にきえを迎えに行くところ。自分の気持ちに真っ直ぐ生きている感じがひしひしとつたわり、清兵衛とはまた違ったタイプの理想の男だと思いました。希望に溢れた作品です。本当に観てよかった!!オススメします。 " + }, + { + "date": "2013-03-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "65点 たそがれがない清兵衛(汗)\n (2012/10/9)まるで たそがれ清兵衛 の劣化バージョンな印象主人公に感情移入させるシナリオが長い割にそう入り込めない。魅力がそう生まれてない。 " + }, + { + "date": "2013-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「たそがれ清兵衛」に似すぎ、でも松たか子はえらい\n 総合:75点 ストーリー:75点|キャスト:85点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:65点 前作の宮沢りえも良かったが、今作の松たか子が素晴らしかった。初めての海を見に行った浜辺での場面の、彼女の科白と表情と自然に流れる(ように見える)涙は特筆ものだった。身分の違いや立場を考えてみて、それでも何とか傍においてもらおうと粘って、それでも駄目で自分に言い聞かせるように、そして相手にすがるように自分の感情を伝える姿が相当に上手い。主演の永瀬正敏や妹役の田畑智子も良かった。 殺陣はやや動きも遅くてこんなものかなという感じ。物語は悪くないのだが、あまりにも同じ監督の前作「たそがれ清兵衛」に似ていて、それがなくてこの作品だけ存在したのならばもっと面白いと思ったことだろう。だがあの作品を見た後で本作が出ても二匹目のどじょうか二番煎じくらいにしか思えず、もっと独自性があればいいが物語も演出も似ているのでどうしても新鮮味がない。もっと作品ごとの違いを明確にしなければ金太郎飴状態になってしまう。せっかく質の高い作品なのでもったいないと思ったし、それがなければもっと良い得点を付けられた。 " + } + ] + }, + "138": { + "title": "スウィングガールズ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ウォーターボーイズが好きで、かなり期待度高めで見に行ったが、主人公...\n ウォーターボーイズが好きで、かなり期待度高めで見に行ったが、主人公の自己中ぶりに感情移入ができず。。。普通の上野樹里らしいキャラの方が、脚本的にも良かったような??演奏はとても楽しめた。貫地谷しほり、かわいい。 " + }, + { + "date": "2019-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何気に丁寧に作られた名作です\n とても細部まで気を使い、配役も端から端まで名演技で、そして自然で、まるでドキュメンタリーを見ているような!今をときめく俳優達の若くて輝いている姿を見る事が出来るだけでも、見る価値があるでしょう。笑えるシーンもふんだんにあります。高橋一生とか今の特徴がデフォルメされているような姿は面白いですね。自分の嫌いな俳優ばかりなので減点しましたが、名作ですから皆さん見てください! " + }, + { + "date": "2019-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "青春音楽映画の金字塔\n 矢口監督の久々の音楽もの「ダンスウイズミー」の公開が楽しみ、と言うわけで本作を再鑑賞してみました。彼女たちが実際に楽器を練習して演奏しているんだって、凄い!ラストの演奏会は鳥肌もの。もうそれだけで★5である。矢口監督は若者を撮らせたらピカイチ、コメディセンスも高い。何より出てくる人が善い人ばかりなので安心して観ていられる数少ない監督だ。そのせいなのか人の残念なところを描くとなると極端に下手になるのが不思議でしょうがない。せっかく清々しい青春映画なのに竹中直人のいじけた小心ぶりや上野樹里の応募忘れなどはもう少し工夫があっても良かったように思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ青春映画!\n ジャズ音楽に魅せられた田舎の素朴な女子高生たちがビッグバンドを結成し、奮闘する姿を描いた物語。青春映画の王道という感じ。女子高生たちの底抜けの明るさで、すごく元気をもらえます。音楽って、上手いかどうかよりも演奏者の楽しんでいる姿が一番伝わるんだなと思いました。出演者もそれぞれキャラが立っていて面白かったです。個人的にはギターとベースの子が好きです。異常な上達の早さなど現実離れしている部分も多くて楽器に詳しい人ならツッコミどころ満載かもしれませんが、そこはご愛嬌。ファンタジーだと思ってみたらより楽しめるんじゃないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n なんだかんだ観てなくて初見。『ロボジー』、『ハッピーフライト』ときて、期待値高かったがハズレなし。平凡で変哲のない日常的な舞台設定に非現実を持ち込み、最初は「それはないやろー」ってなり訝しみながら話は進むが、いつしかそういった違和感は忘れ、素直に映画に馴染むというさすがの矢口作品だった。映画の笑わせ方ってこうだよね、っていう王道を地で行く笑いも好きだ。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "上手くいかないところがいい。\n ちょっと練習したくらいで、楽器はできるようになりません。諦めず、飽きることなく毎日練習することが肝要。壁にぶつかってもそう簡単には上手くいかない。そうしてjazzが、音楽が本当に好きになるのだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話\n 女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話。汗と涙と感動を完全に切り離し、気楽に見れる しまりのない娯楽作品に特化した内容。こういう内容が好きだという人もいるのだろうが、私には到底受け入れられない。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演奏シーンは感動的。\n ラストの演奏シーンのための長い前振りのような映画。小ネタ満載でところどころ笑えたけど、やはりウォーターボーイズと比べてしまう自分がいて、えらい遠回りしてるなぁと感じてしまう。楽器を手に入れりところは丹念にやるのに、楽器が上手くなる過程や努力を見せないのは監督の美学なのかな?それでもラストで感動するのは、映画とは別になるけど、裏での彼女らの努力が透けて見えるからだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ああ青春\n 恋する兄弟ワロタ " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "笑わせてもらいました。 ベタベタなギャグがおもしろいw (アブトロ...\n 笑わせてもらいました。ベタベタなギャグがおもしろいw(アブトロニクス、口元の米粒、イノシシにおっかけられるとこのbgmとイノシシの倒し方w)しかし最後演奏が長すぎてだれる。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "●スウィングする者。\n ベタなコメディがよい。東北弁がよい。そして役者がよい。当時はまだ売り出し中の若手の主役たちはもちろん、脇を固めるクセのある俳優陣がたまらない。あっという間に、矢口ワールドに引き込まれる。心地よい。「すべての人間は2種類に分けられる」の3タテ。いずれも、やらないよりやった方が人生は楽しい。高校時代のバカさ加減はステキだ。好奇心に突き動かされる行動力。ユルさ。失敗はいくらしてもいい。そんな青さと熱さを思い出させてくれる一本。 " + }, + { + "date": "2016-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "青春\n もぉ10年以上前の映画なんですね。東日本大震災前か…上野樹里のだめ前の映画なはず。上野樹里と竹中直人はコンビですね。いくらか知ってる顔も2、3人。片田舎なのも大人が見ると良いし、舞台に合わせた役者さんの東北弁もコメディだから悪くなかったのかも。それにしても若いって、仲間って素晴らしいと改めて思える映画でした。でもこれって全員、生演奏?!なわけないよね…でも見せ方やスウィングに関しては相当努力されたと思いますが… " + }, + { + "date": "2016-02-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ジャズかっこいい!\n 青春感がなかなかいいです。ラストは鳥肌が立ちました。 " + }, + { + "date": "2015-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽もいい\n 上野樹里さん。「虹の女神」を観てこの映画をレンタルしました。雰囲気持ってるなぁと思います。みんなで演奏する場面ではウルッときました。映画も音楽もやっぱりいいなあと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ゆる~いコメディ\n その一言につきる。 " + }, + { + "date": "2014-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "単純明快\n おそらく誰もが想像通りのストーリーですそれだけに安心して観られますワイワイガヤガヤとやかましい女子高生たちにイラつきながらも、羨ましさを感じながら鑑賞しました何かに熱中出来るってステキですね " + }, + { + "date": "2014-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "泣いてしまうずぅ\n 方言の台詞も演奏もたどたどしい高校生たちが、映画のなかでドキュメンタリーのように成長してゆく物語。今やピンで主演を勤める女優となった上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカらが初々しく微笑ましい。血の滲むような思いをして栄冠を掴み取るんではなく、何だかなぁって気分で毎日を暮らしてるごく普通の高校生達が、ジャズと出会って「あれ?これ、楽しくねぇ!?」って目覚めていくのが自然に心に響く。「ねぇコレ、ジャズじゃない?」と信号機の通りゃんせに合わせて躍り出す時、彼女達の浮き立つような感激に引き込まれて、本当だ!とスウィングしてしまったら、もう完全に矢口監督の思うツボ。今回もまた泣いてしまう。なんてことなく過ぎてゆく毎日だけど、どうせなら悩むより楽しんじゃわなきゃ損だよね!肩の力がフッと抜ける、そんなシアワセなひと時をくれる映画です。 " + }, + { + "date": "2014-03-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "矢口ワールド全開\n 今日まで独自のユニークな視点で作品を発表し続けている矢口史靖監督。その全てに共通するのは笑いと感動、そして天真爛漫なチャレンジ精神でした。 上野樹里のサックス、貫地谷しほりのトランペット、本仮屋ユイカのトロンボーンと出演者たちが吹き替えなしで挑んだコンクールでの各楽器のソロ演奏シーンは、感極まって感動の涙さえ込み上げて来る。 明るく爽やかな女子力を前面に打ち出した青春映画であるが、JAZZの名曲の魅力に浸ることの出来る優れた音楽映画でもある。 楽器を演奏出来ない人も思わずスウィングしたくなる1本! " + }, + { + "date": "2013-11-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "サバサバしていて楽しい映画\n 多数の女子高生が織りなす高校生活の一幕だが、じと~とした場面が一切なく、サバサバした明るい面子ばかりで安心して観られた。その点でお正月に家族で観る映画にうってつけかも。その分“深さ”はないが、それはこの映画に求めてはならない。「あ~音楽やりてぇ」という気持ちと、カラッとした気持ちよさを与えてくれる、またそれだけで十分意味のある娯楽作品です。 " + }, + { + "date": "2013-11-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "学生時代\n 部活をとーってもやりたくなる!そして、吹奏楽部。高校生の部活動憧れたなぁ。マネージャーも憧れたけど。 " + }, + { + "date": "2013-10-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "青春を奏でよう\n 映画評価:50点この作品は見るのが四度目です最後の演奏部分が凄くて、ついつい観てしまうんですよ本当にジャズって格好良いです引き込まれるというか、聞いてて感動するというか、青春を奏でよう " + }, + { + "date": "2013-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?\n 映画「スゥイングガール」(矢口史靖監督)から。以前にも観たはずなのに、メモが残ってなかったので改めて観直したけど、やはりこの台詞。この映画と言えばこの台詞、そんな決まり文句があるのは映画の話だけでなく、真面目な挨拶にも挿入できて嬉しい。「スゥイングガール」と言えば「すべての人間は」で始まる、このフレーズ、作品の中に三回ほど、形を変えて登場する。「すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?やり遂げる者と諦める者だ。おまえ、どっちや?」「すべての人間は、二種類に分けられる。楽で楽しく生きる奴とそうじゃない奴」「すべての人間は、二種類に分けられる。スゥイングスする者とスゥイングしない者だ」逆に、このフレーズを知っていると言うことは「スゥイングガール」を観たことがあると判断してもいい。応用いれば、いろいろな場面で使えそうだし、自分なりの人間の定義にも活用できそうだなぁ。P.S.次点は、友達同士で写真撮る時の一言「はい、とろけるチーズ」「どろどろだっつ~の」 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "純粋にジャズやりたいと思った笑\n 私も勢いで音楽始めてみんなで楽しみたい!音楽詳しくないけど、日常から楽しむ心とみんなで楽しむ心はきっと大事なんじゃないかなーって伝わってきた。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安い演出だけど楽しい\n 総合:70点ストーリー: 65キャスト: 70演出: 65ビジュアル: 70音楽: 70 片田舎の落ちこぼれの女子高生たちが偶然にも音楽に出会い、一生懸命打ち込んでいく姿をみるのは悪くない。しかし見るからにぼろの中古楽器を買うと演奏途中で分解していくとか楽器の中から動物が出てくるとかといった有り得ない小ネタが続くし、パチンコ屋の前で下手な演奏したときの客の反応や外で練習していると子供から石を投げられたりとか、そんな演出がわざとらくして安直すぎ。わざとそういうわかりやすいものにしているのは理解出来るのだが、最初から最後までこのノリだと流石に安っぽく感じる。でも楽しい雰囲気だったので、見終わったときの感覚は悪くなかった。変に洗練されていない普通の田舎の高校生らしい様子でみんなが登場するのも、庶民ぽくて親近感が持てる。 " + }, + { + "date": "2013-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "75点 ピアノのだんし役を含め、かっぺの のどかさ があっていい。和む。\n (2012/4/22) いい意味で映画してる非現実な演出もGood。笑いありで、終わりまでスッキリのビタミン映画。          にっきっごるっふ~ " + }, + { + "date": "2012-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演奏うまいな!\n 予想以上の演奏でびっくりした。本当に演奏してるのかな?って思うくらいだった。どうなのかはこれから調べて見ることに...たまたま放送があったから見ただけやけども、これは見て良かった。 " + }, + { + "date": "2010-03-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n めちゃめちゃ面白いとは思いませんでしたが、ほのかに面白い感じ。たぶん、最初にヘロヘロだった演奏が、すぐに上手になっちゃったあたりが物足りなかったのかも。 主人公の上野樹里さんは、なかなか魅力的。ちょっと深津絵里さんと似ているような…。 ちょっと心配なのは、映画公開後にプロモーションであちこちで演奏していたこと。今や映画のクライマックスよりももっと演奏がうまくなってしまったのでは?最後の演奏シーンは、今撮り直した方がよかったりして(^^;)。2004年10月18日 " + }, + { + "date": "2010-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "将来性のある役者を見抜く眼力に感服\n 勝手に命名“音楽シリーズ第2弾”『リンダ リンダ リンダ』に続き鑑賞。とっても有名な作品で地上波でも幾度となく放送されていますが、チラチラとザッピングで観たくらいでジックリと観たことはありませんでした。一度観てみるか肩肘の力を抜いて気楽に鑑賞を開始しました。☆彡     ☆彡ん~~、『リンダ リンダ リンダ』のほうが好きだなん~~、『ハッピーフライト』と比べると落ちるかなぁクランクイン前に3ヶ月間練習。実際に演奏をしたラストは圧巻です。当然、ここでは家で観ていますから、誰にも迷惑はかかりませんので、一緒に手拍子するほどノリノリ(←死語だよな(苦笑)。しかし、そこに至るまでの過程に物足りなさを感じてしまいました。そうは言いながらも、要所要所では声を出して笑っちゃったんですけどね。特に、松茸刈りで猪に追いかけられるところなんか爆笑でしたから。一番目についたのはストーリーよりも、大人の関係を踏まえつつ、将来有望な若手をメインにずらりと並べていること。でもまさかこの時点で、ここまでNHK朝の連ドラに人材を配給することになるなんて想像できませんよね。上野樹里さん  :2003年『てるてる家族』準主役で名を挙げ         その後、アミューズに移籍。今作主役をゲット。         恐らく、平岡くんとならんで大人の関係の中核。本仮屋ユイカさん:2005年『ファイト』で主役ゲット         でもまさかこのとき、本仮屋さんに片思いする         男役で出演していた三浦春馬くんが、ここまで         ブレイクするとは、想像もしていませんでした。貫地谷しほりさん:2007年『ちりとてちん』で主役ゲット         その後の大活躍は、みなさんも知るところ。上野さんは、今作前の出演ですが、残りの2人は、今作後、オーディションで役を勝ち得ています。役者を選ぶ眼に感服です。☆彡     ☆彡ザッピングしていたからでしょうか。ストーリーよりも、上野さんよりも、本仮屋さんのほうが目立つなぁといった具合に役者さんにばかり、目が行ってしまいました。実際に演奏をした頑張りに敬意を表しA-とさせていただきます。 " + }, + { + "date": "2009-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ブラスバンド!\n この映画、大好きです!学生の頃、何度も見ました。私自身、小さい頃からピアノを習っていたので、挫折しそうになった時に、この映画を見てまた頑張ろうと思いました。それまでクラシックしか興味がなかったけど、ジャズってこんなに楽しものなんだ!!と初めて他のジャンルに興味を持ちました。 " + }, + { + "date": "2009-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "青春モノの王道\n 何かに打ち込むことなく、ただ毎日を無駄に過ごす駄目な生徒が、あるモノと出会い、変る姿から努力や友情の素晴らしさを説く。って感じで、青春モノの王道です。たまにTV放送で見れば楽しめる感じです。でも、ウォーターボーイズは超えてないかな。ウォーターボーイズに比べてお笑いシーンや、山あり谷あり感が少々足りなかったような。最後の演奏シーンは見てて楽しく、ジャズってこんな感じなんだと、大人のモノという意識があるジャズへの見方が変りました。 " + } + ] + }, + "139": { + "title": "世界の中心で、愛をさけぶ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "話題作だったけれど\n 話題作でしたが、イマイチでした☆。 " + }, + { + "date": "2019-04-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カセットテープに自分の“想い”を吹き込んで、相手に“言葉”にして伝える\n 不治の病ものです。同じジャンルの映画「君の膵臓をたべたい(浜辺美波)」が良かったので視聴しました。綾瀬はるか主演のTVドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」は観ていない状態での視聴になります。カセットテープに自分の“想い”を吹き込んで、相手に“言葉”にして伝える。カセットテープによる交換日記をしているんですが、「良いなぁ~」と思いました。『きちんと、自分の“想い”を、相手に“言葉”にして伝える』ことが疎(おろそ)かになりがちな現代社会(忙しい社会、能率重視の社会)。「素晴らしいことだ!」と再認識させられました。ボートで夢島へ向かう途中、亜紀が帽子を飛ばしてしまうシーン(亜紀が運・ツキを落としてしまうシーン)。これは不吉なシーンで、ここから亜紀の病状が悪化して行きます。ハイライトは、(オーストラリアへ行くために)空港で倒れた亜紀を抱きしめながら、朔太郎「助けて下さい!(神様! どうか亜紀を助けて下さい!)」朔太郎「助けて下さい!(神様! どうか亜紀を助けて下さい!)」朔太郎「助けて下さい!(神様! どうか亜紀を助けて下さい!)」ぼくは、エンディングロール、楽曲「瞳をとじて/平井堅」が流れる中、号泣しました。 " + }, + { + "date": "2019-04-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛する人の死\n 愛する人の死を受け入れることは容易いことではない。でも愛する人の死を受け入れなければ前には進めない。もし今、愛する人の死を受け入れられずに苦しんでいる人がいたらぜひこの映画を観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2019-02-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "DVD200円ゲットシリーズ。2004年セカチュー現象を世に巻き起...\n DVD200円ゲットシリーズ。2004年セカチュー現象を世に巻き起こした超話題作。これなら韓国の恋愛物に勝てるかも。あまりの偶然、あまりの悲劇、無理矢理のお涙頂戴のストーリーに超がっかり。なんで灰持ってんだ(笑)長澤まさみの初々しさが唯一の救い。残念ながら韓国の圧勝!納得のセリフ・天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまたきっと会える。そう思いてえんだ。こんな話とはつゆ知らず。今、まかり間違っても池江璃花子さんには見せられない作品。彼女はきっと治ります。時代は格段の進歩を遂げています。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "王道で面白くはあるけども。\n 王道で面白くはあるけども。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 当時17歳とは思えない長澤まさみさんの演技に心を打たれました。亜紀の死から十数年後、律子(柴咲コウ)と一緒に見つけた宝にサクはどう思ったのか。そして、その時亜紀の思いは届いたのかが、ポイントです。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "泣きたい時、一番綺麗な人に会いたい時、何度でも観ます\n 彼女との思い出で、一番忘れるのがエピソード、次に顔、匂い、肌触り、最後に声。例え死んだとしても声だけは忘れない。長澤まさみの声と似ていたんだ。そう思い込んでいるだけかもしれない。それでも良い。巡り会い、てどんな出会い方なのかな。運命なのか。信じている。ありがとう。声が響くんだ。どうすればいいのか何て、考えることがなんなんだろう。忘れたくても、忘れられないのは、忘れてくれるなとゆう想いが有ると思うから。約束だから。でも、本当にそうなのか、今、自分に問いかける。ここが何処なのか、自分が何者なのか。焼きそばパンさん、心配は無用です。どうしたの、こんな夜ふけに、亜紀、時間は取り戻せるよう。オーストラリアの神聖な世界の中心に行きたいな。行こう、うん、行く、何時も有難う。ねー、さく、サヨナラ。好きだよう。愛してる。本心で言える時があるのかな。それを自分に問いかける。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "14年前、この映画が大流行していて映画館に見に行った。まだ恋もした...\n 14年前、この映画が大流行していて映画館に見に行った。まだ恋もしたことのない中学生だった私は、悲しいお話だったということだけを感じていた。14年ぶりに見たこの映画は、全然見方が変わりました。高校生時代の2人はなんて甘酸っぱい!清らかな心でお互いを愛し合う純愛。大好きな人との、早すぎる永遠の別れ。最後の亜紀からの手紙で、このあと、サクが大人になって結婚して・・・を想像して寝ます。の手紙には号泣。恋人だけでなく、もし、自分にとって大切で大好きな人が自分より先にいなくなってしまったら。。そう考えるだけで涙が止まらなかった。それと同時に、天国で見守ってくれているから、応援してくれているから、後ろばかり見ていないで、自分の人生を歩んでいこうと、私はこの映画を見て思いました。 " + }, + { + "date": "2018-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに観て\n 森山さんの朔長澤さんの亜紀の純愛エピソードをもっと観たかったなと。それでもたまに観たくなる。今度はドラマ版を観てみようと思う。 " + }, + { + "date": "2018-01-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しいな~\n 白血病で亡くなる亜紀と純粋な朔(さく)。名シーンが沢山あって、何度も泣ける。大沢たかお、好きだな~ " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ひどい映画\n 採点:40/100ひどい映画だ。いわゆる「古典的で、うそ臭くて、ありきたりで、退屈な恋愛物語」を、延々と3時間も垂れ流す。単調かつ冗長な内容は苦痛そのもの。勘弁してほしい。 " + }, + { + "date": "2017-04-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "駄作\n 純愛ブームとかいわれてた時代の作品まったく心に響かない時間の無駄 " + }, + { + "date": "2017-01-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "律子さんがなんで足が悪いのか全然わからなかったけど、最後に納得した...\n 律子さんがなんで足が悪いのか全然わからなかったけど、最後に納得した。長澤まさみちゃんと森山未來の過去のシーンをもっとじっくりみたかった。有名な「助けてください」っていうシーンはあぁいうことだったんだ。 " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、い...\n この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、いかにも涙を誘うようなプロモーションが嫌だったから、今まで観なかったのだか、ちょっとしたきっかけで観ることになり、見事にハマってしまった。ハマり過ぎのストーリーは余韻が長い。「テラビシア」や「黄泉がえり」も消化し終えるのに時間がかかったので、仕事など実生活のことを考えれば、私はこの映画は観ない方が良かったかもしれない。時代設定が1970年前後に生まれた同世代の青春ストーリーだし、挿入歌が佐野元春に渡辺美里とか泣かせすぎ。テレビ版も名作でよく作り込んであったが、高校時代に綾瀬はるかと長澤まさみの両方に出会えてたら、どちらに憧れたか?という基準により私は映画派。ヒロインが白血病で死ぬというのは、今となってはベタな設定かもしれない。あと千本近く観てきた映画好きの視点から、柴咲コウの役回りの無理矢理感など構成で甘い部分も多分にあると思う。ただ、おっさんになり怖いものなどなくなってきた以上、良かったものは良かったと評価したい。自分の中では永遠に生き続けるストーリー。 " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長澤まさみの透明感\n 今更ちゃんと見たんですけどまずキャスティングが最高すぎました。私の好きな人脇役とかに多すぎ!!!!まぁ十何年も前の作品だもんそんなもんか。笑柴咲コウが足怪我してるの謎でしたがラストに全て繋がったので納得しました!ここだけの話、私バカだから途中までちょっと理解出来なかったというね( ´⚰︎` )もうね、長澤まさみの透明感がはんぱない。可愛くて可愛くて。あんな高嶺の花と付き合えてさく幸せかよ笑あの有名な助けてくださいのシーン。なんか昔の記憶と全然違くて空港でだったんか!って1人でツッコミ入れてしまった( ˊ࿁ˋ ) ᐝ " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これは、いい恋愛映画だ!\n 感動します。 " + }, + { + "date": "2016-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あまり観たくなかった映画\n 感動もの、悲しむもの、いい映画だと言わせたい。そんな気がしてずーと観たくなかったんだけど、やっぱりなんだけど思春期のころ思い出してしまいました。幸福になりたいですよね誰しも。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "カセットテープを送り合う。深いい。\n カセットテープを送り合う。深いい。 " + }, + { + "date": "2016-01-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり好きじゃない、キャスティングもカメラも、現在と過去の切り替...\n やっぱり好きじゃない、キャスティングもカメラも、現在と過去の切り替えもダメだと思う、いろいろ設定は嘘ぽく見える、全然感動できなかった " + }, + { + "date": "2015-10-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "愛と死\n この時期の映画って愛には死が必要で2000年後半の恋空でそれらを終焉されて今は、ゾッとするくらい愛に死の匂いがしなくなった気がする。震災の影響もあるんだろうなあ。なぜ、今更これを見たかと言うとYouTubeで予告編を漁っていたら出てきて、長澤まさみのか細い声に何事かと思い、気になったからです。助けてくださいシーンがネタみたいに見えて泣けなかった・・・・・。これは、世間が悪い(笑)やっぱり映像が素敵ですね。この時代の映画は。フィルムな感じが今ではとても新鮮。 " + }, + { + "date": "2015-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ドラマも好きだけど映画も好きだ!! 泣ける!泣ける!泣ける!!\n ドラマも好きだけど映画も好きだ!!泣ける!泣ける!泣ける!! " + }, + { + "date": "2015-02-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "純粋な泣ける映画・・・?\n ・あまり印象に残らなかった。・泣ける内容ではあった。・単純な内容、悪くはないが。・病気ほどこの世にいらないものは無いよな、と思った。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "純愛のブームで、悲劇を謳う\n 言わずと知れた純愛ブームのきっかけとなった“セカチュー”。劇場で観て以来の鑑賞となるから、11年振り!時が経つのは早いもんだ。ブームも遥か昔に遠退き、もはや忘却の彼方になりつつある今、改めて見てみても、平凡な出来。ブームの真っ只中から少々冷めた目で見ていたが。興行85億円のメガヒットは本当にブームだったからなんだなぁ、と。さほど原作を読む習慣は無いが、本作は友達から借りて珍しく原作を読んでいた。原作では高校時代のエピソードがほとんどだった気がするが、映画では現在と高校時代のエピソードが交錯。大沢たかおと柴咲コウの現在パートが非常に退屈で、映画全体の足を引っ張ってしまっている。原作に登場しない柴咲コウの映画オリジナルキャラの存在理由がイマイチ不明で、原作を絶賛していた人気女優も出演させて更なる話題とヒットを狙った商業作戦が見え見え。やはり高校時代のエピソードがいい。原作と違ってちょっとバカっぽい朔太郎役の森山未來の好演もさることながら、何と言っても長澤まさみ!キュートでスタイルも良くて、瑞々しく儚い魅力はダイナマイト級!平凡な男子とクラスのマドンナの恋という構図は、今流行りの少女漫画実写化と逆。長澤まさみを大ブレイクさせた事が、本作最大の功労。本作以降氾濫した号泣を誘う純愛映画。死に別れ、成就出来ない愛こそ美しいとばかりに次から次へと作られ続けたが、あくまでそれはフィクションだから。現実だったらただの悲劇でしかない。夢物語かもしれないが、今の少女漫画実写化の方がハッピーエンドだ。 " + }, + { + "date": "2014-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ある意味一番”安心”して見れる作品\n 評判通りの名作。ある意味一番”安心”して見れる作品。過去に縛られた人間が、もう一度歩み始めるには、何かきっかけが必要で、それを一緒に乗り越えていくような気持ちになる。 " + }, + { + "date": "2014-03-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "長澤まさみ\n 素直に恋愛映画の王道をいく秀作長澤まさみが本当に可愛くて美しいあんな娘が近くにいたら誰だって夢中になる " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "悲しい純愛でしたが、それを共有して癒しと再生もありました\n 総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ) まだまだ大人ではないからこそ、純粋な恋愛に集中してしまえる。じっくりと時間をかけて幼い二人の行方を描いてくれたからこそ、彼らのまじりっけの無い瑞々しく清らかな愛が伝わってきた。そして死んでしまったからこそ、その思いが美しいままにいつまでも残ってしまった。高校時代のそのような純愛の描き方の演出がかなり上手かったし作品中でも一番出来が良かったので、高校時代だけに集中した作品でも良かったのではないかという気もした。 でもいつまでも過去のことばかりにこだわらず、新しい彼女と新しい人生を切り開くために心のけじめをつけるための過去への旅を取り入れるというのもいいかとも同時に思った。これがあるから、二人で悲しい過去を共有しながらも再生と癒しがあるなと感じたから。それに映画としても、このような試みは単純な話に捻りを加えていて面白い。彼女が死にそう・死ぬという場面を中心に据えなかったのは正解かもしれない。 自分はテレビドラマを見ないので知らなかったが、映画の前にテレビドラマがあったらしい。それを知らないから、テレビ版と比較することなく先入観無しで素直に見ることができたのは良かった。テレビで流れていた、空港で「助けてください」と叫ぶ映画の宣伝を見て自分は「この映画はくさそう」と思って逆にひいていた。でも実際に見てみると、彼女の死を作品の結びにしなかったことでそのくささは感じなかった。それには登場人物たちの演技の良さにもよる。特に長澤まさみの、悲しく美しい思い出という以上の少女役は良かった。彼女の存在があったからこそこの物語は生きたと思う。 " + }, + { + "date": "2011-12-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "好きな映画、小さな恋のメロディ・ローマの休日・ベンハー\n 映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」(行定勲監督)から。映画の中に、映画作品名が出てくると、無性に気になる。特に「交換日記」ならぬ「交換テープ」を始めた主人公2人の自己紹介で、このフレーズは出てきた。気になる一言は、長澤まさみさん演ずる「亜紀」の映画選。(男性は、ごめん、メモしなかった。(汗))「好きな映画は・・」と呟いた後、「小さな恋のメロディ・ローマの休日・ベンハー」と続けた。(この年齢で、この作品?という違和感はあったが・・)人物を特徴付ける役割として、どんな映画が好みかは、大きなウェイトをしめていると思う。そしてまた、好奇心旺盛の私は、その作品を思い出したり、観直したくなってしまう。あの映画のあのシーンが好きで・・なんて台詞があると、もう我慢できなくなり、レンタルショップに走っている。PS.作品中の台詞は「キスしようとした?」「ダメなの?」「あのね、朔。」・・と、亜紀が諭すように呟いた。「キスっていうのは、夢を語ったりしながらするものなのよ」う~ん、なるほどなぁ。 " + }, + { + "date": "2009-02-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アラフォー世代なら感傷に浸りつつ泣けます\n 2001年に出版された後、話題が話題を呼んで、ついに2004年には発行部数200万部を突破した片山恭一原作の純愛小説を映画化した作品です。小説の設定を生かしながら新しい解釈を加えて、さらには佐野元春の「SOMEDAY」や渡辺美里の「きみに会えて」などの80年代の楽曲を挿入歌に起用して、小説とは一味違った映画ならではの世界を作り上げていると思います。監督は「Go」「きょうのできごと」の行定勲監督です。結婚を目前にした松本朔太郎と藤村律子。ある日、律子は引越しの荷物の中から古いカセットテープを見つけ、衝動的に四国のとある町に向かいます。律子の後を追って、朔太郎がたどり着いたその町は、朔太郎の故郷。そして、初恋の人「アキ」との決して忘れる事の出来ない思い出の場所でした・・・。高校生の朔太郎とアキの二人の生き生きとした姿は、その後に訪れる悲劇を思いもしない。でも、永遠に続くと思われる時間も、決して永遠には続かない。現在の描写と過去(1986年)の描写との対比が絶妙で素晴らしかったです。1986年。僕は14歳でした。映画の中の朔太郎やアキよりも少し年下ですけど、彼らと同じ音楽を聴き、同じテレビを見て、同じような事を考えていたと思います。物語だけではなくて、そういう時代背景に何だかノスタルジックな感情が湧き上がってきました。過去と現在が偶然が重なる事で結びつき、新しい未来へ繋がっていく。悲恋を描いた映画ではありますけど、観た後には、前に進む気持ちになれるそんな作品です。DJ役で出演した渡辺美里さんにも注目です。前半のシーンでチラッと出演しているのをはじめ、劇中の朔とアキが聴いている「MIDNIGHT WAVE」という番組のDJは当時ラジオにかじりついていた僕のような人間にとっては、本当に懐かしかったです(笑) " + }, + { + "date": "2008-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今世紀最高の映画\n 今世紀邦画実写映画オリジナルでは興行収入1位。この映画から、主人公が死ぬ作品が増えて未だにその傾向がある。それ以外に「セカチュー」のお陰で純愛が流行、韓流がはやったし、この映画は時代まで変えた物凄い映画です。 " + }, + { + "date": "2008-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "無理に複雑なストーリーにしてない?\n 2004年大ヒットした映画。今年の正月にテレビで放送したものを録画&鑑賞。大ヒットの映画でしたが、実は、いままで見たことが無かったんです。なるほど、そう言う話でしたか。興行収入85億円、観客動員数620万人を記録した、2004年の邦画No.1の映画。既に言われていることだが、劇中の亜紀と同じ17歳である長澤まさみの演技は凄い。迫真の演技である。陳腐ではあるが、女性の命とも言われることもある髪を剃っての演技は真に迫る。過去と現在を、行き来するストーリーとなってしまっているため、話が判り難い。導入部で現在を描くのは良いが、過去に行ったら過去のままと言うほうが、ストーリーが単純で、感情移入も容易であったであろう。しかし、前述のように、過去と現在を行き来しているため、意識が散漫になってしまった。高校の頃の話に絞って描いたほうが、話は悲しいんだけどなぁ。これもよく言われていることだが、柴咲コウは、テレビ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌を歌っている。 " + } + ] + }, + "140": { + "title": "血と骨", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "兎に角\n パンチのある衝撃的な映画だった。改めて思うと、凄い時代だったなと思う。今の時代では速攻で捕まって終わりだが、今の時代に無いパワーを感じる。北野武のベストじゃないかと、個人的には思う。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "容赦無いですね。\n 負のエネルギーが目に見えるんじゃないかと思うくらい凄まじく濃い作品でした。金以外は信用せず、他人には容赦無い暴力を振るう…。有り余る精力もあってだと思いますが、どのようにしたらあのような人間が出来上がるのか、とても興味深かったです。監督北野武としての作品も好きですが、俳優としてのビートたけしさんも素晴らしい役者さんですよね。特に常軌を逸した狂気を帯びた人間を演じさせたら右に出る者はいないだろう事を改めて認識させられました。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "血は母より、骨は父より受け継ぐ。朝鮮の巫女の歌。土葬された死者の血...\n 血は母より、骨は父より受け継ぐ。朝鮮の巫女の歌。土葬された死者の血肉は腐り果てようと骨だけは残るという意味がある。コミックス版を全部読んだけど、漫画版の方が描かれ方がヒドくてえげつない。リアルさは映画の方が上。梁石日が立てなくなって「いっぺん死んだらいい。死にや」っていう場面が感情込もっていた。内容が内容だけにかなり疲れる作品。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "暗い映画\n 大阪朝鮮人街が舞台。タケシ演じる朝鮮人のおっさんがとにかく酷い。ヤリまくるわ、暴力振るうわ。その下で暮らす母、娘息子。戦後間もない大阪の暮らし。大変と思った。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんで観ちゃったかな〜〜💦 そんな時代だったんだ、誰もがもがき苦し...\n なんで観ちゃったかな〜〜💦そんな時代だったんだ、誰もがもがき苦しみ、それでも生きていたんだ、と思おうと思うが、、、苦しくなるシーンが多すぎ " + }, + { + "date": "2017-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リアル、寺内貫太郎\n 北野たけしの真骨頂ともいうべき演技。本当に暴力的な役をやらせたら、右に出るものはいないと感じた。原作も読んだが、上下巻の長編を上手く纏めていた。北野たけし本人が監督だったら、もっと良かったかも。アマゾン・プライムにて鑑賞。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公は他の役者で\n 原作を読んでいたので、主人公を北野武が演じてるのには最後まで違和感しかなかった。それは私にとって致命的な欠点だったが最後まで投げ出さずに観られたのはこの作品が持つ引力なのだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-11-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やだよーやだやだ\n やだよーやだやだ " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "暴力的な映画\n 今とは全く違う時代、男尊女卑が当たり前の時代、そんな中でも強く生きている女性が印象的でした芸術家の岡本太郎さんはある意味、セックスはレイプだという表現をしていて、納得が出来ないと思いましたが、この映画を観てその言葉通りかもしれないって思ってしまったディストラクション ベイビーズの静かな暴力とは違う、リアルに音が聴こえるような映画でした金俊平はある意味、不憫な男だったんじゃないかなあビートたけしが嫌いになりそうなくらいしっくりとくる役でした朴武を演じていたオダギリジョーは最強にかっこよくて、素敵でした正雄との別れ方が悲しくて悲しくて、のちにヤクザとなった元山も、考えるものがありましたぜひ原作も読んでみたいです " + }, + { + "date": "2016-01-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "時代をリアルに映した秀作\n ストーリーは時代をリアルに映していると思う。メディアではあまり語られない部分が描かれていているのだと・・・・逆に「ホントなの」という部分も感じずにはいられない。これは年代によって感じるものが違うのだろうな。ラストシーンなんか「時代に翻弄された、さまよえる魂」そんな感じを残してくれた。この作品は後世に伝えたい。キャストについてはビートたけしの真骨頂というべき理不尽なおっさん役は超あたり役。たけしあっての映画であり、たけしの魅力が120%出ていると言っても過言じゃない。その他のキャストも素晴らしい。是非、観てほしい。決して現代の感覚とてらして評価してはいけない。そんな感じの作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "― 暴力装置 ―\n この鬼畜とも言える親父の強烈な生きざまに、背筋が凍りつくような戦慄を覚えずにはいられない。女と銭への執着心も相当なものだ。きっと家族は、早く死んでくれないかなと願っていただろう。俳優・ビートたけしの芝居の頂点ではあるまいか。 " + }, + { + "date": "2014-05-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "後味の悪い映画\n ビートたけしの凶暴な親父役がリアルで何をしだすか分からなくて怖かった。犠牲になった家族たちが可哀想で、そんな中でも逞しく生きる濱田マリがかっこよかった。新井さんとビートたけしの喧嘩シーンはドタバタで面白く、オダジョーとビートたけしのタイマンシーンは迫力がありました。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "性と暴力だけ・・・\n 粗暴な主人公の暴力表現だけ。なぜそのような人間になったのかまではこの映画を見ただけではわからない有名な俳優が多く出てそれぞれに見せ場あるがそれだけ。 " + } + ] + }, + "141": { + "title": "ALWAYS 三丁目の夕日", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "名作です。\n 泣き所は中盤の母(薬師丸)が息子の一平くんを叱るシーンと終盤の茶川(吉岡)と少年の別れのシーン。とにかく、暖かいドラマでした。他のキャストもいい。堤真一、堀北真希、三浦友和…それぞれ良かったなあ。一平くん役の子が適度に生意気な感じでかわいいです。このシリーズ3作、3年に1回くらいで順番で地上波でやればいんじゃね?って思います。基本的に家族で観れるし。ナウシカ、ラピュタ毎年観せるよりはよっぽどいいと思います。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "人情味溢れる素敵な映画\n 一言で表現するのであれば人情味溢れる映画。素敵な人たちがたくさん登場します。皆が戦後の復興に向け助け合いながら一生懸命に生きている。けして裕福ではないけれどこの時代の日本も悪くないなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "昭和\n 設定は自分が生まれる前やけど、「そういえば昔はこんな感じだったなあ」と記憶を掘り起こしてくれるシーン多し。堀北真希がまさに光り輝いている映画。薬師丸ひろ子も。やっぱ人情だなあ。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の別れのシーン(結局別れなかったけど)は泣けた。 吉岡さんは見...\n 最後の別れのシーン(結局別れなかったけど)は泣けた。吉岡さんは見事に違うキャラになっていて(当たり前だけど)改めてすごいと思った。ひとつ気になったのは、昔の時代特有の、ほんの少しの汚れを付けて欲しかった。(顔とか服とか)あと、未来に繋がる、何らかのパンチが欲しかったかな?(日本はこれからどんどん発展していくぞ的な)一平のお父さん、演技力抜群なのに、優しい顔してるから全然迫力がなかった・・・(汗)もっと怖い顔だったら良かったのですが。 " + }, + { + "date": "2018-01-19", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "原作無視のクゾ雑魚ナメクジ\n 正直いうとドラゴンボールレボリューションとやってることかわんないです。原作ファンの私にとってはどのキャラも中途半端につくってて原作のキャラをうまく表現してないです。泣けるとか書いてる人は原作よんでない人たちだとおもいます。ていうか原作を買ったほうが絶対ジーンとくるしおもしろいです。確かに映画には映画の良さがあるかもしれませんが、やっぱ違和感があると違和感のせいでおもしろくいなくなるとおもいます。昭和の世界観はうまくとらえられてるとおもいますが個人的に原作のほうでレギュラーキャラもっといるのにそれをなくすのはどうかとおもいます。 " + }, + { + "date": "2017-11-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いい時代・・\n 1964年10月10日から開催された東京オリンピック、集団就職で田舎から出てきたロクちゃんの恋物語。いい時代と人々に思わずホッコリ(涙)・・ " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "六子への手紙、淳之介の手紙と万年筆を持っての再会にはうるっときました。\n 六子への手紙、淳之介の手紙と万年筆を持っての再会にはうるっときました。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本の精神文化の元となるものを伝えられる作品\n 最近見直した。今からすればCG部分はぎこちないが、内容は本当に美しい。30を過ぎて、これを見て泣かない日本人はまず居ないでしょう。血や死を軽率に扱う映画や、どうでもいい恋愛映画ばかりの昨今、こういう文化的作品を真面目に作れる監督が、これから出てきて欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "じわーっと心の真ん中に響いてくる\n 何回も泣いてしまった。人生、家族、仕事、人のつながり、お金、とかとか、色んなことを考えさせられてしまったなぁ。嫌みなくストレートに響いてくる感じ、当時は知らないけど、あのくらいすべてにまっすぐで必死だった時代なのかな。 " + }, + { + "date": "2017-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼの\n 以外に明るい話。ちょっとベタかなあ " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "感動!!\n 名作!いろんな思いがつまっていて、昭和のあたたかさを感じられる映画だと思う! " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ほろり。\n 私が生まれる10年ほど前の設定かー。いまいちピント来ないはずが。昭和はいいね。ホロリきちゃうよ。「鈴木オート」の堤真一さんの怒りっぷりもいいし、加えて薬師丸ひろ子さんの「奥さん」ぶりがいいですねえ。この作品、父がすっごく好きなんです。放映されるたびに見てる。きっと父には懐かしい風景なんだろうな。 " + }, + { + "date": "2016-07-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "あかーん、これは反則。冒頭数分ではや涙。ガキの頃、こんな光景だった...\n あかーん、これは反則。冒頭数分ではや涙。ガキの頃、こんな光景だったよな。昭和は良かった。時に本気で怒り、そしてまた腹から笑う。そこには人間への愛が確かにあった。それに比して今はどうよ。建前と綺麗事ばかり。(すいません、懐古主義者の愚痴です)さて内容、なんといっても君だ、芥川、いや茶川。こどもの読み間違えレベルなのだが、壺に入った。そして演じる吉岡、はまりすぎ。情けないとことか(笑)「北の国から」の純をやっと卒業できたね。愛すべき登場人物ばかり。みんないい。とりわけ、薬師丸ひろ子と堀北真希の最後のやりとりはただただ号泣。暮れ行く夕陽を美しいと感じられる自分でありたい。そう思いました。やっぱこれ反則よねー(笑) " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "明日への夢があった時代\n 東京の下町に暮らす市井の人々を活写した群像ドラマの中に小さなエピソードがちりばめられ、心地よい昭和の風景を作り出しています。多くの人が家に物が無くても心は豊かだったんだろうなー、きっと。出演者の中では心優しく聡明な下町の母親を、ハツラツと演じている薬師丸ひろ子が非常に良かった。長男の着ているセーターに縫い付けてあった御守りの中に、紙幣が入っていた逸話にはつい泣けてしまう。洗濯する時は、一体どうしてたんだろうか?と言う雑念もどっかへ吹っ飛んでしまうぐらい、母親の愛情の深さに心を打たれました。そして空襲で妻子を亡くした宅間医師に扮する三浦友和もまた抑制を効かせつつも、端正な演技を披露していましたね。夢の中でしか愛する家族と会えないなんて何だか悲しい。 " + }, + { + "date": "2015-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "幸福感\n このシリーズ、公開当初から観たいな観たいなってずーーーーーーっと思ってたのにタイミングを逃してたら第1作公開から10年も経っちゃった。10年て。10年て。私、高校生だった・・・最近になってついにHuluで解禁!今日は1日暇だったので全部観ちゃった♡堤真一が主役だとばっかり思ってたら吉岡秀隆だったのね。茶川さんのキャラクター好き!!あと路面電車がたくさん出てくるから、息子がプラレールで遊びながらちょいちょい反応して楽しかった(*^^*)3作まとめて箇条書きダイジェスト!◆第1作(昭和33/1958年)ピエール瀧: 氷売り六子が集団就職で青森から東京の鈴木オートへ鈴木家に三種の神器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)登場茶川とヒロミと淳之助が出会うシュークリーム事件サンタが万年筆持ってくる小日向文世扮する金持ちを追い返す①見えない指輪えーんそしてヒロミ消える夕日眺める◆第2作(昭和34/1959年)ピエール瀧: アイスキャンディオープニングがゴジラ東京タワー完成間近一平のはとこ、ミカが鈴木家に居候給食費事件小日向文世扮する金持ちを追い返す②茶川、店休んで新作「踊り子」で芥川賞チャレンジ小日向文世扮する金持ちを追い返す③コック修行中のタケシ(?)詐欺に手を染め怒られるヒロミあわや大阪の金持ちと結婚かと思いきや夕日眺める◆第3作(昭和39/1964年)キラキラ染谷将太登場キラキラ六子の後輩役ピエール瀧: 自動販売機東京オリンピック開催中一平(高3)、加山雄三を目指しバンド組みギター弾く淳之助、東大を目指して勉強茶川、ライバル小説家の登場によりピンチ&父死すオリンピックのバレーボール中継中にヒロミ女児出産六子、医師の孝太郎と結婚さらば淳之助夕日眺めるはい、ピエール瀧が好きです。全部すーーーごいよかった!!なんだろう私がもう完全に失ってしまった《澄んだ心》や《ゆっくりと流れる時間》などにばかり目がいくよ・・・!!失ったっていうかさては最初からなかったのか。つらっ涙なしには見られないけど、第1作が一番泣いた!淳之助、ラストの茶川とぶつかり合うシーンは本当にグッジョブ!ナイス演技!よっ、天才子役!!しかも3作全部ちゃんと同じ子が演じてるっていうのが感慨深かった。大きくなったねぇ・・・としみじみ。堀北真希の変貌ぶりにも驚愕。最初はポケモンのバリヤードそっくりだった。ずいぶんと美しくなったねぇ~。でも結婚相手は森山未來じゃなくて小出恵介がよかった(煩いあともう一つだけ文句言うとしたら染谷くんがただニコニコしてるばっかで物足りなかったよ!!!!やっぱみんエスの鴨川くんが一番好きだ・・・ッ!!しかし本当にいい映画だった♡心がほっこりあったまったから改めて家族を大事にしようと思った。原作漫画すごい独特な絵だってottoさんに聞いたけどどんななんかな~ " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本人の琴線にうまく触れてる\n こんなに感動するとは思わなかった。いい話だ。続きが早く見たい!ストーリーも凄くベタなのに何かすごく良い。日本人の琴線に触れるポイントを押さえてる感じ。 " + }, + { + "date": "2015-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ノスタルジックな雰囲気\n 自分が幼少期の頃は、まだほんの少しだけこの時代の名残があった。それだけでもすごく懐かしい気持ちになる。いい映画だ。 " + }, + { + "date": "2015-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和の感動\n 総合:95点/ストーリー:100点/キャスト:95点/演出:95点/ビジュアル:85点/音楽:100点 " + }, + { + "date": "2014-11-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "このシリーズ\n なんかコテコテな感じがして避けていた。たまたまテレビでやっていて…泣けてしまった。役者陣が全員イイ。薬師丸ひろ子はイイ女優になったなー。三浦友和もいろんな役柄こなすなー。私が生まれる少し前の時代だが、あーあったあったっていう風景が懐かしい。若い人から年配までいろんな意味で楽しめる作品。しかし今は子供達が遊べる原っぱってないよねー。フラフープで遊ぶ子供もいないか。けどこの作品を観てスカイツリーの建設途中をカメラにおさめときゃー良かったーと後悔した。 " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "みんなでテレビ囲み隊!\n 新しい電化製品が町のだれかの家に一台届くだけで、町中の人が集まりわいわいがやがや。今開発されている電子機器は一人で完結できてしまうものばかり。昔には戻れないけど、映画で描かれているような人情は失いたくない。 " + }, + { + "date": "2014-02-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ノスタルジー\n わたしが生まれる少し前の話です。しかし、けっこう共感出来るところがいろいろあったので、何だかタイムスリップしたような気分になりました。当時の人々の人間性も温かく伝わってきて、心温まる作品です。 " + }, + { + "date": "2013-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生きていくなら人情や\n 映画評価:75点とても感動しました(/TДT)/人間の絆って暖かいですね出会い、別れ、愛情、友情、苦悩、親子愛、縁この映画には、こんなにも忘れかけてた想いがテンコ盛り!私は泣いてしまいました " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人好みの懐古趣味の話\n 総合:75点ストーリー: 75キャスト: 80演出: 80ビジュアル: 75音楽: 75 まだ日本が貧乏だった時代だが、社会には希望が、町には人の温かさがあったということを主題のひとつにした映画だろうか。実際にはこの時代は貧困に苦しんだり職にあぶれた浮浪者が巷にあふれていたりしていたらしいが、同時に経済が上向きで未来に希望を持てる時代でもあったのだろう。登場人物に殆ど金持ちは登場しないが、苦労していても絶望したりすることなくなんとなく深刻にならない和やかさが作品の底辺を支えている。 そのあたりの人情的な話はありきたりと言えばその通りで否定できない部分もあるし、個人的に作品では美化され過ぎているこの時代がそんなに良かったとも思えない。今でも上野駅周辺には浮浪者の人々がたくさんいるし、ましてこの時代では猶更であろう。ではあるのだが、そういう現実的な部分に焦点を当てるのではなく、こういう怒ったり泣いたり悲しんだりするのを、厳しい生活をほのぼのとした雰囲気の中で描く。その中で笑ったり救われたりする話も、ありきたりだし特別感動したわけではなかったが、悪くなかった。こういうのはとても日本人好みの話だと思う。それぞれの登場人物がどういう人でどういう生活を送っていてということもしっかり描かれていて、そのために思い入れを持てるのもいい。 建物などのセットなどはこんな程度かなと思うが、CGが健闘していて当時の街並みの再現が良かった。 " + }, + { + "date": "2012-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "油断してたw\n 本当にこんな時代が日本にあったのかと思うw今とかけ離れているので、親とか今まで縁が無いような年上の方達と話してみたくなる!しかもそんなノスタルジックな感じを味わう映画かと思ったら思いがけない感じで感動をしてしまうので涙がぼろぼろ出てくる。特に吉岡秀隆の声の震えた感じで大声を出されると自分の涙腺も震えてぼろぼろ泣けてくる。モノがない時代の方が、分け合う心があってこんな時代に生まれたら今より不便でも幸福度が高いんやろうなぁなんて考えてしまう自分が嫌だわ。 " + }, + { + "date": "2011-11-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大号泣\n 平成生まれですが、昭和が大好きです(^^)原作も少しだけ読んだことあります。戦争が終わって日本がどんどん立ち直って豊かになっていった、現代とはうってかわって活気に溢れる素晴らしい時代。家族愛のみならずご近所愛にも胸を打たれました。こんなに映画に感動して泣いたのは初めてです。DVD購入決めました(^^)かなりおすすめです! " + }, + { + "date": "2011-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昼寝をしないと、遊びにいかせないよ\n 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)から。扇風機に向かって「あ~」と声を出し、自分の声が震えるのがおかしくて、いつまでも遊んでいる子供にお母さん役の薬師丸ひろこさんが、叱るシーン。「昼寝をしないと、遊びにいかせないよ」この台詞が、なぜか私の脳裏に引っかかっていた。最近、昼食後30分でも昼寝の時間を意識的に取っているのだが、頭がスッキリするのを感じているからだろうか、昼寝の効用について、ちょっと好奇心が湧いてきている。子供の頃は、少しでも遊びたかったから、昼寝をする時間すらもったいなくて、外へ飛び出していた。もちろん、昼間は勉強する時間だと思っていなかったから。当時から、母親は「昼寝の効用」を知っていたのだろうか?「ほら、早く昼寝をしなさい」・・こんな台詞が、近所のあちこちで聞こえていた気がする。私たちは、そんな知恵まで無くしてしまったのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2011-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今の社会に足りないものがあります。\n ---------------------------------------------------------------C62蒸気機関車に乗って青森から集団就職で六子(むつこ)がやってくる。就職先は、東京の下町、夕日町三丁目にある鈴木オート。小さく古臭い下町向上と、自身の描いていたイメージとのギャップが激しく、六子はがかりする。鈴木家では、六(ろく)ちゃんと呼ばれ親しまれていくが、内心がっかりしたまま、鈴木オートで働くことになる。向かいには、駄菓子屋「茶川商店」の主人・茶川竜之介が。彼は、は小説家。茶川は居酒屋「やまふじ」の美人店主・石崎ヒロミから見ず知らずの子供・古行淳之介を酔った勢いで預かってしまう。結局帰すに帰せず、二人の共同生活が始まる。そんな飾り気のない下町で展開される人間模様を、ありのままに描かれ、母親愛、人情が感じられるシーンで、何度か涙することは間違いありません。---------------------------------------------------------------CGによって再現された、昭和33年の東京下町の風景に、圧倒されました。薬師丸ひろ子さんが演じる、鈴木トモエの姿に、子供を思う、母親愛を感じずにはいられませんでした。頑固な夫の則文、やんちゃ盛りの一平、そして理想とのギャップから働くことに気持ちが乗らない星野六子。どのようなことがあっても、どのような態度で相手が接しても、決して動じることなく、母として一途に人に接していく姿には、何度か涙を流しました。私はこの時代に生きていたわけではありませんが、懐かしく思うと同時に、今の社会が学ばなければならないことがあるように思いました。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画もがんばってるなあ\n 予想以上によかったです。 昭和の街並みを見事に再現した映像技術のおかげで、作品の印象が3割増しになっているかもしれませんが、ストーリーもよかったと思うし、役者もその演技も非常によかったと思います。笑いと涙のちりばめ具合もバッチリ。邦画もがんばってるなあ。 " + }, + { + "date": "2010-05-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心に染みてくるいい話\n 拙ブログより抜粋で。-- 喜劇らしくデフォルメされた役者たちの大芝居には最初戸惑いもしたが、こちらがこの世界観に追いつき始めると、もう時間の経つのを忘れるほど。 子役や若手、ベテランを問わず、役者さん方それぞれにいい味を出していて、そういう点でも欠点は見当たらない。 そんな俳優陣の中で、筆者が特に採り上げたいのが則文の妻・鈴木トモエ役の薬師丸ひろ子。でしゃばった役柄ではないのに、さりげなく発揮される優しさや強さ。これぞ日本のお母ちゃんという彼女の自然な立ち振る舞い、存在感は、そこに居るだけで嬉しくなる。 弱点がないわけでもない。それがこの作品の売りのひとつであるVFX技術で丁寧に再現された昭和33年の町並み。 冒頭から後半にいたるまで気になってしょうがなかったのが、日本映画の弱さであるこじんまりとしたセット撮影の夕日町三丁目商店街とCG合成による見通しのよい表通りとのつながりの悪さ。 上野駅や銀座の交差点にしても、よくできたCGが端整すぎてCG臭さが抜け切れていないのが惜しい。 しかしそんな今一歩なVFXの中で、象徴的に何度も登場する建設過程の東京タワーはすばらしい出来ばえだ。ことさら物語に関わってくるわけではないのだが、ラストで見せる完成した東京タワーが夕日にそびえる姿は、この映画の後味の良さとあいまって目に焼きつく。 " + }, + { + "date": "2008-11-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この時代に生きた人には懐かしい。\n 自分が幼かった頃の世界がそのまま再現された映画。この時代に生きた人には懐かしい。「こんな人はいないよー」という登場人物もいるけれど、その時代ならありえる話が静かに流れてゆく。現代の画像処理技術が当時の町並みを再現しているのは圧巻。 " + }, + { + "date": "2008-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "手軽に感動したいときに。\n 想ってくれるひとがいるっていうのは、やっぱりいいね、って思う映画。ひとが前へ進む力になる。ひさびさに自分で選ばないで、おススメで行った映画だったけど、なかなかなかなか。これは泣くよなあ。 " + }, + { + "date": "2007-11-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "三丁目の映画化?忠実にやれよ!と思いつつ\n 平成生まれのクセして親の影響で原作を愛してやまない自分。正直、もう読んでない話はほとんど残っていないと思う。それどころか、同じ話を何回も何回も繰り返して読んだ。そんな自分が三丁目の夕日が映画化されると聞いたとき、もちろんものすごい不安が脳裏をよぎったことを覚えてる。監督もどこの馬の骨だか知らない奴でなぜか専門はVFX。しかも原作の舞台である昭和30年代の人間ではないときた。初めて見た時、僕の家族はふんぞり返って見た。誰だ、六子って。愛すべき六さんはどこへいった。何だあの社長さんは。もっと温和な人だったはずだ。どうした、茶川さん。どうして若返った。なんで原作通りに再現できない?そんなこんなで世間での絶賛の嵐とは裏腹に、うちでは不評の荒らしだった。しかし、どうもひっかかる。世間ではもっと原作を愛している人たちがいるはずだ。何故こんなにも高い評価を得るのだろうと疑問で仕方がなかったので、今回の鑑賞の際見る目を180°代えてみた。すなわち、原作の先入観を捨ててみてみた。するとどうだろうか。涙が溢れて止まらなくなってしまったのだ。それも五回も。びっくりである。硫黄島の手紙のレビューで久しぶりに泣いたと書き込んだ記憶があるが、今回の涙は前回とは訳が違う。暖かいのだ。前回には見えなかった、“家族”というテーマも自然と見えてきた。反抗期真っ盛りな自分にとって、まさにそのテーマはツボだった。二回目の鑑賞なはずなのに、まるで初めて映画を見るような感覚だった。この時代に生きたかった...。悔しいが、ここは認めざるを得ない。山崎監督にしてやられた。こいつは傑作だ。しかし、かつての自分のように、原作の魅力にとらわれている人にはお勧めしない。 " + } + ] + }, + "142": { + "title": "北の零年", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4点つけたら じじいと言われた・・・\n 「お父上はどこへ行ってしまわれたのですか?」「札幌へ行ったとばかり思っていましたが、どうもハリウッドまで行ってしまわれたようですよ」「稲は持ちかえってくれるのでしょうか?」「向こうの人に気に入られてしまって、悪者になって登場するような気がするのです・・・」 『ラスト・サムライ』公開時からかなり宣伝していたのを思い出す。当時は内容もさっぱりわからなかったが、謙さまがオスカー候補になってから脚本を大幅に書き換えたような気がしてならないほど意外な展開があった。見る前は「どうせ『デビルマン』の脚本家だし・・・」と全く期待しなかったのが幸いして、168分も全く飽きることなく集中して鑑賞できました。まぁ、方言とか敬語とかが雑すぎますけどね・・・ 馬をメインのアクションに使ったり、○○○の大群といい、開拓民とアイヌの絡みといい、まるでハリウッド西部劇大作だと感じたのですよ!もしかすると、どこかの西部劇をちょっとずつパクっている可能性もあるけど、日本の歴史を見事に取り入れた大河ドラマに仕上げたことに拍手したいです。 サユリストの方には申し訳ないですが、吉永小百合の演技はダメです。ぎこちない敬語と一本調子な感情表現は荒々しい北海道の自然に対抗できないように感じました。良かった俳優は石橋蓮司と平田満。石橋蓮司は『理由』『東京タワー』と、今年観た映画に連続して出演しているので早くも「2005年最多出演賞」にノミネートです・・・ 馬のシーン以外で良かったのが吹雪の中の母娘のシーンです。『八甲田山』以来、凍え死んでしまいそうなくらい寒々としたところで、思わず凍死しそうになりました(まさか・・・)。場内には、平日昼にもかかわらず50人くらい(9割くらいがシルバー)いましたけど、みんな寒そうでした。 " + }, + { + "date": "2019-02-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "周りはお年寄りばかりでしたが。\n 良かったです!ただ吉永小百合と渡辺謙の夫婦がしっくりこなかったなー無理がある感じ " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "蝦夷の開拓\n 大自然の開拓に向かった家臣団が開拓民になるまで、どれほどの苦労をしたか?よく伝わってくる。時間は止まらず選択を迫られ、決して幸せとは言えない結果でも甘んじて受けて行く…辛酸を舐めながらも未来を見ていく姿に人間の強さをみた。が、吉永小百合の年齢設定を間違ってないだろうかと思う。志乃を還暦手前だった吉永小百合が若作りしても無理がある気がした。同僚の妻を演じた石田ゆり子は色気たっぷりなのに対して、志乃の雰囲気は少し若いお婆ちゃんに見えて仕方ない。「かあべえ」でも同じような年齢設定で、夫に対して年齢が高いように見えて仕方なかった。 " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "壮大なストーリー、大味な脚本\n 三時間近い尺が気になって、見ようと思いつつも何となく手が出なかった映画でしたが、見てみたらホント・・・長かったなぁ、意外と長尺の映画って見てみたら長さを感じさせないとか、気が付いたらあっと言う間に見終わってたなんてこともよくあったりましますけど、これは普通に長さを感じてしまった映画でした(苦笑)まあそれなりに大作感は味わえたし、決してつまらなかったと言う訳でもなかったのですが、でもどうしてもストーリーにもう一つ入っていけなかったところがあって・・・。吉永小百合主演映画ですから、ある程度覚悟はしていましたけど、予想以上にサユリスト専用映画に仕上がっていたような、ってまあ私は特別苦手な訳でもなく、むしろこの方の存在自体は好きな方なんですけど、ここまで無理がある設定だとさすがに入り込めないかなぁ・・・。吉永小百合の夫が渡辺謙で娘が大後寿々花(孫にしか見えなかった、でも可愛かったなぁ)、この設定でもう違和感たっぷり、吉永小百合は一体何歳の設定だったのだろうか、娘の年齢を考えると三十代後半か四十代前半ぐらいでしょうかね?実年齢よりは明らかに若く見える吉永小百合でも、さすがにこれは厳しい、ご本人もこの設定では演じていて相当苦しかったことでしょう。それでいてこれでもかと吉永小百合押しのストーリーで話を進めるから、どうにも入っていけないというか、違和感がありすぎて見ていてちょっと困惑してしまいました。まあでも時の流れに翻弄された者達の切なさみたいなものは、豪華役者陣の好演もあって、十分伝わってきたのは唯一の救いだったでしょうか。北海道と言う美しくも厳しい広大な土地が、より切なさを煽るようでね・・・そんな舞台設定やストーリーの基本的な部分については、まずまず悪くないなと思いましたよ。しかしあの急に五年後になる脚本はどうなんでしょう、そこまではまだ吉永小百合押しでも十分見れる内容だったのに、何かあそこで急速に冷めました。娘も五年で大後寿々花から石原さとみって、さすがにそれはちょっと・・・全く雰囲気すら似てなかった気が。それと極めつけは渡辺謙の動向ですよ、おいおい!もう少し何か深い理由があるのかと思ったら、何だよそれ・・・。まあその分、トヨエツがおいしいと言うかカッコいい役回りではありましたが。香川照之おなじみの怪演とか、役者陣の演技や舞台設定はホント見応えあったのですが、大味な脚本・演出は正直微妙と言わざるを得ない印象の作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-10-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信頼と裏切り、そして純粋で誠の愛\n 時代は明治初期、自分たちの国作りのために皆が心一つになって北の大地を開拓する人々の史実を元に描いた感動巨編である。久しぶりに心を大きく動かされたいい映画だった。できれば劇場で観たかった。止むを得ぬ裏切りや嘘、人間の狡さや弱さが伏線として上手に描かれていたが、その分吉永小百合演ずる志乃の強い信頼と情愛がドラマ全体を通して切々と訴えてきて胸を打った。仲間と妻子を裏切った渡辺謙演じる志乃の夫小松原英明は5年前に家老の命で旅立つ時に娘に向かって「夢というものは信じなければただの夢だ。だが、信じていればその夢はきっと真になる。父はな、ここにいる皆の夢を叶えるために行ってくるのだ」と言い残して去って行くのだった。妻も娘もその言葉を信じて様々な苦難に耐えて長い歳月を待つのだが、やっと5年後に再開した夫であり父である英明は旅立つ前のそれではなかった。英明は開拓民を取り締まる役人となってやって来たのだ。しかも他の女と再婚していたのだった。そして英明は再会した妻志乃に向かって平気で言うのだった。「夢から覚めてしまったのだ…我らが国を作るなど、ただの夢だった。戯れ言でした」そしてエンディング近くになって志乃が呟く言葉に我々観る者は救われる。「生きている限り…夢見る力がある限り……きっと何かが私たちを助けてくれる」この映画にはたくさんの見せ場が用意されている。二つほど取り上げてみたい。志乃の娘多恵の許婚雄之介が雪降る死に際に「花を観たい」と言う。それを聞いた志乃は自分のと貰った花柄の着物を切り裂いて落葉樹の枝枝に飾り、故郷淡路の花に観たてているシーンがある。積もる雪景色を背景に風になびく着物の切れ切れは幻想的で美しく、それを観たまだ年端も行かぬ雄之介は多恵に感謝して息を引き取る。映画中盤の見せ場で、深い哀しみ故に観る者にエクスタシーを感じさせる。なるほど、このシーンは行定勲監督の苦心や思い入れを感じさせるのだけれど、何となく違和感を覚えたものである。少し無理があり不自然さは否めない。しかし、それでもこのシーンの素晴らしさは、そんな瑣末的なことで少しも揺らぐことはない。やはり一番の見せ場はラストシーンである。会津藩士の残党アシリカ役の豊川悦司が正しく清廉の士として相応しく、とても格好よかった。ラストの見せ場である納屋から数十頭の馬の群れが轟音とともに駆け出して行くシーンは圧巻である。そしてその後に暗い納屋から悠然と現れる追われ人アシリカが刀を抜きながら「我が命、この地で散らす」言い放すと、右手に持った刀を斜めに構えながら英明ら多勢の軍勢に向かって駆け出して行く。アシリカの覇気に銃を構えた軍勢はうろたえ怯むが、突然銃声が鳴り響く。アシリカを必死で助けようと彼の前に身を投げた志乃が撃たれたのだ。刀を捨てあわてて駆け寄るアシリカは倒れた志乃を抱き起こす。肩を撃たれた志乃はアシリカに「死なないで…生きて…生きてください」と切々と言う。志乃とアシリカの見つめ合う強い眼差しは身を捩るほどの愛を感じて感動する。この一連のシーンは何度も観たくなる。豊川悦司の深い演技に魅了された。この映画にはたくさんの見せ場があって観る者を飽きさせない。エンターテイメントの映画である。それにしてもこの映画が「パレード」や「きょうのできごと」と同じ監督だったとは思えなかった。才能と可能性のある監督だと改めて思ったものである。 " + }, + { + "date": "2013-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まずまず。\n 吉永小百合、やはり、大女優です。有名な役者がいっぱいです。北海道の自然が美しい。明治の時代は凄かった。 " + }, + { + "date": "2011-01-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる\n 映画「北の零年」(行定勲監督)から。大好きな女優・吉永小百合さんが主演女優賞を受賞した映画として、楽しみに鑑賞した。昨年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で湧いた日本であるが、この作品は、大政奉還・明治維新後の時代、故郷を追われ、未開の地である北海道への移住を余儀なくされた武士一家の苦難の道のりを描いた作品であることを、忘れてはならない。彼女の姿に見入っていたためか、メモは少なかったけれど、「生きる力がある限り、夢みる力がある限り」に続けて「きっと何かが私たちを助けてくれる」が胸に響いた。リズムが良かったからだろうか、とても印象に残っている。極寒の中、食べるものにも困っていた北海道の開拓民は、何を支えに、生きてきたのだろうか、とても気になった。そんな時、ふとメモしたフレーズが蘇った。「頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる」それを信じて、彼らは耐えてきたのかもしれない。今、私達にできることは、そんな夢見る人たちをしっかり、そして温かく支援してあげられるシステム、それが必要なんだろうな、と静かに観終えた。やはり、彼女は素敵だなぁ・・(笑) " + } + ] + }, + "143": { + "title": "蝉しぐれ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何も調べず、見てほしい。\n 「お世継ぎ問題に、2代に渡って振り回された人々の話」。以上。というのも、どんな話で誰が出ているか。知らずに見たらめっちゃツボりました。俳優陣もあんな人こんな人・・・。豪華すぎる!。びっくり驚きの連続。なのであれこれ書きたくない。話の前半は、文四郎の青年期の話。やけに引っ張るなあと思ったら。全部後半に繋がっている、序章だったんです。後半になって、大人になった文四郎の話。またもやお世継ぎ問題に巻き込まれ。側室とそのお子を守るため立ち上がる。前半で出てきた友人二人も、文四郎の一大事とあらばと同行する。そんな友情物語もちょっと胸アツ。殺陣の場面、文四郎は剣の練習はしているけど「人を切ったことがない」。えー!大丈夫なのか。とハラハラドキドキ。友人も文四郎も、腰抜かしちゃんです。だけど「大切な人を守るため」。昔からの宿敵を相手の、刀さばき。泣けた・・・。凄いよ、文四郎。文四郎の「大切な人」。それが誰なのか。ネタバレしたくないので書きません。そう、私の感想なんて見てないで、作品を見てほしい。録画した私、グッジョブ! " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "名作。 「はらへったな。」逸平と与之助が助太刀に来る場面に胸が熱くなる。\n 名作。「はらへったな。」逸平と与之助が助太刀に来る場面に胸が熱くなる。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長い話を省略しすぎて描ききれていないのでは\n 総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 静かに美しくそして物悲しく時が流れ、封建社会の厳しい身分制度の中で儚い愛が綴られる、情景豊かな作品である。そのような雰囲気には魅了される部分もある。日本の昔の風景美も良い。 しかし残念ながら物語があまりに飛び飛びになっており、場面がいきなり切り替わる。そのときには時間もかなり経過しているし、このようなことがあったと劇中で科白で説明するだけで済まされたりする。結果として場面場面のことも説明不足で、人物のことも描ききれていないから、二人の愛の深さに対して観ているこちらの感情移入も控えめとなる。お家騒動の物語に対しても、何が起きていてどのような人物が関わっているのか理解が浅くなる。原作は未読だが、おそらくは原作の長い話を無理やり映画の時間枠の中に詰め込もうとして失敗しているのでは。せめて前後編にわけて二本制作するくらいの余裕がなければ、この物語を描くことは出来なかったのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-12-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "純愛そのもの\n 誠実で美しい、そんな作品。密やかに人を思い続けることの儚さと美しさ。というか、染五郎さんがかっこよすぎるということ。 " + } + ] + }, + "144": { + "title": "パッチギ!", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "さわじり♡\n 今見ると錚々たる顔ぶれ…みんな映画が好きで真剣に体当たりで演じてるのが感じられるなやっぱり喧嘩のシーンがすごい😅この手のもの苦手どけど… " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "差別、暴力、愛、青春。\n 在日朝鮮人の描き方を全面的に肯定はできなかった。しかしそれを踏まえても面白いと思えた作品。キャストは豪華だが主要人物がみんな、その後に問題に見舞われている方々。暗澹として複雑な問題が背景に横たわっていますが、頭を空にしてエンタメ作品として見てほしい。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "横山ホットブラザーズ\n 「横山ホットブラザーズはこの時期にはもう活躍していたんだなぁ」と妙なところに感心しつつも、見事な青春映画に仕上がったと感じましたよ! 発売中止という措置を取られた「イムジン河」を二人の恋愛のメインに置いた、“ロミオとジュリエット”風に対立していた高校生の物語。単にヤクザな世界を描いてきた今までの井筒作品とは異なり、日本と朝鮮の歴史にも深く切りこんだ社会派作風にも思える。昨年観た佐々部監督の『チルソクの夏』は韓国と日本の関係を明らかにしていたが、この『パッチギ!』は南北朝鮮を同じ民族として捉えている。実際、我々日本人が朝鮮を考えるときに、北か南かなどとこだわりすぎていたのであろうか、祖国統一を願う彼らにとっては北も南も同じ民族だと考えていたのだと痛感した(今は知らないが・・・)。そのほか、通夜の席上、悲しみと怒りを露にしたおじいさんの台詞によって、生駒トンネル・淀川の強制労働など知らなかった事実を教えられました。 全体的にはケンカや下ネタのオンパレードであるが、朝鮮アレルギーのある人じゃなければ爽やかに映る不思議な感覚になりました。一部の人たちは「左翼映画だ」とかのオバカな発言をしているようですが、単に60年代の時代を懐かしんで熱くなれる映画だと思います。ラストまで2本のストーリーが絡み合って展開するクライマックスは感動しました。※クライマックスで思い出したのは「はしだのりひことクライマックス」。フォーククルセイダーズに関しても「帰って来たヨッパライ」やはしだのりひこしか記憶にありません。 " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "沢尻エリカ最高!\n これは沢尻エリカのための記録映画だよ。ストーリー忘れた! " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ささいなこと\n ちょっとした会話、共通の音楽。ささいなことから人は仲良くなれる。平和も、そんなことから生まれるのかもしれない。塩谷瞬の素朴さがいい!歌声もピュアで、ラジオのシーンでぼろ泣きしてしまった。沢尻エリカ様はひたすら可愛い。 " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度見ても\n 泣けるなぁ " + }, + { + "date": "2018-02-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しくてやりきれない\n 過激な暴力シーンや性的なシーンは個人的に好まないので大変不快でしたが、それを超える感慨深さがあります。ここが国境だったらという話をしていた川をズブズブ渡ってキョンジャの元に行くシーンには感動しました。でも現実はそんなに甘くはなく。朝鮮人になれる?という台詞にはドキッとさせられました。やりきれないシーンがいくつもありました。また観たいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本人と在日朝鮮人の青春ラブストーリー\n 原作の自伝的小説「少年Mのイムジン河/松山猛」は未読。ザ・フォーク・クルセダーズの楽曲「イムジン河」を主題にしている映画。1968年の京都が舞台。京都朝鮮高の二人の女子学生にいたずらをした日本人の不良たちに、京都朝鮮高の不良たちが怒涛のように押し寄せバスに乗り込む、バスを揺らす、バスを横転させるシーンは圧倒的!あっさりといやらしくなく、思春期の性への興味が表現されています。・紀男が授業中に(雑誌)平凡パンチをこっそり見ている(昭和ノスタルジー)。・ガンジャ「男は腕と度胸と・・・?(チンポを指す)」・包茎に悩むバンホー。・付き合っているアンソンと桃子、ボーリング場の裏で桃子のおっぱいを揉みしだく、おっぱいを吸う(青姦・不良・性交のイメージ)。・康介と紀男の二人が生殖系の映画をふざけながら観ていたり(友人とエッチな映画鑑賞)。ハイライトは告白のシーン、康介「付き合ってくれへんか?」キョンジャ「どこに      ・・・もしも ね康介「え?」キョンジャ「もしもの話よ アタシと康ちゃんが      ずっーと付き合って・・・      もし結婚するなんてことなったら      ・・・(康ちゃんは)朝鮮人になれる?」このシーンは感動しました。ラストはチェドキに教えてもらったセリフ、康介「キョンジャ」康介「トゥリソ ハムケ ハゴシボヨ   (二人で 一緒に ヤりたいです)」キョンジャ「アホ!(笑顔)」カップル誕生で終わり。民族的(在日 朝鮮人)な問題といった、難しい題材を扱ったことは評価しています。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "沢尻エリカがかわいい 7、8年前に一回みたけど、もう1度観たら、い...\n 沢尻エリカがかわいい7、8年前に一回みたけど、もう1度観たら、いい作品でした! " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公のおいてけぼり感が悲しいです\n 朝鮮の人たちと仲良くしようとしても、どこか想いを共有できない感じが、日本と朝鮮の微妙な関係を表していて良かったです。「又従兄弟の契り」とか「帰れー!」とか言われたら悲しいですわ。包茎手術のくだりとかはよく分かりませんでしたが。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "反日上等!!\n パッチギ!最高だったな。言葉にできない映画にまた出会えた。言葉にできることなんて大抵はくだらない。こうやって「パッチギ最高!」なんて言うと、世間では非国民とか売国奴とか呼ばれるらしい。なら俺は売国奴でいいや。 " + }, + { + "date": "2016-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "イムジン河いい!\n 戦争を知らない若者達の間にも、過去の歴史、戦争が境界線を作っているのだなぁと…ただ、それを理解した上で必死に壊そうとする、前に進もうとする主人公達の姿に感動した。イムジン河の唄に乗せて…なんつって(笑) " + }, + { + "date": "2016-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "パッチギ!\n 私は日本人ですが、ここに描かれている在日韓国人の苦悩を少しは理解出来てるつもりです。映画的には過剰に盛り過ぎる井筒の演出が気にならないことはないけど、一応最後まで飽きずに観られました。 " + }, + { + "date": "2016-02-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "パッチギ!!\n 愛には国も身分も関係ないということがひしひし考えさせられる映画だと思います。感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "かっこいいし\n キョンジャが可愛い " + }, + { + "date": "2015-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画\n 良かった。沢尻えりかこの頃は可愛かったな。 " + }, + { + "date": "2015-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "今だったら炎上間違いなし\n 過激な暴力描写はともかく、思ったよりも良識的な映画でちょっと驚いた。ハッピーエンドだし。途中で強制連行されて強制労働させられたおじさんが思いを滔々と語り、日本人である主人公を追い返す場面があるんだけど、今だったら考えられないな、きっと。たった10年の間に戦争に対する考え方はこんなにも変わってしまった。歴史認識は時の権力者によって作られると実感する。恐ろしいことだ。アバズレ真木ようこも清純沢尻エリカもすっごく魅力的。女優も俳優も後の売れ筋を抑えてて、キャスティングの確かさに驚いた。よくもこれだけ揃えたな〜! " + }, + { + "date": "2015-04-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "在日の描く反日映画\n 一応青春映画的な構成となっているが、その中にちょいちょい井筒監督の政治思想を入れているのがいやらしい。「北朝鮮は悪くない!日本が悪い!」と公言している糞監督が、強制連行の数字までいれて事実では無いセリフを事実かのように役者に言わせている。まともな歴史認識を持っていたら、とてもじゃないが感動など出来ない愚作。 " + }, + { + "date": "2015-04-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "イムジン河\n とても懐かしい歌の原曲だった。設定を気にしなければ面白いと思う。朝日・毎日の映画賞を受賞してるのには納得。 " + }, + { + "date": "2015-03-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "パッチギ(頭突き)をぶちかませ!\n 井筒和幸監督が60年代後半の京都を舞台に若者たちの成長と挫折を、フォークの名曲と共に綴る『アメリカン・グラフィティ』的な青春群像劇。日本人と在日朝鮮人との国籍の壁を越えた恋に、『ロミオとジュリエット』を感じさせます。ただ民族間の深刻なテーマに、それほど深くメスを入れているわけでもなく、ここらへんが社会派ではない井筒監督の演出力の限界ではないでしょうか。「イムジン河」と言う放送禁止歌の存在を、本作を通じて初めて知りました。この歌の歌詞とメロディーが、観客の心に響かせようとするどの台詞よりも感動して、泣くつもりじゃなかったのにボロボロ泣けました。歌はその時代の世情を、ありのままに反映してるんですね。 " + }, + { + "date": "2015-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ふむふむ。\n 重たいテーマをコメディチックに観れるいい一本。少しバイオレンス過ぎるのが減点。こういった俳優陣と共に史実を再確認することも大事だなと。 " + }, + { + "date": "2014-10-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "熱い!\n 作品から噴き出る様な人間の持つ心の熱さが、ぶっきらぼう且つ不器用に描かれているところに好感が持てました。井筒監督のストレートさと計算の無さ(計算しているかもしれませんが)が、却って新鮮に感じます。こんなに熱い気持ちをぶつけられると、私の心も温まりますね。そんな作品です。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画の出来はよい\n それだけに笹野高史にシレッと言わすのはやめて欲しかった。一般論として映画を含む映像媒体は強力なプロパガンダツールに成りうることは肝に銘じなければならない。 " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "言うだけはある\n 口だけじゃなかった・・井筒監督・・すげえっす。映画全体の躍動感がすごく、あっという間の120分でした。イムジン河の映画の中での効果はすごかったです。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "バイオレンスなシーンが多くて\n 康介とキョンジャが心通わせていく流れは好きだけど、いかんせん流血ケンカシーンが多すぎ。笑えるシーンと、ずっしりとしたシーンがバンバンやってくる。在日朝鮮人を扱っているだけに、もちろんそれだけで重いテーマなのだけど、重いだけにならなくて、それがこの映画の良いところなのかも。このころの沢尻エリカはかわいいなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-03-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画をちゃんと見ない人に、パッチギをくらわす映画\n どうして、こうゆう日韓、北朝鮮が絡む映画になると、マイナスな思考でしか映画を見ないのでしょう?そういう問題を無視してしまったら、この映画は意味が無くなるけど、すぐ「嫌い」ってなるか?もったいなー。日本人を悪に描いてると聞くけど、あんな不良(沢尻エリカにちょっかいだす奴?)なんて、普通にいたと思うな。皆そういう目でしか、朝鮮の人をみれなかった傾向があったと思う。たぶん今も。そういう、もったいない関係を無しにしようとした映画なんだす。こうゆう映画に、すぐ、けちをつける人に向けた映画なんです。 " + }, + { + "date": "2014-03-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "パッチギ!\n 朝鮮人の女子高校生と日本人の男子高校生の恋愛の話。でも朝鮮人として出演しているのは日本人の俳優達ばかりで日本人同士の恋だった。 " + }, + { + "date": "2013-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "監督の主張と内容の兼ね合い\n 鑑賞後感は悪くない。悪くないんですけど…。僕は別に韓国どうこう歴史的背景がどうこうを気にする側ではないです。単純に青春映画として楽しんで見てました。が、僕のこの映画で一番嫌いなところがそういう歴史的背景が絡むシーンだったので良い印象は抱けません。ものすごい不快でした。それはどこかっていうと、主人公が死んだ友達の献花をしようとすると、向こうの爺さんに「わしらは日本人のせいで迫害されたから日本人は出て行け(要約)」と言われ、献花もできず泣く泣くその場を後にするシーン。それまでは結構楽しく見てたんですよ。惚れた子のために言葉やギターを練習して、皆の前でそれを披露し、認められる流れなんか大好きですよ。音楽映画的な嬉しさも感じたし。イムジン河は良い曲だと思ったし。ただもう少し過程は見せて欲しかったけど。(本当かどうかは知りませんが)井筒さんが日本人が在日の人に酷いことしたんやでって観客に伝えたかったのかもしれませんし、その試みを否定する気はありません。でもやり方が下手。それを序盤に主張した上で主人公が音楽で垣根を超えるっていう構成の方が絶対不快感は少ないでしょ…。異様な嫌悪感を示して低評価にする人がいるのもうなずける内容や作りにはなってます間違いなく。しかもその主人公の頑張りが、明らかに監督の主張であるそれによって潰されるのが嫌なんですよ。何度も言いますが韓国とか歴史とか関係なくね。勿論それだけ主人公に移入していたんですよ。あとラジオ局行くならギターぶっ壊す必要ないだろとか、その後シリアスな流れにするのに死に方ギャグっぽくするのおかしいだろとか色々あるんですけどね。でも全体としては嫌いじゃないです!!役者の力ですかねえ。井筒さんは役者に厳しい(らしい)ので、勿論そこも彼の手腕の一部ではあるんでしょう。 " + }, + { + "date": "2013-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "醜聞まみれの出演者たちの演技\n 総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 国家と民族間の歴史的・政治的背景はおいといて、映画としては出演者が面白くてまずまずだった。出演後に醜聞だらけで有名になった出演者にことかかないが、作品中の演技はしっかりとしていた。物語は綺麗ごとだと感じる部分もあるし、くだらないことに意地を張ってすぐに暴力ごとにうったえるこのような人たちを必ずしも好きではないが、社会背景と時代背景を考えればやむを得ないのだろう。 " + }, + { + "date": "2012-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "『イムジン河』が名曲すぎる\n  『イムジン河』の場面が素晴らしくて2回あってどっちも泣いてしまう。特に2回目はクライマックスで、ラジオ局のプロデューサーとディレクター、出産、川原での乱闘といったいくつもの戦いがクロスオーバーしながらの演奏なので、ただでさえ名曲なのに、反則すぎる。 空手家のケンカの強さが、金属バットのヤンキーと同程度という描き方がとてもよかった。 笹野高史さんが葬式で塩谷瞬に民族の苦難を訴えてしかりつけるのだが、いくら辛くても塩谷に罪があるわけでもないので、子供相手に大人気ないと思った。 それにしても今、2012年に見返すと意味がいろいろと変わりすぎていて、気になるところがありすぎる。 " + }, + { + "date": "2012-05-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "観る価値は無いです。\n  史実を無視した、北朝鮮を美化した映画。日本を故意に悪と描くところが井筒和幸監督の思想なんだろうなぁと思います。 こんな映画がヒットした理由が全く分からない。 " + }, + { + "date": "2011-10-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "なんだこれ?\n 歴史歪曲については井筒さんなのでまぁ仕方ないかという部分もあるのですが、(それでも日本の俳優にこれを言わすなよと思うところもありますがまあそこは映画なので)それを差し引いてもお話としてどうなの?という作品。せめてアンソンにもっと子供が生まれる前の彼女への愛が感じられる描写が欲しかった。それと例えばIWGPのケンカシーンなんかは上手いなと思うのですが今作は無駄に暴力的で感動作風のハッピーエンドにもいやいやいやいや…となりました。各界からやたらと評価が高い裏事情を勘繰ってしまいました。役者が演技できる人達で良かった。それにしても沢尻エリカさんは私の知る限り「純粋で一途ないい子」の役ばっかりな気がするので違った役も見てみたいです。「エリカ様」になってから見たからなのかもしれませんがなんでパッチギが出世作になったんだろうと不思議に思いました。 " + } + ] + }, + "145": { + "title": "亡国のイージス", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "やや尺が足りなかったか\n 原作で描かれていた宮津と阿久津のやりとりや復讐に燃える空自パイロットのくだりも欲しかった。ヨンファたちのバックグラウンドもやや説明不足であったと感じる。不満ばかり述べたが音楽、ストーリーともに素晴らしく2時間中弛みすることなく楽しめた。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "大事な部分がカット・・・\n  普段、映画鑑賞する前には原作などは読まない主義だったのに、魔が差したのでしょうか、つい文庫本(以下、ページ数は講談社の文庫を参照)を買って読んでしまいました。よって、今回は原作との比較を含めるという初めての感想になります。 元々福井晴敏の原作小説も、自衛隊賛美で国防力の優れた点を延々と記述。アメリカの力を借りないで独自の軍隊を持つことを主張している内容ではあるが、テロの危険性や自衛隊が内包する諸問題も提起していたように思う。映画化を前提としたかのようなアクションシーンの記述は、小説なのに目の前で展開するかのような錯覚に陥るし、人物描写や様々な主義主張を広角度で捉えていた。何しろ小説は上下巻合わせると1100ページもあるのです。1ページ1分かかるとしても約20時間の大作だ。これを2時間強の映画に収めるとなると・・・ さて、映画はというと、上巻P201から始まります。いきなり乱闘騒ぎの後のシーンとなり、如月行が警官にしぼられてるところからだ。この時点ですでに端折ってるエピソードがいくつもあり、原作を知らない人は急な展開に戸惑うばかりであろう。つまり、掴みの時点で失敗しているのである。そして如月行による機械室の爆弾セット。仙石と如月の人間関係を描写するかしないかの内に突然の説得申し出。要は自衛隊内のテロ・クーデターだろうと予想できる映画なので、如月の正体を謎のまま進めたかったのでしょうけど、多分この前半30分で置いてけぼりにされてしまった観客が多かったに違いない。 更なる失敗は女性工作員ジョンヒの扱い。上映終了後、「あの謎の女、最後までしゃべらないで死んでいったけど、何者?」という声があちこちから聞こえてきたくらいです。映画だけ見ると、何者なのかさっぱりわかりません。原作ではヨンファの妹。北朝鮮で収容所に入れられ、慰みものにされていたところをヨンファが救い、立派な工作員として育て上げた。しかも首の傷でわかるように声帯を失い、口がきけないのだ。彼女は旅客機を爆破し、旅客機が海に墜落するが奇跡的に一人生き残って、いそかぜに入りこんだFTGに助けられた。彼女こそがグソーを持ってヨンファに手渡した功労者だったわけです。そして、如月との水中キスシーンも意味不明だと感じる方が多いようですが、、彼女が自分と如月の境遇や性格に共通点を見出し、テロの仲間に誘おうとしていたわけです。かつての北朝鮮工作員キム・ヨンヒがモデルなのかもしれないですね。 こうやって前半の端折られた部分とジョンヒの無意味さに加え、意図的な脚本の変更も目立ちました。原作を読んだ人ならわかるのですが、日米安保批判やアメリカ批判が含まれているのに何故アメリカ人まで絶賛しているのか?また、自衛隊批判も含まれているのに、何故全面協力を取り付けたのか?これは、内閣総理大臣梶本がアメリカべったりの政策や沖縄基地問題、そして存在意義を問われるダイスの加護等々がばっさり切られていること。そして、実は、グソーは偽物であり、全てはアメリカが仕組んだテロだったこと。この内容を大幅変更したおかげで、アメリカ人には評判がよくなったのでしょう。そして、確信はもてないのですが、宮津艦長が副長になっていること。イージス艦のトップがテロを起こすなんてことは避けたかったのかもしれません(これでOKが出たのかな・・・)。さらに、原作では北朝鮮とはっきり書いてあるのに、映画では一切出てきませんでした。これはどうなんでしょう。小さな論議が起こりそうなところですね・・・ そんなこんなで、この映画。楽しめたかというと、全く・・・でした。予想通り、自衛隊全面協力の割には、迫力あるシーンはいそかぜが白波を立てて邁進する姿とF2戦闘機が飛ぶシーンだけだし、アクションもこじんまりとしていた。旅客機墜落、イーグル戦闘機撃墜、ジェットライダー殲滅等々のハリウッド映画にありがちな大掛かりなアクションもない。「平和であれば国と言えるのか?!」などといった台詞も耳に残るし、専守防衛という方針を批判するかのような言葉も強調されすぎだ。産○新聞社も後援してるので、脚本手直しに口を出したのではないかとも想像できる。そんなことより、形は違えど国を愛する心、命の尊さを訴える映画であってほしかった。そして、ラストシーン・・・『戦国自衛隊1549』と同じかよ・・・ 良かったのは真田広之と佐藤浩市くらい。特に、原作の仙石は中年太りのおっさん。真田はちょっとふくよかに体重を増やしたのではないでしょうか。忘れてならないのが、岸部一徳の脱力系ギャグかもしれない・・・・ " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "福井晴敏だからみたけど\n これは小説の方が良さそうな映画(未読ですが)御都合主義なのは仕方ないけど、ちょっとアクション的に無理があるかなアクションではなく政治や思想などを前面に出した方が面白いと思うそれでも☆3にしたのは、薄くなってしまった内容が、それでも今の日本人が見た方がいいと思ったからです今の日本の本当の脅威は何かを考えて欲しいな " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "自衛隊とは・・\n 図書館で借りたDVD。海上自衛隊のイージス護衛艦いそかぜが乗っ取られた。船内の先任伍長が闘い、政府や航空自衛隊が動く。戦後60年の作品。出演している俳優らが豪華。戦後71年経ったが、戦争と平和について、自衛隊や国家の在り方についてなど、もっと掘り下げて考えなければ・・小説をもう一度読んでみたい。2005年の邦画。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "自衛隊をずっと好きだが、見れなくてやっと見た 自衛隊好きとして、映...\n 自衛隊をずっと好きだが、見れなくてやっと見た自衛隊好きとして、映画好きとして、佐藤浩市好きとして…ゴミ…?数週間前に、みょうこう見たから映画も見ようと思ったが、なんだこれ自衛隊に愛着ありすぎるから不快なのか? " + }, + { + "date": "2014-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく凄いキャスト\n 内容的には戦争というよりも平和について考えさせられる映画。ただ、全編通してメリハリがないのがちょっと残念。しかし、凄いキャスト。それだけでも観る価値あるかも。 " + }, + { + "date": "2014-03-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "竹島でも奪還すればいいのに\n  登場人物がなぜそんなくだらない思想にかぶれているのか意味が分からなかった。自衛隊として国に喝を入れたいのなら、竹島でも奪還すればいいのにとしか思えない。 ミサイルに毒みたいなのを取り付けているのに、なぜ発射せず船を東京湾に進めていたのだろう。真田広之が発射できないようにしたのだろうか。午後のロードショーで見たので、肝心の場面がカットされていたのだろうか。 それが分かったとしてもそれほど納得できるような感じもしなかった。原作は面白いのだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "駄作\n 原作が面白かったので期待した分、残念な作品。アクションも中途半端、テーマも中途半端。評価すべきところがありません。 " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "大和粋\n 映画評価:30点今日は日曜ロードショーで「亡国のイージス」やっていたので見てみました!見始めた時にビックリしたのが、配役の人達の豪華さです☆ここで発表していくと、佐藤浩市さん、吉田栄作さん、谷原章介さん、豊原功補さん、中村育二さん、岸部一徳さんといった誰でも知っている俳優さんがずらーーっと!!それに上記の主役級の方々を含めれば大分豪勢です、それでいて今名前をあげた方たちは脇役中の脇役ですそれにもビックリですよね贅沢すぎるそれでいて、真田さんの演技は迫真でとても良かったです!アクションも迫力があったので日本の作品ではレベル高い方じゃないかと思います内容は原作を読ませていただいてないので本来の素晴らしさは知らないのですが、映画のみの評価では退屈でした人間の行動に矛盾が生じ過ぎていて…ストーリーが頭に入らないといいますか政府がクソったれで、敵の目的が凄くフラフラってだけですがね " + }, + { + "date": "2013-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "やや説明不足だけど楽しめた\n 総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 原作と違って設定やそれぞれの登場人物たちの背景の説明が不足していて、唐突に事件が進行している印象を受けてしまう。映画だからあまり前振りや背景説明に時間を割けないのは仕方ないのだろう。だがそのために事件のことばかりになってしまって、登場人物たちの苦悩や魅力やらは理解しづらくなってしまった。福井作品に常に登場する中年男も、しっかりと活躍はするものの個人の背景がわからないのは残念。 それでも事件の現実性はとにかくとして、日本の周りの状況や危険を話に含ませて、本物の自衛艦登場で楽しませてもらった。 " + }, + { + "date": "2012-01-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "テレビドラマ的\n 進行が淡々としていてテレビドラマのように尺におさまって終わったような中途半端な感じでした。急展開ではないものの無茶な展開です。最後もどこかの映画で観たような・・・・・・・・これといったアクションはありません。2~3名の心理(心境かな)をメインにした物語です。 " + }, + { + "date": "2011-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい線行ってますが小説を超えるまでは・・・。\n 先に原作を読んでいてやっと映像に辿り着いたのだが、映画の緊迫感や迫力、そのディテールの細かさが映像ではまだまだおいついていないなぁってのが感想です。小説面白かったので・・。真田さん頑張ってるし、他の俳優も頑張ってる。しかし特殊部隊(テロリスト)の不気味さや武器の描き方が軽い。その為にどうしてもテレビドラマの延長にしか見えない。もっと船なりのアクションや描き方があっただろうに・・。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かなりよかった\n かなりよかったと思います。 やたらと人が死ぬし、軍事色を感じるところもちょっと嫌ですが、純粋にサスペンスドラマとしてドキドキできたし、そうそうたる顔ぶれの俳優陣の演技も素晴らしかったと思います。 クライマックスに、SFX的にイマイチなシーンがあったのが残念でした。 それにしても、ほとんど男しか出てこない映画でした(^^;)。 " + }, + { + "date": "2010-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緻密なストーリー展開\n ずっと気になっていた同名小説の映画化。あまり自衛隊などの話はよくわからないけど難しいテーマでありながらも引き込まれていく。日本映画なのに外国映画を観てるような内容は新鮮だった。 " + }, + { + "date": "2007-10-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "映画化された福井3作品の中ではベストかと\n 当初、監督が阪本順治だと聞いた時は、「あの監督に大作が撮れるのか?」と大いに危惧したが、結果から言ってしまえば、アクションは物足りないものの、阪本監督は自分の得意分野である人間のドラマに重点を置いて、そつなくこなした感がする。また、コンパクトにまとめられた原作も決して悪くはない。 まあ、原作を読んだ者としては、自衛隊での生活しか知らない、叩き上げの先任曹長の千石役が真田広之ってのが、どうしても腑に落ちなかったんですが、スクリーンでの真田の存在感を見せつけれられて、「集客力考えたら、仕方ないのかなぁ」と思えました。本当は六平直政とか大地康雄あたりが適任なんでしょうけども…まあ、それだとお客さんが入らないわけでw " + } + ] + }, + "146": { + "title": "フラガール", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良くできている\n 訳のわからない邦画が多い中で、分かりやすくクオリティも高い、とても感動できる映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "女優魂に感動\n けっこう泣ける映画です。ラストのフラダンスショーは本当に素敵で圧巻でした。猛特訓したのでしょうね。松雪泰子さんや蒼井優さんらの女優魂にも感動。 " + }, + { + "date": "2019-07-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "蒼井優ちゃんの電撃結婚で見たくなって見た。 炭鉱で働く娘っ子たちが...\n 蒼井優ちゃんの電撃結婚で見たくなって見た。炭鉱で働く娘っ子たちがフラダンスで艶やかな女性に変わっていくのがすごい。フラダンスを踊っている姿はみな本当に色っぽくて美しい。炭鉱業が盛んだったが時代とともに閉山が相次ぎ、その地に何億もかけてハワイアンセンターを立てるという突拍子も無い(でも実話)話で始まり、東京からフラの先生がやってきて、でもその先生は借金に追われていたり、その先生のもとに習いにやってきた芋くさい女の子たちの中には、そんな淫らなことをするなら勘当すると親に言われたり、父親からボコボコにされたり、なんだかんだでオープン前に引っ越しちゃったり、オープン前の宣伝中に父親が死んじゃったり、オープンまでにいろんなことが起こる。そして最期のオープンの日。観客の前で完璧に踊りあげる生徒たち。横で見てる先生。こっそり見にきて感動している親。起承転結が明確ですっきりする映画。最後ダンスのシーンはそのいろんな思いがつまり涙なしにはみせません。拍手喝采。山ちゃんステキな女性をお嫁さんにしたねぇ。 " + }, + { + "date": "2019-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "題名ダサいのに面白い\n 題名がダサくて観てませんでしたが面白かったです。私が1番印象に残っているのは先生が町を去ろうとした時に電車の外から生徒達が踊ったところです。もともとこの映画を見るまでフラダンスの振り付けに意味があるなんて知らなかったので、映画の序盤でその意味を知り、大事なシーンで効果的に使っていて感動しました。蒼井優が本当に可愛いのですが、最後のステージでは堂々としていて流石だと思いました。ちゃんとフラダンスのステージを時間をとって見せてくれたのが良かったです。 " + }, + { + "date": "2019-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子供と一緒に観るとなおよし!\n 祝!蒼井優で久しぶりに鑑賞。泣けました~ 小さい頃ダンスを習っていた中2の娘も見ましたが、見せて良かったです。炭坑とか、町おこしとか、人情とか、多くを学べたと思います。娘も感動したと言っていました。 " + }, + { + "date": "2019-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "快作!\n あんなに爽やかな気分にさせてくれる幕切れの日本映画も珍しい。 " + }, + { + "date": "2019-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "さらばシネカノン\n ラストのステージでの蒼井優の自信満々の表情が印象に残る。キャストも粒ぞろい。方言もそれなりに出来ている。石炭からガソリンへの転換期、炭鉱の閉鎖を考えて、観光産業を生み出した当時の実話であることに驚いた。フラをかなり練習したメンバーの動きが凄い。ドラマとしてはベーシックで物語のアップダウンは解りやすい。日本アカデミー賞受賞したのはタイミングもあったがその実力は十分の作品と思う。本作の奇跡的大ヒットで盛り上がったインディーズ映画だったが、その後映画「のど自慢」等の興行的な失敗もありシネカノンが失くなってしまったのは残念だった。 " + }, + { + "date": "2019-04-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "福島県が舞台の実話映画!今をチャレンジする人たちへ\n 古民家立ち並ぶ昭和時代の福島県が舞台です。炭鉱を当たり前の仕事としていた人々が時代の変化で閉山を迫られ、ハワイアンリゾートで町おこしをしようとする自治体に対して賛成派と反対派に大きく分かれます。蒼井優さん演じる主人公は、友達の誘いをキッカケにフラダンスを始め、師のダンスへの情熱や仲間と打ち込むことの魅力に触れて本気になっていきます。ただ、周りでどんなことが起ころうともプロとしてフラダンスに取り組むことは、親を含む周囲の人たちから大反対を受けます。未知なことへチャレンジするのは、ある意味周りにとっては非常識なことです。理屈では理解できても、続けてきたことを変えるのは感情的についていきません。その中で、町が一体となって成功した原因は何なのか。平成が間もなく終わり令和を迎える現代も、目には見えにくとも状況は大きく変化しています。変化にチャレンジして結果に繋げることとはどういうことなのかが学べる映画です。 " + }, + { + "date": "2019-04-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "チアダンの原点みたいなもんかな?\n 笑うところはありません。それなりに気持ちをぶつければ、それなりに通じて、良いこともある、そんな心があたたまる物語では有ります。取り立てて名場面がある訳でも無く、名演技があるわけでも無く、役者が輝いてる訳でも有りません。そこそこ頑張る蒼井優、再生しつつある松雪泰子、それなりに目立つ役者達。やはり、下手くそだけど、頑張り成長する姿は、見ていて気持ちが良いものです。派手では無いが、瞼が熱くなるシーンはたまに有ります。みんなの努力を無にしないため、ストーブ貸してけろ。オレの人生オレのもんだ。最後はほのぼのして、心が温まります、少しだけでも。 " + }, + { + "date": "2018-12-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった、本当に\n 蒼井優の蒼井優による蒼井優のための映画、って感じもしたのだけど、岸部一徳、富司純子など脇を締める役者が抜群。何かに向かう思いってのがあふれてくる映画って最高だとは思わぬか。蒼井優がソロの練習をしているときに富司純子が立ち止まった、あのシーンがこの映画の肝だと思った。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハマらなかった\n しっかりとちゃんと作られた映画。特につまらない部分もなかったが、どうしてだか自分の心にはハマらなかった。どちらかと言えば静かな邦画で、エンターテイメント性が薄いからだろうか?舞台が昭和40年台の炭鉱ということで、登場人物の言動についていけない(共感できない)部分も大きいのかも。強く印象に残ったのはぶっきらぼうで優しい豊川悦司のキャラと、蒼井優がかわいいところ。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "福島県民として\n 是非見て欲しい!そして福島訪れて欲しい!こういう歴史があるから今のハワイアンズがあるんだね。初めて見たときはまだ中学生とかだったから、今見るとまた印象も変わりそう。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "このキャスティングは見事\n すべての出演者がマッチしている作品。松雪泰子さん文句なし、ダンスシーンも。この作品を観るまでは綺麗な女優さんとしか思わなかったが、見方が変わりました。蒼井優さんは、この方はすごい。特別美人とかではないですが、ダンスシーンで一瞬鳥肌が立つくらい綺麗な表情をされました。ダンスも見事でした。この方は幅広い役をこなせる物凄い女優になると思います。富司さん岸部さん豊川さんのベテラン勢もよかった。数年ぶりの鑑賞になりましたが、何度見ても笑えて泣けて、でもそれだけじゃなく色々考えさせられる。そんな映画です。今話題のイケメン俳優は出ませんが、若い方々にも見てほしい作品です。なにか自分に響くものがあると思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "松雪泰子かこいい\n タイトルがダサそうで何か食指が動かなかったのですが・・・観たらとても面白い。松雪泰子の格好良さがすごい&蒼井優すごい。無駄な場面が全然なくてサクサク進んでくれるので観やすい。構成というか脚本というか、とても完成された素晴らしい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "フラダンス見てみたくなる\n 実際に常磐ハワイアンセンターに行ってみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-06-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい話でした。 印象に残ったシーンは、 ・しずちゃんのお父さん?の...\n いい話でした。印象に残ったシーンは、・しずちゃんのお父さん?の死にまにあわず、「この親不孝者!」といわれるとこ。そんなこと言われたら辛すぎる。・あと母ちゃんがキミコの練習する姿を見て、町中から、ヤシの木を枯らさないためのストーブを集めるところT_T・母ちゃんこっそり、舞台を見にきていたところ " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "松雪泰子がいい\n やはり最高の美人。内容的には、人情物でなかなか。 " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "絆\n 俺の人生 俺のもんだー正座で痺れた足をふらつかせながら出ていく 蒼井優と二度と帰ってくんなーと叱る富士さんの場面あたりから映像にだんだん引き込まれました。理解のない生徒の父親がいる風呂場に乱入する松雪泰子が叫ぶシーンや転出する教え子に抱きついて送るにいたっては貧困のやるせなさが身に染みます。届けものをしに来た富士さんが練習で蒼井優の踊る姿をみて無言で立ち去り、反対派の村人達に施設暖房用ストーブを借りてまわる場面で思わず涙腺が崩壊。父親も国の為に山で死んだ。仕事は生きるか死ぬかの暮らしの中にあると思っていたがこれからの世代は、皆さんに喜んでもらって笑顔で働ける新しい時代をつくっていける。彼女達なら出来るかも知れない。自分の価値観を変えた娘の生き方を認め、恥も外聞もなく応援する姿に母親像がだぶりました。時代が大きく動くときには、人の絆の輪が広がって、信念を持った人を押し上げていく。名作ですー。 " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "炭鉱の町に咲いた、赤い花\n また観てしまった。また泣いてしまった。やっぱり、いいなあ。何回観ても…昭和40年。高度成長期。それまで古くからやって来たことが、新しいやり方に変わった時期。炭鉱の町いわきに、新しい風が吹く。「常磐ハワイアンセンター」の創業に携わった人たちの人間模様。まどか先生がつれ来る新しい風を、きちんと受け止めて…未来を拓く少女たち。みんな生きることに必死で、悲しみも、苦しみも…笑顔にかえて。もうそれだけで、愛おしい。紀美子のダンスシーンは、何度見ても感動で胸が奮える。号泣してしまう。蒼井優さん、この頃若干20歳。もう、ただ者じゃない兆し。母親役の富司さん。女手一つで子どもを育て、気丈に生きた女性を熱演。前向きに生きる我が子の姿を、認めて影から支える昭和の母。そして、まどか先生。波乱万丈であろう人生と、フラガールとの強い絆にたくさん泣かされた。そして、なんと言っても色彩。初っぱなセピア色の映像が流れて、早苗のセーターだけが赤い。そして、フラガールの成長とともに、だんだん彩りを増していく。早苗から紀美子へ贈った赤い花。クライマックスの鮮やかなステージ。「赤」で少女たちの密かな情熱を表現。なんて、ステキな映像。田舎町風景と、バックに流れるナレオの「ハワイアンアイズ」ミスマッチか思いきや…これから始まる少女たちの物語へと、爽やかにいざなう。李相日監督。10年前は、こんな分かりやすい作品つくっていたのね。近頃では、観る側にもパワーがないと理解できないようなヘビーな作品が多くなった。フラガール。私の邦画傑作第1位*\\(^o^)/* " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とても良かった。\n 古めかしい雰囲気の映画に対して苦手意識を持っていたので、始まってすぐにやや不安感に苛まれましたが、とても楽しめました。設定はエネルギー革命によって石炭から石油へとエネルギー源を変えていく時代でのとある炭坑の話です。そこからのハワイアンズ設立。面白いですね笑構成そのものは割と王道で見ていて気持ちが良かったです。蒼井優さん、松雪泰子さんのフラダンスシーンは圧巻でした。平成生まれの若者にとって、フラダンスは正直ダサいという印象があります。でも、ガラリと変わりました。また、お二方ともお綺麗で立ち姿や瞳に引き込まれました。李相日監督はすごい人だなとつくづく思いました。次の作品が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉で人に思いを伝えるのが苦手な主人公の女の子だから、フラダンス。...\n 言葉で人に思いを伝えるのが苦手な主人公の女の子だから、フラダンス。心のこもったダンスに、町の人も動かされて、本当に感動した。 " + }, + { + "date": "2016-01-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岸辺一徳 いい\n なぜか気になる岸辺一徳。この映画でもいい味出しています。 " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "蒼井優の奮闘譚に予想外の大号泣\n 話題作だとは聞いていたものの全然観ようと思わなかった10年前の作品をなぜ今、しかもこんな寒い冬の日に突然観ようと思ったのか謎。特に好きなキャストが出てるわけでもないし、だいたいストーリー想像がつくし。でもなんのこたぁない、山場になる前から既にウルウルきてしまって、最終的に大号泣だった!相次ぐ炭鉱の閉山に伴う、先の見えない絶望と不安。東京から来た先生への不信。村民や親たちの反対と、親友との離別。施設オープン前のPRイベントで晒した失態。幾多の困難を乗り越えて迎えた最初のステージで、今まで抱えていた全てを放出させるかのようにのびのびと踊りきった蒼井優のダンスは本当に圧巻だった。衣装もすごい似合ってたし、列記としたダンサーだったし、映画の冒頭で眉間にしわを寄せていた垢抜けない芋っぽい少女はどこへやら。泣けた!!ラストは風呂の中で観てたんだけど、いい具合に音が響いて余計に臨場感が出た♪蒼井優、朝日中学生新聞で連載してた頃「同い年だ」ってんで読んでたけど、今となってはつくづくすごい女優さんだなぁ~と思う♡あとは、お母さん関連のシーンも泣けた。練習場で娘のダンスを初めて見て動けなくなってしまったり、最後は熱意に負けてストーブを集めてくれたり。強い信念を持っていながら、大事な人のためにそれを曲げるのって勇気がいることだなぁと思った。お兄ちゃんが母と娘のいいクッションになってくれてたし、あの家族はいい家族。松雪泰子と豊川悦司もよかった。恋愛には発展しないのか~とか思ったけど、最近、詰め込みすぎて結果内容が薄っぺらくなってしまった映画やドラマをいくつか観たから、余計な恋愛要素を入れなくて大正解ですね!奮闘記だけで量・質ともに充分。今更ながら観てよかった~♪名作には名作と言われるだけの理由があるな。斜に構えて無名なマイナー映画ばっか観たがる癖、ちょっと治そ。笑 " + }, + { + "date": "2015-10-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハワイアンズに行ったばっかりの時だったから凄く面白かったー\n ハワイアンズに行ったばっかりの時だったから凄く面白かったー " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いわゆるスポ根の感動\n 昭和40年台(1965年あたりということか)、福島県いわき市で次々と炭鉱が閉鎖される中、「常盤ハワイアンセンター」が町興しとして建設される。フラガールが地元の女性の中から集められ、東京から来たコーチの元でレッスンを始める…。何かに向けて頑張る姿、その中で葛藤や現実の荒波なんかがあるのだが、負けずにそれが好きだからと続けるというのは、スポーツものによくある。この映画もその部類なのだが、よく出来ているので、観ていて何度も胸がいっぱいになった。特に光っていたのは松雪泰子のキャラクターと演技。彼女が声を出すと画面がピーンと引き締まった感じがした。特に目新しい類の映画でもないけど、観て元気が出るし、その時代があって今がある事を思い出す、いい映画だと思う。丁度、母の年台の女の子達が出てくるので、母はこの時代を生きたんだなぁと思いながら観た。 " + }, + { + "date": "2015-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動する 電車のシーンはほんとに泣ける\n 感動する電車のシーンはほんとに泣ける " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "女の涙\n 総合:60点/ストーリー:70点/キャスト:70点/演出:70点/ビジュアル:40点/音楽:80点/感情:60点 " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "フラガールッ!\n 本気で泣かされました。イオンシネマのシネパスで観賞しました。コメディかと思っていましたが、ど直球のヒューマンドラマです。鑑賞後は、回りが引くぐらい号泣しました。こんなにシャツを濡らしたのは久しぶりです。地域、家族、人生、仕事、自立、友情、親子…それらの葛藤。よくもまぁ、色々と詰め込んだなと感心しますね。にも関わらず、窮屈感を覚えないのは、製作陣の技術力と、俳優陣の演技力がマッチした結果だと思います。一つ一つを丁寧に描いており、積み重ねて、積み重ねて、オーラスに爆発させる…そりゃあ泣いちゃいますって。親友の早苗ちゃんが不憫で…そのやりとりなんてベタなのに…途中からもう『勘弁してくれ』と、嗚咽が止まりませんでした。フラダンスは堂に入っており、かなりの練習量が伺えます。場面の繋ぎも上手いと思いました。観客に、適度の想像させる編集と演出が、いい案配です。蒼井優は凄い女優ですね。ちょっとした仕草や目線に、鳥肌が立ちました。派手な顔立ちではないのに、浮き出る存在感。地が透けず底も見せない演技。どれほど引き出しを持っているのでしょうか。もしかしたら、稀代の名女優となる逸材かも知れません。これからも期待したくなります。早苗ちゃんで号泣したい方にオススメです。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった!\n 思ったより感動した!一生懸命することの素晴らしさ!打ち込めることの強さ大変よい映画でした!蒼井優ちゃんの田舎弁が最高でフラガールになって綺麗にお化粧したら これはもうとっても素敵になって この変化もすごいと思った!きっと当時みんなが憧れる人だったんだろうなぁ平山先生まだ現役ってスーパーがでて これも驚いた!笑顔は本当に素敵! " + }, + { + "date": "2014-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "蒼井優につきるかな。\n 名作と呼べるのではないでしょうか。ソロでのダンスシーンは見事の一言。演技も、最初は気が強い田舎の小娘が最後は見事なプロのダンサーとして変わってゆく。その溢れ出る魅力が半端ないです。流石、名女優ですね。松雪泰子も素晴らしいダンスシーンと共に素直に慣れない不器用な役を演じています。彼女の綺麗な顔立ちと年齢が役にぴったり。まあ、この二人てもう名作の八割は完成ですな。蒼井優ファン以外にも楽しんで欲しい作品です。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "フラダンス\n 蒼井優が出てるから観たけどあんまり内容が残らなかったかな~ちょっと自分には合わない映画かなフラダンスの良さは出てるのだろうな " + }, + { + "date": "2013-12-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "スパリゾートハワイアンズで働きたくなる!\n 大泣き!号泣!ちょっと若干弱っていたからかもしれないけど、序盤から泣き始め、中盤から後半にかけては、ハンカチグチョグチョ。自分が生まれる少し前に、日本でも炭鉱があったなんて。(なんか炭鉱=イギリスなイメージだった)すごくストレートでわかりやすいお話。老若男女みんな楽しめる良作。なによりも蒼井優ちゃんのダンスシーンがすごく素敵。『花とアリス』でもすごくかわいかったけど、やっぱりバレエ経験があるってすごく重要。この映画当時一番、girlyな女優さん。松雪泰子も素敵だけど、蒼井優ちゃんと並ぶと、年を重ねた感が出て、ちょっとつらい・・・。フラダンスよりポリネシアンダンス(激しいほう)がやってみたくなる。スパリゾートハワイアンズで働きたくなる。 " + }, + { + "date": "2013-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "福島万歳!!\n 2006年の日本映画の賞と話題を総ナメした感動エンターテイメント。個人的にも、2006年のベストは今作か「嫌われ松子の一生」か大いに悩んだ。(悩んで悩んで、僅かな差で斬新な「松子」を選んだ)僕はこの映画が無条件で好き。何故なら、我が福島を舞台にこんなに魅力的な作品を作ってくれたから。福島は都道府県の中でも目立つ県ではなく(悲)、今となっちゃ原発事故で変なイメージがついてしまったが(泣)、これほど福島の魅力を伝えてくれた作品はそうそう無い。地元なので常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)には何度か行った事がある。この娯楽施設にこんな秘話があったとは。炭鉱の田舎町にハワイを体験出来る施設を作る。突拍子もないアイデアだが、最初から無理と決め付けるのは心外。いつだって大胆なアイデアが現状を良き方向へと導く。映画は、ベタと言ったらベタだが、それを最大限に上手く活かしきっている。要所要所に見せ場を設け、盛り上げ方、笑いと泣きのメリハリの付け方、最後まで飽きさせない作り。いい映画のお手本。この映画の一番の話題は、蒼井優。田舎娘を巧みに演じ、ラストのソロのフラダンスは見事の一言で、何の異論も無い。でも、蒼井優と同じくらいに松雪泰子も素晴らしい。しなやかなダンスはうっとりするほどで、男風呂に殴り込むシーンはブラボー!気の強い中にほんの一瞬弱さも見せ、「優しくされるのに慣れてない」の台詞は特筆モノ。この年、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が居なかったら、主演女優賞は独占だったろう。富司純子も豊川悦司も岸部一徳もしずちゃんも徳永えりも、皆、好演!公開時も今も支持されている人気作だが、それ故、アンチな意見も多い。話がベタ過ぎという意見がある。だったら、苦悩と葛藤の複雑なドラマが見たかったのだろうか?フラガールの事しか描いていないという意見がある。フラガールをメインにした事で、華のある映画に仕上がった。史実に忠実ではないという意見がある。元々史実に忠実に映画化した訳ではなく、それなら何かのドキュメント番組を見ればいい。映画の公開から数年後、福島は未曽有の大震災に見舞われた。復興の今こそ、この映画を見直す価値はある。復興と娯楽施設の開設…一見何の接点も無いが、希望と夢を追う姿に違いは無い。もう何度も見ているが面白い。何度見ても面白い。 " + }, + { + "date": "2013-02-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "練習はほとんどスクロール\n 正直、あまり何も言うことのない出来です。悪い意味で。ただあえて言わせてもらえれば、フラダンスを題材にしてるってーのにそのフラダンスの練習シーンはスクロールです。いや、スルーっつってもいいんじゃないですか?確かにフラダンスというのは競技スポーツとは違って、素人目から見れば練習の成果が分かりづらい類のものではありますが、(フラダンサーの皆さんスミマセン)それならば歌だって一緒のはずです。『天使にラブソングを…』はガタガタでズレズレの教会合唱団を、ほんのちょっとした工夫でたちまちのうちにファンキーな合唱団に仕上げたという展開です。それ自体がストーリー上での工夫なのですが、せめて『フラガール』もそういう展開を取り入れた方が……。あと、キャラクターに誰一人共感を持てません。自分達が呼んでおいて「よそ者は出ていけ」とぬかす地元住民、呼ばれておいて最初から東京へ帰る気満々の先生、こんな人たちに「親の死に目に会えないのがプロ」などと日本人だけの琴線に触れるような講釈を垂れる資格はありません。 " + }, + { + "date": "2013-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本アカデミー賞の\n 番組でこの映画の紹介を見ていて、特に惹きつけられる物はなかったんですが、最近なんとなく借りてみたら大正解~蒼井優さん今までは興味なかったんですが、これを見てファンになっちゃいました。良い女優さんですね(^▽^)泣かせてくれる。。(泣フラガールを披露できるまでが長かったから、最後のフラのシーンはつられて涙がボロボロです~。また忘れた頃に見たい! " + }, + { + "date": "2012-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "【本当の「苦・喜」の表出】\n ドタバタ青春サクセスストーリーに昭和回顧・プロジェクトXの要素まで加え 且つ新進女優のアイドル映画的側面まで付与。 多くの要素を含みつつも その結合具合にムラがなく 作品にシッカリとした一本の筋が通っている。作品の裏側ではダンス特訓の激しさが伺えるが、ラストシーンで女優達が見せる[涙雑じりの最高の笑顔]は、演技以前に その苦しい特訓をやり遂げた女優達の[本当の苦しさ・喜び][素]の部分を感じさせ 感動を最大限[Real]に近付けている。 ラストシークエンスのダンス後に一切の台詞・演技がない事も[素]の女優達である証だろう。最高だが唐突な幕切れは、彼女達との別れを より困難で去り難くしている。----《劇場観賞》 " + }, + { + "date": "2011-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "団結を生み出すのは、体当たりのコミュニケーション\n ---------------------------------------------------------------昭和40年(1965年)、大幅な規模縮小に追い込まれた常磐炭鉱。危機的状況の中で、炭鉱で働く人々は、職場を失う現実・苦悩に立ち向かう。そんな中、町おこし事業として立ち上げた常磐ハワイアンセンター。その誕生から成功までの実話が描かれている。フラダンスの講師として訪れた平山まどかは、なかなか炭鉱の町の人間に受け入れてもらえない。しかし町の女性たちが、徐々にフラダンスの陣列に加わっていく。そんな中、様々な出来事が起こる。やがて平山まどかは、町から出ていくことも考えるが、生徒たちの思いがそれを許さなかった。講師の平山まどかと谷川紀美子の本気さが、やがて町の雰囲気をも変えていく。そして最後に、感動的なクライマックスが待ち受けている。---------------------------------------------------------------この映画には、たくさんの名シーンがあります。谷川紀美子が母親の千代の前で無言のままフラダンスを踊るシーン熊野小百合が父親の訃報を聞かされながらも舞台に出演するシーンフラダンスが大好きだった木村早苗が引越しをするシーンその木村早苗がフランダンスをしていることを理由に父親に殴られた顔を見せまいとするシーン。実はプライベートで苦労をしていた谷川紀美子の事実がわかるシーン谷川紀美子の母親の千代がハワイアンセンターのために協力するシーンそして全てが一つになった最後のクライマックスシーン何度も胸が熱くなります。 " + }, + { + "date": "2011-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いも泣きもあって、満足度の高い映画\n  予告編を見たときには、全く関心を持たなかったのですが、マスコミでの前評判がいいので見る気になった作品。 昭和を扱っているところは「ALWAYS 三丁目の夕日」を連想させ、素人集団が成長していく姿をコミカルに描く展開は「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」を彷彿とさせるので、おいしいとこ取りでズルイ気がしました(^^;)。 でも、笑いも泣きもあって、満足度の高い映画でした。 しずちゃんの演技は、うまいんだか下手なんだかわかりませんが、いい味出していたと思います。でもやっぱり、最高によかったのは岸部一徳でしょう。 " + }, + { + "date": "2011-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "燃え__D_F9AF__\n 蒼井優よ…なんだあなたの力は!!!!!一気に優ファンになってしまったやん。フラガールは見てるだけで笑顔になっちゃう。ただそれだけ∩ " + }, + { + "date": "2010-10-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単純に面白い、しかも俳優陣がピッタリで、ただ豪華なだけじゃない☆\n 蒼井優は体当たりの役者だって伝わってきた!嬉しいし、このままでいてほしい!トヨエツは、彼しか演じられないモノを完璧に見せ付けて、出しゃばらずに輝いてて最高☆もう褒めたらキリがない映画でした。 " + }, + { + "date": "2010-02-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画のレベルアップに貢献\n 主演の松雪泰子や蒼井優をはじめ出演者たちのフラダンスが見事というか、感動もの。「スイングガールズ」といい本作といい、やっと日本の映画も誤魔化しのない役者魂が感じられる作品が多出してきた。スピードを誤魔化すためのスローモーションが多い昨今、人間の動きの美しさを表現した本来の使い方のスローモーションが効いている。ラスト、だらだらと出演者たちのアップを流さず、全員が舞台に繰り出して「やー!」ってフィニッシュしたところで潔く切りすてていたら、今年いちばんの作品になった。p.s. 最近、制作会社が会社更生法を申請したが、映画を愛する気持ちが感じられる組織だっただけに残念。なんとか存続して、邦画の更なる飛躍に貢献してほしい。 " + }, + { + "date": "2010-02-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "踊りたくなります\n 常磐ハワイアンセンターの誕生秘話をベースに描かれた作品。単純に楽しい。っていうかフラをしたくなります。 " + }, + { + "date": "2010-02-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ・ピーナッツの妹みたいに、可愛い\n 映画「フラガール」(李相日監督)から。正直、どのシーンでメモしたフレーズか、忘れてしまったけれど、これが一番面白かった。東北弁?丸出しのいろいろな台詞もメモしたが、この台詞には、勝てなかった。たぶん、東京から呼び寄せたダンス教師(松雪泰子さん)を初めて見た炭坑夫の反応だった気がする。この台詞「ザ・ピーナッツの妹みたいに、可愛い」は、一卵性の双子を見分けられることが前提だ。それも瞬間的に、姉と妹を区別できるなんて。(笑)脚本を書いた2人(李相日、羽原大介)に、この台詞の意味を、確かめてみたい。「こまどり姉妹」から「リンリンランラン」まで、私は今でも、どちらが姉で、どちらが妹か、わからない。「おすぎとピーコ」の違いが、やっと判るくらいかな。蒼井優さんのセーラー服姿に萌え、ラストシーンの彼女のフラダンスに、拍手してしまった私であるが、こんな台詞が、気になる一言なんて・・「とほほ」って感じ。 " + }, + { + "date": "2010-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2回も行っちゃった\n 近くの映画館で再映されたので、もう一度、見に行ってしまいました。「いい!」と思って2度目に行くと興醒めさせられることが多いのですが、今回も前回以上に感動し、泣きもし笑いもしてしまいました。特に、最後のダンスシーンは大感動もの!私もスタンディングオベーションをしたくなった!!でもまさかシネカノンがこの作品後、大不振に陥るとはこのときは、まったく想像もできませんでした・・・。 " + }, + { + "date": "2009-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "拍手喝采\n 自ブログより抜粋で。-- いやあ、やられた。 強引な展開が気になったり、欲張りすぎで詰め込みすぎな印象もあったけど、ラストのお披露目ダンスで全部吹っ飛んだ。これ観させられたら少々のことは目をつぶって拍手喝采しちゃうよ。 役者が皆いい味出してるけど、松雪泰子が実にいい。 とにかくダンスの余韻に浸っていたい良作。 " + }, + { + "date": "2009-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "懐かしい常磐ハワイアンセンター\n 子供のころ、一度行きましたよ常磐ハワイアンセンター常夏ですよ。フラダンス踊ってました。でも、こんな風に地元の人がやっていたとは知りませんでした。東京のプロダンサーとかだと思っていましたね。物語は途中涙もありますが、基本的にはハッピーエンド。それでよいんです。しずちゃんもがんばってます。 " + }, + { + "date": "2009-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い映画でした\n 最初、映画のタイトルが出るのを見ずに、途中からみたので、方言が強くて、何の映画を見ているのかさっぱりわかりませんでした(汗)でも、しずちゃんが出てきたあたりで、何を見ているのかわかりました!!とても面白かったです!!笑いあり涙あり!!すっごくよかったです!!最後の方は涙がほろりと落ちてきてしまいました!!古い考えと新しい考えが交錯…そんなところもみどころかなとおもいます!それでも、思いがつながる瞬間には感動です!! " + }, + { + "date": "2008-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これが実話であるだけに、頑張れば夢が叶うということを実感しました。フラダンスって手話なんですね。\n  常磐ハワイアンセンターの誕生秘話というと一見地味な話に見えます。 けれどもこの作品では、産業構造の転換によって追い込まれる炭坑町の町おこしと戦前からの古い価値観に束縛された女性の自立というテーマを見いだして、2時間のドラマを成立させました。 また本作が実話に基づいていて、著名な観光施設の物語であることと、主人公の平山まどかはまだ健在で地元でフラダンスを教えていることも、物語に現実感を感じさせる一因になっていると思います。 本作が2年前の映画賞を総ナメにした名作になった原動力は、なんと言っても出演者の本気度ですね。完璧な方便使い、3カ月にわたる猛特訓を重ねた、その成果が画面に結実していると思います。その真剣さは台詞回しでも激しい感情の応酬となり、すごく生き生きとした作品に仕上がっていると感じました。 それにしても、盆踊りしか知らない炭鉱娘にフラダンスを教えるとはなんと無謀なんでしょう。東京からダンス教師のまどかを呼んできたものの元花形ダンサーで気位の高いその女性は、最初は炭鉱や素人の炭鉱娘たちを馬鹿するばかり。練習を開始しても、感心ほどのダメダメぶり。なんでプロを呼ばないのよと岸辺一徳演じる担当の吉本に食ってかかったときの「田舎を馬鹿にするな!」という地元訛り丸出しの激しい抗弁がすごかったです。(まるで意味不明のレベル) 当初は渋々ダンスを教えていたまどかであったけれど、次第に生徒たちのひたむきな情熱に打たれて、本気で教え込むようになります。都落ちして人間不信にもなりかけていたまどかが生徒と一体になっていく様がすごくよかったです。 特に、フラダンスに反対する父親に生徒の一人が連れて行こうとした時、銭湯の男湯にまで乱入して、全裸の父親ととっくみ合いするところは迫力ありました。 また転居で生徒の一人と別れるとき見せるシャイな態度も、気持ちがこもっていましたね。 またこの作品にも富司純子がリーダー紀美子の母親役に出演しています。富司が出ていると作品が締まりますね。今回も強行に娘がフラダンスで踊ることを反対していたのです。偶然紀美子が真剣に練習しているところを無言で見つめているシーンが印象的でした。言葉に出さなくともわかり合えるって素敵ですね。そのあと炭坑閉山とハワイアンセンターに反対する労組員に向けて啖呵を切るところもすごく感動的でした。 本作でフラダンスは手話を兼ねていることを知りました。踊りで気持ちを伝えるという前振りは、終盤でとても感動的なメッセージを伝えてくれます。これを知ったなら皆さんもフラダンスって素敵!って思えるようになるでしょう。 随所にクグッと来るいい話を織り込んで、ラストのフラダンスに持って行きます。あのダメダメだったガールズがこんな立派なショーをこなしているなんて奇跡としか思えません。しかしこれは実話です。30年前に本当に田舎の炭坑町の少女たちがやり遂げた事実なんだと思うと、可能性を信じ、頑張れば夢が叶うということを実感しました。追伸 その後、すっかりフラダンスのご意見番となった出演者のひとり、南海キャンディーズ・しずちゃんは、芸能界フラダンス部を結成。番組の企画で榊原郁恵、ユンソナらを従え、スパリゾート・ハワイアンズの舞台に立ったそうです。一番踊れなさそうな人だったですがねぇ。 " + }, + { + "date": "2008-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ポータブルDVDによる車内鑑賞レビュー\n まず、映画自体の感想を述べる前に、東北の寒村に ハワイ を作ってしまった当時の経営陣に心から敬意を表したいと思う。炭鉱の閉山によって突きつけられた事業の変革に対して、豊富な温泉資源を活用しての 「常磐温泉センター」 という発想ならたやすくつくだろう。しかし、彼らは常人では思いもつかない付加価値を創出して、恐らく、日本で始めてのテーマパークを作り上げてしまったのです。     それが 「常磐ハワイアンセンター」 。 「東京デイズニーランド」 や 「志摩スペイン村」 「ハウステンボス」 なんてものは存在するはずもなく、テーマパークという言葉すらなかった昭和40年に、ハワイを創り上げてしまった彼らのプロデュース能力に大いに感心をしたのです。ボクはこの一大事業のたったの一側面でしかない 「フラガール」 という限定された世界よりも、事業全体を経営的な観点から語っていく 「プロジェクトX」 にこそ興味を引かれていったのです。正直に言うと、今作の題名ともなっている 「フラガール」 という一部分から、 「常磐ハワイアンセンター」 の事業全体を感じ取れる瞬間が少しでもあれば良いなと、いわば不純な気持ちで鑑賞を始めていたのです。しかし、今作を鑑賞していく中で    【   「内」     ⇔   「外」     の対比と、      「第1次産業」 ⇔ 「第3次産業」  という生き方の相違 】    【 ダンスの振り付けが雄弁に語る、物語進行上における法則性 】            という2つの側面がボクの興味を刺激していきました。しょっぱなから、カワイイ女の子たちが福島弁丸出しで自分達のことを 「オレ」 と言うあたりにこの映画の狙いが見えてきました。福島の寒村に住む地元の少女たちと、彼女らをハワイアンダンサーに仕立てるために東京からやって来るダンス教師との ギャップ を、どうやら際立たせたい意向のようです。「東京」 という記号に対して正反対の存在である、純朴で飾り気のない彼女達の存在が必要だったのでしょう。ここから顕在化していった 「対比」 という予感は、松雪泰子演じるダンス教師が登場するシーンに象徴的に提示されていきました。彼女は酒酔いと乗り物酔いによって 「橋」 の上で停滞を演じていくのですが、その場所が境界線を彷彿とさせる川の上であったのです。 「内 ⇔ 外」 という 「対比」 の関係性で考えると、川の向こう側である 「外」 から ダンス教師はやって来て、川のこちら側の 「内」 で生まれ育った 「オレ」 達 と出会うわけです。このように 「内」 なるものと 「外」 なるものの 「対比」 の構図が、 「川」 という記号を軸にして提示されており、以降もこの表現方法は活用されていくことになります。やがて、この 「内」 と 「外」 とのちょっとしたお約束的な軋轢があり、しかしながら、ダンス教師の踊りを目撃したことで、双方はあっと言う間に一つの方向に向かっていきました。 “激しい動きの後に、膝を折り仰向けに倒れるように沈み込む。  長い静寂の後、引き上げられるように膝を支点にして上半身をおこす”この軋轢を沈静化させた振り付けを、監督がバランスを崩さんばかりのクドさで描いてきたことに対して、ボクは大いに反応をしていきました。 きっと、この振り付けに託された 「思い」 が、物語を推進させる重要な要因となっていくのだろうと直感したのです。この直感をパフォーマンス系映画にありきたりなストーリーパターンを用いて、独善的に今作の行方を推察すると、「序盤に軽度な軋轢を敢えて創り、何かのキッカケで雪解けムードとしていく。 (たぶんこの振り付けを含むダンス教師の踊りがそのキッカケとなるのでしょう)そのことによって、物語は一つの目的に向かって順風満帆に進行していくことになる。しかしだ、うまくいくように思わせときながら第三者的な要因で今度はより大きな挫折をしかけていくことになる。その結果、物語進行上の 手痛い停滞 が提示されるのだが、当然のことながら、その障壁も乗り越えていくことになる。この 手痛い停滞 の克服と、物語上のクライマックス ( おそらく、「常磐ハワイアンセンター」 での初パフォーマンス大成功! となるはずです ) を続けざまに投入してくることによって、結果的には、より大きな幸福感に包まれた大団円を迎えることになるのだ。」と、今作はこのように類型的な 「挫折の後の歓喜」 型ストーリーを残念ながらなぞってしまうものと、ボクは早々と断言をしてしまったのです。そして先ほどの振り付けがこの 「挫折の後の歓喜」 型ストーリーに対して、象徴的な反復運動になるであろうことも、これ見よがしな演出から読み取ってしまったのです。具体的に言うと、 「挫折の後の歓喜」  という物語を進行させるキーポイントに 「静止の後の再始動」 という 「思い」 を感じ取ることができる                                  この振り付けを                象徴的に活用してくるはず。 と思ったのです。「内」 と 「外」 とのちょっとした軋轢を解消したこのシークエンスにおいて、前述の    【 ダンスの振り付けが雄弁に語る、物語進行上における法則性 】                               の萌芽を見たのです。一方、 「対比」 を発展させた、もう1つの鑑賞テーマである、     【   「内」     ⇔   「外」     の対比と、       「第1次産業」 ⇔ 「第3次産業」  という生き方の相違 】を推進するキーマンがダンス練習場に乱入してきました。それが蒼井優演じる紀美子の母親だったのです。  「裸踊りでラクして稼ぎたいのなら、てめぇ一人でやれ !」とダンス教師に啖呵を切り、  「ヘラヘラ笑いながら男衆に媚びて、ケツ振ったり、                         足おっぴろげるもんでねぇ !」とのセリフを浴びかけるのです。まさにこの局面にきて、 「内」 と 「外」 の本格的な軋轢となる予感を振り撒いてくれたのです。そしてこの 「昔気質の炭鉱の女」 による発言で、 「内」 ⇔ 「外」 の対比というものが 「東京」 ⇔ 「福島」 という単なる地域の対比の枠を超えて、前述の 「プロジェクトX」 的な視野で考えるならば、      「産業構造の変革」 の問題                   に拡大されていったことがわかるのです。農林魚業と同じく自然相手の生産業である炭鉱の仕事も 第1次産業 に分類されるわけで、一方の 「常磐ハワイアンセンター」 はサービス業の 第3次産業 となるのです。しかも 「オレ」 達が目指すハワイアンダンサーは サービス業の中でも高度に専門家したエンタテインメントの領域に突入していくことになるのです。汗水垂らしてコツコツと稼ぐ方法しか知らない 第1次産業 育ちの母親にしてみれば、 第3次産業 の仕事なんぞは (特に エンタテインメント業は) 軽薄で、人に媚びる恥ずべきものであると感じたに違いありません。だからこそ前述のセリフが発せられたのでしょう。時は昭和40年。アメリカの大規模農場や東南アジアからの安価な木材の流入などがあって 第1次産業 が衰退し、製造業である 第2次産業 やサービス業である 第3次産業 に産業構造が本格的に移行した時代。勿論、炭鉱も中東からの石油という原材料の攻勢にあって、没落の代表選手となってしまったのです。こんな時代背景を持つ今作の 「内」 ⇔ 「外」 という関係性は、前述のように 「東京」 ⇔ 「福島」 という単純な地域格差だけではなく、      「外」 から侵入してきた 「第三次産業」 と       崩壊していく 「内」 なる 「第一次産業」という問題に拡大され、夫々の人生観や価値観の相違へと波紋は広がっていったのです。中盤、4人しかいなかったメンバーが急増していきます。炭鉱の縮小による大量解雇がその原因で、収入が無くなったことで新しい食い扶持を求めた娘たちが フラガール に応募してきたのでした。同じパフォーマンス系映画つながりで胸の内で比較してきた 「ウォーターボーイズ」 と今作とは、ここにきて決定的な違いをみせてきたのです。「ウォーターボーイズ」 においてもメンバーの増員があるのですが、それはTVのニュースで男のシンクロが扱われたことによるPR効果のたまもので、あくまでも積極的な参加意欲によって増員されたものでした。それに対して今作は、父親のリストラによって、娘たちが    生きる手段として フラガール を選ばざるを得なかったところに、両者の差異が際立ってきたのです。昨今におけるパフォーマンス系映画 「ウオーターボーイ」 「スウィングガール」、TV番組でありますが 「のだめカンタービレ」 と比べて今作が圧倒的な深みを持ちえた点が、    生活をしなくてはならない という側面なのです。また、リストラの影響で、逆にメンバーの減少も発生することになりました。紀美子の親友である早苗が父親の転籍でこの町を離れていくことになるのです。その離別のシーンにおいても序盤に感じた 「内」 ⇔ 「外」 の関係性が反復訴求されていったのです。早苗を乗せたトラックが走り去って行く場所、それがどこあろう... 「橋」 であったのです。「内」 なる存在であった早苗は    「橋」 を渡って行くことで 「外」 なる者となり、この地からも、そして映画世界からも姿を消していくことになるのです。早苗離脱 のくだりは同じく序盤、紀美子の母親の存在で感じた 産業構造の変化 についても考察の種を提供してくれました。早苗の父親はリストラされた腹立ちにまかせて、第三次産業に従事しようとする娘の晴れ姿に攻撃を加えてしまったのです。第三次産業の機運を拒絶し、第一次産業に固執していった男が流れ着く先は...  夕張。その後の夕張炭鉱の閉山、そして自治体の財政破綻を知る者からすると、時代の大流を無視し、反発し、消え去っていく者の哀しさ、憐れさを感じずにはいられませんでした。さて、いよいよ「常磐ハワイアンセンター」 の開園を目前にして、フラガールたちのキャラバンが始まりました。公民館などで踊りの実地訓練を行うのと同時に、フラガール達に 「常磐ハワインアンセンター」 の宣伝をさせてくるあたるは流石、日本初の テーマパーク を作り上げた経営陣。    ナイスなプロモーションです。コンテンツのブラッシュアップとプロジェクトのPRを同時に叶えていくプロデュース能力の高さに、再び感服致しました。やっぱり フラガール という一側面だけではなく、 「常磐ハワイアンセンター」 をリリースしていくもっと巨視的なドキュメンタリー映画を観たいものだと再確認をしたのでした。↓制限文字数では完結せず、完成版はこちらまで ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-65.html " + }, + { + "date": "2008-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "蒼井優のダンスが最高潮\n  主人公・紀美子(蒼井優)は、閉塞した炭鉱町の中で自らの夢を求めて、 またある娘は、解雇された父親の代わりに家族を支えるため、 それぞれの理由でフラダンサーに応募します。 フラダンスなど裸踊りと思われていた当時、娘たちは決死の思いでした。 紀美子の母親(富士純子)も、「働く」ということは汗水垂らし泥まみれになって、石炭を掘ることだと考えており、人前でヘラヘラしながら腰を振ることを「仕事」とは認めません。 石炭を守ろうとする者も、新しい時代に挑戦しようとする者も、どちらも真剣であり必死です。 両者の激しいぶつかり合いのシーンは見ごたえがあります。 時代や土地の価値観は、住む人間の生き方を否応なく締めつけますが、夢と情熱をもって、自分や周囲を変えていく人の姿が感銘を招きます。 紀美子の母親も、少しずつ娘の踊りを理解していきます。 フラダンスの美しい手の動きには、手話のようにひとつずつ意味があるそうです。 山場のエピソードでは、これが巧みに活かされ涙を誘いました。 クライマックスは勿論、ハワイアンセンター・オープンの日、フラダンスの公演の舞台です。 人間ドラマ,音楽が相まって盛り上がり、カットバックやスローモーションも挿入して、見事な演出でした。 主人公・紀美子のソロダンスのシーン、映画は最高潮に達します。 主演・蒼井優が見せるダンスの上達は、素晴らしいの一言につきます。 蒼井優の熱演が、この映画の出来ばえを2倍,3倍に仕立て上げました。 この年の屈指の一作でしょう。 " + }, + { + "date": "2007-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "実話だから?\n ウォーターボーイズやスウィングガールズのフラダンス版と期待していましたが、実話なので真面目にまとめている気がしました。 " + }, + { + "date": "2007-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "どんな作品かとみてみたら・・\n 今さらながら書かせてもらいます。最近、テレビドラマの延長の作品が興行的にも成功している中、この作品は初めは小さい映画館から噂が広がって大きい映画館にも上映されるようになりましたね。これをDVDでみて感想としては「映画館でみればもっと感動したかも」と思わせる作品でした。出演者一人一人がフラダンスを猛練習したんだろうな・・と思わせ、つい「がんばれ!」と言ってしまいたくなりました。本当にこういう映画を映画館で見たかったです。この作品をみて、日本映画はまだまだいけるなと感じました。 " + }, + { + "date": "2007-10-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "一人でも多くの人に届けたい珠玉の1本\n のっけから偉そうなことを言ってしまうが、いやぁ、蒼井優はいい女優になった。「リリイ・シュシュのすべて」の頃は、のっぺりとした印象で、正直、どこがいいのか分からなかったが、本作では主演の松雪泰子を食うほどの熱演と可憐さを見せ、見事に映画を背負っている(助演では富司純子が最高!)。 作品自体の話に戻ると「フラガール」には、イイ映画だけが持つ心地よいリズムと“イイ匂い”がある。観客を飽きさせることなく、いくつもの起伏を作って進むストーリーは見事だし、昨今流行りがちな安易であざとい泣きの演出を排除しているのにも好感が持てる。ともかく心の底から泣き、涙した後に笑える傑作だ。もし、劇場で見逃した人には、ぜひDVDを急いで借りに行ってほしい。 " + } + ] + }, + "147": { + "title": "明日の記憶", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": " 働き盛りの中高年に突如襲いかかる若年性アルツハイマー病。治すこと...\n  働き盛りの中高年に突如襲いかかる若年性アルツハイマー病。治すことも進行を止めることもできないやっかいな病気だ。主人公佐伯雅行は部下に慕われる部長で大得意先のギガフォースの宣伝課長河村からも信頼されている。一人娘も“できちゃった婚”ではあるが、結婚式を控え、幸せの絶頂期にあるかと思われた矢先の病気発覚であった。 ストーリー的には妙な小細工をしない直球勝負の闘病記といったところでしょうか、佐伯夫妻の葛藤と愛を中心とした物語。リアルな演技と絶妙な心理劇。堤監督としてはおとなしいのかもしれませんが、ポイントを押さえた特殊効果によって、佐伯の記憶が失われていく過程や被害妄想になったかのような演出が患者の気持ちを同時体験できるようなシーンが良かったです。特に、妻の若い頃の姿を追いかけるシーンでは、その後新しい記憶を失っていくことを予感させてくれました。 夫婦愛以外でも、生きていればそれでいいというメッセージや、人の優しさ、思いやりに心打たれます。アルツハイマー患者だって、名前は忘れることもあるけど、その人が優しいとか怒りっぽい人だとか、感情に訴える性格だけは心に残るもの。観終わると、自分が暖かく優しい人間になっているかもしれません。 予告編にも登場していましたけど、退職の日に名前を書いた写真をもらうシーンでは確実に泣けます・・・ " + }, + { + "date": "2018-01-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "100-7\n Amazon Primeで見た。自分とほぼ同じ年齢の設定なので、映画を見ながら思わず長谷川式テスト(100から7を引くテスト)などを頭の中で行っていた。娘の結婚式のシーンでは思わず涙だが、ラストシーンかと思いきや、自分的にはバッドエンドかな。でも良い映画です。 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "渡辺謙さん凄い\n バリバリ働くエリートサラリーマンが若年性アルツハイマーになり苦悩する。家族との関係や会社との関係を考えさせられる。奥さんの苦悩も辛い。生きるってどういう事なのかを考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 結婚の難しさと素晴らしさを考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい!\n ちょっとしか出てないけど、大滝秀治さん、流石です! " + }, + { + "date": "2015-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "忘れゆく日々\n この映画ではアルツハイマー病である渡辺謙の演技がものすごく光っている。奥さん役である樋口可南子の演技も素晴らしい!夫婦で口喧嘩するシーンなんて凄かった!気づいたら皿で殴っている…リアルな追求が凄すぎる!ラストシーンは泣けます!映画観て久々に泣きました! " + }, + { + "date": "2015-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "名演技\n 渡辺謙と樋口加奈子の演技が凄い。どんどん忘れていく中で葛藤する様子がリアルで、引き込まれるし涙腺も緩くなる。 " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた。渡辺謙と樋口加奈子がうますぎて泣ける。最後のいい名前ですね...\n 泣いた。渡辺謙と樋口加奈子がうますぎて泣ける。最後のいい名前ですね、のシーンは忘れられませんね。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "過酷な病気\n 今回この映画を見ようと思ったのは仕事で高齢者のリハビリをすることによって、どうしても認知症患者と接することがあるからだった渡辺謙演じるサラリーマンが若年性アルツハイマーにかかってからの葛藤、絶望、自暴自棄、混乱、受容、家族の苦しみなど、みじかに接する機会がないとわからない感情のリアルさが伝わってきた徐々に進行するアルツハイマーの怖さがこの映画を通して理解することが少しはできたと思う今後認知症患者やその家族に接する時にはいかに共感してあげられるかを課題としたいと思った渡辺謙の名演技には心を打つものだった " + }, + { + "date": "2015-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "理想の夫婦\n 理想の人生の展開ではないけど理想の夫婦が描かれていた。バリバリに広告屋として働いてきた渡辺謙がアルツハイマーと診断され、受け入れられないシーンはある意味恐怖だった。また、渡辺謙が奥さんと口論のすえ殴ってしまい、泣き叫ぶシーンは病気ではかたづけられない罪悪感が伝わってきて自然と涙がでた。でも、過去にどんなに家庭をないがしろにした夫でも、明るく献身的に支える奥さん。奥さんが誰かも忘れてしまったけど、奥さんの名前を聞いて昔と同じ『いい名前ですね』と言う旦那さん。根っこは変わらない関係なんだと終盤で感じた。切ない終わり方だったけどなぜかほっとするような心に残る作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "痴呆の検査\n このシーンが印象に残る。医者の前であんな質問を唐突にされたら答える事が出来るのか自分でも不安になった。自分自身ショックな心境がよく描かれている。連れ添う家族の辛さも。周りの人たちの温かさも。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "それでも人生は続く。\n 順調に見えた人生が、突然の病によって大きく変わる。変わりゆく自分自身への恐怖、必死に支える家族。リアルな描写に、胸が締め付けられる。自分が主人公なら、家族なら、耐えられるだろうか?見終わった後も、自問自答せずにはいられない。 " + }, + { + "date": "2014-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "涙の意味\n バリバリ働いている人間が、働けなくなると知った時のショックの大きさがわからん。涙を流す場面がいくつかあるけど、悲しい涙なのか嬉しい涙なのかわからん。この映画の登場人物たちを羨ましいと思った。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "グッときました。\n 渡辺謙は洋画における存在感も大したものだけれど、やはり邦画の方が断然良いと思う。あと、四十路過ぎてこんなサラリーマンの悲哀バリバリの作品を観るのはかなり去来するものがある。物語の終盤では、痴呆がある程度進むとその辛さから解放されるという側面もあるということを示唆されているような気がした。余談ですが、独身時代に過ごした寮の辺りが舞台なので懐かしかったです。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "思い切り泣ける\n この映画の中で5回は号泣しました。若年性アルツハイマーにかかった夫とそれを支える妻の物語。治る薬のない残酷な病気と闘う夫婦の姿がとてもせつなく、たくさんの苦悩を強いられる姿には心が痛みます。とても悲しい映画ですが、あまりの愛の深さに見た後不思議とは心があったまりました。 " + }, + { + "date": "2013-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "自分が自分でなくなる恐怖\n 総合65点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 前半の、痴呆で仕事をうまく行えなくなる渡辺謙の焦りと、痴呆とそれがもたらす恐怖とそれによって変わる周りの環境を受け入れて覚悟を決めるまで。それから後半の、家庭で衰えていく自分自身とそれを支える妻との優しく激しいやりとりと愛情。二つの物語と見どころがあった。職場・家庭の日常の焦燥感と軋轢と人々の優しさとが描かれていたし、特に仕事で失敗して崩れていく前半の渡辺謙と、後半の夫婦二人の演技は良かった。 しかし本当に身につまされる話だった。痴呆の人を何人か知っているし、観ていて怖くて仕方がない。最近若いころと違ってくだらないことが思い出せなくなって来たりしている自分の姿と重ね合わせていると、とても他人事とは思えない。そうなるともし自分がそうなったらと、映画として単純に観ていられない自分がいる。これからも症状が悪化していくまま互いの関係をどうして維持していくのかと思うとすっきりしない。ただただ恐怖と空虚さと現実の世話の大変さが重く降りかかってきてやるせなくなる。自分が自分でなくなり思い出の共有もままならなくなるなんて、まだしばらくこのような話からは目をそらしていたい。 " + }, + { + "date": "2013-03-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "100点 「俺が、俺でなくなっても平気か?」 「平気じゃないわよ・・怖いわよ・・」\n (2012/11/6)愛が深いほど互いの心がより切り裂かれる。うわあああああああああああああああああああああああああああああああ やだーノリタケジャマ。 " + }, + { + "date": "2011-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "病気でも、愛に溢れて、家族の絆を再確認出来る暖かい目線の優しい作品です。\n 渡辺謙が出演する「シャンハイ」が間もなく公開されるので、渡辺謙の初主演映画の「明日の記憶」を未だ観ていなかったので、この機会に観て見ようと2006年の作品であるが、DVDレンタルをしてみた。この映画は、公開当時‘若年性アルツハイマー症’の患者の病症とその家族の姿を描いた作品と言う事で、かなり評判の高い作品であった事を記憶している。その評判を裏切る事なく、本当に身につまされながらも、じっと見入ってしまう深い共感を得る事が出来る、素晴らしい作品であったと想う。白血病で、長い闘病経験のある渡辺謙さん自身のプロデュース及び、初主演映画となったこの作品は、ここ数年の彼の作品の中でも、素晴らしい作品の一本として名を挙げても決して可笑しくない立派な作品であったと思う。今後、高齢化が進む我が国に於いて、老人性アルツハイマー症の発病は、本人は勿論の事その家族と言う個人レベルの問題では決して無く、広く社会の問題としてもこの病気の発症は極めて重大且つ、重症な諸問題の根本原因となりうる事から、社会の中で、この病気に付いての正しい理解が必要であると思うのだが、その点に於いても、この作品は真正面から、アルツハイマー症、しかも若年性のケースを取り上げて、深く向き合っているこの作品は、社会的にも非常に意味の有る素晴らしい作品だと思う。自然の美しい景色と、音楽がこの映画の本来的に重く、暗くウエットに成りがちなテーマを上手く沈む事が無い様に盛り上げてくれていた様に感じる。渡辺演じる佐伯の娘婿、伊東直也を坂口憲二が明るく演じているのも救いであった。しかし何と言っても若年性アルツハイマー症と言う不治の病と共に生きる夫を支え続ける佐伯の妻、枝実子を演じた樋口可南子も文句無く素晴らしかったと思う。韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』と言う様な、若い恋人同士の単なるお涙頂戴ラブストーリーでない、きっちりと銀婚式を迎える夫婦の愛の絆の物語であり、闘病を受け入れる新しい家族の再生の物語としても、重いテーマでありながら、観終わった後に清々しい感動の余韻を漂わせている本作は、是非未だ見ていない方には、お勧めの1本です。この映画でも出てくる、長谷川式易知能評価スケールは、世界的にも多く試されている簡単な、HDS-Rと言う検査方法ですが、私なども、スラスラと簡単に答えられない個所が有り、「もしや?・・・」と一抹の不安に襲われそうになる、誰に取っても、決して他人事と笑って済まされない、明日は自分の事かも知れないこの問題についても、健康であるうちから、真剣に老後、そして万が一不幸にも、若年性アルツハイマー発病というその日を迎える事が無い様に、健康維持の為、そして或いは、両親や、祖父母の介護の予備知識としても是非この映画を見て欲しい。現在でも、原因も、はっきりとせず、治療法も、確立されていないこの疾患については、間違った認識をされている方も少なくないのが現実であるから、人間、必ず老いと死は、やり過す事が出来ない、人生の一部であるので、転ばぬ先の杖として、是非この作品を参考にして、自分の未来を、そして、家族の在り方を今一度考察し直す一助として、この作品を見て頂けるなら、嬉しく思う、そう人生の時間を1分でも無駄にしない為にも!健康な今から、病気についても、日頃から、考えて、生きて行きましょう!そして、死ぬまで映画を楽しめたら、こんなに嬉しい事は無い!!! " + }, + { + "date": "2011-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "わかりました。また課長とキャバクラへ\n 映画「明日の記憶」(堤幸彦監督)から。主演・渡辺謙さん扮する広告会社の「佐伯部長」が、「若年性アルツハイマー症」と診断され、仕事にも影響し会社を退社することになるが、香川照之さん扮する、取引相手の河村課長が電話で励ますシーン。「負けちゃダメだよ。また営業部へ戻ってうちを担当してよ。安藤君とキャパクラへ行っても面白くないんだよ、もうあいつばっかりモテちゃってさ」と普段と同じように話す。それに答えた佐伯部長の台詞が心に残ったので「気になる一言」。「もうひと頑張り」より「もうひと勇気」というフレーズを先日「気になる一言」で取り上げたが、同じような感覚。「また一緒に仕事したいね」より「また一緒にキャバクラ行こうよ」の方が表現が柔らかい。「安藤じゃ駄目なんだよ、佐伯さんじゃなくちゃ」そんな言い方も、ぐっときてしまった。暗い話になりがちな病気がテーマの映画なのに、なぜか、温かいものをいただいた気がする映画であった。 " + }, + { + "date": "2008-11-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "本作が始まった瞬間から、引きつけられました。素晴らしい名作です。難病ものにありがちな描き方とは、明らかに違って夫婦愛の暖かみに包まれていました。\n  本作が始まった瞬間から、引きつけられました。素晴らしい名作です。 なんと冒頭がラストシーンだったのです。自然に囲まれた養護施設で暮らす雅行は、すでに表情もなく、ただぼんやり虚空を見つめるだけ。それを見守る妻の枝実子も悲惨さは微塵も見せず、微笑みを讃えて夫のそばに佇んでいる。その何とも言えない穏やかな時の流れのなかに、二人の間に蓄積されてきた年輪のような夫婦愛を感じさせて、うぁ~いい!という気持ちにさせてくれました。 穏やかな時間の流れの先に、アップされたものは、「エミコと描きされた湯飲み」だったのです。 韓国映画「私の頭の中のケシゴム」も見ましたが、記憶がなくなるのは、当人も残された者にも酷ですね。改めて某作品に出てくる記憶が消せる超能力者『ハイチ人』の恐怖が実感できます。(脱線(^^ゞ) この作品の恐ろしいところは、じわじわと真綿が締め付けられるように主人公の病状がゆっくり進むことなのです。 だれでも、物忘れ程度のことは身に覚えがあるもの。そんなごく普通の違和感から、雅行が壊れていく姿を描いていくので、ついつい観客のほうも、いつ自分が雅行のようになるかもしれないという感情移入に誘われてしまいます。症状の描き方も、かなり映像に凝っていますので、アルツハイマーに罹った人の感覚というのが実感できました。 特に冷やっとしたのは、部長職である雅行がクライアントへのプレゼンに遅刻してしまうことです。こういう仕事に関わっている人なら、身に包まされるシーンです。加えてクライアントの担当部長演じる香川照之の遅刻をなじる台詞がリアルそのもの。くれぐれも時間に遅れるものではないと、見ている方も反省してしまいました(^^ゞ 大きなプレゼンを抱える雅行はなかなか病院に行こうとしません。従って本人と家族が病状を知るのに随分と時間がかかってしまいました。 言動におかしさを自覚しつつもまだバリバリ仕事をこなしている雅行が初めて不治の病状を知るときの驚きと怒りは半端ではありませんでした。 このときの狂ったように診察室から飛び出し、病院の屋上から飛び降りようとする渡辺謙の演技が、真に迫っていて素晴らしかったです。 おまえ駆け出しにくせにと雅行の怒りの矛先を向けられた及川光博演じる若き医師吉田の受け答えもよかったです。 普段は淡々としか語らないのに、吉田は雅行を一喝。人は誰でもやがて死ぬ者なのです病は宿命なのです。でもいつ医学が発達していい治療法が見つかるかもしれないから、希望持って行きましょうと熱く語りました。実は吉田の父親もアルツハイマーだったのです。その一言で、吉田の頑なな表情の意味が分かり、感動しました。 妻を演じる樋口可奈子も負けてはいません。 初めて意志が通わなくなったとき、心が折れてしまって枝実子が泣き崩れるところは、そのつらい気持ちが伝わってきて泣けてきました。外で浮気をしていると言いがかりをつけられるなどだんだん幼児化していく夫を、病人だと分かっていても罵倒してしまい自己嫌悪するくだりも、思わず同情してしまいました。 なんと言っても極めつけは、いよいよ愛する夫が自分を認識しなくなってしまった時のことです。ふたりが初めて出会った奥多摩の陶芸釜のときのように挨拶する雅行に、ショックを隠しきれずいるのに、よそよそしく挨拶する枝実子の複雑な表情には、万感の悲しみを感じさせてくれました。 その直後カメラは引いて、奥多摩の山中を夫の後に引きづられる歩く枝実子を遠回しに捉えます。ふたりの想い出の地で枝実子はどんな思いで雅行の後についていったのか。そのワンシーンに二人の数十年の夫婦愛が重なって、いつまでも記憶に残りそうなシーンとなりました。 「エミコと描きされた湯飲み」は、雅行がまだ記憶が残っていたとき作りあげたもの。この湯飲みに込められた雅行の想いも必見です。 あと自分の娘の結婚式で、祝辞のメモを無くしたものの必死で来場者へ感謝を語るときの雅行のスピーチもよかったです。 公開直後のインタビューでは、「つらく悲しく泣いて終わりという作品にはしたくなかったんです。」と語った渡辺謙P。韓国映画にありがちな涙腺に直撃する悲惨さや難病ものにありがちな描き方とは、明らかに違うもの。生老病死を超える人生の機微を描いてて、とても心の中がすがすがしく温かくなれた1本でした。『トリック』シリーズでキワモノ専門と思っていた堤監督は、人間を的確に見る目を持っている監督さんなんだなと評価しなおした次第です。 " + } + ] + }, + "148": { + "title": "男たちの大和 YAMATO", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "決して生きて帰ってくるな\n 今は、食事も娯楽も生きがいも得られます。ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "終戦60周年、2005年に製作された戦艦大和の最期\n 8/9、長崎に原爆が投下された日に観賞しました。戦争物はどちらかといえば苦手なので、話題作ながらもずっと通り過ごしてきました。思ったよりも地味な感じで、戦争を決して美化するものでもなく、わりと、ぐいぐいと物語が自分の中に入ってきました。途中、ナレーションがあったり、時系列の説明が入ったり、実写のドキュメンタリーの映像が挿入されたりで、勉強にもなりました。見ておいて損のない映画だと思います。※動画配信サービスで見たのですが、音声が小さく聞き取りにくかったのですが、字幕補助があり、途中から字幕入りで見ました。年少兵も多かったのですが、人物の区別もでき、かなり、わかりやすく見ることができました。奥田英二が出撃前に言った言葉我々は死に場所を与えられた。捨て身の攻撃精神を発揮し、日本海軍最後の艦隊として全国民の輿望(よぼう)に応えよ。片道の燃料しかなく、もはや援軍もなし。ただ、真っ直ぐ突き進むしかないという状況。「生」と「死」について、深く考えされられました。生きる覚悟、死ぬ覚悟、死二方用意。平和な今の時代では、想像もできない、筆舌に尽くしがたい辛苦が兵士たちにはあり、戦争で生き残った人には、恥のような罪悪感があり、生きる勇気も要るのだと思いました。最後の余貴美子と松ケンのやりとりが、一番、胸が熱くなりました。「あんた一人、ぬけぬけとよう帰ってきたのう」と罵倒されながらも、神尾が西の母親からお弁当をもらい神尾が土下座して、許してください。自分だけ生き残って帰ってきてしもうて。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…… " + }, + { + "date": "2019-07-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "むう、\n 後半に俺のキライな長嶋◯茂が出てるのが唯一イヤなとこ。野球選手としても格闘家としてもタレントとしても、そして俳優としても中途半端な彼がなぜテレビで需要があるのかわからない。この映画もしかり。しかも彼がエラそうな上官らしき役なのも不可解。 " + }, + { + "date": "2019-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "今を生きられていること。\n 戦後60年記念作品。レンタルDVDで2回目の鑑賞。松山ケンイチ演じる年少兵の目線を通して戦争の悲惨さを描いているところが本作の良さだなと思いました。否応無しに彼らに感情移入できました。前途有望な若者たちを死地に送り込み、愛する者のために命を賭して戦わざるを得なくさせた“戦争”という状況…。それぞれの抱える想いが胸に沁みて来ました。母親、恋人、妻、子供…大切な者を守りたいという一心で、世界最大の戦艦“大和”に乗り組んで出撃していった彼らの姿に涙を禁じ得ませんでした。母親が息子におはぎを食べさせようとするシーンで、強く胸が締め付けられました。明日戦場へと赴いてしまう我が子に、心を籠めた美味しいものを食べさせてやりたい…。そして翌朝、送り際の「体に気を付けてな」、「死んだらいけんよ」…涙が止まりませんでした。想像することしかできませんが、愛する息子を戦地に送り出さねばならない母親の心痛や如何ばかりか…。こんなに残酷なことが再び繰り返されてはならない…。松山ケンイチは大和沈没を生き残るも、「何故お前だけ帰って来た」と罵詈雑言を浴びせられてしまいます。果たして、生き残った意味とは…命を懸けて貫こうとした想いを次に託すためだったのかもしれないな、と…。今、私たちが生きられていること…その根底には様々な人々の想いの積み重ねがあるからこそだと感じました。今日の平和の礎となった尊い犠牲、その命の重みを、今一度考えなければならないのではないかと思いました。多くの人々を飲み込んで海底深く沈んで行った大和。それはまるで墓標のように静かな海底に身を横たえています。巨大な船体、砲弾の薬莢、砲塔の残骸…壮絶な戦闘の痕を生々しく残しながら、痛烈なメッセージを発信し続けているように感じました。決してそのことを、忘れてはならない…。 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "散る桜、残る桜も、散る桜じゃ。\n この言葉がずっしりとした。死なねばならない。みんな生きたい。それは当たり前だ。そんなことわかっていても生きることができない時代、こんな馬鹿馬鹿しい時代があるのかと思ってしまった。家族、親友、恋人、失いたくないもの、現代では失うわけのないもの、それを失うとわかっていて失う辛さはその時代を生きなければ到底理解できないと思う。そういう面でこの映画には感謝したい。母と息子のぼた餅のシーンなんかも心にきた。東映が力を入れて作った映画なだけある。見てよかった。忘れることはないだろう。忘れてはいけないだろう。 " + }, + { + "date": "2017-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ダサいけど好きな映画\n 戦艦大和の沖縄特攻物語という素材は最で、海外受けもしそうだし、映画の脚本にもしやすい。特にアメリカには受けそう。なのに日本人が撮ると何故こんなにもダサくなるのか。演出が臭い。というかダサい。偽物感が隠しきれてない。まず、音がクソ。舐めすぎ。事あるごとにいちいちゴミみたいなBGM流すんじゃねえ。緊張感なくなるやん。音響も主砲三式弾の音以外は全て手抜き。そーゆー手抜きが作品を台無しにしてんのがわかんねーのか。画面もクソダサい。カット割りや画面構成をドラマ風に撮るなよバカ。ドラマでやってろカス。なんの工夫もない。製作者の絵に対する情熱が微塵も感じられない。ほんと観てないとこで手抜きするよねお前。大和に乗船するシーンは良いけどね。あと、リアル感のない演出ほんとうにやめろ。ケツバットで骨殴ったろ!うおおおお!とか、病院抜け出してきましたとか、そんな五流子供騙しアニメみてーな展開ねーだろwにこにこぷん観に来たんと違うぞ。昔の人をバカにすんな。うん。瑣末な部分を手抜きしてるせいで、すげーダサい映画になってる。勿体無い。まぁ要するに、黒澤明にもっと学べ。とは言え、瑣末な部分を抜きにした物語の本筋は結構好きで、上官の優しい一面もちゃんと描いていて、というか、どこにでもいる面倒見の良い先輩。その辺は現実感あってよかった。負けて目覚めるとか、良いセリフだよね。昔の人もバカじゃない。結構今の人と同じこと考えてるんだよ。あと、ラストで生きさせてもらってありがとうございました。って言うシーンも良い。この辺のメッセージはちゃんと伝わった。過去から現代が地続きなんですよ、っていう感じがちゃんと出ててうまく繋がってた。特攻作戦はいろいろ批判されるけど、特攻で死んでいった人達がいたおかげで、アメリカ軍は本土上陸作戦を変更し、戦争終了まで本土に上陸できなかった。上陸されてたら、犠牲者はもっと出ていたし、アメリカ、ソ連、イギリスにより、日本が分割統治され、朝鮮半島のように東西に国が二分されていたかもしれない。特攻で死んでいった人達は守ってくれた。特攻作戦がかなりの戦果を挙げたお陰で、皆さんは知らないかもしれないですけど、だからこそ、日本人は舐められないんですよ。戦争で死んでいった人達が何一つ守れなかったなんてことはなく、ちゃんと守ってくれたじゃないですか。本当にありがとうございます。それとデカい大和を強調するシーンはやっぱりいいね。甲板に人がたくさんいるシーンとか、上手いと思う。 " + }, + { + "date": "2017-02-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "劣化版タイタニック&プライベートライアン\n 劇場公開時リアルタイムで鑑賞。一言、(タイタニック+プライベートライアン)/20 か・・・呉に作ったセットは見たかったが、作品としては、ほぼ意味なしと思われ。戦争邦画のだめな見本?ありがちな、お涙頂戴で白ける。大和じゃないと、人が集まらないのは分かるが・・・片道分の燃料の件は、当事者の証言で、往復できるだけの燃料は積んでいたとなっている。悲劇性を強調するために、知られているはずの事実を歪曲するのはいかがなものか。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "戦意高揚映画ではない。\n が、やはり戦争物を見に来るのは圧倒的に高齢者。出兵時に島の陰から大和が出てきた時には「大和が島に見えるくらい大きかった」と話される年配のお客さまもいた。当時は食い物も無く仕事も無く、農家の次男、三男となると分けてもらえる農地も無く兵隊になれば白い米が食べられる……とそれだけで徴兵に応じる人も少なくなかったらしい。映画では人力で砲弾運んでるのを見たら、無理な戦闘で命を消費しながら根性だけで戦争しているのがよくわかる。あの異様な空気を持つ社会を現在で見直すと異常であると思うがあの時代は逆らえば、親族にも影響があり選択の自由など無い。そうやって戦後生き残った人々は心に罪を持ち、亡くなった方たちを英霊と持ち上げて誤魔化しているように思ってしまった。死んでから褒めようが彼等は帰ってこない。空の箱を渡された家族はどう思っただろうか?私には自分達の身代わりに死んでくれたとしか思えない。戦後70年経ち、守られた筈の遺族と遺族会への参加者が激減している。命を盾に家族を守ろうとした英霊が守ったのは何だったのか?考えてしまった。 " + }, + { + "date": "2016-07-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦艦大和の最後の姿・・\n 終戦60年記念作品。東映史上最高の製作費をかけて原寸大のセットを組んだ映画。昭和20年4月6日の沖縄への菊水特攻作戦。戦艦大和の最後の姿を映している。反町隆史や中村獅童らの熱演が・・戦争映画は涙を誘う。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「男たちの大和」を観て・・\n 戦後60年記念作品で東映史上最大の製作費をかけた原寸大セット。その迫力の映像は壮絶な大和の最後を映している。昭和20年4月6日の沖縄への菊水特攻作戦は日本人として決して忘れてはいけない戦艦大和の最後の姿だ。これを映像化した東映に拍手を送りたい。反町隆史や中村獅童の乗組員の迫真の演技力に脱帽・・ " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "アマゾンプライム\n 無料だから。日本の心の描写メインの20世紀スタイルの映像制作 " + }, + { + "date": "2015-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "55点\n 映画評価:55点戦艦と呼ばれた船に乗っていた男たちの話。闘うしかなかった前に進むことしか出来なかった時代そんな時代で男たちが見たものを、一瞬ですが垣間見た気がします戦後70年という月日が経ちましたが、この作品を見て胸を熱くしている同志も多いのではないだろうか。そんな私たち、現在の日本人にも大和魂は少なくとも備わっていると感じる事ができ嬉しく思う強く、優しく、慎ましく後世にこの男たちの想いを伝えていきたいと私は感じた。【2015.10.4鑑賞】 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大和(魂)\n 戦艦大和の乗組員の視点から、太平洋戦争を描いた作品。切腹に代表されるような日本人的な死生観が描かれている。この死生観について、死を厭わないのが日本人だとかいやいやそれは戦争のために植え付けられた思想だとか色々な意見があるけれども、いずれにせよ外国人よりも日本人のほうが理解しやすい映画だとは思うので、独特のものはあるんだろう。自己犠牲という手段はともかく、その裏側にある気持ちに共感できれば、涙なしでは見られない。 " + }, + { + "date": "2014-12-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか\n 豪華キャストなんだろうが、、、?、、、感情移入出来なかった。特に年配俳優さん達や女優陣。受け継いでいかなければならない時代の話。映画と言う未来の人達に見てもらえる物なのに今見ても不自然な演技が残念。地獄絵のような戦闘シーンは迫力あったがCGがなんだかチープ。残念な作品。国のためではなく、愛する人のため。なんか洋画でも国のためではなく隣で闘ってる友人のために闘ってるんだってセリフがあったのを思い出した。 " + }, + { + "date": "2013-12-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "超有名戦艦に搭乗した名もなき兵士たちの戦争\n 総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 大和という巨大戦艦が登場しながら、描かれる中心は艦内の下士官と兵士たちで、戦争における戦術が細かく取り上げられるわけではない。戦闘艦としての大和のこともそれほど描写されないしこれならば別に大和である必然性はないような気もするが、名もなき一般兵士と彼らに密接な一般市民という目線で戦争を描くのはありだと思う。当時の人々の市井での生活や戦争に対する心構えや軍隊での日常、そして実戦を経験して死に直面し終戦を迎えた辛苦は表現されていた。平和な時代を生きられて幸せだとつくづく思う。 しかし作品の冒頭、鹿児島から船を借りようとする場面、あまりに状況を説明しようとしすぎる科白や演出にはかなり白けた。これはもうちょっと何とかならないものか。だが過去の話から現代に再び帰ってきた最後のほうは、それまでの経過を踏まえて良いと思えた。 大和の実物大模型を尾道の造船所に製作した美術は大掛かりだが、作り込みは必ずしも最高とは言えないし、戦闘場面を中心にCGはまだまだ。努力は認めるが、作り物感が滲み出てしまう。でもこの映画は戦闘の迫力に重点を置いているのではないだろうから、こんなものだろうと割り切った。実は尾道までこの大和の模型を見学に行ったのだが、出来の質感はともかくとして大和の大きさを漠然と捉え実感するにはいい体験だった。 " + }, + { + "date": "2013-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんとなく\n ラストが壮絶でした。とくにアメリカ軍の攻撃を耐えながら、大和を守る日本軍は圧巻でした。そのことが今も脳裏に鮮烈に残っています。 " + }, + { + "date": "2012-11-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "生き残ってくれてありがとう\n この映画が公開された2005年は終戦60年に当たり、多くの戦争を意識した映画が作られたが、いずれも変化球で単なる娯楽作でしかなかった。「ローレライ」「戦国自衛隊1549」「亡国のイージス」…。真っ正面から描き、最も心に残ったのは、この「男たちの大和」だけだった。プロデューサーは角川春樹なので、戦艦大和を題材にしたどんなにクサい内容で戦争美化の映画になるのかと思ったら、そうではなく、なかなか胸に迫る感動作だった事に正直驚いた。大抵日本で戦争大作映画を作るとなると、ビッグスターが軍の上層部を演じ、当時の背景や戦略などを描く少々取っ付きにくいものが多いが、本作は少年兵の目線で描かれ、分かり易くすんなり作品に入って行けた。史実に沿った実録戦争映画の場合は前者でイイが、戦争の虚しさや哀しさを描く場合だったら、後者。勿論本作は後者に当たる。少年兵たちは国の為ではなく、家族や愛する者をただ守る為に戦った。そして散って行った。少年たちにそんな重荷を背負わせ、明日の日本の芽となる彼らの命を無駄に散らせた戦争は、やはり大きな罪だ。生きて帰って来た者には容赦ない言葉が浴びせられた。「何故お前だけ生きて帰って来た?」「国の為に死んだ者たちに対して恥とは思わないのか?」しかし、今は違う言葉がはっきりと言える。生き残ってくれてありがとう、と…。 " + }, + { + "date": "2012-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "「死ぬ覚悟」と「生きる覚悟」\n 映画「男たちの大和 YAMATO」(佐藤純彌監督)から。「戦艦大和」「第二次世界大戦」を題材にした映画は数あれど、悲しいだけではなく、男気みたいなものを感じることが出来た作品であった。「大和」が、最終決戦の場となる沖縄に向かう戦場、兵士が、上官に尋ねるシーン。「『武士道』と『士道』の違いは何ですか?」長島一茂氏演じる上官が、落ち着いた声でなんと答えるのか、興味津々でメモを片手に待った。「武士道とは、見返りを期待せずに死ぬ覚悟。「士道とは、死ぬ覚悟を内に秘めて、人に恥じない生き方をすることだ」と定義し、その答えに部下は「死ぬ覚悟」と「生きる覚悟」ですね、と悟るように言い放った。今まで、なかなか理解できなかった「武士道と士道の違い」。難しいことを簡潔に説明する士官は、最後にこう付け加えた。「覚悟を決めるということは、誰にも生易しいことではない」辞書によると「覚悟」とは、ある事態を予期して心を決めること。心を決めるって、生易しいことじゃないよなぁ。 " + }, + { + "date": "2011-01-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "反町っすねぇ!!\n 歴史的に、子供たちに伝える意義のある映画と思えました。でも、表情や戦場の雰囲気作りが浅い気がしました。戦時中はもっと大変だったんじゃないかな、って気がして、キレイに作っちゃった感あり。そんな中でも気合いを表現する反町は群を抜いて、イイ味出てたし、未来を感じさせる若手もいましたね。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あそこまで大物を並べる必要はなかった気が\n 思ったより戦争美化しておらず、悲惨さ、哀しさがメインで描かれていたのでちょっと安心しました。でも、あのテーマなら戦艦大和じゃなくてもよかったような気もします。 大和そのものは、実物大のセットということでしたが、ちょっと作り物っぽく見えました。なぜでしょうね? 大物俳優がたくさん出てくるんですが、あまり個性を発揮していたようには思えません。あそこまで大物を並べる必要はなかった気がします。 " + }, + { + "date": "2008-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後60年。たった60年…。\n 今年(2005年)は、戦後60年に当たります。戦争当時をリアルタイムで生きておられた世代で、存命されておられる方々も年を追うごとに少なくなってきています。そして、当然のことながら戦争を知らない我々の世代が、詳しく知りもしないで当時の戦争を『あれは日本が悪かった』などと、好き放題に論じています。国家がどうとか、体制がどうとかそんなことを度外視して、最前線で戦った人々の思いを観てください。 こういう映画が作られると、『戦争を美化している』とか『日本はまた、軍国主義へ戻ろうとしている』などという声が必ずどこかで聞かれます。でも、この映画の中で戦っている兵士たちは、『他国を侵略してやろう』などと考えていた訳ではなく、皆『この国を、愛する人々を護りたい』そう思い、戦って散って逝ったのです。もし、この映画を観て『日本も、もう一度軍備を増強して、戦争をすべきだ!』などと考える輩がいたら、そいつは頭の構造がオカシイただのアホだと思います。何をどうこねくり回そうと、我々が繁栄の上に胡坐をかいていられる、この現代は当時の日本人の多大な犠牲の上に成り立っているということを、決して忘れてはならない…、そういったことを改めて感じさせられる映画です。 冒頭にも書きましたが、今年は戦後60年です。そう、たった60年前の日本では、10代半ばの青少年たちが、『死ぬ覚悟はできている』と言って銃座に座り、敵戦闘機からの機銃掃射も恐れずに戦っていたのです。今の日本の若者に、そんなことができますか?簡単に他人を傷つけ、『生きている実感が感じられない』などとヌカす連中に…。俺も偉そうな事を言ってますが、実際には“死ぬ覚悟”などなかなか出来ないでしょう。弾が当たれば、誰だって痛いんです。彼等も本当は恐かった、恐ろしかったはずです。でも『愛する人を護りたい』という気持ちが、彼等を強くしたんだと思います。 決して戦争を肯定するつもりはありません。しかし、過去に起こった全ての戦いを過ちとして、それを起こした者たちを後世の者が一方的に断罪することなど、あってはならないことだと思います。少なくとも、この日本という国においては…。 この映画、観ていて幾つかの難が有ります(編集が荒かったり、脚本に“?”を感じる処が有ったり…)。しかし、現代の日本人が忘れかかっている“大和魂”(決して、戦うということのみに限定されるモノではない)を思い出させてくれる映画だと思います。試写が終った後、年齢層の高かった会場のどこかから拍手が沸き起こったのが印象的でした。 " + }, + { + "date": "2007-11-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "決して悪くはないが、あまりに古風すぎるのでは?\n 松山ケンイチやその恋人役の蒼井優など、若い世代の好演が光る1本。が、ところどころで挿入されるナレーションやテロップが、あまりに古めかしくて頭がクラクラした。あと、反町、中村、鈴木京香(この人は、何を演じても一緒)は、演技に力が入り過ぎで興ざめ。 決して悪い映画ではなく、気合いの入った戦闘シーンなど見所も多いが、現代のシークエンスは明らかに蛇足。時代という抗えない壁を前に、散らざるを得なかった少年兵たちの姿が物語の根幹なのだから、「余計なことをしちゃったなぁ」というのが正直な感想。 しかし、角川春樹というタイクーンは、現在の日本映画界に必要な存在だと痛感したのも事実。マーケティングばかりが先行し、意欲的な企画がなかなか生まれにくい状況の中、稀代の大ボラ吹きである彼の旗ふり、いや最後の狂い咲きに期待したい。 あ、順調に狂った感じで「蒼き狼」は大ゴケしましたが(笑)。 " + } + ] + }, + "149": { + "title": "THE 有頂天ホテル", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと\n 演出が大袈裟なのか、笑いよりもくどさの方が優っていたので途中で飽きてしまいました。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "途中で飽きちゃう\n 豪華俳優勢揃いだけど、ストーリーはだらだらしてるし小ボケちょいちょい挟んで「ね!面白いでしょ?笑って」感が否めなくて2時間弱の長丁場途中で断念しようか迷いました....豪華俳優の無駄遣いでも、まあ一応三谷幸喜の映画は目を通しときたいと思ってたので見れて良かったです!三谷映画はステキな金縛りが一番面白いです " + }, + { + "date": "2019-04-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "気軽にみるには良い\n 三谷幸喜らしいコメディ感はあるけれど、込められた情熱が他の作品より感じられなかった。辛辣な物言いをすると、ビジネス的な理由でとにかく創ったような。。。相変わらずキャストは豪華なので、家族で楽しく観るには良い作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "ドン引きするくらいのつまらなさ\n なにこれ?一応確認なんだけど人を笑わせようとして作ってるんだよね?製作者の内輪で面白いからっつって、その感覚信用しすぎでしょ終始うすら寒いギャグの繰り返しで見ててひたすら無言、無反応、無感情しかも、無駄に長い後半の複線回収なんざ知らんわ、コメディ謳うなら少しは笑わせてくれや評価をつけるのすら値しない作品この映画のせいで映画にはまるのが数年遅れたわ " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さんってやっぱりすごい\n この作品は私は笑いのツボにハマって好きです。こんなに沢山の登場人物がいるのに一人一人個性と人間味があってどの人も好きになってしまうような魅力があります。バラバラの話がどんどん繋がっていくのも楽しいです。鑑賞後はちょっと心が軽くなって気分が晴れます。 " + }, + { + "date": "2018-11-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "笑えないコメディーは哀しい\n どうして笑えないかとゆうと、笑わせようと無理な演技をしているためです。特に、これだけの名優を揃えているわけですから、普段の演技と違うと、それだけでシラけてしまいます。その中で、普段どうりの演技の方が3人だけいました。松たか子、篠原涼子、伊東四朗です。松たか子は悲劇でも喜劇でも変わらない、それが素晴らしい。だから、状況で落差を見せることができる。演出家の良し悪しに左右されない貴重な人材です。篠原涼子は不器用なので地が出るのです。売女がお似合いです。最初に大きな鼻の穴にボールペン入れられてました。それ以来、出るたびに笑えます。伊東四朗は白塗りで走り回っているので反則ですね。これだけのキャストが監督のせいで台無しです。昔のかくし芸大会見たいです。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これ低評価なの!?\n 酷評続きでびっくり!個人的には邦画でもトップクラスに面白いコメディ映画です。お笑いの要素は十分にありますが、群像劇としてもよく出来ています。あれだけたくさん人物が出てきて、最後にはきっちり収束する展開は見事と言う他ありません。役所広司はやっぱりすごい!! " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "わからん\n 『THE 有頂天ホテル』(2006)それぞれに好みは違うのだが、私には何が良いかわからない分野だった。 " + }, + { + "date": "2018-01-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "2時間越えの作品だったけど、つまらなくて辛かったです・・。 ごちゃ...\n 2時間越えの作品だったけど、つまらなくて辛かったです・・。ごちゃごちゃ雰囲気が鬱陶しいし、まったく笑えません。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公は出ている人みんな。 それほど一晩の様々な出来事が一瞬にして...\n 主人公は出ている人みんな。それほど一晩の様々な出来事が一瞬にして起こっているように感じる。 " + }, + { + "date": "2016-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n 本当に最高の映画で、私が一番好きな映画です。一見違うトラブルに見えるが、よくよく考えてみると全てが繋がってる。例えば、香取くんが一度は止めようとおもい、大切にしていた人形をあげるが、人から人にわたり、結局戻ってくる。元気が出ます。松たか子さんはさすがです。笑えるけどシリアスな感じです。雰囲気は高級な感じで何度見てもステキな気分になれます。おすすめです! " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "●ドンキホーテ、ロシナンテ♪\n とにかく豪華キャスト。ホテルで起こる さまざまな人間模様。別れた妻の前でカッコつけたい男。夢破れて故郷に帰るベルボーイ。口だけの政治家。その元妻。大物実業家の愛人。コールガール。盛りだくさんすぎる感はあるが、深いこと考えずに、気楽に楽しむべし。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "滑り気味\n 総合:65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) グランドホテル形式でそのままに描かれる喜劇で、大元の「グランドホテル」に出演していた大物女優のガルボなんて部屋の名前もさりげなく登場する。登場人物は多いが有名俳優の大量起用のおかげで誰が誰だか認識しやすいし、次々に出来事が起きるので退屈はしない。 だが喜劇なのにそれほど楽しいわけでもないし、サンタの首をいきなり逆さまにして髭を筆にするところぐらいしか笑えなかった。喜劇らしい大袈裟な演技もこれではちょっと滑っている感じ。そうかといって他に登場人物たちの特別に面白い小話が含まれているというわけでもなかった。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "正月らしいほのぼのとした映画! 主役級の俳優人がこんだけ勢ぞろいし...\n 正月らしいほのぼのとした映画!主役級の俳優人がこんだけ勢ぞろいしてるのも見所!それぞれにエピソードがあり、それがいつのまにかつながっていく。劇中に香取慎吾が歌っていた歌、いい歌だなぁって思っていたら、甲本ヒロトが作った曲だった! " + }, + { + "date": "2015-11-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気軽に見られる映画\n 2006年1月14日に公開された日本映画。三谷幸喜監督作品の第3作。主演の役所広司がホテルの支配人を演じた。興行収入60.8億円を記録し2006年の邦画第3位の好成績を収めたヒット作品。グランドホテル形式。気軽に見られる映画! " + }, + { + "date": "2015-11-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "グランド・ホテル形式\n 複数のエピソードが、それこそ「ムカデ人間」のように繋がってゆく楽しいストーリー。でも好きな俳優がわんさか出演しているのに、どうしてもわざとらしい演技が鼻について来て好きになれるキャラクターがひとりもいなかった。全員が軽いと言うか、浮わついていると言うか。そして三谷幸喜監督の有頂天ぶりは今なお続いている。 " + }, + { + "date": "2015-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "話が次々繋がってきます\n 一つのホテルの中で、人と人がどんどん細かなところでつながっていく、まさにグランドホテル方式!!しかもコミカルに笑えるさすが三谷幸喜ですね。 " + }, + { + "date": "2015-11-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後にどんどん繋がる\n いろんな場面で真面目なシーンなのに笑ってしまうところや、最後にいろんなことが繋がっていくところが三谷幸喜さんだなーと楽しく見れました。 " + }, + { + "date": "2014-10-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "どうも\n この監督の作品は好きになれない。毎回多彩なキャスティングなんだがなんかバラバラで飽きる。この監督のドラマ王様のレストランは凄く好きだったんだけどなー。 " + }, + { + "date": "2014-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "滑稽×滑稽=\n 様々な滑稽な出来事が重なり合って、それがもつれてもんどりうちながら、最後にはきれいに終わって感動できる。三谷監督の真骨頂。個人的には、その滑稽を観るのがストレスで最後に至るまでが辛い。 " + }, + { + "date": "2014-05-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜作品を全部見たい\n 相変わらず、随所に笑いが散りばめられていて次はどこで楽しませてくれるかワクワクしながら見ていました。それでいて最後は感動させてくれる、やっぱり最高です! " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "見る順番\n 先にマジックアワーを見てしまっていた。やっぱりマジックアワーは有頂天ホテルより「三谷ワールド」に磨きがかかっていて。面白かったけど・・・見る順番って大事。 " + }, + { + "date": "2013-11-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "楽しいけど時々…\n 楽しくて飽きないけど、時々苦笑い。あり得ねーだろ感がクドい時があるから。伏線が張り巡らされてすごいよね。でもそこが繋がっても「あっそう…」くらいだったり。つまり、作りてが一番楽しんじゃってる。見る側は、好きな人には最高かも。 " + }, + { + "date": "2013-11-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とりあえず笑いっぱなしで腹筋痛\n 最初から最後まで笑いっぱなしの映画で腹筋が疲れました…。キャストも馴染みのある顔ぶれで、いろんな年代の方に楽しんで盛られる作品ではないでしょうか?気分落ちているときでもとりあえず、これを観ている間だけは、忘れられました。 " + }, + { + "date": "2013-03-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "25点 コメディ要素がまったく感じられない\n (2012/5/25)ジェネレーションギャップかな町内会の飲み会で、おじさんがダジャレで笑わせる  ・・そんなレベルだとおもいますよ 豪華キャスト陣に思い入れのある人  町内会レベルのコメディに波長があうひとわたしはちょっと映画としても そのほかの 楽しみ方としても なにもも見いだせませんでした " + }, + { + "date": "2011-11-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "長い…\n とにかく長い…。途中で飽きてしまいました。もっとギャグ色強いと思ったらそうでもなく…。なんだかしつこい感じでした。どんなに良いキャストをたくさん揃えたところでストーリーに引き込ませてくれないと映画としては駄目ですね。ラストのYOUの歌が可愛くて良かったです。 " + }, + { + "date": "2011-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "言いたい奴には言わせておけばいいのよ\n 映画「THE 有頂天ホテル」(三谷幸喜監督)から。彼らしい台詞が随所に散りばめられていて、当然私のメモは増えたが、選んだのはこの台詞。ちょっと手垢の付いた、目新しいフレーズではないが、なぜか、この映画を一言で表現すると、こうなった。もちろん「自分の思いとおりに生きるの」とか「やりたいようにやらないと・・」なども同じ意味。言葉ではわかっていたが、なかなか思うように「言いたい奴には言わせておけない」のが心情であった。でも、少しだけ、ほんの少しだけど、この映画を通して「言いたい奴には言わせておけばいい」の意味が理解できたように思う。言いたい奴は、何をしても言いたいのだから、自分がしてみたいことを、思いっきりしてみたほうがいい。ちょっぴり、精神的にも余裕が出来たような気がする。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想以上によかった\n 予想以上によかったです。登場人物が多く、エピソードがてんこ盛りで複雑に絡み合っていますが、難しいことはありません。きっと演出がしっかりしているということでしょう。可笑しいというより楽しい映画でした。星5つでもいいくらいな星4つです。 " + }, + { + "date": "2010-02-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いくつもの伏線が大団円にむかう\n 三谷作品がとくいとするワンシチュエーションドラマ。ホテルを舞台に、よくぞここまで事件や面白い展開がおきなると・・・楽しく、幸せにしてくれる1本です。 " + }, + { + "date": "2010-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "豪華な役者陣。こんなホテルに泊まってみたい。\n 大分前の作品だけど、なかなか観る機会が無く、ようやくレンタルできました。さすが三谷さんの作品。いろんなインパクトのある人物が登場し、みんな複雑に絡み合っている。ラストは大きく広げた風呂敷を強引にまとめてハッピーエンド。かなり笑えました。でも、ちょっと登場人物多すぎて、一人一人にフォーカスが当たりきれてなかったかな?唐沢さん、生瀬さん、西田さんあたりはもう少し登場してもよかったし、川平さんあたりはもう少し控えめがよかったかな。上映時間は2時間超とちょっと長い気もしたけど、楽しいひと時を過ごせました。一度はこんなホテルに泊まってみたいですね。「おかえりなさいませ!」って迎えてくれることでしょう。 " + }, + { + "date": "2009-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これぞエンターテインメント!\n 由緒正しい有名ホテル「ホテルアバンティ」。大晦日の夜、新年を迎えるカウントダウンパーティの準備に大忙しのホテルに様々な宿泊客(やそれ以外の人も)が訪れます。副支配人の新堂、客室係のハナ、ベルボーイの憲二、若手国会議員の武藤田・・・。様々な人々のエピソードが複雑に絡み合い、ラストへと雪崩込んでいくストーリー展開は、三谷幸喜脚本の真骨頂だと思います。元々、邦画に対してあまり良いイメージは無かったんですけど、この作品は心の底から楽しめました。細かい突っ込みどころを言い出せばキリが無いんですけど、そういう野暮な事は抜きにして楽しむべき作品ですね。逆に、細かい部分が気になる人には向いてないと思います。こういう「おバカ映画(いい意味で)」を楽しめる気持ちの余裕がある時に観ましょう(笑) " + }, + { + "date": "2008-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰が一番、有頂天…?\n 三谷幸喜監督作品。役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、生瀬勝久、麻生久美子、唐沢寿明、戸田恵子、原田美枝子、オダギリジョー、西田敏行、伊東四朗、津川雅彦…もおいいかな?こんなとこで。いや、まだまだ他にもおられるんですが…。一体何人“ピンで主役を張れそうな俳優”が出演してるんでしょうか、この映画。で、この中でホントに有頂天なのは…ヤッパリカントクでしょうな~。 こういうの昔の映画から取って“「グランド・ホテル」形式”って言うんですね。で、これがなかなか面白いんですよ。始まって早々から、客席のあちらこちらから常にクスクス笑い声が聞こえてきてましたから。吾輩も結構クスクス笑ってました。でね、『そろそろ話しも佳境に入ってきたかな~』と思い、何気なく時計を見て驚いた…。その時点でまだ上映開始から1時間も経っていなかったんです!この映画の上映時間は“2時間16分!”こんなのが、まだあと1時間以上も続くの~。登場人物山盛り、場面転換、超スピ~ディ~!台詞、多くて早い。と~っても濃密…つ、疲れる~。結局最後まで、このテンションのまま突っ走ってしまいました、この映画。観終った後、結構しんどかったです。いや、面白かったんですけどね。まるでコッテリラーメンを腹いっぱい食べた後のような、感じがしました(ホントにゲップが出そうでしたわ…笑)。 ストーリー的には、中盤まではグイグイ引っ張られるんですが、終盤少々強引にまとめに掛かったかな~って感じがしました。チョット無理から腰砕け気味になだれ込んでいってしまったような…、そこら辺が少し残念に感じられました。 でも、これだけのキャストを集めた映画を、笑いながら観られるなんて、何かとても贅沢なモノを観せてもらった気がします。吾輩、三谷幸喜作品に、これまでそんなに魅力を感じなかったのですが、この人の才能はホンモノだと、改めて痛感させられました。今頃さぞ有頂天なんでしょうね! " + }, + { + "date": "2008-06-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "うんざり\n 印象につまらないがないので、単純に…。キャストは豪華なのに脚本がダメ。所々笑えるとは思うシーンはあるんですが、押しつけがましいさが目立ちうんざりさせられる。2時間10分あるならもっと上手くキャストを動かして面白く出来たんじゃないかと思うんだけど…。見た後、何も残らない映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2008-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "具が豪華だからといって、美味しい鍋にはならない\n 「みんなのいえ」以来4年ぶりとなった三谷幸喜監督作は、主演の役所広司を筆頭に、現在の日本映画界を代表すると言っても過言ではない、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、伊東四朗、西田敏行、三谷組常連、etcが勢揃いするオールキャストムービー。しかして、その実態は? 確かに1つ1つのシーンは面白い。しかし、メインキャストだけで23人も登場する物語を、2時間少々におさめるのは、やはり無理があったと思う。例えて言うならば、具が豪華すぎる鍋…焦点を当てるキャラクターを絞れば、もっとテンポのよい物語になったと思われる点が残念だ。 さらに不満を言わせてもらえれば、終盤、松たか子扮する客室係に唐突に人生訓を語られ、ホロリとさせようとする展開があまりに強引。常々思うのだが、三谷“監督”には、無理に泣かせに走ることなく、コメディに徹して欲しい。 とは言ったものの、本作は豪華キャストを見ているだけでも楽しい1本であることは間違いないので、各キャストの芸達者ぶりを堪能してほしい。 " + }, + { + "date": "2008-04-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "複線の張り方が素晴らしい\n 映画「有頂天ホテル」を見てきました。 この映画は、「愛と勇気と素敵な偶然をお届けします。」を公式サイトで約束している作品です。ドタバタに近い喜劇なんですが、宣伝文句のとうり、数々のエピソードを等して、年末の年の瀬に、来年は、未来にはいいことがあるから、諦めないで希望を持って生きようという気持ちにさせてくれる映画になっています。 年末のカウントダウンパーティを控えたホイルで、スキャンダルから身を隠す代議士(佐藤浩市)や、大物演歌歌手(西田敏行)に高級娼婦(篠原涼子)などなど個性的な連中が巻き起こすトラブルの数々を、主人公の副支配人(役所広司)ら従業員が的確にさばいていくというストーリーです。 「有頂天ホテル」の題名は、昔の海外の映画作品から着想したようなのですが、「有頂天」な人たちが真っ逆さまに落ちたとき、どう希望を見出していていくか。 また有頂天になれなかった人たち。例えば主人公の副支配人だって、かつて舞台監督夢破れて、ホテルマンになった過去があったり、香取慎吾が演じるベルボーイは、シンガーソングライターを目指していたのにもかかわらず、売れずじまいで諦めかけていたり、YOU演じる演歌歌手は、ステージで歌を歌さえ歌わせてもらえず、マネージャーの単なる愛人になっていたり様々に挫折した人たちも登場してきます。 この映画は、その希望を全く説教じみた台詞を使わないで、数々の素敵な偶然を紡ぎながら、観客に「そうなって欲しい」という期待どうりの結びを見せて、「よかったね」ってほのぼのとした心地にさせてくれて、なんだか自分も頑張れそうという気分に導いてくれます。 もちろん笑えるところもいっぱいあります。その笑いはとても良質なんですね。無理なドタバタでなく、幾重にも複線を張り巡らして、あれよあれよと登場人物をドツボにはめ込んでいくストーリーに、そうなるかも?と分かっていても、思わずクスクスわらってしまいます。 よくある若手芸人をいじめて受けを狙うタイプの後味の悪さもありません。ホント出演者たちも楽しそうに役をこなしている感じが伝わってきて、心地よい気分となりますね。 例えば、前出の慎吾ベルボーイが、冒頭夢を諦めホテルの退職して田舎に戻ることになっていて、自分の愛用していたバンダナやギター、そして幸福を呼ぶ人形をホテルのスタッフにプレゼントします。そのアイテムが、ストーリー中次々登場人物の手に渡されていき、最後に当の本人のところに戻っていくのですが、その偶然が重なっていくプロセスは、一筋ならではでなく、よくぞここまで細かく複線を考えたものだと感心してしまいました。だから、自分が上げたものが偶然に、自分に戻ってくるとき、シンガーとして諦めていた夢を慎吾ベルボーイが取り戻すところは、説得力があるし、ちょっとグッときましたね。 あと松たかこのセリフですが、「言いたいヤツには言わしておけ!」といって、有頂天な人たちを前に、毅然とものを言うところは、スカッとすることでしょう。 映画としては、非現実すぎると批評する人もいるけれど、作者の三谷幸喜自身この作品では、「アリの巣箱を観察する気持ち・面白さがホテルの一日を覗き見ることに似ていると思った。それぞれの人生や日常のシーンが絡まりあう面白さを映像化したかった」と語っています。日常生活にない日常の中の非現実空間がホテルには詰まっていて、そのエッセンスを凝縮して演出したかったのであろうと思います。 三谷監督は、その辺を「出演者に靴を一度も脱がさない映画が撮りたかった」と舞台挨拶で語ったそうです。一度でも靴を脱がすと、その先はありきたりの日常生活を延々と描かなくてはならなくなります。その点一度も靴を脱がなくて済むホテルを舞台とした映画なら、「愛と勇気と素敵な偶然」を描く舞台としてふさわしかったのでしょう。 主役級が勢ぞろいしたキャストや、ホテルのフロアを丸ごと再現したセットの豪華さは、間違いなく邦画最大級です。 最後にオダギリジョーさん、唐沢寿明さんには驚きました!皆さんはこのお二人がどんなキャストで登場しているか、予備知識抜きで見抜けるでしょうかねぇ。あとで知ったなら、もうびっくりですぞぉぉぉ~! " + } + ] + }, + "150": { + "title": "武士の一分(いちぶん)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "キムタクが名演技でがんす\n ストーリーはクソつまらん胸糞が悪くなるものだが、キムタクの演技が凄いのでそれだけで見る価値あり。キムタクがキムタクに見えない、これ最高の褒め言葉。武士にしか見えないのだよ、目を見開いた盲目の武士の一分を見事に演じる姿は、やはり、キムタクは時代劇向きだと思う。果たし合いの勇姿もさすがだが、佇まいから所作の一つ一つまで、武士そのもの。無限の住人も良い演技なので是非これからも時代劇に出て欲しいものだ。山田の三部作で一番良い、たそがれよりもはるかに良い、キムタクの演技がいい。そういえば三部作はストーリーが全てダメだ。いずれ吉沢亮が大河で宮本武蔵するだろうから、その時には脇を固めて欲しいものだ。 " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "キムタク主演では一番の作品と思う。\n 時代劇でもやっぱりキムタク…かと観ていたが、山田洋次監督作品らしい枠に入って押さえ気味の演出に沿ってキムタクを使うと「こうなるのか?」と思ったものだ。毒による中途失明(中毒であった)がキムタクが眼が見えなくなり、仕事を失いかけるのを妻が身を捨てて助けようとするのは辛い。上役の坂東三津五郎がイヤらしくかつ腹立たしい…それ故にラストの決闘が映えるのだ。 " + }, + { + "date": "2019-01-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次時代劇の集大成\n  山田洋次監督が描く藤沢周平作品の三作目。前二作とは違って屋内セットでの撮影が中心となった。そのため鶴岡の風景や四季を映像化したものはありませんが、それを補ってお釣りがくるほど音響効果や小道具が秀でていました。ホタルのCGや落ち葉が舞う様子などは、室内セットだと感じさせないほどこだわりあるものだったし、蛙、蜩、ミンミン蝉、そして秋の虫の声など、むしろ目を閉じていたほうが四季を感じさせるかのような細かな演出。また、三村邸内部を中心としたことによって、主人公三村新之丞(木村拓哉)の盲目であるための閉塞感が伝わってきて、心理描写も手に取るようにわかる工夫があったように思います。 カメラの構図は新之丞と妻の加世(壇れい)を中心に捉え、その奥には必ずといっていいほど徳平を捉えている。中間徳平は新之丞の親の代から仕えているため、夫婦双方の気持ちを知っているし、孤児であった加世の生い立ちも知っていて、いわば三村家の歴史を知る人物。この三者の映像が絶妙なアンサンブルを形成し、奥行きのある立体的構図を感じさせるのです。そして、波多野以寧(桃井かおり)らの親戚の登場で幅を広げ、一族と海坂藩の関係などのイメージが膨らむほどの世界を与えてくれました。 決闘のクライマックスまでは時代劇アクションというダイナミクスは感じられないのですが、毒見役である新之丞が貝の毒で失明する事件を境目に大きく揺れる心理劇を堪能できました。もちろん、それを支えるキムタクの演技は予想以上に良かったし、献身的な壇れいの可憐さや一途な想いに心打たれたおかげです。キムタクの目力というのも話題になっていますが、離縁を申し渡すときの彼の形相、そして鬼のように光る目がとても恐ろしかったですよ。 プロットとしては単純で、下級武士夫婦の愛の物語と復讐劇の2本線。タイトルになった武士の一分という意味にも惹かれるところはあるのですが、初稿の段階で「愛妻記」としていたタイトルからしてもこの作品の重要なテーマは「愛」なんだとうかがえます。そして、責任をとって切腹、生きている価値がないから切腹、決闘で上司を殺して切腹、などと侍の自害のことがかなりウェイトを占めている。簡単に死を選ぶ事件が多い現代において、子供が観たらどう感じてしまうのか気にはなるのですが、「死を選ぶのなら“一分”を理解してからにしろ!」と子供に教えなければならないのかもしれません。 今の公務員は侍と同じ立場にあるはずなのに、崇高な志を持っている人が少なくなっているのでしょうか、事件が多すぎますね。大きなミスをしたり、事件を起こしたら切腹しなければならないと公務員法を改正しなければならないのかもしれません(冗談です)。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "キムタクの時代劇で「無限の住人」よりめちゃくちゃ良い‼️\n 盲目となっても支えあった妻(檀れい)と徳平(笹野高史)に感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "おめぇの煮物の味忘れるわけねぇ。 毒味役だもの。 最後のシーンが良...\n おめぇの煮物の味忘れるわけねぇ。毒味役だもの。最後のシーンが良かった。赤つぶ貝の毒はテトラミン。 " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "時代劇の夫婦関係深くて割と好き\n キムタクのモチベ高い時に見たからとてもカッコよく見えた島田にトドメ刺さなかったとこも良き島田がなにも言わずに自害するのもジンときた島田推してる、笑でもなんて言ったって檀れいの綺麗さよあんな夫婦憧れる " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "武士のプライド\n なかなか良いのだよね。2回目。 " + }, + { + "date": "2017-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "檀れいが強烈に魅力的。 その圧倒的な美貌。演じる役どころの加世、一...\n 檀れいが強烈に魅力的。その圧倒的な美貌。演じる役どころの加世、一途に夫を思うその姿は世の男性を虜にする。金麦がCMに起用するのも当たり前。この映画ではキムタクがいるのでごまかされているが、金麦のCMはそうもいかず、嫉妬に狂う世の女性の反感をかいまくっているようだ(笑)本作、彼女の映画デビュー作なんですね。あー私も彼女に薬を飲ませて欲しい。なぜか悪役島田が羨ましかったりする。女性はキムタクで夢をご覧ください。しかしキムタク主演ってなんか映画の感じがしない。私だけ? " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと軽いかな\n 木村拓哉が現代ドラマと同じでちょっとがっかり。それが原因かどうか分からないけど、夫婦の距離感とか親戚との関係、職場の人間関係とかがなんとなくスマートすぎる。ストーリー自体もちょっと軽く感じる。 " + }, + { + "date": "2016-04-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "結構好き!\n ストーリーが胸熱!失明したにもかかわらず、妻を利用した上士に果たし合いを挑む。正に狂気の沙汰としか思えませんが、胸が熱くなります!檀れいさんが、いい女すぎる。そして敵の上士も含めみんな、いさぎよいな。 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人には命をかけても守らねばならない一分がある。\n キムタクの真摯な演技よりも、壇れいの健気な演技よりも、俺は男のスケベ根性を丸出しにした坂東三津五郎のズル賢くて、ねちっこい演技の方が、人間的で 断然好きだアァァァァァ…! " + }, + { + "date": "2014-02-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "81点 キムタクということを どうしても構えてみてしまい 、のめり込みずらい\n ワキを固める  檀れい 笹野高史の存在と比較してしまえば やはり、キムタクの演技に物足りなさを凄く感じた。 ここ!という所で、このキムタクのポップな演技は        時代劇にマッチしない部分がある(´;ω;`)ただし、このシンプルなストーリーを飽きずにみられたのは やはり、キムタクが時代劇をしてるというおもしろさも        一つの見どころとしてあるからだとおもえるもし主人公をガチガチな俳優でかためてしまうと 予想通りな仕上がりすぎて、なんだか物足りないものになってた                        かもしれない " + }, + { + "date": "2013-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "主役は檀れい\n 総合:80点ストーリー: 75キャスト: 80演出: 80ビジュアル: 75音楽: 70 何をやっても同じ役柄しか演技できないといわれる木村拓哉だが、今回は失明してからの抑えた演技は悪くなかった。だがこの映画の主役は、彼を支える献身的な妻を演じた檀れいではないだろうか。「隠し剣 鬼の爪」の松たか子といい、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえといい、山田監督の東北時代劇三部作に登場する女は、みんな不幸の影を背負いながら実に献身的で魅力的だ。今回も彼女の清らかな誠実な心に胸打たれて感情移入してしまった。 物語のほうは、失明して家庭が荒れた後に静けさを取り戻す過程と、上司の島田に騙されいいようにされて怒りを示すくらいまでは良かったのだが、その後の話がとんとん拍子に進んでしまうことはあっさりしすぎのように思えた。おそらくは家人が世話をしていたのだろうが、檀れいは何をしていたのかとか、もうちょっと追いかけて描いてくれてもよかったのでは。 " + }, + { + "date": "2012-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱりキムタクは、キムタクなんだなぁ みつを\n 談志教や北野組を凌ぐ熱心な信者たちが多いジャニーズ帝国の真打の中の真打やから、いつもの如く叱られちまうのが関の山だが、ハッキリ云わせてもらう。やっぱり微妙やね。ハンパない違和感は何なんやろう。ヘタな訳ではないけど、上手でもない。器用やけど不器用…評価が難しいトコやねぇ。ブラッド・ピットは何を演じてもブラピになっちまうように、キムタクはやっぱりキムタク。侍としてではなく、終始、キムタクとして観てしまう。男前なのは解りきってるけど、シックリくる何かが足りない漠然とした違和感が支配する。持ち前の強烈なカリスマ性が、かえって仇になっているから、イメージってぇのは怖いモノである。江戸時代に着物着てチョンマゲ結うてるにも関わらず、やっぱりキムタク。ジーパン履いてんねんなぁ〜…。茶髪にロン毛やねんなぁ〜…。決闘での刀を握る姿はホントにカッコ良くて、ようやくハマってくるんだが、慣れるまで時間が掛かりすぎる。むしろ、彼を献身的に支える妻を演じた檀れいの存在感がズバ抜けて光り輝いていた。宝塚で15年間、娘役トップに君臨していただけ有って、芯の強さがそのまま妻のひたむきな姿勢へ繋がっていて、様になっている。今も落ち着き有る貫禄が定着しているけど、この頃は初々しさもプラスされ、彼を完全に喰っている。完食である。故にホントの主役はキムタクではない。間違いなく、檀れいである。その他にも彼に忠実な反面、オッチョコチョイな使用人・笹野孝史のひょうひょうとした味わいも際立っており、キムタクだけを目当てにするのではなく、各々の登場人物のキャラクター性をメインにして嗜めば、素直に楽しめる映画ではなかろうか。では最後に短歌を一首『ジーパンを 脱ぎし侍 現れる カッコイいけど 何か足んない』by全竜 " + }, + { + "date": "2012-05-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "俺は他人から、情けや施しを受ける身の上になったのか\n 映画「武士の一分(いちぶん)」(山田洋次監督)から。毒見役で、赤貝の毒にあたり、失明してしまう主人公、木村拓哉さんが演じた下級武士、三村新之丞の言葉。不安とイライラが募り、周りに当たり散らす。さっきまで夢をみていて、景色や姿がはっきりしたのに、目が覚めた途端、目の前が真っ暗で何も見えないことを現実として、しっかり受け入れられない様子が伝わってきた。そして、独りごとのように呟く。「俺は他人から、情けや施しを受ける身の上になったのか」それは、武士にとってとても恥ずかしいことであり、そこまでして生きようとしている自分が許せないのだろう。「他人から、情けや施しを受ける」ことが、不名誉な時代、今で言えば「生活保護」を受給することと同じかな。(汗)「生活保護」を受ける権利を声高々に主張するのは、やはり何かの間違いではないだろうか。ところで、タイトルにも使われている「一分」。意味は「その人の面目。人間としての名誉、一人の分際。一身の面目、または職責」これだけは譲れないという「誇り」みたいなものかな。P.S.キムタクって、時代劇向きの顔じゃないな、パイロットとか、そういう役の方が似合っている。(笑) " + }, + { + "date": "2011-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い!\n 悲しいシーンが続いたけれども、最後はハッピーエンドで良かったです。殺陣がとにかくカッコ良く、あれを終盤の盛り上がりに持ってきたのはさすがだと思いました。全体的に背景がキレイで、当時の様子がしっかり表現されていたように感じました。「武士の一分」を持って、自分も生活して生きたいと思わされる映画でした。 " + }, + { + "date": "2011-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく、味わい深く、魅せられる映画です。\n [ワガシネマ]金曜日の夜、ゆっくり自宅で映画を観ながら、おいしい和菓子を食べる・・・いかがですか?「ワガシネマ」、今回ご紹介するのは、映画「武士の一分」。2006年公開された日本映画です。---------------------------------------------------------------藩主の毒見役を務める侍、三村新之丞は、毒見の際に食べた貝の毒に職場で倒れ、意識不明となる。やがて、目は覚めるものの、自身の体の異変に気付く。目が見えなくなっているのだ。妻・加世と慎ましくも幸せに暮らしていた矢先のこと。新之丞の絶望は激しいものがあった。しかし、加世の支えもあり、光の無い世界で生きていくことを、決意する。が、そんなある日、加世と番頭・島田藤弥との不貞を知ってしまう。島田に体を預けることを引き換えに家禄を保ってきたことを知った新之丞は加世を離縁する。その後、実は島田は加世を弄ぶために家禄を口実に加世を騙したことを知り、島田に対し、自らの「武士の一分」を賭けて果たし合いに挑む。---------------------------------------------------------------配役がとても素晴らしい・・・その一言に尽きる映画です。新之丞の父の代から務める中間を演じる笹野高史さんとのコンビは、最近放映されているセコムのCMでも見ることができます。映画は、特に派手な格闘シーンなどがないまま、最後まで進みます。静かに魅せる、日本映画らしい映画だと感じました。山田洋次監督の映画はとても素晴らしい。厳しい武士の世界を感じることができるシーンが多々あります。主人公の新之丞の仕事内容が毒見というのもすごいものがあります。新之丞の失明の原因となる食事の際の不始末の責を取り、上司である樋口作之助(小林稔侍)が切腹するシーンも、「武士の一分」たるものなのかと感じます。そして、加世を騙した島田藤弥にも、シーンこそないものの、「武士の一分」たる行動が最後に。何か、今の時代に足りないものが、武士社会の一角を描くこの映画には、あるような気がしました。 " + }, + { + "date": "2010-05-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "意外によかった!\n なんとなくつまらなそうな映画だなと思っていたんですが(監督さんごめんなさい)意外とよかった。話は単純でなんということはないけど、じんわりと心にしみる夫婦の絆がよかった。じーんときた。涙が出た。妻役の檀れいがすごくよかった。名前はよく聞くけど、顔も分からない状態だった私。この作品で彼女に惚れた。演技くさくない自然な演技。決して正統派美人ではないし肌もたるんでるんだけど(失礼)、着物がよく似合う純和風の顔。声、話し方、仕種・・・どれも控えめで夫に仕える良き妻をよく演じていた。常に夫のことを思う。その姿は時に母のようにも見え、強く美しかった。(対する夫の振る舞いは時に子供のように見えた・・・)私がもし男だったらこんな女性を妻にしたい。そう思えるほど素敵なたたずまいだった。木村拓哉について。残念ながら・・・この役は彼には合っていなかった。決して嫌いではないんだけど(「HERO」はかなりはまり役だと思う)、女顔で顔の幅も狭く、渋さや貫禄が足りない。体型もひょろっとしていて華奢な感じ。そのため武士役が似合っていなかった。カツラ、着物も合っていなくて、たまにギャグ(コント)に見えてしまうことも・・・。今回の役のような亭主関白風味の武士ではなく、まだ少年っぽさの残る武士なら合っていたかも。現代的な顔なので、とにかく深みが感じられなかった。同じ大物俳優ならば、着物を着て違和感のない福山雅治とかのほうがよかったなと思った。また、演技も微妙だった。やはり「現代ドラマのキムタク」風味が抜けきっていなくて、話し方も「今のまんまキムタクじゃん」と思うようなところもあった。残念。全体としては大袈裟な演出がなく落ち着いた様子で、「ツルッ」としていた印象。少し物足りない感じで奥深さがもっと欲しいと思った。だが、妻や徳平の主人(木村拓哉)への寄り添う姿、夫婦の愛、絆がじんわりと心に響き、見終わった後清々しい気持ちになれるいい映画だったと思う。ほんと、意外によかったなあ。それにしても武士って大変だなと思った。誇りのために腹きりが当然の世界なんて・・・。今のように保険もなく綱渡りの世界。それを支える女は強いなあ。いつの世も、土壇場で強いのはプライドに振り回される男ではなく、「縁の下の力持ち」になれる女なのかもしれない。そう思った。 " + }, + { + "date": "2010-05-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "臨場感がない\n 松竹の旧いオープニング・ロゴで始まり、本編の色調も落ち着いている。キムタクも期待通りキムタクしてるし。彼は変にどうこうしない方がいいの。今の日本、ほかにオレ流で通せる人いないでしょ? 貴重な存在だ。だが、これだけの顔ぶれ揃えて、なんてスケールが小さいだろうって思ってしまう。ロケが最後の何処だかわからない河原ぐらいで、あとはセットでCGの合成も見え見え。しかもサイズがビスタで小さい。いちばん引っ掛かるのは、主人公が行動を起こす原動力。「アイツは人間じゃねぇー、叩っ切ったる!」てなほど悪侍を憎くならないのだ。板東三津五郎が壇れいに悪さするシーンが端折られてるからだ。なーんか、テレビ局と主役ふたりに気ぃ使ってるような作りなんだよね。 " + }, + { + "date": "2009-10-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "かみ合ってない\n 自ブログより抜粋で。-- 『暗いところで待ち合わせ』を観た後だと木村拓哉の盲目の芝居は見劣りがして、この映画に限ったことじゃないが、どう役作りしても木村拓哉にしか見えない。 話もなんだかありきたりな印象で、『たそがれ清兵衛』を観たときのようなインパクトはなかった。 夫婦愛の話とチャンバラ時代劇としての話がうまくかみ合ってないのも気になる。 オーソドックスな純愛ラブストーリーが長年トップアイドルの座に君臨する木村拓哉らしいといえばらしいし、重鎮山田監督らしい丁寧な作りにも好感を覚えるが、見所に欠いた凡作。 " + }, + { + "date": "2008-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "武士の一分\n 山田洋二監督は映画大学で「役者は目だ。」とおっしゃいました。ということで、木村拓哉主演です。顔を知りすぎていて「アイドルイメージ」を払拭するのが大変ですが、演技は普通にいいです。照明技術と「日本の美」を効果的に使い、美しい映像に仕上がっています。原作は「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」の藤沢周平。コーエン兄弟のマトリックスでのワンシーン。「真実を知るか知らないか」を選択されるネオがいます。彼は「真実を知る」という選択肢をとります。つまりそれは認識していた「真実」を捨て去り、「真相」を知るということで、それには困難がつきまといます。というのも、「真相」が「真実」でなかったにはそれなりのわけが必ずそこにはあるからです。それはまさにリアルだと思います。長い歴史の中の数々の映画でも「真実」と「真相」の話は数知れず。映画でも人生でも同じで、「真相」を知ることが必ずしもいいことではありません。「俺は何もしらねぇアホのほうがよかったのか?」このセリフと同じことを思うことが人生であれば、それは「知らぬが仏」ではなく「真相を知るという選択をした」ということだと思います。友達が「知らぬが仏という言葉が大きらい」と言っていました。彼に大いに賛成しますが、どちらが正解でも無いし、どちらがベターということも無いと思います。各々が決意と信念を持って選べばいいのだと思います。 " + } + ] + }, + "151": { + "title": "東京タワー オカンとボクと、時々、オトン", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "幸せな人生を見終わって\n 樹木希林の愛は深い。それ以上にオダギリジョーの愛も深く、自然な演技の中でにじみ出ていて秀逸。端役に大物が登場したりするので注意が必要だ。幸せな人生を観た。 " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "貶す気は無いけど、褒めるところも皆無\n 原作から感じるところ無し。えいがみてしかり。取り立てて不幸なわけで無し。さも、不幸出てたち上がる話しに文句を言う筋合いでも無いが。ただ、最低の映画であることは伝えなくてわならんだろう。千 を超える 映画を見た責務だろう。みんなが金と時間を無駄なしないよう私は吠えつずける! " + }, + { + "date": "2019-04-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母の愛は偉大\n 無償の母の愛を綴った物語。母の愛って偉大だなぁ!自分は母にはなれなかったけど。自分も振り返って、母に感謝しようと改めて思った。他の方のレビューを読んでも、原作の方がやはりとても良いようなので、読んでみたいと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度、泣けた。\n 私が今までで一番泣いた、大切な小説です。なので、イメージと違ったらやだなあと観ていませんでした。原作2005年、映画2007年。もう10年以上経ったので、もう大丈夫だろうと思って観ました。やっぱり泣けた。最初は炭鉱の町で過ごす少年時代の話と、大人になってからの話が交互していて。ちょっとわかりづらい所はあるのですが。それぞれのエピソードが、地味ながらも最後につながっていく所が、ほろり。私が原作を読んだ時にツボったのは、おかん=自分の母親に重ねていたんです。それを今作では見事に再現してくれていました。おかんの若いころに来ていた洋服、子供の時にうっすら覚えている母の服にすごく似てたし。部屋にあった扇風機だって、一緒のような気がしてなりませんでした。おかんからの仕送りをギャンブルに使ってしまうような、トホホな主人公。オダジョーさんがぴったり。落ち着いた語り方もナイス。そしてやっぱりおかんの樹木希林さんが、もうおかんそのもの!。この話の裏主人公は、おかんなのです。子供が大きくなったって、おかんはおかん。子供が落ち込んでいる時には、一番の味方になって励ましてくれる。おかんの深い愛情をヒシヒシ感じたなあ。監督は松岡錠司さん。他の出演者に小林薫さん、安藤玉恵さん、光石研さん、小島聖さん・・・?!。「深夜食堂」(2015)のメンバーが何人も。他にもいたかもしんない。他にもチョイ役がとっても豪華でした。リリーさんつながりかな。母に捧ぐ、1本になりました。私の子供の時の事、もっと聞いておけばよかったな。もっともっと、いろんな話をしたかったな。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を知ってるからなー\n 原作を読んで感動し、映画の方も気になるということで借りて観たが、はっきり言ってとてもがっかり。確かにあの原作を2時間で忠実に撮ることは出来ないかもしれない、だが原作を観ていない人たちをこの内容で満足させることが出来るだろうか。手抜き感というか、全体的な内容のスカが腑に落ちない鑑賞結果となりました。 " + }, + { + "date": "2018-01-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実話に基づく親子愛\n ガンで弱っていく母親と、その息子の親子愛の物語。実話に基づく話なので、超感動大作というわけではないが、病と闘いながら息子を想う母親と最後まで親孝行をしようとする息子との親子愛に胸を打たれます。樹木希林さんの演技は期待を裏切りません。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和\n リリーさんが生まれた1960年初めの時代からバブル期と、上り調子の昭和の時代を体感できました。東京タワーは、戦後の高度経済成長の象徴のひとつです。オカンの死で、昭和が完全に終わったことを表現しているのだと感じました。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4.3\n 母親の愛にうるっときた。というかほぼ泣いた。どうして、こんなにも尽くしてくれるのかわからない。樹木希林が東京に来て、オダギリジョーの友達と本当に楽しそうに食事しているシーンがとても好き。オダギリジョーがかっこいい。とにかく感動した。 " + }, + { + "date": "2015-04-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "所詮男は全てマザコンである\n こんな意見を耳にする事があります。「所詮男は全てマザコンである。」男って生き物はお腹を痛めて産んでくれた母親には頭が上がらない…と。良作ですね。映画では主人公のボクがナレーションして行く事でストーリーが展開されていたが、いつも通り原作は未読の為にその辺りはよく分からないのですがね。観る前は幾らベストセラーの原作とは言っても2時間20分以上もあると身構えていましたが、しっかりとした脚本に抑制された画面構成、出演者達の好演もあり非常に完成度は高くなっています。泣かせ所も多いのですが実は前半から飛ばす様な事は無く、人間の感情を押さえに抑え、少しずつ積み上げていき最後に一気に感情を爆発…させません。我々が普段親と暮らしている人も居ない人も何気なく過ごす日常を取り上げているだけです。映画なのだから本来はもっとドラマチックに出来るものを抑え、抑えて、更にもう一つ抑えてゆく展開には感情移入をすれば間違い無く涙を、「長い」と感じる人には“退屈”の表裏一体、どちらにも変わり得る作品じゃないかなと思います。ひょっとして松たか子の役はあの加藤○子だったのだろうか?個人的には福山雅治の歌は要らないかも…。(2007年4月22日TOHOシネマズ錦糸町No.1スクリーン) " + }, + { + "date": "2014-10-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けたが\n 断然、原作本のほうがいい。オダギリジョーのマフラーばかり気になる。原作の幼い頃、赤痢にかかって隔離されるエピソードは何回読んでも飽きない。この本を読んでリリーフランキーの本を取り寄せしてまで読みあさってる。突拍子もない言葉使いが凄すぎる。 " + }, + { + "date": "2014-04-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "せつな〜い ゆる〜い\n 松尾スズキ脚本だからなのか、小田切さんの口調がそうなのか、ゆる〜い雰囲気の映画になってました。「もう可哀想としか言えないよ」ていう台詞がゆる〜く突き刺さる。大泉洋さんのドラマ版も観たいなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "20140101-203000-新春シネマ指定席 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」\n この映画を一言でいうとオカンの生き様がみれる!九州のなまりがなんだかなー?って思うけど、そこは九州の人には違和感は無いだろうし、むしろ親近感が沸くんだろうな。泣けるって気持ちは分かるけど、逆にあのシーンを笑うことも出来ると言う矛盾、ある意味すごい。 " + }, + { + "date": "2013-06-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "退屈 ラストのみマシ\n まず話の展開がすぐさまわかってしまいます豪華な作りですけど中身スカスカで観賞中かなり退屈です映画慣れしてる人なら途中で消すでしょうおもしろくないのが映画としては致命的ですいわゆるハズレ映画ですけれどラストのみ、もらい泣きできます福山雅治の主題歌はこの映画にハマっています映画としてディアドクターの方が確実に上ですこれはお涙ちょうだい退屈映画です " + }, + { + "date": "2011-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親を亡くした人にしかわからない作品。\n この作品は、実際に、母親を亡くした人しかわからない作品なのかもしれない。僕も母をガンという病で、一ヶ月ほど前に亡くした。今だから、わかる…そんな感じだ。抗がん剤治療をスタートし、一日中、吐く姿などは、本当にリアルだ。なかなかドラマで、あそこまでリアルに描いた作品はない。オダギリジョーのセリフ『想像をこえていた』僕自身が思った言葉と、おんなじだった。そして、そのシリアス以上に描かれるユーモラスさが、とても心地よい。母親への想いを、いっそう強くするとても優しい作品だ。 " + }, + { + "date": "2010-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "話の着地点に迷いを感じるが、家族愛を描いた秀作\n 同じ役を母娘が演じる珍しい作品。内田也哉子のゆったりした演技が、樹木希林にバトンタッチしても違和感が無いのはさすがに息があっている。笑いをとる間はさすがに樹木希林の方が上手いが、これはいたしかたないだろう。小林薫の放蕩親父ぶりもなかなかいい。これにオダギリジョーを加えた三人家族の物語が、静かに時を刻んでいく様は、まるでタイム・カプセルを紐解くようだ。長い時間が最後に凝縮されるのだが、この作品の着地点をどこにどうしたものかと思いあぐねているうちに2時間を大幅に超えてしまったという感は残る。とはいっても秀作には違いない。 " + }, + { + "date": "2008-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "東京タワー\n 原作を読んでから映画を見に行きましたが、原作とのギャップがなくすんないと映画に入っていけました。ボクのオタギリ・ジョーは他の役者より抜群に◎だったと思います。 " + }, + { + "date": "2008-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに泣けたけど…。\n TVで見てても『この人、何者?』と思っていた、リリー・フランキー原作、大ベスト・セラー小説の映画化。『泣ける、泣ける』という前評判をいっぱい耳にして、『果たして、そんなに凄いのか?』と思いつつ映画館へと向かいました。 実は吾輩、原作も読んでないですし、スペシャルドラマ&連ドラ共にマトモに見ておりません。そんな状況で観に行ったのですが、ハッキリ言って思ったほど感情移入出来ず、正直消化不良を抱えて帰ってまいりました。ええ、そりゃ確かに泣けましたよ。でもそれはストーリーがどうとか言うのではなく、単に“親が死ぬ”というシチュエーションによってもたらされたモノだと思います。人の子なら、誰でもあんなシーン見せられたら“ホロリ”と来ますよ。ただ、それだけなんですよね。で、吾輩がこれほど映画に入り込めなかったのは、恐らく観ていてず~っと持っていた“キャスティングに関する違和感”が原因だと思います。 具体的に幾つか挙げますと…・オカンもボクも、途中で役者が変わるのに、何でオトンだけ最初から最後まで小林薫が1人で演じたのか?あれならオカンもダブルキャストにせず、樹木希林が最初から演じればよかった。・そのオカン役。内田也哉子と樹木希林の変わり方が、あまりにも唐突!いくら実の親子で似てるからと言っても、あれはムリ。いきなり老けすぎ!・ボク役も、高校生の頃の俳優から、いきなりオダギリジョーに変わったけれど、どう見てもムリがある。せめて高校時代くらいから、オダジョーに演じさせた方がよかった。・実年齢で10歳も違う、オダギリジョーと勝地涼を“同級生”としてキャスティングしてるのは…どう考えても(見ても)変!etc・etc…。 真剣にキャスティングしたのかな??って言いたくなるようなツッコミ所が満載で、妙にそれが引っ掛かってしまって、前述したように映画に入り込めませんでした。期待が大きかっただけに何とも残念です。 でもね、この映画を観ると『ああ、親孝行はしとかなアカンなあ~』という思いに駆られます。『親孝行したい時には、親はなし』とはよく言ったものです。吾輩もこの歳になっても、親に迷惑ばかり掛けておりますので、やはり元気でいてくれる間にもっともっと親孝行しておかなければ…そんなことを、この映画は思い出させてくれます。『後悔先に立たず』ですからね。 " + } + ] + }, + "152": { + "title": "ALWAYS 続・三丁目の夕日", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "究極の人情映画\n これは究極の人情映画ですね。すさんだ僕の心も温かくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前作と同クオリティ保っててよかった。 自分のお小遣いを我慢して色鉛...\n 前作と同クオリティ保っててよかった。自分のお小遣いを我慢して色鉛筆をプレゼントするとこはなんかいいですね。恥じらいがあって " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じられない程の良作\n 世界中の人がこの映画の意味を理解できれば、戦争なんて無くなるでしょう。資本主義(金主義)に毒されない精神性や地域の繋がり。私達が今直面している戦いは今現在も、まさにこの映画に書かれている事そのものだ。ベタだと感じる人も居るだろうが、日本人の作る作品はこういう描き方で良い。 " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n とても泣けるしあたたまる映画!シリーズ化してるので1人1人の役の成長も楽しめて面白かった!邦画ん中でもめっちゃ好き薬師丸さんの演技が昭和のお母さんって感じがすごくよかった!音楽もばっちりはまってる個人的には堀北真希の東北弁が見てて気持ちいい " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "つぼにハマりまくり。\n 茶川先生しっかりしてよー!!と何度もゲキを飛ばしました。吉岡さん、頼りない作家先生が見事ハマってますね。お気に入りの「鈴木モータース」。あれこれ大騒動が、家族って感じでいいですね。見てよかった。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに昭和は遠くなりにけり\n 続編にして早くもマンネリ感が尋常じゃなかった。山崎貴監督もこんな面白味のない続編より『ゴジラ』の新作を撮りたかったと思うよ。その強い想いが本作のオープニングによく表れていました。きっと無念だったでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "反則映画健在。これぞTHE続編です。 本当に卑怯です。登場人物もそ...\n 反則映画健在。これぞTHE続編です。本当に卑怯です。登場人物もそのまま。物語の要、茶川もそのまま。始まりからの昭和の景観で、もう目に涙してみることになります。さらなる卑怯は、前回の唯一の悪、小日向文世まで善人に。もう、四の五の言う必要無し。昭和の素晴らしさを堪能しましょう。笑う、泣く、怒る。人間、正直でありたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-04-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "世の中には興行収入よりも大事なものがある!\n みんなが大好きなシリーズを悪く言うのは性分ではないですが、「世の中には、お金よりも大切なものがあるんだ!」と吉岡くんが叫んだ瞬間に、私の中でこの映画は終わりました。この映画が好きな人を別段どうというつもりはないですが、仲良く慣れそうにありません。そこまで分かりやすくしないといけないのか、と。この調子で、毎年1本の「寅さん」化でもするなら、様式美として成立するのに…とか思いましたが、さすがに3本で打ち止めでしたね。3本目もひどかった。 " + }, + { + "date": "2016-02-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "五感が素直に反応する。 笑うところで笑って、泣くところで泣いて、怒...\n 五感が素直に反応する。笑うところで笑って、泣くところで泣いて、怒るところでは怒って。映画に出てくる人たちと一緒になってそこにいるかのように感情を出している自分がいました。 " + }, + { + "date": "2015-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "幸福感\n このシリーズ、公開当初から観たいな観たいなってずーーーーーーっと思ってたのにタイミングを逃してたら第1作公開から10年も経っちゃった。10年て。10年て。私、高校生だった・・・最近になってついにHuluで解禁!今日は1日暇だったので全部観ちゃった♡堤真一が主役だとばっかり思ってたら吉岡秀隆だったのね。茶川さんのキャラクター好き!!あと路面電車がたくさん出てくるから、息子がプラレールで遊びながらちょいちょい反応して楽しかった(*^^*)3作まとめて箇条書きダイジェスト!◆第1作(昭和33/1958年)ピエール瀧: 氷売り六子が集団就職で青森から東京の鈴木オートへ鈴木家に三種の神器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)登場茶川とヒロミと淳之助が出会うシュークリーム事件サンタが万年筆持ってくる小日向文世扮する金持ちを追い返す①見えない指輪えーんそしてヒロミ消える夕日眺める◆第2作(昭和34/1959年)ピエール瀧: アイスキャンディオープニングがゴジラ東京タワー完成間近一平のはとこ、ミカが鈴木家に居候給食費事件小日向文世扮する金持ちを追い返す②茶川、店休んで新作「踊り子」で芥川賞チャレンジ小日向文世扮する金持ちを追い返す③コック修行中のタケシ(?)詐欺に手を染め怒られるヒロミあわや大阪の金持ちと結婚かと思いきや夕日眺める◆第3作(昭和39/1964年)キラキラ染谷将太登場キラキラ六子の後輩役ピエール瀧: 自動販売機東京オリンピック開催中一平(高3)、加山雄三を目指しバンド組みギター弾く淳之助、東大を目指して勉強茶川、ライバル小説家の登場によりピンチ&父死すオリンピックのバレーボール中継中にヒロミ女児出産六子、医師の孝太郎と結婚さらば淳之助夕日眺めるはい、ピエール瀧が好きです。全部すーーーごいよかった!!なんだろう私がもう完全に失ってしまった《澄んだ心》や《ゆっくりと流れる時間》などにばかり目がいくよ・・・!!失ったっていうかさては最初からなかったのか。つらっ涙なしには見られないけど、第1作が一番泣いた!淳之助、ラストの茶川とぶつかり合うシーンは本当にグッジョブ!ナイス演技!よっ、天才子役!!しかも3作全部ちゃんと同じ子が演じてるっていうのが感慨深かった。大きくなったねぇ・・・としみじみ。堀北真希の変貌ぶりにも驚愕。最初はポケモンのバリヤードそっくりだった。ずいぶんと美しくなったねぇ~。でも結婚相手は森山未來じゃなくて小出恵介がよかった(煩いあともう一つだけ文句言うとしたら染谷くんがただニコニコしてるばっかで物足りなかったよ!!!!やっぱみんエスの鴨川くんが一番好きだ・・・ッ!!しかし本当にいい映画だった♡心がほっこりあったまったから改めて家族を大事にしようと思った。原作漫画すごい独特な絵だってottoさんに聞いたけどどんななんかな~ " + }, + { + "date": "2015-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本アカデミー賞ほか数多くの映画賞総ナメにした 感動の大ヒット作...\n 日本アカデミー賞ほか数多くの映画賞総ナメにした感動の大ヒット作『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。前作終了から4か月後、昭和34年に春の夕日町三丁目に住む人々の姿を描く。冒頭、なになにこの展開?ってビックリ。主軸は茶川さんのエピソードなんだけど、出てくる登場人物それぞれのエピソードがあるので、エピソードが多すぎてちょっと疲れた。一平くんと親戚のお嬢様の美加ちゃんのやりとりがよかった〜思わずにやけちゃう感じ。一平くん、かわいいしおもしろいし、昭和の男の子を見事に演じてるしたまらん。 " + }, + { + "date": "2015-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい昭和\n 前作に続き観るだけで暖かい気持ちになれる。いい映画だ。 " + }, + { + "date": "2015-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "続く感動\n 総合:95点/ストーリー:95点/キャスト:95点/演出:95点/ビジュアル:85点/音楽:100点 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作マンガ読んでみました。\n 昨日仕事終わってから、レイトショーで見ようと思ったら、チケット完売で、見れませんでした。その後寄ったコンビニで、映画の原作となった作品を集めた映画化特別編の「三丁目の夕日」のマンガ売っていたので、思わず買って読んでしまいました。「三丁目の夕日」ってほとんど読んだことなかったけど、じっくり読んでみると、ものすごくいいマンガだったんですね、感動しました。絵は好き嫌いが分かれるところで、私もこれを読む前は、地味すぎて嫌いだったんですが、じっくり読んでいくと、この話にはこの絵しかないのでは?ぐらいのすばらしい絵のような気がしてきました。泣かせる人情話の連発で、もう映画見なくてもいいかも?と思うくらいおもしろかった。アニメもやっていたらしいけど、全然知らなかった。(一回くらい再放送みたかも?)地味だけどもじっくり読むと印象が変わる作品って、あるもんですね、勉強になりました。たぶん私と同じで、映画は見ても、原作読んだことないとか、チラッとしか見たことがないという人が多いと思うけど、(原作知らない人もいると思う。)原作の方、この機会に読んでみるのもいいと思います。今日、なんとか入れたので見てきましたが、一番前の席しかとれず、首が痛くなりまいた。この映画の客層って、ものすごく年齢高いです。若い人ほとんどいませんでした。相変わらず、映像はよくできていて、原作の話をうまく組み合わせて、頑張っていたけど、やっぱり一作目と比べるとパワーダウンかな?でも十分楽しめるレベルだと思います。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良い人々\n 総合:70点ストーリー: 60キャスト: 75演出: 75ビジュアル: 70音楽: 70 けっこうねたばれしてますので、まだ見ていない人は注意してください。 賄賂というか接待というか、そんなもので賞をとっちゃうと、この手の人情物映画としては物語が成立しなくなる。だから受賞はないことはすぐにわかる。だけど映画の主題からして、最終段階で何か人の心の逆転技でなんとかなっていくのかなと、先の物語が簡単に想像がついてしまう。そもそもこじんまりした下町の話なのだから、受賞して成功して大物になって万歳なんて大きなことにはならないだろう。 ただそんな古典的なお約束の物語ではあるけれども、貧乏だけど心温まる時代だったという、この映画の土台を裏切らない安心出来る作品になっていた。個人的には古い時代が良い時代だったとは思っていないのだが、映画として良い時代の雰囲気は出ていた。 一般の評価の高い昭和の時代の街並みや背景だが、努力は認めるものの、見ていてすぐにセットとか作り物だなとわかってしまう。自分としてはそれほど優れたものだとは思わなかった。ただしCGとセットとの融合は、技術の進歩でうまくなっている。 " + }, + { + "date": "2012-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なんていい環境なんやろ。\n どうしても続きモノの映画は前作と比べてしまうけど全く見劣りしない!今時代で人の家に子供を預ける時にあんなに快く引き受けて、本当に自分の子供のように育てる事ができるんやろうか?海外の映画でこの時代の作品はあるけど日本のこの年代の映画はほとんどないから面白い。 " + }, + { + "date": "2012-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "古きよき昭和の時代\n 1作目を見て、感動してぜひ本作も見たくなりました。映画というよりは、単純にストーリーを楽しむという感じです。(邦画は大体そうですが。)1作目ほどではありませんでしたが、2作目もやっぱり泣きました。決して豊かな生活ではないですが、人と人との繋がりが美しく描かれ、愛に溢れた作品です。心の豊かさは、きっとこの時代の方が勝っていたでしょうね。こんな時代に生きてみたかった。登場人物ひとりひとりが見事にハマリ役です。演技もすごく上手。このまま、劇場で′64を見るつもりです。 " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よくできた作品\n 続編ということで、どうしても前作との比較になってしまいます。 もともと前作も群像劇なので、あちこちでいろいろな出来事が起るのですが、いくつかの軸がはっきりとしていた気がするのですが、今回はちょっと散漫な印象でした。…もう1回見直したらどう感じるかわかりませんが。 でも、役者はみんな上手だし、昭和の風景もいいし、よくできた作品だと思います。 で、予想以上によかったのはエンディングテーマ。BUNP OF CHICKENの「花の名」。 普通、エンディングテーマが始まると席を立つ人がいるのですが、今回は最後までお客さんが座っていました。物語のその後らしき映像が流れていたせいもあるでしょうが、この曲にも引きつけられるものがあったんだと思います。 " + }, + { + "date": "2010-01-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったのは冒頭の3分だけ\n もはや国民的映画となった「三丁目の夕日」、待望の続編。だが、内容は前作のおさらいみたいで目新しさに欠ける。キャストやスタッフの安定した力量、細部へのこだわりは感じられるが、1作目のように思い出しただけでも泣けてくるような名シーンはない。小雪さん、1作目のヒロミの役を忘れちゃったのかなー?前作では10回笑って10回泣いたが、今作は円谷監督もビックリの冒頭で大笑いしたのと、ラストで少し泣いて終わり。もっと強力な新キャラと、まったく別なエピソードで3作目を期待したい。p.s. 冒頭で暴れ回ったゴ○ラくん、どうやら東宝社内では著作権絡みのフライングだったらしい。著作権を管理する部門が知らぬ間に、スクリーンに蘇っていたという噂を耳にした。 " + }, + { + "date": "2009-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "出だしのあれはないでしょう\n 出だしのシーンありゃはないでしょう!今回も茶川さんがやってくれます。主役は茶川さんです。やっぱりほろっとさせてくれます。30年代40年代に還りたいね~ " + }, + { + "date": "2008-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見所の多い映画\n 東宝ならではの冒頭シーンも楽しめるし、お涙ちょうだいのシーンがあるとわかっていててもホロリとさせられる見所の多い映画。出演俳優の演技だけでなく当時の模様を再現する映像処理にも驚かされる。まず前作を見ておくことがおすすめ。この作品の続編はいらないと思う。でも一平と美加の恋の行方は気になる気になる。 " + }, + { + "date": "2008-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "行列に並ぶのは、田舎者のすることだ\n 映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督)から。内容は期待し過ぎた部分があって、ちょっと物足りなかったが、「気になる一言」という視点でいえば、メモは溢れた。特に「東京タワー」が完成し、昇ってみようと誘われた時、断った台詞が面白かったから「気になる一言」。「行列に並ぶのは、田舎者のすることだ」確かに当時は「お上りさん」という言葉が流行っただろうし、物珍しいことで行列を作るのは田舎者だったかもしれない。しかし、時代は変わった。今では都会人の方が、わざわざ並んでも手に入れようとする。田舎者は、そんなに待てな〜い・・とばかり、並ばない。50年後の映画では「行列に並ぶのは、都会人のすることだ」の台詞が、使われているかもしれないなぁ。PS.主題歌「花の名」(BUMP OF CHICKEN)は最高でした。 " + }, + { + "date": "2008-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ストーリーは並だけど・・・\n ストーリーは単純なのでお子さんが見てもわかりやすいと思います。また、昭和30年代のレトロ~な感じがなんとも良くって、ご年配の方々も喜んでご覧になっていました。老若男女、様々な方が楽しめる映画だと思います。茶川(芥川じゃないよ)扮する吉岡さんの演技もいいのですが、子役たちそれに堤さんの演技もすばらしい!映画を見た後、なぜか東京タワーに登りたくなってしまいました。 " + }, + { + "date": "2007-12-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いいですね♪\n 泣きました!本当に心が温まります。いい映画ですね。若い方たちにもどんどん見てもらいたいですね。前作も話題になりましたが、今回も良かったです。 " + }, + { + "date": "2007-12-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "やっぱり・・・だね\n 2とか続とかつく映画って、やはり1作目を超えることはできないものですね。泣けるし、笑えるしおもしろいんだけれど、1作目ほどではないですね。あと、子役の子がやけに大きくなってしまっていて、なんとなく変だと感じたのは、私だけでしょうか? " + }, + { + "date": "2007-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "まあまあ\n 家族愛のホードラマな感じかな? 凄ーいとまではいかないのでは? ちょっと辛いかなー? 初めの映画は映画賞総なめだったけどそこまでの感じは受けなかった。 " + }, + { + "date": "2007-12-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本遺産認定!\n ドキュメンタリーじゃ無くても、国営放送のアーカイブ番組じゃなくても、こうやって残していくのって良い!自分にとってのアノ頃じゃなくても、しみじみ良い時代だなって感じます。現代の殺伐に嫌気を感じ、それでも今の生活を大事にしたいって感じて、なんだか「ギュッって」したくなる幸せなストーリーです。 " + }, + { + "date": "2007-12-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい国ニッポン!\n 続編ってあまり期待しすぎるとがっかりするので期待せずに見に行きました。それが良かったのか(?)前作とは違った感動が出来ました。私はまだ生まれていなかった日本を少しでも知る事が出来たような気がしてすごく勉強になるし、昔は当たり前だった家族の姿を見せてくれている所も凄い映画じゃないかなと思います。ちなみに、原作が漫画だった事を知ったのは続編を見てからでした。 " + }, + { + "date": "2007-11-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "アリだけど新味ゼロ。\n 三連休の日曜日のシネコンで鑑賞。劇場は老若男女がひしめき、始めから年配の方たちの笑い声が絶えず、それがやがて泣き声に変わり…。皆んながあるひとときを幸せな気分に浸ることが出来て、古き良き昭和を懐かしむことが出来たという意味では、充分、アリな作品だと思う。前作と変わったことをしようとせず、ベタな脚本でブレない作品を作ったというのも評価出来るだろう。だが、あえて言わせてもらえば、今作で私は笑いこそすれ、泣くことは出来なかった。その理由はいくつかある。一つは小エピソードの積み重ねが無いということ。都電でお母さんに会いに行くエピソード。「困ったときに開けてごらん」という薬師丸ママが預けた1000円札のエピソード。都電の通る街育ちの私にとって、同じ経験のあるドンピシャのエピソードだった。小学校2年の秋、飛鳥山公園に遊びに行った帰り、都電の駅で気付くと外は真っ暗。帰るお金もない。その時の心細さといったら!私の場合は、母が迷子札の中にいつも1000円札を入れておいてくれた。だが、続編では、このような珠玉のエピソードの積み重ねが見られない。二つめは同じ話で2度泣けないということ。前作で一番泣けたのは淳之介が車を降りて吉岡君に駆け寄るエピソード。だが、続編でも全く同じエピソードを繰り返す。小雪が一緒に暮らすか暮らさないかも同じ。吉岡君がコミカルな演技をしてくれるのは良かったが、脚本がベタすぎて始めから最後まですべて思ったとおりにことが進み、何の感動も得られなかった。三つめはラストが解決していないこと、東京タワーが何の象徴にもなっていないこと。小雪は借金があるから踊り子として働いている。大阪のだんながその借金を返してくれたなら、簡単に結婚を破棄できるはずがない。ラストも東京タワーに登って終わるな、と確信していたら全くその通り。だが、脚本上に何の関連付けもない。『続々・三丁目』で大阪のだんなさんが小雪を追って出てきたり、またもや淳之介の父親が同じエピソードで出てきたり…なんて話は間違ってもやらないでもらいたい。四つめは登場人物たちが、『ピーターパン』などおとぎの世界の話のように成長がないことだ。六ちゃんや一平君など役者さんは成長しているのに、三丁目の住人には何の変化も無い。やはり、彼らが成長していくエピソードをみせるべきではないかな?監督さんが特撮出身の方なので、昭和の風景は素晴らしいが、私は今作を観ると映画を見ているというより、歴史博物館でジオラマを観て郷愁に浸っているような気分になる。原作はエピソードがたくさんあるんだから、いくらでもまだ描くことがあると思う。次回作では、ぜひ脚本を強化して、ドラマで泣かせて欲しいものだ。 " + }, + { + "date": "2007-11-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "三丁目の続編?がんばれよ!と思いつつ\n 初めて続編製作のニュースを聞いたとき、自分は前回と似た不安を脳裏をよぎった。これほど完成度の高い映画に続編など作ってよいのだろうか?制作会社のいいように製作されていないか?何でも続編作ればいいと思ってないか?しかし、そこはALWAYS。前回と同じようになんとかしてくれるはず。原作と比べてしまうとこの映画は楽しめないことは前作で分った。あくまでこの映画は「三丁目の夕日」ではなく、「ALWAYS」としてみることが大切なのだ。鑑賞時は涙でずれるのを防ぐ為、コンタクトを外し、珍しく眼鏡で劇場に足を運んだ。ティッシュも持った。泣く準備は万端だ。泣いて笑って我この映画の魅力であり、幹なのだ。そしてあのTOHOシネマスコープで映画は始まった。いきなりあり得ない展開で笑わせてくれた。社長さんの茶番劇で笑わされた。一平君と美香ちゃんのやり取りに笑わされた。宅間先生に笑わされた。六ちゃんと猛夫君に笑わされた。シュークリームで笑わされた。東京タワーで笑わされた。そこで気づいた。これは駄目だ。笑ってばっかりだ。「笑いあり涙あり」の「涙」の部分がない。確かに途中目頭が熱くなるシーンは何度かあった。でもそれでは全然足りないのだ。涙が流れないと意味がない。前回みたいに中盤辺りから5回ぐらい泣かせてくれないと全然足りないのだ。それがこの映画の醍醐味だったはず。勿論、映画としてはこれで十分だ。むしろ満足。しかし、ALWAYSというブランドを背負っているのにこれは何だろうか?まるで優勢勝ちで金メダルをとってしまった柔道の試合のようだ。観客はきれいな一本を望んでいるのだ。あれだけの僕の準備は何だったのだろうか。温かい気持ちにはなったが少し拍子抜けして劇場を去った。前にできたことが何故できない?頼むよ、山崎さん。 " + }, + { + "date": "2007-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前作のほうが\n 前作と同様ほのぼのとした温かさが全編を通じて流れ、静かな感動が涌いてくる作品です。ただ前作を見た時の新鮮さには、やはりやや欠けてしまいます。 " + }, + { + "date": "2007-11-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観にいくべき。\n 公開初日に観にいきました。最初の4分、世界的なスターが出ると聞いていたんだけど、、、まさかの登場でした。面白かった。全体的に、一つ一つのエピソードはキレイでよかったけど、私には若干詰め込みすぎなんじゃないかなぁ・・・と思うところがあり。でも細部に渡ってすごくよくできてる。そして鈴木オートには泣かされました。しかも一平、かわいいじゃないかぁ。ちなみにうちの家族の中では2の方がよかった!!っていう意見も多い。だから、1を観た人は、絶対観るべき。そして1を観ていない人は、絶対1を観てからみるべき、な映画です。 " + }, + { + "date": "2007-11-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "昔こうだったような気がする\n 昭和30年代の、まだ貧しいけれどこれから上昇してゆく気運の中の庶民の生活や、コミュニケーションのとり方や、悪い奴にだまされたぁ系のドッキリや、愛や立場やなんやかや続・ものは期待してなかったのですが、前作よりも出来がいいよねぇ " + }, + { + "date": "2007-11-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ん~。前作観てなかったから・・・\n とても前評判がよかったし、企業などがかなり宣伝していたので、期待していました。昭和の町並み、人情、など、この時代を知らない自分にも、どこか懐かしくて、ほのぼのとした感情になり、良かったのですが、ストリーは、前作を観ていなかったので、根本的な所で、茶川さんが何で他人の子を育てないといけないのか・・・など、少し疑問が残るものでした。でも、周りの映画を観終わった人たちは、皆満足そうで一部拍手がおこりました。少し取り残された気がしました。しっかり前作をチェックしてから行くべきでした。 " + }, + { + "date": "2007-11-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いいねー、昭和。\n 私自身、「昭和」の時代を十数年しか経験していないため、『これが昭和という時代だったのか。』と大いに感じさせてくれる作品でした。懐かしさ、楽しさ、そして感動。主人公の吉岡さんの、のんびりほのぼのとした演技にも魅了させられました。 " + }, + { + "date": "2007-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ALWAYS続・三丁目の夕日\n 期待を込めて見させていただきました。前作は、映画館ではなく、たまたまある上映会で見ることができました。何の予備知識もなく、いつの作品かも知らずに見たのですが、久々にSF・アクション以外で感動することができました。続編が上映されると聞き、今度は是非映画館で・・・と思い足を運びましたが・・・これがまた素晴らしい作品でした。3作目はないのかな・・・期待していますが多分ないでしょうね。とにかく誰が見ても、1作目を知らなくても、十分に楽しめる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2007-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "当時を生きていないのに...なぜだか懐かしくて涙がとまらない\n 古きよき時代昭和を舞台にまきおこるなにげない人情ドラマが感動を誘った傑作「ALWAYS 三丁目の夕日」から2年...ついにその続編が完成した(>_<)前作が傑作すぎたのかどうしても前作と比べてしまい、ストーリーにあまりまとまりがない点と高度経済成長時代へ足を踏み入れていた時期なのに時代背景があまりつたわってこない点はやや気になるがそれ以上にやつぱり懐かしい雰囲気と人情劇から感動しないではいられなかった(._.)昭和60年生まれだからこの映画で描かれているものは体験していないんだけど、不思議と懐かしい雰囲気が伝わってきて気づくとその懐かしさのあまり涙がこぼれていた(>_@) ストーリーは本当にシンプルで先がわかるんだけど...なんかそれでも悪い気がしないし素直に人情劇を観て感動できてしまうといった呪いにすら近い魅力をもつた作品だということだけは自信をもって言おう☆ その時代を生きていなくても「あの頃はよかったなぁ~」ってつい言ってしまいそうになるよ(>_<) " + }, + { + "date": "2007-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やさしい日本を思い出して\n 笑って泣けて、単純といえば単純。でも、「シンプルでいいじゃない!?」という映画。人が人を想う。家族を、仲間を、異性を、隣人を。泣きたい人にも○。笑いたい人にも○。シンプルなやさしさに触れたい人にも○。多くの人がこの映画を観て、三丁目の住人が増えますように♪ " + }, + { + "date": "2007-11-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "試写会いってだれよりもはやくみたよ\n 主題歌と映画がぴったりでよけい感動して涙がでる。うおー。そしてなによりも芥川さんの小説がいい。あとそれをみんなが呼んでるところがいい。そこで僕が泣きました。 " + }, + { + "date": "2007-11-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "がっかり、、、\n 第一作が家族愛を描きかなり良かっただけに「やはり二作目はダメ」と言われても仕方ない。この続編は前半は第一作のストーリーとエピソードをなぞりながらダラダラと続き、さしたる盛り上がりも無い。期待感たっぷりで行ったのだが、あまりにも平坦なストーリーで途中でぐっすり眠ってしまった。まるで当時の生活風景や庶民の生活ぶりを写したいが為の電影カタログになってしまっているからだろう。最後の最後にやっと泣かせるシーンが少しだけ出てくるのだがなにせ時々流れるセリフが臭すぎる。最後に日本橋の上を歩く茶川と淳之介とヒロミが「今日は夕日が特に綺麗だ」「三人だから綺麗なんだね」という臭いセリフが最後の最後を飾るのはヒドイ。このシーンではむしろ無言でにっこり見詰め合うほうがまだマシだった。 " + }, + { + "date": "2007-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ひさびさに泣ける映画\n 昭和の懐かしさがあって、ストーリーも面白く、泣ける場面もあって時間のたつのを忘れてみていました。ほんとうにお奨めの映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2007-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "前作以上にあったかい気持ちになれました。\n 前作が素晴らしかっただけに見る前は正直不安でした。でも、その不安を見事払拭してくれる素晴らしい仕上がりです。今回も笑って泣いて、見終わったあと幸せな気分で映画館をあとにすることができました。 " + }, + { + "date": "2007-11-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けるサザエさん\n 冒頭のシーンはいい意味で裏切ります。この映画のいいところは話が鈴木オート一家だけの話にしていないところでしょうね。吉岡君のたちの話がうまくアンサンブルになっております。他の会社が作ってたらもっと暗い映画になってたでしょう。しかし、すべて読めてしまいます。こんなだろうなあと思ったところはすべてそのとおりでした。でもいいんです。それでいい映画なんです。ある監督はけなしてましたけど、きっと観ていないんでしょうな。あの頃はそんな楽しい時代でもなかったで!!みたいな思いもあるでしょ。でも この映画は古きよき時代のファンタジーなんだと思って観てほしいです。十分ありな映画です。この映画はどうやら、好きな人と全然観たくない人と両極端みたいです。でも30億以上は稼ぐから、観たい人のほうが多いのかな。あと やっぱり吉岡君の朗読はうまいねー。泣きましたよ。 " + }, + { + "date": "2007-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鈴木オート最高!!\n 続..って大丈夫?って思ってる人ご安心ください。今回のCGも素晴らしく、違和感なく昭和34年に入れた。鈴木家の父と母の役割も学ぶべき点多く何より暖かい。只、ある年代層の{お茶の間}的な会話が耳についた。つい懐かしさから「あっそうそう。在ったわね~」なんて言う会話がアチコチから聞こえ、ご本人たちは愉しいのだろうが、数人もいるとさすがにウルサイ。ゆっくり観たい方は昼間の時間を避ける事をお勧めします。 " + }, + { + "date": "2007-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今回も泣けます!\n 東京国際映画祭での特別上映で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見ました。簡単に書きますが、今作も泣けます。作品の中ではいろんな人々の恋心が表現されているのですがその中でも、吉岡秀隆が演じる茶川と小雪が演じるヒロミのラブストーリーは感動して涙がでました。作品の中には所々笑えるネタがあるんですけど前作を見てないとわからないネタもあるので改めて前作を見て復習しておくと、さらに楽しめると思いますよ。ただ、唯一の難点は須賀健太君。声変わりはしてるし、背の高くなってるしあまりにも成長しすぎてちょっと浮いてるような感じはしました。 " + }, + { + "date": "2007-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "丸い夕日を見たかった。\n この映画には一定のパターンがある。各脇役がなんとなく「いけすかない人物」で登場し、やがてはすっかり「いい人」に成り変わるパターン。例えば、故あって「鈴木オート」に預けられる元金持ちの子女・美加は、その晩大盤振る舞いされた豚肉のすき焼きに「すき焼きは牛肉でしょ」とケチをつけ、せっかくの夕食を放棄する。ストリップ劇場の楽屋では、自分が身を置く環境と茶川への熱い想いとの間で苦しむヒロミに、先輩格の踊り子が「どうせ、夢なんかみたって・・・」と冷や水を浴びせかける。淳之介を再度引き取りに訪れる実の父親にしても、最初はいかにも血の通わない見事な悪役ぶり。そして、そのいわば逆をいくのが、唯一、茶川先生を中心に展開する芥川賞ドタバタ騒動。不安より楽観や期待が大きく先行する。ここでは芥川賞受賞可否ばかりがいたずらに取り沙汰されるが、賞の最終選考に残っただけでも大変な価値があることを、どの時点かで茶川に誰かが語りかけてもよかったような気がする。いずれにしても、ドタバタを含めこの映画はやたらと泣けるし、時々笑えるし、すばらしい。「総天然色」のこだま号や羽田空港シーン、そして首都高速が出来る前の日本橋の登場は特に高年齢層を歓喜させずにはおかないだろう。なにより、後味のよい終わり方がすばらしいが、一つだけ不満を言わせてもらえれば、「三丁目の夕日」というタイトル通り、原作漫画にしばしば登場する真ん丸い紅い落日を一度はゆっくり眺めさせてほしかった。 " + }, + { + "date": "2007-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良い話でも印象は大味。\n 意表を突くオープニングが凄い!暴れまくるゴジラに感動。ここだけで満足。「ゴジラ,三丁目に出張編」ぜひ作ってほしい。w前作から四ヶ月後を舞台にしたドラマは,悲喜こもごもでも,先が簡単に読めて驚きが少ない。焼き直し的エピソードが多いし,良いなと感じるものがあっても短いし,なかなか感情が入らなかった。人数を絞って,鈴木オート&茶川の二つに絞った方が・・・その消化不良は,子役のおかげで帳消し。子供らしい子供の一平君と,美加が魅力的。別れの言葉に涙。次々に幸せが訪れる終盤はややクサいけれど,積み重ねた日常の産物か,感動してしまった。 " + }, + { + "date": "2007-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "『格差社会』の本当の格差って・・・\n 今よりはるかに物や情報が少ない昭和30年代。今話題の「格差社会」という言葉だが、この映画の時代にも例外になく格差は存在しているようである。決して金持ちではない下町の人々を描いたこの映画。今の時代で言えば決して勝ち組とは言えない「庶民」という人達だろう。いや、茶川先生の家に至っては負け組みといいきってもいいかもしれない。だが、この映画に出てくる下町の人々からは幸せを感じる。今の時代ではお金がない=負け組み=不幸という図式とは違うように思う。今の時代、本当に格差が発生しているのは”心”なのかもしれない、そう感じた。作品について言うと、前作では田舎から期待を持って都会に出てきた女の子の心情が変わっていくストーリー、東京タワーを中心に周りの風景がどんどん経済成長の対比を色濃く見せていた。それに比べると今回はややパンチ不足感があった。ただ、泣けます。楽しいです。寝られません!2時間半があっという間に過ぎていきます。カップル、家族、高齢者まんべんなくお勧めの作品です。堀北真希を見ると鉄板少女に見えてしまう自分って何なんだろう・・・ " + }, + { + "date": "2007-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "二作目となると、辛口評価になってしまいます。でも、やっぱりいい映画です。\n 舞台は前回から一年後の昭和34年。建設中だった東京タワーも完成し、東京の空に聳え立っています。そんな三丁目の日常が再び帰って来ました。始まりがいきなりゴジラ?です。と言っても、それは茶川(吉岡秀隆)の作品のようです。でも、茶川の作品と言うことはゴジラじゃないんですよね(笑)? 淳之介(須賀健太)に「それって、ゴジラじゃないですか。」と突っ込まれていたし。うーん、話に引き込む手法としては良いのかもしれませんが、この映画の雰囲気としてはちょっと違和感。今回の主題は『恋』ですかね。茶川とヒロミ(小雪)、六子(堀北真希)と幼馴染の武雄(浅利陽介)、一平(小清水一揮)と美加(小池彩夢)と3組の恋が物語には織り込まれています。番外としては、嘗て愛した山本(上川隆也)と結ばれること無く、鈴木(堤真一)と結婚したトモエ(薬師丸ひろ子)もいますが。時代が昭和34年(1959年)なので、まだまだ時代背景には戦争が漂っています。この話も、戦争を理解しないと分からない話です。今回も非常にいい仕上がりです。でも、うーん、やっぱり大ヒットした作品の二作目というのは、前回と比べられるだけ厳しいですね。しかも、『二作目は無い』と言い切っておきながらの二作目ですからね。前回もそうでしたが、今回はそれ以上にVFXを駆使して、首都高の無い日本橋や、街に聳え立つ東京タワー、東京駅、そして果ては、羽田空港から飛び立つ飛行機や、特急こだまなど、当時のものが再現されています。でも、特に羽田のシーンですが、VFXであることがちょっとはっきりし過ぎていますね。もう少し自然な処理は出来なかったのかなぁ。一方、特急こだまは結構自然です。鉄道マニアから借りたこだまの模型を使って走行シーンを撮影したらしいのですが、実物に見えます。これは、精巧で成功だと思います。それと、羽田から飛び立つのはDC-6なのですが、これのSEを録音するために、まだ現役で使われているアラスカまで行ってきたそうです。別に、他のレシプロ機の音を使っても問題は無いのですが、リアリティにこだわった、その心意気には関心です。今回は何故だか、日本橋のシーンが多いです。夕日を見るのも日本橋だし。日本橋の上の首都高が無いと、あんなにいい景色なんですね。これは、石原都知事の日本橋再生プロジェクトへの援護射撃なのでしょうか?ちょっと厳しいコメントも記しましたが、それも、この映画の仕上がりが良いからこそ。笑あり、涙あり。今回も、いい映画になっています。 " + }, + { + "date": "2007-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "先行上映をみました\n 10月25日、立教大学の校友会のホームカミング・デイで行われた先行上映を見ることができました。私は昭和28年生まれ、この映画の背景がとても懐かしく感じられる世代の一人です。人が映画をみて感動するということが、自分の人生を写し見ているということがよく分かります。あのころ見聞きしたことが、どういうものだったか思い出します。人それぞれが自分の体験を重ねあわせることがあるのでしょう。鈴木トモヨ(薬師丸ひろ子)が日本橋の上でかつての恋人と再会するところ、恋人はシベリア抑留からかえってきて間もないという、私の父も昭和26年にシベリア抑留から開放され結婚して生まれたのが私でした。日本は死と隣りあわせだった時代からようやく新しい世界に足を踏み入れたばかりだったのですね。その時代をデティールまで忠実に再現してあると思います。 " + } + ] + }, + "153": { + "title": "キサラギ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "斜め後ろから見たらジョニデ、一年で55キロ減量\n 脚本、セリフがよく練られた会話劇です。5人とも、上手く持ち味が出る様にキャラ立てされています。それを考えると小出恵介が今いないのは残念至極です。後半は少し息切れして、飽きてきましたが。舞台で観たら、多分盛り上がるでしょう。最後の如月の姿が微妙だけど、なんでだろう。 " + }, + { + "date": "2019-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あんたのHNはなんでオダ・ユージなんだ?共演してたから?でも、嫌いなんだ・・・\n  面白い脚本!まるで三谷幸喜の舞台劇を観ているような錯覚にも陥ってしまう。自殺したアイドルが実は他殺だった、事故だったと、二転三転する展開はまるで裁判劇のようなスリル。それに個性豊かな5人の俳優によって織り成される、漫才のようなコミカルなツッコミが満載でした。舞台となるのはあるビルの屋上の小部屋。密室劇として展開します。 設定そのものに奇抜さがあり、グラビアアイドル如月ミキの一周忌にファンサイトの常連がオフ会のごとく集まり追悼会を催すのです。お互い見ず知らずの5人:家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、イチゴ姫(香川照之)。オフ会の楽しさもあるのですが、オダの“礼節”という言葉に故人を悼む場なんだと雰囲気は一転する。 ストーカーの存在、そのストーカーが目撃したモヒカン男、警察の失態、故郷にいる恋人の存在等々・・・次から次へと意外な人物が浮上してくるものだから、清純派のイメージも崩れかかったり、復活したり・・・ファンレターを200通も送ったという小栗旬もたじろぐばかり。デビュー前のプレミア写真や手紙という、ファンの中でも一番のコレクターだった彼も徐々に疎外感を覚えていく過程がとてもよかったりする。 もちろんサプライズでもあるモヒカン頭や巨漢から55kの減量のCG処理。それにコマ撮りにしたコミカルな映像も回想シーンにはピタリと当てはまる。そして、更なるサプライズの展開のために、「偶然なんてものはない」という台詞がプロットそのものを引き締めてくれるのです。もし、真の意味での部外者がいたのなら、それはそれで自然なのだけれども、如月ミキ(酒井加奈子)の実写映像を見る限りでは、これが必然だったのかもしれません。 水泳大会の隠し撮り映像も終わり、エンドロール後にその司会者である宍戸錠の登場。事件は解決し、これ以上詮索しないと誓った5人がまたうんざりさせられる表情がいい。彼が持っていたのはシャレのつもりで鍵(名前が錠だから)?押入れ部屋に閉じ込めた犯人は・・・もういいよ。 " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さっぱり!\n 空間の使い方がいい。舞台で観ても楽しめそう。 " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "軽快な物語\n B級アイドル・如月ミキの死から1年後、ファンサイトを通じて集まった5人の男たちが追悼会を行う・・・はずがミキの死の真相を巡る推理ショーが繰り広げられます。ネット上ではハンドルネームを用い浅い関係であったのに、掘り下げられるにつれてミキとの関係性が明らかになっていきます。小さい部屋の1室で会話だけで進められるコミカルな演出は見ていて楽しかったです。他殺説も犯人予想も2転3転し、飽きずに視聴できました。ラストはほっこり。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "面白くない\n まず、映画でなくラジオ劇か舞台でいいんぢゃね?伏線がすべて会話で明かされるんでなんでもっと早く言わないのかと。すべてが後出しジャンケンによる伏線回収。てゆーか、後出しジャンケンでもいいけど俳優陣の演技が舞台俳優みたいなオーバーアクションで全然内容に感情移入できなく、ただ長く感じる作品。無理やりファンあってのアイドルっていうアイドルオタクを持ち上げるオチにリアルなアイドルオタク達はどう感じるんだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-02-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "如月の一ファン家元が如月本人と接触したことのある4人と如月は自殺か他殺かの議論を通して自分が一番彼女を支えていたと知る物語\n 起:追悼会やりましょう→犯人探し承:全員が疑われ身元を明かす。転:一通り疑った後でやすおさんの電話内容を機に思い出話をする。→自殺の仮説を立て始める。結:感傷に耽る。ミキの思い出話をする。動画を見た後司会が真相を見せる。第2回追悼会ラスト30分は泣きそうになった。自分はミキと何も接点もないのに一番知ってるなんて言ってた。でもミキは一番遠い存在だった一ファンを命よりも大事に、一番近くに感じていた。 " + }, + { + "date": "2017-12-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "舞台版も見てみたい\n クリスマスになると、なぜか見たくなる映画の一本。オチは知ってるのに何度も見たくなる。良い意味で気楽に見れる落語みたいな映画。クリスマスの邦画のコメディというと、有頂天ホテルも思い浮かぶが、なぜか個人的にはこっちかな。夏は、サマータイムマシーンブルースです。 " + }, + { + "date": "2017-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "舞台向き\n 映画でなく舞台向き。最初から最後まで、一つ一つに意味があり一つずつ丁寧に回収されていく。如月ミキが出てこないことも良かった。キャラクターと脚本で勝負な話作りだったので、キャスティングがダメだったら大コケだっただろうけど、ちゃんと入り込めた。エイプリルフールズや、リーガルハイに繋がっていくような、古沢さんらしさが生き生きと出てて素晴らしい。プラネタリウムのシーンと最後の宍戸錠はいらなかったかな。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "脚本が面白ければ映画は面白い\n 自分も一緒になって「そうか〜!!」「あぁーー!」とリアクションしてしまいそうになるくらい入り込めました。5人のキャラクターとセリフが面白かったです。場面も変わらないのに脚本だけでこんなに面白くなるんだなぁと感じました。カチューシャをしてる香川照之さんが可愛かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか練り込まれた展開\n 自殺したB級アイドルの1周忌のタイミングのオフ会で集った熱烈なファン5人。思い出に浸り単純に楽しむはずだった会が一転し、予想外の展開に。どんどんと明かされていく事実がなかなか練り込まれていて面白いし、5人の癖のある役者陣がそれを更に盛り上げている(内1名は、自業自得ではあるが、脇の甘さで芸能界を去ることになってしまったが。。。)自殺していた日に焼いていたクッキーをどうしよう(どう渡そう)としていたというところに、ややモヤモヤ感は残るが、伏線をひとつに集約し導いた彼等の結論に納得感はある。ただ、宍戸錠の最後の問いかけは、賛否両論かもしれないが、個人的には不要だったのではないかとも思う。 " + }, + { + "date": "2017-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "疲れたくない夜のつまみに\n 大作は喜怒哀楽の高低差があり、就寝前の一人飲みのお供としては日を選ぶ。その点、この作品は気楽に観たい夜には最適で既に何度も借りて観ている。登場人物は少なく、場面も変わらないため、頭を使わず楽しめるのがいい。途中途中でコマ送りになる描写が漫画的で、いいスパイスとなり飽きさせない。内容はB級アイドルの死により集まった男たちの、素人展開の稚拙な推理劇。全ての情報が後出しであるが故に、くだらなく二転三転する推理にこちらは振り回されるのみ。だが、その身勝手なくだらなさが面白い。むしろそれを楽しめなければ、これを観る意味がない。形容としてわかりにくいかとも思うが、自分はこれを見るたびに何故か板尾創路を思い出す。彼の空気感に近い気がするので、板尾好きにはお薦めしたい。場面転換が皆無ということで、当然この作品はキャラクター重視。台詞と間の遊びを楽しむ、いわば演劇映画である。そのためTHE映画を求めるのなら選択肢から外すべき。わかりやすい設定を与えられた役者陣による、くだらなくも熱意と愛のある喜怒哀楽推理劇を気楽に気楽に眺め観ながら、1日の疲れをほぐしてみてはどうか。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後まであっというま!\n アイドル如月みきの1周忌に集まった熱狂的ファンの5人。物語がどう動くのかわからんかったけどひとりが「如月みきは自殺じゃない、殺されたんだ」と言い出したころから物語がどんどん面白くなります。最初はだれてしまって、これどうなるのかな?って思ったけど途中から最後まであっというまだった!香川さんのきもちわるさと途中からいじける小栗旬の演技力に拍手!オダ・ユージは踊るとかけてるのかな?笑とにかく面白かったし、終わり方がとってもいい。すっきりするともいえるし、なんだかほんわかします。エンディングのダンスも見もの( ´・◡・`♥) " + }, + { + "date": "2017-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本当に面白かった。\n 終始面白かった。とにかく見て欲しい作品の一つ。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "野郎ばっかりモノクロトーンな密室劇なのに、万華鏡のようにカラフルに...\n 野郎ばっかりモノクロトーンな密室劇なのに、万華鏡のようにカラフルに引き込まれる秀作。オタクのオフ会というワンシチュエーションにもかかわらず飽きることなく、けっこう笑えて、少しどきどきさせながら、次々と明らかになる正体、終盤はたくさんの伏線がぴたっとはまり、最後はほろっとさせる。まず脚本がすぐれものだが、緩急つけた演出もすごい。監督は相当の腕前だ。邦画でこんなプロフェッショナルな作品がでるとはちょっとサプライズ。おすぎのいうとおり無名の役者ならさらによかった。もっと上映館増やして、お客さんもドラミさんも見かけ倒しのパイカリなんかやめてこれ観よう。今年初の8点 " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そこまで\n では、ないかな。脚本はいいけど演技が舞台っぽくてわざとらしいのが気にさわったかな。結局、自殺か他殺かわからくなってこんがらせたのは悪くなかった笑 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "少し冗長\n 密室推理劇ということで、イメージとしては「12人の怒れる男」の小規模バージョンのつもりで観たので少し期待外れでした。(オマージュ的なシーンもあっただけに…)推理劇といっても登場人物の設定が追加されていくだけで、正直事件の内容的にはあまり濃さがないように感じました。ですがコメディとしてはとても面白かったです。何度か吹き出しましたw10年も前の映画ですから時代の変遷も感じてそういう意味でも楽しかったです。ただ冗長で、後半はグダグダでした。追加される設定も「まだあんのぉ?」って感じで、早くお開きしないかなと思ってました。あとラストシーンはまじでいらない。それを除けば楽しいコメディ映画です。 " + }, + { + "date": "2016-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜も真っ青!\n こんな脚本書ける人、三谷幸喜以外にもいるんだ .... " + }, + { + "date": "2016-12-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役者がそろってますね。\n みなさん若いですね~。一部屋だけの場面と設定が面白い。最初の方は、なんだか眠たかったんですが。後半それぞれが実は誰だったのか、というのがわかってからが、ぐんぐん引き込まれていきました。それにしても、エンドロールの一番最後。ちょっとちょっとー! " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは面白い映画でした! 密室で推理をするのがとてもいい! テンポ...\n これは面白い映画でした!密室で推理をするのがとてもいい!テンポもいいし、話のつながりがみてて面白い^_^なにより個性的なキャラクターなのがいい!小栗旬さん、ユースケ・サンタマリアさん、小出恵介さん、塚地武雅さん、香川照之さん、5人それぞれの演技がとても素晴らしい(^^)この5人だからこそ面白いと思います!もっとこのような映画が増えるといいです♪エンディングのみんなが踊っている姿みててほのぼのしました^_^是非1度はみたほうがいい映画です!続編ないのかな?って思っちゃいました>_<「すべての物事は偶然ではなく必然的に起きている」 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画最高の、密室劇・会話劇。\n 密室劇・会話劇としては、邦画最高の水準にあると思います。題材は全く異なりますが、この類の作品としては、アメリカ映画の『十二人の怒れる男』にも負け劣らないと思います。会話劇としての緊張感・意外性はあの名作を凌駕しているのではないでしょうか。しかも、娯楽作としても最高。面白い。しかし、敢えて難点を言わせてもらえば、アイドルの死に対する悲壮感の描き方がもう少し異なれば、笑いと涙を誘える、深い趣になったのでは。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "展開が読めない!!\n 友達から勧められて見ましたがかなりの良作でした。読めない展開、ピースが1つずつはまっていく感じがたまらない! " + }, + { + "date": "2016-07-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こういう邦画が増えたらな〜\n 原作の知名度とか作品のスケールとか俳優の押し売りとかじゃなくて、純粋に「脚本と演技で勝負した映画」って感じがすごく好き。邦画ってこういう勝負の仕方で良いじゃんって思うのはわたしだけ…?ワンシチュエーションでテンポ良く展開されるストーリーとそうきたか!って伏線の張り方に思わず拍手したくなりました。あるC級…いやD級?アイドルの一周忌のためオフ会に集まった男たち。彼らの際立ったキャラクターと次々明らかになっていく事実が面白い。あくまでコメディタッチなのにちょっとした謎が散りばめられていて見る者の好奇心を程良くくすぐります。コメディだけど、ちょっとだけシリアスで、ちょっとだけミステリーでちょっとだけ泣ける。最後には胸のすくラストが待っていてわああ…濃くていろんな楽しみ方が出来た映画だった…て思えます。これはね、見て損はないやつ。俳優陣も手堅く固めた感じで、アイドルオタクの小栗旬と個性強すぎおじさんの香川照之がなかなかイイです(笑)ほんとは★5にしたいとこだけど、塚地と香川照之の件が予想できてしまったのが残念だったので…★4.5でも面白かったー!邦画disる人はこれだけでも見てくれ! " + }, + { + "date": "2016-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "濃い。\n 脚本がリーガルハイの方だということで最高に面白いです。とにかく濃くて濃くて濃いです。始めからパズルピースがばらまかれ自力では2.3割しかはめられません。次から次へと与えられるピースがサクサクとはまっていくのは快感です。@crimson " + }, + { + "date": "2016-05-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "知らなかった\n こんな良作があるなんて。凄く面白いですね、コメディしつつミステリーもとか。役者もいいですしね。テンポもいいから非常に見易い。ノリがポイズンベリーににてるな、と思ったら同じ監督だったw気楽に見られるしオススメ! " + }, + { + "date": "2016-04-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作。\n ワンシチュエーションと次々に変化する展開が、まるで舞台を観ている様な気分になる映画。最後の星空での回想シーンが5人と死んでしまった如月ミキとの関係や想いが良く表されていて、切なく感動的でした。如月ミキの下手くそ唄&ダンスと踊る5人はまだアリだけど、宍戸丈は本当にいらないでしょ。そこだけ、くどくて引っ掛かる(しかもラスト)のが残念ですが、良くできた面白い作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見てる間、笑っぱなし。\n とにかく面白い。一人一人のキャラクターもしっかりしている。ずっと、狭い空間内で完結するのにずっと見てられる。とにかく、すごい作品。 " + }, + { + "date": "2015-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一室で起こる二転三転の真実。\n DVDで鑑賞。今から7~8年前に上映されて、当時は何も興味はなかったんですけど、ネットでちょっとした話題になっていたので、今更ですけど、借りて鑑賞。舞台は一室のボロい部屋だし、ストーリーはしっかりしてるし、笑えるシーンもあり、時折、スリリングな場面もあったり、登場人物も少ないのにかなり面白かったですねー(^o^)アイドルの一年忌として集められた5人。「家元」「安男」「スネーク」「オダ・ユージ」「いちご娘」たが、オダのある一言がきっかけで、事態が急変します。アイドルの自殺、様々な伏線、集められた5人の正体が徐々に分かるようになって。。もう・・・二転三転します(笑)エンディングはいい終わり方ですが、最後のオチが意味がよく分からなかったので、イマイチでした。(^^;地味な映画ですが、中身はしっかりしてますし、二転三転する内容なので、普通に面白かったです(^-^)v " + }, + { + "date": "2015-09-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "伏線回収が目的\n に成り下がってる " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "アイドル自殺の真相\n 役者の力が試される、室内のみの設定。すごく面白かった。最後に出てきたミキちゃん見て、あーああいうおっちょこちょいな事しそうだなと納得出来たのが良かった。キャスティングの成功が大きなポイントだったと思う。 " + }, + { + "date": "2015-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n 古沢良太の脚本とは知らずにみたけど、やっぱりしっかりとした伏線回収がされていて見ていて楽しかった。かんがえついてしまうような場面もあったが、それも込みであり!コミカルな実力派俳優たちによる物語に終始笑ってました。一見の価値ありかと! " + }, + { + "date": "2015-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいどんでん返し\n 初めて見たときは、途中まで観て止めてしまった。なんというかミステリー好きの自分には合わなかった。でも、映画レビューサイトでの色々なレビューをみて再度観てみることに。結果、素晴らしいどんでん返しでした。部屋の中で男達がただただ話すだけのプロットでこんなにも面白くどんでん返しが決まるとは驚きです。 " + }, + { + "date": "2015-04-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "テンポがいい。\n はっきり言ってリアリティはないです。人間関係の設定も飽くまでも映画的。ミステリーとしては強引な展開。場面は終始同じ部屋。登場人物はほとんど5人のみ。なのに、テンポがいい。飽きない。キャラクターが憎めない。楽しい。二時間あっという間。観て損はないです。 " + }, + { + "date": "2015-03-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "秀逸!\n 面白かったです。全ての言葉に無駄がなく、テンポよくストーリーが進んでいきます。真剣に見なきゃいけない!と、いうより勝手に引き込まれていく映画でした。しかも、ちょいちょい笑えます。レザボアドッグスや、12人の怒れる男のような密室系映画ですがシリアスではなく日本映画ならではのコミカルさがありとっても楽しめました!本当は満点をつけたいくらいですが、最後の宍戸錠のシーンは私的には蛇足かなーと思い☆4です。 " + }, + { + "date": "2015-03-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "音声で楽しめる映画\n 私が好きな、脚本がうまいと思う作品はゴールまでの納得できるロジックの積み上げがあり、その過程を隠したりミスリードすることで謎解き時に、また見返した時に「あれはこのことか」!とか「確かにそうだった」と感心するもの。伏線回収にしてもメインのストーリーに必要な形で溶け込んでいる要素が、後に違う意味を持って浮かび上がることでおおっとなるようなものが好みです。本作は見返すと不自然さが目立ってしまい(例えば父親とはとても見えない、ゴキブリ追いかけて油まいて手紙を守って死ぬ等のイメージがわかないなど)伏線も謎解きパートに必要となる要素を伏線として無理やりエピソードとして追加したように感じてしまいました。また映画ならではのという演出もあまりないので舞台で十分のように思います。映像にすると不自然さが際立つと思うので、そういう意味では上手いのかも。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よくできている\n 批評サイトなどでみて、期待してみた映画。シナリオが良く考えられており、随所に笑えるところもあった。なかなかの秀作。 " + }, + { + "date": "2015-02-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アイドルはボクの大切なモノ\n 一部屋で行われる騙し騙される人間模様にコメディ満載の各キャラが良くマッチしてる。伏線の回収もテンポ良く飽きずに見られた!ただ、終わりはなんだか製作者にしてやられた感がすごい。 " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画\n こんな作品が増えればいいのに〜!と思うほど面白かった。斬新な設定の始まり方で先の読めない展開にちらほらの笑いで飽きさせずかなりの傑作。邦画も捨てたもんじゃない逸品。 " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "驚きw\n とても面白かったです!自分が最初描いていた展開と全く違っていたので驚いたしすごく観てて楽しかったです。キャストもとても豪華で良かった!話のテンポも良くて見やすかった。ドキドキさせてもらいました(o^^o) " + }, + { + "date": "2014-05-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素敵な作品\n すべてがあちらこちらにつながっていてきれいにまるく完成された作品。テンポにメリハリがあり何回見ても楽しめます。映画のラストがいつまでも気になって続編をずっと期待しています。 " + }, + { + "date": "2014-03-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポ良く進むサスペンスコメディ\n 無名アイドル・キサラギミキの自殺から一年。一周忌を開こうと、ネットを通じてマンションの一室に集まった家元(小栗旬)・スネーク(小出恵介)・安男(塚地武雅)・オダユージ(ユースケ・サンタマリア)・いちご娘(香川照之)の5人。はじめはそれぞれの思い出話やグッズの話で盛り上がるが、「キサラギミキの自殺の原因はなんだと思う?」というオダユージの一言により、状況は一気に加速していき...?!舞台はマンションの一室で終始進行していきます。サスペンスコメディなので所々に笑どころが用意されていて、5人それぞれの正体が明かされていくたびに事態が一変していきます。テンポがいいので途中でダレたり飽きることなく、また、次々と新たな真相が明かされていくので、次の展開が楽しみであっという間に時間が過ぎていきます。世間的にはあまり有名ではないかもしれませんが、間違いなくオススメの映画です。 " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "オススメです\n 小栗旬が好きでこの映画をみました。ストーリーがしっかりしていてキャストの少なさや密室という点に驚きを覚え、いい作品でした。自分史上最高の映画です。 " + }, + { + "date": "2014-02-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すばらしい!\n やっぱり映画ってストーリーが命やって再認識できた。凝ったCGもなけりゃ、名前だけのアホアイドルもいない。5人の登場人物も練られまくってて、最後のところは上手いなぁ〜って素直に感動した。おすすめです!! " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "どんでんがえし?\n キャスト、プロローグの時点で面白いだろうとは思っていました!わぁ、つながるつながる…シリアスたな面がありつつ…おもろい。ハマってました。これは、みきちゃん出てこないパターンかと思ったら、最後の最後で!全力ダンスも良かった♫ " + }, + { + "date": "2013-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "満足です。\n 自殺したB級アイドルの1周忌をネット上で繋がったファンである5人が集まり偲ぶ会がはじまる物語。5人は年齢も職種もバラバラだけど、唯一ファンである事だけが共通点のはずだったのに、蓋を開けてみれば、主催者以外は元マネージャー、幼なじみ、実の父親、B級アイドルが通ってた雑貨店のお店の人で主催だけが純粋のファンだった。最初は誰も正体を明かさずハンドルネームの事などで盛り上がったりして話は進んでいくのだけど「自殺ではなく殺されたんだと思う」と元マネージャーが言い出してから、謎解きらしき事が始まりそれぞれの正体が分かってくる。主催者は皆の正体を知るまでは自分が持ってる彼女のアイテム関連の記録を自慢したいぐらいの代物だと思っていたけど、プライベートも知らない自分が一番遠い存在で何も知らないんだと悟ってしまいものすごーーーーーく落ち込むのだけど。。。この映画はかなり舞台向きだなって思ってたら、舞台化された。そして観に行った。舞台で観たほうが正直面白かったけどレビュー書いてたらまた鑑賞したくなりました。心あたたまる、ちょっぷり切ない物語だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-05-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "喪服を着れば盛り上がれるんです!\n ずっと見たいなぁと思ってた映画。けっこうヒットしてたし、ほぼ日感激団も薦めてるし、好きなユースケ・サンタマリア(魚座・B型)出てるし。『キサラギ』って何かと思ったら、劇中D級アイドル・如月ミキより。全然内容は知らなかったんだけど、面白い!こんな話だったのね。コメディであり、サスペンスであり、ドンドン展開があるのが気持ちよい。これは内容知らないで見る映画。で、終わった後、確かめたくなる映画。<ネタバレ含み感想>なんかいろんな事が伏線になってて、あー、あれはココにつながり、もしかしてこういう事と予想したり、気を抜けない!デブッチャーがこういうこととは読めなかった。ユースケのオダ・ユージよいなぁ。香川輝之もサスガ!昔は好きじゃなかったけど、いつからか、とても良い味の出る俳優さんで、ハズレなしに。小出圭介と小栗旬は世間でいうほど好きじゃなかったけど、今作では良かった。スネークがボトルが全然違うよっていうところが可愛かった。塚地はジョニーデップ後ろ斜め45度似…。喪服を着ると盛り上がれるんです!如月ミキの顔は出てこないかと思ったけど、出てきた。如月ミキ「ラブレターはそのままで」作詞:サエキけんぞうは、なかなか名曲。 " + }, + { + "date": "2013-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "エンドロールまで楽しめる\n 怒涛のように流れる展開小栗旬の演技が光るもともと舞台のために作られた脚本ということだからこんなに練られた展開なのだろうエンドロールも見逃さないでください一緒に◎◎たくなるはずなので " + }, + { + "date": "2012-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "洗練されたコント\n すごく出来の良い、ネタをしっかりと練り上げた、演技力のあるコントを観た感じ。ストーリー展開に無駄は無く、突っ込みの間、ボケ加減、とても素敵なコメディ映画。あっちへ行ったかと思うとこちらへ転がり、そうかそう来たか!と思えばまたまたそっちに飛ぶのか!と言うほどの展開。それだけ色々と展開しても、ストーリーに置いて行かれたり、???の連続のような事は無く、緩急織り交ぜたジェットコースターに乗せられた感じでした。観終わった時の感想は「で、如月ミキって誰?」(笑) " + }, + { + "date": "2012-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "オリジナル脚本の勝利\n 登場人物4人によるワンシチュエーションドラマなので、舞台劇の映画化と思ったら、オリジナル脚本だった。これはズバリ脚本の勝利。あるアイドルの自殺の真相をめぐって、ファンサイトで知り合った4人の男たちが織りなす一風変わった推理劇。まずファンサイトで知り合ったという現代的な設定が効いている。匿名によるネット上での交流は相手の正体が分からないという点がミステリー向きだ。案の定、物語が進むうちに集まった男たちが何らかの形でそのアイドルに関わりがあるうことが分かり、他殺の可能性が大きくなって行く(犯人はこの中にいる?)。一幕の室内劇は、登場人物のキャラクター設定がしっかりしていないと面白みが欠ける上に、テンポや間を外すと退屈になりやすい。本作では演技力の確かな俳優を集め、テンポよくコミカルに進み(前半で若干、タルい感じなる所もあるが全体を通すと気にならなくなる)、最後まで飽きさせない。事件の結末も意外性があって良い。ただ、ある意味主役でもある当事者のアイドルの顔をぼかし、観客の想像力を煽るという気の利いた演出をとっていたのに、エンディングでそのアイドルを登場させてしまったことが残念だ。もう1つ、エンディング後のエピローグ(?)はいらなかった気がする。エンディングバックでの4人のキレッキレッのオタ芸が最高だっただけに、蛇足感が否めない。 " + }, + { + "date": "2012-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "脚本とキャスティングの面白さ。\n ひとつの密室劇で、アイドルの死に集まった五人がそれぞれの思いを口にしていると、やがてただのファンと思っていた中に意外な人物が居ることなどが明らかになる。つまり、怒れる12人の男 のような展開のストーリーだが、先の読めない話の道筋は練りこまれた脚本の良さである。そして、バラエティーに富んだキャスティングの良さも相まって、更に面白さの質を高めている。舞台劇のようであるが、中だるみも無くストーリーに引き込まれ、意外な話の展開に圧倒される。これは、観なくては勿体無い。 " + }, + { + "date": "2012-02-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ノーマークの最高傑作!\n 聞いた事も無いタイトルやったけどすごい面白い!個性溢れるキャストやったから面白そうやなって思ったけどそれ以上やった!なかでも香川照之のキャラクターがすごいよくて声、表情ともに演じ切ってる感じで引き込まれたwこの映画の現場は楽しかったんやろうなって雰囲気が有り有りと伝わって来てた。最後の最後まで如月ミキのイメージは見てる側の想像にさせて楽しませるんやなって思ってたらラストに急に出て来てなんとも言えない外見・声に笑い以上のものがこみ上げて来てる所を畳み掛けるように全員揃ってのオタ芸披露にまさにやられたって感じ!自分が作り上げたアイドルのイメージがおいおいそっちかい!って突っ込まざるを得ないラストにしてやられたって感じ!久々に期待以上の内容の映画に出会えて、これやから映画は面白いって事を痛感した! " + }, + { + "date": "2011-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "邦画の底力\n 邦画の中だと一番好きかも!「予算がないから面白い物が作れない」なんて言い訳だなあと思いました。日本はハリウッドの真似事をするんじゃなくこういう面で攻めていったらいくらでも勝負できるのになあ。最初からEDまで余すことなく楽しめます。面白おかしい中での伏線回収も凄い。見終わった後にはほっこり幸せな気持ちにもなれる映画です。 " + }, + { + "date": "2011-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "邦画の傑作!面白い!素晴らしい脚本です!\n いやー、なめていました。邦画は元々好きではないのですが、この作品は面白かった。なんせ、ストーリーが秀逸です。細かいプロットや次々に明かされる時事実が先を読ませないほどのひねりが入っており、完敗です。推理小説や謎解きが好きな方にはぜひ観てもらいたい作品です。5人の演技も素晴らしく、各人が癖のある役をうまく演じており、ある意味5人の舞台演技を見ているようです。キャラも際立っており(これも脚本のおかげなのですが)ところどころに笑いが入っており飽きさせずに最後まで楽しく観ることができた。洋画ファンの自分にとって、こういう一風変わった邦画で面白いって言える映画はこの作品だけです。絶対にお勧めです。DVDでも借りてみてください(小栗旬のファンはやめた方がいいかも笑) " + }, + { + "date": "2011-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ぎゃははと笑わせ、ちくりと皮肉\n 「シムソンズ」などの作品で知られる佐藤祐市監督が、小栗旬、ユースケ・サンタマリアなどの主役級俳優陣を迎えて描く、コメディ作品。某地方映画館経営者に話を伺う機会があった。終わり際、その方は鼻息を荒げつつ語ってくれた。「私はね、これほど完成度の高いコメディは最近観たことが無いんだよ。是非、観て欲しい。映画館をやっているものとして、お勧めしたいんだよ」。それが、本作である。物語の舞台はほぼ、地下に作られた小さな一室。そして、登場人物はたったの、五人。その最低限、というよりもむしろ、少なすぎる要素を必死に廻し、2時間弱の会話劇を作り上げてしまった。この低予算、かつ高純度の意欲にまずは、手放しに拍手を送りたい一品である。追い詰める者、追い詰められる者、嘘を付く者、暴く者、強烈に濃く、濃く味付けされた登場人物たちが短時間で手を変え、品を変え、立場を変え、コンピュータの中で個人が覆い隠していた本音、本性を明らかにしていく。そこには単純に奇抜さ、リズムだけを考えて作られた台詞は無く、あらゆる真相へとたどり着く伏線として機能した言葉が丁寧に編まれている。その中にあって、一人異質な立場を貫いている人物がいる。それが、小出恵介演じる「スネークさん」。何やら自分が信じたい意見、都合の良い意見に乗っかって、勢いのままにまくし立てる。観客は当然、「都合の良い奴め」と鼻白むが、一番活発に、鮮度抜群に活き活き描かれているのも、彼だ。作り手が、「スネーク」に任せた役割。それこそ、本作が鋭く突く皮肉の姿。「スネーク」こそ、観客の姿そのものなのだ。マスコミやら掲示板に書かれた白々しい事実を、自分の都合よく解釈して理解する。そして、他人を罵倒する。実際に本作がコミカルに、コメディ色を強くしている要因も、彼の天性の陽気さが大きい。事実なんて、分かりはしない。私達自身が、真実を面白おかしく書き換えて、楽しんでいる。そんな冷静な皮肉が、滲み出す。大笑いさせつつも、きちんと「スネークさん」(=私達)をちくりと刺すユーモアも織り交ぜられた奇抜な現代社会風刺も利く本作。なるほど、映画のプロが認めるのも頷ける。今、メディアを自由に動かせる力をパソコンをもって手にした私達に当てた、社会派エンターテイメントとしても成熟していたのだ。 " + }, + { + "date": "2011-03-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "秀逸。\n この映画を観るのは何回目だろうか。とにかく笑えて、ちょっぴり感動もできる、なかなか後味の良い映画だ。まず、場面が一つの場所でしかなく、舞台をみているかのような、そんな感じがして役者の人たちがすぐそばに感じられる。そして役者の演技力も秀逸。最初はお互いを何も知らないネットユーザーたちのだんだん明かされる正体を面白く演じている。最後のまとめも良かった。エンディングでの踊りはかなり笑えた。元気のないときなどにとにかく観てほしい。 " + }, + { + "date": "2011-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "完璧!!\n 今さらながら・・・やはりこの映画の評価を載せないわけにはいかないので。文句のつけようがない。脚本のおもしろさ+役者一人一人の演技力=完璧な密室エンターテイメント。とにかく観てほしい。そして、何度も観てほしい。 " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n おもしろい!ワンシチュエーションで、出演者は男ばっかりだけど、どんどん状況が変わって飽きさせないし、最後にはピッタリとつじつまが合って心地いいです。でも、最後に如月ミキは登場しなくていいと思いました。この手の作品は、映画館の大きなスクリーンで見る必然性があるのかというと…、ちょっと微妙。 " + }, + { + "date": "2010-04-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良くできてますね〜\n 久しぶりに笑った映画です。個性的な男ばかりが集う密室劇。え、そことそこがつながってるの?というふせんの貼り方も絶妙。ロケなんてほとんどなかったはずなのに、一つの部屋だけでも閉塞感を感じない。物語の展開にあわせて天気も変化するので、これまたいい感じ。面白くて、2回観ちゃいました。続編があるといいな〜。 " + }, + { + "date": "2010-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "とにかく笑いっぱなしだった\n とにかく笑いっぱなし。しかも、客席の8割以上が!けれども、単なるコメディかと言うと、そうではない。アイドルの自殺の謎解き、次々に明かされていく登場人物達の秘密。ミステリーまでプラスされているのに、全く散漫になっていない。ストーリーのメリハリのよさが一番なのでしょうが、役者達も本当にお上手。だから、BGMも最小限に抑えることができる。イコール、演技にリアリティが生まれ、観衆も引き込まれる。そして、シーンもビルの1室だけで場面転換も一切ないので、スクリーンなのに、舞台を見ているような感覚になってしまう。まるで役者達が「俺の芝居を見てみろ」と、役者同士で、芸を競い合っているようであった。ラストには、ほんのりと心温まる場面がありつつ、大爆笑の、ある意味、とっても基本に忠実なダンスシーンを用意。映画が終わった後、全く見知らぬ人と、笑いながら、眼をあわせ、気持ちをふれあわせたのは、初めての経験でした。最高の2時間を過ごさせてもらいました。当然、A+です!! " + }, + { + "date": "2009-12-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "展開にビックリ!\n 小栗旬さんやユースケ・サンタマリアさんなどの有名な方が出てたので前から気になってたのですが、最近やっと見ました。展開がおもしろかったです!あるアイドルのファンサイトで知り合った人達が、そのアイドルの一周忌に集まり、アイドルについて話し合う、という設定なのですが、話が進むにつれ集まった人達の秘密がどんどん明かされていって、その意外性に何度も驚かされました!出演者と一緒になって「えーっ!」なんて驚いてしまったり…最後もまとまっていて、見終わったあとは、すがすがしい気分でした。機会があったらぜひ見てください。 " + }, + { + "date": "2008-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "愛すべき、“超バカ映画”!\n  吾輩が、今年の上半期に出会った、もっともシンプルで面白い“超おバカ映画”でございました最初、チラシを見たときは『ホストの映画か?』と思っちゃったんですが、なるほどこういう映画だったんですね。もう上映時間1時間48分の間、殆んど笑いっぱなし…(^^;。 冒頭で“おバカ映画”と書いておりますが、俳優陣はみんな大真面目に“バカ”を熱演しております!映画の形式としては、最初から最後までずっと1つの部屋を舞台に展開する“ワンシチュエーション・ムービー”なので、ともすれば退屈な展開に陥りそうですが、この映画の場合、次から次へと話が展開していき、そしてそれがとてもテンポ良く、また笑える(たとえ次の展開が先に読めたとしても、それを見越してまた笑えてしまう…)ストーリーになっていますので、まったく“飽き”は感じられませんでした。事実試写室の中では、常にあちこちから“爆笑”が聞こえてまいりましたから。 『大真面目に演じている』と書きましたが、ここで描かれているキャラクターは、全員が間違いなく“バカ”です。世間的に言えば“アイドルオタク”の類いです。でもこの映画では彼等を“愛すべき大バカ”として描いています。そしてそれは、緻密に練り上げられ書き込まれた古沢良太 氏による脚本と、吾輩が大好きな「シムソンズ」を撮った佐藤祐市 監督による演出、そして“濃厚すぎる”とも言えるキャスティングの俳優達の演技とのアンサンブルによって、初めて成立したモノだと思います(香川照之が、頭に“イチゴのカチューシャ”のせてるところを、想像してみて下さい。この映画、そんなシーンがいっぱい出てきます。しかも役者は“大真面目”…(^^;)。 制作費が山ほど掛かったってことはないでしょうが、極上のエンターテインメントに仕上がっています。この時期最高に楽しめる1本だと、吾輩自信を持っておすすめいたしますよ! " + }, + { + "date": "2007-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "惜しい\n 個性的な5人を演じた俳優の演技と,クスッと笑える台詞の数々が,テンポの早い展開と融合。二転三転するドラマの推移が,飽きることなく画面に見入らせ楽しい。ただ,登場人物が少ないせいか,展開が進むたびに,「あっ,この人やな」と当てはめて,先読みできてしまえる所がもったいないし,サスペンス要素があるわりには,緊張感が欠片も無くて残念。あと,終わり方がクドい。サクッと潔く終わらせた方が,ファンと芸能人の関係性に愛が見えて,素晴らしい余韻になったと思う・・・。 " + }, + { + "date": "2007-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絶対に観て下さい、損しませんから\n 小栗旬、ユースケサンタマリア、ドランクドラゴンの塚地、香川照之、小出恵介というユニークなキャスティングに、ちょっと期待していたのですが、期待通りの面白さでした。基本的にこの5人によるワンシチュエーションドラマです。C級アイドルの一周忌にネットのファンサイトで知り合った5人が集まり、自殺だと思われていた事件が、彼らの素性が明らかになるにつれて、二転三転、いや四転五転していくというお話です。コメディでありながらミステリーでもあり、驚きのトリックによる結末もあり、しっかり感動もさせてくれる贅沢な映画です。5人の役者さんが皆さんとても良い味を出しています。特に驚いたのが、小栗旬ってこんな演技が出来たんだという感じです。ちょっと彼に対する見方が変わりました。ひとつだけ残念なのは、最後にアイドル自身が出て来てしまった事です。映画を見て行く中で観客それぞれがこのアイドルに対する自分なりのイメージを作り上げていた筈なので、実際に見せて欲しくなかった人が多いのではないでしょうか。彼女の歌と一緒に踊る5人のシーンは楽しかったのですが、それでも本人は見せないで欲しかったです。この点は、スタッフの間でも揉めたと監督さんが話していました。ちなみにラストに出て来る宍戸錠さんのシーンが謎の終わり方なのですが、これは、錠、、、、針金、、、ピッキング、、、鍵、、、という意味で、けして続編を意識している訳ではないそうです。 " + }, + { + "date": "2007-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "幸せになれる\n 笑った、笑った。そしてちょっと泣けちゃった。まずはこの作品を地方で劇場公開してくれたことに感謝を。賛否のあるラストですが、それを含めても見終わった後、幸せな気分になれるでしょう。失礼ながら、個人的には今年一番の拾いもの(いい意味で)! " + } + ] + }, + "154": { + "title": "それでもボクはやってない", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "知性のある人がふりかざす刃\n この映画で主人公が電車に乗り込むシーンを私たちは見ているからこそ、この人は無罪なのにと彼を心の底から応援できる。主人公はちょっとパッとしなくて、面接に行かなければいけないけど、履歴書忘れたことに途中下車した駅で気づく上京したばかりのスーツが浮いてるちょっとインキャ気味の若者だ。数多く映画を見た中で初めてこれには5をつけた。腑に落ちないハッピーエンドではない。重苦しい。世知辛い。この世は理不尽で生きづらい。女、子供がまず優先される。そうだ、この世は理不尽で、偏見ばかりだ。現に、私たちが物事を述べる際には中立な立場では述べられないのだ。ゼロやミヤネ屋のアナウンサーを見ればよく分かる。50:50ではなく必ず49.999:50.001くらいでどちらかに偏る。その偏りだけならいいが、人間社会ではそうではない。裁判官は国家資格。人を裁くだけでなく当然縦社会が有る。この映画でも無罪を出した裁判官が裁判途中で飛ばされた。あれは辛い。さらに被害者の中学生の女の子はプライバシー保護のために盾を裁判の際に用意してもらえていた。私は女子大生で電車の中でそーゆー目にあった?ことは一度だけある。井の頭線に初めて乗って、なぜか電車が揺れた時?におじさんがパッと私の胸にバランス崩して手を当ててしまって?気まずそうな顔をされた。家に帰って母に言ったら井の頭線はそーゆーので有名と言われた。その時私が痴漢ですとその人の手を取っていたら多分有罪になっていたんだろうと思う。何しろ混んでいた車内だった。でも実際に局所を誰かに触れられたら声が出ない。男勝りな私でも声が出なかった。裁判官が中学生が勇気を出して捕まえたと偏見を持ってしまうのも仕方がない。人の偏見を全く取り払うということはできない。だからと言って諦めてしまう、冤罪でもいいやというのはおかしい。そう言わせる世の中はおかしい。理不尽だから自分の身は自分で守る。この映画は私に冤罪で戦っている人に興味を持たせてくれた。興味を持つと言い方は変だが、関心を持った。殺人をしたとしてヨボヨボになってから出てきたプロボクサーのお爺さんをメディアは大きく取り上げていたことを思い出した。人生の時間を牢獄の中で、取り調べの中で、任意同行の中で、1分でも無駄にしたのならそこに賠償金が発生してもいいものではないかと思ってしまう。最後に裁判官が、中学生の多感な時期に与えた心理的影響は大きく。と述べていたが、その被害者の偏見の混じった無責任な発言によって1人の人の人生がめちゃくちゃになるというのが改めてわかった。中学生も、無責任か多分この人だろうと思って親に言ったらこんなことになってまさか裁判まで行くなんて!!もう証言は戻せない!どうせ満員で見てた人もいないだろうし99.9パー勝つんだから大丈夫って自分に言い聞かせて戦っていたのかもしれない。とにかく人を裁くことは難しい。しかし司法にとって最も大切なこと。忘れたくないこと。それは推定無罪の原則。原則どころではなく無罪だろうなという偏見から裁判官は物事を見ていって欲しいくらいだ...疑わしきは罰せず。 " + }, + { + "date": "2019-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いが、しんどくなる\n 私は女ですが、もし主人公のような立場になったとしたらやっていなくても示談で済ませてしまうな、と思いました。あんなの闘えないです。やってもいないのにあんなに酷い取り調べを受けて、お金を払った方がマシではないでしょうかね…本当に見ていて苦しかったです。警察や裁判官にはもちろんイライラしましたが、被害者の女子高生にも私はとてもイライラしました。覚えていない、わからない、そんな曖昧な記憶が通用し結局有罪だなんて… " + }, + { + "date": "2019-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "イライラする\n 2時間弱という長編映画でしたが全く飽きずにのめり込んで観る事が出来ました冤罪って本当怖いなと感じました私は女なので男の人達の気持ちは分からないけど、そーゆー場面での男の人達の肩身の狭さ、弱さが伝わり何だかなぁと思います警察官も裁判官も駅員も傍聴マニアもみんなみんなイライラする!!!被害者の女子高生にもイライラしました....よく分からない、覚えてないって本当にずるい言葉あーむかつく!!!でもこれがリアルなんだろうね " + }, + { + "date": "2019-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "裁判は本来の役割を果たしているのか?\n とてもリアルでした。警察官、裁判官、弁護士、検察官、実際そういうもんなんだろうなぁと思います。数をこなさないといけない、大量の案件を捌かないといけない、無罪にするのは国家に背くこと、その言い分も分からないでもないが、裁判は本当に正しいものなのだろうかと思います。「疑わしきは被告人の利益に」という言葉は全員の裁判官が知っているのに果たしてそれを実行できている裁判官は何割いるのだろうか?検察が有罪確信をして起訴した事件で無罪を主張しているのに明らかに検察側に傾いた思考をしている。これが本当に公平な裁判なのでしょうか?99.9%有罪の裁判なのだから無罪を主張せずさっさと認めたほうがいいと考えてしまう弁護士も、本来の役割を果たせているのでしょうか?正しく公平に裁かれるべき裁判で、あってはならない「一般的な道筋 」が既に出来上がっているのは本当におかしな話だと思います。被害者の身内であれば犯人が憎くてしょうがないと思いますが、無罪の被疑者側からすると、裁判官も警察官も、勝手に犯人だと勘違いした女子高生すらも憎く感じました。自分が冤罪に巻き込まれたら本当に狂ってしまいそうだと思います。現在の刑事司法のあり方を恨むでしょう。最後のセリフ。【⠀裁判は真実を明らかにする場所ではない。裁判は被告人が有罪であるか、無罪であるかを集められた証拠で取り敢えず判断する場所に過ぎないのだ。】に全てが集約されています。 " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "くっそイライラした。警官に\n くっそイライラした。警官に " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "最低\n 見る価値もない時間の無駄あー、気分悪い " + }, + { + "date": "2018-02-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "それでもボクはやってない\n ☆『これが、裁判。』とあるけど、“容疑”は痴漢だということを強く意識して観たほうがいいと思います。☆レビューは男女を確認しながら読みました。 " + }, + { + "date": "2017-11-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "救われない裁判がシリアスでリアル。 痴漢の取り調べがあんなに酷いの...\n 救われない裁判がシリアスでリアル。痴漢の取り調べがあんなに酷いのかは知る由もないけれど、裁判になればもうどう頑張っても有罪という現実は恐ろしい。風向きが良くなったかと思えば判事が変わって絶望のくだりは胸が苦しくなる。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "私は加瀬亮さんが好きでこの映画を見ましたが、とても考えさせられる映...\n 私は加瀬亮さんが好きでこの映画を見ましたが、とても考えさせられる映画でした。冤罪を晴らすことがこんなに大変なことなんだ、と初めて知りました。やっていないことをやっていないと証明することがいかに難しいか、冤罪をかけられた側の視点で描かれているからこういう風に思えるけど、被害者側の視点から描かれていたらまた違っているんだろうなと思います。だからこそこの手の映画には意味があると思います。終始淡々とストーリーが進んでいく感じがリアリティを演出していてとてもよかったと思います。私はこの映画を二回観ました。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "法廷で明かされるのは、決して事実とは限らない。 紙面でしか明かされ...\n 法廷で明かされるのは、決して事実とは限らない。紙面でしか明かされないところにこういう類の裁判は困難だということがよく分かった。 " + }, + { + "date": "2017-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖いねぇ\n 痴漢冤罪を晴らすことの大変さがよく分かりました。実態として警察や検事の高圧的、決めつけ的な取り調べ、本当なんですかね?本当だとしたらやばいですねぇ。。とはいえ、裁判のシーンは意外とフラットな視点だったように思いました。つまり、裁判官、検事側をそれほど悪として描いていない、というか、例えば瀬戸明日香が決め付けたような尋問に怒っているのを役所広司が「裁判官も悪意を持っている訳ではない」などと窘める的ところや、担当裁判官の弁解?など、一理ある、というより何も間違っていない、と思いました。裁判所は正しいことを正しいと認めてくれるところではなく、集まった資料から論理的に有罪、無罪を判断するところ、他人が言っている事が真実か嘘か超能力者でもない限りわからない以上、至極当たり前の事だと思います。客観的な立場からすれば加瀬亮がやってるかやってないかもグレーですよね。最後のセリフのとおり。本人しか絶対にわからない。心情描写が入るのでやってない設定なんでしょうが、もしこの映画が被害者側の視点で描かれており、自殺でもしちゃったりして、最後に加瀬亮がニヤリとし日には全く同じ証拠でもまた印象変わっちゃいますよね(笑)記憶なんて曖昧なものだし、尋問で真実が必ずしも分かる理由でもないですが、少なくとも客観的に、どちらが論理的な整合性、根拠があるか、つまりどちらが嘘を言っているか(可能性があるか)を見極めようしようとしているだけに見えます。どの立場の人間も何かを決める時は主観、いわゆる心情が入ると思いますが、少しでもそれを排除するよう務める、しかなく、それで判断した結果が合ってるか間違ってるか、は証拠の有無と個々の判事のスキルに拠るのは仕方ない。もちろん当事者になった場合、冤罪にでもされたら殺してやる!ぐらいに思うし、スキル不足はダメですが、それとシステム自体に対する評価は別に考えるべきだと思います。(この映画の場合、判決の理由について「被疑者の言動に信用がない点が多々ある」みたいな事についてそれが何かが説明されていない為なぜ有罪なのか納得できませんがそこが問題提起の部分ではないのだろうと思います。)むしろ、瀬戸明日香のような感情、印象で行動、決断する人間が冤罪を作る可能性の方が圧倒的に高いでしょうね。。ということが前提(裁判所の基本的なシステムは当たり前の事)として、問題は、決断に十分な根拠がない場合、「有罪」としているのか?取り調べ内容を調書に記載するかどうかが警察の胸先三寸なのか?無罪とすると問題がある、というようバイアスが判決に影響するのか?などが事実ならば怖い事だと思います。せめて痴漢と間違えられないように気をつけようと思いました。あと、役者さん、特に加瀬亮さん、役所広司さん、それから前半な判事さんが良かったです。割と淡々とした映画をとても楽しく見られたのは役者さんたちの演技がとても素晴らしかったからだと思います。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "満員電車の恐怖\n 満員電車への乗車に恐怖を感じる。被害者の主張が優先される痴漢。これでは冤罪が罷り通るのでは。公開当時もかなり話題になっていたと思うが、色々な問題を浮き彫りにする問題作だ。最後の判決には納得がいかない。否認していることが、反省をしていないと置き換えられるなんてつら過ぎる。このラストを観れば、通勤電車を利用する男性は、誰もが恐怖を感じるだろう。痴漢の冤罪、身の潔白を証明するのは難しいことを十二分に理解出来た。それにしても鈴木蘭々がとても懐かしい。彼女は今何をしているのだろう。 " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "痴漢冤罪の怖さたるや。\n 無罪を勝ち取るために仲間達と証拠を見付けて証明しようと暗中模索します。が、証拠不十分。真犯人がいるのですが発見する事ができない。罪を認めて示談で済ますこともできますが、冤罪なのでしたくないと もがく主人公。痴漢をされた方々の心のダメージを考えると裁判が有罪になりやすいのも納得できますが、冤罪で捕まってしまった人もどうしようもない虚無を抱えたまま生きていくことがこの映画でわかります。現実世界に潜む闇の一つを覗き見るような映画。とても悲しいです。 " + }, + { + "date": "2017-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "加瀬亮の演技が絶妙。最初に示談を勧められた時の「やってないんだ…」...\n 加瀬亮の演技が絶妙。最初に示談を勧められた時の「やってないんだ…」は巻き戻してもう一度見た。淡々と話が進んでいくから観やすい。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど…\n 痴漢冤罪。怖いですよね。自分だったら闘えないと思いました…少しばかり教育系のビデオのような簡潔な雰囲気がありましたが、良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなさが面白さ\n 日本の裁判がいかに長々と時間を費やして行われ、にもかかわらず大した成果も得られないことを、何度も同じような手続きのシーンを観させる事で観客に伝えようとしています。「観ていてイライラするでしょ?裁判ってこうなんですよ!」的な。しかし2時間以上僕等にそんな教育させるために観させられるのは、ちょっとしんどかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "痴漢冤罪ってこわいなあ…\n 勇気を出して痴漢を捕まえたとしても、それが果たして正しいのか、無罪の人を貶めることになってしまわないか…。いやはや、怖いですね。日本の裁判を取り巻く実体や、人間の記憶の脆さなど、リアルで、もどかしくて、腹立たしくて…。判決までの流れを細かく描写していて長いけど、飽きずに観られました。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実はどこにあるのか考えさせられる\n 世の中っていうのは、理不尽なものだ。自分の利益のため、自分に有利な発言と態度をとる人。それと対照的に不器用なまでに、真実は必ず明らかになると信じる人。法廷のシーンは、何が凄いのか具体的な表現はできないが独特の緊張感がリアルで、加瀬亮さんが最後言葉に詰まりながら文章を読むシーンは圧巻。法廷とはどういう場所なのか、最後に語られる言葉に気づかされ、それは今や法廷だけではなく、インターネット、SNSやマスメディア等においても同様の事が言えると思う。これは決して他人事ではない。社会がもっと良くなりますように。 " + }, + { + "date": "2016-06-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "あるのは絶望感だけ。\n やってないやってないよやってないのに観終わった後はなんだかとても悔しくて決していい気持ちにはなれませんでした暗くて重くて感動も奇跡も無い。あるのは絶望感だけ。誰の身にも起こりうる現代の社会的問題がテーマらしいのでもし冤罪で訴えられたら参考に観るのがいいんじゃないですか " + }, + { + "date": "2016-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "無罪の証明、その難しさ\n 有罪の証拠よりも、無罪の証拠を探すほうが難しい。真実を証明することの難しさや、いかに取り調べと裁判に労力を使うかが、よくわかった。法廷ドラマは会話劇寄りなので、退屈しがちなイメージだが、むしろ面白くて集中できるものが多い。この作品もそうで、淡々と進むわりには目が離せなかった。痴漢と言う犯罪。実際、男性から「痴漢と間違われないようにこっちのほうが必死だよ」という言葉をとてもよく聞く。勘違いされても困るし、わざと仕組んで金を巻き上げる女もいるので、男性側のほうが身を守るのに必死だということだ。特に夏は、肌を露出した女性も増える。満員電車では手が当たらないように気をつけても、鞄を持つ手は偶然当たってしまったり、体は密着してしまったり。女性側も、もう少し色々と気をつけるべきだと思う。もちろん本当に痴漢の場合、痴漢をする人が悪いし、グループで女性を囲んで痴漢するなどの卑劣な犯人らもいるわけだが。 " + }, + { + "date": "2016-05-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所のセリフが唯一の救い\n 主人公の人生、周りの人間までも人生を狂わされる。そんな刑事裁判で免罪は絶対に許されないことだなと改めて思わされる作品でした。恐ろしい世界です。この映画を観て小日向が嫌いな俳優になりました(笑) " + }, + { + "date": "2015-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "I Just Didn't Do It\n 痴漢容疑で起訴された無罪の男が控訴する話。えん罪は怖い。無実を証明することの困難さが分かる。 " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もっと求む法廷系ドラマ\n 満員電車で急に痴漢の容疑をかけられ、無罪の言い分を貫き続け公判へ持ち込み、最後に判決が出るまでの話。逮捕の際の事情聴取のやり方や法廷でのやりとり、立証判定の仕組みなどを細かく描く。私は法廷ドラマが大好きで、米国のTVドラマや映画はかなり観ている方だ。なぜなら、裁判というのは哲学的要素を多く含み、人間・社会としての成り方、正義とは何か、公平とは何か、そういうものを深く問う分野だからだ。なのでこの日本のこの映画を観て、驚いた。本当にこんな事が有り得るのか?日本の裁判所は何をやっているのだ?私が観るものはドラマであってフィクションなのは承知だが、多少真実を元に書かれているわけで、もしこれが真実を語るものなら大問題だと思う。間違えてはならないのは、だから痴漢を摘発する時には気をつけようとか、痴漢に間違えられては大変だとか、その程度の話ではないということ。弁護士が正しい、検事が間違ってるとかそういう話でも決してない。あるのは、劇中でも少し出てきたが「公平とは何か」「『無罪』とは何か」だ。「疑わしきは無罪」だ。アメリカドラマではどこまでも黒い灰色でも、無罪になる悪人の話はよくある。それが人間性を守るが為のシステムなのだ。それでは被害者が浮かばれない、という意見も最もだが、そこで更に突っ込んで考えなければならないもの、人間は常に不安定であるものだとか、真理とは何か、そして裁くという責任の重さを考慮しなくてはならない。もっともっと日本の裁判もののドラマを観たいし、増えればいいのにと思う。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "推定有罪の恐ろしさ。男性は必見。\n 起訴されれば、99.9%の確率で有罪になる日本。痴漢は、被害者の証言だけで、起訴され、有罪が確定してしまう。いつ、何時、痴漢冤罪の被害にあうか、男性の方は、ぜひ、見た方が良いだろう。被告人になったら、最後、99.9%の確率で、犯罪者となり、人生が終わる。身近に、こんな、恐ろしい、落とし穴があることを、知った。 " + }, + { + "date": "2015-07-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "真実は無力だ。それでも、、\n 真実は時に無力だ。どれだけ真実を叫んでも、「それじゃあ、証拠は?」と聞かれその証拠が不十分ならただそれだけで真実は“嘘”へと変貌を遂げる。それが人間の世界。社会。いや、大人の世界と言うべきか。「とりあえず」によって不条理に唇を噛み締めなければならないこともある。「とりあえず」によって面倒事を回避することができることもある。個々人の心理によっていとも簡単に真実なんて葬られるのが社会。この映画では裁判官の心理に見られたような。だけど主人公のニートの男はそこに納得が行かずに戦って“しまう”のだ。大人の世界に足を踏み入れてしまった。自分が望んだわけではないのに。「こんな社会どうなの?」「こんな社会で本当にいいの?」「おかしくないかい?」と周防監督は観客に問う。と、同時にこう語ってる気がした。「それでも、それでも、この社会で生きるしかないんだ。」…『痴漢の冤罪は99.9%が有罪だ。この99.9%が裁判において結果ではなく前提となってしまうのは極めて危険だ』 " + }, + { + "date": "2015-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっていない事を証明する難しさ\n グングン引き込まれる。何を言っても聞いてもらえないもどかしさとか、家に痴漢もののAVと高校生が載ってるエロ本が有ったから犯人だろうと決めつけられる理不尽さ、ハラハラしながら見た。ちょっとしか出てこないけど強烈な印象の管理人。『前からオカシイと思ってたんだよねぇ』そんなてきとうなこと言っちゃダメ~~ " + }, + { + "date": "2015-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "それでもボクは…\n 監督自らが新聞の記事に眼を止めた事から、痴漢冤罪被害にあった事件の裁判を傍聴し徹底的にリサーチした結果、日本の裁判の矛盾に行き当たった。その思いは、冤罪被害者本人に事の顛末の出版を監督本人が促した出版物から、多くの矛盾点を作品中に色々とピックアップした脚本の巧さで、誰にも思い当たる怖さに結び付いています。(例えば取り調べ官の態度や収監中での出来事、男なら家にエロ本が有るだけで犯人扱いされてしまう恐怖等々)更に、起訴されてしまうと日本の司法制度では99%“有罪”が確定してしまう“裁判官”の在り方の矛盾点にまで到達し、“それは何故か?”を観客に知って貰う為にあえて声高には叫ばず、裁判オタクを通して知らせる凄さ。作品を観た観客には主人公の加瀬亮が無実であるのは解っているので、作品自体は痴漢冤罪を否定した作り方でありながらも、最後に“真の事実”を知っているのは《被告本人である》と言う括り方を示しているのが本当に凄い!だからこそ、「それでも、ボクはやってない!」のセリフが胸に迫る。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくリアルで、ドラマ性もあり、テーマも深くて、とてもいい映画だと思います。しかし、うやむやになっていますが、弁護士が正義の味方という描き方は、おかしいと思います。\n すごく現実的で、駅員も、警察も、検事も、裁判官も、その他の人も、被疑者、容疑者のことなど考えておらず、自分の仕事ではない、自分の評価が落ちなければいい、自分のせいにならなければいい、めんどうくさいことにならなければいいと、自分のことしか考えていないのが、よく表現されていました。ストーリーの構成上、なんとなくこの映画では、弁護士が正義の味方のようになっていますが、違うと思います。フリーターの金子徹平は、就職の面接に行く途中の車内で、痴漢に間違われる。駅の事務室に連れて行かるが、やっていないと言ってもわかってもらえない。近くにいた女性が、その人はやっていないと言いにきてくれるが、駅員がドアを閉め、追い返してしまう。警察に引き渡され、理不尽な取り調べを受けた金子は、当番弁護士をy呼んでもらうが、その弁護士は、裁判はたいへんだし、勝つ確率はほとんどないので、罪を認め、示談することを勧める。絶対にやっていないと主張する金子は、友人の斎藤達雄に電話をする。達雄は、金子の母親と共に弁護士を探すことになった。先輩の会社の顧問弁護士の紹介で、荒川弁護士に依頼することになった達雄と母親。その後、裁判が始まるのだが・・・?弁護士が正義の味方のように描かれていますが、実際は、ほとんど最初に出てくる当番弁護士のような人ばかりだと思います。弁護士は金をもらって依頼されているということと、いやなら受けなくてもよいということ、それから調査的なことは基本しないということが、ぼやかされています。実際に相談してみればわかりますが、ホームページでは、なんでも安く受けるようなことを書いてありますが、実際には効率よく金になるもの以外、受け付けないという弁護士がほとんどです。相談したところで、初回無料という人でも、初回だけで解決する事案などほとんどなく、何度も行くことになり、かなりお金がかかります。最初は土日OKでも、2回目以降は受け付けてくれなくなります。役に立つアドバイスがもらえればいいのですが、ほとんど話を聞くだけで、役に立たず、あなたがこうしたから悪いと責められ、この資料を持ってきてくれ、この人に協力してもらってくれ、この証拠を持ってきてくれ、ああしてくれ、こうしてくれと、要求するだけで、それができないのなら無理です、と言われます。それができないから依頼しようとしているのに、まったく無視。しまいには、どうしてもというのなら受けますが、結果は保障できないし、費用は高いですよ、となります。結局、自分からなにか積極的にすることはなく、与えられたものだけで判断する、裁判に出てくるだけの裁判官のような人達です。この映画のようなことをやらせるなら、実際にはとんでもなく金がかかるはずです。その辺をスルーしているのが、映画の構成上しかたないのかもしれないけど、納得できないです。この映画の役所広司さんや、瀬戸朝香さんのような人がいるのなら、会ってみたいです。実際にこんなことになったら、親は助けてくれるかもしれないけど、毎日ブラブラしていて、助けてくれる友人・知人は、普通いないと思う。自分自身の裁判をかかえながら、他の人も助けてくれる人もいないと思うし、別れた彼女が痴漢裁判を助けてくれるのかな?現実的には、ほとんど一人で、世の中の全部の人と争うような、とんでもなく厳しくて悲惨なことになりそうです。もし自分だったら、たぶん最後まで耐えられず、やっていなくても途中で自白してしまうと思うし、冤罪というのはこういうふうに作られるのだろうと思った。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "恐怖\n 日々、通勤ラッシュに巻き込まれしかも乗り換えで…痴漢で有名な路線も平日は毎日利用してる。痴漢で遅延になる光景を目の当たりにしたことがあるし…この問題を身近に感じていた。勿論、痴漢をする奴が一番悪い。でも本当に無実なのに冤罪で社会的に殺されてしまうのは恐怖でしかない。女性の近くに行きたくないから自分からは近づかないけれど、満員電車では避けることは無理。両手は上に。降りる頃には手から血の気が引き痺れてる。ポケットに財布や携帯をいれておくとそれが当たった場合、股間を押しあてていると誤解されてしまったりすることも…なので鞄にしまう。その鞄も当たると誤解されたりするので荷台になるべくのせる…。とても気疲れする。そんな思いしてまで続けるのはそれだけ痴漢冤罪が怖いからです。痴漢についての裁判はおかしい。「疑わしきは罰せず」はどこにいってしまったんだろう…。どうして被害者の証言だけが通ってしまい弁明の余地がないんだろう…?こうした現状をもっと知ってもらうためにこの映画を色々な人に観てもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2014-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現代の日本人は見るべき!\n 日本の警察や検察の問題点が山ほど見えてきます。とにかく裁判がリアルで気が付けば時間が経っている程でした。なにが本当に正しいのか…徹平の最後の言葉で分からなくなりました。 " + }, + { + "date": "2014-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "?\n とても面白くて、興奮しながらみていました。加瀬さんの表情が手に取るようにわかるくらい正確で、自分も同じ気持ちになりました。セリフをひとつひとつ正確に覚えておきたいくらい勉強になれる映画です。とくに弁護士になりたい人はかなり勉強になると思います。 " + }, + { + "date": "2014-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の司法制度の問題点を暴き出している\n 本編が始まる前に映し出される「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」また、本編で何度も引用される「疑わしきは被告人の利益に」しかし、捜査・検察側の思惑は「一人の無辜を罰しても十人の真犯人を逃すなかれ」「疑わしきは我々の利益に」これは、やはり「99.9%の有罪率が裁判の結果ではなく前提となっている」ことの表れでしょうか。被告人である主人公は、冤罪であるにも関わらず電車で痴漢したとして被害者本人である女子学生に現行犯逮捕される。その後も主人公は一貫して無罪を主張し続けるが、刑事・検察からの犯人と決め付けたマニュアル的・拷問的な取り調べを受け続ける。主人公の担当弁護士、家族、友人などの協力に加え、最終的に決定的な目撃者が名乗り出てくれるにも関わらず途中無罪判決を出す公正な裁判官から頭の固そうな裁判官に引き継がれたこともあり結果はハッピーエンドではなく有罪判決。法曹三者の視点(検察、裁判官、弁護士)から思ったことを三点ほど。一点目捜査はどうあるべきか。「言いたくないことは黙秘してよい」と口では形式的・マニュアル的に言いながら実質は拷問的に吐かせようとしているのはいかがなものか。最近、司法制度改革の一環で取り調べの可視化(録音録画)というのが義務づけられるようになるらしいが、注意していただきたいことは対象となる事件は殺人、放火などの重大事件(全刑事事件の2%にあたる)に限定されて痴漢は含まれていないということ。殺人、放火だけに限らず痴漢事件などでも映画で描写されているような取り調べがあることは想像に難くないと思うのだが。そしてもう一点、この取り調べの可視化というのは限定的にとはいえ捜査・検察側も承認しているものなのだが、それは無条件的なものではない。つまり、捜査・検察側はこの承認と交換に大きな武器を手にしている。それは大きく二つ、司法取引と通信傍受の拡大です。簡単に言えば、司法取引とは、容疑者が他人の犯罪事実を明らかにすれば、見返りとしてその罪が軽くなるという制度。通信傍受とは、捜査で盗聴を行うこと。司法取引や通信傍受に関する提案はほぼ捜査側の要求通りとなっているため、追い込まれていたはずの捜査側が、終わってみれば大きな成果を得た形となっています。二点目。裁判官とはどうあるべきかということ。一人目の裁判官は無罪判決をだすのを恐れることなく「裁判で一番やってはいけないのは無罪の人を罰すること」だと言っていましたが、結果的に左遷されてしまいました。質より量?それで良いのでしょうか。三点目。弁護士とはどうあるべきかということ。主人公の弁護士は、誤解を恐れずに「民事だけを扱う弁護士は、弁護士ではなく代理人である」と述べていました。弁護士法1条の通り、弁護士は社会正義を体現する仕事です。社会正義の形は様々にあると思いますが、近年あるエリート=渉外弁護士という風潮には疑問を感ぜずにはいられません。もちろん、エンディングはハッピーとはいきませんでしたが、それもドキュメンタリーならでは。司法制度の多岐に渡って問題点を炙り出した良い作品だったと思います。 " + }, + { + "date": "2014-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "それでもボクはやってない\n 今は裁判員裁判制度が施行されているが、日本の裁判の問題、国家、検察、冤罪を淡々と描いている作品。私は女ですがもし、旦那が、家族が、身近な友人が・・そう考えると本当に怖くなる。一度は見ておくべき社会派映画問題作の一本。淡々としていてちょっと飽きる部分もあり、もっとめりはりがあると良かったが、作品としては凄く良い作品だと思う。\"とりあえず有罪になった\"それでもボクはやってない。\"十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ\" " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "当たり前に起こりうることの怖さ\n 人が持つ様々な種類の感情の琴線にびんびんと、触れてくる。そういう脚本、ストーリーの映画って、いい映画なのかな、と思う。この映画は被疑者の視点から痴漢事件冤罪を描いていて、当然被疑者に感情移入する。その点では、誰がどう考えても不当にしか見えないことが世の中こんなに往々にして起こっている・なされているのか、という怒りと恐怖を覚えた。しかし一方で、もしこの事件を新聞で読んだとしたら?と考えてみる。映画にも織り込まれていたように、被害者感情に共感してしまう自分を容易に想像できてしまう。日本の司法の構造として、いつ冤罪が起こってもおかしくないという現状を、絡み合う複数要素を分かりやすく提示し、シンプルに簡潔に、映画を纏め上げている。加瀬亮が良い◎ " + }, + { + "date": "2013-11-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こわい こわい 逃れられない・・・\n 痴漢とは ほんと嫌なものであるが、しかし痴漢でもないのに 痴漢扱いされ 犯人にされて 人生がめちゃくちゃになって・・・他人事とは 思えません。犯人でないのに 犯人扱いされる 犯人なのに 誰もそいつが犯人だとは知らないということも 多々ありそうです。ほんと 恐ろしい作品でした " + }, + { + "date": "2013-03-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "95点 こわい、ゆるせない、おもしろい\n (2012/3/11)おい そこの加瀬亮 おい そこの加瀬亮   冤罪なのかい 冤罪じゃないのかい        冤罪じゃないのかい  冤罪なのかい どっちなんだいっ司法機関の制度と検察庁とのしがらみの怖さ。日本って薄皮いちまい剥がしたら・・ ジャンルとわず、雑でこんな感じ。世界は正しさを求めているわけじゃないよな~ ただしいことをやるのではなく、                ・・うまくやる世界 " + }, + { + "date": "2013-03-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほんとにこんなんなの?\n 本当にこんな冤罪があるのかと考えたら恐い。証拠となり得るVTRまで用意したのに、それでも裁判では勝てないなんてあまりにひどかった。 " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "周りの制作関係者が困った映画\n ドキュメントでやればいい作品。ただ見やすくしている意味では映画でもあり。おそらく周防監督はしこふんじゃった・シャルウィダンスのワンパターンな手法・イメージを脱却したかったようだ。ただ周りの関係者はこんな作品を望んでいない。奥様も望んでいなかったはずだ。会った事はないが。前作を知っている客は期待していない。自己満足の作品といわれるわけです。言われているかどうか知らないが。多分作り手はラストのどんでん返しが書きたくて周りに迷惑をかけた感がある。この作品で利益が出たとしてシャルウィダンスのおかげと理解してほしい。次作ははみんぞ。無料のテレビであっても。シャルウィダンス2なら借りてでもみるが " + }, + { + "date": "2012-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今まで見てきた法廷モノの価値観が覆る、これが法廷のリアル\n 劇場公開されたのが2007年1月。見た時点で年間ベストワンだと確信した。(7月に公開された「河童のクゥと夏休み」も良かったが)とにかく、今まで見てきた法廷モノの映画やドラマは何だったんだ!?と思った。脳天をガツンとやられ、衝撃を受けた。法廷モノのよくあるパターンは、正義感溢れる弁護士もしくは検事が悪事や不正を暴き、正義を掴み取る…というモノ。サスペンスたっぷりで、法廷モノにハズレ無し!とさえ思っていた。しかし、本作で描かれていた事は全然違った。法廷には善も悪も無く、ただ裁かれる者と裁く者だけの無情な世界。全ての物事は淡々と進み、被告には人権もプライバシーも無く、弁護士も検事も大声を上げて正義を訴えたりせず、裁判長も小槌を叩いたりせず、被害者(この場合は痴漢を受けた女子高生)は囲いで覆われた証言台でボソボソと話す。こんな法廷劇は見た事なく、新鮮と言うより、これが法廷のリアルなのだろう。お陰でイイか悪いか、他の法廷モノをまともに見れなくなってしまった。どうしても本作と比べてしまう。キムタクの「HERO」なんて漫画。「ダークナイト」で証人席のマフィアが突然拳銃を取り出し、それをハービー・デントが殴って奪い取るシーンさえ失笑しそうになった。徹底的に取材・調査したであろう脚本の力。展開は淡々と進むが、緊張感はたっぷり、思いのほかテンポも良く、エンターテイメント性も抜群。役者からも名演を引き出し、全てを見事にまとめ上げた周防正行監督の手腕に感服。ラスト、結局主人公は有罪となるが、そこにこの映画を作った意義を感じた。正真正銘の傑作。 " + }, + { + "date": "2011-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心して見る\n 痴漢冤罪にかけられた一人の男性の話。終わっても心苦しい気持ちでいました。でもこんな現実も本当にあるんだと実感、考えさせられます。真剣に見る映画の一つだと思います。 " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ものすごーく淡々と進行していきます\n 映画開始後すぐに主人公が捕まって、判決が出た直後にエンドロール。まさに、主人公の裁判の経過をずっと見ていた、というような映画です。 微妙に笑いの要素が入っているものの、基本的にはものすごーく淡々と進行していきます。ドラマとしての大きな起伏はないのですが、気がついたら引き込まれていました。 もうすぐ裁判員制度も始まるし、その予習という意味でも見ておいて損はないかも。 主人公の加瀬亮くんは、なかなかはまっていたと思います。 " + }, + { + "date": "2010-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "傍聴前に…\n 犯罪を犯してから裁判に至るまでの流れを客観的に理解できる作品。またこの作品は、冤罪を主張するために通常の裁判よりも怠く描かれているが、多少の演出があるものの、実際の辛くて長い先の見えない無罪判決のことを考えれば、よくぞ一本の映画に仕上げたという感じ。是非とも、裁判を傍聴しに行く前や裁判員制度に選ばれた際に観てほしい作品。 " + }, + { + "date": "2010-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "朝に来て、午後には出て行く、サラリーマン\n 映画「それでもボクはやってない」(周防正行監督)から。現在の刑事裁判の問題点に真正面から向き合い手がけた異色の社会派映画、として話題を呼んだ作品である。以前、紹介した国民健康保険がないアメリカの実態を、ドキュメンタリーで表現している映画「シッコ」(マイケル・ムーア監督)と同じような感覚で、観終わった。気になる一言は、警察署のワンシーンを川柳にしたフレーズ。朝の通勤ラッシュで痴漢行為をし、その容疑をあっさり認め、午後には、取り調べを受けていた警察から、職場に復帰する。そんな皮肉を込めた、川柳となっている気がした。身に覚えのない痴漢容疑で逮捕されても、「やってないことの証明は、非常に難しい」ことを知ったし、「本当に無実でも、無罪になる保証はない」ことも理解した。ますます、裁判制度に不信感を持つようになったのも事実。最後に画面に映し出されるテロップが物語っている。「裁判所は、真実を明らかにする場ではない。裁判は、被告人が有罪であるか、無罪であるかを、集められた証拠で、とりあえず判断する場所にすぎないのだ。そして、僕はとりあえず、有罪になった。それが裁判所の判断だ。」PS.不謹慎かもしれないけれど、同じ痴漢行為でも「パンツの上から触れば、迷惑防止条例違反、パンツの中へ手が入れば、強制わいせつ罪」という知識は、飲んだ時のネタに使えるなぁ、と思ってメモをした。(汗) " + }, + { + "date": "2010-03-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実を伝えられないもどかしさ\n 痴漢・・・、やっても罪を認めれば即釈放、やってないのに罪を否定すれば何ヶ月もの拘留と裁判の日々。検察側と弁護側による証拠の作り上げと、その潰し合いのなかで、肝心の被告は自由な発言すら許されない。真実を伝えられないもどかしさは耐えがたく、現場に居なかった第三者によって裁かれる法廷のありようとはなんなのか? きっちり最後まで飽きさせずに見せてくれる。日本の映画としては音響にもよく気が配られている。 " + }, + { + "date": "2010-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる作品\n 周防監督の最新作で日本アカデミー賞の各賞を受賞した作品。『シコふんじゃった』も『Shall we ダンス?』もなかなかいい作品だったので期待して観てみた。テーマは痴漢に間違われ冤罪になってしまった青年の裁判過程を追った物語で実話となった事件をモデルに描かれた。裁判と聞いてもニュースでさらりと聞き流してしまう程度の関心しかなかったが、日本の裁判制度や司法、警察と検察など詳しく描かれており、作品が進むにつれ物語に引き込まれていく。至って淡々とした作風であるが、ドラマとしてではなく当事者達と同じ世界で観ているような感じを覚えた。 " + }, + { + "date": "2009-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "満員電車。こわ・・・。\n ついに観ました!観ましたよぉ~!たくさん並んでるのにいつもレンタル中だったこの作品。世間の注目度の高さに期待が膨らみっぱなしだった訳です。ようやく観た感想はというと…。「こわ…」今は電車に乗る機会も少なく、まして満員電車なんて東京に通っていた学生時代以来ほぼご無沙汰です。それでも当時は痴漢に間違われる怖さは日々感じていたし、実際に友人の中には間違われてニラまれたなんて話もザラ。荷物が多い日なんてそりゃもう大変です。女性専用がある訳だし、男性専用車両もあったらいいのになぁ…まあ無いものは仕方ないので、満員電車に乗るときは「両手吊革」。必須ですね。見終わった後に残る現在の警察、検察、裁判所の恐ろしい体質。それを話には聞いていても実際に全く分かってなかった自分の無知さ。「こわ…」同じ「冤罪」をテーマとした作品としてケビン・スペイシーの「ライフ オブ デビット・ゲイル」を思い出しました。日米の違いやそもそものアプローチは全然違いますが冤罪の怖さを思い知らされて衝撃を受けた作品。まだ観てない方は興味があれば是非観てください。※他サイトより転載(投稿日:2008/02/11) " + }, + { + "date": "2009-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "憤り\n 自ブログより抜粋で。-- 細部までよく作り込まれたいい映画だと思う。 小気味よい演出で、上映時間は永いけれど一気に観れる。 ただ硬派な社会派映画で、実のところ楽しい映画じゃない。 その語り口とは裏腹に、周防監督の憤りが観る者に憑依するかと思われるほどの渾身の問題作。 生易しい映画じゃないが男女問わずぜひ観ていただきたい。 " + }, + { + "date": "2008-04-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "裁判支援に立ち上がる人々に絆の大切さを感じずにいられませんでした。\n この映画は、上映時間は147分もあったのですね。でも全然長く感じませんでした。もっと判決が出たあとのことも引っ張って欲しかったくらいです。 冤罪を扱った裁判ドラマなら、これまでの邦画では被告側に感情移入して、検察や裁判所が悪玉として小憎く描かれることが多かったのですが、この作品は本当に細かく裁判の実情とその背景まで描き込まれていて、まるでドキュメンタリーを思わせるように、悲壮感にとらわれず、悲観的にもなることなく、しかもユーモアたっぷりに描いていることに好感が持てました。 これだけの内容を、時間をかけ、独自に脚本に書き下ろされた監督の情熱に脱帽です。監督の情熱とは裏腹に、表現は客観的に事実関係を丁寧に追っていきます。長い時間を調査に充てていただけに、取り調べから裁判にかけて、リアリティに富んでいました。もしこの作品で描かれているとおり罪なく、こんな所に押し込められて、自白を強要される羽目になったら、恐怖です(>_<)! そういう映像の積み重ねを見せられると、見ている側のフラストレーションは、監督が意図した通りに否が応でも高まっていきます。そして、痴漢冤罪支援団体や親友や元カノまでも加わって、一丸となって裁判に挑む道筋は、すごく自然でした。この部分が一番感情移入できて、盛り上がりましたね。 ところでこの作品は、映画以上に重いテーマを残してくれました。 やってもいない事で罰を受けるわけがないと普通の人は、こころのどこかで思っているでしょう。しかし現在の代用監獄制度という密室で、拷問に近い質問攻めに会うと、ついついやってもいない罪を根負けして認めしまうという冤罪が、現在も起こっています。 「罪を裁く裁判官こそ、裁かれるべきである。」という主人公のこころの叫びは、まさに言い得ていたりです。以前「オーラの泉」で江原さんが、裁判官は地獄に堕ちる人が多いと言てっいたのも、裁判の生産性を高めるために、被告の証拠や抗弁に耳を片づけずに有罪判決を出してしまって、それが帰天後に真実に気づいて、誤審の罪の意識の重さに墜ちる人が多いのではないかと思いました。 もう一つ、気が重いのは数年後に迫った陪審員制度です。有罪か冤罪か究極の結論を求められたとき、現在の裁判官と同じ重荷を民間人が負わされることになります。この作品を見て、自分が陪審員となった場合に正しい判断ができるかどうか、とても不安を感じました。 劇中裁判官が司法研修生に、裁判の目的は何かとしいう問いがありましたが、その答えは、無実の罪の人を出さないためという答えを出していました。 無実の罪の人を出さないためもこれから司法に関わる全ての人に、正しく見て、正しく判断できるよう「無私のこころ」を大事にして、先入観で犯人と思える人にレッテルを貼らないように心がけていきたいものですね。 さらにこの作品での冤罪事件と同様に思えたのが、いじめ問題です。 学校という密室で、ひたすらいじめの事実を隠蔽しようとする学校や教育委員会に対して、被害者側の子供や父兄は、この作品の被告人と支援者たちと同様の思いを抱いているのに違いありません。 いじめにあって息子さんが自殺した上に、いじめた方から証拠がないのをいいことに誣告罪で逆提訴されるなんてことすら起こっています。 ひとりひとりが無関心でいると、いつわが身もまた、理不尽な出来事の当事者にされてしまうことが起こるかもしれません。 映画『それでもボクはやってない』を見て、そういう現代であるからこそ、人々の絆の大切さを感じずにはいられませんでした。 " + }, + { + "date": "2008-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "万能なシステムはないので\n たまたま仕事でこの半年間に30名くらいの現役弁護士のみなさん・裁判官・検事の卵の方々にインタービューをする機会があり、そのインタビュー目的とは別のところですっと腹落ちしたことが2つあって。1.これまで「弁護士」の知り合いが一人もいなかったので・・・「弁護士」が総体的な「職業」としてしか理解できていなかったのが、具体的な「人」と紐づけて実感として理解できるようになったこと。2.「裁判」という制度(現場)が「人」によって動いていることは知識としてはわかっていたけれど、そこに関わる「人」が自分の頭の中では無機質なシステムの一部だったのが、はっきりと血の通った「人」によって動いているんだという実感が備わったこと。この映画は「痴漢えん罪」という理解しやすい事例を使いながら、それ以外のあらゆる刑事裁判における問題点を伝えている。監督である周防さんも、この映画に関するあらゆる評論も、それについてはほとんどが触れているところ。映画の中で語られる、裁判は「それが真実かどうかを見極めて正しい判断する場でなく、今ある限定的な情報の中で、とりあえず白か黒かを決める場所だ」という現実。正しいかどうかはわからないけれど、その問題点は、「裁判」という領域だけでなく、「政治」でも、「医療」でも、もっと近い僕らの「会社」や「学校」でも、すべてのシステムが内包しているんじゃないかという感じさえする。「システム」というのは自分から縁遠い存在であればあるほど、目にすることがない領域であればあるほど、「システム=あるインプットに対してできるだけ正しい1つの答えを出している」という期待を抱きがちだけれど、実際にはその「システム」のほとんどが不安定で、常に真実だけを目指して動いているとは言えない、さまざまな思惑の結果としての「人間の感情」で成り立っているんだということを、しっかりと認識したほうがよさそう。今日電車で乗り合わせた2人分の席を占領して大いびきをかいて居眠りしている人が、いつか自分を裁く弁護士かも知れないし、自分を治療する医者かも知れないし、自分の子どもを教える学校の先生かも知れないということ。たとえば「テレビ」についてもそう。「お菓子会社」についてもそう。この映画を見て、多くの人が憤りを感じると思う。ただそれは「痴漢えん罪」を始めとした刑事裁判制度に対する憤りにだけではなくて、ひとつひとつのシステムに対して向けなければいけない感情なんだ、と思ったりもする。それに対して、さあ、明日から何をすればいいんだろう、なんて考えることがしっかりとできれば、世の中もっと良くなっていくのかもしれないなあ、と。ま、そんな重い話はさて置き、娯楽としてとても楽しめる映画でした。そぎ落とす作り方をしていて、テンポが素晴らしい。2時間30分という長尺ながら、尿意を忘れるおもしろさという触れ込みだけれど、この日はすごい寒くって、紅茶をがぶ飲みしながらみてたので、さすがに最後はきつかったっす。うう。 " + }, + { + "date": "2007-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "怖い。怖すぎる。冤罪はこうやって作られる。\n 周防正行監督の『Shall we ダンス?』以来11年ぶりの作品。その11年ぶりの作品は、これまでの周防作品とは全く異なる社会派の映画。しかもその内容は、単に映画と言う枠を超え、ほとんどドキュメンタリーと言ってもいい様な、非常に重い、意味のある内容となっています。重すぎます。通常、映画と言うものは娯楽作品なので、何らかのストーリ展開や、明るい結末に向かって、何らかのドラマがあるものですが、この作品には一切そう言う要素はありません。それが先の「ほとんどドキュメンタリー」と言う感想に出ています。敢えて結末は記しませんが、「えーーーっ!」と言う、結構救われない結果(ほとんど結末を言っていますね)になっています。無実の人が、犯罪者に仕立て上げられていく。怖すぎます。これほど救われない映画は珍しい&初めてです。この作品では、周防監督自身がいろいろなメディアで公言しているように、日本の裁判制度の問題点が凝縮されています。警察の留置場に長期間拘留しての威圧的な取調べ、通知されない被疑者の権利、(特に痴漢犯罪では)行われることの無い捜査と被害者証言だけでの犯罪立証、やる気の無い当番弁護士、被告側への過度な立証責任などなどなど・・・。まぁ、当番弁護士の件に関しては、この映画の場合はいろいろとその理由もあるんですけどね。それにしても怖すぎる話です。日本の刑事裁判の有罪率は99.9%だそうで、70%~80%程度と言われているアメリカの有罪率と比較すると驚異的です。この有罪率の異常は低さは、日本の警察・検察が優秀であるという(本当か?)理由を差し引いても、明らかに異常。これでは裁判ではなくて、単に量刑を決めるだけといっても過言ではないですね。劇中、「裁判官も官僚だから」という意味合いのせりふが出、また、無罪判決を裁判官が書く難しさも語られていますが、それでも酷すぎます。これを見ると、犯罪者にならないためには、自己防衛しかないということを心新たにしました。おっさんばっかりの電車に乗るとかね(笑)。いろいろと考えさせられますよ。主役の金子徹平役の加瀬亮ですが、何と言うか、何処にでもいそうな青年の役を非常にうまく演じています。ああいう普通の役って、結構難しいんじゃないですかね。それと、金子の弁護をすることになった新人弁護士須藤莉子役の瀬戸朝香。彼女って、何か、結構弁護士役多いですね。まぁ、結構硬いそう言う雰囲気のする女優さんですが。一番いい、と言うか、怖いと思ったのが、裁判官室山省吾役の小日向文世。小日向さんって、パッと見、フンワカした雰囲気で優しい感じがする人ですが、ドラマなどでは、結構こういう冷たい役が多いですね。イメージと、役柄の、どちらが本当の小日向さんなのでしょうか? 最後にTIPS。監督の苗字”周防”の読み方ですが、”すおう”ではなく”すお”が正しいそうです。 " + }, + { + "date": "2007-01-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかった!\n 社会的意味がある? 「ふざけんな」ってとこかな。理由はいろいろ。「映画を信じるな、もっと疑え」として、ブログに書いている。11年という時間のなかで完成した映画とプロデューサーが新聞で語っていた。自慢できるのか、11年って。 " + } + ] + }, + "155": { + "title": "眉山", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "旅行代理店でバリバリ働いていたのに・・・解雇されそう・・・\n  母の言葉を守り抜くならば、仕事もおろそかにできないはず。しかし、河野咲子(松嶋菜々子)には母の看病と職業意識の間で葛藤さえしなかった。それに男の身勝手さをいかに許すかということと、結局は玉の輿を選び仕事を放棄する点を描いていれば満足できたかも・・・とは言っても、母と娘の絆、血の繋がった父親との再会、親孝行という最大のテーマには涙をこらえきれなかったです。 父親は早くに亡くしていたと聞かされていたのに実は私生児であったことのショックと、生きているならば父親に会いたいと母に懇願する演技をした子役の黒瀬真奈美。彼女の目が松嶋菜々子にそっくりなため回想シーンへの繋ぎが絶妙でした。ただ会ってみたいだけ。その想いは大人になってからも変わらず、父親には幸せな家庭があり、それを壊すわけにはいかないという理性が働いていることも、台詞が少ないにもかかわらず、“間”を大切にした見事な演出でキメていました。 その親子の対面での夏八木勲の演技力もさることながら、徳島で育っているのにシャキシャキの江戸っ子“神田のお龍”を演じた宮本信子が迫力満点でした。私生児を産んだという負い目はあるけど、曲がったことは許さない性質。人形浄瑠璃を観ながらその台詞を口から漏らすところや、娘にいつまでも言えない秘密を「大人になればわかる」といったことを目で訴えるシーンが最高でした。母として、一人の女として、凛々しさとか弱さを兼ね備えた人間を魅せてくれたので、単調な演技の松嶋菜々子をカバーしてお釣りがくるくらいです。 徳島の阿波踊りがメインとなるわけですが、もうひとつ、医大での献体というテーマがありました。医者という職業と、医者を育てるためのボランティア。遺族にとっては辛くて悲しい実情もあるけど、その遺志は命の尊さを強く訴えてきます。君(=天皇)のために命を捧げるよりは、未来の医者のために命を捧げたほうが・・・ " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと物足りないかな\n 話の展開がほぼ読めてしまうのでちょっと物足りないかな。 " + }, + { + "date": "2014-09-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "母の生き様\n 強い母の生き様と死に様、それを娘が理解していく過程。父親の奥さんは、うすうす気付いていながら、浮気相手の死期を悟り、旦那を信用して徳島へ行かせたのかと、こっちの母の強そうだ。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "映像は美しい\n 松嶋菜々子は美しかったけれど、正直話の展開が速すぎて。もっともっと丁寧に描いてほしかったところがいくつもあり残念。原作モノを一定の尺に収めるように作るわけだから省略・簡略化するのは仕方がないとは思うけれど。何が一番言いたかったのか、何がこの物語で一番大切なことなのか。あんまり伝わってきませんでした。 " + }, + { + "date": "2013-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母の秘密の箱\n 母と娘、女同士の二人家族。お互い何も不自由がないときは、他愛もないことで喧嘩もできたが・・・母が癌の病に倒れ、突然目の前の景色が変わっていく。母は潔く、強く、堂々と小料理屋で働き、娘を育て上げた。友人の計らいで母の秘密の箱を手にする。何通かの古い手紙があり、それは母と父のものだった。若かった二人はお互いを思う気持ちを躊躇なく書き綴った。手紙の中が、何も気にせず愛し合える唯一の場所だった。父には既に家族がおり、親の病院を継ぐ手筈も整っていた。ある人にとって母は、殺したいほど虫唾が走る、嫌な女なのだ。母は父について、本当に本当に大好きで心底愛し合った人よ。と語った。結局父は何も捨てず、責任の重さに苦しみ、母に別れを告げた。。母は眉山を眺め、ある時は怒り、ある時は泣き、ある時は笑った。父を想い・・娘の尽力により、母は衝撃と共にある確信を得る。私たちは正真正銘、神が認めた二人なのだと。出会ってから、死んだ後のあり方まで・・・母の人生は、父への想いで満たされていた。女としては、最上の生き方ではないだろうか。結ばれずとも、心底貫き通して生きていく。母がこんな女性だったら、同じ女として嫉妬せずにはいられない。 " + }, + { + "date": "2012-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "献体がなければ医者は育たない。\n 映画「眉山」(犬童一心監督)から。観ようと思った動機が、物語の主人公である母役と娘役が、宮本信子さんと松嶋菜々子さんだったので、不純ではあったが、観終わると、さだまさしさんの原作らしい「爽やかさ」が残った。特に、末期がんに冒された母、龍子さんが献体支援組織「夢草会」に登録をしていたことが印象的である。インターネットによると「献体」とは「医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供することである」いくら医療技術が進もうと、医師が扱うのは「生身の人間」であり、それは、どれくらい多くの解剖(手術)を経験してきたかにより、医師として自信がついてくるものではないか、と思う。家族(遺族)としては遺体が長い期間戻らず、ヤキモキするだろうが、「献体がなければ医者は育たない。お母さんはそういう深いところで医学を理解しているんじゃないですか」という台詞が示す通り、死んでも、社会の役に立とうとする献身的な心構えがあるからこそ生きている時も、悪いものは悪い、ダメなものはダメと、誰彼とはなく、叱ることが出来るのだろう、と羨ましくもあった。「生き様」だけでなく「死に様」をも考えさせられた作品として、私の今後の生き方の参考にしたい。P.S親子(母娘)をテーマにした映画で「また親子丼か」という台詞、意味もなく可笑しくなりメモしてしまったが、考え過ぎだろうか? " + }, + { + "date": "2012-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シンプル!\n 阿波踊りの喧騒と心の波コントラストがよかった阿波踊りにもっと焦点を当ててもよかったような…さだまさしの原作も読んでみたいな素直な映画で、よかった松嶋菜々子にとにかく見とれた☆宮本信子も綺麗だった。 " + }, + { + "date": "2010-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "陰役が陽役を食う場面。そこが本作の見所\n ストーリー展開が読めてしまうのですが、涙が溢れてきてしまう、そんな作品です。松嶋菜々子、宮本信子は柱ですから、目立って当然ですが、注目してもらいたいのは、円城寺あやさんと、故山田辰夫さん、のお二人。この二人なしに、この映画は成り立ちませんね。主役2名のやり取りで映っているセリフのない二人のシーンは絶品です!!メインでないのに、キッチリ2名を際立たせるべく、引き立て役に徹しています。特に、阿波踊りを観る最後のシーンは秀逸です!!是非、この作品は脇役に注目してご覧ください。 " + } + ] + }, + "156": { + "title": "おくりびと", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "困ったことに美味いんだよな\n 穢れとの対峙というテーマは興味深いが、どうも深さは感じられない。形式美で職に対する一定のリスペクトを示すが、それだけで押し切るのは厳しい。人間社会が避けられない死と引き受けるものの存在。初めての仕事である孤独死のような所にこそ、職の意味あいがあったのではないかと思う。脚本の作り込みのうまさに対して、本筋が見えづらい。確かに笹野高史がそこにいることは意外ではあるが、本木雅弘・杉本哲太の中盤でのやり取りを、死を共有する段になって、どのように総括する機会なのだが、それを横取りしているように思う。石文のくだりは劇的な道具になっていて少し陳腐で、死に対比的な性的衝動や白子・チキンの食シーンも形式的に感じられた。主人公の隠し事の多さは褒められたものではなく、なによりも内装や衣装、チェロなど洒落ていて、現実感から遊離している。後、広末涼子の演技は話を通してどうも苦手である。その中で、山田辰夫のシーンが味深かった。生と死に揺り動かされる見事な演技。公開翌年に逝去。惜しまれる。 " + }, + { + "date": "2019-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵で尊敬するお仕事\n この映画に出会うまで納棺師というお仕事を知らなかったです観る前は怖い、汚い、気持ち悪い、マイナスのイメージしか無かったのですが全くそんな事なくとても素敵で尊敬できるお仕事でした20代になってから涙腺が崩壊されて駄目ですね家族や恋人を重ねてしまい涙が止まりませんでしたステキな映画に出会えて良かったです " + }, + { + "date": "2019-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アカデミー賞受賞作品!\n 人を綺麗にして、死に送り出す。その所作はとても美しく、何故死に関わる人が悪く言われるのか映画を観てさっぱり分からなかった。広末涼子の良妻役も素晴らしく、演技だと分かっていても好感を(個人に対し)持ってしまった。汗それぞれの俳優が名演技というのもポイントが高い(言い方がアレだけども)。あと、無駄な場面がなくてサクサク観れる。眠くなりやすい人にはお勧め。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "脚本・演出・音楽・演技もろもろのものが高い次元で融合した良作\n 納棺師という仕事を通じて死と向き合う主人公の成長、そして人間の生と死に向き合って考えさせる映画。身内の死に立ち会った人とそうでない人だと、それなりの温度差があるかもしれません。ただ、若い人にもぜひ見てほしい作品です。そしてそれなりの年齢になって見返せば、絶対印象深い思いができるはず。私は実際に両親の死にも立ち会ってますし。ほかにも何度もこういった経験があるので、笑える場面、悲しい場面それぞれに“あるある”を感じ引き込まれました。場所も庄内平野ということで、(藤沢周平ファンの私としてはうれしいこと)露光を抑えた映像から伝わるや空気が物語の舞台にぴったりでした。それから、俳優たちの演技も素晴らしい。実際にこんな町がありこんな人たちがいそうです。とくに山崎努さんは(本作にかぎらず)細かな動作や視線、会話の間などが自然で、ほんとに役になりきってるなって感じます。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n そんなに期待はしてなかったのですが、まあまあの映画でした☆。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おくりびと:運命だな 君の天職だ【邦画名言名セリフ】\n 【おくりびと:個人評価=★★★★★】★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画【おくりびと:おすすめポイント(個人評価理由)】1.何度も涙が!!!死んだ遺体をこんなに丁寧にしかもきれいにする仕事は素晴らしい!!!2.本物の天職(一生付き合える仕事)とは何かをしっかり理解できる貴重な映画!!3.家族の絆(親の死と子供の出産=石文)は繋がっていることを実感できる!【おくりびと:名言名セリフ→発した俳優とその場面】・「運命だな君の天職だ」→佐々木生栄役山崎努が川原にいる小林大悟役本木雅弘に対し、車から降り橋から発する名言名セリフ。 " + }, + { + "date": "2018-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "静かで美しい\n 所作一つ一つが美しかった。多くのセリフではなく、所作、美しい風景、表情で繋いでいたのがよかった。そこまで忌み嫌われる対象なのだろうか?と感じたのは無知だからなのか…素晴らしい仕事。 " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現在終活中、勉強のために。 私、本木雅弘と全く同じ日に生まれてます...\n 現在終活中、勉強のために。私、本木雅弘と全く同じ日に生まれてます(誰が興味あんねん!)納棺師、たいへんな職業だと思います。無くてはならぬ貴重な仕事だともわかりました。でもねーどうせ一見さんと思ってぼったくる業者も現実では多いんですよね。それは坊主と葬儀屋か(笑)映画は素晴らしいです。広末涼子がとても可愛く見えます。こら、友だち、ちゃんと謝れよ!峰岸徹の登場に笑えます。主演の本木雅弘の所作がすごい、意気込みが感じられます。思わず涙する場面が何度も。夢破れた人もまた新たな生き甲斐が見つけられるってとこがいいですね。 " + }, + { + "date": "2018-01-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "納棺師、チェロ、石\n この映画は知っていたのですが、内容から敬遠していました。実際にみてみたら、山崎努さんに引き込まれたのもあり、すんなり見れました。ラストのチェロ演奏と、石で言葉を伝えるシーンは良かった。全体的に同じ雰囲気が続く映画という印象だった。 " + }, + { + "date": "2017-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "汚らわしいか??\n 恥ずかしながら納棺師の仕事を全く知らなかったのですが、素晴らしい仕事だと感じました。ですから葬儀屋や納棺師のような仕事を「汚らわしい」と言ったセリフがよく分かりませんでした。一般的にそういう風に思ってる人ってほとんどいないと思うのですが.....人の最期に立ち会うとその人がどういった人生を歩んできたのか、どういった人柄だったのか少し垣間見えるんだなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "英語タイトルの「departures」のとおり、これから始まる新た...\n 英語タイトルの「departures」のとおり、これから始まる新たなイノチにふさわしく、尊厳と敬愛を表した内容になっている。 " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい\n 白子やチキンを食べるシーンがたくさんある深いです " + }, + { + "date": "2017-04-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もっくんがよかった。\n もっくんがよかった。 " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "レビュー\n 鑑賞3回目。何度観ても、最後に広末涼子にあのセリフを言わせるまでのロジックと展開が最高に痺れる。死に近い仕事を通じて、生とは、自分の人生とはなにかを考えさせられる作品。ちなみに脚本の小山薫堂さんはくまモンの生みの親です。 " + }, + { + "date": "2016-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "●美味いんだこれが。困ったことに。\n キレイな映画だ。雄大な自然を惜しげもなく差し込んでくる。そこに音楽が厚みをもたせる。もちろん本編の素晴らしさが前提だが。遺体を棺に納める“納棺師”。そんなに蔑まされる職業じゃないと思うのはオレだけか。手仕事のキレイさゆえか。ほんとキレイだ。とはいえ、戸惑うのは想像に難くない。人の死に立ち会うのだから。戸惑う男がやがて誇りをもち、周囲を黙らせる。粋だ。印象的なシーンがいくつか。赤ちゃんできたと、本木に応えてうなずく広末涼子。本木が話す「いしぶみ」の話。でも、いちばん好きなのは、本木と山崎努が二階でメシを食うシーン。山崎努の「間」に感動すら覚える。 死ねなきゃ食うしかない。 食うなら美味い方がいい。 美味いんだこれが。 困ったことに。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "静かだが良い映画\n 死を扱った映画、一人で見るの怖いって思ってたけど、全くおどろおどろしいところはなかった。死はどうしても悲しいものだけど、悲しい向こうにあるもの(こんなに大切な人が居たってことは幸せだなとか)を上手く表現できてる気がした。静かだけどいい映画だと思った。 " + }, + { + "date": "2015-04-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "繊細な作品\n 死者を送り出す納棺師の仕事がすごく丁寧に演出されていた。しんみりと暗い映画でわなく、穏やかな気持ちで観れる。 " + }, + { + "date": "2015-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあかな\n 一度は観ておくべき有名どころとおもって観てみた。雰囲気は静かな感じだが、しっかりした作りになっている。俳優陣の演技も非常によかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつの日か、その時は訪れる\n 悔しいけれど泣いてしまった。まさか納棺師の話で…。噂に違わぬ出来映えでした。しかもこれって娯楽性に溢れているのだから驚く。困った事に…。山崎努が出演しているだけに、伊丹十三監督の『お葬式』を一瞬は思い浮かべるが、あちらは《お葬式》とゆう儀式に集まる親戚・縁者の奇妙な人間関係を様々なシチュエーションに配置して面白・可笑しく描けるの対して、単純に《納棺師》の話で2時間以上を引っ張るのだから恐れ入る。脚本ではその為の手段として、いわゆる世間一般に“3K”と呼ばれる職業の一種の様な存在として、この納棺氏を表現している。映画を観て若妻役の広末涼子が、「恥ずかしいと思わないの?」「触らないで、汚ならしい!」と言って非難するが、誰が彼女のこの言葉を非難出来ようか…所詮は世間から見た3Kと呼ばれる職業に対する意識とはそんなものだろう。しかしそんな彼らは確かに存在し、ひっそりと…でも確実に人の嫌がる仕事をこなしているのだ。「お前達は死んだ人間で仕事しているんだろ!」と言われ。「隙間産業だから…」と自分達を卑下したりする有様だ。でもこの映画で描かれる納棺氏の話は、遺された遺族の想いを汲み取り、淡々とこなして行く。それら一つ一つの所作に感動すら覚えるのだ。初めて他人の遺体に接して家に帰り、思わず妻の身体を弄ってしまう。今自分は生きている。呼吸をしている。その事を確認しているかの様である。思わず、昔父親から買い与えられた子供用のチェロを一心に弾いてしまうのもまた、一つの物体と化してしまった肉塊を目にして、自分のアイデンティティを確認したかの様に見受けられます。必死になって川を遡上する鮭。死んでしまう自らの運命を知ってか?知らずか?悩む主人公の前に現れては消えて(流れ)行く。更にこの作品には食事をして“食べる”とゆう行為が数多く登場します。生きる為には食べる事。共に同じ食べ物を共有して“食べる”。 それが愛する人と一緒に末永く生活する第一の源なのだから。映画は妻との和解、友人の理解を得るきっかけとして、吉行和子の存在を逸れとなく配置する。広末涼子を紹介する時点で終盤に於ける展開を示しているのだが、敢えて観客にバレバレでもそれを隠そうとはしない。寧ろそれまでの主人公の頼りなさ・正直な性格に肩入れして観てしまっている為に「見てあげて欲しい…」とさえ思ってしまうのだ。やはり笹野高史の存在も、観ていて「やっぱり…」とは思うのだが、そこに至るだけの用意周到な描き込みがある為に感動させられてしまう。此処までが第一のクライマックス。映画はこの後に、主人公である本木雅弘の真のアイデンティティを用意する。どうしても思い出せない父親の存在。やはりここでも観客にはバレバレを承知の上で、その存在を明らかにさせる。“それ”は絶対に父親の○の中に在るに違いない。在ると解っていて観ていながら感動させられる映画のマジックがそこに在る。「毎年交換しょうな!」父親の誓いに嘘は無かった。父親にとって自分は忘れられた存在では無かったのだ。その事実こそが主人公にとっては何よりの贈り物だった。だからこそ全身全霊を込めて“おくりびと”としての仕事を全うする。そして間もなく自分は父親になるのだ。「どんな宗教にも対応しているから…」と言う社長。極めて日本的な儀礼・儀式であっても、愛する家族・親友・知人が亡くなる事は生きて行く上では避けては通れない。その上では遺族を思いやる納棺師とゆう珍しい職業ではあっても、世界中に理解される事は間違い無いとさえ思える。(2008年9月20日楽天地シネマズ錦糸町/シアター1) " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "優しくなれる映画\n いつもこの種の映画を見ると自分は人に優しくないなと自己反省させられる。この映画もそうだった。人間はいつも今のことしか考えないし、この忙しい世の中、そんな暇もない。でもこういう映画のおかげで人間の根本的な生死はもちろんのこと、人間の感情がリセットされる。また、音楽もすばらしく、心が癒された。こういう暗い話題に対してユーモアたっぷりの場面を入れられるこの監督、拍手です。とても素晴らしい場面は、最後のシーンですね。顔も知らない父親に納棺する場面。何もわからずに父をきらっていた大悟(本木雅弘)が納棺の儀をしているときの場面は何とも言えませんでした。脇役がしっかりしていたので安心して映画の中に入っていけました。やはり、見てよかったです。どんな仕事も必ず誰かのためになっている大切なものばかり、誇りを持って今の自分の仕事を頑張る気持ちが出てきました。 " + }, + { + "date": "2014-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに見て感動しました。\n 死という重いテーマをユーモアも交えながら語られています。嫁(外国人)に進められて海外のビデオ屋でDVD買ってみたんですが、いい映画ですね。山崎努は言うまでもなく、とくに余貴美子の、ナチュラルで押し付けがましくない演技はナイスアシストという感じで大変良かったです。人間何でも考えて、理屈で解決できるような錯覚に陥りやすいんですが、結局は生まれることも生きることも死ぬことも、はじめから理屈なんて通っていないわけですよね。そもそも人生そのものが矛盾なわけで、考えれば考えるほど分からなくなる。だから人生で一番恐ろしい死というものに向き合うことは、ただそこにある現実をただ受け入れるという行為に他ならないわけで、それは宗教に限りなく近くなる。そのためのガイドをする職業というのは確かに責任の重い職業ですね。僕も37歳で海外に住んでいます。両親の今後のことを考えると恐ろしくて仕方がありません。自分の人生も日本を離れた海外で終わることになるでしょうし、考えても考えても、どうしてもすっきりとしない部分があります。 " + }, + { + "date": "2014-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "号泣\n 観たタイミングのせいもあったが、号泣した。汚らわしいと言われるような職業だと、全く思って無かったので、えっそうかな?と思ってしまった。嫁や友人の目の前で納棺士の仕事をし、この仕事の素晴らしさを見せつけたシーンが良かった。自分の知らない世界が見れたようで、とても考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2014-04-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心に残る佳作\n 淡々と進むストーリー自体はありきたりではあるが、生死を真正面から見つめたいい作品だと思った、映像も美しい。あと、広末涼子がとにかくかわいい。 " + }, + { + "date": "2014-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心に染み入る作品\n 山形県の壮大な風景とチェロの奏でる音律。親から子、そして孫への心のバトンタッチが心地よい。そして何より広末涼子の良妻っぷりがいい。可愛さハンパナイ。2作品目(50作品中) " + }, + { + "date": "2013-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすがの。\n なかなか良かった。始まりの方はちょっとだめかもと思ったけど、進んでいくうちにどんどんよくなっていった。 " + }, + { + "date": "2013-04-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "古今東西の映画で最高傑作\n これほどよくできた映画は他にないと思う徹底して無駄な展開は省かれているセリフ一つ一つが素晴らしい役者の演技も素晴らしい音楽が素晴らしい随所に散らばるメタファ川、橋、鳥、石、風呂、食事日本人的な繊細な感性でなければ作れなかったと思うそれでいて笑いも忘れない仕事に対する偏見の描写もある本当に大変な映画である、最高 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よく考えると何か変です。\n 確かに最初見た時は、役者の人がやたら泣くので、もらい泣きしそうになりました。でも、よく考えるとなにかおかしい。葬儀何度か出してるけど、納棺師なんていたかな?この仕事、葬儀屋さんのオプションサービスなのでは?前から思っていたけど、宗教って弱い人を助けるためにあるはずなのに、葬式の時はまとまったお金の出せる人でなければお経もあげてもらえない、戒名ももらえない、お墓も作れない、完全な商売になっている。まさに地獄のさたも金次第。お坊さんでさえそうなのに、この仕事、宗教儀式の形はしているけど、葬儀屋さんの下請け、完全なビジネスです。死者と遺族のために人のいやがる仕事を崇高な使命を持ってやっている人みたいに演出して、涙をさそうのはちょと納得できないです。「おくりびと」なんてものなんですかね?オプション付けられない人はあの世いけないんでしょうか?私は、「アキレスと亀」で大杉蓮さんが、姉の死体に向かって、「ばかやろう!!人のことも考えろよ!!墓とかどうするんだよ!!」と叫ぶシーンの方が、この映画全部より、人間と日本社会の核心をついていると思います。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "職業の貴賎\n 総合:70点ストーリー: 70キャスト: 75演出: 70ビジュアル: 70音楽: 70 失礼ながら納棺師という仕事についてあまり意識したことがなかったし、意識したとしても特に良い印象がなかった。広末涼子演じる美香ほど極端ではないが、死体をいじる仕事はきついなという程度。 だが死体を美しく見せて、残された人々の心に良い思い出を残し最後のお別れのときまで穏やかに悲しみを感じさせるという意味があることに気付かされた。単に死人といっても、事故で死んだり病気で死んだりして見た目がみすぼらしくなる者もあるだろうし、あるいは生前にどんな背景があったのだうかと思うと、決しておろそかな仕事は出来ない。登場人物たちが面白くも真摯にそれを演じていた。 納棺師に限らず、職業の存在意義を考えずに勝手な判断をして勝手な印象を持ってはいけないなと心を新たにした。 " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前評判通り\n べたな内容だが感動しました。面白いと言われてみるとつまらないものですがこの映画は面白かった。こちらもべたなコメントになってしまう作品でした。すきがない " + }, + { + "date": "2012-05-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "死\n 自分もこの映画を観るまでは、葬儀屋さんなどの職業をいやしいもの、きたならしいものと思っていました。しかし、どんな職業でも必要があるから存在し、それがないと困る人がいる。誰かがやらなければならないし、その職業に誇りを持っていれば、逆にそれが凄味になってくる。劇中の本木雅弘演じる主人公も最初はとまどっているが、いろんな人の納棺に立ち会い、その人の人生の縮図を見るうちに最後は、納棺の所作ひとつひとつに凄味が漂って、だれも寄せ付けなくなる。この映画を最初に観た時は、子供のころから自分をとてもかわいがってくれた祖父が亡くなったすぐ後だったので、観ながら涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2012-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "こんな日本の文化があることを知らなかった。\n 日本人としてこんな素敵な文化があることを知らなかったことが恥ずかしい。どんな人間でも生まれてきたら死ぬ事は避けられない。エラくても、バカでも、若くても、何も残せなくても、いつかは死ぬ。弔い方は国や地方によって様々な方法はあるけれど故人を偲ぶ気持ちの表現方法としてこんなに美しいものが日本にあることをもっと誇りに思っていいと思う。その人の人生を凝縮された瞬間が葬儀だと感じることができたので本当に素晴らしい映画だと思う! " + }, + { + "date": "2011-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい庄内地方の景色が、古き良き日本の故郷を思い出させてくれます。\n 古き良き日本の故郷の景色や風情を今もそのまま残している庄内地方。【たそがれ清兵衛】が、庄内地方を舞台にした時代劇の感動作なら、【おくりびと】は、庄内地方を舞台にした現代劇の感動作ですね! " + }, + { + "date": "2011-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "プライドと偏見\n 劇場に入る前はなんとなく暗い映画なのではないかという勝手なイメージを持っていました。しかし、実際はシリアスながらも笑いの要素をちりばめた素晴らしい内容の作品でした。楽団の解散を理由に解雇されてしまった一人の男がひょんなことから納棺師の仕事をするようになり、周囲の偏見を受けながらも成長していく姿を描いています。注目は豪華キャストによる力の入った演技、メッセージ性の高いストーリーそして、優しく包み込むような素敵な音楽です。特にベテラン俳優・山崎務さんの演技は圧巻で見るものを引き付ける最高の演技を発揮しています。笹野 高史さんや杉本 哲太さん等個性的なキャストによる熱演も光る中で、1番驚いたのは主人公の妻役を演じた広末 涼子さんの演技です。始めは元木さんの妻役に広末さんと聞いて「えっ?マジで」と言ってしまいました。しかし、後半に進めば進むほど彼女の演技が良くなっていき、新たな発見をしたような気になりました。それから、ストーリーについてですが、良い意味で死や家族について考えさせられました。私は数年前に仲の良かった祖母を亡くしており、この作品を観ながら当時のことを思い出していました。大切な人を失った経験のある人にこそこの作品を観てほしいと思います。本作には特に大きな弱点はないのですが、主人公の元木さん演じる大悟が寡黙なキャラであればもっと良かったと思いました。しかし、全体的には大切なメッセージが沢山詰った素晴らしい作品だと私は思いました。 " + }, + { + "date": "2011-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "こりゃ、映画祭で賞取るわけだ\n  すばらしかったですねえ。 納棺師という仕事、初めて知りましたけど、なかなか興味深い。 その所作は茶道や華道のようで絵になるし、喜び、悲しみ、怒り、笑いなど、あらゆる感情がじんわりとにじみ出てくるような演出も見事。 セリフなしで、表情で語る演技がたくさん出てくるのですが、本木君も山崎さんも広末さんも絶妙。こりゃ、映画祭で賞取るわけだ。 " + }, + { + "date": "2010-12-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "静かながらも飽きずに最後まで観れました\n 映画全体に死と哀しみが充満した作品なのかと思ったら違っていました。人と支え合う楽しさや優しさ、そして新たな生の予感など、喜びに満ちた作品で非常に「美しい」と感じました。演技派の俳優さんたち、そして監督の、独得の間や言い回し、行動ににやりとする場面も多く、とても面白かったからこそ、ラストは涙が止まりませんでした。大きな事件とBGMがあるわけでもないのに最後まで飽きの来ないところはさすが周防監督といった感じでした。 " + }, + { + "date": "2010-11-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける。美しい映画。\n 当時あまりにも絶賛されてて、逆にみる気が失せてた作品だったんだけど、友達のイチオシ映画で勧められて、やっとみてみた。最近母を亡くしたばかりだったので、美しい弔いのシーンにジーンときた。泣いた。涙だけではなく、かなり笑えるところもあり、良い映画だ。全体的にはテーマがテーマなだけあって、しんとした雰囲気。死を扱っているけれど、暗くならずに、美しい映画だったと好感が持てる。主人公がクラシックをやっているあたりも作品の美しさを演出していて素敵だ。この映画を勧めてくれた友達は、自分の葬式についてもう決めてると前から言ってるけど、死について考えて、逆にそれまでの生き方について考えさせられた気がする。 " + }, + { + "date": "2010-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新たな旅立ちの始まり\n 「死」は新たな旅の始まりである。楽団が解散され、職を失った元チェロ奏者が次に選んだ職業は、死者の旅立ちを演出する「納棺師」だった。 故郷・山形県に戻った主人公が、「納棺師」という職業に対する偏見や、妻との確執を乗越えプロとして成長する物語である。最初は戸惑いながらも、一生の仕事として誇りを持てるようになったのは、「おくりびと」に対する遺族の感謝の言葉だったのかもしれない。 ラストシーンで、彼はある人物の「おくりびと」になる。身を清め、死化粧を施す彼の目に涙が溢れる。彼がこの仕事を誇りに思った瞬間だった。 私の母は13年前に亡くなった。病室のベットで喘ぐ母の手を握りながら、死を看取った。安らかな死は、死に対する恐怖感を打消す貴重な体験だった。葬儀は業者に任せたが、死化粧を施した母の顔は今もはっきり憶えている。苦しみから解放された穏やかな表情だった。 肉親の死は、本人は自覚していなくても、その後の生き方を左右するくらいの出来事なのかもしれない。死者の旅立ちは、見送った遺族にとっても新たな旅立ちの始まりなのだ。 " + }, + { + "date": "2010-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "つながり\n ひたすら自分ひとりの欲望を満たすことのみを追求することを良しする傾向のある現代人に、自分という存在がただひとりの孤立した集積物ではなく、歴史の積み重ねの上に受け継がれゆく魂の連続性の途上に生きゆくものであるという認識を人々に呼び起こさせる作品。主人公のみならず観ている者も、この職業を通してそのことの重要性に否応なく気づかされていく。演技的に印象に残ったのは、案外山崎努だったかもしれない。観る前は多少俗な印象を持っていたが、思っていたよりも面白い作品であった。 " + }, + { + "date": "2010-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "所作の美、静謐の死\n 「死」というテーマを身に纏いつつ、ユーモアを忘れぬ進行で決して重たく作らなかった製作サイドに脱帽です。とかく、重たいテーマは重たく進められさぞかし重厚な作品でござい、と言う感じで進むとたいていがつまらない作品になるのだが、この作品はそんなことなかった。まずは主演2人の力量もさることながら、劇中に登場する女性陣のきらりと光るスパイシーな味わいが実に良かった(広末さんはどちらかと言うとスウィートでメロウでしたが)。また、前述したように、ところどころで挿入されるユーモアはかなりこの作品ではキモであり、骨格です。メッセージ性を読み取ることもできるし、エンターテインメントとしても良い。映画らしい映画。最初から最後まで面白かったですね、はい。 " + }, + { + "date": "2010-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "作法の形式美から感じる尊敬の念\n 日本人は「死」という避けて通れない必須の事柄を忌み嫌うふしが強く、それもこの映画では描かれています。納棺の時の美しい作法が、逝く人への尊敬の表現に写って感動的でした。この映画から学べることは沢山あると思いました。 " + }, + { + "date": "2010-04-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "知人夫婦が葬儀屋です\n 知人夫婦が葬儀屋で、遺体を扱う仕事をすることなってしまった戸惑いや精神的な負担の大きさについて、少しは聞いています。葬儀屋って、社会に必要な仕事なんだけど、決して好かれることはない仕事。それを正面から描く映画ってどんなだろう、と思って見ました。 単にエピソードを繋げていっているだけなのに、山形の美しい自然と納棺師の造作の様式美、そしてユーモアをちりばめた脚本・演出によって少しも退屈しません。 人の死と、死を扱う職業という、どちらかというと社会の陰の部分について考えさせられ、それでいて美しさを感じさせるとても良い映画でした。 ただ一つだけ残念だったのは、演技力の高い役者達に囲まれると、広末涼子の大根役者ぶりが目立ってしまうこと・・・。 " + }, + { + "date": "2010-04-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヒロスエ!!\n 10/4/11ヒロスエってやっぱりかわいい…話題どおりの良作でした。世の中にはいろんな仕事をしている人がいるんだね。 " + }, + { + "date": "2010-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の原点を取り戻してくれた\n 納棺師という職業に技と美を感じる。無駄がないひとつひとつの動作は何かの作法のようであり、静けさのなかに衣擦れの音だけが耳に響く。遺体を扱うことで“けがれの職業”と周りから見られ、やがて事実を知った妻も家を出て行ってしまう。それでも職を辞めない大悟は、様々な死と向き合うことで、命の尊厳と死が持つ意味を悟って行ったのだろう。食べるシーンも多く、そこでも多くの動植物の死が演じられる。生きていくということは、他の死を伴うということも忘れてはならない。本木雅弘のチェロ演奏が効いている。もし、指先だけ別カットだったとしたら、冒頭のオーケストラのシーンにしか使えず、作品全体に及ぶ効果は激減だったろう。音楽もいい。劇中の音楽もいいが、エンディングはとってつけたような歌より、本作のようにオーケストラで締めくくった方が気持ちがいい。気になったのは、顔のアップのカット。少し大きすぎ。アップのカットが入るたびに、「あ、映画だ」と余計なことを思ってしまう。もう少し引いたほうがいい。 " + }, + { + "date": "2010-02-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる\n 納棺という知らない世界を、描きながら人間の生と死について考えさせてくれる。こういう作品が海外で評価されるというのもよく分かる気がする。 " + }, + { + "date": "2010-02-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ポータブルDVDによる車内鑑賞レビュー\n 今作を「フラガール」  や  「スウィングガール」 、そして 「 ウォーターボーイズ 」 に 「 Shall We ダンス? 」 。同じ モックン 作品では  「シコふんじゃった。」  のように 「納棺師」 という未知なる種目にチャレンジしていく     「パフォーマンス系映画」 の一種                       のようなものだと早合点していました。実際は、 「納棺師」 となったことによって父親という大きなトラウマを克服していく、      「魂を救済する」 物語                         であったのです。制限文字数では語り切れず、完成版はこちらまで。ネタバレ注意   ↓http(ダブル・コロン)//ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-97.html " + }, + { + "date": "2009-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誰もがおくりびと\n 納棺師や斎場で働いている人だけではなく、通夜や葬儀に参加する人もみんな送り人なんだと思いました。重たいテーマだったので、劇場では見ませんでしたが、前半はユーモアを交えており、見やすい作品にうまく仕上がってましたね。途中で奥さんが家出しますが、主人公は春になるまで一度も奥さんに連絡しなかったのでしょうか?仕事の件以外ではうまく言ってる夫婦っぽいので、連絡くらいとってもよかったのでは? " + }, + { + "date": "2009-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと綺麗事過ぎ\n 自ブログより抜粋で。(ほぼ全文)-- 最初に結論を書いてしまうが、誰もが避けて通れない人の死を通して人が生きることの素晴らしさを謳い上げた秀作。 まさに様式美という言葉がふさわしい納棺師のよどみない所作と山形の美しい景色に心洗われ、かといって堅苦しい映画かというと随所に笑いをもたらすユーモアも忘れない、ベテラン滝田洋二郎監督の力量がいかんなく発揮された珠玉の名作といっていい。 しいて難点を挙げるとすれば、大悟が納棺の仕事をしていることが周囲の噂となって、秘密にしていた妻・美香にもばれてしまうくだり。 それまで良妻を絵に描いたようだった美香が、一方的に「汚らわしい」とまで言い放つのはさすがに引いた。 そこに至るまでの大悟の成り行きを見ていた観客としては当然彼に肩入れするのだが、そのひいき目を差し引いても美香や親友・山下(杉本哲太)の極端に差別的な言動には不快感を感じずにいられない。 納棺という特異な仕事に対する世間の冷たい視線を象徴的に描くにしても、こういう人が嫌がる仕事も誰かがやらなくちゃいけない必要な仕事だということは少なくとも理屈ではわかるだろうに、そういったフォローのないこの展開は、ある種の御都合主義だろう。 とまあ、ここまでは理性で語れる切り口なんだけど、実は個人的にはそれ以上にこの良作を素直に観られなかったんだよな。 自分で言うのもなんだけど、半分愚痴みたいなもんなんで軽く読み流してもらって結構なんだけど、ちょっとこの話は綺麗事過ぎる気がしてね。 最初に思ったのは、広末涼子が演じる妻・美香ができすぎだろってこと。こんな若くて可愛くて、さらに二人で食っていけるだけの手に職を持った理解ある良妻がいるなんて羨ましすぎる。職を失ったくらいじゃまだまだ人生楽しそうじゃないか。 おまけに、(こういう映画に対してこんな事言うのは失言でしかないが)一緒に暮らすとなったらなにかとやっかいな親はすでに他界し、自由に使える実家が残されており、住む場所にも困らないときたもんだ。 この映画は笑いとペーソスを交えて人生って素晴らしいってことを描いているけど、自分みたいな陽の当たらない負け組人生を歩んでる身から言わせると、無菌培養された白日夢のような人生に見えるんだけど。 映画冒頭でちょっとつまずいて嘆いてみせてるけど、血も出なきゃ、膿もヘドも見ることなく天職に巡り遇う、考えてみたら相当幸せな人生じゃん。 もちろんこんなことはこの映画の言わんとするところではないんだけども、この映画のクライマックスの、ある人物の遺体を乱雑に扱う人たちに大悟が怒りをあらわにするシーン。ここまで大悟と一緒になって人の死の荘厳さを見つめてきた観客ならそんな彼の気持ちに大いに共感できるだろう。 けど、現実の世界では、遺体の扱いに限らず様々なことで気持ちとは裏腹に粗雑に立ち振る舞うようなことは珍しいことじゃない。日々の生活は綺麗事だけじゃなかなか立ちゆかないものだから。 自分はこのシーンで、その粗雑に扱っている人たちの方により人間味を感じてしまった。これが普通の日常だよなって。 この映画が素晴らしい作品であることを覆すつもりはないけれど、人の死を通じて人生の機微を描くならば、そういう点にも目配せが欲しかった。 大悟が最後に目前の遺体から悟ったのは、もの言わぬその人物の綺麗事では済まされない生き様だったはずだから。 " + }, + { + "date": "2009-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "まさしく「これがうまいんだな。困ったことに」です\n ようやく本作を観ることができました(というか、ようやく観る気になった)。天の邪鬼なわたくしは、本作がアカデミー外国賞を取ると、一気に観る気がなくなってしまったのです。みんなが飛びつくものには、疑ってかかる性格なのです。困ったことに。納棺師を主人公にした設定で、本作は玉石混合な作品の中で一歩リード。それだけで、興味深く観れます。撮り方がすごく綺麗で、日本の様式美というものに恍惚とさえしてしまいます。そんな息のつまりそうな美しさを描いた作品ですが、観てて癒されてしまうのは、やはり笑いをいれた脚本にうまさがあったのだと思います。出演した俳優陣も、いい意味で自分のカラーを消して、ロールプレイに徹していたと思います。作品全体としては、それでも一般大衆的な出来上がりです。正直、先日観た「アキレスと亀」ほど、魂にぐぐっと来るような力は感じませんでした。死体を扱った映画という意味で、素直に勧められるような作品ではないのかもしれませんが、それでも楽しめながら観れると思います。それにしても、お葬式ってやっぱり身内の喧嘩がでやすいですね。みんなに微笑んでもらえるような生き方、そして死に方をしたいものです。 " + }, + { + "date": "2009-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "田舎の町の風俗が面白かった\n 仕事の少ない田舎の町で奮闘する夫婦をモックンと広末が演じています。仕事の話、死ぬ前に父親に会う話など、ともすればとんとん拍子すぎて違和感を感じてしまいそうなところですが、うまくまとまっていると思いました。田舎町の人たちのやりとりがリアルで面白かったです。気になったのは演技をしている感の強い広末のしゃべり方。普通を演じるって難しいと思いました。モックンが練習でお尻に綿を詰められるシーンは、色々と意味深でおかしかったです。すごく普通に見えました。 " + }, + { + "date": "2009-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誇りを持っていいと思う。納棺師という仕事!\n 遅ればせながら、観た。思ったより肩肘を張らずに観られた。今まで知られていなかった職業に陽の目を当たらせた映画だが、所作が美しく、見事な感じを受けた。最初にこの仕事に入ったきっかけも、偉そうな話ではなく、お金が稼げるからというのも現実的でもっともらしかった。それがだんだん責任感も出てきて、惹かれていく様子が自然に描かれていた。死体たちもいろいろ工夫してあって、飽きさせなかった。最初は人に隠すような仕事が、人に知られてしまうと差別を受けるようになっていく怖さ。現代の日本で、職業で差別があるとは・・・ 日本人として悲しい。でも、最後は妻も認めてくれるのはうれしかった。もっと職人ぽい仕事かと思ったが、私が受けた印象は芸術家みたいだった。 " + }, + { + "date": "2009-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "あたたかい死とは\n 父親という偉大な存在を失ったとき、悲しみに暮れる間も無く、いろんな準備に追われていた私。病院から連絡を受け自動的にやって来る葬儀屋さんから基本的な葬儀に関する話を聞き、次々と淡々と行われる儀式にひたすら手一杯の状態で。もし、こんな納棺士が身近に居てくれたのなら、父を送り出す時間だけでも心のままに悲しみを表現できて、父の門をもっとしっかり見届けられたのかもしれない、と感じました。主人公が顔も分からなかった父親を次第に大粒の涙を流しながら送り出す姿、その後ろにしっかりと見守っている妻の姿、家族とは何かということを人の死を通して見つめ直すことができるとても良い映画だと思います。そして、この重たいテーマのようでありながら、全体的に湿っぽくなく、ユーモアと温かさが溢れていて見ていて幸せな気分になりました。 " + }, + { + "date": "2009-06-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "賞とらなくてもよかったよ\n アカデミー賞やなんやらとる遥か前になんのきなく見ました。多分10組以下の閑古鳥状態だったな。あんまり期待していませんでしたが・・・でも、作品はとっても良かったです。笑いあり涙あり、なかなか世の中に知られていない、陰の商売のような感じですが、仕事のシーンも美しく・・・見終わって、納棺師になりたいと思ってしまうくらい。 " + }, + { + "date": "2009-04-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すばらしいの一言\n 生き物は致死率100%。普段忘れているそれを思い出させてくれる映画です。身近な人が亡くなった経験をした人は多いでしょう。この映画を見て、多くの人が泣いただろうけど、それは安易な同情からというよりは、各々の人についてまわる死の記憶を呼び起こすからではないだろうか、ということを劇場で見たときつくづく思いました。私がこの映画を見に行った日は年配の方が多く、場内から聴こえるすすり泣きもまたとても多かったから。私は冒頭のシーンで、祖母のやすらかな突然の死と、祖父の長引いた疲弊した死を思い出し、最初から泣きっぱなしでした。その後も何度泣いたか。それは悲しいというよりは、その悲しみを包み込んでくれるような、映画の音楽にもキャストにも筋書きにも現れている、全体からかもし出される大きな優しさに打ちのめされての涙でした。10年前なら単館上映で終わっていた映画ではないでしょうか。死のテーマをすんなり世間が受け入れ、皆が深く考える、そういう時代になったのですね。 " + }, + { + "date": "2009-04-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もっくんの手さばき美し☆\n アカデミー賞受賞前に見てたので、アカデミー賞も劇見して応援しちゃいました!良かったですね^^この作品は、なんと言っても「もっくんの納棺士としての手さばき」がサイッコーーー!!美しい☆そして、笑いあり涙あり人情ありの心にじんわりくる作品でした◎それなだけにどうも広末涼子だけが残念・・・CMとかは結構好きなんやけど、どうもしゃべりが、ん~ " + }, + { + "date": "2009-04-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "脚本に脱帽\n この作品の「発案者」たる本木雅弘の演技は、テレビドラマの「徳川慶喜」や、映画の「スパイ・ゾルゲ」で、その実力は感じていたのだけれど、今回のシャシンでも、彼独特の、静かな中に滲み出るような、ゆったりとした存在感を作りだしていました。広末涼子の演技は、このシャシンで初めて観たのだけれど、アイドルの域を脱して、自然な輝きを発し、作品にふんわりとした暖かさを醸し出していました。そして脇役陣の素晴らしさ。山崎努、吉行和子、余貴美子、笹野高史・・・中でも山崎努の存在が、作品構成上でも際立っていました。彼の役柄設定と、彼の演技がなければ、この作品が成立しなかったと言っても良いと思います。そういう意味では、隠れた主役でしたね。何よりも本木雅弘の「発案」を取材によって膨らませ、脚本として完成させた小山薫堂は素晴らしい!更に作品に奥行きを与えた音楽の久石譲。彼は彼自身が監督した映画「カルテット」でもチェロを多用していたのだけれど、そのチェロの深い音色が、作品に奥行きを与えていたと思います。山形の自然を美しく切り取ったカメラも良かった。これらをタクトでまとめ上げた滝田洋二郎監督に拍手ですね。映画というものが、ほんとうに総合芸術だということを感じさせてくれる作品でした。 " + }, + { + "date": "2009-04-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "滝田監督アカデミー賞おめでとう!\n 先日「きらきらアフロ」を見ていたところ鶴瓶が大阪のピンク映画館でアカデミー賞滝田監督作品と「痴漢電車」のポスターに貼ってあったそうな。もっと笑えるかと思ったら意外に控えめな作品でした。笑いがもう少しあったほうが良かったし、後半いろんなことを詰め込みすぎた感が否めない。脚本の小山薫堂は、DIMEのレッド・データ・リストというコラムで私には、おなじみ。(絶滅しそうな物品を取り上げるコラム)彼は、見る視点が少し変わっているかもしれません。「お葬式」の例を引くまでも無く映画関係者が題材を嫌がったが、公開してみたら大好評の典型的な作品です。日本にやはり本当のプロデューサーがいない証拠だと感じました。今回は、本木雅弘の発案で始まり実質プロデューサーになったから実現した作品でしょう。頭が下がります。いつも映画を見ていない人を映画館に呼び込む企画を真剣に考えるプロデューサーがもっと必要です。映画会社(TV局も含め)のサラリーマン・プロデューサーしっかりしろ! " + }, + { + "date": "2009-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n たんたんと観れる作品でした。必ず自分も棺桶に入る時が来るんだ・・・と思いながら観ました。やはり、できる限り綺麗な状態にして見送って欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2009-03-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ひさびさに泣けた\n ストーリーも簡単で見てて疲れないのでみはまってしまっったもともと俳優の山崎努が好きで彼の表現力やしぐさがすごく気に入ってます。余貴美子との相性も抜群だったと思う。とにかくキャスティング ストーリー最高です。 " + }, + { + "date": "2009-03-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンバーミングとまでは行かないけど…\n 納棺という仕事があるっていうのをこの映画で知りました。で、見ていてエンバーミングとまでは行かないけどそれっぽいなぁって…死化粧や消毒をしてもらって生前のような顔で見送ってもらう。彼らの手に掛かったらきっと美しく死んでいける気がしました。だから…あれだけ(汚らわしいとまで言って)嫌ってた彼の仕事振りを見ることになった奥さんが理解を示すようになるんだものね。でもさ…汚らわしいって言われても奥さんのこと許しちゃうんだね。あの一言は絶対に言っちゃいけない言葉だったんじゃないのかな?妊娠したってことで無しになっちゃうの?私だったら一生引きずりそうだわ。あと…石文っていう素敵なやり取りが有ったってこともこの映画で知りました。石のイメージで相手の感情を読み取る…ポジティブな人とネガティブな人では全く違う内容になるって気もしますが…しかし…笑えるところも多いし、泣かせる要素も盛りだくさんで確かに素晴らしい(地味だけど)作品ではあると思うんだけど…こういう映画をアメリカの人が本当に分かったのかな?と…まぁ…賞取れて良かったです。 " + }, + { + "date": "2009-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "メリハリのきいたいい映画\n メリハリのきいたいい映画だ。「納棺師」に対する世間の誹謗、偏見、軽蔑をまずは画面いっぱいにあふれさせた上で、それを感謝や尊敬や感動へと変質させてゆく過程を自然な形で描いている。そうした全てのうねりをかいくぐって来た人物を一方に置き、全てが初体験の人物をもう一方に据えることで、超越と相克の様相を対照的に浮かび上がらせている。小道具や飛び道具もいい。硬い干し柿が笑いを誘う。石ぶみもいい味をだす。ドタバタも少々だと疲れない。「とめお」という「女性」も気になる(しかし、その名前の持つ朴訥な響きは、アカデミー賞の審査員たちには全く伝わらなかっただろうな)。人の死を前にして初めて顕在化する親子関係の機微や人間模様を巧みに織り込んでもいるが、ただ、特別な深みを持った映画に仕立てようとの意図はないのだから、火葬の看守にわざわざ「ここは門です」とか「私は門番だ」とかとクサい台詞を言わせる必要はなかった。 " + }, + { + "date": "2009-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "深みのある作品\n 初めはコミカルな場面で笑わせ、次いで主人公が納棺師の仕事に悩み、葛藤する様を描いて一挙に引きつける。主人公が納棺師は天職だと振り切れたころ、妻との考えの相違により、妻が家を出て行くことになった時は、男として悲しかった。しかし妻が戻り、銭湯のおかみの死にあたり、妻の考えが変わりつつあることを、広末の表情で気付き、安堵の気持ちが生まれた。父の死の電報が届き、主人公は父への思いが爆発するが、直ぐに親子の絆に気づいて駆けつけるシーンや納棺師として父に接する様に涙を禁じ得なかった。この映画は、笑い、悲しみの他、仕事とは、死とは、親子とは、夫婦とは等今一度、観衆に訴え、考えさせる深みのある作品であると言って過言ではない。又、山形の自然が美しく撮られ、美的にも素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2009-03-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "広末かぁ\n 泣けます!自然に流れる感じです泣くだろうとわかっていて、涙が流れる感じに静かに泣けます。でも、なぜにヒロインが広末なのか?それだけが、納得いきません・・・ " + }, + { + "date": "2009-03-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "しっとり。\n 感想を文章化すると、もしかしたら作品の魅力を必然的に歪めて伝えることになるかもしれない。文章として評価するなら、評価し易いポイントも沢山ある。例えばオープニング。「泣ける」という評判を聞いて映画館に来たであろう、その観客に対し、冒頭にユーモアを持ってくる事で構えを解かせる。ここで構えが解けるからこそ、懐に入り込める。そして実際、この冒頭の「ユーモア」は、その役割を果たしたあと、中盤まで進んでから改めて物語中の正しい場所に位置づけられる。ここにおいて飛び道具が飛び道具でなくなり、作品全体の世界にユーモラスであったシーンが違和感無く溶け込むのだ。他にも文字にして褒めるなら、鶏肉であったり棺桶の値段であったり、小道具が後でしっかり活かされている。シナリオのテンポも良い。とか、そういう褒め言葉はいかにも理屈っぽい。そういうのは上手さであって、「おくりびと」が良くできてる理由にはなっても素晴らしい理由にはならない。そして、その素晴らしさを伝えようとすると、いかんせん、「雰囲気がいい」とか、そういう余りに舌足らずな言葉に頼らなければならないのだ。本作は死を扱ってはいるが、必ずしも「如何に死を扱うべきか」というような哲学を観客に問いかけない。考えたければ考えれば良い。しかし、物悲しさを感じるだけで十分な人はそれでも良い。本作が作り手の自家発電的なお芸術系作品ではなく、深みのあるテーマを扱いながら娯楽作品として誰もが嗜める。そういう趣味の良さが希有なんだと思う。 " + }, + { + "date": "2009-03-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "そりゃあ、泣きますよ\n 家族に囲まれ、永遠の別れ。そりゃあ、泣きますよ。完璧な映画ではないけれど色々な事が深く残る。石文だったり、フグの白子だったり。良質な映画であることは間違いない! " + }, + { + "date": "2009-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "しっとりした名作\n アカデミー賞をとった、つまりアメリカ人に受けたということを知っての鑑賞だったので、どこが受けたのだろう的なことが頭から離れず、困りました。まあ、アメリカの風土とは全く違う、重く、冷たい空気の似合う日本ならではの内容です。このしっとりした空気感に共感してくれたのかなと思いました。葬儀のときに、亡くなった人を清めつつ納棺してくれる納棺師の成長の物語ですが、納棺をここまで儀式として美しくとらえ、嫌みも、後腐れも、どろどろした空気も排除した映像美は、見た後にさわやかな印象を与えます。ただし、美香(広末涼子)が、あれだけ不自然なほど、妻として夫の納棺師という職業を受け入れられなかったのに、実際の夫の仕事ぶりを目にすることで、突然夫を受け入れてしまうことが若干唐突な気がした。生理的嫌悪があんなに簡単にひっくり返ることは、もっと時間をかけない限りあり得ないと思った。それ以外は、素晴らしい、です。 " + }, + { + "date": "2009-03-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽とストーリー背景が見事に融合\n 巨匠という域にもはや到達しているかもしれない、久石譲の音楽が見事にストーリーを体現している。雄大な山々と厳しい冬が終わったあとの春の暖かさなど、山形の自然が物語を大きく包む。生死は万人に等しく訪れるもの。それを全編とおしてじんわりと染み入るように伝えてくれる、深い幸せに包まれる作品だ。 " + }, + { + "date": "2009-03-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いのち芽吹く\n 元喫茶店の実家の落ち着いた雰囲気の内装が,チェロのテーマ曲が,美香の理解と,絆の継承のラストシーンが好き。威厳と優しさを全身から醸し出す佐々木と,門番が良かった。夫への愛情がたしかに見える美香も良い。主人公の小林大悟が,真摯で穏やかな人柄で好印象。本木雅弘がハマり役。顔立ちが中性的だから嫌らしくなかった。「死」にまつわる偏見と,事務的な葬儀の形を,声高に追求せず,さらりと取り込んで,クスっと笑いと爆笑を織り交ぜながら,厳かで崇高な「納棺師」の仕事を通して,人生に自問自答を続ける大悟の成長を,シンプルに描いた脚本が秀逸。生きるを見つめる前向きな物語でした。ひとつだけ注文を付けるなら,エンディングバックは父親にしてほしかった。。 " + }, + { + "date": "2009-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画のように親も自分も\n 愛国心的なものを持ち合せていない私ですが「日本に生まれてよかった」と思わせてくれる映画です。 大切な人を失い送りだすその時、目の前で物のように棺に入れられたら死んでしまった悲しみが溢れ出すだけでなにも残りません…。 でも、故人に生前同様の敬意はらい「身支度」をしてくれる姿を見ているだけで故人に対しての感謝を感じ、悲しいけど優しい気持ちでいられるような気がします。 どう表現していいのかわかりませんが「日本人」であることが誇らしい気持ちにもなります。 いつか、そんな日がくるのなら親もそんなふうにしてあげたいなとただ純粋に思えるそんな映画です。※内容もただ、悲しいだけじゃなくコミカルで笑えるので暗そうとかジミとか思わず見に行ってみてください。 " + }, + { + "date": "2009-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかったです。感動しました。\n 周囲の人の死に直面する機会が多くなるような年齢になって、この映画のように正面から死に向かう姿勢を取り上げられると感動を覚えます。花粉症の涙と鼻水と、それより多いこの映画を見てのそれらが一体となって、映画が終わった時ぐじゃぐじゃになっておりました。直接テーマとは関係ないかもしれませんが、広末さんが演じる妻が転職しないなら実家へ帰ると言った時のさまが、自分が転職使用とした時の愚妻のものの言い方と全く同じだったので「そんなヤツとは別れてしまえ」と思わず言ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2009-02-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "遅ればせながら・・・\n 昨年公開直後に観ました。去年観た映画の中で私にとってベストといえる作品でしたが評判もよく、多くの方のレビューを読んでいると私の言いたいことがうまく表現されていてここに私が書く必要もないなぁ~と思っていました。しかし今日ある映画を観てがっかりし、比べてみるとあらためてこの映画の素晴らしさを認識したので遅ればせながらですがここに書いてみようかと思いました。映画は音と映像と内容が一体となる媒体です。テレビやDVDもそうですが映画は画面と音が大きくその利点も生かさなくてはならないと思います。この映画はそのすべてが揃っていました。音楽、風景、そして所作すべてが美しく、人の思いが温かい。しかし人間には5感があります。耳と目だけではない肌に感じる湿度や匂いそれをこの映画では感じることが出来たと思っています。これはどんな映画でも感じることが出来るわけではないし、時に有り得ない質感の映画があります。しかしこの映画は大袈裟でなくとても自然に日本を感じることが出来ると思いました。映画は勿論内容が大切ではありますが、それだけでは絶対にないと思えるそんな映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2008-12-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 試写会でみました。感動です。本当に職業に対しての偏見ってありそうです。非常に腹がたちます。広末涼子さんのセクシーシーンが。それはオッケーなのと思いました。真面目な映画なんですけど。 " + }, + { + "date": "2008-11-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "うーん。。\n 期待して見に行きましたが、わたしはそれほどでした。滝田監督の得意な感じですが、どうも私には合わないようで。。笑いあり涙ありなのだけれど、物語の根底にあるものが、私にとって当たり前のことを言われるだけの気がして。。時系列がわかりづらいのもちょっと。最初に、やってみるか?といってやる納棺作業。初めてっぽいのに、入社してすぐ、ホテルの自殺の方をやったのでは?と思ってしまった。春はわかりやすいのだけれど、広末涼子がどのくらいの期間実家に帰っていたのかもう少しわかりやすいと、物事の大きさがもっと見えやすいのでは?と思った。私自身も母親を昨年亡くしているからこそ、自分にとっての死の価値観みたいなものが変わってしまったから楽しめないのかな?と思いました。納棺師に対する偏見とかが、いまいちリアリティがないというか、本当にあんなこと言う人っているの?って思うというか、、、少なくとも自分は友達が納棺師であっても、モックンが納棺師だと知ったあとの、友達や、妻のような態度は取らないというか、自分だったらむしろその友達を偉いなーとか誇りに思うので、、。そうはいっても、やはり音楽はすばらしかったし、音楽を奏でながら、モックンが受け入れることを受け入れるという作業を無言で行っているんだなーと思ってみていました。あと、女性が亡くなったら、女性の納棺師さんがやってくれるはずです。男の納棺師さんにされるのは、いくらなんでも、死んでいても、嫌だな。 " + }, + { + "date": "2008-10-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とっても深~くて、あったかい\n 一言で言うと、とっても深~くて、あったかい、良い映画でした。なかなか身近にはない、だけど誰もがいつかは目にするであろう永遠のお別れの儀式・・・。それを仕事とする「納棺師」という、特殊な職業だからこその苦悩や、人への優しさなどが丁寧に描かれています。笑えるところもあり、山形の美しい四季の景色あり。美しいチェロの音楽ありと、盛りだくさん。そして、泣きます。 感動します。 号泣です・・・。鼻も目も大変なことになっちゃいました。内容的にはオススメしたい映画ですが、注意点が1つ。くれぐれも、ぐちゃぐちゃの泣き顔を見せても平気な相手を選んで見に行く事をオススメします。 " + }, + { + "date": "2008-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつか来るその日のために\n 演出がもたつくせいで若干長く感じたり、「広末は何を演じても広末だなぁ」なんて、そのステレオタイプの演技にちょっと閉口したり、不満がないわけではない。でも、それを補って余りある魅力のある、丁寧に撮られた1本でした。「死」をテーマにしながらも、決して重過ぎず、むしろ軽い語り口で巧妙に語られている点も素直に胸に迫ります。と、いうことで08年を代表する1本になるだろうと思います。役者陣では、本木扮する主人公が、その人柄にいつの間にか引き寄せられる社長を演じた山崎努が素晴らしい。また、吉行和子、笹野高史のコンビが非常にいい味を出してました。モックンも頑張っていたけど、大ベテランを前にすると、やっぱりちょっと霞んじゃったかな。(あと、この場を借りて峰岸徹さんに合掌)それから「命」を象徴する食事のシーンがまた素晴らしい。人間は生きとし生けるものを自らの糧にすることでしか生きられないわけだけど、主人公達が美味しそうにフグの白子や干し柿、そしてフライドチキンにむしゃぶりつく姿は、食べることの喜びと食べ物への感謝がよく表現されていて、映画の魅力を格段にアップさせていると思う。この映画を観ると、誰もが本作に登場する納棺師のような人たちに送ってもらいたいと思うのではないだろうか。いつか来るその日のために、誰もが観ておいた方がいい1本だと思う。 " + }, + { + "date": "2008-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まるで手品師モックン\n 悪くない作品だと思いました.「葬送」という死者を悼むための儀式が,じつは故人との関係を消化するため,残された側の生者にとって不可欠なプロセスである,ということを丁寧に描けている映画だと思います.(モックンの華麗な手さばきは,ちょっとあざとくて鼻につきましたが.)大悟が腐乱死体を片づける仕事を終えたのち,家の台所で思わず妻を求めてしまうシーンは,死とセックスが表裏一体であることが伝わってきました.ただ,惜しむらくはサイドストーリーが雑な印象があって,たとえば「銭湯を引き継いでほしい」と告げた正吉とツヤ子の関係性,そして納棺師・佐々木の人物史が説明不足だったような気がします.(なぜ今まで一人も社員がいなかったのか? 事務所の二階が熱帯風なのには意味があるのか?)「石文(いしぶみ)」のエピソードは良いアイデアでしたが,いくらなんでもその父親が石文を握ったまま絶命,というのはやっぱり無理がありますよね・・・(笑)気の毒なのが,山崎努,余貴美子,笹野高史が良すぎて,モックン,広末の演技が終始ダイコンに見えてしまいました.最後に余談なんですが・・・ラストで,大悟の父役として登場した峰岸徹.つい最近,実際に他界したばかりですよね・・・? 思わずそのことを思い出して,スクリーン見ながらゾクッとしました(-_-; " + }, + { + "date": "2008-10-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "モックン、良い作品出てますね!\n 音楽家の夢破れた主人公は妻と共に故郷 山形に移り住む事になったのです。そこで手にした職は、この世からの旅立ちをお手伝いする納棺士という職業である。最初は嫌だったこの職に何故か惹かれていく。家族との最期のお別れには情感迫る物があり亡くなった人への家族の想いが託される。実は彼は、自分の両親との想いをきちんとしたかたちで遂げていない。その為、幸せなかたちであの世に送ってあげる、この職にこだわったのだと思う。最後に、父を見送ってあげた事により彼はこの感情から卒業する。今年の邦画でイチオシの映画です。 " + }, + { + "date": "2008-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "納棺師という仕事と生き方\n 見る年齢によって、印象が全く違う映画だと思います。この映画で納棺師という仕事をこの映画ではじめて知りましたが、「綺麗」と一瞬感動を覚える一連の動作で、魅了されました。音楽も素晴らしく、聞かせる所と静かに見せるところの静動がうまく描かれていたのが、印象的です。少し涙がでますが、万人受けの映画だと思います。そして終わりに印象を話すと全く違うと思います。価値のある映画で、日本らしい映画でした!! " + }, + { + "date": "2008-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "笑って泣ける 人は誰でもおくりびと おくられびと\n 笑って泣けるという評判を聞いていたのですが、予想以上に”笑い”のシーンが多くてびっくりしました。ともかく最初の納棺のシーンから笑えます。納棺師のお仕事。遺体を丁寧に拭いて最後に化粧をして綺麗にして送り出す。お葬式には何度か行ったことがありますが、このような儀式は一度も見たことがありません。葬儀屋とは別にこういうお仕事があることすら知りませんでした。最初に笑いが多かったと書きましたが、大悟にとって最初の仕事のシーンは正直笑えなかったです。死後2週間が経過して強烈な腐敗した匂いの漂う、そして彼がおそらく初めて目にする死体。どんな遺体であろうと納棺師はその遺体を綺麗にしなくてはいけない。これは本当精神的にもキツイ仕事だな、というのをこのシーンで最初に植えつけられます。確かに綺麗な遺体だけのシーンだったら、納棺師の仕事の辛さのようなものは伝わってこなかったので、こうやってさらっと大変さを映し出すのは上手い演出だと思いました。そしてこういう死に立ち会うこともきっと少なくないんではないかな、と思いましたね。ずっと優しくて結構適当な感じだった社長の「しっかり持て!」はその仕事のプロだということを痛感させられました。でもそれ以降は綺麗な遺体しかでてきませんので、この仕事辛っ!って思ったのは最初の遺体の時だけだったかな。成り行きでついた納棺師の仕事。しかし大悟は自然にこの仕事にやりがいを覚えていきます。だけど周りはそうではなかった。私は納棺師という仕事をこの映画で初めて知りましたが、映画から知ったからか、「遺体を綺麗にして送り出してあげるとても素敵な仕事」というイメージを最初に持ったんですよね。だからこの仕事にこんな偏見があるなんて驚きでした。「人の死を商売にしている」ことで、「あんな仕事」と言われてしまう。大悟の仕事内容を知った妻の美香からは「汚らわしい!触らないで」と言われてしまう。でもこのシーン、予告で何度も観ましたけど、実際劇中で観てもなんでそこまで言うの?って思っちゃいましたよ。汚らわしいっていっくらなんでも言いすぎじゃないか?でも誰に何と言われようと大悟は納棺師を辞めたいとは思っていない、むしろこのまま続けていきたいと思ってるんですよね。やりたくて就いた仕事ではないけれども、きっとそこにはこの仕事からしか得られない何かがあるのだと思いました。そしてそれは自分の母を看取れなかったこと、父と疎遠になってしまっていることも関係してていたのではないかと。仕事に誇りもやりがいも持ってるのに人に卑下されてしまうことを、反論するわけではなく仕事でみせる姿が本当にすばらしかったです。また映画の中にあったように、遺族の方から感謝されることも多いのではないかと思います。人生の最後の最後には、私も大悟や佐々木社長のような方に納棺を頼みたい!と思いましたから。そして実際、納棺師の仕事を見下していた人たちも、彼らの仕事を目の前で見て逆に尊敬の眼差しに変わっていきます。そりゃそうだよね、あんな優しく丁寧に遺体を扱ってくれる姿を見たら、やっぱり素敵なお仕事だって思うし、誰でもできる仕事ではないように思います。ともかくモックンの落ち着いた演技が素晴らしかったです。そしてモックンと山崎努が絶妙な笑いを取ってるんですよね~。これはさすがです。二人のシーンで本当何度も笑わされました。後半の笑いでは「旨いんだなー、困ったことに」が結構ヒットでした。また余貴美子や吉行和子の存在もかなりよかったですね。そうそう、納棺師の仕事と同じく、石文もこの映画を観て初めて知りました。最後の石は読めすぎる展開で残念ながら感動できませんでしたが、大悟が語ってくれる石文のお話も素敵でした。後半は会場のあちこちから鼻をすする音が・・・。でも私は泣けなかったんです。やばい??泣けなかった私は、きっとみんなは大切な人を看取ったことがあるから、そのことを思い返して涙してるんだ、と思うことにしました。この作品、喜怒哀楽の感情すべてが本当に上手く取り入れられています。そのバランが絶妙。納棺師の仕事は”安らかな旅立ちのお手伝い”、死は終わりではなく、新たな旅立ち。”死ぬ”ことは怖くないと思えるし、大切な人が亡くなってしまったら、こうやって優しく丁寧に”ありがとう”と見送ってあげたい、そう思わせてくれる素敵な映画でした。エンドロール中はずっとモックンの納棺技術が長廻しで流れていますので、そちらもお見逃しなく。 " + }, + { + "date": "2008-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おくりびと\n 映画を見終わった後の感想は、私も死んだらあんなふうに納棺師に見送って欲しいと思いました。出演者の演技がとても素晴らしくて、とても重い内容なのに暗くなく、今までこの仕事に対して偏見を持っていた自分が恥ずかしくなる話でした。見終わった後に命の大切さと死ぬまでの間にどのように生きていくのかということを考えるようになりまし。 " + }, + { + "date": "2008-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "夫は、納棺師なんです\n 映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)から。久しぶりに、自然と目が潤む作品と出逢った。自分が夢だと信じていたものはたぶん夢ではなかった、と呟き、一体、自分は何を試されているんだろう?と悩み、友人知人には「もっとマシな仕事つけや」と叱られた主人公。終いには、愛する妻にまで「こんな仕事しているなんて・・」「今すぐやめて、お願い」「さわらないで汚らわしい」と嫌われる。こんな辛いことはないだろう、と思った。それでも、遺族からの感謝の言葉を支えに、妻と別居してでもこの「納棺師」という仕事を続けてきた彼にとって、物語の終盤、手荒く遺体を扱う葬儀屋に向かって、妻が口にした「夫は、納棺師なんです」は、最高の喜びであったろうなぜか、私の心も、この台詞に揺さぶられた。夫の仕事に、誇りと尊敬の念を持った台詞だったから。もし仮に、巷で「地方公務員」という職業がけなされた時、私の妻は「夫は、地方公務員なんです」と毅然とした態度で、口にしてくれるだろうか。とても気になるところである。そう言われるよう、日々努力が必要なのかもしれないな。 " + }, + { + "date": "2008-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予想通りといえば予想通りだけれど\n 死は誰にとっても避けられないことなのに、そこに携わる人々を低い存在と考えてしまう人、悲しいことではあるが、そうした考えの人が多い事も事実であろう。死者を尊厳を持って送り出すことの意義を改めて考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2008-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いあり、涙あり\n とても笑えて、泣けて印象に残る作品でした。死はいつかは訪れるもので・・・それを悲しみだけではなく、あたたかく描いていたと思います。本木さんのチェロも心に響きましたし、久石さんの音楽もその世界にぴったりあっている感動作でした。助演の方の演技も光っていましたよ。今年見た邦画の中ではNO1だと思います♪ " + }, + { + "date": "2008-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画いいね\n 若い頃は日本映画ってダサイと思ってあまり見ませんでしたが、最近は最盛期ですね。いろんな作家が、いい作品が目白押しで。このようなジャンルでも映画は作り物だから見せ場が必要。広末は好きだから許すけどもう少し性格設定をどちらかに振って欲しい。山崎努が黙って車のキーを投げるシーンが最高にカッコイイ。ここだけはもう一回見たいと思った。 " + }, + { + "date": "2008-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見る人によっては・・・\n 近年の邦画の中では間違いなく上位に入る佳作です。予告編ではもっと泣けるかと思いましたが、実際は笑いも随所に盛り込まれ、悲しいだけの作品ではありませんでした。昨年、父を亡くした時、納棺士の方にお世話になりましたが、その時の情景がフラッシュバックして、父を思い出して号泣してしまいました。全編を通じて、すべての納棺シーンが父とダブり、そのたびに涙腺が全解放されてしまい参りました。2時間10分という時間もあっという間で、最近の映画館の快適なシートと相まって、とても楽しめました。ただ、お身内を亡くした経験のない方は、号泣までは行かないかも知れません。やはり人それぞれ、思い出と重なり合って涙腺が刺激される映画だと思います。観客は中高年が圧倒的に多く、ちょっと驚きました。脚本もとてもよく練られているし、なんといっても久石譲さんのもの悲しい音楽のうまさが引き立っています。欲を言えば、「生前の銭湯のおばちゃんとの小林夫婦の絡みシーン」がもう少しあれば、亡くなった時のシーンがもっと劇的に効いてくるし、エンドロールで「小林夫婦のその後」や余さん演じる「上村さんと子どもとの再会」などがさりげなく入れば、もっとよかったのかなと思いました。いずれにせよいい映画です。1800円は安いですね。 " + }, + { + "date": "2008-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いが死の演出!今年一番の邦画です。\n 起承転結が分かり易い感動の邦画でした。結びをどうするんだろう、と途中で気になりました。風呂屋の番台の女主人でもないし、納棺師の師匠の死でもないし、まさかパートナーの・・・・。舞台は山形。輪廻転生の出羽三山の麓という設定も演出の一つ。主人公のチェリストという職業、故郷の出羽三山と鮭の遡上に石文と、シーンにちりばめられた演出が憎い。途中でどのように山場を作り、どのように締めくくるのか。石文と主人公の子供ができたことが、キーワードでした。本木さんの上手さが立っています。脇を固める個性的なキャラの山崎、余、笹野、杉本さん等。良い映画でした。泣けました。 " + }, + { + "date": "2008-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "おくりびと\n 都会で食い詰め帰郷した男。旅行会社に採用されたつもりが、仕事は安らかな旅立ちへのお手伝い。そんなこととはつゆ知らぬ健気な妻の笑顔に送られる日々。ひょんなことから片足突っ込んだ納棺師の道、男はいつしか両足で歩いている。納棺の儀式を執り行う本木雅弘の心を込めた所作手さばきの鮮やかさ。世俗の汚れをきれいに落とされ、死者の面に生気が蘇る。死出の装束を清らかにまとわせられて、悲しみを新たにする遺族が見守るうち、死者は静かに棺へと納められる。人間の尊厳を慈しむ画面に自然と涙も滲んでくる。泣かせる作品なのだ。泣かせるがお涙頂戴という訳ではない。人が生きていくことのもろもろを、静謐さと厳粛さのうちに、皮肉の効いた笑わせどころもしっかり織り込んで、厳しくも優しいお話として提示する。その丁寧で行き届いた仕事ぶりに泣けるのだ。そもそも、モックンが納棺師をモチーフに、脚本は小山薫堂を指名するところから始まった企画だと言う。確かに、これはビジュアル的にも物珍しさからも映画にはおあつらえ向きの素材だ。納棺師と死者との距離感でドラマの幅を広げた脚本は伏線の張り加減など強引とも周到ともとれる点はあるが、普通の人々を敬意を込めて描き、誰もが共感できる物語になっている。見事な脚本で指名に応えた小山薫堂はあまりにカッコいい。滝田洋二郎の丁寧な画面作りと抑制の効いた演出も良かった。「陰陽師」や「阿修羅城の瞳」のようなスペクタキュラーなものより、前作「バッテリー」同様、家族や夫婦をモチーフに普通の人々を描く方がこの監督の柄に合っているのだろう。プロデュース的なセンスの良さを発揮したモックンの、作品を力強く引っ張っる華も実もある役者振りがいい。山崎努の人を喰った怪人振りと余貴美子の生活感が作品にクッキリと陰影を刻み込み、広末は屈折した笑顔で貢献する。素材の新鮮さに対し、奇をてらわぬキャスティングが醸し出す説得力。月山を望む庄内平野の美しい四季を背景に、人生を感じさせるチェロの調べが。生きとし生けるものへの共感と慈しみを描いて、隅々迄味わい深い。今年度を代表する作品。 " + }, + { + "date": "2008-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり温かくなる映画^^泣けます。。。\n 誰もが遅かれ早かれいつかは経験する死。こんな「死」をテーマにした映画なので、重々しく悲しい話かと思いきや、前半は笑いが満載で、日本ならではのユニークさもあり、おもしろく描かれているのが意外でした^^笑えます♪葬儀会社全般の業務内容は、なんとなぁ~く理解していたつもりの私だけど、その中で「納棺師」なんぞという職業があるなんて、今まで知りもしませんでした。・・・ってか、それ以前に、婚礼会社は喜ばれるのに、葬儀会社は遠慮されがちな世の中が現状。でもこの映画を観て、死んだ時に、その人が生きていた中で一番綺麗な時の姿にして、向こうの世界に送り出してくれる。なんて素晴らしい職業なんだろう!って感動せずにはいられませんでした。「死とは門のようなもの。だから行ってらっしゃい。また逢おうな。と行って送り出すんだ。」火葬場で働く笹野さん役の正吉のセリフにジ~ンときました(涙)いつかまた逢える。。。そう思えば淋しさも軽減されますよね^^今回、NKエージェントの社長扮する山﨑努さんが、前回の「クライマーズ・ハイ」のいやらしい社長と全く違って、かっこよく凛々しい姿が印象的でした^^勿論もっくんも良かったです\(^o^)/身近な人が亡くなった時、死を悼む哀しみははかり知れないものがありますが、そんな中、誰かがひとつひとつ丁寧に、生前の頃の綺麗な姿にして故人を送り出してくれる。そう思うと、何とも言えない温かな優しい気持ちに包まれます。いつかは私も送られ人。私も最高に綺麗にして送り出して貰いたいものです^^本当に素晴らしい映画でした^^♪今年私の感動NO.1映画になりそ~です(^o^)                9月16日MOVIX伊勢崎にて観賞 " + }, + { + "date": "2008-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "誰もがいつかはおくられびと。\n 試写会にて。第32回モントリオール世界映画祭・グランプリ受賞作品。受賞前から観るつもりではいたけれど、実際に観てみたら、あ~これは♪と思うほどの素晴らしい作品なので驚いた。いや、驚いたのは…その内容で、私はもっと荘厳な日本の葬送儀式を描いた作品なのだと思っていて(そうなんだけど)あんなにユーモアに満ち溢れたドラマだとは思ってなかった。だって、腹を抱えて笑えるほどなのである^^;そして、ひとしきり笑わせておいて、ズシンと胸にも響く。やがて流れ落ちる涙が冷たくはなく、温かいことに喜び、いつか自分にこんな日がやってくることを予測してしまう。「死」を「旅立ち」と捉えられるなら、ちっとも怖くはない。そして、なんといっても…。モッくんと山﨑努だ。こういうテーマを選んでおきながら、なんとも飄々とした二人の掛け合いを見ていると、あ~生きてるっていうのはこういうことなんだよな、、、と実感できる。動植物の死、によって生き長らえている人間たちなのだ。綺麗だの気持ち悪いだの、まともだのまともでないだのと、ヒトは他人の職業についてあれこれと意見をするけれど、どんなにドエライ人間だっていつかは死ぬわけでしょう。その亡骸を、いっさい他人の手を借りず、迷惑もかけず、処理することなど、今の日本では到底不可能なのだ。いつかは皆、おくられびと。になる日が来るのだから…。一緒に観た母親がボソッと言った。儀式としての納棺は、母の若い時分には無かったそうだ。身内や親類が総出で、亡骸を棺に納め、葬送したらしい。今はお金をかけて、こうやって綺麗にするんだね。。。とそんなことを隣で言われた私は、何だか泣けてきてしまった。ちなみに私も身内の「死」に立ち合った経験があるものの、その時はすでに、棺に納められてからの対面、だった。納棺はおそらく綺麗な御遺体でなければ見ることは出来ない。しかしこの作品は、その職業について深く掘り下げる一方で、人生の悲喜交々を雄大な自然の中で(チェロの伴奏にのせて)豊かに謳い上げてくれている。人生にどんなことがあっても、自分がおくられびと。になる日まで終わることはないのだと。観終えて、久しぶりに拍手を贈りたくなった作品。(モッくん、今回も素晴らしいコスプレを魅せてくれてます^^;) " + }, + { + "date": "2008-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心と気持ちが、優しくなれる映画。\n “モントリオール世界映画祭グランプリ受賞”。とても地味なテーマを描いた映画です。でも、素朴でとても優しい気持ちになれる映画です。 吾輩“モントリオール世界映画祭”が、どれほど権威のある映画祭なのか存じません。しかし、今回のグランプリ受賞は、この映画にとって非常によろこばしいことだったと思います。何せ、公開初日から“満席”でしたから。この“賞効果”がなかったら、この映画はひっそりと公開されて、あっさりと上映終了していたかも知れません。それくらい、取り上げているテーマが、この上ないくらい地味なモノですから。でも映画自体の出来は、とても素晴らしい物でした。ですから多くの人が映画館に足を運んでこの映画をご覧になるっていうのが、何かとっても嬉しいです。 “納棺師”という仕事があるという事を、吾輩はこのえいがを観て初めて知りました。遺体に死に装束を着せ、死に化粧を施し、あの世へ送り出す。映画ではその作業の一つ一つの動作が、入念に撮り上がられていて、さながら崇高な儀式のようでした。ある意味これは一つの“芸術”だと思います。映画の中では、“遺体を扱う仕事”ということで、抵抗を持つ人々の様子も描かれています。吾輩なんぞは、さほど抵抗は感じなかったのですが、やはりそのように感じるのが一般的な通念なんですかね?しかし、その人達も大悟の“凛とした”仕事振りを見て、考えを改めていきます。様々な形の“人の死”に、愛を持って向き合い、その最期を送り出す“納棺師”。非常に素晴らしく、気高い仕事だと思います。 主演の本木雅弘さんが、イイ演技を見せてくれます。最初の方は、何となく“ダメ男”なんですが、様々な“人の死”と向き合い人間的に成長していく主人公・大悟の姿を、抑えめの演技で堅実に好演しています。もう“モックン”なんて呼んだら失礼ですね。そして妻役の広末さんが、これまたイイ!一時期“プッツン女優”とか言われてましたが、何か完全にふっ切れてるんでしょうね。可愛くも芯が強く、愛する夫を常に支える妻・美香をとても愛らしく演じています。いやあ、あんな奥さん、そうそういませんよ! 山﨑努、余貴美子、吉行和子、笹野高史…、脇を固めるベテラン俳優陣の皆さん。もう何も言うことはございません。映画を安心して見ていられます。それぞれの魅力を如何なく発揮され、この映画をとてもしっかりした作品に仕上げています。 観る前は、宣伝などから『ひょっとして“号泣誘発映画”なのかな?』と思っていたのですが、随所にユーモアが散りばめられていて(事実、前半1時間くらいは、笑いの方が多かった)、観ていてとても優しい気持ちになれました。こういう“心が優しくなる“演出、滝田洋二郎 監督は、ホントお上手ですね。あと、久石譲 さんの音楽と、山形の素朴な自然の風景が、観る者の心を更に優しくしてくれます。 何度も書きますが、決して派手な大作ではなく、地味な映画です。でも日本映画として、日本文化の優しい所が描かれていて、本当に“秀作”です。来年のアカデミー賞の日本代表に選出されたそうですが、何とか“外国語映画賞”にノミネートされてほしいですね。ガンバレ! " + }, + { + "date": "2008-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "心に、ジーンと来ました。\n 2008年モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作品。ベネチア国際映画祭に、北野武(『アキレスと亀』)、押井守(『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』)、宮崎駿(『崖の上のポニョ』)の3監督の作品が出たと騒いでいる陰を縫って、こちらの作品が、別のところで世界的評価を得ていました。放送作家の小山薫堂が、映画初脚本と言う事でも話題です。劇中、結構食べ物を食べるシーンがあったような気がするのは、気のせいでしょうか? しかも、静かに食べると言うより、ムシャムシャ食べると言う感じの食べるシーン。山崎務のセリフにも「生きるためには、食べなければならない」と言う趣旨の意味のモノがあったのですが、納棺(=死)と食事(=生)と言う対比を表したかったんですかね? ちょっと印象的でした。多くは語りません。って言うか、語れません。物凄く、心の奥にジーンと来ます。いいものは、言葉が違っても、文化が違っても通じると言う事が分かりました。それが、モントリオール世界映画祭の評価だと思います。不覚にも、二回ほど泣きそうになりました。それにしても、納棺師と言う職業があるのは、全く知りませんでした。近親者の葬儀に出た事はあるんですが、納棺は全く経験なし。こう言う事をやっていたのかな? " + }, + { + "date": "2008-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本らしい、川の流れのような映画\n 映画を観る前は遺体に化粧をして遺体を棺に納める納棺師の話と聞いて、暗い話を連想したが暗いというよりは淡々としていていい意味で日本映画らしい優れた映画。予想以上に笑えるシーンが多く、悲しみと笑いは表裏一体なのだと再確認。本木雅弘演じる主人公は音楽をやめたばかりの元チェリスト(音楽担当の久石譲の趣味も入っている?)、楽器を扱うように丁寧に遺体に対する姿が美しい。中盤まではお仕事映画としても楽しめる。会社の社長は山崎努(「クライマーズハイ」より良い)、彼が出ていることで往年の伊丹十三映画を思い出したりもする。彼は食べ物に対する執着が強い。考えてみれば食というものは死と向き合わなければできない行為で、この映画ではそうした死と生の対比がうまく描かれている。最後にはやや湿っぽくなるが、納棺師という仕事なので最後は身近な人を送らなければならないのは容易に想像がつく。広末涼子は適役だとは思わないが、この映画から浮いているほどではない(ただ、ともだちのような夫婦なので、仕事のことを打ち明けていないのはややご都合主義)。余貴美子はまさに適役。笹野高史はそう来たかという感じでひねりあり。 " + }, + { + "date": "2008-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "打ち込める事の幸福\n この手のテーマにありがちな説明的台詞が皆無であるのに、登場人物一人一人の心情がもの凄く伝わりました。邦画では間違いなく歴史に残る一作です。 " + }, + { + "date": "2008-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった 皆に見て欲しい\n 試写会で見ました。正直単なる暗い映画なのかな・・・と思っていましたが、見事に裏切られました。山崎努と本木雅弘のテンポの良さのかけひきに笑ったり、本当に美味しそうに食事をするシーン、広末涼子と本木雅弘の夫婦の生活、そして納棺師としての仕事っぷり、チェロを演奏するシーン。山崎努のコミカルながらも深みのある言葉、本木雅弘のびっくりしたり悲しんだりする表情、広末涼子の柔らかい優しい表情。さまざまな場面が心地よいBGMと盛り込まれていて、死との向き合い方を考えさせる話でした。また、人との縁はどこかでつながっている、ということも感じました。今までに対面してきた、納棺やお通夜、お葬式、悲しみにくれてばかりいて、納棺の一つ一つの作法に意味があることが分かりませんでした。亡くなった方へのお礼の気持ち、最後はいい顔をしていたよ、っていうありがとうの意を込めての納棺なんだな、次に自分が立ち会う時は、またこの映画を思い出して、違う気持ちでいるんだろうな、と思いました。本当に見て良かった映画でした。 " + }, + { + "date": "2008-09-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "秀作です、お勧めです。\n 納棺師の所作は美しくて、お茶のお手前のような完成度がありました。それを演じるモックンの微妙な表情の変化。彼は本当に、良い俳優さんになりましたね。深みのあるチェロの音色に彩られ、人生の最後の一幕・・・納棺は、その人の命を大切にするひと時なのだと伝わってきました。時に笑いながらも、命の尊さを静かにかみ締める秀作です。脇役は芸達者が揃っていて、しかもそれぞれに合ったキャスト。山崎努は社長を楽しんで演じていましたね。吉行和子、さすが、笹野高史、相変わらず良い味。個人的には杉本哲太が好きです。 " + }, + { + "date": "2008-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おお、感動しました\n eiga.comの試写会で拝見しました。納棺師ってなにシリアスコメディーかと思っていましたが、とても切なくて、愛があって、偏見があって、あたたかな人の血の流れている素敵な作品でした。本木雅弘ってこんなに演技がうまかったっけずっと思いだせなかった父親の顔を思い出せた瞬間に、この作品は人の死を引金に、生きている者の思いや愛を気付かせるのだなぁと感じました。素晴らしい映画をありがとう!って感じの映画でした。 " + }, + { + "date": "2008-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "邦画では今年1番かも?\n 納棺師というお仕事を知るいいきっかけになりました。実際にそんな場面に出くわしたことがないので「へぇ~」と思えることも多かったです。死者は他人にとっては死体でも家族にとっては”亡骸”であり、尊いものであるというのがよく現れてると思います。笑わせるけど泣かせる映画で2時間10分の上映時間ですが長さを感じさせない映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2008-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪くはないが……\n 所属していたオーケストラの解散で、郷里に戻りひょんなことから納棺師となった主人公が、さまざまな死の現場で人生のありように思いを至らせたり、死者を扱う仕事をしていることから友人や妻からの偏見にあったりするお話。主人公が納棺師として確たる自負を持ち、周囲が偏見をとくには、誰か近しい人の死しかないわなぁ……と思ってたら、やっぱりそういう展開に。つまらない映画ではないけど、僕の好みではないかな。あと、プリントの状態が悪いのか、音声がところどころ途切れて無音状態になるところがあって、集中力が削がれてしまいました。試写会でそれはあんまりだなぁ。 " + }, + { + "date": "2008-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "間違いなくベストワンの作品であり、笑って泣ける大傑作です。\n  この作品で“納棺師”という仕事を初めて知りました。死者を納棺と前に、一定の所作でうやうやしく、表情を整え、体を拭き、死に化粧をして、棺に納める仕事です。このときお亡くなりになった人の尊厳のために、衣装の着せ替えは参列者に一切肌を晒さず、手際よく脱がせ、死に装束に付け替えるのです。 主演の元木がまるでお茶の作法のようだったと答えていたように、その所作は美しく、厳かで、故人を弔ふことがこんなにも感動を呼ぶものかと、改めて気づかせてくれました。実は2年前の6月に母の葬儀を体験しました。そのときにも納棺の儀式はあったはずなのですが、記憶の隅に追いやっていたようです。 でも、納棺師の仕事がどんなに大切か。この作品で思い知らせされました。なかには葬儀屋が適当に遺体を棺桶に放り込む時もあるようで、そのシーンを見たときなるほど儀式として納棺の儀があった方が、遺族としても心のけじめができるし、悲しみも和らぐものだなぁとつくづく思い知らされましたね。まさに人生最高の旅立ちのお手伝いといえます。 ところが、普段の日常生活を送っている市中の人は、他人の葬儀に関わることを忌み嫌います。葬儀場や墓場の建設は反対され、葬儀屋は忌み嫌われます。この作品の主人公大悟の幼なじみからは、絶交され、さらに妻美香もまた、夫が相談もなく納棺師に就職したことに腹を立てて、実家に帰ってしまいます。 葬儀場建設反対の立て札を見るたびに、ろくに神仏を信じていない人がと疑問に思う小地蔵ではあります。みなさんあまりにやがては誰でも死んでしまうという避けがたい現実を避けて忘れてしまっているのではないのかなぁ~。 いくら避けていても肉親や親しい人が亡くなったら、話は別。死と向き合わざるを得ません。そこで見かける納棺師としての大悟の振る舞いを見て、蔑視していた美香や幼なじみたちも、感動するのでした。 初めて大悟の仕事ぶりをまざまざと見つめるときの広末と元木の無言の演技が凄く良かったです。直前まで納棺師の仕事の件で大喧嘩している仲だったのに、アイコンタクト一発で、美香が大悟の仕事を受け入れたことを、観客にも納得させるすばらしい表情でした。 無言の表情だけで場面を語らせている点では、滝田洋二郎監督の演出は凄いし、元木・広末・山崎努らの阿吽の呼吸による息のあった演技に惹き付けられましたね。 あと主人公がプロのチェリストだったという設定のため、ガチンコで元木はチェロの演奏を練習し吹き替えなしでやり遂げています。その腕前は、全くの素人だったのが近日中には、ライブ演奏しようかというところまで上達したそうです。 その主人公の心そのままに、時に激しく、時にやさしく、チェロの音色で織りなす感動的な音楽を手がけるのは、名匠・久石譲。日本の代表的なチェロ奏者20名で編成した楽団による音楽も素晴らしかったです。 また、物語の舞台は山形県庄内平野。名峰・月山を背景に、美しい自然を四季の移ろいとともに叙情的に描き出していました。 一見地味で触れ難いイメージの職業をテーマしていますけれど、その重さを打ち消すぐらいユーモアにあふれた作品でもありました。 例えば、大悟の初仕事は、死後2週間も経った腐乱死体。その悶絶する姿に大笑い。ついでに、追い打ちで家に戻ってたらで、夕食は鳥鍋。鳥の生首見て吐きそうになる大悟に同情しつつ笑ってしまいました。そんなときって、理性が麻痺しているから、妻にいきなり欲情してしまうものでしょうか?(見てのお楽しみ) その他、沢山のキスマークで送り出される大往生のおじいちゃんだとか、美人だと思ったら、拭いているうちにあれと当たり、なんとニューハーフだったなどなど、全編滑稽さに満ち溢れています。決して退屈させません。 納棺師と主人公夫婦・親子のつながりのなかから、愛すること生きることを考えずにはいられなくなりました。人は誰でもいつか、おくりびと、そしておくられびととなります。この普遍的なテーマは、今生きている私たちに、夫や妻そして、わが子や父や母にどう向き合うか問うてくるでしょう。きっと、そばにいてくれるだけでもありがたいなっていう気持ちにならざるを得なくなりますよ。 好き嫌いはあっても、食わず嫌いはいけません。この作品をとにかく見ていただければ、笑いと涙、そして大きな感動が得られることを小地蔵は保証しますよ。 特に近年肉親の葬儀を経験した人なら、そのときの忘れようと努めていた葬儀の記憶が故人の思い出とともに、まざまざと鮮やかに蘇ってきて、泣けてきます。 まぁ、それは悲しいけど、それもまた悪くないと思いますよ。追伸2ヶ月ぶりでまた試写を見てきました。またまた感激し、たっぷりと涙流してきました。山崎努さんを初めベテラン俳優陣が、いつも以上の演技をしていることに気がつきました。しかも、軽妙で笑えます。肩がこりません。この満足感、高揚感は、『ダークナイト』試写会を見終わったあとの感じに近いものがあります。今年に入ってすでに150本以上の作品を見た中で、間違いなくベストワンの作品であるとお勧めします。 " + }, + { + "date": "2008-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに秀作!\n 納棺師、というあまり耳慣れない職業についた男とその周辺の人々の物語。死は皆にいつか訪れるもので、誰しも身内や知人のお葬式には1度くらいは出たことがあるはず。でも、お葬式には出席していても、現代ではなかなか「納棺」の瞬間に立ち会うことは無いのではないでしょうか?ちょっと ナゾのベールに包まれた納棺師という仕事。一言で言えば、「死体を納棺する」仕事ですが、死者に敬意と愛情を持って、丁寧に着替えさせ、化粧をする・・・。本木さんのイリュージョンとも思える仕事ぶりのせいなのか、その姿は、とても崇高なものに見えました。今まで知らなかった職業を、少しだけ垣間見ることが出来てとても興味深く 「仕事」というものについても考えさせられるお話でした。山崎努さん、吉行和子さん、余貴美子さん、笹野高史さんといった日本映画界を代表する名役者さんが脇を固め、素晴らしい演技で魅せてくれます。特に一言、二言で多くを語る笹野さんの燻し銀の演技は素晴らしい。エンドロールは必見。終わりと思ってさっさと席を立ってしまうといいものを見逃してしまいます。笑えて、泣けて、ジンと来て・・・まさに秀作です。P.S.モントリオール映画祭で受賞したとのお知らせ!当然、というか、納得の受賞!人の死、人生って ユニバーサルなテーマですものね。こういうとっても「日本らしい」映画が受賞するのは嬉しいですね。 " + }, + { + "date": "2008-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "死を目の当たりにし、生を見つめ、過去を乗り越え、未来を見つめる。\n  お高いチェロを買ったばかりで、 これからと思っていたところでの楽団の解散。 チェロ奏者として食っていくことをあきらめ、 故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件であった“旅のお手伝い”という、NKエージェントの求人広告を見つける。 どんな仕事かも分からず面接で社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、 業務内容はなんと、安らかな“旅立ちのお手伝い”である納棺。 遺体を棺に納める仕事であった。 戸惑う大悟だったが妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係だと、 結婚式場の仕事だと偽り、見習いとして働き出す。 美人だと思っていたら・・・、幼い子供を残して亡くなった母親、 キスマークたくさんのお爺ちゃんと、 千差万別な別れと向き合っていくうちに、 納棺師という仕事の素晴らしさを実感していく。 素晴らしい所作であの世への旅立ちの衣装を着せ、 美しくしてくれてありがとうと、感謝されるほどの化粧を施し、 その人なりの美しさを引き出して、遺体を棺に納める納棺師という職業を、 真正面から描き、多くの別れと対峙し、 人生の最期に必要だと思われる職業を通して、家族を、夫婦を描く。 僕の感情のクライマックスは、かなり早めに訪れた。 初めての遺体を目の前にし、 それもある程度の腐敗が進んだと思われる遺体で、 その目を覆いたくなるような遺体を、強烈そうな匂いを、 体感した後にとった行動。 妻の用意した食事を目の前にし、大悟がとった行動が、 作品全体で僕の感情のクライマックスであった。 そのシーンもデビュー当時からの広末ファンとしては、 複雑ではあるけども、もっと激しくても、と思うんだけど、 広末の限界か、事務所の限界か。 その後は出てきた要素を、 予想通りに使って終わったという印象がないわけではない。 社長の納棺技術を見ることによって、 大悟もその技術を学び納棺師として誇りを持つ。 お客さんに、大悟に、美香に、観客に見せて理解させる。 よく分かるし、作品中で語られるように納棺技術は美しいと思えたし、 知らなければ、大悟が客にも友人にも言われたように、 死人を飯の種にしているだけと、もっとまともな仕事につけと、 職業に対する偏見を持ってはいけないと思っていても、 納棺師を思うかもしれない。 大悟自身も始めは誇りが持てず、堂々と言えなかった。 そんな人を、観てる僕も、黙らせ感じさせる美しさはあった。 しかし、理解させ、予想通りの感動へいってしまって、 作品のクライマックスに、 僕の感情がクライマックスへと行かなかったのが残念というのは、 それぞれの物語が、それぞれ感じさせ、考えさせられましたし、 ちょっと、贅沢な感想なのかもしれない。 予想通りだとしても、感情がラストへ向けて盛り上がらなかったのは、 下手だとは全く思わないけども、 役者陣が予想の範囲内の演技だったのも大きいと思う。 本木雅弘は納棺の手引きでは遺体として頑張り、 それなりに体を張って笑わせてくれたし、 納棺の技術を施している姿も美しく、 チェロを演奏している姿も様になっていたが、 凄い、というような揺さぶられるような演技は少なかった。 それは他の役者陣も同じ。特に広末は浮いて感じてしまう。 しかしそれは、妻にも他の人物と同じ様に 分かりやすく納棺師という仕事を嫌わせ、 大悟の仕事を知った時のセリフにも、 違和感を感じたのも大きいかもしれない。 笹野高史は、かなり美味しい役を、美味しく演じていたけどね。 人は誰もがいつかは“おくりびと”であり、“おくられびと”になる。 そんな事は分かっていても、目の前になければ、 普段は全く考えないこと、考えたくないこと。 実際に棺に入った遺体を目の前にしたことはあっても、 入れる前に作品中で行われるような納棺の所作を観たことはなかった。 司法解剖後の棺に入った親族の遺体に、 何とも言えない思いをした事のある自分としては、 そのような遺体の場合はどのようにするのかは分からないが、 納棺師がいてくれたら、 やり場のない想いを少しは和らげてくれたかもしれないと思う。 描きにくいと思われる作品で、 主人公の大悟と佐々木のコミカルな師弟関係は面白く、 緩急としての笑わせる部分は、ほどほどに心地よく上質だと思うし、 色々な納棺の場面が出てくるが、納棺の所作の美しさは、 作品中の遺族同様に、こちらも見惚れてしまうほどでもあり、温かかった。 僕の目には新鮮に見えたが、 綺麗事だけではないであろう納棺師という仕事を知れて、 誰もが訪れる旅立ちを、多くの人が携わっていると、 改めて勉強にもなった。 多くの方が、それぞれの、おくられた人々を想い涙できるでしょう。 そんな作品だからこそ、激しい部分は、 もっと激しくてもよかったかと思うし、 たった2ヶ月であそこまで出来るか、と思わないでもないし、 チェロが巧く絡んでいたかも疑問がないわけではない。 石文のエピソードは、ええ話や、温かいのう、と思っても、 ラストの奇跡のようなことはないだろうと、思わないでもない。 分かりやすいバロメーターとして、寝不足で行って、ちょい、ちょい、 一瞬意識がない部分があったのは、 僕の中では傑作というほどではないという事でしょうか。 自分の中で傑作だという作品は、 寝不足でも寝るような事はないですからね。 でも、多くの人に観てほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2008-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛情とユーモアに満ちた、「送る人」を描く名作\n  納棺師(のうかんし)。 ちょっと辛気臭くて、敬遠されそうな職業のように感じられてしまいます。 しかし、親族の目の前で行なわれる納棺の儀式は、静謐で、厳かで、死者に対する敬意に満ちていました。 故人の肌を遺族に一切見せないように、遺体を清拭し、寝間着から白装束に着替えさせる一連の手技は、一糸乱れぬ職人技です。 生きていたときのように死に化粧を施す指先は、何よりも亡き人への愛情が溢れてます。 遺族にも一人一人清拭をしてもらいます。 それが旅立つ人と残される人の、最後の心の交流になるでしょう。 悲喜こもごものエピソードを、映画はユーモラスに描いていきます。 日常から死が遠ざかっている現代人は、死を忌避してしまいがちです。 しかし、人は誰でも必ず死ぬ、死ぬことは普通のことなのです。 誰でもが「おくりびと」になるし、「おくられびと」にもなる。 納棺師は悲しい別れを、優しい愛情で満たす仕事なのです。 監督は滝田洋二郎。 「名作」と呼ぶのに相応しい、ユーモアと感動に溢れた日本映画が、新たに誕生しました。 " + }, + { + "date": "2008-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作!今年の日本を代表する作品ではないかと思います\n 16日「新宿ピカデリーOPEN」こけら落とし試写会。本木がいい演技をしています。彼はトーク番組では変人ぶりを露呈しますが、やはり演技は上手い。広末や山崎努も脇を固め、2時間を超える作品でありながら、あっという間に時間を感じます。脚本に無駄が無く、洗練されたストーリー展開に客は満足するのではないでしょうか。納棺師という職業は、誰もが身近にありながら、実際にはよく知られていないのではないかと思います。「仕事」としては結婚式を上に見て、葬式を下に見る風習がありがちですが、その職業に生きる彼らの誇りと思いを感じ取れる、素晴らしい日本映画であり、多くの方にに見てもらいたい作品です。  P.S.新宿ピカデリーはいい映画館です。今後は利用したいと思います・・・。 " + } + ] + }, + "157": { + "title": "母べえ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "君は母べえを見たか?\n  今から40年ほど前、チョコベーというお菓子があった。不思議感のある画期的なCMがヒットしたためチョコべー遊びも流行ったし、友達の名前に“ベー”をつけて呼び合ったりするほどだったのです。残念ながら食べた記憶はないのですが・・・ 昭和十五年の野上家では、文学者である父親・滋(坂東三津五郎)のユーモアにより、互いに“べえ”をつけて呼び合っていた。その父親が思想犯として特高に検挙されるという悲しい内容にもかかわらず、家族は周りの温かな人たちに恵まれ、娘たちも明るくたくましく育っていく様子が印象的な映画でした。 たとえば『はだしのゲン』のように、同じく反戦を唱えたために特高に捕まり、近所の人たちからも非国民扱いされて悲劇を強調する作品でもない。また、苦難を乗り越える強き母親像を表に出す作品でもないのです。物語の根底にある反戦思想は同じであるにしても、人間の温かさを前向きに捉えたような・・・特に戦争推進派(?)のような隣組の組長さん(でんでん)などはこの温かさを象徴するようなキャラクターでもあり、時には信念を押し殺してでも、人との絆がいかに大切であるかを丁寧に描いていました。 主人公母べえを演ずる吉永小百合はすでに60歳を超えているのに、30代であっても違和感がない。型破りの叔父仙吉役である笑福亭鶴瓶よりもずっと若く見えるのです。さらに、サユリストをも満足させるかのような、世間知らずのお嬢様風であったり、男の好意に対する鈍感ぶりという一面も見せてくれる。そして、夫の元教え子である山ちゃんを演ずる浅野忠信がとてもよかったし、壇れいも『武士の一分』に続き好演。 子役2人に関して、世間的には長女初子役の志田未来(みらい)の評判がいいようですけど、個人的には次女照美役の佐藤未来(みく)のほうがすごいと思った。自然に口の横にごはんつぶを付けるところや、コロッケを取るタイミングの良さや、カステラを我慢するところなど・・・演出の力なんだろうけど、上手くこなしすぎでした。 全体的には原作者野上照代の自叙伝ということもあって、特高取り調べの拷問だとか戦争の悲惨さそのものは描かれていない。そして、衣装などが綺麗すぎることや子供たちも健康そうだったことなど、なぜか違う時代を見ている錯覚にも陥ってしまいました・・・それでも泣けましたが。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こうなりゃやけだ!これまた正月向けでないのは分かっているが。確か…...\n こうなりゃやけだ!これまた正月向けでないのは分かっているが。確か…あったあった、ダビング後未鑑賞のDVD。山田洋次監督作品。ラストシーンがどうにも違和感。大人になっても「べえ」だからか?それとも配役か?小百合様の神がかった美しさ。いったいいくつ?基本それのみを確かめればいい。次世代候補の檀れいにもう少し活躍して欲しかった(笑)鶴瓶の役どころが「おとうと」とほぼ同じ、まあそれしかないよね(笑)反戦モチーフなので致し方ないが、山田洋次監督にはもっと明るいというか、爽やかというか、そんな方が合う気がする。しかし、山田洋次監督作品の凄いところはあからさまなハズレがないこと。それって実は超偉大だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ド直球な反戦映画\n 戦争の犠牲になった市民を描いた映画。時代に翻弄され続けた普通の家族を切々と描写した、悲しすぎる映画。政治的な主張はなく、とにかく人や家族を破壊する戦争が悲しい、憎い!憎い!戦争許すまじ!という純粋な気持ちが伝わってくる。一瞬期待したよ。あの兵隊は浅野忠信かもって。でもやっぱり違うよね。そういう話じゃないもんね。最近の戦争物は良くも悪くも小難しかったりして子どもが観て、単純に戦争はダメ!って思えるような作品が少ない。この映画はそこが直球なので、その意味でも良い映画だと思う。ただ吉永小百合さん、さすがにその配役は無理があるのでは… " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "内容はこじんまり\n あの時代故の異常な社会は分かりやすく描いているが、物悲しい。『北の零年』でもそうだったが、吉永小百合に30~40代の女性役は無理を感じる。年の割に若く見えるがそこまで若くない。そろそろあんな若い役を付けるのは考えるべきではないか? " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鶴瓶さんが出てるところは、面白かったけど、全体的にツラいお話。\n こういう時代があったことは、忘れてはいけない。 " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "反戦映画\n 戦争によって引き裂かれた家族。反戦監督なので戦争の悲しさ、悲惨さを意図した映画ですが、その反面で母べえの気丈さが際立っているように感じます。戦時中だからこそ、慎ましくも強い母の姿がそこにはあったのかなと。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "息の詰まる時代ゆえの不幸\n 総合:70点ストーリー: 65キャスト: 65演出: 75ビジュアル: 65音楽: 60 なんと堅苦しく息苦しい時代だろう。特別高等警察はもちろん、市井の普通の警官から婦人会の人々まで、挙国一致体制の下で国家の価値観を強要する。そんな閉塞感溢れる社会の描写と、不幸な生活に耐え忍ぶ姿を淡々と描く演出はたいしたもの。映画の雰囲気はかなり良かったと思いました。子役も含めて出演者全体の演技と、それぞれの性格設定もはっきりしていてなかなかいいです。 主演の吉永小百合、歳のわりに美人だし流石に演技力は確かなものだったのは認めるが、この映画の撮影時にすでに60歳を越えている。母というより祖母の年齢であり(50歳すぎて出産した計算になります)、いくらなんでも9歳の子供の母親というのには無理がありすぎなのでは。だから浅野忠信の恋愛とかも含めて見ていて不自然でした。ここはやはり劇の設定上の年齢相応の女優を使うべきだと思いましたし、そうしないといくら演技が良くても見ていて物語に感情移入し辛い。それとこの時代に似つかわしくない浅野忠信の茶髪の長髪も気になりました。 街のセットは時々出てくる看板などが汚れもなくやけに新しくて使い込まれていないのはいかにも作り物感いっぱい。もう少し臨場感が欲しかった。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらない本当に近いと思う\n つまらなそうだったので、見る気なかったんですが、山田監督の作品は、見ないでいるととても気になってしょうがなくなるので、結局見てしまいました。吉永さんて、本当に不思議な女優さんです。私も、けっこう日本映画を見ている気でいましたが、よく考えてみると、吉永さんの出演作品で、見たのは、「寅さん」除くと「キューポラ」だけ。それも吉永さんの卓越した美貌に見蕩れてしまい、時代は違いますが、川口(埼玉県)はよく知っている場所だったので、こんなキレイな人は川口にはいないだろうと思いはじめると、そればかり気になって、結局、こんなキレイな人は川口にはいない映画になってしまいました。今回も、舞台は川口らしいけど、吉永さんもかなりお歳をめされて、かなり落ち着いた感じになっているので、安心して見られました。(でも檀れいさんはちょっと気になった。)さて、内容ですが、全体的に感動作であることは間違いないんですが、淡々と物語が流れていく感じで、ラストまでいってしまい、少々盛り上がりに欠けるかな?普通映画って、おもしろい嘘なんだけど、この映画は、どちらかと言えば、つまらない本当に近いです。今もそうだけど、戦争中という時代時代設定により、正しくて、いい人でいるのが、どれだけたいへんで、覚悟がいることなのか、思い知らされました。この映画は、つまらない本当より、おもしろい嘘がいいという人は、見ない方がいいと思います。それから、ラストシーンは絶対にいると思います。あれがこの映画のすべてを物語っていて、私はラストシーンに一番感動しました。 " + }, + { + "date": "2008-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "母べぇ(かぁべぇ)・父べぇ(とぉべぇ)・鶴瓶(つるべぇ)\n 愛称で呼び合う仲睦まじい家族が主役の映画。「母べぇ」(山田洋次監督)は、メモが溢れたのに、取り上げた台詞は、これかい!!とお叱りを受けそうだ。ただ、作品中「笑福亭鶴瓶」さんが、いい味を出している。「贅沢は敵だ」と大きな声で「沢品撲滅運動」を訴えかける主婦たちを相手に「贅沢は素敵だ」と言い返すシーン。今では、セクハラで訴えられそうなめちゃくちゃな言葉も、「『初べぇ』のことを、キレイだって誉めただけやでぇ」とさらっとかわすシーンなど、インパクトは強い。みんなに嫌がられる存在の役を演じながらも、「母べぇは、おのおじさんの顔を見ると、ホッとするの」「母べぇにとって、ちっとも悪い人じゃなかったの」と母べぇ役の吉永小百合さんに、言われるなんて羨ましい。この映画を思い出すには、このフレーズかな?とちょっと、キャッチコピー風にまとめたみた。「母べぇ・父べぇ・鶴瓶」観た人しかわからないな、きっと。ごめん、観た人にはわかるよね、このフレーズの面白さ。 " + }, + { + "date": "2008-03-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣かせる映画はオーバーじゃダメかな\n 吉永小百合が古い女を演じていて共感を持っていたけど、ラストの病床でのシーンで娘に「死んでから会うのじゃ嫌」と急に、それまでのキャラクターを壊すようなわがままを言うシーンが違和感がありすぎて、映画が作り物っぽく見えてしまいました。年をとってわがままが目立つとかの複線が必要なシーンで残念です。 " + }, + { + "date": "2008-03-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "キツイ\n 泣ける映画が見たい!って見に行って来たんやけど、肩透かしをくらっちゃいました。イヤン。私のイメージでは、戦中の混乱した時代を生き抜く、母と娘達との感動ストーリー☆やったんやけど。でも実際は・・・獄中にいる夫を健気に待ちながら、女手一つで娘達を育てる母べえ。そして、その母べえに思いを寄せる書生の物語。分かりやすく書くと。浅野忠信(書生) →<片思い>→ 吉永小百合(母べえ)ないな。流石にこの設定はキッツイな。 " + }, + { + "date": "2008-03-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "平和な時代の有難さ\n 戦時中の日本の家族を描いた作品です。父親が投獄されても、挫けず母親の一人で娘達を育てる姿を物語を通して描かれていました。個人的には、髭を生やしていない浅野忠信に清潔感が感じられて印象的でした。 " + }, + { + "date": "2008-03-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母べえ\n 家族愛を描いた感動の作品。ただし60歳を過ぎた吉永小百合が30歳代の母親役を演じるのには少し違和感がありました。 " + }, + { + "date": "2008-02-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とてもいい映画\n 自伝の映画化というだけあって、時代をきちんと描写していて好感が持てる。時代をきちんと活写しているだけに、その中で繰り広げられる物語が信憑性を持ち、観客に直截的に訴えかけている。戦時下に於ける思想犯の夫、そしてその妻、二人とも決して思想らしい思想を何一つ語るワケではないが、彼らの周辺にその逆の立場を語らせることで、夫婦の正しさ、一途さが却って浮き上がる仕掛けになっている。浅野忠信は頼りなくも頼もしい実に愛すべき人物像を好演している。また、吉永小百合もすばらしい。彼女の体内に、あたかも永遠に住みついているかのような天性の優しさが本映画でもくっきりと滲み出ている。最終シーン近くで「死」が連続して取り扱われるが、全体のトーンはあくまでも温かい。名台詞はないし、これといった見せ場も見当たらないが、とてもいい映画だと確信を持って言える。個人的には、都会の家の玄関脇にあった鶏小屋が強く印象に残っている。あんな家に住んでみたい。 " + }, + { + "date": "2008-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "地味ですが…\n 地味…ではありますが、それだけの理由でこの映画を切り捨ててしまってはいけないような、そんな何かがあると思いました。吉永小百合は、さすがに30代の母には少し無理があるとは思いますが、たたずまいは吉永小百合ならではで、やはり彼女あってのこの映画なのでしょうか。若い人にもみてほしいと監督が言っていますが、まさにそのとおりで、2度とあってはならない間違った時代を、ここから学びとってみたいものです。 " + }, + { + "date": "2008-02-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "率直に良かった\n 出演者それぞれに味が出ていたと思う。最後の数十年後の町並み背景には少し違和感があったけど良かったです。邦画も色々観ていこうと思った。 " + }, + { + "date": "2008-02-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和のお母さん。\n 山田洋次が「寅さん」に帰ってきたような気がしました。やはりこの監督は、庶民の家族劇を上手に描けるヒトです。吉永小百合を使ったことが成功の要因。かもしれないけどキャストにもかなり恵まれてましたねぇ。今回は人選間違えてないな、と^m^静かで凡庸な生活の賛歌と、愚かな国家讃美や戦争の悲惨さ、当時の一般庶民が、どんな扱いを受けていたのかも実感できる。長年、黒澤映画のスクリプターとして活躍してきた野上照代が、両親への鎮魂を込めて綴った名作「父へのレクイエム」を改題。彼女は劇中「照べえ」として(子役が可愛い)愛らしさを振り撒き、母べえ、父べえ、姉の初べえと共に…いや、忘れてはならない我らが山ちゃん!(浅野忠信・会心の演技)、チャコ姉さんと共に、暗く辛い戦中時代の中を、かくも明るく笑顔いっぱいに過ごした家族の軌跡を見事にスクリーンに描き出しています。母さん、という歌の中にも出てくる夜なべをするお母さん。昭和の母親像を演じられる女優さんも少なくなりましたね…。吉永小百合は劇中で30代の母親を演じていますが(!)違和感ゼロ。見た目にも凄いことだけど(爆)本当に違和感がありませんでした。山ちゃんがほのかに想いをよせる気持ちも分かる…!^^;だけど芯は強く決して正義を曲げない。実の父親に勘当されても平気。こういう強さを醸し出せる女優も、もはや彼女くらいか…^^;なにしろ「母べえ」ありき。そして陰に日向に彼ら一家を支えた山ちゃんありき!(鶴瓶も上手かった!)の作品だったのです。。。出てくるキャラクターがすべて、それぞれに魅力的。あぁ~いるよねぇ、こういうおじさん。いるよねぇ、おばさん。そうそう、そうやって遊んだよね。親のいうことは絶対だった。そりゃ~カステラを食べたいわな。肉だって食べたいさ。…と、私とは○十年も違う時代のハナシなのに(爆)妙に親近感^^;唯一我が家と違うのは、父べえを尊敬していたところかな(爆)物語(特に戦争が色濃くなる後半)の展開は辛いながらも、一貫して庶民を同目線のカメラで捉える姿勢は、変わらず温かい。自分が歳をとって初めて「あぁ母親はこの時こんな風だったんだ」そう感じるようになった私自身、豊かな時代に生きていることをつい忘れがちになります。でも今作を観て思うのは、やっぱり、家族っていいな。母べえが守ったものを自分も守らなきゃだよな。そんな風に素直に思えるから、やはり寅さん映画は永遠なのだ。^m^(しかしどうして「べえ」なのか。じゃあ八兵衛は?とかいって^^;) " + }, + { + "date": "2008-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "若い人にこそ観てほしい。\n 主要人物を演じた全ての役者が素晴らしい。とりわけ,浅野忠信さんが見事。野上家を支える良心の塊を自然に嫌味なく好演して,その姿は,同性から見ても理想の男性像でした。淡々と進みながらも,多面的で奥深いドラマが印象的。監督の伝えたいメッセージが集約された,ラストの遺言と手紙が,痛切な余韻となって,強烈に胸を打つ。泣きそう,暗そうなどと,見た目で判断して敬遠せず,浅野さんかっこいい!そんな単純な動機でもいいから,若い人たちにこそ観てほしい! " + } + ] + }, + "158": { + "title": "クライマーズ・ハイ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "事故映画ではありません。クライマーズ・ハイ\n 事が起こる直前事が起きた瞬間、その直後混乱と収束どんな現場てもアドレナリンが爆発する瞬間があります。新聞社という限られた空間で起きる特別な時間を切り取った映画。 " + }, + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "日本の報道のあり方を問う。\n 報道とは何か。堤真一さんの演じる正義感の強い新聞記者を描き、商業主義の日本の報道のあり方を問う。堤真一さんの演技が素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "登山者にとっての山、新聞社にとっての?\n セリフが全般に聞き取りにくくて、どうもよくわからなかった。小澤征悦って何者だったの?エンケンの変わり身もよくわからなかった。それはともかく、正直大きなネタを前にした新聞社の醜い内輪もめをみせられてもなー、というのが最初の感想。題材が実際の事故だけに、地方紙の意地とか以前にあさましさが鼻につく。群馬か長野か、事故の本質にとってはまったくどうでもいいことに振りまわされるのは滑稽ですらある。伝えたかったのはそっちだろうか。それでも3.5点つけたのは、この事故そのものが衝撃的だったから。当時のことを思こさせたし、事故に関係する職場がかなり混乱し、ハイテンションであったろうことは容易に想像できる。原作をしらないが、大きなネタは報道機関の人間をおかしくするというのがタイトルの意味だろうか。しかし、実際に起きた大事故を前に展開される大人げない諍いには不愉快さを覚えたのも事実。新聞社の裏事情なんぞ、知ったことではないと思うと同時に、事故に対していろいろな想いを抱えつつも目の前のギスギスした人間関係や締切、配達、他社との凌ぎ合いといった日常の仕事の延長上に彼らはいたのだ、と思わされた。もし、上記のようなことを伝えたかったのだとしたら、配役、演出などいい出来だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ニュースを聞いた時の衝撃を思い出す\n 日航機墜落事故。今でも墜落原因について陰謀説やら色々と様々な意見があって、本当のところは謎に包まれている。墜落前の機長達の会話をネットで聞いた事があるが、聞いた後数日は何も手に付かなかった。この映画では事故当日からの数日間の北関東新聞社を描いているから事故の描写はあまり出てこない。でも、凄惨な事故現場を見た記者が気がふれてしまうシーンで滝藤賢一の凄さが現場の悲惨さを伝えている。親友の病気の話や元社長秘書のセクハラのくだりは正直必要ないと思った。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和の時代・・\n 横山秀夫のベストセラー小説が原作。日航ジャンボ機の墜落事故を巡っての地方新聞の社内混乱ぶりを映像にしたもの。1985年の昭和時代は皆熱かった。少し前の映画で出演者が皆若い。事故が痛ましい実話だけに小説と言えども現実味がある・・ " + }, + { + "date": "2017-07-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ロクヨンと撮り方が一緒\n ラストは飛行機墜落原因の裏取り情報を全権デスクへ電話連絡で伝える社会部記者が自身の直感を交えて報告した為、全権デスクがそれを信じてスクープネタを記事にせず、社主からお咎めを受けるお話し。ラストシーンが主人公である全権デスクが恐怖心で冷静さを失う「クライマーズハイ」状態?でのタイトルなのかは意味不明。豪華俳優人で構成され、展開も良い作品です。 " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "新聞記者大変だなぁと思いました\n 新聞記者大変だなぁと思いました " + }, + { + "date": "2017-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 重いテーマだが、スピード感ある展開であっという間だった印象。働いてから見たからより胸に突き刺さる感じはある。 " + }, + { + "date": "2017-03-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "文句ない\n 文句の無い豪華俳優陣でした。その点芝居は最高です。 " + }, + { + "date": "2016-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "●昭和の熱さよ。\n 原作もよかったけど映画もいいね。すこし内容は異なるけど。主人公の堤真一を個性派俳優が脇を固める。御巣鷹の日航事故を地元紙が追う。第一報、事故原因、スクープは時間との戦いだ。地元紙の意地。昭和を感じさせる熱さがいい。そういえば新聞記者に憧れた時期もあったな。全権よりも現場がいいけど。社内の確執、親子のすれ違い。うまいこと織り交ぜながら展開していく。音楽も風景もよい。原作にある一節が好きだ。〜拳を握った。ぐっ、と力が入った。心とか、気持ちとかが、人を司っているのだと、こんな時に思う。〜 " + }, + { + "date": "2016-06-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "昔見た作品\n 64の情報に原作者の前作として出てたので、ちょっと調べてみたら評判よくてびっくり。小学生か中学生のころに見た作品だったと思うのですが、初めて映画館で寝てしまった作品です。御巣鷹山事故についてと聞いていたため、新聞社や山登りの話が大部分で見当違いな期待をしていたこともありますが、昔は内容が重過ぎて理解できなかったのかな?改めて見てみると考えさせられる良い作品だと思うのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-06-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "混乱、そして失望。\n 日本人なら誰もが真摯に向き合わずにいられない惨劇の状況、その原因の追求、緊迫し混乱した報道の現場、複雑な人間関係、そして親子の和解……日航機事故を依り代に様々なドラマが複雑に絡み合い、そしてほどけていく。しかしあまりにも多くの要素で構成されるがあまり、ひとつひとつの描写が上っ面を撫でただけ。どこに感情を任せて良いかわからず、混乱させられた。時折インサートされるPOV的なカットなど演出手法にも、なんら意味を見出せなかった。なにより、苦楽を共にした同僚1人の死すら悼めない者達が、見知らぬ520人の死に向きあうことが出来るのだろうか。違和感を禁じえなかった。役者の演技は素晴らしく、また題材が題材なだけに、残念な気持ちになりました。 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "知ること。\n 私が母のお腹の中にいた、1985年8月12日。御巣鷹山。知らなくてはいけない事実。忘れてはいけないこと。 " + }, + { + "date": "2016-04-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "邦画ではベスト\n 地方の新聞社で喧嘩腰で仕事に打ち込む記者たちの描写が、言うことなしで面白い。これより面白い邦画を自分は知らない。下らん女との乳繰り合いも安っぽい浪花節も無い。脚本、監督、役者のすべてが生きている。 " + }, + { + "date": "2016-02-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重いテーマだけに深く考えました\n 新聞記者たちを中心に日航機墜落事故をテーマにした重い内容でした。『チェックダブルチェック』というセリフは記事を書く新聞記者たちを通してすべての事に繋がっている気がしました。 " + }, + { + "date": "2015-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良作\n 重い作品だが…引き込まれる。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一生懸命の大切さ\n この映画の言いたいことはたくさんあって、考えれば考えるほどたくさん出てくる。その中で私が感じたのは、大変な事件だけれどもその中で情報を伝える新聞というものがどれだけ真実を人々に迅速に正確に伝えることができるかということが難しいかということだ。また、堤氏の演技ははまり役でしたね。熱い人を演ずることのできるとても素晴らしい俳優だと思いました。しかし、熱すぎて他人や家族を傷つけたりするが、また逆に信頼されたりして・・。やはり、一生懸命というのは本当にいいなあと思った映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "『クライマーズ・ハイ』\n 堤真一、田口トモロヲ、 堀部圭亮の三人と、遠藤憲一、中村育二、螢雪次郎の三人の世代間の対峙と葛藤の絡みが絶妙。過去の栄光と決別するかのように時代が違うぞと上の世代から諭され、他に手がありますか?と突き返す下の世代のやり取りはたまらん。これで堺雅人の良さが初めて解った映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を超える\n 今日、第2次大戦の映画「レイルウェイ」を見て、原作と映画との関係を考えた。「レイルウェイ」は原作よりも映画が面白いかどうかということを考えたわけではない(そもそも原作を読んでない)。個人としての戦争責任を問題にしている映画なので、その点に関する映画製作者の意識を問題視した。その時、実際の事件をどのように映画製作に取り込むかという意識の問題として、想起したのが「クライマーズ・ハイ」である。日航機墜落事件を原作とした映画としては「沈まぬ太陽」とこの「クライマーズ・ハイ」が思い浮かぶ。「沈まぬ太陽」は日航という組織内の個人の問題が原作の主題で、映画もこれを踏襲している。「クライマーズ・ハイ」は新聞記者という斜めの角度からこの大事件を見ている点、原作・NHKドラマ・映画の三者に共通する。この視点は横山秀夫の原作に負う。しかし、映画は原作を超えた。しかも、映画は「新聞記者からみた」という原作の視点を愚直に維持して、そこを超えた。最初に見たのはNHKドラマで、このドラマは登山場面が最も印象に残った。崖登りの途中で悠木が恐怖感に襲われる場面が強調して描かれていた。次に見たのが映画で、この映画は登山場面と新聞社での記事編集場面との切り替えが見事だった。NHKドラマで悠木が恐怖に身をすくめる崖登りの場面は、映画では悠木が新聞社内で「チェック、ダブルチェック」とつぶやきながら、特ダネ出稿を逡巡する場面と重ね合わせて描写されるのである。この「チェック、ダブルチェック」は原作にはない。映画での創作、おそらく監督、脚本双方を担当した原田真人の創作である。しかも、この「チェック、ダブルチェック」は幼少期の悠木がパンパンの母親と進駐軍兵士がデートする場に連れられて行った映画館で放映されていた映画での新聞記者のセリフで、それが悠木の新聞記者として誇り、記事校閲の正確さに対する自戒のより所になっている。アメリカに負けて、アメリカに助けられて、ここまでやってきた日本の現実が悠木個人の人生の縮図と重なる場面である。このことは原作にない。映画では、日航機墜落の原因究明がアメリカの圧力に阻まれたことを暗示する描写が続くが、そのことを終戦直後の悠木の映画館での記憶や首相の靖国神社参拝(敗戦の記憶。原作にも出てくるが、原作では敗戦の記憶と有機的に関係させていない)まで関連させて描写した上、悠木の息子が白人と結婚する結末を用意して、ストーリー救済の出口を用意するなど、「クライマーズ・ハイ」は映画の社会的影響を考慮していたことを、「レイルウェイ」を見た後、思い起こした。 " + }, + { + "date": "2014-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "記者魂\n 総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 事件を追いかける新聞社の記者の意地や誇りのぶつかり合いや社内の派閥や権力構造の問題や、特ダネを追いかけつつも事実を裏付けようとする現場の緊迫感があって、全体としては楽しめた。 しかしその反面、やたらと登場人物が多くて、映画では複雑な人物の相関関係を把握するのにやたらと苦労する。会社の組織図を把握するだけでも苦労するのに、それぞれに人間関係があるし事情もあって、一回観てどれだけの視聴者がそれを理解出来ただろうかと疑問に思う。それと主人公をはじめとして登場人物が上司を含めて相手かまわずやたらと喧嘩腰で怒鳴って主張の仕合ばかりしていて、私は新聞社に勤めたことがないのでよくわからないが、常識的に考えて民間企業でこれはないのではないか。 それと日航機墜落事故を追う地方新聞社を取り上げながら、その大事件を追求するというよりも、事件を追求する新聞社の記者を追いかける。それで観終った時に、映画の主題は何なのか、ただ新聞社の当時の現場を見せるだけでいいのかという点で肩透かしを感じた。主人公自身の話や山登りの話も中途半端だし、物語がすっきりと終わっていない気がする。 " + }, + { + "date": "2013-04-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "聞屋精神と人間模様を綺麗に描く\n 昔気質とも言えそうな新聞屋の正義感とヤクザっぽい性質をスリリングな人間関係を絡めて描いた良品。御巣鷹山日航機墜落事故が発生した群馬県の地方紙記者達のスクープ取材と、それに関わるシリアスな人間模様をリアリティーと隙のない演出で見事に描いている。日航機墜落事故の原因が圧力隔壁の破壊によるものであることは、今でも通説のようであるが、それに対し一石を投じる内容ともなっている。事件と記事発信にからめてのストーリーの締め方が多少中途半端な印象があるが、一映画作品としてのクオリティーは高い。 " + }, + { + "date": "2012-02-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "j普段何気なく読む新聞報道の裏で起きる群像劇の怖さがひしひしと!\n 私は、こう言うテーマの映画が大好きで、個人的に文句無く高得点を付けてしまいたくなる。もともとこの映画の原作者は、ミステリー作家の横山秀夫氏の作品である。この横山氏の作家デビュー前の職は、本当の新聞記者だから、あの1985年に起きた我が国の最悪にして、最大の惨事となった飛行機事故をも実際に取材した経験があるのだろう。新聞記者の内部事情に精通している彼ならではの、迫力のあるストーリー展開のお話だ。事件を追う文屋さんの取材を進める過程で次第に明らかになる事件の真相。その真相を巡る過程で起こる記者たちの報道に対する真実を伝える事への正義と現実の社会の壁。どこまで自分達記者の記者魂を貫く事が出来るのか?もうワクワク、ドキドキ引き込まれる。事件の追究と、報道の自由、マスコミの正義とマスコミ取材の限界・実際の事件を絡めたフィクション仕立ての社会派ミステリーに仕上げるのは、今回の作品は特に作家の記者としての実体験をふまえて描かれるストーリーであるだけに、しっかりとした細かい部分も描かれていて、リアリティー満点で、最もこの作家の得意とする部類の世界なのだろう。そしてこの映画の監督も原田真人と言えば社会派の映画ではド迫力のパンチの効く監督だから、これで面白くない訳がない。俳優陣も、堤真一・堺雅人・山崎努・みんな芝居達者で個性派揃いなこの映画、やっぱり観終わって、ハズレ無しの大満足でした!!今から4半世紀も前の時代の地方新聞社、携帯電話も無ければ、メールも無いし、そんな時代でありながらも、時間が総ての勝負の勝敗を左右する事になる新聞業界での記者同志の取材合戦の闘いはいかに・・・!友情と対立、そして記者は何故命がけで真実を追求するのか?一人の人間として何故生きるのかと言う、生きる目的、価値、取材を通して体験する記者の生き様は、平凡な私にも、共感できる共通するテーマ。「クライマーズハイ」とは山岳者の限界に挑戦する事で得られる自然な高揚感と言う、ナチュラルハイの状態の事だったのだと。どこまでも、ハードで限界を感じれば感じる程にチャレンジしてしまうと言う山男の生き方と記者の生き様が徐々に一つに重なっていく。都会育ちの、甘ちゃんである自分には、限界に挑戦する事もそれ程無く、ユルユル生活体験者なだけに、この世界観には、魅了された。しかし山に登るのは、時に降りるために登るというのも意味深なセリフだった。どんなに上へ上へと頂上を目指し、より高い山を目指して登りつめても、必ずその上にはその上を征服している者が常にいると言うのも、上を極めた人だからこそ、リアルに伝わって来るセリフだった。しかし、そんなに高く無くても、景色をゆるゆると楽しみながら生きていく道もあるのになあと考えてしまう私は、何処までのゆるゆるの人生だけど、この飛行機事故で本当に亡くなられた歌手の坂本九氏のヒット曲が「上を向いてあるこう」だったが、そこからこの物語は生れたのだろうか???この物語の中心は、この航空機事故の取材をする記者側に特化した話で展開するので、あまり当時の現実の事故被害者の様子に意識が向かずに観てしまったけれど、実際には524名の方々が搭乗した飛行機の墜落事故で、これほどまでの大惨事は、日本ではそれまで無かった史上最悪のケースだろう。犠牲者の方々のご冥福をお祈りし、人生は1度と言う事実を肝に銘じ、やはり私も日々を大切に、そして「上を向いてあるこう」と気持ちを改めて、我が人生の教訓としたい。最後に、新聞記者のミステリー物語として興味深かった作品を記しておきます「消されたヘッドライン」「大統領の陰謀」この2本は面白い!!うーんおまけで、「ザ・ペーパー」って言うロン・ハワード監督の映画も確かありましたが、これはコミカルな映画だったような印象しか残っていない気がする。 " + }, + { + "date": "2011-12-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "御巣鷹山の日航機墜落事故\n 当時中学生だったオイラは、「史上最悪の航空機単独事故」という情報より、常にテレビで流れているニュース映像と、そのあまりの多さと、またそれに反比例するかのようになかなか解明できない事故原因に、「日本中が混乱している」…という不気味な恐ろしさを感じていたんだったっけな。そんな混乱の中で、事実を取材し報道する立場の人達の、情熱や苦悩を描いたのがこの作品。予告編を見た印象では、もっと「生命」や「家族愛」にも重点を置いているような感じがしたけど、その部分はそれほど突っ込んではいなかったかな。仕事に対する誇りや、鬼気迫るほどの執念、妬み、かつての情熱を忘れてしまった上司に対する苛立ち、組織の中の矛盾、理不尽。また、あまりに凄惨な現場を目の当たりにしたためにココロが壊れてしまう記者や、それを引き金に自身のしている事の意義を見失いそうになる同僚記者…どれも大袈裟じゃなく現実にあることとしてストレートに届いてきて、登場人物と一緒に苛立ったり悔しくて仕方なくなった場面もあった。ただ映画だとどうしても、人間模様や因縁による話の奥深さがなかなか解かりづらかったりして、イマイチ付いていけていない気分になるんだよね。これは原作読もう〜っと。 " + }, + { + "date": "2011-03-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スクープは戦争だ!\n この作品で多分、メディアの大変さを知った方々も多いと思う。現実社会を受け入れるか否か?のシーンが如実に出てくる映画で報道とは何か?人間のあるべき姿を問いかける名作だと思う。 " + }, + { + "date": "2010-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "編集部の緊迫感が堪らない\n 事故そのものを描いたのではない。真相を大衆に知らせるということが、どれだけ大変なことか、その一点にスポットを当てた作品だ。それだけにブレがなく、話の展開にぐいぐい引き込まれる。新聞社の独裁者的社長とヤクザみたいな販売局局長はやり過ぎの感はあるが、キャスティングがすばらしい。編集部の人の動きには一切無駄がなく、臨場感がある。ただ、カット割が忙しいのはいいとして、素早いパンやズームが多すぎる。次長の螢雪次郎は最後まで憎々しく、社会部県警キャップの境雅人はいかにもというハマリ役。料亭での次長(遠藤憲一)と悠木(堤真一)の口論を見ると、あー、なんでこのふたりで「椿三十郎」をリメイクできなかったのか? 刀なんぞ振り回さなくても迫力がある。さて、問題の日航123便だが、事故が起きたのが12日。その原因が圧力隔壁にあると報道されたのが17日。いかにも早すぎる。そして、地元消防隊の出動を夜明けまで待たせた機動隊の真意も謎である。事故原因にはいろんな噂がある。 " + }, + { + "date": "2010-03-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待ハズレ\n 某アナが某番組で、「超感動作品!」って言ったのに。言ってはったのに!全然感動しないでやんの。どこに感動の要素があるんでしょうか。誰か、心が死んでる私に教えてやって下さい。ちなみに『クライマーズ』はロッククライミングとかのclimb。「取材は山登りと一緒なんだよ!」って堤さん扮する新聞記者の悠木が言うてはりました。どうでもいいです、ハイ。 " + }, + { + "date": "2010-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "骨太で硬派な期待通りの作品\n NHKのドラマ → 原作本 → 映画この順番で、見させていただいた。それくらい、大好きな作品で、今回も、物凄く、期待していたし、楽しみにもしていた。そして、期待に違わぬ、人間ドラマを2時間強、堪能させてもらいました。特に、好きで、心に焼きついたのは、神社前での、堤さん・堺さん・尾野さんのシーン。それぞれを1つのカメラで写していくカメラワークも、心に残ったし、それぞれのセリフのやりとりも、登場人物それぞれの気持ちが入っていて、泣いてしまうようなシーンではないと思うのですが、なぜだが、涙が浮かんでしまいました。それほどまでに、登場人物達の気持ちであり、温度が伝わってきた。大いに感動させてもらいましたが、原作本を好きな私としては、・新聞への投稿「大きい命、小さな命」の場面・主人公の娘への恋を衝立岩で告げる場面この2シーンは、省いて欲しくなかったです。でも、今作の脚本には、原作者も、かなり細かく口を出されたそうですし、残念ですが、仕方のない気もします。本当に、伝えたいことが散漫になってしまう危険は、高くなってしまいますからね。観客、40以上らしき人が多かったのですが、終演後、涙を浮かべている人、つまらなそうな人、丁度、半々くらいでした。原作を読んでいたから、感情移入できたシーンも多々ありましたので、もしかしたら、事前に読んでおいたほうがよりもっと、映画を楽しめるかもしれません。【補記】 「クライマーズハイ」を撮りたいのか 「日航ジャンボ機の事故」を撮りたいのか、 監督は、原作者から、このように尋ねられたそうです。 その答えが この作品だと思うと、非常に頷けました。 " + }, + { + "date": "2009-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "惜しいかな\n 自ブログより抜粋で。-- 仕事に燃える男たち(女性もいるが)の群像ドラマとして、良くまとめられてはいる。 が、どうもエピソードを詰め込みすぎで消化不良を起こした。 堤真一演じる悠木の山仲間・安西(高嶋政宏)や元社長秘書の美波(野波麻帆)とか、悠木の生い立ちに関わるエピソードとか、それぞれなんとなく絡んでくるが、歴史上の大事故という濃い題材の前では霞んでしまって蛇足に見えてしまう。 悠木が搭乗者リストの中から子どもの名前を見つけて心を痛めるシーンがあるが、それが自身の子どもが事故に巻き込まれたかのように見えてしまって観客を混乱させる。 これも、やりたいことを詰め込むことに一生懸命になりすぎて前後を整理できていない演出ミス。言うなれば、演出家としての“クライマーズ・ハイ”ではないか。 " + }, + { + "date": "2009-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作がどうのこうのではなく\n よく、映画を原作と比べてどうのこうのと評論する人がいますが、映画は映画、原作は原作、つまり、活字の小説です。おじさんは、映画を見ているのであって、決して、小説を読んでいるわけではありませんので、まったく、別のものだと考えています。小説も映画も、現実では起こりえない場面が必ずありますが、ハリウッドの街中を高級外車でカーチェイスするのは、おじさんにとっては、非現実的とは思わず、映画の中のお話として、すんなり受け入れられるんですよね。でも、新橋だの六本木などでやられるとそれはもう嘘丸出しに感じでしまう。この映画は、現実に起こった航空機事故を題材としていますし、地方新聞と中央の新聞の力関係や社内でのゴタゴタなどは、割と感情移入しやすく、共感を覚えるところがありました。そういった意味で、この映画は面白かったですよ。 " + }, + { + "date": "2009-04-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "監督の構想力が試された作品だったと思うのですが\n 御巣鷹山にジャンボ機が墜ちた、忘れられない衝撃的な事件で有る。地元新聞社は地元の意地をかけてこの事件の真相に迫る。この事件の全権を任されたのは悠木(ゆうき)、彼には駆け出し記者の頃に地元の大事件、浅間山荘事件を全国紙に出し抜かれたというトラウマを抱えていた。自分のエリアで起きた事件は地元新聞が一番だという紙面を作りたい、スクープで他紙を出し抜きたいという思いで紙面作りを進める。そんな熱意のもとに、同じ思いのもの、抜け駆けしようとするもの、足を引っ張るものが紙面作りに参加する。兎に角、熱に浮かされたような一週間が始まる。こんな風にまとめてくれれば良いものを、主人公と病気で倒れてしまった友人との関係やら、主人公と家族との関係、そんなものも、短い時間でさしこむものだから、色んなものがてんこもりになって、消化不良を起こしてしまった。この作品は某公共放送でもドラマ化された。そのドラマは連続物になったほどの長編、それを限られた二時間という制約の中で仕上げるとするならば焦点をキッチリ絞った方が良かったと思う。実にもったいない出来になっている。割りきって一週間の記者魂を賭けた物語にした方がシンブルでわかりやすく、感動的なものになっていたのでは?これこそ、監督の構想力が問われる種類の作品なのだろう。 " + }, + { + "date": "2009-01-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "みんなの団結力\n 飛行機事故を一つのテーマとしそれを世間に知らせる伝える新聞社の深い人間性の話。しかもあの最大の飛行機事故1985年の日航機墜落事故をテーマにしてるだけあって物語的にもかなり深い。堤真一の1人舞台になっていないどこが良く、脇役人達の団結力がこの作品の質を上げている。1985年をわざとらしく演出してないとこもさらに良く、テーマに沿った演出、行動も観ているものを引き寄せている。残念なのは山崎努演じる社長の存在、行動。この作品にはいらないんじゃないかと思う。ラストも少し残念。堤真一は相変わらず上手いね。 " + }, + { + "date": "2008-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "「たぶん」「おそらく」は排除しろ\n 映画「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督)から。新聞記者って、たしかに私の憧れの職業のひとつだった。しかし、憧れだけで就いてはいけない職業だということも知っている。時間に追われた仕事であり、迅速性だけでなく、もちろん大前提の正確性も求められる職業であり、情報の裏(事実確認)を取ることの大切さをこの作品を通して、あらためて教えていただいた気がする。その典型的な表現が、記者たちから続々と入ってくる情報に「『たぶん』『おそらく』は排除しろ!」と一喝したシーン。さらに、記事を紙面に掲載する直前にも「チェック・ダブルチェック」と口癖のように呟くシーン。何気なく毎朝、毎夕読んでいる新聞は、こんなに苦労して作っていることを、そして、現場の記者から自宅へ配達する部署まで、本当に多くの人たちが「新聞」というメディアには関わっていることも知って欲しい。明日から、もっと丁寧に新聞を読もう、と感じる作品でもあった。 " + }, + { + "date": "2008-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心ゆさぶられ\n 熱いです。新聞記者がこんな感じで仕事をしてきた(している?)んだなぁ~。と新聞社に対する見方が少し変化しました。毎日真実の情報を伝え続けるって、すごい。堤真一さんの目がかっこいいです。真剣さ、不安、無念がしっかり伝わってきました。感情移入しすぎる位で、何度も目頭が熱くなるの感じました。途中途中にでてくる登山シーンが追い討ちをかけるようでした。自分の人生、何を大事に生きていくか考えさせられます。ただ、遅いなんて事はないのだろうと希望もみられました。堺雅人さんも不思議な魅力がたっぷりでした。 " + }, + { + "date": "2008-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "息を殺して見入る\n 脚本も構成も映像も、出演者もすべてすばらしかった。「すばらしい」という平凡な表現ではものたりないが、適切な言葉が浮かんでこない。主演の堤真一や記者の堺雅人だけでなく、編集部、営業部それぞれの人が生き生きと描かれていて、まるで群馬に存在しているよう。新聞社だって善意とか誠意だけでは成り立っていなくて、妬みとか信念や気骨がぶつかりながら動いている。それはきっと職種が違っていても同じで、だけれどもそのなかで、いかに自分の正義を通すか。それが描かれていた。女として、鳥肌が立ったのは悠木の母親の登場のさせ方。母親を否定しない描写に感動した。 " + }, + { + "date": "2008-07-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "新聞記者たち\n 1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故。この悲惨な事故を追った群馬県の地方紙の記者たちを描いた物語だ。原作では地元紙と全国紙、中堅の年齢でありながら遊軍記者である主人公など、それぞれの「立ち位置」が鮮明に描かれ、物語に深みをもたらしている。しかし映画では社内のさまざまな軋轢を中心とした人間関係がメインに据えられ、原作を読んでいる身としては物足りなさを感じた。映画である以上、書籍のように言葉を尽くして状況説明ができないのは仕方がない。その分、映画では役者の渾身の演技が、それをカバーし、リアリティを生み出した。厭世観に支配されながらも事故の全権デスクとなり変わっていく主人公を演じた堤真一。ひたむきに事件を追う堺雅人。過去にとらわれつつも、自分の仕事にプライドを持つ遠藤憲一。新聞記者らしい角がある男たちを見事に演じ、映画の「時間の制約があるというハンデ」を補っている。 " + }, + { + "date": "2008-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "新聞社の人間関係\n 個人的には大変よかったと思います。これは御巣鷹山の日航空墜落事故を題材にしているマスコミ人の話です。他社とのスクープ合戦。社内では、上司からの圧力や他部署との意地の張り合いといった仕事の難しさ、理不尽さ。理想だけでは通らない。それを通すにはいろんな人と張り合っていかなくてはならない。そんな人間関係がよく描かれてたと思います。新聞記者だから伝えたいことがある。でも新聞記者だからライバル紙よりも商売として勝たなくてはいけない。それぞれ一物抱えた人間達が自分のプライドを守りながらひとつのものを作り上げていく。新聞社の仕事がリアルに伺える映画でした。確かに事故のことや親子のことなど触れられていないシーンはありましたが、それは巧妙に空白にされているだけで十分理解できます。それ以上にこの映画の良い点は報道のあり方やそのリアルな仕事ぶりを考えさせるところだと思います。私はその仕事ぶりに興味を持っていて、日航空の墜落事故は単なるモチーフと考えながら映画館に行ったので、観終わったときもの凄く胸が熱くなりました。 " + }, + { + "date": "2008-07-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "すっきりしない\n 多分原作はいいんだろうなっと思いました。描かれてない部分が多く、なんで?と思う箇所がいくつもありました。宣伝では、御巣鷹山の事がメインのようになっていますが、実際は新聞編集部の話です。もちろん御巣鷹山の事を取材してるのですが・・・御巣鷹山の話を期待して行くと失敗しそうですね・・・。 " + }, + { + "date": "2008-07-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "予想以上に詰まらなかった\n 横山ファンで、原作に感動し、NHKのドラマのできの素晴らしさに感心した者です。テレビのCMに流れる予告編の役者の顔ぶれを見て、NHKのドラマには勝てないだろうなと予想していました。そして、見た感想です。予想以上にひどかった。これは、役者のせいでなく、監督のせいであろう。社長のエピソードなど脚本の改悪で、よく原作者が、許可したなと思う。原作、NHKのドラマを見たのは何年も前なので、詳細は覚えていないが、映画を見終わって、何か原作と違うような気がしていたが、この映画レビューの他のコメントを見て思い出しました。悠木の子どもとのエピソードや、投書のエピソードなどがばっさり切られているのです。なぜ、切ったのか理解に苦しむ。この映画をよく評価している方々、是非、原作に忠実で、素晴らしい役者をそろえ演出したNHKドラマのDVDを見て下さいと言いたい。 " + }, + { + "date": "2008-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "チェック、チェック、ダブルチェック\n 観てる自分が完全に「クライマーズ・ハイ」。夢中になっちゃうねー。原作も読んだことがあるけれど、編集現場の臨場感というものは、映像でしか伝わらないのかもしれない。題字と音楽、オープニングとエンディングは、邦画大作にありがちな野暮ったいカンジ。ちょっと残念だけれど、そこさえ目をつぶれば出来栄えは◎。 " + }, + { + "date": "2008-07-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大惨事・・・その裏側でも\n 原作を読んでからの観賞でした。長編の原作をどう映画にするのか、とても興味津々でした。映画特有のオリジナル部分に変更してる割りに、違うかたちではあったが、なかなか重要なセリフは原作と忠実だった様な気がしますね^^それに個人的に堤真一と堺雅人が大好きなので、観る前から評価はアップでした♪ただ、セリフが(特に高嶋さんの)聞き取りづらいシーンが多々あり、そこがとっても残念かなぁ~^^;しかも、北関東地方の群馬県だからって高嶋さん、なまりすぎっ!!実際の群馬県人はこんなになまってないってば(笑)大久保事件以来、たいした事件・事故もなく、淡々と日々を送っていた地方新聞記者に、突然襲いかかったジャンボ機の墜落事故!新聞記者が無線を持っていないっていうところが、今までかなりのんきに過ごしてきたかを物語ってる感じ・・・あの事故の裏で、こんな緊迫した壮絶な闘いがあったのか!?事実、どこの新聞社も当時スクープ争いで様々な闘いがあったんだろ~な・・・そう思いながら観てました。それにしても、ラスト!意外かも・・・あのラストにするのなら、もっと悠木の親子関係を掘り下げても良かったのでは???ロケ地は、私の知ってる場所がおてんこもり^^去年の夏、堤さんらが1ヶ月間も前橋市に缶詰状態で滞在してたとは!!!なぁ~んだぁ(^^ゞもっと早くに知ってれば、ナマ堤さん逢えたかもっ(笑)♪この映画を観て、毎日何気なく読んでる新聞紙に改めて愛着と敬意を表します^^いい映画でした(^o^)                   7月10日109シネマズ高崎にて観賞 " + }, + { + "date": "2008-07-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣vs.演出\n 1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故。今でも当時のニュース映像はしっかり記憶に残っている。本当にものすごい事故だった…。生存者が四名いたことが奇跡のように感じられたほど。でも、この事故についてを描いた作品なのかというと…。確かにそれをメインに扱ってはいるのだけれど、あくまで舞台は北関東新聞社の内幕で、記者が主人公。またもや原作は未読なので^^;比べようがないけれど、既読の方の感想を読むと、私が「?」だった部分が一掃。…やはり、相当部分が抜け落ちてしまっているようだ。まず冒頭からして、チト分かりづらい。現在と過去を並行させるつくりは珍しくないんだけど、リアルに現実味を出そうとしたのか、すっ飛びまくり!?息子との関係もそこそこに、突然同僚はクモ膜下で倒れ、墜落事故がメインとなったら、また飛んで父親との関係、部下との繋がりも描き出さないまま、記者達は山に入り、ついには記事が間に合わない。そうなると今度は「日赤大久保、日赤大久保」と念仏のように理由を唱える。…うーん。この社の人間関係は原作を読んだ方が良さそう。ある程度の年齢で^^;事件の背後が分かる世代ならいいが、そうでない世代には、とっても不親切。原田眞人監督の演出は、リアルな臨場感に長けているけど人間の繋がりを丹念に描かないのが多いから、淡調で希薄。どうしてもっと掘り下げて描かないんだろうか(常に謎…)ドキュメンタリー狙いなのか?いや~それとも違うような。事故機のことについても、社内での確執についても、父と息子の関係についても、事実→回想→終了の繰返しで、どんなに役者がアツく演じてくれていても、観ている側は、あの人怒ってるけど、何で?みたいな感覚になってしまう。泣かせてくれ~とか、感動的にしてくれ!というのではなく、もっと丁寧に「人間」を描きましょうよ…というのかなぁ。それとなんだか、テーマが定まっていなかった感もあります。しかし、ほぼ出ずっぱり!で、大熱演の堤真一をはじめ、そうそうたるメンバーが、とてもいい演技を見せているのでその演技合戦は観応え十分!!けっこうドキくドキハラハラ。ここでもまた、それぞれの俳優に焦点を当てては、また次。という感じが続くので^^;ちょっとイライラしましたけどね。。観終えてみると、主人公が山(父親)を一つ乗り越えて、自身が父親になれたことで、仕事麻痺していた感覚から脱し、関係修復に乗り出す…という、自己再発見物語になっている。いや~おそらく、原作は素晴らしいのだろうなと思いました。事故の犠牲者やご遺族の方々に、どう映る作品なんだろう。(事故の教訓、熱いブンヤ魂、遠憲のキレ度は抜群☆でした) " + }, + { + "date": "2008-07-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "目を覆いたくなるテキトーな脚本。\n  1985年、乗客乗員524人を乗せた日航ジャンボ機が群馬県の御巣鷹山に墜落。この大事故の報道で全権デスクを任された群馬の地方新聞社の記者を主人公に、さまざまな人間模様を描くドラマだ。映画は2時間25分の長尺だが、どうでもいいラストの付けたしを除いて、退屈する暇もなく一気に見せる。しかし、不思議にもこの作品、訴えかけてくるものがほとんど何もないばかりか、これといって印象に残るシーンもない。舞台となる地方新聞社の編集の大部屋のセットはきっちりと造られているにもかかわらず、スクリーンからは箱庭のような編集フロアしか見えてこないのだ。何故なのだろうか。考えつつ、原作を読んでみて納得した。 この脚本は、映画の脚本ではないということだ。原作の重要なシテュエイションや人間描写をばっさりと切り落とし、時系列も関係なくご都合主義の如く人物の行動を合体させている。結果、テレビのトレンディドラマ風のローラーコースタードラマが出来上がったというわけだ。見終えて何も残らないのは当然のこと。台詞が聞き取りにくいとかなんとかいう以前の問題である。 最初に登場する販売部の安西(高島政宏)だが、彼の人物像は映画ではほとんど浮かび上がってこない。そのため、原作同様に何度も挿入される、主人公悠木(堤真一)と安西の息子燐太郎(小沢征悦)の登攀シーンがほとんど意味を失い浮いてしまっている。悠木との関係が何も知らされないからだ。映画での安西の存在の意味は、社長のセクハラの始末役であり、これは原作と全く違う。原作では、映画にはない専務の存在があり、会社の経営を巡る社長と専務の確執の中に、安西は巻き込まれている。映画ではこのシテュエイションをばっさり切り落としたため、社長(山崎努)は下品さだけが目立つ薄っぺらい人物として描かれる。 悠木の家庭も同様で、妻や娘の存在が切り落とされたため、人物自体の奥行きがなくなっている。登攀シーンのラストで突然息子が打ったハーケンが登場しても、いったい何のことやら。また、部下を怒鳴りつけて取り返しのつかないことになった過去さえなくなり、それが御巣鷹山に登った記者神沢にすり替えられているのだが、この部分はどうしようもない脚本の中でも、あまりに酷すぎる。カーッと頭に血が上って、社を走り出て車に轢かれるなんざ、リアリズムもクソもなく、新聞記者への冒涜だといってもいいだろう。これをそのまま演出する監督も監督なのだが。 こうして書き出せばきりがないが、ことほどさように映画全体に重みがない。編集部の人間同士の確執にも全く深みが感じられない。そんな中で、どうにか新聞記者の雰囲気を演じて見せてくれたのは社会部長を演じた遠藤憲一くらいか。常に格好良く胸を張って歩く堤真一は、ほとんど新聞記者には見えなかったし、いつもポロシャツ(1985年当時ならまだインだろう)といういでたちもかなり気になった。ビリー・ワイルダーの映画からもらったというドラマのキーを握る台詞「チェック、ダブルチェック」も浮きまくり、全権デスクとしての悠木のギリギリの決断も軽く流れてしまう。映研学生の自主映画じゃあるまいし、あまりに稚拙すぎてお話にならない。ワイルダーも天国で失笑していることだろう。 ラストに付けたしたニュージーランドのシーンには正直しらけてしまった。もちろん原作にはなく、製作予算が余ったから海外にでも行きましょうかといった感さえあるどうでもいいシーンだ。原作では、ラスト近くに編集部屋を舞台に、1通の投書の掲載を巡って、悠木が社長に追い詰められる場面があり、ここではからずも2度にわたり私は涙を流した。しかし、映画では一度も涙を流すことはなかった。たしかに2時間25分を一気に見せるものの、中身はまるで砂上の楼閣そのもの。クール替わりの時期に放映するスペシャルドラマならまだしも、劇場で公開するほどの作品ではない。創作という意味において、原田真人の映画に対するアプローチには大いに疑問を感じる。 " + }, + { + "date": "2008-07-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緊張と興奮と,少しの落胆\n 各部署との対立を挿みながら,山登りのように着実に歩を進める紙面作りの切磋琢磨に,クライマーズハイを感じた。スクープのくだりに興奮。ドキュメンタリー風の気が抜けない演出が,緊張感を産み,画面を見入らせる。演技と感じさせない熱演を見せる全ての俳優が素晴らしかった。ただ,未曾有の大惨事の背景を支える絆のドラマ,安西との友情,悠木親子のドラマが中途半端。現代パートが蛇足気味だし,人命の尊さがいまいち伝わってこなくて残念。 " + }, + { + "date": "2008-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画ですが、原作の深みが少ない。\n 『半落ち』などの警察小説で有名な横山秀夫が原作。1985年8月12日のJAL123便墜落事故をベースに、事故現場となった地方新聞社の記者たちの1週間が熱く描かれています。あのJAL123便墜落事故の事は、良く覚えています。夜中までテレビにかじりついて報道を見ていました。夏休みだったから良かったですが、翌日は完全に寝不足でした。坂本九さんや、阪神タイガースの球団社長など著名人が多数犠牲になったことも、事故の衝撃に輪を掛けましたね。あの年、阪神タイガースは発奮して、優勝しました。ベースとなっている事故は実際の事故ですが、その舞台の新聞社は架空の地方新聞社です。しかし、実際に新聞記者であった原作者の経験が物語の中に生かされていることは想像に難くありません。その経験があるからこそ、事故による現場の混乱の臨場感と、新聞を作っていく上での困難さと、ワンマン社長・地方紙と言う事から覚える挫折感を上手く描くことが出来たのでしょう。現在と22年前に時間が動いて進んでいきます。現在のシーンでの堤真一はそれなりの歳の設定のはずなんですが、それほどの歳である事を感じません。設定ミスなのか、どうなのか? もう少し何とかしたほうが、分かりやすかったかもしれません。山崎務が、ワンマン&セクハラ社長を上手く演じています。この人は、こう言う役は上手いですね。でも、劇中のセリフにもありましたが、22年前に「セクハラ」と言う言葉は、日本に存在していましたっけ? 時代考証的に、ちょっとその辺りに疑問を感じました。悠木と安西の絡みの描き方が、ほとんど無かった事が疑問。あの程度の描き方だったら、かえって混乱を与えてしまったのではないでしょうか? もっとも、悠木と安西の関係は、現在の悠木のシーンに関係してくるので、完全に無くすと言う訳にも行かないかもしれませんが、この辺りの背景は原作だときちんと描かれているので、時間の限られている映画の難しさなのかもしれません。事故現場のシーンは、あの衝撃的な事故の模様・現場を多くの人がテレビ報道などで見ているので困難さが伴ったと思いますが、”JAL”の文字の入った翼など印象的な背景も入れてあり、上手く再現できていると思います。生存者救出の模様は、自衛隊ヘリに吊り上げられていくシーンの記憶が数多くの人にあると思いますが、それを髣髴させる描き方はされていますが、実際に要救護者は映像には入っていません。人間模様が複雑に絡み合ったドラマなので、約二時間と言う時間では、完全には描ききれなかった感じがします。JAL123便墜落事故の事を描きたいのか、地方新聞社の悲哀を描きたいのか、主人公の家族模様を描きたかったのか、少し、消化不良です。いい話だと思うのに、その辺りが残念。 " + }, + { + "date": "2008-07-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "早くも今年のNo.1!\n 日航機墜落事故からの1週間、新聞社内ではこんなことが起きていたんだ、とびっくりしました。スクープをめぐる葛藤、社内での上司や部下との衝突、働くことの意義・・・。まるでハリウッド映画のような重厚感とスピード感、そして日本を代表する俳優さんの迫真に迫る演技に、手に汗握りっぱなしの2時間半でした!! " + }, + { + "date": "2008-07-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "2時間25分!!\n 2時間25分が短く感じた。航路でもない自分のナワバリにジャンボが落ちてきてしまった地方新聞社の話。墜落した山に上がる記者が、携帯どころか、無線すら持っていないことに驚いた。登山のシーンにひ~ってなったりして、終わったときにはとても疲れたけれど、荷応えのある映画。 " + }, + { + "date": "2008-07-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "熱い男たちの真夏の戦い\n とても見たかった映画ですいまから23年前の日航機墜落事故で騒ぎになった群馬の新聞記者たちの苦悩の戦いが描かれています事件当時、私はまだ子供でしたがJALで働いている親戚がいたためこの事件の事は鮮明に覚えいてます評価が真っ二つに分かれていますが私は良かった!日航機墜落の事件をきっかけに地元新聞記者の奮闘が伝わってくる、昔の栄光にしがみついている無能上司の元で有能で人望厚い悠木(堤真一)が1人で上に噛みつき、さらには社長にまで・・・熱いな~と思ったけど、ドンドン行け!と後押ししたくなるほどのスタンドプレーが良い切れ者の部下(堺雅人)が素晴らしいく良い演技を見せる、鋭い目つきは言葉にしなくても物語っている目で演技出来る素晴らしい役者でした映画全体を見ると日航機墜落事故はきっかけに過ぎなく本質は自分の仕事に誇りを持つ男とのらりくらりと美味しい蜜を吸う上層部との戦いですねぶつかり合ううちに新聞記者としての何かが目覚めるみたいな話しでした堤真一は柳沢慎吾に似てるなぁ~と昔から思っていましたが、最近の演技には迫力が増してとても良い役者になったと思う、ああいう上司の元で働きたいかも?! " + }, + { + "date": "2008-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱気と情熱が...\n 新聞作りを通して男の熱気と情熱がヒシヒシと伝わってくる映画です。長い映画ですが、見ごたえが有りました。堤 真一も凄かったですが、堺 雅人も良かったですよ。見直しました。 " + }, + { + "date": "2008-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "戦場のような熱気\n いやぁ、予想以上に緊迫したドラマでした。途中インサートされる現在のシーン(登山)で、やっと息をつくという(あれも大事なストーリーなんだが…)そんな緊迫感が続く。145分釘づけでした。事故現場でなく、新聞編集室という空間で濃密に繰り広げられる意地の張り合い、心の削りあい。ピラミッド型ヒエラルキーの中で繰り広げられる阿鼻叫喚のドラマの見応えにしびれた。組織と付かず離れずの遊軍記者である堤真一。彼が日航機墜落事故の全権キャップとなったことがドラマを面白くしている。次長とも記者とも一定の距離を持つキャップが、ジャーナリストとしての自分の原点にこだわり、こだわるが故に軋轢を産む。そんな男の過去がまた彼を追いつめていく。「大久保連赤」(大久保清事件、連合赤軍事件)の栄光にあぐらをかく上層部。地方紙ゆえの悲哀に苦しめられる前線記者。どちらからも恨まれ疎まれる全権。エゴとヘドロのような販売部。それらが嵐のように襲ってくる1週間のドラマ。実に熱い熱い145分でした。 " + }, + { + "date": "2008-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思ったよりも\n 予告編はとてもサスペンスタッチになっていましたが、重厚なドラマとなっていました。上映時間が長いですが、ぐっとひきつけられます。新聞社の内情を分かっていると楽しい。尾野真千子が紅一点でがんばっていました。 " + }, + { + "date": "2008-06-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "あの夏の記憶が、甦る…。\n  ベストセラー作家・横山秀夫原作小説の映画化。1985年夏に起きた、“日航機墜落事故”。この映画は、その事故に正面からぶつかっていった、地元地方新聞社の“戦い”を描いています。 これは原作者である横山秀夫氏が、事故当時実際に地元群馬の新聞記者として、取材に携わった記憶を許に書かれた“フィクション(事故は現実ですが、北関東新聞社は、実在しません)”です。そしてその原作を受けて、原田 眞人 監督が徹底的にリアリティを追求して、撮影しています。ですから新聞社の内情、記者たちの動き、取材体制の様子などが、とてもリアルに描かれていて、非常に重厚で緊迫感のある“絵”に仕上がっています。正に入魂の一作と言えるのではないでしょうか。観ていてそれはスクリーンから、ヒシヒシと伝わってきました。 23年前、当時高校生だった吾輩は、リアルタイムにTVのニュース速報を見ました。そして、次々と入ってくる情報、なかなか特定されない墜落地点など、一晩中TVから流れてくるニュースに釘付けになっていました。そして翌朝、TVの画面に映し出された墜落現場の壮絶な映像に凄まじい衝撃を受けたことを、今でも鮮明に憶えています。その裏で、繰り広げられていた壮絶な人間ドラマ。俳優達の見事な演技によって、それがスクリーンに再現されています。“クライマーズ・ハイ”とは、登山用語で『登山時に興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態』を意味するのだそうです。あの夏、悠木や北関東新聞社の面々は、事故の取材を通して“クライマーズ・ハイ”を体験しました。この映画は、観ている我々にも“クライマーズ・ハイ”を体験させてしまう…そんな迫力と緊迫感が漂っています。 毎度の如く、原作未読の吾輩ですが、ラストのニュージーランドのシーンは必要でしたでしょうか?何か、あそこだけ違和感を感じてしまいまいた。違和感といえば、堤さんの老けメーク!う~ん、60代には見えませんよ。元がまだまだお若いから。でも「魍魎の匣」に続く、監督・主演コンビ。うん、イイ仕事してますね。これは力作です。 本作で最も注目すべきは、堺 雅人さんでしょう。これまでの“柔和でいい人”というイメージとは違った、眼光鋭い新聞記者の役を熱演されています。彼の新しい一面を見る事が出来ます。これからますます、出番が増えるでしょうね。 " + }, + { + "date": "2008-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "社会の厳しさ\n 1988年生まれの僕にとってこの映画の事故は生まれる前のことだったので映画ではじめて知った。出演陣も僕らの世代ではないからあまり期待しないで試写会に足を運んだが、映画がはじまるとすぐに物語に引き込まれた。ちなみに原作は未読である。報道業界の殺伐とした空気と事件の重大さ、そのふたつの矛盾や憤りなど様々なことを感じた。それにしても企業の社長は本当にああいう感じなのだろうか?すごく就職が怖くなった(笑)社会に出ることは本当に厳しいのだな、と感じた。まぁ映画だからかなりの脚色はあるにせよ・・・だ。上映時間が長いが、それを感じさせない内容だった。無駄なシーンや謎が残るのが残念・・・原作を読まないとわからないってことか・・・ " + }, + { + "date": "2008-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "惜しむらくは、台詞が聞き取りにくいこと。耳をダンボにしないとよく聞き取れないシーンが多々ありました。\n  この作品は、一見JAL123便の墜落した事件を追う記者の物語に見えますが、むしろ事故原因に絡むスクープを記事にするため奮闘する地方の新聞社の人間模様を描いた作品でした。 主人公の遊軍記者悠木和雅に言わせると、スクープをモノにすることは、登山の時に感じる「クライマーズ・ハイ」に似ているというのです。 クライマーズ・ハイとは岩登りの際、興奮状態が極限まで達して、恐怖心がなくなる病気。そのまま登りきってしまえばいいが、登っている途中でクライマーズ・ハイが解けると恐怖で1歩も動けなくなるのです。 この症状と同じく悠木ばかりでなく、編集部全体がスクープ目指して興奮状態が極限までヒートアップしていく姿がリアルに描かれていました。 悠木がどうしてクライマーズ・ハイのことを知っていたか。それは悠木が勤務先の新聞社の山を歩こう会に無二の親友・安西と参加していたのです。 その安西から誘われて谷川岳一の倉沢から衝立岩中央稜のロッククライミングに誘われていました。 悠木が谷川岳に向かうべく安西との待ち合わせ場所に向かうとしたとき、日航機の墜落の一報が入り、そのまま居残りに。安西も病に倒れて、衝立岩のロッククライミングは実現されずじまいとなってしまいました。 しかし悠木の心の中で、スクープへの闘志を燃やすとき、安西とともに衝立岩を這い上っている姿がイメージされていました。 地方新聞には、全国紙と比べて圧倒的な取材力の制約があり、40年の社史のなかてで、ずっとスクープを抜かれっぱなしでした。例えば1985年当時携帯でなくまだポケットベル全盛時に、全国紙や通信社は無線を使って現場からリアルタイムに緊急連絡できますが、悠木の新聞社は足を使って電話機を探す記者根性が尊ばれていたのです。 それ故能力ある記者は、全国紙に引き抜かれていくのが通例になっていたのです。しかし今回は地元で起こった大事件。地元紙のメンツにかけて全国紙の連中に一泡吹かせてやりたい。通信社の配信記事を使うなんて地元紙として恥だと事件のディスクとなった悠木は意気込むのでした。 けれども紙面を巡っては、勝手に広告を削ったことで広告局を激怒させ、校了時間を遅らせて、配達時間を期にする販売局が殴り込んできたり、さらには印刷機のトラブルがあったりで、現場に体当たりで取材してきた記者の記事がなかなか活かされず、悠木も怒りを爆発されるのです。 そんな報道を巡る社内の壁が、悠木には谷沢の衝立岩とオーパラップしていたのでしょうか。 ちょっといい話として、悠木が全国紙にない地方紙の使命に気づくところが良かったです。社内のしがらみに思わずトップの記事を中曽根首相の靖国初参拝(事故後4日目に参拝)への差し替えに承諾したとき、遺族が事件を報じた掲載紙を手に入れようと編集局に訪れます。あの遺族はなんでわざわざ葬儀の合間にうちに立ち寄ったのか?うちだからこそ、事件のあらましが詳しく載っていると思ったのに違いない。遺族のためにも俺たちはやれるところまで、全国紙が報じないことを伝えなければいけないのだと思いを新たにし、遺族をじっと見送る姿に感動しました。 新聞社の内情を窺い知り、そこで日夜スクープを追いかける記者がどんな思いで、取材を続けているのか熱く語っている作品でした。 撮影は、前橋の中心街のビルを丸々借り切って、新聞社に仕立て上げそうです。堤真一は泊まるホテルもロケ現場の真ん前だったため、一ヶ月そこへ缶詰になって、すごく集中したし、とても疲れたと試写会で語っていました。 画面でも、クライマーズ・ハイになっていく悠木の姿に成りきって、アグレッシブな演技を見せています。 御巣鷹山現場に向かった社会部のキャップを演じる堺雅人は、実際に山に登り、壁のように立ちはだかる急斜面で取材活動を行うところもこなし、シャツはボロボロ、ヨレヨレになって下山するところを演じていました。普段穏和な役どころが多い彼の顔つきの険しさに注目ください。 あと悠木と個人的な関係が取り沙汰されている新聞社社長白河を演じる山崎努も、業く嫌みったらしいワンマン社長ぶりを、いかにもという感じて好演しています。 ただ惜しむらくは、台詞が聞き取りにくいこと。耳をダンボにしないとよく聞き取れないシーンが多々ありました。音声の収録方法もありますが、出演者の台詞回しが一様に早く、シーンが急展開するとき他の人の台詞とかぶってしまうので、聞き取れなくなってしまうのです。 また、新聞業界の専門用語がまんま飛び交うので、話していることの意味がわからなくてぽかんとしてしまうこともありました。現場のリアル感も大切ですが、映画である以上観客に分かりやすく伝える工夫も必要でしょう。 これは前作『魍魎の匣』でも同様でした。おそらく監督は自分の演出イメージが優先で、観客を置いてけぼりにしても、自分の表現をせっかちに映像化してしまう癖を持っているだろうと思います。 " + }, + { + "date": "2008-05-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "惜しい・・・あともう少し・・・。\n 日航機墜落からはや23年・・・ようやくこの題材が映画で出来る日がきたようです。遺族の方には辛いシーンもあるかもしれませんが、墜落現場のシーンは非常にリアルに映像化されており、当時の壮絶さや救助の困難さが映画からよく伝わります。しかし、残念なのは脚本と編集です。幹だけでも十分に骨太の映画になれたのに、枝葉のエピソードを盛り込みすぎて、145分は途中、いくらか間延びしたように感じられます。あと20分は無駄な逸話を削れるでしょう。「なんで、ここで現代に飛ぶんだ?」というような、せっかくの余韻を吹き飛ばすような挿入が目立ち残念です。堤真一も40歳と63歳を演じているわけですが、63歳のシーンは老けたのではなく、ただの病人のような暗いメークにすぎず、この役にかけるならば前頭部を剃るくらいの役作りに徹して欲しかった。また、別の方も指摘していますが、音響も下手糞で、前半の高嶋の役のセリフがまったく何を話しているのか聞き取れません。さらに、最後のエンドロールも字が小さすぎて読めない・・・と、なんだか、悪口ばかりになった気がしますが、修整をかければまだまだいい作品になります。東映よ、今からでも遅くはない、頑張れ!! " + }, + { + "date": "2008-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もう1回みたい!\n 5/25(月)ヤクルトホール試写会にて。横山秀夫の作品のファンで、映画作品を見るのは2作品目です(「半落ち」をみました)。横山作品は細かい登場人物の心の動きが大事なのですが、それがよく映画で表現できているなぁと思う。現在と、JAL日航機墜落で全権として担当した場面については、違和感なく入り込めた。ただちょっと残念だったのがホールのせいなのか、最初の大事な安西と悠木のやりとりのセリフが聞き取りづらかった(一緒にいった友人も言っていた)。また、安西とのやりとりが少なかったのと、悠木の家族の描写が少なかったこと。最後に泣かせる部分もスケールが大きすぎて、本では泣いたが映画では泣けなかった。 " + } + ] + }, + "159": { + "title": "ザ・マジックアワー", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "20190721再鑑賞 すごく好き。\n 20190721再鑑賞すごく好き。 " + }, + { + "date": "2019-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見事な脚本は三谷幸喜監督!日本のノスタルジーと夢を感じる映画\n 三谷幸喜さんが監督兼脚本を手がけた好きな作品の一つです。佐藤浩市さん演じるしがない役者の村田が、本物のマフィアの世界に巻き込まれながら、そうとは知らずに本気で演技をし続けるストーリーです。レトロな街並みに拠点を構えるマフィアや勢力争いなどを分かりやすく柔らかく描いていて、日本の昭和のノスタルジーを感じます。同時に、映画の撮影だと思い込んでいる村田の大胆不敵なマフィアとの絶妙なやり取りは、ハラハラしながらもついつい笑ってしまいます。小さい頃に憧れた理想の役者像を追い続けて努力する村田にどんな結末が待っているのか。マジックアワーというタイトルは人生の一つの指針かもしれません。努力をし続ければ誰にでも人生の最高の瞬間が訪れることを教えてくれます。 " + }, + { + "date": "2019-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": ".\n 自宅(民間放送)にて鑑賞。序盤と終盤で触れられるタイトルの意味は村上龍の『限りなく透明に近いブルー('79)』を想起。途中何度か深作欣二の『蒲田行進曲('82)』が頭を過る。三谷幸喜は楽屋オチの様な舞台裏の様な物語が巧い。“村田大樹”の佐藤浩市は説得力が有り流石。“天塩幸之助(ボス)”の西田敏行はラストでらしさが出る迄、ミスキャストかと思った。脇をシッカリ三谷ファミリーが固めている。面白かったが構成・脚本は前作『THE有頂天ホテル('05)』の方が凝っている。本作ではイキオイを感じた。65/100点。・G.トルナトーレの『ニュー・シネマ・パラダイス('89)』、B.デ・パルマの『アンタッチャブル('87)』を髣髴させるシーン有り。ラストではこれだけの風呂敷をドウ畳むのかと思ったが、やや力技で締められた。様々な出演者に混じって、“監督”役で故市川崑の顔が拝めた。・鑑賞日:2011年10月29日(土) " + }, + { + "date": "2019-04-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷作品好きですがこれはあまりハマらず\n う〜ん面白いのですが、個人的に長かったです。三谷さんの作品は好きなのですがちょっとイマイチハマりませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "好きな人は好きかな~・・・\n 劇中劇中劇・・・設定が結構難しい映画ですが、縁者が皆素晴らしいので、見られました。う~ん、三谷幸喜映画はあまり見ないのですが、これが三谷映画っぽいと言うことなのか・・・泣けて笑える映画として作られているのはわかるのですが、そういう意図が隠されなさすぎて、ちょっと合いませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "The 映画\n 王道…というよりは、映画のメタネタ的な魅力に満ち溢れた作品映画のセットのような街並みで、いかにもな登場人物達が生きている、という非常にロマンのある設定です。かっこいいし切ないし、娯楽映画として最強だと思います。The 有頂天ホテルと方向性は同じなのですが、密度は有頂天ホテルよりも薄いです。でもこちらの方が好きです。 " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "WOWOW(鑑賞日不明)/佐藤さんがすきになりました。\n WOWOW(鑑賞日不明)/佐藤さんがすきになりました。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n 三流役者の大袈裟な演技を楽しそうにやっている佐藤浩市、最高。デラ冨樫とボスの出会いのシーンはホントに笑える。ただ本物のデラ冨樫があの人はちょっと違うなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "話を繋げる為に無理してる感がつらい。面白いところも部分的にはあるけ...\n 話を繋げる為に無理してる感がつらい。面白いところも部分的にはあるけれど、全体的にみて笑えません。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとくどいかな\n 飛行機で観賞。それなりに面白かったがちょっとくどいかな " + }, + { + "date": "2017-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "傑作!!\n 三谷作品の中でも最もハラハラドキドキ、する映画でした。いろんな人間模様が三谷作品らしく、最後はほっとしました。西田敏行という人が大好きになる映画です。 " + }, + { + "date": "2017-05-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんで\n マジックアワーの映像がないのって思っちゃった。 " + }, + { + "date": "2016-03-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自分のトップ5\n 映画についての映画だから好きですが、何度観ても新しい発見がある深い作品。この映画を見たら佐藤浩市が好きになりました。売れない役者をまるで本物のように演じてます。好きなシーンは映画館に忘れ物を取りに行くとこです。 " + }, + { + "date": "2016-02-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑って笑って笑った! スッキリしたいときに見るといいかも! スッキ...\n 笑って笑って笑った!スッキリしたいときに見るといいかも!スッキリする! " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久々にマジメな役の西田敏行をみました。 テンポのいい展開と予想外の...\n 久々にマジメな役の西田敏行をみました。テンポのいい展開と予想外の演出でまったくあきませんでした。ちょい役ですごい役者を使うのがさすが三谷さんです。有頂天ホテルに出ていたあの人がその役のまんまで出てきます!マジックアワーってその日でもっとも美しい時間だとか。あなたのマジックアワーはいつですか?っていうキャッチコピーいいですね! " + }, + { + "date": "2015-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アンジャッシュのコント\n ちょっとダラけてたなー後半なにしたいのかようわからんかったし。三谷映画特有の豪華なメンツは相変わらずだけどお金の問題が役の問題かわからないけど申し訳程度に出すのはどうなんだろうねー。唐沢寿明も中井貴一ももったいなくない?まあそれが魅力だったりするんだけどもうちょい話に絡ませてもよかったんじゃないかなー。とりあえず佐藤浩市は天才、深津絵里は美人、妻夫木は相変わらずのヘタレな映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったけど長い\n 設定が面白いなー。アンジャッシュのコントみたいで笑えた。でも長すぎて途中寝ちゃった。 " + }, + { + "date": "2015-05-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素直に笑える\n 音楽★5映像★3人物★4.5物語★5 " + }, + { + "date": "2015-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "くだらなさの真面目な追求\n 総合65点 ( ストーリー:35点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ) くだらない設定だけど、豪華出演者が馬鹿馬鹿しい勘違い演技をしているし、アル・カポネ時代のシカゴを思わせるような街並みの美術と衣装もくどいくらいにわざとらしさをしっかりと出しているし、喜劇映画として真面目にそのくだらなさを追求していて面白い。 ただ物語の無理やり感を長く引っ張りすぎて途中でやや飽きたのと、展開と結末が今一つあっさりしている。もっと短くまとめるか、主人公たちやヤクザの組長や殺し屋に対して掘り下げがあればな。 " + }, + { + "date": "2014-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ・三谷幸喜\n 予想も出来ない展開で面白い。かなり前に見たので詳細を覚えてないが、ここにレビューしようと思ったのでかなり印象に残っているかと。 " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ マジックアワー\n さいっこーにおもしろかった!たくさんたくさん笑わせてもらいました!街のセットが素晴らしく可愛くて素敵ってところから始まって お話もすっごく作りこまれているし 衣装ひとつひとつにも愛が感じられました!ふかっちゃんの衣装やオウムに思わずおおーってなったりしてみました!なにげなく出ている大物俳優さんにも感激!さすが三谷監督!素晴らしいです! " + }, + { + "date": "2014-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "有頂天ホテルも良かったけど\n 私はこっちの方が好きだなぁ。よくもまぁこれだけテンポ良く話がつながるもんだなぁと。小日向さんも良かったけど、寺島さんの役好き。かっこいいしコミカルだし。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こんな面白さ初めて\n 三谷作品は初めてだったけど、おもしろすぎる!ストーリーも脚本も、これだけ入り組んでいるのに綻びが一つもなくて。最後の最後までいろんな仕掛けがぎゅぎゅっと詰まっている。 " + }, + { + "date": "2013-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高に楽しい!\n ストーリー、俳優、美術、音楽のどれをとっても最高のコメディ映画だ。それに加えて映画愛が満載で、観ていて最高に楽しい。人生まだまだ。次のマジックアワーが楽しみになってきたよ。 " + }, + { + "date": "2013-11-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "懐かしのオールスター映画\n 映画愛に溢れる三谷ワールド。 映画ファンのハートをくすぐる数々の仕掛けと脚本は見事です。 ただやはりこの手のドタバタ・コメディは日本の俳優が演じると、どうしても違和感を覚えてしまいますね。コメディアンではない俳優のエンターテイメントに徹する志しが、アメリカ映画のそれと比べて低いようにも思えるのですが…。 唯一、現実には売れっ子の佐藤浩市が無名の三流俳優を演じている点が一番新鮮味を感じました。暗黒街のボスの前で、何も知らずに伝説の殺し屋を真剣に演じる彼のオーバーアクションが爆笑を誘います。 西田敏行は今や各界の大物を演じるには欠かせない俳優ですが、暗黒街のボスにしてはちょっと凄みが足りなかったか…。もっと妻夫木くんを絶体絶命のところまで追い詰めないと、彼の死に物狂いの必死さがこちらには全然伝わって来ない。今の日本映画界でコメディが出来て、貫禄もある重鎮ってのはなかなか見当たらないのは残念。 演じられるのは、菅原文太さんぐらいだったかな? 男たちを手玉に取るボスの愛人を演じる深津絵里も、危険な香りのするファム・ファタールにしては、妖艶な美しさに乏しかった。演じる役柄が、色気とは無縁の女弁護士なら問題はなかったのですが。石原さとみが適役だったような。でも一番残念に思えたのは、本物のデラ富樫でしたね。 特にあの服装はないでしょう!伝説の殺し屋と噂される人物にしては、いくら何でも奇々怪々すぎるでしょう。今回は文句ばかり言ってすみません。 " + }, + { + "date": "2013-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!世界観が素晴らしい!\n 暇だったのでふとなんとなく見てみた んですけど、これが大当たり!ほんとに面白くって色んな人にオススメしち ゃいました。出演者も豪華でみなさん演も上手く、映画の世界に引き込まれてしまいました!何回でも見れます!!!俳優などを目指している方は絶対にオススメです!撮影の裏側的なのが見れますよ! " + }, + { + "date": "2013-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "爆笑してしまいました!\n 正直な話、三谷幸喜さんの映画を見たことがなかったのですが、一発でハマりました!こんなに爆笑できる映画は久しぶりでした。一番笑ったシーンはデラ富樫を演じる村田(佐藤浩市)がギャングのBOSS(西田敏行)に初めて会うシーン。あまり詳しく書くと笑えなくなるので書きませんが必見です。この映画、有名な人たちがチョイ役で出すぎです、少し持ったない(笑) " + }, + { + "date": "2012-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市が!\n 佐藤浩市のコミカルな演技は初めて観た。楽しくて笑える映画だけど、深津絵里の役柄はあまり似合ってないかなぁ。佐藤浩市さん演じる売れない俳優の男性が人間味あふれてて、こっちまで頑張ろう!って思えた映画。 " + }, + { + "date": "2012-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "30分でいい映画\n 三谷幸喜の真骨頂であるドタバタ劇式。たしかに面白いがながながされても疲れるだけ。もう少し違う変化がほしかった。 " + }, + { + "date": "2011-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かなり笑えた\n さすがは三谷映画!!ストーリーも先が読めないし、見ていてハラハラ__AU_F7C3__ 面白かった(^O^) " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "お見事!\n 久しぶりに観たら一気にお気に入り映画に踊り出ました。喜劇としての秀逸さ(現実だったら云々はナンセンスだと思います)、キャラクター設定に役者の使い方、演出に演技、どれを取っても本当にお見事としかいいようがありません。ガチ同士でつじつまが合っちゃうあの感じに笑わされっぱなしでした。欲を言うならもうすこしだけ短く纏めてくれたら完璧でしたwノリノリな佐藤浩市がもう本当に最高。そしてデラ富樫(このネーミングw)の夢が叶うシーンのお芝居はそれだけでこの映画を観る価値があるくらい素晴らしいものでした。脇を固める登場人物とそれを演じる役者さんたちも本当に素敵。『悪人』コンビとは思えない妻夫木さん(備後の心労お察ししますw)に深津さん(超かわいかった)も、さすが西田敏行さんの可愛いボスも、最高に協力的な赤い靴の従業員(撤収〜大好きw)も、村田のスタッフ達も、デラの憧れの俳優さんも、カメオ出演のみなさんも、適材適所ですごく魅力的でした。特に寺島進さんの最後の可愛さやられましたw笑って泣いて気持ちのいいハッピーエンド。監督から役者からスタッフから映画やお芝居への愛が伝わってきました。きっとラストの村田チームのようにいいチームなんだろうなと思いました。三谷さんの映画は“三谷ワールド”感や舞台感(これ舞台だったら面白いだろうなぁというような)がくどいこともありますが、それでも今日本であの雰囲気を出せるのは彼だけだとおもうのでどんどん自分の世界に浸って欲しいですwでもやっぱり(配役は完璧ですが)代わり映えしたキャストもみてみたいですw邦画のコメディも捨てたもんじゃない。 " + }, + { + "date": "2011-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "究極の三谷ワールド\n テレビでやたら「三谷幸喜 最高傑作!」と言っていたのですが、正直、半信半疑でした。しかし、いざ観てみたら「最高傑作」とまではいかないものの、本当に面白い作品でした。暗黒街のボスの愛人に手を出してしまった青年が、そのボスから命を奪われない条件として伝説の殺し屋を連れて来くるように命じられるのですが、青年はある売れない俳優を映画の撮影と称し殺し屋役を無理やり演じさせます。今までの三谷作品同様、キャスティングは完璧です。主演の佐藤 浩市さんから数秒しか登場しない大物俳優まで個々の役割をきちんと果たしたまさに、パーフェクトなものでした。特に寺島 進さんがハマリ役で大好きでした。正直、はじめの30分はどうなかと思いました。笑わせようとしているのはわかったのですが、私を含め誰一人笑っていませんでした。しかし、佐藤さんがタキシードに着替えて颯爽と登場するシーンあたりから面白くなり、佐藤さんと西田さんがはじめて会うシーンは爆笑の連続でした。できることならこの二人のシーンだけをずっと観ていたかったです。それからその同じシーンで佐藤さんが“確かに”と言うのですが、その言い方が最近バラエティー番組によく出てくる某総理の孫に妙に似ていたのが、おかしくて仕方がありませんでした。ところが、今までの三谷作品と同じレベルを要求すると痛い目に合うかもしれません。今回はただひたすら笑えるだけの作品ではなく、頭をフル回転させないと何がどうなっているのかわからなくなってしまいます。特に後半のあのどんでん返しは観た後にそれまでの展開を思い出さないと混乱してしまいます。しかし、そのカラクリがわかった時、この作品がどれだけ素晴らしいものなのかに気付くことでしょう!まだ、ご覧になっていない方は究極の三谷ワールドを体感してください。 " + }, + { + "date": "2011-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "展開が読めない\n 最後の最後まで先が読めず楽しめました。ところどころ悲しい話や、感動的な場面があり、ただ笑えるだけの物語ではなかったのがとてもよかったと思います。「誰にでも、人生の中で輝く瞬間:マジックアワーがある。」このキャッチフレーズが心に残り、僕も「マジックアワー」を楽しみに「待って」みようと思いました。 " + }, + { + "date": "2011-01-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "なかなか面白かった\n なかなか面白かったです。やはり、映画の撮影だとだまして、売れない役者に殺し屋を演じさせるという設定がキモで、その行き当たりばったりの演技がなぜかうまくいってしまうシーンは笑えます。そのノリで最後まで引っ張るのかと思ったのですが、意外と普通のシーン(?)も多かった気がします。個人的には、前作『THE 有頂天ホテル』の方が好みかなあ。登場人物が多くて、一見無関係に思える個々のエピソードが、最終的にきっちりつながるあたりが。 役者の演技は、本当にすばらしい。 " + }, + { + "date": "2009-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "映画好きなんだなあ\n 三谷さんの映画への愛情が伝わってくる作品。佐藤浩市さんが最高にいいです。映画の撮影だと思って、いろいろバカやってくれてます。笑って、なんだか幸せな気分になりたい方おススメです。 " + }, + { + "date": "2009-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷ワールド+佐藤浩市\n 三谷ワールド+佐藤浩市これで見る理由としては充分です。喜劇なんでありえない展開でもぜんぜんかまわないんです。だいたい撮影と現実を勘違いするやつなんているわけないでしょう。エンドロールでのセットの映像面白かった。佐藤浩市はただの大根だと思っていたのにいつのまにかファンになってしまった。 " + }, + { + "date": "2009-08-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ドタバタコメディ\n デラ富樫を演じる三流役者の村田とギャング達の微妙にすれ違いながらも何故か噛み合ってしまうやり取り。それに振り回されて右往左往する備後。この設定に入り込めるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ目ですね。三谷幸喜監督の手腕が見事に発揮されてると思います。日本のようで日本じゃない架空の港町が舞台なんですが、この設定のお陰で、一見あり得ない、ツッコミ所満載の話がすんなりと受け入れられるようになってます。ギャング映画の設定を借りたドタバタコメディではあるんですが、随所に、三谷監督の映画(芝居)に対する愛を感じられました。たくさん笑って、少しホロッとさせられる、そんな良い作品です。 " + }, + { + "date": "2009-07-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ベタだけど笑える\n ベタなんだけど、おもしろい。突っ込みどころ満載だしありえない展開なので、現実的に見てしまう人には向いてないかも・・・。なんにも考えずに観てると笑えてもう一度最初から観直したくなる楽しい映画。映画館で観損ねてDVDで観たけどDVDで十分だったかもとは思った。 " + }, + { + "date": "2009-01-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "残さず料理。\n 日本のこの手の作品は劇場で観てもなんだかな~というスタンスの私はラッキーなことに年末の飛行機の中で観ることができました。やはり、閉鎖空間でのコメディーは劇場で観る気がしない・・・。よっぽど好きな役者などが出ていない限りは劇場に足が向かない・・・。そんな状態で見た本作。見終わった後は、一抹のがっかり感と安心感を伴う何とも言えない感覚になった。落としどころはこうなるだろうな~と解りながら観ていたせいか物語としてはがっかり。佐藤浩市はさすがの役者ぶりで、安心感。カメオ出演の役者さんたちを殺さぬあたりは監督の手腕の見事さ。さまざまな素材を残さず調理!と言ったところでしょうか。でも、その料理は味は良いけど、平凡かな~みたいな。わざとそう思わせてるのかもしれないけれど、DVDなどで鑑賞するには十分、合格点。監督、見事です。 " + }, + { + "date": "2008-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "三谷ワールド\n これは三谷幸喜さんの作品では最高な部類。前作がイマイチだっただけに観る前は少し不安があったが佐藤浩市が出てきた時ぐらいからどんどん引き込まれラストまで楽しませて貰った。ゲスト出演の豪華さも楽しく、その扱い方も非常に上手い。三谷さんがこういう作品を撮りたいんだながひしひしと伝わってくる。残念なのは後半、少しダラダラ感と今までの上手さが軽減されるとこ。ある所からストーリーが一変するがそこは変えずにラストまでもっていってほしかった。何より最高なのは佐藤浩市。本当に素晴らしい。三谷さんはどういう風に佐藤浩市に演技して貰いたかったか、それを実力出来る佐藤浩市は天才俳優かも知れない。前作でため息出た人、もう一度三谷ワールドに入ってみて下さい。後悔はないですから。 " + }, + { + "date": "2008-11-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "撮る度にダメになっていく気が……\n 結論から言うと、その荒唐無稽な設定にほとんどノレなかった。いや、ところとどころ笑えるシーンはある。でも、それだけだ。鑑賞から約半年が過ぎた今、なーんにも心に残っていない。。荒唐無稽な話だっていい。でも、大きな嘘をつくために小さなリアリティを積み上げてくれていれば、もっと映画にノレていたはずだと思う。果たして三谷幸喜が敬愛するビリー・ワイルダーがこの映画を観たらどう思っただろうか。おそらく脚本の書き方を復習させられるはずだと思う。そもそも、そんな興味すら持ってもらえないかもしれない。やっぱり三谷さんは舞台でこそ生きる人だと思う。(ちなみに三谷幸喜が絡んだ映画作品で1番好きなのは「12人の優しい日本人」。多分、彼は映画監督には向いてないと思うのだが)。 " + }, + { + "date": "2008-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷ワールド炸裂?!\n 三谷幸喜監督作品は、「ラジオの時間」「笑いの大学」「有頂天ホテル」、そしてこの「マジックアワー」と全て観ている。それはたまたまの偶然で、どうしても観ようとしての結果ではない。監督としては三池崇史の方が好きだから。三谷作品にはいつも映画はフィクションであると身構えているところがあって、(それはとても低いハードルなのだが)そのハードルを越えないと楽しめないのだ。今回それを越えることに苦労してしまい、まわりは爆笑しているのにあまり楽しむ事ができなかった。まるで映画のセットのような街で事件は起った。この街のボスの女を寝取った男はボスから、デラ富樫という殺し屋を連れて来れば命を助けてやると言われ、売れない役者をデラにしたてあげてた。だが、ウソをつき続けるためにはウソの上塗りをするしかなくドンドン、ウソはエスカレートしていく、というお話です。この構図がたまらないおかしさをうみ、観客は笑いの渦だったのですが、冒頭の感想の如くに私は素直に楽しむ事ができなかったのです。 " + }, + { + "date": "2008-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見逃したらどうするか? 明日を待つんだよ\n 映画「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督)を観た。テレビなどの前宣伝が強いのか、笑いっぱなし映画、喜劇のイメージが強いが、実は、一度きりの人生にテーマを絞った、なかなか考えさせられる作品だった気がする。映画タイトルの「ザ・マジックアワー」は、「陽が沈んだのに暗くならない、神秘的な時間」「一日のうちの最高の瞬間」として、誰でも見ることができる。本人が見る気でいれば・・。しかし、いろいろな用事で見逃してしまう場合がある。人生に何度か訪れるチャンスと同じかもしれない。そんなチャンスを逃してしまったら、どうするか?その不安を解決してくれたのが、この一言。「明日を待つんだよ」焦らなくても、マジックアワーは、また訪れる。(人生のチャンスだって、また何度も訪れる)それを信じて、また夕方を待とう。そんな監督のメッセージを、受け止めた気がする。喜劇だと思って観たら物足りないけれど、「最高の人生の見つけ方」に近い感覚で観るといい。 " + }, + { + "date": "2008-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "上質のコメディー\n 綱渡りのようなギリギリの設定を見事に渡りきっている。映画中で映画を語るメタ系のネタは食傷気味で面白くないが、それ以外の、設定を生かした粋なセリフ回しに、面白おかしくありながらそれでいて上品という、三谷幸喜の非凡さを実感させられた。ロングランも納得。 " + }, + { + "date": "2008-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "腹痛かった!\n 佐藤浩一は天才ですね。この映画見た人はみなさんそう思うんじゃないでしょうか。他の俳優さんがまぁ~目立たない。一瞬「ふかっちゃんは綺麗やな~」ぐらいでしょ。とにかく終始笑うことができました。まぁ多少アルコールが入ってたのもあるでしょうけど(笑)他の三谷作品も結構見てるけど、これがダントツですね、今んとこ☆ " + }, + { + "date": "2008-07-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "最後に誰も笑わない\n 二時間強の上映時間を長く感じなかったのは、この映画が面白かったからだろうが、笑えたかと問われれば「別に」と応えざるをえない。その意味では、別に面白くはない映画だということになる。この映画を観る気にさせたのは、ある日届いた友人からのメールだった。メールには「ザ・マジックアワーは、三谷幸喜映画の中で最高傑作だ」とあった。昔の映画がパロディ化されて登場する。小型機の代わりに、小型ボードが夜霧に消えてゆく。だが、さて、若い観客たちは元の映画をそもそも知っているのだろうか。佐藤浩市は実に適役だったが、妻夫木の役柄には大いに疑問を感じる。妻夫木は、単に集客力をあてにして起用されたような気がしてならない。佐藤には共鳴できても、妻夫木には共鳴させるものがなにもない。存在感すらも感じさせない。感じさせるとすれば、吹けば飛ぶような存在感、か。西田敏行は、最後の最後に「浜ちゃん」になって立ち去ってゆく。変わり身の速さとその存在感には感服する。さてさて、問題は深津絵里だ。複数の男を夢中にさせる女を彼女に演じさせる三谷の審美眼は、いかがなものか。戸田恵子にしても、綾瀬はるかにしても、三谷の偏向した趣味は推して知るべしではあるけれど。私は、幸い三谷の他の映画を観ていない。この映画が三谷作品の最高傑作なら、もうどんなメールがきても他は観ませんので、あしからず。 " + }, + { + "date": "2008-07-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ビリー・ワイルダーならダメ出し\n 長すぎる。「THE 有頂天ホテル」は、好みはともかくグランド・ホテル形式なのであの長さには必然性があるがこれはただ長いだけ。予想通りにラスト近くの酷さは救いようがない。舞台は架空の港町・守加護。うーん、今の時代にこれを持ってきたことがまったくうまく機能していない。どうせなら時代も無視するくらいのしてほしい。映画の枠組みがしっかりしていないから、それを前提とした笑いがあまり面白くないのは仕方ない。それでも「THE 有頂天ホテル」よりは素直なコメディなので笑える部分は多い。佐藤浩市はまずまずだが、寺島進の方がおいしいか。深津絵里はそろそろこの手の役がしんどくなってきた。 " + }, + { + "date": "2008-07-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "大まかなストーリーはありがちなんだけど脚本の巧妙さにより気づくと三谷ワールドにハマってしまう\n 「みんなのいえ」「THE有頂天ホテル」と日本映画のヒットメーカー三谷幸喜の最新作がついに登場したワケなんだけど今回もグランドホテル方式でとにかく俳優がよりどりみどり(>_<)一番はやっぱり市川監督の姿が最後に観れるということで映画監督役やんだけど撮影しているのは「黒い101人の女」(笑)これは「黒い十人の女」をもじったものだし三谷幸喜が監督に対する思いというかインスパイアされた監督への感謝の気持ちというものが染み出ていたようにも思えた(>_<) ストーリーは日本の連続ドラマやアメリカ映画なんかによくある替え玉ものだし三谷幸喜自身、脚本を務めた「合言葉は勇気」というドラマで香取信吾と役所浩司主演で役所浩司演じる俳優に弁護士のフリをさせるという設定が似ているから冒頭部分は正直言って不安だったんだけど...観ているうちに三谷ワールドにどっぷりとはまっていく自分がいた(>_<) 確かに土台となる設定はベタなんだけど観ているうちに脚本の巧妙さに関心させられ心から引き込まれていく感覚に悔しさすらも覚えるほどだった(>_<)このベタにしてベタにあらずというのがすごいと思うね☆三谷幸喜は日本の古典芸を守りつつ新しさも加えてくるというところからも確実に日本映画の数少ないトップクリエイターと言うべき存在だということに改めて気づかされた(>_<)個人的には「王様のレストラン」の続きを映画化してほしい。 今回は映画の舞台裏を描いているために業界情報に詳しければ詳しいほど潜んでいるネタを楽しむことができる。ひとつ例を言うとセリフの中に外国人に向かって「稲川素子事務所か?」ってシーンがあるんだけどこの稲川素子事務所は本当にあって「奇跡体験アンビリバボー」の再現ドラマや川崎実の映画の外国人タレントはほとんどがこの事務所に所属している外国人タレント専門事務所だけにこの元ネタがわかっていると笑えるセリフなんだよ(>_@) " + }, + { + "date": "2008-07-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今までで最高!\n 三谷監督の映画はこれまでいくつか見てきたけどその中でも1番笑えたと思います.友達と一緒に見に行ったんだけど,みんなで大爆笑.キャストもかなり豪華で,役柄も合ってたしさすがの一言でした. " + }, + { + "date": "2008-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いけど…\n 佐藤浩市の演技がどれだけ面白いのか、あまり期待していなかった分、驚きとともに楽しめました。しかし、全部見終わったあと、何か物足りない、疲れた気分になりました。上映時間が長いこともあるのでしょうが、いまいち役者に感情移入できなかったこともあるでしょう。特に、妻夫木さん、深津さんあたりの役がつまらなかった。演技力の問題ではなく、おそらく脚本の出来の問題です。「THE 有頂天ホテル」と比較されるでしょうが、私は前作のほうがよく練られていて面白かったと思います。 " + }, + { + "date": "2008-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い意味で裏切られた感じ\n PRしてる割には正直「??」てな感じでしたが。妻夫木聡もよかったが佐藤浩一や西田敏行がいい味出してる。あとちょい役にも豪華キャスト。三谷映画に出たい人が多いのかな~なんて感じました。DVDは多分買います。はい " + }, + { + "date": "2008-07-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "期待どおりの面白さ\n 有頂天ホテルがとても面白く、今回多いに期待して見ました。そして、期待以上の面白さでした。佐藤浩一は、とても好きな役者の一人ですが、さすがでしたね。「ナイフ」や「仮面」のシーンでは、思わず大きな声を出して笑ってしまいました。クスクスでなく声を出して笑ったのは、久しぶりでした。映画を見終わったあと、この映画で、主役は佐藤浩一以外に考えらないと思いました。逆になぜ妻夫木だったのか理由が分かりませんでした。妻夫木ではなく、もっと適役の役者が佐藤浩一と絡んだら、もっと笑えたかもと思います。 " + }, + { + "date": "2008-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが三谷幸喜!!\n 三谷幸喜作品はドラマから映画までほとんど見てきましたが、今作が今までで一番の出来だったんじゃないかなぁと思います。笑いっぱなしの2時間で、あっという間に時間が過ぎた気がしました。演技が下手な人が出ていないのも良い!人気があるという理由だけで演技下手なアイドルを起用するような、ありがちな作品とは違いますよ。 " + }, + { + "date": "2008-07-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかど~して\n 今まで三谷幸喜作品はあまり面白いと思った事はなかったんですが、今回はかなり笑えました。正直あんまり観る気はなかったんですが、観た方の評判がいいので行ってきましたが、大満足です。「ザ・佐藤浩市アワー」、佐藤浩市さんがホントよかったです。 " + }, + { + "date": "2008-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!!\n 本当に笑えました。こんな楽しい映画は久しぶりです。映画を見に行く前はちょっと不機嫌だったけど、見終わった後は1日の嫌なことも全部忘れてすっきり。帰りの車の中で思い出し笑いをしたり、主人と「三谷幸喜は天才だね。」などの話題で盛り上がりました。また見たいです。 " + }, + { + "date": "2008-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷ランド\n まじで笑えるコメディだぁ~♪三谷ワールドを満喫できる映画ですねぇ~主演を演じた佐藤浩一には最後まで完全にツボ!!(笑)あとチョイ役で出ていた、カメ&寺脇には完全に爆笑!!年齢関係なくみれる作品だと思うので気軽に見れると思うのでまた見てもいいよ。(上から)w " + }, + { + "date": "2008-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ザ・佐藤浩市アワー\n 三谷幸喜という人の、脚本家としての才能はスゴイ!と素直に思います。。どの作品もすこぶる面白さ!でも彼の作る場面は常に舞台的で(まぁ当たり前か^^;)映画のそれとは、多分に違和感を感じていたのです。映画には場面毎の面白さだけでなく、映像が醸し出す空気感というか、ひろがりがあって欲しいと私は思う。。だから、彼が監督をかって出た作品は、楽しいけど味わいがない(スイマセン)気がしてました。あくまで、映画として。の感想なんですけど、、。(最近の彼の作品では「笑の大学」が好きなんですが、あれもやっぱり監督が違いました^^;)で。今回鳴り物入りの公開!でしたが、最初は正直いって、どうなんだろうなー(爆)またおんなじかなー(汗)と思って、あまり期待を寄せずに(やや引き気味で)観てみたのです。いや。面白かった!!噴き出してしまいました。まずは前半。そのテンポの良さと、佐藤浩市のズレまくった迫真演技。あれは、相当の役者だから出来た演技だと私は思います。本当にヘタクソな役者がそれをやっても多分笑えない~。最近では彼も、ややコミカルな役をやったりしてましたが、彼の潜在意識をどどーん!と放出できたのは監督の技です。ゴッドファーザー(似てないけど)を思わせる西田敏行との「ナイフ舐め舐め」のやりとりには、も~どうしようかと♪次、またやるぞ。(爆)の思いから先に噴き出してしまった^^;そういう笑いのネタの中にも、映画ってこうやって撮るんだよ、そんな彼流の先導があって面白い。映画への愛着が見える。何度も何度もテイクを重ねて、同じシーンを撮り続けては最高の演技を引き出すまでを。そして俳優はこんな我慢をして(下っ端は余計に)頭を下げては主演俳優のご機嫌をとりまくり、あげくに気に入られなきゃ、すぐにポイされる…なんてことも。裏方さんの苦労や、セットが出来るまでも外さない。マジックアワーとは、、、の意味もちゃんと説明してくれる。こういう裏話は、表に見せるもんじゃない!という人もいるけど、彼はそんなところまでちゃんと作品として書いてしまうのだ。さて。後半はいつものごとく(スイマセン)やや間延びしていますが、浩市&小日向コンビが絶妙なやり取りをかましてくれますし、ジ~ンとするシーンも多少あります^^;最後まで気になって仕方ないのが「デラ富樫」の正体ですが、それは当然!デラ、ときたらデラックス・ファイターですよ!!いえ、ウソです(爆)でも鷹の爪団が好きだとこれしか浮かばん^^;まぁ最後まで楽しく観られると思いますので、お楽しみに~!(よい子はナイフを舐めないように。舐めるならスプーンね。) " + }, + { + "date": "2008-06-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "才に溺れたか、三谷幸喜。\n  主役の映画だと騙して連れてきた三流映画役者を、伝説のスナイパーと偽ってボスを欺く2段仕立てのコンゲーム。とはいえ、この脚本はあまりに底が浅い。三谷さんよ、コンゲームをなめちゃいけないぜ。 ベテランの俳優が映画撮影だと騙されるにしては、アリフレックス一台にカメラマン1人、スポット2本に照明1人だけという現場はあまりにお粗末過ぎるというもの。助監督もいなけりゃ絵コンテに脚本もなし。どうみても不可能な設定の中で、「向こうの建物から撮ってます」なんて言葉に騙されるもんですかね。佐藤浩市扮する三流役者があまりにおバカ過ぎて、彼が騙しの映画にのめり込めば込むほどに、観ているこちらは引いてしまうから、面白いことも何ともない。ありえない殺し屋の出現に、簡単に騙されてしまうギャングのボスもしかり。こんなお粗末極まりないコンゲームは観たことがない。「スティング」好きなんだったら、少しはコンゲームというものを学んだらどうなんだろうかね、三谷さん。限られた舞台劇の設定なら、お約束の世界なのかもしれないが、映画をなめちゃいけない。こんなのでも良しとするのは、甘ったれたテレビ局のプロデューサーならではなんだろうね。 守加護(すかご)という架空の街の設定にもヒネリが感じられない。日活無国籍アクション、フィルムノワールやハリウッドのギャング映画へのオマージュだけなのか。まさか、雰囲気だけなんてことはないだろうに。久しぶりに見たシトロエン2CVの姿とともに、作品の舞台となるこの街の存在が、歯がゆくてしょうがない。 3本の映画中映画もひどい。「暗黒外の用心棒」は「カサブランカ」そのまんま。奇しくも市川崑の最後の出演となった「101人の黒い女」も何なのそれって感じ。東映任侠ものへのオマージュらしき「実録・無法地帯」にいたっては面白くも何ともない。タイトルにも内容にもヒネリがほとんどない。こんなのだったら、古い映画をそのまま持ってきた方がましというもの。やるなら、映画ファンを微笑ませてくれるようなパロディを見せてほしかった。 最後まで乗れなかった映画の中で、唯一「オオッ」と唸ってしまったのが、大道具の特機さん役で今回も登場する榎木兵衛さんの元気な姿だった。かつて日活のアクション映画を支え続けた名脇役の兵衛さん。火薬のスイッチを押す姿は、この映画で最も格好良かった。 " + }, + { + "date": "2008-06-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "西田敏行が、なんかあんまり目立ってなかったわ!!\n はい、こちらの映画も人づてできいた評判がかなりよかったので、見に行った理由ですよ。ひとりで。ところが、私って、お笑いに厳しいのか、三谷幸喜、あの人の笑って、そこまで大笑いするほどじゃなくない?ちょっとうっすら笑う程度だと思うのよ。「やっぱり猫が好き」とかもそんな感じじゃない。確かに笑えるシーンもあるけど。そんなにすごい映画って理由じゃないわね。逆に面白いなと思ったのは、カメオ出演している皆さん。たくさんの俳優がカメオ出演しているので、それを見るのが楽しいかも。後良かったのが、妻夫木聡がかなりの三枚目演じているのがよかったかも。あのウォーターボーイズの面影なし。既におっちゃん俳優まっしぐらだわ。あのももひき姿、痛かったわ!!第二の武田慎二になりそうだわ。深津絵里は、相変わらずの演技だわね。それよりも、西田敏行があんまり目立ってないわよ!!ちょっと、憑き神でも相当笑わせてくれたのに、今回は、佐藤浩一に終わり部分を相当ゆずっていたわね。戸田恵子も出演していたけど、そろそろ、彼女もお腹一杯よね。もう、出なくていいんじゃない。三谷の映画には。カメオ出演でよかったでしょ。はっきりいって、これって、DVD鑑賞でも十分って気がしたわ!!フジテレビの作る映画って、なんか、いまいちなのよねぇ~。別に映画じゃなくて、2時間スペシャルでテレビで放送してもよさそうな映画ばかりじゃない。またまた、フジテレビの経費削減は続くんじゃないかしら。友人から聞いたけど、本当にひどい経費削減状態らしいわ。ありえないもの。やっぱり、踊る3にとSPにかけるしかないのね。がんばってほしいものだわ。 " + }, + { + "date": "2008-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "じ~ん\n エンターテイメント部門ナンバーワン映画です!かーなーりー笑えます!!そして感動もあります!出演者のレベルが高くて一時も飽きる事がありません。深津ちゃんサイコー!だけど他のキャストもサイコー!ブッキー&浩ちゃんを応援したくて、ついつい前のめりになってました。辛い事があった時、孤独を感じた時、疑心暗鬼になった時・・・この映画をみようと思います☆☆☆ " + }, + { + "date": "2008-06-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人生は喜劇だ\n まず、俳優陣の豪華さには舌を巻きます。ちょい役でも出演している人がすごすぎ。各プロットごとに笑えるところがあって、細かいところでもくすくす笑える。他の三谷作品を観ている人はさらに笑えるよう配慮されてる。前半はちょいネタとスリリングな展開、その所々に布石がバァーと並んで、後半は仕掛けられた爆弾が一気に爆発するように劇場を笑いの渦に巻き込んでいく。やっぱり三谷幸喜の作品は面白い。きになったことは、他の映画でもたまにあることだけど、あのエンドロール。舞台セットを製作しているところを映しちゃうこと。ああいうのは僕は好きではないんだけど、どういうつもりでつくっているんだろう。一つの世界を提供するのがエンターテインメントではないのか。制作の過程を見せてしまったら世界観が壊れてしまうのに。でもあえてそれをしたということは、何らかの意図が隠れているはずで、例えば作品をプレテクストだと考えると、最後に撮影の過程を映すことで、「この物語はフィクションです。」って宣言したのだと思う。作中で綾瀬はるかが「この街は映画のセットみたい。」って言うんだけど、まぁその通りなわけで、というかそこが面白いところなわけで。この映画はそもそも(売れない)役者が主役な訳だし。でも登場人物は自分が映画になっていることに気がつかない。そこが喜劇なのだと思う。つまりこの映画を通して三谷幸喜は、人生は喜劇だって言いたかったのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2008-06-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "余韻の無い笑い、ですかね。\n ウーンと、エンドロールが出ている間中思っていました。ウチのお兄さん(長男34歳)が、薦めてくれたのでJUNOの前に見ておこうとワイフと二人で観にいきました。ウチら二人は、B級駄作だと思いました。その場限りの笑い。余韻がありません。何も残りません。TVに出すぎの三谷さんの映画ってこんなもんですか。一人ひとりの役者さんは、確かに上手い。寺島進さん、もちろん佐藤浩市さん、西田敏行さん・・・・・・。昔むかし年末恒例の忠臣蔵がありました。豪華役者陣で固め、それぞれ見せ場がありました。この映画には、ちょっとそのような見せ場も不足カモ。すいません三谷さん、勉強しなおしてください。気負い期待なしで今度は診せていただきます。 " + }, + { + "date": "2008-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "確かに面白いけど…。\n  先日来、TVを点けると『あ、三谷幸喜』『こっちにも三谷さん』『ゲ~、ここにも三谷さん』『あそこにも、あんな所にまで…』というような、まるで“金太郎飴状態”で、監督自らが宣伝しまくっていた本作。まあ、あれだけ大物量作戦かまされると、観に行こうかなって、気にはなりますわな。そういう意味では、作戦は成功と言えるんですかね?でも、少々くどかったような気が…。 確かに面白かったです。映画館内は常に笑い声に包まれてましたし、吾輩も冒頭から結構クスクス、ゲラゲラ笑っておりました。ただその笑いは、脚本やストーリーの面白さに対してではなく、ほんのチョットだけのシーンに、続々と出演している大物俳優(中井貴一、唐沢寿明、寺脇康文、市川亀治郎etcetc…)達が、スクリーンに映った瞬間に、一番起こっていたような気がします。そう、『あ、あの人が、こんな役で出てる~』的な。少なくとも、吾輩はそうでした。この辺りが、三谷監督の前作「THE 有頂天ホテル」と比較して、少々残念なところでございました。前作でも、“豪華キャスト総出演!”だったわけですが、その豪華キャストが、ただの顔見世だけでなく、緻密に練られた脚本によって、絶妙な演技をスクリーンで披露し、ラストの大団円までノンストップで突っ走る…てな感じでございました。それに比して今回は、脚本が弱い(あくまでも、前作比ですが)!そう、いくらコメディでも、『こんな設定は、素人でも途中でわかるがな…』と思ってしまうモノを、役者の力を頼りに、強引にラストまで持っていってしまった…そんな印章を受けました。まあ、それはそれで面白いのですが、何かチョット鼻に着くって言うか、スカッとせんと言うか、とにかく残念でした。いや、決して面白くなかったわけではありません。充分笑わせていただきました。でも、もっと話の中身で笑いたかった…シチュエーションではなく、ストーリーで…と、思っちゃったもんですので。 キャスティング的には、寺島進さんが最高だと思いました。マジな顔で、大いに笑わせてくれます。あと、定番ですが小日向さんも、ああいう役演らせたら、天下一品よね。でも一番笑ったのは、謎のタイ人を演じた寺脇さん!…ほら、やっぱりキャスティングで笑ってるよ、吾輩…(^^;。 しかし、あの“大物量宣伝作戦”には、フジテレビの底力と言うか、執念が感じられましたね。相当危機感持ってたんでしょうな~。ココンとこ出す映画、みんなイマイチでしたからね。ひとまずは、ヒットして『ホッ』とされてるんじゃないでしょうか? " + }, + { + "date": "2008-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これはおもろかった\n おもしろかった。うまいもんだった。映画はまさに夢だ。これ作ってる人たちも、まずおそらく楽しんでたんじゃないか、って思える。 …………あの。ごく個人的な好みのことを。深津絵里。私、あんまし痩せてる女性、苦手。(^^ゞ綾瀬はるかの方が好きだなぁ・・わたくしとしては、、、綾瀬はるかに、深津の役をやってほしかった。綾瀬はるか。 もっといい女優になる。間違いない。と思う。佐藤浩市。わたし、個人的にはむしろ嫌い。だった。この映画で、この役者に対する評価を改めた。自分がアップになってるスクリーンを、偶然に見てしまって、涙ぐんでるシーン。 これにはまいった。 特筆なシーンだった。 なんつうか、、心情的にもよく解る。 と言いたい。これは、、素直に楽しめた。 と思う。設定に少々のムリがあるかもと思えなくもないトコあるけど、いいです。西田敏行じゃあんまし凄味が感じられないかな?って感じもするし。 鈴木京香もきれいに撮れてる。 あのスカーフは、やはり「君の名は」のマチコまきだろうね。 ちょっと長いかな?って感じもあるけど。いやぁぁ、おもしろかったです。 " + }, + { + "date": "2008-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "出演陣に驚き\n 有頂天ホテルが面白くなかったので、今回も期待せずに行きました。序盤、今回も面白くないのかも…とか、思ったのですが、佐藤浩市が出始めてから面白い。佐藤浩市と西田敏行のシーンはかなり面白かったです。久しぶりに邦画で笑った感じがしました。また、数分のシーンに主演級のキャストの方たちが出ているのが驚きました。 " + }, + { + "date": "2008-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画と現実のずれと、それを埋める勘違いと偶然性は実によく出来た脚本!少々小さくまとまった?\n <ストーリー>マフィアのボスの愛人、マリに手を出したことがバレてしまった備後は、何とか助かるため、ボスが探している伝説の殺し屋、デラ富樫を連れ来れると嘘を付く。しかし期限は5日。誰もその居場所を知らない彼を、わずか5日で探すことなど出来るわけもなく、追い詰められた備後は、その顔を誰も知らないことを利用して、売れない役者に撮影だと偽って「デラ富樫」を演じさせ、何とか乗り切ろうとする。<個人的戯言>【♪レ~ジ~メ~♪】前作の群像劇での計算された脚本は非常に素晴らしく、今作にもかなりの期待をしての鑑賞。今作も登場人物は多いものの、ストーリー自体は殺し屋を演じる役者と、演じさせるチンピラがメインのため、群像劇的脚本の凄さというよりは、現実のものと知らずに演じる役者と、現実とのずれで笑わせる部分と、ラストはネタ振りが回収される形になっていまして、前作ほど「3分に一度」笑わせるということはありませんでしたが、ずれがまかり通る脚本はなかなか。セットや古典映画へのオマージュも沢山観られましたが、逆に監督業がこなれたためか、前作の方がエネルギーを感じられました。【ぐだぐだ独り言詳細】前作のように様々の人々のエピソードが入っている形とは違い、殺し屋を演じる役者の佐藤浩市と、騙して演じさせる妻夫木聡がメインで、ひたすら撮影だと思い込んでいる役者と、現実とのずれで笑わせる形で進んでいきます。始まってしばらくはほとんど笑いがなく、かなり不安になりましたが、全体を通してやつきばやにネタが仕掛けられていた前作と違い、時々入る「クスクス」系のネタが積み上げられる中で、やがてスパイラル的にあらぬ方向に向かうという展開になります。脚本としてよく出来ていたのは、まずは演技と現実のずれがまかり通る部分でしょうか。多少無理無理なところもありましたが、台詞の妙もあり、現実世界の人たちが受け入れてしまうのと、それを生み出す偶然性はやはりよく出来ています。特にラストの展開は、ちょっとタイミングのずれ(観た人だけわかる説明です。撃つのと「破裂」するタイミングが、もっとバッチリな感じだとよかったのですが)が気になったものの、ネタ振りがしっかりされた中で、「どうなんの?」と思わせておいてしっかり回収されています。舞台演出家出身の監督自身が、今回は映画的手法により撮影することにしたというような発言をどこかで観ましたが(出過ぎでどこで観たかは覚えてませんが)、カット割りとかよりも、セットや衣装、そして多くの映画へのオマージュには、そのこだわりを感じました。個人的には、少々まとまり過ぎたため、逆にとにかく詰め込みながら、全体の流れもしっかり構成されていた前作のような、言い知れぬエネルギーがなかったように思います。 " + }, + { + "date": "2008-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑って、笑って、最後はすがすがしい気分\n 笑いだけでなく、売れない三流役者の悲哀などが感じられ、ストーリー的にもすばらしいと思う個々の俳優では佐藤浩市と西田敏行のやりとりが、見事だったあと、伊吹吾郎はツボです " + }, + { + "date": "2008-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷様♪裏切りませんねぇ^^\n 三谷監督の監督とは思えない営業に圧巻!!その熱意に根負けした私、公開初日に観賞しました^^私的にはそれほど期待はしてなかったけど、いやぁ~♪そりゃっすんばらしいデキで、ホントに涙が出ちゃうくらいに大笑いをしちまったっす♪何たって、佐藤浩市がピカイチ☆でした^^素のときと役者になりきったとき!このギャップがめちゃめちゃ面白く、彼のキレの良い演技のおかげで、ここまで作品を楽しく出来たのでは。。。そう感心しながら観ておりました\(^o^)/とにかく佐藤浩市に高感度アップ☆そんな映画だったかな^^素直にコメディとして観れる作品!!!大爆笑の連発で、思いっきりストレス発散できました^^♪ " + }, + { + "date": "2008-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "今までの三谷さんの映画では最高\n 三谷さんの映画は好きで、今までずっと見ていますが、最高です。でも、途中でちょっと、中だるみします。(眠くなりました)とは言っても、コメディ邦画(あまりないけど)としては最高でしょう。見る価値ありますので、みなさん、是非見に行って下さい。 " + }, + { + "date": "2008-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ヾ(∇・〃)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!\n いやぁ笑った笑ったw10秒に1回笑えるってうたい文句でしたが確かに面白かった♪佐藤浩市や妻夫木聡も笑えるけどその周りの人たちの何気ない動きがまたおかしくて・・wまつりん的にはラストは( ̄~ ̄;) う~んでしたが上映時間がとても短く感じられる楽しい作品でしたどうしようかなぁ?って悩んでる人は映画館へε=(ノ‥)ノ " + }, + { + "date": "2008-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑えます。三谷監督本人も「思い通り」だそうです。\n 三谷幸喜の監督作品第四弾。今回は、これまで以上に笑いが込められています。ほとんど主役級の役者たちが、ほんの端役程度で出てくるのが、三谷作品の一つの見所。今回は劇中映画(そのうちの一つの監督が市川崑)が何本かあるんですが、それらには、唐沢寿明(まぁ、彼は三谷組なので当然ですが)、中井貴一、天海祐希、鈴木京香、谷原章介、寺脇康文と豪華なメンバーが出ています。ネタバレですが、谷原章介の役どころが、佐藤浩市演じる村田大樹が俳優を目指すきっかけになっていて、しかも、その後にも、繋がっていたりしています。劇中映画にもきちんとタイトルが付いているところが面白いです。市川崑監督、中井貴一、天海祐希出演のものが「黒い101人の女」、鈴木京香、谷原章介、寺脇康文が出ているのが「暗黒街の用心棒」、唐沢寿明が出るものが「実録・無法地帯」。それぞれ、実際の作品のパロディだったりします。これまでの4作品で、一番、笑いが多かった気がします。上映中、劇場内に何度も笑いが起きていました。実際、三谷監督自身も「4本目にして、ようやく思い通りの作品が出来ました。」と言っているようです。実際、ちょっと長いかな(市川崑監督も「なかなか良く描けている。でも長いな」と言ったとか)。最後の方は、ちょっと集中力が途切れてしまいました。佐藤浩市のキレ気味の演技が良いです。ギャングを演じてるときと、演じ終わったときのギャップが何とも言えないですね。それと、妻夫木聡のインチキ臭いチンピラも珍しいです。爽やかなんですけどね。戸田恵子も出番は、今回は少なめです。それでも、きちんとおいしい所は持っていっています。深津絵里も見事に妻夫木聡の彼女(って言うか、西田敏行の愛人役だけど)を演じています。完全に、妻夫木聡を翻弄していましたね。でも、彼女、妻夫木聡とは結構の年齢差があると思うんですけどね。むしろ、綾瀬はるかの方が歳は近いのでは?(失礼!)しかし、なんと言っても、伊吹吾郎が意外に良いです。印籠を出さないかと心配しましたが。それと、実は彼が謎の殺し屋『デラ富樫』だと思っていたんですが、全然違いました。三谷幸喜が「思い通り」と言ったとおり、彼の好きなコメディーにきちんと仕上がっています。あとは、もう少し短ければ・・・。これは、市川崑監督の生前最後の出演となった作品。映画の冒頭に、市川崑監督に捧げる言葉が出ていました。 " + }, + { + "date": "2008-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "爆笑と感動を堪能しました\n 売れない役者,村田大樹のおおげさな芝居,トランポリン,ペーパーナイフの三段オチに爆笑。佐藤浩市はじめ,全てのキャストが面白い!登場人物は多くても,メインのドラマが絞られているから,気が散らずに集中できました。予想通りにいかない終盤は,ままならなくても楽しい人生そのもの。生涯現役,高瀬おじいちゃんに感動。三谷監督の映画愛が,スクリーンに焼き付いた見事な喜劇。 " + }, + { + "date": "2008-05-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "デラ富樫のキャラ最高!\n 三谷幸喜監督の映画は初めて見ました率直な感想ですが、デラ面白い!!!豪華出演陣はもちろんですが内容も素晴らしい全編ギャグと言うわけではなく見せるところはしっかり見せて、笑わせるところはしっかり笑わせるとてもメリハリのある内容になってます特に思い出のシーンは「デラ富樫、登場シーン3連発」です佐藤浩市さん、怖いぐらいに素晴らしいです今までのイメージがガラッと変わりましたいまではJRAのCMを見るたびに「俺がデラ富樫だ!」と言ってナイフなめ回すシーンが頭に思い浮かんで笑ってしまう・・・最高のキャラクターですよ!脇を固める役者も凄すぎる・・・寺脇康文さんなんてモノクロでタイ人役、しかも数秒のみそれでもカタコトの日本語でしっかり笑いをとるから見事!いろんなジャンルから沢山の人が少しずつ登場してくるのであれは誰? この人は? なんて探しながら映画を見ると面白さも倍増すると思います私は本編では見落としてエンドロールは初めて気が付いたけど香取慎吾の名前がありました・・・ん~どこに登場していたのでしょう?これから見る人は是非慎吾ちゃんを捜してみて下さい! " + } + ] + }, + "160": { + "title": "容疑者Xの献身", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "原作もも一つだったけど映画もも一つ。福山は堤真一に完全に食われている。\n 原作もも一つだったけど映画もも一つ。福山は堤真一に完全に食われている。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "動機は共感できませんでしたが、謎解きは見応えあり。\n 容疑者Xの犯行動機や心情にはまるで共感できませんでしたが、さすが東野圭吾さんの原作謎解きは見応えがあり面白かったです。人気テレビの連ドラの映画版ですが、天才物理学者VS天才数学者の対決のミステリーとして単品としても十分に楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "愛が生んだ渾身のトリックに震える…\n 「ガリレオ」劇場版シリーズ第1作。Blu-rayで鑑賞。明るいポップな演出が光っていたテレビシリーズとは打って変わって、エモーショナルな静謐さが漂う重厚なミステリーとなっているのがポイント。原作の雰囲気が守られていて、とても好感が持てました。めったやたらと数式を書くシーンは登場しません(笑)天才物理学者・湯川学と、彼が唯一“本物の天才”だと認める数学者・石神哲也。ふたりの天才同士が繰り広げる究極の頭脳戦をスリリングに描くと共に、石神がひとりの女性を深く愛するが故に仕掛けた切な過ぎる渾身のトリックが、止めどない涙を誘いました。映像になった途端、石神の想いが画面から溢れ出して来るかのようにぐいぐい心に刺さりました。堤真一の名演技も相まって、ただの推理ドラマに留まらないものを感じました。友人の犯した罪を悟り、深く苦悩する湯川先生の姿…テレビシリーズのような単なる“推理機械”ではない“人間”らしさを感じました。ましゃ(福山雅治のあだ名)ファンの補正が入っていることは否めませんが、とても感情を揺さ振られました…。原作は中学2年生のときに読みましたが、見事に予想を裏切るトリックにめちゃくちゃ驚愕したものの、大テーマである“愛”に関しては正直まだまだ理解ができていませんでした。それからときが経って本作を何度も観る内に、石神の想いがだんだんと理解できて来たような気がします。それにしても、これほどまでの純愛とは…。愛の力は人を強くする。良い方にも悪い方にも…。想いが人を形づくるんだなぁ、としみじみ思いました。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "共感する奴は人間のクズだ!\n 純愛を貫いて、好きな人を助けるために関係のないホームレスを殺すなんてことをみんな気にせず、ばれてしまうのが切ないなんて、どんな神経だ。ホームレスには人権なんてないと思う人がいかに多いかということ。住所がないと生活保護も受けれないし、みんなそんな人を見殺しにしてる。福山雅治の演技はブレてるな。演出のせいかな。クールなのか、感情的になっているようで、キャラクターがボヤけて、見苦しい。堤真一は、彼のせいではないが、知性が必要な役だがそんなもんないし、冷徹な役柄なのに感情的になるし。やはり、ミスキャストか。松雪泰子だけが、まだ見れる演技かな。まー、撮り方も含めて、学芸会の出し物レベルとゆうことで、役者が揃うことで、おまけで星⭐️⭐️くれてやる!胸クソ悪いね👎後味が。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "残酷な切なさ\n 深い愛故の結末。トリックも巧妙で最後まで楽しめただけでなく、本当に感動して涙が止まらなかった。 " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "堤真一の演技には唸るものがある\n いやー 覇気のない歩き方や猫背 表情や喋り方 ラストの複雑な気持ちで泣き喚くシーンなんか圧巻! 堤真一の演技はほんとに凄い! ストーリーは もう最初の段階である程度ネタバレした状態からスタートする。もう少し伏せんがあって複雑でも良いかな?と思ったけど タイトル通り献身的な姿に重点を置いたんだろうなと。ただ、単純に罪を被ったのなら良い話だったかも知れないけど ホームレスとはいえ何の罪もない人を殺害して利用するという手口は うーんと思うところ。最後はあんな感じになってしまったけど 石神さんの献身が花岡さんにちゃんと伝わって良かったなと少しホッとした。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よくできた物語、素晴らしすぎる演技\n 全くトリックに気づかなかった。松雪泰子、堤真一の演技流石すぎました。最後の感情が溢れ出すシーンでは、二人の心の叫びに私まで胸が苦しくなった。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作既読\n プライムビデオにて。2人が服役した後にどうなったのかが気になるところ。出会わなければ首吊ってたみたいだし、こんな結末でも良かったと言えば良かったのかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "せつない…\n 原作を読んで何てせつない愛なんだろう…と衝撃を受けました。映画も最後の石神が感情をむき出しにするシーンが最高にせつない。良い作品です。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 邦画だからあまり期待していなかったが面白い。良く出来てる。 " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...\n 3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ障ってひとの演技がうまい。そして天才コミュ障ならではの言動。彼女と娘を助けるため、何のためらいもなく人を殺し自分のすべてを犠牲にする。見返りは求めない、いや、これだけのことをする理由は充分にあると、当然のように思っている。普通の人から見たらおかしいけれど、いるんだよね、こういう人。唯一の誤算は、華岡やすこが普通の人で、その普通の人の心理をわかっていなかったこと。最後の絶叫は、ほんとに心底「なんで⁉︎」だったと思う。完璧に終わって、あとは幸せになるだけだったのに、なぜ?っていうのと、彼女が自分なんかを気にかけることが理解できない。ちょっと前に流行った、「彼女がその名を知らないナンチャラ」なんかより、ずーっと激しくて全てを捧げた愛だと思う。ガリレオとやらの劇場版だからしかたないけど、これ福山いなくても全然良かったよな・・・まあ説明要員としてはいてもいいけど。柴崎コウはもちろん要らないし。堤慎一のための映画だよ。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ガリレオで有る必要はない\n テレビドラマ、ガリレオシリーズの一端として見始めたけど、想像していたのとは違い堤真一の映画だった。素人の私にはこの事件に数学とか物理とか殆ど関係ないんじゃないかとしか思えないが、隣に住む母娘を守りたいという石神を演じる堤真一はとにかく素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-01-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全てのファクターが合致し相乗効果を生み出している。\n 隣人への想いのメタファーとして、数学者らしく四色問題を取り上げたことや言い回しが秀逸であった。花岡の存在によって生かされていたから他人を殺めてまで庇った。言い換えるとそれ程花岡のことを愛していたということである。後半から終盤にかけて石神の真意が明らかになり、このまま庇い続けて終わるかと思われたが、最後は報われない結果になりとても切ない気持ちになる。主題歌である「最愛」の歌詞が石神視点で作られたものであり涙なしには観られないはず。 " + }, + { + "date": "2017-11-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛する人を助けること\n 自分が石神の立場であった時同じことができるかと考えたが無理だと思った。身代わりになることも警察の捜査をかいくぐることも。日付をずらすトリックには驚かされたし、面白くもあった。湯川と石神の会話を聞いていると凡人と天才の考え方の違いに圧倒するばかりだった。最近ドラマを見て、その延長線上でみたけど、楽しく見れた。次の作品も楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作未読、ドラマシリーズも一切見たことない状態で鑑賞しました。 す...\n 原作未読、ドラマシリーズも一切見たことない状態で鑑賞しました。すごく良かった。堤真一の演技力がとにかくすごかった。夜に天井で四色問題をイメージして「隣同士が同じ色になってはいけない」とかよかった。最後の慟哭する場面はすごい。松雪泰子も良かった。嫌いとか悪いじゃなけど内海刑事がいらなかった、最後の最後は蛇足だと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高です\n 私が今まで見た映画の中で1番リピートした映画です。ガリレオシリーズが大好きで全部見ているのですが、この作品はずば抜けて好きです。見ている側がバラバラに知り得た情報が、最後の最後でぴったりとパズルのピースのように重なって、最高にスッキリしました。見終わった後にこの映画のタイトルの意味がわかるところも好きです。個人的には、他のどのサスペンス映画よりも心に響きました。堤真一さんの演技もさすがという感じです。結末を知っていても何回も見たくなる映画です。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストは切ないですね\n テーマ曲の歌詞と合わせて最高ですね! " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高の俳優陣\n 大好きな作品。テレビでやってたのでまた見ました。私の入りはガリレオドラマ→容疑者Xの献身原作→容疑者Xの献身映画という感じ。この中ではもちろん?といっていいのか悪いのか原作が好きです。というか結局は見るより読むことが好きなのかもしれない。それをもったままでも最高だと思う映画です。原作がよすぎてすきすぎて実写化に幻滅する作品がほとんどな中これは原作と並ぶくらいで好き。大好き。本当にいい映画だと思う。配役が堤真一と松雪さんっていうのがもう!髪の毛むしってまで演じた堤さんのかっこよさに脱帽です。福山さん演じる湯川学の苦悩する姿にも涙。。原作読みながらも最後なんともいえない切ない悲しみに涙がとまらんかったんですがそれをこの映画でも思いっきり味わえます。というか泣き過ぎよ、私。と後で我にかえるほど泣く。何度見てもいい映画ですが、見るのには心構えが必要です。 " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "テレビでやってた\n 正直、東野圭吾はバカにしてたけど(^^;)こーれは良かった!…泣かされたわクヤシー堤真一がいつもの堤真一じゃないのもすごかったねいや、左江内氏とかのほーが好きやけど色男の方の福山くんもニガテ(^^;) " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "みやすくておもしろい\n 原作をいんでからの鑑賞まったく読めなかった。伏線はたくさんあったのに映画では原作にあった最後のシーン「彼に触るな!」のセリフがなかった気がします。あれは必要でしょ! " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングに違和感!!\n シリーズ初見ですが福山の大根演技に(古畑任三郎や杉下右京のようなネタキャラなのでしょうが)違和感を感じます。初めの殺害がやり過ぎだしトリックもかなり酷く、誰にも感情移入できません。堤真一だとイケメン過ぎるので、原作だと本当に冴えなくて外見も終わっているキャラクターなのでしょう。松雪だと強過ぎるので、命を賭けてまで尽くしたくはならないと思います。ダンカンも包容力のある穏やかな中年に見えないし違うと思います。堤真一は近年はコメディ俳優で味をしめてしまい、佐藤浩市に一緒にやろうと誘われても昔からあの人苦手だったと言い出してがっかりしましたが、本作のようにまたシリアス演技で活躍して欲しいです。 " + }, + { + "date": "2017-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 堤真一さんの演技がすばらしいです。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "このシリーズ好きです。 すごく切なくて、やるせない。 謎もおもしろい\n このシリーズ好きです。すごく切なくて、やるせない。謎もおもしろい " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実に面白い! これは原作が素晴らしいんだと感じます。流石は超人気作...\n 実に面白い!これは原作が素晴らしいんだと感じます。流石は超人気作家東野圭吾。私はドラマは知りませんが、この映画の主役は福山雅治ではないですね。堤真一、松雪泰子、この演技派二人が主役の物語です。真相はちょっと…の感ありですが、それさえも納得せざるを得ない素晴らしい演技でした。お見事! " + }, + { + "date": "2016-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "何度か目やけどハマる。\n 悲しい話やけどなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実に面白い!\n 程よい難易度の謎。堤真一の人生に疲れた数学者の役が素晴らしくハマってました。 " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "全体的に良かった\n 全体的には良かった。特に脚本がよく、事件発生までを短くまとめ、そのあとも飽きさせず全体の流れを運んでいく手腕はすごいと思う。原作からカットされたシーンもあり個人的にはカットしてほしくなかったところもカットされていたが致し方なしかもしれない。ただ、それを承知で苦言を呈するとするなら、石神の教師の面をもっと描いてほしかったなと思った。演出はまずまず。ただ、「技師」が殺されていつもの通勤コースにいないという伏線はともすればトリックが気づかれてしまう危険性があるように思えたのであれほど露骨にベンチを写さなくてもいいと思う。俳優の演技は可もなく不可もなくで堤が頭ひとつ飛び抜けていた。ただ、脚本の責任でもあるが石神がただの暗い人になりがちなのが残念。もっと愛情を感じさせる演技、脚本がほしかった。最後の石神の号泣シーンは感動した。 " + }, + { + "date": "2016-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "堤真一は数学者の役がよく似合う\n 堤真一は数学者の役がよく似合う " + }, + { + "date": "2016-03-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画No. 1作品\n 僕的に邦画No. 1作品。ここまで純粋で一途な恋は見たことがありません。映画もいいのですが、原作もぜひ読んでほしいです。 " + }, + { + "date": "2016-03-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "切ない\n 人間の哀愁を感じるミステリー。トリックそのものよりはあまり問題抜きにとてもよくできた話。 " + }, + { + "date": "2015-10-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結末の驚きと、切なくもやりきれない人生\n 堤真一の切なくも哀しい人生の結末。やり切ることが彼の本当の望みなのだろうか。福山雅治と追い込まれる堤真一。最期までどんな展開が待っているのか分からないところが面白かった。広島市映像文化ライブラリーの美術監督の部谷京子さんの映画特集で見ました。 " + }, + { + "date": "2015-09-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "忘れられない\n 犯人のトリックを知った衝撃はいまだに忘れられない。人を愛することで生かされてるという言葉に心をつかまれた。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "二人の天才\n ガリレオをちゃんと観たのはドラマじゃなくて、この映画でした。以来、ドラマにもはまってしまいました。キャラクターがいいですね。湯川をして天才と言わしめる石神。裏の裏という展開が見事なストーリーでラストの堤さんの演技が印象的でした。何度観ても物悲しさはありますが秀逸な物語だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-05-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛する人のために\n あなたならどれだけのことができますか?2人の天才が事件の真相を隠蔽し、かたや暴いていく。最後は究極に切ない、歯がゆい終わりを迎え、やり切れない気持ちが残ります。 " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ガリレオってはじめてみたけど\n おもろいなそして、感動もさせてもらえたドラマシリーズも見たいなと思った同じ理系としてあそこまで論理的なれるのは尊敬です " + }, + { + "date": "2014-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれるね\n ガリレオは原作、ドラマ共に一切観たこと無かったので、純粋に一本の映画として観れた。はじめの殺しちゃうシーンは、なんで殺しちゃうの感が凄すぎる。そのイライラで出鼻をくじかれた。天才VS天才の構図がとてもおもしろく、引き込まれた。 " + }, + { + "date": "2014-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "演技…\n 福山さんの、演技も 良かったですが、堤さんの あの 演技は 凄かった…松雪さんも、モデルから、上手いと思います、あの形も、ある意味 「愛」なんだとおもいました。 " + }, + { + "date": "2014-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!!\n 面白かったです最後まで緊迫した展開でトリックがわかったら驚き唖然としましたそして結末このあとが知りたい!!と思わせるものでしたこのモヤモヤした感じがいい!! " + }, + { + "date": "2014-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "天才も人の子でした\n 映画評価:70点ドラマは1話しか観たことがなかったので、登場人物は知っていたものの、ストーリー自体は無知でした。そんな自分にも分かりやすい設定と構成に好感を持ちました。次にストーリーですが、とても作り込まれていて楽しめました。この手の犯人が最初から知らされている推理ドラマは、犯人の手口や嘘、バックグラウンドなんかが楽しめる要因なんですがこの作品は全て良かったと思います。なんといっても最後のトリックは最後まで気付く事が出来なかったし、驚かされましたっまさか!って感じでした周りがガリレオ楽しいと騒いでいただけの事はありました。【2014.6.25鑑賞】 " + }, + { + "date": "2014-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想外のトリック\n 予想外のトリックにだまされました、堤真一の演技が抜群にいい。福山もカッコいい。優しい。関数にみてかけて実は図形の問題とはよくわかるたとえでした。 " + }, + { + "date": "2014-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よくできたストーリー\n 推理ものではよくある無理ヤリな設定があまり感じられず、よく作られたストーリーだとおもいました。おすすめです。 " + }, + { + "date": "2014-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何度見ても泣いてしまう\n 東野圭吾原作で映画化ドラマ化された作品は数あれど、これがNo.1なんじゃないでしょうか?ラストはわかっているのに何度見ても泣いてしまいます。松雪泰子さんも素晴らしいですが、堤真一さんはやっぱりすごい!!SPではあんなにイケメンなのにここでは負のオーラ満開。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "観る者に息つかせぬ展開\n 2時間あっという間に感じた。うまいよなぁ。石神の通勤路を一度映し、再び同じカメラワークで、ホームレスたちを横目に「彼らも歯車」という石神と湯川のやり取りを映す。私はここで違和感を感じたのだけど、推理には思い至らなかった。なんかの伏線か、とは予感したけれど。伏線どころか核だった。石神がなぜ日々の生活に絶望を感じていたのか、というところを、もう少し観る者に納得させてほしかった。まぁ小説の原作にはこの辺も綻びなく描かれているのかしら。読んでみようかな。 " + }, + { + "date": "2014-04-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "東京の川べりの景色良いなぁ\n 必ず自分とは交わらない、交わりたくても怖くて踏み出せないだろうと思う相手が、自分をはっきり見てくれた時の気持ちはどんなだろう、と思ったり。たとえ全てがだめになっても。 " + }, + { + "date": "2013-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "犯罪の謎解きと人物像の両方がちゃんと描かれていた\n 総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) この手の作品は、犯罪の謎解きと犯罪者の人物像に迫ることの2つが重要になってくると思うが、本作ではそれがいい感じで両方うまく描かれていた。ただの数学者がどうやって男一人をそれほどうまく殺すことが出来たのか、もしそこで失敗したら全体計画をどう修正するつもりだったのだろうかとか、アパートでの死体処理をどうしたのかというような、犯罪行為の描写のほうはあっさりとして具体性に欠ける部分もあって必ずしも満足出来たわけではないのだが、それほど悪いものではない。 人生に絶望していた孤独な男が勝手に唯一の希望として崇めて人生を捧げるというのは面白い。誰も聞いていない授業を一人で勝手に進めるほどの荒涼とした彼の心の、たった一つの潤いのために全てを捨て去り彼女のために一人で勝手に尽くすというのは、傍から見れば異常だとしても、とても彼らしい生き方のように思える。 福山雅治の演技を今作で初めて観たが、他の人が普通の演技をしている中で、一人でいい男を演じて普通ではない科白の言い方をしているのが浮いていた。堤真一や松雪泰子が犯罪に巻き込まれて深刻な演技をしている横で、かっこいい男を貫いているのが違和感がある。もっと真面目で現実的な演技のほうが作品に合っているのではないか。 " + }, + { + "date": "2013-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "独立した映画とみるか、ドラマの映画化とみるか。\n 一本の独立した映画としてみれば、結構楽しめる作品だが、原作を読んだ私には、主人公の堤真一がどうしても受け入れられない。もう少し真面目で顔が悪い方がいい。もう一つ、松雪泰子。女優の美しさが目立って幸薄いシングルマザーは想像出来ない。まあ原作を越えたのは福山雅治の作り上げたキャラとテーマ音楽かな。原作が、抜群に面白いのでシナリオはよっぽど下手な脚本家でない限りはまあ大丈夫。原作は読んだ後に涙が溢れ出した。映画はそうならなかった。それが差。最後に、私は柴崎コウ派です。 " + }, + { + "date": "2013-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい景色は頭の中にある\n 面白かった。冒頭の磁石のアップでガリレオがしゃべっているところから、でっかい実験装置の俯瞰ショットをワンカットで見せるところから引き込まれた。犯人が雑居房の天井のシミから四色問題のビジョンを想像するシーンがよかった。それだけに登山のシーンは蛇足に感じてしまった。「僕の人生は充実している。この景色を見て美しいと感じる事ができる」的なことを言うのだけど、美しい景色は頭の中にあるからいいんじゃないか?と思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2013-04-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "☆ 片思いと言う名の大罪\n 罪を憎んで人を憎まずと思えるかどうかが、観客の石神の犯した罪に対しての審判の岐路となるだろう。石神はガリレオこと湯川も認める天才数学者であるにもかかわらず、現状は大学に残り好きな数学に没頭する夢を諦め、やる気のない高校生たちを相手に教鞭を執る空虚な日々を送っていた。 生きる目的さえも失った男、それが石神だ。現に彼は自殺寸前まで自分自身を追い込んでしまう。 が、同じアパートの隣に引っ越して来た花岡親子によって、生きる気力を見出すのであった。 石神が湯川に対して、「君はいつまでも若々しいな、羨ましいよ」とポツリと洩らす一言が印象的でした。これは石神が花岡に淡い恋心を抱くものの、自分の容姿に強いコンプレックスを感じていた証拠である。湯川が太陽だとしたら、石神は道端の石ころにも満たない存在だと人は言えてしまうのか?!彼は何も望んではいけなかったのだろうか。人並みにささやかな幸福を望んでしまったが為に、この悲劇は起こってしまったのかと、思わず考えさせられてしまう。 生きる希望を与えてくれた花岡親子に、彼は凄まじく重い自己犠牲を払う。それは屈折した彼の愛情表現だったのかもしれない。 殺人罪で自分が逮捕されても、希望の光だった花岡親子を守る事が出来たのだから、石神の編み出した完全犯罪は完璧であり、彼は幸福の絶頂期にいたはず。しかし花岡自らが警察に出頭して来たことで、彼の精神は脆くも崩れ去り、いつも無感情を貫いていた石神が、初めて己の感情を爆発させる瞬間がやがて訪れことになる。「どうして…!?」の言葉を繰り返すしかなかった石神の号泣シーンに、思わず心が張り裂けそうになった。それは石神の求めていた美しい解答(結末)ではなかったからなのか。堤真一の渾身の演技でした。 " + }, + { + "date": "2013-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "間違えるな!愛ではなくなってしまい、悪は空しく綻びる\n 人は時として愚かになり、善人や天才がどうしようもない間違いを犯す。そして、どんなわけがあろうとも、どんなに巧妙に取り繕ったとしても、悪は空しく綻びる。ドラマでは原作(東野圭吾)から少し離れて一人歩きしたガリレオですが、本作には東野(原作)らしさを感じました。何回か観る毎にシナリオの緻密さが判ってきて、評価が上がります。また、友人である石神(堤)との対決に苦悩するガリレオ湯川(福山)に対して、原作での草薙刑事の信義に代えて、本作では恋心を含んで描かれた内海刑事(柴咲)の言動も見所です。 " + }, + { + "date": "2013-01-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "悪質なトリック\n 普段、邦画のサスペンスは観ないけれど、これはひどかった。冒頭で、子供がDV父を過って殺してしまった時点で救急車か警察を呼ぶのが正しいモラルある人間の対応だ。罪は軽いだろうが、きちんとつぐなうべきである。子供の心理的なケアなども含めて悪質な隠蔽を行うことがどれ程子供のトラウマになろうか。仮にどうしてもお隣さんを助けたいなら、ラストで犯人の供述によってようやく死体が上がったように、ただ全部自分で罪を被る覚悟で死体遺棄をおこなえばよろしい。住所不定で身寄りのない素行不良な親父が蒸発しても誰も気にしない。ホームレスの生命を虫けらの如く扱い、警察に対して挑戦的なトリックを仕掛ける陰湿な数学者には怒りを覚える。しかし、頭がよいが、常人には意味不明の難問に取り組む常識のないバカというキャラクターは世間一般の数学者のイメージとあっているかも。こいつは死刑でよい。福山さんは物理学者である意味があるのか不明だが、登山のシーンで、「実に面白い」とか言ってる姿が気取った学者がはじめて山にのぼるって感じで笑えた。主役は物理学者という設定だが、アメリカのリアリティーのある科学捜査系のドラマや映画を期待してはいけない。 " + }, + { + "date": "2011-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "巧妙な東野圭吾ワールドが堤真一によって鮮やかに!\n これ、もう3、4回は観てる気がするんですが飽きませんねー。テレビ局製作の邦画だとかなり上位に入るんじゃないでしょうか。いつ観ても初めて原作を読み終えた後にまたすぐ読み返した時のことを思い出します。「不思議に思っていたでしょう」で鳥肌がたったことも。東野作品は初見で唸るのはもちろんのこと二回三回と伏線を確認しながら答え合わせのように楽しむのも醍醐味の一つ。“飽きさせない”の功労者は監督や脚本ではなく原作の東野圭吾さんの構想となんといっても堤真一さんでしょう。湯川先生「実におもしろい」とか言わない〜と思ってドラマは観てなかったんですが、常人の一歩も二歩も先を行く天才二人の対決の温かい切り口が新鮮でせつなくて見事に手の平で転がされた『容疑者X』は特に好きということもあって不安を感じながらも試聴。堤さんじゃイケメンすぎない?と思ってたけど見事にいい感じに“石神”で(欲を言うならデ・ニーロみたいに髪まで再現して欲しかったw)、回想〜護送までの堤さんの演技には原作以上に涙が止まらなくなりました。あと東野さんの文章ってすごい情景がイメージしやすいから実写化もスムーズに楽しめるし(『真夏の方程式』はしてほしいくらい!)、改悪も多いけれど小説ならではの「上手いなぁ」という部分や原作のページをめくる手が止まらない感じも活かしてあるしこの映像化は大成功と言っていいと思います。本音を言うならテレビ局製作じゃないのがみたかったけど、テレビの延長って感じも極力抑えてあって好感が持てました。それに結局本当はもっと可愛いげのない(いい意味で)イメージだった湯川先生たちも今ではもう本を読みながら福山さん、コウちゃん、メガシャキwで勝手に再生されちゃうようになりました。でも本作では内海はいなくてよかったかな。なんか商業的なだけの配役や演出はがくっときます。そしていくらなんでもダンカンは違うでしょ〜!wあとは爆発とか雪山とか変な付け足しをせずにもっと最初と最後の娘のくだりなんかに時間を割いたら更に良かったかなと思います。あ、牢屋の天井の演出は素晴らしかったです!堤さんの表情も相まって。ああいう、文字を素直に起こすだけじゃない映画ならではの工夫はうれしくなります。とにもかくにも原作ファンも充分満足できる良作です。 " + }, + { + "date": "2011-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛の証明\n まずストーリーについてテレビ版も楽しんで観ていたが、今作も面白くガリレオシリーズは面白いなぁと思った。冒頭の内海が湯川に愛について尋ねることが全体の振りになっており、今回の事件がそれに対する証明となっている、というのがこの映画の構成である。最後に内海が石神にとってあの親子の存在が生きる理由だった、というのが印象的である。あの親子への恋心が生きる活力だったのであろう。(あの親子が石神にした挨拶などは大したことのないものだが)常に論理的で私情を挟まない湯川は苦しむことになる。それは石神に対する愛である友情があるからである。天才として分かり合えた友情が。論理的・科学的には説明がつかない愛の存在を一つの例として証明したのが今作であると思う。非常に悲しい物語だ。確かに誰も幸せにならない。真実は時に残酷なものだ。最初から死体を捨てればよかったという意見があるが、日本の警察をなめてはいけない。宿からの失踪届けから花岡の存在を突き止めかならず死体が引き揚げられたであろう。映画についてなんといっても堤真一だろう。最後に泣くシーンは俳優ってスゴイなぁと感じさせられた。 " + }, + { + "date": "2011-07-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画も捨てたもんじゃないな!…\n タイトル通りに思えた数少ない邦画鑑賞の中でもトップクラスの作品になった。とても感慨深い内容で、ラストのやられた感はとても気持ちが良かった。久っ々に日本映画で泣いた。もしお勧めの邦画は…と聞かれた時は是非薦めたい作品の一つです。 " + }, + { + "date": "2011-01-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うん、面白い\n  テレビとは印象が違う気がしました。いい意味で思い切ったな~と思いました。オチも驚きましたし、普通に面白かったです。堤さんは凄いですね~。何でもできる気がします。でも、凄すぎて映画の印象が暗いのが欠点ですね。暗い映画を否定する訳ではないですけど、何となくこういうドラマはもう少し明るくてもいい気がします。 " + }, + { + "date": "2011-01-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストでやられました!\n 元々東野圭吾が好きで他の本は読んでいましたがガリレオは何故か手が伸びず未読でした。丁度地上波でやっていたので、正直あまり期待せずに見てみましたが、話の展開と、何より堤さんの演技にやられました!人生に疲れきっている表情とラストの号泣するシーンは忘れられません。柴咲コウのモデル演技も露出が少かったので気になりませんでした。ただ、ドラマ→映画になったからか冒頭の実験や雪山など大掛かりなシーンがちょっと…。『お金掛けてますよ!ドラマじゃないですよ、映画ですよ!』って感じが気になりました。でも全体的にはとても見応えがある映画でした!原作読んでみようと思います! " + }, + { + "date": "2010-01-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "実に興味深い\n ガリレオは噂で面白いとは聞いてましたが観る機会がなくドラマの方もみたことがなかったのですが年末に映画のほうがTVで放映としりブルーレイハードも買ったばかりだったので、ちょっくら録画してみてみるかと観てみました。率直な感想、実に良い 堤さんが強力な演技で まじヤバイッスね設定も、十分ありえる範囲であり すごく深いものになっています映画としては見ごたえありますが福山君がちょっと記憶に残らないですね福山君ファンからみれば残念かもしれませんが一本の優れた映画として見るなら最高の映画ではなかったでしょうか心に残る一本でした " + }, + { + "date": "2009-10-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "“映画っぽくしてみました”が鼻につく\n 自ブログより抜粋で。-- 直木賞受賞作が原作だけあってテレビドラマの劇場版と思えば充分面白いんだけど、テレビ的価値観による“映画っぽくしてみました”が鼻につく。(中略) 原作未読のおかげで驚きのトリックにはまんまと騙されたし、感動の大団円も素で満喫できた。 けど、オープニングの派手なだけの実験や取って付けたような雪山登山とか、なんか「頑張って映画スケールにしてみました」っていうあざとさが気になってしょうがなかった。 山小屋が顕著なんだけど、照明がよくないのか撮り方が嘘くさいのか、セットがあからさまに作り物だし、湯川と石神の挑戦的な別れ際のスローモーション撮影も演出過剰ではったりにしかなっていない。 推理モノとしてのトリックの全貌がわかったときはさすがに唸らされたけど、そこに至る推理過程は観客を置いてけぼり。 もう少しヒントなり、ミスリードなりを用意してくれないと傍観するしかない。別の言い方をすると、真相は予想できなかったにもかかわらず“やられた感”は乏しいのだ。 また、脚本の詰めの甘さからか石神にあまり天才らしさを垣間見れられないのも物足りなさを感じた。 トリックそのものは天才らしい周到なものだったけど、前提となる石神という孤独な天才キャラクターを描き切れていない。 机上で難問を解くとかではなく、もっと日常的なところで凡人との違いを見せつけなければいけないんじゃないの? 役者に目を転じると、堤真一の役柄をわきまえた抑えた演技はよかった。実質的な主役は彼。 松雪泰子と金澤美穂ちゃん親子もいい。松雪泰子はいい女優さんになったなあ。 福山雅治も悪くないんだけど、堤真一らと対峙するとやはり格の違いを感じてしまう。 柴咲コウはたくさん映画に出てる割に演技の幅が少ないなあってのが正直なところ。でも今回は案内役ということでそれはあまり気にならない。ただ、唯一の見せ場といえる福山雅治に真相を問い詰めるシーンが演出のまずさもあって台無しなのが惜しまれる。 総じて最近あまりない本格的な推理モノとして悪くはないんだけど、素直に褒める気になれない歯がゆい作品。 " + }, + { + "date": "2009-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人の感情をうまく描けている作品である。結末が・・・\n なぜ新品の自転車である必要があるのか等、石神(堤)による謎がちりばめられていて引き込まれる。その謎を明らかにしていく湯川(福山)に対してさらに謎をかけてくる石神との攻防が楽しい。しかしながら、作品のテーマが重く、後味が悪い。花岡(小雪)のきれいな人でなくて明るい人を使う、笑いをもう少し入れる、ともう少しライトになったかなあ、と思う。それにしてもよくできている作品である。人の感情をうまく描けていて、素直に共感できる映画になっている。*1 「幾何の問題と見せかけて代数の問題だったりする。ひっかけですよ。」という石神の言葉が印象的。*2 他人のコメントで印象的だったのは、「湯川、石神、花岡の3人が、それぞれ幸せを考え、自分の正解を行動で表すものの、すれ違う姿からは、何が幸せなのかを考えさせられました」→幸せはおしつけでは成立しないのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2009-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "思った以上の良作\n テレビシリーズとは違うと言う前触れ通りでした。クライマックスのシーンでは感情が論理に勝る瞬間を感じます。湯川、石神、花岡の3人が、それぞれ幸せを考え、自分の正解を行動で表すものの、すれ違う姿からは、何が幸せなのかを考えさせられました。とても良い映画です。作品の季節に合った時期に、もう一度じっくり見ようと思います。 " + }, + { + "date": "2009-06-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とても悲しい人間ドラマとして\n 容疑者Xの前は映画も小説も見てませんが、よかったです。主人公2名のやり取りも良かったし、意外な落ちもよかったです。 " + }, + { + "date": "2009-04-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ガリレオの番外編ですね\n 小説やTVでおなじみのシーンがなくて残念。人間模様や動機について深く追求している本作にびっくり。ガリレオシリーズのファンなので、ガリレオ先生の十八番ともいうべき科学で解明の実験シーンが見たかった。 " + }, + { + "date": "2009-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "コミカルを封印したヒューマンドラマです。\n 2007年10月からフジテレビ系列で放映された人気ドラマの一年ぶりの映画化。映画もテレビシリーズの一年後という設定なので、おなじみの出演陣の人間関係はすっかりできあがっているという設定らしい。テレビ版ではコミカルなシーンが毎回あったが、この映画はオープニングシーンを終えるとあとはコミカルも物理学も封印してヒューマンドラマを中心に描いている。テレビドラマでおなじみの出演陣ではあるが、映画の本当の主役は石神哲哉(堤真一)と花岡靖子(松雪泰子)の二人。楽しませる映画では無い。しかし、友情や愛情の姿を見たい方にはこの映画をお勧めしたい。 " + }, + { + "date": "2009-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "不器用な男の不器用な物語\n 東野圭吾原作「探偵ガリレオ」シリーズの最新作で直木賞受賞作『容疑者Xの献身』の映画化作品であり、フジテレビ系列の月9ドラマ『ガリレオ』の映画版です。とは言え、どこかコミカルだったテレビ版とは違い、映画版『容疑者Xの献身』はかなりシリアスな話で、ドラマとは一味違う物語が楽しめます。大学の准教授で「変人ガリレオ」と呼ばれる湯川学と湯川に捜査協力を依頼する刑事・内海薫が数々の難事件を科学的実証に基づいて解決していく「ガリレオ」シリーズ。この『容疑者Xの献身』は、テレビ版では描かれなかった湯川の人間的な部分が湯川の親友であり、唯一「天才」と認める数学者・石神哲哉との物語を通じて描かれていきます。というよりも、今回の話の主役は湯川と内海ではなくて、石神と石神の隣室に住む花岡靖子・美里親子ですね。執拗に付き纏う元夫を殺害してしまった花岡靖子と、それを知ってしまい、献身的に靖子と美里の完璧なアリバイ作りに協力する石神。何で石上は花岡親子に対して、それほどまでに協力をするのか?石神を演じる堤真一の抑えた演技が素晴らしくて、ストーリーにどっぷりと惹き込まれてしまいました。それだけに最後の「どうして!」と感情を爆発させる場面は感動しました。僕は、ずっと石神に感情移入して観てたので尚更でしたね。恋愛や人間関係に不器用な石神の気持ちが何だか判る気がします。正直言って、邦画でしかもテレビドラマからの映画化作品ということで、あまり期待はしてなかったし「どうせテレビと同じでしょ。」と思ってたんですけど、いい意味で裏切られました(笑)この作品は、推理物・ミステリーの形を借りた、とても切ない「ラブストーリー」ですね。僕はそう思いました。 " + }, + { + "date": "2008-12-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "福山さんかっこよすぎ!\n 原作を読んでいても、とっても楽しめる内容だった。話のテンポもよくて、気がつくとどんどんのめりこんでしまう。TVの延長のような気もするが、福山さんがドアップで見れることが何よりもGood!だった。 " + }, + { + "date": "2008-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なきました\n TVとは要素的に違うかなと思います。ただ、堤真一が確実に福山雅治をくってました。私は泣きました。ただ、映画館で泣いてる人は半数もいなかったかも・・・。しかし、土日はまだ満席ってすごいです。 " + }, + { + "date": "2008-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "お、重い・・・・\n そこまで邦画は観ないし、ましてや劇場で邦画ってのは全くと言っていいほど観なかったのですが、なかなかの出来だと個人的には思います。登山のシーンとかはちょっと余計にも思えましたが・・・ドラマも少しは観ていたのですが、これは別物と思っていいでしょう。主役は堤真一(マジで名演!!)と言ってもおかしくありません。柴咲コウとか、もはやいてもいなくてもそこまで変わらなかったかもとすら思ってしまいました。内容が予想に反してかなり重く、しばらく気分が塞ぎこんでしまいました。それほどまでにこの映画には深い味わいがあったと思います。機会があれば原作も読んでみようかなと思ってます。 " + }, + { + "date": "2008-11-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "火曜サスペンス劇場です\n 友達がスマステで稲垣くんが絶賛してたから観たい、とのことで一緒に観ました。ドラマを知らないし、原作も知らない。でも、この程度の出来のサスペンスならテレビで十分満たせます。天才物理学者VS天才数学者という高度な頭脳戦を期待できる設定も、途中からあまりにもその二人の人物造詣を崩しすぎです。天才物理学者、湯川は「愛」ですらも数式にするキャラクターだから面白いんであって、それを崩して、途中から人間味あふれるキャラクターにするなんて都合よすぎです。結果、ありふれた推理ドラマになったという感じ。さらにそこから安易に泣かしにかかる典型的な日本映画の悪癖。これ禁じ手にして欲しい。その設定を活かせるほどの頭脳をこのシナリオは持っていなかった、という事に、本作を見る限り解釈するしかないですね。CM以外あまり知らなかった福山雅治は収穫。柴咲コウは良くも悪くもないが、役的に本作では緊迫感に水を差す存在でした。ちなみに友達はテレビのほうが全然面白かったと言っておりました。 " + }, + { + "date": "2008-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "堤さんと松雪泰子がよかった。\n 正直、TVとは別物という感じがしました。TVシリーズは全てみていますが、TVシリーズのキャラクタはほとんど添え物で、犯人側にたっての映画で、堤さんと松雪さんがとてもよかった。フラガールの時には正直松雪さんはそんなに演技がうまいとは思えなかったが今回はよかったし、やっぱり堤さんがうまい。主役の福山と柴崎がよい意味でも悪い意味でもかすんでしまった。 " + }, + { + "date": "2008-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "しばらく街並みを眺めて考えました・・・\n 東野圭吾原作のテレビドラマ「ガリレオ」は、そのキャストの豪華さで話題を呼んだ。福山雅治と柴咲コウという生活臭を感じさせないコンビが、月9の枠で華やかに舞っていた。その延長上にある今作にも、テレビ規格そのままなステレオタイプとエンターテイメント性を、半ば求めてみた。しかし、大きな誤算だった。あの物理学者の湯川という主人公、何とここでは華麗な推理力と鋭い洞察力、鍛え抜かれた計算力という「お決まりごと」を、一先ず、そっちに置いていたからだ。規則正しさが崩れたら、その事後処理を如何にするか?・・・それがこの映画の背景だ。この物語のキーマンである石神という天才数学者、陽の当たらない陰湿な雰囲気の彼に起きた悲劇は、やがて思わぬ方向に進んでいく。人間の奥に眠るいくつかの感情、それらが登場人物たちを左右していく。やがて各々に重く圧し掛かるのだ。石神の隣の部屋に弁当屋の女主人とその娘が住んでいる。そこへ別れた元夫が突如現れ、娘に暴力を奮いだす。やがて、二人は元夫をやむなく殺してしまう。騒々しい物音に気づき駈けつけた石神は、二人の事件隠ぺいの為に数学者としての才気を活かし完全犯罪を思惑する。一見冷静で完璧なはずな計画も、湯川の推理の下で次第に解き明かされていくのだが・・・という流れだ。主人公は当然ガリレオ・シリーズでの福山雅治ではあるが、むしろこの劇場版に至っては石神役の堤真一であると言える。かつて湯川と同じ帝都大学に在籍した天才数学者が、どこかで人生を踏み外し息を潜めるかのような毎日を送っている。草むらでひっそりと生息する動物や微生物のように思えてならなかった。スタイリッシュで若々しく背筋の伸びた湯川に対して、猫背とハの字に歪んだ眉の石神、その冴えない風体を堤は自然に演じ切っている。ハイライトシーン、二人が警察の取り調べ室にて相対するカットが、ものすごく印象的だった。そういえば勝ち組負け組なる言葉もあり、何となくそんな図式に見えてならなかった。そんな石神にも、湯川に負けない部分がいくつかあった。数学への愛着、登山(これは劇中のみ、原作にはないものらしい・・・)そして湯川には到底解明できない(ことになっている)「ある難問」である。なぜ故に石神は完全犯罪を企んでまでこの親子を守ろうとしたのか?そもそも、隣人という立場上からして無関係だったにもかかわらず、石神をそこまで駆り立てた本当の理由・・・そこが最大な見せ場だ。きっと男女関係なんかではない!(当初はそう思ったが)もっと人間らしさの奥深い場所にそれは眠っている。眠ってはいるが、ちゃんと起きている・・・いや、目を覚まさせてくれるほど尊いものだ。その例えを劇中では「難しい微積の問題じゃなく、単なる関数の引っかけ問題」というような言い方で表していた。あるいは「隣り同士が同じ色に染まってはいけない・・・」と半ば諦めた感じに。日陰の動物にだって時折陽が射す。それを本当は捉えて離したくないのだろうか?草食動物でもたまには肉を平らげてみたいものなのか?そうではないのだろう・・・自然の摂理だ。いつもの場所で規則正しく、そして明日をひたすら待つ・・・本当はこれが一番難しいのだ。だからこそ尊いのだと思う、日々が無事に済むというのは。石神の様々な仕掛けに対し湯川は次々と仮説を立てて刑事の薫に話すのだが、どうもテレビ番組でのあのガリレオらしさとは違って見えた。おかしいな?解せない思いで劇場を後にしつつ、改めて考えた。ドラマシリーズでは、大概このような流れだったかと・・・『推理、仮定仮説、そして実験による立証』ところが、この事件は仮説の段階で結局止まっているのだ。実験など出来る由もない。仮にしたとしても誰も幸せになれない虚しさ・・・それを一番知っていたのは湯川本人だ。最後に見せる石神の「慟哭」シーンは、湯川にとっての「慟哭」でもあったのだろう。湯川が望んだ本当の解決を得られなかった。唯一の未解決事件なのかもしれない・・・そんな彼の「慟哭」にも気づいてしまった。幸せを求めたり、希望を見出したり、それらを当り前に描くのが人の常だ。そして、僕らはひたすら一途に生きている。ただ単に、そう思える日々が愛おしくないか? " + }, + { + "date": "2008-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "えっ!!\n とっても、おもしろかったです(>v<)♪結末は、「えっっ!!そーなるの!?!?」とおもってもみなかった結末でした。。。最後のほうで少し泣いてしまいました(><)もう一回見たい!! " + }, + { + "date": "2008-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "堤さんスゴイ! 泣けました・・・!!\n 原作が面白すぎるので、正直そんなに期待していませんでした。特に石神=堤真一はカッコ良すぎで引く~と思っていたのですが、堤さんの演技力で悲しみ・切なさが全身から感じられて、「まさに石神!」と納得できました。本当に悲しいラブストーリーです。色々考えさせられる・・・ " + }, + { + "date": "2008-10-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ハラハラと崩れるように鳴き落ちる堤真一の演技に鳥肌がたちました。\n  本作は、テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版です。小地蔵は、テレビ版は全然見ていません。それでも楽しめましたからこれから見る人もご安心を。 本作は、推理ドラマとしては異色の犯人と犯行を冒頭で明示してから進行します。しかし犯人には、完璧なアリバイがあり、捜査は行き詰まりますが、見ている方もアリバイに捕らわれすぎました。 本編を支配する数学的ギミック。簡単に言うとある面ばかりしか考えない思い込む人間の習性にギャフンとさせられるのは捜査陣ばかりではありません。 容疑者の数学教師・石神は、観客にも数学的思考を要請しているように思えました。そしてストーリーテーラーとなる物理学者の湯川学の解説を通じて、本作の事件を別な視点で推理する必要を痛感しましたね。 頭脳派二人がぶつかるとき、無言に近い以心伝心の対決が見物でした。そして数学=最初に真相回避の命題を開示して、それを実現する公式を次々編み出していく発想法に対して、物理学はひたすら実証と推論を繰り返して、真相に近づいていくという二人の立場の違いが鮮明になったと思います。 さて、犯人の花岡母子は、別れた夫にアパートを突き止められ、二人ははずみで前夫を殺してしまいます。隣の住人だった石神は犯行を察知して、花岡宅に乗り込みます。てっきり脅迫するのかと思ったら、共犯のリスクがあるのに石神は、事件の隠蔽とアリバイ作り、そして警察への対応を完璧に母子に指示し、捜査を攪乱してしまうのです。 観客にとって大きな謎は、冒頭に元夫殺しを見せつけているのに、警察の特定した死亡推定時間には、親子で映画を見ていたという完璧なアリバイが出来ていたことです。石神はどんなトリックで、アリバイを作り上げたか。 この謎はラストまで引っ張り、犯人母子も知らなかった容疑者Xの常識を越える献身ぶりが、明らかになって行きます。 真相がわかったとき、思わずそんな手があったのか!と思われるでしょう。 そしてホームレス街にポツンとベンチに取り残された荷物が意味なくアップされる、中盤のワンシーンに隠された重大な意味に気づかれて、あっと驚かれるのに違いありません。 もう一つの謎は、なぜ容疑者Xは見返りを求めず犯人母子に献身しようとしたかです。これもドラマとともに次第に明らかになります。単なる恋心でなく、母子に出会ってもたらされた生きるための意味が、彼にとってどれほど大きなものであったのかしれなかったのです。 そのために決定的なのは、石神という人物のキャラクターです。堤真一はこれまでのネアカで活動的なキャラを覆し、陰の深い数学オタクの教師役をリアルに演じていました。クライマーズ・ハイとの余りの違いに、当初は別人だと思ったくらいです。 そして圧巻は、東野圭吾作品のヤマ場。仕込んだトリックが崩壊して、犯人が号泣するお約束のシーンで、ハラハラと崩れるように鳴き落ちる堤真一の演技に鳥肌がたちました。犯行が張れただけでなく、全知全能を尽くして仕立てた自分の献身が音立てて脆くも崩れてしまった刹那だったのです。 反面福山雅治は、湯川という役柄を作り込みすぎている感じがしました。石神と心を通わせる後半は、ずいぶん馴染んできたような落ち着いた演技になっていました。 それにしても、伝わってくる思いメッセージは、真実を暴くことが正しかったかということです。それでは誰も幸福になれないではないかという石神の言葉が、湯川を追い込んでいきました。 物理学者は、立証してなんぼの商売。聡明な湯川でも、論理を超えた情という不確定因子の前には、自分の信念が揺らいで、後味の悪さばかりが残ったことでしょう。 映画『ビック・フィッシュ』のテーマでもありますが、事実よりも作られた記憶の方が重要な意味を持つことも考えなくてはいけませんね。 " + }, + { + "date": "2008-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n TVドラマは1話も見ていません。原作は読みました。映画、面白かったです!原作を読んでいて、「そ、そういうことかぁぁ!」と思わず唸ってしまったほどのトリックと献身。原作のままではないですが、見事に表現されていたと思います。残念ながらドラマ版を見たことがないので、そちらとの比較はできませんが、映画は原作を読んで受けた印象に近いものでした。登山のシーンは若干ポカーンとしましたが…。必要だったのかなぁ。。。キャストも良かったと思います。堤真一さん演じる石神も、見事に陰湿で暗い男になっていました。(観る前はかっこよすぎるのでは?と思ってた)松雪泰子さんもすごくキレイ。原作好きな人には物足りない部分もあると思いますが、「そもそも原作を100%完璧に再現するのはムリがある」という前提で観ると十分楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2008-10-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "予想に反して面白かった・・・\n ドラマは飛び飛びでしか観ていませんが、鑑賞券をいただき観てきました。堤真一がいい・・・『クライマーズ・ハイ』よりも格段にいい演技をしています。今回も冬山の登山シーンがありますが、彼はこの一年間で何回、山登りをしたのでしょうか?興味深いところです。このところ、ドラマの映画化がブームですが、そもそも映画から決別し、独自の発展を遂げてきたテレビ界が原点回帰・・・とういうか、減収減益を補う為に、テレビ映画を乱発している点がいささか気がかりなところではあります。映画界もオリジナルな独自の映画の世界、例えば『おくりびと』のような良作を作り出していただきたいものです。とりあえず、本作の出来は二重マル◎!!テレビで観ていない方も十分に楽しめます。 " + }, + { + "date": "2008-10-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作には勝てないかな\n うーん、まぁ普通に面白かったですよ。でも原作にはやっぱり勝てない。2時間で全部を埋め込むのは難しかったということかな。原作を読んでいない人の方が素直に楽しめると思います。このお話はですね、最初から靖子が犯人だとわかっているわけですよ。だからそれを石神がどう隠蔽したのか。何故彼女に完璧なアリバイがあるのか。まずそのトリックと、そして石神vs湯川の頭脳戦、さらには石神の無償の愛が見所だったはずなんですが・・・。正直原作で内容を知ってしまっているからか、まずトリック部分にたいした驚きがない。ほぉ、そうだったのか!と思わせる演出が足りなかったように思ったんですよね~。って私だけかな。また湯川先生が唯一天才と認める石神のその頭脳のすごさ、そしてその石神の頭脳が考えだした隠蔽工作に挑んでいく湯川先生の姿がね、もっと盛り上がっていいはずだったんですけどね。謎解きに湯川先生はもっと苦労してほしかったなぁ。なんか簡単に答え見つけちゃって、あれ~という感じ。これは時間が足りないせい?それだったら雪山に登るシーンカットしてこっちをもっと描いて欲しかったです。湯川先生のイメージが全く福山ではないように、石神は数学オタクで結構暗く地味~なイメージだったのですが、堤さんの配役は見事でしたね。かっこいいのにダサくて陰気な雰囲気を出せる俳優さんですから。普通に福山さんと堤さんだったら絵になりますしね~。背中を丸めて発する言葉も少なく、人生に何の楽しみもないような男・石神。堤さんの演技、さすがですね。どっしりと重くて暗い雰囲気が全体から漂ってます。それに比べて湯川先生の爽やかなこと。お前はいつまでも若々しくていいな~、と石神でなくても言いたくなってしまいますよ。そして原作同様、事件の真相に気づいてしまった湯川先生は苦悩します。相手が石神であるが故に。その苦悩をね、全く必要ない存在の柴崎コウ演じる内海に”友人”として聞いてくれって話してしまったところが私は納得いかず。だいたい連ドラですら内海の存在価値を全く感じられなかったのですが、映画となればなおさら。本当柴崎コウ、超いらない。というか邪魔。ギャーギャーうるさいだけだし。連ドラは仕方ないにしても、この映画容疑者Xの献身では彼女は登場しないでくれた方がよかったように思いますよ。湯川先生、石神、花岡靖子、この3人がメインで十分じゃんって。そして友人として話をするなら内海じゃなくて草薙なんですよ。福山さんの格好良さと、堤さんの演技の上手さはすばらしかったし、まぁそれなりに楽しめましたけど、重要な台詞がカットされてたりして、はっきり言って原作ほどの良さは映画からは伝わってきませんでした。原作支持者はあまり納得できないのではないかと。。。この映画楽しんだ方、辛口レビューで本当すみません。 " + }, + { + "date": "2008-10-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "TVとは、別物!\n 原作読んでません。TVドラマも、チョこっとかじったくらいです。東野圭吾原作「ガリレオ」シリーズの映画化。事前に観た人から『泣けるで~』と聞かされ、吾輩『???』このシリーズって確か、福山雅治の軽妙洒落な“なりきり演技”がウリの、少し軽めのお話じゃございませんでしたか? はい、TVとは全然テイストが違います。ハッキリ言って“別物”です。湯川先生ハジけてません!かなり抑えてます。そこが『実に、面白い!(^^;』確かに今回、タイトルのどこにも「ガリレオ THE MOVIE」とは謳われておりません。そう、あくまでもコレは東野圭吾原作の「ガリレオ」シリーズの映画化作品であって、月9ドラマの映画化作品ではないのです。そこら辺が、これまでのフジテレビのドラマの映画化作品とは、一線を画す仕上がりとなっています。何よりこの映画、“福山雅治 主演”ていうより、堤 真一と松雪泰子が演じる、石神と靖子を中心に描かれてます。更に言うと、柴咲コウ演じる内海なんて、大した役目を果たしてない…って言うか、別にいてもいなくても一緒!くらいのキャラになりさがっております(今回一番オイシイ思いをしたのは、ひょっとして北村一輝かも…)。ですから、あのドラマのテイストが好きで、ソレを期待して観に行かれますと、相当な肩透かしを喰らうことになります。吾輩は映画の後半、まるで同じ東野圭吾 原作の「手紙」を観ているような錯覚に陥りかけました。 それでは、作品としてのデキはよろしくないのか?答えは『NO!』推理サスペンス物としては、一級品の出来だと言えるでしょう。天才・石神が実践した完全犯罪に、その明晰な頭脳で果敢に挑む湯川…。この静かで緊張感溢れる対決は、観ている者を決して飽きさせません。ただ、そのかわりに大スクリーンで観るには、非常~に地味です!予告編で流れている“大爆発の実験シーン”が冒頭で流れますが、それ以降ハデな映像は、一切なし!吾輩観ながら『カネ掛かってへんな~(^^;』と思っちゃいました。そう、デキはともかくスケール的には『TVでも出来そう…(爆)』って、思っちゃいました。あ、決してヒドイ映画じゃないですよ。それは重ねて申し上げておきます! 前述しましたが、今回の手法はこれまでの“TV→映画”という少々安直になりつつあった制作の流れに、一石を投じるような作りになっています。そういう意味では、コレが大ヒットして、一つの新しい流れが作られれば…、ソレは今後の映画業界にとって、大いに意義のあることだと思います。ドラマを観てなくても、原作未読でも充分理解出来ますので、変な予備知識を持たずにご覧になることを、お薦めします。但し、ドラマが好きだった人!何度も申しますが、“シリアス”ですよ。主題歌は同じ“KOH+”でも「KISSして」ではなく、「最愛」です。このテイストの違いに戸惑われぬように…。 " + }, + { + "date": "2008-10-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "石神役は温水洋一のイメージ\n ミステリーやサスペンスが好きで、前から「容疑者X」を観たいと思っていましたが、原作を読んで、ますます、その思いが募り、とうとう、今日観てきました。殺人事件の発端となる、花岡靖子の元夫と靖子を助ける天才数学者の石神そして、靖子が思いを寄せる男性この三人がこの物語のキーマンだと思っていましたが、元夫はもう少し容姿端麗の男じゃないと、何故、一時にせよ夫婦になったのか説明できないし、松雪さんとも釣り合いが取れません、よ。直ぐ殺されるからといって、手抜きはいけません。石神役は堤真一じゃカッコ良すぎますよね。人と上手く付き合えずに、外界と遮断されて世の中に絶望するには、やっぱり、ぶおとこの方がよいのです。私的には、温水洋一が原作を読んだときに温めていたキャラクターです。そして、この人物こそ実は、この作品で最も重要な人物だと思っているのですが、靖子が思いを寄せ、石神が痛烈な嫉妬を燃やす男性。ダンカンじゃ、絶対駄目です!もっとカッコ良く、誰からも愛されるようなキャラクターじゃないと。関口宏みたいな感じの人じゃないと。ちょっと違った観点から語ってみましたが、作品自体は、湯川学役が、少しダイコン臭(しゅう)はするものの原作が東野圭吾の中でも傑作の部類に入ると呼び声の高い作品なので、とても楽しめました。原作のイメージ通りの映像が次々と現れ、このシーン早過ぎない?と思えるほどのテンポにしつつ、しっかり、湯川と石神のつながりを際立たせるそんな登山のシーンを作ったりして、奥行きもあったと思います。この辺が、(原作の無かった)「HERO」や「相棒」と違ったところだったと思います。是非、シリーズ化して欲しい作品です! " + }, + { + "date": "2008-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後まで手口が分からなかった\n 最後の最後まで犯行の手口が分かりませんでした!!何でどうして?って感じなので最後まで面白かったです♪後味すっきりな映画でしたよ☆ " + }, + { + "date": "2008-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間は時計から解放されると、規則正しい生活になる\n 映画「容疑者Xの献身」(西谷弘監督)から。さすがに、東野圭吾さん原作だけあり、私のメモも溢れた。そんな中から選んだのは、ちょっとストーリーと関係ないが、「人間は時計から解放されると、規則正しい生活になる」。たしか、ホームレスが生活している場所を眺めていて、口に出た台詞だったと思う。毎日、その場所を通勤で通るからこそ、気付いた視点だろう。この視点、実はいろいろなところで必要かも知れない。人間の生活に必要だ、と思っていたものが、実は、いらなかったりすることがよくある。今、私たちが使っているものの大半は、この100年くらいに発明されたものばかり。ということは、便利な道具ではあるが、どうしても必要なものでもない、ということもできる。町中に、これでもか、と時計が溢れているが、実は、表示されている時刻が微妙にずれていても、お構いなし。人間の生活には、正確な時計は要らないのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2008-10-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作よりおもしろかった\n ストーリーの基本路線は、原作と同じなのだけど映画のほうが好き。愛があるから。原作には登場しない湯川の存在を考えたときに、愛を語る役にしか意味がなかったのだろう。それによって、冴えない数学バカの男の物語ではなくなった。もちろん、堤真一の好演もあるけれど。生きていたけれど生きていなかった、花岡親子によって「生きる」ことができた孤独な中年男性を切々と堤真一が演じている。それなのになんで最後に湯川と柴咲コウがあんな薄っぺらな「愛」について解説をするかな。蛇足という言葉がぴったりのセリフとカットじゃない、これって脚本家の案なんだろうか。最後の最後でがっかりしたよ。でも、これはほんのワンカット。映画のおもしろさには影響していないよ。 " + }, + { + "date": "2008-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ねじれた献身。\n TVドラマ版は、まったく観ておりません^^;原作&福山人気の相乗効果でかなりの視聴率だったようで。これは公開前のトーク番組で、福山&堤真一が語っていた内容が妙に面白かったおかげで、観る気になりました(爆)…で。映画も面白かったです!謎解きがメインなので、そこに絡むドラマが問題なんだけど、しっかりした俳優陣を使っていたので、違和感はありません。だいたい有り得ないくらいにカッコいい物理学者ですので^^;(寝姿でさえもイケてました。格好悪かったのは雪山くらいか)こんな人が変わりモノというのもドラマの格好の材料ですね。ちょうど期を同じくして、日本人物理学者3名がノーベル賞を受賞され、なんだかヲタク研究心に火がついた気がしました。物理学者も数学者も、天才がつくと凡人とはまるで違う(爆)そんな違和感をとても上手に表現していた堤真一の演技が素晴らしく(疲れていて)こちらまで鬱蒼となりましたねぇ。役作りの為に前髪を剃り落として(!)デコを広げたそうです。原作イメージと比べるとかなりカッコ良すぎるそうなので^^;そのせいだったかもしれませんね。(福山は変わらずですが)ラストの泣き方までもしっかりとイメージを醸していました。冒頭で犯人はアッサリと判明するものの、事後処理の方法とアリバイ作りのからくりの謎がまったく分からない警察軍団…。思えば確かにヒントがちょろちょろと映し出されてるのですが、それが見事に一つの線で繋がるラストはお見事!で、あまりオカルトじみていないところが私にはかえって良かったですね。ただ、その真実がこの「Xの献身」を無駄にしてしまうことがガリレオ福山には分かっているため、それを言い出せない。男同士の友情(といってもかなり非凡な)が切なかったですね。しかしどうして彼らが雪山を登らなければいけなかったのかあのシーンの意味だけはサッパリ分かりません(爆)思わずあそこで「クライマーズ・ハイか?」と思いましたもんね。堤さん、ここでも大熱演です。彼が想いを寄せる隣人・薄幸だけどファンデが濃い松雪泰子、このヒト、なにをやってもハマってるなぁ~の北村一輝など、脇も豪華で良かったですし、中でも殺されてしまう元夫?の富樫役・長塚圭史は、お父さんと声がソックリ♪でしたねぇ。あとダンカンはどうしてもイイ人に見えなくて(スイマセン^^;)また騙されてるんじゃないかと心配で仕方ありませんでした。やたら俳優陣にばかり目がいってしまっていますが^^;原作&脚本が良いおかげで、単なるドラマのオマケ延長化していないところがとても新鮮な感じがしました。(家のこたつは、ねじれコードか?と気になった人いるだろな) " + }, + { + "date": "2008-10-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "あまりに期待しすぎて・・・・\n 以前原作を読んで映画化されたら・・・と思っていたので、すごく楽しみにしていましたが、期待していた分物足りない感じが残っています。ドラマの延長で福山雅治さんの湯川教授を楽しむのなら良いとは思います。 " + }, + { + "date": "2008-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "がっかり\n 元々、TVシリーズの映画化ではなく、シリーズと分けて映画を製作すると言う事だったのでかなり期待したのだが、がっかりである。原作の良さを無くしている。石神の心情が全く描かれていない。また、湯川の石神に対する想いも伝わってこない。その為、全く感動できない。あのくだらない雪山のシーンなんかやめて、石神の心情をもっと描けばよかった。これだったら、TVシリーズの延長として製作したほうが軽い気持ちで観られたのではないのだろうか。特番の「ガリレオ0」のほうが面白かった。原作を読まずに観れば好い映画として感動して、さらに原作で感動できたのかも知れない。 " + }, + { + "date": "2008-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "トリックに絶賛♪キャストに魅了^^\n TVドラマは、まともに観てはいませんでした^^;なので、TVイメージも先入観もないままに観れたのが、返って評価を高くしたのかもっ♪ゴチャゴチャとややこしくない単純なストーリーが良かった^^トリック・・・タネを明かせば単純なのにっ、見事にしてやられた感じですっ(笑)完璧に天才物理学者:湯川教授の世界に引き込まれましたね。それに、なんつったって堤真一さん♪彼はイケメンなのに、この地味な天才数学者の役が似合うことといったらっ^^キャスティングもバッチグ~☆です\(^o^)/          10月6日109シネマズ高崎にて観賞 " + }, + { + "date": "2008-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "TVとは違う\n 面白かったぁぁぁ★ガリレオ映画で見るの?って感じで半ば諦め気味で見に行ったんだけどかなり面白かったです!!TVとは全然違う感じに出来ていてちょっと違った雰囲気で良かったでした~堤真一さん&松雪泰子さん演技上手すぎ主演は福山さんなんですけど・・・(笑)私は原作読んでないんですが、ちょっと原作を読んでみたくなりました♪ " + }, + { + "date": "2008-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "月9用のムダな脚色が今回はなくシリアスな雰囲気の作品でこれこそ「ガリレオ」本来の姿だと思う\n 観る前はどうせドラマの延長線上で変ににぎやかな作品になってしまっている駄作だと思っていたし、何より「大奥」「HERO」「西遊記」「アンフェア」などことごとくドラマの映画化作品を失敗に導いてきた逆ヒットメーカーのフジテレビ系ドラマということで不安がいっぱいだった(@_@) しかしそんな不安はすぐに吹っ飛ぶことになる(>_<)テレビドラマ版は何だか色々と脚色されてエンターテイメント色の強いものとなっているんだけど、この作品は実にシリアスで全体的に緊張感の漂うものとなっていて確かにドラマシリーズを観ていれば楽しめる部分は増えるが明らかに差別化をはかった作品だと言えるだろう(>_<) だからこの作品は「ガリレオ」というタイトルが付いていない。あくまで東野圭吾のひとつの作品として作られているからだ(._.)そのため渡辺いっけいや品川裕などコミカル要素のキャラクターは登場するもののゲストキャラクターなみに出演シーンが抑えられている(>_<) 普段は感情に流されない湯川がかつての友人の石神を調べる過程で色々とわかってきてしまうあまりにも悲しい事実に困惑する姿がすごくよく描かれていて、不器用な男同士の少し普通とは違った友情のかたちがなんとも言えないいい気持ち悪さを出している(O_O) " + }, + { + "date": "2008-10-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったけど・・・\n トリックにもすっかり騙されてしまったし、サスペンスとしてはとっても面白かったです。「天才」対「天才」の、騙し合いに探り合いあり、松雪ー堤ー福山のヒューマン的要素ありで、ただのドラマの映画化じゃないなぁって感じでよかったです。でもその分感じたのが、「ガリレオ」としてやる意味あるのかな?って思いました。数式書いて脳の中いって、おなじみのポーズでバーンってのがあるわけでもなし、「天才」対「天才」だけど、「数学者」対「物理学者」である意味が、正直いまいち分からないと言うか・・・。人気ドラマにあやかった設定が、なんか非常に残念でした。そんな感じなんで、面白かったけど・・・この評価になりました。 " + }, + { + "date": "2008-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドラマとは別物かな(いい意味で)\n 公開前日のスペシャル版を見てから映画館に行きましたが、見てなくてもOKかな^^;ドラマで見られる軽いノリは影を潜めていて、キャストは同じだけど別の作品のようでした。ホント良かったです。ドラマはガリレオのキャラを作るための準備だったのかなぁ。。 " + }, + { + "date": "2008-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "和製サスペンスの傑作\n 見事にやられた!これはガリレオであってガリレオでない!テレビシリーズのガリレオを観ていた自分にとっては、まさしくその延長線上のものでしかなかったこの劇場版。良くも悪くも、まあ、その、平均点?というか…まあ…度を越した期待感などはなく、普通に劇場へ…見事に予想を裏切られました!ガリレオという媒体を借りた、普通(?)の、真っ向勝負のヒューマンドラマ!そしてサスペンス!に仕上がっとりましたよ!ビックリ、驚嘆…劇場版だからと気負わず、淡々と進む話、人間模様、トリック…ニ分割画面…下手すれば観客に飽きられる場面のオンパレード…あれあれ?フジテレビどうしちゃった?と思わずにはいられない普通の物語進行…それすらが全て伏線だったなんて!やられた!クライマックスのあのシーンに全て集約されてたなんて!憎い!憎すぎる!いつの間にか自分の頬を伝う涙…涙…なみだ…フジテレビさん…一皮むけましたね…兜を脱ぎましたよ…私………劇場で鼻を啜る観客の多いこと多いこと…(自分もその一人)…今年、一番泣ける映画はこれだと、胸をはって宣言できますね!私は!いやあ、びっくり…感動…月並みですが…実におもしろい…… " + }, + { + "date": "2008-10-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あんなにカッコいい物理学者なんて、居ないって。\n フジテレビで放映され、大ヒットした『ガリレオ』の映画化。って言うより、東野圭吾の探偵ガリレオシリーズの中の長編『容疑者Xの献身』の映画化と言った方が正しいんでしょうかね?テレビの際も(元々原作には居なかった”内海薫”とか、”城ノ内桜子”とかの女性登場人物を除いては)、基本的に大体原作に沿った形での映像化でしたが、映画の場合にも、その方針は踏襲されています。まぁ、本であったなら、湯川・草薙の男と男のコンビでも良いかもしれませんが、映像になるとしたら、やっぱり花があったほうが見栄えはするわけで、その意味では、湯川・内海と言う組合せになったのは、間違いでは無かったと思います。(同じような手法は、『チーム・バチスタの栄光』でも取られています。)最終的に内海は、原作にも登場してきていますしね。原作者の東野圭吾によれば、湯川学は佐野史郎をイメージして書かれていたわけですが、テレビそしてこの映画の影響で、圧倒的に福山雅治と言う印象が、一般には刷り込まれてしまったのでは無いでしょうか? テレビ化する際に湯川役を佐野史郎にしなかった理由は不明ですが、一部の人間には、彼には1992年 TBSドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦のイメージも無い訳ではないので、良かったのかもしれませんが。映画の中では、あまり出演シーンは多くなかったですが、私に演技力を感じさせたのは、意外にもダンカンです。非常に少ない出演シーンにも係らず、芸達者だなぁと感心してしまいました。あとは、言うに及ばず、松雪泰子ですかね。やっぱり彼女の演技は、一流だと思います。陰のある雰囲気とか、表情は見せますね。柴咲コウは、テレビドラマ等多数出演していますが、微妙な感情表現を伴う演技は苦手と見ました。これまでの出演作品でも、微妙な感情表現を必要とする役柄が少ないのも、その傍証かと思います。時間的制約や、物語の盛り上げ方などにより、完全に原作に忠実と言うわけでは有りませんが、それなりに原作にそっているので、原作を読んでいる人も、そうでない人も、楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2008-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "献身る(まもる)\n 単純な事件に,二人の天才が関わり,根深い人間の業を露にしてゆく。時々見える安っぽい演出に勿体なさを感じるも推理に頭働かすミステリーは見応えあるもので,おまけに,ラブストーリーとしても,人間ドラマ,刑事ドラマとしても十分な魅力を放ち,実に面白かった!オープニングの実験,大爆発はやりすぎじゃないと分かる締めも巧い。福山雅治,北村一輝,柴咲コウ,堤真一,存在感ある役者4人が良い!! " + } + ] + }, + "161": { + "title": "沈まぬ太陽", + "reviews": [ + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに大作やわ。メンズデーの\\1000では申し訳ないくらい。 初め...\n 確かに大作やわ。メンズデーの\\1000では申し訳ないくらい。初めて途中で休憩っていうのを経験した。3時間半。長いだけではなく、内容も濃かった。てか、山崎豊子さんの小説って、白い巨頭もそうだけど、会社などの組織と、それに立ち向かう正義感のある一匹狼。その構図多いね。なんでもそうだけど、組織は大きくなればなるほど身動きとれなくなるんだよね。それを痛感させられた。カラチ→テヘラン→ナイロビ→事故処理係→会長室→ナイロビ。この転勤の仕方は確かに異例中の異例に思える。まだ就航してないところや僻地への赴任は実質左遷だけど、それが逆に強さや信頼につながってくるのかもしれない。出演陣かなり豪華。豪華すぎて、どんどん出てくる役者さんの役柄が飲みこめないことがあった。2回くらい名前のテロップ欲しいかも。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "中途半端\n 大きなスケールを感じられる映画。しかし日航機の事件を扱いたいのか汚職を扱いたいのか人間ドラマなのか、どっちつかずで、どのテーマも掘り下げが不十分。心情描写は細やかさが足りずツッコミどころが多いし、社内政治や労働問題は浅くさらっているだけでリアリティがない。まあこういう、広く浅くどこをとっても80点な作品がウケるんだろうけど、スケール感がある分、惜しさを感じた。 " + }, + { + "date": "2015-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "《沈まぬ太陽》とは\n 《沈まぬ太陽》とは何だろう。巨大な企業の全貌か?それとも主人公が見せる不撓不屈の精神か。あっさりとしたサンドイッチも良いが、たまには油ぎったぎったな天丼も食べたいもの。途中で休憩を含めて約3時間半。ずっしりと重い内容で、決して満足出来る出来では無かったものの、「映画を観た!」とゆう満足度は高い。軽い映画が氾濫する昨今、これだけ重厚な作品はなかなか製作されるのが難しい状況の中に在って、貴重と言える。山崎豊子の原作は未読です。あまりの分厚さに恐れをなしてしまったのが実情。実際に起こった日航機ジャンボ墜落を題材に、フィクションで肉付けをした壮大なテーマな訳ですが…。監督が、以前『ホワイトアウト』で原作をボロボロにした若松節朗となると心配も増して来る。予想通りと言うべきか、作品中に「ん?」と感じる場面が数多く存在したのだが…何分にも原作未読の為に『ホワイト…』の時の様な、はっきりとした事は言えない。決して弱音を吐かない主人公《恩地元》と、元同僚《行天四郎》。この袂を分かった2人を対象として描く事で、観客は次第に感情移入して行く事になる。渡辺謙も良いが、個人的には圧倒的に三浦友和の人物像に軍配を上げたい。残念なのは昔の日本映画には、これだけの壮大なテーマを支える俳優陣には事欠かなかった。例えれば佐分利信や山村聡を始め片岡千恵蔵:月形龍之介。ほんの小さな脇役でさえも小沢栄太郎:加東大介:山茶花究etc.…。綺羅星の如く名前が挙がる。この作品でも香川照之を筆頭に、この作品が完全遺作となった山田辰夫や菅田俊:大杉漣等の優秀な俳優陣は多い。でも重要な位置に居る何人かは明らかに力不足で、作品の重さに対してどうみても演技が“軽い”。軽すぎて悲しくなって来る。それでも観終えた後には『戦争と人間』シリーズや、『人間の条件』シリーズ等の作品を観た時と同じ位の充実感に満たされた。実際のエピソードと重なる家族に宛てたメッセージの場面と、映画のラストで、渡辺謙が宇津井健に宛てた手紙には思わず涙が出たのが事実。《沈まぬ太陽》とは何か?当てずっぽだが、私には“日の丸”で有り《日本》そのものに思えてならない。戦後の焼け跡からの奇跡的な復興。経済大国としてアジアの小国が、西洋社会と対等に色々な交渉毎のテーブルに着ける地位を獲得した事に至った努力とエネルギー。良い事が有れば、悪い事も有る。経済的にも社会的にも良い流れ、悪い流れ…。また間違った方向に向かった時期も有った。それでも日本は前を向いて常に歩んで行く。いや世界の中では先頭集団の一員として誇り在る存在でなければならない。そんな原作者からのメッセージが込められている様に思えてならない。気に入らなければさっさと職場を変えては自らの地位を上げて行く。西洋的な考え方に対して、会社に忠実で終身雇用制度を“徳”と成す日本人的な犠牲的精神の尊重。海外から見たらさっぱり訳が分からない主人公の生き様だが、我々日本人に擦り込まれているDNAの根っこの部分だけがそれを理解する。日本人として生き抜く誇りを。(2009年10月31日TOHOシネマズ錦糸町No.4スクリーン) " + }, + { + "date": "2015-03-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読みたい\n 映画の中に埋めるには無理がある気がする。 " + }, + { + "date": "2015-01-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作には遠く及ばない\n やはり映画という時間的な制約のある中で、この長大な原作を映画化することには無理があったのだと思う。白い巨塔のようなロングクールで初めて実現できるのではないか?制作サイドの熱意は伝わるものの、何もかもが中途半端になってしまった残念な作品。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この映画の主題は何だろうか\n 総合:70点ストーリー: 60キャスト: 80演出: 70ビジュアル: 50音楽: 65 なかなか壮大な話であるしそれなりに面白い。だが一人の男の生き様の話なのか会社組織の話なのか焦点がぼやけているようにも感じるし、また主人公側からの一方的な見方になっているように感じる。渡辺謙が劇中で不条理や腐敗に立ち向かえるのかといえば、あまりそのような機会はない。 主人公の渡辺謙に対する理不尽な待遇、その代わりに会社でうまく立ち回る三浦友和の会社人としての二人の生き方の違い。会社内部での腐敗の問題。航空事故とそれに対する応対。会社の建て直しの問題。全てのことは1つの会社でのことであり関連があるとはいうものの、必ずしも互いに強い関連があるわけではない。少しそれらを詰め込みすぎて、この映画の一番言いたかった主題は何だったのだろうと思ってしまう。 また渡辺謙の生き方を中心に据えているとは思うのだが、会社やその他の立場にも主張はあっただろうと思う。彼が組合代表として会社の業績など無視して要求だけ通すというのに、私は必ずしも賛同できない。またそれが直接安全につながるというのにも賛成できない。そうじゃなくても日本の航空会社の社員は良い待遇を得すぎて会社を圧迫していると批判が強い。そのような人物を危険と会社がみなすのはやむを得ない部分はあるのではないか。 私は山崎豊子作品は「白い巨塔」「華麗なる一族」の2つしか読んだことがなく、この作品は実は読んでいない。しかし彼女の作品の特徴として悪い人は自分の野望のためには手段を選ばぬ悪の存在、主人公は不器用で自分の信じる道を行くというのがあるように思える。だがそのあたりが白黒はっきり立場を分けすぎているように感じるし、この作品もそのような傾向があるように思う。 それから飛行機のCGは正直残念。この作品の質は全体的に悪くないのに、この映像が出てくるところだけいきなり安っぽくなってしまった。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すべて中途半端で不満です。\n 全体的に言うと、勉強にはなったけど、あまり面白くなかった。主人公の恩地が苦しんでいるのを見ていたら、見ているこっちが恥ずかしくなった。全然苦しくないとは言わないけど、たいしたことないでしょう。労働組合もないような中小企業で、こういう立ち位置になったら、こんなもんじゃ済まない。ものすごいいじめの末、それでも辞めなければ普通、強引に解雇になるよ。子供のいじめが問題になっているけど、大人のいじめもすごいよ。大人は生活がかかっているから、家にひきこもるわけにもいかないし・・・。海外に飛ばされたって、その間はいい給料もらってるはずだし、いい社宅にも住める。大企業だから強引に解雇というわけにもいかない。(すぐ不当解雇で訴えられる。)子供もちゃんといい教育受けられるわけだし、夫婦仲もいい。出世はできないかもしれないけど、初めっから全然沈んでない。むしろ浮いてるぐらいだよ。こんな甘い環境で、信念を貫いたとか言われても納得できない。明らかに日本航空をモデルにしていて、現在の経営危機の原因が、フィクションとはいえ、なんとなくわかり、勉強にはなったけど、だから何?それで?と言いたくなった。政治家も官僚も役員も従業員も、会社のふところに手を突っ込んで、やりたいほうだい。何がどうなろうと自分の利益ばかり考えて、まったく責任をとろうとしない。こんなどこかの国の政府みたいなもの見せられて、個別に完全懲悪のストーリー展開されても、すっきりしない。これをやるんであれば、めちゃくちゃに破壊された後に、再建の希望が見えてくる、ぐらいのところまでやって欲しかった。すべて中途半端で不満です。 " + }, + { + "date": "2012-08-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "( ̄o ̄)え?\n 実はこれロードショーの時から気になってて途中休憩がある長編と聞いて )))))))))))(。・・)/すたた観に行きたかった理由は当然謙様でございます某大河ドラマの頃からのファンでござりましゅ(*/∇\*)キャ…話がそれました^^;感想としては映画という限られた時間の中に収めるのはもったいないといった感じでしょうか?香川照之サン演じた元労組仲間の自殺の下りとか三浦友和サンの変心の過程とか…小説だともっと書きこまれていたのだろうなぁといつか小説も手に取ってみたいですにゃ " + }, + { + "date": "2012-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんのために働くのか\n 3時間を超える長い作品でしたが、間延びすることもなく、最後まで楽しめました。というか、最後まで考えさせられる作品でした。なぜ、人間は、あんなに悲惨な事故があってもあそこまで自己の利益をおいもとめられるのか。実際に現場を見ていないからなのか。恩地の考え方も偏りすぎているとも思えるけれど、最後まで自分の考えを貫けるのもある意味うらやましい。この後のストーリーも知りたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2011-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "映画では短い、TVドラマ2年規模放送必要かと。\n 在米親友がメールで鑑賞した感想を教えて欲しいと聞きDVDプレゼントした、率直に原作本の出た頃は米国におり一時帰国して本をまとめ買い、機内にて4冊すべて読破した。その大作の映画化は無理があったと思う、洋画だとヒット作品は続編を造るし邦画もTVドラマ形式で同様にする。このパターン本来ならば作品が持つ素材の良さ=原作から描ける良さ、を上映可能かと思えた。世間の噂だと製作&配給会社の予想に反して女性客が遠のいて男性客関心高く映画的には赤字らしい。確かにそうかも?のシーンはあるだが逆説的に言うならば「本来あるべき航空会社の姿とは何か?」を問う場合に、我が国だと避けられる難点なのか?という実情を垣間見る。事実原作や映画にもどうしてか?「営業活動」は決して出ない、これはTV等のドラマでも航空機関連でしかりだ、あまりにも映像にするストーリーがピンポイントで限定されている。多角的角度で表現すべき映画であるこのテーマは個人的にハリウッドがもし製作すれば全く異なる映像とスケールに思える、ただ評価出来るのは主人公を渡辺兼さんが原作者へ何度も足を運んでお願いしたのは映像に出ていること。本物の役者根性を見れたのは嬉しかった。 " + }, + { + "date": "2011-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大企業の中で意志を貫き通した反骨者\n テレビに魅入ってしまいました。渡辺謙という俳優の素晴らしさが実感できます。JALとANAをモデルにした大企業。その中で起きる、壮大ないじめ=海外のたらいまわし、窓際への左遷。私には耐えられません。そんなまっすぐで不器用な役をうまく演じています。今では少し行き過ぎなので実際にはここまで露骨なものより指名解雇になってしまうでしょうが(実際にJALは大勢の整理解雇を行いました)国の利権として深い闇を抱える企業の末路は哀れです。最後に柴俊夫、三浦友和の悪役っぽさが際立っていました。ストーリーが長く、途中の中だるみも歪めませんがキャスト、ロケ、費用、全てにおいて邦画の限界かと思います。 " + }, + { + "date": "2011-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん\n 映画「沈まぬ太陽」(若松節朗監督)から。会社の労働組合委員長で頑張りすぎたために、左遷されたり、冷遇されている父親に向けて、息子が呟く。「父さんは、波に逆らってばかりいるから・・」しかし「諦め」とは違う感覚で、ぼそっと父親が語る。「でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん。波から落っこちないように、必死でしがみついて」この台詞は、胸に響いた。どちらが、正しいとか、間違っている、そんな話ではない。辛さの質が違うだけで、どちらも「辛い」というわけだ。だからって「辛い」のを避け、どちらにも与しない方が、私には、つまらないと思う。波が近くまできていたら、逆らってぶつかってみるか、思い切って乗ってみるか、どちらかに挑戦して欲しい。いつまでたっても、自分に都合のいい波なんて来やしない。陸(砂浜)で、波を眺めているだけでは、本当に意味の「波の楽しさ、波の怖さ」を味わえないから。 " + }, + { + "date": "2010-09-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "小説の一部映像化PVの様な感じ\n あの長編を3時間でまとめるんだから無理もないが、小説に比べると重みがなく眈々と小説の名場面を映像化した様なイメージ。話に脈絡がなく薄っぺらい。小説を読み終わった後に挿し絵の様な感覚で観るには良いけど、小説を読んでない人がこれが沈まぬ太陽だと思ってしまったら、山崎豊子さんが可哀想。ただ、遺族の痛みや苦しみは映像ならではの迫力が伝わった。520人が死んだという事の重みが。 " + }, + { + "date": "2010-08-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "山崎豊子さんらしいストーリー\n 3時間22分という長編であるにもかかわらず、中だるみすることもなく、よくまとまった作品でした。ストーリー/進行的には、いかにも山崎豊子さんらしい内容ですが、今回の作品に関して言うと、主人公の個性があまり強く感じられないせいか、その他の山崎作品と比べて印象の強い作品ではなかったように思われます。しかし、こういう生き方をした実在の人物がいるということを思うと、共感できるものがあります。気になったところでは、労組の問題と、航空機事故の問題の関連性が、映画を観ている限りにおいてはあまり強く感じられなかったために、主題の首尾一貫性が薄まってしまっているようにも思われました。(伝記的作品と考えればいいのですが)企業というものは多かれ少なかれ似たような二面性があるものであろうと思いますが、日航の現状を見るに、この企業は一度仕切りなおししなければならない運命にあったということなのでしょうか。演技面で一番張り切っていたのは行天四郎役の三浦友和であったような気がします。 " + }, + { + "date": "2010-03-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観てよかったです。\n 3月8日観賞 第二弾最寄の劇場で凱旋上映があり、早速行ってみた。不器用な生き方しかできない渡辺謙。不器用もここまで来るとカッコイイとすら思うが、実際自分の旦那だったら、とても鈴木京香のような妻にはなれません(言い切り!!)脇もそれぞれ名優ばかりなだけあって、本当に奥行きのある良い映画でした。ただ、途中の先物(10年もの?)買いなんたらうんちゃらだのといった、政治的なことや、経済的なことが、知識のない私には「わからんっ」って思って、ちょっとダレてしまいました。原作も未読だしね。でも、映画自体はは長さを感じさせないいいものでした。これはお勧めです。一度は観た方がいいと思いますよ~。 " + }, + { + "date": "2010-02-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長いけど、見応えがある大作\n 山崎豊子さんの小説の映画化。映画化には大変な苦労があったんだなと思うんだけど、空港などCG使ったりとすごくチープな仕上がり。原作がすごいだけに、映画化したことはすごいけど・・・物足りない。 " + }, + { + "date": "2010-02-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わたしもアフリカに行きたーい!!\n もともと山崎豊子さんファンなので、邦画は滅多に見ないのですが行って正解。本と比較してしまうとやはり端折った感は否めませんが、あの独特な山崎ワールドにどんどん引き込まれて長いはずの上映時間もあっという間に感じる程でした。この映画を見た直後に飛行機に乗ったら、いつもは平気な揺れに動揺してしまいましたが。。。今話題の業界ですが、本当に安全第一です。そして何時か私もこの眼でアフリカの広いサバンナに広がる沈まぬ太陽を見に行こうと心に誓いました。 " + }, + { + "date": "2010-02-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本の映画界の至宝\n 原作からのファンです。全5巻の内容を、どのように映画化できたのか、楽しみでした。結果はなんと3時間22分の超大作。御巣鷹山ジャンボ機墜落事故をメインとしながら、某航空会社の問題点を洗いざらい映像にまとめていました。渡辺謙さんの圧巻の演技。脇をかためた役者陣のすきのないこと。日本の映画界の至宝といってもよい作品。この映画を見ずに、今後の映画界を語るなかれ。 " + }, + { + "date": "2010-01-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画が訴えていること.....もう一度考えて欲しい.....\n 山崎豊子原作のフィクション小説ですが、誰がなんと言おうと今経営破綻が騒がれている航空会社をモデルにしており、現状のゴタゴタを見るに真実の物語なんだなという感覚に落ちいる......。 10年ほど前に企画されたが方々の圧力により頓挫し、その後も何度も映画化の話を立ち上げたが立ち消えになっていたようである。もし、10年前に映画化されていれば、今の経営破綻は免れたかもしれないと思うほど、現状のゴタゴタが尾を引いていることが分る。それほど、酷い会社に描かれています。 劣悪な労働環境改善のため労働組合委員長として会社と真正直に戦った恩地元(渡辺 謙)は、一番会社の将来、安全安心な航空会社を思い尽力するも、先の組合活動の制裁として露骨なる懲罰人事にてその後、転々と僻地勤務に長年飛ばされるという酷い仕打ちを受ける......一緒に行動した仲間たちもそれぞれ酷い人事異動を言い渡されている......そして、会社のいいなりとなる労働組合設立を含め今問題になっている4つもの労働組合があるという変テコな会社に......。 御巣鷹山の大惨事でも遺族に対して全く人ごとのような酷い対応......真摯に補償問題を考えなければならない中、就航した国には必ず当社経営のホテルがあるべきと多額のホテル投資を行い、ドル買いによる無茶くちゃな資金運用......そこにたむろする利権構造が見ていて痛々しい! 高級官僚や政治家と業界の癒着も酷いもので、事故を契機に建て直しを計るため総理大臣は、関西紡績での労務対策の実績のある国見正之(石坂浩二)を強引に会長職として引っ張ってくるが、都合が悪くなると会長辞任を迫りポイ捨てへ......まるで、日本郵政の西川社長を引っ張ってきて、政権が変わったら辞任に追いやった件に良く似ている....。 こんな会社に公的資金を注入して助けている場合ではないと、つくづく思うような内容でした.......。 さすがに3時間22分の上映は長い.....でもその分、得した気分にもなります!.....途中の10分休憩もありますが、特に女子トイレは長蛇の列になる可能性があるので水分は控えめに.....。 いい映画でした.....。 " + }, + { + "date": "2009-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "視点に疑問あり\n 「沈まぬ太陽」を試写会で観た。僕は、山崎豊子の原作の小説は読んだ事はないが、3時間半近い大作にもかかわらず、全く、退屈しないで観る事ができた。映画としては、なかなか面白い作品であると思う。僕は、この映画は、なかなか、面白い作品であると思う。だが、僕は、日航ジャンボ機墜落を国民航空という加害者側から描いたこの映画は、日航ジャンボ機墜落の遺族が観たら、かなり不快になる作品であると思う。 " + }, + { + "date": "2009-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "信念を曲げない男の生きざまになぜ辞めないのかという疑問も吹っ飛んだ!\n 今流行りの時制がバラバラな作りで、少しわかりにくかった。でも、原作は単行本で5冊の大作。3時間20分にまとめるのも苦労があったと思うので、しかたがないのかなと思う。東大法学部出身の恩地があそこまで屈辱的な人事を受けながら、どうして働き続けるのかわからないと思いながら観続けた。でもわかる気がした点が2つ。彼が飛行機を航空産業を愛していたから? もう一つはアフリカの広大な大地に立つと、そんなちっぽけなことなんかバカバカしいと思えたから? 3時間20分も長さを感じず、あっという間だった。なかなか映画化が実現しなかった本作。今の日本航空の状況をみると、山崎豊子は予想していたのかな。映画は関係ないと言っているけど・・・ " + }, + { + "date": "2009-12-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画化とは難しいものですね\n 滑り込みで観てきました。間に休憩が10分間入った、3時間を超える長編力作だったと思います。俳優陣も豪華キャストで、あの人があれだけしか出てないの?と思うこともありました。予算や某航空会社との駆け引き、さまざまな分野からの意見、批判など多くの障壁があったでしょうが、それでも完成の日を迎えることができたのは、監督をはじめ、映画化に携わった多くの方々の執念ゆえでしょう。その意味でこの映画はできるだけ多くの日本人が観るべき映画だと言えます。 ただ、個々の場面では、時間の制約から描ききれなかったところが散見されたのは残念でした。たとえば、恩地元はなぜ10年もの僻地勤務から帰国できたのかが描かれていないし、国見正之が会長を解任されるに至る流れもはっきりしません。少なくとも私にはよくわかりませんでした。原作を読んでいない方には、展開がうまくつながらないところがあったのではないでしょうか。 それでも渡辺謙さんが見せる、鬼気迫る狂気の表情や無念の表情は必見です。蛇足ですが、石坂浩二さんや品川徹さんを見ると、「白い巨塔」の東教授と大河内教授の姿がダブるのは私だけでしょうか。 " + }, + { + "date": "2009-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "充実した内容で満足です\n 3時間半があっという間に感じるほど、充実した内容でした。原作を読んだことがありますが、内容をそこなうことなく、すばらしい作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2009-12-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "情緒的過ぎるのは、悪いことではない\n  同じ山崎豊子原作の「華麗なる一族」や「白い巨塔」に比べると、この作品は全体に重厚感は感じられないものだった。それは、脚本の構成、物語の展開に起因している。 映画は、あの飛行機事故からはじまり、事故の遺族たちと関わる主人公・恩地に対する、勤務している航空会社の非道さがカットバックするような形で挿入されていく、という流れで展開していく。そして会社が新しい方向へと向きを変えようとするまでを描いていくのだが、恩地の存在が常に物語の核になっていることが、映画に重厚感がない要因のひとつだ。 これまでの山崎豊子原作の映画は、さまざまな登場人物たちが主人公とは別の動きをして、それがわりに細かく描かれる。やがて、その別の動きがひとつになるような大事件が起こり、主人公の生き様が一段と画面にフィーチャーされる。その生き様についていく人物、そうでない逆の立場の人物と登場人物たちが色分けされたあと、再びめいめいが独自の行動をしていく、という展開だ。だから、登場する個々の人物のキャラクターと行動がしっかりと描かれるために、物語全体に重厚感が増してくる。そこが山崎豊子原作の映画やドラマの魅力、という意見があるのは当然のことだ。 しかし、この「沈まぬ太陽」の場合は最初に大きな事件を提示しているために、物語に人物の動きが描きこまれておらず、主人公以外の登場人物たちの行動や生き様が、今ひとつ、画面から浮き彫りにされてこない。だから、恩地が若かりし頃に組合の交渉の先頭に立つのも、事故の遺族たちの前に立つのも、会社との関係性を別にした、ただ情緒的な人間の姿が見えるだけだ。そこがこの作品の大きな欠点、と言えばそうなのだが、私は今回の山崎豊子の映画に関しては、情緒的過ぎてもかまわない、と思っている。 それは、誰もが知っている大事故を中心にしているために、本当の遺族の方々の心情を考えると情緒的にならざるおえない、というのもあるが、主人公の恩地も、元は同じ組合員だった行天(三浦友和が好演!)にしても、ほかの連中にしても会社のことしか考えない同じ「会社人間」だからだ。つまり、いいと思っての行動も、悪いことにしか見えない行動も、会社にとっては同じ方向を向いているに過ぎない。舞台の航空会社が半民半官の国の力が及びやすい大会社だったとしても、会社の中の話はコップの中の嵐、のようなものなのだ。 それを表現しているのは、恩地がケニアに赴任するシーンだ。そこでは、広々とした平原に過ごす動物たちの前では人間はちっぽけな存在で、人間は感情でしかそれを表現できない、ことを恩地自身が物語っている。だから、情緒的な人間の姿こそが、会社のためにしか生きられない「会社人間」そのものであることを、この映画のラストに至って、主人公の恩地とともに観客は知ることとなる。そこが、他の山崎豊子の映画とは違う、この作品らしい魅力なのだ。情緒的なのが目立っていたって、そこがこの作品の核ならば受け入れるくらいの度量が、観客の側にあってもいいと思うのだが...。 " + }, + { + "date": "2009-11-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "次は日本アカデミー賞ノミネート作発表で、日本映画界の勇気が試される\n 映画化決定の知らせを聞くと同時に、全5巻の文庫本の読書開始。一気に、読みきった直後に頭をよぎったのは、「これ、本当に映画化できるのか?2時間で収まるのかな?」事実、製作前は前後半に分けようという意見も出たそうですが、原作者山崎豊子さんから出た映画化の条件が「1本にまとめて作ってください」。最終的に、途中10分の休憩を挟み、3時間22分で完成をさせることとなりました。御巣鷹山ジャンボ機墜落事故某航空会社からの抗議もあり映像化の話があるたびに流れてきたそうです。そんな紆余曲折を経た上での力作。こちらも覚悟をして見届けよう!なにやらいつもより力を込めて上映開始を待ちました。★彡     ★彡凄まじいものを見せつけられたな渡辺謙さん。そりゃ、公開初日に感極まるよなオープニングから泣いていました。エンドロール中、涙が止まりませんでした。劇場に灯りがともっても、しばらくの間、席を立てませんでした。“渾身の一作”まさにこの言葉がふさわしい大作でした。これ以上、この映画に関して言葉が出てきません。◇   ◇豪華出演者の中で、一番心を打たれたのは、遺族役を演じられた木村多江さんでした。特に、後半に登場されたとき、場の空気を一瞬にして変えてしまう姿に驚くと同時に、胸がつまってしまい、涙がとめどなく流れ落ちてしまいました。そこには本物の遺族の姿がありました。ちなみに、今作のエキストラさん。実際に御巣鷹山事故の遺族がいらっしゃったそうです。体育館に置かれた棺の前で本当に涙を流されていたそうです。そんな、遺族を含めた熱い思いに、この映画は支えられているのです。映画を思い出し、レビューを書きながらも涙が止まりません。★彡      ★彡どのタイミングで休憩を入れるのか。これにも関心があったのですが、バッチリ。休憩明け。集中力が途切れかけていたお客様たちも、渡辺謙さんと石坂浩二さんの2人を前にして、映画の世界へと吸い込まれていました。これで注目は日本アカデミー賞に移りました。ノミネートをする勇気が関係者にあるかどうか。前段階として東京国際映画祭関係者に、その勇気はありませんでした。10月24日土曜日、映画祭開催会場映画館にて大々的に上映をしたのは、日本映画関係者のせめてもの矜持と解釈していいのでしょうか。日本の映画界が試されているそう言っても過言ではないでしょう。審判が下されるときを静かに待ちたいと思います。 " + }, + { + "date": "2009-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動と虚しさ\n 昨日映画を観てきました3時間30分はあっとゆうまに過ぎてしまうほど素晴らしかったですでも あまりにもJALと似通っていて怒りと虚しさで悲しくなってしまいました 職場でもこつこつと真面目に仕事をしている人が報われなくて 仕事をしないで要領よく上司に胡麻をすっている人が出世して行っているのが現状です 神様は何をしているのでしょうか!正直者が報われる世の中になる事を切に願います。 " + }, + { + "date": "2009-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "沈まぬ人生。\n あれほど話題になった原作をよくぞ映像化した。と評論家筋も評価している作品だが、私もそう思った。冒頭のジャンボ機墜落事故は、否応なく御巣鷹山の悲劇を描いており、とても普通の感覚で観られない。。その背景にあったもの。生命をも疎かにした組織悪の実態をフィクション(表向きは)の形で、抉り出している。渡辺謙が演じる恩地元にはモデルが存在している。(小倉寛太郎氏・元日本航空労働組合委員長)彼が組合でストを示したことで社から懲罰人事を受け、(表向き海外派遣)カラチ、テヘラン、ナイロビに10年間。呼び戻されて組織の立て直しを図るも、またも圧力で中断を余儀なくされ、再びアフリカへ。そこで見たのがタイトルの「沈まぬ太陽」なのである。この、長い長い(原作と比べれば短いが^^;)作品も、恩地が味わった歳月が集約されるラストシーンでは、あぁ…という気持ちがこみ上げ、感極まってしまった。ただしかし、小説なのであくまでフィクションでもある。彼は墜落事故当時、遺族の世話係にはなっていないし、その他の人物に於いても、総てが真実ではないらしい。虚実ない交ぜに描かれている、としてもやはり私達はあの事故を一生忘れることはできないだろうし、長年の企業体質や構造が今やっと悪しき問題点を露呈させた面からも、なんてタイムリーな公開!としか思えない。でもこの作品が本当に描いているのは、会社でミツバチのように働く「お父さん」という存在感。男たるものは家族を守るため、己の自尊心を守るため、組織や社会に翻弄されながらも毎日それに耐え尽くし、自己の信念に決して諦めない強さと潔さを持つことを全面に押し出した内容となっている。熱い生き様!きっと誰もが恩地のような生き方をしたいと思いつつ、行天のような生き方をしている気もする。いちばん心に残るのは、過去の苦労を百万倍しても墜落事故で家族すべてを失った遺族に叶いはしない。という台詞だった。角川と対立したという航空会社の誰ならこの言葉の重みを理解できるんだろうと思った。(奥さんや子供達も大変だったろうな…女もつらいよ。) " + }, + { + "date": "2009-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "フィクション\n 山崎さんの小説を忠実に映画化している訳で映画そのものに関することではないかもしれませんが、名前は変えているけど、素人でも分かる実在の会社や人物が登場してくるわけですが、それ故上映後の今もっても物議をかもし出しています。ただ、いろいろと調べてみると事実半分、脚色半分といった感じでしょうか。組合委員長だったこと、僻地に異動させられたこと、墜落事故があったことは事実。それ以外は多分に読み物として美化された感じです。ただ、それは作品そのものの問題であって映画にその罪を問うのはどうかと思いますが。ただ、作品の出来が良いことや主演男優さんが熱を入れてスピーチされたこと、モデルの会社が時期が時期だけに80%くらいは事実じゃないかと思ってしまうくらいです。長時間映画ではありますがある程度社会人経験を積んだ方にとてっは比較的短く感じたのでは。女性の方にとっては(妻の感想ですが)TVドラマで充分じゃないのといった印象でした。 " + }, + { + "date": "2009-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "巨大スケールときめ細やかさが同居する、熱い映画\n 山崎豊子原作の作品って実はひとつも観た事無い……。だから他の山崎豊子作品との比較はできないが、この映画の見応えは保証できる。御巣鷹山の再現や外地ロケ、『カムイ外伝』の10倍は精緻なCG等を駆使した画作りは気合十分で、かなりのスケール感だ。だが大味な印象はない。やや緩慢ながら奇をてらわない演出で、大スケールの部分と、家族の絆や遺族感情を描く細やかな部分とをうまく同居させている。己の保身と私益を貪る事しか興味の無い輩ばかりが権力を握る世の中だが、それでも諦めるな。人に尽くし、命を尊ぶ、人間らしい道を見失うな。映画からそんな力強いメッセージを感じ、胸が熱くなった。残念なのは主人公・恩地が帰国してから航空機事故が起こるまでの「恐ろしくて残酷で気の休まる暇がない」期間を描かなかった点。闘志を失い掛けた男の再生を描くなら、そこは描いて然るべきでは無いのか。また、大量のエキストラの捌き方も不満。特に航空機事故の遺族らの演技はかなり酷い。実力派の俳優とエキストラとの間に温度差がありすぎて興醒めだ。また愚痴っぽくなっちゃったが、本作は骨太で見応えもあり、何より熱い映画だ。熱い映画は、嫌いになれない。 " + }, + { + "date": "2009-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "映画の感想になってないかも?だけど…\n この映画、長い上映時間ってこともあって観に来てる方々にもそれぞれの事情があるのかもしれないが…映画の途中、持ってきた食べ物が入ってる袋をシャラシャラ音たてて食べなければならないのか?ゲップを出すほど食うな!よ...(´Д`|||)携帯も途中で見なければならないのか?隣のババアには注意した。が、小声で「眩しいのですが。」と言ったのでは聞こえなかったみたいなので彼女の肩に(一つ席が空いていたので)触り、「眩しいです。」と言ったら携帯電話を見るのを止めた。が、一段下のオッサン(全部白髪なのでかなりの高齢?かと思われたが…)が携帯を観始めた。隣のババアには注意したのだがそのオッサンには声が掛けられなかったので席を蹴ってやった。しかし…再度観てたので私の行為に気付いてなかったか単純にバカなオッサンだったか…映画の感想に入る前に、こういう記述したくなかったけどいつも思うけど、人間年を取っていても常識のあるヤツは少ないのか?そういうヤツに劇場で映画を見る資格があるのか?本当に疑問です。映画の間中何か食べないとダメなヤツは家で見て欲しいよね。携帯もそんなに気になるのなら映画観に来るな!って思う私は心が狭い?で、感想ですが渡辺謙さんの気合の入った(良い、悪いで言えば)良い作品だったと思います。そんなに長くは感じなかったし…しかし、飛行機とか命を預かるような会社の方々には何を押しても安全第一でお仕事して欲しいと思いました。政治家と官僚、出世することしか頭に無い人間には期待しないことですね。 " + }, + { + "date": "2009-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "謙さん映画\n 上映時間3時間22分。途中10分休憩が入ります。休憩はなくてもよかったのではないかと思いました。▼謙さんの直球映画。真面目過ぎて、笑うところじゃない場面で、笑いそうになりました。もう少し緩急があってもよかったような気がします。 " + }, + { + "date": "2009-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長さを感じ…\n 休憩もあるしあまり長さを感じさせないんだけど、もっと短くまとめられたんじゃないかとも思う。全体的にモッタリしていて、面白いんだけど眠い。そしてスッキリしないまま終了してしまう… " + }, + { + "date": "2009-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "社会とは?会社とは?人生とは?\n 私は、ここの業界の人間であるため、(NALではありません)他人事としてみることはできなかった。しかし、会社にとっての自分とは何であるかを考えさせられた。出世とは何なのだろうか・・。組織で働くとはどういうことなのか・・・。会社員生活を何年もやってきて、今、自分を見つめ直すいい機会になったと思う。映画では社会の裏側などを映し、人の欲望や既得権益を守ろうとする欲望を出しているが、自分自身を振り返るきっかけになる映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2009-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが渡辺謙さん!\n 渡辺謙さんはやっぱりすごいです。脚本はもちろん良いのですが、主役が彼じゃなかったらここまでの重量感にならなかったでしょう。三浦友和さんも良くて、こんな三浦さんは新鮮でした。登場人物が多くて「ん~この人誰だっけ?」となってしまうこともあったので、気をつけてください。 " + }, + { + "date": "2009-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "太陽はでっかい。\n 生々しい。フィクションなのだが、当然、現実を基にしているし、登場するキャラクターは当時、実在していたであろうタイプの人間。社会の裏側が垣間見えて興味深かった。 上映時間は大変長かったが、退屈しなかったし、無駄と感じる部分もなかった。 歴史に残る一作品。日本人なら鑑賞しておくべき作品だろう。 " + }, + { + "date": "2009-11-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "スクリーンの外のイメージがわかない\n たとえば小説を読んでいると、活字で書かれた光景やキャラの心情をイメージし、さらに活字の外にイメージを拡げていく。映像でも同じことで、スクリーンに描かれた光景からその外にイメージを拡げていく。絵画や音楽や詩なんかにも同じことが言えるように思う。 このあたりスピルバーグは抜群のセンスを持っていて、原作からイメージを拡げて映像化するのも、観客にスクリーンからイメージを拡げさせるのもうまい。 さて、この作品からはどんなイメージが拡がるかといえば、題名でもう書いてしまったんだけど、ちょっと正確じゃない。正確にはスクリーンの外にうかんだイメージは、「やる気に満ち溢れた、監督とキャストとスタッフたち」なのだった。 演技は見事なのに、演技しているようにしか見えない。スクリーンの向こうに、男、恩地の生き様も見えてこなかったし、社会の捻れとそれに翻弄される仰天の姿も見えてこなかった。 いろいろ問題点はあると思う。カメラワークはテレビドラマ風だし、CGでつくった飛行機やゾウはディスカバリーチャンネル風だし、各キャラクターの描き方、特に悪役の描き方は水戸黄門風。でも何より問題なのは、作り手に活字から拡げたイメージがなかった(か、あってもそれを映画作りに活かせなかった)ことなのでは、と思う。 ただ、冒頭部分だけは強烈な力があった。乗客やクルーがそれぞれの背景を背負い、スクリーンの向こうの白い光に消えていくシーン。それだけでよかった。特撮なんていらない。 " + }, + { + "date": "2009-11-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "沈まぬ太陽\n まず、完結編を製作してほしい。原作を読んでいないので忠実に映画化したのかわからないが、あまりのも最後が中途半端な終わり方になっている。特に、日航の再建問題が表面化している今日この頃、何度も再建のチャンスがあったのにもかかわらず、その機会をことごとくつぶしてきた会社側の責任について追求すべきではないか。 また、主人公の描き方が不自然であり、単純すぎる。社内の派閥抗争は、どこにでもあることだが、そこまで会社に残ることにこだわる理由がわらない(普通なら学歴と語学力生かして転職しているはず)。航空機事故以降であれば、遺族に対する社会的正義という大義名分があるが、それ以前は、そのような大義名分はなかったはずだ。それを一本につなぐ大きなバックボーンが描ききれていないのが残念だ。あと、こんなにアフリカはじめ海外ロケを敢行してお金かけなくても、もっと良い作品を作れたのではないかと思うのだが。 " + }, + { + "date": "2009-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "役どころを心得た演技\n ほかの評価を見てみると、長編をよくまとめたのだろう、とわかります。 しかし、中途半端とか、分かりづらいということはありません。 豪華キャストでありながら総花的ではなく、また、さすがに演技を心得た人たちなので、配役以上の演技をする人もおらず、とてもスマートにストーリーが理解できます。 そのスマートさに乗るかのように各俳優がうまく味を出しているので、メリハリがあり、とても味がある映画です。 報道にあるように、JALをモデルとしています。 ですので、123便の墜落事故の状況が描かれていますが、そのシーンでは年輩の方が多くススリ泣いていました。 僕も、もらい泣きをしたくらいです。 渡辺謙さんはとてもいい演技をしていましたので、主役としての役割を達成していたと思います。 香川照之さん、石坂浩二さん、三浦友和さん、それに書ききれないほどの名優たちが支えあった良い作品です。 信念を貫く人、権謀術数で生きる人、時代におぼれる人、家族、仕事、いろいろなテーマがありますが、うまくまとまってました。 納得です。 " + }, + { + "date": "2009-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "行天は最低やろう\n 今、破綻しかけている某じゃのるがモデルになっている超大作途中でトイレ休憩がありますしかも唐突に早い者勝ちですもたもたしてはいけませんかなり重い内容です恩地君はやっぱり青いよでも、なんか、おじさんと性格似てるかも山口百恵の旦那演じる行天本当に最低な男前半は社内のドロドロ後半は政治のドロドロラストは今ひとつ納得感がありませんでも、まー、良い映画でした " + }, + { + "date": "2009-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "企業か家族か、「沈まぬ太陽」で考える\n 山崎豊子の長大な小説の映画化だから、当然休憩を挟んで3時間半以上と長い映画だった。でも長さを感じることなく、最後まで見入ってしまった。ただ原作を読んでいる人は、もしかしたら物足りなさを感じるのかな? 今話題の某航空会社と思われる会社に勤める恩地元の企業生活の話だ。私は妻の立場で会社、家族、人間の生き方について考えさせられ、ちょっと変わった会社人間的な生き方をする恩地には同情も批判もできなかった。でも実際に会社に勤めている企業人の男性が見たら、どう思うのだろう? 昔活躍していた女優や俳優が、脇役として多数出演していたのが面白い。 恩地の赴任先であるパキスタン、イラン、ケニアの景色が見られたのもよかった。ケニアは最近の映画では珍しくないが、パキスタンは初めて見た。 ラストの恩地の手紙に胸が熱くなり、ケニアのサバンナに沈む太陽の美しさは今も目に焼きついている。 " + }, + { + "date": "2009-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大企業の内幕を暴く勇気ある作品\n 企業の中の個人とは何か? たしかに、ひとりひとりの力が結集して企業が成立しているのだが、どんなに力量がある個人がひとり抜けたところで、停止せずに回り続けるのも、また企業の姿だ。大企業になればなるほど、その傾向は強く、上に進もうとも、現場サイドで奔走しようが、企業体質を改善するというのは並大抵のことではない。出る杭は打たれるのだ。この作品を観て、あらためて感じた。作品のデキは、表現がストレートすぎて面白みに欠けるが、よく思い切って親方日の丸の大企業の体質を暴露したと感心する。「沈まぬ太陽」というタイトルはどこからついたのだろう。気の休まることのない企業戦士を意味するのか。それとも、何事があっても、また新たな日がやってくるといういうことか。その両方かもしれない。予告篇での音楽の使い方に吸い寄せられたが、本篇ではそうしたドラマチックな効果がなかった。古い話になるが、黒澤作品の「乱」がそうだった。また、いくら人間ドラマとはいえ、VFXがお粗末すぎた。 " + }, + { + "date": "2009-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "がんばった、ですね。\n 最近個人的に山崎豊子づいていたせいか、その波に乗って期待満々で見に行きました。そのせいか、すこし「。。。。。」って感じです。確かに社会派の邦画としては、スケール的にもかなりがんばって仕上げてあると思います。渡辺謙も三浦友和も素晴らしかった。ただ、やはり映画で3時間半で話を魅せる時には、原作より少しオーバーでももう少し起伏のある脚色があってもいいかな、と思いました。先日渡辺謙が「お正月の設定で、実はタイの気温40℃の中、空港で撮影したシーンだけでも見て下さい(笑)」と言ってましたが、確かに、まさかそんなに暑いなんて感じさせない石坂浩二とのプロフェッショナルな演技はすばらしいです(笑)。 " + }, + { + "date": "2009-10-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "残念\n 無理矢理まとめているからストーリーも人物の描き方も中途半端。ただ豪華キャストの共演は見応えがある。特にヒールの三浦友和の演技が素晴らしかった。「沈まぬ太陽」のような題材をしがらみに縛られることなく完全に描けるような社会を築くのは無理なのか…希望を捨てたくない。 " + }, + { + "date": "2009-10-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "アフリカの地平線。\n 202分という長い映画ですが、ちっとも退屈もしないし、ダレたりもしませんでした。インターミッションという休憩の頃合いもよく、新鮮で、ホッと息をつく時間を持てました。この合間にバイオリン演奏曲が「祈り」が流れるのですが、このバイオリン奏者「ダイアナ湯川」さんは、お父様を御巣鷹山で亡くされているそうです。渡辺謙さん、三浦友和さんはじめ、宇津井健さん、加藤剛さん、石坂浩二さん、草笛光子さん、鈴木京香さんら、豪華な俳優さん達が集まった作品は、見応えがありました。あっ!こんなところにあの方が、えっ?!あれは確かあの人よね~、とたくさんの俳優さんを見つけるのも楽しかったです。渡辺謙さん演じる恩地元は勇者で、三浦友和さん演じる行天四郎は悪者なんでしょうけれど。友を裏切り、出世街道まっしぐらの行天。自分の信念を貫き通すがために、冷遇される恩地。人間生きていくために、自分の思いを通すのが、どんなにツライことか・・・家族に辛い思いをさせ、もちろん自分もとっても辛くて・・・行天を責めることは簡単だけど、そうならざるを得ない社会や会社の仕組み。ドロドロした人間関係に、政治とお金が絡む。ツライ思いをさせた長男が成長し、父のことをわかってくれる、それが素晴らしい。アフリカの地平線は、素晴らしい。余計なことを考えぬよう、自然は悠々と広がり、人間の小ささを教えてくれる。「世界で最も危険な動物」にならぬよう、心がけたいものです。 " + }, + { + "date": "2009-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "太陽は輝き続ける!\n 理不尽な目に遭いながらも,逃げずに今を刻む不屈の男,恩地元を,渡辺謙がみごとな存在感で魅せる。事故の遺族と触れ合って,働く責任に気付いた彼の手紙と,燃える夕陽のラストシーンが美しくて格好良い。けれども,起伏に乏しいドラマが平板で,泣かせの場面があざといし,映画的なスケール感にも欠け,重厚な社会派にはなっておらず残念。とはいえ,抜群の時代性を取り込んだ本作の求心力は大きく,3時間超えでも,長さは感じなかった。そして,恩地元の真摯な姿勢は,理想のリーダー像として強く印象に残ったのは事実。 " + }, + { + "date": "2009-10-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "命の大切さ\n とにかく是非見てほしい。安全より上回るものなど無い。会社にとっては1人のお客さんかもしれないが、遺族にとってはたった1人のお父さん、お母さんであり子供であり、かけがえの無い家族である。特にJR西日本の幹部の皆さんは見るべきだ__AU_F65A__ " + }, + { + "date": "2009-10-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは、小説だからねぇ。\n 山崎豊子の、とある航空会社の腐敗を描いた長編小説。小説なので、この国民航空は【一応】実在しない架空の航空会社と言う設定ですが、モデルとなったのは日本航空と言うのは一目瞭然です。また同時に、小説の登場人物も実在の人物を髣髴させところが多々あります。しかも、その描写は物事を一面からしか見ていない描き方で、非常に誤解を耐える描き方であるという事で、原作の出版時に日本航空側から山崎側に「事実無根」あるいは「事実錯誤」として、様々な抗議があったといわれています。それが為に、この小説は、未だに日本航空では一種の禁書であるとか・・・。今回の映画化に際しても、その原作の内容が影響を与えています。その一つとして、日本航空側から製作側に抗議が為されたと言われており、それが当初予定よりも公開までに時間が掛かった一因です。製作者に、最近の映画では必ず名前が入る放送局が入っていないのも、その抗議が遠因です。それにしても、日本航空が経営に陥った今、この作品が映画化・公開されるのは、何かの皮肉なんですかね?前置きが長くなりました。主人公恩地は、実在の人物小倉寛太郎氏がモデルの一人となっています。小倉氏は、長期間に亘る海外僻地勤務を強いられ、日航123便墜落事故の後には会長室の部長に、そして会長が失脚した後は再びアフリカへと、映画に描かれたような経歴を繰り返します。あれは、映画の中の話では無いんですね。そしてそんな恩地を演じたのは、渡辺謙。やっぱり彼は、骨の有る男を演じるのが上手いですね。実際の小倉氏を見たことは無いんですが、こんな筋を通す男だったんですかね。熱いです。その恩地の同期で、後に袂を分かち、様々な策謀を画策する行天を演じるのは三浦友和。いやぁ、彼のダークな面を持つ演技も良いです。彼本人を嫌いになってしまいそうでした(苦笑)。ちなみにこの行天にはモデルとした特定の実在人物はいないとされています。あんな人がいたら嫌ですよね。国民航空再建の為に送り込まれてくる国見会長のモデルは、カネボウの伊藤淳二氏です。この小説では、企業再建の為に送り込まれてくる改革家と言うイメージですが、その後のカネボウ解体の伏線となったのは、伊藤氏の頃。伊藤氏に、本当に日本航空改革の力があったのは未知数とも言えます。それはさておき、国見会長と恩地が、羽田空港で新年一番機を見送るシーンがあるんですが、これを撮影したのは、気温40℃のタイの空港。画面では、寒い冬にちゃんと見えていますけどね。そんな暑い中なのに、シレッとした表情で冬を演じているのは流石です。前述のような経緯があるので、撮影に際しては、当然日本航空の協力は得られていません。よって航空機のシーンは全てCGとなっているんですが、突っ込みどころ満載です。あまり本質ではないので、特に記しませんが、「そりゃ無いぜ~。」と言う感じです。他方、圧倒された映像もあります。遺体安置所となる体育館に並んだ123便事故で犠牲となった人々の棺の映像です。事故現場の再現では「クライマーズハイ」の方が一枚も二枚も上ですが、体育館に並んだ数多くの棺の映像は、実際のあの事故の記憶が明確にあるだけに圧倒されました。上映中の会場も、針が落ちても聞こえるくらいの感じの静けさでした。他の観客も、思い出していたんでしょうね。それにしても、よくもあの小説を映画化しました。途中、10分のインターミッションを挟むという非常に長い作品になってしまいましたが、あれ以上短くするのは無理でしょうね。あの3時間を越える長さでも、映像にされていないシーンは沢山ありますからね。何とも治まりの付かない気持ちのまま、終わってしまいます。最後にハッピーエンドなどを求めてはいけません。原作の内容に関しては、色々と曰くがある作品ですが、一見の価値はあります。 " + }, + { + "date": "2009-10-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "演じ手の思いが心を揺さぶる!\n 今日から全国公開の話題の映画『沈まぬ太陽』!観てきました!場所はメイン上映館のTOHOスカラ座@日比谷!しかも公開初日の朝一番!初回上映!!終了後には監督&出演者の舞台挨拶つき!いやぁ~感動しました!!本編もさることながらなんといっても主演の渡辺謙さん!ハリウッド次回作の撮影も始まってて多忙な中、本作の完成後にまだスクリーンで観てなかったとのことでなんと僕らと同じ客席で観ていたんだとか。これには客席もびっくり!上映終了後にスポットライトが当たって座席から立ち上がると、すでにその目を真っ赤にしています。少し間をおいて壇上に上がる出演陣。渡辺謙さんに続いて三浦友和さん、松雪泰子さん、鈴木京香さん、石坂浩二さん、そして若松監督。壇上に上がると謙さんは石坂さんとガッチリ握手!バックステージでは監督と抱き合っていたそうです。舞台挨拶が始まると自身のコメントの途中では涙で声を詰まらせ、とうとう男泣きに泣いてしまう謙さん。会場中がじーんと来てました。もらい泣き続出!さすがです!カッコいいです!惚れちゃいます!!国民的作家と言われる原作者の山崎豊子さんはこの秋、フジテレビ開局50周年ドラマで話題の『不毛地帯』や『白い巨塔』、『華麗なる一族』など、繰り返し映像化されてきた骨太の社会派作品を世に送り続けてきた方。過去にこれらの作品に関わることもあった渡辺謙さんはこの『沈まぬ太陽』の主人公を“最も演じたい役”として上げ、原作者に手紙を送っていたそうです。過去に何人もの映画人たちが映画化を望みながら、映像化不可能とされて長く実現できなかったという映画人としても本当にやりたかった仕事。まして発表当時から物議をかもしていたこの作品。扱う題材は企業や政治の闇と、あの日航ジャンボ機事故…。多くの遺族、関係者も関わることで生半可な覚悟じゃ扱えない題材です。フィクションという形を取ってはいますが限りなく実話に基づいた切り口で、虚実交えて深く切り込む内容。渡辺謙さんも、撮影中やここまで来る間の苦労、過去の映画人の思い、そして何よりあの事故の関係者の方々の思い。そんな複雑な思いから涙が出たんだと言っていました。そしてまさに日本航空の経営危機という今。タイムリーにこのタイミングでの公開となった事実には運命的なものすら感じてしまいます…。運命的といえば…この作品は3時間22分と長編になっているため間に10分間のインターバルが挟まれます。その10分の休憩タイムに流れていたクラシックのBGM。これもまたある意味で運命的でした…出演者の舞台挨拶終了後、壇上に登場した一人のバイオリニスト。イギリスで活躍中という、例のBGMを担当したこの方。お父様をあの飛行機事故で亡くされたご遺族だそうです。あの事故から1ヵ月後の1985年9月生まれ…。そう。お父さんの顔を知らないんです。本作の映画化を知り、どうしても参加したいとプロデューサーに手紙を送ったという彼女。渡辺謙さんからこの紹介を受けて登場し、犠牲者の方々を思って作ったというあの曲(BGM)を生で演奏する姿に、会場中が心を打たれました。高度経済成長期の社会や企業の中で不条理に翻弄されながらも“どう生きるか”を描いた重厚な作品。政治も経済も地球環境も世界情勢も世の中のあらゆる状況が混沌とするこの時代にこそ観る意味のある作品と言えるのかも知れません。 " + }, + { + "date": "2009-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まずは拍手を\n 舞台挨拶で、渡辺謙さんが大泣きしたという。うん、そうだよな。まずは、この映画を完成させ、公開までに持っていったことに拍手を送るべきなんでしょう。映画としては、実に微妙なものがあった。まず、冒頭の旅客機墜落のパート。それぞれの家族の愛情と別れのシーンには、身につまされるものがあって、涙が出た。でも、会社と個人の葛藤や、日本の権力構造と企業の癒着といったところは、どうもピンとこなかった。それは原作5冊分を、この1作に盛り込もうとしたためなのだろうか。それに、主人公の家族の描き方もちょっとステロタイプのような気がした。それでも、休憩を挟んで3時間以上の大作というのは実に久しぶりのことではないか、と思う。これを完成させた関係者の”熱さ”には、(ちょっと暑苦しい感じもあったが)拍手を送っていいのではないかと思います。 " + }, + { + "date": "2009-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "長さを感じません\n 原作5巻?分をモーラしてるかはわからないけど、いろんな角度(目線)で見れる作品だと思う。娘の立場から見ると、この映画の主人公同様、状況は違えど、お父さんって本当がんばってるんだなぁって感謝をせずにはいられなくなる。国民の立場から見ると、フィクションと言えども、憤りを感じる。子供の頃、海外に行くのに初めて、JALの飛行機に乗った時、千歳飴とか、飛行機のオモチャを貰ったのを思い出す。墜落事故があった後でも、親の世代は、まだJALが好きみたいだね・・。今、JAL危ないし、これからどうなるかはわからないけど、今の時期にぴったりな作品だと思いました。 " + } + ] + }, + "162": { + "title": "ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作の「人非人でもいいじゃないの。私たちは生きてさえすらばいいのよ...\n 原作の「人非人でもいいじゃないの。私たちは生きてさえすらばいいのよ」がこの映画によってさらに強まった印象を受けた。口紅買うからの流れはすごい映画的だと思う。弁護士のビルの前で紅をひく。開口一番「お金、ありません」前半に椿屋でチップだらけのシーンを作り「私、お金になるんですね」を入れておいて。自分を見捨てたどころか裏切ったとさえも思える弁護士、無関係だったのに自分を助けてくれた大谷という男の対比。佐知の過去のエピソードも善悪を超えたところで語られている。この加筆された部分で複雑な感情を呼びおこして心に残る作品となった。浅野忠信と松たか子の演技も素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "全ては夫婦のスパイス\n 松たか子の真面目な妻と、才能ある小説家なのに家庭をまるで顧みないヒモ夫の浅野忠信。夫は生きることより死ぬことに価値を見出し、妻は妻で夫が頼りにならない分自立していく。妻が自立すればするほど、夫は妬き、離れ離れになる2人で、もう別れちゃえばいいじゃんと思ったりするんだけど妻は夫を思っている。それは情なのかもしれないけど。夫は外に女がいたり心中してみたり、でも結局は妻と離れられない。外で散々好き放題出来るのは、地に足ついた妻のおかげか。結局周りが横やりを入れようと、全ては夫婦のスパイスなんだなぁと。ヤキモチを妬く夫も、妻に言いよる男たちも、結局は脇役に過ぎなくて、松たか子の芯のある演技とか、浅野忠信の一見筋の通らないふらふらさも、うまく調和していてとても好きだった。三鷹から武蔵小金井まで1時間歩く妻夫木聡も、なんというかリアリティがあって、こういう夫婦のあり方みたいなものを感じた。こうはなりたくないけど少し憧れる、みたいな、相反する気持ちをうまくバランスとっているような。表面ではなくて心の中で繋がっている、繋がせている、夫婦の形とか愛って表現したらこんな感じなんかなぁと思わせる映画。 " + }, + { + "date": "2018-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "イメージ通り\n 太宰治のファンとして観た。100%の原作通りではないのに自分の描く「 ヴィヨンの妻 」像とのズレがほぼ無く、観やすかった。時代的に今は少ない大谷の妻の雰囲気や立ち位置を表現していた 松たか子さん は流石だった。浅野忠信さん の出す、刹那的でデカダンで女を惹き寄せる物もとても大谷らしく太宰らしく良かった。個人的には途中、眞島秀和さん が出演されてて嬉しかった。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "太宰が好きならすっと入る\n 個人的な意見だが太宰治は芥川龍之介=死に取り憑かれていた。その女房はそれはもう大変だ。太宰は小説の中に自分を投影した主人公をよく出している。ヴィヨンの妻の大谷もそう。本作では太宰が自分を投影して書いた他の小説からもモチーフを集め、太宰作品の中の太宰治を再構築し、大谷をより太宰治(または太宰が書いた太宰治像)に近づけようとしたかのよう。少なくとも私は、この映画で太宰治の心情がより見えた気がしました。 " + }, + { + "date": "2015-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "\"死にたかった夫\"と\"死なせてあげられなかった妻\"\n 太宰治の原作は未読です。何度も映画の公開前に読もうとしたが、どうやら色々な太宰作品から断片的に引用しているらしいのを知り、読む時間がなかなか取れないのも在って断念しました。従って、細かな部分に於いてかなりの勘違いをするかも知れません。夫は絶えず「死にたい」と漏らしていた。終盤で妻と愛人が対峙する場面が有る。まるで勝ち誇ったかの様に、薄ら笑いを見せる愛人。自分には一体何が欠けていたのだろうか?そんな思いを確かめ様としたのかは計りかねるのだが、妻はパン助から口紅を売って貰い、自ら口に塗る。眼の前には“本当は好きだった男”口紅で化粧をした自分は、表に居る女達同様に男共に媚びを売る虚飾に満ちた人種と言って良い。しかし、外へ出た妻は、そっと口紅を置いて我が家へと帰って行く。(実際は椿屋)“死にたかった夫”と“死なせてあげられなかった妻”それまでの偽りの夫婦生活をお互いに戒める様に振り返る。この時に登場するのが、脚本家田中陽造が拘った《さくらんぼ》おそらく太宰作品の中に出て来る重要な要素なのでしょう。残念ながら太宰作品を未読のこちらには、その本当の意味合いの詳しい部分は分からない。しかし、ここで過去の田中陽造が関わった作品に似た様な場面が有ったのを思い出す。鈴木清順監督作品の『陽炎座』確かあの作品では《酸漿》が使われ、妄想とも現実とも区別のつかない、男女の妖気漂う世界が展開されていた。『陽炎座』自体は泉鏡花の原作が有り、自由奔放なイメージに溢れるはいるが、それと比べると本作品に登場する夫は、その生涯で死にとり憑かれていた。(と思われている)原作者の太宰治の等身大に近い男。監督は根岸吉太郎。日活ロマンポルノ出身の人で、やはり全作品を観た訳では無いので、これも自信は今ひとつなのですが。この人の作品に登場する男女にもどこか共通する個所が有る様な気がする。思えば、デビュー作となった『オリオンの殺意より 情事の方程式』の時から、出て来る男女のカップルにはどこか“死のイメージ”が見え隠れする時が有った。出世作となった初めての一般作品である『遠雷』でさえ、ドライな男女が割り切って結婚し、最後になってやっと本物の夫婦として歩んで行く。その時に遠くで鳴り響く《雷鳴》には様々な解釈がなされたのを思い出す。個人的にもどことなく怖いイメージが有る。『永遠の1/2』等は、全くの別人を似ていると言うだけで勘違いし、押し通す話だった様な気がする。(予習をせずに、当時観た不確かな記憶だけなので少し心配)…と、根岸作品を全部検証した訳では無いのですが、この人の作品に登場する男女は、時に“擬似夫婦(恋愛)”をしている場合が多々見受けられる。そう言った意味でも本作品のラストで、浅野忠信と松たか子演じるこの夫婦は、『遠雷』での永島敏行と石田えり同様に、真の夫婦として歩んで行く一歩だったのかも知れない。しかし『遠雷』の時は雷鳴だったのだが、本作品のモデルとなった人物は太宰治本人に他ならず。彼のその後を考えると、本作品でのラストシーンは、見方によってどことなく男女の心中場面を映したモノクロ写真の様な風情も有り、単純なハッピーエンドとも言い難い。出演者では、松たか子が絶賛されている様ですが、個人的には浅野忠信が良かった。シラフの時はなかなか死ねずにいて、自分の居場所を絶えず探して居るかの様にオドオドしているかと思えば。酒を飲み酔っ払った時になると、気が大きくなる典型的な駄目人間を巧みに演じている。初めてと言って良い位にこの人の演技力を素晴らしいと思った。素晴らしいセット美術を始めとして、日本映画の面白さを堪能出来る作品です。がしかし、お薦めするのは少し気が引けます。それは、この作品の表向きが、本当に馬鹿な夫婦の物語でしか過ぎないからなんですが…。(2009年10月11日TOHOシネマズ西新井/スクリーン8) " + }, + { + "date": "2015-02-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』\n 文学作品で太宰治ってんで身構えて観ました。松たか子、イイんですよ。イイんですが松たか子を引き出した浅野忠信が凄いと俺は思います。伊武雅刀と室井滋コンビは期待通りで本当に良かった。夫婦で敬語で会話したりするとこは純愛モノの良さが出てました。愛の形は色々あって良いと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "曇った日に凛と咲いている花を見ているよう\n 言わずと知れた太宰治の名作。売れない作家の大谷を支え続けた妻、佐知の話。したたかで美しい女性の映画だった。ストーリーはつまりがどうしようもないダメ男を妻が支え続けるというもので。佐知は明るくしたたかでまっすぐで、最高の奥さんだけれどもそれゆえに大谷は苦しくなる。浮気をするけれど佐知に思いを寄せる男のことは気になる。一見すると、大谷の心のバランスの悪さとかばかりが目についてしまうけれど、きっとお互いに依存している夫婦の話だったように思う。佐知はきっと大谷を待つ自分、大谷を好きな自分、大谷を支えている自分、それによって自分自身をささえていたのかなぁなんて思ったりもしました。それは男性を妻が支える時代だったからなのかは分からないけれど、「夫婦愛」という言葉ではくくれないような二人のアンバランスな心の関係が描かれた作品のように思いました。まーほんで何が素晴らしかというととにかく松たか子。浅野忠信も、見事にダメ男ぶりを演じきっているんだけれど、松たか子の演技が秀逸!松たか子がいかに素晴らしい女優さんかということを改めて思い知った作品。どこまでもまっすぐに大谷を支え続ける佐知。まっすぐな女性は時に女性の目から疎ましく見えてしまうものだけれど、一切それがなかった。なんかこう、まっすぐすぎるとうっとーしいというか。それが無かった。非常に印象的なシーン2つ。1.佐知が初めてチップをもらうシーン。チップをもらった彼女はあっけらかんと「わたし、お金になるんですね」という。その言葉の嫌みのなさが凄い。嫌みなく演じた松たか子が素晴らしい。あ、そう思ったんだな、とだけ思うまっすぐな一言。その一言と表情で、佐知という女性のすべてがわかるような一発だった。名演技。2.佐知が堤真一演じる弁護士さんのもとに向かうシーン。とある決意をして彼のもとに向かう佐知は、口紅を買う。その口紅を塗るシーンがまー、なんとも言えない。大谷を助けるために女性であるという武器を使う決意をし、向かう彼女。この映画の中でいっちばん松たか子が魅力的なシーンでした。あとで気づいたけど監督さんがサイドカーに犬の人と一緒でした。言われてみれば空気感がにている。話の盛り上がり??はあんまりないので物足りなく感じるひともいるかもしれませんが、個々の俳優さんの名演技が光る作品です。脇役まで全員素晴らしい!個人的には広末涼子があんまり好きじゃないけど、今回の役どころは良かったような気がする。かもしれない。最後のね、シーンも素敵です。なんか、「うん、うん、それでいいよ、うん」ってなる感じ。晴れても無い、雨でもない。そんな日に咲いてる花を見ているような、そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-03-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 妻夫木くんが出演してるはずなのだが…楽しみなのだが…ってなかなか出てこなかったよ(笑)愛する夫の為にどんどん悪くなっていく佐知さん!帰って来ないお金は盗んだりする浮気相手はたくさんいる酒グセが悪いなどなどトラブルばかり起こす夫を健気に支え待つ。私ならとっくに無理かも[m:75]︎妻夫木くんに速攻で乗り換えるかも⁈秒殺かも(笑)でも、別れられない気持ちも少しわかるような…佐知も私が支えないと!と頼られる事により、生かせてもらってるのかも…余韻が残る映画です!松さんの演技がいいd(^_^o) " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "あー、いらいらする\n 総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:85点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ) 直接経験があるのでわかります。自堕落で自分が何よりも大好きで、だから自分が問題を引き起こして周りの人々を次々に巻き込んでいても、自分のことだけを憐れに思うどうしようもない幼稚で自分勝手で駄目男。こんなやつが側にいると迷惑極まりない。普通はそんなやつはすぐに周囲から干されるものだが、彼はいい男で才能があって女心をくすぐるだけに性質が悪い。こんなくずはさっさとみんなで捨ててしまえばいいのにと思う。なんでいつまでもこいつの周りを離れないのかな。男を見ているだけでもいらいらするのに、ひどい行為にもめげずにそれでも彼を支え続ける女たちにまでだんだんといらいらしてくる。それでも太宰治は女たちから愛されたのだから、私には理解しがたい魅力があったのだろう。伝え聞く彼の行動だけでなく、少しだけ読んだ彼の作品からも自分愛に浸る甘ったるい姿が見えて、自分は好きではないです。 こんなやつを物語の中心に据えて見せられてもつまらない。これが太宰治が存在しない状態で作られた作品ならば、こんなことないよなと思って現実感がなくてさらにつまらなかっただろう。でもそんなにいらいらするのに、この作品は合格です。なぜって登場人物たちの演技が良い。特に松たか子はいい。なぜこんな男に尽くすのかが理解出来ないのが難点だが、抑えた演技だけど魅力があった。文学的で退廃的な雰囲気を作り出す演出も素晴らしかった。だけどいらいらするからもう見たくない。 " + }, + { + "date": "2013-02-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "これよりはマシ\n どうしてこんな男にこんないい女が自分からくっついてるなんて理解が出来ない。「弱い部分もさらけ出してる人を見ると自分を必要としてくれてると思って全てを受け止めてしまう」と主演女優は言っていたがおそらくそんなタイプと真反対の男とばかりこの女優さんは付き合って来たのだろうなとつい推測してしまう。私は既婚者で夫の行動で辛い思いも経験したが「この映画の二人よりはマシだ、よし、ちゃんとしよう。」と思えただけでも観たかいがあった。 " + }, + { + "date": "2012-05-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松たか子かわいい\n 原作に色々付け足して、話を伸ばしているが、雰囲気を損ねていないので、違和感はない。浅野忠信がハマリ役でいい味だしてる。松たか子と共演してるせいか、広末涼子の演技力不足が際立つ。暗い話しなのに、重くなりすぎず笑えるのは、浅野忠信に依る所が大きい。 " + }, + { + "date": "2012-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "真逆な夫婦の愛の形\n 「生きる」ことに向き合えず「死ぬ」ことばかりを願う人には、「死」=「崇高な英雄行為」である。いかに美しく、いかに理想的に死ぬか。そのことを日々考える。皮肉なことに「死」を夢見ることがその人の「生きる」糧となっている。しかし死が崇高で美しいのは、天寿を全うした人だけだ。理想の死を追い求める人に死神は微笑まない。死神が抱きとめるのは、生きることに前向きだが、一瞬の絶望で発作的に死を願ってしまった人だ。太宰治をモデルとした小説家大谷(浅野)は、典型的な死を願う人だ。「僕は生きることが怖い」と弱音を吐き、次々に愛人を作り、呑んだくれ、泥棒まで働く。そんなどうしようもないダメな亭主を健気に支え続ける妻(松)。彼女は決して弱音を吐かない。夫のろくでもない行為を強く責めることなく許し、尻ぬぐいに回る。何故か・・・?愛しているから?これほどの仕打ちを受けたら愛などとっくに覚めてもおかしくはないのに・・・。自分は浮気をするくせに、妻の浮気が許せない夫は、ついに愛してもいない愛人と心中を図る。しかし前述のように死神は残酷だ。安らかな死ではなく、のたうちまわるみじめな姿と、スキャンダルだけ残って再び生きなければならないという辱めを彼に与える。それでも妻は夫に「どうしたらいいの?生き残って良かったというべき?それとも死ね無くて残念でしたと慰めたらいいの?」と静かに問いかけるだけ。だが彼女の心は常に血を流している。夫が残した睡眠薬を発作的に飲もうとする彼女だったが、彼女の生きる力の方が死神よりも勝っていたらしく、空を見上げて踏みとどまる。そして彼女は夫を助けるために、愛してもいない男に抱かれるのだ・・・。松たか子の抑えた演技が良い。疲れた顔を見せず、凛とした上品な佇まい、抑揚をつけないセリフ回しが効果的だ。だが本作で一番好演したのは、浅野忠信ではないかと思う。インテリ特有の物憂げで上品な佇まい。丁寧な口調と柔らかい物腰。こちらが責める前に謝る確信犯。寂しげな表情で「僕は弱い男です・・・」と言われたらもう許すしかない・・・。酒の飲めない浅野が『風花』で見せた絶品の酔っぱらい演技がここでも活きている。人間、やはり見た目が大切だ。彼のアンニュイな雰囲気があってこそのダメ男だろう(むさ苦しい男が「死にたい・・・」とウジウジしていたら「さっさと死ねよ!」って思っちゃう・・・笑)。生きるエネルギーが間逆な夫婦だが、互いに引き合うことで生きていけるのだろう。それがこの夫婦の2人にしか分からない愛の形なのだ。 " + }, + { + "date": "2012-04-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "(´Д`)\n 共感できる部分、人物がほとんどなく、あまり好きではない作品です。自分勝手な夫婦とそれに振り回される周りの人達の話、にしか思えません。本来、男女の愛とか人間なんてそんなものかもしれませんが。キャストは大好きなのに、観終わった後になんかイライラ感が残ります。 " + }, + { + "date": "2011-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "夜中に一人で見る映画。\n 本作は夜中に一人で、できたら部屋を暗くして見るのがオススメです。松たか子が美しかったなぁ…。しっとりとした気分になりました。いや〜良かったです。映画館で見ればよかった。 " + }, + { + "date": "2011-01-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "水が低きについて流れるように体がだるくなるような素直さ\n しかし、この大谷という男のぐーたら亭主ぶりときたら、本当になぐってやりたくなるのです。浅野忠信が本当にむかつく男と脳裏に焼きつくということは、かなりの名演技です。なぜか、どことなく、ビートたけしが演じる役柄とダブって見えます。たけしは、セリフが下手だけど浅野はうまい。そこは違うけど。また佐知という女も天然ボケなのではないかと思えるほど、鈍感というか、なんというのか、健気に尽くしすぎます。もうありえない我慢強さ?この佐知の水が低きについて流れるように体がだるくなるような素直さと大谷のどうしようもないが、手は上げないグータラが、表裏を逆になったジグソーパズルのピースのように合うのか合わないのか非常に微妙なような・・・・・でも、この組み合わせでなければ、そもそも、夫婦じゃないだろう・・・・・周りを固める役者もさすがです。どこもけなすところはありません。しいて言えば、妻夫木聡:岡田 は、「そこは普通攻めだろう?おまえは日本代表のフォワードかよ」と思ったところくらいです。ただし、グータラ嫌いの人にはお勧めできません。このストーリーは全編、浅野忠信:大谷 に苛立つことになります。 " + }, + { + "date": "2010-10-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "浅野さん、はまってます。\n だめだめな夫の浅野忠信、はまってました。太宰治原作ならではの、何となく不可解な部分も、松たか子等実力派の演技で雰囲気のある物に仕上がってたと思います。したたかな女の描き方は、いかにも男性目線だなーとも思いました。 " + }, + { + "date": "2010-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女性の、しなやかな「したたかさ」\n これはもう、松たか子さんが素晴らしい!の一言につきます。松さん演じる、妻のサチ。一見おとなしそうで、出来の良い妻ではありますが、「したたかだよなーーー」(あくまで良い意味で、です)と思う点も多々。大谷との出会いのエピソードにしても、金を取り返しに来た酒屋の夫婦の話に思わず笑ってしまうところにしても、さらには、借金の代わりにその店で勝手に働き出し、すっかり人気者になってしまうところにしても。でも、そうゆうしたたかさがなければ、ただ夫の横暴をガマンしている、不憫で哀れな女になってしまうはず。かといってやりすぎれば、ただのはすっぱな女になってしまう、、、その辺りの微妙なさじ加減を、さらりとカラリと、「はからずもしたたか」な女を演じています。ふと、以前、たしか『有頂天ホテル』のときに、監督の三谷幸喜さんが、松さんについての感想をこんな風に言っていたのを思い出しました。いわく、「松したたか子」…そんな、たぶん「ナチュラルしたたか」が生きていたのでしょう(これも、良い意味で)。 " + }, + { + "date": "2010-02-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "[ヴィヨンの妻.桜桃とタンポポ]\n 映画初主演(意外)にして、どこを切っても松たか子の魅力一色の、徹底大礼賛映画。[ヤッターマン][空気人形][愛のむき出し]など、このところ男優不要の女優メイン映画の流れが目立つ。ヴィヨンの妻も明らかにその一本だが、根岸吉太郎監督は、是枝監督などと比べ、よりオーソドックスな出自(撮影所出身)であり、また作品が生誕百周年を迎える太宰治の原作であるため、ひたすら主人公の女性佐知のけなげな姿だけを描けばよいというわけには行かず、小説家大谷(浅野忠信)と愛人の秋子(広末涼子)の心中未遂には大なスペースを割かねばならないため、奇妙にウェイトの歪んだ映画となっている。佐知が借金のカタで勝手に転がり込む闇酒屋夫婦(伊武雅刀&室井繁-どちらも芸達者)の店も、お客たちもみな静かな善人たちであって、時代背景である敗戦直後のギスギスした殺伐さはかけらもない、非リアリズムでパラダイスな酒場(種田陽平.矢内京子の美術、黒澤和子の衣装デザインなど、スタッフの仕事は言うまでもなく秀逸)。泥棒になった亭主の罪を減じてもらうため、今や弁護士に成り上がった初恋の男(堤真一)に抱かれて来ても、佐知は不潔さも淫靡さもまるで身に染みない。きっと作中の世界そのものが、アル中作家が譫妄状態で紡ぎだした、自らを慰撫するための幻想なのだろう。そもそも佐知が酒場で働き出した時点で、この男は地上に存在する理由を失っているのだから...。とはいえ松たか子の何事もスパッと割り切って生きて行く、いかにも江戸っ娘的な潔さ、きびきびとした立ち居振る舞いの魅力と、日本映画の衰えぬセット芸術の素晴らしさを見ているだけで、充分元は取れる映画ではある。 " + }, + { + "date": "2009-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "私、お金になるんですね\n 映画「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」(根岸吉太郎監督)から。[原作]太宰治とあって、ちょっと迷ったが、(汗)大好きな「松たか子さん、広末涼子さん」の共演とあって、1度にふたりが観れるなんて最高・・とミーハー感覚で観てしまった。気になる一言は、物語とはあまり関係ない、単なるつぶやき。夫の借金を返すために小料理・椿屋で働き始めた佐知(松たか子役)は、あっという間にお店の人気者になり、チップを大勢にいただく。(たぶん、私でもチップをやりたくなるな、きっと(笑))2歳になる子どもの病気治療代もない貧しい暮らしと比べたら、その世界は、驚きの世界だったに違いない。あまりのチップの多さに、思わず口にした台詞が「私、お金になるんですね」実は、この台詞、原作は短編ということもあって、読み直してみたが掲載されていないが、妙に、耳に残った。以前、働いた経験があるような人物設定だったが、人の役に立って、お金がもらえて、人気者になった彼女の台詞は、「労働の意義」を表しているようにも感じる。この世の中に、自分の存在感を意識したシーンだった気がする。出番は少なかったが、広末涼子さんの演技にも、魅了された。「おくりびと」の妻役から、ひと回り大きくなった彼女。これからの活躍が、目に浮かぶようだ。楽しみである。 " + }, + { + "date": "2009-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "丁寧な仕事振りに驚嘆! 秋にぴったりの味わい深い映画\n 松たか子ってこんな色っぽい女優さんだったけか。映画を観ながら、そんな感想を抱いてしまった。豊かな表情、抑制の利いた動作、落ち着きのある色気——本作の彼女はとにかく魅力的。主役として映画をぐいぐい引っ張る。浅野忠信も相変わらず良いですね!彼が演じる作家は卑怯で卑屈で甲斐性なし。周囲の人を自然と不幸に引きずり込む超ネガティブ男だ。映画に登場する女性達がどうしてこんな男についていくのか僕にはよく分からんが、何だか放っておけない魅力が、確かにある。演技だけでなく、この映画はあらゆる部分が一級だ。過剰な説明を避け、一瞬の表情・動作・構図で人物の関係性や思考を観客に「読ませる」余地を残した巧みな見せ方。店内の照明の暖かみや、月明かりの艶やかさ。戦後の街並みや人々を再現する美術の数々。1カット1カットに至るまで抜かりがない。そのくせ、演出はあくまでさりげない。凄い。まさしく熟練の技だ。高架下で、夫婦2人で桜桃を食うシーンが好き。ごみごみとした街角が、2人きりの空間に変わる瞬間が美しい。ベテラン監督の丁寧な仕事に唸らされる一品。秋はこういう味のある映画が似合います。 " + }, + { + "date": "2009-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まるでダメ男。\n 格式が高い話かと構えて鑑賞したのだが、意外に親しみやすかった。主人公の夫があまりにもダメ人間でいて、憎めないキャラクター。現実は厳しくとも、なんとかやっていけそうな気分になる。 " + }, + { + "date": "2009-10-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ややこしい男・・・\n 太宰治作品のエッセンスを忠実に映画にしているように思う。全く理解できない訳じゃないけれど、なんてややこしい男なんだろう大谷・・・。自分は浮気しまくりの癖に、妻の浮気は考えるだけで耐えられない・・・。裕福な家に生まれ、恵まれた環境にいることが「恥」になるなんて、わからない。普通に幸せを享受すればいいのに。なんて屈折した性格なんだか!でも、女はやっぱり、こんな謎めいた(謎すぎる!!)男に惹かれると、離れられなくなるものなのかなぁ。ま、私は絶対こんな男いやですけど!!!!映画自体は、よかったです。 " + }, + { + "date": "2009-10-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心ある時代。\n 第33回モントリオール世界映画祭で監督賞を受賞。となれば期待が高まり、皆さん観に行くんだろうな~と^^;やはり館内は混んでいた。特に太宰ファンでもない自分は、こういう男イヤだな(爆)としか思えないのだが^^;でもこういう男にはこういう女がしっかりと!付いて、支えてくれるものでもある。夫婦って面白いと、時代的に人間の心が豊かだったと、そういった風情を大いに楽しめる作品だったと思う。役者たちは皆、粒揃いで芸達者。なので彼らを観ている分にはとても安心感があったが、この根岸吉太郎はそれぞれの女性の撮り方が巧い。とりわけ驚いたのがヒロインを抜いて広末涼子の演技。何に出ても浮きまくり(爆)どこまでやっても少女っぽさが抜けない上、なぜか落ち着いた淑女役の多い彼女だが、今回の愛人役は「アタリ」だな、と感じた。悪役昇華。。松が演じる妻とは対照的な性格となるが、どちらも巧くてさらには室井滋なども絡んできて、とても観応えがあった。この才能ある大谷という作家バカ(すいません^^;)や口先だけのエロ弁護士(堤真一)や、良く分からない工員(妻夫木聡)らに慕われまくる、大谷の妻なのだが、どこかあっけらかんとして女を感じさせる艶っぽさがある。情けない男たちは、こういう女を好きになるのだろうし、女も男を支えることが喜びなのだから相思相愛となる。誰が何を言おうとも。の世界なのだ^^;全体的に落ち着いたトーンの懐かしさが味わえる作品。(今では赦しも癒しも得られぬ男女の世界。いざ昭和へ?) " + }, + { + "date": "2009-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "物悲しい\n 原作未読役者がよかった。映画全体のなんともいえない空気感を体現する大谷の存在と、強くて、しかしは儚くてもろいさちの献身的な行動と笑顔。つばきやの二人の普通な優しさ。器用な不器用さを表すには浅野以外に大谷は考えられないと観た後思った非常に物悲しい気分になった " + }, + { + "date": "2009-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "madrigal of decadance\n 原作は未読です。キャストはさりげなくかなりの豪華勢を起用しています。そのさりげなさが好きです。だけどなんだか、本で読んだほうが良いのではないかと思える作品でした。廃退的なモラルを掲げる主人公の大谷(浅野忠信)。彼の退廃的な空気がこの映画全体を包み込んでいます。デカダンな空気感。暗い。けれど美しい。そして儚い。多分これは活字で、言葉の流れで物語られたほうが良いんではないのだろうかと思いました。原作も読んでみようと思いました。わかったようなわからないような。非常に文学的な作品。であるが故に、文学に収めといたほうが良いのではないだろうか? と。 " + }, + { + "date": "2009-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女優陣が素晴らしい\n とにかくキャスティングがいい。無駄がない。中でも女優陣が素晴らしい。室井滋(椿屋の女将)は戦後のどさくさを逞しく生きる女に見えるし、広末涼子は昭和20年代の女優を連想させる。松たか子は、持ち前の明るさを発揮しつつ、弁護士の辻(堤真一)を訪ねた際には、口紅一本と階段を下りる遠目の姿だけで何があったのかを連想させる。破滅の道を進むネガティブな男に対し、妻は単にポジティブなだけでなく、愛する男のためには開き直った強さを併せ持つ。まさに女の作品だが、タイトルが欲張り過ぎ。「ヴィヨンの妻」だけでいいではないか。インパクトがある。終戦直後の居酒屋周りの街の風情がよく出ていた。エキストラの服装や壁に貼られたビラ1枚にまで気が配られている。列車の中の雰囲気もよく出ていた。佐知の最後の台詞「生きてればいいのよ」が印象的。地味な作品だが、カメラと音響設計がうまい。 " + }, + { + "date": "2009-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしく文学的\n とても知的な大人の映画でした。文学作品らしい様々な暗喩的行為が出てきます。原作は読んでおりますがこのような描写はなく、映画独自のものだと思います。それらの行為の意味を一々考えるのも楽しいでしょう。まず画面の絵が素晴らしく美しいです。ありがちなストーリーですが、センスの良い絵でグッと映画に引き込まれます。妻・さちが夫にささげる献身的な愛が見どころです。ささげる相手である夫・大谷が妻に愛を感じていないことは無く、一等上等な愛を抱いているようです。大谷は様々な女性で自らの寂しさを紛らわせていても、劇中、妻に「私が知らないことがたくさんあるのね」となじられた時「あなたが知らない私など、どうでもいい部分なのです」と言い、妻に見せている面が一番重要だと考えていて、他の女性たちとは一線を引いています。生活面でお金を渡さない夫であったり、妻に着物をあつらえない大谷ですが、他の場では大盤振る舞いをよくしています。金の使い方が間違っているのではないか、と疑問に思うところですが、おそらく俗なものを妻に触れさせないようにしたかったのでは?と想像します。妻に神聖や純真を感じていることと「大事にしているつもりなんだけどな」という台詞から合わせて考えると、かなり独特に大切にしているのではないでしょうか。自分の一番大切なものを変えないように大切にしていきたいと思っていても、妻は自分を思うがために穢れていってしまう。妻に神性を見た夫は自分のために妻をただの女に引き下ろしてしまったのです。夫婦をめぐる恋模様は発展していきますが、二人の間に絶対的な愛があるせいかドロドロせずまるで純愛映画のように見れます。さらっとした見心地でしたしかし、文学的な描写にこだわりすぎて、「分かる人が見なければ意味がわからない」という映画になっていると思います。そこが私は好きなのですが・・・ " + } + ] + }, + "163": { + "title": "ゼロの焦点", + "reviews": [ + { + "date": "2019-03-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "室田夫妻\n 原作を最近読み、映画化されていることを知ってDVDで観た。話の焦点がやや室田夫妻に向いていると感じたが、それがいいアレンジになっていた。原作と違ったクライマックス。過去を消し去ろうと罪を犯し、精神がやられ、それでも演説する夫人妻を救うために罪を背負い、「愛だけを残して」拳銃自殺する社長この夫婦の一連のシーンが印象に残った。鵜原憲一もまた、田沼久子を裏切り、自分の本心の片割れである曽根益三郎を殺したが、それも罪深いことだったんだと思う。 " + }, + { + "date": "2019-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見入ってしまう\n さらっと観ようと思ったら引き込まれて真剣に観ていた。CGチープだなーと思ったがわざとなんですね。なるほど。あまり関係ないのに殺されてしまう野間口さんの亡くなり方がなかなか悲惨…。 " + }, + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "売春婦多い時代には理解不能だよ。\n 中谷美紀が悪い奴やとゆうのはわかる。売春は今でも罪だし、みんな隠すし。清張の時代だと売春女が多いから少ないへの過渡期で、そうゆう思いの展開なのはわかる。しかし、今は、その反対で少ないから多いへの過渡期、とゆうか、最高の更新してるのである。大学生どころか高校生の売りはかなりの数らしい、主婦も多いし、兼業売り。とゆうことで、名作だが、今の時代には合わない、殺しとはミスマッチ、これが全てである! " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "酷評多いけれど、、\n 原作未読です。広末涼子さんも綺麗だと思ってたけど、中谷美紀さんが本当に綺麗過ぎました。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "情念狂気ものは評価は下げるけれど\n 『ゼロの焦点』(2009)松本清張は名前や代表作の名前くらいしかわからないくらいだったので、この頃日本の恋愛ものばかり観てきたところ、有名なミステリーを観てみようと選択。テレビで何度も、映画で2度目の作品らしい。その2作目の主役は広末涼子。失踪した夫(西島秀俊)を探して金沢まで行く。時代は、1957年(昭和32年)頃である。恋愛ものと言えば、妻が夫を探しに行く恋愛ものとはいえるかも知れない。松本清張生誕100年記念制作だったらしい。ときおり流れる背景の音楽がミステリーぽい。なんかしゃべりのイントネーションが、語尾の上がるところが、石川県なのだろうが、たしか岐阜県か、『ちはやふる』のめがね君にも似ていた感じがする。電話がダイヤルで昭和32年だなという感じだ。警察の机の上にパソコンが一台もない。ある程度早い段階で犯人がわかったようなわからないような、どっちかだと思うが、どうなのか。だが片方だとするとあまりに簡単すぎだ。夫を探す妻との対比か、昭和23年頃の昔、行方不明の夫は警察官をしていて、アメリカ兵相手の娼婦、「パンパン」の取り締まりをしていたが、そんな女が事件の背景にあるのか。松本清張、戦争の影を書くか。夫を探す妻が探偵役のようになっているのだった。しかし、現在でもそうだが、援助交際や風俗勤めなど、それが小遣い欲しさであるような貞操ない女と、貞操をひもじさゆえに超えてしまう女とが混在しているように思えるところから、複雑なことになる。それは事情があろうと、行為上、超えたことには同じであるとするほうがよくわかると思うのだが。パンパンとか二股とか女の境遇とか、男女関係のこじれが映し出されているが、犯人の動機は保身だったか。男に翻弄される女や、女の情念が描かれているのと同時に、女の市長選立候補という社会背景まで絡ませてある。戦争で生きていかねばならない状況が性を武器として、女を武器として、退廃を社会に浸透させていってしまったか。そうした心理的な面で松本清張は犯人の事情も考慮しようとしたかも知れないが、戦争が狂気の原因だとするならば、戦争から遠く離れた日本の現在の援助交際や不倫は一体なんだろう。『戦争は子供を早く大人にしてしまったんだ』というようなセリフがある。そしてクライマックスが、社会構造と個人的狂気のアンバランスを誘い出す様は、その心理劇は凄まじい。選挙の勝利という換気の裏には狂気があるのではないかとさえ思わせる。しかも当選したのは女性候補という設定である。昭和32年。1957年。60年も経過するというのに、ますます悪化しただけではないのか。政治背景とそして、警察官とパンパン。本当に時代がしでかしたのか。それとも男女の性がしでかしたのか。翻弄されてしまっても気を取り直して生きていけるための主人公設定だったのだろうか。ただ、松本清張はこの作品ではまだ、罪悪人は滅んでしまう運命にする気があった。だがその前に悪の近くに接触してしまった他者が罪悪人にやられてしまっていった。この重さは作品賞を含め、日本アカデミー賞の11部門で優秀賞だったとある。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い。\n 映像全体の雰囲気が落ち着いているのに反して、ときどき衝撃的なシーンがあるというギャップが面白かったです。最初の方は退屈してしまいそうと思ったのですが、気づくとどんどん引き込まれていました。戦後の日本の性差別のこれがリアルなのかな、と思わされました。画も綺麗で好きな映画です。 " + }, + { + "date": "2017-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和のミステリー大作家、松本清張原作。私は推理小説大好きだったので...\n 昭和のミステリー大作家、松本清張原作。私は推理小説大好きだったのですが、何故か清張作品ははまらなかった。本作、ゼロの焦点も正直読んだかどうだか記憶にない。記憶にない分、楽しめるかも、と思ったがやはりはまらなかった。登場人物それぞれの行動にどうにも納得いかず。殺す方、殺される方、解決する人、ネタバレなので書けないがなんか変じゃね。少しだけ言うと鹿賀丈史、変。と思ったら原作からキャラ変更されてるみたい。中谷美紀の弟、お前、いらんやろ!と思ったら原作にはいないみたい。どうやら原作読んだ方がよさそうですね。私は松本清張はミステリー作家というより、歴史作家として素晴らしいと思っています。昭和の実録的作品は最高です。小説帝銀事件、怖いですよ。 " + }, + { + "date": "2017-02-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "中谷美紀がすごかった。\n 中谷美紀がすごかった。 " + }, + { + "date": "2017-02-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "充分に面白かった。わかりやすいのが全くマイナスにはならずむしろ物語...\n 充分に面白かった。わかりやすいのが全くマイナスにはならずむしろ物語にのめり込む後押しとなった。敢えて言わせてもらうとあの役は広末涼子じゃなかった方が良かった。西島秀俊もあれはあれでいいんだけど演技下手な烙印が私の中で押されました。 " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "金沢寒そう\n 前半のなかなかはまらないピースが後半から一気に繋がるのは面白かった。中谷美紀は言うまでもなくはまっていたので特にノーコメント。木村多江、やっぱり幸せになれない役が似合うなあ。。。でも切ないよ、切なすぎるよ。広末涼子の役は若いんだし、いくらでもこれからの人生やり直しがきくでしょ、て思ってしまい残念ながら共感できず。 " + }, + { + "date": "2015-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松本清張に初めて触れた\n 最後まで飽きることなく見られました。でも主人公が広末だったのは…まぁこれはこれでアリかと何となく納得するが木村多江さんと中谷美紀は良かったですね。原作を読んでいないことも功を奏したような笑松本清張とても気に入りました♪これから原作にもチャレンジしてみようかと本作をきっかけに思いました! " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "効果ゼロの焦点。\n 今はほとんどマンガしか読まないけど、昔は本も読んでいて、特に松本清張さんはほぼ完全に読破しています。「ゼロの焦点」は読んだけど、あまり面白かったという印象はなく、ぼんやりとしか覚えていません。内容そのものは松本清張さんというか、日本映画の黄金パターンなんだけど、かなり商業主義にはしっていて、有名女優で客を呼ぼうとしているため、結果的につまらなくなっている。女優さんの見せ場を作りすぎて、誰が主役かわからない。普通は広末さんだけど、実際には中谷さんに完全に食われて、焦点が中谷さんになっている。それで面白ければいいんだけど、かなりピンぼけな感じがする。出張りすぎで、蒲田行進曲じゃないけど、「主役より目立つなよ!」と言いたくなる。どうせやるなら視点を変えて、木村さんの演じていた田沼久子に焦点を当ててほしかった。原作にあったかどうかは忘れたけど、木村さんの最後のセリフはよかった。基本的に生きるって、他の生命を奪っていくことだから、つらいのが当たり前だと思う。特に戦中、戦後を生きてきた人は、人には言えない悲しい思い出を、いっぱい抱えて苦しんできたのだということが、伝わってきました。他の人の出番を削って、木村さんが演じていた田沼久子の過去とか恋愛を、丁寧に掘り下げていけばもっと面白くなったと思うし、「効果ゼロの焦点」にはならなかったと思う。 " + }, + { + "date": "2013-03-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「日本の戦後」という時代に特化した演出が光る秀作\n まず、CGや衣装を昭和三十年代にピタリとあわせてきたスタッフの正確で緻密な仕事ぶりに敬意を表したい。特に当時の北陸・金沢の街並みをスクリーン上に再生させるのは、大変な労力が必要だったはずだ。そしてこの作品、そのスタッフの労力に報いる秀作に仕上がっている。 「ゼロの焦点」と聞くと、昔の野村芳太郎監督作品を映画好きは真っ先に思い出す。はたしてあの名作を超えられるのか、というのが第一の興味だったのだが、私個人の好みもあるが、前作を超えたものができた、という手応えを感じられた。 野村芳太郎のものは、同じ三十年代に製作されたこともあって、主人公の新妻の視点から夫の過去を追っていき、人間の欲望や業に重点をおいた清張原作によったものだった。ところが今回の犬童監督は、夫の過去や行動、殺人事件にそれほど重きをおかず、新妻を物語の語り部にして、日本の戦後を懸命に生きてきた庶民たちの生き様を画面にとらえることに重きを置いている。つまり、混沌としていた戦後の時代というものが、この作品の大きな核となっているのだ。 この作品の登場人物たちは、どこかで「新しい時代」「今までとは違う自分」という言葉を口にしている。それは、戦火を命からがらにくぐり抜け、戦後を容赦なく突っ走った者が、発展しつつある日本の社会にもう一度体を合わせようとしていた、あの当時の大人たちの心からの思いを表しているものなのだ。その気持は、現代の大人たちが必ずもっている、今の自分から変革したいとの思いに似たものだ。だからこそ、この作品は古風な雰囲気をもちながらも、今を確実にとらえる普遍性を持ち合わせている。そんな現代人が共感する部分に焦点を合わせた作品に仕上げられたのは、犬童監督の演出の見事さとスタッフの労力につきると思う。 学生時代、夜行列車で上野から金沢へ、そして能登へと旅したときのこと。夜行列車に乗った途端、自分が「ゼロの焦点」と同じルートを旅していることに少なからず興奮をおぼえたのだが、いざ能登の海(「ゼロの焦点」とは違う場所だったが)を見たときは、清張の世界なぞ吹き飛んでしまい、日本人の心の原風景を眺めているような懐かしさを感じた。 日本人の祖先は大陸の民族で、日本海の荒海をわたってやってきた、と言われている。だから、能登の断崖や海には、遠い日本人の祖先たちが自分たちの地を求めてきた魂が宿っているように見えたのだ。 この作品のラストシーンは、一連の殺人を犯した犯人が遺体となって小さいボートに横たわり、日本海に浮んでいるというものなのだが、荒波に木の葉のように揺れるボートを見ていて、私は学生時代に能登に旅したときに感じたことを思い出さずにおられなかった。おそらく、松本清張も能登の海に日本人の原風景を見出していたのだと思う。でないと、そう何度も能登を舞台に小説を書いてはいないだろう。その意味でこの作品のラストは、清張と日本人そのものをしっかりととらえているように感じる。 " + }, + { + "date": "2010-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "中谷美紀がものすごい\n ストーリー的には、終戦直後のどさくさから高度成長期にいたる過程で生じた社会の亀裂を描いており、この手のストーリーはこれまで、何度も見てきたような気がするが、この作品がその原点的な作品のひとつなのであろうか。『飢餓海峡』とも似ている。北陸の寂しげな風景はこういったストーリーに向いているのであろう。映像的には時代のディティールが壊れないように、気を使っており、風景描写を楽しむこともできる作品になっている。しかし時代の移り代わりとともに、この時代(昭和30-40年代)を描くのも、簡単ではなくなってきていると感じた。主役は広末涼子だが、中谷美紀の演技がものすごく、主役を奪う勢いがある。彼女は幽霊ものとかやらせたら、とんでもなく怖い雰囲気を出せる役者さんのような気がするが、そういう作品があれば、是非見てみたいと感じた。恐ろしい眼力の持ち主で、能のような、非常に日本の伝統的な幽玄美を表現できる女優さんなのではないだろうか。全体的によくまとまった仕上がりの作品。 " + }, + { + "date": "2010-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画「ゼロの焦点」おおいに語る\n ああ、ご紹介が遅れました。私ナビゲーターの大爆恕シチューです。怒じゃないんでそこんとこヨロシク!そして、今回のゲストは映画評論家の聖遼印龍酔さん。新本格の推理小説家(神)の人とは関係ないし、大塚英志が流水の名義で作品を作っただけなのにあえて自分が清涼院流水だ、などとなぜ嘯くのか。それはここでは論議の対象としませんが、ぜひどこかで問い詰めていただきたい問題ですね・・・さあ、龍酔さん、その今回の映画「ゼロの焦点」ですがいかがでしたか?龍酔「はい、今回兎にも角にも、広末さんにGOODですね」- つまり広末さんがよかったと、文字通りですが・・・龍酔「はい、広末さんのあの舌足らずな物言いは、いまでもぼくらのアイドルです」- 確かに広末さんの存在感は、今回の映画の重要な要素ですね。室田佐知子役の中谷美紀や田沼久子役の木村多江が汚れ役となり、彼女らに対峙する形で配役されているわけですが、少々広末さんには難易度が高いのでは、とも思いましたが…龍酔「確かにその向きもあります。どちらかというと、小説の禎子の方が雰囲気が近い気がしますが、それでも映画の禎子もなかなかですよ。」- 映画は小説とはキャラクター設定がかなり変わってるようですね。龍酔「今回のテーマの中に、女性の権利の復興というものがあります。そのため、女性がとても力強く描かれる必要があったようです。 和服が似合う清楚な室田夫人は、日本初の女性市長誕生を影から支える女性指導者として、派手目な役作りをしています。 だからなのか、小説では仲睦ましかった室田夫妻が映画ではそうでもありません。また、憲一に対する態度も家族ぐるみというような感じではなく、陰鬱な影を内包しているように見えます。 さらには、室田婦人である佐知子がパンパンをしなくてはいけなかった理由づけに、ご丁寧に弟を新キャラとして設定しています。これは余計でしたけどね。 そうやって、ダークな実力者としての女性像がすでに設定されています。この室田佐知子に対抗するために、やはり昔ながらの高貴な純愛女性である禎子も強くならざるをえません。」- もともと小説も謎解きミステリーという感じではなかったですが、映画はさらに別の様相をしているとも言えますか?龍酔「そうですね。戦後の日本女性、ここではパンパンという売春婦が抱えていた傷跡が結果的に殺人にまで発展するわけで、そういう「砂の器」にも通ずるテーマ性を犬童一心がどこまで描ききれるのか、微妙でしたが…」- それで?龍酔「やはり微妙でしょうね。後半はなんだか火曜サスペンス劇場化していましたからねえ(笑)。まあもともとこの作品自体がサスペンスの走りだとすれば、原点回帰なのかもしれませんが…」- やっちゃった感はありますねえ。龍酔「そうですね。VFXもがんばって、昔の日本を描いてはいますが、映画的な迫力には欠ける気がします。」- ただまったくダメってことはないでしょう?龍酔「それはその通りです。ひとりで観に来られていた何人かの女性は、感極まってエンドロールが終わってホールが明るくなっても席を立てないでいました。まさか寝てたわけではないと思います(笑) ぼくなんかは、“純愛”というテーマではなかなか見ごたえがあった気がしています。純愛を貫こうとしたことが結果、事件の全容解明につながっていくという大筋のストーリーはきちんと描かれています。 ただ、佐知子の描かれ方があまりにもチープになってしまい、そことのバランスが崩れてしまっています。 さらには、第3のキーマンとなるはずだった田沼久子は、捨て駒にもなっていないぐらい、かわいそうな扱われ方ですね。 そのバランスの悪さが、2時間ドラマの様を呈していくんですね。」- 小説と違うところと言えば、室田社長のラストはいかがでしたか?龍酔「ぼくはあのシーンは比較的評価しています。 先ほども言いましたが、映画では室田夫妻の仲はあまりよくは描かれていませんでした。しかし、最後になって室田社長は佐知子に対しての愛を表現できたのではないでしょうか。」- 確かにそういう見方もありますね。それでは最後に龍酔さんの今回の点数をお願いします。龍酔「はい、☆3つです」- ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2010-02-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "about:blank\n 時代は昭和32年。戦争が終わり、高度成長期が始まろうとしている時代。鵜原憲一とお見合いで結婚した禎子。夫は自分のことをあまり話さない人だった。その夫は、前任地・金沢での仕事の引継ぎに行って来ると言ったまま、新婚一週間で失踪。禎子は夫を探しに金沢へと向かい、憲一の後任である本多の協力を得て、憲一の行方を追う。しかし、憲一が住んでいたはずの住まいは1年半前に引き払っており、彼が金沢でどこに住んでいたのか、本多達も知らなかった。そこで憲一の得意先であった室田耐火煉瓦株式会社を訪れ、そこで社長夫人の佐知子と、受付嬢の田沼久子に出会う。さらに金沢で憲一に関わる人々が次々と殺されていく。松本清張の原作は読んだことがなく、犯人もわからないまま鑑賞したのですが、観る前にこの人が犯人なんじゃないの?と思っていた人が犯人でした。ただその殺人に至る動機などについては全くわかっていなかったので、普通にサスペンスとして面白く鑑賞しました。まぁ2時間ドラマでも十分だったのでは?という気がしないでもなかったですが。相手のことをほとんど知らないまま結婚する、というのは今を生きる私たちにとってはちょっと理解しがたいものがありますが、この当時はよくあることだったようで、結婚してから相手のことを知っていく、という感じだったみたいです。これからこの人と生きていくと決めたのに、その夫が一週間で失踪。そして探しはじめて、初めて夫のことを何も知らなったことに気付く禎子。夫はなぜ失踪したのか?連続殺人事件の犯人は?すべては禎子が知らなかった憲一の過去にさかのぼります。戦後、日本が米国の占領下にあった頃の立川。お嬢様育ちで何不自由なく暮らしてきた禎子とは違って、当時生きるために必死だった人たちの姿。その時代に翻弄された人々。そして夫の知られざる金沢での生活。そして、これから新しい時代が切り開かれようとしている、日本は変わろうとしている。そんな時代の変わり目に、開かれた未来への夢を抱いたことが、悲劇を招いてしまったのかもしれません。何も殺さなくてもいいのに、と思ってしまいましたが、自分を守ることで必死だったのかもしれません。その犯人の壊れ方がまた見事でした。全体的にわかりやすい展開で、中谷美紀と木村多江の演技も良かったのですが、面白かったかと聞かれると正直ちょっと微妙。悪くはないけど期待していたほどの面白さはなかったのも事実で、なんとも評価が難しい感じです。 " + }, + { + "date": "2010-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この時代....大変ですね!\n これまで、2度の映画化、5度のテレビドラマ化されたというが、いづれの作品も観てません....新鮮な気持ちで本作品を観ました。 広末涼子....いい演技してますね! 結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった夫(西島秀俊)は帰ってこなかった.....なぜ???....妻(広末涼子)はその謎を追って金沢へ......。 戦後間もない頃を描いており、蒸気機関車や町並み、レトロな車がいい感じ....この時代の労働者は大変だったんだなと実感した.....。 " + }, + { + "date": "2010-01-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "登場人物が少ない\n 登場人物が少ないので、犯人の推理はすぐつきます。ストーリーよりも出演者たちの演技が見所だと思います。特に中谷美紀さんは圧巻です。震えました。広末さんは主演ですが、イマイチ演技に魅力を感じませんでした・・、すみません・・・。 " + }, + { + "date": "2010-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧巻。\n 広末涼子が可哀そうになるくらい、脇役が好演していました。(決して広末涼子が下手なわけではなく、周りが上手すぎる!)お正月に観る映画としては少し暗いですが、切なくて何度か泣きました。衣裳もとてもかわいくて、ビジュアル的にも楽しめました。最後に流れる中島みゆきのテーマソングが深いです。 " + }, + { + "date": "2009-12-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ブライアン・デ・パルマ風の推理劇\n 松本清張の原作はかつて読んだ記憶があります。映画の方はケレンミ味たっぷりの演出で、まるで往年のブライアン・デ・パルマのような華麗な映像に酔いしれました。キャストは豪華で、特に中谷美紀の風格ある演技には驚きました。 " + }, + { + "date": "2009-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかちょっとおしい。\n 広末さん、新妻の初々しさが出てて良かったと思います。世間で言われてるあの甘ったるい声も、私はさほど気にならなかった。もう少し原作にあった新婚旅行の様子などが映像にあったら、二人の夫婦の絆が観客にも感じとれたのではないでしょうか。原作を読んでしまった私として残念なのは室田夫妻の描かれ方。あれはちょっと、変えすぎでは。主人公の禎子がストーリーテーラー的な役割だったから、作品にインパクトを加味するためかもしれないけど。佐知子役の中谷さんに、やたらオーバーな演出でちょっと食傷気味。原作にない登場人物を二人も出すなら、せっかく西島さんをキャステングしたんだから憲一の内心にもっと迫った脚本を書いてほしかったです。監督のインタビューによると「憲一は謎がある雰囲気を出せる西島さんに」と決まったようですが、あの程では人物像も観てる方としては、摑みにくいでしょう。木村さんの薄幸な役を観るのも飽きてしまった。「この人にこういう役をやってもらえば安心」みたいな感じ。文句ばかり書いてしまいましたが、昭和の風景や北陸の風景は良かったし、二つの殺人事件の演出も良かった。女優さんは綺麗だし、西島さんの筋肉にも見惚れた(ミーハー心も満足できた)なんか、つまらないとは言いきれない作品。だからこそ、役者の持っている実力にに頼らず、その役者の魅力をもっと引き出すような脚本や演出が欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2009-12-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和とバブルが迫力どアップ\n 昭和の時代の不動の生活に戦争の後始末が覆い被さりサスペンスは、渦になって逆巻く石を投げる暴力などあり得ない激しい暮らしに胸がかき乱される布地などでカバーされた暖房の冬を過ごす固定された昭和の重々しい生活が見て取れそんな歴史に揺るがない時代に苦しみを背負った影の動きが迫力でアップし、ダイナミックに脳裏を揺さぶる " + }, + { + "date": "2009-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖くて美しい\n なんとなく広末さんの声が作品から浮いていたような気がしないではないんですが、全体的には、とても楽しめました。とにかく映像がきれい。そして中谷美紀がきれい。追い詰められるような怖さ。そして中谷美紀の美しすぎる怖さ。とにかく、中谷美紀がすごい!笑彼女の妖艶さを見るだけでも価値があると思わせてくれました。 " + }, + { + "date": "2009-12-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広末涼子なかなかいいやん。\n こんな悲しい映画だと思わなかった。こんな推理サスペンス物で泣いてしまう自分って・・・・。戦後がどんなものなのか想像でしかわからないけど、今よりもっと女性が生きていくのに厳しい時代だったことは間違いないでしょう。なんだか、観てるのが辛くなりました。室田佐知子役の中谷美紀、田沼久子役の木村多江、鵜原憲一役の西島秀俊3人の過去が切なく胸に迫りました。鵜原憲一の妻役の広末涼子は、私的に期待度が大変低かった為か、好演しているな~と思ったのですが。新妻の意地がよく出ていたかと思います。姉に対するすまなさに押しつぶされそうな感じを、ちょっとしか出演してませんでしたが、崎本大海も好演していました。あと、一見妻に冷淡そうな、鹿賀丈史も最後の最後に魅せてくれたと思います中谷美紀も木村多江も期待どうりで間違いなし、でした。みんなが内に秘めた思いがあって、話に奥行きが出していたように思います。文句をつけるとすれば、ラスト近くの日本海での小船のシーン。字幕で説明するのはいかがなものか、と。音楽に関して、またラスト近くの「オンリー・ユー」がうるさかった。いらないような気がする・・・。ついでにエンディングロールの中島みゆきの主題歌。最後まで曲は聞いたが合わないような気がする。あくまでこれは個人的意見ですが。窓際の壁で刺されて殺された男が、翌朝、子供たちに発見されるシーンが、私は一番怖かったのですけど、みなさんは?(←ポイントずれてる?) " + }, + { + "date": "2009-12-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "崖怖っ!\n 基本的に邦画はDVDでいいやと思ってる方なので、たまたま行く機会に恵まれなければ観なかったと思うし、全く期待も予備知識も無く観に行きました。この時代がどんな時代だったのかなんて全く知らなかったけど、この映画は時代背景が忠実に再現され分かりやすかったと思う。あの時代の悲しい女の心情がよく表されて観ていてとても悲しくなった。衣装なんかもレトロで可愛かった。後で小道具なんかもその時代の物を一つ一つ丁寧に忠実に再現したと聞いて驚いた。個人的には女優と言うよりも、あの時代を忠実に違和感なく再現したスタッフの人達の技に感動した。内容はまぁ松本清張らしい作品だったと思う。ちなみに、中谷美紀怖すぎです。。。 " + }, + { + "date": "2009-12-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本海の寒さが~\n 映画を観ているうちに、原作を読んだことがあったと気がついた。しかも、主演女優の役の読み方を間違えていた事にも。情けない。ちょっと広末涼子は迫力不足が目立ってしまったかな。周りが力のある女優や俳優だらけだったから、これは仕方ないのかなあ。松本清張らしく、次々と殺人が起こるストーリーで、現実的には無理があると言う気もするが・・・。日本海のイメージと同じく、寒々しい鑑賞感だった。あるいは、これが狙いなのかもしれないけど。 " + }, + { + "date": "2009-11-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優の好みか。\n 原作はさすがに芯が通っていると思うが、どうも主演の広末涼子が納得できませんでした。まわりの俳優陣が良いだけに、主演の浅さがずっと気になった映画でした。単純に嫌いなだけかも(笑) " + }, + { + "date": "2009-11-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "刑事モノが得意のテレ朝ならもっと深くできたはず\n 初めて「日劇」という映画館で鑑賞。入口前では在日外国人参政権の演説が行われている物々しい雰囲気の中、私にしては珍しく道や建物内で迷うことなく、劇場へ入りました(苦笑)しかしこの時点では、まさか作品の冒頭にたまたま初めて訪れたこの日劇がでてくるなんて、そんな不思議な縁に気づくはずもありませんでした。★彡     ★彡う~ん、テレビ朝日。これなら、2時間2夜連続ドラマと変わらないんじゃないかな・・・。まずは、鑑賞直後に感じたことを一気に記します。①大好きな犬童監督 映像にしても、音楽にしても、 映画の域に到達していない気がしてなりませんでした。 これなら、2時間2夜連続ドラマにしてしまったほうが、 後半、あんな無理をして謎解きを急ぐ必要もありませんし、 登場人物たちのバックボーンを、もっと掘り下げられた気がします。 サスペンスもののわりには、ネタが甘い気もしました。 謎解きよりも、戦後日本で、女性が生きていく艱難辛苦。 戦争が引き起こす暗部。そちらに重点を置いたのかもしれません。 ラストのクライマックスは、 さすが、一気に盛り上げるのが上手いです! 詳しくはネタバレになるので伏せますが、中谷さんの服を全身真っ白に したのも、ある意味が込められていると、解釈しましたが、正解かな??②超豪華な女優の顔ぶれ 他のレビュアーさんたちも書かれているとおり、 広末さんと中谷さん。どっちが主役かわかりませんでした。 ただ、 登場人物の性格を考えると、 中谷さん:アグレッシブ 広末さん:ディフェンシブ この設定になりますので、広末さんのほうが主役っぽく 目立ってしまうと、作品全体のバランスが崩れてしまいます。 だから、中谷さんが主役っぽくなっているのが正解だと思いました。 木村さんは、キャスティング時点では 日本アカデミー最優秀主演女優賞を獲る前だったそうですが、 『ぐるりのこと。』を犬童監督鑑賞し主演女優賞を獲ると確信。 広末さん、中谷さんと互角にわたりあえると判断しオファーを出されたそうです。 出番は中盤以降に集中していましたが、 監督の期待に十分に応えられていました。 それにしても、 本当に薄幸な役が似合いますね。 もちろん、褒め言葉ですが(苦笑)★彡     ★彡作品冒頭に白黒画像が流れます。これは、伏線として用いられたのですが、その後、カラー映像に切り替わります。白黒画像の人々に表情を感じなかったのに、カラーになった途端、急に華やぐんです。衣装、振る舞い、CGで時代考証は考えられていましたが、どうも時代のズレ、違和感がぬぐえませんでした。この作風なら、あえて終盤の中谷美紀さん最大の見せ場まで、白黒で行ききって、そこでカラーに切り換えるという手法もありだったなかな、なんて気もしました。どこかの作品で使われている手法ですけどね(苦笑)今回、サービスデーに1,000円で鑑賞しました。1,800円は、ちょっと高いかもしれません。韓国、名古屋、金沢、雪降る極寒の夜。撮影はとても大変だったと察しますが、力を注ぐ焦点が、少しずつずれてしまったのではないでしょうか。昇天してしまうほどの酷さではありませんでしたが、笑点なら、9枚ある座布団のうち5枚は持っていかれるでしょう。よって評価は「B-」にしておきます。 " + }, + { + "date": "2009-11-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎました\n かなり期待して見た作品です。率直な感想は…それなりに面白いんですが…原作が古いからなのか、話し自体が面白くない。『松本清張って名前を出せばいい』って感じみえみえで、ちょっとガッカリ。この原作で面白くするのは至難の業ではないかと…広末涼子をはじめとする俳優陣はとても良かったと思います。あと、映像がとても綺麗でした。 " + }, + { + "date": "2009-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "演出の焦点。\n あまりに有名な原作は、これまで映画化されているし、幾度かドラマ化もされているので、内容を知り尽くした往年のファンも多いだろうと思う。私も何度か観たことがあるので、結末は知っていた。ただ今回の映画化で監督が犬童一心というのに驚いた。え?この人がやるような映画かなぁ…^^;と。案の定、サスペンス映画としては物足りない(爆)ヒロイン3人も上手くさばき切れていないというか、やたらアカデミー賞女優だと謳いあげているのもヘンだ。中谷美紀はホラー映画も真っ青の怖い演技を見せるが木村多江はいつもの薄幸演技、広末は言うまでもない。上手い下手以前にアンサンブルとして活きていないのだ。なので演出とか演技力などではなく、原作が描いたその時代の持つ特異な哀しみを感じる方が無難である。女たちが辿った哀しい過去。その、少しあとに生まれ(かなり歳の差を感じるけど^^;)苦労すら見えるにも足らない恵まれた淑女の笑顔。見合い結婚なんて、確かに相手のことなどを知る前に決まってしまうような時代だったかもしれない。過去を拭い去るために?選んだ結婚がひょんなところで過去との接点を作ってしまい、やがて報復されるという…あ~怖い。やっぱりこういう裏切りは罰あたりになるのだ。とてもいい教訓になる作品である^^;そういえば先日の侍映画で妙にトロピカルな海を見せられ閉口したが、今回は寒々しい海と断崖に打ちつける波が絶句させるほどの恐ろしい寒さを感じさせてくれ良かった。地方の季節感と雰囲気はサスペンス劇には欠かせない。あとは…本田博太郎の喋りが聞き取れなかったくらいか。(ワルい鹿賀丈史を続けて観てしまった気がして疲れた。。) " + }, + { + "date": "2009-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主役は中谷美紀で!\n 中谷美紀さんが素晴らしい。というか、広末さんが中谷・木村の準主役の二人にくわれています。うむ。中谷さんと木村さんの対峙するシーンが、この映画一番の見せ場だったかと思います。男性陣が皆「脇役」に撤していました。あっ殺人の理由がよくわからなかったです。なんで殺してしまったのでしょうか。主役は、中谷美紀さんで良かったのでは? " + }, + { + "date": "2009-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画的な味付けに芸がない\n 非常に丁寧に作られている。登場人物も整理されていて分かりやすい。ミステリーとしては単純だが、うまく時代背景に乗った話に仕上がった。前半は、皆、怪しそうで、常套ながら出演者たちの持ち味が活かされている。中盤から犯人像が絞り込まれていくが、犯行の動機は依然はっきりせず、ラストで一気に解き明かす構成がいい。気に入らないのは、事の成り行きを、語りだの字幕で処理してしまう手法だ。映画は、絵と音で表現するものであり、観るほうも馬鹿ではないのだから、状況で判断できる。そういう絵作りをするのが映画人の仕事。ナレーションやスーパーが多い映画は、説明っぽくて嫌いだ。せっかくの構成も、荒れ狂う北陸の海のような、観る者に迫る勢いが消失してしまった。女優陣、魅力的だし、さすがに上手いが、お互いを意識しすぎか、やや力みが見えるところも。昭和30年代の様子が上手く出ている。列車の揺れ具合など当時を思い出す。壁に貼られたホーロー看板やチラシは、やや整然とし過ぎて不自然。余談だが、写真館が使うカメラのスリ硝子に投影される像は、正像ではなく、天地逆さまになるはず。また、当時の印画紙(写真)はバライタ紙であり、樹脂が含まれていないので、燃やしても化学的な色の炎にはならない。 " + }, + { + "date": "2009-11-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "断崖に柵を!\n 広末涼子の明るい声が,今作の世界観に合っておらず浮いている印象・・・。それでも,感情を抑えた演技は,禎子の繊細な思いと強い愛を伝え,見守りたい気持ちにさせ,悪くはなかった。ラストの展開が安っぽくて残念。禎子に新しい時代を託される締めにしてほしかったな。北陸を舞台にした切ない愛情探しは,女性たちの,感情の推移が悲しいドラマを際立たせ,同時に,勝手な男たちの姿も浮かび上がり溜め息。個々に存在感を発揮する三人の女優が,全体的ないまいち感を払拭する印象を与えてくれた。エンディングの中島みゆきの主題歌も良い。 " + }, + { + "date": "2009-11-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実力派女優らが体現する『終わらない戦争』\n 『ヴィヨンの妻』で見事な表情を見せた広末涼子だが、本作での演技は一本調子でイマイチ。華はある女優さんだが、主演を務めるには……ウーム。説明過多なナレーションも耳につき、彼女が1人で映画を引っ張る序盤はどうも気持ちが乗り切らない。だが中谷美紀が登場した途端、映画全体がグッと引き締まる。役柄が乗り移ったかのような凄まじい演技は必見。木村多江も他2人より短い出番ながら、最後の最後で見せ場をかっさらう見事な『泣き笑い』で魅せる。「もはや戦後では無い」と声高に謳われた高度成長期の日本。希望に満ちた新たな時代を生きたいと願いつつも、戦争の影に苛まれ続けた人々の物語。時代に翻弄された女達の末路が描かれる終盤の展開に泣いた。だが、未だに戦争の影を引き摺っていただろうこの時代全体の悲しみまでは描ききれなかった感がある。戦後の描写はあっても戦時中の描写が皆無なのだから。例えば事件の軸である鵜原憲一の場合、従軍経験が彼の性格に影を落としているのは明らかだが、その過去は描かれない。そのため彼が取る行動の動機も弱く感じられた。タイトル『ゼロの焦点』の意味は僕には掴めず終い。この機会に原作も読んでみようかな。 " + }, + { + "date": "2009-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "推理小説のように\n 原作が推理小説なので、あたりまえですが、推理小説のように物語が進んでいき、トリックに気がついて、その種が明かされるときに違っていないか心配になり、で、思ったとおりで納得する。そんな映画でした。ひとりの男性とその男性との間になんらかの関係がある3人の女性悲しいお話です。なにがゼロでなにが焦点かエンドロールにいろいろ考えて納得します。金沢の風景や方言、昭和30年代の街並みCGが各所にでてきます。これは懐かしい。ひとまずお勧めの映画です。 " + }, + { + "date": "2009-11-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "中谷美紀オンステージ。\n 犬童監督とサスペンスが結び付かなかった。ちょっとホラーっぽいところもあったが、映像はキレイだし、展開もスムーズ、時代感も出ていてよかった。 " + }, + { + "date": "2009-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和のミステリー\n 「ゼロの焦点」そのものは50年前に書かれた推理小説だけに、いかに松本清張原作とはいえ、科学捜査の発達した現代の感覚からすると、トリックやプロットの甘さは否めないと思いますが、時代劇の捕物帳を観るつもりで、割り切って清張ワールドに浸りたいところです。それでも、第二次世界大戦の傷跡や、米軍占領時代の仇花といった昭和時代中頃の世相や風俗が満載のスクリーンには、ミステリーやサスペンスとしてよりも、昭和と20世紀への懐古的な魅力を強く感じました。 " + }, + { + "date": "2009-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大満足。\n ストーリー展開も良かったし、3人の主演女優も最高!!脇を固める人達もみんな良かったしね。あっと言う間の2時間で、とってもとっても楽しめました。また、始まる前に流れてた中島みゆきの歌は耳障りな感じがしたのに、終わってから流れたら、アラ不思議!?映画の余韻をさらに盛りたててくれました。今度はお金を払って、もう1度見に行こうと思う。 " + }, + { + "date": "2009-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "激動の時代\n 松本清張作品は、中居さんバージョンの砂の器しか見たことがないけど、この作品も、また悲しき殺人者、時代に翻弄された殺人者の話だった。両者とも、戦後と言う混乱した社会背景があるからこそ成り立つミステリーだから、凄く切なくなります。知らない時代背景を学ぶこともできるし、よかったと思いました。 " + }, + { + "date": "2009-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖い\n 昭和の時代がよく描かれていた。殺すシーンは不気味で怖かったです。エンドロールでながれる中島みゆきの曲がとても良い。家族、親せき、友達の誰かがもし殺されたとしても犯人を殺してはいけないと改めて思った。 " + } + ] + }, + "164": { + "title": "劔岳 点の記", + "reviews": [ + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "その道は、誰のための道か?\n 明治になって数十年、いまだ踏破されずにる立山連峰の劔岳登頂を目指して、様々な人間が集う。陸軍陸地測量部は、地図を完成させるため。日本山岳会は、自らの好奇心と名誉のため。村の人間は、登りたいという人を登らせるため。行者は、自身の修験道を極めるため。それぞれが厳しい山の中へと、自分自身を賭けて飛び込んでいくのだ。動機や使命は様々だが、すべての人間に共通していることが1つある。それは「自らが信じる道を、黙々と、信念をもって進み続ける」ということだ。それに対し周りにはいろんな人間が出てくる。静かに夫の仕事を見守る妻や、メンツのために人や仕事の尊厳を見失った上層部、村のおきてに逆らう父親に反発する息子、測量部の仕事を皮肉り冷や水を浴びせる人間、逆に時代への理解を示してくれる人、実に様々だ。この映画にはドラマチックな、誰にでもわかるような葛藤は描かれていない。さながら記録映画だ。皆が自分の信じる道を、黙々と進み続けるだけだ。ゆえに所見ではよくわからない人も出てくるであろう。私もその一人だ。しかし、学生を終えて社会に出て、いろいろな環境で仕事をしていると、作中の人物が浴びせられた言葉が、その人にいかに突き刺さっているかを手に取るように想像できるのである。そういう時になってようやく、私はこの映画の何たるかを少し理解できたような気がする。好きなシーンは、陸地測量部と村の案内人衆が合流した所。案内人が自身の息子と口論になるシーンだ。息子の頬を張った後に「こいつはこいつで、生きていかにゃあかんのですちゃ」この言葉が持つ意味は、とてつもなく重い。この言葉の意味を、実感をもって理解できたときに、この映画の良さが見えてくる。話が変わって恐縮だが、私は映画というのは、その人の人生のリトマス試験紙だと思っている。理解できない、評価できない、それはそのままその人が人生においてまだまだ知るべきことが多いということを教えている。あと野暮ったいことを少々述べたい。私は趣味で登山をしている。といっても無雪期だけで、春から秋にかけて関東の秩父多摩甲斐のエリアばかりの初級ハイカーだ。実体験や色んな著書を読んでみて思うことは、パーティーで山行していて、ドラマチックなことなど起きては失格だということだ。例えば仲間割れ、中途半端な葛藤など、それはパーティーの分裂や瓦解に直結する。荷物を分担していもっていた場合どうなるだろう?食料担当が行方不明になったら、どうするつもりなのか?夜が迫る中で探しに行って二重遭難から全滅する可能性をどう考えるつもりなのか?以上の事から、経験者のはしくれとして、作中の一行は逆説的に結束の強さを示しているとすぐ分かる。そういう意味で、評価とは別に、私にとってこの作品はとても特別なものでもある。贔屓と承知で星は5つとしたい。 " + }, + { + "date": "2017-06-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そんなに盛り上がらないかな。\n 松田龍平見たさに見ました。キャスト陣は豪華です。時代背景も明治で、たた監督が木村大作ということで、どこか懐かしいカメラワークでした。彼らの情熱、仲間としてのチームワークの大切さが垣間見られましたが、物語としてはドキドキするような山場があまりなく、眠たくなるひともでてくるかも。でも、劒岳の景色は素晴らしいです! " + }, + { + "date": "2017-05-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "途中までしか見なかった\n 期待していたが、失礼ながら映画の途中で笑ってしまった。映像はこの時代としては美しい部類には入らない。役者は額に汗ひとつかかず、衣類には汗ジミや汚れひとつなく、演技は真に迫るものがない。秋(10月初旬)の剱山荘裏からのやさしいルートでもさえも、首に巻いた手拭いがぐっしょりとなる程なのに。皆さんの評価を見ると賞賛の声も結構あるが、私の感覚がおかしいのかとさえ思えてくる。批判の為の誇張はしたくないのだが、数十年間数々の映画を見てきた私としては、本当に申し訳ないが、駄作としか思えないのである。木村氏ってこの程度なのだろう。新田次郎氏に失礼だとさえ思えてくる。 " + }, + { + "date": "2017-01-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "山は美しい、そして怖い。 この手の映画はその恐怖を存分に見せつけて...\n 山は美しい、そして怖い。この手の映画はその恐怖を存分に見せつけてくれるはずだ。いつ来るんだ?とうとう来たか、いやまだまだこれからだな。えっ、これ下見の話?今からが本番か、ようし、こっからやな、来たか?あれ?期待は儚くも…宮崎あおいがいい、ほんと着物が板につく女優さんですね。無駄に使っちまったな。 " + }, + { + "date": "2017-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "仲間たち\n 日本地図完成の為、未踏の地・劔岳の測量に挑んだ男たちを描いた、名カメラマン・木村大作の初監督作。公開時からCG一切ナシの本物の映像や苦行とまで言われた過酷な撮影話ばかり注目されがちだが、自分はこの作品を見る度にそれら以上に満たされたものを感じる。人への敬意。謙虚さ。誠実さ。ライバルは居る。達成した時は称え合う。一つの偉業を成し遂げるのではない。やり遂げる。その誇り。本作で描かれる“本物”は映像だけじゃない。その結束力だ。本作で映し出される“美しさ”も映像だけじゃない。日本人の姿だ。育まれた絆は役柄も演者もスタッフも超え、大黒柱を絶対的に信頼して身を任せているのを感じる。エンドクレジットの唯一の肩書き“仲間たち”がその証。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よぅ撮ったちゃ\n 日本地図完成のため、劔岳登頂を目指す主人公達。地元の山岳信仰では、剱岳は死の山とされ、登頂は到底無理と恐れられていたよう。目的の測量よりも、下見ですら一苦労で、測量地点に到達するまでが困難極まりなく、主人公柴崎は「なぜ登るのか」と疑問を感じ始めます。そして映画では幾つも答えを用意してくれています。① 挑戦そのものに意義があると考えるから② 困難を乗り越え、登頂の喜びと絶景の感動を味わいたいから③ とにかく地図のために「悔いなくやり遂げることが大切」④ 前人未到の業績という名誉が欲しいから…でも…現実的な答えは最初に出てるんですよね…。⑤ 陸軍と軍事のため… (*_*;)劇中特にクローズアップされるのは、西洋の登山グッズで登頂を目指す山岳部との競争。つまり④です。しかし、一番感動したい登頂の瞬間は描かれません。クライマックスに対して単にセンスがないのか、物理的に撮影出来なかったのか、そもそも登頂がゴールではないのであえて描かなかったのか…。「人がどう評価しようとも、何をしたかではなく、何のためにそれをしたかが大事です」という素敵な台詞が柴崎宛ての手紙に出てきます。わざわざ汚すこともないのですが、冷静に鑑賞すると、描かれている「何のために?」は、陸軍測量部は④と⑤、山岳部は①と④なんです。②は案内人の息子を、③は柴崎個人を応援していましたが。一方「なぜ地図を作るのか」は比較的シンプルな答えです。これも当時は結局⑤ですが、その延長には、世界の、国の、何処に自分はいるのか、地図を通して伝えることができる、永遠に人々の自己探求の一助になる筈であるという信念です。色々と盛り込んでも詰めが甘いせいか、National Geographic にドラマを足したような感じになってしまいました。「厳しさの中にしかない」美しい自然もテーマなので、Vivaldiの「四季」などが採用されたのでしょうが、クラシックのサントラも、剱岳絶景ドキュメンタリー感を増大させたように思いました。柴崎は、黙々と真面目に任務を遂行する良い人で、薄味キャラの印象でしたが、日本地図の完成に貢献した、名もなき多勢の努力家で誠実な先人達の象徴なのかな、と思えてきました。ドラマ部分は惜しいですが、絶景と雷鳥は鑑賞の価値がある作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "目の前の仕事にも、大自然にも謙虚に\n DVDで鑑賞。大自然の厳しさの中に美しさがある。山に登る人は皆かけがえのない仲間。作り手の真摯な姿勢も相まって好感の残る作品。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「劔」は検索しにくい\n 山の荘厳さ、美しさに目を奪われる。ただストーリー込みの映画としては微妙。ありがちなエピソード群を深掘りせずに適当に突っ込んだだけの印象。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ただ黙々と山中を歩くだけ\n 総合:60点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 実際に測量と登山をするならばそれほど派手な場面ばかりあるわけではなく、作品中の言葉を借りれば「黙々と作業を進めていく」ということになるのだろう。だがひたすら山の中を黙々と歩く場面だけが続くと抑揚が乏しい。危険なことも起きるし山岳会との競争や陸軍内部での事情と描くことはあるのだが、それでもこの演出はどうにも盛り上がりに欠けていた。登場人物の描き方もたいした葛藤も無く任務にひたすら忠実で人間味が少ない。 ただ実際に山に行って撮影したであろう映像はなかなかのもの。この監督は目に見えるものは良く撮影できても、感情や人間関係や責任感といった目に見えないものを描くのが下手だったのかな。 " + }, + { + "date": "2015-10-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本地図\n 丁寧に作られた映画。雄大な景色は写真家としてのこだわりを感じさせてくれる。 " + }, + { + "date": "2014-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "厳しさの中にある美しさ\n 木村大作による監督・脚本・キャメラマンの映画だ。雪山での一つ一つのカットにこだわりを持っていることが伝わる。壮大で、時には歯を向く厳しい自然こそ、美しいと感じる。そこへ挑む人間はちっぽけだ。しかし、厳しい挑戦をする彼らは美しい。その厳しさの中で、本当の絆が生まれる。監督に影響されてか、撮影現場の大自然に影響されてか、一人一人の役者の演技が素晴らしい。言葉は少ないが、伝えたいことが心に響いてくる。中々の良作だ。 " + }, + { + "date": "2014-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映像は綺麗\n 映像はとにかく綺麗。ただ、登山道などの当時にはあるはずがなかったモノが映りこんでいるのは、このくらいはCGで処理してよ、と思った。見てる人には判らない、と思ったのだろうけど、そして事実99%の人には判らないだろうけど、剱岳を知っている人には判ってしまう。それと明治期と今では山の植生なんかも少しは変化しているのだけど、撮ったままの映像なので、山が「明治の立山・剱」に見えず、現代の山に見えてしまう。話は原作を「適当に改変した」って感じ。地図作製のための測量は、あくまで軍の職務だったのに、いかにも現代の甘ったれたサラリーマンの苦悩を持ち込まれても・・・長治郎と息子の関係、生田のエピソードなど、原作になく映画独自に挿入した要素は全て現代的な甘ったれたものなので、映画全体に明治を感じない。明治の衣装を着たコスプレに見えてしまう。逆になぜ測量隊が登頂に成功し、山岳会は登頂できなかったのか、というエピソードはばっさり削られてしまった。なので、測量隊を見送る山岳会がアホに見えてしまう。木村大作はカメラマンとしては素晴らしい腕を持ってるけど、監督は無理かな、というところかな。映像だけで鑑賞の価値はあると思うけど・・・ " + }, + { + "date": "2013-04-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "山岳映画と時代映画のミックス\n ただひたすら登頂を目指して山を登るということそれがしっかりドラマになっていてCGも使わないのにこれほど美しい映像になる火薬、CGを多用したアクション娯楽作品が巷にあふれる中山岳映画というものの素晴らしさを思い知った作品だった。男たちが互いを支えあって山を登る。争ったもの同士もお互いを認め合う。それだけにラストの描写はなんだろうか、なぜわざわざあんな終わり方にしたのだろうかそこだけが惜しまれる。だが素晴らしい作品 " + }, + { + "date": "2012-06-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんのために登るのか\n 日本地図最後の空白である剣岳を測量するために奮闘する人たち。それを嘲笑するかのような日本山岳会。物語の途中で、主人公が思うように、人は、なんのためにそこまでして、山に登ろうとするのだろう。ただ、地図をつくるためだけに?なにかが違うと思うのは、当然だと思う。物語の筋は、とても好感がもてるものだったけど、ライバルであるはずの日本山岳会、あきらめるの早くない?最終的に登頂できるのが、あっけなくない?もうひと押しがほしい作品だった。 " + }, + { + "date": "2010-10-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "苦しいだけじゃエンターテインメントとしては疑問符です\n レビューの評価がえらく高いですが、僕は個人的には「惜しい」低評価です。まず、この作品がドキュメントなのか、エンターテインメントなのか。スタッフや役者さんたちの苦労は解るのだが、僕は(客は?)、出演者たちの荒行が観たくて映画を観ているわけじゃあない。「ハッピーフライト」のレビューでも書きましたが、苦労をこれでもか、これでもかと繰り出してくる作品ってのは魅力無いんですよ、残念ながら。「これだけ、頑張りましたよ」と前面に出されると引いてしまう。あくまでさりげなく、スパイスとして、ファインプレーをファインプレーに見せないのが真のプロフェショナル。そういう意味では、熱いんだけど、面白くないこの作品。僕が言いたいのは苦労は苦労として認めますが、映画としての完成度はそれではとてもじゃないが不完全だろうということです。題材、素材は良かっただけにもっと面白くできたんじゃないのと思う、惜しい作品となりました。 " + }, + { + "date": "2010-06-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧倒的な自然\n 美しい映画である。ストーリーは添え物で、特に冬山の暴力的までに美しさを疑似体験できただけでも見てよかった。監督の年齢を聞き、それだけでも驚かされる映画でもある。 " + }, + { + "date": "2010-04-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "山岳映画 日本人の根っこを描く映画\n 有名役者達があの険しい山に自力で登り、本物の雪山に泊まり込んで撮影をしている、ということだけでも驚きの作品。こんなことを役者に要求する監督も、それに応えた役者達も、重い撮影機材を山頂に担ぎ上げたスタッフ達もすさまじい。 現在のような優秀な装備も、近代的な登山技術も、確立された登山路もない状況で、冒険としてではなく測量という仕事のために、人を寄せ付けない険しい岩山に挑む測量士達の姿に引きつけられてしまう。未踏峰に登るために様々なルートを試したり、雪で失われた道を探りながら歩くことがこんなにも危険なことなのかと思い知りました。 大げさに感情を表現することなく、功を焦ることもなく、職業人として淡々と、しかし強烈な責任感を秘めて果敢に劔岳に挑む柴崎に、日本人の根っこを感じます。山を知り尽くした地元の山岳ガイド宇治長次郎の謙虚で実直な人柄も、失ってはならない日本人らしさを感じます。ラストの山頂で発見される意外な物によって、自然と一体化した日本人の根源的な宗教心も感じます。 この映画には、派手な演出も、劇的な死も、ドラマ作法としての激しい対立関係もありません。淡々とした演出と抑えた演技で構成されています。しかし、だからこそ山の厳しさが浮かび上がり、その厳しい山に挑む男達の内に秘めた強さが浮き彫りになります。 役者達の演技も、山岳風景も、人間ドラマも、何から何まで素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2010-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の映画\n 現在のCGを多用する映画とは一線を画す、映像とはこういうもんだという監督の思いが詰まった作品です。明治時代に日本地図を完成させるために劔岳に挑むのですが、当初の思いとは別の初登頂という軍部のプライドに、翻弄され動かされる測量隊の様を描いています。自然の荒々しい映像とは対照的に、人と人の会話や生活は、とても穏やかで、その対比がとても心地よく感じられます。「本当に大事なのは何をしたかではなく、何のためにそれをしたか」監督自身がこの言葉を胸にこの大変な作品を作り上げたのではないでしょうか?素晴らしい作品です。ぜひ映画館でみることをお薦めします。 " + }, + { + "date": "2010-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もう一度、みたいですね\n 原作は読んでいないので、比較はできませんが、淡々と進んでいく話の中に、人物達の言葉ではない心の通じ合いが描かれてとても感動的した。写真をやっているものにとって、山の映像は、とてもすてきで、こんな写真を撮りたいと思わせてくれます。今の日本人にかけているような、昔の人間関係をすばらしく、表現されていたような気がします。是非、一度みてみるといいと思います。 " + }, + { + "date": "2009-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "剣岳\n とにかく、映像はすごかったですね。夕日が実にすばらしい。暴風雨の映像も、雪崩の映像も、大雨の映像も、やっぱり、ほんものはすごい。役者たちも、こんな過酷な自然のなかでよく演技できたな。と驚嘆する・・・。でもですよ。それが何度も、何度も、流されると、う~ん、またか。となってしまったんです。それに、決定的なのは出演者がみんないい人だってこと。木村監督は言っていた。「この映画には悪い奴は出てこない。 勧進帳悪にはしたくなかったんだ」それはそれでいいんだけど、決定的に悪い奴はいないにしても、気分が乗ってないやつ、バイオリズムがどうも合わない奴はいるでしょう。こんな過酷な自然に対して、人間の側ももっと、過酷であっていいと思うんです。その掘り下げ方が弱いんな~と思うんです。浅野にしても、香川にしても、もっと深めようとすれば、個性が出てくるはずの役者なのに。なんかサラと終わってしまった。でも、時間だけは経っていた、そんな感じの映画でしたね・・・僕の感想では。木村監督・・・こんどは自然だけでなく、人間の心の紆余曲折もカメラに修めてほしいですね。(ちょっと、辛口ですね) " + }, + { + "date": "2009-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "自然の美しさと怖さ\n まずCGを使わずに作られているという話を聞いていたので、見ながらどのように撮影されているのかが気になりました。美しい景色、でも山や自然の怖さも感じました。撮影はとても過酷なものだったと思います。 " + }, + { + "date": "2009-08-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "・・・なぜにA評価?\n ホンモノの大自然の中でやっているというのはリアリティでいいんだけど、あまりに過酷で逆に俳優ってスゴイ!あんな細身で体力あるだのよく飛ばされないな~だの余計なことばっかり考えて集中できなかった。ここまで大自然の中で過酷だと(もちろんそれが現実なんだけど)逆にいつも別の映画で見てる俳優がその中でまさにちっぽけに見えるというかわざとらしく見えるというか・・・。超現実とつくりもののギャップを見せつけられた感あり。大自然にここまでこだわったのだから中身にもっとこだわらなければせっかくの苦労がだいなしな気がする。折しも中高年の山ブーム、つくりものの方より大自然のドキュメンタリー性の方が勝って20万人突破の映画かなという気がする。私には残念ながらC評価。浅野忠信は喋り過ぎ、香川照之はウマいと思うけど善人なだけではつまらない。映画のキャラだから仕方ないのは分かっている上で。 " + }, + { + "date": "2009-08-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "スクリーンでなければ味わえない壮大な映像美、しかし致命的な欠陥も...\n 久々にスクリーンで映画を見る醍醐味が味わえた作品だ。画面の中で、立山連峰や日本アルプスの山々の四季が、昨今のCGでは到底不可能な映像美で表現されているのが何より素晴らしかった。中でも、立山連峰から一年にそう何度も見られない富士山の眺望は、スクリーン上とはいえ、大いに感激した。 しかし、それほどの美しい自然美あふれる映画の中で語られる、人間たちの描き方はとても貧弱だ。「こんな大自然の中で人間の存在はちっぽけなもの」と、出演した役者さんや演出スタッフの言葉にもあったが、そのちっぽけな人間がどのように大自然と対峙するのか、という点が致命的な欠陥による演出によって描ききれなていなかったのは不満が残る部分だ。「この作品は自然が中心、人間はその次」と言うのなら、最初からドキュメンタリーを撮ればいいことである。 この映画の致命的な欠陥とは、ナレーションの使い方だ。最初はほとんどないように作られているのか、と思いきや、突然、主演の浅野忠信のナレーションが入ってくると、たいして必要のない、非常に中途半端なタイミングでナレーションが入ってきたのには困惑するばかりだった。 実は、この作品においてナレーション説明というのは重要なファクターになるはずだった。それが顕著なのは、いよいよ剣岳山頂に登るときの雪渓を登山隊が行くシーンだ。この場面、とても緊張感があるはずなのに、あまり説明もなく淡々と登るので、大変さが観客に伝わらない。しかし、たとえばヒマラヤの登頂難攻の山では雪渓のクレパスに落ちるかもしれない、という危険と背中合わせなのだから、当然、剣岳でも同じ危険がある。だから、ナレーションで「思わぬ割れ目に落ちて命を落とすかもしれない。だから、我々はそっと雪渓に足を下ろしながら歩いた」などのような説明があれば、観ている側にも怖さが伝わっていたと思う。観客の大多数は、屈強な登山家などではないのだから、登山の危険性や装備の違い(民間の登山隊と測量隊との装備の違いも説明不足)などナレーション説明が必要な箇所はいっぱいあったのに、それをせず、観客に剣岳の真実を伝えきれていないのは、この作品の欠陥というしかない。 しかしながら、撮影スタッフの苦労はいかばかりだったか、それは尊敬するばかりだ。エンディング・タイトルに役割名をつけず、名前だけを列記していったのには、役割で苦労の区別などつけられないという、監督のスタッフに対するねぎらいの情が感じられた。私はこの作品、もっと脚本に神経をつかっていれば、とてもいい出来に仕上がっていたと思う。だから、木村大作氏の失敗作とは思っていない。今度は、もっといい脚本で映画製作にもう一度、挑戦してほしいと願うばかりだ。 " + }, + { + "date": "2009-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自然界の過酷さと美しい景色、それが全て・・・\n 劔岳、憧れの山である。穂先だけの槍ヶ岳や、大きな岩山の奥穂高の比ではない。そのギザギザした山容、尖った登山道、百名山の中でも屈指の難しい山だ。生半可な技術では登れない。物語は明治の話で、まだ登山道も整備されていなければ、装備も近代的でなく、古臭い。でも、登山のきつさ、つらさ、こわさと共に素晴らしさ、感動、眺望の美しさが描けていたと思う。CGではたぶん描けなかっただろう。また、山の登り口を探すというのも、興味深い過程だった。主眼は三角点を立てることかもしれないが、はじめて登るということはこういうことなのかと思った。雪渓は道がわかならくなるし、裂けると怖いので、そこから登っていくのはかなり勇気がいると思う。残念なのは、人物描写で物足りなさを感じた。類型的で、そこからの飛躍がなかった。主演の二人は文句はないが、軍部や家族など周辺の人物があの雄大な景色に負けていたと思う。 " + }, + { + "date": "2009-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい!映像、日本の美しさ!\n 富山県人のわたしにとって、まさに誇れるいや、日本人としてこの国に生まれて良かったと思える映画です。映像の美しさは言うまでもなく、日本人の心とは?を今まさに問い直す人間ドラマでもある。浅野忠信は淡々としていながら、内に秘める使命、仲間たちに心から信頼される男。香川照之のあくまでも脇役に徹し、柴崎の使命を支える男。出演時間は短いが、宮崎あおいの使命に挑む柴崎をこころから支える優しい妻。とくに宇治長次郎を演じる香川には監督の映画人生を投影しているようだ。まさに真の自然の美とは、死と隣り合わせの場所でしか観られないのかもしれないのです。そんな絶景を擬似体験できるだけでも観る価値はあるのではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2009-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "トラウマの克服はならず\n 劔岳は10年以上前に登った。山に登るくせに高所恐怖症な私にとって、未だに思い出すと怖気が走るルート(ポピュラーな前劔からのルート)だった。本作で客観的に登る姿を見てトラウマ克服と思ったが・・・別ルートからとは。しかも山頂の辺は、はしょっている・・・・・残念だ。ノブが滑落するシーンで恐怖だけは少々蘇った。 映画についてだが、道無きところに道を作る。これだけで感涙する。何気に歩く登山ルートも最初に誰かが苦難の中で切り開くものであり、その姿を見ていると客観的な視点は飛んでしまう。 無茶なスタントまでさせて(雪渓で滑り落ちるのは経験してるだけにドキっとするシーンだった)、あくまで山での撮影にこだわった監督に敬服する。淡々と職務をこなす姿を描くことを積み重ねていくスタンスも今時珍しいタッチで好ましい。故に最後のトライが輝くのだ。役者も皆良い芝居をしている。 難を言えば、鳴りっぱなしの音楽が耳障りな点と、宮崎あおいの後半のシーンが長すぎて不要に思えること。音楽については「旗」のシーンで一切流さなかった。ここは嬉しい。 " + }, + { + "date": "2009-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "監督・カメラマン視点で映画を観る\n 大作でした。音楽と山岳自然映像が大作感を盛り上げ、時代考証もまた、昔の大作感を補足しています。映画宣伝で『真実の映像』とのことで映画を観ながら頭の隅では『真実の映像』『CGなし』『撮影苦労』が繰り返され終始、そのことを納得、確認、想像して見てしまいました余計なことを考えて見ていた訳で、あまりストーリー集中できなかったかも。しかしながら、監督・カメラマン視点で考えながら、映画を観ることを、推奨され新しい体験ではありました。そして、考えたりしなければ静かめの映像は奇麗だけど飽きていたかもしれず、宣伝を聞いてからいって良かったと思う。見所テーマは※陸軍わがままメンツ重視=実直主人公と対立※主人公困難を克服し登頂することの意義=仕事への疑問葛藤※山岳案内人としての、生きザマ、生甲斐、美学※信仰の宗派対立、息子との距離※案内人、主人公、それぞれの家族への係わりかた※陸軍と民間山岳会との初登頂争い全編通して終始まじめな印象でした。 " + }, + { + "date": "2009-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "山って怖いよね。\n 本当に撮影どうやって撮ったの??って思うように凄くリアルで…山が色んな顔してるのよね。そりゃ登山大好きなお方には申し分ない傑作なのかもしれないけど…ちょっとダラダラ感が拭えない気がしたのと盛り上がりが弱いって思っちゃいました。宮崎あおいちゃんは可愛い奥さんを好演されてたと思います。 " + }, + { + "date": "2009-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の王道。コレは本物!\n CG、デジタル全盛のこの時代に、敢えて“人間力”で挑んだ本作。力技の感じられる、正に“本物の映画”でしたよ。 名カメラマン木村大作入魂の監督デビュー作。これまで、数々の日本映画の名作を撮り続けてきたその手腕は、本作でも如何なく発揮されております。『空撮を使わずに、山の映画を撮る』なんて、常人では考えられないことを、この映画ではやってしまっているんです。そしてその映像は、もう“圧巻”という他に表現のしようがないほど、見事な仕上がりで、スクリーンに映し出されます。ホント、素晴らしい!!ただただ脱帽です。 映画そのものは、非常に淡々としたペースで物語が進んでいきます。ホントに淡々としてまして、描かれているテーマからすると、もっと盛り上がりがあってもいいのでは?と感じられるほどでした。しかし全編を通して流れる、池辺晋一郎 氏の手による音楽と相まって、“古き良き時代の日本映画”というテイストがプンプンしてくる“大人の映画人による本物の映画”だったと思います。木村監督の思い、そしてそれを受けた役者達、スタッフ達の熱い思いが伝わってきます。 当時、地図の作成は国防の観点から行われていたのだということも、なかなか興味深い話ですし、“陸軍VS山岳会”というような争いがあったことも、歴史的に面白い話だと思います。ご存知の方もおられたでしょうが、吾輩は初めて知りましたので、結構導入部から話にひきこまれていきました。そういう歴史物(それも近・現代の)としての映画としても、充分見応えのあるものに仕上がっています。 公開前に、あちこちのTV特番で、監督やメインキャストたちが出演して、撮影時の裏話なんかを話してましたが、これが相当ムチャで面白かったんですよ!『そんなことしたら、死んじゃうよ!』てなことが、平気で山の上では行われていたようでして…。でも皆さん、とても充実した顔をしておられるんですね。うん、一つの大きな仕事をやり遂げたって感じで。この映画は“泣かされる”というより、その映像の美しさ、素晴らしさに“圧倒される”と言った感動が味わえます。やはり映画館の大スクリーンでこそ、その良さを体感していただきたいですね。興行の方も大ヒットだそうですが、この映画が当たるっていうのは、イイことだと思います。日本という国のマーケティングの健全性を認識する上でも。うん、ホントに“イイ映画”でした。 " + }, + { + "date": "2009-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "地元です。\n 原作も読んでから映画を見たので、とてもわかり易かったです。まだ見てない人は、ぜひ原作を読んでから行ってください。監督さんは、トップクラスのカメラマンです。その彼が撮った映像ですので、それは素晴らしいものでした。立山の剣の雄大さ、厳しさが、とても良く出ていたと思います。CGやヘリ撮影を一切使わず、実際に山に登ってそこで撮影された映像です。そして、順撮りしているので流れがとてもスムーズでした。試写会の前に、メイキングの映像の試写も見せていただき、舞台挨拶も聞かせてもらいましたが、撮影は命がけでした。ぜひ、そのことも踏まえてご覧ください。 " + }, + { + "date": "2009-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "劒岳\n 2度見ました。数十年前ワンゲル部に所属して、様々な山を上っていましたので、山々の風景が懐かしく、その頃の事を思し、又感動しました。景色の映像のすばらしさ、過酷な条件での登山等、いっさいのCG等を使用しない撮影とのことで自然そのものの雄大な情景が迫ってきました。 " + }, + { + "date": "2009-07-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の新しい名作\n CGや空撮を一切使わず、文字通り体当たりでこのシャシンを完成させた演技陣にも撮影陣にも、惜しみない拍手を送りたいと思います。日本を代表するカメラマンとして、数多くの仕事を手掛けて来た木村大作氏だからこそ撮ることのできた、拘りの映像は、時に息をのむほど美しく、時に過酷な自然の猛威を臨場感一杯に捕えてくれました。この物語の一つの背景として、日本の近代登山を先駆して来たとの強烈な自負心を持つ帝国陸軍参謀本部は、創設間もない日本山岳会が未踏の剱岳を目指すことを知り、剱岳初登頂を是が非でも陸地測量部にさせねばならないと決めたことがあるのだけれど、その至上命令を下された測量技師たちは純粋で、日本地図の空白を埋めるために剱岳に三角点が必要だとの思いから、粛々と測量の仕事をこなしながら、登頂を目指します。その過程で、何のために地図を作るのかを改めて考え、それはその地域に生きる人々のために作るのだ、との結論に達し、「人がどう評価しようとも、何をしたかではなく、何のためにそれをしたかが大事」だと悟ります。そして彼らは、初登頂に成功するのですが、剣岳山頂で彼らが目にしたものは・・・この山頂直下で、案内人の宇治長次郎が測量手の柴崎芳太郎に、山頂への第一歩を譲ろうとしたのに対し「あなたはもう仲間なのだから、先に行ってください」と言い、他の技術者たちも力強く頷く場面には、山屋のはしくれとして、思わず涙がこぼれました。そして、帝国陸軍の不条理さ。高級軍人の、人の命も尊厳もまるで意に介さない非情な姿(まぁ、そうでなければ戦争など遂行できませんね^^;)も、定型的ではあるけれど、良く描けていたと思います。そして、演技陣・制作陣の職種を分けることなく、「仲間たち」として平等に並べられたエンド・タイトルにこの作品を仕上げたことへの誇り。この作品に関わったことへの誇りが、見事に表現されていたと思います。僕は新田次郎の作品は好きで、かなり読んでいるのだけれど、この作品は読み落としていました。是非読んでみたいと思います。 " + }, + { + "date": "2009-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "大変という大前提。\n まだCGなど存在しなかった時代、過酷な風景を作るなら、実際にそこで撮るしかなかった。監督、俳優、スタッフ全員で苦労を重ねても、満足のいく映像が撮れるのは、ほんの稀な時間だったに違いない。それでも観る方は、それが当り前だと思っていた。リアルな映像しか有り得なかった時代に、それを謳うためやれ、ハリウッドに比べてチャチだ、屑だ、と言われても少ない製作費で(汗)それなりに邦画は頑張ってきたのだ。それが今になって、当たり前にあり得ない映像が観られるようになってくると、こういうリアルな映像美に人間は惹かれ始めるのだろうか。不思議だなぁーと思う。が、私のような(特撮も好きだけど)リアル全盛時代の映画を観てきた人間は、やっぱりこれがカメラマンの、撮影監督さんの、仕事なんだよなぁと思える。以前に女性カメラマンが撮った映画を観た時もそう思った。プロの仕事は、絶対に負けてないのだ。その分野では。この映画の宣伝は、イヤというほど見てきた(爆)んまぁ~よく喋る監督さんだ。怖いくらいガナリっぱなし。主演の浅野忠信が、出演を打診された際のエピソードでも「考えさせてください」と言ったところ「ハイ、やります!」ととられたんだそうだ^^;しかも彼の作品など一本も観ずに雑誌の表紙で決めた!というのだから凄い^^;千里眼か?でも各々のエピソードを聞けば聞くほど面白く、興味がわく。どんなに過酷な現場だったか、想像するだけで怖いくらい。俳優は、おそらく山岳会のメンバーでは、ないので^^;それが、担いで登って、落ちて、登って…演技。するのだ。皆さん(監督もね)本当にお疲れさまでした。しか言えない…。映像の素晴らしさと、スタッフ、俳優たちの苦労を思えば(爆)本当にいい映画でした。と締めくくりたいところなんだけど、残念なことに観る方は、果たしてそんな苦労よりも仕上がりだ。シェフがどれほど素材にこだわろうが、美味しくなければ終わり。どんなに撮影に苦労した映画も、作品の出来如何がすべてだ。撮影面では威力を発揮した監督だったが、演出面では今一歩。もっと深いドラマに出来ただろうに~!と思うと非常に惜しい。あんなに過酷な山を命を賭して登ったのに淡々としている浅野、高山でも演技が衰えない香川、チラ出でも存在感の役所など巧い俳優と、いい場面が揃ったが、見せ場と纏まりに欠ける。やっぱり山を撮る方に全霊を向けちゃったあたりが惜しいのだ。(適材適所。もの作りはそのすべてが叶って完成度を上げる。) " + }, + { + "date": "2009-07-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "不完全燃焼…\n 単純明快なストーリーを好む方にはお勧めしません。山好きの方などには風景をご覧になって楽しめるとは思いますが私の場合、今でも『この映画は何を訴えているんだろう…?』『なにが言いたいの?』って感じで不完全燃焼です。意味が判らない=見なければよかった…です。 " + }, + { + "date": "2009-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「日本映画」の最新作\n 古き良き日本映画らしい日本映画でした。日本映画を代表出来る作品だと思います。近年の利益を見込んだ大衆作品がとても小さく見えました。昔ながらの演出、愚直なまでに“生”にこだわったCG・空撮なしのリアルな画、そのすべてが「日本映画」というジャンルに対して敬意を表していました。僕のような若者にとってそういった古き良き演出は、逆に新鮮で、新しかったです。浅野忠信、香川照之がメインキャストですが、この2人の存在感は抜群、流石の貫禄でした。その台詞ひとつひとつが重みが有りました。役所広司も良い味でした。そして、僕は宮崎あおいさんのファンなので宮崎あおいさんが出てるから観に行った愚かな若者なんですが(笑)、宮崎あおいさんの存在感はまさに紅一点。篤姫の以来の和服姿で、その容姿は貫禄のオーラを纏っていて、良き日本の妻を演じ切っていました。美しい存在感。しかし、「(山登りの)男たちを支える家族」というテーマもこの作品では掲げていますが、そこはあまり描き切れていないのが残念でした。測量士たちの生き様がメインで、家族は二の次になってしまっていたのが残念です。全体的に真面目な…実直な作りの映画で、僕みたいな若者がもの申すのも申し訳ない程です。ただ心のままに、感じたままに受け止めます。 " + }, + { + "date": "2009-06-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "撮影時の苦労を実感^^\n 木村大作監督の宣伝効果あってかたくさんの年配の方々が観に来てましたね^^とにかくスケールが大きい!!!壮大な山岳地で、実際に重い荷物を背負ってのキャスト陣の苦労がそのまま映画の表情にリアルに滲み出ていて自然と闘う男達の偉大な姿に涙が出ました。特に香川さんの演技には圧巻!!!本当に「山の男」って感じで迫力がありました^^彼で正解っ!私たちが何気なく見ている日本地図。その中には、昔の人たちの生と死を賭けた壮絶な生きざまが隠れていたんですね。これからは、地図を見る時の気持ちが変わりそうです。        6月23日109シネマズ高崎にて観賞 " + }, + { + "date": "2009-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "驚愕の山岳映像なのだけれど、人物描写が足らなくて淡々としてしまったところが惜しいです。\n  昨年の完成ラッシュの感想通り、驚愕の映像でした。 冒頭の劔岳山麓の紅葉シーンは、山の頂上まで紅葉が登り詰めていて、息をのむ美しさです。立山連峰を仰ぐ映像は、一つ一つの山々のカットが重厚で神々しく映し出されていました。映像から推察される撮影位置から、撮影隊の困難さが忍ばれます。 本作は、ドキュメンタリーのように自然現象とも格闘していました。春から始まる本番の登頂シーンでは、山頂に近づくほど冬景色となります。吹雪の中でも登り続けるシーンや低気圧の通過で、考えられないような暴風雨のなかを出演者もスタッフも耐えながら撮影したシーンに感動しました。どうしてそうまでして映画に取り組むのかと。 それだけではありません。松田龍平は、雪崩のシーンで数メートルも穴のなかに実際に埋められてしまったり、劔岳南壁では、崖から墜落し、雪原を滑落していくシーンに挑戦していました。仲村トオルも、雪の崖から足を滑らし、ロープ一本にしがみつき助け出されるというシーンなど全編を通じて、危険なシーンが多々あり、よく無事で帰ってこられたものであると驚きました。 映像面ではもうしない分、ストーリーでは人間の喜怒哀楽がセーブされてしまったキライがあります。 何しろ中心人物の柴崎が寡黙な男なので、感情移入しづらかったのです。劔岳征服を競わされている日本山学会の一行にも淡々とした態度で、ライバル心のかけらも見せません。 宮﨑あおいが演じる柴崎の妻葉津よがとても甲斐甲斐しく、そっと夫に気付かれぬようお守りを登山リュックに忍ばせるなど、夫を慕う心情がとても良かっただけに、もう少し夫婦の葛藤を描いても良かったのではないでしょうか。 命の危険もある登山であるのに、裏庭にピクニックでも行ってくるかのように、無表情に柴崎は劔岳を目指すのです。葉津よが不安がるところがないのは、チョット考えられませんね。 カメラマン上がりの木村監督は、もう撮影に一杯一杯で、心理描写まで気持ちが回らなかったのではないでしょうか。 長治郎の葛藤も不十分でした。測量隊が山岳信仰の中心地を汚す行為だと非難する村人や行者の抗議の声を強調しておけば、息子との不和の理由がよく見えてきたことでしょう。でも、その息子からの手紙で、オヤジの仕事として認めてくれたとき流す、長治郎の涙には、ホロリときました。 どんな子供も親の背中を見て育つのでしょうか。 ホワイトアウトになって、吹雪で行く手が閉ざされても、登山者のためにベストを尽くそうとする長治郎の人間味に惚れました。香川照之の熱演ぶりは実良かったです。 さてストーリーのキモとして、陸軍の直轄の陸地測量部で唯一残った立山連峰の三角点設置に取り組むという内容。けれども軍部は、地図の作成よりも、山岳会に劔岳の初登頂を超されたくないというメンツで、柴崎に登頂を厳命します。 そのためストーリーでは、想像を絶する苦難のなかで柴崎はなんども、何のために地図を作るのか、その理由を求めて、苦悩します。 名誉とか対面とか、そうした計らい心を満たす目的でなく、何のために為そうとするのか志を問えという、先輩測量者の励ましは、柴崎だけでなく見ている観客にも、深く考えさせるテーマになっていました。あれだけ過酷な映像を見せつけられると、見ている方も、何であそこまでして地図を作らなければならないのかとため息が出そうです。 柴崎を心強くしたのは、山岳会のリーダー小島のメッセージでした。ともに劔岳の登頂の厳しさに直面するなかで、ただ上るだけの自分たちに比べて、測量という使命を背負った柴崎たちに深い敬意を示すのです。 そんな山岳会のメンバーに手旗信号で君たちも仲間だと伝えるラストシーンにジンときました。 とにかく200日も劔岳に閉じ込められて、こんな映像を取ったこと自体に感動してしまう凄い作品です。出演者たちの苦行ぶりを目に焼き付けるだけでも、CG慣れしてしてしまった映画ファンの目から鱗が落とせることでしょう。 " + }, + { + "date": "2009-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "手旗は、口をききたくない奴とも話が出来るから\n 映画「劔岳 点の記」(木村大作監督)から。明治40年、陸軍陸地測量部と創立間もない日本山岳会が、剣岳(つるぎたけ)初登頂を目指して、争っていた。物語の途中、この2つのグループが、途中でばったり出会う。その時、相手の荷物に「手旗」をみつけ、「手旗信号」を情報伝達に利用していることを確認した。陸軍陸地測量部の「手旗を利用するのか?」の問いに、日本山岳会のひとりがこう答える。「手旗は、口をききたくない奴とも話が出来るから」へぇ〜、面白い発想だな、と軽くメモをとった。しかし、物語の最後、この台詞が輝いてくる。裏を返せば、こう解釈できるからだ。「手旗は、遠く離れていても、気持ちを伝えたい相手に、しっかり伝えられる道具」なんだと・・。実は、昔、ボーイスカウトに入隊していた同級生から「手旗信号」なるものを教わり、必死に覚えた頃がある。たしかカタカナが基本だったが、相手から見えるように、鏡に映したような逆のカタカナを体全体で、表現する手旗信号。現在では、携帯電話や無線で簡単に会話できてしまうが、1文字ずつ、確実に伝え、確実に読み取るだけの「手旗」のシーンに、ちょっぴり涙腺がゆるんだ。作品全体を思い出すには、日本山岳会のリーダーが口にした「我々は登ることが目的だ。あなたたちは、登ってからが仕事だ」。これに尽きる。是非、ご覧あれ。 " + }, + { + "date": "2009-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "実直な作品作り\n 「誰かが行かねば、道はできない」当時、測量隊が山に対して向き合ったであろう自然への畏怖と挑戦、それと同様の精神で撮影を敢行したスコープ・サイズの映像は、文句なしに美しく壮大で険しい。そんな自然を背景に、柴崎は淡々と任務を遂行し、それを見守る長次郎の目が優しい。このふたり、どちらが主役といってもおかしくない名演だ。映画的な面白さという点では、「黒部の太陽」や「海峡」の枠を出ないベタな内容だが、作品作りが実直である。なんの前触れもなく浮かび上がるタイトルからも見て取れる。こうした時間と手間を掛けた映画は、ハリウッドを含めてももう作られることはないかもしれない。そんな作品に関わることができた人々の誇りと歓びが、肩書きのないエンド・クレジットに威風堂々と表れていた。 " + }, + { + "date": "2009-06-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ご苦労様です!\n 特殊効果,CGを使わず,実写にこだわって撮影した映像が圧巻!絶景のオンパレード。競争心,仕事への疑問から,信頼,友情,意義のある仕事の自覚へと変化してゆく登場人物たちの気持ちを,あたたかな目線で丹念に紡いでゆく人間ドラマも,迫力ある映像に負けない見応え!全員が魅力的。彼らの歩みを後押しする家族の支えなど,周りの応援者の存在を,感傷的にしない挿み方で伝える演出も好き。下調べと,周囲の測量に時間をかけて,「剣岳」アタックに急がない造りも良い。じわりじわりと近付いてゆくからこそ,登頂の達成感が半端ない。登頂からエンドクレジットの流れが,粋な優しさに満ちて,めっちゃ感動。世界に誇れる傑作! " + }, + { + "date": "2009-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "圧倒\n 映像・本筋は大変素晴らしかったです。ただ、人間関係が簡単に片付きすぎなので、もう少し掘り下げて欲しかったです。後で原作読んで補完しないと・・・ " + }, + { + "date": "2009-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "先達の偉業に感無量\n 先達の偉業を再認識できるドキュメンタリーとしてよかったです。測量屋、一般には知られない職種の一つと思われます。また近年ではGPS測量の台頭により急峻な山の三角点も使うことが少なくなりました。しかし、楽になった測量も一等から四等になる三角点があればこそ。惜しむらくは、測量作業風景も踏査、選点、観測だけでなく、三角点を埋める作業や測量器材の組み立て、内業(計算作業)等も多少は欲しかった気がします。平板とアリダードを使っての選点作業は、測量教本でしか見ない作業だったので参考になりました。測標視準の画が正像(上下が目で見たとおり)なのは・・・・一般への配慮でしょうが・・・・本来は倒像(上下逆さま)と聞きます。あと、肝心の剣岳が三等ではなく四等三角点となった経緯が描かれてないような・・・登頂の報告を受けながら、現場の苦労に気遣いも見せず、面子だけに拘る参謀連中のシーンは削っても測量作業風景には、もうちょっと時間を取って欲しかった・・・・あまりやってしまうと、NHK番組のようになってしまうでしょうが。言わずもがなではありますが、フィルムによる山岳映像はすばらしいものでした。 " + }, + { + "date": "2009-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すばらしい映画でした\n 試写会で見ました。過酷な環境での撮影ということがひしひしと伝わってきました。既に原作を読んでいたので、どのシーンも違和感なく見ることができましたが、映画だけだと伝わりにくい部分もあったように思います。観てから読むか、読んでから観るか。合わせて原作を読んでみるのもいいと思います。 " + }, + { + "date": "2009-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "体感できる\n 鑑賞前に、監督・出演者の思いを聞いていたので、ストーリーより、どうやって撮影してるの?って言う疑問が先に浮かんできた。過酷な撮影だったって言う一言では片付けられないほど、大変な撮影だったことが、映像からうかがえる!当たり前だけど、撮影が過酷だったって言うことは、ただ地図を完成させるために、劔岳を目指した主人公たちは、それ以上過酷な状況を体験してるってことになるんだなぁって思うと、今さらながら、尊敬してしまう。とにかく、百聞は一見にしかずです。 " + }, + { + "date": "2009-06-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "アルペンルートに行きたい!!\n 自分の目で実際に見たくなりました。本当に綺麗な景色です。夏と冬の雷鳥の姿。声。見事な雲海。ただ仕方の無い事ですが、悪天候時の映像がすごく見づらい。また悪天候時から映像が変わったとき画面がすごく眩しく感じました。突っ込み所として山岳会のあの格好。それで登山ですか?な感じでした。最後の方の香川と浅野のシーン感動でした。 " + }, + { + "date": "2009-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "絶景!この景色を見るだけでも価値有り!\n この映画は日本地図の完成の為にまだ未踏だった劔岳を登頂するまでの話なのですが、その劔岳を登るための登頂ルートを検討するため、その時点で雲より高い位置まで登っています。そんなシーンが、冒頭から直ぐ用意されています。絶景、絶景、ホントに凄いゼッケイなのです。夕陽で雲の絨毯がオレンジ色に輝いている様は素晴らしい絶景です。役者も浅野忠信や香川照之に、役所広司や宮崎あおいといった芸達者な人達を集めているのですから水準以上です。いちゃもんをつけるとするならば、これだけの「ホンモノ」を集めている割には胸に迫るものが弱いって事でしょうか。でも、今回は木村監督のこだわりにこだわった劔岳の風景を堪能する価値、おおありだ!と思います。 " + } + ] + }, + "165": { + "title": "ディア・ドクター", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "肩書き\n 国家資格がないとしてはいけない仕事があるのは分かりますし、伊野が嘘をついていた事は良くありません。だけど伊野は、本当に人を助けたかったのだと思います。作品は現代の医療や過疎化という社会問題ばかりではなく、肩書きや経歴を重んじる社会の息苦しさも映している様に感じました。 " + }, + { + "date": "2019-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人は信じたいと思うものしか信じない。 そして騙されていたとしてもそ...\n 人は信じたいと思うものしか信じない。そして騙されていたとしてもそれを真実だと思えば真実になり得る。医師免許を持たない先生は、村人にとってはたしかに先生で、このまま逃げなければずっと先生でいられた。でも、ニセモノであっても悪者ではなかった。癌で余命が僅かかもしれない患者に、1年後に会いに来るという娘。もうそのときでは遅いかもしれない。癌だと知っているのは自分だけで、きっと本人から娘に伝わることはないのに。どうしたらいいか必死に考えただろう。逃げるいい機会だと思ったのもあるだろうけれど、そのまま黙っていれば先生でい続けられたのに、そうしなかった。先生がいなくなったあと、村人たちは手のひらを返して好き勝手に悪し様に言ったけど、村にとっては先生が本物であるかどうかは大した問題ではなかったんだと思う。拠り所があること、先生という存在が村にいることが大切なことだった。俺はニセモノだと言う声が、きちんと届かずに消えていくとき、絶望的な気持ちになっただろうなあ。こんなはずじゃなかったのに、と思っただろう。自分でしてきたこととは言え、集団で神様を作り上げられて、外堀を埋められて、身動きが取れなくなって、先生をしてきた、それが一番の悪だというのなら、村人も、違和感を持ちながらもそのままにしていた人間も、みんながみんな嘘つきで悪だ。 " + }, + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ただの出来の良いヒューマンドラマ\n 大げさではないが、じわじわと染みる内容だった。一見して、無免許医師の町医者という設定やテーマがなかなか派手なので、最初は社会的意義やドラスティックな展開を期待してしまう。しかしすぐに、医療や法律、ミステリや大げさなドラマを期待するのは、間違いだと気づく。この作品が描いているのは人であり、その先の人と人の関係だと感じた。小さいが社会にも通ずる部分がある。何にも解決策や治療法、答えを求めようとする現代人にとって、曖昧にしておいた方が良い事もある。そして結局は、正しい解決策なんか無いことの方が多いのが世の中ではないかと。もちろん映画は監督だけで決まるものでもないが、「ゆれる」よりも幾分観やすく、違った印象を受けた。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "罪か否かと問われれば罪だけれど\n 前に観たような…でも結末が思い出せなくて。父親が医師であったけれど、自分は医師免許も持たずに過疎化している小さな村で診療所を営む鶴瓶さん。いい加減さもあるけれど、村人の事を心配しているのは本当。自分も小さな町の診療所で働き、先生を見ていたから余計に思う。医者、特に町医者なんて軽い気持ちでなれない。代わってくれる人もいなくて。24時間365日、誰か何かしら起きていて。本当に心休まる時なんてあるだろうかと。それをやってのけた鶴瓶さん。医師免許を持っておらず、医科大学に行ったわけではない人に診てもらい、薬を処方されるなんて実際に考えたら恐ろしいことだけれど。でも、お父さんのペンライトを盗ってしまったと電話する姿。きっとお父さんが素晴らしく、その後ろ姿を追っていたんだろうな。バレて逃げた最後のシーン。八千草さんが入院している病院に配膳係として再登場。こんな状況でも最期までちゃんと見守りたいという想い。こんな人が自分の主治医であって欲しいと思う。 " + }, + { + "date": "2018-05-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "評価しづらい\n 伊坂幸太郎のような日本的ミステリーの小細工的な巧さはあるけれど、正直だからなんんだろう。何がしたいのかわからず、ただ監督が自分の小細工に酔いしれている美談風の物語。中身がまるでないし、主人公はただのサイコパス。 " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n シンプルな話だし言いたいこともよくあること。自分には合わなかったかな。 " + }, + { + "date": "2017-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "曖昧なままにしておくこと\n すごくいい映画だった。本当のことって何なのか資格とは一体何を必要とするのか考えさせられた。もちろん、ついてはいけない嘘はあるけれどお互いに突き詰めたくない事実もあると思う。途中に娘の井川遥が、「もし、自分が来てこのことを話さなかったら、今も彼はあの診療所で続けていて、どんなふうに母は死んでいったのか」と、言っていた。彼の取った行為は犯罪だし、最初は彼もお金のために騙したのかもしれない。でも、だんだんと村の人々が自分を必要としてくれ、嘘がどんどんひとり歩きしていってしまった。何人かは、その嘘に気がつきながらも曖昧なままにしておくことが都合が良かったのかもしれない。本当のことも正しいことも大事なことなんだけど、わかっていながらも突き詰めないということが、うまく回っていくこともある。わからなかったことにしておくというのも大事なことなのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かなり期待して見てきた。 「ゆれる」ほど人間の心理状態を描き切って...\n かなり期待して見てきた。「ゆれる」ほど人間の心理状態を描き切っていない気がした。村唯一の診療所で、誰よりも尊敬される医者を演じるということはどういうことか。・どうして医者になったのか。・看護婦と薬屋はどこまで関わっているのか。知っているのか。・失踪した真相。その辺りをはっきりさせるか、想像させるようなことをしないと、医者の心理の変化の描写が生きてこない。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思ってたより平凡\n この監督ならもうちょいパンチの効いた作品かと思ったのに。松重の台詞がよかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの内側\n 細かい心の内側まで見えるようだった。八千草さん可愛らしいなぁ " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなかです!\n 最初の方はやや混乱しましたが後半はパズルピースが次々とはまっていき、気持ちのよくありながらも不思議な気持ちです。西川監督は頭の良い方なんだなと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "目新しい話ではないかな\n 「常識的には悪事だけど実はやさしさに溢れてる」的な話は色んなところで見たことある話ですからねぇ。 " + }, + { + "date": "2016-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「親愛なるお医者さん」の失敗\n 年をとり弱ってきたときには、頼りになる人が身近にいるのが良いのである。この物語では、限界に近い集落で、主人公が地域住民の「親愛なるお医者さん」を演じ、身近な頼りになる人という役割を担っていた。しかし、最終的にはそれをまっとうすることができなくなってしまう。この意味するところは何か。身近な頼りになる人の役割が医者に重心が置かれすぎてしまうと、重圧が大きく、支えきれないということなのだろう。そんな失敗談を物語にしたという印象を受けた。 " + }, + { + "date": "2015-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "\"偽\"であっても、\"贋\"だけなのかな…?\n \"贋物やねん\"と\"足りないことに慣れてる\"って台詞二つ、最後の見せた\"新しい嘘\"で、この映画は完璧だった。鶴瓶さんと瑛太さん、余さんと香川さんの\"重ねる芝居\"もジワジワ来て、隣の親と見終わったあと色々語ってしまった。すっごく静かな映画なのに、宿す力はとにかく強くて、曖昧さと良い後味がここ(心)に残って混乱してる。\"日本映画\"を見たい方は、是非一回見てほしい。\"理想の日本映画\"ですから。 " + }, + { + "date": "2015-01-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『ディア・ドクター』\n 松重豊と瑛太の味わい深い演技がイイ。国宝の宝塚、八千草薫は圧巻。人の価値観は自己満なのか金なのか、それとも愛なのか。10÷10=1じゃない、割り切れない余りが人生であっても良い、そんな気にさせられた映画。あと西川美和映画は乗り物横切るシーンで切ない気持ちになる。 " + }, + { + "date": "2014-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛ある嘘つき\n 小さな村神和田村にある唯一の診療所の医師伊野治が失踪する。伊野は色々な治療を一手に引き受け人柄も大らかで村人から慕われていた。ある日鳥飼かづこという未亡人を診療することになり、伊野が隠していた嘘が浮かびあがることになる。鶴瓶のお茶目な人柄と今回の役柄がとてもマッチしていて、嘘の医師を演じていたにもかかわらずそれを許さずにはいられない心情になる回りの人のことも理解できた。最後にまた病院に現れる彼らしさがまたよかった。 " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "丁寧で繊細\n 美しい映像と音楽。話の進み方や役者さんの演技に違和感なく感情移入できる。だからといってつまらないとか眠たくなるとかはならない西川美和さん作品の不思議。 " + }, + { + "date": "2013-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良い映画\n この映画、極めて静かな知性によって描かれているようだ。喧噪のない世界でありながら、それぞれの声が甚く響く。登場人物の背景などに言葉を労する必要はないのであろう。静かな語りのなかに、それぞれの声が聞こえてくる。笑福亭鶴瓶扮する伊野が投げ捨てた「白衣」は、それまでの「嘘」を意味していたばかりではなく、少しでも生き存えてもらいたいという「希望」でもあった。看護師の大竹が、薬卸の斎門が、そして鳥飼が望んでいたものは、「希望としての嘘」であった。そのため、最後のシーンの八千草薫演じる鳥飼の表情は、あらためて「先なき希望」を確認した表情が、そこには見て取れるのだ。とにかく西川美和監督のこの作品は必見。 " + }, + { + "date": "2013-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ポータブルDVDにゆる地下鉄内レビュー\n 失踪した 医者・鶴瓶を巡って、      【 現在という時制 】 においては、第3者による評価を元にして            【 間接的人物像 】  を。      【 少し前の時制 】 では、医療に従事する姿を直接目撃することで             【 主観的人物像 】  を。それぞれ、2つの時制 によって提示される、この 2つの人物像 を足掛かりにして、今作に発生していく            【 失踪の謎 】 と 【 診断の謎 】 。       この 2つの 「謎」 を 推理する楽しさに満ちた鑑賞となりました。また、 「問題提起」 は、する。            ↓            でも、「暗い」 まま終わらせない。                           ↓                          しかし、「問題解決」 は、しない。        というユルイ立ち居地が、何故かしら心地良く感じた。                 そんな不思議な映画でした。 無医村に赴任していた医者が姿を消し、彼に医療を支えられていた村人達や、行方を捜索する刑事、そして、共にこの村の医療に携わっていた看護士と研修医が彼を探すところから物語は始まります。 姿を消すことになる医者を 笑福亭鶴瓶 が         “人間味溢れる” 部分を基調にして、 姿を消すことになる         “謎” の部分を醸し出しながら                             演じていきます。ベテランの看護士は余貴美子。 アカデミー外国語映画賞を受賞した 「おくりびと」 で演じた役柄を思い出しました。 「おくりびと」 では、主人公の モックン と、葬儀社の社長 山崎務 の2世代間を繋いでいく役どころでしたが、今作においても、 鶴瓶 演じる姿を消す医者と、都会的な匂いを発散させながら登場する若き研修医との、     2世代間の隙間を埋めていく役どころ                     になるのか注意していきたいと思ったのです。        で、研修医は赤いスポーツカーに乗って 瑛太 がやって来たのです。この医療スタッフに、村人達。そして、行方を捜索する刑事達を織り交ぜながらストーリーは展開していきます。 映画が進んでいく中で鑑賞者は、 【 現在の時制 】  において、 失踪した 医者・鶴瓶 に対する、                 第3者からの証言を元に、医者・鶴瓶 という人間の                 【 間接的人物像 】 を形作り、 【 少し前の時制 】  では、 看護士、研修医と共に農村医療に                 従事していく姿を直接目撃しながら、医者・鶴瓶 の                【 主観的人物像 】 を創出していくのです。そして、 【 2つの時制 】 の行き来で生成した、この 【 2つの人物像 】 を手掛かりにして、今作に発生していく 【 2つの謎 】 を追いかけることになるのです。まずは、第1の謎   ”なぜ 医者・鶴瓶 は失踪してしまったのか?”という 【 失踪の謎 】 に取り掛かる訳ですが、  【 少し前の時制 】  において、興味深いシークエンスがあったので、言及してみたいと思います。 老人の臨終の席において、延命機器を装着しようと提案する 医者・鶴瓶 に対して、          その措置を家人が辞退。その後、明らかに、その老人の介護を押し付けられていたと思われる、地味で薄幸そうなお嫁さんの         怯えたような複雑な表情                               を今作は捉えたきたのです。これは、        「長寿」 という美辞のウラに存在する        「老人介護」  という問題 が           姿を見せた瞬間だったのです。しかし、この場面で「問題提起」 は、する。            ↓            でも、「暗い」 まま終わらせない。                            ↓                           しかし、「問題解決」 は、しない                     という、今作を貫いている ユルイ立ち居地 を                    発見したのです。 「老人介護」 という問題が提起された次の瞬間、臨終したと思われた老人の口から、喉に詰まったモノが出てきたことによって彼は蘇生をするのです。コメディーのような展開に亞然としていたら、偶然による、しかし、神がかり的なこの成果に興奮した村人たちが 医者・鶴瓶 を讃えながらお祭り騒ぎをするという、これまたドタバタ喜劇のような展開を見せていったのです。 「老人介護」 という 「問題提起」 はする。                   ↓   でも、コメディー的な “蘇生” と、その後の  “お祭り騒ぎ”    によって、このシーンを 「暗い」 いままには終わらせない。                                  ↓           しかし、「老人介護」 という 「問題解決」 は、しない 。このような、ユルイ立ち位置で、 「陰」 に曇りがちそうな流れを、半ば強引に 「陽」 に転換してきたのです。この様子を興味深く見ていたら、この ユルイ立ち位置 が実は、開始早々から提示されていたことに気付いたのです。 「医師 失踪」 という 「問題提起」 があった。                  ↓     でも、医者・鶴瓶 の飄々としたキャラクターが語られたことで、      緩やかな気分を創出。      そのシーンを 「暗い」 ままには終わらせない。                            ↓               しかし、 気分は 「陽」 に転換しながらも、               「医師 失踪」という 「問題解決」 は、していない。 前述の 「老人介護問題」 の後の \"お祭り騒ぎ” は、実に、こんな風合いのもと展開されていたのです。 その一方でストーリーは、鑑賞者に対して 医者・鶴瓶の  【 間接的人物像 】 を 【 現在の時制 】  において形作り、   【 主観的人物像 】 を 【 少し前の時制 】 で描かせていきます。 医者・鶴瓶 という人間を、このように多重的に表現してきたからには、 良好に築き上げてきた、彼の人間像が        一気に覆えされる 予感                       を逆説的に持たざるを得なくなったのです。と感じていたら、中盤以降、徐々にその 予見 が実現されることになるのです。        病院を転々としてきた事実。        父親の職業を偽っていた事実。                     今は小さな事実が露呈されたに過ぎませんが、     【 間接的人物像 】 と 【 主観的人物像 】 という。               2つの側面 から語られてきた 医者・鶴瓶 の人物像が、 事実から      大きく乖離していく事 を                        鈍く、確実に、実感 させてきたのです。 今作は、このような前フリを経て、いよいよ 医者・鶴瓶像 が崩壊する瞬間を迎えてたのです。その表現が大変、素晴らしい。 今まで慣れ親しんできた、山村の風景から一転して、いきなり都会の高級マンションの外観が写し出されてきたのです。カメラはゆっくりとズームインしていきます。 一部屋だけバルコニーに人がいて、そこにターゲットを定めているようです。そして、その映像に電話の会話音がかぶさっていきます。 医者・鶴瓶 の行方を捜している刑事の声です。どうやらこの部屋に 医者・鶴瓶 の母親が暮らしており、バルコニーで布団を取り込んでいるのが母親本人であることがわかります。ズームインしていくうちに奥に、父親もいることもわかってきます。 電話の刑事は 失踪の件を伝え、情報を得ようとしますが、会話が母親とかみ合っていきません。そのすれ違いは 鶴瓶 が医者であることの認識に集結してくるのです。 鶴瓶 が医者として働いていたことに驚きを隠せなく、思わず電話を切ってしまう母親。その行為に、             全ての納得がいったのです。 制限文字数では語り切れず。完成版はこちら   ↓ http(ダブルコロン)//ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-96.html " + }, + { + "date": "2013-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何度も観ました\n まずテンポがいいですこれは映画として非常に重要です次に単純に映画として面白いですラスト泣きましたこれは愛の映画です鶴瓶は本当に役に恵まれましたねあと題名から勘違いしやすいような、別にいい医者が診療して回るだけの単純なお涙ちょうだいのバカ映画じゃありませんこれは評価を高くつけるべき映画です絶えず作品じたいは俯瞰で何がどうとかいうメッセージ性をわざと排除し、セリフも説明くさい物や暑苦しいメッセージ性無しなんですけど何かが優しくあなたに伝わるはずです映画として面白い愛を感じるラスト泣けるテンポがいい鶴瓶は本当に役に恵まれましたね " + }, + { + "date": "2013-05-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "瑛太は、7分丈のTシャツ&ズボンが似会うなぁ\n ずっと観たかった作品。この期待を超えて、グっとくる良い作品。もう1度じっくり観たい作品。鶴瓶さんは、本当にうまいなぁ。生まれ変わるなら、鶴瓶になりたいな。(もしくは、さまぁ~ず三村。)鶴瓶さんは、人の話を聞き出すのが、とてもうまい。鶴瓶と話していたら、自分がとても面白い人になった気がしそう。理想の上司、理想のお父さんだなぁ。なんなら、鶴瓶さんに総理大臣になってほしい。コミュ力・判断力に調整力もあり、適任では?こんなお医者さんいたらよいなぁ。もちろん医師免許がなく、医師を語るのは許せることではありません。でも、免許があっても対人能力がなかったりするよりは、対高齢者には特に、しっかり話を聞いてくれるお医者さんがいるだけでも、無医村よりよっぽど良い気がする。瑛太も良いなぁ。はずれがないかんじ。7分丈のTシャツとズボンが似会うなぁ。(私的セクシー瑛太は『アンフェア』の役だけど・・・)余貴美子、香川照之、八千草薫、松重豊と、これでもかってくらいの芸達者な面々。最近の香川照之の使われ方は、うまい演技をしてくれという要求に応えているからか鼻につくことが多いけど、今回はスーっと入ってきた。八千草薫は“こんなおばあちゃんになりたいNo.1”です。井川遥もすっかり演技派に変身してきましたね(無造作髪アップが素敵)。もし私が老年になってガンがわかったら、入院せず余生を過ごしたいなぁ。でも、もし娘が医者だったら、もし家族に入院してほしいといわれたら、無視はできないし、つらいだろうなぁ。娘(井川遥)があの村の医者になれば、母(八千草薫)も余生を満喫し、村人も安泰だと思うんだけど、そううまくはいかないのかなぁ。お話もテンポよく進み、ひきこまれる。前作の『ゆれる』も良い作品だけど、ドロっとしたかんじが苦手だった。でも、こちらはバランスがとても好き。TVで野球を一緒に観るシーン、アイスが溶けてくところなどなど、絶妙。西川監督は若くてきれいでおしゃれで、こんな作品つくっちゃうなんて、すごいなぁ。ラストシーンは賛否両論かもしれないけど、私は好きです。 " + }, + { + "date": "2012-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "想像してたのとかなり違った\n タイトルの「ディアドクター」そのディアーは村人から嘘医者への言葉なんやと想像しながら見ていた。結果は大はずれで嘘医者が本当の医者への憧れみたいな意味のディアーだと思った。(実際のところ僕もよくわからないが)けど、最後はそこ(村人からの感謝)で落とさないとお話としては成立しないような気がしました。内容を簡単に書けば一行なんやもん・・・「嘘医者がいて、ばれて逃げました」ちがうやろ・・・・ " + }, + { + "date": "2011-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレせずに見たかった\n 笑福亭鶴瓶の秘密を何かで知ってしまって軽く流布されているくらいだから大した問題ではないのかと思ったらかなり重大な秘密で中盤にそれが明らかになることでびっくりできなった。物語がミステリー仕立ての構成でとても重要なことだった。全てを忘れてもう一度見返したい。八千草薫の萌えおばあちゃんぶりがすごかった。間と空間の演出がとてもどうどうとしていた。 " + }, + { + "date": "2011-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心配が、いちばん毒ですから\n 映画「ディア・ドクター」(西川美和監督)から。「僻地医療を題材に描いたヒューマンドラマ」という紹介にちょっと疑問符をつけたいが、なかなか考えさせられる作品だった。医師の資格を持たない主人公、伊野(鶴瓶さん)が、多くの村人たちの診断をしていたが、その中のアドバイス。「心配が、いちばん毒ですから」この一言だけで、多くの人の心配を安心に変える力があるようだ。さっきまで元気のない村民が、ちょっぴり元気になって帰っていく。信頼されればされるほど、医師免許の持たない伊野は、いつばれるか、と心配が募っているようだった。もしかしたら、村民に掛けていた「心配が、いちばん毒ですから」は、自分自身に向けて発していた台詞だったのかもしれない。資格を持たないからこそ、本物の医師以上に勉強したりもする。あの屈託のない笑顔の影に、大きな悩みが見え隠れするからこそ、それを見破っている数少ない人たちが、彼を支えていた。さて、どれくらいの人たちが、知っていたのだろうか、と観なおしたが、村人はみんな知っていたようにも感じるし、おかしいなぁ、と疑ってはいたが、みんな信じていたとも思えるし・・。とにかく、ラストシーンでホッとさせられた。笑福亭鶴瓶さん主役作品の中で、私はこれが一番好きかもしれない。 " + }, + { + "date": "2010-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鶴瓶さんがハマる!\n 昨日、鶴瓶さんの落語会へ行き、おおいに笑かしてもらいました。会の中で「おとうと」「母べぇ」そして、「ディア・ドクター」の撮影秘話をネタを織り込みつつ話されていたのに触発されて即「ディア」レンタル。ストーリーは各マスコミで宣伝されていた情報で膨らました想像で十分補える内容という感じでした、配役がとってもいい感じだったと思いました。私は、ラストの5秒たらずで涙が吹き出したのですが、それは主人公の伊野(鶴瓶さん)の人としての優しさがかりそめにも本物だと感じたからで、鶴瓶さんの人柄があってこそのラストであったと思いました。 " + }, + { + "date": "2010-02-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動する作品ではない。\n だけど、見終わった後に、「いい映画だったな」とそう思える作品です。私がこの映画を観たのは、ヨコハマ映画祭です。優秀作品賞に選ばれたので、どんな作品かとワクワクしていました。ヨコハマ映画祭では、他に「のんちゃんのり弁当」と「強く風が吹いている」も観ましたが「ディア・ドクター」一番完成度の高い作品だと思いました。一番感心したのは、主人公・伊野を演じた鶴瓶師匠。田舎の牧歌的な風景に、鶴瓶師匠の雰囲気が非常によく融合しています。だからと言って、ゆる~い作品ではなく、脇を実力派俳優で固めているので、作品がぐっと引き締まっていました。物語は淡々と進んでいきますが、少しづつ登場人物の心情が見えてきます。この見せ方が見事な作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-02-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "その嘘は、罪ですか。\n 山あいの小さな村。その村で唯一の医者として慕われていた医師が突然謎の失踪を遂げた。警察がやってきて捜査が始まるが、村人達は自分達が慕ってきたその男の素性を何一つ知らなかった。遡ること2ヶ月前。研修医の相馬がこの村に赴任した。コンビニ一つなく、住民の半分は高齢者という過疎地。そこで相馬は村人達から慕われ、頼りにされている伊野という勤務医に出会い、次第に彼の献身的な働きに感化され、一緒に働くうちに都会では感じたことのない充実感を覚え始める。『ゆれる』と同じ、観終わった後にすごく色々なこと考えさせられる映画でした。正直に言うととても曖昧な映画でもあります。多くは語らず、無駄な説明は一切せず、いろいろなことが曖昧のまま、あとはすべて観客に委ねられる。そんな映画です。映画は研修医・相馬が赴任した2ヶ月前と、村の唯一の医師が失踪した現在とか交差して描かれ、そして少しずつ真相に迫っていきます。何が正しくて何が正しくないのか。何が善で何が悪なのか。人間には、世の中には、単純に白黒つけられないことが沢山ある。誰の心の中にも善と悪が共存している。数年前まで無医村だった僻地。そこで「神様、仏様よりも先生の方が頼り」と慕われてきた伊野。伊野は村中の人たちから慕われれば慕われるほど、頼りにされればされるほど、喜び以上の苦しみや葛藤あったのではないだろうか?自分はそんな偉い人間ではない。人は皆、誰かに必要とされたり、頼りにされたり、評価されたりしたらうれしいと感じるものだと思います。そしてその思いは伊野にも間違いなくあったはず。だけどそれと同時に、自分の実力以上の評価をされてしまっていることに居心地の悪さや不安、そして大きなプレッシャーをも抱えていたのではないだろうか?感謝されればされるほど、逆に劣等感や葛藤を抱えることになっていたのではないだろうか?伊野をこの村に呼び寄せたのは村長。わかっていることはそれだけ。だから伊野がどういう経緯で僻地医療に携わることにしたのか、どういう思いでこの村にやってきたのか、ということは全くわかりません。最初は本当に軽い気持ちだったのかもしれないし、彼自身、そんなに長くここで医師を続けるつもりもなかったのだと思う。むしろ、そんなに長く続けられるわけがないとすら思っていたかもしれない。けれども自分の予想とは裏腹に村人たちから絶大な信頼を得てしまい、「ずるずる居残ってしまった」伊野。夜に必死で勉強する姿は、自分を守る為でもあったのだろうけれども、それ以上に村人達が抱いている通りの本当のいい医者になりたいという気持ちがあったのかもしれない。彼の父のように。ペンライトには、劣等感や憧れなど様々な思いが込められているように思いました。伊野はこのままではいけないという思いが常に心の中にあったはず。ただきっかけと勇気がなかった。そのきっかけが、かづ子が娘に突き通したかった「嘘」だったのだろう。かづ子の希望を聞き、その「嘘」に付き合うことにした伊野。しかしかづ子の希望を叶える為についたその「嘘」が齎す大きさに気づいてしまったからこそ、白衣を捨てる決心ができたのだと。看護師の大竹や営業マン斎門は、伊野の秘密を知っていたはず。もしかしたらかづ子も気づいていたかもしれない。それでも気づかないフリをしていたのは何故か。それは彼がつく嘘を一緒に突き通したいという気持ちがあったからなのだと思う。大きな嘘をつかれていた側の心理描写も上手い。特に相馬の態度の変化。あれだけ絶賛していた伊野について刑事に語る彼は、別人かと思うほどの冷酷さを見せる。その相馬の裏切りにも見える姿は保身や狡賢さであると同時に、彼が心に負った哀しみでもあったのではないだろうか。駅のシーンで終わりかと思いきや、まだ続きがありました。ある意味この終わり方は西川監督っぽくない感もありましたが、このラストにしたことで観客に解釈をしやすくしてくれたのかな。この映画は『ゆれる 』で予想をはるかに越える高評価を得たことで、映画監督というポジションにいる自分への違和感や戸惑い、据わり心地の悪さを抱いた西川監督自信の物語なんだそうです。いかにも本物っぽい顔で働きながら、実は拠り所のない不安を抱えている人。みんながなるべくして今の自分になったとは限らない。西川監督が描こうとしたのはそんな曖昧な「贋物」。その贋物は罪なのか?本物よりも大切な贋物があってもいいんじゃないか。贋物が本物にあることだってきっとある。『ゆれる 』を観た後同様、今回もまた観客に解釈を委ねているので、鑑賞後はすごくいろいろ考えさせられる作品でした。それから鶴瓶が主役ってどうなの?とちょっと思っていたのですが、これが伊野にぴったりはまっていてすごくよかったですよ。「笑福亭鶴瓶という人間は全部消えて、伊野治という人だけがスクリーンに映っている-そんな主役でありたいという思いがあった」と語るその通り、スクリーンには鶴瓶はおらず、伊野だけがいました。 " + }, + { + "date": "2010-01-25", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "メリハリに欠け、期待外れ。\n 「蛇イチゴ」「ゆれる」の西川美和監督作品で期待するも、期待は裏切られる。ストーリーにメリハリがなく、鶴瓶の演技にも? 印象的なのは、品がある八千草薫ぐらいか。 " + }, + { + "date": "2009-12-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "鶴瓶を偽善者に配したキャスティングの勝利\n 観終わったあとにグッと手応えを感じた。こういう映画を観るために映画が好きになった、などとオーバーに思うくらい、邦画と洋画の区別なく、2009年ナンバーワンの秀作だ。またこの作品、鶴瓶という特異な経歴のテレビ・タレントを配していなければ、これほどの秀作にならなかったかもしれない、とも思う。 私は高校卒業まで関西で暮らしていたのだが、その頃にラジオパーソナリティとして関西の若者に絶大な人気を博していたのが、この映画の主役を演じた笑福亭鶴瓶だった。なぜ人気が高かったかというと、素人をいじるのが上手く、しかも口角泡を飛ばさんばかりに悪態をつく声が若者たちの共感を呼んだからだ。ところが、その人気者が東京に進出した途端、その悪態ぶりがだんだんと薄れていって、老人たちをいじるのがうまいタレントになっていった。昔を知っている者からすると、今の鶴瓶は偽善者そのものにしか見えてこないのだ。 その鶴瓶が、偽善の極致と言うべきかもしれないニセ医者役を演じたのは、当然の流れだったのだう。が、その偽善者が偽善を演じてみるからこそ、恐ろしいほどのリアリティーが出てきたことまでは、ひょっとすると演出した西川監督も予想外だったかもしれない。 この作品の大きな見どころは、ニセ医者が偽モノを演じなければならない苦悩だ。特に、自分がニセとは言えずに八千草薫演じる病気のおばあちゃんとかかわるシーンは、観客はスリリングでありながら心の温もりを感じる、見事な鶴瓶と八千草の演技と西川監督の演出ぶりだった。特に、鶴瓶は、テレビで偽善者をやっているかゆえの苦悩をもつ自分自身を演じているようだった。テレビで育んだ偽善者たる者でないとできないリアリティーさではなかったかと思う。 テレビというのは偽善でなりたっているのだから、鶴瓶が関西の人気者だった姿のままを通していたら、今ほどのタレントにはなっていなかっただろう。そのテレビに自分を合わせていった鶴瓶を、ここで散々こきおろしたかのように感じたかもしれないが、テレビに合わせていけるかどうかというのも、また芸能人の才能だ。鶴瓶は、その才能が高いタレントであるのだから、偽善者というのは、この場合のみ、私はほめ言葉だと思っている。 " + }, + { + "date": "2009-10-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人間、医療の複雑さが描けている\n 人間、医療の複雑さと多様さがよく描けている脚本、映画でしたおすすめの1本です私の今年のベストいくつかに確実に入ると思います西川監督の手腕に再び感服しています脚本、編集と演技(演出)のうまさから2時間余の時間があっという間に経過しました一方でよくわからないという人がいるのも少し理解できます監督は説明的なせりふをあえて少しだけ少なめにしてあいまいさをあえて残しているので、題材に身近な経験がない年齢が若い人にはわかりにくいこともあるのでしょう それはそれで複雑さ、あいまいさをあえて表現したのだと考えています私は医療人ですので「嘘」の内容は2つとも予告編を見たときの予想通りでしたが、編集のうまさと医療現場のきめ細かい表現のうまさで違和感なく映画を堪能できました監督の次回作にも期待したいと思います " + }, + { + "date": "2009-10-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "よく、わかんない・・・\n 「ゆれる」や「蛇イチゴ」は好きだ。「ゆれる」に関しては、ラストがよく理解できなかったため、原作本も読んだ。結局分からなかったケド。肉親ゆえの複雑な感情が描かれているのがよかった。今回の「ディア・ドクター」田舎の風景がとっても綺麗だったのは印象的だった。稲の青々としたのが猫の毛のようにざわざわと、模様を描き出しながら風が渡っていくシーンが記憶に残っている。その中での八千草薫や素朴な村民たち。西川美和監督の言わんとしている事が、わたしには響かなかった。これを理解できてAランクを付けている人は人間的に深いのだろう。観なければよかった!という程も悪い映画でもなく、よかった!という程、理解もできず中途半端な気持ちが残った。余貴美子がよかったですね。つるべもはまり役だったのでは? " + }, + { + "date": "2009-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "村人たちが作り上げた\n 伊野を本物の医者にしたかったのは村人たちだった香川照之と余貴美子の演技と存在感、キャラクターの意味は抜群で、瑛太に物足りなさを感じるほどなぜだか物語に入り込めずやや消化不良伊野の胡散臭さに笑福亭鶴瓶はハマり役 " + }, + { + "date": "2009-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "胸が締め付けられるようなドキドキ\n 映画を見ている間中ずっと胸が締め付けられるような思いでした。なんだろうと思っていたけど、映画が、ひとつも見逃すなと語りかけているようで画面で起こるひとつひとつにドキドキしていたからだと思います。映像も、音楽もセリフも表情も無駄なものが一つなくて、久しぶりに映画に夢中で見入るという体験ができました。ほんとにおもしろかったです。私は、「ゆれる」があまり好きではなかったので、そんなに興味を持っていなかったのですが、見てよかったと思います。つるべいさんのしょぼしょぼの目がいろんな感情を語って、八千草さんの仕草が母親だったり女だったり、いろんなことを表現して、ぞくぞくしました!監督は天才だと思います!こんな映画を原作・脚本・監督すべてやるなんて神業です! " + }, + { + "date": "2009-07-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人間の2面性を描く\n 西川美和監督がNHKトップランナーに出て言っていた。「人間は一面ではないですよね。そんな複雑なところを描きたいと思っているんです」そして、この映画の発端となったのが「村の人たちに、非常に便利がられていた白タクが捕まったという記事でした」まさにそれなんですよね。鶴瓶ニセモノ医師が、大変便利がられて、尊敬もされている。その期待に応えようと夜は勉強に励んでいる。でも、そんな自分に罪悪感をもっているんです。ある日、ある患者の娘である医者とその医療方針をめぐって討論する。結局は「よろしくお願いします」と勝つことは勝つんだけど、その罪悪感から逃げ出すことになるんです。でも、都会にでて医療を職にしている娘と、患者の生活まで入り込んで信頼されているニセモノ医師。そのどちらが患者にとって幸せなのか、実はわからないのです。かくも、人間とは?医療とは?他人と肉親とは?都会と田舎とは?どちらが正しいのか、わからないというのが結論のような気がします。ただ、映画的には「ゆれる」のような緊張感はない。これは鶴瓶を主演に迎えたとき、決まっていたんでしょう。とてもよかったけれど、なにか物足りなく感じてしまったのでした。 " + }, + { + "date": "2009-07-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "嘘つきはカリスマの始まり。\n 「蛇イチゴ」や「ゆれる」で家族の建前と本音を見事に描き、人間の深層心理を暴きだすことに成功した?西川監督。難しいことは何も言っていないのに、そう、そこなんだよね!というところに手が届く描き方をする手腕は相変らずスゴイ。今回の作品は、私的に「ゆれる」ほどの衝撃性はなかったが、ジワジワと迫りくる病魔と真相解明がミステリー感覚ながら、山村が妙なほのぼの感を生み出しているところが面白かった。無医村は、確かに多いと思う。おそらくは、誰でもいいから医師が欲しい!と待ち望む高齢者たちで溢れているだろう。「病は気から」とはよく言ったもんで、話を聞いてくれる医者が大人気なのは都会でも同じ。高度で高額な医療を施さないと治せない病気は多いが、安価で安心できる医師が傍にいたらそれこそ「親愛なるお医者さま」と崇められるのは当然だろう。さらに人間は、自分が必要とされるとなおさら、高みに乗じる。「どうせ自分など」と思っていた人間ほど、その歓喜が危機に変わるギリギリまで、その波に乗ってしまうものかもしれない。無免許。無資格。が許されないことは私達も分かっている。でも、じゃあなんで連日ニュースではそういうカリスマ?達が世間の人気を独占しては逮捕されるまでを流してるんだろう。考えてみたら、世の中なんて嘘つきだらけじゃないのか。「嘘」が二分類されるのは、つく側とつかれた側の信頼関係と必要性(金銭も)が問われるからで、そこで善悪が判断される。「やさしい嘘」「ゆるせない嘘」「自分を守りたい一心でつく嘘」「相手を守るためにつく嘘」など、判定は一筋縄ではいかない。なんかダラダラと語ってしまったが…^^;この人の作品を観ると、いつもそういうことを考えてしまうのだ。じゃあ、自分はどうなんだろうかと。今作では様々なタイプの人間が、様々な形でその医師を信頼し、のちに警察が介入してくる場面では、またそれぞれの事をいう。まったく人間ってやつは…(爆)と苦笑いしたくなる場面も多く、とはいえ、これからの事を考えると、いいのか?このままで??という気にさえなってくる。所詮、人間の生き死にに関わる者が、すべて善人だなんてことはないし、家族とて様々な思惑を抱えているものである。ご老体が生死を彷徨う場面では、申し訳ないがその光景に笑ってしまった。とてもリアルな家族模様の悲喜交々。(但し、表面的には平静)あぁ本当に、人間ってやつは。。。だけど、何より愛おしいのも家族なんだよ、と監督は突きつける。末期の病に苦しもうが、娘には迷惑をかけたくないと我慢する母。最先端の医療が、何もできない癒し、に敗北を期す瞬間…だけど、医師にも親はいるわけだ。いくら嘘をつき通してくれと言われても、もうここまで。と思ったのだろう。あの決断はあれで正解かと思う。どうにもこうにも手も足も出なくなれば、最後は「プロ」任せしかない。どちらかというとその瞬間を、彼はずっと待っていたんだろう。病は気から…でも、気だけで病を完治させることは出来ないのだ。親愛なる所以は、その人の「一挙手一投足」が物語っている。最強の神のはずがないのに「カリスマ」と呼ばれる所以と同じだ。(緊急処置のシーンはかなりドキドキする。余貴美子、巧すぎ!) " + }, + { + "date": "2009-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "う~ん笑えない?ありそうな話かも\n 総論です。今週は連日の映画三昧で3本目に観たせいかちょっと感動薄めの作品。プレミアムシートで観たレスラーや、バルセロナに並ぶ作品ではあるナ。どちらもオスカーがらみの作品。先々週の”愛読む”よりも、やはりちょっと感動薄めかナ。ある医師(映画監修したとか、小道具も貸したとか)からの作品紹介メイルで観ることになり鑑賞目的は田舎の在宅医療が上手く表現されているとの興味本位でワイフと観にいきました。日本の原風景、人口1500人の住む田んぼの真ん中の村立診療所、年俸2,000万円の医師と、彼を取巻く看護師、研修生、製薬卸のMS。いい味だしている脇役に恵まれ少々暗めのカメラワークとストーリは全編予測内で展開し意外性にかけました。善良で誠実な村人との”絡みも落ちも想定内”、医師のバックグランドも凡そ予想の範囲と、邦画モノらしい映画。この監督、西川さんの映画始めて観ました。淡々と描く小作品がお上手なんですネ。 " + }, + { + "date": "2009-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おじさん的には期待以上の作品\n おじさん的には鶴瓶は、昔、近畿放送の日本列島ズバリリクエストという番組のパーソナリティをやっていたときに、リクエストをまったく受け付けず、たかじんなんかをゲストによんで戯言を話していたただの偏屈なもじゃもじゃ頭の面白いやつなんですが、最近では、すっかり丸くなったおじさんになりましたねストーリーは無医村だった山奥の村に出来た村立診療所に働く医師が行方不明になる所から始まりますこの行方不明の原因が徐々に解明されていく訳ですこの行方不明となる理由が美しいオチ自体は勘の良い人なら見る前に予測出来てしまうかもしれませんがこのストーリーは見ないとわからないでしょう途中笑いもあります本当の別のオチもありますおすすめ映画です " + }, + { + "date": "2009-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "事務的な医者より、伊野に診てほしい\n 「ゆれる」同様、車載カメラで始まり、日本の原風景である山村を舞台に物語が進み、主人公の前を横に走り抜ける公共乗物で終わる。虚実を織り交ぜながら、登場人物や環境を浮き彫りにしていく手法は健在だ。農道脇に落ちていた一枚の白衣を皮切りに、過去と現在を行き来しながら、村人に名医と崇められたひとりの男の正体が明らかになっていく編集が巧い。ただ、シャープさという点では「ゆれる」の方が上だ。これは、登場人物と題材の違いもあるだろう。村人が欲したのは、医師免状という紙切れだったのか、それとも親身に処置してくれる人格だったのか・・・。西川美和監督作品の共通したテーマは、“人の誠意とは何か?”という一点に尽きるかもしれない。白衣という仮面を脱ぎ捨てた伊野だが、それでもかづ子の様子を見に戻ってきた。笑福亭鶴瓶もハマり役だが、余貴美子の存在感が大きい。 " + }, + { + "date": "2009-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "天才的な構成力により、あり得ない話に現実感を持たせています。鶴瓶師匠の演技が素晴らしかったです。\n 作品チラシのコピーにはこんな文字が躍っています。 この村に医者はひとりもいない。 人は 誰もが 何かになりすまして 生きている その嘘は罪ですか。 そして冒頭の「医師」の突然の失踪・・・。 こんなにヒントがあったら、感のいい人なら、「ディア・ドクター」のあらすじを言い当てられることでしょう。 半分ネタバレ気味でスタートするストーリーは、主役の素性がはっきりしない村の診療所の医師である伊野の医師としての真贋を問うものではありませんでした。 むしろそんな医師として怪しい人物が、どうやって村の診療所の医師として収まるかばかりか、村人たちに神様と崇められるくらい信頼される存在になり得たかというプロセスを明かすことで、医師不足や医療の本質にまで切り込んでいるのです。 一見あり得ないような話を、パズルをはめ込むように細かく伏線を張っていって、いかにも起こりそうなストーリーに紡いでいく西川監督は、天才的な構成力を持っていると思いました。こんな緻密なストーリーのコンセプトを一瞬で描けるなんて大したものです。 人には決して語れない嘘を抱えた主人公。村民から讃えられるほどに複雑な顔を見せる微妙な心理描写は絶品です。師事した監督が是枝監督というのも、なるほど納得です。 もちろん、物語のリアルティの背景には、山間地の地域診療所を丹念に取材したこと。そのなかで医師や住民の話を取り込んだことが多いに反映されていると思います。 チラシ・宣伝等でのネタばれコピーとは裏腹に、物語の前半では、村民に愛される伊野の医師としての日常をたっぷりと描きます。その姿には医師として非の打ち所がありません。 そんな伊野の元に、研修医として赴任してきた啓介は、当初こそ理論理屈で反発しつつも、やがて人間面で伊野を尊敬するように変わっていきます。そして、大病院の跡取り息子でありながら、病院を継ぐことを拒否してまで、伊野の元で働きたいと申し出ます。 前途有望な研修医の申し出に、伊野は苦笑い。俺はニセ医師だから、ついてきたら後悔するぞと冗談交じりに語ります。しかし啓介は、血相を変えて、それならうちの父親の方が「ニセ医師」ですと食ってかかるのです。うちの父なんて、病院経営の医業の方ばかりで、医療に全然携わっていない。それで医師でございというのは、医者のニセ者でしかないと啓介はいうのです。 二人の会話を通じて、ペーパーでも資格を持っていたら医師と見なすのか。それとも、医師としては素性が怪しい伊野であっても、村の医療を立派に担っている現実を重視すべきか、本作はさりげなく問いかけます。 後半になって、伊野自身はあまり治療らしい行為を行わず、重傷の患者はすべて大病院へ紹介状を出すことで対応していたという事実が明かされます。 それでも伊野の往診で治癒する村民が続出していたのは、伊野の仁者としての言葉による治療効果が絶大であったことなのでしょう。医療の目的が医療報酬獲得と製薬の押し売りが主となり、患者の治癒が従となっている昨今、医は仁術という原点を問いかけてくれる作品でした。 これまで曖昧でも医者として通用してきた伊野が転機を迎えるきっかけとなったのが、鳥飼かず子の診察から。彼女は娘たちに余計な負担をかけさせたくないあまりに、末期がんである病状を誤魔化してほしいと伊野に頼みます。 このシーンで考えさせるのは、延命治療の問題点です。 肉体を切り刻まれて、パイプをぶち込まれて、人間というよりもロボット状態で延命されるのは、人間性の尊厳にも劣ることではないでしょうか。そして、その間のご家族の精神的・経済的負担は馬鹿になりません。このほど成立されたとある新党の政策パンフレットにも、自然死・ターミナルケアの推進が医療費の軽減にもつながるということを指摘してありました。 自然死を政治的に強制するのはどうかと思います。でも逆に、最近まで大病院では、自然死を選択できなかったのです。 ですから自分の最後をどう送るべきかぐらいは、患者サイドにたった選択肢を用意すべきではないでしょうか。末期を迎えたかず子の病状と、それに対応するべく、ターミナルケアの理論を夜なべして自習する伊野の対応のなかに、高齢化社会を迎えた医療のあり方が問われておりました。 心理描写が巧みな本作のため、語りたい名シーンは、書ききれないほど沢山あります。中でも鳥肌ものだったのが、かず子の娘で女医をしているりつ子が帰省したときの伊野の対応でした。 当初は作戦通り、他人の胃カメラ写真をりつ子に見せて、胃がんを胃潰瘍で誤魔化し通してしまいます。しかし、かず子が生きているうちに、りつ子が帰省しないことを知るや態度を豹変。冒頭の失踪シーンと相成るのです。 かず子とのガンであることを隠す約束と、隠すと親子がこれで生き別れてしまうという辛い現実との板挟みに伊野は陥り、動揺します。そして、何も説明せず診療所を立ち去りました。人づてにかず子には真実のカルテを送って、自らは姿を消すほかしかなかったのでしょう。 このとき見せる主演鶴瓶師匠の抑制のきいた演技が素晴らしかったです。 失踪した伊野の足取りを求めて捜査する警察が関係者への事情聴取をするなかで、伊野の正体が明らかになっていきます。 すべてが明らかになったとき、伊野のついてきた嘘を、あなたは許せるでしょうか? 小地蔵は、ラストに登場する伊野の落とし前の付け方を見て、大いに許せました。 ロケは、主に茨城県の常陸太田市の寒村にある棚田地帯で撮影されたようです。その映像美も素晴らしく、エメラルド色の稲穂が一斉に風にそそぐシーンなど、忘れがたい場面をスクリーンに焼き付けていました。●mixiでの追加コメント 小地蔵はこの作品を見て、西川監督の演出力の凄さを感じました。でもご本人は、『ゆれる』の高い評価に戸惑っているようなのです。そんな大それたポジションで評価されることへの違和感、居心地の悪さが、本作のモチベーションとなったと言うから謙虚ですよね。自らをまだ『ほんもの』扱いにしていないとは驚きです。『ディア・ドクター』のテーマは、「偽物とは何か」という点がシャープに浮き彫りにされていました。自称「なんちやって監督」とへりくだる西川監督が監督でないなら、大監督たちは、『ガマの油』となるしかないでしょうね。 " + }, + { + "date": "2009-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかよい。\n 出ている人たちはそのままはまっている。難しい役がいくつかあるのにうまくやっていると感じる。いくつか謎が残っていておもしろいとは思います。社会的問題をうまく取り入れている。 " + }, + { + "date": "2009-05-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "西川監督の描く、やさしい国ニッポンとは\n この映画の監督、西川美和さんは、先ず脚本を作り、映画を作り、その後小説でいろんなエピソードを作っていくそうです。そんな監督が作った、この「ディア・ドクター」は劇場予告を観て、勘のよい人ならだいたいのあらすじは読めているかもしれません。僻地の無医村で勤務するニセ医者伊野を笑福亭鶴瓶が演じます。ごく普通の健康的な生活を送っている人々にはストレスなど無く、いざとなったら医者がいるという安心感で充分なのでしょうが、伊野医師は独特のあじの有る笑顔で、村人達の健康を献身的に守っています。そんな彼に惹かれ、若い研修医(瑛太)はこの村で働くなどと言い始めます。「医は仁術」という意味がわかりかけた証拠なのでしょう。いくつかの印象深いシーンがあります。製薬会社の営業マンの香川照之が、松重演じる刑事に、彼は何故医者になりすましたのかと聞かれると、営業マンは考えこむ。すると、彼の座っていたイスが突然ひっくり返えった。それを支える松重刑事。礼も言わず営業マンは言う。何故いまイスを支えたのかと。営業マンは続ける。彼はあなたと一緒の事をしただけですよ、と。そんな彼が、村から出ていったのは、八千草薫と井川遙演じる親子の情を慮ったから、母の病状を心配した娘の思いを騙す訳にいかなくなったからだろう。エゴとは無縁な伊野というニセ医者によって本当の医療の意義が浮き彫りにされていく。本物よ、頑張ってくれ!と言いたくなってきました。 " + }, + { + "date": "2009-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一回見たい!\n モニター試写で見たので、事前に、作品に関する情報を読まされての鑑賞・・・。なんの知識もなく見たかったって言うのが本音です。知らなければ、村民とか、研修医とかと同じ立場で、映画を体験することができたんじゃないかなぁって思うと、ちょっと残念。それでも、僻地医療の在り方を考えさせられた。そして、西川美和監督の前作「ゆれる」を見た時と同じで、もう一回見たいって思った! " + } + ] + }, + "166": { + "title": "告白(2010)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "パチン!ドカン!な~んてね♪\n  桜宮正義という著名な教育者を父に持つ愛美。彼が海外での素行がたたりHIVに感染していて、悠子には感染しなかったものの、愛美はHIV感染者となっていたのだ。そんな弱者を実験材料としてびっくり財布で過失致死においやったのだ。そして、悠子の告白は、二人の牛乳にHIVの血液を混入させたと・・・ 山本美月(橋本愛)、犯人直樹の母親下村優子(木村)の告白へと続く。新学期になると寺田良輝(岡田)が担任となるが、相変わらず平気な顔をして登校してくる渡辺修哉(西井幸人)と対照的に、直樹(藤原薫)は登校拒否して引きこもり生活に入っていた。修哉は人殺しとしてクラス全員からいじめに遭うが新しい熱血担任は全く知らないままだ・・・ やがて追い詰められたように直樹は争いの後に母親を刺し殺してしまうが、精神的に追い詰めたのも全ては森口悠子が寺田を使って仕組んだこと。美月は修哉の唯一の理解者だったのだが、少年法で守られていることをはじめとして、自分を捨てた母親に認めてもらいたいがために科学の猛勉強、そして殺人者の道を行こうとする彼と恋仲になる・・・が、修哉は単なる暇つぶしだと強がり、結局は美月を殺してしまう。さらに夏休みが終わる直前、爆弾を作り、作文コンテストで優勝したスピーチのため始業式の壇上で全校生徒を巻き添えに自殺するつもりだった。しかし、彼の作っていたウェブサイトを見ていた森口が逆に復讐を成し遂げるのだ・・・ 単純に考えれば松たか子演ずる復讐劇なのだが、自分は直接手を下すこともなく、じわりじわりと追い詰めていくのがミソ。特にクラスメート全員を使っていじめに仕向けるとか、引きこもりの子に熱血教師を向かわせるとか、本当に復讐したかったのは母親木村佳乃なんだろうけど、それ以上の効果が出てた。「命の重さ」とか「少年法」にもからめ、抑揚もなく淡々と語る松たか子の怖さが伝わってくるのだ。「パチンと弾ける」「なーんてね」と来て、最後には「ドカーン」というセリフが印象に残る。 演壇の下に隠した爆弾は森口が修哉の母親の研究室に持っていったのだが、はたして爆発は本当にしたのだろうか?と疑問が残る。もし爆発させたのなら、自らも罪をかぶることになる森口。修哉には美月殺しという事実があるので、復讐としてはそれだけで十分なはずだからだ。ラストでは、体育館で電話をかけながら森口が現れるので、ドカンという音は聞けないだろうしね(笑) " + }, + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ものすごい\n ある先輩から、「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」と言われて観たのですが、観た甲斐がありました。先輩、ありがとう!娘を事故?で失った中学教師が、自らの教え子に犯人がいると判断して、教え子たちに責任をとらせる話。湊かなえの原作は、「いやミス」と称されるだけあって、引き込まれてしまうが、読後感はどんより。その雰囲気を、見事に監督と主演の松たか子が映画化。本屋大賞を受賞した原作と並び立つ傑作映画となっています。映画で知った方は原作も、原作で読んだ方はぜひ映画も、と両方おススメできる数少ない存在です!松たか子の怪演にはものすごい迫力がありますが、周囲もなんだかうまいとか下手とかではなく、この映画の雰囲気を構成するパーツにぴったりハマっている感じ。監督が上手だったのだろう。冒頭に書いた先輩の言葉「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」が全てなので、決して気持ちよい映画を想定して観られることがありませぬように。その後、今度は宮部みゆきの傑作「ソロモンの秘宝」前後編一気見で、再び同様の感動に出会うのであった。 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "分かっていても報われなくて余韻が悪い\n あまりに報われない話ハッピーエンドを求める映画ではないのはわかっているが、とにかく報われない先生も死んだ子も殺した少年二人も殺された女の子も、みんなどん底に落ちるそんな話エイズに限らず、色々なことに過剰に反応する子供たちはリアリティがあった最後までドキドキさせてくれるが、余韻が悪い作品 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作(小説)ほどではないが面白い。松たか子は好きではなかったけれど...\n 原作(小説)ほどではないが面白い。松たか子は好きではなかったけれど、凄い女優だと思う。特にラストの演技(表情)。 " + }, + { + "date": "2019-05-09", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "うそでしょ??\n くそつまらん過ぎでしょ どうしたみんな??なんでこんな映画が5とか4なのかがわからない過大評価過ぎて笑っちゃう撮り方も観にくいし音楽とか効果音とかそれに頼ってる感があって才能??そんなんじゃないでしょ最後まで観ると時間の無駄だと思い途中で断念しました " + }, + { + "date": "2019-04-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "数日間余韻が残るほどの衝撃作\n なんで上映していた時に観なかったんだろう…と思うほどの仕上がりだった。湊かなえさんの作品は何冊か読んでいて、どれも面白いのはわかっていたけれど、告白はまだ読んでいなかった。今回、Amazonプライムでなんとなく視聴して、釘付け。面白くなかったら止めよう…くらいの勢いだったけど、最後は床に正座?してガン見してしまった。松たか子。こんなに演技うまいのか…マジで感動した。松たか子は、女教師森口役。淡々と、自分の娘が、自分が担任だったクラスの生徒A,Bに殺されたことを告白し、「夫のエイズの血液を2人の牛乳に混ぜた」と話し、教師をやめる。Aはお母さんに振り向いて欲しかっただけ。BはAと仲良くなりたかっただけ。2人とも、誰かに振り向いてほしくて、命の重みも理解していなくて、至ってしまった殺人。「殺人をするつもりだったのに出来なかったAと、するつもりなかったのにしてしまったB(実際にはその瞬間芽生えたけれど)」実際にありそうな、リアリティがある動機と行動だった。Bはエイズになることを恐れて、そして命の重みを知り、狂ってしまう。Aは対局。自分に降りかかる問題はなんとも思わない。むしろ母親に知ってもらえるチャンスだと感じる。最後、Aは一番自分を分かってくれる同級生の女の子を殺してしまい、そして、一番大切だった自分の母親を、森口の計らいによって、お手製の爆弾で自らスイッチを押して殺したことを知る。初めて見せるAの悲壮感。そこへ森口が登場し、「なぜ関係のない人たちを、母親に知ってもらうために、自分と巻き添えで殺そうとするの?貴方が見てもらいたいのは母親でしょう?なら、その相手を殺しなさい。」と、淡々と言う姿が、本当に怖かった。命の重さはすべて等しいのだ。なのに、それを人は忘れがち。それをここまで痛烈に感じさせるやり方があるだろうか。大切な人を失うことが、どれだけ重たいか、なのに人々は命の重みを忘れてきていないか?世の中に問いかけ、優しい人がここまで変わると言う怖さを見せられた作品だった。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いろんな人の告白\n たまにこのシュールを感じたくなり、観たくなって何度か観てる映画。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ぞっとした\n 生徒に娘を殺された教師が、時間をかけて生徒に復讐していく。牛乳にエイズの血を入れる時点で目眩がしたがそれは序の口、最後は想像よりはるかに残酷な結末だった。忘れられない。 " + }, + { + "date": "2019-03-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとなにが言いたいのかわからない。 わたしには難しかったです。\n ちょっとなにが言いたいのかわからない。わたしには難しかったです。 " + }, + { + "date": "2019-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "凄絶な復讐授業~“罪と罰”を思い知れ!\n DVDで鑑賞。原作の面白さに痺れたので、本作を観ない理由が見当たりませんでした(笑)生徒に娘を殺害された教師の凄絶な復讐がえげつない…。実に教師らしい方法で、増長したクソガキどもをこてんぱんに滅多打ち。えらそぶって、周りを見下していても、所詮は子供。浅はかこの上無いので、まんまと教師の術中にはまり、地獄へと叩き込まれました。若干の痛快さを伴いながらも、何とも後味の悪い結末でした…。“罪と罰”を思い知らせるための“授業”だったんだなぁ、と思いました。中島哲也監督はスパルタ演出で有名だそうですが、その甲斐あってか松たか子などの大人の俳優たちも、橋本愛を始めとする若手の役者たちも、秘められたポテンシャルを限界突破して、そこから絞り出されたような迫真の演技に圧倒され、引き込まれました。中でも、木村佳乃の母親が一番すごいなぁ、と思いました。その末路も衝撃的でしたし…。観終わって、決していい気分になる作品ではありませんが、この後味の悪さがクセになる(笑)しかし、一度観るとしばらく観る気が起こらない…。でも、また観たくなる中毒性を持った映画だなと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映像美だけではない\n 犯人が序盤から分かっている中で進んでいくタイプの作品。自分で推理しながら見たい人にはお勧めできない。めちゃくちゃ退屈に感じるかもしれないから。犯人が誰なのか分かっているからこそ、こいつはどういう奴でバックボーンはどうなってるんだと興味をそそる。中島監督は、家庭不和や偽善、虚飾、そして人の心の機微をとても丁寧に描く方ですね。とりわけ「親がこんな感じだったら子どもはこうなるから!」的な、大人としてのモラルや、子を成したことによる人間的成長がなければ物事は繋がっていかないのだということを突き付けてくるようなテーマがお得意なのかなと感じました。(つい昨日「来る」も観てきましたが、そちらにもそういう要素がかなりあったので)娘を死に追いやられた森口の復讐が根底にありながら、様々な精神的問題を抱えた登場人物たちがそれぞれ自滅に近い形で崩壊していくような流れですが、かなり残虐なシーンが多い中、とにかく役者陣の顔の綺麗さと、血飛沫などを含めた「液体」の美しさは見惚れてしまうほど見事で、あれはもうアートの域だと思いました。木村佳乃さんと橋本愛ちゃん、本当にスーパー美人ですね。オチで森口が発する「なーんてね」の取り方で、この作品が何を伝えたいのか、大分意見の分かれるところだと思います。森口が、爆弾を母親の職場に置いてきたのよという報告自体が狂言だったとすると、「まさか、そんなことするわけないじゃん。騙されて泣き叫んでやんの」の「なーんちゃって」にも取れますし(実際、あの場面で渡辺の母を殺させても娘が戻ってくるわけではないし、そもそも、一旦解体して再度修復するというほどの知識や経験が森口にあるという明確な描写はないと思うので)違う解釈としては「あなたのような、脳味噌の作りが異常な人間には、そもそも『更正』なんて出来るわけないんだよ」「あんたはそのまま異常者であり、これからだってたいした意味もなく人を殺すし、少年法が適用されなくなった時に人生も終わるんだよ」的な、人間としての死刑宣告を意味する、おちょくるような諦めのような「なーんてね」とも取れますね。だからこその、あの森口の泣き笑いの表情かなとも。どうしたって家族は帰ってこない、その虚しさの境地を表現した台詞と泣き笑い。ミヅホと渡辺の青春シーンをフィルム的なノスタルジー感溢れる映像で表現しているのも、夢想的で美しい。渡辺にとっては暇つぶしでも、ミヅホは渡辺を憎からず思っていたはずなのに。クライマックスの逆再生シーンは正に圧巻。でもあれは流れ的に考えて、どう考えても渡辺の妄想、願望ですね。やっぱり母は自分のことを愛していた。自分の載っている新聞記事を読んで涙を流してるんだ!という類の、母親というものへの限りない憧憬。見て良かった。考えさせられます。私も家庭不和の中で育ちましたから、余計に。 " + }, + { + "date": "2019-01-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "これが中島ワールドか。\n 「来る」を観たとき、なんて酷い作品だと思いました。「告白」も、単純に原作を読んでいたので避けてましたが、観てみたら中島監督でした。感想は、同じです笑彼は、原作をぶち壊して己の興味を観客に押し付ける身勝手な監督です。それが吉と出るか凶と出るかは、観る人次第。だから、感性の合うひとには受けるんでしょうけど、僕は拒否反応しか出ません。何故これがヒットしたのか。ただの昔の橋本愛がかわいいだけの映画。 " + }, + { + "date": "2019-01-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "精神的グロ、だが見入ってしまった\n 少年犯罪、殺人、集団心理、いじめ、様々な人間の醜さ、心の醜さ、やるせなさ等々、精神的グロを含む映画。特に序盤、趣味の悪い描き方をしているので、人によっては最低レベルの評価になるかも。発端となった事件が松たか子のモノローグのような形で描かれ、事件の全容が明かされたかのように見えたところで、本当の物語がはじまる。事件の「その後」そして、モノローグにはなかった「事実」が視点を変えつつ明らかになっていく。個人的に、同じく精神的グロ映画であるソロモンの偽証は受け入れられなかったが、こちらは引き込まれていった。精神的にくる内容もありながらも、きちんと物語になっているからだろうか。あるいは被害を受ける人のほとんどが”そうなっても仕方ない人物”だからなのかも。ニュースなどで報じられる少年犯罪は結局「意味不明」で済まされることが多い。この映画ではその裏を描いているし、そこには少年のバックボーンだけでなく、大人からの影響も描かれているのが面白い。遊戯王という漫画では男親が異常性を持つ様が描かれているのだが、この映画では逆に女親(あるいは女性の大人)がそういう役目を担っているのも興味深く感じた。序盤の単なる趣味の悪い演出(その演出をしようとすること自体が趣味悪い)と、終盤の逆回しシーンはいらなかったんじゃないだろうか。 " + }, + { + "date": "2019-01-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凄く衝撃的\n 凄く衝撃的な映画でした☆。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか過激な内容\n 邦画はあまり見ないがたまたま見ました。想像以上に過激な内容で、たしかに好き嫌いが分かれると思います。個人的には嫌いではないが、最後ちょっと強引だったかな。 " + }, + { + "date": "2019-01-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "なんてね。\n 松たか子圧巻。生徒の反応も、リアル〜。ドラマとして闇が強調されているけれど、一児の父としては、いちいちグッとくるなぁ。選曲も面白くて、かなり好きな作品。 " + }, + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "被害者遺族の本心\n 原作は読んでおらず、映画だけだけど被害者遺族が本当はどうしたいかの本音の部分が描かれてる。憎くてどうにもならないほどの苦しみの底に広がる無。無。無。またやってくる憎しみと苛立ちと苦しみと後悔。そしてまた無。無。無。永遠に終わらない痛みの中で加害者が死んでも、加害者の大事なものを壊しても変わることのないループ。素晴らしい作品だと思う。本も読みたくなった。 " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "少年法は改正して、今の罪人は残らず殺すべし\n 原作に感動して、この映画は観ないで置こうと考えていたのですが、たまらず観て仕舞いました。意外なことですが、原作をなぞるのではなく、その後を描いていました。思いは伝わるのですが、それが皆んなに伝わるのかと。少なくとも、世間には伝わりません。時間差がありますから。それでも、チアレンジした監督の意気込みに打たれました。これは、生徒が離れてしまえばおしまいなので、松たか子の演技が全てなのでしょう。 " + }, + { + "date": "2018-12-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後半からの盛り上がりがすごい\n 前半の教室での一人語りが冗長気味で少々退屈ですが、それも後半から畳み掛けるように繰り広げられる復讐劇への布石でした。音楽も映像もよく計算されて、静かな迫力を堪能しました。 " + }, + { + "date": "2018-12-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高\n もう5回くらい見ています!暗い話だけど内容に引き込まれてしまって今まで見た映画の中で一番好きです( ˶´⚰︎`˵ ) " + }, + { + "date": "2018-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "橋本愛が美しい\n とにかく橋本愛ちゃんが美しい。演技はともかく存在感がある。生徒が先生の子供を殺してしまうという非現実的な出来事が発端であるが、熱血教師やいじめ、歪んだ親、スクールカースト、学生特有の盛り上がり方、教室のうるささ、若者の承認欲求、ピッタリ自分の過去の記憶に当てはまる訳ではないが、こういうことあったなぁと懐かしく思った。今大人になり客観的に見ると学生時代の世界の狭さ、視野の狭さというのは怖い。松たか子の怪演、光と影の演出が印象的な映像美が素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後味の悪い映画\n amazonプライムで視聴しました。原作は未読です。最後まで視聴して、ネットの考察が気になったので検索すると、やはりこう言う議論になるか。と言うような内容です。作品の内容としても後味は悪いですし、映画そのものとしても後味が悪いです。「少年法」「いじめ」「偏見」「学級崩壊」「育児放棄」それぞれの悪い部分をつなげて言ったような映画で、印象的なつくりになっています。まぁ正直当時の予告をみて、気分が悪くなりそうな映画だと思って敬遠していたのですが、amazonプライムで見られるようになってみてみたら、案の定予想したとおりの気分になりました。とは言え、感想としては「面白い」と思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "松たか子の演技力!\n 序盤から学級崩壊といえるほど幼稚な生徒たちが騒いでいる無秩序な教室で、淡々と告白を始める松たか子の演技力が凄いです。大声を出したり、怒ったりするわけではない。でも気づくと聞き入ってしまい、今後の不気味な展開を想像させます。まだ未成年の子どもだから、家庭で不憫な事情があるから、なんてことで許せるはずがない。彼らがやったことはか弱い少女を狙った卑劣な犯罪です。いくら生徒と担任という関係性であっても母親だったら復讐してやりたい気持ちは理解できます。生徒たちの醜悪具合、壊れ具合も上手でした。それに殺されてしまったけれど、可愛いまなちゃんが見られて嬉しかった。ただ一つ、こんな学校・クラスには絶対行きたくないなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作既読。\n 原作の語り手が変わっていきながら、事件の別の側面を映し出す構成を踏襲している。中学生の浅はかさと残酷さは映像化することでより強く感じられる。松さんのブッ壊れ感、岡田将生のウザさ、橋本愛の貫禄…。最後のセリフが何を指しているかととるかによって印象も違ってくるか。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "純粋に面白かったと思う\n この作品は本当に賛否両論分かれる作品だろうと観ながら思っていました。公開されて早8年、今更ですが同時に戻った気分でレビューしたいと思います。この作品を映画から入る人、湊かなえさんの小説から入る人、人により入り方は様々かと思います。私は映画から入り、作品に惚れ込んでしまい、小説を読み、3周するくらい惚れてしまいました。湊かなえさんの独特の作品の書き方、あの表現が当時の私には新鮮で、新しい文化に触れた感覚をいまだに覚えています。湊かなえさんの書き方は独特で、少し説明すると、章ごとで語り手が変わり、語り手は登場人物本人、というものです。章ごとに語り手が変わるので、読み進めて行くと、キーとなる人物の章になり、全貌が見えてくる、という仕掛けがある書き方です。その作品の表現を最大限に活かして、映像化したこの作品を素晴らしいと表現せず、なんと言うのでしょうか。内容も申し分ない、キャラ設定も無理がない、オチも違和感がない、私は素晴らしいと思います。賛否両論がある前述したのは、その独特な湊かなえさんの書き方を活かした映像化が好きな人と嫌いな人に別れるからだと思います。2010年、私は中学生でした。作品の登場人物と私自身を投影して重ね合わせて見ていた作品でした。この作品は紛れもなく私の青春の1つです。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "定期的に見たくなる\n 世界観だいすきです。松たか子の演技がすばらしい✊ " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "告白\n 人物ひとりひとりに焦点をあてて展開していくが時の流れは(戻ることなく)そのまま進んでいく映画というのは初めて観た。とても面白かった。原作は読んでいないがかなり映画の出来は良かったと思う。胸くそ悪い感じ、でも全く理解できないかというとそうではなく理解できるところもあり、人の黒い部分が沢山つまってる作品だなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後の解釈\n 邦画はあまり観ません。この映画の様に少しダークな内容のものを好みます。原作は読んだことがありません。あらゆる少年犯罪が盛り込まれていて、不謹慎ではありますが、視聴者が望む展開が多かったと思います。生徒たちの年齢が13歳前後。いわゆる少年法といわれる類にも適応されない子供達です。そんな彼らに対する元担任の復讐の方法が見どころでした。最後の元担任による「なんてね。」というセリフの解釈が様々あります。このセリフが爆弾が少年の母親に炸裂したということにかかっている、という意見をたくさん見ました。しかし、私は直前の「これから更生が始まる。」といったセリフにかかっていて、その後元担任は生徒をあの場で殺してしまうと思いました。なぜなら元担任は、直接的ではないにしても、なんとか少年2人に死を与えたがっていたからです。少年Aのビデオをみて、絶望した少年は自らの命を惜しまないとわかった上で、元担任は少年にとっても最も苦しむ復讐を選びました。しかしやはりそれだけでは足らず、最終的には少年に死んでほしかったのだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ただの漫画だな こううまくは行かないね\n 子供を殺すところあたりまではないこともないかなと思える。しかしその後の精神的に追い詰めていく行に関しては稚拙としか言いようがない。中学生ってここまで影響されない。これぐらいで狂わない。賢いならなおさら。あと、あのサイズの爆弾で鉄筋コンクリの建物はあそこまで壊れない。想像の中の演出だとしても、これは明らかにものを知らないからこういう演出になったのだと思われる。無知がにじみ出た時点でしらける。こうでもしないとエグい話が作れないのかと思う。 " + }, + { + "date": "2018-04-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "復讐 とは\n 自分の一人娘を殺した2人の生徒に対して、復讐をする松たか子演じる女性教師。少年法に守られ、自分が死ぬことに対してなにも思わない青年に対してどうしたら命の重さ、死ぬ以上の復讐をすることが出来るか。最初の松たか子が淡々と話すシーンはすごく好きです。所々結構過激なシーンが多いので血とかグロいのが苦手な方は見ないのをオススメします。原作がしっかりしてるとここまでの完成度になるんだなあと思いました。終わり方は後味悪いので、完成度は高いと思うし、俳優陣の演技も素晴らしいのですが、3.5(笑) " + }, + { + "date": "2018-03-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "変化球\n ストレートな映画ではない。後味悪いし。ただし斬新な変化球がストライクゾーンにズバッと決まった感じ。単純にストーリーも面白く、俳優陣もみんな上手い。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "4.3\n 「オールドボーイ」に並ぶ復讐劇なーんてね " + }, + { + "date": "2018-01-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "Netflixにあったから見てみた。\n 久々見たけど、やっぱり重かった " + }, + { + "date": "2017-12-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと独特過ぎたかな。\n サイコ的、サスペンス的なストーリーを際立たせる音楽、演出が意図的に使われることが多いんだが、今回に関してはあまり好きではなかったかな。正直、結末も納得行かず、じゃあどうすべきだったの?となってしまった。映画内で何も解決しない、後味の悪い映画という評価になってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "演出の良さと役者の演技が圧巻\n 凄い映画だ。終始暗い重苦しさがある。少年法に守られた少年たちに、どうすれば復讐できるのか。命をどう思うのか。誰かのは軽んじ、また誰かのは重じる。グロいのが苦手な人はご注意を。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 主人公の淡々とした語り口に、妙に引き込まれる感覚を覚えました。無駄のないストーリー構成でとても私の好みの映画でした。だんだんと真実が明らかになっていくのが面白かったです。とにかく最高でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただ胸糞悪く恐ろしい。\n この映画は全部復讐で出来ていました。あと橋本愛ちゃん結構好きだったんでとても胸糞悪く感じました。最後は結局なにも残らなかったですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映像美と残酷さ\n ラストは小説を超えた衝撃を与えました。あらゆるいじめシーンや心の闇の表現は生々しいですね。美月役良かったです。余談ですが、子供のごろに同じ監督の嫌われた松子の一生という作品を見たことがあり、あまりにも映像が華麗すぎて今でも忘れられないぐらい印象深かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ずっと気になっていた映画\n 劇場公開当時のテレビ予告編からずっと気になっていた。その予告編の印象から怖そうで鑑賞を後回しにしてきた。で、先日原作から先に読んでみた。いきなり映像では衝撃が強かろうと思い。話を知った上で鑑賞。結果としては原作知って無い方がインパクトはあったろうなと思った。ただ、映画化するっていうのはこういう意味があるのねと感心した。原作では順に告白が語られるが、映画では各告白が錯綜しながら進む部分があった。映画化成功例なのでしょう。僕がイメージしてた生徒の印象と演者の実際にずれがあった。そこは映画化の難しいところか。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大好きな映画だけど、好き嫌いわかれるかも\n 子どもは親次第なんだなと感じた。今の中学生ってあんなにはじけちゃってるの? " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どっかーん‼︎\n 演出とはこういう事だ!と言ってるような、盛り上げるために演出はこうするのだ!と言ってるようなお手本のような作品。モノトーンで画面の色は抑えめなのに、飛び込んで来る情報は刺激的で激しく色鮮やかだった。原作も読んだし、2度目だけど展開力もあって、話も面白く俳優の演技力も相まってドキドキしながらラストまで観れた。一つの告白から展開して行く物語に派手な演出と学校生活のリアルな雰囲気が恐怖を倍増させて、原作物の映画化の大成功例のように思います。 " + }, + { + "date": "2017-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛娘を殺された主人公を自分に当てはめると、復讐したくなる気持ちがわ...\n 愛娘を殺された主人公を自分に当てはめると、復讐したくなる気持ちがわかる。承認欲のために殺人してしまう生徒や母から振り向いてもらうために殺人を企てる生徒。またサイコパスの残虐さが鮮明に描かれていた。主人公が復讐をどんどん果たしていく場面は気分がスカッとした。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すごく奥が深いのに、話としては分かりやすい。 娘を殺された女教師が...\n すごく奥が深いのに、話としては分かりやすい。娘を殺された女教師が殺した自分の生徒に復讐していく。最初、生徒AやBのことを告白したことは、まだまだ序の口で、その何倍も裏の裏を調べ上げ、復讐に燃えていたとは。教師だけに、心理的行動も巧みに利用している点。それはすごい。HIVへの偏見、自分を捨てた母親への想い、勉強するも報われない、そういう思春期の揺れ動く心理は教師だからこそ知り得ることだろう。 " + }, + { + "date": "2017-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "松たか子・木村佳乃という巨塔\n アクの強い役をそれぞれに演じるこの2名が、ストーリーの軸を支えている。岡田将生のズレた胡散臭さも、良い意味で見ていて気持ちが悪い。松たか子の語りで始まる本作は、個人的にエンディングまでCGや特殊技法に頼らず、語りベースで進めて欲しかった。各人の視点からのシーン分けに関しては、時間軸等違和感を感じる事は無かったが、最後の爆破シーンでの編集には少し釈然としない感じを受けた。 " + }, + { + "date": "2017-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 冒頭の語りが、気づいたら30分を経っている。だが、まだ聞いていたいあと30分、話していても苦痛ではない。語りだけでここまで引きつけられたのは初めてだった。それは松たか子さんの演技力や、発声、纏う空気感全てをものにしているからだと思う。美しいと感じた。映像に関しては、常に梅雨の曇り空のような色をしていて現実感があった。殺されるシーンや血飛沫、本来なら目を背けたいようなシーンでも、しっかり魅せてくる演出には、上手いと思った。子役が何人も出てくるが、棒読みだとか違和感があるような演技はなく、素晴らしかった。クライマックスのシーンでは、逆周り時計からタイムリープ、CGのような現実味のない映像となり、勿体無かったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-05-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "中島哲也監督の素晴らしい演出の新境地\n 総合85点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:90点|ビジュアル:75点|音楽:75点 ) 子供達には子供達の、大人達には大人達のそれぞれの事情とか信念がある。そしてそれが間違っていようが人を傷つけようが関係なく彼らは自分のやりたいことを実行する。1人を除きほぼほぼ登場人物は異常な加害者たちばかりでとち狂っていたし、自分のやりたいことのために暴走していく姿が異様で面白い。北野監督の「アウトレージ」は「登場人物悪人ばかり」が売りだったが、この作品は「登場人物加害者ばかり」。 だがそれ以上に作品を面白くしているのが中島監督の演出だった。この人は「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で軽快な演出をしていて世間の注目を集めたし、私も強い印象を抱いた。しかし今回は軽快な演出よりも異様な演出で異様な人々を描き出し、喜劇的演出以外の演出を見せてくれた。静かさに秘められた冷たい狂気を感じさせる演出が気に入ったし、今後はさらに活躍の場を広げてもらいたいという期待感がある。この人は世界に評価される時がくるかもしれない。 物語はいきなり教師が淡々と生徒の前で自分の決め付けた犯罪の真実を語りだすし、その教師が生徒の考えることを把握して事前に爆弾の処理をして、彼が爆弾を起動させた後で電話をしてそれに都合よく電話に出ることが出来るのが変だった。彼女は辞めた学校にも他の大学の研究室にもどうやって自由に入ったのだろうね。彼の行動をこんなにも完全に把握できるなんてCIAの協力でもあるのだろうか。物語の整合性は無理矢理感があった。 それで結局爆弾は本当に爆発したのだろうか、それとも彼の想像の映像なのだろうか。生徒が自分のやったことに衝撃を受けることが大切で実際に爆発したかどうかは問題ではないのかもしれないが、どうなったのか気になる。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "とんでもないものを観た\n 徹底的な復讐劇。脚本が狂いまくってて衝撃を受けた。最後の最後まで徹底的に復讐して終わるとは思ってなかったので、終わった瞬間はまさに唖然、という感じ。その復讐劇を中心に、その中で様々に歪んだ登場人物たちが各々の心的背景を告白していくのが非常に面白い。スローモーションが多用され、その瞬間の登場人物の心の機微が色濃く反映された映像だった。ただ、北原を殺す必要はなかったし、彼女が死んだことによってその告白の意味が中途半端なまま終わってしまった気がする。自分が気付けていないだけで実は彼女が死ぬことに重要性があったとしてもだ、あんなかわいい子殺すな、笑 " + }, + { + "date": "2017-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気狂いがたくさん\n それだけ " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "胸糞悪さを感じるが衝撃的おもしろい!\n かなり衝撃的 変化球胸糞悪いが、いままでになく斬新で楽しめた " + }, + { + "date": "2017-04-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "これは映画なのか。\n  モノローグとそれを補完する映像と音。これは映画と言えるのだろうか? 原作小説のプロモーションの域を出ていないように思うのは、制作の意図と重なっているだろうか。 松たか子と橋本愛の演技はとても良かった。 " + }, + { + "date": "2017-03-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "悪趣味\n 中学生特有の危うさを利用した怖いものみたさのエンターテイメント。教壇に立つ松たか子の語り、最初の30分だけで良かった。演技や演出云々以前にこの世界観に現実味も現実を投影した何かも感じ取れなかった。作られた話と作られたキャラ。こねくり回して、人の裏をかこうとすることだけを欲してないか? " + }, + { + "date": "2017-03-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ぶっとんでるんだけど、それだけじゃない。 2回目のほうが、おもしろかった\n ぶっとんでるんだけど、それだけじゃない。2回目のほうが、おもしろかった " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結局のところ\n huluにて。告白を見るのは数年ぶりの二回目で、初めに見たときは単に【自分で手を下す訳にもいかない、どうにもならない立場の森口先生が全て言葉で言い繕った話】なのかと思っていました。(牛乳は勿論ブラフ、爆弾も持って行っておらず、ウェルテルの相談も、結果的にそうなったことをあたかも自分が誘導したというように) そして2回目の今回は、ブラフも入ってると思うのですが、「なあんてね」のかかる先が別のところに思えました。「これが更生の第一歩です→なあんてね、(結局全て嘘だから、こいつが更生する訳がないだろう)というような、更生と1連の出来事への諦めの思いを含めた「なあんてね」。それよりは今回は「なあんてね、(先生っぽいでしょ?)」みたいに聞こえた。つまり復讐を全く思いとどまることもなく、思う存分精神面(もしくは実際に)から攻撃を果たした結果の達成感を織り交ぜつつかなと。森口先生の精神面が、以前より酷薄なものに寄っているように感じた。心が荒んでいるのかしら。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作がよく練られている\n 重たい映画見ることをおすすめはしない " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アクが強すぎてオススメはできないが、僕は好きです\n 周りの友人からは批判ばかりされてるのですが、僕は好きです。小説も読んだんですが、担任が一方的に話すことで情報が得られるホームルームのシーンや、クラス一同の動向を一人の生徒の視線で語る手法を映像で表現するには、あのスピード感、あのダンスなんかは、必然的に必要だったのかと。そこを読み取れない人からは「なんじゃこれ」と思われるだけなのでしょう。最後の爆発の心理描写も素晴らしいです。僕の場合はこのような「なぜこの表現方法なんだ?」と考えながら観るのが楽しかったんですが、我ながら少数派な視点なのかと思います。それでいて点数は高めなので、みんなはどこで面白さを感じたんだろうと、興味が持てます。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかったです。\n 子役達の演技が凄く冴えていたと思います。悪い子供達、騙された子供達の演技に引き込まれました。話は現実離れしているはずなのに全く我に帰ることなく、観ていられた映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "復讐とは\n 松たか子演じる女教師の一つの告白から始まる悲劇。明るく爽やかな音楽がさらに怖さを引き立てる。殺人の犯人探しが主題ではなく、人間の心の奥底にある恐怖や承認欲求が大きなテーマだった。娘が殺されたのはそうした感情が重なり合った結果であって、その過程を知り、自己崩壊させていくという先生の復讐が本当に怖かった。中学生はまだ未熟で、純粋で残酷だと思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "けっこう残酷\n 松たか子演じる女教師が自身の娘が殺されたことの生徒への告白、復讐が主な中身である。少年少女たちの心理を同級生・教師・保護者の3方向から揺さぶっていく。また大人たちも保護者であれば自身の子どもからといったように心を揺さぶられている。その結果、殺人やいじめのような事件につながっていくという。しかし心の動揺は自分の内側から来るものともいえる。自身の身の回りの環境や立場を自分なりに都合よく解釈した結果、それら残酷なものへと発展していくような気がする。映画の中でも「エイズの血液入りの牛乳を飲んでしまったクラスメイトに対する過剰反応」「深刻な状況をあえて騒ぐことによって無理やり隠すクラスメイト」「自身の存在を生き別れた母に認めてもらいたいがためにエスカレートしていく発明」「何とか幼いころのかわいい我が子の姿を忘れることができずエゴを発揮する親」など様々なところで垣間見ることができた。そんな中、女教師は我が娘殺害の復讐を果たそうとするのだが、ほかの周りの人物と異なり、周りに流され動揺することがない。よく言えば目標達成のために冷静な人間といえるが、悪く言えば人間味の欠ける姿であったような感じがした。「命」をテーマにした映画であろうが、あまりに映画の中での命の価値が軽すぎて、結局映画の中の世界だし…ということで、女教師が黒板に大きく書いた「命」、に関するメッセージは伝わってこなかった。しかし、学校教育におけるいじめの構図や家庭環境との問題のつながりなどに問題提起をしてくれるような作品であった。最後の女教師の「なーんてね」という言葉の内容は明らかになっていないが、少年AかB(どっちか忘れた)が自身の爆発装置の発明で自分の母親を殺してしまったんだという電話での脅しに対してであろう。確か映画の中で、女教師が爆発物を解除したという描写はなかっただろうか…。しかもタイムスリップして爆発している光景を少年が目撃するというのも、映画の中で唯一SFな場面である。結局エイズの血入りの牛乳だって嘘であるのだから、女教師にとっての本当の復讐とは少年たちが自分たちで辛い思いをすることではなかったのだろうか…。女教師がわざといじめを助長させたのも、それ自体が復讐ではなく、それによって少年自身が自らを追い詰めることが目的だったのだろう。R15指定にしては残酷な描写が多く怖かったのと、残酷さが行き過ぎてメッセージが薄れ、結果として残酷なだけでなんかすっきりせず終わる感じがしたので★3つにした。ただ残酷ながらも飽きずに見続けることができた。ストーリーは面白い。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "?な作品だけど最後まで観ると面白い\n 原作読んだけど同じ作品とは思えないくらい演出に凝っていた。全体的にシリアスなのに音楽や効果音がポップな感じで、ちぐはぐさ、アンビバレントな感じが表現できていたと思う。中学生モノって演技力が問われるけど、主要メンバーが好演だった。 " + }, + { + "date": "2016-07-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重いテーマです。怖い。クロユリ団地よりよほど怖い(笑) 橋本愛がか...\n 重いテーマです。怖い。クロユリ団地よりよほど怖い(笑)橋本愛がかわいい。芦田愛菜、それだけの役?新鮮です。能年ちゃんがよく分からなかった。原作がいいんです。さすが湊かなえ。もう一度読み返したくなりました。松たか子の怪演もあってホント怖いんです。最後が最恐!「なーんてね」 " + }, + { + "date": "2016-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽と映像のマッチング\n 1シーン、1シーンが魅力的です。音楽と、映像がマッチングしてます。ストーリーは衝撃的です。 " + }, + { + "date": "2016-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "この映画は、映像も音楽も内容も、すべてがほぼ満点なんじゃないかと思う。\n 異常に高い周りの評価と、予告編で見た映像美と、音楽の迫力につられて観に行きました。初めは、娘を殺した犯人を捜し出すのかと思ってたら、犯人は序盤に判明。彼らに対する復讐劇と、登場人物それぞれの心情の告白をもってストーリーは進んで行きます。この映画は、映像も音楽も内容も、すべてがほぼ満点なんじゃないかと思う。映像:教室の中のほの暗い雰囲気を醸し出す色は、グレースケールのよう。かと思いきや、突如鮮明に映し出される鮮やかな赤と白の液体が混じり合う映像。これは、、血?熱血先生に対しへつらう態度で踊る生徒たちは、すこぶるシュールです。音楽:特にクラシックが多様されててよかった。ものすごく重いシーンにコミカルな音楽を持ってくることで、目をあてることが出来た。内容:驚きの連続。みんな異常だけど、もとは普通の人。少年Aは、母によって異常になった。少年Bとモリグチ先生は少年Aによって異常になった。少年Bの母は少年Bによって異常になった。熱血教師はモリグチ先生によって異常になった。連鎖。ドミノが倒れていくように、前の人が後ろに続く人を巻き込んで倒れていく。結局誰も止めることが出来ない救いのない話です。この映画、特に委員長の死を持って思うことは、人って簡単に人を殺せるってこと。素手でだって、飲み会でのビール瓶でだって、チャンスはすぐそこに潜んでる。けど、ほとんどの人が実行しないのは人間に理性が備わっているから。でももし、ホームの最前列で電車を待っている時、ふと後ろの人の理性がなくなったら。どん。それだけで自分は死ぬ。誰がいつ理性を失うなんて分からないから、もしかしたら親友が自分を殺すかもしれない。まぁ、自分が信じた親友なら、それはもう運の問題。けど、少年Aのように、精神が異常だとわかってる人には、近付いちゃいけない。理性がなくなる確率は、他の人に比べて桁違いに高く、理解しようと思ってはいけない。同情すら自分の首を絞めるようなもの。死は運のような偶然のものではなく必然的になってしまうからです。「告白が、あなたの命につきささる。」監督 中島哲也2010/6/9@多摩センター " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見てよかった\n 湊かなえさんは元々脚本の賞を受賞していたそうで…才能なのかわからないけどこんな狂った話を考えられるのはすごいと感服いたしました。原作未読だが面白いと見なくてもわかります。シナリオにおいても演出においても文句なし。演技は西井幸人、橋本愛等の同年代か?と思わせる演技にびっくり。大人のキャストもそれぞれが良くて、松たか子なんか怖かった。どの点においても個人的には良かったこの作品だがストーリー的にちょっと15歳以上とはいえキツいシーンが多かった。なので4.5! " + }, + { + "date": "2016-04-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "抑えた演技に高評価\n 松たか子演じる森口先生の、抑揚の無い口調での淡々としたセリフ。途中からナレーション化もして長く長く続くのに、全く飽きない。声質が耳障り良いからというのも大きいが、やはり演技力の高さだろう。抑えた演技ほど難しい。派手な動作も無く、ほぼ声のみの演技に近いのに、あそこまで主演としてのオーラを放てたのは高評価できる。ラストまですんなり引っ張っていかれた。それがあまりにも自然だったため、気付けば衝撃のラストに大きくグイッと放り投げられ、あっという間にエンドロールだった。 " + }, + { + "date": "2016-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖かった\n 本当怖かった。松たか子さん、やっぱりすごい。 " + }, + { + "date": "2016-02-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "最高傑作だと思う\n 3学期の終業式の日担任森口は生徒たちに自分が教師を辞める事を告げる。学校のプールで自分の娘が死んだ。事故死とされたが本当はこのクラスに犯人がいるという。そして犯人の二人に恐ろしい復讐を仕掛けたと宣言する。主犯である渡辺が、自身のサイトに母親への遺言として自分の生い立ちや愛美を殺すに至った過去の出来事を描写するシーンは凄かった。渡辺が用意した爆弾を最も彼が愛する母親の勤務先に移動させ爆破させる。小説のシナリオもそれを映画として見せる見せ方も最高。 " + }, + { + "date": "2015-12-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "母親の愛と少年のエゴと錯覚\n そんな風に感じた。告白でも、告白したら、それは自分ではなくなるのかなー。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "黒い黒すぎる。 少年法で護られている悪をさらなる悪で復讐していく、...\n 黒い黒すぎる。少年法で護られている悪をさらなる悪で復讐していく、教師でもある、一人娘を少年に殺された母。偽善や正義を真っ向否定。爽快だけど寒気すらする、松たか子の演技。そして最高の後味の悪さ。でもまたそれが新鮮であり。これがパコの監督とは。 " + }, + { + "date": "2015-10-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 今になって思い出しても、衝撃といい展開も面白くて観て良かったなと思えた映画だった!! " + }, + { + "date": "2015-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小説だから許せる道徳面と、映像化すると浮かび上がる面。\n 湊かなえ著《告白》昨年度本屋大賞受賞作。※1子供の肉体には母親と同じ血液が流れている。これは禁断の木の実だ!構成面は巧みだし、読ませる筆力も高い。更には驚くべきクライマックスへ…確かに大賞受賞も解らないでは無い。以前読者感想にはっきりと記したが。※2 これは小説だからこそ道徳的等の面で許せる部分が在るが、映像化すると作品本来の薄っぺらさが浮き上がる気がする…と書いた。母親に対するマザコン的な愛情と、世間から認めて貰いたい願望。子供の為ならどんな事でもやってしまう歪んだ愛情。子供は全て正しいと思い込む馬鹿な母親。これを極上のエンターテインメントに昇華した、中島哲也の演出力は並みの物では無い。多分他の監督だったならば、観客の興味を1時間も引っ張れなかったんではないだろうか。若者が使う“切れる”を、この作品では“パチンと弾ける”と表現している。映画の冒頭から、この“パチン”とゆう音が、今か今かと言う位に、いつ弾け飛んでもおかしく無い位の緊張感が画面から漲っていた。それを確認出来ただけでも、やはりこの監督はただ者では無いのは証明した。だけど、やっぱりこの物語は底が浅い。第一章の告白を、クラスの生徒全員が。甘んじて共有したまま時が過ぎて行くのを、前提として物語が進んで行く事自体が、やはり薄っぺらいと思う。別に映画(そうゆう話)なんだから…と言う意見も在るでしょうが!でも常識的に見て物語自体は、この第一章で既に破綻を起こしていると思うのだが…。※1 鑑賞直後に書き込んだレビューなので。※2 以前に利用していたレビューサイトに日記機能が有り、そこに読書感想等を書き込めた。(2010年6月6日TOHOシネマズ錦糸町No.1スクリーン) " + }, + { + "date": "2015-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "牛乳が飲めなくなりました\n 中島哲也監督作の「パコ」が好きなので、観たのですが…かなり衝撃的でした(; ̄O ̄)パコとは全然違う題材ですが、コレもかなりイビツな作品。音楽の使い方が印象的で、作品のカタルシスを強調している。万人にはオススメ出来ないかな(笑) " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人をなめるな\n 逆に私はこの作品で、子どもを舐めてた自分を感じたけども…。原作は湊かなえの同名ベストセラー。中学教師の一人娘が自分の学校のプールで見付かる。警察は事故死と判定。彼女は終了式で、殺人犯がこのクラス内に居て、その2人の飲み物にHIVウィルスを混ぜたと告白する。そこから生徒数人、親や教師を追いながら、学校という閉鎖空間で起きている目に見えないドラマを見せる。一見して間延びしそうな、モノローグの多い映画なのだが、何故か観てて引き込まれる。目から心理に訴える演出がいいのだろう。終始暗めの画面ながら色や光が美しく、スローモーションはじわじわ首を絞められるような感覚。最後は、子どもの怖さよりも大人の怖さが、気持ちよかった。全体を巻き込まないと気がすまない集団の雰囲気、黙っている部分とぎゃーぎゃーうるさい部分が、わざとらしくて、そしてそれが現実で、日本なんだよなぁと思った。もう私は行かなくていい学校。ほっとする。 " + }, + { + "date": "2015-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松たか子すげぇ\n ラストの爆発シーン以外は良い出来じゃないかと " + }, + { + "date": "2015-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後は感動\n 冷静に考えると最後の展開で感動してよいのか疑問ですが、観ている流れで、素直に感動してしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-05-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ドキドキしながら見た 内容は面白いけど グロいの嫌いな人は見ない方...\n ドキドキしながら見た内容は面白いけどグロいの嫌いな人は見ない方がいい目を背けたくなる " + }, + { + "date": "2015-04-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "切れ味最高!\n 人間生活、普段から受けているぶっとい針が下からブスブス各々に巡り原因なんてとうの昔にない。ただどんどん太くなっていく針を受け続ける。でもその針はしっかり研がれていて更にディフォルメしてあるから、なんだか可愛い。陰惨な心のキャラクターが中途半端に暗い気分を吹き飛ばしてくれる。見たのは今回で3度目だけど、どんどん面白くなっていく◎∀◎ " + }, + { + "date": "2015-04-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n かなり前に一度見て、もう一度見たいと思っていた映画。二度目でも十分楽しめた。淡々としたナレーションが逆に恐ろしいし、犯人の追い詰め方が良くできている。特に最後の電話のシーンは引き込まれる。主人公だけではなく複数の人の視点からみる手法も活きているし、スローモーションを使う撮り方もすばらしい。 " + }, + { + "date": "2015-03-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松たか子がすごい\n 松たか子の独白での演技力に、本編での生徒達が黙ったシーンのように目を奪われ、段々とストーリーに食いついてしまいました。そして、復讐劇が完成した時の松たか子の笑顔と言うと……。子役の人達もそこまで演技が下手ではない(個人的には)ので、かなりすんなり見れました。携帯電話のシーンも迫力と言いますか、話し方1つでここまで恐怖を表現できるのかと思うと……すごかったです。当分、「Let it go」は聴けなくなりましたw " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "松たか子素晴らしすぎる\n 松たか子素晴らしすぎる " + }, + { + "date": "2015-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃!!\n ☆5/大好きな湊かなえさんの小説を、大好きな中島哲也監督が映画化。内容は前半30分の森口先生(松たか子)の告白から発展する。衝撃は強いけど、ストーリー構成がたまらない。久し振りに震えた。おすすめ(グロ有り)。 " + }, + { + "date": "2015-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心の奥の奥と映像の美しさのバランス\n お正月に見る映画ではなかったけれど。復讐が容赦なくて、それがいい。胸をうつ。先生だからだとか、大人だからだとか、相手が未成年だからだとか、愛が足りないとか、そういうことを加味しない。そして、その主人公の復讐に満ちた思いに同調する。心が素直に反応する。話の合間の映像の美しさが、現実と非現実をあいまいにさせていて、それがこの残酷な話を少しファンタジーにしてくれている。ちなみに原作とはまた違う面白さがあった。そういえばドラマ「Nのすべて」も原作より面白かったな。 " + }, + { + "date": "2014-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "むなくそわるい\n 大変面白かった。自分自身の映画の趣味に一致しており、有意義な作品であると感じました。多くの人に見てほしいです。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "牛乳飲めなくなる\n 暗い映像の中、赤色だけがやけに目立つ。残酷なのにどこか美しく、スローモーションの活用が印象的だった。予備知識なしで見た人はきっと、衝撃を受けると思う。少なくとも劇場へ観に行ったとき、帰り際は誰もが無言だったことを覚えている。原作にほとんど忠実に作られていて、違ったのは最後の言葉くらいかもしれない。小説はまだ優しさを残して終わっていた。でも映画は……「復讐はまだ続くんだ」「これで終わりだと思うなよ」と脅されているかのような、何とも身の毛のよだつ終わり方だった。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "『告白』\n 松たか子、いや松サイコ。これは凄い。体罰のない現在の学校に俺はピンと来なかったがこの映画はビンビンきた。強烈な怖さに緩急つけた恐怖、シビレちった。西井幸人、藤原薫、橋本愛の3人も良かった。松たか子さんよ、アンタ... 怖かったよ。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "驚き\n 原作を先に読んでいましたが、映像化されると迫力も増して、釘付けになります。先生の計画の完璧さにもゾクゾクです。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドッカーン\n 初めて観たのは不登校の時で映画館で観ました。あの時貰った鳥肌は忘れません。不登校の理由は社会や人間関係にうんざりしたからでした。私は今は学校に行っているのですがたまに学校特有のジメジメとしたものをドッカーンとしてもらっています。まあ、本質的は変わらないんですけどね。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "中島哲也の監督・脚本家としての新たな魅力\n 中島監督の作品は、過去に「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の3本を見ていたが、それまでとは全く作風の違う、湊かなえの原作をうまく映像化している点で、改めて監督兼脚本家としての才能を見せてくれた。(「羅生門」あるいは原作の「やぶのなか」のように)パートごとに個々の独白でストーリーをうまく回して行くのは、原作の魅力ではあるが、それぞれの役者達が好演。とくに松たか子がいい。ラストシーンの「一言」が原作と違う事によって解釈の幅が広がった点も、映画的手法として非常に良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "救いがない\n 松たか子の薄気味悪さが際立ちます素晴らしい演技力です我が子を殺した犯人を心理的に追い詰めます心を無くして表情を消して淡々と復讐を遂行する様子に背筋が凍りましたファミレスのシーンとラストシーンで涙を見せますが、我が子を思ったか、良心からか…一瞬現実に戻りますが、最後まで全く救いが無い物語ですこの映画から何を学べば良いのか…学ばないことが学びかもしれません個人的にはラストの爆発シーンが残念でした何故か突然スペクタクルな?…見せ場なのでしょうが最後まで淡々と描いて欲しかった重くて気持ち悪いけど目が離せない映画です " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "断然\n 原作本のほうがいい。この原作本は私がいままで読んだ中でもNo.1。あのような構成の本は初めて読んだし、それぞれの人間の内側が見えて物凄い本です。映画で良かったのはラストの松たか子の表情。迫力です。 " + }, + { + "date": "2014-10-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作のファンです。 原作にある展開のスピード感も残しつつの迫力は良...\n 原作のファンです。原作にある展開のスピード感も残しつつの迫力は良かったです。何より松たか子だけでも観る価値あるくらい松たか子の演技力に感心。最後の爆発のシーンは要らないかな。 " + }, + { + "date": "2014-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "内容が複雑で面白い\n ストーリーや描写方法が独特で理解が難しい分、納得の喜びの大きい映画。社会的なリアルな悪の特徴を捉えられていると思う。 " + }, + { + "date": "2014-08-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "みんな死んでる\n 生徒たちの描写をあえて暗い画面で演出しスローを多用して意味をもたせる。でも、単純に見ずらいというのはおいといても橋下愛以外の生徒は死んでるし学校を非現実的な場所としてではなく生々しく描く方が良かったのでは?あと、原作の甘さがそのままというのも気になる " + }, + { + "date": "2014-07-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "頭いいなぁ\n 奪われた大切な人への復讐を、暴力を振るうのではなく、心理的に追い詰める方法で復讐するという話頭のいい生徒の一つ上をいく所は、あまりにうまく行くので怖さを通り過ぎてエレガントさを感じた松たかこが淡々と生徒に話す感じも好き " + }, + { + "date": "2014-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "突き放される\n この世に理由なく悪人である人などいるのかなあ。彼らは他人に認められたいという欲求から行動しているだけだ。彼らのバックボーンが徐々に明かされて行くにつれ彼らがどうも憎めなくなってくる。そんな事はおかまいなしに全てを巧みに操り復讐を遂げる末恐ろしい役所を演じる松たか子の迫力がものすごい。鬼気迫る演技とはこういうのかもしれない。なんというか、この、作品に突き放される感じというのか。すごく好きです。 " + }, + { + "date": "2014-07-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なーんてね\n わけのわからない映画過大評価されてるなと思ったのは自分だけ?正直気持ち悪さも中途半端。期待したのが悪かった。。。役者の演技はよかったが、難しい映画だけに。。。BGMもシーンに合わないなと。 " + }, + { + "date": "2014-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "なーんてね……\n ケネディ大統領が狙撃された時に側にいた夫人は飛び散る夫の脳みそをとっさにかき集めようとしたとか……たとえ形は整えられてもそこに命は戻らない人間は人生のどこかで誰かにそれを教えられる。今回、子供達はそれを担任教師に教えられた。でも、教師は言う「私、そんな事をあんた達に教えようと思ってやったんじゃないんだからね!」って映画ですね " + }, + { + "date": "2014-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "☆ 棘のある花。\n 世の中にはいろんな愛のカタチがありますが、やっぱり母の愛が一番だと感じましたね。そんな母からの寵愛を受け、生まれて来た時は、みんな汚れのない純真無垢な天使のはずだったのに、一体どこで性格がねじまかってしまったんだろう。一部の若者たちは、CLASSROOMと言うミクロコスモスの世界で人間性を失い、冷血なモンスターへと生まれ変わってしまう。鬼才・中島哲也監督が、その真実に鋭利な視線を投げかける衝撃作。また、新作『渇き。』では、どんな劇薬エンターテイメントを提供してくれるのか。期待は高まるばかりです。 " + }, + { + "date": "2014-03-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "見てから三年。。。忘れられない衝撃作\n 自分がこの映画を見て三年たちますが、いまだにおすすめの衝撃作を教えてと友達に言われたらこれをお勧めしますね。他の衝撃作とはまた違ういい意味でとても不快感を感じる映画でしたね。松たか子。やっぱし素晴らしい " + }, + { + "date": "2014-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人の弱さを表現\n 人間の弱いところをすごくひょうげんしている。原作の気持ち悪さもしっかりと表現されていて、邦画の中では相当いい作品だと思う!!こういった細かい表現が求められる作品は日本はうまいのかもしれない。なにかに耐えられずに人が崩れていく姿は実際にもありそうで、そして気持ち悪く、人の弱さを…… " + }, + { + "date": "2014-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "二度と観たくない傑作。なんてね。\n 私的には爽快な映画です。原作も凄くかなり大好きです。映画はとても綺麗に創られていて感動ものでした。劇場で観た感じとDVDを比較すると、おそらく他の多くの作品と同じく家鑑賞では、かなり劣りました。仕方がないのですか?あまり変わらない映画もあるんだけどなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "北原美月LOVE\n 最初に見たときは衝撃的でした。今まで、みた映画の中で1番やばかったです橋本愛の代表作で北原美月がすごく可愛いです!♡ " + }, + { + "date": "2013-11-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に救いがない?\n 「救いがない」というコメントをチラホラ見かけますが、本当にそうでしょうか。ここに出てくる「悪」になり切ろうとする人々は皆が苦悩する人として描かれているし、その誰もが完全なる悪になろうとして、何処かでほころびを見せているあたりが、私はこの作品が描こうとした光明だと思いました。それを際立たせるために、ギリギリまで真っ黒な空気を充満させたんだろうと。鑑賞した時に私も打ちのめされる思いがしましたが、ふとそんな風に思うのでした。 " + }, + { + "date": "2013-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観客を不快にすることに成功している\n 観る者が不快に感じたとしたら、それこそこの映画の狙い通りなのではないか。教室で起こっている現実の主人公には、それぞれに理由と事情がある。それを「告白」という形で本音と裏側を見せる。どれも実に利己的で残虐かつ醜悪だ。たった一人、おさな子を除いて…。この映画を観て不快に感じるのは、根源的に悪を憎む心を持っているから。それに気づかせることに最大の狙いがあるのだと思う。善き人たれと一億回唱えるより効果がある。もし、最後まで愉しくてワクワクしながら観ている人がいたとしたら…空恐ろしいね。残念なのは、不快感即ち低評価になってしまってる人が少なからずいること。それとドラマで十分だと勘違いしてる人。こんな暗い描写の連続じゃ低視聴率間違いなし。しかも物議を醸す恐れが高い。どこも取り上げない。これは、監督の思い入れで実現できる映画ならではのユニークかつ見応えのある作品だ。 " + }, + { + "date": "2013-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの告白\n こういった物は復讐者が対象者に対してジワジワと追い詰め復讐する…!そんなものだと思って観たら!暗い感じで淡々と先生が話す感じで始まります。そして被害者遺族、犯人の少年達その周りにいる人たち…それぞれの告白でそれぞれの視点で話が進みます。暗いだけのものかと思いましたが音楽と見事調和していてその時々の心情がしんみり伝わる感じです。兎に角KYなあの教師には笑ったww悪気はないのだけど人をイラつかせる才能がwまぁ、それも松たか子演じる教師が焚きつけたのだけど。こんなどっかーんとくる映画ははじめてですwあのラストの爆発シーンのスローな所がすごくいいと思います。なんとも言えない…なーんてね、です。 " + }, + { + "date": "2013-07-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "先生の完璧な計画\n みんながそれぞれに何かを求めて。それが大きな存在であるほど痛切に孤独であることを、己に知らしめる。どうしても、手に入れなければ。どうしても。孤独が、こんなに痛いなんて。誰も教えてくれなかった。どうしたらあの人は自分を愛してくれるのかな?どうしたら私を探し出してくれるんだろう。それを死ぬほど考えて実行したんだ。ただそれだけ。でも、それだけでは済まなかった。先生を怒らせてしまった。自分がお母さんに会うために先生の娘を、殺したんだ。僕の完璧な発明品で。でも、結局僕は全てを失うことになる。先生の完璧な計画によって。登場人物それぞれの視点で語られる真実。みずみずしい映像、終盤のテンポがすばらしいです。独特の少々ファンタジーを感じさせる世界観でした。結末にぞっこんで、2回続けてみました。 " + }, + { + "date": "2013-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "1400円\n こんなにもいい人が誰もいない映画もめずらしいわ。センセーショナルっちゃーセンセーショナル。映画は娯楽としてみたい私にとっちゃ怖すぎ。怖すぎのなかにシュールな場面展開を狙ってるんだろうけどそれも怖い感じ。終わった後はすごく滅入る作品。無論もう見ない。DVDで怖いもの見たさに見るかなー。 " + }, + { + "date": "2013-05-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "色々考える部分があったのは確か…しかし退屈な時間が。\n 駄作とまでいえないし、時間の無駄とも思いませんでした。更に嫌いなジャンルでもない。ん〜でも、中盤から少し退屈に…。100分ちょっと森口先生が生徒に語り続けるだけの作品かとひやっとしましたり、しゅうや君にお説教する女の子の…若干エヴァが被ってしまったり…。爆発のシーンが一番嫌いだな。安っぽく見える。SF?ファンタジー?あれ?って違う空間に移された気分。少年法のあり方だったり、気のふれた少年達の気持ち(もち、わかるはずなくww)…確かに色々考える作品だったことは確か。森口先生みたく、復讐に燃えつつも誰もみていないとこで涙している姿(製作側の意図関係なく)を見ると…他の人がいう怖いとかいうんじゃなく…全く違う感情になる。例えば自分が被害者側であろうと…悔しいけど、加害者の全てを奪い壊すことはできないだろうから。これってただの弱虫?彼女を尊敬?…強い人?共感?違うな…自分を壊してまでも同じように手をくださず【復讐】だけを考えた彼女に、、、不思議な感覚を覚えた。最後になりましたが、人の命を奪ってしまった罪人。例えどんな不孝な生い立ちでも未成年でも…関係ないと思う。更正は来世で。なーんてへ。ルナシー事件、聞き覚えがあってついググっちゃった。 " + }, + { + "date": "2013-04-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "過大評価の典型\n いわゆるハズレ映画の代表です単純 つまらない 単調 先がわかる 苦痛 長い純粋に おもしろくない 映画ですあなたの大切な時間とお金の無駄になるでしょう " + }, + { + "date": "2013-04-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「なーんてね」\n どこからが冗談で、どこからが本当なんでしょう。もしかしたら、告白からが冗談で、いや、もしかしたら告白もなかったことで現実にあったことではなく、心の中の想像なのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2013-04-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "こんな糞映画を撮っても“映画監督”を名乗っいるなんて恥ずかしくないのかね\n 才能ないんだからさっさと辞めちまえ似たような場面の連続説明書でも読んでるかのような台詞頭弱そうな糞ガキのヘボ演技これこそ糞映画の極み人生の貴重な二時間を無駄に過ごしたい人にはおすすめの映画です " + }, + { + "date": "2013-03-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い。救いようが無い・・・。\n 「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」と言う衝撃的な台詞が印象的な、2009年度「本屋大賞」授賞作品が原作。実は、「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」のセリフが物凄く印象に残ったので、原作を読もうと思っている間に、映画化されてしまいました(苦笑)。思ったときに読まないとダメですね。最初の衝撃のセリフの印象から、生徒の中から犯人探しをしていくストーリーと勝手に思っていたのですが、全然違いました。むしろ、名指しはしないものの、少年A/少年Bを知っている人物=クラスメイトであれば、それぞれが容易に特定される形で告発し、しかも、復讐を宣言して去っていくと言う余計に怖いストーリーでした。内容が内容なので、R15指定になっています。と言う事は多数劇場に見えた生徒たちは、高校生?と言うことですかね。しかも、男子は全くおらず、女子ばっかり。う~ん、女子に刺さりそうな内容といえば、言えるかもしれませんね。この話の映画化の話が出たときに主人公を演じる人物として最初に監督の頭に浮かんだのが松たか子だそうです。コメディアンヌのイメージもある彼女ですが、松たか子は主人公森口悠子を全く違和感なしに演じています。って言うか、上手くて怖すぎる・・・。もう一人の女優、木村佳乃。松たか子と1歳しか歳は違わないはずなのですが、一方は娘が児童の担任教師、もう一方は中学生の息子を持つ母親となっています。それが違和感無いんですが・・・。必要以上に過保護な母親像を見事に演じきっています。そうですか。岡田将生が教師役ですか・・・(苦笑)。でも、KYな(死語?)熱血教師役は上手く演じていますね。それにしても、怖い、怖すぎます。映像全体も、作品のイメージを考慮して、少し霞んだような、暗いような色使いがされています。それにしてもなぁ、少しでも救われるところがあれば明るい気持ちになれるんですが、これでは救いようが・・・無いです。デートには勧めません。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n みんな人間不信になってた?そこが面白いのか?身近にヒステリー起こす母親いるから重ねてしまって本当に怖かった笑私は見てて辛かったです。 " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "頭を後ろから思いっきり殴られたので、振り向いてみると、松たか子さんが笑っていて、怒るに怒れない、もしかしたらうれしいかも?みたいな映画。\n 中島監督の作品は「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」は見ましたが、あんまり好きではなく、見ない予定でした。でも、でも特に見たい映画ないし、料金も1000円の日だったので、どんなもんなのか?と思って見てみました。見てみたけど、やっぱり予想どおりかな?正直に感想を書かしてもらうと、いつもそうだけど、名作なのか駄作なのか微妙です。名作っぽい駄作かな?「下妻物語」は名作と思うけど、この映画を入れた後の三本は、映画というよりコマーシャルです。衝撃的なストーリー(フレーズ)と、見たことないような衝撃的な映像、映画(商品)はすばらしい名作風に見せているけど、実は中身なにもなし、(コマーシャル自体が商品なので、実体はない。)目的はイメージを作り、売ること・・・。やたら衝撃を受けるし、なんとなく名作風なんだけど、何が言いたいのかまったくわからない。何か面白かったのか?と考えると思い当たらないし、命の大切さということを言いたいのか?と思うとそうでもないし、いじめや復讐はやってはダメということなのか?とも思えない。まさか現代の「中学生日記」というわけでもないでしょう?なんで殴られてるのかよくわからないけど、何か理由があるんだろうし、映像がきれいだからまあいいか?みたいな、もしかしたらうれしいかも?みたいな印象の映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-02-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "70点 本読まずに観たかった。\n (2013/2/16)顔が売れてる芦田愛菜で子役もよかった、現実感が濃くならない配慮にもなってる。タブーに切り込む分、物語じたいに気遣いが多いけどね。映像化にあたって、単調になりえる部分を上手にまとめ、 音楽のPVのような面白さでひきこまれる絵。 " + }, + { + "date": "2012-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "作品の世界観をうまく描写した作品\n 最近見返しました。今まで映像化された湊かなえ作品の中で一番作品の世界観を表せている作品だと思います。登場人物のセリフだけで構成されている淡々として、でも緊張感のある空気を映画でも読み取れました。人一人の命がどれだけ重いことなのか、残忍さはありますがしっかりと伝わってきます。 " + }, + { + "date": "2012-04-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "映画の中に“暗”を描いて、魅せてくれる\n おそらく、現時点での中島哲也監督作品の最高傑作だと思う。(異論のある人も当然いるだろうが)これまでのカラフルでポップな作風は封印し、無機質で陰湿でシリアスな作風。しかし、独特の演出や編集は健在で、この衝撃的な物語(学級崩壊、イジメ、家庭崩壊、モンスターペアレンツ、少年犯罪、復讐…)を一気にグイグイと見せる。それにしても、この作品がここまで大ヒットするとは!ある程度話題にはなると思っていたが、ここまでの大ヒットは予想出来なかった。観客は“明”な映画だけではなく、“暗”な映画も求めているのだろうか?映画の中に現実逃避だけでなく、それとは真逆の何かを求めているのだろうか?でなければここまでヒットしなかったろうし、「冷たい熱帯魚」みたいな映画もヒットしなかったろう。(ただ、3・11後の現在では分からないが)ほとんど無表情の松たか子は申し分なく、中学生たちも素晴らしいを通り越して、怖ろしい。中島監督の次回作は「進撃の巨人」。またこれまでとは違う題材だが、果たしてどう化けるだろう? " + }, + { + "date": "2012-03-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "テレビで可\n 中島哲也監督 最新作品原作を読んでこの題材をどう中島監督がポップにコミカルに映像化するのかたのしみにしていた期待しすぎていたのかもしれない誰もが心の中で思っている誰かに愛されたい 必要にされたいとただそれだけのことなのになんでうまくいかないんだろう歪んだ愛 孤独 憎しみ 優越感 劣等感狂いだした歯車は誰にも止めることはできないナイフより銃よりなによりも怖いのは人の心だと思ったたぶんもう見ることはないと思うテレビで可 " + }, + { + "date": "2011-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーだけのツマラナイ原作を、ブラックな極上のエンターテイメントに仕上げた\n もともと『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』と映像表現に優れた作品を、制作し続けている中島哲也監督だが、主戦場を本屋大賞を取った話題性の高い原作を相手にしても、その才能はいかんなく発揮された。ストーリーだけのツマラナイ原作を、ブラックな極上のエンターテイメントに仕上げた。中島監督は、主演に松たか子をと熱望したらしいが、松たか子は、その期待に見事に応えている。僕が、一番、戸惑わせているのは、松たか子が、ファミレスからの帰りの号泣の意味だ。果たして、良心からなのか、どうか。 " + }, + { + "date": "2011-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映像より文字で楽しむもの\n まず映画としてのクオリティーは凄かったと思います。最初に映画化と聞いた時はどう再現するんだろうと思ってましたが、あの原作をここまで映像で表現できたのは素晴らしいし、最後の巻き戻しのCGなんかは監督らしさも出ていてとても良かったです。多分原作を知らずに映画を見ていたらストーリーの面からももっと評価が高かったと思います。ただ話が話ですので、原作を読んで想像してた画を実際に見ると気持ちが悪くなってしまいました。 " + }, + { + "date": "2011-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎて観たかも。\n 前評判が高すぎたのか、私が勝手に期待し過ぎていたのか・・・。松たか子の、人間味を感じない、感情が出ない演技は素晴らしいと思った。精神的に生徒を追い詰めるところも、現実にあると恐いなぁーなんて思いながら観ていましたが。展開が、意外に強引。1.私なら、いくら娘を殺した犯人とはいえ、クラスメイトにエイズに感染した血を入れた牛乳を飲ませた教師を、擁護することは出来ない。一歩間違えれば、自分が飲む可能性だってあったんだし。そう思うと、犯人も憎いが、先生も憎い。どちらの味方をするわけでもなく、たかが中学生が、ましてや親にも言わず、元々団結力の無いクラスメイトだけの秘密事にしておこうとも思えない。そのことがきっかけで、犯人をいじめるという「繋がり」で、団結したクラスメイトだったけれど、中学生1年、2年という設定にしては、生徒達の精神年齢が少し高かった。2.「直接手を下さず。」とレビューに書いている人が多いのが、疑問。先生は、かなり直接的な方法で手を下しているよね。エイズに感染した血液を飲ませる、感染は少ないとは言え、感染の可能性は0%とは言い切れない。そもそもこの行動のメインは、精神的苦痛を与える為。悪意満々で、直接自分の手で血液を混入し、精神的に追い込むことにも成功。完全に、先生が手を下してるやんw。教壇の下の爆弾を、生徒Aのお母さんの机の下に移動。爆発物って知ってて、何が起爆装置か知ってて、何時に起爆されるのか知ってて、何の罪も無い母親、つまり自分の娘と同じ立場の人間の元に運んだ。完全に、先生の手で母親殺してるやんw。淡々と目には目を、と見せつけるそのストーリーは、コワイものがあるけれど、なーんとなく詰めが甘いというか、、、知的で冷酷な先生像をもっと生かして、完璧に回りくどい方法で生徒を苦しめる表現は無かったものか。。。と残念。 " + }, + { + "date": "2011-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "知的な復讐\n 映像のイメージとしてはグレーかな…曇り空のよう。決して晴れることのない復讐劇、スカッとしたい人にはススメられませんが、映画『悪人』がOKだった人にはいいと思いますよ。 " + }, + { + "date": "2011-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い!\n この映画は別に面白くなくただ怖かったです。内容もすごくドロドロしていていました。引きこもりの子のシーンが怖いと思います。 " + }, + { + "date": "2011-07-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "過大評価しすぎ\n なんでこんな胸糞悪い映画が高評価なのかわからない……まぁ映画なんですけど、糞生意気の糞ガキどもを堪能出来る中学生映画。娘を殺された女のリベンジが今始まる!冒頭のホームルームからイライラ指数マックス。早送りはほぼ決定。しかし、先生の演技力は少し評価したい。アウトレイジのキャッチコピーは、「全員悪人」だが、この映画は、「全員異常」。アホばっかりで悪のりしすぎ。時間はわりかし短い。スローモーションの多様がうざい。最近のガキどもは、ゆとりによりイタイ所あるから、真似しないことを祈る。追伸:AとBへ、髪きれ " + }, + { + "date": "2011-07-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この本、面白かったよね\n 原作が面白すぎたので、正直映画は期待してなった。珍しく原作と同じぐらい面白い映画になっていた。とてもテンポ良く、原作のイメージそのままの作品。邦画では2010年でNo.1衝撃のラストもとても良く出来ていて満足。 " + }, + { + "date": "2011-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ダークファンタジーの傑作\n 劇場で2回鑑賞。Blu-rayで数えきれないほど鑑賞。今さらのレビューです。結論から言うと現代日本映画の傑作と呼ぶに相応しい作品。もともと中島監督の作品は、ごちゃごちゃした感じと派手な音楽、役者のオーバーな演技が重なり、お腹いっぱいになる作品が多かったが、今作は色味を抑え、多用されるスローモーションの映像が心地よいし効果的。一見今までの作品からの引き算を感じさせるようで、実は計算されつくした、そんな作品。原作は未見ですが、昨今、原作潰しの作品が多いなかで、原作者も満足な作品に仕上がっていると感じさせられます。作品にビシッとはまる音楽と交差するナレーション、役者の素晴らしい演技、効果的で違和感の無いCG、一切無駄のない編集と美しい映像。本当に素晴らしい作品です。当分これを超える日本映画は出ないかも。個人的には、爆破シーンが好きです。質の良いPVを観ているようです。まだまだ良いところが沢山ある作品で、とても語り尽くせません。こんなのありえない話だという方もいるとは思いますが、この作品はあくまで、ダークファンタジー。リアルさを求める方にはオススメできませんが、そもそも現実世界のリアルな出来事、会話を映画にしても面白いとは思えません。 " + }, + { + "date": "2011-07-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "・・な~んてね。\n 映画「告白」(中島哲也監督)から。2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説だけど、まだ読んでいない。(笑)主演の松たか子さんが大好きなのに、映画館で見逃したので、DVDを楽しみにしていた作品の1つ。作品の中で、なぜか何度も出てくる「・・な~んてね。」が気になって仕方がなかった。以前流行った「・・なんちゃって」と同じ匂いはするが、ミステリーなので、その使い方に、疑問が残ったままである。最後の最後になっても、「ここから、あなたの人生の第一歩が始まるんです」に続いて「・・な~んてね。」。なくても全然おかしくない場面で使われるので、余計に気になって仕方がなかった。原作の「告白」は、どうなってるのだろう。その使い方が解説されているだろうか。さっそく図書館で借りて、調べてみようっと。「大切なものが消えちゃう音」これもキーワードだから、原作を読まなくちゃなぁ。 " + }, + { + "date": "2011-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "こわ~い\n 予告編での松たか子の「このクラスの中に私の娘を殺した犯人がいます」というセリフから背筋が凍る思いがしたけれど、実際、観てみて、心の底から戦慄が走るのを感じた。自分の娘を殺されたことによって、人はあそこまで残酷になれるのか。一片の人間味も感じさせない残虐性。ただし、自分では一切手は下さない。かえってそれがおそろしい。また、全編を通じての松たか子の冷静なしゃべり方が一層恐怖を助長する。お食事前の鑑賞は、おすすめしません。www " + }, + { + "date": "2011-06-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "伊丹十三監督あなたの仰るとうりでした\n 故伊丹十三監督の言葉、「良い脚本から駄作が出来る事はあるが、駄目な脚本から名作が出来る事は絶対にない」その言葉どうりの作品でした。 " + }, + { + "date": "2011-04-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "後世に語られるべき嗚咽\n いやはやスゴイ映画であるよ。久しぶりの傑作です。お金を払ってでも観たい作品とはこの作品のようなことでした。僕は原作未読です。未読ゆえの衝撃というか、映像としての見事さ、そして俳優陣の演技のすばらしさに感銘を受けました。邦画でもこんな作品が作れるんですね・・・。まず、冒頭からぐいぐい引き込まれる。崩壊学級の中になぜこれほどまでに冷静な口調の教師がいるのか。この後語られる衝撃の告白。そしてさまざまな視点で語られるストーリー。ラストまで飽きさせることのない見事な展開。そして、この作品のもっともすごいのは主演の松たか子さん。いや、ただもうびっくり。ファミレスでのシーン。見事。完全にダークサイドに落ちた人物かと思いきやいっぺんの人間味が残っていた。しかし、店を出てからの嗚咽。あんな嗚咽は今まで見たことのない素晴らしい演技だった。壮絶そのもの。最後に残った人間味を捨て去るその瞬間。うむ、「愛」を語るにふさわしい名シーンです。ここ最近見た作品の中では上位ランク必至の作品でした。 " + }, + { + "date": "2011-04-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "松さんごめんなさい。\n 淡々と犯人たちを追い詰めていく松たか子。その演技もゾクゾクさせられたが、しかし、この映画はB組の生徒たちと「北原美月」「下村直樹」「渡辺修哉」リアルな今の子供たち役を見事に演じきったこの三人。アカデミー賞でいったら、主演男優賞,主演女優賞級です。(あくまでも私の見解です)この子達の根底にあるものは、「孤独」ガンガン伝わってきました。邦画での久々のアタリでした。映画館で見たかった…あとは、使った音楽が全部良かった。素晴らしい映画です。松たか子も良かったけど、最後泣く演出は、いらなかったように思えます。途中、人の心を失った復讐の鬼が最後の一瞬、人にもどってしまったみたいだったから。この三人が良過ぎましたね。 " + }, + { + "date": "2011-03-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "原作に忠実で満足\n もともと暗い話はあまり好きではないのですが、話題だった原作を読み、素晴らしかったので、これが映画になったら、原作の空気をどう表現するのか気になり、見てみました。監督らしくない作品でしたが、微妙な空気感がみごとに表現されていて、最後まで目が釘付けでした。人間の狂気が「きれいに」描かれており、反面的に命の重さを考えさせられます。 " + }, + { + "date": "2011-03-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても独特でした\n とても考えさせられました命は重いの?と聞かれたら簡単には答えられないなと感じさせられました。これは15禁ですが、中学生がむしろみるべきかなと思いました私の中でベスト2でした(/ _ ; )映画館でみたかったのですが日本アカデミーの表彰式でこの映画の存在を知ったので手遅れでした(涙)みることをオススメします " + }, + { + "date": "2011-02-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "悲劇と恐怖が・・・【どっかーん】\n 『下妻~』から『嫌われ~』から『パコと~』中島哲也監督の作品はどれも愛している原作が評判なので知ってる人も多いであろうが中島監督作品としては全く雰囲気の変わった本作は予想ドウリの賛否両論の嵐最も人気のある上記3作品と比較するとそれはそれはダークで陰湿で 血も噴出すから嫌悪感を感じる人も多いだろう個人的には オープニングからクライマックスまで完璧に【釘付け】だったこの【超現代的】な【病める日本】を正面から切り裂いたストーリー展開とPOPさに ド肝抜かれた『ファイトクラブ』を初めて観た時の【眩暈】を思い出し『エレファント』を初めて観た時の【やるせなさ】が蘇ったそして なんといっても【どっかーん】  と  【なーんてね】 のインパクトこの【2つのシーン】どちらにも 心底《ドキッ》っとさせられた『ドーンオブザデッド』を初めて観た時の様な【衝撃】と【大胆さ】に 数分間 放心状態に陥った " + }, + { + "date": "2011-02-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "すごかったー\n 原作を知らずに観たのですが、すごかったです。ハラハラドキドキの連続で!!今の世の中のたくさんの問題点を含んだ話しで、心休まる暇なしというか。血で血を拭うようなやり方って、スッキリするどころかどんどん心の深いとこに落ちてくんだろうなーと思いました。でもこんなに釘付けになって観てしまったの久しぶり!! " + }, + { + "date": "2011-02-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "湊かなえの構想力 と 中島哲也の映像化力 に脱帽\n 大切なものが壊れる音が聞こえる恐ろしさ。大切なものを壊された人の執念の恐ろしさ。人間の悲しさと愚かさをえぐり出す快作。松たか子の怪演にも拍手。 " + }, + { + "date": "2011-01-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ぐいぐい引き込まれる\n この手の映画は私は得意ではない。学校、イジメ、家庭の事情。こういった題材の作品はどうも寄せ付けない所がある。だが、この「告白」は違った。サスペンスとしての会話劇も抜群であり犯人がわかっていながらも次はどうなる?次はどうなる?とぐいぐいと画面に引き込まれてしまっいるのだ。復讐と倫理観が見事にブレンドして偏った意見がないようにあくまでも中立を保った娯楽作品として仕上がっており、観て考えさせられる所もなく、見終わった後のスッキリ感がたまらなかったのである。「下妻物語」の中島哲也なのだが、今までのようなカラフルな色彩は今回はなく、暗いトーンで抑えた色調で登場人物を描き、スローモーションを多用した芸術性豊かな映像美に暗い題材でも2時間映画に拘束されてしまうのである。復讐の相手が生徒という事で嫌がる人もいるかもしれないが、これは間違いなく日本映画史に残る傑作だ。日本映画の見本として後世に語りつがれるだろう。 " + }, + { + "date": "2011-01-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 命の尊さを教えるのはわかるけど美月ちゃんの存在意義とかわからなかったりいまいち入り込めない部分も多かった " + }, + { + "date": "2011-01-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "衝撃的でした!\n 小説は読んでいませんが、映画は絶対に観たい!と思っていました。実際に観てみると、オープニングから心臓を突かれたような衝撃を感じました。絶対にあってはならない事ですが、私が殺された子供の母親の立場に立ったら、やはり「復讐をしたい」という衝動に駆られると思います (私には出来ない事ですが…)それだけ大変なことだということです。個人的な意見を言わせてもらうと、この映画は、子供たちに一番観て貰いたい映画です。そして、大切なことをもう一度みつめなおしてほしいです。 " + }, + { + "date": "2011-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い・・\n 原作を読んでから鑑賞しましたがとても楽しめました。今の子供は本当に残酷なことをするなぁと怖くなった。衝撃的な作品でした " + }, + { + "date": "2011-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "オシャレで衝撃的だった\n 原作読んでいないのだが、最初から最後まで 衝撃的__D_F9AA__かつ 哀しい 不思議な感覚でした。まず、★映像★色褪せた色彩や照明の照らし具合 ハイスピードカメラでの描写 (雨・水溜まり・血・生徒達・・・・・) __D_F8A0__綺麗な空__D_F8A0__ 色んな視点から撮っている点などと〜っても格好よい映像美__D_F9A9____D_F9A9__★音楽 効果音★色んな音楽を流してましたがロック調なのが印象的。効果音も素晴らしく細かい__D_F9A9__観てる側としてドキドキする強弱音、癒しヒーリング音を流してるけど 映像は酷い・・・ その対照的な使い方などが本当に細かく__D_F9A7__考えられてて、うますきる__D_F9A9__内容もこんな事あったら怖いし、卑劣で子供には絶対見せたくない内容なのに、この視覚__D_F8F2__(映像)・ 聴覚__D_F8F3__(音楽・効果音)に働きかけ、何とも言えないオシャレな作品に仕上がっている。 " + }, + { + "date": "2011-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "告白\n 非常に悲しい内容でしたが、母親として色々と考えさせらた作品でした。残酷な場面も有りR15でしたが、個人的には子供達にこそ見て欲しい映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2011-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "サスペンスみたいな\n 東野圭吾さんの作品は毎回安定して楽しませてくれるきがします小説は読んでないですが、小説ではもっと生徒にも一人一人ドラマがあったそうです一回はみておくべきな映画なきがします " + }, + { + "date": "2011-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "びっくりした作品でした。\n 原作をあえて読まずに、映画を観ました。学校という舞台、松たかこという配役、どれもピッタリだなあと思いました。もう一度また観たいと思う作品でした。 " + }, + { + "date": "2011-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "森口先生vs生徒の壮絶な駆け引き\n いや~この作品はすごいですね。この映画を観たのは丁度一週間程前だと言うのに今だこの作品について考えています。私にとっては「バトル ロワイアル」を初めて観た時の衝撃に似ています。原作本はどれっだけ凄いのかはわかりませんが、この作品はかなりの衝撃でした。ある中学校に勤める森口先生は警察から娘が亡くなったのは”事故死”と報告されます。しかし、本当はそうではなく彼女の受け持つクラスの生徒の誰かによって殺されと突然暮らすのみんなの前で告白したのです。そして、そこから森口先生と生徒の壮絶な駆け引きが始まったのです。注目はなんと言ってもオープニングのクラスルームでの松 たか子演じる森口先生と生徒たちの演技。そして、森口先生と生徒の行詰まる心理戦。特に冒頭のクラスルームでのシーンは見ごたえ十分。森口先生の言う一言一言に対する生徒たちのリアクションがあまりにもリアルすぎて凄いとしか言いようがないですね。中島監督はよくあそこまでリアルなシーンを撮ったなと思いました。それから、あの生徒の計画実行とそれを阻止しようとする先生との心理戦の描き方はお見事でした。緊張感たっぷりに描がかれていて、観てる側を本当に引き付けるものがあります。ただし、一人の生徒がアレを仕掛け一人の教師がアレをあっさりと解体できるかは現実的に無理があると私は思いました。しかし、これはなかなかの傑作です。サスペンス物が苦手な人にはオススメできませんが、そうでない人には是非観てほしい一本です。 " + }, + { + "date": "2011-01-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新感覚\n  あの小説をよく映画化できましたね~しかも良くできてます。原作以上の映画を初めて観た気がします。どこかリアルで学校や青春映画よりもぐっと引き込まれました。話の内容は知っていましたけど、それでも面白い!内容知らなかったら満点かもしれません。それでも人にはお勧めできないかも、人格を疑われそう、な~んてな。 " + }, + { + "date": "2011-01-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作と映画\n 「どっかーん!」の台詞のCMが印象的だった作品。公開当初は全く興味が無かったのですが、様々な番組での宣伝等を見ている内に徐々に気になっていき、劇場へ足を運んでしまいました。が、映画に行く前に原作を読み、それがキッカケで劇場に観に行ったという事もあるのですが、読まずに行った方が純粋に楽しめたかなぁ・・・とも。映画化の際に多少変更されている部分等もあったので、これはこれで楽しめましたが、是非とも予備知識のないままご覧になるのをお勧め致します。 " + }, + { + "date": "2011-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を上回る迫力を魅せた中島監督の映画力\n いや、これはスゴイわ!映画館のスクリーンで観られてよかったわ!!でも、拍手起きんかったなぁ。こんなんなら、『トロッコ』のときみたいに、先陣を切って拍手すればよかった!!!〈 わたしにはわかる 〉■原作既読者の感想です 私事ですが、私は本のレビューはAmazonに 書いているのですが、原作本の評価は星4個をつけました。 読後感があまりにも悪かったのと、 余韻を残したエンディングに、これは 残しすぎじゃないかな、との、不満があり星を1個減らしました。 ただ一方で 「一体この作品を、どう映画化するんだろう」との 疑問と期待は公開初日へ向けて膨らむばかりで、それは スクリーンに東宝のマークが大写しにされた瞬間、鳥肌が立ってしまうほどでした。 登場人物、エンディングに 原作との、違いがありますが、 よくここまでほぼ原作に忠実に作り上げ、 しかもエンディングで監督の味も出している。 月並みな表現で申し訳ないのですが、感嘆しました!! ただもう一人の私もいまして、 「原作既読だから予備知識もあって鳥肌立てたけど、  原作未読の人が、いきなり今作を受け入れられるのかな?」 原作にないエンディングのセリフは 絶望だけで終わらせるのでなく、光と エンタテインメント性の双方を、求めたものと 私自身は受け取ったのですが、そこに至るまでが あまりにもダークで深い闇に、覆われているので 果たして一筋の光として届いたのかどうか疑問に感じたからです。 原作未読で今作を鑑賞された人のレビューに大変興味があります(笑顔)■ストーリーを彩る音楽、符牒にも感動! 作品全体を通して音楽が、とても良かったです。 そして場面の間だけでなく、エンドロール中も 流れますが、ああいう空の、使い方、すごく意味深で この先どうなるのかとか、これまでどうだったのかとか 自然に考えさせられてしまう。暗転とは、また違う方法で お客さんに一呼吸入れさせる。空がスクリーンに映るたびに、 空に映るもの、空の向こうに映るものに思いを巡らせてしまいました。■松たか子さん、木村佳乃さん。そして芦田愛菜ちゃん “松たか子さんが出演オファーを受けてくれること” それが今作を映画化するにあたり中島監督の絶対条件。 中島監督、学生役の子たちには、携帯電話を落とす位置まで 細かく演出をしたそうですが、松さんに対しては放置状態だったそうです。 まるでロボットのように無機質に淡々と話すかと思えば、 ネタバレ防止で最も心に残ったワンシーンだけにしますが、 終盤路上でしゃがみこんで慟哭してみたりと、感情を捨て 復讐を機械の様に正確無比に遂行しようとしながらも、人として 教師としての理性を完全に失うことはできない、その、なんとも 表現しがたい微妙な感情の匙加減を完璧に演じられているようにみえました。 ひょっとしたらひょっとして 日本アカデミー賞最優秀主演女優賞連覇もあるかもしれませんね。 木村佳乃さんの最大の見せ場は まるで洗濯物を干しにいくかのように (中島監督に、こう演出されたそうです) あることをしにいく場面でしょう。素直に巧かったです。 芦田愛菜ちゃん。 松たか子さんの娘役をした女の子。 今作の撮影時、まさか上映開始日の頃、 『mother』という日本テレビのドラマで 5歳なのに実年齢より上の小学生を大人顔負けの 演技を魅せ話題沸騰しているなんて想像もできなかったでしょう。 想像していたら、もっとセリフと出番が多かったはずですもんね(苦笑)☆彡     ☆彡『殺人の追憶』のような映画を日本でも製作してヒットさせてみたいそんな願望も今作にはこめられているそうです。願望成就へ一歩進みましたよね。『アリス・イン・ワンダーランド』の連続首位の座を奪取しましたから(笑顔)ストーリーを知っているのにスクリーンから眼を離させない中島監督の映画力。原作は星4個をつけましたが、映画は5点満点です!!な~んてね♪なんて言葉は続きませんよ(苦笑) " + }, + { + "date": "2011-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画ならでは\n 原作を読み『読むんじゃなかった…』と思ってしまうほど衝撃的な作品がDVDになったので観ました。映画公開時に『原作に忠実』とあったので、逆に映画館では観たくなかった。で、結局私にとってはDVDで充分お腹いっぱい!一方通行で独りよがりな愛と告白。異常な関係。復讐。突拍子もないけど、私たちが平凡だと思っている世界と紙一重なのかも、と考えさせられました。映像は陰陽をうまく使って、より残酷さが出ていたと思います。原作では文章で、映画では映像でノックアウトさせられました。よく出来た作品だと思いますが二度目はしばらくないです…。 " + }, + { + "date": "2010-12-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "参りました!\n 現実的であって、まるで現実感がない世界。淡々と、少年による人殺しが罪の意識もなく、というより、罪を理解できるほどに成熟していない者による連続殺人。淡々と続けられる告白は、つまりは「自分だけの都合」のようです。なにかの役に立つ映画ではないです。非常にグロイです。気分もけっこう悪くなります。自分の子どもが将来置かれるであろう環境にも不安を覚えます。10年後には印象に残らない映画かもしれない。しかし、このテーマをここまで魅せる監督の力量には、胸を潰されるようなインパクトを感じた。2010年に限れば、一番印象に残る映画でした。見る価値は、確かにありました。 " + }, + { + "date": "2010-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読もう\n 研究を捨てて平凡な男と結婚したが、けっきょく子どもを捨てて研究に戻る母親。自分の優秀さを母親と世間の人々に認めてもらいたいともがく子ども。発明展で最優秀をとったのに注目されたのは同じ日に起きた殺人事件。注目されたいという気持ちがゆがんで幼児を殺してしまう。子どもを溺愛する母親。だれにも相手にされない平凡以下の子ども。自分も主役になるチャンスと幼児をプールへ投げ込んでしまう。子どもを教え子に殺された教師。周到に計画された復讐。殺人または自殺願望の少女。暑苦しい熱血教師。彼の過去をひもとけば一本の映画ができるだろう。これらが主な登場人物。今どきの中学生の物語?三人の母親の物語?加害者と被害者の物語?犯人は冒頭のHRで分かってしまう。ダイハード的展開。それでも2時間もたせる力は原作か監督か。これはぜひ原作を読まなければならない。 " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎたか・・・\n CMと評判で(告白)の部分のフューチャーを過大に期待していた分、存分に楽しめませんでした。ですが、作品としては、現代社会の闇や考えさせられることが多く、見ごたえのある映画でした。グロイシーンが多く、苦手な方は気を付けた方が良い作品かもしれません。 " + }, + { + "date": "2010-09-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "ひどくグロテスクな映画\n 吐き気がして途中で映画館を出なければいけなかった。絶対に勧められない作品。入場料金と費やした時間を払い戻してほしい。 " + }, + { + "date": "2010-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "癖になる\n 初めは余り興味がなかったものの、結構話題になっていたので、「そんなに話題ならば…」と思い、いつもはレディースデイを狙い、安く観るのですが、その日は自身が暇…という事もあり、レイトショーに行きました。しかし。物語が私好みな上に、松たか子さんの淡々とした演技、岡田将生君が教師役という新鮮さと、演技力の高さ、木村佳乃さんの親バカな母親役。とにかく全てが新鮮で観いってしまいました。内容も、「答え」が見えず、考えさせられる物だと感じました。レイトショーで少々高めの値段で観たのですが、1800円出しても良いな。と感じました。とにかくハマり、小説も買って読み、漫画化されているのでそちらも読み、今だ考えさせられています。 " + }, + { + "date": "2010-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "交じり合わない思いの中、勝手な言葉は「告白」になる\n スゴイです、、、「イマドキの中学校って、こんななの???うううーーーー、、、 絶対コドモなんてほしくないーーーー!!!」とトラウマになりそうなほど怖く、あまりにも殺伐としています。個々を見れば、母親は子供を愛しているし、子供だって親への愛情があるのに、なぜか、それが、まったくクロスしない。ものすごくバラバラで、誰一人として、キモチが混ざり合わないのです。そう、まさに「告白」。会話、では決してないのです。愛しているけれど、ものすごく身勝手、、、みたいな。見終わったあとで、「確かにすごい作品なんだけれど、全体を通してのストーリーとゆうか、ぶつかりあいとしてのドラマがないような…」と思っていたのですが、考えてみれば、タイトルが『告白』である以上、それぞれの勝手な“告白”で作品が構成されていて“正解”なのだ、と。この見終わってからの居心地の悪さも含めて、中村哲也監督、やはり性格の悪い確信犯(←褒め言葉です)で、すごいです。また独特な映像が、怖さをいや増しています。作品ごとに、色と質感で作り出す世界観も、すごいです、、、原作は未読なのですが、ぜひ読んで、作品の感触の違いを感じてみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2010-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "中島哲也は天才\n そう、中島哲也は天才なんです。そう思っているわたしのレビューです。これは天才が作ったホラー映画ですね。下のレビューれん坊さんとほとんど同じ意見です。ちょっぴり怖いです。そして、とっても興奮します。この映画を観て「考えさせられる」とか「現実にありそう」とかいう感想をいだく方が多いところも非常に怖いです。 " + }, + { + "date": "2010-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "中学生の無邪気な殺意が怖すぎ\n 決してハッピーな作品ではないのですが、怖さや悲しさややりきれなさが、うまく表現されていると思いました。 松たか子さんの演技はさすが。岡田将生くんや木村佳乃さんもさすが。重要な役割の3人の中学生も頑張っていたと思います。 原作の小説はどういう構成で書かれているのか知りませんが、異なる登場人物の視点で同じ場面が何度か描かれる構成も個人的には好きです。 いわゆる犯人探しのミステリーとは違いますが、話が進むにつれて「ああ、そういうことだったのか」と真実が見えてくるというか謎が解けた感じがあって、これも好み。 映像は決して派手ではなく、どちらかというとモノトーンな印象ですが、スローモーションなどが効果的に使われていました。若干そういった映像手法を使いすぎな気はしましたが。音楽も同様。若干あざとさを感じつつ、効果的だったと思います。 R-15指定ですが、ビジュアル的にはそんなにキツくは感じませんでした。むしろ心理的な部分の異常性の方が印象に残りました。松たか子の心理攻撃による復讐もぞっとするけど、中学生の無邪気な殺意が怖すぎ。 作品としてはとてもよくできているのに、受け入れがたい、そんな作品。 " + }, + { + "date": "2010-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "子を持つ一人の母親として。\n 予告編を見た時、≪これは、暗くて人間の悪い部分を強調した作品なんだろうな~≫と思った。でも、意外にも「良い」という感想も多く見た。見ても、気が滅入ってしまうだけではなさそうだと思い、見てきた。告白するのは、松たか子だけではなく、それぞれ人物の告白がある。それぞれの立場からの告白を見ているうちに、共感する部分もある。だけど、それを実行するかどうかは、その人物次第。それぞれの生い立ちや立場によって、こんなにも変わってしまう人間性。親ならではの、子への愛、想い。溺愛すれば、子は自立できない。自立させようとしても、子はどこかで親を求めている。そのあたりの、匙加減。難しいです。子を持つ一人の母親として、見て良かったと思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2010-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "秀作!\n この映画はミステリーであり、極限のホラー映画だ。松たか子が、岡田将生が、木村佳乃が、犯人Aが、犯人Bが・・・、みんながみんな怖すぎる。恐ろしい人々の集まりである。中島監督は天才だということを思い知らされた。制作者サイドのどや顔が目に浮かぶ。ラストが一番の見どころでもある映画。素晴らしい秀作を堪能した。 " + }, + { + "date": "2010-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごいものを見た。\n すごい迫力。映画が話題になり、原作を先に読んだ。原作が面白いのに、映画はいまいちなことがとても多い。でも、「告白」は、私が本を読みながら抱いた感覚をそのまま感じさせてくれた。それをこれだけの時間に圧縮し、そして、魅せ、聞かせ、感じさせてるとこに鳥肌がたった。原作の文章を映像化したその絵の見せ方がすばらしくて、すごすぎて、何度も笑いだしてしまった。原作は、衝撃を与える作品ではあるけれで、決して好きなものではない。救いようがなさすぎるから。でも、映画では、なんだか希望が垣間見れた気がした。泣き崩れて、立ち上がって、最後の復讐に向かった松たかこが、最後に放った「なーんてね」は、ここからがお前の更生が始まるんだといった本心をカバーするために付け足された言葉な気がした。能力の高さゆえに傲慢で、若さゆえに自分を知らずに、自分が本当に望むものがなにかを認められない少年を決して見捨てていない。自分をごまかしほかの人を傷つけて、どこへいってしまうのかわからない少年の未来に、なんだか希望みたいなものを与える気がした。生きることを教えるっていうのは、これほど激しいことなのかもと思った。ただの復讐じゃないんじゃないかと思わずにはいられない。そう思いたいだけなのかもしれないけど。 " + }, + { + "date": "2010-07-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "う~ん!\n 本当に賛否両論のある映画だと思います。観る人によっては、面白くないかもしれません。それでも考えさせられる映画だとは思います。特にR指定がされているのにも納得です。サスペンス的で、今後の社会に影響を与える場面や考え方があるからです。この映画をプラスの方へ考えていくならいいのですが、今の世の中映画の影響で事件を起こしてしまう人もいるので、分かりません。それほど、影響がありうる映画だと思われます。 " + }, + { + "date": "2010-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「ドッ!カァ〜ン…な〜んてネッ!」\n ↑例のTVCM予告編音声に刺激され、→個人的に編集加工、→着メロに設定!、→「松たか子」さんのキレた(?キレているであろう?)演技を勝手に想像(妄想?)して、独りヨガりに盛り上がってみたりもしてたんですが、原作小説を読んでもいないのに、そんな些細な音声情報からだけで、暴走するとは、\"妄想族\"の面目躍如?でも、実際に見てみたら、…決して、楽しいもんでもないし、きわめて現代的・現実的な考えさせられる内容で、件の音声部分も、元々、編集が施されていたようで、(良い意味で、)予想を裏切ってくれました.途中から俄然(ストーリー的にも)目立ってきたのが、難しくも魅力的な役どころの学級委員長役の女の子(!←後調べで、「橋本愛」という女優さんでした)さすがッ!?美少女系好き(?)な監督、目の付け所が違う(?).最近、所属事務所移籍問題か何かで、現公開中「湾岸署(?!←大人の事情…)」から、ハブにされてしまったらしい(上映中作では、子供が産まれた〜との設定)と、もっぱらネット上他にて、噂の「水野美紀(ユキノすぁ〜ん?)」さんの若かかりし頃に似た感じ(?←あくまでも、主観的なコジツケです)で、今作をきっかけに、今後の活躍が期待させられる女優さんの発見(←デビュー作では、ないらしいから、遅ッ!?)でした. " + }, + { + "date": "2010-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今までにない映画\n 人間の心の闇をここまで描いた作品としては評価したいです。賛否両論ありますが、誰もやらない事に手を挙げたのは凄い勇気だと思います。自分の子供が理不尽な殺され方をすれば誰しもが一瞬であれ復讐の二文字が頭に浮かぶのは当然だと思います。しかし誰も救われない。虚しい、鳥肌が立つ、悲しい映画でした。松たか子さんが、何で関係の無い第三者を巻き込むのかと少年に対して怒りをぶつけていたのは最もだと思いました。命の大切さ、復讐の虚しさ、子供にとって親が与える影響の大きさなど、人間関係が希薄になり命が軽く扱われがちな現代社会の問題点を違う視点で描いているのかなと私は解釈しました。見た後は本当に疲れました。一緒に見た妻は二度と見たくない。と言っていました。 " + }, + { + "date": "2010-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よくできた作品だけど・・・\n (読んでいませんが)「告白」という小説の評判がよいことと松たかこさん主演ということで、観に行こうと決めていました。ただし、(ちょっと御幣のある言い方かもしれませんが)これまでの中島哲也作品とは180度ちがう題材で、正直「下妻・・・」とか「嫌われ松子・・・」はあまり好きな方ではないので気にはなっていましたが、実際観てみて、よくできた良い作品だと思いました。原作ではどう描かれているのか分かりませんが、日本の法律では裁けない「(凶悪)少年犯罪」のあり方をどう考えるべきか、また、彼らにこの情報過多の状態にあって「命」の重さをどう“実感”させるのかということを恐ろしいまでに上手く表現できていたと思います。同時に、情報過多の一方、(本当のところは別として)わずかな電気ショックで気絶した女の子を死んだと思い込んでしまうとか、HIVが単純接触で感染すると思い込んでいるとかいう内容もある意味リアルだと思いました。ただ、映画を観始めて5分ぐらい経過したところから僕の中でガス・ヴァン・サントの幾つかの作品のタイトルが頭に浮かびました。実際、自分がプロデューサーで、彼に「あのタッチで日本映画を撮ってくれ!」と頼んだらこれに近い作品になるような気がする。音楽の使われ方、挿入の仕方もそっくり、まるで、今までの作風と違うところで「この撮り方・作り方ししたかったためにこの題材を選んだ」と言ってもいいようにさえ感じてしまいました。ただし、知っている人なら分かると思いますが、彼(ガス・ヴァン・サント)の作品にはあまりエンタテインメント性がない、でもこの映画には明らかにそれがあるので、それだけを比較すると、「告白」の方が彼の作品よりも「面白い」ということになってしまうと思います。とわいえ、日本人が昔から海外の物を真似て、物を作ってきたようにそれらはやはり2番・3番煎じには違いないわけで、監督のオリジナルの部分が作品の中にあればよかったのになぁと思わせえられらたのが残念でなりません。 " + }, + { + "date": "2010-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心の闇\n 原作を読んでおらず、暇潰し程度で観賞したのですが、開始30分程で本当にこの映画にして良かったと思いました。個人差はあると思うけど、人間なら誰もが日常では隠している心の闇をここまでさらけ出した作品は初めてだったので、不謹慎にも少しワクワクしてしまいました。もちろん現実ではそんな感情は絶対に抑えこまなければならないのですが。そして松たか子さんてこんなに凄いのかと驚きました。 " + }, + { + "date": "2010-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今年度、何らかの賞をとる作品だと思いました。\n 敢えて原作を読まずに劇場に行きました。何と言って良いのか言葉が見つかりませんが、凄く良くできた作品です。本屋大賞をとるはずだと思いましたし、監督がとても上手なのだと思いました。もちろん、出演者の演技も素晴らしかった。たくさんの人に、観て、考えてほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2010-07-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "悶々とするけど拍手。\n 原作を先に読んでいたので、各登場人物の細かなディテールは若干もの足らない感じ。でも、2時間の映画の中で、ここまで原作に近い感じで製作したところは拍手ものです。原作を知らないでみる人にとってもかなり楽しめる、久々に完成度の高い邦画だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "松たか子\n 松たか子がすばらしい!子役もよい!内容もいいのだけど、それぞれが告白していく、という描き方もまたよい " + }, + { + "date": "2010-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全くスカッとしない快作\n 観終わった後、言葉が出ませんでした。こんな作品は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』以来です。物語は、とある中学校の1年生の教室。終業式の日の、どこにでもある風景から始まります。担任の森口先生の【告白】。そこから、事件に関わった人物の「告白」が続きます。娘を失った教師。教師の娘の命を奪った少年Aと少年B。新しくクラスの担任になった熱血教師。少年Bを信じ続ける母親。少年Aと心を通わそうとする同級生の少女。それぞれの登場人物は、自己中心的で残酷で、物語には最後まで救いがないまま、結末を迎えます。娘を失った教師の復讐は、中学生の少年の心理や行動を踏まえた上での、計画的で、冷徹で、情け容赦ないものです。そんな元担任教師が、物語の後半で一瞬だけ、人間らしさを見せます。この場面での松さんの演技が素晴らしいです。全体の抑えた冷徹さの滲み出た芝居が、凄く活かされたシーンだと思いました。少年Bの母親を演じた木村佳乃さんの狂気じみた芝居も素晴らしいです。映画の内容としては、全く救いが無いし、登場人物も、周囲の傍観者も含めて、最悪な人物達。そんな、「最低最悪な」映画ですけど、凄い作品だと思います。「リリィ・シュシュの全て」に雰囲気は似てるかもしれません。もう一度観たいとは思わないけど、凄く心に突き刺さる作品でした。 " + }, + { + "date": "2010-07-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "救いようのない傑作\n 内容は娘を殺された女教師の復讐の話。少年法に守られた子供たちのロクでもない理由での殺人と別に更生させようとするわけでもなく、一番悲惨な形での復讐をたくらむ女教師。犯人の子供を好きになる女生徒も病んでいたりまたその女生徒も殺しちゃったり病んでいく子供が自分のお母さんを殺しちゃったり女教師の後任の教師も馬鹿な熱血だったりどこにも救いがない。最後は自分の作った爆弾でもっとも欲しかった母親を殺させるまで追い詰める女教師。最後の最後まで後味が悪い展開。ところどころ救いがあると見せかけて実は全然無い、最後まで全然無い。やっぱり牛乳には血を入れてない、とか馬鹿な体育教師も、最後は生徒を救うのかなど少しは期待する自分がいるんですが、全部裏切られる。どこまでも酷い展開。ところがこの映画、後味は全然悪くない。むしろ清々しい。さすがCM会の巨匠中島哲也。(よく知らないけど)人を殺しても法に守られることを知っている子供とあっけらかんとした子供、どちらも子供でそれがそのまま思いっきり映像に表れて衝撃的な話の内容と対照的に鮮やかでこの救いようのない映画を傑作にしています。ただ、この映画が大ヒットする理由が、この映画の出来のよさや清々しさにあればいいんですが、罪を犯した少年への復讐に対しての賛美だったら嫌だなぁ・・・。まぁ、とりあえず何を感じるかで大きく分かれるとは思いますが観てない人は、今すぐ劇場へ。 " + }, + { + "date": "2010-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "哀しみで放心\n 今日やっと観てきました。この作品は是非劇場で、と思っていました。原作のファンであるので、正直映画化は…、と、たかを括っておりましたが、暗くなってしまう残酷物語をリズミカルにスタイリッシュに仕上げられていて、引き込まれた。どこまでも陰湿な生徒達を一人ずつはっ倒してやりたかった。でも、この時代の10代のなんたる世の歩き方の巧い事か。小さい時分から大人の顔色を伺い、周りの空気を読み生活してきた、此れ程の悲劇はあるまい。犯人の一人であるところの母親へも同情するが、子供と向き合っていない感じがして腹が立った。私なら、チェンソーで以て扉を壊してでも、真っ向勝負したい。それから殺されても本望だ。改めて大切な存在を噛み締められる作品でありました。 " + }, + { + "date": "2010-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ぶちかまされました。\n 話の始まり方が邦画のなかでは新しいかたちなのではととても興味を持ちました。思惟と言えば最後のシーンが気になりましたが、カメラの動き、そして話とは真逆で明るいテンポの音楽、、とても斬新です。 " + }, + { + "date": "2010-07-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "森口先生、噂に違わず迫力満点\n 復讐物語として凝った展開で、最後まで見入りました。森口先生は、噂に違わず迫力満点でした。他人の命を尊ぶのは、自分の命が尊いと実感出来ないと出来ないと思います。この後を想像するに、ほとんど他人の様な二人の父親が「お前さえいなければ」と責めるのかな、更正は遠いだろうと思いました。森口先生の思う壷ですね。岡田将生演じる男性教師の無能ぶり、私にとってはかなりリアルで、嫌な経験のトラウマスイッチ入りそうでした。熱演でした。映画の中で、音楽が最近の洋画みたいに元気なロック大音量なのは違和感でした。洋画で母国語の曲を流すのは歌詞も含めてメッセージになるだろうけど、邦画では歌詞が大半の人に解らないです。清水節さんの評論に紹介されていた、レディオヘッドというグループは結構重い歌詞の曲が多いらしいので、知っている人にはナルホドな選曲かもしれないですが。 " + }, + { + "date": "2010-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "反省なき更正はない\n 縁に金色を帯びた黒白色の厚い雲が空を覆っている。世の中はカラフルなものが溢れているが反して人間たちの心はその雲のように淀んでいる。物質にしか満たされていない。反社会的なものへの憧れが強い年頃の生徒たちが母性を担任に求めるも、代用しそこねたための嫉妬が小さな命を消し去ってしまう。自己アピールに犯罪を起こすあたりが彼らの浅さを物語っている。注目されること記憶されることが愛と思う犯罪者はまだ本物の憎悪を知らなかった。松たか子演ずる森口のシャットアウトした演技はその「注目」を与えず「関心」も見せず我が子への想いを語り復讐していく。凄まじい静な憎悪だと思った。ショッピングセンターでの場面の母親ぶりがとても優しいから、その他の演技でみていてその暗い嘆きが伝わってくる。この映画をみてリアリティがないというひとがいるようだが、これほどリアリティがある映画はまれだと思った。勿論犯罪そのものは有り得ないけれど、子供の適性を見ようとしないことや親の幼稚さ鈍感さが子供を苦しめることは現実にある。いつもの色彩を封じながら掴めぬ光を散りばめたあたりも監督のセンスが光る。原作にないラストの一言にみせた監督の優しさにホロリとした。 " + }, + { + "date": "2010-07-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "シュール\n なんと表現すればよいか判らない、言葉が見つからない…。強いて言えば全ての登場人物が『ハッピーエンド』の真逆になる…って感の後味の悪い作品かな…!?監督さんは人間の感情の部分を表現したかったのでしょう。でも登場人物が全て精神疾患の患者のような人ばかりで個々がやる事なす事無茶してるのにつじつまが合ってくるあたり逆にリアリティがなくなって来たように思う。実際映画が始まると引き込まれて『あっ』という間に終わってしまいましたけどね!!あとは木村佳乃氏が『こんな役するんだっ!』的な吃驚な役どころが見どころかな。 " + }, + { + "date": "2010-07-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "全然、面白くもないし、ためにもならない。\n 評判が良かったので、どんなものだろうと、見て来た。なんだか、全てが自分勝手で、発展性がない。映画の撮り方とか、映像がどうのなんて、どうでもいいけど、それ以前に、内容が面白くない。これを作って、何が言いたいの?爽快感…どこにあるの??終わったら、劇場内、どんよりと、暗くなっちゃったよ。なんとも、後味が悪い、嫌な映画だった。このレビューの中に、印象って欄があるけれど、どれにも当たらない。なんか、人間って、バカだな~って感じただけ。 " + }, + { + "date": "2010-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「告白」映画としては素晴らしいが、後味は人様々\n 松たか子、岡田将生、木村佳乃、そのほかのキャストはみな若い、本当の中学生らしい。**ある中学校、3学期の終業式で担任の森口悠子(松たか子)が語り始める。森口悠子は娘を保育園に預けるシングルマザーの教師。遅くなるときは学校に娘を連れてきていたが、ある日、愛美が学校のプールで溺死した。事故死として処理されるが、森口はクラスの生徒に殺された、と告白する。彼女は犯人の名を語らないで、少年AとBと呼ぶ。クラスメートはすぐに誰が少年A、少年Bなのかを知る。*そして、どんどんと思惑から外れて曲がっていき、やがて驚愕の結末へと突き進んでいく。**いきなり、事件の告白。自分の口からはあえて名指しはしないものの、犯人をあかし、事件の真相を語る。この時点ですでに、この映画が謎解きの物語ではないということが示される。そこから事件の真相を共有したクラスメートと犯人の二人の少年の神経戦。追い詰められていく少年たちの物語か、と思わせておいて、実はそれぞれの事情があり、考えがあり、思惑通りにいかなかった真実がある。そして、最後にすべてが示されて結末を迎える。ちょっぴり、楳図かずおの「おそれ」を思い出した。*なかなか凝った構成で、途中に入る「告白」も効果的だった。原作は知らないが、原作の読者感想を読む限り、作者の意図はかなりの部分でうまく映像化できているように思える。登場人物のそれぞれが別々の背景、過去、思い、思惑を持ち、その考えに沿って行動するが、全く噛みあわないまま接点を持ち、人生は目論見通りには進まない。そしてほんのちょっとした行き違いが、物事を思わぬ方向に進めていくが、その代償は大きい。キャストの演技力も素晴らしいが、監督の力量に感服。 " + }, + { + "date": "2010-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作は読まないで\n 先に原作を読んで、ストーリーがわかってしまっているとあんまり面白く感じないかもしれない。各登場人物のそれぞれの視点から描かれ、斬新な展開で衝撃的な内容だった。 " + }, + { + "date": "2010-06-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "空と雲\n なんどもカットバックされる空と雲が印象的だった。幾通りにも取れるストーリーは、単線的な(予定調和的な)映画と異なり、刺激的だった。 " + }, + { + "date": "2010-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "告白\n 松たか子さんの全て見抜いたような行動・言動・雰囲気に怖さを感じました。誰もハッピーにはなれない結末だったと思いますが、最後の松さんの生徒に対しての一言に教師としての側面が出ていたのではないか?と解釈しました。 " + }, + { + "date": "2010-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄かったです!\n 予告編につられて見に行くと、がっかりという作品が多い中で、これは、違いました。松たか子さんが演じる先生に惹きつけられ、また、子供たちから目が離せないといった感じで、見終わると、充実感、疲労感、恐怖感などにどっぷりとつかっている気がしました。エンドロールが、とても大事な役目を果たしていました。 " + }, + { + "date": "2010-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "不謹慎にも爽快感がありましたw\n おっそろし〜復讐劇なんだけどカタルシスがハンパないですw(なんて自分の中の怖い一面を感じつつ、、、)思ってた程、二度と観たくないようなサイコスリラーでもなく子供の狂気を扱った重いテーマだけど、中島監督の手腕で軽やかにファンタジックに魅せてくれて、それはもう不思議にも嫌な話のはずなのに、興味深い面白さでした。約7割近くハイスピードで撮影された映像で切り取られた日常が、ながいプロモかCMのようでやっぱりその手のプロとして画が美しい。いつものポップな極彩色は抑えられて私は好きでした。選曲もわざと楽しげだったり憂いあったりでサントラがBGMとしても良さげで、とても欲しくなりました。とにかく、他人はどうでも良くて相手を思いやる気持ちや想像力が欠如しまくりの人たちばかりで、、、そら寒いし緊張感もすごかった。・子供を殺された教師が、復讐とはいえ他人の子を どん底に突き落とす狂気。・母に注目されたい一心で暇つぶしに人殺しで有名に なることに憧れる狂気。・いつでも人を殺せるけど、自殺する為に薬品収集しているの と上から目線の狂気。・自分の子が人殺しでも、それは他人のせいであって一番 かわいそうなのは我が子と思ってしまう親バカの狂気。それぞれの「告白」は、とても自分勝手に正当化されたものでした。自分の歴史を振り返ってもやっぱ中学時代って一番残酷だったと思うし、そのくせものすごく繊細。近頃のイジメがどれくらい陰湿かわかんないけど、今も昔も焼け野原にたたずんでるような子いますよね。どうしてか、その鬱憤が自己処理できず他人に向けられてしまう(子も少なくない)微妙なお年頃。やっぱ私もこの頃には戻りたくないです。。。娘を殺された森口先生(松たかこ)が淡々と語り始める冒頭から犯人をオープンにした上で、あえて訴えず復讐の宣戦布告。「命の尊さ」を諭してダメなら、わからせるまで、、、ってその方法がいきなり境地を極めてて、かなりインパクトあり。(いくらなんでも子供にはキツイだろーw)ポスターになってるだけあって松さんの迫真の冷たくいっちゃってる顔がホント見物ですwなんかこの手の話の魅せ方としては斬新でした。 " + }, + { + "date": "2010-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "やっぱり・・凄かったです。\n 原作を読んで大半の作品と同様に期待外れになってしまうのかと思ったのですが、完璧に良い意味で裏切られて最高でした。内容はかなり重いですが、見終わって『頷けました』絶対に薦めたい作品です。改めて、邦画作品を見直した作品です。中島監督の世界観は素晴らしいです!!! " + }, + { + "date": "2010-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "はずれなく凄い作品\n 原作も凄いが、この映像世界を作り上げられるのは、やはり中島監督の力量。海外の映画祭でも、日本映画の実力を伝えられる作品だと思う。しかし、松たか子さんの、キャスティングとしてどうしたものか。いい役者さんではあるが、この作品には、もう少し母性的を観じさせる女優がふさわしかったと思う。 " + }, + { + "date": "2010-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "決して救われないけど・・映画としては面白かった\n 他人を一切信頼出来なくなった時に、人は声を荒げたりしなくなってしまうのだなと思った。松たかこさんの演技は、小さな笑みを浮かべるほどの冷静な語り口であった。森口先生に起こったことを自分の立場に置き換えた時に、上記の様になってしまうのかと感じさせる演技であった。人に裏切られるから、声を荒げたり興奮するのであって、最初から何も期待しなければ良いとなった後の悲しい行動であったのではないだろうか。森口先生の行動が、実は犯人の生徒を想う気持ちが背景にあったとは、私には思えない。そう開き直って感じることで、この映画を見終わっても、悶々とした気持ちにならかった私は奇人なのだろうか。なお、映画としては非常に展開が練られた面白い映画だったと想う。 " + }, + { + "date": "2010-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "怖い・・・・・\n 実際に考えると怖すぎる・・・・でもとっても面白い映画でした!!!!まさかの展開がありすぎて「えっ!!!!」って何回もなりました。もう一回みたいな・・・・ " + }, + { + "date": "2010-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "救いが\n すごかった。とことんですね。本当。このような作品が上映劇場数多いといことも良いかも。本の時からすごい反響でしたからね。(本は読んでいます。)それに反しない作品になっていると思います。中途半端にきれいにしようとしないのが良かったです。 " + }, + { + "date": "2010-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 10, + "review": "復讐という更生。\n 予告を観た時点で気味の悪い話だと想像していたが、それは鑑賞後でもまったく変わらない気持ちだった。そこいらのホラー映画よりはるかに恐ろしい、虚実入り乱れた独白形式をうのみにすればするほど、とめどない復讐の連打を見せられ陰鬱な気持になる。ネガディブながら最後まで目が離せないストーリーを今回は派手から遠のき、地味ながら的確な映像美で淡々と紡いで魅せた監督の手腕には脱帽する。愛娘を教え子に殺された女教師。少年法に守られたその13歳を犯人A・Bと名指しし、復讐を仕掛けたと言い放ち、教職から降りていく。それまで騒然としていた教室は静まり返り、すぐに犯人探しのメールが飛び交い始める。冒頭からショッキングな場面となるが、この話は犯人が判明してからのそれぞれの告白が主となる。若年層が引き起こす猟奇犯罪は、未だに減らない。今作の中でも似たような犯罪や、そこに辿り着くまでの心の軌跡が明かされるが、私から見ても、なぜ殺人を犯さなければならないのか明確な理由が見当たらない。有名税が欲しいからとスクープ目当てで起こす犯罪。通りすがりや成り行きで関係ない人々を巻き込んで大量殺人の果て死刑になりたいなどと身勝手な告白。また今作の中でも描かれるように、ほぼ犯人の誰もが世間の注目を集めたいという部分に集中している。なぜ自分を過小評価し、世間を過大評価するんだろう。有名になった自分を世間が忘れなければ満足なのか?残念ながら、どんな事件も時が経てば忘れ去られるし、陰惨な事件で有名になった自分を世間が思いだすのは次の陰惨な事件が起こったときでしかない。本当の本心はそうじゃなくて、たった一人でもいいから自分が願う人に振り向いて欲しいんじゃないだろうか。親(これがいちばん大きいが)でも恋人でも友人でも。ありのままの自分を認めて受け入れてもらいたい願望。受け入れて貰えないからと反発するのは、子供じみた我儘にとれるが、それを大人になってもやり続けるのは子供時代からその安心感を味わえてこなかった証拠だ。どの人間にもどうしようもない欠点があるものだが、それを受け入れ貴方が大切なんだと、自信を持って愛してくれる存在が人間には必要だ。心の拠り所は自分が有名にならなくても、いつでも傍にあったはずで、自分が手を伸ばせば必ず親身になってくれたのである。今作でいうなら、犯人の親たちがそうなるべきだった。Aの親にもBの親にも欠点はある(というか多い^^;)でももしこの親たちが、子供に対して溺愛ではなく、放任でもなく、体罰でもなく、怯えや遠慮でもない、態度がとれていたら、子供側が抱く不安が少しでも減ったという可能性はなかっただろうか。離婚で母親が去っても、友人にバカだと言われても、なんのこれしき!と大胸を張れる強さ。逆境に負けない強さが養われるのは、逆境に強い環境に育つことだと私はいつまでも思っている(爆)松たか子のさすがの演技には目を見張ったが、この先生の果たす復讐を観たままで終わらせたくない。監督が最後に入れた台詞が、観るものの予感を刺激し真実はそうだったのかと気付かせる行いであって欲しい。生徒の目線と価値観まで降りて命に対する授業を行い、もはや不可能と思われた更生を試みたと受け取りたい。目には目を。歯には歯を。では何の解決にもならない。(この先生は最後まで先生であったと私は思いたいので) " + }, + { + "date": "2010-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "はっきりとした映画\n 殺すところは殺し、言い切るところは言い切る。飾らない言葉。中途半端なシーンが無かった。「そりゃそーだよ」と思いました。自分の子供を殺されれば、復讐に燃えるはず。それは、当然でしょう。つまらない、善意などない。人をうまく操り、自分のために利用する。復讐に燃えるとはこのこと。いじめられれば、絶対にやり返したいと思うはず。リベンジの心理をうまく表現できている。見ていて引き込まれた。邦画でこれだけ、見ごたえのあった映画は久しぶりだ。 " + }, + { + "date": "2010-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "痛快!\n 予備知識無しで観ました。序盤で・・・もう終わる???って流れからのスタート。言い方に気を付けないといけないとは思いつつ・・・感じたのは、痛快!!気持ちいい!!荒い作りではあるけど、大事なのはそんなことじゃなくタブーを、言い切る勇気!!そうなんだよ!!と唸る内容。・・・だから告白・・・なんですね!!すごく好きな作品です。 " + }, + { + "date": "2010-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが\n さすが、中島哲也監督!!って感じですね。今までの作品みたいな、ミュージカルチックな感じはないけれど、最後まで飽きさせない映像と演出でした。かなり怖く難しい映画だったけど、飽きる事なくのめり込めた理由は…たぶん松たか子の立場に立ったら自分も同じようにするかな?と思ったからだと思えます。法律で罰せられ、罪を償う事だけが全てじゃないですもんね。『ん?』と思うシーンもあるっちゃありますが、ストーリー自体に問題はない程度の『ん?』なので、いっかな?て感じです。おもしろくもあり、難しくもあり、怖くもありますが…色んな意味で考えさせられる映画でした。もう1回観たいなぁ〜、映画館で。 " + }, + { + "date": "2010-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間の感情\n 「キレイごと」とかじゃなく、人間の感情が素直に表現されていたかなと思います。なので、重くて怖いのに、後味が悪くない映画になっていると思います。あとは、演技がすごくイイので、「上手いな~、よく作ったな~」というような視点でも楽しめました。劇場で使われている音楽もいいです。 " + }, + { + "date": "2010-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い・・・\n まず、松たか子さんの演技がリアルでよかったです。微妙な表現を見事に演じきっていましたね。原作の小説を上回る感じです。それぞれの告白、言葉が意味深でわかりにくい部分もありましたが、難しすぎてしんどい感じでもありませんでした。 " + }, + { + "date": "2010-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "予想以上でした\n 普通のサスペンスなら、犯人探しのストーリーかと思ってしまうところだが、この映画は、犯人が特定され、殺人犯と解っていながら、通常生活を送るところが面白い。ラスト近くの爆破シーンのスローモーション映像の逆回りがすごい。 " + }, + { + "date": "2010-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "今時の子供達は…?\n 子供は本当に親しだい。この映画を見て、つくづく思った。子供達より、その父兄より、何よりも恐ろしいと思ったのは、松たか子演じるシングルマザー。教師を辞めた後、実は色々遠隔操作をして、復讐をしていたとは…あの口調もかえって怖いよ… " + }, + { + "date": "2010-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "劇場が凍りつきました!!\n 個人的には、満点です!しかし、なんという映画なんでしょう!ジャンル分けも難しい・・・決して楽しい映画ではなく涙を誘う感動作でもなくただ言えるのは、単純ですが〝問題作〟です。今までの中島監督作品のようなファンタジー色があるのは、冒頭の1曲目だけです。原作は、めずらしく、ハードカバーが出た時点で既に読んでいました。主人公を始め、主要の登場人物が、順々に独白(告白)をしていくのですが、全て、真実を述べていません。なぜか?それはそれぞれが、ある対象に向けて語っているからです。表現する手法は違いますが、完全なる独白ではなく、聞かせる(読ませる)相手がいるから、本当の気持ちではなく、時には都合良く、時には、同情されようと時には、強く見せようと脚色しています。今まで、こんなに悪意に満ちた映画があったでしょうか?そして、こんなに、セリフに溢れた作品があったでしょうか?ファーストカットから、ラストカットまで、異常なまでの緊張感が漂い、鑑賞する側もかなりの、パワーが必要に感じました。私はほぼ身動きしないまま、過ごしてしまいました。上映中、劇場内が、こんなに静まりかえっていた記憶はありません。これは、決して大袈裟ではありません。そして、エンディングロール中も、誰も一言も発せず場内が明るくなっても、静かに劇場を後にする人たち・・・・なにか異様なムードを感じました。何か、スゴイモノを観てしまった・・・これは賛否がハッキリと分かれてしまう映画なのかも、知れません。もしかしたら、キライな人がいるかも知れません。この映画は〝素晴らしい〟と思える人が映画通だとかそういったリトマス試験紙的な事も、この作品には、言えません。たぶん、嫌いな人は結構いるでしょう。そういった次元ではない気がします。松たか子の演技は完璧でした。原作のイメージを崩すどころか、更に広げています。原作に忠実ですが、一部付け足しているシーンが2つあり、その2つのシーンにより、原作を超えました!原作では全く見ることのできない主人公の内面が描かれているのです。そして、やってくるラストシーン。原作を超えたオリジナルなラストシーン。この時の松たか子の表情!!観た人、それぞれ感じ方が違うかも知れないので、書きませんが、この表情は、衝撃的でした!この人は、ホントに上手い!もう、松たか子以外に考えられません!そしていつものように、原作を上手に構成しなおした脚本!(中島監督スゴイです!)文句なく、今年ナンバーワン映画です!この作品は、観た人に是非、感想を聞いてみたいです。 " + }, + { + "date": "2010-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "表現力の凄さを実感\n 原作を先に読んでから観ました。ストーリーに忠実でありながら、難しい展開を表現した映像にはびっくりです。中島監督の表現力の幅は本当に凄い。牛乳パック、携帯電話、雨などを効果的に使ってる。また音楽も映像にあっていていいです。センスを感じる作品です。 " + }, + { + "date": "2010-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "痛みを恐れる子ども達。 痛みを恐れた大人達。\n 今年劇場で観た映画40本中で間違いなく最高の一本であると同時に、最も恐怖を感じた映画。映画の子ども達はまるで怪物だが、少々の誇張を除けば紛れも無く現実の存在だろう。少年Aの犯行の究極的な目的は『母親に愛される事』だが、彼が要求しているのはそれ以前の事。『僕を見てほしい』『僕に構ってほしい』母親は彼を見ることも構う事も拒絶した。彼女は自分しか見ていなかった。Aは親の気を引こうと泣き喚く幼児と同じだ。幼児は自分の欲望を満たす為なら他人など顧みない。彼はいわば、人殺しを覚えた幼児だ。他人と繋がる術を学ぶ以前に、親と繋がる術を学ぶ機会すら与えられなかった赤ん坊だ。生徒Bの家庭はどうだ。父親と姉がいる筈なのに、画面には母子2人しか登場しない。この母がどれだけ息子に依存しているかという事か。息子に必要とされる事に彼女は人生の価値を見出している。だから、息子に拒絶される事を文字通り死ぬほど恐れる。息子の行動をひたすらに肯定する。息子の責任を他人に転嫁する。それすらかなわなくなると……ぷちん。さよなら私の美しい人生。何が言いたいか? 結局、彼女もAの母親と大差は無い。自己実現の場が『科学』だったか『息子』だったかというだけだ。程度の差はあれ、自分が一番大事なのだ。他人と繋がるには自分のエゴを押し殺さなければならない。他人と繋がる事は苦痛を伴う。映画の生徒達はその苦痛に慣れていない(Aに関してはその耐性が皆無だ)。本心を晒してそれを否定される事に怯えている。他人と繋がる際の喜びだけを求めている。それは“痛み”を教える立場にあった大人達自身が苦痛を被る事を恐れたからではないのか。しかもネット等が発達した現代は、他人と極力接触せずとも生きていける。痛みを避ける術が、逃げ道が多すぎる。松たか子演じる森口が我が子を殺した生徒に苦痛を与えるには、まず苦痛を教育する必要があった。だからAがそれまで築き上げてきたものを徹底的に否定・破壊し、彼を赤ん坊の状態にまで戻したのだ。彼女は復讐者であると同時にAの代理母でもあったと言えないか。ところでAの母親は本当に死んだのだろうか。森口の行動によってBの母親が死んだ以上それを否定する事はできないように思えるが、できれば未遂だったと信じたい。人間性を教える為に人間性を捨て去るだなんて、あまりに救いが無いじゃないか。<2010/6/5鑑賞> " + }, + { + "date": "2010-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "松たか子さんの演技力、凄かったです。\n この作品を初めて知ったのは、2年前の秋頃、ミステリー好きの同僚(女性)から薦められて読んだ時でした。最初は女性教師のモノローグ調が淡々と続き、なんだこれはと思いましたが、少し読み進めていくうちにどっぷりハマって、結局その日のうちに読み終えたのを覚えています。内容は申し分ない面白さと言うことと、表現の仕方は違えど、なんだか初めて新堂冬樹を読んだ時に近い感じを受けました。この一作で湊かなえの本が好きになり、最新作の「夜行観覧車」まで全て読ませて頂きましたが、やはり、最初に読んだこの「告白」を読んだ時の興奮は凄かったです。映画ですが、一言で言うと松たか子さんの舞台のようでした。腸が煮えくりかえり、今すぐにでも復習をしてやりたいと思う気持ちを抑えながら淡々と進むモノローグシーン。同じ調子で繰り広げられる、彼女なりの犯人に対する裁きはゾクッとさせるものがあります。あと、 親バカの木村佳乃さんもかなり苛つきましたし、犯人役の生徒が狂ってしまうシーンもよくあそこまで演じられたな~って。演技力がある証拠ですね。blogへも是非遊びに来てください! " + }, + { + "date": "2010-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "荒唐無稽な話だと片づけられない。\n 人を殺しても罰することもできない13才の少年にいかにして復讐するか。罪の意識すらもたない彼らに、どんな贖罪をさせるのか。原作もあるので、巧みなストーリー構成にはなってる。中島哲也監督の映像も美しい。ただ、森口先生の告白が外部に漏れずに、話が進むのには、ちょっと疑問をもったまま見てました。生徒たちがそれを秘密にするには、もう一つ理由付けがあってもよかったのでは。実際に日本で起こったいくつかの少年犯罪をモデルにしてるので、荒唐無稽な話だと片づけられない。ハリウッドでのリメイクの話もあるようだが、日本的な少年犯罪が向こうでわかるのかな?そもそも13才で罪にならないって日本だけでは? " + }, + { + "date": "2010-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作、監督、演者のスゴさを感じます。\n 開始同時に、トイレ行きたいかも…なんて思っていたら、最後の「なーんてね」のセリフまで、すっかり忘れてしまっていて、作品に引き込まれてしまいました。中学生が主題のひとつなのに、R指定になったのも、ちょっと納得出来ます。淡々とした森口役の松、過保護で子供生きがいの母親の木村ともに、怖いくらいの演技力でした。しかし、ホントに怖かったのは、犯人A,Bではなく、他のクラスメート。笑顔が怖いって何だろ。ラストで、森口が犯人Aに言う「更生への第一歩だと思いませんか」で、原作は終わってますが、映画では「なーんてね」と付加。この一言がついただけで、森口先生の印象が凄く変わりました。ただ、雨の中で涙する森口が、本当の姿なんだと、人間らしさを感じた。とにかく、スッキリ明るい気分は皆無ですが、映像美を含めて、是非劇場で観てほしいです。作品がいいか悪いかは、観る人の感性のみ。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想以上に楽しめた。\n プロモーションだったり前評判で持っていたイメージより楽しめた。ストーリーの構成と、子供たちの表情、映像の色味などが良い。クールで落ち着いた佇まいを徹底しながらも、時折感情が露呈する森口先生(松たか子)彼女の告白が淡々と続き、真相が語られながら復讐劇が始まっていく。子供たちの演技力や木村佳乃がインパクト大でした。しかし自分らの中学時代とのギャップに戸惑うなぁ・・・。今の学校って大変ですね。先生も生徒も。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃的問題提起大傑作\n 元々松たか子のファン、ということで見に行った映画でしたが、大好きな松たか子を演技と知りながらもとても恐ろしく感じました…。見終わったあとしばらく言葉を発することができませんでした。良くも悪くも見た人が一生忘れることの無い映画なんだと思います。とにかく凄い。私的には物凄い大傑作__D_F9A9__ " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧倒され続けた!\n 上映中、何度も震えた。悪寒かもしれないし、感動で震えたのかもしれない。映像と色彩の独特な美しさは中島哲也監督の十八番だろうが、それぞれの主観のみが真実の、曖昧な閉じられた世界で松たか子演じる森口の黒衣が浮かび上がる。森口の抑制された美しさが悲しくて仕方なかった。 人を殺す14歳たちの愛されたいという気持は何故に人を殺すのかという問いに対する答えなのかもしれないと思った。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "なんかもうメチャクチャだな\n 前評判が高くて期待していただけに、不満とガッカリが募り厳しい評価になりました。女教師の執拗さ、男子生徒の動機、クラスメートの画一的反応、どれも全く説得力がなく、安易にセンセーショナルでラディカルな方に持っていった感じ。フィクションとはいえもう少し観客を納得させる展開をしなくては。。。一体何がやりたくてこんな映画をつくったのか。てか、、、ホントにみんなこれいいと思ったの~? え~??? " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "見るんじゃなかった\n とにかく気持ち悪かった。見終わった直後、心の奥底に不快感の大きな塊がズーンと残った。午前中見たため、その不快感は私の1日の気分を決定してしまった。『下妻物語』『嫌われ松子の一生』は素晴らしかった。きっと『告白』も構成や展開などの観点から考えれば良い映画なのかもしれない。しかし、難しいことや理屈は抜きにしてとにかく鑑賞後感が悪すぎた。1,800円というカネ、時間、丸1日の気分、何だかずいぶんと損をした気がする。今思い出しても不快、失敗した、見るべきではなかったと思う。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "アタシ的、今年のアカデミー賞!!\n 主演は松たかこさん。監督は、『嫌われ松子』や『下妻物語』の中島監督です。原作は昨年の本屋大賞をとられているそうです。原作を読まずに最速試写で映画を観ました。そして原作は映画を観た後に読みました。なんとなくアタシにはその順番で正解だったと思います。文庫版にある監督の解釈には脱帽。さらに色々かきたてられました。そして、再度映画館で鑑賞。映画は内面に激しいものを持ちながら表面的にはたんたんと進んで行きます。一つ一つのシーンがとても美しいです。そして一歩間違えたら邪魔になりそうな言葉は、うるさく感じることなく、すぅ~っと入ってきました。監督はいつも撮影中太るそうですが、この映画で10kg痩せたそうです。「人間」のエゴな部分が顕著に見えるので人によっては辛いかもしれません。特に思春期のお子さんをお持ちの方には。他人事と考えるかもですが、他人事では無い気がしました。いつか自分にも起こるかもしれない。大なり小なりどこかで起こっている、起こりうる出来事だと思いました。その時自分はどうなるか・・・どうするか・・・・なーんてねっ。 " + }, + { + "date": "2010-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今までの中島監督とは違う。そして、松たか子凄い!!\n 6/9 観賞  原作既読購入本ではなく、図書館で予約順番を待って待ってして、1日で返却した一気読みの本だった「告白」。(当然、印象のみの記憶が強く、細かい内容は残っていない・・・・これは覚えている方だけど。)が、その原作の印象を壊すことなく映画になっている。よりグレードUPしているといっても過言ではないかも。冒頭の雨のシーンでの雨粒まで美しく、フルカラーヴィジョンでなくても、やっぱり映像の綺麗な監督さんであることを再認識した。中学生達のキャスティングも、ぴったりはまってたんですが、やっぱりなんと言っても松たか子。本を読んでいるときの外見イメージは、勝間和代をきゃしゃにした感じを思い浮かべてたんだけど、松たか子を見ても全く違和感がなかった。怒りが深くて深くて、深いが故にどんどん冷静にクールに計画を遂行させてしまえる、子供達の心理が手に取る様に分かってしまう、教師としての経験がこんな所にいかされるなんて、何て悲しすぎるのだろう。でも、松が演じる森口先生は、本当にここまでの報復を望んでいたのだろうか?どんなに犯人を苦しめても、我が子は帰ってこないのに。そんなこと、わかりきってるのに。みんな、身近なものしか望んでなかったのに、ちょっとした歯車の狂いがこんな事に。ちょっとした、きっかけばかりなのに。R15は正解だと思う。うちの子もこんなこと考えているのかと、ちょっと怖くなった。観るべし!!の映画かな。 " + }, + { + "date": "2010-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "またひとつ、垣根を越えた作品ができあがった\n 「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」といった極彩色世界とは打って変わり、色があってなさそうな活気のない気だるい世界を表出している。これは中島哲也監督がこれまでの描写術を封印したわけではない。監督の感性で、物語が持つべき色を作り上げたら、こうなったというべきだろう。ある意味、ティム・バートンに通ずるところがある。作家と言える数少ない監督のひとりだと思う。また、この監督はエンディングに決して潔さを求めない。フランス映画のような尻切れの結末ではないが、大団円にこだわらないところがある。原作に沿っているのかもしれないが、こういう監督の下地があると、ただの告白に終わらず、どこに着地するのか分からないサスペンス的な要素が増大する。話の展開は、ほとんど松たか子のひとり芝居といってよく、とくに冒頭の告白シーンは、淡々とした長台詞ながら引き込まれる。この語りの間を使って、今の学校、学級崩壊の様子を見せつけるカメラと編集が巧い。これまでも、愛する者を突然奪われた復讐劇はあったが、どちらかというと終盤に来て実行を回避するのが通例だ。それは倫理観からくるもので、観る側もそこに同情や共感を覚えたものだ。そういう意味で、この作品には、ある種の驚きがある。むなしさを超えた驚きがある。凄い作品ができたものだ。 " + }, + { + "date": "2010-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "命は\n 観てR15に納得。中学のときに見ていたら,良くも悪くも影響を受けすぎたかもしれない;高校生の今もあまり変わらないのかもしれないけど。少年A,Bは誰もがなりうる。告白は“映画\"ではあったが“現実\"でもあった。目の前にいる人,あるいは自分自身が明日殺人犯になっている可能性はゼロではない。私達はただ,誰かと繋がっていたいだけなのに。現代はみんな気を使い過ぎて「踏み込んでほしい1歩」を踏んではくれない。映画のクラスのように,大切なことには触れようとしない。だから繋がりを見失って生きていけなくなる。命の重さが分からなくなる。人の命は平等。現実はそうも言えないことくらい,普通の高校生にだって分かる。だからこそ考えなければならないのかも。ほんの少しでも命の重さを知るために。そのための映画だと思う^^ばんばん人が死ぬアクション映画より,ずっと意義のある映画。俳優さんも映像も音楽も素晴らしかったです^^でも思い出すとなんだかホラー映画みたいだ(笑) " + }, + { + "date": "2010-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "書くうちに評価が決まってきた!\n シュールな映像アナーキーな物語スタイリッシュな演技(者たち)英語による修飾語が多い僕のレビューです。そんなときは迷っているんですね。どう評価しようか、と。映像は日本映画離れしている。多用されるストップモーションとクロースアップ。ナイフが、目が、耳が、シャボン玉が、爆弾が、破裂が、血が、牛乳が、すべてのもの等価値で映し出される。表現の限界に挑んだのかなとも思う。人間のダークサイドをぐんぐん、見せつける。復讐する教師役の松たかこにしても、犯人の母親役の木村佳乃にしても、バカな熱血教師の岡田将生にしても、こんな役やってもいいのかってほどの徹底振り。R25が納得できるストーリーでもあった。そういえば、この映画、ハリウッドでのリメークのオファーがあるという。中島監督は「松さんの役はぜひ二コール・キッドマンで」といってるらしい。そういえば、二コール・キッドマンが最高に輝いていた「アザース」にどこか似ていると思った。人間のダークな面と、物語の密室性ってところかもしれない。中島監督の作品ははじめてみるけれど、TVCFの作家だったようだ。短時間で印象に残るようにするためには、インパクトの力が必要。それを連続的に、絶え間なく描ききった力量は大したものだ。こうやって、書き込んでいるうちに、「告白」はすごい映画なのではないか、と思い始めてた。ただ、楽しい映画を求めてる時には、見ないほうがいいとも思う。 " + }, + { + "date": "2010-06-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "原作未読のすゝめ\n 俺は心底、羨ましい。原作を読まずに、これから映画館に足を運ぶ方々が。あの原作の手触り、質感、匂いまでが表現(再現)されてるなんて、思いもしなかったし、不可能だと思ってた。原作で感じた衝撃が、この映画でのファーストインプレッションだったら、どんなに良かっただろう…と劇中何度もほぞを噛んだ。クライマックスで、観客席から悲鳴に近い感嘆の唸り声が上がった時、心底、実感した。…それぐらいの仕上がりです。参りました。紛う事なき、傑作です。主人公、森口に松たか子、犯人Bの母親に木村佳乃、ウェルテルに生田斗真。このキャスティング、正直最初はどうかと思ったけど、これも文句の付けようがなかった。全員素晴らしかった。てか違和感がなかった。それに一番危惧してたこと。監督が中島哲也だってこと。「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」…あのノリでやられたら、カナリキツいな~と思ってました。ましてや、ミュージカル仕立てにでもされたら最悪だ、と思ってたけど…杞憂に済みました。そんなバカな心配するんじゃなかった。中島監督のテイストと、原作の世界観…見事に融合しています。やっぱりこの人、天才ですね。じゃあ、これだけ褒めちぎって何故満点じゃないのか?それは何つーか…原作以上の衝撃は、やっぱり得られなかったからですねw残念。俺、残念。うん…やっぱ、原作未読を推奨します。PS.あのラスト。あそこで、解釈が分かれそうですねw " + }, + { + "date": "2010-06-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "まぎれもない傑作\n 拙ブログより抜粋で。-- 命は軽いか、重いか。もし殺人を犯しても裁かれないなら、それは“軽い”のか。 風に漂うシャボン玉に大切なものを思う心があれば、そこに軽いも重いもないと気づくはずなのに。 映画は、松たか子演じる女教師・悠子の“告白”で始まり、その冒頭のホームルーム後、次々と別の告白者に独白がリレーされ、それぞれの主観から事の真相が少しずつ判明していくという構成。 予告編などでは先生の娘を殺した生徒は誰か?と煽っているが、悠子の最初の告白で犯人はすぐに判明する。 この映画の主軸は犯人捜しではない。犯人はわかった上で、その真相が二転三転していく過程が一級のサスペンスとなっている。 そして浮き彫りになる心の闇、負の連鎖。 それぞれの主観が変わることによって事実の見え方が変わるという構成から、黒澤明監督の名作『羅生門』(1950年)を思い出したが、そんな安易な発想すら墓穴のミスリードだった。 この映画で打ち明けられる各々の“告白”は、観客の目線を切り替える主観のように見せかけて、実は嘘や願望も含んだ、体裁を取り繕った告白。観客はそれを客観的に見させられていたのだった。 全体で見れば、「こんなこと現実にはあり得ない」と思う(思いたい)が、個々の登場人物の行動はさもありなんと思わせる無理のない展開で、そこから連なる負の連鎖が恐ろしい。 キャスト陣の素晴らしい演技もその説得力に貢献する。 とりわけ松たか子が凄い。静かに語りかける口調の裏側にある揺るぎない復讐心。そしてラストカットのなんとも言えない表情が目に焼き付く。 中学生の子どもたちも、よくぞまあ、こんな役をという熱演だ。 映像詩のように日常の風景が淡々と、しかし緊張感が途切れることなく提示され、先の展開は予断を許さない。 何度も登場するミラー越しに切り取られた光景は、観客の同情を拒否し、距離を置いた目線で客観的にこの事件を見つめさせようとしているかのようだ。 直接的には悪をあげつらわない。もちろん肯定もしない。人間の心の闇を露わにし、目の前に提示し、その判断はそれぞれの観客にゆだねられる。 すべてを語らず曖昧にされた“余白”が、「いじめはいけない」とか、「人殺しはいけない」とか、そんな安易な感想を封じ込め、考える時間を与える。決して巻き戻せない時間を。 " + }, + { + "date": "2010-06-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "世代間ギャップ。あらゆる人の感想が聞きたい。\n あの中島監督作品。何はともあれ鑑賞しに出掛けなくては。 まずは監督。映像、演出、共にすばらしかった。モラル的に難しい内容の作品だっただけに、いかにポイントを外しながら、本質を見せるか。すばらしい仕事だった。 本来的には映像技術を前面に出すのが好きな今時の監督であろうと思うのだが、中島監督が他の監督と違うのは技術に振り回されていない部分にある。作品に必要だから技術を使う。必要なかったら排除する理性を持っている。だから観客に集中力を強いる事ができるのであろう。 予告やCMなどで情報なしでの鑑賞ではなかったが、はっきり言ってしまえば、予告とCMは無用。邪魔ですらあった。まっすぐ、見るべし。そして、考える。 この作品は毒である。子供には見せたくはない、大人は反射的にそう思う。あまりに機械的に。 実は本作、大人にとって不都合な話でもある。大人は全て人格者ではないし、知識が豊富でもないし、才能だってない、もしくは、才能を活かす術を知らず、社会から落ちこぼれないよう、ただ、汲々としている。子供と大人の差はどこにあるのか。 本作の恐ろしさは、子供の愚かさを明るみにしながら、そのレッテルを貼った大人が甘えてくる子供にこたえようとしない、その能力を持ち合わせていない本当を見せつけられる部分にある。 ここまで言ってしまうと世も末なのだが、ここで思考停止しては負け。答えを早急に求めてしまうから、世の中が悪くなる。目の前の失敗を恐れて未来の可能性を断ってしまうのはいかがなものか。遠回りしなければ、最善を導き出せない事もある。 まぁ、世の中、みんな大変なんだよ、ってことで。書き続ける事が辛くなってきたので逃げました。 まっすぐ見て、それに耐えられる作品だし、今日の私のように考えられる作品でもあります。 注意としては、丸のみしないで下さいね。ふぐ料理は適切に調理してこそ楽しめるのですから。 " + }, + { + "date": "2010-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "仰々しくて良い\n 予告編からしてとても仰々しい感じがしていて好きだったが、やはり面白かった。韓国の鬼才パク・チャヌクを思わせるような毒のある映像に、レディオヘッドの音楽が効いている。説明しないオチも良い。 " + }, + { + "date": "2010-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "命を知る課外授業。\n 数々のげんなり要素が散りばめられたドラマは,どんよりするし,見ててしんどいけれども,たんなる復讐劇にとどまらない先生と生徒のタイマン勝負は,喪失感と孤独な叫びに満ちて,目が離せない見応えだった。松たか子のラストの表情が素晴らしい!!親であり教師でもある森口悠子の内面から湧き出る感情を,みごとに伝える!突っ走るのみで余韻に欠けて重さが足りない気がするも,視覚に訴える内面描写と心象風景に優れ,原作よりも印象に残った。 " + }, + { + "date": "2010-06-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "復讐劇ではない、身を削らせて命の尊さを教える教育劇だ\n 今年上半期のなかで、最も良い出来栄えの作品に出合えた。それは「告白」。湊かなえの原作小説を実写化したものだが、中島哲也監督の天才肌な演出が冴えまくり、「嫌われ松子の一生」や「下妻物語」で手がけた煌びやかな様子をごっそりと割愛してしまっている。松たか子だけでなく、岡田将生、木村佳乃。こんな演技が出来たのか、と思わず唸ってしまう場面も数々。岡田は内心の不安を明るさでひた隠そうとする若き教師を、木村は物語が進んでいくに従って狂気を秘めていく殺人犯の母親役を、実に繊細に演じている。ストーリーを丹念に追っていけば、クライマックスの矛盾(というか謎)は解消される。松たか子演じる森口は、結局のところ殺人犯にはなっていない。しかし、そんなことはどうでもいい。久し振りにエンドクレジットが流れるまでスクリーンに釘付けとなり、筆舌に尽くしがたい余韻を残す作品に出合った。今年の賞レース、本命が出現した。 " + }, + { + "date": "2010-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "強烈でした。\n 冷静に考えるとありえない復讐劇ではありましたが、エピソードの1つ1つがしっかり辻褄を合わせてあり、映画としてよくできていました。誰しもが持っているような心の病んだ部分を100倍くらい誇張させたような登場人物ばかり出てきて、そういう意味でもありえないのですが、「病んでいることの罪深さ」のようなものは痛感させられました。 " + }, + { + "date": "2010-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "重い映画でした...。\n なかなか、おもしろいというか...。考えさせられる重い映画でした..。ぜひ、観てもらいたい映画です。 " + }, + { + "date": "2010-05-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "告白\n 「ざまぁwww」〈チラ裏〉キャコ迷いました。沢山のざまぁwwwが集まった作品だと思います。是非ね、共感して…ざまぁwwwされてください。原作でおさらいしてみようと思いました。 " + }, + { + "date": "2010-05-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "狂気の美\n 久々にこんなに凄まじい映画を観た。多用されるスローモーション、AKBからレディヘまで流れてくるカオスな選曲、所々に挿入される美しい抽象的な画面、そして役者たちの狂気の演技、それら全てが重奏をし、ひとつの映画を構築している。人間の憎しみと偏愛が渦巻く世界で、それぞれ何を想う?ラストの松たか子の表情にあなたは何を見る?何を重ねる?あの表情は映画史に残る迫真の演技と言っても過言ではない。これは凄い映画が出て来たもんだ!今年No.1最有力候補(個人的に)!ぜひ、劇場で!「なーんてね。」 " + } + ] + }, + "167": { + "title": "悪人", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あとを引く映画\n 最後まで暗くて重苦しい、その分ラストは底から這い上がるような強さや勇気を感じる。ふだん見て見ないふりしているような暗い側面が浮き彫りにされて辛いシリアスだから気楽には見られない。 " + }, + { + "date": "2019-06-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "光代を見てて何度となく「ばかだなあ」と\n 光代を見てて何度となく「ばかだなあ」と " + }, + { + "date": "2019-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人はやはり悪人なのか\n 令和に入った今頃になっての鑑賞。演技の面では、錚々たる出演陣ゆえに素晴らしく、作品に引き込まれた2時間だった。人殺しの祐一(妻夫木聡)の描かれ方は、祐一を愛する女性(深津絵里)との関係性で描かれているため、全然悪い人という感覚を得なかった。また、殺された女性の父親は、殺人に間接的に関わることになった男に怒り狂い、真犯人である祐一への怒りは描かれなかったため、なおさら。だが、警察、マスコミや世間の目から逃れていくうちにどんどん孤立し、不安やイライラが募り、ハラハラする犯罪者としての心理描写もしっかりと描く。そして、その焦燥感は一定のラインを超えると諦めに変わった。ただその間も、ずっと祐一を愛した女性が付き添い、互いに協力して飢えや寒さをしのぎ生きる姿からは、焦燥感を一時でも忘れさせる愛情があった。最後はやはり祐一が捕まるのだが、連れ添ってくれた女性を殺すふりをして、罪を自分だけのものにしようとする。1つの殺人事件を巡って、多くの人が巻き込まれ、偽りの情報や演技が流され、犯人像をよりクッキリと世間に映し出す。犯罪心理やその事件に奇しくも関わった人間の取る行動が描き出され、ある意味で話のメインはその周囲への影響だったのかなと思った。悪人は、やはり悪人であった。しかし、悪人をより悪人たらしめるのは、直接関わらない第三者なのかもしれない。その世間の目が、犯人やその周囲の人たちを狂わせる、ある意味での凶器となるのだろう。 " + }, + { + "date": "2019-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "幸せとは\n お母さんをずっと待っていた灯台に、自分を好きでいてくれる彼女とやって来た。その 喜び と 懐かしさ。それを 映像を通して 感じた。フィクションではあるが 想像する。 彼女がずっと彼を待って 彼と 一緒になること。 彼は殺人犯であるが 、であるからこそ 幸せに なってほしい。その為の二人の出逢いだと思う。誰かを愛したい。それは自分を愛する決意。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ブッキーはミスキャスト\n この映画で一番の悪人は「深津えり(が演じた女)です。 " + }, + { + "date": "2019-04-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "住みにくさ\n 日本は食事は美味しいし、色々と便利で清潔だし、だけどなんだか住みにくさを感じてしまう。その住みにくさの正体が作品を鑑賞して分かった気がしました。生まれた土地から逃れられない感覚、無能だと思わされる後ろ向きな空気、自分の事よりも他人の事ばかり気にする感じ、一つの選択肢の中だけで生きる人達、他人をネタにして笑う文化。私は都市部にしか暮らした事がないのですが、地方だとこの傾向は更に強いと思います。祐一も光代もその限られた中で生きる人間であり、だからこそ追い詰められてしまったのだと、凄く真面目な人間なのではないかと感じました。殺人や自殺率の高さなど、人を極端に追い詰める土壌が日本にある事を改めて突きつけられて、それが私自身理解できてしまうのでどうしようもない気持ちです。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "役者たちの素晴らしい演技 人間臭い映画 原作の本も一度読んでみたい\n 役者たちの素晴らしい演技人間臭い映画原作の本も一度読んでみたい " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "田舎だから\n 田舎だからこうなってしまったんじゃないかな。この人たちは。都会の孤独ももちろんあるけど、田舎の孤独が原因なんじゃないかな。祐一のダサい金髪が哀しい。下着姿の写メが哀しい。岡田将生が演じるクズ大学生にゾクゾクきた。完璧なクズを演じる人を評価しちゃう傾向にある!イカ刺し食べたい。 " + }, + { + "date": "2019-01-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "観たくなって観直したけれど\n 観たくなって観直したけれど、普通位の映画でした☆。 " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "悪人は本当は、\n 『悪人』鑑賞私の大好きな作品、『怒り』の李相日監督の過去作。ずっとずっと観たくて、でも観るのを躊躇してしまっていた作品。何故か分からないけど、とんでもなく凄い作品のような気がして怖いと感じていた自分がいたから、李監督の演出に関しては何度か観たり聴いたり読んだりしていて、本物のお芝居を、芝居じゃなく本物をというかその一本の芯みたいなものが凄く好みでそして憧れでもありました。簡潔に表すなら、名作、いや迷作といえば伝わるかな、終始胸が苦しくて叫んでた。内容や空気感、湿度が自分好みであったのはもちろん、キャストの熱量、技量、語彙が無くなる感覚でした、、。こんな映画があって良いのか、こんなお芝居をする人がいて良いのか。どちらも良い意味で、です全員が全員、想像をはるかに超える芝居をしていて、分からなくて、震えたどの瞬間を切り取っても隙がない表情や表現の変化が突然でそれはもう、追いつけないくらいでしたけど、私の記憶としてずっと残ってくれるだろうなと、いった感じです。題名の、悪人。この言葉だけを聞くと、とっても軽く聞こえてしまうけれどこの物語はそう簡単に扱えるものではないと私は感じました。もっと深くてもっと苦しくてもっと痛い。何故、こんな苦しい物語を作ってしまったのか作ってしまう観てしまう移入してしまう結局は客観視しかできないそれでも踏み込みたい気持ちがあるからきっとどこまでもはまってしまうんだろうと思います。嗚咽になる程愛おしくて残虐で代わりなんて見つかるはずが無くて。大切な人がいない人間が多すぎる失うものがないから、強くなった気になるいつだって傍観者でそれを突きつけてくるから悔しかった。誰が本当の悪人、?罪を犯した人、その人を生んだ両親それとも、その人を愛した人世間マスコミ横目で知らないふりをした人嘲笑った人一緒に苦しんだ人罪を犯した人が本当に悪人なの?誰の立場に立てば正解で、誰の味方をして誰のせいにすれば正解だったのか愛してしまったら悪人共感してしまったら悪人じゃあ知らないふりをしている人は、悪人じゃないの?責任を押し付けて吐き出す場所にして暴力ナイフ刺さる言葉にしかならないし真意なんて誰にもわからない謝れば良いの悔やめば良いの自分を壊して、誰かの苦しみを笑えば楽になりますか、傷つくのが怖くて自分は強い人間だって思い込むために踏み込まずに外から暴言を吐いて守ってそんな世界は嫌だなだからこそ二人の、二人しかいない透明で冷淡な世界を救ってあげて欲しかった。できればあの時、鍵を掛けて誰も入れない踏み込む事ができない騒音も雑音もない紛れもなく綺麗な世界に " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人間の醜さと美しさ\n 2回目を鑑賞し終えて、改めて良い映画だったと実感。人間って性善説か性悪説か、昔から議論されるテーマではあるが、そもそも善悪の定義なんて現代で成されたもので、時代や国が変われば定義も変わる。他のレビューで悪人は殺人を犯した祐一に決まってる的な内容も散見されるが、作者が問うているのはそんな表面的な内容では無く、もっと本質的なものでしょう。出会い系サイトで知り合った女にバカにされ衝動で人を殺めた男、その男から愛を受け取り庇う女、殺された女を理不尽な理由で人気の無い山中に車から蹴落とし置き去りにする大学生、殺された女の父親はその大学生に怒りの暴力を振るおうとし、殺した男を育てた祖母は詐欺に逢って現金を騙し取られ、殺人犯の身内だとしてその祖母を執拗に追い回すマスコミ群。人間は多面的な生き物であり、虫も殺さないような一見穏やかな人でも、心の中では何人も殺しているかもしれない。が、実行しなければ罪に問われる事は無い。誰しも大切な誰かを愛する心を持ち、同時に誰かに殺したい程の怒りを持つ事だってある。これは主人公の祐一と同質であり、実行したかしないかの差でしかない。もちろんその2つは天と地ほどの隔たりがあり、普通の感覚の持ち主であれば実行できない。実行した後に自身に降り掛かってくる現実が想像できるから。殺人は罪だが、国家間の戦争になれば相手国の兵士を殺しても基本的には罪に問われない。平和を望む心を持つ人が、戦争に駆り出され否応無しに武器を持たされ、人を殺す事は悪なのか?愛する人が襲われそうになり、暴漢を殺したら悪なのか?愛する人が病気で苦しみもがいている時、もう楽にしてくれと懇願され実行するのは悪なのか?鑑賞した後に、そんな事を色々と考えさせられた。映像は暗く、静かで、美しく、どこまでも切ない。俳優陣の演技は皆素晴らしく中でも妻夫木聡と深津絵理の絡みは、胸が締め付けられるように切なくて涙が溢れてきた。特に後半、妻夫木聡が深津絵理の首を絞めるシーンは、愛する人を守る為に、唯一そんな方法しかなかった切なさに涙が止まらない印象的な場面だった。故樹木希林や柄本明、岡田将生の演技も申し分なく、特に満島ひかりは完璧に尻軽女にしか見えなかった。楽しい映画ではないが、深く考えさせられる、自分にとっては大切な素晴らしい作品の一つ。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タクシー運転手は無神経すぎ\n  出会い系サイトがまるでまともな男女が知り合えるような印象・・・本当は佳乃(浦島)と同感覚の女性が多いだろうし、男はやりたいだけが多いのだろう・・・ 事件は増尾がドライブ中に、ニンニク臭いという原因で佳乃を人里離れた山の中で置き去りにしてしまい、約束をすっぽかされた祐一がその車を追跡していたために途方に暮れていた佳乃に会ったことが発端だ。途方に暮れていたはずなのに祐一を罵倒する佳乃。プライドだけは高いようだが、久留米の床屋の娘であり、保険外交員の仕事も父親に頼るくらいの女。そんな過失致死とも思える事件の後、偶然にも寂しい女光代がメールしてきたわけだ。 出会い系サイトであってもまじめな交際に発展する場合もある。かなりリアルな展開なところが痛い。会ってすぐにラブホに入った二人は真剣に愛し合うようになる・・・そこからは逃避行。光代はいったん自首しようとする祐一を引き留めたくらいだったのだ。 演技力はリアリティあふれ、母親代わりとして祐一を育てあげた祖母樹木希林が詐欺まがいの健康食品を買わされるなんてサブストーリーも考えさせられる場面だ。本当の悪人は誰なんだ?と見終わった人たちは議論するであろう濃い内容。被害者、加害者家族である祐一の祖母と床屋の主人(柄本明)はさておいて、本当はいい人なんだという性善説的なところはどの人物にも当てはまりそうにないのだが、唯一いい人だと感じたのはバスの運転手(モロ師岡)だ!一方で、タクシー運転手は無神経すぎて酷い(笑) 本当はいい人なのに・・・などと観客、読者を誘導させるテクニックなんてのが感じるが、極論をいうと、ヤクザ映画の登場人物はみないい人になってしまう点が痛い・・・キネ旬もなぜ1位に選んだのか・・・ " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間って、\n 人間って、一度生まれてしまうと終わりまで止められないんだと思った。本人の生まれ持ってきた資質と、後々生育環境から影響を受けて加味された部分と、両方含めて自覚の有無を問わず一生負って行かなけれはならない自分という存在。あれだけ温かく素朴な理髪店の両親の元に生まれ育っても\"満島ひかり\"は誕生するし、“樹木希林“がどれだけ大切に育てても孫は殺人犯になる。「同じ国道を行き来するだけの人生」と呟いたのは\"深津絵里“。この店員だけが運命を打破して生きようとしてたかも。どうにもならない人生の哀しみ。それを突き放した目で描写する原作者。そんな映画だった。登場する若者たちはうちの子供たちと同世代なので、いろいろと他人事とは思えず、うなだれてエンドロールを見る。救いはどこに?登場人物全員がそれを探していたなぁ・・・あと、撮影手法での感想-ラストのカットで主人公の目をアップに迫るやり方、「夢見るふたり」の松たか子。「横道世之助」の吉高由里子。そして今回の妻夫木聡。安易な多用は監督の力不足=逃げにつながりかねないが、妻夫木の夕陽を見つめる顔のロングは、銘シーン。(TSUTAYAにて、樹木希林追悼コーナーよりレンタル) " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "満島ひかりはヒトデナシ\n 作品としては観るところがない。キャスチングでは妙なところがある。満島ひかりは不倫を繰り返し、今、瑛太の弟と結ばれてたらしいが。上原多香子どころではない乱れようとか。dvとか、別れたいがために、満島ひかりは、旦那を殴り倒し、顔に唾を吐いたり、絵も言われん酷いことしているらしい。見ればわかるんだよね!満島ひかりはケダモンだとゆうことことを考えていてくれてありがとうございます😊😊😊😊。 " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "被害者の女にまったく同情出来ない\n 一番の悪人は殺された女だろ。レイプをでっち上げるとか騒がれれば、どんな男だってキレる。正直、殺されて当然と思ったわ。この救いのない結果の原因も、殺された女にあるし、その連鎖によって関わった人達が不幸になってしまう胸糞悪くなる映画。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りの方が好きだった 大切な人を思う気持ちは人それぞれだけど\n 怒りの方が好きだった大切な人を思う気持ちは人それぞれだけど " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人。 キャストがいい。みんなの演技力。 樹木希林の演技…切なかっ...\n 悪人。キャストがいい。みんなの演技力。樹木希林の演技…切なかった。普段は優しい孫。側にいた、育てたおばあちゃんの気持ち考えるとつらいな。満島ひかり演じる娘にも問題はあるが、タイミングや不運が重なって起きてしまった殺人。 " + }, + { + "date": "2018-01-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "重い\n どこにも救いが出てこないので、覚悟してみるべし。テーマは重く、現代社会が生み出す悪ば、身近に溢れるていることを痛感する " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "陥りそうな深い闇\n 深い内容で10年後ぐらいにまた見ると考えが変わりそうな作品。誰もが(自分含め)登場人物の誰かになりそうな現代人を描いている。事実、見たあと考え出すとこの作品が離れずこびりついた。自分も愛を求めてああなる可能性はないとも言えないし、人間の弱く繊細で悲しい部分がありありと現れているような作品だし、人間の真っ黒くて醜くやらしい部分もまじまじと見せられる作品でもあるのかなとどういう視点から見るのかも評価や考えを変えさせるだろう。柄本明のセリフは考えさせられたなという感じ " + }, + { + "date": "2018-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "せつない…\n 切なすぎて 何度も泣かされる…だが 考えて見ると ストーリーはそれほどよく出来ているわけではない。ただ、役者が脇役も含め 全て素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "受賞で騒がれる前から見たかった作品。 深津絵里よりも妻夫木聡に最優...\n 受賞で騒がれる前から見たかった作品。深津絵里よりも妻夫木聡に最優秀主演男優賞あげたいと思うほど。出会い系で出会った女が殺される。同じく出会い系で出会った女と逃亡生活する。どんな出会いであれ、1つ1つの出会いを真剣に求めていた結果なのだろうか・・・。殺人を犯した人を「悪人」というならば、その一言だけでは片づけられない。富士山のように、その人の一側面であって、たまたまその殺人者ということが山の良く見える部分を占めているだけなのかもしれない。殺された女。殺された女の父親。殺される女と直前まで一緒にいた大学生。大した楽しみのない服屋の店員。薬の悪徳業者。誰が悪人!?となったら、それぞれに悪い定義があってそれによって順番付けしていく。でも。相対的に悪人がいるのではなくて、みんな絶対的に悪人とも思えてくる。最後にガラスが割れることで、現実が現実として、悪が悪として浮きだって印象的。「ノーボーイズ・ノークライ」でもそうだけど、妻夫木聡は家庭環境が複雑で影のある役がすごくはまっている。うつろなような、焦点が合っていないような、それでいてたまにすごい眼力がある。そんな役は彼しかいない。 " + }, + { + "date": "2017-06-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "役者さんはよいけど。。\n 何が言いたいのかがよくわかりませんでした。悪人と言われる人は本当に悪人?というのがテーマだとすると。。この映画では殺人を犯した妻夫木が「女に罵られて暴言吐かれたからカッとして殺した。」も、罵った満島ひかりや蹴り捨てた岡田将生、もしくはマスコミの方が悪であるかのように書かれているように感じる。満島ひかりも岡田将生も悪いが、妻夫木がもっとも悪い。どんなに追い詰められても人を殺して言い訳がない。その上でどれだけ情状酌量の余地があるか、ということだと思うが、誰もが鬱屈した気分を持ったりするし、人付き合いで悩んだり、人を傷つけたりしたりがいたりするわけで。犯罪というのは所謂線引きの話で、やったらアウト、手のがあるわけで、その手前はセーフセーフだけど傷つけたり酷いことはある、なんて日常感覚でわかり切ってること。恋愛なんか振られて自殺なんてのもあるし。「女に罵られて暴言吐かれたからカッとして殺した。」アウトでしょ。同情の余地なんかない。例えば冤罪着せられて、人生無茶苦茶になった後ならまだ同情の余地あるけど。さらに言えば、岡田将生や満島ひかりにそういった裏側がまるで無いように描かれているように見える。柄本明が「人のこと笑ってればいい」とか「大切な人はいる?」や「必死な人間を笑うな」などとテーマめいたなこと言うけど、それまで描いてきたことと矛盾して見える。つまり、『人付き合いが下手で「表面上」いわゆる上手く立ち回れない人間は必死にもがいてて鬱屈した何かを抱えており、なにか起こすと悪人とレッテル貼られるけど中身は悪人ではないかも?そして人付き合いが上手で「表面上」いわゆる上手くやってる人間は必死にもがいたりしていなくて実は裏では悪人かも?』という、「表面上」見えてる印象でレッテルを貼っているように見えて仕方ない。(被害者遺族として相手の事情を推し量るなんて無理な話だけど、この映画ではそう言っているよに見える)ということで、徹底してテーマらしきものに乗れませんでした。良かった点は役者さんの演技は良かった。特に満島ひかりさん!彼女の演技は見てて楽しくなるので好きです。あと、樹木希林さんも楽しい、独特の演技がいい! " + }, + { + "date": "2017-05-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "悪人\n 愛とはなにか。悪人とはなにか。誰が悪人なのか。彼は悪人なのか。愛と悪人は紙一重なのかもしれない。私から見たら愛であっても、周りにとっては悪人なのかもしれない。愛のために悪人になったのか。それとも。 " + }, + { + "date": "2017-03-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "脳裏に浮かぶ大切な人のために、お父さんはやめたのだと思った\n 脳裏に浮かぶ大切な人のために、お父さんはやめたのだと思った " + }, + { + "date": "2017-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛とは何か悪人は何か考えさされた。\n 愛とは何か悪人は何か考えさされた。 " + }, + { + "date": "2017-02-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストよし\n 最後の数十分は素晴らしい。妻夫木が深津を絞め殺そうとしている時などは、美しすぎる映像だった。樹木希林の安定感。妻夫木は、あともうちょっと、ソレっぽ感を出して欲しかったかな。ていうのを描いてる自分が、柄本さんの「そうやって生きてろ」に合致しそうで…普遍的な愛をテーマにした作品なので、コンセプトは好きでした。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "共感できる部分があまりなかった\n 良い映画だと思いますが個人的に共感できる部分が少なかったし、心の距離が近づく描写が唐突すぎて「うーん」と感じてしまいました。樹木希林さんの存在感が素敵すぎました。 " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "善悪\n 3回目の鑑賞です。罪を犯さなくても悪な人間は多いです。人は弱い者。誰かにそばにいてもらいたくて、話しがしたくて、温もりを感じたくて。若いとき自由があるときはギリギリなとこまで無理をしていたなと懐かしんでしまいます。善人だったのか悪人だったのか、いつか懐かしむことができる日が来ます。深津さんの透明感がよかった。 " + }, + { + "date": "2016-12-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "●誰が悪人か。\n 交わるハズのない糸が、ふいに交差する。交差した糸がいたずらに絡まり合う。終わりが見えてるから、余計にほどけなくなる。なんともノーフューチャー。被害者と加害者と、その家族と。それぞれの物語。その瞬間の悪人たち。みんなキャラが立っていて、それでいてクドクない。引き込まれる。ありゃあ本気で首絞めてるね。鬼気迫るわ。最後の最後、きっと彼の唯一満たされていた瞬間を描いたのだろうけれど、おじさんにはちょっと蛇足感。 " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "よくあるテーマ\n 「悪いことをしたからといって、悪い人とは限らない」的な話はよく取り扱われるテーマ。他の題材でそういうメッセージにすればよかったんですが、あまりにど真ん中過ぎて・・・。 " + }, + { + "date": "2016-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すべては一部\n いろんな人が、いろんな状況を抱えて出てくるけど、みんな不器用な生き方なんですよね。普通はそんなもんじゃないですかね。器用に生きることが良いことだとも思わないし、不器用な生き方が恥ずかしいと思わない。みんな、求めるものは幸せなんでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人とは・・\n 殺人者が悪人と限らない。人間は皆、悪人と善人の両面を持っている。殺人者で主人公の土木作業員に金髪の妻夫木聡。舞台は福岡から佐賀。原作は芥川賞作家の吉田修一の小説。2010年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人間って\n 人間の弱さだったり、人間の醜さだったり、人間の残酷さだったり、そういう人間の負の部分を見せつけられた…みんなそれぞれ寂しくて、みんなそれぞれ弱くて、その寂しさや弱さを紛らわすために、人肌を求めたり、人を見下したり。人間って、弱い生き物なんだ…なんて事を感じた映画。愛してたんだよね。本当に。きっと、そうよね。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見方によって印象の変わる作品\n 殺人を犯した男、それを庇う女、殺害された女、殺害された女を捨てた男、殺人を犯した男の祖母と母、殺害された女の両親、、それぞれの心情が見事に描かれててよかったですね!果たして本当の悪人は誰なのか?これは見方によって色々意見が分かれるんじゃないですかね?そこにこの作品の深さがあると思うんですよ個人的には人はみんな簡単に悪人になるんだよって言うように感じた作品でしたねまぁ単純な見方をすれば殺した男が悪いんですけどね…でもそれだけで片付けるには勿体無い作品だと思いました " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰が本当の悪人なのか\n 結局殺人を犯し、捕まった妻夫木聡よりも他人を見下し罵倒した満島ひかりや、自分の感情をコントロールできず、他人にぶつける岡田将生のほうが、わたし的には悪人でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人とは?\n 人間の本質や心の闇や…いろいろと描かれています。とてもいろいろと考えさせられました。言い過ぎかもですが、登場人物みんな不幸な人たちです。見終えて、すっきりはしません。清々しくもありません。正直全く楽しくはありません。でも、見ることを強くお勧めします。その理由はご自分でお確かめください。勧めておいてなんですが、僕は人間の本当の本質は美しいものだと信じています。だから心からの共感はしません。へへ笑怒り楽しみですね。@crimson " + }, + { + "date": "2016-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "苦しくて切なくて涙が止まらない\n 誰しもが持っている弱さ人に流されたり見栄をはったりずるかったり表現できず冒険できず愛がわからずそんな弱さが引き起こした事件奇しくも人を殺してしまった後に愛を知り、温かみを帯びていく主人公長くは続かない幸せがとても切ない愛する人を守るため、全てを自分だけの罪にするために、首をしめるフリはとても胸が締め付けられるように苦しいシーンだった本当に切ない映画なにが悪いのかわからなくなるこんなに苦しくて悲しい映画だが、とても心に残った素晴らしい感動しました " + }, + { + "date": "2016-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これは秀作です。が、若者にすすめていいか、悩みます。暗い。 この映...\n これは秀作です。が、若者にすすめていいか、悩みます。暗い。この映画、悲しくも不幸な登場人物ばかりです。それしか出て来ないと言っても過言ではありません。当事者だけでなく周囲の人たちも。世の中、現実ってこうだよなと思うと夢も希望も失いかねません。でもやっぱり秀作なんです。演技陣も素晴らしい。個人的にはやはり満島ひかり。樹木希林はうちの老いた母と重なり、涙。ただし私は殺人は犯してませんよ(笑)ラストシーンは愛だと信じつつ。さあ、次、早く楽しい作品を見なくては。でないと当分落ち込みそうです。 " + }, + { + "date": "2016-07-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人の本質\n 原作を読んでから映画を観た重松清の「疾走」と少し似てるなと思っな私はすごく祐一が愛おしいと思いましたただ誰かに出会いたくて、ただ誰かを愛したくてセックスをしたい、本当に誰かと出会いたい、出会い系サイトを利用する様々な目的が存在すると思いますが、その一線って大きなものだと思うんです母親の胎内から生まれ出た途端、「寂しい」という感情が発生するんだそうですだから、人が誰かを求めるという事は多分本能で、誰しもが抱く感情だと思いますだから祐一がかわいく思え、愛おしかったですでももっと早く出会っていたら、事件を起こす前に出会っていたら、二人は本当に幸せになれたんだと思う観終わった後、虚しくて、切なくて、落ち込んだまた観るのには結構な気力が必要だと思ういい映画、好きだなあ " + }, + { + "date": "2016-04-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "合わなかった\n どうも妻夫木聡の演技が嫌(笑)代わり映えがないなと…。(ワイルドスピードX3は良かった!笑)ストーリーはちょっと良かった。 " + }, + { + "date": "2016-04-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪人\n 結局みんなが悪人であり悪人でない。深い物語である。誰かのために悪人になり、誰かのせいで悪人になってしまう。 " + }, + { + "date": "2016-04-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "みんな悪人なんだが、そこに凄く愛を感じた。妻夫木聡さんと樹木希林さ...\n みんな悪人なんだが、そこに凄く愛を感じた。妻夫木聡さんと樹木希林さんが素晴らしい味を出している。 " + }, + { + "date": "2016-03-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰が悪かったのか\n 何が幸せで、何が悪いのかを考えさせられました。どの俳優さん女優さんも素晴らしかったと思います。 " + }, + { + "date": "2015-11-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "深いい…\n 初鑑賞。妻夫木さんのイメージが、CMにあるようなキャライメージがあったのですが、この作品で完全に払拭されました(笑) それでも、どちらかといえば純愛だと思います。一体誰が「悪人」なのか?それを思うととても深い映画です。ラストで手をつなごうとするシーンに全てが現れていると思うのです。でも、一番泣けたのはバスの運転手さんがおばあさんに一言声をかけるシーン。よくぞ言ってくれた!と思ったのでした。 " + }, + { + "date": "2015-11-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと散漫\n 満島ひかりの演技は良かった。身近にいる悪人だと思う。マスオもまた身近にいる悪人だと思う。正直なところ前評判から期待しすぎたのかもしれない。キャストも豪華だし。。ひと殺して捕まるってそりゃそーだよね。オチがないからいまいち分かりにくい映画だった気がする。 " + }, + { + "date": "2015-09-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "誰にも共感出来ない。 とりあえずパッキン似合ってないよ\n 誰にも共感出来ない。とりあえずパッキン似合ってないよ " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "誰が悪人?\n 人間の弱さや、汚さ、醜さを押し付けられる。そしてその中から、人間の強さや、優しさ、温かさを見つけることが出来る。不器用な人間達のもがき苦しむ姿が、切なくて、悲しくて、虚しくて、泣けました。傑作です。 " + }, + { + "date": "2015-07-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "寂しいという気持ち\n 時に、人は一生懸命だったり素朴だったり不器用だったりする人を馬鹿にする。誰が悪いのかを決め付けたがり、人を裁き、そして忘れる。テーマとしては何度も観るようなものだけど、忘れがちな人間の罪を再度この映画で確認するのもいいだろう。暗い気持ちになるので、疲れている時に観るのはお勧めしないけども…。特に何か新しい映画でもないが、寂しいという気持ちを見つめ直すことができる映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2015-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "灯台。\n 人の心の隙間を赤裸々に描き、 観る側の善悪の観念を、揺さぶり続ける。 " + }, + { + "date": "2015-05-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ロケ地が故郷ということで鑑賞\n 妻夫木の佐賀弁か佐世保弁かわからないけど方言が下手でちょっとがっかり " + }, + { + "date": "2015-03-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "悪人て\n 誰でも「悪人」になりうる、ということだろうか。「世間では悪人なんですよね」という一言に全てが凝縮されている気がする。ただ、本当は真の「悪人」でなくても、悪いことをやったら、罪を償うべきで、たとえそこに愛があっても逃げまどうべきではないと思う。作品の(おそらく)言いたかったことには共感できなかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "光代は裕一の\"闇\"を見たのだろうか?\n 原作は鑑賞直前に滑り込みセーフで読了。原作自体を特別に際立った内容だとは思わないが、数多く忘れ難い場面が存在する。映画本編を観た後で、「原作がああなのに、映画はこうだから…どうたらこうたら…」とは言いたく無いのだが、2時間とゆう尺に収める為には、原作の多くの部分を削り取る作業は否めず。上映時間の関係からか?映画単品だけを鑑賞すると、どうしても意味の解らない箇所が多くなってしまっている。その中でも多少はやむを得ないところだとは思いつつも、《祐一》が出会う女性の中で、やはり風俗嬢《美保》のパートがバッサリと切り落とされてしまっているのが痛い。実は原作を読んでいた時に、「この女とのエピソードって必要なのかな?」と思いながら読んではいたのですが。原作でも度々登場する、《祐一》がお母さんに捨てられるエピソード。映画の中ではお母さん役の余貴美子が唐突に登場するのですが。その大好きだったお母さんとの絆を、何とか繋ぎ止めて於こうとする《祐一》の思い。それを読者側に知らせる役割を果たしているのが、この風俗嬢である《美保》の存在だったのですが…。彼女は時に突拍子も無い行動に出る《祐一》の事を、最後は気持ち悪く感じてしまい、やがては関係を絶ってしまうのだが。“愛に飢えた”《祐一》の心情を、第三者の目線で唯一理解していて、彼の本当の心の優しさを理解する女性でもありました。しかし《美保》は、《祐一》を理解しつつも“同じ匂い”も持つ女性では無かった。《美保》に出会い、愛はお金によって買う事を知る《祐一》。出会い系で会う女性とは金銭的なやり取りをするのは必然と考える様になる。原作には描写されない《光代》に金銭を渡すが、それを拒否された事で初めて《祐一》の中で、今までと違う感情が芽生える。《光代》も本当の愛に飢えていた。いつも同じ事の繰り返し。家の近くに有る国道。この近辺をただ行ったり来たりするだけの毎日。CD1枚買うのも考え込み引っ込み思案な性格には、自分で自分が嫌になる毎日を送っている。「誰かにここから連れ去られたい…」心のどこかでそんな叫び声を上げていた。映画は驚くべきスピードで進んで行く。《光代》と出会うまでおよそ20分程度しか掛かっていない。原作で《光代》が登場するのは上巻の最後なのだから、そのスピードが解って貰えるかと思う。逆に後半の逃亡劇を1時間30分余りも掛けてじっくりと描いている。但しこの逃亡劇と併せて、タイトルの“悪人”に掛かる周辺の人の様々なエピソードが同時進行して行く。原作には映画には無い良い点が有れば、悪い点も有る。逆に映画本編にも原作には無い良い点も有れば、悪い点もそれぞれ有る。原作の良かったところとして、導入部に於ける峠の描写が素晴らしく、一気に読ませる。心霊スポットでも有り、事件が発覚した際に同僚の女性達の反応や、出会い系殺人を面白がりスキャンダラスに報道するマスコミの過熱振り。インターネット上では過剰に反応し、被害者の遺族を罵倒する。それらの理不尽な描写等は、その後の[[柄本明]]の行動に影響を与える。“ふしだらな娘”と蔑まれ、被害者で在りながらまるで加害者扱いされてしまう。直接の責任は一体誰に有るのか?原作でセンセーショナルに報じられる事件の概要だが、映画でのマスコミ描写はおばあさん役の[[樹木希林]]に対して殺到する描写しかマスコミ側は描かれ無い。僅かにニュース番組で逃亡する《祐一》の顔写真が映る程度だ。だから後半《光代》が妹に電話を掛ける場面で、妹が怒っている描写は。世間からの出会い系の殺人犯と逃亡…とゆう世間体の悪さに対する怒りの感情が、どうしても伝わって来ない。およそ2時間前後に収める…とゆうのはやはりなかなか難しいと思わせる。タイトル『悪人』とゆう意味の中には、報道で伝わる悪人が本当の悪人なのか?と問い掛ける意味も含まれるのだろうが。原作にはもう一捻り有る。事件の発端を作る《増尾》とゆう金銭的にも恵まれている男。映画の中では完全なる悪役として描かれるが、原作では小さい時から両親の嫌な面ばかり見てきた悲しい過去を持っている。殺される《佳乃》に対して「あんたは仲居タイプだ!」と蔑むには、それだけの辛い過去があった。そんな詳しい過去が在るのだが、残念ながら映画にはその描写は無い。しかし、これは尺の都合上やむを得ないのだと思う。原作を忠実に描いてしまうと優に4時間近く掛かってしまうのだから。その為にこの《増尾》とゆう人物を完全なる悪役として映画は徹底的に描く。それは《鶴田》の存在でも明らかだ。《鶴田》は《増尾》の人間的な弱さや、悲しい過去を知っているだけに、本当の悪役とは感じていない。ただ周りにちやほやされて本当の自分を見失ってしまう《増尾》を不憫に思っている。それだけに、被害者の父親とのいざこざの後での、原作には無い彼の行動で《増尾》を完全に“悪人”として際立たせている。“悪人”で在って“悪人”で無し。最後に《祐一》が起こす行動で《光代》は或る意味救われる。この物語に存在する本当の“悪”は誰か?ただ面白おかしく報道するだけのマスコミか?それとも、インターネットで過剰に反応し、ただ自分が面白ければそれで良い…と思っている人間か?それとも人の弱みに付け込んでは弱者からお金を搾り取る奴らか?そんな中に在って樹木希林演じるおばあさんは、自分が直面する問題に対して正面から向き合う決心をする。「逃げない!」原作では、昔から欲しくて欲しくてたまらなかったスカーフ。明日のお米代にも事欠くのに、思い切ってスカーフを買う。おばあさんにとっては、騙し盗られたお金以上に、可愛い孫が犯人だとゆう事実がどうしても理解出来ない。おばあさんにとっては事件現場に出向き、事実を認める事こそが本当に逃げない事だった。映画の中ではそれを強調する為に、スカーフは《祐一》から貰った設定になっている。原作・映画共に、おばあさんが《祐一》は「本当に人を殺してしまったんだ…」と自覚するのが、バスの運転手[[モロ師岡]]とのワンシーン。それまでは「絶対に違う!」と思い続けていただけに、あの一言が染みる。実に印象的な場面ですが、元々原作でも唐突に登場する。このバスの運転手との触れ合いの場面が、前半に幾つか有ったら…と惜しまれる。原作自体は新聞小説だっただけに、思い付いた時にはもう遅かったのかも知れないのだが、せめて映画の脚本の中では滑り込ませる事は可能だったのに…と。だらだらと不満点を書き連ねてしまったので、映画の良かった点を。出演者は殆ど全員が素晴らしい演技で、1人1人を観ているだけで満足出来る。中でも[[満島ひかり]]と[[岡田将生]]の存在感は抜群。2人とも素晴らしい汚れ役です。柄本明と樹木希林は流石の演技。間違い無く賞レースに絡んで来るでしょう。そして肝心な主人公の2人の[[妻夫木聡]]と[[深津絵里]]。妻夫木聡のダメ男振りは原作を超えているかも知れない。但し原作を読んだ時にも、この男がこの状況でつい思わず《佳乃》の首を絞殺してしまう理由は、今一つ釈然とはしないのですけども…。妹の部屋を見て、妹が恋人といちゃいちゃしていた様子を想像する深津絵里。確か原作にその様な描写は無かったと思うのだけれど。仕事場と自宅をただ行き来するだけの毎日に対して、嫌気を覚える。だから戻って来た《祐一》との逃亡劇での異次元な感覚に、貪る様に抱き合う2人。とかく“悪”なイメージが付き纏う出会い系。その中で作者は、全ての利用者の中で多少でも“真実の愛”を求め、アクセスして来る人も居るのじゃないか?とゆう視点に立っている様にも見える。勿論そんな人はほんの一部でしかないとゆう冷ややかな視点も交えて。「俺はあんたが思う様な人間じゃない!」警官隊が突入する直前に突如《祐一》は“悪人”へと変身する。直前には《光代》が帰って来ない事で、子供時代の様に再び独りぼっちになってしまう事の悲しさを思い出す。原作では絶えずマスコミから非難される《光代》を気遣うが故の行為と思わせる。実際に《光代》もそう感じてはいるのだが、ラストで「本当にそうだったのだろうか?ひょっとして…」と、謎を残して終わる。そんな原作を読んだ際に感じた最後の違和感は、読者が共通して「そうであって欲しい」との願いからだった。でも作者自身はそんな読者の願いを突き放す意図が在ったのかも知れない。まるで《美保》が《祐一》の優しさを知れば知るほど“恐怖感”を覚えた様に。映画本編も、観客が願う“真実な愛”を求め合う2人…と思いながら結末を理解すると思う。原作では2人で初日の出を見る場面が映画でも挿入されており、その思いを募らせられる。だからこそ、タクシーの中での最後に《光代》が呟く一言には、単純では計れない思いが散りばめられているのかも知れない。彼女もあの瞬間には《美保》が感じた《祐一》の真の闇の心を覗いたのだろうか?色々な解釈が成り立つエンディングになっている。原作同様に映画本編でも、その様にはっきりとは示さないそのスタンスが実にもどかしく。ちょっと厳しい見方をしましたが。今後時間が経って再見した際に、自分でどの様に感じ・解釈するのか?…考えさせられもしました。※正直なところ最後に関しては自信が無いから“逃げた”感想になっています。そんな情けなさっぷりは《佳乃》から見た《祐一》並です(汗)(10月21日TOHOシネマズ西新井/スクリーン3) " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "身近にありそうな恐怖\n この映画は単純に主人公だけが悪いってわけじゃないところが良かった!悪人は主人公だけではなく色んな悪人が存在し物語を大きく動かしている!特に最後の柄本明の演技が好きだった!加害者である男に一喝したセリフにシビれた!個人的には深津絵里じゃなくて竹内結子の方が良かったかな~ " + }, + { + "date": "2015-02-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ずっしり重いけどわかりやすい\n なんかだか後からずっしり余韻に浸る映画でした。妻夫木聡、深津絵里、満島ひかりそれぞれのイメージを覆すような役柄で素晴らしかったです。愛とは何か、悪とは何か、、考えさせられました。人間は誰もが悪人なのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2014-12-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "うーん。。\n 満島ひかりがすごかった。こうも嫌な奴になれるのか、ってぐらいやな奴。でも、映画の内容は、というと…。なんだかな。出会い系で知り合う→カッとなって殺しちゃう→出会い系で知り合った他の女と会う→控えめでおとなしく、自分を見下さない相手に出会い、自分に自信がでる→あんなことしなきゃよかった→逃避行→捕まる殺された女の子の親の気持ちになったらつらい、苦しい。殺してしまった犯人の生活環境が、息が詰まる。犯人の祖母の言動すべてがつらい、重い。でも、どのシーンでも、ついつっこんでしまう。だからって殺しちゃだめでしょ、って。何があっても犯罪はだめでしょ。どんなことも理由にならんし、後悔したって手遅れだし。イマイチ感情移入もできなかった…。俳優さんってすごいな!とは思ったけど、内容だけ考えたら、あれ…?ってなっちゃう。ただの悪人じゃなかったんだよ!っていう説明があの映画のいいたいことなの?でも、犯罪にどんな背景があろうが、だめなもんはだめなわけで…。なんか、まわりくどい言い訳聞かされた気分になってしまった。 " + }, + { + "date": "2014-11-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人\n 罪を犯したから悪人、そうでないから善人。というわけではなく、誰だってそういう面を持ち合わせているのだなと考えさせられました。一回だけじゃなくて2回以上見たらもっと感じ方も変わるのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-11-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "全てはラストの言葉に。\n 昔、九州に住んでいて、佐賀にいた元彼を思い出しました。見覚えのある景色ばっかり!!!そこに興奮してしまいました。そんなことはいいとして、私は悪人である妻夫木くんがやはりいい人にしか思えないのです。だけど、そうなんですよね。彼は悪人なんです…。ラストの言葉で原作者が伝えたかったことが伝わりました。大好きな女優さんなのに本当に満島さんは憎たらしいな、と思ってしまいました。彼女の演技力は凄いです。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "誰が\n 悪人なのか。何事も不器用な彼がラスト、彼女にとった態度。唯一上手く出来た行動だと思う。深過ぎるけど。印象的なシーンは樹木希林扮するおばあちゃんがバスから降りる時の運転手さんの台詞。も〜号泣。原作本もイイです。 " + }, + { + "date": "2014-09-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主演が美男過ぎ\n 日本にあまたある地方都市が持つある共通した閉塞感。直視する事を避けてきたのかああいう風に見せつけられると息がつまる。自分もそこで生活する若者の気分になってつらくなる。その「若者」である登場人物達の行動や発言にまたつらくなる。つまらないからではなく(気持ちが)つらいから見るのを断念か!と何度も思ったが、そうならなかったのはやはり監督のおかげだろう。最後の主人公の取った行動とそれをしながら叫んだセリフには一瞬耳を疑ったが次第に彼のあまりにも悲しい心のうちがなんとなくわかったような気がして思わず泣くところだった " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "祐一に対する悲しみ\n 賞を獲ったりして評価されているのは深津絵里だけど、私は妻夫木聡演じる祐一が素晴らしいと思った。こんなのおかしい、という登場人物それぞれの歪んだ部分を、祐一は全部一人で引き受けることを選ぶ。その姿をとても悲しく感じながら物語が終わっていった。ふかっちゃん、ほとんどお化粧してないんだけど、とっても美しい。 " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人。\n 人間誰しも悪人になりえる。秀逸なタイトルですよね。作品にこめられたテーマがとてもわかりやすくある意味ハッキリ表現されていて、それだけに心に深く突き刺さる。樹木希林は素晴らしい女優ですね。樹木希林だけでなく、俳優陣みな素晴らしい演技でした。妻夫木聡の新たな一面をみれた気がします。 " + }, + { + "date": "2013-03-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "95点 やりきれなくて もう2度と観たくない。\n (2011/12/21)心に突き刺さる。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "社会の陰にいる人々の描き方が絶妙\n 総合:75点ストーリー: 75キャスト: 80演出: 75ビジュアル: 70音楽: 70 いきなりネタばれです。まだ映画を見ていない人は注意してください。 何故深津絵里の首を絞めたのか。警察官にそれを見せて「男に脅されて無理やり連れまわされていた」と思わせる。また「ずっと待っている」と言った深津絵里にも、自分を忘れて前向きに生きて欲しいと思わせる。自分を捨てた母親に小銭をせびるのも同様。加害者であるはずの母親に、まるで被害者であるかのように錯覚させて負い目を軽減させる。それが彼なりの優しさ。最初は腑に落ちなかったのだが、ちょっとネットを検索してみるとこのような解釈もあるようだ。 なるほど、それも可能性として有り得る(もちろん正解とは限らない)。しかしそれでも彼は感情的な女の言動に動揺して人を殺した。死体を崖に落して隠蔽工作をした。その後も普段どおりの生活をした。根本的な悪人ではないのかもしれないし、人との交流や愛情が少なく自己表現が苦手で孤独で幼いだけかもしれない。彼は運が悪くて理解者が少なかったことには同情するものの、それでもこの人物をそれほど好きにはなれないし許されるものではない。そのような人が人を殺して同情されるのならば、実にたくさんの犯罪者がただ単に可哀想な人で済まされてしまう。やってしまったことの重さは理解されなければならない。 それよりもこの映画で興味深かったのは、それぞれの人々の描き方。淡々と狭い世界で日常生活を送っているうちにふと気がつくと愛情もないまま孤独に歳をとっている深津絵里、田舎でなんとか親に捨てられた孫を育てているのに詐欺に引っかかりその孫が殺人事件を起こす樹木希林、普段はいい子ぶってもちょっと親に隠れて恋愛ゲームを楽しむ満島ひかり、傲慢で自分勝手なボンボン息子の岡田将生、親の前で見せる姿しか知らず大事な娘に愛情を注ぐどこにでもいる普通の彼女の両親。もちろん、27歳にもなって幼く人との関わりあい方が下手な妻夫木聡。登場人物の演技も良かったと思う。 みんな自分の人生や背景があり、何が良くて悪くてなど絶対的な正解などない。派手に生きる人もいいが、ひっそりと生きる人々の陰の部分のえぐりだし方が実に絶妙。妻夫木聡や深津絵里みたいな人って実は世の中にはたくさんいて、連綿と続く日常の閉塞感と孤独感に苦しみ悩み、何とかそれを変えたいと思っていることだろう。殺人事件などなくてもこのような社会の陰に焦点を当てて違う映画を撮影しても良いものが出来るのではないかと思った。 " + }, + { + "date": "2012-12-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "どーん\n 最近の自分の周りにもこんな人がいました。こんな犯罪はしてないけど。自分にとっては悪人に思えないんだよね。でも忘れたい。 " + }, + { + "date": "2012-11-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "誰にでも悪は潜んでいる。\n 「誰が悪人か?」とキャッチコピーにあるが、この映画から出した答えは「誰にでも悪は潜んでいる。」心の奥深くに、日常の中に、いろんな形の悪がある。一見、何気無い瞬間瞬間に、悪があらわになる。登場人物の全員に。嘘、エゴイズム、ナルシシズム、無関心、妬み、怒り、驕り、愚か、正義と言う名の暴力、悪意と無頓着…。殺人という法的なる絶対悪を主題にすえながら、その周囲にある様々な悪をまざまざと映し出している。「俺はお前が思っているような人間じゃない」と、相手の首を締めた彼の叫びは、彼女をかばうためではないと感じた。盲目的に自分に執着する彼女によって、楽になれたらよいが、そんなに簡単に魂の痛みから解放されえるだろうか?そんなに簡単に楽になれるなら、人を殺してしまうくらい激情したりしない。それでも、観る人によって、タイミングによって、彼女が「悪人なんですよね」と遠い目で語る瞳に救いを見出すのでしょう。監督はそのあたりも計算して、受け手に委ねているのではないでしょうか。誰にでも潜む悪を、何とか押さえ込んだり、昇華させたりしながらそれでも生きていかなきゃならないのだ。映画を観て2日かけてここに思い至りました。 " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "悪人\n ネタばれ注意!!浮島ひかりが演じた尻軽女が山の峠で大学生に捨てられてその後を追って来た男(元彼妻夫木)が可愛そうだと思い助けようとしたが、尻軽女に嫌がられ女が{誰か助けて~殺される~と勘違いして騒ぎ立てたので」妻夫木が感情的になりとっさに尻軽女の首を絞めて殺害した。(そんな糞女勝手に山の中に置いておけば良かったのに どうせヨリなんか戻せないんだから)その後メールで知り合った女(深津)と逃避行。一番可愛相なのは妻夫木を育ててきたお婆さんと娘を殺された家族の人オチは深津が妹のところへ電話を掛けた後で警察に保護されその場から逃げ出した事によって妻夫木の隠れ場所が警察の山狩りで見つかってしまい 感情的になった妻夫木がどうしようもなくなって深津の首を絞め殺そうとした時点で 警察と面会 ラストは何か三丁目の夕日(灯台版)で終わり。深津と逃げ始めた時点で何かのロードムービーっぽく表現されて リアルっぽさが無くなっている感じだった。もっとグイグイ窮地に立たされる映画だったら見ごたえあったのにな~今時映画の深津みたいなお人よしなおんなはいないよ。 " + }, + { + "date": "2012-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "【戦慄の超個人時代】\n 登場人物は「全員悪人」だ。社会意識と社会経験の欠落した自意識過剰な「(ブログ時代の)個人」達が、社会倫理や道徳、家族・地域の繋がり等を一切顧みず 各々が「超個人主義」を貫いてゆく。勿論彼等は一人として悪びれてなどいない。 社会の有益等 微塵も意識すらしないのだ。 社会的尺度ではなく 個人的尺度でのみ正悪概念を量る。 だから彼等は「社会にとって悪人」なのだ。だが映画は社会的観点ではなく あくまで個人的視点を貫く。 だから観る側にとっては「彼等は悪人には見えない」のだ…。 そう、この瞬間 -観客が『一人も悪人はいない』と感じるこの瞬間- こそが作品最主題だ。「悪人はいない」とゆう結論に辿り着くとゆう事は 即ちその観客こそ『社会性を顧みない 超個人』であり、同時に「真の悪人なのでは?」と映画は問い掛けるのだ。--社会と結び付かず、自己を客観的俯瞰も出来ぬ 自意識過剰な「超個人の時代」への怜悧な批判と、 安易なヒューマニズムを決して許さぬ厳然たる訴えに ただ〃戦慄した。----《劇場観賞》 " + }, + { + "date": "2012-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人は誰もが「悪人」。\n ニュースで毎日のように見聞きする殺人事件。日常的すぎて気にも留めない。しかしそれぞれの事件で、加害者・被害者を含めた大勢の人々が、それによって大きな傷を抱えることになるのだ。本作はそんな誰も気にも留めないような1つの殺人事件によって、そこに関係する人々が理不尽に苦しむ姿を描いている。「若い女性が出会い系サイトで知り合った男に殺害された」。事件の全容はこれだ。これが全てだ。しかし殺害に至るまで、また犯人が逮捕されるまで、そこに起こる現象については当事者でないと分からない。憎むべきは加害者で、被害者には同情すべきという不文律は成立しないのだ。では、本作の登場人物の中でいったい誰を憎んで、誰に同情すべきなのか?加害者である青年は、両親の代わりに育ててくれた祖父母の元、病気の祖父を介護しながら、辛い肉体労働で生計を立て、質素な生活をしている。被害者女性は、所謂今時の女の子で、出会い系サイトで知り合った男性と気軽なセフレ関係を結びつつ、イケメンでお金持ちの恋人を捕まえたいと思っている。そんな彼女に想いを寄せられているイケメン男性は、典型的な自己中のお坊ちゃんで、下心ミエミエですり寄ってくる女を適当に遊んで捨てるタイプだ。事件に直接に関係するこの3人、待ち合わせした男の目の前で別の男の車に乗り込む女、いったんは車に乗せたものの、女の媚びた態度に嫌気がさして真夜中の峠道で女を車から蹴り出し置き去りにした男、自分に酷い態度をとった女を助けようとしたが、女から侮蔑的な態度をとられ、思わず逆上してしまった男。これでも尚、被害者に同情しなければならないのか?被害者の父は、置き去りにした男にこそ責任があると考え、彼に謝罪を求めるも、男の軽薄な態度に憎悪を深める。加害者の母は、自分を棚に上げ息子が殺人犯になったのは祖母の育て方が悪いとなじる。その祖母は悪徳商法に引っかかり、マスコミに付け回され、心身共にクタクタになって行く。そして加害者の男は、出会い系サイトで知り合った別の女性と逃避行することになる。彼女もまた孤独を埋め合わせるため、男と出会い、男の告白を聞いても尚彼を信じ、自首しようとする彼を引きとめてしまう。これらの主要人物に加えて、殺人犯と逃げる姉を心配しつつもその軽薄な行動を非難する妹や、被害者の母、加害者の友人などを含めて、本作の登場人物はみんな何らかの責任(無責任)において、ちょっとずつ「悪人」なのだと思う。それは立場上どうしようもないことであったり、世間体を考えてのことだったり、本能の赴くままだったりと、それぞれ大小はあれど、何らかの責任を負わなくてはならない。責任を負う立場=「悪人」ということなのだ。初めて真実の愛を得た男は、一緒に逃げてくれた女を「加害者」ではなく「被害者」にするため、彼女の首を絞める。それでも彼を信じる女の眼差しと、首を絞める男の表情があまりに切ない。しかしこの事件の真相が果たして本当に男の告白のままなのか?もしかしたら男は本当の「悪人」で、出会い系サイトで知り合った女を次々と殺す殺人鬼なのかもしれない。男の苦悩する姿は、情熱的な恋に舞い上がった女の幻影なのかもしれない。そんな考えが頭をよぎった私がきっと一番の「悪人」なのだろう・・・。 " + }, + { + "date": "2012-05-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "増尾は悪人?\n 話題作だけあって、興味深い話だった。でもねぇ、祐一は殺人を犯したけど悪人じゃない、って描き方はどうだろう?逆に増尾は完全に悪人扱いだったよね。そりゃ人間、良い所もあるし悪い所もある。増尾だって、この物語以外の部分ではけっこういい奴だったんじゃないか。しかし祐一。結局彼はたったあれだけの事で逆上して人を殺してるわけでもうそれは仕方の無い事実。人間が人間を善か悪かは決められない。だから法律というものがあるので、その視点からしたら祐一はやっぱり悪人。 " + }, + { + "date": "2012-03-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "妻夫木くん見直した!\n 評価の高い映画ときいていたので期待して鑑賞。期待を上回ることはなかったけど、なるほどその通り。殺人を犯してしまった男、それを愛する女、を軸に殺人者の家族、被害者の家族、そしてそれを取り巻く人たちを写していく。立場が違えば悪も善となり善も悪となる。答えなんてない普遍的なテーマを正面から捉えていてラストまで一気に観れた。殺人を犯してしまった男を演じた妻夫木くん、凄かった!テレビでのイメージしかなくて、演技派というよりは単なるイケメン俳優と思っていたけど…母に捨てられ、閉塞的な田舎町で老いた祖父母の面倒をみ、出会い系でしか女の子と知り合えず、うまく優しさも表現できない…孤独で不器用な哀しい男をまさに体現していたと思います!妻夫木くんの見る目変わった。ラストの妻夫木くんの表情は一見の価値あり! " + }, + { + "date": "2011-12-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり愛が勝つ???\n  昨年度日本映画のNo.1の映画を遅ればせながら観た。妻夫木聡がいつになく暗い感じの演技で驚いた。誰が悪人なのかを問うている映画だと思うが、重苦しいシーンが続いて観ていて疲れた。だが、救いはあるにはある。ばあちゃんの強さ、父さんの気持ち、そしてもちろん光代の愛。自分勝手かもしれないけどね。そういうのがなかったらもう終わりだよ。耐えられましぇん。でも、最後の祐一の行動は理解できなかった。愛を独占したかった? 自分のことを忘れてほしかった? 自暴自棄??? わからない。 " + }, + { + "date": "2011-12-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "暗い内容の割には非常に見やすい\n 悪人っていうタイトルからイメージで、暗くて人間の嫌な部分をテーマにしてるんやろうなぁって思ったけどなぜかすごい見易かった。今の現実社会の中での「悪」についての価値観を非常に考えさせられる。 見てる途中からラストはどんな形にするのかが気になったけど、捕まる直前に首をしめることで警察に疑われなくて済むようにと、自分のことを忘れて生きて行ってほしいという形をうまく表現できたと思う。今の世の中で規則の範囲内ではなにやってもいいというのが至る所で感じるからいろんなことを考えることができて良かった。 " + }, + { + "date": "2011-11-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "犯罪は多面的な側面を持つということ・・・。\n この映画は罪を犯す(人を殺す)ってことを多面的に表現しています。かっとして人を殺す、主人公祐一とまず込みにさらされる祖母、その主人公に魅かれて自己中心的に逃避行を続ける光代、その妹。殺された娘への想いのあまり、あまりにも軽い人生を送る大学生を襲う父等等。罪は罪、それを否定してはいけないのだが、愛する人が罪を犯したら・・・よいうテーマを突きつけられた時、人はどう考えるのだろうか?世間的な体面?、自分擁護?、偽善、同情・・・そこに愛が絡むと非現実的な行動に出てしまう事を良しとするのか?少なくともそこに感情がなければ多くの人は光代の妹と同じ反応をするのだろう。そんな中で際立った深津絵里の素晴らしい演技力。あの極限状況の中一本気な愛を演じた素晴らしい女優です。脇役も素晴らしかった。樹木希林、柄本明、この人たちの演技は流石です。殺人を中心に回るストーリーなので全体的に暗く、悲しさを感じますが流れる曲とカメラワークがそれを軽くしています。最後にここだけは納得できなかった点。「博多弁」・・これだけはみんなわざとらしくて地元の自分にとって違和感を感じて前半は映画に集中できませんでした。どうして無理して博多弁にしたのかな?佐賀、福岡、長崎と自分にゆかりがある場所が多く出てきて懐かしさを感じましたがあのセリフだけはどうも・・・。「無理に博多弁にせんでもいいっちゃない」って感じでしたなので-0.5させていただきました。 " + }, + { + "date": "2011-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大切な人\n 確かに今の若者には大切な人が居なさすぎる。大切な人を守る責任と大切な人を失った人たちの辛さを感じてほしい。 " + }, + { + "date": "2011-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誰もハッピーになれない\n 今更ながら観ました。登場人物の誰もハッピーで終わらない悲しい映画です。原作を読んでいないので何とも言えないのですがストーリーは単純。ただただ俳優さんの演技とカメラワーク、音楽で素晴らしい作品になっています。自分も若い頃は地方で生まれ育ち、土木関係の仕事をしていましたので主人公に感情移入してしまいました。祖母の家もあんな感じで、、、、若者はクルマとバイクしか楽しみのないような地方の閉塞感がものすごく出ています。なので都会で生まれ育った方が観てもピンと来ない部分もたくさんあるかと思います。カメラ車内からのカメラの使い方がいい。真っ暗の山間部を夜間クルマで抜ける際のライトに写し出される路面、木々の寂しさと深さが一層切なさを出している。灯台でのクレーンの動き方も好感が持てました。俳優妻夫木さんと深津さんがこんなに悲しい役がはまるとは。特に深津さんの悲しい三十路の薄幸役が見事でした。伸びきった汚い金髪の妻夫木さんは、自分がムカシ仲のよかったヒロシにそっくりでびっくり。(どうでもいい)ちょうど主人公の年齢の頃、同じように地方で薄幸そうな女の人を食い散らかした自分へグサリと刺さりまくり。(もちろん人はあやめていません)ほんとうにごめんなさい。というわけで感情移入度が高くなってしまったので高得点で。 " + }, + { + "date": "2011-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "1つだけだけど重要な腑に落ちない点\n 善悪ってなんだろう。といったテーマは普段から考えてしまうのですごく興味深い作品でした。法さえ犯さなければ、またそれがバレていなければどんなに非道なやり方だって地位も名誉もお金もなんだって手に入る、素直で真面目で一生懸命はなぜか損をする世の中。人殺しが英雄になる時代もそんなに昔のことじゃなくって、なにが「正」かなんて場所や時代によってすぐ形を変えるもの。社会の中ある程度の線引きはもちろん必要なんだけど本来それは良心が決めるものであるはず。なのに人が正しくあろうと積み重ねてきたはずの法が皮肉にもそれを許してくれない場合もあって。この作品の場合も佳乃は勝手なひどい女だし(それでも石橋夫婦には可愛い娘というのも重要だと思います)圭吾は本当に最低な小さい男で、祐一の母親は言わずもがな、祐一にどうしようもない寂しさを与えた張本人です。この物語で一番伝えたいであろう大切なメッセージ(あれに何も感じない人、悪を悪だと思ってない人がここで言う悪人なのかも。)を言った佳乃のお父さんも、奥さんという大切な人がいたから(と私は思ってる)思い止まれたものの、完全な「善」ではなくて。謝るためだけに一時間半かけて会いにきてくれたり、最後に愛する人のために守る(違う解釈もしたけどいずれにせよ愛情不足ゆえ愛情表現が下手な祐一がするには納得できる行動だと思う)ために本物の「悪人」になった優しい祐一はそれでもやっぱり「悪」なのか?殺人を犯したのならもちろん裁かれるべきではあるけど単純に“殺人犯”イコール有無を言わさず“悪人”なのか?こんな時代に決して誰もが他人事ではないこの話、すごく重くていいテーマなんですが、原作を読んだときに感じたもやもやは映画でもやっぱり感じてしまいました。1点だけなのですがそれが一番重要なことなのでどうしても腑に落ちないのです。それは【祐一って普通に「悪人」じゃない?】ということ。“普通に”というのが重要。身も蓋もありませんwもちろん同情の余地は大いにあるものの、佳乃を殺すときの祐一は切れてしまってて殺意すら感じたしその後崖から落とすという隠蔽工作みたいなこともして自首せず次の日普通に仕事に行って、光代のメールに返事を出して(行き場のない気持ちをどこかにぶつけたい気持ちは伝わるけど)、愛に負けてさらに自首せず逃亡。光代に出会うまでは悪く思ってもなかった。気が動転していた、とか怖かった、現実逃避、じゃ済まされないレベルだと思うのです。祐一も光代もすごく弱くてどこかが欠けてるし完全な善人だとは思わないけど、もう少し佳乃の死を祐一の肩を持ちたくなるようなものにしてほしかったです。殺意がわくほど憎たらしい子なのは重々承知ですがw、もっと事故や正当防衛寄りでも充分警察から終われていい事件だと思うし、最後の描写にも愛や優しさだけでなく嫌悪感やイライラも同居してたと思うので、出会う順番がどうであれいつかは似たような事件を起こす人かもしれないという危うさが彼の逃避行に感情移入しきれない。なので結果最初から最後までもやもやしぱなしになってしまってw主演の二人の新境地の演技も見物でしたが、脇を固めてたみなさんの演技も本当に素敵でした。今一番気になる女優さん満島ひかりさんの絶妙な「だってその為に会うたんやけん。」背中で語る樹木希林さん。そして柄本さん。柄本さんと山崎努さんを主役にした「最高の人生のみつけ方」みたいな作品を撮ってほしい!日本はなんでこんないい俳優を若くないからって脇でしか使わないんだろう。みなさんの名演が光ってました。 " + }, + { + "date": "2011-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人は集い、そして散じる\n 李相日(リ・サンイル)監督作品の映像は、綺麗とは言い難い。けれども、美しいはずだ、美しくあってほしいと思わずにいられない。幕切れの二人の顔は、一瞬直視し難いほどにやつれてすさんでいる。それでも、二人の表情は美しい。そんな思いへ観る者を衝き動かす、感情のほとばしりを秘めている。取り返しのつかない過ち、引き返せない道行き。絶望に押し潰されそうになりながらさ迷う彼らに一筋の光を与えるのは、ふと出会った見ず知らずの人の言動だ。たとえば、無愛想なバス運転手の一言が、突然逃亡犯の身内となった老女を現実世界に繋ぎとめる。それは、胸がすっとする、清涼剤のようなワンシーンだった。極め付けは、娘を失った父の独白。搾り出すような彼の言葉は、渇いた大地に降る雨のように、感情を失い渇いた若者の心にしみていく。しかし、父はその言葉をいちばん大切だった娘に伝えることはできなかった。(李監督の長編デビュー作「ボーダーライン」で、主人公の少年の心を揺り動かしたのは、たまたま知り合った冴えない中年ヤクザ(本作では主人公のおじ役の光石研が演じている。)との不器用な語らいだったことが思い出される。)本当に大切なことは、身近な人ではなく、行きずりの人から教わるもの。逆を言えば、本当に伝えたいことは、一番に伝えたい人に伝えられない、そんな不条理さを内包しているのかもしれない。その時、言わずにいられなかった、伝えずにいられなかった言葉。そんなかけがえのない言葉に出会えるのは、理屈や思惑を越えた、偶然とも運命ともいえる巡り会わせゆえ、なのだ。それにしても気になるのは、「フラガール」の李監督と言われても、「スクラップ・ヘブン」の李監督と言われないことだ。「スクラップ・ヘブン」は、加瀬亮、オダギリジョー、栗山千明による、閉塞的な社会から抜け出し、対決しようとする若者を描いた群像劇であり、「ボーダーライン」と同様に本作と地続きの作品と言える。本作を機に、父を殺した少年のロードムービー「ボーダーライン」は再評価の動きがあったが、「スクラップ・ヘブン」が描いた世界には、まだ世の中がついていけていないようだ。私は、李監督の「次」が待ちどおしい。李監督作品を観ると、いつもそう思う。映画には、大別すると「予想される大団円的結末に危なげなく向かう作品」、「あっと驚く結末を備えた瞬発力のある作品」、「どこに向かっているかが最後まで読み取れず、それでいて観る者をひきつける積み重ねから成る作品」があるように思う。李監督は、もちろん最後のタイプ。だからこそ、私は「次」が気になってしまう。李監督はどこに向かっていくのだろう?と。「スクラップ・ヘブン」で語り切れなかったことを、「悪人」は語ろうとしている。けれども、語り尽くされてはいない。続きは、きっとまだ見ぬ「次」にある。 " + }, + { + "date": "2011-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の悪人は?\n 小説を読んでからだったのでガッカリするかもという心づもりで観た割には、良かったです。監督は、「本当の悪人は?」ってメッセージ言いたかったんだろうなと思います。満島ひかりさんが殺されるきっかけになる彼女が妻夫木さんにキレるシーンは、よくわからんかった。何であんな風に突然キレたんだろ? " + }, + { + "date": "2011-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "気分悪い\n ストーリー的には単純で、殺人を犯した男を好きになってしまい、その二人のまわりでおこる人間模様を描いた作品だと思うけど、殺されることになる女のわがままぶりと、その女をおきざりにする男のバカさ加減が観ていて気分悪くなった。 " + }, + { + "date": "2011-08-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "退屈。\n 原作は未見。本も映画もそこそこ評価は高いようだが、俺には苦痛の139分。勿論1点未満で早送り決定。だが、殺した理由はなんとなく理解出来る。勿論殺しはいけないが、殺さなければ妻武器はレイプ犯扱いになって刑務所いきって所か。あの風貌じゃな……。つまり、この殺されたバカ女が原因!!いや出会い系が原因か。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ???おおいにノンノンノン。ただの出会い系殺人です。ハイリスクハイリターンだな。どこの馬の骨か知らないのに、ルックスよければ、ノコノコついていくバカどもへの警鐘か。まぁ申し訳ないが、九州の方言が更につまらなさを加速させた。なんか聞いててメンドクセー。追伸:全然関係ないが、あの市橋容疑者もこのように逃亡しつつ、ハメハメしていたのかな……。人を殺しておいて、いいおもいしてんじゃね激怒あと、映倫区分もPG12も間違っている。R-15だろこれ " + }, + { + "date": "2011-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あんた 大切な人、おるねん?\n 映画「悪人」(李相日監督)から。全編通して耳にする「九州弁」に影響されてか、「もうしたと?」「どがんす?」「ダサかろ?」などを文字にすると、あっているだろうか?と気になっている。さて、今回の気になる一言は、被害者の娘の父親役、柄本明さんがある若者に向かって呟く台詞のワンフレーズ。「あんた 大切な人、おるねん?」その台詞に続いて「その人の幸せな様子を思うだけで、気分まで嬉しくなってくるような人は?」と訊き直すシーンが印象的だ。さらに「今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる」とまで。(大切な人がいないから)自分には失うものがない思い込んで、それで強くなった気になる。(それがこんな犯罪につながる)と嘆く。それは「ごちそうさ~ん、まずかったぁ」と言いながら食堂(居酒屋)を出て行くシーンにも同じことが言える気がした。日本では「愛してる」と同じ意味に解釈される「大切にする」、その大切な人(愛する人)がいない人生なんて淋しい過ぎる。殺人を犯した「悪人」でもいい。大切にしたい人がいるのだから、そんなメッセージをいただいた気がする。「大切にしているもの」・・今から、書き出してみようかなぁ。 " + }, + { + "date": "2011-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これ、すごいね\n この映画を観ると日本ってホント貧しい国なんだなと思いますよ。そこんとこがうまく描けてるな、と…正直すごいよ!リアルすぎ…だって俺も紙一重だし " + }, + { + "date": "2011-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪人というよりは弱人、悲人という、、\n 不器用で、純粋すぎて、偏狭であるがゆえに、殺人という罪を犯してしまう主人公。『悪人』というタイトルを冠しているものの、観るうちに、誰が悪人なのか分からなくなる。罪という題材を俯瞰的に奥深く表現している。ラストに近いところで、主人公(祐一)が再び殺人を犯すがごとき行為に及ぶのだが、その真意は定かではなく、観るものへの謎解き的な問いかけとなっている。この際の深津の鬼気迫る演技は素晴らしい。登場人物それぞれに深いドラマ性が内臓されていて、作品として非常にバランスのとれた良い作品である。唯一問題があるとすれば、光代(深津)が、なぜこれほどに、主人公のような男性に深くのめり込んでいったのか、という視点の描き方が足りないように思われた。深津のこれほどまでに激しい濡れ場というのは初めて観た気がする。しかし、彼女は演技力で勝負する女優。今回も申し分ない演技をしている。濡れ場があってもなくても彼女への評価は変わらないだろう。ラストシーンで、海を眺める、祐一(妻夫木)の表情がアップになるのだが、その時の、純粋さと、偏狭な狂気とがないまぜになった、いかにもそれらしいみごとな表情を演技する妻夫木の意外なほどの熱演が印象的な作品である。 " + }, + { + "date": "2011-06-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が素晴らし過ぎて…\n これから鑑賞ご予定の方、スルー願います。うーん、もうさ、原作モノの映画化はやめにしない?と思ってしまいました。尺の都合上、どうしても描き切れていない部分があって。と言うか描けてないのですよね全然。原作と映画は別物だから切り離して観たとして、そしたらわたしは祐一の事を彼の抱える孤独を寂しさを、あの映画から感じ取る事が出来ただろうか。そこが一番のポイントと言っても良いぐらいだと思うのですが。光代の気持ちはうまく表現できていたとは思う。彼女のわがままで逃避行になってしまったという部分とかね。それにしてもね、これではダメです。やっぱり原作が凄すぎた。あの世界観の映像化は難しいよ。泣く気満々でティッシュ握りしめて臨んだ訳ですが泣き所0でした。終わった後、相方ちゃんに「珍しく泣かなかったね~」と言われました。それどころかコンタクトが乾いてかぴかぴでマイティアCL注したいとかずっと思ってました。妻夫木聡と満島ひかりの好演、祐一が光代に灯台からの夕陽を見せるシーンで☆1コかな。 " + }, + { + "date": "2011-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今までで一番よかった映画\n 映画を見ない私が久々見ました。いつも眠くなる映画があっという間でした。妻夫木君をここまでいいと思ったことは初めてでした。深津絵里さんは改めて素晴らしい女優さんだと思いました。深津絵里さんがちらちらと見せるふとした表情が本当に素晴らしくて何度も何度も映画を見てしまいました。きききりんさんがいいとほかの人は書いてあるけれど私は妻夫木君、深津さんの二人が素晴らしいと思いました。また、音楽もすごく良くてとても臨場感をえましたけっこうきわどいシーンもありましたがこの映画には必要だったなと思いました。殺されてしまった女の子も本当に嫌な女の子を演じるのが上手くて心底ムカついてしまいました。深い深い映画で出演者全員がとてもマッチしていました。DVDもぜひ買いたくなってしまいました。 " + }, + { + "date": "2011-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い映画\n 良い映画だった。さすがに各賞受賞しただけの事はあるね。いろいろ考えさせられる映画ですが反面、実にストレートに描いているとも言える。そのバランスが素晴らしく、見入ってしまった。 " + }, + { + "date": "2011-05-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "完全に食われてる…\n 日本アカデミー賞で、妻夫木聡が、主演男優賞を受賞したときにスピーチしていましたね。「周りから、演技がみんな一緒だ。と言われ悩んでいた。」私も、うすうす思ってた。じゃあ、今度のは、違うのか~。頑張ったんだね‼んじゃあ見てみよう‼深津絵里も大胆な濡れ場が‼あの深津絵里がか‼てことで、鑑賞…脇役達がうま過ぎた。柄本明樹木希林文句なしでしょ。ドキュメンタリー見てるようにリアルだった。岡田君(名前忘れた。)満島ひかり憎たらしい演技が二人とも最高。満島ひかりは、殺したくなるような殺されて当然のような最悪女を見事演じていたと思う。主演の二人が下手なんじゃなくて、周りがうますぎた。妻夫木聡も頑張った感じが凄く伝わってきたけどリアルに見えない。深津絵里の濡れ場は、綺麗過ぎる。そう感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2011-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "烏賊うまそう~\n 深津絵里ばかりが脚光を浴びているようですが、深津絵里より、妻夫木聡、妻夫木聡より、樹木希林がすばらしい演技でした。あんな状況になってしまったら、相手を殺すしてもしかたないと思うほど、満島ひかりも憎らしく、逆恨みで殺されてしまえ、と思うほどいやな金持ちの岡田将生もなかなかです。柄本明が手を下せ、手と下せと思ってしまいます。全体的に暗い感じですが、それぞれの思い思いの終わり方があって、おじさん的には、最後は納得です。告白時の烏賊、すごい新鮮そう " + }, + { + "date": "2011-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "切ないです。\n 今日のおはシアは~“悪人”をご紹介しました。本当の悪人は一体誰なのか?人を殺めてしまったのは、妻夫木さん演じる祐一ですがそうさせてしまった原因は被害者にはないの?殺人現場、その場所に放置した男は、まったく罪がないってこと?人生の歯車がくるい始めると止まらない恐ろしさ。暗い。重い。映画・・・です。出演者の演技は素晴らしいですよ。第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里さんが注目されていますが私は妻夫木聡さんの演技に目をみはりました。いきいきとした生活とは、程遠い毎日を送るうつろな目をした青年。そして最後のシーンに見せる、ギラつくような眼。圧倒されました。脇役もイイ。犯人の祖母は樹木希林さん。そして被害者の父は柄本明さん、どちらもスゴイ!柄本さんの役は、原作者は弱い人間として監督は強い父親を描きたかったそうで2人で話し合い、監督の求める父親が映像化されています。この映画、原作者が脚本も手がけているんですよね。スパナをふりかざすシーン。胸に来ます。作者も監督も、父親が娘を置き去りした大学生を見ながらその大学生の友人に語りかける言葉を映画の根底に流れるテーマにして観客にアプローチしたんだろうけど私はそのシーン、それほどグッとはこなかったなぁ。それより、被害者が祐一に向かって言った一言。「あんたのことなんて誰も信じない。」この言葉さえなかったら。悲しい事件そのものが、起きることがなかったのに・・・そればかり考えてしまいした。クライマックスのシーン、どうして祐一がああいった行動をとったのか誰の口からも語られることなく映画が終わるので「世の中ってさ、こうなのよね。」と虚しさ、悲しさに押しつぶされそうになりながら、映画館を出た私。苦手なジャンルで星の数が難しい・・・。役者さんの演技力だけで評価するなら5つなんだと思います。PS : バスの運転手さん(モロ師岡さんが演じています。)が    心をホッとさせてくれますよ。 " + }, + { + "date": "2011-04-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "【人間の本質は善と悪】\n 小説&映画で話題になった『パレード』の長崎県出身の作家【吉田修一】作品の映画化ストーリー&映像 共に大好きな雰囲気だった【松尾スズキ】と【でんでん】の登場には驚いた妻夫木と深津コンビの演技がとにかく素晴らしい『告白』に続き話題作に出た岡田将生も嫌味たっぷりの好演だし『愛のむきだし』の満島ひかりの可愛さと【したたかさ】の2面性具合も相変わらずウマイそしてなんと言っても・・・【福岡】舞台が馴染み深く 知ってる場所のオンパレードでとんでもなく感情移入した事件の発端が【三瀬峠】っていう時点でテンション上がりまくり確かに三瀬峠は怖い噂話や事件が何度かあって今回の舞台にはピッタリ●免許を取ったらまず三瀬峠●ドライブデートで三瀬峠●夜中の肝試しにみんなで三瀬峠●佐賀に抜ける時は三瀬峠何度走ったことか!!他には・・・【福岡県福岡市】渡辺通り(佳乃が父親の佳男に車で職場近くまで送ってもらう冒頭のシーン)◆福岡市のド真ん中のメインストリート。佳乃が車から降りる場所も福岡市民なら誰もが【分かる】ポイント。自分も何度も同じ場所で降りたことがある【福岡県福岡市】東公園(佳乃を待つ祐一の目の前で増尾と佳乃が偶然に出会い出かけて行ってしまう重要なシーンで使われた公園)◆福岡県庁近くの自然公園で年に一度の大きな祭りの時に何度も行った【福岡県福岡市】長浜屋台ラーメン 川端店(言うまでもなくラーメン食べるシーン)◆中洲でかなり有名な店で泥酔状態で何度も御世話になった【福岡県福岡市】けやき通り(増尾に掴みかかる佳男のシーン)◆福岡市中央区のオシャレ通りで枯葉が舞い散る雰囲気が大好き【福岡県福岡市】SOL FAMILIA(ソルファミリア)大名店(奴らがたむろしてる店)◆福岡市中央区国体道路沿いのカフェバー【福岡県福岡市】美・コミュニケーション P&P◆この美容室・・・知らない【佐賀県】JR佐賀駅(妻夫木聡と深津絵里が出会う場面)◆何度かしか行ったことないけど個人的に懐かしい場所【佐賀県佐賀市】紳士服のフタタ 佐賀西バイパス店(光代が働く国道208号沿いの紳士服量販店)◆通常営業しながらの強行撮影したらしい。いつかスーツを買いに行こう【佐賀県・唐津市呼子】いか本家本店(祐一が自分の罪を光代に告白するシーン)◆地味ながらも印象的な場面。この店は入ったことないんで次回は必ず【佐賀県みやき町】クローバーリーフ TSUKASA 506号室(映画の中で2回目に出てくるラブホテル)◆撮影に使われた506号室にいつか行って・・・みたい【長崎県茂木町】茂木港(少年時代の祐一が母親に置き去りにされる回想シーン)【長崎県平戸市】堤漁港(祐一が房枝と住む漁村と自宅)【佐賀県佐賀市】諸富警察署(自首しようとする祐一を光代が止めるシーン)◆交通規制し人工雨を降らせる大掛かり撮影【長崎県五島市】大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)(クライマックスシーン)◆いつか必ず行きたい CGの様な素晴らしい景色そんな感じで福岡市民としては観ずにはいられないロケ現場の嵐で興奮しっぱなしの2時間半脚本も演技も含めて『悪人』ワールド 素晴らしすぎる・・・近々 小説を読むしかない " + }, + { + "date": "2011-03-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "・・・\n うーん・・・満島ひかりさんの名演技で殺されて当然のような生意気な女に、妻夫木くん、深津さんの役柄が正当化されてしまったような・・・。一度でも人の親をやったことがあれば納得いかない内容な気がします。本当に愛しあってるなら殺人をした罪を償う強さも二人で持たなくちゃ・・ただ、名女優樹木希林さんの演技には脱帽でした。深津さんより、樹木さんにいろいろ賞をあげたいです。 " + }, + { + "date": "2011-03-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "男女間のコレがリアル\n ついこの前まで映画館で上映されてたイメージでしたが3/4レンタル開始だったので早速観てみました。「アウトレイジ」「告白」と少しかぶってそうですが悪人の種類が全然、違ってこの悪人はセックスや恋愛の面も描かれてました。映倫PG12指定、『悪人』(あくにん)は吉田修一原作の長編小説でそれを基にした実写映画で出会い系サイトで知り合った男女のリアルのストーリーです。嫌な気持ちになる人も多いかもしれませんがこれが男女間の真実ですね。長崎県から90km離れた五島市の大瀬崎灯台の五島列島の福江島がロケ地だったので、長崎や佐賀やここにどうしても行ってみたくなってます。深津絵里の地味っぽい女の演技も妻夫木聡の肉体労働者でガテン系ぽい演技も他の出演者の演技もみんな素晴らしかったです。金髪でスポーツカーに乗ってるガテン系の人を見るとしばらく「悪人」みたいなイメージで見てしまいそうです(笑)正直、ビッチやファックな人間も多いので再度考えさせられる1本でした。これは観るべきかもしれません。 " + }, + { + "date": "2011-03-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n なんだろう…見終わったあとの胸の苦しさというのか。久々に見終わった後、いろんなことを考えて無口になりました。前半は「出会い系のお話?」と勘違いして嫌悪を示す人もいるかもしれません。でもこの映画のすごさはラストの30分あたりからです。このラストを見ずして何も語ってはいけません(笑)。 " + }, + { + "date": "2011-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰もが悪人。\n 小説も読みたいけど、まだ図書館で予約待ち状態(´Д`A;)terraは基本、映画を観るときはなーにも情報入れずに観ます。先入観もたない方がおもしろいことが多いので。この映画も予告編さえ観ずに行きました。映画を観たあとで予告編観たんですがなんだかこの予告編にすべてが詰まっているような…(´Д`A;)今から観る人は観ない方がいいかも。とにかく誰もが悪人であるようで、誰もが愛に餓えているようで。妻夫木くんって、今まで興味がなかったけど演技上手いね~。深津さんもギリギリの演技しますね。映像的によかったのかな?女優だね。ネタばれOKな方はterraのブログをチャックしてみてねd(。ゝд・)!! " + }, + { + "date": "2011-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "引いてましたね\n 妻父木聡さん及びファンの方には大変申し訳ないのですが…。妻父木さんが並々ならぬ肩入れをして映画化したそうなのですが…。彼女にイタコがついているかの感触を得たあたりから(映画なのでもちろん後先逆に撮影されることもあってちりじりにはなっていましたが)、「こりゃ勝ち目なし」と完全に引いていた印象。深津絵里さんを観にでかけ、きっちり深津さんに魅了され、相方さんが誰なのか、どんな演技をしたのか、すらろくすっぽ記憶に残らないほど、深津さんの映画でした。とてもとてもとても、すばらしかった。ただただそれだけの4.0点です。 " + }, + { + "date": "2011-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人\n 妻夫木さんの普通っプリと深津さんの心の深さにびっくり?・・・しかし暗すぎて、しばしぬけ出せなくて大変でした。どうやったって妻夫木さんはかっこいいままだろうと高をくくっていたらすごい姿をみてしまった!!て感じ・・・ " + }, + { + "date": "2011-01-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "暗っ!\n 本当は観る気はなかったのです。多分、「暗い」と思うと感じていたので...でも、再映で安くなっていたので、つい観てしまいました。観た甲斐はありました。出演者の演技の確実さ。素晴らしいと思いました。特に、岡田将生君に感心しました。「ただのイケメンじゃないんだ。やっぱり」でもね...終始映像が暗い。ストーリーがあまりにリアル。世相を反映しすぎていて、逃げ場がない。舞台が長崎、佐賀、福岡と自分の地元だから尚更そう感じたのかな?方言も良かったですよ。大袈裟になりすぎる事なくとても自然だと思いました。でも、この映画を好きかどうかと聞かれればやっぱり、好きじゃない。 " + }, + { + "date": "2011-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "胸に突き刺さる作品でした\n 今も胸に突き立てられた棘が抜けない気分です。誰も決して最初から故意に悪事を企てたわけではないのに、それぞれささやかに幸せになりたかっただけなのに、なんでああなっちゃったんだろう。人間って、なんなんだろう。観て幸せになる娯楽作品とは対極ですが、これもまた映画なのかな。考えさせられます。 " + }, + { + "date": "2011-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "妻夫木さん\n いろいろな人が傷ついて、本当は誰が悪いのか考えさせられる映画。深津さんはもちろん素晴らしいのだけど、最後に出てくる妻夫木さんの泣いているような、笑っているような表情がなんともいえません。これだけでも観る価値があります。 " + }, + { + "date": "2010-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い・・・\n 原作読んでないので前知識無しでしたが、思った以上に深い映画でした。爽やかイケメンと全く逆の妻夫木君とはかない深津ちゃんの演技は流石でした。 " + }, + { + "date": "2010-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主演ふたりの演技に入り込む…\n 原作は読まずに観にいきました。まず主演ふたりの演技が素晴らしかったと思います。ふつうに考えたら遠い話に思えてしまう場面でも、見事に感情移入してしまいました。あと個人的には県ごとの訛りが好きでした。九州出身者が見たらまた違うと思いますが…。マイナスポイントは、ストーリー展開が若干早いような気がした点です。ふたりが出会って気持ちが変化するまでの描写が短く、少し違和感を感じました。ここはおそらく映画の尺の問題かな、、原作を読めばわかるのかもしれません。ストーリー的にカップルで観るには向かない映画かもしれません。ぜひじっくりひとりでorシリアス映画好きの人と観てください。 " + }, + { + "date": "2010-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誰が一番の悪人なのか・・・\n 連れが観たいとのことで、なんの知識もなく鑑賞。これは、近年の邦画では一番感動しました!殺人犯の主人公が、善人に思えてしまうほど、他の登場人物が俗っぽく悪人に見える。。。途中若干かったるい所があったので、ちょこっと減点させていただきましたが、いい映画でした! " + }, + { + "date": "2010-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動が奥深かったです!\n 見終わってからも2週間ほど、この映画の感動となぜ?が抜けなかったです。原作を買って読み終わり少し落ちついたものの、最後は光代が祐一の本心がわからずに終わっているのでもどかしく悲しかった。今でもラストシーンの祐一の笑顔が忘れられず胸を締め付けますこんな映画は珍しいです。そのとき感動してもたいてい忘れてしまうものです。祐一のあの笑顔、幸せを求めて、命よりも光代をかばい、幸せをつかめずに終わる人生、どうか、刑務所から出てから二人が結ばれますようにと架空の物語なのにそう思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2010-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の「悪人」とは誰(何)なのか、原作同様に問いかけてくる秀作\n これは、すごい、、、すごすぎでした。原作も読んで、もう打ちのめされるくらい、感動…というか、言葉を失うくらい衝撃を受けたのですが、映画でもほぼ同じ感覚を受けるなんて、、、とかく長編小説を映画化した場合、“はしょってる感”が出てしまって物足りなくなってしまうことが常だと思うのですが、そんな物足りなさが皆無。(反対に、短編を映画化したほうが、 “膨らませられる”ので成功しているような、、、『ショーシャンクの空に』とか)「百聞は一見にしかず」という映像の特性を完全に生かしきって、原作では何ページも割いて説明した情景を一瞬の映像でわからせてしまっています。うーーーーん、すごい、、、これも一重に、原作者の吉田修一さんが、脚本にもしっかりとかかわっていたからでしょう。これほど高評価なのに★5つにしなかったワケはただ一つ。主演の妻夫木くんです、、、どーみても、この主人公の、「不器用で誤解されやすい、車マニアの土木作業員」祐一に見えません、、、原作を読んだイメージでは、やたらガタイのいい、見た目はいかにもヤンキー=黙っててもケンカ吹っかけられるタイプを想像してたんですが、、、(TOKIOの長瀬くんとか山田孝之さんみたいな)。他のキャストがいやになるくらいピッタリだったぶん、似合ってない感が目立ってしまいます。まあ、妻夫木くん本人がこの原作に惚れ込んで、プロデュース的なところから関わってきたというから、仕方ないのですが、、、でもそれなら余計に、客観的な目をもって、本人は別の役(あの最低な大学生・増尾の友達役がハマリ役のはず)を演じて、作品を見守ってほしかったです。ぴったりキャストの中でも私が「ひゃ~~~っ!!」と喜んだんは松尾スズキさん。うさん臭さ全開で、最高です☆ " + }, + { + "date": "2010-11-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "スコアの通りです。\n 映画の始めから終わりまで、祐一が本当に悪人なのだろうかというロジックが延々と続きます。わけがわかりませんでした。 金で女を買ったあげく、その女を殺したわけですから祐一は悪人です。いかなる理由があっても人殺しを正当化することは出来ません。 ヤクザやその他いろいろ出てきましたが茶番でした。祐一との比較や対比でしょうか… 何故本作が高評価なのか、全く理解出来ません。 " + }, + { + "date": "2010-11-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "一体なにをつかんだのか?\n もったいない…佳男が増尾の友人に語りかけるシーンいれなくてよかったのに映画に理屈を混ぜこむのは大きらいだ..そだててくれた祖父母に縛られる祐一恋も満足もなにもないだれかに甘えたいけど、甘える相手もいない自分に差し出せるものはないお金しか出て行った母親にも、金をせびる1000円でもいい、なにか差し出せと.紳士服屋で、終わりのない仕事を続ける光代姉の奔放な愛をねたみつつそれを抑えこむねたみすら表現できないほどに、力をなくしている.女をばかにすることで、自分の力をあらわすことをおぼえた増尾自分でわらいとばしてしまえば、同情されなくてすむまだ、わらえると、思っていた.男に必要とされることで、自分がしあわせな気がする佳乃必要とされていないと感じると媚び必要とされると罵倒する自分の存在価値を見つけだすのに、かかりきり.美容院には興味のうすい妻が、夫が大事にしている美容院の、鏡を磨いて夫を待っている夫は、犯人への執着心を、感情的な手段でさんざんはらしてきたというのに、妻はそれを無垢なままに受けいれるさんざん欲にまみれた顔をした人間を、受けいれる佳乃の、父と母.だれからも愛されていないとかいう、妄想からはなれられなくなって、すこし与えられた愛に、飛びついてしまうむしろ、それは愛ですらないかもしれないこれしかないこれ以外つかめるものはない執念執着さみしいなんでもいい溺れるものは藁をもつかむつかんだものは本当につかむべきものだったのか?そんな選別すらなされないまま、つかんでしまう端からみれば、一体なにをつかんでいるのかと笑ってしまえるようなものもばかなものをつかんでしまった、なんて、気づくのは10年後かもしれないしもしかしたら、気づく間もなく死ぬかもしれないそれなら、つかめばいいのだと思う.なんだか大人気になりそうな映画だったけど、なぜかいい映画かもと思えて、見に行ってみた私の勘はなかなかいいみたいだ(後半1/4くらいはいらなかったけど)映画も、ことばと同じで、いらない表現を、切り落とす必要があると思う. " + }, + { + "date": "2010-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "悪の連鎖\n 悪意は連鎖するんだと思う。増尾が佳乃を見下し、佳乃が祐一を見下す、悪意が連鎖して強くなり最悪の結果に。佳乃の嫌な面が初めに描かれていて絶対友達になりたくない!と思ってしまうくらい嫌な奴で・・でも親にとって子はかけがえのな大切な存在。子を思い増尾につかみかかる佳乃の父、そんな状態でも佳乃や父をばかにする増尾。かわいそうな人な人ですよね。あんた大切な人はおるね?その人の幸せな様子を思うだけで、自分まで嬉しくなるような人は。佳乃の父が淡々と語るシーンで胸が締め付けられました。少しの優しい気持ちがあれば悪意は消えていってしまうんだと思う。いつも母が見守ってくれていたら、祐一は罪を犯さなかったのかなぁ・・と。 " + }, + { + "date": "2010-10-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "偽善と偽悪\n 被害者になることで自己正当化する偽善と、被害者にしてあげる愛情が被る偽悪。どんな人でも内包しているこの因果をとても良く描いています。他人が欲しがる見栄えが良い彼氏がいるという友人の嘘を同僚で「友達だからという大義」で受け入れつつ蔑むことで自分の足元を固める人、臆病な自分を上書きするために死んだ女を肴にはしゃぐ友に「同級生で金持ちだからという大義」で相乗りすることが友情であり痛みを分かち合う手段だと思って諫めない人。それに対して、老婆にむしゃぶりつくマスコミを引き剥がすため車内の雰囲気を悪くしながら怒鳴り散らし、同乗している乗客をも無視し職務を逸脱して老婆の降り際に自分の思いを伝えるバスの運転手、自分の全てを受け入れ、生きる証とまで思わせてくれた自分の命よりも愛する人を安全な「被害者」の位置まで連れて行くために、今までの短くも焦がれるような愛しい日々を全て自分からも、相手からも消し去るがごとく「俺は、あんたが思うとるような男じゃなか!」と口づけながら光代の首に渾身の力をかける祐一。どうしようもなく思える増尾も客商売のくせにまずいラーメンを出して金を取っている店に馬鹿面さげて食っている他の客を尻目に「ごちそうさん、まずかったぁ。」と言えるほどの偽悪心はあるのです。偽善と偽悪、カレー味のウ○コとウ○コ味のカレー。普段食べているのはどちらなのかを見た人の感想から伺えるのがまた楽し。私の好物はカレーです。 " + }, + { + "date": "2010-10-23", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "エエかっこしいと自己憐媚\n エエかっこしい とそれの裏返し 自己憐媚 そして自己陶酔登場人物のだれもがこれを繰り返す。それを愛とよんで誰が悪人?とハマってしまっている貴方達はあぶないですよ…と作者、監督が暗に問いかけているとすればたいしたものなのだが… " + }, + { + "date": "2010-10-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "もったいない映画\n 何が悪なのか、誰が悪なのか…。加害者だが被害者でもある、というのは人物を掘り下げる人間ドラマとしては当然の要素なので、そこまでの評価には繋がらない。そして、深津絵里の感情の流れについていけない。孤独を出会い系サイトで埋めようとしていた彼女が、青年に何を見出し、何を求め、逃避行に走るのか。寂しかった、退屈な日常から飛び出したかった、彼は私を必要としてくれた、では弱いのではないか。原因は彼女が事件そのものと関係がない設定であること。青年が起こした殺人事件が物語の軸としてるが、彼女は遺族でもなければ、加害者の家族でもない。ましてや被害者と面識もなければ、青年とも出会ったばかり。物語の軸と噛み合わない故に彼女が出演するまで時間がかかるし、彼女の動機を描ききれない。ただひとつ秀逸だったのは、逃避行の果てに辿り着いた海で青年が見せた笑顔である。母に捨てられ、「目の前に海があると、どこにも行けん気がする」と閉塞した寒村で育った青年の人生で、初めて充実した瞬間だったのだろう。笑うことを忘れた青年が、絶望といえる状況下、初めて見せた笑顔が悲しさを際立たせている。 " + }, + { + "date": "2010-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想していた以上に\n 暗く重い作品でした。この作品を見れば誰もが何が悪なのか?誰が悪なのか?と悩むのではないでしょうか。しかしながら、どんな事情があっても人を殺せば悪人なのです。そんな悪人を愛してしまった一人の女性。彼女は彼の何に惹かれたのか?彼は彼女に何を求めたのか?見終わった後も考えさせる映画でした。そして忘れてはいけないのが役者たちの演技です。モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里はもちろん、妻夫木聡、柄本明、そして樹木希林にも注目してください。彼らの熱演がこの作品をより暗く重い作品に仕上げています。時折映る海が暗く重く描かれているのですが、この作品を物語っているように見えたように思えます。 " + }, + { + "date": "2010-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "悪人であり善人であり。\n 観ていて気持ちのいい作品では決して、ないが…じっくりと腰を据えて考えさせられる佳作だと思う。悪人。と切り捨てててしまえばそれまでの人間も、本当にそうなのか。と思わせる柔軟性、善人。と思われていた人間が、本当にそうなのか。と一考させる疑問の投げかけ方。原作はチラ見(いつもすいません)程度なのだが、なんかスッキリしない感が残って、映画版の方が分かりやすいラストのような気がした。考えても考えても、誰が悪人だ。と決められないのはどんな人間も悪人の身に善の皮を被っているからだ。欲を剥き出しにし、はしたないと思われたくないからなんとなくカッコいい自分を演出したりはしてみても、しょせんお体裁など相手によって簡単に見抜かれる。このヒトならと思い、真の自分の姿を見せた時、怖いとか、気持ち悪いとか、バッカじゃねえのなんて酷い台詞を浴びせられて、一気に逆上してしまった、なんていう事件が昨今でも起きているように思うが、ではその、酷い台詞を浴びせた人間が悪人なのか。いや、手をかけた人間こそが悪人なのだろうか。いやいや、そんな子供に育ててしまった親はどうだ。…考えるとどこまでも果てしない(汗)。個人的にはとにかく孤独の果ての寂しさがこの上なく冒頭からのしかかり…何でこんなに辛いんだろうかと観ていて胸が苦しくなった。もともと孤独に生きてきた人間にとっては孤独感は友達のようなものだと思うが、満たされない想いが欲情と化し、一気に加速し、そのやり場のない怒りに満ちた行為には愛が感じられない。差し出されたお金によって、買われたという屈辱感。あの時の、彼女の失望はどれほどだったろうと思うと心から泣けてくる。まぁ所詮、出会い系で知り合う仲、お金同様に割り切ってしまえ。ということなのだろう。私には解せない…が。ただ今作に登場する祐一という青年は、妻夫木くんのキャラもあろうが^^;あまり悪人には見えず、いや、善のイメージが強すぎるんだろうな…いいヒトに見える。自分の孤独を、なにでどう消化させればいいのかが、分かっておらず、とりあえず女と逢って快感を求めていたが、真の快感(というか幸せ)を光代という女から貰ったことによって、活きることに目覚めてしまった。とはいえすでに殺人を犯した身体、罪を償おうと決意したその時彼を止めたのは、意外なことに光代だった。彼女もまた、酷く愛に飢えていた。深津絵里の演技は確かに受賞も納得の巧さだったが、彼女は昔からこういう役をやってきたように思えるしそれがまたよく似合っている。ので特に意外性はない。悪といえば徹底して悪い男を演じた岡田将生の演技力、それを傍で見つめる友人・永山絢斗の目線、何気ないバスの運転手からの一言など、僅かな救いともとれる温かな視点が共同脚本から生まれたことが幸いと思う。なにはどうあれ、誰かを想い邁進する人々の気持ちをもっと大切にしなければいけない世の中になっている。人の気持ちをぞんざいに扱えば自分に反ってくるのだ。娘の殺害現場に花を手向ける父親を遠目に、タクシー運転手に向かって話す深津絵里の表情を捉えたラストは秀逸。悪人を愛してしまった、と言いながら後悔はしていない凛とした態度と意志の強さには目を見張る。出逢う順序が逆なら悲劇は起きなかったかもしれないが、いとも簡単に出逢い、車に乗り、人目のつかない所へ向かう先に、事件性がないなんてあり得ないと思えるが。(出逢いそのものを大切にする風潮が懐かしいこの頃。。) " + }, + { + "date": "2010-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一瞬の出来事の代償の大きさ\n 原作者自ら脚本を書いただけあって、話の展開がスムーズ。その脚本にも携わった李相日監督の演出は「フラガール」から一段と進歩したようだ。無駄な台詞やナレーションなど使わず、カット割りだけでその人物の心情を表現してみせる。光代が単調な日常から逃れる決心をする場面などがそうだが、安易な演出の作品が目立つ昨今、こうした映画の基本的なテクニックに磨きをかける李監督の姿勢に好感が持てる。また、映画は光と音の総合芸術。今作は音を使った演出もいい。GT-Rのエキゾーストノートが祐一の心の葛藤をかき鳴らし、雨の音の強弱が光代の心の動きを伝える。控えめな雷鳴も却って効果的だ。夜のとばりに包まれた理容店の店頭サインがカタカタ回る音など、派手さはないが音響的な演出に長けている。本題の「悪人」だが、文字通り殺人を犯した祐一に非があるわけだが、事件に至る様々な問題点と、事件後の逃亡劇を組み合わせ、悪かったのは犯人だけだったのかと問いかける。殺人者の青年は、何もない海辺の寒村で年寄りの面倒を見ながら建設現場で働いている。これといった異性との出会いもない。一方、出会い系サイトを利用して漁るように彼氏を求めた被害者と、そんな行動を何一つ察知できなかった両親。被害者のしつこさに嫌気がさして事件のきっかけを作った裕福な大学生。そして殺人者を逃亡させてしまった年上の女。映画は、おそらくこのあと裁判で取り沙汰されるであろう事象を摘み上げながら構築されている。いろんな要素が絡み合って事件が起きる。だが、事件が起きれば親は娘を永遠に失い、母親代わりを務めてきた老婆は孫を殺人犯として失う。一瞬の出来事の代償は大きい。樹木希林が相変わらず巧い。昔から実年齢がどこなのか判らない女優さんだ。妻夫木聡が予想以上によく、目を使った演技ができるようになってきた。深津絵里はひと皮もふた皮もむけた。光代が祐一に惹かれていく様を、映画という限られた時間枠のなかで無理なく見せた。ここに無理があると作品がガタガタになってしまう。 " + }, + { + "date": "2010-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ありふれた悪。。。それだけに怖い。\n 出てくる登場人物は特別でもない普通の人ばかり。悪い面も愛される面も普通に持ち合わせた人ばかり。ただ若さ故、暴言も感情のコントロールの下手さもありで、、、主人公含め、被害者の見栄っ張りOL(満島ひかり)やスカした大学生(岡田将生)の暴言も出来心な“悪”さえありがちな光景だけにエグイ。。。殺人を犯した主人公:祐一(妻夫木)の“悪”も揺るぎない事実だけれど、普段は、祖父母の面倒を観る良い一面もあったりする青年。孤独から求めた出会いと裏切られた感情の爆発で犯してしまった殺人は事故のようなモノ。。。冒頭やさぐれてた祐一が光代(深津)との出会いで、本来持っていた優しさと良心の呵責に苛まれる姿がそれだけに切なかったです。。。そして最後にとった愛故に突き放す行動も。。。肝心の深っちゃんの演技は受賞ニュースで期待しすぎたのか結構フツーに感じちゃいました。。。(上手いんだけどね)孤独からの出会いで、会ってすぐあそこまで好きになることあるんかなーと、やはりそこは少しひっかかりましたが、理由が理由なだけに、自分には愛で優しく包み込むしかない+逃避行がこの一瞬を盛り上げたに違いありませんw祐一の祖母(樹木希林)と被害者OLの父(柄本明)の肝の座った愛情の演技は見物☆殴りたくても殴らない、こらえる佇まいだけで泣けます。悪についてあれこれ考えさせられる面を持ち合わせつつそれ以上にいろんな愛情の面も教えてくれたよな切ないけど優しい気持ちにもなれる後味でした。 " + }, + { + "date": "2010-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほんとの悪とは、ほんとうの愛とは、\n 映画「悪人」を観てきました。殺人犯と彼を愛する女。そして彼らの家族、遺族、その周りのひとたちの葛藤と混乱。ひとことで表すとチープな表現になってしまうが「苦しい」この一言。キーワードでもある「だれが悪か?」映画を観ながらずっと考えていたが、最後まで分からなかった。増尾くん(岡田将生)が単純に悪い奴ではあるが、悪か?といったら違う。彼を育てた親にも罪がある。だけれども親も愛するあまり過保護になり・・と、永遠に繋がるので答えはでない。ただ一つはっきりと言える事は「人の死」ひとりの人間が死んだことが、これほどまでに沢山の人を悩まし影響を与える。人が死ぬということは、わたしたちにとってとてつもなく大きい出来事だと。それは私たちが今を生きているからなのだと。プラスに影響を与えかわろうとする人。マイナスに影響を与えかわっていく人。観ていてとても苦しく胸がいたくてたまりませんでした。まだ原作を読んでいないので、細かい設定や背景がまったく分かりません。実際映画を観ている最中も、ああ今はしょったな。とわかるほど。上下ある小説を2時間ちょっとでまとめるのだから当たり前なので早速小説を購入しました。 " + }, + { + "date": "2010-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "考えさせられた(°□°;)\n 昨日久しぶりに映画に行った★悪人はずっと前から気になってはいたが、実際おもろいやろかと疑って見てみた★率直な感想は深いなぁ〜と感じた。様々な視点から描かれる悪は実際何が正しくてなにが間違っているのではなく、人間は自分しか考えていないことが一番の悪ではないだろうかと思った。自分を置き換えて考えてみたらより臨場感が沸く作品になるのでは・・・もう一度自分自身を見直す一本になった。是非見てない方は劇場でみるべきだ★P.S.個人的に配役は今まで見た作品のなかでもトップクラスのはまり役やったと思います。(細かい役の人も★) " + }, + { + "date": "2010-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "何が悪いか、誰が悪人かを考えるきっかけに・・・\n 孤独、出会い系サイト、殺人、詐欺、家族、友人・・・現実に在りうる事件の裏側に迫っていたと思う。もしかしたら、出演者全員が、ある意味”悪人では?”とも思えた。なぜなら、原因があって結果に繋がるから。そういった点では、大人の社会の中での「自分さえ良ければの精神」が、一番の悪かな。(子育て放棄も詐欺も出会い系も報道人も、よせよと言えない友人も)なぜ殺したのか?→殺したくなるほど、悔しかったかもしれないが、罪を犯して、家族も一生引きずる行為だけは、すべきでなかったね。幼少時から孤独な人生だった祐一に、光代は 真の大切な人だった。もっと早くに出会いたかっただろう。光代と出会うまでは、愛おしいと思える人が祐一にはいなかった。彼が、光代を大切な人と思えたから、あの最後のシーンになったのですよね。彼女が待たないように。これは、殺人がいかに人の一生を(それは、家族、知人も含め)変えてしまうかも教えてくれている。なぜ愛したのか? それは、祐一の心をときほぐすのに、光代が必要だった。出会い系サイトで、大切な人に出会えるだろうか?偽らないこと、正直なお互いを認められることこそが、本当の出会いの始まりと思える。 " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "深く、重い・・・\n 受賞をきっかけに鑑賞しましたが・・・あまりにもリアルで、孤独、弱さ、ずるさ、闇を多く感じすぎ、心身ともに困憊してしまいました。ここまで、感情を揺さぶられる作品にはあまり出会わないので、映画としては素晴らしいと思います。観賞後の立ち直りに時間をようしたので☆3つにさせてもらいました。主役の二人はもとより、とりまくキャストの演技も圧巻でした。 " + }, + { + "date": "2010-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "孤独\n 登場人物すべてに何か心の中が満たされていない孤独を感じました。「本当の悪人は誰か」まさに考えさせられます。この映画は作り手の押しつけが無く、見た者が自分自身で考えられる作品でした。日常起きている事件にも見えない孤独が隠れているのだろうと考えさせられました。とても心に響きました。 " + }, + { + "date": "2010-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "意外と身近な事件かも\n ネタバレなしで観にいったけど、最初から分かり易い展開で進んでいき逆にはまりやすかったかも・・・ただ一つだけ最後の最後に疑問が~殺人現場の端の鉄柱にくくりつけてあった【スカーフ】あれは・・・おばあちゃんが貰ったスカーフじゃなかったですか?なら、何故あそこにくくりつけてある?見間違いかもしれませんが、気になりだしたら・・・ " + }, + { + "date": "2010-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深津絵里は思ったより悪人かな\n 映画賞を獲得しなければ見なかった作品だと思います。妻夫木聡は大人しい今時の青年の一面を表していたが、深津絵里はこの男が相手なので悪人になってしまったが、普通なら付き合わないか、無視してしまうと思う。題名の『悪人』も妻夫木さんの事を指しているのではなく、深津さんのことを言っている気がする映画だった。面白い映画だったけど、なんでそんなに絶賛されたか不思議。深津さんの演技は素晴らしいし奇麗とは思うけど。 " + }, + { + "date": "2010-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "共感できる\n すべての登場人物の行動が理解でき、また何故そういうを行動、思いになるのか考えさせられる。そんな作品でした。出会い系で出会った人物が深くつながり合う。一見ありえない展開であるようだが、人と人は出会った瞬間にその人物がどのような人かわかる部分がある。波長と合う部分というか、上手く表現できませんが…。10年一緒に居てもわかり合う事ができない事もあるし、瞬間的に、普段自分の隠している感情の部分を理解し合い、通じ合う事もある。そんな事をこの作品を通じて、あらためて確認しました。そう考えるとラストは必然だと思います。役者も一人一人がベストもしくはベストに近い演技を見せています。特に樹木希林。魚を捌く姿や、米をとぐ姿、何気ない動きひとつからも目を離す事ができない圧巻の演技でした。またほんのチョイ役ですが、余貴美子も良かった。この女優は本当に出演作品の空気感をそぐ事なくいい演技をみせてくれます。そして、妻夫木聡。役の上で顔が良すぎという感想もありますが、自分の地元(北海道)にもああいうタイプの友人がいます。顔の肌荒れ具合や唇のカサカサ感、似合っていない金髪をはじめとする外形の役作りももちろん、将来への閉塞感も上手く表現していたと思います。個人的にはいくつかいらないエピソードがあったのと、頑張っていたけどセックスシーンにもの足りなさが残りました。特にこの2人にとってセックスシーンって重要だと思うんですよね。一回目と二回目で感情の変化を感じる事ができましたが、いろいろな理由はあれども、出会い系で出会った二人な訳ですから上半身だけで無く、全身から沸き出す感情と欲の交わりを感じさせる演出をして欲しかったです。好き嫌いはあるかもしれませんが、万人にオススメしたい良作です。 " + }, + { + "date": "2010-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルと非・リアル\n 事件は結果だけでは判断できない側面があり、「誰が本当の悪人か」を見極めるのは難しい、という問題提起には成功していると思うが、深津絵里演じる光代が主人公の祐一の告白を聞いて、あまりにも簡単に「待つ」と言うのを不自然に感じた。いや、即決してもらうのは結構だが、出逢ってからそれまでの、祐一に惹かれる経過がほぼ、無いにもかかわらず、だ。自分の期待が打ち砕かれ、泣いていたではないか。そしてその後、祐一が見せた誠意は、<謝りに来た>、まだ、ただそれだけで、「これから2人ははじまる予感」どまりだったではないか。なのに次の瞬間もう「運命の人」のようになっている、その思い込みが孤独な女の狂気の成せる技というならば、エンディングは事故現場などへ行かず、何事もなかったかのように元の生活に戻っていればいい。祐一の罪を少しでも軽くしたいなら、祐一の優しさに甘んじることなく一緒に逃げたのは自分の意思だと言っているはずで、なにやら女心はわからんのぉという中途半端な思いが残った。けれども登場人物の設定がどうもリアルで、そこには深く感じ入るものがある。達者な役者さん達の功績は大きいと思うが、キラキラおメメを封印した暗い目のブッキーの新境地に拍手。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "どちらかというと、妻夫木聡の方が\n 予告編は何度も見ましたが、モントリオールで深津絵里が最優秀助演賞をとっていなかったら見なかったかもしれない作品。でも、『フラガール』の李監督だから気にはなったかも。 作品のトーンは『フラガール』のような明るさ、脳天気さが全然なくて、終始暗くてじめっとした感じ。作っている側の意図はわかりませんが、舞台となっている地方都市のさびれた感じと相まって、画面全体に虚しさが漂っています。ストーリー的にも、登場人物が誰ひとりとして幸せにならない展開なので、演出としては徹底しています。 賞をとったのは深津絵里ですが、もともとすごく上手な女優さんなので、『悪人』での演技が彼女のキャリアの中で特別よかったようには思いません。いつもと同じようによかった、という印象でした。私が彼女に一目置くようになったのは1996年の『(ハル)』からですが、この作品でも、日々をけなげに過ごしているけど何か虚しいという女性を見事に演じていました。 どちらかというと、妻夫木聡の方が『悪人』のために役を作りこんで、他の作品での彼とは違う姿を見せていたように思えます。 にもかかわらず星3つなのはなぜだろう?たぶん、この手の路線の映画としては完成度が高いけど、私自身はこの路線がそれほど好きではないからかな。 また、タイトルは『悪人』ですが、妻夫木聡演じる主人公は、それほど悪い人に思えませんでした。もちろん殺人を犯してしまうのですから良い人ではありませんが、積極的に悪の道を突き進む人ではなく、人生に対して消極的でネガティブで、弱くて虚しい人だと思いました。『弱人』、『虚人』とかね。 " + }, + { + "date": "2010-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "誰もが皆、重いものを抱えて生きている\n 俳優人の演技力も高く良い映画だと思います。ただ後味はあまり良くないかも知れません。寂しい男と疲れた女が出会い系で知り合い必死に居場所を求めた結果が逃亡で残された被害者の遺族、加害者の家族、其々が言葉では言い尽くせない苦しみと向き合っていく様に胸を打たれました。主演二人より、その他の役者さん達の演技力が素晴らしくて見ていて大切な誰かを…私にとっては家族を抱きしめたい気持ちにさせる映画でした。最後に被害者、加害者の家族が出した答えを是非とも見逃さず見て欲しいです。 " + }, + { + "date": "2010-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "1000円なら ま、いっか\n 水曜日のレディスーディに観にいきました。会場は中央から後ろはほぼ満席状態でした。しかしながら…結論から言いますと、なぜ主人公の二人が惹かれあうのかが全く理解できませんでした。灯台って二人にとっては凄く大事なもののような気がするのですが…(原作を読んでないので、あくまで推測)それもよく分かりませんでした。一緒に逃げ始めてからが長く 長く 長くダラダラと長い!!他のキャラにも視点を当ててるもんだから、ひたすらダラダラと長い!という印象。メリハリがないんですわな。正直、いくらもてない女だったとしても(作中の深津絵里演じる女性がそうなのかは分かりませんが)殺人犯と一緒に逃げるでしょうか?いくら寂しいといっても殺人犯と一緒に逃げるでしょうか?女がそういう男性と一緒に逃げるっているのは、他によっぽど惚れる何かがあるはずで…う~ん伝わらない(残念)結局、男日照りの女が体の関係をもって、そこに溺れたようにしか見えず(残念)体はった二人の演技は良いと思うんですけどね。だけど、一番役にはまっていたのは、殺された女性役をやった方でしょう。ホントに殺したくなるくらいイライラさせられました。でも、あの腹のでっぱりは女優さんとしていかがなものでしょう(´-ω-`)まぁ1000円だったんで、そこまで損した感もなく可もなく不可もなくで3.0とさせていただきました。 " + }, + { + "date": "2010-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "それでも人は「お前は悪くない」と言うんだ\n 字数制限がキツいので急ぎ足でレビューする。役者陣の演技が光る力作であった。柄本明と樹木希林の演技は流石に群を抜いているが、主演の2人も素晴らしい。主人公・祐一を演じた妻夫木聡は、自己表現が下手な人間らしい飛び飛びの語り口、喜びと後悔が入り雑じるラストの表情が見事。深津絵里演じる光代の憂いを帯びた笑顔にも、彼女の度を越えた“わがまま”を納得させてしまう空しさがある。光代が同じ孤独の匂いのする祐一に惹かれたのは確かだが、彼が空しい日常を破壊してくれる『手段』だったという身勝手な側面も忘れてはならない。彼女が彼に抱いていたのは愛情の二文字で括れるほど綺麗な感情ではない。最後の「私が悪いの」という叫びも、祐一を利用した卑劣な自分を責めていたが故か。対する祐一は、光代が『人殺しを助けた女』ではなく、飽くまで憐れな被害者として社会に戻れるよう——自分を救ってくれた大切な人が平穏な生活に戻れるよう、徹底して“悪人”となる事を選んだのだろう。『お前は悪くない/俺が全部悪い』それが彼の行動の真意であり、「私が悪いの」という言葉に対する返答だったのだと思う。様々な人物が「お前は悪くない」という言葉を口にした。図らずも殺人を犯した男へ。身勝手な理由で彼を逃がした女へ。人殺しを育てたと糾弾される老婆へ。利己的な性格がたたって殺された娘へ。しかし「お前は悪くない」と言った誰しも、彼らが少しも悪くなかった、全く落ち度が無かったとは考えていない筈だ。だけど、それでも「お前は悪くない」と人は言うんだよ。大切な人や辛い思いをしている人が背負った罪を、苦悩を、少しでも軽くしてあげたい、できることならまるごと背負ってやりたいと願うものなんだ。岡田将生演じる大学生の男は正にその対極だ。罪悪感こそ抱いていても、それとまともに向き合う勇気もなく、笑いのタネにする事で安心感を得ようとする人間。自分の罪を贖う手段も知らない彼は、いつしか自分の罪を忘れてしまうのか。それともそのひきつった笑いで恐怖を押し隠し、惨めに生き続けるのか。彼の最後の姿に最早怒りは湧かない。ただひたすら、憐れなだけだ。こんな悲しい人間が世に溢れているとは考えたくないが、近頃、巷で話題の裁判のニュースでこれと良く似た男を見掛ける。興味本位の報道によってそう見えているだけだろうか。何にせよ、悲しい世の中だ。<2010/9/3鑑賞> " + }, + { + "date": "2010-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ギョーザが臭くなければ…\n 試写会で見てたのですが…感想を書くのが遅くなってしまいました。見終わった率直な感想は“あのギョーザが臭くなければ…事件は起きなかったのかな?”と…そうなんです。つまり佳乃さんが祐一君に会うのにもう少し気を配ってくれてれば…あの後、圭吾君に偶然出会って、彼の車に乗ってしまったとしてもニンニク臭くなければ(祐一君に気配りしてギョーザを食べて無ければ)、彼女は圭吾君にやり逃げされたとしてもあの時、関係を持てたハズなんですよね。。。で…祐一君がそんな二人を尾行してたとして二人とも殺してしまったか…バカバカしいと長崎に帰ってしまったかは分からないけど…光代さんにしても…私が思うに彼女は凄く淋しかったんだと思います。いい年だし…出会いも無ければ、毎日変化なしの何のために生きてるのか?な日々に疲れてたんだと…紳士服を買いに来たおじさんにさえも声かけられたらついて行きそうな勢いだったでしょ?で…佐賀の駅で祐一君と出会って(ココで祐一君が見た目酷かったらそのままスルーしたと思うのですが)何せ、ブッキーだから金髪でもカッコイイし…そのまま車に乗っちゃうよね。原作では祐一君の見た目はどう描かれてたのでしょうか?原作知らない私としては、気になります。彼女がその淋しい人生から解かれたい一心で祐一君の自首を留めますよね。そこは彼女のワガママ…本当に彼を愛しているのなら、少しでも刑期が短くなるように自首を勧めるのは当然なことでしょ?そういう意味からすると彼女も自分のことしか考えてない悪人でしょうか?しかし…人生ってどこでどうなるか、分かりませんよね。そんな気も無いのに何だか悪人って呼ばれてしまう生き方がそこに待ってるかもしれません。人生って怖いです。忘れてました。この映画って凄く音楽が良いんです!!こんなに映画音楽が素敵だと思った映画はありません。流石、久石譲さんですね。同じ人間なのに…こんなに才能のある方と…そうでない私…この違いにも人生の厳しさを感じます。 " + }, + { + "date": "2010-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "とても深津さんがいい映画\n ほんとに原作に沿って脚本化されたって感じでした。でもちょっと佳乃の生活背景の説明・描写が少ないので、彼女かわいさだけ印象に残ってしまった。深津絵里は文句なしGOODでしたそれと裕一の母親へのお金の無心についての告白って何故、削ったのでしょうかね・・・ " + }, + { + "date": "2010-09-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "誰が主役かわかりにくい・・・\n 一言で言って「詰め込みすぎ」です。感情移入し始めると他のシーンへ飛び「あ~ぁ」という感じ。一人一人の掘り下げが足りず、全ての登場人物に対して消化不足。誰かに焦点を合わせてしまった方が、観る者に訴える作品になったでしょう。と残念な気持ちでエンドロールを観ていたら、脚本に原作者が入っていたんですね。それで納得しました。どのシーンも思い入れが強いために起こる問題ですね。 " + }, + { + "date": "2010-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃的!\n すごい衝撃的です。犯人と一緒に逃げる女、犯人とその家族、被害者とその父親、犯人と疑われた男と被害者の父親…。片方からの見方だけでなく、様々な視点から一つの事件を見ていてとてもおもしろかったです。とても重厚でした。 そして、役者がすごかった!樹木希林さんと柄本明さんの存在感はホントにすごい!二人の演技は泣けました。 これは見なきゃ絶対ダメです! " + }, + { + "date": "2010-09-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 7, + "review": "脚本が映画的ではない\n 脚本を担当しているのは原作者と監督だがこれがよくない。小説なら色々なところに寄り道をしながら主人公たちにフォーカスするのはありなのだが、映画では最初からフォーカスさせるべき。時間は短くても満島ひかりではなく深津絵里からはじめないとだめだ(おそらく監督が深津ではなく満島に惚れたんだろうね)。時系列通りにやっただけというかもしれないが、それなら殺人場面を飛ばすなんて論外だ。このせいで大学生が逃げている理由や祐一が最初に疑われない理由がよく分からない(作業用の手袋を使ったので指紋が出ない等)。むしろ満島はフラッシュバックとして何度も登場させるべきだろう。全体を見ても小説家がこうすればいい画になると考えそうな場面が多く、さほど効果的ではない。やはり本職を雇うべきだった。それでも最近の説明過多のテレビ局映画よりはましなのだが、それだけでは寂しいではないか。妻夫木聡と深津絵里は悪くないが、深津が妻夫木にひかれる描写は弱い(脚本家は主人公たちだから関係をもって当然と思ってるのか?)。物語に厚みを出すための脇役のエピソードもパッとしなくて、話が立体的にならない。もっと良くなる可能性はあっただろうが中途半端に終わった一本。 " + }, + { + "date": "2010-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "守りたい誰か、あなたはいますか?\n 原作ファンで、映画化と聞いた時、祐一と光代が、妻夫木と深津と知って、読んだ時とのイメージが違ってしまい、どうかな・・と思ってましたが、観たら払拭。ホントによかった。二人とも主人公になってましたよ。妻夫木の暗い目や、光代との最初のベットシーンでの獲物を狙うような目は、祐一そのものでした。深津の不安ながら、祐一に抱かれるシーンや葛藤しているところも、よかった。また、他の主要演者も最高でした。柄本、樹木はもちろんですが、貪欲な佳乃役の満島も、なかなかよかったし、最後まで救いようの無かった大学生の増尾。演じる岡田の笑顔が憎憎しく思えちゃいました。残念なのは、逮捕後の光代への祐一の気持ち。それから、なぜ捨てた母親と会っている時に金を無心していたのかを描いてくれれば、祐一という人間が更に解ると思うのですが。せっかく原作にあるのに残念。ですが、個人的には満足です。1800円、妥当だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生き方とか、大切な人とかいろいろ考えさせられる。\n 大切な人がいて、生きることの価値って生まれてくるのかな。誰も悪人ではなくて、環境がそうさせていて、その環境ではそういう生き方しかできなくなってしまうのか。でも、生まれ育った環境に身を投じるのか、別の環境に飛び出す努力をするのかは結局本人次第。 " + }, + { + "date": "2010-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "原作を読んでから見ました。\n これは、原作を読んでから見るべきでしょう。映画を見た後、再度、原作を読みなおしました。最初に読んだ時には、すらすらと読んだ場面、言葉が重みを増し、マーカーを入れながら読み直しました。そして、再度、映画を見た時の感情を思い起こしました。映画のエンディングは、昔のイタリア映画を見た時のような感覚でした。自転車泥棒や、刑事、道…なんかを…まだ子供の時でしたが、哀愁という言葉の意味を、その映画から知った…と思います。心に訴えてくるものがあり、涙が流れてきました。どうしようもない事…不条理な事…それでも、その根底に潜んでいるものは、美しいもの。哀しいのだけれども…どこか、かなり、はかなげではあるけれども、希望が、そこには、確かに、在る。かすかな、かすかな…希望が…ある。原作を読み返してみた時、マーカーをひいていった。その際に、太宰 治を彷彿させる表現があった。かなり、細やかな表現。読み飛ばしてしまえば、見逃してしまうような、言葉。けれども、そこにこそ、場面が在る。映画を見て、その後、原作を読んでみて、そう感じた。まずは、原作を読み、そして、映画を見て、また原作を読む…久しぶりに、こういう映画の見方をした。最後に…フランソワーズ・アルディの 「もう森へなんか行かない」なんかが流れたら、最高でしたね。 " + }, + { + "date": "2010-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "そら賞とるわな\n ストーリーといいキャストといい完成されてました!悪人になってない人が一番悪人でわないのか?と思ったり。各キャラごとの気持ちになってみてたら泣けましたよ(笑) " + }, + { + "date": "2010-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "触発\n 妻夫木さんのこの映画に対する思いを聞き、それに魅かれ観に行ったが、運びはわりと単純で、胸が詰まるような場面はなかった。髪を金髪に染め懸命の役作りは感じるが、綺麗な暗い目は悪人を演じるにはマイナス要因になり、祐一の生い立ちからするともっと粗野な立ち振る舞いがあるはずなのに動きが下品ではなく、後半も逃亡しているという汚れが感じられず残念だ。しかし彼のイメージとは違う作品を自らチョイスし演じた事は、今後の妻夫木さんに期待大です。深津絵里さんはいいね。最初は燃えるような激しい感情を持った女には見えないけれど、どんどん辛い恋にのめり込んでいく様がよく表現されていた。彼女も光代を演じることで女優としてある部分脱皮したのではと思う。ドロドロの涙も激しいラブシーンも納得です。脇役のふたり、樹木希林、柄本明さんは満点。深い役作りに感心です。こうした方々の出演で重みのある映画として成り立っていくのだなと感じました。悪人とは何かを問う映画でしたが、日常の中で何時自身が被害者になるかまた加害者にかわるか又その家族になるかは紙一重ですね。若い2人のチャレンジに触発される映画でした。 " + }, + { + "date": "2010-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "かなり期待しましたが\n 受賞したということで、原作を読み、本日劇場で見てきました。当然ですが、原作を完全に映画にするということで無いようで、細かいところで違いがありました。主役の二人より、きりんさんの演技がよかったです。すごいな~と感心しながら見ました。とくにバスから降りた所と、金を取り返しにいくところは圧巻です。見て損は無いけど過大な期待はどうでしょうという感じです。悪人というくくりでいえば、報道陣こそ悪人だと思います。善人の仮面を被っている彼らの仕事はなんなんでしょうね。報道商売という名の下に造られる多くの被害者が犯罪被害者以上の数にのぼると思います。「自分たちこそ正義であるという」彼らこそ大悪人だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-09-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくいい!!\n 作品の構成はさることながら、キャスティングが素晴らしい!特に妻夫木さんの目の表情が印象的で忘れられません。せつなくて、悲しくて、やるせなくて、本当に深い、良い作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "やるせなく、切ない。\n 老いた祖父母の世話に、過酷な肉体労働。癒えるのことのない、そんな変化のない片田舎の日常。出会い系サイトで知り合った、若い娘の暴言にキレて、殺人を犯してしまう祐一。自分をわかって欲しいと願い、自分を受け入れてくれる人を探した。他人の我儘はたいてい受け入れてしまうほど、優しい人間だ。そんな人間が、殺人を犯してしまう。世の中の不条理。人を、外見で判断してしまうこと。お金持ちか貧乏人かで判断してしまうこと。祐一の場合にも、母親の存在の軽さがある。自己中心的。子供よりも自分だけ。母親の愛って、無償のかけがいのないものだと思うけど、最近はそうでもない事件が多い。バスの運転手さん、良かったなぁ。親戚の矢島憲夫も良かったなぁ。良い人もいれば、年寄りのナケナシのお金を奪う悪徳商法の悪い連中もいる。相手次第で、善人にも悪人にもなってしまう。裏表のある人間。善悪合わせ持つ人間の妙。苦しみや喜び、悲しみ、絶望、人恋しさ、いろいろな感情を、深く描いた作品。「大切な人は、おるとね?!」「殺人を犯した者は、本当に悪人だったのか」「生きているんか、死んでるんか、わからんかった」もう以前のような孤独には戻りたくない、そう願う祐一と光代。妻夫木君の目の悲しみや憤り。深津さんのくたびれた感、やるせなさ、情熱。岡田君のイヤらしい身勝手さ。柄本さんの娘を想う気持ちの強い頑固な親父。この作品を見て、≪殺される理由≫について、考えてしまった。 " + }, + { + "date": "2010-09-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "期待しすぎた感が・・・\n 深津さんが賞を取った事もあり、期待満々で観に行きました。だけど少々期待しすぎたようで、ストーリー展開を楽しむ事が出来なかった。ただストーリーとは別に、登場人物を演じられた方々の迫力は感じられました。深津さんの首を絞められる表情、実際に苦しかったと言う話もありましたが迫真の演技だったと思いますし、妻夫木さんも人物の情けない弱さや心底にある人への優しい気持ち、優しくして欲しい気持ちが伝わり、深津さんに負けず素晴らしかったです。この二人に負けずに良かったのが脇役の方々。特に樹木希林さん、柄本明さんは観る価値がありましたし、大学生役の岡田さんもイメージ的にはまってて良かったです。ちょい役的なバスの運転手の一言、岡田さん演じる大学生の友人の一人妻夫木さんの親戚と思われる男性、それらの方々の仕草や行動にも素敵な部分が見れました。誰が本当に悪人なのか、誰の心にもある闇の部分は悪人ではないのか罪を犯した人は本当に悪人なのか、人を傷付けなければ悪人ではないのか他人の不幸を楽しそうに話す奴に同調して笑っている奴は悪人ではないのか犯罪者を愛した人は悪人なのか、犯罪者の家族はどうなのか偉そうに他人を語る奴は正義なのか。全てのことに線を引いたような一つの答えは無く、一纏めには出来ない。同じように見える事も全ては違う事。今更なことを今更ながら考えさせられなければならない世の中。そんな事を感じさせられながら、そんな事に軽く苛立つ感じを最後に感じつつ見終わったっすね。それだけで実は監督の策に嵌ってしまっているのかな?(苦笑) " + }, + { + "date": "2010-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "大切な人に会いたくなる\n 誰の心にも『善』と『悪』があって、「私は自分に誠実に生きたい。」見終わってそう思いました。登場する人がみんな、身内や他人や自分や誰かを傷つけて傷ついて、誰かのために強くなれて...愛情表現が不器用すぎる。不器用にしか生きていけない人達の様子が切なくて泣けました。一番近くにいる人が一番大切だけど一番に傷つけているのかも。大切にしたいです。失いたくないです。平凡な日常の幸せを気づくこと、築くことの難しさを想いました。 " + }, + { + "date": "2010-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの孤独と悪\n 誰もが抱える孤独や悪が、とてもリアルに描写されていた。 終始重々しいストーリー展開だったが、食い入るように見入ってしまうのは、やっぱり深津絵里や妻夫木聡、他豪華俳優達の演技力だと思った。 " + }, + { + "date": "2010-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "必見の作品。\n 初めてレビューします。今年観た邦画の中では、「告白」「孤高のメス」と並ぶ秀作。映画は、祐一と光代の愛の逃避行が軸となっているが、その他のエピソードあってこそ。被害者側、加害者側、それぞれのドラマが胸を打つ。孤独、哀しみ、もどかしさ等は誰もが心に抱え、誰かにすがりたい空虚な愛、希薄な人間関係、衝動的な殺人はまさに「今」を反映している。簡単に割り切れない人間の善悪についても考えさせられる。それらを体現したキャスト全員のアンサンブル演技は素晴らしく、李相日も「フラガール」とは全く違う演出を見せてくれる。久石譲の音楽も余韻が残る。モントリオールでの受賞も納得の、必見の作品。 " + }, + { + "date": "2010-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "濃密な世界\n 皆さん、こんにちは(いま9月13日11:55頃です)祐一は、無口で、ほとんど表情に出さない。でも、いったん、その感情があふれ出すと、とてつもない行動を引き起こしてしまう。一方、光代は無口な彼にコミュニケーションしようと、いつになくしゃべる。そして、祐一が人を殺した男と知ったとき、どうすればいいのか。離れるべきかとも一瞬迷うが、自分をこんなに求めていたひとはいなかった。そんなふたりの逃避行。これから先に幸せが待っているはずもない。そう、普通の人がみれば、破滅だけが口をあけて待っている、そんな状況である。可能性が広がっていればいるほど、ひとの意識は拡散されていくけれど、時間的にも空間的にも、あとがなく、狭ければ狭いほどその世界は濃密になる。そして、相手のことを、相手以上に愛してしまう。ラストに近くなって、祐一が捕まりそうになったとき、光代を絞め殺しそうとする。それが、唯一してあげられることだから。光代の恍惚とした表情が印象的だ。かりそめの安息の場所が、灯台である。そこは、冷たくて強い風が吹いていて、とても寒いけれど、ぬくもりを求め合うには最高の場所だ。夕焼けが美しい。冷たいが風が気持ちいい。どこかで見た映画のように両手を広げる。ほんの少しだけ祐一に笑みが浮かぶ。祐一が着ていた赤いフリースを、光代が着ている。言葉にはしないけれど、そんな何気ない場面が素敵だ。この映画は、このふたりだけが主人公ではない。殺された女子社員の父親(柄本明)や祐一の祖母(樹木希林)が、この事件とともに、どんな生き方をするのかが並行的に描かれている。また、殺された女子社員を満島ひかりが演じているのだが、そういったサブ・ストーリーもなかなか味わい深いものがある。ただ、そこまで想いを届かせるには、ちょっとしんどいなと思うのも事実だ。でも、こんなこってりとした濃密な映画もめずらしいのではないか。その李相日監督の前作は「フラガール」。3年前、日本の映画賞を総なめにした監督である。彼は同じ場面を何度も何度も撮りなおすという。OKが出て、何日か過ぎると「あのシーンが気になっているんです」と再度、撮り直すこともあったという。ハリウッドでいうとマーティン・スコセッシのようにしつこく粘り強く、妥協がない。(といっても完璧はありえないのだが・・・)ひりひりするような撮影現場が、想像されるけど、だからこそモントリオール映画祭で主演女優賞を受賞したときの深津絵里のことばが納得できた。「監督の最後まで妥協を許さない演出と、その思いに応え続けたスタッフの皆さん共演者の妻夫木さんや皆さんで戦った証。みんなで勝ち取った賞だと思ってます」 " + }, + { + "date": "2010-09-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "出会いそれは人生の 少しだけ残酷な賭け事\n 殺人者と、その家族と、彼を愛した女と、遺族の話。殺した動機は確かにわからなくもない。遺族の怒り、哀しみもわかる。だけど、「出会い系の恋」に賛同できない、共感できない。だからずっと違和感が残り続けた。サイトで知り合って、はじめて逢う2人がなぜ惹かれ合い、愛し合ってしまうのかが理解できない、共感しにくい。殺人者を愛してしまう女の心もテーマとしては、アリだと思うけれど、なぜそんなに深く愛してしまうのかが全くわからない、描き切れてない、というか「出会い系の恋愛」が僕には理解できなくて、最後まで違和感が残り続けた。「いわゆるメディアが描く典型的な」大学生役に、岡田将生を持ってきたのは良い。上手い演技。満島ひかりは、最近よく出てるけど、なんだか「消費」されてる感がある。こういう役が多い気がしなくもない。妻夫木聡、深津絵里は、ブレない演技力。だけど、なんか納得出来なかった、共感出来なかった。世間が見る殺人者、それをそばにいた女から見た殺人者、出会い系での恋愛でここまで繋がるのか、そこに納得出来ないから、違和感だった。僕には合わなかった…「出会いそれは人生の 少しだけ残酷な賭け事」というある唄のフレーズが頭に響いた作品だった…。 " + }, + { + "date": "2010-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙、涙・・!!!\n とにかく泣けました。人間は、どんなに頑張っても、やはり人間でしかないのですね。><重いシーンも多いけれど、演技がずば抜けて上手いので、安心して見られました。客層は、年配の方が多かったように思いますが、意外とデートにも向いているのでは・・??ずしんと心に響く作品です☆ " + }, + { + "date": "2010-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本得意の分野かも。\n 過去からこのような話はいろいろあったように思う。ただ、本当は誰が悪人なのか?という問いかけにはなかなか考えさせられる物が有りました。日本でしか出せないような息のつまり方というか、見終わった後の、胸に何かしこりの残る、すっきりしない映画の中では、なかなかの良い作品だと思います。深津絵里も良かったけど、やっぱ樹木希林の存在感となにげない演技に感動しました。樹木希林と柄本明がいなかったら、この映画の魅力は半減していたかも、と思うくらいの二人は素晴らしかったです。妻夫木くんは、自ら志願したとはいえ、やっぱ顔のかわいさが見えてしまうので、もう一つ悲壮感に欠けたような気がします。 " + }, + { + "date": "2010-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "その先の生き方こそ…\n 「失うものがないと強がって、求める姿を笑う」娘を殺された父親の言葉。悪人じゃない普通に頑張っている人が虐げられている場面が盛り沢山。共感できる。でも、虐げられているように演出されているが、そう感じること自体が悪人への入り口な気がする。被害者になるなっ!! 劇中繰り返し心中叫んだ。光代は愛を与えたのか? 狭い世界感が原因で愛を求めただけじゃないのか?愛を直情的に貪った後に「世間的には悪人…。」と気づいて、その先の生き方を観客に求める。器用になる必要は無い。 " + }, + { + "date": "2010-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人間ドラマが秀逸!\n げんなりする負のオーラ満載で辛気くさいけれども,様々な「悪人」の形と,それに染まらない「善意」で彩った葛藤のドラマが見応え。自分の命に気付かせてくれるのは,自分じゃない存在。そう伝えるメッセージが嬉しい。儚げで艶っぽくて哀愁があって,母性も感じさせる女性を演じた深津絵里が素晴らしい!被害者の描写がややおざなりで,生きてきた歩みと孤独が際立っておらず,そこだけが残念。 " + }, + { + "date": "2010-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと冗長。もう少し、短く出来たはず。\n 2010年のモントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を授賞した作品。監督は、『フラガール』の李相日。また、美術監督を種田陽平、音楽は久石譲と錚々たるメンバーがスタッフに名を連ねています。実は正直、見る行く予定は予定は無い作品でした。ですが、深津絵里がモントリオール国際映画祭で最優秀女優賞を授賞したということで、一転して見ることにしました。観客の年齢層は高め。妻夫木聡が出ていると言っても、カッコ悪い妻夫木聡ですからねぇ。だから、若い観客が少ないのかと勝手に想像です。はっきり言って、パッと見た感じ妻夫木聡とは認識できなかったし。元々、深津絵里は演技派なので、いい演技するのは当然という感じもします。今回も、自然な演技で、普通にどこにでもいそうなOLを演じていました。モントリオール世界映画祭最優秀女優賞授賞のポイントは、どこだったんでしょうね? でも、この作品の見所は、深津絵里だけではありません。やっぱり、樹木希林と柄本明と言う両ベテランの演技は必見。この二人がいることで、話がグッと引き締まります。深津絵里よりむしろ、その二人の方が凄いと思いました。話的には、『さまよう刃』や『誰も守ってくれない』に見られるように、この所の日本映画に多い、犯罪を犯した犯人そのものというより、犯人を取り巻く人間模様や環境、犯行後の犯人家族・被害者家族を描いた作品です。『悪人』と言うタイトルですが、かなり、考えさせられるタイトルでもあります。たぶん、本当の悪人は誰?と言う意味なんでしょうね?139分という、比較的長めの作品。途中、ちょっと冗長だと思いました。前後にあまり繋がりがなく「えっ? このシーン必要なの?」と思ってしまうシーンもありました。結果として、もう少し、絞った内容に出来たのではないかと思います。祐一と光代の最後のシーンは、祐一が光代の事を思ってわざと・・・ですよね? " + }, + { + "date": "2010-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "完成披露試写会を観て!\n 愛し方は人それぞれで本当の愛を手に入れたときはすでに人を殺してしまった犯罪者を愛するのですがそれでも一緒にいたい!どこまでも逃げて今この瞬間を2人で過ごしたい!と思う愛もありですし、娘を愛する父の愛もわかります。家族の愛もあります。今回も誰が悪人なのかは観た人にとって様々な回答だと思います。人を殺してしまうことはいけないことですがはたして悪人なのでしょうか?殺される側にも原因は?周りの人々は?家族の愛情は?色々考えさせられる作品です。人は愛すること愛されることで生きていけるのではないでしょうか! " + } + ] + }, + "168": { + "title": "おとうと", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ホスピスで死ぬということ\n  ピンクのリボンがやっぱり印象に残るけど、この民間経営のホスピス「みどりのいえ」がとてもいい。生活保護などの支給金額内で面倒みるといっても、医者も雇ってるんだし、ボランティア精神がなければやっていけない。石田ゆり子がそのままそこの従業員に同化している感じだったし、笑顔で送ることができる精神も素敵だった。 夫を早くに亡くし、昔ながらの薬局を経営する高野吟子。一人娘の小春の結婚式から始まる物語。冒頭に寅さんの映像もあるし、佐藤蛾次郎も出演していることから、市川崑監督『おとうと』と山田監督自身の『男はつらいよ』を足したような雰囲気。これで笹野高史が運転手として出てきたら『釣りバカ日誌』まで足したような映画になったに違いない。 ダメな弟、いつまでたっても迷惑をかける鶴瓶。兄の小林稔侍からは縁を切るとまで言われたけど、鶴瓶の作った130万円の借金をなけなしの貯金を叩いて返す健気な姉の吉永小百合。さらには捜索願まで出すという姉弟愛に涙してしまう。 ストーリー的には蒼井優の結婚、離婚といった筋が中心となり、近所のアイドル的存在だったことや、大工の加瀬亮と仲良くなっていく。“大工の嘘”という言葉も新鮮だったし、「離婚してヤッターって思った」なんてのも印象的。仮定の話、山ちゃんと離婚したらヤッターと思うファンもいるのかもしれませんね・・・ " + }, + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "市井の人々\n 吟子が鉄朗の事を小春に語る時に「私の兄と私が弟を踏みつけにした」みたいな事を言ってましたが、これはそのまんま運やチャンスに恵まれず貧困に陥ってしまった市井の人々の事を言ってるのではないでしょうか。そしてみどりの家の人々が語る鉄朗は、周りの皆を楽しませて元気づける人だった。皆が鉄朗の話を楽しみにしていた。鉄朗は迷惑ばかりかけている人ではなかったのです。強者の語る自己責任論とは何なのか?底辺にいる人間は本当に努力が足りないだけなのか?と作品から投げかけられた様に感じました。だからなのか山田洋次の眼差しとケン・ローチの眼差しが同じだという事に、やっと気がつく事ができました。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "さらにしつこく山田洋次監督作品で。 すぐ前に書いたレビュー、蒼井優...\n さらにしつこく山田洋次監督作品で。すぐ前に書いたレビュー、蒼井優のチャリから始まりびっくり(笑)小百合様の美しさは神がかり。年齢的にはややきつい役のはずだが違和感を感じさせない。鶴瓶もはまり役ですね。だけど、こんな差のある姉弟はありえない(笑)もちろん蒼井優もいい感じ。だが私には若き石田ゆり子が魅力的。つぎの神がかりは彼女ですね。この映画、テーマが悲しすぎた。正月に見る作品ではなかった。最後の加藤治子まで悲しすぎる。こんな費用のかからぬホスピスってどのくらいあるんだろう。父親をかなり強引に入院させられたので、私的にはホスピスにはいいイメージがない。さて私はどこで終末を迎えようか。やっぱり正月に見る作品ではない(笑) " + }, + { + "date": "2017-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ダメな身内との関わり方\n 50を過ぎてもごくつぶしの弟と、それを想いやる姉の話。しかしこの弟、本当に大事な場面でお酒を1時間も我慢できないのは何なんだ。開き直っているならともかく我慢してそれって、意味が分からない。出来る人には出来ない人の気持ちがわからないってこと?にしても極端な…そして、そんな弟に尽くす姉。負い目があるからというが、贖罪ということ?それは愛なの?身内に厄介者がいないからかもしれないが、いまいち腑に落ちない人間模様だった。ところで、石田ゆり子の死を看取った直後の笑顔が印象に残った。ああいう捉え方ができるのは新しい。 " + }, + { + "date": "2016-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "●みどりのいえに救われる。\n 好きだなあ。この映画。ほっとする。山田洋次と吉永小百合。いいなあ。もちろん鶴瓶も。舌をぺろっと出す蒼井優もステキだ。冒頭の時代描写。微妙な家族同士の距離感。日常の悲喜こもごも。ふとした一場面に郷愁。家の散らかり具合。小鳥のさえずり。商店街のムラ社会。THE 昭和。家柄の違い。真面目な姉と奔放な弟。みどりのいえに救われる。クライマックスそのままに終わらないのがいい。笹野高史と森本レオが韻を踏む。加藤治子がつぶやく一言。こんなステキなラストシーンはなかなかない。ぜんぜん知らなかったけど、もともとは市川崑監督の大映映画(1960)なのね。幸田文の小説(中央公論社版)の映画化らしい。ストーリーは全然ちがうらしいけど。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "酒に飲まれるオッサン(笑)\n 蒼井優のナレーションでおとうとを紹介してくれるのだが、「全く成長しない」に笑わされてしまった。結婚式のシーンも良くできてる(笑)ど演歌を台詞付きで歌い上げ、席をひっくり返して、皆が「あ~~」と顔を押さえるシーンはこちらも恥ずかしくなるほど(笑)ラストはV字で終わってしまうが、余裕のない社会でなくてもあんな身内は中々面倒みきれないよね。 " + }, + { + "date": "2016-02-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "つるべ\n さすが山田洋次監督の丁寧な作り…つるべの演技、スジナシの時と同じなんだけど(笑)クライマックスでは見せてくれたな蒼井優ちゃんも今とちがってかわいいい(笑)「花持たせてやれよ」って気持ち社会の中でそーいう部分が足りてないって話だよな~ " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "手がかかるほど可愛い\n 原作を読んだ時にぼろ泣きしました。映画化されて、弟が随分長生きしていてびっくり笑弟の存在を恥に思う人達ばかりの中で、3兄弟の真ん中の姉だけが弟を心底想っていて、いつも弟の尻拭い。原作では兄がおらず姉と弟のみで、両親との距離感があったため、より一層絆が強く、姉が弟の心情をよくわかっていたと思います。そこが大きな違いに感じましたが、姪の結婚までめちゃくちゃにし2代に渡り弟の存在が影響する演出が、一族の恥部感を増し、現実味が増して良かったです。他の部分が一切ダメでも、1番温かみに敏感なのは弟で、そのお陰で、姪も素敵な再婚。初婚の夫と加瀬亮の対比が素晴らしかったです。姉の無償の愛はとてもよくわかります。映画よりもっと深いかも?現実でも最終的にはもちろん面倒をみるんですが、姉の弟の扱い方が親切すぎて、負い目がよく表現されているとも感じましたが、若干他人行儀な違和感もありました。あとは、おばあちゃんも一緒に暮らしているからなのか、監督が老齢だからなのか、時代の割に暮らしぶりが古びていて、気になりました。電話の子機だけ、シャープ?笑鶴瓶と商店街のおじさん達以外は全員台詞回しが嘘くさく、台本のせいなのでしょうが、ちょっと残念でした。 " + }, + { + "date": "2015-03-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次演出は厭味な位に上手い\n 市川版の名作『おとうと』に捧げられた、今回の山田洋次版には、前半部分に幾つかの違和感が付き纏う。映画の前半は、蒼井優演じる吉永小百合の娘のナレーションに沿って映画は進んで行く。その為に、おとうとよりも寧ろ“おじさん”と言った方が相応しく、更に蒼井優以外の視点による映像もちらほら出現するのが少し気になる。また、映画のキャストを決める決め手となったのが。先ず初めに笑福亭鶴瓶と吉永小百合による姉とおとうとが念頭に置かれているだけに。小林稔侍を含んだ3人の兄弟で笑福亭鶴瓶1人だけがコテコテな大阪弁なのは、一体どうなのだろう?吉永小百合はやむおえないとしても、小林稔侍の役柄はもう少し関西弁が達者な役者でも、と思ったのですが…。しかし後半に進むに従い、蒼井優のナレーションが無くなるに従って、この思いは薄らいで行く。市川版と山田版の一番の違いとして、後半笑福亭鶴瓶が入居する《みどりのいえ》とゆうボランティア施設が登場する。これまでにも『男はつらいよ』シリーズを通して、監督山田洋次は様々なボランティア施設や、社会の歪んだ仕組みに翻弄されて来た人達を、寅さんを通じて紹介して来た経緯が有り、この辺りは監督による“拘り”に見えた。映画の始まり辺りは、人間関係等を除き、市川版との関係性がなかなか見いだせ無いのですが。この《みどりのいえ》の出現から、姉とおとうとによる“リボンの絆”によって、市川版との関連性がはっきりと浮き彫りになって来る。違和感と言うか“あやふや”と言うか…そんな感覚は最後まで残るのですが、それでも山田洋次演出は…。うまい…本当にうまい!後半にかけての人物の収束のさせ方や、脚本に於けるファーストシーンと重なるラストシーンの纏め方等は、是非若い脚本家は参考にするべきでしょう。但し、その既成概念をぶち破る若手こそが一番望ましいのですが…。中盤で、個人的にお気に入りのキムラ緑子が登場。これまでで一番セリフが多かったかも知れない。これをきっかけにもっと知られて欲しい女優さんです。目指せ余貴美子(笑)(2010年2月12日TOHOシネマズ西新井/スクリーン7) " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかくホームドラマ\n とにかく山田監督は、笑わせるのが上手ですね。若者から年配の方までが心から笑わせることのできる監督は日本にはいないのではないでしょうか。内容はごく普通のドラマ。もっとぎすぎすしたストーリーにしたほうが良かったのではないかと思う。きれいすぎるというのは、当たり前の日常を描いたからなのかもしれません。俳優が監督の指導通り、きちんとやっているというのがなぜかわかるような映画になってしまっているような感じがした。とても演技力のある俳優陣がたくさん出ていたが、何か生かせなかったような感じがするのは私だけだろうか。鶴瓶は、あまりにも自然過ぎていいのか、あるいは我々が鶴瓶はもともとこういう人物である(酒のみで酔っ払い)というイメージがあって、なんだ、ふだんどおりじゃないか、がっかりといったようなことがあるのか、この辺が難しいところなのではないかと思う。姉が弟を思う気持ち、私の周りにもこういう人がいるが、まさしく同じことをしている。あほな弟ほど、弟が可愛いのでしょう。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「おとうと」なのか「寅さん」なのか、どちらに近いのか興味があった。\n こういう映画いいと思う。刺激的なエピソードや、大掛かりなCGや3Dで驚かしたりする物が多い中で、身近な生活のささいな面白さとか、感動する人情噺みたいなものを追求していくものがあってもいいと思う。でもこれは簡単なようで、一番難しくて、山田監督ぐらいの大監督にならないとできないような気がします。内容的には、題名どおり「おとうと」に近いのか、「寅さん」に近いのか興味があった。見たけど、「おとうと」ではないように思う。銀残しではないし、似ているのは最後のリボンのところくらい。「寅さん」でもないと思う。「寅さん」はほとんどファンタジーだけどこれはリアル。出演者が出ていたり、映画のシーンが挿入されているけど、イメージが違う。やっぱり一番似ているのは前作の「母べえ」かな?「母べえ」の鶴瓶さんのところエピソードが面白そうだったので、映画にしてみたら「おとうと」みたいになってしまったんじゃないかな?でもいい映画だった、「母べえ」よりいいと思う。一番よかったのは吉永小百合さんです。本当にぴったりの役だった。一分の隙もないいい人で、すごく優しい。異様に若くてきれいで、生活感はまるでないんだけど、こんなお姉さんいたらいいだろうなと思った。でも現実だったら、悪いのはこのお姉さんだと思う。こんなお姉さんがいたら、誰でも、やんちゃして、心配かけて、めちゃくちゃ甘えたくなると思う。過ぎたるは及ばざるがごとしで、一見鶴瓶さんが一方的に悪いみたいだけど、被害者的面もあると思う。関係ないけど、山田洋次監督は大好き。最近の初詣は、葛飾帝釈天で、寅さん記念館から、山田洋次ミュージアムに行くのがパターンになった。 " + }, + { + "date": "2011-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者が光る\n 吉永さんの自然でおしとやかな雰囲気が存分にでていました笑福亭さんの演技は少し一本通行な感じがしましたが本人らしくていきいきと感じました蒼井優さんも可愛らしく、名付けられた名前とともにおじさんとの関係性を演じていました " + }, + { + "date": "2011-03-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "豆腐屋が豆腐を作り続ける尊さ\n 元々山田洋次監督の作品は好きなので、本作も無難に満足。まだ日本の何処かに居るであろう温かな人情劇は、寅さんもそうだが、どうしても僕の胸に響く。よく山田洋次監督の作品を、古臭いだの、新鮮味が無いだの、アンチ意見も多いが、昔ながらの伝統芸を作り続ける事は大事。実際、今、松竹には、山田洋次監督のような作品を継承出来る人材は居ないし、もし山田洋次監督がお亡くなりになってしまえば、その伝統芸は途絶えてしまう。そういった作品があるからこそ、ベストセラー小説・漫画・TVドラマの映画化が氾濫しても、今の日本映画界は何とかバランスが保たれていると思う。なので、僕は山田洋次監督の作品は支持するし、最新作「東京家族」も楽しみだ。本作「おとうと」は何と言っても、鶴瓶師匠の存在あってこそ!型破りな鉄ちゃんが居て、笑わせ泣かせ、ストーリーにいいメリハリがついた。寅さん以降、最も寅さんに近い、駄目人間なんだけど何だか憎めないヤツ、である。 " + }, + { + "date": "2011-02-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「そんなに私が邪魔なの?」「うん・・」\n 映画「おとうと」(山田洋次監督)から。物語の大筋とは関係ないけれど、やや痴呆気味の義母(加藤治子さん)に対する、嫁(吉永小百合さん)の厳しい会話が印象的だった。「これは大事な問題ですから、お母さんは自分の部屋へ行っていてください」と言ってみたり「そんなに私が邪魔なの?」「うん・・」とハッキリ言う。役柄とはいえ、ちょっと可哀相だなぁ、と感じるほど。弟(笑福亭鶴瓶さん)には、娘(蒼井優さん)の結婚式でアルコールを飲みすぎて、大暴れしても、こんな毅然な態度は、一度もみせることがないのである。どちらが本当の彼女なんだろう・・と考えてしまった。この二面性が、どんな意味を持つのだろうか?結局は、わからずじまいで、ストーリーを終えた。私にとって、やや消化不良で終わった作品である。追記(今年の日本アカデミー賞にノミネートされていたなんて。私の見る目がなかったんだろうか・・とほほ) (汗) " + }, + { + "date": "2011-01-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "声が聞き取りづらい\n 原作、脚本等は良いのだがいかんせん笑福亭鶴瓶の声が聞き苦しい、少しの間は我慢できるが主役クラスではちょっと無理がありすぎると思う。 " + }, + { + "date": "2011-01-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ありがちな話を…\n どこにでも有りそうな話を、ドラマチックにしたのは監督の力なのかな?姉さんが甘いとか、いい大人が弟の尻拭いなどとか言った見方はこの映画の場合、違うと思う。“ダメな弟でも愛しい弟なんだ”この一言なんだと思う。きっと。たった一人の弟を最後まで看た姉(吉永小百合)と、投げ出した兄(小林稔侍)、鶴瓶が息を引き取る場面にその対比がうかがえます。どちらが正しいとかじゃなく、どちらも愛なのかもしれない…どちらを選択するかだけで…本当にどこにでも有りそうな話を感動作にしてしまっています。脇を固める俳優陣が素晴らしい特に祖母役の加藤治子とホスピスの所長役の小日向文世、この二人はピカイチです。 " + }, + { + "date": "2010-09-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役者たちの自然な姿\n 山田洋次監督10年ぶりの現代劇。でも、携帯電話がほとんど登場しないあたりが(確か加瀬亮が一回だけ仕事の電話を受けるので映っていた気が? あとはお医者さんの院内PHSくらい)、さすがに山田監督ですね。人と人のつながり、家族のつながりは大切。でも、それは携帯電話によってつながるのではなくて…って感じかしら。鶴瓶と吉永小百合さんが姉妹? 吉永小百合と蒼井優が親子? ってところで疑問も感じたけど、見ていると不思議と気にならない。役者たちの自然な姿に見入る作品でした。 " + }, + { + "date": "2010-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良い邦画に巡りあえました☆\n 劇場というか、公民館のホールで鑑賞しました。チケットについていた映画評論を並んでいる途中に読んだだけでも涙が出そうに…(←この方、凄く文才のあるお方なのです)祖父母と観に行きました。私自身、来年挙式予定なので、蒼井優さんが結婚式前に『今までお世話になりました』とお母さんに言う序盤の場面からボロ泣きしてしまいました。。。小百合さんは素晴らしい名女優だと思います。鶴瓶さんが、まさかこんなに演技が上手かったとは…驚きました。鶴瓶最期の場面。。。私も昔、介護看護医療系の仕事に携わっており、ホスピスの存在は知っていましたが、この様な最期を迎えられるのは、ある意味とっても幸せなことなのかもしれない…と、深く考えさせられました。涙が止まりませんでした。。。どんなに幸せな家庭にも、親族に一人位、ちょっとばかり困った人っているのかもしれません。核家族が進み、家族や親族との触れ合いが薄れてきた昨今、若い方々や同世代の方々にも、多くの人々に観て頂きたい作品だと感じました。寅さんは、世代的にリアルタイムで観たことがないのですが、この作品をきっかけに山田監督の代表作ともいえる寅さんシリーズを観てみたくなりました。邦画でこんなにも涙を流したのは初めてかもしれません…。 " + }, + { + "date": "2010-07-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "甘え\n 「寅さん」映画は好きだったのですが、正直この山田作品には入り込めませんでした。嫁いだ娘が、その夫とメールでやりとりする位なのだから、舞台は間違いなく現代なのでしょうが、どうにもこうにもセリフが現代劇ではありえない古さ。まるで修身の本(見たことないのでイメージですが)を登場人物が朗読しているかのような不自然な堅苦しさを感じました。もしかしたら山田監督は現代日本の日本語の乱れを相当に危惧しておられて、敢えて不自然さに目をつむって、「正しい日本語」「死語となった美しい言葉の使い方」にこだわったのでしょうか?なにより鶴瓶さん演じるところの弟の不始末の尻拭いに奔走する吉永姉。ここに全く共感できなかった。時には突き放すことも愛のはず。それもお互いいい年の大人。パチンコで電車賃をすった弟に帰りの旅費を渡すくだりや、女の人とのトラブルの後始末など・・・正直あきれ果てました。よっぽど弟に対して負い目があるのかと思っていたら、そういった過去のシーンもなかったし。劇場では周りの人がみんなハンカチで涙をぬぐっていたのですから、いい映画と感じる方はたくさんいるでしょうね。でも私は、こういう話は藤山直美とかに舞台上でやってもらいたかった。それなら素直に泣けたと思いました。 " + }, + { + "date": "2010-06-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "出てくる皆さん,イイ人ばっか!?\n 現実を見据えていない,キレイゴトにしか,見えなかった…キレイは,キレイでも, フィクションだからか? 美容,化粧術の勝利か?現代SFX技術のなせる技なのか?御歳ウン才にも,なろうか,という吉永\"オネエチャン\"小百合様は,サユリストの方々が,いまだに(?)忠誠を誓うのも,ワカらなくもないぐらい,お美しいかぎりで…そりゃあ,鶴瓶師匠も役作りとはいえ,痩せられもするよなぁ〜と思えた.仰天コンビ(?)の中居クンとのブツカリ合いや,酔っぱらい演技あたりは,師匠のやりたい放題が,演技?とも取れるし,看取られるシーンにいたっては,悲しみよりも,3女優に囲まれて,至福の時に,ほくそ笑んでいたに違いない師匠への羨ましさの方が勝ってしまった… " + }, + { + "date": "2010-03-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!!\n ホントにいい映画です!!!鶴瓶がエンジン全開ではちゃめちゃやなおとうとを演じてますね!最後の鶴瓶演じる鉄っちゃんが死ぬときのあのVサイン…グッときました。そして吉永小百合さん、蒼井優さんの世紀の共演…!ステキな親子!!でした__AU_F37E__ 今まで向き合って話すことってなるべく避けてた部分があり、そこを深ーく!反省させられた映画です。__AU_F697__ " + }, + { + "date": "2010-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心が優しくなる作品です・・。\n 劇場に2度、観に行きました。決して派手な映画ではありませんし、若い方たちには少々退屈な作品なのかもしれませんが・・。私は、鶴瓶さん演じる鉄郎と自分とが重なって見えたのです・・。若い頃の放蕩が、鉄郎のそれとダブりました。ストーリー後半のホスピスのシーンは、優しさに溢れ、涙が止まりませんでした。こういう映画に出会えて、とても幸せに思っています・・。山田洋次監督の更なるご活躍を祈念いたします。 " + }, + { + "date": "2010-02-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ディア・姉ちゃん。\n いかにも山田洋次らしい、心温まる作品だった。市川崑の『おとうと』にオマージュを捧げつつ、内容はすっかり寅さんワールド^^;に仕上げた監督。鍋焼きうどん、手を紐で結ぶ、という名シーンをさりげなく表現したところも巧い。幸田文の原作はかなり時代背景が違うこともあり難しかったと思う。さて、吉永小百合ファンには申し訳ないが^^;本当にこの人はなにを演っても吉永小百合である。美しい、凛としている、どこをとっても小百合様然とした感じが抜けないのは今回も同じ。ただお相手が鶴瓶なもんだから、今回かなり軽妙に演じている。監督特有のホームドラマ形式、笑って泣いて怒って泣いての繰り返し、娘の結婚・離婚に至っては現代のすれ違い生活を反映し、みどりのいえに至っては介護や奉仕の真実を描く。今時こんな…?というはてなマークが、若い世代には大いに浮かぶだろう演出にやや苦笑いしつつ、でも今の時代に足りないのってこういう繋がりなんだよね。と心で強く感じた。そして、どこの家にもこんな厄介者がいたな、と。近親者というわけではなかったが、亡くなる最期の最期まで周囲に迷惑をかけ続けた伯母さんがいた。子供がおらず、夫は先に他界、多額の資産があったにも拘らず、すべてを酒とギャンブル等で使い果たし、病に倒れてからは誰も見舞いにすら来なくなった。そんな伯母に、私の母はせっせと食べ物を運んでは世話をしていた。文句も多かったが^^;なんでまた?とその頃の私は思っていた。理由を聞いても「あんな風に自分がなりたくないから」とか「かわいそう」とかそのくらいの返事しかなかったが、誰もしないことをせっせと繰り返す母には計り知れないものを感じた。今でもその伯母の墓には墓参りを欠かさない。今作で描かれる姉弟の造詣に涙が出たのは、弟が小さな頃から抱き続けた姉や周囲への劣等感をなんとか拭い去ってやりたいと奮闘する姉の頑張りと、そんな姉の気持ちを見抜いて弟に子供の命名をさせた亡き夫の器の大きさである。何の取り柄もないとまで言われた弟が、死に際にどれだけの言葉を貰えたか。どうしようもないアホにはどうしようもない魅力がありどうしようもなく人を惹き付けるのは、強ち嘘ではない。やりすぎ?鶴瓶は飄々と弟を演じ、最後まで崩れない。どう見ても姉弟に見えない二人に絆を感じてしまうのは他ならぬ山田洋次監督の技量によるものだと思える^^;こういう日本映画は、これからもっと必要になると思うし、ずっと作り続けて欲しいなぁ。(加藤治子が素晴らしい演技^^;近藤公園もいい役だったv) " + }, + { + "date": "2010-02-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "百三十万円とバツイチ女\n 蒼井優ファンなので、観ました。周りは年齢層高めでしたが、楽しめました。蒼井優の語りから映画は始まります。鶴瓶演じるやんちゃなおじさんと姉である蒼井優の母、吉永小百合との家族を巡る物語。やんちゃな弟をもった姉、吉永小百合は寛大すぎるお姉さんなのです。迷惑をかけつづける弟をいつも心配し、いつしか弟は病を患い、いまわの際がやってきて、まぁいわゆる僕が言う「死んじゃう系」なのですが、重みが違う、というか。死がメインではなく、兄弟愛を描き出しています。どんなに迷惑をかけ、縁を切ると言っても、ふらふらしている弟を心のどこかで想う姉の力強い優しさに、感涙です。吉永小百合さん、会心の演技力です。美しい、発する言葉の音が。まさに大女優。蒼井優も自然と溶け込み、安定した存在感でした。加瀬亮の素直な雰囲気は染みます。日本映画良いです。 " + }, + { + "date": "2010-02-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "とびらはちゃんと閉めて欲しい\n ごめんなさい期待が大きかったのですが、だめでしたそういえば、寅さん嫌いだったっけな~とびらの締めからまで細かく演出しているのでしょうね何回もいろいろな人がとびらを閉めるんですけど、微妙に、開いたままだったり、跳ね返って開いたり、きっちり、閉めていくというのは一回もなかったです。でも、ちゃんと閉めないの嫌いなんです。全体的にそんな微妙な感じのズレがあるのかな。おとうとは最後まで、特に改心している様子も無く、逝っちゃいますし。それでは、おじさんは、感動できないんですよね。笑福亭鶴瓶は立派に役者さんになったようで。今回の役は、売れない芸人役ですので、いつものテレビでの振舞いそのままで行けたところもあるとおもいますがおじさんは、山田洋次監督の作品を観るレベルには達していないようでまだ早かったようです " + }, + { + "date": "2010-02-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いてスッキリしたい方にオススメします!\n この作品は吉永小百合さんの美しさを観るだけでも価値があります。あわせて脇を固める俳優人の演技にも感動させられます。なかでも笹野高史さん、加藤治子さんの演技は味に加え、匂いがありますね。ラストシーンの加藤さんのセリフには涙、なみだでした。控え目な演出と日本語の美しさを実感できる良い作品です。 " + }, + { + "date": "2010-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人情が沁みる。\n しっかりと丹野鉄郎として画面に存在した笑福亭鶴瓶。美しい吉永小百合。好印象な蒼井優&加瀬亮。彼らが演じる人間たちが直面する喜び悲しみを,丁寧に色濃く紡ぎあげてゆくドラマが,人情と善意にあふれ素晴らしい。「厄介者」を突き放さず,孤独を強調しない目線が好き。人と人の繋がり,家族の絆の心強さを,優しく歌い上げる人間物語に静かに感動。 " + }, + { + "date": "2010-02-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "想像以上\n 笑いあり!!!!涙あり!!!!つるべさんの演技はとっても面白いです。吉永さんはとても綺麗です。とっても感動します!!!!これわ見なきゃ損です!!!! " + }, + { + "date": "2010-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おとうと\n 家族の大切さ、大事さを思い出させてくれる作品です。以降はレビューって感じより内容そのままですね。レビューって書きずらい。どの家族でも他人に紹介したくない人が一人はいるかも知れない。そんな人が親代わりのお姉ちゃんに迷惑をかけながらも一生懸命に生き、またお姉ちゃんも一度は縁ぎりを考えるけど、やっぱりほっとけない。最後は身寄りがない人達と暮らし、笑顔、幸せな気持ち一杯になって他界してしまうけど、お姉ちゃんや姪も何だかんだで大事な人を失った気持ちで一杯になり、家族の大事さを痛感させられました。さすが、山田監督!! 家族を描いたら他の追従を許さず!!是非、兄弟がいない方もご覧下さい。 " + }, + { + "date": "2010-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心に染みました\n 鶴瓶さんと小百合さんが姉弟というと、えっ!?という感じですが、「母べえ」を見て、姉弟ではないですが、その関係性が素敵だなあと思っていました。切っても切れない絆、好きとか嫌いとかいう問題じゃなく、あって当たり前・・・心に染みました。 " + }, + { + "date": "2010-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "背筋が寒くなるような現代劇\n 過去に山田洋次監督作品は「隠し剣、鬼の爪」や「武士の一分」を見たことがあったが、現代劇は初めてでした。パッと見で豪華。脇を見ても豪華なキャストが少し古くさい空気とセリフで、現代社会の問題点を風刺するような感じで動いている。「ディア・ドクター」で衝撃的に主役を好演した鶴瓶が破天荒な弟を上手く演じ、大女優・吉永小百合がしっかりした姉を演じていたが、心に強く残ったのは別の方々だった。まず1つ。ホスピスの所長役の小日向文世。一見、苦しい民間経営のホスピスをスタッフと懸命に続け、笑いを絶やさないようにしている献身的な善人に見えるが、実際は最も人間らしくない機械のようなキャラクターだと思う。死に日常的に触れ、恐怖感が麻痺して慣れてしまったが故に、吉永小百合や蒼井優が涙している時に冷静に脈を計り、死亡時刻を確認する。その淡々とした一連の動作を見て、吉永小百合と蒼井優が呆気に取られたような表情をしたような気がするのは自分だけだろうか?加瀬亮が怒鳴るんじゃないだろうか、とハラハラしてしまった。もう1つは、ラストシーンの加藤治子のセリフ。蒼井優の2度目の結婚式前日、食卓を囲んで、「あの人(鶴瓶)は来ないのかい? 最近、かわいそうになってきてね。呼んでやったらどうだろう。それとも、今からじゃもう遅いかねぇ」。背筋が震えて、涙腺決壊寸前だった。この2人に物語の大半を持ってかれてしまった本作。優劣は付けたくないが、自分は山田洋次監督作は時代劇の方が好きだなと思った。 " + }, + { + "date": "2010-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "後半はタイムリーな内容だが・・・\n 鉄郎の身勝手とも思える大立ち回りは鶴瓶の真骨頂。鉄郎を嫌悪する小春と、ボケてるのかボケてないのか分からない絹代を、蒼井優と加藤治子が好演。日本の映画界にはこの人しかいないのかと思えるぐらい、あちこちに顔を出す名脇役・笹野高史ががっちりフォロー。そして、吉永小百合ただひとりが、表情といい身のこなしといい、台詞回しも浮いているのだった。単に演技が古くさいというより、その場にそぐわない違和感がある。違和感といえば、吟子が経営するのが商店街の薬局という割には、立地が隔離されたような坂の上だ。臨場感がまるでないところは「武士の一分」と同じだ。アパートの小鳥は、屋根の上いっぱいの黄色いハンカチを連想させるし、どうもアタマの半分がよそに行ってしまう。松竹というと、長年、庶民の生活を描いた作品を送り出してきた老舗だ。そこに住む人のさりげない目線の先を追ったカットが、松竹独特の空気を放っていた。ところが本作では、下町情緒を出したかったのだろうけど、無駄なカットが目につく。末期がんの余生をどう送るべきか、がんと闘うのではなく、がんと共生しようという最近の考え方を反映した後半はタイムリーな内容で、考えさせられる。ラスト・シーンに小林稔侍を登場させなかったのは正解だった。考えただけでも濃くなる。 " + }, + { + "date": "2010-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "吉永小百合....いいですね!\n どこの親戚にも1人はいるという、厄介もの....そんな役にぴったりなのが鶴瓶....でも、同じ厄介ものの定番、寅さんのような感じではなく、子供のまんま大人になったという設定.....でも、鶴瓶そのものって感じで見てられないほどのハチャメチャぶり.....。 吉永小百合は、いい感じですね!....白衣を着た感じも清楚で蒼井優と合せてこの映画に気品を高めている感じです....。 みどりの家....私も最後はこんな施設で一生を終えたいです....石田ゆり子の最後の感謝の言葉がけ.....めっちゃ泣けました! そして、いつものけものにされている姑の最後のセリフ.....泣けました! 寅さんのようにシリーズ化して欲しいと願いましたが....ちゃんとした結末にしてしまったので、無いですね! " + }, + { + "date": "2010-01-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "心に沁みる、温かい映画\n 齢80になろうとする山田洋次が描く物語だから、妙に行儀のいい家族や古臭い演出がある感は否めない。だけれどもさすがは名匠、それを細やかな演出でもってカバーし、時代を超えた物語として成立させている。 また、役者陣が素晴らしい。吉永小百合はいつもどおりと言えばいつもどおりだが、終盤、きっと映画の黄金時代を背負ってきた人たちにしか出せないオーラを出す珠玉のシーンがあり、目を奪われる。また、愚かだが、愛嬌があってどこか憎めない弟役に扮した笑福亭鶴瓶が、吉永の前で伸び伸びと芝居をし、終盤に観客を大いに泣かせる。 と、これだけで終わっていたら年齢層が高めの観客しか楽しめない可能性もあっただろうが、吉永演じる主人公の娘役の蒼井優と、その幼なじみを演じた加瀬亮、この若い2人のパートが大ベテランたちに負けないくらい素晴らしいので、誰しもが楽しめる映画として成立しているのだ。陳腐な言い方になってしまうが、鶴瓶扮する弟の抜けぶりに大いに笑い、横暴な行動に大いに腹を立て、そして彼を見守る姉とその家族の温かさと絆に大いに涙した。映画を観ながら、自分の家族にも思いを馳せる、そういう心に沁みる、温かい映画でした。 " + }, + { + "date": "2010-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "官僚社会には馴染まない。\n 公開前のケーブルテレビ試写会で、自宅鑑賞。 鶴瓶師匠のキャラクターがバッチリはまっていた。普通、誰も「おとうと」の肩を持つ人などいないのだが、どこか憎めない。ダメにも程があるのだが、最後までなんとか助けてあげられないかと思わせる部分があった。 二人だけにスポットを当てたのも、話をシンプルにして分かりやすくしていた。他の要素が多く入ってくると話がボヤけてしまったかもしれない。 「おとうと」の二人の兄も印象的だった。小林稔侍さん演じる実の兄と写真と思い出話のみの登場の姉の亡き夫。係わってきた時間の差もあるとは思うが、人の見方はそれぞれなのだなぁ、としみじみ思った。 『男はつらいよ』の寅さんの影もチラつき、少々、せつなくもあった。 " + }, + { + "date": "2010-01-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "お姉さんの愛情?\n 吉永さんの演技って何を演じても私には吉永小百合にしか見えない。家族への愛情も全く感じられない。淡々と演じてるように思えた。CMでも見ているかのよう。優等生過ぎて実生活を送ってる感じが全く伝わってこなかった。世間体だけを気にして生きていて、それを気にしなくて良いのなら弟など切り捨ててしまうような気さえした。だって…弟の問題解決するの、常に“お金いくらお支払いしたら…?”だもの。。。それに…義母さんには「邪魔です。」って簡単に切り捨てだしネ((+_+))ラスト辺りで石田ゆり子が死んでゆく鶴瓶に向かって言った台詞が何とも怖かった。もう死んで良いよ。私達が見守ってアゲルから…的な。。。ああいう施設で働く人ってその仕事やってあげてるって思っているのだろうか?だったら私はやってもらいたくは無い。何かをしてアゲルとか思い上がりも甚だしいと思うのは私だけでしょうか?見ていて気分が悪くなった。評価をBにしたのは鶴瓶さんがこんな映画のためにダイエットして頑張ったようだし、彼の演技に対して。。。 " + }, + { + "date": "2010-01-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "加藤治子の演技が素晴らしかった!!\n 試写会時に配られたパンフには、・「賢い姉と愚かな弟の、可笑しくて哀しい物語」・「吉永小百合は、賢い姉であり、母である吟子の家族への愛情を全身からにじませ、スクリーンに優しさと温かみを添えている。」などと書かれていました。実際、試写してみると上の表現は合っていましたが、下の表現には正直納得いきませんでした。いうなれば、「男はつらいよ」シリーズを少し設定を変えて、マドンナをださないバージョンといったところでしょうか。姉弟の絆は「男はつらいよ」シリーズくらいに描けていましたが、他の家族との絆はうすっぺらで、正直失望しました。皮肉なのは、それが加藤治子の演技を際立たせてしまったことでしょう。ホームドラマは本当にこれで良いのか、山田洋二監督・脚本作品だけに残念です。(「藤沢」作品を通して「男はつらいよ」シリーズよりスケールの大きい絆を描くと期待していただけに) " + }, + { + "date": "2010-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "鶴瓶の演技に泣かされました(笑)\n 1/21に試写会が当たって主人と一緒に見に行ってきました。久しぶりに涙腺が決壊して、大泣きしてきました。泣ける映画を見た後って、気分がスッキリしてるから良いですね。鶴瓶さんの演技が素晴らしいんです。いやぁ、さすが落語家さんです。すっかり引き込まれました。好き勝手に後先考えず、無茶苦茶に破天荒な人生を歩んだ、大阪のおっちゃんの役どころなんですが、いかにも落語の中に出て来そうな、ちっぽけで、けったいだけど憎めない人物を上手く演じています。最後に出てきたホスピスは素晴らしい制度ですね。身寄りも、お金も何もかもがなくなってから、人生の最後を看取ってくれる、そんな場所があるんだぁ・・・。そんなシステムが有るなら、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな、と、なんだかホッとしました。そんな場所の運営のためにならドンドン税金を使ってくれ、そう、思いました。出演している俳優さんが豪華で、素晴らしい方ばかりです。蒼井優ちゃんの笑顔が可愛いし、加瀬亮くんの演技も好感を持てたし、笹野さん、森本レオさんの掛け合いが面白いし、大笑いして、泣いて、スッキリして、なんだか、見て良かった、そう思える映画でした。 " + }, + { + "date": "2009-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "若い人には向かないかも・・・\n 山田洋次監督の作品との事で試写会を観に行ってきました。内容は普通でした。良くも悪くもない。悪く言うと内容が淡白すぎて感動が薄い感じです。良く言うとキャストの吉永小百合、笑福亭鶴瓶の演技が良かった事ですかね!鶴瓶は特に演技が上手でした。役作りのために体重を絞ったりかなり良かったです。最後のシーンだけは泣いてしまいました。若い人は観ても共感できないんじゃないですかね。 " + }, + { + "date": "2009-12-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと・・\n 現代劇のわりには、古臭い?でも、キャストがいいから、感情移入はできたかな。泣いちゃいました。鶴瓶さん、凄いです。 " + }, + { + "date": "2009-12-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "サユリスト世代にターゲットをしぼったのかなぁ???\n サユリスト世代にターゲットをしぼったのかな・・・エンドロールが流れ始めて1人だけ拍手をしている人がいました。しかし客電が点灯して拍手をする人は、1人もいませんでした。ただ、斜め前に座っていたおばあちゃんペアは「良い映画だったね」と満足そうにしていました。作品が描きたかったことおそらく、現在の日本で失われつつある兄弟(姉妹)の繋がり、親戚を含めた家族同士の繋がり、古きから残る商店街など、地域同士の繋がり、そういった“人と人とのつながりの大切さ・良さ”を伝えたかったのだと思うんです。でも、ここまでストレートにわかりやすく脚本にされてしまうと、なにやら説教くさく感じてしまいます。台詞回しも不自然で、現代劇だという割には口調がおかしい。蒼井優さんに、あんな演技をやらせちゃだめですよ。彼女は“素”っぽさが売りなんですから。山田監督の好みなのでしょうが、演技の上手い蒼井優さんが、下手に見えてしまいました。鶴瓶師匠は12キロかな、役作りのため減量したそうですが、クライマックスの演技は圧巻です。今作の最大の見所は、ここになるでしょう。ラスト。食卓にて。おばあちゃんのセリフに劇場からは笑いがおきましたが、わたしだけなのかな?このシーンに寒気を感じたのは。表からは、優しくて温かくて理想的な家族に見えるけれども裏側には、ドロドロした冷たいものが流れている。吉永小百合さん、蒼井優さん、二人とも笑顔が美しいだけに、ギャップが大きくて余計に怖さを感じてしまいました。山田監督、まさか本当に伝えたかったのは、このラストに一瞬感じさせられたことじゃないですよね。☆彡     ☆彡前半にSMAPの中居くんもゲスト出演しています。ここで、私はクスッと笑ってしまったのですが、劇場は、無反応でした。これが年代の違いなのでしょうか。サユリスト世代にはお薦めしますが、それ以外の世代にはフィットしない気がします。良作ですし、観ていて安心感は、あるんですけどね・・・。 " + }, + { + "date": "2009-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鶴瓶はすごい\n 国民映画「寅さんシリーズ」ファンでサユリスト世代だったらすんなり受け入れられるのでしょうが、この姉弟をどういうスタンスで観たらいいのか・・・前半は、けっこう観客を戸惑わせる映画でした。冒頭で、小春(蒼井優)のナレーションで、この姉弟の経歴を楽しげに紹介。それによると、吟子は1970年に大阪の薬科大学に入学、ということは1952年生まれの(平成21年換算)57歳。小春はタイガース優勝時にはすでに応援してたから、1980年くらいに生まれて、今年で29歳くらい?今年の設定とは限らないので、もう少しずつ若いのでしょうが、いずれにせよ、吉永小百合の実年齢より若い。でも「北の零年」や「母べえ」にくらべたら歳相応で、薬剤師という職業も白衣姿も似合っていました。ありえないくらいの優等生発言も60歳過ぎてこの美しさの素の吉永小百合を思ったら、あんまり違和感ないです。永遠のマドンナだなぁ~弟の鉄郎のむちゃくちゃぶりは筆舌に尽くしがたく、十三回忌や小春の結婚式を見事なまでにぶち壊し、小春たちを絶望させてしまう・・・ドタバタコメディじゃないんだから、あれはないでしょ!寅さんのような「へんてこな人物の面白エピソード」で笑わす映画ならいいのですが、「ヒューマンドラマ」を目指すなら、明らかにいきすぎた脚本だと正直思います。でも、「愛すべきニセ医者」を見事に演じた鶴瓶はここでも「愛すべき放蕩者」を力の限り熱演。彼の可愛らしさが伝わるのはずっと後になってからで、それまでは問題を起こしても起こしても見捨てない姉を周囲の人たちも観客も「なんで?」とむしろ冷ややかに観てしまうのですが、ね。この姉弟には、すぐには思い入れできないような際立ったキャラクターの設定をしておきながら、脇役の人たちはどこにでもいるようなあるいは観ている人自身を投影できるようなフツーの人たち。鉄郎の兄やその家族、近所の自転車屋に歯医者、(カメオ出演の有名タレントたちは余計でしたが)まわりを固めるアンサンブル陣は良かったです。登場人物ではないけれど、若くして亡くなった吟子の夫が鉄郎に小春の名付け親を頼んだいきさつ。「鉄郎くんは小さいころからあまりほめられないで大人になったんだ。ちょっとくらい変な名前でもいいじゃないか。鉄郎くんに花を持たせてうんと感謝してあげよう。」吟子は、亡き夫のこの言葉に励まされながら女手ひとつで小春を育て、義母につくし、鉄郎にまで心を配ってきたのですね。「その人の思いによりそって最後までつきあってあげるのが私たちのできることです」民間ホスピスの「みどりのいえ」の所長さん。エンドロールには「きぼうのいえ」という実在する施設テロップが。この映画を通して、こういう志の高い団体があることを知ることができました。病に侵されて先の見えない鉄郎は不幸だけれど、しっかり向き合って見守ってくれる人たちを得て、とても幸せにみえました。死期を悟った鶴瓶の表情は清清しく、体はぼろぼろなんだけど、仏様の御許に向かう人の透き通った心というか、あまりにリアルで・・・涙以上の感動でした。エンドロールで、1960年の映画「おとうと」の市川昆監督への献辞がありましが、そういえば、弱っていく弟をみまもる姉の悲しさとか、リボンで腕をつなぐところとか、オマージュといえるところもありましたね。寅さん映画のように、一風変わった主人公を通してきっとこの映画では「家族」を描きたかったのでしょうが、なんだかラストにかけて、ちょっと社会派っぽくなったり、市川監督へのトリビュートシーンとかで、ちょっと違った雰囲気になってしまったのですが・・・ラストで、鉄郎をさんざん毛嫌いしていたおばあちゃんが小春の二度目の結婚前夜に言うせりふに救われました。「ほら、あの人も呼んでやったらいいじゃないの」「きっと喜んで来ますよ」「そう、汗いっぱいかきながらね」童女のようなおばあちゃんの向うに鉄郎の笑顔がみえた気がしました。 " + } + ] + }, + "169": { + "title": "孤高のメス", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "WOWOWと全く違う\n タッキー主演のWOWOWでの同作の出来が良かったので映画の方も見てみたが、脚色のあまりにも違いに驚いた。話の骨子は脳死肝移植なのだが、映画の方は夏川結衣演じる看護師の目を通して物語は進行し、堤真一演じる当麻医師は都はるみ好きの変人医師のような扱いだ、何かで問題を起こして干されている成宮寛貴も出ていた。話としては良くある話でわざわざ原作を読もうという気は起こされなかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "地方医療のリアルと夢を描いた作品\n 地方医療は都心の大学からの派遣医師で成り立っている。だが、派遣される医師の多くは望んでいない地方勤務を如何に淡々とこなすかもしくは、有意義に過ごすかを考えており、充実した医療は目指されていない。今回の堤真一演じる医師のような人はごく稀であるので、夢のような話だが、いつの日がこうなることを期待したいと思える作品だった。豪華とまではいかないが、キャストの顔ぶれも良く楽しめる作品。全体的に暗い雰囲気なので、レンタルくらいがちょうどいいかも。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ありきたり\n 90年代の量産ドラマを見ているようなありきたりな構成、過剰な演技は観ていて退屈だった。例えば、「主人公の足を引っ張るだけの自己中心的な大学病院エリート医師」みたいな典型的な悪役は、もうお腹いっぱいなんです。医療問題についても、制度上認められていない手術をすれば人が助かるが、手術をしていいのか。という単純な二択の話になっていて、結局、誰も困らないなら手術を認めるべき、という安直な結論を出す他ない内容で、建設的な議論ができるほどの材料や背景は描写されない。とはいえ、手術シーンは飽きさせないし、最後も勧善懲悪が決まって、いいところもあった。 " + }, + { + "date": "2017-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "医療に魅せられた\n あれだけ長い時間手術シーンを映しても退屈でなく、緊張感があるのが素晴らしい。堤真一をはじめ、役者の演技が良かった。夏川結衣の終盤の演技がとても好きだった。 " + }, + { + "date": "2015-06-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "繋がる\n とても良かった。開始20分くらい当麻先生の手術で「この映画は間違いない」と思った。臓器だけでなく人と人とも繋がって行く美しい映画だった。病院物は手術シーンが苦手で目を背けたくなるのだけど、初めて手術って芸術というかナレーションでもあったけど、他人の臓器と繋がって一つになった時グッと来た。あと30分長くても良いから当麻先生がどういう人生を送って来たのか見たかった。だけど、プライベートがなかったから当麻先生の天才ぶりが際立ったのかもしれない。堤真一始め俳優全員が心揺さぶる演技だった。僕だったらラストは当麻先生がドアをノックして、振り返った成宮寛貴の顔のアップで終わるかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作\n 面白い考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2015-04-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "王道の安定感。\n 医療ドラマの王道。どこかで観たことある話。王道だから。でも、いい。役者がいい。堤真一の安定感。安心して観られる。この監督はいい。空気感がいい。重いけれど誠実で、少しもわざとらしさがない。派手さはないけれど、訴えるものがある。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を大胆に改変している様で…。\n 原作は文庫本を3巻まで買っていたが、1巻目を読み終えて「さぁ2巻目…」って時に、どこに行ったのか解らず、結局1巻分しか読んでいない状態。映画は、ピッツバーグの部分を省略。主人公である当麻の人間性や、地域の医療問題と、大学病院とのしがらみも大幅にカットした事で、上映開始約20分程度で早くも1巻分を終了するハイスピードで展開する。その為、1巻目のハイライトと言える宗教問題を含む手術場面は完全に削除となっている。一番驚いたのは、映画全編を堤真一演じる天才外科医当麻を慕う、ナース役夏川結衣の日記による回想で展開している事。その事で、医療問題を提示している傍ら普遍的な恋物語になってもいる為に、観客側は彼女目線による肩入れをしてしまう。その結果として、「先生は嘘つきです…」と言うセリフの場面では、ついつい胸に迫る感情が押し寄せてしまう。映画としては、時折視線が入れ替わるのが若干違和感を感じはするのですが、この大胆な変換が巧く作用している様に見受けられました。主人公が都はるみの歌を熱愛している設定も面白かったですね。脇役陣も余貴美子はいつもながらの演技で見せば充分。徳井優や安藤玉恵それに、出番こそ少ないが堀部圭亮等もしっかりと存在感を示す。逆に悪役としての存在で、活き活きとして描かれる生瀬勝久だが、原作のキャラクター設定では1巻目だけを読んだだけですが、その悪役としてギラギラした存在感は、とても原作には及ばない様に感じた。もっと厭らしい存在感が在る人物像だったのだが…。何だか単なる小物と言った描かれ方だったのが実に残念でした。医療問題を扱いながらも、1人の女性による恋愛感情を描き、娯楽性にも優れた秀作だと思います。(2010年6月10日TOHOシネマズ西新井/スクリーン8) " + }, + { + "date": "2015-02-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "『孤高のメス』\n 夏川結衣。言わずもがな芯の強い母親役をやらせたらちょっと右に出るヤツはいない。安藤玉恵の対比もナイスでした。でんでん、徳井優、平田満、生瀬勝久、松重豊、堀部圭亮、もっと見たかった。手術後の余貴美子の演技がこの映画を最後にキュッさせる。手術シーンがこれほどリアルとは思わなかった。凄かった。 " + }, + { + "date": "2013-12-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きました\n 当麻先生が来た事によりみんながやる気を出して行って、いいチームが完成していきます " + }, + { + "date": "2013-08-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "60点  医療業界への風刺、・・ありふれた設定でチョトたいくつ。\n まんが・ドラマなど すこし変わり者の飄々とした出世欲のない天才医師 医療ぎょうかいのしがらみ。タブーに挑む一人の医師 あっなんかおなじようなの・・っていう悶々としたものが離れませんでした " + }, + { + "date": "2013-04-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろいんだけど、孤高すぎておかしい。\n すごくいい映画で、評価高いのはわかるんですが、当麻先生はちょっと孤高すぎるような気がする。人間離れしている。一人だけ高くて、清くて、迷いがない感じ。もうちょっと迷ってほしかった。この問題は「ハーバード白熱教室」のテーマになりそうな問題なのに、自分は正しいと信じて疑わないところがおかしいです。素人考えですが、本人の確認とったのかよ?と言いたくなる。家族がかってに決めるのもおかしいし、臓器提供を決意した経緯もわからない。後で後悔しないのか?と一言聞いてほしかった。それにお金のことにまったくふれていないのもおかしい。この手術、もちろん健康保険はきかないだろうし、リスクも高く手間もかかるので、莫大な費用がかかるはずなのに、その辺にはまったくふれていない。臓器を提供する家族である母親が、お金をもらっているのかどうか描かれてないけど、もしもお金をらっているのであれば、かなりおかしなことになる。それに、市長を優先的に助けていいのかも疑問。以前、よく募金を集めて海外で移植手術する人がいたけど、その人が助かるってことは、移植してもらえなかったお金のない現地の人が、一人死ぬってことだと思う。それを考えると、目の前にいたからといって、市長だけを助けるのは疑問。他の臓器もあること考えると、他にも助けられる人もいたと思うし、その人の方が助ける価値があったのでは?それに、もし市長が、浦沢直樹さんの書いていた「MONSTER」みたいな人だったら、この手術は人助けどころか大量殺人に近いものになってしまうけど、その可能性は考えないのかな?もしそうだったら、当麻先生は責任とって市長を殺しに行くのかな?見ている時はあまり考えなかったけど、見終わったあと、いろいろ疑問が湧いてきた。その辺をなるべく気づかれないようにして、エンターテイメントにするための孤高キャラなんだろうけど、孤高すぎて何か変。逆に生瀬さんの演じている、野本先生のような人は現実に見たことがある。専門用語ばかりの説明で、素人には病名もわからない。患者は長期の入院の末、死亡。棺に手を合わせにも来ない。もしかしたら、この先生に殺されたのでは?と疑いたくなるような人。当麻先生に現実感がない分、野本先生とのからみが見たかった。(ほんとんどからんでいるシーンはない。)関係ないけど、現在では技術的にできないのかもしれないけど、脳が死んだのなら、脳の移植という選択肢はないのかな?この場合は脳を移植されて生き返った人は、いったい誰なのか?という問題が残るけど・・・・。\" " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間ドラマと医療現場の問題提起をうまくまとめた\n 総合:80点ストーリー: 75キャスト: 75演出: 80ビジュアル: 75音楽: 65 医療現場の実態にあるたくさんの問題。医師を確保するための系列構造、病院内での権力争い、患者をたらいまわしにする制度、倫理観に欠ける医師は部下にも患者にも態度が傲慢なだけでなく自分の不正を隠し、その中で臓器移植という大きな主題まで扱う。そのようなたくさんのことが詰め込まれているのだが、物語の流れの中で滞ることなく自然にそれらを練りこんでいたと思う。一つ一つのことにあまり唐突な感じがしないまま一連の事柄として次々に登場させられていた。 看護婦を通して見た医師の人柄の描き方によって、医師が生き生きと魅力的な存在になった。それと同時にその看護婦もまた、ただ仕事だからしていたものが生甲斐を持って仕事をするようになり、存在感が出てきた。また手術の場面をはっきり映して臓器や患部に手を下していくのは、ただの「医療行為をしている」から、「技術を持った医師が患者のために汗を流している」という雰囲気が直接伝わり良かった。取り出されたぼろぼろの臓器が健康なものに取り替えられ、それに血液が流れ機能していくのは、生命というものを感じさせる。 ただ登場人物は「白い巨塔」同様にあまりにいい人と悪い人がはっきり分かれすぎていると感じる。また法律施行以前の臓器移植にたいしてもっと悩んだり問題に直面する部分を描いて欲しいとは思った。下手すると医師免許を取り上げられて刑務所暮らしになるかもしれず、自分だけでなく周囲の人も巻き込んで多大な迷惑をかけ、さらに手術に失敗すればもっとひどいことが待っているだろう。そのあたりの事情は多少は描かれているものの、ちょっとあっさりしていたように思う。 " + }, + { + "date": "2013-01-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "医療に関して考えされられる作品\n 堤真一をはじめとしたキャストの演技も素晴らしいが、作品自体が、現代の医療に関する問題点を考えさせられる名作だと思う。医師であるかにかかわらず、どんな仕事であっても、常に自分の信念をしっかり持つ事が大事であると感じた作品だった。またこのような作品に出会いたいものだ。 " + }, + { + "date": "2012-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "医者、もしくは目指す人はこの作品を観るべし!\n 世の医療の在り方を問う作品、意外と名作でした。なんせ、オペシーンの堤さんは漫画のシーンに凄く合ってる。よくぞ、映画化と言うくらいににはまっている。少しすっとぼけた、しかし真面目な人物を演じさせたら堤さん、右に出る人いないですね。ある意味快演技です。テーマ、テンポ、絵面、音楽、キャスト、全て良かったです。心にずしんとくる、メッセージ性の高い映画でした。世のお医者さん、それを司厚生労働省の人も合わせて観た方がいいとおもうぞ。 " + }, + { + "date": "2012-03-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "孤高のメスは崇高のメス\n 同じ監督の作品「八日目の蝉」から逆行してこの映画を観た。「ミッドナイト・イーグル」も良かったのだから、もっと早く観ておくべきだったと後悔している。「八日目の蝉」の時にも感じた法律の外の善と法律の内の悪。この映画でも、医師の当麻(堤真一)は法律を犯して、生体肝移植を行う。違法ではあるが、人として、また医者として、一人の人間の命を救おうと考えることは決して誤りではないと思う。何故なら実際に人を救えるのは、金や法律ではなく人なのだから。リスクのある事に対して、自分のために“やらない”ことよりも、他人のために“やる”ことを選択することは、気高い選択なのではないか、そしてまたその気高く崇高なメスを周りのスタッフが支える。そして同じ目標を目指す。いやいや良い映画でした。これからの日本映画、成島出監督と園子温監督からはきっと目が離せなくなるのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2011-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "孤高のメス\n 堤真一、夏川結衣スバラシイです。当時の医療現場の雰囲気もよく出ていると感じます。信念を持ち、いつもひた向きに、地道に努力する。人にも優しい。自分にないところばかり突かれて、とても痛い!先日地上波で観ましたが、とても良い映画でした。特にお別れの最後のラストシーンが胸いっぱいな感じで、想いを伝えるってこともまた素敵でした。こういう、ひた向きに生きるってありだな、努力次第で出来そうだな、かっこいいな、という気がしました。明日から地道さを意識してガンバロ...。 " + }, + { + "date": "2011-07-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いつも正しいことは、孤高\n ストーリーは、淡々と進む。地方の市民病院へやってきた医師の孤独な戦い。生体肝移植という当時としては、最先端の医療を行った医師、いつも正しいことは、孤高だということ。 " + }, + { + "date": "2011-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "みいってしまった…\n あまり期待せずに鑑賞したんですが、かなりみいってしまいました。古臭い演出ではあるんだけど変な遊びはあまり入れず純粋にストーリーに集中できる映画。医療のことはよくわからないけど、人の命のことってほんとうに難しいんだなと思う。でもしっかりとした意思を持ち自分のやれることをやることをする当麻先生はかっこいいと思った。 " + }, + { + "date": "2010-11-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "堤真一は舞台の方がいい\n 留学帰りで田舎の市立病院に赴任した医師。彼は患者のことしか頭にない。彼を呼んだ市長は彼に惚れこみ、自分の娘と見合いをさせる。しかし、市長から「これは見合いだ」と言われても、「どなたとどなたの見合いですか」と言う彼。医療以外目に入らない。そんな医者いるのかな。彼はオペ中に演歌をかける。「手術は忍耐強く、コツコツやらなければならないから、演歌があっている」と言う。「それに都はるみは日本の宝だ」と。看護婦に「オペに集中できないからやめてくれ」と言われ、多数決の結果、オペ中の演歌は禁止となる。脳死肝移植のとき、演歌禁止を提案した看護婦から「思う存分どうぞ」と言われ、医師の選んだ曲は都はるみのあんこ椿は恋の花。みんなには曲が聞こえていたのだろうか。おそらくオペに集中して聞こえていなかっただろう。その歌は音波として体を包みこんでいればよかったのだ。オペシーンをみるとやっぱり病気はしたくないと思う。 " + }, + { + "date": "2010-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 医師としてあるべき姿、人としてあるべき姿を勉強させられました。そんな姿勢が周りの人間を変えていく、そんな人間になりてぇなぁ__AU_F649__ " + }, + { + "date": "2010-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "一人の医師とそれをささえた人々\n 初めて生体肝移植に取り組んだ医師の強い意志と、それを支える小さな病院のスタッフ。特に看護婦役の夏川結衣が良い。とても感動的な映画でした。もちろん堤さん素敵でした。 " + }, + { + "date": "2010-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい拾い物。\n 以下twitter(@skydog_gang)への投稿よりコピぺ――日記から回想=本編に入る構成に嫌な予感を覚えたものの杞憂に終わった。シリアスなストーリーラインの中に満遍なく声を出して笑えるギャグが織り交ぜられ、また映像的にもTVドラマの延長のような軽薄さは全くなく「映画を観た!」という満足感を素直に得られる。拾い物。 " + }, + { + "date": "2010-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "拾い物でした\n 地方都市の市民病院での現実を衝いた映画でした。 町医者と大学病院との狭間にあって地域医療の現状を巧く現しています。堤 真一が相変わらず好調です。でも、手術のときに何故に演歌なのでしょうか。こぶしがまわったら力が入らないでしょうかね。 回りの人々も理解有る人が多くて安心して観ることが出来ました。 ナースの成長が巧く表現してあります。人の成長も付き合う人によって、度合いが違うことが良くわかります。子供は親の鏡と言いわれますが、確かに思える。人間は近くにいる人に多大な影響を受ける。 一人の大事な子供を亡くす母親役に余貴美子が熱演です。この人は、何をやらせても巧いですね。カタツムリの時も良かったですよ。 ラストも最初の伏線から考えさせて、本人の顔を出さずに好い幕切れの印象を受けまた。 本日の試写会は関係者席が多かったですね。医療関係の人が多く招待されていた感じです。 " + }, + { + "date": "2010-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動しました\n 医療制度の現場を描いたベストセラー小説の映画化。看護士をしていた母(夏川結衣)が亡くなり、遺品の日記を息子が読んでいく形で、物語が進行する。 冒頭からとてもリアルな肝臓手術のシーン。順天堂医大肝膵外科が医療監修をしているので、納得。医療現場を描いた映画としては、海堂尊原作の「チームバチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」があるが、この映画はまったくタイプが違う。あくまでも真摯に、忠実に描写しているような感じがした。 命を救ってほしいと願う患者の家族、目の前にいる患者の命を救いたいという医師、医師の思いを叶えようとするスタッフ、なくなりかけている息子の命のともしびを誰かにつなぎたいと願う母の思い。それらが交差する大手術は、感動的だった。医療の問題も考えさせられるが、何より感動で胸がいっぱいになった。ラストもいい感じ。 " + }, + { + "date": "2010-07-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくイイ映画なんだけど\n 拙ブログより抜粋で。-- 演出的にはリアルに再現された手術シーンが目を見張る。変に隠すことなく、開口部をはっきりと見せる勇気ある姿勢にも驚かされるが、と同時に、神秘的にすら感じる医療行為の“美しさ”にまで迫った演出は、この手の医療モノの作品ではあまり感じたことのない感動で、白眉だった。 脚本もよく練られており、往年の西部劇を彷彿とさせるエンターテイメントの王道をゆくさすらい医師、必要充分な描写の中でキャラ立ちした登場人物たち、わかりやすく提示される様々な医療問題、ときにユーモアも交えた的確な伏線とその回収、と、どこから斬っても手堅い良作に仕上がっていると言えよう。 ただ、好みによるのだろうが、ちょっとケレン味が足りない気がしないでもない。 とにかく堤真一演じる当麻のキャラクターができすぎな感じで、憧れるほど立派なヒーローではあるが人物造形的に完璧な人すぎて人間臭さには欠く。 そういう意味では敵役となる権威主義者のダメ医師・野本(生瀬勝久)の方が、ひどい奴だが人間味はあると感じてしまうくらい。 しかしこの野本にしてもあまりに絵に描いたような悪役で、人の命を預かるという微妙な問題を扱った本作では、こういう勧善懲悪的な対立構造は安易すぎないか。 さらにこの対立構造も、野本が影でコソコソ悪口を言っているだけという印象しかなく、直接対決するわけではない。これも映画的に難しくなりそうなことは避けたという安易さを感じてしまう。 良くできた脚本だが、巧いがゆえに難しいことからは上手に目を反らしたという気がするのよ。 逆に言えば、難しい医療問題をわかりやすいエンターテイメント作品として仕上げたという点で評価できるのだが。 " + }, + { + "date": "2010-06-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "伝染する気高さ。\n 『告白』のあまりのインパクトにすっかり影が薄くなってしまった感がある本作だが(?)、この映画も素晴らしい出来だと思う。驚かさせれたのは映画序盤での手術室内の描写。『手術』と聞くと、白塗りぴかぴかの手術室で冷静沈着な医師逹が淡々と作業をこなしている……そんなイメージが浮かぶ(あくまで僕のイメージ)。だがここではまるきり違う。清潔に見えない手術室、医療器具をぞんざいに扱う看護士、手術ミスを犯しておきながら、それを棚に上げて部下に怒鳴り散らす手術医。挙げ句の果ては医者が『処置の難しい患者はどうせ大学病院に送るから、手術もテキトーでいいのさ』みたいな事まで言い放つ始末だ。これって実際より誇張して描いてるんだろうか。それとも……。本当にこんな病院もあるかもしれないと思うと背筋が寒くなる。だが主人公・当麻が満を持して登場すると雰囲気が一変。彼の最初の手術シーンが圧巻だ。卓越した技術と医師としての気高い信念がビシバシ伝わり、背筋がぞくぞくするほどカッコイイ。そして夏川結衣が手術中呟く「すみません」という言葉。この言葉に何故だか涙が出そうになった。いやまさか、眉をしかめるような手術シーンで涙ぐんでしまうとは。この手術を皮切りに、彼の気高さが病院のスタッフにまで“伝染”してゆく姿は感動的だ。映画の最大の立役者は堤真一だろう。医師としては完璧だが朴念仁な当麻先生を魅力たっぷりに演じ、手術シーンでの手捌きも見事。脇を固めるキャストも皆良い。仕事への誇りを取り戻すに連れてどんどん輝きが増してゆく夏川結衣。地位と名声を手に入れる事しか頭に無い最低野郎を憎々しげに演じる生瀬勝久。そして余貴美子。彼女が“先生”と呼ばれる理由が判明するシーンを観て、彼女の下した決断にも合点がいった気がする。映画のスタイルは、時系列を入れ替えたり細かいカットを繋いだりなどの小細工は用いず、じっくりとキャラクターを描き、まっすぐに物語を紡ぐスタイル。丁寧で実直。この映画の主人公のようだ。手術という生死に関わるテーマを取り上げながら重苦しさは無く、それどころか思わず笑ってしまうようなユーモラスな場面も多い。物語の中弛みも感じさせず、2時間長の上映時間はあっという間だ。『告白』の毒に当てられて人間不信になった人は、こっちでリハビリしてください(笑)。人間の良心を描いた優しい映画。オススメです。<2010/6/12鑑賞> " + }, + { + "date": "2010-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "信念によって\n 「命」に関わる作品です。当然ですが3Dでもなく派手な演出も全くありません。渋い作品です。停滞しきった地方病院にやってきた一人の医師。彼が来たことによっていろいろな事が変わっていく。彼は何事にも諦めない医師だったのです。「信念が命を救う」この信念がのちのち病院を、人々を動かしていきます。一人の力によってここまで大きく変化していくと誰が想像出来たでしょうか?この作品のの一番の輝きは堤真一&夏川結衣さんの演技力ではないでしょうか。特に堤真一さんの目力は非常に魅力的です。この他の出演者の演技力を思う存分感じてください。そして、もうひとつは・・・・・順天堂大学医学部の医療監修のもと手術シーンを追求しているのです。これにより臓器までしっかりと映し出しリアルな手術シーンを見ることが出来ます。そのあたりもしっかりご覧下さい。このような渋い作品をぜひぜひ見ていただきたい。 " + }, + { + "date": "2010-06-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "美しい手術\n 臓器がやたらリアルでよかった美しい手術を表現するにあたって美しくない手術をほんとに美しくなく、且つほんとにありそうで怖い感じで表現していて、確かに手術室の中で起こっていることなど我々にはわからんしなぁ、と考えてしまった物語は主人公の独白(日記)で基本的には進むので淡々としていて、よくある、過剰な演出による感動の押し付けや無理な共感がなく、見た人それぞれがそれぞれに考える余地がありよかった " + }, + { + "date": "2010-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "白い孤高。\n 試写会に応募したら、当たった。ところが仕事で行かれなくなり(汗)両親に譲った。感想を聞いた時、心底悔やんだ^^;あー観たいっ!!そんなコン畜生な想いを込めて(涙)改めて観に行く。うーん♪やはり期待どおり、応募して良かった作品。タイトルからして地味な作品だがお薦め度は高い☆チラシの堤真一から想像すると田宮二郎再び?的な医療ドラマを想像してしまうが、今作はもっと軽やか。まさか?と思ったが、笑いをとるシーンまである^^;患者の命を救うため違法手術を行うという重い決断、しかしそこには黒い思惑など微塵もなく、画して人情に彩られた町医者のような温かさに溢れ、昨今ドラマで描かれている地域医療の在り方を問う。キャストが出揃っている。これも大きい。堤をはじめ、夏川も吉沢も余も生瀬も柄本も平田もみんな巧い^^;ちょうどあの頃の時代を彷彿とさせる病院内の光景や人間同士の繋がりも懐かしさに溢れ、古臭いイメージが正確な医療技術に圧倒された時私達観客も夏川看護師と同じく口アングリとなる…^^;そう、こんな医師がまだどこかに必ずいる筈なんだ。手術シーンのリアルさがかなり話題になっており、俳優がほぼ代替えなしで演じたのが凄いと思ったが、うちの母親などそのシーンが見られなかったと云う。確かに臓器を取り出すなど(私も得意な映像ではない)生々しいシーンもあるが、それを上回るドラマの真軸、なぜ危険を冒してまで執刀したのかに説得力がある。患者も看護師も、皆がこんな医師に逢いたいと思うし、執刀して欲しいと願うに違いないと思う。こんな医療体制は夢のまた夢だ。なんて終わらせず、息子役の成宮医師たちに継承されてほしいと願う。白い巨悪(^^;)を前にして難しい問題には違いないが。難しい説明箇所が殆どなく、押しつけがましくもない、サラッとした演出に好感がもてる作品だが、つい続編とか、ドラマ特別編とか、もっと観たいという願望が沸々とわいてきて、期待感を高めるドラマだ。(果たして余貴美子の決断ができるか?自信がない…) " + }, + { + "date": "2010-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "Excellent Movie!\n いや~判りやすいし、リアリティがあって非常に面白かったです! 医師が単に医師であること。 それが現代の医療従事者にとっていかに難しいか…などそれぞれの立場になって考えて見るととても面白かったです! 堤真一氏の融通が利かない(=熱い信念の持ち主)医師役は過剰な演出もなく淡々とこなしていて好感が持てます。彼はお堅い公務員役とか似合うのではないでしょうかね~。良い演技してました。 同僚医師役に生瀬勝久氏をぶつけてますが敢えて騒々しく見せて逆にストーリーの静寂さを強調させていたのが印象的です。 主人公の夏川結衣さんはタイプなので居るだけで充分なのですが今回も異色でした。いつものように熱く演じてました。 ハリウッド映画にも劣らない想像力をかき立てられる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎちゃったかも。(私の場合)\n 6/11 観賞観客層は平日の昼ということもあるだろうが、年齢層がとっても高かった。医療モノを観る度に思うこと。生瀬勝久演じるような医者・・・。こんな事されても、患者は全く分からないよなぁ・・・。実際、ここまで酷くなくても自分のことしか考えていない医者っているだろうし。買い物するみたいに、毎日何種類もの病院に罹る訳じゃないし、色んな医者を経験(?)する訳じゃないですもんね。相性とかもあるだろうし。堤真一演じる医師、当麻。患者が求める理想のドクター、間違いなくNO.1!!初めは高い理想があっても、過酷な医療現場に疲れてだんだん感情が麻痺してきたり、など、なかなか患者さんの為にっていう様な気持ちを持続させるのは難しいんでしょうね。こんな先生いるのかな?って思ってしまいました。人間的にも飾り気がなく、朴訥・・・。うまく演じていましたね。またまた上から目線ですいません。余貴美子も良かったです。臓器の映像が、リアルでしたよね。どうやって、撮ってんだろ。とにかく最後の方、悪者退治スッキリしました。やっぱり、こうじゃなくちゃね♪ラストも余韻があって、よかったですね。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "直球一本勝負のいい映画\n ひとつのことに打ち込み、実直な人柄を演じさせて巧い中堅男優で思い浮かぶのは、渡辺謙、柳葉敏郎、堺雅人、そして本作の堤真一だ。そんな役の中でも、肩肘張らずに笑いをとれるのは、この堤真一だろう。ツッコミに照れる柳葉敏郎や、はにかむ堺雅人とは違うトボけた可笑しさで、見ていて堅苦しくない。そして、浪子の日記を紐解く形で描かれる語り口は、いっそう当麻の気負いのない人柄を浮き彫りにした。どんな仕事でも大切なのは心技体。相手に対して、誠意をもって接し、できる限りの技量を施し、己の小さなプライドなど捨ててあたる。評価はあとからついてくるものだ。この作品の主人公、当麻はまさにこういう人物だ。医師も神ではない。間違いも犯すだろう。実践の積み重ねがなかったら技術も上がらない。ただ、ほかの職業と違うのは、そこに人の命が掛かっていることだ。巧くいけば神のごとく奉られるが、一歩間違えば殺人者だ。患者側からみれば、どんな医師にあたるかは運次第ということになる。それでも大事なのは、誠意ある対応ではなかろうか。実験台のような扱いはご免だが、当麻のような医師にだったら内蔵を提供してもいい、そんな気になる直球一本勝負のいい映画だった。 " + }, + { + "date": "2010-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良作日本映画\n 成島出×堤真一ということで『クライマーズ・ハイ』再びといったところだが、なるほどそんな印象。信念を貫く男の姿はカッコイイ。『クライマーズ・ハイ』ほど表面までに噴出する熱さはなく、堤真一演じる当麻は淡々としているが、それでも根底には熱さを感じずにはいられない。ときおり見せるとぼける顔も魅力的。見る前はもっと医療現場の腐敗を暴く骨太サスペンス的なものかとも思っていて、確かにそういう面もなきにしもあらずだけど、圧倒的に人の体温が伝わるヒューマンドラマだった。久々に見た良作日本映画。それにしても、堤真一はやっぱりうまいな~。 " + }, + { + "date": "2010-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "自分の信念を持つということ。\n 何が良かったかというと、温かくて、爽やかだったこと。医師と言う職業は、直接命と繋がっているだけに、見応えもあり、わかりやすかった。でも、普通のサラリーマンでも、OLさんでも、主婦でも、自分自身の心の持ちようで、随分と本人も仕事も、生き生きとしてくるのね。当麻先生は、素晴らしい。お茶目で、鈍感で、仕事一筋で、そして、自分の信念を持っているということ。周りの人達に感謝の気持ちを忘れず、常に全力で立ち向かう。手術室の看護婦の浪子にも、そんな当麻先生のおかげで、自分自身にも価値あるものや大切なことが見えてくる。でも、ありきたりな恋愛関係にならないところが良い。とても爽やかだ。脳死段階での臓器移植。まだ、法的に認められていない。まこと君のお母さんが決断するまで。当麻先生が決断する様子。感銘を受けた。手術シーンは、とてもリアルで、開腹された様子も映るけれど、苦手な方も頑張ってください。堤真一さんが演じると、こんなに素敵な人どこかにいそうね!と思えるのが素晴らしい。生瀬さんの悪役ぶりもなかなか良かった。強面の隆大介さんの、刑事さん。信念を持つ男への、かすかな応援の気持ちを感じた。堀部圭亮さん、次回監督作を楽しみにしています。100人中、99人まで悪人でも、たった一人がこの当麻先生のような人だったら、前向きに生きていけるよねと思える、温かさと爽やかさのある作品でした。 " + }, + { + "date": "2010-06-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "あんこ椿は恋の花\n 信念を貫く医師、当麻に堤真一、当麻の手腕に引き込まれ、真の医療に目覚める看護師に夏川結衣、最愛の息子が脳死となったとき、息子の意思と臓器提供を望む教師に余貴美子と配役もシックリです。対立する大学病院系の嫌な医師たちも、生瀬勝久、堀部圭亮とぴったり非常に良い映画でした福祉ボランティアをやっていて、福祉系の大学を選択し、合格した矢先に、事故にあってしまった少年は、非常に気の毒でした。その脳死になってしまった少年のひとり親として、果たして、素直に、臓器提供を申し出ることが出来るのであろうか。その選択をした母親ってすごいですね。その母親の真剣な願いがあったとしても、当時、まったく、法令的にも整備されていない臓器移植を引き受けるとは、当麻は男前じゃ!できれば、日本のすべての医師の方がこんな人だったら良いと思います。お医者さんよろしくお願いしますよ最後、老齢になった当麻院長を出さないところがまた良いです。当麻は、現役バリバリの姿のイメージで終わりたいですもんね。余貴美子は、今年も助演女優賞ですかな " + }, + { + "date": "2010-05-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "世の医者に見てほしい\n 私も医療の下で働いているため、この映画は深く考えさせられた。仕事への向き合い方を改めなければいけないと感じた。世の中の医者が全て当麻先生みたいだったら良いのに。しかし現実には利益や体裁ばかり気にする医者がいる。目の前で苦しむ患者より自分の利益。いや、医者だけでなく医療の下で働いている人に見てほしい。自分を見つめることが出来る。 " + }, + { + "date": "2010-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "天命について考えさせられる\n 「脳死肝移植」それは、法律ではまだ認められていない医療制度。助けて欲しいと願う患者と限界に挑む医者。その助けたいと思う信念が“絶望”を“希望”に変えていく感動作。医療問題を丁寧に慎重に描いてただけあって、内臓の仕組みをありありと描写。その手術シーンの多さに気合いを感じました。個人的にはお腹が切られる度にこわばる思いで力入ちゃって、ちょっと体力消耗。。。出演者は(堤真一)(夏川結衣)(余貴美子)。この3人のどっしり、がっつり、しっかりした確かな演技がとてもスバラシかったです。(余)さんが脳死の息子の臓器提供を決断する下りなんかもう、、、うぅ。。。(涙)さすがアカデミー女優!胸がつまります。“目の前の患者を助けたいだけ”という思いに揺るぎがない当麻先生(堤真一)。彼の真摯な態度に周囲の空気さえ変えてしまう魅力的なお方。世のお医者さんが皆ああならいいのに。。。対照的に楽して出世したい嫌な外科医長(生瀬勝久)。処置に自信がなくて助かる可能性のあった患者を見殺しにするような嘘つきドクター。きっとこのような人も現実いなくもないと思うと患者側としては先生選べないわけだし、運しだいでは怖いなぁと思う。※関係ないけど前日見た「トリック」でふざけた矢部警部見てたせいでギャップがぁ。。。(どっちもベストは尽くさないタイプだったなぁw)ウマイねこの人も。医療問題としては医者も患者も考え方や倫理的にもいろいろ賛否はあるだろうと思います。与えられた命の結末をどう納得していくかも人それぞれ結局は生きている人のエゴだったりするのも否めないです。この作品では、そんな複雑な思いをどう締めくくるのかと不安に思ったけど、提供者も収受者も満足&感謝する形で優しい気持ちで終われたトコが良かったです。硬派な骨太作品。重いテーマですが見て損はないです。 " + }, + { + "date": "2010-05-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "その医師は決して諦めない\n 評判どおりの素晴らしい映画で、久しく無かった鑑賞後に感動の余り椅子から立ち上がれないという状況に陥りました。今のところ私的に今年度邦画№1です!映画の関係者でもなんでもないのに「おくりびと」に続き、アカデミー賞も狙えるのではないかと、決して大袈裟じゃなく結構本気で思ったりしています(笑)田舎の病院にある医師が赴任して来る。その医師は、大好きな都はるみを聴きながら、まるで魔法のような美しいオペをこなしていく。助かる可能性がほんのわずかでもあるのなら、そこに救える命があるなら、その信念を貫く医師の存在は、周囲の医療スタッフの意識も変えていく。地域医療に力を入れようと市議会に訴えている市長が倒れ、時を同じくしてボランティア活動をしている心優しい青年が不慮の事故に遭い脳死状態に。まるで運命に導かれるように、医師が海外で学んできた生体肝移植に挑む事になる。当時まだ脳死に対する法律が定まっていなかった事もあり、マスコミはもちろん、刑事までもが殺人罪に問われても文句は言えないと医師に詰め寄る。それでもこの医師は決して諦めず、助けを待つ家族、助けようとする家族の切実な想いを汲み取り、オペに向かうのだった。オペのシーンがとにかくリアルで、まるで本当の手術に立ち会っているかのような感覚に陥りました。堤さんが信念を貫く決して諦めない医師を好演。堤さんの決して揺るがない確固たる意志を持った眼差しに何度も惹き込まれました。医師と出会い、自信と誇りを取り戻していく看護師役の夏川さんも素晴らしかったです。脳死状態の息子の肝臓を提供する事を決意する母親役の余さんの演技に涙が止まりませんでした。どの役者さんも適材適所でとても素晴らしかったです。最初のオペのシーンの都はるみで笑い、クライマックスのオペシーンでは同じく都はるみに泣き笑いでした。心からお薦め出来る映画です。是非ご覧になって下さい。 " + }, + { + "date": "2010-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "堤真一の魂の演技に加えて医療問題にさりげなく迫る演出が良かったです。\n  医療制度のタブーに深く切り込んだ社会派原作なのに、本作はどこか暖かみのする仕上がりになっています。 それはいきなり核心に切り込むのでなく、当麻をアシストする看護師中村浪子が残した日記が語る視点から、浪子が見聞した当麻との出会い、そして外科手術の取り組みが、淡々と綴られるからです。 けれども患者の立場に立った地域医療に情熱を傾ける当麻の一挙手一投足は、感銘と共に観客の心に現代の医療の問題を投げかけてくるのでした。 成島監督は、『クライマーズ・ハイ』の脚本を担当しているだけに、主演の堤真一の見せ場のツボを心得ているかのような演出。 抑え気味のテンションの中に、一人でも多くの患者を救いたいという秘めたる闘志をたぎらせた当麻役を、堤は水を得た魚の如く演じきっています。きっと年末の賞取りレースにノミネートされる演技でしょう。 それにしても哀しいストーリーです。冒頭から、主人公の浪子の葬式シーンでスタートするのです。葬式に立ち会った浪子の息子の弘平は、母が残した日記から、当麻の存在を知ります。物語は、ここで大きく別れて、日記のなかの浪子が語る1989年当時に当麻を中心にどんな出来事が起こったのか。 そしてもう一つは、その日記を読み上げた弘平にどんな変化が起きたのか。年代を超えた親子二代の話が同時進行している構造なのです。 当麻が登場する以前の日記の浪子は、悲惨でした。杜撰な手術と医療事故のもみ消しの日々。そこに立ち会う自分も、患者の命を奪っている共犯者ではないかと汲々としていました。それを誰にも言えなくて、日記だけが愚痴のはけ口という有様だったのです。 そんなとき、高度な医療技術を持った当麻が転院してきて、当麻の医療に対する純粋な思いに感銘して、失いかけた看護師としての自覚を取り戻すのですね。 ちょっと近寄りがたい雰囲気の当麻でしたが、初めての手術で、現場のスタッフも観客も大笑いしました。だって手術中に都はるみの演歌を流すのです。緊張した現場にはどう見てもミスマッチです。困惑するスタッフを尻目に当麻は、至って真剣。当麻に言わせば、手術は手編みのセーターを編むように、細かな作業を忍耐強く綴ることなんだ。だから演歌がよく合うというのです。でもそれはあんまりだということで、スタッフの多数決で音楽禁止になったときの当麻のしょぼんとした表情が愛嬌たっぷりでした。まるでおもちゃを取り上げられた子供のよう。 浪子が当麻という医師に希望を見いだした頃、親交の篤いお隣の音楽教師をしている武井先生の一人息子が事故に遭い、脳死状態になってから、物語は急展開します。 同じ頃、勤務先の市民病院を支えてきた大川市長が倒れたのです。 武井先生は悩んだ末、福祉活動に尽力してきた息子の志を汲んで臓器提供を決断します。複雑な母親としての苦悩を、余貴美子が見事に演じています。これも素晴らしいです。 当麻は、生体肝移植の数少ないスペシャリストでした。大川市長は当麻の志に惚れ込み、日本初の脳死肝移植手術のレシピエントになることを決意します。 ただ当時は脳死認定が法制化前だったこともあり、当麻が殺人罪で起訴される可能性も高かったのです。そのため手術は極秘で進められるはずだったものの、当麻を潰そうと思っていた第一外科の野本医長のリークによって、マスコミが詰めかける事態となってしまいます。果たして当麻はどうなるのかは、見てのお楽しみに。但し小地蔵は、どんなことであろうと臓器移植に賛成しかねます。 そうまでして、患者を救おうとする当麻の医師になった経緯や当麻と浪子との別れのシーンも、感動を呼ぶことでしょう。 当麻と浪子の最後の日に撮影された一枚の集合写真。それを見つめていた息子の弘平は決意します。そして向かった先は、当麻の生き様を真似るかのように、田舎の病院へ赴任していったのでした。 院長に挨拶するために、院長室でしばし往診に出かけた院長の帰り待つ弘平。そこにはどこかで見たことのある都はるみのカセットテープが置かれてあり、母の日記にあったのと同じ集合写真が壁に飾られていたのでした。【注意事項】血を見るのが苦手な人へ 本作の手術シーンは、ほぼ医療現場での手順がリアルに再現されます。血しぶきが飛んだり、臓器がそのまま露出するので、その手のものに苦手な人はショックを受けるかもしれないので、あらかじめ覚悟して見てください。 " + }, + { + "date": "2010-05-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "信念の外科医とそれに感化されナースとして目覚める看護師の物語\n 「目の前の患者を救いたい」という外科医の信念が次第に周囲を変えていく。信念ゆえの孤立はやがて信頼へと変わっていく。そして新しい命は受け継がれる。引き継がれる。いい映画でしたね。感動にむせび泣くというよりは考えさせる映画でしょうか。命の大切さを考える映画ですかね。そして、医師という職業の在り方、病院の社会的使命とは何か。救急患者の病院たらい回しには、おもわず憤り理不尽さを感じましたね。手術室に送り出すのは、本来は病気を治すため。それが、他人を生かすために脳死状態の息子を母親が手術室に送り出す。「よろしくお願いいたします」と。このシーンには、思わず涙がこぼれ出てしまいました。手術が終わり、息子が死んで「ありがとうございます」。言えないですよね。子供を持つ身としては泣けましたね。ボロボロと。手術室の場面は臨場感あふれ、緊迫感が伝わってきました。それと、手術室には演歌があう、これにはなぜか納得してしまいました。堤さんは信念を持つ“孤高の医師”をうまく演じていました。夏川さんも看護師役と母親役を魅力的に好演。 " + }, + { + "date": "2010-03-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "胸が苦しくなる程、悩み考えながら観ていました\n 平成元年当時がリアルに描かれていて、すぐに入り込めました。患者どちらの立場も痛いほど理解できるので、ツライ気持ちで観ていました。『僕の初恋を君に捧ぐ』でも同じような思いがありました。オペの術野が超リアル。素晴らしい技術ですね。僻地医療、先進医療、大学病院の医局、働く母と子供、行政、たくさんの問題を見事に2時間の映像で描いてくれたと感心しました。クライマーズハイに続き、堤真一はさすがです。余貴美子ヤバイです!助演女優賞三連覇も夢じゃないですよ。 " + } + ] + }, + "170": { + "title": "十三人の刺客", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "圧巻のラスト50分!\n  さながら現代版「七人の侍」!2時間を超える作品だったけど、気づけばアッという間にエンディングだった。とにかくキャストが豪華ですね。大御所だったり、既に有名どころだった人から、当時は無名でも今は主役級の人まで。そして、その一人ひとりが、実力を存分に発揮して、実に濃厚な物語に仕上がっていました。殺陣アクションもみんなクオリティ高かった!ゴローちゃんも10人中10人が嫌うような役柄を見事演じていたと思う。 前半の人材集めから作戦立案〜落合宿での迎え撃つ準備まで、まさに「七人の侍」のような展開。そこから、なかなか来ない明石藩勢に焦燥感を募らせる展開と、ほとんどシーンに無駄がない。そして、最後圧巻の約50分にも及ぶ大合戦!この合戦がスゴい!息つく暇のないシーンが50分続く超クオリティ!なかなかここまでの完成度の時代劇は他にないですね。 唯一残念な点は、13人が多かったか、一部印象が薄いキャラがいたことぐらいかな。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "お下劣\n  主君に仕え、守り通すことが侍というのが明石藩の鬼頭半兵衛(市村正親)。民のため、後に感謝されるとするのが島田新左衛門(役所)。この二人の巧妙な頭脳戦・・・参勤交代の道中、どこで合戦にするのか・・・そして最後は剣の技での一騎打ち。さらに斉韶(稲垣吾郎)が不気味に絡んでくる。日アカでは役所広司のみがノミネートされてるけど、稲垣吾郎が抜け落ちてるのがおかしいくらいだ。 黒澤明の『七人の侍』は名作だけども、この作品はかなり近づいていると思う。13人のうち生き残るのは二人。しかも侍が生き残れば結局は自害しなければならないんだし、山の民(伊勢谷)と侍をやめたがっている新左衛門の甥・新六郎(山田)を残すことに意味があるのだ。そして、斉韶に言わせる言葉が為政者たるものの本質を言い表しているので、現代における時代劇として十分通用するのだ。残忍で憎たらしいことこの上ない斉韶。「政とは政を行う者のためにある」というのが痛烈だ。 それにしても残酷シーンだらけ。やられちゃった谷村美月ちゃんと夫の牧野采女(斎藤工)も痛々しいが、手足を斬られ慰み者とされた名もなき娘が『キャタピラー』並みに痛々しい。クライマックスの合戦のシーンは40分くらいとかなり長く、東京ドーム20個分のセットを作ったことも素晴らしい。壮絶な戦いは、爆薬によって200人に膨れ上がった明石軍を130人くらいに減らしたけど、もっと爆弾使えよ!と言いたくなるくらい手に汗握る迫力のシーンの連続なのだ。 お下劣シーンも三池監督らしく、家族と一緒に見れないくらい(笑)。特に、村の娘を何人もやっちゃった伊勢谷が岸辺一徳のアナルに・・・なんて。 " + }, + { + "date": "2019-03-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "空前絶後、史上最高の時代劇アクション\n 流石に十三人全部の姿は描き切れていないが、展開としては同時並行でかなり太い筋が通っている。役所、伊原、などはそれなりにだが、伊勢谷友介の個性は半端ない。山田孝之の迫力が霞むほど。十三人が際立つのも、それは悪役松平を演じる稲垣吾郎がいればこそ。いやはやこんな演技ができるとは。前半が無駄なく小気味好く進むから、後半のアクションが生きてくる。ミナゴロシの書き物示すところは痺れるね。そう、松平に手足千切られ舌抜かれて慰みものにされた娘が、家族の事を聞かれて筆を口に咥えて書いたもの。アクションが凄まじい、弓、刀だけでなく、爆薬、仕掛け、燃える牛、とか縦横無尽に、画面一面に、怒涛の二百人ゴロシですわ。窪田正孝も、松方弘樹も、いやなんとも、凄い闘いですな。半時間以上闘いながら、見飽きない、手に汗握る、鳥肌が立ち、ハラハラして爪が掌に食い込んだよ。二百人の侍もエキストラじゃなく俳優さんではないですか?かなり精度の高い戦いでした。とても好感が持てるし、凄く楽しめました。 " + }, + { + "date": "2019-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "「斬って斬って、斬りまくれっ!」\n DVDで鑑賞。オリジナル版は未見です。作品ごとに当たり外れの激しい三池崇史監督ですが、本作はその中にあっては特に大当たりの出来なんじゃないかなと思います。島田新左衛門(役所広司)が刺客を集めるシーンは、さながら「七人の侍」のようでした。集まって来る刺客たちの面子が超豪華! 松方弘樹が出ているだけで、無限大の安心感を得られるんだから、めちゃくちゃ偉大だなと感じ入った次第(笑)稲垣吾郎の残虐非道なバカ殿振りが凄まじい…。「踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル」での鏡くんを彷彿とさせる…否それ以上の極悪人でした。どういう育てられ方をしたらこんな風になるんでしょう…(笑)それを支える鬼頭半兵衛(市村正親)の苦労たるや、並大抵のものではないでしょうねぇ…。それでもそこは武士。最後の最後まで主君に尽くそうとする心意気にグッと来ました。本作の白眉は何と言っても、クライマックスの13人VS300人の壮絶な死闘!そこまでの期待を否応無しに高めてくれるストーリーテリングもさすがですが、やっぱりダイナミックなチャンバラが時代劇の醍醐味でしょう!随所に仕掛けを施しまくって要塞化された宿場町を舞台に、「斬って斬って、斬りまくれっ!」の言葉通りの敵味方入り乱れた血で血を洗う凄惨な戦いが秀逸の極み! エグさが何とも言えず大好きです!死に物狂いの大胆な殺陣シーンがお見事過ぎました。ベテランの円熟した殺陣を見せてくれる松方弘樹を始め、刺客たちそれぞれの挟持と生き様が籠められた大激闘に心が震えました。 " + }, + { + "date": "2018-11-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "時代劇はこうじゃないと\n 江戸時代の時代劇は忠臣蔵にしろこれにしろ、こうじゃないとな変に司馬遼太郎とか関ヶ原とかやるから失敗する山田孝之が好きやから観たけどこれで確か賞もらってなかったっけ?そこまでの演技やとは思わんかったけどな他が良すぎたからか?まぁなんにせよ最近の時代劇のなかでは優秀 " + }, + { + "date": "2018-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三池監督二人いる説\n ここにも山田孝之がー!オリジナル版は未見。前半の心理戦と中盤のゲリラ戦、打って変わって後半の「斬って斬って斬りまくる」ガチンコ血みどろチャンバラと、盛り上がるのがいい。松方さんの流れるような殺陣に美しさを感じる。あとまさかの稲垣吾郎のハマりっぷり。安心して観られる。 " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "評判ほどは・・・\n 確かに三池監督らしい毒のある作品である。ただ、稲垣のキャスティングだけ、いただけない。あの役はもっとサイコパスをオーバーに出し切る役者じゃないとダメだと思う。どこか”ジャニーズ”さを引き摺っていては演じきれない。稀代の”悪魔”感をさらけ出さないと、あの作品には似つかわしくない。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ちゃんばら映画\n あの戦力差には無理がある。もっと作戦あるだろう。リメイク前の作品も誉められたものではないが、この作品も記憶に残るものではないだろう。下らないギャグシーンとか要らないし。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "黒澤監督の「7人の侍」以来の大傑作で間違いなし!\n 日本映画史上最凶の悪役 稲垣吾郎に拍手喝采したい!!久しぶりに三池崇史監督の侍映画「13人の刺客」を見直した。先日鑑賞した元SMAPの3人の映画、「クソ野郎と美しき世界」が面白かったので観たくなった。はっきり言ってこの「13人の刺客」は過去20年で最高の時代劇映画、侍映画と思う。つか、黒澤監督の「7人の侍」以来の大傑作で間違いなし!そんな大傑作たらしめてる最大の要因が、非道極まる将軍の弟、明石藩主・松平斉韶を演じた稲垣吾郎さんだった。怖すぎるよ、吾郎ちゃん...当然、役者陣はみなさん素晴らしい演技です。主演の役所広司さんをはじめ、松本幸四郎さん、松方弘樹さんなどの大御所俳優から始まり、中堅どころの沢村一樹さんや伊原たけしさん、光石さんが脇を固め、更に若い世代の山田孝之さん、伊勢谷友介さん、さらにその下の世代である、窪田正孝、谷村美月と、幅広い年齢層の役者たちが勢ぞろい。その全員が素晴らしい演技を見せています。個人的に好きなのが、真の侍、ラストサムライ的なかっこよさの伊原たけしさん。腕っ節のみが頼りの流浪人という役ですが、あの眼光!弟子窪田正孝との関係も良かった。しか〜し!!  吾郎ちゃんがぜ〜んぶ持って行っちゃった!!!早く死ね!死んでしまえ〜〜!って願う程、まじキチガイな快楽異常者を見事に演じてる!!「山猿の骨は硬いのぅ」といって家臣を切り刻むんだり、子供を嬉々として矢で串刺しにしちゃったり、名もなき娘の四肢を切り落として弄んだ挙句、飽きたら道に捨てちゃったり。んっと、吾郎ちゃんアイドルよね?残虐すぎ、鬼畜すぎの悪魔を演じてますけど、大丈夫???本気で今後の芸能生活危うくね?って心配になるほどの名演!狂演!四肢を切り落とされた娘が、筆を口に加えて(舌を切り取られた故)書いた「みなごろし」の文字。怖すぎて直視できません。。。終盤の40分は、「13人 vs  最凶の暴君」。斬って斬って斬りまくるだけ。それがシンプルに面白い。緻密なカット割りやカメラワーク、血ノリがリアルでした。唯一の減点ポイントは、牛が暴走するシーン、CGがショボい...この作品で唯一の残念なところですかね。後は音楽も素晴らしかった。不穏な雰囲気にあってましたね。まあ、とにかく海外でも評価高い本作は、ゴローちゃんの狂気的演技が傑作にしてますねー!ここまでの悪役はそういません。久しぶりに見たけど大満足。大人も子供も楽しめる映画です、はい。人によっちゃあ、「グロいだけ、、」て思うでしょうが、一見の価値はある。アイドルの演技でこんなん見たことない!!三池崇史監督は正直、当たり外れのある監督と思うけど、本作は大当たり!同じSMAPのキムタクを主演に撮った「無限の住人」は、僕的には外れ部類かなぁ**毎日映画コンクールで吾郎ちゃんが「侍映画の経験がある木村くんに刀の抜き方をアドバイスしてもらった」って言ってたけど、ゴロちゃんのがはるかに名演ぎでしたーー! " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "殿様の最後のセリフ\n いいです。殿の毎日の虚しさを感じます。 " + }, + { + "date": "2017-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "超絶おもしろかった。 鬼頭半兵衛かなり見応えあった。仰々しい言葉の...\n 超絶おもしろかった。鬼頭半兵衛かなり見応えあった。仰々しい言葉の吐き方に最後までブレない性格。導入部からインパクト大で、仲間集めも早く展開が早い。こんなにも大作なのに長く感じない。最後の最後の場面、帰る約束をした芸妓が出てきて顔アップになるけれど表情が笑っていないのが気になる。ちゃんと帰れたのなら笑顔で迎え入れるし、ツーショットで終わるはず。新六郎(山田孝之)が小弥太(伊勢谷)と喋った後に彷徨い歩く場面にやたらと尺を使っていたのは、2人とも死んでいたからなのか。新六郎は深手を負ってはいないものの小弥太に関しては致命傷だった。新六郎の手から刀が離れなくなっている描写もあり、やたらと意味ありげに終わってる。ウパシーっ!とかギャグシーン全部排除して、ガチガチの真面目1本で撮ったとしたら、もっと名作扱いされたのじゃないだろうか。なんにしても傑作。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "見事に状況説明、葛藤、解決に順に進んでいく。 バカ殿が罠にかかるか...\n 見事に状況説明、葛藤、解決に順に進んでいく。バカ殿が罠にかかるかかからないかの策略戦はおもしろい。でも案外、決闘シーンは普通だったかな。 " + }, + { + "date": "2016-04-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "期待値の方が勝った…\n 稲垣吾郎が出てきて「えっ!?」となったけど、意外と役に合ってたかも(笑) " + }, + { + "date": "2015-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "チャンバラ娯楽なのか真剣な時代劇なのかどっちつかずなのが残念\n 総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 襲撃も中盤になって、仕掛けで200人越えの敵の数を削減して残り130人となったところで個人で斬り込みをかけるのだが、ここが戦術を無視したただの娯楽のチャンバラになってしまっている。激しい撃ち合いでも刀が刃こぼれせずに同じ刀を使い続けられるし、息も切らさず科白を喋る者もいる。何より戦法も駆使することなく個人技で10倍の敵と戦えるということに違和感がある。再映画化前の作品では13人対53人の戦いだったが、今回はわざわざ敵の数を大きく増やしている。どうやって圧倒的多数を打ち破り敵の殿に迫るのかをろくに描かずに安易に敵の数だけを増やしてしまって、それを倒していく話が嘘っぽくなってしまっているので、ここはもっと現実性を追求して欲しい。数が増えたことへの良さを何らかの形で出すべきだったが、数が増えたことでの悪い点ばかりが目立った。 稲垣吾郎演じる松平左兵衛督斉韶の外道ぶりの描き方が生々しくて良かった。鬼畜行為を隠さずにしっかりと描いたことで、どうしても暗殺する必要があることが伝わったと思う。だが再映画化されて前作よりもまともになったとはいえ、やはり13人全ての登場人物の個性を描ききることは出来ていない。敵は数だけそろえているが、殆どがただの切られ役になっていて有力な敵役が殿様以外は1人しかいないし、殺陣は昔ながらの時代劇に迫力が増した程度の水準に止まってしまっている。同様に、時々わざとらしい科白や演技があるのも、悪い意味で昔の時代劇を感じさせる。 悪いやつをばったばったと斬り倒す娯楽の時代劇なのか、大儀のために命懸けで戦いに挑む真剣さを追及した時代劇なのか、どっちつかずの中途半端で終わってしまっているのが惜しい。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "稲垣吾郎の存在感\n アクションが多いだけに如何に短く悪役を印象づけられるか難しい役を見事にこなした印象。まさにはまり役。物狂いの高貴な役がここまで上手いとは。主人公側の豪華メンバーも見所たっぷりで、まさにエンタメ時代劇といった感じ。ここ最近の日本映画のなかでは一番面白かったかも。 " + }, + { + "date": "2015-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "これぞ、世界に誇れる日本映画!\n もう、最高!稲垣吾郎の悪代官っぷりが、最悪で最高!あの悪い奴を倒さなきゃ、って気持ちになる。そして、最後の多勢に無勢の戦いも最高!13人が次々と敵を倒していく様が、心地よい。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "リブートではなくチャンバラエンターテイメント\n 善が悪を懲らしめる。だだし、時代は侍の世界であり上への反逆は切腹の上、一族郎党全て斬首。300vs13のハンデを無くすため、村を買い取り様々な罠を仕掛ける。まるで、ランボーかエクスペンダブルズ3。戦闘開始は役所広司から始まる。斬って斬って斬りまくれ!日本映画界を引っ張る役所広司。いま、のりに乗ってる山田孝之。かっこいいが割と新鮮味もない。際立ってたのは松方さんの殺陣と伊勢谷友介のぶっ飛んだキャラ。全体的には楽しめました。まずまずかなあ。 " + }, + { + "date": "2015-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動しました!\n 劇場で見ました。稲垣君の非情な主君ぷり、斬りあいのシーンで弓矢や仕掛けがすごいところに興奮しましたが、一番は窪田さんの目が興奮しました!人を斬ってから目がはっきりと変わったところ、本当にすごくて感動しました!この映画で窪田さんを好きになりました!!窪田さんはこれから絶対有名になる!ならなきゃおかしい!と当時は興奮してました。DVDで二度目観賞。やっぱり仕掛けと弓矢には興奮する。当たり前だけど、窪田さんが今と比べるとなんだか幼い印象(笑)窪田さんが火を放つシーンの目が今までの目と違うからやっぱりすごい。初回で見た時ほどの感動が得られなかったのが残念だけど。虫の息になったところは本当に苦しそうというか、演技でこれが出来るからやっぱりすごい人と思いましたね。稲垣さんは相変わらず非道っぷりと奇行がすごい。でも、イケメンだから顔と声が聞こえると、ちょっと癒される。六角さんの最後の狂いっぷりがすごかった。劇場で見たときも思いましたが、誰かと見る場合、血や残酷なシーンが多いので、同行者は選んだ方がいいです。斬りあいシーンも長めだと思うので、そういうものを楽しめる人はいいかも。個人的に斬りあいシーンは途中で飽きなかったです。ちょっといやらしいシーンもあり。 " + }, + { + "date": "2015-04-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "2人のつなぎが良い!!\n 2人のつなぎが良い!! " + }, + { + "date": "2015-04-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "単純にリメイクした様では無い…のかと\n リメイクだと思って観に行ったら違った。これは完全なるオリジナル作品でしたね。だから何故『十三人の刺客』とゆう題名に拘ったのか…よく解らない。ひょっとしたら《十三人》とゆう数字に拘ったのか?東映時代劇を代表するオリジナルに敬意を表したのか?…いずれにしてもこれはれっきとした東宝作品。だからなのか?十三人が集合する過程に、どことなく黒澤時代劇の要素が見え隠れしていた。最後に仲間に加わる伊勢谷友介に到っては、あの『七人の侍』で三船敏郎が演じた“菊千代”を彷彿とさせるキャラクター。厳密には、三船の役は侍になりたい農民の出に対して。伊勢谷の方は、「侍がなんぼのもんだ〜!」と、逆に毛嫌いするキャラクター設定になってはいましたが…。それでも、如何にも東宝作品らしい登場人物設定の前半部分でした。一転して、後半の長時間の戦いにおける舞台設定・戦い方を見ると。一見『七人の侍』風で有りながらも、美術セットを始めとする内容的に出来上がった作品の雰囲気は、『将軍家光の乱心・激突』が最も近いかな?と思わせた。題名からオリジナルと同じ内容を期待して観に行くと、肩透かしを喰らう感じですが…。それでもこの作品が年間ベスト1を獲得しても決して驚きません。娯楽時代劇としたら文句の付けようも無い位です。こうなると後はもう好き嫌いの基準で判断するしか無いですね。でも、当初は絶対に漏れてはならない計画。途中から市村正親に気が付かれ、逆に腹の探り合いにはなったものの。どこの馬の骨とも解らない古田新太が金銭を要求した際に、「面白い!」…って?良いのかそれで!!あっ!文句付けちゃった(汗)個人的に時代劇は、黒澤時代劇を始めとする、リアリズム重視な作品を観たのが始まりでは有ります。その後東映の娯楽時代劇を数多く観る機会に恵まれた結果、沢島忠監督を始めとする東映の痛快娯楽時代劇が好きになっていた。それだけに採点に関してはもう単純に好みの問題です。(2010年10月10日TOHOシネマズ西新井/スクリーン7) " + }, + { + "date": "2015-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストバトルのために…\n (原作は未視聴)日本のエンターテイメントも捨てたもんじゃない。そう思わせてくれる一作。物語は、めっちゃ悪いお殿様を選りすぐりの侍十三人で暗殺するという話。なんのひねりもなくめちゃくちゃシンプルだが、登場人物に感情移入がしやすく、とてもいい方向に作用している。感情移入がしやすいということは…ラストの壮絶極まりない死闘展開にも生きてくる。自らを消耗品とさせた、エクスペンダブルズな野郎共がこぞって殺しあう。これがつまらないわけがない。ヒーロー的な見せ場や無双が最初にあり、そこからだんだんとリアルな命のやり取りへと移っていく。もうやめたげて!辛い!と思わせる戦いをこれでもかと見せられる。中盤の三池崇史全開の楽しいシーンが思ったよりあって、楽しんだが故に、あのキャラが死ぬのは辛い!辛すぎる!と感情移入もスムーズ。ラスト50分のバトルは圧巻としか言いようがない。それはひとつの幕末論や侍論に発展していく。この映画を語る上で最も重要なのが、悪役である。映画の大半は悪役造形がしっかりしていれば良し。悪役良ければ全てよし。だと思っている身としては、今回の悪役は大合格。ジャニーズからのキャスティングは萎えることが多いのだが、稲垣吾郎ちゃんは最高。卑劣感としても最高だし、言っていることの筋が意外と通ってるいけすかなさも最高である。個人的には、ベスト伊勢谷友介だった。今作は、三池崇史のいい所が詰まっていて、三池崇史のガッカリするところは意外になかった。日本映画も、三池崇史監督も、捨てたもんじゃないなあと本当につくづく感じる一作だった。 " + }, + { + "date": "2014-07-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "名作を駄作にリメイク?\n 1963年版が、好きで期待したが「ここまで名作を駄作にリメイク出来るのか」と初めて思いました。でも、ラストの戦いはCGなどつかっていて楽しめました。三池崇史は、この作品をリメイクする気あったのかな? " + }, + { + "date": "2014-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "2時間半を感じさせない、凄い!\n 2時間半を感じさせない。松方弘樹は別格、伊原剛志も凄い。 " + }, + { + "date": "2014-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "斬って斬って斬りまくってた!\n まず、吾郎ちゃんの暴君ぶりが怖すぎる。犠牲になった女の人の姿には目をつぶりたくなる程。アクションシーンも面白いけど、なにより絶倫・伊勢谷友介に笑いました。 " + }, + { + "date": "2013-12-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "侍かっこいーーー!!\n 面白かったー!斬り合いのシーンも迫力満点!けど笑いもありで楽しかった!伊勢谷さんの役どころが最高♡!最後までハラハラドキドキ魅入ってしまいました\\( *´•ω•`*)/ " + }, + { + "date": "2013-06-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "まともにリメイクする気無いでしょ!?\n 1963年のオリジナル版を観ていなければ、純粋にアクション時代劇として楽しめたと思うが、オリジナルが好きで何度も観ている者からすれば、設定が同じ、ストーリー展開もほぼ同じ、セリフまで全く同じ箇所が多数あるので、比べざるを得ない。オリジナルでは戦(いくさ)の無くなった時代で、侍が真剣で戦うとどうなるか?と、侍の生きる道とは?がテーマとしてしっかり描かれていたのだが、本作ではそこらへんの描写が上っ面だけ!オリジナルでは新左衛門と半兵衛の知と知のぶつかりが、落合宿での集団戦の中でも最後まで描かれ、13人が53騎を討つことにリアリティーを持たせていたのだが、本作では罠を途中で放棄し、しかも13対300てありえんでしょう!!更にラストがオリジナルと違うのだが、新左衛門が自ら刃を受ける相手が変わっている事で、全く意味の無い死となってしまっている...オリジナルの設定、ストーリーを踏襲しているのに、演出がむちゃくちゃなので、そのギャップに違和感ありまくりでした。浪人 平山九十郎の扱いも最期までかっこ良かったので、監督はオリジナルでの侍たちの行動理由を全く理解していないのでしょう。リメイク版のみに登場の山の民に関しては、あ〜やっちまったな て感じですね。重い話しに笑いを差し込んだつもりなんだろうけど、見事に全すべり(失笑)オリジナルぶっ壊しの常習犯がまたやってくれました。 " + }, + { + "date": "2013-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怪演\n 心を揺さぶられた。感動とは違う意味でだが。まずは手足のない女。明りを時代背景に合わせて蝋燭だったことも手伝い心底恐ろしかった。これもある意味映画体験。でもあまり好ましくない。良い意味でだが。本当に忘れられないシーンとなっている。茂手木桜子の名は私に刻まれてしまった。では、その恐ろしい所業をした男とは。正に怪演。稲垣吾郎の凄まじさに私は今まで気付けなかった。食べ物を食べる時、日本人は礼を重んじる。それが昔の人であればより強いと思う。そこで中あの食べ方だ。純粋に軽蔑出来た。そして最後の最後までどうしようもなかった。素晴らしい。他に沢村一樹の中間管理職感が良かったとか、伊勢谷友介の最後のシーンはどう理解していいのか悩むとか、いろいろと今作について思うことはあるが、前述2点でこの映画はお腹いっぱいだ。満足。私は他の人が挙げていた決戦前の「みなごろし」で鳥肌が立ったという記述を見た。私も鳥肌が立った、またあの女を思い出して恐ろしくなった。仇討だ!と気持ちが高揚に繋がらないほど彼女の存在が頭を占めていた。 " + }, + { + "date": "2013-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "憎々憎々しい狂人キャラ\n  1963年に公開されたオリジナルは未観なので比較はできないが、 まず、ハードなチャンバラ時代劇の新作を久しぶりに観ることができて、感動しました。 殿様の弟はアタマがイカレポンチで、 このままでは大変なことになるので、ヤッてしまいましょう。ってお話なのだが、 まず、 この殿様の弟、バカ殿の残虐非道な気狂いっぷりが凄まじく、悪役として大合格。 さすが三池監督と言いたいところだけど、これは稲垣吾郎の功績ですな。 あの冷血さ、憎々憎々しい狂人キャラは、お見事でした。 そんなバカ殿を、反逆として討たなければならない侍。 そんなバカ殿でも守らなければ侍。 対立する両者を丁寧に描いているの、素晴らしい。 十三人の侍、個々のキャラ分けが少し弱かったのは残念でしたが、 それやったら時間的に厳しくなるだろーし。 あとは例の「牛」。 そこも含めて、日本のエンタメ映画としては、ギリギリだったんじゃないかと。 なんか評価が甘い気もしますが、 個人的にはね、松方弘樹の侍姿が観れただけで、良しとしてますよ。最高ですよ。 " + }, + { + "date": "2013-02-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "三池崇史監督の乱心。\n 300人を相手にするわけだから、『七人の侍』の約2倍の人数が必要なのはよく分かる。しかし『はじめ人間ギャートルズ』のドテチンみたいな類人猿まで召集しちゃったもんだから、一気にストーリーがギャグ漫画風になっちゃった。伊勢谷友介が演じる山の民のことである。役所広司のリーダーぶりは良かった。知的かつ貫禄があった。稲垣吾郎の暴君ぶりもアッパレ!ジャニーズの所属タレントなのによくやった。松方弘樹の刀はざきも、さすがは東映チャンバラ映画の頃から時代劇をやっているだけに、出演者の中で一番サマになっていた。斬って、斬って、斬りまくるラスト50分にも及ぶ斬り合いのシーンも確かに長いが、オリジナル版も長かっただけに文句もあるまい。役者以外では東京ドーム20個分の広大な宿場町のセットも見事。なのに、その全てを一瞬にしてブチ壊してしまう、あの山の民のキテレツでリアリティのないキャラ設定は一体何?! もう開いた口が塞がらない。 " + }, + { + "date": "2013-01-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ショッキングな映像(・_・)!\n かなりショッキングな映像があって、久しぶりに身体が硬直しました。事前に下調べしとくんだった・・・かなりショッキングで数週間あの映像を引きずりました。CGだからよく出来ています。若手俳優も出ているし期待していたけど、うーんやはり時代劇は面白くない。何も感じない。十三人の刺客というけど13人の中で主要メンバーと脇役メンバーの差がありすぎて悲しくなる(笑山田孝之は、やっぱり期待通りかっこ良かった。 " + }, + { + "date": "2012-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "で~すぺらーど♪  っ><。\n 50分の戦闘シーンは少しだらけるかなぁ~と思ってましたが刺客一人ずつにスポットを当ててのシーンだったので意外と長さを感じませんでしたその中でも1番格好良かったのが松方弘樹さんw殺陣もそうですが止まった時の立ち姿がもう・・・ キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャーこれぞ時代劇っ!って感じです時代劇と縁が遠そうなイケメンくん達も彼ら「らしさ」があって映画に華を添えていたように思います三池作品らしくアクションシーンはすごく派手なんだけど時代劇の良さも感じられる作品だったと思いますまつりんの中ではヒットですにゃwPS.テレビCMでは戦うシーンにBGMとしてデスペラードがかかっているのですが  映画観ながらいつかかるのかなぁ~なんてすごく楽しみにしていたのに  影形なく…ちょっと残念でした (´・ω・`) " + }, + { + "date": "2012-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ラスト50分の死闘すげえΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ\n さすが三池監督!!!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチと言う他ないですな(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウンオリジナルの片岡知恵蔵主演『十三人の刺客』も良かったけど、こちらはアクションと言うよりは頭脳戦、知恵比べに重点を置いた感じ。三池監督版は完全にアクションに重点を置いた映画。とにかく稲垣吾郎ちゃんの悪役ぶりは半端なさ過ぎるΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッお膳に食べ物を全部落として引っ掻き回してそれを犬食いするシーンなんて不気味すぎる(((;゚д゚)))内野聖陽の切腹シーンも無残だし、その親族を小さい子供まで含めて矢で撃ち殺して、その後蹴鞠を蹴るシーンなんて、ラストのあるシーンの複線にもなっててこの殿様の残酷さ、無情さをこれでもかと見せ付ける。日本映画史上でも指折りの悪役ですよこれは((;゚д゚))ス、スゲェそして役所広司が釣りをしてるシーンも、これも重要な複線に繋がる。この殿様がとある女を犯すシーンがあるが、オリジナル版では「このような場所に置いておくには惜しい上玉じゃ」と言うのが、今回の三池監督版では「この山猿が」と文字通りの「セカンドレイプ」ですよ!!とにかくこの殿様に対する嫌悪感、怒りを喚起させるに十分すぎるくらいの容赦ない演出(゚∀゚ ;)タラーこの犯される奥方は何と谷村美月!!!ぱっと見誰だか分からんかった~~~(;^ω^)『逆転裁判』でのミーハーおばさんでもそうだけど、谷村美月は原型を留めないほど役にはまる、まさにカメレオンΣd(゚∀゚d)イカス!この殿様に両手両足を切り取られて性玩具にされて文字通り捨てられた女のシーンなんてほんと半端ない!!!∑(゚ω゚ノ)ノこの血の涙を流しながら口で筆をくわえて「みなごろし」と紙に書くシーンのルックスの恐さもさることながら、これを演じた茂手木桜子の演技力は凄まじい( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチこの人蜷川幸雄の舞台では常連みたいだけど、とにかくこの演技力は凄過ぎる。山田孝之の覚悟を決めて殿様を討つと決意する下りも(∩´∀`)∩スンバラスィ♪オリジナル版では里見浩太朗がこの役を演じてるけど、若い頃の里見浩太朗はどうしても凛々しくてはきはきしてるから、殿様を討つために覚悟を決めてからの豹変振りがあまり際立たない気がする(;^ω^)でも山田孝之の持つぼんくら感が際立ってるし、何を考えてるか分からないけどその実内に秘めた強い意志がはっきり表現できてて、ここはオリジナルを超えてる重要な要素ではないかなと。そして山の民を演じた伊勢谷友介も(・∀・)イイ!!オリジナルでは山城新伍が演じてたけど、これよりもさらにぶっ飛んでて漫画みたいなキャラになってる辺りが、この映画をシリアス一辺倒にさせない効果を生んでると思う。岸部一徳とのシーンはやり過ぎじゃないかともちょっと思うけど・・・あれはご愛嬌で全然OK( ・∀・)アヒャあとこの山の民が想いを寄せる女と、山田孝之の女が同じ吹石一恵が演じてるのも良く分からんけど、これもまあ大したことじゃない。そして伊原剛志演じる剣豪も良かったな~Σd(゚∀゚d)イカス!あの太刀振り落とす時の重量感と言い、剣豪の持つ風格も貫禄も上手く表現できてた。オリジナル版だとこれは西村晃が演じてて、剣の達人ではあるけど最後生き残って油断したところ不意を付かれて無様に逃げ惑いながら殺されるシーンが印象的で、これは片岡知恵蔵が剣の修練の時に言った「死なんとすれば生き、生きんとすれば死す」という言葉が皮肉な形で実現してしまったということかと(´・ω・)y-~でも今回の伊原剛志はその無様に殺されるシーンはなく、オリジナル同様何本も刀を用意しておいて、最後に刀が尽きて力尽きて切られると言う流れ。まあオリジナル版では修練の話はないから、このシーンを入れなかったのは納得(・∀・)ウン!!古田新太も六角精二も浪岡一喜も高岡蒼甫も良かったな~特に高岡蒼甫の爽やか過ぎる笑顔はほんとすごいと思う( ・∀・)アヒャ殿様の側近の市村正親も、ミュージカル俳優出身とは思えないほど時代劇が上手いし殺陣も様になってる。とにかくこの映画の印象的なところは、複線回収がほんと見事なほど鮮やかイイネ♪d('∀'o)特に落合宿に殿様一行を追い詰めて成敗するという時に、役所広司が例の手足を切り取られた女が血の涙を流しながら口で筆をくわえて書いた「みなごろし」を出すシーンは心底震えたスンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!そこから「斬って斬って斬りまくれ~~~~~~~~~!!!!!」中でも松方弘樹はさすが東映出身の名時代劇役者!!!殺陣も一番様になってるし、遠山の金さんを髣髴とさせる台詞の話し方や見得の切り方なんてやっぱり凄い。オリジナル版でも「戦がなくなった平和な時代に人を切る」ことを表現するため、あえて泥臭く、そしてぎこちないシーンにするためにラフな演出にすることでリアルさを追求してるらしいけど、今回のこれはそれ以上にラフで泥臭く、そしてぎこちない。それが50分も続くんだから、これは役者も本当に疲れてることが良く分かる。ましてやテレビの時代劇みたいに刀1本で何人も切り殺すなんてできやしないわけだし、刀なんて相当重くて片手で軽く振り回せるほど扱いが簡単な代物じゃないから、この辺りのリアルさの追求はやはり三池監督もフォローしたんだろうと。人を3人も切ると刀は血脂がついて使い物にならなくなるらしいから、そこら中に武器を隠しておくという用意周到さも本当に見事。この長回しの殺陣、アクションシーンは、アメリカならば『ヒート』、日本ならばこの『十三人の刺客』が代表例でしょうな~ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ正に日本版『ヒート』ですね(・∀・)日本人ならば必見の映画です。 " + }, + { + "date": "2012-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "迎え火焚いて待っててくれ\n いや~、大ちゃんばら活劇だったけど、それだけじゃない面白い映画でした。特に稲垣吾郎演じる明石藩主松平左兵衛督斉韶の暴君ぶりと変態ぶりはおみごと。表情ひとつかえずに庶民をなで斬りにしたかと思えば、自分の食事をすべて膳にあけ、犬のようにむさぼったり。また、役所広司という役者を改めて見直した。コミカルな役もこなすし、こういった思い役もさらりと演じてしまう。しかも、前回演じた役などを感じさせない、その時の役になりきってしまう。すごい役者さんだと思った。最後に山田孝之が演じた島田新六郎のセリフ、「すぐ帰る。ずっと帰らなかったら、盆には帰る。迎え火焚いて待っててくれ。」鳥肌立ちましたね。自分も言ってみてぇ~(笑) " + }, + { + "date": "2012-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これが日本のチャンバラ映画だ!!\n 僕はこの映画は劇場とDVDレンタルで2回も見て最後の善の役所広司と敵の稲垣吾郎の戦いっぷりが凄く良い。 " + }, + { + "date": "2012-02-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "残虐です。。。\n 私は、ホラーとかグロテスクな作品がとても苦手です。。。この作品はタイトルに誘われてみましたが。。。グロテスクなのでダメでした。。。 " + }, + { + "date": "2011-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "松方さん・・・・\n いやあ、松方弘樹さんが凄すぎる。あの眼力!!侍の中にヤクザが(笑)それくらい、ひとりだけオーラが違う!!で、作品の方だが、権力をバックにまさにやりたい放題の殿様。そして、その殿を、殿である以上は命を賭して仕え守ろうとする部下たち。主人公軍団の13人はもちろん、人民と世のために命を捨てる正義の味方なんだけど、軍団が戦う相手も、途中の顔色などを察するに、決して悪者ではない。そこがキモだろう。そこんとこは、上手に描かれていたと思う。ただ、後半のアクションシーンは良くできていて見ごたえ十分だけど、どうもカタルシスが少ないような気が。ダメ殿は本当にムカつくし、主人公軍団の吐く台詞ももカッコいいのだけれど・・・。 " + }, + { + "date": "2011-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻…なり!!\n ストーリー展開も明確でかつ迫力ある映像に惹き付けられる。個人的には伊勢谷さんと稲垣の好演が素晴らしかった!! " + }, + { + "date": "2011-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦の世とは、このようなものであったかのぅ\n 映画「十三人の刺客(2010)」(三池崇史監督)から。江戸時代末期、明石藩主・松平斉韶の暴政を止めるため、斉韶暗殺が画策され実行に移された・・。映画「桜田門外ノ変」や「最後の忠臣蔵」と同じく、侍魂を堪能するには、面白い作品だと思う。しかし、私が選んだのは、その暴君・松平斉韶に扮したSMAP・稲垣吾郎さんの台詞である。自分の目の前で繰り広げられている戦いを見て呟く。「戦の世とは、このようなものであったかのぅ」家臣が「おそらく・・」と口を濁すと「なかなか良いものじゃ」と、驚いた事を言い出したが「死が近づけば、人は生きることに感謝が生まれる。無駄に生きるだけなら、この世はなんとつまらぬところか」江戸時代末期、天下泰平の世、戦いはほとんど起こらず、平和ボケしている、現代の日本と同じようだったかもしれない。このままでは、万民は、生きることへの感謝を忘れてしまう。最後に言い放った「再び、戦の世にあらしめることとしようぞ」は、そんな意味が込められているに違いない。今でも徴兵制度が残っている、韓国をはじめとした諸外国には、そんな意味を持たせているのかも・・と思ったりした。戦争とまではいかなくても「死の恐怖」を味わうことで、「生きること」に意味が生じてくることを、この作品で知った。全体的には、予想外に戦うシーンが長過ぎて疲れたが、「武士道」に揺れる男たちの葛藤を教えてもらった気がする。 " + }, + { + "date": "2011-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "定番だけど,新鮮なバトル時代劇\n ずっと観に行こうと思ってたんですが,ようやく行くことができました。本当に,映画館で観ることができてよかったと思える作品です。やはり最大のみどころは,後半の戦闘シーンにありますが,全体を通して,とてもバランスがよかったように思います。結構始まる前に眠気もあったんですが,終始いいテンションで観られました。ただ,主役の役所広司に対して,脇役に松方弘樹を持ってきたのは,少し残念だったかもしれません。若手のキャストは,とてもいい人選をしたんじゃないでしょうか。稲垣吾朗の暴君ぶりも,予想以上にいい感じでした。あとは,何といっても脚本が生きてよかったです。この原作は読んだことないですが,同じ池宮彰一郎の『島津奔る』は今でもお気に入りの作品です。盗作問題であまり正当な評価を得られなかったそうですが,戦闘シーンの臨場感は,同種の作家に引けを取らない迫力あるものでした。ちなみに,この映画でも,『お前たちの命を使い捨てにする』というセリフがあるんですが,これは『島津奔る』でも出てくるんですよね。薩摩の島津義弘を主人公にした物語なんですが,有名な「薩摩の退き口」と言われた,関ヶ原での正面突破作戦を決意したとき登場します。この言葉には,部下と上司の絶対の覚悟と信頼が込められているんですね。なかなか,味のある作品だったと思います。 " + }, + { + "date": "2011-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ブラックな時代劇\n 役者さんの豪華さにつられて観たものの、三池監督のテイストは私にはどうも合わなかった。役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、伊原剛志、松方弘樹、稲垣吾郎、市村正親etc. 役者陣は挙げるとキリがないくらい豪華。役所さんの映画を包み込むような安定感や松方さんの冴えた殺陣、ゴローちゃんの意外にハマった暴君役、伊勢谷さんのコミカルな演技などは観ていて楽しめた。ラスト13人対300人の長ーい斬り合いも、斬って斬って斬りまくれ!のかけ声そのままに、飽きずに観ることができた。けど映画冒頭から始まるグロい描写がずーっと尾を引きイマイチ痛快さや面白さは感じられず、次々倒れる仲間の最期にも感動の涙…というわけにいかなかった。眉ナシお歯黒、顔を白く塗りたくった女や蝋燭だけのほのかな灯り、暴君の異常な残酷さ…映画全体をおどろおどろしさが覆い、その合間に斬られた首がゴロゴロ、伊勢谷友介と岸部一徳のあっと驚く展開などブラックな笑いが挟まれ、それらが特徴的で味がある…と言えなくもないけれど。どうも趣味が悪く感じてしまった。 " + }, + { + "date": "2011-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きた。\n もしも自分がこの時代の武士に生まれてたら、ここまで人生を「生ききる」ことができただろうか。そんなことを考えてします。死にむかってまっしぐらに進んで行くことが、すなわち「生きる」こととなるとは。ただ一人生き残った新六郎の肩には重いものがのしかかるが、彼なら乗り越えるだろう。傑作。 " + }, + { + "date": "2011-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "山の民はどぉよ?\n 最近観た映画&DVDの中でいちばんの作品だ。吾郎ちゃんの思い切った悪役ぶりも見事。助演男優賞ものだと思った。見落としがちですが、ラストで生首が厠へ転がっていくシーンなんか、悪役の最期としてホント相応しい演出だと思う。ただ解せないのが“山の民”だ。岸部一徳を犯しちゃったり、斬られて死んだと思ったら、ラストで出てきたり…??でした。監督のおふざけ?遊び心?そんな振り幅の広さもこの映画の魅力のひとつなのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2011-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よい映画かもしれないけど…だれる\n 終わった後の感想を一言で言えば、まぁおもしろかった!だけど、売りにしている戦闘シーンにが長すぎです。コピーには「圧巻」とか書いてあったけど、長すぎです。だれます。しかもマスの動きが多いので、よく分からんです。よかったところは…●室内シーンなど、なかなか風情のある、よい暗さでした●基本的に、男だらけの映画なのだが、誰某の妻とか、芸者さんとか、時代考証のことはよく分からないけど、おしろいやお歯黒、マユ抜きで、然もありなんてな感じのよい表情でした。昔の女性は、今から見ると怖い。●暴君・稲垣吾郎がすごい。稲垣吾郎のすごさが話題で、それを見たくてレンタルしました。すごいというから、エキセントリックな、かぶいた感じなのかと思っていたら、クールに残虐!そのクールさが残虐さを際立たせる!冷たい演技させたら、抜群なのではないでしょうか。SMAPの中ではダントツで、一番上手い役者ですな。●伊勢谷友介の演じる山男がすごい。キーマンになって、生き残るんだろうななどと思っていたら、首に短剣が刺さってしまった!予想と違うな、と思っていたら、なぜか生き残っていて…。よく分からんけど、伊勢谷友介が魅力的でした(岸部一徳とのシーンは要らないかな)。よくなかったところは…●人物がよく描かれていませんね。話としては分かりやすくなっているのだけれど、魅力的な人物が、伊勢谷友介以外に見当たりません。なぜ、暴君の暗殺に荷担するのか、なぜそこまで義理を立てるのかなど、よく見えてきません。人物が描ききれていないことで、話が薄くなってしまう。戦闘シーン削って、ドラマをもう少し描いた方が良かったのではないでしょうか。●役所広司に頼りすぎ。映画の中で、という話ではなくて、映画界全体の話。魅力的な役者であることは否定しませんが、日本映画において、ちょい渋系の役柄って、すべて役所広司が演じている印象。日本映画界に役者が不足しているか、演出力が落ちているか、映画を見る人間をバカにしているか、演出家が手を抜いているか、どれかだと思います。●(もとの映画にもあるのかどうか知りませんが)話の年代が「原爆投下される100年前」と冒頭で説明されています。まぁ分かりやすいのですが、原爆と絡めたのは意図的なのでしょうか?原爆をこの映画の何かに喩えているのでしょうか?おまけ…CMスポットにあった、「12歳未満(以下か?)の人には、指導が必要」ってどんな指導するのでしょう?家に帰って、父や母が子どもに、昔、偉い人が来ると村の女たちは、進んで供されていたのだよ…とか、慰みものにするってのは…とか、いくら人命が失われても大義のためには仕方がない…とか言うのでしょうか。 " + }, + { + "date": "2011-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "御免\n 後半、斬って斬って斬りまくるシーン爽快感もあって楽しめましたが、最後の伊勢谷の役が・・・・なんで不死身なの(-ω-;)!!ガクリっっッッ。暴君演じた稲垣吾郎ちゃん、心が全くなく無表情で残虐的に殺す、 サラっと演じてて凄く良かった。松方弘樹さん やはり貴方はオーラが凄い。現代風 チャンバラでした。もう少し、気持ちの部分も描けてたらよかったのに。単純すぎるかな。 " + }, + { + "date": "2011-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "精一杯生きる\n 戦いのシーンが大迫力で、「これぞ日本の映画」という感じで面白かったです。観終わった後、人間として、精一杯生きていこうと思える映画でした。その一方、頭から離れないような残酷なシーンがいくつかありました。そういうシーンを出すことで、「侍」が「生きる」ということを表現したかったのはわかりますが、そこまでする必要があったのかなぁと、そんなシーンが苦手な自分は思いました。 " + }, + { + "date": "2011-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "圧巻、侍劇。\n やっと見れた「十三人の刺客」。第一印象に思い浮かべた言葉は、「圧巻」。終始重圧感が漂う、侍映画らしい映画だったと思う。侍の時代の残酷さとか、汚さとか、美しさとか、いっぺんに見れた気がする。さすが三池監督というべきか、残酷なところは非情なほどに演出する。大胆で効果的。正義対悪という、爽快感を覚えるシンプルなストーリー。だけど、またしても重圧感たっぷりの演出と撮影と照明。光が火しかない、あの時代の画が目の前に蘇ったと思った。ロウソクの火がちらちらと役所広司の顔を暗闇から浮かび上がらせる。俳優一人一人がよく描き抜かれていたと思う。ただ、あの山の男(伊勢谷友介)。。。あんまりいた意味がわからなかった。しかも生き返る???喉突かれたし。。。死ねよ!笑山田孝之はかっこ良かった!妻?(=うぱし?)との別れ際に放つ言葉は鳥肌ものであった。。。「もし遅かったら、お盆に帰って来る。迎え火を焚いて待っていてくれ。」かっこよすぎやろーーー!音楽も合っていて、全体にまたプラスの雰囲気を作り上げていてよかった。チャンバラシーンは、特に新しいものはないけど、あれこそ侍アクションと思わせるもの。罠の数々は目を見張るものや、サプライズ的なものもあり、考え抜かれていてよかったと思う。「観客を楽しませる」ことは十分成功したと言えるでしょう!台詞の数々はどこかで聞いたようなものばかりだけど、やはり口にする俳優が違えば、やはり印象も重みも違うと思った。演技派の俳優がここぞと揃ったばかりに誕生した熱い侍映画になったと思う。三池監督の「一命」も見てみたい次第です。 " + }, + { + "date": "2011-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "稲垣吾郎。\n ジャニーズがよく出演を許したな~。吾郎ちゃんの悪いのなんの。怖いのなんの。時代劇だから、どうよ?と思ってたけど最高におもしろかった。さすが、三池監督。まさか吾郎ちゃん使うなんて‼残酷。冷酷。月一ゴローとえらい違いだわ。しかし、時代劇といえば、松方弘樹、役所広司、やっぱり刀さばきがあきらかに若手俳優達と違う‼これも、見どころのひとつかな。そんなこんなで、何で、伊勢谷くん生き返ってき来ちゃったの?時代劇って…なんて思っている方でも嫌にならず観れる映画かな。 " + }, + { + "date": "2011-05-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "爽快!!\n 吾郎ちゃんの鬼畜ぶりが輝きに輝いたからこそ、みてるこちらがつい「いけーー!!」と応援したくなる作品でした。最後悪役殿様にも死んでいただきお見事!「300」の時も思ったけど、一人の持つ力や戦術って大事だなーって。そして力あればこそ君主に仕える指命だという鬼頭の言い分もごもっとも。現代社会もそうですが徳のあるリーダー(上司)に巡り会えれば幸せに力も発揮できるけど、バカ殿様に仕えている優秀な部下っていーっぱいいるんだろぅなーと考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2011-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "志村けんのバカ殿様のリアル版。\n 劇場で観たかったが、間に合わず、今回レンタルいたしました。とくに三池監督が好きなわけではないが…随所に三池監督らしさは感じられた。骨が砕ける音などは、やたらとリアルな音響だし、飛びすぎやろってなぐらいの血しぶき。クローズZERO並のジャンプキック!!(笑)最後の40分は、学ランを着物に変えただけって感じ。役者はよかった。稲垣吾郎さんの気持ち悪さは際立ってた。ホントに、志村けんのバカ殿をリアルにした感じ(笑)伊原さんや役所さんは、相変わらずカッコイイ。山田孝之さんや高岡蒼甫さんのクローズ組も頑張ってましたね。もはや、松方弘樹さんは、遠山の金さんにしか見えない(笑)お金あるなら、鉄砲使えば?とか、その場所で奇襲しなくても?とか、もっと爆薬使えば?とか、ホームアローンみたいな仕掛けとか、もっと作ったら?とか、まぁ、イロイロあるけれど、きっと、チャンバラを見せたかったんやねってことで。でも、外国映画にはない、醍醐味がありました☆ " + }, + { + "date": "2011-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "山田孝之の映画\n  今年1番の映画でした。面白かったです。この映画を観て山田孝之を好きになった人は多いと思います。それぐらいカッコよかったです。ストーリーもオチも良かったです。ただ今風な感じがします。時代劇は観ないので時代劇好きの人にはどうなんでしょう?観ていない自分はストーリーにはいっていけたんで良かったのかもしれません。まあそれでも観て損はないです。ただ山賊は・・・。 " + }, + { + "date": "2011-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "名も無き私達の、物語\n 「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」などの作品で知られる三池崇史監督が、役所広司、伊勢谷友介などを迎えて描く、時代劇。一本の刀は、人を3人斬ってしまえば脂で刃が汚れ、満足に人を斬ることが出来なくなるという。戦国の世、己の命よりも大事なものとして扱われることの多い一振りの刀。だが、いざ戦になってしまえば、それほど最強の武器として重宝されるとは言えなかったのかもしれない。本作は、一人の特別な輝きを放つ俳優を軸に展開するスター映画ではない。特殊能力を発揮して悪を倒すスーパーヒーローの活躍する作品でもない。力も、大した地位も無い庶民が命を懸けて一つの目的を果たす、いわば「私達の映画」なのだ。だからこそ、庶民の代表として集められた十三人の男達に関する人間描写は、最低限の要素に抑えこまれている。本来ならば、死へと突き進んでいく侍たちの抱える現状への想い、葛藤、決意が丁寧に描かれても良い。だが、それでは「私達の」映画にはならない。目の前の資料作りに、顧客への挨拶回りに壮絶な想いやら決心をもって挑む人間なんてそうは、いない。ただ、無我夢中で課題をやり過ごす毎日があるだけだ。本作は、そんな一般庶民の立場、姿勢を戦国の集団抗争に置き換えて作り出される。役所、伊勢谷、山田、市村と様々な立場にある人間達が登場する。だが、彼等には一つの共通点がある。それは「誰かのために、自分を捨てて尽くす」自己犠牲を余儀なくされる点だ。決してそれを否定するでもなく、肯定するでもなく、あるがままに使命に生きる人間達の躍動、眼の輝きを淡々と見つめる視線が、観客を大らかに受け止める包容力を生んでいる。主役級の俳優を多数掻き集め、泥にまみれて血に溺れされる作り手の姿勢。それはそのまま、俳優さえも誰かの駒であり、私達と何ら変わりない庶民でしかないことを露骨に表しているのかもしれない。ただ、毎日をがむしゃらに生きろ。2時間強の活劇は、雄弁にそう、私達に語りかけている。 " + }, + { + "date": "2011-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "娯楽大作!\n 面白かった!延々と続く血みどろの殺陣は迫力がある。赤穂浪士と七人の侍から設定を借りて十三人:百数十人の戦いの場を作り出したような映画だが、物足りない藩主一人を消せばいいんだったら毒殺が一番簡単でしょ?同じ藩の仲間を何百人も殺していいの?爆弾や弓で、もう少し人数を減らしてから刀と槍の斬り合いにするべきでは?わざわざ村を借り切らなくても、細い山道の方が有利では?などなど、話に必然性が無い事がどうしても気になる。そして、ナイモノネダリなのかもしれないが、松方弘樹と伊原剛志以外は武士らしくない。伊原剛志は浪人が良く似合っていたが、居合抜きの場面「剣鬼」で内田朝雄が見せてくれた息を飲むほど美しい居合術とついつい比べてしまった・・。(内田朝雄の剣は、弧を描き煌めいた次の瞬間には 吸い寄せられるように鞘に納まっていた。)「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」の伊勢谷友介は、歌舞伎役者を思わせる色気で、ほれぼれしたのだが、この映画では、コミカルな汚れ役でちょっと残念だった。オリジナル版も是非見てみたい。(鑑賞したのは、2010.9.26デシタ)(オリジナル版見てからレビュー書こうと思ってたもので・・) " + }, + { + "date": "2011-02-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "少しやりすぎ…?\n あまりにもグロテスクすぎる映画。確かに、吾郎ちゃんの非道さ・幼稚さを伝えるには良いのかもしれないけれど、いくらなんでもやりすぎだと思う…まともに見れる映画ではなかった(>_<)戦闘のシーンは迫力があって圧巻☆ " + }, + { + "date": "2011-02-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "メリハリの利いてる\n 時代劇シリーズ、と銘打った5本ではダントツ、抜けてますね。個々のパーツは他の方の論評通り。僕は一点だけ触れておきます。哀れな少女の綴った、たどたどしい「みなごろし」。全編にわたって利きに利いてますので、これを読んで、登場する彼女の生い立ちを、目を伏せることなくかっと見開いて、真摯に感じてさえいただければ幸いです。素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2011-01-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "大興奮傑作映画\n こんなに“これが映画だ”って思えるカタルシスがあった作品を久しぶりに見た気がしました。極悪非道ゴローちゃんの怪演は勿論、ラスト50分が本当に最高です。あと、馬をしっかり走らせて見せてくれるところもかなり興奮しちゃいました。激熱な男たちの戦い、必見です。ゴア表現がハードなんで、苦手な人は注意した方がいいです。地上波テレビで放送する気ないだろ、って思うぐらいのレベルです。 " + }, + { + "date": "2011-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "稲垣吾郎が魅せてくれる\n 三池作品はそんなに観た事ないんだけど、前評判通り良かった何しろ稲垣吾郎がスゴイ 狂気のある暴君役が見事にハマってる。このキャスティングが全体の出来に大いに貢献してる感じ。意外な事に、岸部一徳と伊勢谷友介がお笑い担当(?)だったのもウケた最後の長ーい戦闘シーンは、ただ切り合うだけじゃなくて色々仕掛けもあって、観てて飽きなかった。 " + }, + { + "date": "2011-01-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これがチャンバラ映画の面白さ\n  内容的には、江戸時代を舞台にしたバイオレンス映画。人間の手足も首もチョンチョンと飛び、映像的にも血みどろで泥まみれ。極めて野蛮。ただそこに、サムライの忠義だったり命を投げ出す美意識だったりが加わると、とても深いドラマに思えてくるから不思議。 一応、残忍な殿様が幕府の要職については世の中が乱れるので、それを防ぐためにその殿様を暗殺するという理由づけがあるのですが、どう見ても社会派ドラマではないし、結局は派手なチャンバラを見せるための、ストーリー上のお膳立てだと思います。 最近の時代劇は、現代人にもわかりやすいセリフ回しが多い気がしますが、この作品は、これぞ侍言葉という感じのセリフが多く感じました。女性の化粧も現代的ではなく、はっきり言ってあまり美しくないのですが、現代人に媚びない「時代劇」にしたかったのでしょう。私はいいと思いました。 役所広司は、どちらかというと物腰が柔らかで、刺客のリーダーとしてはどうかと思っていたのですが、その物腰の柔らかさがかえって武士らしい秘めたる決意を感じさせて、これはこれであり。 松方弘樹は殺陣が素晴らしくかっこよかったのですが、それ以外の場面での物腰、ちょっとべらんめえの入った口調、見事な武士っぷりでした。 伊勢谷友介の野人っぷりもなかなか。彼と岸部一徳が、このバイオレンス作品の中でちょっとだけコミカルな要素を加えていて、いい塩梅でした。 稲垣吾郎演じる殿様の残忍さは、映画公開前から話題になっていましたが、本当に思いっきりやってます。他人の痛みがわからず自己中心的な彼の哀れさが、最近の若者像と重なるような気がしましたが、作る側には、そういうメッセージを込めようという意図があったのでしょうか。 刺客が13人もいるので、何人か目立つ人はいるのですが、どうしてもその他大勢になってしまう人もいました。それはちょっと残念。連ドラならともかく、映画一作品で13人はちょっと多いのかも。 ともかくも、時代劇好きでもバイオレンス作品好きでもない私が、ああ、これがチャンバラ映画の面白さなんだな…、とわかったような気がした作品。 " + }, + { + "date": "2010-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "アクションエンタテインメントの傑作!\n 以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――天下太平の世に命の意味を見出せず暴虐の限りを尽す藩主、藩主暗殺の命を受け刺客を集める男、男の好敵手にしていかなる主でもそれに従う事が侍の勤だと藩主に付く男。この三者を軸にした男達の戦い。流血・身体破壊・爆発に流麗な殺陣とアクション天こ盛りの痛快娯楽作。ほぼ全員が現代劇風の演技をする出演陣の中、松方弘樹の時代劇様式美に溢れた台詞回しや殺陣が大きく輝く。それから、CG丸出しの牛よりも、伊勢谷友介の不死身さに関する三池ギャグの方が余計浮いていた。監督は色を出しすぎず職人に徹するべきだったのではという印象。 " + }, + { + "date": "2010-11-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドッパーン!\n 戦闘シーンにおいても、そうでないシーンにおいても、衝撃的な演出の数々が忘れられません。面白すぎです。グロテスクなのが苦手な方は、見るのを控えた方がいいでしょう。 " + }, + { + "date": "2010-11-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "このさじ加減が個性なのか、バカなのか\n 全国公開で時代劇で有り得ないグロいシーンもあれば、じい様やガキに媚びた所もあったり、わさと客に肩透かしさせようとしているところもある。アクションシーンは伊原のところがやはり興奮するが、13人のうちほとんど無個性なのに、なんでこぞって死ぬ前に皆一言垂れさせるのかねえ。松方さんはりきりすぎ、三池さんやっぱりわざとですか?役所さん好演。稲垣さん役得。 " + }, + { + "date": "2010-10-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "何故この映画はR指定じゃないのか\n さっぱりわかりましぇーん♪そして邦画ならでは上映時間が無駄に長い♪斬って斬って斬りまくれ!俺たちは最強の刺客だぜ〜。もれなく強そうにみえないけど♪死〜ん " + }, + { + "date": "2010-10-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "1日ずっと気分悪くなりました\n 乏しい表現力。この一言に尽きます。一方で、人の死ぬシーンが加工された音(効果音?)も含め本当に気色い。これによって、時代物のリアルさと、観客の想像力をどんどん削いでいきます。DEAD OR ALIVEのハチャメチャさが好きになった三池監督ですが、この映画は酷かった。冒頭の切腹が、長い、刀が人を切るときの加工音も、ホラーの作り物ようで、テンションどんどん下げます。劇中出てくる娘のCGが極め付けです。残酷さとか、生々しさは、観客に想像させてほしいです。ホラーシーンを除いたとして、どこの誰が、なぜすばらしい映画とか言っているのだろうか?将軍の弟の暴君振りを表現する手段として、こういうストレートでチープなものでないと観客に伝わらないと思っているのかな?と、映画以外のこと色々考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2010-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お盆には帰ってこい\n ロウソクの灯。灯というにはあまりにも薄暗い部屋。それだけで江戸時代にタイムスリップ。老中の重厚なセリフまわしで正統派時代劇かと思わせるが、三池監督がまともな映画を創るはずもない。両手両足を切断されなぐさみものにされた娘。「田舎者の骨は硬いの~」と言って采女に何度も刀を振り下ろす残虐性。絶倫小弥太が女に満足できず徳兵衛に乗っかるナンセンス。新六郎「遅くてもお盆には帰ってくる」ジワ~ン。最後に生き残った新六郎が刀を捨てようとするが、刀が手から離れない。斬って斬って斬りまくって手が硬直してしまったのか。でも、映像のしぐさはそうではなさそうだ。では何なのか。武士を捨てようとしても捨てきれないことを、象徴しているのか。分からない。 " + }, + { + "date": "2010-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "じゅうぶん名作\n グロテスクなシーンは多くちょっぴり下ネタもありますが十分な名作だったといえるでしょう。邦画で告白以来の興奮を感じました(^u^)稲垣さんが予想以上の悪人で、作品にスパイスを加えてくれていました!役者としての新境地開拓ですね!(^^)! " + }, + { + "date": "2010-10-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "また観たい\n 戦闘シーンは「長い」と話題になっていたが、長さを感じさせなかった。ただ、戦闘シーンの最初で、全員が弓から刀に持ち替えるシーンで、まだ矢が少し残っているのに弓を捨ててしまうのがもったいないと感じた。なりふり構わずの戦いなのだから、弓は使い切るべきだったと思う。それで何人かは倒せたはず。山男の絶倫のくだりは、笑わせてもらったけど必要だったか???あと、ラストで生きていたのにびっくり!!絶対死んだでしょ!ゴローちゃんの残虐ぶりも話題になっていて、「予告より数倍ひどい」と聞いていたので覚悟して観にいったのに、それほどではなかった。いや、酷いけど。想像が上回ってしまった…。ラストで止めをさされるときに、「礼を言う」と言っていた彼。自分の生きている意味も生きがいも見出せず、かわいそうな人だったのかな…と思った。色々感想はあるけれど、面白かった。 " + }, + { + "date": "2010-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "オリジナルもみたくなる\n のっけから切腹のシーン役者の顔と音声だけで想像する感じにはなってますが音がね~前半は結構気持ち悪かったです後半は気持ち悪いシーンは無く普通に鑑賞できました松方広樹と役所広司のおっちゃんズが以外にも最後まで奮闘ゴローちゃんの悪役も、思ったよりかなり自然全体的にはワリと面白かったですオリジナルと見比べたくなる作品でした " + }, + { + "date": "2010-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "13人 対 200人\n 前半がいきさつで、後半が戦いの140分でした。全シーン、クオリティが高い!抑えた演技が多い役者さんたちの中で、伊勢谷友介さん演じる血気さかんな(笑)山の男が出てきたあたりから、急に話もいきいきとしてきた印象でした。血が流れるシーンが多いので、苦手な方にはつらいかと思いますが。時代劇が苦手。という方でも、楽しめる作品かと思います♪ " + }, + { + "date": "2010-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦闘ナガッ!!\n 仕事の取引先が丁度舞台になっており(岐阜)身近に感じる。極悪殿は13人を引き立たせるに、十分な役割を果たしてましたね!ちなみに、山猿最高です!戦闘シーンは迫力満点!でも絶対300人以上いたでしょ~!一人当たり30人以上切ってましたもんね!・・・って、これは内容がわかる部類のコメント?? " + }, + { + "date": "2010-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "稲垣吾郎の存在が大きい\n 冒頭の内野聖陽の切腹シーンから力が入る。蝋燭の明かりを演出した薄暗い映像、嫁いだ女のお歯黒など、往年の時代劇を彷彿させる。スコープサイズで奥行きもある。キャストも豪華だ。平幹二朗や松本幸四郎が作品に重厚感を持たせる。刺客13人のバランスもまずまずだし、稲垣吾郎の暴君ぶりも面白い。松方弘樹の殺陣は相変わらず健在で見応えがある。残念なのは役所広司だ。「三匹が斬る!」の頃に比べ荒々しさが影を潜めてしまった。優等生な部分だけが前面に出てきたのが残念でならない。もう三船敏郎のような役者は現れないのだろうか。それに比べると、山田孝之に若い魅力を感じる。弱さと強さを演じ分けられ、おどけた味も持っている。山田孝之で「椿三十郎」なら面白そうだ。本格時代劇を装った展開だが、13人対300人の死闘を繰り広げる落合宿は、まさに要塞。いったいどういう仕掛けかと訝るほど大掛かりだ。一転してエンターテインメントの様相となる。これはこれで楽しめるが、爆破シーン頼みなところが垣間見えて単調で荒い。また、この手の映画につきものなのが、少数派のひとりひとりの最期を描く段だ。「七人の侍」の倍近くあると、さすがに少しくどい。観て損はないが、格別いいデキかと言われれば、そこまではいかない。ただ、こういう作品が繰り返し作られるようになれば、近い将来、ほんとうに見応えのある時代劇ができる人材(スタッフ、キャストともに)が揃ってくるだろう。撥ねられた首が厠に転がるような役を引き受けた稲垣吾郎の存在は大きい。アイドルの域を脱した。何を考えているのか分からない現代風の悪人ぶりで存在感が出た。日本を代表するバイプレーヤー、岸辺一徳。本作では裏技あり!?吹石一恵が初の二役を演じる。新六郎(山田孝之)の恋人・お艶と、野人・小弥太(伊勢谷友介)が惚れた女ウパシだが、小弥太が新六郎に浴びせる台詞に笑わせられる。いつの世も、上に立つことの自覚を持たぬ者がその場に就くと民が不幸だねー。 " + }, + { + "date": "2010-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "戦うってことは・・・\n 予告編からどうしても見たかったこの映画を今日みた★一言で言うと戦う事の本当の意味を痛感した一作品だったと思う★今回の戦いはまさに正義対悪者なかんじに描かれていて見ていてワクワクするくらいだった。特に五郎ちゃんの演技の冷酷非道さがまた作品にのめり込めた要因のひとつだと思う。また、役所広司さん最高です。参りました。最後のシーンでは鳥肌が立ちました。今回の映画は色々な意味で戦った作品だと思います。(演出や演技にしても)勝負した感じが出てホントによかった!また見たい作品のひとつでした。 " + }, + { + "date": "2010-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "帰る場所は・・・\n 松平を完全なる悪として描くことで見る側を安心させた。ここにちょっとでも善の部分が見えると暗殺に共感できない部分もきっと出てきて気持ちが乗らなかったと思う。責任をとって切腹、恥をさらして生きてきた、とかいって最後には命をちらすことが美のように考えられていたのかと思うが、唯一この戦いで残った者は死なずに奥さんの待つ家に帰った。詳しいことも告げず、しばらく家を出ると言っていなくなった男。帰ってくるのかもわからないがでもずっと待っていた。待っている人がいるっていいなと思った。「待つ」ことが失われていっているような気がした。みんな時間に追われ、せっかちになり、少しも惜しむ。ゆっくり誰かを待つのもいいかもしれない。 " + }, + { + "date": "2010-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "十三人の刺客\n クローズZEROが大好きなのでそおゆうのを期待して行ったんだけどもっと泥臭い映画だった。山田孝之目当てで行ったんだけど松方弘樹、市村正親、伊原剛志が良かった。松方弘樹の殺陣のシーンはさすがだった。でも高岡蒼甫とかほかの若手俳優とかもっと前にでてもいいんじゃないかなあ。高岡蒼甫なんて台詞少なかった気がした。波岡一喜については、メンバーに加わったエピソードがなかったし。もっと一人一人にスポットライトあてて、仲間が集まるまでのエピソードがもっとあってよかったんじゃないかとかまあ、それやっちゃうともっと長い映画になっちゃうのかなとかいろいろ考えてしまった。伊勢谷友介はキャラが際立っててすごいなとおもったんだけどあそこまで目立たせなくて良くないか?岸部とのあのシーンはいらないよなあ。。それと、クローズZEROでの黒木メイサは「いらないだろ!」と思ったがこの映画の吹石一恵の存在はほんとに良かった。オリジナル版だと結末が少し違うようなのでみてみたくなりました。最後に吾郎ちゃん!最高だったぜーーーー!! " + }, + { + "date": "2010-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泥だらけ、血だらけ過ぎて、逆に痛快\n 古田新太さんのファンなのと、スキヤキウエスタン・ジャンゴの伊勢谷友介さんが素敵だったという2つの理由から、自分ランキングでは「必ず見る」の位置にあったので、楽しみにしていました。先に読むか迷った小説も、我慢できずに、よんでしまい、ストーリーを把握した状態での鑑賞でした。予告にあった「切って、切って、切りまくれ!!!」のシーンで、松方弘樹さん、役所広司さん、古田新太さんの3ショットは、重量感たっぷり!(体重でなく。。。)小説を読んで、一番の心配は稲垣吾郎さん。。。悪役って大丈夫?と思っていましたが、まさか、まさかのハマりすぎ!!!とりあえず、ドンパチしたり、切りあっておこう!みたいな、殺す理由がどこにあるの?見たいな映画が結構あって、いまいち、ストーリーに置いていかれる事があったのですが、「十三人の刺客」は違う!自分で、あの暴君は殺さないとダメだろう!と納得してしまうほどの悪党でした。目や耳を覆いたくなるようなシーンも覆いし、ろうそくの明かりを再現しているので、映像的には暗いですが、闇が更に濃く、多きなものに感じました。すっかり吾郎ちゃん目線になっていた自分の本性には反省するところがありますが、殺陣の気合が凄いです!!落合宿のシーンは1日で撮ったとは思えないけど、体力の限界を感じる演技に感動し、暗殺計画で狙われている『吾郎ちゃん』にシンクロして、すっかり楽しんでしまいました。つけたしのようで申し訳ないですが、古田さんがスクリーンに映って、セリフを喋るだけで喜んでいました。ほとんど古田さんに触れてないけど、心の中で大はしゃぎでした!伊勢谷友介さんの13人の中にある異物感。もちろん、一人だけ侍ではないので、すでに人種が違うのではと思わせるほど、山の民としての古い血の違いが、しっかりと出ていたと思います。だた、「ジャンゴ」の時のしなやかな、美しい伊勢谷さんも、また拝見したいです!あ、古田さんのファンなのに!古田さんは舞台の方が、かっこ良すぎて、コメントできない!!!!! " + }, + { + "date": "2010-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "死闘を美化せず醜さの迫力\n 人が命を懸けて必死に戦う醜い姿を、役者が演じカメラが捉え監督が描き切った迫力。現代とは「恥じ」の価値観が違う。登場人物の全員が生き恥を晒しながら生きていることを自覚している。自覚しながら、恥を抱えながら、それぞれの立場として振舞う潔さ。誰一人として取り繕い装い背伸びをする登場人物がいない。そして、全員自分の立場を真っ当して、ぶざまに酷く死んでいく。どんな権力があろうとも、どんな大義名分があろうとも、他人を殺めることは醜い。戦闘後の虚無感に共感である。無意味なのだ。護衛も刺客もやる前から意義など無いことを解っている、けれどやり切った生き様。愚かで悲しく心がヒリヒリする。 " + }, + { + "date": "2010-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンターテインメント仮時代劇。\n 傑作時代劇をリメイク…とはいえ、すっかり三池ワールド。これはもう時代劇というより現代劇なんだな、と思った。斬って、斬って、斬りまくれ~!!の如く、アクション全開。バッサバッサと斬られていく人数の多さに引き換え、肝心の刀さばきに魅了されるのは松方弘樹、ただ一人。映像といい、台詞回しといい、昔の時代劇とは格段の差。しかしこれが従来の三池映画だという独自性は心地良い。モノマネ作品を作る必要はないし、今の時代感性に即した内容に作って魅せてやろう、という意気込みは感じられる。そしてそこに役所広司や山田孝之のような従順で演技派の役者陣を揃え、世代を超えた娯楽大作に仕上げている。まぁ確かに気味の悪いシーンは多すぎるのだが…^^;元の話が面白いので、暗殺現場までの道のりが険しいほど観ているこちらは楽しめる。クライマックスの50分に渡る斬り合いバトルはアクション映画そのものになっているが、各々集められた刺客たちの人物像とその繋がりが面白い。13人のうち、ほとんど一部の人物だけに絞られてしまうが、彼らに背景色が存在するからこそ、いざ死に参ろうとする意気込みに共感でき、絶対無比の戦いに勝ちを見出せる。土台無理だろう、の先入観が覆っていく気持ちよさ。出色は稲垣吾郎の暴君ぶり(よくぞ引き受けました♪)悪役はこのくらい非道で殺したくなる人間でないと甲斐無。市村正親も敵の腹心を上々の演技で魅了し、彼と同門であった主人公とのクライマックスまで緊張感を保ち続ける。伊勢谷友介が演じた山民は、どう見ても七人~の菊千代とダブって仕方ないが^^;彼はサービス映像に事欠かない。どちらかというともっと泥臭いイメージを抱いていたが、終わってみればエンターテインメント仮時代劇という感じでへぇ?と思わせるラストの余韻のなさに、かえって笑えた。やはり三池ワールド。(なにはどうあれ、過去の名作が甦るのは嬉しいことですね) " + }, + { + "date": "2010-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "じわじわよくなった!\n 前半の最後くらい!いかにごろうが悪い奴か!その説明に幸四郎様一家の下り圧巻!戦闘シーンにいくまでに刺客やごろう市村のキャラクターをもっとほりさげなくちゃ!せっかく伊原のキャラクターが(スーパーサイア人と呼ぶ)最高やのにいかせてない!山田達と最後の最後まで生かせて役所とほぼ同じくらいにしんだら!いいのに。18歳以下はみない方がいいよ!伊勢谷と岸部のシーン意味ないわ!戦闘シーンながすぎ!役所の台詞まわしカヂュアルすぎだよ!何路線ねらってんの!松方さん映画とかけ離した世界では最高だけど、松方弘樹ショーだっけ?とおもっちゃいました!全体にはよっかただけに残念!いっそあずみの方がよっかたわ! " + }, + { + "date": "2010-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ケンカ祭りだ。\n ケンカ映画を撮らせたら天下一。サスガである。説明不要。この豪華キャストでただ戦うだけ。贅沢である。山田風太郎風の作品世界。出鱈目な設定に引き込まれる迫力がある。ダイナミックなアクション大作。気取りなく、ただ、暴れるのみ。泥臭いが、徹底していて逆に爽やかである。 " + }, + { + "date": "2010-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三池監督・・\n て実は苦手な私・・。スキヤキ〜も、途中で吐き気もよおすくらい。て、映像がじゃなくてこのシーンは嫌だて生理的なとこからくる吐き気です(笑)ヤッターマンも姪と行ったことを後悔したくらい。でも、予告で見て俳優陣の豪華さと三池監督が時代劇!?の好奇心から。でも、見て後悔はしなかった。侍魂ってやっぱカッコイイ!!特に好きなのは、山田孝之さんと、吹石一恵さんのシーン。惚れてる男のただならね雰囲気を察し、引き止めずに待つ、ひたすら待つ。現代人には少なくなったもんなぁ・・。憧れちゃいました。もっと、12人(山猿はどーでもいい)が集まるまでの生き様みたいのを少しでも知りたかったかも。あっそうするともっと上映長くなっちゃうか(笑) " + }, + { + "date": "2010-09-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "『みなごろし』…意外に達筆⁉(笑)\n 殺陣シーンが長く感じて途中で飽きちゃいました。設定人数の倍はいる感じ(笑)その他、ツッコミどころ満載‼リアリティあるシーンもあるけど、拍子抜けした感が否めない。キャタピラー観た後だからかな⁉(比較対象が違うか…。) " + }, + { + "date": "2010-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴローちゃん版 映画「悪人」\n 普段、時代劇や冒険活劇、特に西洋チャンバラが苦手なのでこの手の映画はあまりみないのですが、ダイワハウチュの役所さんは最近気になる役者の一人になっていますので、観に行きましたとてもおもしろい映画です全体的には、もう少し、派手でも良かったのではないかと思います宣伝で散々ラスト50分と煽られていますので、期待感も相当アップしていますからゴローちゃんの残虐さもほんの短時間での表現でしたし、戦のシーンも、せっかく要塞を造ったのだからもう少し旨く戦えるんじゃないのかと感じてしまいましたこの手のちゃんばらは、敵はどんどんと非現実的な切られ方をするのは仕方ないことですからそこはかまわないのですが、斬られている人たちは、本当に悪い人達なんでしょうか???悪いのってゴローちゃん一人なんじゃありませんでしたかね?侍、武士って可哀想ですね下ネタは別に必要ありませんでしたね " + }, + { + "date": "2010-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "「残虐!」覚悟で観に行きましたが、「見ごたえのある立派な」作品でした。\n かなり残虐で、観終わった後は食欲も無くなるのではと心配していましたが、 とても立派な作品で、観た甲斐があったと思いました。 それでも、RATE4.5にしたのは、ただ死闘になじめなかったから。 私は役所広司さんのファンだから、彼がリーダー役だったから、 それぞれの持ち味をうまく引き出せたのだな!と思っています。 それにしても、監督、出演者の演技の素晴らしいこと。 特に、井原剛志さんの成長の著しさに感心しました。 (ちょっと偉そうですみません。) そして、吾郎ちゃんの、あの役の、あの無理のない演技に、 却って怖さを感じたのは私だけでしょうか! この作品も是非劇場で観てもらいたい作品ですね。 " + }, + { + "date": "2010-09-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろくなかった。\n 「いくら刀を変えたからって、あんなに人を切ることなんてできないよ」と思ってしまうので最後の殺陣はあまりにも非現実的、見てて滑稽に見えてしまう。200人じゃなくて、オリジナルより少ない人数にすればもうちょっとリアリティが出たんではないかしら?何人もの人をたたき切っても曲がらない刀、突いてすぐ体から引き抜けちゃう刀、一度切っただけで動かなくなる敵、ないでしょそんなこと。切腹のシーンも脂汗ひとつかかないで自分の腹きれるの?って思っちゃって、臨場感に欠ける。大体江戸末期の切腹なら腹に刃が入る前に介錯するはずだし、介錯なしの切腹とかありえないし、そのあたり表現しないのもリアリティに欠ける。残酷さを出すために初期の切腹の作法を演出するならば十字に切った後、なんではらわた出すところまで表現しないのかも不思議です。非現実的でリアリティに欠けるのでショーとして見てしまい、感情移入できず、ちっとも恐ろしくない。俳優陣ががんばっているんだから俳優をもっと信頼して、脚本と演出と殺陣はじっくり作りこんで欲しかった。よかったところは稲垣が2,3度刀を振ってようやく首を落とすシーンと遊び半分で近場から弓を撃って子供を殺すシーンは臨場感がありました。 " + }, + { + "date": "2010-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見ごたえあり\n リアルすぎて思わず顔を背けたくなる場面や、思わず「え~っ」と声がでそうになる場面がありましたが、迫力もあり結構見応えのある映画でした。最後の戦いの場面は凄かった!緊張感もあり、肩に力がはいってしまいました。でも、伊勢谷さん演じる木賀小弥太って死んだはずでは・・・あの状況であそこまで元気はありえなさすぎ。そのへんもリアルであって欲しかったかも。 " + }, + { + "date": "2010-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "十三人の刺客\n 稲垣吾郎の演技が評判でしたが、個人的には、松方弘樹と市村正親が光っていたと思う。太刀さばきといい、存在感といい、目力といい、やはり、場数をふんでいるからでしょうか、迫力が違います。 " + }, + { + "date": "2010-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "正直…斉韶が憎めなかった\n ゴローちゃんがスマステで自画自賛してたので見たいと思ったんだけど…正直、斉韶って可哀相な人間だと思ってしまい、そこから彼が残虐なのか?と思い始め、(実際に両手両足舌を切断するシーンも無いし、実際に他人の奥さんを犯すシーンも無かった訳で現実味が感じられず)生まれてからずっと要人ということで周りの人から常に監視され(食べ物も排泄物も何もかも全て)まぁ…それは生まれた時からそうなのだから、私とは違ってそれが当たり前なことなのかもしれないけど…教育だって皇帝の教育を受けたのならば、下々の人間は自分より劣ってて当然だし自分が欲しい物は手に入れて当たり前、藩主なのだから明石藩に在籍するものは皆自分の言うことをきいて当たり前と育ってきたのだからワガママになって当たり前なのではないかと…彼が淡々と刺客から襲われたその日が生まれてきて一番素敵な日だったなどと言うシーンが有ったけどまさに彼は毎日退屈な日々を過ごして生きてるのか死んでるのか分からなかったのでは無かったか?そんな風に思っちゃうと…まぁ彼の行ってきたことを聞かされて暗殺しろと命令された武士としてはその命を受け、ゴローちゃんを殺すことを武士としての生き様とし、最後のご奉公と頑張っちゃう気持ちも分からないでは無いけど…やはり、私は侍という人種がよく分からない。彼らには命を惜しむとかいう気持ちって無いの?剣の道一筋に生きてきたんだから平和な世の中より斬り合って死んでいく方が何倍も素敵な生き方をしたということなのか?伊勢谷さんと岸部さんのちょっと笑えないシーンがありましたが…ぶっちゃけ、あんなシーンとか撮るんだったらゴローちゃんも伊勢谷さんが犯すっていうのも面白いんじゃないの?って不謹慎にも思っちゃいました。決戦のシーン…少々長かった。もっと大量の爆弾でたくさん殺してしまえば楽なのにって思っちゃった。殺陣のシーンは松方さんに勝てる人無し。役所さんと市村さんのシーンはへっぴり腰に見えて笑えて仕方なかった。オリジナルの方も気になって見たくなっちゃいました。 " + }, + { + "date": "2010-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "制作陣の本気を感じました。\n 役所広司さん、市村正親さん、松方弘樹さん、松本幸四郎さん、伊原剛志さん、平幹二郎さん、内野聖陽さん、伊勢谷友介さんなどなど、そうそうたる役者さんを集めての本格時代劇。その中で、なんで暴君に稲垣吾郎さんなのか、イマイチ ピンとこなかったのだけど、見て納得。冷徹非道、自分勝手、世間とずれている感じなど、どれも、はまり役でした。昼食後すぐの鑑賞だったので、序盤のいきなりのエグイ展開に、少し気持ち悪くなった。でも、序盤を過ぎれば、後は大丈夫。ゴローさんの、これでもか!これでもか!というくらいの暴君ぶりには、辟易したけれど、そこまで悪いと、返って見事なくらいでした。クライマックスの宿場町での50分間(とのこと)にわたる戦闘。これは、映画の宣伝文句の通り、≪斬って斬って斬りまくれ~!!≫圧倒されました。また、刀だけでなく、弓矢、火薬、猛牛などと、色々な仕掛けも興味深かったです。少ない人数を補う知力。いいな~。最後の戦いの場所。そうきたか~。暴君にはお似合いかもね。なんで、13人なの~?!もっと集められたんじゃないの~?!なんだけど、少ない方がイイよね。それぞれに特技があり、人物描写も良かった。伊勢谷友介さんと岸部一徳さんには、クスリと笑わせてもらいました。一服の清涼剤でした。いいな~、野生男に、お金に目が眩む村長。俳優さんもセットも、お金をかけて作った時代活劇。久々に、本気を感じて良かったです。特に、武士に漂う虚無感が良かったです。 " + }, + { + "date": "2010-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ただただ圧倒されました\n 時代物はあまり観ないのですが、これには強く興味を惹かれ劇場で観ました。感想はというと・・・タイトルどおりただただ圧倒されました。役者陣の演技はどれも素晴らしく、気迫が画面を通してビリビリと伝わってきました。そのせいで観ながら思わず背筋伸ばしちゃいましたw話上正義の味方である13人の刺客の演技も素晴らしいですが、殿を守る側である鬼頭半兵衛(市村正親)や出番の少ない牧野靭負(松本幸四郎)にも注目。鳥肌ものです。防衛側も刺客側もその周りの人々も、誰もが「侍として生きる意味」を求めて行動する。その気迫は圧巻です。流血や残酷描写に免疫のない人は少々つらいかもしれませんが、そうでなければぜひ観ていただきたいですね。熱くなる映画です。 " + }, + { + "date": "2010-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "本格時代劇活劇、再び!\n 久々に活劇魂に溢れた映画を見た。本作を見た後、オリジナル版も見、どちらが素晴らしいかと問われたら、やはりオリジナルだろう。監督の工藤栄一も片岡千恵蔵ら出演者も多くの時代劇を経験している為、こればかりは仕方ない。しかし本作も、本格的な意気込みは伝わって来たし、興奮もした。己の命も顧みず、使命を全うする十三人の男の姿は、生き方に迷う現代人に熱い鞭を打つだろう。血まみれ泥まみれの大殺陣シーンは、三池崇史らしい演出が冴える。本物の戦もこれほど血まみれ泥まみれだったろうし、妙にリアリティを感じた。出演者では、松方弘樹、伊原剛志、市村正親が特に印象に残った。松方弘樹はさすが多くの時代劇経験者らしく、余裕の貫禄。伊原剛志も助演ながら存在感が光り、思わずこの人主演で一本時代劇を撮って欲しいと思った。「硫黄島からの手紙」でも良かったし。市村正親は最も哀愁漂う役。暴虐と私欲の限りを尽くす主君に振り回されながらも、命を懸けて守り抜く板挟みの姿は、さながら中間管理職。満足した作品だが、大殺陣以外のグロいシーンや、伊勢谷友介のアホっぽいギャグシーンには少々興ざめした事も付け加えておく。 " + }, + { + "date": "2010-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "圧倒する迫力は必見 残忍さには閉口\n ラスト50分の死闘はキャッチコピーに嘘は無く、乱れる画面、ひたすら続く切り合い、誰が誰を切りつけているのか判らない状況は、想像を超える戦いでした。こちらも観ていて疲れました・・・。でも、リメイク、時代劇、一切関係ないですね。非常に面白い作品でした。特に宿場町での死闘シーンと仕掛けは面白かった。少しではありますが笑える所もあり、映画館内が和む感じもありましたが出だしから続くエグイシーンの数々に、少々滅入りました。そんなエグイシーンの中心に居る吾郎さん、中々のはまり役だと思います。冷酷さ、ナルシスト感、世間離れ感、口が開いたまま塞がらない発言最後の最後に見せる情けなさと、この期に及んでも構う余地無しの発言全て雰囲気がはまっていたと思います。その他の俳優陣も、平幹二朗氏、松本幸四郎氏、松方弘樹氏などの脇を固める方々には安心感がありました。また、岸部氏、伊勢谷氏のシリアスな中での笑いを取るシーンには心から笑わせて頂きました。劇中に気になったのは一つ。役所さんの台詞がやけに現代劇的過ぎな点。観た後に評論を見ると、それを意図していた感があるようですが私的には時代劇の世界から急に気持ちが冷める感じを与えられる感がありました。私の中では、それが無ければもう0.5、エンディングが違えばもう0.5Upでした。 " + }, + { + "date": "2010-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "凄い迫力でした\n 稲垣五郎の悪役殿様ってどうなの?って思ってたけど良かったです。谷原さんのほうがはまるでしょ?って思ってたけど稲垣良かった!えげつなかったorzアクション物が苦手なので、殺陣のシーンが50分もあると事前に聞いて「寝てしまうかも」と思ったけどとんでもない。面白かったです。キャスティングも良かった。けど、殿様が酷い人すぎてイライラして肩がこった映画でした。(笑) " + }, + { + "date": "2010-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "久々に、本気の大作日本映画!\n 凄い映画になった!『ヤッターマン』とかの監督だろ?みたいな理由で鑑賞を控えている方がもしいたら、考え直してほしい。「今の時代に時代劇をリメイクしたって面白くはならないよ」と思っている方も、考え直してほしい。この映画は本気だ。久々に本気で作られた大作日本映画だ!圧巻は本作の仇役である、稲垣吾郎演じる明石潘藩主。稲垣吾郎が仇役ぅ?と物凄く不安だったが……驚愕。これが近年稀に見る、凄まじい悪党になっていた。気の赴くまま、虫けらのように人を破壊し、殺し、畜生のように飯を喰らう。そして何より恐ろしいのは、その気違いじみた行為の数々を歓喜も恍惚も感じることなく、ただただ無感動にこなしている点だ。原始的(動物的)な衝動を満たせば『何の為に生きているのだろう』という虚しい心を埋められるとでも考えているのだろうか?もはや狂人なんぞという言葉では物足りないほどに狂っているのに、そこにやはり“人間”を感じるこのおぞましさ。それと対峙する、役所広司演じる島田新左衛門が率いる一団も、「何の為に生きているのか」という問いを振り払う為に戦う。彼らが計画を練るまでの前半は並々ならぬ緊張感に満ちているし、満を持してのクライマックス50分の迫力は半端じゃない!刺客達がスキルを発揮する様や奇策の数々に目を見張る前半と、見栄も誇りもかなぐり捨てた、泥塗れ血塗れの醜くも凄絶な後半。そう、この戦いは酷く醜い。「道場では五分五分だったな」長い戦いの終盤、ある人物がそう薄く笑った後に取った行為に泣いた。好敵手として互いに尊敬しあっていた者に対し、そこまでしなければならなかった哀しみ。どれだけ正当化しようが、戦争は、人殺しは、汚く醜い。良いか悪いかはもう関係無い。ただ事実としてそういうものであって、それを美化して描こうというのが一番間違っているのかもしれない。戦う以外の道だってあるだろ?とでも言いたげに飄々とした笑みを浮かべる山男の存在が、重苦しい空気を僅かに払ってくれている。物語中盤での中弛みは否めない。刺客13人をきっちり描き切れたとは言えない。感情表現がやや露骨な部分もある。不要に思えるキャラもいる。あと三池監督お得意の下ネタも若干……(これは好き好き)。不満点はあるが、この満足感に比べりゃ些細な事だ。5.0に限り無く近いスコア4.5判定。これ多分、傑作です。<2010/9/25鑑賞> " + }, + { + "date": "2010-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "子どもにはどうかと思うが、迫力は満点\n まず、出演者が豪華!眼力が強く個性あふれる人が揃ってます。個人的には、やはり井原剛志さんの男臭さにやられました。あと、smapの吾朗ちゃんも体当たりの演技ではまってましたね。あれは、吾朗ちゃんの役だったように思います。冒頭の内野氏の切腹シーンの迫力も秀逸。ストーリーは当然ながら単純ですが、各役者の個性と迫力あるカメラアングルで魅せる映画だったと思います。ただし、三池監督ならではですが、結構残虐シーンが多いです。正直子供には見せたくないな。。。個人的には、後味がちょっとな、、、、という終わり方でした。一言だけ言いたいのは、最後、伊勢谷友介が生きてたのはおかし過ぎるW " + }, + { + "date": "2010-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "十三人の刺客\n 今ナイトショーで観てきたところです。久々の男の映画登場と期待しすぎたせいか後味がいまいちなのはなぜだろうと道々考えながら帰って来た。(辛口すぎると思ったのか)加えた甘味料や存在感の強すぎる山芋が雑味に思えて仕方がない。しかしながら殺陣は一級、伊原さん、山田さんの殺陣のリアリティに感服。テロップ過多、タレント芝居のテレビに嫌気がさしたら映画にいきましょう。 " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "打算なき面白さ!!!!!\n 正直に白状します。自分はこの作品のオリジナルを未見です。時代劇が苦手です。というか邦画自体をあまり観ません。んでこの作品自体を、しっかり観ようと意気込んで鑑賞に臨んでなかったし、何より…三池作品が大の苦手です!!!!(言ってしまった…)つか…寧ろ嫌いですwいや、好きな作品もあるんですよ?ヤッターマンとかジャンゴとかwただ、三池作品の繊細なき職人気質の淡々とした残虐性に、嫌悪を抱いているのは事実です。そして、これからも三池作品の残虐性には嫌悪を抱いていくことでしょう。(これだってPG12で果たして良かったのか??)でも!ただ!ただですね!この作品は素晴らしいんです!三池作品だから?オリジナルが良いから?そんなこたぁ知りません!これは良かった!本当に良かった!面白かった!純粋に!チャンチャンバラバラが素敵なんです!泣けるんです!スペクタクルなんです!イイんですよ!兎に角!イイんです!役者の妙を語りますまい!アクションを語りますまい!イイんですよ!とりあえず、観てください!それだけです!一緒に興奮して語り合いましょう!いぇあ!!!!ゴローちゃん!!!!! " + }, + { + "date": "2010-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "胸に突き刺さる男達の生き様!\n 松方弘樹,松本幸四郎,岸部一徳,役所広司&市村正親の存在感がスゴい!オリジナル通りの展開で,非道の限りを尽くす殿を暗殺する13人の刺客の生き様を描く。広大なセットで再現された宿場街で繰り広げられる終盤の戦闘が大迫力。容赦のない壮絶な斬り合いは,娯楽精神と真剣な命のやり取りに満ちていて,思わず武者震いするほどの興奮!!現代に向けたメッセージを台詞にし過ぎな印象はあるものの,戦場の様子から,譲らぬ正義は不毛な争いに繋がることを明確にし,力強い反戦を見せつけ,ただの痛快な時代劇エンタに留めない骨太い秀作。 " + }, + { + "date": "2010-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "怖いけど痛快\n なまめかしい人殺しが冒頭から続いて、帰りたくなり、体は出口に向いたまま観ていた。内野聖陽の場面は究極だった。しかし、刺客達一人ひとりの描写に引き込まれた。格闘シーンが長く、こちらも息切れした。男子向け映画だなーと思った。残忍な場面を省いてくれたら何度でも観たい。されど、松方浩樹の殺陣は素晴らしい!本人も水を得た魚のように、いい顔してた。 " + }, + { + "date": "2010-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃\n 試写会で拝見させていただきました。最初のシーンから、ずっと緊張してました、というのも剣を使った人斬りシーンが苦手だからです。それでも興奮をおさえ観賞したのは、この十三人の刺客の魅力が画面から伝わってきたからです。キャストが何より、役所広司さん、伊勢谷友介さん、山田孝之さん、高岡蒼甫さん、吹石一恵さん、谷村美月さん…おっと忘れていた稲垣吾郎さんなど、豪華なメンバーです。内容はかなり私には衝撃的でしたが、期待を裏切らない作品だと思いました。追記舞台挨拶つきだったので、沢村一樹さん、古田新太さん、その他豪華メンバー(まるでホストクラブ)たちを真近で、拝見でき、思わず身を乗り出してしまいました; " + }, + { + "date": "2010-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか、重いかも...。\n 映像が、かなり重いですね。残忍なシーンもあって、怖がりの人には、ちょっと、重いかも入れません。PG12がついているくらいですから...。でも、久しぶりに楽しめる時代劇だと思います。役所さんより松方さんの方がやっぱり貫禄がありますね。 " + } + ] + }, + "171": { + "title": "八日目の蝉", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "永作博美さんの演技が素晴らしかったです\n 誘拐ですから美談にしてはいけないと思いますが、もう永作博美さんの演技が素晴らしかったので引き込まれてしまいました。それだけでもう観る価値ありです。 " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "嫌な予感が的中\n 原作者もあまり興味ない人だし、ちらっと話の筋を聞いた限りで、好みではないと思った。その予感的中でした。出てくる女優は好きな人が多いですが、話についていけない。赤ん坊の泣き声も嫌いだし、40分でやめました。最後まで見れない場合は、60点以下をつけてます。 " + }, + { + "date": "2019-02-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "永作と子供のシーンが素晴し過ぎる\n 見終わって複雑な気持ちになった。誘拐と言う行為で人の人生を駄目にしてしまった女に感情移入してしまう。最後逢いに行って欲しいと思ってしまう。それもこれも永作の子供への愛情が凄く伝わって来たからだ。自分は子供がもう出来ない体になり、いつ警察に見つかり別れがくるか解らないゆえの、本当の親子以上の深い愛情。この親子の関係がないとこの作品は成りたたない。子役も含めてとても良かった。ただ小池栄子役の女と一緒に子育てすると思うと不幸にしかならん気がしてスッキリしないし、やはり最後は永作と会って欲しかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかった\n 永作博美の最後のセリフが頭から離れません。あれは本当の親からしか出てこない言葉です。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "子供を勝手に堕ろそうとすんな!\n 妊娠したことを男に言わずに勝手に堕ろそうとする身勝手な女(井上真央)に腹が立ちました。やろうとしてること誘拐殺人と変わらんやん!それはスルーか!?芝居もいかにも邦画ですね。芸能人の学芸会です。ストーリーの流れもかなり悪い。無駄に尺を引き伸ばしまくっています。小説としては面白いのかもしれませんが、映画としてのレベルはちょっと微妙。もし映画館で見ていたら怒っていたと思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "違和感を感じたり\n 井上真央は良くないな。松潤がセクシー女優の葵つかさの方が好きなのがよくわかる。どちらかといえばそれですかね。井上真央はそれなりに美しいのに、そそられないのだ。性的なものが感じられない。この映画は、突き詰めればそれでしょ。なければ、何も起こらない。限りなく薄い映画だ。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作忘れた頃に観ると素晴らしい\n 公開当時に原作を読んだばかりでみたので、原作との違いがとても気になり今ひとつだったのですが、数年たち、記憶もすでに薄れた状態で改めて見てみました。原作の映画化は二時間の尺の為に削らなければいけない部分があったり、小説のように主人公の心理描写を映像で表現するしかないハードルを超えられず失敗する映画も多い中、改めて映画を見てなかなかの名作でした。原作を読んでいると、どうしても頭の中に出来上がったイメージがあるので純粋に受け止めるのって難しいですね。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか泣けました\n なかなか泣けました☆。実の母親よりも誘拐犯に感情移入してしまうのは難点だと思うけれど。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "全ての元凶は\n 不倫してたまりな父ですよね?十分しっぺ返しは受けてるけど。大切な時期に自分を誘拐した女を実の母親だと信じて育って、当然なつけなくて…。作中に全部あの女が悪い!みたいなセリフあるけど、いや、もともと不倫してた自分の父親だよって思うし、今現在不倫してる岸田さんは放置?あと、地味に途中匿われてる施設がめっちゃ不気味。ホラーかよって思う。カルト教団って言われてるけど。最後の「私顔も見てないのにこの子好き」みたいなセリフ違和感ある。産みたいなら好きなんだと思うんですけど、違うのでしょうか。出産未経験なので分からない…。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "胸糞悪い\n 正直自分が奥さん側だったら愛人なんか作る旦那が信じられないし自分の旦那のせいで子どもが産めなくなったと思うとショック。自分が宿した子どもは喜んで誕生を楽しみにしてくれるのに、違う人間には無責任にも堕ろさせるその人間性が恐ろしい。どっちも自分の子どもには変わりないのにそんな風にできるなんて本当に子どもを愛してくれるのか疑問だし離婚しない奥さんの神経がわからない。そして懐かないと発狂することも。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "幼少期の愛が与える影響力\n 誘拐犯なのに次第に感情移入して捕まってほしくないとまで思ってしまう。女優陣みんな良かった。小豆島の夏の祭りで松明を持った行列の望遠ショットが素晴らしい画。田中泯の古い写真館も味があった。港で捕まるシーンはやっぱ泣くよなあ。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "母性&母性&母性\n ウ〜ン、PVに惹かれて見てみたんだけどやっぱり男性向けじゃないですね~。自分には登場人物の考えることがよく分からなかったかな。子供をさらうなんてそもそも母性のある人間のすることだし、さらわれた子供中心の話にしたらもっと話にのめり込めたかも、、一番理解できなかったのがラストシーンの「お腹の中にいる子、もう好きかも」みたいな台詞。わからんな~。笑 " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "永作博美のお母さん姿!!\n ダークな始まり方で内容の割に尺が長くテンポが悪く感じましたが、最後はあたたかい気持ちに持っていくのが上手かったです。誘拐犯が必ずしも悪い人には描かれていないのが印象的で、永作博美のお母さん姿は可愛かったです。悪い意味で女性らしい脚本が、やり取りにいかにも創作っぽい印象を感じる事がありました。宗教施設の下りは取って付けたような感じがしました。象徴的なタイトルですが、内容とリンクしているかは、しっくり来ませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "逮捕された瞬間の永作博美さんのセリフ。 あの場面であの言葉を使われ...\n 逮捕された瞬間の永作博美さんのセリフ。あの場面であの言葉を使われた時、とても衝撃を受けました。 " + }, + { + "date": "2018-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくいい\n  映画館で見て以来2回目DVDで見た。 永作博美と子供の仲のいい感じが素晴らしい。また小豆島も育児にいい。周りの子供やおじさんおばさんの優しいところもすごくいい。誘拐犯なので当然、母子手帳などはないだろうし、お医者にかかる場面もなかった。5ヶ月くらいの赤ちゃんから4歳までだった。 子供と引き裂かれる場面で「あの子はまだ夕ご飯食べてないんです」とその時その場のことだけを心配していたのが切なかった。 永作の場面をもっと見たかったのだが、物語の本筋は井上真央なのでそこがちょっと残念だった。 " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "観た\n 以前に観た。面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-01-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "\n 当時見た時は中学生くらいの頃だった衝撃的で切ない印象しかなかった久しぶりに地上波で観た最初は些細な気持ちで誘拐してしまった一緒に過ごすうちに愛情を知った本当の母親ではないが本物の親子になれる気がしたでも別れは来るわかってはいたがつらかった気持ちのいい終わり方ではないが撮り方が好き " + }, + { + "date": "2017-12-17", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "何故評価されているのか分からない\n 少し時間が空いたのでレコーダーに録画してあった「八日目の蝉(映画)」を見る。・・・全く分からない。結局何を言いたいのか?レコーダーから消去した後、何度も頭の中で反芻してみるが、どうにも分からない。確か名作扱いされていた筈。何か見落としているのだろうかと、検索して色々な感想を読んでみる。う〜ん。何故か皆、誘拐犯の女が子供を愛していると、勘違いして作品を見ているようだ。誘拐犯の女は子供の事など一切愛してはいない。彼女の中にあるのは自分の事だけ。自分の欲望を満たす為の道具として子供を利用しているだけだ。子供を本当に愛しているのであれば、その子供が最も幸せになれるであろう両親に返せばいいだけの事。しかし彼女は子供の幸せよりも、自分の感情を優先している。つまり彼女は、口では子供を愛していると言い訳しながら、自分の欲望を満たしているだけ。映画の中では、誘拐犯の女が「子供の為に苦労苦悩している」かの様な描写が繰り返されるが、彼女は最も楽な道を選んでいるだけ。子供が産めなくなり、不倫相手とも別れなければならない という苦痛絶望(半分以上は自業自得でしかないが)から逃れる為に(精神安定剤的に)子供を利用しているだけだ。誘拐犯の女も母親も、子供の事など一切見てはいない。彼女等の中では、あの子供は「金で買ったペット」程度の認識だ。母親は、所有者である自分に懐かない(自分を癒さない)ペットに苛立っているだけ。誘拐犯の女も、買ってきたペットが本当の親を求めてどんなに鳴いても、全くペットの心情を無視する飼い主同様に自分の都合(欲望)しか頭にない。子供は誘拐犯を愛していた訳では無く、保護者を求める本能に従い、最も身近にいる人間に懐いていたに過ぎない。最後の誘拐犯の台詞も、子供の為に発した言葉では無く、自分が母親気分(自己陶酔)を味わう為、周りに母親アピールをする為の発言に過ぎない。そもそも彼女が誘拐しなければ、子供が食べていない状況にはならなかった訳だからね。本当に子供の心配をする様な人間であれば、そもそも その子供を不幸な状況に陥らせる行動は取らない。(何故か、誘拐犯の女はシングルマザーに置き換えられているようだ。(勿論そう見せ掛けられているのもあるが)あの子供は誘拐してきた子供であって、彼女はシングルマザーでは無い。誘拐犯の最後の言葉も、(子供の事など一切考えていないのに)母親気取りもいい加減にしろ という怒りしか湧いてこなかった。もしあのまま逃げ続けていれば、あの子供は義務教育すら受けられない。)単純に映画の感想を言えば、リアリティーが無い。設定・世界観がどんなに荒唐無稽でも気にならないが、そこで生きている人間(キャラクター)の行動が意味不明では説得力が無くなってしまう。八日目の蝉に出てくる登場人物は全員が「自分の意思」では無く「シナリオ」に添って動いている。例えば、あの状況にいて、戸締まりもせず生まれたばかりの子供を置いて出掛けるだろうか?(おそらく、ガラスを割って侵入したりすると犯罪色が強くなり、シングルマザーに見せ掛ける事が難しくなるから避けたのではないだろうか?もし合鍵を持っていたとしたら当然鍵を変えるだろうし、用心もするだろう)主人公の「自分の特殊な状況を誰かに理解してほしい」という心情は理解できるが、それを打ち明ける相手にあれを選ぶだろうか?あの子が何故ああなのかは後に説明されるが、その前の段階で家に上げたり、心を開く理由が全く分からない。不倫相手も同様だ。何故?(配役が逆なら、まだ分からなくもないが)実の母親も、あまりにも人間的に幼稚過ぎないだろうか?ようやく帰ってきた子供に、あんな態度を取るだろうか?(誘拐犯の女をシングルマザー(善)に見せ掛ける為だけに、酷い母親(悪)を演じさせられている様にしか感じない)この作品に無理矢理 教訓的なものを見出すとするなら、『例え誰からも愛されていなかったとしても(おそらく作者的には「誰からも愛されていないと思っていたが、実は愛されていたと気付く事で自分の子供に対する愛情が生み出された」としたかったのだろうが、それは誘拐犯の女が子供を返さない(帰さない)段階で破綻してしまっている)、自分が誰かを(または自分自身を)愛する事から逃げる理由にはならない』という事だろう。結果的に映画の主人公は勘違いとは言え、(無理矢理ハッピーエンドにしようとした結果)正解に辿り着けた事になる。この映画の監督(原作者も?)は、何故か「人間は、誰かから愛される事で、誰かを愛する事が出来る様になる」と思い込んでいるが、誰かを愛する条件に、誰かから愛される必要など無い。例えば、親(保護者)から愛情を持って育てられた幸せな子供が居る。しかしその「愛情」は、その親がその子供を育てる場合においての正解に過ぎず、その子供が自分の子供または誰かを愛する時の正解となるとは限らない。そもそも愛情とは、その対象に特別な思考・判断を求められるから、人間は「それ」を愛情と呼ぶのではないだろうか。人真似の愛情は、大抵の場合「自己満足」と認識・評価されるだろう。「料理は愛情」という言葉もある。大抵の場合、愛情があれば多少手を抜いても許されるだろう という言い訳に用いられる。本来は、食べさせる相手の為に労力を惜しまない状態の事であり、手抜きとは真逆だ。これは、料理に限らず「全ての人間関係」に当てはまる言葉でもある。(人間以外でも同じ) " + }, + { + "date": "2017-11-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "写真館での希和子と薫の写真で希和子の同情しそうになるが、こいつのせ...\n 写真館での希和子と薫の写真で希和子の同情しそうになるが、こいつのせいで誰も幸せになれなかったと思うと胸糞悪い。恵里奈(薫)もまた不倫男との間に身籠もり産むとの決心をするのもあまり気持ちがよくない。そこが映画のテーマなんかもしれないけど。4 " + }, + { + "date": "2017-10-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "母の愛とは\n 産まれてすぐゆうかいされたえりなちゃん。かおるちゃんと呼ばれ4歳まで育てられる。物心がついてからもずっとお母さんだと思い続け、いろんな辛い状況でもお互い支え合って想いやって生きてきた人は、誘拐犯。まだ状況を理解できる歳じゃないえりなちゃんは、交番へ行っては知らないおじさんとおばさんに捕まってる。と言い続け、本当のお母さんとお父さんを傷つけ、ギクシャクして20年がたった。本当の愛とは、母になるとは、分からないなりに昔のことを思い出し、昔考えていたことを思い出し、妊娠していた子供の母になるという強い意思を感じていました。最後のシーンでのセリフ、もう母親になれているのではないでしょうか。どんな親でも子供から見れば立派な親なのですから。あ " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "永作博美の演技が素晴らしい\n 愛人で誘拐犯である希和子に共感出来ない、エンジェルホームに薫を連れ込む時点で育児の苦労をしてないと思っている人がいるかもしれない。問題は薫の父親だと思うがそんなのはどうでもよくて、ただ希和子の子供と居れる幸せを僅かでも感じていることメインである。恵里菜(薫)が「産まれてないけどもうこの子が好きだ」という台詞は1番印象的だった。希和子のしたことは許されないし罪だが、恵里菜自身はどうだろうか?誘拐犯の母を恨んでなんかいないだろう。恵里菜自身も愛人ポジションで、子供を身ごもっている。シングルマザーになり一人で育てると決意をしていた。私は、そんな複雑な中で生きてきた彼女の決意に感動した。そして愛情に満ちた希和子のように、子供と2人で幸せな日々を送って欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "博美母さんがとても可愛い\n 永作博美のお母さんがとても可愛らしかったです。ハラハラ感もあり、ラストも衝撃的でとても感動できました。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんだろう、イライラする\n 私は母親側の立場だからか、夫も子供も盗んで汚した希和子は、奥さんに罵られても当たり前だと思う。一見優しいお母さんぶってるけど、薫の事なんてどうでも良いから宗教団体に連れ込めるんだろうし。希和子可哀想かなぁ、愛人やってるから天罰が下ったのに、その上、子供を盗んで奥さんを苦しめてさ、極悪人だよね、あの奥さんが希和子に何をしたって言うの。捕まってざまぁとしか思わなかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "テーマは「母性」かな。 本当の母親だから母親なのか。 育ての母親だ...\n テーマは「母性」かな。本当の母親だから母親なのか。育ての母親だから母親なのか。子どもが安心して、そして何かあったら助けを求めるようなそんな存在が「母親」なんだと思う。たまたま本妻の子どもを連れ去ったというだけで。決して犯罪を許すわけにはいかないけど、子どものことを一番に考えられる、いわば大岡裁きのような、そんなのが母性であり、母親なんだろうな。母親はつえ~。一番原因はお父さんだな。愛人に子どもをさらわれて、精神的に追いつめらる母親と一緒に暮らすのはどっちが幸せなんだろう。自分の子どもが不倫相手の子を妊娠した時、「空っぽ」と罵った母親は自分の言動が跳ね返ってきたのだろう。言葉の強さを感じる。ま、独身の僕には分からん世界だな。ただはっきりしているのは、8日目の蝉でみんないなくなって寂しいと思うのではなく、絶対僕はみんなと違う世界を見れるという方だな。 " + }, + { + "date": "2017-06-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なにがつたえたかったのだろうか\n 入り込めなかったなー永作博美は誘拐犯、つまり犯罪者であるが誘拐した子供に対しては最初っから愛情深く接している。映画は視点をどこかに置くことで感情をコントロールするものだから、誘拐犯だろうが殺人犯どろうが永作に共感するのは当たり前なのですが。。本当の母親とは?とか愛情とは、と自分でと誓えるほどの「なにか」が受け取れませんでした。この映画の設定は結構特殊な事情なんですが、それだから、の葛藤や苦悩等が無くないですかね?誘拐した子でも子供は可愛いからそりゃ愛情たっぷりで育てるだろうし、エンジェルホームページという特殊なコミュニティにおいて虐待でも受けるでもなく、充分愛情たっぷりに育てられてたわけだし。小池栄子の件も同様で、男がいないのが特殊でトラウマになるのなら母子家庭はどうなるんだって話ですよね。なにより、誘拐したことにより、子育ての苦しさ、大変さを相談できない、という問題はエンジェルに丸投げしてるし、追い出された後も蕎麦屋で大切にされてる。希和子からしたらわりと順風満帆ですよね。なので、冒頭の「子育ての時間をありがとう」というより「子供との楽しく過ごせてよかった」程度の苦しさしか伝わってこなかった。私が姪っ子を大切に思う程度の絆にしか見えない。つまり、この映画からはこの事件があったことによる問題や課題、葛藤や成長、みたいなものが何もないように思いました。誘拐をしてるからこそ母親だったら出来ることをやれないとか、逆にやれる、とありましたかね?だから希和子から別れる瞬間もスルーと楽しい時間過ごしたのだからまぁ仕方ないよね。ぐらい永作の演技には泣きましてけども、もっともっと泣けるようなもんだと期待しすぎました。設定を聞いて、登場人物がそうなるだろうな、という公道をしてそれに見合った葛藤やジレンマ、不幸がないから結果うーんで終わっちゃう。。母親は映画世界、と言うよりも自身の子育ての経験や心情を補完して見られるので感動するかもしれませんが。。あと、小池栄子は最初から挙動不審すぎてただの男性恐怖症に見えませんでした。この事件の当事者の心情はもちろん計り知れませんが、想像ぐらいはできます。そして、映画を観ることで想像を超えたり、補完する、ということもないまま終わりました。特殊な環境を経験した人たちが、それを経験しなかった割と普通の人たちがぶち当たるような壁や苦悩と似たようなことで悩み苦しんでいるそんな、映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "犯罪者に感情移入する\n ずっと前に録画していたのをやっと見ました。映画だから出せる感情というか、普通に考えて連れ去った犯人が絶対的な悪なのに、なぜか心を奪われてしまうのは永作さんの演技がすばらしすぎるからでしょう!!!!!!ていうか、一番悪いのは旦那か。可愛そうなのは実母と誘拐された娘ちゃんだよね。っていうのはわかっているけども!小豆島での生活がとっても素敵で、この二人がずっとここで暮らせて行けたらいいのにって願ってしまう、映画ならでは!の内容でした。小池栄子の演技好きだけど、この作品の中の演技はちょっとくどい気がした " + }, + { + "date": "2017-03-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けた泣けた\n 明日目が腫れそうなくらい泣けました。最後永作博美に会って終わるのかなって思ったけど終わっちゃったからあれ?ってなりました。誰が悪いのかっていったら元々不倫してた父親なのか、誘拐したキワコも悪いし、うみの母親だって不倫相手にあんな言い方って思うけど、20年経ってやっと救われる道が拓けてまずは良かった。劇団ひとりはやっぱりちょっとキモかったかなw " + }, + { + "date": "2017-01-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何度見ても泣いてしまう\n 映画館で初めて大号泣した思い出の映画。その後も何度見ても泣いてしまう。希和子の愛情いっぱいの日常にほんわか安心しきっていると、どうすることもできない現実を突きつけられる。。毎度、感情移入して、涙が止まらない。それだけ、役者の演技もリアル。違和感なく楽しめる映画。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストで号泣した。 犯罪なんだけど、別れるとこはやっぱりツライ。\n ラストで号泣した。犯罪なんだけど、別れるとこはやっぱりツライ。 " + }, + { + "date": "2016-11-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "設定にケチつけるのもどうかと思うけど\n 誘拐犯に育てられた子が健やかに育つ環境は、今の日本にはない。病院にも行けない。義務教育も受けられない。心の傷も負うだろう。そういう子が将来幸せになれる確率はほとんどないと言っていいだろう。そしてそういう未来は容易に想像できるので、子を本当に想うなら誘拐して育てるという選択肢は絶対と言っていいレベルでありえない。つまり、どれだけ理屈をこねようが、子を愛しているから誘拐した、というのは矛盾していて、親側の身勝手なエゴ以外の何物でもなく、最後まで観てもそこを覆すような説得力はなかった。 " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "単純に合いませんでした!\n いい話ではあるんですが・・・! " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった。\n 永作博美さんの表情が泣かせる。。いつか別れがくることを惜しみながら全力でカオルを愛する表情、警察についに見つかったときの表情がもう。。途中から切なくて、苦しくてひたすら涙が止まらなかった。役者さんがまたみんな良かったのよね。井上真央さんも小池栄子さんも田中シ民さんも。音楽や演出もいやらしいとこや過不足がなくて、ストーリーと登場人物の気持ちや表情に集中できてすごく良かった。 " + }, + { + "date": "2016-10-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは泣かされた\n 別れのシーンはもう号泣でした。子供にとってどの判断がいいのかわかんなくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "小説も読んだ・・\n 直木賞作家の角田光代の小説が原作。原作が良くて役者もいいと当然映画も素晴らしい。作品としてはクォリティが高く、ストーリー性もあり、最初から最後まで涙無しには観られない。小さく幼い薫は可愛いし、小豆島にも行ってみたくなる。2011年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛されないと愛せない\n 地上に出ると7日で死んでしまう蝉。8日目を生きる蝉は、一人ボッチかもしれないが、誰も見た事の無い世界を見るかもしれない。生まれて4歳まで誘拐犯に育てられた恵理奈は、誰も経験した事がない幼少期を過ごし、8日目の蝉のように一人ボッチで苦しんでいた。娘を誘拐された本当の母、恵津子は夫の浮気相手であり、娘を誘拐した希和子への恨みと嫉妬に捉えられていた。希和子との4年間を辿る旅で、恵理奈は希和子が自分を愛してくれていた事を思い出し、愛とは何か、人を好きになるとはどういう事かという事に気づき、これから生まれてくる自分の子供に愛を与えて育てる事を決心する。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の親ってなんだろう。娘が生まれて親になった今では、何度も何度も...\n 本当の親ってなんだろう。娘が生まれて親になった今では、何度も何度も考えなおすストーリー。もちろん実親の立場としてはあるまじきこと。私の妻などは本当に気分を害する話らしい。ただ私自身も実の親にあまり良い思い出がない以上、本当に自分のことを愛してくれる別の存在がいたら、単なる犯罪者としてその人の意義を否定できるだろうか。永作博美の演技力の高さから、彼女が母親そのものを演じきったので、与えられた命題は大きかった。 " + }, + { + "date": "2016-07-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "母親と思って過ごしていた人が実は自分を誘拐した誘拐犯だったという衝...\n 母親と思って過ごしていた人が実は自分を誘拐した誘拐犯だったという衝撃的なストーリー。誘拐されていた娘は、本当の家に戻ってきましたが、本当の家族なのにうまくいかず、家を出でて、一人暮らし。そしてさらに誘拐犯の母と同じく不倫相手の子を身ごもってしまい、生むと決意している。八日目の蝉のタイトルの意味については、蝉は地上に出てから七日で死んでしまうのが普通だが、八日生きた蝉もきっといて、その蝉は仲間の蝉がいない中、孤独に一日を生きている。だけど、他の蝉が見ることができなかった景色を見れているんだ、と。その八日目の蝉と自分を主人公が重ねているということですね。登場人物の誰の気持ちになっても心が重くなります。。誘拐犯の母と誘拐された娘の再会シーンが見たかったです。 " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。感動\n 自分の子供の頃を思い出した誰かから愛を受けて育ったんだったなと思うとやさぐれた大人になった自分に涙が出た。 " + }, + { + "date": "2016-04-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただ、\n これは、小池栄子さんを好きになったきっかけの作品。彼女の演技は素晴らしい。何よりも井上真央さんの演技も素晴らしい。何回見ても泣いてしまう。泣いて見ても切ない。 " + }, + { + "date": "2016-04-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これはひどい。\n 極悪映画です。涙を搾り取られました。細部までしっかり作りこまれていてこの監督の作品はいつも引き込まれますがこの『八日目の蝉』は群を抜いていました。原作、テレビドラマ版も観てそれぞれのよさも感じましたが、やはり、映画版は女優陣4人が凄すぎ。まさに火花散る感じで凄まじいオンナの闘いを演じていたように思います。シンボリックに描かれる小豆島が本当に美しくこの映画の象徴になっています。本当に文句のつけ所のない映画だと思います。それにしても、井上真央ちゃんの眼力(めぢから)と、ビックリ顔はやっぱり印象的にも程がありすぎ。 " + }, + { + "date": "2016-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジョンメイヤーがクソ沁みる。\n 初見、冒頭はよくある犯罪物かなと思いながら、中盤からグイグイ引き込まれ、ラストは号泣。以来、ジョンメイヤーを聞くたびに泣きそうになります。 " + }, + { + "date": "2016-03-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これは切なすぎる\n これは本当に切なすぎる物語。希和子の気持ちを考えると涙が止まりませんでした。。切ないけれど、見たくなってしまい2度観賞。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっ暗いけど\n 親になったら、ちょっとは理解できるかも。BGMで流れる、beach houseのzebraが印象的。anyway you runyou run before us " + }, + { + "date": "2016-03-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子供の世界は狭い。引越しで慣れた環境、大好きな友達から離れることが...\n 子供の世界は狭い。引越しで慣れた環境、大好きな友達から離れることがどれだけ不安で怖いことか分かる。でも本当は親じゃないけど薫にとっては親だった希和子は唯一無二の存在だし希和子にとって薫は唯一無二の愛しい宝だった。引越しを拒否する薫と、それでもなんとか言いくるめて島を出ようとする希和子。お互いの大事なものがかかっていて、そして皮肉にも「もうすぐ離れ離れになってしまうんだろうな」と嫌でも察してしまう。だから涙が出てしまった。とても薫役の渡邉このみちゃんが可愛かった。井上真央の演技も良かった。この映画を通して感じたことは、普通の家族や家庭を持つことがどんなに大変で素敵なことかということ。子供はまだいないが、子供を育てることが大変だということは経験や知識が少ない今でも少しなら分かっているつもりだ。夜泣きや教育、反抗期……。しかしそれでもなんとか乗り越えて、愛しい子に色々なものを見せて触れさせてあげたい。そして、乗り越えてそんなことができるような家族や家庭を築きたい。そんな想いを再確認することができた映画だった。また恋愛や子供で失敗したり不安な時がきたら、この映画を見よう。そして原点に帰ろうと思う。私にとっては特別な映画なので、星は5つにしました。 " + }, + { + "date": "2016-03-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通の家族になる難しさ\n 不倫相手との間に出来た子どもをおろし、正妻が産んだ子どもを誘拐し育てる。普通に考えたら最低な行為ですが、永作さんが必死で薫を育てる様子を見て警察に見つからないで欲しいと願ってしまいました。えりなちゃんより薫の方がしっくりくる。薫と居られる毎日を祈る様子にじわっときました。暗い内容の映画はあまり好きではありませんが、永作さん、井上真央ちゃん、小池さんそれぞれとても良い演技をしていて引き込まれました。 " + }, + { + "date": "2016-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "遠くを見つめる虚無感な目\n 女優陣の熱演に好感が持てます個人的に井上真央ちゃんって明るい役のイメージが多かったけれど、この作品のようなとことん陰のある役もハマっていました何も見えていないような遠くを見つめる虚無感な目はとても印象深いです永作博美さん悪者なはずなのに途中から応援したくなるほどキュートで健気で愛を注ぐことに一生懸命なお母さん役素敵でした小池栄子さんの演技も支えてくれてありがとうと見ているこっちが自然と感情移入してしまうくらい魅力的でしたあんたは何も悪くない、も染みました誘拐犯の気持ちも実の母親の気持ちもわかりますお互いの言い分も納得できるし。結局一番悪いの男なんじゃない??とか思ってしまったり人を愛することはとても自然なことだし誰かに干渉されるべきことではないと思うけれど、不倫はやっぱりアカンですね!!!あと、劇団ひとりさんの起用には本当に謎ですひとりさん自体はなにも悪くないのですが、ひとりさんはバラエティーのイメージが強いので、映画の印象のためにも配役もう少し考えた方がよかったのでは?そこ以外はよかった身柄確保のシーンは泣いた " + }, + { + "date": "2016-02-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画で一番好きな作品\n 普段は洋画ばっかり観ているが、この八日目の蝉は、原作を読んでおもしろかったので劇場へと足を運んだ。永作博美の演技や小豆島の美しい風景に、作品の中にひきこまれ、涙涙でした。幼少期の愛が子どもに大きな影響を与える大切な時期であることを感じます。誘拐犯、子どもをとられた家族のどちらの視点から見てもとても胸がしめつけられる。原作もかなり好きでしたが、この作品は珍しく原作を超える作品に仕上がっていると思いました。 " + }, + { + "date": "2016-02-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 犯罪者であるが、捕まって欲しくないという気持ちになってしまいます。しかし、最後のシーンは途中できれた感じです。最後育ての母親に会ってほしかった。 " + }, + { + "date": "2016-01-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "見上げてごらん夜の星を\n 1つの誘拐事件の背景にはひとりひとりの心の揺らぎや葛藤や愛情が事細かにあり、勿論誘拐は悪いけれど、一概に誰が悪いとも言えない心の機微がある。邦画の良さが存分にあった。実の母の性格ではもとは優しい性格の父親が浮気するのもわかるし、浮気相手が誘拐に至るまで精神的に追い詰められたのもわからなくもないような。とはいえ、奪われた我が子が4年もの空白期間に濃密な時間とありったけの愛情を注がれて戻ってきて、気が狂いそうになる母親の気持ちもわかる。星の歌の場面など、母親が変わって起こる事が具体的に描かれていた。幼い頃の養育状況がどれだけ人生に影響するかが、井上真央と小池栄子どちらからも強烈に伝わってくる。不倫を否定する事は、自己の存在否定に繋がるから、井上真央は無意識に歴史を繰り返し、不倫に抵抗がないのだろうか。永作博美も井上真央も2代にわたり、自分のところに来た赤ちゃんに救いを貰い、愛情や助けを求めたり、心を開く事を覚えていく。皮肉にも、子供にとってその綺麗さが鮮烈な経験となった松明を持って練り歩くお祭りの日が、永作博美と井上真央を引き離し、また愛されていた4年間の記憶を蘇らせるきっかけにもなった。松明が2度にわたり真実をあぶり出す。しかし、えりな、かおる、リベカ、リカといくつも呼び名があって大変やなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-12-25", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "あえて書かせてもらいます\n 基本良かった時にレビューを書きますが........良いと言えば良いのでしょうが、良さがわかりませんでした。女性向けなのかな?薫を愛していた事は伝わってきましたが " + }, + { + "date": "2015-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「八日目の蝉」を観て・・\n 2011年に公開された邦画ではNo.1かも知れない。共演の永作博美、井上真央の熱演も良いし、直木賞作家の角田光代による原作小説のストーリー展開もすばらしい。小説を先に読んでDVDを観た。地上に出た蝉は七日しか生きられないが、もし八日目に生きていたらこの世に美しいものが見られるか?ここからはネタバレになるかも・・不倫相手とその妻の子を誘拐した希和子は、その女の子に薫と名付け、4歳に成るまで二人で宗教施設や小豆島で逃亡生活を続ける。けれども薫は警察に保護され、本名の恵理菜は21歳に成るまで心を閉ざしたまま親元を離れてアルバイト生活をする大学生に・・しかし本人も不倫相手の子を妊娠する。そして、かつて4歳まで育った小豆島に行ってみる。そこで幼い時の想い出が徐々によみがえる。小説ではラストにフェリー乗り場で希和子とスレ違うが、映画では子供を生んでシングルマザーとして生きていくことを決意するシーンで終わる・・この作品は母親と子供の絆が、たとえ血がつながって無くても深いものであることを感じさせ、涙無くしてはとても全編を最後まで観ることが出来ない。人の幸せは人の不幸の上に成り立っていることも知る。世の中の人みんなが同時に幸せになる訳ではない。いろいろ考えさせられる作品だ・・ " + }, + { + "date": "2015-10-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んだ直後に観賞。 映画が原作を超えることは滅多にないが、此...\n 原作を読んだ直後に観賞。映画が原作を超えることは滅多にないが、此れはその滅多に無いケースではないか?割と大胆に独自解釈を加え、娘の視点をメインに物語が進む。原作ではピンとこなかった逮捕場面でのセリフも、永作博美の鬼気迫る演技で観るとググッとキた。 " + }, + { + "date": "2015-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 原作読んでから見たけど、内面描写がなくても演技からすごく伝わってくる。永作さん、井上真央さんがほんとに素敵すぎる永作さんがあふれるばかりの愛情をそそいでるのをみると、ほんとに泣けてくる。映画は大人の薫の描写が多かったから新鮮ですごく楽しめたし感動した。小池栄子もすごくハマってた!永作さんが大好きになった!みるべき映画! " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子どもへの強い愛情が伝わって,切なくなる。心痛くなる。田舎の情景も...\n 子どもへの強い愛情が伝わって,切なくなる。心痛くなる。田舎の情景もすごく良い! " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素麺を食べたくなる映画\n 一つの過ちが生んだ家族の歪みは、何処まで行っても直ることがない。間違った人生は、やり直す事が出来ない。だからといって、間違った人生がけっして不幸だとは限らない。人によっては、間違った人生の方が幸せな人もいる。本当の家族とは?家族の幸せとは?奥が深く、考えさせられる映画でしたε=(。・`ω´・。)ま、とにかく永作博美がカワイイ!いくつになってもカワイイなぁ〜。見ているだけで、十分に楽しめました( ´艸`)あと、井上真央も肌を露出したりして、ちょっとエロかった。キッズウォーの子が、大人になったんだなぁ(●´ω`●) " + }, + { + "date": "2015-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あなたは愛されている\n 不倫した男には騙されその妻には嫌がらせを受け、フラフラになっていた野々宮希和子は、その男の赤ん坊を出来心で奪って逃走する。薫と名づけたその子は自分の娘ではないが、捕まるその日まで、もう1日だけでもと自分の愛の全てを奉げ育てる。とにかく希和子の見せる愛が暖かくそして悲しい。母の愛の深さに心をえぐられる思いがした。子どもが4歳くらいまでが一番可愛いというから、子育ての楽しいところ綺麗なところだけを見せているのかもしれないが、この映画を観ていると、親の無償の愛について考えさせられる。愛されて育った人はその記憶、愛されず育った人や子どもが居ない人は、その愛に恋焦がれる思いで、心を動かされるだろう。また、男のだらしなさが堪らなく情けない。この2週間程で邦画をたくさん観ていて思うのが、不倫をしたり二股をかける男によっての女同士の憎み合いになるという話が頻繁に出てくる(「阪急電車」「ステキな金縛り」)。「結局悪いのは男だろう!!」とイラだって仕方がない。この映画であとここさえ良ければ、もう少し点数を上げたのにと思うのが、脇役の演技である。主要キャラの演技は本当に素晴らしかった。井上真央、そして特に永作博美の演技は素晴らしかった。子役の渡邉このみもまぁ頑張っていたような(途中で何度かうわぁと思うところがあったけど、子役は大変だよなぁ目を瞑ろう)気がする。しかし、他の子役が大根すぎて、映画の良さがそこで半分にガクウゥーーーッと減るのが全身から力が抜ける思いだった。森口瑤子の演技も「くううっ!!」と苦しくなった。それは原作が、この映画のテーマが、もっと奥深いところにある気がするのに、それが演技に感じられなかったという惜しさである。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良い作品。\n 良い映画だけど、2回目はないと思う。井上も永作も綺麗。でも、あそこで劇団ひとりは違うと思った。芝居の上手い下手じゃない。イメージの問題。 " + }, + { + "date": "2015-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "認めたいが認めたくないこと\n 永作博美さんの演技が素晴らしい。しかし彼女は誘拐犯。倫理的に誘拐犯に感情移入してしまうのは良くないことなのに、してしまうもどかしさ。面白かったが、作品として何を伝えたかったのか。娘への愛情、娘の心についてだろうが、実の母にもう少し焦点を当てても良かったのではないかと思った。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりにいいと思った邦画。 原作、映画、どちらのラストも良いけど...\n 久しぶりにいいと思った邦画。原作、映画、どちらのラストも良いけど、映画のが好きです。誘拐犯に感情移入してしまうほど、娘への愛情の描き方が素晴らしかった " + }, + { + "date": "2015-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "忘れられない映画\n ラスト、永作博美演じる希和子の、「その子はまだ…!」のセリフに偽物でありながらも母親としてのかおるへの深い愛情を感じるどんな暮らしでもいい。この子といられたら。というのは何度もセリフとしてあったが、それは映像からも十分に感じられ、回想シーンはどのシーンを取っても本当にいい劇団ひとりはどう考えてもミスキャストですが。笑ただ「なぜ、誘拐したの?なぜ、私だったの?」をキャッチコピーにするわりには、誘拐された主人公の心情が内容として薄い気がする蝉はわずか七日間しか生きられないけどみんな一緒だし、最初からそういう運命に生まれてくるのだから別に寂しくない。でも、もっと生きられたら、もっとここにいられたら、もっとたくさんの景色を見られるのかもしれない。世界中に溢れる、それこそ当たり前とすら思えるほどの綺麗なものを、たくさん。1日でも多く、その時間があれば。 " + }, + { + "date": "2015-04-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心に残る映画\n 誘拐犯と誘拐された子の逃亡劇とその後を描いたお話。井上真央演じる恵理奈は、誘拐された記憶が全くなく誘拐犯と暮らした街を旅しながら徐々に思い出していきます。それは、嫌な思い出ではなく、あったかい記憶だった。恵里奈は愛されていた。途中、いつのまにか誘拐犯のきわこを応援しながら観てました。井上真央と永作博美の演技がリアルでよかったかな〜。クライマックスは泣きました。時間をおいてまた観たい映画です。 " + }, + { + "date": "2015-02-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あくまで物語\n 私は原作からは入り、映画を鑑賞しました。レビューをみるとあり得ない。だとか、犯罪者と仰る方がいらっしゃいますがこれはあくまで原作ありきの物語、小説の末尾にもあるようにフィクションである事を頭にいれてからみないと、現実の生活と混在した錯覚になると感じました。それでも希和子の感情を汲んでしまう自分に恐怖を覚えます。小説では章で別れていた逃亡時の希和子目線と引き離され成長した薫/えりな目線が映画では重なり目紛しく展開していきますが不思議と違和感はなく、ちゃんと見る事が出来ました。ただ希和子がエンジェルホームへ身を寄せ、あの場所がどんな所だったのか、またそこから逃げる場面が少し軽い感じはしました。そしてキャスティングについて永作さんは本当に大女優で素晴らしいと感じました。井上さんも同じく。ただもう一人のキーである千草役の小池さんについては少し...ただそれは小池さんが悪いのではなく、私の中での千草はもう少し堂々としていて威勢の中にある恐怖感がある女性でしたが、あんなにオドオドしている事にはびっくりしました小説では希和子が今日1日、明日1日と少しでも長く薫といたい。罪の意識から逃れる事はないのが印象的でしたが、映画ではどうしても幸せな親子であり、島では安心して暮らせている様な表情に少しだけ違和感があった様な気がします。ですが総評としてはとても良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画のほうが好き\n NHKのほうが素晴らしいと絶賛する方がこの映画を酷評するのでどういう感じか見てみましたが、私は映画のほうがずっとずっと好きでした。個人的には監督の演出力、永作さんの演技力、薫の子役さん等々すべてにおいてこちらにくぎ付けでした。何度でも観たくなる作品です。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "公開時に映画館で見ておきたかった一本\n 日本アカデミー賞10冠を始め、数々の映画賞で好評を得た本作。冒頭から重苦しい映画であることは予想され、角田光代の作品はたまにまったく共感できない登場人物に出会うこともあるため、ちょっと覚悟をしながら見たが、なかなかの良作に仕上がっている。一つの誘拐事件によって、それぞれの人生に大きな影響のあった主人公やその周囲の人達。ストーリーは、(良い意味で)主人公以外は置き去りにし、主人公が自ら作った殻や、トラウマ、「空っぽの身体」の連鎖などから抜け出せるかということだけにスポットを当てて展開する。少しずつ過去を振り返りながら、旅をしていく主人公。過去と現在が交互に映し出されるが、過去の中心人物である永作博美も、現在の主人公である井上真央も、どちらも良い演技。本来の母親役を務める森口瑤子のキレっぷりも、また良い。映画賞では永作博美の演技がとくに評価されたようだが、3人とも良いと思う。忙しさにかまけて2011年の映画を見逃していることが多いが、これは公開時に映画館で見ておきたかった一本。 " + }, + { + "date": "2014-10-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "小池栄子を\n 見直した作品。バラエティの人かと思っていたが今作を観て彼女の演技力に驚いた。トラウマを抱えた女性を見事に演じている。演出も過去と現在を綺麗にまとめ上げ原作本に負けてない仕上がりになってると思う。子供を誘拐された母も可哀想過ぎて泣けてきた。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おすすめできる映画\n 邦画らしさってこういう感じだって思わせてくれる映画。音の使い方や色使い。間の取り方がさらなる緊張感を与え、心にグッときます。写真館のシーンが好きです。時間をおいてもう一度観たいです。 " + }, + { + "date": "2014-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いろんな思いが交錯\n 原作は読んだことなかった同じ女性としての視点から登場する女性の置かれた状況、各々の立場に立って想いを考えることができた。娘には何の罪もなく、育ての親に心を奪われた産みの母親。自分はもう子供を産むことができない体になったといえども、不倫相手の娘をここまで愛せることができるのか、とゆう疑問は残るが、娘と過ごした時間、思い出、娘との絆も素晴らしいものだった。最後の別れは切なくて苦しくて涙が止まらなかった。永作博美の演技も素晴らしかった。後で明かされる、写真館で写真を撮った時の母の言葉、母の表情がなんとも切なかった。八日目の蝉とゆう題名の捉え方は人それぞれだと思うけど、母親の娘への愛情は計り知れないものだ。長く生きて愛する人がいない悲しみ、過去へのトラウマを背負って生きる辛さ。しかし素敵な場所や景色、新たな愛しい人と出会えることができる、そんな八日目は素晴らしいものであると願う。 " + }, + { + "date": "2014-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん、男性だからかな・・。\n 血は争えぬ。歴史は繰り返す。というパターンを踏襲するのか。何かはっきりと言えないのだけども引きつけられなかったなあ。確かに、永作博美、井上真央は上手い。脇役や子役も上手だ。だが、親子の結び付きや、葛藤の私には表現がいま一つはまらない。中盤や終盤のダラダラ感は拭えず、感動にまで到らず。何かモヤモヤした作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母親の愛\n この映画は、母親の愛の話である。最初の裁判所のシーン、赤ん坊を誘拐した希和子は反省の色を見せず、悪者の様に描かれるのかと勘違いしたが、映画が進めば進むほど、血のつながった母親より、希和子が母親らしいことに気づくだろう。逃亡生活の中で際立っているのは、小豆島での暮らしだ。おじいちゃん・おばあちゃんの様な存在ができて、家族の時間の素晴らしさを実感する。薫にも島の遊び友達ができて、楽しい期間を過ごす。一番感動的だったシーンは、希和子と薫が二人で火を持って歩き(お盆の迎え火か送り火?)、山の斜面にその火が連なった様を眺めるところだ。薫を誘拐して逃亡し、エンゼルハウスでの制約された暮らしからも逃げて、ようやく辿り着いた小豆島での幸せな暮らし、その幸せが集約されたシーンに感じた。皮肉にも、その時に撮られた写真が全国紙に載ってしまい、薫は元の母親のところへ連れ戻される結果となる。希和子から薫への愛は、薫からお腹の中の子への愛に引き継がれる。その母親の愛は、子供に美しい景色を見てほしい、という普遍的なもので、八日目の蝉に表されるこの映画の主題だ。個人的には、幼少期に制約された暮らしを送ったゆえに挙動が不審な千草(小池栄子)が、恵理菜(=薫、井上真央)と対照的に描かれて、非常にいい引き立て役を果たしていると感じた。 " + }, + { + "date": "2014-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結局泣いた\n ふふっ、子供をダシにして泣かそうなんて甘いよ…と思いながらも泣いた(笑)。犯罪者を擁護するつもりはないが、「捕まらないでほしい…」などと思ってしまった。原作を知らないので最悪の結末も予想した。脇を固める俳優陣も素晴らしいが、永作博美の演技力に尽きるかなぁ " + }, + { + "date": "2014-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うまくまとまってました!\n きわこを美化する描写は時々いらっとしますが、うまくまとまって最後もきれいでした。誰かの子どもを奪っているという自覚があれば、もっと恐怖に怯えたり、罪の意識に苛まれる瞬間があるはず。それも越えてかおるをそれほどまでに愛していた、というのはなんかきれいごとすぎるし。どっちが主役なのかちょっとはっきりしなかったですが、男の人目線だと、こう思ってて欲しいみたいなのがでるのかも。そんなに簡単には女の人の恨みって消えないからね。 " + }, + { + "date": "2014-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n とりあえず、子役の子がかわいすぎる。船場でのシーンの「その子はまだご飯を食べてません、よろしくおねがいします!」にはやられた!さわこからの真の愛情を感じれた。そして、写真館でのシーンも泣いた。私のすべてをあなたにあげる的なところやばいそしてそして、最後の井上真央がすでにこの子(お腹の赤ちゃん)のことが大好きだ的なところ最高! " + }, + { + "date": "2014-03-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "罪を憎んで人を憎まず\n この作品を加害者の女性目線で見るか、被害者となる母親目線で見るかで評価が全く変わってくると思いますね。娘を誘拐された実の母親を単にヒステリックで陰湿な人間として描き、その対比で誘拐犯の女性を美化する事は犯罪の所在を曖昧にしているとも考えられます。その犯した罪の重さは、子役の健気な演技や、昔ながらの原風景が残る美しい小豆島の大自然の映像なんかでとても浄化しきれるものではないのですが、血の繋がらない母娘の明日なき逃避行は涙を誘う。ただ、やはり出て来る男が一様に下半身に人格のない奴らばかりで同性として気が滅入ります。今も幼少期のトラウマから抜け出せないでいる小池栄子の演技は、何か独特の空気感があり良かったし、台詞は少ないものの、全身から【静】のオーラを発散させていた写真館の店主もいい味を出していました。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける\n 永作さんが好きでずっと観たかった。ドラマmotherみたいですごく泣けた作品。また共演者も豪華で良かった " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣。\n まず、小池栄子の演技がやばい。ホテルと、最後の桟橋のシーンはただひたすら泣ける。井上真央っていうか小池栄子。喋り方が神。とにかく希和子と薫の終わりある儚い日々が切なくてかわいそうで、楽しそうなシーンほど見ていて苦しくなる。生みの親である夫婦はその幸せを壊す「敵」に見えて全く感情移入できなかったけど、結局はお父さんが全て悪いんだろうな。中途半端で優柔不断で。お母さんも被害者。希和子への嫌がらせの仕方が胸糞悪いけど、それだけ病んでしまってたってことかな。20年経った今もなんで離婚してないの?って感じだけど、同じ苦しみを抱えている二人だから離れられないのかなぁ。そういうもんかなぁ。小説で読んだときはただ単に逃亡犯が追い詰められていくサスペンスとして読んでしまったし、それゆえ最後の「まだご飯を食べていません!」のところも「はぁ?」って感じで全然泣かなかったのに、映画で見たら涙が止まらなかった。文章から情景や心情を想像する力が欠如しているんだな。あるいは自分に子供ができたからか。どちらにせよ、こんなに泣いた映画は久しぶりだ。角田光代の作品は、文庫化されたものはほとんど読んでいるけど、家族もの・モラトリアムもの(そんな「もの」があるのかは不明)を書かせたら本当に天才だと思う。「幸福な遊戯」に続いて好きな作品になった。いやー、いい映画だった。今の自分が途方もなく幸せだと思えた。最高。 " + }, + { + "date": "2013-12-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "母性に感動しました\n 永作博美の演技がとても素晴らしかったです。子供に対して深い愛情を持っていることが伝わってきて、いつまでもこのまま幸せで暮らして欲しいと思いました。誘拐犯だということを忘れて、この母親のようになりたいと思いました。蝉は七日生きるのが当たり前で八日目の蝉の存在を考えたことがありませんでした。薫は非日時的な生き方だったからこそ、他の人には気づかない幸せを気づけるかもしれないということなのかなと感じました。希和子は自分の子供を産んでいたら幸せに暮らしていたんだろうなと思います。でも、八日目を生きている蝉のように、与えられた幸せだけどそれは一瞬だと知っていたから、こんな風に毎日を慈しむように生きたのだと思いました。希和子が不倫相手の男を思い出したり、薫を返した方がいいのか全く悩んでる様子がなかったのが印象的でした。それくらい薫だけを見て生きていたのかなと思います。成人した薫が認めたくない過去を認めて生きていこうと決意するのは感動しました。 " + }, + { + "date": "2013-11-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "んー\n 母の愛?にまったく共感できずに終わってしまった。若者男子には向いてない作品みたいだ小池栄子のあの感じがずっと癪に障った " + }, + { + "date": "2013-09-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "NHKドラマ版との比較\n 酷い。時間返せ。金返せ。NHKドラマ版を再放送した方が数100倍面白い。ドラマ版と比べて、子供との幸せな時間が長く感じられない、愛情の深さが伝わらない、何もかも短い浅い。深く長いから、最後に感動するのに、短く浅いと、永作の演技力だけで感動するしか無い、それはあまりにも、お客にも永作にも酷な要求。 " + }, + { + "date": "2013-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "完璧な母親とは彼女のこと\n たとえそれが誘拐だったとしても、誰よりも子供へ愛情を注ぎ、子供を想っていた。時代は違うものの、永作さんと井上さんからは本物の親子のようなものを感じた。過去の数年間、大事な幼少時代を一緒に過ごした女性と同じ道を進んでいる主人公、というのもまた親子を感じるシーン。最後の永作さんが警察に連行されるシーンでの「その子、何も食べてないんです」で涙が止まらなかった。 " + }, + { + "date": "2013-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "92点 右目からだけ 涙がでまちた\n でてくる役者さん全員いい! ・・っていったら過言かな。途中、びょうしゃがスコ~シしつこいけれど。さいごぃぃ。ぃぃぃぃぃぃィィィィ~。 現代の成人?したすがたが前半ですでにでてくるので、子供時代のシーンを  胸にグサグサ刺さらずに、わりと穏やかなきもちでみまもれる。映画をみているって、客観的なきもちが常にあったじょうたいでしたけども ラストの方ではいつのまにか、左手にちからが入り、いきがつまり深呼吸したりとさせられました。                      悲しあたたかい・・いや、温かかなしい。エンディングロールに浸ってやろうとおもったら ちょっとポップなバラードだったので すぐに消してしまいました しずかなBGMで幕をとじておいてほしかった。 " + }, + { + "date": "2013-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心に残ります\n 小池栄子演じる千草の存在が・・原作とTV版とは異なってこの物語に大きな影響を与えています。小池栄子良い演技です。何か一物を持ってエリナに近づいていく・・ちょっと気持ち悪い感じとかそのくせどこか悲しみが漂ってくる感じ・・すごく伝わってきました。誘拐された女(希和子)を本当の母親と思い過ごした幼少期。。無理やりその母親と引き離され本当の両親だがそう思えず(当たり前ですね・・)生きてきた今までの自分の人生。その人生をリセットする為には封印してきた希和子との過去と向き合うしかなかった訳ですが、、やっぱり千草の存在なしでは前向きに考えられなかったのでは??と思ってしまいます。希和子役の永作博美や井上真央が注目されましたが、、私は断然小池栄子の演技が光ってたと思います。。 " + }, + { + "date": "2013-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "逮捕前後が印象的\n 希和子逮捕の時、自分が逮捕されるところを薫に見せないようにしていたところ、「ごはんを…」のセリフ以外は特に抵抗しようとしなかったシーンが印象的です。希和子には内心ほっとしたような気持ちもあったのでは、と想像させられるような永作さんの演技です。原作に、小学校にあがる年齢が近づき、戸籍も住民票も薫にはないことに悩む描写があるし、そう考えると、希和子自身も健康保険証は使えないし、田舎暮らしなのに車の運転もできないし(希和子が元々運転ができたか否かはわからないが)、…と考えてしまう。逆にラストのシーンは、途中でカットされたかのような印象すら受けて、確実に減点と思います。 " + }, + { + "date": "2013-04-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "NHKのドラマ版を観た後にこれじゃ\n NHKのドラマ版の八日目の蝉は満点ですあれは凄すぎて毎日楽しみで仕方ありませんでした一方こちら映画版はつまらないですこれはNHK版が素晴らしすぎたためです何も知らずに映画版だけ観たらなぁんだ八日目の蝉ってこんなものか。まあまあかなで済んだと思いますでもNHKのドラマ版が本当に素晴らしい素晴らしすぎる出来映えでハラハラドキドキ、わんわん泣けますでその後でこのだるい超劣化版を見せられても映画版は焦点をなぜか娘に向け主人公も娘にし、失敗しており疑問符のみ残る情けない作品でしたNHKドラマ版と天地だったので非常に残念です " + }, + { + "date": "2013-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "善悪を超えた愛情\n 総合:90点ストーリー: 85キャスト: 90演出: 90ビジュアル: 75音楽: 75 誘拐などもちろん許されるものではない。永作博美演じる野々宮希和子は、一つの家族のそれぞれの人生を大きく狂わせた犯罪者であることを否定など出来ない。法的見地から善悪で判断すれば悪であることは明白である。裁判では謝罪よりも礼を述べるなどというのも、その身勝手さを表している。 しかしそのような裁判劇や善悪の判断を見せる作品ではなく、たとえそれがどんなに間違っていようとも、とにかく自分には得ることが出来なくなったささやかな幸せを追い求めて愛情豊かに暮らそうとした疑似親子のせつなさと、それがもたらす残酷さが真っ直ぐに伝わってくる作品だった。彼女にとって薫は全てだったのだというのがよくわかる。野々宮希和子も井上真央演じる秋山恵理菜も、そんな単純な善悪で割り切れないからこそ苦悩し何年たっても忘れることが出来ないし、だから島を訪ねることになる。誘拐事件以降普通ではなくなってしまった本物の家族との生活を経験した彼女にとって、無償で本物の愛情だけをもって接してくれたのは皮肉にも誘拐犯だったのだから。起こってしまった過去の事実は消せないし、疑似の親子とはいえ一緒に愛情を持って過ごした四年間は二人にとって本物であろう。 そしてそれを演じきった二人の演技力に引き込まれた。緊張しながらたどたどしく接近してくる小池栄子や、薫役の子役も良かった。物悲しく儚い物語を紡ぎながら、いつ発見されるかと怯えながら生きることを表す演出力も見事。 " + }, + { + "date": "2013-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今の大河の主役を井上真央にやらせたい\n もっとありきたりな映画なのかなと思ってた。良かった。ドラマ版を観てて予備知識がある状態で観たけど親の気持ち(妊娠未経験)子の気持ちになって気がついたら所々で号泣したのは歳のせいか。☆4つ。日本映画、日本人女優もすてたもんじゃないなと思った。 " + }, + { + "date": "2012-12-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "親と子供の感情の違いが・・・\n 親よりも子供の方が事件に対して冷静だったりするのがなんだかリアルだなーと思った。ぱっと思い出せる場面がすごく多い。そのくらい印象的だった。 " + }, + { + "date": "2012-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「その子まだご飯食べていないんです!」泣けた\n 失うという予感が、限りない愛を注がせる。そして子どもはその愛を受け止め、母親を当然のように愛する。何とも切ない話ですわ。 " + }, + { + "date": "2012-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "命を奪ったら死刑なのに、心を奪っても死刑にはならない\n 映画「八日目の蝉」(成島出監督)から。何年も何年もの長い間、地中で生活するのに比べ、地上に出てから七日しか生きられない蝉に対して、もし、八日目を生きる蝉がいたとしたら、それは悲しいことなのか、素晴らしいことなのか。角田光代さん原作「八日目の蝉」も同じことを問いかけている。今回の一言は、親子の絆が育まれる大切な期間、生まれてから4歳までの間、わが子を誘拐された母親の叫び。体は戻ってきたが、心は奪われたままで、なついてくれない。母親にとって、こんな辛いことはないのだろう。「命を奪ったら死刑なのに、心を奪っても死刑にはならない」こんな台詞が心に響いた。しかし、どうしてあの時、あんなちっちゃな乳児を置いたままご主人と車で出かけたんだろう?、私の疑問も残ったままだ。心配ではなかったのだろうか、その謎が解けない。P.S.実はこの気になる一言、恋愛でも使えそうだ。(笑)「命を奪ったら死刑なのに、心を奪われても死刑にはならない、君は罪深い」・・なんちゃって。 " + }, + { + "date": "2012-07-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "切ないというのか、悲しいというのか\n 家族って何?ってことを考えさせられる。母親とは?父親とは?血の繋がりとか関係あるのかな?そんなことを考えてしまう作品でした。 " + }, + { + "date": "2012-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "解決できないことってあるんだなって思います。\n 感動作ではあると思うし、内容としてはかなり見ごたえありました^^受け取り手によってかなり印象が変わる作品だと思います。少し作品の主題とズレるかもしれませんが、私は登場人物たちを取り巻く環境が気になりました。赤ちゃんを誘拐し、エンジェルホームや離島の人々の温かさ触れながら子供を育てることができた希和子。一方恵理菜や千草は周囲の偏見の目によって、気苦労のある生活をして育っていたり。滑稽なものだな、と悲しくなりました。本当の親が恵理菜を抱えてマスコミ陣に囲まれるシーンも印象的です。なんとなくこういう作品を見ると、じゃあ誰が悪かったんだろうって思います。もちろん誘拐は犯罪です。不倫も良くないです。でも何となく熱くなって観入ることができませんでした。妙に冷めた感じで観てしまう。あぁ、現代日本の映画だなって感じ。演技はどの役者様も素晴らしかったです!他の方の感想を読んで、またゆっくり見たいと思います。 " + }, + { + "date": "2012-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "許されない家族愛\n 永作博美と井上真央へお互いへの許されない愛情が、痛いほど伝わってくる作品。2回目だったけどやっぱり泣けた。-----------------この映画を見て、家族って一体何なんだろうってすごく考えさせられました。血のつながりがあるからといって真の「家族」にはなれなくて、そこには愛情とか、一緒に過ごした時期や時間っていうものが重要なんだなって。映画を見ている途中、本当に悪いのは誰なんだろうって何度も考えました。確かに一番悪いのは犯人で、彼女が不倫もせず、誘拐さえしなければ誰も不幸にならずに済んだはず。でも、育てられた「薫」にしてみたら、犯人は愛情を注ぎ育ててくれた母親で、大学生になった今も心の底では彼女の愛情や彼女との思い出を懐かしみ、できることなら何も知らず幸せだったあの頃に帰りたいって思ってるはず。映画の冒頭で、犯人が証言台で話してるシーンがありました。「薫を育てさせてくれたご両親に感謝している」と言った意味が、初めはよくわかりませんでしたが、最後まで見てその言葉に込められた想いがはっきりとわかりました。短かったけれど、薫との幸せな時間は、子供を産むことができない犯人にとって、一生のうちで本当にかけがえのない時間だったのでしょう。ちなみに、永作博美がすごくハマリ役だって思いました。薫と幸せな時間を過ごしながらも、どこかいつも寂しく切ない表情をしていて、警察に連れて行かれる最後の最後まで薫への愛情を貫いたところシーンでは、涙が止まりませんでした。本当に深い映画でした。見てよかったです。 " + }, + { + "date": "2012-05-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう泣いた泣いた\n  生みの親か育ての親かって議論云々よりも、いかに母は子を愛したかってことが重要だなぁと思った。 自分が誘拐した不倫相手の赤ん坊をあれだけ愛せたというのがすばらしいと思った。 永作博美さんの演技がすばらしすぎる。井上真央さんが中心のシーンは多少だるい面がありますが、そこは小池栄子さんが出てきてしっかりと支えて最後のシーンまで持って行ったなぁと思います。 この映画はいいです。 " + }, + { + "date": "2012-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親の感情全開\n どちらの親の気持ちにもなれるが、切なく感じる。とにかく男が悪いのだろう。ああああああああああああああああああああああ。 " + }, + { + "date": "2012-03-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "産みの親か育ての親かそれは誘拐犯なのか\n 物語の流れから勝手に想像していたのは、もっとどろどろとした暗い映画だと思っていました。しかし、実際に観てみると、とても暖かさを感じる感動のお話でした。全体的なお話の流れも、現在と過去の織り交ぜ方も非常によかったと思います。家族、親子 の問題を抱えている人はぜひ観ることをお勧めしたいような映画です。駆け込み寺の宗教施設だけはちょっと異様に作りすぎです。最後に不倫は 善くないぞ " + }, + { + "date": "2012-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ほんとうの主演女優賞は\n 皆さん、こんにちは(いま3月19日pm5:15頃です。日本アカデミー賞をとりましたね。僕は日本の映画はそれほど見ないのですが、どれくらいのレベルかなと思って見てみました。それに永作博美も井上真央も好きな女優ですだから。特に井上真央はNHKの朝のドラマ「ひまわり」で、うまい役者だな〜と思っていました。永作博美は前に3本くらい見ていて、独特の存在感を持ってましたね。でも、この映画のほんとうの主役はかおる役の渡辺このみちゃんでしょう。男の子の洋服を着た5歳くらいの女の子。この可愛さがなければこの映画が成立しない。そして、その後のかおるになる井上真央も生きてこない。そのお母さんたる永作博美の思いも生きてこない。そんなこのみちゃんこそ、この作品の主役だと思いました。それとそのルーツの場所を旅するときの船上で流れた曲ビーチハウスの「ゼブラ」。去年のフジロックで見た聴いた曲だ。アルバム全体で聞くとちょっと重たいのだが、こういう場面ではすごくいい曲だなと再発見したのでした。とにかく、この映画。ストーリーテリングといい、映像といい、役者の熱演といい3拍子そろった映画でした。 " + }, + { + "date": "2012-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "八日目の蝉は…。\n 見終わった後とても複雑な気持ちになり、特に女性は色々な部分で共感してしまうと思います。たとえ血の繋がりが無くても、惜しみない愛情のもとで大切に育てられ、幸せだった記憶は残っている。ただ、どんなに幸せでも身勝手な犯行は決して許される事ではなく、犯した罪は一生消えない。永作さん演じる希和子が子供と離れる間際に発した言葉が非常に印象的で胸に響きました。『八日目の蝉』は、見た事の無い新しい世界でたくさんの綺麗なものを見れたのだと思いたくなりました。 " + }, + { + "date": "2012-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もしも誘拐犯が良い人だったら…\n ドリフのコントになりそうな題材だけど、奥が深い作品だ。もちろん誘拐は犯罪である。誘拐を肯定するつもりは毛頭ないが、4歳の子には理解できないだろう。まして愛情を持って接してくれていれば、その子にとってみれば母親以外の何者でもない。それを法律は無情にも引き裂く。「その子はまだご飯を食べてないんです」逮捕された時に叫んだ言葉はまさに母親の言葉だった…。誘拐された悲劇、母親(誘拐犯)と引き離される悲劇、実の母親と打ち解けられない悲劇、悲劇の連鎖だ。だが、本当の悲劇はこの子の事を本気で考えてあげる人がいなかったことではないのか?誘拐犯の愛は所詮自己満足に過ぎない訳だし、実母の被害者意識に子は入っていない。不倫相手には家族がある。この子を第一に考える愛がどこにも無い。それが一番の悲劇だ。そんな悲劇に絶妙な立ち位置で存在する人がいた。小池栄子である。彼女なくしてこの映画は成り立たないのではないだろうか?なぜなら、彼女だけが真の愛をカオル(井上真央)に向けた唯一の人だからである。 " + }, + { + "date": "2012-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "心に残る名作!\n ただ観てほしい!井上さん、永作さん、森口さん、小池さん、渡邊さんの演技に感動!映画館で3回、DVDを購入してからは週一回観てます。心が枯れそうになったときに、養分を与えてくれる本当に良い映画です。文章べたなので、表現は出来ませんが好きなシーン・セリフは、・井上さんの「あれ、なんでだろう。この子のことが好きになってる。       まだ、顔も見た事ないのにね」・永作さんの「もう、追いつけないよ」・渡邊さんの「ママ。。。きて。。。。」共感してもらえたら、うれしいです。 " + }, + { + "date": "2012-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母親\n 不倫も誘拐も考えものですが、永作博美さんの母親役は素晴らしいと思いました。切なくて、かわいいお母さん。 " + }, + { + "date": "2011-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "母性かあ。。\n この作品を観るにあたって、【母親】の経験があるかないかの違いはすごく大きかった気がします。私にとっては素晴らしいなと思いつつ映画とし手放しで賞賛はできない作品でした(期待しすぎてたのもあると思うんですが…)。全国のお母さん方は誰に感情移入してたのか気になります。いつか母になる日がきたらもう一度観てみようと思いますが、とりあえず今の私の感想も書き留めておこうと思います。まずこの作品に出てくる女性はみんなどこか痛々しくてそれでも生きていかなきゃならない“痛さ”が顔をしかめてしまうくらい伝わって私の胸まで痛くなっていました。申し分のない表現力です。それぞれの葛藤を役者さん達が好演してくれていたお陰です。永作さんから湧き出る希和子の哀愁や愛情や焦燥感、井上さんからはだんだん成長していく恵理菜=薫の想い、森口さんは恵津子がああなってしまうのも理解できるほどの行き場のない苦しさ、余さんの教祖様?っぷりもさすが。そして私の中のMVP小池さん。この物語に深みを与えてくれるのは千草の存在があってこそ。千草が“図々しくて弱々しい”理由がわかると、更に小池さんの凄さが分かりました。演出も、血の繋がりのない二人の仕草がどことなく似てたり、同じ景色を過去現在と時間軸を行き来しながら、恵理菜が“母”と同じ立場になってもう一度観ると同じことを感じたりたり、二人(永作さんと井上さんでもあるし希和子と“薫”でもある)が一度もが顔を合わせないのも感慨深かったです。今の希和子をワンカットくらい見たかった気もするけどそうしなかったことで更に余韻が残った気がします。“なにも悪くない”恵理菜が生きる希望を見出だすラストにも救われました。ただ、なんかうまく言えないんですが全体的に何かが数ミリずつずれてるようなもやもや感が拭えないままでした。サスペンスをうたっておいて人間ドラマじゃんっていうのはまあ良しとしてw原作は未読なのですが、私の中の【愛情】や【母性】と作者のそれらの考え方の違いなのかなあ。。“お母さん”だって人間だし女だしエゴはあって当然なんだけど、希和子の愛の形にはやっぱり感情移入しきれない。一人の人間を、結婚したら自分の“物”、出産したら自分の“物”っていうのもよく考えたら凄いなと思うし、色んな形があっていいとは思います。ただし人は物じゃないのでそこには血の繋がりがあろうとなかろうと自分以外に対する思いやりが必要です。希和子のしたことは許されることじゃないけど、それがなければ映画として成り立たないのであとは見せ方ですよね。決して美談ではないのに実母を悪者にして“許されること”寄りにしてしまったのはどうなのかなぁと。恵津子や四歳から恵津子に育てられた恵理菜がああなってしまうのはむしろ自然なんだけど、そっちの側面ばっかりフィーチャーするのはフェアじゃないです。恵津子の愛情だって独りよがりな部分も少なくないし元々キツい性格っぽいし、そうでなくても親子だってとどのつまり人と人なんだから、誘拐さえなければ全てが上手くいっていたかなんて分からない。だけど『Mother』の実母のように虐待してたわけでもなく、一番辛い立場なのは間違いないはず。映画『八日目の蝉』が恵理菜の物語ならもっとスポットライトを当てるべき人物なのに、なんだか腑に落ちない。ついでにお父さんが少し可哀相な人みたいな描かれ方してるのも腑に落ちない。薫の母親としての希和子にも、恵理菜を自我もないうちから薫にするという最高にズルイやり方で手に入れた“本物”のしあわせなのに、「一緒に生きていきたい」と言いつつランドセルを見たときなんかは潮時を感じていたし(その辛い心中は察するけど)、どこまで覚悟があったのかがわからずに少しイライラしてしまう。これだけ愛って?母性って?と考えてしまうってことはそれで正解なのかもしれないけど、いいテーマなだけにもっと描き方もあったのにとも感じてしまいました。あとなんの予備知識がなくても『八日目の蝉』の文字だけで結末が気になる秀逸なタイトルですが、そこが気に入ってるだけにあんまり作中でわかりやすく言及しないでほしかったなーとも思います。あとあと、原作を読んでると納得できるのかな?…劇団ひとりの起用にw演技はうまいんだけどそういう問題じゃなかったwホントになんで??w " + }, + { + "date": "2011-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫真の永作博美さん。\n 永作博美さんの愛情溢れる迫真の演技に胸を打たれました。素晴らしかったです!!小池栄子さんも良かった。 " + }, + { + "date": "2011-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい\n 前から気になってて、思いきって借りたが、素晴らしい映画だった。自分がもしも、、と考えると辛くなった。久しぶりにヒットだった。 " + }, + { + "date": "2011-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作を軽く超えた脚本\n 映画は省略の芸術である、と言ったのは誰だったか。時系列順に並べた原作では、エンジェルホームの下りが無駄に長かったが、映画では過去と現在を交互に描いている。それ故に原作を大幅に省略することが可能になり、かつて自分を誘拐した女と同じ道を辿りつつある少女を上手く対比させることに成功している。対比させることにより、少女は、女の感情を理解し、残してくれたモノを認識していく。先に生まれた者が後から生まれた者に何を残せるか。女は少女に、少女はまだ見ぬ我が子に…精一杯の愛情を与え、出来る限りの物を見せたいと願う。七日しか生きられない蝉が自分が生きられない八日目に何を託せるか…「八日目の蝉」と銘打った秀逸なタイトルを見事に表現した。 " + }, + { + "date": "2011-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "本もいい!ドラマもいい!!映画は、もっといい!!!\n 2回今作を鑑賞して、ようやく感情が落ち着いてきました。1回目は、それほどまでに感情を揺さぶられてしまい、感動なんて言葉では言い表せない、他人から見れば、錯乱状態と言ってもいいかもしれないほど、自分の、あらゆる感覚をコントロールできなくなっていました。その証拠、1回目はGW前半の鑑賞でしたので、翌朝別の作品を見た出来事。予告編は、なんともなかったのですが、劇場が暗くなり、本編を前に、なんともいえぬ静寂が訪れた時、本編が始まる前の真っ暗なスクリーンに、今作の映像と音楽が映っているように見えて、思わず落涙。当然、その作品には、集中しきれませんでした(苦笑)◇   ◇原作:クライマックス、通勤車中で感涙NHKドラマ:檀れいさんの「薫」の声が、       今もなお脳裏に焼きつく。毎週、号泣。       ちなみに私の愛読雑誌では、このドラマを       2010年ベストドラマに選出しています。そして、今作の順番を辿って、ここまで来ました。短い予告編だけで、涙を必死にこらえてしまう。ときには、あとで、始まる本編以上に感動していたことも。そんなハイテンションの中、1回目は誰も視界に入れたくなかったので、前方で、2回目は全体を見たかったので、劇場のど真ん中で鑑賞しました。★彡     ★彡1回目:予告編でも使われた終盤港の俯瞰ショットは芸術品だな2回目:あのセリフ、1ヶ所だけだったんだ。    前振りは自転車の乗り方だけじゃなくて、うつ伏せ寝もそうだったんだ※作品全体については、皆様が書かれていらっしゃいますので、 もしかすると、若干、個人的(ディープ)な方向に向かうかもしれません1回目。作品のカギを握ると注目していたのは、小池栄子さんと、森口瑤子さんのお二人でした。井上真央さん自体が能弁な設定ではありませんので、そのお二人が、井上真央さん演じる恵理菜さんの感情を近しい者のセリフで、観客にわかるように浮き彫りにできるかが重要なポイントになると見ていたのです。結果は、スタンディングオベーションものですね。小池栄子さんは、図々しさと気弱さといった相反した役柄だったのですが、恵理菜の感情を浮きだたせるだけでなく、二人が幼少のころにいた某ホームの異常性と、そこにいたが故の悲哀も浮きだたせてくれていました。他にも、あるのですが字数が(苦笑)森口瑤子さんは、恵理菜くらいの年齢の母親にはちょっと若すぎるかも、と懸念もしていたのですが、逆に大成功。恵理菜が、森口瑤子さんにあることを告げるシーンが、井上真央さんのクランクイン後、初シーンだったのですが、そんなこと、指摘されるまで、気がつかないほど、井上真央さんの演技を陰陽の対になって立体感を与えています。ちなみに、私は、このシーン、井上真央さんの仕草が、一瞬マリア像のある姿の重なりました。◇   ◇2回目。自然に、1回目で気になったことや、細部を、じっくり見ていくこととなりました。動きの前振り。1回目に気がついたのは、自転車の乗り方と夜空の星の見上げ方の2点だけ。血は繋がっていなくても母子の癖は似るんだ、と、周りが静かな中、一人号泣してました。今回、気がついたのは、冒頭にも書いたうつ伏せ寝。1回目は、そのあとにくるシーンの井上真央さんの色気のなさと寝方に疑問があったのですが、個人が持つ寝方の癖とわかるような前振りがありました。2回目、確認したかったのはあと2点。・幻聴でなければ1回だけ成人の井上さんに薫と呼びかけている・井上さんが方言を使うタイミング、回数、表情上は、幻聴のような、幻聴でないような結果でした。きっと、感情が昂ぶりすぎて冷静さを欠いていたんでしょう。下は、もっと使っているかと思っていたのですが、1回だけでした。それが、記憶を取り戻す、中押しのシーンになっていました。そのあとは、一切、方言は使いません。それが、無意識でふと出てしまったことを表す人間の特性になっています。ここは、仮に外国で字幕で表示された場合は、表現仕切れないと思いますので、関係者の皆様、工夫をしてもらいたいです。★彡     ★彡1回目も2回目も涙が止まらなかったのは、エンドロール中。恵理菜が伝えたいことが、中島美嘉さんの歌詞につまっています。“あなたに名前を呼んでほしくて はじめて声をあげ泣いたよ“ここなんて、フレーズを聞いた、こっちこそ、涙涙でございます。5点以上なのですが、5点が上限なので、5点にします(大満足) " + }, + { + "date": "2011-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小池栄子がいい演技している\n 劇中、八日目の蝉は幸せなのか不幸なのかという議論があり、不幸なのではないかとの結論になった。理由は、普通、蝉は7日目で死んでしまうので、1日長く生きながらえても、誰もいなくなった世界でたった一人生きても意味がないという理由だった。そこでちょっと疑問に思ったのは、同じ日に生まれた蝉なら8日目には自分しかいなくなるかもしれないが、自分が生まれた後に生まれた蝉とは8日目になっても一緒ではないかと。映画ではその後に別の結論に達して、ラストシーンへとつながっていくことになります。子供がでくるとどうしても泣かせられてしまいます。小豆島のきれいの風景と小池栄子の演技が巧かったのが印象に残りました。 " + }, + { + "date": "2011-07-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "他の人と違う景色が見れるかも\n 原作を読んでから観た映画。原作と映画はほぼ変わらず、満足できる内容だった。原作が暗い内容だから、見た後にハッピーにはならない。”ほかのどの蝉も七日で死んじゃうんだったら、べつにかなしくないかって””だってみんな同じだもん””なんでこんなに早く死ななきゃいけないんだって疑うこともないじゃない””でも、もし、七日で死ななかった蝉がいたとしたら・・・””仲間はみんな死んじゃったのに自分だけ生き残っちゃったとしたら””そのほうがかなしいよね”まったく、その通りである。 " + }, + { + "date": "2011-06-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "オレは母親になれたのか\n いや、無理。「告白」を意識した導入と松竹伝統の観光めぐり。娘に焦点を当てたのは正解だな。そのくせ、森口さんをああ演じさせたのは、いやらしさ満点、ホントは娘に焦点を当てた本にしたことにたいした意味をもたせてなく、井上さんをいっぱい画面に映したい、演じさせてあげたい、としか考えていないんじゃないかとも思えてくるほど大失敗。不倫相手が劇団ひとりさんだっとことや、彼とのベッドシーンは生々しくてよかったけどね。あーオレやっぱシャワーは浴びるわ。 " + }, + { + "date": "2011-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "原作を読んだ人にも\n 原作を読んで映画を見ると、自分としては好きな部分がデフォルメされていて、それに対して妙に落胆してしまうケースが多いものだが、この八日目の蝉は、原作を読んだ人でも感動できる作品に仕上がっていると思えた。小説を読むときは誰でも、自分好みの情景を思い描きながら読むものだが、この映画は何と言ってもそれぞれのシーンが美しく、それがまた感動を深めている。(特に小豆島) " + }, + { + "date": "2011-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "臨終の蝉よ世の美しさを唄え\n 観よう観ようと思ってたのに何故か毎週都合が合わず、公開から随分経ってようやく鑑賞。さて本作、現在と過去とが巧みにリンクする後半の畳み掛けは見事だが、中盤やや冗長だったかな。あと映画の雰囲気から浮いてる場面や人物がいる気がする。特に“天使の家”のエピソードはちょっと異様な気がしたなあ。(余貴美子が映画『サイレントヒル』のアリス・クリーグに見えた。怖い……)けれど主人公の希和子と薫(この呼び名で統一させていただく)の奇妙な絆には、心を強く強く揺さぶられた。希和子のあの行為が正しいとはとても言えまい。同情の余地はあれど、やはり身勝手極まりないと僕は思う。だが彼女が娘に与えた愛情は、真っ直ぐで綺麗な本物だった。人間てのは厄介だね。薫の実父母もそうだったが、単純に善か悪かで括る事ができない。満天の星、夕焼け、広い海、暗闇の中の灯火、または歌、詩、絵画、僕らはどうしてそれらに触れた時に“美しい”と感じるのか。どうしてそこに、生きる事の価値を感じ取るのか。理由は知らないし、知る必要があるとも大して思わない。だが、世界には確かに“空っぽのがらんどう”な人生を価値あるものだと信じさせてくれる美しいものがある。そして誰もが、それを大切な人に伝えたいと考える。この世はこんなに美しいもので溢れてる、と。だから、この美しいもので溢れた世界に生を受けたあなたは決して無価値な存在なんかじゃないんだ、空っぽのがらんどうなんかじゃないんだ、と。僕は最初、『八日目の蝉』とは“特殊な境遇”に置かれた薫の事を指していると考えていた。しかし“蝉”とは希和子の事ではと考えた時に、ようやくこのタイトルと物語がカチリと噛み合ったように思えた。いつ果てるとも知れぬ娘との絆を必死に繋ぎ、娘にありったけの“美しいもの”を伝えようとする彼女の姿は、とっくに臨終の時を迎えた蝉が、それでも死にもの狂いで生命を繋ごうと啼くイメージとダブるのだ。どんなに辛い境遇に置かれた人間でも、人生を価値あるのに換える美しい感情を知ること・伝えることはできる。愛し方が分からないと泣いた娘にもそれはしっかり引き継がれていた。監督の前作と比べるとややまとまりが悪い印象を受ける本作だが、それでもこの映画には、胸の奥底をズドンと揺さぶる感動がある。良い映画でした。<2011/5/28鑑賞> " + }, + { + "date": "2011-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "はらはらどきどき\n ずっとはらはらしながら観ていました。このままの状態が続けばいいのにという想いで観ていました。別れ際に発した母としての台詞は、とてもリアルでした。女優さんたちがみんなすばらしいです。カルトのシーンも面白かったです。 " + }, + { + "date": "2011-05-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "七日目でイイ\n 本意で見に行ったわけではなく(別のが見たかった)、あまり期待をしていなかったのだが、良い意味で大きく裏切られた。タイトルの「八日目の蝉」というのは、翻って、「他の人とは違う人間」、「他の人とは違う人生」という比喩のようだが、この作品を見ると、改めて自分が「七日目の蝉ど真ん中ストライク」の人生を送ってきたことの幸せを感じさせられる。不意に他人の「苦労話」なんかに憧れてしまうこともある自分を一喝。作中では“八日目の蝉”の苦労と希望を共に描いてはいるようだが、どうしても「苦労」や「痛々しさ」ばかりが感じられ、“八日目”達全員が哀し過ぎる。それでもこの作品がわりと清々しく感じられ、暗くなりすぎていないのは、主演二人の好演はもちろん、後半に風吹ジュン、田中泯(毎度あの雰囲気はズルい)あたりが出てきて、物語をギュっと引き締めてくれる点や、途中多少間延びしているように感じられる場面さえも、それが後々しっかりと意味を持ち、バッチリ効いてくるところだろうか。(近年の四国各地域のフィルムコミッションの頑張りを勝手に感じてしまいました。小豆島是非行ってみたい)また、全体のバランスも“動”の前半と“静”の後半といった感じでうまく配分されていて単調でない。何より、スッと気持ちが入り、自然に泣かせてくれる無駄のないラストは秀逸。そして改めて、改めて改めて痛感する。母強し・・・と。 " + }, + { + "date": "2011-05-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "育ての愛\n TVドラマで見て、ぜひ映画で見たい作品でした。TVは誘拐犯の女性に視点をあてていましたが、映画はさらわれた子が中心でした。同じ原作でもこんなに表現方法が違いがあるのかと興味深く見ました。さらわれた子が育ての母を慕い実母に疎まれた事は、事情があり、叔母に預けられ家に帰り、実母に疎まれた私の母の姿がダブリ涙を禁じ得ませんでした。全体にスローに流れ、音楽も良く美しい景色を見せたいとか育ての母の愛が十分にあふれ叙情的な作品でした。お星様の歌も実母にはわかり得なかった。色んな細工のある作品で泣かせる映画でした。 " + }, + { + "date": "2011-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ガラス細工のような映画\n 物悲しい静かな映画です。抑揚や細かな説明がないので、わかりずらい部分もありますが、その分キャストの表情、感情のひとつひとつが、ガラス細工のように、きれいで、でも壊れそうな映像に仕上がっています。希和子の出口のない切なさ、恵理菜(井上真央)の心の闇を、ここまで繊細に描ける監督の力量に脱帽。P.S. 劇団ひとりは、かわいそうだけどミスキャストだったかな。 " + }, + { + "date": "2011-05-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "余韻が残る映画\n ここ十数年、映画館で映画をみることがなく、昨年から松竹の株主になったので、新宿ピカデリーで邦画をみだした全くの俄か素人ファンの感想です。いろいろ見方はあるでしょうが、私は単純に泣けた映画です。2時間強の上映時間も退屈しませんでした。オカルト風の場面はさすがに「アチャー」と思いましたが、4年間逃げ通せたというストリーにするためには、仕方ない設定だったか。ラスト、長い空白の後、親子対面の場面があるのかと気をもたせたが、そのままエンドへ。かえって余韻を残した気もする。原作も読まず、出演者もチェックしないでみたので、ライター役が小池栄子だとは最後の字幕でわかった次第です。これまでバラエティ中心の巨乳タレントと思っていたので意外でした。 " + }, + { + "date": "2011-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "永作さんメインにしてれば評価上げですが・・・\n テレビでは、きれいな壇れいを永作博美がリアルに演じると聞いていたので、思った以上に井上真央の比重が多くて、今一はまりきれなかった。話もあそこまで単調に撮られると、2時間30分は中だるみしすぎて睡魔に勝てませんでした。それよりびっくりは、余貴美子どうしたの??カルトは解るけどあんなにへたな女優じゃないのに酷い。大好きな女優さんなのに、孤高のメスの時はもっといい監督と思ったけどな~~。原作も大好きで、ドラマも良かったのでかなり残念です。 " + }, + { + "date": "2011-05-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "少し長いかな…\n 八日目の蝉見てきました。永作さんや井上さん、また小池さんなど主要キャストの演技はよかったと思います。ただ見ていて思ったのですが、全編で2時間以上あり、あまり展開がないままずっと続いていくので少し長いなぁと感じました。個人的にはあのカルト団体のところのくだりはもっと短くした方が展開がスピーディでよかったかなぁと…。あと映画のポスターや宣伝文を見て、サスペンスだと思って見ていたので、最後に何かビックリするオチがあるのかなと思っていたのですが、そういうのがなく終わってしまって少しびっくりしました。見終わってから実は人間ドラマだったんだとわかって、それはそれでよかったのですが、少し当初の想像と違っていたなぁと…。少し否定的な意見ばかり書いてしまいましたが、泣けるポイントもいくつかあり(特に家族愛、親子愛に弱い人にはぐっとくるはず)そういう映画を見たい人にはお勧めかもしれません。 " + }, + { + "date": "2011-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "八日目には何があるのか?そして、蝉とはだれか?\n 八日目には何があるのか?そして、何が八日目に隠されていたのか?蝉とは誰のことか?法律は人を幸せにするとは限らず、法律に従うことが、全ての人にとって正しいことなのか、考えてしまった。(もちろん、法は必要ですよ!) " + }, + { + "date": "2011-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "恵里菜(=薫)の人格はどこで育まれたか?\n 4歳で自分の親が入れ替わった恵里菜にとって、希和子は憎むべき犯人か、それとも育ての親か、無意識のうちに忘れようとしていたものが、千草(小池栄子)の出現をきっかけに紐解かれていく。この作品は、記憶から消えていた自分の過去を取り戻していくロード・ムービーの形態を取る。過去と現代を交互に描きながら恵里菜と希和子の4年を辿るが、千草が何者なのか正体がなかなか明かされないじれったさも混じえて飽きさせない。糸を手繰るような編集がうまい。カメラも構図やフォーカスにうまさを感じるが、プリントのせいか色彩がやや偏り気味で、瀬戸内の美しさを十分に楽しめなかったのが残念。小豆島でのイベントのてんこ盛りがややご当地フィルム的なのが気になったが、島での生活が恵里菜(=薫)の人格育成に果たした影響が大きかったと汲み取れる。後日、自転車の乗り方がそっくりなところは紛れもなく母子である。誘拐という行為は許されるものではないが、おおらかで明るく、自分を見失わない恵里菜の人格は希和子が育てたと言っていい。自分の過去と向きあう勇気を取り戻した恵里菜は、きっと強く優しい母になることだろう。八日目の未知の体験が始まる。本篇終了後、暗転してからエンドロールが始まるまでの間のとり方が絶妙。成島出という監督さん、「孤高のメス」といい実直な人と見受けられる。作品から人に対する優しさと思いやりが感じられる。重いテーマをサラッと描き、それでいて余韻を残す。 " + }, + { + "date": "2011-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "おかあさんの為の映画、女性のための映画\n 原作も読まずに見に行きましたが秀作と感じました。井上真央、永作博美の主人公はもちろん森口瑤子、平田満、余貴美子などなどベテランさんも当たり前に作品にはまっていて、アラを探すのは難しい良い作品です。最近女優さんとして評価があがっている(?)小池栄子も少しおかしいジャーナリストの卵役を好演してましたし壊れた女性を演じると怖すぎる森口遥子も相変わらず怖すぎました。話の流れは過去と現在が同時に進みますが過去は小道具やニュースなど少し前の現実がリアルに描かれていて40代の自分には興味深いものでした。このあたりに手抜きはないです。全般的に丁寧に作られているヒューマンドラマなので飽きることなく最後まで見ることができましたが生んだ子供、育てた子供、家族、絆という問題になると、独身男性の俺では共感するには難しい内容となりました。おかあさんの為の映画だと思います。なので星は4つにさせてもらいました。 " + }, + { + "date": "2011-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "八日目の蝉\n 原作を読んで映画を見た方が 内容を理解しやすいと思う。始まりから あれ?と思う 展開でしたが 面白かったです。最近、涙腺が緩いから・・・(^^;) 泣けました。 " + }, + { + "date": "2011-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "幸せになれる\n はじめはあまり興味ありませんでしたが、評価が良いので観てきました。日本映画の良い部分が出た良作でした。特にラストシーン。彼女は大人達に振り回さた被害者だと思うんですが、結果、誰よりも人を愛する事、愛する喜びを知る事が出来た。きっとこれから、つらい事も沢山あると思うけど、彼女なら乗り越える事ができると思います。役者も皆良かったです。井上真央ってテレビ的スケールの役者だと思っていましたが、あんなに抑えた演技ができるなんて、驚きました。後、小池栄子。前から何気にうまい役者だと思ってましたが、今回は更に進化した演技をみせてくれます。自分も昔、あるカルトを取材した事があり、そこから抜けた後で苦しんでいる人を沢山見てきましたが、そこをリアルに演じてました。ある意味、この映画のキーパーソンになっています。最後に劇団ひとりは唯一のミスキャスト。お笑いの人は演じていてもコントにしか見えません… " + }, + { + "date": "2011-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の正しいことってなんだろう\n 永作博実の演技がとても上手かった。誘拐することはもちろん悪いことだけど、ただ悪気もなく好きになっただけだと思うと何が悪なのかわからなくなってしまう。誘拐されてたとしても、あれだけ子供がなついていて愛情があるのだからそのまま育てたってしあわせだったのではないか?本当の幸せは法律通りにすることなのか?と考えさせられた。薫ちゃんのときの方が幸せそうにみえた。不倫はやはり最悪だと思った。結局自分が傷付くだけ。この人だけ守れれば自分はどうなっても良いと思えるくらいの人に私も出会いたいと思った。「八日目の蝉」→他の人が経験してないものは、最悪なことなんじゃなくてもしかしたら本当は素晴らしいことではないのか、他の人は体験できないような素晴らしいことが起きるのではないか。終わり方が微妙だった。かおるとお母さんが再会してほしかった。 " + }, + { + "date": "2011-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "八日目もその先も。\n 原作も、NHKドラマの方も見ておらず、まったく白紙の状態で劇場へ…レディースデイのせいかほぼ満席。どうだろうかと思いつつ、ほぼ中盤からは涙と鼻水がツツーっと…今作は内容的に、どのキャラクターにも感情移入できる立場を設け、もし自分がこの人の立場だったら…を考えさせてくれる。とにかく辛いのは、やはり、子供だろうか。。私がいちばん移入できたのは誘拐された娘、恵理菜=薫だった。大人の犯した過ちを一手に担い背負うのはこの子である。生まれてすぐに自分の傍で愛情を注いでくれる人を母親だと思う。人間の子供でなくても(例えば動物でも)それは同じだ。健やかな愛情は何にも代えがたい。それがあって、子供は成長する。善悪を問うと限りなくなるが、この子の場合、最も嫌悪すべきはまず父親、その愛人だった希和子、愛を注げない母親。となるが、心でいちばん受け止めたいのはおそらく母親だろう。いちばんの苦しみは、夫の不倫やら愛人の誘拐劇やら、そして自分の子供に懐いてもらえない絶望…女に生まれてこんな体験をするなんて。すでに精神を病んでいるとしか思えない実母の行動は(森口瑤子熱演!)なぜか希和子を被害者だと思わせるほどの恐ろしさだが、ではもし、自分が彼女の立場だったら、普通の精神状態でいられるだろうか…。家に子供を放置した自分を責め、そもそも不倫に身を投じた夫を憎み、果ては幸せの象徴であったはずの子供まで、愛人共々恨んでしまう。。こんな母親に傍にいられたら、子供は…一体どうしたらいいのか。私は恵理菜が「ごめんなさい、ごめんなさい。」と謝る姿に涙が出た。母親の心を掻き乱さないように、この子は貝のように口を閉じていく。誰が、誰の傍にいても、哀しくてやりきれない。本当の家族なのに…。その暗い現在と行き来して過去の回想が流れてゆく。。逃亡の末、辿り着いた小豆島では二人にとって穏やかな日々が続き、観ている側にも、このまま時が流れて二人が幸せになってくれたら…などと思ってしまうほどの説得力がある。実の親子ではない二人に、ずっと笑顔でいて欲しいと願ってしまうのである。どうにもここまでが波乱に包まれているため、もういいから、お願いだから、と何故だか母子を弁護したい気持にもなるのである。この不思議が分からない。希和子という女性も、勝手極まりないのは事実、不倫も中絶も自分の決断で行った(最終的には)のだから、子供を抱けないのは自業自得。でも…母性というのは他人の子供にまで及ぶことを、今作では実際に描いてみせてしまうのである。それが説得力を帯び、より切なさを増す。もしも彼に出逢わなければ、彼の子供を身籠らなければ、彼女もまた普通に恋愛、結婚し、幸せなお母さんになれていたかもしれない。おそらく子供好きであろうその姿に、子供のいちばん欲しい顔がある。愛情は…どんなに受けても受けすぎだとか貰いすぎだというのはない。たくさん貰って、たくさん吸収して、子供はどんどん成長するのだ。最も可愛くかけがえのない時期を愛人に盗られてしまった母親だが、娘は父親と同じような人間を好きになり、果ては希和子の立場となる。…これもまた。なんて言ったらいいのか。更に気が狂いそうな展開。。しかし娘は、違う選択をとる。つまり母性を自分の子供に注げる立場で貫こうと考えるのだ。もう誰も苦しませ、哀しませないで、済むように。(でも子供はまた同じように疑問や苦しみを味わうだろうけど)蛙の子は蛙。とはよく言ったもので、娘は父と同じような男を夫に選ぶ。こればかりは、、、親にはどうすることもできないことかもしれない。切なく哀しいことばかりがフォーカスされる展開かと思いきや、母親の愛情をたっぷり受けて育った子どもの未来が決して暗くはないことも明示する。身を寄せたホームで女だらけの暮らしを余儀なくされたことで男性恐怖症に陥った千草を演じる小池栄子が抜群の演技を発揮、彼女とまた出逢ったことで転機が訪れ、恵理菜の運命は大きく変わる。過去と対峙するのはかなり勇気がいることだったろう。だけどそこを乗り切ることで、自分が決して虚ろな立場にいないことや、幸せの果てに課された責任を実感できたと思う。まだまだこれからだ。七日で死んでしまった蝉には見えない未来が八日目には広がっている。(どこまでも母性を問う展開に、男性陣は立場がない状況ですね^^;) " + }, + { + "date": "2011-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大人の映画\n 実はもともと観るつもりはなかったけど、意外と評判がいいので観る気になった作品。何というか、大人の映画ですね。誘拐事件が解決して20年近く経った後の物語なので、テーマは謎解きではなく、誘拐事件が関係者の心の中に残した\"闇\"。一見普通の生活が戻ってきているようで、みんなが事件の記憶を抱え、みんなが幸せをつかめないでいる、何とも重たい作品。役者も力のある人ばかりで、派手は感情表現もちょっとした表情や間も、とてもよかったと思います。永作博美は、これまでの実績から全く不安なし。井上真央も予想以上でした。いまどきの女優にとって、テレビも映画も特に区別はないのかもしれませんが、今回の彼女は、完全に映画女優に見えました。余貴美子の変なキャラも印象に残りました。何でも出来ちゃう人ですね。よかったのは小池栄子。彼女は『20世紀少年』のときの怪演が強烈に印象に残っているのですが、今回もちょっとキャラ作り過ぎなんじゃないかと思うほど。でもそれが、何となく納得できちゃう気がするのが不思議なところ。映像的には、セリフなしでスローモーションで見せるカットが効果的に使われていました。評判がいいのも納得できました。 " + }, + { + "date": "2011-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "八方ふさがりのせつなさ。\n  永作博美の笑顔が、時にせつなく、時にやさしく、時に怖い。 擁護したくなりがちだが、立場を変えれば許せない話だ。理性では分かるが、心情としては一方的に悪と言い切れない部分もあり、悩ましい。 仏教では、愛も執着のひとつであるから、捨てるべきとされているそう。学校の授業で聞いた時は、疑問に思っていたが、この作品を観ると腑に落ちた。 夫婦愛、家族愛、親子愛、自己愛、様々な愛が不幸を呼び込む。 誰の心情も理解できるから、悲しい。 人間、強く生きなければならないのだろうか。 " + }, + { + "date": "2011-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今作の最たる悲劇は、母親と呼べる女・父親と呼べる男が1人も存在できなかった事\n 前代未聞の赦されざる重罪に対し、「赤ちゃんを残し外出した森口瑤子も悪いが、奪い取った永作博美はもっと悪い」という単純な感情は禁句である。むしろ、そんな想いは邪念として、簡単に振り払い、世界観に引き込まれてしまう。永作、井上、2人とも望まれない命を宿した母親である共感性に尽きるからだ。“この宿無き揺りかごに果たして愛は存在していたのか?”封印された遠き記憶を紐解こうと井上真央が事件現場を辿る度に、答えを見失い、空白の4年間の長さに打ちのめされる。そして、全てが蘇った時…。自然と涙がこぼれ落ちた。なぜ泣いたのかは、未だに不明確のままだ。それは、最後まで井上真央にとって、永作博美は愛すべき相手でも憎むべき相手でもない人物のままやったからやと思う。うやむやな後味の重さは、客自身の母親への感情と照らし合わせている気がしてならない。母の日を前に、フィクションとはいえ、彼女の可能性を応援したくなる5月の帰り道であった。では最後に短歌を一首『愛奪ひ 宿失き嵐 産み堕とす 懺悔ぶつけし 揺りかごの壁』by全竜 " + }, + { + "date": "2011-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見る側を洗脳させず、客観的に見た映画\n 八日目の蝉とは誰なのか?最初の誘拐するシーンや写真屋のシーン、ただ暗いのではない人間の心を表したかのような照明。サウンドもピアノメインで、飾り気のない状況を上手く作っている。飾り気のない状況と何もしないのとは違う。見る側を洗脳させずどう思うかを問うような意図があった。井上真央も永作博美もよかった。そしてなにより小池栄子が良い。そしてタイトルの複雑さ。八日目の蝉は可哀相だが幸運。何度か「八日目の蝉」というキーワードが出てくるが、時間が経っていくにつれ八日目の蝉に対する考えが変わっていく。またその八日目の蝉とは誰のことを言っているのか。改めてこの映画のテーマとは、「母性」である。形だけで見ると、ごく普通の家族の子供を誘拐した人が捕まる。それだけ見ると誘拐犯は悪者だ。だが見てみればわかるが、最後のクライマックス、自然に誘拐犯の側から見てむしろ誘拐犯を肯定的に見てしまっている。母性で誘拐したなら許されるのか、そうではない。じゃあ母性とはなんなのか。これは母性ではないかもしれない。なぜなら誘拐犯は母親ではないのだから。でも人の赤ちゃんを見て自分の全てを捧げても幸せにしてあげようと思う誘拐犯はもう最後の方は完全に母親になっていた。考えさせられる映画といえる、作品賞候補に相応しい作品だ。欠点は最後の方はだらだらしてしまったか、それくらいだろう。 " + }, + { + "date": "2011-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "愛と憎しみ…見応え充分\n 昨年の「告白」「悪人」など、一筋縄ではいかないドラマに見応えあるものが多いが、本作もまさにそう。愛人の赤子をさらった誘拐犯と、その誘拐犯に育てられた少女。普通に考えれば、誘拐犯・ 希和子の罪は重い。家族から全てを奪ったからだ。しかし、薫=恵理菜を育てる愛情は、母親そのものだ。そんな希和子に育てられた恵理菜は、実の両親に対して愛情を示す事が出来ない。特に母親との確執は深い。そして自分も妻子ある男性と関係を持つ。成長するにつれ、希和子に対して憎しみを持つが、フリーの記者・千草と思い出の地を旅する中、愛してくれた記憶を思い出す。簡単に善悪で割り切れず、親子の関係とは? 母の愛の深さとは?…観た人それぞれ感じ方があり、色々と考えさせられるものがあった。永作博美、井上真央、小池栄子…女優たちは素晴らしいを通り越して、圧巻。永作博美は間違いなく、年末の女優賞を制するだろうし、井上真央も従来のイメージから脱皮し、本格的な女優としての姿を見せてくれる。そして小池栄子の演技の器用さ。その他出演者も印象に残る(特に森口瑶子)。成島出も「孤高のメス」に続いて誠実な演出で、好感。感動やメッセージ性など、見応え充分で、GWというより、今年見逃せない一本になるのは間違いなし! " + }, + { + "date": "2011-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重い話。原作に忠実に映像化?少し冗長ですね。\n 角田光代のベストセラー『八日目の蝉』の映画化。同じように大ヒット小説が原作となっている、先日見た『阪急電車』とは全く違い、こちらは重い話がテーマになっています。今日は、5/1と言う事で、映画の日。混んでいました。井上真央は、花男から一皮剥けたんじゃ無いですかね? 実際にどうやって撮ったのか知りませんが、セミヌード的な、かなり際どいシーンもありましたしね。影の感じる役を、上手く演じていたのではないかと思います。って言うか、女性の年齢を話題にするのは失礼ですが、永作博美って、もう40なんですね。言われてみると、そう言う年齢にも見えますが、でもやっぱり、それほどの年齢には見えないですね。ビックリです。注目なのが、小池栄子。20世紀少年の高須役と言い、今回の千草役と言い、ちょっとイキ気味な雰囲気を漂わせる人物を演じるのは、上手いですね。それと、千草は猫背で、あまり腕を動かさず歩くので、傍からみると変な歩き方な訳ですが、それを上手くこなしていました。はまり役と言えば、無責任な男を演じさせたら右にでるものはいない劇団ひとり(失礼)。今回も、無責任な男を演じていました。全般的には、少し冗長に感じてしまいました。恐らく、原作の要素を余すこと無く映像にしようとした弊害ではないかと思います。書物であれば、あれだけの要素を詰め込んでも、上手く表現できると思いますが、それをそのまま映像にすると、冗長に感じてしまうんですよね。もう少し言うと、恐らく、この作品で映像として描いて意味があるのは、恵理菜が、千草と共に自分の過去を辿る(自分探し?)旅以降ではないかと思うんですが、どうでしょうか? それ以前の話は、もっと簡潔に描いた方が話しが締まったと思います。逆に、実の両親と上手く付き合えないというところは、もう少し膨らませても良かったんでは無いでしょうか? 埋められない失った時間を表現すると言う意味では、実の親子の関係を描くしか無いと思うんですよね。とか何だか言っておりますが、原作は読んだことはないんですが、結構面白いんだろうなぁと想像できました。ただ、映画としては、冗長になってしまったのが残念なポイントです。 " + }, + { + "date": "2011-05-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "憎みたくなんかなかった\n 原作を読んでいたこともあって、自分のイメージと違うところがあったらがっかりするかも…なんて思っていましたが、大丈夫でした。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、四年間逃げ続けた女と、二十歳になった誘拐された赤ん坊の物語。良くできた話だなーと思いながらも、そのリアルさに衝撃を受けました。人間の哀しさ、罪深さ…うまく言えないけど、自分の幸せのために誰かの幸せを奪うのは、避けられないのでしょうか。映画の途中に何度もうるうるときて、最後には耐えきれず号泣。劇場内みんな号泣。ここからは映画としての感想です。まず、役者がみんな名演技だった。主演の永作さんをはじめ、小豆島の近所の子に至るまで演技っぽさがなくて、物語に引き込まれました。私が特に光っていたと感じたのは、実の母親役の森口瑤子さん。ああ、こういうヒステリーな母親いるだろうなあ…と感じました。それから、誘拐された恵理菜、薫役を演じた女の子もね、かわゆすぎてメロメロです。でも劇団ひとりはミスキャストだと思ったけどね!演技うまいけど、岸田さん役はダメでしょう~。逆に、小池栄子さんはびっくりするほど役にあってた。同じようにテレビでたくさん見てるはずなのに。監督の成島出さんはすごい、と思った。この人の他の監督作は「クライマーズ・ハイ」くらいしか観たことなかったけれど、ヒューマンドラマを撮るのが上手いんだ、と改めて感じました。女性は多くの人が涙を流すことになるであろう映画です。ぜひ、おすすめしたい! " + }, + { + "date": "2011-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙がとまりませんでした。\n 誘拐した母、誘拐された母の言葉や感情。ひとりひとりの立場になってみると二人の言いたいことがよくわかりはじまりから引き込まれました。誘拐され4歳で親元へ戻った子供心も、大きくなってからの思いにも共感できます。回想シーンでは幸せな子供の思い出と誘拐犯の母のいつもビクビクした様子がかさなって胸が痛みます。最後、誘拐犯の母との思い出を思い出すシーンでは号泣でした。 " + }, + { + "date": "2011-04-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "際立つ永作の演技。今年の賞レースを総なめにする作品であることは、間違いないでしょう。  映画ファン必見の作品です。\n  角田光代による同名小説の映画化。偽りの母娘の逃避行を通じて、家族の形、母性というものを深く見つめさせる作品です。 構成の妙、丁寧に重ねられた映像、そして出演者の感情豊かな演技。成島出監督は、これらすべてを存分に生かして、今年一番の感動作を完成させてくれました。奥寺佐渡子の脚本も特筆すべき出来です。 昨年の今頃は、『告白』で衝撃を受けました。本作は、それ以上のインパクトを感じました。恐らく今年の賞レースを総なめにする作品であることは、間違いないでしょう。 映画ファン必見の作品です。 冒頭娘の心を奪われた、という女の憎しみの言葉で映画は始まります。法廷での森口瑶子が演じる本当の母親秋山恵津子と誘拐した野々宮希和子を演じた永作博美の迫真の演技で、クグッと作品の世界に引き込まれてしまいます。 奇異に感じるのは、人の子供を4年間も誘拐しながら、希和子は全く反省の色を見せていなかったことです。そして誘拐を謝罪することなく「4年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と言ってのけたのです。罪を犯した人の台詞ではありませんでした。そして当初は、誘拐された恵理菜の希和子に対する恨みの感情が癒されていくストーリーを考えていたのですが、全然違っていました。 希和子が恵理菜に残したのは本当に憎しみだけだったのか。そもそもなぜ、4年もの間、娘を連れて逃げ続けたのか。この映画は、21歳になった恵理菜の現在と、希和子と薫の逃避行の顛末とを交錯させながら、真実を浮かび上がらせて行くのでした。 1992年のことでした。秋山丈博、恵津子夫婦の間に生まれた生後6カ月の恵理菜を希和子は誘拐。希和子と丈博とは、会社の上司部下の関係にあって不倫の間柄でした。希和子は彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられられませんでした。恵津子に「子無し」と罵倒される希和子。そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出してしまったのでした。 希和子は母になりたかった女でした。不倫して妊娠したが、中絶を余儀なくされ、子供を産めない体になってしまいました。恵理菜を誘拐したのも、愛人への復讐ではなく、泣いている赤ん坊を見て母性に目覚め、「私か守る」と決めたからでした。 逃亡している間、彼女は赤ん坊と一緒にいることだけを願っていました。彼女は、子供を薫と名づけ、各地を転々としながら、4年の逃避行の末に小豆島で逮捕されました。 恵理菜は両親のもとに戻されてきた時に、自分を希和子の娘、薫と信じていました。そして、ふたりの母の間で心を引き裂かれていったのです。 娘は戻ってきても、秋山家は普通にはなれませんでした。家出をし、交番で自分はあのおじさんとおばさんに誘拐されたのと語ってしまう恵理菜が、悲しいけれど笑えます。だから恵津子が、「娘の心を奪われた」というのは、実感できました。 物語が進展していくうちに、希和子の薫に対する愛情が際立ち、逆に希和子に対する恨みと嫉妬から壊れていき、恵理菜をきつく叱る恵津子のほうが、継母に見えてくるので不思議です。 恵津子からは、愛情いっぱいに育ててくれた希和子を「世界一悪い女」と聞かされて育ちました。恵理菜は、そんな恵津子に一度も心を開くことなかったのです。恵津子がそれに苛立って荒れると、恵理菜は自分が悪いと思って何度も何度も謝まりました。そして、子供心に希和子を憎むことでアイデンティティーを保とうとしたのです。 21歳の大学生となった恵理菜は、誰にも心を開かないまま、恵理菜は家を出て一人暮らしを始めていました。それは、希和子に対する恨みよりも、自分から「母親」を奪い、ずっと叱り続けてた恵津子に対する復讐の思いが強かったからではないかと思います。 加えて、世間からはいわれのないない中傷を受け、無神経に事件が書きたてられる中、家族は疲弊していったのです。希和子と別れてからと言うのは、自分でもどうすることも出来なかった空虚な日々。そんな過去を記憶の彼方に封印し、自分を殺して生きてきたのです。 そんな中、恵理菜は岸田孝史と出会い、恋に落ちてしまいました。だが相手は妻子ある男。かつての希和子のような状況の中に陥ってしまうのです。ある日、自分が妊娠していることに気づいた恵理菜の心は揺れはじめます。 あらかじめ普通の幸せをあきらめているような風情の今の恵理菜と、妻にも母にもなれず衝動的に罪を犯した希和子。二人の物語は最初は隔たっているかのように見えます。 しかし、妊娠が明らかになった時、世界は変わり始めます。 彼女は誘拐事件を取材しているという、謎めいた女性フリーライターの安藤千草に誘われるように、過去に向き合う旅に出ます。そして希和子の生を辿り始めたのでした。 希和子と薫の逃避行の道筋をたどるうちに訪れるのは、過去と現在の鮮やかな邂逅。希和子の恵理菜に対する愛は尋常ではありません。他人の子供であることなど無関係。何より驚かされるのは、小豆島の船着き場で逮捕されたとき、希和子が警官に叫んだ言葉です。それは、確かに「母」の言葉でした。この一瞬の、言葉と希和子の表情には、心が張り付くような、哀しみを感じさせられました。写真館で最後を悟り記念撮影するシーンも号泣ものです。 当時と同じ船着き場に辿りつき、写真館で撮影した昔の写真のネガを見つけた恵理菜は、失われた影を取り戻すかのように、4歳の薫だったころ「母」に愛された記憶が蘇ります。その瞬間、ばらばらだった二つの物語はつながり、未来へと進み始めます。そして、恵理菜と希和子の言動に何気なく潜ませてあった絆もはっきりと意味を帯びて来ることを感じられるでしょう。 恵理菜の表情が、希望に満ちてくる変化に、感動できました。登場人物が皆どこか心が壊れているような設定が多い中で、一番人生の重荷を背負っている恵理菜が唯一普通に見えてしまうのは、井上真央の演技不足ではないと思います。やはり恵津子の愛情をそれなりに受けて育ったから、普通のお嬢さんでいられたのだと思います。 恵理菜が旅の果てに、思い出したのは、希和子の愛情だけでなく、自分を育ててくれた両親の愛情もだったのです。「八日目の蝉」とは、ずっと自分の居場所がない寂しさを、7日で死ぬはずなのに生きている8日目の蝉にたとえたものでした。 最後に、恵理菜は生き残った自分の居場所を見つけたのでした。 観客の心を理屈抜きで揺さぶるのは、罪人であり愛情深さ母でもある女になりきった永作の演技です。深いトラウマを隠し持ちながらも、恵理菜の良き伴走者となった小池栄子の演技も、とてもいい思えました。 舞台を飾る小豆島の映像美も特に特筆ものです。瀬戸内で育った人間には、あの島々の風景は生涯忘れられないものなのです。2時間27分もありますが、ずっと短く感じるはずでしょう。 " + }, + { + "date": "2011-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "誘拐犯だけど愛してくれた母\n 誘拐犯だけど愛してくれた母、実母だけれど、なにかが違う母。悲しいけれど幸せな話。井上真央と劇団ひとりのラブシーンは今までにない真央ちゃんが見られた " + }, + { + "date": "2011-04-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙が喉まで伝ったよ\n 大ベストセラーだという原作は読んでいない。ただ、予告編で見た永作さんの表情に思わずポロリしちゃって、また、映像全体に漂う美しい悲愴感に惹き付けられて、『これは是非とも観たい』って思ったんだ。不倫相手の子供を誘拐し、我が子として育てる希和子(永作博美)の逃避行。希和子に育てられた4年間のあと、実の両親のもとに戻りはしたけれど、心に傷を負ったまま成長した恵理菜(井上真央)の、過去との対峙。そんなストーリーもそうなんだけど、やっぱり永作さんの放つ、なんとも言えない繊細に張り詰めた空気感が物凄い。『薫』と名付けた娘(恵理菜)を愛せることに何よりの幸せを感じ、また幼い薫も母親を愛して愛して、ふたり寄り添い合って生きている姿が、そのあと引き裂かれる運命に繋がってるのが解ってるもんだから、もう、深く深く切なくてね…。人前であんなに泣いたの初めてだわよ、奥さ〜ん。説明的なシーンも台詞もほとんど無いんだけど、表情や『間』のひとつひとつが語りかけてくるモノが、いちいち胸に痛いんだ。映像作品って凄いな〜なんて思ったよ。観て良かった!追)小池栄子なかなか良いです。森口遥子も結構凄いです。 " + } + ] + }, + "172": { + "title": "大鹿村騒動記", + "reviews": [ + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よっ!千両役者!!!\n 大鹿歌舞伎を中心に据えた物語。 江戸時代、非行化したり、江戸に流入するのを止めたりするために、若者に熱中できるもの、村おこしにと、都会から歌舞伎役者を呼んで始めた歌舞伎。巡業の歌舞伎をまねて始めた歌舞伎と結構いろいろなところにあった地方歌舞伎。ほとんどが廃れてしまったが、今も埼玉とか人知れず地道に残っている地方歌舞伎。そんな歌舞伎の一つであろう大鹿歌舞伎。ゆる~い物語。 「若気の至り」が40代の出来事で、「若くないだろ!」と突っ込まれはするものの、それから18年。すでに”老境”に片足突っ込ん人々が織りなす物語。緩さが心地よい。 オムツをしているころから一緒にやってきた仲間だから。喧嘩しては仲直りしてきた仲間だから。 しかも、”伝統の歌舞伎”を成功させるために、仲たがいしてもなんとか折り合いをつけてやってきた仲間だから。 憎みたいけれど憎めない。排除できない。そんな絶妙な葛藤がにじみ出てくる。そんな割り切れない心情を見事に表現して見せてくれる原田氏がいい。憎みたいけれど憎めない男を演じている岸部さんも圧巻。同じように憎みたいけれど憎めない女を演じていいる大楠さんは、さらに女の業、そして大人の女の責任の取り方もちゃんとわきまえている女を演じきっていらして格好良い。だから、この三人に感化されて一歩を踏み出す、佐藤氏と松さんが”青二才”にみえるし、とっても自然な流れを醸し出す。かつ、そんな三人を見守る歌舞伎仲間がいい味を出してくれる。特に、三國氏の存在感。原田氏演じる善さんが泣き言を漏らしに行く場面で、唐突なロシアでの話。あんな風に切り出されちゃったら、「頑張ります」というしかないよなあ。 実直そのものなんだけれど、古狸の面目、煙に巻くという、ぬらりひょんか?!といいたくなるようでいて、この人のためなら一肌も二肌も脱ぎたくなるような、それでいて有無を言わせない人物も、三國氏が演じると至極自然に見える。稀代の名優だと思う。そんな芸達者たちが、名優と謳われた歌舞伎役者を演じさせてもきっちり演じ切るであろう役者たちが、地方のボランティア歌舞伎役者をそれらしく演じ切る。ちょっとした調子外れも計算のうちであろう。大鹿歌舞伎の演目。「恨みも仇もこれまで」と未来に向けて大円団になる物語。そんな演目をベースに、善さんを取り巻く物語とが相まって展開する。人生経験を重ねてきたからこその境地。愛おしくもおかしみのある物語。こんな風に、私も大円団を迎えたいと思った。<蛇足>昭和世代にはこそばゆいネタも満載。「ディアイーター」って『ディア・ハンター』かいっ?何度か読み直してしまった(笑)。原田氏が歌う『おら東京さ行っただ』『木綿のハンカチーフ』も感慨深い。「居残り佐平治」は落語ネタ。フランキー堺氏で『幕末太陽傳』として映画化もされている。他にも、私が気が付かないだけであるかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大鹿歌舞伎のPRが目的か\n 長野県大鹿村で300年続く歌舞伎の事を知るきっかけになる映画。まさに軽妙といった感じ。大楠道代がチャーミング。原田芳雄に付き物の石橋蓮司もいるが、今作では岸部一徳がパートナー、ぴったりしっくり。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大鹿村の宣伝映画? いいところですね、行きたくなりました。特に映画...\n 大鹿村の宣伝映画?いいところですね、行きたくなりました。特に映画がきっかけで実際に営業するようになったという劇中のジビエ料理屋、今もやっているのでしょうか。人生晩年の役者魂を見る映画。これが遺作となった原田芳雄、役者としての集大成、そんな心意気が伝わってきます。そして三國蓮太郎。せっかくの共演なのに息子佐藤浩市との絡みがないのは残念でしたが、さすがの演技です。ストーリーは??的な部分ありなのですが、渋い役者陣が勢ぞろい。まるで原田芳雄の集大成を見届けているかのよう。合掌。劇中の貴子のようになってきた私もそろそろ終活を考えなければ(笑) " + }, + { + "date": "2016-12-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "馬鹿鍋 @ Deer Eater\n 派手さはないけど、大ベテラン達の出汁が効いていました。歌舞伎の話と村の人間関係が重なり、面白いし絶妙に良く出来ていると思いました。残念なのは土砂降りのシーンで要の台詞が聞き取りにくいことくらいでした。 " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原田芳雄 遺作\n 村歌舞伎の舞台がいい、衣装も演技も美しい… " + }, + { + "date": "2016-02-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "受け継がれる日本の文化\n 対象年齢・・幼児で無ければどなたでもどんな人と見る・・カップルでも家族でも感動・・ジーンとしますハンカチ・・いりません他人には・・勧めます総評・・全てのキャストの演技が素晴らしい。多分ほとんどの人は歌舞伎なんか経験もしたこともないだろうに、その演技に、歌舞伎を見たことの無い私でさえ感銘を受けた。多分生で見ていたら映画と同じように掛け声や、おひねりなんかも投げてしまうだろう。昔の人々は今みたいに楽しみなんかなかっただろうから、唯一このような歌舞伎などをやって楽しんでいたのだろう。何百年も続くこのような日本文化をけして絶やしてはいけない。しかし、今後この村や人々がどのようになっていくのか。幸多かれと願う。 " + }, + { + "date": "2013-04-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "軽妙洒脱な大人の喜劇\n 長野県は南アルプスを望む景観が美しい大鹿村が映画の舞台。この地で300年以上も続く大鹿歌舞伎は、年間を通して大鹿村最大のイベントなんだろう( フツーの村人が1日だけ歌舞伎役者になれる日でもある)。 そんな大鹿歌舞伎を題材にして映画を撮ろうと発案したのは、原田芳雄本人だ。同年代の役者仲間や若手俳優がそんな原田の思いに賛同し、集まったような気がする。駆け落ちした女房が18年ぶりに帰って来たと思ったら、認知症を患っていたと言う笑うに笑えない話。だから今さら返すって言われてもねぇ〰 (笑)。女房を寝取られた原田と寝取った岸部一徳との掛け合いが、関西人の漫才を見ているようで笑える。認知症を患っているのが、まるで嘘のような貴子(大楠道代)の艶やかさ。 時には甘えてみたり、過去の過ちを詫びる言葉を口にしてみたり。これを見て女は灰になるまで女かも、とそう感じました。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった。阪本監督はスターさんの扱いがうまいと思う。\n 阪本監督は好きだし、価格が1000円と安かったので、見にいきました。前から思っていたのですが、普通の邦画(お金のかかっているもの以外)は1000円でいいと思う。「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」(自分は一番初めの作品で脱落したので、今回も見ないけど・・・)と同じ価格では、どう考えてもおかしい。価格を下げれば、客数が増えるのは小学生でもわかる理屈だし、満足度も上がります。内容や上映館数にもよるけど、興行的にも、そんなに変わらないか、逆によくなると思う。自分もこの映画が、通常の価格だったら、見なかったと思う。さて、映画の内容ですが、くわしくは書かないけど、全体的にはよかった。コメディーなのだろうけど、コメディーというより、感動作かな?阪本監督のスターさん扱いのうまさに感動しました。主役は原田さんなのだけれど、出演しているスターさんには、必ず数か所見せ場を入れていて、そこだけは、その人を主役にしている。元々スターさんで、演技はうまく、ここが見せ場と頑張るから、主演作品をメドレーで見たような気分になりました。それでいて、バラバラにならず、全体としてもまとまっているところがいい。音楽のセンスもよくて、挿入されている音楽もよかったし、エンドの清志郎の歌もよかった。ただ、コメディーだとしたら、笑いのところがちょっと弱いかな?笑わせなければと、中途半端な演技になっている役者さんもいた。阪本監督はコメディーじゃない方がいいような気がした。*週明けに、主演の原田芳雄さんが亡くなられたことを知り、びっくりしました。 原田さんのご冥福を、お祈りいたします。 " + }, + { + "date": "2011-07-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ほんわか\n ベテラン俳優の軽みと監督のくすぐり炸裂の作品。同窓会的雰囲気が心地よかった。善さんの「バッカじゃねぇの」返し。「大変じゃねぇ、変だ。」バスの運転手がひそかに恋する女が男に会いに東京へ行くところ、「行かせねぇ」と言ってバスをバックさせちまう。原田芳雄の最後のセリフが「あれっ」ってなに?リニア新幹線、デジタルチューナー、外国人労働者、性同一性障害などの時事ネタ。なにせ大鹿歌舞伎は300年以上の歴史があるそうだから、時事ネタがないと年代が特定できない。騒動記なのだから歌舞伎を削ってでも騒動をもっと観たかった。 " + }, + { + "date": "2011-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "古き良き人情喜劇\n 豪華出演陣で、古き良き「人情喜劇」を思わせる作品だけれど、なんといっても「70歳を迎えてどうしても演っておきたかった」という原田芳雄の思い入れが作り上げた滋味深い群像劇です。原田芳雄の映画『父と暮らせば』でも見せた奥深い人間味、岸辺一徳特有の哀感。三國連太郎の飾らない存在感。そして石橋蓮司、小倉一郎などの個性豊かな名わき役が一体となって、久しぶりに日本映画らしいシャシンが完成したことに拍手です。なお、エンドロールで流れる忌野清志郎の「太陽の当たる場所」がまた良いですね~。原田芳雄さん、忌野清志郎さん、安らかに!そして、ありがとう!余談ですが、地方紙によると、村役場に大鹿歌舞伎の問い合わせが激増し、村役場はちょっとした「騒動」になっているようです(^o^) " + }, + { + "date": "2011-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "人生を喜劇に変えるのが演劇と役者の力だ!\n 鹿児島には六月燈(ろくがつどう)という一種の夏祭りのような行事がある。特に僕の住んでた集落(大鹿村に毛の生えた程度の田舎)では六月燈で、大人達、子ども達がそれぞれちょっとした劇を演るんですね。小さな集会所に集落の方々が100人超集まって、その目の前で劇を披露する訳です。某有名時代劇をモチーフに、時事ネタを絡めたり、大人の劇ではこの映画みたくチョイと下ネタ交えたり。だからこの映画を観てやたらと懐かしい気持ちに襲われてですね。台詞トチって笑いが起きたり、殺陣のシーンじゃ拍手が起きたり、そりゃこの大鹿村歌舞伎ほど本格的ではないけど、よおく憶えてるんです。見てても演ってても賑やかで楽しかった事は。演劇を楽しみにしてくれる人達がいる。だから、演じるのが楽しい。役者さんが役者を続ける理由ってのは、案外そんな単純な想いからじゃないかしら。笑いと拍手の止まない大鹿村歌舞伎を楽しみながら、そんな事を考えた。まあ歌舞伎って正直、何を喋ってるのか僕には半分も分からないんだが(笑)、演者の迫力と快い雰囲気のお陰で結構楽しめてしまった。老い・過疎・職業難・その他人生の悲しみ諸々。この映画、扱っているテーマは深刻なのに、殆ど重さを感じさせない愉快なシーンばかり。点滴を持って踊る佐藤浩市。冨浦智嗣と瑛太のロマンス(?)。塩辛を嬉しそうに抱える大楠道代。最高に滑稽な岸部一徳。(世田谷難しいんですッ!)馬鹿騒ぎを眺めてキュウキュウ鳴く小鹿さえ笑いを誘う。一方で、三國連太郎の登場シーンでは人生の重さを受け止めてみせる度量も見せて見事。そして原田芳雄。なんてカウボーイハットとグラサンが似合うんだ!歌舞伎のシーンも素晴らしい声と迫力!時折見せる複雑な表情も印象的だった。「酸いも甘いも、全部纏めて人生よ」と言わんばかりに、歌舞伎に全部載っけて笑い飛ばすその気骨がカッコ良い。しかし……この駄文をチンタラ書いてる間に、原田芳雄が逝ってしまった。ずたぼろの身体を押して試写会に参加し、演者としての役目を最後まで果たした原田芳雄。きっとお客の笑顔を壇上で、自分の両の眼で観たかったんじゃないかな。そんなカッコ良すぎる貴方は、湿っぽい別れの挨拶じゃなく、劇中同様の掛け声で送ってあげたい。「ィヨッ、大統領ッ!!」最高の役者魂、見せて頂きました!<2011/7/16鑑賞> " + }, + { + "date": "2011-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大イベント・歌舞伎はギクシャクした人間関係をも呑み込んでくれる村の浄化剤\n 女房に逃げられたことも、その女房が帰ってきたことも筒抜けの小さな山村。ここにはプライベートなんてものは存在しない。女房を連れ出した男を呪ってはみたものの、その男が村に戻ってくれば、なんだかんだいっても受け入れてしまう。ここでの人を量る基準は『村の人間かそうでないか』がいちばんなのだ。なにはともあれ、住人が助け合っていかないと村は成り立たない。人の女房を連れ出したバツの悪さがあっても、久しぶりの故郷に溶け込むお調子者の治(岸部一徳)、女房を寝取られても昔のように治に接してしまう善(原田芳雄)、ふたりの掛け合いは漫才のようにおもしろい。駅ができるはずもないリニアの建設に賛成する権三(石橋蓮司)が実は土木業者で、反対する者と一緒になんか歌舞伎はできないと練習を拒んだりするくだりも、子供っぽい可笑しさとともに、村ののどかさを醸し出す。喧嘩しても逃げ場のない村、顔を合わせないわけにはいかない小さな村。年に一回、300年以上続けてきた村の大イベント・歌舞伎はギクシャクした人間関係をも呑み込んでくれる村の浄化剤のようだ。歌舞伎の本番、舞台の袖で善の妻・貴子(大楠道代)が舞台に立つ善に向かって呟く「許してもらわなくてもいいから」、それに続く原田芳雄のクローズアップは、このふたりだけが共有しうる情愛が滲み出る。三國連太郎がシベリア抑留時の話をする場面は、間の取り方といいアドリブといい、ほんとに巧い。抑留中、同郷の友を失った老人の経験は、そのまま村の歴史を物語る。原田芳雄さん、70年代前半、浅丘ルリ子さんと共演したTVドラマ「冬物語」での煙草を吸うあなたは渋くてカッコよくて、“大人の男”として憧れでした。ご冥福をお祈りします。 " + }, + { + "date": "2011-07-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ベテラン俳優陣へ敬意を表します。\n 忘れられないけど 思い出したくもない女が帰ってきた。長野県の大鹿村で、300年の歴史がある「大鹿歌舞伎」の上映を数日後に控えたある日、18年前に親友と駆け落ちした女房が帰ってきた!ボケてカケオチしたことも忘れて!!出演は、原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、佐藤浩市、松たか子、冨浦智嗣、瑛太、小野武彦、三國連太郎 という豪華陣が固めます。豪華な出演陣をおいても、贅沢な映画だと思いました。キツイ言い方をすると(少なくとも若者に)今、この映画で興行収入を得る需要はないけれど、「演じたい、撮りたい」という夢を形にした映画。そして長く役者人生を歩んできた役者のご褒美映画。それでも、安心してみれる心地よさ。年を重ねてきたから出せる雰囲気は、ちょっとやそっとでは真似できません。評価は3★+アルファ。それは、年配者への敬意かな。。。 " + }, + { + "date": "2011-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "この役者魂を笑い飛ばせ\n 拙ブログより抜粋で。-- しかして、原田芳雄である。 筆者がこの映画を観たのは7月19日。そう、彼が永眠された日。 当初よりこの映画は観るつもりで、前日には公式ホームページを見たりしてたんだけど、この日突然の訃報を聞いて日を選ばずすぐさま劇場に駆けつけた。 享年71歳。俳優としてまだまだ活躍盛りでの早すぎる死に、劇場では本編終了後、自然と拍手が湧き起こった。 自分も拍手を贈りながら、改めて本作が原田芳雄最後の映画であることを噛みしめた。 大鹿歌舞伎で映画が撮れないかと持ちかけたのは原田芳雄自身からだそうだ。 この題材に俳優として感じ入る何かがあったんだろう。 地芝居は神に捧げられた各地の奉納芝居に端を発するが、それが都市部で流行する見せ物としての歌舞伎となり、さらに旅芝居として地方を巡り、それを観た農民たちが娯楽として自ら演じ始めたのが今各地に残る地芝居、村歌舞伎なんだそうだ。 原田芳雄は演じる村民の姿に役者としての原体験を見たのであろうか。あるいは長い俳優生活を経て、ここにたどり着く運命だったのか。 俳優・原田芳雄は、くしくもこの遺作の中で“役者”の役を演じている。 昨年秋のこの映画の撮影中、すでに病魔との闘いの真っ只中にあったとの報道もあるが、映画の中での彼の表情は喜々として、とてもそれを感じさせない。 それは役者の役を通して、役者であること、演じることの喜びを最期の力を振り絞って表さんとしているかのようだ。いや、最期まで役者でいられることの喜びを全身全霊で満喫していると言った方がよいか。 かくして「仇も恨も是まで是まで」の決めぜりふ。 日常のいかんともしがたい悲喜交々の中で担う芸能の役割。 いつの世も絶えぬ苦難や哀しみを乗り越えるべく村民が守り続けた地芝居にその答えがあるとこの映画は伝える。 原田芳雄はさらに身をもって、それを体現してしまった。俺のことなんて笑い飛ばせと言わんばかりに。 死の間際まで役者をまっとうし、演じることの原点を見せてこの世を去った名優に、合掌。--全文は『未完の映画評』にて。 " + }, + { + "date": "2011-07-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "軽妙演技に救われて。\n あらビックリ、いつから東映は1000円興行を始めたのかしら^^;先日「デンデラ」を特別料金で観たばかりだと思ったらこれも1000円。いつでも1000円で観られる環境は50歳までムリだ~(しかもペアだし)なんて、日々苦悩する中年代の私には嬉しいお値段^^;とはいえ、安かろう悪かろう(ゴメンね、デンデラ)のレッテルだけは貼られたくないところかと思いますが。。実際に長野県大鹿村で300年行われている伝統村歌舞伎が舞台。現場と舞台を借りて、大掛かりな芝居が組まれているが、内容はまぁ~軽いというか軽妙というか^^;お笑い小劇場の雰囲気。これだけの面子を揃えて(かなり豪華よ~)この値段でいいのか?と思うのだが、なるほど、それなりの力の抜け具合でほどほどの演技。役者達が皆、楽しんで演技をしているというのが此方にも透けて見え、それがいい方へ作用したのであれば楽しめるし、そうでない場合は…なんかイマイチね。となりそうな作品でもある。とりあえず、阪本順治はコメディには向いていない監督かもしれない。笑える箇所は数々あるが、それは俳優の演技力に救われた所が多い。岸部一徳やでんでんの芸達者な尻出し演技など、それに他ならない^^;村歌舞伎が主役の映画なので、その部分には心血が注がれており、かなりの長尺で後半を彩っている。歌舞伎を知らない若い人に向けて、分かり易いよう?裏で(下で、か)瑛太の解説まで付いてくるので安心。原田芳雄をはじめ、皆が迫真の演技で頑張っており、結構楽しめる。劇場内を埋め尽くした(またしても満席だった^^;)お爺ちゃんお婆ちゃんが大喜びして観ていたのも、ほとんどがこのシーンだった。村歌舞伎独特の、またある意味力の抜けた、そのほどほどさ加減が気楽におひねりを投げながら歓声を飛ばす観客の姿に上手く打ち解け、あ~実際にこの村では、こんな風に楽しまれているんだ、が見てとれる。地方の伝統行事を紹介する意味では、無駄ではない映画といえる。笑って、楽しんで、いつかこの大鹿村に行ってみたいねぇ~で締め括る、そんな作品が1000円で楽しめる。という軽いアングルで観るといいかも。しかし肝心のドラマは、、何だったんだろう^^;認知症の扱い、リニア問題、性同一性障害?まで盛り込まれたこの話、蛇足なギャグと合わせて無駄が多いのが気になった。せっかくなのでこの大鹿村の大自然を、さらにもっと(ここだけでも、ね)真面目に描いていればもう少し、騒動とのコントラストが効いたかなと思う。(原田芳雄さんの回復をお祈りします。鉄道マニア話ももっと聞きたいし) " + }, + { + "date": "2011-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "舞台に上がるのは逃げているのではない。戦っているのだ。\n 痴呆の進む妻に振り回され、家庭も仕事もつまづきっ放しの日々に憤慨し、歌舞伎の舞台が唯一、日常から解放できる世界だと生き甲斐を見いだそうとする。そんな不器用な男を渾身の演技で表現する原田芳雄の牽引力に終始、魅力され、笑顔と涙が溢れるひと時であった。苦悩する主人公を尻目に飄々と過ごす岸部一徳&大楠道代の当事者コンビのノンキな滑稽ぶりが、悲惨な状況を和らげ、笑いを誘うから何とも皮肉である。だからこそ、村人達は歌舞伎の成功を目指し、一丸となっていく。様々なトラブルに七転八倒する主人公達を役場職員の松たか子や役者仲間のでんでん、石橋蓮司etc.が優しく見守り、交流の輪が築いていく。荒々しい口調でも根強い絆が伝わってくるやり取りにコミュニケーションが希薄な今、なおさら人情の味ってぇヤツが恋しくなる。歌舞伎の舞台上でしか真っ当に意思疎通ができない夫婦は、残酷なのに妙に微笑ましく、不思議な2人の距離感が、メインの大鹿歌舞伎へと繋がっていく。ゼンさん、お疲れさんでした。そして、ありがとう。原田芳雄さんの復活と感謝の願いを込め、最後に短歌を一首。『鹿泣いて 帰る嵐の 舞台でも 千両役者は 幕を降ろさず』by全竜 " + }, + { + "date": "2011-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "名優たちが魅せてくれる!\n 原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、石橋蓮司、でんでん、そして三國連太郎…挙げたらキリがないくらい贅沢過ぎる豪華出演者たち。普段ならベテランの佐藤浩市が若造に見えるほど。やっぱり映画は役者の演技を見る為にある。どんなにCGが発展しても、生身にはかなわない。そこに、阪本順治の見事な演出、荒井晴彦の優れた脚本が加わり、映画本来の面白さや魅力を堪能させてくれる。今年の夏は「ハリー・ポッター」や「コクリコ坂から」などが話題を呼ぶだろうが、そんな中で、ひっそりと熱い支持を集めそうな気がする。 " + }, + { + "date": "2011-07-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "きれいな自然が一杯の空気感!\n 村の人々の熱意がじかに伝わってきました。伝統ある地方歌舞伎への思い入れがエキサイトし はっちゃけた。主役の原田さんの、心の入れ方が熱い。村と映画集団が溶け込んだ「素朴な賑わい」が見え、南アルプスの空気感が澄みきっている。女優陣の「手がたく、かしこそうな安定した演技」には安らげる。まるで観客も 撮影キャンプに参加できているような触感だった。 " + } + ] + }, + "173": { + "title": "最後の忠臣蔵", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最近、洋画ばかり観ていたからこの日本人としての強さ、清らかさが染み...\n 最近、洋画ばかり観ていたからこの日本人としての強さ、清らかさが染み渡る。日本人やけど、日本人て凄いと思う。少しでも近づきたい。 " + }, + { + "date": "2019-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "忠臣蔵の表と裏、後始末\n 格好つけて死ぬのは良いが残った者のフォローをどうするか?大石内蔵助が事前に密命を下し、浅野家家中に援助の資金を渡す役目を瀬尾孫左衛門に遂行させていた。討ち入りに参加せず卑怯者、不忠者の謗りを受けて屈辱と苦痛の生き方をさせられた瀬尾孫左衛門を見ると、命を捧げた(捧げさせられた)者を良とし、命を捧げなかった者を蔑むこの傾向。狂信的と言える宗教やのちの大戦下の日本とも重なる。大きな組織や力におもねるのは簡単でバカげた行動を正当化する言い訳に過ぎず、誤魔化しでしかない賛美は単なる自分への赦し故に、事後処理を行っているものへの非難は自身に帰ってくるものでなければならないとは思う。時代劇ではあるが、腹立たしい一面も感じる。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "蜘蛛の糸\n 風前の灯火に咲く表情。訳の分からぬ時代、命とは。 " + }, + { + "date": "2018-01-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "☆☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから まかり間違えると大ファザコン...\n ☆☆☆★★★※ 鑑賞直後のメモからまかり間違えると大ファザコン&とんでもロリコン映画になる一歩手前。『曽根崎心中』の挿入で。一見主君にに忠義を果たしながらも実は…近親相姦一歩手前でも在ります。そんな隠し味は演出上で意図したものなのかどうか…。でもお互いに死ねなかった事で、逆に大きなものを背負わされていた男の人の悲哀は、よく描かれていたと思う。そこは素直に泣かされました。でも物議は醸しそう。2010年12月23日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン8 " + }, + { + "date": "2016-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評価が高い作品・・\n 日本人が好きな赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件を題材にしたドラマである。レビューを読んでみると評価が非常に高い。これは日本人の心の中に武士道の精神が尊いものとして捉えられているからだろう・・映画を観て、吉右衛門や孫左衛門の生き方に素直に感動出来る。外国人には理解不能な点もあるに違いない。今の日本人は、徴兵制度も無く個人が自由な考え方と生き方を選択出来る。自由でなく合理的でないものは排除できる。特攻や武士道の死をもって自己を主張することもない。映画だが、役所広司と佐藤浩市の演技は上手い。これから時代劇に引っ張りダコだろう。最後にストーリーだが、妾の娘であっても武家の出であることには間違いなく、豪商と云えども商人に嫁ぐということがあるのだろうか?士農工商の身分制度が歴然としていた時代である。原作の小説が手元にあるので読んでみたい・・2010年の邦画。 " + }, + { + "date": "2015-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ武士道\n 他の時代劇をたくさん見てきたわけではないけれども、この作品以上に武士道というものを表現した映画はないと思う。それほどまでに武士の生きざまが描かれていた。忠臣蔵ファンはもちろん、時代劇に興味の無い人にも必見の作品と言える。 " + }, + { + "date": "2015-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人形浄瑠璃も勉強しないといけませんな。桜庭ななみちゃん可愛い\n 討ち入り後16年も経った時のお話とは。佐藤浩市が主演かと思いきや役所広司が主演でした。桜庭ななみちゃんも可愛いが、安田成美さんが綺麗。いい映画です、外国人には受け入れられない話だろうけど最後の切腹シーンは凄かった。 " + }, + { + "date": "2015-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "(^^) 良きでした♪ 85点\n ●むくわれるトコというのは観ててええね♪ " + }, + { + "date": "2015-04-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重い使命\n 武士として一緒に死ねなかった苦しみと、一人背負い続けてきた重き使命。この役は役所広司にしか務まらない。 " + }, + { + "date": "2014-11-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "時代劇\n 歴史が苦手だったからこの手の物は観ないのだがBSでやってたので。まずはこれ日本語?ってとこから時代劇物はダメ。何言ってるのかわかりずらい。今作も最初はそうだった。途中で観るのやめようかと思ったが彼女の正体が分かった辺りから引き込まれ結局泣けた。昔の人は《自分》と言うものが持てない、それが当たり前、ってのが哀しい。役所さんは渋いなー。 " + }, + { + "date": "2014-11-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家臣としての生き様と死に様\n 元禄の世に討ち入りを果たした赤穂義士討ち入りの話(以降、ここではあえて「忠臣蔵」とする)は、江戸時代から脈々と日本人に受け継がれてきた。その中心的な役割を果たしたのが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』である。この『仮名手本忠臣蔵』からして、討ち入りとは直接関係のない「お軽勘平」という悲恋のサイドストーリーを盛り込み、成功しているのだが、歌舞伎では、「忠臣蔵外伝」として様々なサイドストーリー、いま風に言えばスピンオフを生み出した。その代表例が、「お岩さん」の『四谷怪談』である。本作は、そんな「忠臣蔵外伝」である。瀬尾孫左衛門という実在の人物が主人公。瀬尾孫左衛門といえば、忠臣蔵が好きな人の間では、とてもメジャーな人物である。彼は、赤穂浅野家の家臣ではない。瀬尾は、あくまでも大石内蔵助の家臣であって、浅野家にしてみれば陪臣でしかない。つまり、本来は、他の赤穂浪士のように浅野内匠頭という殿様の仇討ちに参加する資格がない。そこを、大石内蔵助に懇願し、特別に仇討ちの盟約に加わらせてもらった。ところが、討ち入りの日程が決まってから、いざ討ち入りという段になって、2日前に脱盟した。矢野伊助という足軽の男とともに、最後の脱盟者である。赤穂義士討ち入りの中心人物である大石の家臣であり、大石の信頼を得ていたとされ、特別扱いされたにも拘らず、直前になっての裏切り行為は、多くの忠臣蔵関連のストーリーの中で取り上げられている。本作の原作者である池宮彰一郎は、この瀬尾孫左衛門の行動を「裏切り行為に見えたが、実は大石内蔵助から特別な密命を受けていた」と解釈して独自のストーリーを構築した。史実の討ち入り事件は「赤穂四十七士」とされるが、そのなかで唯一の生き残りが、寺坂吉右衛門という男だ。この男は、討ち入りの後に赤穂義士たちが泉岳寺にある浅野内匠頭の墓へ向う途中で、どこかに消えたとされ、赤穂義士たちが切腹による死罪となったのに対して、それを免れて生き残った。この人物がなぜ生き残ったのかというのは諸説あるのだが、忠臣蔵モノの多くでは、この寺坂吉右衛門が、大石内蔵助から歴史の生き証人として、討ち入りの様子を正確に伝えるという役割を得ていたという創作をしている。本作もまた、その創作を前提に、寺坂吉右衛門が日本全国に散った浅野家家臣の遺族に、大石から預かった見舞金を届けるために行脚するという話から物語が始まる。討ち入りから16年後、ようやく遺族の家をすべて回った寺坂吉右衛門は、十七回忌法要が行なわれる京へと向かう。その道中で、討ち入り直前に遁走した瀬尾を見つける。瀬尾と親しかった寺坂は、その真相を知ろうとするが、瀬尾は友人である寺坂にすら逃げた理由を明かそうとしない。実は、瀬尾は大石内蔵助が妾との間にできた娘を育てていたのだった……。前置きが長くなったが、とても良い映画だ。「忠臣蔵」という美談の裏には、実は生き残った者たち悲劇がある。討ち入り後、江戸を中心に赤穂義士の忠義が美談として持てはやされる。それは全国にも飛び火する。討ち入りした遺族たちは、犯罪者の遺族であるにも関わらず、様々な支援を受けられたと言われる。子どもがいる家では、大名に家臣として取り立てられたケースもある。その一方で、討ち入りに参加しなかった元赤穂の家臣、とくに討ち入りの密盟に加わりながらも、途中で脱盟した人物たちは悲惨だった。一生、身分を隠して過ごす者も少なくなく、家族に言われて討ち入りを断念したにも拘らず、討ち入り後にその家族から勘当された者もいる。劇中で、月岡治右衛門(柴俊夫)が、瀬尾孫左衛門(役所広司)を罵倒し袋だたきにするシーンがある。しかし、月岡自身が、相当に悲惨な体験をしていたはずである。その恨みつらみを、浅野家から見れば陪臣であり、身分が低く、裏切り者の代表者である瀬尾にぶつけているのだ。そうした「生き残った元浅野家家臣」の悲劇が、このドラマの背景にある。原作では、もっとミステリー仕立てになっているが、そこは2時間強でまとめるために、実に上手く整理している。徹底して、瀬尾と、大石の忘れ形見である可音(桜庭ななみ)との関係性にクローズアップした事が効果的に成功している。原作にはない人形浄瑠璃の描写も効果的だ。この人形浄瑠璃の演目は、男女が道ならぬ恋の果てに心中する『曾根崎心中』だ。江戸時代、忠臣蔵とともに、爆発的にヒットしていた戯曲である。この人形浄瑠璃を度々写し込む事で、まるで瀬尾と可音の間に、道ならぬ恋愛感情があったのではないかと匂わせる。しかし、ハッキリとそれは示さない。瀬尾は、大石との約束通り、可音を伝説的な豪商・茶屋四郎次郎の息子に嫁がせる。その婚儀が終わらないうちに、瀬尾は一人で可音と暮らした山奥の自宅に戻る。そこに、人形浄瑠璃の映像を挿入する。ここで示唆されるのは、「心中」=自害である。つまり、「道ならぬ恋」として『曾根崎心中』を利用しているだけでなく、瀬尾が最終的に切腹する事を暗示させるために、『曾根崎心中』を使っているのだ。そして瀬尾は、見事、一人で切腹を果たし自害する。瀬尾は、自分が討ち入りに参加した赤穂義士の一人であるという自負を16年間抱きながら生きてきた。自分に与えられた役割は、討ち入りで吉良上野介を殺す事ではなく、大石が無事に討ち入りを果たせるよう、大石の家臣として彼の心残りを解消するため、隠し子を無事に育てる事。その役割を全うする事を支えに生きてきた。役割を果たした赤穂義士にとって、最後にすべき事は、大石たちと同じく切腹し、大石の待つあの世に行って、自分の役割を果たしたと伝える事。まさに「最後の忠臣蔵」である。この創作劇の中で、もし瀬尾が死ななければ、瀬尾は美談の一人としてもてはやされる立場になったろう。何よりも茶屋四郎次郎の後ろ盾を得た事になり、一生遊んで暮らすことも出来たはずだ。しかし、瀬尾はそんな残りの人生を選ばなかった。「武士として忠義とは何か」瀬尾の16年の生き様は、まさにその事を見せつけるものだ。原作ではもっと重要な扱いを受けている寺坂吉右衛門(佐藤浩市)が、小さい扱いになっているのは残念だが、映画化の整理の都合上、致し方ない。ただ、そんな寺坂は、大石から生き残るという役割を与えられた設定である。瀬尾の最期を看取った後も、寺坂は自害する事は許されず、役割を果たし続けなければならない。瀬尾が最期に切腹して自分の役割を全うした事に対して、生き残る役割を与えられた寺坂。この対象が、本作を見終わった後に深い余韻を残す。2000年頃から時代劇の新時代とも言える。様々な秀作・良作が生まれたが、本作の出来はその中でも特筆できると思う。ドラマ『北の国から』の演出で有名な杉田成道が監督しているが、本作で映画史にもしっかりと足跡を残したと言える。役者について言えば、役所広司が素晴らしい。元花魁を演じた安田成美も良かった。また、長沼六男に撮影も素晴らしい。『魚影の群れ』『学校シリーズ』『たそがれ清兵衛』など、素晴らしい映像をたくさん残しているが、本作の映像もまた、長沼の代表作だと思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "けっけっ傑作だー\n す、す、素晴らしい。日本映画も捨てたものではない。近年稀にみる傑作。日本人とは何か、日本とは何か。生きるとは何か。つくづく考えさせられる。日本映画の傑作、雨月物語までも彷彿させる素晴らしい傑作。 " + }, + { + "date": "2014-04-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "感動するけど、残念ながらあまり面白くない。\n 忠臣蔵とからめて、泣ける演出がかなり入っていて、役所さんの演技もうまく、その辺はいいと思った。ちょっとやりすぎだろうと思うところもあったけど、まあまあ感動できた。でも、残念ながらおもしろくない。派手なチャンバラもないし、魅力的な悪役も出てこない。いくら時代が違うとはいえ、登場人物が全員善人というのはないと思う。(全員悪人はありえるかも?)最初の方の、なにか危ないことが起きそうなワクワク感が、見ているうちにどんどんなくなって、先が見えてしまった。役所さんの演じている孫左衛門もちょっといい人すぎる気がする。演技はうまいんだけど、キャラクター的に、人間らしい煩悩というか、迷いみたいなものが、まったく感じられなかった。この映画の場合、究極的ないい人でないと、泣かせる演出ができないから、しょうがないのかもしれないけど、どう見ても人間離れしている。一番気になったのは、ラスト。すごくかっこいいし、泣かせるんだけども、それは違うだろうという気がした。むしろここからが本番、これからいろいろ問題が起こりそうな気がするんですけど・・・? " + }, + { + "date": "2013-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ななみちゃんの演技に脱帽\n 忠臣蔵が日本人の根底にあると思わせる映画。忠義、人情、本当によく表している。そんな中で見せる愛情。美しい日本の風景をバックに。とにかく深い。いろんな形の愛情ってあるんだなと思った。しかし、桜庭ななみちゃんの美しさ、演技の素晴らしさ。涙を流し放題だったり、寸止めでこらえたり。自在という感じだった。なんでそんな演技できるんだろう。って思いました。とにかく彼女、すごいです。 " + }, + { + "date": "2013-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "★ 素晴らしい映画 ★\n もう言葉では良い表せないくらい、素晴らしい作品だと思います。この時代だからこその男気・信念・忠誠。涙が止まりませんでした。是非皆さんに見て欲しい作品です。 " + }, + { + "date": "2013-02-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 直前に観てたTV時代劇「上意討ち」(田村正和主演)の方が一瞬も飽きさせなかった。何度途中で見るのやめようと思ったか。主人公が切腹するシーンは泣いた。歳とって涙腺が脆くなったからだきっと。区切り区切りで出てくる文楽人形を出す事の演出意図がわからず「(演出が)下手だな」と思った。役所さんは「KAMIKAZE TAXI」を見て以来の私の中で「最も注目すべき俳優」の一人だがその究極のオーソドックを極みつまりケレンミが足りない所が時々残念に思うところではある。今回もご他聞にもれず。 " + }, + { + "date": "2012-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい作品、邦画の雄!\n まず、素晴らしい作品に出会えた興奮を皆に伝えたい。不覚ながら、涙が止まらなかった。素晴らしい、確かな演技力と、シナリオ、音楽。そして、美しい季節の移り変わりの描写。全てが近年の邦画の中では最高の評価としたい。役所広司はもう流石の主役の演技力。重鎮です。信念を貫く、忠義の男を実直に演じています。それに、ストーリー上のカギとなる熱い男、佐藤浩市。これまた、必要以上に重要ながら、さりげない演技。最後に新人とはとても思えない、繊細な演技の桜庭ななみ。この3人の紡ぐせつないも、感動的なもう一つの忠臣蔵。いやーもう、これは凄すぎる。正直、表題からは想像もつかない面白いストーリーでした。何となく、年末になるとえんえん繰り返される、おなじみの忠臣蔵かと、思っていたので、「おや?」という感じで魅入ってしまいました。冬、秋、春の季節感もうまく取り入れた絵面もきれいでBGMとマッチしてこの作品の魅力となっています。仕えた主君の為に、「卑怯者」と罵られても自分の意思は捨ててその想いに一心に応える。まさしく、忠義の人をこんなシナリオで演じるなんて・・。嫁入りのシーンで自分は不覚ながら涙が止まらなかった。娘の嫁入りがダブったのではない。男が生涯を賭けて打ち込んだ結果がはっきりと出たからだ。誰にも打ち明けられず、孤独で自分の心(気持ち)さえも隠して打ち込んだつらい、つらい16年を思っての我が涙である。また、それを察した佐藤浩市の想いもその感情にさらに感情を湧き起こす。女の気持にも揺らがず、最後は自害して主君の元に逝く。むしろ異常な同性愛的な重いさへ感じてしまう。だが、私は思う「ザ・サムライ」とはこうあるべきなのだ。男の生き方はこう有るべきかな。そして、その爪の垢でも煎じて飲む様にしたい。満足感一杯でした。 " + }, + { + "date": "2011-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技が映える!\n アクションシーンがほとんどないため、役者の人たちの演技がとても映えていました。どのシーンをとっても素晴らしかったです。改めて役所広司という俳優のすごさを実感しました。他の役者さんたちにもとても目をひかれました。「忠臣蔵」に詳しくない自分は、討ち入りから何年もたったのに、切腹しなければいけなかったのかと思うと同時に、新たに大切な人を作り、その人と幸せに、自分が育てた子の将来を見守るという選択はできなかったのかと思いました。しかし、嫁入り行列のシーンでもわかりましたが、それだけ大石という人は素晴らしい人間だったのでしょう。全体を通して静かな作品ですが、それによって登場人物たちの心情が浮き彫りになったように思います。そして役者の人たちの素晴らしい演技や、カメラワーク、音楽によってとても美しい映画になっています。最後までとても楽しめました。 " + }, + { + "date": "2011-02-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "時代劇ブームの真打ち\n 生き残った2人の武士に託された使命の重さを日本の美しき四季となぞらえ、繊細にかつ壮大な人情噺に仕上がっており、昨今の時代劇ブームの真打ちと評しても過言ではない力作で最後まで大号泣し、涙がとまらなかった。『忠臣蔵』ならではの武士道を貫く男臭さと、人形浄瑠璃を取り入れた語り口はチョイと堅苦しいかな?と出足に不安を持ったが、敷居の高さを感じさせず、世界観に心酔できる。純粋に感動できたのは主役2人のストイックな侍魂、協力する太夫の安田成美、上司の伊武雅刀etc.周囲の粋な計らいもさることながら、主君の忘れ形見の姫御陵・可音様を可憐で瑞々しく演じた桜庭ななみの眩しいぐらいの存在感。全ては彼女に尽きる。ストーリーとは別に、彼女にも百点満点。つまり、今作は2百点満点である。では最後に短歌を一首『討ち入りの 果ての天命 尽くす四季 華と刀は 運命に染まる』by全竜 " + }, + { + "date": "2011-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "クオリティはなかなか\n 映画としての完成度の高さに感心しました。ちらほらと指摘されているようですが、カメラアングルが微妙で巧妙、勧善懲悪お涙頂戴これみよがし的に接写のオンパレードなんて皆無、淡々としたやや引いた位置取りが観る者にとても安心感を与えてくれます。役所浩司さんもよかったが、佐藤浩市さん光りました。世俗と隔絶したお嬢様役を好演、桜庭ななみちゃん、ひょっとかすると化けるかも。大向こう張った時代劇とは一線を画する、溝口~小津テイスト溢れる好作といえましょう。 " + }, + { + "date": "2011-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごくいい!!!\n 期待しないで1000円の時に見たのですが、日本の武士の心意気をすごく感じる★素敵な映画です!!!役所さんと桜庭さんの切ない感じがものすごく泣けます。ぜひ、いろんな人に見てほしい映画です♪♪♪ " + }, + { + "date": "2011-01-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の忠臣蔵\n 役所広司さんと佐藤浩市さんの演技に脱帽させられる作品です。観終わった後には儚くも美しい武士道に涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2011-01-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい!\n 内容、演技、ともに素晴らしかった、なんの期待もせず見に行きましたが、あっという間に終わってしまった。カメラは長回しで表情の変化を捉え続け、感情がひしひしと伝わってきます。最後に主のもとに行けたのは本人にとって幸せであったのだろうと思った。かたくなでけなげ、武士道とは美しく悲しい " + }, + { + "date": "2011-01-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか味わい深い作品\n  2010年の最後に『最後の忠臣蔵』を観てきました。 私は、赤穂浪士の話は、何となくしか知りません。それでこの映画を見ても充分理解できないのではないかと心配でしたが、私が知っている知識だけで充分楽しめました。 “忠臣蔵”だけあって武士の忠義の話ですが、その徹底ぶりが尋常ではありません。役所広司演じる孫左衛門は、苦悩や誘惑に直面しても、常に忠義を貫きます。それも、彼の主君はすでにこの世にいないのに。彼の穏やかな口調、抑えた演技から、その忠義があらがいがたいものという以上に、彼にとって当たり前のものだということを感じさせます。 どこまでもそんな調子かと思ったら、クライマックスに、彼の苦労が報われたと感じさせるシーンがあって、予想以上に感動してしまいました。我ながらニッポンジンだなあ(^^;)。 役所広司、佐藤浩市の演技は、毎度おなじみ、安心感があります。役所広司は『十三人の刺客』でも武士の役でしたが、どちらかと言えば『最後の忠臣蔵』の方が、彼らしい役のような気がします。 桜庭ななみは、かなり頑張っていたと思います。彼女、CMぐらいしか見たことがなくて、特に関心もなかったのですが、意外と魅力的でした。安田成美の芝居は久しぶりに見ましたが、もうベテランの風格(^^;)。 シネコンでは、どの劇場で上映するか、どんなスケジュールで上映するかを、客の入りを見ながら判断しているような気がします。この作品は、あまりお客さんが入っていないのか、小さい劇場で上映回数も少なめ。今日も、私を含めて5人ぐらいしか観客がいなかった様子でしたが、いやいや、なかなか味わい深い作品だと思いました。 " + }, + { + "date": "2011-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の忠臣蔵\n 観終わって、こんなに違和感を感じた作品はない。なるほど丁寧に作られた作品であることは認める。題名の大仰さ連続テレビ・ドラマのときとは異なり尺数に限りがあることも理解できるが、我慢できないのは三つある。「姫さま」「姫様」と内匠頭のご落胤でもないのに田舎大名の城代家老の妾腹を称えることである。(本妻のりくが出て来ないし、この子供たちが可哀相)次に婚礼の席に落ちこぼれの家臣たちがやたらに出てきて連なること。(茶屋は豪商だから平気だろうが)もうひとつは、嫁入りしたとはいえ幸せになるかどうかわからない。秘かに見守るのが孫右衛門の勤めではなかろうか。しかも、内蔵助が証として残した裃を娘にやるのではなく、自分が着用して切腹してしまう。(主君からの拝領物を己の血で汚すなんて理解できない)原作を読んでいないので、原作かシナリオの責任か不明だか、浄瑠璃を使った手法も今更ということで退屈。「最後の忠臣蔵」というより二番煎じだが「珍説忠臣蔵」というタイトルの方がふさわしい作品だ。既に「忠臣蔵」を知らない若い人たちが多い。この作品を本当に理解できるかどうか? " + }, + { + "date": "2011-01-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "うちは、孫左が...\n 年齢層が高い劇場。きっと先輩たちには、感動あり、共感ありなのでしょう。上手くもない殺陣は短めで良いし、いかにもな作りと、桜庭ちゃんの演技。浄瑠璃が手伝って、知らない間に、うとうとと。私にワビサビがないんでしょうが。 " + }, + { + "date": "2011-01-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "サムライ魂\n あまり期待していなかった。でも見ている内にぐいぐいとひきつけられていった。発想が面白いと思いました。大石内蔵助の忘れ形見を育てると言うものが。四十七士で活躍できなかった。赤穂のサムライの気持ちも良くわかり、最後に育てたサムライが事を成しえて切腹する姿は、日本人でなければ、わからないだろう、又今の若い人にもわからないのではないかと思いました。映画館ではすすり泣いている人があまたいましたが。私は主人公は本望なので、涙は出ませんでした。 " + }, + { + "date": "2011-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "赤穂侍の忠義......感動しました。\n 赤穂侍の忠義......感動しました。撃ち入りまでの忠臣蔵は良く知ってますが、その後、こんな感動的な話があるとは思いませんでした。大石内蔵助に重要な使命を託され、撃ち入りに加わらなかったという汚名を背負いながらも一番の忠義を果たす瀬尾孫左衛門......感動的でした。ストーリーが進むにつれ、如何に大石を慕う侍達が大勢いたか.....凄い人物だたんですね!嫁入りまで10日待って欲しい.....可音さんは、その間に感謝をこめて素晴らしい贈り物を.....その香の設定も新鮮でした.....。可音さんの嫁入り行列に続々と集まる赤穂侍達.....涙が止まりませんでした。そして、婿の待つ屋敷内へ入る直前の可音さんを笑顔で見つめる役所広司の満面の笑顔.....素晴らしかったです.....。ここで、エンドロールの方が感動的だったかもしれません....。その後、赤穂侍の真の忠義を見せて頂きましたが......。 " + }, + { + "date": "2011-01-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "確かに「最後の忠臣蔵」\n 私としては、おすすめできる映画です。瀬尾孫左衛門(役所)は随所に「拙者は武士ですから」ということにこだわり、武士に徹した生き様を貫くわけですが、大石家の使用人に過ぎなかった瀬尾がここまでストイックな生き様に徹しなければならない時代には、病的なものを感じました(これが事実とすればですが)。Wikiによりますと、吉良邸討ち入りは元禄15年12月14日(西暦1702年1月30日)とありますので、江戸幕府となってより100年ほどのころですね。つまり、戦国時代が終わってから100年ということですが、この100年の間に「武士」というのは「立身出世を目指す合理主義者」ではなく、「世襲の非生産的支配階級である武士は、忠義を売り物にする無能者・形式主義者」に成り果てた、というのはよく言われるところですが、ついそのような感覚で観てしまいました。いろんな意味で「大変な時代だナー」とは思いますが、小沢一郎に忠誠を誓う議員集団とか見ると、世襲化した議員さんたちもやっぱり非生産的で無能な形式主義者なんだろうなぁ~とか思ったりして、妙に納得したりする。そりゃ~結束が固い訳だ! " + }, + { + "date": "2011-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画は正月映画だったのですね。失礼しました。\n 昨年末に劇場で観ました、流れるような映像。合間合間の人形浄瑠璃。一つで二つ...得をした気分でした。この映画、とにかく男性陣が美しい。「十三人の刺客」でまとめ役だった?主演の役所広司さんはこの映画で思いの丈を存分に出し切った。自分の子供も上手く育てられなかった私は、彼の愛が痛い!彼の愛は父親の愛。私はそう思う。可音(桜庭ななみ)の思いは淡い初恋でしょうが、彼にはそれ以上はなかった。すべては忠義。?私はそう思う。(パンフレットを読むとそうでもないみたいだけど)評判の桜庭ななみちゃんは、それほど大輪の花を咲かすとは感じられなかったし...久しぶりに観る安田成美さんはすっかり萎んでいるし...でも、今回は男性陣を引き立てるには十分の演技力だったと思います。とにかく涙が溢れました。 " + }, + { + "date": "2011-01-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "武士ですから。。。\n どこまでも「武士ですから」という作品ではあるのですが、刀を抜いて敵を倒すために戦うという武士の生き方とは違う、罵られ足蹴にされてもただただ無言で「守り抜く」という一途な武士でした。武士として最も恥ずべき汚名を着せられることを承知の上で、使命を全うするためだけに生き続けるストイックな彼なりの武士道は、例え不器用であっても潔く、心打たれるものがあります。要所要所に登場し映画を暗示する人形浄瑠璃の曽根崎心中とともに、茅葺の民家の佇まい&そこへ続く竹林の道&京都の美しい情景描写etc.豊かな文化が堪能できる格調高い雰囲気も、丁寧に美しく撮られており、まるで別世界のようです。また安田成美さんの最後の手段、最終兵器にはまさかと思いつつ、全てを悟っている彼女の想いの深さ&潔さを垣間見たようで、いきなりの異和感はあったものの、あとからグッとくるものがありました。ラストは想像通り赤穂浪士としての誇りをもって『忠臣蔵』を踏襲するのですが、たぶん頭では解っていても心がついていきませんが、『忠臣蔵』である以上これで良かったのだというよりも、どんな時も武士であった彼に、そうさせてあげてほしかったという想いです。役所さんが武士の顔に戻る場面&回想シーンにはたまらないものがありました。お伽話のような魅力もあり、竹林の間から日が差し込むこの世のものとは思えない幻想的な光景とともに、思わず背筋を伸ばしてしまう古典的美しさにも彩られた世界は、静かに心に響いてくる日本人だからこそ描ける世界なのでしょう。『忠臣蔵』が武士として尊ばれる“死に様”を描いているとしたら、この作品では逆に“生き様”&16年の時を経て甦る忠義の絆を根底に、未来に繋がる前向きな要素が取り入れられているのが新鮮です。 " + }, + { + "date": "2011-01-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "完成度の高い職人芸。\n 今作の後にも年内は何本か観てるんだけど^^;年の締めくくりに相応しく素晴らしい作品だった。(例のサムライシネマキャンペーンもこれが最後)…なんだろうか、この完成度の高さは。。主役の二人+娘の見せ場はもとより、とにかくその場面毎の風情がタダモノではない。雪(は監督的に萌えるんでしょうが^^;)以外でも、竹林・紅葉に彩られた四季の美しさ、古民家の細部まで丹念に作られたセットの凄さ、所々に挿入される人形浄瑠璃の様式と格式美、照光の使い方(特にロウソクの灯)の的確な暗さ、それぞれの衣装の色との相性もバッチリ決まり、もうまるで、職人芸の世界。この、要所要所での職人の的確な仕事ぶりが、俳優陣にも伝わったんじゃないだろうか。更に的確な演技の役所広司には非の打ちようがない。彼に主演男優賞をあげたいくらいだ。なぜこの物語がこういうタイトルなのか、は彼の名演技で明らかになるが、それにしても…劇場を出るまで涙がボロボロ流れて止まらない、私も桜庭ななみ同様、孫左~孫左~(T_T)だった。討ち入り直前に、大石内蔵助からの密命を受け「死ぬことが許されなかった」赤穂浪士のふたり。16年という歳月がどれほど長かったか(あるいは)愛しかったか、辛かったか…まるで計り知れない。しかし主君に忠義を尽す、という武士道の魂は彼らの胸奥にしっかり根付き全く揺らがなかった。それが故の悲しい結末が「忠臣蔵」となるのだが、果たして本作の結末は…。サラリと大石内蔵助を演じた片岡仁左衛門、重要なお役目を演じた「北の国から」のあのヒト^^;、美しすぎる安田成美、と豪華な顔ぶれに劣らない、しっかりと筋の通ったテーマが最後まで続く。私的に娘・可音とのケンカのやりとりなどが長いと感じるシーンもあったが、その娘とのいきさつが走馬燈の如く回想されるシーンでは、涙・涙・涙。。娘を嫁がせる迄の父の気合と、忠誠を誓い使命を全うする男。頑固なまでに筋を通そうとする男を不器用と見るか、潔いと見るか、扱い難いと感じるか、美しく思うか。その全てが武士道に通じるような気がしてならない。(可音が嫁いだのは商家。親心としてはそうなるか…) " + }, + { + "date": "2010-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本男児此処に有り\n 新渡戸稲造然り、武士とは格有りなん。GHQ潜入以来、目先の欲に駆られ何の為に存在しているのかも忘れ只只肉体をやり過ごして居る昨今、壮絶な死に様に、十六年と謂う月日を一瞬にして縮めた孫左衞門の生き様を視、当時の男のなんと気高き事かと敬嘆した。他国にこの様な史実が在るだろうか、今尚、日本文化を推奨する日本映画界に改めて称賛の意を表したい。 " + }, + { + "date": "2010-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動感動やな\n こうあったという武士の生き方を教えらました。男は自分をすてて主に忠実につかえ、女は見ず知らずの家に嫁に行く。どんなことがあっても自分の感情をすてて、すごいな昔の日本人は。 " + }, + { + "date": "2010-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後が納得いかない(>_<)\n 映画では終始、桜庭ななみさんの演技と美しさに圧倒されました。役所さんも良かったですね。十三人の刺客の役よりもハマっていたと思います。誰かに尽くすタイプなんですね。きっと。映画のテンポも良く飽きる事なく見れましたが、が、が、しかしあのラストはどうも納得出来ない気持ちでいっぱいです。切腹する前に可音と過ごした日々を思い返すほどなら、思い止まって欲しかった。嫁いだ後も彼が生きていれば支えになったはず。生きて責任をまっとうするのが本当の武士道だと思います。しかしここまで怒りが込み上げてくるほど作品の出来が良かったのでしょう。今年の時代劇映画No.1です。 " + }, + { + "date": "2010-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "\"侍\"の生き様でした\n 愚直で誠実な、瀬尾孫左衛門という\"侍\"の生き様でした。祈るような気持ちで観終えました。討ち入りまでの2年も長かったことでしょう。それを耐えた上での前夜逐電、\"侍\"を封印し、汚名を晴らす術のない16年はどれほどの長さだったのでしょうか。寺坂吉右衛門、彼の存在が瀬尾に光を与えていきます。もう、その辺から涙が止まりませんでした。配役もピッタリでした。桜庭ななみさんの美しさとがんばり、素晴らしかったです。時代劇って、\"△に波\"とかで始まると無意識に思っていたらしく、\"▽にWB\" にビックリ、劇場間違えたかと…。ワーナー配給で、日米同時公開でしたね。すごい。 " + }, + { + "date": "2010-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "大石内蔵助、もっと先を読んでよ\n 映画「最後の忠臣蔵」(杉田成道監督)から。夫婦ペア割引で、一緒に鑑賞した妻は、帰り道で「大石内蔵助、もっと先を読んでよ」と怒っていた。(笑)その原因は、大石内蔵助が、討ち入りの事実を後世に伝えるため生かされた、寺坂吉右衛門(佐藤浩市)には「生きて生きて、生き抜くのだ」と命令し、「これがそちの大事な役目だ」と送り出したにもかかわらず、自分の隠し子を守るために、密かに討ち入り前夜に逃亡させた瀬尾孫左衛門(役所広司)には、「生きて生きて、生き抜くのだ」と命じなかったことに、納得がいかない様子だった。目的を果たした武士(孫左衛門)が「武士道」と称して割腹自殺するのは本人の勝手だが、赤子から育てられ、全てにおいて頼りにし、恋心まで抱いていたていた孫左衛門がいなくなったことをのちに知った時の、姫の悲しみは、計り知れない・・と言うことだろう。「私が嫁いだから・・」と結婚を後悔するシーンは、私でも想像できる。だからこそ、大石内蔵助の隠し子を16年間育てた孫左衛門に「生きて生きて、生き抜くのだ」と命じて欲しかったようだ。最後の悲しい結末に、横で泣いているのかと思ったら、その原因となった「もっと先を読まなかった、大石内蔵助」に憤りを感じていた妻が可愛かった。 " + }, + { + "date": "2010-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "武士の生き様\n 今の世はどれだけ短い時間の中でどれだけたくさんのことを出来るか、というのが重視されるけれど長い長い時間をかけてたった1つのことを為し遂げる、それがどれだけ凄いことか。ラストはもっと、どうにかならなかったのかと思ってしまうけれど。これしか選べなかったんだろうな。。心に残りました。 " + }, + { + "date": "2010-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "秀逸な作品だと思います。\n まず、映画館に入って思ったこと。あらっ、おじいさんおばあさんが多いわね~。「忠臣蔵」って、日本武士の生き様をしっかり表したものですね。そんな忠臣蔵の16年後の話。身分は低くとも、武士として凛と生きる。誰一人わかってくれる人がいない中、やり通さなくてはいけないこと。生きることの辛さ、悲しみ。≪武士とは不自由なもの≫孫左衛門が守り抜いたのは、可音だけではなく、藩がなくなり、主君を失い、自責の念にかられながら生きる赤穂の元家臣達の、拠り所をも守っていたのですね。役所さん、佐藤さんは元より、桜庭さんの存在感が話が進むに従って増してきました。登場された皆さん、素晴らしいと思いました。俳優さん達だけではなく、セットの素晴らしさにも驚きました。すべてが、しっくりと馴染んでいるのです。茶屋四郎次郎の大きな邸宅。店先。庭。孫左衛門と可音が暮らす粗末な家。かまど。屋根。夕霧の住む趣のある家。浪士の遺族が住む粗末な小屋。新藤のお屋敷。その違いが、柱の一本であったり、壁の塗り方、剥がれ具合、畳の良さや粗末さ、掛け軸、襖など、隅々まで行き届いていたと思います。人形浄瑠璃の使い方も、効果的だったと思います。原作者池宮彰一郎は、晩年盗作嫌疑をかけられたのでしたね。真偽のほどはわかりませんが、そんな原作者が生きた時代と、孫左衛門の生き様が、何だか重なって・・・、上映終了後も涙を拭きながら、しばらく席を立てませんでした。 " + }, + { + "date": "2010-12-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見入る!!!\n 人形浄瑠璃に心情を代弁させすぎ感があれど,生かされた3人,三者三様の16年間を背後に据えて,台詞少なに紡ぎ上げた葛藤のドラマは,静謐で美しい感情表現が豊かで,見応え満点。瀬尾孫左衛門を演じた役所広司が素晴らしい。心が揺れ動きながらも,潔く黒子に徹して生き抜く姿は気迫に溢れ凛々しい。愚直なまでに従順で不器用な男の生き様に泣いた。忠義に殉じる侍の悲哀と覚悟を真正面から捉えた作品。ラストが物凄く切ない・・・ " + }, + { + "date": "2010-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "今年いちばんの時代劇\n 共に討ち入り、共に死すはずの赤穂の義士から外れてしまった二人の武士が歩んだ16年の歳月の重みがよく出ている。とくに、その重みを知る吉右衛門が孫左衛門の使命を知り、裏切者と謗りを受け続けてきた孫左の労をねぎらうシーンは泣ける。佐藤浩市が巧い。役所広司は、人を束ねる「十三人の刺客」よりも、今作のように護るべき人がいるような役のほうが似合う。小道具や光の具合に気が配られた屋内、竹の緑や紅い葉など四季を彩るロケーションも綺麗だ。横幅が小さいビスタ・サイズながら、実直で無駄のないカメラによって充分な情報量を引き出す。また、義に生きる武家と業に生きる町家の対比がよく描かれ、武士の生き様をラストに据えた構成が、この作品のテーマを引き立たせる。ただ、人形浄瑠璃の「曾根崎心中」を挿入した意図がよく解らなかった。それに、挿入回数がややしつこい。共に死すと約束した孫左衛門と吉右衛門の間柄を指したのか、それとも孫左衛門と可音ふたりの情愛を指したものか?孫左は武士の道を全うし、可音は内蔵助の血筋を残す役目を背負う。両者、個として生きることを自ら閉ざす。ある意味、“心中”と言えなくもないが・・・。可音が嫁ぐとき、孫左衛門が声に出さずに口だけで最後の言葉を可音に掛ける。それは「幸せにおなりください」ではなく「幸せにおなりなさい」に見える。家臣ではなく、父としての餞(はなむけ)に違いない。今年観た時代劇、SF「ちょんまげぷりん」は別格として、「必死剣 鳥刺し」「十三人の刺客」「大奥」「桜田門外ノ変」「武士の家計簿」「最後の忠臣蔵」のなかで、今作が一番の出来。 " + }, + { + "date": "2010-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "犬死に賛美?\n 四季の変化が織りなす美しい風景。登場人物たちの所作の美しさ。日本の伝統美がしっかり描かれた映像には、「日本人に生まれてよかった」と、素直に思った。 しかし、「さむらいの生き方」として、主人に命を捧げるという心根のあり方には大いに疑問を感じる。ひとの命を、自分の命を何だと思っているのか? あのような生き方、死に方を有難がっているとは、なんと人命の安い国であったことよ。 さむらいなんてものが滅んでよかった。 武士道? 糞喰らえだ。 " + }, + { + "date": "2010-12-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動しますよ。\n 何となく期待もせずに見に行ったのですが、なかなかのストーリーで感動します。桜庭ななみさんは、きれいでした。役所広司さんも佐藤浩市さんもさすが演技が自然でした。 " + }, + { + "date": "2010-12-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けた、感動した。\n 時代劇でこんなに号泣したのは初めてかもしれない。話としては複雑でもなんでもないけど、竹やぶや人形浄瑠璃が情感に訴えて来る。それに桜庭ななみの白無垢姿はとても美しい。 " + }, + { + "date": "2010-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何のために生きるのか\n 池宮彰一郎の同名小説の映画化作品。12月といえば「忠臣蔵」。いわゆる「赤穂浪士の討ち入り事件」を題材にした作品は枚挙に暇が無いけれど、この「最後の」というタイトルは一体どういう意味なのだろう...?そんな素朴な疑問を抱きつつ観たこの映画。主演に役所広司、準主役として佐藤浩市を配してはいるけれど、ちょっと地味で渋い印象だったな。ストーリーは「忠臣蔵」と言っても定番の【討ち入り】を題材とはしておらず、簡単に言えば【討ち入り事件のその後】【残された人生】を描いている。そこに「最後」の意味が含まれている感じ。佐藤演じる「寺坂吉右衛門」は、罪人として処罰される浪士たちの残された親族に力を貸すという使命を受けて生き延びる。そして主役・役所の演じる「瀬尾孫左衛門」は討ち入りの立役者である主「大石内蔵助」からの重要な密命を受けて討ち入り前に逐電(脱盟)する。その密命とは大石の【隠し子(赤ん坊)】を安全に逃がし育て上げるという大役だった....。仇とはいえ、徒党を組んで夜襲をかけ重臣殺害に及ぶという犯罪者から一転、忠義に殉じた義士ともてはやされた四十七士。一方で切腹することも許されず残りの人生を使命のために生きる者。その対比が哀しく映ったな。また、食い詰め浪士が武士を捨てたような姿に身を変え、人知れず隠遁生活の中、それでも心に秘めた忠義心に生きる姿が切なかった。しかしながら男としては、この「武士の生き様」には強い憧れを感じてしまう。「生きる指針」「自らの使命」が明確になっている生き方はとってもうらやましく思えるから。今の時代「何となく、成り行きで生きている」という人ばかりなのではないだろうか? もちろん自分も含めて。自分が何のために生きているのか、そんなことを考えることも滅多に無いのではないだろうか?目的地を失った現代人。確かに文明は栄えて便利にはなっているし、一定の自由は手に入れているけれど、精神的には不幸になっているように思えてならない。もちろん、別の視点で見て考えれば、この封建時代も、そして近代の軍国時代も、「幼少時代からの刷り込みによる滅私思想」なのかも知れない。それでもなお、根無し草のように地に足の着いていない現代社会の我々に比べ、よっぽど精神的に安定していた時代だったように思えてならないんだよね。映画の終り、瀬尾孫左衛門はついに長年の使命を終え、亡き主に預けていた命を返却される。そしてついに、その命を自分の意思で使うことが許される。彼はきっと達成感と大きな幸せに包まれた人生を実感できたのではないだろうか...。作品の見所としてはこの他、同じ目的に生きた者達の強い心の絆、そして孫左衛門と可音(大石の忘れ片身)の愛情や心の機微等、と、胸をうち涙腺を刺激する場面も多くあったよ。地味な作品ではあるけれど、大人の鑑賞には充分耐えられる佳作だと思ったな。うん。 " + }, + { + "date": "2010-12-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年一番の作品に出会えました!!\n 大石内蔵助率いる赤穂浪士の討ち入りで生き残った二人互いに生き残ったゆえの辛い生涯同じ苦しみを堪え、16年間生き続けてきた二人が再会する。武士の揺るぎない忠誠心与えられた使命のために生き、使命を果たしたのち、抜け殻のように逝く武士の生き様は実に簡潔明瞭けれど、そんな使い捨てのように見える彼らにも生きた証し、想いはそれぞれ持っている。観終わって、今の日本にこの時代のまっすぐな忠誠心のカケラでもまだ残っているだろうかと感じました。全く別の世界のことのようだけど、これはここ日本で起こった事なんだと考えるとなんだか信じられなかった。役所さんの演技、スクリーンで見たのは初めてでした。最後の切腹シーンとか、回想している時のアップの表情黙ってても語りかけてきます!!!!この作品は絶対に見たほうがいいです後味はうまく言葉にできないけど、見た人の現在の立場によって感じ方は様々だと思います。母、父、子それぞれで感じる所があるような気がします。何度もいいますが、これは是非みましょう絶対です! " + }, + { + "date": "2010-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けました\n 忠臣蔵や時代劇に、強い興味はないので、どうかな~?と思って見に行きました。役所広司さんと佐藤浩市さんの演技はもちろん、桜庭ななみさんの透明感のある演技も良かったです。殺陣のシーンはそんなに多くなく、むしろ女性も見やすい時代劇だと思います。 " + }, + { + "date": "2010-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "納得がいきません!\n 映画は派手さはありませんでしたが、話にのめり込み易く、感情移入もすごかったです。いい映画だと思います。しかし、映画の最後の終わり方には納得がいきません。映画を見た後に感情的になるのは、ある意味、監督さん思惑通りなのでしょうか?それなら、映画の最後もしかたないのでしょうか?それでも、最後は絶対納得がいきません。 " + } + ] + }, + "174": { + "title": "ステキな金縛り", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "中途半端\n 伏線が全然回収されずに終わり、とても残念。法廷なのだが、ロジカルな部分が全く見えず、モヤモヤが募るばかり。。。主人公のアホさのみが積み重なっていく。。。現代と昔々の両方で、無実の罪を問われた同じ境遇の者が、不名誉を晴らすという同じ目的のために頑張っていたのではないのか。結局、侍の不名誉は晴れず、なんの根拠もない、先祖を信じる子孫が慰霊碑建てて終わる。世間的にはむしろ蔑まれて終了。主人公がホウジョウという特殊な名字だったので、侍が裏切ったという濡れ衣を着せられた主人と関係性が出てくるのか?姫と呼ぶくだりもあるし、父親の霊もいい感じで絡んできて、もうひと物語あるのかな?と思いきや、全然そんなこともなく。父親の出方、微妙すぎる、ストーリー的には何も意味ない。ていうか、阿部寛の役、死ななくても。。。無理やりすぎて。。。いろいろ冷めた。とりあえず主人公がアホすぎて魅力がなくて、全く感情移入できなかった。役者さんたちはみんな好きだし、演技もうまかっただけに、残念。エンドロールでは出てきたが、彼氏と別れたまま、なんの解決もせずに終了したのも、不服。作中で意味をなさないなら、あんなに彼氏とのシーンを入れなくても良い。主人公の成長だとか、そこに重要な役割を果たすんじゃないのか。エンドロールで、結婚しましたー子供産みましたーだけ見せられても。。深津絵里は相変わらず歌が上手い。 " + }, + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画コメディの傑作\n オリジナル脚本でここまでのレベルのモノを作る技量たるや、感嘆ものである。三谷さん 最近不調だが、又このレベルの作品を是非お願いします。 " + }, + { + "date": "2019-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": ".\n 自宅(CS放送)にて鑑賞。三谷幸喜脚本・監督作。この監督の法廷モノと云えば、自らの劇団の人気舞台で中原俊が監督した『12人の優しい日本人('91・三谷幸喜脚本)』を想起するが、アチラは架空の陪審員裁判劇で物語も終始法廷内。本作は法廷だけに留まらず、サイドストーリーも盛り込みスケールアップし、盛り沢山な内容。ただ相変わらず色々詰め込んだ感があり、個々のエピソードが薄っぺらく取って附けた様。親子愛のシーケンスもわざとらしく諄い。ラストもダラダラし冗漫気味。もっとサラッと終わった方が後味が佳い。60/100点。・劇中、小日向文世の“段田譲治”の件りで登場するF.キャプラの二作──法廷で正義を貫く『スミス都へ行く('39)』と天使が物語の核となる『素晴らしき哉、人生!('46)』は、恐らく本作に大きく影響を与えていると思われる。・三谷組常連の戸田恵子、他作ではコールガールや派手な役回りが多く、その意味で本作での地味で不気味なしかばね荘のおかみ“猪瀬夫人”は印象深い。そして何より、前作『ザ・マジックアワー('08)』と同じ役所の佐藤浩市──“村田大樹”のファンになりました。・鑑賞日:2013年2月3日(日) " + }, + { + "date": "2019-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜ワールド全開。 幽霊が法廷で証言する。よくこんなこと考えつ...\n 三谷幸喜ワールド全開。幽霊が法廷で証言する。よくこんなこと考えついたもんだ。いろんなギャグが仕掛けられているので、誰もがどこかで必ず笑います。私は中井貴一がツボでした。なんと豪華な共演陣。それもまた魅力。あんな人やこんな人、いろいろ出ています。ただ少々長い。中盤やや飽きがきます。しかし終盤また盛り返してきます。見て損のない楽しいコメディ作品です。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑いあり感動ありの傑作\n 幽霊が裁判の証人という法廷コメディミステリー。斬新な設定がいかされた脚本は三谷監督の才能が存分に発揮されていて秀逸。笑いあり感動ありの傑作だと思います。出演者も豪華絢爛で楽しい♪ " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白さと切なさ\n 面白かった!大好きな作品です。ラストはちょっと切なくて、心温まる。事件のシーンはさらっとしてるから、裁判の大切なところで風子と鈴子がごっちゃになってしまったけど、満足度は高い。あと阿部寛さんが突然亡くなり、「その設定必要ある!?」と思うけど、ストーリーの流れを見てそれはそれでいっか、という気持ちになる。エンドロールのみに登場する大泉洋にクスッときます。 " + }, + { + "date": "2019-01-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが三谷監督作品、設定もいい、俳優の皆さんも豪華で演技力も最高、ウィットに飛んだセリフもさすがの面白さだった。 でも、脚本があまりに・・・ 映画というより、劇場の舞台の方がむいてるかな\n ステキな金縛り 観終わり。さすが三谷監督作品、設定もいい、俳優の皆さんも豪華で演技力も最高、ウィットに飛んだセリフもさすがの面白さだった。でも、脚本があまりにご都合的で突然の展開で、ぶつ切りになりすぎて ぉ、ぉぅ… って言う感じで、ついていけなくなりそうだった。でも、西田敏行さん、ふかっちゃん(深津りえ)、中井貴一さん、阿部寛さんの掛け合いで全部見られた。事前の評価が個人的に好きな 有頂天ホテル より高かったので、期待値上げすぎたのかも。映画というより、劇場の舞台の方がむいてるかなっていう作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-11-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "脚本がダメなのかな\n キャストは凄いし、熱演だし、それで、これだけ退屈で苦痛なんて。腹も立たない、何も残らない。なんで、これが面白いのか、まるで理解できない。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜劇場\n 完成度高い " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "中井貴一\n 敬遠して見てなかったけれど、面白くて良かった!中井貴一の佇まいが素敵で見直してしまった!!法廷で立ち上がるとき必ずジャケットのボタンをはめ、着席するときは必ずボタンを外す。その動作があまりにいい形で心奪われた! " + }, + { + "date": "2018-01-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪かないけどね\n いや、序盤から笑ったり泣いたり忙しい。そういう映画とは思わずに見てしまったから、かなり泣いた。二幕目の序盤辺りがかなりダレる。あんなシーン必要はない。もっとコンパクトにできたはず。 " + }, + { + "date": "2017-07-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "落ち武者にしゃべらせるというプロットはもしかすると陳腐。 でも、お...\n 落ち武者にしゃべらせるというプロットはもしかすると陳腐。でも、おもしろい。ど過疎の村は三谷幸喜が好きなのかな。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかったー。笑いと涙が交互に出てくる。 落ち武者も嫌疑が晴れて記念...\n よかったー。笑いと涙が交互に出てくる。落ち武者も嫌疑が晴れて記念碑ができるし、殺人の真犯人も捕まるし、父親との再会もできたし、検事も死に目に会えなかった犬と会えたし、ほっこりしたなぁ。最初からスズコさんを出廷させればよかったんだろうけど、それはサラシナロクベーさんがいなければ実現できなかったこと。ロクベーさんが息を吹けたことが一番の功績だね。それにしても深津絵里すばらしい。「悪人」の時の平凡な田舎者とは違って、おっちょこちょいだけど真っすぐな弁護士がぴったりだった。もう彼女しかあの弁護士はあり得ないと思わせるその演技に脱帽!個人的には犬と戯れる中井貴一に一票。 " + }, + { + "date": "2017-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の中井貴一が・・・。\n ラスト付近で中井貴一が「裁判は勝ち負けではないからね」と二回って三回め振り返った時、何も言わないという演出が最高でした。普通ならあそこでもう一回言わせるのに、三谷幸喜は天才だ〜。 " + }, + { + "date": "2017-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 三谷幸喜監督のファンでないので借りるのをためらっていました。でもよかった。深津絵里さん、すてきです。かわいい。ストーリーも楽しかった。飽きる時間がない、とても楽しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷作品で一番すきかも\n 深津ちゃん大好き!かわいいい!!!西田さんは最高の役者さん!三谷さんの監督の映画は大体見てるけどこれが一番好きかも…?と思うほどよかった。怖くない幽霊者もすきだしw中井貴一さんもよかったなー!なーんも考えなくても見える面白いコメディ映画だと思う☆ " + }, + { + "date": "2016-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結構好きだったなぁ\n 賛否両論のある三谷幸喜監督作品だけど私はこの作品好きでした!ちょっとした役に大物出てくるからどのシーンも目が離せないしそもそも証人に幽霊起用するって考えがすごい!そして西田敏行の演技はさすがベテラン!オンオフがしっかりしてるというかふふっと笑わせてくる演技がうまい!阿部寛の死に方はあっけなさ過ぎて笑えましたねw最後のシーン。勝訴するまで見えていたみんなの姿が見えなくなってしまいせっかくお父さんを連れてきてくれたのに( ・_・̥̥̥ )切なすぎました!!でもやっぱり最後は西田敏行で笑わせてくるあたりナイスですね!完 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと長いかなぁ…\n 結構ハードルを下げて見たからだと思いますが、意外と楽しめました。三谷映画らしい笑えるシーンは面白かったです。俳優陣も意外と豪華ですよねwあとこういうストーリーなのでもう少し短めでも良かったかなと感じました。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "コメディー\n 愉快なシーンもあるが、全体的にちょっと長いし、特に心に残らない。この映画の何がいいのか私にはいまいち理解できない。 " + }, + { + "date": "2015-11-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "西田敏行が天才\n 賛否両論…あたちゃんは賛、あたしは否「脚本にかなり無理があるだろぅ、、、」「それが三谷作品じゃん」…つうそれにしても西田敏行が天才ボーナストラックの短編集「ステキな隠し撮り」ボーナスとは思えないほど作り込んでいるこういう脚本を三谷さんは朝飯前に書くのかな(笑)これに付き合った深津絵里くんに脱帽!草薙くんの演技がサイコーだったし…あたしは本編よりこっちのほうが高評価☆ " + }, + { + "date": "2015-11-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "深津絵里の甘い声が耳にそっと残る。\n 深津絵里の甘い声が耳にそっと残る。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。流石三谷監督。いやでもこの人の映画いつも出てる役者一緒...\n 面白かった。流石三谷監督。いやでもこの人の映画いつも出てる役者一緒だよな(笑) " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者さんが最高すぎる!! 面白い!みてよかった!\n 役者さんが最高すぎる!!面白い!みてよかった! " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "軽快でほんわか幽霊映画\n あんまり腕のよくない駆け出し弁護士エミが、最後のチャンスとしてある案件を受ける。被告のアリバイを証言できるのはその時被告に金縛りをかけた幽霊だけ。エミは前代未聞の幽霊証人を法廷に立たせようとする。果たして被告の無実は証明できるのか。有名役者の楽しそうな演技と笑える脚本で、難なく楽しく観られる映画。特に中井貴一演じる敵役小佐野のキャラクターが、出来る検事でそれでいて隠れた面白さもあり、見ていて楽しい。いわゆるファンタジーコメディー映画なのであまり真面目に考えずに観るのがいいだろう。 " + }, + { + "date": "2015-04-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "殺人事件の証人が落ち武者の幽霊とは!\n 人気・実力を兼ね備えた俳優たちの豪華共演が、スクリーンに彩りと厚みを加えていました。少しドタバタした大騒動が泥臭く感じられる場面もありましたが、予期しなかったエンドロールでの更科六兵衛の心霊写真に、思い掛けず心が和んでしまったのでポイントアップです。 " + }, + { + "date": "2015-04-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い!ストーリーもキャストも面白い! からの種田さんの美術が素敵!!\n 面白い!ストーリーもキャストも面白い!からの種田さんの美術が素敵!! " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "あまりステキじゃなかった\n すごく話題になっていたけど、そんなに評判もよくなかった映画。うーん。ちょっとダラダラした感じもあったけど、まあ結果的には面白かったかな。 " + }, + { + "date": "2015-01-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長い\n 笑えるけど長い。クローズド・シチュエーションにならないはずの展開でも、何故かクローズドの雰囲気になってしまうのは三谷作品の特徴。後、舞台感覚になってしまうのもそう。時間の長さは致命的、うまいはしょりで感心する作品を見た事が無い。深津好きで見れたが、深津ちゃんも阿部もいなかったら、地獄の長さに変わっていたに違いない。 " + }, + { + "date": "2014-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これもザ・三谷幸喜\n 初めて劇場で1人で見た記憶がある。笑いあり涙ありのいい作品かと。深津絵里の金縛りに合う演技力は必見。清洲会議は微妙だもんね笑 " + }, + { + "date": "2014-11-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "コメディーな演技は面白い。\n ストーリーはあまりピンと来るところがなく、主張があるわけでもない。ただただ、コメディーとして役者さんの演技が面白かった。家で録画を観たので、声を出して笑った。特に、西田敏行と阿部寛。阿部寛のタップダンスは最高だった。深津絵里は、悪くはないけど、コメディアンとしてはあまり面白いとは思えない。逆に、所々出してくる、役者らしい演技(落武者の喋り方を真似たり、土手で芝居の稽古のふりをするところ)は、声に迫力があって流石だな、と思った。 " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "幽霊証人ここにあり!\n 流石の良くできた脚本と豪華俳優人の持ち味を生かした娯楽作品ですね。言いたいことは山ほどありますが、ひいていうなら幽霊が見える人と見えない人に分けたことで繰り広げられるストーリー展開が心憎い。見えてた人も見えなくなったりしたことで、終盤の切なさが芽生え、見えなかった阿部さんのようにまさかの展開であちらに仲間入りしてしまったり、殺された被害者を現世に連れてこられたら鬼に金棒(笑)細かいこと抜きにしても、やはり深津絵里さんと西田敏行さんのコンビが最強で見ていて微笑ましかったですね。お二人のデュエット曲もとても気に入りました♪ " + }, + { + "date": "2014-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ステキな金縛り\n 三谷幸喜監督の前作のザ・マジックアワーがとても面白かったので公開を楽しみにしていました。感想はとても面白かったです‼︎映画館内で何度も笑いが起こってました(笑)深津絵里さん、西田敏行さん、など豪華俳優陣の演技が好きです。今作で一番のツボは中井貴一さんの役でした(笑)レンタルが出たらもう一度みたい作品です! " + }, + { + "date": "2014-07-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "笑える法廷、開廷!\n とある事件の証人として、幽霊を証言に立たせようとする深津絵里演じる弁護士。しかし、ほかの人には幽霊の存在が見えず…という、設定だけでも既に面白い作品です。三谷幸喜監督作品ということで、コメディ前回の作品を期待していたのですが、意外にもシリアスなシーンが多く、少し期待はずれでした。しかし、設定自体がとても面白いので、どう話が展開していくのか、予想しながら、楽しむことが出来ました。 " + }, + { + "date": "2014-03-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いまくった映画!\n 楽しかった!たくさん笑った映画だった。ボスが死んだとき、あまりにあっけなくて、本当に死んだのか?と思ってしまった。笑あとは、挿入歌の\"Once in the blue moon\"。歌声がすごく綺麗で好き。上映時間は長かったけど、全く飽きなかった。最後のシーン、六兵衛さんが話しかけても聞こえなくなってしまったところ、泣いた。それでもお父さんと会話ができていて、さらに感動。とても良い映画だった! " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "初めての邦画\n 初めての邦画がこの作品で、良かったと今では感じています。西田敏行さんの役者としての技術がものすごく出ていたと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "このテーマでよくぞここまで\n 設定が限定されるので、展開が難しいのだろうが、やや無理やりな感じのするストーリー。西田敏行の落武者も最後は出なくなっちゃうし、姉と妹の真犯人を暴くクライマックスもやや分かりづらい。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "有り得ない設定を強引に持ち込んだ作戦勝ち\n 総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 必ずしも笑ったわけではないのだが、でも楽しいな話だった。被告に金縛りをした髷を落とした落ち武者の幽霊が、被告の無罪を証明する証人として法廷に登場して裁判をするなどという設定が愉快で、大胆で馬鹿馬鹿しい有り得ないそのような発想がいい。またそれを演じた西田敏行がまた愛嬌がある憎めない存在になっていた。細かな端役一つ一つにも有名俳優陣が出演していて、そこにも発掘すべき小さな楽しみが隠れている。落ち武者があの世に連れ帰られてしまった後では真面目な裁判の場面が目立ってしまって雰囲気が少し変わってしまったが、全体としてこの有り得ないことだらけの喜劇を楽しめた。 " + }, + { + "date": "2013-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観られて良かった\n 興味はあったけど絶対借りて観ようとまでは思っていませんでした。でもTV放送を観て良かった。本当に良かった。素晴らしかった。豪華すぎる俳優人や遊び心も見応えがあったし、とにかく感動しました。 " + }, + { + "date": "2013-11-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いて笑って、喧嘩して~。\n クスッと笑えて、最後にほろり。確かに面白かった。一番インパクトがあったのは生瀬さん、抜群に面白いというより、三谷作品の一番のベテランかも。大俳優に、けち付けるつもりはないが西田敏行が張り切りすぎると何故か、上島竜平に、見えて困る。深津絵里は素敵でした。可愛らしくってキュート。年取っても変わらないなあ。 " + }, + { + "date": "2013-11-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "アナタの視線を金縛り!\n 映画評価:60点やっぱり三谷映画は、分かりやすく面白い。お馴染みの役者陣をふんだんに使っているだけあって、安定感ありました三谷映画のポイントは「題材」今回は落武者と裁判が題材です毎度毎度、変な題材をよく思い浮かべられると尊敬します(笑)しかも、それを形にするアッパレ! " + }, + { + "date": "2013-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "しかばね荘へいらっしゃい・・・\n 三谷監督といえば、コメディの象徴的人物だ。横溝正史の犬神家の一族をハリウッドで欧米風に作り直したようなテイスト。世界観の作りがこなれていて、レトロな色彩もよい。ミステリーで、法廷劇で、オカルトで、コメディなんてワクワクする。的確に要所で人を笑わすなんて本当は凄いことだ。主人公である、さえない弁護士エミ。落ち武者の存在を法廷であらわにし、被告人の無実を立証するため奮闘する。自身を孤独だと思う人でも無心で頑張っていれば会いたい幽霊は、いつも傍にいてくれるかも知れない・・・どこか一つ引き締める要素が欲しかった。もうすこしオカルト系の怖さを増すとか、ミステリーの内容を高度にするとか終盤はクライマックスとまではいかず、若干尻すぼみに勢いが半減した印象。もっと早いタイミングでズバッと幕を引いて欲しかった。重苦しい毎日や、悲しい思いをしてガックリ・・・笑いに関して一級品なので、そんな時こそぜひこの映画を! " + }, + { + "date": "2013-06-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "● ポイント制 ●\n いやー面白い(笑)おかしくて何度も巻き戻してしまうシーンが沢山ありました。特にポイント制(笑)本当にも〜、誰が考えたのよ〜。ただのコメディで終わらずに、最後に感動させる所が良いですね。せめて、一目会わせて?見させて?あげたかったなぁ。出演陣が豪華な事もヒットした理由だと思うけど、それ以上にストーリーが斬新で良い。ここ数年の邦画の中で、かなり良作だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "1900円\n 見終わったあとあったかくなれる映画映画館で見てほしい作品。エンディングの歌もなんだかぐっと来る。DVDも新作でレンタルしたいわ。 " + }, + { + "date": "2013-04-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "成仏してね。\n  まず、 設定が、ブレまくってる。 幽霊が見えても、基本、一体だけだったり、だけじゃなかったり。 あの世とかこの世とか、 非現実で常人には未知のものを出す場合、設定こそがしっかり固定されてないと駄目なのだが、 そこがブレてるから、よくわかんないことに、つまり、ストーリーに説得力がなくなっておる。 個人的にヒドいなーとおもったのは、 阿部寛が演じた主人公の上司の突然死。 あ、体調悪かったんだ? え、死ぬの? 今? みたいな感じで亡くなるんだけど、 これ、いくらコメディだからって、あまりに扱いが粗略すぎるし、意味もないのが、ヒドい。 要するにコメディとしての体も守れてないし、映画としても歪つなんだわ。 そんでまた、長い。 二時間半もある、150分! 内容が詰まってるわけでもなく、明らかに無駄だとわかるシーンばかり。 進行もダラダラしてるから緊張感なんかないし、テンポも悪い。 繋ぎも雑。 しかも、ストーリーの大きな着地点の一つでもある、 西田敏行演じるところの、 落ち武者の悲願、名誉挽回と慰霊碑による成仏が、驚くべきことに、本編では描かれない。 ほぼ主役級のキャラなのに! スタッフロールで完成した慰霊碑の写真が、一応出るけれど、そんな扱いなのかと。 んで、主人公のその後とかもスナップで一緒に流されるけどもー、落ち武者、ぜんぜん成仏してねーの。 いままでの話は何だったんだよ! なんでもアリかよ! ってゆーか、どーでもいいのかよ! と。 この『ステキな金縛り』って映画は、 どーでもいいわいって、三谷幸喜が頭をぱっくり開いた状態で作ったとしかおもえない映画。 オレの頭の中を覗いてくれよって。 そこに辻褄とか洗練とか、あるわけないし。 あのオープニング、ミニチュア丸出しでアニメかと錯覚しそーになるお屋敷のシーンを観れば、 どのレベルで鑑賞すべきか、わかるんじゃないかな。 主人公を演じる、深津絵里の演技だって、 おそらくたぶん、意図的に過剰さをアピールした、 誰も感情移入できないキレたキャラにしたんだとおもいますよ。おそらくたぶん。 これは狂った映画なんだと、気付かせるために。 個人的には、戸田恵子のイヤな女将役がよかったなぁ。 ホントに、嫌々しいのが。 と、ま、そんなわけで。 観る際には、頭のネジが弛まった、 そーですね、心地よく疲労したぐらいの時に、観るのがオススメですよ。 長いけどね。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "筋立てがいいし、出演者が豪華、みんなうまくて面白かった。\n もし、裁判の証人が、落ち武者の幽霊だったら・・・みたいなコントを長くやってみた、みたいな感じかな?「ダメだこりゃ」と言いたいところだけど、けっこうよかった。笑えるところがけっこうあって、映画館に入っていた人がみんな笑っていて、楽しんでいる感じで、すごくいい雰囲気だった。自分は三谷さん関連の映画の中では、監督は違うけど「笑の大学」(2004)が一番好き。真剣さが必要な場面で、真面目な人物が、面白いことを言ったり、やったりするところが最高で、最後泣けるところもよかった。この映画はその辺の筋立てが似ているところはよかったのですが、やや荒唐無稽な感じと、最後の泣かせるところの演出がちょっと弱いような気がした。でも、女性が主人公で、映像や出演者の豪華さではかなり勝っているので、世間的にはこの作品の方がうけると思う。三谷監督の他の作品や、他のいろいろな作品の、パロディー的小ネタもいっぱい入っているし、出演者の人も、みんなうまくて面白かった。個人的には、すごくちょっとしか出なかったけど、ウエイトレス役の深田恭子さんがよかった。あいかわらず綺麗だし、笑わせる演技の間の、胸元のちら見せが最高だった。 " + }, + { + "date": "2013-03-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "45点 豪華俳優陣が脇役であっさり流れる ・・という一風かわったおもしろさだけ。\n (2012/5/18)内容は喜劇と割りきっても   とても観られたものじゃなく、笑いも薄い。後半へ進むほど、ざつで強引な話しの流れに。 " + }, + { + "date": "2013-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思わず笑ってしまうコメディ映画\n かなりハチャメチャで破天荒なストーリーでも、ひとつの映画として完成させているところがさすが三谷ワールドだと思います。個人的には深津絵里さんの演技がコミカルで素敵。三谷監督が深津さんのことを「おもしろいおもちゃを手に入れた」と言っていた意味がよくわかりました。三谷ワールドに欠かせない存在なんだと実感しました。おもしろい映画なんですが、2時間を超える上映時間に少し冗長な印象を受けてしまいます。途中でなんとなく飽きてしまうというか。もう少しコンパクトにできたんじゃないかなとも。 " + }, + { + "date": "2012-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "草薙くん…\n 笑えるし、楽しく鑑賞できた。深津絵里がキュートな役柄で似合ってると思った。ただ、草薙くんがお父さんと言うのは違和感あったなぁ。 " + }, + { + "date": "2012-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい!三谷さんおかえりなさいッ(^-^)♪\n これは大傑作‥('◇')ゞ●笑いの大学●12人の優しい日本人●王様のレストラン●有頂天ホテル↑‥‥俺は三谷サン親派だ((( ^^)爻(^^ )))だが‥●ザマジックアワーはヒドくて‥途中で見るの止めてしまい‥俺、三谷親派から卒業しようか?とすら思ってたよ‥。でも‥コチラ名作‥!おかえりなさい!三谷さん!『人を泣かすのは役者でも出来る‥人を笑わせるのは芸人にしか出来ない特権だ!』 by志村けん‥まさに喜劇!まさに三谷作品!☆評は‥DVD100円水準にて‥(^-^)DVD買う度⇒②★★モ、1回見たい度⇒⑤☆☆☆☆☆オススメ度⇒⑤♪♪♪♪♪デートで見る度⇒⑤◎◎◎◎◎観る相方o(^o^)o】女子と見ても良いし‥/男子の一人見でも良い‥(^з^)-☆観た後のお店】インド料理ヽ('ー'#)/観た後の飲み物】シラー主体の赤ワインネタバレでは無いが‥感動した一言↓↓↓≫【我々は敵同士では無い‥真実を求める味方同士だ!】阿部寛‥サイコーッヽ('ー'#)/&伯爵【品質保証作品】ド認定(*^^)v " + }, + { + "date": "2012-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが!西田敏行さん!\n 三谷さんの作品では一番好きです。西田敏行さんがコミカルな演技をされるとほんとに楽しくなってしまうなぁ幽霊を見れる条件が少し無理矢理ですが全体的にはおもしろい映画だと思います!! " + }, + { + "date": "2012-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜も成長した\n 2時間飽きずに見れた映画だった。印象に残るかどうかは微妙だがコメディなのでありだと思う。三谷映画では一番面白かった " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "才能\n 面白かった。やはりこういう作品は素直に楽しめる。豪華な出演者と、面白いストーリーで楽しめる。ただ、少し長いかな。中だるみ的な感が中盤に感じられた。裁判開始後のテンポが遅く感じた。ただ、面白い。 " + }, + { + "date": "2012-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "満足×2☆\n 素直に面白かったですよ。さすが、三谷作品。笑い処満載♪そしてほろりと泣ける。豪華な俳優さんたちがここまで??! 笑わせてもらいました。 " + }, + { + "date": "2012-08-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やりすぎですっ\n 興業成績良いらしいですね印象としてはすこ~~~しばかりやりすぎかなぁ、と^^;いやぁ楽しかったし、おもしろかったし周りの人も好き勝手に画面に突っ込みながら観てたしねwただ阿部サマがあ~んなことになったり突然中井サマがあ~んなことしたり無理・無茶・無謀ぴったりな映画ですwまぁそこが『ステキな』三谷映画なんでしょうかね♪ " + }, + { + "date": "2012-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "お父さんがちょっと・・・\n お父さん(草薙)がちょっと・・・あまり「できる」弁護士に見えない。またラストが冗長な印象。オープニングが大仰で、観るのをやめようか・・・と言う気分にさせられたが、まぁまぁ楽しめた。2度目の鑑賞では、やはり後半部で眠たくなったが。 " + }, + { + "date": "2012-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "楽しみにしてました!!\n DVD楽しみにしてました!!テンポもよくて退屈せず、ちょいちょい笑いが盛り込んであって本当に楽しかったです♪役者さんもすごいですねー、一人一人が主役級の方がチョイ役で出ていて、どのシーンも見逃せませんでした。もぅ〜〜、西田さん最高です!星守るでがっかりしてしまいましたが、西田さんやっぱり好きですわぁ " + }, + { + "date": "2012-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷作品の不幸な敷居\n 観ている間の退屈は皆無ですが、観終えると「あの登場人物、エピソードは必要だったのか?」という疑問がぼんやりと浮かんできました。例えば、主人公の同居人。ドラマ撮影の見学。オールスターキャストとなると、ばっさりカットも難しいのでしょうか…。(大泉洋は、エンドロールで写真のみ出演でしたが。)三谷作品は好きです。それなのに公開から数か月後にやっと観るに至った要因は、何より上映時間の長さでした。郊外のシネコンへの往復時間プラス上映時間の二時間半(東宝作品の予告もたっぷりつきました。)…となると、育児中の身ではなかなか容易に足を運べません。(子ども連れOK上映会に採用していたシネコンもありましたが、二時間越えの映画で子どもを「持たせる」のは難しいかと。)そんな物理的要因で敷居が高くなるのは、三谷作品にとって不幸なことだと思います。私見ですが、三谷作品を楽しむのは、歌舞伎やオペラを楽しむ感覚とは異なるはずです。さらに言うと、私が大スクリーンで観たい三谷作品は「ばらばらな人々が、いつの間にか一つの方向に進み繋がっていく」物語です。主人公と相棒がくっきりと軸となる物語は、どちらかと言うとテレビドラマ向きで、本作は後者のように思われました。浅野忠信や阿部寛が演じた役柄に、もっと絡んでほしかったです。…でもやっぱり、三谷作品は好きです。次も楽しみにしています。 " + }, + { + "date": "2012-01-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "そんなでも無かった…\n 三谷さん監督西田敏行さん主演・レビューの評価が高いと言う3拍子が揃ったので、安心しきって観に行きました。ところが、何だか様子が違いました。確かに西田さんはお上手で、とても可愛らしくて所々ふっと笑える箇所もありました、でも本格的に笑える訳じゃなく。さぁいつ盛り上がるのかな〜と長い上映時間中我慢して待ち続けてたら……なんと、つまらないまま終わってしまいました。何だろう。何がいけなかったのだろう。どこか話のテンポが悪くて無理矢理だったから?深津絵里が演技過剰でわざとらしいから?期待し過ぎてしまったから?これは、わざわざ映画館でお金払わなくても良かったな…。地上波初登場!なんて言って、いつかどっかの局でやってくれた時に洗濯畳みつつ観るくらいで丁度良かったな…。あ〜あ。ラヂオの時間とか、有頂天ホテルみたいにハラハラドキドキ大笑いかと思ってたのに。がっかり。 " + }, + { + "date": "2011-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あり得ない楽しさ\n 「もし、幽霊が証人になるとしたらどういう手続きが必要でしょう。」「三谷さん、それはあり得ません。」「そうなんですけど、仮に、仮にですよ、証人になるとしたらどうでしょう。」「三谷さん、それは絶対にありえません。」リサーチを重ね、絶対にありえないことをありえさせてしまう面白さというか、ばかばかしさというか、西田敏行のはじけっぷりも相まって面白かった。セリフも細かく、例えば「アルプス一万尺」「ヤンキー・ドゥードゥルなんですけど」のようにどうでもいいような気配りが楽しい。*怪しい陰陽師:安倍つくつく(市村正規)、タクシー運転手:占部薫(生瀬勝久)、ウェートレス:前田くま(深田恭子)、コールガール:悲鳴の女(篠原涼子)、法廷画家:日村たまる(山本亘)、売れない役者:村田大樹(佐藤浩市)、速水を看取る医師(唐沢寿明)などなど、チョイ役でも個性派がずらり。各キャストのとぼけた演技はさすが。見えているものが見えてない、あるいはその逆など、見ていて楽しい。個人的には浅野忠信が嵌った。犬はちょっと嫌がってました。 " + }, + { + "date": "2011-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "散々笑った後ほんわかした気分で劇場を後に。\n 冒頭の殺人事件のところとか、被害者夫婦の竹内結子と、山本耕史の夫婦がものすごく芝居がかってて浮いてるんですけど、胡散臭いwそれに対して、竹内さんとか戸田恵子さん、阿部寛、西田敏行ら主演クラスがむちゃくちゃ違和感ある話をものすごいナチュラルに演じているwそっちのほうが芝居じゃないのかよっっていうwそのギャップが受けました。西田さんはとにかく出ている間ずっとおかしいですw彼が出ているシーンは何かしら笑わせてくれる。他の出演者も三谷作品らしくものすごい豪華!中井さんも面白いし(彼は絶対コメディ俳優としても一流)市村正親とか、小林隆さんも笑いを提供してくれてます。三谷作品の常連である佐藤浩市さんや、篠原涼子さん、梶原善さんもちょっとだけの出番ですが、かなりインパクトを残していってくれます(贅沢!!)竹内さんと、山本耕史さんのインパクトが強すぎて、あと西田さんの存在感がありすぎて、結末?謎解きのところを見るまで、気付かなかった事実に驚いたりしてwえ?そういうことだったのか?!みたいな。あれは私が見落としてただけなのかなwとにかく徹頭徹尾、面白おかしく見れました、映画館で大声出して笑える映画って日本映画では、そうないので、ほんとに稀有な才能だなと思います。それで、最後ちょっとほろっとしちゃうんですね。ほんわかな気分になれるエンディングでした! " + }, + { + "date": "2011-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "・・・其処マデ『凝る』かァ~。\n ♪・・・流石!ッ。・・・三谷映画は《外サ》無い。 元〔四季〕のカンバン男優、『市村』師(?)が、 斯くも《怪奇・俳優》振りを発揮シテル『1本』を 視たのは〔初めて〕ト想う(イッソ「道三」も)!?  ・・・深津サン、八海サン(⇒敏行氏)ぉ疲れ/翁。 " + }, + { + "date": "2011-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵な映画\n 普通に面白かったです。ドッと笑えるネタから細かいところまで小ネタが挟んであり始終会場では笑い声が耐えませんでした。人情あり、コメディーありな三谷幸喜さんらしい作品。やはり深津絵里さん、西田敏行さんの演技は素晴らしかったです。深津さんは台詞がいい。西田さんは表情がいい。そして何より私は中井貴一さん演じる検事さん、阿部寛さん演じる弁護士さんがドツボでした。脇を固めるキャストの方々も皆さん主役級。とにかく豪華すぎる‼皆さんおっしゃる通り後30分尺が短くてもいいなと思いました。もっとリズムよくギュッと。そして草彅剛さん、あまり必要性を感じませんでした。つよぽんごめんね。笑さらに落ち武者の無念を晴らす展開がおざなりだったのと雑なまとまりが気になりました。そういった点で-1点。全体的にはとてもおもしろくて子供から大人まで楽しめる良い作品でした。舞台にしても面白そう… " + }, + { + "date": "2011-12-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "いっぱい盛り込んではいるんだけど……\n 主演級の役者がいっぱい出てて、舞台では不可能な映像ならではの小ネタもいっぱい盛り込んでて前作とのつながりネタなんかもあって監督のオマージュもよくわかるし着想も面白いとは思うんだけど、心ゆさぶられるものがなかった。スピード感もイマイチだし、○分に一回は笑い、というのはウソイツワリですwあの人も出して、この人も出してこんな見せ場もつくらなきゃ、とサービス精神が災いしてガンジガラメになっちゃってるんじゃないの監督?劇場で見るほどのものじゃない。地上波待ちかレンタルで十分。浅野忠信が客演で他役者はもはや三谷一座の面々とも言うべき役者陣。大人の事情だから仕方ないのか草彅くん以外に適役はなかったのか?この一点は大きなマイナスポイント。さらっとテレビを見る感覚で映画館に行くのならもってこいの作品。同じシーンでの出演はないもののラブラブ夫婦の市村正親&篠原涼子共演作にして、それとは対照的な監督の記念すべき離婚後第一作と位置づけましょう… " + }, + { + "date": "2011-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ステキな金縛り\n  「三谷幸喜の映画は期待したほど面白くない」という定説?をある意味裏切ってくれた佳作。 多くの方がおっしゃる通り、これであと30分尺が短ければポイントはもっと高いのだけど… 小日向文世、市村正親、の部分は特に必要ないと思う。無駄とも思えるシーンが全体の緊張感を台無しにしている気がする。 草薙君はこんなに演技な下手だとは思ってなかった。後半の重要な泣かせどころで、これはないだろうと思わず突っ込んでしまった。 有名俳優のカメオ出演や「スミス都へ行く」へのオマージュは三谷らしくてうまいなぁと思った。 いずれにせよ今までの三谷作品の中では観客の反応は一番良く、それが口コミで広がり、観客動員数として結果に表れていると思う。 " + }, + { + "date": "2011-12-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪のりが過ぎて釣りバカを見ている気分になりました。\n  今回は、悪のりが過ぎます。「ザ・マジックアワー」までは、ラストに向けて次々伏線を結びつけて、笑いを誘発する圧倒的なパワーを見せつけたものです。しかし、本作では、主演の西田敏行のキャラクターに頼りきりで、ドタバタ気味。 西田がベタなギャグを連発するとき、どうしても釣りバカ日記のハマちゃんを連想してしまうのは、小地蔵だけでしょうか。 最近はいろんな分野から映画監督に挑戦する人が増えてきました。その中で脚本家から転進した三谷監督は走りといえる監督だと言えるでしょう。本作で既に5作目。でも一番面白かったのは、やっぱり初監督作「ラヂオの時間」でした。 同じことはコメディアンから転進して監督として成功した北野武監督にもいえるでしょう。こちらも初監督作品である「その男、凶暴につき」が一番良かったと思います。 2人とも最初は異分野から参入したので、当初はスタッフや業界関係者の意見を素直に聞いたことでしょう。だから初監督作は完成度を高かめることができたのです。それが、作を重ねるごとに、自信が過信に変わり、自分の思いつきのままに映画を撮るように、エゴを押し出していったのです。北野監督は近年破天荒な作品が続いています。同じように三谷監督の方も、本作では特に身上のサービス精神が暴走気味で、笑いを詰め込み過ぎる傾向があり、見ている方としては食傷気味に感じてしまうのではないでしょうか。 それでも幽霊が裁判の証人になるという、ありえない設定の物語をきちんと納得させるエピソード考案して構築した腕前が見事というほかありません。 小地蔵的には、唯物論の牙城というべき、法曹界のそのまたガチガチの法律バカとしか言えない検事である小佐野を幽霊の証人を認めさせてしまうところが痛快でした。あれなら小地蔵だって、肉体がなくても法廷で証言できそうです(^^ゞ 豪華キャストによる漫画チックなキャラクターが多数登場し、細かい笑い満載の作風はおなじみの三谷調に変わりはありません。ただ今回は、「笑の大学」にあったような社会風刺に乏しく、ベタに笑いを取るシーンが目立って締まりません。もっと登場人物を絞って、硬直した裁判制度や杓子定規な法律家への風刺を効かせていれば、作品的にもう一段突き抜けたおかしみを加えられたことでしょう。 やはりユーモアにまぶしつつ、その底流に現実や社会、人間への鋭い観察を忍ばせるのが劇作家・三谷幸喜の真骨頂であるだけに惜しいところです。 限定された舞台で、カットを割らず撮影するのが得意な三谷監督ですが、本作ではカット割りを多用し、ロケも多いのが特徴です。しかし、台詞回しや演技が大ぶりで、演劇に近い印象がしました。映画を撮っていても三谷監督の基本は舞台人なのですね。 但し演劇じみた演出は、舞台に近い法廷や室内のシーンではよくマッチするものの、ロケでは違和感を感じてしまいました。 演劇では背景というのは、殆どストーリーを語らないのに対して、映画では風景ショットも時として出演者の気持ちを雄弁に物語ることがあります。変化の乏しい法廷劇では、裁判が始まる前のシーンが画面に変化をつける上でも重要です。その辺を単なる背景にしか使っていないところで、映画のルックを小粒にしてしまっているのではないかと思えました。 出演陣はみんな溌剌としていて、三谷作品に出演していることをたっぷり楽しんでいるようにも見えます。なかでもちょっとずっこけ気味の弁護士役をコメディーに演じる主演の深津のボケぶりが魅力的です。加えて堅物検事役の中井と、エミの上司役の阿部寛が、上手く硬軟両面の二面性を併せ持つところを上手く演じていて可笑しかったです。 とにかくリアリズムから遠く離れた設定の本作の場合には、リアルな台詞回しよりも、少し大ぶりな芝居仕立ての演劇風が似合っていると思います。お約束の笑いも感動もあって、監督ならではのサービス精神には、しっかり楽しませてくれました。 " + }, + { + "date": "2011-12-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "愛があれば…\n 毎度思うのですが、三谷幸喜は盛りすぎるというか…笑える場面もあって面白いんですけど、たまにこれ要らないなぁ…というのが入ってきて、そのせいで全体が長い(今回も145分でしたっけ?)。市村正親や佐藤浩市、草なぎ君のシーンは、これ、なくてもいいんじゃないかな…と思いながらみてました。三谷幸喜には熱心なファンの方もいると思うので、そういう人には少しでも長くこの世界を楽しみたい…という思いで受け入れられるかもしれませんが、自分はそこまで三谷幸喜への愛はないので。あとはこれだけ豪華キャストですから、好きな役者を追っかけてるだけでも楽しめるかも。自分は中井貴一と阿部寛が楽しかったです。出番も、まあ、多めなほうですし。しかし、オリジナル脚本で監督の名前だけでこれだけ観客を呼べる存在というのは、いまの映画界において稀有な存在であることは間違いありません。そういう意味で支援したい思いはあり、見にいった次第です。次回作、期待してます。 " + }, + { + "date": "2011-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白いですが…\n 面白い映画でした。わりとわかりやすく、クスクス笑える場面もありました。人情ものと喜劇もの、それを足した映画でした。阿部寛演じる弁護士が死んでしまう場面など、やや品のないところもありましたが、全体的にほんわかしていて、万人受けする映画でしょう(劇場にはお年寄り夫婦が多数)。深津絵里ってキレイな人だな…。本作のように前髪下ろした方が可愛いかな…。などと、鑑賞してしまいました。ただ…○テンポがよくない。何かリズムが合わない。はっきり言って遅い。笑いの波状攻撃を期待して見に行った私が悪いのかも。○説明不足。主人公の苗字の話ってあったかなぁ?何故顕彰碑立つことになったのかな。など、疑問たくさん。話に深まりが足りない感じ。もったいない。○落ち武者が見えている場面と見えていない場面の使い分けを、もう少し考えた方が良かったかもしれない。落ち武者が見えない方が面白い場面も多いはず(進行に支障が出ますが)。○草なぎ剛くんは、不要かも。いなくても話が進行するし、何か若すぎるというか(それ相応の年齢なんだろけど)、貫禄がないというか…。演技も大根だし。というところがやや不満。 " + }, + { + "date": "2011-12-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n テレビCMでとても気になっていてようやく観る事が出来ました。面白かったのですが、正直CMで期待したほどではなかったです。役者さんの演技と映像の編集(?は素晴らしかったと思います。オチを早々に予想できてしまたのが、期待外れでした。舞台にしたらおもしろいかも。。 " + }, + { + "date": "2011-12-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょこっと損した\n 三谷作品の中では確実につまらない方だったのが決定的。テレビでブルーレイでで見ればよかったです。騙された方が悪いのは解っていますけども…三銃士、王妃の首飾りがすごく楽しくて元気が出てくる素晴らしい映画だっただけにとても残念。というか良い洋画との差がありすぎ。映画を評価する方は利権とか日本の役者が出ていてただシナリオがよければそれでいい。そうなんでしょうか?? " + }, + { + "date": "2011-12-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり面白い!\n 三谷監督シリーズは、独特の面白さと豪華キャスティングが話題ですが、今作品も期待を裏切らない作品となっています。この映画、シリアスなのか、コメディなのか、サスペンスなのか、ジャンルにくくれない作品です。メインはコメディでしょうけど、凄いですよ!要所要所で豪華俳優がチョイ役で出てくるのは、それだけでも面白いです。それにしても、よくこんなストーリー思いつくようなぁ…って感心しました。ストーリーがハチャメチャでも最後はキチントまとめているのは素晴らしいとしかいいようがない!この映画は誰にでもオススメ出来る、笑えて感動!?出来る映画です。笑いたい方は是非見てくださいね!西田敏行のアドリブがちょいちょい入ってるから、これも見所ですよ!残念なのは、PVで結構ネタバレしちゃってるのがもったいないような気がしました。ヾ(@°▽°@)ノ " + }, + { + "date": "2011-12-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大変たのしかった\n 大変楽しい映画でした。生死を別にして、登場人物がみんな満足しているので、後味がいいんですよ。神経を逆なでされるのが好みではないので、とっても満足度が高いです。一言文句つけるなら、三谷監督、監督の遊びにつきあうけどさ、2時間30分? 40分? は、長すぎだと。エコノミー症候群になりそうだったぜ。遊びの部分は少しカットしてくれ! 看板のムカデのショットとか、旅館までの長い、長い道程とかさ、いらなかったじゃない。公開して1ヶ月以上も経過していたのに、夕方の部はほぼ満席でしたよ。やっぱり映画はたのしくなくちゃね。登場人物に魅力がなくてもダメね。後味のいい映画は最高。 " + }, + { + "date": "2011-11-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見て損なし\n 映画は娯楽だとういのが判る映画ですとにかく笑える泣ける。落ち武者がタクシーに乗り、運転手が出るシーンが最高でした。ありえないことがあり得るかもしれないとつい思ってしまいます。西田さんはなにやらせてもうまいし、深津さんもとても良いです。豪華キャストをチョイ役で出す。それもこの映画の見所です。 " + }, + { + "date": "2011-11-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "兎に角笑える楽しい映画です。\n 予告で見たときは見る気しなかったし、テレビの特番を見て面白くなかったので、忘れていたら。妹が見てきて面白かったの一言で鑑賞してきました。もう設定が面白いうえ、豪華キャストの1人ひとりが上手くて笑いぱなしでした。本当のエンターテイメントだと思いました。深津さんははまり役でしたし、西田さんは見ているだけで面白い、他のキャストも楽しんで演じてるようで時間を忘れてしまいました。 " + }, + { + "date": "2011-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん…\n もちろん面白いのは間違いないんですが、コメディに偏りすぎてる部分がオイラ的に物足りなかった(´∀`)いやコメディ映画でしょうから、オイラの方が間違いだと思うんですがね(´∀`)いや面白かったんですがね__AU_F7C4__うーん…。泣きたかった(´∀`)__AU_F76F__泣きたかったミスチョイスなオイラが悪い(`・ω・´) " + }, + { + "date": "2011-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣いちゃいました\n 最後、六兵衛さんの絵が笑顔になっていたのを見て泣いてしまいました笑えて泣けて、スッキリできる素敵な映画でした! " + }, + { + "date": "2011-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真骨頂だと思います\n  大きな話の流れは予想の範囲内でした。『THE有頂天ホテル』のように、入り乱れたエピソードが、最後にジグソーパズルのピースがピタリとはまるように収束する、という展開が好きな私としては、ちょっと物足りなさも感じました。 でも、その中で一つ一つのシーンや台詞は面白く楽しいものでした。 この手のコメディ映画は三谷作品ぐらいしかないので、やはり真骨頂だと思います。 深津絵里。とっくにわかっているけど、あらためて本当に何でもできる人だなあ。 西田敏行。大河ドラマとかで、本格的な時代劇をやってきただけに、ビシッと演じるところはビシッとしていて、だからこそ、ヌケた演技が最高に面白く感じられます。絶妙な間とかアドリブとかが舞台作品のようで、もう一度映画を観に行ったら違う台詞を言うんじゃないかという雰囲気です。 上記の二人については、映画を見る前から期待できることはわかっていたのですが、予想外だったのは中井貴一。予告編などでは、カタブツの検事役であることしかわからなかったのですが、そのイメージが崩れる部分があって、そのギャップがとても笑えます。 三谷作品には、たぶん色々な小ネタがちりばめられているのでしょうが、一つ私が発見したものが。深津絵里演じるエミが、容疑者が金縛りにあっていた旅館に行くときに乗ったバスのナンバープレート。めちゃめちゃベタな語呂合わせになっていました。 ところで、この作品の英題は『A GHOST OF A CHANCE』らしいですね。邦題とは全然違いますね。そもそも「金縛り」って、英語でどう言うんだろう?? " + }, + { + "date": "2011-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑って笑って、ちょっとホロりとさせられる。\n 失敗の連続で、もう後が無い弁護士の宝生エミ。弁護を担当することになった事件の被告は、事件の起こった時間に金縛りにあっていて動けなかったと言う。そのアリバイを証明出来るのは、その時、彼に跨っていた【落ち武者の幽霊】だけ・・・。裁判の証人が落ち武者の幽霊という、かなり「ぶっ飛んだ」設定なんですが、そこは三谷幸喜監督。見事に、笑って笑って、最後にホロりとさせる作品に仕上げています。舞台も含めて三谷幸喜作品全般に言えることだと思うんですけど、【三谷ワールド】にいかに入り込めるか。その世界観に身を委ねられるか。これが、三谷監督の作品の評価の分かれ目だと思います。この作品に関して言えば、『落ち武者の幽霊が、現代の裁判の証人として証言台に立つ。』このシチュエーションを、楽しめるか否か。それが、全てです。この入口で躓いてしまう人は、この作品は観ない方が良いです。逆にこのあり得ないシチュエーションを楽しめる人は、きっと、笑って笑って、最後にホロりとさせられると思います。落ち武者の幽霊である更科六兵衛を演じた西田敏行さんが、本当に良いです。あの風貌で笑わせて感動させる芝居が出来るのは西田さんだけのような気がします。脇を固める役者さんたちもチョイ役を含めて豪華だし、主演の深津絵里さんの芝居も主人公のドジで抜けてる所が多いけど、芯はしっかりしているという感じが良く出てます。とにかく、時間を忘れて笑って笑って、少しホロりとさせられる。そんな、軽く観れて、楽しい作品でした。 " + }, + { + "date": "2011-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "終始笑えて、最後はホロっと....。\n 思いっきり笑える作品です。小田原の北条家の家臣 更科六兵衛.....西田敏行が扮する彼と肖像画が良く似ていて適役!....映画を見てるときは、本当に実在していたと信じてしまいましたが.....これも架空の人物???.....騙されました....。でも、400年以上前に無念を残して亡くなった落武者に証言してもらうという設定....楽しいです.....。法廷に来てもらうにも彼が見えるのは、ある3つの条件を条件を満たした者のみ.....ほとんどの方は見えません.....さぁ、どうする.....。「父上は、必ずそなたを見ておなさる!」最後は、感動もあります.....。深津絵里ちゃん.....めっちゃ可愛いです!適役でした....。西田敏行は、何やっても良いですね!中井貴一も嵌り役....。竹内結子.....2役こなしてました.....。小日向さんもチョイ役でしたが良い味出してます....。生瀬勝久....ヤッターマンでのボヤッキー、はやぶさ HAYABUSAでの官僚....それを上回る大役!.....大笑いでした!佐藤浩市.....「ザ・マジックアワー」と同じ役....ということは....本当は、この作品が先???.....笑えます!その他にも三谷幸喜作品ということで、大物がチョイチョイ顔を出して映画を盛り上げてますね!大物とは言えませんが......大泉洋も出てました....気が付きましたか??? " + }, + { + "date": "2011-11-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テンポ良かったです\n 三谷作品は、たくさんの俳優・女優が出てくるのが楽しいです。そこに、この人使う???という様な贅沢なキャスティング。それが、面白いとこでもあるんですけど。この映画は、内容も現実離れしていますが、ありえるかも・・・という微妙な感覚のまま見終わりました。 " + }, + { + "date": "2011-11-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜らしい・・・が少々尺が・・・\n 最近の三谷幸喜はつまらなかったので、(舞台はよろしだと思いますが)今回の作品尺の長さ以外は良く出来ていると思います。これがテレビドラマなら私は100点つけるかもでも映画ですから・・・テレビと映画はそもそも求める所が違うので、彼の作る映画はテレビのそれであって映画じゃなと思ってしまう。安心して万人受けする作りになっていますが、連ドラかシットコムでゆっくり見せて欲しい内容です。 " + }, + { + "date": "2011-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷作品で久々に面白い\n 三谷さんのドラマ、映画は大好きなので、毎回観ている。でも、正直最近の映画はいまいち。今回もどうかな?と思ったが、評価が高いようなので観てみた。結果、久々に楽しかった。オチはいまいちだったけれど、何より深津絵里がかわいい。こんなにかわいかったっけ?とファンでもない私が思うほど。最近の作品は豪華な出演者がたくさん出すぎて、それぞれに見せ場を作りすぎた感があったが今回のものは、それが抑えられいて楽しかった。演技達者の人が多く、ありえない設定でも真実味?が増したような気がしたけれど、唯一、草薙だけが思っていたよりも演技がヘタなんだな、と感じた " + }, + { + "date": "2011-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しい映画\n すごくコミカルな映画。劇場内みんなで笑いあえる映画です。ネタがいっぱいつまってて、最初から最後まで笑顔とツッコミが耐えなかったです(笑)最後のシーンでは思わず拍手したくなります。友達や家族などみんなでワイワイみたい作品です。 " + }, + { + "date": "2011-11-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "年末特番。\n 面白いです。さすが三谷さんっていうくらい見事な脚本、キャスティング。でもちょっぴり長い。鑑賞中、いっとき、金縛りにあいました。。。そして、TV枠でいいのではないでしょうか?季節の変わり目、2時間特番とかなんかで。TV離れが騒がれている昨今、話題性もあるし視聴率とれますよ。きっと。三谷さんあってのキャスティングだと思うけど、観客は次回もきっと期待しちゃうから。ずっとこのパターンでやっていけるのでしょうか?なんだか仲良しお友達で作りました感が。。。監督、脚本とすばらしいのですから、まったく新しい誰もが想像もしないキャスティングを見てみたいです。 " + }, + { + "date": "2011-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ステキな余韻を。\n 死語とは言わないが^^;最近あまり「ステキ」って使われなくなったよな、と思う。単純かつ明快かつ美しい褒め言葉なのに、おいそれと使えない気恥ずかしさというか幼稚さというか…おそらく今の男性陣でも女性にステキ!って誉められたら大喜びすると思うんだけどな。さて、三谷幸喜の舞台劇…じゃなかった、映画。毎年のように観ていると、年々映画っぽくなってきてるなーと思う。相変らず台詞重視のシチュエーションコメディは連続するものの、かなり狭い世界だったりするものの、映画らしい情緒が出てきた。彼自身が映画好きなのもあるのだろうが、俳優たちに芸をさせるだけでなく、どう場面に溶け込ませるかが分かってきたような感じ。気負ってスベリまくる舞台演技もあれど、さすが西田敏行あたりは押しも引きも自在に演じ分けている。彼の存在は確かに可笑しいが、いかにも幽霊な存在で終わっていないところがナイス。より人間的で歴史に残りそうな人物像を(見せモノでなくて)ちゃんと作っている。大笑いしたあとに、何やらジ~ンとくるものがあるということは、その場面が自分の脳裏に余韻として残っているということである。映画では、それはすごく重要なことなのだ。舞台もそうだろうけど、そんな余韻が名場面として語り継がれていく。今作の中でJ・ステュアートの「素晴らしき哉、人生」と「スミス都へ行く」が何度も使われるが(上映時間まで!)名場面には事欠かない二作品。しかしまぁ~豪華なキャスト。(エンドロールまでまだ出てくるぞ^^;)説明するのも憚られるほどの人数をよく捌いたものだと感服する。主演の深津絵里と幽霊・西田とのやりとりに大笑いし、阿部ちゃんの意味不明なタップに噴き出し、中井貴一の仰向け犬戯れの図に爆笑、前作でナイフを何度もナメナメしたあの男!(役名通り)まで出てくる。通行人だけでも凄い面子を出してくるし、これ、ギャラ総額で幾らになるんだろうか…なんて考えてしまう。かなりステキな金額に違いない。舞台では始まりと〆がしっかりキマるように、今作も冒頭~中盤~後半~ラストまでの運びまでが非常に心地良い。やや長い?上映時間だが、飽きずに観られるのもなかなか。大切なものは目に見えない、とよく言うが、逢いたい時に逢えない不遇を、ハーモニカという武器?にのせて、纏めたところもなかなかステキ。巧くいかない人生を嘆く前に、幸せな人生を歩む自分を思い描くことで自信を持つことが大切だ。後押ししてくれる誰かが背後にいるのかも…?(霊感がまるでない私は幸せなのか?いや、バカなのか^^;鈍感なのか^^;) " + }, + { + "date": "2011-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "裁判に面白さを求めてはいけない\n 映画「ステキな金縛り」(三谷幸喜監督)から。法廷でちょっとふざけすぎたかな・・が第一印象。「バナナをバナナと言って何が悪い」から始まり、いろいろなシーンでありえな~い、と思うことが・・。もちろん、喜劇とわかっているのだが、法廷シーンでは笑いきれなかったのは、なぜだろう。それ以外の笑いシーンは、期待どおり。「ようこそ 落ち武者の里へ」という観光看板も、タクシー運転手との会話も、クスッという面白さがあった。だからこそ、気になる一言に選んだ台詞は、中井貴一さん扮する豪腕検事が、奇想天外な展開に呆れて呟いた「裁判に面白さを求めてはいけない」。理論が必要な謎解きになってしまったからか、それとも、後半で、センチメンタルになったからか。たぶん・・・少しだけど、上映時間が長かったからかも。 " + }, + { + "date": "2011-11-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "三谷監督、尺にも気を使ってください!\n とある夜に発生した殺人事件。その容疑者とされた男は「金縛りで動けなかった」とのアリバイを主張、その証人として連れてこられたのは400年以上前に死亡した落ち武者の幽霊だった!というなかなか奇想天外な設定の本作。深津恵理のコミカルな演技にキレのある動き、落ち武者装束で気持ち悪い外見のはずの西田敏行が時折見せる可愛らしさ、そして今私が最も好きな日本人俳優の阿部寛、などなど、キャラの立ち方、見せ方から演技まで皆素晴らしい。三谷幸喜作品に慣れた人ならよく見たことのある出演陣にニヤリとするシーンも連なっており、笑いの絶えない観劇でした。・・・90分経過くらいまでは。これまでの三谷作品では、いつも「舞台ならきっと面白いだろうけど、これは映画じゃないな~」という不満がありました。今回はメインシーンが法廷という閉ざされた空間ということもあり、三谷監督の舞台っぽさが活かされやすいのでは、という期待を持っていました。実際に作品を見ても、今までのモノとは違ってちゃんと「映画」になっていたのは良かったです。ただ今度は尺が長すぎですね。監督が入れたいものを全部入れたためと思いますが、残り40分くらい(六兵衛さんに大きな変化が起こったあたり)から最後までが長すぎました。私だけでなく周囲にもアクビをしている方が複数おりましたので、多分皆さん同じ気持ちだと思います。と、ここまで書いたところで映画のパンフの監督インタビューを見たら、三谷さんはご自分の映画が舞台っぽかったことは分かってらっしゃったようですね。更に法廷ものは自分に合うとも思ってたそうです。ここまで気付くことのできる頭の良い方であるなら、次からは観客の視点から作品の編集にも気を使うようにお願いします。邦画でコメディを見たい、というときに選びうる一本ですが、「良かったですか?」「面白かったですか?」と聞かれたら「あんまり・・・」とお答えします。 " + }, + { + "date": "2011-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑わせて貰いました!\n 終始、笑いの絶えない面白い映画でした!各種設定は、どう見てもパロディで三谷ワールドと行った感じで、のっけから笑わせてくれる予感がヒシヒシと感じました。深津絵里さん演じるダメダメな弁護士がとってもかわゆく、西田敏行さん演じる落ち武者も現代慣れしているところや幽霊のオキテやおかしな能力など笑いどころがいっぱいでした。その他キャストもいい味出していて、もう一人の落ち武者は抜群な笑いのポイントとなっていました。些細なことは気にしなければ、ほんとに大爆笑できる映画です。久々に映画館で声を出して笑ってしまいました!! " + }, + { + "date": "2011-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても後味の良い作品。\n 裁判物といえば、場面の動きがあまりないので、退屈になるおそれがある。でも、この作品は、大丈夫。たくさんの人には見えない幽霊を、証人に呼ぶという。いったい、どうやって証言させるのか?また、その信ぴょう性は?法廷場面でも、退屈するどころか、おもしろく引き込まれた。最初から最後まで、クスクス笑い、時にドッと笑い、ニンマリした。笑いのツボのタイミングの良いこと、良いこと!そして、最後の最後に、じわ~といつの間にか出ている涙。監督の手腕のおかげですね。豪華な俳優さん達、チョイ役の方もたくさんいたけれど、皆さんとっても楽しんで作品に取り組んでおられたのだろうな~と思えた。そんな雰囲気も伝わってきて、見終わった時の爽快感と満足感が心地よい。難を言えば、深津さん演じる弁護士の失敗続きの理由が、はっきり分からないこと。まさか、「あれだけ」の理由とは、思えない。それにしても、阿部寛さん、おもしろ過ぎです。 " + }, + { + "date": "2011-11-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "不意に涙\n 笑ありのコメディー!と思いきや、涙が不意にポロポロ。。。しかも、笑いながらの涙です。楽しいのやら悲しいのやら、自分の感情が様々な方向へいっているのには自分でも驚きです。会場が一体っとなって笑いに囲まれていたので、どんな方でもこの映画はオススメ出来ますし、観てハズレはない映画です。 " + }, + { + "date": "2011-11-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ハーモニカでホロリ\n 今年は三谷幸喜生誕50周年ということで、映画・テレビ・舞台と新作連発。三谷君はワーカホリックじゃね。まあ才能ある職人だからできることだろうけど。この作品は傑作で超感動するほどではないが、脱力してまったり楽しめる。殺人事件の証人が落武者の幽霊。どっからそんな発想がでてくるのじゃ。エミのボスは裁判の時間稼ぎで習いたてのタップダンスをやるし、やってもたいした時間稼ぎにならないし。裁判は敏腕検事のツッコミと幽霊を証言者にする弁護側のボケのギャップで笑わせつつ、ちゃんと法廷劇になっていた。あの世に公安があることも知った。この世にあるものはあの世にもあるのだろう。公安が映画好きというのも展開上きいている。六兵衛は慰霊碑を建ててもらい成仏したと思いきや、エミのその後の人生につきまとっていたようだ。なかなか成仏できない性格らしい。 " + }, + { + "date": "2011-11-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "盛りだくさんがアダとなった!?\n 3〜4年に一度のお祭り映画“三谷作品”!!制作発表時からその奇抜なアイディアに胸高ぶらせて初日の初回に見に行ったら・・・。あら・・・あまり面白くない・・・。一番笑えるのが阿部ちゃんのタップダンスとは・・・。エンジョイできなかった理由は2つ。<1点目は奇抜な設定で押しきれなかったこと>“前代未聞の裁判”という割にはけっこう中盤でその奇抜な設定がすんなり受け入れられてしまったし、なんと落ち武者は途中退席・・・。それはないでしょう。“シックスセンス”な笑いのネタも弱いです。タクシーの噛み合わない掛け合いもタクシーに乗るところからもっと丁寧に描けばもっともっと可笑しくなったはずですし、深ちゃんが証言を信じてもらうために通訳して四苦八苦するところももっと面白くなったと思うんですけど・・・。<2点目は無駄なキャラが多いこと>竹内結子(姉妹の設定)、小日向さん、浅野忠信、つくつくはハッキリ言って要りません。(つくつくは一番印象残っているので好きですけど・・・でも、やっぱり出てくる意味ない)「ラヂオの時間」「THE有頂天ホテル」では様々なキャラのちょっとした事がつながっていく醍醐味が良かったのに・・・。今回はキラボシの如く出てきて、がちゃがちゃ騒いで散漫な印象が強かったです。阿部ちゃんもいきなり入院していて、おそらく未公開シーンがかなりあるのでは。やはり三谷監督は50周年で企画抱えすぎちゃったかな・・・。欲を言えば、監督らしい小ネタも少なかったような・・・。佐藤浩市がせっかく時代劇やっているならやりすぎな芹沢鴨も見てみたかったし(名前は“もじり”で鴨沢セリあたりか?)、ヘンな髪型の唐沢寿明が出ているなら「私の頭が何か?」くらいは言って欲しかった。 " + }, + { + "date": "2011-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観て損はないです\n 元々三谷作品が好きなので、ひいき目に見てしまうかもしれませんが…本気で「観て正解だった」と思いました。三谷映画は「ラヂオの時間」「みんなのいえ」「ザ・マジックアワー」を観ましたが、自分の中ではこの作品が一番好きかもしれません。期待を裏切らなかったです。深津絵里さんは、こういうコメディな役のほうが似合うんじゃないかと。ドラマ「ステキな隠し撮り」のコンシェルズといい、面白くてキュートな感じがすごく良かったです。西田敏行さんは、前作でのマフィアのボスが(私的には)あまり好きではなかったので、近作も実はあまり期待をしていませんでした。が、それを見事に裏切ってくれ、すっかり更科六兵衛さんのファンになってしまいました。小林隆さん、梶原善さん、阿南健治さん、近藤芳正さん…と三谷作品ではおなじみの、東京サンシャインボーイズメンバーの出演も、ホッとさせてくれます。個人的には、小林隆さんが裁判長役なのが嬉しかったです。佐藤浩市さんの勘違い?キャラが好きだったので、また村田大樹さんにお会いできたことに感動しました。てか、彼はまだ売れてないんですね…(^_^;)木下隆行さんが、思いのほかすごくいい演技をされていて、「その言葉をもっと早く聞きたかった」と家を出て行くシーンでは、切なくなりました。ラストでの、エミとお父さんが会話(?)をするシーンは、この作品の泣きどころです。「エミにお父さんを会わせてあげて欲しい」と思いながら観ていたのに、お父さんが来た時には、エミには幽霊が見えなくなっていた…。姿が見えないからこそ切なさがこみあげ、涙を誘うんですよね。エンドロールの最後、六兵衛さんの肖像画が笑顔になっていたのにも泣けました。エミと万亀夫くんの写真で笑わせといて「そうくるかっ!」って思いました。作品とは何ら関係ないのですが、母親と来ていた小学校低学年くらいのお嬢さんが、「ここ笑うとこじゃないのに~」っていうところでケラケラ笑っていた(場内に響き渡っていました)のが、個人的にすごく気になりまして…。あと、主婦友達どうしで来ていた感じの奥様方も同様に…。笑いのツボは人それぞれなんで、しょうがないですけどね。観客が少なくなった頃に、もう一度観たいと思います。 " + }, + { + "date": "2011-11-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "期待し過ぎちゃった。\n 三谷幸喜監督が3年ぶりにメガホンをとったコメディ映画。とにかく豪華キャストにビックリ!三谷ワールド全開です。物語は~ダメダメ弁護士のエミ(深津絵里)がこれが最後と引き受けた殺人事件。容疑者は犯行時刻には、とある旅館で金縛りにあっていたと供述する。その旅館に泊まったエミは落ち武者の幽霊、更科六兵衛(西田敏行)と遭遇法廷で容疑者のアリバイを証明してと懇願する。幽霊が証言台に立つという、前代未聞の裁判!証言させる方法は?真犯人は誰?事件を通してエミが成長していく様が笑いあり、涙ありで描かれていきます。この映画がスゴイのは、チョイ役なのに有名俳優が出演してる所。誰が何の役で出ているのか・・・楽しめますよん。主要キャストは~落ち武者役の西田敏行。大正解です。キムタク同様、どんな役をやっても西田敏行ですけどね。深津絵里は、なんてったって可愛らしい。六兵衛の証言をモノマネで通訳するシーン。必見です。検事役の中井喜一もイカしてる。スーツの似合う男はカッコ良い。エミの上司は阿部寛。この作品で私は1番光ってるぅぅ~と感じました。長身で踊るリズム感に欠けたタップダンス、笑えます。今後、日本のドラマ・映画に欠かせない男優になりますよね。エミの恋人役はTKOの木下隆行。お笑いの人って本当に才能豊か。これから俳優としても活躍するんだろうなぁ。浅野忠信は・・・せっかく三谷作品に出たんだからさもっとハジケてほしかったな。ちょっとガッカリ。でね。いつも言うことなんだけど。この作品も上映時間が長いの。2時間超え・・・。よっぽどの脚本、映像展開がないと長さを忘れさせてくれないのよね。私は2/3過ぎたあたりから、失速・・・を感じました。良いキャラクターだったけど、市村正親さん演じる陰陽師の場面。なくても良かったかなって・・・。最後、ホロリとさせるべくして用意されたエミと幽霊の父(草なぎ剛)とのくだりもコンパクトにしてほしかったです。私はクレジットも楽しんで見るんだけどこの映画、オープニングが良いですよ~。お洒落なの。因みに他の作品でお薦めは~ディズニー映画の“101匹わんちゃん”と“ウエストサイド物語”です。“ステキな金縛り”ものスゴォォォ~ク期待して観に行ったけど三谷作品の中で、私の評価は“みんなのいえ”を超えない出来でした。なので・・・星は3つです。 " + }, + { + "date": "2011-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "掛け合いのトライアングルの面積の広がりこそ三谷ワールドの笑いの醍醐味\n 幽霊をいかに裁判で証言させるか?信憑性を持たせるか?は勿論、実体を観られる人と観られない人との違いとは?etc.etc.数多い疑問点へ1つ1つ答えるきめ細かな論述は、法廷ドラマの緊迫感を損なわずに笑わせる効果を持たせている。終始、大ざっぱで乗り切った『サラリーマンNEO』とはエラい違いである。また、『有頂天ホテル』の娼婦(篠原涼子)や、『マジックアワー』の売れない俳優(佐藤浩市)etc.過去の作品群とキャラがリンクしているのも興味深い。三谷作品の最も笑いの核である会話劇において、幽霊本人と見える側との掛け合いだけで成立していない点に、今作の繊細さが象徴していると思う。検事の中井貴一のような幽霊否定派・見えない側が加わり、三角形でキャッチボールする事で笑いのシチュエーションが発生し、盛り上がるに連れて、三角形の面積がどんどん拡大していく。そんなスケール感が人間の生と死の境界線まで波及するから、客も「どうなるんやろ?」とハラハラ感じ取りながら、笑う事で劇場全体が魅力を共有化できる。コメディ映画を楽しむ基本の中の基本が分厚い層を成す。ただ、丁寧に積み重ねている代償として、長いね…。豪華なのは嬉しいが、このボリュームやと胃モタレする。あと、生死の扱いが軽んじていく展開もブラックな不意打ち要素が濃く、笑うのに戸惑ってしまう要因の1つに感じた。その戸惑わせる設定がやがて事件解決の鍵だけでなく、死後の世界を把握する大きな分岐点となっていくので、いかに直ぐ受け入れるかで評価点が決まるのではないだろうか。では、最後に短歌を一首。『ホシ浮かぶ 裁き跨(またが)る 武者震ゐ 息吹き返し 真実の声』by全竜 " + }, + { + "date": "2011-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "サービス過剰がアダに・・・\n 公式サイトのURLを《sutekina-kanashibari.com》とせず、《sutekina-eiga.com》としたところは中々の策士だ。実際に“ステキな映画”だ。三谷作品でお馴染みの俳優が勢揃いし、その配役も楽しみのひとつ。自作「THE 有頂天ホテル」や「ザ・マジックアワー」のキャラクターまで飛び出す始末。三谷ワールド全開だ。この作品はとやかく言うまい。なぜならネタバレになってしまうから。内容は4つ★。だが、ラストはいただけない。見えないものは見えないままの方が感動する。上映時間142分・・・あと10分は切れる。 " + }, + { + "date": "2011-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心地よく見れました\n 飛びぬけて何か凄いって感じではないのですが、随所で笑えてホロりとされました。西田さん&深津さんの歌声も加わって凄く心地よかったです。法廷の場面が多いせいか、なんとなく役者さんが近くて舞台を見ているようにも感じられましたね。深津っちゃんが、少しふっくらして、可愛さ復活で◎でした。 " + }, + { + "date": "2011-11-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "女は度胸!貰えるのは笑いばかりではないよ!勇気と自信もどうぞ!\n 三谷幸喜とくれば、その笑いに敵無し!今日本中を笑いの渦に巻き込んで欲しい!でも、シナモンティーよりシナモントースト好きの私には今回笑いのツボがずれていて今一つ笑えなかったのが残念!自分のヘソ曲がりの嗜好を恨めしく思い化けて出たい気分であった。最近の邦画界は、殆んどの作品がヒットコミックアニメの原作ものが主流であるが、そんな邦画界にあって、オリジナルで脚本を執筆し、更に自身で監督もすると言う天才肌を見事に見せてくれる、三谷幸喜氏の存在は今、我が国の映画界には宝であり必要不可欠な存在であると思うのだ。彼をう~ん日本のウッディー・アレンと呼んだら褒め過ぎかな?それからこの作品に出ている俳優も、邦画界にはまた無くてはならない立派な俳優陣を揃えていてくれるのは実に頼もしく嬉しい作品なのだ。渥美清亡き後、日本のコメディー映画の屋台骨を支えてくれる事が出来る俳優と言えば、西田敏行さんをおいて他にはいないだろう。裁判のシーンでも証人である筈の落ち武者が、被告より目立ち、裁判を食ってしまう事をつまらんとヘソを曲げる被告も面白いが、映画『羅生門』でもあるまいし、死人を登場させる話をでっちあげる、三谷氏の発想力の面白さがこの映画の鍵を握る。まあ元々この発想はかの有名な天才シェイクスピアの発想が元になっていると言う事かも知れないのだが。海外ではこの手の作品はシリアスものなのだろうが、義理人情の世界観を散りばめてのストーリー展開を仕掛けると言う事は、少なからず、巨匠山田洋次監督と寅さんの『男はつらいよ』の影響が日本人の心の中心に存在していると言う事の表れではないだろうか?私がこの映画を観たのは、平日の昼間と言う事もあってか、映画館は現役主婦層の方々のお友達同士御一行様によって席は埋められ、映画館はまるで庭先の縁側さながらに横一列に連席の主婦達からは、笑いの混声合唱が響き渡るのだった。これを横目で一人観ていた私は、この笑いに飲まれて出遅れたのか不確かなままに映画の終わりを迎えたのだ。しかし映画館は多いに笑いの渦と化していた。その事は実に嬉しかった!どうして落ち武者の霊が見られる人と見られない人が存在するのかと言う定義が面白いのだが、ここに三谷氏のこの映画のメッセージがあると思うのだが、度胸もありチャレンジャーのフットワークの軽やかな主人公が今一つパッと花開かないのは、自分自身に自信が持てないでいると言う事を落ち武者が教えてくれるのだ。そう311を体験した日本人は今迄とは違う価値観へと転換して来ていると思うが、今後この長引く経済の低迷の中で、経済を立て直し、被災地の復興と言う大きな課題を持つ私達にきっと必要な事は、己の底力を信じる事なのかも知れない。生きる事が困難で、自殺を決意し、森のボロ宿に迷い込み落ち武者に対面する被告とは、今の日本人を表しているのかも知れない。袋小路で苦しむ自分達にもご先祖様と言う尊い歴史を一人一人が皆それぞれの人生に持っている事。自分一人で生きていると思うと心が折れる事も有る。しかし私達にはご先祖様から受け継いだ貴重なDNAがその身体に存在するのだ。目に見る事がたとえ叶わなくとも今の自分達をいつも隣で護っていてくれる心強いご先祖の存在、或いは神でも良いかも知れないが、きっとそんな存在が必ず何処かで今の日本を護っていてくれるのではあるまいか?映画の最後で自分の仕事をやり遂げた新米弁護士は、落ち武者の存在が見えなくなる。自分自身に自信を持って生きられた証なのだ。見えても見えなくても、自分の身体一つ取ってみても、その中には貴重な歴史に育まれた情報がDNAとして受け継がれているのだ。今一度、この力を信じて生きて行って欲しいと願わずにはいられない! " + }, + { + "date": "2011-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人を楽しませる天才\n はっきり言って最高でした。しかもキャストが豪華すぎ。更にみんな演技がうまいし、村田大樹が出て来た時はめっちゃ嬉しくてテンションが上がりまくってました。ストーリーも心温まる素敵な内容でした。最後は思いっきり泣いていました。最後エミに六兵衛とお父さんの姿が見えなかったのは、自分に自信を持ち生き生きとした感情を取り戻したからなんだと思ったら、とても切ないけれどとても感動しました。そして例え目に見えなくても死んでしまった大切な人が見守ってくれてるんだと温かい気持ちになりました。三谷さんの映画の中で一番泣けました。とても素敵な映画でした。ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2011-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "心があたたかくなります。\n 題名からホラーかと思ってましたが、とっても面白かったです。ほんのチョイ役のキャストの豪華なこと。特に陰陽師の格好した人や、レッドバトラーばりのちょび髭はこんな人、今時いないし、ってつっこみたくなるほど。困難を乗り越え、主人公が自信を持って法廷に臨むシーンは成長振りが窺えて頼もしいです。ですが、仕事がうまくいくと幽霊が見えず、最愛の父とも語り合えないのが切なかったです。エンドロールの後日談も楽しいので、最後までぜひ見てください。 " + }, + { + "date": "2011-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "シナモンティーを飲みながら\n 原作つきでないから、こんなにのびのび、自由な映画ができたのでしょうか。役者の数は多いので、お気に入りの役者さんが観たいという方。気を付けて下さい。凄く、いや、とても奇抜な格好をしていることもあって、観ている方が驚かされてしまいます。なんだか、仮装、コスプレと笑いだしたくなります。お笑い路線だと思いきや、涙でうるうる、家族愛、色々なものが詰め込まれたびっくり箱、宝箱みたいな感じです。出てくる役者さんたち、徹底的に、その役に紛しています。最初は上映時間が長いと思ったのですが。始まってみるとずんずん、ぐいぐいと引き込まれてしまうので、画面から目が離せません。トイレに行く人もいましたが、皆急いで帰ってきます。西田さんはアドリブだなあという感じはするのですが、他の役者さんはどうなのか。安部んは、中井さんは。長身のこの二人が真面目な顔で口にする台詞には頷きつつも、クスリと笑ってしまいます。 " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "気分爽快!この映画すごい!!\n 最近の映画の印象としては、何かしら原作があって映画が作られてる。けど、この映画は違う。三谷幸喜の手腕が見事に発揮。映画館でいる人全員があんなに笑ってちょっと泣いて満足して帰る映画はそうそう無いんじゃないだろうか。三谷ワールドの伏線の回収は見事。色んな所に張ってあるから回収するたびにここかー!なーんて思っちゃう。この映画は二回観てもいい位面白い! " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高の法廷コメディ。\n 大笑いしました。映画でこんなに笑った事ないんじゃないか?ってくらい笑わせてもらいましたね☆チョイ役でも豪華な顔ぶれのキャストを贅沢に使った作品です。三谷さんの人望なんでしょうか?とにかくスゴイ方々ばかり。最高のエンターテイメント作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "意外に、TKO木下がイイ味出しています。\n 『ザ・マジックアワー』以来、3年ぶりの三谷作品。今回は、ドジで間抜けな?弁護士が活躍する法廷ドラマ。“三谷組”と言う言葉が有るのかどうか走りませんが(笑)、例によって、三谷映画の常連が多数出演。過去の作品からの、カメオ出演もあります。深津絵里って、やっぱりスゴイんですねぇ。『悪人』でシリアスな演技を見せたかと思うと、この作品では一転、コミカルな役を演じています。あ、でも、『踊るシリーズ』もコミカルですね。でも、役の幅が広いのはすごいと思います。エミは、彼女でないとダメだったかも。一方、アメリカABCの『フラッシュフォワード』でアメリカ進出を果たした竹内結子。こちらの主役級の女優さんですが、今回は、脇役です。って言うか、彼女のイメージとはちょっと違う役だったので、何処で出ているのかパッと見ただけでは、判りませんでした(苦笑)。あんなに濃い化粧をする必要があるのか(笑)。その他、中井貴一とか、阿部寛とか、錚々たる一流俳優陣が出演している中で、お笑い界から出演のTKOの木下隆行が、意外に、イイ味を出しています。そうなんですよねぇ。お笑いの人って、演技させると、意外にイイ味をだすんですよねぇ。やっぱり、お笑いのネタをやっている=演じていると言うことなんでしょうか?さて、何故かエンドロールにだけ、大泉洋が写っています。これは、Wikipediaによれば、大泉洋の番組で直接監督の三谷幸喜に出演の了承を得て、実際にちょっと出演したらしいのですが、映画がフジテレビ系であるのに、大泉洋の番組がテレビ朝日系であったことから問題化し、こういう形での“出演”となったらしいです。三谷監督のやりたい事、出したい人が多すぎるのか、所々、冗長。もう少しシーンをカットすれば、もっと締まる作品になったと思います。でも、笑いあり、涙は・・・無かったと思いますが、中々楽しい作品です。 " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "三谷幸喜のトリックにひっかかりました\n 最近、小説やマンガを映画したものが増えている。面白いは面白いのだけれど、原作を知っていないとわからない細かいところで疑問符が残ったりする。それに、時間内に全部がおさまっていない気がして物足りなく、もどかしく思うこともある。最終的には原作に読みふけり、もはや映画を楽しむことから逸脱してしまう。そういうのも好きなのだけれど、今回の「金縛り」はそんな疑問符は一切なしで、久しぶりに純粋に映画を楽しめました。予測不可能な展開と、西田敏行さんのアドリブ混じりの演技。腹を抱えて笑いました。テレビでもやるんだろうけど、鑑賞している他の人と一緒に笑うって、楽しいものですね。ぜひこの映画は映画館で見ることをオススメします★ " + }, + { + "date": "2011-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "隅から隅までザッツ・エンターテイメント!な傑作法廷コメディ\n 失敗続きの弁護士が、再起を懸けて臨んだ殺人事件の裁判。しかし被告人の無罪を証明できるのは、事件当夜に被告を金縛りにしていた落武者の幽霊ただひとり。弁護士は幽霊を裁判所に召喚し、被告の無実の証明に挑む!……え、本当の裁判でそんなの出来っこ無い?バカらしいフィクションだって?いやいや、あぁた、そんなこと言うだけ野暮ですぜ。『ラヂオの時間』と同様、冷静になれば“んなバカな”な描写も多いのに、映画のペースに巻き込まれ、いつの間にやら笑わせられ泣かされている。だって隅から隅までスッゲー楽しい!し、おまけに優しさに溢れてるんだもの。まず深津絵里と西田敏行のコンビが抜群!「そんなん無理っすよぉ」といきなり若者言葉になったり洋食好きだったり、中途半端に現代に馴染んじゃった落武者・六兵衛。猪突猛進でド天然。「ヴゥァッハッハ!」と笑う姿や悪意の無い笑顔が可愛すぎる弁護士のエミ。二人の丁々発止のやりとりが笑えて笑えて。一方で、過去の汚名を灌ぎたいと願う六兵衛と、父への複雑な想いを抱えたエミが奮起する物語として一本スジが通っているのも好印象。他のキャラも良い!堅物キャラの反動が笑いと涙をもたらす中井貴一や、確信犯的なダイコン演技が面白過ぎる竹内結子や、前作『マジックアワー』のあの人とか……ステキな面々が大挙登場でとても紹介しきれない。僕があとひとりだけ挙げるとしたら……もうひとりの“落武者”(爆)。なんでアンタが法廷内にいたんだよッ!映画通の三谷監督らしく、ソール・バス調のタイトルロールやゴシックな雰囲気漂う事件発生シーンなど、ヒッチコック映画を彷彿とさせるオープニングとかも素敵だ。他にも過去の名作へのオマージュがわんさか盛り込まれているようだが、知ってる人はもっと楽しめたんだろうなあ、羨ましい。本作で残念な点は3つ。一つ目は、コメディにしてはちょいと上映時間が長過ぎること。ニつ目は、贅沢だろうが、やはりミステリー的な面白さももう少し欲しかったこと。そして三つ目は、これからまた数年は監督の新作映画が観られないこと。三つ目のが一等残念です……なぁ〜んて綺麗にまとめすぎ?ま、とにかく、今年公開されたエンタメ映画でも屈指の面白さ!見事な“笑い泣き”でした。最後に、これから本作を観る方々に一言。「……エンジョイ!」<2011/10/29鑑賞> " + }, + { + "date": "2011-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑える法廷ドラマ、泣けるコメディ\n 三谷幸喜が本作を構想したのは約10年前。以来、何度も何度も断られたとか。映画はいざ公開してみなければ、何が当たるか分からない。当たると思っていたのがコケたり、当たらないと思っていたのが当たったり。後者に当てはまるのが、「お葬式」や「おくりびと」など、そして本作も。「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」と、日本ではなかなか当たらないコメディを大ヒットに導いて来た三谷幸喜、いくら何でもそろそろ息切れするだろうと思っていたら、またまた満足度の高い作品を完成させてしまった。今回は、コメディ色の強い前2作とは違って泣ける要素を加え、満足度はさらにプラス。「12人の優しい日本人」という傑作を作っただけに、今回も二転三転するオリジナルストーリーで、142分、全く飽きずに見れた。役者たちもとても魅力。深津絵里はもう終始可愛いし、西田敏行の存在はもはや語る必要無し!呆気なく逝ってしまった阿部寛も、イイ奴にもヤな奴にも見える中井貴一も、意外と悪女役がハマってた竹内結子も、皆楽しそうに演じていた。よくこんなユニークなアイデアを思い付くなぁ、と感心。三谷幸喜の次回作には、またまたまた期待せずにはいられない。 " + }, + { + "date": "2011-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2011年No.1邦画\n いつもの三谷幸喜作品よく出来てる。トトロとかのジブリ作品に通じるものがある。ストーリは殺人事件の証人として幽霊をつれて来る。こんな奇想天外なストーリをよく思いつく。ファンタジーになるのか、三谷幸喜作品というジャンルになるのか、どの年代の人も共通して楽しめる内容になっている。子供でもわかりやすいと思う。喜劇というのはこういうものだよね。劇でも観てみたい。笑いあり、涙ありの心温まる映画になっている。興行的にも2011年邦画No.1になると思う。 " + } + ] + }, + "175": { + "title": "探偵はBARにいる", + "reviews": [ + { + "date": "2017-10-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "街の香りが画面から強烈に立ち込めてくる\n 札幌の街の香りが映画全編にわたって立ち込めている。例えば、ウディ・アレンの映画にはニューヨークの街の匂いが感じ取れるように、この映画にも街の匂いがある。札幌でなくても成立するストーリーとキャラクターだが、これが札幌でなくては魅力が半減する、そんな風に思わせる力がある。主役の大泉洋と相棒役の松田龍平にとって、本シリーズは代表的な役どころとなるのだろう。このシリーズがどこまで続くかわからないが、振り返るとこの2人の俳優を語る上で、決して外すことのできないシリーズとして認知されるのではないか。探偵キャラクターは今まで数多くあったが、大泉洋は、かっこ良さととぼけた味わいの絶妙なブレンド具合で、新たな探偵像を確立した。昭和的な雰囲気、あえて悪く言えば古臭さも漂うが、本作は無理に新鮮さを出そうとすることなく、古さを逆に武器に変えているのも良い。 " + }, + { + "date": "2019-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "札幌に行ったので、探偵はbarにいるを見直した。 あの街を実際に歩...\n 札幌に行ったので、探偵はbarにいるを見直した。あの街を実際に歩いてからみるとまた思い入れも変わる。最後の結婚式のシーンは美しく悲しい。からのラストのバーからのススキノを上空から空撮アンドエンドロール。きれい。そして大泉洋と松田龍平いいコンビですね。噛み合ってないけど実は一番わかりあってるみたいな相棒っていう感じ。続編が出るのもナットク。 " + }, + { + "date": "2019-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ずっと「名」探偵だと思ってました。\n 1作目ということで、作品の自己紹介って印象。2011年なので、みなさん若い!。大泉さんのこのヘアスタイリル久しぶり。PG12的な要素もあったりして、ちょいハードボイルドっぽかったかな。 " + }, + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "待ち望んでいた私立探偵バディムービー\n この作品は主役二人の存在感も相まって、強烈に面白かった。シリーズ3作まで出ているが、関係者の皆様、是非4作目もお願いします。 " + }, + { + "date": "2019-05-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "小雪がいい!\n  死ぬ前にこんな映画は思い出したくない!などと途中までは思っていた。ヤクザに対して仕返しもしたくて、依頼人“コンドウキョウコ”を探っていくうちに2年前の放火事件や、1年前にキリシマ(西田敏行)が殺された事件が繋がってゆく。ただ、主人公視点のハードボイルドであることが基本なので、一体何を調べればいいのか?依頼人を守るといった主人公探偵の主義もなんだか空回り・・・というか、近藤京子自身が放火によって殺されているので依頼人が誰かさえもわからない状態。ヤクザが徹底的に嫌いなのかといえば、そうでもなく。なんと松重豊演ずるヤクザのお嬢さんを見張る仕事もしていたのだ。 北海道という性格上、北方領土返還などといった言葉も出てくるし、どことなく右翼・ヤクザを容認している内容に嫌悪感さえ覚えてしまう前半。さらに、放火と殺人事件の黒幕が元学生運動から派生した新左翼のボスだということにも違和感が・・・ どんどん小雪演ずる未亡人ママが悪者に思えてくる内容なのだが、コンドウキョウコが一体誰なのかと考えると、どうも彼女しかいないのだ。で、なぜ面倒くさい依頼ばかり?と疑問を終盤一気に氷解!ちょっと涙が出てくるほど。復讐のため相手の懐に飛び込んで偽装結婚するにいたるわけだ。この薄幸の女性の表情を見ると、やはり『三丁目の夕日』が思い浮かぶ。 " + }, + { + "date": "2019-02-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "札幌の雰囲気も楽しめる\n 大泉洋と札幌が好きで鑑賞。さっぽろの街を舞台に、かけまわる様が面白かった。暴力シーンがなかなか派手で目をそらしたくなりましたが、アクションシーンは圧巻でした。これから2も見ようと思います。そして札幌にも行きたくなりました。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ひさびさに\n 試写会で見て以来見た。面白いなって思う以来の映画のひとつ。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ルパン三世なのか\n 高評価多いですが、私は微妙でした。演出かなぁドタバタ劇のシーンはやけにチャちぃし、シリアスなのか、リアリティなのか。大泉洋さん、役者として大好きですが、この役回りはどうだろう。もうひと押しって思うところが多かったと個人的には感じます。素のキャラがどうこうと言っているのではなく。電話の主はさて誰か?それを考えながら見るのはおもしろかった。ま、大体途中前半で推測出来てしまったのも残念なところではあって…シリーズ化されてますが、次を見たいと思えませんでした。すんません😓 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "バランスのとれた良作\n 探偵はBARにいる3を観てから1を観賞。あのキャラクターはこういう事だったのねの納得しながら観賞。主人公のコンビが相変わらず良い。松田龍平最高。脇役もキャラクターがきちんと立っていて最初から最後まで楽しめる。小雪さんはため息が出るくらい綺麗で悲しい役。素敵でした。若かりし日の野村周平君がちょい役で出てて可愛かった。大泉洋さんのナレーションも笑ってしまう。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "推理よりアクション\n 私は、大泉洋のファンなのですが、水曜どうでしょうとは違った、役者の大泉洋が見ることが出来ました。また北海道のすすきのや小樽が舞台となっており、広過ぎず狭過ぎずといった世界観で、北海道を、知らない私でも楽しむことが出来ました。次回作も見ようと思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "長寿シリーズの予感\n 探偵ものや刑事ものはストーリーの面白さはもちろんですが、主人公やその相棒や取り巻きのキャラクターが面白いとシリーズものになっていく。そういう点でこの映画はずっとシリーズとして続いていくであろう予感がします。そしてゲストヒロイン(今作は小雪さん)の存在も探偵シリーズには欠かせませんね。 " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ダメっしょこんなん作ったら\n 腹を抱えて笑っていたらだんだん腹が立ち、にぎりこぶしを握っていたそして涙で前が見えなくなる " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "探偵アクション\n 邦画で探偵ときき、推理ものかと思ったらアクション映画だったキャラ造形魅力的で見てて楽しい映画大泉洋さんのナレーションがワクワク感を煽っていく " + }, + { + "date": "2018-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大泉洋が\n かっこいい映画ね。でもかっこつけすぎ。自然なのがいいなぁ、 " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大泉劇場ですね\n 札幌の街が舞台なのが、新鮮でいい。 " + }, + { + "date": "2018-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもろかった\n 笑いあり涙あり、退屈せず最後まで観ることができた。 " + }, + { + "date": "2018-02-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "北海道味わうなら\n 探偵ものだが結構昭和臭さが時折感じるストーリー展開。このコンビの距離感がいい。 " + }, + { + "date": "2017-12-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "知ってる街になったし、中身もおもしろかった\n 知ってる街になったし、中身もおもしろかった " + }, + { + "date": "2017-12-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n バカバカしくって笑えます。 " + }, + { + "date": "2017-12-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "松田龍平と大泉洋が好きな人が見る映画\n 正直このふたりが好きじゃないと見れないかもしれない。逆にこのふたりが好きな人は楽しく見れる。野村周平が幼い時ですごく可愛かった。最後の小雪の銃殺シーンはすっきりする。 " + }, + { + "date": "2017-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よくできた探偵物\n 大泉洋の怪演が光る作品。脇を固めるキャスト陣も素晴らしい。謎も複雑すぎず、かといって先が簡単に読めてしまうほどのものでもなく丁度良く感じました。松田龍平も大泉洋もケンカ強すぎるのがちょっと違和感があったくらいかな?北海道を舞台に大泉洋が主演するというのはファンなら間違いなく楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2017-12-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁ、、こんな感じで\n 大泉洋と松田龍平を好きな人が観ればいいかなw私は好きだからいいけど話しはそんな大したことないが、キャラでもってる感じかな〜お金払って映画館行くまではないなーでも、たらっと観るには楽しめました " + }, + { + "date": "2017-11-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "大泉洋!!!\n って感じの映画!この人こんなにアクションとか演技できるんだあって少し感心!確かにあらすじが見ていくうちにわかってしまう点では冷めてしまった。小雪さんがただただ美しい。 " + }, + { + "date": "2017-11-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーとしては、わざわざ映画にしなくてもというレベル。強いて言...\n ストーリーとしては、わざわざ映画にしなくてもというレベル。強いて言えば2時間ドラマでもいいと思える。 " + }, + { + "date": "2017-11-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "高嶋政伸 髪型であんなに雰囲気変わるのね?! 狂気的なのは変わらな...\n 高嶋政伸 髪型であんなに雰囲気変わるのね?!狂気的なのは変わらないけど松田龍平の浴室に置いてある公園にあるような動物の大きい置物がかわゆ松田龍平カッコいい伝説てか野村周平でてんのかい!まだ子供で華奢だ〜最高車で鎖骨が折れたの下りが好きださり気なく振り返れない高田小雪もピッタリの役柄だったしあらすじ読めるけど私は気にしないので面白かった " + }, + { + "date": "2017-11-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ひどい映画でした\n ひどい映画でした。 かびのはえたような平凡すぎるドラマが延々と続き、 最後まで盛り上がることもなく、 単調なまま終わりました。 時間を返してください。主人公の性格も最悪でした。 殺人未遂の被害をうけたのに、 なぜか警察に行かないのです。 それ以外にも多くの犯罪に巻き込まれながら、 警察には通報しません。 この主人公は目の前で少女がレイプされても むしするのでしょうか? あまりにも非道徳過ぎます。 応援する気にもなれませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-11-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 北海道、札幌と言う舞台も良い。 " + }, + { + "date": "2017-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いろんな要素が。\n 映画において面白いいろんな要素、コメディー、バイオレンス、アクション、ミステリーetc・・・がふんだんに盛り込まれた、まさにエンターテイメント映画でした! " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好き\n 私はこの作品のスピード感がとても好きです。1つのことをダラダラと描かないスタンス。真実がわかる瞬間もぱきっとしていて見ていてとてもスッキリする。とにかく松田龍平さんがかっこいいです。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あらすじがだいたい読めちゃった\n あらすじがだいたい読めちゃった " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大泉洋ならではのコミカルさ+渋み・苦みもあって、基本楽しめた探偵物でした\n どこか懐かしさを感じれるような、昭和テイストのハードボイルド風探偵物でしたね。とは言ってもそこは主演が大泉洋だけに、彼らしい笑いを散りばめたグダグダ系の探偵でしたが、要所要所で魅せるところはしっかりと魅せる。まあシリアスなシーンが似合わないと言えば似合わないし、カッコつけているのがちょっと鼻につく部分もあったりはしたのですが、何だかんだで彼だからこそ惹きつけられた作品ではあったかなと、最後はハードボイルド物らしい苦みのある味わいを感じ取れたのも好ポイント、やっぱりハードボイルド探偵物は爽快感ではなくほろ苦さがあってこそですよね~。渋くて、それでいて笑えて、なかなか面白い大泉洋らしい探偵物だったと思いましたよ。探偵の名前は語られず、終始「俺」だったのも、昭和風味で何か良かったですね。そして携帯は持たず、BARの黒電話でのみ依頼を受け、更には美女に弱いと来たもんだ、まさしく昭和の探偵小説そのもののような主人公の設定が、懐かしくて結構ツボでした。ただ、やはりと言うかそこは渋くてクールなだけでは個性が死んじゃう大泉洋ですから、相当な確率でドジを踏む辺り、お茶目で憎めない何とも愛すべきキャラクターでしたね。冷静に考えると、ストーリー的に彼は大して役に立っていなかった気もしないではないのですが、まあ面白かったのでこれはこれでOKでしょう。一方、相棒の松田龍平演じる高田のキャラが、俺以上に個性あふれるキャラクターで、相当ツボに嵌りました。寝てたり何か食べていたり、相当ぐうたらな貧乏学生でしたが、使えなさそうでいざとなったらバリバリのアクションを見せるから何とも頼もしい、けど・・・真価を発揮するまでに時間が掛かるのが何とももどかしい(苦笑)まあでも松田龍平は探偵が似合うお父さんとは違う魅力で探偵を引き立てる、ナイス助演っぷりで見る者を楽しませてくれました、ポンコツ車もいい味出してましたねぇ。ストーリー・謎解き要素に関しては特筆するほどの内容では無かったですし、コンドウキョウコの正体もバレバレでしたが、何だか最後は切なくて、主人公同様ほろ苦い気分にさせられました。ところで吉高由里子は、何?ミスリード要因?贅沢な使い方でしたが・・・。まあしかし本作での小雪は美しくて謎めいていて悪女っぽくもあって、なかなかの嵌り役でしたね。彼女に翻弄される大泉洋の図が、結構好きでした。ススキノ界隈の愉快な仲間達も皆味があって良かった、特に安藤玉恵のウエイトレスが妙にクセになる感じで面白かった!若干間延びした部分はありましたけど、でもシリーズ化も納得のコミカルなハードボイルド風探偵物で、基本面白かったですよ。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本にもあるんだ\n ハードボイルド。地方都市を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。素敵。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとくさい\n 札幌とBARという舞台は良いと思いますが、話の作りがイマイチ面白みに欠けました。ちょっとくさいメロドラマみたいに思ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハードボイルド、正体不明の美女は普遍性。 でも、ドジで、格好をつけ...\n ハードボイルド、正体不明の美女は普遍性。でも、ドジで、格好をつけるが格好良くない探偵は時代性。ストーリーの意外性もあって面白い。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "かっこいいふたり\n 話題の映画やっとみました。大泉さんも龍平も大好き。ふたりともとてもかっこよかったです。内容的には可もなく不可もなく… 話題になったから期待しすぎたかな。先の読める展開だったので、物足りなかったかもしれません。でもおもしろいかおもしろくないかでいうとおもしろいです。続編も見る。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "たいした事ない。\n 本当にたいした事のない映画。主人公の探偵は、別になんもしないし、マジでたいした事のない映画。だから、つまらなくはない。たいした事のないだけで。個人的に大泉洋の演技がくさい。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "北海道の魅力満載\n 原作も読みました。大泉洋が主人公をどう演じるか気になってたのですが、イメージとは違うけど面白おかしく演じていましたね。ただ、メリハリがなく中途半端?もう少しコメディの部分とハードボイルドの部分をしっかり見せ分けてもらえると良いかなと。。ちょっと眠くなってしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-05-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "バーにかかってきた電話\n 名無しの探偵を演じる大泉洋にやるときゃやるぜ!と言ったような気迫めいたものが余り感じられなかった。タレントの大泉が二枚目って、そんな…。もっと砕けた感じのキャラにしてみても良かったのでは。作品全体に「ハードボイルドしてみたけど、どう?」とでも言いたげな雰囲気が漂うが、小雪が演じる物語のキーパーソンとなるミステリアスな女性に関してはミスキャストではなかったか。嗚呼、何だか80年代の村川透と松田優作とのコンビ作品が恋しくなって来たわ。 " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "踊るようなカメラワーク\n カメラワークが良く、画面が踊るように生き生きしている。観始めてすぐにグッと惹きつけられた。ハチャメチャで笑えるシーンがたくさんあるけれど、油断は禁物だ。人が殺されるシーンには、そこだけ別の映画に切り替わったかのような、強烈でリアルな痛々しさがある。この映画、二度観たが、二度目はそのシーンだけ避けた。そうそう、忘れてならないのはカルメン・マキさんの存在だ。登場シーンは少しだけだが、歌手としてパーティーに花を添えている。あそこで本人が出たことにより、霧島社長の偉大さが伝わった。また、小雪さん演じる沙織の細やかな表情に、高い演技力を感じた。ラストも感動的である。 " + }, + { + "date": "2015-11-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "20151102 意外と笑えて泣ける作品。\n 原作未読。意外と笑えて泣けるお話でした。軽い探偵物で、よく主人公が災難に合います(笑)相棒の、普段はやる気ない、でも頭もいいし、武道の達人という設定が面白い!物語展開としては、無関係と思っていた事件実はつながっていた、という展開なので、個人的には好みな内容でした。ラストのシーンにはホロリとさせられたのでした。 " + }, + { + "date": "2015-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "洋ちゃん\n すすきの♪すすきの♪ 洋ちゃんとすすきの♪真冬の雪道を走る洋ちゃん地元にとけ込む洋ちゃんロケーションとBARのセットが素敵ちょっとかわいいハードボイルドな洋ちゃんが素敵すぎる " + }, + { + "date": "2015-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ドラマ探偵物語が好きな人が作ったって感じ。だから始終漂うハートボイ...\n ドラマ探偵物語が好きな人が作ったって感じ。だから始終漂うハートボイルド感!僕は探偵物語もこの映画もどっちも好き! " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "10年代の邦画を代表するバディ物の誕生\n 札幌ススキノにて探偵兼便利屋としてのらりくらり暮らす俺。その相棒で空手の達人、高田。コンドウキョウコなる謎の人物からの1本の電話から始まる札幌の裏社会を巻き込んだ危険な仕事に挑んだ2人を描いた、10年代の邦画を代表する(といっても過言ではない)バディムービー第1作目。人口190万、アジア最北の大歓楽街、札幌ススキノ。ここは俺の街。俺はこの街のプライベートアイ。そう、探偵だ。冒頭、最高にクールなモノローグをバックにススキノを颯爽と歩く探偵の俺を演じるは北海道の大スター(らしい笑)大泉洋。長年演じ続けてきたコミックリリーフなキャラクターを活かしつつ、渋みと哀愁の漂う新境地な演技で彼の代表作とも言えるハマリ役を見せる。その相棒としてグータラな農大の助手で車の免許を持たない探偵の運転手として連れ回される高田役に松田龍平。完全にいつも通りな松田龍平ながらまさかの空手の達人という設定笑。激しいアクションをあの松田龍平にさせる邦画きっての無茶を成し遂げ、彼もまた新境地を覗かせる新たなハマリ役を披露する。ほぼこの2人が並んでる画だけで最高な作品。その2人をサポートする仲間として、新聞記者でバイの松尾に田口トモロヲ、札幌を牛耳るヤクザ桐原組の若頭の相田に松重豊、探偵行きつけのカフェ「モンデ」の看板娘の峰子に安藤玉恵などなど。今後のシリーズでも活躍を見せる面々が強烈な個性を残していく点も魅力的。年齢制限も設けている為、内容は少し過激。容赦のない暴力描写やススキノらしいムフフなシーンも盛りだくさん。しかしそれらを中和する大泉洋と松田龍平のポップな存在感とハードボイルドの佇まいが絶妙なバランス。物語終盤ボロ雑巾のようにリンチにされる探偵の無力さとやるせなさにどうしようもない気持ちを感じたし、その後の回復の過程が仲間内のくだらなさと優しさに溢れたもので笑えた。その後反撃を目論む探偵を前にして「1人っきりの友達をなくしたくない」と言って探偵を止めようとする高田もかなり良かった。毎回依頼人からの依頼で始まる事件を描くシリーズのようだが、その依頼人が毎回美女笑。今回はコンドウキョウコ改め小雪からの依頼で物語は始まる。複数の事件や花岡組なるヤクザが複雑に絡み合った捜査の中で次第にコンドウキョウコに惹かれていく探偵。命に危機に何度も晒されながら事件の真相を追った探偵の切なすぎる、悲しすぎる最後。シリーズ1作目にしてはかなり重めのバッドエンドが鑑賞後、尾を引くこと間違い無し。とにもかくにもカッコ悪くてカッコ良い大泉洋とやたら動き回る松田龍平が観ることのできる稀有なシリーズ。探偵だが個人的には和製007的な感じだと思っている。毎回ボンドガール的な人物も登場するし笑。末長く続いて欲しいシリーズである。2015年08月29日(土)1回目2017年12月09日(土)2回目 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白そうな映画\n 面白そうな映画でした(笑) 探偵だけど、間が抜けた感じが大泉洋のキャラとマッチしていて○。松田龍平のやる気ない感じと、小雪の憎たらしい顔が◎。だけど、後半はストーリーが失速して▲。私が酒好きなので、もう少しBARを強調して欲しかったかなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "・感情に任せてると寿命が縮むって言ってたのにけっこう短期よね、大泉...\n ・感情に任せてると寿命が縮むって言ってたのにけっこう短期よね、大泉洋さん。・あの途中で逃がして自主させた少年がちょっと気になった。・電話の主は声が小雪だったから筋は読み易かったかなあ。・大泉洋のキザなセリフと性格がおもしろい。・大泉洋に感謝してるならあそこまで殴らせなくてもいいのになぁと思った。・もう少し依頼と小雪の狙いが裏で繋がるともっと面白いなとも思った。 " + }, + { + "date": "2015-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 大泉洋の演技に完遂。 " + }, + { + "date": "2015-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった!\n 軽快なハードボイルドは観ていてとても楽しかったです。札幌の街並みが魅力的でした。二枚目の大泉洋はなんだか新鮮でかっこよかったです。ただ、個人的に松田龍平が大好きすぎるので、高田がもう少し出てきてほしかったです。バディムービーだと聞いていましたが、登場シーンが思ったよりも少なかったかな?おいしいキャラクターなのにちょっと勿体無い。。「まほろ」と同じような感覚で観てしまったので、物足りない感がすごいあります。原作を読んでからまた観返してみようと思います。 " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後が残念\n アクションシーンはとてもいいのだが…最後は雑にしか思えない!自殺するときのシーンをわざわざ見せるのはちょっと…ストーリーもそこまで深くはなかった! " + }, + { + "date": "2015-01-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "高嶋政伸の独壇場\n バーに入り浸る探偵にかかってきた調査依頼の電話。簡単な調査のはずが危うく殺されかけた探偵は真相を知るべく嗅ぎ回る…。最新作の前にシリーズを復習。何と言っても高嶋政伸の狂気的な悪役が際立つ今作。事件の様相が少しずつ見えてくる感じが探偵っぽさがあり好き。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "『探偵はBARにいる』\n アジア最北最大の歓楽街、札幌市すすきの。北海道と言えばこの男、大泉洋。主人公俺と助手の高田、喋らないBARのマスター、年季の入ったビュート。“泥酔の翌朝に於ける白々しい悔恨は―”と、ちょっとしたフレーズが何とも憎いコミカルなハードボイルドだ。 " + }, + { + "date": "2014-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "探偵 \"俺\"の女の愛し方\n 俳優、大泉洋 目当てで鑑賞しました。アクションに体当たり、いつもの笑いを引き出すところではにんまり、探偵役としての人物像は他の方が指摘されていましたが、なるほど、和製ルパン3世のようにもとれます。松田さんとのコンビも絶妙でした。一度目はストーリー全般を掴み、ストーリー自体を愉しみ(原作未読なので)二度目を観たときは、\"俺\"が謎めいた依頼人の女にどんなふうに惹かれていき、最後のクライマックスシーンを迎えたのか・・・という視点で観ました。それには、全編通して流れる彼のつぶやきだけに耳を傾けるとわかりやすかった。「最初から最後まで俺を怒らせる女だった」というような一言を吐くのですが、そこが何とも言えない彼流の愛情だったんだなと、感じたところです。相手役の小雪さん、舞台となったネオン繁華街のシャンデリアの眩しさにも、また雪一面の原野の白さにも負けないくらい、綺麗でした。 (3.8点) " + }, + { + "date": "2014-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n 原作からして、大泉くんはどんな風に仕上げてくるのか、かなり楽しみででも不安だったのですが、全く別物ではあるものの、なかなか雰囲気が荒んだ感じは出ててよかったと思う。大泉くんには点が甘いかなあ。小雪さんはすごく綺麗だったけど、あんまり感情が表情に表れないので、役にはある程度あってるのかもしれないけど、見ていて面白みはないし、なんで大泉くんが救おうと頑張るのかわからないくらいの魅力しか感じられない。右翼的な人々って、当時わりかし得意な人たちだったなぁ、と懐かしく思い出す。 " + }, + { + "date": "2014-07-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "中途半端に終わってしまった\n 大ファンの大泉洋が主役ということで、期待していた作品です。ダメダメな探偵のカッコ悪さと、ミステリー要素が絡み合って独特の雰囲気を持った作品でした。しかし、私には結局二つの要素がどっちつかずになってしまった様に感じてしまい、退屈に感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2014-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "札幌にこんなデンジャラスはない\n 自分が北海道出身ってのもあるのだけど、キャラや世界に浸っていたいと思える作品だ。第三弾までは制作が決まったそうなので、これからも続編を作り続けて貰いたい。 " + }, + { + "date": "2014-07-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大人の雰囲気\n 映画全体の雰囲気がしっかりしててすごく良かった。探偵の個性的な生活。毎晩行きつけのBARに行って同じ席に座り、ギムレットを頼んで煙草をふかす。そこでBARにかかってくる電話から依頼を受ける。これだけで本当にいい雰囲気。ハードボイルドだけどどこか紳士的?あれ、大泉さん…こんなにかっこよかったっけ…?ってなりました。(笑)高田の頭良いし超強いけどねぼすけっていうキャラもすごくよかったし、龍平さんあの眼鏡似合いすぎです(笑)かっこよかった(笑)とにかく主演の2人ともかっこいいの!(笑)で音楽もいいの!オープニングで流れるテーマ曲も劇中歌もどっか古臭いけどBARの雰囲気とすごくマッチしてたストーリーも切なくて、ちょっとバイオレンスなシーンもあるけど、見終わってからも見た人をそのまましばらく離さない様な余韻のある映画。ラストシーンで流れるピアノ…本当によかったなぁ。コメディ要素もあるけど、基本的にはハードボイルドな探偵映画。爽快さや面白さを追求する人には向いてないかも。しっとりとして切ない、大人の雰囲気のある映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-06-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "軽快なハードボイルド\n なんかどたばたとよくわかんなかったなぁ。でも大泉洋はすてきだった!小雪って、ハードボイルドに必須要素の謎の美女役がほんとに似合う女優だよね。 " + }, + { + "date": "2014-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 大泉洋 主演なので、もっとコメディタッチかと思いきや、ハードボイルド。もう少し笑える感じでもよかったかな。ストーリーは意外性もあって面白かった。原作を読んでみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2014-04-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスト最高!!!\n さすがは北海道の星、大泉洋!!個性が最大限に生きていて良かった。脇を固める松田龍太もとぼけた感じで良かったです。小雪さんの美しさも際立っていて「良かったなぁ。」と思わず過去形で言ってしまいました。(笑) " + }, + { + "date": "2014-04-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ハッピーエンドじゃないとこがいい\n 大人な映画? って感じ?ハッピーエンドじゃない終わり方がなんかいい。そして、この映画の面白いところは探偵のはなしだけど、探偵がメインで役に立ってたわけじゃないところだ。すべて小雪演じるさおりの指示で探偵は動いていただけ、すべては小雪の思惑通りにことがすすんで、さおりのイメージしたストーリーが完成した! ってはなしでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あえての昭和テイスト\n 個人的嗜好としてハードボイルドは『軽さをまとった』というのが好み。日本製でいえばTVドラマ『探偵物語』=松田優作が至高。原作は未読だが、そーいったハードル設定をしてみてもこの映画は合格といっていい出来だと思う。『探偵物語』を引き合いに出したのはご子息が出てるからですね。ハッキリ言って松田龍平はもうけ役。探偵の運転手、というか相方。掛け合いはバディムービーのようだしキャラ設定はオイシイし龍平独特の濃さを今回は薄めて、ライトでいい味。おっと主役の話も。今まで大泉洋は特別好きでも嫌いでもなかった。笑いの要素がない役者のコメディ演技は失笑ものだがその点は心配なく見れた。シリアス演技の重さ不足かなとも思ったが全体的には悪くない。物語=探偵への依頼+謎の解決はミスリードを散りばめ、先を読まさないようにしてある。脇役も中々良かった。特に高嶋政伸。(今後は怪優への転向を勧めます)1つだけ文句があるとすれば大泉洋がボコられた後、回復するのはかまわないが顔がキレイに戻りすぎ。あそこは『チャイナタウン』のジャック・ニコルソンよろしく絆創膏を貼った顔でやるべきだな。オセロを置いているバーに行ってみたい気分になりました。 " + }, + { + "date": "2013-12-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "意外とシリアス!?\n 大泉洋さん最高ですねー!笑えるし涙ありでパート2がでるのも頷けます。連ドラ化しても良さそうな映画ですね♪気になるのは探偵とBARはどういう関係なんでしょう?ちょっと気になってしまいました(笑) " + }, + { + "date": "2013-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ご存知大泉洋\n 水曜どうでしょうの大泉洋が、あの番組からは信じられない位カッコイイ作品になってます‼︎近年なかったハードボイルド映画になっていて、この映画を見た後は缶ピースを吸いながら、ウイスキーを飲みたくなっています(^ω^) " + }, + { + "date": "2013-10-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "北海道の英雄は、やはり凄い\n 個人評価:65点ポイント:[個性派][激走][熱情]いや~面白かった役者さんの性格にあった配役で、演じているのか、普段通り振る舞っているのかという位自然でしたストーリーも探偵っぽくて好きでした最初から電話の相手がわかってしまう位、簡単な謎が多いのですが、この映画の楽しむポイントはそこではなく!洋さんの慌てふためく様を神の目線で眺めるというのがポイントなんです見る方によって楽しむ視点が違いますので、宜しければ私の目線も試してみて下さい " + }, + { + "date": "2013-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "2のレビューが先になってしまった。\n この原作だが、初期の頃は舞台、キャラクターの設定や文体が気に入っていて4,5作目くらいまで読んでいた。最近のこのシリーズは、気に入らないモノをこき下ろしているだけの悪態文章なので見向きもしていないが。で、この映画は原作の第2作目である。前述のとおり、自分の興味は「舞台、キャラクター、文体」なので、果たしてそれが、どこまでスクリーン上に再現されるだろうか、と言うだけで劇場へ行った。惜しかったなぁ、と思う。カメラワークはドラマのように平坦でもなく、ハリウッド映画のように凝ってもいない正しい日本映画って感じだし、キャストについては大泉洋、松田龍平、は間違いなく満点だと思う。大泉洋は、言動と文体優先で、原作がやたらしつこく書いている「俺」像を無視している点がナイスだと思う。因みに原作で作家が主張する「俺」は風貌の説明部分だけ切り出すと、ゴッドファーザーヴィトコルレオーネを肥らせて下品にしたチンピラだ。あのセンスを無視したと言う一点だけでもこの映画はキチンと評価されて良いと思う。高田は、原作ではそんなにくどい説明が無く「何があろうとマイペースで空手が強い」て事で、松田龍平がキッチリ演じてくれている。このペースで周りもライトな感じで固めていけば少なくとも4.0は出していたと思う。問題はね、小雪さんと、西田敏行さん。好きな役者さんなんだけど、原作ではキャラクターイメージが、ほとんど表現されていない薄~い存在なので、スクリーンに再現て目で見ると、色の濃い役者さんはどうしてもやり過ぎに映ってしまう。ま、これがマイナスの主な理由です。2に書いたんだけど、2が1作目なら主役2人と、ゴリって時点で4.0は堅かったです。 " + }, + { + "date": "2013-05-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "古臭いハードボイルド喜劇のようだと思ったが、小雪が実に魅力的だった\n 総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 緩いお笑い系番組に出ているときの大泉洋は大好きなのだが、多少は喜劇路線が入っているとはいえハードボイルド探偵物語に出ていると締まらないなと最初は思ってみていた。いかにも映画の中で探偵が乗りそうな古い車が登場してエンジンが始動せずに煙を出すとか演出もわざとらしくて大袈裟だったりで、まるで80年代の作品のような古臭さを感じた。物語も最初はよくあるありふれたもののように見えた。突然携帯を取りに戻って重要な場面で西田敏行が一人きりになるとか、あちこちに設定された前振りが、小雪がいかに裏があって怪しいかを示していて展開も単純そうだった。 それが後半になって小雪の話がたくさん出てくると、銃の確保や取扱い方の練習はどうしたといった現実性はともかくとして、急に展開がどんどん変わっていく物語が面白くなってきた。彼女の強い意志と行動が一体何に裏打ちされているのかというのもしっかりと伝わってきて、彼女の芯の強さと思いの強さがわかり、人物像にものめり込めた。「ラスト・サムライ」に出ていた時よりも今回のほうが良かったです。 " + }, + { + "date": "2013-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "世代を越えて、誰でも楽しめる映画だね!\n 公開当時見逃していましたが、このシリーズの2が、公開間近に迫って来ていたので、1を観ていないと、2作目が理解出来ない事も有ると思って、急いで観ました。わざわざ、急いで観た訳だが、それだけ焦って観た甲斐はあったと思う!この映画は、ハードボイルドの面白さがトントン、トントンと調子良く展開する。最近は何でも、ミステリー話にしないと本は売れないと言う話を聞いた事が有る。そう言えば、ミステリー小説の類いばかりが、書店の小説本のコーナーを占めている。そんな中でも、人気の探偵シリーズ作品の映画化がこの作品だと言う事だろう。最近の邦画界では、オリジナル脚本が少ないので、必然的にベストセラーの映画化になると、ミステリー作品が多くなると言う結果が導き出されるのだが、今迄に面白かったミステリー映画作品は、中々直ぐには思い付かない。しかし、この映画は、きっと肩が凝らずに、あらゆる世代の人達からも、飽きられずに観て貰える作品に仕上がっていると思う。探偵を初めとして、彼を取り巻く人間が、皆個性的で面白いのだ。やはり、人物のキャラが巧くたっていると楽しめるものだ!私は、みなさん同様に、趣味で映画を観ているのであり、仕事で観ている訳ではないので、かなり好き嫌いがハッキリとしている。どんなにヒットしている映画でも、嫌いな俳優が出ていると先ずみないし、嫌いな監督作品は、絶対に観ない事にしている特にこの作品の場合は、特別に、主役級の俳優達3人が嫌いだったので、敬遠したのだ。結構みんなのレビューは高得点をマークしていた様に記憶しているが、観たらおもろいかも知れないと思っていても、時間が無い事を理由に観無かったわけだが、予想に反してこの作品は、私にも多いに楽しめる作品だった。先ずは主役の、大泉洋と、西田敏行が嫌いで、それプラス小雪は綺麗な女優さんなのだが、苦手で、この人達を2時間以上も観るのはNOサンキューだった。しかし、これが食べず嫌いと言う奴で、日本の娯楽映画としては、笑えて、ちょっとシンミリと味わいを魅せるシーンもあって、想いの他上出来な作品だった。そして何と言っても、ハードボイルドミステリーは真犯人が予想出来ずに、そして最後にドンでん返しが有る事が最大の楽しみの一つだ。その点では、まんまと私はラストで騙された口ですね。そして、もう一人忘れてはならない、登場人物である探偵の相棒の高田を、松田龍平が演じている。この高田と言う男のキャラも、憎めず、可愛らしいキャラだった。そしてこの作品を観ていると、彼は父親を越える良い俳優になるはずだと想像出来る。そしてもう一人オマケと言ったら悪いが、高嶋政伸が良い味出していたよな~!彼もコメディー映画には向いている俳優だ!今公開中のシリーズ2よりズーッと楽しめました! " + }, + { + "date": "2013-05-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館で観たかったなぁー\n 2の予告を最近映画館やテレビでよく観るので、観に行きたいなと思ってました。じゃあ1の方も観た方がいいかな、と、思ってたら日曜洋画劇場でやってました。一言でいうと、もっと単純なお話だと思ってました…。いや、私がネイルやりつつ、ぼーっと観てたからいけないんですが、登場人物が多くて、途中から誰が誰だか分からなくなってしまいました…。もっと集中して観ればよかったなぁ…と後悔。でも、完結しているようだったので、2だけ観ても大丈夫かな?やっぱり映画は映画館でポップコーン片手に、集中して観るのに限りますね‼松田さんの、やる気ないけど何でも出来る相棒キャラがすごく好きになってしまいました。かっこいい‼2は映画館でしっかり集中して観ようと思います。 " + }, + { + "date": "2013-05-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "2枚目の大泉洋?がみれるとアナウンスされ…\n 2枚目の大泉洋?がみれるとアナウンスされ観ました…う〜ん、どうでしょう?!このアナウンスをしていたスタッフに、\"私、嫌いだから\"と頑なにおばさんは断ってたけど、食わず嫌いかもよw " + }, + { + "date": "2013-05-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "バディ感\n 札幌+大泉洋っていったらどうでしょうの幻影が強すぎてまともに見えるのかと思ったが、オープニングの格闘シーンで適度にやられる俺と無表情に強い高田のバディ感を見せつけられて安心して見られた。シーンの所々に80年代あぶない刑事に見られた「お約束」も見られて続編に向けてきっとクスリと出来る仕掛けになると思う。バディ映画として何につけても無口で無表情な高田の「一人っきりの友達なくしたくねぇや」のセリフにグっとくるものがある。相棒じゃ違う。仲間じゃない。友達ってのが二人のゆるくて強い関係を絶妙に表しているのではないだろうか。後半ダレるところがあったのは正直なところ。でもちゃんと面白かったし続編にもちゃんと期待出来ている点でこの作品の勝ちだ。 " + }, + { + "date": "2013-04-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画独自のススキノ・ハードボイルド\n 原作ファンからすると、とってもフクザツな感傷をもたらす映画。<ススキノ探偵>シリーズの肝だと思ってた部分が軽んじられてしまう一方、そこですか?的要素が強化されているところが悩ましい。映画として観た場合も、アクションとミステリと人間ドラマとコミカルを総動員しようとしたためなのか何なのか、展開がめまぐるしくて追いかけるのが大変な部分も。一番ヘンだと感じたのは、名無しの主人公<俺>が口にする「探偵は依頼人を守らなくちゃいけない」というセリフ。確かに原作でも「依頼人は護らなくちゃいけないんでね」とは口にしている。ただ、それは原作が持っている\"ハードボイルドをマジメに語るのは恥ずかしいジャン?\"ってノリが下地にあるのであって、本格的なハードボイルドを目指しているのではない。ところがyoutube予告編にあるように、映画本編ではいかにも正統派ハードボイルドですというスタイルを提示している。キャスティングで<俺>に大泉洋を起用していることから、原作への配慮がゼロとはいわない。しかし違和感が否めないのも事実。そもそも<俺>は業としての探偵を意識していない。たぶんに編集・出版的な事情で「探偵」を冠しているだけで、キャラクターとしての<俺>は\"街の便利屋\"を気取っているだけなのだ。だから原作ファンの一人として、また映画ファンの一人として、文句言いたいような、映像化に感謝したいようなアンビバレントな気持ちに叩き込まれてしまう。映画本編だけ観ていても、複数の事件が一つになっていく流れは駆け足に感じる。しかし原作もだいたい似たようなもので、説明を入れない<俺>の行動が少しずつ大きな流れを作っていく。ただ、小説では探偵の<俺>が早足にならないよう小ネタをはさむ一方、映画では小ネタも一緒に濁流飲み込む勢いでドッと押し寄せる。だから読者が受け取るウィットに富んだ作品世界と、観客が受け取る怒涛の映像迫力とは大きなギャップがある。細かいことを言ってしまえば、<俺>の本拠地であるバー「ケラー・オオハタ」に初老のバーテンダーはいない。いつもは若い岡田というバーテンダーが<俺>の相手をする。またモンデという喫茶店には、<俺>を挑発的に誘惑する女給も存在しない。どちらも映画オリジナルだ。オリジナルが悪いということはない。映画の尺が小説全部を再現できるわけがないと分かっているから、都合よく登場人物を一人に統合したり、イベントをはしょったりカットしたりはよくある。でも、原作の雰囲気とは別の路線で味付けするのは、よっぽど注意深くやらないとイメージが壊れてしまう。それでも映画が成立しているならいいけれど、原作の持ち味と違った形で提示されたら名前だけ拝借したのかと考え込む。しかし暴力描写に遠慮がなく、主人公がタフで飄々としていて、ヤクザや風俗の客引きなど、<ススキノ探偵>シリーズに込められた猥雑な札幌を映像化しきったことはスゴイことだと思う。そこは原作ファンとしても認めるところ。甘っちょろいスカした作品に仕上げられたら、それはハードボイルドではない以上に<ススキノ探偵>じゃない。原作のすごさは、ライトな間口で実はタフなハードボイルドを日本で生み出したことなんだから。ただ、なまじ再現してくれた側面があるだけに批判しづらく、その点はやっぱりフクザツ。劇場公開中も表現しがたい感情を喚起していたけれど、今回で二度目の鑑賞も、やっぱり言葉にしづらい思いを抱かせた。端的にいっちゃうと、原作はもっとおもしろいから映画を好きになった人はぜひ読んでくださいってこと。では評価。キャスティング:7(他に誰がいるっていえない点で、文句つけがたい)ストーリー:5(原作をまるごと移植しようとし過ぎた感がある)映像・演出:8(手加減なしの暴力描写と、逃げずに飄々とした印象の<俺>がうまく出ている)ハードボイルド:7(なまじ<俺>が「探偵なんだよ!」と言い過ぎるきらいがあるが、それ以外はタフで信念曲げないところが魅力)原作再現度:8(映画という尺に収めるには困難なことを考えれば、かなりの力技を使っているのは感じる)というわけで総合評価は50点満点中35点。映画を先に観れば悪くないと思ったのかもしれない。だから原作未読の人にオススメ。そして映画を観た人には、原作小説を手に取ることを超オススメ。 " + }, + { + "date": "2012-12-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そぅ・・まるですすきのに現れたルパン(^O^)♪\n 俺は・・脚本が素晴らしい映画が大好きだ(*^^)v●アンノウンや・・●パルプフィクション・・●エターナルサンシャインなどなど・・本作は、(邦画なのに?)脚本が素晴らしい⌒(^・^)⌒(●12人の怒れる日本人や●陰日向に咲く・・並みに素晴らしい!俺的に!)俺は、九州在住で、北海道行った事も無いし、行く予定もないが・・ロシアに近い雪国】ていう独特の異国感?※都でも府でも県でも無い・・日本唯一の【道】の意味・・。 上手く出せてたように思う。脚本が素晴らしいが・・小道具やカメラワークもまた素晴らしいて事だよネ?なにより・・演者が『皆』素晴らしいかった(^ム^)ラスト10分まで読めなかったな・・。この手が有ったかヽ(^o^)丿?天才大泉さん・・あんたやっぱスゲェよ(@_@)イチロー選手や中田ヒデ選手・さんまさんや松本仁志さん桑田圭佑さん並みに・・日本ショービズ界の寵児現る!!!いや素晴らしい!星☆評価は・・DVD新作¥500基準で(*^^)vDVD買う度 ◎◎モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆おすすめ度 *****デートで見る度 ◇◇◇◇◇観た後の行きたいお店】 バー・ケラーオーハタ?観た後の飲みたいお酒】 『ウィスキーWのストレート』観た後の食べたい一品】 北海道あられ???本作は・・本来99の岡本さんと大泉さんの共演が噂されてたとか?いないとか?(かなりコミカルにフる予定だったらしい・・。)松田さんとのコンビでシリアスにフッたからこそ・・怪我の功名?逆に素晴らしくなった気がする(V)o¥o(V)&西田さんと高嶋さんが圧巻!!!迷いなく・・伯爵・・準品質保証作品に認定!!!おすすめしまくりです(o|o)(o|o)(o|o) " + }, + { + "date": "2012-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "コンビがいい!\n 大泉さんが好きなので観に行きました。ストーリーはわかりやすい。おもしろコンビが好きです。ゆるいけど万能な相方!いいキャラしてます。雪に埋められるシーンとかお風呂のシーンとかがお気に入り。花嫁姿の小雪さんがお美しいです。結婚式からの拳銃を出すシーンの演出が素敵です。 " + }, + { + "date": "2012-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大泉さん\n この映画の世界観が好きだ。序盤はかなりコメディ要素が強く、それでも十分楽しめたが、後半にかけてのいい意味での裏切られた感がすごく良かった。極悪人だと踏んでいた沙織が裏の裏を欠いて来たり、とにかく楽しめる映画だった。新作も作成中とのことで楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2012-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?\n 映画「探偵はBARにいる」(橋本一監督)から。主人公の探偵役・大泉洋さんが、雪の中に埋められ、殺されそうになる直前に、悪役の高嶋政伸さんと交わした何気ない会話が印象的に残ってしまった。「ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?」「その質問の意味は?」「意味なんかない。お前の人生と同じだ」「学問のないサルのくせに、シャレたことを抜かしてんじゃねぇよ」「無言だと不安になると思って、気を使ってんだよ」「そういうタクシーの運転手が一番迷惑なんだよ」男って、冷静を装いながらも興奮すると、知らず知らずに会話の語尾に「よ」をつけるものなのかな、なんて思いながら、殺そうとしている男と殺されそうになっている男の会話としては、面白いな、とメモを片手に、物語を振り返った。また、殴り合いの喧嘩になりそうだったら「顔を殴らないでください、一応、モデル志望なんです」とかわし、「あなた、携帯持ってないの?」と訊かれたら「ない。束縛されるだけで、何の役にも立たないからな」と返す。「感情に流されれば、寿命を縮める。俺が貫いてきた主義だが、主義に凝り固まれば、ソビエトも地図から消える」と呟いてみる。こんな楽しいフレーズ満載の作品であったが、一番のお薦めは気取ってある文章の一節を読み、「何それ?」と訊かれたら、「萩原朔太郎が、俺の生まれるずっ~と前に、俺のために書き残してくれた文章」ってサラッと答える台詞。これ、是非一度、どこかで試してみたいな。 " + }, + { + "date": "2012-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "古典的な和製ハードボイルドΣd(゚∀゚d)イカス!\n 俺は『探偵物語』とか『傷だらけの天使』をリアルで観て育った世代じゃなく、子供の頃テレビの再放送で観てた。この映画のレトロ感と泥臭いアクションは、こういうドラマを思い出すな~(∩´∀`)∩ワーイハメットとかチャンドラーを彷彿とさせる主人公の独白、そしてバーで黒電話から依頼を受けるという根無し草感もΣd(゚∀゚d)イカス!そしてススキノっていう場所が持つレトロ感も、古典的な和製ハードボイルドの雰囲気にマッチしてると思う。れんが造りの建物、降り積もって薄汚れた雪、そして古いビル等々・・・本当に70年代80年代にタイムスリップした感じがする(・∀・)イイ!!頭は切れるが美人には滅法弱いという、ほんとべたで古典的ななキャラ設定だけど、このべたなところがまたいいワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ大泉洋はこの役にはうってつけですよ(^_^)相棒の松田龍平の、普段寝てばっかりいるしがない大学助手だけど格闘になったら滅法強いという設定もまた定番ですな(・∀・)何より目を惹くのが高嶋政伸。一瞬見ただけじゃ誰だか分からないほど、粗野で下品な役柄を見事に演じてる∑(゚ω゚ノ)ノ昔『HOTEL』で「申し訳ありません!!」と頭を下げまくってた頃の爽やかさはどこへやら(笑)そしてファム・ファタール的存在の美女として小雪。こいつが犯人なんじゃねーの?と観客と探偵をミスリードさせておいてから、実は・・・という流れもいいなあ~( ・∀・)アヒャクライマックスのスローで拳銃を撃ちまくって悪党を殺しまくるシーンなんて、『セーラー服と機関銃』を彷彿とさせる。ミステリーとしても面白いし、ノスタルジック感満載で最高じゃないですかワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪ただ納得いかないのが、探偵が拷問を受けるシーン。探偵を拷問するのが、全日プロレスの諏訪魔が演じてる用心棒っぽい奴なんだけど、何でわざわざここで覆面を被る????ヾ(゚Д゚ )ォィォィ確かに昔のハードボイルドドラマって、こういう記号的な演出って結構多かったと思うけど、ここでそれやるか???せっかくいい映画に仕上がってるのに、これが(;゚д゚)ェ. . . . . . .って感じで水を差してるのが何とも残念ε-(´・_・`)ハァ・・でもこの部分以外は相当良く仕上がってるし、役者の演技含めて非常に面白い\(◎o◎)/車のレトロ感も最高ですね~(・∀・)続編の制作も決まったし、目が離せないシリーズになりそうです。 " + }, + { + "date": "2012-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "中年層にはたまらない\n 「探偵」「松田」、このワードを聞いてあの男を思い浮かべるのは40代以上だろうか。松田龍平の父、松田優作である。中年層男子にとって「松田優作」とはカリスマであり、ヒーローなのだ。私のまわりで松田優作をキライだと言う人はいない。そして彼の代表作は「探偵物語」である。本作出演の松田龍平に、その父「松田優作」の面影がダブり、ほどよい感じにツボを刺激してくる。涙がチョチョギレる思いである。これは私の勝手な思い込みかもしれないが、本作に彼へのオマージュを感じてしまう。そして劇中に「コルレオーネ」や「卒業」などのセリフが出てきて、これまた中年映画ファンの胸をチクチクとやってくれる。なんともそれが心地良いのだ。サスペンスストーリーも良く出来ている。王道と言えば言えなくもないが、最後まで楽しく観ることができた。次作は映画館で観たいものだ。 " + }, + { + "date": "2012-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リベンジ!!\n 愛に生きる女の話しですねぇ。小雪さんのリベンジ格好よかったです。大泉さんなのにシリアスな感じが多くて意外でしたが、松田さんとの絡みが楽しかったです。 " + }, + { + "date": "2011-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思いのほか面白かった\n 北海道札幌はすすきのを舞台にした、大泉洋扮する探偵の物語。思ったよりもハードボイルドで、とはいっても大泉洋なのでかなり3枚目でおちゃらけていて、なかなかよかったと思います。これってたぶん、松田優作の『探偵物語』のカッコ悪いけどカッコいい的な雰囲気に近いんだろうなあ。と思ったら、息子の松田龍平が出演しているのは偶然?彼が主役の探偵役をやった方がもっと話題になったのかも。いやいや、でも大泉洋の探偵役が非常によかったからなあ。当初、この作品は見るつもりがなかったのですが、映画のランキングで上位に食い込んでいて、しかも大泉洋の地元北海道では絶大な人気という話を聞いて、急に見てみたくなりまいた。まるっきり期待していなかったのに思いのほか面白かったので、この落差も踏まえて★4つです。期待していなかったのも大泉洋、期待を超えたのも大泉洋ということで、この★は彼に贈ります。 " + }, + { + "date": "2011-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わざとらしい演出が逆にアリ\n すごく、古めいた演出だと思います。街のカット割りとか。ナレーションを入れるとことか。悪い意味ではありません。第一印象はまるでルパンのようだ!と思いました。劇に入りこめる、古めかしさというか。大泉洋がまさしく物語の一員らしい振る舞いをし、そこに松田龍平がすこしの現実感を持って現れる。そのバランスが絶妙です。何これ?という風に斜に見てもおかしくない。でもそうならない。この映画のバランス感覚の良さに感服です。 " + }, + { + "date": "2011-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃!\n 大泉洋が主演ということで、バリバリのコメディかと思いきや…割とシリアス!(もちろん笑える要素も多いのですが・笑)何がシリアスって、ストーリーもだけど、大泉さんの演技。もともと大泉さんの出演している作品を観ていていい俳優さんだなぁと思っていましたが、この作品でますます好きになりましたね。鑑賞された多くの方がきっと、少なからず見直したでしょう。ただのコメディ俳優ではないと…。松田龍平さんもいい味出してた!小雪さんも…うん。いい。そして超悪役の高嶋政伸。最後まで高嶋さんだと気付かなかったです!後でネットで調べて知って、びっくりしました。豪華俳優陣もろもろです。俳優さんのことばかり書きましたが、内容の方はというと、結構グロいです。大泉洋&松田龍平というだけで惹かれて、内容の下調べを一切せずに鑑賞したため、冒頭から暴行シーンというのは予想外でした。血も全編に渡って多めです。目を背けたくなるようなシーンも…。個人的に、洋画のグロいのは平気なんだけど、邦画だとリアリティがあってどうもダメなんだよなぁ。しかし本当にしっかりした内容で見応えがあり、飽きることなく楽しめました。クスッと笑ってしまうシーンも多々…笑全体的にバランスのとれたいい映画でした。もし続編が出るならすごく楽しみです。記念すべき映画.comレビュー第一弾でした☆ " + }, + { + "date": "2011-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "東映っぽい\n こんなかっこよくて味わい深い探偵映画が現代の日本で見れるとは全く思っていなかった。アクションも泥臭くてよかった。小雪なんて嫌いだったけど、好きになった。しかしミステリー要素はごちゃごちゃしていて、人物名がたくさん出ても混乱して把握できなかった。そこがすっきりしていたらなおよかった。それでも充分面白かった。 " + }, + { + "date": "2011-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小雪が…\n おもしろかったです。ただ、残念なのは小雪の美しさがイマイチで…。何かフケたな~って正直思った。そこが残念でしたが、全体的には面白く満足でした!キャストも良かったと思います。最近では珍しいくらいハードボイルド。飄々としているのに女にはちょっと弱い探偵と、更に掴みどころの無い相棒。謎の美女に都会の(北海道だけど…)雑多な喧騒とその中の人情。ぼろい車にレトロな雑貨…そして、とにかく酒を飲むシーンが多い!うまい酒が飲みたくなる映画でした。 " + }, + { + "date": "2011-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "BARのマスターの声が聞きたい!\n 舞台が札幌っていうのが、とっても新鮮ですね。大泉洋が、しっかりハードボイルドしています。物語は~ある日、探偵の【俺】(大泉洋)は電話で女性から依頼を受けます。ところがソレが、自身の命をも危険にさらす事件に発展クラブのママ沙織(小雪)の夫、霧島(西田敏行)が殺害された事件地上げが絡む放火事件、関係がないと思われた事件が次第に1つに繋がっていく・・・というストーリー。アルバイト運転手の高田(松田龍平)、ボヤっとしてる加減が良いの。普段は大学の講師で、でも空手の達人。【俺】とのアクションシーンは迫力満点です。龍平さんは近頃、お父さんに似てきましたねぇ。弟の翔太くんの爽やかイメージとは違っていて今回の作品~ちょっと優作さんの家族ゲームの時の雰囲気を感じました。登場人物で気になったのは、悪役の高島政伸なんだかハリポタのスネイプを想わせる容姿で、キモくて上手です。注目したシーンは霧島の元妻、近藤百合子(竹下景子)と話すところ。家の中なんだけど、画面が明るくなったり暗くなったりするの。外の明るさで時間の経過を知らせる・・って感じじゃなくてなぜなのかしら不思議です。それから~【俺】が沙織の喉元にピストルを付きつけるシーン。一発で綺麗にスっと、良い位置に入らなんですけどぉ・・・。私が監督なら、撮り直したくなっちゃうよな~って。なんだかモタついた感があって、イケてるシーンなのに勿体ない気がしました。とっても楽しみにしていた作品だったのでガッカリするとイヤだな~・・・と思っていましたが大丈夫でしたよ。“探偵はBARにいる”星は4つです " + }, + { + "date": "2011-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "探偵どうでしょう。\n 原作は未読、とにかく大泉洋が出るということで、かなり以前から宣伝しまくられていたこの作品^^;相棒スタッフが集結し、さらに探偵の相棒には松田龍平。期待させる面子だけが頭に浮かび、かなり高期待を寄せていたが…原作の面白さ?を知らないので比べようがないが、なんで初回がこの話だったんだろう…?探偵がバーで電話を待っている。のはいいとして、実に昭和的でベッタベタなシチュエーション。一瞬、角川映画か!?と思ってしまったほど。俳優陣の演技で大方救われ、最後まで観れるが…最後もあの終わり方^^;どこにも「相棒」らしさが感じられず、非常に残念な感覚が残った。脚本が悪いのか…?いや、原作がこの通りなのか?分からないけど、もう少しテンポのある描き方をして欲しかった気がする…。さて、肝心の探偵役・大泉洋。彼の俳優としての演技は嫌いではないし、ヘタではないと思うのだが、今回はムダに「どうでしょう」キャラを出しすぎているように感じた^^;彼の出世作「水曜どうでしょう」を長年観てきたファンは分かると思うが、今作は彼の「素」が随所に顕れている。おそらくは、そのコミカルさを狙って彼を起用したのだろうが、この人は真面目に演技しても笑いをとれる俳優なので、かえって邪魔に感じる。そのキャラとアクションがどうにもミスマッチで、かなりのハードボイルドに、流血アダルト系をプラスした探偵の素顔が、明らかに洋ではない。でも洋が演じている^^;カッコいい洋、として描かれても問題ないキャラクターに、素の洋、がねずみ男の如く、邪魔をしかけているのだ。どうにも安定していない。例えば龍平の父が演じた「探偵物語」もハードボイルドにコミカル要素を合わせていたが、あのキャラを優作は完全に自分のものにしていた。次回作も(アクション要指導で)決まっているそうだが、それまでに洋のキャラ作りが成功していますように…とただ願う。相棒・高田の松田龍平。この人の演技はいつも通り^^;で、特に大差がない(爆)先日観た「まほろ駅前~」で演じた行天とも、ほぼ大差がない。ひょうひょうとして頼りなく見えるのに、腕っぷしが強い!っていう、父親直伝のオーラを引き継いで独特の演技を仕掛けてくる。この人は多分このまんまのキャラで相棒を通すと思われるので^^;まぁいいとして。やっぱり探偵のキャラを安定させて欲しい気がする。他、小雪も西田敏行も高島政伸(怪演!)も悪くないのだが、どこをとっても予定調和すぎる。何のカラクリも描かれないまま話は進み、最後の最後までハードボイルド…。とにかくドンパチと流血はハンパない。ドラマ的で良かったのは、探偵が過去を思い出したところ。小説とは違うようだが、あのくだりで探偵の人間的な部分が少し描かれ、彼女への想いが伝わってくる。それにしても…すぐにケータイ買っちゃう探偵ってどうでしょう?あくまで黒電話にこだわって欲しかったんだけど…(マスター好きだし)次回作に期待。(本はいいけど、映画なので電話の声も分からないようにして欲しかったな) " + }, + { + "date": "2011-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ルパン三世だね\n 良かったよ。やはり映画全体の雰囲気と俳優陣の魅力によるところだね。ストーリーはそんなに奇抜でもなんでもない。昔の探偵ものって雰囲気だけどそれよかルパン三世って感じでしたね。 " + }, + { + "date": "2011-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まさにエンターテイメント作品\n 期待通り、むしろ期待以上でした。まず映画の予告からしてしゃれてた。キャストこのメンツなら面白くなるんじゃないかと公開前から期待してました。大泉洋というとやっぱり笑いの要素がふえてしまうのかなって思ったけどいいバランスでした。むしろ、めっちゃかっこいい。そして松田龍平がいいサポート役でいい味だしたます。こういう作品、日本映画であんまり見たことないって思いました。一度見たら、大泉さんにほれます。笑 " + }, + { + "date": "2011-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いい出来\n しっかりとした原作がある安心さ、ジャニタレが出ない安心さ、古き良きTVドラマというか、いい意味で東映らしい出来の秀作。大泉洋も松田龍平もはまり役だね、シリーズ化されるみたいだから益々楽しみです。個人的には安藤玉恵のウェイトレスがつぼでした。 " + }, + { + "date": "2011-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "探偵はBARにいる\n 予告を見た途端ピーーンとくるものがあり、見に行きました。探偵物語、や俺たちは天使だ、等70年代の匂いプンプンです。(ちょっと今の世界なので、シビア度がましているかもしれませんが、、)大泉洋さんはこれぐらいできる俳優さんだと思っていました。役柄を広げ、新しいキャラを作っていってほしいです。松田隆平さんは、美形ですね。ジャニーズ役者にない俳優のもつ美を持っている方と思います。お父さんを引き合いに出されるのは嫌でしょうが、それなりの生きざまを見せてほしい役者さんです。さて、小雪さん美しいキラキラ★個人的には、丈夫なお子さまを生んでください♥女優てきに言えばも少し無くなった御主人への葛藤が出るところが欲しかったかな?表情がいつもの小雪スマイルで、何かがモスコシ欲しかった。「探偵はBARにいる」奴はそこで、泣いているのか笑っているのか?社会の片隅、奴はいつもそこにいる。 " + }, + { + "date": "2011-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最近こういうのなかったね…\n 最近ありそうでなかったベタな設定にベタなキャラ。なんか元気になれる作品。こりゃ〜長期シリーズ化お願いしたい!また…あいたいよね。探偵さんに… " + }, + { + "date": "2011-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "笑いとシリアスの絶妙な境界線\n ユルいです。なかなかのユルさ。まあ一見地味というか、派手さはないし、めちゃくちゃ金の掛かったセットもない。CGフル多様みたいな特殊効果もないし、主演も大泉洋で華がない。TVドラマサイズで事が足りるんじゃないの?という、その線ギリギリの『ツクリ』というか。だから結構イヤミがなくて、サラリと観ていられるというか。探偵モノと言っても、推理も難解という訳じゃなく、軽い思考で充分対応出来てしまう。ハードボイルド調の独白もまあ多様するんだけど、当の本人三枚目って感じの探偵さんなんで、親しみが持てるというか。セクキャバ行くし風俗行くしベロンベロンになったら犬の置き物パクって来るしで、こんな奴、連れに一人二人は居るよなあ、という親近感。アホとシリアスの絶妙な境界線というか。大泉洋だから醸せた雰囲気なんだなあ、と。トボケた助手の高田役、松田龍平との掛け合いも面白かった。まあ、だからこの『ユルさ』が良かったんでしょうね。小説チック、漫画チックの様な探偵〈俺〉と助手高田のバックグラウンドには、流石にちょいと苦笑いしましたけども。あと時間も少々長い気が。100分以内で収めたら、もっとカッチリしたと思うんですけどね。そこまでユルくなくていいよ、と。でも、キャストの豪華さがそれらをフォローしてくれてるというか、アンサンブルが楽しめました。西田敏行やら小雪やら、高嶋政伸も頭の線一本切れた迷演技を披露してくれたし、松田龍平のトボケた演技もイイ味出してた(チョイ役中のチョイ役で吉高由里子も出てました)。続編やる気マンマンな終わり方も、素直で宜しいじゃないですか!うーん。そうだなあ。あのBARの電話を、また鳴らしてやって欲しいなあ、と。そう思った次第です。 " + }, + { + "date": "2011-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "今年の日本映画のNo.1エンターテイメント!\n 改めて、映画はエンターテイメントであるべき、と観て思った。ストーリーの面白さは勿論、テンポの良さ、洒落た台詞とユーモア、雪の町ススキノを舞台にした雰囲気…どれもがイイ!日本でこんなに面白い探偵ハードボイルド物は、「探偵物語」や「濱マイク」シリーズ以来だろう。そして何と言っても、キャストの魅力!大泉洋、イイ!二枚目半な探偵“俺”は、ハマり役!メインタイトルバックでススキノを歩く姿は様になっている。また、どことなくルパン三世を彷彿とさせる。松田龍平、ナイス!腕っ節は強いがマイペースな“高田君”、最高の相棒!今年は「まほろ駅前多田便利軒」もあって、イイ役に恵まれている。その他、共演者も適材適所。小雪はもうメッチャ美人だし、高嶋政伸の悪役は驚きだし、松重豊や西田敏行はさすがの貫禄。やっぱりキャストが映えると映画は面白くなるし、さらにストーリーが面白ければ、最高のエンターテイメント!第2弾の製作が決定したが、これはもう大賛成!“俺”と“高田君”の名コンビの活躍、また早く見たい。出来れば、来年の上半期中に(笑)制作者の方々、お願い致します。 " + }, + { + "date": "2011-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ハードーボイルド?\n 題名からして面白いし、北海道には何度も行っているので景色も見たくて鑑賞しました。大泉さんが良い、松田さんも助けになっているのか?いつもおかきを食べている人。とてもテンポ良く進んで笑わせる。あの悪者が高島さんとは?なんか探偵シリーズになりそうな映画で楽しめました。時計を止めての主題歌歌っていたのはカルメン・マキさんでした。いまだに素晴らしい歌声で素敵でした。 " + }, + { + "date": "2011-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いよ。\n 大泉さんも松田さんも良かったですよ。テンポも良く最後まで見れました。続編を含め今後が楽しみですね。半年に1本くらいのペースで出していけばいいんじゃないかな。やくざ役が高島政伸だってことが最後まで分かりませんでした。 " + }, + { + "date": "2011-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "探偵物語+ルパンⅢ世\n 最高に楽しめました。観る前の予想は、たぶん昔のテレビドラマ、探偵物語の優作さん風かと思っていましたが、観ているうちに大泉さんがルパンⅢ世に見えてきました。(痩せてる外観も似てるが内容的にも(笑))この二つの面白い所をギュッと良い所取りしたら、この映画になったって感じですね。松田龍平さんて事でも、探偵物語の優作さんにルパンⅢ世は、作者のモンキーパンチさんが、大泉さんと同じく北海道出身って事で、ちょっと繋がる訳っすね。(^^:ムリヤリ?映画の舞台も、札幌ススキノって事で、地元の見慣れた景色や御当地タレントが随所に出てくるのも、この映画を楽しめた要因だと思いますが、北海道を知らない人でも、充分楽しめる作品だと思います。原作がシリーズ化している事もありますし、今後シリーズ化して大泉さん、松田龍平さんの代表作、代名詞になるような作品に更に飛躍して、なって行って欲しいですね。大泉さんと松田龍平さんばかりになりましたが、他の方達も凄く良かったです。特筆すべきは高嶋政伸さんでしょう。あの憎憎しさ、恐ろしさ、存在感ありました。見終わった直後から、もう一度映画館で観たくなりました。観て良かった映画は今年も数作観てますが、観てこれだけ楽しかった映画は、これが最高でしょう。強く強く、次回作を望みます。 " + }, + { + "date": "2011-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "えっ__D_F9AB__ もう終り__D_F9A8__\n とても流れのテンポよく、あっというまに終わってしまいました。だけど物足りないとかではなく、見終わった後は満足感で一杯になれました。大泉洋と松田龍平のコンビも最高でしたね、見て損はしない作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2011-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "設定は物足りないが役者に救われた\n さすが9月18日(日)時点で注目作品ランキング1位をキープしているだけあり、こちら(東北の一都市)の映画館でも8分の入りとなかなかの人気ぶりの本作。探偵ものとしてシリーズ刊行されている小説が原作のようですが、まだ全く読んでいない私でも十分に楽しめました。なんといっても主演の二人が良い。大泉洋は立ち居振る舞いが格好良くほれぼれするくらい。バラエティを主戦場として出てきた方らしく、場の雰囲気に合わせるのが上手ながら、「大泉カラー」は消さない絶妙さでした。松田龍平演じる“高田”は最初の登場シーン一発でお気に入りに。ひょうひょう・淡々としながら格闘にめっぽう強い。無表情で戦うのですが、冷たいのではなく世間ズレしているだけ、という空気感が非常にすばらしかった。「こいつ、面白い!」と観劇中ずっと思ってました。この二人が出るならシリーズ化して欲しい、と思わせるだけの組み合わせです。ただ、キャラクター設定には少々不満が。大泉演じる主人公の「俺」にはもう少しキーワードというか、007のマティーニのような「これ!」というこだわりの強い部分、キャラをあらわす『記号』があと何点かあって欲しいのです。朝飯が近所のナポリタン、というのは地元密着で良いですが・・・主人公は決して腕利きではないと思いましたし(仕掛け方に工夫が感じられない)、酒とタバコが好き、だけではキャラが立たない。高田は酒は「バーボンソーダ」、主人公にもこういうこだわりが欲しいな~と。演じる大泉洋はすばらしいだけに、設定でマイナスポイントとなるのはあまりにもったいない。次回作ではもう少し強くキャラを打ち出していただけると末永く楽しめると期待します。あとの要素ですが、まずストーリーは・・・ポイントとなる「謎の依頼人」の正体はすぐに見当がつきました。共演の小雪はスクリーンで映える女優さんですね。ただ終盤、大泉に詰め寄られて流した涙はどうも理解しがたい演技(演出?)でした。後悔?謝罪?どっちも話の流れに合わないんですよね~。歓喜の涙という感じではないですし。最後に、お酒を飲むシーンは皆さん本当に美味しそうでした♪ " + }, + { + "date": "2011-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ぜひシリーズものにしてほしい\n ツッコミどころ満載のシチュエーションの連続、だがドタバタにはならない。〈俺〉という一人称でストーリーが進行するが、大泉洋の語りの多さも気にならない。そのあとにくる現実の符合あるいは真逆の展開で笑わせるユーモアのセンス。ポンコツの車を、ビジュアルとサウンドの両面でアクセントにした味付けも効果的だ。妙に熱くてダサイ探偵コンビだが、洒落た作品に仕上がったのは、この演出の巧さと主演ふたりの魅力だろう。大泉洋も松田龍平もとくに男前というわけではない。だが、ふたりともキャラを引き立たせる味を持っている。正義感が強くがむしゃらに突っ走る〈俺〉と、ボーッとしているようで要領がよく、ケンカが強いくせに〈俺〉には従順な高田のコンビは息がぴったりで楽しめる。しかもボコボコにされても、ふたりともクールでスマートだ。まさにこの作品にぴったりといえる。最近、悪役が多くなった高嶋政伸もいい。狂気を孕んだ悪党ぶりは中々のものだ。ラスト近くでは観客の推理を惑わす仕掛けもあり、単純なハッピーエンドにはせず、人情を描いたところにこの作品の魅力がある。これはぜひシリーズものにしてほしいところだ。バーのマスターはもちろん、落ち目の桐原組を背負う相田、まずいナポリタンとコーヒーを出す喫茶「モンデ」の看板娘?峰子、夜の帝王?北海道日報記者・松尾などレギュラー陣になり得る駒がすでに揃っている。 " + }, + { + "date": "2011-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "70年代の刑事ドラマ!?\n 探偵物語を彷彿とさせる ハードさとコミカルな部分を持ちながら…舞台が札幌 主役が大泉洋ときて クールになりきれない所が笑えます。 予想外に激しい乱闘シーン等が続き、(大泉洋さん、がんばりました) 絞り込まれた登場人物らも個性的で 最後まで 楽しめました。自分の中の 男の感性がくすぐられる作品でした…‘おじさん’と呼ばれる世代の男性に 是非観て欲しいです。 " + }, + { + "date": "2011-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ハードボイルド・ススキノ+大泉風、カッコいいよ!\n 待ってました!思ってたよりカッコ良くてハード、 面白かったです。探偵と高木くん、大泉洋と松田龍平、名物相棒の誕生ですね。アクションもキレてるし、ワクワクさせてくれました。なかなかハードボイルド、芯だけちょっとトロリ?のススキノ+大泉風って感じ。可愛げがあって、思わず笑っちゃう。誰に対しても真っ直ぐ向き合うのがいい、カッコいいです。主演以外のキャスティングもピッタリ。特に敵がかなり凄くて恐い。不気味でワルくて強くて、魅力的でした。お茶の間向けからワンランク上のワルぶりに気合いを感じました。あと、安藤玉恵演じるウエイトレスさん、アヤシイです、気になります。そして続編、楽しみにしてます。 " + }, + { + "date": "2011-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "好きだな~、こんな作品!!\n まずは、キャスティングがばっちり!!大泉洋さんの探偵。女好きで酒好き。でも、優しくて、正義感が強くて、ユーモアがあって、どんなに喋っても肝心のことは喋らず、依頼人を守る。最初は3枚目だったけれど、後半は本当の男!う~ん、≪前≫をつけて、『本当の男前』にしちゃおう!!それくらいステキ!助手の高田役の松田龍平さん。ぶっきらぼうな風貌の彼の、少しの時間があれば寝ていたいという、トボケたような、少しズレテいるような感じが、とても良い。亡きお父さんに似てきたね。小雪さん。高級クラブのママは、とても似合っていたし、最後の雄姿もステキでした。西田敏行さん。善も悪も演じられる彼だからこその役。出番はそんなにないもののさすがでした。浪岡一喜さん、期待通り笑わせていただきました。高島政信さん、気持ち悪かった。松重豊さん、石橋蓮司さん、はまり役ですね。テンポ良く進むストーリーに、意外性はないけれど、それさえも楽しめた。よく喋る男と寡黙な男の友情。しゃれた会話。いいですね!!高田のオンボロ名車もステキだし、BARの雰囲気も良いし、その他の小物も効いている。ハードボイルドで、何回も「ぎょえ~」と思ったけれど、コメディもあり、何度クスッと笑ったことか。そうそう! カルメン・マキさんの「時計を止めて」を聞いて、涙ぐんでしまった。次回作あるよね!絶対!! " + }, + { + "date": "2011-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "北海道だねえ\n 洋ちゃんのおちゃらけぶりと、ハードアクションがいい感じにミックスされて、なかなかの探偵ぶりでした。ストーリー的には先が読めるので、イマイチでしたが、北海道=大自然というイメージが強い中、別世界とも言える札幌ススキノのいかがわしさがとてもよく画かれていて、道産子としてはやってくれましたって思いました。松田君とのコンビをもっと見せてくれたら、よかったなー。 " + }, + { + "date": "2011-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子猫ちゃんもそうじゃない人も楽しませる\n 大泉洋が荒々しいんですよ、奥さん。ススキノを駆け回って、酒をたしなんでかっこいいんですよ、これが。でもね、某番組をよく知ってるとね周りの人と違う理由で笑っちゃうシーンとかあるわけでね。電話ボックスで震えてるシーンがドイツの朝に見えたりね。あの大泉さんがセリフといえどトイレに行くタイミングについて説教したりね。子猫ちゃんならではの楽しみ方というものがあっていいと思いますよねぇ。*****もちろん、作品そのものがすばらしい!大人のための娯楽映画に仕上がってます。探偵はかっこよく、ヒロインは美しく、悪者は汚らしく。脚本もうまくまとまっているし周りを固めるキャストも豪華で適役ばかり(特に松重さん!)続編、期待してます!!(暁に走るが観たいなぁ) " + }, + { + "date": "2011-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コメディハードボイルド\n 大泉洋主演のコメディハードボイルド(笑)。ルパン三世を実写にして泥棒から探偵にするとこんな感じかな、という作品。相当に抜けている大泉洋と、例によってぶっきらぼうな松田龍平がコンビを組んで、大泉ゆかりの札幌で大暴れ、という感じ。もちろんトーンはどこまでもすっとぼけていて、ナレーションから音楽まで全部2.9枚目ぐらいを行っている。おかげであちこちで笑える楽しい作品に仕上がっている。すっとぼけたお色気も多少あり。主要人物の配置があまりにも単調なので、謎の依頼人がすぐに見当がついてしまう、というのがこの作品の最大の欠点。それさえなければ、軽妙な会話をベースにした良い脚本だったと思う。ハゲでヒゲとか。ただ、最大の欠点は本当に欠点なので、もうちょっとなんとかならなかったのか。コメディならコメディで良いんだけれど、それにしても謎解きの部分は謎解きとしてとっておいて欲しかった。どうでも良いけど、大泉洋って歯並びが悪いのは下だけじゃなくて、上は鮫みたいに二列なんだね(笑)。松田龍平はふと気がつくといつも同じような演出。味があるとは思うけれど、いつも同じじゃぁ芸がない。あと、小雪は相変わらず可愛い。竹下景子と高嶋政伸の変貌ぶりにも驚いた(笑)。そして、ラストに出てきたオセロの盤面はおかしい。あの状態はゲームをちゃんとやっていたら絶対に現れない。「勝手に宣伝部」でツッコミ動画を作るなら絶対にツッコむ場面。あと、あの短銃、いったい何発弾が入るんだろう??? " + }, + { + "date": "2011-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大泉さんカッコいい!\n もちろん現在が舞台なのですが、80年代の刑事ドラマのような懐かしい感じでしたね。主演のお二方のコンビがいい感じだったので、映画かドラマでシリーズ化されたら嬉しいですね~ " + }, + { + "date": "2011-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "意外に良いです。それと、高嶋政伸にビックリ。\n 東直己の小説「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」が原作。ちなみに、「探偵はBARにいる」と言うのは第1作のタイトル。「ススキノ探偵シリーズ」と言う事なので(?)、北海道の大スター大泉洋が主演です。この人は、基本・・・って言うか、絶対コメディ・バラエティの人だと思うのですが、そのためか、ハードボイルドコメディ映画?と言う不思議なジャンルを形成してしまったようです。もっとも、原作でもそうなのかどうかは、原作を読んでいないので不明です。不思議なのは、相棒は、高田と言う事で苗字は明らかになっているのですが、主人公の探偵の名前が絶対にでてこない所。推理小説にはそう言う形態の物はよくあるので、これもそれにならった形態なのだと思います。でも、高田は空手師範代と言う設定なので、強いのはよく分かるんですが、探偵も意外に強いみたいですね。ところで、高田の車が光岡ビュートなんですが、あんなにボログルマとして描かれてしまって、光岡自動車としては大丈夫なんでしょうかね? 抗議が来ていないか、余計な所が気になってしまいました(笑)。かなり意外だったのが、探偵を拉致した男が高嶋政伸だったと言う事。言われてから見ても、全然彼だとは解らないんですが・・・。ホテルマンも、あんな下品な演技をする様になったんですねぇ。ちょっとビックリです。全般として、ハードボイルドコメディ的な要素はさておいて映画の内容としては、サスペンスの要素もしっかりとしていて、結構いい作品です。途中「え?そういう事??」と騙され気味になるのですが、やっぱり結末は、予想通りの結末。小雪を完全な悪役には出来ないですよね。 " + }, + { + "date": "2011-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大泉洋!\n あまり期待していなかったが、実際観てみると、面白い。大泉洋が好きな方は楽しめる映画になっている。決して大泉洋はふざけてはないが、シリアスな場面でもコントに見えるぐらい、バラエティで出ている大泉洋そのままが見れる。レイトン教授と同じぐらい大泉洋の当たり役だと思う。松田龍平とのコンビも良い。原作を読んでいないので比較は出来ないが、原作並みに面白い映画に仕上がっていると思われる。テンポもよく、笑い、涙、アクションあり、細かいストーリなどは特に気にせず楽しめた。高嶋政伸の新境地も見れる。これは稲垣吾郎の悪役並みの発見で新鮮だった。おそらく続編が出来るだろうから次も楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2011-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "探偵モノの鉄則である“痛快と哀愁の共存”を小気味よく踏襲し、小気味よく裏切った快作\n カクテルの匂いより血生臭さが鼻をくすぐるハードボイルドタッチな世界観を地元・北海道が産んだ巨星・大泉洋が、得意のコミカルな愛嬌と巧みなる演技力で探偵を活き活きと力演しており、『水曜どうでしょ〜』以来続く、《北海道に大泉あり!!》を改めて叫んでいる。危険な目に遭い、追い込まれる程、リアクション芸が冴え渡る爆発力が健在なのも大泉ファンには嬉しい限りだ。身体を張った探偵モノってぇっと、『傷だらけの天使』や『探偵濱マイク』『チャイナタウン』etc.が頭に浮かぶけど、やっぱり我々の世代にゃ〜『探偵物語』が、てっぺんでして。先代・松田優作が確立したダンディ&哀愁&野性味&だらしなさで哀愁たっぷりに奔走する探偵像を、松田一門の筆頭・龍平が独自の解釈で継承していたのは、今作において最も感慨深い要素だったと云えよう。コンビモノの鉄則である薄情者と義理堅い野郎の凸凹加減が、探偵モノの鉄則である“痛快と哀愁”の共存が、スクリーンで踏襲されつつ、事件そのものの予測は小気味よくハズす。背景の悲喜交々が、飄々と時に深くブレンドされ、良い案配の波を形成していくから、重い内容なのに、観終わった後、あまり疲れない。そして、形振り構わず権力と財力に近寄る未亡人の小雪や、『ノーカントリー』のハビエル・バルデムを彷彿とさせるイッテる殺し屋の高嶋政伸etc.ヒール陣の充実も今作の欠かせない魅力の一つと化している。敵が憎々しいからこそ、滑稽な追っ手が悪戦苦闘の末、徐々にヤマの主導権を握り締めていく時に湧く主人公の快感が客の胸にも瞬く。めったにシリーズ化は望まない私だが、大泉&龍平のコンビの今後が早くも気になって仕方がない。そんな期待を込め、最後に短歌を一首『脚長く 雪ヤマ転ぶ 白と黒 火花(華)刻みし 灰の封切り』by全竜 " + }, + { + "date": "2011-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この邦画は当たり\n いやー、素直に面白かったです。大泉洋さん、すいません、なめてました(笑)ハードボイルド、ジャズ、ナレーション、全てすばらしい隣の方が笑ったところでついこっちも吊られて笑ってしまうという映画館ならではの瞬間も堪能させて頂きました。どうぞ、映画を観てすっきりしたい方にはうってつけだと思います。オススメの1本 " + }, + { + "date": "2011-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ホンキートンク・ハードボイルド!\n 札幌・すすきのを舞台に、しがない探偵がとある事件を追う……くらいしかあらすじを明かせないのが無念だが、笑わせつつもハードなミステリーが展開される映画。監督はドラマ『相棒』でも多数のエピソードを監督している橋本一。もうタイトルからして良いよね。だって“BAR”ですよ、“バー”じゃなくて“BAR”ですよ。ちょっとばかしオシャレでしてよ。いや〜、松田優作の『探偵物語』が大好きな僕には堪らない映画でした。いつもは軽妙で、気が抜けてて間も抜けてるけど、決める所はビシッ!と決める。これぞホンキートンク(安酒場調)・ハードボイルド!……いやまぁそんな言葉無いけど。札幌版・工藤俊作(『探偵物語』の主人公)とも呼べそうなこの役をこなせたのはきっと彼しかいないんじゃないか?てなくらいに、大泉洋は役にハマっている。ハードボイルドなナレーションとはウラハラな行動で笑わせ、どんなに追い詰められても減らず口を叩いて笑わせる。そりゃ見た目は松田優作みたいな男前じゃないけど、ホントに男前に見える瞬間は何度もあった。屋上でアキラの父親とやり合うシーンの独白とか、「スピード上げてくれよぉ!」と叫んだ瞬間とか、時々、ゾクゾクするほどカッコいい。松田龍平演じる高田君もいい感じ。常にぼへ〜っとしてるけどムチャクチャ腕っぷしが強い頼りになるヤツ。遅れてくるけど。欲を言うなら、高田君には後半ももっと活躍して欲しかった。(にしても、どんな経緯であの二人が手を組んでるのか不思議だ……)小雪も良かった。何が良かったかはネタバレになるから言えないが、いやあ良かった。頭の鈍い僕はあのラストを予測できんかった。や、頭には浮かんだけどちょっとした理由で可能性を排除してたんだよなあ。西田敏行、高嶋政伸、オンボロ車くんとかも忘れちゃいけない素敵なキャストだ。そしてこの映画、映画まるまるの雰囲気が実に小粋な感じで良いんですよ。音楽や挿入歌も素敵だし、それこそシックな酒場を思わせる琥珀色した艶のある色彩とか、ざらついて白灰色した昼間の街並みとか、一面の雪の美しさとか、味わいのある映像を楽しめる。行ったこと無いけど、札幌ってハードボイルドな街だね!つう訳で、ちょっと粋なミステリーを観たい方にオススメ。意外とハードなシーンも含まれるので、そこは少しだけ心構えを。<2011/9/10鑑賞> " + }, + { + "date": "2011-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "地味・・・\n 電話の依頼主が分かりやすすぎて,真相に納得感が薄い。あまりにも予測通りで・・・すべてが予定調和にしか見えず,まったりの世界感が冗長だった。大泉洋と松田龍平がハマり役の探偵と高田くんは好印象。ビターな後味も悪くない。シリーズ化するなら映画じゃなくて連続ドラマにしたら面白くなると思う。 " + }, + { + "date": "2011-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久々の個人的ヒット。\n 久々の個人的ヒットです!!大泉洋さんと松田龍平クンの異色コンビネーションが笑えます☆特に松田龍平クンにはときめきすら覚えました(笑)脱力系、かなり好きですね。アクションでも魅せてくれるし、小雪さんも美しい♪また観に行きたい作品です。 " + } + ] + }, + "176": { + "title": "桐島、部活やめるってよ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "青春群像劇\n 学生時代にあるクラスのヒエラルキー、女子間の友情、片思い、若いとき特有の自意識過剰感を詰め込んだ作品。静かに物語が進むけれど、場面を違う角度から切り取っていて、各個人の状況を表現している。桐島、部活やめるってよというタイトルなのに、桐島は出てこず、でも出てこないけど周囲にどんな影響力があったかがすごくわかる。桐島が部活をやめることによって、変わる部内の配置や、今まで見ていた景色が変わること、関係性の変化なんかをうまく描いている。学生時代、クラスの下層に位置していたわたしにとっては、映画部面々の内にこもった感じや嘲笑されている感じ、気配をなるべく消そうとする努力がわかった。神木隆之介、東出昌大に大後寿々花、太賀、前野朋哉、落合モトキ、浅香航大、橋本愛、松岡茉優と若手実力派揃いで、わたしの好きな俳優さんばかりで嬉しい。松岡茉優は今と雰囲気が全然違うのではじめわからなかった(声が松岡茉優なのに誰?と思っていた)。インタビューのシーンで、きっぱりと無理だと言う神木くんに、なぜかとてもグッときてしまった。小説を先に読んでいたが、映画の方がうまく融合させていて、桐島が出てこないことをうまく生かして作られていると思う。 " + }, + { + "date": "2019-04-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何度でも繰り返し観たくなる\n リアルな描写に実体験を重ねて観られてる方が多いですね。私もソノクチです(笑)。スクールカーストをわかりやすく描くことで、ラストの屋上シーンの意味を際立たせていますね。ただ、前田君なんかは映画部の部長だし、”おまた〜”の子よりは絶対モテる(意中の子は振り向かないけど)。実は彼女がいるってタイプに見えます。そういう想像をかきたてられるのもこの映画の良さかな。「スクールカースト?なんでそんなもん気にしてんだよ!お前らはまだ何者でもねーだろーが」みたいな感じが裏テーマなのかも? " + }, + { + "date": "2019-04-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "原作と違いすぎる\n 原作を見た後に映画をみたが、内容が意味不明だった父親にあらすじを聞かれても説明できず、見たほうが早いと見せたら、父親からも「なるほど、確かにあれは説明できないな。意味わからん」と言われたそもそも原作では短編集だから、一人一人が主人公になるだからそのキャラの心理描写がしっかりと書き込まれていて、わかりやすいそれを1つにまとめてしまい、その中で主人公を決めてしまったから わけがわからなくなったんだよそれぞれ違ったドラマがあり、それはつながっているようでつながっていないそれを一緒くたにすると、話がわからなくなる " + }, + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良くわからない映画\n 評判がいいから観たのですが、良くわからない映画でした(笑)。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良い\n 高校時代を思い出した。カースト上位も、下位もお互いを羨ましく思うこともあるし、それぞれ違う悩みを抱えながら高校生活を送ってるのだと思った。 " + }, + { + "date": "2019-02-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "意味不明\n 後半はまぁまぁで青春の香りとレゾンデートルを考えさせられるけど・・まぁ騒ぐような映画かな?頭でっかちな感じ。 " + }, + { + "date": "2019-02-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "辛いけど。\n 刺さりすぎて辛かった。これは私の映画。終盤、前田と宏樹のシーンでどうしようもなく泣けてしまって。認めたくないけど自分が隠し持っていた気持ちを認めざるを得なくなったというか。前田がかっこよくて羨ましくて、じゃあ自分はどうなんだろう?と考えて悲しくなる。すごい映画だった。高校の雰囲気もリアルすぎて辛い。イケてる組と体育会系とか、文化部のあの独特の雰囲気とか…なんであそこまで生々しいの。自分の暗黒時代を思い出しちゃうよ!笑グサグサきて辛くもなったけど、希望もくれた気がする。大切な一本です。 " + }, + { + "date": "2019-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "朝井リョウ、最高。\n 原作を読んでからDVDで鑑賞。原作が面白かったので、映画も楽しめた。ただ、原作読んでなかったら、少し意味わからないかもってところがあったかな。神木くんがぴったりすぎる。本当良い作品でした! " + }, + { + "date": "2019-01-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "青春はヒエラルキーと共に…\n DVDで鑑賞。原作を読んでめちゃくちゃ感動しました。心情描写の繊細さ、視点が変わることで同じ場面でも違ってくる意味合いの意外さに、心を鷲掴みにされました。今までに無かった感じの物語だなぁ、と。ヒエラルキーの上位にいたであろう作者(私の勝手な想像(笑))が、何でここまでイケてないグループの人間の気持ちが分かるんだろう、と感心しました(笑)それはさておき、本作では原作のエッセンスを巧みに踏襲しつつ、最後には映画的なカタルシスを存分に堪能できる、珍しい形の青春群像劇に仕上がっているなぁ、と思いました。それぞれの視点から、校内ヒエラルキーの存在がつまびらかにされ、誰もが共感できるような人間ドラマが展開されていました。身に覚えのある感情が湧き上がって来ました…。努力した者を嘲笑う風潮。心の中では反発していても、大勢に従わざるを得なくさせる、見えない圧力。従わなければ、辛いだけじゃない過酷な排斥を受けてしまう…。思い返せば、何とえげつない環境だったのだろう、と身が縮む想いです。学校生活が自分の中の“社会”の全てだっただけに、如何にしてこの状況をサバイブするか、というのが毎日の課題だったような気がします…。校内一の人気者で、バレー部のキャプテン、“桐島”が突然部活を辞め、学校を休んだことから始まるヒエラルキーの崩壊…。ひとつの前提が崩れただけで全てが一変してしまうとは、校内ヒエラルキーとは砂の城みたいな脆くて儚いものだったんだなぁ、と。一挙に大混乱に見舞われる学校内。些細なことのようだが、当事者たちにとっては一大事。“この世の終わり”レベルの狂騒が始まって行きます。それがじわじわと高まっていく展開が秀逸でした。何の情報も無く、彼女でさえ桐島とは連絡が付かない始末。そんな彼女(山本美月)も校内一のかわいさで、その取り巻きもレベルが高いことこの上無し…。取り巻きたちは、桐島の彼女を庇う素振りを見せながらも、それは上辺だけの“友達ごっこ”。いつ取り巻きからあぶれてしまうかと戦々恐々。水面下で繰り広げられる、危ういパワーゲーム…やっぱ怖いぜ、女子…。一方バレー部では、リベロだった桐島の代わりに控えだった選手がスタメン入り。こちらもこちらで一番困惑しているだろうし、メンバー間の不満が爆発し、ここでも感情が入り乱れる…。そんなこととは関係無く、映画撮影に没頭するヒエラルキー底辺の映画部の面々。楽しく「生徒会・オブ・ザ・デッド」の製作に勤しむ…というわけには行きません。彼らの日常も、狂騒の中に否応無しに取り込まれてしまいます。あぁ、何という不条理…。様々な群像が映し出され、それぞれの感情と思惑が交錯する中、全てが収斂する圧巻のクライマックスへとなだれ込んで行きました。屋上にそれまでは別々の視点だった登場人物が一同に会し、様々な想いが爆発する壮大なフィナーレ…。カタルシスに酔い痴れました。ヒエラルキーが一瞬逆転し、襲い掛かる映画部のゾンビたち。カメラを回す神木隆之介…。学生時代の想い出が蘇り、ヒエラルキー上位の生徒を懲らしめる様に、溜飲が下がる想いでした(笑) カメラを拾った東出昌大と神木隆之介の会話で、ヒエラルキーという虚飾の壁をぶち破る革命が起こったようで、思わず感動の涙が出ました。 " + }, + { + "date": "2019-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ある意味これも『カメラを止めるな!』\n これは思春期にロクな思い出のない私にとって恐ろしくリアルな映画でした。要するに映画部の神木隆之介君に降りかかる酸味に塗れた災厄がイチイチデジャヴ感を纏って私にも牙を剥く。仲良し四人組の中で絶妙なポジションを保つ器用さを持ちながら内心にささやかな秘密と正義を隠し持つ悪魔のような天使、橋本愛が東京ガスのCMで果たせなかった一打。途方もなく美しく学園の女王のように振る舞いながら完全無欠の彼氏桐島を校庭のベンチでしおらしく待つ山本美月が放つ一言。それぞれが抱えた色とりどりの思いが校内で線香花火のようにきらめいては消える様を異なる視点から何度も繰り返し丹念に見つめる、恐らくは原作にはないアプローチで周到に用意された世界観の中で、怒りを爆発させた8ミリカメラを構えた神木君の叫びが、あの教室で29年間立ち竦んだままだった私の魂を夕暮れ時に解き放ってくれました。 " + }, + { + "date": "2019-01-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高にエモい青春群像劇\n 邦画の名作を今更ながら鑑賞。いやぁ面白かった!スクールカーストの底辺で非モテで日陰者の映画部部員たち。でも好きな事に好きなだけ打ち込む前田の姿は何よりも輝いていた!剣道部の部室の奥でぎゅうぎゅう詰めになって漫画を読んでいた映画部。そんな彼らが外に出て手探りで映画を撮る。今日がなんと言おうと、周りから奇異な目を向けられようとカメラを向け続ける!映画監督になりたいから?そうじゃない。なぜなら映画が好きだから!フィルム越しのワンカットに多幸感を感じるから!それでいい、それが俺たちの青春だ!プレハブ小屋、野球部の更衣室の隣の模型部で青春を謳歌した自分には既視感がありすぎた。あの青春を思い出させてくれた監督とキャストの好演に感謝。映画って本当に面白い! " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "酷い映画🎞🎬🎦🎟\n 同じシーンを、別の角度から何度も何度も繰り返し。それで、何か効果があると思えばそうでも無し。原作を知らないのだが、ストーリーが同じなら、文章で評価されたのかな?桐島が消えることで起こる騒動としているが、関係無さそう。ただ、女子がゲス揃いとゆうだけ。特に、東出の彼女役が酷い、見かけもオミズみたいだし。イメクラのコスプレ見たい。山本美月もそう。橋本愛だけ飛び抜けて綺麗なので、役に合わない。総じて情け無い出来栄え。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "平凡パンチ\n 他者に依存する程、繋がっているとも思えない。単純に熱量が足りない。 " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映画作品として\n 起伏の大きな内容ではないが、1つの作品としてとても魅力的な作品。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よ!\n さいこー!東出昌大の涙と、ゾンビシーンがサイコー! " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと難しい青春映画\n 桐島っていう謎の存在が、かき乱していく、青春映画高校生のころの、過敏で多感な時期に感じる、恋心、友情など、そういったエネルギーを出している映画一つ一つのシーンに、感情の機微があり、また同じシーンを別視点で見せることにより、様々な捉え方を感じることができるイケイケグループが抱えている葛藤も、冴えないグループが抱えている葛藤も映画の中で表現している高校生活という、爽やかで明るく楽しく見えるが、垣間見える残酷さとしんどさがこの映画の中に現れている関わらないであろう、人達をかかわらせることで、映画に深みを持たせていると思うただ、この映画はあまりにも答えがなさすぎて、想像と空想の中でしか、どいういった映画かという答えを出せなくなっているような気がする、個人的には起承転結がはっきりしていて、明確な答えがあり、すっきりと映画からのメッセージを感じることができる作品が好きだから、あまり高評価はできなかったキャラクターは、ああこういうやつもいるよね、、こういう奴もいる、、っていうクラスの中での多様性をうまく出していた正直無理なキャラクターもいたあの性格がクソ悪い女はまじで嫌だった、最後の最後まで、八方美人で表面しかない、クソ女ぶりを演じてたし、それがいろんな人に見透かされてる感じが伝わってきた最後の屋上で撮ってる映画のゾンビのシーンで、普段冴えなくて、静静と生きている、映画部が、ヒエラルキーをぶち壊し、イケてるグループをゾンビとしてくう、まさに現代社会でも弱きものが、強きものをくう姿を描写していると思うどんな形でも生きてくというメッセージには強い意味があったと思う僕は僕なりにこの映画にそんな答えを出してみた後は、橋本愛とバド部の女の子が可愛かった " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吹奏楽部の演奏で鳥肌\n 最初は外したかなと思いました。でも、最後まで諦めずに、好感的な眼差しで見続けてよかったと思います。吹奏楽部の演奏のときのクライマックスの場面は、鳥肌が立ちました。あの音楽を探して、ダウンロードしたい程です。こんなに「青春」とぴったりフィットした音楽があるのかと思ってしまいました。主人公不在の映画ってのも新しい。このときの演者の何人もの方が、今でも活躍していることも嬉しい。彼らの2倍も歳をとった世代から見たら、更に深く重い青春映画だと私は思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "今まで観た映画で一番おもしろい。本物。\n 「この映画、結局最後まで桐島出てこないんだって」ってゆうネタバレをされてて、なるほど、群像劇ってやつね、そんで桐島が出てこないままクラスがどんどん混沌としてゆくってゆう・・・・・・って予備知識でなんとなく観はじめて、いろんなグループから見る桐島がいなくなった日々を眺め、ラストに向かうにつれて自分はぞわぞわしはじめた。そしてラストで衝撃が走った。この映画はすごい!本物だ!と思った。本物のメタ映画。学園生活のリアルを描いた映画だとか、これが現代のスクールカーストだとか、そんなの嘘っぱち。この映画はそんなもの、パッケージとしてしか使っていない。ただの設定として、要素としてスクールカーストを使っているだけで、ほんとうは超絶メタ映画なのだ。最後まで桐島出てこないんだって。そんな情報を入れていたから騙されかけた。桐島は最後まで出てこないんじゃない。最初から存在しないのだ。いや、存在してたから、存在してたのにいなくなったからみんな騒いでんでしょ。じゃないのだ。最初から存在していなかったのに、みんなが存在していると思い込んでいただけなのだ。存在していると思い込んでいる桐島の所在が判明できなくなって、存在が不明になって、みんなが焦って不安になって騒いでいるだけなのだ。他の映画評論などでもいろいろ考察されているけれど、端折って言うと、桐島という名前はキリストのもじりらしい。みんなが尊敬する桐島。桐島はキリストの見立てでしかないのだ。だからみんなの前に姿を現さない。そして桐島を必要とする者だけが桐島の存在を信じている。だけど桐島を信じていない者は桐島がいなくなっても今までと変わらぬ日々を送っている。学園生活とかスクールカーストとか、そんなしょぼいテーマを表面で繰り広げ、その本題は信仰する神がいなくなった世界とその人々を描いているのだ。そしてこの映画には主人公が二人いる。まず映画部の前田。彼がれっきとした主人公で、彼が主人公であることで表面のスクールカースト映画が成立している。しかし彼のしていること、彼のセリフの端々は、この映画がメタ映画であることを表現している。彼はこの映画の中で映画を撮る。その映画の中で現実を破壊しようと試みる。だけれど現実は変わらず、それでもこの現実で生きていかなくてはいけないと言う。そして彼は桐島が存在しないことに対して何の影響をも受けていない。そもそも、主人公の彼は桐島という名前すら一言も口にしない。そしてもう一人の、ほんとうの主人公は桐島の親友のひろき。彼は桐島がいなくなったということで最も影響を受けている。表向きでは、一番の親友だと思っていた自分にも何の連絡もなしに桐島がいなくなってショックを受けている、というものだが、本題では、神様(桐島)がいないと知り、何に導かれればいいのか、自分が何をすればいいのかすら判らなくなっている迷える子羊なのだ。最も神様を信じていた分、生きる意味すら失っている状態とも言える。この両極端なふたりの主人公のラストのやりとりと、そのあとのひろきの表情、行動、エンドロールへの向かい方。この映画がただのスクールカースト映画だとすれば、このエンディングには絶対ならない。まあ、神様がどうとか、桐島は最初から存在しないとか、ほんとうにただの個人の感想です。おそらく自分好みの曲解でしょう。でもこの映画は不思議な部分や謎な部分が多くて、観るたびにいろんなことに引っかかります。なのでいろんな感想が出てくるでしょう。いちばん最初の、教師たちの、「また桐島ですよ」の言い方も、不思議ですし。クラスの英雄的存在の桐島のはずなのに、教師たちからはむしろ逆な印象を受けますし。もしかしたら、桐島超不良説、なんてのもあるかもしれません。全然おもしろくないけど。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ルーズソックスは出てこない\n 高橋優がテーマソングを歌っているので前々から気にはなっていたがようやく観られた。開始数分くらいで「ん?何か見逃したか?」と心配になるくらい、流れるようにストーリーが始まる。でも、後からしっかり別目線で話が繰り返されるので、何とかそこで理解できた。基本、少しでもヒントを見逃すと、あっという間に置いてけぼりになる。洗濯物を干しながら見ちゃ駄目だ(当たり前だ!)。一回目は、人間関係とこの映画の構成を把握するのにいっぱいいっぱいで、「え?」と声を発して終わってしまい、二回目でようやくキャストたちの感情や複雑な人間関係、行動の意味をとらえることができた。私は(中学校時代ではあるが)バドミントン部に所属していたが、学校も部活も好きではなかったので、この映画を観てもあの頃が懐かしい、という肯定的な感情は出てこなかった。むしろ、その時の気だるく憂鬱な、嫌な気持ちをちょっと思い出してしまった。映画と同じように、そんなに仲良くもない女子グループに所属していたし、外見は、地味で恋愛に縁のなさそうな、朝礼で司会をやっていた女子にそっくりだったと思う。しかし、普段は忘れていたこんな記憶を呼び覚ますほど、この映画がリアルであるということに改めて気がついた。あとはルーズソックスが出てたら私の時代と完璧にマッチしてたかな笑。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高レベルの群像劇\n この時代に於ける日本の高校生を描いた作品としては間違いなく最高の一本。青春時代に後ろめたさを感じたことのない人間でもなければ確実に感情移入出来るのではないだろうか。全登場人物が素晴らしい演技力を見せており、在りし日の感情を思い起こさせる傑作。 " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほどなぁ。 なんかこのヒロキの気持ちが分からなくもない。 学校...\n なるほどなぁ。なんかこのヒロキの気持ちが分からなくもない。学校内では確かに上位。勝ち組。だからといって絶対楽しいのか、この先もずっと勝ち組のままなのかというとそうじゃない。明らかに自分よりランクが下の人達なのに、自分よりしっかりと自分を持ってたりする。俺は完全に上位だけどでもそれがなんなんだと。そんなランクに意味はなくて結局自分には何があるのかと考えた時、なにもなくて空っぽだったと。これからどうすればいいかすがる気持ちで最後に桐島に電話をしてしまった。虚しかったんだろうなヒロキは。そう思うと少し切ない。分かりにくい映画ではあったけどちゃんと理解して観るとそれぞれの気持ちがよくわかった。どういう生き方がいいかと問われると、前田君みたいに学校内のランクなんてどうでもよくて、自分をしっかりと持って生きていく方がいいに決まってる。不良と地味な子、どちらが地元を離れ好きな事をやっているのか考えれば明白。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの等身大の青春\n 原作未読。タイトルやキャストからイメージしていたのとはまったく異なる繊細かつエッジの効いた作品。まさか桐島が出〇〇とは...ともあれ話は桐島中心に進んでいく。生徒たちの何気ない会話や校内の空気感が妙に等身大でヒリヒリする。閉じた関係性において、絶対的な主人公がおらず、それぞれあまり接点のない登場人物たちが何気ないエピソードを積み重ねていく描写は「ツイン・ピークス」を思わせる。さておき...映画にありがちな極端な人物や劇的な展開はここにはない。そして、それぞれが奏でる不器用な音色が絡み合い折り重なり合いながら屋上での指揮者のいない合奏へと収斂していく。よくあるきらきらした、汗や涙で彩られた青春映画を求めたら裏切られるだろう。屋上のシーンで冗長とも感じられる前半のリピートの意味がわかった気がする。思いを寄せる、かわいくて周囲も自分も見えてて気も使えて部活に打ち込んでて、なおかつ趣味も合うと思っていた子の等身大の秘密。そして等身大に残酷な終焉。もどかしくて意地悪で見失って悔しくて背伸びして空気読んでみっともなくてイライラして蔑んで嫉妬して...そんな等身大が凝縮された映画。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "唯、純粋でいられるのは見えない桐島か。\n 『桐島、部活やめるってよ』(2012)2012年の映画賞を数多く得た青春の名作という触れ込みらしいが、男子生徒が「女子高生もセックスしたくてしょうがないんだよ」というような卑猥で婚外乱交奨励のようなセリフだけで、もう性教育の破壊された日本社会を映し出していると思った。口だけで卑猥な事を言っているだけなのかも知れないが、こうした実態なのかも知れない。だいたい大人が女子高生に性的接触をすると淫行になるのに、高校生同士が同意したらどうして許されてしまうのか。こんなダブルスタンダードから、大人になってセクハラして訴えられえるようなハニートラップ現象が生じているのである。こうしたひどい内容の映画なのに、名作だと思わせようとする社会背景が嘘つきなのである。結婚制度をないがしろにして、高校生同士にセックスさせている社会を良いとしようとする腐ったイデオロギーが日本をダメにしてしまった。汚れた空気やどす黒い汚染水の中での青春である。汚い中に育つと汚さが見えず、汚い中での美しさなどと感じられてしまうのだ。神木隆之介の演じた高校生が作ろうとしたのがゾンビ映画であることにもそうした示唆があるのだろう。東出昌大や橋本愛は顔と名前が一致していたが、山本美月はようやくこれで一致したような気がする。松岡みゆ(漢字がわからない)は『ちはやふる』のような近来と顔がかなり違っている気がして、よくみてようやくなんとなくという感じがたまにあったがまるで別人のようである。顔が変わる人もいるのだろう。そのように、けっこう活躍を続けている人の6年前というようなところが目につくが、これが青春映画の名作というのにはつまらない日本中のセンスだったんだなと思うくらいである。実際の高校がこうした程度なのかも知れない。リアルということか。原作者も監督も知らない人だが、青春の定義をこんな内容でしてしまうというのは低レベルの勧めのようでがっかりした。男子生徒の卑猥な言葉のシーンさえなければこんな感想にならなかったのかも知れない。だからこそ、そういうところに気を使って欲しかった。それでほかの内容も台無しである。ただ、高校でもどこでもそうなのだろうが、イケメンで成績やスポーツもいいグループと、イケメンでなくて背も低かったり、デブだったり、そして映画製作などしているような文化グループの対比、それは男女ともあったりする。しかし、イケメンでないほうのグループが、美人グループと若干交錯したり、女子が憧れの男子をずっと追っているような状態を追ったのはリアルなのかも知れない。偶然に過ぎないのだろうが、この作品の前が『東京難民』を観たのだが、どちらの主題歌も高橋優だった。しかも『東京難民』には山本美月も出ていたはずだが、よく顔が認識できず終えた。山本美月は映画館で観た思い出深い作品があるが、その時も顔が認識できず、今回はわかりやすい感じがしたのはなぜなのか。憧れていた男子高校生が別の女子高生とキスをするのを目撃するようなフリーセックスの動揺も、性教育のないがしろにされた日本社会の高校生の実態を汚く映しているということか。相当質の高い映画でないと2時間というのは長く、時間を損した感じがする。この映画が名作と言われ、賞をいくつもとったというセンスの無さに、社会が間違っているんだから、人生ももったいないなと残念に思った。だが、卑猥な噂話で幻滅したが、この映画の中ではベッドシーンやパコパコシーンはないようだ。橋本愛は二股欠ける寸前のようなひどい役を演じていた。オンナの気狂いは怖い。わからないように紛れ込んでいるのだ。せっかくの休日の2時間を損しているなと思いながら、それでも最後まで観なければならない。逆に高校生で交際しているようなスケベな生徒以外の、神木隆之介や大後寿々花が演じた役辺りはリアルなのだと思う。そうした社会でもうまく渡っていくような、イケメン男女の小器用な奴らと、地味で不器用で交際以前だが、人間味がある人達との対比と言う面では、そういうリアルを描いている面はあると思った。大学生や社会人の導入時期辺りになるともっと複雑になってしまうのだろうか。そこを露骨に描くのが、松岡みゆが東出昌大と、大後寿々花がみているところで、ディープなキスを長々とするシーンなのだろう。東出に憧れていた大後はクラリネットを吹く練習を少し続けるが、やがて顔を曇らせて離れると、松岡もキスを辞める。この対比のシーンは、男子生徒二人が、「部活や勉強に集中している奴と、彼女とセックスしている帰宅部とどっちがいい?」という、最後までこの映画を嫌いになってしまった卑猥な言葉に直結させているのだろう。肉体的接触がなくても、そばで心配しながら観ているプラトニックな女性も、全く知らなかったが、清水くるみが演じていたりする。中学でもそういう人たちも交錯するのかも知れないが、高校時代という未完成で揺らぐ時期に勉強しなければいけないし、部活もあるし、恋の在り方もどこまでどうしたら良いのかと、複雑な年齢と場所なのであろう。その人による感情と成長のずれが揉み合い、暴力的になったり野蛮になってしまうのだろう。ずっと冷静なタイプもいる。高校時代から迷いの時代に入り、社会という様々に複雑な時代に入っていかねばならない。イケメンやスポーツ部活に立ち向かう、文科系映画部の文句のシーンもなにかあるのかも知れない。それにしても松岡みゆの顔は変わった。イケメンや運動部や文化部の混沌とした場所。背景には壮大なブラスバンド部のクラシック音楽が使われている。女子生徒も含まれ、壮大に揉み合い、混乱する。そして、ゾンビのホラー映画の象徴的シーンは何を意味したのか。そして『桐島探し』。一体桐島というのは何の象徴なのか。そして落ちて使えなくなってしまったようなビデオ撮影機。セックス挿入射精シーンはないが、キスシーンは東出と松岡で執拗なように二度出てくる。だが感動性はまるでない。これも何を意味するのか。遊びや恋愛の帰宅部と、運動や映画製作などに一途な人達の対比もある。これはきっと最初から最後まで現れることのない、『桐島』こそが青春小説や青春映画を体現しているわけであって、具体的に見える高校生たちには、様々に特徴の違いが交錯して、聖俗に触れてしまうために、『桐島』という主人公にはなれないということだろうか。だとしたら、主役のように言われる、神木と東出の役は何なのだろうか。ただ、キャラクターが違っているタイプのような人達のちょっとした交錯が、その後の社会でのさらなる立場の違いの前の、基本的には同じ高校生だという時代の、その意味を思い直してみるのも大切なのかも知れない。イケメン東出がなぜか泣くシーンがある。それも一体なんだろう。高校時代にイケメンでうまくやっていても、将来が保証されているわけでもないし、意識してイケメンなわけでもない。神木などは眼鏡をかけて美顔を隠して非イケメンの役である。終えてみたら夕方になっていたなという感想なのだが。高校時代から今に至るまでも夕方までな感じだが。松岡にしても大後に東出を取られるわけには行かなかったのではあるが・・・。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "神木君もいいけど\n 野球部のキャプテンがいい!ドラフトに引っかかる事は無いって自分が一番わかってる。でも、もしかしたらのもしかしたらがあるかもしれない。そんなゼロに近いけどゼロじゃない可能性に賭けて頑張る。そんなに自分を傾けられる事に出会えたキャプテンが羨ましい。 " + }, + { + "date": "2018-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "評論家の人がラジオで話してたのを聞いた。 スクールカーストの頂点の...\n 評論家の人がラジオで話してたのを聞いた。スクールカーストの頂点の桐島が、学校ではすごいステータスの部活をやめた。そのことに対し、カースト上位は騒然とした。なぜなら、そのカーストの頂点のはずの桐島が、あっさり降りてしまったから。そんなものは無価値だと、言ってしまったから。そのカーストに属する人々は、依り代を無くしてしまったのだ。そのカーストの外、別の価値観で生きていた神木くんには、全く関係のない話だった。学生時代、イケてない、オタク野郎だった人には(俺も含む)、なんとも励みになる言葉だった。他にもこんなことを話していた。神木くんにとってゾンビ映画はリアルだった。顧問の先生はゾンビなんて現実にはあり得ないこととしてバカにしていたけれど、本質が表現されていれば、それはリアルなんだ。鬱屈とした、冴えない日々を、ぶっ壊したいという衝動。それをゾンビに託したんだ。その思いが本物なら、それはゾンビという姿を借りていても、リアルなんだ。そんなことを言っていた気がする。この話で、僕は物の見方が変わった気がする。 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "私も女子だけど\n 【桐島、部活やめるってよ:おすすめポイント】1.現在の高校生活一部が理解できる!!!2.前田涼也役神木隆之介と沢島亜矢役大後寿々花の絡みとセリフが楽しい!!3.菊池宏樹役東出昌大の役柄がカッコよくていいなぁ!【桐島、部活やめるってよ:名言名セリフ】1.前田涼也役神木隆之介の名言名セリフ →「待って!謝れよ、俺たちに謝れよ、見ろよ、太陽が沈むんだよ、そうしたら今日の撮影はもう出来ないんだよ」 →「こいつら全部食い殺せ」2.東原かすみ役橋本愛の名言名セリフ →「私も女子だけど」 →「じゃあまた、学校で」3.菊池宏樹役東出昌大の名言名セリフ →「だから結局、できるやつは何でもできるし、できないやつは何もできないっていうだけの話だろ」4.小泉風助役太賀の名言名セリフ →「何とかしようとして、この程度なんだよ」 " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本映画の良さ\n 日本映画は日本人にしか理解できないリアルを描いた映画がいい。今作のピリッとした緊張感がめちゃくちゃいい。そもそも今作の主題はスクールカーストとかヒエラルキーがテーマではない。それと物語性で観客を楽しませようとはしていない。人生なんてものは虚無的で無意味なもので、死ぬまでの時間つぶしみたいなもの。だったら、下手でもなにか一つ好きなコトに没頭して夢中になってハマったもん勝ち。夢中になれることがある人はそれがない人より幸せなんじゃないか?ってことがテーマ。当時恋人と劇場で観賞した際、「桐島でてこないのわけわかんない」と言われこいつとは価値観が合わないと再認識。したのを思い出した。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "難しい。\n 桐島でてこんのかーい!学生のカーストが生々しい。なんか懐かしい。笑難しくて人の感想を読んで納得。 " + }, + { + "date": "2018-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "堂々とやり切る『誰得』\n 吉田大八監督の出世作を今更ながらライムスター宇多丸のラジオで気に掛かって鑑賞してみた。吉田監督の作品はその後何作か鑑賞しているが、良いにつけ悪いにつけ、今作が一番印象に残る作品として印象に残ってしまった。確かに今作、未来のスター(今からだと過去になってしまうが)が出演目白押しである。タイムパラドックス的な観方かも知れないが、その華やかさが作品の質を昇華させているのが凄いと思う。原石というのは始めから輝いているものであると感じさせられる。ただ、そんな原石だから高校生にはみえない姿の仕上がりが鼻につくにも狙いなのだろう(山本美月なんて、そのままモデルでもやれる程のスタイル)作品内容は表題の通り、はっきりいって胸クソ映画である。自分が学生時代には有ったかどうかも分からない『校内カースト』と呼ばれるヒエラルキーをベースに、その頂点である男子高生が部活を辞めるという話に右往左往する周りの友人達、またその友人達に関係するクラスメートの引っ張られ様を、同時間多軸的な撮影演出で構成されている。そんな群像劇スタイルでの展開を最後にゾンビ撮影ドキュメンタリータッチ風で行なうオチで〆る運びにする。ラストのカースト上位と下位のささやかな邂逅はハッピーエンドを予兆させる雰囲気にさせるのだが、それよりも学生時代の酸っぱい思いをこれでもかとリアリティに表現していくシーンの数々に気持ちを抉られる。それぞれの登場人物がきちんとキャラを演じ、そのキャラ同士の化学反応をこんな狭い(とはいっても古い校舎故、まるで迷路みたいな造り)ビーカーで暴発させるストーリーは、その濃厚さ故、かなり圧の高い感情の機微である。その最大のアイデアが原作通り、題名の『桐島』自体が一切作品に出てこない(飛び降りたのも白昼夢)というプロットだ。そのモヤモヤ感が、益々周りの人を不穏に走らせ、そしてそもそも持っている日々の不安感を自己増殖させ、それが非現実性へと突き進むアプローチに唯々、感嘆するしかない。この手の作家性の強い作品が日本で描かれたことが奇跡なのではないだろうかと感じる。何度も言うが、自分にとってはストーリー自体は『胸くそ』悪い映画なのだけどね。だからこそ自分の高校時代に否応なしにタイムスリップさせられ、そしてまたもや苦くて酸っぱい味が口の中に充満してきてしまう・・・ " + }, + { + "date": "2018-01-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "学生時代にしか湧き上がらない感情を思い出した。\n 今後の進路や、恋愛、友達関係、部活。社会人になってしまうと考えないような青春時代の感情を思い出した。 " + }, + { + "date": "2018-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「行け!そいつら全員食い殺せ食い殺せ!」\n 昔観たときはよく分からなくて、何となくこの映画の松岡茉優がまた見たくなり観返したのですが、これ、すごい。中高生が主題の映画って部活動か少女漫画系統の恋愛ものか、分かりやすく「キラキラした」青春もののイメージが強いですが、これは思春期の殴り合いですね。部活動も恋愛も組み込まれているけどもっと普遍的な、何も特別じゃない普通の子達の話だと感じました。でも間違いなく青春ものなんですよ、これ。キャラクターは大勢出てくるもののモノローグは一切無いし、説明的な台詞も無い。けれど役者さんの表情や目線で「多分今この子はこう思ったんだな」っていうのが伝わって来る。 わざとらしさが一切無い。登場人物は全員印象に残る子達ばかりなのですが、野球部キャプテンが特に好きでした。サナちゃんはやっぱり今観ても嫌な女だな…(笑)吹奏楽の女の子の気持ちを何となく気づいた上で「見せつける」シーン、女の業を感じました。問題が解決して結末を迎える訳でもない、物語は余白を残して終わるんですが(この後の続きを見たいような見たくないような)傑作だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "桐島は???\n 高校の頃ってこんな感じだったよなーーと思い出した。そして、最後まで出てこない桐島。むしろ、そこに振り回される、そして、振り回されない人たちのストーリーなんだけど。見ているときは、で、どうなるわけ?と思って見ていたが、見終わったあと色々とレビューや評論を読みながら、実は、もっともっと奥深い意味があるのよと知った私。確かに学生時代って、結構残酷なこと多い。わかりやすいカーストは存在するし、じゃあなんのために勉強するわけ?みたいなどうでもいい悩みとかも湧いてきたりするし。でも、結局は、何も考えず、好きだからやりたいんだけど。その気持ちを感じられたか感じられないかで、その先の人生が変わっていくような気がする。 " + }, + { + "date": "2017-12-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "え!?桐島でないの? これで終わり?って感じ。\n え!?桐島でないの?これで終わり?って感じ。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "オチは弱めかも\n 3回目?の鑑賞。最後どういう感じで終わったのか思い出せなかったのと、カメラワークが好みだったので観ることに。分かりやすく少し拡張して表現している部分もありますが、とてもリアリティのある学校生活が描かれていると思います。当たり前だけど、皆それぞれの事情とか想いがあるんだな〜、と。特に思春期、それを人にぶつけちゃって、関係が変わることもしばしば。でもぶつけることは悪いことじゃない。それはきっと自分の気持ちと向き合うきっかけになるから。東出昌大の演技を観てそう思いました。あと橋本愛かわいすぎる。追記ラスト、東出が8ミリを通して神木隆之介に問いかける。「将来は映画監督ですか?」それに対して神木は「いや、それはないかな」と答える。その後東出が涙を流したのは、きっと自身の部活、将来を思ったからだろう。欲を言えばもっと東出の感情を描写するカットがほしかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "だからなに。\n 桐島が部活やめようがどうだっていいと思うけどそれだけ周りに影響を与える存在であったことがすごいのかな…わたしは映画部の方がすごいと思うけど。目立たないけど、やりたいことやってて、わかる人には分かってもらえてて、立派だと思うけどね。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "不完全燃焼…\n 正直よくわからなかった " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "校内ヒエラルキーって…\n 日本じゃそんなにかっつり序列されてるのかね?少なくとも自分の時代にはあまりなかったし、学校のグループなんて流動的だった。いくつものグループに所属?してるのもいたし。まあ、苦手な奴はいたけどね、何人か。でもそういう奴はだいたいバカでただ体がでかかったり少し不良みたかっりして、なんかこわいから一目置かれてただけ。まあ、自分も成績悪くて馬鹿丸出しだったが、高校時はこれが中学とかだとだいたいどのクラスにも「不良枠」がある。こいつらはべつにそのカーストの上でもなんでもないが、みなに恐れられる。ただ不良グループでも愛想のいい奴もいて、そういうのとは自分はけっこう話したりしてた。これが高校に行くと、不良枠に拮抗しうるものとして「武道家枠」が出てくる。中学なんかだとまだ未熟だが、高校くらいだと何年もやってる奴はそれなりで、空手やってる奴に無様にやられたりしてる不良くんもいた。もっとも、これは男子の話で女子はよくわからない。ライトノベルでも、アニメにもなったそういうスクールカーストみたいなものが土台にある作品がある。私はけっこう好きな作品だがスクールカーストという言葉にはどうにも違和感がある。これってわからないけど、アメリカはそういう特に高校ではスクールカーストがあって、みたいな情報を真に受けて日本にもあるみたいに、感じちゃった人がおおげさに言って、それをネタとして利用したのがこの映画じゃないかねえ。とにかくまるでピンとこないしつまらない。神木隆之介の映画少年はべつに自分がクラスで下だと思ってはいないんじゃないか?ただちょっと人付き合いがあまり得意じゃないだけだろう。特に女子が苦手っぽい。とにかく吉田監督にしては退屈な映画でだがなぜか、これで注目された。私は腑抜けども〜や紙の月のほうがはるかに面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "この映画を低評価にしている人は映画を分かってないらしい。\n 以前、別のレビューサイトで、「この映画の面白さがわからない人は映画を分かってない残念な人だ。」というコメントをいくつかみた。私、当時30代後半、娘は中学生だったか…私もコメントしたが、だからなに?で?え?終わり?みたいな感じだったと思う。はっきり言えばつまらなかった。ただただ特に何かあるわけでもなく高校生の日常をみても、だから?としか思わなくて。そんな私のレビューに同感という人が結構いた。高評価のレビューをみても、へー、そうなんだ。ふーん…としか思えなくて。高校時代に可もなく不可もなく過ごしていた私は特に響くものはなかった。友達もいて、彼氏もいて、成績もまぁまぁ良かったが、当時は今の時代ほどスクールカーストみたいな感じはなかったように思う。私が意識してなかっただけかもしれないが。と…色々高校時代を思い出してみたりしたもののやはり感想は変わらなかった。こればっかりはどうしようもない。合わなかったのだろう。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどねぇ、、な話題作\n 原作未読。終わった瞬間、「なるほどねぇ、、!」と呟いてしまった。桐島を一切出さずに、彼がどんな人間か、どれだけみんなから慕われ、好かれているか、を、周囲の人間関係の移り変わりから上手く感じさせる、っていう。その技術にただただ感心、今までにない技法で新鮮でした。けどストーリーはそんな面白くないから☆-1。 " + }, + { + "date": "2017-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "桐島は不在\n 随分前に原作を読了済。題名に桐島と大々的にあるのに、その当人が不在という意表をついた技法だけが強く印象に残っていたが、それ以外の内容は正直そこ迄残っていない。従って、本作を新鮮な感じで鑑賞することが出来た。ただ、小説の方が、一人ひとりの青春ど真ん中の感情をより深掘りしていたような気がする。特に東出昌大の不安いっぱいの感情を。橋本愛の思わせぶりな態度が、個人的には残念。それにしても、ゾンビ映画に傾倒するマニアの気持ちがイマイチ理解できない。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "だいぶ期待した行っただけに、残念度も大きかった。 深いんだろうけど...\n だいぶ期待した行っただけに、残念度も大きかった。深いんだろうけど、出てこない桐島を中心に周りの高校生たちで想像させる。んでもって同じシーンを別の生徒目線でも進んでいくので状況はよく分かる。でも、そのラストの意味がそこまで理解できなかったら、今までの布石が何だったんだろうとしか思えない。最後の涙の意味もよく分からなかった。分かる人に解説お願いしたい。 " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "高校の話\n 今まで漫然と高校生活を送ってきた人達が、高2にもなって、将来どうしようかという段階に来てみせる悩みや人間関係の変化、考えのすれ違いに戸惑う様子が上手く描かれている。スクールカーストとか同調圧力とか勘違い恋愛とか、あるあるな感じで観られる。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "桐島って出てきたっけ? というぐらい一つの噂でいろんな人間模様が生...\n 桐島って出てきたっけ?というぐらい一つの噂でいろんな人間模様が生まれる、それこそ高校かなぁと思い出したり。 " + }, + { + "date": "2017-04-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 橋本愛も神木隆之介もよかった内容はあまりあたまにはいってこなかったよくわからなかった " + }, + { + "date": "2017-04-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "懐かしい学生時代\n 校舎に反響する部活学生の声、廊下を歩く音、学生たちの会話の内容...。あぁ、そうだったそうだったと懐かしさだけで同意できる映画。フィルムのカラーも雰囲気出していて、いい雰囲気。音楽なし。内容も時間軸が前後しながら、主役不在で進みながらも、先を読ませない面白い展開。各キャラの動向も片付けつつ、物語を収束させる辺りが秀逸。派手さはないが、学生を通り越した大人は皆楽しめると思う。 " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "新人さん頑張って!\n 役者さんがほぼ新人で作られていて最初はあまり期待せずに見ていたけど、、、なんかひきこまれた笑笑 " + }, + { + "date": "2017-04-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "出てこない桐島\n 登場しないのにイメージせざるを得ない桐島を中心にストーリーが進んでいく不思議な映画。学生ならではの感情も思い出して懐かしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "群像劇なんだろうな。 登場人物の中では、野球部キャプテンがいちばん...\n 群像劇なんだろうな。登場人物の中では、野球部キャプテンがいちばん好きだなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "悪趣味な映画!!\n 最後まで渦中の人物が出ない一発ネタと、リア充・普通・キモヲタ・モブキャラを怒りも興奮もなく映してスクールカーストを描き、誰の心にもある暗い学生時代の記憶を呼び起こす悪趣味な映画だと思います。グランドホテル方式として全体としての統一感を出した事は、面白さを追求したというよりはただの知的な遊びだと思います。桐島が部活を辞める事でヒエラルキーの様々な部分が変動する、という事はよく分かりませんでした。ラストはチープで印象に残らず、途中の印象がこの映画の全てになってしまうでしょう。楽しむために来たのに劇場で本作を観て暗闇に叩き落とされた方もいる事でしょう。ホラーとしてはアリだと思いますが、マニア向けの本作が日本アカデミー賞作品賞って、この年はよっぽど不作だったんですね。どちらも悪ふざけだと思います。 " + }, + { + "date": "2017-02-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "死ぬまでに観るべき日本映画の一本\n どんな年齢層でもどんなタイミングでも楽しむ事が出来る作品です。面白いとかそういう意味ではなく、観る人の状況や過去によっては観ていて辛く感じられる事もある事でしょう。でも如何様にでも観客に対して何かを伝えられる事は映画として理想の形であり、映画の存在や面白さを再認識させられました。 " + }, + { + "date": "2017-02-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n 桐島くんは一切出てこないというなかなか斬新な映画です。そんでもって先の展開が読めません。最後の展開には「まさかこうきたか!」ってな感じでした! " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "神木くん前野さん!最高!\n 何度観てもいい。後から後からじわじわくる。前野朋哉さん、最高です。スクリーム3観た?日本映画たちという所沢でのイベントでトークショー行きました!浅香航大さんも落合モトキさんも東出昌大さんも、この映画から好きになりました。そして間違いない神木隆之介くんは神です。 " + }, + { + "date": "2017-01-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "現実\n ため息が出るくらいリアルでした。面白い!という映画ではないけど何か引き込まれました。 " + }, + { + "date": "2017-01-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ため息が止まらない\n わかる!という箇所が何度も出てくる親近感、リアリティで構成された映画のように感じました。桐島という姿のない渦中の人物に振り回されているみんなに、私自身の周りの人物を垣間見ました。つい見入ってしまって、登場人物の関係性にため息が止まりませんでした。軋轢を生まないように気を使うところとか特に…それも映像技術の高さや役者さんの演技の上手さの結果だと思います。DVDに入っているエチュードは面白いのでオススメです。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "DVDを借りて観ました。 合わない人もいるとは思いますが、私はなん...\n DVDを借りて観ました。合わない人もいるとは思いますが、私はなんだか惹き込まれる、素敵な作品でした。最後の東出くんの背中になんだか切なくなりました。なぜ映画館にみにいかなかったのかと今更後悔。原作もまた今度読んでみようと思います。駄文失礼しました。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不思議と引き込まれる\n 若い俳優さん達が魅力的高校生の日常がリアルに表現されています。何回も見たくなる作品です。 " + }, + { + "date": "2016-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不意にくる若さが故の静寂\n 思ったことを簡潔に、淡々と。できるやつとできないやつ容赦のない現実夢みたいな時間があるから少し期待してしまう、日常生きがいも熱い情熱も持たないで上手に、生きる空っぽなまま実は中身なんてない自分よりもずっとずっと不器用でずっとずっとカッコ悪くてずっとずっと報われない人の方が充実感に満ちた世界をのびのびと生きているのではないか?野球部の声のする校庭を見つめる背中が印象的でした胸の奥にストンと収まる感じそして彼の日常は続いていく松岡茉優さん、とても上手橋本愛さん雰囲気ありすぎ " + }, + { + "date": "2016-12-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "製作側のエゴが強いかな\n 桐島のニュースに対する周囲のリアクションが面白いです。自分のアイデンティティーがどこにあるのかで動じたり動じなかったり・・・。当然ですが映画の製作者は映画を撮るのが好きでしょうから、どうしても主人公のような自作映画を作る生徒には肩入れしすぎてしまうのでしょうか。彼を否定するヤンキー達が悪で、いじめられて可哀想みたいな見方に偏ってるのが気になりました。彼は脇役の一人で、みんなにウザがられてるが後々・・・、みたいな位置付けの方がいいのかなと。 " + }, + { + "date": "2016-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これがリアル\n 松岡茉優の演技があまりにもリアルで、観ていてこっちまで気まずくなった。高校時代の大したことない事で大騒ぎするバカなところとか、楽しいはずなのに急に涙が出てきたりする不安定な感じにとても共感した。 " + }, + { + "date": "2016-11-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "「報われないけど、やる」ことが青春なのかもしれない\n 目に見えないヒエラルキーが存在する学校という空間を、様々な立場の人物の視点から圧倒的なリアリティで描いている。そしてヒエラルキーが一瞬だけ無になる圧巻のクライマックス。凄いと思ったのは感情の描写。登場人物は楽しいとか悔しいとか好きだとか一切言わないのに、カメラワークと表情、演技で感情が伝わる。ああ、確かに高校生ってこんな感じだ。建前の中で生きてるけど、そんなに自分を偽るのもうまくないから、見てると分かりやすくて微笑ましくなる。あと、3回目の視聴でやっと最後の東出くんの涙の意味が分かった気がする。東出くんはなんでもできる(=報われる)のに、やらない。野球部の部長とか神木くんは報われないのは分かっているけど、やる。最後に立て続けに二人の言葉を聞くことで、できるのにやらない自分が情けなくなってしまった。これはたぶんこの映画のメッセージそのもの。「報われなくてもやる」ことへの肯定。それが青春だよね。部活とかって、報われるためにやってんの?そうじゃないでしょ。まさに「戦おう、ここが俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから」ってことだよね。ついでだけど、松岡茉優すごいなあ。もうあのキャラが素にしか思えない(笑)けど、悪の教典では全然違うキャラだし。個性が立ったキャラを使い分けられるいい女優さんですね!好きになりました! " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "改めて観たら面白い!!\n 恋愛、友情、受験よりもゾンビ映画に魅力とリアルを感じる高校生の映画部員たちが、価値観の違うリアルを生きる高校生たちを食い殺す。同じ「学校」という場所にいながら、バラバラの価値観でバラバラのものを見ていた高校生たちが屋上に終結する。初回は映画館で改めて観たんだけど、改めて観ると何これ面白い!!作中の空気がリアルでヒリヒリする。高校生たちの話なのに青春の押し売りじゃない。「万能タイプ」として「格好悪さ」から逃げていた宏樹が高みから降りる。そして降りた場所から見た目線のまま桐島(劇中は1回も姿を見せない)に電話をする。そこで終わるラストは私たちに色んな想いを訴えかける。問いかける。そしてそこで暗転、高橋優さんの弾き語り版の「陽はまた昇る」が痺れるわー。それにしてもこの作品の橋本愛の可愛さ神秘さは異常。神木くんじゃなくてもカメラに収めたくなっちゃうよね。 " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島\n 期待を遥かに遥かに上回る作品でした観ていて何故か胸がえぐられるような切なさあー俺ってこんな奴だったかもって笑一番びっくりしたのは桐島が作中に出てこないこと桐島だろうと思われる人物は一瞬出て来たように思ったけどホント最後まで出てこないこれは観ていて誰もがどれかのキャラクターには共感できる作品だと思う自分は前田たちの映画部やバレー部の下手な子かな笑色んなキャラの視点で場面場面で切り替わってストーリーが展開してこれがまた面白いラストの屋上のシーンはスカッとしたなあ前田派の自分としてはやったれー!ってなる笑恐らくかなりイケてる人物であろう桐島が部活を辞めて大騒ぎして振り回されてるイケてるグループと桐島が部活を辞めても特に支障もなく自分たちの世界で生きてるグループなんかホントに凄くリアルな学校生活を観た気がするなんか言い表せにくいけど非常に面白い!是非オススメしたい! " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おっまた〜\n 物語の中心人物なのに出てこない桐島と、スクールカーストトップが揺らいだことで最下層にも影響がおよび、崩壊していく様が新しい演出。女子の関係性とか、映画部のビクビクさとか、リアルでおもしろかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "個人的にスッキリしない映画なので\n 個人的にスッキリしない映画なので " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高校時代を思い出し、自分のまわりと重ねながら観た。なんでもできるや...\n 高校時代を思い出し、自分のまわりと重ねながら観た。なんでもできるやつとなにもできないやつ。大学生になってこの作品を観てよかった気がする。 " + }, + { + "date": "2016-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画に入り込めるかがキモ\n 初感、物足りないな、と思いました。話の波が明確ではなく、最後にあっと言わせるシーンもなく、よく分からないな。。といった感想を持ちました。しかし!あまりにすっきりしなかったので他の方が書かれているレビューを読んでみると映画の印象がガラッと変わりました!単純な青春映画ではなく、映画を通して人生の在り方を問いてくるような内容に仕上がっています。自分もそうなのですが、割と数学的に計算されたストーリーや『オチ』を意識してしまう方は、人の感情に焦点を当てた今回のような映画にあまりいい感想を持たれないのかなぁと思います。個人的にはネタバレになっても構わないので、他の人のレビュー等から映画の真の意図を予習してから観ると楽しめると思います。自分は劇中そこまで気がつけなかったのが、悔しい。。。(笑)という意味で星を落としています。映画、沢山観よう。ちなみに私がみたレビューはnaverでまとめられている町山智浩さんのレビューです。観る前でも後でも、一度目を通すとよりこの映画を楽しめると思いますよ! " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全員が主役\n 神木さんが主役なのは物語を産む真っ直ぐな軸となれるポジションってだけで、全員が主役とも観れる素晴らしい群像劇観る人によって千差万別の姿となりえるし、何よりその見方を交換するだけで話が尽きない結局何も解決してないしハリウッド的なハッピーエンドは当然ないけれど、だからこそ素晴らしい作品 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今更ながら\n 前見たのは学生だったが社会人になって久々に見直して見て色々と感じるものがあった 何かを好きになったり、探したり、向き合ったりする事に一生懸命になれる時間って人生で凄く短いし、それが世に言う青春だと思うけど この映画における青春っていうのは 何かをやり残す事 だった気がするこの映画を見た時に感じる、心が捻られるような感覚っていうのはきっとこの喪失感を作り手が念頭に置いて作ってるからなんだろうそしてそれを決して悲しい事とせず、その美しさを切り取ってみせる手腕にはただただ脱帽特に、何かをやり残す事になっても何かに向き合う覚悟がなかった事に宏樹が8ミリカメラを通して気付くシーンは大人になった今見ると凄くズシンとくるものがあった何かが欠けてるという思いを抱えて生きていく事から逃げてはいけないし、それは実は物凄く幸せな事かもしれないプロットは地味といえば地味 だけど何も起こらない何てことはない というかこんなの複雑な年齢の生き物が一箇所に集まって生活してて何も起こらないわけがない 今振り返れば全てが特別だった気すらしてくるぐらい青春とやらの濃厚さは凄まじいただこの映画の恐ろしいのはこの 今振り返れば という注釈を外してしまうというところだと思うもはや思い出せない 思い出そうともしないような瞬間に宿る 二度と戻ってこない、自分の一生を左右してしまう時間としての青春を切り取ってみせたこの映画は 世に言う青春映画とは一線を画す 青春映画の傑作だと思う " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いまひとつピンとこない\n 男子校出身者にはコレが本当にリアルなのかいまひとつピンとこない。そこを見る映画なのだろうと思うので、何故あんなに評価されるのかもよく分からない… " + }, + { + "date": "2016-07-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あと30分観ていたかった。\n あと30分観ていたかった。高校生独特の、あのグループで群れる感じは、どこも同じなのだと思った。懐かしい感覚がおりてきた。言わずもがな、桐島は劇中に出てこないけど、その影響力に翻弄される周りの子たちのお話。甘酸っぱい切ない気持ちでいっぱいになりました。高校生は、夢と希望に満ちている。さすが吉田大八。 " + }, + { + "date": "2016-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストの統一感のなさ\n キャストに統一感がない。それが、学校かもしれたいが松岡茉優だいすきだけど、山本美月の友達役にはちんちくりん感がでてしまっていた。 " + }, + { + "date": "2016-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ん?\n 評価が高いがゆえに期待しすぎたのかも。正直伝えたいものがよくわからなかった。@crimson " + }, + { + "date": "2016-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "THEジャパニーズ青春映画。 こういうことあったよね、こういうやつ...\n THEジャパニーズ青春映画。こういうことあったよね、こういうやついたよねって言う描写が絶妙です。高校時代ってなぜかヒエラルキーが存在して、誰誰と仲がいいことがステータス、イケメンと付き合っていることがステータスみたいな風潮ありましたよね。楽しそうなそぶりをしているけど本当は楽しくない、将来はどうなるのか分からないっていう若き日の葛藤を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い\n すごい深いな、と思った。見終わってすぐはいまいちかな~と感じたけど、時間が経てば経つほどボディブローのように効いてくる。 " + }, + { + "date": "2016-04-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "意外と現実主義者な映画オタク。\n 作中に登場しない桐島がこの映画を観る者を引き込ませ、それまでたいして関わりの無かった生徒達が互いに絡み合っていく青春!映画。カメラワークや展開、描写、手法がこれまでの映画の良いところを上手く使っていた気がする。最後には現実的で少し切なく、素晴らしい青春!を感じさせられました。 " + }, + { + "date": "2016-04-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "知的な題材を知的に撮る\n うーん、どうしてだろう、観終わった後、微妙に自分の中で違和感が残るんですよね・・・ 視線の向く先の描写で、それぞれの登場人物の気持ちを表現するなんていう基本的なことをしっかりとこなしている気がしますし、同じ時間を様々な登場人物の視点から反復するという形式も映画的(あ、あの場面のあの人は君だったのね的な意味で)だったように思います。でも・・・なぜか・・・すんごい面白いわけではなかったですね・・・はい・・・。思うに、あんまりにも全ての登場人物をフラットに描き過ぎたんじゃないでしょうかね。どうみても主役は神木君だし、それであれば神木君と「あの娘」との関係性をもっと中心に描いても良かったように思いますよ。っていうか、やっぱり画面で一番輝いていたのは「あの娘」だったわけで、もっと「あの娘」を観ていたかったっていうのが本音ですかね。あとはやっぱり、このニュアンスの映画は、有無を言わさぬショットが撮れているかどうかにかかってるんじゃないかなぁって思いましたですね。その意味では、あのショットとか、あのショットとか、もうちょっと長めにすれば良かったのなって思いましたですね。うーん、それと、クライマックス後のシーンはやや説明的で蛇足的な感じがしましたし、やっぱりちょっと全体的に知的にすぎるんだと思いますね、この映画って・・・えー、なんか、ダラダラと書いてますね・・・はい、すいませんです・・・。 " + }, + { + "date": "2016-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "同じ場面を様々な視点、角度から何度も見せる冒頭の手法。やられました...\n 同じ場面を様々な視点、角度から何度も見せる冒頭の手法。やられました。何が起こってるんだ?これからどうなるんだ?でハラハラワクワクさせられました。無駄なことかもしれないけれど懸命になれるものがある素晴らしさ。熱い思い。青春時代に戻ってやり直したくなった。ぜひ若者に見て欲しい。で、結局、桐島、お前は何処にいるんだ! " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "普通でいい\n スクールカースト物の典型かな。今の流行りはカースト前提の不毛な故の「バトルロワイアル系」やから少し古く感じた。ライトな青春ミステリーとして " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "勉強になりました。\n ルック◎シナリオ◎アクター◎デプス◎ラスト◎オススメ◎何人かの同じ時間に、違う視点を映したやり方が私にハマった!高校生って感じするなー。(仕草とか言葉とか)言葉なしで「仕草」とか「目の視線」とかで見ている人たちに何を考えているとかを伝える演技力と撮影の映しかたは凄いと感じた。高校生はいろいろ悩んでるんですね笑(今はわからんけど)個人的野球部のキャプテン好きです。キャプテンと映画部の監督には心打たれた。あの時、出演していた役者たちがちょうど今ほとんどの人がテレビや映画などで活躍しているのはなんか良いな〜笑やっぱり文化部は運動部に逆らえないみたいなの昔からあったんですね〜笑松岡茉優さんとかの仕草うまかったです!最後に↓「プロになれないなら野球やっている意味ない」とか。「なんでバスケ部でもないのにバスケしてんだろ?」その後に↓「ドラフトが終わるまで、野球部を引退しない」「映画監督はムリだけど、映画は撮る」心打たれました。部活とか趣味とかって将来必要ないからやる意味ないとかじゃないんですね。大変勉強になりました。 " + }, + { + "date": "2016-03-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待値が高かったのかな。\n タイトルが印象的で、賞も取っていて。ストーリーのことは全く知らずも、いつかは観ようと思っていた映画。正直な感想は、「うーん」といった感じ。最後まで桐島が登場しないことはよしとしても、文化部・運動部・帰宅部を中途半端にデフォルメした描き方には違和感感じるし、同じシーンを視点を変えて複数回流す手法は新鮮ではあったけど、無駄に尺を使っているようにしか感じなかった。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "桐島は最後まで出てきません\n ちなみに神木隆之介も、あまり出てきません。できる奴は何でも出来るし、出来ない奴は何やっても出来ないんだよ何でもソツなくできた奴は「もっと上手くやりたい、こうなりたい」と夢中で頑張る奴らに、すぐに出来てしまって夢中になれない自分を重ねて、スクールカーストの頂点にいたはずの自分が実は何も勝っていない、と劣等感を感じてしまった。一緒に学校生活を送っていた「桐島」がある日、突然学校に来なくなった事をきっかけに、桐島の存在がなんだったのか、桐島はどうしていなくなったのか、周囲と自分に気づく、思春期青春映画。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ドミノ現象\n 総合:70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:65点 ) 登場人物が多くて覚えられない。しかもそれぞれの登場人物に特定の設定があって、それをほのめかす部分を見逃したり覚えていないと、もう全体図の理解不足に陥る。作品を貫くしっかりとした展開が用意されているわけではなく、だから物語を追いかけているのでは作品を理解することも楽しむことも出来ない。でもはっきりた物語がないならば、何が描きたいのだろう。 とにかく登場人物とその複雑な背景と相関図を把握することが重要なのだということが観終わってからわかった。要するに最初に観たときはよく理解出来なかった。というわけであまり面白くなかった。何の予備知識もなくこの作品を観て、人間関係を把握し理解し楽しめる人ってどれだけいるのだろうか。 その反面、あまり演技らしい演技や派手な演出を抑えて、自然に近い高校生の情景を撮影していく演出は好感を持った。この時点での印象は60-65点といったところ。 今度はネットで登場人物を調べて、背景や相関図を頭に描きながらもう一度観てみる。そうすると色々と面白いことがわかってくる。目立たない生徒たちが力をつけ、今まで君臨してきたものたちの居場所が崩壊する。学校にある人間関係には見えない権勢や階級や地位があって、それらが構成していた秩序が別のものに取って代わる。劣等感と優越感が入れ替わり、恋心や友情の意味を考える。小さな出来事からドミノ現象でさざ波のように全体に波及していく面白みがわかった。 " + }, + { + "date": "2016-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "揺れていたあの頃\n はるか昔の高校時代が戻ってきました。いつの時代も高校生ってこんな感じなのねと。一人一人の見えない痛みが何とも青春っぽくていいです。一応映画研究部だったので、ツボにはまるところも多くて楽しめました。地味で楽しいことなんか何も無くてただ苦しかったあの頃。今の私は想像できなかったくらいに何てゆる~く生きられているのでしょうか。8㎜のカタカタ回る音を思い出して胸の奥が熱くなりました。 " + }, + { + "date": "2016-02-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかありそうでない\n 難しいね、面白いけど難解だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-02-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "別に普通\n ふーんて感じ。別に普通じゃない?自分が学生時代にヒエラルキー下位層だったからか、菊池くんに感情移入できなかった。下位層である映画部が桐島に関係なく不変に好きなことに取り組む姿ってのが、崩れていく上位層との対比で良いみたいだけど、特になにも感じず、別に普通じゃね?と思った。あ!分かった!桐島に対し、なぜ上位層が依存してるのか共感できなかったからだ。自分は映画部の一人として共感してたんだなあ。だから、上位層があたふたしてるのがよく分からんし、どうでもいい。何を描きたいんだろう?と思った。桐島、部活やめればいいし、別にどうでもよくね?ヒエラルキーの崩壊については、特に興味持てなかった。最後に監督と菊池くんが交流し、菊池くんが泣きそうになる場面、菊池くんが泣きそうになるのは彼が純粋だからだよなあ。これが青春ってことなの?初日の構成は面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-02-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "青春映画の傑作\n おぉ、これは面白かった!劇場鑑賞を見逃し、その後日本アカデミー賞を受賞した際には、は?何でこれが?と見てないのに疑問符ばかりが出てきて、それから何となく今まで敬遠していたのですが、すいません、見たら素直に面白かった、日本アカデミー賞も納得の秀作でした。タイトルにもなっている主人公?桐島が出てこないと言うのは何となく噂では聞いていたのですが、なるほどなるほど、この内容ならそれも納得、この映画は高校生活に確実に存在する階層社会を描いていて、その頂点に君臨する桐島が部活を辞めたと言うだけでその階層がガタっと崩れ、様々な人に影響を及ぼす様を描いた作品だったのですね。同じ時間軸を複数の視点で何回かに分けて描く羅生門方式だったのも、見る側の視点によって感じ方が全く違ってくるようで、思わず唸らされました。同じ学校の同じ場所で同じ時間を過ごしていても、個々の立場によってその出来事の意味合い、感じ方は全く違う、その見せ方が本当に素晴らしかった!何の影響も受けない最下層の人達、それに比べて桐島依存で成り立っていた上層部の人達のアタフタぶりと言ったら・・・この対比具合が何とも言えず面白かったね。高校生活に存在する階層社会って、一旦出来上がってしまったら、それは卒業するまで殆どの確率で崩れない強固な階層なんですよね。部活のエース的存在、またはモテ系、この二大要素を持つ物が最上位に君臨し(何故か勉強が出来るだけでは入れない)、その友人が上位の恩恵を預かる、そう言えばあったあったと思わずあの頃を思い出してしまいましたよ、東出昌大や松岡茉優のモテ系グループにどこか劣等感を感じていたあの頃の苦い思い出を(苦笑)しかし決して崩れることのないはずの階層が、桐島が部活を辞めたと言うだけで大きく揺らぎ、そしてラストは今まで交わることの無かった最下層の人達と上層部が入り乱れる、まさに壮大なラスト、いやぁ面白かったぁ。本当に格好良いことって何なのか、それに「彼が」気付けたラストはホント素晴らしかったです。ところどころ映画ファンのツボを刺激するオタク的作風にもニヤリ、しかし橋本愛のまさかのアレは、神木君じゃなくても切なくなるね、でも、これが現実なんだよなぁ、残念ながら。 " + }, + { + "date": "2016-02-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "超面白い\n 映画館で観た時に、凄い!面白い!!と思って、久しぶりにDVDを借りてきてまた観て、やっぱり凄く面白かった。大好きだ!たまらないシーンがたくさんあるけど、鉄男を観た後に前田がかすみを見つけてコーラを買ってあげてでも隣には座れなくて立ったまま会話するシーンが大好きだ、かすみはたまたま時間を潰すために観たと言ってたけど、やっぱりほんとは前田のことが気になっていたのではないか、この映画の時の橋本愛はとにかく可愛い、パーマは別にそれほど嫌なやつじゃないはずなのにかすみと付き合っていた!というだけでものすごく許せない気持ちになった、屋上でひろきと前田の会話、監督は無理って前田が言ったときのひろきの表情が切ない。登場人物の一人一人がとても心に残る、悩みを抱えてる人物の悩みは解消されないまま終わるのに、観た後の清々しさはなんだろう。素晴らしい青春映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-02-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな学生生活。\n 一言で言うとものすごくリアル。なんだかドキドキしちゃいました。学生時代ってこんなだったなって冒頭からすごくあるある〜って思いながら見てました。段々後半になるにつれいろいろ考えさせられるものがあるなあとも感じました。後半の前田と映画部員後輩とのやり取りが秀逸です。ラスト見終わって感じるものは人それぞれな作品だなと思います。私はものすごく好きです。もう一度見たくなりました。キャラクターひとりひとりが魅力的。みんなそれぞれ深読みできるキャラクター性があります。そしてもう一つは視線ですね。この映画は視線ひとつで話してなくてもこう思ってるのかなあ、こう感じているのかなって考察できるところが良いです。個人的には、吹奏楽部の沢島さんにものすごく共感してしまいました。また、神木くんの演技力がすごいです。見終わった後の賛否両論あると思いますが、私はオススメしたいですね! " + }, + { + "date": "2016-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "10代のうちに\n 高校の頃の思い出が鮮明にある時にこの映画を見れてよかったと思う。高校生ならではの複雑な人間関係の悩み、部活の悩み葛藤、どれも自分が感じた事のある感情で心に刺さりました。 " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "キャストが好き\n キャストがすき。まずは神木隆之介、東出昌大、大賀、松岡茉優〜(OvO)内容は、桐島が結局謎。ストーリー的には桐島が部活を辞めることがど偉い大変な出来事であり、大騒ぎ…。個人的には、神木隆之介の映画部のゾンビの仕上がりがもう少し見たかったんだけど。さいごの東出昌大の広樹も、野球への未練?なのか。結論は、視聴者にお任せ系だったのかなあ。でもテンポよく、飽きずに楽しめた " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読んでみたくなった\n なんとなーく高校時代の雰囲気を味わうだけの映画。ちょっと期待しすぎたかな。別に桐島が出てこないからとか、あの緩い終わり方が嫌でスッキリしないとかは気にならないけど、雰囲気だけ楽しんで内容は残りませんでした。 " + }, + { + "date": "2015-12-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ラストのチルトアップ\n 幅広い観客層がいろいろな楽しみ方のできる良い映画だと思う。 各登場人物のそれぞれの視点から物語を読み解いていくことができるし、謎解きやお気に入りの俳優への憧憬、そして映画としての語りの味わいといった、多様な観客の見方を受け入れてくれる作品だ。 桐島という男子が突然部活を辞めて、級友たちの前から姿を消す。理由にも、彼の現状にも映画は一切触れることはない。物語の中心となるのはこの桐島の「親友」であり、勉強も部活も恋愛も全てが周囲の羨望の的である桐島を、自分に投影する菊池という男子である。 彼の視点から見る周囲の人物は、みな桐島に比べるとさえなく見える。バレー部で桐島の代わりを務める子は、もちろん桐島ほど上手くボールを拾えないし、そのせいで試合にも負けてしまう。いくら努力しても、本人がチームメイトに「この程度」と卑下するレベルから上達はしない。 菊池の所属しているはずの野球部のキャプテンは、物静かな性格でチームのレベルアップのためにいろいろ考えている。練習に全く来ない菊池を見かけても咎めることはなく、応援だけでもいいから来てほしいと控えめな言葉をかけるだけある。しかも、三年の夏休みを過ぎても引退しない理由が「ドラフトを待っている」という、思わず吹き出してしまうほど傑作なものだったりする。 そして、同級生で映画部の前田は背も低く、運動音痴で、口が重いネクラである。放課後には学校の片隅で映画部の連中と訳の分からない撮影に興じているが、部外者の共感を得ることはない。 このような周囲の、今風に言えば「イケてない」子たちは、一様に、周囲の共感を得ることなく、また報われることがないと分かっていることに、ひたむきに取り組んでいるのだ。これは、ちょっと古い言い方をすれば「ダサい」ことであり、菊池にとってみれば、彼らを馬鹿にすることはあっても、関心を持つことなどありえない。彼の視野には全く入ってこない人々なのである。 しかし、いま、自分の価値観を体現していたはずの桐島は、自分には何も告げずに、目の前から消えたのだ。 この事態を通じて、菊池の世界観は変容しはじめ、今まで視界に入ってこなかった人々が、彼の心の中に生き生きと現れてくる。 前田にカメラを向けられた菊池。菊池の足元からのチルトアップのショットが切ない。涙なくしては観られないショットである。 他人の目など気にならないほどに、好きなものを持っていない自分。青春の時間を浪費し続けたかもしれない、その空っぽの自分自身を、前田の握るカメラを通して見つめなければならないという残酷さ。青春時代に起きた価値観の転倒を、このワンショットは見事に映し出している。 " + }, + { + "date": "2015-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "へ?\n へ?って感じだった(笑)終り?って許せる範囲だけど息子は怒ってた!モヤモヤするって(笑)あー劇場行かなくて良かっただけどみんな(役者)うまかったよーリアルリアル " + }, + { + "date": "2015-10-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "懐かしい気持ちになる\n 序盤から、『あっ桐島ってその位置付け?』と拍子抜けしますが、最後まで飽きることなく見れました。大人になってしまった今の感想としては、学生時代のヒエラルキーがそのまま大人になってからも継続することはないな。でも学生時代は学生時代で葛藤や劣等感があったなぁとしみじみ思いました。神木くんの役、いいなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-10-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "そこまで。\n 一風変わった学園モノは個人的に好きなので今回も期待して見たが、正直言うと期待外れだった。画のタッチ、撮り方とかは湊かなえの告白を見ているようだったが、告白のようなハラハラ感もなかった。なぜ桐島が辞めることになったのか、までも描いて初めて終われるのに、そこは大雑把でいいんだ、と思った。ラストの終わり方も、あとは君たちの想像に任せる的な終わり方も個人的に好みじゃなかった。描ききれていない部分も多いし今回はイマイチだった。 " + }, + { + "date": "2015-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そりゃ現役のリア充にはわからないわな\n 「イケてる」か「イケてない」かが判断基準のやつらは、そのトップが消失すると自分たちのアイデンティティが奪われたが如く動転する。人目気にせず好きなことやり続けてるやつの方が楽しいのかも。ゾンビのような学生時代のトラウマを引っ張り出し、救いをくれる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな学校生活\n スクールカーストのリアルな面が出ていた映画でした。カメラワークがとても面白いです。 " + }, + { + "date": "2015-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "語りたくなる映画\n 私達学生のリアルを描いていると思った。同じ同級生なのに、、同じ人間なのに優劣をお互い感じながら生きている…学生にしかわからない映画だなと思いました。本当にまた観たい映画。 " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "残らず。\n 小説を読んでないので、映画を観てみた。小説を読めば良かったのか…私としては映画から何も感じられず、残らず…物語を通して何が言いたいことなのか掴めなかった。桐島を常にみんなが追って行くので、いやでも観てるこっちも桐島を追って行きたくなるんだけど、まぁー出て来ず…観てて、不完全燃焼って感じだし、桐島が部活辞める理由も良く分からず、元々の人間関係があやふやなのに中途半端なところからまた、中途半端に高校生の人間関係が崩れていく様だけを観せられた、そんな印象。すっきりせずに終わりますねぇ。でも、高校生の女子ってそうだよなぁーって思うシーンがちょこちょこあってそこは共感出来たかなと。小説はまた違うのかなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待していたのですが・・・・\n 普通でした! " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "崇高なる想い\n 割引日とはいえまさかの満席。おそらく口コミによる効果なのだと思うが、その期待にはある程度応えてくれる作品だと思う。原作は未読。始まりは金曜日。時系列をずらし語り始めるのは、数多い登場人物達の性格や、それぞれの恋愛事情をはっきりと示す為か?本編が進み、主要な登場人物達の感情が爆発する屋上場面が感動的。みんなの中ではどんなにちっぽけな存在であっても、“好きな事は好きだ!“と堂々と宣言出来る、そんな【負け組】な彼の前では、自分にとって本当に好きな事を続ける勇気を持てなかった【勝ち組】の彼には、とても崇高な存在にさえ映った事であろう。内容的には全く違うのだが、『明日、君がいない』をちょっとだけ思い出した。(2012年9月26日/シネ・リーブル池袋/シアター1) " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "小説、邦画の典型的パターン\n 邦画だから許される仕組み。まさかの桐島出てこない、桐島をめぐってのお話。1人1人違う思いを抱えて生きているがこんなにも桐島をめぐってぐるぐるするのは高校生だからであると思う。そして話がとびとび。小説だと面白いが映画にすると二時間で完結するには無理があると思う。やはり小説、漫画を映画にするのは考えものだと改めて考えさせられた作品。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "神木隆之介いい味出してる\n 神木隆之介いい味出してる " + }, + { + "date": "2015-07-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "一瞬面白かった\n 話が散漫で点と点が最後につながるけど、もー少し伏線と構築の絡み合えばいいのになーって思った。 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ロメロのゾンビは見た事ないけど…\n 面白い!高校という限られた時間特有の不自由な自由さが描かれていて。自分もつい高校生に戻ったような気持ちで観ていました。俺の場合は、この映画の中では吹奏楽部の部長の立場かな?あの子の複雑な切ない気持ち、スゴく共感してしまいました。イケてるグループへの憧れ。入れないことへの劣等感。しかし、自分のいるグループ内ではそれなりの地位におり、不自由はない。けと、それゆえの歯痒さ。 " + }, + { + "date": "2015-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「ベルフラワー(2011年)」 「桐島、部活やめるってよ(2012年)」 この二作、根っこの部分は同じだと思う。……、多分。\n 主人公のウッドロー(エヴァン・グローデル)は、いい歳して無職。「マッドマックス2」に登場するヒューマンガスをヒーローと崇め奉り、小学校時代からの親友とつるんで火炎放射器や、火を噴く改造車をつくり、「俺の考える世紀末」をテーマにイラストを描き、「ちょw世紀末きたらどうする?」と妄想を語り合う『ベルフラワー』です。県立高校に通う前田(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たない存在。映画コンクールで入賞したから自分の好きな映画、ゾンビ物を撮りたい!と先生に申し出ても、「(ジョージ・A・ロメロ)え?そんなマニアックな監督、誰もしらねーよ」と言われ、この映画も、あの映画も、ロメロ作品からのインスパイアですよ!オマージュですよ!熱弁をふるうも相手にされない。高校というヒエラルキーの中では、最下層に位置する映画部に所属している前田。そんな『桐島、部活やめるってよ』です。ちょいぽっちゃりで、あんまり可愛くないけど、おっぱいでかくて、エロくて、何より「マッドマックス2」を偏愛しているウッドローを理解してくれる、夢の女ミリ―(ジェシー・ワイズマン)と出会う。マッドマックスに出て来そうなバイクと遭遇。ウッドローの唯一の理解者で(エロい)夢の女ミリ―も「買っちゃいなよ」というから、車と引き替えに中古バイクを手に入れる。後ろにミリ―を乗せて、ご機嫌な『ベルフラワー』です。高校のヒエラルキーのトップに位置する可愛い子ちゃんのかすみ(橋本愛)と、「鉄男」の上映されてる映画館で遭遇する前田。こんな可愛い子が、マニアックな映画を!?とあまりの嬉しさにテンションが上がり(あるあるネタです)、どんな映画が好きなの?とついつい調子に乗る。「タランティーノの映画が好き」どの作品?とよせばいいのに畳みかける前田。「人が沢山死ぬ作品」って答えるかすみに、全部そうじゃん!という私を含む映画好きの突っ込みが聞こえそうなシーン。けれど前田は可愛い子ちゃんと、「好き」を共有できたことで夢心地な『桐島、部活やめるってよ』です。痛々しい偏愛だって受け入れてくれた唯一の(エロい)存在、ミリ―のトラウマになりそうな体位での浮気現場をウッドローが目撃する、『ベルフラワー』です。気が弱くコミュニケイト能力が低い前田は、ゾンビ映画の撮影現場として屋上を使いたいのに、何度交渉しても吹奏楽部の亜矢に論破され凹む。『桐島、部活やめろってよ』です。つまんない偏愛話だってニコニコ聞いてくれた、唯一の(エロい)存在だったミリ―を失う絶望感。自暴自棄。「俺ふられた、みんな殺す」な『ベルフラワー』です。桐島というバレー部のスター選手が部活を辞めることで広がる波紋、動揺、不安、混乱、高校のヒエラルキー崩壊!もういっそのこと、みんなゾンビに喰われればいいさ!な『桐島、部活やめるってよです。いや勿論全て妄想ですよ。な「ベルフラワー」です。いや勿論全て映画ですよ。な「桐島、部活やめるってよ」です。『ベルフラワー』は、あまりにもコア過ぎる為、殆どの観客の理解を超えた向こう側な作品にも思えます。インディーズな荒い感じも、一般的にはその良さは理解されないかも知れません。けれど冒頭に書いたように、狭間のいったりきたり感を経験した人であれば分かる、\"僕達の青春\"だったりします。また貴重な(エロい)夢の女を失う絶望感、それを埋めるのはいつもの世紀末な妄想というのが泣ける!情けなくて号泣です!むかついて号泣です!きっとここ、近親憎悪的な感情だと思います。そして何よりマッドマックスが大好きで、監督、脚本、制作、編集、主演を勤めたエヴァン・グローデルの失恋を元にしたお話ってとこに、鳩尾が痛くなる。ええ、でしょうねと。だって制作費は約170万ですが、一番お金がかかったのは改造車っていう狂気(マッド・マックス1作目と同じ!)。監督、偏愛と狂気の狭間でうろうろしてる感がハンパないです。殆どの女性はついていけません。「桐島、部活やめるってよ」は、私の友人に言わせれば「おい、映画好き男子がもてるわけねーだろ」って映画らしいです(笑)あ、実際は違いますよ。スクールカースト。大人よりシビアな格差社会が浮き彫りになる作品です。その最下層にいるのが、映画部という厳しさ(しかも映画オタクはコミュニケイト能力が低いという偏見!)です。しかしこちらも、狭間を経験した人であれば、あのなんとも言えないもやもや感が分かる\"僕達の青春”映画です。しかしながらこちらの主人公は、高校で処世術を学んでいきます。そう「映画が好き」と女子が言ったからって、その「好き」が自分と同じレベルの好きかどうかは分からないというね。一旦は探ってから、畳みかけるように質問しようぜっていう。分かります!勉強になります。私も数日前、19歳年下の男性に「理想が高いからもてないんじゃないんですか?」と指摘され、「変人だからかも」と答えました。「変人って、意外と普通なんじゃないですか?」「年間400本以上映画を観る、映画依存なんです」「あ\"ー、そりゃ変わってますねー」と引かれました。ええ、いい加減、処世術を学びたいと思います。 " + }, + { + "date": "2015-07-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "原作のテクニックが感じられなかった\n この物語の面白さは桐島が部活を辞めたことを発端として少しずつ崩れていくところなのにそこが全く表現できていない… " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なによりカメラワークの良さを思い出す。 映画館で高校生に囲まれて鑑...\n なによりカメラワークの良さを思い出す。映画館で高校生に囲まれて鑑賞したので4D効果も得つつ楽しんだ記憶。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "青春だなぁ\n 高校が舞台。アイドル格の女の子やその性格の悪い友人、一緒にツルむバトミントン部の女子2人、野球部に行かなくなったカッコいい男子や帰宅部の友達、映画部の2人組、カッコいい男子に片思いする吹奏楽部部長など、色んな高校生が出てくる。生徒達の憧れの的「桐島」君が部活を辞めたという話を中心に主に彼らの放課後(部活)5日間の様子を描いた群像青春映画。特に明確な起承転結があるわけでもなく、高校生のなんとなく吹っ切れない毎日、部活に燃やす一見して無駄な情熱、やるせなさ、つまりは「青春」を生きる様子が坦々と描かれている。特に初日の構成が面白く、この構成のまま進むのかと身構えていたら、最初の日だけだった…。残念。途中、桐島が出てこないと気付いた時は、あぁこれは面白くなりそうだと胸が躍った。俳優達の演技もとても自然で、よく居そうな感じが、映画に引き込まれる要因の一つになったと思う。一番観客をひっぱるのは、桐島が誰なのか、何故学校に来ないのか、みんなを避けるのか、どういう人間なのか、というミステリーなのだが、それが明かされなくても映画としてまとまっているのがいい。あぁ青春だなーと思ったよ私は。映画部の生徒が色んな映画を引き合いに出す辺りで、映画好きとしてはニヤリとしてしまった…。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島は出てこない\n 桐島はまだかまだかと待ちわびましたが最後まで出てこなかった。全員が屋上に揃うまでの盛り上がりに掛け、最後は腑抜けだった。映画だったらもう少し日常が歪んでいく様子を観たかった。たまに 学生時代こんな気持ちだったなとふとしたときに思う瞬間があって、そゆのは良かった。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ぐだぐだだけど、どこか温かみのある映画\n 曜日毎のセクション区切りセクション毎に主人公というか着目する人が決まっているのだが、同じ場面をある人に着目してその少し過去や少し未来まで、情の変化がわかる程度に展開映画部はヒエラルキー最下層ながらも最後は運動部らヒエラルキー上位層に噛み付くドロドロした女子4人グループでは言葉ではなくビンタで本音を伝える、まあ伝わってないが(笑)バドでなかなか伸び悩むサブヒロインの子もそれを受け入れそれでも頑張り続けることを決意(そこまではいってないかその子が頑張る姿を見続けてたバレー部の小泉は、桐島というバレー部の大黒柱が抜けたバレー部でも強くあり続けることを誓う野球部の幽霊部員となっていた東出は、桐島の力になれずもどかしく思う、また3年で引退した後の野球部元部長のドラフトまではという頑張り姿、そしていつまでも自分を誘い続けるその姿勢に心を少しずつ動かされる決め手は古〜い使いにくいフィルムを手に映画撮影をする前田(神木)、彼は映画監督にはなるわけないじゃんと言うその言葉に東出は心動かされるこれで映画は終わり " + }, + { + "date": "2015-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "んー。原作の方が良かったかなー。\n 確かに高校生活あるある。ちなみに私は派手目の子らと絡みつつも、自身は結構普通女子だったから、ブラバンの子がチャラい男に恋してる姿わからんでもない。(゚∀゚)だけど野球部の男の子が良かったよ〜、間違いなくモテるねえ♡ " + }, + { + "date": "2015-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 桐島が部活を辞めることになって、引き寄せられたことによって変わった周りの日常を描いた作品。それぞれの目線で、シーンが描かれていて、面白かった! " + }, + { + "date": "2015-05-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "映画ってこういうこと\n それぞれの登場人物が濃い。いちいち説明してないから、目線やふとしたセリフで如何様にも解釈ができる。3回ぐらいは観れそう。桐島って誰やねん。 " + }, + { + "date": "2015-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "結局、桐島が何者かわからないという、謎が解けずじまいの映画だけど不...\n 結局、桐島が何者かわからないという、謎が解けずじまいの映画だけど不思議とモヤモヤしない。高校のとき、あんな奴いたなって、自分はどの登場人物に当てはまるのかなって考えたりした。そうさせるのが狙いのえいがだと思う。 " + }, + { + "date": "2015-05-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "桐島はどこだ\n なかなか桐島が出てこないので、欲求不満がたまる映画。結局桐島がでないので、主役は映研の部長の彼だったんですね。 " + }, + { + "date": "2015-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "桐島くんはでてこない。\n 桐島くんという人物を中心とした人間関係が、日々変化していく様子を撮っています。それはありふれた日常?様々な人物の揺れる感情を描いた名作。 " + }, + { + "date": "2015-04-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画だけと\n 映画としては素晴らしいと思うけど、あんまり好きな映画ではありませんでした。神木隆之介君の最後のワンシーンで全て持ってかれた。彼は凄い役者ですね。改めて思いました。 " + }, + { + "date": "2015-04-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ぽっかりあいたなにか\n 分からないけど、最近の日本の映画を観ると、なにかぽっかり自分の中でなんとも言えない感情になる。ストーリーの内容は結局何が言いたかったのだろう。私にはいまいち何かが伝わってくるような内容ではなかった気がする。学生の気持ちの葛藤?神木くんと東出さんの共演がすごく新鮮に感じた。 " + }, + { + "date": "2015-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "単純、でも不明快。\n 「桐島」というその人物が部活を辞めるだけで、変わる日常に、崩れる平衡。「桐島」なんて関係なく、変われない環境。勝てないこの感覚。負けているこの感じ。勝ち組と負け組、上と下…劣等感、虚無感、高校生だけじゃなくて、大人になっても、逆にもっと子どもでもこの感覚ってあるんじゃないかな?でも真っ直ぐ意思を持ってる人には、どんなにコミュニティの中で下であろうと、何らかの強みがあって、勝ち組にもなり得る。すごく共感して、うらやましいとさえ思う私は、根っから劣等感の固まりかもしれない(笑)とりあえず、最後の神木くんと東出くんの表情とラストシーンはとてもよかったです。小説も読んでみたい。 " + }, + { + "date": "2015-04-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "青春学園映画の終結。わかる人にはとことんわかる\n 全編を通して描かれる誰も心の内を言葉にしない、という最近の映画には無い凝った造りになっていて、こちら側が考えて観なければわかりません。何でもできる宏樹が最後、、、というフィナーレにただただ圧巻でした。サルトル?の嘔吐や、ナッシュビル、ゴドーを待ちながらなど吉田監督が考えたもの全てをわかるわけではありませんが、映画→小説→映画という順で観たらいかがでしょうか。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "空虚感\n どの人物にも感情移入が出来なかったので、観終ってストレスを感じた。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島は出てこない\n クラスの人気者が部活をやめる、周りの影響にのみフォーカスした作品。ラストはよくわからなかったけど、なんかよかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島が最後まで出てこない。 みんなの中の桐島は完璧な存在だが、タイ...\n 桐島が最後まで出てこない。みんなの中の桐島は完璧な存在だが、タイトルにもある「部活をやめる」理由は明かされないまま。むしろ周りの存在がその理由や行動を考えることをきっかけに自分を見直していく。 " + }, + { + "date": "2015-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映像が綺麗\n 撮り方もキャスティングも素敵でした原作を読んでいたので違いに戸惑ったけれど面白かったです竜汰とかすみが付き合っているというところは個人的にすきです " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人間模様が醍醐味\n 桐島は結局顔を出しません。でも桐島が部活をやめる、それだけの出来事でここまで作品を作り上げるなんてすごいと率直に思いました。桐島の親友、部活仲間、彼女たち、映画研究会のみんな、席が後ろの女の子…いろんなところでそれぞれドラマがいくつもあって、複雑な人間模様を描いています。若者目線にたったストーリーで、共感できる学生も多いのではないでしょうか。ひとりひとりの感情を探れば探るほど面白いし、その複雑な感情こそ人間的だと思います。普通に見てしまうとただの高校生のお遊びに見えるかもしれない。でも、登場人物ひとりひとりの中に入って考えれば何十倍も面白いドラマになると思いますね。ぜひ原作を読んでみたいと思う作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-03-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なぜこれが話題作だったのか。\n わたしにはこの映画の良さはよく分からなかった…というのも、対照的であるさまざまな人のリアルすぎる高校生活が描かれているのだけど、どの人にも感情移入ができなかった。誰か1人の気持ちでも分かれば、面白い映画だったんだろうなと思います。野球部主将のドラフトのくだりがとてもよかった。客観的に見て「上位」である菊池が、客観的に見て「下位」である前田にカメラを向けられ、泣くシーンは必見。桐島が部活をやめた理由が、そこにある。それにしても、桐島の演出は最高だと思う。 " + }, + { + "date": "2015-03-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "難しい…\n 話題になってるからずっと見ようと思っててやっと見れたと思ったら期待しすぎてしまっていた。それぞれの角度から撮られていて自分と共感する部分があったのは良かったかな。けどレビューとか読んで深いところが分かったぐらいだしもう一度見たいと思わなかったのでワタシには微妙だった。 " + }, + { + "date": "2015-03-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。 桐島という神...\n カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。桐島という神を失い、ヒエラルキーの上位層という立ち位置にも疑問を抱いていた東出くんは、学校社会のヒエラルキーが崩壊した後の屋上で、神木くんの8mmカメラの前に曝され、ありのままの自分、絶対的な自分が無いことを明確に、ヒエラルキー下位層の神木くんに突き付けられ、また改めてはっきりと自分で意識することで、涙してしまいます。しかしそんな東出くんの携帯にはまた神からの誘いが。見えない神か、見えている現実(野球)か、東出くんが現実を選択してくれていたら良いなあと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人それぞれ\n 何でかわかんないけど所々で涙が溢れてきた俺病んでんのかなぁなんて心配になったけど…^_^; ただ分かったことは言い方変かもだけど頭に入ってくるというよりは心にダイレクトに入ってくる 映画だったと思います だから意味がわからんっていう感想が多いのかなぁとは思いました " + }, + { + "date": "2015-02-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "わからない\n 高校生の人間関係、謎の人物「桐島」とのかかわりを描いているようだったが、結局言いたいことがよくわからなかった。「桐島」という人物が最後まで出て来なかった所に何かいみがあるのかな?途中から想像はできたけど。 " + }, + { + "date": "2015-02-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "懐かしい感じが\n 評判が良かったのでどんな映画かと。自分の高校時代を思い出すような感じはとても良い。(学生さんには単調かも・・・・)同じ時を何回か違う視点で撮っているが、思うほど違う印象がない。最初は興味を持ったが少し・・・・ゾンビ映画と混乱を組み合わせたのは良かったが、最後に二人が分かり合えた様な描写の根拠が分かりません。しかし、もう一回見る気はしないので・・・・。 " + }, + { + "date": "2015-02-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと見ました\n 周りからお勧めされることが多くて。でもやっぱり何がそんなにいいのかわからない。着眼点は面白いと思うし、共感もそれなりにあるものの。よーわからんな。 " + }, + { + "date": "2015-02-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "何度か見たくなる\n 何度か見て登場人物の心境を知りたくなります。人間観察が好きな人は好きかもしれない作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-02-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よく分からないけど泣いた。\n 誰もが経験する高校生活、そこで巻き起こる日常•スクールカーストに支配された世界を見事に描いていた。それを様々な登場人物の視点から描くことで見る人の誰もが感情移入しやすい工夫がされていた。そして原作の作者のスクールカーストにおける立ち位置はおそらく前田(映画部の監督)なのだろう。スクールカースト内における『ギーク』とか『ナード』と呼ばれる集団が『ジョック』と呼ばれるイケイケグループに刃向かうというのは映画の世界では割とよくあるテーマ。なぜなら映画を作成するスタッフの多くがギークやナードの出身だから。「金曜日」で始まる多くのチャプターが、一つのクラス内の空間を多角的に描写する。そしてそれらを一つの点に集めるところで物語は最高潮に。各々のフラストレーションが沸点に達し、爆発する。表面的な付き合いしかしないヤツはその化けの皮を剥がされる。信念を持って頑張ってるヤツは、今までほとんど話したことがなくても理解し合う。そう、そのシーンが屋上でのゾンビのシーン。オーケストラのBGMも相まってなぜか涙腺が崩壊した。結局、表題の桐島はいずこへ。高校内のつまらないいざこざなどまるでおかまいなしに、そしてぽっかりと空いた桐島の存在を心配する友人達をよそに、本人は次のステップへ行ってしまったということか。余韻を多く残す終わり方だった。 " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰のための映画か\n 同じ日を様々な視点で映すのは面白かった。けど中身はくだらない高校の日常学校という社会に、アウトロー気取りの\"イケてる\"奴ら、我を忘れ部活に入魂しているアホ、ゴシップネタが大好物のビッチ、片思いをする不細工、思わせぶりビッチ、悲劇の主人公に酔いしれるビッチ、そして趣味に勤しむ映画野郎。と、様々なキャラクターが日々を過ごしている。たぶん この作品は他の誰でもない、まさしく\"趣味に勤しむ映画野郎\"のための映画なんだろう。それ以上でもそれ以下でもないただ…僕はゾンビ映画は興味ないかな 笑あとパーマ野郎、すごい嫌い " + }, + { + "date": "2015-01-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 13, + "review": "あまりにも残酷で希望に溢れた、人生への解答\n この映画を観た感想として「意味がわからない」と答える人がいる。正直言ってわからない人にはわからないと思うし、きっとわかる必要もないんじゃないかな。わからないって幸せなことだと思う。こう書くと嫌味ったらしく聞こえて嫌なんだけど、これは紛れもない本心。きっとそういう人のほうが人生を謳歌してると思う。この映画を観て刺さるものがあった人。きっとその人は劇中の誰かに自分自身を見出した人。そしてそれは同時に、自分が抱えている劣等感とか惨めさを自分で否定できないまま今を迎えた人なのだと思う。無力感、倦怠感。人生とは何なのか。この映画が与えてくれるものはそんな問いに対するひとつの解答である。衝撃、という言葉がこれほどふさわしい映画はない。永遠に語り継がれるであろう、日本映画史のマスターピース。 " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "高校という特別な場所\n かなり前に公開されてて、最初は変なチャラい映画なんだろうなーって思ってたけど、いろいろなところで絶賛されてるのを聞いて、見たくなってた映画。高校という場所での微妙なバランスがリアルに出てた。力があって、自分の好き勝手にできる人、自分をあまり出さずにそれが心地よい人、誰かの前では大声で笑っても、誰かの前では知らんぷりしてる。そんなことって今もあるけど、高校時代ってほんとにそれが多かったなって思う。今は見た目とか部活がどうこうよりも、仕事できるとか慣れてるとかが、その人の立ち位置になってるけど、高校とかはほんとに見た目がいいとか、仲間がどうかとかがその人のグループ決めてたなぁ。私はやっぱり吹奏楽部の子が一番印象に残った。モテモテ男のことが好きでも、絶対に言い出せなくて、ひそかに見てる+どこかで知らせたいみたいな。なんか、こう書いてるともう一度見たいなーって言う気持ちになってきた。うたまるさんが言ってた、この映画のテーマ「結局何か自分が打ち込めることがあることが一番強い」っていうのをもう一度考えながら、見てみたい。 " + }, + { + "date": "2015-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "1人の人間が大きなものを動かす\n 2D、DVDにて観賞青春ドラマものはほぼ初めてです この映画、現代の高校生を男女共にとてもリアルに再現できていると思う。 「男の考える女」や「女の考える男」などの生半可な台詞や描写が無い。こうすることによって、高校生の思春期特有の繊細さや動揺、心情などがくっきりと綺麗に描くことが出来ている。 話のメインとなる「桐島」という存在による直接的、間接的な『歪み』も良くできていた。 " + }, + { + "date": "2015-01-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "『桐島、部活やめるってよ』\n 今さら観ました。時間軸のズラし方と見せ方が良いリズム感だった。キスシーンで女の怖さを改めて思い知らされた。若い人はオラオラで恋してイイと思う、いや若くない人だってガンガン恋してイイと思う。そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "高校時代。\n リアル過ぎる。とにかく松岡茉優の演技力がすごい。神木りゅうのすけの友達もいいキャラしてると思う。原作よりも面白いかも。 " + }, + { + "date": "2014-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "自分にはわからない\n キャスティングは素晴らしいし、クラス内やクラブ内の人間関係がよく描けている。人間関係は基本だけど、ほぼ人間関係しか描いていないので、自分のように共感出来ない人間には何も残らない。それでも最後のゾンビシーンで作品として成立するように出来ているのは巧いなと思う。 " + }, + { + "date": "2014-12-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "え……?\n 途中までの話は面白かった。桐島いつでるか待ってたけど一回も出てこなかった。全体的によくわからなかった。表紙のメガネが桐島だと期待した。 " + }, + { + "date": "2014-12-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "よくわからん\n 学生のスクールカースト、揺らぎやすいアイデンティティをリアルに描くことで若者の閉塞感、虚無感を表現みたいなのがやりたいのかなあって思ったんですけど、それ以上に何も感じられませんでした。桐島が最後まで出てこなくてビックリ!っていうのも、「ゴドーを待つ」のオマージュでゴドー=ゴッド、桐島=キリストだったとしても、そんなギミックは映画の面白さとは関係ないと思います。それよりも、野球の先輩や神木隆之介が「いまいるところがほんのちょっとだけど自分の理想としているところと地続きな感じがするときがある」という旨の発言の方がずっとずっとグッときます。それ以外はただただ紋切り型の若者像を見せられてるみたいで退屈です。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "子供\n 子供はけっこう面白いと言っていたけど、私は何かよくわかりませんでした。 結局桐島は一回もでてこなかったけどどうなったんですか? " + }, + { + "date": "2014-12-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ふーん…\n 自分にはあわない作品でした。評判もいいし設定もなにか気になるとワクワクしてました。鑑賞し始めあー!こういうのあるよね!→うんうん、これもある→あーあるある→え?終わり?という感じで毎日のようにタダで見ている光景をわざわざお金払って映画で観てもなあ…という感じでした。言いたいことはなんとなくわかりますが「ふーん…」で終わってしまいました。もう少し歳をとってから観たら、また違う受け取りかたができるのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2014-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごいミステリアス。桐島はそもそも本当に存在したのか、、、\n 「桐島」っていう名前がタイトルには入っているのに桐島は最後まで出てこない。今か今かと待っていたけれど結局出てこなかった!最後に神木隆之介と階段ですれ違ったのが桐島だったのかな?一人の人間がいなくなるだけで周りの人間があんなに混乱して、どんどん変わっていくなんて不思議。山本美月の連れの女子だけは最後まで変わんなかったのかな。あのキャスティングは神がかってる。普通よりちょっと可愛いか可愛くないかくらいの女子がクラス一番の女子に媚び売って必死でスクールカースト上位をキープしながら、時々それを自覚して呆然となる的な。神木隆之介がバレー部キャプテンに食ってかかるシーンと、橋本愛が友達の代わりにひっぱたくシーンかっこよかった。東出昌大イケメンだなー。でも棒読み感。そういうキャラだからいいのか。それにしても桐島、出てこなかったなー。本当に存在したのかな。高校生が信じがちな都市伝説の類か?と途中で思った。だってみんな一人の人間に引っ張られすぎだし、ありえないくらい右往左往してるんだもん。どんだけ桐島に依存した学園生活だよって感じ。曜日ごとに何カットにも分かれてるっていう映画の演出、すごいよかった。金曜と火曜の重厚感、土曜のあっという間感。大後寿々花、神木隆之介の淡い恋が実らないところも、切ないけどリアリティがあっていいな。橋本愛カップルみたいに付き合っていることを周りにバラさないカップルって本物な感じがする。アピールしまくるカップルは、人が見てないところでの綻びを修復しきれなくて破綻して行くんだよな。私もそのパターン。思ったより私は学園ものが嫌いじゃないらしいという結論。 " + }, + { + "date": "2014-12-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "文句無しのNo.1青春群像劇\n ついに出会ってしまった、生涯の最高傑作です。終わった後に呆然とし、そして、何度も何度も観たくなる。すごい。決して派手さもない。でも、それがまさにリアル。ヒリヒリします。素晴らしいのは、あくまでも舞台は学校(放課後の街のシーンは出てくるけど)であること。たまに必要不可欠な時にだけ登場する教師以外の大人が1人も出てこないこと。これは、あくまでも高校生活の世界の中心は学校であることの表れなのかな、と。個人的に好きなのは、映画部の二人の友情だけが、この映画の中で唯一の本物だということ。スクールカーストの下位に居るけど、こういう部分で真の勝ち組。逆にカーストの上位に居る子達の空虚さがじわりと浮き彫りになる。東出くんは、演技が拙いけど、逆にそれがヒロキの空虚さを表しているようで、いい味出してた。後、沙奈役の松岡茉優ちゃん、上手過ぎ。この子は多分これから伸びてくるはずだ。ラストシーンの何ともいえない余韻は、いつ観ても心地が良い。そして、いつの間にか涙が頬を伝う。なんで泣いてるのかもわからないけど、なんか感動してしまう。不思議な青春群像劇です。文句なし! " + }, + { + "date": "2014-11-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公はだれ?\n てっきり「桐島」が主役と思いきや、ラストまで1度も出て来ませんでした斬新な映画ですどこの学校にもヒーロー的、アイドル的な存在の生徒がひとりやふたりはいるはずですそのヒーローが突然姿を消したことから生徒たちは騒ぎ始め、人間関係に微妙な変化をもたらします「桐島」と直接関係がない生徒までも影響を受けます「桐島」は生徒たちにとって絶対的ヒーローです学校という狭い世界の中で生徒が右往左往する姿に現役高校生は「あるある」、私のようにかつての古い高校生も、当時と空気感は違えど「そうだったな」と懐かしく思えることでしょう様々なキャラクターの高校生が登場しますきっと誰もが誰かに自分を重ね合わせて鑑賞することと思います「桐島」が不在である以上(一応神木隆之介さん演じる前田が主人公なのでしょうが)、主人公は観ている人が自分で決めることが出来る映画です " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "学生時代\n 学生時代に誰もが経験したことがある、スクールカーストあるあるがぎっしり詰め込まれてました。些細な事が、大きな出来事になる。学生生活こんなんだったな〜と思い出させてくれます。また、神木隆之介さんの演技力が光っていました。 " + }, + { + "date": "2014-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "震えた\n 脚本がちゃんとできている作品はちゃんと伏線をとってくれるのでとてもスッキリします。最後の方はずっと震えっぱなしです。 " + }, + { + "date": "2014-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作です!\n これ以上ない青春ドラマではないだろうか。どの主人公に感情移入するかは、見た人によるだろうが、それもまた青春の1頁…。この映画に評は必要ないと思う。とにかく観て欲しい、逸品だと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "今この時代の中で見ておくべき作品\n 劇場公開中から話題だったにも拘らずパッケージ化されたから見たのだが、「これは映画館で見ておけば良かった」というのが観賞直後の率直な感想。原作未読なのでどれほど原作が優れているのかはわからないが、映画単体として捉えて、この作品は2012年前後の世代を代表するような作品になるだろうと思う。どの時代にも、その時代にだからこそ見ておくべき、その時代に見るからこそ価値のある、そういう作品がある。僕が若い頃ならば『竜二』や『ヒポクラテスたち』のように、その時代の若者の生々しさを切り取ったような作品。もちろん、そこは虚構の世界ではあるのだけども、妙に生々しく感じるもの……、それが『桐島、部活やめるってよ』という映画で全編にわたって醸し出されている。実際の今の高校生達の評価はわからないのだが、多分間違いなく、今の若者の生活のなかに漂っているだろう空気感を見事に描いているという事を、見ている大人たちに伝えている。すっかり中年になってしまった僕が、あと10年先にこの映画を思い出して感慨深いものがあるかと言えば、ちょっと違う気がする。また、20年後の若者がこの映画を見て誰もが敏感に何かを感じるかと言えば、それも違うと思う。ただ、今この時代を切り取ったという意味では、この時代のなかで鑑賞され、この時代だからこそきちんと評価されるべき作品ではないだろうか。食わず嫌いでスルーしていたことを後悔した。 " + }, + { + "date": "2014-11-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n なんて言ったら良いのか、面白い作り方してますよね。ホント、日常を上手く表現しているとゆうか、この音のないBGMもない淡々とした退屈な日常。毎日なんて、こんなもんだと。それぞれの金曜日?それぞれの目線で描かれています。前半の退屈なシーンがあの屋上で繋がったときにあっ、面白いって思いました。リア充ね笑なんか、高校生活あるあるだけどね、スクールカースト?ふざけんな笑関係ないです。桐島が部活やめるってザワザワして物語がはじまるけど、桐島くん出てこないんだよね(笑)結局、神木隆之介くんより東出くんが主役っぽくて、最後に電話してる東出くんが流した涙とか後ろ姿とか…そういうんがこの映画のメッセージとゆうかね。なんてゆうか、頑張れ!って思いましたよ。映画って、面白いよね!な作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "終わりじゃないことが終わり\n 後からじわじわ来る。学校内の暗黙の序列を多観的に感じてそれぞれの気持ちを咀嚼して最後、東出さん演じる宏樹の心の揺らぎに集約される。幕の閉じ方に賛否ある様ですが話が完結しないことで完結している。終わりとして受け入れられる。面白い " + }, + { + "date": "2014-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生々しい高校生の日常\n なんというか、心がえぐられる作品です言葉には誰も出さないスクールカーストを垣間見たというか、誰もが持つ汚い面を貫かれたというのか。ここまで人間の内面を鮮やかに表現できるのかと感動しましたが、それ以上に心が痛かったです笑生々しい映画ですね。でもそこが良いと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よかったです\n あまり邦画は観ないんですが、神木君含め有名な若手さんが出演しているので観てみることに!高校生をリアルに表現した映画でした。どんな展開になるんだろう?!と少しずつ少しずつ、引き込まれていきました。 " + }, + { + "date": "2014-09-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後までたぶん\n 桐島出てこないんだろーなー、って思ってたら本当に出てこなかった。。人ひとりのことで色んな人間の生活や人生が影響を受けたり、変わる様はなるほどー、と感じた。 " + }, + { + "date": "2014-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "高校時代を思い出させる映画\n ググっと心を突かれるような映画です。妙に演出じみてないのでとてもリアリティがあります。群像劇で時系列もバラバラですが、そういったごちゃまぜ感も淡々とした演出のおかげで惹きこまれます。とくに私は主人公と同じ映画部に所属していたので非常に共感できる部分が多かったです。 " + }, + { + "date": "2014-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "スクールカースト\n いわゆるスクールカーストを様々な視点から巧妙に描いた作品。それが?って感じでした。話は良く出来てるし、桐島が全然出てこないっていうのも斬新でうまいとは思いましたが、別に面白いとは感じなかったです。男子校に在校中で、煩わしいスクールカーストなんてないので、共感できなかったのかもしれません。沙奈と宏樹のキスシーンで心が折られました。でも、松岡茉優ちゃんはかわいかったのでOKです。 " + }, + { + "date": "2014-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "違う形の青春\n 劇中で何度もでてくる「桐島」という単語。この、タイトルにも出てきている彼は劇中には一度も姿を現さず。この、バレー部エースで男女共に信頼のあつい「桐島」という人物が、バレー部をやめるということで、周りが大きく振り回されていく。映画自体の構成はとても面白い。そしてこの映画の面白いところは、劇中に出てくる高校生がとてもリアルなところ。高校生にとって部活の存在は大きい。目立っている部活や、地味な部活。運動部文化部。所属している部活でその人のキャラクターがだいたい決まるといっても過言ではない。男女関係。クラスの中心人物である男女。そこの中での恋愛…そこのグループ外からの恋愛。嫉妬。仲良し女子グループ内での対立。そんな、高校生のモヤモヤと、「学校」という小さな括りの中だけでの事件。自分たち自身にとっては大きな事件。一人一人が、違う形で青春している。ラストもジーンとしました。素敵な作品。 " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "学校描写がすげー\n ってだけで、いまいちでした。そのー・・,絶賛されているのを知ってみたのでハードル上げてしまってたような。だって、リアルでしょって見せられても、「はい。うちの高校もこんな感じでした。」としか言えないでしょー。 " + }, + { + "date": "2014-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "同じ高校生として\n 神木隆之介が演じる主人公は、高校生で映画部。僕も高校生で映画研究部。無意識に自分と重ね合わせながら観ていました。発見できたものも多いです。色々と考えさせられた作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "スクールカースト最下位男子が大逆襲する話\n ブラスバンドの演奏をバックに、スクールカースト最下位の映画部男子が、カースト上位男女に、ゾンビとなって大逆襲する話。ここだけは、見る価値アリ!! " + }, + { + "date": "2014-05-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "バレー部の桐島が部活をやめる\n バレー部の桐島が部活を辞める。この一見何でもないことがそれまでお互いに何の干渉もしていなかった学校生活、バランスを保っていた人間関係に波紋を拡げていくことになる。展開はドタバタコメディの流れであるが、次々と時限爆弾が爆発していくような展開に終始飽きさせなかった。青春は爆発です。群像劇の体なので何処かでぶつかるのだろうとは思っていたけど、まさかゾンビ映画撮影だとは思わなかった。その後の場面で映画部の面々がバレー部の前で座っている辺り、かなりボコボコにやられたんでしょうね。前田のイメージの中では勝っていたけど。。「戦おう。ここは俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で活きていかなければならないのだから。」吹奏楽部も映画部もバレー部も、みんな相容れないのだから、自分の居場所は自分で勝ち取らないといけない。ただ、屋上で衝突した場面でバックに存在感を示していた吹奏楽部はあの場面での頂点だったと感じています。「今の良かったよね。」はそういうこと?部活動時間である夕方の時間帯を多様していることがボロボロと壊れていく調和の不安定さを引き立たせていて、映画の雰囲気をすごく良くしている。さらに「告白」のときもそうだったけど、橋本愛の透明感のある存在感が儚し美し。彼女の佇まいがこの映画そのもの。 " + }, + { + "date": "2014-04-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "共感\n 共感するところがたくさんありました。とてもおもしろかったですが、自分的には最終的にどうとらえていいのかわからないというか、なにが伝えられているのかよくわからないような気もしました " + }, + { + "date": "2014-04-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "共学っていいなぁ\n 主役不在なのになかなか面白く仕上がっています。男女の仲、男同士、女同士のちょっといやぁな部分がライトに描かれてると思いました。ただ、劇場ではなくDVDで見て正解かなという感じ。 " + }, + { + "date": "2014-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "共感できる!!!!!\n 自分も今高校生で共感できる部分がたくさんありました。男子校なので男女共学の学校がどんな感じなのかも分かりましたw男女共学はいいですね~ww内容はかなり面白かったです!!!!配役もよかったしいい映画たと思いました。今高校生の人だけではなくいろんな人が楽しめる映画だと思います。ぜひ見てみてください(*´▽`*)自分的には最後の終わり方が好きです(^^♪ " + }, + { + "date": "2014-02-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "悪くない、けど…\n 変な映画。悪くはないし、登場人物たちの空気感も好き。高校生の心や人間関係の不安定さがよかった。でも、大人たちがアカデミー賞あげちゃうほどのクオリティでもないような…。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "おまえは誰?\n 先に原作を読みました。原作は学校内ヒエラルキーを、登場人物の独白で浮き彫りにするという手法で鮮やかでした。映画も多視点という点では同じですが、独白は一切なく、スポットの当て方をずらしていくという方法を取っています。このため映画は原作とはかなり違った印象を持ちました。原作では、各章の独白から、桐島が部活をやめたことで生じる物語をかなりはっきりと自分の中で作り上げることが可能でした。映画でも、作り上げることができると言えばできるけど、それは観客のでっちあげに成り下がってしまうという結果になりかねない。それが意図的な効果なのかは分からないけど、私には、登場人物に内面を語らせないことで必然的にできあがったスキームに思えました。つまりこの映画では、物語的な起承転結なんて、大した重要じゃないというスタンスを取っている、ということです。それで映画についてですが、強引に一言で言うならば、「関係」そのものを描いた映画なんだろうなと思います。スター桐島からピンと張られた糸で自分を保っていた人物は自律できずフラフラと自失します。もともとフラフラの人はフラフラのまま。色んな糸で自分を保っていた人は桐島の糸が切れた事で、不安に駆られます。学校とは狭い空間にそんな糸が縦横に張り巡らさた世界。所々修復不可能に見えるほどこんがらがってもいます。でもそれって学校だけじゃないじゃん。世の中ってこんなもんじゃん。人間って、こんな、言ってみれば意味のない張りぼての世界を必死に守ろうとしてんじゃないの?大人が大事に守っている社会も「桐島」がいなくなれば、泣いたり叫んだり、暴力に身を任せたりするんじゃないの?私に届いたメッセージはこれでした。それでタイトルにも書いた、WHO ARE YOU?WHO WERE YOU?WHO ARE YOU NOW?ってことになるわけです。この映画にどこか普遍的なものを感じるのは理由がない訳じゃないのでしょう。私にはかなり素敵な、苦しみに満ちた映画でした。観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "不思議\n 桐島は最後まで出てこない。バレー部の人気者である桐島が突然部活を辞めたという情報が流れる。それを機に、危うい中にも均衡がとれていた人間関係が崩れ、徐々に本心が現れていく。宏樹役の東出が好演。リサ役の山本美月が予想以上の存在感。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "夢中になるものが欲しい…。\n 部活に夢中になる高校生活に憧れた。異性を意識する年頃だけど、前田みたいに夢中になるものがあって、バカやってる十代のほうがいいなぁと思った。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ヒリヒリかジワジワ\n 観る前はポスターの神木隆之介が桐島だと思ってた。ちょっと面白い構成でリアルな学生生活を多面的に描く。学園カースト的な映画かな?と思わせて青春期に訪れるヒリヒリする(もしくはじわじわくる)“痛み”がテーマだと感じた。映画青年に思い入れたっぷりに見てた自分もガツンとやられた。ご都合主義に厳しい現実を突きつける。リア充もオタクもスポーツ少女も片思いの娘もそれぞれリアルな現実の痛みと対峙する。しかしそれほど暗さはなくある種の爽やかさまで感じさせるって。邦画でリアリティのある高校生活を見せた手腕も凄い。 " + }, + { + "date": "2013-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自分の存在が揺らぐ時・・・\n 自分の存在が、「桐島」との関係性の中にこそ出来あがってて、それによって仲間とのノリが保てたり、楽しい学校生活だったり、「映画」という好きなモノがあるからこそ熱中したり、信じて打ち込めたり。自分の存在を確かめるためにそれぞれが人や物との重要な関わりを求めて、信じて生きている。でもどこかバラバラで、みんな心の中は不安と隣り合わせ。それぞれの思いが揺れて、高校生の孤独感というよりも人間の孤独を感じたりしました。大人になると「ストレス」が溜まるけど、この年齢は「フラストレーション」が溜まる年頃でその辺りもよく描けてる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真面目な生き方こそ\n 桐島が部活をやめるという噂で右往左往する高校生、でもこれ彼らの世代に限らないもの。地に足をつけて生きることが大事だってこと。 " + }, + { + "date": "2013-11-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "んー\n スクールカーストを描いていると話題だったが、元も子もないが、2つとして同じカーストは存在しない。しかもこの作品のは特に複雑なカーストで、みんなも経験したやつですよ的な感じだが、共感はされない。ストーリーもなにも面白くない。だが描き方は斬新な作品 " + }, + { + "date": "2013-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全員キャスティングいい。絶妙!こんな青春映画をもっとみたい!\n 全員キャスティングいい。絶妙!こんな青春映画をもっとみたい! " + }, + { + "date": "2013-10-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "アルトマンならどうする?\n バレー部のエースで人気者、学校の中心的存在である桐島が部活を辞めるというニュースが駆け巡る。ひとつのニュースをきっかけに将来に悩み、恋愛に悩む高校生達の姿を描く群像劇。「桐島が部活を辞める」という「起」にあたる部分と「桐島が学校に来た⁈」という「結」の部分が複数の視点から畳み掛けるように描かれていて面白い。桐島が部活を辞めるというニュースは、いつも連んでいる仲間たちの心をざわつかせるけれど、映画部の前田や桐島の親友ヒロキに思いを寄せる吹奏楽部の部長亜矢にとっては大きなニュースではないということがこれでよく分かる。今どきの高校生が何を考え何に悩んでいるかなんて分からないと思っていたけれど、これが現役高校生のリアルな姿なら昔も今も何も変わってないなと思う。たとえ、一人一台携帯電話を持ち、授業中にこっそり渡す手紙がLINEのメッセージになったとしても。彼らはいつも本音でしゃべっているわけじゃない。むしろ本当のことはなかなか言えない。でも、彼らの気持ちは私にも伝わってくる。彼らの仕草が、その視線が本当のことを言っている。屋上でサックスの練習をするのは、君を見ている私に気付いて!というメッセージだし、「映画出来たら教えて」って言っておきながらチャラ男と付き合っててそれを秘密にしているのは、どちらかのヒエラルキーに決めつけたれたくないからだし、「カッコいいね」ってほめられたのに、泣きそうになったのは、そんなことを言う彼が羨ましかったから。きっと彼等は大人は分かってくれないと言うだろう。でも、誰もがいきなり大人になったワケじゃない。彼等の姿はかつての自分の姿。もしも大人から言えることがあるとすれば、これだ。私たちはこの世界で生きていかなければならない。まだまだ先は長いよ。 " + }, + { + "date": "2013-10-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "すすめられて\n 勧められて観た。いろんな生徒の角度からみて、深みがあると言われた。アカデミー賞受賞だったんだ。あたしにはもやもやが残った映画だった。あたしが観たいところがなかったからかな。 " + }, + { + "date": "2013-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "お前らのほうが…\n 公開当時は高校生やってたのですが、あの時に見たらどう思ったのだろう。登場人物はだいたい僕の学校にもいましたし、ああこんな会話してるやついたなあと思いました。「○組の××っているじゃん。ほら、あの△△なやつ」とか。高校の時はどっちかと言えば前田くん側だったので、クライマックスは結構テンション上がりました。あそこってBGMが吹奏楽部の演奏だし、桐島ピラミッドから外れてる人たちによってできてるシーンなんですよね。「お前らのほうがおかしいじゃないか」っていう台詞はでも当時の(若干中二病がかった)自分っぽくて嬉しかった。「ドラフト、終わるまではね」とか「この世界で生きていかなければならないのだから」とかところどころの象徴的な台詞も印象的です。神木くんは非常にハマってましたね。好きなものを語る時の嬉しそうな感じとか非常によかったです。あーこんなんなるわー。野球部のキャプテンはその辺の演技の上手い野球部なんじゃないかと思った。日本の高校を的確に描いた青春群像劇。好きな事があるって素晴らしい。個人的にオーストラリアの高校を舞台にした同じく青春群像劇、『明日、君がいない』と合わせて見て欲しいかも。 " + }, + { + "date": "2013-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "やりたいことを、やる。\n ようやく観ました。ぼくにとっては、スクールカーストの話題はかなりどうでもよくて、それよりもアニメの「キャプテン」を観たり、「あまちゃん」を観たりしながら、ここ1年くらいのあいだずうっと考えていたこと、ーーなにをやりたいかがハッキリしているのなら、「やるべきこと」とか「やったほうがトクなこと」とかよりも優先して、将来のことや周りのことや世間の眼を気にせずに、意味なかろうがダサかろうがカネにならなかろうがモテなかろうが、そんなのいっさい関係なく、まずそれをやるのがよい、なぜなら楽しいから。楽しいなら、それだけでやる意味はある。ということを、ぼくなりに再確認できました。これはじつは、若い人のほうがむずかしいことだろうと思う。だから、それができる高校生はリッパだなと思います。つまり、「巨人の星」の星飛雄馬よりも、「キャプテン」の谷口タカオくんのほうが、ずっとずっと何倍も誇れる存在だとぼくは思います。 " + }, + { + "date": "2013-10-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "こんなに繰り返しみた作品は初めてです❤\n 日本アカデミー賞受賞って事で気になる作品でしたが…何故かなかなか観る気にならなかった。。。が!あまちゃんから橋本愛ちゃんの大ファンになり❤ 是非見なければ!と鑑賞しました。もっと、早く観れば良かったー。1回目より2回目…3回目と、気がつけば大好きな映画になってました。娘が高校生になったら見せたい‼︎ルックスや才能だけでステータスが決まってしまう年頃。早く大人なりたい!とこれから先経験する事を急いでするよりす学生時代にしか出来ない事を娘には目一杯満喫して欲しいなぁー。そして、世界は自分中心では回っていない事。みんな主人公でみんなそれぞれの想いがある。って事を改めて感じましたー。しかし、橋本愛ちゃん可愛いすぎたぁ❤あと、エンディングの陽はまた昇るがいい! " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "問題提起で終わっている\n 「戦おう、この世界で。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから」と観客に言うのは結構だが、それは問題提起でしかない。作者が観客に伝えなければならないのは「具体的にどうすれば『この世界』をいい方向に変えることができるか」ということを物語を通じて示唆したりすることであって、この作品で描かれることは学生にとって当たり前のことだろう。「ハリウッドよ、これが日本の映画だ」などと宣伝してたらしいが、ハリウッドの脚本なら開始10分で提示しなければならない前提(物語のテーマ)を10倍の時間をかけて提示しただけだ。ハリウッドの脚本家ならこう言うだろう。「それで、いつになったら彼らが抱える問題は解決されるんだい?」あるいは、私が学生だったらこう言うだろう。「こんなの当たり前の現実じゃん。そんで、具体的に俺らにどうしろって言いたいわけ?」作者は「自分で考えろ」と言いたいのかもしれないが、だったら「あなたが物語ることの意味は何なのか」と問いたい。問題提起をするだけなら「原発は問題だ」「増税って大変ね」と口で言っているだけで、具体的な解決策を考えたり行動に移したりしない人と変わらないのだから。 " + }, + { + "date": "2013-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新しい青春映画\n 今までの青春映画とは違い、リアルな青春映画だと思う。色々な世代が見ておいて損はない映画なのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2013-07-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待が高すぎました。\n 私には、半分ぐらいしか面白さが伝わりませんでした。特別に気にしていた作品ではなかったのですが、同時期の某ハリウッド大作と比較されたり、評判も高いので、興味が湧き鑑賞しました。本サイトに紹介されているストーリーを参考に、期待をして観たのですが…「う〜ん、なるほど」と膝を叩く事は出来ませんでした。ヒエラルキーなるものは見えません。また、群像劇の崩壊する様を想像していたのですが、果たしてそのようなシーンはあったのかすら疑問です。では、つまらない作品なのかと問われれば、それは違うと断言出来ます。その理由は、私にもっと映画の知識と見聞があれば、楽しめる作品なのだからです。自分の映画観が未熟だから、面白さが半分しか理解出来なかったのです。散りばめられた伏線・セリフ・演出に、ハッとさせられるのですが、それが何なのかが分からない。そこが悔しい。知らないのだから、上っ面しか見えてこない。物語上、とある作品の引用をしますが、それは見る者を選んでしまいます。勿論、そこが心のストライクゾーンだったら、とても奥深い意味が汲み取れるのでしょう。私にはボールでした。やっぱり悔しい。私が楽しめたのは、主人公の仲間とのやり取りや、学校内の雰囲気・空気の再現度です。末恐ろしいものがあります。観る者を、否が応でもタイムスリップさせてくれます。でも、この作品の本質って、そこではないんですよね…きっと。青春時代の甘酸っぱい雰囲気を思い出したい方にオススメです。 " + }, + { + "date": "2013-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "『無意味』なことに打ち込むってダサいですか?\n 原作は読んでいません。軽く調べてみたんですが原作とはだいぶ設定やニュアンスが異なるみたいですね。必要最低限のセリフと演出で観ている人に何かを感じさせているように思いました。最近の映画では珍しく観客の想像力を刺激する良い作品だと思います。人物描写がとても繊細で「リアルだなぁ」と感心した所が多々あります。特に学校という、ある意味閉鎖された空間で起こりうる人間関係のヒエラルキー(階級)は自然でとてもわかりやすく「すげぇなぁ」と感心。自分はこれだけでも観る価値ありだと評価します。ただ友達とワイワイしながら観る作品ではないですね(笑)一人で観ることをおススメします。とりあえず自分が鑑賞してみて勝手に思ったことを(以下完全にネタバレ↓↓)なぜバレー部桐島キャプテンは部活を突然辞めたのか??同じ部員にも親友にも恋人にも何も告げずに彼は辞めてしまったんですね。一番気になるのはこの出来事なんですが・・この作品、重要な始まりと終わりの事柄をわざと失くしている。なのではっきり「こういう話だ!」と言えないようになってる。観た人によっては「ワケがわからないよ!」となっても仕方ないですね。監督に聞かないと無理じゃねって感じで(笑)しかし至る所にヒントというか妙にひっかかったことが多々あり。特に自分が気になった所がなぜ宏樹は野球部に参加しないのに部活道具を毎日持ってきていたのかなぜ野球部のキャプテンは夏が終わっても練習や自主練を行っていたのかなぜリベロの小泉はレギュラーは無理なのに練習を頑張っていたのかなぜ前田は映画監督は無理だと思っているのに映画を撮っているのかなぜ宏樹は前田のインタビューを聞いて号泣したのか最後の宏樹が号泣するシーンを観た時なーんとなくわかったようなわからないような(笑)前田はクラスのヒエラルキーの中で底辺にいる人間。宏樹は馬鹿にはしていませんが\"下\"に見ていたのは間違いないでしょう。しかし前田の映画を撮っている理由を聞いた時、とてもカッコよく眩しく見えたのではないかなと思います。同時に自分がとても中途半端でカッコ悪く見えたんじゃないかなと。以下妄想です。宏樹はスポーツ万能ですが一人で野球部を引っ張り甲子園なんてほぼ無理。たいした結果も期待できないのに野球部を続けるのは将来的に「無意味」と考えたのではないかと思いました。それよりも塾に通い勉強を頑張るべきではないかと。桐島が部活を辞める前に宏樹は野球部をサボっているようだったので桐島ともそういった話をしていたのでは?宏樹と桐島はどうも似た者同士のような気がしてならなかったので桐島も宏樹と同じ状況(バレー部の近況を聞く限り)で宏樹と同じ結論に至ったのではないかな。自分が出した結論はこんな感じでした。ラストシーンで宏樹は桐島に何を言ったかはわかりませんが非常に気になります。まぁ映画に答えなんてないし人それぞれだと思います。「こんな感じ方もあるんだなぁ」ぐらいに思っていただければ幸いです。 " + }, + { + "date": "2013-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "Viva男子校\n 私は心底男子校出身で良かったと思った。まあ男子校には男子校のいや~なとこもあるんだが。群像劇において誰に感情移入出来るかで作品の解釈が変わると思う。この作品で私は誰にも感情移入出来なかった。かといってこの作品がつまらなかったということではない。私は最初に「あーここが結婚相談所か~」と言葉で説明してしまうコントが好きではない。その点今作は極力演技や見せ方で感情や関係を表現している。それだけでも好感が持てる。しかしなんとも複雑というか気持ち悪い相関図だ。ステータスや自己防衛としてのグループ。私が「天使」と思っていたかすみもよりよって一番中身のなさそうなあいつに…。話は最初から終盤まで気まずさと居心地の悪さに支配されていた。多分、大多数の人が前田に感情移入するのだろう。そしてきっとその人は自分の生き方に迷いの少ない人なのだと思う。 " + }, + { + "date": "2013-05-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "君よ 拭け 僕の熱い涙を\n 映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)から。田舎町の県立高校の部活・映画部が制作したタイトル「君よ 拭け 僕の熱い涙を」。いかにも高校生らしい作品名だが、高校生活で部活にも夢中になれない女子たちの会話、「あの映画部が作った作品、なんて言うんだっけ?」みたいな問いに対して「俺の熱い何とかを拭け、AV?」、そして大笑いするのだが、なぜかそのシーンが印象に残る。中学・高校で部活にも入らず、一所懸命頑張っている生徒を批判したり、舐めきった態度をしているシーンを見ると、映画とはいえ、腹が立ってきた。主人公であるはずの「桐島」君は、登場しないし(汗)、内容的には、ちょっと理解に苦しむ場面が多かった。しかし、作品終了後のエンドロールで、出演者の名前が表示されるが、例えば前田(映画部)・・・神木隆之介沢島(吹奏楽部)・・大後寿々花のように( )で部活名が書いてあって面白かった。「部活」って、やっぱり「サークル」や「クラブ」とは違う、なにか特別のものなんだよなぁ。 " + }, + { + "date": "2013-05-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分も生徒の一員になった気分\n あーこんなことあったなぁって感じるシーンがたくさんで、心がふわふわする映画でした(笑)物語が色々な視点で展開していくのが印象的でした。この時この人はここ見てたんだなぁ、とか、このことやっぱ気にしてたんだなぁ、とか面白い‼特に大きな山やオチはないのに、自分もそこの生徒になって、こっそり覗き見しているような気分で、ずっと観ていたかったです。私は特に、女の子たちの仲は良い風だけど、お互いに心は開き切ってなかったりする所が、何だか懐かしくてムズムズしました。 " + }, + { + "date": "2013-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "監督の映画愛に納得\n 4月9日、テアトル新宿で鑑賞。日本アカデミー賞作品賞などを受賞するなど高い評価の作品。その評価にたがわぬ内容で、納得できる作品だった。吉田大八監督は、「腑抜けども…」を見たときにも才能のある人だと思ったけれど、本作も監督の映画愛が見るものに伝わって、楽しく、それでいて、オー、と思わされる場面も多々あった。原作は未読なのだが、それを換骨奪胎して映画として独立性の高いものに仕上げたんじゃないか、と何となく思っているのだけれど。映画好きを自認する人なら、見ておくべき作品だ。 " + }, + { + "date": "2013-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "初めて共感できた学園ドラマ\n 金八的なドラマを観ると、何かイベントやトラブルをきっかけにクラスがひとつにまとまったり、仲違いしてたグループが打ち解けたりする。でも、実際にはそんなことない。本屋大賞を獲った「夜のピクニック」を読んでもなんかむず痒かったし、私は今まで学園モノで共感できた作品ってなかった。大人が書く作品には、実際には使わない若者言葉が出てくることもあるかもしれない。女子が「~だわ」とかって絶対に言わないのに、今でもドラマやCMでよく使われてるよね。この作品は高校を卒業したての朝井リョウが原作ってのと、エチュードをとりいれながら演出したっていう吉田大八の手腕とが相まって、非常に上手に「いまの子のリアル」が描けていた。(30代半ばの私が言えるかっつー話はおいといて)桐島は評判がいいのは聞いていたけど、「スクールカーストをきちんと描いた」だけなのかなーと思っていた。そしたら「スクールカースト上・中・下」とかそんな生やさしいものじゃなくて、いろんな立場の子をきちんと描いていたことにびっくりした。いろいろな人の感想を見たけど、言及している人がいなかったと思うのは、女子4人組の2人組×2 からなるリアルな構成。4人組を構成しているのはちょいワル系といい子系なんだけど表面上は仲良くしていて、ふとしたときに ちょいワル>いい子 の関係性が透けてくる。そしていい子組はちょいワル組を心の底では少し軽蔑している。だったら分裂すればいいのに、って話だけど、いい子の方は上位のちょいワル2人にくっつくことで得られるメリットも多いんだろう。ちょいワルの方でも、いい子からノート借りたりとかあるんだろう。そして、2人だけでつるんでいると、片方が風邪ひいたときに1人になっちゃうリスクがあるんだよね。そういうもろもろのメリットやリスクヘッジがあって、2人組×2の4人組があるんだ。これ以外にもいろいろな場面で設定が細かくて、リアリティに満ち溢れたステキな映画なのに、映画リテラシーの低い私ときたら 【1】桐島が出てこない、という設定に映画半ばでやっと気付く 【2】肝心の飛び降りシーンには気づかなかった 【3】バド部の地味な方がバレー部の小さい男子に惚れてたということにも気づかなかった ・・・いう有様なので、ぜひもう一度観てみようと思う。私は中高時代がすごく嫌で、早く大人になりたかった。勉強に精を出しつつ、なるべく学校の外に身を置くようにしていた。でも映画部部長を観ていたら、彼のようにサブカルどっぷりの仲間と語り合える場に身をおいてもよかったかもな、て思った。 " + }, + { + "date": "2013-04-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "なぁんだ 程度\n せりふ回しは自然っぽかったし、女の子男の子の学生ならではの、空気間はあると思うけど、あーこういう空気あったってなぁ。って思った程度。内容は空で、後半辛い。生徒一人の動行に振り回されるのだが、なんか深い理由も巻き込まれる人たちの描写も軽くて薄い。だから感情移入できない。ある単純な出来事を軸に物語が展開していくという意味ではクラピッシュの猫が行方不明があるが、こちらの作品はキャラクターの描写も良いし、話の奥の深さもあるよい映画でした。まぁ比べるのが悪いか。最後の最後は無理やり盛り上げようとしてるが完全に空振り、オナニー演出ではい、おしまい。のチャンチャン映画で  借りなきゃよかった。 " + }, + { + "date": "2013-04-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "不思議な感情\n とにかく衝撃的。こんなにココロが震える体験は滅多にない。自分が高校生だった時、どんな生活を送っていただろうか。自然と考えてしまう。登場人物の誰にあてはまるわけではないけど、それぞれ共感できる部分がある。あの時は主観的な物の見方をしていたと感じる、自分は割と客観的に物事をみるタイプだと思っていたけど、この映画をみて、やっぱり自分の世界は自分の主観でみているのだと実感した。自分では気づけないような事を、気づかされた気がする。自分は一体なんなのか、何がしたいのか、どうあるべきなのか。これを観て何かが解決するわけではないから、スッキリした気持ちにはならないかもしれない。しかし、悩み、考えることは一生続くことだし、登場人物一人一人の行動は、自分にとって何かのヒントになるかもしれない。人は誰でも悩みを抱えている、しかし、分かり合えることは極少ない、それでもみんな悩んでいるという事だけは、覚えておく必要がある。撮影方法も演出もよかった、ミサンガのシーンやクライマックスが印象的だった。なによりキャスティングが最高、メイン的な橋本愛、神木隆之介、大後寿々花、東出昌大はこれからも活躍してほしいと思ったし、脇を固める配役も存在感があって素晴らしい。言いたいことを言い出したらキリがない、それくらいのメッセージを受け取った。正直、つまらない、と言っている人に何故だと言いたいくらいだけど、それもこの映画の特徴だと思う。見る人によって全く違う見え方がすると思う。そして、大人が観た方が面白く感じる映画だと思う。超オススメです " + }, + { + "date": "2013-04-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "やはり『パーマネント野ばら』はマグレ当たり\n 傑作『パーマネント野ばら』と、駄作『クヒオ大佐』という作品を監督の吉田大八は撮っている。で、今回、『桐島、部活やめるってよ』は、どちらに転んだか結論から言うと『桐島〜』は、その二本の中間に位置すると言っていい。つまり、駄作じゃないが傑作ではないという事だ何より、キャラクター造形がアメリカ映画のように単純過ぎる。体育会系のイケメンとヤリマンはセックスしか頭にない。或いは、文科系は基本的にオタクであり、見た目もイケてない。交わりのない、そんな彼らの日常が桐島が部活をやめるという事で、にわかに交錯し始める訳なんだけど、この肝心の桐島が本作に登場する事はない。それを斬新と取る向きもあるかもしれないが、やはり、物語の要になる人物が登場しないという、やり方に疑問を感じてしまう。吉田大八は『パーマネント野ばら』で存在しないキャラクターを画面に出す事で、主人公の悲しみを観客に共有させる事に成功していた(その事で、今回は、あえて桐島を出さない手法を選んだのかもしれないが・・・)。あと、最初の金曜日は、一つの出来事を登場人物の視点を変えて描くんだけど、何度も字幕で“金曜日”と出るのは観客をバカにし過ぎだし、説明セリフも多過ぎる。それから、映画部が必ずゾンビものを撮影しているというのはいい加減飽きたついでに役者陣の演技力の差も歴然としており、神木隆之介や大後寿々花、橋本愛はキチンと演技してるが、他は演技力無さ過ぎ唯一、坊主頭の野球部のキャプテン役はリアリティがあって良かったな " + }, + { + "date": "2013-04-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "終始退屈、落ちも無い。\n 学園生活における自分の立ち位置に感情移入する作品と前評で聞いていたのですが・・中身はただただ学園生活の垂れ流し、これといった見所もない。タイトルになっているキーポイントの桐島君が終盤に向けて何か明かしてくれるのかと思いきや、最後まで出てこないで終わり。結局タイトルに深い意味はなく「クラスの有名人がいなくなってクラスの空気がドタバタしちゃったよって」だけ。現実でもよくあるシーン(失恋とか部活に対する思い)とかに感情移入して欲しかったのかな?普通のその辺にあるような学校見学しているんような映画でした。途中から退屈で飛ばして見ました。借りて失敗しました。 " + }, + { + "date": "2013-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 原作を読んでからの方が良かったのかも。話の進め方が、初めはわからなくて理解出来なかった。ラストのシーンもちょっとえっ?ってなって、少し惜しい終わり方だった。 " + }, + { + "date": "2013-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "103分間の生徒体験。\n 幾人かの視点で繰り返す金曜日で幕を明け、映画部と吹奏部の一体感をクライマックスに、ちょっぴり切ないエピローグへと向かう群像劇。折り重ねられた生徒たちの物語から\"今\"が浮き彫りになってゆく。共感と笑顔と痛快、学生時代を想起させる懐かしさと、戻れない寂しさが充満。ほとんど成就できないまま行き場を失うあらゆる感情。それでも生きていかなくちゃならない現実。学校内に限らず、連綿と続いてゆく複雑な人間関係がある限り、どこででも抱えることになる人間の本質。無意識に役を演じ、型にハマってしまう『誰しもが持っている桐島化の要素』に溜め息。そのモヤモヤ消えないラストに消化不良は感じたが、103分間の疑似生徒体験で得た空気感は何度も味わいたいと思える親近感で、自然と心に入ってきた。再見したい。 " + }, + { + "date": "2013-03-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "あれ?\n 素直な見終わった感想は、2時間返してくれでした。アカデミー賞で知り見ましたが、見てる時三度ほど、寝落ちしそうでした。感性は人それぞれですので、見たいと思ったら見てみたらどうでしょうか。 " + }, + { + "date": "2013-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作より良かった\n 学校内のヒエラルキーにおいて、底辺で生活していた自分にとってみると、そこそこのリアリティはありつつも、映画っぽくキレイに描いたなと感じた。もっと「うぇーい」みたいな連中に制裁を加える内容になっていたら、スッキリしたのかも知れない。学生の方が見て本質を理解できるかというとどうなんだろう。理解できたとしてもそれは主人公側の人だけなんじゃないかと思うところでもある。それはさておいても、自分としては原作が琴線に触れなかったので敬遠していた作品だったんだけど、これだったら映画化した意味がある。 " + }, + { + "date": "2013-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 1度目の鑑賞で、この映画の持つリアリティに衝撃を受け、2度目の鑑賞でこの映画の批評性に気付きました。こんなに魅了された映画はありません。橋本愛の美しさや神木隆之介の演技など若手俳優の活躍もさることながら、なんと言ってお演出が素晴らしい。原作も読みましたが、原作のメッセージを活かしつつ、映画という形式に合わせて脚本が書かれており、さらに深みのあるものになっています。曲もGOOD。 " + }, + { + "date": "2013-02-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "95点 学生時代に観たかった\n (2013/2/15)ださい・くさい者、スポーツマン、いけてる人達、夢のない人達・・の視点から色々なキーワードが投げかけられ     観てる間中、学生時代を頭の中に呼び起こされた。 今の自分の考えだったら・・と悶々とする。   役者さん全員の演技に全く波がなくてネ申監督 " + }, + { + "date": "2013-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "クセになる\n 部活に打ち込む青春や熱い友情、ときめくような純愛と死別という悲恋、ヤンキー同士の抗争…この映画では、学園モノの定番は一切描かれない。大きな出来事も起こらない。いや、出来事は起きた。学校一の人気者、バレー部のエース、桐島が部活を辞めたらしい。一見何でもない事かもしれないが、皆様も学生時代を振り返ってほしい。「○○と○○が付き合ってるんだってよ」「○○、フラれたらしいぞ」…些細な事が出来事だったハズ。ましてや人気者の突然の噂など重大ニュース。瞬く間に学校中を駆け巡り、生徒たちの間で波紋を呼ぶ。特に動揺を隠せないのは、桐島に近い面々。桐島と同じバレー部、桐島の彼女とその仲良しグループ。桐島が部活を辞めた理由もハッキリせず、連絡も取れず、モヤモヤし、日に日に苛立ちが募る。一方で、無関心な面々も。クラスでキモがられている映画部の男子、片思いの男子をこっそり見つめる吹奏楽部の女子。この温度差、経験あった。目立つグループと目立たないグループ、あったあった。目立つ“上位”グループは我が物顔で君臨し、コソコソ陰口叩き、目立たない“下位”グループは空気のような存在で、クスクス嘲笑される。学校という名の窮屈なピラミッド階級(ヒエラルキー)は、生徒たちにとっては格差激しい現実の社会そのものなのだ。吉田大八監督の演出が素晴らしい。ある一日の出来事を複数の視点から描いてパズルのように繋がり、各々の描写を細やかに積み重ね、それぞれの感情が交錯するクライマックスまで見せきる。ヒリヒリとした空気、虚無感、不穏な雰囲気、一筋縄ではいかない緊張感は緩む事ない。上位グループのムカつく態度、下位グループのひがみっぷり、こそばゆい感じ、絶妙な間合いも浮き彫りにしている。所々挿入される通な映画ネタにニヤリ。神木隆之介、大後寿々花が巧い。橋本愛のクールキューティーな魅力も際立っている。若手俳優たちの見事なアンサンブル。中でも東出昌大が印象に残る。確かにクセになる映画。アナタはどのグループに属していた?一度見たら、また別の視点から見たくなる。学校という小さな社会で蠢く色々な顔が見えてくる。ちなみに僕は下位グループだったなぁ…(笑) " + }, + { + "date": "2013-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あの頃の甘酸っぱい想い出\n DVDを借りました。新作だと言うのに、直木賞をとったと言うのに、新作の棚の一番下にズラッとならんでいました。おまけに、最初は店員に聞いても何処にあるのかさえわからず、タイトルは霧島ですね?なんて言われて、桐島部活やめるってよ!ですとの返答となりました。こんなもんか⁈と思いながらも、すぐさま帰宅です。しかし、なかなか面白いやん!神木隆之介が、いけてない映画部部長で良い味だしてます。選抜チームにまで選ばれた桐島は、急に部活もやめて彼女や友人とも連絡不通です。校内がザワザワ波打って、いたるところで亀裂が出て来るのです。小説ではオムニバスのようでしたが、この映画では、映画部部長の神木隆之介が物語の主人公になっていました。いけてない代表なのに、いけてるんですよね!高校生の時の自分を思い起こせば、この映画の誰かと共感できるはず⁈俺は絶対に桐島だ!と思うのも楽しいし、映画部部長ですよ!って言うのもいいと思います。卒業間近の季節ですね。そう言えばこの時期、学生服のボタンが滅多やたらに無くなって、ボタンをピンで止めていた事を思い出しました。後で考えると、あれって誰かに取られていたのかな?です。そんな甘い想い出も、想い出させてくれました。 " + }, + { + "date": "2013-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 13, + "review": "「桐島組」の流血の意味\n 映画「桐島、部活やめるってよ」を遅まきながら観た。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を撮った吉田大八監督の演出はやはりおもしろかった。ガス・ヴァン・サントの「エレファント」のように一つの出来事を複数の視点から見せる群像劇で、それぞれの人物の光と影が描かれているのも魅力的だ。まだ原作は読んでいないが、映画作品の描くテーマと映像表現について感じたことを覚え書きしておく。ネタバレ。<桐島不在の意味>映画のオープニングは、11月下旬、担任が空白の進路希望書を配る高校2年の教室。生徒たちが卒業後の生き方、自己のアイデンティティについて真剣に考え始める時期だ。このタイミングで起きた「事件」、バレー部キャプテン桐島の突然の不在によって、生徒たちは自己のアイデンティティの一部を削がれる危機に直面してしまう。桐島が精神的支柱だったバレー部の部員たち、桐島の部活が終わるのを待つことを日課としていた帰宅部たち、桐島の連絡を待つことしかできないガールフレンドの梨紗はそれぞれ、「桐島がいるバレー部」、「桐島を待つ帰宅部」、「桐島の彼女」というアイデンティティに甘んじ、不完全な自分たちの1日を桐島というピースで穴埋めすることで、充実した高校生活を自己演出してきた。自己を完成させるためのピースを失った彼らの動揺、悲壮感が顕著に映し出されているのが、桐島の代役を課せられたリベロの風助が体育館の練習で激しいサーブの連打を受けるシーンだ。コートに差す強い光は風助の表情に影を落とし空気は重苦しい。マシンガンの弾のように打ち込まれるサーブは、桐島の代役という周囲そしてそれ以上に風助自身が自分に対して課している強いプレッシャーのように厳しく降り注ぐ。強豪バレー部のベンチに甘んじていた風助は、左右に打ち込まれるサーブに翻弄されるがごとく、代役の重圧を前に自分の立ち位置すら決められずに右往左往し、ついには「何とかしようとしてこの程度なんだよ。この程度なんだよ、俺は!」と根をあげる。その叫びには、桐島という他者を自己のアイデンティティの一部として倒錯するほどに桐島に依存してきた「桐島組」の、自分の身一つでは世間の期待に応えられるか分からないという自己喪失、自信喪失の苦しみと弱さが代弁されている。<「かっこ悪い」前田が与えた衝撃>桐島の不在でつぶれそうな生徒たちとは対照的に、その影響を受けず逆に周囲からの期待に反抗し「かっこ悪い」自分を等身大で見据えているのが主人公の前田だ。彼はゾンビ映画の制作を顧問に反対されるが、映画祭に通らなくても自分の撮りたいものを撮ることが大事だと、窮屈な部室で漫画を読んでいた映画部員たちを鼓舞する。屋上のラストシーンでは、帰宅部の菊地に将来はアカデミー賞かと冗談半分で問われるが、それはないと真面目にきっぱりと答える。前田の言動が示すのは、周囲からの期待や結果はどうあれ、自分に過度のプレッシャーをかけずに、今できることに打ち込むという彼の等身大の姿勢だ。プロへの希望を失わずにドラフトが終わるまで野球を続ける野球部主将の姿勢とも平行する前田のこの安定感は、「結局できるやつは何でもできるし、できないやつには何もできないっていうだけの話だ」と、ひたむきな努力を切り捨てる発言をした菊地に衝撃を与える。それは菊地こそが誰よりも周囲そして自分自身の自己に対する期待の大きさに怯えるあまり自己を確立できず、プロになる自信のない野球を続けることに不安を感じているからだ。菊地の迷いは、自分がいい選手であるにも関わらずやりたいはずの部活への参加をぎこちなく断り続け、主将になぜ野球を続けるのか尋ねる消極的な挙動に現れている。そんな菊地は前田に8ミリカメラを向けられると、具合悪そうに後ろを向いてしまう。前田が回すフィルムに映る菊地の後ろ姿は、自分の気持ちとまっすぐ向き合うことから逃げてきた彼の弱い心の姿そのものである。それは、向けられたカメラにまっすぐ向き合っていた前田の姿とは対照的だ。<流血の意味>校内の別々の世界で生きていた、桐島の不在に戸惑う「桐島組」と、ゾンビのメイクや女装をしたかっこ悪い映画部が初めて面と向かって対面するのが「近未来的な」屋上でのクライマックスだ。校舎内の教室や体育館などでは常に教師や同級生たちの目、期待が影を落としていたが、光があふれる屋上で生徒たちの緊張は一時的にほどける。広い街と空、すなわち卒業後の彼らの未来がある世界を背景に、彼らはここで初めて桐島を抜きにした等身大の自分と本音で向き合い始める。桐島不在に焦燥感を爆発させたバレー部の久保は映画部の小道具を思い切り蹴り飛ばす。久保に謝罪を求める映画部員たちの「謝れ!」という叫びには、日頃「桐島組」に劣等感を味あわされてきたことに対する復讐の念がにじむ。沙奈の他者に干渉する言動に日頃嫌悪を感じてきたかすみは、衝動的に彼女にびんたをくらわす。吹っ切れた前田は、運動部の生徒たちや想いをよせる彼氏もちのかすみがゾンビに食われておびただしく流血する映画のシーンを妄想をする。この妄想には、日本の鑑賞者を含む「桐島組」に向けて監督吉田大八が自身を前田のキャラクターに重ねることで発したメッセージが込められている。まず、血については、映画部員の武文が顧問に血のりを使うことを禁止をされたことを受けて、血は人間なら誰でも流れているじゃないかと、つぶやく言葉が鍵となっている。イケてるバレー部も帰宅部も女子たちも、他者不在で身一つになれば、自分の肉体に流れる血、すなわち自分の本来の性質が放出され、傷と血、欠点を隠せない非完璧な自己のアイデンティティと向き合いそれをさらしながら、周囲と自分自身に課される期待の目に耐えて、「この世界で生きていかなくてはいけない」のだ。ついに最後まで目の前に現れない桐島は、他の誰よりも重いプレッシャーに苦しんでいたかも知れない。学内のヒーロだった彼のアイデンティティこそ、誰よりも学内の同級生たち、他者の存在によって補完されているものだった。彼が彼自身のアイデンティティを保証していた学校という世界から不在であるという事実は、彼が「流血」し、学校の外の広い世界で等身大で生きていく歩みを始めていることを示唆している。 " + }, + { + "date": "2012-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あまずっぱい\n 前々から気になっていた作品でようやく観ることが出来た。内容は高校時代の日常を描いた映画。若い子が観てもピンとこないかもしれないが、30代以降は昔を懐かしむことが出来る、甘酸っぱい青春ドラマになってる。学生の頃は大した事ではない事でも一所懸命生きてたなというのを思い出させてくれた。桐島は一瞬だけしか登場しないストーリーは学校のヒーロー桐島が部活を辞めるだけのことだがその事件を色んな視点で追いかける。いけてるグループいけてないグループ高校生活では良くわからないステータスで上下関係が決まっていてそれが全てだった。その感じが良く出ている映画。本も読んでみたくなった。 " + }, + { + "date": "2012-10-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島〜\n 桐島の登場シーンはもはやあるかないか。その桐島に翻弄される同級生達。いくつもの話がひとつの作品にくみこまれていてとても面白かった!神木君の演技がやはりいい。 " + }, + { + "date": "2012-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "緻密に計算された映画\n .緻密に計算された映画だと思いました。タイトルが発表された時点で、ボールはすでに投げられていて観客は映画館でその飛跡を追うことになります。「桐島がやめる?」ってとこから本編がスタート。余分な前置きがないのですぐに作品の世界に没入できました。カメラや音が近くあたかも その場にいるかのよう。懐かしい気分になりますね。たしかに学生時代には、見えない力関係が存在していました。そこにきちんと光をあて、個々の立場の視線を、繊細に描写していることにこの映画の価値を感じます。それぞれが人生の主役であり、それぞれが誰かの脇役。そんなことを思い起こしました。社会に出ると、また違うモノサシに出会うのでこの時期のことを忘れかけていましたが現役の学生にとって、またかつて日本の学生だった私たちにとってコアなテーマだと思います。多くの人に 見て欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "昔の自分を見るようだ( ゚д゚)ハッ!\n 結論から言うと・・・邦画史上最高峰の大傑作( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチこれほど哲学的で、ノスタルジックで、多幸感があって、そしてリアルな高校生の雰囲気を描いてる映画は見たことない。俳優陣の演技もさることながら、役のはまりっぷりもキャラの立ち方もほんと゚+(*ノェ゚)b+゚ ★ お見事 ★映画を観てるうちに本物の高校生活を切り取って見てる錯覚を覚えましたわ(゚∀゚)アヒャ一時期高校で臨時の先生やってた経験もあるし、その頃の雰囲気と自分が高校生だった頃の雰囲気、そしてこの映画の雰囲気を感じ取って、学校も生徒もいつの時代も変わらんな~と改めて思い知りました。桐島という生徒がバレー部を辞めるという実に取るに足らないことで学校中が大騒動になっていく様が実にリアル。下グループの女子に嘲笑される様なんて、ほんと身につまされる(;・∀・)俺も似たような感じだったし、何か女子同士がひそひそ話してると何か自分の陰口を言われてるような被害妄想を覚えたりしたもんです(笑)「今の話聞かれちゃったんじゃない?」「いいよ別に。」この空気としか思われてない感じは・・・いたたまれない(-_-;)そして女子同士の表面上仲はいいけど裏では・・・みたいな感じも良く出てて(・∀・)イイ!!映画部2人のやりとりなんて、ほんっといけてないグループのリアルな雰囲気が醸し出されててΣd(゚∀゚d)イカス!ジョージ・A・ロメロなんて名前が出て来たり、映画秘宝を読んでるなんて下りも俺にとってはъ(゚Д゚)グッジョブ!!って感じです。「おまた~」「夢の中に満島ひかりが出てきたよ~」キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン帰宅部グループのだらだらした何気ないやり取りも「あ~いるな~こういう高校生」って感じがして(゚д゚)イーヨイイヨーそして神木龍之介と橋本愛がたまたま映画館で顔を合わせて、ちょっといい感じになったかと思った時の「これいけるんじゃねえ?」感もかなりイイネ♪d('∀'o)観てる間ずっと自分の高校時代を重ねてたo(`・д・´)o懐かしさといたたまれなさが常に同居してる感じで、こんな複雑な感情を持ちながら映画観るのは初めてかも(・∀・)そしてそこに拍車をかけたのが、俺は吹奏楽部だったから屋上とか校舎の外で1人で練習するシーン、そして全体演奏するシーンはほんっと~~~~~~~に懐かしかったし、練習きつかったな~という感覚も思い出した(;´Д`)進路に悩んだり、何も熱中できるものがないという感情も良く理解できるし、体は成長しきってるけどまだ精神は子供だし、学校という1つの世界でしか物事を推し量れない高校生の内面描写の素晴らしさは見事と言うしかないですほんと(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン桐島はなぜ部活を辞めたのか、なぜ学校に来ないのか、そしてなぜ電話をしてもメールを送っても連絡がつかないのか・・・その辺りの理由は全く示されないし、桐島自体も映画には出てこない。桐島はバレー部のキャプテンでバレーの実力も相当で、さらに勉強もできて・・・もう学校でも誰もが知る超有名人で大スター(゚∀゚)その桐島がいきなりバレー部を辞めるという話が持ち上がるだけでみんなが慌てふためいてどんどんおかしな感じになって・・・桐島が来たという一報が届いた途端にみんな一気に爆発する。ネットでは「桐島=キリスト」とか「桐島=カリスマ」とかいう説が出てるみたいだけど、確かにそうとも見えるのはうなずけますな。とにかく桐島の一挙手一投足に学校中が振り回されて、皮肉なことにその桐島のために屋上に集まった生徒を蹴散らすのが、桐島とは一番遠い立場にいると言える神木龍之介演じる前田涼也Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ前田は教室ではおとなしいけど、映画に対する情熱は尋常ではなく、常に映画秘宝を持ち歩いてるくらいのコアな映画おたく。桐島はどこだと言う連中を「お前等邪魔するな!!こいつらを全部食い殺せ!!!」とその状態をゾンビ映画の1シーンにしてしまうという離れ業をこなす工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工結局桐島のために集まった連中を、桐島から一番遠い存在の前田が解散させる。そして桐島の親友でありながらも、桐島に電話を掛けたりメールをしたりはするけど実際に家に会いには行かない菊池の感情を前田が揺さぶる。学校のカーストって、田舎であればあるほどこの落差の激しさ、そして交わらなさは極端だと思うけど、学校にいる間にこれをぶち破ることは実際には(ヾノ・∀・`)ムリムリしかし高校生活は限りがあることはみんな分かってる。卒業するまでは、甘んじてこの環境で生活していかなければならないのも現実。部活を辞めたとか辞めないなんて、それほど大した話ではないんだけど、狭い世界に生きてる高校生にとっては一大事なわけだし、学校の世界が全てではないと卒業してから初めて分かる。だからこそ学生のうちは好きなことに熱中することが許される訳だし、桐島が部活を辞めるという取るに足らないことに大騒ぎもする。もし高校時代の自分に会ったら「今は色々辛いかも知れないけど、お前は卒業後こうなってああなって・・・だから安心しろ!!頑張れ!!!ファイト━━(ノ゚д゚)人(゚Д゚ )ノ━━!!」と言いたくなった(^O^)とにかく噛めば噛むほど味が出る映画。これから何年か経ってからまた観ても、きっと同じ感想を持つと思う(゚∀゚)アヒャ1回見ただけじゃちょっと分かりづらいのも事実で、見た後色々考えたり話をしたりすることで理解も深まるし、今まで気が付かなかった面も発見できるという、底なしに奥が深くて味わい方も色々できるという稀有な映画。超お勧めです(`・д・´)9m ビシッ!! " + }, + { + "date": "2012-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "宿題が出た~~~\n 出来事は同じなのに体験はみんな違う最後には哲学的なセリフまで出てくる。いっぱい涙が出てきちゃうんだけと何で泣けるのかがわからない。涙のわけ・・・これがこの映画が与えてくれた宿題だ~~~ああもう一回観たい~~~ " + }, + { + "date": "2012-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "きっと誰かに共感できる\n この映画の登場人物は実にバラエティに富んでいる。それゆえに観ている側はその誰かに感情移入出来るであろう。また同じ事柄を別の立ち位置から見せることでより深く映画にハマり混んで行く。誰もが登場人物の誰かに共感し、好感を持つのだ。舞台は高校。バレー部のスター(いや校内のか)桐島が辞めたという噂から広がる波紋をそれぞれの立場から時系列に展開していく。時間軸が前後したりしないので見ていて疲れない。淡い青春の日常、それは傷つきやすくて儚い。そんなそれぞれの心の内が手に取るように分かる。\"わっ、この子今傷ついた\"とか\"その一言に気分を害した\"とか、一人一人が何を想い、そしてどう感じているのかを実に分かりやすい描写(セリフじゃなく)で見せてくれる。結局最後まで桐島は現れない。出来る側の憧れや精神的支柱の存在だった桐島、しかし目立たないがマイペースな生徒たちには桐島の存在は関係ないのだ。そして桐島がいなくなったことで出来る側と思われていた生徒が実は何も出来ていなかった事に気付く。桐島(&その彼女)に憧れそれを目指していた生徒たちは、桐島が消えたことで目標を見失ってしまうのだ。一方、桐島などに影響されて来なかった生徒の方が、傷つきなからも結果を残していく。人はそれぞれキャラクターを持っている。その中で一歩ずつ自分なりに生きて行く。そこに勝ち負けなどないのだ。自分の明日をしっかり見つめ、自分を大切に生きて行けば、桐島の存在に影響されることはないはずだ。この映画に勝ち組も負け組も存在しない。あるのは一人一人が自分に正直に生きようとしている姿なのだ。そして桐島が居ても居なくてもそれぞれの「陽はまた昇る」 " + }, + { + "date": "2012-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "モテない奴らはモテないままに、イケてる奴らはイケてるままに。\n 物語の中盤、イケてない高校生が、神木隆之介君扮する(これまたイケてない)主人公『前田』にこう話し掛けます。「夢の中で満島ひかりに逢った」と。俺は、この些細などうでもいい会話で思わず泣きそうになりました。イケてない、更に加えてオタ仲間同士って、こういうことよく話すんです。ガチで。「イケてても別に普通に話すぜ?」って思うでしょ?違うんですよ。全然違うの。このオタ的でもメジャー的でもない微妙な線として『満島ひかり』をチョイスしてる時点で、もうイケてない勢の領域なんです。分かんないでしょ?分かんないでしょうね。俺も分かんない(?)。この映画は非モテには非常に辛辣で、美男美女はそれなりの悩みがありつつもそれでも結局モテて上位カーストで、非モテは虐げられ無視決め込まれ、美男美女はそれなりに辛い気持ちを抱きながらそれでも上位カーストで、非モテはそれなのに淡いロマンスも許されずこの映画自体が非モテへの応援歌的作品にもされず、美男美女はそれでも人生の虚無感を持って日常送っているかもしれんけどお前それは贅沢な悩みであって結局は上位カーストとして人生を生きてくんだろ!ていう。ていうね。俺はこの映画観てね、ヒガミ根性が再沸してますよ。モテなかったからね。高校生活最下層、スクールカーストの底辺で、前田的だったし。だから、モテてる奴らがこの映画観て「共感できる!」て言ってたらそりゃあ大嘘でしょ、て。お前ら何に共感したんだよ?ていう。あーあ。観なきゃよかった。 " + }, + { + "date": "2012-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "この世界で生きていかなければならないのだから\n 拙ブログより抜粋で。-- だいぶ前に予告編を見たきり前情報はほぼ無しで観たもんだから、青春映画にありがちなフォーマットからまるで外れたこの群像劇にはかなり驚かされた。突然何も言わずに姿を消した桐島に翻弄される面々と同じように自分もこの映画に翻弄された。 驚かされた学園モノという意味では、橋本愛ちゃんが注目されるきっかけともなった『告白』(2010年、監督:中島哲也)に通ずるものがあるんだが、あちらは殺人事件絡みの非日常な復讐劇な上に演出的にもあえてデフォルメしているが故、どこかファンタジーのような趣もあったが、こちらはあくまでもナチュラル&リアル。トリッキーな編集こそされているが、大した事件も起こらず、地に足がついた身近さを感じる。時に赤裸々でこっぱずかしく、時に生々しく苦々しい。 実はクライマックスには圧巻の幻想的(?)シーンがあるのだが、それとて非現実というより、むしろそれによってその非現実が“半径1メートルのリアリティ”と化す逆説となっている巧みさに唸らされた。彼らは、この世界で生きていかなければならないのだから。--全文は『未完の映画評』にて。 " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "桐島、10年後が見たいってよ。\n 校内一の話題保持者、桐島がとある金曜日にバレー部を辞めた。 …それがどうした?と思うのが現在の自分で、 それは事件だね~!?と取り合えず話題を振るのが当時の自分。 これは、そんな区分けをしながら観てしまう作品。 巧いと思うのは、過去も現在もそうは変わっていない狭い世界で (一学校の一校内っていう) さらには部活動という、帰宅部にとってなんの価値も見出せない、 誰が偉くて誰が下等という、謎の優劣がはびこる当時の世界観。 それが全てだった人ほど、今作にはグッとくるんじゃないだろうか。あーいたいた!うん、あったあった!といちいち頷きたくなるほど 登場人物達の描き分けが巧い。 まったく姿を見せない桐島が相当デキる奴なのは言うまでもない、 でも行動そのものはまぁ褒められたもんじゃないなぁ、迷惑かけて。 ただ騒いでいる連中はいいとしても、仲間や友人にもあれでいいの? 本当に優れた奴は他人への配慮も忘れないもんだよ。 取り残された太賀を見てたら、可哀想で涙が出そうになったぞ。 (まぁ、結局は彼もあれで良かったんだけどね) もちろんまだ学生だから、そう完璧人間に描かれないのもまた然り。 悩みに悩んで出した結論なのかもしれない。そんな葛藤が 描かれずして妄想できるところも、また演出方法の妙技である。 …結局のところ、彼らは桐島が部活を辞めようが続けようが、 自分の進路は自分で決めねばならないし、彼の抜けた穴は、自分達で 埋めるしかないわけだ。頑張れ!学生諸君!…なんて応援したりして。青くて若くて初々しいとは(懐かしすぎて)こんなに躍動感に満ちている。 多くの不満も情熱も各々が抱える問題と照らし合わされ、其々の立場、 進むべき方向を示唆している。今それが当たり前のように見えてるのは、 下らない問題をすでに下らないと思える年代だからで、自分が懸命に 生きていた頃などは思いもしなかったことだ。今思えば…バカみたいな 問題に振り回され、バカみたいな相談に乗り、バカみたいに笑いこけて、 バカみたいに腹を立てていたあの頃が懐かしい。今の若い学生達にも そんな感情が嬉々として残っているなら、それこそ素晴らしいことなのだ。 たかが一人の人気者に振り回されてしまう、 認識すらしていない連帯感が自分と周囲の距離を測る絶好のタイミング。 様々な分野の人間を見つめた菊池が、最後に気付くものは何だったか。映画部の武ちゃん(武文)、現在と未来を見渡す説得力ある解説がいい。 自分の立場と実情を踏まえた見解は素晴らしかったけど、 あの彼とて社会に出ればまた揉まれ、更に辛酸を舐める時がやってくる。 前田(映画部)や高橋(野球部)のように叶わない夢を語るのもまた然り。 モノになるかどうかなんて問題じゃない彼らには、ロマンが満ち溢れてる。 チャラチャラと桐島にくっ付いている連中と、彼らから最も離れた連中の 危機迫るラストの食い荒らし方が、まるで意味を持たない鬩ぎ合いである ことが最大の救いで、須く終焉を迎えるところも夕暮れと合わせて美しい。 自分にとってまったく興味のない分野にいる人間が放った一言に、 人生最大のショックを受けてしまった経験って、過去にないだろうか。観終えて面白い(面白かった)と思えるのは、 今作で描かれていたように、学生時代に花形(古い?)だった人気者が、 社会に出て、何年もしてから偶然出逢った時、「へっ?マジ?」と思うくらい パッとしなくなっているという「あのヒトは今」な実態と、 名前すら覚えていなかったような地味な同級生が、一躍有名人に躍り出て いる仮想世界のような現実。人生、何があるかなんて未だに分からない。 桐島という象徴を自分から切り離して、あぁそんな奴もいたよね。と、 自分自身に没頭できる生き方もいいし、アイツがいたからオレも頑張れたと、 思いきり取り込んで妄想に浸れる人生もアリかもしれない。 あらゆる可能性と卑屈な精神性、伸びやかな思考に私利私欲を兼ね備え、 行ったり来たりの人生を苦しみ楽しみ生きて欲しい、十代に捧げる作品だ。(しかしオンナって怖いでしょう?愛ちゃん寿々花ちゃん上手すぎるわねぇ) " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一人一人はリアル。でもその社会はリアルではない。\n まず、若い役者たちの演技が細やか。もう、監督の操り人形にでもなったかのよう。自然な台詞回しや美しい間に引き込まれていく。そして、カットがどのカットも美しい。映像だけでも充分もつ映画です。特筆すべきは音楽。放課後の校舎には吹奏楽部の楽器の音色が響くのはもの凄くマットウ。その音色がごく自然にクライマックスを盛り上げるのですから文句無しのアイデアです!ただ、パンフには「あなたの”記憶”を幸福にも残酷にも刺激する」とありますが、私はそういうのにはピンときませんでした。なぜならこの登場人物には自発的にユーモアを放つ者がいないから。そんな社会にはリアリティを感じられないのです。この映画ぐらいの軋轢ならユーモアさえあれば解決できますし、最後にクロスオーバーしようとするキャラクターがいますが、本来ならそれはユーモアを持つ道化の役割です。あのキャラクターがかかんにクロスオーバーしようとしたところで結局はグループを移動するだけに終わるでしょう。だから、鋭いボケをかませる者がいつもクラスの人気者である理由です。物語を成立させる為にこの集団劇であえて道化役を用意していないならそれはご都合主義といわれても仕方ないです。 " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "行き場を失った眼差しに映るもの\n 帰り道、もう遠い遠い自分の高校時代の、中でも特別だった日々の記憶が、当時の感覚のまま一気に噴き出してきて止まらなかった。そういう力を持った作品でした。友への眼差し、憧れの眼差し。個人の眼差しが主役、という印象でした。同級生の目線で目撃した感じでした。多くの眼差しを受け止めていたバレーボール部キャプテン桐島が部活をやめた、学校を休んで連絡もつかない。行き場を失った眼差しは交差し、思いがけない所に焦点を結んだりして。映像表現ならではの部分がとても面白かったです。キャストの皆さん好演でした。自分が弱小文化部長を経験したので、映画部長の前田くんに共感しやすかったですが、他の子達の心情も理解できました。ただバドミントン部の実果さんはミステリアスで、内面がもう少しわかると良かったと思いました。前田くんの相棒、武文くんを演じた前野朋哉がとても自然に演じていて良かったです。カメラの向こうでもお仕事している方のようですが、カメラのこっち側でも味のある役柄をこなしていって欲しいです。-追記-鑑賞から時間が経って、じわんと評価が上がってきたので4.0→4.5 " + }, + { + "date": "2012-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか分かんないけど、分かんないってきっといいことなんだろう\n おれの高校時代は単純だった。おれ一人単純だったのかもしれないが、それならそれでいい。この作品の高校生活が現実に近いなら、今どきの高校生も大変だ。複雑な人間関係がいやで背中を向けちゃうから単純に見えるのかもしれない。前田くんは自分の頭の中で吹奏楽部の演奏をBGMにすばらしいゾンビ映画を創った。それは吉田監督がゾンビ映画も撮れるぞというプロとしてのプライドか。野球部のキャプテンはどうみてもオッサンだが、くるわけもないドラフト指名を夢見て通常3年が引退する時期も現役を続ける。自分よりもいっぱい能力をもったヒロキに、妬みもなく「次の日曜、試合があるから来いよ」とさそう。野球部のキャプテンとしてはとてもぬるい感じがいい。作品に登場するメンツの中では好感度バツグン。それぞれの生徒の立場で観れば何度観てもおいしい作品だろう。 " + }, + { + "date": "2012-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "興行的に苦戦しているらしいのでネタバレなしの紹介。\n 感想と言うか、凄く面白かったけど興行的に苦戦しているらしいのでネタバレなしの紹介。宇宙人も怪獣も巨大ロボも出てこないし、それほど凄い事件も起きない辺りは如何にも典型的な日本映画ですが、そういうのに期待するならば「アベンジャーズ」を観れば良いと思う。桐嶋は構成とか演技とか色々良く出来てて、らっきょうが転がる程度の話を、視点を変えて見直すだけでこんなにも面白くなると言うらっきょう以下全員主人公の擬似3D映画。 " + }, + { + "date": "2012-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "今から“勝ち組”“負け組”に分けるには早すぎる\n タイトルといい観る前の情報といい、何を語ろうとする映画なのか掴みどころがない。その得体の知れない不思議さゆえ、何か気になっていた。話の発端はタイトル通りバレーボール部のキャプテンだったらしい桐島という男子生徒の突然の退部だ。その金曜日の放課後を主要な登場人物の視点で繰り返し見ていくうちに、いろんな真実が見えてくるという手法を取る。一人の生徒が部活を辞めた。それは大したことではない。せいぜい部内の騒ぎで治まる。ところが、どうやらその生徒は学校内の誰もが認める“スター”らしい。運動だけでなく勉強もできて、彼女は校内一の人気女子。つまり彼らにとっては大きな事件なのだ。そして、その騒ぎは本人不在のなかで繰り広げられ、騒ぎだけがひとり歩きしていく。騒ぎの中で無責任に言わなくてもいいことを口にしたばかりに友情関係にヒビが入るなど人間関係の脆さが露呈する。カッコイイ彼氏を持つこともカワイイ彼女を持つことも校内に於けるステータスでしかない。結局、コトの真実を見極めるために桐島の家を訪ねる者は一人もいない。携帯でしかコンタクトを取ろうとしない希薄な人間関係が浮き彫りになる。主人公の前田涼也は、映画部所属で目立たない生徒。誰からも相手にされず、校内階層でいえば桐島とは正反対の“下”に属する。部室も剣道部に間借りするような片隅でクラい。彼らは“上”の喧騒をよそに新作の撮影に没頭する。彼らにとって桐島が部活を辞めようが何の意味も持たないのだ。この価値観の違いがラストでぶつかり合う。おとなしかった“下”の人間が自分たちの世界を踏みにじられたとき、“上”に向かって牙を剥くその感情の具現化した姿がゾンビだ。屋上で桐島に続くナンバー2的存在の菊池と前田が言葉を交わす。同じクラスでありながら、まともに話をするのはおそらくこれが初めてなのではないか。彼らの人生はまだこれからだ。何があってもおかしくない。今から“勝ち組”だの“負け組”に分けるには早すぎる。 " + }, + { + "date": "2012-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "題名が短答直入でした…\n 映画に直接関係ないけれど…いつのまに龍之介君はこんなに大きくなったのでしょう。可愛い子役だったのに良い役者に成長しましたね〜。さて、映画。千差万別の生徒が狭い学校という世界に共同で住んでいるんだから何か違う歯車が起こるとこんなふうに五月雨式にいろいろな生徒たちに感染して行くんでしょうね。同じ時間の風景を違う視点からなんども見せる方法も僕には新鮮でした。時間軸で進める映画は‘呪怨’しか鮮烈な記憶がないので面白かったです。不思議な感覚の青春映画でした。 " + }, + { + "date": "2012-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "ラストが素晴らしすぎる!!\n 試写会と映画館で2回見ました。この映画今年僕が見た映画の中で一番良かったです(今年138本見てる中で)映画好きだと、くすっと笑えるネタもあって楽しめました!!とくに「鉄男」を映画館で見にいくシーンは素晴らしかったです!!!そしてラストが凄すぎる!!どう言葉にだせばいいのかわかりませんが、あんなラスト見た事ない!!!!たしかに「ラストの意味わかんなかったー」と思う人もいるはずです小学生か中学一年生が見たら確実にわからないと思います。最後の屋上でのシーンでは笑いながら号泣してしまいましたそして、ついに伝説の台詞&凄すぎるラストカット&主題歌が流れるタイミングは、もう泣きすぎてスクリーンが見えなくなるぐらいでした。 " + }, + { + "date": "2012-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "モヤモヤ感がいい(追記あり)\n  今公開中の『アナザー』が、いる生徒をいない人扱いするお話で、それとは真逆でいる生徒を最後まで登場させない話だったので驚いた。しかし、この映画は全ての登場人物が一面的でなく、桐島は実在しない可能性すら検討したくなる。 チャラけている連中も心に穴を抱えていたり、お互いがお互いを気にしていながら、それがずれている感覚が非常に上手に掬い取られていてとてもよかった。素晴らしい表現の見本市のようだった。 もっとじっくり映画秘宝を読んでくれてもいいのにと思った。橋本愛ちゃんは気まぐれに『鉄男』を見たわけではないと信じたい。この夏一番の青春映画なのは間違いないでしょう。(追記) 初回で見た際は登場人物が多くていろいろな出来事や細かな描写を把握しきらなかったままレビューを描きました。二回目に見たら非常に細密に構成されていて、素晴らしい映画であることが改めて分かりより深く感動し80点から90点に変更しました。 神木くんがほぼオレであることを前提に話しますが、橋本愛ちゃんは女子グループや軽薄な連中との付き合いを大切にするあまり別に好きでもなんでもないチャラけた男子、しかもそいつは男子の中でもかなり下っ端男と付き合っていた。そんな橋本愛ちゃんが、適当に選んだ映画が『鉄男』であるわけがないんです。あんなハードコアな映画を適当に見るわけがないじゃないですか。オレ(神木)をイオンで見かけてつい、ストーキングをしてしまったんじゃないでしょうか。「こんな凄まじい映画が好きなんだ、やっぱり芯の通った男はかっこいい!」なんて思ったに違いないんです。映画の後のベンチ座る橋本愛ちゃんと、オレ(神木)が決してベンチに座らないその距離感!意気地のないオレ!! 桐島も相当苦しんでいたはずです。実際バレーボールに真剣に取り組みながらも軽い連中に気をつかって「別に遊びだし~」みたいな態度を取っていた事でしょう。誰に対しても何に対してもきちんと向き合うとダサいと言われそう、なんてそりゃあ何もかも嫌になっても仕方がないでしょう。彼女はまるで飯島愛みたいな超威張っている偉そうな女で、あんなの別に好きでもなんでもなくゴリゴリに押されて人が好くて断れず嫌々付き合っているだけに違いない。本当は橋本愛ちゃんの方がずっと可愛くて好きだったかもしれない。実態なんか何もないのに、チャラけて余裕ぶっこいている態度そのものが有利な立場の要素になっているその虚しさに耐えられなかったとオレは想像します。実際にバレーボールという実質があるだけに、チャラい連中の薄っぺらぶりにムカついていたことでしょう。 そしてみんなには羨ましがられ、県選抜なんかになったらバレー部でも僻む連中もいることでしょう。「そんなにオレはいい思いなんかしてねえよ!彼女、飯島愛だぜ!」と思っていたんじゃないかな。そんな彼の気持ちに思いを馳せる人なんか一人もおらず、非常に孤独だったと思います。本当に気の毒だし、桐島は絶対にナイスガイですよ。 そんな劇中さっぱり登場しない中心人物にまでつい思いを馳せてしまうほど素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2012-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "面白い!\n この作品は構成が普通の映画と違うので、時間の使い方はあまり考えずに見ました。マグノリアっていう映画もこの映画と同じで色んな人の目線で一つのシーンを繰り返すって感じだったかな。でも全編105分という時間はちょうど良かった思います。次に内容ですが、はじめは真の主人公が誰だか分からないような感じはしましたがしっかりとしたステップを踏んで進んだ前田(神木くん)ですね。前田のキャラと神木くんのイメージはバッチリあってたと思うんでキャスティングはOKだと思います。このストーリー、桐島に振り回される人たち側と、桐島のことなんて全く関係ない人たち側に分かれてましたね。これが最後に皆一同集まってクライマックスを迎えるのです。僕たち鑑賞してる側からしたらものすごく面白くないですか?この展開。しかも言葉に発して謎を暴いてしまったのは関係ない側ですよ。それで最後まで桐島と無関係な前田たち。こういう展開って多少強引に持っていきがちな作品もあるように思いますが、この映画は違いました。違和感なしです。あの皆が集結、話も終結っていう流れから後のくだりはヒロキのためにとって付けたような数分間で蛇足感ありました。歯切れよく終わるとかしてほしかったし、ヒロキという人間を描いてくれないから、最後お前がもっていくんかい!ってなりした。あと個人的に吹奏楽の人と前田の屋上で言い合いするシーンは面白かったです。前田は何も知らずに正論ぶっぱなして、彼女はごまかしながら言い返してと、彼女の気持ちがすごく分かる鑑賞してる側としてあれはめっちゃ笑えます。前田の言い回しもこういうやつおるわーって感じでツボでした。劇場で笑われてる方もいたんですが確かに笑いたくなります。前田の相方もなかなか面白いやつでした。この映画、すべての状況を把握してる鑑賞側のことをよく考えてくれた作品だと思います。funnyでもありinterestingでもある面白い映画でした。 " + }, + { + "date": "2012-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "片想いから、醒めるとき(塚本監督の「鉄男」が効いてます!)\n 観終わってもなお、(予想通り)謎は残る。ホラーではないので、桐島は出てこない。桐島とは、一体どんな人物?ということをさておいても。バドミントン部のエースは、なぜチャラけた帰宅部と付き合っているのか。野球部に籍を置きつつ帰宅部とつるむ彼は、なぜ性格悪のケバい彼女と付き合っているのか。…いや、実は彼らは付き合っていないのかもしれない。交際はチャラ男とケバ子の思い込みに過ぎず、エースは「面倒だから」、(野球部)は踏み出せないから、だらだらと相手に合わせているだけ、なのかもしれない。そこまで考え、はたと気づいた。彼らは皆、片想い=思い込みの壮大なループの中にいる。自分の望みはおおむね満たされている、特段の不満はない、…はず。そんな一見整った世界が、桐島の不在で歪み、崩れ始めた。「自分は所詮、この程度」「私は、アイツらとは違う」「自分には、やるべきことがある」…。「〜にきまっている」「〜しなければならない」は、日々の迷いを減らしてくれるが、思考停止に繋がり、自分の行動範囲を狭めてしまう。(毎日着るものに悩まなくていい制服が、気楽ながら煩わしいのと似ている。)当たり前と思っていたあれこれは、本当にその通りなのか? 見たいものだけを見ていないか? 幻想が崩れ、傷を負うのを恐れず、今に疑問を持ち、見ないふりをやめることが、「一歩踏み出す」ことにつながる。…とはいえ、繰り返される日常の中でそこに辿り着くのは、なかなか容易ではない。塚本晋也監督の「鉄男」の使い方が効いている。映画部の彼は、モール内のシネコンで思いがけない出会いをする。二人が観ていたのが「鉄男」、というだけでもニヤリだが、敢えてあのシーンを切り取るとは! そんな彼が傾倒するゾンビ映画が、白人社会のマイノリティー差別(迫害)を暗喩していたことは、いまや自明のこと。ゾンビや近未来SFの自主映画制作が、作り手の想いを映し出す点は、「虹の女神」を思い起こさせる。にしても、本作中映画のハイライトは凄みがある。ここに辿り着いてよかった、という気にさせてくれた。一方、前半で延々と繰り返される「金曜日」のリフレーミングは、少々くどい。群像劇を盛り上げるため必要とわかっていても、焦らすのを通り越し、物語が必要以上にもたつく気がした。切り取り方を工夫すれば、一、二回は減らせたのではないか、と今でも思う。殺伐とした物語に、前に踏み出し続ける野球部部長の佇まいと、踏み出しかけた映画部の遠慮がちな笑顔が、一筋の風を吹き込んでくれる。カッコ悪いことは、かっこいい。文字にすると、とたんに野暮になるけれど。 " + }, + { + "date": "2012-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "持たざる者、己を知れ\n 「クヒオ大佐」などの作品で知られる吉田大八監督が、「妖怪大戦争」でキュートな魅力をばら撒いた神木隆之介を主演に迎えて描く、青春群像劇。ここ最近になって、高い注目を集め始めている異色の現代芸術家に、韓国人のス・ドホなる人物がいる。自身がルーツとして掲げる「家」をモチーフにした作品を数多く残しているが、彼にはもう一つの軸となるテーマが存在する。それが、「一人の、持てるものに握られた名もなき「持たざるもの」への視点」である。「私は、私」と声高に叫んでみても、個々の人間は知らないうちに「持てるもの」の手の内に丸め込まれ、小さな歯車として動く。作り手は決してその現実は批判はしていない。ただ、「背けず、目を向けろ」と、観客を挑発する。私たちの目が覚めるのを、待っている。バレー部のエースで、超万能型のスター、「桐島」が部活を辞める。一見、何でもない小さな波紋が巻き起こす違和感が、いかに人間を惑わせるか。この一点への好奇心が物語を構成している本作。何故、一人の高校生の行動に学校全体が振り回されるのか。その真相を、様々な立場にある数人の同級生の視点を繋ぎ合わせる事で解き明かしていく。気弱な映画部員、不思議な魅力を放つ美貌のバトミントン部女子、学校一の美女。境遇も、毎日への取り組み方も違う多彩な登場人物を放り込んで物語は展開されていくが、その全ての人間には共通点がある。「見えない何かに、首根っこを掴まれているのに気づいていない。あるいは、掴まれるのを楽しんでいる」「桐島」という男がどんな人間か、物語の登場人物も、観客も実は知らない。ただ、その男が自分たちの平穏な毎日を支配していて、保っている事は知っている。それだけで、良い。それで、安心する。あくまでも本作のテーマは「桐島」という人間そのものではなく、「桐島」という名前をもった「持てるもの」への憧れと、恐怖、諦めだ。だからこそ、別にその男は出てこなくても良い。出てこられては、困るのだ。「桐島」というスターを具体化しないこと。それが、本作が普遍的に観客を挑発する力強さを生んでいる。「持たざる者よ、己を知れ」青春という名前を掲げた生半可な物語のようでいて、個性の限界と本性を鋭く指摘するユーモアにとんだ作品として完成した一本。ぜひ、学校という「個をかき消す世界」から少し離れた「夏休み」という時間にある学生にこそ、立ち向かってほしい映画だ。と、難しい事を語らずとも、神木のイケメンぶりは黒縁メガネで隠してもやっぱり輝いているし、新進気鋭、橋本愛の美しさはやっぱり素敵。娯楽として観ても魅力は尽きない。味わい豊かな作品である。 " + }, + { + "date": "2012-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "学生時代の空気感?\n 出演者それぞれの視点で、とある出来事の展開を追っていくような感じなのですが、テンポ良く場面が切り替わり、最後まであっという間でした。遠い昔の学校生活ってこんな感じだったっけなぁ、と暫く余韻に浸れました。で原作もこんな感じなのかな・・・ " + }, + { + "date": "2012-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度、青春したいな。\n 原作の方は学生時代に読んだ方がイイと感じたけど、映画は学生ではない時に観た方が良いと感じた。映画の始め部分は、物語の進み方に対応する事で観ていて疲れたけど、中盤あたりから慣れた。みんなの“振り回される”姿に凄く共感する部分があって懐かしく感じた。登場人物が多いけど混乱する事なく観れた。最後の神木くん可愛いかった。菊池宏樹役の子も可愛いかった。だけど、原作の方がキラキラ感は多いと感じた。 " + }, + { + "date": "2012-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "自分の中にもある\n 経験に無くても見覚えのある気持ち、景色、人間関係。かなりリアル。青春の羨ましい部分と味わいたくない部分。いざこざが起こっても一人の女子以外は全員いいやつで愛すべきキャラクター。全員自分なんですよ。片想いのエピソードとバレー部のエピソードは切なかったな、特に。全シーン全キャラクターがラストにどうつながったかあんまりよくわかんなかったけど。神木くんの芝居で片想いの相手の橋本愛さんがすごく好きになりました。舞台挨拶では「(自分)、(何々)やめるってよ」にかけた願掛けが役者の半数が願掛けとして意味をなしてない。深夜アニメを生で見るのをやめるとか泣き虫をやめるとか、ヒット祈願になってない。だれか大人が教えてあげるべきだったと思う。サッカー選手がなぜか出てきた舞台挨拶。サッカー選手の面白さがすごかった。司会の伊藤さとりさん含め誰も役者に突っ込まない舞台でサッカー選手が出てきたことでなんとかなった感がある。あと生で見る神木くんはかっこよかったけど、スクリーン内の神木くんは髪がサラサラで今でも若干かわいかったです。 " + } + ] + }, + "177": { + "title": "あなたへ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昨日からの大好きな健さん作品、録りだめレンタルダビングDVD鑑賞も...\n 昨日からの大好きな健さん作品、録りだめレンタルダビングDVD鑑賞もこの遺作で一区切り。7年前の劇場鑑賞以来の2度目の鑑賞。1度目より感慨深かった。私も老いてきた故か(笑)車中泊をしながらの旅、憧れます。ビートたけしには会いたくないが(笑)山頭火の魅力も再確認です。不満点・田中裕子ではなく倍賞さんに奥さん役をしてもらいたかった。もしくは本作出演者なら原田美枝子。・舞台はやはり北海道からでなきゃ。そして無理矢理の竹田城。結論・高倉健はやっぱりいい。 " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "帰り道の旅\n 遊んで帰る。帰って遊ぶ。明日も遊ぶ。 " + }, + { + "date": "2019-04-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ひとり男の、ロードムービー\n 最初の「塀の中」のシーンから、健さんの過去作を想像したけど。違いましたね。倉島は元刑務官で定年後、木工などの技能指導官の設定が新鮮。出てきた風景はざっと、富山→飛騨→京都→竹田城(兵庫)→関門トンネル。その道中で出会った、山頭火の歌が好きな元教師、特産物催事場で売り子をする男性達。それぞれと交流し、亡き妻の話をし、別れていく。そんなロードムービーになってました。本当は妻と旅行するために作った、木工家具を積んだワゴン車。車だからいろんなところで立ち止まり、妻の事を思う。深く大切に愛していんだなあ。多弁じゃないから余計、その悲しさが伝わります。相手の懐には深く入らない距離感。健さんの凛とした感じが伝わります。また亡き妻役の田中裕子さんが、儚くもろい感じがとてもぴったり。抱きしめたら消えちゃいそうな雰囲気がまたいい。しんみりストーリの最後。「え?!」。び、びっくりしたわー。なんか最後ありそうと思ったら。このひねり方好きです。健さんの遺作、残念だけど最後に「どうだい?」なエンドロールもかっこよかった。一時代を築いた健さんに、敬礼したいです。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "てっきり健さんが囚人かと思ったら\n  結婚する前の井出洋子は童謡歌手として刑務所の慰問コンサートで歌っていたのだ。それも大勢の囚人のためを装って一人の内縁の夫のために・・・ 洋子の故郷長崎へと英二(高倉)はキャンピングカーで旅立った。岐阜では埼玉から来た元国語教師の杉野(ビートたけし)と出会い、京都ではいかめし販売の田宮(草彅剛)、南原(佐藤)と出会う。次は竹田城址。天空の城として上手く撮れてる。 山口では杉野と再会するが、彼は車上荒らしの常習犯だったのだ・・・門司で田宮、南原と再会。長崎の漁師大浦(大滝秀治)を紹介してもらう。長崎では食堂を営む濱崎家に世話になり、7年前に夫を亡くしたという多恵子(余)と飲み明かす。 無事散骨も済み、またもや田宮、南原と会った英二。南原は実は多恵子の夫であり、失踪して別人になったという告白を聞くのだった・・・ 健さん最後の作品となったが、そのことが重くのしかかる。もはや夫婦愛などというテーマがどこかへ飛んでいってしまいそう " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "繰り返し観ることをお勧めします\n 健さんの最高傑作のひとつです。初見でこの作品を理解するのは、かなり難しいと思います。脚本が素晴らしいのですが、大事なことは何も言いません。散骨の旅をしながら、健さんは三つのケースに出会います。・道を見失った人・一歩を踏み出す勇気のない人・過ちを犯したものの、やり直したいと思っている人健さんは、やり直したい人に対して、鳩の役割を果たします。健さんをこの旅に導いた奥さんもまた、健さんによって立ち直ったひとり。物語は循環しています。ただの散骨話ではなく、大きなスケールの物語。初見では何とも思わなかったシーンも、物語を理解してから観てみると、全く隙がありません。薄香に着いてからは名シーンの連続。感涙の臨界線で右往左往する羽目になりました。インタビューで『ディア・ハンター』を引き合いに出し、時代と映画の関係に触れていた健さんが、震災後の日本に対してこの作品を撮りました。ただ歩くだけのラストシーンは、やり直したいと願う”あなたへ”の無言のメッセージ。遺作になってしまったのは非常に残念ですが、遺作にふさわしい最高のラストシーンだと思います。しかしながら本作品は、この分かりにくさゆえ、正当に評価されていないと感じていて、思わず長文レビューになりました。健さんファンの皆さん、繰り返し観ることをお勧めします。稀な映画体験ができる、大人の作品です。 " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健さんの渋みが大好き!\n 高倉健さんの多くを語らずに演じる姿に感動しました。彼の演じる姿だけで、もう映画が完成されている気がします。妻を大切にして生きてきた彼が最後に、亡き妻の骨を散骨する姿に胸がジーンときました。沢山の豪華ゲストにも関わらず、皆さんが物語にうまく調和して一つの作品として映画が完成しているので素晴らしい…。久しぶりに素敵な愛のある映画を鑑賞させていただきました。改めて観ても良い作品は感動します。妻の骨を散骨する為に、海へ向けて旅する夫。妻との様々な思い出と共に、車は少しづつ少しずつ静かに走り続けます。旅先で出会う様々な方とのモノクロのような淡々とした流浪の旅。それがカラフルで温かみのある旅へと変化する様子に感動しました。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "健さんのための映画。泣ける。\n やっぱり高倉健は素晴らしい。言葉はなくても表情と背中だけで人生を表現できる唯一無二の役者。海への散骨シーンは、静かな映像なのにも関わらず、熱いものを感じてぐっときた。草彅さんの演技も私は好き。佐藤浩市やビートたけしが健さんに寄せていっている中で、彼だけは、自分の演技の世界を持っていたと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素朴で静かで情緒的でよかった。 原田美枝子、余貴美子の地味ぶりもよ...\n 素朴で静かで情緒的でよかった。原田美枝子、余貴美子の地味ぶりもよかった。 " + }, + { + "date": "2017-07-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "最後の最後まで・・・。\n 最後の一本まで主役を張り続けた高倉健という人の人生に幕をひくにふさわしい映画ですね。80歳なのにどのシーンを見ても、健さんかっこいいです。健さん、大滝さん、本当にお疲れ様でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "若い人達の芝居が浮いちゃう…\n 景色とドライブいいな…うちも中年になって最近夫婦で車中泊にはまってるけっこう停めるとこ難しい(^^;宮沢賢治の歌もよかったよ高倉健と菅原文太にまったく興味ないのだが遺作とのことで…敬意を評し " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "亡くなった奥様の故郷、長崎へ散骨の為、富山から車で旅をしながら人と...\n 亡くなった奥様の故郷、長崎へ散骨の為、富山から車で旅をしながら人との交流を描いた穏やかな作品。劇中に幾度と「星めぐりの歌」が歌われ、曲が頭に入ってきます。 " + }, + { + "date": "2016-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健さん、大滝秀治さんの遺作。 高倉さんは81歳とは思えない風貌...\n 高倉健さん、大滝秀治さんの遺作。高倉さんは81歳とは思えない風貌で、本当にかっこいい。スクリーンに映る存在感もすごい。豪華俳優陣が脇を固めていますが、佐藤浩市やビートたけしがちょい役でも違和感ないです。ストーリーは、高倉さんが遺骨をまくために、車で旅をする物語。旅した様々な土地で暖かい人々や美しい自然に触れ合います。特に印象に残っているのは、天空の城と呼ばれる竹田城跡。これは映画館で見てよかったなと思いました。本当に天空に浮かんでいるようで、圧巻の景色でした。ぜひ行ってみたい。 " + }, + { + "date": "2016-03-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ぐっときた…\n 穏やかないい映画たった最後が…良かった " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あなた…へ\n 共に暮した年月の長さじゃないんだね繋がりの強さは心のことあなたがまいてくれた私あなたの手は暖かく離れがたいありがとうさようなら " + }, + { + "date": "2015-01-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "途中まで、切なくなりました。\n 子供のいない夫婦で、将来キャンピングカーを買って旅行しようかなって思っているので、これからってときに奥さんに先立たれた旦那さんの気持ちに自分達の将来の姿を重ねて観てしまいました。私が先に逝っても、旦那が先に逝っても、残された方の気持ちを思うと切なくなりました。地上波なので省略されてたからかもしれないけど、全体的になんとなくぼんやりとした話だった気がします。 " + }, + { + "date": "2014-11-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ぜひ\n 本を読んで欲しい。今作を原案に創作された小説とあるが、本ではたけしが草なぎらの手伝いを一緒にしたり飲んだりとだいぶ違う。旅と放浪の違いのくだりは映画にはあったけど本にある「他人と過去は変えられないけど自分と未来は変えられる」とか「人生には賞味期限がない」とかの名文句は映画にはなかった…よね?たけしの心の変化が本では上手に描かれている。小説ってイイなーと感じた。本を読んで亡くなった奥様のイメージは田中裕子より原田美枝子だ。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 初めて見ました。今まで南極物語、鉄道員、を見ましたが、この映画、超期待して見たのですが、最初は良い感じ。始まって10分で涙気味そうになり、でも徐々にビートたけしさんが出て、物語で何かのキーマンかと思いきや、警察に車上荒らしでパクられて、終了。途中、草薙さん出てただの物産展。佐藤浩市さん出て、これは何かあると思って、最後、実は死んだはずの綾瀬はるかのお父さん。最後のあなたへって誰の事だったんだろう?って思いました。健さんの映画の中でも人を想う気持ち。とっても伝わりましたが、健さんの亡くなった嫁さんの事が最後に薄れた気がしました。最後は佐藤浩一さんと綾瀬はるかさんの母さんの伝書鳩。健さんが。俺には、最後に主役が変わったぐらい思いました。鉄道員は二回見て二回とも泣きました。賛否両論あるとは思いますが、自分の感想入れさせてもらいます。まだ若輩者ではございますが生意気なこと言って、まだ自分には理解ができないと、思って若造の戯言と思ってください。高倉健さんは大好きです。ご冥福をお祈りいたします。申し訳ございません。失礼いたします。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "妻を亡くした後に、男はどう生きるのか\n 先立って亡くなった妻が、生前に残した手紙に書かれた遺志通り、妻の故郷に散骨するために旅をする主人公が、旅の途中で出会った人達との交流を通して、これまでの夫婦生活を振り返りつつ、夫婦とはなんだろうかと考えるロードムービー。高倉健にとっては、盟友とも言える降旗康男監督と最後のコンビであり、遺作となった。亡くなった妻(田中裕子)は夫(高倉健)に、2つの手紙を残した。一つは「故郷の海に散骨して欲しい」と書かれ、もう一つには「さようなら」と書かれているだけだった。一緒の墓に入ろうと思っていた夫は、生前に散骨したいなんて言わなかった妻の真意が図りかねる。妻を大事にしていたからこそ、妻がなぜ、生前に本音を言ってくれなかったのか悩みながらも、自分でキャンピングカーのように改造したワゴン車で妻の故郷である九州へと向かう。その旅路で、立派なキャンピングカーで放浪する自称元教師(北野武)、デパートの物産展に出店するため出張を続ける若い青年(草なぎ剛)、その青年と一緒に働きながら何か影のある男(佐藤浩市)などと出会う。こうした登場人物の誰もが、「妻」「夫婦関係」を語る。旅で出会った人間だけでない。主人公の同僚(長塚圭史)は夫婦揃って主人公を気遣う。妻の故郷で世話になった若い娘(綾瀬はるか)は結婚を目前にして、その夫となる男は主人公の散骨を助ける。若い娘の母(余貴美子)もまた、夫婦について主人公に大事な言葉を残す。登場人物たちは、これから結婚する若者を除き、それぞれ妻・夫に対する思いがあり、夫婦関係には他人が立ち入れない関係性を持っている。刑務所の刑務官として曲がった事をせずに生きてきた主人公は、長く独身を貫いていたが、ある時に妻と出会った。妻は死んだ亭主への思いを断ち切れずにいたが、夫と出会ったことで再び恋をし、二人は晩婚ながら結ばれた。そのため、この夫婦の結婚生活は15年ほど。しかし、夫は精一杯妻を大事にして来た。妻も夫と仲睦まじく暮らしていた。そんな夫婦だからこそ、夫は隠し事などないと信じていた。だから妻が残した2通の手紙の意味がわからない。旅を続けて妻の故郷にたどり着いても、それがわからない。そんな主人公に、余貴美子演じる女は、「迷って当たり前なんじゃないか。夫婦だからって、相手ことを全てわかるわけじゃない」と語る。そんな言葉を聞き、ようやく夫は妻の残した言葉を少し理解した。そもそも、夫は妻の故郷にすら来たことがなかった。妻がどんな街で育ったか、それすら知らなかった事に故郷に来てみて気がつく。そして、妻が2つの手紙を時間差をつけて送ろうとした意味にも気がつく。そんな主人公だが、旅の途中で出会った男達が、それぞれ問題を抱えて犯罪的な行為をしていても、それを許容した。刑務官として曲がった生き方が出来ないながら、彼らの事を許容する包容力や優しさ。妻は、そんな夫の仕事ぶりから見えてくる魅力を愛した。そんな妻が残してくれた思いを受け取ることで、夫は、妻のいなくなったこれからの人生を前向きに生きていくことができるのだ。晩年になって妻を亡くして生き方に迷う男性が多いという。そういう社会の男性へ、降旗監督なりのメッセージだろか。年齢的な問題もあるかもしれないが、筆者には今ひとつピンとこない作品だったが、ロードムービーとして、それなりの出来にはなっている。主人公は、旅先で出会った自称元教師や、影のある男が、犯罪的な生き方をしていても彼らの事を、どこか認めている。彼らを認める一方で、認めてしまった自分が刑務官として失格であることは自覚している。だから、辞表を郵送する。そんな「包容力」や「不器用さ」は、降旗康男監督が高倉健に与え続けた「男の姿」でもある。個人的には高倉健の作品では、『幸せの黄色いハンカチ』や『遙かなる山の呼び声』の山田洋次との作品の方が相性いいのだが、遺作としてこれはこれでアリなのだろうと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "草なぎ…残念!\n 旅の中で出会う人との会話や妻との思い出が良かった。妻を思い出すシーンでの色あせた感じが良い味を出していた。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "高倉健\n 高倉健さんの演技初めてみた。出演者が豪華だった。ナイナイの岡村が阪神ファンとして少しだけ出演していた。旅の途中で出会う人たちとのふれあいや亡くなった妻との回想シーンがよく描かれている。この映画を見てひとり旅をしてみたくなった。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あなたへ\n 「あなたには あなたの時間が 流れてるだから ここで さよならよ故郷まで はるばる 逢いに来てくれてありがとうわたしを さがしてくれて ありがとうあなたは これからも 自分の人生を どうか生きて 」出会う人、みんなが静かな悲しみとささやかな幸せを大切に抱き合わせ、生きているような人たちでした。一人旅って本当は一人ぼっちなんかじゃない。旅が終わる頃には、人の想いだとか自分の気づきだとか、形のないお土産を、触れ合った人の数だけ心の付箋が増えていき、少しだけ胸張って帰れるものなのではないでしょうか・・・。 " + }, + { + "date": "2014-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あいかわらず健さん渋い!(映画館を出るとだれもが健さんになってます)\n なんとなく高倉健さん目当てで観てきました!ストーリーは遺灰(遺骨)をもって散骨のために旅するロードムービーこれまでも似た設定だとオーランドブルームの「エリザベスタウン」や今春日本公開だったスペインの巡礼路を旅する「星の旅人たち」などを思い出しますいまやロードムービーの中ではひとつの定番なのかもしれませんね!たしかにハリウッド映画を見慣れている方にはたいくつかもしれません。それでもたけしさんや綾瀬さんなど、助演陣も豪華でいい感じだったしロードムービー仕立てなのでそれほど退屈ではないしなによりじっくり健さんの渋さをみたい…って方にはたまりません。評価は★★★、健さん好きにはプラス★で★★★★です。観終えて映画館をでると男の人ならだれでも「高倉健」になっているかもしれません!この感覚は寅さんをみたあとは寅さんになったり、もえよドラゴンをみてブルースリーになってしまう感覚と一緒ですね(笑) " + }, + { + "date": "2014-04-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "原作が好きです\n 森沢さんの本が好きで原作を読み、感動しました。期待が大きかった分、映画を見て愕然と…夫婦愛や旅路での人との繋がり、座右の銘となる人生の詩などの存在が数多くカットされ、ストーリーがぼやけて見えました。『あなたへ』と言うタイトルの持つ意味の重さが伝わり難くなってしまっている気がしました。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安心して観れる映画\n みんな色々なことを背負って生きているのだな・・と田中裕子演じた妻の気持ちが今ひとつ分からなかったのが残念です。派手さは無いが、安心して退屈せず観れる映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-10-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "実力派!!\n 個人評価:40点ポイント:[地味][一期一会][成長]私は結婚をした事がありません年齢も20代半ばですそんな私が、この深みのある作品を真摯に評価出来ていないと思います役者は、実力派が揃っており所々にストーリーに関係が薄い個性派が出てきて飽きを防止してくれますただ、最終的にゴチャっと纏めた感が出てしまい少し残念です " + }, + { + "date": "2013-10-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "一人の女性の中にいる二人の男\n ようやく高倉健さんの映画「あなたへ」を観ました。NHKのドキュメンタリーなどは、かなり前に観てはいたのですが。この映画のタイトル「あなたへ」という意味が最初わかりませんでした。よくよく観ると、この映画は自分が愛した女性の中には、自分よりも愛する他の男がいて、その想いは消すことができないものだという、女性の物語なのだと気が付きました。それが故に、この映画には様々なバックグラウンドを持つ女性が登場してきます。ある女性は夫に献身的な人だったり、またある女性は行方がわからなくなった夫をひたすら待ち続ける人だったりと。最後に佐藤浩市さんの伏線がラストに持って来られているので、どうしてもこの映画の一番言いたかった事が読み取りにくい作品になっていると思います。ラストに高倉健さんが不倫されている夫を演じる草彅剛さんをジッと見つめて、そのまま一人歩いて去っていくシーンは、ものすごい男の孤独を感じさせるシーンでした。まさに、これぞ高倉健さんの映画なんだと思いました。自分は本当に愛した妻に愛されていたのだろうか?と自問自答しながらの旅の終わりに、男が見た結末とは、やはり妻には心から愛した男が別にいた(死亡した受刑者)それは変わることがなかったと、あらためて思い知らされるという。映画なので、様々な見方があり、様々な感想があるのが当たり前だと思います。ただ、この映画のメインテーマが美しい「夫婦愛」だと勘違いしている人が多いような気がします。そうではなくて、実はどんなに愛し続けても愛されることはなかったという、男の「孤独」がメインテーマであり、それを肉体や表情でお芝居できるのは、唯一、高倉健さんだったという映画だと、私は思いました。受け入れる立場にあるのが女性だと仮に動物的に考えたとしたら、それは仕方のないことなのかもしれません。いつも選択するのは女性で、選択されるのは男性。そんな感想を持った映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "季節外れの風鈴ほど、悲しい音はないもの\n 映画「あなたへ」(降旗康男監督)から。今回は、オーソドックスに気になる台詞を選んでみた。作品冒頭、夫婦役の高倉健さんと田中裕子さんの会話。「いい音だ」と、風鈴の音に感激する夫。「でも、秋になったら忘れずにはずさなきゃね。季節外れの風鈴ほど、悲しい音はないもの」と妻。この会話が核となって、物語は展開する。「いつもでも自分のことを思い出してくれるのは嬉しい、だけど、時が来たら、私のことを忘れて、あなたの人生を歩んでください」そんなメッセージを伝え、妻は病気で死んでいった気がする。ラストシーン間近に、夫が悟るシーンを発見して頷いた。「女房にとって、自分はなんだったんだろうって、そればっかり考えながらここまできました」と悩み続けたあと、「あなたにはあなたの時間が流れてる、そう言いたかったんだと」だから、墓に埋めずに「故郷の海へ散骨」という方法を、「あなたへ」と書いた、夫宛てのはがきを残したに違いない。全体には切ない物語だったが、夫婦とは?・・と考えさせられた、静かだけど胸にしみた作品である。 " + }, + { + "date": "2013-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "けっこう普通\n 総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 健さんが人々の人生に交差していく映画は他にもあるが、特に今作がいいというほどのものでもなく、他のロードムービーと比べても普通でした。色んな人がいてそれぞれが人生の悩みや後悔があったりするものなのだろうが、健さん自身と妻の人生はあまり掘り下げが深くないように思う。健さんの渋みは相変わらずで、それ以外では綾瀬はるかの存在感と佐藤浩市の人生が印象に残った。 " + }, + { + "date": "2013-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "安心して観れる映画\n 飛行機の中で観ました。画面が小いのがちょっと残念でしたが、高倉ワールドを楽しみました。健さんの映画は、観ていて安心する感じです。物凄く奇抜なものも無いし、淡々としているし、最近人気があるから出たって俳優もほぼ居ないし、派手なことも無く、観ていて落ち着くこの感じ。これが日本映画の良い所なんじゃないかな?と、思える。そんな気持ちになる映画でした。見終えたばかりの今よりも何年も経ってから思い出して、「あぁ、あの映画って健さんが出てて、結構良かったよね。」って言えるような映画っすね。これが心に残る映画って言うんでしょうねぇ。今後も健さんの映画、観たいです。 " + }, + { + "date": "2013-02-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと物足りないけど、いいかなって感じ\n 静かな共感を積み上げつつ話が進みます。かなり後半で漸く、綾瀬はるかの、見たことがあるポーズ(シチュエーション)の記念写真に萌えました。そしてラストでは、そうきたかという意外性で納得し、引き続いて、次は草なぎくんのために北海道を目指すのだろうなと勝手に想像させられて、好感しました。おそらく健さんと同じフレームにいることを意識過剰な、一部キャストの演技が残念でしたが、佐藤や余はさすがにしっかり、綾瀬もマイペースで演技していて、いい感じでした。健さんのことはアンタッチャブルです(笑)。 " + }, + { + "date": "2012-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画\n 映画『あなたへ』を見ました。勿論、主演の高倉健さんは素晴らしいのですが、脇を固める、草なぎ剛さんや佐藤浩市さん、綾瀬はるかさんの演技も素晴らしかったです。そこにその人が本当に生きているような感覚にさせられました。 " + }, + { + "date": "2012-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "正に鉄板中の鉄板d(゚∀゚)b\n 昨今ではこれ以上ない鉄板の映画じゃないでしょうか(゚∀゚)高倉健という日本映画界の至宝にして稀代の名俳優、ハリウッドでも好評価を得ていて、尚且つ邦画創世記から今に至るまで長年第一線で活躍してる役者を主役に据えてくそ映画なんて撮れるはずもなく、健さんが出演するというだけでもう名作間違いなしと言ってもいい(・∀・)仕事が刑務官、しかも定年退職して再雇用された嘱託の刑務官という設定Σd(゚∀゚d)イカス!受刑者の作業を監督しながらも、木工作業を趣味でやっていて、慰問に来た歌手と遅い結婚をし、奥さんが死んで遺骨を故郷の長崎の海に散骨すると言う、お涙頂戴的なベタな設定ではありながらも健さんが演じることでこの脚本自体が絵になると言うか命を吹き込まれるという感じがする(´・ω・`)富山から長崎までなんて相当な長距離を車で運転してくなんて、年取った体には相当こたえるはずなのに、奥さんの遺骨を散骨してくれという遺言を全うすべく何の葛藤もなくそれを決意するだけでも相当なもの(;・∀・)途中草なぎ君と佐藤浩市に会って、ちょっと手助けをするだけだったはずが仕事まで手伝ようになる下りなんて、実際に健さんが酔っ払いにタクシーと間違われてどこどこまで行ってくれと言われてそのまま従って送って行ったというエピソードと被るし、長崎の漁港に到着した時に焚火に当たるときもずっと立ちっぱなしなのも実際撮影所で焚火に立ちっぱなしで当たるというエピソードをそのまま再現してるような感じで、もう役を離れて完全に健さんそのものを映してる感じ(゚д゚)イーヨイイヨーつうかもはや完全に健さん本人だろこれ(・∀・)イイ!!草なぎ君が酔って健さんに絡んだりしても何も言わずただ黙ってるし、たけしが実は車上荒らしで盗難車に乗ってたということが発覚した時も何も言わないし、とにかく多くを語らず無口で、激昂することなくあるがままを受け入れるという姿勢が実に渋い( ´_ゝ`)奥さんから送られた最後の絵はがきの「さよなら」ビエェェ。゚(。ノωヽ。)゚。ェェエン!!そして古びた写真屋にある奥さんの子供のころの写真を見て一言「・・・ありがとう」。・゚・(ノД`)・゚・。今は亡き大滝秀治も最初は船を出すのを渋ってるけど、熱意にほだされて散骨に協力して船を出し、そして散骨時には静かに合掌する(-人-)大滝秀治の遺作としてもこれ以上ない傑作ではないかなと(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウンところどころ挟まれる田中裕子扮する奥さんとのエピソードの落ち着いた感じもいいし、歌も素晴らしい(∩´∀`)∩そして佐藤浩市が実は・・・っていう設定も、途中から何となく分かるけどちゃんとそれも回収している辺り好感度高いイイネ♪d('∀'o)とにかく地味で静かで淡々と進んでく、何も事件らしい事件は起きないけど、地に足がしっかりついた大人の映画という印象。文句なんてつけようがない上品な映画ですd(-∀-。)ネッ " + }, + { + "date": "2012-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "本当の女の愛\n もし私が彼女を故郷の海にあした散骨しようとしたとすると、第二の手紙、「さようなら」を読まないのと読むのとでは、きっぱりした決別感が違うでしょう。唯一のこった骨が彼を遠いところへ誘導し、旅の時間と空間が思い出を回想させ、浄化させ、やっと散骨を目前にしたときに、「さようなら」という指示があり、散骨を躊躇することが無くなり、骨がなくなったあとは、「さようなら」という手紙で彼を解放するのです。 彼だけによる彼女への弔い、彼女との決別を時間と空間を通してさせてあげるという彼女の愛ではなかったかと思いたいですね。 " + }, + { + "date": "2012-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "本格的な日本映画のような\n 正直高倉健さんありきの映画かなという印象でした。各人物の心情が読みづらくもやもや感が残ってしまう部分が多かったです。亡くなった主人公の奥さんと結ばれた経緯などもう少し話を掘り下げて欲しかった。しかしゆっくりしたペースで鼻に付くこともなく話が進む当たり最近あまり見かけない日本映画を見れたという点は良かったと思います。近頃の日本映画も娯楽性の方向が変わっていく中こういった古き良き日本映画のようなものが作られるのはどこか意欲的なものを感じました。最初に高倉さんありきな映画と言っておいてなんですが、やはり俳優スターだけあってスクリーンの彼は何とも言えないオーラを感じました。高倉さんを大スクリーンで見るのはこの作品が初めてですが、劇場でこの人を見るだけでもこの映画を見てよかったと思えてしまいます。これが本来の日本映画なんだなと思えるような作品です。高倉健をよく知らないという若い人は見てみるのもいいかもしれません。 " + }, + { + "date": "2012-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "健さんへのはなむけとなる健さんのための映画として企画されたのでしょうが、それがかえって墓標のようにも感じて淋しい限りです。\n  淡々とした作品で、寡黙な健さんにはお似合いの脚本だったかも知れません。健さんの凄いところは、画面に出ているだけでドラマになるというところです。 それにしても、なんて豪華なキャストでしょう。次々登場する主演クラスの俳優に、凄い凄い!とこころの中で絶叫してしまいました。 主人公の倉島英二が亡き妻・洋子を失い、今どんな気持ちでいるのか、そしてどれだけ洋子を愛おしく思っていたのか、時折カットバックされる洋子が生きていたときの映像と健さんの深い哀愁を讃えた演技で、涙ぐんでしまいました。 本作は、妻の散骨と2通目の遺言状の謎解きを目的とした典型的なロードムービー。健さんには、旅する姿がよく似合います。旅の途中には多彩な面々と関わり合いとなり、ヒューマンなドラマが紡がれていきます。 ただ、以外とあっさりと目的地に着いてしまうので、もっと波乱があればいいのにと思えました。主人公の英治が刑務官をしているだけに、元服役者などとの関わりで旅の行方が見えなくなるほどのアクシデントがあった方が起伏が盛り上がったはずです。 原作がそういう筋なら仕方ないのですが、どことなく今の健さんに遠慮しながら当たり障りなく、ただただ渋い健さんを描いていることが気になりました。恐らく本作を最後に銀幕から去ってしまうだろう健さんへのはなむけとなる健さんのための映画として企画されたのでしょうが、それがかえって墓標のようにも感じて淋しい限りです。 物語は、妻の洋子が、遺言状をなぜか2通残したところから始まります。「あなたへ…」で始まる1通は知人から、死後に英二に渡るように手配されていたもの。「古里の海に散骨して」と書かれていました。もう1通は現地で受け取ってほしいと、中身を伏せたまま、平戸の郵便局に送られていたのです。 妻の遺言を読むための平戸行きは、あまり乗り気ではなく受け身の姿勢で始まりました。でも旅の予期せぬ出会いが、洋子を失って深い悲しみのなかにある英二を変えていったのです。 元国語教師、イカめしを売る男と部下。結婚を控えた若い男女と船頭の老人。みんなごく普通の市井の人たちであるれど、それぞれに心に抱える悲しみや後悔の念を背負って生きていたのです。事情は違えど、倉島と似たような心境の人たちだったのですね。そんな出会う人達に、自分の悲しみを重ねて思わず相手の心を慈しみ深く包もうという英二の優しさにはグッときました。出会う人の悲しみに何か解決しようとする訳ではないのです。でも、そこにいてくれるだけで癒される気になってくるというのは、演じている健さんの人徳あってこそのものでしょう。 原作の背後には、種田山頭火の無常観に深く影響されています。英二が出会った自称元国語教師に語らせる種田山頭火と松尾芭蕉の違い。その問いかけに倉島は胸を詰まられます。それは英二に洋子の故郷の長崎・平戸までの行程が、放浪なのか旅なのか問いかけるものでした。 元教師の説明では、山頭火のように帰る場所のない旅をするのが放浪だとというのです。その点芭蕉は目的もはっきりしていて、きちんと戻るべき庵を構えていたので旅なんだとも。 富山の官舎から出発して、またそこへ戻るつもりだった英二ではありましたが、洋子を失った今は、英治の魂は山頭火のように寄る辺なき野を流離っていたのかもしれません。 けれども、旅先で悲しみを背負いつつも、賢明に毎日を振る舞い、働いている姿を見ているうちに英二は自問自答したわけですね。洋子との幸福だった過去の思い出ばかりに囚われていていいのか。洋子の残した二通目の遺言状に書かれてあったひと言も、実は、愛する夫の再起を促すためのものでした。 旅に向かわせた洋子の真意をくみとったかのように、英二は世話になったある家族のために行動を起こします。不器用な英二にとっては柄にもないことでしょう。そのちょっと意外で気張って見せた振る舞いが、いかにも健さんらしいというか、男らしくてグッとくるのですね。 出演陣で印象的なのはなんといっても大滝秀治。「久しぶりに、きれいな海ば見た」という老漁師が語る平凡すぎる短い台詞に、心の目をパッチリと見開かされたと健さんも大絶賛。役者魂を見せ付けてくれました。 また、本作のキイマンとなる訳ありのイカめし販売員を演じた佐藤浩市の存在感も凄かったです。健さんとの共演は緊張したというけれど、結構競っていたのではないでしょうか。その販売員の上司役を演じた草彅剛のお調子のよさも絶品もの。それに比べて、元教師役を演じたビートたけしは、健さんとの共演に緊張したのか芝居が固かったですね。演じているたけしの気持ちまで伝わってくる芝居で、かえって可笑しかったです。 気持ちとしては、これで終わりとならず、健さんにはもう一本ぐらい頑張ってほしいですよねぇ~。 " + }, + { + "date": "2012-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "渋~い\n このての作品は好みでないが高倉健久々ということで鑑賞。健さん渋いという声が多いが自分には渋すぎ。監督、主演が年寄では新鮮味を求めるのはムチャか。大滝秀治の「今までで一番きれいな海を見た」というセリフで満足しなければいけない。大滝は助演だから多くの作品に出演している。健さんは主演だから出演するには最低収支トントンにする責任がある。直接会ったことはないが、言動から推測するに責任感が強いだろうから、そうおいそれと作品を選べないのだろう。もちこまれた企画はみんな受け入れ、そこそこ稼いでしまう三池監督はエライ。その三池監督も最近本数が減っているようだから作品を選んでいるのかな。健さんには脇でいいからもっと多くの作品に参加して渋~いところを観せてほしい。 " + }, + { + "date": "2012-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "健さんへ。\n 「このヒトって、映画俳優、だよね?」 友人にそう云われてハッと気付いた。あーそうか。そうなんだ。 高倉健という存在は映画スターという存在以外の何物でもない。 歌を唄って詩を書いてブログをやって(これはやってるらしいが^^;) 舞台にもTVドラマにも出ているマルチタレントとはワケが違う。 健さんは本当の映画俳優、映画スターなんである。 どこでそれを感じることができるか。 私世代のような若輩者は、健さんのリアル壮生期を観てきていない。 彼の佇まいも台詞回しも、例えばあのCMの「不器用ですから…」が 板についてからは\"ああいう芸風\"の役者さんなんだと思っている人も 少なくないと思う。 ちなみに彼は、不器用どころかエラく器用なのらしいが^^; 今作で初めて高倉健を観た人(?)がどれだけいるかは分からないが、 極端に少ない台詞や動き、乏しいともいえる感情表現以外で(失礼) 圧倒的にこの人の持つ魅力に気付かされるのが、その「佇まい」だ。 御歳80歳を超えて、この立ち姿の素晴らしさ。 港町で、市場で、刑務所で、お土産屋で、食堂で、旅館で、車外で、 高倉健という、彼そのものが映画を構築していると言ってもいいくらい、 何処にいても何をいっても彼が映画(絵)になっているのだ。 何十秒も黙っているのに、観客に一秒たりとも視線を外させない俳優、 台詞の合間、合い間、に余韻を残しては、主人公の心情を正に伝える。 こんな風情を醸し出せる俳優が(名優といわれる中でも)いるだろうか。 いわゆる演技派で売る人ではないが(ホントすいません正直で) そこにいるだけで「映画俳優」って凄いことだ、とただ思うのみである。母親が彼の大ファン(私の親世代はもの凄く多いと思う)で、 そりゃもう、早速、付き合うことを余儀なくされた^^;観るつもりでは いたけれど、これは時期を誤ると大変なことになったのだと後で知る。 公開間もなく観に行った私達は(満席とはいえ)まだ余裕があった。 それが大変、週が明けたら劇場チケット売り場は大混乱と化した(爆) あっちこっちで罵声が飛ぶ。オバちゃんオジちゃん大騒ぎで押せ押せ 状態行列、「どうして観れないの?」「何で満席?」「駐車券出してよ!」と もう~^^;劇場スタッフの皆さんが気の毒なくらいスゴイ有様だった。 もちろん今作以外の作品を観にきたお客さんからは「何で買えないんだ?」 (順番待ちになるもんね)…健さん、この騒ぎをご存じでしたか?^^;さて肝心のお話の方(爆)は、至ってシンプル。 妻を亡くした刑務官が妻の遺言(海に散骨)に従い、長崎まで旅をする話。 道中で様々な人間達と出逢い関わっていくという、ロードムービーである。 その出逢う人々も豪華すぎるほど豪華で、チョイ役でカメオのように出演 する人もいる。みんな健さんが好きなのねぇ~。 受け身の立場で彼らの世話を焼いていた健さんが、妻の真実に目覚めた後、 重要な進言を、とある人間に残す…という、粋な設定。 緩急鋭いわけでもなく、淡々と物語は進行し、健さんの衣装すら変わらない。 せめて健さん、旅館では帽子と上着を脱いで欲しかったけどなぁ~^^;景色の素晴らしさと健さんの佇まいの素晴らしさを味わえ、 あ~映画って(映画俳優って)こういうものだったよね、、、昔は。と、 改めて思い返す意味での秀作。高倉健は日本映画界の宝だと賞賛する。(イーストウッド卿と並んで長生きして欲しい御人。明日の映画界のために) " + }, + { + "date": "2012-09-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これが映画だ\n 高倉健が演じる実直で謙虚で無欲な主人公の心模様がストレートに伝わってきて、涙が流れっぱなしでした。思い出しても、健さんの渾身の演技に涙が出てきます。本当に凄い俳優さんです。世の中の奥様方に、ご夫婦でご覧になることを強くおすすめします。その理由は、観ればわかります。健さんが海に散骨したあと、猟師ふたりが手を合わせて海に祈る漁船が夕日に映えるシーンは、映画ならではの素晴らしい映像でした。こういう繊細な心模様の映画はガサツなアメリカ人には理解できないのかもしれませんが、ひとこと言わせていただければ、「アメリカ人よ、これが映画だ」 " + }, + { + "date": "2012-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "身近なことに重なる日常\n さすが健さん、あの間が絶妙で素敵でした。妻と夢見たキャンピングカーでの旅、明日への希望。故郷への散骨を希望。自分の親の話を見ているような気になりました。愛情の表現はいろいろ、十人十色。夫婦の形もいろいろ。様々な思いでみる映画。ただ散骨の骨がいかにも作り物だった点と旅が意外と近かった点、少し引っかかりました(^^;普段の自分の旅がおかしいのかもしれませんが(笑)「あなたへ」の題名通り、妻との関係に主体を置いて他の描写を控えられていたので雑音が少なく見れました。最近の感動物って感動の押し売りが多いけれど、これはそういう印象が少なくて見やすかったです。 " + }, + { + "date": "2012-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い映画に出会えました。\n 「あなたへ」は夫婦愛について、深く考えさせられる秀悦な作品でした。「さようなら」の意味するものがあまりに深く謎めいていた為、映画の鑑賞後直ちに書店で原作を購入せずにはいられませんでした。原作では、冒頭で倉島英二と余命わずかな洋子さんとの温かい夫婦愛が多くのページを割いて描かれており、長崎で受け取った2通目の手紙も、便箋3枚に洋子さんの英二への温かい思いがいっぱいに綴られていました。映画では夫婦愛に関する描写が最小限に抑えられ、また2通目の手紙も「さようなら」の一言に変更されており、そのため、ある意味淡々とストーリーが展開していくことになりました。監督、高倉健さん他出演者の方々はおそらく、原作を繰り返し読まれたに違いありません。その作品は、私の心を、そして涙腺を激しく揺さぶる素晴らしい内容だったと思います。その原作の、要とも言うべき上記部分をあえて変更したところに、私は、映画関係者のこの映画に賭ける熱い思いを感じぜずにはいられませんでした。私は思います。2通目の手紙を簡潔にした事により、この映画が、倉島夫婦だけの物語ではなく、劇場に同席した全ての夫婦&恋人たちに贈る、ラブストーリーになったのではないでしょうか。それぞれが互いを思い、最後の別れに際し何を思い、相手に願うのか、しっとりと考える時間をくれたように思います。エンディングの音楽と画面が止るまで、誰一人席を立たなかったことが、この映画の価値を明示しているのではないでしょうか。素敵な映画に久々に出会えたことに、感謝して止みません。 " + }, + { + "date": "2012-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "一羽のスズメ\n 妻の遺骨を携え、一度も行ったことのない妻の故郷・長崎の薄香へ自家製キャンピングカーを走らせるロードムービーだが、それぞれのエピソードは淡白で希薄だ。その割に出来過ぎなぐらいリンクする。妻との思い出の地も都合よくコース上に点在する。ご当地の催事がお決まりのように挿入されるこの手のタイアップは取って付けたような不自然さがあり、どうにかならないものか。良くも悪くも健さんの映画。健さんを見る映画だ。高倉健の存在感は大きい。倉島が〈鳩〉になるためのケジメとして、世話になった総務部長の塚本宛てに郵便物を投函する姿は倉島の実直さを偲ばせるシーンで、高倉健本人の人柄が重なる。*〈鳩〉が何を意味するか、ここでは伏せておく。妻・洋子がなぜ故郷の海への散骨を願ったのか、その真意は分からない。洋子の絵手紙にはいつも一羽のスズメが描かれている。洋子は倉島の人生の一部に宿らせてもらった気持ちでいたのではないだろうか。同じ墓に入ることで倉島の残りの人生にまで介入することが無いようにとの配慮ととれる。また、倉島と知り合う以前に愛した男への遠慮もあったかもしれない。町の写真館で見つけた古い写真に拳で軽くコツンとやる仕草は、「余計な気を使いやがって」と「ありがとう」がないまぜになった倉島の気持ちの現れであろう。絵手紙が「さようなら」と空に羽ばたき、倉島もまた〈鳩〉となって新しい人生へと飛び立つ。いい話だと思う。ただ映画としてみたとき、話の芯がどこにあるのか掴みづらく、話の運びもリズムが合わなかったというのが正直な感想だ。10年後に観たら違うかもしれないが・・・。 " + }, + { + "date": "2012-08-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "あなたへ\n 今日は、予約して映画「あなたへ」を見てきました。高倉健さんのファンなので当然です。感動の物語なのでハンカチを持って行きましたが・・・使えませんでした。役者さんは、超一流ばかり。あの、内容だと可愛そうです。原作者の「森沢明夫」さんも、これで納得したのでしょうか?小説と大幅に違います。半分です。すばらしいストーリーなはずなのに、かなりカットされかなり書き換えられ、物語がどうして次はこうなるの?? つながっていません。登場人物のそれぞれの人生ドラマも有るのに全てカットされ、なんだか話がつながりません。一番の問題は、「あなたへ」って、郵便局留めの最後の手紙が、クライマックスで涙が止まらなくなる場面で、手紙が3枚ほど有るはずなのに・・・この映画では「さようなら」これだけ。ぶち壊しです。何の為に、「倉島英二」がキャンピングカーを急いで作って、思い出に振り返りながら旅をしたのか? 訳が解らず見ている方々に感じてもらえません。こう言うのは、監督とか脚本家とか?が変えてしまうのでしょうか?とっても、残念な映画になってしまって高倉健さんが可愛そうです。 " + }, + { + "date": "2012-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "健さんをスクリーンで観ることに意義があります\n 80歳の健さんに何を求めるのか?それはまさに「健さんを」です。映画自体は単なるロードムービーであり、行く先々での人との出会いと触れ合いが回想シーンとあいまって粛々と流れていくという映画です。興奮する場面や刺激的な場面がでてくるわけでなく、かといってここで泣ける、という場面もあるわけでなく話が進んでいきます。とはいえ2時間弱の映画を長く感じることなくいつのまにかエンディングを迎えることができたのは、自然体で無理がない作り方がされているからと思うと同時にこれが健さん映画の真髄なのだろうと再確認しました。周りを見渡すと70歳前後と思われる方々が目立ちましたが、こういう映画が良いんだろうな、と納得しました。 " + }, + { + "date": "2012-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "健さん\n 久しぶりに高倉健さんを銀幕で観られただけで、心が満たされた。実直な生き方、様々な人との一期一会。眼差しに浮かぶ誠実さ、優しさ。そこにたたずんでいるだけで、背筋が伸びるような。もう一度人生を大切に生きようと思えるような。そんな類い稀な存在だと改めて感じた。自分を律し、1つの道に邁進し、つねに謙虚で、周りへは温かい思いやりと、感謝の気持ちを持ち続けている…。きっとこの人は、俳優でなくどの職業に就いていたとしても、出会う多くの人たちに影響を与えただろう。同じ時代に生きていられて、よかった。迷い多い自分の人生を、投げ出さず歩んでいこうと思った。健さん、ありがとう。 " + }, + { + "date": "2012-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "“高倉健”という永き俳優人生の巡礼の最終楽章とも云える境地\n 日本横断がメインとは云え、出逢いはとてつもなく多い。殿や大滝秀治、石倉三郎etc.長年共演したベテランから、草なぎ剛、佐藤浩市etc.現在の邦画の主力株、はたまた、三浦貴大、綾瀬はるかetc.これから更に飛躍を期待される若手までヴァラエティに富んだ触れ合いである。日本狭しと数多くの名優達と織り成す旅情記は、物語の範疇を越え、高倉健そのものの俳優人生の最終楽章を迎え入れようとする温もりにも感じた。長い間映画史を牽引し続けてきた大スター・高倉健が今の邦画界に向けて巡礼する旅の締め括りとも云えよう。故に主人公の口癖である「ありがとう」が言葉以上に重みを感ずる。同時に「これからの日本の映画を宜しく」というメッセージも帯びているからだ。だとしたら、冨司純子や小林稔侍にも出逢って言葉を交わして欲しかったが、それではあまりにも贅沢過ぎる巡礼なのかもしれない。ストーリーそのものの評価は〜ってぇっと…ゴージャスな割りには無難な落語の人情噺をノンビリ聴いたような心持ち。退屈はしないけど、感動もない。談志師匠的に例えたら、「オレの芝浜じゃなく、よりにもよって圓楽の芝浜を聴きに行きやがるようなものだ」ってぇとこだろう。(圓楽党のみなさんすいません)故に同じ健さんの旅情モノの『網走番外地』での手に汗握るスリルも無ければ、『幸せの黄色いハンカチ』での怒涛の感動もない。「人には優しくせなぁ〜あかんなぁ〜」ってぇ了見がホノボノと通り過ぎていくだけである。まあ、そういう癒やしにも似た後味やからこそ、眠れずに最後まで見届けられたんやとも思う。また、元教師の殿やイカめし売りの佐藤浩市etc.裏に潜む人物像が見え隠れする描写力も効果的。逢う人逢う人みなお人好しばっかしで旅自体は結構スムーズな中、一癖有る彼らの存在感が穏和な展開を救っている。私はってぇっと、孤高のキャラはそのままだが、不器用なイメージとは裏腹に、車内をオーダーメイドで改装したり、デジカメやケイタイetc.の機器を使いこなす姿を観て、「不器用ですから…って、健さんおもいっきし器用やないか」とツッコミたくなるギャップが興味深かった。では最後に短歌を一首『遺された 風鈴に聴く 旅の唄 荷を越えて鳩 海は流るる』by全竜 " + }, + { + "date": "2012-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "しみじみ堪能。\n 倉島英二が寡黙すぎるが内面を察することは出来る。吸収性ある実直な人柄が良い。妻の思いを遂げて,人生を噛み締めて前を向く背中にエール。目的地到着が順調で旅している感が薄いし,出来過ぎな人間ドラマだったが,泣かせに走らない世界感と,良い人ばかりの登場が好き。立ち姿だけで魅力を醸し出す高倉健の存在感を通して,一期一会の輝きを伝える良作。人がいるから人は生きていける。 " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "高倉健と旅をする\n 高倉健。今や死語となった“銀幕スター”を体現出来る唯一の存在である。数々の映画から寡黙で不器用というイメージだが、素顔は意外とユーモア溢れる。先日「スマステ」に生出演(!)した時、「“TVタックル”のスタジオに行きたかった」ととぼけたユーモアで、緊張する香取・草なぎの両名を和ませてくれていた。そんな懐の広さが、ビートたけしを始め多くの人々に慕われリスペクトされている。色んな意味で大スターと呼ぶに相応しい。“高倉健は何を演じても高倉健”と言われる事もある。確かにほとんどの役柄は変わり映えしない。でもそれがピタリとハマる場合がある。“高倉健は何を演じても高倉健だが、やはり高倉健でないと成り立たない”場合である。「幸福の黄色いハンカチ」や「鉄道員」がそうだ。「鉄道員」なんか、もし高倉健でなかったら、あそこまでの作品にはならなかっただろう。本作もピタッとハマった。亡き妻の遺骨を故郷の海に撒く為旅をする。また作品雰囲気も高倉健本人のようだ。真面目でありながら所々ユーモア溢れ、人の善意を感じ、人に感謝したくなる。正直妻の遺言の意味が今一つピンと来なかったが、そんな不器用さも含めて。漫画やTVドラマの映画化が氾濫する今の日本映画界で、昔ながらの実直な映画作りと、80過ぎてもスターとして輝き続ける高倉健に「ありがとう」と言いたい。 " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "きれいな海\n この作品は、とにかく、登場人物が、ひとのために、よく、動きます。ちょっとだけ。。現代というときに勝てなかった感もなくはなかったけれど。健さんや たけしさん、草なぎくん、綾瀬はるかちゃん、漁師の方 などなど。。「あなたへ」の想いを伝えてくれます。ちなみに劇場は満席>< でした。とても質の良い作品だと思いますvv ^-^ " + }, + { + "date": "2012-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎてしまいましたf^_^;\n 高倉健さんの佇まいは別格として、佐藤浩市さんの存在が最初から最後までなんか納得いきませんでした。久しぶりに田中裕子さんの笑顔を見て、ホンワカ気分になりました。 " + }, + { + "date": "2012-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "清々しく優しい作品になりました。\n 映画館は、たくさんのお客様です。みんな、久しぶりの健さんを今か今かとお集まりのようですね。「あなたへ」なんてタイトルに、ハンカチ片手に観ていましたが、そんなノスタルジーだけの映画じゃ無く、心温まる優しさに包まれた映画でした。亡くなられた奥様からの遺言に、健さんは車で奥様の故郷へと旅に出ます。そこで、もう一通の最後の手紙を受け取るために。素晴らしい景色と雑多な人間模様を織りまぜながら、旅は終着となりました。遺言の散骨も無事終わり、訪れた古い写真館に飾られていたセピア色の写真は、きっと奥様でしょう?最後のはがきに残された「さようなら」の言葉に、健さんの中で止まってしまっていた時間が動き始めたようでした。すべてを知る奥様からの、最後のエールと感謝の気持ちなのでしょう。エンディングワードの「さようなら」を、自分ならどの様に受け止められるのかな?そう思いながら、優しさに包まれて映画館をでました。(。-_-。) " + }, + { + "date": "2012-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "季節外れの風鈴の音ほど、物悲しく響く事はない!\n ビックスター高倉健主演の本編を観られる事の楽しみは、彼の特別なファンに限らずに、邦画ファンなら、誰が観ても間違いなく、楽しみなロードムービーだ!高倉健主演の「あうん」のプロデューサー古市聖智が遺したオリジナル作品であると言う本作品「あなたへ」は久し振りに、邦画らしい、邦画を観られたと言う非常に満足感が得られ、観終わった後は、正に気持ちがほのぼのと満たされる秀作であった。健さん演じる倉島英二は、妻洋子(田中裕子)を最近亡くしたばかりだが、その亡き妻が2枚の絵手紙を残していたが、1枚は彼女の生れ故郷である長崎の平戸市の郵便局でしか受け取れないで、しかも受け取るにもその期限も限られていると言うので、英二は生前妻と一緒に旅行をする予定で、手作りで改良を加えて準備をしていたその愛車を走らせて、一途に平戸市へと向かう。しかも、その妻の遺言では、遺骨を故郷である平戸の海に散骨をして欲しいと言う最後の希望だった。平戸へと向かう旅の途中で、様々な人々との出会いを通して、亡き妻洋子にとり、英二と言う自分の存在とは一体どんな存在であったのだろうかと、熟年夫婦の心の拠り所を再度見つめ直す旅を始めるこの作品は、観ていて感慨深いものだった。平戸の郵便局で受け取った妻からの絵手紙には、只一言だけ、「さようなら」と記されていた事で、洋子にとって英二の存在とはどう言うふうに映っていたのかと、英二は自身の存在に対する疑問を持ち始めるのだが、かつて英二が妻の洋子に対して、自分の時間を止めてしまう事無く、自分自身の人生を再び歩んで生き直して欲しいと激励するのだが、洋子もそれに応える様に、今先立って行くにあたり、一人遺された英二が、洋子との想い出の中だけに生きる事無くして、残された英二自身の余生を精一杯、満足のゆく人生へと再び歩み直して欲しいと願う、妻の命がけの愛のメッセージには心を打たれる。人生とは、時に本当に残酷で、予告無く或る日突然愛する者との死別がやって来るものだ。しかしその遺された人間にはその生涯を終わらせるまでに、再び亡き者と共有した時間とは別の人生の時間が必ず存在している。その新たな別の人生を大切に生きる事で、より一層亡き者と過ごした愛の時間を高いものへと昇華させる事が出来る事を知らしめてくれる本作は、究極の人間愛をテーマとして描いている作品と言える。そして、同時にこの作品は、私達が持つ、もう一つの愛、郷土愛の存在の良さを再び教えてくれるのだ。郷土愛の1つの表れとして、遺骨の散骨を故郷で行う事を望むと言う表現で象徴している。自分の人生を護り、育んで来た自然の存在に対する精一杯の愛の表現を描いている点である。人は死んだその後でも帰省を望むと言う、言わば生物としての帰省本能とも言うべきか、自己の郷土に対する愛が表現されているのだ。一方、旅で出会う若者の三浦貴大演じる卓也は婚約者奈緒子(綾瀬はるか)の漁師であった父南原慎一(佐藤浩市)がかつて、漁で遭難し、亡くなっているにも関わらず、その娘の奈緒子が漁師である自分と結婚する事を望んでくれている事に対して、心より感謝し喜んでいる。これこそが生活の場である故郷に対する郷土愛の最大の愛情表現でもある。今日では、都市化が進み、郷土色が失われつつあると言うが、故郷がこうして生きる生活の場として、自然に受け継がれて生きていく事の素晴らしさも教えてくれる、邦画ならではの素晴らしいテーマだ。夫婦でも総て相手の気持ちを理解している事なんてありはしないと語る多恵子(余貴美子)の存在も忘れてはならない。幾つもの素晴らしい愛を描いている本作は素晴らしい作品だが、私は個人的な好みとしては、洋子と英二の散骨をめぐる話しだけで終わらせると、よりシンプルであり、尚一層、純粋で解り易い作品としてスッキリとする事が出来たと考えているが、あなたはどうこの映画を観るのだろうか?楽しみである。 " + } + ] + }, + "178": { + "title": "北のカナリアたち", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "湊かなえだもんなぁ・・・\n  20年前の事件とは、はるの夫(柴田)が溺れた生徒を助けるために海に飛び込み、生徒は助かったが夫が溺れ死んでしまったという事件。その後、事故の最中にはるが男と会っていたという噂が広まり、はるは島にいられなくなったことだ。 最初にバードウォッチングを楽しむ生徒の一人・真奈美(満島ひかり)と会ったはる。殺人事件を起こしてしまった鈴木信人(森山未來)に自分の住所と電話番号を教えたのは誰か?と尋ねるのだった。ひょっとするとミステリーなのか?といった手法で残りの生徒達と会っていくストーリー。夫が死んだのは皆自分のせいだという贖罪と自己嫌悪の念をそれぞれの立場で解明していく・・・どこかおかしいぞ!と思わせながら、生徒同士(勝地涼と宮崎あおい)などの確執も和らげていく優しい先生。男と会っていたという噂も真実であり、人質を死なせてしまい自責の念のために自殺願望のある元刑事(仲村)に対して生きる希望を持たせるためデートしたりキスしたりしてたのだ。 原作は短編なのでそこまで重厚な内容まであるのか疑わしいし、中盤以降は眠くなってくる内容だった。が、さすがに最後には「歌を忘れたカナリア」の心境を宿題にしたとかで、サプライズ同窓会を開いて泣かせる脚本(那須真知子)はさすが。ただ、これも偏に森山未來の吃音・怒号の演技のおかげだ。結局これだけのために引っ張ってきたわけだな・・・でも泣いたよ。 " + }, + { + "date": "2019-06-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 生徒たちを演じた若手俳優陣が良い。吉永小百合は相も変わらぬ良い人演技。 " + }, + { + "date": "2019-02-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『教師は子供に物事の善悪を教える存在なのになぜそんなバカなことを…...\n 『教師は子供に物事の善悪を教える存在なのになぜそんなバカなことを…』確かに一方向だけで見てしまえば信頼を裏切る行為で、それは子供にとって大人への不快感、憎悪、見放され感を引きずるよなあ。しかしその過程や環境、感情をおもんばかることで、精一杯人を慈しみ愛するという行為の一場面だったのだ。あの時のあれは、いいもわるいも一番大事な根っこの部分の教育だったのだと畳み掛けるように気がついてゆき、なんかもうツボにハマったっていうか嗚咽してしまった。子供も日常的に見聞きするテレビ。そう言えば、そこで世の中の個人主義、不道徳な事件ニュースの最後に、大衆が矛先にしやすい行政のせいにして、こんなことはあってはならないとだけ切り捨てるようなコメントが目立つ。世の中はスマートで綺麗なものばかりではなく元々不条理な苦しみと慈悲慈愛が織り混ざったものであることを知り、だからこそ助け合う者同士のあなたも私も存在していいんだ、そんな世の中で道徳的な言動をどう行うか?と良く生きていくことを子供には学んでほしい。子供のそばに、不安や悲観しか残らないようなものコメントの後に、そんなフォローの言葉をかけられる大人がお茶の間にいて欲しい。子供の成長に待ったはないから、教職って大変だと改めて思った。しかし、教育は教師だけでなく子供の周りにいる大人全てが教師や反面教師なのだろう。そんなことなどをこの映画は思わせてくれた。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "北のカナリアたち、良かった 吉永小百合さん綺麗だった 他の出演者も...\n 北のカナリアたち、良かった吉永小百合さん綺麗だった他の出演者も満島ひかりちゃんとか私の大好きな人たちばかり特に森山未來くんが凄かったこれ湊かなえさんの小説原作だけど告白ほどグロかったり、怖くなくて、切なくて綺麗なサスペンスストーリーだった https://t.co/acAH8E3IFq " + }, + { + "date": "2017-11-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "シリアスだが温かさも\n 作品が持っている、どちらかと言うと暗いイメージの内容の割には最初から面白く感じた作品。自然とストーリーの中に引き込ませる力のある作品であるとも思った。極寒の地にストーリーの内容が合っていると感じる部分もあったが、逆に極寒の地とは裏腹に心が温かくなる部分もあり、特に最後は感動したし先程も言ったように心が温かくなった。人生は山あり谷あり。喜ばしい事ばかりではなくて辛い事も沢山あるが、とにかく生きていく事の大切さをも学べたようにも思う。また、俳優陣の個性も際立っていて、同時にそれぞれの役柄の持っている人生模様も作品の中での見所だとも思う。この作品はずっと観てみたかった作品でもあるが、想像を上回る程私には面白くて、そして作品の世界に引き込まれた。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "B級映画\n 隣町とかで待ち合わせて自動車で更に遠方のラブホに行って・・とか出来ない狭い離島で不倫って頭おかしいと思う。現実離れしていて疲れる。 " + }, + { + "date": "2016-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "極寒の地で\n 最初から面白いし、最後はかなり泣けました。子役達の歌はとても上手いし、成長した生徒役の若手俳優陣も存在感あって、とても良かったです。役者さんて、世代によって演技の下地?みたいなのが違うのでしょうね…。鑑賞していて、若干違和感を感じました。それにしても、とにかく寒そうでした。先日吉永様御本人を偶然お見かけして、天にも昇る気持ちでした。本当にお美しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-03-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "宮﨑あおいさん綺麗やった〜\n ルック ◯シナリオ ◯アクター◯デプス◎ラスト◯オススメ◯もっかいみたいな。すごい話だ。湊かなえは天才か!面白かったとしか言えない。そして満島ひかりさんと、宮﨑あおいさんが綺麗な事、演技も上手いし言うことなし。 " + }, + { + "date": "2015-12-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もっかいみる\n わからんかったけど最後は号泣もっかいみる。もっと真剣に見る。 " + }, + { + "date": "2015-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "さすがの絶景\n 息子がベタだけどあえて観たい、というので一緒に観てきた~偶然にもふたりで映画館は「告白」以来「ハンカチいらない?ティッシュあげとく?」と始まる前に言ったら「そんな いらんいらん!」とえばってたくせに袖口ぐしょぐしょにして泣いてた(笑)あたしら道産子には見慣れた風景だけどあまりの美しさ利尻富士…さすが木村大作(礼文島から見る利尻富士は最高の景色)エゾキスゲもいっぱい咲いてたわ~メンツのそろえ方がどうだろ、、、と思ったけど案の定森山未來がひとりで全部もってった! " + }, + { + "date": "2015-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "結末に痺れました\n 終盤までは物凄く陰鬱な映画でしたけど、最後の最後にやられました。吉永小百合主演映画ですから、ある程度想像は付いていましたが、それでも泣けたなぁ~。ある意味吉永小百合のパワープレイ的結末ですが、森山未來の怪演も相まって、グッと心掴まされてしまいました。まあハッピーエンドではないですが、希望の持てるラストに感動させられましたよ。正直途中までは名優紹介も兼ねたような会話劇的旅路に、やや中だるみ感を感じていたのですが、回想シーン等からこの旅の目的が少しづつ明るみになるに連れて惹き付けられ、最後は涙腺が緩んでしまいました。また回想シーンの子供達の演技、歌声が素晴らしかったから、余計に感情移入させられるんですよね。あの子供達の演技があってこそ、ラストの感動に繋がったのでしょう。ただ少々気になったのは、やはり違和感の残る不倫劇でしょうか。伝えたいことはまあ最終的には伝わりましたが、どうも見せ方がねぇ・・・。仲村トオルが演じた警官のキャラも、いまいち掴み難く・・・。この2人の顛末も、見せ方次第ではもっとグッとくる話だったと思うので、ここは勿体無いなと思ってしまいました。しかし森山未來の演技は本当に素晴らしかったですね。彼の熱演によって胸が苦しくなった、けど感動も半端じゃなかった!まあちょっと綺麗過ぎる友情物語、贖罪の旅ではありましたが、なかなか見応えのある作品だったと思いましたよ。さすがに回想シーンの吉永小百合先生の年齢設定には無理を感じましたが(笑) " + }, + { + "date": "2015-05-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そうかー\n 少し前に24の瞳(古い方)を見た後、こちらを見た。24の瞳では時代背景が戦前戦後だが、カナリアでは最近なためにいろいろと勘ぐってしまい、最後の別れのシーンも全く感情輸入できなかった。なんだか、生徒同士のお互いを思う感情がドロドロしてないか。例えば、いくら小学生でも、一緒に歌を歌っている同級生が自分も歌いたかった独唱のパートを歌うことになったからといって、死ねばいいなんて一瞬でも思うのだろうか。おまけに先生も不倫していたとは。人間、ちょっとバカで世間知らずの方が良いのかもしれない。難しい時代になったものだと思った。 " + }, + { + "date": "2015-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合が不倫というのがどうしてもイメージできなくて、真相は理解...\n 吉永小百合が不倫というのがどうしてもイメージできなくて、真相は理解できたが腑に落ちなかった。それでも、森山未來と吉永小百合のやりとりは感動的だった。 " + }, + { + "date": "2015-02-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やむなく\n やむなく罪を犯してしまう、人ってそんな生き物なのかもしれない。切ないストーンだけど、「生きていていてもいいですか」の問に、最後のハガキが答えている気がする。 " + }, + { + "date": "2014-12-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "目を見張る映像美\n 映像の美しさが素晴らしい。木村さんもどこかで書かれていたとおり、最初に学校と湖越しに利尻富士をみたときは、目を見張った。ストーリーも引き込まれるものがある。特に満島ひかりさんの演技は素晴らしい。淡々と、満島さんが話すところは、最初にはる先生が出会うべきひとだとおもわせた。川島行夫(柴田恭兵)が亡くなるという衝撃的なシーンを、川井郁子が奏でるバイオリンが印象的なテーマ曲をバックに、観客へつきつけられる。しかし、先生、あの日、どこに行ってたんですかという満島さんの言葉は、核心を突くようで、次に繋がっていく。この流れを作る満島さんの演技に脱帽。信人(森山未來)の感情を爆発させる演技もすばらしい。あと皆さん、ほんとに歌が上手。 主題歌がすこし悲しげか。 " + }, + { + "date": "2014-08-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "一番のミステリーは、\n やっぱり吉永小百合さん。その役(年齢設定も含めて)どころ、その演技に全く違和感がない。びっくり。そして、素直に感動。吉永小百合さんに萌え。 " + }, + { + "date": "2014-05-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "小百合\n 阪本順治監督、那須真知子脚本。満島ひかり、宮崎あおい、仲村トオル、松田龍平、柴田恭兵。木村大作的な過剰な絵葉書画がダサ過ぎて若干ゲンナリさせられるが、そこは阪本順治なので小池栄子が造船所の塗装工だったりしてちゃんと萌えどころが用意されている。北の離島の淋しい感じが希薄なのは勿体無いし、里見浩太朗の場違い感に乗り切れないが、ジーンズ、ネルシャツ姿でちょっと少女にも見えてしまう小百合のモンスターぷりや、柴田恭兵の海への飛び込みぶりにハッとさせられたりする。 " + }, + { + "date": "2014-05-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "贖罪ミステリー\n 湊かなえ原作の贖罪ミステリー。作者のパターンだが、小さな悪気の暴走。一つ一つだけだとそこまで大きな事が起こらない問題が、運悪く積み重なり大暴走する。 人生の最も幸せだったときがほんの些細なことの積み重ねで永遠に失われる。そこにいた人々はそのことを境に二度と元に戻れなくなっていた。悲しいながらも暖かさと希望のある最後に感動する。無くしたと思っていたものは、まだ何も変わらずにそこにあり続けた。還る場所はなんにも変わっていなかった。そこには希望と暖かさが帰ってくる人を待つように満ち満ちていた。 " + }, + { + "date": "2014-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単なるミステリーに非ず\n 私的には何よりもまず、木村大作さんの映像の美しさにヤられました。お得意の雪景色は勿論のこと夏の風景も素晴らしかったです。そんな情景を舞台にサウンド・オブ・ミュージックを思い出させるカナリア達の合唱も心地いいのですが、事態は急変しサスペンスに。しかしこの作品は原作は読んでいませんが、 原作者の湊かなえさんも「自身初の未来につながるドラマ」とコメントしているだけあり、 単なるサスペンスに終わらずメッセージ性の強いヒューマンドラマに仕上がっています。キャスト陣は吉永さん筆頭の豪華キャストで申し分ないですが、中でも森山未來さんの熱演が光る作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "文学的な脚本+美しい景色+バラエティに富んだ役者陣=こってりすぎ?\n  皆さんは「藪の中」という芥川龍之介の短編小説をご存知だろうか?私も大学の授業で少し扱った程度だが、ある事件に関する色々な人の証言が書かれていて、最終的にはイタコに乗り移った被害者の声まであるという中々趣向の凝らした作品である。 この映画のストーリーはまさしく現代版「藪の中」であり、分校の先生であった川島はる(吉永小百合)はかつての生徒であった鈴木信人(森山未來)に殺人の容疑がかかっていることを知り、かつての生徒に聞き込みをしていく内に、分校時代のある事件の真相が見えてくる。 脚本が文学的であり、舞台である北海道の美しい風景を撮影・木村大作が最高のスケールで撮影している。さらに、吉永小百合から森山未來までバラエティに富んだ実力派が名を揃えており、見所たっぷりである。しかし、それゆえに本編の時間だけでは処理しきれないため、何回も見るかどこかに焦点を当てて見ることをおすすめする。とは言ってもスタッフも大御所が多く、損はしない作品であろう。 " + }, + { + "date": "2014-01-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "そこまで‥?!\n 捻りが一切ない映画です。まさにそまんま、吉永小百合さんは汚れ役をやらないイメージですが多少不倫関係?する程度の汚れ役。すごく広がりそうな設定だっただけに残念でした。にしても昔の回想でも吉永小百合はすこーし無理があるのでは?里見浩太朗がお父さんか(笑) " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "今日、あなたはリンゴの木を植える。\n 映画「北のカナリアたち」(阪本順治監督)から。吉永小百合さんは好きな女優だけれど、ちょっと20年の年月を遡るには無理があった気がする。(涙)日本最北の島で教師として教えた子どもたちも、当然のように配役が違うのだから、吉永小百合さん似の若手俳優を起用してもよかったのに・・とちょっと残念だった。しかし、そんなことでこの映画を思い出すのも辛いので、どこかの映画でも引用されているかもしれないが、「今日、あなたはリンゴの木を植える」を残そうと思う。このフレーズ、本来はもう少し長い。「ある人がこう言ったんだ。もし明日、世界が滅びるとしても、今日、あなたはリンゴの木を植える。今できることを、今やりなさい、後悔しないために。」この最後のフレーズを引き出すための例えだろうが、何故、それが「リンゴ」なのかは不明のまま、しかし文字にすると、禅問答のようで意外と面白かった。それを受けてか、生島役の勝地涼さんと、 結花役の宮崎あおいさんが再会するシーンにも使われる。「これリンゴの木じゃないか?」「じゃない」う〜ん、よくわからない、この使われ方。(笑)だからこそ、インパクトが残ったのかなぁ、このフレーズ。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n 家のリビングで家族と観てるのに泣いた。吉永小百合さんが昔を演じてるか今を演じてるか分からなかったところはあるけど、とても良かった。吉永小百合さんより旦那役柴田恭平さんの方が年上に見えるには笑えた(笑)教室を見て叫びまくるシーン…誰かが自殺でもしてるのか?とビビったけど、何ともなく終わって良かったです。カナリアの歌、私も、大好きだった歌です。とても良い感動的な話だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "自然と人を活写する確かな映像\n STORYや人物展開は別として、厳しくかつ優しい北海道の自然が活写されている。これがとても見事である。人の営みのみならず、悩みさえも大自然に比べると小さなものと思える。シナリオ構成や吉永小百合さんや若手俳優たちの熱演もレベルが高く、これが映画をさらに良いものにしている。 " + }, + { + "date": "2013-12-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "カナリアたちの贖罪の日\n 吃音の青年が元の上司を殺した。なんて在りがちな、つまらない事件だろう。マスコミや傍観者たちはそう思ったかもしれない。吃音の青年から、動転した電話を受けた元教師は北海道のあの学校で待っていてと伝えた。20年間止まっていた、あの痛い記憶が疼いた。先生を母親のように慕っていた、あの孤独な少年がなぜ?誰よりも甘えん坊で、誰より弱虫のあの子が・・・元教師は、その疑問に追い立てられるように故郷に戻った。彼を探す中で、分校の教え子たちと再会していく。それぞれが、あの事件への贖罪に告白したいと願っていた。・湊かなえの原作の真骨頂は危うい世界観だと思うのです・・・・配役、演出などピュアな傾向にあり、全体的にぼやけた印象に落ち着いてしまったかなと。・ストーリーはとても好きなので少し残念かも。 " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "設定や環境は良いんだが。\n 吉永小百合のための映画でしたね。設定が無理ありすぎです。吉永小百合の過去か現在なのか分からない時があった。後里見浩太朗が父親は無理があるだろ。不倫相手が仲間トオルはあかんやろ。ただ森山の演技が良かった。 " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "わかりずらい\n ストーリーはよかったが、主演の吉永小百合さんがいまを演じているのか、昔を演じているのか見分けるのが難しくわかりずらかった " + }, + { + "date": "2013-03-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "阪本節全開の映画で、全体的にはよかったのですが、今一つ乗れなかった。\n 阪本監督が好きなので、見に行きました。いつものことだけれど、阪本監督はスターさんの扱いがうまい。映画の最初に、しかも登場順で、役者さんの名前が出るのは阪本監督の作品らしい。オールスターの映画でも、いい役は一部の人で、他の人は死んでしまうか、素人の子供のサッカーみたいに、ボールのところに集まるように進行していくものが多い。でも阪本監督の映画では、ちゃんと一人一人見せ場が入っていて、死んでいる人はいないし、それでいてバラバラにならず、ちゃんとまとまっている。本作もそんな感じの阪本節全開の映画でした。ただ、残念ながら今回は、誰のところにいっていいのかわからなかった。本来は吉永さんのところにいくべきなのだろうけど、正直、いつもいい人の吉永さんはあまり好きではなく、感情移入できなかった。他の人も、いい役ではあるのだけれども、ちょっと入れない感じ。もしかしたら、カメラの木村大作さんがポイントゲッターなのかもしれないけど、職人技的な感じで、派手にポイントを稼いでいる印象はなかった。個人的にはいい映画だと思うし、感動したのだけれども、今一つ乗れなかった。吉永さんのファンの人が見るのが、一番入りやすいと思う。 " + }, + { + "date": "2012-12-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "配役に救われてると思うよ\n 泣ける所もあるが、それは内容よりも配役の方々の力があったように思う。森山未來や松田龍平、満島ひかりなどの演技力で、ついつい涙が伝う場面は数回ありましたが、ストーリーで泣けた訳ではなかったなぁ。まぁ、それほどストーリーが悪い訳ではありませんが。吉永さんも素敵でしたが、若い頃の吉永さん役は、正直違う方にしても良いと思う。多少顔が似ていなくても、さすがに往年のサユリスト達も、みんな妥協してくれるでしょう?(笑)北海道民の私としては、見慣れた地名や風景が出てくるのが嬉しかったが、新聞やテレビで撮影時に騒がれていた割には少々印象が薄かったかな。利尻や礼文の離島風景がもっとあっても良かったなぁ。 " + }, + { + "date": "2012-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "どうしようもないくらい 君を想う\n たくさんの人がこの映画を見て感じている「不倫」に対する憎悪世間一般の倫理の前に、必ずしも否定されてしまうなぜだろう?人が人を想う気持ちに変わりはないと僕は思うだから先生は定年までも独りだし、これからもずっと独りで生きて行くのだと思う自分の犯した罪の罰を背負い、この人はずっと生きてきたのだ叶わぬ想いを胸に秘めて生きている人はこの世界にはいっぱい居てそんな想いのほうが尊くさえ思えてしまう自分はやはり捻くれているのだろうか。一時の感情や欲望に流されるだけの色恋話なら、僕も否定すると思うでもここで描かれた先生の「それ」は違うと。どうしようもないくらい人を好きになり、いとおしいと思うことは誰にでも起こりえるのださすがに20年前の先生は小百合さんで無くてよかったのではないかとか最後に「独りじゃない」って言っている5人の同級生。だったら20年ほっとかずに、もっと大切に思い合い生活しろよとツッコミどころ満載でしたが、久々に泣きましたよ。号泣です。これからは先生も含めてみんなで助け合い、生きていってほしい。ふるさとがあり、仲間が居る6人がとても羨ましく思えたラストでした。 " + }, + { + "date": "2012-11-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "案の定\n 案の定、吉永さゆりを吉永さゆりたらしめんための作品。なんかこう…もっとやりようがあるだろうに…。実力派若手俳優をあんなにたくさん集めておいて、なんともったいない。一番のツッコミどころは、宮﨑あおいの「好き」ではないかと。森山未來と満島ひかりでプラス0.5 " + }, + { + "date": "2012-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "岩場でバーベキューはやめよう。\n 湊かなえの原作は「原案」にとどまっている。うん、それならいい。 私は原作を読まずに今作を観たので、まさかこんな話を本当に 書いているのか!?と人気作家の評価を突き落としそうになった。 あの…特に設定・風景・キャスト、子供達の歌声には申し分ない。 それ以前に、もういい加減、吉永小百合には年相応の役どころを やっていただいたらどうなんだろう。もちろん一本まるごとである。 いや、分かる…。タモリをはじめ、サユリストの皆さま方は、未だ 美しい彼女が、例え30代の役柄だって観たい!いいんだ!それで! …っていう、ファン心理は確かに分からなくはない。だけど…。 私は前作で渡辺謙のお膝にのってしまった小百合さんに絶句したが、 うわ、何だよ、今回は仲村トオルなんだって?しかもラブシーン? ない、それはない。絶対にムリ。だってビーバップ世代だよ~(泣) 誰かこの脚本(原作にはないらしい)を止める訳にはいかなかったか。 恭兵が夫…もキビシイかと思ったけど、彼とは6歳差だった。 そして父親役の助さん(古!)、里見浩太朗とは9歳差だって。 その中間地帯を演じられるあの美しさは確かに凄い。(よ!液晶女優) でも…ムリなんだ、美しさは若さとは違う。落ち着き払った60代の 仕草で、無茶な行動に走るのは、どう見ても小百合さんくらいのもの。 誰も止めてくれないのなら、自分で降りる勇気が必要かもしれない。さて。。 実はまだまだあるんだけど、とあるレビュアーさんの感想を読んでたら 噴き出してしまった^^;もうツッコンでたらキリがない凄い話なのである。 確かにミステリーの要素はある。先生が島を出た理由、そこに至るまで 何があったのか、生徒の証言で繋いでいく冒頭~は、まずまずだった。 しかし…とにかく恋愛を絡め始めたあたりからが、いけない。 口を利かなかった二人が恋に落ちる、まぁ唐突だが仕方ない。 実は大人になって私も不倫していたの!とばかりに、 会社に妻が乱入してくるシーンは、まったくもって、いただけない。 夫が動物虐待をしていた、バーベキューであの告白、さらに人命救助、 妻をトオルの元へ行かせる…っていう、まったく分からない行動模様。 子供達を伴った楽しいバーベキューの席で、あんなこと言うか普通…^^; 末期患者を看病する妻の苦悩は分かるとしても、どうしてあんなに この物語ではみんなが恋に落ちてしまうんだろうか。寒いせいか? 追われる生徒役となった森山未來の演技は確かに巧かったけれど、 だからって北国育ちの男の子は、あんなに寒さに強いものなのか? あの廃屋で一体どのくらい待っていられるというのだ。 あぁ~。なんかもう、面白いくらいツッコミたくなるからもうやめとく…美しい景色、美しい歌声、美しい小百合様。 美しさ三拍子あれば、なにをやっても許されることの代表のような作品。 昔の吉永小百合作品を観たことがあるけれど、あれがホンモノの若さ(爆) キムタクや松田聖子と同じで(ごめんなさいね、同じにしちゃって) その看板を背負って生きねばならない国民的スターは、晩年になっても そうやってろ、ってことなのかなぁ。でも女優は違うと思うんだよなぁ。 あのヒト何やってもコレだよ。なんて言われない演技を魅せて欲しいもの。(誰かが方向性を変えてあげるべきなのか。今から挑戦、液晶アクオス) " + }, + { + "date": "2012-11-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "オレ生きてていいんだよね\n 小学校の合唱といえばオレもロシア民謡をやらされた。当時は音感がよくなかったから、口パクやってたような気がする。でも今はその影響かどうか、ジャンルを問わずミュージックは好きだ。カラオケも好きだ。ロシア民謡は何曲も歌える。ミュージックのない世界は不毛だ。合唱をやらせた先生に感謝する。キャストが登場順となっていた。なぜ?ラストの再会でその理由が分かったような気がする。ドバッと涙がでた。そんなに泣かせるシーンではないと思うが、そこまでの木村大作の美しい映像(夕景の赤と青、雪景色の白など)もあって、感情を大きく揺さぶられるのだ。「剱岳 点の記」も映画らしい品のある作品だった。木村大作、おそるべし。 " + }, + { + "date": "2012-11-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "いい話「げ」な映画(゚∀゚)アヒャ\n 吉永小百合ファンの方、そしてこの映画が好きな方には大変申し訳ないけど・・・俺はこの映画駄目(;´Д`)まず脚本があの『デビルマン』の那須真知子ということで、色んな映画を観に行った時に流れる予告編を見た時から嫌な予感がぷんぷんしてた(;・∀・)それに吉永小百合は清純派のイメージから脱却できないまま今に至ってるという感じがどうしても拭えなくて、『手塚治虫のブッダ』の声優でも思ったけど、ナレーターみたいな説明台詞と声質だから「良く言えば古風、悪く言えば古臭い」んですなこれが(;´∀`)ただ還暦を過ぎてあの若々しさを保つのは凄いと思うし、だからこそ若い頃からのスター性を持続できてるのはさすがだとは思う。でも・・・今をときめく若手役者との夢の競演ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪みたいな宣伝文句だけど、正直言って森山未来、宮崎あおい、勝地涼、満島ひかり、小池栄子、松田龍平あたりの若手との相性は良くないんじゃないかと思う。しかし思ったよりはストーリーはしっかりしてた(∩´∀`)∩ワーイ人によっては感動する映画に映るかも知れないが・・・俺はそうはいかん(゚∀゚)アヒャまず子役の使い方が上手くない(´ヘ`;)ウーム…特にノブちゃんは吃音ってことだけど、「うあ~~~~!!!」とか叫びながら走り出すのが不自然過ぎるヾ(゚Д゚ )ォィォィ吃音の演技もわざとらしいし(ノ∀`)アチャー学校の教室で勉強中に子供同士の喧嘩を止めるのに、ノブちゃんのうめき声で音程を合わせさせてカリンカを歌わせて、そこから生徒全員の合唱に発展して・・・これ強引過ぎる(゚∀゚ ;)タラーその後練習を重ねてコンサートするようになるのはいいけど、そのコンサートで歌うのが山下達郎の『クリスマス・イブ』で、さらに雪の中道すがら歌ってる井上陽水の『夢の中へ』って・・・ちょっと方向違うんじゃねえの?まあ今の音楽の教科書には載ってるからいいけどね(・∀・)ウン!!大人に成長した森山未來の演技は、吃音も含めて大変素晴らしいと思うけど、そこに目が行き過ぎて他の5人が霞んだ印象になっちまうのがもったいないな~(;´・ω・)映画の冒頭で、先生が雪の中島から出ていくシーンがあって、可愛がってたノブちゃんから石を投げつけられて・・・という何ともいわくありげなシーンがあるけど・・・先生が島を去ったのは不倫してたことが発覚して村八分にされたというげんなりな落ち(;´∀`)そりゃ~石をぶつけられても仕方ないヾ(゚Д゚ )ォィォィしかもこのことは始まって結構早い段階で分かる(・ω・)そして先生の旦那は不倫を知ってる。なのに何も言わない理由が全く分からんし、その不倫に至るなれ初めも、不倫相手の仲村トオルが手を負傷したのを偶然見かけて・・・ますます分からん(;・∀・)人質を助けられなかったことに対して心に傷を負って・・・というエピソードは分かるが、それで不倫に至りますかね???あと旦那は脳腫瘍で余命いくばくもないって設定だけど、そこまで重病なら普通に家で本なんか読めんだろ??あと柴田恭兵老けメイクし過ぎじゃないの??もう少し若くてもいいと思うんだが・・・不治の病だからって野良犬を殺そうとしちゃダァー(゚ω゚)bメッ!!さらに足を滑らせて海に落ちた生徒を助けるのに海に飛び込んでるし、良くそんな体力あったな~Σ(゚Д゚ υ)そしてそういう衝撃的な絵を見せるシーンで、テーマ曲のバイオリンを挿入するのは安直だな~(;・∀・)何回もやれば一種のパターンで笑えなくもないけど(゚∀゚)アヒャやるなら2回じゃ少ないだろ!!せめて5回くらいやれ( ゚Д゚)ゴルァ!!と言いたい。先生が島に戻ったのは、森山未來扮するノブちゃんが殺人事件の重要参考人になってることを聴き込みに来た刑事から聞いたから、当時の生徒に会って情報を聞こうとしてたんだが・・・「誰々なら知ってると思う」「もしかしたら誰々なら・・・」みたいな感じでたらい回しにされてる感じがどうしても( ´,_ゝ`)プッそして1人1人と会うわけだけど、一番突っ込みたいのが宮崎あおいと勝地涼。いつから相思相愛だったの???唐突過ぎて意味が分からん(゚⊿゚)つうか子供の頃傷つけたことを後悔してるってことなのに、何であんな簡単に抱擁し合うような恋愛感情に発展するの?ヾ(゚Д゚ )ォィォィあと勝地涼が先生と会うのはどう見ても都会なのに、話しながら歩いてるのは大雪が降る田舎道(*゚Д゚) アレ?さらに路面電車乗ったりしながら宮崎あおいが勤めてる幼稚園に行くが・・・一体何時間歩いてきたんだ?(;´∀`)しかもそこで仕事に戻るってォィォィヾ(゚д゚;)そして小池栄子が仕事してるあの造船所・・・何あれ?あんな錆びついた廃船を雪が降ってるような寒風で溶接するかね?そこに不倫相手のかみさんが来てビンタ(゚∀゚)アヒャまあ修羅場はおもろいからいいんだけど、その次のシーンではそのビンタした人落ち着いて子供の手を引いて歩いて帰ってるし∑(゚ω゚ノ)ノそこで小池栄子は、子供の頃先生の不倫現場を偶然見かけた時は嫌だったけど、大人になって「人を好きになるとどうしようもなくなるんです」って・・・まあいいけど不倫の証拠をいとも簡単につかまされてるあたり杜撰としか言いようがない(´・∀・`)つうか田舎ならそんな噂あっという間に広まることなんか簡単に分かるはずなのに堂々と不倫をしてる先生が一番杜撰なんだけどね(・∀・)一番分からんのが先生のお父さんの助役。不倫やめろと言ってたのにその不倫相手が実家にはがきを送ってくるのをしみじみと教えるって一体どういうこと???さらに戻って来た娘に「お帰り」なんて声をかけてるし・・・大した確執もねえんだな(・∀・)イイネ!!そいつがやってるのが海外で爆弾処理の仕事という、いかにも取って付けたような落ち( ´_ゝ`)フーン森山未來は島に戻って来たところ身柄を確保されるけど、あんな大雪の中倒壊した廃屋に隠れてるってどういうことだ???工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工まず寒くて凍えるだろ??さらに倒壊した廃屋の中なんて危険だろ???そして先生は、冒頭で大嘘をついていたことが発覚!!(`・д・´)9m先生はノブちゃんから電話を貰ってて、警察に追われてることもみーんな知ってて「島に隠れてなさい!!」と言ったわけです( `д´)bにもかかわらず何でいちいち生徒1人1人のところを回って事情を聴く必要があるんだ?と言いたいが・・・それを言うとこの映画自体成立しないからまあいいとして・・・これ犯人隠匿及び虚偽報告ですから~~~~ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪あんたが話をややこしくしてんだろうが!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!にもかかわらず警察は事情聴取すらしないのはどういうことだ???ラスト近くで廃校になった小学校の教室に生徒6人そろって歌を歌うシーンは、確かにいいシーンではありますよ(・∀・)イイ!!一応刑事も歌が歌い終わるまでノブちゃんの身柄確保を待っててあげる。まるで逮捕するのが野暮だとでも言わんような展開は、全然いい話とは言えません(ヾノ・∀・`)そこからノブちゃんが船に乗って警察に行く時に先生が「みんな~あなたが~好きだから~~~~!!!」(´Д`)ゴゴゴ・・(ノдヽ)ゴゴゴ・・( 乂 )ゴゴゴ・・ヾ(`Д´)ノ゛ゴルァァア!!まずおめえも警察に出頭せいやヽ(`Д´)ノプンプンこの先生清純派を装った大した玉ですな~(´Д`)ハァ…つうか何この厚顔無恥っぷりは?ある種の恐怖すら感じるガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル制作陣はこの映画で一体全体何を描きたかったのか・・・大人になったら色々あるけど子供の頃教わったことはずっと残るってこと?それに恋愛を絡めたかったのかね?だとしたら先生の不倫のエピソードはいらんだろ( ゚Д゚)ゴルァ!!あくまでも先生は狂言回しに徹して、各生徒の人間ドラマを充実させていけばもっと見どころがある映画になったと思う。ただ若手役者の演技は大変良かった( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ特に森山未來の体を張った演技と吃音演技は素晴らしい(・∀・)イイ!!あぶない刑事ファンとしては柴田恭兵と仲村トオルの共演(しかもブラザーw)は良かったな~゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!とにかく台詞も説明的過ぎるし脚本が杜撰。吉永小百合のキスシーンや海飛び込んで泳ぐシーンは貴重だしお宝映像(・∀・)ウン!!その体を張った演技はいいと思うが・・・言い知れぬ脱力感がひしひしと(;´∀`)簡単にまとめるとこんな感じ。みんなから慕われてた先生がいわれのない濡れ衣を着せられて島を追い出された・・・と思いきや実は不倫してました(゚∀゚)その不倫相手も心に傷を負ったけど今は爆弾処理にいそしんでます。成長した生徒も色々あったけど元気です。以上。非常に(゚⊿゚)ツマンネ長めの吉永小百合のPVと思えばc(´ω`o)ォヶ " + }, + { + "date": "2012-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "全員主役級のスターが勢揃いの吉永さん映画!\n 現在と過去の時間軸をうまくつなげた、静かなサスペンスに仕上がってました。話はたいそう面白いと思う。吉永先生や、生徒たちがそれぞれにこうと思っていることが全て‘実はこうだった…’という話をうち明かしながら進行していきます。100%分かり合いながら生き抜くことがなんと難しいことか…それにしても、吉永小百合はじめ、出演者たちがなにげに豪華!!!子役が大人になった配役なんて宮崎あおいはじめ主役級のスターばかり!!子供たちの歌も激ウマでしたよ。ラストは思わず涙がボロボロ…しかし、久しぶりに‘純’日本映画っぽいもん見た。地味に静かにくら〜く進みます、こんなストーリーだから仕方ないか…。それにしても吉永さん、すごい綺麗だし、さすがです!北の海に飛び込んじゃうなんて…ただ綺麗なだけじゃなくて役者魂も超一流な感じでした! " + }, + { + "date": "2012-11-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "吉永小百合様への敬意が詰まった映画\n 先ごろの「あなたへ」そしてこの「北のカナリアたち」日本映画を牽引してきたお二方に主演級の若手も共演を切望したであろう風が詰まった映画。作品的には、湊かなえのそこそこな話を少々ご都合的にアレンジしてあるのでイマイチ感は否めず。しかし御年重ね貴重な数本になるでしょう小百合様をスクリーンで拝見を目的に木村さん撮影風景をゆるりと堪能目的で・・・ってとこでなら十分かと " + }, + { + "date": "2012-11-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "生きよう辛くても\n 良かった!邦画の今年1番です。脚本もキャストも素晴らしい。子供達の透き通った歌声が大人達の荒んだ心に届いてほしくて、切なくなります。柴田恭平が舞台挨拶で、「みんな誉められたかったんです、吉永さんに誉められたくて頑張ったんですよ」と話してた言葉を思い出しました。役者が全面に出過ぎて本筋に入り込めない事は大物俳優の映画にありがちですが、この映画はむしろ生徒5人の役者たちが、本当に吉永小百合を慕う温かい絆が伝わって来て、それゆえになおさら切なくて悲しくて、入り込み過ぎて観ている自分も生徒になりたくなりました。人間は脆くて、でも強いなぁ。だから生きているって言葉は重くてそして暖かい。 " + }, + { + "date": "2012-11-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "出演者皆それぞれ素晴らしい!昔似た伊映画、「汚れなき悪戯」を想い起こす秀作\n 大ヒットし絶賛された、湊かなえの『告白』を私は全否定していた。何故なら復讐とは言え、人を殺してしまう行為を正当化しようとするストーリーであり、しかも主人公は教師。そして幼い教え子である生徒に復讐をする事を正当化するかの様な小説の設定が、自分の感性には絶対に受け入れられないものだった。今度の作品もやはり、教師と生徒の関係を通して描き出される、人間の深層に潜む闇の部分をあぶり出すのだが、こちらは、あくまでも、生き抜くと言う事がテーマになっている点で、今回は高得点を付けたい。しかもこの映画のラストは、理由はどうであれ、自分の犯した罪を償い、辛くても最後には再生するだろう事が描かれている希望の有る作品に仕上がっている点が多いに好感が持てる作品に値すると思う。人生では、自分が行った日々の努力の結果が報いられずに、人生を終わらせなければならない事が有る。と言うより、人生の殆んどは満足出来る、結果を見届けた後に終わらせる事が出来る人の人生の方が、むしろ稀なケースだ。それでも人は今日も生き、今日行ったその行動の収穫を自分自身、刈り取る事が出来ない事をたとえ知っていたとしても、それでも尚、今日行わなければならない事をやり遂げる努力をし続ける事こそが、人間に課された命を生きる事の意味だろう。正直この作品は全く期待せずに観たので、本作は予想外に良く、驚いた!只、難点を言わせて貰うなら、はる先生を演じている吉永小百合の役処は、何故か今回説明セリフばかりで不自然な場面が多々あり、奇異に感じて、話しに集中出来難かった。20年振りに分校の教え子一人一人の処へ、はるが訊ね歩いて行き、話しを聞く為、物語のナビゲーター役と言う設定でも有るが、過去から今日まで抱え込んで来た、一人一人の生徒達のエピソードとはる自身の想いを、はるが解説するようなセリフにする必要性は全く必要ない気がして残念でならなかった。これでは、分校の生徒達があれ程までに、慕い大切に思っていた、はる先生の良さが、損なわれてしまう気がして、そのセリフばかりが気になってしまうのだ。吉永小百合さんと言うスターは、誰を演じていようとも、吉永小百合本人で、相変わらずなのだが、しかし今回、余りにもセリフが酷いので、小百合さんが、このセリフを良くOKしたものだと信じられなかったし、演じ難かったのではなかろうか?分校の生徒を演じた現在の6名は皆それぞれ、素晴らしいし、好感が持てる、良い芝居だった。夏の美しい、自然と真冬の豪雪が、人間の生きる人生そのものを描き出しているようで、心が洗われるような、美しさを感じた。人は、自然の中で活かされ生きているのと同様に、人は他人によって活かされ、互いに助けられて、日々を生きている。久し振りに、良い邦画に出会った思いがした。そして川井郁子の奏でるヴァイオリンの音が、より一層この映画に深みを添えてくれていた。これは今年の邦画の絶品だ! " + }, + { + "date": "2012-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ミステリー&ヒューマン\n 湊かなえさんの作品の映画化と言うことで鑑賞してきました。20年前におきた事件で利尻の分校を出ていく事になった、はるが教え子の起こした事件によって利尻に戻る事から始まる。分校の生徒ひとりひとりに会い、謎がどんどん明らかにされていく。観客を引き寄せる事実と、大半が雪の中のシーンなのに木村さんの力か風景が美しい。特に利尻富士!それと全般に流れる子供たちの歌が心楽しくさせる。一人一人の演技も良くみんなチームだから、何があっても絶対信じあうという気持ちが伝わりました。 " + }, + { + "date": "2012-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "凍て付く過去を溶かす唄\n かつての教え子が殺人を犯したという報せを受けた元教師の女。それをきっかけに、離島の分校で起きた20年前の悲劇の真相が、教師と生徒6人の視点を通して紐解かれてゆく……。正確には違うが、いわゆる“羅生門”スタイルに近い語り口のミステリー。まずは役者だけでも見応え十分。吉永小百合は、40代を演じるのは流石にやや無理があると思うが(苦笑)、暖かさと慈悲深さが滲み出る存在感が役にピタリとはまっている。満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平を始めとして、単独でも主演を張れる若手実力派達もキッチリ良い演技。子役も映画の雰囲気を崩さない演技だった。唄も抜群だしね。あと、石橋蓮司や里見浩太朗といったベテランに混じって、意外や福本清三が好演していたのが印象的。(クリスマス会での表情、凄くステキだった)厳格な自然風景も美しい。荒々しい海と、穏やかに光射す海。こちらの芯まで冷え込むほどに吹き荒ぶ雪。その中で、劇中の台詞そのままちっぽけに佇む人間たち。深く深く降り積もった雪は、まるで主人公らの時間が“あの事件”以来凍り付いたままである事を示すかのよう。この物語の誰もが過去の自分を恥じ、雪に足を取られるかのように、うまく身動きが取れないまま生きている。その過去を溶かす、最後の暖かな唄声。誰かが自分の事を心配してくれる。生きてて欲しいと言ってくれる。それがどれだけの救いになるか。人が前に進むには、人の優しさが必要なんよ。打ちひしがれた者に、象牙の舟と銀の櫂を与える優しさが。「俺は何を忘れてきたんだろうなあ」忘れたくても忘れられない、謝りたくても謝れない、小さな頃の大きな後悔。そんな記憶のひとつやふたつ、誰しも抱えているものじゃないかしら。とうの昔に忘れた気でいたのに、時々ふっと顔を覗かせては心を苛む、そんな記憶。これは、そんな後悔についての物語なのだと思う。難点を言うなら、随所の展開や設定がドラマチック過ぎて作り物っぽさが出てしまった点かな。先生が来たその日に不倫相手の妻と口論になったり、もうすぐ海外に発つ事になってたり。一番違和感を感じたのは、仲村トオル演じる人物の設定。突飛というか、この物語とは少し遊離してる気がした。あと、森山未来の吃音の演技は少しやりすぎかな。とはいえ、心暖まる秀作ミステリーです。是非、劇場でご鑑賞を。<2012/11/3鑑賞> " + }, + { + "date": "2012-11-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "心がほっこりする映画\n 湊かなえさんが好きなので観にいきました。原作とはまた違った面白さがあり、これはこれで楽しめました。特に重要人物となる森山未來の演技が良かったですね。あんなに感情表現をうまく表せる俳優さんっていないと思います。ラストは感動的で、涙が出ました。少しストーリーが微妙かな?と思いましたが、ラストで払拭されました。旧友との再会って、いいですね。 " + }, + { + "date": "2012-11-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "涙ポロポロ\n 原作が湊かなえという点と、役者揃いなので見てみることに。しんみりしたお話だけど、それぞれの人物の背景が徐々に分かっていき、最後まで見入った。そして終わる頃には涙が止まらなくなっていた。自分の琴線に触れまくりの映画で、久々の良作でした。あまり事前情報を調べずに、各役者さんがどの子役の成長後かを知るのも楽しいと思う。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "終盤が良い。\n ある事がきっかけで、クラスが強制終了してしまった先生と生徒。20年間を要して人間として落ち着いた双方が再会。”歌で結び付きを取り戻す”感情ゆたかな終盤が良かった。胸を打つ。手堅い印象を抱くが、支え合いの心強さが際立つ観賞後の余韻はあたたかい。かつての先生と同級生に会いたくなる。 " + }, + { + "date": "2012-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "吉永先生と6人の若手教え子たち\n 北海道の離島に赴任して来た小学校教師のはる。歌を通じて分校の6人の生徒と交流を深めるが、ある事故が起き、はるは島を去る。20年後、教え子が犯した事件をきっかけに、はるは再び島を訪れ、教え子たちと再会する…。事故や事件の真相が明らかになるサスペンスというより、湊かなえらしい人間の奥底の闇と哀しみを描いたヒューマン・ミステリーといった趣向。吉永小百合は何を演じても吉永小百合で、どんな映画に出ても“吉永小百合映画”だが、今回は今をときめく若手俳優たちとの贅沢なアンサンブル映画になった。ある悲しい事故で離れ離れになったはると生徒たち。生徒たちは過去を引きずったまま成長し、歌を歌わなくなった。事故には様々な喧嘩や誤解やすれ違いが交錯し、悲劇を生んだ。哀しき負の連鎖。だが、再会した時、その哀しみを断ち切り、罪を犯した教え子を救い、カナリアたちはまた歌を歌う。ラストの合唱シーンは、長い歳月が流れても深い絆で結ばれたはると生徒たちの姿、豪華な7人の顔ぶれで、感慨深いものがあった。だけど…はるや生徒たち、それぞれのエピソードが語られ、話が分散してしまった印象は否めない。はるの不倫のエピソードなど少々蛇足に感じてしまった。(無論、少なからず本筋に関わりあるエピソードなんだけど…)何だか、一歩惜しい映画だった。余談だが…舞台挨拶に阪本順治監督が登場!昨年4月に我が福島を訪れた事、吉永小百合の事、撮影中のエピソードなど語ってくれた。スリムなジェントルマンでした。 " + }, + { + "date": "2012-10-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "どんなに辛いときも、みんなで歌った「かなりあ」がきっと支えになるはずだと思えたのです。\n  東映60周年に引っかけて、どうせ吉永小百合をよく見せるだけの企画だろうと、全く期待しないで試写会に参加しました。ところが、会場ではあちこちからすすり泣く声。吉永小百合の存在感を超越して、観客の誰もが原作の湊かなえが描き出す世界観にすっかりはまってしまい、深い感動を感じてしまったのです。今年一番の泣ける映画として特選しておきます。 長い女優人生のなかでも、吉永小百合主演のサスペンスは珍しいと思います。本作は主人公の元教員川島はるが抱えていたこころの秘密を、まるでサスペンスドラマのように、現在と過去を行き来しながら、明かしていきます。 舞台となるのは礼文島の岬の突端に立つ分校。目前にそびえる利尻島の利尻冨士を背景とした雄大な映像美は、それだけでこの物語をドラマアップしていました。はるが現役の教員だった頃の6人の生徒と触れあうシーンは、夏場の快活な風景に。そして、厳しい現実と立ち向かっていくことになる現在の映像は、厳寒期の荒涼とした雪景色に。この対比を見ていくと、これ一本が吉永小百合の女優人生を言い表しているような気がしました。 夏場の過去のシーンは、『青い山脈』に代表される青春映画に主演したころの作品とイメージが重なり、ました。そして厳冬期に描かれる現在のシーンは、『夢千代日記』など、最近の人生の荒波を渡っていく彼女の主演作品を彷彿させてくれました。でも序盤は斜めに見てしまったのです。けれども、はるの教員時代と老境を迎えた現在の約20年もの段差を、違和感なく演じてしまう小百合の爽やかな変身ぶり!この人はまだまだ現役の大女優なんだ!熟々感心させられたのです。  なので、世のサユリストの皆さまには、こころからお詫びしたいと思います。吉永小百合は、ミーハーに持ち上げられた存在だけでなく、その人気はしっかりした演技力とオーラに包まれていたことを、本作で再認識いたしました。 物語は、東京の図書館を定年退職したはるのもとに、刑事が訪れるところから始まります。刑事は分校で6人の教え子のうちの1人・鈴木信人が殺人事件を起こし指名手配となったことを、はるに告げます。 信人を信じたいはるは、確証を得るために北海道へと渡り、20年ぶりに教え子たちを訪ねて信人の身辺に起こった出来事を聞き出そうとします。その度ごとに、映像は20年前の出来事が再現されていくのでした。 当初のはるの描かれ方は、20年前に教え子たちの身の上に降りかかった出来事の案内役のような役割であり、信人の冤罪が晴らされていく展開かなと思ったら、違っていきました。 当時のことが明かされるごとに、次第に濃くなっていくのは、なぜはるが教師を辞めて、住民たちの白眼視に、追われるように島を立ち去ったかという謎です。 それは、はるの夫が事故死ししたとき、何処かで別な男と密会していたのではないかという不倫疑惑でマックスに達します。 さらに不思議なのは、教え子の誰もが、過去を振り返って、行夫が溺れ死んだ事故は、自分の責任だというのです。行夫の死は、はるだけでなく教え子のひとりひとりに、悔恨の傷跡を残していたのでした。けれども、教え子たちの証言が積み重なっていく中で、真相が見え始めて、それぞれの曇りは晴れていきます。 教え子たちのその後の人生にも、波乱万丈で、ちゃんと毒や喪失感を埋め込んでいるところが、さすが湊かなえ原作だなと感じました。 特に真奈美が親友の夫と不倫していることを告白するシーンは、衝撃的。そんな真奈美がはるの言葉に癒されてしまうのも、もしかしてはるが同類ゆえのものかと思えました。 同窓生の20年ぶりの再会は、恋も生まれたりで多彩に。やがて6人の打ち明け話が進むことにより、はるが封印してきたこころの秘密が見え始めます。 はるが疑われたのは、警察官だった阿部の存在。原作では郵送されてくる阿部からの手紙が一層ミステリアス役割を果たしているのでご一読を。 ふたりが出会ったのは、自殺しようとした阿部をはるが思い留めさせたためでした。阿部は犯人を取り逃がしただけでなく、追い詰めた結果、犠牲者まで出てしまい深い責任感で、生きる気力を無くしていたのです。出会って以来、はるは阿部が死なないように、ずっと寄りそっていたのでした。そんなはるの何事にも献身的な性格が、阿部を支える感情が不倫なのか、人間愛なのか教え子たちの証言でもにわかにはっきりしません。 結論は伏せます。ただはっきりしていることは、末期ガンに冒され余命幾ばくもない夫の行夫は、ふたりの親密さに気付いていたことです。そればかりか、自分の死後を阿部に託そうとまで考えていたのです。 溺死する寸前に行夫が放ったラストメッセージには、グッときましたね。最愛の夫の最期にそばにいなかったはるにとって、教え子から聞き出した行夫の最後のメッセージには、ただただ泣き崩れるしかありませんでした。なんという行夫の抱擁力の大きさなんでしょう! ところで、原題は「二十年後の宿題」。何が宿題だったかというと、童謡「かなりあ」を課題曲として、授業でみんなで合唱することでした。教え子たちに歌の才能があることを気付いたはるは、赴任中ずっと教え子たちに合唱指導してきたのです。6人の歌声は素晴らしいハーモニーとなって、島の美しい風景とこだましあい、希望ある未来を描きだしていました。それは20年経っても変わらなかったのです。 あいにく「かなりあ」の合唱は、はるが突然島を去ってしまったので、宿題のままで終わってしまいました。そのことを一番気にしていたのが、逃げていた信人でした。信人が捕まったとき、刑事の恩情で、思い出の分校に立寄ることになります。 そこには、何とはると教え子たちが揃っていて、20年ぶりに宿題だった「かなりあ」をみんなで合唱するのです。感激して涙する信人には、思わずもらい泣きしてしまいました。 ずっと信人は、カナリアは何を忘れたか気になっていたとはるに告げます。それは、希望なのよと、はるは答えます。夫の真意に気付いたはるにとっても、歌を忘れたカナリアの意味は感慨深いものがあったでしょう。 それ以上に感動したのは、20年の歳月を超えて、歌でつながっている6人の教え子と恩師の絆の深さです。みんなこれからも様々な宿命を背負って生きていかなければならないでしょう。どんなに辛いときも、みんなで歌った「かなりあ」がきっと支えになるはずだと思えたのです。 本作では、主演の吉永小百合の熱演だけでなく、脇役も味わいある演技を披露しています。妻に対する複雑な思いと末期ガン悲壮感を説得力ある演技で見せ付けた柴田恭兵が良かったです。そして出演場面は少ないものの、キイマンとなる阿部の今にも死にそうな悲壮感を仲村トオルがうまく表現していました。包容力に満ちたはるの父親堀田久を演じた里見浩太朗も良かったと思います。 演出面では、教え子の20年後の配役と当時の子役の個性がちゃんと繋がっているところが素晴らしいです。 そして、一番感動したのは、名カメラマン木村大作による圧倒的な映像美です。海面が照らされて、部分的に輝く、はると阿部の出会うシーンには、ハッとさせられました。 " + }, + { + "date": "2012-10-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "久し振りの吉永さんは…\n 吉永小百合さんの美しさに、ただただ見惚れてしまった。俳優陣も、しっかりしていて安心して見れた。不倫相手とされる仲村トオルとのキスシーンには驚かされました! " + } + ] + }, + "179": { + "title": "のぼうの城", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史物ではなく…\n 最後の方、果たしてそんなに上手くいくもの?という疑問が。観終わってググってみると実際にはもっと地味な現実だったと知って興ざめ。野村萬斎さんの演技を楽しむならよい。 " + }, + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "見やすく楽しめる時代劇\n 最初は重めかな?と思いながらでしたが、全然そんなことなく、その時代のことが予備知識として入ってなくても楽しめる映画。主人公のキャラも良かったし家臣達や豊臣軍の武将達も良かった。ただ個人的には榮倉奈々だけキャラが違うかなと思いました。※最初だけ違和感あったってだけですが。野村萬斎も佐藤浩市、市村正親、前田吟、山田孝之、尾野真千子、鈴木保奈美。とてもしっくり来るし、演技も良かった。 " + }, + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎が演じる歴史上は無名な成田長親の舞の姿に魅入られる。秀作。\n 野村萬斎が演じるのは、石田三成率いる2万の軍勢を500の兵、領民で食い止め、豊臣秀吉が唯一落とせなかった忍城の城代。普段は飄飄としながらも肝心なところでの毅然とした態度を野村萬斎のあの独特な野太い声をベースにした主君としての決然たる意志で示すところに魅入られる。野村萬斎 現代日本における稀有な演者である。私の観た作品群で彼が主役を演じた作品で期待を裏切られた事はない。<「スキャナー 記憶のカケラ」(この作品、余り話題にならなかったけれど面白かったなあ)「花戦さ」(観た方は、是非京都の六角堂にお参りして頂きたい)「七つの会議」(サラリーマンであれば八角の生き方に深く惹かれるだろう)><2012年11月3日 劇場にて鑑賞> " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "伝えたい意図は良かったが。。。\n 実話を基にしているだけあって、全体的なストーリーは良かったが、描き方が少し残念だった(汗)シーンの間延びが結構あったり、役者によって演技レベルの差が浮き彫りになりやすい撮影だった。純映画ではなく、ビジネス的な企画映画感が否めなかったです。。。 " + }, + { + "date": "2019-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "配役がナイス\n 「2万の兵に、500人の兵で挑む」って、そういえば聞いたことあるなあ、という程度の知識で観始めました。ちょっと待て、主役の萬斎さんが最初あまり出てこない。???。と思いつつも。部下に指揮を執る、丹波守役・佐藤浩市さんのぴしっとしまった役どころに目が行き。やっと45分過ぎに”でくのぼう”ゆえ「のぼう」様と呼ばれる長親(萬斎さん)登場。遅い!。でもこれは「ためていた」感じもありますね。石田三成からの水攻めにあって、もうギブアップ寸前のところを「踊り」で長親が反撃に出る。萬斎さんの狂言踊りが必要だったからの起用だったんだろうな。「水攻め」ってどうやってするのか、城の各門を守ることが、城を守るにつながるとか。あと、侍が刀(さや)を右から左に置き換える場面。流れでその意味は解りましたが「いつでもやったるでー」な敵意の現しっていうのも、興味深かった。判官びいきな日本人(私も含む)にはたまらないストーリー展開もよかったし。配役も豪華。個人的には石田三成役の上地雄輔さんが、きりっとしまった役どころでツボりました。時代劇に向いてるかも。2時間半近くなんて、あっという間に終わっちゃいました。 " + }, + { + "date": "2018-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "実話ならではの良さがある\n 録画(再鑑賞)公開当時観た時はさほど評価してませんでした。覚えてるのは震災で公開が先延ばしになり少し待ってからの公開だったってことくらいです。改めて観るとなかなか良く出来てるかと。愚鈍と思われてる長親(野村萬斎)はもちろんのこと石田三成役の上地雄輔がかなり良いです。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "役者は揃った!\n なのになぜこうなる?無勢に多勢の闘い。じゃじゃ馬姫と、何を考えているんだかわからない侍。舞台は埼玉。 となれば、自然と『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を思い出す。 『クレしん』では野中家の活躍で多勢軍を退けたが、史実はどうなる?予告でやっていた”奇策”とは? なんて、かってにハードル上げたのがまずかったのか? でも、これ”城戸賞”受賞の脚本だよね?山田氏がうまいのは今更ながらだが、佐藤氏ってこんなにうまかったっけ?西村氏・夏木氏・前田氏・平泉氏はいつもの安定感。山口氏は、最初力みすぎて失笑ものだが、単騎奮闘の場面ではそれなりに頑張った。演出がゲーム映像で萎えたが。市村氏は秀吉って言うより信長。キャスト間違えたかな。榮倉さんは細かくいい演技をされているんだけれど、あの格好。山猿?野村氏は、田楽の場面があるから、このキャストなのかな?その場面だけを切り取って何度でも見たい。 でも、役にあっていない。野村氏の出自(狂言師の御曹司にて家元格)が見え隠れして、その所作がキレすぎて”でくのぼう”に見えない。わざとうつけのふりをしているようにしか見えない。だから、余計に、キャッチコピーを思い出して、期待してしまう。いつ本領発揮?と。原作小説未読。のぼう様の魅力が全く描かれていない。三成の人物像もぶれてしまって一貫しているように見えない。元々、人心掌握術ともいえるおもてなしのお手本ともいえる三茶で取り立てられた人物なんだけれどな。ああいうことした奴が、あの場面でそれを言うか?と、中心人物がきちんと描かれていない。この脚本・演出。なんだこれ。それぞれが描きたい場面を持ってきて、つなぎ合わせたような映画。しかもその場面場面が嘘くさい。嘘を見ごたえある映像にまで昇華できていない。単に、思い付きをやってみただけの動画のような場面の羅列。実話が元になっているとのことだが、人が描けていないから話としては見る価値なし。でも、役者が良いんだな。それでかろうじて最後まで見られるかな。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎にしかできない役\n 戦国時代物が苦手な私でも最後まで楽しめました。のぼう様の役は野村萬斎にしか出来ないな〜と踊りのシーンを観て思いました。本当に独特な表情の作り方をするから観ていて引き込まれます。成宮さん、辞めちゃって勿体ないなあ… " + }, + { + "date": "2018-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦国時代の局地戦\n どのくらい創作が含まれているのかなど詳しくないのでわからないが、一般にはさほど有名ではない戦国時代の局地戦も描きようによってはおもしろくなるものだと改めて思った。下手な関ヶ原や川中島のドラマや映画よりよっぽど楽しめた。CGもハマっていたし。それにしても、水攻めって地味なイメージであまりピンときてなかったけどこの映画の描写が実際のものに近いとしたら津波を人工的に作るものにほかならず、効果的且つ非人道的なものに違いない。つくづく戦って大変だね。なお原作未読・予備知識なしで視聴。 " + }, + { + "date": "2017-12-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎さん\n 良いね。脇役も個性派揃いで面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うむむ\n 原作未読。ストーリーは面白いし分かりやすいけど、イマイチ入り込めなかった。あと終盤のシーンがダラダラと長い印象。エンドロールにも違和感。(トイレ我慢してたからかも)映像は迫力あってよかったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作は未読。すごくわかりやすく面白かった。佐藤浩市がいちばん良かっ...\n 原作は未読。すごくわかりやすく面白かった。佐藤浩市がいちばん良かった。上地雄輔の石田三成はかなりハマってた。戦下手な感じとか、部下とのやりとりとか。ぐっさんが三国志の張飛みたいに強すぎてわらった。敵味方関係なく魅了する田楽踊りを見るとああやはり長親役この人しかいないのかと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-05-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "萬斎ワールド満載\n 史実ということですが、脚色はあるでしょうが勉強になりました。すごく真田丸に近いイメージ。守って戦うところや、総大将以外のキャラの立ち具合なんかは真田十勇士に似てる。戦国時代ものの戦いはどうしてもこうなるかな。正木と山田帯刀の一騎打ちも、あまりリアリティ感じなかったけど、ロードオブザリングでこんなのあったなー、とちょっと興奮した。しかし成田長親という人物が本当にあのままならば、野村萬斎以外は演じられない人物。特にあの田楽踊りのシーンは他の人では無理でしょう。その分、石田三成の上地雄輔が物足りない。寧ろ山田孝之が石田をやっても良かった。長束正家はなんだかかわいそうな演出。正木や柴崎、酒巻はキャラ立ってて、やりすぎ感もあるけど良かった。佐藤浩市は脇の方が生きるんじゃないか? " + }, + { + "date": "2017-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑いから真面目に\n 前半の武勇は行きすぎて笑えました。後半はナウシカみたいな話で民の心をわしづかみ。はじめが笑えておわりが真面目統計的に正しいシナリオでした。 " + }, + { + "date": "2016-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "時代劇でもエンタメ感満載!\n 比較的軽いタッチで観ることが出来る時代もの。時代劇が苦手な方には入りやすい作品のような気がします。例によって、本を手に取ったら映画化の帯が付いていて、映画を観ようと思っていたものの、ずるずると時が経ってしまっていたので、ようやく観れて大満足!!!思わず笑ってしまうシーンも満載\(^o^)/そして芦田愛菜ちゃんの可愛さよ♡♡それにしても…やはり上に立つ人間の器量の大切さを痛感! " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "萬斎節が満載!\n 萬斎ファンにはたまらないと思いますが、私のように萬斎嫌いにはたまらない作品でした。奇策? あれが?まったく説得力がなかったです。石田三成が「俺もあんな派手な戦がしたいいいい!」とシャウトするなど、随所にいい場面もありますが、なんせ全体を覆う退屈感があーた。主人公を守るモノノフたちは、まるで関羽と張飛。ということは、あの馬鹿っぽい現代風な青侍が孔明ですか? マンがっぽすぎるよ!数多くの歴史モノを見てきましたが、このがっかり感は半端なかった。いや、いいものを観ました。逆の意味で。 " + }, + { + "date": "2016-04-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "い、よぉーっ!ポン!!\n クソつまらなそうだったのですが、観てみるとオモシロかった。なんといっても野村萬斎が良かった。よっぽど俳優業をしている役者よりインパクトがあった。やはり、その道を極めている人には何か魅せられるものがありますわ! " + }, + { + "date": "2016-03-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "野村萬斎さん!\n 昔から好きでした!また違う良さが出てきましたね!結構面白い映画です!ここ最近の中では1番良かった!100円の恋はまだ観てないですが… " + }, + { + "date": "2015-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "面白い!\n 笑いあり、感動あり、終始惹きつけられてた感じ。久々に面白いと心から思えた邦画ですかね。原作は数年前に読んだことがあったんですが、原作に負けず劣らず映画もよかったですね。 " + }, + { + "date": "2015-10-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "のぼう様のマキャベリズム\n 戦国の終わりを告げる小田原攻めの傍ら、その支城が500の兵力で2万の豊臣方を相手に戦う。 いかに知略をもってしてもこの戦いの勝敗自体は最初から決まっている。戦いの結果ではなく、そこへ至るまでの関係者の「納得」が映画の焦点となる。 豊臣方に和戦の如何を問われた際の、野村萬斎演じるのぼうの返答は、果たして予想外のものだろうか。主従の関係を第一とする武士としては当然の決定だった思う。 城主が豊臣方に内通しているというお膳立てが漏れかけている以上、小田原城中にいる自分たちの主を守るためには形だけでも豊臣と一戦交えないわけにはいかないのではないだろうか?惚れた女を秀吉の妾にすることが嫌だったなどという青臭い理由で、多くの人命を犠牲にする戦いを始めるほどアホ臭い話でないことを祈りながら、戦後の姫の処遇を待つことにした。 総大将自ら敵城に乗り込んできた石田三成とのぼうの会談は、戦国の世が終わり、農民の生産力を高めることで豊かな社会を築くという政治中心の発想で一致する。この政治の筋を通す三成がさわやかで、上地祐輔が様になっていたと思う。そしてのぼうは、これに応えるように、自らの恋慕の情を押し殺して城主の姫を秀吉に差し出す約束をする。 これ以上の無駄な血が流れ、農地が荒らされる戦争を回避するためにお姫様が新たな権力者に召されることは、その身分にある者としての当然の務めなのだ。その筋を通したのぼうの政治哲学はマキャベリズムにも通じるのではないか。 水攻めの考証、若い俳優たちのあまりにも現代的な演技など指摘すればきりがないが、開戦決定時の私の憂慮が杞憂に終わりすっきりした。無責任で甘ったるい色恋を正面きって排除した、この映画の勇気ある発想を讃えたい。 " + }, + { + "date": "2015-09-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "話題は本だけ?\n 原作を読んで、これ映画なってたなと楽しみに観てみた。三成は一本調子だし、のぼう様はオーバー、音楽もはまらず、原作の期待値を引きずった分余計にハズレ感が否めない。 " + }, + { + "date": "2015-05-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "武士道精神にのっとり、正々堂々と戦いました‼負けてもイイ試合でした...\n 武士道精神にのっとり、正々堂々と戦いました‼負けてもイイ試合でした‼みたいなある意味、青春映画風で良かった。でも戦だからグロ描写もあったりする。キャラの個性が映画っぽくて良い。敵の大将もいい奴すぎるわ。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "娯楽映画\n 思ったより面白かった。誰でも観れる時代劇。 " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "コメディ戦後時代劇 面白いかも\n 新しい切り口の戦国時代劇。シリアスをコミカルに描いている。 ルロウに剣心と同じで、戦国時代を様々な切り口で描く試みは評価に値する。黒澤映画を超える新時代の時代劇を切に望む。 " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "ぼーっとしてしまった\n 公開時から大ヒットだったし、なんとなく話題だったので見たいなと思っていた作品。周りから見くびられていたのぼう様が戦いになると才能を発揮し、強いリーダーとなるというストーリーらしいんだけど。なんとなく、のぼう様の奇策である田楽踊りによる敵味方とも虜にするっていうのが、なんとなく「え?」って感じ。いくらなんでも、あれでいきなりみんながのぼう様大好きってなるのが理解できず。ラストもあまりすっきりせず、スカっとする見せ場もなく、私はぼーっとして終わったような。 " + }, + { + "date": "2015-01-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "『のぼうの城』\n 良かった。大軍に立ち向かう軍記はたくさんありますがこれは要所要所でその時世の武士、百姓の気持ちがリアルに伝わってきた。水攻めは他の武将の手柄を無くす、戦に集まった武将たちに総スカンを喰らう石田三成のシーン、水攻めの裏側なんか知らなかったもんね。キャスティングもイイよ。ぐっさんも良かった。 " + }, + { + "date": "2014-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "歴史好きなら\n 歴史を知っていれば、もっと楽しめたと思います。最後、姫をあっさりと渡してしまったのも、なんかなーと思いましたが、そこが逆にリアルでした。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "題材は良いのに凡作です。\n 普通の満足度です。舞台(現在の埼玉県行田市)とのゆかりもあるので観賞してみました。ここは良いが、これは良くないと、中途半端な印象です。一番期待していた、のぼう様の『正体』には肩透かしをくらいました。せめて、その『正体』に徹底したエピソードでもあれば納得するのですが、決定的な演出がないので、説得力に欠けます。例えば、某海賊映画のスパロウ船長は、あらゆる場面で人物描写に力を注ぎ、観賞者を納得させるのに成功しています。のぼう様には、それが足りていないです。そもそも、仲間がチートで濃いキャラクターという設定で、のぼう様を際立たせるのは至難の技ではないでしょうか。野村萬斎の演技は異才を放っていて面白かったです。狂言を見たことはないですが、映画の中では大変味があり、堪能する事が出来ました。佐藤浩市、西村雅彦の安定感ある演技は、熟練のなせる技で見応えあります。言葉使いがヘンテコですが、観賞者がコメディ場面を受け取りやすいように配慮したのだと思います。むしろ、シリアス場面での、抑揚をつけた台詞が聞きとりづらい事に、私は気になりました。合戦シーンはそれなりに迫力あります。しかし、外国の映画作品で大規模に量産されているのですから、違うアプローチの戦を見せて欲しかったです。そう…ここでこそ、のぼう様独特の戦いが欲しかった!このままでも勝てんじゃね?って経験したい方にオススメです。 " + }, + { + "date": "2014-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "野村萬斎がすごい\n 長親は戦をするって言ったけど、あれは甲斐姫のためか領民のためだったのかどっちなんだろう。柴田が城の前で敵を追い払うシーンがあってたけど、いくらなんでも無理があると思った。あれだけの兵を持っていて水攻めはひどいと感じた。歴史はけっこう好きなほうやけど、こんな人がいたとは知らなかったな。 " + }, + { + "date": "2014-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "助けてあげたいと思われるような人になる!\n 忍城という小さな城が、石田三成の大軍勢を相手にいかに戦うかを描いた史実に基づいた歴史作品。主人公である忍城主成田長親は「のぼう」と呼ばれ、領民や御家来衆に親しまれていた。主人公の人の心を掴むテクニックの素晴らしさ、時折垣間見せる厳しい表情を見事に演じた野村萬斎が大好きになりました。自分も、周りの人に、助けてあげたいと思われるような人になりたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-07-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "でくのぼうに見えて実は…ではない。\n 水攻めのシーンが少しカットされていた。中途半端はことするくらいなら放送自粛か全編放送でイイと思いますけどね。冒頭に「本編には過激な水攻めのシーンが含まれますので視聴にあたっては充分に注意して下さい」と書いてノーカットでお送りして欲しかったというのが大多数の正直なところだと思う。それだけ良かった。野村萬斎の狂言も良し長親の過去は結局なんだったんだ? " + }, + { + "date": "2014-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "萬斎さんはもともと好きだが\n 狂言のお家のエリートだからこその役作り。おそらく、本人からの提案で取り入れた案もたくさんあるだろう。小舟の上でのあのバランスでの舞踊。しかも、どちらかと言えば民謡な泥臭さも演出。早乙女に混じるところとか。あれを見られただけでも、映画料金払う価値がある。ドラマ部分とアクション部分はきちんと分けられている感じも好感がもてる。佐藤浩市さんは使いでがある俳優さんである。1番の見ものであるはずの水攻めは、ちょっと違う感じがするが、まぁ、客を呼ぶためには必要なのかなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "後世に残る歴史的な闘いと褒め称えよ。\n と、上地雄輔扮する石田三成は最後に言いましたが、まあ、間抜け過ぎて相手が良すぎたとしか言いようのない負けっぷりでした。ザック監督の「300」といった作品か?もしくは一連の三国志の様な戦術を駆使した部分が見所か?ウーン、全然違った。20000対500の闘いも宣伝文句に踊らされましたな。この作品は細かいエピソードを散りばめてあるから、闘いがクライマックスではない。むしろ、その前後を楽しむべき作品です。 " + }, + { + "date": "2014-04-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "肩肘はらず楽しめる歴史娯楽活劇!\n 農民たちから「でくのぼう」を意味の「のぼう様」と呼ばれ慕われる成田長親が、石田三成率いる2万人の豊臣軍にたった500人で挑んだという史実を基にした娯楽活劇。本格的だけどもかた過ぎず笑いもこぼれるわかりやすい展開となっていて気軽に肩肘張らず鑑賞できる作品です。キャストも案外豪華!のぼう様役の野村萬斎をはじめ榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、西村雅彦、平泉成、前田吟、中尾明慶、尾野真千子、芦田愛菜、市村正親、佐藤浩市らが名を連ねていていてそれぞれの役どころも興味深いです。(のぼう様はなんとなくジャックスパロウ船長的な感じでした!)ゆかりの地埼玉県行田あたりの人はぜひ見ていただくと誇らしい気持ちになれるでしょう! " + }, + { + "date": "2014-04-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "歴史もの最強!\n やっぱり、歴史、戦国ものでは外れることはないと思った!正直、興味ない人は手を出しにくいのがこの手の映画だが、男子は特に見るべきであると思う。歴史が嫌いでも、絶対に戦国ものは楽しめる。自分がそもそもそうであった。戦は現実にあった話が参考になってるから、安い映画のようにはならないし、戦には男のロマンがなんだかんだで詰め込まれているから楽しい!!日本映画界はこういった、歴史物をいかに面白く作るかに重きをおくべきだと思う。下手に洋画の真似をするのではなく、せっかくの歴史ある日本国を使い。洋画との差をつけるべきである。 " + }, + { + "date": "2014-04-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "不発弾のような映画だった。\n 関ヶ原の時、徳川軍を迎え撃ってコテンパンにやっつけた真田昌幸のような内容の映画を期待したので大いに外れました。緒戦が終わり、これからって時に終わってしまいました。なんだこりゃ。このストーリー。ネタ自体が魅力的ではないと思いました。エピソード自体が短いのでそもそも映画には向かないように感じました。短いエピソードの複線ばかり長い話・・・という印象を受けました。また、この殿様にグレートな部分を見出すのはむしろ難しいのではないのでしょうか。この人のどこが魅力的なのでしょうか?俳優陣はキャラがカブっていてコントラストがでてなく魅力的にも個性的にも見えませんでした。基本的に侍らしい雰囲気がまったく出ていません。タレントが鎧を着ているだけ。俳優のスケジュールに余裕がなさすぎるのか演技力がなさすぎるのか?ただ、なんとなく飽きずに最後まで見れたので、そんなには悪くなかったのかなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-03-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "あんまし良くなかった\n 水攻めのシーンは迫力があってすごかった。最後に登場人物がこの戦いの後にどういう生き方をしたかの説明があったのでよかった。 " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "不思議な\n 作品でしたね。出演陣が豪華なため、飽きがこないのもありましたが、なんかとくべつ面白いわけじゃないけど見続けてしまう。そんな作品でした。戦国の世の厳しさも描かれていたと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦国時代\n 豪華出演者ばっかりでほとんど知ってる観てて飽きがこない地上波でこんなに早く観れて嬉しい。のめり込めた作品 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史的戦いというよりも、日本昔話的内容\n 総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 ) 二万人対五百人の歴史的事実に沿った真面目な戦いを描いたというよりも、軽快な雰囲気の異色娯楽歴史劇。登場人物の演技も戦いも会話も、軽快に見せるための強調されたわざとらしい演技になっているし、合戦の場面も残虐性は抑え気味。知力と武力と死力を尽くした圧倒的不利な中で戦い抜く防衛戦ではなくて、奇抜なやり方で強引に物事を進めてしまう漫画日本昔話の豪華実写版のような物語。 原作を映画化の前から読んでいたのだが、農民が自主的に自ら命懸けで動いてくれてそれが成功するという偶然に頼るのが物語を決定する最高潮という内容には、呆気にとられて納得がいかなかった。映画は映像による動きがあって原作よりは楽しめたが、やはりこの物語の展開は好きではない。喜劇的娯楽色の強い演出もこの物語には合っているかもしれないが、でも話の展開がそもそも好きではないのでのめり込むこともなかった。ただ野村萬斎の存在はこの雰囲気にはまっていたのではないか。原作では何も考えていないように思えた主人公のぼう様よりもずっと魅力があった。それと美術や衣装は悪くなかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "楽しめる\n テレビで軍師官兵衛の初回を観た直後だったので、やっぱり映画のスケール感は凄いなあと感心しました。気軽に観られるエンタメとして非常にうまく作ってあります。ただ、野村萬斎はでくの坊には見えません。 " + }, + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エレカシ好き\n とにかく萬斎さん。下品な舞なのに気品があふれとる能のひとってすごいなぁ農民たちの農民らしい闘い方が好き " + }, + { + "date": "2014-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい(^_^)\n 邦画ではいろいろな歴史映画みたけどいやぁ楽しませてもろたなぁ。なかなか、戦でてきまでの心をつかむてあっぱれやなぁ。また、地上波でやったら見たいネ。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "戦国時代のラッキーマン\n 石田三成率いる二万の軍勢に、勝ち目のない合戦と知りつつも農民混成のわずか二千の軍勢で対抗したお城のお話。諸葛亮孔明よろしく城主が智謀の限りを尽くして相手を翻弄する、という展開ではなく、感情に任せた行き当たりばったりな行動に幸運が重なって結果がついてくる、いわば戦国版ラッキーマンというべきような展開が連続する。ただ、行き当たりばったりとは言っても、その根底にはプライドと自己犠牲の精神があるので純粋に好感が持てた 。映像的な面でも、攻城戦シーンの数々はケレン味に溢れており痛快。個人的になロードオブザリングよりも全ての面で優っていると感じた。邦画の底力、侮るなかれ。冷静に観ると、城主の行動の数々は勇敢と言うよりは無謀だが、いつの時代も、ここぞという場面で賭けに出られる(そして、結果を出せる)男はかっこいい。 " + }, + { + "date": "2014-01-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小説の方が良かったかな\n 小説が良かったので、現地(丸墓山古墳、石田堤等)まで見に行ったほど。期待が高すぎたためか、映画も悪くはないのだが、いまひとつ。良い役者を使っている割には、農民の嫁役の尾野真千代が記憶に残ったくらい。 " + }, + { + "date": "2014-01-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "のぼうという人物がもう少し魅力があれば…\n 期待をせずに観たら意外と面白かった。しかし、のぼうの昼行灯だが愛されキャラというおかげで人心掌握をするが、彼がそんなに知略を尽くしてないのが残念。圧倒的な数的不利を覆すには彼自体が様々な指示をすべきではないか?って野暮な話ですが… " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "カタルシスはない、これが現実\n 配役が素晴らしい。のぼう役は野村萬斎以外には考えられず、佐藤浩市、山口智充がそれぞれの持ち味を100%活かした役で固める。その中だからこそ、成宮寛貴や榮倉奈々らの軽さが良い方に引き立っていた。原作にあった、非現実的すぎて浮いてたのぼうのタメ語が、映画ではギリギリ許容範囲の程度に抑えられていてよかった。結局負けてしまうし、姫とのハッピーエンドはないしでカタルシスはないかもしれない。けれどこれが現実というものであろう。圧倒的な現実の中で、(どこまで史実通りかわからないけど)最良かつユーモアのある選択をした、その妙を味わいたいものである。エンディングで、地名や堤といった、現代にかすかに残る痕跡を見せたのがしみじみする。野村萬斎は独特すぎて、他と比較ができない。 " + }, + { + "date": "2013-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しむべし\n 史実はどうだったかなんて、どうでもいい。何も考えずに、ただ楽しむべし。そんな歴史エンターテイメント作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思っていたのと少し違った\n 予告編からのぼうの魅力や知力だけで戦局を乗り越えていくのかと思いきや、まるで関羽や張飛ばりのスーパー武将たちの個人技で勝利する面もあり、その分リアリティが欠けてしまい拍子抜けに。石田光成が自ら城に乗り込んで開城条件について話すシーンでは、のぼうを尊敬に値するリーダーとして認め、また勝利者といえど奢らず改めるところは改めると約束する点など、かっこよかった。「よい戦であった」という言葉もよかった。あと野村萬斎、佐藤浩市は絵になるね。※小学生の子どもたちと観たのですが、なんのことやら良くわからんようでした。 " + }, + { + "date": "2013-11-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ロケ地が地元で星半分は加算(笑)\n 原作大好きです。映画も悪くないと思いました。邦画だけど最後まで見ました。野村萬斎の怪演が別次元なのと特殊効果がショボすぎるぐらいが気になったところです。 " + }, + { + "date": "2013-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "65点 ポップな戦国時代ぷち人情劇\n NHK大河ドラマなどで目の肥えた方には なんだこりゃ とガッカリするかも。ざんこくな描写すくなく、台詞も堅苦しくないくだけた現代の言葉もまぜてある CGも多様につかってあり見応えもある。野村萬斎さん佐藤浩市さんの演技で 引き締まりがあり ただフニャ~っとしたままにはなってない。上地雄輔氏、 不慣れな時代劇からかエンジンがかかるまでブレのある演技  大物俳優との対峙で若干のみこまれているようないんしょうただ 部分部分でみればなかなかドッシリと構えててかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2013-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "中盤のアレコレは無意味。\n ぐっさんの演技がなんとも…(笑)凄く声いいから逆にコントっぽくて少し笑ってしまった(´ω`)民からの信頼、慕われている<のぼう様>だからこそ船上での踊り…凄く感動いたしました。しかし個人的に一番好きなシーンは泥をつけあう所♪慕われる理由がわかります。でも、そこから面白さがでて…そこから終盤なわけで…。ラスト姫の扱いが雑なのが一番納得いかず、名残おしさもなくエンディングなので少しモヤっとしました…。←中盤のアレコレは無意味に感じます。まぁ…DVDで十分な作品かなぁ。劇場で見なくて正解だったかも。145分…少し長く感じてしまいました…f(^^; " + }, + { + "date": "2013-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画は木偶の坊の出来にしないの?!\n 好きだなーこういう時代劇映画。スカッとするし胸にくるしで大満足でした。序盤は主人公なのに全然存在感なくて、おい大丈夫?!と思ったけど、やはり殿様、中盤からは従来の殿様像を一掃する新しい殿、頭がよくてクレバー、それでいて人を魅力する、暴れん坊将軍とは全く違うタイプの殿様を見せてもらった!ああいうリーダー像っていうのは今の世の中にも当てはめてもいいかも?野村萬斎の普通の俳優では表せない表現、これがこの映画を支えたと言っていいでしょう。もっと映画に出てほしい逸材です。あと意外にぐっさんもよかった、というかハマり役すぎ笑 " + }, + { + "date": "2013-07-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎の田楽踊りは必見\n 野村萬斎さんの演じるのぼうがとってもピッタリで抜けた挙動や歌に魅せられました。しかし、最後まで甲斐姫への思いは明かさず、少しミステリアスなキャラになっていると感じました。物語ラストで甲斐姫の言った、兵糧には食い下がったくせにわしの事になるとあっさり食い下がった。というセリフがまさにその通りです。少しくらいのぼうが姫を愛しているという演出が欲しかった・・・。なんにせよ、見ていて楽しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よき戦にござった\n 野村萬斎さんがいい。荒唐無稽なキャラでも野村萬斎ならしょうがねえ!と農民たちのように引きつけられてしまった。戦国時代の侍を『300』のスパルタンのように超越的な存在として描くのかなーと思ったけど、けっこう現代的な科白まわしでしゃべるので白けてしまった。成田長親が農民の妻を手篭めにした家臣の家族を丸め込むくだりや農民が武器を隠し持っていたところは科白で処理するだけでなく1カットでも画で見せてほしいと思った。お姫様が武芸に秀でているという設定はあんまり生かされないので自分も戦に打って出ようとするとかそういうシーンがあればどうだったかと思った。史実ならではのちょっと苦味のあるラストがよかった。エンドクレジットで埼玉県・行田市の忍城付近の現在いの映像が出てくるところもグッときた。 " + }, + { + "date": "2013-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "1600円くらいかなー。\n のぼうさんの踊りのシーンは見とれた。しばらく野村萬斎が私の中でブームになった。DVDでたら旧作でもう一回みたい。そういえば上地雄輔もかっこ良かったし。キャストが適材適所で楽しめたなー。 " + }, + { + "date": "2013-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "水攻めの時\n なぜ水攻めがくるとわかっていながら、農民思いののぼうが農民を避難させなかったのかな。なんか、楽しく見れたけどあとになんにも残らない。 " + }, + { + "date": "2013-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰に?感情移入しましたか?\n いやいや。こゆ時、尻拭いする人?の気持ちて分かる?・・御破算にしてメチャクチャにしてしまう人。ただ人から好かれるてだけで何しても許される人。俺、ダメだなぁ(つД`)ノ・・そんなの。考えても分かる事は、まんま考えずに分かって欲しい!世の中、綺麗事だけでは動かないしょ(´・Д・)」?だから、どうしても移入出来なかったが・・監督二人?(しかも一人は犬堂監督?)の為か?原作がシッカリしてる為か?なかなかに?アッという間に時間過ぎて・・ナカナカ良かった♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪☆評価は・・DVD100円基準で(*^^)vDVD買う度 ◎モ1回見たい度 ◆◆おすすめ度 *****デートで見る度 ◇◇観た後の行きたいお店】和食レストラン!観た後の飲みたいお酒】焼酎か?日本酒!観た後の食べたい一品】めざしか?漬け物?なんぢゃコラ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*??? " + }, + { + "date": "2013-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "人とはこんなものなのか\n 映画「のぼうの城」(犬童一心・樋口真嗣監督)から。数年前に原作・同名の小説を読み、映画化を楽しみにしていた。当時は「のぼう様(成田長親)」に関心が向いていたが、今回は、なぜか、攻め落とせなかった敵将、石田三成に私の好奇心が興味を示した。こちらの兵の数を聞いただけで、相手方は開城するとの噂を耳にした石田三成が、大谷吉継に嘆く。「大谷吉継よ、人とはこんなものなのか。銭と武力で圧倒すれば、これほど簡単に性根を失うものなのか」「性根」とは「根本的な心の持ち方・根性」とか「1つのことを長くやり続ける気力」のこと。もっと人間としての誇りみたいなものはないのか?と、石田三成は、自分の戦のことより、人間に興味を示した。大谷は「勝利者のみが抱ける甘美な感傷だなぁ」と答える。その後、20,000対500(小説では20,000対2,000だった?)でも、戦うと決めた相手方の動きに、また嬉しそうに反応する。「わしは、人と言うものに高を括ってしまうところだったぞ」「高を括る」とは「せいぜいそんな程度だろうときめてかかる」「みくびる・あなどる」などの意味だから、「人間、まだまだ捨てたものじゃないな」という、石田三成の心の叫びが聞こえてくるようだ。P.S.先日他界した「夏八木勲さん」が、お坊さんの役で出演していた。ナレーションは「TBSアナウンサー・安住紳一郎さん」 " + }, + { + "date": "2013-05-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まじで\n 共同監督のお二人は、私が高校生~大学生のころ90年代の後半から00年代初頭に出てこられた監督でお二人とも映画を見てすぐに誰が監督なのか気になりました。ひっかかりの有る監督です。それぞれの監督との個人的な出会いは、犬童監督は『金髪の草原』、サントラ買いました。樋口監督は『ローレライ』劇場で見てあとからDVDも借りました。戦国時代も好きですので自ずと期待は高まります。で感想。つまんねー。何だこれ、つまんね。まあ、製作時になにかしらのトラブルがあったそうだというのは何かで見ましたが、いやはや残念の一言。つまんないっす。とにかく映画の立ち位置が非常に中途半端。まず、そもそも原作自体ライトな歴史小説ですので、歴史考証が浅く戦国好きにははまりにくい。役者自身の頑張りは感じますが、渋めで固めるのかライトに寄せるのかはきりしない。結果、全体の調和に欠ける。一方は渋く片方はコメディ。主役の一つであるはずの城も難攻不落には見えないし、オンボロ城にしては新しい。のぼうを中心とした弱きものが強いものに立ち向かう、勝てないまでも鼻を明かすという肝心のテーマが上っ面でしかなく、のぼうは有能に描かれ過ぎで石田方は無能すぎる。(歴史的にはこのときの石田はまああんなもんかも。)大群の脅威もおざなりにしか見せないし、潤沢な予算らしく見せる工夫も無い。北条方と豊臣方の具足の対比を派手にするとかあるでしょ。せめて皆朱の槍くらいもっと剛毅なものを魅せて下さいよ。あんなもんオカマの旗竿やないか。農民が突撃して余裕で敵兵を惨殺しまくってました。それならそれでもっとご都合主義的な童話にするのも一つの手なのに、要所要所で血しぶきが飛び味方が死んでいる。とにかく思い切りに欠ける作品。いっそ戦国無双やんけ。っていうあのシーンで埋めるとかさ。最後に全員で田楽やってもいいでしょう。唯一、いいところは野村さんの田楽。田楽から狂言って派生したんですよね。やっぱ。プロ。巧すぎ。見応えがあります。本来ののぼうはもう少し純粋な馬鹿さが多く、もっとカッコ悪くないといけないように思います。野村さんがやると巧すぎる。だから俳優をもっと渋い役者で固めてしまい、派手な衣装も甲斐姫とのぼうだけにして周りのレベルを全体的に挙げてしまったほうが良かったのではないかなと。ぐっさん好きですし、上地さんも悪くは無いんだけど、(というよりむしろ良かった。)のぼう(野村)より弱いものが周囲にいる上に出来るキャラだとねー。どうしても調和が取れないですよ。というわけで石田堤よりも土台が安定していない作品。 " + }, + { + "date": "2013-05-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ん〜\n 野村萬斎さんの演技が完全に浮いていた印象を持った。踊りのシーンを迫力ある絵にするための起用と僕は考えていますが、本編の演技がなぁ・・・観客が遠いところにいるのが普通の「演劇」とは違ってカメラが接近できる「映画」において、野村萬斎さんの「おおげさな」演技がすごく痛く見えた。また、予告編を見てて勝手な推測をしてたのですがものすごい多勢に対して、非凡なアイディアを駆使して勝利するのかなぁ・・・なんて考えてましたが、違うやん!!!結局のところ、野村萬斎さん演じるのぼうはいったい何をやったのだろうか??農民に対しても人望があった、ってだけ??「水攻めじゃのう」とか言ってるときに前夜にわかってるなら避難させればイイのに・・・船で踊った狙いが結局は何だったのか映画の話通りの読みだったとは考えがたい気がした。なぜなら、そこまで頭がよくないんやもん・・・・ " + }, + { + "date": "2013-05-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "アイドル映画?\n 野村萬斎のための映画です。野村萬斎のファンの方は、面白く見れるかもしれません。映画を楽しみたい方には、「全くお勧めできない!」というよりも、「見ないことをお勧め」します。野村萬斎さんは素晴らしいという意見が多いようですが、踊りのシーン以外は、全く共感できません。とにかく、まぁ、みなさんの演技がばらばらで、まとまりがない。まるで、子供の学芸会とプロの方の舞台と狂言が一緒くたに行われているような...映画は、舞台じゃないし、テレビドラマでもないし、ましてや狂言や歌舞伎でもない。映画のための演技というものがあるんじゃないでしょうか?これは、役者さんの問題じゃなくて、監督さんとか演出の方の問題かもしれません...あるいは、予算不足とか、役者さんのスケジュールの問題とか、何か他の問題があったのかもしれません。ひさびさに、とても見ていられない映画に出会いました。 " + }, + { + "date": "2013-04-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んで、そして観る映画\n 家庭で観ては、感動半減の作品です。是非、原作を読み込んでから映画館へ足を運ぶべき作品です。作品の内容に付いて今更コメントするのは、遅すぎますが私は、6回映画館に行き原作と突合せしました。実に奥が深い作品です。残念なのは、水攻めのシーン。理論的には、じわじわと水位が上がってくる筈ですが、劇中では暴爆となっています。コレは作品を漫画チックにしてしまいましたね。個人的に、上地君の石田三成は良かったですね。ぐっさん、成宮君は・微妙ですね。ミスキャストかな~野村萬斎さんは文句なしです。流石ですね。しかし、それ以上に佐藤浩市さん。実際は決して大柄な方ではないのですが、なんと凄まじい存在感でしょうか。主役が二人の映画です。 " + }, + { + "date": "2013-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "お正月らしくてよかった\n  コンディションの調整に失敗してしまい、合戦が始まるまでかなりウトウトしてしまったのだが、合戦からは眠気が吹き飛ぶ面白さ! 水攻め前の肉弾戦みたいな場面がもっと見たかったような気もするのだが、すごく面白かった。佐藤浩一かっこよかった。 石田光成はいつも嫌なやつで描かれているのだが、かっこよかった。 のぼうの野村萬斎は、バカの役なのだが目が怖くて油断ならない感じしかしなかった。蛭子さんみたいな人をキャスティングして欲しかった。でもよかった。 エンターテイメントながらもリアリズムに徹しようという姿勢が大変素晴らしかった。お正月にぴったりで、この時期に見れてよかった。 " + }, + { + "date": "2013-01-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが、野村萬斎。\n 主演が野村萬斎で、脚本が原作の和田竜の時点で観るしかないと思いました。監督が犬童一心樋口真嗣とは贅沢な反面、良さが活きるか不安もありつつ。もちろん、萬斎さんの存在感と演技力、田楽踊りの素晴らしさもあるけれど。物語全体を意識してエピソードを厳選した脚本の素晴らしさはさすが原作者。水攻めの迫力もさることながら、前田吟、夏八木勲といった脇を固める役者陣。市村正親の豊臣秀吉は一瞬しか出演シーンがないのに、超豪華でしたね。佐藤浩市の安定感と若手俳優陣も素晴らしかったです。榮倉奈々、成宮寛貴、上地雄輔、山田孝之と先が楽しみですね。娯楽映画としても、人間ドラマとしても納得のいく出来でした。2時間半という長い時間でしたが、飽きさせない作りで良かったです。久しぶりに良い映画を観た気がします。やっぱり邦画はいいなと再確認した映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-01-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "のぼうの城\n 私は、本編の舞台である行田市隣の東松山市民です。最初に見たのは地元、行田市産業会館での試写会に当り友人を誘い出かけました。(その前に行田資料館で予習しました。)二度目は、人生で辛い闘いに望む時、家族を誘い映画館で観ました。この映画は私が仕事でよく通る地名が数々出てきます。映画を見た後に地図を傍らに置き小説を読みました…。とにかく規模がデカイです。水攻めの大迫力シーンはなるほど、これは公開延期になると思える凄まじいものでした。かなり大規模にカット&再編集されたそうです。それでも、凄いです。東北の方々にはキツクて無理かも知れません…。でも、この映画は希望に満ちています。闘う気持ちになれます。400年前の実話を元にまず脚本書きました→脚本大賞取りました→映画にしたいと熱望する人がありました。(野村万斎さんに主演依頼)→相当金掛りそう→スポンサー付きません→じゃあ、小説化してちょ→小説化しました→直木賞候補に挙がりました→本屋大賞2位になりました→世間の注目を集める超大作となりました→スポンサー付きました→映画化スタート→完成→震災→水攻めのシーンの衝撃を慮って公開延期→大迫力のシーンを泣く泣く一部カット、エンディングの今の地元の希望に満ちた映像を追加しました夫が本好きで大体の映画化される小説を映画化の企画に挙がる前に読んでる人です。その夫が『これ良い』と勧めてくれる本は これまで全てが映画化、あるいは映像化されています。でも、私は、すぐには読みません。なぜなら、私は 『映画鑑賞→読む派』だからです。だって、その方が読んだ時の『ワクワク感』が断然大きいからです。これ、大正解!!『のぼう』はまさにそれ!!かなり本からはカットされていて残念な部分はあるものの時間を考えると至仕方無いのかな…?と思います。ですが、キャスティングの素晴らしさ、迫真の映像、最後に流れるエンドロールの400年後の今の地元に暮らす人々の姿は人間の『生きる』・『活きる』事へのたくましさ、希望を感じ、震災に合われた方々に気持ちが及び 「人間、捨てたもんじゃない。また、立ち上がれる」と涙が溢れて溢れて止まりませんでした。400年後の地元を知る者として、これから、何かと闘わなければならない人、権力に踏みつぶされそうな人、理不尽な目に合っている人、悔しい思いに押しつぶされそうな人がいたら特に誇りを持ってお勧めします。きっと、元気になるはずです。 " + }, + { + "date": "2012-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "さすがプロ!\n 単純に史実にあった話というのもあってストーリーに惹かれて見に行きました。差があまりにもある大勢に少数の軍勢がどう立ち向かうのかその華麗なる手法を見たかったので。思っていた展開と少し違いましたが、人間の心が人を動かすという物語が好きなので最後まで楽しんで見れました。そしてなんといっても見どころは野村萬斎さんのプロの仕事。起用した理由に納得がいきました。でもキャラクターの性格が少し伝わりづらかったかな?とは個人的感想ですが・・・。でも全体として面白かったです。 " + }, + { + "date": "2012-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者の力\n 野村萬歳の舞台で鍛えた良い声が聴ける。マイク無でも撮影中のスタジオ内に響いていたんだろうなと想像できる。やっぱ本物の役者はすごいや " + }, + { + "date": "2012-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "エンタメに徹しよう!\n 脚本あっての、原作、原作あっての映画だったはず。それでも、原作より見劣りする部分が多かった。原作はあまり読みやすい本ではなかった。ともあれ…秀吉役の市村正親を見て思った。ギャグだ。成田長親の野村萬斎。いい味出している。田楽のシーン。最高! 田んぼのところのもいいし、敵陣に見せるシーンも良い。 実際には、あんな遠くから田楽は見えないと思うけど、演出の一つということでよい。 野村萬斎のpvのような作品と呼べる。佐藤浩市、あんな役しかできない。ぐっさん、あんな演技しかできない。山田孝之、あんな演技しかできない。基本的にエンターテイメントなのだと思う。泣かせるとか感動させるとかでなく、華やかな打ち上げ花火的に、人々を驚かせ楽しませればよい作品なのだと思う。だから、佐藤浩市や山田孝之みたいに、真剣な糞詰まりな表情の演技も必要だったのかもしれない。そういう意味でも、エンディングに現在の行田市が出てきたのは、悪くないと思う。ところで、水攻めの時って、あんなに水が勢いよく入ってくるの?じんわり、ひたひたやってくるのではないの? " + }, + { + "date": "2012-12-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良くも悪くも軽い時代劇(・∀・)\n 震災があったせいで公開が危ぶまれてたけど、2年経ってようやく日の目を見た話題作(・∀・)野村萬斎の演技はかなりのオーバーアクションだけど、この「普段は昼行燈だけどいざと言う時に頼りになる」という役柄には最適じゃないでしょうかね?どこか日常から浮き上がった浮世離れした感じも、つかみどころのない感じも合ってると思う。あとぐっさんの熱血漢ぶりと、佐藤浩市の重厚さもいい味が出てると思う(゚д゚)イーヨイイヨーただ榮倉奈々のお姫様は、武芸に優れてるという設定の割にはその辺りの描写が足りないと言うか(;・∀・)投げ飛ばすシーンもコマ送りでやってるだけだし、のぼう様を押さえつける所なんかもあんまり強そうな印象は受けないし。上地勇輔の石田三成も、秀吉が備中高松を攻め落とした戦術である水攻めをしてまで落とそうとしたんだけど、ラストではかなり物分りのいい人になってるから、悪役感があまり感じられない(;´∀`)あと気になるのが、成宮寛樹の口調が思いっきり現代言葉∑(゚ω゚ノ)ノどうしても全体的に軽く映ってしまう(ノ∀`)アチャーあと秀吉に降伏を伝えに行った、西村雅彦扮する成田氏長はその後どうなったんだろ?秀吉自体も全然絡んでこないのもちょっとな~(´ヘ`;)ウーム…でも映画自体の出来は大変良かった(・∀・)イイネ!!特に水攻めのシーンは、震災があったせいで大幅にカットせざるを得なかったとは言え迫力あるし、合戦シーンもうまく臨場感を出せてると思う。ただそこから、水攻めから逃げて来た農民が城に上がる時に草履を履いたままでは・・・とまごついてる時に、のぼう様が率先して草履のまま城に上がるのはもたもたし過ぎ(;´∀`)馬はCGで合成してるらしいけど、佐藤浩市の馬術の腕は相当らしいので、そこで時代劇っぽさ、戦国時代っぽさが際立ってる(*´・д・)*´。_。)ゥミュそして今の埼玉県行田市にこの忍城があったのは事実だから、城跡と石碑がちゃんと今も残ってるあたりも、この出来事は史実で今にも繋がってるというラストの映像も良かった(・∀・)ウン!!邦画としては珍しい共同監督、映画化の企画が持ち上がってからもなかなか資金が集まらなくて、最初に小説を出してベストセラーにして、その上で映画化に漕ぎつけて、震災があって公開が危ぶまれてた・・・とにかく紆余曲折を経て無事に公開となった、邦画史上かなりの特殊な成り立ちの映画。色んな意味で歴史に残る超大作であることは間違いないですな(・∀・)イイネ!! " + }, + { + "date": "2012-12-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "何か軽い\n 原作を読んで、期待して鑑賞した。なんとなくだが、映画というよりテレビドラマを見ている感覚だった。配役はいいが、演出は今一つ。それより、行田市へ行ってみたくなった。 " + }, + { + "date": "2012-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょ~おもしろい!!\n 予備知識なく、特にそんなに期待しないで見たんですが、それだけに感動ひとしおでした!優しさや思いやりと言った人間ドラマが、一本筋が通っていて、それでいて、次どうなるんだろー?というハラハラドキドキしたストーリー展開に引きこまれます。野村萬斎さんの演技も一流です。とにかく最高の映画です! " + }, + { + "date": "2012-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめました\n 野村萬斎の魅力がたっぷり堪能できる映画。史実に基づいているのだろうが奇想天外なストーリーは現代を彷彿させる。「戦」は「数」ではなく、「和」であることを教えてくれる。石田三成は歴史上「悪」と言われていて、ここでもやはりそうなのだけどそんなに人望がなかったのかな。むしろ戦国時代を誠実に生きた武将だと思うのだが、この映画でも「悪人」として描かれている。しかし、この映画は「のぼう様」が主人公であり、そのキャラを楽しめばそれで十分楽しめました。上映時間が長いのはまあ仕方ないでしょう。 " + }, + { + "date": "2012-12-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "不自然\n 領民のために命をかけたのぼうに惚れた姫様は、領民の為に、女としての戦いに殉じず、突然、近代個人主義のリアクションを取ってしまう。当時の世情に現代の価値観をちょいちょい持ち込んでる感覚が残念。 " + }, + { + "date": "2012-12-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "津波が生々しい……。\n 主役の野村萬才、佐藤浩市等はイイ味で適役だと思います。ただ、私が歴史に疎いせいもあろうかと思いますが、台詞が難解で序盤は聞き取れず、何やらいきなり話が進んでいったという印象でした。また、合戦を描いているのだから当たり前なのですが、首が飛ぶシーンは気持ちのイイものではありませんでした……。なら見るななんですが……。そして何よりも辛かったのは、大震災の津波にしか見えない氾濫のシーンでした。私にはまだやっと震災から一年半の今はキツかったです。せめて十年たってから見たかったな。そうすれば純粋に映画として入ってきたかも……。奇しくも鑑賞した日の夕方、またもや大きな揺れがあったので、より後味悪く感じてしまったのだと思います。残念です。 " + }, + { + "date": "2012-12-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "行田市に行ってこようかな\n  時代物小説の映画化は「火天の城」で大いに裏切られて以来全く期待しない中、この作品の映画化を聞いたときは「またか…」との思いが。 でも脚本を見ると原作者の名前が…。これならと期待しつつ、公開後のレヴューも比較的好意的なので先日遅ればせながら観てきました。他の方も書いておりますが、野村萬斎が素晴らしかった。キャスティングの勝利でしょう。個人的にはエンドロールで映し出された、現在の行田市(舞台となった忍城のあったところです)が素晴らしく、桜の季節にでも訪れて見たいと思いました。原作に比べると、合戦のシーンが多少カットされてる気がしましたが、まあ気にならないレベルでしたし、楽しい作品でした。 " + }, + { + "date": "2012-11-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通でした。\n 歴史の中でピックアップしたところはいい。。もう少しボリュームあったらまたおもしろくなってたかもと思います。成田長親のキャラ自体はかなり好き! " + }, + { + "date": "2012-11-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "奇策より必要なのは信じる心\n 現代風のポップなノリの時代劇を予想していたが、ちょっと意外。往年の時代劇を彷彿とさせるような重厚さと、現代風のライトな雰囲気を併せ持った映画だった。野村萬斎、良いっすね!剽軽でぽかんと明るいのぼう様はハマり役。終始賑やかだが、時々黙って静かに怒りを燃やす時の眼は、何か底知れない深さがある。で、そののぼう様率いる500人が、石田三成率いる豊臣軍2万人と対決する訳だが、この石田三成の“天下人の戦”とやらがまぁ汚い。多勢に無勢で圧しまくり、しかもそれを卑怯とも考えない。おまけに自分の手柄の為には兵の事など気にもかけない。それに対し、少数精鋭と結束力で挑むのぼう軍。いくら何でもたった独りで門を守らせるのはどーかと思うものの、佐藤浩市やぐっさん演じる豪将が敵をギッタギッタにする様はやっぱ楽しい!しかしながら……個性豊かな豪将が闘う姿は楽しいし見応えもあるのだが、宣伝で奇策奇策と煽った割には、そういった策があまり登場しない。ハイライトであるのぼう様の捨て身の策と、成宮寛貴演じる武将の序盤の策くらい?も少し色んな策が出てくるのかなと期待してたせいか、そこは肩透かしを喰らった感がある。これ、映画のせいというより、宣伝で『奇策』というフレーズを前面に押し出し過ぎたせいだと思います。のぼう様に“剽軽な振りして実は策士”という印象を植え付けたのがそもそもの間違い。だって、観た方なら分かる通り、のぼう様の魅力ってそこじゃないもの。天下の豊臣軍を相手にして落城されずに済んだのは、のぼう様があれこれ策を弄した結果では無く、仲間の力を信じ抜いた結果だった。彼は愚直なまでに仲間を信頼し、尊重している。家来や農民がのぼう様を慕う以前に、のぼう様自身が彼らを慕っているんだと思う。だから、彼らの尊厳を傷付ける人間には情け容赦はしないし、彼らを守る為なら何の躊躇も無く自分の命を捨てられる。本作の石田三成のような、自分の為だけに結果を出そうとするリーダーに誰がついてくる?ついていきたくなるリーダーってのは、仲間の力を信頼し、守ろうとしてくれる人ですよ。その信頼に応えたい、こちらも相手を守りたいと思えるような、ね。弱っちくて情けなくても、そういう点でのぼう様は最高のリーダーだった。以上!爽快感と僅かな苦みを兼ね備えた、見応えある時代劇でした。<2012/11/11鑑賞> " + }, + { + "date": "2012-11-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎の為に書かれたような台本\n とにかく、構想7年とか壮大なセットで見ごたえありました。それにでくのぼうの様な主人公が本当に頭の良い人で、敵の面前で踊りだした時は、能楽師の野村萬斎でなければ、なし得られなかった作戦でした。とても面白く最後まで目が離せませんでした。 " + }, + { + "date": "2012-11-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "魅了される、のぼう様のお人柄\n 野村萬斎主演ならと、作品をチェックインしたのが2010.12.。上演延期や、いろいろ配慮した上の作品公開と聞きます。観れて良かったです。上映時間が長めですがまったく気になりませんでした。面白かったです。「のぼう様」と民に親しまれた忍城城代・成田長親が、石田三成軍との多勢に無勢の戦いに打ってでます。数と力にものを言わせる世に、こんなにも民と近しく心通わせ、人心掌握を武器に戦った武将がいたとは。対する石田三成は、人の心には少々疎いタイプ。悪い相手を敵に回しちゃったものです。攻め方の武将も守り方の武将も個性豊か、奇策あり単騎戦ありで見応え十分でした。見どころはなんと言っても、のぼう様のお人柄。振り回されながらも慕ってやまない農民や武将達と同様に、魅了されてしまいました。農民達の威勢の良さもとても印象的でした。なんとなく武士に守られる農民の図式かと思っていたけれど、戦国の世、下克上の時代を強く感じました。戦いを通して、大局観のある大人のリーダーへと成長した長親の決断は、頼もしくもあり切なくもありました。のぼう様を演じた野村萬斎は圧倒的、他のキャストもぴったりでした。衣装も個性にあっていて良かった。欲を言えば男勝りが可愛い若姫様の、一世一代の絢爛豪華な姿も見たかったな。 " + }, + { + "date": "2012-11-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人が第一だよね\n 萬斎さんの異能ぶりはやはり光っていました。ボケや踊りはもちろんですが、信じて賭けに出た姿は素敵でした。佐藤浩市は乗馬や槍に感心しましたが、脇に徹した存在がまたかっこ良かったです。山口さんは野武士して、息子は張飛だとかなりうけてました。光成はホントに軍才なかったんですね〜知ってた大谷さん関ヶ原ご苦労様。最後に秀吉のコメント欲しかった。このお姫様に子供出来ていたら、豊臣家の子孫まだいたかも。話題の水攻めは怖いけど、ギリギリセットらしくて子供にもセーフでした。配慮しただけのことはあります。鳥瞰図は分かりやすくもあり、今となったらやるせないです。最後に忍城の今がどうなっているかわかってしんみり。皆もう生きていない昔のことだけど、人の営みは今も続いています。変わらない生活感のある町で良かったです。東北の復興も早くこうなりますように…! " + }, + { + "date": "2012-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが野村萬斎\n 野村萬斎の演技がすごく良い。笑えるシーンも良く、踊りのシーンはさすが野村萬斎でした。日本映画にしてはけっこうお金かけていました。話しもとても面白い。ぐっさんの顔の演技も最高。上地雄輔もかなり良い演技していました。日本映画らしい作品でした。エンドロールも素晴らしいく、感動。 " + }, + { + "date": "2012-11-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待してただけに肩透かし\n 原作が最高に面白く、また、読んだ時から『正木丹波は佐藤浩一しかない!』と思ってただけに、映画化にはかなり期待してたんですが、結論から言うと、肩透かし食らった感が強かった。最悪というほどつまらなくはないんですが、野村萬斎の大仰な演劇的演技(けして悪い意味ではないが)と、佐藤浩一のリアル系(東宝時代劇的というか)の演技が妙にかみ合っていないような。それにくわえて、ぐっさん、成宮さん、栄倉さんがテレビちっくなお子様向け演技で、役者の演技のベクトルがバラバラな感じがずっと気になって、なんかせっかくの佐藤さんも生かしきれてないように感じました。監督二人ってのが難しかったのか、水攻め(というより洪水)や戦のスペクタクルシーン、それだけ見ればすごいんだけど妙に浮いてる気もしました。特に、戦のシーンは軽すぎる演出でガッカリ感が大でした。迷作『隠し砦の三悪人』リメイク版に通じるような『効果には力を入れてるが、肝心の演出をしきれていない』、そんな軽さを感じます。野村萬斎、原作と比べるとぜんぜんボーっとしてるようには感じないけど、けして悪くはないんだけど。終わってみると洪水だけが印象に残ってた映画でした。ただ、『隠し砦リメイク版』を楽しめる人にはおすすめかもしれません。感じ方は人それぞれで、映画のおもしろさは絶対評価じゃないですから。 " + }, + { + "date": "2012-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "負け戦とは、勝ち戦とは…\n 「七人の侍」勘兵衛の台詞『負け戦だった』、「レッドクリフ」周瑜の台詞『勝者は居ない』、この二つの台詞は全く同じ意味だと解釈しています。むしろジョン・ウー監督のオマージュではないかと思ったほど。真偽は解りませんが…。そして「のぼうの城」、この映画にも勝者は居ません。何故か敗者も居ません。上地雄輔演じる石田三成が上機嫌に叫びます、「完敗だ」と。しかし彼は史実では勝者です。唯一堕ちなかった城だと言われ忍城の武将たちは歓喜の雄叫びをあげます。しかし彼らは史実では敗者です。超えることがタブーのような黒澤映画を、一人の\"でくのぼう\"がひょいと超えてしまったように思います。 " + }, + { + "date": "2012-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に面白い!\n レビューをいくつか読ませていただきました。みなさん評論家のようなレビューっすね。ボクはこの作品、久しぶりに映画らしい映画を観たような気になりました。ネガティブコメントがけっこうあるので残念です。中山美穂のラブレター以来のできのよい邦画だと思います。素直な目で観てみよう。(原作を凌げないのはメディアの問題) " + }, + { + "date": "2012-11-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待が大きかっただけに。。。\n 評判が高いこともあり、だいぶ期待を膨らませて見に行きました。特に、出演者コメントで、エンディングは必見との事。エレカシの曲も気に入り、はたして史実を基にした『時代劇』とロックがどう融合するのか。見終わって。。大スクリーンで見る作品と言うよりは、テレ東の年末スペシャル時代劇という印象かな。それであれば納得。佐藤浩市さん、ぐっさんは期待通りだったが、萬斎さんの全編通した狂言的発声、言い回しは最後まで異物感を感じた。逆に、上地さん、山田さんは普段受けている印象と違い、時代ものも意外や意外、存在感ありました。なかなかです。他でもコメントされてる方下いらっしゃっいましたが、登場人物のその後をナレーションでかたずけるのはお粗末かと。期待していたエレカシの曲とエンディングの映像(今日の戦地)も、個人的にはしっくり来なかった。確か書き下ろしと聞いており本編を回想する映像ならまだ入って来たのに。残念な感じを払拭できず、星みっつです。 " + }, + { + "date": "2012-11-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後、そう来ますか\n 水攻めが津波を連想させるということで、1年間延期になっていた本作。劇場によっては注意書きがされていたりして、どうしても見る前から津波のイメージが強い。ですが、本作はそれだけじゃありません。少数の田舎侍が地の利を生かし都から来た近代的な大軍を打ち破るというスペクタクル史劇。何より、主人公成田長親を演じる野村萬斎氏がいい。実のところあまり俳優には詳しくないのですが、本職の狂言師さんだそうで、踊りのシーンは必見です。石田三成は、一般によく言われるイメージとは違いますが、こういう三成もありかなと思います。あと、芦田愛菜ちゃんはこの頃の方があどけなさがあって可愛いと思うのは自分だけでしょうか…ただ、アナウンサーによるナレーションはいらなかったように思います。水攻めのシーンは配慮でカットされた部分もあるとの事ですが、それでもやはり痛々しい。ですが、エンドロールが始まっても席を立たないで下さい。最後、”そう来るか!”という感じで、ほっと出来る感じになってます。 " + }, + { + "date": "2012-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "のぼうの頭脳。\n 水攻めシーンのため、完成から公開を一年以上も延ばした作品。 確かに凄惨なシーンであるが、そもそも水攻めっていう戦い方が 私的に気に入らない(そういうことを論ずる場じゃないけど^^;) 二万もの軍がいるんだから、正面切って戦えっ!と思ってしまう 豊臣勢に対し、やはり歩が悪いのぼう勢の味方をしてしまう…。結局は開城せざるを得ない状況とはいえ(天下統一の一歩手前)、 あまたの農民をこよなく愛する城主(代理)は、彼らのために戦う。 いや、戦うというより守るほうに近いのか。 策という策があるようなないような武勢に、智将であるのぼうと 武将である丹波のコントラストが猛々しくてコミカルだった。 こいつら、ギャグ言ってるのか?という現代詞も度々入るという、 時代考証よりも破竹の勢いでガンガン推し進めてしまう語り口。 しかし、かなりのエンターテインメント作品と思うとそうでもない。 広大なセットでの撮影など、背景的には見事だが、物語的には のぼうと農民軍が繰り広げる、豊臣勢との鬩ぎ合いが主な動線。 まんまと罠にかかったかの如く、豊臣勢が撤退する前半はいいが、 その報いはすぐに豪水に代わり、城周囲全体を呑みこんでしまう。 あくまで不安を誘うことなく飄々とふるまった城主(代理)も、さて、 いよいよここで諦めるか…と思った矢先に、彼がとった奇作とは。原作も、その原典となった脚本も知らなかったが、 この「忍城」と成田長親の真実には驚き賞讃してしまうものがある。 何を考えているのか分からない、でくのぼうと見えて、実は、 誰よりも領地の農民のことを考え、大切に扱う領主の本分が熱い。 埼玉というところは、今でも農作物や食品製造の分野でかなりの 繁栄を誇る県だが、食物に不自由のない暮らしが昔も今も脈々と 息衝いているその原点は、農民の暮らしぶりに伺えるのではないか。 のぼうが何を見、何を感じ、どう考えて生きたかは分からないが、 自らの暮らしを支えているものが何なのか、そこに携わる人間達が どんな暮らしをしているのかを「視察」のように繰り返す日々行脚も、 お高い城の上にいては、分かるはずのない実態である。 社長のためならと命を賭して頑張る部下たちに恵まれる会社経営、 夢のような団結力をもたらすノウハウが今作には詰まっている。さて、キャスト陣で意外な好演をみせたのが石田三成(上地)だった^^; 両脇に大谷吉継(山田)、長束正家(平)を携えてのアッパレな振る舞い。 私が思うに、このヒトも少し前までわざとバカ者(ゴメンね)を演じていた 気がする、実は非常に小賢しくて出世街道を歩く資質の持ち主だと思う。 個人的にはあまり好きなタイプではないけど(ホント申し訳ない) これだけ幅を利かせてくれると、これからが楽しみといえる俳優の一人。(萬斎の巧さ、成宮の可愛さ、しかし佐藤浩市は何をやってもステキねぇ) " + }, + { + "date": "2012-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "萬斎ファンならぜひ\n 野村萬斎と佐藤浩一は好演だった。この二人がいなかったらどうなったか分からない。特に野村萬斎が素晴らしい。ファンならぜひ見るべきだと思うし、ファンでない人はファンになるだろう。道化ぶりも本業だけあって堂に入っている。表情と言葉に奥行きがある。現代には稀有な「役者」だと感じた。ただこの作品をもろ手をあげて参りましたと賞賛するのは、日本映画のためにならない。脚本はそつなくまとめており好感が持てる。だがそつのないものに感動はできない。だが強欲な我々は感動を求めている。原因は、既存の脚本法の踏襲からくる既視感、伝統的な時代小説に立脚していることの既視感だと思う。脚本家はこの題材が処女作のようなので次作に期待したい。 " + }, + { + "date": "2012-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい意味で金の掛かったテレビ映画時代を代表する時代劇\n 80年代90年代にあった時代劇からくらべると、本当にエンターテイメントに徹した時代劇ができたと思う。『十三人の刺客』もそうだったけど、これは今の半分金のかかったテレビ観にくるような感覚の観客を満足させるに足る映画だったのではないか。正直これくらいお金をかけて面白くできるなら、もっと長時間でもいいと思ってしまう。肝心の水攻めの段取り、決壊前後など、おそらくもっと描写できたし、実際には撮っていたりするんじゃないか。見世物としての映画を凄く意識していたし、共同監督ということで、“監督様”の芸術でなく、アニメに近い、エンターテイメントとしての細部が見えたし、もっと見たかった。もちろん不満はいくらでもある。キャストがテレビ過ぎ、演技が過剰気味、なんだかんだいって度肝を抜く演出がある訳ではない。しかし、そこを捨てて、見世物、キャラ立ちで攻め切った『のぼうの城』は充分な満足感があった。 " + }, + { + "date": "2012-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "小説の良さに対して映像の良さを出している\n 原作は既読で、某所に書いたレビューには以下のように書いた。>何よりも話の筋として肝心な成田長親の性格の多彩な点、陰影>を書くことに成功している。映像作品に対して小説がなしうる>意義を、目に見えない心のうちを描くことにあると定義するな>らば、この本はノベライズ、または単なる小説化というだけで>はなく、異なるメディアとして小説の可能性を示してくれてい>ると思う。本作では、小説ではできない、映像としての「のぼうの城」を描くことにこだわった作品ではないかと思う。むしろそこに拘ったからこそ、映像がなしうる作品世界の再現に見事に成功していると思う。それは忍城周辺の全体の鳥瞰図であり、平和な兵農共存の様子であったり、合戦の様子や凄惨な水責めの様子であったり、水が引いてからの回復の様子であったりする。これらの映像については、小説では及ばない規模感が見事に表現されており、映像化の価値もここにあるというもの。また、本作が成功しているのは、上にも書いたように成田長親の性格の多彩さだけではなく、登場人物のそれぞれを際立たせるような演じられ方による部分が大きい。野村萬斎さんはじめ、役者全てに、手抜きが一切なく、かといって演技過剰で白けさせることがないのがよかった。内面を描けない分、外見で以下に役柄を観客に伝えられるか、というのは俳優が目指すべき目標と思うが、役者陣の才能と努力の跡が見られる。成田長親のうつけぶり、関白の豪気さ、酒巻靱負の初々しさ、柴田和泉守の剛毅さ、石田三成の焦り、正木丹波守利英の冷静さなど、役柄とストーリーが無理なくはまっていて見事というほかはない。昨年、妻と私で石田三成の史跡を巡ったのだが、夫婦の意見でも、上地雄輔さんが扮する石田三成が我々の持っている石田三成像と狂わなかったことも確認した。芸能界に疎い私も上地雄輔さんに対する印象が一変した。大谷吉継についても好きな戦国武将の一人なのだが、勇者ヨシヒコでコミカルな姿を見せている人とは同一とは思えない武将っぷりの山田孝之さんである。私の中で印象に残ったのが、長束正家を演ずる平岳大さんで、実は成田長親の次に演ずるのが難しい役だったのではないかと思える、話の筋を変えるきっかけとなる役を見事に演じていた。平岳大さんは私は知らない役者だったのだが、今後注目してみようと思う。小説の映像化に徹する本作は、エンドロールまで映像化に拘る。背後に投影される映像に、現在の平成の忍城の跡、そして行田市の様子を流すのである。作品世界から一気に現代に戻されるようで興をそがれるという意見もあろうが、私は逆にそれが小説にはない、本作の映像作品としての意識を表明しているようでならない。私は不覚にも本編もそうだが、エンドロールで今の行田市の映像が多数流れたことにも感動してしまった。'12/11/18 ワーナーマイカルシネマ 新百合ヶ丘 " + }, + { + "date": "2012-11-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった…んだけど。\n 野村萬斎が出るものは、面白いものが多いと思う☆この作品も面白かった♪石田三成が唯一負けた戦いがある…って史実を知らなかったし、その大将がでくのぼうって、それだけで面白そうって思う。想像通り、いつの間にかその面白さに引き込まれてて集中して観てました。ただあっという間であっさり終わった感じもあったかな。そして、尾野真千子と榮倉奈々は、役は逆でも良かったかも。何となくイメージ的に。 " + }, + { + "date": "2012-11-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "史実だから仕方ない\n うーん面白かったがきたコレwwwwwヽ(≧∇≦)ノってほどではなかったな(‾∀‾)まぁ史実に基づいた作品には仕方ないトコだよね(`・ω・´)でも勇気を貰える映画だったし、思った通りあんな人間になりてーなぁって思う人物像だったよ__AU_F649__頼りないけど人に好かれ、場合によっては仲間のために命を張れる__AU_F6CF__でも頼りないけど憎めない…みたいな(´∀`)でも成田長親は平和な時代に平和に人生を終えていたら『でくのぼう』に終始した人生だったのかなぁ…__AU_F65B__もう少しラブ要素脚色して欲しかったかも( ´艸`) " + }, + { + "date": "2012-11-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "萬斎が満載!\n <野村萬斎>による、<野村萬斎>のための映画です…彼じゃないと成り立たないんですけど、原作には非常に忠実。時代劇一般は、あの「間」というか「余韻」というか、非常に好きですが、この作品はそうゆうぬぼ~っとしたところがないです。上映時間は長いんですけどね。演出も大袈裟すぎて、あれじゃ「水攻め」じゃなくって「津波攻め」じゃん…<佐藤浩市>が演じる<正木丹波守>はカッコええよ。 " + }, + { + "date": "2012-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "11/14に見ました\n 公開から間もないためか、平日夜にもかかわらず100人以上のお客さんがいた。あきのこない、良い映画と思う。役者さん、ストーリーとも良かった。個人的に今年みた映画の中でNo1と思う。確かに津波を連想させるイメージはある。しかし、水攻めでは濁流で家屋を壊すような強い流れは生じないのではないかと思った。のぼうの城の原作となった実際の歴史についても調べてみたくなった。 " + }, + { + "date": "2012-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "想像してたよりは迫力にかける\n 久しぶりに日本映画を劇場で見たいと思った作品でしたが期待してたよりも戦のシーンは迫力不足でした。それでも個々の役者さんたちのキャラが立っていてそれだけでお腹いっぱいw訳あって地震のあったあの年に放映出来なかったのも納得のシーンあり。ベテラン俳優さん達はもちろんですが、若い俳優さんたちの迫力のある演技には驚かされました。まじめな時代劇というよりちょっと現代劇風な場面もあるので時代劇だからと犬猿している方にもお勧めです。野村萬斎ファンならその魅力に取り付かれる事間違いないです、 " + }, + { + "date": "2012-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛すべき男達!\n 観る前は、こんなに長い映画途中で飽きないかなぁ…って心配だったけど、飽きるなんてとんでもない。ハラハラ、ドキドキ、食い入るように観てました。野村萬斎さんて不思議な方ですね。最初はまったくと言ってよいほど存在感なかったんですが、気がつけば、みんな彼のとりこ!映画のストーリーのまま、魅せられてましたね。槍や鉄砲を持つわけでもないし、馬にも荷物のようにつまれて情けない彼を、本当にみんな愛してるんだなと伝わってきました。そしてなんと言っても、佐藤浩市さん、山口智充さん、上地雄輔さんの存在感が印象的でした。これぞ男!です!!時間を忘れて楽しめる、入り込めなきゃ映画じゃない!と思ってる私としては、久々、人に勧めたいと思う日本映画に出会いました。 " + }, + { + "date": "2012-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "狐か狸か、鷹か萬斉か。\n 映画館へ足を運ぶか、否か、迷っていたのだけれど、結局見に行った。作品の雰囲気がとても良かった。まず、野村萬斉さん、この人以外にうってつけの人はいないんじゃないかと思うくらい、「のぼう様」にぴったりだった。今までに培ってこられた狂言が、とても活きていたと思う。姿勢が良い。滑稽さをわかっておられる。ご自分で考えられたという「田楽踊り」も最高。飄々とした風情もたっぷりに、領民に溶け込み、仲良く話しているうちに、いつの間にか領民の心を掴んでいたのだ。「のぼう様じゃ、しょうがないか」と思わせる巧みさ、というか、優しさ。それが良い。負けるとわかっているのに、とんでもないことを言い放つ長親に、うろたえる正木丹波守たち。「そんなこと言うて、どうするねん!!」「何か、策はあるんか??」のぼう様のムチャぶりに、右往左往する家来たち。この構図が、とてもおもしろい。もちろん、のぼう様は、城代としての教育を、幼い頃から受けてきたことでしょう。だからといって、いざ!となった時に、それを発揮できるかといえば、確かではない。きっと、のぼう様自身も周りの者たちも、のぼう様が持つ器量を知らなかったのだ。でも、のぼう様を周りが引き立てて、盛り上げていくうちに、また、家来たちが獅子奮迅の戦いをしている様子を聞くにつけ、眠れる獅子が目を覚ました。萬斉さんの言葉をお借りすれば、カスのジョーカーではなく、最強のジョーカーだったのだ。周りの者を惹きつける魅力を持つ人柄だったのでしょう。いざとなりゃ、責任は自分が取る。そんな気概を持ったのぼう様は、理想の上司かもしれない。佐藤浩一さんの正木丹波守も、良かった。お子様のごときお方のお守役のはずが、いつの間にか、尊敬できる城代に成長するのぼう様を見る目が良い。石田三成役の、上地雄輔さん。私には、上地さんは小早川のイメージがあったので、最初はしっくりこなかったけれど、見ているうちに、意外と(失礼)しっかり役をこなされているのに驚いた。時折挟まる現代語的セリフも功を奏していた。軽妙で場を和ませるのに、ぴったり。 " + }, + { + "date": "2012-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "野村萬斎ありきの作品 けれど佐藤浩市もいい\n もとは昨年の9月17日に公開されるはずが、大掛かりな水攻めのシーンがあることから公開が延期になった作品だ。その水攻めのシーンだが、VFXのデキはあまり高くない。画質も粗い。VFX好きとしては残念だが、特殊効果が映画の全てではないので、この作品の面白さを大きく損なったとは思わない。この作品の面白さは、領主・氏長が小田原へ出兵したため僅かに残された兵とともに城を預かることになった長親の挙動にある。剣も槍もさっぱりの“でくのぼう”だが、農民たちからは“のぼう様”と慕われている。この長親と農民との触れ合いがよく描かれており、これが中盤以降の展開への伏線となる。この映画はなんといっても野村萬斎ありきの作品だ。武将としてどうしようもない顔がスッと素になったときの表情に知的さと不敵さが出せる。狂言師としての見せ場もたっぷりだ。言い方は悪いが、日ごろ農民たちを手懐けていざというとき利用し、武ではなく“おどけ”をもって敵を制す、この長親の役にこれほどぴったりの役者はほかにいない。長親を取り巻く武将や農民のキャスティングもいい。新旧交えた顔ぶれで、それぞれの役によくハマっている。とくに佐藤浩市が、長親の幼なじみでもあり武門でも名を馳せた筆頭家老・正木丹波守利英を活き活きと演じている。硬派の武将が長親に振り回され弱り果てる様は佐藤浩市ならではだ。「皆、好いておるのだ、あの馬鹿を!!」の台詞がキマる。エレファントカシマシによるEDは作品の雰囲気にまるで合わない。 " + }, + { + "date": "2012-11-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧倒的水攻めのシーンは必見\n 石田三成による忍城水攻めの史実を元にした映画。2011年9月17日公開予定であったのですが、同年3月11日の東日本大震災をうけ、その水攻めのシーンが津波を思い起こさせるということから一転公開延期となった後、満を持しての公開です。いや、確かに水のシーンは、津波を思い起こしますねぇ。ちょっと特撮っぽさが抜けていませんが、家屋を破壊していくなど結構な迫力です。なお、公開に際しては、人が水に飲まれるシーンなどについては修正が行われたそうです。豊臣秀吉を市村正親が演じています。この秀吉が、これまで数々の時代劇などで演じられてきたイメージとは異なる秀吉。これまでの秀吉は、恰幅がよいオッサンと言うイメージですが、市村正親の秀吉は、スリムで、派手な秀吉。派手という所は、実際の秀吉と共通ではありますが、秀吉のイメージ一新です。のぼうは野村萬斎なんですが、なるほどね。こののぼうは、野村萬斎しか出来ないかもしれませんね。田楽踊りなど、野村萬斎自ら振り付けをしているようですし。声、踊り、これは、元々これらをやっている人ならではでした。意外や意外に良かったのが、上地雄輔。最初石田三成が上地雄輔と聞いた時は、「えっ?マヂ!」と思ったんですが、世間一般のイメージとは異なり、きちんと石田三成を演じています。これは儲けものだったなぁ。逆に、敢えてバッシングを覚悟で言うと、芦田愛菜は不要。確かに原作にもちどりは出てくるんですが、あまり重要な役割ではなかったし、「この役は映画で必要?」と感じました。人気者だけに、必要以上に目立ってしまったしね。あと山口智充も空回り。彼は芸達者なので期待していたんですが、それが災いして空回りした感があります。だってねぇ。あの目を見開いた表情は・・・、ネタ以外の何物でもないように見えてしまいました。鬨の声とか、忍城内部の様子とか、意外にちゃんと考証しているような感じでした。ですが、ちょっと微妙に思ったのが、セリフがところどころ現代語だったところ。原作でもそうだったかもしれませんが、本で読むのと、言葉(音)で聞くのとでは印象が違いますね。原作の時はあまり何とも思わなかったんですが、映像から出てくる音で聞くと、ちょっと違和感を覚えました。エンドロールが、今の忍城周辺の映像になっています。お城の門の名前のついた地名がまだ残っているんですね。いや、良かったです。 " + }, + { + "date": "2012-11-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎の魅力は十分味わえる作品\n 豪華なセット、迫力の水攻めシーン、個性あるキャラクターたち、そしてなにより野村萬斎の魅力。どの要素もそれなりに楽しめる全世代向けのエンターテインメント作品。しかし期待が高すぎたのか、中途半端な後味が残ってしまう。水攻めシーンの演出にしても合成された水しぶきと逃げ惑う人々がちぐはぐでインパクトが弱い。またこういう戦を中心とした映画は武将の超人的バトルシーンを入れないと気が済まないのだろうか。男性には受けるのかもしれないが、今回は劣性を覆す奇策やのぼう様の人柄に焦点を当てている作品なので無駄に感じる。レッドクリフの劣化版にしか見えなかった…そして一番の見せ場であるはずの野村萬斎の決死の舞の後、百姓や家臣たちの心情の変化をなぜもっと丁寧に描かなかったのか。堤決壊のキーマンである中尾演じる百姓の扱いもいい加減すぎていまいち感情移入できない。役者さんたちの演技は素晴らしかっただけに残念でした。 " + }, + { + "date": "2012-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦の影に\n 公開前から気になっていました。初っぱなから水攻めというシーンでびっくり、市村さん演じる秀吉と、それに圧巻される家臣達の構図がなんともいえません。勝つという事に対して、男が戦に対するエネルギーと欲は、どこまでいくのか。その影で苦しむ人だって大勢いるのにと思うと正直、複雑に感じます。のぼう様と呼ばれる野村さんの存在がおおうつけか天才なのか、そこに焦点が当てられつつも、農民達の生活も書かれていて興味深く見れました。農民達から愛されても家臣や侍達からは虚け、馬鹿者と呼ばれる彼の存在が戦の中で、どんな風に感じられて、見られているのか。攻められる側も仕掛ける側、互いに必死になっています。ここが観ていて、正直、辛かったです。正義とか悪とか関係なく、侍という者の本質を観たような気がします。自分に才はないと知り、それを認めた男の笑顔。戦には勝ったけど大事なものは失ってしまった男の笑顔。互いに笑っているのに、どこか哀しくて滑稽だと思えてしまいます。 " + }, + { + "date": "2012-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ひょろろん ヒョロロン\n 豊臣軍が忍城を落とせなかったのは、自分が認めるように石田三成の軍略の欠如が決定的要因だ。しかし、それでは物語がつまらない。成田長親の「正直な心」が軍略を超越したという方がだんぜん盛り上がる。田植えや合戦シーンは「七人の侍」をベースにしていると思われる。CGもうまく使えば「七人の侍」に及ばなくても、そこそこいけてる。水攻めをすると合戦による手柄がなくなるため武将の士気が下がり、三成は部下からソッポをむかれる。長親はおのれの命をかけて百姓の心をつかむ。みんな命をかけて戦っているのだから、これは大きな差になる。最後に各自の後日談が語られるが、城主のものはなった。分からないと知りたくなるのが人情。お城のトップはどうなったんでしょう。 " + }, + { + "date": "2012-11-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "60周年記念映画?!→でも、まあ面白かったよ!\n TBS60周年記念映画ということを知らず、最初にロゴが出たときは「やっちまったか?」と思いましたが(すみません)、細かい文句はあるものの面白いシーンと登場キャラの良さでトータル良い印象。でも映画代考えるとな〜…。カップルで行って「おもしろかったね~(^^)」「ね~(^^)」というのが良い感じ。以下、ネタバレです。◎キャラクターや個々のシーンは楽しかった・のぼうが一転、戦いを決断するところはやっぱりアガる。・野村萬斎、佐藤浩市はやっぱり見てて楽しい。・大谷吉継の山田孝之の「ヤレヤレ」「勝手にしろ」と言いながら上地を見捨てない感じもホッコリしていい。・上池雄介の石田三成はこの映画内のキャラなら全然アリ!!・成宮寛貴も「青い坊や」役がハマってた・榮倉奈々が可愛い。(強そうには見えなかったけど)(映画の尺の長さを考えたら、この役すっぱり無くしてもいい気もするけど)△エンドロール・エンドロールの埼玉県行田市でした〜というオチ?は近所だし個人的には面白かったけど、地味過ぎて関東人以外興味ないんじゃないかな?(でも「坂東武者の武勇が…」とかだからいいのか)△のぼうがあそこまで好かれる根拠が弱い。・農民と戯れる描写はあるが、佐藤浩市が前言を覆して「敗北必至の戦に参加し城内に入るか、村から退去か」という命に関わる選択を村長に迫る時に「のぼうが言うならしょうがない」とまで言わせるほどの説得力は感じなかった。・でもひょろろんでそんな受けるかな~?・あと普通の城代があんなに能をできるもんなのかしら?昔は一般教養だったのか?・とか言いつつ、結局「野村萬斎力」で納得させられちゃう面もありますが(^^;)×武将の人格設定に違和感・センゴクのキャラが先入観で入っちゃってたのが良くなかったのも多分にあるが…(ちょうど備中高松水攻め中だったし)・石田三成の思考が筋が通ってない・最初は武功を挙げようと早っていたのに、水攻め(時間がかかる)を選択。それは「備中高松攻めア↑コガレ」によるものとしても、最終的に小田原落城に間に合わない大失態を冒したうえ、何故かそのときには「やられた、ハッハッハ」みたいな懐深いキャラに。堤を切った農民・中尾明慶も逃がすし。「のぼうの魅力は敵も魅せちゃう!」といいたいんだろうが。最初は「正義感があり真っ直ぐ一本気だが、人の気持ちのわからない子供っぽい人」という設定だった(風呂に入らない三成、入る吉継の対比)にもかかわらず、筋が通ってないと感じる。・大谷吉継の山田孝之が三成に「敵がすでに内通している=降伏してる」ことを明かすタイミング(のぼうを撃つのを思いとどまらせるとき)が逆効果に見えて変だった×合戦描写がリアリティゼロ・リアリティがないのはいいけど、敵がバカにしか見えない(敵を引きつけずに射程外で撃って外して、逆に撃ち殺される。何故か強い佐藤浩市に一瞬で首を打たれる。・ぐっさん1人に勝てない大量の足軽。・足軽といえば、全体的に人数感が少なく見える撮り方だった。敵2万人いるんじゃねーの?!成宮の作戦とかはあったけど、それで押し返せそうには見えない程度の勝ち方)×セリフに対する配慮不足・そもそも最初全員滑舌が悪くてなに言ってるかわからなかった・言ってる言葉遣いや用語について、日本史に興味ない人は急に言われてもわからないんじゃ?という部分が結構あった気が…(13人の刺客との好対照)・その割に人物説明とかちょこちょこいれてくる。三成が関ヶ原で負けたとか、上記を理解できる人なら言わなくても当然わかるよ!・笑ってる秀吉が大声で「ワッハッハッハ」と口に出して笑うのはとても白けた(萬斎だから能オマージュなのか??) " + }, + { + "date": "2012-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど萬斎\n 私は原作小説を読んだので、最初「のぼう様が萬斎さん〜???」と違和感がありました…が、観始めたらその感は払拭され、「萬斎さんこそ‼‼」と思いました。クライマックスシーンは萬斎さんあってこそ。あの腰のすわりかた、ちょっとやそっとの練習では絶対出来ない‼さすがです‼こんな史実があったなんて…いぃなぁ、行田。俳優さんのキャスティングには賛否ありますが、私としては概ねイメージ通りであります。以外だったのが上地さん‼凄ーーく、良かった‼智に長けた侍だった三成が上地さん⁈…と思ってごめんなさい。すんごく良かったです‼忍城の面々もみんな良かった〜(もちろん、愛菜ちゃんも)ただ浩市さんはもっともっと迫力出せたはず。小説を読んでからがおススメかな。 " + }, + { + "date": "2012-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "賛ならもちろん、非でも「後悔しない」映画である\n 内容は大作と銘打っているだけに、賛否両論だと思われます。映画のキャッチコピーである「奇策」はミスリードです。これは登場キャラクターたちの織りなす物語が魅力です。(そして安部清明だけが魅力ではありませんw)戦映画にありがちな、妙に涙を狙う表現やお堅い表現・暗過ぎる演出はありません。けれどお気楽映画ではなく、やはり戦争なのだと思い出させる部分が散りばめられております。随所が口語調であり、見やすい歴史映画です。戦の始まりにワクワクした映画は初めてでした。見た後は先述の通り、賛否両論でしょうが、「見る価値はあった」と思われるでしょう。 " + }, + { + "date": "2012-11-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作に忠実に作られた映画としてはいい出来じゃないでしょうか\n 2012年11月4日に新宿ピカデリーで観賞しました。以下、観賞直後の雑多な感想です。まとまった文章になっていない点、また映画に直接関係のない感想含まれている点、容赦下さい。・三成に箔をつけさせるためだけに、忍城という、主戦場である小田原から 遠く離れた地に2万もの大軍を差し向けたのだろうか?・ぐっさんがバイキングみたいなコスプレで戦国無双を演じてる・上地三成はキリッとしていればそれらしく見えるのに、喋り出した途端にコレ ジャナイ感が滲み出る・騎馬鉄砲隊ってあんなんだったの… 鉄砲隊の密集隊形には萌えた・長束は銭勘定にうるさそうなキャラのくせに莫大な金のかかる水攻めを止 めようとしない・決壊のシーン。震災直後にこのシーンは放映できないだろう感はポニョの 比ではない・能楽のシーンはまさに狂言師・野村萬斎の独壇場。この映画自体、野村萬 斎の映画と言っても過言ではない・最初っから俵敷き詰め作戦をやってりゃよかったのに… 何故長期戦仕様の水攻めなど選択したし・最初、三成=上地のキャストに首をかしげたが、原作三成がこんな感じ  のアホさわやかキャラであるなら、この配役は120%正しい・エンドロールは行田市、水城公園、石田堤など。地元の人は感激するだろう " + }, + { + "date": "2012-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "惜しいなぁ・・・ もったいないなぁ・・・\n  せっかく2時間40分の長尺なら、もっと「タメ」のある演出を心掛けてほしかったのと、そもそも映画用脚本の完成度が低い部分があって非常に残念であった。 九州・岩屋城の攻防戦を見るまでもなく、戦気旺盛な城を攻めるのは容易な事ではない。しかし、団結力・戦闘意欲が低下し疑心暗鬼に陥れば、容易に落城してしまう。忍城の攻防戦は「のぼう様」と呼ばれ百姓から慕われるバカ殿様がいかにして、立てこもる3000人を統率するかが見ものであるが、このあたりの演出が淡泊過ぎた。 脚本上の不味い点、例えば正木丹波が山田帯刀を倒した後の一言「下げたな」、原作を読んでないと何のことか分からない。なぜ、家老とはいえ家来である丹波が「長親!」と呼び捨てにするのか?さっぱり合点がゆかない。 坂巻靭負の戦略・戦闘も原作の方が、大いに面白い。 残念。 特撮は古式蒼然…水しぶきのスローモーションは不要。 残念。 野村萬斎、上地雄輔:好演、佐藤浩市:凡演、グッサン:ミスキャスト。 とは言え、退屈することなく最後まで一気に楽しめる。やっぱり、惜しいなぁ… " + }, + { + "date": "2012-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "主役が生かされている力作、面白かった\n 忍城のある行田市に隣接する熊谷の映画館は平日の昼過ぎであるにもかかわらず大変なにぎわいであった。映画館がこんなににぎわったのを見るのは本当に久しぶりのことだ。地元が舞台のためであると想像したが、東京や全国ではヒットしているのか、気になるところだ。映画の内容は、黒澤映画を意識したように感じた。 田植え歌のシーン(七人の侍)や合戦シーンで風にたなびく旗(影武者)、などなどである。映画のできとしては、地元舞台の映画ということでやや甘い点数になってしまうが、戦いのシーンも含め、力作であった。野村萬斎の踊りが見応えあった。よくも揺れる船上で見事に舞うことができるものだと感心した。 " + }, + { + "date": "2012-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "のぼう様\n 天下統一を目指す豊臣秀吉2万の大軍の指揮を任された石田三成は、武蔵国忍城に攻め入る。無条件降伏するかと思いきや、城代・成田長親の返答は「戦います」。2万に500で立ち向かう長親の奇策とは…?和田竜のベストセラー小説の映画化。映画的醍醐味たっぷりのこの話が、実話なのだから驚き。本当に、事実は小説より奇なり、だ。成田長親のキャラクターが非常にユニーク。もじもじしてて自分の言いたい事も言えず、ましてや戦の総大将の器にはとても見えない。唯一の長所は“誰にでも好かれる”人柄。(まさかこれに意味があったとは!)でも、傲慢な軍使に楯突いたりと実は男気アリ。僕も態度のデカい奴は好きじゃないので、このシーンの長親に共感。嫌なものは嫌、それでイイのだ。長親の「戦います」が、まるで「七人の侍」の「やるべし!」みたいに聞こえてお気に入り(笑)人間味たっぷりの長親を演じた野村萬斎はぴったり。田楽踊りのシーンは野村萬斎の持ち味が存分に活かされた。大抵時代劇に出ると役者は堅苦しい演技になりがちだが、皆のびのび活き活き演じて好感。ぐっさん演じるあんなパワフル男居てこそ映画は盛り上がるもの。石田三成に上地雄輔?…と思ったけど、なかなか良かったんじゃないの?難しい台詞よく覚えたね、上地クン。壮大なオープンセットや衣装は贅沢、音響・特撮・CG・合戦シーンの迫力も良し、映画館の大画面に尽きる。いよいよ戦いが始まったが、長親がなかなか動かない。どんな戦略・戦術を練っているのかと思ったら、突然田楽踊り。…アレ?いえいえ、これが奇策。長親のユニークな人柄に敵の人心も奪われた。そして自ら犠牲になる事で、敵の士気は下がり、味方の士気は上がり、民が動く。そこまで計算ずくだったのか…?だとしたら、この男、ただ者ではない。そんな長親に、僕もすっかり心奪われていた。真のリーダーとは?リーダーの素質とは?映画的醍醐味たっぷり、人間味たっぷり、敵ながら天晴れのラストも後味爽やか。歴史の中に埋もれた物語に胸躍る、痛快時代劇エンターテイメント! " + }, + { + "date": "2012-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストの個性が光る作品。\n 野村萬斎、佐藤浩市、市村正親、上地雄輔、山口智充・・といった豪華なキャストが多く、個性がぶつかり合ってしまうのでは、と危惧していた。が、それぞれの個性が光り、相乗効果で作品に深みを出していた。上地雄輔はクイズ番組や歌番組でしか見たことがなかったが、聡明な石田三成役を見事に演じていた。俳優としても活躍できるのではないか。野村萬斎はさすが狂言師ということもあり、不安定な船上でも見事な舞を披露していた。のぼうが命を懸けて田楽踊りをするシーンは、思わず涙してしまった。自ら行動して周囲を惹き付ける様は、現代にも通じるところがあり、参考になった。戦闘や水攻めのシーンは臨場感があり、公開が1年延期されたのも納得。劇場に足を運び、スクリーンで迫力を感じるのも一考だ。 " + }, + { + "date": "2012-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "史実ならではの見応え\n 味方 500:20000 敵方という構図は,設定として面白い.野村萬斎はさすがという感じ.娘が生まれたころに,NHKテレビ小説の「あぐり」を家族で見ていたので,以来,出演作も少ないとあって,我が家での評価は高い.佐藤浩市はいささか平板な演技ながら,求められたキャラクターを的確に演じた.最後の門を開けての出陣のシーンは泣けた.ぐっさんは過剰な表現が笑えた.主役でもないのにあの見栄の切り方は不必要だと思う.百姓のヨメの ちよ役の尾野真千子が良かった.随所で,つまらない細かいところに感情移入して泣いてしまった.理想の人石田三成を演じた上地雄輔もぴったりであった.この人が出ている映画をまた見たいと思いました.残念だったのは,「奇策」と予告編で宣伝しているが,史実に基づいているためか,実際のところそれほどの奇策ではない.あの程度の奇策で数の劣勢を跳ね返せるとは正直最後まで思えなかった.史実であるならば,500人,20000人をリアルに配置してその規模の優劣と軍略の妙をもっと綿密に描けていたはずだ.そうすればもっとよい映画になったと思う.それができる監督は,黒沢明ぐらいか.ただ,直前にBSで「乱」をやっていたが,侍の所作や馬上の振る舞いの完成度は非常によくできている.両者で遜色がない.いまどき,145分は長いが,時間の長さを感じさせなかった.最後のエンドクレジットでの「石田堤」など史跡を映すことで映画のリアリティーを後押ししていた. " + }, + { + "date": "2012-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実は甲斐姫((榮倉奈々)が最強\n 史実に基づいた痛快娯楽時代劇として楽しい作品でした。主演の野村萬斎さんも良かったと思います。田楽踊りのシーンはさすがホンモノというところを見せてくれました。この映画の見所のひとつになっています。物語が進むにつれ、本作の舞台となった忍城、その城趾に行ってみたい衝動を抑えつつ観ていくと、なんと最後に現在の様子がちゃんと用意されていました。そこがこの映画最大のカタルシスになってしまうという変な見方になってしまいましたが、そこもこの映画の魅力なのかもしれません。歴史萌えですかね。本作はいい作品というよりは楽しい作品。DVDで観るより映画館で皆で一緒に楽しむ作品です。とりあえず行田に行ってみたくなりました。そこでこの映画「のぼうの城」の合戦シーンや田楽踊りや水攻めに思いを巡らせてまた感動しそうです。 " + }, + { + "date": "2012-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人はだれもが歴史の1ピース\n テンポがいいのであっという間の2時間半でした映画を見ている間は、存在感のある豪華な役者さん達に見惚れ、次々に展開していくストーリー,迫力のある映像に夢中になりましたけれども、この映画の良さはなによりも終わった後の清涼感だと思います今も昔も、人の営み、感情は同じなのだと生きるために、それぞれの立場で戦い、力を合わせ、うまくいくこともいかないこともあるし、納得できなくても我慢しなければならないこともある。時には、弱く見えたものが一番強いこともあるそれらがすべて歴史の流れの中では小さく見えても必要な事なのだと感じました石田堤が残っているのは、そこに生きた人の誇りだからでしょうエンターテイメントとして楽しませてくれて、なおかつ今の時代に失われている物、必要な物を感じさせてくれる何度でも見る価値のある映画だと思いますし、そのたびに新たな発見があると思えます " + }, + { + "date": "2012-11-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "長過ぎまする\n 野村萬斎演じる成田政親は、領民からはでくのぼうの「のぼう様」と慕われる城代でした。自軍500人対秀吉軍2万人の勝ち目の無い戦に、のぼう様は自らの命を掛けた秘策で戦士たちの度胆を抜いてしまいます。水攻めに対抗するための、野村萬斎の軽妙洒脱な演技を見るだけでも、この映画を観る値打ちはあるでしょう。が、しか〜し、長い!長過ぎまする!テレビでも唄っているように、最初から超大作のラベルを貼られているのは、監督にとっては大きなプレッシャーでしょう。大きなセットは、長々と使わなければいけなかったのかも知れませんが、どっちみち壊す為に作った物なのですから、潔くぶっ潰してくだされ!中だるみでござる。2時間24分は長すぎ、後、30分はフィルムをぶった切ってくだされ!それに、エンドロールでの場面説明は、まるで某大河ドラマです。あんな物、全く用なしではござらぬか?と、思いまするよ。あらら知らぬ間に、野村萬斎の演技力に引き込まれてしまったようでござりまする。 " + }, + { + "date": "2012-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "男心をくすぐる娯楽映画\n 男心をくすぐる台詞や画面で全体が彩られています。映画俳優の土俵にはいない野村萬斎さんの醸し出す空気と、脇を固める俳優陣、脚本、バランスがとれていて、キャラクター全員に愛着を感じられます。エレファントカシマシの主題歌は、現在のエレカシだからこそ歌える世界観で描かれていて、これがうまく映画の世界観と重なってくれる。最後まで男心をくすぐり続ける、パワフルな娯楽作品です。日本人に広く受けそうだし、男性受けはさらによさげです。「娯楽映画」の見本ですね。ただ、ドラマ性や内容の充実を求めるのなら違う映画を観たほうが時間が有効ですよ、エンターテインメントですから。 " + }, + { + "date": "2012-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "でくのぼうという程でかくない\n 本は楽しかった、実写化するのは難しいと思っていた。水攻めなどの実写が難しい部分もちゃんと映像になっていた。話は面白いので普通に観れる。一部の役者が浮いてた感があり気になったが、基本的に楽しめた。 " + }, + { + "date": "2012-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "つまらなくは無いけど、後に残るものが無い。\n  あえて原作を読まずに見ました。それでもこの評価にしたのは他の人もレビューしてましたが登場人物と物語が薄すぎる事です。 主人公ののぼうにしてもある面 危ない奴にしか見えず、なかなか感情移入し辛かった。 良かった点としてはこの作品の肝である水責めのシーンの迫力これだけ迫力が有るとやっぱり延期も止む無しです。 合戦シーンも迫力が有りました。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "野村萬斎に惚れる映画\n 登場人物が身に付けているの鎧が美しい。野村萬斎の演技が光る。佐藤浩市の存在感が映画全体を引き締めていた。テンポよく進む。期待を裏切らない作品です。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "知略がほしい。\n 「500が2万に挑むにはどうすればいいか?」という問いは、色々な立場から共感できる興味深いテーマだと思います。のぼう様の「民を思いやる人徳」「正直さ」も確かに大切でしょう。しかし、それだけで2万に勝つのは厳しいのではないでしょうか。以後ネタバレになりますが、あの田楽踊りの狙撃で、城の総大将が命を落としたとしたら、その後本当に勝てる目算がつけられるのでしょうか?民衆に人気の、のぼう様が撃たれたことで反旗を翻すことを狙ったとしても、あの場ではどう考えても撃たれて当然、だと思うのですが…。行き当たりばったりの作戦、挙げ足とりの口述が偶然に偶然を呼んで、奇跡的にうまくいっただけとしか思えず、頭脳戦を期待した自分にはずいぶんガッカリのお話でした。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "洪水の特撮に不満…\n 500人対20000人、外国映画の‘300’でも似たような謳い文句がありましたが、こちらの映画は仲間意識を美しく前面に出した映画でした。戦のシーンは首チョンパや火だるま、血しぶき‘ドバッ!’っていうのが結構あって情け容赦はなかったですね。水攻めの決壊シーンは昔の大映映画にような完成度?もう少し迫力出せなかったのかしらん?あと、萬斎さんが演技すると全部‘舞台’な感じになってしまい俺的にはいまいちだったかな-…。さすがに表情はすごいんですけどね。意外だったのは上地雄介やグッサンがいい味出していたこと。お客様も落ち着いた方がおおかったです〜。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "前情報で見所は終了してるかも・・・\n 原作のイメージと配役が私的にはかなりずれていてどうしようかと迷いつつの鑑賞。エピソードはなぞらなきゃとつぎはぎな感じに昨年上映なら、タイムリーでしょうが無駄な芦田愛菜ちゃんの出番もありで長尺↓↓↓謳い文句の水攻めも「う~~ん」な中途半端さ頑張っているでしょうが、ぐっさんの演技はコントじゃないんだからって興ざめTV鑑賞で十分かと思います。 " + }, + { + "date": "2012-11-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴミ\n つまらない。ただつまらない。野村萬斎であるからかろうじて映画として成立した。全体的に雑で二時間半もかけてなんだよという感じ。 " + }, + { + "date": "2012-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "全家族向け\n 間違いなく良作です!ここしばらくの邦画時代物としては一番ではないでしょうか。上映時間は二時間を超えますが、それを感じさせません。演出としては北野武の『座頭市』をイメージしてもらえればよいです。音楽を併せ持って楽しい出来になっています。座頭市はタップダンスで少し無理がありましたがこちらは狂言+田楽踊りなので時代的にも無理のない感じ。出演俳優も豪華ですし、画角もすばらしい。CG合成だって違和感なく迫力があり楽しめます。戦は槍に人をぶっさして持ち上げるくらいの描写じゃないと!のぼう様のような人に統治してもらえれば幸せでしょう " + }, + { + "date": "2012-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "達成感がある。\n 話し言葉が全員、早口ゆえ軽さを感じて違和感。しかし、日本のお家芸、特撮の痛快に満ちた\"城攻め\"アクションと、野村萬斎の緩急巧みな振る舞いの数々に目が離せなかった。人間ドラマが弱いし、多勢に無勢をひっくり返すカタルシスも薄いが、エンドクレジットの合間に映し出される現在の風景が、戦った意味、心意気、精神性を如実に伝え、みごとな達成感を味わわせてくれた。面白い。 " + }, + { + "date": "2012-10-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "のぼうが終始バカ殿キャラで一貫して描かれるのに、不思議とその偉才さを感じさせる上手い演出を堪能できました。\n ダ イナミックな水攻めシーンと忍城決戦に至った緻密な脚本構成、さらに主人公ののぼうが終始バカ殿キャラで一貫して描かれるのに、不思議とその偉才さを感じさせる上手い演出を堪能できました。惜しむらくはラストがやや冗長に終わり方をしたことです、それを引いても、時代劇エンターティメントとして楽しめる作品でしょう。 ダブル監督としても注目してみていました。やはり目立つのは特撮担当としての樋口監督の手腕です。現在の行田市の城跡周辺の地形をそのままに、当時の忍城を忠実に再現していました。『隠し砦の三悪人』同様に、極力CG使用を控え、ロケセットで再現しているので臨場感たっぷりです。本作では忍城に立て籠もる500人の軍勢の少なさばかりに注目されがちですが、城郭としての忍城も城というよりも中世の砦のままといったほうがいい風情で、よくぞこんな貧相な城で石田軍2万の兵の攻撃を凌ぐことができたものだと思います。そんな忠実なディテールのこだわりが、一層に忍城側の悲壮感を感じさせてくれました。 注目の水攻めのシーンもさることながら、初戦の攻城戦もなかなかの迫力でした。石田軍の先鋒の鉄砲隊を惹き付けておいて、1発目を挑発して打たせた隙に、忍城側は騎馬鉄砲隊で先鋒の鉄砲隊を急襲し一網打尽にするところはなかなか痛快!そして一騎当千の忍城側の諸将が躍り出て、石田軍をバッタバッタとなぎ倒していきます。忍城側にとって城への通路がどこもあぜ道の如く細いのが幸いしていました。 最後は、わざと石油を貯め込んだ門内に敵を引き込み、火矢を射かける戦略で、敵の戦意をくじきました。これには石田方の参謀が、闘うべき城を間違えたと絶句したほどだったのです。 一方、犬童監督の分担として、脚本の詰めや人物描写を担当しているものと思います。なかでも石田三成がなぜ小城相手に、大規模な水攻めを行ったかという伏線がきちんと描かれていることに好感を持ちました。 その動機として、冒頭に備中高松城での羽柴秀吉による水攻めを描き、随行した三成が自分もいつかこのような大きな戦がしてみたいと語らせるのです。 家中では、戦下手と噂され、いつも内政面で辣腕をふるってきた三成にとって、なかなか将となって、戦を陣頭指揮するチャンスがありませんでした。初めて巡ってきた現場に臨し、三成の一度はやってみたかったという思いがよく伝わってきました。ただ水攻めの独断は、活躍する場が無くなると、諸将たちの志気を奪ってしまうところが、三成の人徳のなさなんでしょうね。 しかもこの戦、秀吉は三成の戦下手をちゃんと織り込み済みで、内通した当主氏長と降伏の確約を取り付けていたのでした。何とか三成にも武功を立ててやりたいという親心からのデキレースだったのです。 そんな根回しを屈辱に感じた三成は、忍城の軍使にわざと軍使に弱い敵には、傲慢な振る舞いをする長束正家を送り込みます。予想に反して、決戦を選択する知らせを聞いたときのにんまりする三成の表情が意味深でした。 このように犬童演出の特徴は、説明調の台詞を廃し、前後の流れや微妙な表情の変化で起こっている出来事の深部を観客に裏読みさせてくれることです。これは主人公の成田長親も同様でした。 家臣はおろか百姓らからも、その姿から「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれる長親でした。将に求められる智も仁も勇も持たない軟弱さが徹底して描かれます。農作業が好きで、よく領民の作業を手伝いたがるが、不器用なため、どちらかというと迷惑をかけているのに、百姓・足軽等、身分の低い者達からは非常に慕われており、百姓達も長親の為ならば命を掛けることさえ厭わないところか不思議です。 しかし犬童演出では、時折見せる長親の誇り高き表情や、長親に任せると物事が上手くまとまっていくという周辺人物の噂話を描くことで、この男がもしかしたら非凡ではないのかとおもわしめるのです。 松下幸之助翁は、現場主義を唱えました。経営の神様と崇められる存在になっても自ら最前線の販売店巡りを欠かせなかったそうです。領民の人心の把握には、苦楽を共にすることが一番効果があることを長親は分かって、農作業に勤しんでいたのかも?と思えるくるような演出だったのですね。 その際たるシーンは、水攻めにあって孤立した忍城から、長親が単身船を出して田楽踊りをするシーン。ユーモラスな踊りは、一瞬にして敵味方無く惹き付けてしまいます。問題なのは、その目的。敵近く船を寄せて踊る姿は、まさに自殺行為、まるで早く討ってくれといわんばかりの無謀さだったのです。案の定、石田方のスナイパーに狙撃された長親は、瀕死の重傷を負います。それを知った長親を慕う領民たちは、怒り心頭。有志が決起し、石田方が築いた堤防を決壊させてしまうのです。 三成は、これを長親の高等な策略と評価。戦後、直接目通りしたい望むまで高く評価します。しかし、長親は知らぬ存ぜぬの一点張り。最後までのぼうぶりは変わることはありませんでした。 唯一マジになるのは、降伏の条件に思いを寄せる甲斐姫を秀吉の側室に差し出せと迫られたときくらい。このとき突然長親の表情が険しくなり、主君の降伏の言いつけを破って、決戦を判断したのでした。しかし不思議なのは、戦が終結し城明け渡しとなったとき、いともあっさりと甲斐姫を手放してしまうのですね。もう少し、甲斐姫との交情のところを盛り上げて欲しかったです。 さて、野村萬斎ののぼうぶりはまさにはまり役。飄々とした掴みどころの無い表情に狂言師としての面目躍如たるものを感じました。特に田楽踊りの可笑しい振り付けは絶品です。 まさ女性の観客は、武士頭役を演じた佐藤浩市の荒武者ぶりがかっこいいと好評でした。参謀役の成宮寛貴は、ちょっと現代っ子風の台詞回しで、笑いを誘われましたが、結構見せ場となるシーンがありますので、成宮ファンの方も期待してください。 " + } + ] + }, + "180": { + "title": "わが母の記", + "reviews": [ + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こりゃ泣くわ…\n これはずるい! ましてや 数年前に母を亡くしたこの身には…ただ 井上靖の原作の方が多分いいような…役所広司が朗読する文章を聞いて思いました。 読んではないのですが…(;´д`)音楽もバッハ…  老婆に樹木希林…そこに少し安易さも感しました。宮崎あおいは良かった。 亡くなる父は三國連太郎なのでしょうか? 凄い演技でした。こんな芝居をする老人どこから連れてきたのか?なんて観ながら思いました。だとしたら、メイクも素晴らしい仕事ですねでも 老母が詩の紙切れを出すシーンにはやられました。原作を読みたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母子の強い絆\n 記憶が薄れても息子への強い愛情だけは忘れない。母子の強い絆に感動し胸が熱くなりました。笑って泣ける、心に響く作品です。2018-197 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4回観た\n 一度目は映画館で祖母と。二度目はもう一度確かめるために家でDVD。三度目は妻に見せるために家でDVD。四度目は妻に請われて家でDVD。☆良かったところ☆映画は幻滅の装置だ、ああ作ってはいけない、もう観てはいけないなあ、と思うことが、映画鑑賞後、まあよくあるが、本作は映画が幻滅の装置であることがじゅうにぶんによく機能している。(これは名作映画の条件ではないか。)ここで私のやたら言う「幻滅」とは、スクリーン上で夢想を描かれた挙句、それが高が幻想にすぎない嘘っぱちだよ、としらじらしく暴かれることによって、夢を抱いてしまったこちらはガッカリすることだ、として、「幻滅」させられること、一見あまりにネガティブな言葉だが、何もマイナスに働くに限ったことではないくらい、映画が好きならその好きな作品を観終わった後、家路につくその瞬間の気持ちが「幻滅」なのだから、大いにプラスに作用することもある、と理解している。本作の「幻滅」の素晴らしき構造を説明したい。させて下さい。まず、たかが映画である、と言う時点で、もう「幻滅」だ。これはどの作品にも共通で、その前提があるからこそ、芸術たりうる。批評されるに足る作品たりうる。次に、役所広司演じる主人公、伊上の「幻滅」だ。伊上はこの作品の中で、何度も幻滅する。家族に期待しては集中砲火で責められ幻滅、父の死に目に会うては邪険にされ幻滅、母への怨念でもって母に執着しても肩透かしを喰らって幻滅。幻滅、幻滅、幻滅の、とくに出だしから中盤にかけて、かっこいい頼りがいのありそうな一家のあるじは、雷に必死になって怯えるほどか弱く、周囲から気を遣われ見透かされる。そしてここでうまいのが、彼は小説家であるという、その役割自体のもつ構造だ。小説家として自伝的小説・私小説を、彼は自分を客観視し見下し透徹した視点で書き込んで行く。そんな理知的な姿には、我々、映画作品内でもっとも理知的な参加者=鑑賞者は、この男をまだ「幻滅」しないで済むのだ。この気持ちは伊上に寄り添う、宮崎あおい演じる三女にじつに、近い。彼女が観客の目となり、理性となって、伊上に立ち向かい、挑み、最終的には抱擁する。さて、とにかく、それら「幻滅」が続けば、人は成長するものだ。この作品は、家族の年月の経過を切り取ったものであるが、伊上は年月を経て、一言で、老化、というほどやわでない。見た目にも変化が生じて、それに伴い、性質のカドが取れ、円熟味を帯びて行く、その過程が、端的に、明確に、かつ控えめに描かれていく。「幻滅」への耐性がつくられていく、尊敬に値する人物が、できていく。我々は彼の家族とともにほっと胸なでおろすとともに、時折頼りがいのある父、大好きなその一面を見る気分だ。にも関わらず、なのだ。老成してなお、伊上には、譲れない幻想があるのだ。それは彼の固執する、実母への恨み。幾度とない肩透かしを経ても、なお、その思いは煮えたぎる、母に挑むその目はまるで、それこそまだ小さな子供のように、愛に飢え、愛を熱望した眼差しだ。最も理知的な我々は、我々の次に理知的な伊上をほぼ信頼しているので、この彼の思いには並々ならぬものがあるのだな、と思いやる。それが幾度か、差し込まれながら、彼の、想像だにしなかったかたちでの愛の結実は、まさしく母の死の直前に訪れる。全体のストーリー的には、事件が解決する大きなポイント、というほどダイナミックなことは言えない、もっとそっけなくて、いわば、一つ伏線が回収された、かのように、だが、リアリティをもったひとつのエピソードが、終盤発生する。理知の王たる我々鑑賞者は、あんなに冷静だった伊上の、しかも老成した彼の、しかしその子供じみたリアクションには、本作カメラマン芦澤さんのとらえる、作中最接近、緊迫した距離感にて、手を叩き隣人と抱擁し涙に噎せて嗚咽するほど感情を揺さぶられるのであった。(この感動の種類は、ニューシネマパラダイスのラストに似ているかもしれない。)大まかな「幻滅」構造については以上だが、原田監督の凄いのは、各シーンの隅に「幻滅」の毒がはびこる、観客はスキあらば粗探しし、冗長してしまう、その前に、新鮮な情報の提供が、カットバック、カット、セリフ、それらを融合した技が、じつにリズミカルになされる面である。これは監督一流の編集・脚本の手腕であり、惚れ惚れしています。ほか作品に際しても、私は原田監督だけは、信頼してやまない。(海外でいうと、「バベル」「バードマン」のイニャリトゥ監督が似ているか)★悪かったところ★なし。 " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "転がる石に残るもの\n 映画の中で樹木希林はバッハに劣らぬ存在感。浮かび上がる苔。悠久の時を経て、いざ地球の向こう側へ。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "親子というもの\n 親子の在り方のようなものを考えさせられた作品。親にとって子は何歳になろうが子で、子にとっても親は何歳になろうが親で、普遍的でしっかりとした親子という関係が描かれていると思った。また、時間が流れていく様子も上手く描かれていたと感じたし、季節が移ろいゆく様子も映り込む自然から感じることができた。最後に一言言うとすれば、色々な人に一度は観て欲しいと感じた作品でもある。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "おばあちゃんに会いたくなります。\n おばあちゃんを中心に家族、親戚が一つになって支え合いながら生きる姿が素敵でした。親戚関係って普段は只々鬱陶しく思うものですが、誰かが亡くなったり、結婚した時に集まると何故だかホッとするものです。おばあちゃんの周りを親族が嫌味や小言を言いながらも、笑いながら世話をする姿が良かったです。また、最後に父が語る、「人生色々あるけれど、行き着くゴールは同じ」という言葉に感動しました。苦しみの過去が、最終的に幸せという一つの形になれたら素敵ですね。宮崎あおいさんの自然体な演技と、樹木希林さんの天才的な演技に感動しました! " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいお父さん\n お父さんの視点から描かれる家族の愛をテーマにした作品だと思います。父であり息子、母であり祖母であり、娘であり女であり色々な人の感情がいる人の分だけぶつかり合うのが家族なのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ぐっとくるいい映画でした(T-T) 久しぶりに邦画みたなーって感じ...\n ぐっとくるいい映画でした(T-T)久しぶりに邦画みたなーって感じです!樹木希林の演技がすさまじかったです!エンドロール最後まで余韻が残る作品です! " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "母の思い\n 老いて沢山の事も忘れてゆくけれど、我が子を思うその気持ちは忘れない。 " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "伊豆\n 美しい映像でした!そして樹木希林の独壇場他のすべての役者がかすむ…以外やキーマンは奥さんでしたね傷や苦悩を癒すことをせず”物書き”の原動力として温存するでも真実を理解しているからこそ支え続けられた伴侶♡ですわね~ " + }, + { + "date": "2016-07-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "きききりん\n たぶん万人受けもしないし絶賛もされにくいだろう作品。しかし私は人生最後に観たい作品のひとつ我が母の記記憶なのだろうが記録なのかも、もしかしたら生の軌跡なのかなんて勝手に考えていた。私は役者の名前をこの人しか知らない。この作品で知った " + }, + { + "date": "2015-04-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "母の愛\n 息子と母という関係は、捨てようがなんだろうが絶対に切れないものだと実感できる作品だった。樹木希林の演技がそれを彷彿させるきっかけになった。また役所広司の渋く深い演技力があることで観る者を惹きよせる映画に仕上がっていた。この作品はベスト3には入るだろうか。 " + }, + { + "date": "2015-02-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『わが母の記』\n もの書きを題材するハンデは親近感が得られないとこなのよ。一般家庭や一般社会からちょっとズレてる、観てて感情移入し難い。これを逆手に取ったのか、そこが巧かったねこの監督は。長く見せないでスッと切り替える、対面の使い方なんかも絶妙でした。オープニングの小津安二郎へのオマージュのシーンに内田也哉子が出演してる、これが本当にバッチリでね良かったです。浮草の匂いをさせながらもちゃんと紀子が出てくるしね。樹木希林の十八番芸が炸裂、神の領域の演技はもう溜め息モノ。言わずもがなこれと渡り合えるのが役所広司なわけですよ。脇役陣も赤間麻里子、キムラ緑子、南果歩、遺作となった三國連太郎と実力派、技巧派が文句なしの演技を魅せる。食堂での橋本じゅん、大久保佳代子の二人も良かったですよ。こういうシーンなんか小津映画の匂いはしない。この映画は原田映画ですよ。良かった。 " + }, + { + "date": "2015-01-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "意外と面白かった\n またしても自分の見識の甘さを痛感。面白くないだろうな、でも「良い作品」としての評価を眼にしてたから見ようかな…という気持ちで見始めたが、冒頭2~3分で「本当に失礼しましたっ!」という気持ちに切り替わった。 家族の物語なんだ。確かに「良い映画」だった。ちゃんとリアルで役者達も皆うまくて、「金銭に余裕のあるご家庭の暮らしぶり」も興味深かったし、小津安二郎の作品を踏襲しているような感じも惹き付けられたし。いやぁ、賞を取った作品はとりあえずそんなにはずさないって事だけは肝に銘じます " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "んー\n お金持ちの家族のお話って感じで共感出来ず。樹木希林は相変わらず素晴らしい演技で引き込まれたが。あまり記憶に残らなそうな作品。 " + }, + { + "date": "2014-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見事な演技で魅せる\n 総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:85点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 井上靖の自伝的小説の映画化だそうで、彼の家庭人としての人柄に加えて、複雑な家庭環境の少年期の出来事とそこからくる彼の屈折した感情が垣間見れて興味深かった。 特別大きな物語ではない。昔のことならこのような親子関係なんてどこにでもあっただろうし、井上靖が小説家だったからこそこのくらいの話でも物語として成立したのだろう。だがこの作品の見所は登場人物の演技だった。樹木希林・役所広司・宮崎あおいの親子三代の、単純に家族愛の溢れているとは言えない一筋縄でいかない関係と感情を見事に演じていた。子供を手放したという悔い・家族に捨てられたという思いと互いに頑固な父娘が地道にぶつかりあう。小説家として大成した後でも、少年時代の心の傷が消えずにいる。時の経過とともに母への想いが変化していく過程が、一つ間違えば退屈なだけの話も役者の力によって上手に表現されている。派手さを避け物語を淡々と進行させ音楽の使用も最小限に抑えた演出も、地味だけどこの作品には合っていると思う。 " + }, + { + "date": "2013-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "和解\n  命が消える前に握った手は、暖かかったのか。 東京へ戻る際、寝たきりの父親が枕元で挨拶する井上に手を伸ばしてきて、その手を握った井上。大作家になった井上を褒める為に手を伸ばしたのか、それとも何か違う言いたいことがあったのか。その東京に帰った日に父は死に、もう判明することのない謎です。 父の死の知らせを聞いて、何となくの喪失感と共に吹き消した明かり。明かりを覆い息を吹く。かざした手に感じた仄かな暖かさは、人肌を思い浮かべることができるほど似通っていた。非常に文学的です。良いシーンだと思います。 『自分が捨てられた』と根強く持っていた母とのわだかまりも、母が過去を忘れていくことで何となく解消される。年月の経過で、母への態度も軟化していきます。それだけではなく、過去を忘れて耄碌していく母は自分の記憶のガードを緩めていき、はっきりした意識では決して言わなかっただろう事を口に出す。長年のわだかまりや不満も一気に氷解し、涙する。理想的な和解。こんなことが現実にあるなら……苦労しません!!ですが、現実にあったことなんでしょうね……惚けが良い方に向かった例です。悪い方へ向かった例が沢山ある中で燦然とかがやく一例。 かつての家長を支える家族という像が劇中ずっと続きます。玄関まで妻が帰りを迎える、着替えを手伝う、などのシーンは今にないことです。時代が進むにつれて、そんなシーンも無くなっていくのが時代の変遷を感じさせます。最後のシーンでは一人で着物を着ていましたし。そういうところが映画として上手い。 井上は結構気難しい男のようです。しかし、子供のことも気にかけて「大きな声出してないだろ!」→「大きな声出してすまなかった」と謝るシーンは理不尽ではない父親像を描き出していていいですね。 次女がハワイに洋行、というシーン。いやあ、さすがに金あるなあ、と下衆い感想を抱きました。そりゃあ、ベストセラー作家ですもんね。あの時代にハワイに留学する娘(!)の為、一家でついて行き(!)、船の出港時刻に遅れそうな者には飛行機で来ればいい(!)なんて、セレブです。 シーン上ちょっと粗いと思ったのは三女琴子が運転手に告白するシーン。小説にこのシーンがあるのなら、やっぱりそのことをしった井上が後ほど想像で書いたシーンだからか少し唐突。映画だけのシーンなら、それまでのエピソードが小説準拠だったため、粗が目立つのか。 " + }, + { + "date": "2012-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "不器用な親子愛\n  井上靖の後期の自伝的作品の映画化である。だから井上靖の作品を読んでいなかったり、’60年代の日本の雰囲気を知らなかったりすると厳しいかもしれない。だが私にはこの映画は素晴らしいと思えた。 小説「しろばんば」などでも描かれているとおり、洪作は両親に対して複雑な感情を描いており、初老となったころでもそれを引きずっていることが序盤から判明する。雨がしとしとと降る中雨宿りをする母親と子供時代の洪作。反対側にいる母親が洪作の元に来てあるものを渡す。子供の頃の話自体は描かれないが、このシーンはとても重要だ。屈折した親子の愛情がここに込められている。 しかしその後のシーンからは一転して、初老の伊上洪作とその家族の生活が繰り広げられる。これらの場面を支えているのは間違いなく主演である役所広司と母親役の樹木希林であろう。認知症の老人を演じさせたら樹木希林の右に出るものはいない。確信犯なのか本当にぼけているのか、相手をいらつかせる寸前の笑いだ。このスレスレのユーモアが作品の全体を担っていると言っても過言ではない。そしてなんといっても役所広司。微妙に家父長制の残る家で厳しくもありながら、家族を思う優しさは誰よりも強い父親に成り切っている。特に娘達や女兄弟、母親といった家族との掛け合いは見物だ。言葉の端々にあるささくれだった感情で時には互いを傷つけるが、それでも親子の愛情は消えない。 問題点がないわけではない。井上靖という文豪が書いたものを原作としているためか、一つの台詞に色々と詰め込みすぎている。それが顕著に表れるのはラストシーンだ。もっとも泣けるシーンのはずなのに、洪作が自らの内面を語ってしまうことで感動が逆に薄れてしまった。映画はあくまで映画であることを意識するべきだった。 しかし感動できないかというと、そんなことは全くない。一つは洪作が昔書いた詩を、記憶を失いつつある母親が読む場面。目の焦点も定まらず無心に読んでいる母親に対して、当の洪作は思わず涙を流す。母親が息子を愛していたことの何よりの証拠だからだ。そして洪作が母を背負う海辺のシーン。親子が完全に和解し、洪作が心の底から母親を愛することが出来た。これほどまでに感動的な親子愛のシーンはなかなか無い。久々に映画で泣いてしまった。 素晴らしい映像、セット、役者、そして脚本に恵まれたことでまれに見る名作が完成した。記憶を失っても愛情は消えないのだ。(2012年5月12日鑑賞) " + }, + { + "date": "2012-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "押しが強くないからウルってしてしまう。\n 観る前から想像のつく話とキャスティングあまり役所広司は好きではないけどしょうがないんだよね小作品でそこそこ観てもらうためには・・・と思っての鑑賞しかし年を重ねた自分にはちょうどドツボで泣くであろう場面でさらりとウルってしまった。樹木希林は想像通りに演じる感じ何よりキムラ緑子やっぱいいよね。芝居が締まる。淡々と観いってるうちに淡々と終わるところがいい後味になってる。 " + }, + { + "date": "2012-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "おばあちゃんは、息子さんを郷里に置き去りにしたんですよね\n 「映画「わが母の記」(原田眞人監督)から。映画ファンとしては贅沢なことに、ロケ地があまりに身近すぎて、「えっ? ここ、湯ヶ島じゃない、中伊豆のあそこかな」とか「あっ、この場所、行ったことある」「この伊豆弁、変だろう?」・・いつもと違った映画鑑賞の視点に、やや違和感を感じながら観終わった。帰宅して、暗闇の中でメモした手帳を整理していたら、主人公のほんの小さな心の変化(これも違和感)に気付いた。役所広司さん演じる、主人公・伊上洪作が、樹木希林さん演じる、母・八重に語りかける呼び方である。冒頭「おふくろ」(「お母さん」)と呼んでいたのに、作品のある場面から「おばあちゃん」に呼びかけるようになる。私が、普段、何気なく母親に声を掛ける時、(特にふたりの時は・・)「おふくろ」とか「お母さん」と口にしても「おばあちゃん」とは言わない。それこそ、違和感があるから。(息子にしかわからない感覚かも)だから「祖母」という意味の「おばあちゃん」ではなく、悲しいけれど単なる「高齢者の女性」という意味の「おばあちゃん」として使い、それでも一所懸命に話しかけている姿に、心が震え、涙腺が緩んだ。自分の母親が記憶をなくしていき、息子のことも忘れてしまう現実、それをどう受け止めて、周りの家族に悟られないように、母への想いを持ち続けていくか、大きなテーマであった気がする。孫が祖母を「おばあちゃん」と呼ぶ感覚とはちょっと違う、息子が母を「おばあちゃん」と呼ぶ感覚は、心が痛む。いつまでも「おふくろ」(「お母さん」)と声を掛けたいものである。 " + }, + { + "date": "2012-05-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "無農薬野菜のような映画やねぇ\n 翌日が母の日だったのと、私が介護福祉士だという理由が無ければ観賞欲求が湧いてこない映画である。案の定、可もなく不可も無いホームドラマだった。痴呆が進みどんどん判断力が混乱していく老婆の心中を表現した樹木希林の描写力に圧倒されたが、全体的には、それ以上でも、それ以下でもない。無農薬野菜みたいな映画やと評しても良いだろう。それは、井上自身が既に大ベストセラー作家となり、経済的にも人間的にも裕福な環境やからやと思う。いざ老婆を引き取る際、療養先としてリゾート別荘に招く時点で、一般人とかけ離れている。老いた両親の奇行に振り回される別荘の無い我々は、どこに招けば良いのだ?と一気に冷めた。介護に一生懸命なのは、息子の役所広司より、孫娘の宮崎あおい達やったし。幼少期に母に捨てられたと思い込んでいるとはいえ、他人ごとのような感覚を感じ、殆ど感動できなかった。まあ、母へ感謝せなぁあかんなと実感させてくれただけでも収穫なんかな。帰りにプレゼントは何にしようか迷いながら、最後に短歌を一首『崩れゆく 絆の在処 背負う道 捨てられてこそ したためる愛』by全竜 " + }, + { + "date": "2012-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "余裕と悪態。\n 個人的に自分には兄がいて、さらには息子がいるせいか、母親から息子への愛。は自分自身でよ~く分かっている^^;(もう少し言うと、息子が母親命!になるのも)なので冒頭の、母親と主人公の雨の別れ。のエピソードが(これが彼には相当のトラウマだったのだろうけど)まさか、母親が息子を捨てたりするワケないだろーが!とそこに何らかの理由(これもほぼ予想通り)があると思った。でもねぇ、子供にそんなこと分かるはずがないのだ。小さい頃の、その鮮明な記憶だけが、彼をずっと苦しめた。では母親の方は、どうだったのだろうか。主人公が聞きたくて仕方なかったその真相は、意外な所で、さらに意外な人物によって、明かされる…。本作のテーマは、そこなんだと思っていた。母親が認知症を患いながら、その真実を語り、主人公が号泣するシーンを期待していた私は(号泣はしてたが)、その場面の意外な淡白さに驚いた(もちろん感動はしたけれど…)井上靖の自伝的小説の映画化、さすがに文学作品とあって監督が原田眞人だというのに(爆)インテリ度がバリバリで^^;知的で崇高な会話が飛び交う、飛び交う。かといって嫌味なシーンが多いわけではなく、凄いな~この家。とか、わぁ~別荘だ。とか、何しろ井上靖だから^^;当たり前のように豪華。これだけ裕福だから介護もできたんだろう(それは、あるぞ)とやっかみのひとつも出てきそうになるが、でもそれは本当だ。介護の大変さ(程度にも因ろうが)は、経済的にも精神的にもある程度のゆとりがなければ、看ている方が先に参ってしまう。今作でも兄妹の多さ、使用人を始め手助けする人達の多さが格段に現在とは違う。たった一人の子供がたったひとりの親と向き合って介護をするのは、立場を変えると子育て中に起こる育児ノイローゼと同じである。立場を分かち合う人がいたからなんとかその苦境を乗り越えられた、という経験は多いものだ。赤ちゃんにしても老親にしても、憎むべき存在ではないのに(むしろその逆なのに)悲しいかな、精神的疲労は愛情を裏返ししてしまうものだから辛い。今作では優しい孫(宮崎あおい)が祖母の世話をかって出るが、やがて彼女に精神的疲労が溜まり爆発するところがとてもリアルだった(立ち直りが早すぎるけど)まぁこれが、家族なんだな…と思うのだが。自分を捨てたはずの母親をどうしても切り捨てられない。愛されたくて、抱きしめてもらいたくて、仕方なかったのだろう。憎む気持ちと愛を乞う気持ちが入り混じる息子の苦悩を、彼は小説の中で昇華させていた。その小説を書かせる意欲を与えたトラウマの謎が、実は母親以外の人物からも明かされなかった、という二段構えのオチがすごい。才能は、その人物を取り巻く人々が開花させるものだということをあからさまに描いている。冒頭で妹たちが口々に云う、お兄さんは幸せだったわよ~!は本当だと思った。幸せですよ、伊上洪作さん。貴方は本当に…。個人的に重なった部分は、まだあった。私の父親は小さい頃奉仕に出されたり、兄弟は養子に貰われたりしていったそうだ。貧乏と裕福の違いがあっても離されたわけだ。しかし子供時分の想い出というのはどうしてこう鮮明なのだろう。その頃に親の愛情いっぱいに受けて育った子供たちが、成人して多くの人に愛情を与えられることが本来は望ましいのだろうな。。今作に登場する家族に悪人はおらず(当たり前か^^;)そこへ飄々と悪態をつく祖母の姿がやけにおかしい。心に余裕があるというのはこういうことなのだ。苦笑いも幸福のひとつの象徴かもしれない。(樹木希林は、まんまの演技^^;絶妙な素を持っているのが羨ましい) " + }, + { + "date": "2012-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "む~ん、\n 皆さん、こんにちは(いま5月7日pm2:15頃です)自分でチケットを買って見に行こうとは思わなかった。ある人にもらったからみたんだけど・・・見に行く前日、日経の映画評を見たら満点だった。小津安二郎の世界にも似て、すばらしいって。よくは知らないけど、小津作品はストーリーは淡々としているけど、その画面づくり、絵づくり、構図には聖なるものが宿っているといったひとがいる(ヴェン・ヴェンダーズ監督だったと思う)①ストーリー②配役、演技③映像、音楽これが映画の3大要素だと思っているんだけど、僕は初めて「構図」というものに着目してみようと思ったのだ。でも、初めのうちは「画面の構図」を見ていたのだが、(確かにおもしろい画面構成があったのも確か)だんだん、その意識も薄れていってしまった。やっぱり、物語に目がいっちゃうんだよね。この映画、ストーリーに大きな変化はないんだけど、ごくありふれた日常的な世界が淡々と描かれている。みんないい人。だけど、機嫌の悪いときは誰にもある。機嫌が悪い同士が接触すれば、ちょっとした火は起きるみたいな。まして、その日常性を失って、非論理的な世界へ行ってしまいそうな母を相手にすればなおさらだ。役所さんも、希林さんもうまいと思ったけど、ほんとに存在感があると思ったのは宮崎あおいでしたね。それも、うちに帰って自動車のCMを見たときそう感じたのだった。それでなにがいいたいのか?結論を出そう。①ストーリー 8②配役・演技 9③映像・構図 9小津監督のように特出すべきものはなかったように思うが、すべて平均点以上といったところのような気がする。 " + }, + { + "date": "2012-05-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "泣けたけど\n 映像はキレイで、シナリオも演出も創りも悪くなかったけど……。役所さんの「昭和っぽい」父親像、樹木希林さんの「そのまんま」のボケ老人像が、僕はウソ臭くてダメでした。昭和の父親はもっともっと家族を顧みないことを「正当化」していたはず。妙に優しいところが作品を矮小化していた。「昭和の厳格な父」を演じているはずが「よくあるただの中年俳優」に見えてしまった。仕事中心の考えは当たり前だと「家族を顧みない父」でいなければ、この話はドラマが小さくなってしまう。確かにエピソードでは描写されている、つまりそのシーンはあるのだが「佇まい自体」が全然厳格でなかった。役所さんはいまは空回りする「ダイワマン」のキャラが一番合っている。樹木希林さんは、リアルにやればやるほどフジフィルムの「綾小路さん」に見えてしまう。ボケる前までは楽しく見れたのだが、ボケてからはただのギャグ。40年近く前の「寺内貫太郎一家」から一貫して演じているキャラをやっているだけ。この役、草笛光子さんとかがされたら、どんなに素敵な作品になったろうかと思う。樹木希林さんにはもう「ボケ老人」はやってほしくない。本人がそうであるように「スーパーおばあちゃん」を演じて欲しい。一時の中井貴一さんもどんなシリアスな映画に出ても「ミキプルーンの人」、または「JCBのたぬきとカッパの友達」に見えて作品をぶちこわしていたように、役者がCMで「固定キャラ」を演じるのは、特にコミカルな場合、自殺行為だと思う。ハリウッド俳優は本国では絶対にやらないからね。その分、日本とかでCMでて稼いでいるけど。他の役者さんと、「昭和の世界」の作り込みはすごく良かった。日本でこういう作品を成立させるには、やはりキャスティングに凝らないとダメでしょうね。でも「人気優先」でないとやはり客入らないだろうけど。長塚京三さんとか斉藤洋介さんとかと、草笛さんか吉行和子さんで観てみたかったな。 " + }, + { + "date": "2012-05-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "親の心子知らず 子の心親知らず\n 作家は親に捨てられた恨みを原動力に作品を生み出す。親は作家が子どもの頃に書いた詩を暗唱できるほど子のことを気にかけていた。嫁は土蔵のばあちゃんに預けられたいきさつを姑から聞いていたが、作家がいい人になったら売れる作品が書けないことを知っていた。知らぬは作家ばかりなり。ばあちゃんを取り囲む人々はみんなやさしい。場末の食堂の連中さえやさしいのだ。 " + }, + { + "date": "2012-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "親の心、子知らず\n 昭和真っ只中の夫であり父親として洪作は、当時としては普通にワンマンだ。作家志望の若者をさっさと運転手として雇い、妻に「それでは車を買わなければ」と言われれば、「もう買った」と事も無げに言う。万事がそんな具合だ。洪作には3人の娘がいて、一番下の琴子だけは横暴な父親に反発する。まず、この二人が巻き起こす波風が親子とは?という疑問にひとつの筋道を形成していく。ことごとく反目し合いながら、実はこの二人、頑固で自分の考えを貫く似た者同士なのだ。一見、横暴にも見える洪作にも、親と子の関係で拭い切れない苦い思い出がある。幼いとき、母は二人の妹だけを連れて、自分だけ知らない女のところに置いていかれたのだ。母に捨てられたという想いが、ずっとしこりとなっている。それでいて、母から別れ際に渡されたお守りは今も大事に身に着けたままだ。本人は自覚していないだろうが、母親に対するコンプレックスは相当に強いものがある。母・八重は何かにつけ「あの女に預けたのは一生の不覚だった」と言い出す。洪作を預けた相手を嫌悪した言い方だが、“あの女”が憎いのではない。裏を返せば、息子を手放してしまった自分を嫌悪しているのだ。自分が知らない息子の8年を知る女への嫉妬がある。洪作と母は、いわばコンプレックスとコンプレックスがぶつかり合ったまま人生を歩んできたことになる。ついに洪作は「息子さんを郷里に置き去りにしたんですよね」と問いつめるのだが、このあと八重の口から出る言葉に、洪作は数十年もの時の流れを一気に遡る。堰を切ったように溢れる涙が、長く遠かった母との距離を詰める水路のようだ。親と子とは、ちょっとしたことが深い溝になるが、その溝を埋める手立てはなかなか探り当てられないものだと、つくづく思う。探り当てられた洪作は幸せだ。役所広司も巧いが、樹木希林の演技を超越した表情、仕草、語り、この人の右に出る役者はいないだろう。硬派な作品が多い原田眞人監督だが、今作では女性的な視点で語られるシーンが多く、感性に豊かな幅の広さを感じる。芦澤明子の撮影による映像は、デジタルによる上映にもかかわらず、落ち着いた色調に抑えられ、奥行きもあり、どのカットも美しい。 " + }, + { + "date": "2012-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "呆けても母は母\n 文豪、井上靖の母の記。作品を書く時は家族をモデルにしていたらしい。呆けた母を家族が介護する。その大変さをさらっと描いています、おばあちゃまを愛する孫娘の宮崎あおい。演技なのか素なのか凄さと笑いを誘う樹木希林。自分は母に捨てられたと思い込んでいた役所広司が真実を知った時は、思わず目頭が熱くなりなした。最後の海辺で役所広司におぶられる、樹木希林の顔は老いた老人の顔になっていました。誰にでも訪れる老い。93歳の私の母は呆けた事を嘆き、少々壊れてきたけれど訪れるたびに迷惑かけると言ってくれます。この映画は日本の誇れる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2012-05-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "絶品でございます。\n 役所広司,宮﨑あおい,樹木希林。三人の演技が抜群で素晴らしい見応え。演出,画面構成,情報量の全てが上品で静謐。お涙頂戴ではない世界感に好感を持った。”人間の根源は母と子に結実する”その真理を,慈愛を込めて描いた秀作。極上の味わいで満足感たっぷり。 " + }, + { + "date": "2012-05-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "記憶を失っているようで、すべてを見透かしているような八重を、すごみとユーモアをもって体現した樹木の演技が圧巻です。\n  試写は早く半年前に見ました。 当時は「キツツキと木こり」の公開直前で役所広司主演の試写が続いた格好となったのです。だから役所広司の木こりのオヤジから大作家への変貌ぶりが驚きでした。 本作は古き良き昭和の家族の物語。井上靖の自伝的小説の映画化で、ロケ地にも井上靖の生前の書斎が使われているなど、リアルティにこだわって撮られていました。 これが松竹映画となると名匠小津安二郎の映画を連想せずにはいられません。実際に原田真人監督は随所に小津安二郎映画へオマージュがささげたシーンを盛り込んだそうです。 本作のポイントは、幼い頃に曽祖父の愛人に預けられた主人公の洪作は、母親八重に捨てられたという意識を持ち続けているところ。それを問い詰めたくとも、八重は認知症が進み、答えてくれません。その捨てられた思いは、洪作の家族を顧みない身勝手な行動に繋がり、妻や娘たちから総スカンを喰らって、孤独な日々を過ごしていたのでした。 洪作と八重の周囲に、洪作の妻と2人の妹、3人の娘という大家族。そんな大勢の家族との思いを交錯させる中に、家族の確執と真情も浮き上がります。ただその根っこにあるのは洪作が母親から捨てられた思いと同根ではなかろうか窺えました。そんな家族ものらしからぬえぐい台詞の応酬を見せる、濃い中身を原田監督は巧みに、重くならずにつないでいきます。特に妻や娘たちの女としてのしたたかさやたくましさがさりげなく描かれているところが特筆できます。そんな中で根底に見え隠れしてくるのは、深い愛情。 前半は登場人物の説明のような台詞や家族の何気ない会話の応酬が続き、いささか退屈しました。でも洪作と八重の過去が明かされていく後半は、親子の絆の深さを見せ付けられて、涙を禁じ得ない感動に包まれていったのです。 物語は、夫を亡くした八重が、息子の洪作や娘、孫たちと暮らすことになるところから始まります。高齢のため、認知症の症状が進み、とっくに送った誕生祝いを「まだ送っていない」と言い張ったり、娘をお手伝いさん呼ばわりしたり。徘徊も目立つようになり、一家は八重の言動に振り回されるようになります。でも洪作の一家は年寄りを決してのけ者扱いすることなく、むしろ温かく見守っていこうとしているところにとても好感を持てました。。 記憶を失っているようで、すべてを見透かしているような八重を、すごみとユーモアをもって体現した樹木の演技が圧巻です。 樹木の演技は抑制されているとはいえ、表情豊かで動作も活発。本当にボケているのかなぁ~、ボケているふりをしているだけなのかな~とどっちともとれる絶妙な演技で笑いにして誤魔化されてしまうのですね。まるでやんちゃな子どもが素知らぬふりをしているかのような表情は絶品です。小津映画の人物とは異なるキャラでもはや樹木の作り出した空気感にどっぷり作品がはまり込んでしまったといっていいくらいなんです。 終盤、記憶を失っていく八重の中にも、大事なものが残されていたことが分かります。次第に物語の核心である洪作は幼い時になぜ捨てられたのかその真相に近づいていきます。でも前途したように八重はそのことさえ、忘れてしまったようなのです。 あるきっかけで八重が行方不明になったとき、洪作はとっさの判断で、八重の母親としての思いの宿る場所へ向かいます。そしてそこに佇んでいた八重に長年聞き出そうとしたことを尋ねるのです。 このとき八重がとつとつと口にする言葉は、予期せぬ言葉でした。その一言に洪作は驚きを隠せなかったようですが、見ている方もはっとしました。 惚けてはいても、八重のこころの消すことができない母の情の表出が宿っていたのです。親とはこういうものなのだ、と感じ入るしかないシーンでした。 このシーンによって、洪作の記憶は八重の声によって蘇っていきます。それに応えるかのように、背負われた洪作の背中の感触によって、八重の母親としての感情が蘇って、一筋の涙として描かれます。 まことに親子の絆としての記憶は、長年の風雪を超えて、一度は忘却してしまったとしても、僅かなきっかけさえあれば鮮明に蘇り、深い感銘をもたらすことを思い起こさせてくれた作品でした。 また特に確執の深かった琴子と洪作が親子の絆を取り戻していくところも良かったです。琴子役は宮崎あおい。やっぱり彼女が出演していると華が出ますね。 " + }, + { + "date": "2012-05-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "老いるということ\n 母と息子の絆を通して母親の老後をいろいろな意味で見つめていく映画そんな母親はボケて奇行を繰り返す訳だが、、、人は誰でも老いていくさらに、本作品に描かれたように認知症を誘発する場合も多々あるでも本作のそこには、老人看護によくある憂鬱感や絶望感は一切なく家族の生活の中でみんなで看取るという姿がただただ描かれていて。。。もちろんその家族それぞれにおかれる環境や状況は多々あるが親の老後の面倒をみるということは「こういうことだ」と強く感じたなにも憂うことはない、なにも心配することはないただただこの世に生みおとしてくれた両親に感謝しながら最期まで看取ってあげればいいだけなのだこの世に存在できたことで享受できた喜びや悲しみや慈しみに比べればと思いながら。。。そんな辛い看護ではやはり家族の支えや助けが重要であり核家族化が進んで著しい現代だからこそ今一度家族の在り方を問われているような気がした人は一人では生きていけないだからこそ、自分が本当に困ったときに誰かが手を差し伸べてくれるように品性を大事にして慈しみを忘れずに生きていかなければいけないのではないだろうか母親の臨終を伝えた妹の電話そんな妹に主人公がかけた言葉心からの労いと感謝の念が溢れていたぐっときます。 " + }, + { + "date": "2012-05-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "演技も映像も素晴らしい\n 役所広司さん、樹木希林さん、その他キャストの皆さんの演技は皆素晴らしかったと思います。特に、ラストのキムラ緑子さんの電話シーンは迫真の演技であり、泣けました。介護した側の最後の涙が上手く表現されていたと思います。季節の合間に入る自然の映像も皆美しく、心に染み渡ってきます。参りました... " + }, + { + "date": "2012-04-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "日本映画の良心\n 名画と呼ぶに相応しい。今年始まってまだ半分も経ってないが、間違いなく現時点での日本映画のベスト。これからも多くの期待作が公開されるが(夢売るふたり、終の信託、おおかみこどもの雨と雪…等々)、年末になってもその地位は揺るぎそうにない。他の方のレビューを見ても、大方同様の感想を述べており、僕も全くの同意見なのだが、やっぱり言わずにいられない。まず、原田眞人監督の演出。これまで社会派映画が多かったが、一連の作品で培ってきた細やかでリアルな演出が、初挑戦となるホームドラマでも違和感なく発揮されている。絶妙な間や会話のテンポ等、よくあるホームドラマとは違うリアリティを出していた。俳優たちの見事なアンサンブル。役所広司はいつもながらさすがの名演。宮崎あおいも少女から大人の女性への成長を、美しくナチュラルに演じていた。豪華共演陣も、家族や親戚にこういう人いるいる、と思わせる適材適所。そして何と言っても、樹木希林!名演技と言うのが言葉足らずなほどの名演技。いや、演技というものを超えている。かと言って、素な訳がない。どうやったらここまで成りきる事が出来るのか、言葉さえ見つからない。老いて記憶が薄れても、盲目的に息子を探し続ける母。母に捨てられた記憶から、何処か母に抵抗を感じる息子。そして自分もまた、奉仕は愛情と言って、娘たちに壁を作っている。ただ支え合って寄り添い合うだけではなく、時には衝突したり苛々したりしながら歩み寄って行く姿は、誰もが覚えがある筈。映画は役所広司演じる息子と樹木希林演じる母がメインだが、役所広司演じる父と宮崎あおい演じる娘であったりと、各世代に通じる“家族”の話である。そんな家族の話が、美しい日本の風景を背景に語られ、これ以上ない名画になっている。日本と、日本映画と、日本の家族の姿に、改めて素晴らしいと賞賛したい。 " + }, + { + "date": "2012-04-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "重くて重くて仕方無いのに、下ろしたくない背中の荷。\n (どちらかと言えば)社会派として知られる原田眞人監督が描く、昭和を舞台にした人間ドラマ。アドリブのようにリアルで矢継ぎ早な会話。編集テンポの速さ。そして、多くの情報量を伝えながら、物語の細かな伏線を観客に理解させられる卓越した説明能力。やっぱこの監督さんは凄い。加えて見事なのは、日本独特の風景・風習を納めた画の美しさ。とりわけ季節毎に変わる木々の表情、木洩れ日の美しさ、終盤の海の雄大さは忘れ難い。そして演技。出演者みな素晴らしいが、まずはやはり、役所広司と宮崎あおい。長い年月をかけて親子間の情が移り変わってゆく様子が実に自然だ。役所広司は、厳格な性格が、雪解けのように少しずつ和らいでゆく様が見事。(私事だが、近頃めっきり優しくなった自分の親父を連想した)船での「お前を見捨てる訳じゃないぞ」という台詞は、主人公の生い立ちの複雑さと娘への深い愛情を同時に表した、良い台詞だと思う。宮崎あおいも◎。女学生役に全く違和感が無い点も驚きだが(笑)、父や祖母に向ける疎ましさと愛情の入り交じった言動、姉妹や親戚達との会話の生っぽさと言ったら!そして、樹木希林。老いてゆく様のリアルさ。時に微笑ましく、時に鬼気迫る演技。演技も台詞も誇張せず、どうしてあそこまで圧倒的な存在感が出せるのか?息子の顔を忘れるほどに衰えてもなお、ずっと捜し続けた息子の姿。ずっと忘れられなかった息子の詩。そして最後、暗闇に佇む母。初めて、真っ直ぐに息子を見つめる母の眼。幽霊であれ幻覚であれ、あれは母への想いの深さの表れ。涙せずにはいられなかった。世の中で、家族くらいに面倒な存在も無い。家族は、重くて重くて仕方無いのに、それでも下ろしたくない大切な背中の荷のようなもの。さいわい僕の親は、背負う心配をするにはまだ早いようだが、残念ながら今の日本は、劇中のように、沢山の親戚どうしで互いを支えながら暮らしている時代ではない。いつかその時期が来た時……その時、僕には親を背負えるだけの脚力があるだろうか?あるいは、背中から下ろす事に耐えられるのだろうか?まだ分からないけど、いや正直、分かりたくもないのだけれど……なるべく長く背負っていてあげたいと、本作を観て願った。今月3本目の5.0判定を出すのは流石に躊躇したのだが……素晴らしい映画です。<2012/4/28鑑賞> " + }, + { + "date": "2012-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "母はいつまでも母\n 良作。。という感じの作品でした☆=井上さんが、(自分の中での)イメージとちょっと違ったのと。。なにかこう、作品そのものの人を寄せ付けない感じがちょっと残念。。><あの時代の、作家の生活や、「ごきげんよう」みたいな雰囲気は、映画で見る価値ありですねvvいつまでも、母は母。いつまでも、母の息子は、母の息子。そのことが、文学的感性で綴られてゆきます。後半。。最後のほうは、かなり泣けます。特に、息子さんのいらっしゃるお母さまにはたまらないのでは・・!ハンカチを用意して、見に行きたい作品です。 ^-^ " + }, + { + "date": "2012-04-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "納得の作品だが、「文部省選定」みたいな…\n 文豪というよりも、大成功を納めた流行作家、あるいは国民的作家というべき井上靖とその母親の姿を描いた作品。井上靖と同郷で、高校(井上は旧制中学)の後輩にあたる原田真人監督は郷土の大先輩、偉人の人間味を役所広司からうまく引き出している、と思う。ぼけた母を演じた樹木希林の名演は、まあ、日本アカデミー賞助演女優賞は間違いないんでしょうな、という感じ。大作家の末娘を演じた宮崎あおい(こちらが助演女優賞か?)も好感度の高い演技を見せる。さまざまな好条件が整い、よくできた映画だ。非の打ち所がない作品といっていいだろう。しかし、その優等生的な作品ゆえに、何か心に残らないんだなあ。というのはあまりにへそ曲がりな批評だろうか。 " + }, + { + "date": "2012-04-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "とても素敵な作品です\n 完成披露試写会にてもう一ヶ月くらい前に鑑賞。出演者登壇で、宮崎あおいさんのカワイさにヤラれました。認知症の侵されてゆく母とその親族の暖かく、ユーモアある日々。とにかく、演者がすべてよかった。樹木希林さんが、どんどん小さく丸みを帯びていく姿や、宮崎あおいさんの、少女から大人の女性になっていく変化が、もう何とも言えません。暗く気が重い話も、ユーモアを交えた演出でよかった。最後に、妻から聞かされた母の本当の気持ちを主人公が知った時、気づけば涙が・・。泣かせてやろう!というのが無かったので、不意打ちでした。是非、ご夫婦やご両親、ご家族で観て頂きたい作品です。 " + }, + { + "date": "2012-04-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "あおいちゃん好きさ~ん、出ずっぱりですよ~♪\n 役所広司、樹木希林メインの映画だと思ってたら宮崎あおいちゃん出ずっぱりでうれしい誤算。役者陣も皆良いのでキャスティングで裏切られることはないです。あおいちゃんファンとしては「三浦貴大めっ!」と感じた程度です、ぶうぶう(笑)。時間がすっ飛ぶのはいたしかたない?目をつぶれる……範疇かな。大河の篤姫ほどの時間幅ではないけれどもセーラー服からちょいアダルトなあおいちゃんまで、ちょっぴり悪態をついたり甲斐甲斐しかったり色々な姿を見られます♪樹木希林さん出演のテレビ「寺内貫太郎一家」をリアルタイムで見ていたであろう世代には、もう樹木希林が老婆を演じるだけで笑えます。同じ言動を繰り返したり毒のあるセリフをポロッと吐いたり「素の樹木希林だろ!コントだろ!」と笑えてしまいます。あの頃から全く変わっていないのではないかとゾッとさえします。ところが、樹木希林のセリフで役所広司が涙をこぼすシーンで一変、ここからは「時間ですよ!」の樹木希林ではなく役としての樹木希林にガラッとチェンジしエンディングまで魅了します。 泣かせる映画というのは、笑いのエッセンスとこみあげる感情の高ぶりをうまく押し引きしたものであるという持論があるのですがこの映画はまさにそれです。 むしろ終盤まであっさりと仕上げている映画なので、鑑賞後は爽やかでさえあります。 こんな亡くなり方は今の日本では間違いなく稀有だし、特別養護施設に預けてしまうこともなく裕福な家族がなんだかんだ言いながらも寛容に、婆ちゃんに最後まで付き合いそして最期まで看取る、幸せな時代だったんだな、家族だったんだなと現実を振り返って虚しくさえ感じられました。……宮崎あおいが手にしているカメラがハーフサイズフィルムカメラの名機\"オリンパス ペン\"なのが昨今の騒動でオリンパスのCMがTVで流れなくなった今、諸行無常を感じさせます……(映画撮影中にはこんな騒動は想像だに出来なかったでしょうw)評価のマイナス0.5は試写会場の音響が良くなかったのか音が割れていてセリフがよく聞こえなかったためと映画音楽がイマイチだったためですw " + }, + { + "date": "2012-03-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これが当たらないと日本映画界が心配。\n まだ三月ですが今年の邦画暫定首位。多くの方にご覧いただきたい本当に良い日本映画で、最近では「大鹿村騒動記」以来です。三世代それぞれの鑑賞に十分応えられる国民作ではないでしょうか。原作・脚本も良いのでしょうけれど、役所さんを筆頭に演技とキャスティングにも突っ込みどころが見当たらず、特に樹木さんの老婆役は一つの到達点を観たようです。美しい日本の原風景映像、ロケ地、美術も素晴らしい。家族の会話ですから多めになる台詞にも無駄が無い。涙を禁じ得ない方も多いでしょう。僕は個人的な家族事情から終始じんわりと涙腺が緩んでいました。僕の父母は幸い健在ですが、生涯愛することはないと思っています。これは、たいへん辛いことです。おっと映画の話でした。ファミリーなんてカタカナに置き換えず、家族とは、家庭とは、現代日本が失いつつある、否、既に失ったその姿が、ここにあります。菊池亜希子さん惚れ直しました。 " + }, + { + "date": "2012-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "母の優しさが切々と胸に、生きている事、家族に恵まれる事に感謝したくなった!\n 先ず一番にこの映画で素敵だなって思えた事は、非常に情景カットを初めとして、映像的に美しかった事。と書いたら、えぇそれが何、どうした?本編とどう繋がるのと反論が返ってきそうだが、つまり、今から50年前の日本の匂いが溢れ出ているって思えたのです。今ヒット中の「3丁目の夕日64」は本当の昭和30年代では無く、みんなの心の中の昭和のイメージの再現と言われているように、古臭い小道具があっても、セットばかりで、何か嘘っぽい感じがしていたのに比べると本作は、四季折々の自然の美しい景色を存分に映している事で、高度成長期を迎える頃の日本の香りがして、それと共に人々の息使いも今より、ゆっくりと流れていた時間の様子がとても心地良く、安心して映画の世界に溶け込む事が出来た。昭和のあの時代は、一家の主人たる者は、雷親父と相場が決まっていたし、その親父の機嫌を損ねると卓袱台をひっくり返すさんばかりに振る舞う理不尽な世界が普通の時代。だから気難しい作家の家庭で、そして八重が沼津から来ると3世帯の大家族になり、てんてこ舞いになる。その様がとてもリアルで、きめ細かく描かれていた。長男である伊上洪作はずっと母の八重に自分一人が捨てられたと思い悩んで生きて来たけれど、その母が徐々に認知症を患ってゆく中で、その息子を誰よりも大切に思い続けて生きて来た事を知る。洪作と母、そして洪作と娘たち、そして八重と孫娘たち、同じ家族の中でもそれぞれの立場で、その距離の取り方の違いや性格の違いが出てくる。八重に対する想いも皆違うし、そんな身近で大切な家族同志であるからこそ、可愛さ余って、時に憎しみが倍増してしまうと言う悲しさも切々と伝わってくるのだ。そして少しずつ壊れてゆく八重を軸に、洪作の気持ちも徐々に変化し始めると、その変化の輪は、その他の家族同志への理解へとどんどん広がりを見せ、お互いの家族の気持ちの理解の輪が、どんどん広がって、年月と共に人間として成長していく様子が手に取る様にあぶり出されてゆく。徘徊する高齢の母を抱える家族の苦悩を時に、笑いを誘うように描いているけれども、それだけに、決して笑う事が出来ない、当事者家族の苦悩がより深く伝わってくる。その一方で、お互いが苦悩する中から、解り合う気持ちが芽生える事で安らぎを憶えてゆく、大家族ならではの貴重なプロセスがとても、観ている私に安らぎを運んでくれた。老いとは、どんなに嫌っても、いずれは誰でも避ける事は出来ずに、体験していかなければならない問題だけれども、必ずしも憎むべき事でも、悲しむべき事でも無く、人として生きていくプロセスの一コマであり、家族にとってもとても理解を深め合うためには必要不可欠なプロセスの一つであることが伝わってくる。役所広司、樹木希林両人の芝居が素晴らしいのをはじめ、みな、それぞれ役者陣がとっても個性的な芸達者なキャストばかりが出演して、配役もとても自然で映画を存分に楽しむ事が出来た。家族を描く日本映画は素朴でも、素晴らしい感動を提供してくれるのだ!! " + }, + { + "date": "2012-02-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "情景、心情、親子愛…丁寧に紡がれた作品\n 役所広司さん演じる伊上洪作(≒故・井上靖)と樹木希林さん演じる洪作の母・八重が織りなす母子愛のお話ということで、もう「涙」は決定です。タオルハンカチ持参で行きました(笑)本編は、いきなり初っ端…回想シーンから始まるのですが、【設定からしては幾分、若いかな?】と思える、ある女優さんが樹木希林さん演じる「八重」の往年役として登場します。そのわずかな回想シーンが、この映画全編の屋台骨を支えていると言えなくもない気がするんですが、セリフもない短いシーンながら、とても良い演技でストーリーを印象付けていました。その重要な役どころは八重と同じ「眼」をもつ、樹木希林さんの愛娘・内田也哉子さんでした!私は最初気づかず、後の回想シーンで気づきました。その位、短いコマですが怪物女優樹木希林の演技を大切に繋ぐべく丁寧かつ【強い女性】を演じられています。なんかそういった意味では三浦友和・百恵さん夫妻の次男で友和さんと同じ「眼」をもつ、三浦 貴大さんが出演されていたり(こちらも良い役者さん♪)色んな所で「親と子」を感じさせる映画で。。そんなところまで狙ってないかもですけど。。で、作品の感想としては、話の縦横がとても上手に、そして丁寧に織りなされた作品だと思いました。例えば八重にとっては孫となる洪作の三女、宮崎あおいサン演じる「琴子」が八重に「子どもの頃のお父さんはどんなだったか?」と尋ねた際の八重に似つかわない、「八重らしからぬ答え」が後の重要な伏線となっていて、その伏線の意味が氷解した時に「ああ、もう一度丁寧に観返したい」って心から思ったり。井上靖さんの「しろばんば」などでも有名な通り、役所さん演じる「洪作」は母と引き離された少年時代を過ごしていて、そのことが母へわだかまりを残しています。それ故、痴呆が進んでいく中での母への態度はちょっと意地悪だったり、卑屈だったり、恨みがましかったり…非常に人間的です。多感な時代を母と分かれて暮らしたことを、その選択をした母親を作家として大成した後も恨み続ける洪作。自分の娘たちに過干渉するのも、それ故じゃないかと思えるほど何度も何度も執拗に「母は自分を捨てた」と言い続けます。でも、「信じることも愛なのだ」という事が分かった後の、娘にかける言葉「捨てる訳じゃないからな!」という台詞は秀逸、非常に台本や構成の丁寧さを感じました。それにしても樹木希林さんは凄い!「痴呆がさせること」という設定とはいえ、すんごい嫌なババァをぬけぬけと演じ、ある時はコミカルにある時は憎々しく、そして落とす所では、サラリと…それでいて本当に重く落とす。。凄い女優さんだなぁと改めて思いました。正直、前半は結構眠たい緩くタルイ流れです。ただ全編を通して映像がすんばらしく美しかったので最初は、「叙情的なだけの作品」かと思って「それでもいいかな…」と思った感じで。。でも後半から必ずグっときますので、前半は情景メインで楽しんでください。映像美はこの映画の重要な横糸になっている気もします。GWを実家で過ごす方は公開日にこれを見に行って親への思いを強めてから行くと接し方が変わって来るかもしれません。最後になりますが、そしてどうでもいいことですが三國連太郎さん。。。。年を取りましたね。。それでも、とても強い存在感を示していらしました。 " + }, + { + "date": "2012-02-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "拝啓 両先輩、いい映画でした\n 原作 井上 靖 × 監督 原田 眞人(敬称略)お二方は、俺にとって特別母校 沼津東高校(旧沼津中学)の先輩になるのだそんな縁で、井上 靖の自伝小説には馴染みがあった「敦煌」「額田女王」「天平の甍」「蒼き狼」などの歴史物もいいが氏の作品は、自伝小説の方が活き活きして個人的には面白いその一つ「しろばんば」では、曾祖父のお妾で洪作育ての親戸籍上の祖母、おぬいばあさんつまり、本作の土蔵のばあちゃんとの描写もある監督は俳優として「ラストサムライ」で見初め「クライマーズ・ハイ」の人間描写に魅せられその後、母校の先輩と知って誇らしく思った「わが母の記」は井上 靖の自伝的な話で舞台となるは、監督や私の故郷でもある沼津や伊豆ここまで見る前に思い入れを感じる作品は、初めてだ本作では、小説家と生みの親である八重との関係を描く小説家 洪作のモデルは靖自身である洪作は、実母八重に捨てられて育てられたとの想いを抱えそのわだかまりの中、痴呆の兆しを見せる母と向き合う彼の家族も交え、彼は母に何を思うのか単純ゆえに難しく普遍的な家族の在り方を見せる話だそのスクリーンには、なつかしき風景や風俗が広がる天城のわさび田、沼津御用邸前の浜、川奈ホテルとゴルフ場旧家の古めかしさ、「~だら」という方言、バンカラな学生特に、洪作は我がオヤジそっくりで懐かしすぎたオレは家族を養うために稼いでいる、黙って言うことに従え身の回りのこと、着替えの用意から母の世話まで女の役目だ理不尽とか身勝手とか、そんなことは言える雰囲気にない役所 広司は、そんな昭和のオヤジを連れてきたおかげでで、幼き日がよみがえったまた、母を演じる樹木 希林には祖母を見た同じ言動を繰り返し、お節介を焼きながらよく動くそれでいて、誰からも愛された祖母だったその目配せから動きから、演じているとまるで感じさせないまた、宮崎あおいの生意気さと優しさ南 果歩の奔放な妹、キムラ緑子の感情溢れる様どの俳優も、不自然さを感じさせなかったある時はテンポよい会話、たとえば冒頭の洪作兄弟の会話でまたある時は沈黙と間が、饒舌にその感情を描写する判り易く言葉で言わせる野暮はなく、BGMも最小限だその「行間を読ませる」描写にどんどん引き込まれていく彼らが作った昭和の家族は活き活きとした、生命力溢れる作家井上靖の小説と同じ匂いだったあんたは世の中をわかっていないその母の言葉に呆れる洪作俺を捨てたあなたに言われたくない母に対する想いが溢れ、変化していく洪作の様は染みたそれでも 母は母 家族は家族表現は全く違うが「ザ・ファイター」とも似たテーマそんな「簡単で複雑」なことが込められていた終盤の御用邸海岸でのシーンには胸が熱くなったただ、この想いは30代以上くらい昭和の古めかしさを知り、年齢を重ねないと伝わりにくいと思う洪作が、家族に母を任せきりで自分では何もしないのが気になる若え衆は、そんな今風な感想を持つかもしれないしかし、当時はごく普通の文化であり、そういうもんなのだ不器用ながら家族を守った父、それを支えた母ようやく彼らを客観的に見られるようなった最近のオレには、効いた両先輩が下さった物語は、自省のきっかけにもなるだろうあるのが当たり前であることに慣れきった単純で複雑な家族愛、ってやつを " + }, + { + "date": "2012-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "真野恵里菜さんが素晴らしい\n  アイドルとかあんまり詳しくないのだが、この映画に出ていた真野恵里菜という女の子が大変素晴らしかった。山に暮らして、真っ黒で、手鼻で鼻水を飛ばすような奔放な役を活き活きと演じていて、その演技は宮崎あおいと比べても全く引けをとっていなかった。彼女の今後の女優としての活躍を大いに期待したい。 映画はミステリーのような構成になっているのだが、そんな謎解きなどなくても成立するのが親子や家族ではないかと思い少々複雑であった。 " + }, + { + "date": "2012-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "さりげなく、愛情を、絆を\n  この作品をスクリーンで観ながら、私は、原作者の井上靖の実際の顔を思い浮かべていた。それは、作者本人を演じた役所広司は、あまりに優しすぎる顔をしているからだ。井上靖本人は、目付きが厳しく、顔に人生の苦労を背負ってきたシワを刻んだ、とても気難しい顔だちをしていた。その顔を頭に浮かべていたせいか、「自分は捨てられた」というわだかまりや恩讐を母に持ち続けた作者の気持ちが、リアルに私に迫ってきた。 物語が進む中、私はひとつの疑問を作者・井上靖に投げかけていた(映画の中では、伊上と名乗っているが)。「あなたは、母にどうしてほしいのか。抱きしめて、申し訳ないと言ってほしいのか。それとも、自分の目を見て涙の一滴でも流してほしいのか」 多くの読者を虜にした、数々の小説を残した井上靖なのだから、劇的な展開を望んでいたのではないのか。と、思いながら見ていたのだが、映画は、次第に認知症を深めていく母の姿とともに、淡々と進んでいった。私を含めて、スクリーンを観る観客の大多数は、母と井上靖との関係よりも、井上の家族が中心に描かれていたのに少し意外に感じていたと思う。 しかし、この映画の面白いところは、作者の井上とその家族との交流の中に、母と作者との絆そのものが隠されているところだ。それは、気むずかしい井上を父に持つ家族たちと、父とを繋いでいたのは、井上の母の存在があったからだ。原田監督は、セリフが多い中で、井上と母とが絡まない部分に、母と井上との絆の強さを家族たちが感じるシーンを巧みに入れて、認知症であっても母の重要さを観客に語りかけている。 そして、母と井上が理解しあう瞬間は、とてもさりげなく訪れる。それは、時おり井上と家族たちとが触れ合う一時と同じく、心地良い風から画面から流れてきたかのような爽やかさだ。肉親が、恩讐を越えて理解しあう、愛情や優しさ、絆というものは、抱きしめあったり涙を流しあったりするものでなく、本当はさりげないものであることに観客は胸をしめつけられる。疑問を持ちながら見ていた私も、そのさりげなさに目を潤ませてしまった。 私も、ある時から父と話さなくなり、互いに遠ざける関係がしばらく続いた。その間も、私は子どもの頃から父の影響を受けていただけに、父と気持ちを通じ合いたいと思ってはいた。しかし、その思いが叶う前に父はこの世から去って行った。だから、この映画の井上の気持ちは、私には痛いほど理解できる。両親とあまり会話をしていない人が、この作品を観ると、人生観が大きく変わるかもしれない。 " + }, + { + "date": "2012-02-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛情と奉仕による家族の在り方\n 「家族の在り方」を描く作品は多い。本作の家族は、有名作家である主人公と認知症の母の“記憶の行き違い”を軸に、愛情と奉仕によって強く結ばれた家族の物語だ。井上靖の自伝的小説が原作なだけに、昭和時代のセレブな暮らし向きが興味深い。家族たちは静岡の実家、東京の本宅、長野の別荘などでその折々を過ごし、一流ホテルで母の誕生パーティーを催したりと、豊かで満ち足りているように見える(夜食に食べるシュークリームの美味しそうなこと!)。しかし、母の認知症は年々ひどくなり、娘の顔も判らず、夜中に徘徊を繰り返す。介護を一手に引き受けた孫娘は、認知症の祖母と本気でケンカをするなど、同情や義務からではない、愛情からなる真の奉仕を見せる。では、この幸福そうな家族の中で、母はいったい夜な夜な何を探しているのだろう?息子の顔も判別できないが、彼女の中で息子の“記憶”は鮮明だ。しかし母の持つ“記憶”は、息子の“記憶”とは大きく異なる。幼い頃、祖父の愛人に預けられた息子は、「母親に捨てられた」と思い、実母に対して素直な愛情を抱けないでいた。しかし母が息子を手放したのには、ちゃんとした理由があったのだ。今、母は離れて暮らさなければならなくなった息子を、夜も昼も探し求めている。息子がその事実を知った時には、母の認知症はだいぶ進んでいたが、母には息子の気持はちゃんと伝わったと思う。息子に負ぶわれた母の見せる、人生の苦しみを全てぬぐい去った無垢の微笑み。母を演じた樹木希林の、子供のような、菩薩のような、穏やかで愛らしいその表情に胸が熱くなる。一歩間違えば重くなりがちなテーマを、終始笑いを交えることで、上品で上質なホームドラマに仕上がっている。ただ1つ残念なのは、恍惚の域に達した母の死のシークエンスをラストに持ってきたこと。年老いた母の死は、当然予想できるものなので、せめて物語の中では、穏やかに庭の紅葉を見る縁側の母の姿で終わってほしかった。この母にとって、死とはドラマティックなものではなく、今の安住の延長に過ぎないのだから。ここに描かれる前向きで愛情深い家族の姿は、デスコミュニケーションな現代の家族には無いものかもしれないが、相手を思いやり信頼するという気持ちは忘れないでいたい。 " + } + ] + }, + "181": { + "title": "舟を編む", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "まっすぐに進む強さ\n 何で観たのだったろうか。正確に話せなくて申し訳ないが、この映画はよかった。静かな映画だが、まっすぐに進む強さが、押し付けがましくなく感じられる。松田さん、宮崎さん、見事。原作の三浦さんも、それを絵にした石井監督も、皆すごい。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作が良いけど映画化作品も悪くない。\n 原作が良いけど映画化作品も悪くない。 " + }, + { + "date": "2019-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "用語採集\n 私もやりたいけど雑な人間なので辞書の編集は無理だ。あと松田龍平最高。 " + }, + { + "date": "2019-03-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n まあまあ面白かったよー。 " + }, + { + "date": "2019-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "いい映画に出逢ったなぁ\n 辞書本を読まない人がいても、辞書を読んだ事のない人は皆無だろう。その辞書がどのようにして作られるのか。それを分かれと押し付ける映画にしていない巧妙さ。どんでん返しや、突拍子もない事が起きる訳でもなく、ただ粛々と「馬締」と言う主人公が辞書作りに勤しむ。その垣間に縁遠いと思う恋が生まれる。キャストについて。先生役の加藤剛さん。実に渋い。大岡越前守のイメージしかない私にとって唸るしかない。宮﨑あおいさん。こういう雰囲気の映画に出たら右に出る女優はいないでしょうね〜裏を返せば、こういう作風によく出演してる。そういう印象が根付いてるんでしょう。語り尽くせない、これぞ映画って言う映画でした😊 " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "チャラ男を演ずるオダギリジョーも良かったし、いまどき娘の黒木華も良かった\n  地味な内容をよくぞここまで映画として完成させたもんだ。半年間映画生活から離れていて、久しぶりに見た作品。 知的作業の積み重ね。そんな内容の映画は数多くはない。辞書の編纂には20数年かかる作業が待っている。用例収集という地道な日々の作業、他社との用語比較、最後には第五校正など・・・選んだ仕事の時間という点では、他にもあるわけだが、机上の仕事でここまで描けるものはなかなかないのです。 馬締(松田)が下宿屋のおばさんの孫娘・かぐや(宮崎)に恋をして悩み、やがて恋文にて気持ちを伝えるシーンなどは精神的に盛り上がる部分ではあるが、それが結婚に至る過程やその他、そのおばさんの死去や、編集部の松本(加藤剛)が出版間近に死去するなんてところもあっさりカットしてある潔さも全体的に爽やかに感じさせる。主人公の一生を描くのではなく、辞書が世に出るまでを描いているかのように・・・ " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "言葉の魅力に気づく\n 斬新な物は何がいいのか簡単に説明出来るけれど、一見地味な物は良さを伝えるのが、とても難しいと思っています。これはまさに後者なので、何と伝えればいいのか分からない。自分に語彙力がないのが悲しいです。一言で表すなら、「ひとつひとつの過程をきちんと丁寧に作ってあるから」なのかな。まさに、この辞典の「大渡海」みたいに。細かい所まで、きちんと本物を作っているから「あれ?」と思う所なく、入り込んでいけるんだと思います。辞書がテーマなだけあって、言葉選びがきれいだと思いました。名台詞と言う訳ではなく、観客がすとんと納得出来るシンプルな言葉選びが上手でした。編集部員も松田龍平とオダギリジョー始め、ちゃんと生きて愛される役を見事に演じてました。辞書が10年以上もかかることや、あんなに大変な作業を経て出来る事を知りませんでした。知っていたら、私のこのレビューも何か伝えれるものになっていたと思います。この感情を言葉にする力がなくて悲しい。今までもそう思って来た事はありますが、どうしたらいいかその手段が分かりませんでした。これからは、辞書を片手に一歩ずつ理解を深める人生を過ごしたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "自分より楽な人に感動する程私の心は広くない\n 辞書作るのが楽とは言わないが、これ見よがしに見せられても。辞書は必ず成果が出るでしょ?成果が残るでしょう?たかが15年とも言わないけれど。大変で成果が目に見えない、いや、成果が出ても評価されない事もよくある話。この映画の大変さがでる最期のところ、大きなミスから始まることを忘れずに!自分の尻拭いは当たり前。宮崎あおいは、不倫婚するだけで、あー、映画と関係ない、失礼、あまり簡単に男と結ばれるので、成る程と、いやいや、まー、つまらん映画なので、話が横道に。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "辞書と人生\n 辞書がどのように作られているのかが、単純に勉強になった。松田龍平の演技周囲よりコミュニケーション障害と捉えられていた環境から、辞書編集部では能力 個性と認められ、受け入れられることで、主人公自身も努力しのめり込んでいく様子が客観的にとても分かりやすかった。自分に合った環境にいることで、自分らしさを発揮できる。好きなことにのめり込むパワーが、良い影響をもたらし、チームワークになっていくところも清々しかった。机の上でも泥くささがあった。そして、パートナーの信頼関係 絆も映像から受け取ることができ、心が温まりました。 " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読んでの鑑賞。原作のイメージにぴったりの配役だった\n 原作読んでの鑑賞。原作のイメージにぴったりの配役だった " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉を紡ぎ、人と繋がる。\n 言葉とは、人が人へ意思や感情を伝えるためのもの。世界中に言葉は溢れていて、「言葉を知ろうとする」ということは、「世界を知りたい」ということと同じ。言葉を知って世界を知り、言葉を使って世界と繋がる。世界は海のように広く奥深い。そんな海を渡る船が、「大渡海」人とあまり関わらない馬締が、言葉に真正面から向き合うことで、人と人との関わりが見えてきて、その関係が複雑に絡んでいく。こういった馬締の周囲の環境の変化で、人と言葉の切っても切れない繋がりを表現していて、小説ないし映画の本質でもある「言葉」について、初めて深く考えさせられた。一生をかけて打ち込めるものがあるということは、なににも変えがたい、人生の宝であると思った。かぐやが大将に恋文を読んでもらったという話。かぐやがそのような行動に出たのは、知りたかったから。この、「知りたい」という感情は、人間が持つ感情の中で、最も素晴らしく、重要な感情であると私は思う。星々の輝きに疑問を持ち、天文学ができる。リンゴが地面へ落ちることに疑問を持ち、重力が見つかる。太古から人は、何かに対して疑問を持ち「知りたい」と思うことで、文明を発達させてきた。だから知りたいという気持ちは、人間にとってとても大切な感情であり、その「知りたい」を手助けしてくれるのが、この映画の主人公、「辞書」である。辞書は人間の文明発達の第一歩として、とても大切な物なので、今日、紙から電子へと変わってきたけれども、辞書はきっと無くならないと思った。まとめると、「知りたい」と思う感情は素晴らしく、それを手助けする辞書も素晴らしい。人生の目標は、一生打ち込める何かを見つけること。そして、一つのものにしろ、一人の人にしろ、真っ正面から向き合えば、相手もこちらを振り向いてくれる。何かを好きになった時、自分も誰かから愛される。「舟を編む」は、こんな素晴らしい想いの詰まった映画でした!とても個人的な感想ですが、告白してokをもらった時の松田龍平の演技が神がかっていた。あれは松田龍平にしかできない。記憶に残る名演技だった。言うなれば、かぐやの女板前についてもう少し話を進めてもいいのではないかと思った。そうすればより伏線が緻密に計算されたより深い映画になったと思う。(アカデミーとってるので十分だと思いますが)「女性が板前やるって変かな」あのセリフからいくらでも話が膨らみそうなもの。宮崎あおいの演技がもう少し見たかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しみじみと\n 辞書を作るということ。長い間、それに関わる人たちの、熱く静かな物語。それぞれの役者さんの味わいが、心に沁み渡る。そして、夫婦っていいなって。若い夫婦。年を重ねた夫婦。八千草薫さんの品の良い演技。最後に物語を引き締めている。しみじみとした、良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "配偶者の支えを諭す映画でもある。\n 『舟を編む』(2013)西岡(オダギリジョー)と三好(池脇千鶴)が同棲しながら、それぞれが別の人とデートだという会話のシーンは、自由恋愛というトリックの、乱交的な嫌な一部の社会背景かと思わせたが、「ダサい」ながらも、西岡はちょっとの缶ビールで泣きながら三好にプロポーズする。主人公の馬締(発音がマジメ、真面目な人である。松田龍平)とヒロインの香具矢(宮崎あおい)にしても、二組の男女がやがて結婚するという人生の堅実性が背景にある作品だと思う。13年も賭けてた大きな辞書の編纂という仕事が屋台骨だが、そうした大きな事業が為されるためには、最初に、ベテラン編集者の荒木(小林薫)が妻の介護のために退職したいと届け願うところからである。ここにも夫婦愛があり、先月亡くなられた加藤剛演ずる監修者の松本が13年もの編纂の、出版間際に死んでしまうところから、八千草薫演ずる妻との家庭での佇まいもあり、幾組もの人生を、一つ事に継続した人間に、しっかりとしたパートナーがあるというのが夫婦愛の物語でもあり、長い時間を経ていく人生の、辞書作りという大きな事業の、一人を一つを大事にするという、現在の日本で揺らいでしまっているところに問いかけるような作品に仕上がったと思う。東日本大震災から2年、余韻も今よりも強かった時期でもある。企業といううまく売り上げから儲けを得なければならない社会の仕組みの中で、不器用な人は大変なのだが、それでも適材適所があり、ポジションがあるという希望の作品でもある。そして良いパートナーが一人現れるのである。年月の経過からの恩師の死というような場面もある。馬締によくしてくれた大宅さんも途中で亡くなるが、パートナーはその孫との出会いからであった。西岡と馬締の先輩後輩の友情もあるし、利益管理も厳しい管理職役の村越(鶴見辰吾)の厳しさと優しさもあるし、企業ドラマとしてもしっかりしている。後から入社してくる岸辺(黒木華)のようないまどきの女性にしても、仕事をしている間に根がしっかりしてくる。真面目で不器用な人が一つ事を継続することで、人生の歴史、周囲との関わりを見せてくれる作品である。この年の日本映画の代表作と言われるのももっともかも知れない。それだけ揺らいでしまっていることが多いのである。人との交流も多く、芸術家気質の人達だからか、異性関係も複雑になってしまう人が多い業界かも知れないし、日本という社会がそういう緩さにあるのかも知れないが、そういう中でも加藤剛という俳優は、調べると、酒もタバコもギャンブルもしない人だったということで、おそらく奥さんと子供たちを大事にして、この作品の馬締を実際にやっていたような人だったのかも知れない。それでも演技では、栗原小巻と『忍ぶ川』で濃厚なラブシーンを演じていたりもする。多く分析しようとすると矛盾を抱えたような複雑な人生もあってしまうのかも知れないとしても、この映画の登場人物たちは、器用で交際的な西岡にしても、プロポーズは硬派そのものの不器用さだったりと、いぶし銀な渋い、そして暖かい話だった。(この映画の監督が離婚してしまっているようなところまで加えると気持ちは落ちてしまう面もあるものの、)だから変にキスシーンやベッドシーンもない。それでいて、男女の愛情を十分に見せてくれる。映画としてはこういう映画の作り方が良いのだと思う。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "地味だけどすごい\n 原作未読。こんな話、退屈そうだと思ったが、不思議にめちゃくちゃ面白い。役者さん?監督さん?誰の才能なんだろう。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "好きなことが仕事\n 色んなところで用例採集をしたり、仕事に没頭できたり、好きなことが出来るのって羨ましいなぁと思いました。慌ただしく日々を過ごしている今を見つめ直さないといけないと思わせられました。松田龍平さんをはじめ、俳優さんの演技が自然でとても良かったです。大きな事件やどんでん返しが起こるわけではないですが、心温まる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "“打ち込めるもの”がある幸せ\n ブラック企業だなんだと話題になりがちな現代。決してブラック企業を正当化するわけではないけれど“打ち込める仕事”を見つけ、従事できる人は幸せだと思った。仕事と私生活を切り分けるのではなく、そのどちらも相関的に充実していく。理想的なワークライフバランスだろうけど、現実はそううまくいかないのも事実。そういう意味では何か問題提起するわけでもなく、ある種のファンタジーを描いた作品なのかな、と。良い作品だとは思うけど、何か小さなひっかかりを感じてしまう。そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポ\n 「スピードを持って、効率的に、コスパを考えて、仕事をする。」ことに疲れてしまった私は、この作品のテンポ感に癒されてしまいました。バブルが崩壊したとは言え、1995年は時代がまだのんびりしている様に感じます。スピーディに誰かを蹴落としながらの部だったら、この様な長丁場な仕事と辞書は出来なかったでしょう。お金を儲ける仕事とはコスパが大切でしょうが、仕事とは何かを考えさせられました。登場人物に嫌な奴がひとりもおらず、むしろ良い人ばかりな所も好感がもてました。夢物語の様ですが、職場の人間関係はこうありたいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 淡々とした話だが、いつの間にか引き込まれていた。『僕にはあっという間でした』という最後の馬締くんの台詞が印象的。馬締くんの心理的な流れそのままに物語が展開していく感じかな。 " + }, + { + "date": "2017-07-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "コミュニケーションが苦手な主人公。周囲と会話して頑張ろうとする姿が...\n コミュニケーションが苦手な主人公。周囲と会話して頑張ろうとする姿が見れた。妻との出会いはまじめの人生を変えたと思う。ゆったりとした2人の関係が心地よい。編集部皆で力を合わせてやっとできた辞書。恩師は出版に立ち会うまで生きれなかったがきっと喜んでいるだろう。 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "都合の良いファンタジー\n ネット全盛の時代に「紙の新作辞書」の需要があるのだろうか。今を知るために、十数年をかけて紙の辞書を作るという矛盾。しかし主人公は、そういう悩ましい仕事に一切の疑問も持たず人生を捧げる。しかも、それでいて主人公は給料も住処も安泰で、人生ノーリスク。そのうえ素敵な女性が目の前に突然現れて妻になってくれるし、妻は料理人だから毎日おいしい手料理を作ってくれるし、友達も上司もみんな暖かい。悩みらしい悩みもない。要は、斜陽産業を題材にしているのに、斜陽産業従事者が抱える多くのマイナス面がないものとして無視されているし、要領のよくない人間が、ただ盲目的にしたいことをしているだけで全ての結果がついてくるという都合の良い内容になっている。しかし世の中そんなに甘くはないわけで。現実逃避的なファンタジー映画だなと感じてしまった。個人的には趣味ではなかったけど気楽な気持ちで幸せに浸りたい時にはよい映画なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "地味だけどよかった\n コミュニケーションが苦手な若者が長い年月をかけて辞書を作り上げていく、という割と順風満帆なあまり起伏がないストーリーだが、退屈することなく、面白かった。主人公の朴訥とした、けど若干挙動不審な松田龍平と軽薄だけど根は優しいオダギリジョーが緩やかな時間の中で少しずつ影響を与えて成長していくのが良かった。宮崎あおいの神々しさ、池脇千鶴スレ感、黒木華のちょい感じ悪い女の子も含め、役者さんが皆素晴らしかった!また、ラブレターのくだり、面白い顔してんねの黒木華の顔、などのクスッとしたり、オダジョーの泣くシーンでほろっと来た。役者さんがみんな上手くて入り込めた。大して事件の起こらない、善人ばかりの世界ですが、そういう世界もまた現実。日常を淡々と描いてて役者さんも上手なのに退屈で仕方がない映画もあるが、その違いはなんだろう。その日の気分、体調もあると思うが、演出やセリフが役者さんの演技の邪魔をしないからなのかな。ただ、最後はやり遂げた感じの方向の感動を味わいたかったけども。あと、ラストがちょっと不穏な感じがしたのは勘違い?この監督の「川の底からこんにちわ」も面白かったですので、私に合うのだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-05-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "完成がいつになるとも知れない辞書づくりの仕事にスカウトされ、大家さ...\n 完成がいつになるとも知れない辞書づくりの仕事にスカウトされ、大家さんの孫に一目惚れする。仕事と恋に真面目に生きる、それだけでも結構泣けるんだけど、登場人物がみんな良い人ばかりで泣けた。とくに西岡が最初なんだコイツと思ってたらすげえ良い奴。西岡で泣いた。酔ってプロポーズもダサくて泣けた。欲を言えばまじめとかぐや二人のシーンをもっと増やして欲しかった。すごい良かった。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作もすき、映画も好き\n 松田龍平演技うまー…って再確認した感じです。あと大好き西岡がオダジョーってのもよかった。池脇ちゃんはかわいすぎるのでブス役おかしいだろと思ったけど好きなので出てくれて嬉しいのでよいです。全体的に色味が好みな映画でした。レトロ感をわざと出して時代の流れをだしとるんかな?あたしもあのおうちに住みたい。この映画は原作読んでからみた方がいいかもしれませぬ!いや、基本あたし原作⇒映画の流れでみるけどこれは原作しってるから登場人物の心情をより感じてそれで…泣ける!やっぱり西岡の流れの時が一番泣きました。西岡かっこいいよ…すきだよ…愛しいよ…ってな感じです。あのかっこよさに気付ける麗美もいい女ですよね。(私は実際職場に西岡みたいな人がいて良さに気付ける自信は…ない。)宮崎あおいがかわいいすぎてどうしようなのは前からですが髪短い方がすきだなー私。きれいでかわいかった。立ち位置というかキャラが神様のカルテと全くといっていいほど一緒でしたが。変人の奥さんってとこが一緒やしね、笑チョベリグが出てきたときはなつかしー!!ってなったw馬締がまじめだからあるお笑いシーンというかそういうのもすごくナチュラルに出ていてよかった。わろた。広告とか原稿とか今自分も仕事でしてるけど、10年以上かけてつくるものってどんな気分なんだろうとも思う。だって達成感が10年先て!!!!!!私そんなのやっぱり無理だ…心折れる。。。それを成し遂げたときの充実感もすごいだろうけど、そこからまた改正作業にかかりだす…根気。すごい。かっこいい。原作のいいところを素敵に表現していた映画だと思う!また見たい! " + }, + { + "date": "2017-05-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでから鑑賞しました\n 三浦しをんのファンなので原作を読んだ後で見ましたので十分楽しめる映画でした。登場人物の視点や心境を表現できる役者、という点では松田龍平はハマり役、宮崎あおいも適役だと思います。約2時間の映画では多少原作を端折るのも仕方ないわけで、あとは構成や脚本、演出で如何に良い作品に仕上げているかに注目しました。というわけで役者は星4つ、演出で星3つ、トータルで星3.5としました。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "静かな言葉たち\n 石井裕也オールナイト上映会の最後に鑑賞しました。単語カードが水に浮いているなかをジャブジャブはいっていくシーンが印象的でした。 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書作りの大変さ\n 前知識0でみました原作は本屋大賞をとった作品ということはしってましたが辞書作りをテーマにした映画。辞書をテーマにしたというところがとても興味をひきました " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "アニメの方が好き。\n アニメでストーリーを知って、なんだか物足りず映画をレンタル。パッケージで重版出来で馴染んでいたオダギリジョーと黒木華がすでにここで共演していたことを知り、キャストの演技にも胸高まり観賞!時間がいきなりびゅんと流れて、いつのまにか大家さん亡くなってたり結婚してたり辞書完成時期になってたりは、原作通りなのかな?アニメでも1話見落とした…?というくらいいきなり話が飛んでたから。辞書にかける情熱はよく分かったけど、最終的に、結局だから何?のまま終わってしまったなあ。演技は良かったのだけれど。。 " + }, + { + "date": "2017-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "5本目。辞書作りって大変!\n ずっと見たかった作品。予告での松田龍平さんが面白くて、気になっていたのだ。本作品を見て、辞書作りはとても大変だと感じた。それも改訂版ではなく、「21世紀の今を生きる辞書」として新しく作るのである。膨大な時間と労力が必要で、ミスが許されない環境。また、言葉選びや用例を考えるだけでなく、紙の質にもこだわる。辞書編集者の熱い想いが、この辞書に込められているのだと思った。十数年という長い年月をかけて、辞書を完成させたため、お披露目会のときの辞書編集者たちの充実した表情は、とても印象に残った。充実というか、やりがいというか。新しく辞書を作ることの大変さとやりがいを、同時に感じられる作品だった。作品のテンポとしては、少しスローペース。劇伴の音楽もちょっと穏やかな感じだったため、少し寝そうになった(笑)でも、それぞれのキャラクターが個性的だったため、案外気軽に見ることができた。特に、松田龍平さん演じる主人公のキャラは、個人的に魅力を感じた。凄く真面目で変人で、コミュニケーション能力が乏しいけど、辞書制作に対する熱が、穏やかな姿の中に静かにあって。監修者の先生に辞書を見せられなかったことに悔しくて泣いたところは、ジーンとした。あと、オダギリジョーみたいな先輩がいたらなぁと思った。茶化すけれど、後輩の気持ちを分かってくれそうな感じがしたから。現代っ子風の編集者役の黒木華さんも、私から見たら新鮮味を感じた。あまり現代劇をやってるイメージがないからかなぁ。全体的に、辞書作り寄りの感想になってしまった(笑)本作品は、辞書作りのお仕事を知るためには良い映画だった。私たちが普段使っている辞書は、多くの人と時間を費やして作られるということを知った。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "空気感と誠実さは好き\n 先ず、出演者が良いですよねこれだけで、観てみたいと、思いましたそして、観てみてシーン毎は、素晴らしいと思いますどの出演者さんも魅力的だし演技も良いしでも今一つ、決めてに欠くんですよね・・・。まぁ、それでも、作品に流れる誠実さと純粋さは、少し胸が打たれるものがありました " + }, + { + "date": "2017-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 2回目鑑賞。全体の雰囲気がすごく静かな映画。まさにタイトル通り、文字で舟を編む。その作業が淡々と続く。ただ、その舟は編まれながら、編み終わった後も人間味のある温かさを生む。 " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "作品の持ち味が生かされていない映画\n このような作品を映画化するためには、辞書を作り上げていく時のワクワク感や緊張感を観衆に与え、身を乗り出して共感させるような仕上がりでなければ、ダラダラした退屈な映画になってしまう。私が、この映画を作るとしたら、もっとサスペンス的要素を取り入れて、観衆をグイグイ引き付け、結末も観衆の想像を超えるようなものにしたい。最初から最後まで、観衆の想像通りの映画を盛り上がりもなくダラダラ見せられる観衆の気持ちを考えて、退屈しない映画を作ろうとは思わないのか。ボソボソと聞き取れないセリフを読む松田龍平。そしてベテラン俳優も活かされていなかった。 " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "盛り上げがもっと欲しい\n 「こういう仕事もあるんだぁ。立派だなぁ。」と思わせる作品。悪く言えばそれまでの作品で、もう少し山場での盛り上げや意表をつく展開が欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "馬締(まじめ)な映画\n  穏やかで心温まる映画。主人公の馬締のキャラクターがいい味を醸し出しており、クスっとわらえる場面もある。 緩やかな上り坂をゆっくりゆっくり上っていく、ひとことで言うなら そんな映画だ。辞書作りといった普段触れることのない世界を知ることができ、勉強にはなったと思う。ただ、せっかく辞書というテーマなのに、言葉の偉大さ、美しさの伝わり加減が個人的にはイマイチだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいハートフル映画。 真面目って大切だ。主人公馬締(なんのギ...\n 素晴らしいハートフル映画。真面目って大切だ。主人公馬締(なんのギャグだ、最初はコメディかと思いました)がそう教えてくれます。真面目なればこそ、あんな素敵な嫁に出会い、他人には味わえぬ達成感を感じることができたのでしょう。真面目は時に人に揶揄されます。この映画の良さは、そんな人達がいつしか馬締(真面目)を認め、一目おくようになるところ。松田龍平、何気ない仕草がやっぱり優作に似てますね。宮崎あおいも可愛い。黒木華が若いのにいい味だしてます。レンタル落ちを200円で購入。こいつは得した(笑) " + }, + { + "date": "2016-07-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "恋愛映画<ヒューマン映画\n 恋愛映画<ヒューマン映画辞書に携わる主人公の生き方を描いた映画であるため、宮崎あおいちゃんが絡む恋愛の部分はその一部であって主ではない。そしてその長い年月を映画内に収めるのは難しそうだった。辞書と名のつくものはすべて辞書部でやること。なんて無理難題を押し付けられて、肝心のそれがどう大変になるのかの部分はカットされていたりした。本を読んだ人にはかなり物足りない映画だったと思う。なにかに没頭できる人生は、素敵だ " + }, + { + "date": "2016-07-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "じんわりとあたたかい。\n とても素晴らしかった。じんわりと、優しい気持ちにさせてくれる。ただ、時代背景がピンと来ない。どことなく、少しのズレや違和感を感じる。時々だけど。。なんでだろう…私だけなのかな。でも!時の流れに関しては、とにもかくにも役者の皆様にあっぱれ!!!表情や佇まい、喋り方など何から何までに月日が経ったことを感じました。すごかったなぁ。本当に感動!鳥肌が立った!!日本人としての奥ゆかしさや、日本の心、そして日本語の素晴らしさも感じられる、とても'日本的'な作品だと思います。あたたかい涙を流せる映画!! " + }, + { + "date": "2016-05-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかった....んだけど\n 評判どおり素晴らしい映画でした。ただ、原作厨、というか三浦しをん厨としては、もう少し原作の色が強い方が良かったとおもう。辞書を作る作業を大海原を渡ったり、水の中で必死にもがく様子になぞらえて、川や海、水の描写が多かったけど、いきなりそういうシーンになってあっけらかんとした印象を持った。あと、かぐやさんが料亭で働いているのもあってごはんを食べるシーンが多かったけど、あんまり美味しそうに描かれてなかった。又吉出てるの気づかなかった....不覚..... " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵な人達の話\n おっきな事件があるわけでなく、とびきり嫌な悪役がいるわけでもなくて、抑揚することなく鑑賞。でも途中で飽きる事もなくなんだか一緒に大渡海を作りあげている気分になりました。喜怒哀楽のどれでもいいから、馬締の感情が爆発する瞬間がみたかったなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公にとって、天職\n 物語の核が辞書造りという一見、地味ぃ〜な作業ですが、奥深さ、大変さ、そして主人公の熱意によって周辺の人々が動かされていく描写には素直に感動しました。「大渡海」が完成するまでの長い長い道のりの中で登場人物も魅力満載で最後まで楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-04-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 辞書作りの裏側がこんなに大変だとは思わなかった。20年以上かかることもあるのにそれでもいいものを将来に残せるものをと作る馬締さんの心意気や仕事ぶりにすごく胸が熱くなりました。「仕事の裏側」という題材の映画はあまり見ないタイプでしたが、この作品を見て同じような作品も見てみたいなと思いました。また、馬締さんの変化や辞書作りに熱心な馬締さんに周りの人が影響され変わっていくのが見ていてとても面白かったです。原作のほうも読んでみようと思います。 " + }, + { + "date": "2016-04-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "味のある俳優陣\n 1人のマジメで暗い性格ながらも言葉を巧みに表現する才能を持つ男の20数年に及ぶ辞書作りの話。主演に松田龍平、その相棒役にオダギリジョー、2人の先輩役として小林薫と味のある俳優がずらり。西岡の飄々としながらも馬締を気にかける様子やそれを見守り支える荒木やタケさんにほっこり。左遷されたあとも西岡が協力してくれてる描写があってそこもよかった。何より宮崎あおいが良すぎた(結局そこ笑)年取ったかもしれないけどまだまだ全然綺麗な人。容姿だけじゃなく、声も好きすごくいい声してると思う最初のベランダでの出会いでの第一声「迎えに来てくれたんだ」で死亡。馬締に再度告白させた後の真顔からの照れ顔で「私も」で2度目の死亡。12年後の髪型がショートになってて3度目の死亡。いやー惚れ直しました笑。観てる時の自分相当キモかったと思う笑。なぜ大した接点もなかったはずの馬締にあそこまでホレたのか微妙に疑問だが全体的に素晴らしかったので問題なし笑。ラストの全チェックは観てる自分ですらうげぇとなったが辞書作りの大変さをリアルに表現しているんだなと感じた。20数年一つの辞書作りに情熱と時間を捧げる覚悟は相当なもんだろうなぁ。「右」という言葉の説明が辞書によって違うなど、言葉って面白いなって思える作品。とりあえずいろんな本を読もうって思った。 " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書を読みたくなる\n 言葉を知るから簡単に口にできなくなることに共感。いちど出てしまった言葉は取り戻せない。 " + }, + { + "date": "2016-02-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書ってすごい\n 出版社玄武書房で国語辞典の刊行にむけて編集者が言葉への強い執着心で辞書出版に向けて取り組む姿を描く。宮崎あおいが良かった。 " + }, + { + "date": "2016-02-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど\n 世の中にはいろんな仕事があるんだなぁとただただ感心しました。ストーリーとしては原作をはしょりすぎたのか無理のある展開が多いように思えた。 " + }, + { + "date": "2015-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "マジメな馬締\n 地味ながら秀作!勿論原作の秀逸さもあるのでしょうが、辞書作りと言うとんでもなく地味な題材を、よくもまあここまでユーモラスで味わい深い作品に仕上げたなと・・・さすがは石井裕也監督と思わずにはいられない作品でしたね。知らない世界を知れた喜びもありつつ、人間ドラマに引き込まれた面もありつつ、程々の恋物語にキュンとした面もありつつ、絶妙なバランス具合もとにかく印象的な作品でした。しかし辞書作りがこんなに膨大で途方も無い作業の連続だったとは、恐れ入りました。辞書なんてどれも同じだとばかり思っていましたが、それぞれに個性があるものなんですね。日常当たり前に使っている言葉の解説が、クソ真面目過ぎたりで相当笑っちゃいました!おじさん編集員が若者言葉を研究している姿とか、可愛かったなぁ。劇中で15年もかけて作られた辞書「大渡海」、あれ欲しいですねぇ・・・。そんな題材の面白さだけでなく、人間ドラマ、特にキャラクター設定が本当に素晴らしかったですね。演じた役者の演技もとても魅力的で、グッと引き込まれました。特に松田龍平が演じた主人公・真締の真面目なんだけど不器用で変人な不思議ちゃんぶりには妙に引き込まれたなぁ。今回改めて松田龍平って味のある俳優さんだなと、再認識させられました。馬締と対比的に描かれたちょっとチャラいオダギリジョー編集員との掛け合いも最高でした!更に言えば加藤剛をボスとした編集部全員、小林薫、伊佐山ひろ子、途中入社の黒木華、皆独特の雰囲気を醸し出していて良かったですねぇ。変人・真締と宮崎あおいが演じた美女・香具矢の恋の話も、地味な物語のいいアクセントになっていたと思いましたよ。香具矢の人物像がもう一つ掴み切れなかったところだけはちょっと惜しいなと思ってしまいましたが、まあでも全体的にはとても魅力的な作品だったと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-11-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "惹きつけられる\n 静かな作品。でも、主人公から目が離せない…。2回目は、おそらく見てられないのかもしれない。もの凄く、間を必要とする主人公の役作りであった。でも、目が離せない。彼の心情や興味を共有したいと引き寄せられる。1995年から始まる新しい辞書の作成作業。大辞林は28年という莫大な時間をかけて編纂されたらしい。その作られていく過程にも興味をそそられた。おのずと作品の中にも膨大な時間の経過が表現されており、変わりゆく人間模様も楽しい。見応えあった。主役、松田龍平もさることながら、オダギリジョーの好演が印象強かった。 " + }, + { + "date": "2015-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "辞書編纂の大変さを知る\n 作品の見所は松田龍平とオダギリジョーの性格は正反対で、想いは同じなところ。個人の感想は①主人公の仕事に対する真摯さに刺激を受けた。②今時は共働きでここまで尽くす妻はいない(時代の変化を感じた)。作者の意図は言葉は時代で絶えず変化し、人はお互いを知るために言葉を選んで交わす。 " + }, + { + "date": "2015-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "辞書作りの大変さを知る。あんなに手作業が多いとは思わなかった。 登...\n 辞書作りの大変さを知る。あんなに手作業が多いとは思わなかった。登場人物がみな良いです。 " + }, + { + "date": "2015-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役者パワーかな\n 映画としてはちと物足りなく個人的には感じました。ただ、辞書を黙々と作る人という設定と、役者パワーで楽しんで最後まで見れました。原作を読みたくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い。\n 登場人物がみんな素敵。印刷業界に関わりがある人だとなお楽しめるかも。 " + }, + { + "date": "2015-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "マジメって…\n 良い人は良い人を呼び込むんだなって、ほっこりしました。 " + }, + { + "date": "2015-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "作品としてはいい、人に薦めるかと言えば別れるところかな。\n 辞書作りは大変な作業の繰り返しで、何十年もかけて、できてるとは驚き。鉛筆✏のかくおととか、紙をめくる音とか、良かった。松田龍平の演技力がすごい。主人公になりきってて姿勢、しぐさ、しゃべり方、本人が乗り移ってるかのようで、映画によって全然キャラが違うのがすごい。宮崎あおいとの組み合わせも新鮮だった。 " + }, + { + "date": "2015-08-24", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "辞書作るのって大変って事は伝わりました。日本人はやっぱり勤勉なんで...\n 辞書作るのって大変って事は伝わりました。日本人はやっぱり勤勉なんですね。でも大変な割にはドラマが少いなぁ。あとあおいちゃん板前には見えないや。少ないドラマの中で無駄に気か強い子なのも意味が分からない。かわいいけど。いいテーマだと思うので惜しいなと思いました。とりあえず家にある辞書は大事にしよう。 " + }, + { + "date": "2015-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつ惚れたの?\n 静かで一見地味なテーマなのに、丁寧に描かれていて、最後まで主人公の心情に素直に寄り添うことが出来た。とにかく役者が全員上手くて見ごたえある。あおいちゃんはセリフが少なかったのが功を奏したと思う。告白のシーン、馬締さんのかわいらしさが全開で好きなんだけど、かぐやさんはいつこの会ったばかりの会話どころかまともに挨拶も出来ないような挙動不審な男に惚れたのだろうか。突然下宿にやってきたのも含めいかにも複雑な過去を抱えていそうな感じだったのに何もなく、あっさり「わたしも好き」だったので拍子抜けだった。近くにいる男をすぐ好きになるタイプの女だとしたら危険すぎる。惚れる理由に説得力がないのでストーリー上の事実としてだけの夫婦といった感じがして残念。ずっと敬語だし。池脇千鶴とオダギリジョーと加藤剛が上手くて光っていた。良い邦画。静かな感動。 " + }, + { + "date": "2015-07-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "淡々と、登場人物のセリフも少なく進んで行く感じ。特にメインの2人は...\n 淡々と、登場人物のセリフも少なく進んで行く感じ。特にメインの2人は言葉少なな印象。池脇千鶴と黒木華がいい味出していた。出版社や下宿先の雰囲気が良かった。紙の匂いや手触りを感じる映画。 " + }, + { + "date": "2015-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "辞書作りの苦労さがよくわかる\n 観る前、主役が松田龍平だったので、ややミスキャストかなっと思っていましたが、実際に観てみると全然そうではなく、むしろ適役とさえ思えるほど、この映画の雰囲気にぴったりでしたね。地味な内容でしたが、いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スマホの時代に問う。\n 出版社、辞書作りをテーマに、という視点が小説原作っぽい。このテーマを映画にするのは地味だろうと思いきや、なかなか感動させてくれて十分に成立させている。恋とは?人が老いるとは?と見る人によりこの映画の良さは変わるであろう。スマホで何でもすぐに調べられる時代に、辞書の存在意義を考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2015-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書をつくるっていいなと思った、あおいちゃん可愛い\n 辞書をつくるっていいなと思った、あおいちゃん可愛い " + }, + { + "date": "2015-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い邦画\n 辞書を作る過程を描いた非常に地味な作品なんですが、出演陣の落ち着いた自然な演技で、観ていて安心と言うか、ジワジワ後から感動する非常に心地よい作品でした。意外性はありませんがコメディ要素も上手くちりばめられ良い邦画を観た、そんな感じです。 " + }, + { + "date": "2015-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書を作るって。\n 考えたこともなかったけど、ページ数からわかるようにかなり大変な仕事。言葉って素晴らしい。キャストのなんとも言えない空気感と一人一人のキャラクターがとってもよかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感想\n 辞書作りを題材に人の生き様を描いていた。影響力があり、また非常に感動した。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真面目っておもしろい\n 男の友情あり、恋あり、団結力あり、笑いあり、涙あり。宮崎あおい可愛い、あんな嫁が欲しい。そして演技良い。それぞれのキャラが立っていて、その混じり合いを楽しめた。言語学と料亭に興味を持った。 " + }, + { + "date": "2015-03-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルがいい。\n 「大渡海」という新しい辞書を作るため、20数万語に及ぶ言葉の海と格闘し、長い年月をかけ、「舟を編む」。タイトルが俊逸ですよね。日本語というのはどこまでも幅が広く、本当にどこまでも魅力的。辞書作りという気が遠くなる、いってしまえば少し地味な題材で、作品中に20年の時が流れるのだけど、これが本当に気が遠くなるほどゆっくりです。小説だからこそ、文字だからこそ、活きる作品なのかしれないと少し思った。 " + }, + { + "date": "2015-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "目からウロコ\n 地味なテーマによく着目、真面目な映画に成っている、完成さすまで、10年以上、故に色々な事が起こる、その感情、想いが言霊と成り、辞書に掲載されて行く、松田龍平の、トーンを落とした演技、父ちゃんより上でないか?最初やる気ない、黒木華の変わり様も感情輸入出来る。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い映画でした。\n 言葉の数々と、言葉の持つ性質。それを愛する人々の話。温かくなる。けど、それ以上の盛り上がりも胸を打つものもないかな…と。終始、右って…と考えながら観てしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-02-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎あおいファンになった映画。\n ・今まで宮崎あおいなど眼中に無かったが、この映画を観てからいきなりファンまでになってしまった。・内容は単純。だけど今までに無い感じの内容で少し新鮮味を感じられた。・笑えないし、泣けないしだが、幸せな感じにはなる。 " + }, + { + "date": "2015-02-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大学時代に言語学を専攻していたことと、独特の言葉遣いを買われて、出...\n 大学時代に言語学を専攻していたことと、独特の言葉遣いを買われて、出版社の辞書編集部に配属になった馬締三矢(松田龍平)が、上司や、同僚の西岡(オダギリジョー)などともに、実に15年の歳月をかけて新しい辞書「大渡海」を作り上げるまでを描いた物語。西岡や、製作開始から13年目くらいに新しく入ってきた女性社員、アルバイトの学生たちはみんな、最初はあんまり乗り気じゃなかったり、辞書そのものに興味がなかったり、気の遠くなるような作業に尻込みしたり。でも馬締の「まじめさ」と辞書作りにかける情熱が、周りの人間を少しずつ変えていく。オダギリジョーの演技がなんとも言えない良さだったなぁー!!CMだけ見て、馬締と香具矢の恋愛が結構な割合を占めるのかと思っていたけど、意外にもあっさり結論が出て、あっという間に12年の月日が流れてびびった。笑涙は出なかったけど、人間関係の暖かさとか、何か一つのことに一生懸命に打ち込む気持ちとか、じんわりくる映画だったー。ちなみに、「血潮」が抜けていると気付いたアルバイト役の森岡龍という俳優は、中学の同級生だった。 " + }, + { + "date": "2015-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コツコツとひたすらに\n 本は ライトノベルズで深みが無いと あまり評価が良く無かったので、読まずに映画を見ました。辞書ってこんな風に作るんだ・・ただただ驚き。こつこつと辞書を作り 自分の人生も重ねるように紡いで行く。そんなひたむきな人たちに 元気をもらいました。こちらもちょっとセピアっぽく ヴィンテージのような色合いと風合いで映画の色が作られていました。20回以上見ましたか・・今も時々見たくなる 久々に私の中でヒットした邦画でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎたかな\n 松田龍平さんのファンで、映画を観る前に原作を読んでから映画を観ました。役者さん達の演技は素晴らしかったです。オダギリジョーさんも最初は原作のイメージとちょっと違うなぁと思いましたが、演技を見てとても素晴らしかったです。内容はちょっと期待はずれでした。原作では馬締とかぐやが結婚した後は馬締はタメ口になるのに、映画はずっと敬語でした。結婚して距離が縮まった感じがしてとても気に入っていたのに最後まで同じ距離感のような感じでちょっとショックでした。 " + }, + { + "date": "2014-12-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "文句なしの\n 今年度最高傑作が年末の土壇場にあらわれました。松田龍平、いいな〜。ストーリーも非常にいい!宮崎あおいも絶妙!オダジョーがかっこいい。そして涙あり笑いありそして涙あり。こんな風に熱く仕事をしたいものです。 " + }, + { + "date": "2014-11-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "辞書づくりへの熱意\n 観ていると人物の性格や、それまで長い間仕事を共にしてきた人間関係などが言わずとも滲みでているように感じました。辞書づくりの行程は地味ではあるものの、皆それぞれに、尽力していいものをつくろうという熱意が伝わってきます。それも配役とその人の人物像が合っているからで、さながら本当に辞書づくりを観ているように感じられます。それだけに後半、辞書の完成からその後にわたるところでちょっと物足りないような気がしました。しかし、そこにいたるまでの馬締の、心境や行動の変化は自然に描かれていると思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気長に...\n 辞書作りがこんなに大変なんて知りませんでした。ゆったりとした時間の中で根気強く長い時間をかけて作成していく様が描かれていてよかったです。主人公達は、一種の言葉おたくようになっていましたが、自然とそうなるのでしょうね。あと、まじめさん夫婦の関係がいい感じでした。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "配役バッチリ\n ここまで原作に忠実で、文句のない配役は珍しいと思う。強いて言えば、西岡の嫁役がもっとブサイクだったらよかった。ブサイクの件が削られてたからまぁ、いいのだが…。小説を読んでいて、イメージが浮かびにくいところが多々あり、映像で見られて良かった。例えば、たくさんの学生アルバイトと作業する様子なんかは、映像の方が迫力が伝わってきて、さらに作業の地味さに途方も無い苦労を感じた。「用例採集カード」は、英単語を覚えるペラペラめくるやつを想像していた笑ユーモアもあり、かぐやの情報を「用例採集カード」に書いたところは、とても良かった。小説と同様、本当に辞書を作る以外の見どころが無く、人の人生をもっと描いていたら、もっと感動があったと思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大渡海!\n 面白かったです。原作を先に読んでしまっていたので、展開は手に取るように分かっていましたが、やはり映像ではその登場人物がより活き活きと実体化されていますから、愉しいです。新しいもの、今までとは違う発想の辞書を生み出す苦労や楽しみが、じわじわと心地よく観る側に伝わってきます。15年に渡るそのプロセスを充分に描くには、やはり原作には叶いません。が、小さな舟を漕ぎ出して大海原を目指していく人達また支える側の、静かな熱意と絆を感じることができ、日本人気質の美しさを垣間見た思いです。さらに、舞台となったのは90年代からの東京でしたが、出てくる独身寮の大きな階段や、まじめとかぐやが初対面した踊り場?みしみしと音をたてる数々のおんぼろ建物。レトロでアナログの世界観がそのまま、古風な主人公夫妻の恋愛観とマッチしていていて、これは原作では感じられなかったことでした^_^松田龍平さん、宮崎あおいさんは勿論のこと、良い存在感を出していたオダギリジョーさん、渡辺美佐子さん等、皆さんの笑顔が最後まで焼き付く、気持ちのほぐれるような素敵な作品です(*^_^*) " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ\n 評判は良いみたいだけど、正直そこまで面白くはなかったかな。主人公にそこまで魅力を感じないし、なんで宮﨑あおいと結婚出来たのかもよくわからない。辞書作りにそこまでも感情も入らなかったし、つまらなくはないけど楽しくもないかな。これは別に見て損は無い気がする。オダギリジョーは結構良いキャラしてたと思う。一番思ったのは、最初の時はだいぶ昔から始まるんだけど、携帯電話とかパソコンが普及してない時代はどうやって仕事してたんだろうなって興味深かった。 " + }, + { + "date": "2014-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人の暖かさ\n 辞書という媒体を中心に、言葉の大切さ、言葉の暖かさ、それを使う人達の暖かさが繊細に役者の演技力、構成によって表現されている。松田龍平さんならではの個性的な演技で、言葉数の少ない役柄でその言葉の重みや暖かさをとても繊細に表現されていた。決して一人では完成されない、長期的な期間を必要とする辞書制作で、人間関係の暖かさに触れることができる。日本ならではの世界に通用する作品!! " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ことばの大切さ\n 自分のなかで久しぶりのヒット作品です。辞書作りという地味な題材でありながら、辞書ができるまでの遠い遠い道のりが丁寧に描かれた作品です。短くわかりやすく、そして美しく。ことばの意味、大切さを再認識しました。オダジョーの役どころが映画に良いスパイスを与えていたと思います。 " + }, + { + "date": "2014-10-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "三浦しをん原作\n に、期待し過ぎたせいかTVCMを見過ぎたせいか全くの期待はずれでした。何が日本アカデミー賞受賞の要因なのか?よっぽどまほろのほうが名作だと思うけど。まほろの松田龍平は好きだがこれはいただけない。 " + }, + { + "date": "2014-09-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "予告が面白そうで見たけど\n 内容はあらすじ通り。思いを手紙ではなく言葉で伝えることで人生は変わった。その変化が素晴らしかった。松田龍平、オダギリジョーの演技がとてもよかった。 " + }, + { + "date": "2014-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真面目\n コツコツ真面目に生きることを淡々と描く。観終わると実に爽やかで優しい気分になる。刺激的ではないし決して目立たない(世の中にこういう人は結構多い)、そういう馬締さんのような地味な人を面白おかしくではなく、真面目に描いた良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆったりした時間\n 松田龍平さんしか出せない空気感と、ゆったり時間が流れていく感じがいい。辞書って、こういう風に作られるんだ…と改めて、その作業の大変さを知りました。演技派の役者さんが揃うと、個性がぶつかって少々うるさくなる映画が多いですが、この作品は全体がまとまっていてほっこりします。 " + }, + { + "date": "2014-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "生涯を捧ぐ\n 静かに流れる。しかし奥にある情熱にほっこりする物語。一生を捧げたいと思えるものを見つけられるひとが現代にどれくらいいるだろう?実力ある俳優たちが素晴らしい演技を魅せてくれる。味がある演技、とはこういうものか。物語はただ流れていく。その中で恋人同士の一幕や、友情や、仕事や。生きるって、幸せってこうゆうことかな。原作が読みたくなりました。 " + }, + { + "date": "2014-07-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思ってたよりかは\n あまりこの作品は話題されてるほど期待してなくて、映画も行かなかったけど、その大した期待が無かったぶんよく観れたかな。特別盛り上がりがあるわけでもないし、先の展開も読めてしまう。それでも最後まで楽しめるのは原作がいいからかな?観終わって思ったのが「原作を読みたい」でした。あとは、やっぱり松田龍平とオダギリジョーのはずごい!どんな役でもこなすし、かといって個性もある。2人の役がいれかわってもこの作品が作れそうなきがする。 " + }, + { + "date": "2014-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい人達\n いい人達に囲まれて幸せな物語。努力や我慢や犠牲を美徳とする日本人らしい、美しい物語。ほのぼのほんわかした気持ちにはなるけど、かぐやとの恋より、まじめの仕事の方(すぐ普通に話すようになってしまったけど、もっといろんな人との関わりがあって成長したはず)をもっとしりたかったなー。 " + }, + { + "date": "2014-07-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しないで見よう\n 本を読んで面白かったのとアカデミー賞6冠ということで、DVDを借りて見てみた。この映画を見て良かったと思うのは、一つ一つの言葉を丁寧に扱い辞書を作り出す過程を垣間見ることが出来たこと。その中で自分はいつも適当に言葉を使っているなあと考えさせられた。また主人公の馬締を演じる松田龍平の演技が良い。松田龍平さんはクールな顔立ちで、一見馬絞のような優しい雰囲気を作るのは難しいだろうと思っていたのだが、演技が手伝って馬締の優しさや誠実さがよく表れていた。所々に笑いが散りばめられており、その度に主人公含む登場人物への愛着が湧いていった。しかし香具矢が馬締を好きになる過程や、アルバイトの人々が馬締に信頼を置くまでの過程の説明が不足している。その為二人の恋が成就した後の喜びや辞書を作り終わった時のカタルシスが薄れているように思った。アカデミー賞を6冠撮ったということで期待していたが、そこまでの感動はなかった。 " + }, + { + "date": "2014-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "地味なのにこんな面白い映画ってなかなか無い\n 松田龍平がいい。役になりきれているのか、役に合ってるのか…物を作ることの大変さ、苦労が「愚痴」る事無く丁寧に描かれている。ハリウッドの大作に負け無い作品。 " + }, + { + "date": "2014-07-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただ好き\n 原作のファンです。原作の方が好きです。だけど、映画も十分に好きです。役者さんたちがどれもハマってました。特に、オダギリジョー&池脇千鶴は良かったです。 " + }, + { + "date": "2014-07-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "そら大変だよな〜\n あれだけの数の言葉を一冊の本にするなんてそりゃ気の遠くなる大変な作業だよなー。とゆう感想です…俳優さん達はとても良くて前半はけっこう楽しめました。ただ後半はサラーッと終わってしまいました。 " + }, + { + "date": "2014-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "地道な月日の積み重ねで辞書は出来る\n 総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 地道に続ける地味な作業を、地味だけど真面目に描く。音楽も演出も控え気味。辞書作りをこんなに小さな部署でこんなに時間をかけて行っているとは思わなかった。少しずつ少しずつ月日を積み重ねないと出来ない仕事があった。その間に製作に関わっている人々も、結婚や病気といった人生の転機を迎えるほどの時間が経過する。長い割には淡白な展開だけど退屈するとまではいかず、彼らとともにゆったりと流れる時間をのんびりと眺められた。 " + }, + { + "date": "2014-06-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書の魅力を伝える事に専念した映画\n 辞書の魅力は伝わるんだけど、それ以上のメッセージを受け取る事が出来なかった。泣けなかったし。ラストであの人が死ぬのも、「ここまで大した盛り上がりがないから、波要素入れとく?」みたいに見えてしまって…うーん、残念。辞書を作る話なんて、地味そうな話だな、と思っていたらその通りだった(笑)けど、キャラの良さと、宮崎あおいの可愛さのおかげで、見応えのある映画になっている。ただ、辞書の持つ魅力は伝わったけど、それ以上のメッセージが無いのが残念かな… " + }, + { + "date": "2014-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "時間と労力を厭わないこと。そこにこだわること\n 良い映画だけれど、原作が素晴らしいから、映像化しない方が良かったのでは、という気持ち。泥臭い仕事をするサラリーマンを、松田龍平がさらりと演じている。 " + }, + { + "date": "2014-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生きがいのある仕事\n 派手さはないけど、やりたいことが出来て、打ち込める人生。それをみとめてくれる人に囲まれることの幸せ。こんな人生がいいな、と思った。松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、全員がよかった。用例採集、やりたくなった。 " + }, + { + "date": "2014-05-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "松田龍平が素敵だ\n この映画の監督、石井監督があの「川の底からこんにちは」の人だと知らなかった。じわじわと来るいい映画でした…やっぱ、松田龍平がいい。ほんと、いいな彼は。原作は読んでないので、勝手なことを言うが、まじめ君が恋によって、もっと壊れたとこが見れたら、もっと面白かったな。あー、「用例採取」しちゃいそ(笑) " + }, + { + "date": "2014-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気持ちのよい作品\n 辞書をつくるのって、こんなに大変なこととは知りませんでした。尊敬いたします。宮崎あおいはすごく可愛くてチャーミングでした。恋:ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手につかなくなり、身悶えしたくなるような心の状態。成就すれば天にものぼる気持ちになる。5作品目(50作品中) " + }, + { + "date": "2014-05-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ただただ松田龍平がすごい\n 松田龍平さんの演技が素晴らしかったです。あの事務のような女性が、ラブレターをだまってたたむところが、古きよき時代って感じがしました。 " + }, + { + "date": "2014-05-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "全体的に薄味で物足りない作品。\n 全く面白くなかった訳ではないが。全体的に薄味で物足りなかった。まず俳優陣が非常に豪華。私が好きな俳優さんが沢山出ており彼等が動いているだけで胸躍るものがあるのは確か。ただ全編通して薄味。本作は辞書編纂に苦慮する仕事の話と、主人公と女板前の香具矢(カグヤ)との私生活の話、大きく二つに分かれますが。…両方とも中途半端。辞書編纂の作業は作業工程を見せることで途方も無い作業の道程を見せようとしていますが作業の説明自体は興味深いものの、10余年の期間がブツ切りで描かれるため苦労感が伝わり難い。終盤、大きなアクシデントが起こっているような雰囲気有りますが盛り上がりを作り出すための、話のための話感が強かった。プライベート側も序盤は主人公の不器用感やピントのズレをコミカルに描いていたものの中盤以降はすっかりと影を潜めて面白さの要素が減っていました。また本来は話の一つの軸になり得る、宮崎あおいが演じる香具矢(カグヤ)の女板前としての苦悩も摘み食いはしたものの尻切れ蜻蛉の感が否めない。結果、大した波乱も無く何か分からないけど上手くいっちゃった感が。主人公も含めた周りの人物の成長した感じが薄かったような気がします。ただ、薄味ですが安心して観れる作品なのは確か。他人と観に行く上では安牌かと。オススメです。 " + }, + { + "date": "2014-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "編むという事\n 映画評価:70点芸人や俳優は明るく目立つだが、それを支えるスタッフは目立たない当たり前だ同じ作成者でも雑誌編集者や作家は目立つが、辞書を15年かけて作成する人達は目立たない当たり前だだけど、どんな作成にもロマンがある関わった人達の熱意があるゲームも、読み物も、家電も、建物も、番組も、料理も、歌も、そして映画もこの作品を通して熱意が伝わってきましただから私は常に感謝を忘れない様にするでしょう【2014.5.19鑑賞】 " + }, + { + "date": "2014-05-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "\"マジメ\"が送るとっても静かで熱い物語\n 【あらすじ】ひょんなことから辞書編集部に異動となった真締(まじめ)は、膨大な言葉の波をも悠々自在に渡る辞書「大渡航」の編集に携わることとなる。その名の通りマジメな彼は多くの支えと言葉への情熱で、辞書編集に奮闘。ついに「大渡航」の発刊を実現させるのだった。【感想】\"物作りって、人の絆があるから出来る\"ー。そんな当たり前のことに気付かされ、自身を囲む物にちょっぴり感謝したくなるのが「舟を編む」だ。言葉を愛しているけれど、ものすごく無口な真締。まるで辞書を引くかの様に紡ぎ出される嘘のない彼の言葉は、次第に「大渡航」に関わる者のハートに火を付けて行く。真締を支え続ける妻・香具矢、口達者で実はお人好しの同僚・西岡、将来の真締夫妻を思わせる松本とその妻…。一冊の辞書の制作過程を軸に描かれる個性豊かな登場人物達の姿に、時にはぷっと吹き出し、観終る頃にはほっこり心が温まる。出演者達のあまりにナチュラルな演技にも注目しながら、一度観て損はない作品だ。 " + }, + { + "date": "2014-05-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングの勝利\n 木訥な編集者を演じた松田龍平、ちょっと変わった芯のある女性を演じた宮崎あおい。実力ある二人が、一番得意そうな役を演じた当然のですね。ストーリーは特に面白くもなく場面も飛んだり、少し消化不良かな。ただ、みた後にジンワリくる作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-05-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "地味だけど、良い\n 風立ちぬに似てる気がする。素朴で真面目なまじめ君の、仕事と恋の物語。一人の平凡な青年が、辞書作りという仕事に魅入り、人生を捧げていく様がよかった。その中で、オダジョーのような、自分とは違うタイプの人を受け入れたり、自分の思いを伝えられるようになったり、恋をしたり、誰かを大切にしたり、と、色んな成長があって、二時間という短い間だったけど、辞書作りを通じて人の人生の素晴らしさを感じさせてくれる作品だった。辞書作り、大変なんだなあ。でも自分の知らない世界を垣間見ることができる、やっぱり映画っていいね。 " + }, + { + "date": "2014-05-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんとなくいい映画\n 個人的には言語が好きなので、辞書編集の苦労を少しでも知ることができ面白かったです。ただ、単調なので母はちょっと飽きているようでした。また、辞書編集の仕事の部分がメインになっているので、恋愛パートの描き方はちょっと雑(という表現が正しいかはわかりませんが、見る方の「どうせお約束で上手くいくんでしょ」という空気に頼り、丁寧に描けていない感)だなと思いました。でも、悪い映画じゃないです。地味な映画ですけど、興味があったら観てみるといいと思います。 " + }, + { + "date": "2014-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "妙にシミジミした良作\n このような淡々とした作品は、却って制作が難しいのではないでしょうか。監督の力量が問われますね。見事でした。松田龍平は実に良い役者になりましたね。 " + }, + { + "date": "2014-04-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "うーむ。まずまず。\n 松田龍平さんがとてもうまいです。笑えました。ひとつとても寂しかったのが、10数年後になったことです。時間は誰にでも平等に訪れるものですが、急に飛んだのは拍子抜けしました。先生が亡くなったり…終わり方が寂しいです。 " + }, + { + "date": "2014-04-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった!\n お気に入りの作品になりました。ノーカットで観てみたいです辞書編集の仕事を題材にしたのも新鮮で興味津々でたのしめました!日本アカデミー賞とっただけの価値はあると思いました " + }, + { + "date": "2014-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "地味な良作\n 全体的な雰囲気がとても落ち着いていて、ノンビリ平和な気持ちで見るのに適した良作。派手なアクションもなく、人がバタバタ死んだりせず、うるさい音楽が鳴らず、季節の音や本の静けさ、「言葉」の応酬などによって、落ち着いているけれど飽きさせない、素敵な雰囲気を作っていました。俳優陣も派手さがなくて良い!後半足早なところ、あおいちゃんの描き方にちょっと不満が残るところがやや残念だったけど、ただ辞書を編集するだけの映画で、よくここまで引きつけたなと思います。松田龍平はミズタクでした。あの雰囲気いいですね。 " + }, + { + "date": "2014-04-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人の地道な努力\n 洋画好きの私が、こんなにもスッとのめり込める日本映画は久しぶりでした。難しそうなイメージはあったものの、辞典って出来上がるまで、人の果てしない地道な努力があってのものかと知ると、とても素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-03-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待はずれ\n 後半は比較的違和感なく観られたが、前半は気になるところが多く、退屈だった。あと全体的に音楽が過剰。宮崎あおいの割烹着姿は非常に良かった。 " + }, + { + "date": "2014-03-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心温まる キャラクターがいい\n 真締さんのキャラクターがとても良い。一見、内気で臆病なネガティブな印象だけど、実は男らしく告白したり、チームを引っ張るリーダーシップがあったり、仕事にプライドを持っている。結婚前はコミュニケーションが苦手で挙動不審な動きがクスッと笑を誘う。西岡も軽いようで実は熱く優しい男で、辞書作りを守るために自ら犠牲になり別の部所から広告面で辞書出版に向け奔走する。酔って泣いてるタイミングで求婚してしまう、なんとも締まらないキャラがとても良かった。西岡と彼女の熟年カップルの掛け合いも良かった。辞書を作るのに15年かかる。言葉を探して語釈を付けてミスがないように5回も校正する。とても大変な作業なんだと知った。心温まる素晴らしい映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心温まる作品\n ストーリーがしっかりしているから、見ている方も安心して観れる。内容も、しっかり考えさせられる。何の気なしに話している言葉を、しっかり考えて相手に伝える事の大切さを教えられる。 " + }, + { + "date": "2014-03-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ことばを見直すきっかけに\n 久々に邦画で好きな作品ができた。軸は辞典をつくる青年の話なのだが、その仕事内容がとても具体性がありとても興味が湧いて、面白かった。松田龍平の素朴さが 主人公にはまり役d(゚_◎ )Good " + }, + { + "date": "2014-03-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心が温かくなる作品です\n すごく感情が揺さぶられたり、涙を流したり…そういったことはありませんが、見終わったときにほっと心が温かくなりました。この作品の一番素敵なところは、登場人物が皆個性豊かで魅力的なところですね(^ ^)紙とえんぴつのぬくもりを思い出しました。時々登場する猫ちゃんにも癒されました!まったりした気分になりたいときにまたみたいな〜私はすごく好きです! " + }, + { + "date": "2014-03-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "●のだめカンタービレのシュトレーゼマン(as竹中直人)曰く・・『音楽に向き合ってますか?』『半端は許しません!』\n いまから・・映画好きで読書好きな俺が・・長くて変態的なレビューを書く!引かれてもお構いなし!それくらい感動したから(@_@;)(@_@;)(@_@;)①名作・・●のだめカンタービレで、主人公千秋の師シュトレーゼマンが言ってる・・『大事なのは・・どれだけ向き合ったか?です!』そう・・どれだけ仕事に?言葉に?向き合ったか?本作にに出てくるすべての人物は・・きちんと自身の仕事や言葉に向き合ってるよネ?俺・・涙止まらず見ました!同時に・・公開時、劇場に行けなかった事・・激しく後悔しました(+_+)(+_+)(+_+)②原作/三浦しをんさん・・は俺的に好き嫌い有る作者さんです。本作は素敵でしたが・・●星間商事社史編纂室・・他、は最悪でした(*^^)vでも・・本作の原作は・・俺後半涙止まりませんでしたヽ(^o^)丿これはすばらしい作品です(原作も・映画も!)。③書籍を映画化する時・・●百回泣く事や●リアル完全なる首長竜の日・・みたく原作レイプするPTと・・●本作みたく・・原作に寄り添うパターンと・・●ガンツや●冷静と情熱のあいだ・・みたく、原作から離れるけど・・それはそれで有り!みたいなPTが有ります。これは素晴らしかったヽ(^o^)丿原作はもう少し西岡(asオダギリジョー)とかぐや(as宮崎あおい)を掘り下げてるんですがね?そうすると・・前後編や三時間ものになるから・・これはこれで良いのでしょう?④俺的には・・かぐやは『黒谷友香さん』のイメージだったし・・西岡のカノは『安藤サクラさん』のイメージだった・・でも・・宮崎さんはもちろん良かったし・・劣化が騒がれてるけど・・池脇さんは●ジョゼと虎と魚たち以来の輝きだった・・そして・・松田龍平さん・加藤剛さん・小林薫さん・・黒木華さん・鶴見新吾さん・・みなさん良かったけど・・一番良かったのが・・オダギリジョーさんだった!!!仮面ライダークウガ以来のオダジョーさんの代表作に思う・・。つくづく・・原作のCUTが残念!池脇さんとオダジョーさんの化学変化・・もっと見たかった⌒(^O^)⌒♪星☆評価は・・劇場公開1800円基準で(*^^)v⑤DVD買う度 ◎◎◎◎◎モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆おすすめ度 *****デートで見る度 ◇◇◇◇◇観た後の行きたいお店】料亭や割烹や小料理屋!観た後の飲みたいお酒】ビール・焼酎・シャンパン・・アルコールならなんでもござれ!観た後の食べたい一品】月の裏・・特性ゴマ豆腐!!!もう一度記するが・・↓本作、原作のが千倍素晴らしい!でもコチラも十二分に&ぶっちぎりに素晴らしい!伯爵・・品質保証作品!!!すばらしい!日本人なら見るべし(V)o¥o(V) " + }, + { + "date": "2014-02-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待してたほどでは\n 辞書づくりという私の日常生活では全く想像できない仕事というものが当たり前だが存在していて傍から見たらそんな仕事面白いの?みたいなものも続けていくうちに自分の中で誇りが生まれていく特に私は単純作業が非常に苦手なので淡々と熱中して仕事に取り組む松田龍平演じる馬締の姿はとてもかっこよかった(馬締はぱっとみコミュ障だし社会に出ても仕事とかでうまくいかなそうなんだけどそんな人が仕事できる時のヤンキー理論みたいなかっこよさ)またオダギリジョー演じる同僚の西原も最初は軽薄そうな人だったのに馬締に感化されて仕事に誇りを持ち始めて尚且つ西原のキャラクターのまま辞書づくりで必要不可欠な人になっていくところ、西原と池脇千鶴の実在しそうな仲いいカップル感とかも好印象でしたただかぐや(宮崎あおい)の恋愛がまぁいらないだいたいコミュ障で全然アプローチしたりしない馬締の告白を受け容れるとか現実離れしすぎていて現実はそんな甘くないんやで...と思ってしまったその後の結婚した後も献身的な妻過ぎてもうかぐやが馬締の妄想なんじゃないかと思えたくらい原作は女の方でしたかどうなんでしょう?変わっていたなら監督の趣味ですね(笑)あと辞書づくりに年月がかかるので時間が一度に飛ぶシーンがあったがイマイチ前後の描写の細かな変化を入れられていないように感じたそこは映画の娯楽的要素に大きく関わるのにまた一つのミスが見つかりみんな総出で泊まり込みしなきゃいけなくなった時に人数が増えてからそんなに時間が経たずまたエピソードも弱いためみんなが一致団結するシーンに違和感を感じた最優秀アカデミーは作品→そして父になる主演男優→松田龍平or福山雅治になってほしいなぁ " + }, + { + "date": "2014-02-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ほろりと\n 泣けてしまいました。なんか静かな映画なんだけど、心にしんしんと来るような素敵な映画。長年かけて、完成させる作品とはすごいですね!松田くん、モテモテのイケメン役からこんなマジメな役まで、幅広い演技力!宮崎さん、最近はかわいい奥さん役多いですね!面白かったです。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "小説も好きだけど、また違ったよさがある\n 基本、小説が原作の映画って、小説の方が世界が深くて映画は勝てないなと思っていました。でも、この映画に関しては、小説も大好きだけど、映画は映画の良さがある。真締さんの描き方は、映画でなければできないものになっている。僕が一番好きなのは西岡の異動のシーン。志半ばで、仲間のために自分の身を切らなければいけない悔しさ。僕はそのシーンで完全に感情移入してぼろなきでした。もう一回見たいな。 " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "誇らしい\n 素晴らしかったです。本に携われてる仕事に誇らしい気持ちになりました。沢山の人の情熱と、文字通り命を削って一冊の本が出来るのだと胸が熱くなりました。小説にはもっとドラマが詰まってるのだろうな。池脇千鶴さんは天才だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "働いてる人におすすめ\n 主人公の名前通り、馬締(まじめ)な作品でした。舞台が1990年頃?辞書制作を追ったお話ですが、辞書中の言葉がルーズソックス、チョベリグーなど古い。対象年齢は30才~。恋愛模様は描かれず、仕事(辞書制作)の話がメインです。地味な作業で、面白くはないです。作中では辞書が完成するまでに13年かかります。それもひとつひとつ手作業で、大変な仕事だと思いました。もともと雑誌の営業部に所属していた主人公でしたが、本が好きで無口な性格で友達もいないため、周りからは疎んじられていました。そんな時、人手が必要な辞書部に、主人公が引き抜かれるのです。営業に向いていない主人公にはいい出会いだったと思います。そしてグッときたのが、終盤の「ありがとう」のセリフ。黙々と辞書制作に取り組んできた地味な主人公だけど、ちゃんと見てくれている人はいて、感謝されている所に惹かれました。仕事関係で悩んでいる人は、見ると心が軽くなるような作品。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "仕事に大切なものを思い出させてくれる作品\n 効率ばかり求められる現代に、忘れられ勝ちな大切なものを思い出させてくれる作品です。やっぱり人の顔が見える仕事がしたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "厚い辞書にはアツい情熱を!\n この物語は、ある出版社のお荷物部署だった辞書編集部が、新しい辞書『大渡海』という辞書を作るというお話。コミュニケーションを取るのが苦手で、下宿屋のおばさんにしか心を開けなかったマジメ君(松田龍平)が、辞書作りを通して自分の仕事に生き甲斐を見つけたり、かぐやさん(宮崎あおい)と恋に落ちたりするエピソードを辞書が完成するまでの13年間と共にゆっくり描かれる。この映画が好感が持てるのは『日の当たらない仕事をしている人にも等しくやり甲斐や光が当てられている』からなのかもしれないな。他人から『お荷物部署』と白い目で見られようと、地味な繰り返して気の遠くなるような作業だとしても、そこには必ず面白味もやり甲斐も存在し、情熱を傾けるだけの価値はあるのだ。そんなメッセージがほんわか伝わってくるようで、見終わった後の印象は不思議なほど温かかったな。『当たり前なんだけど、なかなか語られない』部分に焦点をあてたこの映画は、先の見えない仕事を抱えている人や仕事に意義を見いだせない人にとって、優しい応援歌なのかもしれないな。すくなくてもオイラにはそう思えたんだ。純粋すぎてなかなか人と分かり会えない主人公(名前もマジメ君w)や下宿屋の娘のかぐやさんなど、人物の深みにやや物足りなさも感じないわけでもないけど、それでもあえてセリフで語るのではなく雰囲気で関係性や心情を語るという手法は「これは映画なんだ」って思えるような演出で満足。チャラいんだけどマジメ君の熱意に感化されて、部署を離れてもサポートし続けるオダギリジョーや、一般部署から配属されて変人だらけの仕事場にとまどいながらもちょっとづつやり甲斐を見つけだす新人女性社員といったキャストもすげー適役だった。特に新人社員は「むしろこの子の目線の方が観客に一番近い目線を持っている」感じがして好感を持てたことも、話の作りとして感心した部分だったりした。もうちょっと辞書づくりならではのニッチな知識を見たかったような気もしたけれど、語られるのは『辞書がどう作られるか』ではなくて『そこに携わる人々の想いや熱意』だと考えれば納得もつく。「今の仕事がつまらない」と思う人や、抱え込みすぎた宿題を前に途方に暮れている人にこそ見て欲しい映画だと思うんだ。『厚い辞書を作るには熱い情熱が必須』熱意こそが世界を動かす、のかもしれないな(笑)。 " + }, + { + "date": "2013-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あたたかい気持ちになりました。\n ・ひとつのことに情熱を持って長年打ち込める人は、魅力的だし凄いと改めて思った。辞書編集という一見地味な仕事を通して、湧き上がる喜びや達成感、それを通じて出会った仲間。素晴らしいです。・営業にいたときは「できない」レッテルを貼られていた彼。でも一方で辞書編集の仕事を営業で件数を取ってる人間が成し遂げられるかといえばそうでもない。適材適所の良き例でもある。・大きな展開はなく、驚くようなことも起きない。海外に行ったりめちゃくちゃ有名になったり億万長者になったわけでもない。そんな静かな、一見すると同じ事の繰り返しに見える毎日が、いかに本当はエキサイティングで素晴らしいものか。改めて教えられた気がします。 " + }, + { + "date": "2013-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本の良さが缶詰めのように詰まっている\n 普段シドニーで邦画がタイムリーにみられることはあまりない。でも今回はシドニー日本文化交流フイルムフェステイバルのこけら落としに、この映画が上映されて、幸運にも観ることができた。日本では70万人もの視聴者を映画館に動員し、興行成績をあげたそうだ。本当に良い映画だ。ふだん何げなく使ってきた辞書というものを作る人々が居て、何十年もの時間をかけて、地道に「言葉集め」をして、意味の解釈だけでなく用例集めや使用例を他社の辞書と比較しながら コツコツと編集する、その仕事ぶりに驚かされた。また流行語を含めた新しい言葉を常に探し求めて、新たに辞書に解釈を加えるだけでなく誤用例もあげていく。そんな編集部の苦労する様子が実に興味深かった。20数万語の言葉を収録するために15年間文字通り、一目一目を編んでいくような地道な歩みに目を見張る。公演された当時、石井裕也監督と馬締を演じた松田龍平とは、共に30歳だったという。若い監督だが、実力がある。上質の落語のような会話の呼吸、間合いの良さが秀逸。誰かが何かを言う。その瞬間にガラリとその場の空気が変わり、居合わせた人がそれぞれその人なりの反応をする。その間合いと、変化の仕方をしっかり演技で見せてくれる役者たちがとても生きている。見ている人が自分の体験を思い起こしてその場にすんなり納得できて 深く共感できる。香具矢に一目ぼれをして腑抜けになった馬締が出勤してきたところを、松田が後からふざけて脅かしただけなのに、その場に崩れ落ちて腰をぬかして立ち上がれないシーン。人とうまく話ができない馬締にちょっとした冗談やおふざけが通じなくて、かえって慌てる人の良い西岡がおかしくて笑える。西岡は一見軽薄に見えるが実は情のある、良くできた男だ。私は映画の登場人物の中でこの西岡が一番好き。社の予算が足りなくなって、馬締か西岡かどちらかが辞書編纂部から広報部に移動しなければならなくなって、それを誰にも知らせずに自分から潔く部を去っていく。後からそれを知らされて、馬締が必死で西岡を追うが突き返されて言葉を失い茫然と佇むシーンも印象的だ。どっちもいい奴なんだ。編集部の面々が馬締が恋の病に陥ると すかさず香具矢の勤める料理屋に予約をとる、その息のあったチームワークの良さには笑いを誘い人の心をなごませる。編集長松本の人柄の良さゆえだ。仕事の後で居酒屋に皆を連れて行き、本音で部下との交流を図る。部下たちは熱い親父には勝てない、と文句を言いながらその親父を慕っている。こんな職場で働きたいと思う人も多いだろう。家族のようだ。役者がみんな良い。西岡を演じたオダギリジョーがとても良い。この役者、個性の強い役柄を演じることが多いが、この映画のような普通の男を演じると、すごく光っていて魅力的だ。加藤剛と八千草薫の夫婦も良い。本当の仲の良い夫婦が一緒に年を取ったみたいな穏やかで心地良い空気を作っている。主役の松田龍平と宮崎あおいは、難しい役を上手に演じている。馬締は軽度のアスペルガー症であるらしい。これは 自閉症の一種でオーストリアの小児精神病医ハンス アスペルガーによって命名された症候群。対人関係に障害をもち、特定分野に強いこだわりを持ち、軽度の運動障害をもつ。知的水準は高く、言語障害も持たない。子供の時に「b」と「d」、「つ」と「て」、「わ」と「ね」の区別ができず、鏡文字を書いたりして発見されることが多い。ふつうに学校生活た社会生活ができ、「ちょっと変な人」くらいに認識されて何の問題もなく、家庭を持つ人も多いが、社会適応ができず ひきこもりやうつ病を併発する人も多い。ひとつのことに偏執狂のように異常な興味を持つ特性を生かして、芸術分野で優れた結果を出す人も居るが、自分の興味ない分野には、きわめて冷淡になる。そういった難しい役を松田龍平は、若いのによく演じていた。お父さんは松田優作だそうだが強い役者遺伝子を受け継いだみたいだ。1988年バリー レヴィンソンの「レインマン」で、トム クルーズと共演したダステイン ホフマンが重度の自閉症を演じている。きっと松田龍平は役作りの過程でこのダステイン ホフマンを100回くらい見たのではないだろうか。この作品、日本映画製作者連盟から、アカデミー賞外国語映画部門に出品されたそうだが、欧米で評価されるだろうか ちょっと心配。「仕事人間、過労死、残業クレイジーニッポン」の典型みたいに見られないといいけど、、。個が確立していて、個人生活重視、公私混同を嫌い、時間がきても仕事が終わらなくて残業すると自己管理ができない無能者とされ、残業どころか休暇は締切だろうが何だろうが、きっちり取る、、、他人の個人生活に介入しないことが礼儀とされて、職場ではどんなに信頼できる仲間でも互いの私生活には関心を持たない、、、そういった欧米型社会で育った人達に、この映画の良さがわかるだろうか。編集長の部下に対する父親のような愛情、家庭よりも仕事への情熱、苦労を分かち合うことによって育つ職場での結束、仲間の犠牲になって自分から移動になる潔い部員、ボスへの敬愛、自己主張の強かった新人が職場の空気に染まっていく様子、夫を思いやり自分を決して主張しない謙虚な妻、家族の理解、愛情の示し方が下手だが心から妻を愛する夫。個を超えた共同体の中でこそ自分たちの達成感、満足感を充足させる日本人特性。日本人の優しい労わり合い。あうんの呼吸で仲間が育っていく環境のやさしさ。謙虚と潔さ。熱すぎず、ぬるすぎない、ぬくくて温泉みたいに心地よい映画だ。。映画を観ていると、日本人って、何て良いんだろうと思う。さて、外国人はこれをどう観るか。作品は、アカデミー賞に輝くだろうか。結構、高く評価されて、「シャル ウィー ダンス」みたいに、この映画の欧米版「オックスフォード辞典を編む人々」なんていうコピー映画を、エデイー レッドメインみたいなハンサムな役者が主演して大成功するかもしれない。わくわくする。 " + }, + { + "date": "2013-11-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "61点 やはりこれは活字ならではの面白さが際立つ作品なのかな\n 言葉の面白さを 活字でひょうげんする楽しさであったんじゃないかな いや。。、小説はとちゅう、おもしろいと感じず放置してしまい 映像ならば・・と思い観たのだけれど、   ずいぶん”平坦な”いんしょうが強くのこる 辞書という一般人には ただそこにあたりまえにあるもの。それは人がつくる集大成だっちゃ~ 幾重もの厳密なチェック作業をおりなす 汗と涙の結晶にゃー そこへちょこっと変わり者のしゅじんこうが交わることで 面白みを膨らましてるんだ ホホホ~ィ。           ・・思ってたとおりの物語でありました。 " + }, + { + "date": "2013-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "辞書作りも人生も一つ一つ丁寧に紡ぎ出していく\n 評判も非常に良く、本当ならば劇場で観に行きたかったのだが、近くの映画館でやってなかった事もあり、レンタルになるまで待つしかなかった(泣)そうこうしている内に来年のアカデミー賞外国語映画賞の日本代表にも選出。期待は高まるばかり。ようやくレンタルリリースされ、鑑賞。メチャメチャ好きなタイプの映画。去年の「わが母の記」もそうだが、クスッとさせられしみじみとさせられる、日本映画の良心とも言うべき作風は、どうしても自分の心に直球ストライクなのだ。辞書作り。こんな地味そうな話が映画になるの?なるんです!むしろ、映画向きの話だと思う。こういう知られざる世界を描いた作品は邦画の名作に多々あるし、主人公の姿や恋と絡め、言葉への敬意に溢れ、人と人の交流の尊さも描き、素晴らしき人間讃歌&職業讃歌になっている。主人公、馬締光也のキャラクターがいい。名前の通り真面目だが、口下手、コミュニケーション下手、内気、不器用、ちょっと変人さん。何だか自分を見ているようで共感せずにはいられなかった。そんな馬締が、密やかながらも殻を破り、ひたむきに情熱を傾ける姿に、誰が文句をつけられるだろう?元々個性的な演技が光っていた松田龍平がまた巧い。ホント、何をやらせても器用な演技派である。新旧実力派のアンサンブルも極上。一人一人挙げていったらとてもじゃないけど文字数が足りないので泣く泣く割愛するが、特に、映画にいいメリハリをつけてくれたオダギリジョーの妙演と、穏やかで優しい加藤剛の存在感が特筆。下宿のタケおばあさんと契約社員の佐々木さんの好サポートもナイス。石井裕也監督、グッジョブ!企画から完成、辞書が出来上がるまで、実に十数年。言葉を収集し、意味を調べ、校正を重ね、かつオリジナリティも出す。気の遠くなるような作業。そのなかで幾つものドラマも生まれる。あわや発行中止になった時は、続行の為奔走。発行直前にミスが発覚した時は、皆で泊まり込みで再確認。十数年という歳月の中で、出会いもあれば別れもあり、友情や団結力も育まれ、次第に主人公も成長していく。辞書作りという作業に留まらない、人生そのもの。仕事も恋も一つ一つ丁寧に紡ぎ出していき、自分だけの人生という名の辞書が完成する。言葉は生きている。熱中出来る天職があるって素晴らしい。「大渡海」が欲しい。人生って面白い。 " + }, + { + "date": "2013-10-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作のキャラが足引っ張ってる気が\n 原作は読んでいる。それの映像化として期待される辞書編纂作業をしっかり映像化してヘェ~って感じにはなる。ここは小説より断然上。映像向き。ただ、原作にあるほとんどファンタジー(メインふたりの名前が既にそう)なキャラクターがひとつ抜けてこない感じ。テレビ的な平面さというか、テレビみたい、と思った。いい話ではあるけれども、松田龍平、宮崎あおい、そして素晴らしかった加藤剛も、書き割りの先にいけてないというか物足りない。唯一オダギリジョーだけが完全にキャラクターをすいすい演じていた。ということで、多分、監督もこのキャラクターだけが救いだったのではないか。面白みがないので端正にやらざる得ない。思えば、原作がなんとか大賞をとっているというのだが、そんなにたいした内容ではなく、辞書編纂をネタに石井裕也監督が、伊丹十三くらいに取材効かせて描きあげたほうが良かったんじゃないかという気がしてくる。それくらい原作のキャラクターに足を引っ張られていた気がする。いい映画かもしれないが、突き抜けてこない。完全に物足りない。 " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい作品\n 映画をみて、原作を買ったの始めて馬締の真面目さに心打たれ、言葉のひとつひとつの意味、価値、大切さを感じることが出来た。そして、本当に支え合っていて上手くいっている夫婦間に憧れた。 " + }, + { + "date": "2013-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「まじめ」に生きる\n 観終わってすぐ、「用例採集したいね~!」と友人と言い合いながら映画館を後にした。そのくらい、辞書編纂に携わる人達の生き方に魅了された。不器用で真面目な馬締を演じた松田龍平さん、チャラ男風な同僚・西岡を演じたオダギリジョーさん、このお二人の演技は素晴らしいの一言に尽きる。クスっと笑えて、静かだけど温かさが画面から伝わってくるような。馬締を取り巻く人々も、味があって良かった。個人的には、契約社員の佐々木さんのナイスフォローがツボだった。作品を貫かれる、辞書を作り上げるという過程の中で起こる事は決して派手ではないが、ひたひたと感動が広がるものだった。いやぁ、良い作品だったな~。 " + }, + { + "date": "2013-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "静かに燃え続ける炎のような情熱\n 辞書編纂の仕事への情熱は、静かに燃え続ける炎のようでした。面白かったです。大きな会社の人事のシステムはよく知らないけれど、馬締さんを営業に配属するセンスって分からない。会社が辛くなる前に、天職のような仕事に出会えて良かった良かった。馬締さんの時間は手巻きの柱時計のように、秒針に煩わされず、着実に丁寧に過ぎているのでしょう。いつの間にか背中で人を引っ張る編集者に成長している馬締さんが頼もしいです。キャスティングはみんな気持ちよくハマっていました。若い編集者役の黒木華、可愛いらしかったです。加藤剛の健在ぶりが嬉しかったです。松田龍平演じる馬締さんの師匠、情熱的に辞書に向き合う松本先生を熱演でした。昔、新○○国語辞典の第○版が、編者の色が出ていてユニークだと聞いて古本屋にあたってみたけど、愛好家が大事にしていて手放すことは稀なんだそうです。愛され使い込まれる辞書は素敵。馬締さんの「大渡海」はとても信頼できそう、それが彼の色です。 " + }, + { + "date": "2013-05-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつも、ああやって言葉集めしてるの?\n 映画「舟を編む」(石井裕也監督)から。「三浦しをん」さん原作の小説と今回の映画、共通している部分とオリジナル部分の比較は、書籍と映画、両方を楽しむ私のライフスタイルにはピッタリの題材であった気がする。読書後のメモと、鑑賞後のメモを比べると、映画の方が、宮崎あおいさん演じる「林香具矢」さんが輝いていた。松田龍平さん演じる主人公・馬締光也さんが、下宿で可愛がっている猫に「迎えにきたよ」と声を掛けたら、香具矢さんが「迎えにきてくれたんだ」と登場するシーン、昔話「かぐや姫」で月からのお迎えがくる場面とダブった。また2人が出会った頃、料理人として修行をしていた「梅の実」から彼女が独立したお店の名前が「月の裏」。(笑)彼女が「みっちゃん」と呼ぶ「光也」という名前も、「月の光」に関係しているのかな、なんて想像してみたり。(「満月」をもじって「満也」も面白かったけれど・・)こんなことをメモして楽しんでいるなんて私くらいかな。ところで、どんな場面でも「用例採集カード」を欠かさない馬締に、香具矢さんが笑いながら問いかける。「みっちゃんて、いつも、ああやって言葉集めしてるの?」私も宮崎あおいさんに言われてみたいな。「しもさんって、いつも、ああやって言葉集めしてるの?」 " + }, + { + "date": "2013-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "龍平クン万歳。\n 序盤の龍平クンの何とも言えないモジモジ感に激しく萌えました!!そして辞書作りを通して成長してゆく主人公を見事に演じていると思いました。こんな素敵な辞書を手にとってみたいです♪ " + }, + { + "date": "2013-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "あらためて辞書のありがたみを痛感\n 「言葉」は生き物だ。時代とともに言い回しや用法が変化する。新しい表現や略語に加え、テクノロジーから生まれる新語や造語もめまぐるしく誕生する。常にメモ用紙を持ち歩き、世のなかに溢れる言葉のすべてを掻き集めるような日々を送る編集者の仕事は地味で根気がいる。はじめ、その単調さと言葉の意味を論理的に分かりやすく解き明かす地道な作業が性に合っているとしか見えなかった馬締だが、言葉を人が意志を伝えるツールとして再認識し、その魅力に取り憑かれていくあたりから、俄然、辞書作りの面白さが伝わってくる。何十万と集めた語句を整理して辞書の見出し語となる24万語を選択し、その意味が充分読み手に伝わるのかチェックを繰り返す15年の時の流れ。さらに、ようやく印刷に漕ぎ着けても、その膨大な文字の羅列に誤字脱字がないかチェックする途方もない作業など、これまで辞書を利用しても考えることもなかった大変な労力を知った。言葉の意味こそ生きた言葉で綴られなければ、その真意が相手に伝わらない。紙媒体がデジタル・データに変わろうとも、文字を組み、言葉を紡むのは人だ。将来、コンピュータがベストセラー小説を執筆する日が来るかもしれない。けれども、その元となる言葉の応用や組み合わせは、その時代を生きる人によって生まれるものだ。辞書という「舟」を編めるのは人だけだ。それを天職とした馬締を松田龍平が好演。監修の松本(加藤剛)と互いの真っ直ぐな信念を敬い合う師弟関係も奥が深く、今年の邦画でいちばん見応えのある作品だった。ちょっと残念なのは難しい顔をしてばかりの宮崎あおい。マジメな馬締と同じ顔をされても面白くない。もっと対照的な雰囲気を作って欲しかった。ついでだが、香具矢が編集部の人たちに料理を「お通しになります」と言って出すが、いったい何分待ったら皿に盛られたものが「お通し」になるのだろう? 「お通しでございます」と言うのが正しいと思う。 " + }, + { + "date": "2013-05-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "はら三分位\n 昨年度の本屋大賞一位、辞書作りという特殊な題材に興味を持ち、また出演する俳優人の演技にも関心があり期待しつつ映画を鑑賞しました。ですが、何か物足りない!ストーリーの展開も在り来りで、単純な私でさえ先が見えて気落ちしてしまいました。個性的な演技派の方々の良さも、活かされていないように感じました。言葉は大海のように広く、深く、辞書は言葉の道標、その膨大な資料と格闘しながらの地道な作業には頭が下がり勉強にはなりましたが、変人扱いの馬締さんが辞書作りと出会って力強く成長していく過程とか、水を得た魚のようにイキイキした姿で働くのを見たかった。凛とした独身時代の香具矢さんも馬締さんと結婚してから魅力が半減してしまいました。夫に味見をして貰って「ただただ美味しい」それで良かったのかしら?それと夫婦になってからの会話、優しさと言うより、よそよそしい光也と香具矢のやり取りは納得がいきませんよ。言葉のスペシャリストとしては如何なものかと・・・。 " + }, + { + "date": "2013-05-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "きっかけと繋がり\n 1つのきっかけから、いろんな人が繋がって多くの過程、多くの時間を得て作られる辞書時間とももに人も時代も変化していくだけど、変わらないこともある主人公が辞書作りとともに成長していくその過程を楽しめるところがとてもよかった " + }, + { + "date": "2013-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "大好き!\n 大好きな映画です。観てしばらくたつのですが、いまだに思い出すと幸せな気分になります。一生懸命で、不器用で、思いやりがあって、まっすぐで。おだやかで、やさしい気持ちになれます。何かに夢中になれるってすてきだなと思えます。原作もよかったけど、映画ならではの良さが出たすてきな作品だと思います。松田龍平さんが、いい!ファンになりました。 " + }, + { + "date": "2013-05-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ゆったりとした映画\n 辞書って普通にあるものとしか考えたことがなく、1から辞書を作るということは、あんなに大変で何年もかかるものだということがよくわかりました。辞書の紙質にもこだわり、一つ一つ手作業で確認していくなんて、ほんとに信念がないと作り上げられないんだと実感。所々に笑っちゃうシーンがあるんですが、淡々と話が進んで行くので、一緒に見ていた友達が寝ていました(^_^;)このゆったりした感じは好きですが、ちょっと淡々とする部分が長くて、ちょっと見てるのが辛くなってしまいました。オダギリジョーさんが好きなんですが、最初はちょっと嫌な人役なのか?なんて思ってたけど、話が進むにつれて、なんて思いやりのある優しい人なんだ!とちょっと惚れかけました(笑所々出てくるニャンコも可愛かったです(*゚▽゚*) " + }, + { + "date": "2013-05-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "便利になって、失うもの\n とても素敵な俳優さんにとてもすてきな物語でした。が、、地味で平たい。もうちょこっとエンターテイメントに脚色してもよかったのではないでしょうか。それにしても、アナログからデジタルへ。便利にしたいという欲求から進歩したデジタル化の凄まじさをこの辞書作りというものを通じて改めて感じました。残念ながら「辞書を曳く」という行為自体もいつの日か無くなってしまうのかと思うとちょっぴり寂しい。そのうち、「辞書」ってPCやタブレットのアプリとしてしか知らない人も現れるだろうたまにはPCに頼らずに、辞書を曳いてみよう。そして言葉を大切に、正しく紡いでいける人になろう " + }, + { + "date": "2013-05-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "馬締の存在感薄い感のすこぶる大きな存在感に感動\n 松田さんの薄い様でずしーんと残る存在に脱帽。オダギリジョーさんの絡みも抜群でした。そんなかんなで優しく流れる映画でした・・という感じ(@^^)/~~~ " + }, + { + "date": "2013-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "なんて幸せな気分。\n 幸せな気分になりました。出てくる人達が皆良い人ばかりな感じもありますが、だからこそ悲しい展開もありながら、観終わったあとも幸せな気分になるのでした…。泣いているお客さんもいましたが俺は幸せ気分だったかな。辞書編纂の部署に配属なる話だから辞書創りの過程もわかって面白かった。いつもどうやって作るんだろうな〜とは思っていましたがまさかこんな作り方とは…気が遠くなりました。宮崎あおいもオダギリジョーも松田龍平も他の役者さんもみんないい感じでした。好きな事に夢中になれるって、なんて幸せな事か!しみじみわからせてくれました。 " + }, + { + "date": "2013-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "言葉の海に溺れる\n 言葉の海に溺れがちな人たち。一番いい言葉は何だろうと探すうちに会話は過ぎてしまって、一番伝わる良い言葉を見つけた時には、もう言い出せない。という経験がある人ならば、誰だって共感する映画。言葉の海を渡りきることってすごく難しいのです。主人公馬締さんはそんな言葉の海に溺れている人。とてつもない数の蔵書に囲まれて、日々文を読んで辞書を読んで、言葉の美しさに埋まっているひと。人が話すスピードは早すぎて、頭の中ではどう返そうか、何を言おうか、とうろたえているのにそれが伝わらなくて、『あいつって変人』なんて言われてしまう。だって世間一般の人にとって、言葉って一つ一つ意味を確かめて使うようなそんなに大切なものではないですからね。馬締さんの顔が映るシーンも、序盤は目に影が掛かっている事が多い。口がパクパクしていても何も言葉が出てこない。おぼれているからです。だからこそ、先生の『言葉は世界を渡る舟』という言葉に感激したのでしょう。言葉に埋もれて身動きが取れなくなるのではなく、自分を人にまで運んでくれる船として使えれば、語彙が多い馬締さんの心は正確に伝わります。といっても、選ぶ言葉が正しくても、人に伝わらないと意味がない。人に伝えることを意識していない文章で、伝えられた人が『意味わかんない!』と怒るのも当然。『人に伝えること』を意識し出した彼は大きく海に漕ぎ出した。こんな日常綺麗すぎる!と言われればそれまでですが文学に溺れている者の日常って、ほんとにこんな感じです。人と触れあわないのでぶつかることも少ない。文字と自分の頭の中だけが世界。それ以外はガラス向こうの事。今のデジタルで取った映像とは違い、35ミリフィルム撮影ならではの画面。ぼやけた背景にくっきりと浮かび上がる人物が目に飛び込みます。今まで「デジタル・フィルム論争何てばかじゃないの?」と思って興味がなかったのですが、これを見るとやっぱりフィルムいいな~、となります。時代を昔にするなら、このフィルム撮影を組み合わせるべき。時代の古みが出て画面が違和感なくストーリに反映されて、映画の出来も段違いです。脳汁出そうなくらい美しい。今回注目俳優は、西岡役オダギリジョー……の相手、岸辺みどり役黒木華です!!とってもかわいい~マーくんにメロメロなのもかわいいですし、きちんとマーくんのことを心配して馬締に話したり……両思いカップルってなごみます。馬締さん初登場シーンに文庫型日本文学全集が映り、私も持っているのであの表紙を見た時、ちょっとテンション上がりました。ただ、マヨネーズのキャップは1980年代なら細い口で線状に出るのではなくて、星型のチューブから直でぶちゅと出てないとおかしいかな~、なんて " + }, + { + "date": "2013-05-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "辞書作りの過程は面白かった\n 原作を読まないまま映画館へ。本職が言葉を扱う仕事ということもあり、辞書作りの過程がどういうものなのかを見るのは興味深かった。「右を説明できるか?」というのは、言葉を扱う人にとってはありきたりな質問だし、物珍しくはなかったが、きっと言葉を普段意識しない人にとってはなかなか斬新な切り口に見えるだろう。辞書を作るということは、ある言葉の側面その一部分を切り取り、固定化させること。なかなか面白かった。だが、それだけ。内容としては、好みではなかった。果てしなく長いのに、内容がない。抑揚もメリハリもない。途中うんざりした。ラストも簡単に想像できる。映画の中は笑いの要素がたくさんちりばめられ、場内も何度か笑い声に包まれた。だが、それだけで面白かったと評するのは安易すぎると思う。松田龍平演じる「まじめ君」の心の移り変わりや恋愛模様、辞書に対する思い、回想シーンなど、とにかく終始綺麗なだけ。人間の心はそれだけではないはず。嫉妬、欲求、羨望など、マイナスな心の部分が全く描かれていないのでどの役柄もうすっぺらい感じがしてつまらなかった。唯一よかったのはオダギリジョーくらい。それでも絶賛というほどではない。宮崎あおいも、今回の演技はイマイチだった(役名「かぐや」も安直な描かれ方で失笑)。残るものは、「笑った」記憶と「辞書作りすごーい」という思いだけ。残念。映画館で見なくてもいいと思った。 " + }, + { + "date": "2013-05-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ストンと胸に落ちるものがないまま終わる\n 4月18日、東京楽天地で鑑賞。結構期待して見た。しかし、期待値が高かったせいか、ちとがっかりの内容。原作は未読だが、そのテーマは地味ながらも面白いだろう、と想像させたのだが、映画自体はひどく平板。最後まで地味なまま。地味で、地道、まじめな作業の積み重ねが国語辞書作りということなんだろうが、そこにドラマをどうかぶせるかが映画化のカギだったはず。松田龍平はそこそこうまいのだが、この役にはあまりあわない。わざわざ劇場にカネを出してまで見に行く作品ではない、と断じておく。テレビで十分。 " + }, + { + "date": "2013-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "馬締ちゃんと仲間達の成長物語\n 優しい気持ちになれる映画だった。途中まではテンポよく楽しめたが後半は少し長く感じた。人や周りの時代時代の設定がちゃんとしていたので時の流れを感じれた。言葉って一つ一つに深い意味合いがあるんだな…。携帯で調べないでこれからは辞書でも調べるようにしよう " + }, + { + "date": "2013-04-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "題材が「辞書作り」であることの意味\n 何より素晴らしいのが、物語のテーマと題材の有縁性がとにかく高いこと。つまり私が感じたテーマである、「登場人物たちの変化・成長」「社会の変化・成長」「人生を賭けられる仕事」と、辞書作りという題材の持つ意味がものすごくマッチしている。松田扮する馬締(マジメ)は今の言葉で言うところのコミュ障である。そんな彼が用例採集という一つの行動で、辞書作りという仕事もしていれば、それがそのまま「相手のことを知りたい」というコミュニケーションの根源にも繋がっている包丁屋のシーンが素晴らしい。また、その構造が無理なく成立している脚本、演出も良い。前半は1995年の近過去を舞台にしていた。そこからの社会変化を言葉の変化で表わすのに辞書作り(作っている辞書は現代語も乗せる方針)という題材はかなり適している。このごろ近過去や、それと現代への変化・対比を描いた邦画が何作品かあったけれど、本作ほど現代と近過去の時代設定が意味をなしているものは少なく思う。人生を賭けられる仕事についても、辞書作りは発売するまでに10年~20年かかる長期スパンを要する仕事の一つであり、その後も改訂の為に終わりのない作業に身を投じる必要がある。まさに一生ものの仕事を表すのにもこの題材は適している。あの人物があの新聞を見て用例採集をするシーンは、彼の人生はこの時を迎える為にあったのだと感じて胸が熱くなった。この先、自分の仕事について悩みや迷いを持ったときにこの作品を観返すことになるだろう。そして、あの用例採集に何と書かれたのかを想像させる演出が、他人との意見交換というコミュニケーションの余地を残していて粋である。 " + }, + { + "date": "2013-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "100%文系映画\n  オダギリジョーの役が無限大の優しさを感じさせる人物で、とてもよかった。あんな愛想のない、話しかけても挨拶をしてもろくに返事を寄越さないような松田龍平のような人物に呆れもせずずっとやさしく構ってあげていて本当に素晴らしい人柄だった。オレならと思うと、すぐに口をきかなくなると思うし、ともすれば、陰気くさくて運が下がりそうだとか言って意地悪したり嫌ったりするかもしれない。 松田龍平も猫背で口下手な暗い男になりきって演じていて凄味があるほどであった。達筆な恋文がとても面白かった。宮崎あおいちゃんは凛とした感じが素晴らしく、振り向く度に涼やかな鈴の音が聞こえそうだった。黒木華がコミカルな存在感を発揮していてとてもよかった。 辞書作りという大変に文系のテーマで一貫して描き切ったところも素晴らしかった。登場人物が全員好人物で、悪者がいないところに少し物足りなさがあるような気がするが、しかし安易に悪者を出していたらこのようなピュアな世界にはならなかったかもしれない。純度100%の混じりっ気なしの文系映画だった。辞書作りがいかに大変な作業であるか、きちんと伝わる作業風景が描かれていた。 松田龍平が新進気鋭の石井裕也監督と文芸的な作品に取り組むというのは、お父さんの松田優作が当時新進気鋭だった森田芳光監督と『それから』に出演したときの事を思い起こさせ、非常に感慨深いものがあると思いながら見た。 当時、オレ自身が高校生だったせいか『それから』はなんか変な映画というだけで全然面白くなく、松田優作も『探偵物語』の方がずっとよかったと思った記憶がある。 1996年にホンダのハイブリッドカーCR-Zが道を横切る場面だけちょっと残念だった。VFXでなんとか消せないものだろうか。 " + }, + { + "date": "2013-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "辞書にも作った人の人生が込められている\n 「国語辞典なんてどれをみても同じ」なんておもっている人がほとんどだと思います。でも、辞書にも創っている人の人生がたっぷり詰まっているんですね。そんなことがこの映画を観るとわかります。ことばを発する仕事をしている人は、言葉ひとこと一言がもっている意味はもちろんそのニュアンスまでよく吟味して発言しなくてはいけないのですね。そんなこと考えてたら、今の世の中では無口になってしまいそうですが、私なりに努力していこうと思いました。静かな映画ですが、1冊の辞書を創りあげる人々の情熱がじっくりと描かれたすばらしい映画だと思います。「辞書が間違っていたらどうなるんだ」「用例採集」心に残る言葉です。 " + }, + { + "date": "2013-04-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "昆虫よりも用例採集。\n 私が学生の頃は、もちろん辞書といえば紙媒体(重い・厚い)。 息子が「電子辞書買って」というまで辞書といったらその印象。 特に英和辞書は学校推薦のものが見辛くて…苦労したなぁ。気の遠くなるような舟を編む(辞書を作る)作業そのものが、 一冊の重みにも増して愛おしく感じてしまう、言葉に対する 愛情が、これでもか、これでもか…と詰まっているこの作品。 日本人であるからには、せめて美しい言葉遣い…とはむろん、 私も常に思いながら(ホントです)実に嘆かわしい粉砕言葉を しょっちゅう使っている身である。恥ずかしいことこの上ない。 が、劇中ではそんな言葉をも拾い上げている。 素晴らしい辞書とは、言葉を選り好みしないことが分かった。 どんな言葉も大切に拾い上げ、語釈を巡って議論を繰り返す、 私も用例採集に加わりたくなってきた(昆虫採集より面白そう)初めて「超~、うぜぇ~、キモい、これマジヤバくね?」なんて いう言葉を聞いた時は(スイマセンねぇ^^;古い人間なもんで…) もはや日本語も終わったな、なんて思ったりした。 いや、そうじゃなくて新たな語彙を持つ言葉が加わったと考える べきだったのね。確かに諺だの慣用句だの、使われなくなれば どんどん死語になっていくのだ。もはや聞かなくなった慣用句の どれだけ多いことか。その時代を彩るのが当時流行った言葉 だとすれば、明らかにそれは文化になってきたはずなのにねぇ… しかしどうせ耳に届くならば(皇室用語とはいわないが)耳触りが 心地良い言葉で伝えたほうが(肝に銘じます^^;)とは、思っている。ところで面白いのは、今こういう言葉使わないよねぇ?だとか、 あーその言葉が出る年代といえば、うちらだね。なんて気付いて、 昔話に花が咲くという、これはこれで、また楽しいものである。 だから今、前述の言葉を多用している若者たちが20年後の未来で マジ懐かしい~超ヤバくね?なんて語っている現場が目に浮かぶ。 いろんな意味で、言葉は(一応)大切に育まれているわけだ。原作は本屋大賞を受賞した三浦しをん。ちなみにまほろ駅前~でも 松田龍平を使っていたが、私は彼の行天というキャラが大好きだ。 淡々飄々としているが大切なところを見誤らない賢さと鋭さがある。 今作の馬締は、言葉のセンスをかわれて辞書編集部へと異動するが、 いちいち正確な語彙を辞書で調べては意味から言葉へと入る姿勢が 七面倒くさい馬締のキャラクターに沿っていて、右という言葉を あんな風に説明する人を初めて観られて感動する(他にもあるけど) チャラ男の西岡(オダジョー)が、かなり自然に発する不用意な言葉と 比べてどちらが命取りになるんだろう、と考えては笑ってしまった^^;お硬く難しい話かと思えばそうではなく、辞書編纂の長年にわたる 苦労と、馬締の恋愛話がメインで、軽やかなコメディにもなっている。 ラブレターを筆文で書いた馬締を責める香具矢(宮崎あおい)は可愛い。 書けても言えない(爆)もどかしさ、分かる気がする…でもそこだけは ちゃんと口で(言葉で)言って欲しいもの。これは普通の女心だよねぇ。 のちに結婚する二人、二人ともあまり饒舌でないだけに、最後まで です。ます。調のやりとりをしているところが不自然で笑える。しかし 盆も正月もないような生活の中、支え合う夫婦愛は言葉以上のもの。 おそらくすぐに、馬締は大渡海の改訂作業に取り掛かるんだから。 …あぁなんて果てしないんだ、辞書編纂に関わる総ての人を尊敬する。しかし長きにわたる作業が人生のほとんどを占めているというのに、 幸せに感じられるなんて何よりのことである。12年後もまだ未完成、 あの光景が、どれほどの長い年月かを一瞬で感じさせたのはさすが。 脇を彩る名優たちも素晴らしく、随所で演技指導をしたという監督の 思い入れがたっぷり伝わる意欲作。今自宅にある辞書は手放さないぞ!(紙質にも拘りがあったとはね。舟を愛して止まない姿勢が愛おしい) " + }, + { + "date": "2013-04-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "松田龍平に脱帽\n 「舟を編む」は、松田龍平の代表作になるだろう。「まほろ町駅前多田便利軒」や「探偵はBARにいる」も素晴らしい演技だったが、瑛太や大泉洋の個性を生かす、バイプレイヤーとしての資質が勝っていた。「舟を編む」では、主役の松田龍平が映画の特別な空気を作りだしている。松田龍平の演技の特質は、渇いたユーモアにある。それば、社会とうまく馴染めない男の発するユーモアなのだが、この映画の主人公はその典型で、まさにはまり役だ。「舟を編む」は、笑いをうまく織り交ぜながら、社会とうまく馴染めない男が自分のポジションを見出していく過程を見事に描きだしている。辞書編纂という地味な男を主人公にした「成長映画」はこれまであまりなかったのではないか。社会人2・3年目の若手にぜひ観てもらいたい映画だ。 " + }, + { + "date": "2013-04-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "オダギリジョーがいいね\n 家に帰ってさっそく広辞苑をとりだした。電子辞書におされ真夏の枕にも使われなくなり、部屋の片隅に追いやられていたものだ。紙のヌメリを確認するために。紙のヌメリは感じられなかったが、電子辞書にないものを確認できた。電子辞書では調べたい言葉はでてくるが、それ以外の言葉は見ることができない(当方のPCだけかもしれないが)。しかし、紙媒体では調べたい言葉以外の言葉も左右のページに印刷されている。余計といえば余計。ムダといえばムダ。でも、知的欲求なんてそんなところにあるんじゃないだろうか。女子高生会話の用例採集は「キモイ」と言われる。そんなこと言われて作る辞書は10~20年かかる。発売される頃にはそんな言葉は消滅しているかもしれない。でも、言葉の魔力にとりつかれた人間にはそんなこと何の問題もないのだろう。主人公は馬締だが、この馬締くんあまりにしゃべらないのでつまらない。香具矢は「みっちゃん、やっぱりおもしろい」と言うが。それに対して、先輩西岡はチャラ男だ。でも、西岡くんの方がオダギリの表現力もありでおもしろい。出版社に就職するような奴は口では「辞書なんて」と言いながらも、やはり言葉が好きなのだ。 " + }, + { + "date": "2013-04-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "松田龍平さん適役です。\n 原作が面白かったので映画はどうかな?と思いました。松田君のまじめ光也は話すのが下手な学者肌の人物で辞書作りには最適なまじめぶりを発揮して良かった。登場人物も辞書作りに情熱を持った人たちで、辞書を作るということはとても大変な年月と細かい作業が必要だと知りました。色々な言葉の由来とか注釈とか、とても興味ある映画と周りの人たちの温かさが感じられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-04-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "マジメ系男子\n とっても素晴らしい映画でした。なんかいっぱい泣けたんですよね。観ててやさしくてあたたかな気持ちになってゆくのが判るし。辞書を作る人たちの物語です。私は辞書が大好きです。今でこそiPhoneなんかで辞書アプリやツールが役立ってるけど。電子辞書よりもめくるパラパラ音のする辞書の方が好きです。広辞苑のような英語の意味も書いてある中型辞書が愛読書だった頃があったし。お手紙を書くときなどに辞書を開いて正しい言葉を索引したものでした。それに辞書の匂いとか大好きだし落ち着きますよね。そんな辞書を制作するプロジェクトチームの映画は心から感動できました。言葉のプロたちが辞書を完成させるのに長ーい年月をかけていることも衝撃的でした。正しい日本語を載せるのだから大変ですよね。観てて今さら聞けない日本語講座な感じで(笑)学ぶこともあったり!美しくて正しい日本語にビックリします。だから辞書に愛着がわくと思います。松田龍平さん演じる馬締光也~まじめみつや~名は体を表すではないですけど馬締光也はマジメな男性。仕事は几帳面。人付き合いが苦手。お部屋は本だらけで本の収集家。そして恋には奥手?!じゃないよーな(笑)積極的かも?!奥手っぽいんだけどベースは恋愛映画でもあるので展開が見ものです。愛を伝える手法のシーンは笑えましたが胸にくるものがありました。松田龍平さんは実際そんなに多くの台詞を発してはいないのにすごく伝わってきた。存在感は大きくて濃厚なポジションでした。まわりに登場する人たちのパワーも素晴らしかったです。オダギリジョーさんも黒木華ちゃんも伊佐山ひろ子さんも小林薫さんも。。。特に印象に残ったのは馬締光也が大学生のころから住む下宿先の大家さんの渡辺美佐子さん。大家さんには心を開いてる感があって微笑ましかったです。なんでも話せちゃうみたいなね。正直に言えば・・・私自身に馴染みのなかった意味の言葉が登場してきて勉強になった(笑)普段絶対使わないわよー!な言葉を知れて賢くなった気分にもなれたりして。それを一生懸命語釈している編集者たちがいるってことに感謝したくなりました。日々用例採集している姿勢に脱帽です。観てて感慨深い気持ちになる物語。そして完成した辞書【大渡海】だいとかい。その立派な辞書・大渡海が欲しいくらいです。 " + }, + { + "date": "2013-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あったか〜い気持ち\n 観てる間中ほっこりとあったかくて、ちょっと声出して笑っちゃう、そんなシアワセ。映画の後こんなふうにホカホカした気持ちになれるって在りそうでなかなかないかもしれない。それにしても松田龍平という役者は!演じるのはいつもどこかヘンな人ばかり。でも彼がスクリーンに現れると、どうしても気になる。そのキャラクターに最初に感じた嫌悪感が消えて、いつの間にか応援してしまう。何でだろう?声なのか?たたずまいなのか?不思議な魅力を放つ俳優。この映画でもかぐや姫のように現れる宮崎あおいはホントに魅力的だけどひょろひょろと営業に廻る松田龍平はなんともキモい。それが観てるうちにどんどん素敵に見えてくる。何年もかけて辞書を作る、という地味で果てしない仕事も登場人物の成長とともに壮大なスケールとなり、観るものの心を沸き立たせる。自分ももっと一所懸命に働いてみよう。そんなふうに思えたのはこの映画のお陰です。 " + }, + { + "date": "2013-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アスペな主人公ですが\n アスペな主人公ですが、周りを含めてほぼすべての出演者が彼を温かく見守る善人なのが自分としては好きな部類です。内容は延々辞書を一から作るという一見地味なストーリーなのにダレずに長時間見せるのは素晴らしいと思いました。小道具などにも手を抜いてないので冷めることもなかったです。やはり映画でなくてはできないことなんでしょう。少しだけ気になるところとしては、女性の扱いが・・・。香具矢がなぜ光也が好きになるのかどうも理由が読めないのと、タケさんが亡くなるあっさり感。岸辺みどりのポジションというか伏線が無さすぎな気が。あと、余計なことですが。昔の Excelでは 6万5千行までしか扱えなかったですよね。実際やるとしたら苦労しただろうなぁ。 " + }, + { + "date": "2013-04-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "地味を強みに変えた秀作\n もともとボソボソしたセリフ回しの松田龍平が、役柄としてもモソモソしたしゃべり方をする役をやったらどうなるか。その回答が本作に出た!結果的にユニークで魅力的なキャラクターになったと思う。言葉に生きがいを感じる辞書編集者・馬締光也の誕生である。そして本作がすばらしいのは、辞書編集という地味がそのままイメージされる題材を使って派手さを極力控えめに映画作りできる環境を用意できた点。だからこそ、鉛筆でメモする音、ページをめくる音、包丁を研ぐ音、煮物を食べる音など、日本映画独特の音による映像表現に成功したのだと思う。バックにサウンドを使わず、映像と場面の音だけを頼りにキャストの感情伝わってくるところは、日本映画の美しいところ。これが辞書作りのプロモーション的な部分に光を当ててしまったら映画『ハゲタカ』になってしまうし、働いている人そのものに着目してしまえば『沈まぬ太陽』になってしまい、日本映画が持ち合わせている叙情的な要素がカットされてしまっただろう。音楽で緊迫感を与えたり、焦燥感をイメージさせたり、また極端な構図のカットが多用され、まるでアクション映画のような演出になったに違いない。そんなポジションのオダギリジョー演じる西岡は存在する。確かにいるのだけど、そこをスルーせず取り込み、そしてメインはやっぱり地味に辞書編纂に向かうという筋立てがすばらしい。宮崎あおいも、大河ドラマのツンケンした部分がどうも印象に残ってて不安だったのけど、そこはそれ。芯の強さはそのままに、純粋なハートの馬締に打ち抜かれる割烹美人の役を見事に演じきった。個人的にはこっち路線をバシバシ出してくれたらと思う。根がキツい人なのか、勝負どころに立つような役どころは、強烈過ぎて引いてしまうのだよね。その辺の適切なアクセントという点では、オダギリジョー&池脇千鶴のコンビもすばらしい。会社のわざとらしいよそよそしさや、オフのときのラブラブな感じはリアリティをたっぷりと注ぎ込む。メイク落とし真っ最中の池脇に足を絡めて愛情表現とか、なんかもう見てる方が気恥ずかしくなる愛情たっぷりの親しさ。こういうのがサイドで入ってくると、作品に情感がグッと増す。そして何といっても馬締の住んでいる下宿がすごい。舞台設定では1995~2010年にまたがる時代だというのに、こんなのあるかいなと言いたくなるような古ぼけた下宿を作り上げた。いかにも安そうなタイル、刷りガラスの入った戸、階段、味のあるゼンマイ時計など、よくもまぁ、こんなアナログ住居を生み出したと感心するほど。でも、それがまた馬締のアナログな時代感とよく合う。いささかやりすぎじゃないかと思うほどだ。しかし本作で一番すばらしい点は、編集部の面々が語るセリフのはしばしに言葉への愛着に満ちている点。これの大元は原作者三浦しをん女史によるのだと思うけれど、スクリーンを通して伝えてきたのは、主幹・松本朋佑を演じた加藤剛をはじめとする役者陣と石田裕也監督の実力だろう。地味にしみてくる言葉への愛着。これは辞書作りをテーマにしている本作だからこそ、ウソっぽくなく伝わってくる。映画構成的にうまい仕掛けだ。アクションやカット、バックサウンドに求めず、日本的な叙情表現を出し切った本作は、ひさびさに納得いく日本映画。それもこれも地味な題材を扱った原作があって、その映画化だということで観客は妙な期待をせず、製作側ものびのびやれたのが功を奏したのではないだろうか。「大渡海」という辞書作りをプロジェクトほにゃららにせず、じっくりカメラをすえたドラマに観客は引き込まれてしまうだろう。では評価。キャスティング:10(こんな豪華な役者陣でバランスの取れた配置がすばらしい)ストーリー:7(骨子としては地味の極みなのに、退屈しない流れ)映像・演出:9(最新カメラの美しい映像を使いながら、しかし役者そのものと音にこだわった演出は、とても日本的な叙情感にあふれている)美術:8(編集部の雑然とした様子や「大渡海」のプロモ用ツールなど、リアリティかつ本気)セリフ回し:9(ボソボソしているけれど伝わる。誇張していないのに響く。そんな言葉遣いがたくさん)というわけで総合評価は50点満点中43点。映画は好きだけど邦画に絶望している人にこそオススメ。きちんとした日本映画をひさびさに楽しむチャンス。 " + }, + { + "date": "2013-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "買って読みたい「大渡海」\n  「右」と言う字の、馬締君の語釈が何ともおかしな雰囲気であったが、とある辞書には「北を向いて東の方」と書いてある。馬締君の独自解釈ではなく、辞書の語釈を思い出していたのか。本作で扱われる辞書の「大渡海(だいとかい)」 「ら」抜き言葉や「憮然」等の誤用への言及もあり、誤用でも誤用として注釈をつけて語釈する編集方針。また、現代用語を取り入れて・・・とあるが、ちょっと、どうなのかなとも思う。収まりきるのだろうか。 作中、ファッション誌からやってきた女性編集者がファッション関係の語釈のチェックなどを任されて、採取された語句を見て「いつの時代?」などと言っているあたり、時代の篩(ふるい)にかかっていない語句を取り込むのは、いささかの不安を感じた。入手したい気持ちも湧くのだが・・・ 語釈について、堂々巡りになっている語句も紹介されていたりするが、観客へのサービスだろうか。堂々巡りにならないようにするのは語釈の基本にも思えるので。また、辞書に使う紙の質感について言及しているのは、辞書好きとしては、ほほえましいエピソード。電子辞書になく、紙の辞書で特長的なのはパラパラと無意識的にめくりながら見られるところ。紙の厚さ、質感は辞書選びのかなり重要な部分と思えるので、「辞書作り」の映画としては外せないところだろう。これも編集者に言われるまでもなく、製紙業者なら分かって然るべきところかもしれないが。原作未読 言葉に対する造詣は深そうだが、実際に言葉を使って他人とコミュニケーションを図るのが苦手な馬締君。言葉は達者だが辞書編集部としては言葉に対する知識が浅そうな西岡が対照的。馬締君は実際にいると馬鹿にされそうな人物だが、出版社にいてなぜ最初から配置されなかったのか不思議なくらいにハマる。映画的展開とも言えそうだ。 香具矢を娶るのは予定調和的に感ずるものの、周りが盛り立てていてほほえましい。特に香具矢のいる店が分かった途端に予約を入れる早業が面白かった。 監修の先生が志半ばで倒れるのは残念だったが、あまり湿っぽさもなく良かったと思う。初版発表なるも、さっそく改訂作業に取り掛かろうとするのが、辞書編纂の使命だろうか。ラストは余韻のある終わり方を期待したが、安直に「子供ができたの」的な終わり方ではないので、良かったようにも思う。 古い下宿屋と辞書編集室(こちらも旧社屋?)で書物に囲まれながらのドラマで、全編が余韻と言うべきか。 " + }, + { + "date": "2013-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "助演男優賞は加藤剛さんで!\n 映画観て来ました。 予想では、原作でグッときた西岡の件はごっそり削られるのだろうなと思ってましたが、オダギリジョーの熱演によりしっかり描いてくれていたのには一安心。 プロダクトデザインが緻密なのでセットで演技している感覚は皆無。「辞書」が主役のこの物語を魅力的な役者たちとともに盛り上げてくれます。 ヒロインの香具矢は原作においても存在がピンとこなかったために評価不能。 特筆すべきは加藤剛&八千草薫。二人の存在感は原作を超えてます! 原作ありの映画としてかなり幸せな仕上がりではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2013-04-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "淡々と流れるようなストーリー。\n  原作未読。 あまり期待していなかったのですが、ほんのりと笑わされじんわり泣かされ予想を裏切られました。 松田龍平演じる馬締くんの、不器用で真っ直ぐなところがとっても可愛かったです。大家のおばあちゃんに「言葉を扱う仕事してんだから、喋んなきゃ!」と言われて、勇気を出して西岡とコミュニケーションを取ろうとしたり、(気持ちを伝えるなら)手紙がいいんじゃない?と言われて、果たし状のような恋文を書く馬締くん。見ててニヤニヤしてしまいました。 どもりながら話すときの、なんとも言えない手の動きも、何だかリアルですごく良かった。 脇を固める加藤剛さん、小林薫さんの名演技が光っていました。加藤剛さんの「言葉の意味を知りたいと思うのは、その人の発言の意味を正確に知りたいと思うこと。それは、その人と繋がりたいということ」(詳細失念)という台詞が強く印象に残っています。 " + }, + { + "date": "2013-04-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "活字好きには心地よい映画\n  辞書を作る話で2時間以上かけて何を描くのかと思っていたら、これが予想に反して大変面白かった。客の入りはあまり良いとは言えなかったが、これを観に来る人は自分と同じ活字中毒とまではいかなくとも、本を読むのは好きなのだろうなと勝手に思い込んで、同じタイミングで起こる笑い声を聞きながら、久々に客席の一体感を感じて心地良い時間を過ごすことができた。 ただ正直に言って光也と香具矢が相思相愛になるのは少し唐突な感じがする。以前から時々タケさんの所へ来ていて顔見知りというならともかく、この点はもう少し丁寧に描いてもよかったのではないだろうか。 辞書作りは根気というだけに止まらず、言葉に対する愛着(執着)がないと務まらないことがよく実感できた。それに10年以上も利益を生まない事業を続けさせてもらえる環境も必要だ。実際に今の出版社にとって辞書部門は経営的な旨味はないのかも知れないが、商売だけでは割り切れない文化事業として、今後も存続してもらいたいと願う。 " + }, + { + "date": "2013-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "魅力的な人たち\n 辞書を作るという気が遠くなるなるほど時間がかかり、地味で根気のいる作業を題材にしたこの映画、ヘタをすると退屈で眠たい作品になっていたかもしれない。しかしそうさせなかった作り手たちは素晴らしい。「川の底からこんにちは」で、主演の満島ひかりちゃんをはじめ、演者の魅力を引き出した石井監督が、本作でもまた登場人物を魅力的に映し出している。私は主役が魅力的であるというのは、良い映画の条件のひとつだと思っている。石井監督という人は人間を魅力的に描くのがとても上手だ。その魅力的な登場人物たちに引っ張られてこの映画は退屈しないとても楽しい映画になっている。上映時間は133分と決して短くない映画なのだが、この人たちのことをもっと観ていたい気持ちになった。それほどこの映画の登場人物たちは魅力的で好い人たちばかりだった。ストーリー的には大きな起伏はありませんが、主役の馬締光也にとっては大問題ということが起きたりして、その辺りの内部描写を追いかけて観ていくと、笑えるし、泣けるし、観賞後もとても良い気持ちになれると思います。好きな作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "地味な話だけど、面白い。\n なるほど、こうきますか。馬締が、松田龍平と聞いた時は「どうかな~」と思いましたが、中々どうして。結構いい仕上がりになっていますね。さすがです。凛とした美しさを持つ女性には、やっぱり宮崎あおいは外せないですよねぇ。ただ、「自分、不器用ですから」と言いそうな、女高倉健の雰囲気は、彼女をしても、表現しきれなかったような気がします。中々難しい表現なんでしょうね。軽妙な西岡を誰が演じるのか気になりましたが、オダギリジョーが上手く演じています。なるほどね。確かに、一見軽薄だけど、実は真面目と言う感じは、オダギリジョーの雰囲気であるかもしれません。そして、加藤剛と八千草薫。この二人には、思わず唸ってしまいますね。加藤剛の重厚感と、八千草薫の淑やかさがあって、この作品は逸品になっているんだと思います。ピース又吉が出ているのは、最後のクレジットで気が付きました。って言うか、何処に出てた?原作も読んでいるんですが、結構、原作に沿った内容になっていると思います。ただ、時間の都合のためか、原作での岸辺と宮本が付き合っていく件などは、完全に省かれていますが。あのあたりも、辞書編集にまつわる濃厚な人間関係の表れとしては良いと思うんですけどね。 " + }, + { + "date": "2013-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "辞書編纂というお仕事\n 原作を読んだ時にぬめり感を広辞苑で確かめたのを思い出しましたw作中でも指摘があるように、電子化の道は回避出来ないのかもしれませんが、辞書編纂という仕事に膨大な熱量が必要なのは媒体が変わっても同じような気がしますね。きっとこの映画を観たら、辞書を愛でたくなりますよwあとトラさん可愛すぎ、猫的な演技もパーフェクトです♪ " + }, + { + "date": "2013-04-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "真面目さがいい\n 辞書編集部、存在を初めて知りました。言葉を拾い、言葉を活かしていく今度辞書を引く時は、ちょっと見方が変わるかもと言うくらい、辞書作りの大変さも描かれていて、感心しました。馬締役の松田さん、先輩役のオダギリジョーさん、香具矢役の宮崎さんそれぞれが映画の中で見せる空気感と言うか、間合いが好きです。真面目過ぎて笑えたり、一生懸命だったり、静かだけど心に響く映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-04-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉以上に伝わってくるものが\n 原作未読です。一般の人があまり知らない辞書を作成すると言う現場。たくさんの言葉にあふれて、長い年月がかかります。その間おこったことを、そのたくさんの言葉だけでなく、画面の情景だけで魅せられました。汗たれる夏の日から、雪降る音のない冬まで、ただ辞書をつくるだけでなく、一生をかけてその時間を歩む様がとてもよかったです。どの役者さんもすばらしい演技でした。言葉の説明がなくとも、涙がでました。とてもいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "波に整頓されてゆく、、\n 面白かったです♪わはは!という 笑いではないのだけれど、まさに辞書のように、笑いが整頓されてゆく感じ。。ちょっと 力が弱いというか、まじめくん のキャラクターが映画には向かない気もしたけれど、最近 少ないタイプの日本映画として 楽しく見ました☆=しかも、泣けます!!時代遅れ のようでも あった辞書編集部が、まじめくんを中心に 活気をおびてゆく、、周りの素敵なキャラも含め、応援したくなりました。^-^清々しい気持ちになれる一作かと思います。vv " + }, + { + "date": "2013-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大渡海を買いたい。\n 松田龍平と宮崎あおいのおかげで応援は出来るが、正直、恋愛パートは余計に思えた。辞書作りにのみ邁進する群像劇にしてほしかったな。締めの言葉がしっくりこないエンディングが微妙。とはいえ、長い歳月をかけて作り上げた辞書\"大渡海\"をめぐる仕事ぶりは、薀蓄とユーモアに満ちていて楽しい。語釈(意味や解説。言葉の意味を説き明かすこと)を練りながら、用例採集ノートを埋めてゆく作業、面白い。真似したい。喜怒哀楽を煽りたてずに落ち着いた筋運びの世界感のもと、辞書が抱える奥深さと、努力して積み上げてゆく地味だけど何より素晴らしい生き方が、はっきりと浮かび上がってきて、言葉を紡ぎつつ静かな活気みなぎらせる人間讃歌に結びついていて好き! " + }, + { + "date": "2013-04-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n 松田龍平が好きなので試写会に申し込んだものの、内容が地味そうなので眠くならないか心配でした^^;でもそんな心配は無用の面白い映画でした。辞書作りってあんなに期間がかかるものなんですね。長い年月の間の人の生き死にも描かれていてしんみりしました。元々紙の辞書が好きだったのですが、最近はもっぱらパソコンで調べ物をしていました。この映画を見て、古い辞書を出してきてまた活用したくなりました。 " + }, + { + "date": "2013-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "舟を編む\n もう少しユーモア・笑いがあってほしかった。全体が単調で盛り上がりに欠けていた。辞書つくりの大変さ、作り手の情熱・使命感がよくあらわされていた。 " + }, + { + "date": "2013-04-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "意外と、面白い\n 映画として、とってもよくできていると思います。それぞれの配役が絶妙だし。松田龍平のおとぼけぶりと、力の抜けようもうまい。ちょっとクスっと笑える感じもとってもいい!!オダギリジョーも初めていいなと思えましたよ。 " + }, + { + "date": "2013-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "気づくと自分も映画の1部になっている錯覚を覚える作品だ!\n 何と言っても、この作品は松田龍平ファンと、宮崎あおいファンにはたまらなく魅力的な味の有る作品だと思う。物語は、1995年に「大渡海」と言う国語辞典の編集出版をする事になった編集者の地道な日常の仕事振りを通じて、仕事・結婚・人生の意味や、そして生き甲斐、或いは現代の日本の姿を、言葉と言う人間にのみ与えられたコミュニケーションの手段を通じて、今の日本を生きる人々の姿を浮き彫りに描こうと試みた辞書編集者達の15年間の静かな歩みを時にユーモアたっぷりに、そして薄紙に水が沁み込んでいく如く、淡々と静かに観る者の心の中に徐々に浸透させていく映画だが、この彼らの静なる情熱が、一見すると情熱と対局するかの様に見えるのだが、彼らの静の世界が動の世界を上回る、情熱を帯びた生き様として、終始、静かに見つめる事で更にその情熱が画面から溢れ出す。地味な物語なので、これと言って盛り上がりのあるシーンなども特に無いのだが、それでいて松田演じる馬締君と言うキャラが、特異なキャラの為に、その日常の生き様がコミカルに見えてきて、何時の間にか気が付くと、この作品に飲み込まれているのだ。そしてあたかも、自分もこの編集室の1員として入社しているような錯覚さえ受ける、力作と言う事が出来ると思う。今もっとも、俳優として良い芝居を見せてくれる松田龍平と宮崎あおいちゃんの2人に加えて、オダギリジョーも久々で、松田と真逆のキャラをとても美味しく演じていたし、加藤剛、八千草薫、渡辺美佐子がしっかりと若い俳優達を包み込む。私達人間は、自己及び、他者とのコミュニケーションを図る上で、その総てのコミュニケーションの手段の基本は、言語の介在が無くしては何事も生れないものだが、そんな身近過ぎる言語を人は無意識に使い、言葉本来が持つ意味や、正しい言葉の使い方をせずに、誤用し、乱用している。しかし、人は本来日常生活に於いて、言語を丁寧に正確に操る事で、自分の今の感情及び、その人の本当の気持ちを自分自身が理解し、他者に対しても、自分自身の気持ちを伝え、或いは他者の気持ちを理解する事も出来る様になるのだ。言うなれば、自己認識の基本とも言うべき言語を、母国語であるが故に、無意識に使用しているために、本来言葉として正しく表現して認識化する事で得られる自己認識も、かなり誤認識であったり、無意識の自分を顕在意識で、自己理解する事が出来るようになるためには、母国語であっても日々の生活で、話して使う練習を積まないと正しいコミュニケーションが出来ないと言う事を改めて再認識した。同じ日本語でも、確かに、その使う人の微妙な認識や、意識のずれによっては、自分が意図する認識と異なる印象を他者に与えてしまう。そんな言葉に纏わる人間同志の気持ちの疎通が軽妙に可能になったり、その逆になると言うこの言葉の面白い世界を再現して魅せてくれる。初めに言葉ありき!まさしく言葉が無ければ人は自分を認識する事さえ不可能である。その言葉と言う人間に授けられた魔法のツールの魅力を辞書で無く映画で堪能しよう! " + } + ] + }, + "182": { + "title": "凶悪", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本のフィルム・ノワールの傑作\n この作品を観た衝撃は今でもしっかりと覚えている。悲惨な出来事(事実)を描いているのに、どんどん引きこまれていく面白さ。白石監督の時代が始まったと認識した記念碑的作品。 " + }, + { + "date": "2019-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "以前見たときよりは面白く感じた\n 殺人犯もそうだが家族を売る人たちの醜さも感じたし、そのお金で潤って幸せに暮らすような犯人の家族達にもどこかムカつきを覚えた。ピエール滝は雰囲気は出ていたが、捕まっている時の凄みが弱く感じた。 " + }, + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ぶっこむ\n ヘビーな映画なんだけど、リリーフランキーと瀧のキャラが魅力的だったので最後まで楽しかった。パンチのある邦画を求めている方に是非とも観て頂きたい。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "現在から、7年前の事件への切り替わり方が好き。 池脇千鶴のセリフの...\n 現在から、7年前の事件への切り替わり方が好き。池脇千鶴のセリフのあれこれ、そしてリリーさんの一番最後のセリフが印象的でした。ピエールとリリーがクズすぎて、ムカムカ!いやぁ、ほんもムカつく映画でした。が、それが良い。 " + }, + { + "date": "2019-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "鬱陶しい老人の見せ方がリアル\n 池脇千鶴演じる妻。自分がボケていることに気づかず、無罪顔でニコニコしている老人(しかも自分の母でもない)の世話。誰にも感謝されず、夫も助けてくれない。借金に苦しむ家族。若い頃勝手に生きてきた父の多額の借金を返さなければいけない息子(娘?)夫婦。最後の希望で父に保険をかけて死を待っていたものの、父は病気をケロッと直しては家に無事帰還。自分の人生の邪魔をしてくる老人たちの「死」が希望となってしまった人々につけ込んでは、殺しで荒稼ぎする先生と須藤。「長生き」という言葉はいつからネガティブな意味合いを含むようになったのだろうか。弱い者を見るとイジメたくなる人間の心理傾向を観客が見つけてしまうように、老人たちがなるべく弱く、だらしなく、汚く、鬱陶しく描かれている。むしろ凶悪犯である先生が老人たちの中で一番魅力的に見えてしまう恐ろしさ。しかし、先生たちに酒を無理に飲まされ殺されようとするなか、お爺さんが「家に返りたい。生きたい。ばあさんに会いたい。」と嘆いた残酷なシーンが、心を正気に戻す。どんな老人にも若い時代があって、愛する人がいて、かけがえのない人生があるのだ。主人公もそんな正義感からか、または母の老衰からの現実逃避か、もしくはそんな母に対してもまだ抱く息子としての想いを理解してくれない妻に対する反抗からか、死刑囚須藤の話す遠い世界の悪に引きつけられ、呑み込まれていく。高齢化問題を糸口に正体をチラリチラリと垣間見せる全体像の分からない複雑な問題。それに対して成すすべのない無力感。その答えを教えてくれるわけでもなく、ただその問題をドサッと置いて観客を取り残す。そんな映画。 " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "深く考えさせられた事が二つあります\n 一つは信教の問題、もう一つは共犯と裁判の問題。ピエールは何人も殺していながら、また、被害者への償いもせず、キリスト教に帰依する事で心が救われて安らかになります。他の捜査に協力することで減刑され、模範囚になることで、これからの人生は薔薇色とは行かないまでも、暖かい生活が始まることになります。キリスト教以外でも悪人正機説が親鸞の説にもあるとおり、悪人ほど新人で救われやすいのです。どうにもやり切れない思いが残ります。もう一つ、リリーフランキーが主犯とされることでピエールは死刑から減刑されます。この場合は真実らしいですが、無実で巻き込まれた人も無数にいます。冤罪が明らかにされたケースもあります。死刑が確定していても、執行を免れるために、上申される事もよくあります。アメリカなんかでは、司法取引で共犯者を陥れて自分は助かる例もあります。司法の不具合が気になるところです。映画としてはあまり見るべきものがなくて残念です。池脇千鶴は老けましたね、特殊メイクですか、エンドロールで分かりました。 " + }, + { + "date": "2018-11-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "凶悪やなぁ\n 山田孝之ってこの役は違うって意見多いけどそうかな?確かにもっとガツガツしたところを見せてもと思ったけどいい雰囲気も出てたし最後の老人ホームに入れるってのはクソやったけど(いい意味で)ピエール瀧とかリリーフランキーとか最高 " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凶悪の所在\n 改めて見てみて…レビューというか、曲解に近いので、これから見る方、もしこの文見てたら見ないでください。とりあえずこの、映画自体はすごい映画だと思うのでお勧めです。重いですが。と、レビューなのか何がいーたいのかよくわかんない文になっててすみません。先に謝っときます数年前に鑑賞し、何故だか、この映画は日常の中で、ときたま思い出すことがあり、なんで、数ある映画の中で、アタマに残ってるのか?と思い、もう一度見ることにしました。このタイトルの「凶悪」はなにを指してるのか。凶悪……性質が残忍で、ひどい行為をすることという意味らしい。一度目を見たときから印象に残ってたのですが、山田孝之パート→先生パート→山田パートの切り替えの演出何故、リアリティのある映画の中でああいった表現を入れたのかそして、何故、前後で現代と過去を繋いだ?というのがひっかっていて。先生の凶悪さ、はその真ん中の部分でしか、描かれていなく、それは、山田さん演じる記者の想像(という可能性もある)ということではないかピエールの凶悪さは、冒頭で描かれていて、映画の中での余計な演出感がない感じがして、素直に事実として描かれていると捉えられるのだが先生の凶悪さに関しては、窓を除くシーンから、現代の家までの、記者の視点はないところで完結してるそれで、その中身は本当に真実なのか。この映画は、意図的にそう演出をしてるんじゃないか?そう考えるとこの映画、めっちゃ面白く(怖く…)真実なのかそなのかわからないが、明るみに出なかった凄惨な事件それを起こし、延命の為(だけとも思わないが)事件を表沙汰にしたかった死刑囚それを盲信的に事件をつきつめる記者の視点、それが、表沙汰になったときの社会の反応作中では、池脇千鶴がずばりいってくれてますが何が凶悪なのか、というか全部なのか…個人的に、こーだったら、さらに面白いのに、と思ったんですがこの事件を暴いた週刊誌の本が原作になってるってことででもその真実暴いたのって、本当なの?(確かめようない真実)って思った?映画制作陣が、原作側にバレないように、原作側を壮大に、巧妙にディスってる(バレないように)てことだったらすげー面白いなと思いました。怖いとも思いますが。さすがに考えすぎですねwなんとなく、そういう風に思っておかしくない違和感みたいなのがあるような気もしてるんですが………我ながら曲解だとちょっとは思いつつ、もしも、もしも、そーだったとすると、リリーフランキーの狂気が、ピエールの演技が〜、というレビューも、真実は置いておいて、残酷で怖い(くやしいけど面白い)って、映画の外までこの構造が続いてるって思うと、ほんとに怖いですね。もはや、何語ってんのか意味不明ですねwこれにて曲解レビュー終了だす誰かと語りたかったけど、聞いてくれる人もいなく、ここに吐き出しました笑寝よう。夜中にレビューするとわけわからん文になるな " + }, + { + "date": "2018-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リリー・フランキー ピエール瀧\n 原作未読。事件描写の恐ろしさもすさまじいが、池脇さんがジリジリと押し潰されていく様子も、ハラハラさせる。ピエール瀧のにこやかに話すセリフの上っ面感。そのピエールをいいように操るリリー・フランキーの笑っていない目。グロシーンなんかより、リリーの笑顔の方がよっぽど怖い。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "直視出来ないような恐ろしいシーンがいくつかあります。 悪人だけの話...\n 直視出来ないような恐ろしいシーンがいくつかあります。悪人だけの話ではなく山田孝之が迫っていくところが話を引き締めてますね。同じく実際の事件を元にした冷たい熱帯魚よりはサイコパス殺人をまじめに描いていて良い。最後の山田孝之の叫びもハッとさせられました。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "救われない…\n 最初から最期まで暗い気持ちが続く作品。見どころはリリー・フランキーの怪演。もう、本当に怖い。普通にしてても笑っていても怖い。人を殺すことに全く悪気がないサイコパスです。演技が凄すぎて嫌悪感しかない。ピエール瀧演じる須藤も、平然と人を何人も殺しておいて獄中で穏やかになっていく姿が気味悪いです。老人に無理やり酒を飲まして電気ショックを与えるシーンはグロすぎ、介護の様子はリアルで辛い。とにかく見ていて苦しくなるばかり。救われない映画だなぁと思います。最近自分では観ないジャンルの映画も、同居人につられて観るようになったのですが、もう一度見たいとはとても思えませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思ったほど不快感は無い\n 事前にレビューを観てからの視聴。賛否両論あり[人に勧めたくない][グロい]などと書いている人が多かったので気になり観てみましたが思ったより酷い描写はなかった。邦画独特の暗さやリアルな撮り方で確かに酷いなあというシーンはあったがこういう映画なら予想がつく。家庭内の事情が一番リアルで身近なところにありそうな感じがした。人間ならみんな凶悪な心を持っている。重い映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "胸糞悪い映画\n 特に母親を施設に入れるシーンではこれから山にでも連れて行って殺すんじゃないかと思ってしまった。金の亡者というか、お金の為なら人の命さえも、なんとも思わない人っているんだよね。そして、闇に埋もれた事件もあるんだね。恐ろしい。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは演技を見るべき映画\n 実際にあった事件をモチーフにしている。この時点で悍ましいのだが、ピエール瀧とリリーフランキーの怪演によってこの映画の恐ろしさは頂点に極まっている。本当に怖い人間は無邪気で、憎めなくて、どこかユーモラスだが底抜けに残酷なことを平気でやってしまう。見ていてずっと鳥肌が立った。黒い家という邦画も中々怖気があったが、勝るとも劣らない作品だった。人間の怖いもの見たさ を提示された気がした。それこそが最も底なしで澱んでいるのかもしれない " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エグさがリアル。\n ストーリー性のあるサイコパス系のグロ映画が好きで友人から勧められて見てみました。特別グロシーンは多くはなかったですがエグさは半端なかったです。特に借金抱えた老人に無理やり一升瓶の酒飲ませてスタンガン当てて感電してるところをキャッキャキャッキャと子供がおもちゃで遊ぶように楽しんでるピエール瀧とリリーフランキーが怖かったです。須藤は割と感情的になったり裏切りが許せなかったり人間ぽいところが垣間見えましたが、木村はまるで人を殺すことをものともしない感じというか常に平常心なところにいい意味でも悪い意味でも演技に魅了されました。あと個人的に藤井が認知症の母親の介護を奥さんに任せっきりで、真夜中に食事を初めてそれを奥さんが下げた時認知症だから仕方がないかもしれないんですけど、何度もひっぱたくシーンはイライラしました笑奥さんの介護ストレスがすごく伝わってきました。あとあんな凶悪な殺人を犯しておいて面会の時言葉遣いはすごく丁寧だし謙虚な姿勢の須藤はいい意味で違和感を感じました。結構他の方々はトラウマになったり頭から離れないとコメントしてるのを見ましたが、個人的にずーっと真顔で見れる作品でした。ただこれが実話を元にしたというのだからこういう人間が身近に絶対いないとは言いきれないんだなと思うとそこは怖いです。あと五十嵐役の人かっこいいなって思いました " + }, + { + "date": "2018-04-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "理由\n 目を背けたくなるシーンのオンパレードで、あまり人に勧められる内容ではない。でもピエール瀧、リリーフランキーの演技や、だれもが抱く心の歪み、矛盾、変化など、胸に残る。何故かふとこの映画を観たいと思った理由は、今思えば、この恐ろしい映画の原作がノンフィクションで、顔を背けたい様な物事の中にも、紛れもない人間の営みがある、それと向き合いたいと感じたからかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怪演。\n 勿体ぶらないでどんどん人が殺されるので、めちゃくちゃ胸糞が悪いわけでもない。ギャグなのかどうかはわかりませんが、不謹慎な会話に笑いました。急に回想に入るので驚きました。ピエール瀧とリリーフランキーの演技が凄いので山田孝之の演技にすこし引っかかりました。刺激的で楽しかったです。オススメです。 " + }, + { + "date": "2018-03-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "目を背けちゃだめです\n 超現実的な内容をこれでもかと見せつけられる内容です。夢と希望で溢れている映画の真逆もあっていいんじゃないかと思わせる作品だと思います。ある意味心から離れない作品です。私は好きです。 " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実話の恐怖\n どうにも実話のこの手の映画が苦手映画といえど本当に犯人達に酷いことをされて、殺された人々いると言うのに、その場面が映像となって目の前に現れる。映画だからと一本ひいて見る事ができない状況で精神的に追い込まれる。自宅でさり気なく鑑賞したのでどんより重くはならなかったが、自分の気が付かないすぐ近くでこんな事か起きている可能性があるのかと思うと身震いしてしまう。たくさんの行方不明者がこうして隠れた殺人鬼の餌食になって消えていってる現代社会の闇の怖さを実感できる恐ろしい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "後味悪すぎて落ち込んだ。\n 犯人演じるリリーフランキーさん、ピエールさんの凶悪さが神がかってる。実事件が元ってのがまた恐ろしい。演技は最高ですが、ゾッとします。嫌な気分が後引く。 " + }, + { + "date": "2018-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに凶悪\n ピエール瀧とリリー・フランキー、この映画から役者としての仕事のオファーのあり方が変わったんじゃないか?と思うほど、どっぷり凶悪人。アンモラルな事件をアンモラルのまま描いてる。そして知る。これを観た自分の中の悪質な感情を。 " + }, + { + "date": "2018-02-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "後味の悪さはピカイチ!\n 正直、何故この映画を見てしまったのかと思うほど後味の悪い映画。映画見終わったあと、通常なら何食べて帰ろうかとか…ちょっと買い物とか考えるのに、どんより気分が落ち込み過ぎて観るんじゃ無かったと思った。そして、リリーフランキーの悪人ぶりに演技と思っても引いた! " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "はまり役\n ピエールさんとリリーさんがはまりすぎてて怖い。その点今回山田くんは主人公のようで主人公じゃない感じだった。完璧この二人に持っていかれてました。 " + }, + { + "date": "2018-01-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "偽善者?とでも言うのだろうか\n 自分の死刑の執行を伸ばすために他の殺人事件を突然話し出す。そして、勝手に改心してみたりする。そういう犯人の言った殺人を調べ上げ、記事にしながらも、その犯人が死刑になればいいと思う主人公。でも、自分の母親の介護は嫁任せ。これを偽善というのではないだろうか?単調に進むストーリーに少し眠くなりながらも、最後まで全くスッキリしない映画。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな演技、ただ残酷で怖い\n 怖い。めっちゃくちゃ怖い。こんな風に人を殺すヤツが実際にいるんじゃないかと思う。そう思うほどリアルな演技。ただグロいだけの映画よりよっぽど残酷。なんだろう。他人の命を何とも思ってない感じが怖いのかな…。普通そういうシーンってどこかリアリティが無くなるのに、これはめっちゃリアル。リリーさんの演技が凄すぎる。本当にころして…しかも殺す理由が復讐とか快感とかじゃなくてお金っていうのが怖い。りある。二度と見たくないし、楽しさも面白さもないけど、凄かったっていう意味でこの評価です。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "山田孝之じゃなくても‥\n リリーフランキーとピエール瀧の怖さは凄い。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったはずなのに\n 何故か途中から眠気が入り 困った。私の好みになにかが足りなかったのだろう。それがなんなのか、自分に分析するチカラなし。ごめんです。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怖い\n 全体的に暗くて冷たい映画です。ピエール瀧の演技が何よりも怖かったです。救いのない恐怖を感じるような暴力的な場面が多く、見ていられないような辛いシーンもありました。でも、なんとなくリアリティがあって余計に怖かったです。世の中の不条理をそのまま描いたような映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ずしっと、、\n 観終わって、スッキルする部分が何1つない。誰しも\"悪\"の部分があるだろうが、これほどの悪はない。そう思わせた登場人物達の演技はどれもすごい。でも救われない。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "グロいけど\n グロ耐性がある人ならば問題はないレベル。心的ショックを受ける人はいるかなと思う。実際の事件を元にしてるんだけど、やっぱり恐ろしいね。人間って。ピエール瀧、リリーフランキー共にいい演技でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人の心はわからない\n 残忍です。実話かと思うと、、、。アウトレイジ最終章が間も無くだから、ピエール繋がりで見ました。出演者達が豪華だから、みなさん白熱した演技でした。自分の想いとは裏腹に人は何を企んでるかはわからない。裏切りと裏切りに未来はないのです。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ピエールこわっ!\n ピエール瀧とリリーフランキー2人とも俳優じゃないのにねー。演技というよりもはや人間力。池脇千鶴は不幸な女の役でよく見るなあ " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "個人的に苦手なジャンル\n 吐き気のするほど胸くそ悪い映画でした。途中見ていられなくて1.5倍速で見てしまいました。それくらいピエール瀧とリリーフランキーのお芝居が素晴らしかったんだと思います。山田孝之とストーリー構成も良かったです。ただ内容が凶悪すぎて心がついていけませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最近観た中で最高\n 最初はのんびりスタートでこのまま進行するのか?『全部観れるか?アタシ』と自分に問い掛けながらダラダラと観ていた。30分過ぎ辺りからが展開が一変する。そこからが『えげつない』オンパレード。ピエール瀧と日野の2トンのCM(名前が分からない)のオジサンが凄まじかった。レンタルで観たけれど映画館で観たかったなぁ " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "脳にこべりついて離れない映画\n 見たのは結構前で見た時はコエ~...と身震いしたのですが、単調な映画はあまり好きじゃないのでまぁまぁかなと思っていました。ですがあれからサスペンスやヤクザ、裏社会の映画を見る度、つい比べてみてしまい、あぁ...凶悪はもっとえげつなかったな...すごかったな...と思い出してしまいます。いい意味でも悪い意味でも忘れられない映画、面白くてもすぐ忘れてしまう映画とは一線を画す名作だと感じます。 " + }, + { + "date": "2017-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悪とは何なのか?\n 凶悪。タイトル通りの「悪」を描いた映画。解りやすいリリーフランキー、ピエール瀧の暴力的な悪。何気ない一家庭から借金の為に家族を売る悪。命を軽んじ、利益・ウケを重視する悪。面子を重んじ、真実を隠蔽しようとする悪。仕事・使命を理由に近しい人を苦しめる悪。一見解りやすい悪を描いただけの作品の様に見えて普通に日常の中にあるが見逃している、見ないようにしている悪までも表現しておりすごい作品だと思った。また、見ようによっては未解決事件の真相究明を手伝い、宗教に入り悔い改めようとし、死刑判決を取り下げられた須藤に対して「お前は死ぬべきだ!」と発言する主人公もまた過剰に人を裁こうとする「悪」となってしまっているラストは考えさせられるものとなっていた。当初「真実を世間に」という目的で記事を作っていた主人公の目的がいつの間にか「二人を死刑にする事」に変わって行く描写が緻密に描かれていて素晴らしい作品だと思った。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "見終わった後モヤモヤくる作品。 人間は性質が多面的で、視点が変えれ...\n 見終わった後モヤモヤくる作品。人間は性質が多面的で、視点が変えれば違った面が見える。この人は極悪人だ、と思っても大事にしている部下や家庭があったりする。毒にも薬にもならないような普通の家族だって、思わぬ残酷さを見せつける。この万華鏡のような移り変わりが今回は気持ち悪い。そして救いがない。主人公と須藤が変化していく様も異様だ。先生が関与していない事件の話を聞いて、主人公が思わず突っ込み、二人で笑い合うシーン。なんだろー、なんか背中がヒヤリ。勝手に改心して勝手に救われてる須藤に胸糞悪くなり、お前はもっと苦しんでろ!と思ったけど、それを罵倒する主人公を見て、悪人は罰を受けてずっと苦しんでいて欲しい、と願うこの気持ちは何だろうかと感じた。これも業だろうか。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「冷たい熱帯魚」を彷彿とさせる作品。 死刑囚が自分の刑を先のばしに...\n 「冷たい熱帯魚」を彷彿とさせる作品。死刑囚が自分の刑を先のばしにするために、世間に知られていない事件を雑誌の編集者に告白する。借金を抱えている、身寄りのない土地持ち、などを証拠残らないように殺していく。そんなことをしておいて、のうのうと暮らしている先生が許せなくて、陥れるためにと証言する。その理由はあまり重要ではない。亡くなった人と闇に葬られた事件に対しての思いであり、それは編集者にとても共感する。それにしても、ピエール瀧怖い。あの眼力は圧倒される。リリーフランキーのゆるーくもあり凶悪さもある、あの演技はすごい。そんな事件を取材しながらも自分の家庭を顧みないという、現実。その対比がすごい伝わる。大きな事件を追いかけるのがすごいのか、介護をまかせっきりにしておいてもいいのか、ちょっと考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2017-06-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ただただ怖い\n まさに凶悪。実話が元になってるそうで。怖いわぁ。数日間引きずりました。 " + }, + { + "date": "2017-05-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通にありえる近隣の恐怖\n 冷たい熱帯魚をより分かりやすくエンタメしてて怖かったです。こういう実録ものを観てると、隣近所の普通の人達が実はものすごい事件に関係してるってことで…。自分もいつこの当事者(おそらく被害者でしょうけど)になるのか分からなくなるくらい、実は身近の出来事なんだと恐怖しましたね…。 " + }, + { + "date": "2017-04-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "暗い\n 心の闇。怖かった。 " + }, + { + "date": "2017-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "殺人シーンや暴力シーンの魅せ方は好き。 ただ、少し長く感じた。途中...\n 殺人シーンや暴力シーンの魅せ方は好き。ただ、少し長く感じた。途中で、あれ、これ何の話だっけ??笑と思ってしまうくらいには。ピエール瀧とリリーさんはさすがで、2人のシーンはとても面白く、あんなエグいシーンでもクスッとすることが多かった。やってることは常軌を逸してるけど、内面に関して共感できる感情があるから笑えるのかな。さすが。ずっとシリアスずっとグロじゃ飽きちゃうから、そういう部分があってこの思い内容も最後まで見られたかな。全体的にはもやもやを残してくれる映画ではあるけど流れとかバランスとしては……んーって感じでした。主題がわかりにくいかなと思いました。他のレビューを読んで冷たい熱帯魚のことを書いてる人が多かった。確かに冷たい熱帯魚は見ていて引き込まれるというかドキドキするけど、こっちはより自分に置き換えて考えて見られる話だなと思った。信じられないような話なんだけど実話で、一歩間違えたら踏み込んでしまいそうな世界。こんな時自分ならどうするんだろうと考えると、自分も充分こっち側に落ちる可能性があるんだと怖くなる。 " + }, + { + "date": "2017-03-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ネットフリックスで。実際の話がもとになってるなら衝撃的。殺人犯では...\n ネットフリックスで。実際の話がもとになってるなら衝撃的。殺人犯ではなく記者の心の問題がメインで描かれており、問題の投げかけ方が面白い " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "退屈\n もともとストーリーを知っていたからだろうか。のめり込めなかった。 観ていて退屈だった。俳優陣の力量のなさだろうか。モデルとなった事件のおぞましさを表しきれていないし、テンポが悪い。ドキドキしない。園子温の冷たい熱帯魚には到底叶わない。ただ、ジジぶぅの演技はよかった。彼の実年齢を知って驚いた。 " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ずっしりくる\n 凶悪犯。捕まってよかった。描写が生々しい。 " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "人間の本性とか性悪説とか\n 藤井(山田孝之)と須藤(ピエール瀧)の人間性が変化し、それらが交差していく様を楽しむことができるかどうかが、この映画を楽しめるポイントになると思う。ビジュアルからも言動からもその変化が読み取れる中、最後のワンカットでは完全に2人の立ち位置が入れ替わってることを表現していた。人間のコアにある欲求が「殺人」や「神」を拠り所にして徐々に露出し、その果てに人間性までをもすり替え、須藤は救われ、藤井は本来最も大切にすべき家族をある意味では殺してしまう非常に胸糞の悪い映画である。現実の誇張である映画作品にいかに没入できるかという点においては秀逸だったし、池脇千鶴含む女優陣のアンハッピーオーラは素晴らしくアクセントになっていたと思う。 " + }, + { + "date": "2017-02-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "どんより\n この手の映画は数日引っ張られるので苦手。でも怖いもの見たさで観てしまう。映画に罪はないかもしれないが評価は低くしておこう。 " + }, + { + "date": "2016-12-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日常とかけ離れた恐怖\n 死刑囚が告発した話が元になっているという。まずは原作を読んでみたいと思った。淡々と話しが進んでいく。人を信じることが怖くなるような気がした。ああいう世界で生きている人もいるんだろうなと思った。普通に暮らしていたら接点がないけれど、この映画の中で起きていたことはこの世の中ではほんのありふれた一部だろうと思う。ひょんなことことから普通の世界の住人が接点を持ってしまったら…、映画の登場人物のように怖い思いをして、破滅へ向かうのだろう。その中をかいくぐれるのは頭がよくて、少し壊れている人なんだろうな、と思った。 " + }, + { + "date": "2016-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当にあった事件を縮小している\n 本当にあった事件を縮小している " + }, + { + "date": "2016-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見るタイミングを間違えました。引きずる映画です。\n 楽しみにしていた映画『聖の青春』・気になっていた映画『怒り』を見に行く前に、軽い気持ちで観てしまいました。おかげで優しい師匠役のリリー・フランキーにも刑事役のピエール瀧にも違和感が。二人とも『凶悪』での役にしか見えない。そのくらい引きずる映画です。実際に起きた殺人事件を映画にした作品で、犯行の手口もゾッとするものなのですが、犯人たちの感覚の方が怖いです。例えば3つの事件のひとつ・保険金殺人事件。泣いて助けを求める老人にリリー・フランキーは大はしゃぎで無理やり酒を飲ませるし、意識を失った老人が水風呂につけられている横でピエール瀧は普通にシャワーを使います。どんな人にも凶悪な一面はあり、一歩間違えたら犯罪者にもなりうる…という内容もありますが、根本的に感覚の違う人間もいるという事実が印象的な作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "印象に残る映画。味は良くないですけど^^; 山田くん演じる役がどん...\n 印象に残る映画。味は良くないですけど^^;山田くん演じる役がどんどん危うい感じになっていって、消化不良な感じが印象を深めた感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n リリーフランキーとピエール瀧がキャッキャ言いながら人を殺していく映画です。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど…\n 普段あまりサスペンス系は見ないので刺激的ではありました。考えさせられることが多くありました。でも、なんだかブルー。 " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "初見\n 見入るけど、なんかモヤモヤするわ〜(´Д` ) " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "山田孝之よりリリーフランキー\n ものすごい狂気…生き埋めシーンはわりとトラウマ…最後まで目の離せない恐ろしい映画でした。リリーフランキーの演技はものすごいけど、ピエール瀧は微妙だった " + }, + { + "date": "2016-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一線引いて観た\n 事前に仕入れた友人の感想やここでのレビューをみて相当覚悟を持って観始めたからか、グロすぎる場面もある程度の距離感をもって傍観できたが、コレ…知らずに見て、内容に入り込みすぎたら、しばらく脳裏にこびりついて離れなくなる場面だろうなという場面がチラホラ。演技力はみな言うまでもないですが、印象的だったのは、先生と須藤の、死体を前にしての「殺しちゃったよぉ」「人間なんか簡単にコロっと死んじゃうんだから仕方ないよ先生ぇ。」という会話。その笑顔とそのノリで話す話題ではないだろ!と、大きな違和感と共に見ました。ふつう、映画やドラマって犯罪モノであったとしても登場人物のいずれかの人にはほんのわずかでも共感できる部分があったり、感情移入する部分があったりするものだと思ってたのですが、誰1人として、その心理状態に共感できる人がいなかった…それは私自身が、あの酷な環境に1度も身を置いた事がないからだと思うのですが。じゃああの環境に居たら自身も少なからず殺人やそれに準ずる行為に対して慣れたり麻痺していたのかと思うと、人間ってどこまで悪くなれるんだろう…とそら恐ろしくなりました。。あ…いや、藤井の奥さんのような、痴呆の義母の介護に心底疲れ果てボロボロになっていく様には、自身も想像上では共感できたか、、 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "元気のないときは観ないで\n なんか衝撃的なラストがあるのかなと思ったけど、展開はいたってかたにはまったものだった。だーれも救われない。 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ\n ニーチェの言葉を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに凶悪である\n すごく、胸クソ悪い。リリーフランキーはすごいと思う。あんなに純粋に悪を感じられる。最後は明言はないけど、結局、人間は変わらないのか…という怖さが残る。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思わず\n 見入ってしまう内容。山田孝之の真実に向かっていくのと、ピエールの狂気、リリーの先生としてのキャラ。どれもマッチしていて、どれも狂ってましたね。迫力ある良作でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに凶悪。\n なんとも言えず、いやぁぁぁな感じで終わっていきました。。でも、最後のシーン(山田孝之さんとリリー・フランキーさんの場面)は撮り方含め秀逸過ぎて!!!始まりがあんな感じなので、私からしたら最悪、途中で観ることをやめてしまう可能性があったのですが…結局最後まで観てしまったのは、役者さんの迫力に尽きるかと思います。それでも、ちょっとこの後、笑える作品を観たくなってしまう(笑) " + }, + { + "date": "2016-04-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪よのぉ〜\n ストーリーはこれといって印象に残らなかったのですが、山田孝之、ピエール滝の演技が良く最後まで観れました。 " + }, + { + "date": "2016-04-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "陰惨。\n 同じ国の出来事とはとても思えず、あまりのショックで鑑賞後はしばらく動けなかった。日本人として観ておくべき、知っておくべき作品。リリーフランキーとピエール瀧が怖すぎる。もう2人をまともな人として見られないほど。圧倒的な演技力。 " + }, + { + "date": "2016-04-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心拍数上がりまくり\n 最後の終わり方と、この映画のテイストは違うかなと思った。でもすごく怖かった。山田孝之の目つき、リリーフランキーの狂気性、何より借金がこわいピエール瀧の演技はちょっと違和感があったなにが悪か、ということに焦点を当てているだろうに、なぜかリリーフランキーとピエール瀧がすんごく悪に描かれてて山田孝之がただの正義に見えたあの保険金家族がいちばん怖かったかな、あの食事のシーンとか " + }, + { + "date": "2016-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技が‥\n 山田孝之・ピエール瀧・リリーフランキーの演技がリアル過ぎて凄かった殺し方が酷くて途中気持ち悪くなる位でした実際問題もいろんな殺人事件がありますが闇に埋もれている事件が沢山ありそうで…凄く怖いだけしか残りませんでしたジャーナリストも真実にたどり着こうと家族を犠牲にして追求していきのめり込んでいく映画だからではなく実際あるんだろうなって感じました " + }, + { + "date": "2016-02-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、この三人の役者の演技がす...\n 山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、この三人の役者の演技がすごかった。とくに、酒を飲ませてじいさんを殺そうとしてるときの、リリー・フランキーの笑顔が逆に恐ろしかった。「殺しちゃったよー」「大丈夫ですよ先生」こんな感じのやり取りがあって、もう感覚が麻痺してくるわ。焼却炉で人焼いてんのに、それみて肉食いたいとか怖すぎるわ。 " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "これを凶悪と呼ばずして何を凶悪と呼ぶのか\n これが実話を基にした映画だと言うのだから驚きです。勿論、多くの部分で脚色はされているのでしょうが、架空の話ではなく現実に起きている話だと考えると、身震いしちゃいますね。単純に事件そのものだけを考えても、もし死刑囚が告発しなければ間違いなく闇に埋もれていた訳ですから、こう言った老人を食いものにした事件がおそらく山ほどあるのだと考えると、本当に恐ろしい限りです。しかもその見せ方がまた凄まじかった。まず分かり易い悪人2人の行動、そして演じたピエール瀧とリリー・フランキーの演技がとにかく強烈過ぎて、トラウマになりそうですよ、これは。R15指定なんで、それなりにヤバいシーンはあるんだろうなと思ってはいましたが、想像を遥かに超えてました。ヤクザだけにエグさが半端じゃない須藤の行動もさることながら、先生の面白がって茶化しながら人を殺すその様は、胸糞悪くて仕方なかった!徐々にエスカレートしていくその姿、感覚が麻痺するって本当に怖いね・・・。この2人の行動だけでも十分過ぎるぐらい凶悪だったのですが、それだけでは済まないのがこの映画の凄いところ。凶悪とは無縁の、いわゆる普通に生きている人達も、一歩間違えれば凶悪と呼ばれる存在に成り得る、そう強く訴えかけてきているところに、思わず唸らされましたよ。殺された老人達の家族、事件を追う記者、記者の家庭、司法の穴、いろんなところに凶悪に成り得る存在が潜んでいて、本当に恐ろしかったです。自分はそんなことには無縁だ、そう思っていてもいつ自分が悪に染まるか分からない、それが世の中の怖いところなんですね・・・。特に山田孝之演じる藤井記者と池脇千鶴演じる奥さんのやり取りが印象的。奥さんの言葉が確信を突き過ぎていて、ズシリと来ました。これからますます深刻化する高齢化社会、この映画のように人間が更なる凶悪な存在へと変貌しなければいいのですが・・・。しかしピエール瀧、リリー・フランキーの演技が脳裏に焼き付いて離れない・・・凄すぎ! " + }, + { + "date": "2015-11-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ピエール瀧さんトラウマ級の演技\n 原作も見たのですが、これはこれで凄く怖かったです。特にリリーさんとピエール瀧さんの演技は凄かった!須藤が藤井に襲いかかったシーンは本当に怖かったです! " + }, + { + "date": "2015-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "極道もの\n 役者の演技は評判通りの素晴らしさ。凶悪というのはかなりストレートなタイトルですね。現実的な内容のため考えさせられる部分も多々あり、制作側の意図も伝わってきた気がした。深読みし過ぎずに観た方がいいです。タイトル通りの作品。 " + }, + { + "date": "2015-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "意外と現実的\n 借金返済のために家族に保険金をかけて殺して残りの家族は生き延びようとするとか、殺しのシーン以上にリアルでグロい。何よりも自分を優先してしまう人間の性と狡猾さが描かれている。ピエール瀧もリリー・フランキーも良く演じきっていると思う。でも人間誰しもこれを演じることは出来る気もする。 " + }, + { + "date": "2015-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リリーフランキーが怖すぎる 悪役なんてイメージがない、いい人そう、...\n リリーフランキーが怖すぎる悪役なんてイメージがない、いい人そう、そんな人が平気で人を殺していくなんて怖い段々慣れていく、そしてあの笑顔がこれまた怖い死体焼きながら肉食いたくなってきちゃったな〜とかあたまおかしい冷たい熱帯魚好きだったらこれもおすすめしますあとは山田孝之が知らず知らずのうちに引き込まれていって気がつけば離婚そして、一番殺したいのは、、、 " + }, + { + "date": "2015-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "狂悪\n ピエール瀧、リリーフランキー の演技を観るだけでも必見の映画。私は作品の雰囲気に影響を受けやすいので体調が絶好調の時に観ました!それでも観終わった後は ズッシリと。他人の事をこれっぽちも考慮せず欲望のままに行動できる、究極の自己中ばかりが登場。演技、演出が突出して良くなければ とても観れたもんではありません。それだけに、監督、役者の凄みが分かる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人が怖いですね\n リリーフランキーの演技がなんだかリアルで怖かったです。こんなブラックな世界も世の中には実在するのだろうなと思いながら見る作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リリーフランキー\n 山田孝之が出てたので観てみたけど…いやぁとんだトラウマ製造機だった…ノンフィクションてのがまた心にくる!にしてもリリーフランキー怖っ!他の映画で観ても鳥肌たつ(;゚д゚) " + }, + { + "date": "2015-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手では...\n 冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手ではないがこの映画は登場人物全てが何かしらの狂気に満ちている。ピエール瀧とリリーフランキーの演技が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "人の怖さの一種。\n 実在の事件の映画化。保険金殺人、地上げなどの殺しが罪悪関係なく行われること、全く簡単なことのように描かれる。人を殺める事になんのためらいもなく、あるのは金への執着。持つものから奪う、ただそれだけの事。リリーフランキー、ピエール瀧演じる実在の犯人は一言で言えば箍が外れた人間。けれども彼らが殺人を時に楽しむように犯しながら、自分の身内には甘く、暖かい家庭(のようなもの)を大切にしている。かたや借金の返済のために父親を依頼殺人する家族の地獄感たるや、彼らは借金から逃げれたが、次は罪悪感から逃げ続ける事になる。普通の凶悪でない人々がまるで伝染病のように悪に蝕まれていく様を見事に描いている映画。これは事件を追う山田孝之を同じで、事件の真相に近づくにつれ、どこかで楽しいというか、もちろん使命感が大部分なのだが生きる実感、レーゾンドートルのようなものに取り憑かれるが故に彼らの死を願うようになっていくのもまた伝染病の一種なのか。ラストで山田孝之の母親を介護施設に入れるシーンは難しい。これは施設に入れるのと殺してしまうのは殆ど一緒なのではないか?という演出にもとれるし、全く違うのも間違いない。殺してしまうのと、施設に入れて介護するのとでは全く違うのだけど、心情的には一緒なのでは、という描き方。瀧が酒を飲ませて殺すシーでの焼酎にシャブをいれて指でかき混ぜ、「さぁ行くぞぉっ!」と飲ませるシーンは秀逸。 " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々\n ストーリーには惹かれるものがあるのだけれど、観終わった後イマイチ盛り上がりに欠ける感じがしました。リリーフランキーの演技が評価されてるレビューをよく見かけますが、正にその通りでした。拍手。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "山田孝之の役をもっと正義感あふれるいい記者にみせといたら最後に活き...\n 山田孝之の役をもっと正義感あふれるいい記者にみせといたら最後に活きたのになぁと。なんとなく好感もちにくい記者でした。ピエールさんとリリー・フランキーさんは見事で、もうああいう人としか思えない。 " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。 この二人...\n リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。この二人以外にも色々な人の怖さが見れる。人間誰でも狂気の部分があるのではないか。それが思いっきり外に出ているか、内に秘めているか。山田孝之を含めたこの三人の演技が素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2015-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お金は怖い\n すごい作品です。お金の為なら何でもするみたいな輩の実際にあった事件らしいです。狂気じみた実行犯の裏表が、本当に気持ちが悪い~_~;没入感かなりあります。俳優さんが良いのか最初から、目が離せない感じです。ピエールさん怖い " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怖いなぁ\n とにかく恐ろしい。狂気 " + }, + { + "date": "2015-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "狂気の連鎖\n 元暴力団員で投獄中の死刑囚、須藤順次(ピエール瀧)からの手紙を受け取った記者の藤井修一(山田孝之)。藤井が須藤のもとを訪れると、須藤はまだ公になっていない余罪三件に自分が関わっていると告発し、それらの首謀者はいずれも「先生」と呼ばれる男、木村孝雄(リリー・フランキー)であると告げる。自分が死刑判決を受けた今も、「先生」が罪に問われることなくのうのうと娑婆で生きていることが許せない須藤は、自分の告白を記事にして「先生」を追い詰め、罰を与えることを望む。上司からは、記事にならないから取材をやめるように言われた藤井だが、何か引っかかりを感じて裏付けを取っていくうちに、次第に須藤の話を信用し始める。藤井の取材は、須藤と木村が引き起こした幾多の凶悪犯罪を次々と白昼の元に晒すこととなり、それらを目の当たりにした藤井自身も、いつしかその狂気の渦に飲み込まれていく。え、山田孝之が悪い奴の役だとばっか思ってたんだけど!全然違ってワロス!ピエール瀧は最近ドラマ「64」で観たけどそっちのキャラと全然違った。2人とも好きな俳優さん!❤️じいさん殺害の三件目は原作で読んだの覚えてて、読むの辛かったなぁ~って思い出した。生きている人が苦しみながらじわじわ死んでいくのってフィクションでも見てて苦しいよね~、、、当たり前だけどさ、、、でもじいさん役の人の演技が下手で、助けを求める姿に感情移入の度合いが高まらなかったのは逆に良かった。笑最初は先生焦ってたのに、いつの間にか死体と一緒にシャワー浴びたり、鉈で死体をバラバラにしたり、そういうことが平気になって、徐々に人の死に何も感じなくなっていく様子が怖いわー。先生の洗脳によって最後はもう誰も信じられなくなっちゃってね。五十嵐の件は須藤が可哀想。その件が、獄中から告発文を書くモチベーションになったってのは納得がいくよね。ピエール瀧とリリー・フランキーはいい役も悪い役もしれーっとこなすし、山田孝之はアホみたいな役も真面目な役もしれーっとこなすから、凄いね。大満足だけど、もう一回観るか?と聞かれたら観ないと思うので星は4.5。しっかし池脇千鶴と大島優子ってなんでこんなに似てるんだろー。こないだ観た「スイートリトルライズ」なんか二人とも出てるから狙ってるのかと思ったわ。 " + }, + { + "date": "2015-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとしつこいかな\n 本意は? と聞かれて誰がどう答える?エネルギッシュな映画で見ごたえがある。が、少し酒を飲ませて殺すシーンが長く、しつこい・・・・そんなに時間が必要な大事なシーンなのか?これさえなければ良い映画だったのに、残念です。 " + }, + { + "date": "2015-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重い\n が、キャストが完璧。怖い… " + }, + { + "date": "2015-04-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "名優揃い。\n リリーフランキー、ピエール瀧、山田孝之、素晴らしい俳優ばかりでした。狂気に満ちあふれています。後味の悪さがこの映画のクオリティの高さを物語っています。が、内容が内容なだけに、もう観たくないです。恐ろしい。 " + }, + { + "date": "2015-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "Best of ピエール瀧映画\n アナ雪、そこのみにて光り輝く、ウシジマくん、と観てからの鑑賞。各役者の演技の幅広さに感心する。特にピエール瀧。オラフのようにカワイイ役から、今回の「ぶっこむゾ、コルァ〜」と叫ぶヤクザ役まで、振れ幅がスゴイ。この人、マジで怖い… " + }, + { + "date": "2015-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "固唾を飲み続ける。 そんな緊迫感がずっとある。人を殺すシーンは逆に...\n 固唾を飲み続ける。そんな緊迫感がずっとある。人を殺すシーンは逆に軽いノリのようにトントンいく、躊躇はないむしろ楽しむ。これが真実であるなら絶望ですね、真実ベースですので絶望してます。むしろ全フィクションだとしても眼を疑うが。クソみたいな人間の悪をギュッと詰め込んだ存在。それをピエール瀧とリリーフランキーが絶対的に演じきってます。常軌を逸した言動、表情、存在ですね。存在が常軌を逸してる。刑務所で少し変わるピエール瀧。しかし、やはり変わってない気がする。ゾッとする存在であり続ける。改心などしていないよ。復讐にたぎっているだけ。リリーフランキーは、対峙する法廷での表情が罪の意識など微塵も無い生を望む生き物としての見本のよう。これが本当の人間の姿なのかも知れない。そんな様に思わされる。完全には否定できない気がする。それでも否定しなきゃ。。。山田孝之はそれを全身全霊で否定しようとするが、実際はそんな自分に救いを求めてるだけなのかもしれない。小さな自分の中の凶悪を否定したいのだ。好演だと思う。山田孝之演じる藤井は引っ張られるように引き込まれて取材を続け、真実を明らかにしていく。山田孝之自身、不満の残る演技だったようだが、あれ以上は難しい気がする。むしろ、凄いと思う。両隣にあの2人の役、役者がいてだ。それ程の存在感が彼等にはあった。怖いっす。 " + }, + { + "date": "2015-03-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "怖い\n 本当に人間とは恐ろしい。観ていて「冷たい熱帯魚」と重ねてしまう所があった。しかし言いたいこといまひとつ分からなくて、期待はずれだった。 " + }, + { + "date": "2015-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の\n 『一番殺したいのは…』という言葉にハッと気付かされました。中盤から殺人犯を追うはずのジャーナリストの目が、最も狂気に溢れていたようにも見えました。あと妻が『自分だけは違うと思っていた…』というニュアンスのことを話すシーンも…。『凶悪』という言葉について考えさせられる映画でしたね。まぁ、とにかく須藤役と木村役のお二人のハマり具合が見事でそれだけでも見る価値はあったのかな、と。楽しめました。 " + }, + { + "date": "2015-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ぶっこむ\n 物語の最初から最後まで、ドンヨリとした空気で進んでいくので、観終わった後に、ドッと疲れが押しよせてきます。良い意味で後味の悪さがきいてます。そして、なんといっても特筆すべき点はピエール瀧の演技。恐ろしくイカれた役を演じていたが、もはや素で演じてるんじゃないかと思うくらい、そういう人にしか見えなかったです。観終わったあと、しばらく頭の中から「ぶっこむ」が離れませんでした。笑リリー・フランキーもとても良かった。山田孝之は全体的に抑えた演技だったので、どうしても前者の2人に埋もれる感じになりましたけど、しっかりとした演技で作品を支えています。池脇千鶴も然り。万人受けする作品ではないですが、役者陣の演技を観るだけでも一見の価値ありです。 " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ブッこむぞ!!\n とにかく人を殺す乗りが軽いよ!人焼きながら、「肉食べたくなっちゃったなあ」ってw「ついカッとなって殺っちゃったよw」ってw「おれにもやらせてw」ってw不謹慎といえばそれまでかも知れないですが、不謹慎も度を越すと笑い(笑)に変わるんですね " + }, + { + "date": "2015-03-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく怖い…\n 怖いだけの映画です。個人的にキャストが良いので、もっと考えさせるような内容があるのかなと思って期待していましたがそんな事はなく…怖い、不快な映画でした。とにかくリリー・フランキーが怖すぎる…。日野トラックのCMで「トントントントン日野の2トン」を見るだけで恐怖です(笑)救いなのはピエール瀧の演技が素晴らしかった事かなぁ。完全に山田孝之が食われてましたね。 " + }, + { + "date": "2015-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングと長回しによる緊張感,あとに残る棘\n キャスティングと長回しによる緊張感,あとに残る棘.特にピエール瀧とリリー・フランキーの存在感と怪演.「ぶっこんじゃおーか」という軽い調子の台詞が頭に残る.力作! " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "重いけどおもしろい\n 展開にひきこまれた。そんなに派手なシーンがあるわけじゃないんだけど、何が起こっていくのかドキドキしっぱなし。 " + }, + { + "date": "2015-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "俗っぽく安っぽいから重い凶気\n どこぞの渇いた映画とまるで対極にあるように思える映画。人を殺す意味に安っぽいリアリティがある。舎弟の盲信っぷりもそれに拍車を掛けてくる。さらに金、土地よりも明らかに生の価値を軽んじている。その癖聖書なんて読み出して前向きに生きようとするその厚かましさ。ものすごく命を安く見積もってる。恐ろしい。他の人も書いているけど、お爺さんの懇願を尻目に殺していく様はこれフィクションだよね?この人達演技だよね?と思わずには見れない程酷いものでした。認知症の母とそれを世話する嫁と暮らしながら仕事に逃げるように没頭する様も見てて辛い。あっという間に最後まで見終えました。本当の狂気もとい凶気は卑しくて近い存在であると、この映画は見せてくれました。人には決していい映画として勧められないけど、素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに共悪。\n 公開当初、観ようか否か迷った作品。凄惨な場面はやはりエグかった…しかしながら観ていて考えさせられる事も多く、ただのバイオレンスものではなかった。 ラスト、木村¨先生¨の指差す方向によっては何も残らない作品になる可能性もあったけど、あれで良かったです。かなりキツい場面もありますが、良作かと思います。年始早々観るものではないですが(笑) " + }, + { + "date": "2014-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "本当にいそうなヤバい奴ら\n リアルに怖い。もちろん実際の事件をベースにしてますが。。冷たい熱帯魚よりは観やすく、好きですね!普段のピエール瀧と違い過ぎてて本当に凄い! " + }, + { + "date": "2014-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人が死ぬということ\n 人が死ぬということはその人のこれまで生きてきた時間を止めること。当たり前なことなのだけれど改めて身にしみた気がします。「死」があるからこそ「生」があってその対比がすごく上手いと思いました。山田孝之演じるジャーナリストが物語が進むにつれて目が綺麗に澄んでいく末。生きていくことの正解ってなんなのでしょうか。生きていくだけでは駄目なのでしょうか。 " + }, + { + "date": "2014-12-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "真の凶悪は新潮の記者じゃないか\n 映画としてはよく出来てると思うのだが、真実とはこんなものだろう。つまり救いがない。犯罪者側にも裁く側にも。藤井という記者の妻が介護疲れで喚くというクダリ、要らなかったんじゃないか?と思いつつ見ていたが、藤井に対する嫌悪を増幅させるために丹念に何度も何度も入れていたような印象を受けた。どの俳優さんも好演していると思うし、登場してくるようなヤクザものも現実社会で見たことがあり、共感を覚えなくもないが、もう一歩「社会不適合者」の心の中の描写が欲しかったような気がする。お線香のシーンはまぁ、唯一救いのあるシーンだったかな。 " + }, + { + "date": "2014-12-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リリーとピエール\n 『凶悪』と言うタイトルのインパクトは絶大だ。社会現象を生んだトールマン・カポーティの小説『冷血』に匹敵するほどに。凶暴なヤクザの幹部と「先生」と呼ばれる 不動産ブローカーが結託して、身内の家族も見捨てるような借金まみれの老人を、いたぶりながら殺害する場面は背筋が寒くなるほど凄惨であるが、リリーとピエールの軽妙なやり取りによって、どこかコミカルにも映る。そして本当に怖いと感じるのは、高齢化社会を食い物にする新たなる闇のビジネスの存在。老人ホームは金を生み出す油田だと「先生」は不敵に笑いながら言ってのける。お金の魔力に取り憑かれてしまった人間には罪悪感なんてモノは一切ない。それは家族の絆さえも簡単に断ち切ってしまう。現実社会でも、身内による保険金殺人が後を絶たないのも頷ける。 " + }, + { + "date": "2014-12-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "忘れられない\n 随分前に見ました。そのとき、確か16歳でした。R15をギリギリ超えた、くらいでしたね。感想は見なけりゃ良かった、でした。ずっと心に残って、忘れられない。怖い、とか胸くそ悪い、とかそういう言葉で表せないわだかまりが残りました。人におすすめはできないけど、見た人と感想を言い合いたい。そんな映画でした。リリー・フランキーさん、ピエール瀧さん、どちらも圧巻でしたが、一番私の心に重く残ったのは山田孝之さんでした。絶妙でした。正義感を持つ記者が、だんだんと家庭をも省みず、事件にのめり込んでいく様。見たくない、けれど目を離せない。そんな自分の心理にかぶるものがありました。見終わった後に、私が感じていたのは何であったのか考えました。何があったのか、知りたいという好奇心。人間の凄惨な部分を見たいという怖いもの見たさ。そして私がそれを楽しいと思ったか。そう考えていったとき、自分の中に潜む\"凶悪\"に気づきました。おじいさんに酒を飲まし続けるシーン。怖かった。けど、私は映画を見るのをやめなかった。そこには何か楽しみがあったのではないか。それを指摘されたのが、ラストのリリーさんの演技でした。善良だと思っていた自分の像が崩れました。須藤、木村と通じる部分を自分は持っている。そのことが、ただ鬱々と私の胸に横たわります。鑑賞からしばらく経って今、こうして感想を言えますが、おすすめはできません。けれど、忘れることはできない作品なんでしょうね。まだ、二度目を見ようとは思えません。長文、失礼しました。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "『凶悪』\n ピエール瀧の不気味な存在感にハマる、圧倒的な怖さでした。松岡依都美の思い出話に煙草を吸うシーンが凄い良かった。池脇千鶴の頭を叩かれ続けるシーンもイイ。ラストのリリーフランキーの指先だけの演技、観てるこっちが消化不良の余韻を味わった。 " + }, + { + "date": "2014-11-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "犯罪パートと記者パートのギャップ\n 2005年に雑誌『新潮45』が報じた「上申書殺人事件」をベースに、その取材過程を含めたノンフィクションのルポルタージュ原作をクライムサスペンスとして映画化。殺人事件で死刑をまぬがれない状況にある受刑者が、別の3つの殺人事件を告発するという、前代未聞の出来事を、事件を過去に遡って明らかにしていくパートと、告発を受けた雑誌記者の取材過程のパートと、2段構成が交互に描かれていく。本作は、受刑者を演じるピエール瀧と、共犯者であり首謀者である「先生」と呼ばれる男を演じたリリー・フランキーと、この二人の演技が、非常に素晴らしい。正直いって、これまでこの二人にこんな演技を期待したことがなかったが、こんなにハマり役があるとは二人揃ってあるとは、本作を見るまで想像することもなかった。「映画はキャスティングで決まる」と言われるが、まさにこの二人の配役の見事さと、そのハマり役を見事に演じた二人に脱帽である。この二人が演じた殺人犯の役作りは、『復讐するは我にあり』で緒形拳が見せた鬼気迫る演技を魅せられた時の衝撃を思い起こさせる。さすがに、あの時の緒形拳に匹敵するとは言わないが、二人のハマった演技は筆者の記憶に残り続けるだろう。この2人が殺人や犯罪を犯していくパートが鬼気迫る演技を見せてくれる一方で、山田孝之が演じる記者のパートになると、どうにもカッたるくなる。そもそも、僕は本作のように事件を解き明かす記者が全面にですぎてる割に、映画的な工夫もないような作品は、あまり好きではない。本作の翌年に公開された『白ゆき姫殺人事件』のように、ミスリードを誘う役割や、間抜けで身勝手な視点という役割を担った狂言回しとして、記者が登場するのは良いと思うが、本作はそういう映画的な役割を与えられていない。要するに、原作の新潮編集部の自慢気が鼻につくのだ。そもそも、この記者は、取材対象に対してくだらない正義感を振りかざしすぎてる。取材する人間は、もっと取材対象を突き放しているものだ。だから、この記者の取材態度や、裁判での発言、果ては私生活の描写まで、ほとんど共感できない。この記者パートを、もっと扱いを小さくするか、あるいはもっと映画的に効果あるように構成するかしないと、殺人・犯罪パートの緊張感がぶち壊しだ。ピエール瀧とリリー・フランキーが素晴らしいだけに、記者パートの出来の悪さが勿体な過ぎる。その2つのギャップが非常に残念。 " + }, + { + "date": "2014-10-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 期待外れ。普通。 リリーフランキーの仕上がりの良さを見るにつけ「俳優」ってなんなんだろう?と思う。 リリーもピエール瀧も有名企業のCMに起用されるちゃんとしたタレントさんなので、画面上に展開される彼らによる悪魔の所業も「これはお芝居なんだ」と思う事で気持ち悪さを軽減しようとする程度に、よくできた怖がらせ系のエンタテイメントだった。 ナイス! " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "恐ろしかった\n 評判どおりピエール瀧とリリー・フランキーの狂気に満ちた演技がリアルで凄かったです。人を殺すのにノリが軽いし、目の奥がいっちゃっていて怖い。私は殺人鬼にお会いしたことないけれど、絶対いそうだなと思わせてくれた瀧とリリーさんの力量には、★★★★★です。 " + }, + { + "date": "2014-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪に取り憑かれる\n 悪に取り憑かれる人っているんだと思う。これ観てると、本当に思いました。悪は、綺麗なものでも魅了されるものでも無い。エグいもの。言葉は悪いですが、胸くそ悪い気持ちになりましたよ。見てよかったです。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ホントに凶悪\n こわいこわいこわいリリーこわい物語はしっかりしてて見応えもあるけど気持ち悪い知りたくない世界見なけりゃよかった " + }, + { + "date": "2014-09-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "彼らの犯罪以上に恐ろしいこと\n  ピエール瀧、リリー・フランキーが本業の役者以上の存在感。 グロテスクなシーンが多過ぎて、鑑賞を続けるのが辛かった。 老人がいつの間にか消えていて、土地やお金が残っている。誰に看取られることもない人々と、残された金に群がる人々。今の日本社会の、どうしようもない側面の空恐ろしさを描いている。 この映画に描かれるような犯罪は絵空事と片付けたとても、老人の介護・福祉といったものでしか雇用を生み出すことの出来ない地方経済は、ここに現れる犯罪者たちと同じく老人たちを食い物にするしかない人々を生み出していく。登場人物たちの残虐性以上に、この社会的な事実にぞっとさせられる。 " + }, + { + "date": "2014-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "非日常的に溢れる狂気に酔いしれる\n 凶悪に徹底的にこだわった作品と言える。非日常的なバイオレンス、不気味なキャスト、複雑な感情の発露が全編通じて感じる。それでも、ただ単にバイオレンスオンリーではなく、何となく頷ける部分があるのは主人公を通して自分にもどこかしら狂気を有すると言うことかも知れない。人を殺すと言うこと。まるでゲームのように軽く執り行われ生命への尊厳や大切さの欠片もなく、ただ感情と欲に取り付かれた狂った人々。観るだけでつらいが惹かれるのも事実。最後にやはりリリーさんやピエールの演技は素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2014-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "嫌悪感\n しか抱かないようなとっても人を嫌いになりそうな映画。金のためだけに簡単に人を殺していく様が描かれ、そいつらがのうのうと大金を手にし生活する。怖いのがこれが実際にあった事件ということ。人間ていうのは本当に恐ろしい生き物だなと思います。演者さんが凄く良く演じてくれてるから、リアリティがあります。「面白い」映画ではない。ただ、ただ震えてしまうような、重い映画です。 " + }, + { + "date": "2014-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビよりよっぽど怖いww\n これが実話とは・・これが本当だったと見てたら・・ ゾッとしたw人間じゃない・・どんなにテンション高い状態で見てもブルーになるほどのある意味恐ろしい邦画です亡くなった方々はこれは死刑にしても浮かばれない・・ほんと・・イカレおやじ!!ソッコー死刑にしてしまえ!・・ と思って見ていた人は私だけじゃないのでは。俳優さんの演技はかなりいいです。幽霊やゾンビより人間の方がよっぽど怖いwww " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖すぎる\n 会社の夏休み最終日に、嫌な映画見ちゃいました。ショックが大きすぎて、身体が重いです。気持ちも重い。ありえない凶悪な犯人を、山田孝之が告発したというスッキリしたエンディングにならないところが、怖いです。また、この作品が名作である理由でもあります。 " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怖いけど。\n ハリボテっぽさもありつつ…怖いシーンではそんなの判別不可能。目を覆いたくなるような内容ではあったけれど、作品が訴えかけるものはキャッチできたと思う。刑務所のガラスのあちらとこちら。そんなもの隔てるものはないのだ。わ!残酷な映画!と目を伏せている私たちは阿呆な顔。記者がのめり込み取材を重ねる…わかるわかる…怖いもの見たさと正義感がたぎってるね。凶悪な「先生」が「先生」たる所以がわからない。お金と言葉を操って人に慕われている様も見えてこないと「先生」の本当の不気味さは伝わらないのではないか? " + }, + { + "date": "2014-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "誰しも凶悪な一面を持つ\n 藤井が最後まで、母親を老人ホームに入れるのをためらっていたのは、自分の追う事件が、子に見捨てられた老人が殺される事件だったからだ。しかし、いつの間にか家庭は崩壊に向かっていて、洋子と母親は暴力関係にあると知る。ここから、一般家庭にも凶悪が生まれうるという訴えが始まる。最後のシーン、藤井は木村と面会をするが、『最も自分を殺したがっているのは、お前だ』と、木村に指さされる。ガラスに映り込んだ自分を見て、藤井は自分の凶悪な一面を発見する。そして、面会室の向う側から、藤井を見たカットがあるが、その風景は、今まで藤井側から見ていた風景と一緒で、犯罪者の世界と、私たちが正常と思っている世界が、交換可能であり、私たちの世界にも凶悪が潜んでいることを感じさせる。一方、凶悪犯である須藤純次は、人間らしく描かれている。慕ってくれた五十嵐を苦しみながら殺す演技、その後やり切れない思いで線香をたく演技は圧巻だ。先生が思い通り逮捕され、宗教に熱心になると、今までと対照的に、無機質な人となり、逆に気持ち悪く感じる。狂気をありのまま表現する人の方が正常ではないか、そんな疑問が投げつけられた様に感じた。全体を通して、物語の構成が素晴らしい。最後まで見飽きることのない良作だ。 " + }, + { + "date": "2014-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "恐ろしいけど見てほしい。\n ストーリーは重くて決していい気分になる映画ではないのですが、多くの人に見てほしい。まずは実際の話というところが、震撼する。藤井の家庭の描写が不要という意見もあったが、昼間に残忍な殺人犯の告白をさんざん聞かされてあの状態の家庭に帰るというところが、ますます陰気な気分に輪をかけるし、逆にあれほど残忍なことをしている2人の家庭は円満だというところが、何とも皮肉。不気味な音楽や陰鬱な映像もいい。リリー・フランキーとピエール瀧が強烈に異常な2人を演じ、主人公の山田孝之はキャラ的には一見普通の会社員なので、下手するとこの2人に全部持って入れてしまうところだが、これがまた素晴らしい。11段階に分けたという絶妙な心理状態の変化など、計算しつくされてた上での演技だと思うが、どの映画でも本当にこういう人なんじゃないか?と思わせる演技力はさすが!凶悪犯2人だけでなく、山田さんの演技ももっと評価されていいと思うし、山田さんにオファーした白石監督はさすが。若い監督の今後が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2014-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "僕にもやらせて。\n この先生の言葉が怖い。人が苦しみ、死ぬまでの過程を楽しんでる。この役を違和感なく演じているリリーフランキーの演技が凄い!そして優しく頬えむ笑顔が歪んでる。須藤の脅迫ぶりも心臓に響くぐらい、本当に怖い。こんな人、現実世界にいるなんて考えられない。子どもの前でSEXしたり、焼却炉に入らないから、死体を切り刻んだり。ほんとに怖すぎ。そして奥さんと姑の問題はどこと繋がりがあるのかは、謎。あれ本当に必要?最後の終わり方が、この映画の後味を決めてる気がする!わたしは好き " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おじいさん役が・・\n 本当に面白かったです。ピエール瀧さんのキャラと奥さんのリアリティが素晴らしいと思います。秀逸なのはリリーさんですね。ああいうリアルクズみたいな人間っているんですよね。高校時代、ヤンキー高校だった我が学び舎には数名いました。そのちょっと関わっただけでわかる深入りしてはいけない感、これがすごく伝わってきました。ラストもよかったです。ただ!!途中殺されるおじいさんがちょっと・・残念でした。せっかくここまでリアルに人物描写しているのであれば、もう少し高齢な人をキャスティング出来なかったのかなあ・・ " + }, + { + "date": "2014-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな意味でスゴイ!\n 役者もみんな良いし、どんどん事件の真相にはまって行く見せ方や凶悪っぷりが半端がなくこっちも魅せられてしまう。悪人と普通の人の境界線。須藤(ピエールさん)の真っ直ぐ過ぎる性格が憎みきれないとこもあり、人間身を感じさせる。妻(池脇さん)を見て見ぬ振りをしている(山田さん)の態度。ノンフィクションなだけあってとてもリアル。木村(リリーさん)が逮捕されてメデタシの単純なストーリーではなくしたのがまたスゴイ! " + }, + { + "date": "2014-07-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "オラフと同一人物?!\n もう吐き気がするほどのシーンが多々でてきて、本来なら目を背けたいんですが、この極悪人がオラフの人?!オラフの声だと感じさせるところを何とか見つけようと、食い入るように見てしまいました。そういう視点では、リリーフランキーさんも「そして父になる」とのギャップがすごいですし、同一人物とはとても思えない、豹変する役者さんたちの演技力に目が釘付けになります。だから、見れるんですよね〜 " + }, + { + "date": "2014-07-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公が正義のヒーローじゃないのがスゴい!!\n スゴくない?実話ベースでこんな主人公像の記者出せるって。別にこれ主人公が普通にドラマ的な正義のヒーローでも成立するんだよね。最後にピエールに騙されたこと知っても、熱くて臭くて中身のない説教すればいいだけで。そっちの方が悪と凡人の明快な境界が出来て視聴者は安心する。鑑賞後の不安感はひとえに山田くんの卑怯っぷり、小心なクズさがあってでてくるんだよね。ピエールやリリーは確かに凶悪だけど、その凶悪さは境界の向こうの理解できない人格じゃなく、僕たちの卑怯さや弱さやクズさのの延長線上にある人格だよと。 " + }, + { + "date": "2014-07-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "恐ろしいわぁ〜\n 実際にあった話しとゆーから恐ろしい。リリーフランキーはすごいなぁ〜!でも本の方が面白かったなぁ。。。あの妻と母の話しはいる??あたしはいらない気がしました。 " + }, + { + "date": "2014-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "構成が上手い\n 役者が素晴らしい。ピエールさんリリーさん、山田君。いいね。脚本の構成が良かったな。山田君がのめりこんでいくためには彼と同じ視点が必要になる。だから、中盤は彼は出ずに回送ではなく事件の流れをドラマでみせていく。それによってラストに歪みがうまれている。この歪みがすべて。しかし、酒を飲ませ続けるシーンは見てられない。映画でもあんなの見たくはない。嘘でもね。見たくないものもあるな。 " + }, + { + "date": "2014-06-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ピエール瀧\n リリーフランキー。園子温を丁寧にした感じ。とにかくピエール瀧がハマッてるだけが魅力。若松孝二の助監督だった割には長過ぎる。 " + }, + { + "date": "2014-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "メッセージが届かない\n むごさはあるけど、でどうしたいのという印象。山田、ピエール、リリーフランキーとがんばってるね、あれじゃつかまるよ、証拠だらけ。 " + }, + { + "date": "2014-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俺を1番殺したいのは、、、\n 誰も知られてない3つの事件の真相を探ることとなった、ジャーナリストの藤井(山田孝之)が事件の真相を探っていくにつれて、自分自身が引き込まれていく姿がなんともいえない◎!先生演じるリリーさんもバッチリはまっていた。最後の先生と藤井の面会シーンは、すっきりさせてくれる終わり方。 " + }, + { + "date": "2014-05-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪いやつがいるもんだなあ\n ある死刑囚の告白から明るみに出る凶行の数々。目を背けたくなる凄惨さなんだけど、ピエール瀧とリリー・フランキーのどこかひとを食ったようなうさんくささでかろうじてバランスが保たれてる。でも日常でこんなやつらには絶対関わりたくない。観ていてとても気分が悪くなった。こんな気分になるとは映画としては成功なのかもしれない… " + }, + { + "date": "2014-05-25", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "「凶悪」とはなんぞや?\n 本作の見どころは、ピエール、リリー、は表面的な凶悪を映画的にわかりやすくしているだけであって、本作のキモは、ジジイをリリーに託した家族、主人公の記者。そして観客の反応。絶対的安全圏で、ピエールのその恐ろしい証言の虜になる。そしてその背後に居る悪をのぞいてみたい、という「本能」のまま、その没頭性は、痴呆の母親と妻へのめんどくさい現実の対応から逃れたい、という彼自身の境遇による。ハネケの「ファニーゲーム(特にUSA)」のわかりやすさをリリーは山田に指さすことで表現する。何楽しんでんだ、てことだ。それはつまり、君たちへの「ピエールの演技が、リリーの演技が」とか言って、彼らの本能的な凶暴性を理解することなく、すごかった<3、で称賛する。そう、他人事なのは、山田も僕たち、君たちも一緒だね。なぜ彼らがそうなったか、は一切説明がないが、しかし山田は、自身の生活の問題は決着として、母親を老人施設に「ブッ込む」までが描かれる。その結論は、金の問題で活きている価値のないジジイを殺す依頼を出す家族と、依頼、すなわち仕事を楽しんで確実に実行するリリー、何がどう違うのか。そう、本作「凶悪」の本質について答えを出してる映画ではないし、「全員悪人」って言ってもいい。もっと言うと、観客だけが「凶悪」といういやらしい映画。俺からすりゃあ、この映画を見て、「冷たい熱帯魚」と同じ、て言ってるヤツが一番「・・」。 " + }, + { + "date": "2014-05-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ブッこんじゃうか!?\n ノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」を原作とする本作。実録犯罪モノとしては映画「冷たい熱帯魚」に通じるものがあります。本作、兎にも角にもキャラが濃い。須藤役のピエール瀧。粗暴さと同時に愛嬌があり、須藤の不思議な、アウトロー的な魅力がよく出ていました。暴力シーンは凶悪そのもの。無頼寿司の梅さんの恍けた姿とは対極の姿。非常に怖かった。そして、「先生」役のリリーフランキー。この胡散臭さを出せるのは、この人しかいないのでは?と思わせる程に胡散臭かった。場面場面でヒョッコリ姿を現す陰湿な凶悪さは直接的な暴力を担う須藤とは別な怖さを持っていました。ただ単なる暴力を行使する話ではなく所々に会話の妙というか、思わずクスッとするような面白さもありました。特に、焼却炉での須藤と「先生」の遣り取り。凄惨な場面なのに思わず笑ってしまいました。あとは死体遺棄時の死体への演技(?)指導。そして、須藤の口癖「ブッこんじゃうか」。映画「冷たい熱帯魚」の中の『透明にする』並みに使いたくなるワードでした。話の作りも時系列を崩す作りになっており、徐々にピースが当てはまる感じが良かったです。冒頭のシーンは須藤の暴力的な凶悪さを説明する役割も担いつつ同時に状況の不透明さがあり話に惹きこまれました。また、後半の須藤の言動の違和感も面白かったです。全く爽快感は無いものの暗い面白さのある本作。映画「冷たい熱帯魚」が好きな方。オススメです。 " + }, + { + "date": "2014-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こういう根からおかしい奴っている\n こういう根からおかしい奴って存在するが、そういうやつって基準が異なるから「まさか悪いことと思わない」んだな。まあしかし「須藤」も「先生」もどこまでも利己的でご都合主義なんだな。おぞましいわ。こんなやつはいること、まともに対峙してはダメなことを再認識した。「主人公もこれはこれで凶悪だ」と言いたいみたいだが、明らかに次元が異なるよ。 " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "最悪の映画\n 監督、演者の思惑通り?言葉は悪いけど胸くそ悪い映画だった。リリーフランキーとピエール瀧の二人の演技は心底楽しんで演じている様にしか見えなかった。そこが最後まで気持ち悪く、何を伝えたい映画なのか全く分からなかった。そもそも、実際にあった残虐な事件をモデルにした映画と知りながら面白半分に借りたのがいけなかった。 " + }, + { + "date": "2014-05-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "後味わるー\n この手の映画はホラー映画の「怖いもの見たさ」に通じるラスト付近の「楽しかったんでしょ?」は視聴者に対する言葉だろう魅入ってしまったがいつも後悔するなー昼に観た「ディズニーとの約束」で心が洗われたが、また汚れた感じがした " + }, + { + "date": "2014-04-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "オチが\n 元ネタがあるだけに逆に現実と思うと怖かった。キャストが良かっただけにラストがちょっと残念。もやっとしてどこがキーだったのか分かりませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄み\n 滝さんとリリーさんの演技だけでも見る価値があると思います。内容的には、もっと細かく詰めて欲しい部分がありますが、とにかく2人が凄すぎる。 " + }, + { + "date": "2014-04-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "どちらかというと\n ウシジマくん観た後に凶悪を観ました。山田孝之さんはウシジマくんのがハマり役だな~と思いました。あまりにも役柄の違いに多彩な役者さんなんだと思うんですけどなんか、驚きとかなくて、ちょっと退屈でした。ただ、悪いヤクザさんの悪い話しをたらたら聞かされてる感じがしました。ごめんなさい " + }, + { + "date": "2014-04-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間の醜さを見事に表現した映画\n この作品は、実話を見事に演出した映画であり、俳優たちの演技を楽しめる映画でした。山田孝之さんは、正義感の強い、少しやつれた記者役を見事に演じていました。そして、リリーフランキーさんとピエール瀧さんは、演技というよりも、この人達、これが、本心なんじゃねーか?とも思える素の演技を見せてくれました。色々な問題提起ふっかけてくれる深い作品でした。正義とは?悪とは?人間とは?それは、この作品を見て、考えてください。私の言えることは、ここまでです。 " + }, + { + "date": "2014-04-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "同じ世界と思えない\n これが本当にあった事だと言う事が恐ろしいが、それは映画の入口で本当に凄かったのは山田孝之の演技だった。事件を追って狂って行く様は「ゾディアック」を思い出した。ポン・ジュノと宮藤官九郎が世界基準の演技について語っていたけど、山田孝之はそれに当てはまると思う。 " + }, + { + "date": "2014-04-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "78点 ピエール滝 の演じるヤクザが怖楽しい\n 現実世界でそら恐ろしいこともあるんじゃの~という物語山田孝之演じる記者を起点にすすんでゆくんだけど みていてソッチ側は感情移入は0だった。   記者が熱くなるりゆうがいまいちピンとこないのです記者のおかんの存在が・・なのだろうけどそこに結ぶ付ける描写が                  不足しているように思う私が夢中になっていたのは  ピエール滝 リリー・フランキーコンビの   極悪なのに、どこかコミカルにみえて怖すぎない安心できる演技だったあんまりマジすぎるキャラでりあるさを追求してたら たぶん途中で映画みるのやめてたくらい暗い内容だったけど この二人の”怖たのしい”演技に釘付けになり最後まで鑑賞サイレン2にピエールがでてきたときは邪魔くさかったけど この映画でみたピエールは すばらしかった。裁判、弁舌中のシリアスな顔~弁舌後のスカっとした顔                  その落差に笑ってしまった " + }, + { + "date": "2014-04-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "悪魔を見た\n 雑誌ジャーナリストが死刑囚の告白を元に、未解決の殺人事件とその首謀者に迫るベストセラー・ノンフィクションの映画化。衝撃サスペンスなら韓国、日本だったら「冷たい熱帯魚」の園子温が真っ先に頭に浮かぶが、まだまだ日本にこれほどの力作サスペンスを撮れる監督が居るとは!長編監督作は本作で2作目、映画監督では若手の40歳。若松考二の下で映画を学んだだけあって、白石和禰監督の演出は本物だ。本作の最大の話題はあちこちで評判になっている通り、リリー・フランキーとピエール瀧の“凶悪”演技。やはりこれには触れずにはいられない。まず、ピエール瀧。事件の顛末を告白した、元ヤクザの幹部で死刑囚の須藤役。オラフとは全然違う(当たり前だ!)、凄みのある演技。穏やかに話していた面会中に突然ブチ切れ豹変するシーンには鳥肌すら立った。そして、リリー・フランキー。一連の事件の首謀者で、不動産ブローカーの木村役。インテリで飄々とした雰囲気を感じさせつつ、ヒヤリとする恐ろしさを秘めた名演技。同時期公開の「そして父になる」では優しい父親を演じ、まるで正反対の役柄には本当に驚かされる。二人は軽やかな殺人トークをしながら手を下す。死体を何かの粗大ゴミのように扱い、須藤は鶏でもさばくように死体を切り刻み、木村は楽しそうにその死体に火を放つ。須藤は何の躊躇も無く老人を唐突に殴り、木村は愉快そうに老人に酒を飲ませスタンガンを当てショック死させようとする。かと思えば、皆で賑やかにクリスマスを祝う。人間はここまで二面性があるものなのか。身の毛がよだつと共に、劇中の池脇千鶴の台詞ではないが、高揚感すら感じるものがあった。この二人の殺人犯は対称的でもある。片や暴力的だが人情があり、片や穏やかだが冷血漢。本当に恐ろしいのは…そう、本当に恐ろしいのは、この二人ではないのかもしれない。山田孝之演じるジャーナリストは、事件にのめり込み、家庭を不幸にしながら取り憑かれていく。例えそれが熱い正義感からでも、一度ハマってしまった人間の心の暗部は底無し沼。韓国映画で「悪魔を見た」があった。この邦題は上手いと思った。“悪魔”とは、チェ・ミンシク演じる怪物的犯人ではなく、イ・ビョンホン演じる主人公が見た自分の心に宿る暗部。それは本作にも言える。悪魔を見た。人間の心の暗部に…。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞後の気持ちの引っ張られが凄まじい\n 実際にあった事件が題材となっていること、あとは出演されてる方の演技が上手であるために、見終わったあとのずーんとした気持ちは凄まじいです。リリー・フランキーもピエール瀧も普段とは全く違った冷酷な凶悪な方になっていました。ご老人の役者さんの演技も、年齢と風貌も合間ってすごく胸に来るものがありました。全く一般市民と思っている人にでも、ご年配の方に対する凶悪な気持ちは芽生える。メッセージ性もあるので、そのあたりのことを非常に考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作に忠実\n 主人公と奥さんと認知症の母の下りは不要だった気がしたけど、他は原作に忠実に描かれており、ピエール瀧の演技力に圧倒された。個人的には私が原作を読んだ時のイメージにほぼ違い出来上がりで違和感なく観れた。この犯人のように、暴露てない事件はまだまだあるような気がする。エグいシーンもあるから苦手な人はやめた方がいいかも。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ぶっ込む怖さ\n ガラス越しの面会室に映るのは自分と相手。イヤなストーリーだったけど、腑に落ちるお話だったので恐怖はあんまりないです。雰囲気や映画秘宝の煽り方で『冷たい熱帯魚』的なモノを期待しちゃうかもしれないけど、こちらの方がきちんと作られてます。 " + }, + { + "date": "2013-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "顔の説得力\n ピエール瀧とリリー・フランキーが真面目に悪人を演じるということで話題になった本作。その通りに映画の作りはいたって正統派。映画的なツイストの手法もあるにはあるがドキュメンタリーか、というぐらいに正攻法で犯罪とその人物を描いていく。センセーショナルな事件に対して、 それがジャーナリズムなのか、好奇の目なのか、真実を知りたいという欲求なのか?を観客にも問うてくる。どこで切れるか分からない男(ピエール瀧)に対して とことん心の底が不明な先生(リリー・フランキー)。全く理解できない人間がこの世には普通にいるという感じが怖い。 やはり映画というより上質な実録ドキュメンタリー観た後のような気分になった。 " + }, + { + "date": "2013-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後味は確かに悪いのだけれど\n もう一度みたいという衝動にかられて二回劇場に足を運びました。リリーさんはあのスタンガンのくだりは絶対に“素”だと思います。いつのまにか瀧さんまた“ぶっこんで”くれないかなぁ…と思っている自分がいます。一応実話ベースなのでそういう期待はしてなかったのですが、オリジナル脚本なら山田孝之がリリーさんと瀧さんの後継者になる展開間違いなし!もうBlu-ray買うしかない。 " + }, + { + "date": "2013-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "沢山の人にみてほしい!\n 2013年で一番面白かった。これを観て何も感じなかったと言う人はいないと思う!つまらなかったと言う人はぶっこむ! " + }, + { + "date": "2013-12-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "産まれて初めて使います。\n 胸くそが悪い。この言葉がぴったりきました。しばらくはフラッシュバックして嫌な気持ちが続き、思い出したくない。辛い、苦しい。まんまと監督の思惑通りの感情になり、かなり後引きました。なに不自由なく暮らしていても、ちょっとしたきっかけで、人間悪人になりえる。世界で一番大切な家族でさえ、荷物になるような感情が私にも芽生える事があるのだろうか?考えただけで涙が止まりません。もう二度とみないし、可能な限り思い出したくないですが、見なければよかったとは、口が裂けても言えない。そんな胸くその悪い映画です。はぁ。。。生きるって。。。苦しい。。。 " + }, + { + "date": "2013-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "高齢者問題を思うと胸が痛くなります。\n 最初の10分間で、すでに“凶悪”です。凶悪という文字を映像にしたらこうなるという見本のよう。しかし、まだまだ凶悪は続きます。人の、特にお年寄りの命を金としか思っていない先生により、確実に金になる方法でもって、年寄りがいたぶられながら殺されます。観ていて、もう、はやく死になよ・・って思ってしまいました。家族に捨てられて、家族の借金のために凶悪犯の手中にはまって苦しめられて、苦しめられて、それでも「生きたい」と言う被害者のお爺さんの言葉に心が痛くなりました。その言葉に何も感じる風もなく、殺すのです。それはもう、仕事を全うするように。記者の妻は、記者の老母の介護がやりきれずのらりくらりとかわす記者に我慢ができず離婚を切り出します。お義母さんの面倒を私一人に押し付けてと。最終、お義母さんは老人ホームに預けられます。この高齢化社会で、人として尊厳をもって生きていくにはどうしたらいいのだろう映画の筋とは違うかもしれませんが、そんなことを考えて心が重くなりました。 " + }, + { + "date": "2013-11-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演技派揃いな作品。\n この話が実話を元にしたフィクションってことは知っていたし、重たい話なのは覚悟していたけれど・・・。こんなことが、実際に日本で起きていたなんて・・・。と思わせる作品でした( ̄_ ̄ i)死刑判決をうけている暴力団役のピエール瀧はもちろん悪人です。それを裏で指示?していた先生役のリリーさんも悪人です。その事件の真相を解明していく編集者役の山田孝之も、私は悪人だと感じました。 " + }, + { + "date": "2013-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "リーリーさんと瀧さん評価あげの映画\n 前情報通り、極悪非道を演じたお2人を鑑賞目的。評価も高い通り、どんぴしゃはまりやってくれた感十分。山田孝之、池脇千鶴が悪いわけではなくも現実ベースの重さの中で、尺がとられた感のみ残る。ただ映画はR15だけあって、好き不好きは分かれるかと・・・ " + }, + { + "date": "2013-11-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "真実は小説より奇なり\n 実話を元に映画化された本作。映画を見る前に、どうしても気になって原作を読んだ。タイトル通り、その凶悪さに驚き、フィクション小説かと疑うほどの衝撃があった。事の発端は、すでに別件殺人罪で死刑が確定している服役囚が、週刊誌記者にまだ明るみに出ていない3件の余罪を告白することから始まる。映画の中では、ドラマ的要素が肉付けされているが、この部分が稚拙な作品にしてしまっている気がして、残念でならなかった。記者の家庭問題や、煙たい女上司の存在など、全く必要性を感じない。むしろ、この事件に奔走する記者の姿を描いて欲しかった。実際、取材をするにも事件の核心人物に接触することはできない。それどころか、取材の動きを悟られないように細心の注意を払い、外堀を埋めるように情報や裏付けとなる証拠をつかんでいく点などはまさにミステリー小説のよう。また、遺体を埋めた場所を聞き出すも、被告の記憶が曖昧で場所の特定ができない。それを地図・地形、風景などわずかな情報から割り出し、足を運び、絞り込む…など、十分ドラマとして引き込まれる作品になっただろうに(しかも実話)。映画では至って軽く、サラリと描かれてしまっている。本当に残念。。。途中退席しようかと思うこと度々…。そんな心残りが大きく残る作品だった。(※原作はオススメ!)唯一、リリー・フランキーさんの温厚さと不気味さが表裏一体になった演技は素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2013-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後味\n 後味のある作品ですね。劇場で観た時は多少の消化不良を感じましたが、後々で考えてしまうタイプの作品ですね。悪と悪の相互関係とか、いろいろ考えたら、ますます不気味で悲しい気持ちになりました。演出も、役者さんたちの演技にはほとんど申し分がなく、見事でした。魂を感じるとか言いたくないですが、魂込めた作品で間違いないです。 " + }, + { + "date": "2013-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは…。\n ハマった…。物語の中で、凶悪の意味がどんどん変わって行く。しかも、「そして父になる」を観た直後だったので、リリー・フランキーの振り幅にかなり圧倒された。 " + }, + { + "date": "2013-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現実に人間の皮を被った悪魔は居るんだな…\n 面白いけど、素直に面白いと言いたくないので、★マイナス1。須藤と先生役、ピエールとリリーさんの演技が自然過ぎて凄い。実話を基に…と言うのが恐ろしい。尼崎の事件もそうだが、私たちの知らないところでは、常識ではない事が当たり前のように起こっているのでは?もしかしたら、自分も巻き込まれる事だって有り得るのでは?と観終わってからが恐ろしい。上映中は、生きている世界、彼らと思考が違い過ぎて「怖い話の映画」でしかないんだけど。私には。劇中でもコントのようみえてしまったシーンもあった。(焼却炉に入らないってとこ)それも、「怖い話の映画」という感覚からだろうな。引き込まれるし面白いです。実話と考えてしまうと面白いと言いたくないですが、観て損したと思う事は無い。須藤の女はどうなったんだろう。あの人も捕まったのでしょうか?あの人も捕まって欲しい。 " + }, + { + "date": "2013-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "瀧の服\n たんたんとした感じでよかったのと、原作の記者が正義ぶってる感じがなくなっててよかった。あとは、ピエール瀧の服とか演技とか。 " + }, + { + "date": "2013-10-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "瀧でかい\n 事件の回想シーン、瀧もリリーさんも異様な雰囲気を醸し出してて、すごく良かったんだけど、そこがメインになってしまった感がある。もっと、記者が事件の真相に迫る描写とかあると良かったのかな。でも結構長かったしなあ。難しいですね。 " + }, + { + "date": "2013-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リリー•フランキー良い!\n リリー•フランキーとピエール瀧がすごい。犯罪者サイドがとても良かった。怖いけれど、もう少し見ていたい、そんな雰囲気。比べて、記者サイドが弱く写ってしまうのは、可哀想な気もした。テンポも良いし、面白い映画だったけれど、これが事実を元にしたフィクションだという事を忘れてはならないと、今は感じている…。 " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い怖い。タイトル通り凶悪。\n はじめは凝視できなかった惨たらしいシーンに話が進むうちに慣れている事に気が付く。恐い。恐怖しかない。実際におこった出来事なんだと思いながら観た。ピエール瀧もリリーフランキーも嫌いになる。山田孝之の安定感も良い。 " + }, + { + "date": "2013-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "瀧の服が面白い\n  殺人鬼の実録映画だと思ってわくわくして見たら、取材者の一歩引いた目線で描いていたのが残念だった。当事者が犯罪現場の真っただ中で感じる興奮や恐怖心を描いて欲しかった。 ピエール瀧がすごい存在感と演技力のある俳優になっていてびっくりした。服がすごいセンスで面白かった。 " + }, + { + "date": "2013-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "凶悪の二面性。\n 凶悪というタイトルの二面性を最後に思い知らされる。 普通の人間が事に耐えられず凶悪化する可能性を、反面教師の如く 最後まで見せつけてくるところが恐ろしい。新潮45といえば「5時に夢中」で木曜コメンテーターの中瀬ゆかりが 編集長を務めていた頃の事件になる(さすがマリー・アントワネット) となるとあの編集長は中瀬!?痩せてるじゃん(爆)なんて思いつつ、 死刑囚の告発による実際の事件を取り上げたある意味ノンフィクション であるこの作品の内容はかなり重い。 ヤクザと不動産ブローカーと記者の「なすりつけ三つ巴戦」に他ならず、 自分達のしていることが分からないヤツほど怖いものはないと感じる。本業が役者の山田に対し、リリーとピエール(なんかフランス人みたい) が仲良し感覚で持ち込んだ演技が却って真に迫り、彼を混沌とさせる。 自分の演技があまりにヘタで死んだ方がマシ、とまで山田に言わせた 今作における苦しみが、そのまんま役柄に乗り移ったようにも見える。 休憩時間に「動物の森」でキャッキャッと遊ぶオジサン二人の演技といい、 保険金殺人の被害者である電気屋(ジジ・ぶぅ)のあの危機的演技といい、 凶悪が真面目を喰いまくってしまう存在感がかなり新鮮。ヤクザの暴力と、それを支配する「先生」こと不動産ブローカーの 凶悪ぶりに唖然としてしまう本作だが、 最も怖さを感じさせるのは、普通の暮らしの中に蔓延っている凶悪。 ことに老人介護におけるそれは淡々としながら凄まじく描かれており、 主人公記者の家庭でも崩壊寸前にまで悪化する。 見て見ぬふりをするのも、面白がって追いかけるのも、金のためなら 魂を捨てるのも、考えてみればみな凶悪になりつつある存在である。 その掬い方が絶妙で恐ろしく、平静に訴えてくるところがなお怖い。 (それぞれの役者の本性を炙り出したような本作。観応えありますよ) " + }, + { + "date": "2013-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凶悪\n 前半の圧倒的な暴力的描写にドキドキそして廃墟のような汚れた家の、恐ろしい物語の始まりを覗く山田くん、彼の演技、力み過ぎかな? りりぃさんほど力ぬけてないよ でもでも彼の目力は、演技を超えて、心に刺さりました。あと、脇を固める役者さん達、すばらしい白石和子さん 吉村鬼婆実子さん おじい様たち・・・瀧さんは、刑務所入りした後、もう少しおなか減量して、リアル感出してほしかった残念。 監督様ありがとう。 " + }, + { + "date": "2013-10-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは予想以上に凶悪で面白い!\n 私は、通常主人公が悪人や、犯罪者という設定のドラマは嫌いなのだ。だがしかし、この作品は文句無く面白かった!この作品では山田孝之演じる主人公のジャーナリスト自身は決して悪人ではないのだが、事件と関わる中で、彼自身が家庭と仕事との板挟みになり、公私共に追い詰められていく。その過程で、彼の気持ちに変化が生れる。その変化こそが、この悪人達に付け込まれるような、可能性をはらんだ、誰にでも起こり得るかも知れない危険な香りがする。そんな同質感を持たせながらドラマが進行して行く面白さに魅かれた。山田孝之は未だ若い俳優だけれども、彼は多才なキャラをこれまで演じて来た非常に巧い俳優だと思う。この映画のラストも、ぞっとする位、このジャーナリストの心の闇、心情が出ていて良かった。そして何と言っても、この映画では最高に超不気味で良い芝居が冴えていたのが、先生と呼ばれる、悪徳ブローカーを演じたリリー・フランキーだ。つい先ごろ公開された「父になる」では、彼は人の良い、人情派の電気屋の親父さんを演じていたが、この映画では、偶然にも、人の良い電気屋の親父に保険金をかけて、自殺に追い込ませると言う逆転の役処には驚かされた。この小心者の先生と言う人物が、次々とピエール瀧演じる須藤と言うヤクザ者を利用して、殺人をさせていく辺りの、背筋の寒くなるような展開から一瞬も目が離せなかった。そしてジャーナリズムの持つ正義の意味についても考えさせられたし、個人の正義感や、良心を持続させる境界とは何か?何が人を犯罪へと駆り立てるのか?などなど、人間の心の闇について色々想いを巡らせられる作品だ。本当に人間の心の中に芽生える憎しみは、初めはちょっとした些細な出来事から、生れるのかも知れない。そしてその小さな憎しみの気持ちが殺意へと変化するのは、そんなに大きな劇的な変化を必要とせずに自然とやって来るのかもしれない。正に誰でも、凶悪になる可能性が有る恐さを感じさせる所にこの作品の面白さが有る。夏前に公開された「二流小説家」では、いかにも精神を病んだ犯人の犯行の動機の、その異常さに驚嘆したが、この作品では、人の善悪を隔てるボーダーラインの危うさに有り、実は、通常高いと思って信じているそのハードルも案外楽々と凡人でも越えてしまう瞬間がある。そんな恐さが、ミステリー要素の全く無い本作が、心の闇と言う人間の心のミステリアスな真実に踏み込んだ面白さが最高だった。この映画の終映後は、それぞれのキャラクターを通して、人間の善悪、人の心の不思議な力を思わずはいられない! " + }, + { + "date": "2013-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "山田孝之の演技力\n 山田孝之×ピエール瀧のやり取りが素晴らしかったです。特に山田孝之はドラマや映画で幅広い役をこなしますが彼が今1番勢いのある俳優さんだと改めて実感するとが出来ました。日を増す毎にヒゲを伸ばし、髪の毛をボサボサにしたり、また時にはヒゲを剃ったり。外見だけではなくその演技力は素晴らしいものがありました。この映画は実話を元にしているとのことで本当にあった事件なのかと思うとゾッとします。特に劇中でもありました(詳しくはネタバレになるので伏せます)が山田さんが警察の人に叫ぶシーン。今の日本には様々な未解決事件があります。その警察の無能さに対して叫ぶ声が凄く響きました。個人的には同じく警察の無能さを世間に示した「桶川ストーカー殺人事件」も映画化してもらい、同じ記者役を山田孝之にやって頂きたい。なぜなら、そのような事件を風化させてはいけない。そこらへんの俳優さんがやると実際におられる被害者の遺族や関係者に余計な哀しみを背負わせることになってしまう。しかし、山田孝之ならそれすらも許せる演技力がある。そう思っています。昔、白夜行や世界の中心で愛をさけぶ等多くのドラマで主演していた頃から今や映画がメインとなってしまった山田孝之さんですが、彼の演技力こそ本当に役者が伝えなければいけないモノが隠されているのだと思います。最後に、長くなりましたがこの映画もそれくらい長いです。恐らく2時間15分くらい。良い意味でですが。この作品は是非劇場で見てもらいたい。以上です。 " + }, + { + "date": "2013-10-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後味は悪い\n 狂気と直に触れあい事件の渦中の人となる作品とは違い、どこか淡々としていて、解体した死体を焼く様は美しくさえ見えるのは、記者藤井のフィルターを通した世界であるからだろう。安全な場所から傍観する者に、同じ現実を生きる池脇千鶴が「楽しかったんでしょう?」と問うと、二重のバリアが破られて、世界のただ中に放りこまれるような気分にさせられ、はっとする。藤井の妻の立ち位置と視点こそ、この映画の最も面白いところだと思う。そこにはいかないけれど、薄皮が剥がれると、どんな闇が飛び出すのかわからない。保険金殺人の一家は紙一重のところにいる。また、最初と最後の山田孝之とピエール滝の対比がすごい。ぼんやもっさりしていた山田が徐々にぎらぎらとした眼差しになり、滝は怒りや憎しみから解放され、涅槃の境地にいる。生き埋めになる老人の姿を思えば、後味はすこぶる悪いが、凶悪はもう一度観たくなる。あと、藤井の上司役の村岡さんが好きです。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "出会ってはいけなかった悪魔が二人\n 須藤と先生、出会ってはいけなかった悪魔が二人。ワイドショー的に知っていた事件ですが、殺してなお平気な顔でズルズル続く尊厳の冒とくを突きつけられると本当に恐かったです。闇に魅入られたかのように取材にのめり込む記者・藤井によって見えてくる凶行。無表情を装いながら揺れる藤井の感情、山田孝之が見事でした。家族のエピソードはちょっと緊張をそがれる感じもしました。悪魔達は恐いが魅力的で、彼等との対決だけで充分見応えがありました。ピエール瀧とリリー・フランキーが違うタイプの悪魔を熱演、恐ろしかったです。どっちも恐いけど、私はピエール滝演じる須藤の、元々地獄の住人みたいな腹のすえっぷりが恐かったです。物証はほとんどなく、告発者は悪魔の片割れ。こんな事件の裁判員になっちゃったらどうしよう、どうしよう…。うっかり寝る前に頭に浮かんで、眠れなくなってしまったよ。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "罪悪感抱いて生きた方がマシ\n この映画の元になった事件はニュースで聞いた覚えがあった。“先生”とか“死の錬金術師”とかいうワードにも聞き覚えがあった。そのときは「世の中怖い人間がいるもんだねえ」くらいにしか思わなかったものだが……ピエール瀧演じる死刑囚・須藤の、冒頭10分で呆気にとられるほどの凶悪ぶり。これを観てもう「嫌なものを観てしまった」という感覚に襲われた。日常のすぐ裏側に、こんな陰惨な世界が広がっているなんて信じたくないが、ちょっと暗がりを覗けばこんな世界がやっぱり存在しているんだろうか?この映画がどこまで事実に基づいているかは分からないけど、そんな不安と薄気味悪さを覚える。リリー・フランキー演じる木村“先生”はもっと恐ろしい。パッと見は温厚そうなごく普通のオジサンだが、オモチャで遊ぶ子どものように無邪気に笑いながら人をなぶる。それはそれは楽しそうになぶる。そうして殺した後は妙に冷静で、まるでゴミ処理か何かのようにてきぱきと死体を片付ける。今から殺す人間の横で死体処理の相談をしたり、燃やしてみたいと興奮したり、終いにはこんな言葉まで吐く始末。「老人を殺すだけで金が溢れてくる。まるで油田だよぉ」……いや……なんというかもう……色々とどうかしております(笑)。焼却炉のくだりの後でクリスマスパーティなんてとてつもなく狂ってるし、子どものランドセルに現金を忍ばせるなど、金銭感覚もトコトン下卑(ゲス)い。彼は終始そんな感じなので、“先生”と呼ばれるほど殺しのやり口はスマートに見えない。なのに、捕まらない。共犯者や被害者自身の罪悪感を躊躇なく利用するので、そもそも事件が事件として露見しない。彼からは罪悪感という感情が微塵も感じられない。そのくせ、他人の罪悪感につけ込む術は熟知しているというこの厭らしさ。罪悪感。本作におけるキーワードはこれだと感じる。“先生”に脅されるままに家族を見殺しにした人々の怯えた顔。痴呆の進む母親を施設に入れられないでいる主人公。その主人公の母親に手をあげた事を告白する妻。波風を立てずに問題を解決できないかとずるずる結論を先伸ばしにする内に、いよいよ袋小路に追い詰められた人々。考えたくない問題から逃げ続けても、最後には抱えきれないほどの重さになって自分にのし掛かってくるだけなのだろうか。時には罪悪感を抱える覚悟を決めて終わらせた方がマシな事が世の中にはあるのかも。ううむ、なんだかしんどい。ラスト、薄笑いを浮かべてコツコツとアクリル板を叩く“先生”。ひとり取り残された記者の虚ろな表情。ああして見ると、アクリル板を挟んだあちらとこちらで、どちらが犯罪者か分からなくなってくる。良心や罪悪感といったブレーキが、蓄積された怒りや憎しみで壊れてしまったら、僕らとあの人殺し達との間に、大した差はないのかもしれない。主人公はジャーナリズムという盾に隠れて“先生”を殺そうとした。そしてそれを観ている僕も、“先生”が殺される事を望んでいた。さらに言えばだ。この惨すぎる事件の経緯を、好奇心いっぱいに見つめていた事も僕には否定できない。「あなたはこれを楽しんでいたのよ」記者を嘲笑うかのようにその妻が言い放った台詞にぎくり。いやいや、だからと言って、人間の本性は所詮凶悪さの塊だと認めるつもりはさらさら無くて、あんな人間になるくらいなら罪悪感を抱いて生きてた方がマシだと思う、多分。そんなご高尚な事をいつまで言えるかだが、なるべく頑張らんと。決める事は早く決める! 危ない事には手を出さない!なるだけ平和に生きられるようにしたいもんです。ごくふつうの人間の奥底にある嫌な部分を覗き見るような映画。ずっしり重いけれど、見応え十分。〈2013.9.鑑賞〉...追記1:文脈に合わなかったので、須藤の最後の姿について追記として書く。須藤が本当に神を信仰するようになったのか、それともあれが量刑を軽くするためのパフォーマンスだったのかは分からない。だが、被害者に対する彼の懺悔の念が薄弱である事は分かる。本当に後悔している人間は、赦されたいという気持ちを感じる事にすら罪悪感を覚えるものだと思うから。赦される余地があると考えている時点で、彼の懺悔に大した価値はないと個人的には思う。被害者の遺族は死ぬまで怒りと罪悪感で苦しみ続けるのに、殺人者は勝手に自分を赦し、心の安寧を手に入れるという、この胸糞悪い矛盾。いやはや。追記2:酒で殺害された老人を演じたのはジジ・ぶぅという役者さん。生き埋めにされた老人を演じたのは五頭岳夫という役者さん。どちらも肉体的にも精神的にもしんどい役だったと思うが、このお二人のお陰で現実味のある恐ろしさが出ました。お二人に労いの言葉を掛けてあげたい。 " + }, + { + "date": "2013-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと長い\n 丁寧なストーリー展開です。殺害シーンは、内容からくどいシーンになっても不思議ではないのですが、そこはちゃんとくどくないように編集されています。推理小説の知的展開を望まれる方には、お勧め出来ません。知性は感じられません。驚くほど単純な発想で殺人を実行して行きます。ですが、実際の殺人事件も本当はこの作品のような展開ではないでしょうか。努力せずに金になる、気に食わないから・・などなど、新聞を読むと何時も感じている殺人の理由を映像化したように思えます。あなたの周辺の人間が、殺人者に変質するのは、こんなに簡単な事なんですよ・・・と訴えているのかもしれません。ですが、少々長く感じられ、後15分ほどカット出来る編集にしてくれればより作品が締まったような気がします。主人公が、力が入りすぎているようで、抜き=絶望の演技が欲しいところです。脱力感が、深い絶望を表すのではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2013-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なんの感動もないけど\n いい映画だと思いました。この映画は事件を追うにつれて山田孝之やピエール瀧、リリーフランキーの心情の変化を見る映画じゃないかなと思います。そしてその心情の変化を圧倒的な演技力で表現してくれるためおもしろい。山田孝之とピエール瀧の面会の場面では、前半は笑っていた山田孝之も後半は殺意があるような目つきでピエール瀧を睨むところや法廷での場面、それとともに山田孝之の家庭内をリアルに描き山田孝之が墜ちてく様を感じとることができると思います。そしてリリーフランキーとの面会も印象的。いろいろと見所があるけれど、すべてにおいてこの映画はなんかリアルで怖かったです。 " + }, + { + "date": "2013-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪人は死なず\n 極悪人の主人公のピエール瀧とリリーフランキーは死なず。雑誌記者の山田孝之の懸命な調査がどちらの極悪人をも生かしてしまった、後味が何とも悪い話。見事なほどに後味が悪く高得点です。話の中で中々リリーフランキーが出てこず、イラついたがそれも狙いなんでしょう。後半のテンポ良いストーリー展開が引き立ち、のみこまれました。 " + }, + { + "date": "2013-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "各役者の眼差しが印象的。\n 登場人物の心理描写に惹きつけられるものがありました。特に法廷でのリリーフランキーの全てのものを睨みつけるような眼差しや、山田孝之の後半になるにつれて重っ苦しくなる眼差しなど、役者の眼力で言葉を超えた心情を訴えることに、成功していたと思います。全ての役者さんの眼差しが印象に強く残りました。作品のテンポは前半はやたら間が悪く、退屈な感じを受けましたが、後半に向けて畳み掛けるような作りで、前半のテンポの悪さが逆に、いいバランスのテンションを保ってくれたので、個人的には良かったです。ただ、これといって、鮮烈に印象に残るシーンがなく、前のめりになって鑑賞することが出来なかったです。唯一、リリーフランキーの小躍りは心に残りそうです。余談ですが、ピエール瀧が出てくる度に、『瀧さん!がんばれ!がんばって凶悪になってください!!』と、心の中で思わず応援してしまったので、それがノイズに、なってしまったのかもしれません。。。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人間の恐ろしさをまともに浴びせてくる\n コメディからシリアスドラマ、善人から悪役まで器用にこなす山田孝之はともかくとして、ピエール瀧とリリー・フランキーがここまでやってくれるとは。この作品は、この3人の成りきり演技と、時系列を巧みに組み立てた編集の上手さに尽きる。取材が仕事とはいえ、そんなに深追いして大丈夫なのか気が気でなくなる記者の藤井。自分に着いてくる者には優しいが、疑い深く、人を信じ切れないヤクザの須藤。小心者のくせに、心の奥にどす黒いものを持つ“先生”。この3人がトグロを巻くと、人間の恐ろしさをまともに浴びせてくる。世の中にはとんでもなく悪い奴がいることは確かだが、ここまでストレートに描いた作品は初めてではないか。どこかで自制するものだが、作品そのものが凶悪者のように自制を投げ捨てている。凄い映画を撮ったものだ。撮影の合間、あの3人がいったいどんな顔で過ごしていたのか見たくなる。 " + }, + { + "date": "2013-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "普通人 板子いちまい 犯罪者\n 今まで見た映画で一番怖ろしい映画でした ピエールさん勿論最悪に恐いリリーさん心底恐い でも本当に怖ろしいのは電気屋の家族落ちていくくだり土建屋の親父 皆私たち普通の市民ですよね 幸いわたしの家も山田孝之の家庭と同じく呆けた親を施設に入れれたけど 本当に持て余した時電気屋になる可能性も~ 団塊の世代もその家族も他人事ではない白石監督若いのによくこんな映画撮ったね " + }, + { + "date": "2013-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "まじめで固い視点で描く異常な事件。\n 見ながら、やっぱり園子温や北野武は才能があったんだ、と思わざる得なかった。何を楽しみに観に行ったかと思えば、やっぱり恐怖とそれを超えた笑い、どっちにしろ強い刺激が欲しかったんだけど、初めて見た白石監督は真面目でいい人なんだろうな、と思った。極悪非道過ぎて笑えてくるようなニュアンスの狙いは外していた。だけでなく、恐怖も感じなかった。記者の背後のドラマは凡庸過ぎて更に不発。狙って成功してないのはなんでだろう。その前に、雑誌記者が死刑囚と会って回想における事件に突入していくまでが既に退屈。記者の背後としての“家庭の事情”もたいした同情を感じない。事実がどうかはしらないけど、描写が凡庸で緊張感がない。“事実”というのが枷になってるのか、フィクションとしては突き抜けてないし、リアリティドラマとしては装置も見せ方も芝居も驚きがない。ドラマとしては巻き込まれた記者視点で、それこそ「ほんとにあった呪いのビデオ」みたいに見せていったほうが、「怖く」はなったと思うけど、商業映画としてこういったキャストを配しているのなら、やはりフィクションとして突き抜けたかった。いいキャスティングがもったいない。 " + }, + { + "date": "2013-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "地味な映画ですが\n 久しぶりにこんなにまじめな映画を観たなぁと感じました。ハッピーな結末や夢や希望は何一つないストーリーです。死刑囚の告白を基に、事件を究明していく記者を演じた山田孝之の演技がやっぱり素晴らしいしリリーフランキーさんの温和そうな物腰や容姿を覆す人殺しへの喜びを表す狂気の様がすばらしいです。。。こういう邪悪さしかもっていない善良そうに見える人間って絶対にいるだろうなぁって、感じ。唯一理解できないのが、死刑囚の心情。あんなに悪人の限りを尽くし、どうして、急に温和なあくのない人間に生まれ変わるのか?ちょっと、釈然としなかったかな。。。 " + } + ] + }, + "183": { + "title": "少年H", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "軍艦を描いただけでもやばい時代。\n  商売上、外国人とも交流があった父(水谷)やクリスチャンの母(伊藤)のもとで育った少年はじめは皆とは考え方も違っていた。軍国主義に染まらず、時にはスパイ、非国民と指さされても自分の信念をまげない強い少年H。 向かいのうどん屋の兄ちゃん(小栗旬)が「男同士の秘密だぞ」と言ってアメリカのレコードを聴かせてくれたりして優しい面を見せてくれたが、スパイ容疑のために警察に捕まってしまう。また、女形として俳優としても成功しそうなオトコ姉ちゃん(早乙女太一)は母親の面倒をみる為に映写技師として働いていたが、ある日召集令状が届く・・・ そんな近所の優しい人たちも戦時下で不幸に見舞われる中、少年Hにも受難の日が訪れる。教会のステイプルス先生が故郷のニューヨークに帰り、エンパイア・ステイト・ビルの絵葉書を送ってきたのだが、それを自慢気に見せたことで学校の机にスパイなどと落書きされた。そして、外国人とも接してきた父が特高警察に捕まって酷い仕打ちを受けたこと。軍国主義の中で非国民扱いされても、たくましく生きていこうとする家族の姿があった。 ストーリー的には少年の成長物語といった雰囲気があり、ダイナミクスを感じないが、戦前、戦中の国民の感情が伝わってくる。戦後は、どちらかというと生きていこうとする家族に励まされた父親の成長物語だったかもしれない。 " + }, + { + "date": "2019-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "子供の目線から見た戦争\n テレビ朝日開局55周年記念作品。「日曜洋画劇場」での地上波初放送を鑑賞。原作は未読です。太平洋戦争を子供の視点で描いていることに、本作の大きな意義があるように感じました。戦争の残酷さが余計に際立って来るようでした。理不尽で納得のいかない出来事ばかりが周りに溢れていて、主人公・H少年の頭は疑問だらけ。しかし、その疑問は飲み込んで胸の奥にしまっておかなければならない世相…。それも彼にとっては「何でなん?」になるわけで…。そんな彼を優しく見守る水谷豊・伊藤蘭の実生活でも夫婦な両親。時勢の割には開明的な考え方を持っていて、父親は特高警察に逮捕されてしまうなどの目にもあってしまいますが、ときにはHを正しく導くために飛び出す数々の名言に涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2019-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "戦争の怖さ、理不尽さを少年の真っ直ぐな視線で描いている。ただそんな...\n 戦争の怖さ、理不尽さを少年の真っ直ぐな視線で描いている。ただそんな時代の中でも辛さだけでない微笑ましい日常が垣間見られ、それが心に優しく響いてきた。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "70点\n やはり水谷豊さんは凄まじい力量だと実感。自ら映画化を打診しここまでのヒットを生み出すのは大変なこと。キャストも小栗旬や佐々木蔵之介などかなり豪華。豪華なだけで終わらずしっかりと演技が付いてくる。個性的な演技がありつつ、戦争という人類が忘れてはいけないものをしっかりと映し出している。水谷豊演じる不細工なでも頑張る父親の姿には胸を打たれた。いい作品だった。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争を挟み、洋服の仕立屋の生活ぶりを描く。 このジャンルは普段見な...\n 戦争を挟み、洋服の仕立屋の生活ぶりを描く。このジャンルは普段見ないが、挑戦してみた。戦争の前後で、教官の言うことが180度変わる世の中になってしまうのがあからさますぎる。でも分かりやすい。泣く映画だと思うが、全く泣けなかった。全てのレビュー " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "出来過ぎの両親\n 戦争中も戦後も出来過ぎの両親。いい人たちすぎる。そんな両親のもとで育った少年Hの成長物語なのか? " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ん。\n 上がりもせず下りもせず。けど、けしてつまらなかったわけでもなく " + }, + { + "date": "2015-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実際にも夫婦だったんですね\n 意外に良い作品でしたね。家族4人とも良い役柄で良い演技でした。深刻な内容なのに嫌な気分にはなりませんでした。多分、家族愛を感じ取れ、両親の生き方に共感を覚えたからでしょう。後で気がついたんですが、実際にも夫婦だったんですね。ミッキーマッケンジーとは離婚していたんですね。 " + }, + { + "date": "2015-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "THE 普通\n ・戦後の生きることの必死さを描いた作品。・ただこの部類は散々観てきたような気がするため、あまり印象に残らなかった。・ただ、マイナス要素もあんま感じなかった。見てて退屈ではない不思議な作品であった。 " + }, + { + "date": "2015-01-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ひたむきに生きるという事\n 映画評価:50点第二次世界大戦の真っ只中、当時の中学生が感じた葛藤と悩み、更にそういう激動な瞬間だからこそ宗教を信じ、好奇心を震わせる。何より信仰まで制限される時代好きな事を好きとは言えず今とは全く違う日本がそこにはある。何かはっきりしない矛盾がそこにはあって、でもそれが何だか分からなくて。まだ純粋な中学生の眼だからこそ、一緒に体感出来たのかもしれない。あの時代は間違いであったのだと訴える原作者の気持ちが感じられた作品でした!【2015.1.17鑑賞】 " + }, + { + "date": "2014-10-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "説教臭い教科書みたい\n 総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 戦争の時代を背景にして、倫理や歴史の教科書のようなありがちなわかりやすくて厳しくない綺麗な小話があらちこちらに散りばめられている。平等・差別・民族・宗教・自由・平和・言論統制と、それはいいことを言っているし正しいが、どうにもそれが典型的過ぎるし説教臭いしわざとらしい。映画としては出来事の一つ一つがあまりに説明的過ぎて、観ていて不自然だし楽しめない。もうそんなことわかっているしここでわざわざ強調しなくていいよ。もっと普通に映画を楽しませてほしい。いちいち台詞で父親が諭し説明するのではなく、伝えたいことをしっかりと描いて、あとは視聴者に感じさせ考えさせてほしい。「シンドラーのリスト」は、ユダヤ人への差別や虐殺はいけないよなんて台詞での講義はなかったけど、それでも言いたいことはよく伝わっていたさ。 " + }, + { + "date": "2014-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観て良かった・・素直にそう思う。\n パッケージに小栗旬さんが出ていて・・・手に取りました。しかし・・・中身はすごい・・・衝撃的で言葉が出ない。戦争ものって苦手なんですが・・これは見て良かった。この現代の平和さに訴えるなにかがある。観て良かった。事実を知るためにも。なにが怖かったっていうと戦争は私たちの生活そのものを変える。日常が変わる・・・ある日突然。自分がいくつで・・何をしている時にそれは突然やってくるのか?この家族が本当にリアルに戦争の時代に身を置いていて・・胸が痛い。中学生の少年Hが日々、訓練している姿は痛ましい。そして父も母も・・娘は涙ながらに疎開。やがて・・空襲も来たりと・・・戦争とはそういうもの。本当に怖い。最後はなぜか爽やかに終わってほっとした。時代は変わる。また新しい時代に私たちは身を置いてそして生きる。単純だがそれは実に難しく・・私は今・・この時代に生きていてまだ平和で安堵している。戦争を知らない世代の方にも見て頂きたく・・・本当にリアルに映像化されていた。考えさせられ・・・そして今日の日が平和で感謝。そんな後味です。 " + }, + { + "date": "2014-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人って\n 人って集団になると本当くだらないなあ。でも一昔前の人々って、良くも悪くもブレない意思を持ってたり、国の将来の担い手であることを自覚していたりして、ゆとりど真ん中の私は素直に尊敬する。 " + }, + { + "date": "2014-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる\n 映画「少年H」(降旗康男監督)から。主人公の名は「肇」(はじめ)、だから手編みのセーターには「H」の一文字。サザエさんの弟、カツオの「K」と同じ感覚だった。(笑)「たぶん、明日から『H』って呼ばれるわぁ」と嘆いたシーンが妙に可笑しかった。「H」を「エッチ」と読むか「エイチ」と読むか、それは大きな違いのようにも感じたアルファベットである。さて、気になる一言は、戦時中に父親が息子に語る台詞。「自分がしっかりしてないと潰されてしまうで。今、何が起きているのか、自分の目でよう見とくんや。いろいろ我慢せなことがあるやろうけど、何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる」「戦争はいつか終わる。その時に恥ずかしい人間になっとったらあかんよ」何でもかんでも戦時中だから「我慢しろ」ではなく、こんな時でも、息子に助言できる父親の静かな強さを見た。また、戦時中ならではの台詞ではなく、今の世の中でも立派に通用するアドバイスでもある。何も説明なしに「我慢しろ」と言われるよりも、何に対して我慢しているのか、説明することの大切さ、意外と大事なことなのかもしれないな。 " + }, + { + "date": "2014-02-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "65点 かなしすぎない、ソフトな戦時中えいが\n  なんかしってる~な内容。 焼夷弾の恐ろしさとか、もっと描いてよかったんじゃ。神戸はわからんけど東京大空襲は周りを取り囲むように 先に火の壁をつくってにげばをなくした、ほんとーに”ど”クズなアメ公の作戦だった。  もはや、必要もない民間人を そこまでよう殺せたな。ちなみに・・ 真珠湾こうげき=奇襲となってるけど あれは軍がきちんと在米の日本大使館員に連絡をしていたのだが どうゆうわけか、その大使館員は前日のパーティーで  アメリカに戦争の宣言をつたえるのが遅れてしまった(暗号を解読して、 アメリカ国務長官に伝えるのがおくれた)・・というあきらかに一部の大使館員がアメリカに買収されてる内容だった。わざと、奇襲されたということにして、 国民の感情を 日本ゆるせない と火をつけた。  奇襲されるのを認知していた証拠に   真珠湾には 空母艦が配備されていなかった。 " + }, + { + "date": "2013-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "予告CMで水谷豊が少年に言っている台詞が劇中で聞くと更にグッときた...\n 予告CMで水谷豊が少年に言っている台詞が劇中で聞くと更にグッときた。関係ないけど今の子って足長いよなぁ〜…と、時々気が逸れて少年の手と股上の位置関係ばかり見てしまった。 " + }, + { + "date": "2013-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一見丁寧そうにに見えて、全体を漂うオシい感じ\n 一見丁寧そうにに見えて、全体を漂うオシい感じ。もう少し練れば良いのにという箇所がいくつか目立ったような。特に、後半から最後にかけて、親からの独り立ちはわかるのだが、小学校でも中学校でも友達がいたはずなのに、友達とも関係なく独り立ちしちゃったように見えるのが、終わり方として今一つ。直接 訴えかけられているわけではないのかもしれないが、勝手ながら絶対の正義と、その時代に合った現実解は必ずしも一致しない、その折り合いをどうつけられるようになるのかが大人への成長なんだ、というのを一番強く受け取った。 " + }, + { + "date": "2013-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "若い世代にこそ見てほしい\n 劇場に入って一番驚いたのは平均年齢の高さ。三連休初めの土曜、しかも映画の日だというのに客はまばらで、お年寄りばかり。オン・ザ・ロードのほうがほぼ満席だったため、こちらも人が多いのかな?っと思っていので、これはちょっと大丈夫なんだろうか?っと不安に…。映画自体は戦争ものとしてはかなりライトな印象。役者たちも戦時中の人間という印象よりは、平成の人間が戦時中の教育を受けたかのような、少し妙な違和感が拭えない印象がありました。主人公の家族は、洋服を作って外国のお客さんと親しくしていたり、キリスト教徒であったりと、戦争中であれば、色々な困難に直面することがわかりきっているため、その辺りの近所の住民や周りの環境に関しても興味深く鑑賞させてもらいました。戦争という状況は国民の1人がどんなに抗っても、その大きな流れを変えることはできない。周りの人間たちが「大日本帝国万歳!」っと、政治やマスコミ、教育に流されていく中。自身の信仰を意固地になって主張する母親や世の中の不条理に対して困惑する子供に対して世の中に無暗に逆らうのではなく、その流れをきちんと自分の目で判断して、本当に守るべきものは何かを考え、時には大切なものを守るために周りに合わせること。周りに流されたり、周りのせいにするのではなく、きちんと自分の言動に責任を持つことを教えます。戦時の学生教育、思想犯等に対する特高の圧力。自由に物事を考えることも制限され、理不尽な暴力に対して訴えることもできず、「戦争に勝つために」の一言の元に、自由な思想も生き方も弾圧され続けた時代。この作品はどちらかというとそういった時代に対して、どのように自分という人間性を守り、自己を貫いていくのか。そういうことを強く何度も訴えかけてきます。反面、誰もが間違っていると感じていても目を逸らし、耳を塞ぎ、自分を騙している事に対し、おかしいじゃないか!っと思わず口に出してしまうそんなH少年に対して、社会に流されている人々は世論を盾に容赦のない暴力や弾圧を行おうとしていく。今の時代には当たり前のように許されている言動がこんな風に弾圧されていた時代もあった。劇場で作品を見ながら、自分が同じ状況であればどんな風に対処すればいいのだろうか?どういう風に立ち回るべきなのか。焼夷弾の雨の中、どうしたら逃げれるのか。周りの人の考え方、思想、行動それらを見ながら自分ならどうするか?そんなことを考えながら、ずっと作品を見ていました。ネットが普及して自由な発言や思想が飛び交う中、ネトウヨ、ネトサヨなんて言葉が流行り始め、原発デモや反韓、マスコミ叩きなんて行為に熱中している人が多い昨今。この映画を見て、実際の日本の戦犯は!日本の戦争に対する思想は~、実際には~等とがなり立てる情けない人も多いでしょう。こんなに自由な言動の許された社会の中で、ネットの知識や周りの声に流されて、周りの目ばかりを気にして勝ち負けばかり、そんなものを気にする情けない大人達。そんな大人を見ながら育って、身内だけのノリを平然と全国に晒して、物事の善し悪しすらしっかりと図れない、そしてその悪事をまともに叱っても貰えない子供たち。戦争とネット、状況は変わっても、海に漂う海藻のように周りの声や考えに安易に流されて、そんな矮小な自分に満足して、斜に構えて生きている人々。こんなに恵まれた世の中に居ながら、恵まれてしまっているが故にハングリー精神に欠落し、自己正当化と、自己肯定しかしようとしない人々。わざわざ与えられた自由に対して、自ら制限と檻を作って自分を守る。行きたくもない戦争に連行され、自分の信念を持って反戦を訴えれば、拷問され、非難され、最前線に送られ殺された、そんな自由すら叫べなかった人々は、戦争が終わった途端に手のひらを返し、「僕らは戦争は間違っていたと思う」「戦争は二度と起こしてはいけないものだ」「僕らは弾圧されていて自由な発言すら許されなかった」っと訴える人々をみて何を思うのか。今の情けない現代人を見て、一体何を思うのか。H少年から見て現代人はどんな風にうつるのか。映画や作品というのは、その情景や状況を見て、誰かに思想を押し付けられるのではなく、色んな思想を見ながら、自分で物事を考えることができる。大人や教師達が教えてくれない、貴重な自分で感じ、調べ、考え、学びとることができる文化です。この映画は\"自分で考える\"ということを、しっかりと伝えようと何度も何度も、その点を繰り返し伝えてきます。それは父親の言葉だけではない、母親のまなざしであったり、好戦家の理不尽な暴力であったり、思想に染まった人々の理不尽であったり。その全てが「自分で考える」大切さを、何度何度も問いかけてくる作品です。だからこそ、この作品は小中高生を割引にしてもらって、もっと沢山の人に見て貰いたいなっと思う。そういう作品でした。戦争ものとしてはやっぱりライトですし、ちょっと当時としては言動等も含めて人間性に対する考えはちょっと甘い面も強くて、違和感があるのは否めませんし。水谷豊という役者の印象が、相棒の印象が強く、色々裏事情も聞いているためやっぱりちょっと胡散臭い感じは否めませんが(苦笑)そういう意味でも、戦争を考える為の入門編的な映画としては最適ではないかなっと。逆に大人でこの映画に満足してしまうのは、ちょっといくらなんでも…っと思ってしまう面もあります(^^;でも、こういう戦争映画は毎年子供向けに流れる風潮ができるといいですね。戦争を知っている世代がどんどん減って行っている今。学校等でもそういった歴史を考える時間はどんどん減っているようですし。 " + }, + { + "date": "2013-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "毎年、この時期になるとやって欲しい、映画です。\n 戦争を経験していない、人間にとって、あの時代ってこんなんだったんだろうな、と想像が容易に出来る映画、やっぱり、そんなんだったんだ、と、その時を、なっとくできる映画。わかりやすい。やっぱり、戦争はしてわいけない。 " + }, + { + "date": "2013-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい作品\n とあるモールの映画館で鑑賞してきました。平均年齢は60越えだと感じました。20代のカップルが一組見受けられましたが•••映画に関してですが、戦時中のとあるごく普通の一家を忠実に再現されており、当時の人間模様、文化などを改めて知る事ができる貴重な作品であると思います。憲兵など自国民に対しても恐怖を与えていた存在も再認識させられました。その時代に懸命に生きている内容は鑑賞する価値は十二分にあると思います。個人的にはオールウェイズ三丁目の夕日ぐらいヒットしても良い映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "国民に対する国の責任\n 筆舌に尽くしがたい苦難に陥れ、価値観の混同を強いられた国民に対して、国は国民を見捨てたという事実を、少年Hの行動を通して目の当たりにしました。終戦の時は私は1歳で、戦争の記憶はありませんが、親や兄弟姉妹から悲惨な話を聞かされ、防空壕はあちこに残っていたし、傷痍軍人の姿もたくさん見ました。戦争は間接体験していると思っていたのですが、主人公の家族が空襲に逃げ惑う姿、そして戦後の混乱の映像を通して、リアルに戦争の悲惨さを再確認しました。国債は紙切れ同様になったことは聞かされていましたが、筆舌に尽くし難い無責任な、恥ずべき行動を国が取ったのだという事実を見つめさせられました。見終わった後に、国に対する不信感と憤りを強く覚えました。日本は見事に戦後の復興を遂げましたが、それは国民一人一人の努力と知恵があったからこそで、政治主導で復興したわけではないことをこの映画から学んだ気がします。 " + }, + { + "date": "2013-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "穏やかで理性的な作品\n  私がまだ若いころは、夏になれば東宝の「8.15シリーズ」を筆頭に戦争映画が上映されていた。この作品を戦争映画の範疇に入れていいものか分からないが、そういう色眼鏡を抜きにしても、当時の様子を描いて予想以上によくできた映画だと思う。 現人神天皇陛下をいただく神国日本が、その御稜威により大東亜共栄圏の盟主となり、西欧列強をも打ち倒して世界を善導すべしという、今から見れば狂気の沙汰のような選民思想に多くの国民がとりつかれていた当時にあって、父親の盛夫のようなリベラルな考えの人間は少なかっただろうし、肇少年の「この戦争はなんやったんや!」の叫びも後出しじゃんけんのような気もするが(当時の人々は戦争が終わったことに安心するか、敗戦を受け入れられず呆然とする人の方が多かったと思うので)、映画的には現代の視点を盛り込むことがあってもいいと思う。 盛夫が肇に言う「この戦争はいつか終わる。その時に恥ずかしい人間になっとったらあかんよ」は、実際には少しでも戦争に批判的な人々を「非国民」「売国奴」「国賊」と罵り弾圧しておきながら、終戦後「命令だったから」「戦争だから」「みんなもやっていたから」と言い訳して、手のひらを返したように占領軍(進駐軍)にすり寄った多くの人々に向けられたものだろう。 主人公一家を演じた4人を初めとする芸達者な俳優陣を揃えて、穏やかに理性的に当時の市民生活を描きながら、権力が肥大・暴走した時の恐ろしさや、その権力に無批判に従うことの罪を訴えかけてくる。 表現の自由より秩序の維持を優先する憲法改正案や、「はだしのゲン」の閲覧制限が取り沙汰される今日においてこそ、観ておくべき作品ではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2013-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "悲愴感を感じさせない戦時下映画。\n あと数十年ずれてたらこんな時代に生きなきゃいけなかったんだな…自分はどうころんでただろうな〜、と考えちゃいました。勝算もないのに勝つと信じて戦争にかりだされ、何が正しいかもわからずに世間の流れ通りに自分も生きただろうなって思う。けど、それはそれでどうにもならないわけで、だからと言ってこの主人公のように疑問を持ちながらもどうにもならなかった人々もいたわけで…結局戦争ってだれが悪いのか…考えてしまう作品でした。‘父ちゃんが正しかった’ってセリフがあるけど、それでもどうにもならなかったんだよね。こんな状況にもめげず、しっかり未来にむかって歩き出す家族。戦時下の作品だけど希望持てる映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "自分の頭で考え行動。\n 「終戦のエンペラー」ではイマイチだった方にお薦め。 とある少年の目線で庶民(でもないか)が描かれた作品。 これだけの情報を小学生~中学生が把握できるものか?と やたら叩かれた原作本らしいが、軍国主義に突っ走っていく 日本を少年目線で的確に捉えている。 いつも一言余計なHは、まるで自分を観ているようである。 そういう奴は、やっぱりああやって叩かれたんだなぁ^^; 良い悪いの問題でなく、そうせざるを得なかった辛い時代。 皆がワカメになって(この表現がいい)あっちこっちへ流され ユラユラと漂うしかなかった時代に生きていた。 戦後生まれで食う物に困る生活を経験していない自分には、 白米の貴重さはこういうところで真剣に学ぶしかないのだ。 ダイエット先行の若い世代にはもっともっとである。妹尾河童のベストセラーで、何度もドラマ化されているので 原作をしっかり読んでいなくても(けっこう分厚い上下巻) 大凡のあらすじは知っていたのだが、やはり今回も泣けた。 主人公はもちろんHだが、やはりこの両親(特に父親)がいい。 育ちの良さは情操教育や思想に影響を与えるものだろうが、 とりわけH宅の当時の生活ぶりは一般宅とはかけ離れている。 こんな生活ぶりでは、後に大きく叩かれるだろうことが予測 できるだけに、こちらも観ていてだんだん辛くなってくるが、 スパイ容疑をかけられようとも(そもそもテイラーなんだから) 頑として意思を貫く父親像には感動を覚える。家族への配慮を 常に忘れず、息子への的確なアドバイスは明言となっていく。 戦後フヌケになった(Hにはそう見える)元軍人やら教師に加え、 自身の父親までも何も言わなくなった姿にHは不安を覚えるが、 どんな立派な人格者ですら根負けするほどの衝撃が敗戦後の 国民に与えられた消失感や空虚を見事に表現している。 隣人に白米を与え続ける母親に意見するHを、涙目で見つめる 母親の表情に涙がポロポロと零れた。クリスチャンでなくとも マザーテレサは日本の至る所に存在していたのだと私は思う。 (一旦やったらクセになるで!には涙目で大笑い)Hを演じた吉岡くんがとにかく素晴らしい(顔までソックリ) 自分が正しいと思うことを父親の方は声高には叫ばないが、 Hは常に真っ直ぐにモノを言う。それで何回も殴られる^^; 今ならやれDVだと言われて当然の大人から子供への暴力が 当時は歴然と行われていたし、拷問もかなりだったようだ。 (その辺りを手ぬるい描写に描き換えていないのが好印象) それでも何度もモノを言い何度でも立ち上がるHに感動する。 あんな(暴力に頼らない)強さを子供の頃から持たせてやりたい。 自分の頭で考え行動できる人間になれ。当たり前のことだ。 厳しい母親も優しい父親も素直な妹も、皆素敵な家族だった。的確に現実を把握するなんてことは、大人になった今でも まったくできていないが、(私だって何回もワカメ化してる) しかし、あらゆるフラフラやユラユラを経験したおかげで、 (これは言い訳だとしても)理解できたことがたくさんある。 バカげた社会だと思いながらもそこに身を置いている以上は、 生きていかねばならない責任が誰にでもあるのだ。 当時は中学を出たら自立する時代だったが、今じゃ40になっても 自立できない人が多いのはどうしてなんだろう。 こんな時こそHくんにビシッと一言、進言いただきたいよね。(空襲と焼夷弾の爆発はリアルだった。ミシンって強いんだなぁ) " + }, + { + "date": "2013-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "後味さわやか・・・・。\n 重過ぎず、軽過ぎず、最後まで、丁度良い感じで観賞した映画でした。でも、背後には、ちゃんとした、メッセージ力を持ち、「いいんだ!自分のままでいいんだ。しっかり、前を向いて歩いて行こう・・・。」と、爽やかな後味で、さりげない力を頂けました。とーちゃんの、水谷さんのこの映画に対する思い入れがしっかり、姿顔で演じられており、感動しました。 " + }, + { + "date": "2013-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "少年と宗教と戦争\n 終戦記念日の15日レイトショーで観覧戦時中~戦後のキリスト教信者の一家を少年Hの子どもの視点で描く父親は体格が良いわけでもなく、でも洋服屋として手先の器用さで一家を支えている母親は一家の中でも信仰に熱いストーリーの大筋以外にもいくつか小さなエピソードで時間を感じさせない焼夷弾のシーンは、これまでの戦争映画のなかでも実にリアルだった。水谷豊と少年Hの演技、良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2013-08-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "妹尾家はまだ幸せ\n 戦争へまっしぐらの暗雲立ちこめるなか、4人家族が体験する事柄を、とくに長男・肇の目を通して描かれる。夫婦と男女一人ずつの子供の4人家族。今ならごく普通の家族だが、当時はかなり厳しい目に晒されたに違いない。西洋文化への傾倒は反国精神の顕れと見られた時代に、仕事が洋服の仕立屋で顧客の多くが外国人、しかも家族でキリスト教会に通い、とくに妻・敏子は信仰が強い。この辺りは作品でも取り上げられるが、夫の盛夫が身体的な問題で徴兵を免れている点は多く語られていない。これが本当の話なら、主を兵隊に取られない家族がいい気なもんだと陰口を叩かれたに違いない。そうしてみると、戦争のなか生き抜いた家族、とくに正義感が強い少年・肇と可愛らしい妹・好子には好感が持てるものの、やけに先見の目がありワケ知り顔の父親像は違和感があり、全体が都合のいい作り話に見えてくる。男手を取られず、戦時中も家族が揃っていた(一時、好子が疎開するが)妹尾家は、他人から見たら幸せだ。私が子供の頃、親から聞いた話は当然のごとく父と母では内容が違う。父は日本を遥か遠く離れた戦地で、母は父親が軍人で残された母親とともに幼い妹や弟たちの面倒を見ながら戦争を乗り切った。周りの大人から聞いた話と比べても、この作品の内容はすごくぬるく感じる。戦時中の日本人の殆どが、戦況の事実を知らされず、負けないと信じて一点だけを見て生きてきたのが、終戦を迎えた途端、憑き物が消えたように人々が生き方を変えていくラストは興味深い。「風立ちぬ」では喫煙シーンの多さが問題になっているようだが、本作のように喫煙シーンがないのも不自然だ。昭和40年代ごろまでは、大人の男はタバコを吸うものであり、誰も体に悪いものだなんて思っていなかった。 " + }, + { + "date": "2013-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる戦争の悲惨さ\n つい先日、終戦記念日を迎えました。今年は中々終戦ドラマをやらないな…と、思っていたら、風立ちぬや此方の作品、これから上映予定の永遠のゼロ等、映画での題材が多いですね。終戦の日のニュースのインタビューでは、若者が皆口を揃えて、今日が終戦記念日とは知らないと言っていたのが、記憶に新しいです。そういう若者たちにも、是非とも観て頂きたい作品です。たった6,70年前の日本。何百年も前のことではないんです。その日本は、こんなに閉息的で何が正しく、何が間違っているのか、分からない程の軍事洗脳で、僅か幼い中学生でもあんな訓練をしていたなんて…中学生くらいの男の子が、あんなに悩み苦しみ、親であっても終戦直後は、いったい何のための戦争だったか分からない…今の時代では全く想像できませんが、このような時代がほんの数十年前に実際にあったとは、何とも言えない気持ちになりました。私の祖父母が来年80。終戦の頃は、丁度、主人公Hより弱冠年下の小学校高学年だったのでしょうか。祖父は、満州開拓団へ、祖母は爆弾工場の近くに住んでいたため、空爆や空襲警報が怖かったと、戦時中や戦後の話はよく聞いていました。祖父母たちがまだ子供だったころ、戦争とは、本当にあった現実なんだな…、こういう時代に祖父母は育ったんだ、と、想いを馳せて観ていました。劇中の空爆のシーンは、とてもリアルでちょっと怖かったです。水谷豊さん演じる父ちゃんの、戦争前と戦後のセリフがとても胸に響きました。伏線で一番ジーンとくるシーンです。相棒とは、また全然違ったお父さん役、とてもいい味出しています。個人的には、奥さんの蘭ちゃんとのセリフの絡みやシーンをもっと見たかったような気もしますが、お二人とも良かったです。少し前に、ジブリの風立ちぬを鑑賞しました。風立ちぬは、アニメですし、戦闘シーンや惨い場面、戦争の黒い部分は余り描かれてはいなかったので、此方の作品と二作品観て、更に深く考えさせられた気がします。平和な現代の日々に感謝すると共に、このような時代があったことは決して忘れてはならない、決し繰り返してはならない、そう強く感じました。 " + }, + { + "date": "2013-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦後から震災から人々は立ち上がる…不死鳥のように\n 戦時下を生き抜いた家族の姿を綴った、妹尾河童の自伝的小説の映画化。水谷豊と伊藤蘭の夫婦共演でも話題。以前別の作品でも書いたが、今戦争映画を作る意義は反戦映画である事。リアルで激しい戦場シーンや戦争の勝ち負けなど無くてもいいというのが持論だ。戦争で最も辛い思いをしたのは、一庶民。自由も思想も制限され、家族や愛する人も失い、何もかも奪われる。そんな庶民の姿を通じて、戦争の愚かさを訴える。その点、本作はしっかりとした反戦映画になっていた。慎ましくも明るい生活を送っていた妹尾一家にも戦争の影が忍び寄る。慕っていたうどん屋の兄ちゃんがアカの容疑で捕まる。元旅芸人のオトコ姉ちゃんは出兵後に脱走し自ら命を絶つ。仕立て屋の仕事で外国人の顧客を持っていた父がスパイ容疑で拷問を受ける。学校ではイジメに遭い、教官に目を付けられる。不当で不条理。柔軟な生き方や考えを持っていたからこそ、逆に息苦しい生活を強いられた妹尾一家の姿は痛切だ。水谷豊が真面目な仕立て屋の父を、伊藤蘭が博愛精神溢れるクリスチャンの母を、それぞれ好演。タイトルの“少年H”こと肇少年を演じた吉岡竜輝が達者で脱帽。「はだしのゲン」のように少年を主人公に据えて語られる。好奇心旺盛な肇は戦争の素朴な疑問を父に問う。父は真摯に答える。戦争から60数年経ち、戦争を知らない若者でも、すんなり見れる仕上がり。ただ重苦しいだけではなく、家族の絆に心温まり、所々のユーモアに笑わせられる。戦争は終わった。が、肇はコロッと考えを変えた周囲に何とも言えぬ思いを抱く。多くの物を失い、父は抜け殻のような状態に。これからどう生きていくべきか、何をしていいのか。全てがひっくり返って戸惑いながらも、新しい時代への一歩を見出す。ラストシーン、肇が書いた不死鳥の絵。灰の中から何度でも蘇る不死鳥は、復興へのメッセージ。それは戦後に限らず、あの震災からの復興にも被る。反戦と平和への祈りと復興への希望。終戦の時期の今、夏にこそ見て、感じて欲しい映画。 " + }, + { + "date": "2013-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "少年Hの家族は素晴らしいです!\n 水谷豊と伊藤蘭さんの夫婦が、まさにピッタリハマり役でした!神戸の外国人相手の紳士服仕立て屋家業やキリスト教信者であることからも憲兵に疑われたシーン。少年たちへの戦車見立てての肉弾戦の軍事訓練やら町内会での消火訓練も、あの雨のように降り注ぐ焼夷弾による火事には、全く役に立たないですね(^_^;)戦中の怖い軍事教官が終戦後の豹変に少年Hは怒りを感じたシーン!戦争の虚しさや愚かさを映画を通じて体験出来たのは良かったかな~ " + }, + { + "date": "2013-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "感動\n あたり映画です。歴史や戦争に関して知識があるわけでもありませんが、映画の内容は知識がなくてもわかりやすく、映画の世界にあっという間に引き込まれるような感じがしてすごくよかったです。特に少年H役のひとの演技が共感できました。当時の人たちの苦悩やそれでも生きていかなきゃいけないという生命力を感じました。 " + }, + { + "date": "2013-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "戦争を生きた家族の物語\n 何年か前に読んだ妹尾さんの作品はとても面白かった。戦争の中で疑問を感じながら生きる賢い少年、父親と母親の描かれ方も原作通りの気がする。父親が神戸の紳士服屋を経営している事でリベラルな考え方出来たし、母親はクリスチャン。その子のHが戦争に疑問を抱くのは必然。自分の生き方をしたいが父親に我慢も大切とか、人を思いやる気持ちが大切とか諭される。3月10日の東京大空襲は義母から聞いていたが、乳飲み子の夫をかかえ、電話ボックスで授乳したそうで、火が燃え盛る様子を見て大変な時代を生きたと理解できた。水谷さん夫婦は適役ですし、Hを演じた少年は利発な男の子だと思い、これも適役だと思いました。とても良い作品です。私の地域では帝国石油会社が有ったせいか今日は土崎空襲の日だと、亡くなった義父母から聞いています。アメリカが敗戦をうながす為にやったと思いますが何人も亡くなって悲惨なものだったそうです。悲しいだけでなく笑える所もあり、その時代を一生懸命生きた人たちの物語です。 " + }, + { + "date": "2013-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "押しつけないのが いい\n あの時代に戦争なんて…と言うものなら非国民とされ、子供でも容赦なかったことでしょう。   父親としてただ押さえつけて従わせるのではなく、諭すように今の状況を伝え、信念は持ち続けることを教えた  強く優しい水谷さん演じる父親に感動しました戦争から得られるものなんて何もない。戦争はしてはいけないものだと、みんなに思ってほしいです。 " + }, + { + "date": "2013-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "熱中時代(洋服屋編・消防士編)\n まず『H』とは、主人公『肇』のイニシャルです。お母さんがハイカラな方で、戦争直前の英語を使いづらい時代に、『H』の大きな文字をセーターに入れていたのが凄かったです。また、味噌汁も皿とスプーンで食べさせるような人で、お父さんは何事にも文句を言わない優しい人だったけど、少し引きぎみだった感じがしました。妹尾一家はクリスチャンだったのも関係あるかも知れませんが、お父さんが当時としては、とてもグローバルな視点を持った方で、人格者でもあり、中学生のHに、「戦争が終わった時、恥ずかしい大人になってたらあかんよ。戦争に流されずに、よく考えて行動せんといかんよ」と教育していました。それと、自分は関西人じゃないので、自分の息子に語る時、名前で呼ばずに、「あんた」で始めるのには凄い違和感を感じました。主役の少年Hより、お父さんの存在の方が大きな映画でした。大笑いするシーンもあり、戦争中、消防員となったお父さんの放水訓練のシーンは凄いです。印象深かったのは、バケツリレーで防火訓練していても、本当の火事になったら、みんな逃げてしまい訓練が無駄だった事です。 " + }, + { + "date": "2013-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良いね!\n 戦争はあってはいけないという事を再認識。なんだか、不安な時代になってるから、もっとこういう映画で知っていかないといけないなぁと実感。クスリと出来る部分もたくさんあり、十分に楽しめました。 " + }, + { + "date": "2013-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "『三丁目の夕日』から福島の復興へ繋げる、希望へむかって巣立っていった少年の物語\n  毎年お盆になると決まってかつての太平洋戦争をテーマにした作品が公開されます。本作もその部類に入ります。ただ、主人公の妹尾一家が経験した戦前から終戦後の日本という描かれ方で、あくまで妹尾一家から見たら戦争とはこのように感じたという一歩引いたところから戦争の悲惨さを伝えようとする演出が良かったです。 一家は一生懸命その日その日を生きようとしただけなのに、戦争は全てを奪っていきます。でも、そのことに公然と立ち向かうのでなく、なんでこんな時代になったのか、あの戦争は何だったのかと一家が自問自答するなかで、観客もそんな一家に感情移入して、同じ疑問を感じてしまうような作品でした。 ラストに主人公の少年Hこと肇が、看板屋で働き出し、大きなフェニックスの絵を描くシーンがあります。それは単に戦後の日本の再起を暗示しただけでなく、東日本大震災で罹災した人々へも、必ず不死鳥のように蘇るのだという強いメッセージを感じて感動しました。暗い戦争映画でなく、このあとの『三丁目の夕日』の時代へつなぐ、希望に向かっていくドラマだったのです。何しろ脚本が『三丁目の夕日』を担当した古沢良太が書きおろしているため、この二つの作品は繋がっているのだなと感じた次第です。 本物の家族にしか見えない妹尾家の暖かい空気感に包まれて、ユーモアを交えながら描かれる本作は、戦時中の深刻な時代背景を描いてもなお、気持ちをほっこりさせてくれる素敵なヒューマンドラマでした。 物語は、日中戦争が始まり、戦時色が濃くなりつつある昭和初期の神戸。 洋服の仕立屋を営み、家族を温かく見守る父親の盛夫(水谷豊)。大きな愛で家族を包む母親の敏子(伊藤蘭)。少年Hこと、肇は妹の好子とともに、この両親のもとで幸せな時を過ごしていました。学校が終われば、肇は海に出掛けタコを取ったり、父と一緒に居留地の外国人のお客さんのもとを訪ねたりするという日々。日本語の分からない外国人相手に日本語で会話をする父を不思議に思い、Hは「なんで言葉が通じるの?」と聞くところが面白かったです。盛夫は「言葉がわからなくても相手の表情などで理解できるものだよ」というのです。 肇が家に戻ると、敏子が待ち構えたように、捕まえてお説教。熱心なクリスチャンの敏子は聖書の教えを金科玉条の如く肇に押しつけるのです。でも敏子の都合が悪くなる部分では、手前味噌に教えを放棄してしまうところが笑えました。 しかし、時代は次第に戦争に傾いていきます。戦時中にはそぐわない大らかな感覚を持つ父親だけでも非国民のレッテルが貼られそうなのに、敏子に連れられて肇たち家族は教会に礼拝へ通っていたことから、肇は学校でいじめを受け、盛夫は特高警察に連行されて外国人に繋がっているというあらぬ疑いをかけられてしまうのです。 アメリカに帰国した牧師からのはがきに描かれていたエンパイア・ステート・ビルディングを見て、アメリカ文化の発展性に驚いた肇。次第に世の中の動きに疑問を持っていくようになります。 そんな肇の近所には、いつも出前で自転車に乗りながら、「風の中の羽のように、いつも変わる女心」とハイカラな歌を歌う「うどん屋の兄ちゃん」(小栗旬)がいました。しかし、ある日「赤狩り」にあって警察に逮捕されてしまいます。このことが、さらに肇のなかの疑問を膨らませていったのでした。 戦局は悪化の一途。中学生になったHは軍事教練を受け、また妹の好子は疎開します。敏子は隣組で班長を務め、空襲の際の火消しなど女性たちを結束させていました。そして盛夫は仕立て屋を辞め地元の消防団に入ります。 ついに神戸も大空襲に襲われ、盛夫は火消しに奔走しますが、町は火に飲み込まれ、残されたHと母の敏子は焼け落ちる家屋の中を逃げまどいます。そして、一家は終戦を迎え、再生の道を歩み始めるが肇の心には“ある疑問”が残っていたのです。 戦後の闇市でHは、米軍相手に愛想笑いをし媚を売る大人、「天皇陛下万歳!」と言っていた教官の変わりよう、米軍相手に商売をする教官など、子ども心に大人の変わりように矛盾を覚えます。 肇はそんな大人の都合良く変わる変節が許せませんでした。この戦争はなんやったんや!と生きる希望すらなくしかけたとき、それを受けとめた盛夫の言葉で救われるのです。これからまた始めるんや!という父親の強い決意の言葉に触れた肇は、独立を決意。一家から巣立っていくのでした。 こうして物語を振り返っていくと、戦争映画と言うよりも子育て映画といっていい内容なのです。戦争の悲惨さよりも、主人公の少年が、困難な時代を乗り越えて逞しく巣立っていく過程が描かれていったのです。肇の追及に一見逃げているばかりにみえる盛夫にしても、よく見ていると息子の自発性をどう引き出すか、辛抱強く見守っていたわけなんですね。自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の言葉で語るように躾けられた肇は、軍事教練の教官ですら、納得いかないと疑問をあけすけにぶつける、信念の強い子供に育っていたのです。子育てで悩んでいる方には、きっと親子関係でヒントが得られることでしょう。 もちろん、そんなヒューマンなストーリーだけでなく、戦前の神戸の町並みを再現した臨場感も見どころの一つです。特に一家の暮らす神戸が空襲に遭うシーンでは、火の粉のなかを一家が逃げ惑うという、思わず手に汗を握る緊張感に包まれました。 焼け跡に呆然と立ち尽くす盛夫が、虚しさを滲ませるところは印象的。ああいい芝居しているなと唸ってしまいました。 水谷豊というと、どうしても『相棒』をイメージしやすいところですが、本作の盛夫役では、杉下右京とは全く違う小市民的な空気に逆らわないタイプの役作りをして、イメチェンに成功しています。特に評価したいのは、仕立屋として姿勢や所作が実に様になっていることです。これはプロの仕立て屋に指導してもらって、何度も練習した成果なんだそうです。 伊藤蘭との夫婦役も息の合ったところを見せ付けて、普段のおしどり夫婦ぶりを伺わせてくれました。 でも何と言っても、少年H役の吉岡が凄いのです。大の大人の役者に向けて、スバスバ台詞を放つのところは、怖いものなし(^^ゞ 本当に少年Hと同化しておりまして、恐るべき子役だと感じた次第です。追伸 空襲のシーンを見ていて、これはもはや戦争という行為を超えて、ジェノサイドだと思いました。敗戦国になったことで日本だけが悪者にされて侵略者のレッテルが貼られています。しかし、アメリカ軍がやったことを冷静に振り返れば、空襲や原爆の投下を通じて民間人を無差別に殺してしまっていたのです。 いま身に覚えのない「南京大虐殺」があたかもあったかのように仕掛けられていますが、それを言うならナチスドイツに匹敵するくらい民間人を殺したアメリカもお詫びしなくてはフェアーではないと思います。 " + }, + { + "date": "2013-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "戦中を描いているけれど、これは1個人の親子の家庭劇なのだ\n 妹尾河童の大ベストセラーの映画化と言う本作品だが、私は原作本を未読な為に、妹尾河童さんの自伝的小説だと言っても、この映画の何処までが、原作に忠実に描かれているのか、或いは、何処からが、映画独自のフィクションなのか、皆目見当が付かない作品である。しかし、何だか真実味の無い、全く嘘の作り話の戦争当時の話と否定してしまうよりは、むしろ実話とは思えない程に、戦前の日本には、珍しく進歩的な考え方をしていた父親に育てられた少年Hのヒューマン家庭ドラマと言う事だろう思う。これは、完全な1家庭で起きたストーリーの映画化作品であり、ファンタジー映画の類いであって、日本の、戦争を挟む、当時の真実を伝えるような、戦争映画では決して無いと思うのだ。そして何よりも、作家が自分自身の幼少期を描いているのは確かなのだから、嘘の様でも、この映画で描かれているエピソードの数々は、実際にあった本当の話なのだろう。素直に、当時には珍しく進歩的な、リベラルな思想教育をしていた親子の物語である。この様な考え方をする家庭が生れた背景には、これはきっと戦前には珍しい、洋装であるスーツの仕立屋と言う特殊な職業を生業としていた、父盛夫の人生経験から生れて来た考え方なのだろう。そして、それは神戸と言う港街ならではの、外国人を相手に商売をしている父、盛夫の無意識の内に、様々な顧客の考え方の影響を受けて人間的に育って行った盛夫の物語そのものでもある。彼は自然のうちに、コスモポリタンで自由で偏見の無い、総ての違いを受け入れる事の出来る、懐の大きい柔軟な人格者の父になっていったわけだ。ここに、父と息子、そして母と子供、兄妹の理想の家庭の姿が描かれている作品だと言う事も出来ると思った。確かに、当時の特攻警察にしては、甘い描写だと思うし、戦前では、あんな家庭は日本人の社会では村八分になってしまう家庭だった筈だ。そんな、信じ難いエピソードの連続でも有る。だが、そんな戦前の希有な家庭の中に、社会の在り方に関係なく、自分の生き様は、自分で選んで行く事の大切さが、胸を打つ作品だった。水谷豊と、伊藤蘭実際の夫婦でありながら、他人の夫婦を演じると言う事はどんな感じなのだろうか?何だか、返って俳優として演じ難いのではないかな?とも思ったが、このお二人がとても素晴らしかった。そして、H少年を演じた吉岡竜輝の熱演も、可愛いのだ。昔に比べて、日本の子役も随分と最近では演技派になってきたものだと感心してしまう。それは妹を演じた花田優里音にも当てはまる。でも、一人の子役で、15歳まで演じさせるのには無理が有ると思う。良い作品だけに残念だったな~ 嫌味の無い良い作品だったので暗くならずに楽しめた。 " + }, + { + "date": "2013-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "夏休み、観て損はしない!\n 水谷さんといえば失礼ながら相棒のイメージしかなかったのですが、こんなに丁寧で素晴らしい役者さんだったのか!と感心した。子役の子も素晴らしい表現力をもっていてびっくり。映画自体、じんわり温かくて、戦争映画にありがちな押しつけがましさとは一切無縁の穏やかさが心地よかった。「戦争映画」が苦手でもこの映画はいける気がする。脇役までやたら豪華で、そういう意味でもお得。画も綺麗で、特に焼野原のシーンはなんだか切り取って貼っておきたいくらい美しかった。公開されたらまた見に行くと思う。今度は親と一緒に。 " + }, + { + "date": "2013-07-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "水谷豊さんの演技が最高\n 7月10日の完成試写会を観にいき、豪華な舞台挨拶を含め、とても満足しました。戦争の憎しみ、悲しみとかを悲惨に描くドラマは多いです。でも、この作品はそれにも触れるが焦点はおかず、子供らしい視点や好奇心、明るい描写もおりこみながら、戦時中の過酷な環境下に落とされた平凡な家族(特に父親と子供)のメンタル面に特化してます。右にも左にもよさず、共産にも宗教にも天皇思想にも偏りすぎず、でも批判も肯定もせず、周りの空気を読みながら発言もしない。そんな「全ての人を尊重する、中立な思想」を「そのまま変えずにただ持ち続けること」がこの時代にどんなに難しいことか、戦争の群集心理の虚しさをキャスト、特に水谷さんとH役の子が迫真の演技で教えてくれました。特に水谷さんの無言でも心境の微細な変化が伝わる複雑な演技はもうっっ‼ポンッ‼(←太鼓判)一緒に見に行った連れ共々ファンになりました。戦争に翻弄されるドラマは沢山ありますが新鮮だったのは、大人と子どもの戦争の捉え方と乗り越え方の違いが描かれているところ。大人になってから戦争に飲まれる人と、学校教育が軍事訓練だった子供との違いははっきり描かれていて、原作が半自叙伝のためか説得力があり「そうだよなぁ」と納得しました。原作が分厚く上下巻あり長いので、Hのキャラクターがにじみ出るシーンなど、どうしてもカットがあり、後半巻いてる印象もありました。ハデに盛り上がるラストとか、ラストに無理やり泣きをつくる展開はないです。ただ制作費の力もあり空襲のおどろおどろしい雰囲気や恐怖は正月ドラマとかよりもっともっと詳細に迫力を持って描かれてます。音の作る迫力もあるので映画館のお金を払う価値があります。泣きどころ笑いどころもあり、お客さんもくすくすしてました。それに2時間の中で原作のここを描きたい、というのは伝わってきました。戦争という過激な意見を持つ方々の出やすいテーマを含むし、原作にファンが多いので、色んな意見があってもイイと思います。わたしにとってはとても良い学びになりました。暗い気持ちにならずに学べる良作です。原作について歴史背景などとのズレに関する批判があったこともありましたが、あの後著書自身が謝罪して100箇所以上書き直したので、もうズレはないんじゃないでしょうかw特に学童からみた戦争感覚が衝撃でしし。Hって実在したらいま83歳ですよね。たぶんこれから…電車のH世代のお年寄りに対して、私は見方を変えてしまいます(笑)実話ベースで長編の原作なぶん難しいですが、2時間で最後の部分ほんの少しはやく感じたため作品に+4点。+0.5点は水谷豊さんの名演への加点です(もちろん他のキャストさんも良かったです) " + }, + { + "date": "2013-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "甘い評価でごめん。水谷豊は名演\n 5月某日、都内の試写室で鑑賞。戦前から戦中・戦後にかけ、神戸を舞台に一人の少年の成長を描くのだが…。主人公の少年より、その父を演じた水谷豊の演技にひかれた。戦前、戦中という時代、歴史に関心がある評者はどうしてもその時代を描く作品に甘くなってしまい、点数はオマケしている。水谷と伊藤の夫婦役は、実に自然でいい。あの時代、子供を抱えた親がどういう感情を持って生きていたのか…。それは今の時代に生きる自分にはもちろん想像するしかないのだが、水谷の演技はその心情をうまく映している。H少年を演じる子役、がんばっていて好感は持てる。しかし、小学校4年(当時は国民学校)から中学卒業時までを1人の子役で押し切るのはちょっとムリがあるかな、と思った。そうしたリアリズムは排した…イヤ、降旗監督作品にそんなリアリズムみたいなもん求めたらイカンね。封切りまでちょっと時間があるけど、東宝さん、うまく宣伝したってや。 " + } + ] + }, + "184": { + "title": "そして父になる", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の親子ってなんだ?という問いかけの連続\n 子供にとっても親にとっても酷い現実。でもそこに散りばめられたシーンやセリフの中に「本当の親子」ってなんだ?という問いかけが続いていく。リリーフランキーが言ってたように、自分の経験からも時に親子に必要なことは計量的に「一瞬に過ごした時間」だ。あの看護師にも「時効はないだろ?」と思えるけど、彼女の存在もこの映画全体を貫く「法律やロジックでは全ては割り切れない」ことの伏線。彼女もまた精一杯の誠意を見せた。あのラストシーンから続く結論が「そして(本当の)父になる」ってことなのね。 " + }, + { + "date": "2019-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観たくないけど、反らせなかった\n 観ててずっと辛い。最後に父と息子が抱き合うシーンで少しほんわかするけど、やっぱり辛い。誰も報われないストーリーだな、と感じた。現実にあると考えると恐ろしい。子供も親もみんな可愛そう、ほんまに意味わからん。父と息子が並行して歩くシーン格好いいです。アマゾンプライム画質悪いね。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "父親不適格者福山雅治パパに振り回される物語\n リリーフランキーと真木よう子の夫婦が貧しいながらも理想的な家族を演じ、福山雅治が無神経で自己中の父親を演じる映画。福山のせいで、写真がどうのとかの思いつきで、子供をまるで犬か猫のように取り替える。是枝のうざい演出でみんなは感動するのか。血の繋がりよりも育ての親かよって言って、簡単なことで、こんなに揺れる、福山パパなら、何度でも波乱があるはず。反対にリリーと真木の家庭は何でも幸せ。福山の子供は優しいとゆうより、福山の性格破綻ににより心に障害が出て、反発できない精神病的なものが出ていると、受け止めざるを得ない。映画に出てくる福山演じる人物造形は子供の取り違えが無くても、いずれ人間関係破綻するであろう。是枝作品はたまに狙いすぎて無茶苦茶な展開が見られるが、信者のような人が国内外で多いので、騙されないようにしよう!それにしても、是枝さんは子供の演出が上手い。子供には台本を見せないらしい。その都度、一言だけ身振り手振りで教える。本を見せると、未来がわかる、わざとらしい演技になるかららしい。 " + }, + { + "date": "2019-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "血の繋がりか、愛した時間か\n 血の繋がりか、愛した時間か。6年間育てた子供が病院で取り違えられ、他人の子供だったと知らされた2組の夫婦を描く作品。親の葛藤、2組の夫婦の摩擦、生みの親か育ての親か、子どもから純粋なる育ててもらった親への愛、さまざまな心情が複雑に絡み合っているリアル。正解など誰にもわからない。下した判断の良し悪しは、これから先の自分次第。悩みながら、葛藤しながら、子どもとともに成長する。そして、父になる。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重さに耐えられるか\n とても重いテーマの映画。最初から最後まで重いストーリー展開と演出。その重さに観ていて耐えることができて、そんな重たい感じの映画が好きな方にはオススメです。色々なことを考えさせられる深い映画でした。。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストがどうも…\n ちょっとした表情とか動きとか、是枝監督さすがだなと思う。ゆかりが、寂しがっている慶多を『修理』するシーンが好き。テレビや予告などで流れていた、良多と慶多の段差のある道(言葉が思い浮かばない…)でのやりとりも泣ける。ただ、ラストが良いところをすべて持っていく。めちゃくちゃモヤモヤする。カンヌで賞賛される作品はほとほと合わないなーと痛感した瞬間だった。 " + }, + { + "date": "2018-12-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "父親目線で観てしまうと\n 父親目線で観てしまうと、6歳まで育てた子を手放すなんて考えられない。また、この映画、子どもの立場では残酷。尾野真千子ばんざい。真木よう子も良いね。 " + }, + { + "date": "2018-12-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "今イチ〜\n 今イチ〜 " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "個人的には、血縁よりも育てた親と一緒が自然ね家族の姿に感じた\n 個人的には、血縁よりも育てた親と一緒が自然ね家族の姿に感じた " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "子供にとって、どちらが良いか…\n 真逆の家庭環境で育った子供たち。急に入れ替わっても、そんなに適応出来ないだろうなぁ~特に、楽しい家庭から厳しい家庭ってのは、子供にとったら地獄だわ…最終的には、出来の悪い子供より、しっかり6年躾けた子供が恋しくなったようにしか見えなかった…それにしても、出てくる俳優がみんな実力派ってのが凄かった。是枝監督からオファーが来たら、みんな断らないってコトかな?とりあえず、リリー・フランキーが毎回『こいつが出がけになって…』って言うのが笑える(^o^) " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "答えのない選択肢の連続\n 人間関係に正解はない。それは親子関係ならなおさらである。親になるということは、常に選択肢を突きつけられ、その中で、後悔しない選択を性格かつ素早い判断力を持って対処しなくてはいけないのだと感じた。血のつながっていない息子を最終的には引き受けたが、これが正しい選択とは限らない。それでも、この問題に向き合い続けなければいけない。親になるということの難しさと、覚悟のようなものを感じた。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "父になるどころじゃねぇ\n 『万引き家族』『誰も知らない』路線の、重厚な是枝社会派ムービー。流石に引き込まれましたが、鑑賞後は思ったほど残りませんでした。福山演じる、エリートで情緒が薄い父親が、子どもの取り違え事件をきっかけに変化していく物語。主人公である父親に焦点が当てられていますが、事件自体があまりに非日常で深刻なため、父親よりも子どもの気持ちばかり気になってしまった。いやいや、親父の変化どころじゃないでしょ。子どもの問題がデカすぎるでしょ。6〜7歳の子どもたちの親がいきなり変わるんですよ!「少しずつ慣らしていきましょう」じゃねーよ!ケイタもリュウセイも、泣いたりしないのがまた胸に来ます。なんか、大人の事情をうっすら把握して空気を読んでいるようにも感じるのです。本当に可哀想すぎます。尾野真千子演じるケイタの母がケイタに「2人でどっか行っちゃおっか」とこぼすセリフはとても印象に残ります。本当その通りですよ!行っちゃって!福祉を利用して上手に暮らして!いきなり子どもが変わるとかありえないから!受け入れられるわけないですよね。こんなヘヴィでセンセーショナルなプロットで親父の変容に焦点が当てられても、正直フーンで終わってしまう。もちろん父親の変化はメタファを多用しながら丁寧に描かれているし、説得力は十分にあります。しかし、そっちよりも子どもだろ、なんて思わざるを得なかった。父親に焦点が当たったために、相対的に子どもの心情描写が少なくなっており、それは正直いただけなかった。それから、本作で思ったことですが、タワマンって結構やばい環境ですね。確かにゴージャスな気分で生活できそうですが、一歩間違えば陸の孤島になりますね。尾野真千子がメンタル病みかける描写がありますが、一度躓くと孤立しかねません。一方、リリー家の環境は子どもにとってなかなか理想的です。人がわちゃわちゃおり、日常にいろんな刺激が満ちています。雑然とした環境は子どもの好奇心を育てますから。タワマンは、無駄を排した合理的で鋭利な大人の世界であり、子どもとか老人とか病人には適さない住居環境だな、と実感しています。良かった演者は真木よう子です。ヤンキーっぽい女性を演じさせれば天下一品ですね。もともと品のない人だとは思ってましたが、下品というほどでもないので、芯の通ったワーキングクラスウーマンはドンピシャでした。尾野真千子もなかなかのハマり役。リリーは上手いけどなんか邪悪な雰囲気があるように感じます。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "子どもの気持ちに感情移入…\n 子どもって3歳までの育て方で決まるっていうからね。う〜ん…「元に戻そうとしないでそのまま育てればいいじゃない」って見ながらずっと思っちゃった。最後の福山さんが「もうミッションは終わり」って言った時の子どもの気持ちとか考えると…私はそんなに良い作品だったとは? " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 可も無く不可も無く。 " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "結末は視聴者の想像に任せます系のラストだけどさ\n まあ実際は育ての親が引き続きそのまま家族となっていくんだろうなでもそれで幸せになれるのかなずっとこの子は自分の本当の子供じゃない、自分の血をひいてないってわかってて育ててんでしょ。子供自身もそう。そうわかっててお父さん、お母さんと呼んで生活してるんでしょ可愛そうじゃない?2にしようと思ったんだけど色々考えさせられる内容だったし不覚にも泣かされたので3にしました " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "静かに始まり静かに終わる\n 昔話題になった映画。地上波を録画していたものを、時間ができたのでやっと見た。感想としては淡々とした日本映画、の印象。俳優陣の演技は引き込ませるほど良かったが淡々として取り違えという取ってつけたような設定がつまらなかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これもまたレンタル落ちDVD200円。 赤ちゃん取り違えの悲劇。実...\n これもまたレンタル落ちDVD200円。赤ちゃん取り違えの悲劇。実際にたくさんあったというのが恐ろしい。気づかぬままの家族もあるだろうとか。是枝作品は配役が絶妙ですね。今回MVPは真木よう子。こわ可愛い母役最高、この頃の彼女は良かった。結論がちょっと甘いぞ!どうせならどちらの子からも嫌われ、嫁には見捨てられ、朽ち果てていくエリート福山を見たかったぞ。タイトルは「そしてウツになる」もしくは「そしてヤケになる」 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "子供が取り違えられた事への親の怒りがあまりにも淡々としていて違和感...\n 子供が取り違えられた事への親の怒りがあまりにも淡々としていて違和感が。一方子供も6歳であればもっと激しい戸惑いがあるはず。いろいろな意味での人間臭い感情が感じられなかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ケイタ君が不憫だ\n 自分の事しか考えてない父親に振り回されて可哀想に。明日からあっちの家に行け、もう帰ってくるな。かと思えば約束破って会いに来ちゃった。。こういう時子供に選択権は無いのか?最後のケイタがカメラでいっぱい自分を撮っていた事を知って泣くシーン、どれだけ自分大好きなんだよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "結婚も出産もしたくない人はどう感じるか\n 『そして父になる』(2013)劇中で昭和40年代以降は、赤ん坊の足の裏に名前を書くなどして防備して、今はほとんどないような事が説明されているが、赤ん坊取り違えによって起きた物語である。DNA鑑定のシーンが出てくるが、これは取り違えによってなされるが、他にも男女の乱交によって、誰が本当の子供かわからないところから鑑定になったりするのは、芸能人がそれをしてワイドショー沙汰になったりもした。男女の乱交問題も現代の日本社会がもっと問題視すべき点だが、この映画では、取り違えられた男の子二人は小学校入学半年前の時期らしく、それぞれの夫婦(福山雅治と尾野真千子の夫婦役と真木よう子とリリー・フランキーの夫婦役)が、どちらの子供をそれぞれが引き取るかという話になっていくだろう。6歳くらいまで大事に育ててきた思い出と、血のつながっていると言われてきたが遺伝子を引き継いだ実の子と。6歳くらいまでも育ててしまうと、簡単に取り換えなおす気にはなれない。ぶっちゃけて言えば、取り換えた後も、夫婦二組と子供二人も定期的に会うなどして、気軽に出来ないのかという考えもありそうなものだが、感情はそう簡単なものではないだろう。筆者に子供がいない現在、この気持ちは私に強くはわからないだろう。二つの家庭は、子供連れで一緒に会う。子供たちは取り違えなんて知らないし、それぞれの二人と、リリー演ずるほうは2人他にいて、一緒に遊び始める。二つの家庭のキャラクターの違いも経緯に作用するが、福山は育ての子も実の子も両方引き取ろうとする。友人の弁護士役が田中哲司。実物は仲間由紀恵と再婚して双子の父親になったばかり。この映画は現在の5年前。双方の夫婦と福山側の弁護士と病院担当者と、リリー側の弁護士もか、話し合いを持ち、どうしていくのかみていく。ただ、現在の日本人の中には、結婚もいらないし子供もいらないとする個人主義者が増えたようなイメージがあるから、この映画では、そういう場合よりも夫婦もクリアしているし、子供だって取り違いがなければクリアしていた段階の人達だった。子供を交換して様子をみるが、福山側は都会のエリートの生活。リリー側はかなり田舎の個人商店、育て上げられてきた雰囲気がまるで違う感じなのだ。ただ、6歳頃の子供なら、だんだん新たな環境に適応していくような気もする。でも何か大変な異文化体験な気もする。リリー側は放任的だが、福山側は習い事などもさせていて、気持ちが複雑かも知れない。リリー側は食事も豪快だが、福山は、実の子に箸の持ち方から教えようとする。だが子供は別に拒否もせず、教わる。適応、再適応は子供の年齢にもよるだろう。この作品が6歳頃に子供を設定したのは、年齢によっても、家族の考え方によっても、経過が違ってくるだろう。電車での母と子の陰影とか、福山が「壊れたヒーターも直してもらおうか」というセリフなども、なにか思わせる。福山役のエリートサラリーマンのキャラと、リリーのそれとの違いが考えさせる。福山役が二人の子供を引き取ろうとするところでいざこざが生じる。リリーのセリフ、「負けたことのない奴は人の気持ちがわからないんだな」。この映画は福山役のようなエリートサラリーマンがどうこの事件によって変化していくかというのもあるのか。そして、裁判の現場になる。取り違えたと思われる看護師も出廷していたが、そこで看護師が幸福そうな一流企業の赤ちゃんに嫉妬して、わざと取り換えたという。私には書ききれないが、時効の問題や、それぞれの取り違えられた人達がどう考えるかなど細かい。考えさせられる。福山役の実家も出てきて、父親役の夏八木勲が存在感を出しているが、この映画の放映年に亡くなっていたのか。父親は血で似てくるから、早く交換して相手の家族と会わなくなることをアドバイスする。そう簡単に行かないという福山役に、後で、夏八木役の後妻役の風吹ジュンが、育てていると血以上に親密化するようなことを福山役にいう。夏八木、風吹と、渋い演技だ。雲空のシーンが少し入ったり、細かい工夫だ。エリート人間もいろいろとそれによって言われるシーンも多い。エリート対庶民、社会的有能対非有能という部分も是枝作品には意識されているのか。取り換えたくない気持ちを残しながらも、取り換え違えられた二人は交換されて、それぞれ血のつながったほうへ向かう。別れの辛さを言葉なしに演技で表す。これは是枝監督のカンヌ最高賞記念に新たに監督が編集して民放テレビで放映されたのを録画しておいたのをみたものである。本当にその後はそれぞれ会わないほうが良いのかどうかは私にはなんとも言えない。それぞれの父親、母親が、友情のようなものも感じさせていたりした。個性はあるものの、誰もが悪人ではなかった。映画の宣伝でもみられた、双方の家族全員での記念写真のシーンになった。実の子がやってきた段階も、これまでの躾の違いから親子とも大変かも知れないが、それぞれの躾をはじめる。福山役が風吹役の義母と電話で会話するシーンも泣かせる。福山側に戻った子供が元のリリー家にいってしまうのだが、福山役が連れ戻す。寝ている子の前で夫が妻に、昔同じことをしたんだと語るシーンは深いものを感じるシーンだ。福山役の男は社会的にはエリートだが、基本的に不器用なのに、器用なリリーの家で育った息子がだんだん親子に慣れていくシーンはかなり泣ける。それからも複雑でデリケートな親たちの心情が映される。その後も思い出すことでの泣かせるシーンなど、連続する。そしてまだ複雑な関係性が描かれる。もう涙が止まらなくなる。そして、別に会ってはいけないということもなかった。不器用なほうと器用なほうと、それぞれ補完し合っているようにも思えた。育ての親というテーマもあるが、それでも結婚も出産も子育てもしたくないという人がいるという側面を間接的に垣間見させる。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父親になるということを自覚させる\n そして父となる、は子供を取り違えるというショッキングなことがテーマですが、そこに焦点があるわけではなく、あくまで福山雅治の演じる父親が、父親として自覚するまでの成長物語の側面が強い。取り違えの話はあくまで背景としてしか意味はない。そこに対しての社会的なメッセージなどは全くない。病院との裁判もほぼ描かれないし、加害者との話も多くはない。加害者とのエピソードと、母と子との絆を主人公に印象付ける役割でしかなく、批判的ではない。子供が生まれたからといって、男は自動的に父親になれるわけではない。子供にとってかけがえのない存在であると自覚すること、子供との時間をいかに大事にしたかによって、それは徐々に父親らしくなっていくのだ。主人公の父親は血縁という、母親は血縁ではないという。何をして父親というかは正解はない。しかし、自分がどういう父親であろうとするかは各個人で答えを持っているべきだ。子供にとって父親は1人しかいないのだから。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けるし、考えさせられる\n これこそ、映画芸術。エンタメでもあり、考えさせられもして、泣ける。福山も、リリーフランキーもダメな感じがいい。誰の気持ちにも共感できる。子どもも素晴らしい演技。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "家族になってゆく\n 2度目の鑑賞正解のない父親の姿替えのきかない父親という役割それぞれの父親があってそれがどんなでも子供にとってはたった1人の父親大人だって気づかないことがある大人だって間違えることがあるそれでも1番に、沢山の愛を、子供に注ぐ家族みんなで家族になっていく時が父親にはしてくれないみんなで家族を考え、家族になる何度見ても泣いてしまうと思う心にしっかり入ってきますぜひ万引き家族も劇場でみたい " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "普遍的なテーマ\n やるせなさや息苦しさを沢山感じることを想像していたが、そんな事はなかった。意外とさわやか。父とは何か、家族とは何か。子供を愛し、育てるとはどういうことか。子供の取り違いという今では馴染みがない事件を発端にはしているが、問いかけているテーマは人の親なら誰にでも当てはまる普遍的なもの。役者陣の演技がとても素晴らしく、ずっと二つの家族の行く末を見ていたい、見届けたいと感じさせてくれる映画だった。是枝監督の映画は大好きだ。万引き家族、観に行こう。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "正反対の家族での取り違え 自分なら絶対無理だろうなぁって思う それ...\n 正反対の家族での取り違え自分なら絶対無理だろうなぁって思うそれに血の繋がりよりも今まで過ごしてきた時間が大事なって思ったそれをあの看護師の子供が表してるリリーフランキーの言葉が印象に残ってる琉晴って名前つけるはずだったのにどうみたって啓太って顔だもんなって " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おうち-95\n 「父」になった。上流階級の子供と庶民的な家庭の子供が、生まれたときに取り違われて育った話。視点が上流階級側というのが面白い。是枝監督は、むしろ庶民的な暮らしを描いてきたと思ってたので意外。都会で必死こいて働いてる身としては、福山さんにもリリー・フランキーさんにも同情できる部分があって、その心の痛みが伝わりました。6歳くらいの子供を持つパパってちょうど仕事も任される身になったりして、家庭を犠牲にしなきゃいけない部分もあるし、でも家族と過ごす時間が一番だっていうのはすごくわかるし。私の父も仕事人間なので、海外赴任、単身赴任、出張、毎日残業…で、父親と夜ご飯を一緒に食べた記憶があまりないくらいだけど、一家の大黒柱として働いてくれて、遠目から暖かく見守ってくれてたから自信持って「愛されてた」って言えます。斉木家のほうが幸せそうに映るけど、決して野々宮家も不幸ではないと思います。どちらも幸せな家族。子供取り違え問題は、ちょっと違うけど『八日目の蟬』だったり、ポップには『塔の上のラプンツェル』だったり、結構映画では観るテーマだったりしますが、現実味を持って悩ませられるのはこの作品が随一かも。是枝作品は肌に合うみたいなので、これからも追っかけたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見やすい。\n Amazon primeにて鑑賞。特に大きな展開はないけど、面白い。家族とは何か、血縁が本当に全てか、を考えさせられる。親の期待に応えようとするケイタの健気さがホントに泣けてくる。。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テレビで鑑賞\n すごく良い。子供の取違いの被害にあった2つの家族の話。6歳まで育てた子供がある日自分の子供でない事がわかる。お互いの家族の子供を交換することになるが、最終的には元の家族に戻すことになる。福山雅治演じる家庭が金持ちで仕事ばかりしているのに対し、リリーさん演じるのは貧乏?だが楽しい家庭。子供と一緒にいる時間が大事なことを教えてくれる。リリーが子供と過ごす時間が大事と言ったことに対し、福山雅治が僕にしか出来ない仕事があるんですというのに対し、父親も大事な仕事ですと言ったのが心に残った。仕事も大事だが、家族、子供、プライベートとのバランスが大事な事が伝わってくる。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "正解が無いことが正解なのかも…\n 「土曜プレミアム」での“是枝裕和監督自ら編集した特別版”の放送て2回目の鑑賞。誰にでも訪れる人生の岐路における選択の場面で下さなければいけない決断には、正解なんてものは端から存在せず、もしも選んだ道が悪い方向へと自分たちを導くものだったとしたら、また考えて直して新たに選択すればいい。節目節目で考えて考えて考え抜いた末に選択し決断していくことが、人間の行動としての“正解”なのかもしれないな、と思いました。血の繋がりか、過ごした時間か―。究極の二者択一を突き付けられた良多は後者を選択しました。その選択についても、あくまでも良多が自分なりに考えて下した決断でしかなく、決して“正解”などではないのかもしれないなぁ、と。それからの親子の様子を描かない辺りも、是枝監督自身がそのことを伝えたかったのではないかな、と感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テレビで再見\n 独身の時にリアルタイム(映画館)で見た。子供が出来てから見ると思うところが大分違う。どうしても我が身に置き換えてしまう。子供のことを考えると、涙が止まらない。これから登場人物たちは、新しい家族の形を築いていくのかな。それぞれの子供にとって、両方の両親が大切な存在になるといいな。しかし現実的にこんなのってあり??設定がリアルじゃないのに、そこから始まるドラマがリアルすぎる。子役。題名の意味。是枝さんは本当にすごい。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "切なすぎる\n タイトルのとおり、いろんな葛藤や拒絶を受けて最後の最後に、そして父になる。切なすぎる…!!!! " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「家族」に対する解答の1つ\n 家族とは生物学的な血の繋がりなのか、或いは人生経験における共に過ごした時間から生ずる絆なのか... 是枝監督が『万引き家族』でも世界に問うた「家族とは何か」を主題とする作品。と、同時に「幸福とは何か」を問題提起している。幸福とは「金銭的裕福さ」と一意的に対応するものなのだろうか?我々が身を置くのは資本主義社会であるが、子供にとってその即物的でユートピア的な思考は、子供の想像力や感性を頭打ちしてしまう檻となってしまうのではないだろうか?確かに幸福は様々な形があっても良いのだろう。しかし、大人になるにつれてますます理性の束縛を受けるこの日本の社会において、子供の溌剌さを抑制するというのは、彼らの自由を奪い、退屈さの監獄に閉じ込めることを意味する。社会的に自立している、所謂「ちゃんとしている」ことが全てではない。ある程度の社会ズレはしていないに越した事はないが、子供には、たくさんの世界を見せる必要がある。高級マンションの一室でピアノを練習しているだけでは得ることができない、地域との密接な交流や、両親の職能をその目に焼き付け、尊ぶといった、幅広い人生経験が子供にとっては必要不可欠だと考える。そういう意味で、家族が「人生経験や愛情を教える先生・仲間」であるとするならば、血の繋がりは、もはや家族の必要条件ではないのだろう。という是枝監督の解答を与えた優等生的作品。この是枝監督の「家族とは何か」についての論考は『万引き家族』でより深化、複雑化する。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "自身に起これば大混乱\n 福山雅治の混乱は自然なもので、リリー・フランキーの方が「あんな達観できる人いるんだ?」と不思議に思えた。不幸であってはならない出来事の上に成り立つドラマではあるが、福山雅治が父親に“成れていなかった”部分を抽出して見てしまった。他者に起こる出来事として感動できるが、我が身に起こったらと思うと、ドラマだな…と思ってしまう。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "カンヌの興奮を引きずりながらNHK大阪で夫婦善哉の収録の見学していました\n カンヌの興奮を引きずりながらNHK大阪で夫婦善哉の収録の見学していました " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親になるミッション\n セミですら15年(ってセミに失礼か)。子供が産まれたからと言っていきなり人は「親」になれる訳ではない。特に父親の方がなかなか実感が湧かないとよく言いますが…。我が子の間違いと思えば愛おしくなるくらいなのに、他所の子だと知った途端に、生みの親の素性のせいかと疑ってしまう。二家族とも似通った家庭なら、もっと隔たりがなかったのかも知れませんが、一方は高層マンションに住むエリートサラリーマンのお受験お坊ちゃん、他方は街の電気屋さんで一日中遊んでいる子という、真逆の環境。どちらもきちんと子育てしており、別に教育方針が悪い訳ではありません。しかし”取り違えた”看護師の動機に驚愕します。隣の芝生が強烈に青く見えてしまった彼女は「世間体」の象徴であり、世間の目にはどちらの方が「幸せな家庭の評価基準」を満たしているかを表しています。それは、一体何が分かるの?と聞きたくなるような、正に小学校のお受験そのもの。当の子供の気持ちも意見も汲み取っていない基準です。厳格な父親の影響を色濃く受けて、強迫観念すら垣間見える良多。慶多からの愛を受け取っていなかった自分に初めて気がつくという着地点が素晴らしいです。違和感があった点を挙げるなら、取り違えの報告を受けた際、空が割れたかのような激しい動揺を見せてもいいものを、まさか〜ということなのか随分あっさりした最初の反応や、両家がいつの間にか淡々とお泊まり交換会を進めていく過程です。その後学校はどうしたのでしょうか…。親子とは、家族とは何か。戸籍上家族なら義理でも家族なのか。血の繋がりがあれば真実の愛はあるのか。血縁は自己愛の延長であり、人間が都合の良い理由を見つけやすいだけなのかも知れません。同じ人間なら、良い所も悪い所も、どこかに共通点を見い出したっておかしくないし、友人だってそんなもの。エンドクレジットを観て、吉田羊さんがどこに出てたのか、探してしまいました(^_^;)。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "血の繋がりって?\n 血縁って? 夫婦も元々は他人 時間を経て家族になって行く その過程に子供が生まれて 家族が構成されて たまたま そこ子が他人の子供だっただけ 変わらぬ愛情を注げば 第三者はなんと言おうと 立派な家族だ " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "中立でみれる\n 赤ちゃん入れ替えによって二つの家族に起こった葛藤。エリートと庶民、都会と田舎、タイプが正反対の双方の父親と、入れ替わった子供。双方が極端なので、どちらの立場にも共感と違和感を覚えるため、中立の立場で観ることが出来る。父とは何か、親とは何か、家族とは何かを考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "過酷な現実\n 色々考えさせられた。親子供関係なくこれが現実だと知らされたらどんな心境になるのか。本作はとても感動的であったが、そういう面ではとても恐ろしい。ヒューマンドラマゆえそれは当たり前だが、人物を一人一人丁寧に描いており、感情移入しやすい。それぞれの立場になって考えることができるため、よりこちらも胸が締め付けられる思いになるわけだ。だからこそやや自分勝手な考えだった福山演じる父親の最後の台詞、「出来損ないだけど、パパだったんだよ」が響くのだろう。産みの親、育ての親…この問題は本当に難しいだろう。私にはまだ子供がいないため、もしかしたら本作の真意は分かっていないかもしれない。私に子供が生まれ、親としての自覚が現れた頃にもう一度鑑賞するとそれが分かってくるだろう。単なるいい映画ではなくて。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父になれたか\n 6年育てた子供は別の家の子でした。是枝監督初経験。一人一人の心情をしっかり描いており、評判に違わぬ良作。価値観は人によって家庭によって異なり、それぞれ良かれと思った行動をしているのだけれど、すれ違いが続いていく。父親も母親も子供もいたたまれなくて、見ているのが苦しかった。はっきりとしたラストは描いていないので、それが苦手な人には向かないかも。親との関係、子との関係、自分を司るアイデンティティ、登場人物がそれぞれ持論を述べていき、視聴者自身も見つめ直すこととなる。私は人間は育ちだと思うけれど、養子を育て言う事を聞かなかったら、それを血のせいにしてしまうかも。 " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "無機質なピアノ、カメラワークが素晴らしかった\n 終わりかたがイマイチで後味が悪かったが作品としては良い " + }, + { + "date": "2017-10-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ロードショーにて\n 内容はすごく重たいな。そりゃ、6歳にとっても過酷な現実。ところどころ、はしょられてて残念。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "私は野々宮家で育ちたい\n 野々宮家と斎木家、どちらが良い、どちらが悪いではないと思う。もしかしたら世間的には斎木家の方が裕福でなくても親からしっかり愛情と時間をそそがれているという良い印象なのかもしれないが、私は野々宮家で育ちたいと思った。私の父親も仕事ばかりで遊んでもらった記憶などはないが別にそれが悪かったとは思わないし、経済的に不自由なく育ててくれ、習い事にも通わせてくれたことの方が感謝している。小学生のときは確かに遊んでほしいと思っていたのかもしれないが、大きくなるにつれてそんなことよりも家庭の金銭的なことの方が気になる。野々宮良多の子供に対する接し方は絶対に間違っていたことではないと思う。でもこの映画はどちらかというと斎木家を良しとするような映し方であまり気に食わなかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気持ちはわかる。\n 気持ちはわかる。ここで終わりじゃなくて、この後も人生続くぞ、という感じがよい。リリーさんのパート、恰好良すぎ。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "血の繋がり\n 感動映画に関して、個人的にとても弱いのが「親子愛」なんです。やっぱり泣いてしまった。終盤でブワッときちゃいました。1番可哀想なのは2人の子どもですね。「なんで?」が全てを物語ってます。生まれた時から現在まで育ててもらったんです、その時点でもう子どもからしたら父親・母親なんです。子どもが成長し、血の繋がりの意味を理解してからでよかったのではないか。特に福山に関しては血縁というものを利用しての言い訳に過ぎません。リリー家族は「なんだコイツら?!」と思ったけど、物語が進んでいく内に気持ちが変わりました。細かい所も気をつけながら観ると色んな発見ができます。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感情\n 一切の感情を封印し、世間体や効率といった理性を一番に生きてきた良多。これって、世の男性と被って見えました。逆に、電気屋さん、ふたりの母親は感情で息子に接しています。「可愛いから」「好きだから」という感情は、「将来のため」という理性よりも、原始的なものなのかもしれません。だから、子供にも伝わるのかも。息子が入れ違いになったことでやっと、良多は育ての母親や妻、そして息子に愛されていることに気がついたのだと思いました。感情を封印していると、愛されていることにも気がつかない。なんか、警告のようですね。のらりくらりなリリーさんの演技は、今作でも素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心の裕福と物質の裕福が対照的\n 子供にとって楽しさが1番だろう。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "彼らの気持ちになって\n 映画館でみて、この前の地上波も観ました。私はかなり感動して好きな作品の一つです。話の流れがゆったりなので、そういうのがダメな人は眠くなるかもしれませんが映画館で見た分には最高によかったです。TVだとやはり映画より集中出来ないので、感情移入しにくいですが映画で集中して観ていると自分を含め周りの方も結構泣いておられました。仕事では何でも出来る男が父としては未熟だった。それが、子供の入れ違い問題ともう片方の家庭との比較で分かり福山雅治(父)が変わっていく姿がとても胸をうたれます。血の繋がりか一緒にいた時間のどちらを選ぶか、正解はないですがそれぞれの人の考え方がありその一つがこの作品だったと思います。父と子のあり方が改めて考えさせられる作品だと思います。完璧に見える人にも欠点があります。そこにも気付かされる作品になってます。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "becoming a father\n 難しいテーマ 20歳になったら本人含め話し合えば良いかと考えました 2組の両親ができるということもあり得る 2家族あの家に住むことを示唆した可能性も?いい演技でした " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "映画としては最低\n 映画としての評価は0,5。本当は、マイナス3だけど。お金を払って、劇場で観たら腹が立つだろうなァ。実話を参考に制作された作品なので、興味を持ってテレビ視聴したけど。制作にお金を掛けない、安いセットの仕上がり。効果音無し。音楽も、ラストだけ(ピアノソロ)テーマはとても良かったのに、ガッカリ。テレビドラマだとしたら、評価は5だけどネ。これは、演劇、舞台上演の方が感動するだろうなァ(良い脚本、演出で脇を固めれば)本編の良かった所は、ラスト近くで福山雅治がカメラを見ながら(子供が撮った自身の姿)アゴがピクピク震えるシーン。演技がうまかった。是枝監督、テレビドラマはいらない。「これが映画だ」と言える作品をお願いします。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前半、尾野真千子さん以外の人物を誰も好きになれませんでした。しかし...\n 前半、尾野真千子さん以外の人物を誰も好きになれませんでした。しかし、だんだんと本筋を壊さない程度にそれぞれの人物の説明がなされ、多少同情のような感情は生まれましたが…。特段盛り上がる場面はありませんでしたが、テンポが悪いとは感じませんでした。もう少し役に感情移入できる要素がほしかったかなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "最悪でした\n 最悪でした。 みたことをこうかいしています。 [カンヌをはじめ数々の賞に輝いた] と記述されていたからみたのですが、 見事に期待を裏切られました。 意味不明で冗長で単調で退屈な映画でした。 どこで感動すればいいのかさえ不明でした。 せめてテンポよく 60分間にまとめていれば、 もう少しまともな映画に仕上がっていたのでしょうが。[子供を病院で意図的にすり替えた] というじてんで、 どう考えてもハッピーエンドは有りえません。 その、 絶望的なストーリーを延々と垂れ流すだけです。 しかも、 一番幸せなのは、 子供を意図的にすり替えた看護師という、 救いがたいはなしです。 これをみて、 どこに感動しろというのでしょうか。序盤で福山雅治が、 子供がすり替えられていたことをしり、 [やっぱりそうか] と言います。 自分の子供が [自分よりも できが良くないから] です。 しかし、 その子供はピアノをひき、 学校の受験にも合格しています。 つまり優秀です。 このじてんで意味不明です。 最初の子供が無能でなければ、 筋が通っておらず、 視聴者には意味不明です。 このような作品の未熟さが非常に多くの点で存在します。 よって理解不能です。 ひどい作品です。貧乏家族の方の子供がゲームウォッチ (ドンキーコング) で遊んでいたのも意味不明です。 貧乏アピールだったのでしょうが、 2017年現在ではゲームウォッチは希少品です。 念のため買取価格を調査したら 1万500円でした。 ゲームウォッチは高値で売り払い、 普通に普及している携帯ゲーム機で遊ばせるべきです。 最初は [ゲームウォッチで遊んでいるということは、 何十年も前のはなしなのだろう] と思ったものの、 携帯電話を使用していたので最近の時代であると判断できました。 このような珍妙な設定が多く、 視聴者を混乱させます。福山雅治が終盤に涙ぐむシーンも理解できません。 [以前の子供が福山雅治の写真を数多く撮影していたから] です。 普通、 人間はそんなことで泣きません。 泣くとすれば [子供が自分のために陰ながら努力してくれていたこと] などです。 しかし、 カメラの撮影は違います。 シャッターをおすだけだからです。 視聴者を泣かせることにすら失敗する監督。 見るに耐えません。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "子供を交換するのは無理・・\n 地上波でやっていた。「血は水より濃い」という言葉があるが「生みの親より育ての親」という言葉もある・・映画の中で樹木希林が言っていたか!?2013年の是枝作品。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主役が唇を震わせて泣くシーンで涙腺決壊\n 微妙にネタバレかもしれないが微妙なので全体公開で。子供が作った折り紙の花、子供が撮った写真、ささやかな子供の行動……口数は多くは無いが、しっかりと親を見て親を愛していることが、そういうものから伝わってくる。映画全体の構成もそうで、序盤に何気なく出てきた台詞やモノが終盤に効いてくるという優れた伏線回収が多い。また、子供はどちらの子も一度も泣かず、多くも語らない。そこがキモで、そこがうまい。さすが是枝監督……と思わざるを得ない仕上がりだった。未見の方はもちろん、イマイチだった気がするという方にもぜひ、細かいところまでよく観てみて!と言いたくなってしまう。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "過ごした時間と愛\n 血の繋がりがあるかないかなんて関係ない。6年間は我が子として愛を注いできたわけだから。やっぱりお互い元の家がいいですよね。昔ながらの威厳ある父を象徴する福山雅治とおおらかで優しい父を象徴するリリーフランキー。両極端の家庭を強調することによって考えされることもあり面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーは分かりやすかった。 これには結論がない。実の親の元で生...\n ストーリーは分かりやすかった。これには結論がない。実の親の元で生活をすべきか、6年間育った親の元で生活すべきか。それは¥ではい交換、て訳にはいかない。2組の両親と本人との間では、感情のUP-DOWNや葛藤が生じる。福山さんがエリートサラリーマンで子どもと距離を置き、あまり接することのないクールで仕事人間を演じていたが、それが写真1つでぐらついていく。6年間と今からの思いが交錯したかのように感じた。リョウタと両親との関係は何となくわかったが、込み入ったあたりももう少し描いて欲しかった。それによってクールな性格になったのも分かる気がしたからだ。ホンマ正解はないストーリーだけに、1つのところで提示してくれたのは他の選択肢の想像の布石にもなる。 " + }, + { + "date": "2017-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "盛り上がりが少ない\n 前半部分だらだらと物語が続き、子供を取り間違えたというのに何となくみんな冷静。もう少し感情的な部分が入っても良かったのでは??ラストシーンは子供(慶太)に愛情を注いでやれてなかった自分に気づき、元々育てられた家族にそれぞれ帰るのだろうが振り回される子供がかわいそう。本当の子供をもっと愛してやろうという風にはならなかったのだろうか。どちらにせよ何となく中途半端な感じがしました。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "答えなんてない\n 苦しかった―。私は母でもないし、もう子どもという年齢でもないので両方に同じくらい感情移入してどっちも辛かった。もし親と血がつながっていなかったら…?子どもなら育ての親を選ぶかなあと思う。もし子と血がつながっていなかったら…?どっちも選べん…よね。6年て大きいよね。私6年育てた子ども他人の血って知っても手放せない。かといって自分の血を受け継いでる子のことも気になってしょうがない。うううううううううむ。。。。。福山さんの家庭は裕福で、でも少し冷たい空気感がしててそれが対比していたリリーさんの家庭の空気を取り入れようとする最後の方のシーンがすごい切なかった。そのあとの「パパとママに会いたい、ごめんなさい」みたいな台詞がもう苦しくて苦しくて…ううううう。こんなことあっちゃあかんけど、犯人をかばう子どもも血はつながっていなくて…でも「お母さんだもん」って。要所要所が切なかった。最後の福山さんの涙や呼びかけも…。そしてあの終わり方!嫌いじゃない!嫌いじゃないけど!!!!!!考えさせられる映画ですね。でも血より時間だと思ってしまうなー情って大きい。 " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "答えがみつからない\n 地上波でやってたので2度目の観賞。2度目の観賞で1度以上にいいなーと思いました。星4.5 →星5-----最後まで自分の答えがでなかった当事者になったら自分はどうするか?わかりません " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "家族のかたちは人それぞれ\n 貧乏だけど仲の良い家族。お金はあるけど会話が途切れ途切れの家族。二つの家族の対比がわかりやすかった。結局どこに産まれようと、そこで生きていかなきゃならない。 " + }, + { + "date": "2017-01-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "苦悩は続く\n すごく感動しました。子供たちが大人になるまで、あと14年。父になり子供と向き合うことができるようになった良多の本当の苦悩はこれから始まる。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "子供の有無で、感想が変わるかも。\n 「海街diary」がとてもよかったので、是永監督のこの作品を見ました。評判もよかったし。福山さんとリリーさん、それぞれの父親像が対照的。母親はやっぱり同じ。どちらの父親がいいのかというのは、一概に言えませんけどね。福山さん演じる、ちょっと冷静な父親が見せた姿に、考えさせられたかな。この作品。もし私が母親だったら(子なし主婦)、もうちょっと涙したのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-10-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "父としての成長\n これから父親1年生になる自分にとって、だいぶ考えさせられる内容だった。ストーリーはもう、タイトルのまんま。子どもの取り違えというアクシデントを軸に家族とは?親子とは?というテーマを掘り下げる。海街diaryもそうだったけれど、この監督の画づくりが好き。他の作品も、機会があれば観てみようと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "無理のないシナリオ演出、自然な演技でストーリーが頭に入ってきやすく...\n 無理のないシナリオ演出、自然な演技でストーリーが頭に入ってきやすく、最後まで飽きずに見れた " + }, + { + "date": "2016-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動。\n さすが是枝監督です。なんとも言えない深いものを心に残してくれる作品です。大人になったらもう一度見ようと思います。二度目に見ました。やっぱり深い。映像ひと場面ごとにちゃんと意味があって見た甲斐のある映画でした。3回目見ました。ラストシーン、自分なりに何度も何度も考えました。二家族とも群馬で暮らすっていうのが自分なりに出した結論です。@crimson " + }, + { + "date": "2016-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの\n 子どもと血が繋がっていても繋がっていなくても、それぞれの両親の在り方や家庭環境の違いによって、子どもの成長の仕方が変わるのだとしみじみ感じた。映像美がとてもきれいだった。個人的には野々宮家の感じがすきです。 " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優がみんないい味出してる\n 映画が終わるとき、このタイトルを改めて思い出して感慨に耽る。血のつながりとは?家族とは?考えさせられる映画。こういう難しい場面に直面したとき、どのような答えを出すのか、考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "こどもの気持ちは?\n 巻き込まれたのは家族みんな。福山演じる自己中親父が兎に角、好きになれなかった。(子供をすり替えた看護婦が最低なのは、勿論だけど。)逆に尾野ママは好印象。知らぬ間に息子の撮っていた写真は…。(この息子の気持ちを想像すると、切ない気持ちでいっぱいになる。)映画でもニュースでも本でも、家族の話を見聞きする度に思うのは、親から子供へ愛情いっぱいに接しているって家庭も、勿論あるけれど、どんな家庭でも共通しているのは(子供から親への無償の愛情、思い。)の多さのように感じる。この映画に出てくる子供たちどの子を見ていても、ただご飯が欲しくて、お菓子や玩具が欲しくてとかよりも、親に笑っていて欲しくて(喜ばせたくて)という気持ちが、親よりも子供の方が、多くある(持っている)ように思う。自分が楽しむ事よりも、自分の好きな人達が、喜んでくれる・笑ってくれる事の方が嬉しい。って子供たちの方が、よく分かっているから。だからこそ余計に、身勝手な大人達の行動がキツかった。 " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "子どもの演技にやられます\n ふたつの家族を見つめる是枝監督の眼差しが優しく温かい。とても演技とは思えない自然な子どもたちに、ただ感動! " + }, + { + "date": "2016-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "フジテレビ録画\n 最近ではあまり実例のない話しなので見るうちに問題の深刻さに自分も悩み始める・・・福山雅治の演技がそうとういやな感じを受けるこれは…キャスティング間違ったんでない??(笑)福山くんの使い方違うでしょ、尾野真千子も電気屋夫婦のリリーと真木よう子はびったし指でOK子役に演技力を求めるわけではないけどそれぞれの子供のほうも、微妙な心理が読みとれなく最後もあいまいな終わり方だったのでこれはいかん、原作読まなくちゃと思ったら原作の方ももやもやして終わるみたいあせあせまぁ、それくらい難しい問題なんだな… " + }, + { + "date": "2016-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして家族になる\n 公開当時からみたいと思っていながら、ようやく見ることができました。感想から言うと、よく出来た映画だと思います。6年間育てた子供が、自分の子供ではなかったという、いわゆる取り違えが起こってしまったわけですが、、本当に残酷だと思います。両方の親子は、6年間の絆をとるか、血の繋がりをとるか思い迷います。どちらにとっても辛い選択ではあるが子供たちの将来のことを考えて、結局は子供を交換することになりますが、、。二つの家族、特に父親同士は完全に対極にあるような存在として描かれていました。片方は子供を自分と同じく優秀に育てるためなんでも1人でやらせますが、もう片方は子供とできるだけ時間をかけて一緒にいようとする。家族観の相違です。しかし子供の心は敏感で繊細で、幼いなりにも自分と親との距離感というのを身をもって体感していたのでした。そして福山雅治演じる野々宮氏は、子供を交換したことによって様々なことに気づかされるのです。子は親の影響を最も受けます。子を持つ親たちには観てほしい映画です。 " + }, + { + "date": "2016-04-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "福山雅治さん、実にいい。\n 福山雅治さん、実にいい。 " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こどもが…\n 子供の取り違え…現実にもある話だとはおもうけど本当に親も辛いけど子供の気持ちを思うととても可哀想になる。お父さん、お母さんだった人が違うというお父さん、お母さんじやまなかった人をそう呼べと言うあまりにも子供にとっては辛いくて理由がわからないって思う最後の父と子の場面はグッときました " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後半、良くなる\n パパだったんだよ。のところは感動した " + }, + { + "date": "2015-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "想像していたより淡々と物語が進行したのが意外でした。 視聴後に強く...\n 想像していたより淡々と物語が進行したのが意外でした。視聴後に強く残ったものは、あの看護師をどんな理由であれ一生、一生許すことはない。病院の対応や両家族の対比云々より、やり場のない憤りがこみ上げてきました。看護師本人が納得しても、こちらは何も変わりません。理性が保たれているうちは、法的な対応以外は一切接触もしたくないですが、誠意の形としてあんな行為をされたら、正直保ってきた理性を逆なでされそうです。家族と親子についての映画なので、そこの演出は少なかった印象ですが本人に伝えるかはその立場にならないとわかりませんが「あなたのことは一生許さない」と一生消えることない感情が生まれることは間違いないです。 " + }, + { + "date": "2015-12-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "終わり方がモヤモヤ\n 内容としてはとても良かったし、面白かった。けど、話を大きくしすぎたのか、終わり方がイマイチだった。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どっちの家族に生まれたら幸せなのかって考えたけど、 両家族とも極端...\n どっちの家族に生まれたら幸せなのかって考えたけど、両家族とも極端でしたね。両家族のいいところをとった家庭が一番理想な家族。赤ちゃんを取り違えた原因がまた怖い。そして本当にあった話ということもまた。福山さんは40超えてもいい声、いい顔ですね。「6年間はパパだったんだよ」のシーン。泣くよね。 " + }, + { + "date": "2015-11-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "離れた事で気がつく愛情\n 福山演じる、あまり人間味のない父親が、子供のとりちがいによって育てた子供と別れ、自分の父としての不出来に気付き、別れた子供への愛情にも気付く。子供のいる親にこそ観て欲しい。自分は父に、母になれているか考えさせられる映画です。 " + }, + { + "date": "2015-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ぜひとも子供がいる大人に観てもらいたい映画\n ぜひとも子供がいる大人に観てもらいたい映画 " + }, + { + "date": "2015-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供は親が増えてラッキー\n まずは福山雅治扮する父親。元々少し冷たく父親としての協力が少ないのは置いておくとして、子供の教育に熱心だからこそ、苛立つんです。子供の将来のためにも、仕事を真剣にこなしていて、だから疲弊して時間も気持ちも余裕がない。愛情はあるどころか先々まで見通しての長い愛情だからこその厳しさです。父親を全くしていなかったわけじゃない。一方の父親は深い愛情をその場で表し、時間と経験を共にして教えるタイプ。家族仲が良く、子供が得る安心感や精神の安定は計り知れないでしょう。とっても難しい事ですが、両方伴っている家庭がベスト。私自身は私立小で、両方併せ持つ家庭を沢山見てきたため、この映画はどちらの家庭にも共感要素が沢山あり、中立の立場で観ました。取り違えを起こした看護師の身勝手さは救いようがないですが、もしも取り違えがなかったら、我が子が電気屋さんで知恵を得て帰ってくることも、同い年の水準より高い教育を受けて広いお家で楽器まで習わせて貰える事もなかったでしょう。血の繋がった子と交換後も、違うタイプの両親を増やせたと考えれば子供にとっては財産かもと思いました。違う親の元で育ちながらも実の親のDNAを脈々と発揮している子供達の描写からも、考えさせられる作品です。親子って必ずどこかが似ていて、他人の親子を見ていても似ている点が必ずある。それなのに、成長しても教育しても、容姿や性格から我が子の片鱗を感じられない6年間。福山雅治が取り違えを知って、やっぱりと言ってしまった気持ちもわからなくもないと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-07-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親も子と共に成長する\n 難しいテーマですが私は夫婦と同じで血よりも時間だと思いました。夫婦も最初は他人だけど家族になる。一緒にいる時間が長い程、絆も深まる。自分の知らないところで子供の撮った写真をみて泣いている福山さんが印象的だった。最後は自分の心なのだろうな。このシーンは自分とダブるとこがあって、とても泣けた。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "どうすれば父になれるのか\n 血が繋がっていれば父なのか、一緒に暮らしていれば父なのか。子どもの「父になる」ためには何があればいいのか。都会暮らしのエリートビジネスマンだが子をかまわない父と、田舎のうらぶれた電気屋だが子煩悩な父との対比を中心に、親子の関係について、色々な角度から丁寧に描写した作品。割り切れない親の葛藤や、もっとグチャグチャになっている子どもの気持ちがストレートに伝わってくる。とても考えさせる映画。いっそのこと2人ともパパで!とも思うが、そう単純な話でもないか。割り切れない話だから割り切れない結論になる。そりゃそうか。話の本筋ではないが、福山雅治に地方勤務を命じるところも興味深い。「訴訟沙汰になったから左遷」というステレオタイプな対応は最近では薄まってきており、確かに「時代が違う」。この部分に限らず、お受験塾とか、ちょこちょこと現代社会への問題提起があり、その意味でも秀逸な作品。 " + }, + { + "date": "2015-07-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親とは\n 感動はしなかったけど、自分が親になったら感動するのかな " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素直な気持ち\n 自分も父親になったら、子供との時間を大切にしたいと思った。子供は素直なもので、愛情を求める。自分が好きなものがなにかはわかっている。そーいうところが、前面に出ていた血よりも大事なもの…愛情、時間簡単ではない複雑なものだけどシンプルでもある、親子の関係の難しさを教えてくれている。途中に出てくる、血の繋がらない母親看護師を守るの息子の姿は短いシーンであったが、親子関係は血だけじゃないことを示す。 しかし、あの子も本当の母親に会いたいこともあるだろう。その気持ちも尊重することは大切だとも思う。途中、ダラダラしないで早い展開で進んだところは良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2015-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "福山雅治パパ\n 家族というのはなにが大切なのかが考えさせられいろんな形のしつけや家族の形があるんだなぁと思いました。さいごの福山雅治の笑顔素敵でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして、私も父になる!\n 泣けたぁ〜。近い年頃の子供を持っている父親の身としては、共感できる所が多く、考えさせられる所も多く、とても感動しました。もっと、子供を愛したくなりました。今日は早く家に帰ろう!かなりの余談だけど、本作は福山雅治主演の『真夏の方程式』と共通点が多い。同時期に公開された映画なので、並べてみると面白いかも。他にも、『凶悪』では、リリーフランキーとピエール瀧がトンデモナイ役柄で共演しており、本作の法廷で顔をあわせる場面では『凶悪』の一場面の様で、ゾクッとする。私は『凶悪』を先に見てからの本作だったので、リリーフランキーの優しさがどこか信じられなくて…(笑) " + }, + { + "date": "2015-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当によくできた映画だった。 セリフで説明するよりも、演出で伝えて...\n 本当によくできた映画だった。セリフで説明するよりも、演出で伝えてくるあたりが是枝監督らしい。少ないセリフもひとことひとこと意味があって、深い。子供さんの演技もよかったなー。真剣に観てたら号泣ものだったわ。 " + }, + { + "date": "2015-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "失敗知らずだった父も困難にぶつかり自分を見つめなおし成長する\n 総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 一人はレクサスに乗って都会で大きな不動産開発計画を担当する優秀な会社員、一人は仕事兼用の軽の商用車に乗って田舎で電気工事をする庶民、価値観も性格もかなり違う。深刻に問題を捉える真面目な家族と、楽観的に捉える粗雑な家族。出演者に何を考えているのか科白で言わせるのではなくて、少しわざとらしいところもあるものの、一つ一つの言動を捉えて視聴者に見せることによって、家族の言動を対比させて違いを浮き出させ不安を煽ったり苛立ちを表すのがいい。二組の夫婦を演じた四人の出演者は、それらを上手く演じていた。この問題に突然直面した主人公福山雅治の、父親としての心の動きと変化がしっかりと描かれていて引き込まれた。よくあるいい男です役よりも、重みのある苦悩する役柄に好感が持てた。 ただし結末は曖昧だったので、ここで今後の未来なり方向性なりをもっと明確に見せて欲しかった。例えば、今後も二組は時々会うことにするとか、もうこれでお別れなんだよとか、一時的なものでいいからちょっとした決着をつけて欲しい。 私が初めて観た是枝裕和監督作品の『歩いても歩いても』は、描き方は良かったが物語が淡白すぎて盛り上がりに欠けた。もっとしっかりとした主題や動きのある物語があればいい作品になれるだろうとその時は思ったが、それが具象化したのがこの作品というところ。日常の人物描写と心理描写が巧みなところがあるので、今後に期待したい。 " + }, + { + "date": "2015-05-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "奥が深く、考えさせられる作品\n TV放送を見逃したので、レンタルで観賞。最初はそこまで深く考えずに観ていましたが、話が進むにつれ、感情移入し過ぎて瞬きも忘れる位でした。泣くことはありませんでしたが、私がもし「父親」となっていた場合は違ったでしょう。本作は、物凄く心情を丁寧に描いており、子役も含め全員演技が上手いのでそれだけで全員に感情移入してしまいます。育てた子供が他人の子供だったなんて、いったいどうすれば良いのでしょうか。中盤以降は早く結末を知りたくてウズウズしてしまいます。ですが、別に話がダラダラ進むなどと言う事はなく、心に訴えかけるシーンが多いので、意外と本編が短く感じる程です。私はあまり日本の映画を観ませんでしたが、本作をきっかけに観るようになりました。心を落ち着かせ、何か考えたいときに観たい一作ですね。 " + }, + { + "date": "2015-05-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "血のつながりと時間\n 究極の選択の一つかもしれません。作中でも1番の中心となる葛藤部分。自分と血の繋がった子を選ぶのか、共に長い時間を過ごしてきた子を選ぶのか。親になる大変さ、難しさも感じる本作です。 " + }, + { + "date": "2015-05-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "テーマは明確、だが演出は・・。\n 子供の取り違い。育ての親としての時間か、血か。テーマは明確だ。だか、演出としてそれをどう答えを導き出しどういう感情を与えたかったのか、結局、どうしたかったのか冷静なエリートサラリーマン演じた福山雅治、その妻や、適当な電気屋のリリー・フランキー。ちょっと過激な演出が鼻につく。子役の出来が良かっただけに残念。是枝監督の映像って淡々と流れるイメージがありますがこの作品はテーマが全て。それ以外には何も必要ない。個人的には作品に対する期待感が強すぎたのかもしれない。ファンの方ごめんなさい。 " + }, + { + "date": "2015-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた\n 期待しすぎた " + }, + { + "date": "2015-04-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何度も泣いた\n 両夫婦の4名とその子供たちにそれぞれ思いがあり、シーンごとにそれぞれの価値観に観客が感情移入できる作りになっており、非常にハイクオリティなヒューマンドラマでした。訴訟の部分もあっさりしていて、描きたい部分はそこではないことが明白で良かったと思います。キャスティング素晴らしく、特に福山雅治の演技は良かったです。家族の形というのは延々に続いていくということが、ラストシーンで物語っていると思います。リリフランキーが電気屋さんだったしピエール瀧もチラッと出てきたりで、「凶悪」を思い出しました。また國村隼と田中哲夫のアウトレイジ組がいたり、いきなり打ち合いにならないかハラハラしました。 " + }, + { + "date": "2015-04-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマ\n 邦画を久しぶりに観た。福山雅治さん演じる父の心境が変化していく様はほっこりした。終わり方もすべては見せない感じがあからさまでなくていいかなーと思った。 " + }, + { + "date": "2015-04-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "話が深い\n 泣けなかったが、いい脚本だと思った。リメイクも気になる。 " + }, + { + "date": "2015-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい映画。\n すごく難しい選択だなぁと子供いないのに考えさせられる。でも長い目で見たらやっぱり子供が多角的に判別できない以上は元々あるべき状態に戻すべきなんだろうと思う。 " + }, + { + "date": "2015-03-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "大人の都合\n 当事者たちは誰も悪くないから、それ(今回は子供の取り違え)を起こした人やものに怒りや不満をぶつけたいのは当たり前。でもぶつけてもどうにもならないことがある…。これに比べたら小さいことだけど、私も最近似たようなことがあったので、共感。問題は、それが発覚してからどうするかという周りの動き方。仕事は順調、金銭的にも困らず、一人息子の才能を伸ばし一人立ちさせることが子供の幸せと考える、静かな野々宮夫婦。かたや、子供は風の子、自由奔放(野々村にはがさつに見える)で賑やかな斉木夫婦。子供を交換して血の繋がった親子に戻すのか、それとも、親とはその子を育てたという意味なのか…。子供に無関心という意味では、父親のイメージがない福山雅治でも良かったのかもしれないが、あまりにも父親役が似合わない。それに加えて金でなんとかなると思っているクチで、子供を二人とも引き取ってしまえばいいとも考える人としてちょっとアレな感じ。真木よう子とリリーフランキーの夫婦の方は家族感があった。全く環境の違うふた家族だからこそ映画にする意味があるんだろうけど、なんかその設定すら浮いていた。6歳の子供ならもう自我もあるし思い出もあるのに、「今日からパパとママが変わるよ」なんて言われてはいそうですかなんてなるわけないし…。乳児なら親が我慢すればいいだけ、15歳なら育ての親が親、と割り切れるかもしれないからあえて6歳なのかもしれないけど。もうちょっと揉めて揉めてエンドへ、にしてもいいくらいの設定なのに、ストーリーがフラットすぎてあまり入り込めなかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "父もダメなら母もダメ\n 原作小説を読んだときは「映画なら感動するのかも」と感想を残した記憶があるんだけど、映画でもあんまり、というか小説以上に心が動かず、違和感と野々宮夫婦の痛々しさばかりが印象に残った。福山雅治扮する野々宮良多の自己中心なダメ夫ぶりがクローズアップされているけど、その夫の陰に隠れて見て見ぬ振りをし続ける(同情を込めて言えば、萎縮してしまっている)妻も、同じようにかそれ以上にダメ妻だと思った。「そして『父』になる」じゃなくて「そして『親』になる」だよこれじゃあ。「うちではなんでも一人でやる方針なんです」っていう良多の台詞を聞いて、この夫婦は大人と関わるのと同じようなやり方で子供と関わっているんだな、と感じたんだけど、でもそれって無理があるでしょ、子供は子供だもん。でも子供って本当に意味不明で脈絡がなくてこの世のものとは思えないような行動を取るから、大人として暑かったほうが楽。「我慢を覚えましょう」「自分一人でできるようになりましょう」とか。結局二人とも楽をしてしまって、全力で慶多と向き合うことをせずになんとなくその場を取り繕って生活してきたから、琉晴に繰り返し「なんで?」「なんで?」と聞かれたときに言葉に詰まった。日頃から大人として扱われていた慶多が相手なら、「なんでも、だ」という大人の都合で疑問を封じ込めることができたけど、琉晴はそんな都合なんか知ったこっちゃない子供だから、納得できなかった。なんでもいいから適当に答えればよかったのにね。野々宮夫婦は、「正論じゃないし筋も通らないけど、子供が納得できる理屈」を何一つ持っていなかったんだ思う。なかなか残念な作品だったけど、たぶん原作小説の時点からあんまり私には合わなかったんだと思う。是枝監督の映画は本当に綺麗。普通の高速道路とか寂れた街並みとか、いつもは気にもとめず素通りしてしまうような風景がよく出てくるんだけど、不思議とそのひとつひとつがあたかも特別なもののように美しく見える。この作品の方がずっと内容的にはリアルだけど、ところどころで「空気人形」に似たちょっと浮世離れした空想の世界みたいな雰囲気のシーンがあって、やっぱり是枝監督いいなぁ〜と思った。 " + }, + { + "date": "2015-03-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えられる作品\n ・もし自分がこのような事態になってしまったらどうすれば良いかと考えた。分からない。どうすれば良いのか。・結局この映画を観終わっても分からない。・子供にとって何が幸せなのだろうか、どんな教育をすることが幸せなのだろうか、考えることはたくさんある。この先の人生、難しいぞって思った。・全体として3.5点って感じな作品。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 全体としては、予想通りの出来(良かった)。でも電気屋、前橋(群馬)の人なのになぜ関西弁?カニをしつこくほじっくたり、やたらと金に執着するところとか。東京に住む関西人として不愉快極まりない。なぜいまだにこういう描写が平気でなされるのか。ほかの地域の人間に対し、こういうのってしないでしょ。あと、物語の後半、引き取った琉星と父、福山がピストルごっごに急に仲間入りしたり、ベランダから家族で釣りごっこしたり。。。無いでしょう。それまで子供と遊ぶことに興味示さない父親が急に、ってのは。ほのぼのとさせてテントの中での琉星の言葉にストンとさせる演出なんだろうけど、見ててしらけた。ラスト、結局元のさやに納まることを思わせる。でも何年か後、また「やっぱり」って、父、福山は思うことになるだろう。人間根本的には変われない。 " + }, + { + "date": "2015-02-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトル、深いなぁ\n 血と時間。最後まで、どちらを選ぶのか読めなくてハラハラしました。人物の心情描写が素晴らしくて、何回も泣いた。福山が最初、すっごい鼻持ちならなくてイライラしてたんだけど、この感想は監督の思惑通りだったんだね。子どもにちゃんと関わって一緒に笑い悩むことで「父になる」んだね。感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-02-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "福山雅治が本当にあーゆー奴に見えた。 彼も辛い。 意外と台詞で全部...\n 福山雅治が本当にあーゆー奴に見えた。彼も辛い。意外と台詞で全部言ってくれて分かり易かった。真木ようこの姉御ぶりがよかった。 " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後が惜しかった…\n ストーリーは違う子供でも、我が子のように育て本当の家族みたいな仲を作り上げていくリアルな話。そこまでは良かったのだが最後の福山雅治が強引に見えたところが非常に残念!結局子供は納得していないはず " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられました\n 現在では少なくなってる新生児の取り違え問題そして2つの対照的な家族なので更に問題がややこしくなって…セミのシーンはとても関心しました。 " + }, + { + "date": "2015-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画ナメテマシタ\n 邦画を見くびっていました。素晴らしい作品です!まず、冒頭の家族のシークエンス。幸せそうに見えるのに、なぜか裏を感じる巧みなカメラワーク(主にドリーやレールを使った撮影)に感動です。「これは一味違うぞ」と思わせるスタートでした。光と影の使い方が、また効果的。登場人物の心情をセリフではなく、映像でしっかりと伝えています。普通は映画に入り込ませるために音楽を派手に使いますが、それを最小限に抑えることで生み出される独特の世界観も好きです。俳優たちの演技は、演技とは思えないほど自然。とんでもないリアリティがそこに表れています。全く相異なる2つの家族。血か、時間か。邦画を見くびっていました。 " + }, + { + "date": "2015-02-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "配役が少し残念。\n テーマは重いですね、赤ちゃん取り違え事件は世界中で実際に起きていますから。この作品は、もし日本で起こったら、こんな感じになるだろう的なストーリーで淡々と進んでいきますが、飽きずに観られます。ただ、私個人の意見としてですが、福山じゃなきゃダメだったのかな〜と。一番重要な役だったので、もっと上手い役者さんなら泣けたかもしれません(笑)。電気屋夫婦はすごく良かったからなおさら。 " + }, + { + "date": "2015-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられます。\n 見終わった後にタイトルを見返すととてもしっくりきました。家族って何なんだろうと考えさせられます。実際自分が子どもだったら、親の立場だったらって考えると本当に辛いだろうなと思います。そういったひとりひとりの心の内がうまく描かれているなと思いました。個人的には音楽も好きです。 " + }, + { + "date": "2015-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "親子という特別な関係\n 血の繋がりのことなのか、家族として過ごした時間のことなのか、父親とは何なのか考えさせられる。私は今年で21歳になるがもしも父親と血の繋がりが無いと分かったらと考えてみる。父親は僕にとって何になってしまうのだろう。少なくとも今までの父親とは変わってしまう。大切な人なのは間違えない。親友とのそれとは違う、恋人のそれではない、今までの人生で私を導いてくれた恩師とも違うだろう。全く想定していなかった、異質な存在が私の世界に現れる。関係が変わってしまった父親のことを考えると、この人は何なのだろうと、受け入れられない。ただ大切なその人が家族という最も近い所から遠ざかってしまうのがつらい、お父さんと呼べないのがつらい、みじんでもよそよそしさが生まれるのがたまらなく耐えられない。普段考えることが無い、「父親とは何か」という深い問いを絶妙な形で投げかけてくれたこの映画は素晴らしい。人間愛ほど人を満たすものはないのだというメッセージも私の心を打った。またちょっと軌道修正。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛のかたち\n 新社会人となり、田舎から東京に出て働き出した者です。ギスギスする世の中、序盤で福山は言う。「優し過ぎると生きていけないよ。今の世の中。」競争社会を強く生きて欲しいと思うあまり息子には人間的な愛が届いていなかった。理性だけでも生きていけない。負けてもいい、きちんとしてなくてもいい、それも強さだと改めて気付かされました。家族のあり方、そして合理主義に走る現代社会のあり方を考えさせられる作品です。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "\"父\"の在り方をゆっくり問われた…。\n 事前の評判がどうでもなるほど、とにかくもう\"良い映画\"だった。自分が見たいってずっと願った\"日本映画\"もここで見れた。カンヌで賞を取ったことも、大ヒットをしたってことも、それを全く知らなくても、映画を本当に見て欲しい。ただただ最初にそう言いたい。予告で触れた想像以上に\"父\"のテーマに踏み込んでて、二つの家の父親に優劣・正解・不正解の、カテゴリーに当てはめないまま、映画は進んでそのまま終わる。どっちが正しくてどっちが違うか、そんなレベルの話じゃないことを、是枝監督は伝え続ける。見てるこっちはその最中、それか見終わったその後に、\"父って何?\"が離れない…。美化もしないで寄り添わず。だけど離れすぎたりしない。第三者の視点であるから、目に映るフィクションの世界が、フィクションの世界でいられない…。目から演技をそらすことも実は何度かあったほどです…。福山さんを始めとする役者陣も素晴らしく、BGMもでしゃばらずでじっくり最後まで集中できた。しかも\"写真\"を見つめる福山さんに、スッと涙が流れてしまった…。一度と言わず、何度も見たい。素晴らしい\"日本映画\"でした。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる映画\n 家族とは、親にとって子供とは何かを考えさせられた映画。子供を取り違えられた夫婦が、苦労しながら、自分の子供と思っていた子と、実の血のつながった子との関係をうめていく話。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "切ない話でした\n 子供との時間を大切にしないといけないと思いました。テレビの録画を家族で観たんですが、子供も含めて家族みんなしんみりです。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられました。\n 福山さん演じる父の、子供に対する愛情や接し方、歪んだ考え方が、自分の子供じゃないかもしれないとゆう所から徐々に変わり、自分の生い立ちやおやに対してへも家族の繋がりや、自分を見つめ直していく場面に涙しました。ただ、実際子持ちの親目線でいくと、あまりにも二人の子達の気持ちが置き去りで、淡々と事を運ぼうとする大人に共感できませんでした。病院に対しても、助産師に対しても、夫婦間にしても感情抑えられずらぐちゃぐちゃになってしまうでしょうね、私なら。 " + }, + { + "date": "2015-02-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ひどい\n 是枝作品独特の長回しと間延び感?考えさせたいのかもしれないけどテンポ遅すぎます。最後の方に義理母とのエピソードが突然入ってきたり急に変わりすぎです。何よりも最後は元サヤのようだけど子供の気持ちをなんだと思ってる。こうかんしてやっぱり元に、なんて本当に最低ですよ。犬や猫じゃないんだから。 " + }, + { + "date": "2015-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "丁寧な作品で安心して観られる\n 是枝監督らしい丁寧な作品,安心して観られる.ピエール瀧が出てきた時には「ぶっ込み」がはじまるかと一瞬期待したのはナイショw. " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結末がよくわからないまま見てたけど\n どんなふうに進んでどんなふうに終わるんだろうってずっと観てたけど、結末はあーやっぱりそうなんだーって。それはそうだよねって思った。血の繋がりとかは1つの考えっていうか、思い込みってゆうかそういうもので、でもいちばん大事なのは誰といたいとかどうしたいとか、そういうものなんだろうなって。福山さんの役も、最初はすごく冷たくてなんだこの人って思ったけど最後はがんばってて、なんか応援したくなった。 " + }, + { + "date": "2015-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父として考えさせられた\n 育てた子供か? 血のつながった子供か?どちらを選ぶのかっていうことよりも、父親とは何なのか?っていうことを、2児の父として考えさせられた。後半の部屋の中でのキャンプとラストの育てた子供とのやりとりがたまらなくせつない。腹を痛めていない分、子供との距離感が母親よりも遠いと感じていたものが、徐々にその距離感を縮めていくその過程に泣けた!まさにタイトル通り。福山の演技が最初から最後にかけて変化していく様に惚れた。そしてその福山に影響を与えたリリーフランキーにも好感が持てた。もしこれを読んでるあなたが父親ならぜひ見てほしい。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "『そして父になる』\n もう泣いちゃうね。子供に教えられ子供に育てられて父親やってる俺には刺さっては響く映画でした。全体的には真木ようこ、調べたら流石の無名塾で納得した。尾野真千子の電車の中のシーン、朝ご飯食べよっかのセリフ、母親と嫁の強さと優しさがどこまでも沁みた。名作だ。 " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「なる」んですよね。\n いい映画でした。原作との違い等で話題に上がったりしまいたが、映画観て、もともと原作というものはなかったのでは?と思いました。あくまで参考文献にしたまでという事。原作と言われる「ねじれた絆」は、事実をドキュメンタリーしたもの。それを参考に作っていますが、それは映画を作るにベース・背景にするにあたってであって、この作品は「取り違え」をテーマにしたものではなく、「父親」というものがどういうものなのかをテーマにしたものではないでしょうか。母親と違い、痛い思いをしないで「親」になる父親。しかし、本当の意味で父親になるということを、普通なら考えないのを、「取り違え」られた事によって、つきつけられた父親の話だと感じました。福山雅治さん、いいですね! " + }, + { + "date": "2014-11-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の「親になる」。とは\n 子供を取り違えられた事を6年後に知り、そこからその両親のもがき苦しむ感情に焦点が当てられて物語は進んで行ったという流れ。一緒に過ごした6年を取るか、血を取るか。最大の決断のようにも見えるが、私は何の迷いもなく、育ててきた子の側に居させて欲しい。という選択を取るかな。大事な事はいっつも単純で、見た目とか、持ってるものとか、そんなんじゃない。子供から見たら、誰よりも自分に時間を割いてくれた両親が紛れもなく両親だし。親から見てもそれは変わらない。「生まれてきてくれて、ありがとう。」子供ができたら、いっつも感謝できる人でなきゃいけない気がする。仕事とかじゃない、自分がやりたいこととか、そういうことに目を奪われると、当たり前のことが見えなくなる。私の両親は、子供が大好きで、あーしろこーしろ。なんて、言われたこともなかった。健康でいてくれれば、その言葉と笑顔は、絶対に恩返しをさせてください。。と、心揺さぶられるものだった。この映画を通して、自分は本当に幸せだったんだな。と思い知らされる。なりたい自分、やっぱり、自分の尊敬する父のような人になりたいです。甥っ子が遊んでくれると、その才能はあるみたいだし。富、名声、力。そんなものいらない。って、笑顔で言える大人になりたい。自分の思いを再確認させてくれた映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいね\n 是枝監督、素敵やなー。考えられる映画やったし、個々の演技がとっても繊細で素敵。内容は、ちょいちょいある感じのだけれども、個々の演技・演出ともに別格だなーと思います " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに「父になる」主人公\n 「そして父になる」というタイトル通りの作品。「取り違え」によって血の繋がってない子供を育てていた事が分かった2組の親子。「親子とは」を大テーマにしておきながら、実は、エリートで“勝ち組”の主人公が、父親として人間的に成長していく姿を描く。筆者自身、血の繋がっていない子どもを、自分の子どもとして育てたが、実は、「血の繋がり」を気にするのは、当の親子以外の人達だ。親の親族(両親を含む)や、周囲の知人・友人達は、必要以上に血の繋がりを気にするし、実際に「血が繋がっていないのに親子関係は大丈夫なのか?」と心配をする。あまり関係性のない他人に至っては、「血が繋がってない」と知ると、親子関係に苦労があると思い込んだり、「聞いてはいけないタブー」を耳にしてしまったように感じる人もいるようだ。いずれも、勝手な思い込みでしかない。親子関係にとって、あるいは「子育て」にとって、血が繋がっているかどうかなどは、それほど関係がない。「親子の時間」には、もっと日々の生活に向き合わなければならない事が多い。そういう意味で、「取り違えを通して親子関係を見つめる」という映画かと思って、あえて映画館で見ようと思わなかった。しかし、テレビ放送で作品を見てから、それほど上っ面の作品ではなく、もっと丁寧に人間の成長を描いている事を認識した。福山雅治をキャスティングしたのも、すごく役柄に合っている。さすが是枝監督というところだろう。映画館で見ておけば良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ひとごとでない\n もし自分の子供がとりちがいだったらと思うと考えさせられる映画だ。子供目線ではどうなんだろう。だれひとり幸せではないよなあと思った " + }, + { + "date": "2014-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛情を確かめよう\n 当たり前に思うかもしれない親と子の愛情。それを改めて考える。福山雅治のエリートビジネスマンが愛情の問題に直面し徐々にであるが解決に向かう。取り違えるのは子供であり、同時に自身の身勝手な愛情かもしれないのである。ピアノ伴奏が心の奥深い情感に響く。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "腑に落ちん\n すごく好きな映画だけど、単純にリリーフランキーが良いパパで、福山が良くないパパみたいな描き方が腑に落ちないんだよなー。リリーがもっと福山に劣等感を持ってくれたりしたら正当に見れる気がするんだけど。もっと正当にパパの対比を表現したらこのストーリーはどうなんだろーと考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "難しいなぁ。\n 自分には子供がいないが、急に同じシチュエーションになったら、どうするだろう。自分の子として育ててきた子供を選択したいという気持ちと、外見的に似なくなってくるのを見ることに対する不安が入り混じる。自分自身も、歳を重ねると、父や母に似てきたなぁと感じる部分もあるし、けいたやりゅうせいもいつか、感じる時期があるはず。その時の子供の気持ちを考えると、本当の親と一緒にいる方がいいのかもしれないし。正解はないんだろうなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "意外と\n 泣けたわ〜。周りには低評価だったから期待せずみたがテント内のシーンの子役のセリフには号泣。もし自分がこの状況に置かれたら…やはり取り替えなんて出来ないと思う。原作本も読んでみたい。 " + }, + { + "date": "2014-09-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けたー\n 泣けました録画してから結構月日が経ってからの視聴でした。ラストも良かったかな、血なのかそうではない何かなのか、結論を出さない。もし自分なら手放せない絶対ムリ " + }, + { + "date": "2014-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どちらを選択しても悲しい・・\n 題名そのまんま・・・ww2家族の悲劇という話より2家族の親のあり方生活の違い福山が苦悩しだんだん父親になっていく過程を描いています育った環境、生活レベル習慣、親の価値観しつけによりそこで育った子供の性格は全然違うものがあるそれぞれ違った環境にいたもの同士が一緒に暮らすこと・・それは並大抵の事ではない。それをなんの疑いも無く6年間育ててきた子供が自分の子供じゃなかった・・血がつながらない方を手放し本当の子供と取り替えてみる・・私にはそんなすぐ取替えて生活し始めるなんて事が実際にできるのか・・と思ったたとえ血がつながってなくとも一緒に生活した日々の生活は血のつがりとは関係ない計り知れないものがあるはず・・福山が離れてから子供が撮影した写真にきずいた時のシーンはぐっときました。この取り違えによる悲劇はどちらを選択したにせよ正解なんてないんだろう。え?これで終わり・・・? ってなんかかなり中途半端そんな終わり方です " + }, + { + "date": "2014-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "父になる\n ずっと前から気になっていて、ついにレンタル貸し出しが始まったので借りてみることに。見れてとても良かったです。親子とはなにか、深いものを知り得た気分になりました。 " + }, + { + "date": "2014-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "父の成長、空気感、子役も良い\n 福山演ずる父親の、子供を取り違えた事で起こる様々な事柄を通しての成長。空気感・カメラワーク・浮遊するようなピアノの音、好みでした。子役の演技も良かった。ただ、子供を取り違った両家族が相対的な表現すぎて、相対的な幸せって。。。幸せは自分の心次第だと思うし人それぞれだとは思うけれど、ちょっと考えてしまいました。淡々としていて、優しい空気感があり、心に響く言葉もあって良かったです。 " + }, + { + "date": "2014-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父になる過程が不十分\n 小説を読んでいるので、正確なレビューにはならないと思います。ごめんなさい。小説はとても素晴らしいです。映画化にするには尺が足りないのが問題だと思います。前半は良多は一般的ないい父親像に見えたのが残念。夫婦仲も良好で子供の教育にも関心を示していて、父親として欠けているのが伝わらず、父親像の変化が伝わりにくいものになったと思います。また、斎木家もネガティブな印象が強い家庭に映ってしまったように感じます。斎木家の葛藤が感じられませんでした。兄弟がいるので、尚更兄弟の様子が見たかったです。また、野々宮家から受けた影響が斎木家にはなかったように感じました。両家での結論に至るまでの話し合いがなく、暗黙の了解になっていたのが残念でした。良太が仕事との両立で悩んだり苛立っているような様子がなく、肝心の左かんの真の理由がかかれてなかったのは非常に残念。仕事人間の良太がどういう人間であって、どう変わったのか分かりませんでした。この映画の主題の本当の意味での父親とは何かというのが、今一つ描き切れていなかったと思います。野々宮家の妻のみどりの心境は丁寧で、実子と向き合うことの困難さや育てた子に対する思いは、とても感情移入して鑑賞出来ました。小説はとても丁寧に書かれているのでぜひ読んでもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "うまく描けている\n 両夫婦の演技がすごくよかった。どちらの親の気持ちもすごく分かるな、と思った。個人的にはピエール瀧が真面目な役をやっててびっくり! " + }, + { + "date": "2014-08-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "難しいです。\n ラストの終わり方がしっかり終わるというよりは、まだ続くみたいな感じで終わって行くので、少し難しかったです。賞などをたくさん受賞しているだけのレベルの高さはあると感じました。 " + }, + { + "date": "2014-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これはつらい\n 私を含め、多くの人は、斉木家より野々宮家に憧れるのではないかと思う。その価値観は完全に否定されてしまうのがつらい。ラストで良多は自分の誤りに気付くのだけど、私自身の誤りを指摘されているような気がして胃が痛くなりました。 " + }, + { + "date": "2014-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ふつう!\n ~受賞とか書いてたので見てみました。それに期待しすぎてたので、あんましでした。それなりには楽しめたのでよかったです。 " + }, + { + "date": "2014-08-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストも脚本も設定も展開もそこそこ…\n おもしろくない訳ではない。そこそこにおもしろい。ただ、そこそこにしかおもしろくない。というかちょっとがっかり。テレビだからいいけど映画館に行ってたら不満かも。あたりまえの感情をあたりまえに描写してある。ここでそうくるのか。。。というところがなかった。 " + }, + { + "date": "2014-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自分が欠けてることを認める\n 自分の欠けてる所を認めるのって恰好いいと思った。開き直るのではなく、真摯に自分と向き合って、気づいたことを素直に人に伝える。その勇気に感動しました。真木さんのお母さんっぷりが良くて、愛情ある子供の叱り方(怒鳴り方)抱きしめ方に、心があたたまりました。 " + }, + { + "date": "2014-08-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "途中のピアノの曲!\n 主人公の息子はピアノを習っている。子供のレベルでも上手ではない。なぜその状況で、悲しいシーンで悲しいピアノソロのBGMを選択したのか、一気に冷めてしまった。ラストのシーンでも、結局どちらの子供を引き取るのかハッキリせず。一番賛否の分かれる部分に結論をつけない、フジテレビらしい選択。重要な事に切り込めない部分が残念でした。 " + }, + { + "date": "2014-07-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "親子の信頼関係\n 子育て奮闘中の自分にとって、とても刺激的な映画でした。リリーフランキーの様な父親になりたい!⭐️5です。特に印象的だったのが、リリーフランキー「どれだけ子供と一緒に時間を過ごせたかだろう」です。日々、子供と過ごせる時間を大切にしたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "考える映画。\n 子どもが取り違えられる野々宮家、斎木家。2組の夫婦の対比や福山さん演じる良多のキャラクターなど、わかり易い設定にひっかかりを感じるのだけれど、そのひっかかりが全て考えの材料になる不思議。ピアノと映像がきれいで、それがまた考える時間をくれる。とてもすきな作品です。 " + }, + { + "date": "2014-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "やがて親は子に乗り越えられる\n 人は一度は自分はこの家の子供じゃないのではないかと、思ったことがあるのではないだろうか。98歳で亡くなった私の父は、大学では学生たちから敬愛され、それなり威厳を保っていたが、家では暴君。それでいて小心で気が弱く、亡くなるまで自分が長男なのに、実の母親から愛されず無碍にされていた、と娘の私に「告白」しては、子供のようにグジグジすることがよくあった。そんな大人げない人は 父だけかと思っていたら、親しくなった人の中にも、自分がもらいっ子だと思い込んでいる人が何人かいて驚いたが、再婚したオットまでが、同じようなことを言い出すのには、閉口した。世の中は「心の孤児」、「充分愛されなかった、もらいっ子みたいな子」、「みなし児みたいな寂しい子」で、あふれているのかもしれない。映画「そして父になる」を観た。英語のタイトルは「LIKE FATHER LIKE SON」監督:是枝祐和キャスト野々宮良多:福山雅治野々宮慶多:二宮慶多斉木雄大 :リリー フランキー斉木琉晴 :黄升呟第66回カンヌ国際映画祭2013年に出品された時に、上演後10分間のスタンデイングオベーションを受けて話題になった作品。映画のストーリーは、病院で赤ちゃんを取り違えられた二組の親たちと子供たちのお話。子供が6歳になり小学校に入学するために受けた血液検査で、一組の親子がじつは親子ではなかったことが分かり、同じ日に生まれた赤ちゃんが、間違って別の親に引き取られて育っていた事実が分かった。自分の子供として6歳になるまで育てて来た子供が、血のつながった子供ではないことがわかった夫婦の苦悩は大きい。二組の夫婦は、病院で引き合わされ、提案に従って血のつながった実の親子に早いうちに戻すことが、子供たちにために良いと言われて、互いに子供たちが実の親に慣れるように、週末は子供を交換したり、一緒にピクニックに行ったりして互いに慣れるように、試してみる。しかし、当の二人の子供たちは、どうして自分が、親許から引きはがされなければならないのか、そして、今まで会ったこともなかった人の家庭に泊まりに行かなければならないのか、理解できない。強引な子供の交換に、二人の子供たちは混乱するばかりだ。二組の夫婦も病院を相手取って訴訟を起こすが、6年間育てて来た子供を失うことによって深く傷つく。というお話。たった6歳の子供たちが、突然親から引き離されて、孤独の崖っぷちに突き落とされるような経験をさせられる姿が、可哀想で可哀想で、とても感情的につらい映画だ。福山雅治とリリーフランキーの二人の父親の対比が、興味深い。エリート社員と、しがない自営業者。上向志向の塊のような男と、出世と縁のない田舎の電気屋。勝ち組と、落ちこぼれ組。都会暮らしと、田舎者。個人主義と、大家族。核家族と、祖父まで含めた6人家族。有名私立小学校と、公立。金銭的に余裕のある家庭と、やりくりに苦労する家庭。すべてが正反対の対称をなす二人の父親の違う点は無数にあるが、共通するのは二人とも息子を愛していて、自分が一番良いと思う育て方をしてきたことだ。慶多の父親は有名大学を出て一流会社に勤めていて自分が子供のときに、親に遊んでもらった記憶がない。自分の子供にも、ひとりで何でもできるように厳しくしつけて来た。自分がそのようにして育てられ、それが一番良かったと思っているから、自分が育ったように息子を育てているが、息子は人が良くて競争心に欠けるところに、苛立ちを感じる。だから、琉晴の父親に、「子供と遊んでやってくださいね。」と言われて戸惑う。6歳の男の子にとって、野外で思いきり体を使って遊ぶ時期に、遊びのルールやほかの子供と遊ぶ社会性を培う基本を父親から教わることができない子供は不孝かもしれない。しかし、だからといって子供と一緒に泥だらけにならない父親が悪い父親だとは思わない。私自身、親に遊んでもらったことなどないし、七五三も、ひな祭りも、子供の日も、成人式も、誕生日でさえ、親に祝ってもらったことなど一度もない。学校で他の子供の話を聞いたりして、自分の親はよその家とは違った変な家なのだと自覚したが、よその子供を特にうらやましいと思うこともなかった。慶多は仕事が忙しくて自分をかまってくれない父親をみて、いつもいつも寂しかった。それがいつも子供と遊んでくれるお父さんが本当のお父さんだと言われて、父親が迎えに来たときに「パパなんかおとうさんじゃない。」と言い放ち抵抗する。しかし、慶多がもう少し大きくなったら、一緒に泥だらけになって遊んでくれる父親よりも、知識が豊富で聞いたことに何でも答えられる知識人の父親や、難解な数学を教えてくれる父親の方が頼もしいと思うようになるだろう。頼りがいのある親もそうでない親も、出来の悪い親も、優秀な親も、子供はそれを自分の親として、じきに認識するようになる。そして、いずれはどんなに優秀な親も そうでない親も、子供から否定される時が来る。親は否定され、子に乗り越えられていくものだ。一方、父親の側から考えると、子供に何を期待しても期待通りには子供は育たない。子供の性質は変えられない。子は自分の性質を持って生まれてくる。おっとり型マイペースで、他の子供との競合を嫌う子供もいれば、競争が楽しくて仕方がない積極的な子もいて、それらの特質を兼ね備えて子供は生まれてくる。親は子供のそういった特質をよく見て、良い点が伸びるような環境を整えてやることができるだけだ。慶多はピアノが好きではないが、自分が練習するとピアノを心得ている父親が喜ぶので、練習を続けている。しかし慶多はそんな環境が合わずピアノをじきに止めるだろう。親がピアノを買い、小さなときから先生のところに通い叱咤激励してきた親の期待は無駄になる。一方、琉晴は田舎の大家族で、家計のやりくりに苦労する家庭で3人兄弟の長男として育ってきたから、慶多のようにおっとりはしていられない。本当の父親の負けず嫌いや競争心の強い気質を受け継いでたくましい子供になっていくだろう。やがて知識欲を充分満たしてくれない心優しい父親を疎ましく思い、自立心の旺盛な子供になるだろう。そのようにして、父親は子供に乗り越えられていく。親は子供が成長するごとに何度も何度も自分の期待を裏切られ、そのことによってありのままの子供を愛し、見守っていくことになる。この映画では6年間、育てて来た子供が自分の子供ではないことが分かり、子供を本来の親のところに交換したあと、もう互いに会わないようにしようと 親同士で約束するが、子供たちは育ての親のところに帰りたがる。親たちは、どちらの子供を育てていくのか、結論を出すことができない、というところで終わる。親には、結論など出せない。決めるのは子供たちだ。子供が親を親と認識するまでは、決定することなどできない。映画の中で、病院で起きたことのために「私たち家族は一生苦しむことになる。」という台詞が繰り返して言われる。そうだろうか。子供の成長は早い。いずれ子供は親を乗り越えていく。いずれ子供は親を必要としなくなる。親は、子供のことを心配するより自分の心配をした方が良い。自分が老いて子供にめんどうをかけずに済むように、子供の世話にならずに上手に老いていけるように準備することだ。ちょうど映画を観た後、アメリカの実際の赤ちゃん取り違いを追ったドキュメンタリーフィルムを観る機会があった。病院の手違いで小学校低学年の女の子が、血の繋がっていない親に育てられていた。同じ日に生まれた二人の女の子は、同じ小学校に通っていた。親たち、4人が顔を合わせて深刻な話し合いを続けた結論は、4人の親で2人の娘たちを 同じように可愛がって育てようということになった。子供同士も親友になった。二人して、双子のように今日はこっちの家、来週はあっちの家というふうに学校から帰ってくる。「私たちにはパパが二人いて、ママが二人もいるの。」と嬉しそうに笑顔で言う女の子たちの姿は感動的だった。子にとって親(親代わり)は多いほど良い。親にとっても子供が多い方が良いだろう。小さな土地で核家族では息が詰まる。親と子は、互いにもっとクールに生きていけたら良い。映画では子供たちの演技が自然でとても良かった。監督の前作「誰も知らない」も、印象的な心に残る作品だった。この監督の次の作品が楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2014-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あり得るストーリーで考えさせられる\n 福山さん、何から何までぎこちない所作が役柄をうまく表現していました。最後の最後に少しだけ自然な表情を出してくれたのがさすがの演出。尾野真千子さん、最近になってやっと名前と顔が一致しました。おれだったらどうしよう、何て言おうって考えた。子供はすごく小さな変化もよーくみてるもんなー。 " + }, + { + "date": "2014-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画。推薦できる。知的作品。\n 父親であるあなたにぜひ。見てほしい。なんとも泣ける作品です。6歳まで大事に育てたのに・・・我が子ではない?この設定は面白く、残酷でしたね。そして実の我が子はこんな家庭で育っていた・・・リリーフランキーさんのお父さん役が絶妙にゆるくて・・・エリートな福山さん演じる家族と対照的なのが面白い。対面した時も、「こんな家族なのかよ・・」みたいな福山さんサイドの反応が実にリアルで良かった。やがて・・・子供たちは本当の家族の元で過ごしてゆくのですが・・・子供ながらの・・・心理とか、行動とかが胸に刺さる思いで後半から泣けちゃって・・・考えさせられて・・・これは深い作品でした。結局・・・子供たちは どちらの家族を選択するのか?そして・・・父母は何を想うのか?ラストシーンは福山さんの演技にも釘づけ・・・大人向けの作品ですが特に男性にもみてほしいなと思いました。自分も子供いるから自分に置き換えて同じようなこと起きたら・・・そこまで考えさせられる作品です。皆さんはどんな後味でしたかねー? " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族の対比がフェアじゃないが\n 二組の家族だが、リリー・フランキー側の家族に欠点や短所がまったくなく、ほとんどパーフェクトな家庭のため、福山側の短所ばかりが目立つ構成はちょっとフェアじゃないと思う。福山も初期状態でさえ相当頑張ってるし公正な父親なんだが、対比される相手側があんな理想的な家庭だなんてちょっと可愛そうになってしまう。そりゃ負けますわ。リリー側の家庭にもう少し顕著な短所を出していたら、もう少し考えさせられる映画にできたと思う。福山の意識を変えるきっかけは、例の看護師に「誠意」を返しに行ったとき、旦那の連れ子が必死でカーチャン守るためにメンチ切ってるシーンが最も大きな山場だよね。なんでもないシーンだけど、その後の連れ子に対する福山のリアクションを含め、僕はあそこが一番感動した。 " + }, + { + "date": "2014-07-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思ってたより。。。σ^_^;\n 始め野々宮夫妻は役者が2人とも独身のせいか親には見れなかった。ストーリー的に父はわかるがママも?なんかぎこちなさを感じさせる。始めのクールな父親キャラも、子供を交換した時、自分の生い立ちも義理の母に育てられたのに何故にそんな接し方???と、共感は全く出来ない。別々に暮らすことにしたシーンや、思い出すシーンは泣けるけど、結局どうするかわからず終わる。ストーリーは取り違えの原因以外はまんまだったし、最後の方に急ぎ足で良いパパになってきて、、、うーん。ちょっと長くて飽きちゃった。なげっぱなしで観る側に考えさせたいならこんな長くなくても。。。子供とちゃんと向き合って無い人ほど身につまされるかも。私にはアカデミー作品ってほどじゃなかったかな。 " + }, + { + "date": "2014-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられ……過ぎちゃうかもΣ( ´◡` Ⅲ)\n 福山さんとリリー・フランキーさんが演じる、真逆とも言える様な二人の父親。そして二人の妻。取り違えられた息子達。独身で未婚。いつかは幸せな結婚生活と子育てがしたいと夢見ながら、がむしゃらに働く日々を送って仕事に遣り甲斐を見出だしている今の自分だからこそ、全ての主要人物に感情移入してしまって、なんかもう見ていて切なすぎて苦しくなってしまった(´`;)(´`;)(´`;)そんなこんなで約二時間がものすごく長く感じた。(笑)いつか親になったらもう一度観たい作品です。 " + }, + { + "date": "2014-07-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "スパイダーマンって、クモだって知ってた?\n 映画「そして父になる」(是枝裕和監督)から。子どもの取り違え事故をテーマにしながらも、どこにでもいる「父・子」のコミュニケーション、その難しさを感じながら、メモを振り返った。物語の前半とラスト、2度に渡って登場したフレーズ、「スパイダーマンって、クモだって知ってた?」息子の知らないことを教えてあげるのも、父親の役割。さらに、息子が自慢げに話すことに、へぇ~と驚いてあげることも、父親の役割、と教えてもらった。「もちろん知ってたよ」と大人の会話をするのではなく、「ううん・・初めて知った」と答えてあげることが、子どもの好奇心をくすぐることになるし、パパの知らなかったことを、自分が教えてあげたというちょっとした自慢から、子どもは自信がついていく。だが、子どもとの時間を最優先する父親は羨ましいけれど、実際は、仕事を最優先しなければならないのも現実。だからこそ、些細な会話で子どもとの関係を保つ努力は、こういった何気ない気遣いが必要になるのだろうな。もっと早く知りたかったなぁ、こういうことって。(汗)P.S.子どもが弾くピアノ曲「チューリップ」がキーワード。「どの花みてもきれいだな」が、子育ての基本だものなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる\n 子が親を選ぶことはできないし、親も生まれた子を選ぶことはできない。そんな当たり前過ぎる事が、覆ったとき人はどんな心理状態に陥るのか。子どもにとって何が幸せか。親にとって子どもの存在ってどの位自分の中で占めているのか。そんな事考えさせられる映画でした。リリーフランキーの演技はよかった! " + }, + { + "date": "2014-06-29", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "そして父になる\n 家族とは、親子とは、そして親として、また子供の気持ち、様々な在り方について考えさせされる作品。福山雅治演じる父親が紆余曲折しながらも父として、また人として成長するラストに関心を持った。だが全体的にぼんやりしたストーリーで、取り違いの理由も看護師のイライラの腹いせという設定がいまいちピンと来なかった。取り違えた両家庭の設定も分かりやすく両極端で設定としてはありがちなのでは・・と感じた。平坦なテンポで、コトコト煮込んでいる途中のような作品。 " + }, + { + "date": "2014-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "抑えた構成に好感\n 見る前はどんなにベタに泣かせる映画なんだろうと思ってましたが、意外に抑えた演出で予想外にさっぱり楽しめました。こんなレアな話を映画にして、泣かせ意外に何があるんだろうと懐疑的でしたが、家族って、と言うことを素直に考えさせられました。二組の対比的な夫婦、家族の在り方が嫌味なく、シンプルに今の日本の社会の秒巣を描き出していて、自分自身も今日家に帰ったら変えていかなくてはと、気づかされました。 " + }, + { + "date": "2014-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の映画として、イチオシです。\n 6歳になった子どもが、実は取り違えられた子だと知ったら。そんな事件を通して、子どもの愛し方を見つめ直す父親の話。最近父親になった僕としては、とても入り込める作品で、久しぶりに家族を考えるいい映画に出会ったなあという感想です。これは子どもがいない人にはつまらないかもしれませんね。感情移入して、淡々と進む中で自分自身でも葛藤して見ると、すごく良い映画だって思えます。わかりやすさのために大袈裟な対比になってますし、俳優の割り当ても対比が明確で、より入り込みやすい作りになっています。真木よう子は福山側かなあ…とも思いましたが、わざとですかね。どちらもお母さんは素晴らしいと思います。でも結果的に交換してしまうことになるのは、ダメですね。身を張って防がないと。最終的に、どうなったんでしょうね。私としては元のままに戻る推しでしたが、一回交換して暮らしてしまってるから、正直ベースで両方の親を続ける、但し血のつながる親元で暮らす、という感じなんですかね。福山も、けして初めから父になれてなかったわけではなくて、終始一貫して、子どもを愛しているのは感じました。カメラを見たときの涙が証明しています。だからこそ、慶太くんもいい子で頑張ってるんだって。そこが救いですね、それすらない父親も世の中にはいて、片方がそうだときっとまた全然違う話になりますね。ビジネスライクをやめる、ってのが福山の成長ですかね。後は、まさかの故意の交換でしたが、あの助産師には罰を受けてほしい。夫の連れ子がお母さんを守るシーンも印象的でしたが、その身勝手さと与える影響の大きさに対して、何らかの罰を与えたいと思いました。見終わってスヤスヤ眠る子の顔を見て、明日からも愛していこうと誓うのでした、いい映画だった! " + }, + { + "date": "2014-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "福山目線にいささか共感はできず。\n 福山目線にいささか共感はできず。特に前半の人間性の希薄さ、その陰りである自身の生い立ちに対する姿勢・向き合い方に対する苦悩に演技面を含め、軽薄さを感じる部分があり、スマートすぎる面が演出とわかってはいてもどうしても鼻につくのは否めない。反対にリリーフランキーの演技が絶妙なだけにその対比としての福山演じる主人公の感情の吐露にはもう少し迫るシーンがあってもよかったのでは。ラスト手前、カメラの記録を振り返るシーンはそういった意味では良かった。 " + }, + { + "date": "2014-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待過多。\n 前評判に踊らされて期待し過ぎていたのかも。予想通りの展開であまり起伏の少ないストーリー。関西弁の子役の演技か素かわからない所には感心した。 " + }, + { + "date": "2014-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族が愛おしい\n 福山雅治、尾野真千子、真木よう子…大好きな俳優女優さんたちが見れてすでに大満足ですが、今までに映画からは味わったことのない家族愛を見せられ胸打たれてしまいました。福山雅治が演じる『良多パパ』は、決して悪い父親ではない。仕事に没頭するあまり家族との時間をないがしろにしているが、仕事をすること、それが家族を守り幸せにする事と信じているところがあり、ちゃんと家族を愛している。少なくとも、たいした仕事でもない仕事を理由に家族との時間を取らない自分などとは大違いで、むしろ尊敬に値するくらいの父親像だと思う。また、物語冒頭からラストまで一貫して登場するレクサスLSが、父として男としての憧れを手に入れた世の中の理想像を象徴している。しかし、不思議とこのレクサスLSが物語後半ではつまらないものに見えてきてしまう。家族を幸せにするために本当に必要なものなのか?そもそも家族ってなんなんだ?いやがおうでも家族と、息子と向き合わなければならない時間が父親としての意識を変えていく…じわーっと、しかし、しっかりと心の奥に響いてくる良い作品でした。ほんとに、今からでも遅くないから子供や妻とちゃんと向き合おうと思ってしまいました。リリー・フランキーほど家族と触れ合わず、福山雅治ほど稼がない、わが身のポンコツっぷりに心底反省です。 " + }, + { + "date": "2014-05-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族\n まずキャスティングがとても素晴らしかった。対照的な家族。二人の子役。最後のミッションはやめだ!って言葉に、いままで溜まっていたものが、涙と一緒に出て行くように感じた。 " + }, + { + "date": "2014-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父より母と子の問題\n 暗い話になりそうだと少し敬遠してたけど、重た過ぎず、だからと言ってリアリティがないわけでもなく僕的には良いバランスだった。取り違えが発覚した時の冷静さだけは「?」だったけど、あとはタランティーノの真逆で是枝監督は重要なカットしか撮ってないように思え引き込まれて泣けた。音楽も意図して抑えてあると思うんだけど単純な僕は壮大な音楽でも流れてたら一生分の涙が出たと思う。是枝作品の子どもの演技はズバ抜けている。 " + }, + { + "date": "2014-05-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる映画です。\n 映画館とDVDで観ましたが、何度観ても色々考えさせられる映画だと思います。子役も含めて皆、適役だったと思います。 " + }, + { + "date": "2014-05-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "設定が悲し過ぎ\n 実際にこんなことが起きると怖いなぁっと。福山雅治演じる役とリリーフランキー演じる役が対照過ぎて。最後の方は結果が見えてきてしまったので1つ減らしました。 " + }, + { + "date": "2014-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして、、、、、\n この作品は、親子の愛を痛烈に演出した作品です。且つ演出が、生々しく、リアルに描いています。俳優さんたちの演技も良く、福山雅治さんは、見ていて、憎たらしかったです。笑リリーフランキーさんは、凶悪での印象が、強く、そこを対象的に見るのも、楽しめました。今の時代、育児放棄などが、ある中、こういう作品を見なければいけないと思いました。どうでもいいことですが、リリーフランキーさんの役は、いい親父だったんですが、途中で、働けよ!!と思いました。笑 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親の気持ち、子供の気持ち\n タイトルからわかるのは、子供の取り違えを通して成長する父親像なのかなってことだけど、子供が受ける傷とか考えちゃうね。何が子供にとって幸せなのか。二組の家族が対照的だからこそ、余計考えちゃうよね。どっちの親もある意味完全ではない。完全な人なんていないしね。それがわかりやすく描かれた二組だったと思う。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "選択の問題\n 淡々としたドキュメンタリーのような映画。物語に起伏があるわけではありません。が、本物の家族の人生が綴られているような見応え。自分に子供が居てあまり帰ってこない夫がいるのなら、すごく身に迫って感じられ、感情移入できるでしょう。または仕事が忙しく、妻と子供とはあまり合わない生活を送っている人なら。もし、突然『自分の子供が自分の子じゃない』と知ったなら、と想像することは簡単そうです。それくらいのリアリティがありました。静かなリアリティがあるからこそ、盛り上がりに欠けるっちゃあ欠ける。退屈な人にとっては退屈だろうな。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "私にはまだ早かった\n 「親」という立場になってから、心底感動したい作品です。結婚もしていないし、子供もいないので、どうしても感情移入ができませんでした。ただ、素晴らしい映画だというのはまぎれもないことなのでそのようないい映画に惰性で感動するのではなくちゃんと福山雅治の気持ちがわかる立場になってからもう一度、きちんと感動したいです。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "う〜ん\n 期待してた分、がっかりでした淡々と物語が進んで行き、淡々と終わって行く・・・出演者はみなさんいい演技でいいと思いますが脚本が・・・評価が高い理由が分かりません。非常に残念でした " + }, + { + "date": "2013-12-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の意味で父になるということ\n ひどく簡単に言うとイケメンで大手の建設会社の社員でホテルみたいな家に住んでいる完全な勝ち組の良多が子供のとり違いという突然の不幸により,今までの自分が自信を持って信じてきた父権主義的な子育て観を打ち砕かれ父親として成長するという話。キャスティングが神的に素晴らしかった。とり違い相手の斉木家の親のリリーフランキーと真木ようこは良多と対極的な個人営業の小さな電気やでカカア殿下だけど夫もしっかりしてて締める時は締めるっていう良多とは違うすごくかっこいい父親だし,すごく温かみのある家庭はみていてほっこりしたし,良多が全く違う価値観の家族を自分の思う通りにはできなくて挫折を味わうところなどはイケメン・金持ち・勝ち組とかいけ好かないわーと感じている自分には気持ちよかった。演出も過剰ではなくむしろ抑え目だがしっかり伝わるように作られているし,心理的な面で人の子育てはやはり親の影響をすごく受けてるんだなあとか親の養育態度による子供の影響とかいろいろ考えさせられた。子役も役というより本当の子供にあっている感覚にとらわれた。DVDでたら絶対また観る。良かった言葉似てるとか似てないとか、そんなことにこだわっているのは、子どもとつながってるって実感のない男だけよ子どもは時間だよもうミッションはおしまいだ " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣ける泣ける泣ける!\n とりあえず、泣きました!笑最後のところとか、滝のように涙が…子供は、育てられた親によって、どのような性格になるかが変わるということがよく分かりました。子供を自由に育てる親と、自分が権限を持つ親。双方とも、短所と長所があり、それがまた、いいところなのだろうと思った。 " + }, + { + "date": "2013-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人生って。\n 幸せって何だろう。観ながらそんなことを考えてしまった。どんなカタチでもいいから、幸せになりたいッス。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-11-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観後感が良い\n 数日前に凶悪を見たので、リリーフランキーの振れ幅にゾッとするが、この父親役もとてもよかった。福山雅治は、嫌な奴だが、最後はこちらも泣いてしまった。是枝作品の子どもの描写はやはりとても好き。 " + }, + { + "date": "2013-11-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まさかこんな話だとは、\n 子供を取り違えて育てた二つの家族の映画、という知識しかなくて鑑賞。びっくりした。福山雅治さん演じるお父さんが、まー嫌な役。どうしても妻の立場から観てしまうため、ムカつくくらい嫌なお父さんなわけで、えっ⁈こんな感じの映画なの?と思ってしまいました。話としては面白いと思うけど、努力していって本当の子供と遊ぶようになるお父さんは、結局自分の本当の子供とは住めなかったことがどうも後味が悪い。それなら育てた子と遊ぶシーンが欲しかった。そして、私はどうしても子供の相手をしてあげなかった父親を変わったとはいえ受け入れて観てあげられなかった。しかし、リリーフランキーさん演じる相手家族のシーンはとても子供達が楽しそうですごく良かった。 " + }, + { + "date": "2013-11-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前評判に惑わされて見ると、半減するかも\n カンヌ、カンヌと大騒ぎの前評判アカデミーと違って外国の映画祭の受賞作品は得てして 大衆向けじゃない・・・と思ってみるべし!!TVドラマはおおこけしたものの程よい尺に納まった是枝監督の生真面目さが凝縮された、らしい作品。ただ演じての子供を持つ人とそうでない人からの嘘っぽさのにじみ出る感じの差は見えた気が・・・最近、真木よう子のかすれ声の演技がどれも類似して違いが不明の声大ですがやはり産んだ人からのかもし出しは違っていい感じだった。福山くんはエリート云々よりザッツ福山・・・そこが少々泣けない理由でないかと・・・・ " + }, + { + "date": "2013-11-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画なんだよな~\n 見たら少し残念な気持ちになりました。宣伝も良かったし、ストーリーもよさげかな?と思ってみてしまったせいか、期待はずれ。変に力を入れすぎたのかな? " + }, + { + "date": "2013-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父になりたい\n 独身です。期待せずに観に行きました。難しいテーマです。とても現実的な内容です。明解な結末はありません。ただ2カ所、心にくる場面がありました。詳細は省きますが父親同士のセリフの中で「時間。時間だろ。」血よりも子供と一緒に過ごす時間が大切ということ。もう1カ所は、寂しそうに玄関の前で座り込んでいる子供をなだめた後に何も言わず抱きしめる実の母親。なにか大切なことを気付かされました。 " + }, + { + "date": "2013-11-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた\n カンヌ映画祭を皮切りに、いろいろな映画祭で賞を受賞した報道もあり、期待しすぎていました。まったく感情移入できず(・・;)重いテーマで自分がその立場なら…と考えはしたが、この映画で得るものはなかった。 " + }, + { + "date": "2013-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どちらか一方をという事ではないのでした。\n 主人公から相手側へと感情移入先が移って、最後には主人公の方にまた傾く。でも、どちらでもない、一段高いところに成長させられている。子供が待っていたことに気付かされる。解釈も人それぞれ、何が正しいとわりきれるものでもない。いい映画の部類には入っていると思います。 " + }, + { + "date": "2013-11-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎないこと。\n 予告がとても魅力的で周りが泣けたと言っていたこともあり、期待して鑑賞。が、期待しすぎたのか泣けませんでした。良い意味でリアリティがあって、もしこんな事があったらと考えさせられましたですが、全てがたんたんと大した盛り上がりも余りなく終わってしまったので、そこが期待を裏切られたとこかな。唯一、ウルっときたのはカメラを観ながら涙するシーンですね。ラストの決断も私的にはスッキリしました。 " + }, + { + "date": "2013-11-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん。\n ワクワクして見に行きました。思っていたよりも、なんか感じ取れるものが少なかったように思います。注目されすぎて期待しすぎたのかな。真木よう子の演技が、癖があるのか?どの作品も同じに見えるのは私だけでしょうか。 " + }, + { + "date": "2013-11-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "はじめての是枝作品\n なにもイメージを持たずにはじめて是枝監督の作品を見ました。やはりTHE邦画という印象を受けましたが、静かで美しい作品でした。父親のキャラクターが劇的て少し意外だとも思いました。 " + }, + { + "date": "2013-11-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 期待が大き過ぎたのか分かりませんが、もう一つ足りなく思いました。言いたい事は分かるし、その通りだと思います。ただ、それ以上でも、それ以下でもない感じでした。 " + }, + { + "date": "2013-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "予告編の失敗\n 期待を上回るほどではなかったですけど、がっかりはしませんでした。是枝監督らしい作品だな〜て思いました。物語はわりと単純ですから、注目ポイントはもちろん人物の描写ですよ。気持ちいいくらいはっきりとした人物像を淡々と描いていく感じは好きでした。ただ、一つ最悪なのが、予告編ですね。予告編が作品に対する無責任な作り方で、感動が半減!ネタバラシ同然の予告編は本当に意味不明。映画の趣旨がどこにあるのかもわからないまま予告編を作ったイメージです。 " + }, + { + "date": "2013-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 期待値が高すぎたかな。周囲から、めちゃ泣くと言われていたが、ツボが違うのか、泣くことはなし。映画として何を言わんとしていたかは理解できたし、良かったと思う。多分、前評判にひきづられてしまっていた。 " + }, + { + "date": "2013-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督らしい\n 「そして父になる」を鑑賞。この監督作品は未見だったので、この本作を見る前にDVDで2作品を観ました。「誰もしらない」と「歩いても歩いても」。日常の何気ない一遍を切り取って映像に組み込む手法と、「歩いても歩いても」に至っては、事件らしい事件が起こらずに最後まで見せるストーリー展開が凄いなぁと思いました。そして両作品とも子役が本当に活き活きとしているのがとても印象的でした。6年も過ごした自分の子供が実は他人の子だったら?映画「誰も知らない」は実話をベースにしていたが、この映画も実際に起こった話を元にしている。本当の子供を選ぶのか、一緒に過ごしてきた子を選ぶのか?どちらも選べない、選べるはずもない。ハリウッドでもリメイクが決定しているようですが、日本人的なわびさび演出が顕著な是枝版「そして父になる」に対して、ハリウッド版はストレートに感情にうったえてくる作品になるんでしょうね。何であれ、こう言うテーマとして難しい作品を提供し続けられる是枝監督は現代において貴重で、後々語られていく監督になるんだろうなと思いました。他の作品も觀てみよう(^^) " + }, + { + "date": "2013-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父親とは何か。\n 都内の高級マンションに暮らし、レクサスLSに乗り、仕事も数々のビックプロジェクトを計画するエリートサラリーマン良多の父親像を描く作品。6年間育てた子の慶多と、血が繋がっているが取り違えられた子の琉晴。2家族の対比と、子供との繋がり、家族との繋がり、親族との繋がりから、改めて父親像を考える主人公。静かに、深く感動できる作品です。 " + }, + { + "date": "2013-11-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督らしい映画\n そして父になる題名通りの映画だった。急にきた人生の転機を乗り越えて新しい道を描いていく。それが父親って形にはまっただけで誰にでもある話。福山も一つ屋根の下ぶりのやなやつ役。でも正当なような気もする。周りを固める人達が子供を含めて素晴らしく特に女性が前に出るタイプと後ろに下がるタイプ完全に演じきってる。本当にわざとらしさもなくいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん…\n 是枝監督作品は全て観ているのだが、初めて主人公に感情移入できなかった作品でした。普通の父親なら、あそこまで我が子に冷たくできないはず!もう少し主人公の過去を描いて欲しかった。 「勝ちつづけてきた人間」は、みんなこうなのかい?周りにいないからなー^_^; " + }, + { + "date": "2013-10-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "何と言うか…。\n こういう映画を観て、あまり何も感じない自分は、人として問題があるのではなかろうかと思うけど、前評判の割に…と言うのが正直な感想です。自分が親ではないから理解できないのか、もっと別の問題なのか、どうにも同調できるところが持てず、最後まで居心地の悪さを感じました。 " + }, + { + "date": "2013-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久々に邦画で感動した映画!\n キャスティングが素晴らしい。何と言ってもリリーフランキーと真木よう子、その子供達の自然な家族感。派手さはないのに一時も飽きさせない。息子を持つ全ての父に観てほしい、泣いて欲しい映画である。 " + }, + { + "date": "2013-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父親像とは何か\n 出産後に入れ替わった我が子。その事実を突然知った2つの家族。都会の高層マンションで暮らす一人息子の慶多と郊外で町の電気屋を営む3人兄妹の長男琉晴。エリート思考が強い慶多の父は、琉晴の家族を見下していた。病院側から子供達を早く入れ替えた方が良いと言われそれぞれの家に引き取るのだが…慶多同様に育てようとする良多に反発する琉晴。とうとう琉晴が姿を消した。電気屋の家に帰っていたのだ。慌てて連れ戻しに行く良多だったが、玄関先で聞こえる良多の声に会いに来てくれたのだと思った慶多はショックを受ける。対照的な2人の父親。子供と共に遊び、風呂に入り、子供の言葉に耳を傾けスキンシップをとる父親と、教育重視でおとなしく躾けるエリート思考な父親。良多の父親像はおそらく自分の父親だったのかもしれない。職場の上司に「今は時代が違う」と言われハッとする。カメラに残された慶多が撮った写真を見つめ慶多への愛しさを実感する。慶多に会いたい。謝りたい。許してもらえるだろうか。ようやく父になれた良多はこの先どのような決断を選んだのか? " + }, + { + "date": "2013-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "そして父になる\n 是枝監督独特の世界観がでていて最初は重い・・・と感じたが福山の演技がいい意味で軽くしてくれたかんじ。この内容なら子供や母親の泣くシーンを増やせばいくらでもお涙ちょうだいの映画を作れるがあえて泣くシーンはあまり作らないところもまた共感できた。アメリカでリメイクが決まったらしいが嫌な予感、泣かせて感動映画を作る気満々な気がする。おくりびと以来の久々日本映画では上出来だと思う。今年はハリウッドでもあまりヒット作はないからもしかしてオスカー狙えるか?!邦画はやはりやたらお金をかけずにこういう地味にいい作品をこれからも作って欲しいものです。自分だったら・・・と見た後何度も考えさせられましたがやはり答えはでないですね。いやいや、深いですね。 " + }, + { + "date": "2013-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "(T_T)\n 泣いたね、つ〜〜っとね…久々泣ける映画でした(T_T)そして色々と考えさせられました。自分がそうなったらどうするんやろうか… " + }, + { + "date": "2013-10-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "◆兎に角切ない!\n 誰の気持ちになっても、涙があふれる切ない映画。子供を通して成長する、親。特に父親に向けてのものに感じた。子を産んだ母親さえも、実の子ではないと、気付けない現実。二つの家族を、あからさまに貧富の差を描いている部分が、不快に感じた。子供の気持ちを、もっと丁寧に描けたらもっと良かったのではないかと思えた。良多の様にエリーで無くても、同じ様な父親は、この世に一杯いると思う。最後を、映画を観た人に考えてもらう手法だろうが、父である者にとって、『なんかすっきりしないなあ』と言う意見もありました。血縁か育てた時間か選べる訳が無い。どちらの子も自分で育てたいと思う。 " + }, + { + "date": "2013-10-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「そして父になる」観てきました。\n ――6年間育てた息子は、他人の子でした。重い題材ですが時折出てくるユーモラスなやりとりでほどよくバランスが取れていて、とても楽しませていただきました。取り違えた子供たちの演技が絶妙で、うっかりホロリと来ました。福山雅治は見る度に見直してる気がしますが今回も見直しました。特にケイタくんなんて素晴らしい演技を見せてくれました。こんな状況、自分だったらどう思うのかな…… " + }, + { + "date": "2013-10-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "余韻が…\n 素晴らしい作品はエンドロールで立ち上がる事が出来なくなります。まさしくこの作品はこの状態になりました。映画を観ている、それぞれの皆さんはそれぞれ違う思いでこの映画を観ると思います。子役もわざとらしくなく自然な演技派手さは無いですがこれは名作です。 " + }, + { + "date": "2013-10-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "価値観の違い、を描いてる?\n 話題作ということで鑑賞。はじめからさほど期待はしていなかった。共感もできず、ただ、ただ、主人公の言動について「違和感」と「不快感」をずっと感じながら鑑賞した。互いの家族が、対比される光景。これは、「取り違え」事件を題材にしつつ、その「事件性」には大きく触れず、あえて、そうしないことで「時代」「父という存在価値」のズレや、正しさなどわりと「私小説的視点」を観客に与える作品なのではなかろうか、と感じた。主人公が唯一、主人公ではない、という描き方。その意味では一定の評価はできる。大衆的で、素直な作品だと感じる。しかしながら、ヒューマンストーリーとみるにはドライすぎる展開だと個人的には思う。複雑な気分に苛まれながら劇場を出た。劇中に数度、連呼されるごとくはなたれる「田舎ものは」というセリフ、ことば、これも確信的なのだろうか。時代錯誤性をあえて表象させる装置と考えても、あまりにも浅はかすぎると思った。 " + }, + { + "date": "2013-10-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "傑作\n 素晴らしいの一言。それぞれの立場の心理展開が丁寧に描かれている。子役、妻役、夫役それぞれに共感した。 " + }, + { + "date": "2013-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あっけないかな\n あっけない幕切れかな、テーマも個人的には大騒ぎしなくても、という感じ。子供のしせんの描写が少ないような。 " + }, + { + "date": "2013-10-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観終わった後も\n 是枝監督の作品が大好きなので、ものすごく期待してましたが、本当に裏切られなかったです。さすが、としか言えません。是枝さんの描く人物のリアルさ、現代社会を浮き彫りにしているところ、そしてそして何より観終わった後、心になにか温かいものを残してくれます。これからも是枝監督の作品を楽しみにしています。 " + }, + { + "date": "2013-10-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まだ感動が続いてる\n 観てもう1週間以上経っているのにまだ感動してます。そんな後からもじんわり染み出してくる作品です。子供の取り違えはあくまでもきっかけに過ぎず、これは福山が父性に目覚めて本当の意味でお父さんになる話ですね。それにしても両極端な家庭の描き方が絶妙!リリー・フランキーの演じるお父さん、ウマすぎです!空気感から役者さんの演技まで全てが丁寧に作られたこの作品。さすが是枝監督だと思いました。ご馳走さまでした! " + }, + { + "date": "2013-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "個と個の関係\n 久々に映画を見て泣きました。気になってたテーマだったので、暇をみつけて行ってきました。内容は、6年間育てた我が子が、とりちがえた子であったという、二家族のお話です。自分でどう納得して、どう子供に納得させるのか?親とは、子とは?とても深いテーマだと思いました。父親になる、人の親になる。なる人は経験する普遍的なテーマです。人生の1/3を過ぎた今では、そうあるべきなのかもしれません。この映画を見て思ったのは、親とはコチラからの一方的な関係ではなく、子供からとの双方的な関係であるというコト。人間がお互いに成長していく中で、子も親も、血が通っていてもいなくても、人間同士として一緒だと、どうあるべきか考えさせられました。そこで、自分に気付かされ、素直になっていくことが如何に大事か!個と個の関係、深いです。そして、父になる。それは、親になる。そして、人になる。 " + }, + { + "date": "2013-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なぜか涙が・・・・\n カンヌ受賞作品の雰囲気も好きです。この作品もそんな、同じような匂いが・・・・映画としては派手さは無く淡々と流れていく感じその中での、何気ない描写なぜか涙が・・・・涙が出て、そのことに気付くそんなことの繰り返し父親になるには何かきっかけが必要なのでしょう " + }, + { + "date": "2013-10-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる映画だが、オチが雑か。\n 途中までは、良かったが、時間が気になってた。このペースで、どんなオチが。ところが、オチは、想像にお任せで、あっけなく終わる。考えてみれば、シーンも同じ場所が多く、セットもあまり必要ない。福山雅治とリリーフランキーの人物像にコントラストを付けて仕上げているところは、考えさせられる。どっちの家庭に生まれたいか。その辺りでは深い映画。 " + }, + { + "date": "2013-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "血か!?時間か!?\n とても重いテーマで、哀しく罪深い話だなぁと感じました。血の繋がりか、それとも過ごした時間なのか…。難しいですね。6年という月日が流れたわけだから、そう簡単には馴染めないだろうし、ましてこれほど生活環境が違うとなればなおさらだろう。なるほどいかにもカンヌで賞を獲りそうな考えさせられる作品でした。出演者も良かったですね。心配していた樹木希林の演技も抑え目で邪魔になってなかったのでホッとした。今年の賞レースに出てくるのは間違いないだろうけど、じゃあ本作が今年ベストかと聞かれるとどうかな?私としては、ラストの選択がイマイチ気に入らなかった。情緒に流されたと感じたからだ。良多は子供のためというより自分のために行動してしまったのではないだろうか…。 " + }, + { + "date": "2013-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "家族の絆の本質を問いかけた傑作\n 大事なのは、血なのか過ごした時間なのか。論理的に考えれば勿論血なのでしょうが、人間の情に訴えかければそれは当然過ごした時間となる訳で・・・。そんな普遍的なテーマを、是枝監督は一体どう描いたのか、期待して鑑賞しましたが・・・なるほど、そう来ましたか!重きを置いたのは、どちらを選択するかではなく、タイトル通り「そして父になる」ことだったのですね。主人公が、父親としても人間としても成長していく姿には、とにかく心震わされました!是枝監督特有の子供達に自然な演技をさせる演出法と、主演に父親臭が全く漂わない福山雅治を起用したのが、実に面白い化学反応をみせた秀作でしたね。福山雅治(野々宮良多)・・・人生の勝ち組、イケメン、エリート、傲慢な性格、見る者が嫌悪感を抱くにはこれ以上ない適役でした。だからこそ、本当の父になっていく姿には心動かされましたね。尾野真千子(みどり)・・・健気にエリート夫を支える姿が印象的な前半とは対照的に、後半は子供を思う強い女性へと大変貌を遂げました。奥さんとしてもお母さんとしても女性としても、ほぼ完璧でしょう!しかも美しい・・・。二宮慶多(慶多)・・・つぶらな瞳が印象的な可愛らしい少年でした。何かと素直で優しくて我慢強い性格は、確かに良多とは間逆のタイプでしたね。きっと親ならば、こんな子供が欲しいよね・・・と思わされること必至。リリー・フランキー(斎木雄大)・・・金は無くとも、子供思いでとにかく底抜けに明るい父親でした。見た目も性格も福山パパとは対照的な良い父親でしたが、妙にガサツな感じは私もちょっと苦手かも。真木よう子(ゆかり)・・・まさに肝っ玉母さん。しかも美しい!子供からしたら、絶対自慢の母親ですよね。こんな母さんの為ならば、何かと頑張れるような気がします(笑)黄升げん(琉晴)・・・わんぱくだけど、弟妹思い。「何で?」が印象的な少年でした。明るい家庭に育ったら、きっとこんな感じで育つでしょう。 ただ、躾がなってないのはちょっと・・・って、子供はこれが普通か。樹木希林(みどりの母)・・・安定のおばあちゃん演技。今回は、いつもより控えめな存在感でしたね。夏八木勲、風吹ジュン(野々宮良輔、のぶ子)・・・良多の父親、義母と考えれば、完璧なるキャスティング、演技でしたね。さすがです。中村ゆり(看護師)・・・美しすぎる犯罪者。希薄すぎる謝罪の意が、見る者を本当にイラっとさせました。 でも、美しいね。慶多、琉晴が大人になった時、それぞれどんな思いが込み上げるのでしょうか・・・。 " + }, + { + "date": "2013-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見る人の経験や感受性が大きく関わる作品\n 是枝監督がもうこんな福山雅治は見たくないというギリギリのラインを探ったイヤミな奴を主人公にしたとおっしゃられていたが見た感想は普通の人じゃん!!当たり前の言動じゃん!!ということ。仕事から帰ってきて息子のピアノを見てあげるなんてむしろ凄いよ。物語的には主人公に据えるにはたしかにリスキーだしリリーさんがキャラ勝ちでむしろ立ってる!と思うかもしれない。でもこれを現実世界に置き換えたらみんな仙人みたいにならなきゃいけない。リリーさんご本人が言っていたがまさにこの雄大という父親はファンタジーだ。実際にあのご主人がいて内外装ぼろぼろの家に住まい、ろくな稼ぎのない夫に子供を任せて自分は安いパートで家計を支えていたら妻は出口のない迷路のような気分で毎日を過ごし、いつしかキレるし出て行くかもしれない。実際ならそんな人多いと思う。子供たちは親が思うより早く成長して行くので経済面が重くのしかかる心労の日々はどのようなものだろう。これ幸いと慰謝料の計算ばっかりしてるんじゃないよ!!・・・とは思いつつ物語としてのセオリーに操られてまんまとこのろくでなしの父になぜかやられてしまうのは痛い・・・。それよりも、必死に働く人を駄目みたいに扱えるかな?できないでしょ?!て感じ。一緒に見に行った主人は冒頭で既に怒りが先にきてしまったみたいでまともにストーリーが頭に入らないくらい怒っているのが傍目に感じられて私ははらはらしながらの鑑賞となってしまった・・・。(うちの主人は猛烈な仕事人なのでね)現実、共働きのご夫婦が多いご時勢でこれを見たら夫婦共に子供と接する時間は食事とお風呂などのお世話のみ。休日に全員が揃うのは土日祝日でも少し難しいという家庭ならもはや救いもない思い。保育園任せで人に育てて貰ってたらあかんやろ?自分にしかできへんことあるんちゃうか?と雄大に叱られそうだ。こんなこと上から言われたらまさにふざけんな!!て感じ。良多は言動はアレだが人の助言はすんなり受け入れる場面がそこかしこにあってなおさらそこが温度感のない父親に少し人間味をだしてくれててそこがいい。でも、これはあくまでもドキュメンタリーでもなく普通の人が普通に悩み、苦しみ、答えが出ない煩悶を繰り返す序章にたった物語。本編は映画が終わった後に鑑賞した人々の心の中で続いて行く。あまりにリアルで演技を超えた感情や動きが見られ、それが胸に迫り、痛いくらいひりひりする瞬間がちりばめられている。これは間違いなく出演者の誰もが世界で認知され後世に名作の一本として残っていく代表作となったことは必至だ。目線や子供に添える手、妻を支える手、子が親を求める気持ちなどの表現がリアルすぎる。この家族の傍らで静かに寄り添い、息を殺して見つめる感覚に陥る。こらえきれずに落涙してしまう。何日も心を支配された映画は久しぶりに見た。福山雅治というエンタメの申し子のようなアイコンがいるだけにテレビドラマ版ガリレオのような刺激を求めていたり、是枝監督作品に初めてお目にかかる人はいささか戸惑い、多くを語らず詩的で色んなものを孕んだ行間の余白を読ませる・・・そんな大人の世界観にはもはや理解不能で問われているものに追いつけない。今は向かなくても自分の人生経験が違うステイタスに変わった時点で何回と無く見返したらいい。ありきたりな表現をすると見るたびに心に響く部分が違うだろう。つまり、作品が見る人を選んでいる。 " + }, + { + "date": "2013-10-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "夏八木勲\n 福山雅治の父親。彼は、どんな生き方をし、息子にどんな影響を与えたのか。息子にはどんな思い出があるのか。そこに思いが行きました。 " + }, + { + "date": "2013-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "やがて親になる。\n 実際に起こった取り違え事件を原案に描かれた物語である。 「血の繋がり」か「過ごした時間」かという普遍的なテーマを メインにしているが、これはなかなか選べるものではない。 大方は必然と(将来を考えて)血の繋がりを選ぶそうだが、 離れ離れになった他人の子を我が子と重ねて苦しまないか。 親なら何度考えても、相応しい答えが見つからない。 6年も(しかも生まれてからの)過ごせば愛情は計りしれない。 そして貴方の実子だと言われればもちろん愛情が湧いてくる。 元々選びようのない残酷な仕打ちを迫られる物語だ。物語は淡々と展開する。ある日突然、取り違えを宣告された 夫婦二組は、事あるごとに場を設けては親子同士で対面をする。 いかにもエリート家の息子・慶多と、電気屋で育った息子・琉晴。 主人公の良多は自分と似ていない優しい性格の慶多が歯がゆい。 わんぱくで元気一杯の琉晴には手を焼いて逃げられてしまう。 子供が自分の思い通りに成長するなんてそんなことあるかよ、と つい笑ってしまうのだが、母親同士のみどりとゆかりは納得の いかない取り違えに憤慨しつつも、子供に精一杯の愛情を尽くす。 「愛せますよ、もちろん。」というゆかりの言葉に嘘はない。 母親は(というか女は)強いな、やっぱり!と思わずにいられない。 あたりまえじゃない、どっちも自分の可愛い子供なんだから。 (リリーが慶多の入学式をわざわざビデオ撮りするのも納得)監督は独身の二人を父親に据えて、じっくりと彼らを追っている。 福山雅治はエリートというより神経過敏で小煩い父親という感じ。 彼の実際の性格がそうらしいので(爆)上手く出ていたなぁと思う。 片やリリーにはいかにもいい加減が似合う。子供相手にずいぶんと 振り回されて遊ばれたそうだ。金をケチっても時間はケチらない。 子供にとって居心地のいい家って、あんなタイプの家だったなーと、 今でも思うのだ。まず良多のような家に子供は遊びにいかない。 どちらの家にもリアルに良いところと悪いところがある。 子供にとってどちらがいいかなど、今の時点で言えるものではない。 結局15年以上(森林が育つのにも人格が育つのにも)かかることだ。カンヌで審査員賞を受賞したとあって劇場は超満員。 ハンカチを持ったオバ様方がしかし、「泣けなかったわねぇ~!」と 文句を言いながら出ていく姿が、妙に気の毒で笑ってしまった。 是枝作品を観慣れていると今回のも観易いが、感動号泣を期待して 観てしまうと、エ?これで終わり?と肩透かしを食らうのかも。しかし監督は、随所で非常に上手い演出をしている。 子供の自然な演技。いかにも良い子の慶多と、腕白坊主の琉晴。 どんなに可愛がられても「早くお家に帰りたい。」と訴える琉晴と、 良多から「これはミッションだ。」と告げられ、我儘を言わない慶多。 良多が、家出をした琉晴に昔自分も同じ様に家出したことを重ね、 慶多が残したカメラに「大好きなパパ」が映されているのに泣く場面。 ストローを噛み潰す行為を、同じようにリリーと琉晴が行うシーン。 実父が「血が大事だ」と言ったそのままを良多も拘ってしまうシーン。 親子だから似てしまう部分があり、親子でもまったく違う部分がある。 シーン毎の何気ない挿入の繰り返しが「絆」を多角度から描いている。 そして素の演技を醸す息子たちから、大人の俳優たちが自らの表情を どんどん引き出されているのだ。これは観ていてとても面白かった。ハリウッドでリメイクも決定したそうだが、どう作るのか楽しみだ。(何はどうあれ子供の幸せを考える親と、親から学びとっていく子供) " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "モヤっと…\n ワザとなのか?浅い…同じ事を言いたいなら、八日目の蝉の方が胸に迫る。切なさだったら三丁目の夕日かなあ。見ていて田舎の鼠と都会の鼠とか思い出したり…映画でなくてドラマだったらいいかもしれない。笑えないし、おもいっきりは泣けない、モヤっとした映画だった。ただ、福山雅治とリリーフランキーの演技は秀逸。 " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自分に返る\n 福山父の立場、わかるんだけど痛い。つきささり、自分に返る。知らなければ、よかったのかもしれない。まったく違うが、松本清張の名作を思い出した。 " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い\n 観てよかった。子供はいないので親目線で重ねるのは難しいかなぁと思ったけどそんな事は関係なく考えさせられる深いお話しでした。 " + }, + { + "date": "2013-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これさん\n もう、ほろっといってしまいました。もし自分がお父さんだったら、号泣していたでしょう。笑父親としての在り方はその家族でさまざまかもしれません。斎木雄大と野々村良多、両極端のお父さん。しかし、どんなお父さん、というのは問題でなく、子どもへの愛情はどんなお父さんでもかわらないよ。というのが、ラストにかけてわかってきます。野々村良多が息子の慶多が撮ってくれていた家族の写真を見返すシーン、泣けました。話はかわって、オススメの見所は‥‥真木ようこのウインクシーン。僕にしてくれたウインクです。さいこー " + }, + { + "date": "2013-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後が・・・\n レディーフランキーがとてもいいお父さんで、レディーフランキーにすごく憧れました。(^-^)福山さんがとても仕事熱心でよかったんですけど、やっぱり仕事だけではダメなんだと思いました。やっぱり家族は大切にした方がいいですね。(^-^) " + }, + { + "date": "2013-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "子役の自然な演技\n 誰も知らないでもそうだったように是枝さんは子役を自然に演技させるのがうまい。そして、脇役の樹木希林、夏八木勲、風吹ジュンとこの映画を引き立てていた。 " + }, + { + "date": "2013-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "うーんσ(^_^;)\n もう少し、子供目線の場面あってもよかったかな?福山雅治が主人公だから、多くスクリーン出ますが、母親の2人にもスポット必要あって、物語が面白くなると思いました。 " + }, + { + "date": "2013-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "家族、とは\n 私は群馬県在住です。前橋の景色がたくさん出てなんだかくすぐったい映画でした。内容は途中、悲しくて涙しましたが最後はあれで私は良かったのではないかと思っています。 " + }, + { + "date": "2013-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男って不器用だな\n タイトルに”父”と書いてあるので男(父親)目線で描かれていますが、女性(母親)目線のセリフも出てはきます。割合にして6:4くらい。けどやっぱ男性描写が多かったかなあ子どもも男の子だったし。。福山演じるエリートサラリーマンである野々宮良多は、子どもといるときは笑顔を見せて接しているが子どもがいなくなると仕事に没頭し家庭はみどりに任せきりという典型的な父親像。高級マンション(スカイツリーは見えるが一番上の部屋ではなかった(笑))や高級車を乗り回していてお金には困らず、「(事が起こっても)自分でなんとかする」と言うが、子ども二人とも引き取ると目論んでいたが思うようにいかなくなり、その時みどりにみごと言い詰められる。「あなた、なんとかするって言ったよね」。「(事態を知って)やっぱりって、あたしそのことずっと忘れないから」みたいなことを言われる。けど最後には良多の方から反省し、慶多を抱き寄せてやり直そうとする(ぎこちない抱擁ではあったが、、)どなたかも書かれていました、いきなりの裁判シーン。そしていきなりの看護師からの告白。「自分が離婚して悩んでいる時に他の家庭がうらやましかった」という動機。それを聞いた2組の夫婦は(特にリリーさんは)もう少しで声を張り上げそうになるはど目を見張り驚く表情はしていましたが、とにかく突然の話の展開でしたね。そんな動機でという。参考文献でもあるそうなので実際でもそうゆうことって起こっているんですかね。父親母親について描かれた作品なのではあるのですが一方では格差のことも表現しているとも思いました。エリートと平凡な家庭の対比という。平凡な田舎の小さな電気屋を営んでいて子供に対しては一緒になって遊んでいるが奥さんには頭が上がらないという役どころのリリーさん。慰謝料を存分に食い物にして買ったものをすべて病院名義の領収書で切るという。金持ちか、心を持っている人なのか。どちらが重要なのだろうか・・父性母性というが、”母になる”ではなくて”父になる”としたのは、女性はすんなり母親になれるんだろうけど、男はもしかしたらずっと不器用で子どものままなのかもしれないし、気付かされなければ変わらないのかもしれない。慶多にカメラを上げるよとぶっきらぼうに言うが断られるシーンだったり(これは嫌われているのか?と思ったが実は後での伏線につながる)、看護師に手紙を引き返すが子どもが出てきて何も言い返せなかったり、ルールを作って押し付けたり琉晴のピアノがうるさい!と怒鳴ったり。子の心親知らずとも言いますね。そうした中で最後のところで、カメラで撮った写真を見ているうちに実は慶多は良多の写真を何枚も何枚も撮っていたことに気付く。そこで、すんなりと涙が出て来ていましたねー福山、鑑賞者共に!?(あの写真は本番まで福山に見せてなかったのかなあ?と思ったり)父性だけでもだめだろうし母性も無くてはならないんだろうなとつくづく思ったりしている今日この頃。。「家庭」という組織ではあるのですが、どんな「組織」についても当てはまるんじゃないかなあ?あとそういえば母性と言えば、真木さんのウィンクもかわいかったです!(それも2回もやってくれて!惚れてまうやろー!(笑))これ男の子が取り違えられたわけだったんですが、もし女の子だったらどうだろうと思ったり。もしくは母親(女性)目線とか? " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "よくわかりませんでした。\n 本日、夫と観に行って参りました。カンヌ映画祭とのこと、もっと感動ポイントがあると思いましたが、何だか残念な終わり方で、途中もずっと単調なので、鑑賞しただけで疲れてしまいました…。もし、私が子供を取り違えられたら、はっきり言って十月十日お腹で育んだ命を、お腹を痛めて産んだ我が子を返して!!っていう思いも沸いてくると思います。だって、自分の育ててきた我が子は、全くの他人が産んだ子、やっぱりそこで大きなショックと苦悩を抱えるでしょう。そこら辺の母親の描写がもっと欲しかったです。父が主人公ですから、母親の描写が霞んでしまうのは仕方ないかもしれませんが。。。6年という共に過ごした歳月も、実際にお子様がいらっしゃる方には、想像だけでかなり感情移入出来るかもしれません。しかし、その歳月も、実際に親でなかったら分かりにくい。カールじいさんの冒頭の音楽だけで魅せる成長描写のような、産まれたとき&育ってきた6年の思い出の描写もあれば、感情移入出来たかもしれません。また、映画でなく、ドラマであれば、そこら辺の描写も時間的に出来ると思うので、その方が『とんび』のように、泣ける感動的な大作ドラマになったかも、と思います。私には、育てた子供の方が可愛くて、自分がお腹痛めて産んだ子に対する愛情があまり感じられず、出産ってそんなものなのかな…、親子の血の繋がりってそんなに大切ではないのかしら…と、そこら辺が軽く感じられたので、皆さんとは違う見解でガッカリしてしまいました。これは、私が今赤ちゃんを欲しくて妊娠を心待ちにしているからなのかもしれません。産まれてから観たらまた違う見方で観られるのかもしれないです。けれど、隣で観ていた主人も、期待ハズレと言っていたので、思い切り感情移入できる方には、素晴らしい映画で、そこまでっていう方には、結構微妙な映画なのかもしれないです。以前観た『オオカミおとこの雨と雪』のような後味で、単調さと今いち良く分からないラストに消化不良です。 " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予告編が全て\n 最後の場面でいきなり終わり。いろいろなセリフが自分に迫ってきます。父親なら見るべき映画です。福山さんがカッコよすぎるけどね。 " + }, + { + "date": "2013-10-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "結末が気になって、先行上映で見てきました。\n 福山雅治の「仕事ばかりに専念して、子供に、子育てに不器用な父親」役は、好演でした。本人も結婚なさってないから、演技というよりも、素に近いのかも後半バタバタと展開する箇所もありますが、全体的には、いい映画だったと思います。映画だけでは、語られてない箇所(ちょっとした仕草や会話で推測くらいなら可能。)などがあり、小説版も読みたくなりました。私も父親になったからか、いろいろ考えさせられる映画です。自分だったら、どうしようか…?といった風に " + }, + { + "date": "2013-10-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "映画として観るには物足りない\n 物足りないと感じた理・ドラマであれば良いが、映画館で観る施の感動は無かった ストーリーは良いが、中段でのだれ方に残念です。 感動出来るのは最後の10分だけ 予想どうりの結末・カメラワーク 全体的に雑過ぎる、映画に向いていないカメラワーク え、ここでこのピント合わせ?や、露出が合わずで全く表情が見えないシーン、明らかにピントが合っていないシーンあり。見せ方が変われば、もっと心から出演者の言葉以外の表情表現が観れたと思うと、残念です。 " + }, + { + "date": "2013-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "地味だけど深い\n はじめのほう、話の展開の仕方がすっとはいりすぎて、どーなのかなと思いましたが、映画のテンポはゆっくり、単調な感じで地味な感じ。でもずっしりと深みがある内容で、面白かったです。ただカンヌで注目されて期待大だったせいか、面白かったな〜くらいの印象でした。 " + }, + { + "date": "2013-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "父親になってからもう1回みる\n  鑑賞後、何も言えない完璧な映画だと思いました。僕なりの答えをしばらく考えましたが、それでも答えが出ませんでした。自分がもし小学1年生の父親でこの映画を見たら、トラウマになるだろうなっと思いました。脚本のつくり、特に双方の家族の社会におけるディティールなんかは演出もプラスされて、すごいなぁと思いました。子供の演技は今までの作品から比べると少し芝居臭いところがあったと思いました。 " + }, + { + "date": "2013-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供と暮らしたい\n  福山がとにかく嫌な男で実子が家に戻されるのが可哀想で仕方がなかった。あんな暗くて楽しくない家で暮らしていたら精神を病んでしまうんじゃないかと心配だった。 この物語で一番の解決方法は福山一家がリリーさんの家の近所に引っ越すことだと思う。リリーさんが子供と戯れる様子は、心底楽しそうで幸福の極みを描いていると思う。 オレは子供が欲しいと願っているのだが、実際子供と暮らした場合、自分が福山的に子供につらく当たってしまうのではないかという不安が強くある。そういう意味で怖くなった。 " + }, + { + "date": "2013-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良いドラマ\n 夫婦で鑑賞しましたが、前評判で期待が大きすぎたせいか特に感動なし。妻は横で涙・涙・涙でしたが、男の私には予想通りの当り前な展開でした。あの様な状況なら誰でもあんな状態になるでしょう。それを普通に表現されていた映画。普通のテレビドラマと変わらない感じ。普通の展開で、中途半端な終わり方。最後に出演者名がスクリーンに出ますが、普通は、そこで退館すり人が多いのに、この映画は、そんな人が少なかったです。感動したと言うより、終わり方が中途半端なので、その後にまだ何かあると思った人が多かったからだと思います。それでも何もなく終わったので、皆さんは普通に退館していました。 " + }, + { + "date": "2013-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "子の心親知らず\n いつも思うのだが、是枝監督って子どもの演出を一体どう付けてるんだろ?オトナの役者さん達も自然体の演技で魅せるが、子役の演技はまるで“演技”を撮っていないみたい。親に向かってぽつぽつと話す会話のリアルな感じとか、「なんで? なんで?」と冗談めかした言い方で不安をごまかす所とか、子どもの演技のリアルさ(あるいは切り取り方)に舌を巻いた。ハリウッドリメイクが企画されているという本作だが、もしアメリカの方が演技レベルの高い子役が多いとしてもこの子どもの“生っぽさ“を演出するのは至難の業だと思う。小物や細かな仕草での表現も見事。連弾に重なる包丁のリズム。噛み潰したストロー。優しいウィンク。壊れたロボット。手形のメダル。ちぎれた造花。一見なんでも無さそうなものが感情を激しく揺さぶる。役者さん達の自然な演技、ドキュメンタリックな撮り方、細やかな感情表現の演出など、是枝監督作品に特有のリアルで繊細な雰囲気は相変わらず素晴らしい。ただ、この自然な空気と遊離しているとも思えるのが、人物設定。演じた福山雅治本人も「野々宮は少し極端な例」と語っていたが、妻とも子どもとも常に一定の距離で接するこの感じはなかなか親近感を抱きづらい……高給取りという点も含めて。後半その性格の要因は登場するし、これはそんな彼の成長を描いた物語でもある訳ではあるが……。そして、リリー・フランキー演じるもう1人の父親・斉木。素敵な役なのだが、やや理想的“過ぎる”父親像だったと思う。野々宮と対比させる為のキャラとして『配置』されたという作為が感じられ、そこが映画の自然な空気にそぐわないように感じた。(野々宮と同じように、我が子に対する戸惑いや苛立ちを 多少描いた方が、もっと現実味が出たのではと思う)また本作は、野々宮が『自分はケイタの父親だ』と自覚するまでの物語としては完成されていると思うが、その周辺の人々の物語にはやや消化不良な想いが残る。特に最後、自分を棄てた親が数ヶ月経って突然「さあ帰ろう」と訪ねて来ても、子ども側は納得できるのだろうか?当然ケイタは家を飛び出し、主人公が彼を追いかける訳だが、子どもを傷付けた事に対する謝罪の言葉は最後まで無い。『あの子はまだ釈然としない気持ちを抱えたままだろうか。 父親は勝手に“赦された”などと解釈していないだろうか。』そんな考えが頭をよぎって、子どもを抱き締めた父親が微笑む姿に、素直に喜びきれなかった。とまあ、相変わらずグチっぽいレビューで申し訳ない(笑)。そういった不満点を含めても4.0判定!と見ていただきたい。何をもって親子は親子になるのか?それは親が一方的に決められる事なのか?その答えのひとつを発見するまでの葛藤の、驚くべき繊細さ。細かなシーンや表情のひとつひとつが静かに心を揺さぶる。終盤、子どもが撮った写真を発見するシーンに泣いた。子どもも親も、『自分は親に/子に愛されているんだ』という実感を得た時に、初めて親子になれるのかもしれない。以上、好評も納得の良作だったと思います。ところで、この前の週に『凶悪』を観たばかりだったので、リリー・フランキーとピエール瀧が法廷の場面で一緒に登場した時はちょっと動悸が早くなった(笑)。〈2013.9.21鑑賞〉..追記:病院関係者が言っていた「こういうケースではほぼ100%交換が選択される」というのは本当なのかしら。子どもの気持ちを考えると、逆の選択だってもっとあっても良いと思うのに。結局は親の気持ち優先なのかねえ。それにしてもあの病院側の対応のお役所仕事っぷり……ムカムカしましたよぃと。 " + }, + { + "date": "2013-10-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすがの是枝クオリティ\n 「横道世之介」が今年のダントツと思っていたところに、大人の貫禄が登場。とはいえもう是枝監督の新作はネタを聞くだけでドキドキ感はまったくないので正直観るかどうか迷ったけど、観れば観たで破綻のない堂々とした映画でした。淡い色、淡い音楽、力を抜いた芝居、こどもたちの自然な振る舞い、、、いなくなった子供の痕跡、それは死んだ人のようで、幽霊のようで、そこが泣き所ということもしっかり理解されている。あと淡くはあるが、両夫婦のここまでかというコントラスト。福山一家のザ・東京ハイセンスの描き方が画一的ではあるけど、こういう東京の表情をしっかり描く映画は東宝デート映画などでは鼻くそ程も期待できないので、まあ、観てよかったな、と。熟練すぎてなんかつまらなくはあるが…… " + }, + { + "date": "2013-10-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと残念・・・。\n 妻と一緒にこの映画を鑑賞しました。妻は感動したらしいです。(女性が観るのと男性が観るのでは感じ方が違うかもしれませんね。)なんだか、細かいところが端折られていて、「えっ、何でそこはそうなるの?」というところが何箇所もありました。気になりだしたら考え込むたちなので、最後まで映画を楽しむことができませんでした。素人にはわからない、是枝監督の演出が隠されているのでしょうね。それにしても、端折りすぎです。もう少し、納得したかった。 " + }, + { + "date": "2013-10-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "徹底的に考え抜くこと。\n 今は亡き、ギリシアの映画監督、テオ・アンゲロプロスが、いい映画を作るにはどうしたらいいか、との問いに、「徹底的に考え抜くことだ」と云い切っています。この映画を観終わってから、このことばを思い出しました。 突然、現れる、裁判の場面がありました。そのなかで、女性看護師が妬みから、わざと子供を交換したと告白しています。エリートサラリーマンの福山雅治の幸せそうな家庭を妬んだらしいのですが、いかんせん、唐突すぎます。もう一方の被害者であったリリー・フランキーに対して、この看護師がどのような気持ちを持っていたのかは一切、語られていませんでした。それから、尾野真千子の出身地が群馬県でリリー・フランキー一家も群馬在住ということでしたが、リリー・フランキ―一家のことばには、どこか関西弁の匂いがしました。リリー・フランキーも真木よう子も関西出身で途中から群馬に移住したのでしょうか。よく判りません。最後になって、福山雅治が息子が撮っていた写真を見て、涙し、腹を固める場面がありますが、あれしきのことで、一度、決めたことが根本から崩れるのでしょうか。私には疑問です。また、リリー・フランキ―が育てた子供が事あるごとに「オ―・マイ・ガ―」(oh my God と云う事なのでしょう)を連発していましたが、今の日本でそんなことを云う子供はまず、いないでしょう。インターナショナルスクールにでも行っている設定だったのでしょうか。大きな違和感を感じました。 テーマ、役者と、いい素材がそろっていただけに、散見される破綻した箇所には失望しました。前述のように脚本にかなりの難があるのです。詰めが甘いのです。そうは云っても、一見の価値はある映画です。これから、観に行こうと考えている方は、全国共通鑑賞券1300円をお求めになってから行かれた方が良いかと思われます。当日券1700円では、ちょっと高いかな。 " + }, + { + "date": "2013-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なんだかなあ\n この映画のような事態が実際に起こったとしても、ちょっとこの映画のような展開を辿るとは考え難い。こういう法的にも微妙な問題を含み、かつ弁護士もそれなりに重要なポジションも与えられているストーリーであれば、リーガル面をあんまりおろそかにされると全体的なリアリティを大いに損ねることにもなる。この映画ではその辺のリアリティが露ほども感じられなかったのは残念であった。こういったケースに巻き込まれた場合、まず病院側から一定の慰謝料を提示したうえで、被害者側もそういった金銭面での補償も支えにしながら、家族をどう建て直していくかが焦点となる。そもそもリリー・フランキーなどのっけのシーンからどれだけ搾り取れるかに、並々ならぬ関心を抱いていたではないか。また、福山が二人共引き取れないか?などと考えたのもその辺の補償を差し出すことなども想定されていてしかるべきであるが、映画ではそういったサイドストーリーは全く眼中に入れられていない。ところがそれにもかかわらず、映画中盤で唐突に裁判所でのシーンが描かれる。これはストーリー上重要なシーンではあるが、そもそもこの裁判がなんの目的で、何を裁くために行われたのか、観客にはさっぱりわからない。通常この手の裁判が開かれるのは病院側と被害者側で条件面での折り合いがつかず、紛糾した場合であろうが、そもそも条件面でどう、といった交渉などそれまで映画のどこにも登場していないし、単に病院側から事件の原因がわかったので当事者から説明させることを企図しているのなら、わざわざ裁判所で行う必要はまったくない。(当然刑事事件としては時効が成立しているということなので、検察から起訴されて、ということでもないだろう)そもそもこの映画の制作スタッフは裁判には刑事と民事があるということすらわかっているのかどうか。いかに刑事事件としては時効だろうが、民事消滅時効は損害発生が認識されて初めて起算されるため、本件では絶対に時効が成立ということはなく、故意に赤ん坊の取り違えを行った看護師は莫大な慰謝料を請求されて然るべきであるが、そのへんも全くスルーである。ラスト近くで福山がくだんの看護師を訪うある程度重要なシーンがあるが、その点を考慮すると、あんなものは茶番にすらならないのではと思われる。ミステリー小説ではないので、そこまでの検証が必要かと思われる方も多いとは思うが、やはり最低限のところは押さえておいてもらわないと、人によっては安心してみることができない、ということも少しで良いから制作者側にはご理解いただきたいものである。 " + }, + { + "date": "2013-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小学1年生の父親です\n これだけ、映画を見終わった後に考えて、話して、思い返したい映画に出会ったことはありません。アクション映画の見終わった爽快感、喜劇の見終わった後など、この映画は全く違う後味を自分に残しました。出演者一人一人の簡単な紹介で、この人生ドラマは鑑賞した人にとてつもない問題提起をしてくれました。本当に出会えて良かったと思う映画です。 " + }, + { + "date": "2013-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "主役は、こども\n カメラが引いて遠景になり、エンドロールが流れ始めた時、「なるほど」という納得と、「え」という物足りなさがあった。是枝作品と思えば納得の幕切れ。とはいえ、もっと先まで見届けたい、という物足りなさも。それは、映画が進むにつれて彼らを身近に感じるようになり、そんな彼らに、突然別れを告げられた錯覚に陥ったせいかもしれない。福山雅治演じるエリート・野々宮が、初めて負けを知る話。観終えた直後は、そう思っていた。けれども数日経った今は、むしろ、子どもたちをめぐるあれこれが瑞々しく思い出される。少し意地悪くいえば、二ノ宮の物語はありきたりだ。社会的には完璧な勝者だが、家庭の中では精彩を欠き、我が子とどう付き合えばよいのか図り兼ねている。いや、妻や両親とさえも、ぎこちない関わりしか持てないのだ。そんな彼の変化は確かに丁寧に描かれており、じわりじわりと観る者の胸をしめつける。けれども、二ノ宮だけに焦点を当てるのは片手落ちではないか。確かに最も大きな変化が生まれるのは彼だが、危うさを抱えながらも、表面は明るくお調子者の斎木(演じるはリリー・フランキー)側の物語も見たい、と思った。もちろん、セリフの端々や立ち振る舞い、住まいの様子から伺えるものは多々ある。それでもなお、もう一人の父である彼を、もっとくっきり描いてほしかった。そこが少々物足りない。一方子どもたちは、とにかく素晴らしく、忘れ難い。「誰も知らない」のきょうだいたちや「奇跡」の兄弟を彷彿とさせる。子どもの頃、よそのウチヘ行くことは、楽しみであると同時にスリリングでもあった。自家での当たり前が通用せず、別の当たり前が横行している驚きと不思議。ありきたりの日常生活が、宝探しになる。よそのウチがうらやましい、⚪️⚪️ちゃんちならこうなのに、などとぼやきながらも、自家のルールに戻ってくる安心感。しかし、取り違えられた彼らは、そんな窮屈な安堵に戻れない。新たな当たり前の中に、突如居残りを告げられるのだ。このままなのだと分かったとき、期間限定ゆえのキラキラはあっという間に色褪せ、宝探しのワクワクは不安へと一変したはず。けれども、彼らは泣いたりわめいたりしない。そんな一過性のことをしても無駄だと、瞬時に悟ったのだ。そして、自分なりの方法で折り合いをつけていこうとする。その姿は、健気とかたくましいとかいじらしいとかいう、子ども向きの褒め言葉が似合わない。とにかく、圧倒されたというほかなく、身ぶるいを覚えた。再び、エンドロール。ちょっと呆然としながらも音楽に心を鎮め、彼らのその後を慮った。家に入ったあとのやりとり、翌日、一週間後、数カ月後、一年後、十年後。成長に伴う困難ばかり思い浮かぶけれど、彼らはいつも・きっと幸せなはず、と願いを込めて思った。 " + }, + { + "date": "2013-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "「父親」としての自分を重ねながら観ていた。\n 「父親」としての自分を重ねながら観ていた。私は、自分の子供“以外”の子供と対峙するときや、第三者が観ている前ではリリー・フランキー演じる斎木家パパ。でも普段は不機嫌で、細かな所作にも口うるさく、周囲とうちとはレベルが違う一緒にするな、という仕事第一の福山演じる野々宮家のパパだ。子供たちは明らかに斎木家の方が子供らしくノビノビしていて楽しそうだ。リリー・フランキーがとても「子供との時間」を大切にしていたのが印象的だった。リリーが福山と父親同士で話す場面で印象的な台詞がいくつかある。「そういうとこ、面倒くさがっちゃダメだよ。」「父親かて取り替えのきかない仕事やろ。」「琉晴には、やってあげてくれよ。」身につまされる思いでみていた。途中からとても落ち着いて観ていられず、自然と前のめりな姿勢に。子供たちが途端に愛おしくなってきた。久方ぶりに、まだ明るいうちに帰宅してみた。子供たちがビックリして、でもまんざらでもなさそうだった。あと子供たちと遊べる時間はそれほど多くないかもしれないが、今からでも「父になって」このかけがえのない時間を大切にしていきたいと思った。 " + }, + { + "date": "2013-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった。でも期待通り\n もう言うまでもなく感動したけれどこの物語で子どもが出てきて・・・というパターン通り、期待値を上回れなかったのは残念かな。 " + }, + { + "date": "2013-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "血か過ごした時間か、それとも子供の意思か…見た人それぞれ考えさせられる\n 見たかった映画である。カンヌで賞を穫ったからではなく、是枝監督の次回作が決まった時から心待ちにしていた。子供の取り違え。お昼のドロドロ愛憎劇で展開しそうな題材を、ここまでの作品に昇華させたのは、何より是枝演出に尽きる。淡々と描きながらも、役者たちの感情を丁寧にすくい上げ、見る者の心を揺さぶる。子供にもドライに接し、冷淡で嫌みすら感じる勝ち組エリート。その一方で苦悩し、不器用な父の愛を感じさせる。スーパー人気者で近寄りがたいオーラを出しつつも、良い人柄が伝わってくる福山雅治の雰囲気が巧く活かされ、この役に合っていたと思う。リリー・フランキーは全く対称的な父親像を演じ、見る者に理想的な父親像とは?…と問い掛ける美味しい役所。「凶悪」での演技も評判のようで、年末、多くの賞を手にする事だろう。真木よう子の肝っ玉母さんもイイが、印象に残ったのは、尾野真千子。良妻賢母故の悲しみと夫への不信感を募らせる抑えた演技は出色だった。そして今回も是枝演出は、子供たちから自然な姿を引き出している。特に慶多少年の無垢な瞳は忘れられない。こういう事例は戦後には稀にあったそうだが、現在も全く無いと言い切れないらしい。その場合、100%交換すると言う。まだ子供が居ない自分からしてみれば、血か過ごした時間か、どっちが大事かなんて無責任な事は言えない。実の親子の繋がりは深い。しかし、血の繋がりの無い親子の関係だって深い。実の親子以上の時だってある。よく映画でも描かれる。共に過ごした時間は尊い。とは言え、やはり同じ血を分けた子。その血に熱く強いものを感じてしまう筈。ならば、子供の意思は? 子供はどちらを望み、子供にとってどちらが幸せなのか。一番大事なのは子供の意思ではないのか。例えそれが、当事者の親にとって悲しく、いたたまれないものになっても。子供の将来を思うなら。明確な答えなど無い。見た人それぞれ思いを馳せ、考えさせられる、良き映画だった。最後に…本作はハリウッドでのリメイクが決まった。わざわざリメイクする必要があるのだろうか。関係者はリメイクに喜んでいるようだが、本当に名誉なのはオリジナルのまま公開される事。関係者はもっと自分たちの作品に自信を持って欲しい。充分、世界に通用する映画なのだから。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "そして父になる\n 私は今群馬県に在住ですが、リリーフランキーとその息子のような変な言葉は使いません!失礼です!話も単純でつまらない。 あれでカンヌとは恐れ多いものだ。是枝監督も現実の話を映画にしたにしては、演出も脚本も最悪。誰も知らないのような作品はもう作れないのか?と疑う。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親子の愛とは。\n ずっしりと重いテーマですが、子供たちの可愛らしさや、親が子をいとおしく思う気持ちに和む作品でもありました。何が正しいのかという観点ではなく、それぞれの葛藤の中に大切な人たちへの愛があれば良いのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督らしい作品\n 是枝監督らしく、あまりエンターテイメント部分はなく。あくまで自然で淡々とした描写をメインに移す作品という印象。役者さん達の演技や子供の動きや言葉の自然さ。そういうものは「誰も知らない」と同様で造られた世界の中にある妙な自然さというものが突如現れると、何かハっとさせられます。そのハッとさせられた瞬間に、親の目線でも、子供の目線でも、現実的に彼らの心理を感じとってしまうのでしょうね。親の辛さも、子供の辛さも、正直にいってしまうと、この作品というのは「他人が答えを出せない」作品であって、この家族がどう乗り越えていくかを考える作品なのだと思います。…っと言っておきながらも、やっぱりあの結論には疑問符がorzコンセプトとしては主人公の福山がこの事件を通して父親とは何か「父親の自覚」を認識していく話なのだとは思います。ですが取り違えの場合病院側の主張では「最終的には100%交換を行う」という話が出てきていると思うのですが、最終的に彼らが選んだ道は交換を行わないという選択なわけですよね…。監督の考える「父親の自覚」と「結末」というものに対して、現実的に苦悩し考え抜いた親たちが出す結論は「交換」なわけです。もちろん観客は取り違えなんて経験をしたこともないでしょうし、お子さんのいない観客も沢山いらっしゃると思います。あの結末というのはようは無責任な観客であれば、誰でも「これがベストだろう」っと思ってしまう結末ですし、子供二人の育った環境が違いすぎるのですから、小学生の時期に親の教育の指針も考え方も違う家に放り込まれて、子供がその状況に適応できるとも到底思えません…。誰もが「二つの家族を持って幸せに生きればいいではないか?」「他人で一体なんの問題があるんだ?」っと思ってしまうわけです。個人的にも何をそんなに悩む必要があるんだ?っと疑問でした…。でも現実にその問題にあった当事者達はその問題に苦悩するわけです。主人公の言うように相手の親にどんどん似ていく息子に対して、本当に愛情を注ぎ続けれるのかと疑問にも思い、悩みに悩みぬいて「交換」という道を選んでいますし、過去の事例から「両者の家族の交流は不幸な結末を生む」っと病院側も結論付けているはずなのですから、この結末はある意味では今までの取り違えの行われた家族に対して、大きな疑問を残す形で終ってしまっている。彼らが何を考え、何を思い詰めそしてその結論に至ったのか、本来焦点を当てるべき、その部分がまったくもって不明確なため視聴者がまったく「共感」できない状況に陥ってしまっている。そういう意味では主題に対しては本当に残念な出来でしたorzもうひとつマイナスなのは主人公の人間像。もう始まった瞬間に「ねぇよ」っと思ってしまうような、なんだか絵にかいたような超一流人間。高層マンションに住み、一流企業に務め、高級車を乗り回し、子供に英才教育を施し、イケメンで仕事一筋。その反面、人の心を理解できないような言動や、どこか人間味のない人物像。っというか人格破綻してますよね…。そしてそれを演じるのが福山雅治が…。う~ん、なんか福山雅治にしか見えない。でも兄弟はそんなでもなさそうだし、父親もどこか抜けた感じ。いくら母親が再婚相手とはいえ、どうして彼のような人間が育ったのか。そういう意味でいうと主人公の後ろにあったギター。あの辺りの説明も微妙にほしいところorzあと気になるのは主人公の例の一言に対する妻の反応。夫婦の感覚なのでとてもわからない面はありますが、傍から見ていたら「深読みしすぎじゃないの?」とは思ってしまった。個人的にも、あの一言は凄く耳に残っていたのですが、それ以前に病院側から「同じ時期に生まれた男子は3人」「実際に間違っているかはDNA鑑定を待たないと」という言葉がある。そう考えると、その状況に対してその一言が出てしまって、その対象が「子供」であるのか?っと言う点に関しては正直微妙に疑問が残る…だって主人公の家族はあれですし、嫁さんの家族もあれなんですし…。「自分に似てない」という点をどこまで主人公が考えているか、その辺りってかなり微妙な気がするのですorz色々と疑問の残る点は多いのですが、でもそれは視聴者側の疑問であって、「家族」というのは当事者にしかわからない。その最強の盾がある時点で、我々は監督の考える「家族」と「取り違え問題」に対する考察に、答えを見出していくしかないわけですが(^^;映画らしいドラマやエンターテイメントを求める方には正直退屈な作品かもしれないですね(^^;最後に夏八木勲さんのご冥福を心よりお祈りいたします。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生物学的親子ではない\n 「親と子の関係はいくつになっても変わらない」という。関係は変わらないとしても、親からみた子と子からみた親は、とくに子からみた親は変化するだろう。「兄弟(姉妹)は他人のはじまり」という。これも上からみた下と下からみた上は違うだろう。兄弟(姉妹)はいればウザイがいないよりはいた方がいいかもしれない。斉木琉晴は3人兄弟(弟妹)で奔放に育った。それが、高級マンションの中で厳格なうえに一緒に遊んでくれない父と、まだ琉晴との生活に慣れない母と暮らすのはキツイ。野々宮慶多は兄弟(弟妹)がいるだけ気がまぎれるのではないだろうか。実の親と育ての親がいるというのは特異なことではない。ふたつの家族がこれからも幸せな交流をしていくことはできないのだろうか。 " + }, + { + "date": "2013-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いてしまった\n ストーリー自体は単純なのですが、すごく深い映画だと思います。福山雅治夫婦、リリー・フランキー夫婦、交換された子供たちの感情に共感してしまい自然に涙が溢れてきました。久しぶりに良い映画を見た気がしました。 " + }, + { + "date": "2013-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ふむふむ\n 子供を抱きすくめるシーンでは、もっと盛り上がる演出が欲しかった。 外国の映画祭でのスタンディングオベーション?が謎である。 " + }, + { + "date": "2013-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "”やっぱり”という状況咀嚼\n ”やっぱり”(だったと思うあの時のセリフはたしか)というあのセリフの一言で主人公が状況をかみくだいたのだ、(そうなんじゃないかと思ってたんだ)と思うことで自分におきた一種ありえないことをとりあえず”やっぱり”ということにしてしまう。つまり、なんでそんなことが、おきてはいけないことが、自分の身におきてしまったんだという心の動揺をまとっていたシャツみたいなものを脱いだかのような、その一言でぜんぶ片づけてしまいたい、という意思のようなものを勝手に思った。断片的に残る印象をあげてみると、家族のカテゴライズにかかせない(たまご)、つたないピアノ、いつまでたってもうまくならないピアノ、3年かかっても同じ曲ばかりひく近所のピアノ、弁護士の友達が(好きになっちゃいそう)と言ったあと、(いったい誰から愛されたいのかな)というあのセリフ。これを強調させるため(好きになっちゃいそう)と、ちょっと同性愛っぽいおふざけみたいなセリフが前ふりにあったので愛されたい、というキーワードにきがついた。結末として、取り違えしたけどそのまま家族として暮らす、のなら、結果として主人公の子供からみると、(本当の両親じゃない二人)に育てられることになる。どっちに転がっても繰り返される運命の皮肉。あんな父親になるもんか、あんな母親認めるもんか、と思いながら敬語で壁をつくる。そしてそれを自分の実の子にみとめて動揺する。血のつながった親子のはずなのに、琉晴の中に本当の自分が客観的に浮かび上がってくる。自分の理想の子供は慶多、こういう子供時代でありたかった、しっかりした両親のもとでしっかりした教育をうけていきたかった。しかし血のつながった子供は自分そっくり。そして恐れる。大人になった実の子は、はたして自分が実の父にした(それ)と同じことをするのかと。まだある、まだなにかこの映画で私もまた気が付かなかったこの自分の感情に出会いたい。これはなんなのか知りたい。言葉で世界にあらわしたい。しかし現時点で知っている言葉のすべて使っても(それ)にたどりつかない。この映画の空気にもぐりこんでみればわかる。 " + }, + { + "date": "2013-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "期待し過ぎていけなかったかも?\n 主役の福山雅治の演技がイマイチで感情移入までいけなかった。リリーフランキーと子役のあんな言葉やこんな言葉には心揺さぶられるシーンは盛りだくさんだったのに、惜しい!作品は良かったんですけどね。親は子供に親にしてもらうもんなんだな、と痛感させられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父になる\n 親は、ともすれば、親こそが無償の愛で、子供を愛しているのだと思い込んでいるのかもしれない。でも、本当は、親以上に、子供が、小さな心全部で親を思い、愛してくれているのだと、そして、その愛こそが、人を親にしてくれているのだと、つくづく感じました。 " + }, + { + "date": "2013-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "良い話、だけど今一つ心が揺さぶられない\n 実際に身近に起こったら、と考えると恐ろしい「赤ちゃんの取り違え」。その後の対応は、どんな選択も全て正解に(逆を言えば全て不正解にも)なりうる難しい題材だと思います。本作のタイトル「そして父になる」最初はなぜこのタイトルなのか、と不思議に思っておりましたが、鑑賞中に理解しました。「母親は最初から母親だけど、父親になるには努力が必要である」といった趣旨の言葉を以前聞いたことがありました。(もっとも現代では、子を持っても「母親」になれなかった果ての事件もあるように聞き及びますが・・・)本作の主人公はまさに最初「父親」ではありません。もしかすると、この「取り違え」が無ければずっと「父親」にならずに育ててしまったかもしれません。仕事では成功しているエリートで(育った家庭環境がステレオタイプな感じがありますが)、しかし子どもや家族への接し方が非常にドライ。かつ自分が正しく・偉いことを前提で全ての人に接するという正直人格的に問題のある主人公。本作は彼が父親として自覚するまでが描かれた作品です。結末の選択も「この流れならこの選択だよな」と納得できるもので、クライマックスは胸に迫るものがあったのも確かです。息子役の二宮慶太くんはじめ出演陣も良い演技を見せてくれました。ただ、福山演じる主人公が、あれほど自分を固持していた人が、こだわっている自分の考えを変える経緯・転機がぼんやりしていて、気が付いたらラストシーンに。結果今一つ感慨が薄くなってしまったようですね。惜しい。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "微妙の一言\n カメラアングル、選曲、キャスト、終盤の盛り上げ方、リリーフランキーの一人だけ浮いたキャラ、すべてが微妙でした。テーマは一時世間を騒がせた新生児取り違え事件を取り上げた時事的な話かと思いきや、ただ看護師が腹いせで子供を入れ替えただけという理不尽なもの。しかも散々文句は言われるけど、最終的には子供に庇われて被害者から許されるという俄かに信じがたいもの。自分がそうされた場合許すかどうかはさておき、非常にリアリティに欠ける描写で幻滅しました。正直途中まではリリーフランキーの浮いた演技が面白く、コントを観るような気分で映画を見ていたが、中盤以降の話の流れが単純すぎて退屈すぎて。。。こういうシリアス映画の場合、音楽とラストが良ければ良い映画、となるところだが、音楽の選曲も凡庸、最後の盛り上げ方もなんでこのアングル?っていう突っ込み待ちな撮り方でガッカリです。唯一テンポはよかったと思います。学生レベルと評する人もいるようですが、映画館で上映するレベルではあったと思います。期待しすぎなければ普通の映画として楽しめます。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "観た後に是非、語り合ってください。\n 個人的には、今年イチバンの期待作。とうとう観ちゃいました。 相変わらずの是枝ワールド! 全編ウルウルです! 今回はかなりズシリときます。これは、観た人同士で話しをしたくなるのでは?カップル、夫婦、親子、親友・・・観た人それぞれ意見が違うかも知れないけど、自分達ならどうする、自分だったらどういう方法をとる?これは男性と女性では意見が違うかも知れない。 〝血と時間〟比べる事ができないもの、また、比べてはいけないものかも知れません。でも、どちらかを選ばなければいけないとしたら・・・・私自身も、17年ぶり(というかほぼ初めて?)に17歳の娘とあった時の事を思い出しました。それは過ごした時間(過ごせなかった時間)ではない、まさに〝血〟を感じた瞬間でした。直ぐに同調できて会話がスムーズに成り立ったんです。 映画では、〝過ごした時間〟か〝流れている血〟か・・・・これで、主人公が悩んでいきます。 考えれば、考えるほど、深いし、いくつも答えがある気がします。 同じ家族を描いた『歩いても歩いても』と今作、どちらも是枝監督の最高傑作だと思います。 是非、一緒に観た人と語り合ってください。価値観は違ってもいいと思います。ちょっとイイ言葉が浮かんでこないのですが、とにかく、すごい事を投げかけてくる映画です。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "なかよし\n 「血よりも親子として一緒に過ごして来た時間だろ」と言い切ってしまえれば、まあそりゃあ格好いいのでしょうねえ。俺もどっちかってーとそう啖呵切って解決(?)したい方です。その方が格好いいですから。格好の良し悪しじゃないですけど。んー、まあね。どうにも結論出ないですよね、こういうのって。いや、自分は独身ですから、想像の範囲内でしか語れませんけども。まあ或る程度、例えば成人してからとか、40、50になってから事実告げられりゃあ「はあ?今更?もうそんなん関係ないでしょ」で済む部分あるでしょうけども。6歳ですからねえ。いやあ、観てて所々精神的にキツかったです。取り違えの事実知らされた時に『ショックで身じろぎ一つ取れない!』とか大仰じゃないでしょ、演技が。生々しいんですよね。淡々としてる、てのとも違いますよね。大人な対応というか、社会人としての反応というか。ストーリーが進むにつれて怒り狂ったり泣いたりもするんですけど、即興演技(っぽい)の妙味というか、演じてるって分かるんですけど、あざとさがないんですよね。リアクションのひとつひとつが生っぽい。リアルというか、観ててこっちの感情移入の入り具合がハンパないんですよ。だから観ててキツくなってくる。特に子ども達の屈託ない演技ですよ。発言や行動にクスリとしたり、「あ~それ言っちゃうか~そうだよね」と切なくなったり、無邪気過ぎて涙誘われたりして。もうね、どうしても泣いてしまいますよ。大粒の涙が頬を伝いましたよ。館内クライマックスはもう全員啜り泣き。そしてね、あのラスト。そこで幕閉じますか?という終わり方。結論なんか出ないことは重々分かっているけど。一回下したその判断はもう二度と覆りはしないのだけど。人生はそこまでドラマチックではないけども。でも、何処か希望も抱かせてくれる終幕。そして、父になるんですね。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「家族になろうよ」\n 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞受賞。10分間にも渡るスタンディングオベーション。それは、是枝監督が退場しなかったらいつまでも鳴り止まなそうだったので退場したと言うくらい。また、審査員長のスティーブン・スピルバーグは初めて見た時から本作品が賞に値するという確信は揺るがなかったと語り、審査員のニコール・キッドマンは後半一時間は涙が止まらなかったと語っています。公開初日、スティーヴン・スピルバーグのドリームワークスによるハリウッドリメイク決定の報告も行われています。「家族とは何か?」と言うテーマを描いています。子供の取り違えという悲劇的な出来事により、家族とは血縁なのか、あるいは、育った時間・環境なのか、それを問うた映画だと思います。しかしそう言う悲劇を描いた映画なのに、不思議と心が重くなったり、悲劇的な気持ちになるような気がしません。確かに悲しい話であり、実際にラストシーンには泣きそうになってしまいましたが、何もかも投げ出したくなるような悲しさではなかったんですよね。むしろ、思いっきり考えさせられました。この作品のタイトルにもなっている「父になる」と言う事も描かれています。それは取りも直さず、「家族とはなにか?」と言う事と不可避なのかもしれませんが。福山雅治が演じる絵に描いたようなエリートの野々宮良多と、リリー・フランキーが演じる地方都市の自営業者の斎木雄大。対照的な二人ですが、幸せそうに見えるのが斎木なのは、気のせいではないのだと思います。物語の殆どを通じて野々宮良多は、全てに対して一枚ベールを被ったような感じで、妻とも子供とも真に心を通わせている雰囲気はありません。ラストでやっと、ベールを剥いで本当に心を通わせることが出来た時、「父になる」と言う野々宮良多の回答が出たのだと思います。こう言うテーマの映画の場合、夫婦も崩壊してしまうと言う描き方も有るんだと思います。この作品中でも、子供の取り違えにみどりが不安定になったり、良多の態度・反応についてみどりが不満を漏らす場面は有るんですが、それ以上の事柄は敢えてなのか描かれていません。あんまりそれを描くと、ドロドロしすぎるからですかね。確かに、そんなシーンがあったら、こんな感動作品にはならなかったでしょうね。それにしても「何で判らなかったんだ。母親なのに。」と言う言葉は、残酷ですよね。判るわけが無いと思うんですが・・・。福山雅治演じる野々宮良多の妻みどりは、尾野真千子が演じています。尾野真千子と言えば、明るく、チャキチャキな演技を見ることが多い気がするんですが、この作品では一転、貞淑なエリート妻を演じています。そこが印象的でした。演技派真木よう子は、三人の兄弟を持ち、たくましく生きる母を上手く演じていますね。まだ若いですが、いいお母さんだと思います。一番いい味出していると思ったのが、リリー・フランキー。彼の、少しいい加減には見えるが、きちんと子供の目線で子供と対応している姿は、一線引いた野々宮良多と好対照です。いいお父さんだと思います。さて、発表されたハリウッドリメイク。どう言うキャストで描かれるのか、興味深いですねぇ。早く見てみたいです。なんかしらんけど、頭のなかで『家族になろうよ』はヘビロテになりました。描いているテーマは違うと思うんですけどね。 " + }, + { + "date": "2013-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "私としては,ミスキャスト?\n コレマタ色んな賛否両論がある事も踏まえ、面白い!と違う?部分で思っちゃったなぁ~。 そんな中での感じた事だが、素晴らしい豪華キャスティングに囲まれ、かな~り難しい“主旨”での脚本だと思われたが、一寸,(大ファンの人には非常に怒られるかもしれない…)福山雅治には、この主役をこなせる様になるのは、まだ当分先だと思った。 " + }, + { + "date": "2013-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "あとから、涙が\n カンヌ映画祭で、審査員賞を獲った作品。その審査員を務めたニコール・キッドマンは言った。「この作品は実の子と養子の子を持っている私にとって、他人事とは思えなかった。全員で一緒にワイワイできることがどんなに幸せなことか、思い知ったわ」(eiga.comニュースより)親子とはDNAが強いのか?そうではなく 育てるという時間が強いのか?そんな問題を投げかけてくるのではないかと思っていたのだが・・・だが、そんな生物学的なことは、どうでもよくなってくる。ある場面を境として。そのシーンのあとは、涙がたえまなく流れた。帰り道の間中・・・駅までの間、電車に乗ってから、家までの帰り道こんなに涙ってあるのかと思えるくらいに。そう、泣いている自分にあきれるくらいに。その場面を境として、ママが言った言葉、りゅうせいが言った言葉、けいたが行っていたさりげない行為、そんなシーンが次々に襲ってくる。そのたびに、いまでも涙ぐんでいる僕がいる。感情移入の罠にはまってしまったのだ。そうは思うが、やはりいい映画だと思うのだった。 " + }, + { + "date": "2013-09-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに最悪の映画に出会いました。\n まず、個人的には金返せと言いたいです。本篇上映前にレッドカーペットの受賞模様が流れ、この映画は映画評論家から評価された旨を伝えていますが、この尺必要ですか?ストーリー関しては、ネタバレになりますから語りませんが、映像品質もカメラ割も深みがない感じで、シーンの繫ぎも高校生の文化祭でみる映画の感じがしたし。(笑)エンドロールが流れているとき、近くでみていた方たちが失笑っしている姿をみて、私と同じ気持ちの方いるのだと思いました。上映後、みんな「えっ?」って空気になりました。制作に関わっているTV局で、映画の宣伝してましたが、そこに出演していた映画評論家の方が絶賛しているは笑えました。酒の席でのネタ程度にはなりますので、是非映画館にてご覧ください。上映直後に「えっ?」って声が出てしまうことでしょう。 " + }, + { + "date": "2013-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "小津監督作品に通じるこの家族愛をテーマの秀作の誕生は最高に嬉しい\n 京都を初めとして大きな、被害の爪痕を残して台風が去った今、いよいよ秋も本番となり、じっくりと読者や、芸術に親しむには最高の季節が到来した。そして、この季節に落ち着いて映画を観るのには最高の、ふさわしい映画「そして、父になる」に出会えた事を嬉しく思っている。勿論、是枝監督らしく真面目で、地味な作品である事は言うまでもない作品だ。しかし、彼ならではの観終わった後に、観客それぞれが作品のテーマについて深く考え、自分と向かい合い、自己の人生についても改めて深く考える機会を提供してくれる秀作だ。是枝監督と言えば、元々はTVから出発し、主にドキュメンタリー作品を撮り、95年に「幻の光」で本編監督デビューを果たした監督だ。だからか、私はいつも彼の作品を観ていて感じるのは、重く真面目なテーマの作品でありながらも、べたりと観客の感情にまとわり着き、涙を絞り出そうとする嫌らしさを感じさせない画作りがなされ、どこか突き放して、最終的な判断は、観客自身で結論を出せと言うような、余白を残して、監督自身の考えのみを全面からを押し付けて来ないスタンスが好きだ。この映画も病院で出産時に起こり得る赤ちゃんの取り違えと言う事故を通して、その後この2つの家族が遭遇する、様々な日常のエピソードや、問題解決へ関わる対策を模索する中で生れる、各自おのおのが様々に感じる、家族一人一人への想いと愛を深く見つめてゆく、家族に対する本質的な思いを改めて、真正面から描き出した秀作だ。小津監督作品に始まり、大船調と言われた家族愛や、人情の機微を描く作品の生産をする事こそ、邦画界全体の一つの大きなテーマであり、特長であり特質である。これから、この作品をご覧になられる方々の為に、私も個人的な意見を並べたてる事を今回は敢えて、避ける事にする。しかし是枝監督のこの「そして、父になる」を観て運命共同体である家族の一人一人の気持ちの相違は、何処から生れ、その相違はどう広がり、そこから一人一人が、どう人生と向き合い直すのか?と言う、生きる意味の本質に迫るこの作品は地味で、スケールも小さいけれど、そこで描かれるテーマこそは、人間の最小単位で有る、核とも言える家族を軸に、人生の本質をテーマにとして描いている。本作は、天を見上げ、宇宙に想いを馳せるのとは真逆に、自己の内側に深く目を向ける事で、小宇宙を見詰め、物事の本質を見極める、人の核心に迫る本作こそ、宇宙と同様に広大なスケールだ。「真夏の方程式」で子供嫌いのキャラを立派に演じた福山雅治が、今回もまた、クールでそして神経過敏な父親を演じていた。その彼に対比して、もう一つの家族は余りにもフランクな父をリリーフランキーが演じる、この2つの真逆な家族の姿を観る事で、観客自身は自分の父親親の役割と家族の立ち位置を確認出来る素晴らしい作品なのであった。 " + }, + { + "date": "2013-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族は一日にして成らず\n エンディングまでシリアス寄りでアットホーム配分は少なかったが、2つの家族が直面する取り違え事件の葛藤と交流を、丁寧に積み上げて家族ドラマへと押し上げる構成が絶妙。無垢な子供と触れ合いながら、自分を見つめ、やがて親となってゆく変化が嬉しい。シンプルな筋運びながら、たしかな演出で魅せる。時間を追うごとに心に入ってくる。 " + }, + { + "date": "2013-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画って感じです\n とにかく、静かに泣ける映画でした(/_;)重いテーマなはずなのに、あまり重くなく…でも、ジンワリ悲しく、時には笑えて…でもやっぱり重い。福山さん演じる野々宮家からの視点が多いようなんですが、存在感たっぷりなリリーさんのおかげで、良い感じでブレンドされて(^^)でもやはり一番は子供達の演技!!あれは演技ではないのかも知れない、あの子達のあの場面の素直な表情なんだろうなぁって思う所ばかりでした。特に慶多君の瞳…子役じゃなくて、子供の瞳です!あれを見たら、今テレビで活躍してる子役達なんて(^_^;)って思ってしまう、吸い込まれそうな瞳です。セリフはなくても、ジンワリ伝わってくるそれぞれの大人達、子供達の思い…きっとみんな、幸せになれたんだろうな、そうなって欲しいな、あの子達はお互いにそれぞれの居場所に帰れたんだろうな…そして、やっと彼は『父になる』ことができたんだなぁと最後の場面で感じました。ぜひもう一度観たい映画です♪♪ " + }, + { + "date": "2013-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "そしてタイトルの意味を知る\n 先行公開にて鑑賞。是枝監督作品の鑑賞は「誰も知らない」以来です。今作でも是枝色がよく出ているなぁと思いました。鑑賞前はタイトルの持つ意味がわからず「父親なのに『父になる』ってどういうこと?」と思っていましたが、終盤のシーンで腑に落ちました。それまで仕事人間で家庭を顧みなかった良多が、テントの張り方をネットで調べているところに、琉晴が「次はお父さん!」と部屋に入ってきて一緒に遊んであげるシーンです。本当の意味での父親になったんだなぁと、涙が溢れました。しかし「産みの親より育ての親」という言葉通り、血だけではどうにもならないんだと。親の都合で環境を変えられる子供達はかわいそうでした。実際は独身のリリー・フランキーがいいお父さんで、とても好感が持てました。斉木家で暮らす子供達はのびのび育って、幸せそうに見えました。子供達はほぼアドリブだったようで、それ故に演技が自然ですごく良かったです。 " + } + ] + }, + "185": { + "title": "東京家族", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親に会いたくなる映画\n 東京で暮らす子供と田舎で暮らす親の繋がりを感じた作品。どこにでもありそうな家庭によくある出来事。なのに2時間半見入ってしまうのには驚きました。兄弟も親子もちょっとギクシャクする関係だったり、会えば口喧嘩をしてしまっても、やっぱりどこかで繋がっているその空気感が絶妙にあるあるっぽくて良かったです。この映画を見たあとは離れている親に会いたくなりました。現代なのに「わたしおいおい泣いちゃった」みたいな今どき使わない言葉遣いがやや昭和臭いのと、蒼井優のタメ口が気になりました。よく分からないのですがこれが山田洋次作品の良いところ?なのでしょうか。そしてただキャストの名前が並ぶだけなのにエンディングで泣けました、音楽は久石譲さんだったんですね.....素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時の流れ\n かつてはひとつの家族だった人々が独立し、結婚して、それぞれの住まいを持ち、それぞれの暮らしがある。それが両親の上京と母親の死亡という出来事で数日間一同に会す。3人の子供たちとその家族が親を気遣いながらもそれぞれが抱く困惑と疲弊がリアル。結論がない物語だが、誰しも人生の終わりに結論などないというのが正しいのだろう。時間は絶えず流れて様々な出来事が生まれては消える。 " + }, + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n どう作っても「東京物語」を越えられないのにどうして作ったんでしょう? " + }, + { + "date": "2019-04-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "「東京物語」が名画であることの証明\n 山田洋次監督生活50周年記念作品。レンタルDVDで2回目の鑑賞。小津安二郎監督の「東京物語」への尊敬とオマージュに満ちた作品。ポスターの写真も、同作や他の小津作品のもので見られた構図とほぼ同じだなぁ、と。初鑑賞時は同作が未見だったので何とも思いませんでしたが、カメラワークやセットの間取り、セリフのひとつひとつに至るまで、細かいところまで忠実に再現されていたことを知って度肝を抜かれました。しかし、本作はただのオマージュにあらず。松竹“大船調”の伝統を今に受け継ぐ山田洋次監督が、名画への並々ならぬ敬意を払いながらも現代社会に対して抱いている想いの全てをぎっしりと詰め込んでつくり上げたのだろうなと思いました。根底に流れるテーマは「東京物語」と共通していました。ストーリー・ラインがほぼ同じなのでそうなるのは必然ですが、やはり心に響いてくるなぁ、と感じました。家族の繋がり、他者との関わり…急速な早さで変容していく現代社会で、それと比例するかのように希薄になっていると言われる事柄に対して、監督は非常に危機感を抱いているのかもしれないな、と。加えて、製作段階で発生した東日本大震災という現実の未曾有の出来事を経たことで、より一層“繋がり”という部分に重きを置いて問題定義をしようと考えたのかなと思いました。そんな状況だからこそ、今も昔も変わらないテーマ性とメッセージが籠められた「東京物語」をブラッシュアップし、再び世に問う必要性を感じたのかもしれませんねぇ…。それは同時に同作が紛れも無い“名画”であることの証明でもあり、後世に伝え残していかなければならない作品であることを改めて痛感しました。 " + }, + { + "date": "2019-03-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "東京物語\n 舞台は2012年の東京ですが、街並みも人間もどこか懐かしい様な雰囲気がありました。人が出会い家族になること、人が死ぬこと、それでも人々は日常を繰り返し、今ここに私が居る不思議さ、生きている愛しさを感じました。私も100年後にはこの世にいない。だけど、人々の生活はきっとこんな風に繰り返されていることでしょう。東京物語は未鑑賞なので、この作品をきっかけに鑑賞したいと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "しつこく山田洋次監督作品で攻めてみよう。 なんとなく小津安二郎監督...\n しつこく山田洋次監督作品で攻めてみよう。なんとなく小津安二郎監督作品みたいと思ったら、ほぼリメイクのような感じなんですね。ダメだよ真似しちゃ、あんたの良さはそこじゃないって思った。杞憂だった。後半はまごうことなく山田洋次監督作品でした。島の英語の先生は笑った。最後の父の言葉も良かった。妻夫木君の演技に涙した。ただ今回は感動ではなく、悲しい涙が多いのが辛い。これから老いていく身にはさらに辛い話だ。我が子や周囲に誤解されたり、邪険にされたり。私の境遇は小林稔侍演じる男と似てる。辛さ増幅(笑)あと・蒼井優のチャリ危険・ええ子じゃのーユキちゃんは " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ザ・日本映画\n 洋画を観ることが多いので、たまにこういうのを観たらなにかほっとする。やっぱ私は日本人だなぁって思う。あんなおばあちゃんになりたい。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "山田洋次らしい映画。\n 実に山田洋次らしい映画でした。出てくる人出てくる人わがままだけどあったかい。日本人もまだまだ捨てたもんじゃないなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "たぶん、絶賛のコメント多いと思うが、自分はそんなに思わなかった。お...\n たぶん、絶賛のコメント多いと思うが、自分はそんなに思わなかった。おじさまおばさま世代なら面白いだろうギャグや会話もあり、お涙ちょうだいのやりとりもあるが、ストーリー的に深みを感じない。子どもたちのいる東京への旅行で、奥さんが亡くなる。それだけ。心理描写もあまりグッとこない。なぜだろう。あまりに日常的な場面の一コマの連続だからか。若い2人の演技がピカイチ。そこはすごくよかった。 " + }, + { + "date": "2017-04-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和の香り\n 大根役者が多数紛れていたのと、いかにも台詞らしい台詞を喋らせるのとで、途中までは違和感があって仕方なかった。中盤以降は素晴らしい展開だった。特に蒼井優は際立っていたと思う。2010年代の家族を描いているものの、映画の中心的な視点は、2010年にピークを迎えている世代ではなく、70才のおじいちゃんおばあちゃん。東京物語が下敷きにあるということなので当然なのかもしれないが、商店街の暮らしぶりとか田舎の葬式模様とか、家の内装とか今でも勿論あるにはあるけど、さすがに昭和の雰囲気が強すぎる。時代を的確に捉え続けてきた監督も、さすがにお年を召した、ということなんでしょうか " + }, + { + "date": "2017-01-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルな家族模様\n 東京で暮らす子供達3人の元に突然田舎から両親が訪ねてくるというよくある話であるが…本音と建て前がとてもうまく絡み合い心の中を覗かれているようだ。長男は開業医、次男は舞台美術などの不安定な仕事。長女は美容室を営み夫は俗に言う「髪結いの亭主」である。年老いた両親を東京見物にでも連れて行きたいと思う子供達だが、それぞれに忙しく案内出来ない。苦肉の策で高級ホテルに宿をとりゆっくりしてもらうつもりが…柔らか過ぎるベットに慣れず落ち着かない両親。予定を早く切り上げて帰ろうかと思った矢先に、お婆ちゃんが倒れ…亡くなった。葬儀に参列するため兄弟は実家に集まる。無事に式を終えると子供達はいそいそと帰り支度。長男は父に、東京へ来ないかと話すが、断られた。子供達には子供達の生活があり、爺さんには爺さんの暮らしが…遠い親戚より近くの他人とはよく言ったものだ。長女の性格…嫌いだな。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい出来だが、小津のことも考えると...\n 4点にしたのは、とてもよい映画ができたからだ。とても感動的で、何の不協和音もなくできていると思う。しかし、『東京物語』を見てから見ると。。。。先入観でなんとなく違和感が出てくる。リメークじゃないけど、ストーリーはほぼ同じ、セリフにも似ているのがよく出てるという点で考えると..ちょっと中途半端な感じはした。この映画は現代版の『東京物語』でもあって、山田的な解釈も当然あり得るが、セリフ上に最初のとこ、敬語がいっぱいで、なんとなく現代と昭和のはさまになってしまったーって感じ。まさか小津への模倣で逆効果になったんじゃないか。その一方で後半で紀子は富子にタメ口ばっかりでめっちゃ気になる!!!もし現代版のなったらセリフは『東京物語』とそんなに似てなくてもいいと思う。似すぎて変だし、あとのタメ口もどうも唐突!構図について山田監督も非対称な小津調を意識しているだろう。なんとなく小津っぽく感じた。だが、現代の背景の下、色合いも、外の景色も全く違うものになったため、屋内の畳部屋はなんとなく変だし、移動撮影も幾つかあってやっぱり違うかなーと思った。それで、元々時空間転換で用いられた都市の風景も多く描かれ、動的な表象になったのは、まさに山田的な現代都市に対する捉え方になったからだ、言い分もない~結果的に言うと、見終わってやっぱり小津とは違うなあーと思う!小津の映画には周吉はそんなに感情的ではなかった、東京は広いもんだけど、小津が描いているのは、現代化の中における親子の間の溝ではない。この映画には、老夫婦と東京との対立が強く感じられる。小津の映画を見て泣くのではなく、観客に深く考えさせるのに対し、この映画を見たら悲しく泣いちゃう。もし現代版だったら、とにかくセリフにもっと工夫して欲しい!他の面には本当によくできてる。昌二のところが本当に好き、、、物語上にとても巧みに小津の紀子と違う紀子を作った! " + }, + { + "date": "2016-07-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "一杯涙出ました\n 丁寧に作られていて、時間の流れがゆっくりで、だけど飽きることなく最後まで見ることができました。みんなの本音が出ていて、それぞれの夫婦と家族の事情も隣で起こっているようなリアルさでした。色々なところで泣かされました。親って家族って良いところも悪いと思うこともあって、それでも切っても切ることのできない繋がりで、心に染みました。親に会いたくなったなー。 " + }, + { + "date": "2016-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいね\n 原節子に蒼井優をぶつけるか!所作が綺麗でこうなりたいなぁと思うが、原さんには至らない。至らない点が現代的なのかなぁと、上手く世代間でバランスをとれればいいな " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "無理に震災の事を入れたから……\n 橋爪功が古い友人を訪ねて、近況を知るシーンに震災のエピソードが入るが、本来は無かったらしく、公開を遅らせてもそこを入れる価値があったのか?そこらへんは分からない。リメイク前の「東京物語」とは時代背景も違うから、上手く現代風にシフトできているとは思う。まぁリメイク前の作品に妻夫木に当たる人物は居ないのだから別物と見ても良いのでは?蒼井優の出来すぎた娘感がちょっと恐いけど、映画ならこれくらいは許容出来る。山田洋次の映画は安定感あるけど、もうお年かなと思う。 " + }, + { + "date": "2016-05-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長かったけどほっこりは出来ましたしなんとなく一緒に過ごしたような気...\n 長かったけどほっこりは出来ましたしなんとなく一緒に過ごしたような気になれる映画。気になったのがご両親60代だけどちょっと年とりすぎな気が... " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "75点\n 映画評価:75点感動しました。妻夫木さん演じるショージが凄くリアルで、この作品に深みが出たんだと思います今まで子ども達と父親のカスガイとなっていた母親の死。その母親の代わりとしてカスガイとなっていくのは、家族から落ちこぼれと蔑まれてきたショージとそのフィアンセだろう誰にでも評価される立派な仕事をしている訳でもないし、親孝行が出来る器量もない、それでも他の兄姉より思いやりがあるくせに口下手の引っ込み思案自分の周りにもそんな人がいるから、とてもリアルだし凄く身近な家族に感じる要らない子どもなんていない、必ず家族の何かを担っているそう教えられました日本らしさを残した良い作品でした【2016.3.21鑑賞】 " + }, + { + "date": "2016-03-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心が暖まった\n 古い映画のリメイクとかは知らずに観ました。東京の少し郊外に住むそれぞれの兄弟家族、地方の島から遊びに来た両親。どこにでもありそうな観る人によっては退屈な物語。でもでも…そこがいい。三兄弟それぞれの性格、人間の本音。特に次男の気持ちが凄く分かる。親父は頑固で分からず屋、母親は小言を言いながらもいつでも自分の味方。派手さや 、スリル感や、ドキドキ感や、笑いはないけど自然と泣けました。やっぱりこういう飾り気の無い日本の映画っていいですね。あー親孝行しなきゃな… " + }, + { + "date": "2016-03-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「東京家族」を観て\n 田舎から出て来た両親を3人の子供たちが、それぞれ置かれた立場を見せながら迎えるというもの。次男の生活が一番現代らしくリアルかな・・母親も理解があったみたいで安心した。山田洋次監督は「東京物語」を徹底的に研究して、現代版にアレンジしたらしい。作品には平凡に生きる人々の喜怒哀楽があった・・セリフに少し不自然さがあった所も。親子の愛情がテーマ(涙) " + }, + { + "date": "2016-03-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルな家族模様\n 東京で暮らす子供達3人の元に突然田舎から両親が訪ねてくるというよくある話であるが…本音と建前がとてもうまく絡み合い心の中を覗かれているようだ。長男は開業医で、急患の往診により両親の東京見物予定をドタキャン。長女は美容室を経営していて忙しい日々。次男は仕事も不安定で両親の悩みの種。今回の上京の目的は亡くなった同僚のお悔みと子供達の暮らしぶりを確認する事らしいが、滞在期間も未定な為子供達は困惑する。忙しなく暮らす都会の子供達と、のんびりとマイペースな田舎の両親が対照的である。子供達から高級ホテル宿泊をプレゼントされ泊まったものの慣れない食事やベットで疲れてしまう所やホテルの清掃員が年配者が泊まった後はとても綺麗だと話している所など頷ける点が多く自分の親と重なります。母親が突然亡くなり堅物の父親が1人島に残ると言う。そんな頑固で近づき難い父親だが実はとても優しい父であり島の人たちから愛されて暮らしているのだ。美しい島の景色と人情を感じジィーんときました。 " + }, + { + "date": "2016-03-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家族を見つめ直すまでは…\n そこまでは考えなかったちょうどああいう両親がいる世代が見れば、グッとくるのかもしれない橋爪功の演技が良かった。本当に初めて東京見たような表情とか。なんか終始泣きそうになったのも、彼の演技の凄さだと思う。あのザラついた画質に妻夫木と蒼井優がよく合ってた、透明感が伝わってくる内容的には結構あっさりしてたかなというか、深さはなかったかなと感じた " + }, + { + "date": "2016-02-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "滋子と紀子が好きじゃない\n 「シコふんじゃった。」から日本アカデミー賞受賞作品の流れで鑑賞。・・・超ちんちくりんだった( °д°)長女の滋子さん、ああいうタイプって超苦手。そればっかり考えてしまった。仕切りたがりで、話が長くて、口うるさくて、常に自分が正しいと信じて疑わなさそうで。あなたの価値観=世の中の価値観、じゃないですよ!って言ってやりたくなる。言っても響かなさそうけど。一番のもやもやエピソードがこれ。田舎からわざわざ出てきた年老いた両親は、長男の幸一と滋子が手配した高級ホテルに二泊するはずが、雰囲気と合わず一泊で帰ってきてしまった。その二人に対して、滋子は「今夜はうちにいられたら困る」なんて言い放つわけ。商店街の飲み会がどうとかご飯作ってあげられないとか。さすがに言わないでしょ。近所付き合いにどんだけいっぱいいっぱいなのでしょう。夜中までうるさくてごめんって言って、とりあえず出前でも取ってあげればいいじゃん。そもそもホテルに泊まらせたのだって、いつまでも田舎に帰る日を言わない両親の相手が少し面倒くさくなってきたとかそういう理由っぽいし。まぁわかるけどさ、彼らにも彼らの生活があるから。とはいえ東京のこと右も左も分からない人たちに対して冷酷すぎて引く。観光に連れて行こうともしてたけど、両親が何したいかとか、どこ行きたいかとか、一回でいいから本人たちに聞きましたか?って感じ。意見を聞いてから持て成せよ。もやもや。ラストでも、病院では誰より激しく泣いてたし、「お父さんどうするの?」ってしきりに聞きはするけど、具体的にどうしようとか、嘘でも「うちに来たら?」とかは一切言わないし。結局さ、他人の心配しているふりして結局自分のことしか考えてない人。あー、滋子が嫌い。どこまでも。笑あと蒼井優が義両親(まだ結婚してないけど)にちょいちょいタメ語なのも超違和感だった。そもそも義両親じゃなくたって、初対面でめっちゃ年上の人に「大丈夫よ」とか言わないと思う。蒼井優は好きだけど、今回の役は全然魅力的じゃなかったから残念。こういう古き良き日本の家族、って感じの映画、好きだったはずなんだけどなぁ。ついこないだ観た「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズは全部大感動だったから、時代云々じゃないんだろうな。この家族はなんとなく苦手だった。 " + }, + { + "date": "2015-11-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "東京物語のリメイクということで。 昭和のよき日本、人間模様を描いて...\n 東京物語のリメイクということで。昭和のよき日本、人間模様を描いている東京物語を現代風にアレンジ。現代だとちょっと無理があるかな。田舎の両親があまりにも年寄りすぎて違和感が。今の60代から70代はもっと元気で若いです。都会であんなにおろおろしないはず。また、セリフも現在じゃ使わないような古い言い回しを若い世代が使っていてこれも違和感。このキャストで時代背景は平成で、リメイクすればよかったのに。それだとまた違うのか。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな\n 生活。東京に馴染みのない両親の行動が見ていて痛い。はたから見るともっと父母を大事にしないとー!と思うが実際にはこんな感じになるリアルさ。上手い演出。母親が倒れるのはちょっとベタ過ぎな展開、、、。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに現代っぽい\n 上京してきた両親を東京に住む子供たちが迎えるっていうよくある光景を現代版でアレンジした作品。普通、せっかく田舎から両親が来てくれたから家族皆で集まってもてなすっていうイメージだけど、映画では仕事で忙しい子供たちが東京に来て何もする事が無い両親を持て余すって言うような内容になってる。もうちょっとちゃんと両親もてなすだろって思うところもあるが、登場人物の心情等結構リアルに描かれてて多分実際両親が上京してきたらこういう感じになるのかなって言う風に思わせて、今の仕事で忙殺される東京の人だったり家族の絆が希薄になっている現代を上手く描いている作品だなと感じる。個人的にも今の東京の人は皆忙しすぎるし、常に努力して向上していかないとっていう状況にあってあまり余裕がなく、もっとゆったりした生活も必要なんじゃないかって感じてるので、今の自分に微妙にマッチした作品だった。面白いかって言われるとそこまで面白い作品ではないけど、胸には響く作品。 " + }, + { + "date": "2014-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "他人事だはない\n 年老いた親との関係は現代の社会問題。自分と両親に置き換えて考えると不安になる。現実的だからこそ淡々としている。鑑賞後にしっかりしなくては。とも思うし親孝行しとかなくては。とも思いました。 " + }, + { + "date": "2014-03-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "妻夫木くんの演技がすき\n うまいとか下手とかわからないけど、自分は妻夫木くんの映画の演技が好きだと言う事に気づく。彼がご飯を食べたり、泣いたりすることが、とてもすんなり心に入ってくる。大げさじゃない日常がはまる役者さん。そして蒼井優にしかはまらない役。紀子さんの喋り方はこの歳では浮いてしまうような言葉づかいですが、指先まできれいに演じきっている気がします。自分は田舎育ちなため、このはなしの感覚的な部分がすごくよく分かるので、自分の家族の祖母の視点から息子、娘を見てみたりして、感動が倍増。最後のお父さんと紀子さんのシーンが今までじんわり感じてたものがブワーっと涙になるのです。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "親の心、子知らず(○´∀`○)\n よかった。台詞一つ一つが丁寧に作られていて、引き込まれていく。人間の生きるということがどんなに当たり前で、また、死ぬということが普通に訪れるということがよくわかった。素晴らしいファミリー映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しさと忙しさ\n お母さんがとても優しくて、素敵だった。息子たちは、みんな東京の生活が忙しくて、心に余裕がない感じ。両親に対しては、冷たい対応。観てて切なくなる。そんな中で、三男の妻夫木君、あおい優のカップルは、まだ心にゆとりがあるのか、お母さんに対する思いやりが垣間見える。心を亡くすと書いて、忙。みんな本当は優しくて、根はいい人なんだろうけどね。忙しいなかで心を失わず、優しくありたいよね、と思えた作品。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小津より泣ける感が多かった。\n 小津安二郎の東京物語のオマージュというのに観賞してから知った。確かに最初は現代が舞台なのに、やけに話し方が小津映画っぽいなと違和感があった。徐々にそれには慣れてきたけど、それが打ち解け出したのが妻夫木が出てきたくらいかな。妻夫木と蒼井優のエピソードが入っていたのがよかった。お母さんも、亡くなる前夜に蒼井優に会えて幸せだっただろうな。端的に感想を言うと、やっぱり家族っていいよね、と思わせられる。やっぱりいいんだよ。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親孝行の基準って!?\n この映画を見てもしかしたら俺って結構親孝行なんじゃないか!?と感じました。なんて冷たい子供たち何だろうと思う反面、その気持ちもよくわかる。そして親の気持ちも…その家族、家族にそれぞれの関係があるので否定も肯定もできないか(*^^*) " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "せつない\n こんな素敵な老夫婦なのに、子供らが冷たすぎで切なくなった。だけど、東京と違って島に住む親戚や近所の人達の思いやりと優しさには、なんだか感動。やっぱり田舎はいい。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画の良さが出てます。\n テレビでの放映で観ました。つい自分の家族と照り会わせて観てしまった。キャストはみんな名演技でした。特に橋爪さんの演技は最高でした。ちなみに蒼井優が演じた女性が出来すぎで実際にこんな女性はいるのだろうか?(笑) " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "名作と震災\n この映画の元となっている小津安二郎監督の60年前の作品は世界中の映画人に愛される。なぜだろう。この答えを探しつつ鑑賞した。低いアングルからの画像。何気なくびっしり何か様々な生活道具。家族はいつかチリジリバラバラとなるのを予期させる身勝手な個々の言動。東京と瀬戸内海では明らかに異なる時間の流れ。山田監督やカメラマンたちはその何気ない風景などを音とともに静かにしかもシッカリ撮影し記録している。結果、人間の壊れやすい体質が暴露される。例えば老父、息子、娘や親族たちも全てが不完全な性格を宿したまま平然と生きている。老母のありがとうの言葉は相変わらず響きが美しいが。 ところで、老母の突然の死は東日本大震災の悲劇に直面しなければならない私たちに突きつけられる刃のごとし。家族は死を上手く引き受けることが出来ない。震災以後は絶望でなく「希望」が大切なことも再度痛感しました。 " + }, + { + "date": "2013-11-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる・・・\n 山田洋次監督からのメッセージがたくさん入ってる作品。家族や大切な人、人との関わりの有り様が変わってきてる現代社会に問いかけてくる作品。みんな自分のことで一杯一杯で、気持ちや時間のゆとりが無くなってきて、利己主義的な考えに世の中がなっていくことの警告でもあると思った。 " + }, + { + "date": "2013-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "今の若者への期待\n 東京物語を見た時は哀しさと悔しさがこみ上げてきたが、この作品では老夫婦への感情は湧いてこない。二人の若者が、この「物語」のキーになってるからだろう。それは山田洋次監督が込めたメッセージ。現代の若者への期待じゃないだろうか。 " + }, + { + "date": "2013-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい話\n ほんとはこういう正統派な映画も月一くらいで観たい。笑って泣いて誰かを想ったりできる映画のチカラを感じました。 " + }, + { + "date": "2013-09-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか・・・\n 山田「的」小津は、蒼井優の「口元」。あとは、「小津」でしかない。後半部分にこそ、山田「的」小津の「肝」があってよいのだが。 " + }, + { + "date": "2013-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "胸に迫る\n 評判のいい邦画「東京家族」を妻と観た。お気に入りのシアターである「TOHOシネマズ上大岡」で。老いた親の心情、東京で生活基盤を築いた子供の事情が交錯して、なかなか胸に迫るものがあった。 " + }, + { + "date": "2013-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こうして空でも眺めてるしかなかろうが・・\n 映画「東京家族」(山田洋次監督)から。親はいくつになっても親だから、子どものことが気になる。だから、3人の子どもに会おうと夫婦で上京したにも関わらず、子どもたちは自分の生活で精一杯、久しぶりに会った両親を、素直にいたわれない現実が、待っていた。みんな一所懸命生きている、それは親に伝わるが、やはり夫婦の感じた淋しさは、隠し切れなかった。親子の絆って、人間関係の一番基本的なところにあるのに、なかなかうまくコミュニケーションがとれないもどかしさがある。どこにでもいる家族、どこにでもある日常生活、そして突然の母の死という出来事をを通して、その理想と現実とのギャツプが、映し出されていた。楽しみにしていた子どもたちとの再会と、のんびりした時間は、影も形もなく、東京の空の下、老夫婦だけとなりふたりは戸惑う。妻が「どないする?」と問いかければ、夫が「こうして空でも眺めてるしかなかろうが・・」と答える。「ええ天気じゃねぇ」と言いながら、なぜか淋しさが込み上げる。私が一番、印象に残ったシーンである。横浜の高級ホテルに泊まれることで喜ぶと勘違いしている子ども、それを口に出さず、黙って受け入れる親。忙しいのはわかっている、でも、もう少しゆっくり話したい、それが3人の子どもを育て上げた親の気持ちだろう。家族愛、親子愛、夫婦愛・・山田監督は、どれを一番伝えたかったのだろうか。 " + }, + { + "date": "2013-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小津調と山田洋次調のコラボ\n  本作は小津安二郎監督の「東京物語」が元になっています。山田洋次監督は小津監督への敬愛の念をこめてカメラを取ったと発言していますから、小津調として有名なあのカメラワークとあの特殊な映像空間をそれなりに継承することが求められていたように思います。となると、小津映画に思い入れのある観客の目は厳しくなってしまうのですが、山田洋次監督は大部分、その問題はクリアできていると私は判断しました。 小津調の最も分かりやすいポイントが、フィックス・ショットです。これはカメラを動かさずに対象物を撮る手法で、誰しもが使っている撮影手法ではありますが、小津の場合はこの撮り方のみに拘泥し、移動ショットが全くありません。そこが彼独特の撮り方なのです。小津調に関してはそれで学問になってしまうぐらい議論されているので、関心のある方は例えば、「監督 小津安二郎 (著 蓮實 重彦 ちくま学芸文庫) 」などを参照されることをお勧め致します。 本編の大筋は原作と変わりません。時代が戦後から現代に置き換えられていること以外に、老夫婦の外泊先が熱海から横浜になっている点など、これらも今風に調整されているだけで私は問題ないと考えています。小津調の継承については、フィックス・ショットのみで構成されているので基本的には問題ありません(例外として3箇所ほど無駄な?移動ショットがありますが)。しかし、小津映画において男の世界とされる住居の1階部分と、女の空間とされる2階を接続している「階段」が滅多に撮られなかったのに、本作では安易に映ってしまっているのが個人的には(小津調を考えると)残念でした。 しかし、小津調を遵守することのみに気を遣って、山田洋次監督らしくない作品になってしまうのは本末転倒です。監督はその辺りの舵取りがしっかりしていて、上手に現代の観客の嗜好に合わせた映画に仕上がっていると思います。 最後になってしまいましたが、この映画は小津映画が分かっていることを前提に作られた映画ではないように思われます。つまり、小津映画を見たことがない人でも十分に楽しめるようになっているのです。そして、小津調を知っている人にとっても、山田洋次監督の小津調へのオマージュが感じ取れるようにもなっています。色々と書いてしまいましたが、個人的には老若男女問わず、構えずに観て欲しい映画です。 " + }, + { + "date": "2013-03-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "どちらでもいい作品、見ても見なくても\n 2月22日、楽天地シネマで鑑賞。山田洋二監督が、この現代に、小津調の映画をどんな形で残そうというのか。結果的には、すべてが予定調和的で、それ以上のものはない。「東京物語」というほぼ永遠に残る作品がある以上、本作がそれに近づこうとしてもまったく及ばないのは明明白白。もちろん、それなりの完成度がある作品なので、見て損する、とは言わない。しかし、見ても見なくてもいい作品であることは間違いない。そのどちらでもある、という意味では、わざわざ見るほどのものではない。よって、評価は上記のとおり。 " + }, + { + "date": "2013-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笠智衆さんの偉大さを、あらためて思い知りました。\n 「東京物語」は見ていますが、あまり好きではなく、特に思い入れもありません。この映画の内容については特に比べる気はないし、個人的にはそれなりにいい映画だと思いました。でもキャストは比べてみたくなりました。笠智衆→橋爪功、原節子→蒼井優、戦死した息子→フリーターのような人 妻夫木聡。この配役を見ていたら、悪いとは言わないけど、それなりになるのはしょうがないような気がした。特に笠智衆さんのところ。自分の中では「東京物語」というか、小津監督の作品イコール笠智衆さんのイメージになってしまっている。小津監督の演出もすごかったのかもしれないけど、笠智衆さんの存在感もすごく大きい。何もないし、何もしない、それではダメのような気がするけど、なぜか一番大きい存在になっている。山田監督の作品で、一番好きな映画は「家族」だけどそれにも出演していて、一番大きい存在だった。「寅さん」にも出演していたけど、御前様のいない「寅さん」は考えられない。関係ないけど、今年は初詣に葛飾柴又の帝釈天に行って、寅さん記念館と山田洋次ミュージアムにも行ってきました。山田洋次ミュージアムに「東京家族」のコーナーがあって、ワンシーンだけだけど、オリジナルのラストシーンとこの映画のラストシーンを比べる展示があった。そっくりなのだけれど、やっぱり笠智衆さんの写っているオリジナルの方が明らかにいい。笠智衆さんの偉大さをあらためて思い知りました。 " + }, + { + "date": "2013-03-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "この作品を観る人も観た人も、『東京物語』をレンタルしてください。\n 最後の最後に「この作品を小津安二郎に捧げる」というようなクレジットが入ったけど、どうかなぁと思った。この作品「東京物語」(1953年・松竹)の不完全なリメイク版なのだが、それでいて146分破綻なく観せきらせてしまうのが凄い。職人技だ。この時期に公開するというなら3.11を風化させない為にも、二男昌次は津波で行方不明という設定にしたらどうだったろうか?(『東京物語』では戦後8年未帰還兵という設定)その妻紀子の心の葛藤と義父母への愛情を描けば、たとえリメイクとしても作品としての完成度は高まったはずだ。原節子と蒼井優の「紀子」の比較も味わいたかった。『東京物語』のラストに近いシーンで義父(笠智衆)が紀子に「言わば他人のあんたが、わしらに一番ようしてくれた」というシーンが印象的だった。ちなみに、『東京物語』は本作を観るための予習として7泊8日100円レンタルで初めて観た。5回観たけど、まだ小津信者じゃありません。山田監督は結局自身の80作品(ギネス・レコード?)へのオマージュなりリスペクトを捧げたかったのではないかと勘ぐってみたくなる。蒼井優フォロワーとしては、出番は少ないし肌のコンディションも悪かったりして残念。でも、妻夫木聡をようやく見つけたのでフォロワーになってみようかな。 " + }, + { + "date": "2013-02-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ターゲットは若年層?\n 「東京物語」が非常に忠実にリメイクされている.冒頭の電車(原作は汽車だが)が走っているシーンや,家の中の撮影アングルなどは白黒の映像がだぶって見えるほどだった.山田洋次監督の深い深いリスペクトが感じられる.ただ,見終わった直後はリメイクした理由がよくわからなかった.あれだけの名作ならよほどの理由がない限り原作を見れば良いと思ったからだ.名作だけに設定から撮影方法,果ては「ありがとう」のイントネーションに至るまで執拗に原作と比較してしまい,素直に楽しめなかった.もちろんそんなことは山田洋次監督は分かった上で作っているのだとは思ったが.それでもよくよく考えてみれば,笠智衆も原節子も杉村春子も知らない人には1953年の白黒映画を見ようというきっかけなどほぼ皆無なのはたしか.「東京家族」を通して間接的にせよ「東京物語」にふれ,豊かさの中で失われていく家族の絆に思いを馳せる機会を得た人も多いとすれば,リメイクにも意味があったのかもしれない.PS.ロケ地が東京やその周辺の風景を写しているので,東京の西部から川崎辺りに済んでいる人には「ここどこだろう?」と推測しながら見る楽しみもあると思います " + }, + { + "date": "2013-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族愛の幸福度の基準を客に問い、戸惑わせるのが今作の価値やと思う\n モチーフは云わずもがな小津安二郎がこしらえた古典派邦画の頂点『東京物語』家族愛の微笑ましさと残酷さを入り交えた哀愁を踏襲しつつ、山田洋次が生涯掲げ続けてきた現代の家族の在り方を問うカラーが浸透しており、2時間越えでも最後まで感情移入してしまった。お互いが想っているのに、どうしても遠慮し合い擦れ違うぎこちなさが、クラシックに展開する人情噺の味わいを引き締めていく。立川談志のDNAを純粋に継承する一方で、独自の世界を確立する立川志らくの落語に通ずる。生の独演会で効いた『らくだ』の雨宿りの件を思い出した。解らん輩には、ダシと酢の効いたシメサバを嗜むような満足感に近いと申しておく。両親が最も心配していた末っ子の妻夫木聡のだらしなさと愛嬌を兼備したキャラクターは、『男はつらいよ』の満男(吉岡秀隆)を彷彿とさせていて、山田洋次ファンの性分をくすぐらせる点もニクい。ただ、舞台美術のスタッフってどれぐらいの収入・環境なのかピンと来ないので、苦悩を共感しにくかった。れっきとした職人なんやから、心配し過ぎやろと両親に対し、ついつい思ってしまうのは、私も負けず劣らずだらしない息子やからだろう。不器用ながらも最後に親孝行できた妻夫木が素直に羨ましい。母親が妻夫木の彼女・蒼井優を紹介された際、初対面にもかかわらず、「感じの良い人ね」とアッサリ肯定し過ぎる場面に当初、違和感を覚えた。しかし、「良い人ね」ではなく「感じの良い人ね」って声掛けするニュアンスが、今作のミソなのではなかろうか我が家に着いてから、ふと想う春の入り口である。では最後に短歌を一首『旅の果て 居場所尋ねし 老いた雲 一対の輪の中 ぎこちない空』by全竜 " + }, + { + "date": "2013-02-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "小津監督の凄さを再発見\n 「東京物語」をなぞった、という山田監督のコメント記事を読んでから観てきました。冒頭の長男一家のシーンが本当にそのまんま、でびっくり。さらに、まったく古くさくない、今でもごく普通にありそうなやりとりであることに驚きました。失われた人間模様などノスタルジーの中で語られがちな・語りがちな小津監督作品ですが、現代風に色付けしてもまったく遜色ありません。むしろ、生き生きと今を写し出しているように感じました。一方、新たに加味した要素は、活きているとは言い難かったです。特に、あえて震災を持ち出す必要があったのかは疑問。取って付けたような印象が拭えませんでした。「この国」発言の繰り返しも、違和感がありました。役者さんたちは、それぞれ気持ち良さそうに演じていたと思います。杉村春子→中島朋子は力が入りすぎかと感じましたが…巧いです。とはいえ、個人的には、夏川結衣のでしゃばらない演技に好感を持ちました。改めて、「東京物語」を大きなスクリーンで観返したくなりました。 " + }, + { + "date": "2013-02-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分の今と照らし合わせグっとした。\n 家族のありがちな光景時々こんな敬語?な会話に??だったり緩やかな中盤までの展開に疲れ気味の鑑賞もありうとつくも子育てを少なからず経験し老いていく父母に感謝したり、疎ましかったりな今ある自分が胸をつまされる。橋爪さんは上手すぎて、天邪鬼な自分が負けまいとしてしまうが吉行さん・妻夫木君に泣かされました。日々何気なく過ぎ行く幸せ最近の名匠・名優の作品の中で一番の秀作です。是非雑念の入らない劇場での鑑賞をお勧めします。 " + }, + { + "date": "2013-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "切なくも温かい後味。\n 互いを労りながら暮らす老夫婦の命を丁寧に描写。もっと全編を通して優しさ満載にしてほしかった思いは残るが、観賞後に広がる後味は慈愛に満ちていて満足。周吉(橋爪功)、とみこ(吉行和子)に、昌次(妻夫木聡)と紀子(蒼井優)。彼らの幸せが胸を充たした瞬間描写が、仄かな嬉しさの持続こそ生きる希望だと伝えるメッセージとなり響いてくる。 " + }, + { + "date": "2013-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大きな仏壇\n 時に家族は他人よりも残酷だ。実の息子や娘よりも他人の文子や紀子の振る舞いのほうがよっぽど甲斐甲斐しい。でも。。。それが、家族なのだ。血の繫がりなのだ。どこにでも嫌みな親戚のおばちゃんがいる。どこにでも頼りない従兄弟のお父さんがいる。そんな他人からすれば、関係を遠慮したいような人々の言動も行動もすべて血縁であれば受け入れるしかないし、許せてしまう。。。所々に現代への風刺を交えつつ、現実に有りえるであろう家族像を見事に表現している映画でした。東京で暮らす息子の家を訪ね、息子の彼女と三人で楽しい時を過ごし、息子から彼女との成り初めの話を枕話にできたお母さんの人生はその一瞬で昇華され、喜びも嬉しさも感謝の念もお母さんのすべての想いが自分の感情と同化され、涙が止まらなかった。最後に田舎で独りになるお父さん。でも、お父さんには町の人々が居て、隣のユキちゃんも居るのだ。「たしかに豊かになって、便利な世の中になったけど、お前らにこういう世界はないだろ」と山田監督に言われているようだった昔は田舎のどこの家にもあった大きくて立派な仏壇もちろん、平山家の実家にもある訳で。。。大切にしなきゃいけないなぁ。 " + }, + { + "date": "2013-02-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "林家正蔵は落語より、いい\n 以前、小津安二郎のインタビュー映像をみた。「こんなのをつくる者がひとりくらいいてもいいだろう」と言っていた。続けて「いやならみなきゃいいんだから」えっ小津ってこんなこと言うの。でも、そんな気概があったから、あの作風はできたのだろう。黒沢明は「蝦蟇の油」に書いている。「彼等は、昔ヒットした作品を永遠に追いつづける。新しい夢は見ようとしないで、古い夢ばかり見たがる。再映画化は、絶対に前の作品には及ばない、という事が実証されているにかかわらず、未だにこの愚行をくり返している。これこそ正真正銘の愚行である」新藤兼人は100歳にして傑作を創造した。山田監督には傑作を創る時間がたっぷり残されている。 " + }, + { + "date": "2013-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "橋爪功は凄い。\n 山田洋次監督による、普遍的な家族の物語。橋爪功と吉行和子の些細な言動が時の流れを静かに感じさせる。本当にみんなの演技が今そこにあるみたいに自然で、役柄も多彩。何かははっきり分からないけど、家族の核みたいなものを捉えているから誰でも感情移入できる。他の観客はお年寄りが殆どだった事もあり、鑑賞後にはおばあちゃんの事を思い出した。偶然にも良くおばあちゃんと2人できた映画館でもあった。この作品も一緒に見たかったな。もっと大切にしてあげたら良かったな。某有名シネコンで観たが、前途の通りお年寄りが多かった。マナーに関して、上映中の会話やおかきのようなものも食べるし、幾度も携帯は鳴る。だが、この光景も許せてしまう不思議な映画。素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2013-02-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『東京家族』 優しいひかりに満たされました!!\n  “「事実」はそのままの形では単なる日常経験の範囲を出ない一時的な現象であり、普遍性もなく、従つて形而下的な経験たるにすぎないものだが、「真実」は普遍的であり、現実の圏内を越えた形而上の真理の世界に属するものである。簡単に云えば「事実」は経験するものであり、「真実」は直観するものだとも云えよう。(中略)従つてその印象性においては「事実」の方が強く、その浸透性においては「真実」の方が強いと云えるかも知れない。” 『シナリオ構造論』 野田高梧 映画館へ行くと、本編が始まる前に、いろいろな映画の予告編や、携帯電話の電源を切るようになどと注意する映像が流れる。これらの映像のあとの『東京家族』の最初の風景、東京郊外の住宅地の坂道が、なんとやわらかく優しいことか!この場所は確かに、2012年5月の「東京」であるけれど、「虚構の真実」に包まれ、満たされる思いがするのは、この映画がfilmで撮られたことに、はっきり関係するのだろう。 『東京家族』は、小津安二郎監督に捧げられた映画だが、ここでひとつ想起されるのは、2003年に「小津安二郎生誕100年記念」として制作された、侯孝賢監督の『珈琲時光』である。『珈琲時光』は、台湾の侯監督が、小津監督を敬愛する幾人もの日本の監督の作品を引用する事によって、間接的に「小津安二郎」を照射するという構造をもった作品だったが、その日本人監督たちの筆頭にくるのが、山田洋次監督である。 今回、山田監督は、あの時の侯監督の映画に呼応して、更に、真正面から小津安二郎監督に向かい合ったのが、この『東京家族』だと、私は思っている。 “兄妹”の配役で、驚いたのは、中嶋朋子が杉村春子だったことだ(笑)。 そして、現代の「原節子」の山田監督の答えが、蒼井優。おふたりとも、ほんとうに、素敵だった! 横尾忠則氏の原色が輝かしい鳥と男のポスターを、いつか私も部屋に貼っていた事を思い出したように、山田監督の映画には、細部にたくさんの想いや物語が織り込まれているので、私も今回、そのいくつかに気付いたし、たくさんの他の細部には、気付けなかった。なぜなら、涙でスクリーンが見えない場面も多かったから。 それは、もういちどこの映画を観に行ってから、別の場所に書くとして、最後に、『東京家族』に関わったすべてのみなさま、すばらしい映画を、ほんとうにありがとう!! " + }, + { + "date": "2013-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "生き会えて良かった\n 父母が上京し、久しぶりに顔を揃えた家族。喜びながらも子ども達にもそれぞれの生活があり…。「東京物語」を下敷きにしながら、山田洋次監督が描いたのは平成の今を生きる家族。先のさっぱり見えない時代の家族を優しく描いていました。温かい余韻でした。長女の台詞が「東京物語」を強く意識した感じで違和感があったけど、お国訛りの笑顔でストンとおちた気がしました。バブル景気の頃意気揚々と東京に出た明るい女性像に中嶋朋子はぴったりで、急に同年代の妹や従姉妹と重なりました。次男と彼女の存在が、みずみずしい印象でとても良かったです。蒼井優演じる紀子さんの芯のある優しさに泣けました。30代になってからの妻夫木聡はなかなか見応えあるなと思いました。生前、明治生まれの祖母を訪ねるといつも「生き会えて良かった」と喜んでくれたものですが、歳を重ねるごとに言葉の意味が身にしみます。広島県内のロケ地をよくご存知で、それを楽しみに鑑賞される方も多かったからか、特に後半は場内が騒然としてちょっとビックリ。瀬戸内の穏やかな情景は優しく美しかったです。 " + }, + { + "date": "2013-02-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "東京砂漠。\n 山田洋次が、名匠・小津安二郎の「東京物語」をモチーフに、 現代の東京に生きるある家族の姿を描いた感動ドラマ…という ふれ込みなのだが、モチーフ・オマージュというより、もう ほとんどが東京物語を踏襲リメイクしているかのような作品。 舞台設定や背景は現代としても、その台詞回しも行間もカメラ の配置までも揃えているのは凄いと思った。が、逆にそれが おかしな平成を見せているような感覚にも繋がり、今時こんな 喋り方をする家族はいないぞ(爆)という、小津映画を念頭に 置かないと、かなり時代錯誤的な感覚に陥ってしまう気がする。 それだけ山田監督は「東京物語」を大切に思っているのだろう。 ただ絶対的に、小津映画と山田映画は違う。 その違いを楽しめるか、残念に思うかで、評価の変わる作品。若い映画ファンにも(人気がある)小津作品は知られているので 原版と比べるとその類似性がハッキリと分かると思う。 ただ、当時の戦後間もない日本と、大震災後間もない日本との 対比は本作では分かり辛い^^; 設定を変え、戦死した次男をフリーター(って訳じゃないけど) として登場させ、その恋人を未亡人の原節子に見立てた。 言いたいところは、遠くの親戚より近くの他人。じゃないけど、 せっかく逢いにきた子供達は皆それぞれの生活で多忙な現代、 両親の面倒もぞんざいな中、唯一親切にしてくれたのが他人 (っていういい方もおかしいけど)の嫁や恋人だった。という、 当時では画期的な(核家族の)描かれ方だったんだろうと思う。 心の拠り所。とはどこを指すのか。 両親に親切にしてくれた未亡人である嫁が、再婚を勧められる 中で、やっと本音を吐露する後半シーンが秀逸な「東京物語」。 今作では、まさかと思う息子の恋人の出現に戸惑いながらも、 大喜びして亡くなっていく母と、最後にやっと受け容れる父親。 子供達の成長と躍進は嬉しいものの、年老いて侘しさがつのる 老親世代にとって、相も変わらぬ人情というか、ささやかな一時が、 どれだけ冥土の土産(まだ早いですか)になるものかを示している。自分が原版(もちろんビデオで)を観た頃はまだ若くて、 どうしてこの子供達は両親に冷たいんだろうと不思議に思った。 熱海(今回は横浜)の海辺で 「お父さん、帰りましょうか」という母親の一言がずっと忘れられず、 何か哀れで堪らなかったのを覚えている(その後のあの扱いもねぇ) だけど、自分がこの長男やら長女やらの歳になってみると、 中年世代の悩みや気苦労など大変さが段々身に沁みてくるもの。 家族それぞれが、それぞれの悩みを抱えている。 年代によってそれが多岐にわたることが、物語からもよく分かる。でもやはり。 行き着くところが家族の愛情であるのは、決して疎かにはできない。 やがて自分が親の立場になった時、その頃の双方の気持ちがグッと 迫ってくるんだろうな、と思う。 いつか息子の嫁(くるのか?)に、いろいろ言われたりする近未来を 想像しただけで、すでに背筋が凍りつきそうだが。。。ともあれ、独りになるのは寂しいものだろうけど(仕方ない)、 自分の子供達が無事に成長し元気でいてくれるだけでも幸せだと、 戦争や震災で家族を失った方々には申し訳ないくらいだと思う。 山田映画の温かさはラストの光景に感じられる。 あのお父さんは、決して不幸ではないぞ。むしろ幸せな老後である。(頑固で扱い辛い父親^^;私的に通じるこのテーマには考えさせられる) " + }, + { + "date": "2013-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気負いなく見れる日本の映画、\n どこにでもありそうな日本の家族を淡々と描いて良い作品です。さすが山田監督の作品ですね。両親が東京にいる三人の子供を訪ねて来ることで、3・11の事も組み込んで今の日本の事情をさりげなく表現しています。やさしい母親、厳格な父親、悪気はないけど、生活に追われる子供たち。末っ子の結婚に喜ぶ母親が急死するのは、故郷に帰らせる為?父親と向かい合えなかった末っ子が彼女と故郷に行く事により和解できた。この映画は母親役の吉行さんメインパーソナリテイの気がします。演技もほのぼのします。 " + }, + { + "date": "2013-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ノックアウトされました\n いい映画です。前半でジャブ、中盤にボディブローをくらって、最後にはストレートでノックアウトされた感じでした。上京して生業や家庭を築きながらも様々な事情で親を地方に残したままといった方には特に、地域で生活するお年寄りを見守っていかなければならない若い世代の方たちにも、ぜひ観ていただきたい。今の現実はもっと厳しいでしょうが、精一杯の希望を持った作者からのメッセージを感じられるはずです。減点は、演者の台詞が全般的に少しぎこちなく感じられたためです。それでも、主演の老夫妻と準主演の若いカップルは、さすがに良い演技をされていたと思います。 " + }, + { + "date": "2013-01-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日常の営みを描いた松竹らしい家族映画\n 物語は小津安二郎の「東京物語」(1953)にほぼ準じた内容で進められる。大きく違うのは、戦後まもなかった世の中と平成という60年もの時差で、「東京物語」では戦死していた次男がここでは定職に就かない若者として生きて登場する。とっくに教師という職業をまっとうした老父・周吉にとって、将来の展望がない次男・晶次の生き方は理解しがたく憂いをいだく。母親・とみこのほうは次男の優しい性格と思考に一定の理解を示す。今回の作品では、この老父母と次男の関わりに焦点が当てられる。決していい加減に生きているのではなく、優しいが周りに流されない芯の強さを持つ晶次を妻夫木聡が自然で気張らない仕草で演じる。この作品が、最近の山田洋次作品の中で好きだと感じだ理由はそこにある。せっかく上京しても子どもたちは仕事に追われ、中々ゆっくり共に時間を過ごせない老父母の心に明かりを灯すのが次男の恋人・紀子だ。「東京物語」での紀子は戦死した次男の嫁で義理の父母に気遣いを見せるが、ここでも寂しい思いをする父母と子どもたちが住む無機質な都会との間に入って潤滑油的役割を果たす。とみこが東京に来てよかったと思ったのは、東京の名所巡りなどではない。東京にも心を通わせることができる相手が見つかって嬉しかったのだ。とみこと紀子、周吉と紀子の気持ちが通い合うシーンはどちらも泣ける。家族の喪失という局面では、同じ家族でも喪失感はそれぞれに違いを見せる。そして雲が流れるように人の営みは止まらない。そうしたなかで周吉は、場当たり的な生き方にしか見えなかった晶次の心根の優しさに改めて気づく。家族にとって大事なのは、家族にしかわからない長所を称え合うことかも知れない。気になったのが言葉遣い。家族どうしがよそよそしく敬語を混じえ、初対面の相手なのに常語だったりとちぐはぐで、言い回しが当事者の口から出た生きた言葉として聞こえない。どこか第三者が言わせているようで違和感がある。 " + }, + { + "date": "2013-01-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これぞ、日本映画\n これこそが日本映画!本当にびっくりしました。こんなにいい映画だったんですね。ひとつひとつのシナリオが丁寧で、いまの日本映画に多い回想シーンがはいっていない。これだけで全然違う。同じシーンはほとんどないからでしょうか。ずっと画面に釘付けでした。感動して泣きました。若いひとにもみてもらいたい。こういう映画が増えてほしい。もっと人気がでてほしい。 " + }, + { + "date": "2013-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "『東京家族』あなたの物語映画です。日常生活です。\n 父親と母親が、老いていく 残った子供は、田舎から都会生活に家族を作り離れ離れ、ごく当たり前の日常生活久しぶり老夫婦が(橋爪さん、吉行和子さん)東京の子供の家に・・狭い都会で、行き場のない年寄り。・・一番気にかけている息子が、(妻夫木聡)(恋人の蒼井優さん)の存在で、家族が和やかになっていく『親子の絆』と母親は、いくつになっても、最後まで子供の将来案じて陰の応援ですね母親の偉大な存在亡くなってはじめて知り老いていく父親の寂しさ『愛情』を思い起こさせられます。日本から消えていく『情け』心温かい気持ちを、わかっているが、山田洋次監督の映画で、教えられました。大変綺麗な日本の景色の中では瀬戸内海の絶景が、舞台だし、【平成大震災】で、撮影1年遅れたことがありと・・エピソードをいろいろ拝見拝聴すると、涙が頬つたい止まらない映画です。是非とも観る価値あります。『賞』も取られました。山田洋次監督の監督50年の素晴らしい映画です。 " + }, + { + "date": "2013-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観る人の世代によって評価が分かれる?\n 予想通り、観客はシニア世代が圧倒的でした。寅さんを青春時代に観て過ごした世代には、面白く感じる作品なんだろうなぁ…と。若輩者の私には、観る時期が早かった…そんな印象です。時代背景は現代ですが、昭和の古き良き時代を感じました。「東京物語」がベースだから仕方ないのかな…私はちなみに東京物語は観ていません。観ていたら、もっと違う感じ方をしていたかもしれません。 " + }, + { + "date": "2013-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "味の素のような、、、、、\n 情緒ある良い作品だと思います!! ^-^刺激はないのだけれど、深い ところから、日本に隠されていたはずの、味わいのようなものが 流れます。。山田監督の作品は、「学校」など大好きだけれど、今回は、小津テイスト が 良い意味での渋みを出していました。さすがに、大人向けの作品だけれど、映画館で見たい1本だと 思います ♪♪  m--m " + }, + { + "date": "2013-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "小春日和の夕暮れ気分\n 最後までダレずに感情移入できました…小津作品と比較するのは野暮かな、これはこれですごくいい!震災と絡む2つの設定はさりげない自然な挿入感、そんなに浮いていないと思う…全編を通じて、平凡な家族のさりげない言葉が練りに練られて配置されていると実感します…もちろんそのベースには「思いやり」がある…ボクは自分の人生、家族を重ねることができた…「あ~親孝行しなきゃいけんな~」とただ1点、今の時代を直視するならば、社会的弱者、ワーキングプア、シングルマザーなどの「家族」がいてもよかった気がします… " + }, + { + "date": "2013-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "60年前の「東京物語」を現代に置き換え、社会的メッセージを込めて表現。\n 1週間前に小津さんの「東京物語」をじっくりと観た後に、この現代版「東京家族」を劇場で観ました。性格表現・性格表情という点では、「東京物語」の方が深みを感じました。役者の巧さや白黒映画のトーンが関係しているのでしょうか。「東京家族」の方が、末っ子(妻夫木聡)の幸福そうな未来の生活が暗示されているので、「東京物語」のような悲観性は残りませんでした。社会派の山田監督らしく、「東京家族」では「3.11問題」や戦争の悲劇をさりげなく訴えてました。この国の行く末を何回も心配しているのは、政治の貧困さなのか世の中の右傾化なのか、それとも???。 また、中国暮らしの経験のある山田監督は尖閣問題を見て、中国の影響の大きさ、独善的中国批判を画面の中で婉曲に言っているように思えました。「東京物語」にも戦争批判はありましたが、、「東京家族」の方が3.11後の作品ということもあるのでしょう、東京という大都会も含めた社会へのコメントが多いように思えました。いずれにしても、「東京家族」も「東京物語」と同じように家族の数だけある多様な人間ドラマの例として興味深く観ることができた映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次監督からの復興と再生への祈りの作品だ\n 小津安二郎監督へのオマージュ作品として制作されずに、この作品を単独作品として観るなら普通にハートウォーミングな日本の家族映画として良作だと思うのだ。或る日、年老いた両親が田舎から、都会に移り住んだ子供達の様子を見に訪ねて来ると言うストーリー展開だけをオリジナル作品である小津作品と同様にし、その他の部分は全く別の作品として創られていた方がきっとしっくりと腑に落ちる良い作品として記憶に残す事が出来ただろう。例えばファーストシーンの幸一の長男と母文子のセリフや、滋子と文子の会話等は同じ様なセリフ廻しをあえてする必要は無かったように思えた。「東京物語」と否が応でも比較してしまうと言うより、似通ったセリフが出て来ると、自然とあの名作が頭の中で蘇ってしまい、気付くと無意識の内に比較対象をしながら本作を観ているのだ。そうなると邦画の神様である小津監督が制作したオリジナル作品を越える作品を制作する事は、巨匠山田監督でも、誠に残念ではあるが不可能である為に、返って違和感を覚えずにはいられなかった点が有り、とても残念でならない。ところで、2012年にも10年に一度選出される、英国映画協会の監督が選出する世界のベスト映画ランキングでも小津安二郎監督の「東京物語」は堂々ベスト1に輝いたと言う事だ。何時の時代も、親が子供を無償の愛で思う程には、子供はそんな親の気持ちが理解出来ないと言うジレンマは世界共通の人間のマインドなのだろうか?自分も子供の親となり、子供を育てる過程に於いて親の気持ちは理解し、親の有り難味が身に沁みて解り感謝の気持ちは持てるのだが、しかし同時に幾つになっても、実の親に対しては、何処かに甘えが生じてしまう。そんな甘えの一例に、親の死はズーッと先の事と勝手に思い込み、家族に対しては、一期一会と言う気持ちで日々暮せないのも、これも人間の甘えの一部分でもあり、哀しき習性なのかも知れない。山田監督作品、しかも「東京物語」へのオマージュ作品と言う事で、俳優さん達は皆さんとても素晴らしい芝居を繰り広げて下さり、観ている私は、とても得した気持になれて、感謝しています。かなり泣きました。平山周吉と沼田の飲み屋のシーンなどは、山田監督からみて、今の日本の有り様が、何処かでボタンの掛け違いをしてしまっている様に感じられて、未来を担う日本の人達への監督の心の叫びの代弁の様にも思えた。小津作品は、日常の家庭の平凡な日々の生活の中にこそ、人間の普遍的な生きる真価と幸せを見出して表現した訳だが、それと同時に敗戦後の日本の未来を担う人々へのエールでもあった様に思うのだ。そして本作は、311後の我が国の復興への祈りが込められた山田作品である事は言うまでもないが、この作品を観て改めて、被災された方々の日々の生活が少しでも回復へと向かう事が出来る様にお祈りさせて頂きます。日本人の忘れていた心をありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2013-01-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵な時間\n  セリフ回しも小津節になってましたので、もうまさしく平成版「東京物語」でしたね。あのどこか感情をおさえた演出には、どこかしか違和感をおぼえた人もいたかもしれません。 山田監督は「息子」もありますし、家族をテーマとしている点で、小津監督とはなにかと通じるものがあります。この作品には、誰ひとりとして悪い人はでてきません。ただこの厳しい日常を生きている人たちの姿を描きます。だから、いつしか自分もその中にはいっていって自分と家族のありかたも考えてみています。 どうして、周吉ととみこの東京旅行は、つまらなかったのでしょう。自分の子供たちが元気に生きている、それだけでもいいはずなのに。欲をいえば、親であることから引退を告げられたような対応だったのかもしれませんね。一番、ダメ息子だったハズの末っ子とのふれあいが、この旅を素敵なものにしたのも、彼がふたりをふつうにおやじとおふくろとして対応したからではないでしょうか。蒼井優をひとめみて、息子の生き方間違いはないんだと知る母の姿がすばらしい。そして、その幸せそうな妻の姿を見て、心配する息子の嫁がいい娘なんだと感じる。 言葉にはない素敵な時間がそうさせるのだと思います。だから作品を見ている自分も同じ時間を共有できて幸せなのです。 " + }, + { + "date": "2013-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ささやかな疑問\n 吉行和子さんの死因が何であるのかが、最後まで明かされなかったのが、気になります。MRIと医師は云っていたので、おそらくは、脳の病気なのでしょうが、病名が気になります。それにしても、吉行さん、あっと言う間に死んでしまいましたね。それから、「東京物語」では原節子の役どころであった蒼井優の登場時間が短いのも気になりました。もっと、蒼井優の演技を観てみたかったですね。科白回しが若干、古臭いところがありましたが、全体的には良い映画でした。ベルリン国際映画祭で上映されるとのことですが、どうせならコンペティション部門に出品して欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2013-01-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良くも悪くも山田洋次監督\n 先日、「徹子の部屋」に橋爪功さんと吉行和子さんが出ていて、それを見た母がぜひ作品を観てみたいってことで公開初日に行ってきた。ある家族の、ある日常を切り取ったそんな作品。家族愛を扱いつつも、家族だからこその非情さ、薄情さも描かれていて。なんか嫌だなぁ~って思うところもある一方で自分の立場で考えたとき、親が大事、家族が大事…だけではやっていけない、ある意味忙しい大人になってしまったなぁと気づかされるそんな作品でもあった。基本、派手な作品が好きな私は少し飽きてしまったが、周りからはすすり泣きが聞こえてきました。 " + }, + { + "date": "2013-01-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "家族って素晴らしい…\n 感動しました!家族っていうのが淡々としっかり描かれていると思います。小津版は見ていません。ずっと観たいと思っていたのでこれを見てますます観たくなりました。橋爪父さんと吉行母さんのなんと哀愁を満ちた演技なことか。特に静かな演技の橋爪さんと、まんが日本昔話の市原悦子のごとくひょうひょうと会話を進める吉行さんに子供を思う日本の父さん母さんの愛情をすごく感じました(;>_<;)。愛情をそそいだ子供たちは親から離れて勝手気ままに自分たちの生活の中で暮らしていくばかり。久々に子供たちに会おうと遠路はるばる東京に出てきたのに子供たちに煙たがられるばかり…。きっと、どこの家族もこんなもの、けど、誰もが親孝行はしたいものですよね、きっと。けど、なかなかお互いの気持ちが噛み合わず空回りするばかり…血のつながった家族なのにね。母さんが妻夫木息子の家に泊まりに行って、初めて息子の彼女を紹介され、翌朝とても楽しそうな表情でその話をするシーンなんてとっても気持ちが暖かくなりました。いつまでも家族が近くで身を寄せ合って暮らすのが幸せなのか、それぞれが自立した道を見つけてそれぞれに生きていくのが幸せなのか、家族って何が一番幸せなのかを見つめ直させてくれる映画でした。家族がいとおしくなります、必見! " + }, + { + "date": "2013-01-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "老人かわいそう\n  山田洋次監督の描く若者像がとても変だし、『東京物語』を意識しているのか老人の演技も変だった。誰か注意してあげないのだろうかとちょっと気の毒になった。 老人の情弱描写が気の毒で嫌だった。橋爪功、実際情弱だとしても自分で宿くらいとれるだろう。震災エピソードがとってつけたようで、ただ触れただけで何も描いてなかった。ほたるとこぶ平夫婦が本当に気分の悪い夫婦だった。こぶ平が何か言う度に、オヤジ狩りしたい気分になる。 お母さんが死んでしまうところでボロ泣きしてしまったんだけど、反則だよ。 試写会が当たって見たんだけど、あんまりいい感想じゃなくて申し訳ありません。 " + }, + { + "date": "2013-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次が現代に家族を問う\n 瀬戸内海の小島に住む周吉ととみこは、東京で暮らす子供たちを訪ねる。だが、多忙な子供たちと擦れ違うばかり。そんな時、とみこが倒れ…。小津安二郎監督の世界的名作「東京物語」へオマージュを捧げた山田洋次監督最新作。僕は元々山田洋次監督の作品が好きなので、今回も満足。良かった。そう、“良かった”のだが…時代劇3部作を終えて戦争への静かな怒りを込めた「母べえ」の後、「おとうと」や本作など往年の作品へのオマージュが続く。いずれも過去を振り返って現代へ問いかけ、別に悪いという訳ではないが、ずっと過去へ目を向けている気がしてならない。せっかく現代劇を描いているんだから、もっとまっさらな発想で現代もしくは未来へ目を向けた作品を作って欲しかった、というのが第一の印象。勿論、内容は悪くない。人と人の繋がりが希薄になった今、家族の関係も例外ではない。一緒に住んでいても会話が無い、一緒に住んでいるからこそ煩わしい…誰にだって思い当たる事があるハズ。ましてや本作の場合、久し振りに会ったというのに満足に接する事も出来ない。子供たちはそれが悪いと思いつつも仕事や都合のせいにし、親も寂しさを覚えつつも妥協するしかない。どんどんすれ違っていく家族…。そんな時だからこそ、今一度、家族の絆や尊さを問う。鬱陶しく感じたり衝突する時も当然ある。家族だから。でも、いつどんな時でも、あなたを支え迎え入れてくれるのは家族。あの時、もっとああしてやれば良かった…と後悔の無いように。山田洋次監督による現代の家族へのメッセージが、時にシビアに時に温かく胸に染み入る。非の打ち所が無い山田洋次作品だが、小津安二郎の「東京物語」に思い入れがあるとどうしても同作品がチラつくのもまた事実。「東京物語」は淡々とした中に人生の悲哀を感じさせたのが見事だったのに対し、本作は喜怒哀楽の感情がぴったりと寄り添う。それはそれで心地良いが。さっきから自分の中でも賛否葛藤しているが、改めて言うが、見て損するような映画ではない。イイ映画である。漫画やTVドラマの映画化相次ぐ昨今の日本映画界で、こういう映画が作られて、バランスが保たれている。日本人の心に触れる良作。是非ともご家族で見て、親交を深めて欲しい。 " + }, + { + "date": "2013-01-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "親に会いたくなる優しい作品\n 試写会にて昨年末に鑑賞しました。オリジナル作品は未見です。個人的には、とてもよい作品でした。田舎の両親が、東京の子供たちに会いに来るとても単純な内容ですが、よかったです。歓迎しつつ、仕事や都合で兄弟間でたらい回してしまうような、そんな感じも、ありそう・・と思いました。自分としては、次男の妻夫木演じる昌次の父親への気持ちが、よくわかります。長女夫婦(中嶋・林家)は、ちょっと嫌いです(笑)何度「何だよ、こいつはっ」と観ながら思いました。頑固で口数少ない父、とても愛らしい母特に、吉行演じる母親とみこは、本当に可愛くて可愛くて。子供を見守る姿は、遠く離れている母親を思い出したり。出演者は、みなよかったと思いますが、ラストの父の橋爪と、昌次の恋人の紀子を演じた蒼井のシーンがとてもよかったです。田舎で生きていた両親と忙しくいきる都会の子供たちの気持ちは通じてるのに、触れ合えないようなそんな優しいような、寂しいような気持ちになります。観てよかった作品です。 " + }, + { + "date": "2013-01-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "がっかり…です\n 試写会に招待されて見に行きましたが、正直がっかりです。東京物語が本当に大好きで、山田洋二監督が現代を舞台として、どう表現するか本当に期待していたのですが、正直作った意味あるの?っていう感じでした。これ見に行くくらいならもっといい映画はたくさんありますよ。 " + }, + { + "date": "2012-12-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の家族\n 試写会に行って鑑賞してきました。映画『東京家族』は日本の現代の家族を描いた作品で、とても家族の繋がりの深さがうまく描かれていました。 " + } + ] + }, + "186": { + "title": "利休にたずねよ", + "reviews": [ + { + "date": "2017-05-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆったりとした幸せな時間\n いまどきの映画にない静かで音の少ない世界。淡々とした様式美。エピソードも絞りきってる感じ。とても穏やかなきもちになれました。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "●侘び寂びの世界。\n 利休の生涯。その影響力。静寂に秘められた強い意志。海老蔵の涙は、なんかグッときた。 " + }, + { + "date": "2016-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よく覚えてませんが悲しい作品だったような。\n よく覚えてませんが悲しい作品だったような。 " + }, + { + "date": "2016-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い作品\n 若かりし時の秘められた恋で心に残る罪悪感。茶の美しさを追求し続け朝鮮戦争に反対し秀吉に疎まれ、さらに娘の自殺。本当にはかない物語。 " + }, + { + "date": "2016-01-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "途中やめ…\n 二度トライして二度ともギブアップ。キャストも主役以外は好きな人もいるのに、脚本のせいか、演出のせいか、テンポのせいかわからないけれど、終わりまで見ることができない。もったいぶった感じにがまんできなくなるのかも。 " + }, + { + "date": "2015-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "全ては美しき物のため\n 美を追求し、自らの最後まで美しき茶人であった利休。ただ、その妻の胸中は複雑な物だったであろう。最後に聞きたかったこととは。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "最後に私がおたずねしたかったのは・・\n 映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督)から。原作の作家・山本兼一さんからは、OKが出たのだろうか、利休切腹の日から順に遡っていく展開に、新鮮さを感じて小説を読み切ったので、この変わりようにやや戸惑った、が鑑賞後の印象であった。そんな中でも、原作にない素敵な台詞もありメモは増えた。「私が選んだ品に伝説が生まれます」「全ての重荷を一度下ろされたらよろしいのです」「今生きてる喜びをこの一服の茶で味わいなさいませ」「(茶には)人を殺してもなお手にしたいだけの美しさがございます」「世の中が美しいもので動いているのでございます」「私が額ずく(ぬかずく)ものは、美しいものだけでございます」言葉は丁寧だが「美」に対する執念は強く、秀吉の命でも従わない、利休らしい生き方を随所に見ることが出来た。せっかく「鋭利な刃物(錐)もいいが、少しは休んだらどうか」と言う意味の「利休」の号を戴いたのに、最後の最後まで「鋭利な刃物」(尖った錐)のままだったことが、惜しまれて仕方がない。「才能におぼれずに『老古錐』の境地を目指せ」という意味が込められていたという。(「老古錐」とは、使い古して先の丸くなった錐のこと)作品ラストに流れる、妻・宗恩の意味深なナレーション、「最後に私がおたずねしたかったのは・・」を残しておこう。(映画だけで、この意味が分かりにくいと思うので・・) " + }, + { + "date": "2014-06-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "睡魔が…(-.-)zzZ\n 直木賞を受賞した山本兼一の小説の映画化。切腹を間近に控えた利休が、若き日の禁断の恋とそれが機になった美の起源を回想する…。美術や衣装など、こだわりにこだわり抜いた日本の美は素晴らしい。が…内容が非常に淡々として物静かで、睡魔が…(-.-)zzZネットなどで議論になった反日表現も、ウトウトしていて分からなかった!(笑)利休を題材にした映画と言うと、勅使河原宏監督&三國連太郎主演の1989年の作品が印象深く(と言っても話は難しかった!)、海老蔵利休は重厚さが足りない。公開時、「ルパンにコナンってそりゃないよー」と海老蔵がツイッターで呟いていたけど、そりゃそうだよね…。格調高さでは決して負けていないが、エンタメ性に欠けた。日本の美、團十郎の遺作…。このままじゃモヤモヤした気分なので、再見しなくては!本作の少し前に公開された「清須会議」と登場人物も被っており、比べてみるのも面白いかも? " + }, + { + "date": "2014-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "完全なる恋愛舞台劇と言う感じの新説千利休に満足\n 奥田栄治何かとスキャンダラスな噂の尽きない市川海老蔵を千利休に配役した本作「利休にたずねよ」は、そんな彼のイメージからか、海老蔵が演じた利休が、利休らしからぬ千利休映画であると言う事で、賛否両論らしい。確かに、海老蔵は、30代後半で、千利休の侘び寂の世界観を表現するには、少し若いので無理が有るかな?と映画を観る前は感じていた。しかし、秀吉の命により、切腹となる利休のその日の朝からの回想となる本作は、海老蔵が、演じるには、もってこいの若き日々の利休のエピソードも満載で、彼にとっては良い役ではあったのではないだろうか?この作品自体が、新説とも言うべき利休の若い日々を描いているわけだ。実際に利休の若き日にあのような、失恋秘話が有ったのか無かったのかは問題では無く、フィクションと軽く考えて観ればそれなりに面白い作品だ。海老蔵が折角演じているのだから、「ロミオとジュリエット」をシネマ歌舞伎で観ていると言う感じの、軽いノリで本作を観れば良いと思う。多くの映画ファンは、どうしても「信長と利休」を原作として描いていた勅使河原宏監督で三国連太郎が演じていた「千利休」と比較してしまい、三国の利休との大きな芝居の違いで、本作は、駄作と言う評価が出るのかもしれない。しかしこの映画は全く別物である。熊井啓監督による奥田英二主演の利休も当時の奥田の年齢を考えると、配役に無理があるかも知れない年齢であったが、そこは熊井啓と言う巨匠の演出の素晴らしさで仕上がりは素晴らしい作品だった記憶がある。今回の「利休にたずねよ」も、歌舞伎の名門に生を受けた海老蔵は、若いと言っても芸歴30年のベテランだ。実力に裏付けされた、自信に溢れる、それなりのオーラが画面から観て取れた。信長に出会う若き日の利休の姿を演じている彼などは、正に嵌り役。そして、切腹の20年以上前の利休は、やんちゃな青年で、若く、とんがっていたと言う新たな千利休の一面を描いていると言う点で、例え、史実とは大きく違っていたとしても、この作品はフィクションとしての面白さがあり、私は気に入ったのだ。そして、利休が号泣するシーンなどは、やはり舞台の芝居慣れした海老蔵ならではの演技!更に父の市川団十郎との共演、そして団十郎最期の映画と言う事も有り、やっぱりお父ちゃんが出ると、途端に、海老蔵の存在感が薄まるけれど、それは致し方のない事だ。団十郎は60年の芸歴が有るのだから、画面に緊張感が張りつめて、画面の空気が一転するのは致し方ないのではあるまいか?歌舞伎界に限らず、団十郎と言う素晴らしい才能溢れる大スター俳優を失い、日本の芸能界にとっても、惜しい存在を亡くした事は残念でならない。しかし、本作は何と言っても、宿命には逆らえぬ、人間の葛藤を描いている点で大変面白く、興味が持てた。一見、秀吉が悪者の様な印象も有るけれども、利休も秀吉も一人の人間として観ると、コンプレックスを抱え、悩み苦悩する、小さな人間で有ると言う人間像が面白いのだ。それぞれの生きる世界で、時の権力の頂点を極めたこの2人だが、どんなに努力して登りつめても、宿命には逆らえない事を知っていた、この2人こそは、良きライバルであり、理解者であったのではないだろうか?そして、中谷美紀演じる宗恩が、これがまた最高に良い!妻としての立場は護られていても、心から夫に愛おしいと思われていないと言う苦悩の、抑えた女心を巧く演じていたと思う。お正月、運命に翻弄され、葛藤する彼らに出会えて何だか、久し振りに心を揺さぶられる想いがして、楽しめる映画だった。さて今年の映画の行方が気になるところだ! " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "美しく緊張感あり\n どう評価するか明らかに観る人の芸術観で左右される映画。映画全編がテーマでもある千利休の美しさの追求のみに費やされているから。主役の海老蔵は見事役を演じる。若気の至りの無分別な時期の在り様さらに茶道の基本である茶筅の捌き(玄人ならわかるかも知れないが)など見ていてなかなか見事である。もう一人の主役級の朝鮮の娘は日本人俳優を避けたことによりリアリティを感じる話に成功している。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん。。。\n うーん、市川海老蔵は映画作品には恵まれていないのではないか。選択眼が甘いというのか。利休(市川海老蔵)の若かりし日を描くのはOK。だが、それが切腹と有機的には結びつかない。利休が切腹させられたというのは史実としてあるので、ここへどうフィクショナルにつなげるか。そこをこそ見たかったのだが、まったくつながっていない。むしろ妻 宗恩(中谷美紀)との確執、といえば言い過ぎだが、そこにしぼったほうが作品がしまったのではないか。利休の処遇について、秀吉(大森南朋)にいちいち進言する三成(福士誠治)が相当うっとうしいのだが、この構図はどこかで見たことが...。田渕久美子脚本「江 姫たちの戦国」がそうであった。三成が利休についてあれやこれやいえる立場ではない気がするのだが。田中光敏監督は、いまだこれ、という決定打がない。主役が海老蔵ではなく、映画に慣れた人が演じればまた違ったものになったのではないか。なんとも煮えきらない作品になってしまった。 " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん…。\n 團十郎さんの遺作だし、最後の親子共演だしと、大きく期待はしないけど、面白かったらいいなぁくらいで鑑賞。久しぶりに映画を観ながら落ちました…(ーー;) " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "フィクションもあり\n 序盤からラスト手前までは普通に見れましたが、最後の緑の壺の展開に違和感…高句麗の女性との非恋のやりとりが原点とでもいわんばかりの演出への疑問を感じつつも、利休の美しさに向かう心、人をもてなす心を味わうことができました。まあフィクションなので気にしませんが、普通にみたら史実に誤解を生むような話ですね。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "本物にたずねよ。\n 原作は未読。 海老蔵が千利休に!?っていう違和感をまず抱くものの、 今作では後半、おそらくフィクション?の恋愛絵巻が挿入 されているため、彼はここで猛然と有終の美を飾っている。 う~ん…似合っているかは別として、まぁまぁだった。 演技は悪くない、ただやけに色が黒いため^^;今も遊び人の 印象は拭えなかった。なんかこう…お茶を立てるというより、 お茶しない?ってナンパしている方が似合っているというか。 (ゴメンなさい、つい本音が)そして圧巻の嫌味マン演技の秀吉・大森南朋にのまれる。 先日観た作品では秀吉を大泉洋が演じていたが、 今作では策士家というイメージよりも、冒頭から嫌なヤツと いう感じで描かれている。これがまた、かな~り巧い。 ベラベラ喋りまくる秀吉と、静かに美を見極める千利休。 これを普段あまり喋らない大森と、口から生まれた海老蔵という、 対照的な役者が演っているのが面白い。 私的にはやはり、黙ってる海老蔵というのに違和感があり^^;さて、物語は切腹を控えた利休が過去の出来事を回想していく という展開。傍で寄り添う妻・宗恩に中谷美紀。 彼女も巧いのだが、早々に夫には想い人がいたのでは?という 妻の勘を働かせつつ夫に従い、最後には嫉妬の境地を静かに 指し示す…という、難しい演技。なんか私生活を見てるみたい。 夫がずーっと認めていたあの高麗器。さぞ恨めしかったろうに。2013年2月に突然他界した、市川團十郎との親子共演も見もの。 お父さんにはすっかり頭が上がりません…という感じの海老蔵が 悪戯した子供のように見え、やはりさすがの風格を持つ團十郎を 改めて目に焼き付けることに。本物って違うわね、茶器も人間も。(静かな物語だけど前半と後半でガラリと様変わりするのが妙技) " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美とは…\n 海老蔵さんが利休にはまりすぎてます。美を愛し美を求める姿。素敵です。利休の生き方。本当に素晴らしかった。とてもいい作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "手元の美しさがあった\n 利休の書式の美しさは愛しい人を目の前で失くした罪の意識から自分自身の弱さを美しいさで膿めて許される対する探求心埋めて自分自身も心も優しい人を想う気持ちを作っていくのだと想ったそれが私には切なくて美しい過ぎた罪と罰は背中合わせだと感じました心から愛する人に出会いたいたいですよね! " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "嫌いじゃないです。\n 山本兼一の同名の小説の映画化。市川海老蔵と市川團十郎が共演。市川團十郎は、撮影終了後、3ヶ月ほどして亡くなっている。市川海老蔵は、利休を演じることのオファーを得た際、数度に渡り断っていたそうなんですが、原作者からの手紙等をもらう事で、次第にこころが傾き、出演を承諾したらしい。原作者がそこまでこだわったのは、この作品での千利休は、市川海老蔵のイメージであったかららしいです。そのイメージ通りと言うことか、それとも、やはり、市川海老蔵は一流の役者なのか、茶聖と言われる千利休を見事に演じています。物語終盤、若かりし頃の千利休が、結構な遊び人であったというのは、市川海老蔵へのオマージュ?(笑)市川海老蔵と市川團十郎の共演が話題です。團十郎は、なんか顔色が悪く、今からして思うと、結構健康を害していたのではないかと思いますが、海老蔵との真剣勝負を見事に演じています。大森南朋が演じる豊臣秀吉、悪いですねぇ。本当に、性悪です。確かに、策謀剣術に長けた人物であったのかもしれませんが、あそこまで悪として描かれた秀吉はあまり見たことがありません。まぁ、利休に死を命じた人物でもありますので、あのような描き方も仕方ないのかもしれませんが、新しい秀吉を見た気がします。それと、この作品のもう一つのキーは、中谷美紀ですね。海老蔵の利休が生きるのも、中谷美紀が宗恩をしっとりと、しかし、しっかりと演じたからではないでしょうか。しっとりとして静かな、大人の映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "予想外の展開で・・・(笑)\n  本を読んだので楽しみにしていましたが、原作の方は、切腹の直前から時間をさかのぼる、すっきりしたつくりなのに対して、映画の方は時代があっちこっちしていて、わかりにくかったんじゃないかと思います。(ちょっと寝てしまったのであまり偉そうにいえませんが…。) 画面が暗い色調で、カメラワークも今一つな感じがして、どこをとってもきれいな風景、という映画ならよかったのに…と思いながら見ていましたが、最後で予想外のがっかりがありました。原作では、切腹の後、妻の宗恩が緑の香合を割るところが胸をすくシーンだったのですが、映画の中では割らずに終わってしまいました。…なんてこと! 市川海老蔵も、中谷美紀も悪くないと思いましたが、それにしても、市川團十郎さんの場面はぐっと引きつけられるのでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人間の品格?器?\n 「清州会議」のテーマは、天下人の器。この映画は、人間の品格だ。結局、秀吉には天下人の器はあったかもしれないが、品格がないので、利休に嫉妬したのだろう。やっぱり、秀吉は好きにはなれない。利休が「市川海老蔵」だと分かった時、もっと情熱的な外交的な役者ではなく、氷の炎をあげているような人がふさわしいのでは?と思ったが、海老蔵さんの抑えた、淡々とした、芯の強い、大人しい演技が、利休に合っていたのではないかと感じた。中谷さんも、同じ時代の映画「清州会議」の時は、陽気で気のいいおねを演じていたが、ガラッと一変した静かな強さの宗恩がピッタリだった。原作にもひどく感銘を受けたが、映画もなかなか良かった。地位でもお金でもなく、豊かな人生での品格の大切さを感じた。 " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後まで緊張感が続く\n 静かな演技の中で、緊張感が続きます。淡々とした展開だけど、迫力がありました。結果はわかっているけど、秀吉との関係が変わってくるところが見どころなのかな。信長との関係が好きだけど。美は誰が決めるのか?の答えが、なるほどと思いました。利休が決めたから美しいのか。わからない人には最後までわからない。自分にわからないものは、ちからずくで泣かせる。結局それもできなかった秀吉だった。 " + }, + { + "date": "2013-12-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美の追及とは、と考えた\n 秀吉の成り上がりぶりと対照的に美を追及する姿に見いってしまう。妻の精神的献身にも感動。時代に翻弄される切なさ感じる。 " + }, + { + "date": "2013-12-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "海老蔵の所作が美しい\n 兎に角淡々と話が進むので、人によってはもどかしいかもしれない。だが海老蔵が茶を入れる所作の美しさは比類がない。国宝級の茶碗を使用しているので目の保養にもなる。何故利休は死ななければならなかったのか。死ぬまで愛した女性との別れは形見を肌身離さず持っていることで判ります。死してなお、その女性に嫉妬する中谷の演技も素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2013-12-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "利休にたずねよ\n 期待はずれの作品でした。脚本、監督に力がなく途中で眠くなりました。海老蔵は舞台ては映えるのに「武蔵」「一命」等映像になると貧相になる。メイクの技術も進歩しているのに「老け」はお粗末。海老蔵にはまだ無理な役だったかもしれない。中谷の妻女は良いが、団十郎が出てきて俄然画面がはじめてしまる。「利休」の作品は過去にもあるがこれは最低。「利休にたずねよ」とは何でしょうか?「利休に謝れ」「観客に謝れ」……と云うのが正解でしょう。。{ " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった。\n 素晴らしい俳優と素晴らしい演技が素晴らしかった。淡々と時が流れて行く中でいつの間にか吸い込まれて行くように利休のとりこになってました。さすが海老蔵。一つ一つの動作が実に美しく繊細で素晴らしかった。これは本当に彼にしか演じることが出来なかったであろうと思う。中谷美紀も素晴らしい。代役は誰にもできないだろう。一人の人を利休は愛し続け、宗恩は利休を尊敬し愛し続ける。二人の思いは交わっているようで最後まで交わるはことのなかったのかな。宗恩の悲しさ、悔しさが溢れるラストシーンではほろっとしました。 " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三國連太郎を越えられない。海老蔵、ちょっと若すぎる。\n 海老蔵、若すぎる。利休のイメージ、三國連太郎が強すぎる。3分2ぐらい寝てしまったので、ほとんどストリート分からず。 " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "美というものは五感で感じる具象だけではないのです\n  石田三成がどうして利休を危険視するのか、そして秀吉は利休に切腹を命じた苛立ちの内面が分かりにくく、この点は断片的に描きすぎたかもしれません。しかし、美術面でのこだわりは素晴らしく、映像にずっしりとした重みを感じます。 演技面も主演の海老蔵が各年代の利休をきっちり演じ分けるなど、それぞれの出演者が熱演。骨太の時代絵巻に仕上がっていました。 しかし、自分が数多くの邦画作品の中でも5本の指に入れている勅使河原宏監督の『利休』に比べて、本作の「美」の世界観は遠く及びません。『利休』では、わずか一輪の朝顔を利休が秀吉に活けて見せ、自らの不退の決意と「美は揺るがない」という信念を画面で見せつけました。それに比べて田中光敏監督は、単なる美しさと捉えているのに過ぎないのです。 利休は、当時の名物を尊ぶ既成の価値観を否定して、侘び茶を確立しました。その辺のところにも絢爛さを愛でた秀吉との対立があったのかもしれません。その背景には、快楽や名声をうたたかの刹那とする仏教感が色濃くあったのでしょう。「美は揺るがない」という利休が悟り得た境地とは、生死を超えて貫いて存在する仏法真理の普遍さ、そのいのちの輝きの素晴らしさであったものと思われます。 その象徴として創作されたのが楽茶碗や万代屋釜に代表される利休道具であり、造形的には装飾性の否定を特徴としていたのでした。 勅使河原監督作品には、そりが色濃く反映されていたのに比べて、本作では利休が悟り得た世界観を感じ取ることはできませんでした。だから秀吉に侘びを入れようとせず、死に急ぐようにも見れる利休の気持ちが掴めなかったのです。 利休は、枯淡の茶聖ではなく、実は情熱の人だったという大胆な発想の山本兼一の直木賞受賞作が原作の本作。その利休にも、かつて異国・高麗からさらわれてきたクララという女と一緒に逃げようとした秘密があったこと。その情熱的に恋したことは悲劇に終わるのだけど、その体験は諸行に有情有りと利休のこころを潤し、彼独特の洗練された美意識の基になっていくというのが原作ならではの世界観を生み出しています。ところが本作では、肝心の利休の恋というテーマが、時間配分の関係からか、ついでのエピソードのように押しやられていて、晩年の利休にリンクしていないのです。 それでも、色町に入り浸り、色恋に目醒めた青春時代。茶の師となる武野紹鴎の指導を受け、宗易の名で茶の道に邁進した修業時代、そして茶道を完成し、何者にも動じない茶聖と崇められる存在となった姿。その三つの異なる利休像を完全に自分のものとして、存在感を示した海老蔵の演技が素晴らしかったです。 特に海老蔵の父・団十郎が演じた武野紹鴎との体面シーンが印象的でか。死期を悟った団十郎が、演技を超えて、愛弟子としての海老蔵に、今後の芸の道を言い含めるかのような重い語り口で諄々と説く姿に、涙が溢れてきました。最初にして最後の父子共演映画となったこのシーン。もっともっと見たかったです。 加えて、海老蔵を引き立てるのが、利休を陰で支える妻、宗恩役の中谷美紀の受けの演技。夫の死を静かに受けとめる姿には、非情な最後へ至る悲劇に、一輪の暖かみをもたらせてくれました。 本作一番の見どころは、秀吉の威光を天下に示した北野大茶会を完全再現してことでしょう。北野の森に若党、町人、百姓を問わず居並ぶ大群衆。北野天満宮の拝殿に設えられた黄金の茶室や待庵などの茶室を本物と見まがうばかりに作りだした美術が素晴らしいのです。 また小道具も執念を感じるほど本物に拘っています。実際に利休が使用したという「長次郎作 黒楽茶碗 銘 万代屋黒(もずやぐろ) 利休所持 万代屋宗安伝来」(楽美術館所有)などの茶器の大名物を使って、茶をたてるシーンで使われているので、茶道を心得ている人がご覧になれば、目を丸くして驚かれるでしょう。その他、千利休の木像が置かれた大徳寺の国重要文化財、金毛閣や、一般公開されていない裏千家の今日庵などで撮影するなどの入念さです。 さらに、色鮮やかな衣装、繊細な工作が設えれてある小道具などを見るにつけ、まだまだ邦画には、職人の技が受け継がれているなと心強く感じました。 " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "茶道と市川海老蔵はん\n 個人的に、信長とお茶、中谷美紀さんが好きなので、良かったです^_^千利休さんも、ただただ美しいものが大好きとゆうところで、とても共感いたしました " + }, + { + "date": "2013-12-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "利休に何をたずねたいのか?\n 『利休にたずねよ』を観ましたが、利休にたずねたい事なんて、出て来ませんでした。この映画の原作を読んでいませんが、推理小説なんでしょうか?何をたずねたいかを推理させる小説?それにしても、市川海老蔵さんは、いつも良い演技をされています。私生活は知りませんが、映画に私生活は関係ありません。映画やテレビ、舞台のために生まれて来たような人です。そこは、美のために生まれて来たような利休と共通しています。後半、利休の若い頃の恋愛話が出て来たけど、実話なんでしょうか?ロマンチックです。千利休って、ただの枯れた人かと思っていたけど、見方が変わって来ます。最後に、千利休が大成した茶道が、今の時代、あまり見向きもされないのが嘆かわしいです。大河ドラマなんかでも、もっと千利休を取り上げて欲しいものです。それと、千利休が書いて豊臣秀吉に渡した紙なんか、今年の漢字みたいです。千利休に、今年の漢字をたずねたら、『今』でしょ。あるいは、『裏、裏、裏』でしょうか?表なし。(寒い〜)追伸たぶん、利休は心眼を持っているから、なんでも利休にたずねよ!という意味なんでしょう。 " + }, + { + "date": "2013-12-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "茶の湯がわかれば…\n 美しさわかったのは、信長に謁見した時のお盆。茶の湯の知識があればもっと楽しめたのかな?初日だけなのかな?オープニングで市川海老蔵さんからのビデオレターがありました。茶の湯は韓国に通じるので朝鮮出兵は反対というのが私の中では新しい知識として増えたかな?ラストシーンの切腹の後の白い着物をかけるシーンは印象的だったかな〜。風景とかは綺麗でしたよ!後は茶会のエキストラの数の多さとかは凄かったかな? " + }, + { + "date": "2013-12-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美は崇高なり。\n \"美\"に命を捧げた千利休の人生が清々しい。漁師小屋の激動を原点に、狂気と野心を孕む際限の無い\"美\"への追求に駈けた男を、市川海老蔵が凛々しく優雅に印象付けており見事。計り知れない悲しみを抱える宗恩を演じた中谷美紀も絶品。多くを語らず黙して悟れを貫く日本らしい優美の物語。余韻が味わい深い。 " + }, + { + "date": "2013-11-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "侘び茶を巡る、胸焦がす歴史ミステリー!\n 千利休の目ざした「侘び茶の境地」には、彼の妻さえも知りえなかった痛切な「原点」があった・・・そんな歴史ミステリーは、ローランド・エメリッヒ監督作品『もうひとりのシェイクスピア』やオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の『ダイアナ』などを思い起こさせます。この世ではもはや手に入れることの叶わぬモノ。見果てぬ美。それでも命を賭して探求せずにはおられぬ利休の姿を、市川海老蔵は、抑制された「静」とパッショネイトな「動」とを巧みに演じ分けながら見せてくれます。また、その時代背景も、ある時はひたすら豪奢に、またある時には実に渋い映像美で再現され、私の目を存分に楽しませてくれました。一個人の見果てぬ夢の追求がやがて「茶は剣に勝る」といった政治性を帯びていってしまう経緯や、劇中ナレーションもしている妻・宗恩の心理などは描き込みが足りず、やや不満も残りますが、利休の過去を巡るミステリーの面白さはそれを補って余りあります。本作を観終わって、『利休』(勅使河原宏監督)、『千利休 本覺坊遺文』(熊井啓監督)もぜひ見たくなりました。あ、それから、桂米朝師匠が演ずる上方落語『天狗裁き』も併せて見たい。妻や秀吉ら利休を取り巻く人々の心理をより深く理解する意味で、ね(笑)。 " + } + ] + }, + "187": { + "title": "永遠の0", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "想いを受け継ぎ繋いでいく…\n Blu-rayで6回目の鑑賞(2019/8/10)。映画館へは原作を読んだ後、祖父と一緒に行きました。原作は映画化のアナウンスがあった後すぐに読みました。それはさておき、宮部久蔵(岡田准一)の抱く「生きて必ず帰る」という想いの強さ―。臆病者と罵られながらも、死んでお国のために殉ずることこそ美徳であるという考えに支配された軍隊の中で、その想いを貫き通したことこそ本物の勇気だなと思いました。しかし、一旦戦場から離れ、教官という立場になってその考えが揺らぐ瞬間が…。未来ある若者たちを“十死零生”の特攻へと送り出してしまったという後悔と自責の念に駆られ、廃人のようになってしまいました。生きて妻と娘の元へ帰りたい、では自分が見送った彼らの想いはどうなるのか…。果たして自分はこのまま生きていてもいいのだろうか…。彼の苦痛を想像すると胸が締め付けられました。そんな宮部を救ってくれたのが、教え子のひとりである大石賢一郎(染谷将太)でした…。「もし生き残ることができたら、人の役に立つ仕事がしたい」と願う純粋さに触れ、特攻が決まった際の日本の将来を想う心持ちを知ったとき、この人ならば自分の想いを託せるかもしれないと踏んだのだと感じました。自分が生きて帰ることよりも、自分の想いを繋ぐことを選んだ…。実際に宮部のような境遇にならないと真の意味では理解できない感情なのかもしれませんが、人間が抱く渾身の想いというものはそれを受け取った人が次へと繋いでいくことで連綿と受け継がれていき、新たな命や世界をつくり出す原動力となって、その奥底に永遠に生き続けるのだろうなと思いました。だからこそ、今の日常があり、私たちがいる…。そして“想い”を受け取った私たちが、次代へとそれを繋いでいかなければならない。 " + }, + { + "date": "2019-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "賛否両論ある作品ですが…\n 演出が少し過剰気味な部分もありましたが、全体としては良く出来た作品だった思います。怖くて逃げ回っていたのではなく、守りたいもののために生き残りたかった…周りの批判や嘲笑、時代的な事も考慮すると、宮部さんの生き方は凄く勇気が必要だったかと思います。自分も戦争を直接知らない世代ではありますが、戦争の真実のひとつとして若い世代に観て欲しい作品でした。戦争を肯定するつもりはありませんが、自分たちの日常はあの方々のお蔭でもある事を忘れてはいけませんね。やっぱり、他国の批判があろうとも靖国に参拝するべきではないかと思います。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田准一は熱演ではあるけれどもミスキャスト。\n 岡田准一は熱演ではあるけれどもミスキャスト。 " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主演、原作、音楽すべて良し。でも・・・。\n 岡田君の演技は良かった。脚本も良く出来てるし主題歌も勿論良かった。でもなんじゃろ!?なんか出来すぎるストーリーのせいか、いかにも作り物感があり入り込めず。個人的には神風特攻隊の悲劇は救いようの無い悲劇でしかないと思う。その辺の思いが邪魔して良い作品だと思うがちょっと・・・。 " + }, + { + "date": "2019-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小説に涙しすぎて、映画では伝わりきっていない。\n 小説に涙しすぎて、映画では伝わりきっていない。 " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大切な人と一緒に観たい映画\n 百田尚樹さんの小説をベースにした作品です。命の大切さについて考えさせられる映画です。平和が当たり前にあることのありがたさを感じますし、大切な人をもっと大切にしようと思いました。サザンの音楽も映画のために書き下ろしただけあって、作品にマッチしていて感動的でした。 " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "唯一\n 合コンのシーンだけ痛々しい。やはりあの主張は原作通り武田会長に言わせないとダメ。 " + }, + { + "date": "2019-04-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きます。そして考えさせられます。\n もともと戦争ものは【こわい】から【見ない】という考えの人間でした。先輩に感動するからという理由で見に行き、すごい涙を流しながら見ました。私はこの作品をみて小説も読みました、読みたくなりました。小説を読むと、調べたくなりました。当時の事や歴史を調べ靖国神社にも行き資料を見ました。自分がここまで戦争を調べたくなるなんて、と不思議に思います。ただ永遠の0のおかげで戦争を知ろう、知らなくちゃいけないという気持ちになりました。たくさんの思いがあり、私達は決して言葉で表せないほどの深い問題だと思います。色んな見方があり、意見もあります。永遠の0はリアルじゃない、とか色んなコメントも見ましたが私はこの映画は素晴らしいと思いました。色んな人の心に響いたからです。戦争は現実であり、忘れてはいけないことだと思います。こわいからと知らないでいるより、知れて良かったと本当に思います。そして心からあの時代を生きた人達のことを考え重んじ、平和な時代を生きていれることに感謝しなければならいと思います。たくさんの犠牲の上にある平和なんだと、知っていなければいけないと思います。それを教えてくれたこの作品に私は感謝しています。戦争ものの映画を他にも見ましたが他のものは【こわい】がやはり強く、この作品が1番心にはいりやすく見やすく、伝えたい事がはっきりしているので良かったと思います。現代視点だからこそ見やすかったのかも、、私はとてもオススメします。 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "どうもしっくりしない\n 真珠湾攻撃から特攻まで太平洋戦争を描(えが)いています。物語は、主人公(宮部久蔵)の2人の孫(姉と弟)が、当時を知る人たちに取材するインタビュー形式で進行して行きます。宮部久蔵のセリフを抜粋しました。宮部久蔵「私一人が死んでも 戦局に大きな変わりはありません     しかし妻と娘の人生は大きく変わってしまいます     だから私にとって『生きて帰る』ということは何よりも大事なことなのです」宮部久蔵「家族はお前が死んでも悲しんでくれないのか」井崎「いんや…」宮部久蔵「それなら死ぬな!     どんな苦しいことがあっても『生き延びる努力をしろ!』」この時代にあって、信念を貫く男がいた!(という架空のお話)視聴後の感想は、「どうもしっくりしない」と言った感想になりました。敵前逃亡のような飛行を繰り返す輩(宮部久蔵)を、戦闘機に搭乗させる軍隊はないかな、と。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何回でも観たくなる映画。 観れば観るほど感情移入してしまう。 自分...\n 何回でも観たくなる映画。観れば観るほど感情移入してしまう。自分が変に語っていいような映画ではないとすら思う。ただ、1人の男の人生を観てこんなに胸もが苦しくなり、愛おしく思った。戦争賛美であるという批判者もいるようだけれど、歳を重ねるごとに見方、感じ方が変わる映画だと思う。実際1回目と3回目とでは感じ方がまた変わったように思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "1番泣けるかも\n 1番泣けるかも " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ただの反戦作品とは違う\n 大東亜戦争初期に、世界を席巻した「零式戦闘機」悲しいかな、末期には神風特別攻撃隊の乗機としても名を遺した。連合国軍は、零戦の高性能とパイロットの圧倒的な実力に驚き、ともえ戦いわゆるドッグファイトを避けたほどだ。この作品では、くわしく歴史研究がなされており、百田さんの研究熱心な部分が垣間見える。特攻隊の映画で多い、軍国主義の正当化、特攻隊の美化、ただただお涙頂戴、そんな陳腐な作品ではなかった。逆に、生きることに最後の最後までこだわった主人公「宮部」が、最後には「特攻」して散華する。その矛盾にも見える「結果」を、「何故、特攻しなければならなかったのか?」疑問を持って答えを追いかける。戦争を知らない世代にも、多く観られて、日本の真の歴史を学ぶ良い機会を与えたと思う。これは、大東亜戦争、特攻を知る入門編として最高の作品であろう。現代人の持つ疑問とその答えが、出演者によって代弁されているからだ。ぜひ、多くの日本人に見てほしい作品である。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "感動\n 特攻隊といわれた人々は、どういう思いで、運命に立ち向かったのか、考えさせられる映画であった。家族を守ろう、日本を守ろうとする思いが かいま見れて、一瞬うるっときた。 たしかに、テロ特攻は違う。。。そのとおりだと思った。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": " 宮部教官(岡田)を慕う井崎(濱田岳)を見ていると、大河ドラマの「...\n  宮部教官(岡田)を慕う井崎(濱田岳)を見ていると、大河ドラマの「軍師官兵衛」を思い出してしまう。 序盤から「生きて家族のもとに帰るんだ」という台詞を何度も聞かされる。もしや死ぬことを美談として伝えることのない反戦ドラマなのか?とも思っていたが、最終的に宮部がなぜ特攻を志願するに至ったかまでは描かれることがなく、祖父大石賢一郎(夏八木勲)が実は宮部に命を助けてもらった隊員だったという感動のオチだけで押しまくる結果となってしまった。おまけとして、路頭に迷っていた宮部の妻(井上)がヤクザの囲い者にされそうになったとき日本刀で斬りつけたという男(田中泯)の存在も気持ち良かった。ただし、彼の任侠人生は本当に生き残ったという価値がある男だったのかは疑問だ(笑)。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "限りなく0に近い話\n 最後に身代わりになるのが尊いのか、感動するのか、腑に落ちない。原作も映画もおかしいところ満載。映画で、やたらタバコ吸う、そんなに物資ある訳無い。戦後、最初から奥さんに目を付けて親切にして、自分のものにして、それで感動した、何て、ゲスの極み!特攻あがりで、命を大切にで、それで、暴力団の親分になるとは、冗談にもならない。もう、感想もでない。さようなら、最後の歌はいいけど。 " + }, + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "戦争により日本はおかしくなってしまっていた。 特攻兵、神風特攻隊、...\n 戦争により日本はおかしくなってしまっていた。特攻兵、神風特攻隊、人間魚雷回天など作ってしまうほどまで陥っていた。そんな戦時中、家族のため生きて帰るという意思を貫き通した特攻兵のお話.........と、まぁそんな感じ!色々考えさせられるし、火垂るの墓のように今後日本のテレビにて放送して受け継がせていくべき話だと私は思う " + }, + { + "date": "2018-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "二度と観れない\n ☝︎最高に褒めてます地上波で1回だけ観た作品ですが、二度と見れない。その理由は…その後に学校へ行こう!にハマってしまったから笑きっと今観たらオカダが出る度に笑ってしまうので、この素晴らしい作品を汚さないために鑑賞を封印しております。特攻隊にフォーカスを当てた映画は初めて観たので、命の重みについて色々と考えさせられました " + }, + { + "date": "2018-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0、の主人公の気持ち考えてた 自己満足で書くで読まんで良いよ...\n 永遠の0、の主人公の気持ち考えてた自己満足で書くで読まんで良いよ☆モヤモヤしてたのは「宮部さん」がどうして他人より強くなれたのか、ってところ。他人と違う考え方が強くあるのに、その考え方になった説明の部分が少ないから納得できてなかったとこがある。もしかしたらマツヨと宮部、には頼れる親戚が居なかったんじゃないかな?それで宮部が帰って来なかったら、マツヨは子供と2人で生きて行くことになる、それはとても辛い生活になる、っていう思いが宮部にはあったんじゃないかな?だから帰って来なければならなかった。マツヨのことをとても理解してたから、宮部が帰って来なかったら独りで育てていく意思を持つだろう、って感じてたんじゃないかな?だから、生まれ変わってでも帰る必要があった。宮部は自分が死ぬことが怖かったんじゃなくて、自分が死ぬことでマツヨとキヨコの生活が絶望的になることが怖かったんだ。でも、大石に出会えて、この人なら自分が死んだ後にマツヨとキヨコを幸せにしてくれる、と確信的に感じたんじゃないかな?だから、死を覚悟しても笑えたんだ、と思った。って思うと泣けるね。一応、最大のモヤモヤはこんな感じで解消した。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "特攻隊員の悲哀\n の描写という点では、もうだいぶ前にフジテレビで放送された特番ドラマ(タイトル忘れましたが薬師丸ひろ子が出演)のほうが上で本当に涙なくして見れなかった。宮部夫妻のような境遇に置かれた人が今も実在するんですよね...けっこう太平洋戦争観変わったのを覚えてる。ただ邦画としてはVFXとか頑張ってたと思うし、俳優目当てとしても多くの人がこういう映画を見るきっかけを提供しただけでも有意義と思う。 " + }, + { + "date": "2018-02-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これはいい\n おもしろかった " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最後が一番いい\n 主演が岡田准一さんなので絶対ハズレなしだと思ってたら本当にそうだった(汗)ありのままの、史実を映画にすることは「壮大ドキュメンタリー」であって、「映画」ではない。恐らくこれにネガティブな印象を持つ人は・・・何というか映画というものに「期待」しすぎてしまうのではないだろうか。歴史漫画で、美男美女が出ると、「この時代にこんな美男が出て来る訳ねーだろ!」と言っちゃう系。なんでそこまで期待するの。史実とは違う世界なのに。置いといて。命の尊さとか信念とかをすごく感じます。そして、今はとても考えられない訳分からない常識(お国のために命を云々)が普通だった空気。そういうのを感じました。けど、あくまで過去は過去なんだよな。今は今で良いところあるよね。日本軍だって悪いところあった。こんな美化された世界ばかりではない。けど、やはり感動するものは感動する。その時代に生きたらどんな空気に触れてたかな?と思いました。映画の中では、役者さんたちが「その世界で生きて」いたように思いました。その証拠に、メイキングの画像だと、劇中の顔と全然顔が変わってる。本当になり切ってたんだなってそう思いました。 " + }, + { + "date": "2018-02-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "残そう\n 誰もが戦争を語れなくなったとき、また戦争が始まってしまう気がする。戦争に英雄はいらない。 " + }, + { + "date": "2018-02-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "私の人生を変えてくれた作品\n 今私は15歳です。小学5年生の頃、父と一緒に永遠の0を映画館へ見に行きました。その頃はまったく戦争のことも知らず、興味もありませんでした。でも、岡田准一さんが好きで、題名も私にとってかなりインパクトがあったので、見に行くことにしました。すると、岡田さんの言葉一つ一つが胸に突き刺さり、涙が止まりませんでした。そしてまた父と3回見に行きました。映画館で見る永遠の0は迫力があり、心を持っていかれました。それ以降、私はもっと戦争について学びたい、知りたいと思うようになり、原爆資料館や知覧博物館、長崎原爆資料館など、たくさん行きました。私にとって永遠の0は心を動かしてくれた素晴らしい作品で、人生を変えてくれたといっても過言ではない本当に大好きな作品です。そして、生きる大切さを感じさせられました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まだ見ていない方はぜひ見てみてください。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "内容が難しかった。\n けど、すごく戦争は悲しいものだっ涙が止まらない。今の時代には想像つかない物語でした。 " + }, + { + "date": "2017-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "山崎監督のVFX趣味に感心\n 「DESTINY鎌倉ものがたり」を見て、山崎監督の代表作とも言える本作が気になりました。山崎監督はつくづくVFXが好きなんだと実感しました。実写ではないのに想像上の世界を現実以上の現実感で作り出してしまうその技量に感心しました。特に本作は、空中戦という複雑で激しい動きを見事に魅せてくれています。ストーリーや内容については原作があることなのでここで論じるつもりはありません。映画の出来栄えの面では、メッセージ性の強い、とても良くできた作品と言えます。正しく見れば、宮部久蔵の家族愛とヒューマニズムには心打たれるし、それを圧殺する戦争、特に特攻作戦の愚かしさ残酷さには心が痛くなります。どういう感想を持つかは全く個人の自由ですが、誤ったメッセージを受け取るのは映画の責任ではありません。 " + }, + { + "date": "2017-12-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "胸に突き刺さる。\n 戦争とはとても恐ろしい。ホラーなどそう言ったものより全然怖い。宮部さんは悲しんでくれる人がいるから。死にたくない。死ねない。それが普通です。ですが当時の人たちは、国のために死ぬならば喜んで死んでいたのでしょう。本当に恐ろしいです。宮部さんが言う一言一言が胸に突き刺さりました。必ず帰ります。たとえ腕や脚が無くなろうとも。しかし帰ってこれませんでした。宮部さんにしか出来ないことがあったから。特攻隊として。決して戦争を繰り返してはいけません。そのためにもこの作品がある。戦争で死んだ人がいる。特攻隊で死んだ人がいる。宮部さんのような人がいる。この作品はこれからを生きる現代人に受け継いでいってほしいです。とても心に突き刺さる、素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "世界中の人達に見て欲しいです。\n 上手く言葉で伝えられてるか不安ですが下手な感想文読んでくれると幸いです…私は今16歳です。「永遠の0」と「ハクソー・リッジ」と言う沖縄戦のアメリカ軍のノンフィクション映画を観ました。この映画を見ようと思ったきっかけは私のお爺ちゃんがたまたま戦争の話をしてきたからです。私のお爺ちゃんが生まれたのは1939年でした。生まれたばかりに戦争が始まったそうです。お爺ちゃんの母は5.6才の時に亡くなり、父一人で育てて来たそうです。しかし食べるものもお金も無く兄弟もいたので自分達で食べ物を作るのに精一杯だったと聞きました。父も年でお爺ちゃんも子供だったので兵士にはなりませんでしだが、国の為に命を捨てる事は当たり前だと父に言われた事があるそうです。本当に怖くなりました。小学校、中学校、高校と歴史を習いますが、実際に話を聞く方がどれだけ悲惨だったかが分かりました。偏見かも知れませんが、今の若い方々や私のような学生は日本の歴史について学んでいる事だけでは不十分だと思いました。この映画の最後ら辺のシーンで「未来の日本はどうなっているのでしょうか」と呟いた時に今の日本は彼らが望んでいた日本なのかなと考えさせられました。私達のような若い歳から日本の為、家族の為、愛する人の為に命を張り、この国を守ってくれたお陰で今があると感じました。宮部さんは臆病者と言われ続けても、家族のために生きて帰る事を願い、戦い続けたことは本当に素晴らしく信念を貫き通したことが凄いと感じました。戦い続けた全ての兵士は勇敢で生きるべき人だったとお爺ちゃんも言っていました。戦後から約70年、戦争を体験した方々も生きている方が少なくなって来ています。今度は自分が未来へ伝えなければなりません。私は平成と言う平和な時代に生まれて来ました。戦争中の本当の苦しさや悲惨さを知りません。ですが、この映画を観るだけでも私はとてつもなく胸を締め付けられました。本当はこんなもんじゃないことは分かっていますが戦争は国民の人生を狂わせることは確かだと思いました。皆んなが詳しく知るべきだと思います。どうしてこの戦争が起きたのか。日本を守ってくれた勇敢な兵士が沢山いたことを。偉そうな口調でごめんなさい。私も全く戦争については知らないし無知です。これからこの小説も読んで図書館で詳しく調べようと思っています。世界の人にも現代の日本人の方々にも是非もう一度この歴史を振り返って欲しいとおもいました。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画がダメな見本のような作品\n VFXは頑張ったと思う。岡田の演技も悪くなかった。他は評価するに値しない。ステレオタイプのセリフにテンポの悪い構成。脚本と演出も、邦画特有の間延びしたリズムのない展開。でも、洋画離れが著しい日本人の観客にはうけるだろう。海外では誰も見向きもしないだろうな。ガラパゴス日本映画だから仕方ないか。号泣するいるのだから。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "現代人が紛れている太平洋戦争\n 話の内容としては、今風な考え方をもし当時の日本兵が持っていたらどうかというような観点で描かれており、新しい。もっとも単なるタラレバな話で、他の多くの戦争映画と比べて特段内容が突出しているとは思わなかった。とはいえこの映画の人気を考えれば、現代人の感性に近い日本兵を登場させたり、ド下手でいいから知名度の高い俳優を並べたり、CGを駆使して美麗な映像で戦闘を描写したりが、若い人たちへの啓発という意味で正解なのかもしれない。(と思った自分は古い人なのかもしれない。)ところで主人公の特攻は、周りを踏み台に生き永らえたことの責任をとったということだろう。(もっとも、こういう考え方自体が現代では理解されづらいだろうが。)そうだとすると、彼の特攻が一般的な特攻や自爆テロと同じといえるだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "生きる大切さ、それは自分のためでなく家族のため\n その戦時中は大声で言える生き方ではないが、つらぬく人生!そんな行き方に人は次第に引かれ・・・映画館に続き一日で二本の映画を・・・それも、岡田君が出演!妻とゆっくり見入った。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "孫世代として、勧めたい最高傑作\n 原作読了済。もう小説読んでる時から胸にくるものがあって、これが映像化されたらどうなるんだろう、と物凄く期待して映画館へ行きました。初っ端の、零戦が敵の射撃を避けながら飛ぶシーンで涙腺崩壊。「零戦が!飛んでる!涙」小説を読みながら思い描いていた映像の何倍も完成度が高く、本当に感動しました。あとはもう、所々で涙涙。三浦春馬くんより若干年下の年代なので、凄く孫世代として感情移入できました。戦争を風化させてはならない、そういう思いを強く感じた作品です。心から人に勧めたい映画。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮部久蔵\n 戦争は怖い。生まれついての軍人などいないのだ。みんな無垢な赤ちゃんで生まれたのに軍人になったら人殺しをさせられる。それが怖い。殺されるのも怖いが、殺すのも怖い。日本は戦争に負けた。アメリカ人に大人も子供も赤ちゃんも何十万人も殺された。それを平気でやるのがアメリカ人だ。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "評判なので、見に行ってみた。 特攻隊で亡くなった自分の祖父について...\n 評判なので、見に行ってみた。特攻隊で亡くなった自分の祖父について調べていくという話。生きて帰るという、その当時では非国民とも言えることを言い続け、でもその思いを空軍の教え子に託す。泣くことはなかったけど、これ見て戦争を美化するという主張はあり得ない。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "視聴:1回目 推薦:若い子向け 感想:この映画観ただけで特攻隊の話...\n 視聴:1回目推薦:若い子向け感想:この映画観ただけで特攻隊の話を理解したり、心情を察したりはできないしもっと多くの話を聞いていかないとは分かった。特攻隊に進んでいく気持ちの切り替えが?だったのでなんでだろうで終わってしまった。臆病者と言われたのが実はのところまでは良かったのに、後半の話の持って生き方があまりハマらなかった。なぜ別の人に託したのか?分からずじまいで誰か解説してほしい。岡田くんはかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大切な人の為なら命も惜しまない、そんなメッセージ性のある映画だと思います。\n 忘れられつつある戦争。それは、現在の日本が平和な証拠かもしれません。ただ、私はこの映画を通して今一度過去を振り返ってみる必要があるのではないかと思いました。「大切な人の為なら命も惜しまない」そんな強くて優しい心を持つ日本人の姿を見ることができる映画です。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "出てくる俳優さんすべて演技がすばらしかった!\n 戦争映画は大っ嫌いなのですが岡田君、濱田君、新井さん、染谷君、、、と好きな人オンパレードすぎてずっと気になっていて、金曜ロードショーでしてくれたので見ました。よかった。。。泣くのはわかってたけど、数少ないけど私が見た戦争映画でいちばんよかった。あの時代、生きたいということがどれほど大変だったか少しだけわかった気がする。でもやっぱお嫁さんの気持ちに感情移入しちゃうから生きて帰って欲しいって心から願ってしまう。そんな時代に生まれたとしても多分。出てくる俳優さんすべて演技がすばらしかった!さすがオンパレード!!!!!!!!!!!特に新井さんがよかったなあ。この戦争映画が見えたのは孫である春馬くんの視点からかかれていて“今”があったから。戦争に始まって戦争に終わるだけの映画はつらくてやっぱりみえない。。。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史を語る人々と物語の司会者\n CG全開の戦争映画。三浦春馬と吹石一恵がおじいちゃんの真実を追っていき、その話を聞くたびに過去のシーンが映像化される。戦時中に生き残ろうとした宮部という男。いろんな人を生かして、戦後語り継がれる男。 " + }, + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "期待と先入観が大き過ぎた\n 公開当時に、先入観なく劇場で観ていれば違う感想を持ったかもしれない。じっくり積み続け、原作もやっと読んで、原作著者のことを色々知り、友人等の激烈なプッシュを受け、満を持して観たのが多分良くなかった。原作に入り込めなかった感覚のまま、それが映画でも再現された感じだった。せっかく映像化するなら、現代シーンは特にもうちょいリアリティある演出にすれば良かったのに、無駄に原作通りという印象。。 " + }, + { + "date": "2017-04-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "最後のシーン意味不明です\n ちょっと最後意味わからないあそこまで部下に死ぬな!死にたくないといってたのに、 " + }, + { + "date": "2017-03-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "わからん\n よくよく考えてみれば全くわからん。なぜ特攻を選んだのか。わからぬ。戦争から逃げたかっただけでは?家族愛?笑わせるな。その愛は戦争の苦しみに勝つことはできず、宮部は死を選んだ。そう考えれば最後のにやりの意味がわかる。人を狂わす戦争を描きたかったのであれば、なんとまどろっこしい! " + }, + { + "date": "2017-02-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とってもいい\n タイトルに感動めちゃくちゃないた " + }, + { + "date": "2017-02-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争は良くない。\n 特攻に行くことに意味を持たせたくて美談にしているのだろうか。残された人間、現代人は美談でないと、考えるきっかけにもならないのだろう。という意味で、興味を持つきっかけにはなる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田准一さんの熱演\n 割と原作通りでよかったです。岡田准一さんがぴったりでした。 " + }, + { + "date": "2016-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 人生経験として見るべき " + }, + { + "date": "2016-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "点数はつけられないかなぁ\n 簡単におもしろいとは言えない内容。戦争はやっちゃダメ。それだけだと思う " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "気になるところが少々\n 見ていて引き込まれた映画ではあります。なぜ宮部が特攻隊を選んだのかが謎のままです。見落としたかなーと思って調べましたが、映画でも原作でも描かれていないようですね。そこまで考察する気が起こらないので、星4かなあというところです。 " + }, + { + "date": "2016-11-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "現代のシーンの「サポート」が下手\n 戦時中のストーリーは普通のエエ話。その過去に触れた三浦春馬が演じる若者が成長する話にしたかったんでしょうが、その辺りの作りが中途半端でした。「若者は戦争に関心が無くなった」みたいなことを強調できればよかったんですが、熱心に戦時中の話しをする三浦春馬を友人たちが冷たくあしらうシーンがありますが、この友人たちもそこそこ知的な持論を言ってきてて(合コン中に)。そこそこ含蓄のある人たちの話になっちゃってて、全く思想を持っていない自分はどの視点で見ればいいやらでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "何がいいのかわからない\n 内容がどうのという前に、面白さがわからない。いまいち失敗作と感じてしまう。 " + }, + { + "date": "2016-10-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "三浦春馬\n 小説よりも分かりやすくてスッキリしていた。とても美しい映画で、温もり、そして人間の儚さを痛いほど感じた。三浦春馬が最後に歩道橋で叫ぶシーンが印象的だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "虫けらの死\n 戦争で死んでいった人は、こんな綺麗な死に方はできなかった。 死に方さえ選べなかった。特攻の直前は「死にたくない」と叫んで心神喪失状態になった。怖くて失禁した。怖くて失神した。 どこに、手を挙げて完全に自発的に特攻に行った人がいたのか教えて欲しい。どこに、故障した戦闘機を部下と取り替ることで身代わりとなって特攻に行った人がいたのか教えて欲しい。「これはフィクションだから」という言い訳は、テーマの性質上許すことはできない。 映画の影響力をなめないで欲しい。プロパガンダ映画が国民を洗脳した時代もあったほどだ。 この映画を見て「戦争とは立派な死に方を可能にするものなんだ」と考えた人は多数いると思う。違う。戦争で死んでいった人は虫けらのように死んでいったのだ。なんの意味もなく死んでいった。特攻の人なんて特にそうだ。特攻したからって戦局が変わるわけでもなく、ただ相手に突っ込んで死んだ。戦争で立派に死ねる人なんていない。死で自分を表現することさえ許されない。それが戦争だ。戦争で生み出された死に意味を見出すとすれば「戦争とは意味のない死を生み出すものだ」ということを私たちが、その死から学ぶことしかないと思う。映画が戦争を生み出しうるということを学べたことが、この映画の唯一の収穫だ。この映画を記憶から消したいと言った井筒監督の気持ちがよくわかる。そして、この映画がアカデミー賞を獲っているということが怖い。あまりにも無知で軽薄な観客も罪だと思った。色んな人たちの、レビューを見てもう一言付け加えます。「バーカ」 " + }, + { + "date": "2016-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "●先人たちに深く感謝。\n 原作でも泣けたけど、映像だともう観てらんない。涙でクシャクシャだ。この季節は常に思う。世が世なら、オレは特攻で死んでただろうなと。そして、いまのオレは先人たちに恥ずかしくない日本人だろうかと。特攻の周辺にいた人たちも多くが鬼籍に入っている。橋爪功のセリフもあながちオーバーではない。戦争で亡くなった人、生かされた人、待ち続けた人。それぞれが、それぞれの物語を抱えている。この作品では、それらを丁寧に紡いでいる。ラストが、ちょっと蛇足気味だったのが残念だけど。 " + }, + { + "date": "2016-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "うーん\n 人にはそれぞれ考え方があるから、特に何も言わないでおきましょう(^^;;星は4つ、とだけ。 " + }, + { + "date": "2016-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "3.9\n 久しぶりにうるっときた。熱い思いが伝わってくる映画はとても好きです。前から観たかったけど、小説を読んでからにしようと思いやっと観られることができた。最近は本1冊につき、映画20本といったかんじなので、もっと本を読みたい。小説と比べるとかなりデフォルメされてた。映画も十分満足できたけど、小説の方が個人的に好きかも。小説で描かれていた、海軍やゼロ戦の戦い方などの細い話が、すごくおもしろかった。ぼくも宮部さんのような信念のある強い男になりたい。心の底からかっこいいと思った。前読んでたミステリー小説『白衣の女』も新しく映画化してほしい。 " + }, + { + "date": "2016-05-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "若い人にみてもらいたい映画\n いやー、すばらしかった。感動した。岡田と濱田岳のシーンはすごかった。つらかった。10代、20代の人達にぜひみてもらいたい映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-05-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いちゃいました\n 戦争の中でひたすら、家族を守ろうとする姿に、涙しました。 " + }, + { + "date": "2016-05-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり、良かった・・・\n あの状況の中で、主役の生き方を貫き通そうとする姿に芯の強さを感じ、感銘しました。そして、孫達の祖父の生き様を理解して行くうちに気持ちの変化が、真反対に変わって行くのが同じ様に視聴者側にも伝わりました。 " + }, + { + "date": "2016-04-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "話はすき\n 徐々に収束していくストーリーは好き。登場人物たちも人間味があり良い。ただ日本映画特有の安っぽいCGがどうしても気になる。この映画でそこは求められていないとは思いますが、見ていて冷める。映像から戦争、戦闘機の恐怖が感じられないのが残念。 " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "涙。・゜・(ノД`)・゜・。\n 孫の健太郎が姉と一緒に祖父の真実を探るストーリー。祖母が亡くなり、母から祖母と祖父は再婚であり、母の本当の父は戦死した事を知った健太郎。本当の祖父とは誰なのか調べるうちに若き日の祖父の姿を知る事になる。零戦のパイロットで教官でもあった祖父の宮部は戦友から臆病者と言われていた。しかし、真意は家族を守る為に生きて戻りたい!それだけだったのだが戦時中ご法度な思想でありお国の為に命を捧げる特攻で教え子が次々と命を落す様を見るうちに精神も病んでいく。祖父について聞き歩くうちに戦争・特攻についての体験談を聞き学生の健太郎は今の自分達と戦争当時の祖父とを重ね戦争について考え始める。戦争を知らない世代がテロリストと特攻を同じだと言うが健太郎は違うと反論する。戦争体験者が高齢になり、こうした体験談を直に聞く事も無くなるが映画、ドキュメンタリーで繰り返し次世代に伝えていって欲しい。この時代には誰もがこうしたつらい体験をしている、自分達だけが特別では無いと祖父は言う。命の恩人である宮部に一生を捧げる祖父母の心の強さも日本人ならではの美徳でしょうか? " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "?\n どこが泣けるの…意味不明な点だらけでした…。原作読んだら納得できたが、映画ははしょられている為かイマイチ。 " + }, + { + "date": "2016-02-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "後世に語られるべき、儚くも美しい作品。\n 実際、この作品を21回映画館て観ました。何回も観ていくにつれ、\"ここをこう表せばもっとすてきだな\"とか思いつつも、一人一人の心情や悲しみ、戦争に対する思い、国民一人一人の戦争に対する思いを考え、読み取りながら観ることがてぎた。物語はとても良く、感動できました。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "若い世代こそが見るべき映画\n 戦時中(岡田パート)と現在(三浦パート)を交互に物語は進んでいくのですが、最初は三浦春馬同様に宮部(岡田)に魅力を感じることができず何となく物語に入っていけずふわふわした感じになっていました。ただ三浦春馬同様に宮部の魅力に気づいてからは、物語に引き込まれてあっという間にラストを迎えて非常に感動的でした。戦争の無意味・無常さを改めて痛感する作品だと思うので、若い世代こそが見るべき映画だと思います。岡田准一めちゃくちゃ格好良いのでファンは必見だと思います! " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "「永遠の0」を観て・・\n 百田尚樹の作家デビューの小説が原作の映画。大河ドラマで大当りしたV6の岡田准一が主演。自分が様々な小説や戦争映画に再びハマり出したきっかけとなった作品。主人公の宮部久蔵が太平洋戦争末期にゼロ戦で特攻した事実を孫の二人が尋ねて歩くストーリー。自然に様々な場面で涙した。空母「赤城」のリアルさやCG技術の高さに驚いた。愛する妻と子供を残して特攻に散った主人公や当時の若者のおかげで、現代の我々が存在することを忘れてはいけない・・ " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見たことない人には絶対みてほしい…\n 何度見ても、いろいろ考えさせられる映画。すごく心が痛い。悲しくて辛いけど、本当にこんな時代があって、複雑だけど、たくさんの人が犠牲になって日本を守ってくれたからこそ今の自分がいることを受け入れなきゃと思った。自分を見直す、きっかけになる、知りたくないけど本当にあった現実をちゃんと見つめなおす、そんな映画だと思う。ぜひ自分の未来の子供にもみせたい映画。主演の岡田さん、山崎監督、映画を創り出した人たちが素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2015-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "mozuの後に見たから、めっちゃ話の流れわかりやすーって思った。笑...\n mozuの後に見たから、めっちゃ話の流れわかりやすーって思った。笑映画全体にっていうか、映画の中の、特攻隊達の心のやり取り、その関係性や、ストーリに感動した。 " + }, + { + "date": "2015-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "原作を読む前に\n 永遠の0単行本で発売されてから随分経ちます。又、漫画化されて、コミック本全5巻で販売されています。私は両方共読んで、しかも観客が少なくなる迄待ってから映画館に行きました。流石に観客は少ないだろうと思ってましたが、結構入ってましたね。恐らく泣いてしまうだろうと思い、ここ迄鑑賞時期をずらして来たのですが、無駄なあがきだった様です。さて映画の内容ですが、私が見た所、原作やコミック本との違いを探すのが主になってしまい、純粋に映画を楽しむ事が出来なかったのが本音です。原作を読んで涙ぐんだシーンが割愛されていたり、原作とは違うシナリオだったりすると「オイオイ」と思ってしまいました。多分この映画は原作を読む前に見て、純粋な涙を流してから原作を読んだ方が良いのかも知れません。やはり原作の世界観を、映画の決められた時間内で表すのには無理が有ったのでしょう。ネタバレになるかも知れませんが、原作に有った、特攻隊員自らがモールス信号で特攻状態を知らせるシーンが、全てバッサリと切られていたのは残念でした。この原作内で、一番残酷なエピソードだと感じていただけに、本当に残念に思いました。高山と言う新聞記者が登場しなかったのは、某新聞社に対する配慮だったのでしょう。又、原作のプロローグは表現されていましたが、エピローグは割愛されています。少々残酷だったのかも知れませんね。とは言っても、やはり涙ぐむシーンが多く有りましたので、ハンカチは持って行くべきですね。と、言うことですので、原作を読む前に見ることをお勧めします。 " + }, + { + "date": "2015-10-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "岡田君がカッコよすぎ!\n 戦争映画は悲しすぎるからあまり観ない。けど、ベストセラーだから鑑賞してみた。案の定、号泣。岡田君カッコ良すぎ!ヤッパリどうしても納得いかない、特攻隊。本当に言葉が無い。尊い命のお陰で今が在る事忘れてはいけないね。 " + }, + { + "date": "2015-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "私は戦争映画が苦手でした。 この作品を見て、自分達が最高の環境で過...\n 私は戦争映画が苦手でした。この作品を見て、自分達が最高の環境で過ごせてることがわかりました。家族1人1人の強い絆。必ず帰ってくる約束。宮部の一つ一つの言葉が胸に入ってきて涙が止まりませんでした。山崎監督は本当にすごいです。 " + }, + { + "date": "2015-09-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "零戦凄いなぁ。\n 確かに良かったけど、少し戦争を美化し過ぎかな。賛否両論分かれると思う。ただ、戦闘機同士の戦いや感動するシーンはまあまぁ。もう一度観たいとはあまり思わない。それよりも映画が始まる前の予告で初めてアナ雪の曲を聴いて「いい曲だなぁ」と思った。 " + }, + { + "date": "2015-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "岡田准一かっこいい 最後の春馬君の横を零戦が通りすぎるシーンは要ら...\n 岡田准一かっこいい最後の春馬君の横を零戦が通りすぎるシーンは要らなかったかな " + }, + { + "date": "2015-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人のために死を選ぶ\n 国のために死を選ぶことが当たり前の時代、家族のために生きることを選ぶ主人公。しかし最後には死を選んでしまいます。しかしそれは人のための死。あの時代に家族を守ろうと生きる主人公に感動します。日本にこのような過去があったことを忘れてはいけません。2度とそのような時代が来ないことを願いたいです。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見た後、涙止まらなくなる。 色々考えさせられる映画だね本当に。 戦...\n 見た後、涙止まらなくなる。色々考えさせられる映画だね本当に。戦争物苦手だけどこれは見れた。 " + }, + { + "date": "2015-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作も読みましたが、あの長編作を限られた時間の中でほぼ忠実に再現さ...\n 原作も読みましたが、あの長編作を限られた時間の中でほぼ忠実に再現されていた事に感動しました。70年前、日本で実際に起っていたという事、今の現代からは想像もつかない。あの時代、一人一人にこの様な物語があったという言葉に胸が熱くなりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "綺麗すぎる\n 戦争映画は涙なしでは見られないタイプの私ですが、これは泣けなかった。なんか綺麗すぎる感じがした。綺麗なところだけ選んで見せていたような。そして最後の岡田と春馬のコラボのシーンは完全にいらないw教材にしたいんですか?っていう。。CGに拘る監督だそうで。確かに戦闘機に乗っているときの臨場感はすごかった。その代わり爆撃はちょっと…。見た結果、原作が読みたくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "特攻隊\n 久々の戦争ものの映画。今まで陸上戦しか見ていなかったので新鮮でした。特攻隊の人がなぜ志願したのか…教える立場の人の気持ち…そして操縦の上手さ…最後のラストシーンは迫力ありすぎやばいです!これはお金を出してみる価値あり! " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "映画はがっかり。。\n 原作が良かったし、映画の評判も良かったので地上波初、をみましたが・・。どうしても映画は説明不足になりますよねぇ。宮部さんが変わってしまった理由も映画ではよくわからなかったのでは。原作を読んでしばらくして映画を見たので細かいところを忘れてしまっていた私でさえ、唐突なシーンがあってわかりづらかったのですが、初めて映画のみ見た人はあれで理解できたのかしら?原作が戦争賛美と言われてますが、どこが??って思うのです。あれだけあの戦争は間違ってた、って登場人物たちに言わせてるのに。ほかの人が言ってましたが、景浦介山が佐伯 健太郎を抱きしめるシーン、現在に宮部が飛行機に乗って飛ぶシーンは不要でした。また、ラスト、宮部がにやり?と笑ってるのも私としては不適切と思いました。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ぜひ後世に伝えて欲しい\n 今まで見た戦争映画で一番良かった。戦争映画は不謹慎だけど、重くて途中で見るのが辛くなるので敬遠してました。が、百田さんが気になってるのでこれは見てみた。謎解き要素で一気に物語に引き込まれていきました。戦闘シーンも、まるで戦闘機に乗ってるような臨場感。そして最後に明かされる秘密にびっくり。終わり方も秀逸でした。いろんな要素のある映画でした。「私達が特別なのではない。あの時代、1人1人にこんな物語があった」という言葉には、戦争が日本国民全体にもたらした大きな傷跡を思わされました。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争によって\n 現代に生きる私も今日本に生きて戦争への思いというのはただテレビや映画で知って酷い・悲惨・悲しみなど感じてはいますがただそー思うだけでした平和ボケしてるなと改めて感じて特攻隊の話は聞いた事はありましたがこの映画をみて本当に有り得ないと言うか生きて帰る事が批判される日本‥お国の為に命を捧げるこの映画をみて改めて世に伝えて続けていかないといけないと思いました " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "マジですか?永遠の0点を授けます\n 思想うんぬん以前に、純粋に映画として、面白くない。ひどい。特に、田中泯のシーンのたたみかけるあのカット割りは冗談かと思った。マジ?たぶん、マジなんだろうな…あ、0点って付けられないんだ… " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争・家族・運命・平和ボケした現代への警鐘\n 戦争で死んでいった人達が自分達の先祖だという当たり前のことに気づかされ、国のこと、家族のことを守る思いに心打たれる映画であった。岡田准一がいい芝居をしていた。個人的には全編現代と過去の回想シーンの行き来とするよりは、過去の話だけにしてほしいなと思った。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣の演技が素晴らしい。\n 原作未読です。俳優陣が、とにかく素晴らしかったです。どんどん、惹きつけられていきました。ただ、哀しいかな。戦闘シーンが…。ショボすぎる。邦画の予算だと仕方がないのでしょうか?本当に、ここだけが残念です。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0\n 劇場でも地上波でも見た。この映画は賛否両論のようだけれど、原作者の百田さんは恐らく、「戦争の記憶が薄れつつあるから少しでも当時を理解して欲しい」のではないかと思った。ただ、私的には私含め当時を知らない人に戦争を伝えるならば、家族愛だけでなく当時の人の苦しみ等をより細かく再現すれば良かったのではないかと、映画をみて感じた。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "享年26歳の重み。27にもなって俺は弱すぎる\n 映画評価:65点終戦70年目という事で改めて観ました。日本の勝利より自身の命(家族の幸せ)を優先しようとした一人の勇者にスポットを当てた作品当時の日本では自由思想は許されず、大日本帝国のために命を捧げることが正義だとされていた。そんな時代に自身の命を優先させる人間が生きていくには、あまりにも厳しいものがあったろう。周りと違う思想と行動は生きている間に敵を作る、そして蔑まれ、バカにされ、卑下される。だが死後勇者となるのだ。彼のおかげで何人かの命が救われ、その救われた人が新しい命を繋いでいく。この命の行方を通して孫達も変わっていった気がした。弁護士なんて儲けてなんぼといっていた春馬も最後の方では変わっていたと思う。この作品を通して、私自身も大切なものを実感できた気がする。【2015.8.7鑑賞】 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これが日本ってこと\n 泣けます!戦争の時代…日本人には命を投げ打ってでも守るべきものがあった…男たちは国の外からそれを守り、女たちは国の中からそれを守った…決して屈しない大和魂を宿した日本人の話…もう実話っていっても過言じゃないよ!自分たちもこの世代の人々に顔向けできるよう、その意志を受け継ぎ守っていかなくては…と思える作品です。ただ、なんで主題歌をよりによって天皇陛下を批判したあの人に歌わせるのさ…それだけ残念の星4!内容だけなら星5!日本人なら、観るんだ! " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最後まで一気に見た\n あっという間に引き込まれ、一気に見てしまった。随所に伏線がしかれ、最後まで見る者を飽きさせない。ただ、「なぜ特攻を志願したのか」というこの映画の最大のテーマの答えが明確ではなく、見終わった後もなんだかすっきりしない感じが残った。岡田准一の迫真の演技がすごくよかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "国家と家族への責任\n 最後に戦士として死ねる喜び。エンディング曲で興ざめでも80点。 " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原爆投下のこの日に\n 小学校の先生から聞いたことを思い出しました。原爆投下のこの日に子供たちに語り繋いでいく大切さを感じました。亡くなった祖父母から聞いた戦争中の話を子供に伝えてあげようと思います。 " + }, + { + "date": "2015-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今の若い人にみてほしい!\n 私自身も戦争を知らない世代ですが、こういう映画をつくってくれると、戦争の残酷さがよくわかります。もう同じあやまちを繰り返さないためにも、沢山の人に知って欲しい物語てす! " + }, + { + "date": "2015-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "特攻隊員を同じ人間とかさて見れる\n 小説も素晴らしかったが、映画も良かった。死にたくなかった男が死んだ。という伏線と物語の展開が抜群だと思う。監督の人の良さか、僕が年を取ったからか、戦争映画にしては軽くも感じたけど、特攻隊員を身近に感じ、戦争の悲惨さがより分かる映画だった。特攻隊員はその時の教育や環境の上に、もはや人間離れした理解しがたい心理状態だったと思っていたけど、同じ人間なんだと思えた事でより当時の状況の恐ろしさが理解出来た。しかしフィクションであって、教官の前で偉そうの態度をとったり、大声で死にたくないなどと言うのは作りものっぽくもあり、当時本当にこんな人がいたのか疑いが濃くはなった。こうだった。というのではなく、こうあって欲しい!と強く願いたくなる映画でした。宮部とヤクザの親分との絆はグッとくる。 " + }, + { + "date": "2015-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鹿児島県民として\n 鹿児島に引っ越してきたからには観なければと考え鑑賞。タイムリーで特攻平和記念館行ってたため、いろいろ考えた。 " + }, + { + "date": "2015-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "いや、テロ攻撃でしょ\n 特攻はテロ攻撃じゃない!と主人公はいうが、テロ攻撃そのものだ。個を殺して、組織に殉する、それは他の自爆テロと変わりない。テロ攻撃を美化してはいけない。国を守るために散った方々の命は尊いのは変わりない。憎むべきはそこまで追い込んだ軍部だ。組織だ。全体主義に走りやすい日本人だ。 " + }, + { + "date": "2015-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": ">_<\n ラストシーンがとても印象に残ってます " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本人ならば見とくべきだと思った 最後のなんとも言えない顔。 そこ...\n 日本人ならば見とくべきだと思った最後のなんとも言えない顔。そこを何を考えてるのか考えながら見て終わるのが面白いところだと思いました! " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "涙涙涙、で原作読みたくなった。\n 涙涙涙、で原作読みたくなった。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙涙…\n 戦争を知らない私が戦争映画を見るとつい感情移入し大号泣してしまいます。そんな時代に生まれてなくて良かったと平和な世の中に感謝します。このまま平和が続きますように… " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大切なこと\n 本では読んでいたけど 観ていなくて やっとこさ観た作品宮部さんの強さ 優しさ 愛情が 本当に心に染み渡るだんだんと忘れゆく あの時代の真実誤解して とらわれていっているかもしれない 本当のこと実際に経験した方々が 少なくなってきている今 こうやってきちんと見直す機会をもらえて こうやって 大切なものを再確認させてもらえて よかったなにげないことただ 大切な人が隣にいてくれることただ 一緒に笑えることがどれほど大切かをしっかりと考えさせられました " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何事も無かったように生きる優しさ\n 人はしてもらった事しかできない。体を張って自分が犠牲になり、周囲をかばう。周囲に誰よりも優しくできる。その裏で自分はぼろぼろになりながら、悔いなどきっとない。最近は自分のためにやるべき、なんて言葉を言い続けられたが、自分のためにやろうとしても、ダメだなぁ。きっとお世話になった人への感謝とか、足りなすぎて、本当にダメなんだ。大切な当たり前を守るため、それこそ幸せなんだ、きっと。いや、絶対だ。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "宮部さんに会えました。\n 山崎監督の作品だけにSFXが駆使され、それは1年がかりだったとか。私が本を読んだときには、既にクランクアップされていました。なので、私ははじめから岡田准一さんを宮部さんに想定して本を読み進めました。宮部さんは高身長なため、配役にはいろいろな意見も読者から上がりました。小栗旬さんが多かったのかな?でも、個性的な小栗旬さんの顔は昭和の顔ではないと思います。失礼ながら岡田准一さんは、身長的には差がありますが、格闘技や武道をされているせいか筋肉質で、たたずまいがきれいです。個性というよりは正統に整った顔立ちは昭和の顔だと思いました。特に岡田さんのファンではありませんでしたが、この配役には納得しました。同じく原作ファンの母親は、テレビでこの映画のCMが流れた瞬間『宮部さん!!!』と叫んだくらいです。母親は映画のCMと知らずに画面を見たそうです。原作ファンにとっては、気になるのは配役とストーリー変更です。ストーリーに関しては600ページのものを2時間でまとめるには無理があるのは承知していました。ただ完璧ではないにしろ『芯』の部分がぶれていなかったのは嬉しかったです。小説を読みもせず批判している人たちもいましたが、それに反論する人達も決して口にしなかったこと…この作品は『何故宮部さんは特攻に出撃したのか』という、ある意味サスペンスですから話しちゃいけないことがあります。目にする度に『みんな愛があるなぁ』と感心していました(苦笑私は映画館に宮部さんに会いたくて行きました。そして、宮部さんに会えたと思っています。(映画館には8回行きました)いえ、それ以上でした。私は岡田さんの宮部さんを想像しながら読み進めましたが、映画を観て本当に驚きました。私の想像していた宮部さんの表情を超えていたんです。それも遙かに。最後のあの表情こそ、『何故宮部さんは特攻にいったのか』の答えであると思いました。私の答えはあの表情にありました。 " + }, + { + "date": "2015-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作から\n 泣けて、映画ではどう表現されてるか興味深く鑑賞。物足りなさはあれど良く出来てたと思えた。当然、落涙(笑)唯、ラストがなぁ‥ " + }, + { + "date": "2015-06-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の回想シーンいらないな。CGシーンの使い回しも多すぎ、邦画の予...\n 最後の回想シーンいらないな。CGシーンの使い回しも多すぎ、邦画の予算では仕方ないのか。※原作読了済み。 " + }, + { + "date": "2015-05-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "違和感無しには観られない\n 青年が本当の祖父の存在を知り、零戦のパイロットである祖父について調べて回る。臆病者、卑怯者と罵られた祖父の死に隠されていた愛の話。主役の三浦春馬が祖父岡田准一について知るにつれて涙を浮かべる。この時点で違和感。顔も見たこともない祖父にそこまで感情移入できるのか?そして終盤の演出とカメラワーク。違和感。音楽は結構良かったけどこのシーンでそれ使うか?って感じ。じわりとくるシーンなのに緊迫感のある音楽を使っている。CGのちゃっちさは仕方ないとして、観てる間ずっと違和感を感じた作品でした。監督が違ったらもっといい作品になってたと思う。ただ役者は実力派を揃えていてとても良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-05-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初は妻子のために生きて帰ることを文字通り命題としていた宮部さん。...\n 最初は妻子のために生きて帰ることを文字通り命題としていた宮部さん。でも特攻隊で死んでいく若者を見てその命題が揺らぐ。彼ら一人一人にも人生や家族があって悲しむ人がいる。もちろん宮部自身も若者を犠牲にして生きていくような身分が耐えられない。ここで宮部の中で若者たちの命と、その若者たちの命を犠牲にしてまで残す自分の命、それが家族に与える影響とで天秤にかけられている気がする。宮部が戦地から生きて帰ることより若者を生きて帰すことの方が重要なのではないかと。だから特攻する日の搭乗で「やっと家族の元へ行けるような様子」だったのではないかと。若者たちの命が自分の妻子より大切、家族以上の物だと思ったのでは。しかしそれだけだと妻子を蔑ろにしたともとれる。これを腑に落としてくれるものがある。それは宮部が戦地から生きて帰した若者たちが、当初宮部が救いたかった妻子に必要な存在になるということ。代表は大石さん=今までのおじいちゃん。妻に言った「死んでも帰ってくる」という言葉を嘘にならない。妻をヤクザから救ってくれたというのは刀の件から新井浩文が演じた人だろうと。最後に気になるのはなんでこんな小説を描いてるのに百田尚樹は超右翼なのか… " + }, + { + "date": "2015-05-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙なしでは...\n とても良かったです。涙なしでは見られ無い作品です。 " + }, + { + "date": "2015-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ささります。\n 3回も見に行きました。 " + }, + { + "date": "2015-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "20140124 初回映画館にて。\n 同名原作小説あり。主演が岡田准一さんということもあり(笑)珍しく自分から映画館へ足を運ぶ。謎解き要素もあり、涙ありの特攻隊の戦争物。井上真央さんの演技もステキ。人の心理状態って、きっとああなっていくんだろうなあ〜とある意味納得。全体的には意外と面白かった。が、最後の演出だけはどうも納得いかん…。三浦春馬さんが橋の上のシーン。漫画的な感覚を実写化した感が拭えず、その必要はあったのかな?と微妙な気持ちに。 " + }, + { + "date": "2015-04-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "いやー。 分からないです。感動するものなんでしょうが、惹きつけられ...\n いやー。分からないです。感動するものなんでしょうが、惹きつけられなかった。どうしてだろう。別に内容が悪かったとかじゃないと思うんですよ。役者はむしろ良かったですし、、、んー。普通に長いと感じました。特攻で亡くなった祖父の存在を知り、何故特攻に志願したのか、受け入れたのか、と話を聞きながら過去を見つめて、自分も見つめてとしっかりとしたシナリオだったんですけどね〜。なんかしっくりこなかったです。最後の現代から過去へ、そして久蔵と関わった人々と久蔵のフラッシュバック、、そして久蔵のアップここは痺れました。食い入って見ました。普通にもう一度見ようと思わされる。最後で全部なんかよかった気さえする。そんな感じで見終わりました。 " + }, + { + "date": "2015-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "嗚咽してしまった。\n 原作で泣き、映画館では嗚咽までしてしまった。私の現在のところ邦画史上、最高の1本。 " + }, + { + "date": "2015-04-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "面白くなかったです\n あまりにも良くないと思ってしまったので、敢えて良かった部分だけ記録しておきます。岡田准一の演技と零戦・戦艦のCGだけが良かったと思います。ほか、ストーリーも含め、嫌いです。 " + }, + { + "date": "2015-04-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した。号泣。 作品について賛否両論あるけど、 私は素直に泣けた...\n 感動した。号泣。作品について賛否両論あるけど、私は素直に泣けた。あの時代に 生きて帰る という言葉の意味とそれを言う意思と決意。生き延びる努力 をする意味。宮部久蔵の一言一言が重くて当たり前の事だけど 生きている事への感謝とか 命の尊さ を直球で教えてくれた作品。上手く言葉に出来ないけどこの作品を見て私の中で色んなものの価値観が変わったし なにかを動かされた。見てすぐ自分が作りたかった作品のイメージが湧いてきたし見てからは直ぐに色々なアイデアが出てきた。この作品を見てから変わったと思う。どんな事柄にしろ見てる人の何かを動かす力がある作品は素晴らしい思う。感動した。だけで終わらない映画だった。 " + }, + { + "date": "2015-04-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮部久蔵のすばらしさ\n 一応小説を読んでおいてのこの点数!宮部久蔵の描写は完璧!しかしその孫を演じる三浦春馬が…三浦春馬のシーンだけを見るとつながりを感じない!小説のような成長が見えない!あと最後のCGは何だったのか? " + }, + { + "date": "2015-03-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "いい点もあるが、ふつうに下手な映画\n 別に特攻賛美映画だとは思わないが、だからといっていい映画ということもない、凡庸な映画。あいも変わらず山崎貴監督、「あんたCGに専念すればいいのに」と思わざるを得ない作品でした。この人、なんでこんなに名匠扱いされてんですかねえ。若手の役者さんたちの芝居は、ほんとひどかったです。登場人物の言葉遣いに軍人らしさがないせいもあって、濱田岳君以外は誰も軍人には見えませんでした。名前忘れたけど、脇で出てたジャニーズの子とか、軍服でコスプレしたヤンキー小僧にしかみえないもんね。それはたぶん、監督がマトモな演出をしてないせいですよ。濱田君だけ芝居つけたってこともないでしょうからね。山崎映画はこれまでもそうでしたし、役者さんのせいじゃないような気がします。まあ、それだけだとただの悪口になってしまうので、具体的にダメなところを指摘しておきます。まず演出ね。たとえばミッドウェー海戦のシーン、あるいはガダルカナル空襲前のシーン、いずれも岡田君演ずる主人公宮部が(誰に言うともなく)突然大声でわめきだすシーンがあります。「無理だ!こんな距離では戦えない!」とかね。みっともないからそういうのはやめさせなさい。頭のおかしい人に見えますから。岡田君がいくら男前でも、物には限界があります。作戦に不備があると思ったら、上官に直接意見具申する(そして殴られる)という風にすれば、もっとこの主人公はマトモな、そして信念のある人物に見えたはずです。でも、間の抜けた芝居のせいでシーンの緊迫感が台無し。このシーンに限らず、作品を通じて主人公宮部にはイマイチ感情移入しづらいです。ひとつには登場人物の動機が混乱しているから。この主人公は当初、家族を守るために絶対生きて帰るのだという信念を持っており、そのため戦友からは臆病者だと罵られます。いちおうそこまではスジが通っていますね。しかし、田中泯の回想パート(青年時代を新井浩文が演じているパート)で、憔悴した宮部は泣きながら「彼らは死ぬべきでなかった、死ぬべきは自分だった」といって取り乱します。その心変わりがイマイチ納得いかないのよ。はじめは家族のために戦友を見殺しにしてもいいと思っていたが、実際に死ぬのを目の当たりにしてほだされたってこと?じゃあ家族のために生き残るっていう信念はどうなったの?この場面では残念なことに、前述の言葉遣い問題も悪く影響しています。作品を通じて一人称を「私」、同僚や部下たちを「彼ら」と呼ぶ宮部は非常によそよそしい人物に見えるからです。「彼ら」って、日本人はふつう会話では使わないでしょう?まあ、ナレーションとか小説の地の文ならあり得ますが、会話で三人称複数を「彼ら」っていうような人物はまれですよ。なぜかというと、「彼ら」という言葉には距離感があるからです。ふつうは主人公がこんな言葉遣いはしないんですよ。こういう言葉遣いをするキャラクターといえば、たとえばイヤミなスカした野郎、他人を上から目線で見ているエリート的黒幕、みたいなのがよくあるところです。こういうところがね、山崎って監督は無頓着というか、分かってないんだわ。CGだけやってればいい、と思うゆえんですよ。読んでないんで原作はどうだか知りませんが、映画にするときに直したらいい。それに加えてこの宮部という人物、やたらに「死ぬべきでない」とか「死ぬべきだった」とかいうんですけど、これもしゃらくさいじゃないですか。  他人の生き死にを勝手に決め付けてんじゃねえよ、この小僧!くらいのイライラ感が募ります。まあ、人物を魅力的に描けていれば話は別なんですが、ここまで指摘してきたように、どうもイマイチなんですよね。行動は間抜け、言葉遣いはよそよそしい、しかも言ってることのスジが通らない。更に言えば台詞をぼそぼそしゃべってて聞き取りづらいとか、悪い要素がいっぱい重なって、どうも主人公に対して感情移入しづらいわけです。もっと言うと、この場面の岡田君は薬物中毒にしか見えません!突然人柄が変わったっていうし、ヒロポン中毒かと思った客は多いんじゃないでしょうか。作中には明言されてなかったけど、ビジュアル的にはそうであってもまったくおかしくありませんでした。だから、岡田君が突然わめき出すと「とうとう壊れちゃった」にしか見えないんですよ。新井浩文もすっごい冷たい目でにらんでるし、画面が寒々しいの。製作サイドは感動的なシーンのつもりだったのかもしれませんが、この場面はぜんぜんそういう風に機能していません。要するに、ヘタなんだと思うんですよ。役者に対しては判断を保留しますが、監督がヘタなのは議論の余地なし。ほかの作品だって大体こんな感じですもん。***あと、これは原作に由来する問題じゃないかと思いますが、終盤で染谷君と井上真央ちゃんがデキちゃうくだりもイマイチですね。展開にメリハリがない。まあ話の流れ自体はよくあるものですから、どうとはいいませんよ。お約束なんで。ただ、一線を越える瞬間というかな、真央ちゃんが染谷君に心を開く、そのきっかけとか事件が何もないから、ただ状況に流されたようにしか見えないわけです。惰性でくっついちゃった、っていう。そうじゃなくてさ、たとえば娘が高熱を出して、それを救うために豪雨の中を染谷が医者を呼びにいくとか、貴重な薬を入手するためにヤミ市で命を張るとか、そういうイベントが必要だったんじゃないですか?そうすると真央ちゃんが心を開くっていう展開に説得力が出るし、銃後で待ってる家族を守るっていう作品自体のテーマともリンクするでしょう。「おっ、染谷ってああ見えて実はオトコじゃん!」が必要だったはずなんですよ。そうでなきゃ夏八木勲とギャップがありすぎるもん。戦国自衛隊だよ?***そういう風にいろいろとヘタな映画ではあるんですが、印象としてはそんなに駄作って感じもしないんですね。それはなぜかというと、ナレーションがすばらしいからです。この作品は約二時間半ありますが、その八割近くが四つの回想シーンで構成されています。・導入・橋爪功の回想・山本學の回想・合コン・田中泯の回想・夏八木勲の回想・結末大雑把に言えばこんな感じですね。で、この四つの回想パートにはそれぞれ橋爪功なら橋爪功の、山本學なら山本學のナレーションがはいるんですが、このナレーションが皆さんすばらしいんですよ。少しキツい言い方になりますが、映像や演技がたいした事なくても、ナレーションが超絶的に素晴らしいで、ちゃんとした映画に見えるんですね。まあ、細かいことを言うと、そのナレーションでも言葉遣いとかちょいちょいおかしいんですけど、そんなの吹き飛ばすくらい見事なんで。いつも思いますが、新劇出身の役者さんはナレーションとか声の芝居も素晴らしい。あと、上の四人では田中さんだけ舞踏畑ですが、逆にその異質さというか、きっと本人がそうであろうに違いない「理屈っぽくて面倒くさくて怖いおじいさん」の感じがいいんですね。話の展開と役柄にマッチしてて、これも見事なキャスティングです。つまり、この作品は「ナレーションでもってる」ということです。それ以上の上積みがないのは残念ですが、なんとなく「いい話を聞いた」ような気がするのは、ナレーションの力が圧倒的に大きい。そういう意味で、決して名作とかではないんだけど、頭から全否定するような作品でもないとは思います。中の下、くらいの感じですね。 " + }, + { + "date": "2015-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "太平洋戦争史に興味を抱くきっかけとなった良策\n 同時期の「小さいおうち」が、一般庶民を視点にした太平洋戦争時代の話(ただし、主題は戦争メインじゃないけど)だったのにたいし、こちらは完全に戦争にいった人間の視点の話。この時代、戦争にいった人間がどういう気持ちで、戦争に行ったのか考えさせる作品だった。自分の祖父は亡くなってしまっていたけど、もっといろいろな話を聞いておくべきだったなと。最近、テレビ版が放送され、どちらかと言えば小説に忠実な台詞や流れだったのに対して、映画は上映時間に収まるようにうまくアレンジされていたと思う。冒頭と最後のシーンがうまく繋がるんだけど、そのシーンでは本当に泣いてしまった。宮部と大石が水辺で、日本の過去将来について話してるシーンも、さりげなく泣けるシーンだった。 " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大作。零戦のことがよく分かった。でも少し岡田准一はいい男すぎるか。...\n 大作。零戦のことがよく分かった。でも少し岡田准一はいい男すぎるか。やはり染谷将太いい。ちょい役でも光ってた。 " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "生きたい、と思うことを学んだ\n ずっと、どうして生きなきゃいけないんだろう、どうして死ぬことは悪なんだろう、という思いが自分の中にありました。(基本的には明るい人間です。)この映画をみて、その答えをみつけられた気がしました。映画としてのセンスとかは私の好みではありませんでしたが、この作品に出会えたことに感謝しています。 " + }, + { + "date": "2015-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の歴史\n 今の平和な日本を作ってくださったご先祖様に本当に感謝します。絶対にまた繰り返す世の中にしてはいけない。 " + }, + { + "date": "2015-02-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動した。\n ・映画館で観て、迫力もあり内容も良かった。・しかし、2回目をDVDで観たけど、あまり感動しなかった。映画館で観た方が良い作品かもしれない。・戦争系の映画をいくつも観たけど、何か共通するものが感じられた。・自身は高評価を出したけど、低評価の人の気持ちも分からなくも無い作品であった。満点までは出せない。 " + }, + { + "date": "2015-02-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "2014年のワースト.こういう薄っぺらいのはTVでやってくれ\n 俳優の演技は良いしCGも邦画にしては頑張ってる。が、登場人物が思ったことをペラペラ喋りだすTVドラマレベルの脚本と無駄に上映時間を伸ばす演出が酷い。CGも精密なんだが色気?とメリハリがなく、天才パイロットに見えない " + }, + { + "date": "2015-01-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった。\n 岡田君、浜田岳さん、若景浦さん、おじいちゃん景浦さんが個人的によかった。でも見るなら映画→原作→映画がよかったと思う。いい映画と思う。 " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "プレッシャーで逆に感動できず\n 貸してもらったDVDで鑑賞。借りる時から「泣かないと人間じゃない」とか、「名作だ!」と、すごいプレッシャーで、「これで感動できなかったらどうしよう」と思っていたけど、案の定感動できず。ストーリーの流れ的にも???っていうところが多いし、何よりも三浦春馬の演技にイライラ。監督誰だろうと思ったら山崎貴・・・・。明日気まずいわ・・・ " + }, + { + "date": "2015-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "特攻とゆうものを\n 改めて考えさせられた。戦争映画は洋画・邦画ともにあまり好んで見ないが、この映画の評価を見て気になって見たらすごいいい話だった。それにとどまらず、次の世代に語り継がなければいけないメッセージも込められていた。前半は少し退屈だったけど後半は見入ってしまってあっという間だった。 " + }, + { + "date": "2015-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動しました\n 0戦の空中戦が非常によくできているので感心しましたが、それより物語の展開の意外性がすばらしく、結構泣ける映画でした。久々に日本映画で感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争映画\n 上映当時は話題になっていましたが、戦争映画が暗く難しそうで遠ざけてました。が、本日なぜか気になり見てみました。確かに戦争映画ですが、死ぬことを良しと言わず、大切な人を大切にするために何が何でも生きようとする宮部久蔵がカッコよかったです。訓練生を特攻に行かせないために 可 を出さずにいたことも、そのせいでかばった訓練生から恨まれても、上官に殴られても、生きる事を一番に生きた宮部久蔵は本当にカッコよかったです。泣きそうになりました。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!!!\n 最後のシーンの宮部の顔がとても印象的です。エンドロールの蛍でも映画にぴったりな曲で泣けました。岡田准一さんの演技がすごくよかったです。又、田中泯さんの演技が迫力があってよかったです。原作も読みましたが、両方泣けます。何度も見たくなる映画です。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作未読でも楽しめます\n 戦争映画は大概お涙頂戴で、展開もワンパターンですが、それとはまた違った作品だと感じました。岡田准一さんの新たな一面を観られて良かった。井上真央さんも染谷将太さんも素晴らしい。私が一番泣いたのは岡田准一さんと新井浩文さんのシーン。二人は対になる関係ですが、それがいい。また、ラストシーンは深く考えさせられます。残念なのは三浦春馬さんの演技。大袈裟というか、なんというか。大事なシーンではただ叫んでるだけの印象です。 " + }, + { + "date": "2014-12-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "兎に角見て欲しい\n ストーリーや演技がすごい。V6の岡田君って、こんなに良かったんだね。見直しました。色々考えさせらせる映画でした。繰り返しになりますが、兎に角見て欲しい。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『永遠の0』\n 濱田岳、新井浩文、染谷将太、意外に井上真央が良かった。橋爪功をのベットでの演技は流石。合コンのシーンには考えさせられた。皆胸に何かを秘めたままそれでも何事も無かったように生きている、昔の人の方がロックで骨太な人が多かった男も女もね。 " + }, + { + "date": "2014-11-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "僕は大好き!\n 初めて映画で泣きました! 山崎さんの特撮や岡田くんの演技が良かった!映画をみてから原作のほうをみると背景がなお理解できて今まで知らなかったことがしれた。戦争を知らない年代の人たちは絶対にみとく映画(≧∇≦)‼︎ " + }, + { + "date": "2014-11-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "最後の最後でずっこけた。\n 小説を読んでから鑑賞しました。少々設定や、話の運び方が原作と違うのは仕方のないことなので、その点は特に思うところなし。でもやはり、文章で表現していることを台詞なしの映像だけで観ている人に伝えるって、難しいことなんだなぁと思いました。泣くほど感動しなかったのですが、ジーンときていたところに、戦闘機に乗って宮部おじいちゃんが現代の空に登場。心の中で思い切りずっこけました。ストーリー展開は、いわゆる「泣かせる」ものに作られてると思うのですが、いきなりあんなファンタジーな演出が出てきて涙も出ませんでした。サザンの主題歌にかけて、ホタルをおじいちゃんに見立てるとか、もうちょっと暗に意味する、みたいな表現がよかったなぁ〜と。好みの問題なんでしょうね。 " + }, + { + "date": "2014-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "小説読んでから見ました\n 小説を読んで心動かされみた。小説より少し省かれていて、分かりずらいとこもあるが、やはり映像でみると、とにかく泣けた。今までで1番泣けた映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-11-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良いんだけど、\n 小説が良かっただけに、少し減点させてもらいます。小説の中で、宮部久蔵という人物は、会話(回想)の中にしか出てこない。その容姿も口調も全てが、祖父の足跡を追う孫にさえ想像でしかない。つまり、宮部久蔵の人となりを思い描くのは読者だけでなく、小説の中の登場人物も同じ。映像化されることで、この辺りの「宮部久蔵という人物に想いを馳せる」感が削がれてしまった。本を読み終えたとき、温かい気持ちになり、読者は宮部久蔵という人物に惚れてしまうだろう。このじんわり来る感じが映画にはなかったのが残念だが、作品の主題はしっかり盛り込んだ映画だと思うので、一度見ると良いだろう。 " + }, + { + "date": "2014-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小説を読んでから\n 本を読んで号泣したのに、映画でも思わず涙がでてしまった。やっぱり、原作にはかなわないけど、大体忠実でよかったんじゃないかな? " + }, + { + "date": "2014-10-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトル詐欺の洗脳映画\n ゼロ戦の活躍を描いた作品・・ではなく岡田の心境を描いた作品当時の日本軍はみなお国の為と決死の覚悟で戦う中、一人生き残る事のみを考える。という設定にも関わらず最後は自殺に等しい事をする。そしてその行動の動機が全く描かれず謎のままなのは人間ドラマとしても心に残らない。これは日本映画の共通なのだけど、真珠湾とミッドウェーとラストしか扱われないこの作品も同じ雷、電の敵救助やキッツ、アスカ救出作戦・・は零戦と関係ないからやらなくといいとしてもラバウル航空隊は血の滲むような努力で終戦まで生き残ったそれを最低でも描いて欲しかったこれを見た人はこう思うだろう「特攻とか日本の規律とかヤバ過ぎ。戦争嫌だね」何故戦争になったのか?何故日本がアジアで唯一植民地にされなかったのかそういった深くそれこそ描けば面白い事が何もないのは見ていて本当につまらない。洗脳映画とさえ言っていいこの映画が売れたのは面白いからではなく、マスコミの宣伝力と岡田の知名度が大きいと言わざる負えないあと艦これの影響もあるだろう " + }, + { + "date": "2014-10-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "若い人は見た方がいい映画\n 戦争映画の中でも若い人に分かりやすくうまく描けていたと思いました。今の若い人たちは自分も含めて戦争の事をあまり知らなくこの映画は比較的酷いシーンは少ないですが酷い戦争があったということを忘れてはいけないと思います。最後に豪華俳優陣の演技はさすがで特に主演の岡田准一は素晴らしかったです! " + }, + { + "date": "2014-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争はダメ、ゼッタイ!\n 原作を読んでいないので比べられないが、映画で見るとストーリー展開にやや無理を感じる部分はある。しかし戦争について改めて考えさせられるよい映画でした。岡田くんの演技もよかったが、夏八木さんは本当に日本の誇れる役者さんです。ご冥福をお祈りします。 " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後70年・・・時代は孫の代へ・・・\n 「永遠の0」を観た。戦後70年・・・時代は孫の代へ・・・戦時体験を語る人々を描く戦争映画はたくさんあるが、高齢化も進みこの手法はもう今後は作られなくなるだろう。そういう時代だからこそ、それぞれの老人の語る言葉に重みがあり説得力がある。映画そのもののテーマは「愛」。家族のために生きること。仲間への強いおもい。素晴らしい日本ならではの映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "美しいが何か足りない\n 岡田准一はとてもいい俳優だ。存在感がありある程度語る。ゼロ戦の空中シーンもリアルだこれも良い。美しいエピソードに仕上がっているこれも良し。でも何か足りない。何だろうと考えると最後の生き様が美しすぎるからと思う。生きる苦しみが最後にぼけてしまうのが惜しい。 " + }, + { + "date": "2014-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争イコール死ではない\n 戦争が生きる為の題材になるんだなぁと改めて考えさせられる映画、多くの人が死に一人一人にドラマがある、世代を超えて何を思うのか 世代を超えても大切なものは一緒、過去の戦争を今だ悪用する国があり 今だ戦争を続ける国がある、平和とはなんだろう。 " + }, + { + "date": "2014-08-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "演出が…\n 予告を見てずっと気になっていた作品。原作は未読です。鑑賞して戦争を経験した方々が戦争を知らず生きている自分たちに生きることを託しているんだと感じました。そういうメッセージが伝わってきたし戦闘シーンも迫力があったと思います。配役も特に悪いとは思わなかったけどただ、音楽がチープに感じたのと演出がオーバーだと感じるところがあり一気に冷めてしまうシーンが多々ありました。その部分が大きくまた自分から進んで見るかというと見ないだろうということでこの評価です。 " + }, + { + "date": "2014-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きどころは\n どこだったんだろうと思いながら観ました。原作は至る所で泣いたので期待しすぎたのかもしれません。映画館で観ればまた少し違ったのかも。宮部が生きることにこだわる気持ちや理由が少し弱いような気がしました。というか、出てくる人みんな人物像の掘り下げが浅く、尺の問題で前半は不安になるくらい展開が早いのですが、後半に見せ場があったようで、丁寧めに描かれていました。お姉さんの彼氏も出てこないなら、お姉さんも削っても成り立ちそう。零戦の性能、戦い方、パラシュートの使い方、作戦の無謀さ、亡くなっていった腕のあるパイロット、そして宮部の操縦の腕、などなどのエピソードがない(少ない)のが残念。映画だけを見て、宮部と影山の模擬戦のシーンを理解する自信がないです。原作はそれぞれの登場人物が主役のような印象を受けましたが、映画ではみんな脇役でした。宮部も孫でさえもです。 " + }, + { + "date": "2014-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "原作ほど\n 感動しなかった。俳優さんたちから細かい心情描写が伝わってこなかったけど、染谷くんはイイなあ。DVDを観たので、特典映像が見れた。何もないところで空中の演技してたんだなあ、とそこでやっとグッときた。 " + }, + { + "date": "2014-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きました(ToT)\n 原作を読んでいたので、どのように映像化されるのか少し心配でした。私にとって原作は読みやすい作品ではありませんでした。けれど映画では丁寧でありながら、分かりやすく描かれていました。感動しました。 " + }, + { + "date": "2014-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "年代によって感想が違う\n 戦争を美化するなという意見もありますが、美化しているとは感じませんでした。実際に戦争を身近に体験している年代と、歴史の授業や伝え聞きでしか知らない年代では、感じるものが全く違う。若い女性なら夫の帰りを待つ健気な妻の気持ちになるし、年配男性だと出兵する側の気持ちになるし。ちょうど中間に位置する自分の感想は「どの立ち位置で見たらいいかわからない」です。感動とか粗悪とかいうのでもなく、ただただ考えさせられる映画です。 " + }, + { + "date": "2014-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "忘れてはいけないもの。\n 最初のCGシーンから圧倒されました。主演の岡田さんに違和感もなく。特に素晴らしかったのがラストシーンの宮部久蔵の”顔”。既に何度も泣いていたのですが、ここで一気に涙がボロボロと。いつの時代も愛する人がいるからこそ「人」が紡がれていくのですね。遠く及びませんが、誰かを守りたいと強く強く思う心を持てるような人間になりたいと感じます。お涙頂戴シーンもありましたがそれを含めても劇場で観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2014-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣した・・\n 映画館でこんなに泣いたの久しぶりでした。原作は読んでません。ただ悲しい泣かせる作品では無いです。最初の方のセリフの意味が終盤になってから・・・・繋がるコレかなり深いです。国の為に死んでいく・・それが当たり前だった時代に家族の為に生きたい・・なのに志願して自分自身が特攻して行った理由・・心に残る作品です沢山の人に見てほしい作品です " + }, + { + "date": "2014-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が、良かったのでね\n やはり良かった……最初は駆け足だったけど、後半のエピソードを考えれば、やむなしかな。てか、後半端折ったらダメだけど(^^;;長男12歳とみたけど、まだ、わからんだろーなーー、勉強してね最後の春馬が観る景色はチョットだけ引いたな " + }, + { + "date": "2014-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "零戦の戦闘シーンが良かった!\n 大学生の佐伯健太郎と、出版社に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日から暫くした頃、祖父・賢一郎から彼が自分たちの実の祖父ではないことを知らされる。第二次世界大戦後に松乃は二人の母・清子を連れて賢一郎と再婚しており、実の祖父である松乃の最初の夫は、終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だという。それから6年後、司法浪人が長く続き人生の目標を見失っていた健太郎は、フリーライターとなった慶子から、新聞社で主宰される終戦60周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。プロジェクトを進める高山は神風特攻隊のことをテロリストだと語るが、祖父の話もありその考えに釈然としない慶子は、このプロジェクトに際して特攻隊員だった実の祖父について調べようと決めた。姉弟はわずかな情報を元にその足取りを追い始める。厚生労働省や方々の戦友会に連絡を取ったところ、祖父の名が宮部久蔵であり、関係者9人が存命であることが知れた。その内の一人、戦闘機搭乗員としてラバウル航空隊で一緒だったという人物を訪ねるが、元海軍少尉の男は久蔵について「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけた。健太郎は元戦友から聞く祖父の話に困惑し、次第に調査を続ける気を無くしていたが、母から健太郎と同じ26歳で亡くなった父・久蔵がどんな青年だったのか知りたいと改めて頼まれ、更に手がかりとなる海軍従軍者たちを訪ね歩く。だが、生前の久蔵を知る者たちの語ることはそれぞれに全く違っており、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。戸惑いつつも二人は、国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。凄腕の零戦乗りで、卑怯者と誹られても「娘に会うまでは死なない」と松乃との約束を守り続けていた久蔵は、どのような生涯をおくり特攻を選んだのか。終戦から60年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。 " + }, + { + "date": "2014-08-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛する人を守りたいと云う気持ち\n 特攻隊がどうだこうだと云う話とは別に、愛する人を守りたい、と云う気持ちの尊さと。又、それが許されなかった時代に生きた人々の物語。子供達にも見せたいが、恋人が出来、家族を持ち、子供を持つようになってから観て欲しい気もする。 " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "伝えなければならないこと\n 空中戦は迫力がありました。『トップガン』の影響をかなり受けている気がします。内容は、戦争映画の王道ですね。似たような作品を何本か観たことがあるので、そこまで感動はしませんでしたが、いつも思うことは一つ。「戦争をしてはいけない」 " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思いのほか良かった\n 特攻に関する考え方、戦争に対しての思いは人それぞれなのでここでは触れないが、映像作品として、岡田さんの演技が思いのほか良かった!というのが感想。後半の、ゾクッとする廃人のような目…ジャニーズだからで済ますのは勿体無い素晴らしい俳優さんだと思う。物語が進むにつれて、宮部と関わった人間関係が明らかになり、一つずつ繋がっていくのは面白いが、ここで泣いて欲しいんだろうな…という作り手の意図がちらちら見えてしまって、逆に感動する場を逃してしまった。私にとっては“泣ける映画”ではなかったが、この映画で泣かないといけないわけではないし、泣けない映画でも良い映画はある。 " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "長い・・・\n 泣き所なんて全くありませんでした。肝心な部分は「分からない」のセリフで終了。突っ込みどころは満載でしたが何度も寝そうになりました。長い上映時間のわりに薄っぺらい映画。ミスキャストも多かった・・・ジブリアニメで作ったほうが良かったんでは・・・これで泣ける人は余程純粋なのでしょうか・・・ " + }, + { + "date": "2014-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予告で涙を流したので\n 映画になった時から観たいなぁと思いつつ、踏み切れなかった作品。この間、DVDの予告で観た時に涙。これは観るしかないと思いさっそく借りた。その時代に生きることは、わたしにはないけど、たくさんのことを感じられる物語だった。たくさんの涙がこぼれた。その時のその人の想い…どんな想いだったのか。出会えてよかった作品だった。 " + }, + { + "date": "2014-07-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うむ、なるほど。\n かなり評判が良いので見てみたが、確かに良いとは思う。岡田准一の演技はジャニーズの域を越えたと思うほど良いですね。まだ彼の演技をダメとか言う人は演技を語る資格はないと思います。で、作品自体は重く作り上げていて力作というのは感じるし深いが、無駄にVFXを多用してるのはいただけない。あんなに時間をまわすならドラマをもうちょっと描けるでしょとはどうしても感じてしまう。あとお涙頂戴演出がちょっと気になったかな…いや、お涙頂戴でもなんでも良いんですが、どうも泣くべき人間がなんか違うなと思います。主人公と姉は、あんなに泣くべきではない。というか、主に主人公にすべきなのは清子の方だと思います。原作は未読でもし同じなら否定的にちょっとなりそうだけど清子が主人公で、息子、姉で一緒に調査すれば素直にしっくりきたかな…。どうも清子が泣く場面ではいろいろな思いがあって納得するけど、息子、姉がいちいち過去、現在の時に泣いてたりするので個人的にはちょっと気になってしまいました。あと、ツッコミ所が結構あったのも気になる所。組長の部分は、なんというか監督の演出の下手さを見てしまったかな…だけど、最後の姿はカッコ良さがあって映像も邦画では結構凄い。とりあえず、オススメはできる作品です。ただ、大ヒットした作品だが、見た人は夏八木勲のセリフにちゃんと身にしみたのかな…とは気になりました。 " + }, + { + "date": "2014-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "宮部久蔵の最後\n 宮部久蔵の最後にはほんとに感動しました。無意識に涙が出てきます。自分たちがいまどんなに平和で幸せな暮らしをしているのかを思い知らされまさした。何回も見たくなる映画です。 " + }, + { + "date": "2014-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "零戦すごかったんですね\n 特攻隊の話で知らなかった事も多かった零戦ってすごかったんですね戦争って嫌だなあと思うこう言う戦争の話は若い人に引き継いで行かないといけないんだろうね感動しました映画よかった " + }, + { + "date": "2014-07-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "どこで泣けばいい?\n 何か中途半端、何が言いたいのかが分からない…私には主人公がただの優柔不断、情緒不安定な人間にしか見えなかった。もしかして、言いたかったのはそこー!?それなら徹底して臆病者で嫌われ者として描いたら良かったんじゃないのかな?そもそも何で義祖父なの?たまたまトラブった飛行機に乗ろうとしてたのが義祖父だったから?でも、その前に特攻隊志願してたよね?臆病者だったのに何で?臆病者が急に特攻隊に志願した理由をもう少し義祖父との交流やぶつかり合いなどの場面とかを加えて欲しかった。語りべを中心に進行していくのは退屈でしょうがない。それならタイタニックみたいな作り方にすれば良いのに…あらゆる国の映画を数多く観てきてやはり日本映画って質が落ちるな〜とつくづく納得いく映画でした。ちなみに、中学生の娘は映画館で観てますが、メチャメチャ泣けるし感動した!と大絶賛でした。あまり映画を観たことがない、戦争を知らない世代にはウケるんでしょう。私ももちろん戦争は知りませんが、戦争経験者で実兄を戦場で亡くしてる私の父からしたら猛抗議したくなる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観ておくべき邦画\n 評判になっているのは耳にしていましたが、過去の戦争モノ邦画は日本映画界独特のエッセンスがあって昔から興味がありませんでした。特にWW2の物は浪花節的な演出と大物俳優さん達の出演そしてTV局が必ず絡んで 「ハズレ無し!絶対泣けます」みたいな広報展開に食傷気味だったんですね。という理由からかなりフラットな気持ちで視聴しましたが・・いや、やられましたね気がついたら涙が自然と出ていましたテーマがテーマだけに出演者の皆さんの気迫というか真剣さというかもう冒頭から引き込まれました特殊効果も素晴らしいですそもそもSFXやVFXなんてモノはどこで使っているのかわからないという使い方をすべきもので今までの邦画に関してはとてもチープな物が多いし軽んじてる製作者が多い中で「永遠の0」は意図もその効果の大きさもとてもよく理解できますただ2点だけ演出上でとても残念だなと思ったので書き留めておきます孫の佐伯健太郎(三浦春馬さん)が歩道橋の上で泣く場面ここは叫びながら泣き崩れるかそれともゼロ戦を目で追いかけて遠くを見つめたまま立ちすくむ(涙は流さないけど泣いている気持ちを表現する)この二択だと思いますもう一点ヤクザの親分、景浦(田中泯さん)が孫の佐伯健太郎(三浦春馬さん)さんを抱きしめるシーンここは景浦の過去を考えてもハグする というのはちょっと安易な手法で演出しちゃったかな と(彼の過去や宮部への想いも考えたら「ハグではない」んですよね)序盤で井崎 (橋爪功さん)がせっかく「愛していると言っているのと同じ事なんです」と直接表現をする時代ではなかったと演出している事ストーリー上、最も重要な場面である事を考えてもこの場面はとても残念ですそれ以外に彼の思いを健太郎に表せる気の利いたもっといい方法があったんじゃないかなとと感じましたとは言えアンチエイジにも伝わる手法としては今時はこんなもんなのかなもしれませんよねぇ・・・最後に・・・まず原作を読んでから映画を観て比較してしまう方の意見はアテにしないでいいかと思います。そして期待して(この場合意識的に感動を得ようとする先入観でしょうか)観た方の意見も相当の既成概念に捕らわれているので参考にしないで良いかと思います。戦争賛美だと思う人や意図がよくわからないリアリティがないと言う方は過去の戦争邦画ものを観て頂くと宜しいかと思いますそして、制作会社の方には海外での公開、そして英語字幕をつけたDVDの発売を一刻も早くお願いしたいです誰しもが観ておくべき内容であり近年稀に見る邦画の名作です " + }, + { + "date": "2014-07-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "残念!\n 原作と漫画を読んでいたから期待していた。ハッキリ言って主役の岡田准一は特攻隊員の芯を理解してないで上辺で演じていた。井上真央は本当の戦争で夫を亡くした妻の辛さが感じられなかった。三浦春馬に至っては舞台芝居かと思うような浮いた演技で現実に引き戻された。唯一よかったのは老人となった影山だけだった。航空戦の使いまわし、薄っぺらい特攻隊員の様子、何もわかってない。必要なセリフがカットされている。必要な人物がカットされている。これでは、宮崎駿監督や井筒監督に非難されても仕方のない出来だ。予告編の上手さとサザンの歌で大ヒットした映画、何故、大ヒットしたか私には理解しかねる。ドラマ版に期待する。時間をかけ、宮部の芯を理解し、特攻隊員1人1人をもっと丁寧に描いてほしい。航空戦には手を抜かないで、宮部の天才ぶりを強調してほしい。見なければよかった。井筒監督と同じ気持ちだ。これでは戦争を美化した映画だと宮崎駿監督に誤解されても仕方ない。 " + }, + { + "date": "2014-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙\n 誰もが涙することのできる映画です。戦争を二度としてはならない、という想いが伝わってくる、最高の感動作品です。 " + }, + { + "date": "2014-07-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "三浦春馬以外最高でした\n とても泣けました。岡田くんの演技、素晴らしかったです!現代と過去をいったりきたりする構成になっていて、過去の主役が岡田くん、現代が三浦春馬さんだったのですが、過去のシーンでウルッとなっていても現代に切り替わった瞬間三浦春馬の演技で感動が冷めることが何度かありました…、。他の方のレビューを見てもそのようなことは書いてないので個人的に三浦さんの演技が苦手なのかもしれませんが、岡田くんとの演技力の差が目に見えるようでした " + }, + { + "date": "2014-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争を知りたい方に\n 周りの友達の人気がすごかったために、観たい!というわけではありませんでしたが足を運んでみました。感動するという意見が多いようですが、何よりも戦争があったという事実を風化させずに後世に伝えていくためのものなのではないかと感じました。興味とかそういう問題ではなく、一度観るべき作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "若者におすすめしたい\n これぞ実写化するべくして実写化されたといえる素晴らしい映画。飛行中の運転手や空中戦の様子がとてもリアル。お話も、何人もの視点をきれいに取り入れていて、かつ、時間軸の使い方が秀逸。この映画を作りきった方々と同じ時代に生きていることを心から誇りに思う。当時の真実を現代から探っていくからか見やすく、とても心に迫るものがある。その真実を悟ったときにはどうしようもなくて、涙を流すことしかできなくて。全てを知ったあとに見るからこそラストシーンが衝撃的で頭から離れないものとなりました。宮部を知る方々が当時を語り出すときにまとう空気が静かで強くて、今の若者にはないものに感じられて、なりきるってこういうことか、すごいな、と思った。なによりもう岡田くんが宮部にしか見えない。(もちろん見るきっかけとなった井上真央が期待を裏切るわけもなく…!)井上真央が若い方々に見てほしいと述べていた理由が、見終えてはっきりと分かりました。戦争が絡む作品で“共感”できる日がくるとは思いもしませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-05-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作ともに?\n 山崎貴監督の集大成では?5列めで、独りで、グッときました。CGでの映り、人物の表情の見せ方、気に入りました。まさにスクリーンに向いた作品で、テレビドラマの映画化と格段の違い。役者陣もいい。田中ミンさんが良い役してます。名優夏八木勲さん「そして父になる」にまして名演。エンドロールに道志村キャンプ場とTAMIYAマーク。昔プラモデルにはまってた自分にとって満足度増しました。 " + }, + { + "date": "2014-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よくまとまった一本\n 原作を読み終えた勢いでその日に鑑賞。あれだけボリュームある内容をよくまとめていると思う。空戦シーンも見応えあるし、岡田准一の演技もなかなか。脇役もいい役者で固めてた。が、肝心の三浦春馬がイマイチ。 " + }, + { + "date": "2014-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争は悪。\n 岡田くんの演技に圧倒されました。最後の敵船に向かっていくシーンがしばらく頭から離れませんでした。死んでいった隊の人達もどんな思いだったのかを考えただけで切なくて。そしてこれが本当に日本で世界で起きてきた事実だということが何よりも悲しく居た堪れない気持ちです。できればハッピーエンドの楽しい映画がいいけどこういう事から目を逸らしちゃだめですよね。リアルにあの当時、辛い思いをした青年たちの気持ちが描かれていたと思います。 " + }, + { + "date": "2014-05-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "なんなんでしょう??\n 脚本の稚拙さに涙が出ました。原作は読んでませんが・・本当の祖父探しが美談のように語られるストーリーですが、最初からバレバレの義祖父に聞けば、ことがすべて解決するって話じゃないですか・・ここを丁寧に描かなければ・・この監督、合成に命かけてストーリーは2の次なんでしょうね・・ " + }, + { + "date": "2014-05-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 太平洋戦争時の日本について、当時の空間を体感できる良い作品。岡田が個人的にはかっこよかった。飛行機での戦闘シーンがかなりリアルで、興奮できる作品。 " + }, + { + "date": "2014-05-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごく考えさせられる映画*\n 泣きポイントが多すぎて終始号泣。笑この時代、1人1人にまた違った物語が少なからずあったはずで、その全てを知ることはもう不可能なのかもしれないけれど、こういう映画を通して少しでも多くの人に知って欲しい。過去に追いやらないで、一緒に考えて欲しいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-05-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても泣けました。\n 原作ではなく、漫画を読んでから 映画館へ行きました。もう、涙が止まりません。この映画は、大切なものを教えてくれる映画です。命の尊さだったり、家族の大切さなどのいろいろなものを伝えてくれる映画です。映画を見て、印象に残っている場面があります。その場面は、宮部さんが「必ず帰って来ます。腕がなくなっても、足がなくなっても戻ってきます。例え死んでもそれでも僕は戻ってきます。生まれ変わってでも、必ず君のもとえ戻ってきます。」のシーンと、最後の宮部さんが特攻を決意して、敵艦に特攻していくシーンがとても泣けます。このほかにもとても泣けるシーンがたくさんあります。これは絶対に映画館で見てほしい映画です。1回だけではなく、2回、3回と何回も見たくなる映画です。まだ、中学3年で歴史などでしか勉強していなくて、戦争に関してなにもわからない世代ですが、「永遠の0」は、何も知らなくても、とてもわかりやすい内容で、知らない間に涙が止まらなくなるくらい感動します。私が実際にそうでした。ほんとにこの映画は、命の尊さだったり、命の大切さだったり、家族の大切さなどが伝わってくる映画です。例え、映画で見れなくても、DVDを借りて見た方がいいと思いました。私みたいに戦争のことを知らない世代の人たちが見るべき映画だと思いました。語ったてしまってすいませんでしたm(_ _)m " + }, + { + "date": "2014-05-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙なくしては見れない映画\n 現在と過去を行ったり来たりする私的には現在のストーリーは必要なのかわからないとおもっていたがやはりいまとなっては過去を経験した本人たちの表情は昔とは変わっていたりととてもおもしろい。岡田君の演技もものすごくハマっていて、最後の突っ込んでいくシーンの表情は理解し難いが、とても興味深く鳥肌ものだった。それぞれのストーリーが最後には重なる所が単純な作りではなく複雑でよかった。 " + }, + { + "date": "2014-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "未来へと語り継ぎたい作品\n 深い感動が広がる素晴らしい作品です。最初に映画館で観てすぐにあと2回はまた観たいと思いました。そして結局5回観てますが、何度観ても涙・涙です。岡田くん始め、俳優陣の演技にも魅了されセリフの一つひとつが心に染みます。ただ哀しくて感動するだけではなく、未来志向的な感動もあり、勇気をもらえたような爽やかな気持ちにもなります。5回観てもまたすぐ観たくなります。こんな映画は初めてです。色々な友人と観ましたが皆涙で、観て良かったと言ってました。未来へと語り継いでいきたい作品です。自信を持ってお勧めです。 " + }, + { + "date": "2014-04-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絶対に観て欲しい\n 小説は読まずに鑑賞しました。死に向かって否応無く進まざるをえなかった、当時の特攻隊員の心情に涙が止まりませんでした。絶対に生きて帰ることを望んでいたのに、自分の妻子を人に託した宮部には、正直納得できませんでしたが、あそこまで追いつめられたら仕方なかったのかも。現代パートと過去パートがバランス良く組み合わさり それぞれの出演者が巧く演じられていて上映時間の長さを感じませんでした。清々しい青空と最後の宮部の表情が忘れられません。岡田さんの演技が素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2014-04-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "空母好きにはたまらない!?\n 原作を読んでどう実写化されるのか楽しみにしていた作品でした。みどころとしては…・空母フェチの人にはたまらない赤城のシーン!・もちろん零戦マニアのかたも、さまざまな塗装・型の零戦が見れます。・登場人物も話が複雑にならないように纏められてわかりやすいようになっているます。反面、原作に対して、背景やとりまく事情、作戦の詳細や戦術の説明などが省略がされているので、宮部の腕がいかにすごいものだったのかという点や日本軍の作戦などに対する宮部の批判の意味、特攻や戦争についてのむごさは伝えきれない、薄いものになってしまってる。それは原作自体ボリュームあるので映画の中ですべて表現することはできないので当然なコトなのですが…監督もおっしゃっていたように、「これぞ戦争映画だ」とはまた違ったもので、過去生きた宮部や菊乃や現在に生きてる健太郎ら人の想いやつながりを中心に描いています。個人的には、小説を読んだあと、映像化されたことに楽しむのがいいのではと思いました。あとサザンオールスターズの「蛍」いいですね… " + }, + { + "date": "2014-04-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "これはダメ\n 戦争を以って何を描いたの?戦争という題材を簡単に使い過ぎだし、記者気取りの学生がロードムービー的に各所を回って事実を知る展開も古い。手垢のついた台詞だらけで全く面白くない。さらに、あれだけ特攻に反対した彼が家族を託し特攻に志願したのは何なのか?何故、飛行機を変わったのか?彼が根性無しと言わらようが家族の為に帰るのが愛なんしゃないの?理解できない。美徳のように簡単に言うけどそこが一番大事なことじゃないの?こんなことなら、作らない方がいい。これで感動する観客も理解できない。本当に都合で作っただけの駄作だ。 " + }, + { + "date": "2014-04-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人それぞれのストーリーが歴史となる\n 大きく「戦争」や「特攻」といった歴史的事実でしか感じることのできなかったものが、この映画を見て、その裏に在るものが、歴史になるんだと感じた。自身の価値観の幅を広げてくれた作品。 " + }, + { + "date": "2014-04-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる\n 必ず帰ってくるという思い必ず帰ってくるという願い儚くて切ない映画でした。誰かのために思って生き抜くこと…自分もそんな生き方をしたいです。 " + }, + { + "date": "2014-04-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた\n 面白かったんですが、評判良すぎて期待しすぎました。いい話でしたが、なんだろう誰にも感情移入出来ずにずっと冷めたまんま一切興奮出来ず冷静に観ていました。三浦春馬くんのとこなんか思わず笑っちゃうくらい、私は冷たい人間なんですかね。いい話なんだとは思います。 " + }, + { + "date": "2014-04-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "分かりやすい\n 内容が分かりやすいく、戦争の映画にしては難しすぎない。そのため、泣けるシーンも分かりやすく感情移入しやすい。ただ、展開が分かりやすいので、感動が半減する人もいるかも… " + }, + { + "date": "2014-04-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本海軍の航空母艦のCGが格好良かった\n 日本海軍の戦闘艦の映画登場シーンは多々あるが、この作品では、他では見ることが無かった航空母艦のディーテールにこだわったCGが一番よかった。甲板のエレベーターのゲートや甲板を真下で支えている鉄骨構造、アスレティングフックによる着艦の様子などが良くわかり、リアリティーを感じることが出来ました。話の内容はまあまあですが、良かったのは田中泯とその若き日を演じた新井浩文か。三浦春馬はちょっと違うって感じ、いや、うっとうしい感じが嫌だった。でも全体的に大戦中のエピソードを現代で語る役者さんが若すぎないかと気になった。泣ける映画と思っていったのに、ほとんど感情移入することが無く、映画を見ながら沸々と当時の日本軍上層部の無能さに犠牲になった人らが少なくない事実に無性に腹が立った。あと、ヤクザに囲われそうになった時に助けてもらったというエピソードが取ってつけたように語られるだけだったが、これこそ映像に加えるべきではないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-04-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったけど…\n 原作が好きだったので、これは是非!と思って見に行きました。内容は悪く無かったです。でも原作でいいなと感じたエピソードや設定が殆ど削ぎ落とされていたのでとても薄くライトなものになってしまった気がします。 " + }, + { + "date": "2014-04-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "残すべき映画\n 原作を読んでいたのでストーリーはわかっていましたし、正直原作より良かった映画にあまり出会ったことがなかったのでそれ程期待していなかった。戦争映画の主演がジャニーズかい?とも思ってました。が、しかし引き込まれる、引き込まれる!岡田君の演技も他の方々の演技も素晴らしかった。中でも岡田君は凄いは迫力と存在感でした。ジャニーズだからと馬鹿にしてごめんなさい(_ _。)・・・私はこの映画で戦争中のこと、戦争中の様々な思いをまた一つ知りました。戦争を知らない私が言うのもなんですが色々な世代の方に観てほしいです。そしてこれからもずっと残すべき映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-04-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと見えた!\n よかったな、の一言で済ませていいのかなと思えるくらい後に残る映画でした。岡田くんの演技はもちろん、脇で支える大物俳優、若手俳優陣も現代パートで重要な役割を果たした三浦春馬くんはじめ本当によかった。最後もあれでよかったです。映画だけにあった、宮部が帰ってくるシーンが1番泣けました。原作にはかなわないと思ってましたが、そんなことなかったです。 " + }, + { + "date": "2014-04-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まりませんでした\n 最初からラストまで涙が止まりませんでした皆さんの演技がとても素晴らしいので吸い込まれていきました。戦争を知らない世代の方に観てもらいたいです。岡田君と真央ちゃんの家族の場面が好きです " + }, + { + "date": "2014-04-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱い!\n 小説も読んで感動したが岡田くんの演技が何よりも素晴らしい!やはり映画になるのでだいぶ内容ははしょっていたがよかったです! " + }, + { + "date": "2014-04-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い知識になった!\n 泣けるというよりはこんな時代があったんだと思いしらされる映画だった!映画館でなくてもDVDとかでてからでもみてない人はみたらいいと思う映画だった! " + }, + { + "date": "2014-04-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読む前に・・・\n 永遠の0単行本で発売されてから随分経ちます。又、漫画化されて、コミック本全5巻で販売されています。私は両方共読んで、しかも観客が少なくなる迄待ってから映画館に行きました。流石に観客は少ないだろうと思ってましたが、結構入ってましたね。恐らく泣いてしまうだろうと思い、ここ迄鑑賞時期をずらして来たのですが、無駄なあがきだった様です。さて映画の内容ですが、私が見た所、原作やコミック本との違いを探すのが主になってしまい、純粋に映画を楽しむ事が出来なかったのが本音です。原作を読んで涙ぐんだシーンが割愛されていたり、原作とは違うシナリオだったりすると「オイオイ」と思ってしまいました。多分この映画は原作を読む前に見て、純粋な涙を流してから原作を読んだ方が良いのかも知れません。やはり原作の世界観を、映画の決められた時間内で表すのには無理が有ったのでしょう。ネタバレになるかも知れませんが、原作に有った、特攻隊員自らがモールス信号で特攻状態を知らせるシーンが、全てバッサリと切られていたのは残念でした。この原作内で、一番残酷なエピソードだと感じていただけに、本当に残念に思いました。高山と言う新聞記者が登場しなかったのは、某新聞社に対する配慮だったのでしょう。又、原作のプロローグは表現されていましたが、エピローグは割愛されています。少々残酷だったのかも知れませんね。とは言っても、やはり涙ぐむシーンが多く有りましたので、ハンカチは持って行くべきですね。と、言うことですので、原作を読む前に見ることをお勧めします。 " + }, + { + "date": "2014-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実は2回目\n まずは原作を読んでから年明けに早々に鑑賞しました!原作より多少の省略感はありましたが、心に残る内容でしたね。まだ公開中やったので2回目の鑑賞に行きました!何度見ても戦時中のやりきれない思いなどが、上手く表現された映画と思いました! " + }, + { + "date": "2014-03-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "正直に言えば。\n 期待しすぎていたのかなという感じがします。とても泣けるとの評判で、深読みしすぎて、拍子抜けてしまった感じがあります。展開としては、実の祖父の存在を知った若者2人が、その祖父の事を知ろうと様々な人に話を聞き、本当の祖父の人物像をハッキリさせていく作品。メッセージは伝わります。しかし、如何せん僕には少し拍子抜けの映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-03-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "配役が若干。。\n 皆さんの言われてる通り、素晴らしい映画です。単純なお涙頂戴のお話ではないし、CGも違和感をそれほど感じずに見る事が出来ました。脇役の俳優さんもかなりイイ味が出てましたね。新井浩文さん、染谷将太さん。特に新井浩文さんは適役でしたね。主演とその妻の配役には疑問。岡田准さんはイケメンすぎる。ジャニーズ俳優には前から違和感がありました。プラチナデータの二宮は天才には見えなかったし、神様のカルテの桜井は医者には見えない。今回の岡田も、お固い軍人にハマってるとは言えないかと。あとは井上真央さん。戦時を力強く生き抜いた母親を演じるには見た目の説得力がないし、演技の重厚感も感じる事ができず、そこの作りだけは軽く感じずにはいられませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-03-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高\n すごく良い映画です!今まで観てきた映画の中で1番よかったです。本当に感動します。もし、映画観るならこれを観た方が良いと思います。オススメです! " + }, + { + "date": "2014-03-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心に残る映画です。\n 初めて映画館で2度見ました。賛否両論はあるものの、とても素晴らしい映画だと思います。史実とは、異なるのかもしれません。リアリティにも欠けるのかもしれません。でも、戦争を知らない世代にとって戦争を知るきっかけになる映画だと思いました。儚くも強く生きた人がいたこと…そして、「生きる」と言う事を教えてくれる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-03-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 岡田くんの迫力ある演技がよかった、三浦くんの演技もよかったが、最後の三浦くんの叫ぶシーンはいらないかなと思った " + }, + { + "date": "2014-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "概ね満足でした♪\n 原作を読んでからの観賞だったので、やはり時間足りない、不足部分多数ではあるが、よくまとめたなーというのが第一印象。それでも映画の観賞をおすすめしたい理由はVFXの質の高さです。これだけは活字では表現できないですし、一見の価値ありだと思います。田中泯と橋爪功の演技が素晴らしかったなぁ~と個人的には思います。あと岡田准一はかっこよすぎ♪ でも宮部の最後を描いたシーン、原作通りに映像化してほしかったな~ " + }, + { + "date": "2014-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "特攻隊員を題材にした戦争フィクション映画。\n 私はあまり邦画は見ないのですが、原作があまりにも売れていると言う事で、劇場に見に行きました。ちょっと物語が色々と詰め込まれ過ぎている感と、出来過ぎ感も有りますが楽しめる作品です。岡田君の演技も想像以上に良かったです。特攻隊員の軍国主義時代の悲しさや切なさをうまく表現されている秀作に仕上がっています。最近は、洋画もリメイクばかりで、大作はあまり無いので、見ごたえの有る映画を見たいと言う方と、太平洋戦争の事をあまり知らないお若い方にはお勧めの映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-03-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "同じ戦争映画ならば、\n ブラザーフッドの方が泣けてしまうし、よかったかなと。。。ちょっとこの映画の最後のあのCGが出たら、うるっときてた感情がなにもなくなっさまいました。。。あれは必要だったのかな?って。。。 " + }, + { + "date": "2014-03-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感動。なはずだけど。\n 映画館で鑑賞して、そのあと原作を読んで、もう一度映画館で鑑賞しました。岡田准一が主演で、原作も話題作で、「風立ちぬ」を観ていたので、ゼロ戦の話だし、観てみたいな、と思い映画館へ。正直、一回目の鑑賞中、後半からどんどん飽きてしまいました。映像も素敵だし、飛行機と青い空と広い海はきれいだし、話だって進んでいる…はずなのに、なんか飽きるし、つまらない。別に映画に刺激を求めているわけでもないから、刺激がないからつまらない…というわけでもないのですが。話は、現代の場面と過去の場面を交互に描き出していきます。同時進行で、岡田くんと三浦春馬どちらがというより、ダブル主演なのでは?と思うほどでした。とってもわかりやすく、単純な構造。現代の、司法浪人を何年も繰り返す、だらだらな若者、過去の、家族を愛するために必死に戦っていた若者、この二つが並行していて、自分の血のつながった祖父の話、戦争体験者の話を聞いて、自分の中の何かが変わっていく…というような。確かに、場面場面で泣かせようとしていることは、伝わってきたし、心が揺さぶられた場面もいくつかあった。しかし、それだけであり、なんだかしっくりこなかった。一つ一つに焦点を当てると、納得いくのに、それを並べられ、2時間3時間と続けられると、抑揚がなくてか、飽きる。そして、最後も「はい!感動させますよ~!」というような演出の数々に思えて、逆に気持ちが冷めてしまったような気がする。しかし、岡田くんが強烈に印象に残り、頭を離れなかった。なんだか軽々しくないし、人生の厚みを背負っているような雰囲気。一歩間違えると、白々しく聞こえてしまいそうな、単刀直入なせりふも、ずっしりくる。そして最後の最後の表情。目を見開いて、瞬きも忘れて見入ってしまいました。そして、ふっと流れ込んでくる、サザンの「蛍」。「ん?」と思う部分はたくさんあったにも関わらず、余韻と、なんだったのだろう?という疑問、が頭の中で渦巻き、岡田君のあの演技を少しでも深く感じたい、永遠の0って結局なんの話なの?という思いで原作を読みました。原作を読んで、少しすっきりした部分がありました。特定の場面ではないのですが、原作あってこその「宮部」であり、それがあるからこそ、単なる戦争映画でもなく、やすっちい家族の愛の物語でもなくなるような気がしました。そしてその感覚を確認したくなって、もう一度映画館へ。素直に見ることができました。そして私が苦手だな、と思った場面は特定されてきたので、割り切ってみることができました。映画だけでは、なんだか薄っぺらいような、完成しきれないようなもやもやが残る作品だというのが、正直な感想です。原作を読んでから、ただの「お涙ちょうだい」の映画ではないのかな、とも思えました。岡田君の迫力、存在感、言葉、エンドロールの「蛍」の心地よさという感想です " + }, + { + "date": "2014-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "現代人の目を通して見る戦争\n あと10年もしたら戦争を経験した世代はほとんどいなくなる。劇中そう言っていた夏八木勲さんご自身も他界されたと思うと、いっそう心に響きました。現代人と、現代まで生き延びた人の目を通して戦争が描かれています。濱田岳さんはどの作品でも印象に残るいい演技をされますね。好きな役者さんです。岡田准一さんもステキでした。 " + }, + { + "date": "2014-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後に点と点が線でつながる!\n 今までの戦争映画とは、構成も内容も異なる映画。現代劇から始り、過去と現代を交錯させながら進んでいく。主人公の心の移り変わりが、本人ではなくかかわった周りの人たちの想像で説明されていくので、自分でも想像することができるのが楽しい。物語の最後で、なぜこの人たちが登場していたのかというのがすべてつながった時、爽快感と感動の波が押し寄せてきた。戦争映画好きですが、これは今までの中でもかなり高評価。ただ、最後のワンシーンが興醒めさせちゃうかなと思い星4つ " + }, + { + "date": "2014-03-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった。\n 原作が素晴らしいので、原作も読まれる事をお奨めします!映画も岡田くんの宮部が素晴らしくて、とっても引き込まれました。現代パートの役者さん達も素晴らしかった。今、この映画が観られてよかったです。 " + }, + { + "date": "2014-03-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争のはなし\n ゼロ戦乗りの祖父を追った話。戦争の壮絶さや哲学、飛行機乗りの素晴らしさを主軸に描かれる。個人的には、敗戦国の英雄達の何処にも行き様がない気持ちや生活、そしてその熱い絆に強く胸を打たれた。間違った国の戦略に異を唱え、非難され心折れながらも、胸を張り続けるプライドを強く感じた。 " + }, + { + "date": "2014-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作\n 原作にはかなわないものの、だれずに一気に見れる。祖父の秘密には泣ける。戦闘シーンもリアルで雰囲気を損なわない。 " + }, + { + "date": "2014-03-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 最高!最高!最高!本当に号泣したっ宮部さんの生き様に感動!命の大切さを改めて考えさせられる。5回映画館でみたけど、何回もみれる! " + }, + { + "date": "2014-03-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "プロパガンダ?\n 3.11以降右に寄り始めた日本で、タイミング的にいい時に公開。泣ける作りで、なかなか胸に響くけど、戦争美化にならなければいいけど、そんな事はどーでもよく、、、 " + }, + { + "date": "2014-03-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞほんもの。\n 何か大切なものに気づくことができた、人生で1番の映画です。絶対見るべきです。日本人として知るべきことが詰まっています。 " + }, + { + "date": "2014-03-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "なんでこれが評価が高いのかわからぬ\n 途中から真実がわかりまして、泣いていただきましょうというつくり側の意図は分かるんだが、感情移入できないし、ちょっと途中から変わりすぎだし。若い頃の役と年取ってからの役がマッチしてなくて追いかけづらかったしな。生き残った人が、影響されて人生を大きく変えた、というところがもう少し描かれていたらもっと違ったと思うが。みんな生きて帰るために敵国なら殺すことには躊躇なしというところもどうにも。 " + }, + { + "date": "2014-03-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争、、、\n 私は、本当に軽い気持ちで原作の内容も全く知らないまま、映画館にいきました。衝撃を受けました。絶対に、次の世代まで、日本に生まれてくるすべての、人に見せたいと思いました!私たち若者が繋いでいくべきだと責任を感じました! " + }, + { + "date": "2014-03-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣ではなく\n すんげー泣いてると思ったら上映中にカープラーメンを食べている人がいた日劇さん 持ち込ましていいわけないよね   ×   ×   ×   ×人間ドラマ...夏八木さんの芝居が良かった吹石さんの芝居も良かったナイスキャスティングな映画だった " + }, + { + "date": "2014-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめました。\n ゼロ戦が、カッコいいです。原作は読んでいないのでわかりませんが、主人公は祖父の生まれ変わり。という設定に私は感じましたが、どうなのでしょう。とにかく良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-03-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作\n CG技術が圧倒的で航空部隊の戦闘シーンなどはとても興奮した単純な伏線も張ってあるので、2回観ても飽きることがなかったただ、ラストシーン手前の表現だけは実にチープでいただけない全体的には時間が長いものの、作品自体はまとまっており、良作だと感じた " + }, + { + "date": "2014-03-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "岡田君、すばらしい!\n 個人的には内容が詰まっていたと思います。私は原作のながーい小説を読んでから観たので、そう感じるだけかもしれませんが。とにかく岡田君演じる宮部の現代的な考えにひきつけられました。その周りの人たちも、今思い返すと固い絆で結ばれていた人が多かったように感じます。三浦春馬さん、吹石一恵さんのシーンが少なかったのが唯一不満。原作では二人の心の中の葛藤や変化が細かく書かれていたので期待していました。でも戦時中のシーンはとてもうまく凝縮されており、時代の変化が感じられるいい作品だったと思います! " + }, + { + "date": "2014-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人気の理由がわかった気がした映画!\n 今まで観た映画の中で1番いいなぁって思います。いろんないいシーンあって、いらない?役者さん、ひとりもいない。でも、1番いいなぁは、最後のシーン。胸がしめつけられた。泣かなかったけど、まわりは、最初から泣いてた。あと、自分におきかえて、あんなに愛せる人、ずっと帰りを待ってられる人に出会うような自分じゃなかったのが、残念。だな。って、ラストの字幕見ながら思った。 " + }, + { + "date": "2014-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後のしめが俺はすき\n 内容よかったと思うんだけど中々やっぱり映画だから一人一人との兼ね合いが薄いから共感までいけないwでも戦争は本当に多くの人がなくなって生きたいのに生きれない人達がたくさんいた時代今の平和があるのはこの人達のおかげでもあるなと!この映画はそれをもう一度再認識させてくれる映画かな? " + }, + { + "date": "2014-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "色々考えず\n 他の方の感想を観て、色々な解釈感想があるんだなあと思いましたが私は、最初から『生きて帰る』事の意味を深く宮部さんの言葉にインパクトを受けたので他は何も考えず(考えられなかった)(^◇^;)1作品として、とても素晴らしかった!映画館であんなに泣いたの初めてでした。岡田くん本当にいい俳優さんになったなあとおもいました。 " + }, + { + "date": "2014-03-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "前評判は・・。\n 前評判で、泣けると言われ、期待して見ました。。 でも実際は、現在と過去が、行ったり来たりし過ぎて感情移入が、出来なかった。三浦春馬さんの、演技がチョット・・・ " + }, + { + "date": "2014-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作にはかなわず\n 戦時戦後を生き抜いた祖母が昨日亡くなりました。頑固ものの祖父を支える姿を子供ながらチラッと感じました。愛とは、血とは、と考えてしまいました。岡田くんは良かったけどやはり原作のイメージよりはやわい気がしたかな。 " + }, + { + "date": "2014-03-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "うわっ、っと思った。\n 私は考えることが好きなので、いっぱい考えさせてもらって嬉しかったです。まず、原作のメッセージが本気。監督もギリギリまで感情と仕事を両立されてる感じがしました。日本人が苦手な戦争という感情的テーマを監督業から仕事としてニュートラルに行われてるなと。岡田准一さんの演技がそれを現実的にしていて、私(わたくし)と役をギリギリまで共生?させてる?のかわからないけど役を決めつけずに演じてる感じがして、凄いなっと思いました。三浦春馬さんの演技が下手って書いてあったけど、そんなこと全然感じなかった。三浦春馬さんの悲しげな表情はインパクト有る。空中戦ではこういう見え方なんだなぁって、新たな発見もありました。なんといっても、戦争中ではない今の私の悩みは、幸せってことだなっと思いました。今日もお風呂に入ってあったかい布団で眠れるウチはきっとまだ大丈夫。だけど、見る人のコンディションが悪いと辛く感じる映画かもしれないかな…。うん、私が精神的に弱ってる時だったら辛く感じるかもしれない。それでも、やっぱり美しいと思うから、メッセージはさておきいろんな人に見て欲しいです。私たちのおじいちゃん達の生き様の一面。そのマインドの一部は私たちみんなが持ってる良い感情なのでは?年取ったらまた見ようと思う映画です。とりあえず今日はお風呂入ってしっかり休んで明日から仕事と勉強頑張ろっと! " + }, + { + "date": "2014-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "念願のね( ´ ▽ ` )ノ\n 普通にいい映画!って感じ!悪いところがない、優等生みたいな映画!なにより脚本が素晴らしいことがすごくよくわかったです。。本も読もう〜。あんまりキャストで仲良し!とかはないんだろうなぁとか思っちゃった!笑あと、三浦春馬は子役あがりっぽいなあって。高校生のときあんなに好きだったんだけど、今はそうでもない。今は高良健吾の時代だ!!!あ、この映画に出てくる役の血の繋がりよる遺伝というかなんというか、キャストの選び方は上手いな、って思ったかも?井上真央の娘が風吹ジュンで、孫が、、名前忘れた(≧∇≦)、、でも皆顔似てるよね!!三浦春馬と岡田准一も意外と似てる!あ〜本読もう。あと戦争映画みよ。パールハーバーの続きみるーーー! " + }, + { + "date": "2014-02-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "すんなり受け入れられないシーンが残念\n 原作をうまくまとめた映画だと思います。CGによるゼロ戦のシーンもなかなか。ただ、泣けるほど入り込めませんでした。残された妻が大石を受け入れるところに違和感。現代パートでゼロ戦が飛んでくるシーンで興ざめ。ラストシーンの宮部の笑顔も。すんなり受け入れられないシーンがあるのは残念です。 " + }, + { + "date": "2014-02-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "見たくなかったが仕方なく見た\n 妻と子供(小学生)が見たいと言うので仕方なく見た。理由は、戦争映画という事で、子供が偏った考えを持つと困るので、私が、子供と一緒に見て、実際にそういう部分があれば、後で子供に説明してあげる目的だった。結果的には、心配するまでも無かった。何故なら、非常に薄い内容の映画だからだ。戦争映画には、優れた作品が他にたくさんあるが、比べようも無いほど陳腐で、安物の2時間ドラマ程度のものだった。思慮深い所や考えさせられる所は、全くない。昨今の日本の世相を反映していると言えばその通りだが、こんなんで良いのか? " + }, + { + "date": "2014-02-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "珍しく原作を読んであった。\n なにはともあれ赤城がすごかった!圧巻んー、正直な感想、映画館じゃなくレンタルDVDで観てもよかったかな。やくざ役、田中泯さんよかった。 " + }, + { + "date": "2014-02-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0\n オチには感心した。なるほどこうきたか~、って感じ。ただ、ヤクザ(?)さんらしき人が井上真央ちゃんを助けたらしいってくだりは、ちょっとリアルさはなく安っぽい。それにしてもあんなに頑なに援助を拒んでいた真央ちゃんなのに、結局は受け入れてしまいそれはそれで単純には「よかった~」なんだけど、「主人は約束を守ったのです」ってセリフは、冷静に考えるとなんかすごくこじつけでしょう。それにしてもストイックなまでに信念を貫こうとした岡田くんはかっこよすぎ!あまり余計なことを考えず、純粋に観れば泣ける映画です。 " + }, + { + "date": "2014-02-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "皆さん余りにもナイーヴ過ぎます\n 「永遠の0」観た。皆涙が止まらないって書いてるけど、それほどの映画じゃない。 テレビのバラエティ番組で感動させたり泣かせたりするツボを十分に心得ている原作者(田母神さんを応援して他候補を人間のクズ呼ばわりしたNHK経営委員の百田尚紀)の巧みなストーリーに皆騙されてるだけ。 最後は特攻隊で死ぬことになる主人公に「家族や国のために生き延びろ」と言わせる前に、そもそも太平洋戦争を始めた日本という国について原作者がどう考えているのか、その総括がないまま、戦争の話をこのような人間ドラマにすり替えてしまうのは極めて危険なこと。 日経ばかりか朝日新聞まで映画の製作委員会に名前を連ねているのを見ると、朝日は一見政府に批判的な姿勢を見せながら、実は戦前の体質から何一つ変わっていないことに愕然とする。 映画監督、脚本家、VFX監督としての山崎貴監督の力量には敬意を表するが、それだけの実力があるのなら、原作が内在する危険性に気づいてほしかった。 一点だけ、純粋に映画的視点から言えば、岡田准一の演技力は思っていたより良かったし、井上真央の少ない登場の中での演技の確かさに裏打ちされた存在感にはさすがと思った。全体としては、田中珉のすごみ、山本學、故夏八木勲ら名バイプレーヤーたちに支えられていた。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "変な感じ。\n 内容とか良かったと思う。セリフとかキャラクターとか。でも、映画としてこれはいらないだろってシーンがかなりあった。個人的だけど。期待して観に行ったから、落差が凄くてケツ痛かった。長ーいって感じる映画だったなと。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田准一がかっこいい。\n 岡田准一の存在感大。彼は演技派でしたね。三浦君の若手イケメン要員はいらない。吹石さんはただ泣くだけで終わる。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "引っかかる点が\n 私はまだ子供なのでえらそうなことは言えませんがどうしても一つ気になるというかえっ?と感じたところがありました。作品としてとても感動し泣けました。あまり目立つシーンではありませんでしたが宮部の教え子が特攻として飛び立ち相手に撃ち落とされる直前お母さん?だか、母さんだか言うシーンが地味に一番きました。腑に落ちない、納得が行かないのはラストの展開です。なぜ宮部の部下と宮部の奥さんがくっつくの、?と。話を聞いていてうんうん、と思ってましたが写真を見た時からあなたが好きだったの一言に、はい?って感じです。旦那さんが生きてたその時から好きだった?え?と。それから最後のあの孫の前に現れた謎の宙に浮く宮部。あれはいらなかったかな、と。シュールでした。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでから\n 原作を読了してから。とにかく戦闘機などの情報量が多く読み進めるのに苦労したけれど、映画は情報がすっきりしている分、登場人物に注目できる。端折りも納得がいく程度だったけれど、やくざ?の飛行兵など登場人物がさらに掘り下げられているので、映画がよかったなら原作も読むのをオススメする。わたしたちの親の、その親の世代の現実のひとつであり、祖霊に感謝を抱く気持ちになれる。けっして戦争賛美なんてものではない。むしろ、戦争の凄惨さを嘆く、平和への願いを謳っていると思う。タイトルが航空機の名前だから、右だプロパガンダだと叫ぶのは、それこそがきな臭い思想なのだ。「永遠の0」は、主人公、そしてそれを取り巻く時代の人々が家族、継ぐ世代へと残した愛の物語である。 " + }, + { + "date": "2014-02-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ぜひ多くの人に観て欲しい\n とても深くて重い話。一昔前の愛を見せつけられました。私もこんなに愛されてみたいなと‥。若い子からお年寄りまで感動できる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良い映画です。\n ずっと気にはなっていたけど、某監督らが酷評していたので何となくスルーしてきましたが、やっぱ観て良かった!戦争美化だのなんだの言う人もいますが、映画は理屈で観るものじゃなく、感性で観るものだと思う。岡田くんは最高に良かったし、脇役もみんな凄く良かった!泣ける映画ですが、号泣とかじゃなく、気づいたら不覚にも涙が頬を伝っていた…という感覚でした。零戦の戦闘シーンや空のシーンなどは、やっぱり映画館の大スクリーンで観るべき!です。 " + }, + { + "date": "2014-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "めっちゃ泣いた!\n 原作は知らなかったんだけど読みたい!っておもった。日本映画であんなに迫力を見れるなんて...少し別の意味でも感動しました。岡田くんの演技もすごくよくて感動した!新井さんも良い役だったなぁ(^-^) " + }, + { + "date": "2014-02-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "くり返し語って考えて欲しい\n 特攻隊で戦死した実の祖父の存在を知った姉弟が、祖父・宮部久蔵の生き様を追っていく物語。多くの人達の心を引きつけるこの作品を遅ればせながら観ることができました。実際に当時の職業軍人が命大事を口にできるものだろうか、とは思ったけど、現代の人達に彼の心深く秘めた信条を間違いなく伝えるためのアレンジは必要なんでしょう。多くの人に伝わり考える機会になったのはとても良かったです。祖父の真実を追う姉弟はお返事を頂いた後に勉強した様子もなく、いきなりインタビューしているようで好奇心が薄い感じ。途中から健太郎君ががんばってくれて良かったです。ベテラン勢の存在感は素晴らしく、過去とのリンクも上手くて説得力がありました。宮部久蔵の最期は辛かった。彼の才能がこんなことに使われ終わる、悲しみよりは虚しさと怒りがわいてしかたなかったです。健太郎君が追い帰されるくだりは、父と中学生の頃の私とそっくり重なり、かなりニガかったです。時は容赦無く、もう一度ちゃんと向き合える前にお別れしてしまったので。 " + }, + { + "date": "2014-02-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "死にたくない\n 当たり前に家族で過ごす日常が、とても幸せな事だと改めて考えさせてくれた作品でした。生きて家族のもとに帰りたいと願う彼の想いが諦めになっていく後半は彼の無念を考えると切なく涙が止まらず、映画館を出る時は目が赤く泣き顔になってしまい恥ずかしかったです。映画を観れば原作は読まなくてもいいかなぁ〜と思っていたのですが、多少腑に落ちない点もあったので原作本も読んでみます♪ " + }, + { + "date": "2014-02-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "見なければよかった\n 納得できなかったただただ寂しかったすごく共感できていたのに情けないと感じたし頭にきた一粒の涙も流せずに見なければ良かったと心から思ったこの映画に触れることは二度とない " + }, + { + "date": "2014-02-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けた…岡田くん良かった\n 最後の20分で、ようやくこの映画が評価されている理由がわかりました。戦争映画であっても一つの物語としての輪郭がはっきりして、最後は涙が止まりませんでした。岡田くんの演技はとてもよく、かっこ良かったし、映像も素晴らしかった。ただ、どうしても一箇所だけイヤだったのが、前半の真珠湾攻撃のシーン。主人公達があれに関わったと思った瞬間に、気持ちが冷めて、後半まで感情移入が出来なかった…この物語であれば、あの部分は無くても成り立つであろうに。またこのシーンがあることで、日本人がこの映画を評価していることを、海外からは別の意味で捉えられてしまうような、そんな気がしました。それだけが本当に残念。 " + }, + { + "date": "2014-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きっぱなし\n 生きる努力をしろという言葉が胸に刺さった。私は努力出来ていないな。戦争という事実を語り継ぐことも大切だし、私たちも戦争の事実を知ろうとすることが大事なんだと思う。戦争映画は息が詰まるから見るの好きじゃないけど、同様の事を起こさないように、しっかりと心に刻もう。色んな人の過去が重なり合って今になっている事、忘れないように。 " + }, + { + "date": "2014-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいです。\n 親族にすすめられ、原作すら読まずに行きましたがすごく良い映画でした!2度目の鑑賞を予定しており、原作も読ませていただきました。人生、捨てたもんじゃないとこれからの人生に期待しておる所存であります。 " + }, + { + "date": "2014-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "伝えたい\n これはやばいです。五年後十年後にも伝えていきたいと思える映画でした!少しでも多くの人に見てもらいたいです!今が平和だからこそこの映画みてほしい!命の大切さ改めて感じました(T ^ T)涙が止まりません(T ^ T)もう一回見に行きたい!目に焼き付けておきたいな。 " + }, + { + "date": "2014-02-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待してたのに残念な映画だった…\n なんでここまで人気があるのか自分はイマイチわからない作品。話はとってもいいのになぁ〜と思う。現代パートの演技が古臭かったり、実際にはない仕草。ほんとうに残念。過去のシーンは本当によかった!岡田くんや染谷君の演技は驚くほどいいものがあったのに、現代の三浦春馬の演技に感動を壊された。最後のCGがいらないかなと思う。それと桑田佳祐さんの歌を使っていて狙ってる感があったかな。とにかく監督に残念… " + }, + { + "date": "2014-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "良い映画と思います。監督の器は疑問\n 脚本家が原作を曲げるのは、原作に足りない部分を補う、若しくは別の作品に仕上げたい時に止むを得ないと思うが、本作に関しては、原作に不足など無い。本作は、監督・脚本となり、個人の思いなのか、目立ちたがりなのか、妙な演出を(ラストシーン以外にもちらほらあるが、)加える事で、最後の最後で味が薄れてしまった感がある。個人的感想と思いきや、周りの人が同じ感想を持ったようだった。作家の方は、よくこれでGOを出してくれたなぁと、器の大きさを感じる。しかしながら、原作に忠実な部分は、そのストーリーが映像で心に訴えかけられるので、感動に心を揺さぶられた。あと1時間拡げて、妙に原作をいじらずに、原作に沿って作り込めば、日本映画の名作になった事は間違いないのではないだろうか。とにかく、若い世代に「読んで」「観て」もらいたい作品です。涙が出ました。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良いお話\n オープニングとエンディングは圧巻。原作に思い入れがあるせいかな。深みを感じず、もう少しがんばって欲しかった感。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0\n ひとりで観に行ったのですが、だいたい3回ほど泣けました。最後には涙が止まりませんでした。戦争のシーンが多くて残酷でハラハラして見てなれない!っていうところもありましたが、このような事が昔あったと思うとぞっとしました。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0\n いい映画と、みんなが言っていたけど、その通りですね。単なる戦争映画思えば、全く違ってる。戦争の恐ろしいさ。生きることの大切さ。家族を大事にする事。今、世の中は、甘い時代になって、こんな厳しい時代を知る人が少なくなった。日本もこんなに復興したんだと改めて思った。いろんな人に見てもらいたい映画だね。映画と言うか、語り繋がなければいけないことだね。初めから、最後まで泣かせてもらいました。星4つの採点ですが、泣ける映画です。泣かせる映画です。いいお話です。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観るなら一人がいいかな...\n 映画館で観るなら、一人がいいと。涙する人も... 戦争を知ってる人も、知らない人も。じっくり感じながら、考えながら観る事が出来るのでは?音響効果やスクリーン映像の迫力はやはり映画館で。少しだけ... よくある終戦記念日のTVドラマって感じもありました。先が読めちゃったんで。 " + }, + { + "date": "2014-02-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "めちゃ泣いた。\n 男だったら連れを気にせず一人で号泣!小説を読んでから楽しみにして観ました。素晴らしい作品でした。売れる理由は本物だから。 " + }, + { + "date": "2014-02-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いい!\n 本でも読んで、その時頭の中で想像していた映像がそのままスクリーンに映っているような感じ!とっても忠実で、でも本の最後の部分を入れて欲しかったかな… " + }, + { + "date": "2014-02-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ハンカチ1枚では足りません!\n とても素晴らしい映画でした。全てに感動したのですが、最後の夏八木さんが「松乃と私は宮部のことを口にしたことはなかった。しかし忘れたことはなかった。」「私達だけが特別ではない。」と語るシーンが特に心に残っています。そして最後の宮部の特攻シーン、からの~サザンのエンディング!涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-02-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "上手くマトメテル\n 久しぶりにまた、もう一度観たくなる映画に出会いました。岡田君が孫役の三浦君に「しっかり生きているか!?しっかり生きろ!」と語りかけてる様に見えるラストシーンが最高でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "プリンスシネマ\n 苦手分野の戦争映画。目を逸らすべきではないと知りながら、それでも尚、観賞後の心情が想像できて、避けてきました。結果、見て良かったと思えました。岡田くん、凄いです!!!信念の強さ、素直さ、正義感、どれも全て読み取ることができ、吸い込まれていきました!あと、おじ様達の演技も圧巻ですねー!!こちらが息苦しくなるくらいでした!!。。。現在のお孫さんの方、普段と同じドラマのトーンで、涙があそこで止まってしまう感じはあり、少し残念な気がします。あと、歩道橋のシーン、あそこは、必要ないと思うのです。少なくてもあそこで叫びながら泣かなくていい。であれば、岡田くんの様に空虚感漂わせながら、静かに涙を流すくらいに。。。普段はかっこよくて好きなんですが、脚本でしょうか。ちょっと残念でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見ました!\n 最初に小説を読んでとても感銘を受けました。この小説が映画化されることを知った時はとても楽しみでした。映画を見てる間は引き込まれて楽しむことができました。宮部役の岡田准一さんがとても役にはまっていて凄かったです!宮部は岡田さんしか演じれないと思いました。小説で大好きなのが景浦でキャスティングが気になっていたのですが少し小説のイメージと違うキャスティングだったのが残念です。 " + }, + { + "date": "2014-02-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "みました\n とても良かったです岡田君がすごくかっこよかったそして宮部久蔵が最後特攻隊として死んだあれは、機体を変えてもあの人なら生きて帰らなかったと思います " + }, + { + "date": "2014-02-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きることの大切さ\n 2回観に行きました。とても心が暖かくなる映画でした。20代の時に、この作品と出会えて本当に良かったと思います。懸命に生きることの大切さを教えてくれました。同年代が残してくれた日本を、大切にしていこうと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "じわりと感動\n 岡田くんの最期の表情がたまらなく胸にくる。決して戦争を賛美する映画ではない。むしろ、これを観て、戦争賛美と言うような人が戦争に歩を進めるんじゃないだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-02-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "多くの人々に観てほしい映画です\n 「私たちは平和に慣れすぎてしまっている」私がこの映画を観終わった後の感想です。政権が続かなかったり、ゆとり世代と呼ばれる子が出てきたり、現在の日本が抱える問題は平和ボケによる弊害なんじゃないかな、とこの映画を観終わった後に思いました。毎日が死と隣り合わせの時代に生きた人々は、強い。だからこそ、生命力にあふれ、時代を切り開く力があったんだと思います。戦争とは何かということより、「生きること」とは何か、「命は繋いでいくもの」を強く感じた映画でした。橋爪功さんはじめ夏八木勲さん、濱田岳さんの演技も観客をひきつけるものがあり、とても良かったです。主演の岡田君は、もちろん格好良かったですが、助演の俳優陣あってのこの作品だと思います。映画館で観るべき映画です。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "生きてるだけで丸儲け\n 自分で見た後、オーバー80の人を連れて行きました。先輩が特攻で亡くなり、自分は予科練に合格した時に終戦になった人と、良く遊んでくれた近所のお兄さんが、飛行機(多分、ゼロ戦)で、一回家の上を回ってかっこ良くて、皆で旗ふって万歳した後、特攻してって亡くなった…。体験のある人達です。今まで、どんな戦争映画を見ても泣かず、戦争を美化して嫌だ。お国の為に喜んで特攻した人なんていないと言い切っていた人達です。唯一、火垂るの墓では無いてましたが、二度と見ません。そんな二人が、涙が止まらなかった。と言っていました。本当に戦争は嫌だと言ってました。孫には絶対あんな思いはして欲しくないと言ってました。そして、この映画を見せてくれてありがとう。と言ってくれました。こちらこそ、今まで生きててくれてありがとう。これからもお願いします。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絶対に映画館!\n 本を読み何度も涙が堪えきれなかっただけに、映画化に不安を抱いて、今まで観ていませんでした。けれども、いずれ観るはめになるなら絶対に映画館で観ておかなければという思いで観ました。結果、絶対に映画館です!飛行機乗りの“ 空 ”の情景が本を読んでいた時より、よりくっきりとスピード感とともに伝わってきて、心が締めつけられる思いに涙が止まりませんでした。主演の岡田准一が魅力的なことに加え、夏八木勲、田中泯、橋爪功の戦争を語る重みある緊張感に感動を覚えました。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "命をつなぐ..\n 私達の今があるのは、戦争でたくさんの犠牲で亡くなった人達のうえにあるんだってこと、絶対に忘れてはいけないんだって改めて強く思った。戦争を知らない私達若い世代が観るべき映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦争の悲しさを若い世代に伝える\n 戦争の悲しさを映像+カッコ良さで伝える。能書き屋は食い足りないだろが、商業的なもんを使って上手にやったと思う。泣き映画ファンからゼロ戦マニアまで満足度は高いだろうがもっととてつもないもんが見たい。 " + }, + { + "date": "2014-02-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "主演の岡田准一が魅力的\n 戦争映画なのに非常に爽やかな世界観でした。また主演の岡田准一さんが非常に魅力的なキャラクターでファン以外の方もこの映画で虜になってしまう人も多いかと思います。ただ残念な点として物語の内容が物足りなかったように感じます。世界観、映像は申し分無いのですが結末がいまいちすっきりしない(謎は解決するのですが、ふうん程度)これだけが惜しかったので星三つ半。 " + }, + { + "date": "2014-02-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "絶対に観て頂きたいです。\n この作品は老若男女問わず色んな方に観て頂きたいです。とても素晴らしい作品でした。これを観て本当に色々な事を考えさせられたり、いまなに不自由なく当たり前の生活ができるということは本当に幸せだということを感じさせてもらいました。その時代に生きてないから戦争なんて知らんし関係ないし…と思う人はいると思います。けど、関係がないなんてことは無いです。いま美味しいご飯が食べることが出来て職業を選択することも出来る。それは命をなげうってでも戦った先人達のおかげだからです。自分達にも関係がある。自分達の先祖がそうやって戦ってくれたんです。宮部さんと松乃さんの他にもそれぞれ色々な辛い物語があったのだと考えると本当に涙がとまりません。最後、宮部さんがあんなにも死にたくないと言っていたのに特攻に行きましたが、それはきっと大切な人を守りたかったからだと思います。それでも、いくことはないだろうと考える人もいると思うけど、わたしはやっぱり最終的には大切な人を日本を守りたかったんだと思います。それだけの強い意志だったのだと思います。賛否両論色々ありますが、わたしはそのように捉えています。この映画をみて良い映画だったという言葉をよく聞きます。とてもその通りだと思います!けれど、良い映画だったなで終わるのでなく、それを観てもっと戦争やその当時の先人達の気持ちを考えていって欲しいです。そしてそのような先人達がいたことを決して忘れずに感謝の気持ちで一日一日を過ごしていきます。本当に色々考えさせられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "残念\n 演出が全般的に甘い。別の言い方ではぬるい。「ALWAYS 三丁目の夕日」と同じく演出そのもののレベルが達していないと言える。特にラストに致命的な演出に唖然となる。更にとどめがサザンの歌だ。最悪や。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いい映画\n すごくいい映画です!!めっちゃ泣きそうになりました、メッセージ性の強い映画です戦時中こんな人たちもいたんだなと改めて感じました。勉強になりましたこれを戦争美化とかいう某映画監督はどうかしてますね。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本人の情熱を思い出せる映画\n 原作を1年前に読んでから……映画化が決まって、ずっとずっと待って観に行きました。原作がいいと映画化した時、どうしても比べてしまいます。内容はどうしても時間的制約があり、原作以上に詰め込むことはできません。原作の方がいいっていうのは、よくあるお話。しかしこの作品では「特撮」という点で、零戦のリアリティーを感じることができ、ある意味この映画によって作品が補完されたような印象を受けました。映画化がここまで成功した例もなかなか稀有だと思います。原作を読んでから映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも楽しめると思いますよ。戦争をこういった視点で観る事も、今の日本人にとっては大切なんじゃないかと思います。特に十代や二十代の方が(自分も二十代ですが)観ることで、戦争に興味を持てるんじゃないでしょうか。コメントでよく、「戦争はこんなんじゃない」とかちらほら見かけますが、ノンフィクションじゃないんだから、こういう視点での戦争の見方っていうのも悪くないなって思ってもいいじゃないでしょうか。映画を観た後はとても心が洗われたような気持ちになりました。これから、もう一度映画館に行って観てきます! " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "よくある戦争映画ではないですね。\n ありがちな涙を誘う戦争映画かと思いましたが、言葉一つ一つに訴えるものがあり素直に考えさせられる映画でした。脇を固めるキャストも素晴らしいですし、映像の撮り方も迫力があります。映画館で観るべき映画です。伏線も引いてあり展開もよく144分があっという間でした。日本が戦争を知らない人だけの世の中になってしまったら、、、と考えると貴重な内容だと思います。語っていくという視点もよいですし。ちなみに妊娠中に観に行ったので、通常より涙が半端なく堪えるのに必死でした。旦那もですが、周りの男の人もかなり泣いていました。しかしお涙頂戴で作られた映画では決してないです。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そんなにええかー?\n 原作を読んで映画を観るという。日頃、本を読まない僕からしたら非常に珍しいことである。戦争時代に生まれていない私などは当時の状況がさっぱりわかりませんが命の尊さを学びました。ちなみに泣きはしなかったです。 " + }, + { + "date": "2014-02-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "久々に泣いた…\n よく映画を観に行くのですがこんなに泣いた映画は初めてでした。観たあとに色々と考えさせられ生きることの大切さを改めて実感しました。今まで観た映画の中で一番良かったです!※エンドロールでサザンの『蛍』が流れた瞬間に涙が… " + }, + { + "date": "2014-02-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n 三浦春馬君目当てで楽しみにしていました。本も2回読みましたが、流れもスムーズでありながら重要なシーンもうまくまとめられて作られていてまぁまぁ良かったです。まぁこんなもんかって感じです。 " + }, + { + "date": "2014-02-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最近の日本映画の中ではベスト作品です。\n この作品は最初に本を読み感動しました。 どの様に映像化されるのか?と思いながらもなかなか映画館へ行かずにいましたが、急に思い立って映画を観ました。 私の感想は、最近の日本映画ではベスト作品だと思います。 物語の流れに自然と涙が出て、映画が終わった後もなかなか立つことが出来ませんでした。 また観たくなる映画です。映画の感想では「戦争の美化」「特攻隊の美化」などの意見もありますが、私はこの映画は全く反対の「戦争はおろかであり」「死ではなく、生きて行く事を大切にする」その様な事をを考えさせる、非常に深い意味を持った映画でした。映画の中で主人公宮部久蔵と戦友の景浦(現在ではやくざの親分と思われる役)の会話で、戦争は持てる技術で争うのであり、特攻という「死を持って戦う方法はおろかだ。間違っている。」という場面には、本当に感動を得ました。実際に特攻で亡くなった方は20代の若者です。 しかしその特攻という戦術・手段を考えた人又その特攻をを強制した人は、自分は特攻を実行することもなく、持っていた権力を持って若者に死を強制し、そして戦後も自決をせず生き残り、恩給を受け、70歳~80歳まで長生きをしたとも聞いています。 本当におかしな話です。そこに疑問を持って、若者を残して、残る家族を託し、自分が特攻を選択した主人公には、本の上又映画の世界の物語ですが、本当に心から感動します。本当にこの映画は、最近の中では素晴らしい作品でした。 又この様な作品を待っています。 " + }, + { + "date": "2014-02-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争映画ではない\n 原作を読んで観たけど、抜くとこぬいて上手だなと思った。ただ戦時中というリアルな面も抜けてたと思う。愛の映画になってた。内容が、素晴らしい俳優陣の演技と最後の勢いにカバーされて上手く化かされた感じ。。海で泳いでるシーンが一番好き。 " + }, + { + "date": "2014-02-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "軍人が護るべき、国の中で\n 最近の「8.15」作品に、“ありがち”な現代から捉えた「戦争の時代」の話。ただ「現代」が「平成16年」なのは夏八木勲さん演じる元特攻兵の言葉「10年経てば、“その”世代が皆、鬼籍に入る」から、逆算しての設定だろう。確かに10年経った平成26年、もう戦争の話を出来る世代はだいぶ来世の方になり、しかも、幼少期に焼夷弾絨毯爆撃や機銃掃射の思い出をうっすら覚えてるような世代も亡くなってるんだもん。前置きをしておくと、アメ公側から描いた「プライベートライアン」とか、「パールハーバー」に感動とか、共感覚える人間には、日本人が描く戦争映画にどーこー言う筋合いは無い!平幹二郎、橋爪功、山本學、田中泯、夏八木勲の元航空・特攻隊員の証言から、ある一人の航空兵の人物像を掘り下げていく物語。・真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦・ソロモン航空隊・マリアナ沖海戦・内地空襲の反攻・鹿屋特攻基地“空兵”を描いた“戦争作品”としては、原作は百点満点であると言えるが、星が1つ足りないのは山崎貴作品特有の・CG偏重による、物語の奥行き感の薄さ・クライマックスがやたら長い点に置いて減点。東宝戦争映画がと言うと、どうしても、「特撮」があり、その特撮を凌駕する「深い人間ドラマ」を期待してしまうのに、「零戦燃ゆ」(1984)以降、殆んど戦争映画を創らなかったのと、田中友幸プロデューサーの存在が無い今、過去の「東宝戦争映画」の栄光を求める事自体、無理な話か。歴戦のエースパイロットたちと零式艦上戦闘機が捧げた「国に対する魂の籠った命」に付いて、1から説明をしないといけない時代だから、“証言”と言う形で丁寧に説明し、如何に主人公「宮部久藏」が異質な存在でありながら、空兵として大事な「心持ち」を大事にしているかよく判るように創られていて、先の戦争を真正面から捉える事に窮しない。教官として、直援戦闘機として多くの学徒兵や少年兵で構成された特攻機が目的遥か手前でむざむざと果てる姿に打ちひしがれた久藏がいよいよ突撃を志願し、飛び立つ時の清々しい顔は、「生き抜く事を是」とした人間が「必死」させた者たちの元へ旅立つ本当に気持ちの晴れた瞬間なのだろう。「生きる事を是とした人間にも死を是とさせる」切々と感じる。戦後の話がやたら長かったが、宮部久藏主体の戦争作品としては戦後68年経っても魂の籠った作品だと感じる。最期に、「濱田岳」、この役者は今後、名バイプレイヤーになりそうな気がする(昨年公開の「はじまりのみち」含めての直感)取り合えず、若人よ、異国の映画ばかり観てる暇あるなら「戦陣に往く先人」の作品を観よ! " + }, + { + "date": "2014-02-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "涙もろいわたしだけど\n 戦争映画ってやっぱり感情移入しにくい、、だって世代が違うんだもの、、でもだからこそ、こうやって映画で色々なストーリーを知れるのっていいよね。ラストのほうでおじいちゃんがいい事いってるなって思いました。ちょっと長かったけど、まあ飽きはしないで観られた感じでした。 " + }, + { + "date": "2014-02-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "物語は好みあり\n 描ききれてないのではないかと思ってしまう作品に感じます。けど、引っ掛る映画ではあり、特に現代の戦友達。現代の大石のセリフなどは特に心に引っ掛かりました。主人公は強くなかった。「生きる」という強い思いを持っていたけど、戦争、特攻という現実に負けてしまったのかなと。そして、簡単にいえば主人公の物語は美談に感じ。その辺は好みではないです。 " + }, + { + "date": "2014-02-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった\n とてもいい映画でした。もう一度観たいです。キャストが豪華すぎて驚きました。主要な脇は全員見たことある人でした。それと魅せ方上手いなあと感じました。最後のあのたたみかける感じとか。自分は原作読んでなくて原作と同じなのかわからないのですが、ひとりひとりの観点、情報、感情などが様々で、その節その節すごく感動しました。泣くのを我慢してると腹のあたりがグゥ〜ってなりますね。まあ涙は流してましたけど。(普通の視点で観れば)いい感想しか出ないような映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "日本の戦争映画として\n の本の戦争映画として、今の日本に大きな影響を今も与え続ける太平洋戦争を考えるきっかけになるものだと思う。戦争の美化や、特攻の賛美などはされていないし、純粋にドラマとして描かれている。フィクションではあるし、宮部久蔵を綺麗に描きすぎている部分はあると思う。そこまで死にたくないと思う、原動力となった家族について、もう少し前の話があればと思う。不満点は三浦春馬の演技のひどさ。感情移入を途切れさせる。 " + }, + { + "date": "2014-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後の場面はいらない\n 実際の戦中はどうだったかはおいておいて、「生きろ!」というメッセージが伝わってきた。でも、どう考えても最後の場面はいらない。話者が孫なのに、なんであんな最後のシーンをわざわざ入れたのか。戦後の話もそんなに長くやらんでもいいんやないかと思ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2014-02-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "三浦春馬が下手すぎてムシロかわいそう\n 男性と女性で、泣くシーンが違うという現象が周りで起こりました。ある意味大変おもしろい。鑑賞後の評価も分かれますねこれは。岡田くんの演技。折れる、を通り越して擦り切れてそこから更に漂白されてしまったような心の内をあの若さで演じられるのは、彼の他に誰ができただろうか。一方で、三浦春馬の演技が酷すぎて驚愕。前半の演技は普通にみれたのは、『アラフォー篠原涼子との恋愛すったもんだドラマ』で演技の幅がバレなかったのはこれか!と納得。彼はまだチョイチャラな役どころしかできないのだと今回露呈されてしまい、むしろ気の毒。こんな観客動員数のこの映画でバレなくても…。後半に向け彼が祖父を想い真剣になればなる程、こちとら白々しい気分にさせられて、張り詰めたダンサー田中氏の演技を削りにかかるのではと、本気で心配しちゃったほど。後半はむしろ何とかして出さなくてよかったのでは?周りでも悪評高し。 あとあの脚本、せめてもうすこし何とかならなかったのだろうか。間延びしていて、涙腺が路頭に迷った。今後同じ監督の映画はちょっと期待しづらいか。 それにしてもダンサー田中氏の素晴らしさ、筆舌に尽くし難い。やっぱりきた!もう何もいえません。あんな『見てはいけないものを見てきた眼』ができるおじいさんがいますかね。いそうで絶対にいない。!格好良すぎおじいさま。染谷くんは既に『園子温』系で輝き過ぎていたが故、『いえいえ、こんなチョイ役で終わるわけはないダロ、きみは』と上映中ずっと追い続け、脳内で勝手にネタバレしちゃったのは、彼の今後の可能性のデカさ故です。女性の私はあのセリフで二回ともボロボロきましたが、それは百田さんのおかげということにしときましょう。子供向けには、たいへんいい映画です。家族で、戦争に行くのが清い時代があったことを存分に話合うには絶好。 " + }, + { + "date": "2014-02-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "全然ダメ。\n 戦争映画、当時はこんな甘くなかったハズ。ゼロ戦だけ、そこの映像のみ良かった。感動する所なし。特攻隊で亡くなった先人達に、見せれない映画。なぜ大ヒット?理解できない作品。まぁ、無いね。 " + }, + { + "date": "2014-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生き方は生き続ける\n 生き方を貫くことは難しい。しかし、貫くことでその生き方は自分を超えて人に伝播していく。戦争は本当に人の運命をもてあそぶ。やはり、戦争は絶対にしてはならない。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "空に憧れて\n 人間は多面性があるもの。ある人は宮部のことを「臆病者だ」「卑怯者」「国の恥」と言い、ある人は「命を大切にする人」といいます。戦時中は戦争の雰囲気に飲まれ、誰もが「自分の命は大切だ」「死にたくない」とおおっぴらに言い出せなかった。負けを予期し意識したとしても「負ける」と言うなんてもってのほか。当時としてはありえなかった人物像です。真っ直ぐとした目で堂々と自分の意見を言い放った宮部は、戦時を経験した人にとって『理想』のような存在なのでしょう。偶像まではいきませんが、当時ここまではっきり戦争に対して真っ向から立ち向かった人物はいないはず。誰もが心の奥に「負ける」とか「死にたくない」というマイナス意見は秘めていたはず。はっきりものを言う宮部は、理想化されているのだけど、その理想を描いて当時を生きた人の心を昇華させるのが、物語ってものですものね。良い映画でした。私は戦争を経験していないので、その時生きて過ごした人たちがどのような思いで暮らしていたかは、想像するしかありません。その想像の手助けになるような映画です。飛行機の内部がよく映っていて、自分まで雲の間をすり抜けて飛んでいる気分になりました。空飛びたい。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "戦争映画が持つ使命\n あまりの高評価と盛り上がりに水を差すようなので鑑賞直後のレビューは控えた。と言うのも私のこの映画に対する評価、感想は良いものではないからだ。なのでまだ観ていない方、そして本作を愛してしまった方は読まないでいただけるとありがたい。戦争を題材にした映画は、それだけである種の責任が携わるように思う。シリアスな作品であればあるほどその度合いも増すだろう。作り手の思想や戦争映画に取り組む姿勢が画面を通して観る者に訴えかけてくるものだからだ。この映画の見所、誉められるのはVFX。それだけだと思う。作り手が力を入れたのはそこなのではないだろうか。確かに零戦が飛んでいる様は違和感無く観れた。それは素晴らしい技術だと感心した。原作は未読だが話としては良い話だと思う。しかしそれをカッコ良く見せることで(またはカッコ良く死ぬことで)「特攻隊」を美化していると感じた。この最低最悪の作戦によって散っていった先人たちには敬意を表したい。その先人たちがこの映画を観たらどう思うだろうか?自分達の無念さや戦争の不条理さを伝えていると言えるだろうか?後世に戦争と言うものを伝えていくという点において本作ではダメだと思う。カッコ良いではダメなのだ。きっとカッコ悪いことがカッコ良くならなければいけない時代だったと思うからだ。この映画は若者向けの商業映画だ。だからなおさらたちが悪い戦争映画になってしまっている。それが本作を観た私の感想である。「海ゆかば」という記録映画がある。アメリカのジョン・フォードという監督が撮影したフィルムを日本が編集したものだが、その中に空母に突っ込む特攻隊の映像がある。アメリカ側の目線で撮られたその短い映像にはセリフなど勿論無いが、特攻という作戦のクレイジーさは痛いほど伝わってくる…。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "なぜこんなに評価が高いのかわからない。\n どうしてこんなに評価が高いのかわからない28歳です。評価☆1つはやりすぎですが、他があまりにも高いので、という意味もあります。普通に見るには決して「平均以下」とか「つまらない」とか、そういう評価にはなりませんが正直時間の無駄という感じはありました。映画を通じて得るものがなかった!という点において酷評とさせていただきます。高校生なんかは正直、つまんないんじゃないかな。悪いことはないけど良いこともない映画。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読もうと思いました。\n 原作を読んでからと思ってましたが、周りに薦められ先に映画を見ました。感想は、なぜ皆、ここまで高評価なんだろう。その理由がさっぱり分からない。自分がひねくれているのかと考えてしまいました。原作を読んで、結論を出したいと思います。宮部が、家族を愛するがために生きて帰りたい。という気持ちがあるのは分かります。でも、空中戦で戦闘を離脱していいのでしょうか?逃げまわっていいのでしょうか。自分の仲間や教え子を見殺しにしているのです。逃げている自分は、その誰よりも操縦が上手いのに・・・ヘタれ以外の何者でもない。散っていた教え子や仲間にも家族がいるのです。自分と自分の家族以外の命はどうでもいいのか。あんた、教える立場の人間でしょ。まずそこはきちんと仕事しようぜ!生きて帰るのは、その後だよ。と序盤でそう思ってしまった。臆病者であり、卑怯者。それなのに、そこは上手くごまかされて宮部が美化されている。そういうことが分かった上での皆さんの評価なのでしょうか。そういう、卑怯者を生み出す戦争は怖いね。いけないよね。そんなノリなのでしょうか。部下を見殺しにして、仮に特攻を選ばずに終戦を迎えたときに、宮部は彼の教え子の親たちに会うことになるでしょう。そのときに、宮部はなんと言うんでしょうか。「あなたのご子息は立派な人でした。(僕は逃げ回って見殺しにしたけどね)」自分の妻や子に「約束どおり生きて帰ってきました。(逃げ回って部下を見殺しにしてきたけどね)」とでも言うのでしょうか。臆病者で卑怯者でしかない。仮に自分がこの人の孫だったら、ヘコむわー。戦争は、こんな卑怯者を生む怖いものなんだぞ。そういう意味でならこの映画はアリ。でも、そういう方向では明らかにない。宮部が特攻するときに、俺が命懸けで守る!と言ったヤクザの親分は素敵ですな。そういう純粋な強い強い気持ちを裏切っている宮部にがっかり。そして、なんとなくというか強引に宮部を美化しているストーリーにがっかり。そして、それを分かってるのか分かってないのか、評判が異様に高いことにがっかり。というのが、素直な感想です。で、ここで冷静に客観的に考えて、少数派の私がどこかひねくれているのか?ネジがズレているのか?とも思う。なのでここで終わらせずに原作を読んで、そして、もう一度、映画館で見てみようと思う。それから自分なりに結論を出してみます。これをご覧になった方でコメントなどあればください。ちなみに、はじめて映画のレビューを書いてみました。あまりにも評判が良くて見たのですが、自分が思ったこととあまりにも差がありすぎて、確かめずにはおられなくなってしまいました。ちなみに、特別な主義や思想はなんにもない、普通の二児のパパでありサラリーマンです。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作以上の出来映え\n 百田直樹の原作を読んで、映画化は難しい、と思っていた。観てみると、その予想は覆され、原作以上の出来映えだった。山崎貴監督はさすがだ。岡田准一の演技も最高だった。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久々の日本大作映画\n ドラマや戦争シーンすべてをとっても日本トップクラスの大作。特に語り部の大御所俳優がすごい。橋爪功や田中民、夏八木勲など。圧倒的な演技で引き込まれる。岡田を固める回りも若手演技俳優ばかりで、素晴らしい。井上真央も似合ってる。確かに戦争に行った人達はドラマや人生が一人一人あったと思う。敵味方関係なく。戦争の歴史を聞きたくなるような映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "評判どおり\n いい映画です改めて伝えていくことの大切さ考えさせられました。中学生ぐらいは理解できる内容なので学校で見せて欲しいぐらいです。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見なきゃ損\n 日本人なら是非見ましょう。繋がっていくことの難しさ、偶然が歴史の事実を作り上げて行く事に現実大肯定するのみでした。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "岡田くんの演技がよかった!\n 現代と過去が交互に出てくるような映画の時いつも集中力が切れてしまい、なんとなく不完全燃焼になってしまいます笑でもこの映画は集中力が切れるということはなく、むしろ気持ちが整理されたり自分なりに過去に対して思うことができました。確実に自分は現代の思考ですから現代の目線で過去について考えられたのだ思います。合コンのシーンは今の若者を象徴していて、あのような考えもきっと間違いではないように感じます。宮部のように自分の信念を貫き通すことは素晴らしいと思いますが、今も昔も多くの人たちが時代背景の上に考えがあるのだと感じました。そんな中で宮部のように生きた人は強い人だとも感じます。最後のシーンでは岡田くんの表情にゾクゾクし、息ができずただ涙が流れるだけでした。言葉にするのは難しいですが、いくつもの感情が混ざった表情に宮部の思いが表れていたと思います。昔のことは全て分かりませんが内容が重い映画なので過去のシーンでもう少し、楽しいとゆうか苦しい環境の中でもあったであろう若者らしいシーンがあれば、、、本当にあのような過酷な状況だったのかもしれませんが。宮部があまりにも綺麗に描かれているのも少し気になりました。あとは健太郎が宮部を見るシーンは内容や、シチュエーションは良かったですが現代の幸せが極端に描かれているような感覚でした。宮部が願った当たり前の日常とゆうものにもう少し近いものがあったのでは、、と感じました。小説を読んでいないので読んでみたいです。またパンフレットを読んで出演者のインタビューを読んでみて、映画をもう一度見たら視点が変わって新しい発見もあると感じました。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "語り継いでいくことの大切さ\n 物語を語り継いでいくことの大切さを痛感しました。自分のすべてをかけて守るべきものは何なのかを考えさせられた。1作品目(50作品中)1作品目(12映画館中) " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とても命の尊さを感じられる映画でした。\n 最初はこの映画に興味なく母に連れられ劇場に足を運んだのですが、始まりだしたら、この映画の雰囲気と三浦春馬さん演じる佐伯健太郎と吹石一恵さん演じる佐伯慶子が主人公を演じているのですが、この2人が宮部久蔵というこの2人にとっての曽祖父を追っていく感じで、自分もその調査をしていく中で宮部久蔵さんのことを知りたくなっていき、終わったらえ、もう終わりっていうくらい映画の中に入っていました。後、佐伯健太郎さんと年齢が近い感じだったので、それで健太郎さんと同じ気持ちでいられたのかもしれません。そして、宮部久蔵さんがなぜこうしたのか、なぜ参加しなかったのか、そういうのを追究していく度にどんどん涙というか、感情が高ぶっていきました。本当、その度に戦争の無意味さ、自分は今の日本で何をやっているんだと自分に自問自答することも後半多かったです。自分の人生や命の尊さを宮部久蔵さんが教えてくれた気がします。書いてたらまた涙腺が潤んできました。本当、命の尊さや自分の人生を考えさせられるとてもいい映画でした。原作の小説を読みたいと思いました。気になった方は観に行ってみてください。自分、最初は興味はありませんでしだが、観たらもう入り込んでいました。おすすめの映画です。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けなかった\n ハラハラドキドキ感はあまりない気がします途中で結末が想像できるし、確かに岡田君の演技力には圧巻されたけどストーリー性はあんまりなかった " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けると当時に今の自分を振り返る\n 宮部久蔵の台詞に、戦争後の日本はどうなっているのかと思いをはせる部分があり、そのシーンが今でも心に刺さっている。 あれほどの苦難を超え、戦後の苦難を超え、日本は平和になったけど、果たして幸せなんだろうか。  そしてこの日本を今生きている私たちはこれでいいんだろうかと・・ 弱い子供を自分の気分でたたいたり殴ったりけったりして殺してしまう親がいるこの時代に 命を懸けて子供を守ろうとしていた、あの日本人の気概はどこへ行ってしまったんだろう  それは自分もふくめてだけど 人間だから、確かにまずは自分のことかもしれないけど このままでは、自分の子孫に胸を張って日本という国をまかせられないなあ・・・(エラそうでした) " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "歴史に興味無くても見といて損は無し\n 原作予告も見ないで、キャスト情報だけ見て行きました。他の特攻隊の映画と同じ臭い演出かお涙頂戴的な話か、ジャニーズのアイドル映画だろうと思っていましたが 、フィクションとはいえ結構設定がリアル思え話に引き込まれました。映像のクオリティも映画素人の私にとっては素晴らしいとお思います。特攻隊を美化するなという批判はありますが、当事者達の心の葛藤やご家族の悲しみや立場等、当然のことながらおこるであろう感情が表現されていて終始共感しました。これだけ人を悲しませる戦争とは何なのか、上層部の間違った采配で多くの尊い命が失われた映像を見て不戦を改めて誓いました。某監督達がこの映画を批判していますが戦争感の違いからの発言です。表現の自由を使う彼等がそういう観点で酷評するのは間違ってると思うのでそういう人は無視して頭空っぽにして見ると良いですよ! " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "生き方を考える映画\n 行きたくても生きられない世の中を生きた人々。軽々しく語れませんね。夏八木さんの語りで涙が‥。人気通りの映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 岡田くんはもちろん、他の俳優陣も素晴らしかったです。祖父の足跡を辿るうちに、自分自身が成長していく、孫役の三浦君もいいですね。 " + }, + { + "date": "2014-02-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "0勝負は0グラビティに軍配!\n 高評価後に見に行きました。やっぱ評価見るとダメなんですね・・・期待度高すぎて。0グラビティに言葉はないんですよ。こちらは言葉多用で感動させる作品。個人的には、語り~過去~語りのタイタニック風に進行してもらいたかった。あと、「笑い」ですね。要素として。シリアス過ぎる。こういう作品には不要なのかもしれないけど。必須じゃないですか。いちいち現代に(それも現代の方はかなりつまらないデス)飛ばされるんで、感情が入りきれない。戦闘シーン、CGはホント素晴らしいものです。ラストシーン、終わり方はゾクっときましたよ。未だに余韻がありますからやっぱりいい作品なのは間違いないです^^;けど0グラビティ・・・の勝ちですね・・・。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "後悔しない生き方をしなければ!\n この映画を観た後、自分の悩みがいかに小さいかを思い知った。戦争がない時代に生まれたことに感謝をしなければならない。自分の代わりはいないから、悔いが残らない生き方をしたいと思う。あと、岡田君がかっこよ過ぎ♫ " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力の映像!\n きっと原作面白いんだろうなという映画でした。展開のどんでん返しが、ドキッとしましたが、映像にすると有名な役者さんが見切れていたり、声がよく聞こえたりと、伏線にしては不自然でややもったいない気がしました。ただ、VFXは壮大で監督でなければ出来ない映画です。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "ファンタジーとしてみる分には\n 映画では主人公、宮部が家族の元に生きて帰還するために、出来る限りの方法を実行するといったもの。この作品はフィクションでファンタジーだと思えば、それなりに楽しめた。赤城の壮観な勇姿も素晴らしい。だが、よくよく考えると、宮部は戦闘機乗りのパイロットな訳です。それも凄腕の。開戦当初には小隊長だったことから、職業軍人だった訳です。プロの軍人が、乱戦になると雲隠れしている…。例えば、警察官が犯人が凶器を所持している、自分は生きて家族の元に返りたい、だから身を隠していた。同僚や部下が懸命に立ち向かっている最中に。そう考えると、どうなの?と根幹が揺らいでしまう。そんなに嫌なら腕の一本も切り落として退役するなりする方が、余程、良い選択ではなかったのでしょうか?やはり、この映画はファンタジー作品として、見ることをお勧めします。 " + }, + { + "date": "2014-01-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "戦争映画初心者におすすめ\n 2時間半近くの時間に、うまく分厚い原作の内容がまとめられていました。話としては、戦争をよく知らなくても分かりやすく、非常に見やすかったです。原作を読んでいたので展開もわかっていたのですが、それでも涙が止まりませんでした。原作があった分、それぞれの登場人物がどのような人物かといった前知識もあったので、その心情を想像しやすく、またまた涙涙涙でした。CGに好評のある監督の方なので、戦争シーンもとても迫力のある映像で、リアリティが増していたと思います。ぜひ、映画館の大画面と音響で見て欲しい映画です。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "強い男の話\n きっかけはキャスティングで見た作品でした。岡田准一さんと、三浦春馬さんという二人が出ると聞き、観にいきましたが…。終戦間際、特攻隊員となった、独りの男(祖父)とその家族を取り巻くご先祖さまを知りたいと、調べ始める三浦春馬。調べて始めると、自分の祖父(岡田准一)に対する「臆病者」の汚名。それでも調べていくと、一人、また一人と違う祖父の顔が…。お国のために命を棄てることが正しいとされていた時代、ひとりの男は、ただ「生きたい」と家族の元に戻る日を夢見て。反面、仲間の面子のためには、どんなに殴られても体を張る。現代では到底考えられない、芯の強い男。そんな、日本男児の姿が、とても切なく、描かれている作品。戦争を知らない私達が、語り継がなければいけないと、再度思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "生き様死に様\n さまざまの世代の方がこの映画を観ること、これがこの映画の使命なのだと思うし、それはほぼ成功しているようです。映画を見終わった観客は、現代は、死んでいった人達が、願ったような世界になっているだろうかと、誰もが問うはず。そして少しでも理想のかたちにちかづけようと思うのだ。愛するひとが幸せになれるようにと祈る " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今までにない戦争映画\n 戦争ものの映画が公開になってると、戦争でおきたことを少しでも理解したいと思い、見るようにしてます。最初から最後まで胸が締め付けられる思いでした。ぜひ多くの人にみていただきたい映画です。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "映画と小説はちがう\n VFX、俳優の演技、脚本など、邦画の最高水準のレベル。同じように、零戦を取り上げた「風立ちぬ」とともに、戦争を考えるきっかけになるだろう。特攻のミクロな人間模様を描いて、わかりやすい分、特攻をめぐる責任や戦争のマクロを描かず、小説に繰り返し書かれる軍部や新聞批判がバッサリ抜けている。結果、特攻の耽美が日本だけで一人歩きする可能性があって、危ない。ただ、反戦とか、礼賛とか、狭い評価は単純過ぎる。映画だけでなく、小説もよんで、その違いを楽しむべきだろうと思う。作品としての最大の欠点は、日本人にだけしか理解、評価されない視野狭窄さ。国際市場には通用しない内向きさだろう。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "2回観ました\n 公開初日に1回、その後もう1回観ました。原作を読んでから映画を観たので、映画で説明されなかった部分は脳内で補足しながら見ていました。原作を読んでいないとついていけないところもあるかも?井上真央の演技はすごくよかったです。感動しました。逆に演技がひどかったのは三浦春馬。立派だった祖父に対して根性なしの孫、という対比を見せたかったのかもしれませんがそれにしても軽いというか。そこだけ残念でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画もいいけど、\n 原作を読んでから、映画を見ました。映画は見たけど原作をまだ読んでない人は、ぜひ、読むべきだと思う。原作の方がやはり内容が濃いですからね、個人的にはまず原作をおすすめしたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "6週トップの理由\n 最近、映画館までその作品を観たくて、足を運んだ映画としては「アパター」「英国王のスピーチ」位で、あとは暇つぶしで見る程度だった。ましてや、邦画はここ数年一度もなかった。原作に感動していたので、半ば懐疑的、批判的に観に行った。(ほとんどの作品が原作を超えられないので)結論から言うといい映画でした。ただ、コメントで「戦争賛美してる」「駄作」発言の方々には、きっと寝ていたか、井筒監督のように個人的事情がある方々だけだと思う。日本でもいろんな思想、人種の方がいますから。内容の感想は人それぞれだと思うが、今どき「1500円で、2時間」これだけのインパクトを与えてくれる商品はなかなかないと思う。ロングランになりそうなのでまた宮部さんに会いにいきます。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作読まねば\n 原作読むべき赤城、零戦、などなどよくできてる結構頑張って作ってあるただ、少しベタベタだ映画オリジナルの答えが欲しかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "フィクションと銘打てば何してもいいわけではない\n ホントは星半分も出したくないのですが、システム上最低限必要なので。人様の価値基準や感じ方はとやかく言うつもりもありませんが、これはひどいとしか言い様がない。坂井三郎の「大空のサムライ」がかなり底本になってるようですが、ちゃんと読んだのかと思うくらいいい加減です。当時の人間を馬鹿にしてますね。「フィクションなんだから事実通りでなくても」という人もいますが、ならば史実を舞台にせずにファンタジー世界でもなんでも舞台にすればよろしい。結局、「史実」と「零戦人気」を借りて都合のいいところだけフィクションで逃げてるだけの卑怯な作品です。いいのはCGの赤城くらいです。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族愛のドラマ\n 一月前と今回、映画館で2度鑑賞、その間に原作を読んでみました。原作の無駄を省いて原作を超えた脚本と想像を超えたリアルな映像だと思いました。ヤクザの男気に感極まり、家族愛に涙ポロポロ、原作には無い設定も素晴らしい。宮部の様に人を生かし、約束を守る男になりたいものです。最後の瞬間は苦悩からの開放ですね。思った通りのエンディングに大満足ですす。映画館では8割が女性。戦争映画ではなく、恋愛(家族愛)映画なのですね。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんやろ…\n 泣く気満々やったんけど、なぜか泣けんかった…内容的にも悪くない、ベテラン陣の俳優の演技は素晴らしい、若手もがんばってた。なんやろ〜少し期待しすぎたかも。冷静になるとテンポも演出も今一歩ように感じた。あと音楽が残念だった。盛り上げよう感満載の音楽に少し冷めてしまったかもしれない。足らなかったのは、監督の力量やったんかな… " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "うまく作られてるなぁ\n 特に戦闘シーンがリアルに感じた。ラストへとつながるシーンがよかった。これまで語りだけで終わらせたシーンをテンポよく映像で見せるところ。あとは、ヤクザの語りで盛り上げるところかな。大局を見なければならないとも思った。そして守ることがリーダーだとも。期待が大きすぎたのか、そんなに泣けなかったのが残念。風立ちぬでゼロ戦を作り、この映画で、ゼロ戦を終わらせる。作為的な何かがあってのことなのか? " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小説が気になる\n テーマ的にそりゃ感動するけども、思った以上に泣けなかった( °Д°)岡田准一、井上真央、染谷くん…キャストの演技に助けられたかなぁという感じ。戦争の映像はとても迫力があってリアルでよかった!小説の方がいいと聞くので読んでみようかな~☆ " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "忘れてはいけないもの\n 宮部の想いに共感できないまま。戦争はそんな美談はわずかで、実際はとても残酷で惨くて悲惨で辛いそれでも人は争い殺し合う国や仲間や愛するひとのために、その脅威と戦うそこには死んでも守るという想いも当然あってそれが当時の日本の思想だったのだと思う戦争を経験していない自分がこんなことを言っても三浦くんの演技のようですが。。。だから宮部は最期に負けるであろう戦争に沢山の仲間を見送るうちに特攻を選んでしまったとそう解釈して。とっても泣けた。映画として最後のタイトルバックは最高でした。脚本も映像もとっても好きです。作り手さんのこれでもかこれでもかと詰め込んじゃう感じなんかも。戦争を経験したもう居ないおじいちゃんに見せてあげたい作品です。そんな世代の方々が居なくなったあと、きちんと語り繋いでいかないと。戦争の残酷さや悲惨さを、そして美談を。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかったけど違和感あるシーンも、、\n プライベートライアンのようなリアルな戦闘シーンはないけれど、戦争の悲惨さや、命の大切さは伝わってきました。VFXも素晴らしく全く違和感ありません。最新の技術があればこそ完成した映画だなーって思います。空母赤城、零戦もさることながらアメリカ機のP38ライトニングなど相当精密に再現されていてシビレました。パールハーバーからミッドウェイ、ガナルカナル、ラバウルなど歴史の勉強にもなりました。 宮部のようにもっと冷静に戦局を読みもっと人を大切に考えていたら勝利していた戦闘もあったのでは、?なんておもいました。どーしても一つだけ違和感を感じたのは三浦春馬の合コンのシーンです。特攻隊がテロか、云々なんてあの短いシーンですましてしまうなんて、荒っぽい演出すぎると、、まあ当時のマスコミ、報道、その後の歴史教育など、いろいろ問題ありなのではとあのシーンで感じられたのでそれはそれで良かったのかもしれませんが。それと宮部の妻が戦後最低の暮らしをしてるって設定ならばもっと痩せこけてもっとぼろぼろの暮らしをリアルに役作り、表現してほしかったです。全体的には良く出来た映画だと思うし、原作を大きく外していないと思います。これからの平成世代にも戦争を語り継ぐきっかけにもなっていい事だと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "納得\n 確かに感動もの、家族愛のものでしたが、泣けるとまでは、行きませんでした。戦争の話なので、歴史が好きな人であったりすればなおさら良いと思いますね。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "う~ん\n いい映画だと思います。CGも岡田君の演技も迫力がありました。ただ、三浦君の軽い演技と、当時と現代の切替が多すぎて、あまり感情移入できませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルのタイミング!\n タイトル出すタイミングが素晴らしかった!話の内容も泣ける感じでこりゃいい映画です!!小説も読みたいと思えるようなそんな映画でした!! " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自然に涙が…\n 観てて自然に泣きました決して感動を押し付けたり涙を誘ったりの演出は感じませんでしたが…鑑賞中はハンカチを手放せませんでしたあと映像の迫力は近年の邦画では稀に見る迫力でした特攻隊の人達に笑われない様にしっかり生きて行きたいと思いました生き方にスパイスを振りかける意味でもお勧め映画ですちなみに2時間以上の上映時間はあっという間でしたそれにしても空母…カッコ良かったな〜〜 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争について\n 私は戦争について詳しくありません。しかし、この映画を見ることでほんの少し戦争について知ることが出来たように思います。泣けました。ボロボロ泣くことは出来ませんでしたが、、心に響くものがありました。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n 画面構成がすばらしい。現代と過去のシーンがうまく前後して差し込まれている。俳優陣の演技も、全員がとても良い。KAT-TUNの上田くんも、存在感を残している。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "NO.1の映画でした。\n 見ていて、泣ける映画でした❗戦争って言い方悪いけど、死にいくものとしてと思っていたが、宮部久蔵は家族の事を考えて、生きて帰ってくるというのは凄いなと感激しました。後、妻を演ずる真央が可愛かった。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "2度目も観たくなる(≧∇≦)\n 前評判が良過ぎたのか、隣の男性のすすり泣く声に興ざめしたのから思ったほど号泣モードにならなかったあたし。でもストーリーとして非常に良かったからまた観たいと思う(*^^*) " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "当時の日本の状況が\n まさに負け戦の典型であったのだと感じた そういう状況のなかでの個々の判断や選択は必ずしも納得がいくもので無いとしても止むに止まれず 覚悟することになるのだろう " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に良い映画と思った\n 私は映画みるのはアメリカ系アクションとかで、日本の映画はだいたいDVDです。たまに好きな俳優や、ドラマ続編なら見に行きますが…。永遠の0、あまりに泣けて好評価&身内に戦争体験者がいるということで鑑賞。中盤ぐらいから、周りでススリ音が…ストーリーは主人公を中心に進んで、見入るけど、そすんな泣くほど?と思いながらラスト。ラストのラスト戦艦に向かうシーン。宮部さんが何故特攻に行くことになったか。その思い。まわりの思い。やられました…きっと宮部さんのような方はいらっしゃったはずですよね。サザンの歌を聞きながら、素直に、監督良い映画作るな~と思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "画作りはよかった\n 映画館で観てから一ヶ月近く経ち、モヤモヤとした気持ちでずっと腑に落ちない気分だった。確かに泣ける場面はそこそこあって、最初の方で涙ぐんだシーンもあったのだけど大多数のレビューのように手放しで最高傑作かと言われると首を傾げる。宮部に共感できれば感動できたのかもしれないが出来なかった。前半の宮部が家に帰り清子をお風呂に入れるまでの束の間の幸せなシーンが一番泣けたかもしれない。あそこの岡田くんの演技は素晴らしかったと思う。しかし後半は宮部が何を考えているのかさっぱり分からなかった。愛する家族の元に帰る為、仲間も死んでいく空戦で退避行動を取り生きることに執着していた宮部の特攻する心変わりをもっと丁寧に描写してくれれば納得できたかもしれない。宮部が特攻した真の理由があるはずだと思い最後までその答えをずっと待っていたのにまさかのエンドロール…サザン…そりゃないよ映像面に関しては日本映画のVFXの進化を感じることができ満足。CGWorldの特集記事を見る限り、恐らく予算もスケジュールもあまりない中でクオリティを担保する為様々な工夫を凝らして艦船や飛行機を作ったのだろう。ただ、艦載機が発進する際の空母の動きが緩慢なように感じたのが少し気になったかな(空母は離陸時の揚力不足を補う為発艦時は全速前進するはずなので)役者面ではやはり三浦春馬さんがちょっと浮いてた感。最後のゼロ戦がビルの合間から抜けて行く様も笑ってしまった。前述の三浦さんの微妙な演技もあいまってがんばって感動させようとする意図を感じて醒めた。物語的には私の中で残念な形だったが当時を再現した雰囲気や映像は気に入ったのでBD出たら買ってしまうかも。映像面だけなら星4つはあげたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かったです!\n 周りの評判が良かったので観に行きました!みんなが言っていた通り良かったです。久々に泣けた映画で、すごく愛を感じました!宮部の妻、娘、仲間への愛。考えさせられました。毎日生きていると辛い事もありますが、あの時代に比べたら幸せだなっと。大切な家族、大切な人、大切な友達、美味しい食事、あったかな家がそばにある事が。死を感じながら戦い、家族や大切な人に会えず亡くなってしまう人が多かったんだなっと思うと悲しくて。あの日々があるから今の平和がある。全てに感謝し愛ある人生を歩みたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "どんな時代でも 愛は美しい 命は尊い 涙は儚い\n これでもか、というくらい泣いた。涙が止まらなかった。私は高校一年生、こんな風に毎日帰る家があって、ご飯が食べられて、暖かい布団で安心して眠れて、かけがえのない家族がいて、大切な友がいて、守りたい人がいて・・・涙を見せないでさよならなんて、できない。決して目をつむることのできない、後世に受け継いでいくべき物語だと思いました。心から平和な世の中であってほしいと、世界の子供達みんなが夢を持てるような世の中になってほしいと願います。本当に涙が止まらなかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見てよかったと\n 色々考えさせてくれた宮部は男としてかっこいい。そして岡田准一という男。なんだか胸が溢れて言葉が出てこない。宮部から妻への愛もあるが教え子、仲間への愛も感じられる井上真央にはもう少しやつれて欲しかった…少し肌がピチピチ過ぎるのではと新井浩文、染谷将太よかった。あ、濱田岳も。 " + }, + { + "date": "2014-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "また観よかな\n 最後のシーンだけでもまた観に行きたくなる作品です。いい作品にいい役者がいて後世に残しておきたい、いい映画です。靖国に参拝したくなりました。 " + }, + { + "date": "2014-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "小説の方が・・・\n 小説の大きな筋を2つ外しています。また、主題の一つである戦史のふりかえりという点でかなり漏れがあります。時間制限と監督がびびったのが原因だと思います。なので星一つ減らしました。興味のある方は小説も読んでみてください。20年前と比べて日本も変わりつつあると実感できました。零戦を描くことすらタブーでしたからね。ただ、三浦春馬の演技はひどかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n 邦画は落ち目だと感じていましたが、とても良くできた映画だと思いました。久々に感動しました。日本人独特の感性を最大限にひきたたせるような内容とおもいます。決して明るい内容ではないので、戦争ものが苦手な人にはオススメできませんが、見て損はない映画と思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ハンカチ忘れて後悔\n 小説読んでから映画見ましたが、あの長い小説をうまいこと短くして映画になっていてすごいと思いました。岡田さんの演技には、思わず涙がこみ上げました。放心状態の顔から涙がポロリと落ちたシーンには心打たれました。小説を読んでもボロボロ泣いてしまった私ですが、映画でもボロボロでした笑普段、映画を見て小説を見て泣いたことがないので自分でも驚きです。私は高校生ですが、全世代に見てもらいたい映画1位です! " + }, + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "泣く気満々で・・・\n 泣く気満々で見に行きましたが三浦春馬の演技が下手過ぎ(春馬ファンごめんなさい)周りの俳優陣が名優が多く特に目立ちますコメディータッチのドラマ「ラストシンデレラ」では気に成らなかったのですがシリアスなタッチがまだまだ円熟してない感じでそれが気に成ってゼンゼン泣けませんでした。この役を瑛太や藤原竜也あたりがやったらもっと素敵だったと思い残念キャスティングが残念でした。ちょい辛口で3.5点 " + }, + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "マイノリティーに共感\n 先に投稿されている方と全く同意見です。私もマイノリティーと自分の中で考えておりましたが、同じご意見の方が居られてすっきりと致しました^^映画の中で一つのシーンとして泣ける場面は有りましたが、全体として評価、100点を満点とするなら、個人的には55点位と感じています。「生きる、生きて大切な人のもとへ」という強い信念を持ちながら半ばで何故、特攻という道を選んだか、また最後の選択肢で決定的な道を選んだ設定が甘く主人公の想いが私には全く理解出来ませんでした。フィクションの世界では有りがちですが、心が綺麗過ぎる、優しさに満ち溢れているといった人間は結局一番近しい人を傷つけ悲しませていますが、このような脚本も好きでは有りません。おっしゃるように一部役者の演技も興醒めで、感情の表出が自然ではなくピーキー、普通の人はそんなにオーバーに嘆き悲しみませんし。。。その辺の安いTVドラマ並みで残念であると感じました。人其々、ものの見方、考え方は様々あると思いますが余に多くの人が、感動と評価されている事に驚いています。 " + }, + { + "date": "2014-01-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "ん?\n 周囲の人間は皆、この映画を褒めていたため期待して鑑賞。しかし、まったく私の心には響きませんでした。泣かせにこようとする演技や演出に逆に冷めてしまいました。何というか、綺麗に作り過ぎています。現代と戦時中を掛け合わせることで何を狙っていたのかよくわかりません。もっと作り方や話の進め方によっては良い映画が出来たような気がします。それから最後の現代の空を零戦が飛行してるシーンは本当に勘弁でした(笑) " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "おそらくマイノリティだが。\n 好きな映画ではない、というのが一つ。役者の演技力にやられた、というのがもう一つ。主演の岡田准一の芝居をしっかりと見たのはおそらく初めてだったが、いい顔をする人なのだと思った。良かった。染谷将太、夏八木勲、橋爪功も良く、台詞のそれぞれがすっと耳に入ってきた。彼らの芝居と、その背景を思うと涙がこぼれた。しかし。三浦春馬、新井浩文、吹石一恵なんかのそれからは目を背けたくなった。芝居が過剰なのである。私が苦手な種類の芝居をぶちこんでいて、本当に興醒めした。特に、三浦春馬は酷く、役柄としてそこに存在していなかったと思う。また、映画の作りや演出も苦手だと感じた。突っ込みどころも満載で細部のリアリティをいまいち感じられなかったし、多く疑問が残る。台詞の間の悪さも目立っていた。先にあげた役者の芝居を見る価値があるとは思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "戦時中と現代の価値観の違い\n あの時代、宮部久蔵の行き方が許されたのだろうか。どう見ても、あれは戦場で逃げ回っているのと同じ。小説を読んでいた時と同じ違和感が拭えなかった。誰ひとり死んではいけない、と願おうにもそれは無理なのだ。宮部が悩んだように、戦闘に加わらずに生きながらえると言うことは、ほかの誰かを犠牲にし、見殺しにしているということ。だからこそ、宮部は思い悩み、最後に特攻に志願したのだろう。言っちゃなんだが、敵機を落とすということは、米兵だって死ぬということ。結局戦争は、終わるまでお互いの国民が果てしなく死んでいくのだ。そうとはわかっていても、やはり泣けた。自分の家族を思う気持ちを残しながら死んでいった戦友の思いを、しっかりと受け継いで今の日本の礎を作ってきた世代には、胸にこたえる映画だろうと思う。まあ、今の日本が彼らの目指していた日本であったかどうかは別として。全体に、小説の世界を損なうことなく、役者陣の演技が光った。戦争が身近なものだった、年配者の夏八木や橋本や山本や田中泯の演技が、映画の緊張感を演出していた。新井浩文もいい役者だなと改めて感じた。ただ、三浦春馬の演技がうざい。彼の演技だけが、どうもくどくてオーバーアクションにしか思えなかった。「桐島、」の時の東出のような誠実さ、ひたむきさは無理か。おかげで冷めた。あと、余計なことかも知れないけど、「誰かがヤクザの囲いものになりそうなところを助けてくれた」って話が、わかってない方。「その刀、人の血を吸ってるぞ(だったっけ?)」ってフラグありますから。 " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "生きる強さ\n 生きることの意味が描かれた映画だと感じた。戦争を知らない私達では、感じることが出来ない感情や体験が現代と当時とを交えながら描写されており分かりやすかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "景浦さんと宮部久蔵かっこいい\n 景浦の「対空砲火はすべてわしが受ける。宮部に襲いかかる敵機もすべて俺が落とす、たとえ弾が無くなっても体当たりで落とす」という決意に男の中の男だと思った。宮部久蔵は訓練で死んでしまった皆からよく思われていた学生を「立派な人でした」と言ってかばった後、皆が敬礼する時のザッという音で泣いてしまいました。最後の弾をほとんどかわし、深い角度から襲いかかる宮部の姿に興奮しました! " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "井筒や園の頭の中身のほうが永遠の0\n 本作、右翼エンタメだとか、戦争賛美だとか言う馬鹿がいますが、ぜんぜん違います。原作含め本作は反戦映画です。井筒監督や園子温監督は、どこをどう見ているんでしょうか?頭大丈夫?というか、彼らの作品は別にしても批評的なセンスは0ですね。恐らく、この分野に関しては永遠に0です。本作、見事なループ構造ですし、ストーリーも破綻していません。この部分はタランティーノの『パルプフィクション』ばりのデキではないでしょうか。本作の監督の技量が確かなのは間違いありません。多分、井筒監督は自分ができない(ループ構造)テクニックが理解できないんでしょうね。。まー似た構造の彼の作品だと『ゲロッパ!』ですからね。笑また、本作のアンチコメでよく目にするのが、零戦のディテールについてのいちゃもんです。これもね、実際はぜんぜん許容レベルです。まったく問題ありません。劇場で戦争をしらない世代が、ラストで涙する。これがすべてを物語っています。 " + }, + { + "date": "2014-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "宮部だってスーパーヒーローじゃないから\n 何か映画の主人公って首尾一貫していないと気が済まないとかスーパーヒーローのように間違った行動と取られるようなことはしてはならないと思っておられる方がかなりいるようでレビューをみていると、前半の宮部に感情移入できないとか、前半と後半の宮部の姿が乖離し過ぎていて理解できないみたいな事を書かれている方がいらっしゃいますが、私はそうは思いませんでした乱戦の中、宮部隊が上空に逃げていたというくだりがありますが別に逃げていたわけではありません敵一人を倒すために自分一人の命を捧げても全く意味がないんです生き残る事で多くの敵を倒すことができるだから、生き残る必要があるんです簡単に命を投げ出すなと言ってるだけなんです(この事は原作にも描かれていますが、そこを全て語る事が映画として正しい描き方だとは思えません。その間にあるものを考えるのが映画の在り方だと思います)ただ、自分が生き残る事で味方が死ぬことも数多くあるその事も事実としてあるでしょう同時に当時の軍隊では敵と刺し違える事が美徳とされている時代にはそのような考えは理解されなかったことでしょうそれでも宮部は生き残る事を選択している妻と子に会うために…しかし、戦況が悪化してくればそんな事は言っていられなくなる終戦間際になれば自分が生き残るということは味方を死ぬことに直結してくるその罪悪感に苛まれた姿が後半の宮部の姿なのではないのでしょうか?数多くの戦友や後輩たちが命を落として行く中で自分だけが生き残っているというそして、戦争が長引く事で帰るべき場所が遠くなってゆくさらに死が近づいてくる味方を犠牲にして生き残ってきた宮部が最後に大石に生きる事を託したのは、身を挺して命を救ってくれた彼に対する感謝そして、自分にはない生きる力を彼に見たのではないでしょうかそして、宮部は特攻をすることで我が家へと帰る事が出来たのですその想いはそれまでに大東亜戦争で命を落とした兵士たちの想いと重なる私はそう思いました " + }, + { + "date": "2014-01-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "年配者には登場人物がリアリズムに欠けて見えた\n 評判の映画の割にはかなり退屈しました。昭和の歴史をよく知らない若者に受けているのでしょうか。主人公「宮部」の描き方が格好良すぎると思いました。軍国主義の嵐の中で彼のような生き方がどのくらい許されていたでしょうか。太平洋戦争を経て(平和で豊かな?)日本の今があることを映画は訴えていますが、なぜ、日中戦争も含めて、戦争が始まったのか、沖縄・広島・長崎を経てどのように終わって今日に至ったのか、もっとよく知る機会になればいいと思いました。映画の中で気になったのは、「特攻隊」と「自爆テロ」の議論の場面でした。所属集団のために、志願して、あるいは異常心理下(ファシズム、宗教など)命を落とすのは同じと思いました。この映画では、特高の相手が戦争兵器の軍艦だから、と言い訳してましたが、米兵も死にます。「自爆テロ」でも可能ならば敵の中枢本陣を狙うのでしょうが。ベトナム戦争の時、農村の村人が米兵に近づいて自爆したニュースを聞いたことがあります。 " + }, + { + "date": "2014-01-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "言葉では言い表せない\n 言葉では言い表せないほど多くの物を感じ、考えさせられました。また俳優陣ひとりひとりの演技、見入りました。個人的に主演の岡田さんももちろんですが、新井浩文さんそして染谷将太さんが深く心に残っています。場面の表現も説得力がありCGを駆使した映像からも多くの物を感じられる映画でした。何を感じるかは人それぞれだとは思いますが、この映画絶対見るべきです! " + }, + { + "date": "2014-01-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "もう少し\n 岡田准一の演技もいいし、ゼロ戦の戦闘シーンのCGも頑張ってる。まずまず面白い。ただ、話の紡ぎ方というか、展開のさせ方がうまくなくて、長さが苦痛に感じてしまった。クライマックスが来て、終わるかと思ったらまだ続きがあって、ここで終わるかと思ったらまだ続く。それを言いたいというのはよくわかるんだけど、もう少しうまくできなかったかなー。惜しい。 " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "後から言うのは簡単です\n 現代の価値基準をそのままあてはめて、「人間らしい人だった」「決して臆病者ではなかった」としてしまうのはいかがなものか。「家族を頼む」という伝言も、結局大石と松乃は恋仲になったからいいものの、重すぎて託された方は困っちゃうのでは?託す方のエゴなんじゃないか?こんな人が一人でもいると、チームで仕事をする上でめちゃくちゃ士気が下がるだろうなぁと思った。岡田准一はとっても格好良かった。最後の、三浦春馬が零戦の幻視を見るところはちょっと笑えた。 " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "ボロ泣きでした\n 最後の方で泣くかなって思ってたけど、中盤から何回も泣いてしまいました、、、自分の周りの人からも戦争の話を聞いてみようと思います " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大泣きしてしまった\n 原作好きなので期待せず、日曜朝一の回に行ったら満席!公開4週間以上前ですが・・・理由は分かりました。老若男女、口コミもあり、なのでしょう。映画だからこその盛り上げにハマり、映画館で初めての号泣・・・スッキリしました。 " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "心に残る映画\n あんなに涙を流させる映画とは思ってはいませんでした。家族があんまりにも「泣くよー…」というから見に行きましたが、始まって一時間ぐらいで、目から涙が(笑)岡田准一演じる宮部久蔵の生きざまに感動しました。この作品は、戦闘機マニアの人にとっても良いかもしれませんが、僕みたいな普通な人にも是非見てほしい作品です! " + }, + { + "date": "2014-01-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "岡田君がかっこいい\n 嫁と娘のために生きるための執念。それが宮部の根幹にあるのだと物語は常に伝えている。映画は戦争の空気で特攻するよりも、自分を待つ愛しき人の為、生きるために努力しろと、それを伝える。お国のために特攻するよりも、生きるためににサメに食われたほうがましだと伝えるのだ。私はそれに涙した。しかし、当の本人が選んだのは特攻である。特攻に臨む若者を見て、多くの命の上に自分が生きていると、嘆いてはいたが、そもそも生きるために乱戦に加わらない生き方をしている時点で、それは一切変わりない。では、変わりない戦争の生き方をしていたのに、そこでなぜ家族ではなく特攻を選んだのか、一切の描写が省かれている。大石と機を変わった場面を言っているのではない。なぜ、家族のために生きたかったベテランパイロットが、あえて特攻に志願したのか!という描写がなされていない。命を重く重く、そう思うのであれば、答えはしっかりと提示するべきである。家族を捨て特攻を選んだ彼の心を描写しなければ逃げである。考えるべき描写はあるがどれも答えを与えてくれはしないそう思って劇場を出たが、女子高生が、「最後のシーンの岡田君かっこよかった」といっているのを聞いて目が醒めた。結局そういう目的の映画だったのである " + }, + { + "date": "2014-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田准一がイケメンすぎて……\n 原作は未読。以前文庫本を購入したが結局読まずにずるずると。僕は岡田准一が日本で一番イケメンだと思っているので、彼が戦闘機に乗るだなんてそれだけで鑑賞理由になる。とかいいつつ岡田准一主演の映画を観るのは『おと な り』以来で久々だったりする。ともあれイケメン過ぎるがゆえに?岡田准一だけ少し浮いていたような。他の俳優陣は絶妙に画面に馴染んで戦時中の空気を醸し出しているのに。他に比べて物静かに喋るキャラクターのせいってのもあるかもしれないけど。脇役のなかでは濱田岳の演技が特に好き。個性出てたし一番それっぽかった。終盤の演出が多少冗長というか、わざとらしかった気がしないでもないけれど、あれくらいわかりやすい方が良いのかもしれない。ラストは最高でした。仲間の特攻シーンの無謀っぷりには切なくなった。あのシーンだけでも観た価値あったなぁと。無論それ以外の戦闘も迫力があるし、零戦目当てで観に行くのは決して間違いじゃない。エンドロールで名前を見るまで知らなかったんだけれど監督が山崎貴さんだったとは。『ALWAYS 三丁目の夕日』よりも『ジュブナイル』の監督というイメージが強い。あれのBDかDVD欲しいなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-01-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "時間を感じさせないし、原作のダイジェスト感もない\n 原作読んでます。基本、洋画好きで、あまり邦画は見ませんがこれは、良かったです。小説を映画にするとダイジェスト版的になりがちですが、各エピソードでもしっかり感情移入できます。かつ、長い上映時間も気になりませんでした。現実にはこのようなことは許されないと思いますが主演の岡田さんは、かっこよすぎですね。美化されてしまう部分もありますが誰もが相手を思いやり、戦争など争いのない世界を望みます。また、夏八木勲さんの御冥福をお祈りいたします。やすらかに。 " + }, + { + "date": "2014-01-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0\n ゼロは小説のファンで非常に楽しみにしていました。航空機や戦艦も非常にリアルに作られていて空戦シーンは圧巻の迫力でした。主演の岡田准一さん、井上真央さんともに迫真の演技で文句のつけ所がない出来栄えでした。が、本当に個人的な意見で申し訳ないですが大石役の染谷将太さんは適役でしたでしょうか?彼が戦後のバラックに現れたあたりから興ざめしてしまいました。そして最後の三浦春馬さんが歩道橋の上で錯乱してゼロがやってくるくだり・・・一昔前の日本映画特有の何を訴えたいのか監督だけしか解らないあやふやな場面をゼロで見せてほしくなかった。嫌な展開で終わったなぁと思ってたらサザンの歌・・・桑田啓祐が大敗した変な映画の張りぼての龍?がフラッシュバックしてしまいました。残念でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "胸がいっぱい\n 数々の戦争映画を観てきましたが、これは珠玉の一作。映画館で人目をはばからず泣いてしまったのですが、このなんとも言えない時代に翻弄される姿…戦争と平和を改めて考える心に残る深い作品で、井上真央さんと岡田准一さんの演技にも拍手したい。 " + }, + { + "date": "2014-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ライアン二等兵は宮部久蔵の夢を見るか?\n かつてスピルバーグは「プライベート•ライアン」で、物語の敗北を描いた。劇中、その象徴として、色褪せた星条旗を掲げてみせた。冒頭のオマハビーチで、ナチスドイツのMGがアメリカ軍の兵士をバタバタと薙ぎ倒すさまを執拗に描くところから、ひとりひとりに宿る人生や意思といった「物語」を徹底的に破壊していった。あの映画の中で唯一物語が語り得られたのは、エンディングのわずか数分間であり、そのちっぽけな物語ですら、あの色褪せた星条旗にあっという間に回収されて行った。スピルバーグは、戦争という情け容赦ない状況の中にあって、物語というものがいかにひ弱でもろく頼りない物であるかを語った。では、「永遠の0」はどうだろう。ヒューマンドラマである。ガチで。原作がブ厚いのを2時間かそこらにするんだから、枝葉は綺麗に取り去っている。新聞社が製作にまわっているから、メディア批判のくだりはバッサリカット(笑)。駆け足であの太平洋戦争を追いかけながら、描かれるのは宮部という男の生き方である。「戦争と個人を描く」という点で、プライベート•ライアンと永遠の0は同じ地点から出発する。が展開は真逆を征く。戦争観の違いもあるだろう。個人的には、戦争という状況、事実に触れる時には、情は排するべきだと考えているので(祖父が帝国陸軍中尉だった)、いち個人の足跡を辿りながら戦争の姿に迫るという手法には「危うさ」を感じるし、悲惨な状況の前でいかに物語が無力であるかは知り得ていたから、原作も注意を払って読んだ。永遠の0の原作の価値は、いま一度かつての戦争への興味を読者に持ってもらうことに尽きると思う。なにしろ主人公とその物語が膨大な取材に基づく「フィクション」なんだから。その上で、映画はその原作の精神をなるべく忠実に再現するよう努力しているようにも思う。劇中でも、主人公の祖父が「物語」に言及する場面がある。そこから駆け上って行くクライマックスには•••正直、肩すかしを食らった。山崎監督のチカラはこんなものなのかと失望すら感じた(ヤマトという前科もあったので•••)。やはり物語は敗北したのか。その直後、この映画で最も観たかったシーンがスクリーンにぶちまけられた。原作でありありと浮かび上がったあのわずか数分間の出来事が、スクリーンいっぱいに迫る。息をするヒマもなかった。あなたの中で、ひとりの生き方は、人生という物語は勝利するだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "久しぶりに感動して大泣きした\n 岡田准一はカッコ良すぎ。もう、大俳優の一人に入ると思う。井上真央は映画ではあまり出てこなかったけど、NHKの連続テレビ小説を観てから気に入っていました。この映画を観てから、ますます、この2人のファンになりました。もう一度観たいな。早速、原作を読み始めました。原作でも泣いています。 " + }, + { + "date": "2014-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けました。\n 予備知識無しで行きましたが、思いの外ポロポロ泣いてしまいました。戦争を通して人間の強さと弱さを、残酷ながらも描けていたと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "リベラルな戦争映画\n  私は原作を読んでいないのでその内容は知らないが、映画は思いの外リベラルな戦争映画に仕上がっており、なかなか感動的だった。 従来の特攻を題材とした戦争映画は、特攻隊員達の国や家族を想う真摯な姿を描くあまり、特攻作戦の愚劣さを正面に出さないきらいがあった。特攻隊員達の国や家族を想う気持ちは確かに純粋で尊い。しかし特攻作戦はただ軍部の「勝つための努力をしている」という面子作りのために行われたようなもので、初戦こそ戦果を挙げた(米軍もまさかそんな馬鹿げた作戦を行うとは思っていなかっただろうし)ものの、彼らの死は家族を守ることにはほとんど役立っていないのが現実だ(決して海野十三の愚劣なほど楽観的な「諜報中継局」のようにはならなかった)。 また0戦は開戦当初こそ確かに圧倒的な性能を誇ったが、その後の度重なる戦いによる熟練搭乗員の減少や米軍の対応(単機での戦いを避ける、より高性能な機体を投入するなど)で、大戦後期にはその優位を失っていた。 これらの事実を(軍隊の非人間性も含めて)この映画はきちんと描いている。 当時の日本(大日本帝国)は、日清及び日露戦争や第一次世界大戦で勝利したことで「戦争ボケ」で思い上がり、ソ連軍に敗北を喫したノモンハン事件も教訓にせず、「日本よい国 きよい国 世界にひとつの神の国 日本よい国 強い国 世界にかがやく えらい国」と思いあがり、米英との戦争に突入した。 現在と同じく資源がほとんどない日本が、その輸入元である資源豊富な米国と戦えばどうなるかは、当時でも心ある人は分かっていた。例え開戦已む無しであったとしても、引き際(負け際)を決めておかないと国が亡ぶまで終わらなくなってしまうことも。 それなのに軍上層部は自ら設定した絶対防衛圏を破られ、本土が空襲にさらされ敗色濃厚どころか敗戦確実となっても、それを受け入れることも自分たちの責任を認める勇気もなく国民に嘘をつき続け、挙句は「一億玉砕」を謳い日本民族を天皇との無理心中に引き込もうとした。こんな愚かな暴走は二度と許してはならない。 「戦争という殺し合いはしたくない」と言う人間として当然の気持ちを「平和ボケ」と罵り、自省史観を自虐史観と決めつけて非難し、自賛史観(自尊史観)と愛国心の涵養を主張する昨今の流れは大いに警戒しなければならない。この上非国民や国賊、売国奴という言葉が広まってくれば要注意で、その内「銀英伝」の憂国騎士団のように自らは安全な所に居ながら、他人に「国を愛せ、守るために戦え」と煽り立てる輩が出てくるかもしれない。 ただ作中の合コンシーンで自爆テロと特攻作戦を同一に論じるのには抵抗がある。特攻作戦は愚劣ではあるが戦争と言う枠組みの中で、軍隊同士が戦う中での戦法の一つである。そこには自分の命を捨ててでも国や国民を守りたいという「他者への想い」がある。これに対し自爆テロは神への信仰(それもかなり狂信的な)に従うという名目で、一般市民を巻き添えにすることも躊躇しない、言わば「自己満足」によるものだと思う。 一般市民を犠牲にしたという面では、米軍による日本各地の大空襲や原爆投下の方がよほど罪が重いし、本作とは関係ないが捕虜の虐待と言う面ではソ連によるシベリア抑留に勝るものはないだろう。 映画では何故宮部が軍人になったか(開戦時既に戦闘機乗りだったことから、召集兵ではなく志願兵だったと思われる)が描かれていないが、あれほど家族思いの男だから軍に入ったのは結婚前で、何か已むに已まれぬ事情があったのだろうと推測できる(この部分も原作では明らかなのだろうか)。 原作者はこの映画に満足しているとコメントしているが、どうしても描ききれていない部分はあると思うので、原作を読んでみようと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "私は死にたくありません\n 原作を数年前に号泣しながら見たのを思い出して、映画館で鑑賞(o^^o)絶対泣かない(化粧がとれる)と心して挑みましたが号泣してしまいました(笑)零戦を題材にした宮部という人物像を探っていくのですが彼は海軍一の臆病者だったあんな卑怯なヤツ見たことないと、散々な言われよう。私は死にたくありませんそのような言葉を残した彼がなぜ、特攻で死んだのか?その戦場の過酷さをしらない私たちの時代では遥かに理解できない心に闇をかかえていたのかも。宮部という人は原作ではとても真面目な人物に読み取れます。頭のいい、部下である人に敬語をつかったりいつも、笑顔というよりニコニコしているそんなイメージです。”想いを伝える”無意識であろうと宮部という人の思いは計り知れず色々な方に届いています。どんな形でも宮部久蔵は帰ってきたのです。想いは生きて。原作では戦後、アメリカ兵OBとのパーティが開催されるのですが彼は生きているのか?いや、特攻で死んだんだよ。そうか‥一度会いたかったな‥。想いは届いてるんです。それが果てしなく続く空の上であっても‥!この映画で泣けた方は原作を読まれることを激しくオススメ致します! " + }, + { + "date": "2014-01-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "別に…\n なんか、どーって事ない映画だったな・・・泣きもしなかった・・・おじいちゃんが、染谷君だったのは、ちょっとビックリ☆すごい人気みたいだけど、私には今ひとつだったなー " + }, + { + "date": "2014-01-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "特攻隊員がうかばれません\n  なぜなら、ありえない事実を積み上げて感動させるように仕組んだ映画であり、死んでいった特攻隊員の真実をゆがめた作品だからです。これを観て感動し、これが特攻隊だなどと思われては、死んでいった若者たちが浮かばれません。 この作品は内容的には前半と後半に分けられます。 前半は、凄腕を持ちながら愛する妻と娘のためになんとしても生き残ろうと決意している戦闘機乗りの宮部を描きます。彼は「死にたくない」と公言し、乱戦にあっては高空に退避して安全を確保します。いかに凄腕でも乱戦に巻き込まれれば不可抗力は避けられないからです。この発言と行動は周囲に知れ渡っています。 しかし考えても見てください。当時エリート軍人である飛行機乗りが「死にたくない」などとは死んでも言えない環境でした。全軍の士気をくじく最も嫌悪されるべき言葉ですから。 まして乱戦を避けて高みの見物など敵前逃亡で、下手をすれば軍法会議で死刑です。 それなのに、宮部は小隊を任され、後には教官として指導に当たります(左遷ではありますが)。まったくありえないでしょう。 後半になると、部下を失った衝撃から落ち込んだ宮部は、最後には後輩の身代わりとなって美しく散っていきます。 ここの部分、前半と整合性が取れません。凄腕を持ちながら、乱戦に際して高みの見物をきめるというのはまさに決死で戦っている戦友を見捨てるということです。そこまでして妻と娘のために生き抜きたかった宮部が、どうして最後に助かる可能性をわざわざ捨てたのでしょう。よく考えると変なのですが、そこをうまくカモフラージュして、目立たないようにしているのは作者の腕です。 散って逝くのは家族思いのやさしい男が効果的。だがそういう男はふつう助かるチャンスは逃さない。そこを巧みにくっつけて美談に仕立て上げたのがこの作品です。 それにしても、愛する妻と娘を思いながら死んでいった宮部の心情はどんなだったでしょう。当時女性一人で子どもを育てる環境は劣悪でした。自分が死ねば妻子が路頭に迷うことは目に見えていた。死んでも死に切れないとはまさにこのことです。 もう一つ、特攻という作戦についてです。これは本当に反人間的で、無意味で、愚劣な作戦でした。若者たちは「お国のため、父母のため」と自分を無理やり納得させて死んでいきました。しかし、その死は実際には何の役にもたたない犬死にだったのです。 すでに戦争の行方は決しており、とっくに降伏しているべき戦況だったのに、指導部は面子にとらわれていたずらに引き伸ばしを図っていました。 特攻隊は、最初こそ常識はずれの戦術から多少の戦果をあげたものの(米軍にとっては蚊に刺された程度にせよ)、その後多くの特攻機は目標を見ることすらできずに撃ち落とされるようになります。未熟な速成パイロットに操られ、重量爆弾をぶら下げた旧式ゼロ戦では、そうなることは分かりきったことでした。 生きたいという気持ちを「お国のため、父母のため」とねじ伏せて出撃したのに、目標を視認すらできずに撃ち落とされる隊員の悔しさは実に想像を絶します。 付け加えれば、この作戦を実行させた参謀たち(当時日本有数の秀才たち)がこの事実を知らなかったわけではありません。止めるべきだと主張した参謀もいたようです。それにもかかわらず、繰り返し繰り返し出撃させた戦争責任者は、まさに大量殺人者以外の何ものでもありません。 特攻隊を描くなら、この人生を奪われた若者たちの悔しさをこそ描くべきでしょう。また、このような反人間的な作戦が、ほかならぬ人間によってなぜ行われ得たのか、を考察すべきでしょう。 それなのに、この映画を見た後に残るのは、宮部の妻子を思う死んでも死に切れない怨念ではなく、後輩の身代わりになって死んでいった宮部の潔さ、清清しさではないですか? どちらが戦争の真実なのでしょうか。 作者は、この若者の美しい自己犠牲が戦争の真実だと言いたいのでしょう。しかし、実際の戦争は、残された家族への思いで後ろ髪を引かれながら、役にも立たない理不尽な死に方を押し付けられた若者たちの怨念なのです。 最後に、これは原作のほうですが、エピローグで、宮部の飛行機は米空母の甲板に体当たりします。しかし、抱えてきた爆弾は不発、炎上した機体から宮部の死体が見つかります。これを見た空母の将兵は「我々の対空砲火を潜り抜けて、よくぞここまで来た」「日本にサムライというものがいるなら、それは奴だ」といって賞賛します。 これって、ありえますか? 彼らから見れば、爆弾を抱えたまま突っ込むなんて、(映画の中では違うと言わせていますが)狂信的な自爆テロリストです。多くの将兵は不気味さに慄いただけだったはずです。 この不自然さを目立たなくするために、作者は宮部の死体のポケットから妻子の写真が出てくるという、空母に体当たり炎上した飛行機でありえないだろうというもう一つの不自然をも創作しています。 さすがに映画では採用されていませんが。 " + }, + { + "date": "2014-01-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もう一度観直し考えたい。\n 戦時中の「お国のため」という右にならえの理念に逆らい、自身の命を大切にしていた、という祖父をたどる話。山崎貴監督作品という事もあり見事なVFX。零戦や空母がリアルでとても自然にストーリーに引き込まれました。また、劇中で「後10年もすれば戦争体験を語る者もいなくなる...」といった台詞がありましたが、たった10年で... 今聞いておかなければならない最後の機会である事を改めて感じ、その様な意味でも今の若い人に人気の岡田准一や三浦春馬が出演し、「若い人が観て考えられる戦争の映画」というのはとても大切だと思いました。戦争映画はあまり好きではありませんがもう一度観直し考えたいと思う作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "男たちの演技が熱い!!\n 平日の朝 9時半上演というのに この寒い中 多くのお客さんが来ていました。いやあ・・・まいりました。泣きっぱなしでした。ハンカチと ちり紙 ぐしゃぐしゃです・・・・戦争時代 戦わねばならない 男たちが熱くて 演技もうまくて 私の心の中にぐいぐい入ってきて もう 共感しっぱなしの泣きっぱなしでした。お話も丁寧に作られていて 多くの登場人物が出てくるのですがそれを短いなかでも しっかりと描いているそして 空中戦も目をみはるものが あり まるで自分も飛んで戦っているような錯覚を覚えました岡田准一と三浦春馬が好きなので観に行った作品ですが。こんなにも生きる力を見せつける映画だったとは・・・今 思い出しても泣ける作品です。 " + }, + { + "date": "2014-01-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動。\n 戦争によって死んでいった者、生き残った者の苦しみに涙が止まりませんでした。ずっと残していきたい映画です。ぜひ観ていただきたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大成功の人間ドラマ\n 昨日2回目鑑賞しました。原作者・百田尚樹氏は「生きるということの素晴らしさ、家族といられる幸せに気づいていただければ、、、」』と話していました。このメッセージを伝えるヒューマンドラマとして成功した映画だと思います。だからこそ、世代を超えて多くの人が共感し感動し涙したのだと思います。時代設定が大戦時ですが戦争映画ではありません。根幹は「困難な時代、先人達それぞれが置かれた立場や宿命の中で、懸命に生きたことを現代に語り継ぐヒューマンドラマ」です。テーマ、脚本、映像、音楽、キャスティング、全てが素晴らしく、感動しました。気が付いたら主人公の心情になって見ていました。涙を抑えられない場面が幾つもありましたが、ラストシーンでは止めどなく涙が溢れました。是非、映画館でみてください。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なめてました・・・\n 正直なめてました!!上映時間も少し長めで集中出来るかなぁとな、思いつつ見に行きました!!正直こんなに泣いたことないというくらい泣きました。映画館は半分くらいうまってましたが、えづいてる人もいました(笑)岡田さん本当に素敵でした!落ちぶれた表情も勇ましい表情も岡田さんしかこの役は出来ない、そう思いました!この後にもう一つ見て帰る予定でしたが、あまりのいい疲労感に無理でした。あらためて戦争について考えるいい機会になりました。生かされてると思いました。老若男女たくさんの人に見てもらいたい名作です、 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "老若男女観れる映画として意外とど真ん中な作品\n 「SPACEBATTLESHIPヤマト」のアクションで最も足らない部分をきちんと反省して空中アクション、迎撃戦をきっちり見ごたえのあるアクションに仕上げてきたと思う。コックピット真正面からの絵やそこから背後にシフトする絵などとても興奮する。VFXもちょっとぐらい詰めが甘い程度でほとんど気にならないぐらいのきれいな映像。じいさん、ばあさんの呼べる戦争もの、大ヒットした原作でそれが表現でき、実際、多くのお客さんが見に行っている。まずはその部分を大きく評価。原作通りなのかもしれないが、学徒を特攻要員に育て、その最後を見届けてきた宮部が憔悴しつくした結果、特攻を志願したのは、そんな苦しみから逃げ出したい、あるいは気がふれた、とのように見える展開。ラストの表情はヒロイックにも見えるが、上手く大石を騙せたので思い残すことはないという安堵の笑み、あるいはようやく苦しみから逃れられる喜びの表情、とも取れるかもしれない。「永遠の0」とは「その答えは永遠に誰にもわからない」の意味なのか?原作を調べればわかることかな。そのあたりのあいまいさが原作どおりなのか、演出によるものなのかわからないが、このあいまいさは結構好きだ。またとってもわかりやすい部分もある。大石に家族を託したのは、宮部が写真を見せた時、大石が妻に惚れた、と見て取れたからだろうし。2時間30分程度の長さを飽きさせないのは、ミステリー仕立てのストーリーもあるが、時代を行き来する以外に、現代パートがかなり笑けるのも要因だと思う。多くの人が気になるであろう、現代パートのこぞってオーバーアクトも、観客層を考慮すると、まあ、そんなところでよいのではないか。はっきり言って、全員オーバーアクトでやっていることぐらいは十分承知で演じているし、それをなんだかんだ言われるのも十分わかっていることだろう。それこそプロ。演出家もまあ、わかってやってるだろう。いいじゃないか。じゃないと、お客さん、たくさん呼べないよ?べたべたの感情表現、セリフ過多に対して、普段文句を言う人は、もうちょい大人になって、客をなめるな、ではなく、ありがとう、たくさん笑かしてもらって、と思いましょう。本作、反戦映画かどうか、もまあ、お客さんが何を期待して見に行って、この大ヒットか、を考えればわかる。空中戦かっこいい、岡田くんかっこいい、現代パートのオーバーアクト超おもしれえ(特にやくざと夏八木さん)、ラスト、三浦くんの前にゼロ戦が通って、ちょっとグっとくる。それでいいでしょ?2時間30分近く、きっちり飽きさせることなく、泣ける人にも優しく、絵的にドキドキする人にもそれなりに満足させ、邦画の伝統芸に酔いしれることができるのだから、それは素晴らしいことだ。追記その中でも特に岡田くん好演。控えめな口調の時とその時の敬語がとても素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでから鑑賞すると、さらにいいですよ。\n 私は原作を二回読みました。二度目も不覚ながら、涙を流しました。それが映像化されると聞き心待ちにしておりました。キチッと映像化できるか不安もありましたが。もう見事という他ありません。この作品は進歩的文化人(日教組)に毒された、現代の日本人になにかしらの化学反応を起こすかもしれない。これほど悲しい、しかし純粋な愛情はない。この深い情念が理解できない人は、日本人にはいないはず。そう信じたい。\"情けは人の為ならず\"を地で行く宮部久蔵に、今の日本はどう映っているか、私も含め恥ずかしいのではと思ってしまいます。日本人ならば進歩的文化人の書いた歴史ではなく、真実の歴史を語るべき。天皇陛下、心ある軍幹部、理論的に必敗を唱えた学者、若手官僚らの言論を逆賊として、封殺したマスゴミ。また、敗戦後は自分たちがやったことはほっかむりし、自らが望んでしたことではないのに、特攻隊員をテロリストよばわりしたマスゴミの横暴さを原作は見事に描いていた。開戦を煽ったのは、マスゴミであった冷徹な事実。映画では、そこがスッポリ抜け落ちている。非常に惜しい。こここそが、現代(近代も含む)の日本の病巣なのに。新聞社がいっぱいスポンサーに名を連ねていたが、反省からなのか、それとも別の目的からなのかな?この映画がイマイチわからない方は、鹿児島県の知覧特攻平和会館(陸軍ですが)に行かれることをお勧めします。特攻隊員一人として望んて出撃したのではないことがよくわかります。本当に悲惨。涙、涙です。さらに、手紙の字が綺麗なこと。余計、涙を誘います。日本人が絶対に忘れてはいけない場所です。宮部機が無傷だったことに疑問を持たれている方がいらっしゃいますが、開戦当時零式は世界最優秀で他を隔絶する格闘性能を実現し、搭乗員も世界最優秀だったため、弾が当たらないので、重くなる防御を捨てたと聞いています。設計者堀越さんは\"戦時では優位は二年と持たないとして、次期戦闘機に着手していたそうですが\"帝国海軍がホンの一瞬、無敵だったのも当たり前です。そのピカイチの腕を見せた場面がありましたよね。左ひねり込み(坂井三郎の得意技、一部には坂井さんの他にもたくさんできたらしいですが)、まさに神業です。また、VT信管の起爆を避けるための、海面ギリギリの高度での飛行。紅の豚にも出てきましたが、最高の飛行技術です。これだったら弾が当たらないのもうなづけます。これらの場面を映像化しただけでも見る価値は十分にあります。さて、大本営ですが、日露戦争時の軍部と比べてこれが同じ民族かと、司馬遼太郎氏も\"坂の上の雲\"でも嘆いておられました。同じ敗戦国のナチスドイツと比較しても、合理的精神のかけらも見えません。アルデンヌの特攻作戦では、無敵の戦車(最高の兵器)を与えたドイツ陸軍の合理的思考。かたや、日本は型遅れの零戦で\"神国\"を騙り、十死零生の作戦を正当化した軍部の\"言霊信仰\"。軍令部が言霊信仰では困るのです。超リアリストでなければならないのに。餓島(ガダルカナル島)奪回作戦などは、空母を含む機動部隊が壊滅した段階で、実施不可能。零式の航続能力だけに頼った\"机上の空論\"。この無謀な作戦でどれだけ多くの熟練搭乗員を失ったか。これだけでもこの作戦を企画した参謀は切腹ものです。餓島はあきらめなくてはならなかった。それを諦める戦略的、合理的的思考の欠如した秀才官僚参謀。彼らには臨機応変という言葉は理解されてたのか?(ドメル将軍懐かしい。)勉強は出来るが、現場を知らない高級官僚に支配されたどこかの国の現在に似ていますね。このように合理的精神を持ち得ない日本人(それが美徳でもあるのですが)は、戦争という最もリアリティ、かつ合理的思考が求められる政治手段は使うべきではありません。民族的に無理なんです。せいぜい、本土防衛が限度です。どの国の戦争も悲劇が付き物だが、太平洋戦争はあまりにも無残。非戦闘員まで巻き込んだのは、人種差別的発想しかできない欧米も悪いが、そうなることが想像できたにも拘らず、戦争に突き進ませたマスコミ、一部の官僚軍人に怒りを禁じ得ません。それに人生を翻弄された、無謀だと感じても必死に戦い抜いた無名の戦士の方々に合掌。皆さんの思いは今の日本で実現できていますか? " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凛々しかった\n 戦闘機好きな父と観に行きました。 号泣しました。 最後の部分は涙をこらえるのに必死でした。 まず、CGが完璧です。 細部までこだわっており、迫力がありました。 キャストも演技が上手い人ばかりで、私的には満点の映画でしたね。 宮部さんの、 生まれ変わっても帰ってくる とか、 生きる努力をしろ という台詞には、考えさせられるものがありました。 この映画の中で、特攻隊員は、とっても凛々しく見えました。 今度、原作も読んでみたいものです(笑) 今年最初に、良い映画が観れました。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n まぁー感動しました。最初はどーかなーって思ってたんですけど、なかなか最近の映画では見れない感じだったので見て良かったと思います!皆さんも劇場で見てください、大きいスクリーンで見て映画はなんぼですよ! " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今を生きるということを改めて考えたい。\n 原作が良いだけあって、非常に感動できる内容であった。やっぱり、V6岡田くんの演技が良いですよね。70年程前には、「生きたい」と言うこと自体を否定され、国のため(という名目の元、家族のため)に自らの命を差し出さなければならなかった人がいるという事実。この事実を重く受け止めなければならないと思う。現代を生きる若者を中心に、戦争未体験の世代は必ず見ておくべきだろう。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "セロ戦乗りの本音\n よく言えば特攻隊という戦士たちを理解するのに最適な映画。私が見たいのは、日本軍がほんとうに命がけで戦っていたという事実である。特攻作戦は、高性能な機械とそれを操作する高性能な飛行機乗りを無駄にでたらめに使う作戦ではない。あの戦争の最終局面において、なるだけ簡易で軽い戦闘機を作りなるたけ簡易な若造兵士を乗せて敵艦に突っ込んでゆくという恐ろしい作戦であることがよく分かった。しかし少し昔の、刀や、槍一本で突っ込んでいった兵たちを思えば、進歩しているとは言える。映画自体は構造をよく考えられてはいるけれど、すこしまどろこしい。戦後70年の映画である。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "必見ですよ。\n 戦争の悲惨さやその大義とそこに生きる一個人の持つ感情や思いとの無関係性、軋轢が、きっちり描かれている。岡田君の演技も素晴らしいし、画面構成も圧倒的な迫力があった。一方では、何度も泣けるシーンが出てくる。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動して涙が止まらない\n 戦争を賛美する映画かもしれないと、考えながら観たが、先入観とは全く違って、悲しいほどのヒューマンドラマだった。V6の岡田君の演技も期待せずにみたが、これまた素晴らしい。今を生きている自分の役割について、考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "二度と起こってほしくない…。\n こんな、悲しい戦争から60年くらいしか経っていないということが、信じられない。この時代には、実際にこういう悲しい出来事が沢山あっあんだろうなぁって思います。映画的には、ちょっと疑問に思う事があったので、小説を読もうと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "心に焼きついた\n 2度観ました。泣き所の演出が見事。原作を読んでいたのであらすじはわかっていたけど、周りからも鼻をすする音が止まず涙をこらえるのが辛かったです。誰も居ない所なら号泣しそう。 " + }, + { + "date": "2014-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ドラマが0。\n まず上映時間が144分もあることに仰天した。長いっ! 原作は未読、タイトルは知っていたけど内容は殆ど知らず… 監督があの山崎貴となっていたので、さてはVFXオタクの 本領を発揮するんだな?と思っていたら、本当にそうだった。 上映時間=VFX時間、戦闘シーンはかなりのリアル感。 戦闘機マニアには見所がたくさんあったのではないか、私も 映像面では(長い長いと思いながら)ココだな、と思っていた。ドラマの方は、祖母の葬儀で現祖父が実祖父でないことを 知った青年が、姉と共に実祖父の人物像の謎に迫っていく物語。 様々な生き残り老員に話を聞いても、いい噂は聞こえてこない。 戦死を恐れる臆病者との烙印を押されていた祖父。 祖父とはどんな人物だったのか。青年はのめり込んでいくが…過去を演じるのが岡田准一と井上真央の夫婦で、そこに生まれた 娘が現代での風吹ジュンということになる。ということは、 井上真央が再婚した人が、現代では夏八木勲が演じている祖父。 さほど分かり辛い構成ではないが、行き来する物語の編成都合上、 これが誰で、あれはこの人、と場面を確認しながらの鑑賞となる。 登場人物が多いので(ほぼインタビューの一回登場になるが) せっかく名優陣を取り揃えているものの、登場場面が異様に短い。 何で144分もあって、せっかくのドラマがこんなに説明不足なのか 勿体ない作りで、感情移入する時間がないドラマになっている。 若手から見た戦争と、リアルを味わった人間との落差がまるで 学芸会の舞台劇のように(ドリフ調の)繰り返し回転で演じられる。 VFXはリアルでも、感情のリアルが描かれていないことが残念。とはいえ、若手以外の老優たちは少しの出演時間に印象を残し、 ラストの場面カットでも「あぁこの人は…」という記憶に繋げる。 若手では祖父から襷を掛けられた、染谷将太の大石が出色。 彼がその後の誰にあたるか。ということは置いといて、 なぜ彼だったのか…?という真相の解明や、 松乃とのエピソードが後半で活きてくる。遺された妻子のその後。 戦場でどれほどの夫や父親や息子が奪われ、焼け野原に遺された 家族は、その後をどう生き抜いていったか。144分の最後の最後に 「生きる」ことの意味と、宮部が一番恐れていたものの正体が分かる。 やーっと、ここまできたか!!と、遅まきながら、そこで共感。しかし思ったのは、 なぜこんなエピソードを今まで祖父や祖母はひた隠しにしたのか。 せめて娘にくらいは話しても良かったんじゃないか。 もし祖母に続いて祖父も亡くなってたら、この件はどうなったんだ。 現代の若者に対するアプローチはもっと早くに為されていいはず。映画として命の尊さを解説するためには、 まずは臆病者の行から入って、VFXを駆使することが必要だった。 そういうことでしょうかね、監督。 だけどそこまでリアルに徹するのなら、残虐な命の終末を描くことも 必要なのでは。キレイなまま宮部久蔵が死んでゆくのはどうかと…。(テロと特攻の討論は興味深いけど、今の学生さんは知ってると思うよ) " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高。\n 戦争ものの邦画では現時点で人生でナンバーワン。脚本がいいのは当然ながら、役者の演技もCGや音楽などの演出も全てが最高。特に編集が素晴らしい。こういった、現代と過去のシーンが交互に登場する映画は、回想シーンと現代のギャップによって醒めてしまうことや、鑑賞者に過去と現代をきちんと認識する記憶力を要求するケースが多いですが、この映画にはそれがない。観ること、感動することに集中できる。しかも、「戦争で亡くなったおじいちゃんのことを、顔も知らない子供たちが追う」というありがちな設定でここまで綺麗にまとめたのは見事。また、途中に散りばめられたフラグとその回収についても、うまく感動を盛り上げることに成功している(でもヤクザの話は強引かな?)。あとは、三浦春馬演じる孫の設定だけが惜しかった。それが-☆半分。若者を感情移入させるためと、「現代日本」の象徴としてあのキャラクターにしたんだと思いますが、途中で出てきたチャラい友達や4浪という設定と実際の性格に無理がある。とはいえ、ケチを付けるとしたらそのくらい。三浦くんの演技には問題なし。万難を排してでも見るべき作品です。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "「宮部久蔵」さんに共感できず\n これまで様々な場面で見聞きしたことだけでも、戦争は嫌なものである、と既に充分思っています。本作で描かれるエピソードたちにはその思いを更に強めるような新しいものは私にはありませんでした。そして、主人公・宮部久蔵さんの抱える矛盾がどうしても気になって、感情移入も出来ませんでした。彼は、「生きて帰ることが重要」と、当事の日本では風当たりの強かったであろう考え方をしていたそうです。戦友の方々の言葉からすると、同僚が危険な状況にあり、彼の実力を考えれば助ける事も出来そうなのに自分の身の安全を優先し、悪く言えば見捨てていたように観客としては理解しました。この時点で既に疑問が湧きます。自分さえ良ければの人っぽいのに、「実は仲間思い」との証言が矛盾します。さらに、最終盤ではこれ以上死に行く仲間を見ていたくないから特攻に名乗りをあげたように思えます。「同僚」ならよくて「部下」「教え子」はダメなのでしょうか??更に本当のラストシーンで、彼は口元を緩めました。何故なのか?もう辛い思いをしなくてよいから?無事特攻できそうだから?妻子を任せられる「かもしれない」人を見つけられたから?妻子のことを最優先で考える人物像とのつながりが今のところ見つからずにおります。「無責任な現実逃避」としか思えません。原作は未読なため、もしかすると原作とは違っているかもしれませんね。読んでみたいと思います。実は個人的に観劇を決めた理由は予告編で見た当時の戦艦等のCGが良さそうだったから、でした。この点も細部がまだまだ足りなかったですね。久しぶりに地元劇場が満員だったので注目作なことは分かりますが、現状の感想として、出来は今二つです。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "20代、学生がみるべき。\n 今の学生世代に観てもらいたい映画。戦争のない、今の世の中がいかに平和で素晴らしいことなのか。過去の戦中の苦しみを理解し、特攻隊の方々含めた多くの犠牲のうえで今の世の中があるということを理解し、平和な日々を、一日一日を大事に過ごすべきだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観て良かった\n 原作を読まずに観たことが、かえって良かった。昨年に観た宮崎駿監督の「風立ちぬ」と合わせて観て、戦争を知らない若い世代には観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これは見るべき\n 久々映画で涙っ!友達の中に見た人が多くて自分も見て見たけど、見てよかった!こういう映画は、ずっと残していくべきだと思いますっ " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生きること\n 言葉で表すのは難しい。本を読んでから見ようと思ったけれど 映画を観てから映画を思い出しながら 本を読むのもいいと思った。あと もっと零戦のことを知ってからもう一度観たい。岡田くんの演技とても良かった。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "生き延びることが、 愛しているという証明!!\n 男の中の男、宮部久蔵の生き様にぐっとくるものがあった。当時家族のこと、生徒のことをお国のことより思っているということが、いかにすごいのかということがわかった気がした。人を愛するということの本質をみた気がした。年明け一発目に、いい映画を観ることができました。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "流された血を無駄にしないこと\n 宮部久蔵と言う人物は本当に臆病者だったのだろうか?何故宮部は当時タブーとされた生きて帰ることに拘ったのだろうか?何故宮部は最終的に特攻を志願したのだろうか?これらの謎に迫りつつ、戦争の悲惨さも訴え掛けるような戦争ミステリー仕立ての作風が、過去の戦争映画とは一線を画すようで非常に見応えを感じました。まあミステリー仕立てで引っ張った割に終わってみれば思いのほかストレートな内容だったので、唸らされるところまではいきませんでしたが、逆に言えばストレートだったからこそ心に響いた部分は間違いなくありましたから、基本的には見応え十分、素晴らしい映画だったと思いました。それにしても、死にたくない、生きて帰りたいと思ってはいけない時代があったなんて、本当に恐ろしいですね。お国の為に命を捧げるのが当たり前、たとえそれが無駄死にだと分かっていても・・・って、本当に狂った時代です。でも、こんな時代があったからこそ今がある、それは間違いない事実。彼らの死を無駄にしない為にも、我々は後の時代に繋げていかなければいけない、伝えていかなければいけない・・・そう改めて強く思わされました。夏八木勲さんの魂の叫びを聞いたら、そう思わない人なんていないでしょう!いや、他のベテラン陣の演技もそう、主演の岡田准一の鬼気迫る演技を見てもそう、各俳優陣の演技には本当に心揺さぶられました。それプラス最新のVFX技術が加わったド迫力の映像も相まって、素晴らしい映画に仕上がったなととにかく感心させられた次第です。まあ何にしても、日本、対戦国、いや世界中で流れた血、涙が無駄にならないような未来を望みたいものですね。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 9, + "review": "毒抜きした小林よしのりの『戦争論』\n とにかくくどいです。 これでもかと常に垂れ流され続ける音楽は、「はい、ここは感動するところですよ~」とわざわざ説明してくる、もはやBGMを通り越してアナウンスを聞いているようでした。 演出もまたくどく、橋爪功が扮する戦争体験談を語る病床にある老人が「中隊長(主人公)、あなたのお孫さんがお見えになっていますよぉ!」とベッドの上で虚空を見つめながら絶叫するあたりから胃がもたれ始め、三浦春馬扮する宮部久蔵の孫が現代のビルの谷間を飛行するゼロ戦の幻覚を見るあたりになると、もう流石に噴飯ものです。蜂蜜にガムシロップをぶちまけるがごときその糖分過多の演出で一つだけ分かることは、我々は制作者にここまでやらないと感動もテーマも受け取れないような不感症だと思われているということでしょう。 果たして、戦争をメロドラマに落とし込んだこの映画は、戦争の悲惨さを訴え若者に反戦の心を育ませることができたのでしょうか?少なくともあるシーンを思い返す限りそれはないと思います。三浦春馬が大学の合コンの席で特攻隊を自爆テロだと揶揄する友人に憮然としながら「いや、特攻とテロは違うっしょ?」と反論するのですが、その発言の根底にあるのは「自分達には文脈が、物語があるがアイツ等にはそれがない」という、自分と敵対する立場への無理解です。他者の文脈を理解せず己が都合ばかりを前面に押し出す姿勢こそが、世の争いの火種の要因となっているはずなのに、イスラム諸国が欧米から受け続けた仕打ちと、現状打破の手段として自爆テロを行っているという彼らの文脈を、彼はまったく考慮していません。 そしてこの物語に寄せられる感涙の数々と同時に、感動できない人は可哀想だとか、素直に物語を受け止めようという人々からは先の大戦への反省などはみられるでしょうか。 ガダルカナル攻撃時、合理的にこの作戦が遂行不可能だと主張する宮部久蔵に対して同僚が殴り掛かりますが、あのシーンは知性よりも感情や精神論を優先し、滅多な事を言えばそれが実現してしまうと考えていたあの時代の日本の空気の象徴するものです。この映画を見て感動している人たちは、あの時代を何よりも先に情念で捉え、そしてその情に横槍を入れるものを排除しようとしています。そのあり方こそが、宮部に殴打をくれたものの正体であるにもかかわらず、彼らはそのことに全く無頓着なのです。 右だの左だのではなく、果てしないノンポリの涙の蓄積の彼方に何があるのか。結局何も変わっちゃいないんですよ、この国は。またやりますって。 様々な登場人物の視点から物語が浮き出される構成と、日本映画にしてはCGを頑張っていた(それでもCGだと分かって冷めるレベルですが)点を評価して星3つです。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "特攻なんて作戦じゃない\n 全体的に面白かった。三浦春馬の演技は所々微妙。あと最後に三浦春馬の上を零戦が飛んで行くシーンは、むむって思った(笑)その後は良かったけど。 " + }, + { + "date": "2014-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人みんなが見るべき\n 日本人全員が見るべき映画だと思った。なぜ靖国を参拝するのかがわかると思う。私達日本人はこの教訓を世界のために生かし続けなければいけない。後半は涙が止まらなかった。宮部がなぜ特攻を選んだか、男として深い決断だったと思う。今度は大学生の息子と見たいと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "合コン男子の意見と同じになっちゃうよ\n 原作未読。公開から4週経とうとしてるのに結構な客入りでしたね。僕が最年少でしたが。監督が「ALWAYS 3丁目の夕日」の山崎貴の時点で、ぜんっぜん期待してないわけなんですよ。この人はVFXがお得意なもんで、おそらくはCGを駆使したカッコいい零戦の空中戦シーンだけ撮りたいのではないかというゲスな思惑も働いていたんです。山崎貴は人間ドラマ描けないし。まぁぼちぼち観に行こうかねー。と思っていたが、これが面白かったのである。…前半は。 祖母・松乃の葬儀で悲しみにくれる祖父・賢一郎(夏八木勲)。葬儀に出席した健太郎(三浦春馬)は、実は賢一郎は血の繋がった祖父ではないことを姉・慶子(吹石一恵)から知らされる。本当の祖父は零戦の乗組員で、娘の顔を見る前に特攻をして死んだという。定職につかずふらふらしていた健太郎は姉に誘われ、血の繋がった本当の祖父・宮部久蔵(岡田准一)について調べることになった。元軍人を尋ねるものの、出てくる言葉は「あいつは海軍一の臆病者だ」「二言目には『死にたくない』と言う恥さらし」というものばかりだった。卓越した操縦技術を持つにもかかわらず、戦闘のときにはいつも離脱し、無傷で帰ってくるというのだ。実の祖父が臆病者呼ばわりされて意気消沈する健太郎は「これで最後」と決め、井崎(橋爪功)に会いに行く。しかし井崎は「あの人は生きるべき素晴らしい人だった」と言い、空母・赤城へ共に乗船していたときの出来事を語る…。 てか宮部さん赤城の乗組員だったんだ!んでんでんでんで!おいら的にはこの映画のクライマックスがもうきちゃったんだけど笑!ミッドウェー海戦の映像がすごい!零戦が活躍する空中戦と空母・赤城が爆撃される地獄絵図。沈没していく赤城はかなりの迫力で、もうテンション上がったね。最高でしたよ。 とにかく井崎が言う宮部という人物は「宮部は乱戦になるとすぐに上空へ退避し、戦闘を避けた」「必ず生きる努力をするよう言われた」とな。宮部は「国に残した妻と娘のために、自分が死ぬ訳にはいかない」と語る。じゃあ何故?何故妻と娘のために死ぬことを拒否し、生きることに執着した宮部が特攻をしたのか。その謎が、この物語のいわゆる「引っ張り」。まぁ山崎貴お得意の「なんでもかんでもセリフで説明する」演出が炸裂して、その謎は解明されるでしょうね。 井崎から全ての証言を聞いても謎は明らかにならなかったので、自宅や図書館で健太郎が戦争について調べていると、友達から合コンの誘いが。合コンで友達に「特攻なんて自爆テロと同じ」「国のために死ぬなんてただのヒロイズム」と言われ「それは違う!」と激昂する健太郎。しかし「なにマジになっちゃってんの。キモーイ」みたいな風に扱われ、激しく憤る。このシーンは胸が痛いね。自分だったら「キモーイ」って言っちゃうもん。もしかしたら、百田先生のイデオロギーはここにあるのかも。国のために死ぬことを選んだ人たちをキモいと言っちゃう風潮に憤りを感じているのだな。きっと。 失意の健太郎は右翼の大物・景浦(田中泯)に話を伺いに。愛国青年で国のために死ぬことが務めだと思っていた景浦は、上官である宮部に反発していたが、その操縦技術に強く打ちのめされる。景浦が宮部と出会って数ヶ月後、特攻作戦が始まろうとしていた。景浦は「特攻なんて無駄死にだ。九死に一生の作戦なら喜んでやるが、十死に零生ならやる意味はない」と感じ、特攻志願をしなかった。景浦は、当然のごとく宮部も特攻に志願はしないと思っていたが、ある日、特攻出撃名簿に宮部の名を見つける。自分の育てた部下が、次々に特攻で死んで行くのを見た宮部は憔悴しきっていた。そんな中での、特攻志願である。あの宮部が特攻を志願。よほどなにかあると感じた景浦は、殆どの特攻機が敵艦に体当たりする前に撃墜されていることもあり「絶対に宮部の特攻を成功させる。宮部が敵艦に体当たりするまで、おれは宮部機に1発も弾丸を当てさせない。宮部の決意のために命を賭けて援護する!」と意気込む。 なんとカッコいい男だろうか!味方が決死の作戦を遂行するために、命を賭けて援護する。味方が必死に戦ってるのに、自分だけいそいそと上空に退避してる誰かさんとは大違い… おれが気に食わないのはそーいうとこなんだよね。宮部はさぁ、凄い操縦技術持ってるんでしょ?部下に「死ぬな」と教えてるんでしょ?なんで援護しないのよ。完璧な援護をして、少しでも戦死者を減らせば宮部の評価も変わってたでしょうに。 結局、景浦も宮部が特攻をした理由はわからないと言う。景浦に特攻出陣者名簿をもらった健太郎は、衝撃の事実を知る。なんと宮部は特攻の直前に、部下に機体を交換してもらったのだが、宮部が乗るはずだった零戦はエンジントラブルで海面に不時着し、その乗組員は生き延びたのだ。実の祖父が生きのびることができたかもしれないことに、強くショックを受ける健太郎だった。しかしさらに驚くべきことに、その宮部と零戦を交換し生きながらえた乗組員は、(義理の)祖父・賢一郎だったのだ。 賢一郎に話を聞くと、あれだけ戦闘機にうるさかった宮部が、エンジントラブルに気づかないはずがない。宮部が自分を死なせなかったのだという。その証拠に、宮部が乗る予定だった零戦には「もし生き残れたら、妻と娘を頼む」とのメモが。本土に残した妻と娘が露頭に迷わないように、自分が死んでも代わりに養える部下を生きさせたのではないか…。賢一郎から話を聞き、実に祖父について想う健太郎。街を歩いて歩道橋に来た時に、宮部に対する様々な証言が蘇る…。そして、宮部は憔悴していたときとは違い、晴れやかな顔で敵艦へ突撃するのだった。タイトル「永遠の0」バーンサザン「♫う~ま~れかわれた~なら~」 えぇっ?終わり?!結局、特攻へ行った理由分からずじまいだよ。「特攻は志願ではなく、命令だ」というのであれば、晴れやかな顔でなく、もっと苦しみながら特攻するべきだし、晴れやかな顔ならばそれなりに理由が必要だろう。いままで散々「自分が死んだら妻と娘が…」とか言ってたのになんで?なんで自分が生き延びようとしなかったの?だって、味方がやられてても自分は上空へ逃げて援護しなかった男だよ。命が大事なら、自分がエンジントラブルの機体に乗ればよかったじゃないか。いやあれか、特攻して死んでいった部下への贖罪か。…待て待て。それなら残された妻と娘はどうなる。だからそのために信頼できる部下をあてがったってか。ちょっとそれ自分勝手すぎるよ~。 そりゃあ戦友が戦死した仲間の家族の面倒を見ることもあるだろうよ。そこから愛が芽生えて結婚することもあるだろうよ。でもそんなことになる保証はどこにもないのよ。宮部くん。それなら自分が生き残る道を探す事のほうが大事じゃないかい。妻と娘のことを考えてないし、部下にその後の人生を押し付けてるじゃん。全然分からないよ! いいかい山崎貴監督。あんたがお得意の「なんでもかんでも説明」演出はこういう時に使うんだよ!ちゃんと説明しろよ!答えが無いのに映画作るんじゃないよ!そりゃあね、最後の最後で解釈を任せる映画はたくさんあるけども、そのテクニックの使い方間違ってるよ。「なぜ特攻へ行ったか」が物語の肝じゃん。そこがあやふやなまま終わるってのはいかがなもんかねぇ。 この映画みたいな終わらせ方がしたいなら、軍の中で浮いてた男が、自分の戦いを貫こうとするも、堕ちていき無残に死んでいった「逆英雄譚」として物語を展開して、最終的に「戦争は悲惨」という結論に持っていけばいいんじゃないのかな。「アラビアのロレンス」みたいな感じで。よくよく考えたら、美談でもなんでもないしね。「夫婦の愛を生きることで貫こうとしたが、戦争という悲劇はそれを許さなかった」って話じゃん。なのに無理やり美談として形作ろうとする。それこそ合コン男子が言ってた「ヒロイズム」まみれのお話になっちゃうよ。それでもいいのかい。百田せんせ。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮部久蔵の時代\n フカのいる海を泳いで生き残った井崎。私の父方の祖父は乗っていた戦艦が撃沈されて鮫のいる海を泳いで生き残った。最近調べたら、その船の乗組員100人以上が助からなかったらしい。再婚後の人生を生ききった松乃。私の母方の祖母は祖父とは再婚で前夫との間に子供がいたらしい。永遠の0は、特別な物語じゃなくて、あの時代を生きたみんなの人生の記録。話を聞いたのは20年も前で、小学生だったし、ほとんど覚えてなくてごめん。でも、話してくれてありがとう。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "え?5点??5点のわけがない\n う〜ん。「特攻」というテーマだけでみんな5点つけてるのかな?(5点つけてる人は他にどんな映画観てるのかなと思ったらこの映画だけしかレビューしてない人がいっぱい)ホントにこの映画ほめるとこありました?そりゃ、「日本人なら知っておかなければいけない」とか「語り継がなければいけない」というのには納得だけど、そんなことこの映画観る前から日本人なら一般教養的に分かっていることでしょう?映画としては説明過多な脚本とこれまた説明過多な演出&演技(特に現代のセクションの孫はヒドい)で完全に間延びしてしまう後半にはまさかのあくびで涙が出ました。泣く姿勢で映画を観始めたので初めのうちはちょっとのことでうるっときたけど、次第にのめり込めなくなる困った映画です。600ページの原作をよく映画の脚本にしたと原作者は言ってるけど、マシな脚本家ならこの映画1時間半で終われるようなきがします。原作にない合コンシーンの脚色もステレオタイプで陳腐な人物描写。全く必要なかったです。(このシーンを原作者はほめているのでセンスを疑う)監督自身も意識したというサスペンス的要素も、観客はとっくに謎は解けていて、スクリーンの中の登場人物だけ右往左往しているという滑稽さが観てられなかったです。孫の妄想というもったいなさ過ぎるラストカットも納得いきませんでした。違う監督でもう一度映画化してほしいです。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙腺崩壊\n 終始泣きっぱなしでした。是非映画館で観て欲しい。そして周りの方々と一緒に泣いて欲しい映画でした。色々伏線も多くもう一度見たい映画です " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "是非観て欲しい映画\n 宮部さんの生き方、強い思いがとても伝わってきます。生きるということ、守るということ、あの時代を生き抜くということ、すごく考えさせられます。高齢者からよく戦争の話を聞いていましたが、最近はあまり聞かなくなったと思っていたのですが、だんだん戦争を体験された方々が亡くなられてるからですね!この映画を観て、自分達の先祖が体験した戦争、戦争がどういうことをもたらしたのかを決して忘れてはいけないと強く思いました。宮部さんの強さや優しさ、心の葛藤を岡田くん素晴らしい演技で表現されていたし、大御所の俳優さん達や井上真央さんの演技も心打たれました。是非いろんな世代の方に観て頂きたい映画です。 " + }, + { + "date": "2014-01-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "終始号泣\n 戦争でなくなった人がいるからこそ今の豊かな生活がある。戦後なんにもなくなった日本、そして経済大国まで上り詰めた日本。そこには、日本人の真面目さ、思いやり、繊細なきもち。本当にいい映画でした。最後に三浦春馬がみた今の日本、確かに豊かだけど何か足りない。特に途中で合コンのシーンがあったけど、そこにいるなんにも知らない若者、それが今の日本の姿を指している。ゆとり教育が、日本をダメにしたような気がします。歴史もなんにも知らない若者がいるから、政治に無関心、現在の日本に至ってるわけです。とにかくいろいろ考えさせる映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "それ言っちゃダメでしょ?\n 2時間以上、飽きずに見れたし、涙も何度か流れた。でも、それは現代の話。現代の回想で戦時中のシーンが進んで行くのだが、戦時中の方はちょっと何でそんな話にするの?というほど浅い。軍隊にいる人間が、しかも教官がおおっぴらに「死にたくない」とか「戦いたくない」なんて堂々と言っちゃダメでしょ?それを口に出さず伝えるのがシナリオの妙。それ最初に言ったもんだから後のシーンはすべてその確認作業に過ぎなくなってしまう。また、主役はカッコいいがこの役には全く合っていない。彼だと悩むの当たり前な感じ。強面の軍人が逡巡するからこそ、その心の揺らぎが観客に伝わってくるのだ。松重豊さんとかで見たかったな。ちょっと老け過ぎだし観客入らんだろうけど。ともかく「そのまんま」な話で何のひねりも無し。年配俳優さん達の重厚な演技と特撮シーンのみ印象に残った。でも実年齢合わない人も多かったね。計算すればみんな80才超えてるはず、特殊メイクなどで計算合わせて欲しかった。特撮に力入れるなら、なぜそこのリアリティーにも気を配らないかなと。まあ思いっきり期待して行ったからの辛口。見てそんはないが名作としては残らない。そんな映画。 " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "なぜ寿命が延びたか、今、わかりました。\n 映画「永遠の0」(山崎貴監督)から。戦時中、主人公・宮部久蔵と行動を共にした人たちの回想シーンは、知らず知らずのうちに私たちの胸を熱くするが、それで感動した、と絶賛するだけでいいのだろうか。映画館という暗闇の中でメモしたフレーズを整理していたら、余命3ケ月と宣告され、ベットの上で息絶え絶えになりながらも、必死に話す井崎の役を演じた、橋爪功さんの台詞が心に残っている。「なぜ寿命が延びたか、今、わかりました。あなたたちに、この話をするためです」何をしたわけでもないのに、宣告された寿命が延びている・・この不思議さを、彼は病床の上で感じていたに違いない。それは「宮部小隊長が、今の若者に伝える役目を与えてくれた」そう感じたのか、伝え終わった後の満足感が伝わってきた。さらにラストシーン、宮部の変わりに生き残った、賢一郎役を演じた、夏八木勲さんも同じような台詞を呟く。「生き残った者がしなければいけない事は、その死を無駄にしないことだ。物語を続けることだ。何事もなかったように生きているんだ。それが戦争で生き残ったってことなんだ。あと10年もすれば、私たち世代はほとんどいなくなる。この話をお前たちに伝えられてよかった・・」こう言い残して、夏八木勲さんは本当に他界してしまった。(合掌)もちろん、殺伐とした今の世の中、夫婦愛・家族愛も大切だけれども、祖国の未来のために命を亡くした人たちを忘れないで欲しい、そんなメッセージを、次の世代に確実に伝えなければ・・と感じた。 " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本人の持つ愛\n この映画は、第二次世界大戦が舞台であるため、戦争反対がテーマのように思われるが、本筋は日本人の愛だと思う。世代の違う日本人が考える愛を、感じ取って欲しい。書籍を読んだ後の鑑賞でしたが、書籍で表現できない空中戦や特攻の様子は、非常に訴えるものがある。 " + }, + { + "date": "2014-01-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "若くして散った特攻隊の隊員たちの想い\n 神風特別攻撃隊員たちの複雑に入り混じった想いがひしひしと伝わってきて泣きっぱなしだった。宮部さんの「生きる努力しろ」には涙が止まらなかった。若い人は絶対に見るべき映画。 " + }, + { + "date": "2014-01-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい作品\n とにかく涙が止まりませんでした。見た人にはわかると思いますが、あ、そっち?みたいな感じになります。でもそれを覆すかのような感動が待っています。 " + }, + { + "date": "2014-01-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よくできた映画\n 批判的なコメントは多いが、よくできた秀作だと思う。拍手を贈りたい。私は素直に感動し、目頭を熱くした。映画としてキャストに一切無駄がなく、登場人物一人一人に存在感がある。宮部久蔵役の岡田准一の好演は言うまでもないが、賢一郎役の夏八木勲が非常によい。彼がもうこの世にいないのかと思うと大変悲しい。吹石一恵と三浦春馬の姉弟は現代の若者らしくてよい。ただ、三浦春馬は、合コンでのテロ論議のときはもっと怒りをあらわにして欲しかった。あそこが、この映画のメッセージのポイントだと思うからだ。小説でも映画でも明確な表現はなかったが、ヤクザに囲われそうになった松乃を命がけで救ったのは景浦であろう。観る人に容易に想像させるほどの迫力が田中泯にはあった。CGについてもいろいろと議論があり、同じ絵を何度も使うのはいただけないが、まずまずのデキではないだろうか。愚かな戦争や特攻という不毛な作戦を肯定する者はいないが、こういう思いをした人たちのおかげで現在の平和がある。多大な犠牲を払って敗戦することによって、日本は目覚めたのだという歴史を、特攻で死んでいった若者と同年代の人に是非知って欲しい。私が観た最近の軍記物は「男たちの大和」、「山本五十六」があるが、この作品がこの中で最もメッセージ性が高いと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱ右傾化なんですかね?\n 周辺国が騒がしいご時世に、このような映画が流行るのですから。ちょっと怖い方向にならないか心配です。と、批判的に捉えたりもしますが、映画自体はとっても楽しめました。特撮もすごくよかったです。かっこいい。 " + }, + { + "date": "2014-01-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞後、色々考えさせられる映画\n 他のレビューでは、原作との違いがどうの役者の演技がどうの戦闘シーンがどうのと、細かいマイナス面ばかりを評論家気取りで述べてる人も多いが、この映画はもっと単純に大いに感動すべき内容である。最後の場面、現在での零戦登場はいらなかったかも…主人公の宮部久蔵だけでなく、登場人物それぞれの立場になって観るのも面白い。これから観ようと思っている人は是非劇場で鑑賞する事をお勧めする。 " + }, + { + "date": "2014-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田君の深みのある演技に感動。\n 原作読み、映画も見た派です。当然、普通に考えれば、ベストセラーの映画化は、期待はずれが多いのが 常ですが・・・そうでは、ありませんでした。全く原作通りとは、言いませんが・・・出来る限りのことを映画化したことは、感じ取れました。岡田君の物静かででも力強く、男らしい感じや本当に戦争がつらい感じは、よく演じられていました。深みに感動です。終盤は、涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2014-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後半、ぐんとよくなる\n 前半は正直少し期待ハズレかなと思ったのですが、後半別物でした。かなりぐっときました。総評としては、よかったですよ。ただ、特に現在の場面の中に、安っぽいテレビ的な演出効果があったのが残念ですが。。。 " + }, + { + "date": "2014-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今生きていること。\n 冒頭のシーンから入り込めました。戦争映画ですが、さすが山崎監督の演出は分かりやすく、VFXはほとんど違和感無く鑑賞しやすい。噂の空母赤城やゼロ戦はこんなものがあったことを想像でき、感慨にふけます。今の若者が戦争や特攻について否定だけではなく、自分で考え、戦った方々にも想いを馳せて欲しい。そんなキッカケになるような映画でした。出来れば避けうる知恵が出せる人がでることを祈ります。演出かもしれないですが、現代パートがチョット出来過ぎなので、星4で。 " + }, + { + "date": "2014-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "2回みました。\n 一回目はとにかく泣きました。ボロボロ涙がこぼれて止まりませんでした。こんなに素直に泣ける映画は初めてです。岡田准一さんはホントにこーゆー役があっていてカッコよかったです。原作にはない宮部が松乃と清子のところへ帰るところはとても良かったです。現代と戦争時代が交互でやっているのもとても印象に残って感動しました。2回目も泣きました。何回観ても泣けます。ホントに感動の物語なんだ、と思った。こんな映画にはそうそうあえないと思います今の時代にはとてもいい影響を与えてくれそうで良かったです。戦争の物語をこんなに一生懸命見たのは初めてです。何度も見たくなる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマ化希望〜(`_´)ゞ\n 映画をより楽しむ為、原作を読んで観に行きました。2時間ちょっとではすべて描く事は不可能だと思ってましたが、やはりいくつかのエピソードはカットされてました。しかし、原作の核となる部分は充分伝わる映画だと思います。どんな状況でも望みを捨てず、必死に生きる!主人公は戦友達が特攻で死んでいくのに耐えられず、自身も特攻を志願してしまいますが、奥さんとの約束はカタチを変えてでも果たす…切なく無念だったろうと思います。内容的には同じシーンが出てくるCGの使い回しが気になりました。フィルターでもかけりゃーいいのに…あと、色んなエピソードを盛り込めるようにドラマ化がいいような気がします。アメリカ側からの視点も加えて!悪魔のゼロ的な…恐怖の要素も欲しい。岡田准一以外のキャストも若干変わるかな? " + }, + { + "date": "2014-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "胸が熱く、涙が止まらない!!\n 今私達がなぜこの世界で生きていられるのか、戦争を生きた人々の思い、亡くなった多くの人々、を思いながらご覧下さい!旦那さん、お子さんがいらっしゃる方は気持ちが重なり涙腺崩壊間違いなし! " + }, + { + "date": "2014-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "不覚にも涙腺崩壊\n 本屋さんで映画の予告動画を見た時から「うっ!」っときました。これはやばい。今まで映画で泣いたことなかった私がまさか恥ずかしい姿を映画館でさらしてしまう。もしあふれ出た心の汗をどうするか。そうだ万が一の時のためにハンカチを持って行こう。でも絶対に泣かない。泣きたくない。醜態を晒したくない。そう決めて映画に臨みました。そもそも邦画は面白く無いはず。『はやぶさ 遥かなる帰還』の時だって最後に興冷めしたし...今回も製作者側の自己満足だけで終わるんでしょう。これで皆さん泣いてくださいよ。ってな感じの押し付けがましいお涙頂戴ではないかと。それに予算もあまり無いんじゃないの?。だからゼロ戦の戦闘シーンもわざとらしくって少ししか無いんでしょう。そう思っていたんです。しかし始まってみると...全編を通して素晴らしいゼロ戦の戦闘シーンがありました。最近の映像技術の進歩はめざましい。まさに見ている自分もゼロ戦に乗っているかのような気分にさせられました。操縦席の上から敵機が飛んでいるシーン。操縦かんを辛く握るしか無い状況。もう体が固まって呼吸するのも忘れていました。今まで戦闘機が出てくる映画はいくつもあったのにどうして『永遠の0』はこんなに引きつけられたのか?考えてみました。たぶんそれは実際にゼロ戦は実在して自分のすぐ近くのご先祖様が乗っていたからだと思います。しかも「十死零生」。特攻は最初からまず助かりません。さらに敵にダメージを与えることさえできない場合がほとんど。こんな悲惨な現実が『永遠の0』を他のそのような戦闘機映画とはまったく違ってものすごいリアリティを見ている日本人に感じることができたんだと思います。これはぜひ映画館で見てください。「今忙しいから後でレンタル開始した時に借りるよ。 自分の自由な時に見れるし、安いし、家でカールでも食べながら横になって見たいし。」なんて考えている方もいるかもしれません。そんな映画ではありません。『永遠の0』は映画館で見ないと本当にもったいない映画です。主人公の宮部久蔵を演じた岡田准一さんもすばらしかった。話の展開が変わるごとに現れたその表情に主人公の心の中を鑑みることができました。他の役者さんだったらこんなに素晴らしい作品にはならなかったでしょう。でも最後のシーンでもうだめでした。恥ずかしいけど、涙がポロポロ出てきちゃった。喋れない。喋ると泣き声になってしまう。なので映画館に行くときはハンカチを忘れずにお持ちくださいませ。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "是非、原作か漫画も\n 原作、漫画は読んだ後で見ました。主演はジャニーズという事を忘れるほどの熱演で、CG等もかなり頑張っていたと思います。ただ、ストーリー的には全体的にテンポが悪くなってしまった感じがします。そして、注目新聞批判(恐らく朝日新聞)が消滅し、代わりに合コンで軽く触れただけになったのは残念でした。朝日新聞が制作委員会に入ったからでしょうか?原作及び漫画には高山という新聞記者が登場し、特攻隊を「洗脳された愛国主義者による自爆テロ」と元特攻隊を煽ります。そしてその元特攻隊のおじいさんは、記者に対して心からの叫びを浴びせます。正直、漫画でも小説でもこのシーンが一番心に残り、原作者が一番言いたい事じゃないのか? と思っただけに、全カットは残念でした。この映画を楽しめた方は、是非とも原作小説または漫画版を読んで見るといいかもしれません。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "これで泣けない奴は悲しい\n 自分のご先祖様のことをよく考えてこの映画をみてください!あの時代を生き抜いた人がいるから今の自分がいる。しっかり今、自分が生きているということを考えてほしい。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 10, + "review": "“超”娯楽映画\n 祖父が2人いるということを唐突に伝えられたショックから、姉の誘いもあって、顔を知らないもう一人の祖父の経緯を探す。やがて、その祖父が戦時中「臆病者」と呼ばれ、最終的に特攻隊に参加し亡くなったことを知る。なぜ臆病者と呼ばれたのか、どういう経緯で特攻隊へ参加したのか・・・。三丁目の夕日でVFXが評価された山崎貴監督が描く戦争映画が「永遠の0」だ。原作は小説で、自分は未読。なので映画が原作通りなのかどうかは言及しないが、もし原作通りであるなら、これほどまでに軽々しく商業を第一に考えた無粋な映画及び小説はないだろうと感じずにはいられない。裏を返せば、原作がそうであっても、それをぶち壊すほどの衝撃を作り出すことを映画では出来たはずだ。それをやらなかったことからも、この映画が昨今の売り上げ史上主義な業界から来る質の低下の一翼になっていると思われても仕方が無い。主人公は岡田准一演じる「宮部久蔵」。物語の都合上、現代と過去を行き来しながら物語を演出していくため、主演の割には出演時間はそれほど長くない。が、普通ならその少ない出演時間を無駄なく使って宮部久蔵という男を描く描写が欠かせないはずだ。この宮部久蔵、CMでも見受けられるように当時の束縛感が蔓延していた時代に“生きることを第一に考える”というイレギュラーな考えを声にして言う極めて現代的なキャラクターだ。だからといって当時の人間はそうは思わなかったとは限らない。特攻隊の人達の遺言書からもそれらは見て取れる。宮部のこの台詞及び信念については別に違和感を感じない。違和感を感じるのはその言葉に対する宮部の姿勢だ。味方が戦っている中で乱戦を避け、安全を第一に考えるという宮部の意思は、零戦を知り尽くした人ならではの効率的な考え方だ。だが、その行動に至るまでの葛藤が描かれていない。空戦の中で味方が次々と死んでいくという中で、悪く言えば一人高みの見物だ。そのことについての上官からのお咎めや自身の中に生まれるはずの「助けれなかった」「助けた」という葛藤が描かれていない。端折ったとでも言うのか?宮部のこの行動に至るまでの経緯があるからこそ、特攻に異を唱える宮部の気持ちが確立する。この行動をどうやって上官達に説明したのかさえ皆目検討もつかない。不思議な箇所の1つだ。そして終盤になると、その見るも無残にも特攻に駆り出される仲間達を見て精神的に追い詰められてしまう。一体宮部は戦場で何を見てきたのか?特攻という状況下になって初めて気づいたとでも言うのか?これでは臆病者以前に、単に鈍感で馬鹿でヘタレな人間としか思えない。というか実際にそう描かれてしまっている。その不足気味な描写から得られるのは、宮部の非人間的な部分。これに共感なんざ出来るわけがない。「思い人のために生きる」という理由も、言い換えれば戦場で共に戦ってる仲間達は別にいいのか?ということになる。無理矢理戦場に駆り出された者もいる時代背景を無視したキャラクター作りだ。戦争及び当時の日本の束縛感からなる、非常に緊迫し、張り裂けそうな状況とはほど遠い“戦争ごっこというサバゲー”の中で戦う男達と見られてもおかしくない。面白いのは頼みの綱であるVFXがものの見事に幼稚化してることだ。三丁目の夕日とは違って、重い、重すぎるテーマを扱うこの映画。戦闘描写は戦争という状況を描く大切な部分で、残酷さや無慈悲さ、理不尽さといったものを描き、ようやく観ている側は「ああ、これは戦争なんだ」と感じる。だが映画で描かれている戦闘はただのカッコつけた、ミリタリー好きに媚びた演出ばかりだ。遠景の、艦船が轟沈する様を映し出しているかと思えば、カメラを掠めるようにカットインしてくる零戦・・・というふうに、非常に演出された戦闘を随所に盛り込んでいる。それはさながらアニメでも見ているかのようなわざとらしさ。三丁目の夕日と違うのは上にも書いたとおり、重いテーマを扱っているうえに、タッチもコミカルではないシリアスなもの。なのに非常にファンタジーな、カッコつけたような演出ばかりで、シリアスとは程遠い「緩さ」を演出してしまっている。おまけに背景と零戦がものの見事にミスマッチになっているなど、売りのVFXももはや形無しといった具合だ。そういった緩さはVFXだけではない。劇中、宮部が敵機に後ろを取られ危険に晒されることになる場面があるが、それを宮部が否定する特攻で戦友が助けるというのだ。戦友はかろうじて生き延びるが・・・まず高速で動く敵機に体当たりするというありえないことをやってのけていることが、この映画の緩さを物語っている。そして特攻を否定している宮部はそのことについて感謝するだけ。お前の特攻に対する意識はどこに行ったんだ?とツッコミを入れたくなる。終盤のラブストーリーなんかは、観客に不快感を得られないよう、なるべく双方の存在を観客に植え付けさせて納得させようとする一種の辻褄あわせの作業。それまで登場時間が少なかった井上真央が、終盤メインに近い出演時間になる構造などが拍車をかける。そのせいで宮部という一人の人間の経緯から取り巻きのラブストーリーというものに変化し、物語の主軸がブレてしまっている。2時間20分という長い上映時間がもはや無駄。地上波で1時間ドラマとしてやっていったほうがまた評価できる。ここまで書けばわかると思うが、つまりこの映画は誰にもわかりやすい単純明快な自己犠牲の物語だということ。定型文で構成された映画と言ってもいい。それぐらい普遍的な物語。作中の戦争や特攻などは、ただの設定に成り下がっているため深く掘り下げる必要は無い。勿論、反戦などというメッセージ性なんてものも皆無だ。この物語は、当時の戦争や特攻を題材にしなくても成立する。それぐらい気楽な映画だということ。この映画を「素晴らしい」と評価すること自体無粋。もっと気楽に見る映画だよと言いたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "特撮が素晴らしかった\n  漫画版を読んでいて、そんなに好みの内容ではなかったので映画は見なくていいかなと思っていたら、けっこう評判がよく他に見たい映画が全然ないので見に行ってみた。 特撮が、飛行機同士の空戦、真珠湾攻撃など非常に迫力たっぷりで素晴らしかった。ゼロ戦かっこいい。 物語自体はやっぱりあんまり面白いとは思えず、早く戦争場面にならないかなとずっと思っていた。でも、演技も演出も素晴らしく、リアルに描かれており、決してできが悪いわけではなく、単に好みの問題です。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争はすべきでない\n 三浦くんが特攻隊で亡くなった祖父の過去を姉と調べ。生きようとしていた祖父が何故、死を選んだか?岡田君が妻に(絶対生きて帰ってくる、死んでも帰って来る)言った言葉は心に残ります。0戦の名手だった彼が死ななければいけない気持ちになったのは分かります。0戦で飛び立つ時、不時着しそうな機に妻子の写真を残して宜しく頼まれた彼が責任から結婚まで行く過程は理解できます。あの時代兄が戦死すれば、家を絶やさないため妻が弟の嫁になるのはざらでしたし、だからと言って彼がそうだとは言いません。私の父は戦争の話は絶対しませんでしたが、義父は物資輸送中にトラックが崖に落ちて大けがして帰って来たそうです。それがなければ全滅した部隊だったそうです。戦場では耐えきれなくて精神異常になっつた人はまとめて土に埋められたそうです。生きたくても生きれない人がほとんどでしょう!残された人も苦渋の日々だったでしょう。このような映画は戦争を知らない若い人に見て欲しい。私も戦後生まれですがそう思います。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "共感出来ず残念でした\n 2014年1月5日作品を拝見しました。こちらでの評価が4.2と評判も良く期待していきました。結論としては、共感するところ無く残念に感じた映画でした。一番残念に感じたのは、宮部の気持ちに共感を覚えなかったことです。「家族である松乃、その子供清子のために何としてでも生きて帰る」という宮部が持つ感情は、”今の時代なら”当然理解出来るものと思いますし、だからこその高評価なのかと推測しました。でも、どうでしょうか。多くの若者が当たり前のように特攻を志願した時代背景のなかでは、「お国のため」あるいは、表だって口には出せなかったと想像しますが「自分が一番大切に思う人たちを失いたくない」「愛する家族を守るため」そういう思いで、自ら望んで特攻の道を選んだのではないでしょうか。あの作中の多くの若者のように。戦争に負けても、生き残りさえすれば家族を守っていける、イチから立ち直れると思えるのは、戦後の日本復興を知っている現代人だから抱くことが可能な感情に思えます。自分は戦争を経験した世代ではありませんのであくまで想像で書いています。ぜひ、戦争を経験し生き抜いた方からの感想も聞きたいと感じました。 " + }, + { + "date": "2014-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ちゃんと生きようと思った\n 最高の映画でした。三浦春馬の演技が少し気になった(大げさ?)けどキャスト、映像、演出、脚本、いうことなしです。何十分に一回は泣いてました。様々な視点で語られる宮部と戦争。[あの時代の人なら誰でも持っている、決して特別ではない悲しい物語]というようなセリフが特に印象的でした。しばらく経ったらまた観たいです " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "静かにやさしく強く\n 静かに涙が止まらなくなる、そんな映画でした。戦争映画は知らなければいけないような気がして意識して色々と観てきましたが、その中でも1番胸にきました。ただ、現代に零戦が現れる演出は…ちょっと残念でしたね。他の表現の仕方はなかったのでしょうか??過去パートの演技にリアリティーがあって素晴らしかっただけに尚更、残念でした。若い方々に、戦争映画は苦手という方々に是非とも観ていただきたいです。 " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動と言うよりジーンとくる映画\n ドラマとしてよくできている。小まめにジーンとさせる展開もよい。戦争ものだが今を生きてきた人のドラマだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "セリフだけで泣けました\n 基本的に戦闘シーンがつけたしで、現代の若者のに向けてのメッセージがメインになっています。出演者が良いです。セリフだけで号泣してしまいました。原作は途中で飽きてしまって結末まで読んでいませんでしたから、ラストは意外でした。とはいえ、この映画は、岡田准一に尽きると思います。最初の言葉に力がありました。ぜひ、一度見てください。 " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "初めて映画館で見た戦争もの\n 戦争ものの映画を観ることはありません。というか、いけないことだと思いますがなんとなく苦手です。でも、そんな人にこそ見てほしい。若い人にこそ、今の日本だから、見てほしい。涙が止まりませんでした。本編で泣け、エンドロールを見てさらに泣きました。夏八木さんが亡くなっていることに気づき、さらに泣けましたし、夏八木さんの台詞を思い出せば今でもグッときます。本当に若い人にこそ見てもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2014-01-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎたかなー。\n 予告見ただけでだいぶ涙腺刺激ものだったので、泣きたい気分な時に見に行ったけど、泣けず!なんで最後自分で特攻行っちゃったのか理由を思い出せなかったから、確認したかったけど、そこもイマイチ納得できず。自分で考えろや的な。本読んだ時もそんな感じだったのかなー。もう一回読み直し!まぁ普通に見て損はないかと。戦争を伝えていくという点では間違いなくいい映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったです。\n 観てきました。夫と戦争映画を観に行ったのは初めてでした。真面目に生きることがとても大切だと感じさせてくれる奥の深い作品でした。岡田くんの演技力の振り幅にも驚きました。胸が締め付けられる余韻の残る素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンドロールでも泣けた。\n ゼロ戦の空中戦がすごかった。CGだとおもうけど、雲の中を縫ってのドッグファイトとか本当に迫力あってすごかった。途中で橋爪功さんや、夏八木勲さんが言う印象的な台詞があるんですが、それが本当に本当だなぁ。。。って涙腺崩壊ですよ。夏八木勲さんは特に。。。エンドロールで名前出て泣けましたよ。あとエンディングの桑田さんの曲も(/ _ ; )岡田准一はカッコいい。。1人トレーニングの肉体とか、黒の略式軍装が。。。まあかっこいいですわ。特にファンってわけじゃないけど。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "感動です!!!\n この映画はほんと感動します(T_T)自分は今まで見た映画で1番泣きました!!内容が深く。最後までみないとわかりませんそして事実がわかる事に泣けます☆是非この映画はみた方がいいです!!! " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "秀作、傑作、ゆえに惜しい\n 正月一発目に鑑賞。席の埋まり具合は6割程度、かなり大入り。内容は原作を読んでいないので映画のみの評価になるが、非常にドラマがしっかりと作られていて、二時間半の長編ながらも全く飽きさせることなく観れてしまう。監督はジュブナイル、リターナーに始まり近年には三丁目の夕日を作った山崎貴監督。VFXに定評のある監督。のはずだった。なんだあのCGは?スピード感の無い戦闘シーン、あまりにも綺麗に見せすぎるCG。もっと臨場感があってもいいんじゃないかと。なんでこんなに模型的なのか、と。VFXに定評があるはずの監督作品だけに、戦闘シーンが引っかかって引っかかって。フィルムで上映している館があるとは思えないけど、これはフィルムで観たかった。チープなCGで☆マイナス1。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "脚本なのか、キャストなのか。\n 過去の話については…岡田准一はかっこいいし、男らしい。濱田岳のおどおどした感じから生き抜くと意地を張るか従うかへの迷い?も垣間見ることができた。また、過去を語るメンツも素晴らしい。けれど、最後のやついる?ゼロ戦が現代で飛んじゃうやつとか、三浦春馬がなくところとか。特に、三浦春馬の演技はわざとっぽくて気持ち悪い。この人はどの作品もこんな感じだけど、この作品とはかなりのミスマッチみたい。観ていて彼が出ると、さーっと覚めてしまうから面白さが半減でした。いい映画なんだけど…。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新しい戦争映画。\n 戦争の切り取り方としては抜群のアイデアだと思う。いまの世代の若者が、特攻で死んだ実の祖父の足跡をたどる。そのなかであの時代の空気を少しだけでもかぐ。戦争を知らない我々ができる方法のひとつであろう。山崎貴といえばVFXに長けているというイメージがあるので、戦闘シーンに目を奪われがちだ。確かに真珠湾攻撃のシーンは「パール・ハーバー」(マイケル・ベイ監督)に負けていなかった、気がする。しかし、それだけではない何かがこの監督にはある。「ジュブナイル」の頃から感じていた。それが何か、言葉にはっきりできないのがもどかしいが、その何かが本作では発揮されている気がする。原作を読んだときも思ったし、今回も思ったが、少しご都合主義のところがある。健太郎(三浦春馬)と慶子(吹石一恵)が自分たちの本当の祖父のことを調べたいと言い出したとき、賢一郎(夏八木勲)はなぜ真実を話さなかったんだろう。健太郎が景浦(田中みん)にもう一度会いに行かなかったら、賢一郎はどうするつもりだったのだろう。最初に臆病者だとか恥さらしだとか言われて、井崎(橋爪功)に会って、やっと祖父の真の姿に近づく。最初に井崎に会ってたらどうなってた?この瑕疵は映画においては、田中みん、新井浩文や夏八木勲、染谷将太の好演に助けられている。ラストの宮部(岡田准一)の表情は何をあらわしているのだろうか。映画は不思議な余韻を残して終わる。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "後世に伝えるということ\n 私自身は戦争体験がありません。どれだけリアルに心情を重ねられるか、過去の出来事を思うにはまずそこに壁があります。しかし、この作品はその壁を取っ払うかのように紐解いて、当時直面した人々の心情を描いています。特攻隊に志願した学徒、遺された家族、それぞれに現代にある当たり前の暮らしがあります。その暮らしを守るために何をすべきだったのか。本当に選ぶべき道は何だったのか。現代の暮らしは、先代の親類、自分に関わる全ての人々のその葛藤や苦しみがあってこそのものだと思い知らされた時に、涙を流さずにはいられませんでした。戦争中、その苦境を乗り越えてきた人々の生き様を後世に伝える素晴らしい作品です。 " + }, + { + "date": "2014-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "絶賛\n 2014年初鑑賞映画。日本人の良さ、魂が伝わってくる作品だと思います。私自身も戦争を知らない年齢の人間ですが、今の若者達に是非観てもらいたい素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "靖国\n 1960年初め生まれの私は、大東亜戦争の実体験はもちろんありません。祖母や父は、話たがりませんでしたし若い頃は正直興味も無かったので積極的に聞きませんでした。40を過ぎたころよりこの戦争を知らねばならない感情がめばえ、靖国神社に行きました。この映画をきっかけに、靖国神社境内にある遊就館を見に行って欲しい。この戦争で尊い命をささげた若者の写真を見て欲しい。批判めいたコメントは、それから言うべき。特攻を美化してはならない。しかし、命を賭してこの国、国民、家族を守る心を「無駄」だというようなことはだんじで考えてはならないと思う。涙が止まらない、絶対戦争は反対、しかし日本を滅ぼしかねない暴挙には、命をかけて戦うのが国民ではないか?問いたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "生きる意味、生き残る意義を教えてくれてありがとう\n 百田尚樹のベストセラー小説を、山崎貴監督&岡田准一主演で映画化した話題作。相次ぐ絶賛の声、声、声…。勿論期待しつつも、先日見た同じく絶賛の声が相次いだ「奇跡のリンゴ」が微妙だった事もあり、周囲に流されないぞ、という気持ちも持って、いざ鑑賞。これは、良かった!タッチは違うが、「男たちの大和」を見た時の感動が蘇ってきた。ここ最近、漫画やアニメの実写化が多かった山崎監督にとっても会心作。祖母の葬儀で、特攻で死んだ実の祖父の存在を知った弁護士を目指す青年・健太郎。祖父の事を調べ始めるが…。前半は、戦友たちの証言で浮かび上がる祖父・宮部久蔵の人物像。ほとんどが“臆病者”と批判するが、宮部を深く知る者の証言は違う。死を選ぶ事が尊ばれた時代に、愛する妻と娘のもとに帰る事を願った男。部下に死よりも生を選ぶ事を教えてくれた男。その人となりに胸が熱くなる。後半は、誰よりも生き残る事を願った宮部が、何故特攻を選んだのか。謎が明かされていく展開はさながらミステリータッチ(証言者の一人・田中ミンが凄みたっぷり)、その真相には胸締め付けられる。こういう戦争映画のレビューでは、いつもくどいくらい書いているが、今戦争映画を作る意義は反戦映画である事。そんな視点からでも、本作は好編だった。愛する家族のもとに生きて帰る。それの何がいけない?確かに当時の思想では軟弱だったかもしれない。しかし、命を捧げた国が何をしてくれた? 自分が生き残らないで、誰が家族を守れる?そして、特攻。未来ある多くの若者たちの命を無駄に散らした作戦…いや、罪深く、悪名高い行い。戦争自体、人を殺して賞賛される。狂気の沙汰としか思えない。自分は今の時代に生まれて良かったと思う。戦時中に生まれなくて良かったとも思う。もし戦時中に生まれていたら徴兵されていた事だろう。軟弱者なので、死と隣り合わせの極限状態の中で絶望していただろう。そんな時、宮部のような男と出会えていたら…?生きる意味、生き残る意義を教えてくれて、ありがとう。前半の健太郎の姿は、戦争を知らない、戦争に全く関心の無い、今をただ無意味に生きている若者たちの姿の代弁。祖父の事を知るにつれ、健太郎は変わり始める。若者たちは可能性を秘めている…そんなメッセージをも感じた。今を生きる若者たちが、思いと物語を継いでいく。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画として面白い\n 私は戦記ものが大好きで原作もどこからの引用なのか見当がつきます。ですから原作には複雑な思いで、感動はしませんでした。しかしこの映画は良く出来ていて、細かい点まで興味深く観ていました。役者それぞれも素晴らしく、 涙を何度も流してしまいました。特に岡田の演技はホントに一匹狼の戦闘機乗りのような感じでした。パイロット達の演技は海外の映画でもあそこまで描けてないような気がします。ただし、現実は感動とは程遠い虚無の殺し合いに過ぎませんでした。特攻隊も突入しても爆弾が不発でしばらく息があったり、米軍も色々な意味で戦争の馬鹿馬鹿しさを感じていたようです。どうしても素直に作り話に感動は出来ません 。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "迫力が違う!\n 原作を読んでからの鑑賞。内容は知っていたけれど、想像以上の迫力で、より戦争の激しさを実感させられた。あんな激しい戦争に人々は、宮部久蔵は、耐えていたのかと思うと、本当に胸が締め付けられた。原作にしても、映画にしても、やっぱり一番涙出るところは同じだった。宮部の特攻の真実が発覚する場面だ。その場面は小説の方が詳細に書かれていたが、映画もベストを尽くしたと思う。個人的にはラストの宮部久蔵の死の直前の描写が本当によかった。原作にはない場面だが、あの瞬間の彼の勇姿にいい意味で感動した。この作品は映画館で見るべき作品だと思う。あのCGを映画館で実感できて本当によかった。映画館も幅広い世代のお客さんで埋め尽くされていた。邦画を誇りに思った。また日本に誇る作品の一つになるとも思った。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "原作にハマってしまい、\n 以前からずっとずっと楽しみにしていた作品でした。マニアな意見としてはやはり、原作に忠実な映画をつくるのは難しいことですが、もう少しこのシーンは欲しかったなあと感じてしまう場面もありました。例えば、米軍からみた零に(搭乗員含め)もう少し重点を置いてもいいのかなと思いました。私のように原作にどっぷりハマってしまった人には少し、物足りないかもしれません。しかし、出演者の方々の演技は言うまでもなく圧巻です。特に橋爪功さんの演技は脱帽物でした。橋爪さんの役は原作でも私的に思入れの深い人物だったので、増して感動してしまいました。他にも涙してしまうシーンがたくさんあって持っていたハンカチがびしょびしょになってしまいました。ただの戦争映画ではなく、今を生きる若者達に訴えかけるようなメッセージが込められた映画です。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "おじいちゃん有り難う\n 主人の優しかったおじいちゃんが90才でなくなって13回忌が過ぎました、嫁ぎ先の古い家の玄関先に傷い軍人の印が付いていましたが去年の大掃除の際に主人が外していました、ああそうだね、もう要らないね、こんな古くさい物、棄ててしまおうかと思ってました、でもこの映画を観て、感謝をこめて仏壇に大切にしまおうと思いました、古くさくて忘れてしまいたいけど、そこには確かに大変な時代があったこと、何もなかった様に優しさだけをくれて生きてくれた人々がいたことを忘れないために、宮部久蔵は私達の回りに静かに微笑んでいてくれたのですね。若い方に " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昔も今も組織って変わらないな\n 戦争映画であるので、ベタな結末をふつーに予想して鑑賞しました。(友人に誘われたので行きましたが観る予定ではなかった)前半、宮部の特攻に対する思い、教え子を大事にする思いやり、胸に秘めたる熱い心情など描いていたのですが、あんなところに写真と手紙置いておいたらすぐ気付くだろー!と思ったりしました。大石とマツノは距離が近づいてこのまさか恋愛の方向に向かって行くのか?ってちょっぴり思ったけどそうではなくてよかった。真珠湾で日本は勝利していい気になっていて準備を怠っていたところにアメリカのしっぺ返しが来る。宮部みたいに常に日々鍛錬もし真剣に物事を見ているのならばいいのですが、のんびりしてると(世界に)負けてしまう、というようなことを表していたのかな。終わりの方、宮部に対するコメントを編集して一人一人流して且つ、現代の空にいきなりゼロ戦が飛んできたのは(おそらく想像ででしょうけど)正直そこで興ざめました。なので減点でした。そうは描いて欲しくなかったな。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n 岡田准一の演技がなかなかだった。戦争について考える映画であった。主人公は、正しいことを言っているのに昔の日本は主人公の考えはおかしいと言うところに変だな思った。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0 は、国民的映画\n 永遠の0 初日に観ました。映画を観て今までこれほど感動したことは、ありません。『永遠の0』は、日本人なら必ず観るべき映画です。日本人が真の日本人として、目覚めるきっかけとなるでしょう。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "1回観ただけでは掴みきれない\n 元旦の夜に観に行きました。地方なので映画館の席が満席になることってほとんどないのですが、8割がた埋まっていました。中高生と両親という組み合わせが結構多かったです。カップルで行くには少し重い映画です。受け止めるだけの器ができていないと、思いの共有は難しいと思います。簡単でいいから、真珠湾、ミッドウェー、ラバウル、サイパン、フィリピン、沖縄、特攻について知識を入れていかないと、混乱して理解できないかもしれません。映画が表現していることが何を伝えたいのか。この時代、KAのために死ぬと言葉を残した人がいました。主人公は家族のために死ねないと言っていたのに。主人公は死ぬことを選んでしまっています。本当のところ表面的には理解できたつもりですが、核心は理解できていません。特攻を選んだ理由は、単純には解釈したくないと思いました。フィクションではあるけれど、まじめに観る価値はあります。スポンサーなどの関係で変更されてしまったシーンがありそこは残念でした。新聞が国民をあおりたて戦争への道へ進んでしまった。これが必要だったのではないかと思います。それが若者の合コンシーンに・・・。さらにショックだったのは、赤城の乗員の油断しきった様子。敵機に囲まれているのに護衛がいるからと言ってはしゃいでいる。当時を知らないので何とも言えませんが、どうだったのでしょう?沖縄戦では、米軍機が本当に雨のように降ってくる表現。生きのっこった人の証言を表現すると、こういうことかと納得。自分なら生きることをあきらめてしまう戦場だと感じました。隠れる場所がない。VFXの発達のおかげで当時の証言をリアルに表現できてきていることも感じます。制約を受けてない表現を確認したい人は原作や漫画がお勧めです。自分のリズムで読み進めることができるので。密度も濃いです。桑田さんの歌の歌詞を聴いて、映像が頭の中で再現され泣きそうになりました。そういうことかと。戦争を知っていたつもりだったのですが、ガツンとやられました。この映画を戦争の讃美だという人はちょっと感覚が違うのでは。たぶん、守るべき家族を持った人ならこの映画を理解できるのではないでしょうか。祖父の戦場でも地雷をしょって戦車に突っ込む順番は、残される家族の有無で決まっていたとのこと。宮部のように口に出す人はそうはいないとしても、家族を思う同じ心の人はいたと信じたいです。-0.5点は伝えたいことを表現しきれていないだろうということで。 " + }, + { + "date": "2014-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "精神を崩壊させる戦争の恐ろしさ\n 家族を愛する心と戦争でボロボロになってしまった精神。この映画は伏線が多くあり、大変知的な映画であったが、唯一残された疑問、それは「なぜ、誰よりも命を尊んだ宮部が不具合のあることを察知した機体に大石を乗せて家族を託し、自らは特攻に向かったのか」という点である。自らがその機体に乗り、戻って生き残るという選択肢もあったのではないだろうか。しかし、誰よりも家族を愛し、命を尊んできた宮部がその選択を選んだ姿こそ、いかに戦争が人の精神を蝕む悲惨なものであるかを物語っていたと私は感じた。恐らく、あの宮部の最後の憔悴しきった姿を見ると、教え子たちが自らを差し置いて次々と死んでいくことに耐えられなかったのだろう。感動という表面的な感情以上に、その裏にある強烈なメッセージ性に感銘を受けた映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり原作だけど映画もなかなか\n 内容の密度からして映画化は無理だろと思ったが意外や意外で非常に良い出来。感動作品として仕上がってて、他の重すぎたりしらける戦争映画とは全然違う。映画から入るのでも由、原作にたどり着いてくれる人が少しでも増えてくれればと思う。キャスティングも期待とは逆に結果的にすごく良かった。小説からは、ちょっと違うんじゃないかと思ってた岡田准一もナイスキャスティングだった。あの永遠の0を見応えのある良い作品に仕上げてくれて感謝! " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n この作品には素直に感動した。私は高校生で、人生経験も少ないし戦争のことや零戦のことなどはよくしらないが、軍隊という厳しい場所にいながらあれだけ自分の在り方を貫き通せる宮部久蔵は立派だとおもう。私はボロボロ泣いたわけではないが、原作同様、景浦が泣きながら「宮部さん、許してください」と言うシーンや、宮部が大石に家族を託す「もし私の家族が路頭に迷い、困っていたなら助けて欲しい」という実に家族への愛に溢れたメッセージにはほろっときた。宮部久蔵のような男が、現代にも居て欲しいと思った。しかし、ラストシーンの宮部久蔵の笑みは、脚本では「静かに澄み切り、微笑みすら浮かべている」となっているようだが、狂的愛国心を持って喜び勇んで突撃しているようにしか見えない。そこで宮部久蔵のそれまでのイメージが崩れたように思えた。あと現代で宮部久蔵が乗った零戦が飛んでくるシーンは確実にいらなかった。これは映画に関係はないが、周りの鼻をすする音がうるさい。集中できない。泣ける映画の難点だとおもうw " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!!!\n ただただ感動!!!本読んだ人にも見て欲しい!!本を読んで感じた感動が映像になってさらに感動!!!エンディングのサザンもまたいい!!! " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争の話は…知らないと\n 戦争を知っている人が年々減少してきているわけで…知っておくべき事は、聞くことが出来るならきっと必要な事なんです…そんな風に感じた作品です " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作読んでから観たほうがいいかも\n 泣いてる人がいたけど俺は泣けなかった。感情移入ができなかったのは、前知識が無かったから?あれだけ生き残りに執念を燃やし続けていた人が、最後の最後でああする意味がわからない。主役の岡田准一の演技とCGを駆使したという映像はリアリティが感じられて良かった。 " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "メッセージは伝わりました\n 戦時中(の特攻隊)にはそれぞれ生きる人のドラマがたくさんあったというメッセージは伝わりました。さらに現代と戦時中の場面を交錯させることで、現代人にも戦時中の人々の生き方を考えさせようとしていたのかと受け取りました。それ以外の演技や戦闘シーン、内容については疑問が残ります。わざわざ映画でやらなくても、終戦記念日の特番ドラマの放送で十分かと思いました。▽演技岡田さん、井上真央さんはとても良かったですが、それ以外の俳優がベタな演技をされていて、ドラマか!?と思うような場面が多々見られます。▽戦闘シーン同じシーン(主に特攻)を何度も使い回し、ショボいです。▽内容岡田さんが生き残らなかった理由や、アホくさい人間関係のつながりなど、見ていて疑問だらけです。 " + }, + { + "date": "2014-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "個人的には良かった\n 原作を読まずに観ましたが、いい映画だと感じました。原作ファンの知り合いはイマイチだったようですが、感じ方は人それぞれ。私は声を殺して泣いてしまいました。4年前に知覧(鹿児島)にある特攻会館に行く機会があり、そこで特攻の現実を改めて知りました。今となっては考えられませんが、風化させないためにもこのような作品の存在は有意義ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2014-01-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いい映画です。\n カミさんと行きました、カミさん最初から最後まで泣きっぱなしでした(^_^;)まぁ、私もグッと来ましがそこは堪えましたwただ主人公の嫁さん井上真央美人過ぎ…俺なら家族を頼むと言われなくても下心満載で面倒みますw " + }, + { + "date": "2014-01-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きぱ!\n 日本側の見方はあんまり知らなかったので、勉強にもなりました。戦争に対しての考えは、そのままだったけどね… 死に対しても、そのままだったけどね… " + }, + { + "date": "2014-01-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり泣きました。\n 最初、ポップコーンばっかり食べていましたが、途中で食べることを忘れていました☻あの岡田准一さんの宮部久蔵の話し方、あれがもう頭から離れません。原作にはない、戦争の途中に家に帰るシーンは、もうここで終わってしまうのかなとか思いましたが‥やはり、あの染谷将太さん演じる大石が宮部の家に何回も通うシーンがあのシーンに重なって、泣かずにはいられませんでした。戦争という残酷なものの中、さらに信じられないような戦闘機に乗って飛びまわっていたなんて、今や信じられないですが零戦という最強の戦闘機をつくった日本の技術力、昔からそんなにすごかったんだなあと、ダメかもしれないけど、嬉しく思います戦争というあのすごい国と国との戦い、これについて考えさせられるものでしたね。それより、家族の愛についても考えさせられました! " + }, + { + "date": "2014-01-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "亡国の新聞社\n 原作で描かれていた新聞社の戦争責任が全て削除されていた。協賛は朝日新聞社である。日露戦争が終わりポーツマス講和会議が開かれたが講和条件を巡って多くの新聞社が怒りを表明した。国民は新聞社に煽られ反政府暴動を起こした。日比谷公会堂が焼き討ちされ小村寿太郎は強い非難を浴びた。以後国民は戦争賛美へと誘導された。新聞社は5.15事件の首謀者を英雄と称え減刑嘆願運動を主導し結果2.26事件へと繋がった。暴走する軍部主導国家を止める事は誰にもできなくなった。軍部をこのような化け物にしたのは新聞社であり、それに煽られた国民であった。戦後、新聞社は国民に愛国心を捨てさせる論陣を張った。国を愛する事は罪であるかのように自らを正義と信じ愚かな国民に教えてやろうという姿勢は戦前も戦後も変わらない。その結果、自らの国を軽蔑し近隣諸国におもねる売国奴的な政治家や文化人を多数生み出す事となった。原作では特攻隊員をテロリストと断じその精神構造を洗脳された愛国心と捉える新聞記者を登場させている。死に臨み両親には澄み切った心で死んでいった姿を見せたい。死を決意し我が身亡き後の家族と国を想い、残る者の心を思いやって書いた特攻隊員達の遺書の行間の思いを教え諭している。残念な事に本編映画では全く語られる事はなかった。 " + }, + { + "date": "2014-01-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "原作より好き\n 原作は主人公兄弟にあまり感情移入できず、戦争の物語としてもありがちな感じで、そこまで人気か?と思っていましたが…映画の方がこころ打たれました。『僕は必ず帰ってくる』と彼は言い、その通りとなったわけですが、これは彼が生き抜いた軌跡が、いろんな人と繋がった結果なのだと。人は一人では生きていけないんだと、痛感しました。また、人の気持ちは言葉では言い表せないんですね。戦争で命をかけた先人達は、国のために死ぬ事、家族への愛、未来への希望、夢、色んな思いがあって生きていたんだと思ったら涙が止まらなかった。山崎監督の手腕と、音楽の効果もすごくよかった。最近自暴自棄になっていた自分を見直す良い機会になりました。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "間違えなく今年No.1\n 私がみた今年の映画の中では間違えなくNo.1だと思いますただ、人それぞれだと思うのでレビューでどうこういっても仕方ないと思いますぜひ、劇場へ。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん。\n いい映画なんですが、本のイメージが強烈で・・・。若手の俳優の演出が、チョット・・・。岡田の風貌に無理矢理合わせたキャスティングをしたのかな?優れた小説、原作が映画化されるとガッカリすることが多いのですが、そういう意味では、よく出来ていたと思います。大晦日の空いている映画館のあちこちで、鼻を啜る音が^^ " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "風立ちぬ?\n 風立ちぬかぐや姫永遠のゼロ。。半年の間に映画館に三回行くのって生まれて初めて!(^o^) 映画をみて、つまんない。無駄遣い。と感じたらもう来ないじゃないですか(≧∇≦)三本ともちゃんとした映画でした。三本とも誰かの渾身の力が映画に詰まってる気がして、、たまたまテーマも「生きる」で同じ(^^)永遠のゼロ、ジブリと一緒に若い人に観てほしいな。と思いました。2013年もおわり。来年も頑張るか〜(≧∇≦) " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0\n 小説を読んでから公開させれるとしり公開されたら絶対見に行こうと思い見に行きました。内容は所々しか覚えてなく、みてたら泣くのが辛くなるほどでした。見終わってから忘れてた文々が多々あったのでまた読みかしてます。期待を裏切らない作品ですし、絶対見た方がいぃ作品の一つだと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "監督、下手?\n 岡田先生の、最後の操縦シーンは、最高にかっこよかった。表情もすばらしい。それだけかな。同じシーンの繰り返しが多い。いちいち、くどかった。生きる死ぬの話も、矛盾するよね。ホモみたい。急に抱きついて、若い男が好きだ?なんのこっちゃ。 " + }, + { + "date": "2013-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "良作だが、この1作だけで終わらせてはいけない\n 原作未読者の意見です。まずは役者陣の話から。岡田准一のきりりとした清涼感のある演技は好きだった。憔悴した時とのギャップも良いし、真摯に役を演じていたと思う。周りを固めるキャストも良い。若手実力派の染谷将太はやっぱりうまい。純朴そうな表情が自然。主人公をライバル視する景浦を演じた新井浩文も、殺気のある眼が見事だった。(調べてみたら在日三世だそうだ。どんな気持ちでこの役に挑んだのか、気になる)橋爪徹、田中ミン、そして今は亡き夏八木勲らベテラン勢の演技も素晴らしい。それにしても夏八木勲、亡くなったとは思えないほど色んな新作に出てるなあ。改めて、良い役者さんでした。CGもかなり頑張っていた。不自然に見える部分はあるが、邦画の中では現時点で最高レベルのCGだと思う。サスペンスも孕んだシナリオはテンポも良いし、後半からは涙を流したシーンも多かった。あの戦争を戦った人々は、大切な家族を護るために命がけで戦ったのだという畏敬の念も覚えた。基本的には、反戦のメッセージや現代の人々に向けたエールも感じる良作だったと思う。観て損は無い映画だと思う。だがしかし、気に入らない点は大きい。それは、特攻隊員を徹頭徹尾『戦争の被害者』として描いている点だ。そのこと自体は全く間違いでは無いが、根はもっと深いだろう?* * *負傷する兵士の描写を思い出してほしい。真珠湾攻撃を受けるアメリカ艦隊や、特攻によって命を奪われた敵兵に関する描写は爆破シーンや遠撮のみ。一方で、こちらの兵士が傷を負い、血を流す姿は詳細に描かれる。特攻が成功せず悲痛な叫びを上げて散っていく描写もしかり。負傷するアメリカ兵を描かなかったのはアメリカ側への配慮かもしれない。負傷する日本兵を描いたのは戦争の犠牲となった彼ら兵士を悼む気持ちからだろう。特攻の虚しさを訴える上で、特攻に失敗する描写を多く盛り込んだ点も頷ける。だが視点を変えれば『零戦で殺された側については少しも触れず、死んだ日本兵のみが戦争の被害者であるかのように描かれている』などと言われ兼ねない描かれ方でもある。特に最後、アメリカの船に突入せんとする主人公の姿。銃弾の嵐を抜ける零戦のヒロイックな姿、米兵が恐れおののく様子、主人公の毅然とした表情を延々と映し、明らかに特攻が成功するものと見せて、ブラックアウト。映画の締めとしては良い。だが過剰にヒロイックだと感じる。戦争賛美、特攻賛美だと言う人が出てきてもしようがない終わり方とも思える。* * *鹿児島出身の僕は知覧の特攻隊基地を4度ほど見学している。彼らは国や家族を護るために自分の命を犠牲にする事を選んだ尊敬すべき人々だと思っている。しかし忘れてはならないのは、特攻隊の攻撃で殺された側から見れば、彼らは『クレイジー(狂っている)』と呼ばれた人殺しだったということ。彼らは敵から恐れられ、憎まれたのだ。特攻隊を殺人者として描け、と言っているのではない。だが、日本にとっては大事な家族を護るために戦った英雄である彼らが、別国にとっては誰かの家族の命を奪った憎悪の対象でもあった事を描かないのはフェアとは言えない。自分にとって都合の良い所も悪い所も知って初めて、その相手に正しい評価を下せるというものだろう?彼らを特攻へ駆り立てた指導部側(=若者たちを『狂気の人殺し』と言われる立場に追いやった者達)への言及がほとんど無い点はもっと気に入らない。尺の問題もあるのだろうが、開戦から特攻に至る経緯を丁寧に描かず、『そういう時代だった』の一言のみで片付けてしまっている。それでいいのか。この物語の作り手は、特攻隊の人々に心を寄せすぎて、冷徹な視点が足りない。相反する視点を十分に描いていない。むしろ、それらの話題を避けているようにすら僕には思える。『中立である』というより『腫れ物に触らないようにしている』という印象を受けるのだ。それが気に食わない。(hanakentaroさんのレビューにあるよう、エンタメとして描くと ここまでが限界になってしまうのかもしれないが)* * *基本的には反戦を謳った映画だとは思う。特攻隊の方々への尊敬の念ももちろん感じる。もうあんなむごい戦争を繰り返してはいけない。戦争を戦った先祖の意志を引き継ぎ、人々の為に、平和の為に一生懸命生きなくては。この映画はそんな気持ちを僕らに抱かせる。だが、まだ弱い。この映画は特攻隊という存在を知る入門編としてはいいが、この1作のみで戦争の悲しみや業の深さを理解したなどと考えないよう注意しなければいけないと思う。太平洋戦争の起こる前にはもはや戻れない。今となっては「そういう時代だった」としか言えない。それは仕方がない。だが僕らの世代は「そういう時代だった」で終わらせてはいけない時点にいるのだ。過去を学び、それを繰り返さぬよう実践するべき世代なのだ。おそらく1,2年前に本作を観ていたら、僕ももう少し高い評価を入れていたかもしれない。だが今の日本はどうもキナ臭すぎる。政治の話は大嫌いだが、最近はこの映画の時代へと逆戻りしているのではないかという危惧を抱かずにはいられない話題ばかりだ。以上。口やかましくてスミマセン。〈2013.12.22鑑賞〉 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "率直に言って\n 観れて良かったと思う一人の半生を通して生きることについて学び、考えることができたこれまで見たどの戦争映画よりも、生きるということにテーマが置いてあって、このテーマは、死ぬかもしれないという危機感の低い現在だから、 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい、泣ける\n 戦争ものは好きではないですが、この作品は見て良かった。特攻隊宮部久蔵の強い信念を感じた。そして家族愛の深さに感銘した。戦争を知らない世代となった日本は平和ボケしていることに気付かされた。ぜひ見て頂きたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "空を見上げて感謝してしまう映画です。\n ラストの岡田准一の表情、今思い出してもこみ上げる感情が抑えられない観た人同士のみが共有できる彼が演じる主人公・宮部久蔵のラストシーン。 台本には『静かに澄みきり、微笑みすら浮かべている・・・』とあったらしいがご本人が最も悩まれて言葉では説明できないと仰られてた名優の仲間入りに相応しい名演。 劇場を出た若い女の子達が「泣き過ぎて過呼吸になるかと・・・」と耳にしたように終始涙なくしては観れない中でこのシーンには映画でというより成人以降肩を震わせてまで泣いた経験はない。 桑田圭祐さんが表した 『涙見せないように 笑顔でサヨナラを・・・ 夢煽る世の中であれと 祈り 』 の歌詞に凝縮されたエンドロールが終わるまで決して立ち上がれない物語。 澄み切った青い空を見上げて感謝し、『有難う』と呟きたくなる・・・・『未来へ』 という言葉が相応しかった2013年、最後を締めくくる是非観るべき作品。 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見るべき作品\n 初めて劇場での戦争映画だったけど、見るべきと感じた。宮部という一人にスポットを当てているけど、あの時代の人はみんな同じような物語があったんだろうな~。傍からみたら宮部は、臆病者だけど宮部を知っている人から見たら強い人。愛の形は、今では考えられないような形だったけどあの頃の日本ではそれが普通だったんだろうな。ジブリ作品の風立ちぬを見たことも少なからず影響したと思う。色んな方向から感じることができて、今、わたし達の生きる意味とか何をするべきなのかを改めて考えさせられた作品でした。ネタバレしてるか微妙なのでネタバレありにしときます! " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "0.5が最低点だったので\n 評判はいいようですが、まったくの駄作でがっかりしました。時代背景を理解していれば失笑してしまうレベルですね。原作は読んでいないのですが、当時の軍は家族のために何としても生き残りたいと思う人はいてもそれを口にすることが許されない時代だったわけで…原作からしてそうなら、映画化すること自体が間違っているのではないでしょうか。笑ってしまうのは、これを見て戦争ってこんなものだったのかと勘違いする人ばかりなことと感動して泣けたとか…ありえないです。最後の特攻シーンもいくら小説原作っていってもね~正規空母に特攻成功?ないない。唯一よかったのはあまりにも短すぎるミッドウェーでも赤城に対する急降下爆撃の部分のCGでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最後の5分の為の144分\n ※原作未読、詳しい戦争知識無し、戦争物素人の投稿です。最後の5分、零戦パイロットの祖父(宮部)の取った行動にセリフは無く、受けて側に委ねられており、宮部の真意、すなわち、映画の感想は十人十色になるでしょう。なので、それまでは最後の5分、どれだけ宮部の気持ちになれるか、入り込めるかの準備体操っといっても過言ではありません。低評価の方の意見では、原作との比較や、当時の情勢の説明不足、戦時中特有の心理描写不足、キャスティング(特に三浦春馬さんの序盤の演技)の違和感、演出(過去と現代の行き来)について行けない。などあるようですが。少なくとも私は、あの5分間は宮部になっていた気がしました。個人的には、最近の映画で一番良かった、心を揺さぶられた作品でした。これを機に、自分なりに戦争について調べてみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2013-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "最近の邦画では秀逸な出来栄えでした。\n 思っていたより、いい映画でした。個人的には最近の邦画では一番の出来です。とにかく、ストーリー展開が良く出来ている。何と言ってもテーマが明確。人の命が軽んじられた狂気の戦時中に罵られ、蔑まれ、辱めを受けようと、その大事さを教え続ける宮部の人として芯の強さ感銘を受ける。この作品、個人的な感想では感動ではなく、感銘を受ける1作だと言いたい。キャストもまずまず。岡田准一の演技も良いです。武骨で本当に心の強い人物を演じきっています。色んな意味で考えさせられる映画。もちろん、この年では戦時中の事は何も知らないのだが今まで知識として有ったものが目の前に突き出されてさあどうする、どう考える?って宿題を出されたかのようです。長い冬休みに確りと考えてみましょう。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高の作品\n 永遠の0…原作読んでからの映画化だったので、ストーリーはだいたいわかっていたのですが…それでも場面ごとに変わっていく宮部に自分も一緒に苦しくなって、涙が自然に溢れて…岡田君には、本当に宮部の魂が入っているような、そんな錯覚さえ感じます。家族の写真を見る優しい表情、あの狂気の表情、特攻の最後の表情…v6の岡田君とは全くちがう表情に、この映画にかけた意気込みを感じました。こんなに一つの作品にいろんな思いを抱いた作品はありませんでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくいい話なんだけど……\n 高1女子です。友達に勧められて観ましたが…この映画は長めですし、ビビリな私にとっては観ててちょっと辛かったです(;_;)戦争を経験した人々が少なくなってゆくこの時代で、大事にしたい物語だと思いました。戦後と戦時中を行ったり来たり。物語は進んで行きますが、「あ、この人!」と伏線に気づくところがたくさんあって、観ていて面白かった!戦争中に生きていた一人一人に様々な想いや物語があるのだと、噛みしめることができました。今、私たちが平和に暮らすことができていることに感謝して、生きて行こうと思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今世紀最高傑作\n 家族のため戦争 から必ず帰ると言うも最後は特攻を志願する兵士。その孫が祖父の生き方を探る。戦争とは、家族とは、男の生き方とは。メッセージ性に富み、全世代で見ることのできる素晴らしい映画です。全国民に見て欲しい。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストの現代のシーンは最悪\n ラストの三浦春馬の頭上を宮部が飛んでいくシーンは最悪。もう最悪。興ざめ。何故素晴らしい映画を作ることより、素晴らしい技術をひけらかすことを優先したのか。何故素晴らしい技術を組み込むことが、素晴らしい映画になると思い込んでいるのか意味がわからない。ただ、全体を通して『さすがに原作が面白かっただけの事はあるな』と楽しめた。岡田も演技も素晴らしいと感じた。(最高の演技かどうかは知らないし、自分には関係がない)本当にあのシーンさえなければ、他の方がレビューされているほど、ひどい映画ではなかったと思う。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "スポンサーに朝日新聞wwwww\n さすが「三丁目の夕日」の監督、うまくまとめていると思います。私自身は泣けました。原作を読んでいるというのもありまして、始まってすぐに涙腺がゆるんでました、ハイ(笑)。おそらく祖国の英霊たちの願いのようなものがこの映画にはのりうつっているのでしょう。山崎監督は売れるかどうかわからないと不安げでしたが「三丁目の夕日」に並ぶぐらいの代表作といわれるようになる予感ww長編小説を2,3時間の映画にまとめる場合は、小説の内容から多くの部分をそぎ落とす必要があることと、小説であるがゆえ使える技法が必ずしも映画で有効ではない、という制約があるのは当然なのですが、そのかわりにゼロ戦の戦闘シーンなど映画ならではの表現もあるので映画は映画として面白いと思います。個人的に残念なのは、景浦というヤクザとのやりとりのシーン。この景浦というのを小説で読んだとき思い浮かんだのは、晩年のマイルス・デイビスだった。セリフといい、生きざまといい、彼の自叙伝に出てくる口調や生き様が重なるんだよね。https://www.youtube.com/watch?v=cvtjA7__EqYこれとかwwww せめてサングラスをかけてほしかった。日本人で演じられるのは内田裕也かなあ。あと、この映画にお金だしてる会社に朝日新聞がいるのには大うけwwww 百田さん、どう思ってるんだろか? 意外に笑ってたりして、「おいおいオレがこきおろしているアサヒがスポンサーになりたいって? きっとあの部分を削れっていってくるんだろうね」そんな駆け引きも想像させてしまう、この作品、なかなかいいよw " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "テーマは良かったけど映画としてはイマイチ\n メッセージとしてはとてもよかったのかなと思いました。特攻の可否というよりは、身近な戦争体験者の方の奥底にあるものとその有限な価値に気づくべきだというアラートに重きを置いてる点、また宮部さんの自らの行いは還元してあたかも生まれ変わるかのように自分の大切な人を助けてくれるだろうという生き方、どちらも素敵でした。ただとにかく映画としての演出がひどすぎる。。現代と過去を変なタイミングで行き来しすぎるせいで全く感情移入できないし、岡田くん以外の若手俳優、特に三浦春馬と吹石一恵の演技があまりにもNHKの朝ドラ風で、現代版はもっと少なくてよかったんじゃ…と思えてしまった。夏八木さんはじめベテラン勢の演技はとてもよかったです。(それにしたって夏八木さんもきぼうの国とかのほうがよっぽどよかったと思えるけど…)宮部さんの思いや価値観を描くにはもっとその背景にある時代の動きを見せなきゃまったく真に迫らないし、ほんとに期待を遥かに下回る薄っぺらい映画でした。とても評判が良いようなのですが、もっと良い戦争映画はいくらでもあるのに!とちょっと歯痒い思いです。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わかりやすかった\n 戦争映画とかはほとんどみたことなかったけど、というか苦手だったけどこれはほんとよかった。キャストが若手が多く若い人にも観やすい、そして原作の難しい部分は省略しつつ原作に忠実で原作ふぁんにもそうでもない人にも楽しめる作品だとおもう。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "CGがちゃちぃー、物語が無神経\n 零戦の動きが、ぎこちないし、 違和感あります。「クロニクル」や「マン・オブ・スティール」など、ハリウッド映画のCGを見慣れている時代で、 飛行映像に浮遊感が足りないのは残念です。 マイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」が2001年公開だったことを考えるとハリウッドより十年以上遅れてる感が否めません。 山崎監督は、「リターナー」を観てから脚本が面白いし、日本のVFX第一人者として、どの作品も楽しみに観に行きますが、「ALWAYS三丁目~」のCG背景画以外、特に動画に関しては「YAMATO」と同じく今回も進歩がないように見えます。脚本は、ストーリー展開は面白ったですが、戦争を背景に、\"生きる=真の強い人間\"を主張するあまり、逆に実際に命を犠牲にすることを名誉として亡くなられたご本人やご遺族の思いに対する配慮に欠けるようで、最後までテーマに乗りきれない気分でした。結局、特攻隊を題材にして、生と死の選択は、どちらが強いかを語ることはナンセンスだと思うし、\"きれい事\"で感動へと導くことに無理があるような気がします。やはり、山崎監督の場合、このようなテーマは、原作の脚色ではなく、SFなどのオリジナル脚本から、制作してほしいと思います。次回に期待です。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "終盤は失速…\n 原作を読まずに観にいったが、概ねよかったと思う。戦闘機や空母のCGも、序盤の零戦の着艦シーンでちょっと不安になったが、それ以降はハリウッド顔負けといっていいほどの出来であった。またストーリーもとても感動できたし、キャストもみな輝いていた。しかしながら、終盤の勢いがちょっと足りなかったと思う。最後の現代に零戦が飛ぶシーンは余分だと思ったし、特にヤクザの伏線はひどかった。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "嗚咽して泣きました\n 原作を読んで感動して泣けたので「原作を思わず2日で 読み切りました(^O^)/」今回、公開から1週遅れとなりましたが劇場に足を運びました。原作と、チョット違うところもあり少し残念なところもありましたが、配役、俳優の方もベストチョイスだったと思います。だから、泣けるところが来るぞ来るぞっていうところも違和感無く泣けました。何より、CG技術に感動です。大概、邦画はCGがしょぼいのでいつも、あーあーザンネン。って感じだったのが今回、空母や戦闘機など臨場感があり、空戦シーンなどは手に汗を握りました。原作300万部超えのストーリー後半にかけて人と人のつながりが、解明されていく。もうー、宮部久蔵っていう人はー‼︎平和、家族、生きることの素晴らしさ、そして生きているうちになにかしなくっちゃと考えさせられます。❗️今、涙に飢えている人、オススメの1本です。(≧∇≦) " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "少し違うよ\n 原作とは若干違いがみられます。もう少し原作に沿った映画が見たかった。零戦が持つ課題が原作にはあったと思うのですが、すっかり抜け落ちています。 " + }, + { + "date": "2013-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まあまあかな\n 全体としては悪くないですが僕の中での原作の大事な部分があまり入っていなくて残念でした。原作を読んでない方は読むことをオススメします。最後の現代に零戦が出てくる件はいらないですね。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "岡田君ありき 三浦春馬君はうーん\n 主演の岡田君は素晴らしかった私自身原作は未読ですが読んだ人と一緒に観ました その人曰く1番大切な部分がはしょってあったので物足りなさを感じるらしい 三浦春馬君は人気先行のミスキャストかも 演技力が 笑でもその辺は目をつぶって全体的な出来として良いと思いました 新井浩文さん・染谷君はさすが上手い 又ベテラン役者陣がいい感じで重厚さを出しているので…最後の回想シーンと現代に登場したゼロ戦はザ・邦画の悪い癖がでた感じで一気に冷めたし低質にしてしまったしかし岡田君の出来が良かったので★4つ " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動しました。\n ここまで涙を流した映画は、ありません。私は、日本の歴史や世界の歴史に対して全く興味を持っていませんでした。しかし、歴史に深く関係する映画などをみて少しずつですが興味を持つようになりました。この作品を見ようと思ったきっかけです。改めて戦争の儚さ人間の尊さを感じ言葉が出ませんでした。言葉では表せませんでした。私も含めて多くの人に見てもらいたい。見てほしい映画です。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "原作を読みたくなった\n 天才的な操縦技術を持ちながら、敵機を落とすことよりも生還に執着した男が、なぜ最後に特攻の道を選んだのか、ミステリアスな部分を抱えながら物語が進む。それは戦争の悲惨さそのものより、戦時中の個人の意志が尊重されない理不尽さを訴えた内容だ。個人を描いたものであり、開戦から終戦まで日本が辿った道のりはかなり端折られる。久蔵という人物を語る話の芯には影響ないが、太平洋戦争の知識がない人が観たら大戦の流れが断片的で、日本が“特攻”に走った経緯が理解できないのではないだろうか。もしかしたら若い世代は“特攻”そのものを知らない可能性もある。あと10分でも15分でも追加して“特攻”を生んでしまった時代の化け物を描いて欲しかった。特攻は上からの命令でもあり、何事も「お国のため」という当時の教育もあっただろうが、おそらく最後は自分の死が家族や大事な人、そして生まれた故郷を守ることになると微かでも望みを持って出発して行ったに違いない。そうした方たちの礎があって今、我々が生を謳歌している。この映画を観て、もう少し深く内容に踏み込みたいと思った。原作を読んでみたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人生で1番泣いた!\n 今までに色々な映画を観たが、ここまで泣いた作品はなかったと思う。上映時間の半分は泣いていました(笑とにかくオススメ。ハンカチ必須! " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた。\n 小説で泣いてしまった。映画で表現できるのか?という懸念もあったがなかなかの出来で良く泣いた。是非、観てほしい映画の一つということで、星4つ半! " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "優しさと苦しみは一対\n 最近気になっている俳優のひとり岡田准一さん主演と言うのと、今読んでいる本「海賊と言われた男」の原作者百田尚樹さんの作品と言う事でこの映画観ました。見終わり、戦争の悲惨な場面も多い中、人の美しい心と優しさ素直に感じられ、おこがましいと思いつつ、清々しい気持ちになりました。この苦難な時代に生きたにも関わらず誠実に正直に愛する事を何よりも大切にし、それを強固に守りぬいた宮部さんに心惹かれました。戦友として関わった人の死にいつも向き合い苦しんで行く様は痛々しい。出会った人々に生きろと言い続けたけれど、どうする事も出来ない現状に虚しさだけが募っていったのでしょう。そして最後は特攻として散って行く!零戦から大石に戻れと指示する場面の静かな表情の宮部さん、いや岡田さんはもう何かを悟ったようでしたね。川で大石と宮部が語り合うところ、妻と子供に会いつかの間の幸せ、又別れのシーン、また宮部と大石賢一郎の関わりが明白になってからの語部の様な夏八木さん素敵です。この映画でまた夏八木勲さんとお会いできてよかった。後半の彼の言葉は私の胸に沁みました。ベテラン男優方皆存在感あり、素晴らしいです。また数々の日本語の美しさ、深い意味とか、繊細な表現に魅せられました。それと戦闘機が飛んでいる、また爆破されるシーンはアニメを観ているようでした。あんなに上手に操縦できて旋回したりできたのでしょうか?最後に岡田さん、俳優としてのあなたの力量観させていただきましたよ。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "主題歌は好き。\n 原作は読んでませんが、宣伝見て期待して行きました。が、よくある感動させようとする映画という感じ。戦争時代はこんな人達がたくさんいたんだなーと、考えさせられましたが、映画自体には入り込めませんでした。岡田君の演技は良かったですが、三浦春馬その他周りが良くなかった。他の方も書いていましたが、最後の宮部が現代に現れるシーンはいらなかった。 " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙が止まりませんでした\n 原作を読んだ時もかなり泣きましたが、本作も素敵な出来栄えでした。伏線も嫌味なく配役の描き方も丁寧で、どのキャラクターに対しても共感しました。そして何より、生きる事の大切さ、命の尊さを実感としてじわじわと解らせてくれ、その度に涙が止まりませんでした。最後に、愚かな事極まりない戦争は「絶対」反対!! " + }, + { + "date": "2013-12-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "どなたかも言ってましたが\n どなたかも言ってましたがこれは第二次大戦の色々あったお話のキリハリなのです。映画ではありませんでしたが、最後に宮部が特攻して、その残骸をアメリカの空母の艦長が見て一言あるんでしたが。松本零士の戦争ロマンシリーズにあったはなしでしょう。そんな切りハリのお話なのですが、号泣でした。戦争はやらない方がいいのは分かり切った話であるが、敵を目前にして私らのおじいちゃん達がいかに戦ったか、胸が張り裂けそうでした。祖先に感謝したい。今 巷では靖国問題がクローズアップされていいますが、靖国問題は日本では全党一致でA級 B級もないことを認めているかとおもいます。あまり興味がなかったのですが、一度お参りしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "初めて出会った素晴らしい作品。\n 公開初日にまず1人で観に行きました。ずっと涙が流れ続けました。劇場内でも涙をすする音が響き渡っていました。戦争を経験していない私の世代で、戦争について深く考えたことのある人は少ないと思います。しかしそんな自分でも感じるものはたくさんあって、やはりまずそれはどの時代にも存在している「愛」というものから繋がっているのではないかと思いました。私たちの世代の若者たちはこの映画を見て、愛することの素晴らしさを感じるところから始まり、戦争とはどういうものだったのか、どのような気持ちで過ごしていたのか、というようなことを知りたい、考えてみよう、調べてみよう、そうやって思える人が増えて、それを後世に伝えて行くべきだと思いました。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "メッセージ性に特化しすぎてしまった映画\n まず戦争というテーマなんですが、これは鉄板で泣かせられるので僕のハードルは高めに設定されますね。原作を読んでいないのですが、ずいぶんはしょっている部分が多いのでしょう。やはり伝わってくるものが少ないように感じました。ずっと死ぬことを拒んできた主人公が、特攻を志願した理由もいまいち説得力にかけてしまっていますね。これだけ売れた小説ですから、原作の内容はもっと深いはずです。最後の演出は何でしょうか。岡田君が零戦に乗って現代に現れますね。あれはいらないでしょう。最後に笑かしにいくのはいただけませんね。何か伝えよう伝えようとする気持ちが強くなり過ぎてしまった感じがします。良い映画っていうのは自然と伝わるものですから。百田さんの今後の作品に期待したいですね。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "静かに\n ストーリーは進行していく、自分の祖父の過去を探る…原作よりもそこはシンプルに。主人公宮部の感情を抑えた仕草もらしくて良いと思う。怪しい老人が一人出てくるが、インパクトあって後引く。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "作品全体としては?\n 原作は読んでいる途中だが、内容は相当削ってある。それが問題なく、主人公は果たして現代の若者か、宮部か、判断ができなかった。特攻は自爆テロではない、という主張も合コンで唐突に出て満足な説明もなく、ただ怒鳴るだけで不自然。年長者の個々の演技は厚みがある。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた感が…\n 素晴らしい作品でした。でも原作を読んだ側からすると少し物足りない感も…本のときの号泣に比べ映画はずっとシクシク泣いてました何度も言いますが、素晴らしい作品です。映画館に観にいく価値は充分あります。とくに戦争に関して興味、知識のない方に観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ズルい!\n こんなの絶対感動するに決まってるじゃないですか!きっと、無理矢理感動させるあざとい内容なのだろうなと覚悟して観たのですが、それでも感動してしまいました。なんか手の内にハマったみたいで、悔しいなぁ。でも、それすら心地良いですね。ちなみに、思った程はあざとくなかったです。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "爆泣き\n 原作を読んでいたため、冒頭から涙が溢れまくってしまった。原作に負けない描きにも感動。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人の戦争感とは\n 今年は『風立ちぬ』で零戦の設計者が描かれ、今回の『永遠の0』では、その零戦を巧みに操るパイロットが描かれた。特攻隊として戦争の時代を生きた当時の日本人について深く考えさせられた。この映画の中で登場人物が「来年は終戦60周年」と話していたので、西暦2004年の設定なのだろう。(ちなみに登場人物達はスマホではなく、ガラケーを使用していた。)物語終盤で祖父が、「あと10年もすれば戦争を知っている日本人はほとんど生きていない。」と話していたシーンが印象に残った。今年は2013年。戦争や特攻隊というテーマ通じて家族愛を描いた映画だが、戦争を知らない世代が戦争で多くの日本人が亡くなったという事実を知らないままではいけないという大切なメッセージが込められている。ちなみに小嶋さんの横で泣いたのはNY旅行以来今年で二回目。余談だが、この映画を鑑賞した2013年12月26日、安倍首相が靖国神社を参拝し、国内外から激しく非難されている。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争映画\n ずっと大声でしゃべっている外人か若い子たちがいて全く集中してみれなかった。難しかったのでもう一度みたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今と比べると\n 切ない映画でした。男の生きざまみたいなものも感じました。今はとても幸せな時代ですが昔は昔でいいな~と感じる映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "沢山の失われた命の上で\n 私が原作を読んだ時に自分の頭の中に浮かんだ映像が、そのまま映像化されたような感覚。やはり思うことは、感動というよりも、 沢山の失われた命や叶わなかった願いの上に自分たちは生きているということ。 主演の岡田准一さん、大石役の染谷将太さんの迫真の演技が、きっと観る人の心に何かを与えるのでしょう。岡田さんが出てきた時から、ああ…この人は宮部さんだ…と思わずにはいられませんでした。最後のあの表情が頭に焼き付いて離れません。泣きすぎて苦しくなりました。このような残酷な世の中で、強く立派に生きた宮部さんの生きざまに胸を打たれたと同時に、その生きざまを通して時代の残酷さも伝わってきました。この話はあくまでフィクションですが、戦争を経験した方々のお話によると、宮部さんのような方がいた、と。本当にこの作品に出会えて良かった。この作品に出会う前に知覧の特攻記念館に足を運びました。出会う前と出会った後では、きっと感じることが全く違うのでしょう。主題歌の蛍、これは、特攻に行く方が蛍となって帰ってくるからだと。 " + }, + { + "date": "2013-12-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "どこがゼロ戦神話?\n 某巨匠アニメーターが、ゼロ戦神話とこき下ろしたらしいが、どうして、その巨匠アニメーターの映画より全然、神話でもなく、直接的に反戦映画だったと思う。原作を読んでから暫く経つので、もう一度原作を読もうという気になった。残念だったのは、キャスティングかも…。でも、十分に感動できた。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "無意味の戦争\n 日本の戦争映画は、重くて暗いので好きではありません。でも、この映画はそんなに重くないし、泣ける戦争映画でした。戦争はあってはならないと思った。ボロボロのゼロ戦でよく戦った。戦争で亡くなった、人達の分まで生きて行こう。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0について\n 戦争の尊さ愚かさを知るほかに、宮部久藏のマツノへの愛が感動する映画でした。これまで見た邦画の中で一番感動するものでないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "平和ボケ日本の戦争ファミリードラマ\n あまりにアホ過ぎ。原作も酷いものだったが、映画も幼稚で観ている方が情けなくなるほど。原作者も監督も、兵士が置かれる立場をまるで理解していない。自分が生き残りたいから逃げてるなんてのは、卑怯だ云々以前に、生き残りの方法として成り立たない。戦闘機乗りが隊の仲間同士で守り合わなければ即、敵にやられてしまう。味方がやられた後、自分も追撃され袋叩きで攻撃されるだけだ。戦場の兵士にとって一番大事なのは味方に対する責任だ。戦闘である以上、敵を攻撃しないことは味方の命を軽んじていることと同義。少し想像力を働かせればすぐ分かる事がスコーンと抜け落ちている。また命令不服従や戦闘からの逃避とでも看做されたら軍法裁判にかけられ銃殺刑だ。隊の士気も問題だったはずだが、宮部の上官は放置プレーだったのか?それにこの映画では天皇陛下への忠誠に関わるネタが皆無だが、当時の帝国軍人の倫理は武士道を規範としていて、「菊水」や「湊川」に象徴される「忠君」は決してお題目だけではなく、程度の差はあれ皆が本気で信じていた。是非はともかく、極めて重要な要素なのに無視されているのは不自然だ。兵士は暴力、戦術、法、組織、思想教育などによって何重にもガチガチに倫理観を固められてしまっていて、個人で生死に関わる態度を自由に決められる余地がほとんどない。だから何千人何万人という集団で殺し合いをさせるなんて芸当ができるわけだ。その仕組みに対する理解が根本的に欠けている。理解した上でそれに異議を唱えるなら良いが、理解しないまま有り得ない話を描いてしまっている。だから説得力がない。これがこの映画の根本的な欠陥だ。戦場の描写も酷い。航空母艦の乗務員の描き方なんて、溜まり場のヤンキー。艦橋でなくその溜まり場の会話で状況説明を済ませようとしてしまったために臨場感がゼロ。艦橋内部まで作る予算がなかったのだろうが、それが観客にミエミエなのは痛い。この辺がハリウッド映画との差か。ドラマとしての組み立ても三流以下。「お前にも家族がいるだろう」と宮部に怒鳴られて初めて自分に家族がいることに気付くかのような部下…。兵士の多くは二十代の若者で、結婚前だったり新婚さんだったり、子供が産まれたばかりだったり。皆同じように辛い思いをして戦場に来ているのは誰しも分かりきったことなのに、ストーリーの都合上、主人公だけがそれを分かっているように描かれている。他の場面でも不自然な台詞が多く、主要な登場人物がいずれも内面と呼べるものを感じさせない。辻褄合わせの説明文を読み上げるために順番に画面に登場しているだけの印象だ。出演したベテランの俳優陣は、こんな高校生が文化祭で上演する芝居のような幼稚な演出を、どう思ったのだろう?口には出さないだろうが、内心ではかなり違和感を感じたのではなかろうか。CGによる戦闘シーンは、幾つか気になる所はあるが、まずまず。ひとつだけ指摘させていただくと、当時の空母は射出機がないため、艦載機発艦の際は揚力をかせぐため風上に向かって艦を全速前進させる。しかし作品中では艦首にほとんど波が立っていなかった。これは少し残念だ。ちなみに原作小説についてアマゾンで「評価1」のレビューを選んで読んでいただくと分かる通り、この作品の内容は殆どが他の戦記のコピペであり、原作者の百田が書き加えた部分は嘘臭く安直な「感動の物語」テンプレだけといっていい。現代編は不要だと感じた人も多いだろうが、そうした事情で削除できないわけだ。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙涙\n 劇場でこんなにも涙したのは初めてでした。終わってもしばらく席から立てず、色々と考え込んでしまいました。ただ泣けた、いい映画だったというレベルではなく、登場人物の言葉、姿勢が胸に突き刺さります。特に大石と宮部が川原で足を川につけながら話すシーンは言葉の全てが痛いほどに心に突き刺さりました。映画が終わり、映画館を出て帰りの電車で行きの電車と変わらないはずが、何か違うように思えて…今までの当たり前が当たり前じゃないように感じて…そして、この当たり前に本当に感謝を覚えました。よく原作と比べる人がいますが、今回はそのへんの小説を映画化しただけではなく、原作者自身が相当、映画製作にこだわりを見せ、関わっていたようです。なので、原作を読んでから劇場に行って失望したなんていうのはその人の自己満足であり、百田さんの描きたかった世界があの世界なのだということを理解して欲しいと思います。是非とも若い人に見てもらいたい。これからの日本を造っていく人に見てもらいたい映画です。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "永遠に受け継がれる魂の物語\n 主人公は愛する家族の為に、自分は必ず生きて帰る、自分の命を守りきる、そう誓って戦地へ赴く。しかし、やがて彼は命よりも、自分が生きる事よりも大切な事があると気付く…。主演の岡田さんをはじめ、ベテラン俳優陣の演技も素晴らしく、あのしっかり書き込まれた長編小説を見事に2時間半にまとめ上げている。当然、映画では描き切れていない部分も多々あるが、映画でしか表現出来ない魅力がそれを補っている。原作も映画もどちらも素晴らしいと言える稀有な作品だ。酷評するコメントも見受けられるが気にする必要は無い。素直な気持ちで観て欲しい。きっと涙が溢れるだろう。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "それなりにいい映画。\n 予告編を観て、いい映画かなって思い観てきました。原作本は読んでいませんでした。戦争映画としては、一人の特攻隊としての、生き様、生きる希望など、とても考えさせられる映画でした。現代と過去という構成で物語が進んでいく形だったので、ちょっと自分としては、苦手な感じがしました。役者さん達の演技は素晴らしく、とても引き込まれました。最後は、えっ終わり?って感じがしましたので帰りに原作本を買ってしまいました。ゆっくり映画を思い出しながら、読んでいきたいと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "身近かな所に英雄がいたりする!\n やはり事前に、映画に使われたゼロ戦の模型を宇佐市平和資料館まで見に行っていて良かった。映画の中で、間近に見た物が出て来ると感動する。館内は年寄りばかりだった。年を取ると、映画を観て泣きたいようだ。自分も少し泣いていた。年寄りなんだろうか?内容については、ネタバレになるが。主人公は、現代に生きる三浦春馬さん演じる青年だ。主人公の(本当の)祖父(岡田准一さん)は、最初は、妻子のために、「必ず、生きて帰ってくる。死んでも、帰ってくる」と誓っていたが、先に死んでいく護衛機や戦闘機のパイロット仲間達の犠牲の上に、生きながらえる事が耐えられなくなり、特攻を志願する。特攻志願=死だ。九死に一生ではなく、十死に0生となる。しかし必ず、生きて帰って来ると妻に誓って、最期に浮かんだ策とは?自分が死んでも、家に帰る方法とは?推理小説かと思った。それは、『他者に託すこと』だった。出撃直前に、そのチャンスが偶然訪れた。自分のゼロ戦のエンジンの不調を見抜いた彼は、機を部下と取り替えてもらい、部下が不時着して生き残る事を願った。そして、「妻子を頼む」と短い手紙を機に残した。主人公の義理の祖父(夏八木勲さん)が、(特攻で死んだ)本当の祖父の、その部下の特攻隊員だったとは。主人公は、義理の祖父を本当の祖父だと思っていたし、元特攻隊員だと知らなかった。ふだん、我々が、いかに祖父に関心を持っていないか実感させられた。戦争未亡人となっていた祖母と、祖父の部下の元特攻隊員が結婚したのだ。戦争体験者は、みんな、似たようなそれぞれの体験をしている。言わないだけで、戦争なんて、何も起こらなかったような顔をして。戦争体験者が日本からいなくなる前に伝えたい映画だと感じた。追伸特攻隊の生き残りの人に、金持ちもいれば、貧乏人もいる。また、いろんな職業の人がいる。時代によって、英雄像も変わる。妻子がいるだけでも幸せ者だが、残された妻子は辛い。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "構成が…\n 現在↔︎過去と行ったり来たりのシーンが慌ただしく、映画としての作品構成に疑問。飛行中の映像などは、今の技術だと当然とも言えるので、手放しで凄い、という感じはしません。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "原作を超えていない\n 私は公開前に原作を読んで既にかなり泣かされていました。これに映像が付けば号泣かと思い、ハンカチも用意して行きましたが、原作ほどの感動は得られませんでした。原作は戦争、特攻の真実に恋愛ストーリーを絡めた感じですが、映画は恋愛ストーリーの方がメインになっている。それは好きずきでしょうが、やはりあの時代を戦った人がどういう思いで、何を信じて戦い、死んでいったのかを中心に取り上げて欲しかった。CG、特撮はすばらしかった。空母(赤城?)は迫力があった。おまけですが原作では開戦前には軍拡を主張し、戦中は大本営発表に与したにも関わらず、敗戦後はあっさり身を翻し、命をかけて戦った人達を貶める新聞社を批判するくだりがあるのですが、映画では跡形もなく消えていました。その理由はエンドロールを見てなるほどと思いました。「朝日新聞社」の文字が。。。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作強し。\n 原作を読んだ日に鑑賞。あの長いストーリーを144分で映像化ということで、楽しみにして鑑賞しました。何よりもこの映画での零戦の戦闘シーンはどの映画よりも臨場感にあふれていたと思います。特攻の叫びや射撃音やプロペラの音がすごく耳に残り、今の時代では聞いたことのない音で戦争というものを強く感じました。ただ、やはり原作強し。144分に収めるために省略したシーンが納得できない。永遠の0はどの搭乗員の言葉も省略できないほど綿密に組みあっていたものなのに残念な省略でした。ヤクザの人の話、記録員の話、社長と高山の特攻はテロかという話等一つずつ進んでいく過程があるからこそなのに、もったいないという思いです。終わり方もしっくりきませんでした。原作ファンとしては、まずまずかなという思いです。ただ、エンドロールのサザンオールスターズの歌は必見です。そこでまたストーリーを思い返し涙が出てきます。この映画をみて零戦に興味をもち、原作を読んでいただけたら、この小説が伝える戦争における命の重さが伝わるかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "イマイチ\n 期待して見に行ったのですが。。現代編不可。過去編は可。兎に角、不自然でご都合主義のオンパレードです。最後の演出はゼロ戦の美化。言い換えると戦争の美化でしょうか?戦争映画としては少年Hに遠く及ばないと感じました。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "百田さんが言ってたけど・・・\n さーせん、見てないですが。原作がなんちゃらってレビューを見たので…百田さんが映画の原作料は安いけど、映画が売れると本も売れるからいいんです!って言ってたのを思い出した。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "若い人たちにこそ、観てほしい\n 正直、私は零戦や空母を観るために映画館に足を運びました。それは間違いじゃなかったです。零戦が隊列を組んで飛行するシーンや駆逐艦を爆撃するシーンは予想越えていて感激しました。しかし、それだけではなかったです。…BGMでしょうか?あとストーリー?だいぶ観入ってしまい、2時間半の上映時間があっという間に過ぎて行きました。とても面白かったです。宮部さんかっこよすぎ。信念貫き、大事なものを守る人ってかっこいいですよね。最期は、映画でしかできない演出で魅せてくれますよ " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い映画だわ\n 良い映画だったわぁラストシーンを待たずして途中、2度ほど涙が…家族の為に死ねないとする事が当時の世情に合わないながら主人公の腕の立つゼロ戦パイロット宮部久蔵が守ろうとしたもの戦後日本の繁栄は彼らの悲惨な運命の上に成り立ってるという事を教えられる物語自爆テロと特攻を同じ扱いにする愚かしさを痛切に反省しましたこの映画は日本人としてたくさんの人に観てもらたいな号泣しながら、そう感じましたでも、原作には叶わない " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いい感じ\n 戦争について考えさせられた。今の若者にぜひ見て欲しい三浦春馬の演技力に若干ショックだったが岡田准一の自然さに驚いた。本も読ませてもらったが大差なく、むしろスッキリまとめた感じ(本は説明多く正直いらない部分があったwww)で見やすかった。ぜひ観ていただきたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "やはり原作にはかなわない!\n 全体的にはよくできていました、が、原作を超えてはいない、、、どころかかなり残念。原作で散々泣いた人は映画では泣けないでしよう。事実、原作を読んでいない女房はボロボロでした。でも原作で伝えたかった事、、映画で伝わったんだろうか?特に、朝日新聞の記者と思われる左翼記者との特攻に関するやりとり、、ここに全てが出ていたのに、これはカット(≧∇≦)やはり協賛に朝日新聞が入っているからか?あと、ヤクザの存在感が控えめ。ここが泣き所なのに。でも、戦争とは日本とは、、を考える良い機会にはなりますね。映画を見てから原作を読む事をオススメします!ぐーっと深いです!そして感動も何倍も!です。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0\n 内容に関しては他の方が言われてる様に良くも悪くも万人受けに纏められてるようでした、宮部がエンジンの不調を直ぐに感じる力の凄さの表現と、まつのが折角最後にヤクザの話を盛り込んだのに映像が無かったのは残念でした、最後のフラッシュバックに一瞬でも血まみれで刀を持ち、まつのに「生きろ!」と言う映像が有ればもっと感動したでしょう、後細かい事ですが零戦には翼に足を乗せられるのは一ヶ所しか無いのにドカドカ乗るシーンはちょっと・・・折角本作品で初めて零戦の乗機バーとか再現されてるのにコクピット直前の乗機をちゃんと見たかったです。 " + }, + { + "date": "2013-12-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "なんじゃこりゃ。期待してたのに。\n 酷い。まったく泣けない。 まあ泣く必要はないかもしれないけど、ネタ的に泣きそうなため最終回の人が少ないところを狙って行ったがそんな必要はなかった。まず予想以上にVFXがチャチ。特に海面あたりはえーって感じ。予告編に期待したのに戦闘シーンは大したことない。「男たちの大和」や「山本五十六」や「太平洋の奇跡」のほうがよっぽどいい。なんかいろいろ浮いていた。あと演出。どこのテレビドラマかと思うくらいにみんな大芝居。各役者、こんなに下手だったかと呆れるほど。主演の岡田だけはよかったが。それほど演出と脚本が酷い。最近のNHKのドラマのほうがよっぽどいい。美術も演出も「終戦のエンペラー」にも及ばない。もしもこれくらいわかりやすくしなきゃヒットしないと思ってるなら舐めてる。メッセージのための映画というのは糞だと思っているので、それを高々と演じて語って喚いてみせる終盤の醜悪さ。映画はメッセージをいかに役者に語らせないようにするかが重要なんじゃないの?いや、ひょっとしたら原作のアイテムをまとめようと必死になって筋だげなぞって終わったか。しかし現代パートはとりわけ酷い。で、ストーリー。これが国民的にヒットしている小説とは思いたくない。原作はきっともっと面白いと期待する。どんだけ原作に拠ってるのかわからないけど、イーストウッドとスピルバーグの戦争映画を知ってる外人がみたらセンスのなさに笑いだすのではないか。東宝映画必殺の説明につぐ説明。インタビュー映画なのかもしれないけど、「タイタニック」や「マディソン郡の橋」を見習って欲しい。小説ではありかもしれないけど、ドラマがないから感情がのらない。じいさんも最初になんか言えって。言えないなら言えないなりにそんな描写をいれてくれないと。ということで、よっぽど昔の日本の戦争映画みてるほうがいい。あと10年ほどで歴史の生き証人がいなくなってしまうので、もっとまともな映画を残して欲しい、と切に願う。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "良くも悪くも押し付けがましい\n 宮部が清子をお風呂に入れるシーンは最高でしたね。あのシーンが一番感動的でした。井上真央と岡田準一の演技がとても良かったし、引き戸が半分だけ空いている、にくい演出も最高。でも、原作を読んでいればそれほど観る必要性を感じなかったのも事実でした。演出も個人的にはうーんと感じるものが多かったです。特に音楽の演出には正直辟易しました。攻撃を受けたら沈痛な音楽が流れる、感動的なシーンにはこれでもかというくらい感傷的な音楽が流れる。あそこまで扇情的な音楽を加える必要ってあるんだろうかという感じです。健太郎が自分で調べていくうちに次第に宮部という人間が現れてくる展開が読者が自分でページを読み進めていくこととリンクしていく面白さが原作の大きな部分でもあったと思うので、話自体は変わりませんが映画から観た人も原作を読む価値はあると思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしいの一言。\n 今年一番の映画だと思います。この映画は日本が世界に誇れる映画の一つになるといっても過言ではないほどの映画だと思います!なんといってもCGがほんとリアルでハラハラドキドキできました!日本のCG技術も素晴らしいものになっているんだと実感しました…そしてキャストのみなさんの迫真の演技には感動させられっぱなしでした!こんな泣いたのはほんと久しぶりです…今観ようか迷っている方がいらしたらぜひ観るのをおすすめします!!!!!!!絶対に公開はしないはずです!!!! " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙ながら\n 原作本と同じく涙涙の素晴らしい内容でした。戦争映画でありながら、そう思わせない映画でした。ただ、戦闘シーンは本物に忠実で、惨いシーンがあり、二度と戦争なんかやる物でわないと思える映画でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "永遠の0\n ゼロ戦の搭乗員だった宮部久蔵の生き方に、人間の素晴らしさを感じました。本当に大事なことをどんな状況に置かれても、ひたすら耐えて守って行く姿に、何度も涙が溢れて、声を出して泣きたいの必死でこらえて観ていました。凄く感動しました。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣したかった\n 号泣できず、しくしく泣けた。本では読む度に嗚咽。映画でも号泣を期待したが。もう少し久蔵さんの存在感が欲しかった。VFXは、凄くて鳥肌がたった。今年見た映画では一番かな。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "涙 涙\n 私も小説を読むまでは、特攻=自爆テロと思っていたかもしれない。今の平和な日本は宮部久蔵のような英霊のおかげであることは間違いありません。平和を享受している現代人はその事を忘れないことが,英霊達の供養になるのでは! " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良作だけど、エンタメの限界\n 美しく、素晴らしい作品。ただし、映画だけで終えてしまうと誤解する作品。映画としてはうまくまとめているし、映像もキレイ。ただ、「あの戦争とは」「なぜ特攻なのか」といった大きな背景があの時間では描けないことと、「製作費を回収する義務」がある映画が持つ宿命=「万人受けする+敵を作らない」ための小説からの設定変更が本作を浅いものにしたことは否めないと思う。この映画に高評価をつけている人、これから観に行きよかったと思う人は、ぜひ原作を読んでほしい。加えて、原作に挙げられた参考文献を少しでも知ってほしい。それが、この作品に「エンタメ」以上の価値あるいは★5つを超える意味を持たせることになると思います。映像が格好いい、出演者が好き、音楽が好き、暇つぶし・・・。どんな理由で観に来たにせよ、この作品を観て良かったと思う人には、フィクションの「宮部久蔵」の裏に、たった70年前の日本人が何をし、どう生きたかをもう一歩深く考えてもらうと、この映画は真の価値が出る気がします。逆にそういうことを考えるのは苦手とか、本作は戦争賛美で許せない、と思った方は、私のレビューなど無視してください。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦争を知らないまま\n 零戦のシーンは圧巻で今期邦画ベストに入るレベル。命の儚さたるや、生き残る姿は戦争の恐ろしさや悲しさを現してた。こんな世界だけど今を強く生きようと思った。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "原作をぜひ読んで\n 限られた時間内に原作の要点をよくまとめてある作品だと思います。戦争の悲惨さは固より人として大切なものを訴える作品になっていると思いました。ただ欲をいえば原作の細かい心理描写や人間のさまざまな感情をもっと組み入れて欲しかったと思いました。朝日新聞が協賛になっているのでそれ以上表現できなかったのかとは思いますが、原作に出てくる特攻はテロリストだと語った人物が明らかに朝日新聞社の記者と自分は解釈していましたので・・・戦前、戦中の朝日新聞と戦後の朝日新聞はあまりにも違いすぎることを知るには原作を読んだほうがわかりやすいと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい作品!\n 『生きる時代は誰にも選べないんだよなぁ。』って、今更だけどそんな当たり前の事に改めて気付いた。生きる意味って?生かされている意味って?強く生きるってどうゆうこと?誰かを想うってどうゆうこと?人間臭くて魅力的な出演者達。なんで戦争を経験していない人達なのに、あんな表情ができるんだろう!?あ‐‐‐‐‐泣いた!!!!!目を背けたくなる様な生々しさと残酷さをもったシーンが他の戦争をテーマにした作品に比べると少ないように思うが、それも私としてはありがたかった。あの終わり方も好きだなぁ。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作みてからがいいです\n ゼロ戦乗りのパイロットが一番大切にしたかった事が嫁と子供の人生というのが素晴らしいですね。私も大事にしようと思いました。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "零から始まる!\n 荘厳な覚悟と人一倍の優しさで生きた零戦搭乗員の宮部久蔵を、岡田准一が実在感を抜群に力強く体現しておりベストアクト。格好良すぎる田中泯と、慈愛の貫禄で魅せる夏八木勲の存在感もまた秀逸!!ベタに走り過ぎず淡々と訴えかける人間ドラマが良い。現在と過去の交互展開により\"戦後\"が地続きであると伝え、\"今を生きる\"意味を問いかけ居住まいを正させてくれる。戦後をずっとずっと守り続けて非戦の永遠を願う。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動しました!\n 私は戦争時代を知りません戦争なんて興味ありませんでした、ついでに言うと今ある国際問題全てを戦争で片付けろとそう思ってました。この上の意見に賛同できる方は特に見るべきですすべての命は大切にしましょう " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "メッセージはいいが\n 作品のメッセージは良いんだけど、映画としては特出して面白くはなかったなあ。最後のフラッシュバックの演出ダサかったし、ヤクザから救ってくれた人の話いる?つまらなかったわけではないですよ。どちらかというと面白い。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本人は見るべし\n 小説を読んでからの鑑賞溢れる涙を拭わず、愛すべき人にひたむきに尽くす宮部の生き様に終始感動させられました是非、見て下さい " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ありがちな戦争映画\n ラストはグッとくるとの前評判を期待して観ていましたが、よくありがちなストーリーでした、主役はいいが三浦春馬、井上真央の演技は臭いと感じました。サザンの歌はいい。あの時代、家族を思いながらお国の為に死んでいったのは皆そうです。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "多くの人に見てもらいたい映画\n 原作を読んでから映画を見ると殆どはがっかりするものですが、この映画は違います。テンポの良さ、素晴らしい映像に引き込まれ、あっという間の2時間半でした。戦争を題材にすると、勝った負けたとか、戦争はとにかく繰り返してはならない出来事だと押し付けたり、または多くの兵士が死に目を背けたくなる映像が流れたり、というのが通常ですが、この映画は違います。「愛」の映画です。目を背けたくなるようなシーンは一切無く、終始涙が止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "悪くはないのだが・・・\n 劇画、原作の順で見て読んだ。映画の中だけで全編を盛り込むのは不可能なためか、やや薄味な感も。十分泣ける内容ではあるが・・・出来によってはあと3~4回劇場鑑賞しようかとも思ったが・・・あと1回くらいかな?いくつか気になった点・宮部は音や振動でエンジンの調子が分かるほどのパイロットというのが具体的な前フリとしてあれば、52型から21型に乗り換えた経緯に重みが増したのに。・姉がチャラい感じで物書きに見えない(祖父の家から帰る時のバイバイは何だか軽すぎ)。・弟、司法試験に頑張ろうという姿で終わらせてほしかった。安易なお涙ちょうだい?これがなくても十分、泣けるのに。・某全国紙批判の件が同級生同士の会話で終わってしまって、結構重要なところなのに、残念な演出。ここを表現できないのが弱いところか。ある意味、現代版の検閲か?殺りく兵器なんて言葉、弟から出てこないでしょ、普通。元特攻隊員の言葉だからこそ実感がこもるのに。・取材した零戦乗りの回想、もうちょっと深くやってほしかった。前段、腕をなくした長谷川の件が残念だった。単なる頑固おやじで終わった感が。その後のエピソードで精算したかったのだろうが・・・長谷川の悲哀も入れて欲しかった。・ミッドウェイ海戦、端折りすぎ?雷撃が長く続いて完全奇襲で急降下爆撃なのは語り部に語らせて補足すべきだったような・・・・CGは全般的にうまかったと思うが・・・空母赤城の航行シーンに重量感がなさそうな。・航空隊の初着艦シーンでの飛行甲板上の整備兵、へらへらしすぎでは?また、着艦した戦闘機、さっさと下に降ろさないと、前側に固めて置いたまま次の着艦をやらせるのか不思議・・・着艦に失敗したら全部の飛行機が使い物にならなくなる危険が。斜め甲板のある終戦間際の米空母と違うのに。・大石が撃墜されたとき・・・原作はシコルスキーとなっていたので本来はマスタングじゃなくコルセアのはず・・・変える必要があったのか?(些末なことだが)・「特攻隊は自爆テロではない」と言う点は、もうちょっと強調してもよかった。過去があってこその現代、未来なのに。作戦の外道を賛美する必要はないが、いかに戦ったかと言う点は明確にすべき。劇画では一番に泣けるところだったのだが・・・・ラスト、映画的にはおそらく正解なのだろうが・・・特攻賛美と言うわけではなく、宮部はやっぱり凄かったんだなという所が欲しかった。・挿入歌は・・・「海ゆかば」が一番泣けますけどね・・・商業的にしょうがないか・・・悪くはなかったが。追記・12/25、2回目を鑑賞。やはり3回目はないかな・・・・原作で某新聞社批判をやっておいて協賛にその新聞社が名を連ねているのはどうなんでしょう・・・・30数年前の戦記ブーム世代なので原作を純粋に小説として評価できるかと言うと、やや疑問があることを付け加えておきます(エピソードに当事者の手記の引用が多そうな)。・凄腕のパイロットであるはずの宮部、景浦との模擬空戦でしか実力を見せていないのが残念。まさか、本当に逃げ回っていたわけでもなかろうに・・・(本当に逃げていたら銃殺刑もの)大石に助けられるエピソード、宮部自身も敵機を撃墜していたはず。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ひさびさ♡\n 今年No.1の映画だと思います。原作は読んでいませんが、完成度の高い作品ですし、出演者が最高です(*^_^*)ひさびさにいい映画に巡り会えましたまたみたいです♪ " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "原作を、それほど損なわず頑張りました。\n 130万部の同名の大ヒット小説の映画化。本日二本目。そして、今年(2013年)最後の作品です。実は(と言うか、当然に)原作も読んでいて、今回の映画鑑賞のために再読してみました。泣きました(苦笑)。その原作の感動がどこまで、映画で描かれていたtかというか、う~ん、70%かな?多くの場合、小説を映画化する場合、細かい描写は簡略化されたり、表現や舞台の一部が、時代に合うように書き換えられてしまったりするわけですが、この作品の場合も、その洗礼は避けては通れませんでした。600ページ近い小説を、そのまま映画化するわけには行かないわけで、省略したり、書き換えられたりしていました。ですが、多くは、原作のとおりで、原作を読んでいても、ギリギリ意味が通る程度の改変と私は思いました。でもやっぱり、感動度合いは、原作のほうが大きいですね。あの長い話があってこその感動なわけで、それが簡略化されると、少なからず、話の辻褄が微妙に合わなくなったりします。今回は、ギリギリ辻褄は合わせていますが、それでもなお違和感は否めませんでした。映像的には、やっぱり、CGはCGですよねぇ。アメリカの作品では、CGだとはわからない程の品質のCG作品(本日一本目の『ゼロ・グラビティ』もそう)が、数多く生み出されていますが、二本の場合は、まだ、CGはCGとしてハッキリと見て分かる程度の品質ですね。そこがちょっと残念。私の場合、原作を何度も読んでいたので、原作との違いに少なからず違和感が有ったわけですが、原作を読まないで、この映画だけ見れば、それはそれで充分、感動的な内容になっていたと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "邦画No.1\n 今年の邦画No.1じゃないかな。ストーリー、描写、テンポの良さ、三拍子揃った秀作で2時間10分あっという間に観れました。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動\n 零戦の臨場感すごかったです。時間を忘れるくらい見入ってしまった。戦争物が苦手という人もぜひ見て、思いを馳せてほしい。涙なしでは観れません。終わってしばらく席から立つことが出来ませんでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい仕上がり\n 原作の小説が最高に面白かったので、楽しみにしていたが、期待を裏切らない仕上がりだった。映像化されてわかりやすくなっていると思う。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良かったです(^-^)。\n 原作に比べてスッキリした脚本で、良かったと思います。『特攻とは何だったのか』を考えるきっかけになると思います。改めて、夏八木 勲さんのご冥福をお祈り申し上げます。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "すばらしい映画でした\n  見終わったときに静かな感動が残った、そんな映画だ。 今年話題になった邦画の「風立ちぬ」「そして父になる」には、残念ながらそうしたものを感じなかった。 山崎監督の得意分野であるVFXによる映像も、節約と工夫で作ったと述べられていたが、迫力あるシーンとなっていた。映像と脚本が一体となって、この作品を織りなしている。 そして、主演の岡田准一の演技はもとより、他の俳優の演技もすばらしかった。 原作者も、何回も見てその出来映えに礼を述べる作品はそうはない。単なる戦争映画というジャンルでなく、かろうじて戦争体験者が現存する今、あの時代に生きた人たちの人間ドラマを多くの人に観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2013-12-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに良い映画\n 原作を知っているからこそ泣けたなと思いました。原作をぎゅっとまとめてあるので、読んでない友人と観に行ったのですが、思っていたよりもつまらなかったと答えていました。岡田くんの演技は素晴らしかったです。それに比べて、三浦くんがいまいちでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思いを、つなぐ。思いは、つながれる。\n 原作は読まずの観賞。生きようと思っても生きられなかった時代。その時代にしっかりと生きようと願った人の信念は強い。生き様も、強い。そんな人は、たとえ当人が生きていなくてもその人が生きて通った道には必ず信念が宿っている。その信念を、紡いでくれる人がいる。生きて帰りたかったのは自分の為じゃない。あくまでも家族を、あくまでも仲間を、あくまでも教え子を、守る為。強いな。「私は貴方にあの人の事を伝える為に生かされてきた」「あの人の血を引く貴方に会えて良かった」最高の言葉ではないでしょうか。そして最後の田中さんのハグですよ。思いを一番伝えたい時は、言葉なんて要らない。貴方の心は、しっかりと受け継がれていくのです。観終わってすぐ、というよりは観終わってしばらくしてから、心に響く作品です。ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "目が真っ赤(*´ェ`*)\n 最初に、これは本当にいい映画。今まで見た中で一番素直に泣きました。こんな感動する映画があるんだ、と思いました…♡♡♡1人で見に行きましたが大泣きで目が真っ赤で恥ずかしかった…♡//これは絶対見た方がいーです。岡田准一かっこよすぎるなあ、やっぱり。図書館戦争とか役に合ってる‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎ " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ルーツをたどる旅\n 原作小説を読了していたので開始5分で泣いてました。(ラストを知ってたら、泣かざるをえませんでした)後半、泣きすぎて酸欠で苦しかったです。泣くだろうとは予告編を見た時から、いえいえ、原作で号泣したときから判ってました。そう、あまりにも原作が素晴らしいので、映画は絶対にうまくいって欲しいと願っていました。その願いは裏切られることなく、無事泣き腫らして劇場をあとにすることができたことに感謝します。VFXなら文句ナシ、日本トップの監督ですから、零戦はもとより空母も戦闘シーンも私は違和感を感じることなく、見ることができました。俳優陣も素晴らしく、宮部について語るそれぞれの語りに引き込まれ、生き残ることを切望していた宮部がなぜ特攻で死んだのか、という謎を追いかけながらも、宮部を語るその人自身も戦中戦後の激動を生き抜いてきたその人生の重みを感じさせます。原作(長編小説)あり映画の一番難しいところは、物語の情報量をいかに端折るかだと思うのですが、この映画はその配分がとてもうまいです。音楽もとても良かったです。物語の終わらせ方も印象に残るもので、余韻に浸りながらサザンの主題歌!なんてダメ押し、贅沢すぎる!この物語が素晴らしいのは「戦争モノ」だからではありません。宮部がなぜ死んだのかを解くミステリーであり、今を生きる若者(現在の日本人)が自身のルーツをたどる旅だからです。それは今の日本人なら誰しも持っているルーツであり、忘れかけているものです。いい映画を観ました。ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "映画を観て、その帰りに原作本を買いました。\n たくさんの方に観て頂きたいなぁと思う映画です。戦争を経験された、お年を召した方もちらほら。涙が止まりませんでした。映画を観終えても、涙が止まらなかったのは、『千と千尋』以来でした。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりに丁寧な邦画\n 久しぶりに丁寧に作られたと感じる邦画でした。私はもちろん全編涙目でしたが、泣かせてやろう!という作り手の作為は感じられず、自然に涙が溢れたというか。なので泣くポイントは見る人によってそれぞれ違うのかもしれません。戦地での宮部久蔵を取り巻く環境には友情とか信頼とか、はっきりしたものは何もないのに、人となりを上手く描けていると思います。この戦場で生きたいという思いを持ち続けることは、これほどまでに深く傷つき正気さえ失ってしまうものだったのでしょう。私にとって戦争はあまりに遠い過去でもっともっと複雑なのだと察する程度ですが人は過去も未来も関係なく、愛によって繋がっていると思いました。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0\n 内容的には、よくある戦争の話だと思いました。映像も綺麗だし、サザンオールスターズの主題歌も映画のイメージに合っていて良い岡田准一かっこ良かったなぁ " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何処までも澄んだ青空の様な宮部の瞳に感動する\n 映画のシナリオ的にみて、手放しで良い作品と大絶賛は出来ない。しかし、この作品は第二次世界大戦当時の、あの時代を生き抜いて来た人々や、無念の戦死を遂げられた人々の出来事を、あくまでも個人の視点で捉えて描いている点が素晴らしい特徴だ。それだからこそ、この作品を観終わった後は、爽やかなあの青い空のような爽快感が胸に残るのだ。ところで一般的には、戦争がテーマの作品では、右寄りか、左よりかの問題が出て来て、戦争を美化するか、戦争の悲劇をしっかりと描いているか、そのどちらの視点で映画が出来ているか否かで作品の評価が割れる事もある。しかし、私は本来、映画とは芸術の領域なのでニュートラルな立場の存在で有り、映画が描いている時代の出来事その物には、明確なジャッジをしない、観客の判断に任せる、引導はあくまでも観客の手中に有ると言う描き方の映画こそが、真っ当な映画だと私は、個人的には信じている。その点に於いて本作は宮部久蔵と言う凄腕のゼロ戦パイロットの個人的な物語として描ききっている点が本当に素晴らしい。そして彼が何故、家族を守る事を第一に考え、そして自己の命に執着をしたのかが、丁寧に明かされていくプロセスが良い。そしてこの宮部久蔵の生きていた時代の彼の生き様を調べて行くのが、現代の若者で、戦争などに全く興味を示さない健太郎と言う、宮部の孫息子だ。その彼を演じているのが、三浦春馬であり、映画全体をナビゲートして行く点が本作の見所で良い点だ。そして、健太郎自身が今迄全く戦争問題は自分の生活とは別物と考えていた事が、より物語全体をリアルな物にしている。彼は興味を示すどころか、意識すらした事が無い遠い昔の戦争を自分のルーツとして捉えて生きて行くように変化する。健太郎が、自分の会った事が無かった祖父のルーツを知る過程で、自己の生き方を探し出す健太郎の成長の青春ドラマで有り、同時に、健太郎の祖父の宮部久蔵と言う若い命を家族の為に守ろうと生き抜いた、宮部の青春ドラマでもある、本作はこの違う時代をそれぞれに生きる2人の男の青春ドラマであると同時に、若い人々の心の成長を描いた、ヒューマン映画として描いている点が、本作の素晴らしい点なのだ。そして宮部の戦友の今を演じている、山本学、橋爪功、夏八木勲が素晴らしい。そして健太郎の母を演じている風吹ジュンが良い。しかし、ラストカットは無くても良かったと思うけれどね・・・それまでの感動が興ざめするからさ、春馬君が頑張っているけど、あれは頂けないカットだった。ゼロ戦に搭乗し、死んで逝った宮部を始めとして、多くの日本人の犠牲を経て、その後現在のような、平和ボケとまで揶揄される程に、幸せで、平和な暮らしが出来る時代に生きている自分を、改めて幸せな事だとつくづくと想い入る。もしも戦争中に生れたなら、こんなレビューを呑気に書く事の自由は許されない。人は生れる国も、時代も自分では選択出来ないのだ。むやみに戦争当時を生きた人を簡単に批判するのはナンセンスだ。そして今、この時代に、この日本に生れ生きている事を世界レベルで考えるなら、奇跡の様に幸運な事だと深く感謝したい。世界の国々に目を見渡せば、貧困や、独裁政治や、階級性に苦しむなど、諸問題の山ばかりである。今の日本に暮せる事、そして愛する家族に恵まれているこの幸運を改めて、この映画を通じて再認識出来た事を感謝したい!特攻隊は、今現在言うところの自爆テロではないし、違うものだ。しかし宮部が家族の為に生きる選択を貫こうとした事も、お国の為に、自己が犠牲となり死を覚悟した兵士も、家族を守り、国家を守ろうと、死んでいった人々も究極的には、同根の想いだと私は想う。目指す山は同じでも、其処へと向かう道筋が違っていただけなのだと考える。江戸時代に鎖国をして栄えた日本文化を、開国と同時に日本を植民地にするべく狙っていた諸国があるのも事実だろう。ここに世界の中の日本の運命と悲劇がある。大国相手に日清日露戦争、そして第二次世界大戦をしなくてはならなかった日本の悲劇も存在するのだと思う。さもなければ、今頃、何処かの国の植民地となっていたかもしれない。恐い事だ。動画でこの映画の紹介もアップしていますので、良かったら参考にして下さいね。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動し、勉強になり、尊敬し、号泣。\n 速攻初日に一番乗りで観賞して来ました。原作を読んで号泣、映画を観て号泣。朝から目が腫れてパンパンでした。原作が結構長い作品だったのでどうまとめたのか?とちょっと不安でもあったのですが文句なく感動しました。原作にあった新聞社の話が印象に残っていたため無かったのが少し残念。でも原作には無い久蔵の一時帰宅のシーンはほのぼのとしていてほろっときました。本当に戦争の時代を生き抜いてきた人たちはすごい。大変な時代を乗り越えてきたからこその今。乗り越えてきた人たちは本当に残り少なくなってきている現在。これから私たちはどう生きて行くべきなのか?ということを考えさせられました。私にも戦争を経験した人祖父母がいます。元気なうちに色々と話を聞いておこう、そしてその話を結婚して子供ができたらその子供にも伝えて行こうと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "原作うまくまとめてました。\n とにかく泣けます。かわいそう…とかではなくて、戦争に翻弄されながらどうにもならない時代にいきなければならなかった人達に…。とうぜん、語り継がれなければこの悲惨な過去はそのうち埋れてしまうんだろうな、と思うと余計悲しい。今の時代、平和な日本に育って良かった。こんな話が特別ではなく、幾つもある中の一話、と言ってたのが重かった。岡田准一は安心して見てられるし、三浦春馬も良かったです。吹雪ジュンも吹石和恵もみな原作そこなわずいい感じでした。 " + }, + { + "date": "2013-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "作品も音楽も、今作は全て良し\n 試写会にて・・試写には珍しく、土曜日の午前中に、東宝試写室へ。もしかしたら、面倒になって来なかったかもしれない。けど、友達と約束しておいて正解。観て正解。本当にステキな作品だった。序盤から泣きっぱなしでした。何よりも家族の元に帰る事を信念にもつ宮部。それに伴う不満や、宮部の思いを知って彼を守ろうとする部下。そして、現代を生きる娘や孫と、宮部を語る生き残った者たち。主演の岡田君をはじめ、出演者は皆よかった。とにかく、岡田君の宮部は本当によかったです。また、在りし日の夏八木勲さんをはじめ、宮部の姿を語る、橋爪功さん、田中泯さん、山本學さんの熟練した演技力にただただ、感動し号泣してしまいました。宮部が妻の松乃へ告げる、どんな事があっても、生まれ変わっても、必ず帰ります・・・この言葉が、痛いほど心に響きました。エンターテイメントとして、映像も楽しめます。戦闘シーンは、大画面で観た方が迫力があります。年末年始、是非劇場で大切な人と観てください。あと、個人的感想ですが、よくJ-POPが主題歌で、何となく台無し感を味わう事がありますが、今回のサザンオールスターズは、世界観を壊すことなく、終わりを迎えられました。 " + }, + { + "date": "2013-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動しました\n 大切な人のために生きようとし、命の大切さ愛のありかたを考えさせられました。この時代生きることの難しさ、戦争の愚かさを知る作品だと感じます。お国の為に命を捧げよという時代「生きたい」という言葉は言ってはいけない時代、自分ではなく家族のために生きるという生き方は何とも言えません。若者の命を考え宮部久蔵には本当に心うたれ涙が止まりませんでした。それを知った周りの生き残った人達も色んな事で関わってきます。その想いを知るたびに感銘をうけます。今の若者が『特攻』と『自爆テロ』は一緒だと語った事今でも耳に残ります。戦争を知らない者達・・幸せな時代だからこそ言える言葉なのではないかと、悲しみに震えました。戦争を経験した方達がいなくなる今!この映画を観て戦争の怖さ、愚かさを感じて下さい。20才も生きられなかった人達が大勢いることわかって下さい。 " + }, + { + "date": "2013-12-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "感涙。。\n ずっとウルウルしながら観てましたが、最後に大号泣しました。私の場合、後からジワジワ込み上げてくる映画でした。日にちが経つごとにまたスクリーンで観たいと思ってしまう。。良い映画ってこういう風なんだとおもいます。空撃シーン、めちゃくちゃかっこよかったなぁ。。また観に行こ。。 " + }, + { + "date": "2013-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "戦争からある今\n “『特攻』と『自爆テロ』、どっちも同じようなもんでしょ。”今でもその台詞が、怒りと悲しさとともに胸に焼き付いています。現代を生きる私たちにとって、戦争があった時代の考え方は受け入れがたいものがあります。「お国のために」命を捨てることが、華々しく素晴らしいとされていたあの時代に、家族のためには何としてでも生きたいと願い続けた宮部久蔵の生き方に涙が止まりませんでした。今を生きている大切さ、家族の愛、人を愛するということ…今があることがどれほど素晴らしいことなのかが、とてもよくわかりました。私は特に若い世代の方々に、ハンカチを持って映画を観てほしいと思います。そして、これからの未来を一生懸命生きて欲しいと思います。 " + }, + { + "date": "2013-12-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が引かなかった。\n 私は、原作をまだ読んでいませんが、描写的に見て、涙が引きませんでした。本当の身内の人生を見るのは、現代の人にとって難しいのかなと思うところや戦中の人にとって『生きて帰ってきて』など言えなかったのも、自分に言い聞かせないとならなかったと思います。人によっては、酷評されているなか、私は、大切な事を思い出させてもらった作品になりました。 " + }, + { + "date": "2013-12-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「秘密保護法案」の先にあるもの\n 「永遠の0」は、戦争映画ではなく、「愛」を描いている。宮部は、今も生きている、人々の心の中に。あの時代、「生きて帰りたい!」と口にするのが、本当の「勇気」だった。時代に翻弄されない真の志は、関わったすべての人の心の中に「宮部」を焼き付けた。それが、宮部の力だ。拳ではなく、雄弁でもなく、粛々と、でも、一貫した行動で、意志で、背中を見せ続けたことで、人々の心の中に入っていった。わたしも、「秘密保護法案」に翻弄されず、戦い続け、強い意志で、あの時代を招かないようにしたい。未来を担う子どもたちのために… " + }, + { + "date": "2013-12-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙なしでは\n 豪華なキャストに素晴らしい脚本。期待以上の作品。試写会当たって最高でした。おそらくまた見ます。北のカナリアたち以来の涙作品。 " + }, + { + "date": "2013-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "原作よりも凄い脚本の完成度。感涙。\n  試写会では、よみうりホール中にすすり泣く声がこだまするほど、大きな感動に包まれました。なんと素晴らしい作品なのでしょう。一つ一つのシーンでの演技が尋常ではないくらいの魂のこもった演技。それはきっと英霊たちの魂が百田氏を動かしたからではないでしょうか。そして山崎監督につきまとい、役者たちを指導して、現代の日本人に自分たちが捧げた犠牲の意味を知ってほしいという、強い強い彼らの想念が作らせたものではなかったかと感じました。自虐史観で育った戦後の若者たちに是非見てほしい作品です。 国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本。なのに主人公の宮部久蔵は凄腕のゼロ戦乗りでありながら、卑怯者と誹られても、「娘に会うまでは死なない」と妻松乃との約束を守り、生還することにこだわり続けていたのです。そんな宮部が、なぜ特攻に志願したのか?長きにわたって封印されていたその壮絶な生涯と驚愕の事実が明らかされることで、散っていった英霊たちが、未来の同朋に託した想いが明かされていくというミステリータッチのストーリー。 その謎を明かしていくのは、大学生の佐伯健太郎。主人公が宮部でなくて若い健太郎の目線に据えたところに、百田氏のある意図が隠されていると思います。 最初は、戦争のことなんて全く関心がなかった健太郎というのがポイント。現代の若者を代表するかのような健太郎の心境の変化こそ百田氏の本作に託したテーマなんですね。 最初は祖母・松乃が死去したことがきっかけでした。葬式のあと祖父賢一郎から、健太郎は本当の祖父の存在を知らされ、驚きます。母・清子の頼みもあって、嫌々ながら祖父のことを調べていくことに。その祖父が誰あろう宮部でした。 姉の慶子と共にわずかな情報を元に宮部の足取りをたどるものの、出会う元戦友からは「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけられるばかり。ところが右翼の大物景浦に会って、自分立ちが見聞した宮部の悪評を話すと、景浦は怒りだし門前払いに。健太郎は元戦友から初めて聞く祖父の話に困惑し、調査を続ける気を無くしていくばかりでした。 しかし元戦友の井崎から、宮部が国のために命を捧げるのが当然だった時代に、勇気を持って命の大切さを説いた強い男だったと知らされて、宮部の真実がもっと知りたいと決意するのです。 原作では、冒頭から賢一郎と宮部の関係が明かされますが、本作ではラスト近くまで伏せたことで、原作よりも感動が強くなりました。また原作では宮部のことを調べるきっかけは、慶子の勤務先だった新聞社が主宰する終戦60周年記念プロジェクトで、特攻のことを調べだしたことになっているのですが、本作では健太郎が軸になったことでより本作のテーマが際立ったと思います。 それは、「神風特攻隊のことを自爆テロだ」と中傷される件で際立っています。原作では、慶子がプロジェクトリーダーの高山という上司から言われる言葉だったのに比べて、本作では健太郎が合コンに出かけたとき、友人たちが浴びせられる言葉として描かれるのです。特攻隊はテロじゃないと義憤にくれる健太郎の姿こそ、百田氏が描きたかったことではないでしょうか。だから、山崎監督は原作者も泣かしてしまうような凄い脚本を練り上げたのでした。 その後の健太郎は再び恐る恐る景浦を訪ねます。健太郎の変化を察知した景浦は重い口を開くのでした。景浦を通して知り得たことは、宮部は特攻に志願する直前まで、鹿児島の特攻基地で航空教官を担当していたということ。そして景浦と共に特攻機を守備する目的で零戦に乗務して、特攻に出る教え子たちを来る日も来る日も間近で見守っていたというのでした。あれだけ生還に拘っていた男がまるで別人のように、棺桶に片足を突っ込み正気を失っていたとも。 それでも景浦もなぜ特攻に志願したのか理由は分からないというばかりです。しかも、出発直前に、故障を見破っていた51式の零戦を戦友に譲り、わざわざ調子のいい21式に乗り換えていることまで分かって、余計に健太郎は混乱します。51式に乗務していれば、生還できるチャンスはあったのです。なのに松乃との絶対に帰るという約束を破ってまで、なぜ宮部は死に急いだのでしょうか。 その理由が、ある人物の証言によって明かされ、宮部がどんな思いで死を選択したのか明かされるとき、どっと涙が止まらなくなりました。 けれどももっと泣けたのは、戦後のシーンです。宮部に託された部下の大石は、松乃の消息を探し出します。大石は宮部から受けた恩を返すために、松乃を経済的に支えようとしますが、夫に裏切られた悲しみから抜け出せない松乃は拒絶し続けます。何度も何度も松乃の元へ通い詰める大石。やっとその想いが通じる瞬間が、ものすごく感動的でした。泣けましたねぇ。そして松乃は悟るのです、夫が例え死んだとしても、どんな手段でもおまえの元に帰ってみせると約束したのはこのことだったのかと。 すべてが明かにされたとき、健太郎は空を見つめていました。それは60年前の特攻出撃の直前に宮部が見せた眼差しと同じだったのです。宮部は自分の死と引き替えに、自分に続く若者たちに日本の未来を託したのでした。そして健太郎はそんな祖父を誇りに思い、その死を無駄にすることなく、自分も世の中に役立つ人生を過ごしていこうと、遠くの空を見つめながら決意するのでした。 いま中国や北朝鮮からの軍事的な脅威にさらされている日本。本作に込められたよりよい日本を目指そうというメッセージは、理屈抜きに胸に響きました。 それにしても、宮部久蔵役の岡田准一が素晴らしい演技。アイドルとして歌っているときとはまるで別人。加えて妻子と再会した宮部の子煩悩ぶりな表情を浮かべているときと、特攻教官として教え子を失う絶望の日々を過ごしていた時でもまるで別人のようです。 岡田ばかりではありません、この作品を最後に亡くなった夏八木勲が、賢一郎として秘密をの吐露を始めるときの表情も凄かったです。また元戦友井崎を演じた橋爪功が、宮部への忘れえぬ熱い思いを迸らせるところ、景浦を演じた田中泯の凄みを利かせた演技などどのシーンの演技も見どころ満載です。 また田宮模型監修で白組とロボットがタッグを組んで完成しさせた海戦、空中戦シーンもリアルテイ抜群。きっと邦画で最高峰のCGシーンを目撃することになるでしょう。さらに かなりの長編を原作者も納得する形で2時間余の尺に違和感なく納めることができた点も特筆に当たります。そしてサザンオールスターズのテーマ曲は本当に心にしみました。 実は12日の報知試写会にも当たっているので、もう一回見たいです。また涙が止まらなくなるでしょうね(T^T) " + } + ] + }, + "188": { + "title": "紙の月", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本版、ブラックスワンのような\n ・リアリティのある人間描写日本の縮図のような登場人物たちが魅力的でした。女性陣、男性陣とも、周りにいそうなリアリティ。これは素晴らしい俳優陣による賜物。周りにいそうな心理描写が面白い。宮沢りえ演じる、真面目すぎておかしくなってしまうタイプ。大島優子演じる、調子のいいタイプ。小林聡美演じる、ルールが命のタイプ。そして男性陣もとてもリアル。田辺誠一が演じるのは、女心があまりわかっていない俺様タイプ。池松壮亮が演じる、今時のブレブレな若者。そして、近藤芳正演じるダメ上司。こんなにも、生々しく、わたしが感じていることが映画にされていて、やはり同じことを考えている人は大多数いるのかもしれないと思った。それぞれの孤独感。苦しみ。それを下敷きに回る社会。苦しみもがく宮沢りえは見ていてブラックスワンのナタリーポートマンのような役どころ。全員、誰か実際にモデルとなる人物がいて、それを真似たのか?と思ってしまうほどのリアリティ。言葉の途中の息遣いひとつまでも、リアルで。終わり方はロック。いや、パンクか。邦画の湿っぽい雰囲気は苦手なのですが、この作品はぐっと引き込まれた。もっと暗くて、軽いホラー要素があるのかと思っていたら案外普通だったのも予想外。とても丁寧で、スランプに陥ったらまた見たいような作品。 " + }, + { + "date": "2019-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しいのか?羨ましいのか?\n 専業主婦が銀行に契約社員として就職し、夫はそれなりのポストでありながら子供がいないという心の隙間を埋めるため、年下の大学生と不倫し、遊ぶ金欲しさに横領を繰り返す・・・・犯罪映画は犯罪を犯す主人公に観客は感情移入するものだが、後半は主人公を客観的に観てしまう・・・お金を手にすると、人間って変わるもんだなぁ・・・改めて感じてしまうがその姿が滑稽に感じる。宮沢りえは若い愛人といる時は綺麗で生き生きして、それ以外は随分地味な印象。演技なのか演出なのかそこがいい。長らく観たかった映画をようやく消化できた。面白かった。 " + }, + { + "date": "2019-05-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと鑑賞\n 日本アカデミーでもとても話題になって主演女優賞も宮沢りえが獲っていたけど、何故が見る気が起きずにこのタイミングに。。はっきり言うと私にはあまりハマらなかった。なんだろうこの棒読み感。全ての俳優さん方全てに棒読み感があった。これは演出の一部なのだろうか。抑揚が付いていないので淡々とした感情に読み取れる。また目に光が誰一人ない。お互いがお互いに興味を持っていない。自分の欲望だけの為に生きているような、、そんなメッセージなのか??…?大学生と初めて出会ってから、ストーキングされ、電車の向かいのホームで目が合い、そのままホテルへってこの流れに私は「は?え?なんで?えー!?そうなるー?うそでしょ?」と一人でぶつぶつ言ってしまった。それと、あんだけ横領しておいて銀行って潰れないのかな。公にならなかったのか?顧客へはバレないように揉み消されたのか?そこは非常に気になる。逃げた国ではリカは幸せになれるのか?あれが幸せだったのか?隅さん、羨ましそうな、なんとも思っていないような微妙な表情してたけど、、つくづく一緒に行かなくて良かったと思ってる。隅さん、あなたは正しい事を正しく生きてください。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "私も一緒に逃げたくなりました。\n 私も一緒に逃げたくなりました。 " + }, + { + "date": "2019-05-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "一つ一つが小さくも大きな変化\n 真面目な銀行員の女性と夫との心のすれ違い。男子大学生と行為に落ちてしまう過程。若い仕事仲間の自由な思想に揺らいでしまう様。「紙幣」というニセモノに魅せられた末の横領。そこから始まった「いつか終る」が追随した「ニセモノの自由」。そしてある種の美しさがあった彼女の横領が崩れていく…。このような、心情や状況の「変化」の描き方が良かったように思いました。ただ登場人物が少ないからか場面の動きが少ないからか、映像的な面白さがあまりなかった気がしたのが少し残念です。 " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "星二つ。\n 銀行員が若い男と浮気して横領して散財して逃亡する話。平凡な人生を送る人の欲望を具現化していて、面白かったけど後に何も残らない映画だった。 " + }, + { + "date": "2019-04-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "プリントゴッコ\n  少女時代はミッションスクールで水害に遭った外国の子供たちへの寄付金を皆より多く送っていた梨花。施しをするのはどこがいけないのですか?と疑問を投げかける梨花であったが、その金は父親の財布からかすめ取ったもの。自分が悪いことをしている意識がなかった。 不倫関係が始まり、平林光太(池松)が大学の学費のために150万ほどの借金をしていることを知った梨花(宮沢)は、祖父(石橋蓮司)から預かった200万をキャンセルになったと偽り、受取証書を偽造してそのまま光太に渡してしまう。そこからは見栄や贅沢なデートがしたくなり、他の顧客からも証書を偽造して横領することになる。 夫(田辺誠一)は上海へと転勤となり、仕事が忙しいからと同行を断ってしまう。その間も不倫デートは回数を重ね、横領額もどんどん増えていく。自宅にはコピー機、プリンター、プリントゴッコなど、偽造機器がリビングを占める。 やがて銀行の古株隅(小林聡美)により、横領が発覚。しかし、次長(近藤芳正)と若手相川(大島)との不倫関係をネタに脅迫もどきにせまり、事なきを得た。多分、その後も苦心した偽チラシで客を釣ろうとする梨花。もう逃げられない状況に追い込まれていく・・・ 徹夜したときに新月を撫でると消えてしまった・・・そこで自由というものを感じて、罪の意識がなくなったのであろう。 最初は買い物中にちょっと金が足りなかったから、顧客の金を一時拝借したのがきっかけ。横領罪で大金を得た者はみんな些細なことから始まったのだろう。宮沢りえがどんどん落ちていくところが見事に描かれていた。ただ、ラストはタイへと逃げた梨花が描かれていて、自由を得たように思われたが、スッキリしなかった。タイで捕まるなんてのが現実的でよかったかな。 " + }, + { + "date": "2019-03-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "熱量が感じられない\n 総合:65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 全体の質感は悪くない。でも横領をする女の葛藤というか熱量が伝わってこない。真面目に生活してきた女が厳しい銀行の目を盗んで他人の金を奪っていくという犯罪行為に手を染める時、そこにあるべき戸惑いと緊張感と罪悪感と高揚感が感じられない。本来は感情が溢れそうなものだが、人形のように熱量が無いままに静かに冷めた雰囲気で物語が進んで行く。 宮沢りえの独特の雰囲気はあるのだが、浮気相手に対しても夫に対しても同僚に対しても、そして犯罪行為に対しても静かすぎた。それでいてやることは大胆。そこに違和感があって、質感の高さは感じながらも引っかかるものがあった。なので長所短所が相殺しあってそこそこの評価。この状況を普通に考えれば、主人公は普段の生活に感情と罪悪感の薄さが突然溢れ出る異常者。 " + }, + { + "date": "2019-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストが好き\n 典型的な転落劇。アホやなぁとは思いながらも、誰にしも起こり得ることかもしれないなんて考えてしまい、とても怖く感じた。けど、窓を割って海外逃亡。あそこまで追い詰められながら、なかなかそこまでできないよ。そんな強さを持つからこそ、横領までできちゃうのかも。 " + }, + { + "date": "2019-01-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大変良い。\n 2017年09月2日鑑賞。4回観た。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "リメンバー貴乃花!りえブラボー!\n ストーリーは支離滅裂。子供の時親の金盗んで、東南アジアの恵まれない子に寄付。これと、銀行の金横領して愛人と豪遊、同列に扱うなんて意味わからん!逃走の果てに、東南アジアでそいつに再開して感激?宮沢りえでなければこんなクズ映画見ないよ!ベツドシーン暗くて見えないし!横領バレたら開き直る、暴れる、リエでなければ人でなしにしか見えない。彼女だから薄幸見える。貴乃花との婚約解消だとか。勘九郎の京都での自殺未遂とか。いやまー、元気な宮沢りえの姿を見て良しと👍👌するか! " + }, + { + "date": "2018-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "平凡な主婦が銀行に勤め 金をもて余す老人や会社の内情 そして、年下...\n 平凡な主婦が銀行に勤め 金をもて余す老人や会社の内情 そして、年下の大学生に出会う事で人生が狂っていくさまを幼少期と絡ませて描いていくそれが上手く描かれていて 面白かったが最後の椅子で…のシーンは 幼稚に思えた。原作通りなのかわからないが、監督の最近の「羊の木」のラストも似たような感じだったこの監督は「桐島~」から3本見たが なぜか、だんだん下がってきている。小林聡美 池松壮亮 大島優子…石橋蓮司…キャストは素晴らしい。 音楽も重く、よくあるストーリーに軽妙さと新鮮さをを与えている " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どこかずれた主人公\n 主人公が一見普通の人に見えてどこかずれているのが怖い。どうしてそうなっちゃったんだろう!?みたいな。旦那さんの感覚もどこかずれている。似た者夫婦なんだろうか。池松壮亮君がだんだんダメ男になっていくのも見所。でも最後は何事も無かったかのように同級生の元に行くのね…宮沢りえさんと小林聡美さんの最後の会議室みたいな所のシーンが特に良かった。 " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "儚くも美しい\n 何度も観てしまいました。儚くも美しい犯罪者。銀行勤めのごくふつうの主婦がお金と男に溺れていく様を演じた宮沢りえさんの演技が圧巻です。脇を固める小林聡美さんと大島優子さんの演技も素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-10-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "原作未読。ドラマ版未見。\n 冒頭のやりとりで、田辺誠一のわかってなさにうわあと思い、引っかかりながらも何も言えない宮沢りえにうーんとなる、噛み合わない夫婦。「それはちょっと違うんじゃないの」と話ができるような関係性だったら、こんなことにはならなかったのに。池松君とのところが少し唐突にも感じたが、そこからのハマり具合や転げ落ちていく様はよくわかる。いやわかっちゃダメですが。ということで「デートは予算の範囲内で」という教訓でした(違います)。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマの方がオススメ\n はじめは化粧品代の一万円を顧客の金から拝借し、ホテルのスイートルームの200万やら雪だるま式に増えていき、最終的には2億円の横領。梨花(宮沢りえ)の行動原理が欲に目がくらんだバカ女、かとおもえば周りにばれずに証書を偽造したり嘘を付き続けるが、そんな理知的には見えなかった。詐欺の手順を飛ばし飛ばし見せるので、どれだけ難しいことなのかわかりづらい。梨花は貧しい国に送金するため親の財布から金を抜き取る行為を正義だと信じて疑わない少女時代を送ってた。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作とは\n また少しテイストが違って面白かった。導入部分が少しはしょりすぎなんだけど、原作読んですぐ観たのでちょうどいいかな。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "セクハラジジイとクズ孫、そしてそのクズ孫に貢ぎ続ける主人公は盗癖女...\n セクハラジジイとクズ孫、そしてそのクズ孫に貢ぎ続ける主人公は盗癖女。この映画、やばい奴のオンパレード。一人、小林聡美のみカッコいい。宮沢りえ演じる主人公、こんな特性を持つ女、本当にいるような気がします。そこが絶妙。失礼ながら原作者さんがそうなのかと。でなきゃこんな女、描けない、すごい。原作者さんが起こした実話かと思ってしまいました(笑)どんどん堕ちていくドキドキ、いつバレるのかというスリル、いやー面白かった。ただ、ラストシーンは個人的には不要だったように思う。我が街で撮られた作品、素晴らしいもので良かった。このクズっぷり、観る価値高し。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "これはこれで\n 超薄っぺらな話かと思って倍速で見ていたら大失敗!最後でガツンとやられました。我が愛しき小林聡美さんのピリリと辛い役に負けない静かな静かな宮沢えりさん誰が脚本だろう、他の作品も気になります。喜ぶ人がいるから罪を犯す単純に考えれば入り意欲のために理屈をこねて泥棒をする最近じゃ善と悪が限りなく入り混じってダークグレーな話が多いですけどコレは真っ黒ん〜〜〜 ちょっと苦手な作品でした。残念! " + }, + { + "date": "2018-04-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "どんどん置いていかれる感じ\n 残念ながら、主人公に全く共感できなかった側の人間です。監督は好きなので最後まで観てしまいましたが、、、。ずっと「彼女、大丈夫??」と思いながら観ていた。明らかに何か大丈夫じゃない主人公が、なぜ大丈夫じゃないかの理由も特に作中で語られることもない。そして最後も別に大丈夫になったわけじゃない。ずっとふわふわしながら、自分で起こしたトラブルもふわふわ潜り抜けて、特段反省も後悔もする事もなくふわふわどっかに行っただけ。高校生時代の彼女が必死に反論するシーンも、「私、幸せなんです。」と言われても、お金財布から無くなってたお父さんは不幸せだっただろうね、としか思えなかった。そもそもこの回想は何なんだろう。\"被告人は子供の頃からそういう傾向があったのです\"みたいな、狡い裁判の証言みたいであまり心打たれない。主人公について知りたいのはそこじゃ無い。顔に傷のある男性を観ただけで、まるで「あのときお金を送っていた男の子だ!」と勘付くような最後のオチも寒い。そんなこと現実的な確率で考えたらあり得るはずないのに、彼女は即座に自分のことに関連付ける。どこまでも自分だけの世界で生きてる主人公なんだなあと思って呆れた。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんで?\n 池松壮亮と宮沢りえが、たった3回の出会いでいきなりこんか状態になるか!?その描写、プロセス不足の消化不良が、作品の最後まで引きずって見る事になる。銀行の横領はさながら黒革の手帖をちょこっと捻った程度。最後は海外逃亡でチャンチャンとは、、、しかし窓口業務の女子行員のキャラパターンってこれしか無いのかね。 " + }, + { + "date": "2018-02-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "本当にこんな風に犯罪が出来ちゃうもの?\n 宮沢りえは良かったけど、すぐにこんな風に横領ってしてしまうものかな?最後の終わり方も少し腑に落ちない。 " + }, + { + "date": "2017-12-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルすぎる作品\n 銀行の閉塞感や束縛感が妙にリアルに描かれている。。宮沢りえの色気がまさにどハマリ役といった感じ、、単なる横領犯の映画というよりも、自由とは何か?という哲学的なテーマを扱っているような、重い後味の残る映画。。まぁ何よりも、、大島優子が好きな私としては、不倫の事実が一番のグロッキーでした。。一人で感傷に浸りたい時なんかには良い作品だと思います。。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池松壮亮ファン必見\n 宮沢りえさんの寂しさを感じさせる美しさと、池松壮亮さんのあどけなくて悪戯な雰囲気が絶妙なバランスで物語を光らせます。話の内容にベストマッチな俳優陣です。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "同僚2人が好演だったね。\n テレビ作品は観ておらず。池松君、巧い下衆役でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれた\n 途中イライラすることはあったけど、それは登場人物のキャラがたってるからかと。そういう意味ではよくできた映画。とりあえず、アクションとかじゃないけど、ずっと目が離せなかった。最初は全然共感できなかったけど、だんだん主人公の虚しさとかが伝わってきて、空っぽな幸せに逃げる気持ちを理解してくる。。あとオススメは、旦那と一緒にみることは避けるべき。間違えても「宮沢リエの気持ち分かるわー」なんて旦那に言わないよーに(笑) " + }, + { + "date": "2017-10-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "脇がよかった\n おじいちゃん(石橋蓮司)と大島優子と小林聡美のキャラがなかなかよかった。終わり方がきれいすぎてもやもや感あり。やっぱ悪いことをした人は、お裁きを受けて、きっちり終わってほしかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっともっと\n お金が無い時は無いなりにその範囲内でなんとかやりくりするけれど、楽して手に入れたお金を持つと金遣いも荒くなり、元の生活に戻れなくなる...横領ではないですが似たような感覚になったことがあったので見てて心臓がバクバクしました。もっと...もっと良いものを、もっと綺麗になりたい、もっとお金が欲しい...人の欲は尽きないものでいつまでもいつまでも決して満たされない。一瞬の絶頂から途端に地獄に落ちる、また絶頂を経験する、また落ちる、何度も繰り返す。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "満たされない。\n 私は馬鹿だから、どんなに良い映画見てもドラマ見ても全部私には勿体無い、作品の価値がわからないのになんでいつも見てしまうんだろうと思います。今回もロクな感想思いつかないけど、こわかった。恐ろしかった。満たされないことが。根が貧乏なので、大金を使いたい。という願望がそもそも無いけれど、それでも、今年社会人になった私は学生の頃よりお金を使うようになった。必死にバイトして将来の自分の為に溜め込んで我慢して我慢した中で少しの楽しみに使うお金はとてつもない幸せを感じた。今よりお金を使わなかったけれど、今よりずっと満たされてたな、って思った。お金は人を狂わせる、自分の心が満たされないことにはどんなに積んだって意味も価値も無い。私も徹夜したことがない。ここから逃げ出して、窓から飛び出して、遠くまで走って行けたら楽しいことが起きるのかな、何か変われるのかな、って想像したりもしたけど、それを実現しようと思ったことは無かった。アホみたいに言う事聞いて、駄目なことはしないし、真面目に真っ当に生きてきて、お金を扱う仕事に就いた。そういう私の人生は、とてもつまらなく思えるだろうし何が楽しくて生きてんの?って思われがち。働き始めてから自分でも思うようになった。何が言いたいのか分からなくなってきたけど、割れた窓を眺める隅さんが、今後、しあわせだな、って思うような生き方をして欲しいなって思った。私は私が正しいと思う生き方をしたい。隅さんはかっこいいと思ったから。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛とは、自由とは、幸せとは。\n 与えることで得る幸せのためならなんだってする。どうせ使わない偽物なら使ったって良い。只々、自由に何も考えないで幸せだけを追い求める。幸せこそが正義であり、偽物こそが悪である。自由にしてみて初めて分かった。全部最初から偽物だった。いつか終わってしまう夢だった。偽物だって良いじゃない、綺麗なんだから。の逆。後半の台詞に考えさせられることが多くあった。たくさんのことに向き合ってる作品だったと思う。スローが上手く使われていたと思う。主人公の幸せのあり方、正しさが子供の頃のままだったことで、起きたのが始まり。人間なら誰しもが持つ感情を理性がセーブできなかったらを上手く描かれていた。全体的に落ち着いた演技で話に集中できた。主人公の対照を描くことで面白くなると分かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "満たされず\n 「こんなはずじゃなかった。」結婚しても満たされず、契約社員になっても仕事では満たされず、恋人ができても満たされず、お金があっても満たされず。表向きは順調な人生の様でも、満たされていない人はいます。お金があって、恋人もいて、でも、もっともっと何でも欲しい。案外、あまり色々持つことが出来ない人生の方が迷いがなくなるのかもしれません。梨花は、横領が出来る環境にいたから、横領してお金がもっと欲しくなった。つまり、出来るかもという「かも」が多い人ほど、人生がしんどくなるのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰にでも起こりうること\n リアル感のある演出、脚本。少しだけの気持ちがエスカレートし、気付けば戻れなくなっている。ことの大きさに差はあれど、こんなことは誰にでも起きていること。お金には質があるのかも問いかける。彼女がたどり着いたその先には何があったのか、想いを馳せる。 " + }, + { + "date": "2017-07-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "お金という紙切れの価値\n 与えることと奪うことの紙一重。 " + }, + { + "date": "2017-07-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "価値は自分で決めるもの\n 決して「ありがち」ではない事件が、リアルで生々しく、自然に撮られているところがすごいと思った。また、登場人物の性格が皆、単純でなく多面性を持つのが面白い。このリアリティによって、主人公の行動の意味をよく考えることができる。私は、この罪は、彼女の安易な欲が原因ではないかと思った。他人に良く見られたいと思うことは普通にあることだけど、それは本当に大切なことなのか。最初はつまらない人のように見えた小林聡美さんの役が、最後には一番格好良い人に見えた。彼女は、他人にどう見られるかということを気にしておらず、自分の価値観に従い行動していた。他人が決める自分の価値は、偽物に過ぎないのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-07-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "それなりに…\n 賛否両論すぎるレビューを読みましたが、そこまで酷い出来だとは思いませんでした。ただ、宮沢りえは可愛いけどシワっぽくて、痩せ過ぎていて、リアルな主婦像を演じられていないように思いました。逆に池松壮亮は童顔過ぎて、大学生特有なチャラさが足りないような…。見た目年齢のギャップがあり過ぎて、お姉さんにはとても見えなかった(笑)。ストーリーのありきたりさを批判してる人もいましたが、不倫は幸せになれないってテーマは伝えるべきでは?いちいちあるわ〜と思いながら話が進んでいくのに安心したからこそ(笑)、最後はどうなるなんだろうと考えながら見ました。すごく真面目な方は拒絶反応しかないでしょうね。私は…どっちの思いもあります。困ってる人は助けたいし、学費が払えなくて大学行けないと言われたら、払う自信あります。でもそれは、横領なんてしなくても困らない蓄えと安定している仕事があるから。お金がなければ、人に施したいなんて思っちゃいけないんです。そんな風に色んなことを考えながら、他人と価値観をシェアしながら観るのが、この作品との正しい距離感ではないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "所詮お金も紙でしょ。 お金の価値ってなんだろう、と思いながら見てい...\n 所詮お金も紙でしょ。お金の価値ってなんだろう、と思いながら見ていた自分がいた。最初のアプローチ、ホームの反対側にいるのに、なぜかこちらに降りてくる。梨花からだったんだ、と。夫の何がそこまで不満だったのか。そこまでなかったのかもしれない。でもないからこそ若い男に目がいったのか。更衣室での大島優子との会話が横領の後押しをする。ちょっと借りただけなら、と思わすあの演技うまいなー。笑わない先輩行員のじわじわと不正を見つけていく姿は金融機関のきっちりさをも感じた。そのくらいの校正さを求められるのが金融の世界なんやね。そういえば、CMだか予告かでは捕まっているシーンがあったけど、結局そんな結末とは。逃げ続けるのだろうか。国際手配!?いろいろ想像していまった。 " + }, + { + "date": "2017-06-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "むかついた\n なんだろう。すごいムカムカした。梅澤さん嫌い。本当につまらない人間。どれだけたいくつな人生を送ってきたんだろう。どうして過度な貢ぎ方をしたんだろう。小さい頃に人のお金を盗んではいけないってなぜ理解できなかったのか?育て方の問題?最後警察に捕まって欲しかったな。夫も帰ってきてボロボロになるのを期待してた " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "池松君がいい\n 池松君みたさで見た。最初の調子にのってくる前の池松君が…もう本当に素敵というかタイプというか大好きで一人胸キュンしてたまらなかった。(特にお金を断るシーン)宮沢りえと同じく銀行に働く大島優子と小林さんがまたなんともいえずよくて、宮沢りえ演じる梅澤さんの中にいる心の声のように見えた。この映画見る前は主婦が若い男と不倫してそれきっかけにお金に手をつけてどうしようもなくなる映画ってかんじかなーって思っていたけど、梅澤さんは心から悪ってわけではないみたいだった。それが幼少時代のエピソードでよくかかれているなと思った。最後の異国で果物をかじるまなざしとかなんだか強く生きていそうだなと思った。また見てもいいかも。 " + }, + { + "date": "2017-05-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただ、恐ろしい。\n 恐ろしい。ただただ、恐ろしい。落ちるのは、一瞬。あっという間。 " + }, + { + "date": "2017-05-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "片鱗\n 決して面白くない訳ではありません。でも僕は主人公の行動に全く理解できませんし、たった1万円からそんな事にまでなるのか?!と疑問を持たずにはいられませんでした。でも最後まで観て「なるほど」とその疑問は解けました。昔からその片鱗があったのですね。最後が良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "身につまされる\n どんどん深みにはまっていく様がキョウミブカク、飽きずに見られました。ちょっとした出来心から誰でもそうなる可能性はあるし、結構雑にやっちゃうんだろうなと思います。私の場合は " + }, + { + "date": "2017-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "横領は犯罪\n 主人公が銀行のお金を横領してしまうお話。最初は小さな金額だったのに、気づけばものすごい金額を横領していていた!みたいな。とにかく観てるこっちがハラハラした。おい、それはバレるぞ、早く逃げろよ!的な感じで非常に楽しめた。主人公が横領がバレないように試行錯誤するシーンには感心した。あぁ、こんなごまかし方があるんだ、とか、最終的には自分でニセのチラシまで作っちゃったりして。まぁそれなりに面白かったんじゃないかと思います。 " + }, + { + "date": "2017-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "偽物と本物\n 横領して盗んだ金で暮らした幸せ、池松壮亮くんと暮らした幸せは偽物の幸せリエが中学生の頃寄付していた少年とあってその大ききくなった少年が「いいよあげるよ(拾ってくれてありがとう)」と言ってくれたリンゴは本物の善意 " + }, + { + "date": "2017-02-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "分かっていたけど、途中からどんどん落ちていく様子や、罪を犯してから...\n 分かっていたけど、途中からどんどん落ちていく様子や、罪を犯してからの社内での緊張感にドキドキヒヤヒヤした。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "紙切れの幸せ\n 制服は人の本性を隠す。主人公が私服と制服に着替えることで、中身も変わるようでした。一見優しそうだけれど、自己中で思いやりの欠ける夫。パート上がりの契約社員ということで、職場でもやや立場が弱いのか。常に周囲の顔色を伺い、自身を抑圧している主人公を見ていて、とてもストレスが溜まりました。身分不相応の生活に溺れて麻痺していく姿にもヒヤヒヤしました。法を犯してまで欲しいものなど自分にはないから、全く共感はしません。お金持ちが使わないで余っているお金を他人が使う…。経済効果はあるかも知れませんが、主人公による独断の「金の分配」は独りよがりの正義です。彼女のお金じゃないのですから。預金が一体誰の何の目的の資金になっているか、寄付金が実際どう使われているか、その先は不透明である点を上手く浮き彫りにしていました。「ニセモノでもいいのよ、いいじゃない、キレイなんだから。」そうでしょうか?お金を使うべき人間が、資金繰りに奔走し、お金に使われる状況に。「お金じゃ自由になれない。」やりたいことをやることが幸せであると信じ、それを我慢する理由がお金である限り、自由ではないのでしょう。無理なくやれていることに幸せを見付けない限り、自分自身を自由にすることは出来ません。いいよ、あげるよ、(拾ってくれてありがとう)と(言ったのか?)貰った青リンゴ。それこそがホンモノの好意であり、それだけがホンモノの善意でした。隅さんのように重箱の隅をつついてくれる社員が居なければ、銀行になんて預けられません(^_^;)。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "動機づけが弱すぎて感動できず\n 原作未読で映画だけ鑑賞主人公が横領へ走り続けて行く動機となる抑圧された生活のシーンが少ない為に非常に弱く、充分夫から大事にされている妻としか感じられず、単なるワガママから横領していったとしか感じられませんでひた。欲望をおさえられず横領に走った主人公が逃亡しただけのラストとしか感じられません。よってラストもいまいち。エッチシーンが不要に長くて、豪遊シーンをもう少し減らしてもう少し主人公の抑圧された背景をふやせば良かったんでは?夫に抑圧されたと日常という横領の動機付が抜けては話が台無し。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえさんが素晴らしい\n 原作も読んだのですが、人間の依存や欲望、とにかくお金が怖くなる作品です。単に犯罪だけでなく、人間の奥底の感情がうまく表現されています。大好きな作品です!!クライマックスのシーンが素晴らしく涙が溢れました。 " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何に揺れ動き、何に動じないのか\n 主人公のキャラが、他のキャラや状況の移り変わりによってどう行動するのかを見せることで、上手く表現していました。旦那には言いたいことを言えず、生意気な後輩がいても大人しくしてる。一方で不倫相手には一途、客や行内の噂は横領のために利用(でも行き当たりばったり)。なぜこんな人なのかというと、子どもの頃からこんな子だから・・・、という流れで見せてくれています。自分の中にもこういう感情はあるんでしょうが、より色濃く抱えてる人はこんな悪い行動をしてしまい得るのかと考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2016-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "金の使い方を考えさせられる\n 日本映画は良い " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "幸福論\n 多くの嘘や建前で築かれた社会の枠組から堕ちていく姿を美しい宮沢りえが美しく演じる。対比的にその枠組を巧みに折合いをつける大島優子と枠組と付き合い維持することに平穏を求める小林聡美がいずれも好演。美しく描いているからといって、主人公の行動を善意に解釈する余地は与えてはいない。当人の行動原理を俯瞰する上で、こちら側が必要以上に嫌悪感を抱かせないようにしている。最後の宮沢ー小林のやりとりと少女時代の回顧シーンの輻輳からのラストは秀逸。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "お金って怖い\n 初日舞台挨拶付上映で観賞。宮沢りえさんほどの美人な主婦の方が、DINKSで働いているとそりゃ誘惑が多いでしょう。無関心なご主人がよろしくない。大学生に豪遊する味を覚えさせお金でつなぎ止めようとしたが、若い女性に乗り換えられる。これも至極当たり前。この映画の魅力は、全てが発覚してからの小林聡美さん演じる行員とのやりとりと、その後出奔する宮沢さんの姿。美しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もとどおり?\n Huluにて鑑賞。お話の展開は予告編のとおりですが、宮沢りえちゃんの演技がさすがすぎて、見ていてハラハラ、つらさやイタさが伝わりすぎてきてみているのがつらいほど。どんどん堕ちてゆく様は圧巻です。宮沢りえちゃん、小林聡美さんの演技が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いた!!めっちゃ好き\n 何が凄いとかよくわかんないけれど、見終わったあと、ぐわぁーーーー!!ってきて、どばーーーーーってきたのよ!!んで、今まで生きてて良かったーーー!!って思いました(笑)ぐわぁーーーーってきてどばーーーーーーっときたので、カメラワークがどうこう演出が〜〜なんてあんまり覚えてないのですが、主人公がおそらくサイコパス。映画的なサイコパスじゃなくて近所にサイコパスがいたら多分こんな感じ。たまに、友達でも一緒に飲みに行ったりとかして悩み聞いてて途中までは共感出来るんだけど、途中からエスカレートしていって「あ〜あるあ…いや!ねーよ!!」みたいな事をしでかす人っていますよね?どうかと思うんだが、あまりにもぶっ飛びすぎて楽しいので、毎度その友達を飲みに誘う。こんな感覚に似ている。主人公がぱーーーーっと自我を解放するのと一緒に見てる自分も何かが解放されてる気がするので見ていて気持ちいいです。主人公が普通の人がこうなっちゃったという演出なら多分開放感よりも罪悪感を観客に強く植え付けていったと思う。よりこと同様なかなか解放出来ない、そんな発想もないのが普通ですからね。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "予告どおりというか…\n だいぶ前に劇場で見ましたがレビュー。テレビCM等で予告を見て気になり、かなり期待して鑑賞しました。予告では、主人公が若い男に貢いで銀行の金を横領、最後は走って逃げるシーン…話の流れそのものというか、予告がまんまストーリーだったので。そこからまたひとひねりあるのかなーと思っていたので、え?という感じで終わっちゃいました。多分人生で初めて鑑賞後に損したなーと思った映画です。役者さんの演技はもちろんよかったですし、今でも印象に残ってるシーンは多いです。犯行シーンは見ててハラハラしました。映画を見るときどこに重きを置くかによって、楽しめるかどうか決まる作品かなー。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作やドラマ版とは別物と思えば\n 映像表現や音楽の合わせ方はさすがだなと思いましたし、宮沢りえさんの美しくも苦しく変化して行く演技は良かったです。ただ、いかんせん私は原作者ファンなので、原作者が作品を通じて描いていた、主人公の同級生の視点を交えた女性特有の生きづらさや純真さと裏返しの脆さ、誰かの役に立たなければ何者にもなれない、ここではないどこかに行って自分ではない何者かになりたい、、、という女性の持つ焦燥感のようなものはあまり描かれていなかったかなと思いました。旦那の何気ない発言に少しずつ磨り減ってていく描写とかも軽かったように思います。NHKのドラマ版が良かったから尚更そう感じたのかも。ともあれ逆に言えば、そのへんの複雑なところをそぎおとしたことで、男性や原作者ファンじゃない方にも分かりやすく楽しめる映画になっているのかなとも感じました。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "罪悪感という調味料をたっぷり使ったフルコース。 ちょっと調味料多す...\n 罪悪感という調味料をたっぷり使ったフルコース。ちょっと調味料多すぎで消したくなるくらいでした。お金の怖さを伝える映でもあります。「返せば本当に元通り?」(小林聡美)が印象深い。 " + }, + { + "date": "2016-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "意外に良かった宮沢りえ・・\n 直木賞作家の角田光代のベストセラー小説が原作。小説も読んだし、NHKのテレビドラマも観た。映画は意外に主演の宮沢りえが熱演だった。ストーリーは、銀行員の女が年下の男に横領した金を貢いで、夫にも銀行にもバレるというものだが、女性なら誰しも陥りそうな問題だと感じた。人間の内面をえぐるような作品で、果たして宮沢りえに演じられるだろうかと思ったが、心配は無用だった(笑)とにかく考えさせられる作品・・2014年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "こうなるのかな?\n 家庭があって銀行員の営業が、取引先の孫と善からぬ関係に簡単になるのだろうか?そのあたりがどうしても気になった。 " + }, + { + "date": "2016-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "派手さはないが。\n 事件的には大きくても派手さはないので淡々としたリアルな日常がメインです。その辺りに物足りなさを感じる人はいるかも?何かを押さえつけられてまじめに生きて生きてきた女性にはかなりグっとくるものがあるんじゃないかなと感じました。これに感化されて解き放たれて変な事をしない事を祈りたい(笑)派手さは無いものの、その分リアルさがあるので割と感情移入できてしまうかも。ただ男の自分としてはそこまで入り込めなかったかなと思うけど、良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一線を越える!\n 宮沢りえの変貌していく姿がみどころ。簡単に引き返せるはずの小さな嘘や不正を引き金に、不倫、横領へと発展していく。説明的なシーンがとても少なくて、見ていて気持ちがいい。だらだらしてかったるいところがまるでない。何気ないやりとりから、人間関係が浮かび上がってくる。傑作。桐島をみて、吉田大八監督好きになった人ならハマるはず。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "徹夜ぐらいしか思いつかなかった\n 小林聡美と宮沢りえが対峙するラスト10分間くらいが物凄く良かった。窓ガラスがっしゃーん「一緒にいきますか?」これぞ映画だというラストすげえ!最後の部分だけ繰り返して何度も観てしまいました " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "女のしたたかさと美しさ\n 女は悪いことすればするほど綺麗になるのかも。そんな事を思わせる宮沢りえさんの熱演でした。小林聡美さん演じる先輩行員との生き方の対比が面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった。\n あらすじは、銀行員の横領事件。若い男に貢ぐために横領を重ねた悲しい銀行員の話し。だけでは無く、ありふれた毎日の生活の中で、充たされない何かに不満を持ちつつも生きてきたけれど…、ある日仕事を持ったことから、少しお金を借りただけ、ちょっと勇気を出して年下の男の子に話しただけ、ふとしたきっかけから、ころころと坂道を駆け降りる、そう自転車のように、ハンドルを握るのは自分、ブレーキは始めは効くはずなのに、スピードを増すともう止められない、後はハンドルさばきで…。自転車は自分の力で動かすことが出来るもの、でもだから…。BMWとの比較?スイッチなんてほとんど無い(笑)。途中交差点で立ち止まる自転車に乗った主人公が尋ねられる、「渡るの渡らないの?」彼女は渡った。もう後戻りしないとでも決めたように…。あまり深く話しを知らず、若い男に金を貢ぐために横領を重ねた悲しい銀行員の話しと思っていたら、ぜんぜん違っていました。とても良かった。宮沢りえさんが女優賞を取った映画だと知っていましたが、凄いと思いました。本当にどんどん変化していく女性の姿が演じられていた。 最後はガラスを割って逃げ 出した彼女…。どんどん変化していく、力強くなっていく女性の凄さを感じました。 でも、その本質的な力は少女から持っていたけれど…。 でも、それだけで無くて凄く丁寧に物語が進められていて、出ているキャスト全てが良かった。いい脚本だと思いました。女優さんたちの演技、宮沢りえ、小林聡美、大島優子さんたちももちろん良かったけれど、少しボケかけてきている、買い物にしか充たされない、ニセモノとわかっていても…。車になんか興味ないと言っている奥さん、どこにでもあるようなことだけど…本当に脇役さんたちも丁寧に描かれていたように思った。 そう、男優さんたちも…夫もお爺さんも、最後の銀行員さんたちの中にたぶん次長もその上の方々もいませんでしたね…。小林聡美さんだけでしたね…。少女の頃、見ていた少年の写真が若い男の子、不倫相手に似ていると思ったが?バブリーな時代を感じさせるホテルでの散財場面も、こんなこといつまでも続かないけれど、と今の時代だからこそ知っている私たちだけど…。最後に逃げ付いた土地はかつて盲目的に施しを重ねたところ。そこで目にした彼の笑顔…。たぶん私的にこのラストが良かったのかなぁ…。この映画では誰もそんなに不幸になってないので…。本当に何も知らずに、観る前は、紙の月=ペーパームーン、あの親子の名作モノクロのアメリカ映画を少し意識していたけれど…ぜんぜん違っていました。もっとたくさんに人に観て欲しいと思い、☆たくさん付けました。 " + }, + { + "date": "2016-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "最後の果物をかじるシーンがすべて♪\n 宮沢りえの演技にすごく引き込まれた映画でした。ストーリーは誰でも思い浮かぶ内容だけど、現実的な描写と非現実的な描写のカットの入れ方がすごく効果的で、演出が秀逸に感じました。ほんと上手いです。主人公がなぜこんな犯罪に手を染めてしまったかという子供の頃の描写も素敵でしたね。裕福だけど良い家庭で育ったわけではなく、両親とはもう縁を切ってるのでは?というかんじで、そのへんの歪みが大人になって平凡な毎日の中、旦那にも愛されているわけでもなく、大学生の男をトリガーにして爆発してしまったかんじでしょうかね。色々な教訓がある映画で、観る人によって感じ方は様々だと思うけど、わたし的には方向は間違っていたとしてもやりたいことを思いっきりやってみてそれでダメならまたやり直せばいいやん!っていう教訓を得た映画でした。バットストーリーではなかったのがこう思わせたのかな。あれだけのことをやっても窓ガラスを割って逃げて、更に異国の地で転がってきた果物をガブリとできるなんてなかなか素敵やん。みんなストレスため過ぎだからもっと自由に生きたらいい!という教訓に思えました。もちろん犯罪はだめなのは言うまでもないけどこれ映画だからね。ってかんじです♪ " + }, + { + "date": "2016-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不自由な自由\n 誰しも考えはするが、しないこと。ちょっと右にハンドルを切れば、自分はどうなるのだろう。これをしてはいけない、というタガが外れると、自由になれるんだろうか。不自由になるのだろうか。犯罪を犯すということを、これほどエグく描いたものはない。他人事ではなく、自分事だとしたらどうだろう。観賞後感が後を引く作品。人が幸せを感じるのは、誰かを養っている時、だそうだ。一人暮らしでもペットを飼いたくなるのは、そうした事が幸せをもたらすからだ。 " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わたしは好き\n 宮沢りえさんがいい演技してた。あと優子ちゃん。良かった。優子ちゃん役のようなちゃっかりした後輩の生き方、憧れる。一緒に見ていた彼氏はなぜ横領した奴が捕まらずに海外へ行って終わりなんだ、面白くない。旦那もいい人なのに可哀想。と言っていたけどもわたしはそんな終わり方が好きだし、旦那さんの行動は酷いとも感じた。真面目に生きてる自分がみじめだと思うならあなたも道を踏み外してみる?と問いかけてくるそんな映画。1人のOLとして、感情移入して映画に見入ってしまった。面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作未読。\n 最初に手を付けてしまったお客様の1万円だったが、子どもの時に父親の財布から5万円抜き取っていた…う〜ん。お金って人を惑わす。捕まるかと思いながら見ていたら逃げるのか。宮沢りえ、上手いね!小林聡美も良かった! " + }, + { + "date": "2016-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "憧れてしまう微妙な心理\n まじめに生きていた。まじめに仕事もしてきた。そして、夫に尽くしてきた。そんな主婦が・・・ひょんなことから、ダメダメ学生にはまってしまう。銀行のお金まで、しかも1億円も横領して。この主婦は、大学生を愛していたわけではない。繰り返される日常から、型にはまった自分から逃げたかったんじゃないかな。。。最後の顔が物語っていると思う。ああ、いけないことだと知っている。でも、なんとかしたい!この日常・・・。女性の読者に人気のある原作本。そして、この映画。映画の中で、追体験できる魅力。実際にあんなことしたら、刑務所行きなんだけどね。そして、助演の大島優子に1票!なかなか、いい役だねえ~。卒業してよかったね。 " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "与える喜び?!\n 自分を慕ってくれる人に何か与えたくなってしまう気持ちはよくわかる。でも、お金って本当に怖い。宮沢りえの演技は圧巻。 " + }, + { + "date": "2016-04-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "見事\n 話的にはまあそれほど新鮮味はない話でしたが、見せ方が本当に上手かった!極々普通の地味な主婦が横領に手を染め堕ちていく話なのに、終わってみると哀れとか惨めとか、彼女に対してそう言った感情は抱かないんですよね。ラストのあの解放感は、モラルやルールに縛られた世の中を生きていると、妙に共感できる言うか、うらやましくさえ思えてしまいました。破滅と自由はホント近い位置に存在するんだな・・・と、改めてそんなことをふと思わされた映画でしたよ。しかしメインとなる女性3人の描き方が、あまりにも絶妙すぎて思わず唸らされました。特に上司をも翻弄するモラルの象徴のような堅物ベテラン銀行員を演じた小林聡美の存在感が半端じゃなく凄かった!主人公・梨花との終盤の対峙シーンは、この映画で一番印象深かったです。一方、真逆と言える存在の若手銀行員を演じた大島優子の要領良く生きてる小悪魔的キャラもなかなか印象深かったですね。彼女の何てことのないような悪魔の囁きが、また何とも・・・。更には梨花の不倫相手を演じた池松壮亮の母性本能を刺激するような、何かを与えたくなるあの雰囲気もまた絶妙で、若者を相手に不倫に堕ちるにふさわしい、妙なリアル感があったと思いました。これらのパーツがあって、話が成り立ち、そして梨花が形成されていくんですよね。地味なヒロインが、妖艶に花開き、全てから解放されていく様子は、見ていて思わずウットリとさせられるような、そんな雰囲気さえ漂わせていました。しかし宮沢りえの演技は圧巻だったなぁ、彼女の演技なくしてこの映画は成立しませんでしたね、とにかく凄かった。少女時代のエピソードも、かなり効果的でしたね。手段は選ばない、そして与えることによって喜びを得る女・・・人は年を重ねようとも、本質は変わらないと言うことでしょうか。そんなある種モンスター的な部分が、恐ろしくもありました。彼女は死ぬまでそうやって生きていくのかな・・・。それにしても、さすがは吉田大八監督、ありきたりな題材を、こうも見応えのある作品に仕上げてしまうとは、お見事でしたね。 " + }, + { + "date": "2016-03-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "吉田大八監督はスゴイ!\n 見終わった後に、アレコレと考える事で完成する映画だなぁ〜と思った。一度見ただけでは、頭の中を整理できない。心を動かす“何か”がそこに描かれている。だけどそれが善なのか悪なのかも良くわからない。後半の展開では、宮沢りえ本人の気持ちを追体験しているような感覚になる。自分ではどうしようもない状況。早く、誰か止めて!と言わんばかりの負のスパイラル。苦しい。でも終盤で、その状況について新しい見解が提示される。ナルホド。そうかもしれない。…だけど、本当にそうなのか?ここからは自分の思考の世界で楽しむ事ができる。スバラシイ!追記:濡れ場シーンは、Santa Fe片手に脳内補完をすると、より楽しめます(笑) " + }, + { + "date": "2016-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "普通の主婦\n 普通に主婦をしているので、なんだかハラハラしながら見ました。溺れてしまうほどな年下クンっているのだろうか。最後にガラスを割り逃げるシーンは気持ち良かった。私も走りたくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人の欲は底を尽きない\n 人の欲は底を尽きない " + }, + { + "date": "2016-03-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "梨華役のりえちゃんいい\n 抑制された画面。抑制されたストーリー。抑制された感情。1994-95という時代は、バブルがはじけて昭和が終わり、平成が始まったばかり。一方で世紀末というキーワードもあり、きたる21世紀とのはざまで、ちょうどパーソナルコンピュータが出始めたばかりのころだ。作中でも大学生のコウタはマッキントッシュを買ってもらっている。お金と幸せについてとても考えさせられる映画だ。主人公の梅沢梨華は、銀行員として、他人のお金を預かり、運用しなければならない役目を背負っている。そのためには小林聡美さんの演じるお局さんのような銀行員は必要なのだ。田辺誠一演ずる梨華の夫は、自分の出世にしか興味がない。大学をやめなくてはならないという状況に追い込まれている年下のコウタに惹かれてゆく梨華。一旦火がついてからは、バブリーな展開になる。それでも演出は手堅い。抑制された演技によって犯罪は続けられてゆく。大島優子の役柄が、悪魔的で良かった。ラスト、梨華は希望を見たのだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レビュー見ると星少なめだけど、登場人物の描写がしっかりしてて、宮沢...\n レビュー見ると星少なめだけど、登場人物の描写がしっかりしてて、宮沢りえも小林聡美も田辺誠一もリアルで良かった。変な見方かもしれないが、ヒモの池松壮亮はかなりマトモな思考をしていると思う。 " + }, + { + "date": "2016-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "私が最終的に\n 私が映画を観ながら思った事‥怖いって凄く思った私も宮沢りえが演じた梨花とだいたい似た年齢で自分には関心を持ってくれない虚しさ感じた事が何度もあり‥映画ではそんな時若い男性が現れ男女の関係になる手放したくなくって男性に貢いでしまうお金って怖いただただそう感じさせた映画でした宮沢りえの演技が最高でした " + }, + { + "date": "2016-02-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "自由とは\n 横領は過去の回想でなんとなくわかったけど、若い子になびいたの何か生活に不満があったんだろうか?いい旦那に見えたけどな?なんでこういう行動に走ったのか理解できなかった。最後の宮沢りえと小林聡美の会話が印象的でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえの演技が見事\n 脚本がよくできていてリズム感よく、淡々と進んでいくのがスマートで見ていて気持ちよかった。普通の生活から一転して正気沙汰ではなくなる地味な女性ならではの世界観が上手く描かれていた。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "お金って怖いねー\n ルック◯シナリオ◯アクター◯デプス◯ラスト◯オススメ◯難しい作品ではあったが、宮沢りえさんすごすぎる。吉田大八監督が手掛けた作品で楽しみにしていた作品で、見るのが楽しみだった。「桐島、部活やめるってよ、」でも思ったけど、吉田監督は現代で起こりえそうな人、人間だな...て思えることを映画にして、言葉が少なくても、伝えるのが上手いと思った。色々勉強になるった作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "小林聡美が凄い\n ちょっと間延び感があった宮沢りえは普通な感じで良かったけど、もっと狂気的だと怖くていいなと思ったそれにしても小林聡美が良い。そもそも好きな女優さんだけど、この人の登場で重みが増す。「お金では自由になれない」この言葉が印象的だった。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "力強さを感じた\n 最初は冴えない主婦から欲望のまま、本能のまま行動していく主人公に力強さを感じた。そして正しく生きる小林聡美演じる隅と宮沢りえ演じる梅澤では、本当にどちらが幸福か、生を全うしてるのか、問われていました。ふたりの演技は素晴らしかったです。最初から最後まで観って胸をザワつかせる作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-11-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが、愛されてますね、わかりやすく。\n 映画「紙の月」(吉田大八監督)から。ストリー的には、宮沢りえさん演じる銀行員が、ちょっしたことから、預かったお金に手を付けて、どんどん泥沼にはまっていく展開であり、目新しいものはない気がした。よくありがちな事件として、時々新聞紙上で目にする横領のドキュメンタリー映画のようだった。そんな中、「気になる一言」に選んだのは、男性から女性への愛の表現方法である贈り物。主人公の妻が、夫からのプレゼントである、高級腕時計をしている様子を、若い女性が冷やかす。「さすが、愛されてますね、わかりやすく」このちょっぴり皮肉めいた台詞が、面白い。高級な贈り物をもらうってことは、愛されている証拠、あなたは、そう思っているだろうけれど、意外と愛されていないかもよ、という意味が、どこかに引っかかっていて、物語もそれを証明していく。「仮面夫婦」とまでは言わないけれど、幸せの夫婦を装っている、とでも言いたげな台詞は、口にした本人が上司と不倫しているからこそ、インパクトがあったのかもしれない。「私も愛されてますよ、わかりやすくないけど」そんな意味が隠されていると思うと可笑しかった。 " + }, + { + "date": "2015-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「紙の月」を観て・・\n 直木賞作家の角田光代の同名小説が原作。小説も読んだ。映画では宮沢りえの主演だが、予想以上によく演じていて良かった。時代背景はバブル崩壊直後。銀行の契約社員の梨花は夫とのスレ違いから年下の大学生・光太と付き合い出す。そして光太の為に買い物をしたり、ホテルのスイート・ルームで過ごしたりしているうちに、銀行の顧客のお金を使い込むように・・結局、使い込みはバレ、梨花は光太と別れてタイのバンコクに逃亡する。国境を警備する兵士に捕まるのか・・2014年、宮沢りえは日本アカデミー賞を受賞 " + }, + { + "date": "2015-11-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ好きの人が作った映画という印象。でも小林聡美の方が綺麗にみ...\n 宮沢りえ好きの人が作った映画という印象。でも小林聡美の方が綺麗にみえたのはなんでだろ。キャラクターが薄いのかな。前半の無駄なラブシーンがきつい映画でしたが、後半の追い詰められていくところは面白かった。 " + }, + { + "date": "2015-11-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "自由\n 年下の男性に溺れた銀行勤務の女性が横領に手を染めて露見して逃亡した話。自由の解釈は人それぞれ。題名の紙の月の意味が分からなかった。 " + }, + { + "date": "2015-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ヒロインが生き生きとしているピカレスク・ロマン\n 映画を観る前は、男に貢ぐ女銀行員の話かと思っていたが、結果的にはそうとも言えるが、実はそうではないと思う。女が殻から出て、輝いて行く話だった。貢ぐこと自体が目的ではなく、旦那に気兼ねなく、思いっきり制限なく使いたかったのだと思う。原作とは描き方も、登場人物も、エンディングも違うそうだが、そこが新しいし、魅力を感じた。男に尽くすのではなく、人間として自分らしく生きるということ。やり方は間違っていたかもしれないが、自分に足かせをはめずに、自由に生きようとしたのだと思う。現実にはそれは絶対無理なので、ヒロインを羨ましがっているもう一人の自分がいた。宮沢りえの演技が評判だったが、最初はおどおどしていた彼女が、最後は吹っ切れたような美しさをみせていて、きれいだった。 " + }, + { + "date": "2015-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルにありそうな話\n 金に飲まれてしまう女の人の話。銀行での横領ってバレてないだけでありがちなのかなと思った。お金があるとここまでダメ男になるかってくらい孫がだめになってく。 " + }, + { + "date": "2015-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「崩壊」、「壊れる」そんな言葉出てこないのに崩れていくのがしっかり...\n 「崩壊」、「壊れる」そんな言葉出てこないのに崩れていくのがしっかりと伝わってきた。どこがどう面白かったかって言われても答えれないけど、おもしろかったな。 " + }, + { + "date": "2015-10-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "こわーい\n この映画は何と言っても人のちょっとした出来心というか、隙に漬け込む映画。この主人公の引き金は買い物をして、少しお金を借りるところからだろう。金融関係の人は見ないほうが良い。てゆーか旦那。あの旦那最悪。時計のシーンは本当に嫌気がさしました。更に海外赴任が決まったシーンや、クレジットカードを作って良い悪いのシーンも。既にクレジットカードを持っていたら、彼女に免疫が出来てたはず。大島優子の存在も引き金であったはず。恐ろしいなぁ…思わず投影させてしまった。 " + }, + { + "date": "2015-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が読みたくなった\n あれだけベッドシーンあっても見れるのは池松君の裸だけって・・・ " + }, + { + "date": "2015-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっと観られた!!\n 若い男との不倫資金を捻出するため、勤務先の銀行で横領を繰り返した挙句に窓ガラスをぶち破って国外逃走した梅沢梨花の転落を描いた作品。梅沢のやっていることはどれもアホなんだけど、共感できるところも多くて、堕ちていく彼女の姿に自分のことのように心が痛んだ。わかるよぉ、わかるよぉ、その危うさ。「最初は・・・ちょっとした出来心だったんです(モザイク声)」っていうやつだよね、所謂。普通の日常から瞬く間に転げ落ちていく「誰にでも起こりうる感」が、「坂」と、生活感の象徴である「ママチャリ」から伝わってきた。梅沢が書類をガッと掴んで受付を横切るシーンのスローモーションと、自転車で下り坂を疾走するシーンでかかるハードロック調のBGMが、アクション映画じゃないのにアクション映画のような臨場感と重厚感を演出していてすごく好き。ストーリーも展開もわかりやすいし、やっぱり果てしなく美しい宮沢りえの表情も秀逸ですごく満足だったけど、数日前に「シンドラーのリスト」に星5つをつけたばっかりだからそれと一緒ってのもアレだという理由から、4.5個。という相対評価の闇。笑 " + }, + { + "date": "2015-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ\n どんどん内面が変わっていっているのを、表情で演じている。凄いり " + }, + { + "date": "2015-09-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハラハラヒリヒリする\n 真面目な主婦が大胆に横領していく。最初は他人の為だったのが、自分の為に変わって、最後は逃げる。横領するシーンやそのお金で遊び狂うシーンにこの後の展開や旦那の出世街道が全て壊れてしまう将来を勝手に想像して、ハラハラする。小心者には、ヒリヒリする作品だった。 " + }, + { + "date": "2015-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽よかった\n 音楽よかった " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最初は良かった\n 前半はスピード感があって、入り込めた。人って些細なことから道を踏み外すことがあるんだなとゾッともした。でも、最後が腑に落ちないかなぁ。ただ、私もあんなに心がわからない旦那は嫌だ。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ\n 大島優子が普通で素晴らしい。可もなく不可もなくただ無駄に長い。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストのみ疑問\n 面白かったです。まず宮沢りえがとてもきれいでした。ちゃんと恋してるときはきれいになってくし、気持ちが沈んでるときはおばさんにみえるのもよかった。全体的にリアリティ溢れる展開ですごくよかったのですが、ラストは個人的には微妙でした。逃げ切れるかあ?? " + }, + { + "date": "2015-07-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n よく分からなかった " + }, + { + "date": "2015-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "原作を読んでないので\n あのラストは原作通りなのか、オリジナルのものなのかは分からない。ただ、あの賛否分かれるあのラスト、僕は好きです。大賛成。とりあえず宮沢りえ、小林聡美、池松壮亮はもちろんなんだけど大島優子良かったね。どこにでもいそうなんだけど踏み外す半歩手前にいる雰囲気を醸し出すんだけどやっぱり定番の子の演技が絶妙で。こういう役でハマるともう強いんじゃないかなとか思った。一つだけ文句付けるとしたら、時期の違いをもう少し分かりやすくして欲しかった。本当にそれだけ。些細な点です。この映画のお話をするならばラストはあれで良かったのかには触れなきゃね。あ、映画見てない人はこっからは読まない方が良いかもです。あのラスト。要するに、主人公の女は逮捕されずに東南アジアの国へと見事逃亡してみせる。そして幼い頃の思い出と偶然再会するも警察に追われているのでまた逃げる。疾走して終わる。確かに否の意見も分かる。「なんだ、あれだけのことをしておいて制裁せずに終わり?」「おいおい、横領を正当化するのか?」「宮沢りえが可愛いからって甘やかすな!」みたいな。笑もちろん、この映画を学校で上映会するってなれば僕も反対しますよ。しかも、最近ドラマでも「悪いことをした主人公は最後しっぺ返しを喰らう」展開は受けている。最近だと昼顔とかウロボロスとか。でも、この作品はそこでありふれた「道徳的な正解」に終わることはしない。むしろそんな正解を求めてばかりの人に舌を出したかのように。「私は逃げ切る。悔しかったら年下の異性との恋に本気で溺れて道を踏み外してみろバーカ」と言わんばかりにね。そこに、力強さと勇気がある。善悪を超えた何かと一緒に。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "行くの行かないの?\n 宮沢りえが楽しく生き生きしてて、評価されるのも分かるけど、池松壮亮くんがそれに演技でやり合ってるのがやっぱり凄いと思った。主人公と考え方、幸せとは何かの下りや、いい歳こいて恋愛に生きる事が僕との価値観と違い過ぎて、何を言われても響かないしムカついた。が、宮沢りえの悪い方にだけど、自分の殻を破って一歩踏み出し、そこには今まで考えられなかった世界と幸せが待っていて、生きてるって楽しいな、いつ壊れるか分からないけど、今この一瞬を楽しもうという気持ちは伝わって来た。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "結局、主人公は、人に与えることが好きな人ということか〜現代では考え...\n 結局、主人公は、人に与えることが好きな人ということか〜現代では考えられない詐欺の手法、ちょっと今イチかな。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "善良で平凡な主婦が墜ちていく\n 何不自由ない平凡な専業主婦が、銀行の外回り営業の契約社員の仕事を始め、社会復帰を果たす。頑張って働いた初任給で、夫に時計をプレゼントするが、安物だったためか、あまり、喜んでもらえない。子供にも恵まれず、夫は、自分の仕事を軽んじている。ここまでは、ありがちで、リアルな設定だと思う。夫への不信感、満たされない心が、大学生との不倫へと溺れさせていく。不倫に発展するまでが、唐突すぎる感があった。その後は、坂道を転げ落ちるように、横領に手を染めていく。横領で得た紙切れが、自分の生活を変えていく。全体を通して、淡々と、言葉少なめに展開していく。伏線として、高校時代のエピソードが、入る。彼女の歪んだ善意の説明になるのであろうか。正直、感動も共感も、面白みも、なかった。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁ、人間ってこういうもんだよねって、欲望のままに生きるってことに...\n まぁ、人間ってこういうもんだよねって、欲望のままに生きるってことに憧れたりするよねとは思った。まぁ、なかなかそうはなれないけどね。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "紙の月…ねぇ\n まだまだ1回観た程度じゃ、キャスト達の言葉の意味や動きの意味は理解し足らないところはあるだろう。しかし、人がつながるのに外見的な魅力があるとかないとかではないのではないか?特に大人は!わたしが求めるものを持っている人がいた、その人と偶然出会った。そこまでなら、普通の恋愛映画に有りがちなもの。だけど、この作品の魅力は、そんな有りがちが、イキ過ぎてしまった事、そして何より現実に起こるか起こらないか紙一重の物語というのが、この作品の本当の見所なのかな。でも…すごく単純なところでいうと、女というのは…とても複雑だ。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "金\n これだけの横領を働いて海外逃亡出来るものなのか?いけないこと、止めなければ行けないことと分かってるのに止められない、人間って絶対そういう弱いところある。 " + }, + { + "date": "2015-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後のオチがー、、イマイチ。\n ありそうでなさそうで、でもやっぱり真面目銀行員にありそうな話!しかし宮沢りえがエロジジイの孫の若い男に惹かれた動機が薄すぎ!何処が良かったんだw ただでさえ嫌な顧客の孫で更にストーカーされて、旦那はいい人だし。大島優子いい味出してた、悪さしそうとかけしかけといてちゃっかり不倫辞めて地元で結婚^^ " + }, + { + "date": "2015-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "金が怖いのではない。金の背後にある人間のあらゆる情念が怖いのだ\n 生活に窮することのないちょっとアッパー気味の中流家庭の主婦(主人公:宮沢りえ)が、ひょんなことから年下の彼氏が出来き、彼氏のために出来心で横領をしてしまう。横領をした主人公は彼氏との甘い幻想をキープするために横領を繰り返し堕ちていく。いや、堕ちていくというよりタガが外れていくが正解だろう。タガが外れてどんどん自身の欲求に対してフリーになっていくのだ。単純に金を使うことでの快感、意見を言ってこなかった半生を解放するかのごとく正直になり、やりたいことをやる様はどこか清々しい。その甘い「真の」生活を保つためにも彼女は横領を重ねていく。それが終わってしまうことが運命づけられた虚構の生活だとしても。虚構の原資を稼ぐための横領を重ねていく様は、緊迫しすぎて息が苦しくなりそうなくらいの宮沢りえの演技はさすがとしか言いようがない。横領をかましたあとの小走りをする彼女を見ているとこっちがソワソワしちゃう。また脇を固める、お局の小林聡美の自身を律っしまくり、歩くマニュアル人間特有の者が持つ空気や大島優子の容量のいい可愛いい後輩感も素晴らしかった。銀行に勤めたことないが、「いるよね〜こういう人」と言いたくなる実在感。また年下の彼氏役の池松壮亮の甘え上手なペラい男の演技も素晴らしかった。多分無垢な彼が緊迫したシーンのオアシス的箸休めになっていた。主人公はある意味、「与えるため=隣人愛」のために金を使ったわけで、悪ではない。だからこそ怖い。正義の反対が悪ではなく、誰かの良かれとしたことも違う方向から見ると犯罪という形の社会悪になるのだ。そんな情念を載っけさせてしまう金というものは罪深いですなぁ。と全体的にはよかったんだが、最後いる???ラストの蛇足感には不満です。まあエンディング曲がヴェルヴェットアンダーグラウンドだったので許すけどさ。 " + }, + { + "date": "2015-06-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "全く…\n 全く共感できないし、全てが唐突すぎる…ラストも嫌い " + }, + { + "date": "2015-06-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "うらやましい\n あの大学生うらやましすぎる。内容はまあまあ良かった。演技も見応えあった。しかしオチがイマイチ。全力疾走 笑あといらないシーンを削れば良かったかも " + }, + { + "date": "2015-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "説明が足りない?\n 本が先だったので、あまりの説明のなさにちょっと心配になった。横領したくなる気持ちがわかるのかな、あれで?(田辺誠一を責めているわけではない)まあ、想像とは全くキャスティングが違ったから仕方ないけど。映画としては宮沢りえ、池松くんの芝居はすごいと思った。あまりイヤらしい感じはしなかったな、きれいだったから。 " + }, + { + "date": "2015-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "人間、“ありがち”な貪欲\n 角田光代のベストセラー小説を「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。「桐島~」同様、多くの国内映画賞を受賞した話題作。年下の青年との不倫に溺れ、巨額の横領を繰り返す女性銀行員の顛末。ハッキリ言って、愚かな女の話である。甘い時間はいつまでも続く訳なく、横領していた事も遂に発覚し…。人生破滅の道へまっしぐら…という“ありがちな”展開だが、ただそれだけには収まらない。人間些細な事で誘惑に負ける。一度堕ちてしまったら中毒のようにエスカレートしていく。それが悪いと分かってても、感覚が麻痺してもう止められない。何故、彼女のような真面目で正義感ある人が?少女時代のエピソードがキー。“受けるより、与える方が幸せ”どうやらその言葉を履き違えてしまったようだ。履き違えた“真面目”“正義感”の意思は固い。が、心の何処かでぶち破りたいと思っている。破滅を望む自分がいる…。吉田大八の演出は、一見ヒロインの心情を肯定しているようで、冷たく見放している。緊張感や、人生の歯車が狂っていく様も巧みだ。“美しき横領犯”を宮沢りえが熱演。ちらほら「老けた」「美貌が衰えた」と囁かれているが、かえってそれが、人生に疲れた主婦の生々しさ、艶かしさを滲み出している。倦怠期の夫との冴えない地味な主婦の顔、不倫の恋を満喫する輝く女の顔…その演じ分けも見事。不倫相手の池松壮亮に疑問の声も挙がってるようだが、もし演じていたのが福士蒼汰だったらどうだろう。願望を描いたファンタジーになっていた筈。結局、こういうだらしなく、何処にでも居そうな相手と深みにハマる。その返、池松壮亮は巧い。大島優子は映画オリジナルキャラ。一つ一つの言動がヒロインを堕落の道へ誘惑する。意図的なのか故意なのか曖昧に、大島優子が絶妙な小悪魔的魅力。キャストでとりわけ存在感を放つのが、小林聡美。勤続25年のベテラン事務員で、銀行の局的存在。不正や小さなミスも見逃さない“絶対正義”の象徴で、それ故上司からも扱いに困られている。ヒロインの不審にいち早く気付き、真っ向から対立する。クライマックスのヒロインとの価値観のぶつかり合いは、本作最大のハイライト。助演の鑑!人間、お金ナシには生きていけないが、またお金が人間を狂わす。お金なんて言ってみれば、ただの紙切れ。その紙切れの為に、犯罪に手を染め、他者の命をも殺める。一体お金って何なのか。それでもお金は欲しい。正直な気持ち。「ほんの少しのお金」…チャップリンの名言は心に染みるが、なかなかそうはいかない。人間の欲は何処までも貪欲。 " + }, + { + "date": "2015-06-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん。あの青年に何の魅力があったのか?\n 地味な銀行員の女。客の孫?と恋に落ちる?このきっかけがイマイチ掴めず・・・そしてこの青年のどこに魅力があったのか?そこも納得いかない。でも・・この女は青年のために横領を繰り返す。そんなにいい男なのか?犯罪してまでも・・いい男なのか?そこがイマイチついてゆけず。。モヤモヤした。横領していくさまはすごくテンポがいい。まさか自宅でも・・あんな作業するなんて・・徹底している。だが・・やはり青年は彼女を裏切る。こんなに自分のために尽くしてくれているのに・・なおも苦しいという。まったく理解できない。純愛でもなく・・・ゆきずりでもなく・・フワッとしたままこの恋は終わる。最後に待っていたのは逃亡?悲しい女である。そんな女性をこの作品で見せられた。考え深い作品。でもあるのかなー?こんなこと。美しい横領犯・・・ってキャッチコピーどうなんだ・・。どんなに感情的になっても横領は犯罪です。逃げて・・なにか解決するのかなー?ラストのシーンもイマイチ・・。学生時代のエピソードからのつながりではあったが・・そこはラストにはふさわしくなかったかも。もっとこの女性のその後が見たかった。 " + }, + { + "date": "2015-05-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "感想\n とんでもない金額を手に入れると思いましたが、そうでも無かった。意外に、呆気ないので、期待外れです。りえさんが綺麗なので、まあ、良いかヽ( ̄▽ ̄)ノ " + }, + { + "date": "2015-04-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "紙切れ1枚から人生が変わる\n と、思わせて、パッとしない生活を送る主人公が、年下の男性と不倫に走ることから人生が変わります。横領も、男のためです。恋って怖いですね。夫を裏切るなんて、いけないことですね。でも、主人公と同じような人生を送っている方は、一度は考えたことがあるのでは?やっちゃイケナイことを等身大で実行していく姿は、背徳感に溢れ、とてもおぞましかったです。 " + }, + { + "date": "2015-04-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい重い内容だった。最後どう終わるのかと思ったらまさかの逃亡でび...\n すごい重い内容だった。最後どう終わるのかと思ったらまさかの逃亡でびっくりした。もうちょっと大人になってからもう一度みたい。 " + }, + { + "date": "2015-04-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実際に無くはない話であるところが、ハラハラして面白い。お金って人を...\n 実際に無くはない話であるところが、ハラハラして面白い。お金って人を変わらせるんだなって改めて思わせる映画だった。 " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n 久しぶりに宮沢りえを見たけど、すごいと思った。見事に狂った女を演じていた。池松壮亮は以外に普通の男の子なのにびっくり。しかし怖い話だ。 " + }, + { + "date": "2015-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こーゆー重めで、青みがかった映画好き! 年下にハマる人、年上に甘え...\n こーゆー重めで、青みがかった映画好き!年下にハマる人、年上に甘えてダメになる人、嫁とすれ違う夫、横領してしまう一人、真面目すぎてそんな人にあこがれる人、、、色んな人のいろんな感情に共感出来すぎて、心がぐちゃぐちゃになったーーー。にしても池松壮亮かっこかわいかった♡もっかいみたい! " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえのための映画\n 主人公梨花がなぜ犯罪に手を染めたのか、共感するのは難しい。しかし、ラストの梨花が放つ一言、そのシーンだけでも観る価値はある映画。 " + }, + { + "date": "2015-02-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "吉田監督らしいラスト。 狂気ではなく日常のなかにあるとある事件。 ...\n 吉田監督らしいラスト。狂気ではなく日常のなかにあるとある事件。小林聡美が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2015-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "犯罪する女性の本当は寒さを感じられて\n 犯罪映画なのに凶悪さはあまり感じられなかった。悪いことをしている人には独特のフェロモンのようなものがあると思う、この映画で宮沢りえさん演じる梨花が、女性としてどんどんきれいになっていく姿がすごく印象的でした。梨花の場合はそれに加えてと年下の男性との出会いによって分泌された女性フェロモンみたいなのもあるがどんどん出来ていく。光太を演じる池松壮亮さんは、声が魅力的。すごく甘えた喋り方をするん母性を探しているですよね。ああいう喋り方をされたら弱い、年上の女性は多い動作んじゃないかなと思いました。梨花のほかに、小林聡美さん演じる厳格なベテラン事務員・隅と、大島優子さん演じる若くてちゃっかりした窓口係・相川が登場。三人の女性それぞれそして、この三人の女性同士ならではの関係性をがあると想いました 大島優子さんが演じる相川は、小悪魔的というか処世術にたけているという感じ。誰とでも表面的につきあって、本心を見せないような気がします。 小林聡美さん演じるベテラン事務員は、厳しくて、梨花と対峙する場面では、ふとした言葉からふたりの間に親近感みたいなものが生まれてい気まずいきます。惚れて本当に欲しい淋しいさを埋めたのはお金なのかも知れないと想いました " + }, + { + "date": "2015-01-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "吉田大八に外れなし\n 周到に伏線(とはちょっと違うが)積み上げられていって閉塞感が極まったところからの,爆発と疾走.吉田大八に外れなし " + }, + { + "date": "2015-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "届かない月がいちばん綺麗\n 監督の前作『桐島、部活やめるってよ』は未見。観なきゃ!と思うとなかなか観出せないという悪いクセが出ております。ともあれ本作『紙の月』。保険セールスの女が起こした巨額横領事件の顛末。冷たく緊張感ある映像とテンポの良い語り口で最後までダレずに観られました。...まずは主演の宮沢りえについて。そもそもこの方の出ている作品をあまり観ていない自分なのだが、儚げな見た目と大胆不敵な言動のギャップが怖面白かった。最初の犯行時は目を泳がせっぱなしだった主人公が、後半ではまるでルーチンをこなすかの如く、眉ひとつ動かさずに犯行を進める。さらには弱々しい表情を浮かべたまま脅迫の言葉さえ口にするようになる。ひええ。...彼女の犯行のきっかけは一体何だったのか。自分を見てくれない夫への不満?根深く残っていたキリスト教的献身の精神?犯行を誘発するような要素はいくつもあったが、どれも根本的なものには思えなかった。僕には、彼女は弱者を救う金の力、そしてそれを思うまま行使できる自分の力に酔い知れているように見えたし、同時に他人に求められることに心底飢えているようにも見えた。最後の顔に傷のある男と出会うシーンもそう。あの男はかつてお金を寄付していた少年と同じ人物では無かったかもしれない。けど彼女は、「自分の行いで救われた人がいる」と信じたかったんだと思う。...印象的に使われていた讃美歌『あめのみつかいの』。彼女は誰かの “恵みの御子”として認められたかったんだろうか。自分は誰かにとって必要なのだという実感が欲しかったんだろうか。人の幸福を食い潰してまで自分の幸福を味わっていた彼女に同情する余地は一片も無いはずなのだけれど、それでもシンパシーを感じてしまったのはそんな感じを受けたからかもしれない。...他のキャストもグッド。意志が弱く、ぬるま湯のような環境を与えられてずるずると堕落していく池松壮亮も、『社会の一員』という意識が薄く、言動もフットワークも軽い大島優子も、なんだか生っぽい役柄で良かった。だが圧倒的に良かったのは小林聡美。“タガ”が完全に外れた主人公に対し、彼女の倫理は鉄のように揺るぎない。「徹夜くらいしかやりたいことが浮かばなかった」と語った彼女。彼女は『無欲』と呼ぶよりは、社会常識にあまりに強固に縛られているため、あらゆる行動を自分の中で制限してしまっている人間なんだと思う。タガが外れた女と、タガを外せない女。手前勝手に生き、他人様の恨みを買って世を追われるか。歯車のように生き、無味乾燥な日々を送り続けるか。ちょっと極端ではあるが面白い対比。...人の欲は底無しで決して充たされることがなく、一度タガが外れたらブレーキをかけるのは難しい。だからといって私欲を全く無視するのもあまり生きている感じがしないワケで、その辺りの匙加減が難しいのがこれこの人生。幸福に生きるということの難しさを感じる映画だった。綺麗な月も眺めている内が華。手が届いたらただの石ころだもの。今よりも大きな幸福に憧れている頃がいちばん幸福、という場合もあるのかねえ。<2014.11.06鑑賞> " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "人の金使い込むんだから、それなりの同情をさせてくれよ\n 欲におぼれた主婦。なんの憐憫も、シンパシィも、声援も、湧いてこない。宮沢りえは、ほんとうにこの役つくりで満足なのか。(ガッカリしています)まっとうに仕事に生きてきた小林聡美が、あれではまるで欠落者のように思えて不愉快。(肩を持ってます)色仕掛けに堕ちなかった蓮司、お見事!(喝采を送ります)堕落者をやらせたら当代随一の池松、はまり役!(半バカにしています)「桐島」はめちゃくちゃよかったですよ、監督。だけど、これ見て、冷めちゃいます。賛美歌とlittle moa の音楽だけは、光っていました。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "暗くて明るい\n 暗いけど明るくてけっこう面白かった。堕ちていくきっかけは近くにあるのかな、と少し考えさせられたり、最後のくだりも哲学的!?だったり…宮沢りえが美人。 " + }, + { + "date": "2014-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "綺麗になったね。\n 子供の頃から宮沢りえを知っているから大人になってもやっぱり可愛いですね、役は上手かった、この手のストーリーは万人向けでいい。 " + }, + { + "date": "2014-12-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "不愉快な内容だ。\n お金が、人を変えていくのはわかるけど非常に不愉快な内容で、途中で吐きそうになりました。本当に気分が悪くなりました。 " + }, + { + "date": "2014-12-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ありがちですが…。\n 主人公が宮沢りえさんという女性を描いているが、男性でもあり得る内容だと思った。お金と異性と自己の幸福感を貪る事によって充たそうとするが、充たされない。与えられる喜びよりも与える喜び。解るなぁ~。 " + }, + { + "date": "2014-12-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "その手には身をすくめてしまうけれど\n 面白かったです。私の金銭感覚の上限を軽々と超えていきます、ちょっと爽快です。貴女のその手には身をすくめてしまうけれど。宮沢りえ、小林聡美、大島優子の個性のぶつかり合いも良かったですし、男性達のそれぞれのダメっぷりがお見事で面白かったです。「クヒオ大佐」同様、巧いキャラクタ配置とキャスティングで楽しませてくれました。学生時代のエピソードがけっこう効いていました。梨花さんが悪びれてないのはなんとなくわかった。 " + }, + { + "date": "2014-12-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "評価が難しい\n 素晴らしいシーン、素晴らしい演技、観るところはたくさんありましたが、それが全部かと言うとそうでもない。演出も正直微妙なところがたくさんありました。監督の前作が完璧過ぎたので本作もと期待したのですが、口幅ったいシーンが多く、ドキドキして観れたのは、3分の1程度でした。吉田大八監督は以前、腑抜けども...。と桐島...。の二本を見てとても感銘を覚えたのでかなり期待していたのですが、期待よりも少し下回った結果となりました。映画のテーマ、演者の演技などは申し分ないと思いましたが、これって必要なのか?と思えるような冗長なカットが多く、とても退屈な時間を過ごしました。 " + }, + { + "date": "2014-12-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "神の月\n 人のお金を触る仕事は大変だなと思った。「ちょっとぐらい」と思ってお金に手を出したらそれは危険。正直銀行員にはなりたくないと思った。 " + }, + { + "date": "2014-12-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "私は好きかも\n 映画批評では賛否両論ですが、女性目線で見たら共感出来る部分があると思うんで、私的には好きだなぁ〜。ストーリーは現実的にありうる内容で進行するのに、現実離れした漫画のオチのようなラストは私的には通快でしたよ、全力疾走って…(笑) " + }, + { + "date": "2014-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "さすが!!\n 吉田さん、桐島に引き続き魅力的です。讃美歌をバックに逃走する宮沢りえ、2階から鏡の破片まみれのところに落ちたのに全力疾走するところは違和感あったけど鳥肌たちました。池松くんはろくでなしのヒモ役がめちゃくちゃにあう。役者さんの魅力も最大限にでてる作品だとおもいます。期待してた以上!映画に元だとしてもアイドルがでるのがすごい嫌だったけど大島優子ちゃんもよかったです。 " + }, + { + "date": "2014-12-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "不快だった…\n 多分完成度の高い良い出来の映画なんでしょうが、不快だった。よかったのは、小林聡美の頑なで誠実な行員姿。小林聡美が居なけりゃわかば銀行の人たち下衆しか目立たないから。あとはりかさんの最初のラブホでちらっと見えたおばさんくさいフルカップのベージュブラと、ラブホの真っ赤な光に染まった池松壮亮のお尻かなぁ。宮沢りえの膝下が長いし細いで見とれてしまった。94年95年感は洋服とかからはわからなかったなぁ。あの頃のOLってもっとリップライン濃いブラウンとかじゃなかったかと…マックくらいか。りかが夫に軽んじられていて仕事に生きがいを見いだそうというのはわかる。うん。でも勧められるがままに化粧品を買って、手持ちが足りなくて顧客の金に手をつけたことにドン引きしてしまって。誰かと話がしたくて、お願いを聞きたくてとかなんかなぁ。あれを手持ちがないからもう少し減らしてって言えない理由がわからなくて。あぁ、りかさんには寄り添えないわと思いました。ここでりかさんに感情移入ができなくなり、、、なので結構苦痛でした。ええかっこしたかったんかなぁ。変身願望?池松くんがりかさんに惹かれた理由もわからない。たしかに宮沢りえは綺麗やけど、地味な行員姿に通りすがりでときめく?しかも始めは金蔓にしてたわけでなし。恋なのか不倫なのかゲームなのかよくわからない2人の散財が、もう不愉快で…さっさとばれろーという感じでした。ラストの窓ガラスがっちゃーんからのりかさん疾走!はちょっとだけスカッとしたけど。二階からパンプスで飛び降りてよく怪我せず走れるなぁともおもったり。小林聡美はコトが済んだのちに同じ会議室で窓ガラスに意味ありげな視線を送ってましたがなんだったんでしょう。こんなにりかさんにイライラするのは同族嫌悪なんでしょうか?横領してないし、勧められても買わずに断れるけど、一歩間違えたら自分もああなりそうで怖いのかなぁ。石橋蓮司が色仕掛けに引っかからなくて安心しました。あそこで判断をまちがわないから彼はお金をもってるんですよね。相川さんも大概やなかんじでした。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ズドーンっと心に来た\n とても心にくる映画でした。宮沢りえさんもさることながら、小林聡美さんの演技には圧巻。池松壮亮もよかった。色っぽさと演技の上手さ。しかし、エンディングの曲が少し残念だった。あそこは劇中歌?の賛美歌でよかった。 " + }, + { + "date": "2014-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "吉田大八、恐るべし…\n 大半の人も同じであろう、僕も『桐島〜』で吉田大八監督を知った一人。ある程度期待はしていたけど、やっぱり『桐島〜』はまぐれじゃなかったんだなあと痛感。宮沢りえ、池松壮亮、小林聡美、田辺誠一、そしてその中で決して演技が上手いとは言えない大島優子もそれぞれの役の中で完璧な役割を果たしています。特に大島優子は本当に「ハマってんなあ」と思いながら観てました。池松君が心底羨ましいです。音楽やスローモーションの演出も的確に使ってきますよね。梨花が超えてはならないラインを超える時に特に冴え渡っています。特にこの映画で印象的だったのは「問題を先延ばしにしようとする姿勢」です。梨花は悪いことをしていて、自覚もあるんだけど、引き返さない。話を切り出そうとはするんだけど、話をそらす。そういうのがある度にこっちは「いいぞいいぞ」とニヤついてしまうのです。これ、もしかして日本人でしか撮れない映画だったのでは?昔、哲学者のカントは「自らが定めたルールに従って生きることこそが真の自由である」と(いうようなことを)言ったそうです。お金は所詮他人が決めたルールですから、この作品である人物が言うようにそれでは自由にはなれないのかもしれません。そのことを知らしめられた上で見る、梨花に肯定的なラストシーンにはなんとも言えない感慨がありました。金に溺れた者の話としてありがちな着地ではありますが、語り口の見事さにやられてそういうことは全く気にならなかったです。おしまい! " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "女優さん達がネコに見えたました?\n 主演の宮沢リエさんに加えて同じ女性銀行員の大島、小林さんのお二人が刺身のワサビようにピリッ!と画面を引き締めていたのが印象的でした。特に大島さんは女優さんとして見直しました。また日本アカデミー賞等を頂けるといいですね!ところで、私にはお三方ともネコに見えたのはどうしてなのか?したたか、可愛さ、冷徹、ワガママそんなネコの性格が三人の女性に投影して感じられたんでしょうか? " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "評判のほどでも\n りえちゃんは最初から艶が隠せない。テレビの知世ちゃんのほうが良かったなあ。上手さはさすがです。大島優子ちゃんがよかったなあ。 " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "残念\n 彼のために横領したわけではない。罪を重ねて弾けるのは、自分のため。彼との関係も本物ではないから、続かないことは解っている。それなのに後戻り出来ないことに手を出し続け、破壊の道を突き進む。梨花は気づかないふりをしてその瞬間だけの快楽を貪る。しかし、その楽しさも梨花が探している本物ではない。二人の関係があまりにも希薄すぎて、そこにしか使うところがない梨花が痛々しい。『寂しさ』と『お金』が繋いだ関係は、恋人のように振る舞っていても、愛に育っ訳もなく、不相応な遊びがバランスを崩していく。梨花が本物をみつけて、それを求めるために注ぎ込んでくれたら良かったな。もっともっとの大金を、そこにぱあっと使ってくれたら、スッキリしただろう。逃げるのは何のため。いつか本物を見つけてほしい。さて、原作もドラマもみていないけれど、ストーリー展開は『ありがち』なラインから少しもはみ出すことはなく、ありがちを『トレース』しているだけで、ちょっと退屈。罪を犯すに至る経緯や動機は、下地をもっと描いてからじゃないと簡単に思える。大島には『アイドル大島優子』を捨てる役をやってほしい。『大島っぽい役』は、『アイドル大島優子』にしか見えない。密会のシーンで流れる曲もいただけない。スクリーンに集中したいのに、一瞬で現実に引き戻されて違和感を感じてしまうのはシーンと曲が合っていないから。観賞後は残念な気持ちが残りました。 " + }, + { + "date": "2014-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "黒と白の崖っぷちで\n 僕がバスに乗っていたときのこと。停留所が近づくと、せっかちな客が立ち上がって二三歩、降車口に向かってバス車内を歩いた。「絶対に動かないでください!!バスはまだ動いています!!」厳しい口調で注意したのは、バスの運転手、それは女性だった。客が降り際に、再びその女性運転手は「バスが止まるまで、席を離れないで!怪我をしますよ!!」と実に厳しく忠告した。僕はこの光景を一部始終見ていた。もちろん、自分が運転するバスの中で、乗客に怪我でもされたら、それこそ場合によっては、自分の職を失うかもしれない。このバスの女性運転手の指導は実に適切であり、客の安全を守ると言う、運転手としての責務を全うしていると言える。しかし、ほとんどの乗客は、バスの中でアナウンスされる「バスが停留所に止まってから席をお立ちください。運転中、席を移動する事は大変危険です」という忠告を聞こうとはしない。あえて、危険な行為をバス車内で行って平気な顔をしている。それは「ありがちな行為」だ。それをひとつひとつ忠告しようとする女性運転手に、僕はある種の尊敬と愚直さと「女らしさ」を感じるのだ。というのも、誤解と非難を恐れず、男目線から言わせて頂くと「女らしさ」の要素の一つとは「融通が効かない事」だと思うからだ。本作「紙の月」で僕が最も注目したのは、宮沢りえ演じる主人公でもなく、やや子役臭さがいまだに残る、大島優子の演技でもなく、小林聡美演じる、実に融通の利かない銀行事務員「隅より子」という人物像だった。本作は銀行員にとっておもわずやってしまいそうになる、誘惑に駆られる、そういった「ありがちな行為」にハマってしまった一女性銀行員の話である。宮沢りえ演じる主人公、梅澤梨花は、銀行の契約社員である。仕事は外回りの営業だ。個人客を訪問し、定期預金などの「商品」を販売し、客の財布から銀行に金を預けさせるのが彼女の仕事だ。彼女は、顧客の孫である、大学生と知り合いになる。夫は海外勤務が決まったばかりだ。彼女と大学生は男女の関係となった。彼女は若者との「甘い生活」その快楽に、どっぷりと浸ってしまう。男との危うい、しかし、魅力的な火遊びには「金」が必要だ。そこで彼女は顧客の金を私的に流用した。最初は「ほんの数時間」借りるだけ。後で自分の預金から返しておけば問題はない。その事実は銀行の内部で発覚しなかった。一度やってバレないのならば、何度やっても分からない。やがて彼女の顧客資金流用は歯止めを失ってしまう。本作はその顛末を丁寧に描いてゆく。さて、僕が注目した「隅より子」と言う人物。銀行勤続25年。いわゆるお局さんである。この人は何を楽しみに生きているのだろう?この人は銀行の仕事にどんなやりがいを感じて25年勤続しているのだろう?そのあたりにスポットはあたっていないので、なおさら不思議な人物像に思えてしまう。きっと、腹の中では色々と溜まってそうな人物である。また、そう思わせる小林聡美の演技力が僕には光って見えた。主人公の不正行為に最初に気づくのが、この「隅より子」である。映画の終盤、主人公梅澤梨花と隅より子が対峙する場面がある。「あなたはそのお金で好き放題やってきたんでしょ?」と隅より子は梅澤を問いつめる。しかしである。その言葉の中に、どこか主人公のタガを外した「オンナの生き方」に「自分には出来ない」と言う諦めと共に、一種の「あこがれ」を感じているかのようなのである。「自分だって、彼女の様にオトコに走ってみたい」「なにかに夢中になる生き方をしてみたい」そう感じているかのようである。それを許さないのはなぜか?自分は「融通が効かないオンナ」だからにほかならない。お金を融通する事。それこそが「金融」である。銀行の業務の最も根っこにあたる機能の一つだ。銀行の一部の特権的なオトコ達は、その地位を利用してお金を「融通」させすぎた。結果として天文学的な金額が回収不能、不良債権となった。しかし、それが元でブタ箱に放り込まれた銀行経営陣はいないようである。ほとんど全ての不良債権は、代わりに赤ちゃんからお年寄りまで、国民の税金でチャラにしてしまった。そういう「巨悪」はこの国では丁寧にオブラートで包まれている。一人のある意味「哀れなオンナ」の一例として本作を見るのか?あるいは誰しもが持っている「ありがちな」心に閉じ込めてある「悪」の扉を開いてみせるのか?吉田大八監督が描く、無機質な白と黒しかない銀行内部の風景。その間のグレーを読み取れるのなら、本作の味わいはぐっと深まると思うのである。 " + }, + { + "date": "2014-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "りえ強し。\n NHKドラマの方は、原田知世がヒロインだった。 幸薄い主婦というイメージでは原田の方が似合っていたが、 今回のヒロイン宮沢りえは、圧倒的な存在感を放つ。 冒頭からヒロインに迷いがない。言い換えれば、なんでこの 主婦がこんな事件を起こしちゃってるの?という感じである。 地味で真面目で平凡だが、美人で親切。 ドラマの方ほど旦那も嫌な奴ではないし、職場環境も原作に ないキャラクターが満載で、いちいち面白い。 うま~く配色しましたね、吉田監督。という感じがした。やむにやまれず、というよりは今回のヒロインかなり能動的! 自主的に不倫し、自主的に横領し、自主的に逃亡する。 往生際のよさでピカイチ性根の座った宮沢りえは頼もしい。 そんなことやればすぐにバレちゃうよ?と思うデートなども お茶の子さいさい。なにが悪い?私はやるわよ!ってなもん。 その潔さがあまりに秀逸なので、相手役の池松君もタジタジ。 誰がノーと言えようか!なくらい、迫るりえに圧倒される。そんな彼女ありきの物語に今回は二人の女性が絡む。 この絡ませ方が秀逸で、お局・小林聡美と小悪魔・大島優子の 存在が犯人・りえを翻弄する。ドラマではもっと冒頭で暴露 されていた過去の経緯が、今作では一番ラストに披露される。 その一件で、初めてヒロインの行動が理解できるのだが、 ふと不思議に思うのが、彼女はなんでこの男を選んだのか? ということである。夫にしても、不倫相手にしても…。 縛られたいのか解き放たれたいのか、この矛盾がヒロインの 最大の魅力になっているのかもしれないが、私には全くの謎。他人の為に大金を施すことがどうしていけないのか。 一般から逸脱した感性になにを言っても通じないだろうが、 そうすることで自らを確認するヒロインはあまりに哀れだ。 若い頃とある金融機関で働いたことがあるのだが、 他人のお金を預かる立場で、エ?と思う金銭感覚の人が 結構多かった。地味で真面目な人だから…は通用しない。 いちいち思い出しては、腑に落ちていた自分である^^;(小林聡美がきのこ頭で熱演!ああいう人もいました、懐かしい) " + }, + { + "date": "2014-12-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁの佳作\n 桐島の大ファンだったので、吉田監督新作ということで観にいってきました!うーん、ちょっと宮沢りえがキレイ過ぎたような…。リアリティが薄れる!笑横領し始めてからの、はっちゃけぶりもよかったんだけど、元がよすぎるので、振れ幅が小さく感じてしまった(笑)ても、お金によって狂わされていく所の演技は素晴らしかった! " + }, + { + "date": "2014-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "池松。奇跡の風穴。\n 欠陥だらけの値打ちしかない、と言う、そういう書き方のレビュアーの方々、ちらほら見受けられるが、欠陥こそ生み出された段落、作者が知った上で作っているに違いないだろう、あんな圧倒的計算尽くめの台詞や演出が出るのだ、それをお分かりでないのが、余計な世話と知りつつ、不憫、と言わせていただく。しかし、そんな職人芸、手練の連続、隙の無さに、まあ辟易しなくもない自分もいるにはいる。台詞と演出と編集の選択の連続の、正解オンパレード……………気に食わない。絶望的に。が、しかし、の、しかし、池松壮亮。彼の存在が、存在、もはやそれだけが、この作品に、クソ真面目な鉄壁に、野性のエロチシズム、生々しい魂の悶え打つ震え、つまり生命の神秘を、奇跡のように風穴あけていて、心底から目が離せなかった。 " + }, + { + "date": "2014-12-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "何か物足りない\n 角田さんの原本も見ていて、NHKの作品もすごく良かったので期待していましたが、宮沢りえの演技は良かったが、相手の大学生が魅力にかけていて、こんな人の為に自分を変えれるのか納得いかないし、定期預金を製造する所はNHKの方が迫力があった。 " + }, + { + "date": "2014-12-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n ストーリー展開が唐突でびっくり。なんでこうなるの?って感じで、ラストも突然終わってしまった。小林聡美はよかった。 " + }, + { + "date": "2014-12-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ビフォー バブル、アフター バブル\n 端的に言うと、宮沢りえが、バブルの前から、バブル後を一人で演じていたなと、思えた作品であった、人の欲情、次から、次へと、際限がない〜、子供の頃からの本能か、大人になっても、変わらない⁉︎しかし、あの若い俳優、他に、いなかったのかな⁉️ " + }, + { + "date": "2014-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "恋する女性は…\n 最初のシーンでは宮沢りえは既婚者の契約社員ってイメージでしたが、恋に落ちてどんどん変わっていくのを見てるのは楽しかったです。女性は恋をすると綺麗になるっていうのがすごい伝わってきました。ただ、途中の豪遊シーンとそのためにお金をかき集める部分が長く、最後があっさり過ぎてあれって感じで終わってしまいました。そこがすごい残念でした。お金の儚さを感じさせてくれる映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思っていたよりも秀作だった\n 原作は未読ですが、TV版の原田知世さんの方はだいたい見ていてあらすじは知っていました。それが映画になるとどんな感じになるのか興味があって鑑賞。ストーリーに特に目新しさはないのに映画としての出来に感心しました。この映画は役者を見るための映画だと思います。「退屈するかもなあ…」と観る前は不安でしたがそんなことはありませんでした。防音の完璧な映画館か、客があまりいない静かな映画館wで落ち着いてじっくりと鑑賞することをおすすめします。…老けると肌の質感がノッペリするのに対して、若いと、逆光でうぶ毛がキラキラと光る、そんな描写が象徴的で残酷で美しかったです。あと、Performaが懐かしかったw " + }, + { + "date": "2014-11-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "お金が人を変えていく\n お金がありすぎるのもだめだし、無さすぎもだめだし、、ただの紙なのに。過去の話はあっても良かったかなと思うけど、ラストは爽やかに疾走で終わってほしかった。期待していただけに少し物足りなかったかな。キャストは良かったです。 " + }, + { + "date": "2014-11-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰かの為に?\n 作者の方が先日、TVでこの話を書いた訳を話してました、女子銀行員の横領事件の原因は男性側からの問題で女性は被害者であると言ったところが一般的な意見だが、作者は違うのでわないかと考えこの話を書いたとのこと。誰かを喜ばしいために、始めは直ぐに返せる額だったのに…やがて泥沼に、なんて恐い話しです。 " + }, + { + "date": "2014-11-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n 美人妻の転落人生の話苦手な題材だったのを気が付き、上映30分ぐらいから辛くなった最後の宮沢りえの疾走が良かったラストはありがち " + }, + { + "date": "2014-11-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おしい映画でした\n 宮沢りえがものすごく老けててビックリしました。だから途中で、女子大生にキレーって言われてもちょっとミスキャストかな?って思ってしまいました。まぁ、それはさておき、いくら私生活に刺激がなくても、なんであんなキモい大学生と不倫したんでしょうね…そして、濡れ場が多すぎる気がしました。最後のクライマックスはやっぱり捕まって欲しかったわ。そして、旦那も悲惨なことになったとかもやって欲しかった。なんかスッキリしない終わり方でした。 " + }, + { + "date": "2014-11-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何だかんだで面白いww\n 学生と付き合うまでが急だったw 恋に落ちる様子をもっと詳しく見たかった気がする宮沢りえエロい♪あと横領するときのBGMのノイズみたいなのが好きだった(*≧∀≦*) " + }, + { + "date": "2014-11-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "よかったけれども\n NHKの同作のドラマを観ており、主演に違和感をおぼえたが気になり劇場へ。宮沢りえはよかったけれど、それ以上に小林聡美の存在感が素晴らしかった。ベッドシーンの多さには閉口。別の表現でもよかったのでは? " + }, + { + "date": "2014-11-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ドキドキした\n 最初から最後までドキドキしながら観ました。宮沢りえはいわずもがな、小林聡美が凄かった。嫌悪感を抱く人もいるだろうなあ…。宮沢りえ演じる梨花に、乗れるか乗れないかだと思う。ラストはちょっとこじ付けすぎかな?軽やかに走るクライマックスで終わってれば満点!とはいえ、非常におもしろかったです。 " + }, + { + "date": "2014-11-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえの歩き姿\n 歩き姿カッコイイ線路超えるとこ横領に挑むとこ最終的には走っちゃうとこ彼女が移動すると物語も展開する仕組みがオシャレ " + }, + { + "date": "2014-11-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女優\n この作品の素晴らしさは宮沢りえ、小林聡美の演技に尽きると思う。出会い、享楽、偽装、不安、それらの全てを表情のみで知らしめる宮沢りえ。眼の力ひとつで、観客すら身がすくむ洞察力を魅せた小林聡美。物語の展開として意見はあるだろうが、映画は原作を再現するものではないのだから、観る側が想像力を働かせ自分なりの演出を考えて楽しめばいいのでは? " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "クライマックスの不思議な爽快感!\n あなたが感じてる幸せは、ホンモノですか?という問いを突き付けてくる映画。犯罪に手を染める時のスローモーションを多用した緊張感のある演出と、お金を使いまくる時の弾けた演出、日常と非日常のギャップがイイ!わかっちゃいるけど止められない。堕ちてゆく先に、当然訪れる展開は意外な結末に。宮沢りえのくたびれた口元がリアルだった。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "お金の使い道。\n 映画化されると評価も高くなる角田光代の原作を吉田大八監督が映画化。契約社員の銀行員が何千万も横領したというお話。銀行という場所は、会社を相手にしているときは企業対企業という感じで、語弊があるかもしれないが、頼もしく見えるときもある。これが対個人ということになると、とたんに怪物のように目の前に立ちはだかる。僕自身は預金があるくらいで、銀行と折衝する場がないので銀行の脅威というものを感じたことはないのだが。映画のなかで梨花(宮沢りえ)が見せた横領の手口は、信用をバックにしたもので、到底許されるものではない。だが、映画の梨花に対して、そのような怒りを覚えないのも、また確かである。誰かに融通しその人が喜んでくれるのが、自分の喜び。そのためなら手段は二の次。だが、そういった一種の享楽は長くは続かない。宮沢りえが美しい。美しいだけではなく梨花という人物になっていた。小林聡美も素晴らしい。ラストのふたりの対決は見応えがあった。お金。使い方には十分に気をつけよう。分相応に。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "角田さんっぽい作品でした\n 地元の神戸がロケ地だったので観に行きました。個人的には楽しめました。八日目の蝉は映画と小説を読みましたが、それと似たような雰囲気を感じました。また小説もチェックしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いけどよくわからないなぁ\n 話のネタとしては面白そうな内容と思い、映画館で鑑賞。まぁまぁ面白かったが、映画という限られた時間だからか、突然の展開がやや多い印象。原作を読んでみてから見るとまた違うのかも。全体としては可もなく不可もなくでした。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえのための映画\n 角田光代の小説の映画化です。年下の男のために横領する女子行員というのはよくある設定なので、何故そうなったのかを描くのが映画の肝だと思うのですが、顔見知り程度の男と急にホテルに行ったり、横領した金で豪遊し出すあたりも唐突でよく理解できませんでした。「今までしたことがないことをしたかった」というだけでは納得できません。宮沢りえは魅力的で良かったですが、映画としては残念な出来でした。 " + }, + { + "date": "2014-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の映画も面白い\n カメラワークが面白いし、音楽も緊張感を演出役者さんの演技もいいし、何よりストーリーが衝撃的ドラマチックです " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "原作無視で途中退席\n テレビCMで流れていた予告編が気になり、原作を購入、読破した上で映画館へ。はっきり言ってただのポルノ映画に成り下がっている、そんな印象。田園都市線沿線が舞台であり、土地勘があるから期待していたものの実際は神戸。それはさておき、梨花と光太が体の関係に落ちるのがあまりに短絡的。梨花の家庭、すなわち子づくりの問題を筆頭とした「夫婦間の見えない壁」の描写があまりに少なすぎる。この「見えない壁」によって梨花は心のどこかに隙間を感じるはずなのに、この描写が少ないものだから原作との差に違和感を抱く。原作以上に何度も入るベッドシーンもはっきり言って不愉快。言い方は悪いが、光太がただの獣(サル)にしか見えない。演技も今一つなのもあるだろう。原作では、初めて一夜をともにしたシーンはお互いにとってそれなりのウエイトを占めるはずなのだが、映画ではその描写が軽すぎて、単に尻軽女と尻軽男の馴れ初めにしか見えず、ベッドシーンを不必要に充実させている感が否めない。それなら梨花の家庭での心模様をもっと丁寧に描写すべきだと思う。それに、原作では性欲よりは梨花が「モノ」や「カネ」で光太をつなぎとめていたはずだが、それも無視されており、性欲が中心だと思われても仕方ない描写となっている。原作無視と言えば、光太の借金の原因の描写も不十分。映画にのめりこんで学業を疎かにしていることをはっきりさせないと、単に祖父がケチでバイトに明け暮れる苦学生というイメージになってしまう。全体的に、物事に対する背景の描写が大ざっぱすぎる。ベッドシーンを充実させるなら、他に鍵を握るシーンはいくらでもあるはず。原作とのあまりの乖離に開始1時間で退席。その後はどうなったか不明だが、キャスト陣にも無理があるのではないか?宮沢りえははっきり言って似合わない。池松は演技がヘタすぎる。強いて言うなら脇役?の小林聡美と大島優子はいい味を出していた。大島優子は今どきの女の子という感じだが、すっかりアイドル色は抜けており、今後の成長が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ストーリー展開の唐突感が否めず\n ストーリー展開の唐突感が否めず、仕上がりの悪さを感じた。おそらく原作はもっと深い気が。唐突過ぎる展開が感情移入に至れない。 悪くはないけれど・・・っていうのが正直な感想。特にラストには注文をつけたい程。ただ出演者の演技力が脚本の軽薄さをカバーして余りあったのでは。宮沢りえさんは言うに及ばず、小林聡美さんの演技はさすが。こんな憎らしい程のベテランOLさんいそうだよなぁ・・・と。そして意外にも?元AKBの大島優子さんの演技の上手さには惹かれるものを感じた。未来明るい女優さんと。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そんなに\n NHK版を観てなかったからかな。ちょっと唐突な展開は否めないけど、そんなに悪くないと思う。でも横領していく過程がなぁ。心に傷があるわけでもなく、夫婦間の仲が悪いわけでもなく、もう少し堕ちていく過程にインパクトがあれば締まるんじゃないかなぁ。しかし宮沢りえ、歳取ったなあ… " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "あまりに唐突すぎない?..\n ちょっとガッカリ(-.-)いきなりホテルはないじゃない?もう少し一線を超えてしまうまでの家庭の背景がほしかったな~原作をよんだ方が良かったかも... " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ただのバカ女という感想だけはもってほしくない\n 横領犯ではあるけれど、それがメインのテーマではないと感じた。テーマを映し出すために、横領犯になる主人公が必要だったわけで。吉田監督はやっぱり、多感な10代の愛おしい感情を絶妙に描写してくれる。誰かを愛したい、救いたいという気持ちは間違っているのか?救いたいけれど、それは無理だと諦めて大人になっていくのか?10代のころに抑圧された心。でもそれが本当の自分。抑圧されたまま「普通の主婦」になるが、自分を愛してくれる年下の男性が現れ、彼を守りたいと感じることで、本当の自分がまた解放される。ラスト、いきなり窓を割り逃げ出して、彼女は海外にいる。冷静に観ていると「?」なラストシーンだが、必要で最高のラストシーン。自分の愛は間違っていなかったと彼女は確信するのだ。周りから地に墜ちたと思われる彼女は、最後少しだけ救われる。彼女は普通からはズレていた。やり方も間違えた。でも「バカ女」とは思えない。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "歪んだ愛のカタチ…\n 異例の盛り上りで日本アカデミー賞まで受賞した『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督の作品ということで、自分の中ではかなり注目していましたし、期待も高まっていました。もし世間的にもそうなら、監督としてはある意味本作が試金石になるのではないでしょうか。また難しいテーマに感じられる作品に取り組んだものだと思う。下手したらただの事件簿になりかねない。しかし監督はこれを高いレベルの良い作品に仕上げできた。ただ、賛否両論あるだろう。誰が観ても手放しで楽しめる映画と言う訳ではない。勧善懲悪めでたしめでたしって話ではないから、そういうのを期待して観ている人には評価されないだろうと思うし、映画内で答えを示して欲しい観客には物足りないかも知れない。何故なら本作で描いているのは、主人公の悪行を罰するものでも、善悪を問うものでもないからだ。梨花のお金を通してしか実現できない歪んだ愛やその生き方そのものを観客に問う、開かれた結末の映画だと思っている。なので本作も『桐島~』同様、観た後にあれやこれや考えてしまう。私は観賞後1週間梨花について考えさせられました。果たして梨花は本当に幸せだったのだろうか?とか、誰かのためとか言っても結局は自己満足のためなんだろうなとか…。主演の宮沢りえさんの演技は良かった。どんどん綺麗になっていく様は見事だ。そしてなんと言っても隅より子役の小林聡美さんが素晴らしい!本年の助演女優賞ものだと思う。その対比としての大島優子さんもハマっていたのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2014-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自由を勝ちとるの!お金に振り回されないで\n 教会の賛美歌のシーンからはじまる。宮沢りえ扮する銀行員のリカ。夫は仕事に燃えるあまり妻の本心を汲みとれてない、不満が溜まってある男性と出会い惹かれていく。スラスラと人物の背景が宮沢りえによって心に入ってきた。昭和の懐かしい時代描写もよかったし、事件の捉え方もよかった。標題のような問題提起をテーマにしたのかなぁと勝手に推測しましたが吉田監督に聞いてみたいです。いくつか気になった点。①宮沢りえが初めて古い家に営業しに行くシーンのタイツの色が違っていた。最初は地味な濃い色のタイツ。家の前に着くとナチュラルストッキング。②まゆゆが年齢的にまわりの中学生から浮いて見えた。違和感あります。③シスターが子供時代の宮沢りえを叱るシーンがどんな言葉で諭すのか最後まで映してほしかった。④カルティエの腕時計。あのデザインて当時にあったかな? " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ久しぶり\n ある平凡な女性が銀行のお金を横領した話。化粧品を買った際買い過ぎてお金が足りなく、その時かばんの中に持ち歩いていた銀行のお金の中からたった1万円を借りた、けどすぐ自分の口座から引き出して返したところから話は始まる。そのたった数時間の間で、心理的なもの、犯罪意識の免疫辺りが無くなってしまうのだろうか。(化粧品が買いたい)というほんの”女心”から駆り動いたホント些細な動機から・・・平林の孫役の池松壮亮も、ただりかさん(宮沢りえ)をじっと見てるだけで二人は急激に距離近づいたんだけど、宮沢りえの方もどうして許したのか(平林の家で助けてくれたから?)そんなに情熱的に深まった感は無かったなあ。けど、その二人が近づくシーンもそうだけど劇中何回か出てくるスローモーションの使いどころはよかったと思う。美しい横領って言ってるけど、美しいとかって美化しちゃあいけないと思う^^ " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "多くの人がわからないんじゃないかな\n 幸が薄く、どこかズレた感覚を思わせる頼りない宮沢りえの演技は勿論、その対極として自らの秩序に徹する小林聡美の力強い役柄は必見です。パーマネント野ばら、腑抜けども、でも感じましたが吉田監督は女を描くのがやっぱり上手いですね。あと池松君はなんかいっつも大学辞めてんなぁ、って印象。笑こういう他力本願のヒモとかスネかじりとかやらせたら彼の右に出る者はそういないですね。さて、配役、演技は当然いいとして肝心のストーリーはというと。正直自分も1回見ただけでは何が言いたいのか汲み取れませんでした。というより、どういった形でも取れると言った方が正しいのかな。最後のシーンで彼女の「与える」ことによる幸せが報われたともとれるし、それすら偽物で型どられたものだと彼女自身が真に自覚する瞬間ともとれる。敢えて結末に曖昧さを残して解釈の余地を与えるのは映画的だけど、この作品に関してはそこを決しない限り作品を通した主人公のキャラが定まらないんじゃないかなと思います。痴呆気味の老人に「きれいですね、偽物なのに」と突如無礼かつ不自然な台詞を言ってみたり、「行くべき所に行くだけです」と言った直後に走って逃げてみたりと正直みていて不可解な行動が多いです。その行動への理解を促すのは結末しかないでしょう。吉田監督の作家性としては序盤から精緻な演出を着々と積み上げていって最後のフィナーレでどーんと爆発させるって感じだと捉えていて今回もその型だと思いますが、やっぱり前作桐島ほどは上手くいってないかな、という印象です。しかし邦画、その中でも人間を描く物語に関しては、いかに良い演技を撮るかが大事であり、それこそがメッセージ性を強め、ストーリーの粗を目立たなくさせると自分は思っているので、その意味では十分に及第点と言える作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "脚本???\n 当然、NHKでのドラマを意識して作られた作品でしょうが、対抗しすぎ!!NHKでは掘り下げた部分が全く描かれていない!彼との出会いは??あれで男と女になるのは伏線なさすぎ!ラスト、金ももうないのにどうして海外に行けるの?ねえ、なんで?細かい演出は見事なんですが、肝心の大きい演出がおろそかになってるとしか見えない残念な作品に感じました。 " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初めは期待していなかった\n 初めは観に行くつもりなかったのですが、予告や説明を観ると観たくなり観ました。良かったです。宮沢りえさんの演技が凄いと思ってしまいました。この作品で、宮沢さんの印象が変わりました。演技がすごくて、途中から時間を忘れて観入ってしまいました。話も良くって、梅澤さんは優越感を味わいたいから、横領をしたのかなと思いました。与える側の方がいいと言ってましたが、僕は、与えられる側の方が、色々な意味でいいと思います。はじめは、小さな犯罪でも少しづつ大きくなっていくんだなと思いました。これは、原作も読んでみたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "えっ急に!?\n 面白かったけど、気になるとこも幾つか。序盤に、銀行のお金1万円を思わず使ってしまいその後すぐ返すシーンのあとに「えっ急に!?」と突っ込みたくなるシーンがあるけど、今まで地味に真面目に生きてきた女性が罪悪感の残る行為をしたことである意味吹っ切れた、ということなのかなと思えばそこまで突っ込むことではないのかな?でももうちょっと旦那とのセックスレスの悩みなんかを序盤で描いた方が説得力が出たんじゃないかと思ったりもした。子供時代と現代の主人公が重なって讃美歌が流れる演出は吉田監督っぽくていいなと思ったし、子供の頃からその気質は持ってました的な説得力を出したいのはわかるけど、それよりは前述した夫婦間の悩みや、\"犯罪モノ映画\"として横領の手口や緊張感をもっと掘り下げて欲しかった。まあでも全体としてはすごく面白かったし、超高級ホテルに宿泊してるシーンはすげぇ楽しそうだなーとかおもったり、ボケた婆さんとの「ニセモノなのに。」「知ってるよ」のやりとりはゾクッとしたし、細かい演出もいちいち上手いなと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-11-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "一線を越えること\n  小林聡美の目が怖かった。何もかも見透かすようであるのだが、かなり長い間見過ごしていたので、勝手にびびっているだけで実はそうでもなかったのかもしれない。 ボケたお婆さんをだました時に「偽物なのに」「分かってるわよ」の会話はゾッとした。 自宅が証書の偽造工場と化して、20年前の機材で頑張って作っているところは面白かった。あそこはもっと掘り下げて欲しかった。プリントごっこをあんな風に悪用しているのもすごく面白かった。 金の使い方が物欲や享楽的な方向で、人間性にガッカリするところはあった。もっと愉快な夢のある使い道を示して欲しいのだが、そもそもそういうタイプの人は銀行に勤めないし、横領もしないのかもしれない。安っぽくて、応援しづらい。享楽的に物欲を満たしたことがないから分からない。ラブホテルがだんだん高そうなラブホになって、帝国ホテルみたいなところにまで至るのが面白かった。 全編通じてハラハラし通しでとても面白かった。浮気や横領の一線を越える場面が特に、いちいち、声を漏らしそうになるくらいだった。我々の日常に、超えてはならないけど、いつでも簡単に超えることができる一線は存在していることを示す、恐ろしい映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-11-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ただのゴミ\n どんな終わり方させるのかだけ期待して行ったのに、広げた風呂敷広げっ放しという最悪なオチ。到底満足出来ない。 " + }, + { + "date": "2014-11-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "小林聡美がますますよくなってる。\n 聡ちゃんのファンです。昔から。予告でみたあの髪型に仰天。おばさんになってもこの存在感。さすが。出番は少ないけれど重要な役どころと表現の上手さ。うなるばかりです。主役の宮沢りえも大島優子もほんとにいい感じ。音楽もいい。物語を更にスピーディーに展開させてます。主婦の日常の犯罪ってなんて面白いんでしょう。どこにでもありそうだから?けどおきないのが普通。それをあえて実行するから事件になる。結局は皆自分の思い通りにやりたいことをどこまで我慢するかの問題。たがが外れた人間の運命です。小林聡美が昔主演した名作TVドラマの‘すいか’の主演二人の設定もこれと同じだったな~。こちらは犯罪前、TVは犯罪後。ノリは全然違うけれど…。とにかく、ひとつひとつのセリフに重みを感じます。表情も見逃せません。傑作! " + }, + { + "date": "2014-11-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "馬鹿な女\n 此処ではない何処かに行きたい。私ではない誰かになりたい。そんな妄想は十八才くらいで済ませておいて欲しいですね。それをアラフォー女が実行するくだらなさ。ウブもいいとこですよ。動機も、不倫相手も、横領した金の使い方も、その結末も、しょぼい。擁護も出来なきゃ羨ましくもない罰ゲームみたいな話。映画前半は、宮沢りえさんが、こんな馬鹿をしでかす人には到底見えず、ハテナマークが浮かんでいたのですが、後半は、ちゃんと馬鹿な人に見えてきます。この馬鹿、止めてもしょうがない、どこまで転がるのか見ておきたい、そんな気持ちにさせてくれます。転がるのを見たいという嗜虐、あるいは自分も転がっていきたいという破滅願望を充たしてくれる映画だと思います。こつこつ真面目に生きてきたお局が、宮沢りえに感化され、私の生き方はこれで良かったのかしらと疑問を持つところで映画は終わります。作品の意図は判るのですが、「この馬鹿が」と突き放すドライな終わり方の方が、私の好みです。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "紙一重の向こう側\n 万人受けを狙わず、紙一重の向こう側を知ってる人にしか伝わらない爽快感に好感が持てた。これが刑に服する主人公で終わっていたならよくある“ありがちな”作品で終わっていただろう。最近流行りの不倫物を期待して観に行くのも間違っている。主人公は誰にも恋などしていない。彼は紙一重の向こう側を充足させる為のツールに過ぎない。全ては自分へのご褒美と称してデザートを食べたりエステに行ったりする“ありがちな”女性の不可解な自己満足の延長なのである。これと言って夫に大きな過失もない。ただノーブランドのペア時計をプレゼントした後に、カルティエの時計をプレゼントしてくるようないい人だけど空気の読めない、退屈な夫というのもリアルでいい。彼女の異変に気付いていながら好きにさせるのが愛情だと勘違いしている夫。だからこそ主人公のストレス発散は長期化する。「後味が悪い」「すっきりしない」「描写不足」との評もあるかもしれないが、これは紙一重の向こう側にいるもしくはいた、または憧れを抱く不健全女性という少数派の為の爽快映画という見方も出来るのだ。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "NHKのテレビ版と比べてしまった\n 原田知世で今年放送されたものを観たので、比べてしまった。それとは関係なく、普通の主婦から変化していく様子、もっとうまくできなかったかな。ピンクのパンツルックは宮沢りえに似合ってました?コートを黒から白に変えたってね、もっと何とかならなかったのかな。池松壮亮と、あの程度の会話しかしてないのに、みつめあってあの関係になるって、不自然。テレビでは、もっと子どもがいないとか、夫との関係に虚無感や淋しさが出ていました。同級生との関係からも気持ちがわかりました。学生時代の外国への寄付の気持ちとのつながりは、わかりづらいと思う。カットしてもよかったような。銀行にバレて、窓割って無事に下に降りられないよー無理ありすぎ。テレビでは、週刊誌に載り、最後は夫がテレビ取材に、自分が払いますと妻への愛もかんじられる涙してしまうシーンがあった。宮沢りえは、銀行が隠ぺいしたのか、海外逃亡?ラストは不可解。でも、飽きずに観られます(笑) " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に、面白かった?\n 役者良し!演出良し!力作と言える一本。なのになんでこんなに退屈なのは…原作が悪いのか?魅せようと言う工夫は解れど、予想の範疇を一切出ない展開が、とにかく「あぁ」で正味退屈。劇中の言葉を借りれば。「ありきたり」「ありがち」その視点で観れば、展開として本当たな傑作。いや、観られないチグハグな出来が全てか。結論として。宮沢氏の年経て、の魅力だけが見所。いや、池松壮亮のクズ演技も評価出来る!トータル、クソ男優の物差しの作品。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "転げ落ちて行く疾走感〜\n この所の宮沢りえの演技に魅力を感じて観に行ったらなかなかの秀作。観終わった直後は梨花が大学生に溺れて行く過程が少々性急過ぎて飲み込めなかったけれど偶然にラジオで吉田監督のインタビューを聴いたら「原作を読んだ時に感じた女性が走って行く姿」を形にしたいとの事で、この犯罪に対して何か特別な理由を作って共感させるのでは無く何かきっかけがあれば良いも悪いもぶち壊して坂を転げ落ちるように踏み外してしまう「人」と言う危うさを疾走感として表現していたとすれば大学生に溺れて行く性急さや、最初にお金に手を付けてしまった理由の安易さも、テンポの良さ重視の演出と言うことになるのかな〜。犯罪の性質上、映る映像はありふれた街の風景なので爽快感は比べようもないのだけど梨花が手にしたお金とその気分は「テルマ&ルイーズ」の様に行き場の無い高揚に向かって走って行く。嘘を隠す為のジタバタさえも逆に笑ってしまう。宮沢りえもさることながらこの映画小林聡美が安定の良い仕事してて流石。同じ様な状況の役を11年前に『すいか』と言うTVドラマで演じていて、その当時のセリフを宮沢りえとの対決シーンで思い出してしまった。『すいか』の方は大金を横領して逃亡した元同僚がなぜか時々電話をして来ては、横領したお金でアレをしたコレをしたと報告され、その度に自分だったらどうしただろうかと思いをを巡らすだけで結局は「踏み外せない人」を演じてました。あまりにまんまな設定なので監督は意図して起用したのかしら?と思ったくらい。大島優子も良かった。大きなくりくり目で世の中を見回して抜け目無く生きて行く小動物の様でした。(笑) " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "犯罪に手を染めてしまうまでの細かさといったら!\n 一人の銀行員がどうして横領犯となってしまったのか?その過程を細かく細かく描いていく映画だと感じました。道を踏み外して、どんどん常軌を逸していって取り返しのつかないところまで・・・。すべての犯罪が辿るところなのでしょうが、それが美しい映像で紡がれていて、湿度がないのがこの映画の特徴でしょうか。little moaさんの劇中歌もなんとも現実離れした、虚構のような犯罪映画の中でさらに浮世離れした印象を深めてくれます。どうしようもない状況になって、身も蓋もないような振る舞いはコメディですらあります。しかしそれとてもどことなくリアルでありながら嘘のよう。なんということのないシーンをスローモーションでここまで美しく見せられてしまって、ちょっと魔法にかけられたような気持になりました。個人的には宮沢りえさんが、普通にきれいなおばさんなのが悪意というかなんというか。繰り返されるラブシーンも1mmもエロくないのですね。ラブホテルで、相当にえぐいシーンのはずなんですが、少なくとも私はこれっぽっちも恥ずかしいとか逆に興奮することもないように思われました。男女差もあるのやもしれませんが、意図してのことなのかせざることなのか。結局主人公は本来行かなくてはいけないところには行かない、という選択をするのですが・・・。後味が悪い、というよりキリスト教的なものに対する反発、神に対する反抗を思わせるエンディングだと思いました。ヴェルヴェットアンダーグラウンドの曲は不似合やねえ。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思わず引き込まれていました\n 宮沢りえのファンでも何でもありませんが、久々に時間を感じず引き込まれていました。いつ手を出し、どんなふうにばれるかと・・・・あまり気分の良い題材では無く、スケールもそれなりと思いますが、テンポもよく映画としての出来は良かったです。あまりに皆さんの評価が分かれているのもうなずける点があります。りえチャンは熱演していたと思います。が、台本が良いので他の女優さんでも良い映画になったと思います。もう少しインパクトのあるシーンがあればもっと良かったかと。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしき後味の悪さ。\n 鑑賞中から後まで残る、何とも言い難い居心地の悪さ。梨花の虚偽を重ねていく様、その危うさに息を呑む。梨花とスケールは比べものにならないが、私は何事かを誤魔化したことがないといえる程の聖人君子ではないので、薄氷の上を踏みしめ歩む彼女の日々に胸が締め付けられた。小林聡美演じる隅とのカタルシス、かなりひきこまれるし、その臨界を突破する演出・脚本上のプロットに感心しきり。吉田大八監督、参りました。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "有り勝ちな話を軸に“一見”普通の人物の異物感を丁寧に描いた作品。\n 良かった。特筆すべきは主演の宮沢りえ。彼女の表情、言動、雰囲気の表現力。彼女の佇まいで状況の理解が深まり話に惹き込まれていきました。特に表情。序盤、頼りなさげな表情から始まり。土俵際で正気と狂気が入り混じる表情。一時の享楽に身を任せている時の表情。そして完全に土俵を割ってしまった時の表情。表情に凄みが増していき、思わず息を呑む場面もあり圧倒されました。長く続いた緊張がフッと切れる瞬間の表情もグッときました。相手役の池松壮亮も良かった。時間/関係性の変化により多面的な側面を見せると同時に。序盤から或る結末を匂わせる雰囲気を醸し出す。どこか陰のある屑を演らせれば随一。交接場面の演技巧者振りも安心感がありました。その他周りを固める俳優陣も安定感があり話に没入出来ました。また登場人物像を表す描写も良かった。話の大筋自体は目新しい要素が少ない「横領事件モノ」。予想通りの筋の中で、登場人物達の実像が細かい描写で示される。「何もない普通の主婦が不適切な関係を機に」という分かり易い人物像から始まるものの。過去の或る出来事から語られる梨花の人物像。様々な解釈が出来る、その人物像にモヤモヤ感が残ります。彼女は本当に我々がイメージする「普通の主婦」だったのか。彼女自身は「普通」を理解していたのか。その観点で一番最初の小さな不正(融通)の切欠は何だったかを思い返すとモヤモヤ感が増します。鑑賞後、作品の解釈や未消化部分を他人と話したくなる作品でした。惜しむらくは上映時間。上映時間126分は少々長く感じました。結論が予想出来る分それに至る道程はギュッと絞った方が良かったのでは。90分程度であれば、という点は残念でした。有り勝ちな話を軸に“一見”普通の人物の異物感を丁寧に描いた本作。不透明な将来に囚われた2人の会話から始める終盤の展開も秀逸。中身が無い上に、囚われ方が異なるため咬み合わない不毛な議論が続く中。その停滞感を一気に吹き飛ばす打開策。呆気にとられる中で掛けられる或る一言。その唐突感、異物感、一種の納得感にグッときました。有り勝ちな話に潜む小さな異物感の積み重ねを感じたい方。オススメです。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "最低の駄作\n なぜ、この映画が評価が高いのか全く不明。未だにモヤモヤしている。しかも、ご招待で観たので、私の財布から出たお金で観たわけじゃない。しかし、この2時間、行きかえりまで含めると4時間。時間を返して欲しいというほど、無駄だった。この横領というところに至るまでの過程も、全く理解不能。金融機関に勤めている以上、人の金と自分の金が別物であるなんてこと、当然ではないのか。こんなに簡単にバカなことができるなんて、この主人公は何?まったく共感できない。なんで、タイ。なんで、それをファムファタールと称賛するのかもわからない。日本人の倫理観がぶっとんでるのだろうか。ダメな事はダメ。映画なら、それを良しとする、もっとファンタジーな理由を付けて欲しかった。主演女優も、客観的にみると、、、、法令線と顎の下のたるみが酷い。もっと綺麗に撮れなかったのか。同行者は、「だって宮沢りえは舞台で評価が高いのよ~」違う。それは聞き伝えにしか過ぎない。実際に感動させられなければ、それは誇大評価だ。元アイドルが、濡れ場を演じて、映画人のおじさんたちが頑張ったねっていう○○賞をもらったに過ぎない。そういう人が演技をしても、駄作は駄作。心に響いてはこなかった。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "お金はただの紙\n ありがちなストーリーですアラフォーの女が若い男に入れ上げ、貢ぎ、贅沢をするために横領に手を染めていくラストで横領犯は捕まるのか、捕まらないのか…あるいは他の結末が?という一点に向かいストーリーは進んでいきますわりとテンポよくストーリーは進みます時々ハラハラドキドキしながら、あっという間にラストシーンを迎えました(宮沢りえ演じる梨花にあんな根性があったとは驚きでした)イマイチ腑に落ちない部分もありますなぜ、男子大学生は地味な風貌(美しさは残ってはいるものの)の中年女に惹かれたのか、梨花はなぜ突然自分から男を誘うようなマネをしたのか…(日常の不満からきっかけは些細な事で良かったのでしょうが)粗筋を読むと『夫に不満』とありますが劇中の夫はそこまで酷くもないように思えます嫌味っぽいとはいえ、ブランドモノの時計を買ってきてくれたり、海外赴任の同行を断った梨花にちゃんと電話を寄越したりもする後から気になったことです改めて粗筋を読むと、設定がバブルが弾けた1990年代後半とのこと残念ながらあの時代の雰囲気が出ていないと思いました思い返せばお金持ちの老人、恋人との過ごし方等はバブル期ですが、携帯が登場しない他は現代でも通用する風景、ファッション…少し残念です総括しますと、時々首を捻る場面もありますが全ては宮沢りえさんの熱演がカバーしてくれたように思いました梨花が壊れていく姿は必見です月並みですが、お金では幸せになれない、ということだと思いますちなみに大島優子さんが思いのほか、良い演技を見せています " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お金で本物の自由は得られない\n 間違った方法でお金をどれだけ得ても、最終的には本物の自由を得ることが出来ず身を滅ぼす!というメッセージ性が強かった。お金を扱う仕事の責任の重さを感じた。大島優子さんが予想以上にいい味を出していた。宮沢さん池松さんの演技も自然。 " + }, + { + "date": "2014-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったけどオススメは出来ない\n 原作は読んでいないので、あくまで映画としての評価です。全体的なストーリーの流れはとてもテンポ良く、観やすいです。ただ最後まで後味が悪い映画なので好みは分かれると思います。この作品では主人公の宮沢りえの評価が高いようですが、私は逆に他の女優さんで観たかったですね。と言うのも、スクリーンで観る彼女に魅力的な面は一切無く(顔のシワ、髪型、服装、雰囲気、どれをとっても自分より遥かに歳の離れた大学生と恋に落ちるにはムリがある)2人が惹かれ合う描写も全く描かれていないので、違和感がありました。ラストに向けて横領を繰り返していく辺りはなかなか見応えがありますが、ラストシーンはちょっと残念だったかな。全キャストの中で、一番自然に役に溶け込んでいたのが大島優子だったのもまた残念! " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "「紙の月」\n 偽物と本物の境界は紙一重である。紙幣には価値があり、その対価を受け取ることができる。ただし紙幣はあくまで紙であり、些細なきっかけで価値観に狂いが生じやすい。さらに、主人公は銀行員という職業柄、尚のことその影響を受けやすい。そして彼女は月までも虚像に見えたあの瞬間に、変わった。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストが…\n ラストが全てを語る感じでした…期待していたのでガッカリでした…主役の宮沢りえの演技も相変わらずな感じで、違う主人公で観てみたいと思ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかくリアル\n 『紙の月』を観賞。角田光代の同名小説の映画化。夫と二人暮しの梨花(宮沢りえ)は銀行の派遣社員として外回りの仕事をこなしていた。上司や顧客からの信頼も厚く一見順風満帆な生活に思えるが、自分に関心の薄い夫に不満を募らせていた。そして、ある日出会った年下の大学生光太(池松壮亮)と密会を繰り返すようになり、横領に手を染めていく…。とにかくリアル。もちろん宮沢りえの熱演あっての事だが、主婦が不満はないが満たされない生活の中での苦悩、最初はすぐ返せば良いと小額に手を付けてしまう後ろめたさ、徐々に金銭感覚が麻痺し自分でも歯止めが効かなくなる様など、どのシーンを取ってもリアルの一言に尽きる。決して自業自得の一言では片付けられない怖さがあるのだ。最初の光太との出会いから密会のシーンは若干唐突で「?」と思うものの、以降の展開は観客をグイグイ引き込んでいく。ミステリー要素もあり飽きることなく最後まで一気に突っ走るスピード感も良かった。ポスターの「最も美しい横領犯」という言葉には違和感を感じるが、40歳を過ぎた宮沢りえの良い意味での枯れ感が物語に悲壮感を与え現実味を高めている。改めて宮沢りえという女優の底力を感じる作品となっている。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "共感はできないけど、梨花の気持ちがとてもよく分かる\n 観た後には感動はないけど、心の中に何かが残っているような映画でした。観終えた後に鳥肌が立っているのを感じました。梨花の気持ちに共感はできないけど、 自分のしたいことをした という梨花の正直な気持ちは理解できました。光太に惹かれて二人で堕ちていく様子がとてもよく分かりました。最初は幸せそうに見えますが、どんどん話が進むにつれて幸せが大きくなりすぎて恐怖に変わるような感覚になります。原作よりも映画の方が梨花の夫が良い人に見えたので、視聴者にも梨花の夫に不満を持たせるような設定にした方が梨花が不倫してしまう理由が伝わって良いんじゃないかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい映画 宮沢りえ代表作\n 凄い映画をみました。いろいろと考えてしまった。映像的に最後のシーンはしばらく忘れられません。逃げ切れるわけじゃないのは分かっているんだけど、彼女にはどこまでも逃げてほしいと思いました。宮沢りえのあの走って逃げるシーン、あれ凄いわ。物欲、性欲、様々な欲のたががどんどん外れて行くのは、彼女の融通のきかない純真な心と自由への渇望なのだろうと理解する。彼女がアジアの片隅でどこまでも逃げ切って欲しい。逃げてる間は彼女は幸せのはずだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "期待に応えて、面白かったです!!\n 「期待を裏切られた」系の意見が多くてびっくりしました。「期待どおり面白かった!」という意見も知ってもらいたくて投稿します!必要なものがすべて入っていて無駄なものは入ってない。そして見せ方や音楽の使い方がうまい。なので観る側に考える余裕を与えつつもテンポがよいという、吉田大八作品の良さが、今回も出ています!そうなんですよ〜!観る側が色々考えて楽しめるのが吉田大八作品なんですよ〜!どうも、キャラとか原作とはちょっと違うらしいんですけど、でも、自分には、あらすじを読む限り、原作より映画のキャラ陣のほうがおさまりがよいかなぁと思います。0.5点減点は、「桐島」や「腑抜けども」に比べると、フレッシュ感がこれらに比べると弱くて、結果、何度も観たい感も若干劣るから。でも、エンディングが素敵で、ちょっとその劣ってる部分を持ち直してる、と自分は思います。大事な事だから2度いうけどw素敵なエンディングですよ! " + }, + { + "date": "2014-11-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛は身を滅ぼす。人間の弱さを赤裸々に描く社会派作品。\n 【賛否両論チェック】賛:人間が欲に溺れて身を滅ぼしていく様が、赤裸々に表現されている。誰しもの心に忍び寄りうる闇に、深く考えさせられる。否:「自業自得」と言ってしまえばそれまでの内容なので、好みは分かれそう。過激なラブシーンもあり。 最初はごくごく平凡な生活を送っていた主人公が、とても些細な過ちが引き金となり、次第に道を踏み外していく様子が見事に表現されています。ある意味で誰しもが起こしてしまいうる事態に、身の毛もよだつ思いがします。そのくらい、横領にしても不倫にしても、主人公が徐々に背徳感をなくしていく描写がリアルで、考えさせられます。反面、言ってみれば「身から出た錆」的な話ではあるので、「いやいや、自分のせいでしょ」と思ってしまうと、あまり楽しめない作品でもあります。その辺は、好みが真っ二つに分かれるところだと思います。 過激なラブシーンもありますが、「お金の怖さ」を改めて認識出来る作品に仕上がっています。 " + }, + { + "date": "2014-11-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "残念です!\n 期待して観賞しましたが横領の内容が在り来たりだったので面白くなかった期待外れでした結末もいまいちで映画代戻して貰いたいけど宮沢りえだから許します " + }, + { + "date": "2014-11-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待していただけに\n 勝手な思いですが期待が大きかっただけに見ていて何だかなと、旦那に女として見られてないと感じていた主婦が若い子に女を思い出されて遊ばれが、自分を解放出来た作品元々世話付きで私がついていないとと思ってしまうところや捨てられないという思い、自分が変われるという思いが重なり横領に映像の表現としてはもっとドロドロしたものにしてほしかった、もしくは逆に思いっきりさっぱりとしてもしかった。エンディングも心に響かなかった。 " + }, + { + "date": "2014-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ渾身の演技に感銘\n 角田光代の原作が良いのはもちろん。主演の宮沢りえの演技が素晴らしく感動しました。ふとした事をきっかけに落ちていくOLの心理状態の変化を見事に演じきったと思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "期待して公開日に見た結果…\n 女友達アラサー三人で楽しみにして仕事終わりに見に行きました。本当に予告が面白そうで、先々週から見に行くのを約束してたくらいです。結論、全員一致で今まで人生で見た映画でいちばんつまらなかった。途中30分過ぎたあたりで座っているのも苦痛でした。今まで数々の映画を見てきて、エンドロールを最後まで見らずに席を立ったのは初めてです。なんでこんなにつまらないと思ったのかも分からなかったくらいなんですが…思い出しても、何の映画だったのか分からない。話としてはわかります。平凡な人が横領をしてバレる、その過程と理由を描いたものだと。しかし、その肝心の過程と理由がまったく分からないし、物事の至る経緯、人の心情も伝わってこない。見所もなく、盛り上がりもないから最後のオチのシーンも…とりあえず最後くらい派手にしとけばってことでそうしたの?と言う感じでまったく心に響かない。役者さんには不満はないです。どちらかというと宮沢りえさんは好きな方の役者さんです。でも話がまったく面白くなかったせいで、美しい宮沢りえの顔どアップもキツくなり、しかもどアップの連続でさすがに美しくても食傷ぎみに…しばらく宮沢りえは見たくないな…とか思う始末。やってることが同じことの繰り返しなので、画も単調で、見るのに疲れました。ずーっと同じで単調でした。これ、原作未読では面白さがぜんぜん分からない映画になっているんでしょうね…なんでこんなにつまらない映画に原作者はGOサイン出したんでしょう…逆に原作読んでみようかという気になったので明日くらいに書店に行ってみようかと思います。面白くなさ過ぎて怒りすら湧いてしまい、この気持ちのやり場がどこにもなく、どうしようもなく、このレビューを書く為だけに映画.comに登録しました…1300円もったいなかったなあ… " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんなことしか言えなくて恥ずかしいですが\n ぞくぞくと、震え、鳥肌がシーンごとにたちました。見終わると 立毛筋に疲れを感じた。と、そんな言葉まで思いついてしまいました。 小学生の時、犯したことをもんもんと被せて見ていました。 なんだろう、見終わっても引きずるこの気持ち。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "原作とは全くの別物\n まず、率直な感想として面白くない。原作既読で鑑賞したが、改変がヒドい。オリジナルキャラが2人、それぞれに重要な役割を担っている。よく角田光代はOKしたもんだなと心配するくらい原作で伝わったものが違う角度で届いてくる。吉田大八は原作を読んでこう解釈したのかと、ある意味、新鮮な気持ちになった。映画としては何かが起きそうで起きないギリギリの場面を演出している。ただ、原作読んでない人は設定から話しの流れ、登場人物の心情までさっぱりわからないと思う。多分、レビューも宮沢りえが良かったという意見が大多数になるんじゃないかな。以下はあくまで自分なりに原作を解釈した意見なので参考程度に読んでもらいたい。そもそも原作は角田光代お得意の何かほんの少しだけ満ち足りない女性を題材にした物語。その何か満ち足りないものを手に入れようとしたけど、結局、それじゃなかったというのが大筋で、そこのアイテムとしてお金や巨額横領事件や恋愛が絡んでくる。しかし、映画では何かほんの少しだけ満ち足りない女性の描写が非常に弱く、横領する動機がはっきりとわからない。しかも横領して行なう行為そのものが目的になっている。なので、劇中に登場する宮沢りえはただの倫理観が逸脱した馬鹿に写ってしまっている。あとは大島優子や小林聡美など対比で登場する2人も弱い。だって、宮沢りえがただの馬鹿にしか感じないし、感情移入や共感が出来ないから。後、オシャレな音楽とか妙に鼻につくから止めて欲しい。もっと自然にオシャレして欲しいね。と、まあ、こんな感じでため息の連続間違いなしの本作。吉田大八は桐島の一発屋なんて呼ばれないよう頑張ってもらいたい。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり吉田大八監督は信頼できるなと確信。宮沢りえの魅力がスクリー...\n やっぱり吉田大八監督は信頼できるなと確信。宮沢りえの魅力がスクリーンに映える、映える。どうしようもない小僧の借金肩代わりから横領に手を染めてしまいにっちもさっちもいかなくなる宮沢りえ、彼女を追う職場で肩叩きを食らってテンパっている小林聡美・・・すなわち、銀行版ダンテの『神曲』と言っても過言ではない、決して言葉で過度な説明をしない慎ましやかで荘厳な映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "見切り発車という判断が作品をダメにする。\n  吉田大八が監督、ということなので、私にとっては、この秋の期待作でした。しかし・・・。 この作品に携わった全ての人がある種の不安を抱いていたに違いありません。原作者、脚本家、監督、そして、俳優たち・・・。これでいいのだろうか、このまま公開していいのだろうか・・・。私は原作を読んでいないのですが、おそらくは、原作が余りにご都合主義的に書かれていたのでしょう。角田光代は推敲をしなかったのでしょうか。元々、私は角田光代という物書きを評価していないのですが、これはちょっと、酷過ぎるでしょう。全く、これでは脚本家がいくら手を入れても手の施しようがありません。至る所にぎこちなさが見えます。一番、笑ったのは、宮沢りえが突然、胸のボタンを外して、色仕掛けで石橋蓮司に迫る場面です。いくらなんでも無理があります。それから、話を強引に進めるために、その繫ぎ目がかなり目立っています。終盤、巨額の横領が発覚した後、会議室で宮沢りえと小林聡美が対峙する場面があります。ここで小林聡美が、「私が一番やりたかったのは徹夜だ」と云うのですが、なんの説得力がありません。私は、一番、盛り上がる筈の場面で、このいい加減な科白はないだろう、と白けてしまいました。最後に、それまでのさまざまなストーリー上の矛盾や綻びを吹き飛ばそうとするかのように、宮沢りえが椅子をガラス窓にぶつけて、ガラス窓を壊すという大見えを切るのですが、そんなことで、積りに積もったフラストレーションは解消されません。☆をひとつ半にしたのは、宮沢りえの熱演を評価したことによるものです。本来なら☆半分です。 話の最初と最後に宮沢りえの女学校(ミッション系です)時代の風景を置いて、時間的奥行きを出そうとしているのですが、この手法は最近の大抵の映画に蔓延しているので、もう、いい加減、やめた方がよろしいかと思います。もう、食傷気味です。 また、大島優子は、いまどきのちゃっかりした軽い女を演じていて、はまり役でした。こういうのを適材適所というのでしょう。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいねぇ!\n 本当の幸せとは? を考えさせられる。人間の苦悩、欲望、あるトリガーをきっかけに変化する精神状態、心理状態を演じる宮沢りえが素晴らしい。小林聡美も最高!エンディングが?となったので星4つにしました。 " + }, + { + "date": "2014-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "上映される所が出てないのは\n 明後日からなのにまだ上映館が出てないなんてホント不思議です。どうなってるのでしょうか他の作品にしても上映される所が定かではないですよね〜 " + } + ] + }, + "189": { + "title": "小さいおうち", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不倫ものだと思ったらレズ映画だったとは!\n 不倫ものだと思ったらレズ映画だったとは! " + }, + { + "date": "2019-04-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "原作に忠実に再現してほしかったなーと思います。 あのストーリーだと...\n 原作に忠実に再現してほしかったなーと思います。あのストーリーだと、三角関係がわからない。倍賞千恵子さんがなんか、ただのおばあちゃんに見えて、オーラがなくて少し残念でした。黒木華は言わずもがな、松たか子も昭和の奥様にしか見えなかった。そしてうだつのあがらない役をやらせたら天下一品の吉岡さん…。あなたいつもそんな感じよね。 " + }, + { + "date": "2019-04-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和初期あたりの暗さと明るさと\n まず、中島京子の原作に感動して、DVDはあとから見た。いい内容だけど、原作では奥さまと女中の、姉妹のような、友達のような優しい交流が印象に残った。映画では、奥さまのささやかな(いまの時代から見たら)不倫がかなり占められていて、それは残念。昭和モダンというのか、戦争に入る前の、おっとりとした庶民の暮らしが、まだ生まれていないわたしにも、懐かしい感じがした。戦争によって壊されたものは戻らない。松たか子も黒木華もぴったり役にはまっていた。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女優2人の表現の丁寧さ\n 松たか子さんと黒木華さんの雰囲気がとても素敵でした。決して物語に大きな展開がある訳ではないですが、2人とも心の内に思いはあるのに上手く表現出来ない、爆発はできない、自分自身でもどうしたらいいのか分からない、そんな感じが感じ取れました。真摯にこの作品に取り組まれたんだろうなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-03-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小さいおうち\n すごく良かったです。私は、山田洋次監督が好きなので、人物の描写がおだやかで。品があって。2回見ました。黒木華さんと松たか子さんのお芝居の間がよくて、ひきこまれます。 " + }, + { + "date": "2019-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "雰囲気が素敵な映画\n ストーリー自体はそれほどは面白くはなかったのてすが、雰囲気がすごく素敵な映画。松たか子さんと黒木華さん、ふたりともハマり役ですね。和服がよく似合ってました。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次監督の作品はやっぱり合わない\n 山田洋次監督。ん〜予想はしていたけど、私の好みじゃないwww好きな人にはハマるんだろうけど… " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いつの間にか戦争になっていた。\n バートンさんの絵本『ちいさなおうち』のように、周りの環境に翻弄された一家の物語。ーとはいえ、バートンさんの絵本があまりにも唐突に出てくるので面食らうがータキが引き裂いた恋。 もし戦争がなかったら?もっと他の展開もあり得たかもしれない。 自立しているようで、夫に縋らなければ生きていけなかった時子。 箱庭のような家の中で展開する物語。シルバニアファミリー・リカちゃんハウス等の中で繰り出されるおままごとみたいな話。 やり直しの利かぬ行為。時子への想い。板倉への想い。平井家への想い。自分にとっての大切な居場所への想い。戦後の我々からすると納得できないが、実際は小市民の感覚ってあんな感じなんだろう。対岸の火事、戦争回避できるだろうと思っていたら、いつのまにか悲惨な状況になっていた。その対比が面白い。今の日本と似ている気がする。経済発展だけ願っていればいいのか?役者の力がすごく見せてくれる。 黒木さんがベルリンで賞をお取りになったけど、 松さん、吉岡さんもすごい。あんな声していらしたっけ?二人とも、いつもの声よりトーンが高いような気がする。言葉の言い回し、抑揚が違う。役柄に合わせて、声の高さやリズム・言い方まで変えて演じている。 片岡さんもいい。人のいい人情家なんだけど、実利だけを重んじている、情愛とか女心を全く理解できない男をさらっと演じている。たきちゃんの婿選びのセンスに笑った。そりゃあお嬢様が抜けない奥様が、別に目を向けてしまうのわかる。自分の感性に一生懸命耳を傾けてくれて、同じ感性から出てくる言葉を言ってくれる人が側にいてくれるだけで、どれだけ人生が輝きだすか。 そして、松さん、片岡さんをはじめとして、全ての方の所作が綺麗。それをみているだけでもうっとりしてくる。たきちゃんの秘密。あの手紙、そしてベッドの上に掲げられていた絵の謎。 レビューでも、いろいろ憶測が流れており、私もいろいろと想像はするが、自分にとっての大切な居場所を守ろうとする必死な気持ちは痛いほどわかる。「奥様の為」「坊ちゃまの為」…滅私奉公の時代「自分の為」という意識はあったのかな?勿論、年を重ねれば、なによりも「自分の為」であったことは自覚してくるが。原作未読。映画化するにあたって重要なプロットを削っているときく。だから?な部分が残る。 そもそも宣伝に使われていた”秘密”は鑑賞者にとっては”秘密”ではなく、この映画を鑑賞することでさらに何かもっと大きな”秘密”があるんじゃないかなんて思ってしまう。消化不全。砂糖菓子みたいな生活を見るのはよかったけれど、構成を練り直してほしい。 " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の傑作\n 薄っぺらい若者向けムービーが多い中、文学的なまた戦中の東京の描写豊かな映画は何度も見たくなるそれでした。現代と過去を行ったり来たり、女中、奥様の女性中心の目線で描く生活、社会、恋愛について惹きつけられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "アカデミー賞繋がり\n どうしても地味そうで見る気がしなかった今作。今年のアカデミー賞ノミネート作品達にもやもやとした疑問をもったせいで過去のノミネート作品を見る羽目になった。松たか子と黒木華の素晴らしい芝居と戦前のほのぼのとした雰囲気。映画自体は素晴らしいと思いますが、どうしても気になる事があって仕方がないです。他の方のレビューにもありましたが、タキばあちゃんの部屋に飾ってある赤い屋根の絵は何を訴えたいのか、何度も巻もどし作風を確認してイタクラの作品なのはわかったよ。にもかかわらず、その絵がどうしてタキのもとに、大事そうに寝室にかけてあるのか、そこの伏線放り出して自分で考えろって想像の余地を残す親切なふりをした手抜きなんじゃありませんか?見事に一切ふれないもんね、最初から。遺品整理で捨てちゃうし。あとで巨匠の作品と気づいて驚くくだりがあるかと思えばなんもないし。タキが戦後に会ってもらったくだりがあるかと思えばそれもなし。なんにもなしで想像しろってこと?なんの意味のないただの絵ですよ、はないよね。ばあちゃん号泣の大事なシーンでアップにしたりして、さんざん目をひきつけといてさ、回収無しの放置プレイ。誰か原作読んでる方、あの赤い絵の意味教えてください。わからないからこの映画に点つけられません。 " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "あの絵の意味を回収してくれ\n オープ二ングの遺品整理であっけなく捨てられるタキの部屋に飾ってあった赤いお家の絵。大事に寝室に飾っていたあの赤いお家の絵。あれが板倉の絵でないはずがない。板倉の絵を持っているタキは2人が戦後あっていた証ではないのか?いつになったらその話が出てくるのか?その伏線の回収を待ちにまったが、最後まで一切触れないとはどう言う事か?全て観客の想像力に任せるとは、なんという大胆不適な終わりだろうか。生涯独身を貫いたタキと板倉。もしタキがあの手紙を板倉に渡していれば、奥様への罪悪感を持たず、戦後に板倉と心置きなく結ばれていただろうに、渡さなかったが為の罪悪感から結婚して結ばれる事をあきらたのだろうか。第一にタキばあちゃんの孫がいるって事は子供がいるわけで、それも板倉の子であろうか?伏線の回収がない為に全てもやもやするではないか。誰の子なんだ。最後のタキの涙からの板倉の絵のアップに対して私はそういう結論を持ってこの映画を見たが、他の方のだす結論が気になってしまう。せめて伏線の回収はしておいてくれないと、こうしてもやもやするのでやめて欲しいものだ。このもやもやをなんとかしたいのでとりあえず原作を読んで事実を知ろうと思う。せめて原作までが伏線回収無しのもやもや終わりじゃない事を願う。原作のレビューをみて想像する限り、タキの部屋に赤いお家の絵は無さそうだ。もしかしてだが、映像的になんとなく絵を掛けただけじゃないだろうな。映像的に赤いお家の絵があった方がしまるよね、とか意味なく絵を掛けたから伏線回収がない訳じゃないよな、、、 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小さな嘘\n が、いじらしい…。恋心は罪ですね。 " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "冒頭から超ショック。国民の妹、さくら(倍賞千恵子)が、死んでしまっ...\n 冒頭から超ショック。国民の妹、さくら(倍賞千恵子)が、死んでしまったおばあちゃん役だなんて!みんな歳をとっていくのですね。そのおばあちゃんの若き日を演じるのが黒木華。この黒木華がいいんです。とびきりの美人というわけではないのですが、一つ一つの所作が古き良き日本女性を感じさせます。さあ、彼女は果たして新国民の妹となれるのか。お話は黒木華が女中奉公をした一家との生活を描く自叙伝。山田洋次監督ならではの人情劇です。とある事件が起きますが、正直今一つなにかが足りない気がしました。なんだろう(笑) " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "想像してたのと違った\n 山田洋次のいつものお気楽な映画を想像してたら、結構シリアスな映画だった。山田洋次くらいになると、映画の魅せ方を熟知しているというか、映画ならではの映画だった。この世界観は2時間ドラマでは無理だ。あの時代の素敵な部分と暗黒な部分を魅力的に表現してた。羨ましくもあり、絶対にその場に居たくないような奇妙な気持ちになった。松たか子と黒木華はベストなキャスティング。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "最後、感動しました\n 最後、感動しました " + }, + { + "date": "2017-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "空気が最高。\n 山田洋次監督が描き出した戦前から戦中にかけての日本に流れていたであろう独特の雰囲気というものがとてもよく描かれている映画でした。何回見ても飽きない映画です!山田洋次監督の最高傑作はこれだと思います。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松たか子がすてき\n 松たか子がすてき " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「長く生き過ぎた」\n 面白い。まったりとした邦画は苦手な私が最後まで目を離せない作品でした。展開の早いドタバタ劇というわけではなく日常的な現実味のあるドラマを飽きずに魅/観せる山田監督の味が深く味わえる作品だと思います。「長く生き過ぎた」というせりふがとても印象的でした… " + }, + { + "date": "2016-06-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "もっとエロスを。\n 山田洋次監督が男女の禁断の恋である不倫を題材に扱っていても、本作は非常に真面目である。濡れ場のシーンが皆無なのだから(松たか子が唯一見せたのはナマ足だけ)。多分、山田洋次監督はそう言った類のものは一切撮らない主義なのではなく、真面目な性格が災いして撮れないのではないだろうか。二人の情事の形跡を、着物の帯の結び方の違いで匂わせる描写は、さすがに上手いと思わせるけどね。ま、最初から吉岡秀隆に対してハードな濡れ場を期待する方が間違いだったのかも。それなら吉岡秀隆は完全なミスキャストじゃん。二人が初めて口づけを交わす大事な場面での演出も酷すぎる。バックに流れているピアノ曲が男女の情感を必要以上に煽り、雷ピカリで、唇ブチュウ〜って一体何なのさ?!こんな古典的な演出が、いまだに本気で通用すると思っているのだろうか。大戦前夜と言う大きな時代のうねりの中での、もっとドロドロとした男女の愛憎劇を描いて欲しかった。あくまでもそれが主体の作品ではないけれど、二人の女優にエロスが欠乏していることは、もっと問題視されてもいいはずである。 " + }, + { + "date": "2016-04-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "もやもやしてしまう\n 扱う時代や話の展開は、分かりやすいものだと思うが、映画でやる内容としては、単純に物足りなさを感じた。それは、作品としてのドラマ性や価値観。役者の演技は大したものです。ただ黒木華さんはハマリ役という印象が割合的に強く、好感が持てるが評価されるまでのものは感じなかった。松たか子が黒木華を田舎へ帰る見送りの時に見せた最後の表情はとても人間らしく狂気的なものを感じられた。あれは何かのメッセージなのか。 " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジーンときた\n 穏やかでいい話しだった。 " + }, + { + "date": "2016-03-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "THE映画 いい映画でした 俳優とは思えない。こういう人らがいるん...\n THE映画 いい映画でした俳優とは思えない。こういう人らがいるんだと思ってしまう。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい作品\n 山田洋次監督はさすがです。各年代の女優さん、みんな素敵です。黒木華さん、実にいい。松たか子さんはもう大女優です " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「小さいおうち」を観て・・\n 中島京子の直木賞受賞作品を山田洋次監督にて映画化。戦時中の女中のいる少し裕福な家庭のきれいな奥様の恋愛事件を中心に描く。赤い屋根のモダンな家の中での幸福な生活・・女中タキの黒木華の演技がいい。松たか子の若く美しい奥様の着物姿もいい。日本が戦争に向かった中で国民がどう対処したかよく分かる。小さいおうちは東京大空襲で爆撃機のB-29の投下した焼夷弾で焼失した・・ " + }, + { + "date": "2015-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小さいおうち\n 赤い屋根の家に住み込みで働き始めた女中さんが親切にしてくれた奥様の不倫を終わらせるために嘘をついてしまい、田舎に戻った後も老女になるまで秘密にしていた話。老女となった女中さんが回想録を書き、それを読んだ親戚筋の若者が関係者と会って秘密が明らかに。最後は、なぜかグッときました。 " + }, + { + "date": "2015-10-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家政婦は見た。\n すげえ映画だな、と思ったけどそれ以上は私はまだ言葉にできないみたいだ。とりあえず、鳥肌は立った。 " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "きれいな映画。\n きれいな映画。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "昔の面倒くささ\n こういう映画って「どうせ昔は良かったモノだろ」的な偏見があったのですが、むしろその逆を行ってくれていて勝手に嬉しくなってしまった。つまり上司から部下への過干渉だったり家父長制だったり、そして生活に影を落とす戦争の足音だったり。時子らの浮気・不倫の外的な要因としてこれらが横たわっているのだろうけど、現代と一味違う息苦しさがあって、「昔の人もこういう面倒くささを抱えて生きていたのだなあ」とちょっと嬉しくなった。黒木華も松たか子も倍賞千恵子も勿論素晴らしかったけど、個人的MVPは片岡孝太郎です。あのイラッとくる感じがたまらない笑 " + }, + { + "date": "2015-05-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まったり観れる。\n まったり観れる。 " + }, + { + "date": "2015-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦争中の不倫話\n 総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 昭和初期の日本らしい控えめな不倫と当時の人間模様の話であり、それほどたいした主題でもないのに、描き方がしっかりとしていた。大きな波乱万丈の話でもないから登場人物たちをどう演じるかはとても重要だが、心の内側がしっとりと伝わってくる演技だった。原作は未読だが直木賞受賞作品だそうなので、そちらもしっかりとしたものなのかもしれない。 時子を演じた松たか子は流石で、板倉を訪ねた後で友人睦子の前で動揺する姿を隠そうとする場面は見物だった。布宮タキ役の黒木華も、役柄上はたいした見せ場がないわりに地味に良かった。一番幸せだった時代に残した罪悪感を表現した倍賞千恵子も安定した演技だった。室井滋等の脇役たちも丹念に周りを固めていた。 まるで節制と抑圧というこの時代を反映したかのような慎ましい演出は、不倫の姿をはっきりと見せることが無く淡白。濡れ場は一切無い。でもそれはこのような時代背景を踏まえてるし、肉体関係よりも心の動きを中心にしているのだから、この作品にはそう悪くもないと思う。だけど雷の音をきっかけに使って不意打ちの接吻をするのは、その瞬間の顔や唇を引き伸ばして撮影するくらいの演出はあってもいいのではないか。 " + }, + { + "date": "2015-05-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "『小さいおうち』は秘密の不倫の恋の話に隠された秘密の悲恋の話ですって話\n 劇中の妻夫木聡が「イマドキの若いやつはこんなしゃべり方しねぇよ」と批判されたりしていた作品なんですけど、僕にはその妻夫木聡のしゃべり方こそが「昔の映画ザ・ライド」的な効果を出してたんじゃないかと思って好印象でした。お話もなかなかおもしろかったですよ。僕はこの映画、「3人の人間が6つの愛に苦しんで、1つも成就しなかった話」だと思いました。時子は「板倉」と「夫≒家庭」への2つの想いがあって、どちらも成就できなかった。タキは「時子」と「板倉」への2つの想いがあって、どちらも成就できなかった。板倉は「時子」と「タキ」への2つの想いがあって、どちらも成就できなかった。不思議ですね、この映画のど真ん中は時子と板倉の恋のお話なのに、その後ろで板倉とタキの悲恋物語が完璧なまでにきっちりとコントラストを描いてますよ。違う言い方をすれば、「時子の秘密の恋の話に隠された、タキの秘密の恋の話」ってことですね。観客に対してすら、秘密を残している「小出し感」が切なくてよかったです。ついでに坊っちゃんは「時子という母親」と「タキという仮の母親」への2つの想いがあって、タキとは戦争で生き別れ、時子には不倫で裏切られた悲しみがありました。またついでに旦那さんは、「仕事」と「戦争」の話ばかりだったけど、戦争は出兵もできずに負けて、仕事は戦争のせいでダメになった。人間はいつの時代も、なかなか思うようにうまくは生きられないし、最高ではなくてもそれなりの幸せを良しとして生きていかなきゃいけない。そんなことをちょっと考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-04-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれ\n 奥様、たきちゃん、板倉さん、息子さん、それぞれの胸にいろんなしこりを抱きながら、それでも人生は過ぎていく。激動の時代だったからこそ、諦めもあるし、諦められないこともある。そんなことを感じさせられたよい作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-03-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たきちゃんに救われた\n たきちゃんが愛した家族を守ったはずなのに、戦争はその命を奪ってしまった。戦後何十年も小さくも辛い罪を抱え続けたたきちゃんの嘆きに涙がこぼれた " + }, + { + "date": "2015-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい人たちが巻き込まれる\n 日本映画はDVDで済ますことが多いのです。なぜか?そのスケール感なのかな。でも、この映画は物語としての面白さや現代日本への教訓いろんな意味でよかったです。まず、登場人物全員がいい人なのです。奥さんや彼氏、たきちゃんや旦那にしても悪い人はいません。それなのに、なぜ日本が戦争に巻き込まれたのか?はじめのうちは、大したこととは思っていません。みんな日本が勝つと信じていました。でも、だんだん状況が悪化していくことがわかります。そんな経緯を見事に描いていました。もちろん、奥さんと彼氏が惹かれていったのかもわかるような気がします。たきちゃんの悔恨の情を倍賞さんはうまく出していました。そして、奥さんと旦那は手をつないで死んでいったのです。哀しい物語ではあるけれど、この場面を想像して救われました。 " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なぜ今この映画を撮ったのかという事を考えながら観ました。まさに今だ...\n なぜ今この映画を撮ったのかという事を考えながら観ました。まさに今だからこそ観る価値のある作品だと思いました。あと全部台詞で言ってくれたから分かりやすかった。 " + }, + { + "date": "2015-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女中のタキが東京に出てきて働いていたモダンな赤い屋根のおうちの物語...\n 女中のタキが東京に出てきて働いていたモダンな赤い屋根のおうちの物語。年老いたタキが自伝小説としてノートに綴りつつ語っていく。昭和初期戦前の日本の在り方、主人公タキの想い、雇い主の奥様の不倫、雇い主の会社の部下との関係など、淡々としてはいるが細かくゆっくりと進んでいく。しかし飽くことなく自分もこの小さいおうちに住んでいるような、そんな感覚に陥った。日本が戦争へと一歩一歩近づいている最中、この小さいおうちでの生活がどれだけタキにとって思い出深かったのか、ひしひしと伝わってくる。 " + }, + { + "date": "2015-03-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆったり\n 基本的にまったり進むお話でした。ハラハラとかそういう感じはあまりありませんが、タキちゃんがお婆ちゃんになるまで抱えていた小さな罪が最後には消化される流れはなんだかほっとしました。救われて良かったね、と思いました。過去と現在が交互に描かれる構造が好きなのでそれなりに楽しめました(^ー^) " + }, + { + "date": "2015-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技が素晴らしいです。\n 松たか子さんと黒木華さんの演技が素晴らしかったですね。内容は単純なようで複雑な話であったなあと思いました。心理描写もさることながら時代の流れも感じることのできる作品です。個人的には音楽がとっても好きです。とても切なくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "テーマの割に静か\n テーマの割には波乱がなく、静かにゆっくり丁寧に進むストーリーでした。タキは時子奥様に思いを寄せていたように思いますが、そうではなくて板倉の方…?と最後は悩みました。板倉もタキを何でこのタイミングでという所で抱きしめて、タキも時子も好きだったのかと混乱しました。ですが、タキが時子の足をマッサージするときに緊張してる姿や時子の同窓生との会話から、時子を好きだったのに間違いないのかなと思います。タキが手紙を渡さなかったことを、とても悔やんでいることに驚きました。板倉を吉岡秀隆が演じていたことに疑問です。色気漂う一目で惹きつけられるような色男の俳優が演じた方がよかったように思います。なぜ惹かれたのか理解出来ないので、奥様の恋にハラハラしなかっなので、物足りなかったです。最後、坊っちゃんに会えたのは以外でよかったです。でも、その流れで板倉とも会えると思っただけに残念でした。時子が板倉の絵を持っていたこと、タキが女中としてかはたまた自分のために手紙を渡さなかったのか、真相は闇の中で考えさせられました。私は板倉が戦争から戻ってから、タキは板倉を好きになり恋人同士になったので、あんなに後悔しているのかなと想像しました。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "黒木華ちゃんがいい!\n ファンになってしまった。次の作品は山田洋次監督でニノで華ちゃん、これは見なくちゃ! " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "優しさ\n 黒木華さんの存在感がすごかった。火花が花火っぽくなるなど監督らしい演出も見えた気がする。男はこなかったのではなくまず手紙を渡していないということ。この嘘が長い間心に重くのしかかっていた。でもその嘘は優しさではないか、この映画には人間の優しさがたくさん見えた気がします。 " + }, + { + "date": "2015-03-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこりするけど反戦映画なのがすごい\n 祖母の生涯を書いた私小説から、昭和を生きた慎ましやかな祖母の一生を知るという山田洋次っぽい作品。家庭の中での機微を写したカメラワーク、演者の所作、言葉遣い、どれをとっても山田洋次作品。松たか子は色っぽく、黒木華は女中にどハマり、吉岡秀隆の文系モテ男感は半端ない、妻夫木聡はあと5年は大学生をやれそうだ!実際の戦争というものをあまり見せずに、ふつふつと反戦がにじみ出ているところに強い意志を感じる。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次は山田洋次\n 山田洋次作品は誰が見ても山田洋次作品だと分かる。キャラクターの配置だとか、演出なのだと思うけど、キスシーンでの雷や、爆弾が落ちて来て花火がプシューとなる演出は古い云々より、マジか⁈笑わせようとしてないよな?と自分の目を疑った。黒木華さんの女中として周りを立てて、尚且つ存在感を残す演技ってスゴイんだなぁと思った。自分てきには美人な奥さま=松たか子が最後まで腑に落ちなかったけど、今の時代にはわからない女性の生き方と、今ならそんな悩む事じゃないだろうに、そうだったのかと見せるのだから作品に力があるのだと思う。僕なら、おばあちゃんが亡くなって、板倉さんが有名になった事を知り、息子さんが、生きてる事を知ったら、何で生きてるうちに調べてあげられなかったのか!と悔やむと思う。 " + }, + { + "date": "2015-02-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "『小さいおうち』\n 倍賞千恵子と松たか子の新旧と北の国からコンビの見どころを小さいおうちの小さい恋愛を山田洋次が魅せる魅せる。ナレーションが替わる新しいやり方が自然に染み込んでくる構成は良かった。 " + }, + { + "date": "2015-02-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろと思わせぶりです\n 死んだ大おばさんが残した自伝小説を追いながら、戦時中のある家庭に起こった出来事を描く。戦争、許されない恋、同性愛ときたら純文学的な匂いがプンプンしてくるが、嫌味な感じはなくて最後まで飽きずに観られた。その上ほのかな感動を味わえた。時代の雰囲気を素直にうけいれられるかどうかが楽しめるかどうかの分かれ道のような気がする。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすがの\n 倍賞千恵子さんと松たか子さんにやられた。黒木華さんはそんなにでした。なんだかんだ巨匠ですね。ほんとに。長く生き過ぎたの。いい台詞です。 " + }, + { + "date": "2014-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "半分寝ながら見ていたので\n タキばあちゃんの部屋に何で板倉さんの絵がかかっていたのかよく分かんなかった。でも山田洋次の作品は安定してるなと思った。 " + }, + { + "date": "2014-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "優しい人びと\n 戦前をひとくくりにしか観られなくなっていることに、気づかされた。戦前も、人びとは笑い、泣き、怒り、小さなおうちで、今のわれわれと変わらない生活を営んでいた。決して、異常なひとびとではなかったのだ。だから余計に、戦争の悲惨さや、怖さがリアルさを伴って心に入ってきた。いつでも、狂気の時代になる可能性があるのだ。タキの遺した手紙を開けるシーンで、ハサミで切り取った後の紙くずを、捨ててあげる心遣いが、この物語に出てくる人びとの優しさを思い出させてくれた。このドラマに出てくる人物は、歴史に名を残さない人々かもしれないが、みな優しさにあふれた愛すべき人だった。この後も、優しい人びとが悲しまない世の中を続けていけるように、大人としてしっかりしなくてはいけないと思った。 " + }, + { + "date": "2014-12-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女中はまともな職業だったし、嫁入り前の花嫁修業でもあった。\n 映画「小さいおうち」(山田洋次監督)から。ストーリーとは、あまり関係ないかもしれないが、昭和初めの頃の「女中」という職業に興味を持ってしまった。年老いた主人公・布宮タキ(倍賞千恵子さん)が孫に語る、「女中」という職業に対する定義に頷いてしまった。「昭和の初めの頃はね、東京のサラリーマンの家庭では、女中さんがいるのは当たり前だったのよ。近頃は、お手伝いさんなんて言い方をするけど、私の若い頃は、女中はまともな職業だったし、嫁入り前の花嫁修業でもあった。奴隷みたいに思われたら、かなわないよ」最近では「花嫁修業」という言葉も死語となりつつあるが、男性の「徴兵制度」がなくなったように、女性の「花嫁修業」も時代の流れとともに、なくなった。どちらも、若い年代の大切な一時期でないかと感じている。特に「花嫁修業」となっていたという「女中」という役割は、ある意味、有料の社会奉仕(ボランティア)をしながら、家事全般に必要な知識・基礎技術を、住込みで覚えるシステム、そう考えることが出来なくもない。長い期間でなくても、家族以外の人たちと一緒に住むことで、いろいろなことを覚えさせてもらえる体験は悪くない。しかし、これも中年男性の古い視点かもしれないなぁ。 " + }, + { + "date": "2014-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "奇妙な三角関係が活かせていない\n 昭和初期の中流家庭に奉公していた女中の視点で、戦争に突入する前後の日本社会を描きつつ、その家庭の平穏とそこで起きた小さな波風を描く。『東京家族』で小津安二郎の映画手法を模倣した山田洋次。齢80にして、今更大先輩の作風を模倣しようというのだから、その貪欲さには頭が下がる思いで見たが、本作でも小津安二郎を意識していることは間違いない。小津安二郎が徹底して描いた中流階級(中流というよりも、当時のインテリサラリーマン)の家庭が、本作の主な場面となる。まるで『早春』のように、その家庭で起こった不倫な出来事。窮屈な台詞回しと、形にはめた演技を役者に強要する演出。カメラワークでも、随所に小津の構図を取りいている。しかし、もちろん完全に模倣するわけではなく、山田節は十分に加味してもいる。その辺が、どうにも中途半端にうつるのは、『東京家族』も『小さなおうち』も同様だ。小津の出来損ないという印象が、どうしても残る。山田洋次の悪い癖(例えば、必要以上に政治的メッセージを前面に出してしまう事による逆効果)が、あの窮屈な小津節によって、よりクローズアップされてしまう気がする。この辺は、山田節をもっと抑えるか、逆に小津のオマージュをもっと整理するかしないと、解消しないだろう。80歳の監督に言うのも何だが、自作以降に期待するしかない。また、山田洋次は、本作で昭和初期の日本社会を描きたい気持ちがあったことは明らかだ。それは、インタビューなどでも語っているし、そもそも本作の原作が(筆者は未読だが)、そういう意図で書かれているとの事である。太平洋戦争に突入した以降の日本社会は、様々な映画やドラマで描かれているし、そこで描かれる時代の暗い雰囲気や社会の閉塞感は決して間違っていないだろう。山田洋次も『母べえ』などで描いてきた。その一方で、満州事変前後の日本社会の雰囲気は、十分に現代社会に伝わっていないという批評は、以前からある。本作でも描かれているように、南京陥落をはじめとした日中戦争(支那事変)に対する日本全体の雰囲気は、厭戦ムードよりも、むしろ歓迎ムードであり、本作で松たか子が演じた「奥様」のように、日本の都市生活者は豊かな文化を享受していた。そうした時代を描いたのは、山田洋次自身の原体験もあったことだろう。この点は、山田洋次がしっかりと描いたことが評価されるべきだ。さて、山田洋次が描こうとした「小津の模倣」「昭和初期の日本社会」という2つのテーマは、方や中途半端、方や成功ではあったが、では、肝心の物語がどうだったかというと……結論から言えば、凡作だった。本作は、黒木華が演じる「女中」、松たか子が演じる「奥様」、吉岡秀隆演じる「青年」の3人が主要登場人物だ。女中の視点で語る奥様と青年の不倫関係が、物語の中心になるが、単純に不義密通がタブーだった昭和初期の不倫や背徳の恋愛物語ではない。この3人が、奇妙な三角関係であることが示唆されている。ネタバレというか、これは筆者の解釈だが、たぶん女中と青年は、体の関係に発展している。そして、これは映像で描かれているとおり、終戦後、奥様が旦那様と一緒に戦死した後に、その関係を継続していたはずだ。そして、奥様へ裏切ったという思いから、二人は生涯結婚をせずに通した。ここからは、完全に筆者の想像だが、二人は、青年の出征前日に体の関係になった。そして、青年は奥様の元に行かずに出征する。二人は戦後に再開し、再び肉体関係になるものの、女中が奥様への思いから結婚までは踏み切れず、間もなく別れた。やがて画家となった青年は、女中に「小さいおうち」を描いた絵を送り、女中は死ぬまで、奥様を裏切った後悔と、青年への思いを断ち切れないまま生きていた……そんな感じだろう。しかし、これが正解かどうかは別にして、全ての観客にここまで脳内補完を求めるのは、あまりにも不親切だ。年老いた女中(倍賞千恵子)は、自分を慕ってくれる妹の孫(妻夫木聡)から、女中時代の思いでを手記にまとめるように促され、当時を振り返る形でストーリーが展開する。その最後の手記で、女中は「なぜ青年が奥様の元へ来なかったのか、今ではわからない」と断定する。その後、妻夫木聡演じる大孫は、年老いた奥様の「息子」(米倉斉加年)と出会うのだが、そこで二人は、青年と奥様の関係については言及するのに、女中との奇妙な三角関係には触れない。そして、物語はそのまま閉じて行く。女中と青年の関係性について、大事なラストシーンでほとんど何も匂わせないから、観客は「結局、奥様と青年の恋愛関係の話だったのね」と帰着するしかない。そして、年老いた女中が、この話をする時になぜ最後に嗚咽するほど号泣するのか、よく理解できない。要するに、「現代パート」が奇妙な三角関係に関して、まったく機能していない。これではダメだ。例えば、女中の最後の手記が「青年が奥様の元を訪れなかったのは……」と、何か匂わせて未完成のままになっているとか、あるいは、画家となった青年の記念館に、明らかに女中と思われる(もちろん、松たか子ではなく、黒木華でもなく、倍賞千恵子の面影)の肖像画を見せるだけでもいい。昭和初期の日本の雰囲気が明るい描写であることに対して、大孫から「嘘を書いちゃダメだよ」と言われる年老いた女中だが、ところが女中が手記に書いた当時の様子が正しいという描写が映される。ここで、観客は女中は嘘を書いていないと思わされる。ところが、女中は最後の手記で嘘を書いていた。なぜなら、女中は青年が奥様の元を訪れなかった理由を知っているからだ。だったら、「女中はやっぱり嘘を書いていた」という描写を入れないといけない。むしろ、「女中から見ていた、小さなおうちの出来事は、実は女中が都合良く記憶していただけに過ぎず、別の視点からみたら、まったく異なった『真実』が浮かび上がってくる」というような描写にした方が、作品としては深みが出る。せっかく、最後に出てくる奥様の息子という面白いキャラクターがいるのに、活かしきれていないのだ。息子が見た「小さいおうちの出来事」が、女中から聞いていた話と違うと大孫が知るだけでもいいのだ。そういう面白そうな設定があるにもかかわらず、効果的になっていないのは、決定的に本作が失敗している点だと評価せざるを得ない。役者について言えば、何と言っても松たか子が良い。黒木華も良い。その一方で、吉岡秀隆と妻夫木聡が今ひとつ。ということで、何となく面白そうなのに今ひとつという凡作の出来栄えという作品だった。 " + }, + { + "date": "2014-10-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やむなきこと\n 奥様の気持ち タキの気持ちどちらも分かるから観ていて 切なくなる。どちらもやむなきことゆえに。晩年のタキの独白とも言えるノートはやはり誰かに赦しを乞いたかったのだろう。当時の奥様と同じ年代になりやがて越えていくその月日に若い時にはわからなかったものが輪郭を浮き立たせて迫り彼女を自責の念に苦しめたのだろう。松たか子が良い。慕う男が戦地に旅立つ直前の溢れ出す想い、心乱される機微が艶っぽい。貞淑な人妻であり、良き母の顔の内に潜むそれを自分でも抑えることは出来なかった。時代が戦争へとまっしぐらの先が見えないトンネルへ入りこんだ一家族の小さな物語。「はじめたものは いつか終わるものよ」そうタキに言い放った時子の表情が印象的だった。 " + }, + { + "date": "2014-10-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "深く、切ない物語\n 感動。素晴らしいストーリー、脚本。松たか子の奥様はピッタリだし、黒木華の初々しい、でもレベルの高い演技力のとりこになった。滝ちゃんの板倉さんへの恋心が切なかった。あの苦しさは奥様の不倫を隠してるからではなくて、自分の嫉妬心。渡せなかった手紙。そしておばあちゃんとなったお部屋に掛けられた板倉さんの描いた小さいおうち。二人とも独身を貫いたけど、2人は板倉さん帰国後あっていたのだと思う。レビューをみると、その辺のその時代の女性心、全く分かってないで低い評価つけてる薄っぺらい人多いのに驚きます。改めて戦争時期の不条理さを感じた。とても深く素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2014-10-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "う〜ん・・。この手の作品、俺苦手だったんだな?ての見終わっ〜\n 見終わって、思い出したよ(つД`)ノ136分。・・長かったΣ( ̄。 ̄ノ)ノ山も谷も無く、のんべんだらりと〜粛々と話が進みます。てか・・吉岡秀隆君て?女子から見て魅力的なの???何をしても同じ演技にしか見えないんだけど(つД`)ノ?語りは倍賞ソフィー千恵子。う〜ん。やっぱり、この作品の良し悪し良く分からない。分からないから星もつけられない。つけられないから③で。☆評価は・・DVD100円基準で(*^^)vDVD買う度 ◎モ1回見たい度 ◆おすすめ度 **う〜ん。・・分からない(=´∀`)人(´∀`=)『ハウル!必ず迎えに行くからぁ!待っててねぇ!』 " + }, + { + "date": "2014-10-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家政婦は見た×NHK朝の連続テレビ小説?\n 最初から最後までほっこりとした印象の映画で、ゆっくりと丁寧に描かれていました。普段はどちらかというとパルプフィクションとか、ショーンオブザデッドとかが好きだから、それと比べたら対極にある映画wでも黒木華や松たか子の演技がすばらしく、楽しむことができました!たまにはこういうのもいいね♪ " + }, + { + "date": "2014-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり(*^^*)\n 劇的な展開はないけれど、静かにまったりと進むお話し。一時ひとときを丁寧に大切に生きていたんだろうなと、想像できる。けれど、ここでも戦争が悲劇を連れてくる。 " + }, + { + "date": "2014-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次監督だから・・\n 山田洋次監督という事でみました。松たか子は、どうなんだろう・・。北の国からの吉岡秀隆さん、どうも苦手で・・。そんなにイイ役者なのかな?で、晩年のタキさんの部屋に、板倉の小さな家の絵画が掛けられていたのがミソなんでしょうね^^;タキさんの、苦しみは、実は、板倉に恋して、嫉妬で手紙を届けなかった事じゃないかしらん。で、戦後、板倉とタキさんは、会っていて、だから、二人独身を通したって言うのは、想像し過ぎかな^^; " + }, + { + "date": "2014-08-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "消化不良\n どこか、演技がうわっ滑りというか、松たか子の空気感か綺麗だけど、少し淡々としてるような感覚もあり、誰にも感情移入出来ず消化不良気味。悪くは無いけど良くもないなぁ。映像として昭和初期の時代表現は中々良かったと思うけど、どうせならもっと人物描写の細かい機微の演技、シーン・カット割り・アートワークで魅せて欲しかった。唯一倍賞千恵子さんの演技は良かった。 " + }, + { + "date": "2014-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "黒木華さんに釘付け♡タキを観る作品♡\n 「小さいおうち」題名だけでは、まったくストーリーの想像ができなく・・・観てみたらなるほど!って感じです。今でいう「お手伝いさん」。タキは「小さいおうち」に女中として働くんですが・・。タキを演じる黒木華さんがとっても良かった。女性らしく、所作が美しい。物を扱う姿、人に接する姿、会話、しぐさ、全てが凛としていて素晴らしかった。こんなに女性らしく振る舞えるなんて羨ましい。タキはすっかりおばあちゃんになり、孫役?の妻夫木聡くんがいいナビゲーター役で見やすかった。「昭和」はこんな時代だったのかなー。と、しかし戦争だけは心が痛い。「小さいおうち」燃えた時は・・・せつなくなってしまった。ストーリーはトキコの不倫と、タキの隠していた真実にクローズアップしていくが私は、それよりも女中だったタキの「小さいおうち」での働きぶりに終始釘付け。時代を感じながら・・・タキがここで努めてきた姿を見れて納得。「長く生き過ぎた・・・」と号泣するタキの老後も涙をそそる。シニア世代にもウケる作品なのではないかと思う。松たか子さんより黒木さんのほうが光ってました。正統派で素敵な作品です。 " + }, + { + "date": "2014-06-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん。。。\n ちょっとこれはまずいっすよ。チラシ、ポスター、予告編などの事前情報から昭和を背景にした質の高いドロドロ人間関係向田邦子的ドラマを期待して、2時間ドキドキで過ごせると思っていたが、かなり様子が違った。ストーリー、配役、演技、セット、編集 全て\"特に。。。。\"って感じ。 " + }, + { + "date": "2014-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小さいおうちは大きいおうち\n 小さいおうちと言いながら、中の印象は大きな感じ。なかなか立派。不倫なお話しながら、汚れた感じがせず。原作では時子の子供は前夫の子らしいが、映画では分からず。空襲シーンは要らなかったような(実際、安っぽい映像)。甥の戦時中に対する見解を当事者に説教するシーンは原作通りとはいえ、イラつく。黒木華の出世作と言えると思う。 " + }, + { + "date": "2014-04-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の肝が抜けてる気がする、と、原作ファンは思った。\n タキちゃんが好きだったのは、時子奥様であって、板倉さんではないのよ。タキちゃんはもう少し腹黒でいて欲しかったし、時子奥様の夫は女が嫌いで、奥様はさみしい思いをしていて、しかも、恭一ぼっちゃんは奥様の連れ子で、旦那様とは生さぬ仲…と、原作の肝と思っていたエピソードが削れていて、ファンとしてはハンカチ噛み締めたくなる部分があったのは事実。あと、東京家族とキャストかぶりすぎじゃね?ってところに既視感あり(鑑賞時期が近かったせいでもあるけれど)でも、わがままで楽しいことが好きな奥様、素朴で可愛いタキちゃん、おばあちゃんの面倒を、自分がみているつもりだけど、ほんとは自分が甘えている妻夫木くんが、印象的でよかった。松たか子、黒木華、うまい。それと、恭一ぼっちゃんの贖罪が、完全に割愛されたのは、尺的に仕方なかったんだろうなーと思う。残念ではあるけれど。中島京子さんの、独特の毒を忍ばせて欲しかったけど、山田洋次の映画にしたんやねぇ。松たか子のあの髪型、前髪くねくねしたまとめ髪、よく映画でみるけど、あれやってみたい! " + }, + { + "date": "2014-04-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "昼の2時間ドラマ\n 映画にするような話の規模じゃないし、演出もそんな派手でもないのでドラマでいいかな?華ちゃんがすっごく可愛かったけど、おばあさんになった華ちゃんが別人すぎてなんか違和感。吉岡さん好きなんですがあの人に色気は感じない。他の人のが良かったかも。 " + }, + { + "date": "2014-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観客の年齢層は高め。\n この可愛らしいタイトルと、オレンジ色のポスター、黒木華の魅力に惹かれてみにいきました。内容という内容はないのです。ないのですが、素朴で感情に訴えてくる何かがありました。日本人ってこんなに美しかったのかなと。セリフの少ない黒木華の立ち姿が語る物語は見る価値があると言えます。 " + }, + { + "date": "2014-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "黒木華、銀熊賞受賞\n 松たか子が女の情念を抑えきれない姿を熱演し、その秘密を知った女中の心の動揺を黒木華が素晴らしい演技力で見せてくれている。監督の演出もさることながら、この二人の熱演も必見の価値あり。 " + }, + { + "date": "2014-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昔の内容だけど、昔すぎない。\n 奥ゆかしい?ゆっくりした感じが素敵でした。え?もしかして?眠い?!と、思うときもありましたが、奥さまの為に、ご家族のために、ひたむきに尽くす姿が、響きました。 " + }, + { + "date": "2014-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても正当に良い映画\n なんといっても松さんと黒木さんの演技が最高。2人とも良い女優ですね。チョイ意地悪なうまい役者たちの演技も伏線となり楽しめます。他の人もコメントしているように芝居がかった説明的なせりふが多いのが少し気にになるけど昔の映画風で自分は悪くないと思う。正当に良い映画ですね。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "赤い屋根の下の秘めた罪\n ようやく観に行けた!本当は公開始まった頃に観に行こうと思っていたのだが、地元の映画館では上映の予定は無く隣町の映画館まで行かねばならない為、なかなかお金と時間の都合がつかず。都合ついたと思ったら2度に渡る大雪で断念。もうレンタルまで待つかなと思い始めた矢先飛び込んできた、黒木華のベルリン映画祭女優賞受賞のニュース! やはりこれは劇場で観なければ!…という思いが強くなりこの度、お金も時間も都合がつき、天気も良好、ようやく観に行った訳である。(どうでもいい前置きが長くなってしまったが、ここから感想です)山田洋次82作目となる監督最新作。僕は元々山田洋次作品のファンなので、どの作品もいつも満足しているが、ここ最近は「おとうと」「東京家族」とリメイクが続き、勿論良作ではあるが、新鮮味を感じられなかった。しかし今作は、初とも言える本格的なラブストーリー。これまでも恋愛要素は多々描かれてきたが、清い夫婦愛や男女愛ではなく、ズバリ、不倫。描き方も強調したりせず、細やかな描写で想いを感じさせる抑えた手腕に好感。過去と現在が交錯し、女中タキが書き綴ったノートから秘密が紐解かれる展開はミステリー的でもあり、過去に「砂の器」などの脚本も手掛けた“ミステリー派”としての腕も奮っている。「母べえ」のように直接的な描写を避けて戦争を訴え、十八番の家族の物語でもある。当時を知る人には昭和の雰囲気が蘇り、所々のユーモアの挿入も絶妙。山田洋次近年最良・最上の出来。新顔から再タッグ、常連が揃ったキャストは充実。何と言っても、黒木華! その素朴な魅力は、田舎から出てきて奉公先の若奥様に憧れる役柄にぴったり。一歩引いた立場ではあるが、彼女の存在が物語に大きな意味を占めている。松たか子は滲む美しさと色気、昭和の香り漂う見事な佇まい。現在日本映画屈指の演技派女優。勝手に日本のケイト・ブランシェットと呼ばせて頂きます(笑)「母べえ」以来となる常連中の常連、倍賞千恵子の好演も忘れ難い。豪華キャストのアンサンブル、“小さいおうち”のモダンな装飾、久石譲の音楽に酔いしれる。晩年のタキが書き始めた自叙伝。本当はこれは告白でもあり、誰かに伝え、赦しを貰いたかったのではないか。ずっと胸に秘めた秘密。即ち、罪。幾ら小さくとも、永く秘め続ければ、重く苦しくなる。そしてその物語は、胸を打つ。 " + }, + { + "date": "2014-02-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "テレビのテロップを見せられているよう。\n 回想シーンは良かったけれど、現代のシーンは説明過多な上に、特に若い方々の演技が…前と後ろと空襲シーン、無ければ良かったのに。 " + }, + { + "date": "2014-02-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ただ淡々と\n 出演する役者陣が東京物語とほとんど同じなのは、敢えてなのでしょうか。東京物語が現代の家族の物語とすれば、小さいおうちは昭和初期の家族の物語。赤い屋根の小さいおうちには、幸せもあったし微かな波風もたった。小さな秘密は女中のタキちゃんの胸の中にしまわれたまま。戦争が絡むと一気に重くなるところなのにそう感じさせない。かといって軽んじているところもなく、淡々と描かれているのがかえってジワジワ切なくなった。タキちゃん役の黒木華さんも、しっかりと淡々と演技されていて良かった。控え目でいて芯のある女中さん、華さんを選んだ山田監督は流石だな。倍賞千恵子さんと、久石譲さんの音楽が合わさるとどうしてもハウルの動く城になってしまうのは私だけだろうか(笑)淡々としていてこういう映画は苦手という人もいるだろうけど、エンターテイメントを求めずにじっくり映画を観たい人にはお勧めしたいと思う。 " + }, + { + "date": "2014-02-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "貧弱なストーリーを盛り上げた「賠償千恵子」と「松たか子」の演技\n 第64回ベルリン国際映画祭で、最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した黒木華(23)の首記映画を観てきました。第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、山田洋次が実写化したラブストーリー?です。1月25日公開ですから、すでに4週経ちますが、「銀熊賞」の受賞のニュースを先週末に知り、お恥ずかしながら、あわてて、観に行った次第です。。。。黒木華の演技は、下手ではありませんが、日本には優秀な女優が多い事を考えると、とりたてて、騒ぐほどではないと感じました。たしかに、フジTVのドラマ「リーガルハイ」に出演していた時よりは、丁寧に演技しておりますが。。。Bossである奥様に対して、常に忠実にサポートしてきた女中という職業、時に、Bossに対して意見する芯の強い面も有する女中という職業が欧米人には、新鮮に感じられただけ?黒木華を評価したのではなく、女中という職業を評価しただけでは?と思いました。ちなみに、「女中」という呼称は、戦前には社会的にも認知されており、本人もプライドを持っていました。「お手伝いさん」は、「女中」よりも、馬鹿にされた呼称だそうです。黒木華の演技よりも、「賠償千恵子」と「松たか子」の演技に感服しました。(貧弱なストーリーを、大いに盛り上げました。)本当に、日本には、素晴らしい女優が多いです。(素晴らしい男優は少ないですが)MK " + }, + { + "date": "2014-02-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "若い人にぜひ見て欲しい。\n これは本当に素晴らしい作品です。乏しい知識を絞り出して酷評するような作品ではありません。この作品は批判する余地がないほど無駄のない、美しい作品です。 " + }, + { + "date": "2014-02-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "うぅ〜ん…。\n (印象では、単純とつけましたが)黒木さんが、ベルリン国際映画祭で、賞を取ったとの事なので、どんな作品なのか、鑑賞しましたが、タキは、結婚していない事になっているのに、御子息がいる(こんな事を感じるのは、私だけかな…)って言うのは、どう考えても納得できないですね。(未婚で子供を出産されたんだなと私なりに解釈しますが、それでも、そこの処を、もう少し映像化して欲しかったです。原作が、そうだからと言ってしまえば、それまでですが…)それと、賞を受賞された、黒木さんには、失礼ですが、私には、エンドロールの中で電柱の広告の所にドイツの文字が、出てきたので、それで出演者の誰でもいいから賞を授与したと、思わざろうをえないぐらいでしたけど…。(演技力で言ったら、松さんの方が全然良かったですけど…) " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "TOKYO映画 9/100\n じんわりとした涙が込み上げてきて仕方がありませんでした。山田洋次作品の真骨頂でした。ひとつもラブシーンはないけれども、そういうものを見せないことでより登場人物の思いに想像力を掻き立てられるというか。人が人を愛するという、時代を超えた普遍的なテーマを、時代の中で描いてみせることで、人生を感じさせる手法。映像的には幸せの黄色いハンカチの頃となんら変わりない小津安二郎的なスタイル。映画はまずなにより脚本なんだよと思い知らされる作品です。 " + }, + { + "date": "2014-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人なら誰でもきっと小さいおうちを持っている\n そう、大人なら誰でもどこかに小さいおうちを持っている。そんな風に思った。山田洋次にしてはえらくつやっぽい話を監督したものだと思った。そしてこのつやっぽさは、監督がこだわったところのフィルムでしか出ない感覚ではないかと思う。本題に戻るとどんな人でも心の中に小さいおうちを持っているのではないだろうか。それは、実際に家の場合もあるかもしれない。何か別の出来事だったり、モノだったりするのかもしれない。それでもあのときのあの瞬間を詰め込んだ何かについてふと思い出す。それは、棘のように残っているものではないかと思った。しかしもうじき齢80にも至ろうとする山田洋次のこの作品は正直びびる。老いらくの恋という言葉が似合っているようにも思うし、おいているからこそ、感覚だけが研ぎ澄まされてしまったという感じがしないでもない。ただ2点惜しいところをあげるなら、妻吹木聡(?字がわからない)はどう見たって大学生には見えない。あと、久石譲の音楽は果たしてこれでよかったのかという疑問。かぐや姫に比べるとどうしても映像に一番似つかわしい音楽だったのかわからない。その二つの点を差し引いた。しかし、差し引いても名作。すばらしかった。 " + }, + { + "date": "2014-02-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "大きい苦しみ。\n ついに、山田洋次も不倫作品を描くようになったのか~?と 変な邪推をしそうになったけど、私的に従来の山田節だった。 直木賞作品である原作も(もちろん読んでないんだけど^^;)、 肝心のところ(手紙の云々)は、読者の想像に任せているらしい。 小さいおうちで起きた小さい事件が、大きい戦争にのみ込まれ、 生き延びた女中が晩年に遺した手記によって紐解かれていく…回想でタキが東京で女中奉公をする行までは非常に面白い。 時代性もあってか、のんびりほんわかと気持ちが温かくなる。 タキがタイトルの小さいおうち(平井家)に奉公に就き、今まで 味わったことのないような生活と、自身が親身に可愛がられる という二大幸福を手にしたことで、彼女の人生が変わっていく。 その前年に奉公先の小説家に言われた「気の利く女中になれ」 という言葉を訓示として胸に秘めているタキは、自分を信頼して 仕事を任せてくれる平井家の人々に尽くし続けるのだったが…。あぁこのまま奥様が不倫などせず、戦争も起こらず、だったなら タキにはどれだけ幸せな日々が続いただろうか。 そんな風に思ってしまうほど、タキの記憶の中の平井家は楽しい。 その後タキは何を決意して、生涯守り続けたのか。前述した「肝心なところ」というのは、出征前に板倉に逢おうと する奥様に対し、タキが手紙を書くことを勧め、それを預かって タキが渡しに行ったものの、ついに板倉と奥様は逢えなかった… という話なのだが、実はその原因を作ったのはタキで、手紙を 渡さなかった。というのが事の真相。ではタキは、どうして奥様の 手紙を渡さなかったのか。原作でも映画でも暈されているという、 様々な解釈ができる構成になっているのが今作の面白いところ。因みに私の解釈は、タキはあくまで女中としての役割に徹した、 ということだろうと思った。愛する奥様の心中を察すれば、最後に 逢わせてやりたい、だけど逢わせるわけにはいかない、なぜなら 平井家の安泰をタキは守らなければならなかったから。不本意な 選択とは、人間としてひとりの女として、愛する人の為にどうする のが良いか分かっていても、それが許されずできなかったことへの 後悔を遂に償うこともできず、ここまで生き長らえてしまったことに 哀しみを滾らせている晩年のタキの姿だったのだ、と思う。 気の利く行動をとったつもりでも(私もああするしかないと思うけど) その後の奥様の運命を思うと…自分の行動があれで正しかったか? と、タキは悔やんでも悔やみきれなかったと思う。 大好きな(敬愛する)奥様の想いも、板倉から頼まれた奥様のことも 結局守ってあげられなかったわけだから。だけど、 その後、探し当てた坊っちゃまの言葉に救われる。全くその通り。 タキがそのことで苦しむことなんて、なかったのだ。平井家での出来事、実際は夫も子供も気付いていたかもしれない。 (あれだけ大っぴらに行動してればねぇ) 防空壕での姿を聞いた時、息子を疎開させ、夫婦であのおうちに 暮らしていたことが分かって少しホッとした。悲しい結末だけど。(しかしホント申し訳ないけど、吉岡くんは愛人面じゃないのよねぇ) " + }, + { + "date": "2014-02-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女中 黒木華\n 僕は好きです。この映画。まあ、小説の方が好きですが。映画は女中黒木華のためにあるようなものですね。なんか、所作が本当に女中さんなんです。まあ、本物の女中さんを見たことがないんですが、ほかの俳優と比べるとはくがある感じで。もう一回見たいな。小説のほうが世界が深いですけど。 " + }, + { + "date": "2014-02-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してみて\n みんなのレビュー見て超期待してましたが、自分的には普通でした…すみません…役者陣の演技力はさすがでしたが、それは想定の範囲内でした。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和な感じ。\n ひょっとすると、山田洋次という映画作家は、脚色において本領を発揮する人なのかもしれない。彼の作品群のなかで異彩をはなっていると思っている時代劇の3部作は藤沢周平の原作。本作も中島京子の原作である。タキちゃん(黒木華)が奉公することになった赤い瓦屋根の小さいおうちは、おもちゃ会社の専務平井の家であった。旦那さま(片岡孝太郎)の会社のデザイナー板倉(吉岡秀隆)が平井家に現れてから、時子奥様(松たか子)は浮き立つようになる。戦時という背景と、松、片岡というノーブルなキャストがあいまって、雰囲気のある映像に仕上がった。出征する板倉に会いに行こうとした時子を止めるタキちゃんの苦悩は、わかりやすい語りがあるものの、庭先から玄関に移動するタキちゃんをワンカットでとらえた演出によく表われていた。現代劇を撮るのはもうつらいかなと思っていた山田洋次だが、時代を限定するとまだまだいけそうである。「東京家族」のキャストが勢ぞろいで、吉岡秀隆と中嶋朋子が同じ作品に出るのはあれ以来のはずで、次回作ではこのふたりのからみも観てみたい。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和のいい時代のお話\n 松たか子と妻夫木君の演技が素晴らしい。家族にもいろいろなことがあるんだなあ、って感じ。スケールは小さいが長さを感じさせなかった。東京家族とだぶる印象だった。 " + }, + { + "date": "2014-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "観た後で余韻に浸る我・・・。\n 同時期に上映されている「永遠の0」とにた構成と同時期のお話。ちょっとした罪や下世話な話題をそう見えないように作り上げた手腕は見事。登場人物を、演じた役者も素晴らしい。真面目すぎる人生を生きたタキさんの後悔が「私は長く生きすぎた」というセリフに込められている。心にチクリと刺さる秘密のお話です。みた後の余韻に浸ります。人生に耐え忍ぶ、辛い思いをしている人には共感を呼ぶ作品かもしれません。 " + }, + { + "date": "2014-02-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "黒木華さんとても良かったー!\n 中島京子原作は既読でした。イメージしていた通りの映画でそしてタキさんでした。エンディング奥様と一緒に2階窓から外を見下ろすシーンで黒木華さんの清潔な佇まいに新たにこみ上げるものがあります。年老いて死ぬまでタキは小さな秘密を守り通しました。松たかこさんも上品で美しく奥様のイメージにぴったりで妻 母親 奥様 女性の顔を見事に演じています。昭和を知ってる人には特にオススメの映画です。もちろん平成生まれの方々にも 笑それにしても黒木華さんってこれからもいろいろな役を演じて欲しいステキな女優だと思います。黒木さんはまほろ駅前多田便利軒の役から大いに化けましたね。私の好きなタイプの女優です。劇場での年配の方々のマナーがもう少しいいと更に良かったですね。 " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "顔の表情、手の表情、そして佇まいが非常に良かった。\n 布宮タキを演じる黒木華。平井時子を演じる松たか子。この二人の演技が非常に良かった。女性がより控えめな、この時代。東北から奉公で出てきている布宮タキは大人しい性格の上、御国訛りを隠そうとする気持ちも加わり言葉少な目。ですが、彼女の顔の、手の表情、佇まいが醸し出す雰囲気で全てを表現しており、言葉が無くとも気持ちが伝わります。黒木華が好きなので若干贔屓目で観ている点は否めませんが、それにしても凄かった。またモダンな考えを持つ平井時子も妻の顔、母の顔、女の顔が上手く出ており、松たか子という女優の凄さを感じた作品でもありました。時に妻の顔と女の顔が混在している所の表情も良かったです。あと本作で特筆すべきは、黒木華と松たか子の手の表情。言いたいことはあるのだが言えない状況で手の動きや所作で想いを表現する。口に出す言葉と手の動きが必ずしも一致しない、ということが当たり前なのですが新鮮でした。周りを固める役者陣も安定的で安心して観ることが出来ました。板倉正治を演じる吉岡秀隆も映画「ALWAYS 三丁目の夕日」での過剰で雑な演技はなく、やはり監督次第なんだなぁなんて思ったりもしました。惜しむらくは現代篇のユキを演じる木村文乃。周りの安定感も相まって彼女だけが浮いていました。というか極端に下手で不自然に見えてしまったのが残念でした。あと作品とは直接関係ないですが劇場内の予告編。作品の或る重要なシーンをある程度の尺をとって流しているのですが…あれは流しちゃ駄目でしょうよ。確かに作品の凄さは伝わるのですが、それと引き換えに失ったものが大きすぎる。あのシーンは作中で初めて観たかった。。兎にも角にも黒木華と松たか子が素晴らしい本作。劇場内のマナーが極端に悪い年寄連中に我慢出来るのであれば、非常にオススメです。(個人的な印象ですが最近劇場内の年寄のマナーの悪さが目に余ります) " + }, + { + "date": "2014-02-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松たか子にぴったり\n ああもうちょっと早ければおばあちゃんは板倉さんに会えたのにぃと。ほっこりとてもいい映画でした。また妻夫木くん観ちゃった " + }, + { + "date": "2014-02-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小さな秘密\n タキさん(倍賞千恵子さん)が悔恨の涙を落とすしながら数ヵ月後亡くなった。昭和初期、女中として住み込みで働いた平井家で過ごした穏やかで平凡だだが和やかな日々。そのんな赤い屋根のモダンでノスタルジックな“小さいおうち”は、若き日のタキちゃん(黒木華)にとっては、自分の家族そのものであったと想いました。そこで観てしまった恋愛事件。映画はタキさんが亡くなった後の現在から始まり、彼女が書き遺した自叙伝をタキさんの孫健史君(妻夫木聡)が読む小過去と、その自叙伝の時間である大過去を行き来しながら始っているミステリーと聞いていたので事件性があるものだと想ってた確かに事件は事件だがタキちゃんが愛する平井家を守りたかった小さな嘘を秘密で守りたかった物語りの様な気がしました可愛らしいと言う言葉は合わないと想いましたが私はタキちゃんが可愛らしいと感じました貴女の嘘は小さな秘密を守ったと想います♪ " + }, + { + "date": "2014-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "パッと見ただけではわからなくて、面白くないけど、後からグイグイくるいい映画です。\n 原作は読んでいないし、なんとなく面白くなさそうとは思っていたけど、山田監督の映画なのでハズレはないだろうと思い見にいきました。地元のシネコンで、平日の夕方だったけれど、観客は、私を入れて二人。公開した初めの週なのに、これは酷い。正直、かなり不安でした。本編が始まり、最後まで見たけれども、あまりパッとしない印象で、ある程度予想どおりの展開、何が言いたいのかわからなかったし、セットもチープで、キャストもいまいち、これはハズしたと思いました。でも、その後レビュー書こうと思っていろいろ考えていたら、急に面白くなってきた。この映画は、他の登場人物等はあまり関係がなくて、映画全体でタキさんの気持ちを表現しているような気がする。タキさんは、山形の実家の家計を助けるため、東京に奉公に出てきた。最初は違うところで、いろいろ苦労したと思うけれど、次にこの小さいおうちにきた。この小さいおうちは、タキさんにとっては理想の場所だったのだろう。もしかしたら、子供のおままごとの道具のようなものだったのかもしれない。この家の人たちはみんな好きだけれども、特に奥さんが大好きで、理想の人。恋愛感情に近いものを持っていたと思う。後から登場してくる、旦那さんの会社の板倉さんも好きだけれども、奥さんの方が好き。その二人の不倫を知った時、タキさんはものすごく複雑な気持ちだったのだろうと思う。自分の理想の家族が壊れてしまう不安だったり、奥さんや板倉さんに対する複雑な嫉妬的感情、知ってしまったことを旦那さんに黙っている申し訳なさ・・・。これらの感情が爆発して、最後にああなってしまったのだろうと思った。結局、それほど大事にしていた小さいおうちを、戦局の悪化で、出ざるをえなくなり、山形の実家に帰ることになる。その後、小さいおうちは米軍の無差別爆撃で崩壊、消滅。板倉さんも戦争で招集された後、どうなったかわからなくなる。こんなことになるのだったら、あんなことをしなければよかった、本当に申し訳なかったという思いを、戦後、誰にも言えず、ずっと抱えて生きてきたのだろうと思った。この映画は、タキさんを中心とした世界なのだとすると、パッとしない印象も、ある程度予想どおりの展開も、チープなセットも、いまいちなキャストも納得です。あたりまえだけど、山田監督の演出が素晴らしかったです。後から思い出すと、グイグイきます。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "小さなおうちの秘密\n なんの打算もなく一途に平井家に尽くす純朴なタキ。初めて黒木華という女優がよく見えた。顔立ちもこの役と時代に合っている。晩年のタキを演じた倍賞千恵子が、身近にいそうなお婆ちゃんの姿を醸し出し、若き日のタキのイメージを引き上げていることも確かだが、この作品の黒木華は上手い。そして松たか子。これまでの作品でも見てきたが、異性を意識したときの色気を滲ませた顔の変化や仕草は素晴らしいの一言に尽きる。今回は、バイセクシャルな含みも窺わせる奔放さで純朴なタキを狼狽させる。時代は支那事変から太平洋戦争へと向かっていくが、当時を生きたタキの経験を、聞きかじりの知識しかない若者・健史が頭ごなしに否定する場面が印象深い。皆がみな、平井家やタキらのように恵まれてはいなかったにしても、健史のように過去を一律に見ている若者の存在に少しびっくりした。小さな家の普通の家族にも、その人らだけの歴史がある。それをじっと見続けてきたタキの一生もまた彼女だけの歴史なのだ。小さなおうちには小さな歴史が詰まっている。子供の頃に見かけた懐かしい小道具や家事の光景が懐かしい。最後の手紙は、見つけただけでも話が完結するが、その後まで描いたラストの処理は微妙。タキを想う健史の心にもらい泣きもするが、間延びしてしまった感も拭えない。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次版「家政婦は見た」\n 戦争直前、そして戦時中と言った激動の時代を舞台にした作品なのに、描かれていたのは一つの家庭の物凄く淡々とした出来事でしたので、普通ならちょっと退屈してもおかしくない内容だったと思うのですが、それをここまで退屈せずしかも物凄く感情移入出来る作品に仕上げてしまうとは・・・いやはや恐れ入りました。それにしても、妻夫木聡が演じた健史じゃないですが、戦時中ってもっと暗々とした暮らしをしていたのかと思っていましたが、全部が全部そう言う訳ではなく、楽しいことも一杯あったり、戦争よりも身近な問題の方がもっと切実だったり、まあ時代が許さなかったことも多々あったようですが、基本的には「生きる」ことって今と同じだったんですね。勿論この映画で描かれた平井家は間違いなくこの時代では富裕層に位置する家族だったと思うので、一般的ではなかったと思いますが、それを嫌味なく描いた山田監督はさすがの一言としか言い様がないですね。ちなみに予告編で気になっていた奥様ご乱心のシーンでは、ここでも健史同様に三角関係?なんて貧しい発想に至りそうになりましたが、細かい伏線を考えればなるほどタキちゃんには「強いある想い」があったのかなんて読み取れたり、現代のタキばあちゃんの涙の意味も含めて、まあとにかく見終わって物凄くいい余韻が残る映画だったなと、満足感で一杯になりました。まあでも私がこの映画を良かったと思えた最大の要因は、何と言ってもタキを演じた黒木華の存在感に他ならないですね。松たか子が演じた時子の凛とした品のある美しさも勿論印象深かったですが、黒木華の田舎臭さと献身さ、これぞザ・昭和の愛すべき女な感じで、思いっきりツボに嵌ってしまいました! " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと期待外れ\n 山田洋次監督作品・・・なのに、「東京物語」の製作が終わったら、そのまま俳優を残して撮った感じで、主役どころ以外は全員「東京物語」の俳優で周りを固めてしまって、それぞれのキャラクターが被ってしまって、さぁ大変。橋詰と吉行はまた夫婦、夏川と妻夫木はまた姉弟、吉岡は「オルウェイズ」のキャラそのまま・・・。片岡は舞台役者の発声そのまま・・・。林家のダイコンぶりも、東京物語、そのまま・・・。せっかくの原作がダイナシになってしまっている。ただ、松と黒木の演技で二つ星止まり。 " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは監督からの観客へのちいさなプレゼントかな?\n この作品を観た印象を一言で表すならば、1番に浮かぶ言葉それは、「東京家族」の続編。山田監督の前作は、言わずと知れた小津安二郎監督へのオマージュとして製作された「東京家族」。あの作品は舞台を現代に移してはいるものの、セリフ等も同じシーンもあり、前半かなりの部分では、小津監督の「東京物語」をそのままリメイクした様な香が漂っていたと思う。この「小さいおうち」の舞台は、現在であっても、やはり回想シーンで描かれている物語の大部分は戦前が中心となる。そして「東京物語」がそうであった様に、ある一つの家族の生活風景を描く中で、その時代を精一杯に生きた人々のマインドや、時代の空気を自然に焙り出していく。そんな手法で物語を描いていく点で、この「小さいおうち」が描いている時代は、戦前なので正に、「東京家族」の前篇と言った感じなのかも知れない。妻夫木聡演じる甥っ子の健史が、タキの自叙伝の執筆に、色々とチャチャを入れるシーンが多い。その健史のそのセリフが、戦後教育を受けた現在の日本人の価値観と常識を表し、戦前に実際にその時代を生きて来た人々とのジェネレーションギャップと言うものを、健史の話すあのセリフで表現しようと、山田監督は試みていたのだろうか?何とも、あの妻夫木のセリフが、いちいち説教臭くて、それまでの回想シーンの柔らかな物語の風情が途端に途切れてしまう事が、度々あってイライラがあり、私には正直邪魔で欲求不満が募りました。そして、ラストの海岸のシーンも、無い方が良かったと思ったな。年老いた平井恭一が今更母親の過去を知りたくなかったと言うのと同様に、健史とその彼女らは、板倉が実は戦後無事帰還し、あの白い小さなおうちの思い出を作品に残して描いていたと言う処に留めておいても良かったのではあるまいか?私は、原作未読なのでその辺りが元々どう描かれていたのかは不明です。それにしても、同じ戦前を生き、姉妹でありながら全く正反対のキャラクターで有った時子と貞子と言う人間の生き方がとても面白いではないか!平井時子は、一見おっとりのんびりで、世間の常識には決して左右されはしないが、天然ボケキャラの様でいて、その実、戦前の裕福な家庭の貞節な主婦である筈の時子の立場では絶対に、有り得ないような不倫と言う大胆な行動をする。こう言う理屈抜きの人間の二面性こそ面白い。世間体を第一番に気にしていた、教育ママの貞子が呆気なく、国防婦人の権化の鏡の様に変貌を遂げるのも、可笑しくて、妙に腑に落ちるシーンでもあった。それにしても、寅さんでは、妹さくらを演じ続けて来た倍賞千恵子も、本当におばあちゃんの役がぴったりのお歳になられて、時の流れの速さを実感させられた。だが、それにしても倍賞さんは、本当に本物の映画スターですね。幾つになっても華が有り、「すべては君に逢えたから」でもそうだが、彼女がスクリーンに登場すると画面の空気がガラリと変わって、締まる。それでいて前回のパティシィエでもそうだけれど、本当にその演じている人物の人生を生きて来たように感じさせるのだから、映画スターとは本当にどえらい職人ですね! " + }, + { + "date": "2014-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まるで絵本の世界のように\n 『小さいおうち』の風景が、まるで絵本の挿し絵の一部のようでした。ドロドロしてるはずなのに、時子のたまに見せる表情に可愛らしさや笑いを誘う場面もあって、サラッと流されてしまった感じです(^_^;)反対にタキの苦悩や思いは静かながら重く、自叙伝と称して綴られるストーリーとは対照的でした。松たか子…すごいなって思っちゃいましたね!あと、妻夫木聡が…すっごく凡人っぽくて(^_^;)…うけました♪♪ " + }, + { + "date": "2014-01-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しんみり\n 山田洋次監督ならではの豪華キャスト。映画館で観て大正解でした。しんみり心和む作品でした。これは…作品賞、監督賞等々ノミネートされるでしょう! " + }, + { + "date": "2014-01-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが山田監督\n 素晴らしい特に黒木華が輝いた作品ですね事後ストーリーもちゃんと描いてくれてるとこも良かったねです観終わった時は小さいお家爆破のシーン、なんで花火バレバレなん?と思いましたが、昭和レトロの怪獣特撮物の雰囲気を演出したかったのでしょうね! " + }, + { + "date": "2014-01-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "切ないですね・・・\n キャストも豪華で 昭和の雰囲気を見事に再現して 絵はとっても良かったのですが・・・2時間強と言う枠のなかでの 小さいおうちを描くのは難しかったのでしょうか?様々な登場人物が描ききれておらず、ところどころ 感動的なセリフはあるのですが、それが私の心に届かず残念です役者さん みなさんの演技はそれは それは 素晴らしいのですが・・これは テレビドラマで観てみたいです。そうすれば それぞれの登場人物ももっと 時間をかけて 描けるだろうし、そうすれば 私も小さいおうちワールドに入っていけるかもしれません。この映画は 女中タキの秘密の物語ですそこは 本当にせつなくて 苦しくて タキの胸中を思うと本当につらいです。この タキの秘密だけはこのシーンだけは 胸 打たれました。この秘密のため 彼女は生涯 苦しんだことでしょう。戦争がなかったら・・・これほど 苦しまなかったかもしれませんお話は面白かったので 人の描き方が足りなかったのが残念です " + }, + { + "date": "2014-01-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和の雰囲気を味わう映画\n ストーリー自体はいたって地味。だけど映画の要である、松たか子のいかにも世間知らずといった感じの純真な奥様と、黒木華の純朴な女中とのやり取りが、幸福感のある穏やかな雰囲気があって良い。また昭和時代のパートの主要な登場人物達に汚れを感じさせない純真さがある。 不倫の具体的なシーンが無いのに、不安定になっていく戦中の情勢と相まって、逆に不倫というもののイヤらしさ、不安感を感じさせる辺りが秀逸。中盤のいけないことをしているという所からくるこの奥様の絶妙な色気を、佇まいから感じさせる松たか子の貫禄はさすが実力派。雰囲気で見せるなんとも洒落た映画だった。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "永遠の0の時代の市井の物語\n 誰も憎む人いない映画、戦争の時代を生きた市井の人の小さいうちに起る事件、ありうる話で松たか子の美しさとお手伝いのたきが光る。黒木華さんは初めて見ましたが実力のある女優さんです。あの時代の空気感や建物など上手く描かれていて自然体で見られる映画です。最後の年取った倍賞千恵子さんが隠していた秘密を孫の妻夫木さんが探すシーンは永遠の0と類似してますが、あの時代にはよくある話なのでしょう。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかいい。\n 昨年東京家族を鑑賞して良かったので今回も観に行きました。本当にキャストが東京家族とほぼ同じで不思議な感じでした。眠くなりそうな内容かな?つと思ってたのですがストーリーがしっかりしていたのか気がつくとハマってしまいました。後半は涙が出てきていろいろと考えちゃいましたね。山田洋次監督の作品ということもあって年齢層が高めでしたが年齢層は幅広くいける内容。ぜひ若者にも見てもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あの「言葉」。\n 山田監督の「東京家族」に引き続きの作品。先日、この映画の公開にからめて「東京家族」がTVにて放送されており、改めての感動を頂いたため期待を込めて映画館に足を運びました。戦争への足音が大きくなる昭和初期の物語であります。私自身、戦争を知らない世代であり主人公である「タキ」の親類である「健史」同様に教科書的な史実に基ずく時代しか見えてきません。(もちろんその当時をモチーフにした「映像」や「書籍」視点での知識はありますが)この映画は題名にあるように「小さないえ」に住む家族を中心に物語は進んでいきます。全体的に、小津映画的にトーンを抑え気味な印象をうけました。それでも「主人公」の悲しみが伝わってきます。現在(平成)の「タキ」がテーブルに突っ伏して吐くあの言葉・・・彼女の人生の集約なのでしょうか?実は私自身は、イマイチこの物語に引き込まれませんでした。構成上?あまりにも沢山の登場人物とそれぞれの思惑が交差し、フォーカスすべきモノと観客側の身の置き所の居心地の悪さが原因のような気がしました。特に女中としての「タキ」の心情をもっと丁寧に深く描いていれば・・・。感情移入ができたのではとも思いました。ネタばれになりたくないので、深くは書きませんが直接的な表現で「タキ」の心情を慮るのは先ほど記したあの言葉だけだったような気がします。きっと監督的には、あえてそこはそうしました。という事なのかわかりませんが、個人的には消化不良でした。前作の「東京家族」のように「言葉」や「しぐさ」でグッとくる作品もあれば、この作品のようにより抑え気味なトーンの作品もあるという事でしょうかね。また、私自身がこの作品にイマイチ引き込まれなかったのは、戦争への足音が聞こえるこの時期で中心となる「小さないえ」の家族や取り巻く人々がある意味その時期の「富裕層」であり、庶民の生活からは一段上の生活を送っている人たちであり、この時代を描く作品としては稀であったように思いました。やはり庶民感覚ではないので「よくある庶民」(例えばNHK「ごちそうさま」的な?)のギャップも大きなファクターであったとも思いました。きっと私自身がこの時代を描くならこうでなくっちゃみたいな固まった意識があるんでしょうね。俳優陣は正に現代の「山田組」オールスターで、演技は楽しめましたよ。個人的には、木村文乃さんをもっと見たかったのですが、さすがは黒木華さん♪本当に良かったです。このキャスティングは大当たりです。正にそこに「タキ」を見ました。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "始めまして\n 戦争っていうものは、改めて怖いなと思ったし、黒木華演ずる今の言い方をすれば、家政婦は夫人の不倫を旦那にバレないようにしていた苦悩がかなり大変だなと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 一人の老人の自叙伝という形を借り、その人生をリスペクトしつつ、昭和初期の時代を描きながら、ノスタルジックに描いた映画でした。年老いた人にもそれぞれの人生があり、秘密があり、物語があるということを考えさせてくれました。今さら取り返しはできませんが、母や父の人生について、もっと知っておきたかったと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "28日の昼にムービックスさいたまで鑑賞なう。 只今、全国絶賛公開中\n 家族のきずなを描き続けてきた山田洋次が、監督作82作目にして、家族の秘密に迫る意欲作。原作は第143回直木賞を受賞した、中島京子の「小さいおうち」。ストーリー大学生の健史は、大伯母であるタキの執筆する原稿を読むことを楽しみにしながら、一人暮らしをする彼女の身の回りの世話をしていた。しかしタキは亡くなり、健史はタキの遺した自叙伝を目にする。そこには、昭和初期の日本が描かれていた。そしてその中には、タキの奉公先の若奥様、時子と時子の主人、雅樹の部下である板倉の間に起こった一つの恋愛事件がつづられていた。監督:山田洋次キャスト松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋、中嶋朋子、林家正蔵、ラサール石井、あき竹城、松金よね子、螢雪次朗、市川福太郎、秋山聡、笹野高史、小林稔侍、夏川結衣、木村文乃、米倉斉加年 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "山田監督は映画作り(脚本)が巧い\n さすがに山田洋次監督は映画作りの名人と感じました。良くできた映画です。映画のメインテーマはまだ米軍空襲の来なかった戦時下の当時はどこにでもあるような日常生活から松竹映画らしく始まって、今では想像もできないような閉鎖的相互監視社会における経済的に恵まれた美しい婦人(松たか子)の不倫事件の顛末をその家に奉公していたお手伝いさんの目を通して映画的に面白く描いていました。声高ではないですが、戦争の悲劇性も十分に伝わってきました。松たか子はいい役者とこの映画で認識しました。 " + }, + { + "date": "2014-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "こんな女中さんいたらイイなあ\n 心地よい涙とともに見終えた。先ず女中さん通じて家族って何だろうかと暫く考えていた。昭和にはこういうとても家族思いの女中さんのいる家庭は本当にあったのは間違いない。次に個人的には冒頭の火葬場のシーンは黒澤明監督の生きるを思い出した。一体彼女はどんな人生だったのだろうかとの思いを馳せた。さらに歴史での事件からの感覚と実際の時代を経験した庶民生活からの感覚の違いが、お婆さんと若い人との会話から上手く理解出来た。また天井の裸電球付近からアイロンに電源をとっているシーンは昔を思い出した。まとめて言うと、静かながら良い緊張感に包まれた優れた作品に仕上がっています。蛇足:松たか子さんの若奥様の香気は画面から充分堪能出来ました。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和初期の美しくほっこりした時間。\n 奔放な奥様の松たか子と、古風なお手伝いさんの黒木華。対象的な二人の日本女性を通し見えてくる、昭和初期の美しいくほっこりした時間が感じられるカワイイ作品。出演するどの役者さをも個性派ぞろいで人間味に溢れる演技に魅了されました。また久石譲の音楽が最高にイイ。黒木華が注目されているが、松たか子の演技があってこそだと思う。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごく上質な緑茶の香りのような作品\n やっぱり、うまい、、そのひとことです。劇場はほぼ満席で、終わった後もみなさま 余韻にひたっていらっしゃるようでした。個人的には 吉岡さんが見たくて行ったのだけれど、タイトルからは想像できないほど、充実した作品でした。ただ、ちょっと気になったのは、旦那様に感情移入してしまうお客さまもいるのでは、、と、いうことと、やはり大人向けかとは思いました。こんな日本もあった ということも含めて、是非、劇場で見るのをおすすめします!! " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "たしかな余韻が残る!\n 落ち着いた世界感、どっしり構えた構図で、人間が生きる姿を丁寧に描き出してゆく。そこから声高にならずとも\"戦争の愚かさ\"をたしかに滲ませる。布宮タキが抱えた深い悲しみと後悔と沢山の小さな幸せ。キレイな奥様とその平和な家庭への憧れや尊敬、自身の未来への希望。それらの象徴を赤い三角屋根の小さいおうちに凝縮させて、戦争が無ければ積み重ねたであろう普通の生活をエンドクレジットに流す。何とも言えない切なさを伝えながら・・・。 " + }, + { + "date": "2014-01-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "まったく感情を揺さぶられず\n 「永遠の0」に続いて残念この上ない映画だった。これでは感動できない。すでに10年以上前から現代を描けば時代錯誤になってしまっていた山田洋次監督は時代劇なら、と思ったものの、戦時中を描いて時代錯誤にはなってないけど、エモーションは完全になくなっていた。セリフも感情表現もテレビ的でまったくついていけず。特に妻夫木の説明を継ぐだけの死んだような大学生ぶりは誰か注意できなかったのか。ハリウッド映画のトンデモ日本人みたいな奇妙な印象を受ける。おまけに不倫に走る松演じる奥さんも造形に奥行きがまったくなく、太い松の足を揉む黒木華のとこはちょっとドキドキしたが、肝心の松のドキドキがステレオタイプで、説明過多で、死んでいる。黒木も東北の田舎娘はぴったりでかわいいが、目撃者としても、想いを寄せる人としてもトキメキがなさ過ぎる。若いんだから、もっと何かあるだろう。監督が枯れてしまっているのだからしょうがないか。セットを完全に使いこなす贅沢を許される監督であるにも拘らず(なんちゃって小津風味のところもありつつ)、徹頭徹尾説明のオンパレード。あげく、大粒の涙をノートに落とし、わんわん泣く倍賞千恵子を見る悲しさ。80歳くらいのお年寄りの生涯をかけた秘密の最後はもっと密かにできなかったのだろうか。先に泣き出されるとまったく泣けない。「永遠の0」の三浦に比べ、妻夫木が我先にわんわん泣き出さないのはよかったが、正直、「永遠の0」も「小さいおうち」もNHKでリメイクしていただきたい。 " + }, + { + "date": "2014-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これぞ邦画だ\n  前作の「東京家族」を昨年観て、期待値が上がっている中での鑑賞となった。結論から言うと、期待していた以上に良かった♪久々に、号泣してしまった・・・。山田洋次監督作品の中でも、相当上位のデキなのではないだろうか。因に、山田洋次監督作品は、馬鹿丸出し、寅さんシリーズ(数本)や幸せの黄色いハンカチ、学校等を観てきた程度だが。誤解を恐れずに書くが。本作内での、不穏な空気がどことなく漂い始めている世情の昭和部分が、どこかリアルな現在日本とリンクするかのような印象を映画から受けた。(ちょっと考え過ぎかもしれないが。)その対比があるからこそ、物語の最後、海辺で晩年の恭一と健史とユキが、話ながら散歩するシーンからは、平和の意味を考えさせられ、他方で、今は、ある意味で幸せな時代だ、と感じるシーンでもあった。波の音も心地良い。殆どが印象的なシーンや演出なのだが、晩年のタキが自叙伝を書きながら、泣いているシーンとそのナレーションには、心底心を打たれたし、映画のラストに再度流れるその姿が目に焼き付いて離れない。また、とあるセリフに心を打たれる。また、若き日のタキが平井に奥様の手紙を持ってゆくまでのシーンも素晴らしかったなと。画面が不安気に揺れ、これから起こる事を暗示しているかのようで・・・。これだけの豪華メンバーで映画が取れるのは、山田洋次監督作品ならではこそだなと。これぞ邦画だ。 " + }, + { + "date": "2014-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "中国人、韓国人に是非、観てもらいたい映画。\n  偏向した歴史教育を受けている中国人、韓国人、に是非、観てもらいたい映画です。戦時中の市井の日本人の姿を是非、知ってもらいたいと思います。当時の日本人は鬼でも獣でもなく、ごく、普通の人間だったのです。このことは、日本に限らず、アメリカでもドイツでもイギリスでも同じことが云えると思います。さて、肝心の映画ですが、松たか子の貴婦人然とした演技も良かったのですが、耐え忍ぶお手伝いさんを演じた黒木華が断然、素晴らしかったです。今後の日本映画界にとっての期待の星でしょう。映画の後半部分では会場の至る所で、歔欷が洩れていました。終盤、話の展開が駆け足になったのが惜しまれます。また、最後の最後に米倉斉加年が登場することにより、映画にずしりと重みが出ていました。☆ひとつ減らしたのは妻夫木聡と木村文乃の演技があまりにも軽かったからです。山田洋次さんはいつも若手の俳優の選定に苦心されているように見受けられます。 最後になりますが、ベルリン国際映画祭での健闘、祈っています。 " + }, + { + "date": "2013-11-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和の生き方\n 60年以上の間、小さな秘密を守り通すという生き様とその証を遺言のように残す心情はいかばかりかと観客の胸を締め付ける素晴らしい作品でした。 " + } + ] + }, + "190": { + "title": "蜩ノ記", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 原作でも号泣させられた、拷問で死んでいく少年のエピソードには号泣。百姓の子の方が武士より余程立派なのだ。日本人は、ご先祖の大半は武士などではなく、殆ど百姓だったということを忘れているのでは。役所広司相変わらず顔デカ! " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "気品のある邦画時代劇の良作\n 力量のある役者さんたちが演じる時代劇は矢張り、魅力的である。日本人の美意識、矜持、誇りを現した稀有な時代劇である。裂帛の気合を魅せる岡田さんはもはや、アイドルではないね。 " + }, + { + "date": "2018-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった\n  武士や当時の人々を極めてリアルに描こうと試みている感じが素晴らしかった。明治以降の言葉を使っていないようで、よくわからない言葉もあった。 武士の慎ましくて、誠実で真面目な生活ぶりは背筋が伸びる思いがするのだが、笑いがなさ過ぎではないだろうか。 堀北真希ちゃんが美しかった。ミステリーの要素も面白かった。クライマックスはひたすら地味だった。役所広司が10人くらい斬り殺し鬼のように強かったが、家老を殴るのが最大のアクションだったかもしれない。家老は子どもにも柄をお腹に当てられて悶絶していた。最大の悪である商人が全く成敗されず、野放しだった。 " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人だけしか分からないだろう\n 筋を通す日本人にしか理解してもらえない物語だろう。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "渋い。\n 「側室と密通した罪」として、10年後の切腹まで家譜を命ぜられた秋谷と。書道の時間に紙が飛んで、隣席の武士と刀を抜く喧嘩になって、秋谷を監視する役目になった庄三郎。どちらも「左遷」された者同士。どことなく哀愁が漂ってました。秋谷が書いている「蜩ノ記」。その意味を庄三郎が問うと、「ここは蜩がたくさんいる。それと、私もその日暮らしじゃ」ってにっこり微笑む秋谷を見て、この人にはすべてよきも悪気もひっくるめて、ここにいるのでは?と感じます。そんな懐の広さ。庄三郎も一つ屋根の下で暮らすうち、秋谷家にすっかりなじみ。中でも元服前の息子・郁太郎に、太刀さばきを教えたりなど、兄貴的存在になっていくのが、秋谷にも心強い存在になっていくのがわかります。「秋谷家にいるようになったら、すっかりそっち寄りになったのお」と庄三郎は上役に言われます。それは秋谷が、左遷された先で農民たちとともに生きる姿とも重なります。最初は「武士は畑には入りませぬ」なんて言っていた庄三郎だったのに。心が広い秋月役。役所広司さん以外できないでしょ。それくらいハマってました。庄三郎役の岡田准一さんも、控えめでいてやる時はやる。なかなか良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "江戸期の武士\n 戦国時代ではなく江戸時代の武士の概念と言うべき映画何の為に生きてるのか考える事が不粋に思えてくる役所広司はさすがやねいい映画やけど岡田准一演技がこの映画を軽くしてしまってる多分小説の方が数倍重く面白いんやろな " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "時代物は\n 昔の人はしっかりしているなぁと感心と共に所作も言葉も美しい。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい\n ベテラン俳優で所作も綺麗で見ていて落ち着く " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "自分のためでなく、人のために生きる人生\n 心を持つ考え方は、人を引き寄せる。必ず伝わる " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悟ったような人々ばかりが非現実的\n 総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ) 登場人物の多くが何か悟りでも開いたかのように、強い意志を秘めながらも静かな喋り方や立ち振る舞いをする。そして彼らはとても純粋で一生懸命である。それがこの作品の雰囲気を形作っているのだが、同時にそれがどうにも嘘っぽいとも思えた。人間の持つ様々な感情や欲望からくる人間臭さが綺麗に浄化された、まるで作品のために人格を加工でもされたかのような純粋で善良な人達ばかりなのには、観ていてどうにも疑問を持ってしまう。 小泉監督は『雨あがる』もそうだったが、登場人物をそのように描きたがる傾向があるようだ。複雑な事情がある社会と悪があるのはいいが、その中で善がとことん善な存在になっているのは現実的ではない。どうも綺麗事に纏め上げようとしている意思を感じる。そして淡々としていて地味。 そうは言っても登場人物はそれなりに魅力がある。岡田准一は一番いい演技力を示していたし、役所広司も安定の存在感だった。生き様にも映像にも日本の美を感じさせる全体の質感は良かった。質感の高さと綺麗事が混ざり合って同居している印象。 " + }, + { + "date": "2017-01-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "男のロマン\n 淡々と、男として死んでゆく。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "武士道の魂・・\n かつて日本には武士道の精神が確かにあった。明治維新で武士がこの世から消え、敗戦で武士道の魂が完全に消失した。切腹を命じられた武士が幽閉され、その時を静かに待ち続けるのは、欧米人には理解し難いと思う。なぜ主人公は10年もの間、死を覚悟して待てるのか!?映画では役所広司が主演、岡田准一が助演。最後に蜩(ひぐらし)がカナカナと鳴く・・直木賞受賞の小説が原作、これから読みたい。2014年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-05-31", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "暇\n 少し暇だなぁと感じてしまう部分もあったが岡田がかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "●静かに死を待てるか。\n 静かな、でも胸にズシンとくる良作。10年後に切腹を命じられた男。彼ら家族を監視する男。なぜ切腹なのか。どっからどうみても人格者。家族も父を信じつつ、しかしその日を待つ。綺麗ごとばかりでない世の中。それでも守るべきモノのために、男は静かに、しかし熱く、心を決める。その生き様が素晴らしい。蛇足。ラストの手ブレは台無しだ。 " + }, + { + "date": "2016-04-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストに感動!\n 作品自体は\"現代的\"な昔話ではあったが、人同士の心をゆるして、そして通わせていくという心情の変化をゆっくりと、かつ冷淡と表されていたのが良かった。そして最後の戸田さんとの別れは、自然と涙が出てくるような感じだった。10/4(土) イオンシネマ浦和美園にて " + }, + { + "date": "2016-02-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "55点\n 映画評価:55点この作品は地味です地味といっても、しっかり基盤を練り込んだ詫び錆びを慈しむ事の出来るという意味ですまぁ、このテーマで面白く作れるわけもなくそりゃあ地味になります面白さはないですけど、この作品はしっかりと「武士道」を表現できているので日本が誇れる素晴らしい作品といえますジャンルとしては、ドキュメンタリー映画にしても良いと思う切腹を命ぜられた武士の生き様その武士の姿勢を見守る事で己を見つめ直していく、もう一人の武士の成長一見、無意味に思える切腹という文化は尊いと気付かせてくれる本当に素晴らしい作品です【2016.2.7鑑賞】 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "武士\n 戸田や檀野を通して武士道とはこういうものだというのをみせられた気がしますが、良くも悪くも武士の時代はこうだったんだなと思いました。戸田の息子が友の仇のために家老の屋敷に乗り込んで行くところは、子供ながらに勇ましく武士道を感じました。一矢報いた時は「見事!」と心の中で叫びました。あとはやっぱり切腹の日ですね。お茶を飲む時に、そっと妻の手をとり握りしめ…ここは泣いてしまいます。当時、武士の妻でこういう風に見送らなければいけない人は少なからずいたと思いますがどういう気持ちで送り出すんだろうな…予告から大筋はわかっていましたが、その中で紡がれる武士としての誇りや命の尊さ、家族への想いに涙した物語でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "畏怖ですらある。\n 武士道、武士の精神はもはや信じ難く、理解の範疇を超え、美しもあり畏怖ですらあった。忘れてしまえばいい、逃げてしまえばいという状況に正面から挑み理不尽に耐え忍ぶ姿には感動を超えて恐ろしく、窮屈にすら思えたけど、「死を我が物としたい」と言う言葉に与えられた今在る状況を精一杯やる事が幸せという事なのかな?と感じました。他人がどう思うのか、他人と比べて自分はどうか?などと思う方がよっぽど窮屈だと秋谷の所作から感じた。所作、言動、考え方、とても難しかったけど、表面的な日本の風習や文化、武士道の美しさは理解出来たかなぁと思う。歴史を勉強しないと…恥ずかしくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「蜩の記」を観て・・\n かつて日本には武士道というものが存在した。明治維新があって、終戦があって完全に消滅した。切腹することを期限を決められて命じられ、幽閉されても潔く受け入れるのは、欧米人には信じられないだろう。この映画の原作となった直木賞の小説もいつか読んでみたい・・ " + }, + { + "date": "2015-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所さん流石\n 時代劇系は得意ではないが、見れないほどではない。これは割と最近作られた映画だし岡田君も出てたので見やすいかな!と軽い気持ちで見た。武士の一分、武士の家計簿、献立などなど良い映画も多いですよね。けれど引き込まれたのはヤッパリ役所広司!立ち振る舞い、存在感が素晴らしい。もちろん役者さんだけでなく、ストーリーも引き込まれます。切腹を3年後と宣告された武士の話。若い世代の人に見て欲しいと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好きですね\n 難しいですね、この手の日本映画を見ると自分が、どれほど日本文化を知り、出来てるのか考えさでられます。ただ、あっちもこっちも岡田准一さん、役所広司さん・・・好きだからこそ・・・もう少し他の役者さんでみたいかなぁ・・・いると思うんだよなぁ先日、「日本の一番長い日」がリメイクしてましたがポスター見て「山本五十六」にしか見えなかったです " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本人の美しき礼節…\n かつて、日本には侍という人種がいた。忘れ去られた生きざまのようだが、「半沢直樹」で描かれるような日本の企業戦士の姿に、藩主に仕える武士たちの血が受け継がれているように思う。 " + }, + { + "date": "2015-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "静謐と清廉\n 岡田君が好きなんです。彼の格闘術や剣術には魅せられます。もちろん役所広司さんの貫禄は言うまでもなく。泣きながら死に装束を仕立てる原田美枝子さん、綺麗だなあ。惜しむらくはラストカットのカメラワーク。せっかくワンカットで撮っているのに上に向ける時にガクガクッとなっちゃ余韻台無しですよ。 " + }, + { + "date": "2015-07-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史は「鏡」。また、今日生きたということも、明日になれば自分を映す...\n 歴史は「鏡」。また、今日生きたということも、明日になれば自分を映す鏡になるのだろう。その鏡を見て、今の自分がどのように映るのか。そこに学びがあるのだと知りました。庄三郎は、秋谷の監視役は快く思ってはいなかった。それは秋谷との生活の中で考えは変わっていく。ラストの方で庄三郎は、「良き修行でした」と口にする。彼の生き様に学ぶものがあったということ。秋谷を鏡とし、自分を見つめ直すことができたということ。そして、僕たち観客はこの作品を自らを映す鏡として、生きることへの意味を見出せたらと思った。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画なのかな、かなかな♩\n …成仏せずにお主の追ってくるのを冥土で待っておる。 この意味分かるな。と、病で死期を悟った藩主が、不義密通で切腹の断が下った藩士に10年の猶予を与えて家譜編纂の仕上げを命じるシーン。当たり前にこんなセリフを発する時代の精神に驚嘆。ストーリーはエピソードが多くて散漫、メインテーマは何だ、何を描きたいと。頼みの綱の家老さんもヒールじゃなくなって、緊張感が瓦解する始末。冒頭、岡田准一の武士の所作がぎこちなく見えた途端に入我没入できなくなったが、これがラストまで続いた。云ってみれば、良い映画の皮を被った、ちょい残念作か。早い話、期待しすぎた私が悪いのかな、かなかな♩と蜩(ひぐらし)も鳴く。 " + }, + { + "date": "2015-03-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゆっくりとした\n 映画だった。映像が綺麗だった。岡田君の腕前はさすがで、この作品への思い入れが伝わった。話の背景も意外に深く、感動した。 " + }, + { + "date": "2015-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そこそこです\n 映画は原作を越えられないが当てはまる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-02-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "秋谷の最期の姿\n 秋谷の生き様にだんだんと心を入れ替えていく壇野庄三郎。あっぱれな程芯の通った生き方をしてきた秋谷を演じた役所広司はやっぱりすごいなと思った。本当にありそうな話だからこそよりリアルな演技が出来たんじゃないかな。秋谷が最期、死刑場に向かっていくシーンがすごいよかった。岡田准一が第38回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を取ったからほんと見て正解。 " + }, + { + "date": "2015-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "全て綺麗\n 時代物の映画は初めてでした。俳優さん方が実力派ばかりで演技が素晴らしかったです。最初から最後まで大きな展開の変化がなく落ち着いた気分で見ることができました。景色がとても綺麗でした。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い意味でも悪い意味でも日本映画的\n 武士道をテーマに立派なストーリーに役者たちの重厚な演技はこれぞ日本映画と言うものだが、同時にストーリーがほぼ台詞だけで進行してしていくのは、映画として疑問が残る脚本。脚本に工夫が見られないのだ。否定しにくいけど、面白かった!とも素直に言えない。「良いお話しでしたね」で終わってしまう出来でした。武士道そのものに共感できないんだけど、そこは敢えて目を瞑ります。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作未読\n ゆっくりと時が流れていくことが感じられる映画です。私は岡田准一さんのファンですが、この作品は、役所広司さん、原田美枝子さん、寺島しのぶさんが支えています。素晴らしいの一言に尽きます。実力派が揃うとこんなにも素敵な作品になるのですね。こういう時代もあったのだと考えさせられました。一度しか映画館で観られなかったのが残念。せめてあと一回観たかった。。。ただ一言。堀北真希さんにこの作品は似合いません。一人声が高く、耳に触るんです。ただかといって、他に合う女優さんも浮かばないんですが…。 " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けた\n この映画は、限られた人生をいつも通りに少しでも有意義に過ごしていこうという感情的な映画だと思った。泣けました!最高です! " + }, + { + "date": "2014-11-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "黒澤映画っぽい\n 静かな感じの映像がいい感じ日本映画らしい結末洋画にはこういう感じにはならないでも、最後のシーンはシェーンを彷彿させた " + }, + { + "date": "2014-11-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "半生の焼き魚を食べた気分\n 期待はずれの作品です。原作を読まないと理解できないのでしようか。画面は静止画をつなげたよう。突如、黒澤・三船ばりのチャンバラが入る。場違い殺陣。俳優陣では原田、三船史郎、串田和美が印象に残った。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "クロサワの遺伝子。\n 小泉堯史監督の新作は腰の落ち着いた時代劇であった。不義密通のかどで10年後の切腹を命じられたひとりの武士。彼の見張り役として、彼が幽閉された土地に赴く若い侍。若い侍は武士の家族と接するうちに、また不義密通のからくりを知るに及んで、彼に肩入れするようになる。他の監督も同じことをしていると思うのだが、人物の配置であるとか、正座する人物の全身を映すショットなどを見ると、黒澤明とそっくりだなと思う。小泉堯史が黒澤明の弟子筋にあたる、というこちらの先入観も手伝ってのことだと思うが、観ているときは、なんとなく懐かしさをおぼえる。黒澤明の映画は「影武者」以降しかリアルタイムで観ていないが、それでも、本作には黒澤明の遺伝子がみてとれる。役所広司のたたずまいはただ事ではなく、映画俳優としての矜恃を見た気がした。 " + }, + { + "date": "2014-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男の映画ですね\n これは男の映画。一風変わった時代劇。かなり評価が良かったのですが、映像はそれ程とは思いませんでした。祭りの能がちょっとやりすぎかなと思ってしまいました。この映画の佇まいを壊しているような・・・・気が。前半は少し眠かったので少し評価を下げさせて頂きました。 " + }, + { + "date": "2014-11-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "綺麗だけど。\n ずっと観に行けずに、やっとの鑑賞でした。感想といえば、「なんだか残念」。出演者だって、一人一人が美しく、景色だって、映像だって、きっとお話だって。でも、なんだか安っちい感じがしました。途中もう、この映画は岡田くんのイメージビデオなのかな…とか思っちゃったりするくらいの時もありました。ただ、動き、映像、音楽…とっても綺麗でした。これはある意味映画館で見るのが良いと思いました。原作だと、もっと良さが出るのだろうなと思ったので今度原作読んでみたいと思います。 " + }, + { + "date": "2014-11-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けました。\n ある程度覚悟して行ったのですが、やはり泣けました。泣けたと言うか、考えさせられた感じです。普通に生活していると、家族について思ったり、考えたりという事は中々しないので貴重な時間になったかな? " + }, + { + "date": "2014-11-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "これでいいのか、と眉間に一本の皺が寄った気分\n 映像の美しさ、岡田や役所の所作の清々しさ、それはもういい映画です、と言いたいです。そして、寺島しのぶがいい。「(その人が)この風景と同じ風景をどこかでみているのかと思うだけで心が和むものなのです。それだけで心の支えとなるものです」的な台詞をいう。ありきたりの台詞が胸に響いてくる。これには参った。・・・だけど、もうこの設定にどうも納得がいかなくて。罪人なのに家譜編纂の職を請け負えるものか?、その疑問がずっと引っかかったままで、どうも入り込めない。編纂をさせるのならば、城内でさせればよかったのでは?そこになぜ生一本の岡田をさしむけるのか?まるで頼朝と文覚を野放図にした、平家の手落ちを思い出した。先日の『石榴坂の仇討』もそうなのだが、現代での常識・モラルを、あの時代に押し付けてくるのもどうも馴染めない。で、悲しみを秘めた物語なのに、ほぼ悪人が出てこない。ヒール役の家老でさえ実は滅私の人に思えた。だから憎むべき相手がいない。僕の中でその悲しみを慰める発露の先がないのだ。もしこれが今の時代劇に求められているものだとしたら、僕は間違いだと思う。藤沢周平的なものを好む人が多いのは知っている。でも僕は池波正太郎的な人間の泥臭さのほうが好きなのだ。今読みかけの原作も、たぶんもう開くことはないだろう。 " + }, + { + "date": "2014-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい映画だった\n なかなかみに行けず、やっと見れました。武士道の美しさ、日本人の美徳、日本の四季、自然の音、子供同士の友情、夫婦愛。色んな美しさがギッシリ詰まった映画だった。武士の鑑という言葉がありますが、この鑑とは、鑑みるということ。歴史の流れ、主君の想い、己の有り様、全てを見つめて、\"美しい鑑を作り出す\"。心が洗われるようであり、見終わった後に背筋が伸びるような映画でした。DVD欲しい。近年見た中で一番好きかも。 " + }, + { + "date": "2014-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すべてが潔い。\n 静謐とは、この映画のためにある言葉と感じた。ストーリーが進むにつれ、居住まいを正している自分に気付く。終盤、最後の言葉を交わす夫婦の笑顔に目頭が熱くなる。武士も、農民も、僧侶も、潔く、生を全うしている。いい経験をさせてもらった。 " + }, + { + "date": "2014-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "清らかな水のような\n 見終わった後にすぅーっと心に染みてくるそんな感じの作品でした。素晴らしい山里の四季の風景と、淡々とした流れの中ですが、分りやすい話で最後まで飽きずに見れました。いい映画だと思います。時代物、嫌いでなければオススメです。 " + }, + { + "date": "2014-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "友。\n キーワードは “友”庄三郎と信吾は仲たがいをするが、仲直りをする。郁太は親友である源吉が理不尽な死に方をしたとき元凶である兵右衛門に 「抗議」 をする。そして秋谷ははじめて庄三郎と会ったときに兵右衛門とは「学友」であったことを明かす。そこを深読みをすれば秋谷と兵右衛門はかつては “友” だった。(かも、しれない)だからクライマックスで秋谷が兵右衛門に拳を振り上げるのは怒りでも批判でもなく、かつて “友” だったものに対する戒めである。「民を忘れるな」という戒めである。そうでなければ兵右衛門が考えを改めたり、その後に “義勇” の文字が現れない。兵右衛門には足袋のシーンを入れて人柄とこの陰謀の背景(藩の財政のためにこれを画策した)を想像させていて、個人的には映画のキャラの方がしっくりした。すべては終えた。志は息子が継いで行くし娘婿はそれを助けるだろう。だから秋谷には憂いもなければ未練もない。ただ去ってゆく。(西部劇の様な演出を意図的にしている)だから後味が良いのだ。 " + }, + { + "date": "2014-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夏の吹き抜ける風のようでした\n 理不尽なことが多く、悔し涙がでてきました。その中、主人公や家族は、静かに穏やかにお互いを思いやりながら凛として丁寧に生活しています。理想の家族です。丁寧に生きていかなくては、と思わせてくれる作品でした。 " + }, + { + "date": "2014-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お見事!\n さっぱりした演出が役所広司と岡田准一の演技を引き立たせる、時代劇というか江戸時代の設定を利用したヒューマンドラマ。役所演じる3年後に切腹を命じられた武士の生き様が美しい。自然は美しいし、端的に日本人でよかったなと思わされた。堀北真希可愛い。今映画館でこういう時代劇を見ることの貴重さよ。お見事! " + }, + { + "date": "2014-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日記に映る武士の志\n 10年後の切腹の日までに藩の歴史をまとめた「家譜」の完成を命じられた戸田秋谷の元に、監視役の若い藩士・檀野庄三郎がやってきます。気持ちいい映像、ストーリーがとても分かりやすかったです。淡々とした印象でしたが、少し時間が経ってから題名が腑に落ちた気がしました。観て良かったと思いました。編纂の日々を綴った日記「蜩ノ記」。それは秋谷の志を映しているのでしょう。事実は曲げず、事柄と言葉を慎重に選び、分かりやすく簡潔に。そして丁寧に読み解けば、言外の真実に迫れるように。まったく、そんな作品だったなぁと感心しました。向き合う自然の美しさもさることながら、衣装や道具が出演者の所作と調和してとても美しかったです。秋谷の襟元が少し乱れていたりして、しっかり働き\"生きている\"感じが微笑ましく、切なくなりました。 " + }, + { + "date": "2014-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "背筋が伸びます!\n 清く正しく美しく。正にこの一言に尽きる良い映画を見させていただきました。諸作も凛として美しい。信念を貫く。現在にも通ずる素晴らしい行為の一つだが、そんな簡単な行為ではないと思います。本当に背筋が伸びます!小泉監督流石でございます。ありがとう御座いました。 " + }, + { + "date": "2014-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "静かな映画\n 蜩の声を聞いているような映画でした。夏の終わりの物悲しを静かに感じながら物語が進んでいきます。静かな映画は退屈さと同居しがちですが、この映画は飽きさせずに見事に作られています。外国からの評価は全く期待できない日本の物語です。 " + }, + { + "date": "2014-10-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "静かな静かな映画です\n とても淡々と時が過ぎてゆき、切腹の日が迫ってきます家族は静かにその日を迎えます最後まで美しく気高いこの家族に感動しましたその反面、もどかしさも感じますそして、劇中の美しい日本語、美しい佇まい、美しい立ち居振舞いは、現代日本が忘れてしまった何かを思い出させてくれます劇場を去る時には背筋がピンと伸びてしまう、そんな日本映画です " + }, + { + "date": "2014-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "静かな映画\n 最初から最後まで落ち着いている静かな映画でしたでもその中にたくさんのものがつまっていて頭から離れません映像がとても美しく感動しましたただただ純粋な気持ちで見られるとても美しい物語でした日々の生活でふと思い出す、そんな登場人物ですもう一度映画館で見たいと思える映画でした " + }, + { + "date": "2014-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "忍耐という歴史。\n なんて美しい日本映画だろう。 とかく日本人は蔑まれて侮辱されて卑下されても耐える。 これほど忍耐に秀でた国民性は世界にないと思うのだが、 それは日本人が受け継いできた歴史に因るところが大きい。 納得のいかない仕事に対しても、難儀を申しつける上司にも、 逆らわず(逆らえず)辛酸を舐めてきた武士や農民がいた。 彼らは決して馬鹿ではないし、臆病者でもない。 反旗を翻して戦うことだけが得策でないのを心得、 時が過ぎ忍耐が報われるまで脈々と歴史を紡いできたのだ。 主人公・戸田秋谷の名文句に、幾つも頷かされる。人生いろいろと云うけれど、こんな難儀な運命もないだろう、 戸田に課せられた10年後の切腹と家譜の編纂は長い。 冒頭の紹介から彼の人となりが語られ、更に事の真相に話が 及ぶと、これが謀られた処罰であることはすぐに分かる。 だがそれをものともせず、あくまで残り3年後に迫った切腹は 果たすと誓う秋谷。それはなぜなのか。謂れなき罪を着せられ、 ただひたすらとそれに向かう武士の心中が最後に紐解かれて、 ああそうだったのかと至極納得。彼は大殿への忠義を果たした。 だからあの晴れ晴れとした笑顔なのか。あんな笑顔で切腹に赴く 武士など見たことがない。爽やかな終焉に涙が予告なく零れる。 何もかもやり遂げて思い遺すことはない笑顔に何も言えない。美しい四季に彩られた野山の景色に作物の収穫、い草織りなど、 日々を巡る農民の働きや年貢の取り立てなど、生活に根差した 描写が生きる繁栄を伝え、やっとの家老の決断に真実味を促す。 最後になって聞こえてくる蜩の声が、いつまでも耳に残る。何をやっても絵になる役所の名演技と、若侍の岡田准一の抑演、 妻も娘も息子も友人も敵方もその佇まいや所作に狂いがない。 派手さは何もないのにどうしてこれほど武士道を感じ入るのか、 黒澤組で小泉監督が培った風情の趣には恐れ入るばかりである。(もちろんエンディングも一切手抜きなし。これぞ正統派時代劇) " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "静かな壮絶\n 理不尽な罪により、10年後の切腹とその間での主家の家譜作成が命じられる。死ぬことを自分のことにしたいと生きる。この覚悟を淡々と生きる壮絶。慫慂と切腹に向かう男を静かに三つ指をついて送り出す妻の壮絶。覚悟を持って生きるって難しいですね。割と原作に忠実に映画化されていると思います。 " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "武士ならば弱いものを守りなさい\n 佇まいの良い作品だなぁ~。監督は小泉堯史氏である。この人は山本周五郎原作、黒澤明監督の遺稿「雨あがる」を監督した。僕は原作を読み終えた後、しばらく涙が止まらなかった。ありふれた「市井の人たち」を映画作品として撮る。しかし、ありふれたひとたちであっても、人の事を思いやる、弱い人の心に寄り添う。そんな生き方が出来る人は映画を撮る価値がある。本作を観終わった後、小泉監督が表現したかった事が、自分の腹の奥底の方に、ストンと落ちてゆく。後味が清々しく、美しい作品である。どこかの国のエラい人が「美しいニッポン」と言った。「ゲンパツ」とかいう「ホーシャノー」を垂れ流す「巨大湯沸かし器」は「コントロールできています」と言いきった。こういう人たちはきっと、「人の事を思いやる、弱い人の心に寄り添う」よりも「自分の出世を思いやる、そのためには、より強い人に寄り添う」のだろう。そういう人たちに、この作品を見せてあげたいと思う。まともな人間なら、きっと自分の生き様に「恥」を感じるだろう。この映画の主人公のように三年先と言わず、今すぐ「腹を召されよ!!!」と厳に申し上げたい。本作の主人公、戸田秋谷(とだしゅうこく・役所広司)は不祥事を起こし、三年後に切腹する運命を受け入れている。今は自宅蟄居の身だ。その見張り役として、藩から命を受けたのが岡田准一演じる、壇野庄三郎である。壇野は、戸田の逃亡など、不審な行動がないかを常に監視する。しかし、壇野がそこで見たのは、同じ武士として、戸田が極めて尊敬すべき人物であったことだ。彼は一つの疑問を抱くのである。本当にこの戸田が「藩主の側室と一夜を共にした」という、驚嘆すべき大罪を犯した人物なのか?やがて壇野庄三郎は、藩の根幹を揺るがすような事実を知るのだが………この作品で特筆すべきは、何よりも美しい絵心だ。端正でしっとりとしている。しかし、決して浮つかず、がっしりとした「絵」をスクリーン上に投影させている。小泉監督は、黒澤明監督によって鍛え上げられた、いわゆる「黒澤組」出身である。本作の絵の美しさは、その黒澤作品を上回るのではないか? とさえ思えるほどだ。かつて黒澤監督は映画の事を「シャシン」と呼んだ。映像を、キャメラのレンズを通してフィルムに焼き付けること。その、なんとも手作業の感覚が、大切に大切に、小泉監督に受け継がれている感じがする。スクリーンに映る、日本の風景。日本の家並み。そしてなにより、質素ではあるが、毎日の暮らしを丁寧に、丁寧に生きていた、江戸時代の「ニッポン人」そして「武士」の姿が印象的だ。私は決して武士の生き方や、所作を美化しようとか、誉め称えようなどとは、これっぽっちも思わない。「仏作って魂入れず」と言うたとえがある。いくら武士として武術が優れようが、その所作が寸分なく完璧であろうが、関係ない。自分より身分の低いもの、立場的に弱い者。そういった人たちに罪を被せたり、辛い暮らしを負担させたりする者は、すでに武士のココロを失っている。「美しいニッポン」とか言っているエラい人や、どこかの大都会に「世界の運動会」を呼んだぞ!!と浮かれている人々よ。武士ならば「弱いものを守ってこそ武士」である事をお忘れなく。 " + }, + { + "date": "2014-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "忍耐\n 忍耐について考えさせられた。やはり昔の日本人は所作に美しさがあると思う。どんなに理不尽なことでも、またどんな卑劣な事柄でも、受け入れて、時が来るまで耐え忍ぶ。そこに強く感動させられる美しさがあると思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自然の美しさが楽しめる\n 季節をどことなく感じさせられる映画でした。周りの自然たちが美しかったです。静かな映画ですが、それを味わうことが醍醐味な映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本人とはかくあるべき\n 全編静かに流れる如く物語が進行してゆく日本人の生き様というのがよく表現できていると思いますなかなか現代の日本人にはわかりにくい事柄ではあると思うこういう映画を世界に発信していく必要が、あるかもしれませんね " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "テーマが見えない映画\n とても悲しい映画でしたが、話に山場が無いし、テーマがはっきりしませんでした。良い映画なんですが、そういった時代のため、事実を知りながらも悪い家老を殴るぐらいで、あまり感動しませんでした。それに家老が、お家騒動の張本人のようですが、不思議と人格者でもあり、あまり憎めませんでした。だから、水戸黄門みたいな勧善懲悪な話じゃないため腰砕けな印象だったし、自分の名誉より藩の事を優先する立派で、さみしい生き方をした一人の武士がいたのだと思う程度の映画でした。映画の中に切腹シーンはありませんでしたが、映画の冒頭に切腹シーンを持って来て回想にしたら、もっと良い映画になったと思います。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "オススメです。\n 公開二日目に、観て来ました。夜の回でしたが、お客は自分入れて4名だけ、あまりの少なさに、ビックリしましたが、実際、上映を、観ると、そんな心配も、吹き飛ぶ位に、映像美素晴らしく、役者の演技も秀逸で、作品として無駄の無い、今年の日本映画のベスト級な仕上がりでした。オススメです。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "秋谷の生き様に感服。\n 秋谷のブレない姿勢に惹き込まれる。その根幹には、強い愛情が感じられた、妻、家族、村人、家老、それぞれに対する愛情の表現を使い分ける演技はサイコーでした。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やり通す覚悟\n 一度決断したことをやり通す、主人公である秋谷の覚悟と、それを支える家族のあたたかさと哀しみが印象深い作品だった。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "義を見てせざるは勇なき也\n 直木賞を受賞した葉室麟の小説の映画化。10年後に切腹を命じられた武士。その日まで監視を命じられた若き武士。限られた時の中で、日本と日本人の真髄を描く。清く正しく格調高く。派手なシーンは無く、淡々とした語り口。何処までも品行方正で、かえって苦手な方も多いだろうが、自分にとってはドストライク。秋見るに相応しい日本映画の秀作。ロケーション、四季の映像、音楽、美術、所作から言葉遣いに至るまで、一つ一つが丁寧で美しい。小泉堯史監督は、黒澤明からしっかりと時代劇の精神を受け継いだようだ。隅々に、本格時代劇のこだわりを感じる。良作多い監督作の中でも、ベストに挙げられるだろう。もはやあれこれ言う必要は無い。役所広司は、出演作品も演技も外れ無し。岡田准一も引けを取らぬ名演。歴史好きなだけあって、殺陣も所作も佇まいも見事。それにしても、時代モノがよく似合う。間違いなくジャニーズで演技力はピカイチだ。原田美枝子と堀北真希はそんなに出番は多くない。出過ぎず、控え目な立ち位置が当時の女性の姿を表している。ストックホルムシンドローム…という訳ではないが、長く時を共に過ごせば、相手に情が移ってしまうのは必然。相手が高潔な人物なら尚更。監視を命じられた筈が、切腹させられる真相を探り、救おうと奔走する。その理由とは、何と理不尽。理不尽なのは、村で起きたある事件も。一人の少年が命を落とす。よく時代劇の世界を古き良きいい時代だと言うが、これは語弊に思う。藩の不正と隠蔽、百姓の苦しみ…この縦社会の不条理は、現代社会と何ら変わりない。古き良きなのは、この時代に生きた人々の心にある。師と仰げる者への礼節と忠義。子は父を尊敬する。父は子を誇りに思う。妻は夫を信じる。多くを語らず手を握り、夫婦愛が凝縮されている。友の為に命を懸ける。相手を思い、相手の為に何が出来るか。一日一日死が近付き、目前にしながらも、誇り高く生きる。義を見てせざるは勇なき也。人の鑑となれるか。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しいけどホンワカ\n 悲しいだけのストーリーだと思い観に行きましたが、ホンワカし、してやったりの場面があり良かったです後、岡田さんの剣技が素晴らしかったので見所の一つですね " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "深い…\n 重く難しい話だが、暗くはない。今では時代劇にピッタリとハマった岡田准一、役所広司のダブルヘッダーに引き込まれる " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しいです〜\n 原作読んでいないのであの風景や屋敷の造作花ゴザの地域性が合わないんですが多分大分の杵築藩かなぁ 小笠原流の所作が美しいです丁寧に作られた映画 農民の生活感 祭りなどもこういう時代劇には珍しい " + }, + { + "date": "2014-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "2時間ドラマでもよかった\n テレビ東京の2時間ドラマみたいストーリーがイマイチ役所と岡田は演技がうまいなあ堀北が美しいのが印象に残った。ポイントでタダで観てよかったお金払って観たくないレベルでしたね " + }, + { + "date": "2014-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "とても美しい映画だった\n 良かった。久々涙した映画。ストーリー的には特に目新しさもない時代劇にはありがちなストーリーだったと思うけど、映像はとても美しく、静かなそれでいて惹きつける何かがあった気がする。武士とは本来こうあるべき者みたいな。岡田准一の殺陣がとても美しかったし、演じ手の所作のとても美しかったこと。橋を持つ手、筆を持つ手、おじぎをする時の手の動き等細かい所まで丁寧に演じていたのがとても印象的だった。久しぶりに時代劇らしい時代劇を観たなあ。こういう時代劇をまた観たいと思ったわ。 " + }, + { + "date": "2014-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "見ごたえあり\n 2時間を超える長編で見応えがあります。武士特有の言葉のやり取りが理解できず、ゆったりした雰囲気もあって、前半は眠気との戦いでした。理不尽な裁きに立ち向かう後半は、おもしろかった。観た後に、当時の切腹について調べたいと思わせる作品。 " + }, + { + "date": "2014-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司、岡田准一の演技が◎\n 主役ふたりの演技がすばらしかったです。テーマは少し重めなのに、たまに少しコミカルな要素を感じました。ただもっと面白そうとおもってたので、すこし損した気分です。 " + }, + { + "date": "2014-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "静かで上品\n 静かですが、俳優陣の底力で厚みのある良質な作品になっていると感じました。華美な演出よりも実直な絵作りが好感をもてます。季節の移ろいを丁寧に描くことで、説明的にではなく、観る者の心に直接クライマックスを作ることに成功しているのではないでしょうか。被写体に対してまっすぐなカメラの構図も作品のテーマにマッチしていると思います。一部不安定なズームアップがあったのが個人的に心残りです。ジェネレーションギャップでこの時代の美徳を真っ向から良しとすることができません。その中で、時代の流れの中で何を得て何を失ってきたか考えるのも、こうした作品を見る醍醐味ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2014-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見やすかった。そして時代劇の岡田准一!\n 周りは年配者ばかり・・でも気にせず岡田さん目当てで観ました。侍役は狙い通り良くって・・大河ドラマの印象もさながら・・スクリーンで観れて満足。堀北さんも私は好きなんで、お二人のように若手で時代モノにこうして出てくれるとすごく見応えある。 若い世代にもぜひ見て頂きたい。物語は小説のように台詞も美しく、映像や音楽も良かった。秋谷の切腹までの10年を丁寧に描いていて好感が持てた。じっくり年月を感じる。最近、こうしたゆったりとした作品を観ていなかったので勉強になりました。寺島しのぶさんの尼の役どころも美しくって良かった。キャスティングは私は好きな方ばかりだったので安心安定。時代モノ・・なかなか見ないんですが、見やすかったです。岡田さんがいたからかなーー・・・。 " + }, + { + "date": "2014-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "質の高い時代劇\n 時代劇にハマる役所広司と寺島しのぶの存在感が素晴らしい。安定感が抜群で佇まいを目にするだけで落ち着く。内面から滲み出る感情を静謐に紡ぎ上げたエモーショナルな時代劇。友のかけがえの無さ。人と人の繋がり。『義を見てせざるは勇無きなり』を伝える人間ドラマが味わい深い。ただ、涙を流したまま終わるラストが不満。命を継いで生きる家族と村人の様子をエンドバックに流してほしかった。 " + }, + { + "date": "2014-10-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "登場人物紹介&田舎紹介映画?\n 豪華なキャスト自慢&田舎の農村風景紹介ディスティネーションキャンペーンと思って見て時間を過ごした。ダラダラと長い時間が過ぎていくせいか、終盤でご高齢のお客さんが次々とフェイドアウトして行った。クライマックスがどこにあるのかわからないです。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストシーンが最高\n 岡田准一が出てるからなんとなくみたが…最初はねむくなってきた。しかし中盤前くらいから段々面白くなり、ラストシーンがなんとも言えない感。涙がこみあげてきた。映画館でみれてよかった。ちょっと気になるが、公開二日目にも関わらずほとんど人が入ってなくて映画館ガラガラだった。見る価値ある作品。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凛として清々しい\n 人はこのように生きられるものか。武士の時代とは言え、義に生き、忠を尽くす。思わず背筋を正すような、凛として清々しい名作。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "素材を活かせなかった\n 『蜩ノ記』を鑑賞。直木賞受賞作である同名小説の映画化。戸田秋谷(役所広司)はある罪を犯し、10年後の夏に切腹する事、またそれまでの間、藩の歴史とも言える家譜の作成を言い渡された。それから7年、檀野庄三郎(岡田准一)は家老より戸田の切腹を見届ける命を受ける。そこで庄三郎は戸田の生き方に感服し、切腹の命が下るに至った真実を知ろうと調査を始める。静かな佇まいに、慎ましやかな生活。物語は序盤から美しい景色とともに静かに且つゆっくりと展開していく。これは良さげな雰囲気と期待感は高まったが、残念ながら少々高め過ぎてしまったようだ。ゆっくり静かな展開は中盤を過ぎても続き、少々退屈気味な展開。そして、「ゆっくり」=「丁寧」かと言えばそうではなく、のんびりしている割に全体的に説明不足で原作未読の身としては、理解が困難なシーンも多い。加えてあまりにも美しく撮ろうとし過ぎている点も気になる。明らかにやり過ぎ。途中言われなき罪に問われ激しい取り調べによる拷問で命を落とす少年がいるのだが、身体にこそ痣が残るものの顔は綺麗なものである。そんな馬鹿な。悲惨さを描く数少ないシーンでも画面は決して汚さない。それでは観客も感情移入どころかしらけてしまう。美しい画と、美しい愛情溢れる物語、そして申し分のない俳優陣の演技。これだけの素材を揃えていながらこの完成度では残念と言わざるを得ない。かなり辛めな事を書いているが決して駄作というわけではない。凡作となってしまった事がただただ残念に思える作品なのである。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「義を見てせざるは、勇なきなり。」\n 【賛否両論チェック】賛:〝武士”が持つ「忠義を尽くす心」や「仁義のために命を賭ける覚悟」がひしひしと伝わる、重厚な作品。謎解きの要素もある。否:古語や漢文が結構出てくるので、意味を知らないと充分に楽しめないかも。 難しい文章や単語も結構出てきますので、ある程度知識がないと、若干厳しいかも知れません。それでも、日本人として忘れがちな「礼節」を思い出させてくれる、ステキな作品です。ラブシーン・グロシーンもほとんどありませんので、是非大切な人とご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "予告編が良かっただけに本編はうーむ\n 確かに映像は綺麗で所作も美しかったけど、台詞が難しくて理解できないことも多く、原作読んでおいたら良かったかなと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2014-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予告編通り\n 予告編を観た段階で、涙ぐんでしまった。役所広司演じる主人公は、終始一貫して清廉で高潔、武士の鑑であろう。彼を取り巻く岡田准一や妻子もまた清々しく、美しい自然の景色と相俟って、心が洗われる。但し、さらりときれいすぎるが故に、盛り上がりに欠ける観は否めない。藩を私しようとしておとり潰しの危機を招き、主人公を窮地に追いやった家老すら、完全な悪として描かれていない。観ていて最後の忠臣蔵が想起されたが、それに比べるとメリハリに欠けた。予告編通りの内容で、極論すると、予告編だけでかなりの部分を堪能できていた。料金を取って見せる以上は、もっと膨らませて欲しかったようにも思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作は読んでないけど…。\n 原作者の直木賞受賞作品だが、読んでいません。原作者の作品にほとんど共通するのが、冤罪(陰謀)・友達・家老・支援者・一揆で、この作品もほぼ、そのパターンだった。そういう意味で新鮮味がなく…。駄作ではなかったけど、期待し過ぎは禁物か?関係ないけど、頭頂部を切り捨てる(つまり、髷が見えない)撮影スタイルにずっと違和感を感じてしまった…。あと、老人の傍若無人ぶり(携帯で通話等)は閉口した。 " + }, + { + "date": "2014-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "美しすぎて\n 期待し過ぎてしまったのか、正直いまいちでした。映像も所作もとても美しくて皆がキレイ過ぎて知らずと涙が出てきましたが、ちょっと内容が難しかったかな。なかなか感情移入できませんでした。古きよき日本なんでしょうけれど、うーん。どうなんでしょう?色々と拘って作られているのでしょうが、そこの素晴らしさや凄さが私には解りにくかったです。とにかく、残念。 " + }, + { + "date": "2014-09-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "久しぶりの試写会\n 予告編を観て気になっていた作品。運良く試写会当選で仕事を早仕舞いして駆けつけたコルトンプラザ。観終わってかなりのガッカリ。薄味のコース料理を食べた感じです。前菜もサラダも肉も魚もパスタもデザートも出てきた。どれも平板な味で印象に残らない。出来合いのものを買って綺麗な皿に並べて出されたってところ。役者が悪いわけでもない。所作の美しさなどを捉えた映像としては観どころもあったけどその程度。役所広司や原田美枝子、岡田准一、堀北真希を配置してこれでは無駄使いといえるのでは? " + } + ] + }, + "191": { + "title": "ふしぎな岬の物語", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "原作好きは観ないほうが…\n とにかくキャストが豪華。おかげでなんとか作品になった映画だと思います。原作が好きで何度も読んでたのですが、映画のタイトルが本の名前と違うように、この作品と原作はほとんど内容が違います。原作で伝えたいことが、映画ゆえ雑にされていて、変に盛り上がりを作っているのでこの小説が一貫して持っている静けさはありません。なので、小説を読んだ人は観ないほうがいいと思います。観ていないのであれば変に感情移入せずに観れたのかな。 " + }, + { + "date": "2019-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ブラザーズ5♪\n  杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山巌、因幡晃の5人が奏でるブラザーズ5!このバンドが一番良かった。 吉永小百合本人が企画したこの映画。日本アカデミー賞にほとんどすべてがノミネートされるってのも異常事態だが、みんなサユリストなんだな~と逆に感動(笑)。悪い映画じゃないけど、強盗にコーヒーを淹れてあげるという優しさあふれる吉永小百合しか記憶に残らないかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合PV\n この作品は1回目さっと見てからの2度見をお勧めします。とにかく作品全体より出演者の個々の演技に絞って見たときこの作品のすごさが分かる様に出来ているのです。全体的には吉永小百合さんが演ずる悦子を中心に気恥ずかしいまでの演出とシナリオで物語が進みます。演ずる俳優たちがまた半端ないレベルの役者がそろっていてこれがまた熱の入り過ぎた演技を繰り返す。もう誰にも止めれないレベルの熱狂の中演出の制御が効かない状況に、見てるものは戸惑う。しかし僅かの出演のために結成されたフォークグループひとつを取ってみても分かる様にまさにアヴェンジャーズ状態のミュージシャンが小百合スト宜しく集まるのだからそれはもうバチカンに降りたマリア様を賛美する讃美歌隊である。そうもうお分かりであろうこれは宗教映画なのです。ベルイマンかタルコフスキーか・・・。そういう観点でご覧いただけると見えてくるものが違って見えると思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "原作ファンが故…\n この原作の小説がすごく好きで☆結果、映画を見てがっかり…違うんだよなぁーーーっていう所が多々あり。小説で繊細に描かれているところも全然表現されておらずwwwおじ様達には申し訳ないけれど、吉永小百合さんの映画で好きなのはひとつもない… " + }, + { + "date": "2018-02-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "良さがわかりませんでした\n 岬カフェもしくはそこの女主人に執着する人たちの話?寒々とした場所の印象しか頭に残らなかった。ストーリーが薄く、ひたすら吉永小百合を鑑賞するためだけの映画に、アクの濃い阿部寛をキャスティングすべきではなかったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ただの吉永小百合映画と思っていました。\n ただの吉永小百合映画と思って見たら、様々なオマージュが見え隠れしていてすごい。 " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "不祥の美しさが銀幕のお伽噺へと誘う\n 千葉県の岬にて未亡人一人がひっそり営む喫茶店に集う人々との交流を温かく描いた人情噺。吉永小百合と云う女優は邦画界における貴重な華やとは思うが、その神々しいオーラが時として、物語のリアリティを揺らぐ不安定感の根本に成りかねない危うさを秘めている。バスガイドから卑弥呼まで扮して、全体のバランスが観るも無惨に崩壊した『まぼろしの邪馬台国』なんざぁ、その最たる例と云えよう。しかし、その年齢不詳な輝きが、喫茶店のアイドルとしての存在価値を高め、疲れた人々の疲れを癒すオアシスへと導くお伽噺の案内役を担う効果を果たしているから、表題通り“ふしぎな”女優である。現に、虹の絵に惹かれる井浦新父娘、30年以上も彼女に想いを寄せる笑福亭鶴瓶、末期ガンに蝕まれながらも手作りの珈琲を恋しがる笹野高史、そして、稀代のトラブルメーカーで悩ませつつ彼女を絶えず見守る甥の阿部寛etc. etc. 男女問わず幅広く愛される女神は、吉永小百合唯一人であろう。唯一無二の眩さが故に、孤高と化し、徐々に心の闇に埋もれゆく危うさをも溢れており、花びらを照らす光と影の距離感は、男と女であり、母と子であり、神と羊でありetc. etc. 様々な色合いを魅せる。その彩りが結集した答えこそ、物語の象徴として掲げられた虹の絵に込められていると私は思う。酸いも甘いも苦味も全てが渦巻く人間模様が彼女の淹れた1杯の珈琲に繋がっていく。そんな温もりに包まれた映画は雨上がりの午後のひとときに丁度よい。相変わらず抽象的で煮え切らない批評だが、つまり、そういう事なのである。では、最後に短歌を一首『珈琲に 想い出浮かべ 注ぐ陽(灯)の 縁を描く それぞれの虹』by全竜 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "「思い出」と「妄想」は、無関係代名詞。\n 映画「ふしぎな岬の物語」(成島出監督)から。う~ん、作品としては・・が鑑賞後の感想だった。女優・吉永小百合さんのファンにとっては、役柄がどんな設定であろうが、満足なのかもしれないが。そんな状況ではあるが、メモした台詞の中から選ぶとすれば、「肩を壊さなければ、甲子園に行けた」とか「昔、俺、学級委員だった」と、事実無根の妄想を口にする阿部寛さん演ずる「浩司」に、恩師が笑いながら呟いた台詞。「はぁ?」と、ややオーバーアクションで振り返り、「君ね『思い出』と『妄想』は、無関係代名詞。つまり、Whoとwhichの関係、わかる?understand?」、と続けた。(その意味すら分からなかったが・・)教え子をからかいながら、さすが学校の先生らしい教え方でその表現が光った。「関係代名詞」という単語、意味は忘れてしまったが、一番苦手だった英語の表現として、記憶に残っている。単に「思い出」と「妄想」とを、ごちゃごちゃにするな、それとこれは、まったくの無関係だ、の表現でいいのに、敢えて「無関係代名詞」という、意味不明の単語を使う。私も、今度、使わせてもらおうっと。P.S.作品中「~青年団フォーク愛好会のみなさんでした」の紹介で、ど田舎のステージで歌を披露するグループが、上手すぎた。メンバーをエンドロールで確認したら、「杉田次郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山巌、因幡晃」上手いわけだよなぁ、これだけ揃えば。(笑) " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "●惜しい・・。\n 田舎町の人間模様。原作から省きすぎたか。途中、物語がつながらない。特にちびっこが絵を持ってくシーン。絵を横にして運んじゃいかんだろ。細部の詰めが甘く、?の多い作品。とはいえ、吉永小百合がちびっこ抱きしめるシーン、阿部寛の憎めない大男ぶり、竹内結子の号泣シーン・・etc切り取るといいシーンが盛りだくさんなんだけどなあ。 " + }, + { + "date": "2016-04-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "色々\n 人生良いことばかりではない、辛いこともあるけど、ほっと一杯のコーヒーを味わうときは幸福を感じたい。 " + }, + { + "date": "2016-04-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に味わうことができた\n わかりやすいガツンとした刺激を求める人にとっては、退屈な映画なのかもしれない。しかし、私には充分心に届いてくるものがあったので、二度観ても素直に味わうことができた。結婚式のシーンや祭のシーン、そして最後のシーンでは、岬に住む人々の人情あふれる温かさが羨ましく感じた。ああいう環境の中で生きてみたいな、と思った。しかし同時に、悦子さんの抱く孤独感や喪失感を思うと、あそこに住めば皆ハッピーというわけではないのだと、どこに生きてもそれぞれ苦悩はあるのだという現実も静かに響いた。そうそう、登場シーンの少ない役ながら、小池栄子さんが良い味を出していることを忘れてはならない。重要な役だったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-03-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いい話\n ルック ◯シナリオ ◯アクター◯デプス◯オススメ◯ラスト◯普通に面白い なんかいい話 " + }, + { + "date": "2016-01-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "フラグが分かりやすすぎる\n このあとこうなるだろう、ということが起こるだけ。皆吉永小百合が大好きなのは分かるが、ストーリーにもう少し意外性が欲しい。 " + }, + { + "date": "2016-01-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "面白くはない\n 吉永小百合という女優に対しては何のバイアスもない。何気に吉永小百合主演映画をちゃんと観るのは初めて。しかも今回は本人がプロデュース。内容的にはふわっと心が温まるモノだけど、映画全体が自意識過剰気味になっている気がした。こうすれば観ててこう感じるんでしょ?的な。流れも唐突でそれぞれのエピソードが薄いのであまり感情移入はしない。吉永小百合さんについては、初めてジミヘンドリックスを聴いたような感じ。世間では凄いと言われているが、ジェネレーションギャップとか色々邪魔をして正直よくわからない。多彩な表情があって凄いなとは思った。薄ーいコーヒーに濃いークリームを一滴垂らしたような映画。 " + }, + { + "date": "2016-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「ふしぎな岬の物語」を観て・・\n 吉永小百合が主演の映画。千葉の岬にある喫茶店「カフェ岬」。そこで主人公の悦子は女主人としてひとりで喫茶店を切り盛りして岬の住人の心を癒していた。「おいしくなあれ」と1杯のコーヒーを入れながら・・そんなある日、大きな事件が起きる!?2014年のヒューマニティ溢れる作品。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合映画。\n 多分この作品は、サユリスト協力による吉永小百合プロデュースの吉永小百合プロモーション映画なんです。と言えちゃう位の存在感です。他の女優さんだと全く違うものになったと思います。「まあ好き」ぐらいの感じで見始めた私ですが、悦子さんは吉永小百合さんそのものなんですね多分。永遠と言えるものは決してない人生。変わってゆく人間関係。いつまでも心に残る出会いってどれくらいあるんでしょう。映画を一通り見終わったときに「近場にこんなカフェがあったらいいなあ。」と思いました。それがすべてです。やっぱかわいいわ、小百合さん。 " + }, + { + "date": "2015-10-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合の不思議な世界\n さすが吉永小百合主演映画だけあって、現実感は皆無、ってまあ吉永小百合と言う女優さんそのものが現実感のないある意味モンスター的(良い意味でですよ)存在ですから、それは当然作品に現実感が生まれる訳もないのですが。一応ジャンルとしては人情系ヒューマンドラマになるのかな?でも、まあほとんどファンタジーの世界でしたよね、吉永小百合の不思議ワールドとでも言いましょうか。正直ありえなさ過ぎてドン引きしたシーンは多々ありました。今時こんな映画を作ってしまうのはどうなんだろうかとも思いましたし。しかしそれでも何だかんだで心温まり、癒されてしまうのが吉永小百合ワールドなんですよね。皆カフェの女店主を好きになってしまうのも納得の存在感、たとえ泥棒でもね・・・(さすがにあれは)ただ泣かせどころは割りと安易な演出なんで、その辺で好みは相当分かれそうな。まあ私は竹内結子の絶品演技やベタな吉永小百合ワールドにそこそこ嵌まってしまった側ですけど、こんなの見てられないと言う人がいてもそれはそれで納得かも。私はサユリストではないですが、結局良くも悪くもサユリスト向け映画、でも需要があるならそれはそれでOKなんじゃないでしょうかね。ちょっと作品にブツ切り感があったのは気になりましたけど。あと阿部寛と吉永小百合の関係性に終始?な部分も感じましたかね・・・。まあ成島監督作と考えれば微妙も、吉永小百合映画としてはOKってところでしょうか。今回は今までとは違い、ちょっと物哀しいと言うか、年相応に心の闇を抱えた女性を演じた新味みたいなものは感じれましたので、あくまで吉永小百合が企画・製作に携わった映画として見るのが吉でしょう。 " + }, + { + "date": "2015-06-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合初プロデュース・・・\n 吉永小百合初プロデュースでなければ良かったのに・・・・とそれが客寄せだからしかたないが、皆があこがれる薄幸の女主人がプロデュースとなると、自己中か!!なんて思ってしまうじゃないですか?この映画はこれで良いと思うが、それだけが残念・・・ " + }, + { + "date": "2015-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合さんの上品な雰囲気を、阿部ちゃんが見事に壊してくれてる映...\n 吉永小百合さんの上品な雰囲気を、阿部ちゃんが見事に壊してくれてる映画(*^o^*)笑いあり、涙ありで飽きませんでした!森沢明夫さんの小説の方もおすすめ☆ " + }, + { + "date": "2015-04-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "師匠が\n 良い味をだしていましま。ホロリとさせられる場面もあったり。 " + }, + { + "date": "2015-04-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "面白くな~れ、面白くな~れ\n 海が望める岬にある喫茶店。女主人と、そこに集う常連客の悲喜こもごも。人々の善意や人情に溢れたハートフルな感動作。本来こういう“良心作”は好きなんだけど…、何だかな。どのエピソードも平凡。終始地に足が着いてないふわふわ感。ファンタジーの世界。登場人物も魅力薄。それでいて強引だし、身勝手。泥棒のエピソードはサザエさんかよ! 竹内結子の別れた夫は幾ら何でも気の毒。主演・吉永小百合のプロデュースというのがミソ。劇中、いい歳したおばさんが皆からちやほやされ(血縁関係者から好意も持たれ)、それはまるで共演者から接待される大女優そのもの。酷な言い方すれば、吉永小百合の自己満映画。ロケーションは悪くないし、こういう土地にも憧れたりする。阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶他豪華キャストも好きな人ばかり。それだけに…。とてもじゃないけど「大丈夫、大丈夫」なんて言ってられない。「美味しくな~れ、美味しくな~れ」より、「面白くな~れ、面白くな~れ」って魔法の言葉かけないと。日本アカデミー賞全13部門ノミネートは分かる気がする。だって、そういう映画だし、そういう映画賞だから。 " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼのした話だと思ったら、ふかかった。吉永小百合の影の部分が見え...\n ほのぼのした話だと思ったら、ふかかった。吉永小百合の影の部分が見えて、女優としての奥深さがなんか分かった気がした。 " + }, + { + "date": "2014-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人情味\n この映画は、普通の映画にはないほどの人情味のある映画だと思った。人との別れと出会いが感動的だった。悦子さ~ん!おいしくな~れ " + }, + { + "date": "2014-11-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "さゆりマジックなんでしょうね、これは\n タイトル通り、実に不思議な作品でした。これはプロデュースも務めた「吉永小百合マジック」なのかな。特にドラマチックなストーリーでもない。原作は未読ですが、元々は、短編をいくつかまとめて連作としたお話らしいですね。それを元に一本の映画としてまとめているのですね。僕はそれを知らずに観ました。道理で、なんか、悪く言えば脚本の背骨がそもそも存在しないようなお話なんですね。岬の端っこに人知れず佇む、ちっぽけな喫茶店。そこに集まる、ご近所の人々。その日常を、カフェの店主である吉永さん演じる主人公を中心として、淡々と描いてゆきます。本作の監督は成島出氏。そのタッチは、本作で登場する虹の絵のように、ほんわかした、水彩画のよう。こういう作品の場合、自分の興味のある部分だけに着目して楽しむと言う手もありです。僕の場合は、主人公の甥の暮らしぶりに注目してしまいました。演じるのは阿部寛さん。ワイルドです。なんと、お風呂はドラム缶、下は焚き火。いわゆる五右衛門風呂。それも青天井、屋外です。ほとんど、原始的とも言える暮らしぶり。庭で焚き火を燃やして、ぼーっとしてみたりする。こういう人の住む家はもちろん、牛小屋か、馬小屋を思わせる建物なんですね。その作り込みの面白い事。また、主人公の喫茶店の横には、実に小さな、真っ白な家が建っています。よくみると、なんと掟破りの屋根。塗りで仕上げてある。雨漏りしないんだろうか? とにかくかわいらしく、いじらしく、真っ白な姿で、けなげに建っている白い家。まあ、本作では、正直、僕はそんなところばかり観ていました。でも不思議。エンドロールが流れる中、なぜかふと涙がこぼれました。そういう映画なんですね。主演の吉永さんが、コーヒーを入れる時のおまじない。「美味しくなぁ~れ、おいしくなぁ~れ……」人生、これもやんなきゃ、あれもやんなきゃ、もっと、もっと、頑張らなくちゃ、と緊張を強いられる事ばかりですよね。でもこの言葉を聞くと、「ゆっくりになぁ~れ、ゆっくりになぁ~れ」と僕には聞こえたのでした。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安心できる\n 観る前はもっと古臭いストーリーなのかと思っていた。フワフワした感覚もあり、シャッキリ決める筋もあり、見終わったあと幸せな気分になる。 " + }, + { + "date": "2014-11-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "後からジワッとくる。\n 成島出監督ということで観てみました。吉永小百合さんは相変わらず美しいけども、観終わった直後の感想はやはり「サユリストの諸兄の為の作品か…」というものでした。本当に大事なひとは姿形がなくなっても必ずどこかでみてくれているのでは…と共感を覚えたのは観てしばらくしてからだった。この監督の演出は自分には合います。でも今回は難点がある。個人的主観ですが、演技が上手すぎて深過ぎる為に逆に心を打ちづらい(笑)特に笹野高史さんの表情が良かった。味のあるオヤジギャグも入ってました(笑)。吉永さんのラストの朗読もなかなか。私もいつの日か行ってみたいな、海の果てまで なーんて思った次第ですわ。 " + }, + { + "date": "2014-11-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "登場人物に一貫性がない\n ハートフルっぽいエピソードを繋げて、演者が自分の得意な演技をするだけだった。全体通して、登場人物に一貫性がないので場面場面ごとに別の人格になっているかのようだった。 " + }, + { + "date": "2014-11-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん・・・\n それぞれの場面 場面は 感動し泣けるし 役者さんの演技もいいのだけれど、今一つでした女優 吉永小百合の映画だなと 思いました。小百合さんの 場面はほんと 小百合さんのアップが いかにもスター 女優撮りという感じでした。吉永さん 美しく綺麗でしたが・・・なんでしょうか・・・いまひとつ 登場人物に感情移入ができなくて まさに 不思議な岬の物語になってしまいましたほんと 役者さんみな 素敵なだけに残念です " + }, + { + "date": "2014-10-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ふしぎな岬の物語\n 原作に惹かれて観に行きましたが、原作の味わいがすっかりかき消されていて、がっかりでした。ただ、出演の皆さんすごい熱演ぶりで、映画づくりを楽しんでおり、古き良き時代の映画を見ている感じがしました。 " + }, + { + "date": "2014-10-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "さゆりストにはいいかもしれないけど。\n 正直、筋は単純。券をもらったので見に行ったが、周りを見回すとすべて70代以上。吉永小百合も若く見えるとはいえ、なんとなく不自然。筋も少し前の作品に似ているのでは?阿部博は熱演していてよかったが。 " + }, + { + "date": "2014-10-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合的映画\n 吉永小百合初プロデュースということもあり、相当に気合を入れて創ったのだと思う。実は舞台挨拶も観たのだが、やはり思いがよく伝わってきた。俳優陣も然りで豪華な顔ぶれ。どことなく昭和の香りが漂う映画でこれはこれで良いと思う。映像もきれい。ただ、ちょっとてんこ盛り過ぎるかな。。もう少しストーリーに絞りがあったほうがスッキリしたのではないか。最も印象的だったのは竹内結子が泣くシーン。これは本当に秀逸だった。彼女はこういった演技も本当にうまい。見終わってみればほっこり感は残る。 " + }, + { + "date": "2014-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ふしぎな店とおまじない。\n 吉永小百合が主演する作品はだいたい想像がつくので、 今回は誰がこのヒロインのお相手役なのかしら?と思えば、 おぉ!阿部ちゃんか。さすが時の人を持ってくるなーと感心。 今や常連?となった鶴瓶も、今回はお相手役になるのか。 さすが国民的大女優。サユリストといえば、タモリを筆頭に 昭和の男性陣に多いだろうが、本当にいつまでも美しく若い。 この人と高倉健は、もう映画に出てくれるだけでオッケイ!と いう存在なのだろう。役と実際の素が入り混じる部分も多い。私的に近年の作品はどれも退屈なものが多く(ゴメンなさい)、 あーまた小百合さま映画か。と思うんだけど、彼女にしても 若い頃のようには役柄に幅を出せない女優の苦労があり、 選択肢というのも年々少なくなってきているんだろう。 だから今回の、企画から参加という乗り出し方も理解できる。 まだまだやれる。という頑張り方が性に合っている気もする。若手もベテランも彼女を囲んでいい雰囲気で撮ったのが、 作品自体から伝わる。もちろん悪は存在しないし、起伏にも 欠ける。常に予定調和の大団円になってしまうのは仕方ない。 訪ねてくるお客にいつも優しい店主の悦子。世話が焼ける甥の 浩司に面倒をかけられるも、追い払うことなく見守り合っている。 恋心を抱くというから、赤の他人だと思っていた浩司が実は甥 だったという、え、こりゃまずいことにはならないか?と心配に 及ばぬ事情が、ずっと後半の悦子の独白シーンで語られるが…彼女が彼女らしい攻めの演技を魅せるのはこの一回きり。 吉永小百合という女優が、しっかりと往年の演技力を発揮し、 観客にアピールする場面があって本当に良かったとは思うが、 何だか物語の設定上(ややファンタジー)不気味感が漂う場面。劇場は超満席。高齢者がやはり目立っていたが、彼女が念願の 世界映画祭で審査員特別賞グランプリという栄誉を受けた作品。 その心意気を受け容れて観てもいいと思う。(劇中歌を歌うブラザーズ5が実に豪華。私はそこだけ大感動) " + }, + { + "date": "2014-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大丈夫。大丈夫。\n 吉永さんが演じる悦子さんといい岬の物語を見ているだけで心安らぐ映画だと思います。この映画は、見ている人を優しい気持ちにそして、幸せな気持ちにさせてくれる映画だとおもいます。 また竹内結子さん演じるみどりさん、阿部さん演じる浩司さん。鶴瓶さん演じるタニさん。吉永さんだけでなく、この3人もまた見所の一つだと思います。そして最後には驚く場面も! 見て損は無い映画だと思います。モントリオール国際映画祭二冠だけあり、感動そして、面白さは見た人にしかわからないと思います。とにかく見た方がいい作品です! " + }, + { + "date": "2014-10-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和の雰囲気\n 中年後半のおっちゃんですが、真ん中やや低めのストライクって感じで見れましたね。原作は読んでませんが、ストリートも複雑ではなくすんなりと入れました。あっと驚く展開もなく、かといって眠くなることもなく映画の中に入り込める感じでした。阿部寛さんのキャラはかなりたってましたね。観賞後にほっこりする作品ですかね。 " + }, + { + "date": "2014-10-19", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "答えを出そうとするものではない\n 大切な人を失った、あるいは失う人たちが同じ岬で交錯していくお話。最後に希望を持って終わるところで、ほっこりしました。 " + }, + { + "date": "2014-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "攻める吉永小百合。\n いまどき珍しい映画である。エキセントリックなストーリーが最近の身上だが、本作にはストーリーらしいものがない。岬にたたずむ喫茶店。悦子(吉永小百合)がひとりで経営している。甥の浩司(阿部寛)が喫茶店のそばの小屋に住んで悦子を守護している。タニさん(笑福亭鶴瓶)は30年来の常連。と、これらは役者の柄がものをいっている設定である。繊細な映画を目指していたはずだから、細かいところで違和感があった。コーヒーを入れるための水を、離れた島に汲みにいく。そこで、水は生きている。やさしくそっと扱って、と悦子はいう。その悦子が道端に咲く小さな花を2輪摘む。花の命は?親しい人たちが去っていくなか、岬の喫茶店が火事になる。放心状態になっている悦子の気持ちはよくわかる。だが、そんな人が鍋にお湯をわかすだろうか。そういった傷も終盤の吉永小百合の長セリフが全部さらっていく。受けの芝居が素晴らしい吉永小百合。本作でも大半が受けである。この終盤だけ攻めに転じる。成島出監督の演出も吉永小百合の攻めを際立たせる。惜しむらくは、途中で阿部寛のアップを入れてしまったことで、上がっていたこちらのテンションも下がってしまった。吉永小百合が自分で企画までしてしまったわけだが、難しい類いの映画になってしまった。のぞみちゃんのエピソードをもっと押し出せば、となるとまた別の映画になってしまうか。吉永小百合にはもっと映画に出てほしい。 " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思いやり\n 人って思いやりで生きてるんだなと改めて実感した。阿部さんは外さないな。安定しているし引き込まれる。徳さんが亡くなって、みどりの泣くシーン。理由が納得感ないから、感情移入できなかった。いい演技だし、いいシーンなのにもったいない。 " + }, + { + "date": "2014-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "微妙かな~\n 鶴瓶さんの演技は安定感ありますね。竹内結子さんもさすがですね。阿部寛と吉永小百合さんの関係は微妙かな。少し眠くなる内容でした " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "残念。\n もっとやり方があったのではないか。ご都合のいいことばかりてんこ盛り。話の展開といい、歩み寄る演技、セリフの間など、映画というよりは昭和的美観で作った平面演劇。唯一救いは竹内結子の号泣シーン。ありきたりのシーンだが、秀逸な演技。 " + }, + { + "date": "2014-10-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな想いが交差する、ステキなカフェの人間模様。\n 【賛否両論チェック】賛:小さな村の人間模様を描く中で、ずっと叶わない恋心や、疎遠だった親子の絆の修復、死別した家族への想いなど、様々な傷が癒えていく様子が温かい。否:後半の主人公の言動は、前半と比べて違和感が大きい。若干のホラー的要素もあるか。 何組もの家族が登場してくる、どちらかといえば群像劇に近い印象です。何十年も悦子を想い続ける、浩司やタニさんの切ない恋心。最初は口も聞かなかった徳さんとみどりが、徳さんの病気をきっかけにまた1つになっていく親子の愛。そして母を失った少女や、悦子自身の亡き夫への想いなど、様々な人々の心が交錯し、重厚でいて温かなドラマを作り出しています。反面、後半の火事のくだりは、少しやりすぎ感というか、重すぎて前半とのギャップに面食らうかも知れません。 ただ、泥棒にまで温かい言葉をかけてあげられる悦子の人間性は、観ていてとても爽やかな気持ちになります。少し人恋しくなった時に、是非オススメです。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "期待外れ\n 場面場面のつながりが薄く、学芸会的な感じがして、期待外れでした。原作ではあの虹の絵をもっと大切に使っていましたが、映画では扱いが少なかった。役者もてんこ盛りで登場しすぎ。もう少し違う作り方もあったのではという気がします。 " + }, + { + "date": "2014-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映像が綺麗\n 『岬』がメインで進んでいく映画なので、景色が抜群です。吉永小百合さんの映画初めて来ました。吉永世代の先輩方がた〜くさん来てました。人と人が織りなす、深みある作品でしたね。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心あたたまる\n 海と花畑に囲まれた土地で繰り広げられる、人間模様を主人公柏木悦子(吉永小百合)中心に描いた作品。岬の突端でカフェを営むえっちゃんのもとには里の住人が毎日コーヒー目当てに集まる。甥の浩司(阿部寛)は何でも屋を営みながらえっちゃんを見守ってきた。穏やかな日々に変化が起こり始め、さらには岬カフェが火事で消失してしまう。えっちゃんが孤独でさみしかったと語る場面は心に残った。人はだれも孤独を怖れるもの。幸せそうに見えてもだれも心に闇を抱えているもの、と教えてくれた気がする。えっちゃんの言う 大丈夫だよ の言葉も暖かく心に焼き付いた。穏やかで良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合のための\n 町の人から愛されているカフェのママ彼女がいれるコーヒーは美味しそうだった。過去徐の回りの出来事がいくつも重なったストーリーは、吉永小百合さんのための作品とも言えた。 " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人の心のつながりの大切さ\n さすが吉永小百合、表情と優しい語りで包み込む力がすごい。個々の共演者の存在感もいい。恵まれない環境にあっても心のつながりで強く生きられる。優しさと勇気が湧きます! " + }, + { + "date": "2014-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "シミジミよかった・・・\n なんともいえない後味…。歳がいくと、だんだん人生の終りが有限であることを実感するようになる。サヨナラだけが人生だ、とは誰のセリフだったか…でも、別れることが、必ずしも絶対の終わりではない、終りが次の始まりだったりもする。この作品はその機微に向き合うことを勧めてくれているのかも知れない。生きることは、悲しい。辛い、怖い。人間は、トドノツマリ、孤独になればたいそう弱い生き物なんだ。小百合さんが演じた役割を、私も少しでも私の身近な生活の中で演じたいものである。いい作品を有難う。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "ガッカリでした‼︎\n 原作とはかなり異なる脚本ですが、それが全く面白くもなく、原作の持つ優しさや温かさが消えています。原作に忠実に作れば素敵な映画になっていると思っていたので本当に残念でした。 " + }, + { + "date": "2014-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岬で、彼女が見つめているもの\n 映画の冒頭で、吉永さん演じる「えっちゃん」が、水を飲み、「生きてる」と言った。吉永さんの透明な美しさが際立つシーンであると共に、なぜそれほど「生」を求めているのかがわからず、引っ掻くような違和感が残った。物語の終盤、自らの「死」に瀕した(という表現でよいのかわからないが)彼女の、縋るような目、その必死さと無色透明さを見て、あぁ、そうだったのかと、とても腑に落ちた。彼女はいつも「死」の近くにいた。それは夫であり、姉であり、両親であり、取り残される自分自身の「死」だ。常に「死」が傍らにあるからこそ、彼女はあれほど、「生」を慈しもうとしていたのだと思う (まるで賽の河原の石積みのように) 。それはとても美しいが、同時に息苦しい。冒頭、「夢遊病者」と彼女を表したコウジの語りは、非常に的を射ているなぁと、振り返って感心した。彼女は半分以上、死に身体と心を投じながら、それでも必死に生きていたのだ。コウジが毎夜カンテラを振り、守っていたのは、テルオでなく、えっちゃんだったのではないかと思う。コウジは本能的に死を感じながら、強烈な生の中に生きていて、えっちゃんが死に近づきすぎることから守ろうと、暗い夜の海で命の火を灯し続けていたのではないだろうか。コウジ、いい男。色々な生を生きぬいてこられた、役者さんたちの魂がキラキラ光る作品だった。同時に、死を見つめる吉永小百合さんのぞっとするような美しさに目を奪われ、引きずりこまれそうな恐怖も感じた。正直あれほどの「死」を抱えたえっちゃんが、この先、生きて行けるのか、やや心配になってしまった。できるなら、映画の中でも仄めかされていたように、暖かで素朴な「生」を醸し出しておられる方の側で、生きていかれて欲しい、と願う。(いや、えっちゃんが実在しないことはわかっているが、えらいこと入れ込んでしまった)鑑賞後、涙がぼろりと溢れた。感動というよりも、「それでも、生きねばならない」ことの、なんとも言えない悲哀と哀悼と、慈しみの涙を、吉永さんや映画そのものから、分けていただいたように思った。長々つらつら書いてしまったが、出会えてよかったと思える映画でした。機会があれば、ぜひご鑑賞あれ。(蛇足だが…深い抑鬱のただ中におられる方は、鑑賞に少し注意された方がよいと思う) " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこりする\n いろいろな人生の節目に行きたくなる店というのが分かります。それにしても、人生の辛さを抱えながらも、優しさを湛えて強く生きてる人物を演じる吉永小百合さんは、絶品ですね。北のカナリアでも思ったけど。 " + }, + { + "date": "2014-10-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "失うばかりが人生か?\n 非科学的、非現実的であり得ない話の連続は理解に苦しみ辟易してくるが、それをラスト8分くらいでひっくり返そうとする展開。主演の吉永小百合さん。正直言ってこの人、いい人過ぎて後に明かされるような過去を生きてきた人にはとても見えないし、どれだけいい人なんだよ!?ってツッコミ入れたくなる。サユリストの方が読んだら、怒られるだろうけど、主役として魅力的じゃないと思う。主役が魅力的でない映画の面白さは半減だ。人生は失うものが多い。長くいきればなおさらだ。しかしまた新たに尊いものを得ることができる。人はそのためにだけにでも生きていく価値があるのだろう。というファンタジー映画として観なければ、とても耐えられない。成島監督はどうしたのだろうか?思い通りに作れなかったのか?次の作品に期待したいと思う。 " + }, + { + "date": "2014-10-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "よくわからなかったです\n 昨日試写会で観ましたが、この映画は何を言いたかったのかがわからないというのが感想でした。何回も考えましたが、やはりわからなかった…受賞した作品なので、この良さがわからない自分の感性は…と落ち込むほどでした。けど、しばらくすると、過去にとらわれず前に進もうということを描いているのかなと思いました。それぞれが人生の中で出会うクライシスに、誰かの助けをかりて乗り越えていくこと。そうすれば新しい未来がみえる。あまりにもラストあたりに、大事なことを詰め込みすぎて、理解するのに時間がかかった気がします。 " + }, + { + "date": "2014-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "焙煎映画。\n 阿部寛が演じる浩司がキャラ立ちしすぎていて違和感。邦画独特の王道の展開、ベタでクサいお話だったが、吉永小百合の慈愛と孤独を含んだ憂い帯びた声による存在感を中心に据えた生と死を生きぬいてゆくドラマは胸に温かいものを残してくれる。お彼岸を感じさせるような浄土を想起させる再生の物語。亡き夫への思い、気付いていた浩司の気持ちなどを消化して、人生の味わいを深めて澄んだ表情へと転化させる岬カフェをめぐる終盤の事件はまるで\"焙煎\"。 " + }, + { + "date": "2014-08-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "むむむ\n 若者の私から見るとあまり気持ちの良い映画ではなかった。確かに演技派揃いで、吉永小百合さんの演技は目を見張るものではあるが。。 " + }, + { + "date": "2014-07-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "北の国から?\n ドラマ北の国からを2時間にギュッと凝縮した感じ。吉永小百合を軸にいろんなエピソードを詰め込んだ感は否めないが自分が企画しただけあってこの映画に対する意気込み静の気迫には圧倒された。途中からチラチラと阿部寛が田中邦衛にみえてきた。 " + } + ] + }, + "192": { + "title": "海街diary", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか、最高です\n 世界観が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 「父になる」より良く出来ている。 " + }, + { + "date": "2019-03-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華な出演者のオンパレード\n めちゃくちゃ豪華なキャストがゆったりとしたシーンで丁寧な演技をする作品。こんな美人四姉妹、眼福以外の何物でも無い。とても穏やかな気持ちになれました。心がささくれ立った夜にお勧めします。 " + }, + { + "date": "2019-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良いが別に何もない ただの日常 私は好きなやつ\n 良いが別に何もないただの日常私は好きなやつ " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "癒される\n 癒される " + }, + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "サークル\n しらす丼、梅酒、おはぎ、シーフードカレー、天ぷら蕎麦。日本にはこんなに豊かな食事とゆったりとした時間、義理人情があったのかと懐かしさと温かさで一杯になりました。是枝監督は「万引き家族」でも人情味に溢れた日本昔話的な世界を表現してますが、この作品も土台は全く同じかと思います。そして、この豊かな時間はもう私の手の届かない場所に行ってしまったのかもしれないと、妙にセンチメンタルになりました。また、私が子供の時に観ていた大林作品にも通じるものを感じました。私のおばあちゃんも、おばあちゃんのおばあちゃんも、桜を見て感動したり、梅酒を作ったり、おはぎを食べたり、私が今生きている様に生きていたのかと思うと、とても愛おしい気持ちになります。沢山の季節が過ぎ去り、今ここに生命が繋がれている。そんな生命のサークルの一部である事に気がついたら、自分にも他人にももっと優しくなれそうです。 " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー性のなさを補って余りある4姉妹の魅力\n 鎌倉の古い家にて暮らす3姉妹に届いた自分たちを捨て、出ていった父の訃報。気乗りしない葬式にて出会った腹違いの妹、すず。新たな家族としてすずを向かい入れた香田家の日常を描いた作品。近年の日本映画界でなくてはならない存在となった是枝裕和監督の作品。長女の幸に綾瀬はるか、次女の佳乃に長澤まさみ、三女の千佳に夏帆と末っ子に生まれ変わりたいクラスに羨ましい家系に、腹違いの妹としてすずこと後のスター広瀬すずがやってくるという羨ましい映画笑。内容的には家族のほのぼのストーリー有り、各人の恋愛事情有り、確執の残る亡くなった父と疎遠になっていた母との和解など、オムニバス的なストーリーの詰め合わせでメインの話があるわけではないが、4姉妹それぞれの魅力ある姿に観てるだけでも満足のいく内容になっている。部屋着姿ビールを求めてゴロゴロする隙だらけの長澤まさみを拝めるだけでも観る価値はあると思う笑。あと噂で聞いていた広瀬すずのサッカーがガチで上手くて驚いた笑。シーン的には最後の方にすずが友人達とボートに乗って打ち上げ花火を見上げるシーンが好き。このシーンで花火を直接写さずに水面を写して反射して色だけの花火を表現してたのがかなり洒落てて良かった。夏の終わりにのんびりと観たい映画ですね。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "好きな作品です。\n きれいな映像でつづる静かな作品。あまりこういう映画は観ないけど、この作品は大好きです。長澤まさみさんのエロティックさもいいけど、夏帆さんがすごく良い。本当にいそうなくらいとても自然体な鈴木亮平さんが、キャスティングも役者側の演技も素晴らしいなと思いました。風吹ジュンさん演じる食堂のおかみさんが亡くなる流れは泣きました。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何気ない日常を、穏やかに描いた映画\n 何気ない日常の、とても穏やかな部分を、綺麗に描いた映画。ここには現れない葛藤や負の感情が、この裏にあったことを仄めかししてつつ、それらを消化すべく描かれたモチーフかもしれない。劇的な感情の変化を求める人には向いてないが、人の感情の変化は、穏やかな日常にも訪れる。その、緩やかな感情の移ろいを、緩やかに描ききっている、とても素敵な映画だと感じた。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "筋書きは単純、オールスター\n キャスティングが微妙。全員主役級のキャストだけで、名脇役と言われるような人があんまりいない。新しい役者さんの発掘は到底望めない。是枝さんは、もうちょっとキャスティングで冒険しても良いのではないか。綾瀬はるかさんの演技が思いのほか良かったのは収穫。筋書きも単純だが、心に響く内容にはなっている。ただ、キャスティングがなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なぜに涙が\n 深夜に見てしまったからか、ちょっと自分が精神的におかしかったからなのか、なぜか涙がずっと止まらない。そんなに大きく涙する場面があるわけでなく、ただストーリーは静かに進むのに…。最後まで引き込まれて見れたのは、この映画に内包されたたくさんの愛のおかげかな。 " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これというエピソードがないのに飽きずに見られた。これぞ是枝さんの世界\n これというエピソードがないのに飽きずに見られた。これぞ是枝さんの世界 " + }, + { + "date": "2018-11-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "年齢差があるから良い\n 美人4姉妹の話。すずちゃんとお姉さんたちが年齢差があるからこそ、良い関係になれるんだと思う。長女の幸は立派だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "18114\n ただただ、時間が流れていく。なのに涙が出てしまう。 " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督ワールド\n 静かに時が流れる素敵な映画です!これぞ是枝監督ワールドの傑作です。四姉妹それぞれがとても魅力的に描かれていますが、僕は次女の長澤まさみさんが一番好み。 " + }, + { + "date": "2018-10-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずのブレイク作\n 相変わらず、是枝監督作品は、出る人出る人演技派揃い。その中で、あのホワホワしてる綾瀬はるかが厳しい長女役を見事に演じてて、演技力の高さを感じさせる。さらに、それに負けない輝きを放つ広瀬すず。是枝監督は、演技経験の少ない俳優を上手く撮る。そういう意味では、広瀬すずはこの作品をジャンプ台にして、スター街道に飛び乗った感がある。それにしても、特別大事件も何も無いこの作品を飽きさせずに見せてくれた是枝監督の脚本&演出力には脱帽ですわ…って、これだけ美人4姉妹と、好きな鎌倉を撮られたら、(俺は)飽きないわぁ~ " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "漫画を読んでから映画をみた。\n 漫画を読んで面白かったので映画も見てみようと思いDVDで鑑賞。だけど8冊ある漫画を2時間の映画にしたので1つ1つのエピソードか薄くなってしまったり 登場人物の関係性も少し薄くなってしまったように感じました。だから、原作を読んでいない人の 評価は少し低いことは納得。それでも主人公の4姉妹をはじめ、出てくる人達のキャラクターのイメージはうまく演じられていたと思います。すずも最初は新しい生活に戸惑いがあったけれど、3姉妹や周りの人に触れ合って 自分を表現できるようになっていった様子も伝わりました。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "綺麗な映画\n 是枝風の静けさと美しい絵はあるが なんか今回は鎌倉 そして綾瀬はるか 長澤まさみ 広瀬すずとヒロインが3人も集まってしまった 結果 まるでCMのように リアリティーがなくなってしまった。やはり この監督には 彼女たちのような\"主役しかできない\"役者は向かない。大竹しのぶや常連の樹木希林はうまいなあと改めて思えた。 また 三女役の夏帆は三人の中でも埋もれず よかった。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "和やかな雰囲気\n みなさんかわいらしい。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい\n あの台所で揚げた天ぷら食べたい!あの縁側で! " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4姉妹の演技が良くて全体的にのんびりエレガントな映画でした!\n すごく最上級に良い映画でした!😌豪華な俳優ぞろいで見応えありました❗😆まさに!海の街の大きな蟻の如く素晴らしい映画でした!😄 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "主役の4人の女優は性格が良いのでしょう\n 演出が成功したとゆうより、これだけ根が優しそうな女優をよく集めることができたとゆうこと。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "雰囲気モノ\n 普通にほっこり、風景もきれい。皆、それなりに悩みを抱えつつ、日常を前向きに生きており、それを美男美女が演じているので爽やかである。それだけでいいと言えばいいのかもしれない。ただ、葛藤を寝言で表したり、割とストレートなので、ギョッとしたり唸らされたりはない。あくまで、きれいで優しいお姉さま方と健気でキュートな妹の善良な人物像が約束されている前提で成立しているほのぼの物語。この前提を除けば、この作品には異母姉妹が共に暮らすにいたる充分な必然性は提示されていない。なんとなく醸される人や海街の優しさに身を委ねる作品である。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なんの変哲も無い\n ただの目の保養映画でした。とにかく4人が美しくて可愛くてただそれだけで充分な映画だなーと感じました。ストーリーは原作があるみたいですが、全く知らず。だけど、温かい切なさを感じる映画だと思いましたその後の母との絡みや、すずの母とのその先も気になるな。でも知らない方がいいのかな。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゆっくりと家族と街に馴染んて行く\n 総合:70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 複雑な家庭環境にある鎌倉の三姉妹に、これまた複雑な家庭に育った腹違いの妹が加わる。特別なことが起きるわけではない。だけども町の人とも交流しながら馴染んでいき、四姉妹はゆっくりと姉妹としての生活を確立していく。 物語の流れというよりも、人と人との繋がりとその内面を役者の演技力で見せる作品。鎌倉の古い家には昔からの思い出と梅と漬物があり、町にも子供の頃から慣れ親しんだ味があり、それらを通しても家族としての歴史と絆が強まっていく。特に長女の綾瀬はるかと四女の広瀬すずの出来が良かった。 だが四姉妹の顔がそれぞれ違いすぎて全く姉妹に見えない。姉妹というよりも女子寮に集い住む他人という感じ。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督にしか描けない世界\n 広瀬すずはこの映画を台本なしで演じたという。素晴らしいと思う。感情すらあまり伝わってこないがそれがすずなのではないだろうか。樹木希林の世界観というべきか、是枝監督しか描けないその空気感、これは国宝だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "キャストがめっちゃ良い\n 期待通り☆キャストが全員正解ではまっててすごく良かった(*^^*)鎌倉に行きたい♪ " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と物語が進む\n 盛り上がりにかける。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "特別に大きな事件が起こるわけでもなく、なんとな〜く観てると、なんと...\n 特別に大きな事件が起こるわけでもなく、なんとな〜く観てると、なんとな〜く終わっていく。だけど日本映画の良さというか、舞台が鎌倉というのもあって、どこか懐かしくなるような、夏を思い出して、田舎に帰ろうかなあ、…って思える、優しい雰囲気があります。四姉妹がとってもいいバランスで大好きです。思い出した時にふとまた観たくなるだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 上がり下がりなく平穏な気持ちで観れるというかつまらんと思う人もいると思うけど自分は楽しめた3姉妹それぞれ個性があって会話を聞いてるのが楽しかった出てくる食べ物も美味しそうだった " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "女優が綺麗だから飽きない。\n 淡々と進むストーリー。色々な家族の形あるよね。女優が豪華で見てて飽きません。やっぱりでも、是枝監督には、漫画の原作があるものより、自分でストーリーを作ってもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "おうち-96\n 鎌倉行きたいな。もーちょっと年取って、欲とかなくなったらら住みたいかも。確かに大きな事件もなく、ほんわかと進みます。ちょっとセリフがセリフしすぎって思っちゃったのが残念。リアリティ追及した言葉遣いにしてほしかった。姉妹は全員可愛い。みんな、ほぼすっぴんなのにあんな可愛いなんてうらやましすぎ。長澤まさみさんのスタイルの良さに驚愕してしまいました。喪服であんな際立つ人、初めて見た。食事のシーンがたくさん出てくるのが興味深い。自分自身、家族揃ってご飯を食べることがほぼなかった幼少期だったし、上京して今はひとりごはんだし、家族で食卓を囲むというのはいいものだなぁって感じる。出てくるご飯も美味しそう。しらす丼😍女兄弟が欲しかった自分としては、あんなお姉ちゃんたちがいてほしかったなーとうらやましくなりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "特に何も起こらないけれど\n 広瀬すずが主演で、まあまあ評価が高かったから観たのですが、特に何も起こりません。特に何も起こらないのに飽きずに観れたそんな映画。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただすずちゃん含めみんながかわいい映画!\n 始めに言っておこう、私は普段アクションSF戦争ミステリー史劇パニックましてや邦画自体もあまり観ないタイプであることを冒頭に書いておきたい。あの人に出会わなければこの作品も観ることはなかったでしょう。その気持ちを今ここにしたためておきます。普段このような映画を観る機会が少ないため新鮮な気持ちで観ることができました。作品を通して映像がうるさくなく雑念がない、エキストラや雑音も少ないため、そういった全体の雰囲気が出演している彼女らだけにフォーカスされていて洗練されているようでした。途中に入るピアノの間奏もきれい。たしかに鳥肌が立つようなアクションやグロテスクなシーン、心踊るような展開は微塵もありませんが心が落ち着き、整うような感覚はこのような映画にしか表現できない。ある意味納得せざるを得ません。よかったと思います。最後に、この時のすずちゃんを撮れたこと自体よかったのでは…笑・すずちゃんが駅で鎌倉に来ることを提案され、「でも」…「行きます!」ってところなんか感動・レキシでてるし・アイスコロッケって本当にあるの?・江ノ電の極楽寺駅ほんとにあるの?・すずちゃんサッカーうまいドリブルうまい役名もすずちゃん・桜のトンネルきれい・ターミナルケアってなんだ? " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の、鎌倉の、四季\n どこかたどたどしく瑞々しいこの時の広瀬すずを画面に収めることができたのがまず成功。雨のにおいや桜のトンネルを自転車でかけたときの樹木の感じが直に感じられるのが素晴らしい。長沢まさみがえっろい。後々見直して、あ~2015年の日本てこんなだったなってなりそうな映画。風吹ジュンの食堂のおばちゃんがすずが成長する重要な役割を演じて良いスパイス。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "特に事件は起きない\n 原作は見てないですが、地上波の予告で少し気になり観てみました。予告ですずの「私ここに居てもいいのかな?」という台詞があり、4姉妹暮らし始め、揉めたすえ絆が深まる話なのかな?と思ったら。特に揉めず、姉達はみんな優しく特に事件は起きずでした。予告で気になったすずの台詞も、風太に軽く言ったもので、深刻な台詞じゃなかった(笑)1人だけ腹違いの妹ということで、状況は複雑なのに、姉達がとにかく優しく、すずもめちゃ良い妹。リアルさは無いですね。理想的すぎて。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆったりとした雰囲気が良い映画\n ゆったりとした心和む内容とそれを演じる素晴らしいキャスト陣の技が光る映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "四姉妹が“家族”になるまでの1年間\n 原作は未読です。公開当時映画館で観ましたしBlu-rayも持っていますが、「土曜プレミアム」での放送で久し振りに鑑賞(2018/6/9)。鎌倉の四季の移り変わりを背景に、四姉妹が本当の“家族”になっていく姿を丁寧に描いています。春夏秋冬、1年間の物語です。是枝裕和監督永遠のテーマが本作でもしっかりと取り上げられていました。「家族とは何か?」…。普遍的な問いに深く考えさせられました。それは「万引き家族」でもしかり…。三姉妹が幼い頃、別に愛人をつくって家を出て行った父親。その父親の子である腹違いの妹と鎌倉で一緒に住むことになり…。様々な出来事を通して“家族”を見つめていく展開が秀逸の極みでした。その末っ子であるすずをブレイク前夜の広瀬すずが好演しているなぁ、と。是枝監督伝統の“子役には台本を渡さない”というスタイルを取り、場面場面での彼女の感性に従った演技が目を引きます。それがまたナチュラル過ぎて、何の違和感もありません。表情のひとつひとつも豊かで、かつ何の屈託も感じさせません。完全にそのキャラクターを自分のものにして、物語の要となる重要な役にも関わらず、完璧に演じ切っているなと思いました。ここからの快進撃は言わずもがな…。物語的には特に何が起こるでもなく、静かに進んで行きます。盛り上がりに欠ける、という指摘が出るのも当然だとは思いますが、淡々としたストーリー運びはどこか小津映画風味で、日常そのものを切り取っている印象です。舞台が鎌倉であることもそれを連想させてくれました。ありふれた日常風景を描き出すことで、人間本来の姿を炙り出していく手法に脱帽します。今回改めて観て、“死”で始まり、“死”で終わる物語だな、と気付きました。そして食事のシーンが結構多いな、とも。どちらも人間にとって切り離せない要素で、それを描くことで本作の人間らしさが際立っているのかなと思いました。まだまだ発見がありそうです。何度も観返したくなる映画です。心の底から思います。大切にしたい…。余談。こんな美人な姉妹が実際にいたら、どうにかなってしまいそうです(笑) 何とかしてお近付きになりたいと企んでしまいそうです(笑) " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と\n 家族の愛に溢れた映画見応えが少なく感じた " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "優しさの沁みる映画。でも全てがあまりに優しすぎて物足りなく感じてし...\n 優しさの沁みる映画。でも全てがあまりに優しすぎて物足りなく感じてしまった。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃん かわゆす\n すずちゃん かわゆす " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族の絆\n すずという妹が、ある日家族になる。最初はギクシャクしていた関係が、段々と成長してゆく姿は、何度観ても溢れてしまう。鎌倉の景色にも溶け込み、とても綺麗な作品となっている。気がつけば何度も観てしまう映画です。 " + }, + { + "date": "2018-04-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "日本らしさ\n フランスのDVD屋さんで見つけて買ってみた。カンヌ映画祭に出品されたこの作品。2年前、初めて観たときは、これといった感想を持たなかった。でもフランスへ来て、日本の文化から距離を置いた状況で改めて観ると、日本ならではの美しさが際立った。劇中に出てくる、てんぷらやおはぎ、そうめん、生しらすに梅酒…春には満開の桜、夏には浴衣で花火、秋には紅葉…季節に物語が付いていくのではなく、物語が先行そこに寄り添うように季節がついていく…そんな印象を受けた。複雑で、踏み込みづらい家族の問題を、美しい風景とともに、綺麗に描いているところがよかった。心の拠り所となる場所を、いつも支えてくれている存在を、ずっと大切にしていこうと思えた。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いい人ばかり\n 広瀬すずの妹的かわいさ、四姉妹のあの感じ、男兄弟しかいない自分にはとてもうらやましいというか、もはや妄想の世界(笑)あまりにいい人ばかり出る映画で、逆にずっと何か酷い悪いことや裏切りがあるんじゃないかとラストまで心配しながら観たけど、最後までほっこりな映画でした(笑)あと、食べ物が美味しそう。 " + }, + { + "date": "2018-04-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "anoneのすずがいた…\n ずいぶん前に漫画原作を読んだ複雑な心境のあのピリピリ感がないな~ " + }, + { + "date": "2018-04-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "暇なら見れば\n 人生は変わらない。コレ見ても。ほのぼのムービーです。ただしすずはるかまさみの共演。凄い。凄すぎる。そしてまさみさんのサービスショットの数々。極めつけは複数ある葬儀と正装。。。男は見て損しない。マジで。 " + }, + { + "date": "2018-04-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり男の監督が描く女ってさ…\n 超絶美人4姉妹と美しい景色とその他大勢の話なんて、どう考えても時間の無駄だ。と途中で気が付いて観るのをやめた。 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは、香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始める。色々な葛藤や苦悩、そして愛情を抱えながら4人が暮らしていく姿には気持ちを穏やかにしてくれる何かがあって癒やされる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あたたかい気持ちになれる\n 鎌倉の、小さな家族の物語。なにげない生活の中に、あたたかな姉妹の愛がそこにある。さちは寂しい思いをしてきたが、それを微塵も見せずしっかり者の長女。よしのは騙されやすいが、繊細な部分もあり心優しい。ちかは面倒見が良く自分をあまり全面に出さないおしとやかな性格。すずはしっかり者だが甘えん坊。姉達のおかげで笑顔が増え、明るくなった。4人が一緒にいる時間はいつもやわらかく、あたたかい。それぞれが家族のことを考え、思いやりを絶やさないから自然と皆が笑顔になる。4人姉妹の深い愛に溢れてる映画。 " + }, + { + "date": "2018-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緩やかな時間。 見終わった後はとても心がズッシリときて、でもそれは...\n 緩やかな時間。見終わった後はとても心がズッシリときて、でもそれは決して嫌な感じじゃない。あたたかさとも少し違うけれど、胸が一杯になって観て良かったと思えた。 " + }, + { + "date": "2018-01-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ふんわりしている\n 鑑賞後に気持ちが落ち着くような、この不思議な気持ちは何だろう。特別内容が良いだとか、印象に強く残るような作品には感じなかったのだが、上映が終わり劇場を後にしてもまだ心だけが残されたように感じた作品は久しぶりだ。監督の前作、「そして、父になる」でも似たようなものを確かに感じ取ったのだが、恐らくこれが是枝監督の独特な空気感なのだろう。前作ではストーリーが面白く目が離せなかった部分もあるため、その雰囲気を確実に感じることが私には困難だったようだが、本作で描かれていることのほとんどが姉妹の日常の出来事のため、序盤などはストーリーに目まぐるしい展開などがなく、その空気感により浸れることが出来たのだろう。そう、本作は日常の生活に焦点を当てているところがポイントだ。ふんわりしたまま中盤へと差し掛かるがそれで終わらないのが本作の良いところ。終盤では姉妹それぞれの問題を丁寧にカタをつけていくのだ。急にふわっとしていたものが引き締まったかの如く進んでいく。この構成にもやられた。いい映画を観たなと心から思えるそんな作品だった。是枝監督にはこれからもこの路線で頑張ってもらいたい。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "映画が醸す空気感が良かった。キャストも好みだった。物語に大きな展開...\n 映画が醸す空気感が良かった。キャストも好みだった。物語に大きな展開を作らず、日常を描いていてこれだけのクオリティはすごい。 " + }, + { + "date": "2017-12-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "旬の女優カタログ\n 綺麗な女優、素敵な縁側のある古民家。夏の鎌倉。海。浜辺。家族の物語。男がいない。ロマンスがない。多分途中で資生堂の化粧品CMが入っても観客は気づかない。ショーケースのように嘘っぽい。ドグサレ親父が包丁一本で古民家に侵入して、次々と犯しては殺してっていう、何日かしてそれが発見されて捜査が始まるような、そんなサイコミステリーにならないかなと鑑賞中にポツリ思うくらい退屈だった。 " + }, + { + "date": "2017-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝さんにはこっちの路線で是非!\n 死刑廃止とかの主張映画は要らんです。是非家族もの路線一辺倒で!配役も良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-11-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹の心情、穏やかな鎌倉の自然。\n 鎌倉を舞台に、4姉妹の生活を描く。姉妹それぞれの心情の移り変わりがよく伝わり、鎌倉の情景を相まってすごく繊細に、素敵に映る。四季の移ろいを感じながら、4姉妹が本当に自然でいて違和感がなく、みていて飽きない。「宝物なんかじゃないです、私」そんなすずが、ここにいて良いんだと思えるまでの思いの変化が綺麗。ラストの海辺、偶然にも雲間から光が差し輝くところが本当に奇跡的。心がすーっと軽くなる、温かい物語。サントラも秀逸。回数を重ねる度に味わい深くなる。心情をより強く、風情をより深く感じる。スルメ映画。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ほっこり\n すずを迎え、四人暮らしになる所から始まるストーリー。大きな山場はない。でも観てて飽きない。四人のキャラクターがしっかり描かれてるから。むしろもう終わったのかと思うくらい。気持ちがほっこりする映画。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "家族の縁は切れない\n 穏やかな雰囲気で、風景も女優さんも綺麗で見ててうっとりするような映画でした。田舎の家で暮らす三姉妹に母親違いの妹が一緒に暮らし始める。物語は大きな事件がある訳でもないけれど、四姉妹それぞれに個性があって面白い。鎌倉に行きたくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "四姉妹作品は最高\n 是枝監督は大好きな監督。劇場に足を運べなかったのが残念でならない。私が中学生の頃に映画館で観た.「姉妹坂」が大好きで大好きで紺野美沙子 さん、浅野温子さん、沢口靖子さん、富田靖子さん。全員大好きなのは今でも変わらないです。海街ダイアリーに出演されてる女優さんも「姉妹坂」に負けず劣らずの名作だと思います。今回DVD で観たのですが、夏帆さん夏帆さんは素晴らしいと思ってしまった。間違いなく他の女優さんも素晴らしいのですが、夏帆さんからはそれ以上の夏帆さんを見てるだけで涙が溢れて笑顔が漏れて楽しく楽しめました。四姉妹作品は視点を様々に観ればあきることなく見れる。桜に梅・花火に浴衣アジサイが咲き映り海辺を歩き死を見つめ眺め向き合い生を大事に思う。四姉妹作品。これから先何度も何度も思い起こし楽しみ今回出演してる女優さんをこれからも観続けたいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "本当に素敵な映画です。\n 四姉妹がとても魅力的です。疲れた時に、のんびり観たくなる映画だと思います。三女の千佳が、いい味出してるなと思いました。脚本が素晴らしいです。観終わってあと、清々しい気持ちになれる映画です。きっと、海、鎌倉にいってみたくなります。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美人4姉妹に癒される。\n 美人4姉妹に癒される。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "マンガでは描き切れない、景色とご飯\n ご飯がとにかく美味しそう!夏帆ちゃんの食べる姿も魅力的。しらすトーストが食べたくなりました。ご飯だけじゃなく、4姉妹それぞれの個性が溢れてるところが大好きです。それどころか、登場人物の全員が大好きになってしまいます。原作は物語、映画は映像美と、それぞれが美味しい。撮影の瀧本さん、グッジョブ! " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングが豪華!\n 長女の綾瀬はるか次女 長澤まさみ三女 夏帆四女 広瀬すず…四女のすずだけ母親が違うのだそう。過去父親が家族を捨てて新しい家族をきずいたのだ。物語は、そんな父の葬儀で4人が出会う所からはじまった。葬儀で再会した3姉妹はすずに一緒に住もうと話を持ちかける。ずっと居場所をさがしていたすずは、以外にもあっさり承諾しひょんな事から4姉妹の鎌倉暮らしがスタートする。しかし、すずは自分のせいで家族がばらばらになったことを気にしていた。長女は、父と同じ不倫をしている事している…そして三姉妹の母親も父のせいで家をでていっていた。しかし、感情の起伏はあまり描かず以外にも淡々と進んでいく。この映画の見所は、なにげない日常の生活や食事のシーン。古民家に暮らしのなつかしさを感じる生活の一部をきりとっていた。タイトル通り、夏休みの日記の一部のぞいているような…そんな感覚になった。映像がとても綺麗で、心地よかった。ラストは、長女は不倫相手と別れ鎌倉に残ることを決意。そして、すずにずっとここにいていいんだよ…と。伝える。また、ここから日常が続いていくそんな事を連想させるような終わり方だった。個人的には、長女の葛藤や、すずの心情をもう少しのぞいて見たかったかな。4人の幸せはこれでよかったんかな〜と少し腑に落ちなかったかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良かった\n 疲れてるタイミングで観たからか、なんかとてもスッと心に入ってきた。話の中で大きな事件や、やかましい展開がないので安心して観られた。この映画は観るタイミングや、人によっては退屈と言われてしまうかもしれない。でも俺にはすごく良かった!何度も観たくなる映画だった!また観る!! " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "きれいな姉妹でした。近所にいたら毎日しあせだろうな。 長澤まさみが...\n きれいな姉妹でした。近所にいたら毎日しあせだろうな。長澤まさみが実は隠れセクシーなんだとワカル作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉らしい時間感覚がいい\n 鎌倉の普通の生活を表現した、様々なシーンは鎌倉に実際住んでいる自分の思い出や普段の生活とオーバーラップし、ストーリーもよく作られています、またキャストの持ち味が出ていてそれぞれに感情移入できるいいお話なのと、のんびりした鎌倉らしい時間感覚は、まるでそこに自分もいるみたいな感覚になってしまったりする何度見てもいい時間に浸れる素晴らしい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族のかたち\n 私自身、上に姉と兄がいます。映画の中で繰り広げられる姉妹の日々を見て、共感ばかりでした。複雑な家族関係の中で、心のすれ違いが起こることもあるけれど、「やっぱり家族なんだなぁ」という確信がどんどん積み上がっていく。とても素敵な映画だと思います。やっぱり「きょうだい」っていいですね。個人的に千佳が好きです😌 " + }, + { + "date": "2017-07-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感想\n 原作のファンですわたしの本名も\"すず\"が付いていて、父が誕生日やクリスマスのたびに漫画を1巻づつプレゼントしてくれていました大きな出来事はなく淡々とした日々の中で主人公の気持ちの変化を描く日本人らしい映画四姉妹が暮らす日本家屋とか、行きつけの食堂の存在もほっこりしてすてきです原作ファンとしてはオクトパスのチームメイトがみぽりんと風太しか出てこなかったのが少し寂しかったですが " + }, + { + "date": "2017-07-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "可愛くて愛おしくて、\n  私は、原作は知らない。 だからなのかどうなのかは、 確認のしようもないけれど、 だいぶ面白く鑑賞した。 特別に大きな何かが起こる、ということではなく、 まぁ、父親の再婚相手の娘を、 妹として引き取って一緒に暮らす、ということが、 充分に大きな何か、であるとは思うけれど、 淡々とした日々の生活と、 少しずつ変わっていく日々。 そんな毎日の中の・・・四人姉妹、 みんなが可愛くて愛おしくて、それだけで何か、涙が止まらなかった。(ρ_;) " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "そして父になる、ほどのパンチはないが、季節季節を感じながら、徐々に...\n そして父になる、ほどのパンチはないが、季節季節を感じながら、徐々に4姉妹が本当に心の通った4姉妹になる様子を丁寧に描いたもの。ちょっとボーっとしてたので見逃したぽいが、父は3度結婚している。最初で3姉妹(すずの母親と不倫して離婚)、2回目ですず(奥さんは病死)、3回目はそれぞれの連れ子を伴った結婚。その3回目の時に父が亡くなる。居場所のないすずと3姉妹が鎌倉で一緒に生活することに。しっかりもの(を演じるが、長女ということでいじになっている)幸。だらしない男にばかり貢ぐ佳乃。不思議ちゃんで上2人をうまくつなぐ千佳。家庭を壊した張本人である母を持つすず。こんなに何も大きな話題がないのに、見入ってしまうのは監督のすごいところだ。TVなどで、撮影前に4人が仲良くなるようにいろいろな共同作業をしたのが映像にも反映されている。そして、死を受け入れる、四季を感じる、憎むべき相手を受け入れる、それがさらっと入っていることに日本人らしさを感じる。これ、数年後とかも気になるところ。次回作はないだろうけど。 " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心にくる映画\n 自分にしかわからないコンプレックスや悩み、誰にでもあるよね。1人1人の微妙な感情の違いが凄く伝わって来ました。私もお父さん違いの11個上の姉がいるからなんだか共感できる部分があったなぁ。徐々に仲良くなって行って、私はここにいていいの?って広瀬すずが言ったシーン思わず泣いてしまった。どこにでもありそうな四姉妹の日常、微笑ましくて少し感動する物語でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こんなに美しい話だったらいいね\n 4人の美女が戯れててとても心が穏やかになる映画です( ˘ω˘ ) " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日常の中にある家族という幸せ\n 姉妹っていいものだね。それにみんなキレイ! " + }, + { + "date": "2017-06-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんだろう\n どことなく中途半端な気がした " + }, + { + "date": "2017-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい映画\n 丁寧な生活ぶりとか、姉妹や近い人たちとの確かな絆とか。そういうところがよかったなあ。それから「自分の居場所はここじゃないって突然気づいたっていうか」「ここにいていいんだよ」って感じの台詞がいくつか出てくる。ありきたりな台詞なのかもしれないけど、観ている人には柔らかい共感と一緒に、優しくて温かくて包み込んでくれるようなお布団みたいな、、なんだろう愛情を分けてくれるような感じだった。こういう風に思ったことある人いるんじゃないかなって、、、私を含めてそういう人たちにとってこういうお話は心の栄養になるんだと思う。最後の長澤まさみの樹木希林のモノマネはめちゃめちゃ笑ってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観て良かった\n 何回も繰り返し観たくなる映画だった休みの日に家事を全部終わらせて、コーヒー飲みながらゆっくり鑑賞するのにぴったり " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たんたんと\n 進んでいくストーリー姉妹っていいなーとか思ったり。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4人の美人姉妹\n 腹違いの妹の広瀬すずを引き取る綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の3人の美人姉妹。この4人がみんないい人。その他の登場人物達も基本みんないい人で、ほのぼのする作品。これはこれでいいのだか、もう少しドロドロとは言わない迄も事件があったらアクセントとしてよかったかも。大竹しのぶは、こんな子供よりも自分を優先するだらしない母親役が本当に似合うなぁ。全然関係ないが、長澤まさみの名前って、いつもなかなか思い出せない。何故だろう。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "雰囲気はとても良かったけど最終的に何が言いたかったのかが不明😖\n 雰囲気はとても良かったけど最終的に何が言いたかったのかが不明😖 " + }, + { + "date": "2017-04-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "柔らかい家族愛\n ゆっくり、柔らかい、優しい姉妹愛映画 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "コテコテドラマ\n 特に盛り上がる場面もなく終わるキャストは旬の広瀬すずに長澤まさみ、綾瀬はるかもう1人は知らない がでていていい味でてます可もなく不可もなく、暇ならみてもいいレベル " + }, + { + "date": "2017-04-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "いいねぇ綾瀬はるか\n 鎌倉の風景と綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずを楽しむ映画でも " + }, + { + "date": "2017-03-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "「忖度」の修行のような映画!!\n 新海監督に「売れ線を集めれば売れて当たり前」と吹っ掛け、「そんなに容易ならやってみれば?」と反論された記憶も新しい是枝監督の先出しブーメラン映画だと思います。売れ線女優をこれでもかと詰め込み鎌倉の綺麗な映像でまったりできますが、脇役も有名俳優揃いなのでさすがに気が散ります。察してね‼という行間を読む修行のような台詞回しが終始退屈で、どう面白さを見出したら良いのかわかりませんでした。登場人物に対してのみならず、これをセンス良いと思って作っている是枝監督の気持ちも推し量らなければならないような気持ちになります。わざわざカンヌに出品して無冠だった本作が、2015年日本アカデミー賞作品賞だった事は多くの人が忘れているのではないでしょうか。過去に他作品も観ましたが、空気を読めよと強要してくるのが是枝ワールドなのではないでしょうか。フレッシュな広瀬すずは今となっては大変貴重ですし、長澤まさみの肢体が艶かしいです。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "好きな人は好きなのかな\n かなりの話題作。全然はまらず。綾瀬はるかが山に登って叫ぶシーンみたいなは、セカチューを彷彿としてああ、あのとき学生役だった綾瀬はるかがーとときの流れを感じました。 " + }, + { + "date": "2017-03-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "スっと風のように抜けていった\n 親が色々あった4姉妹の話綺麗にまとまっているけど今一刺さらないのは話の割に画が綺麗すぎるからか、姉妹が綺麗すぎるからか。泥臭さ0ヒーリング映画みたいなもの広瀬すずは可愛らしい。今後に期待でしょうか " + }, + { + "date": "2017-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心が大事!\n 出演陣がとにかく豪華!それでいて、お互いが干渉しない無機質な仕上がりになっているところがまた面白い。舞台は鎌倉。海の潮風を受ける平屋に住む3姉妹。そこに腹違いの妹すずを引き取り4姉妹で暮らすことに。大きなストーリーの展開はないが、鎌倉のゆったりとした情景とストーリーがマッチングするかのように静かな波を連想させる構成となっている。どことなく物足りなさを感じながらも、すずは3人の姉の優しさに触れていき、次第に3姉妹に溶け込んでいく。ストレスなく、なんだかしっぽりとした心の落ち着きが欲しい。そんな時がこの作品を見るベストなタイミングなのかもしれない。「人と人は心でつながる」ことを再認識し、鑑賞後の余韻を楽しんでほしい。また、個人的には綾瀬はるかがしっかり者の長女役を演じていることで彼女がさらに好きになった。広瀬すずの初々しい姿も今後大人になっていくことを考えると本作は貴重なものになるのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストが豪華‼\n 暖かい空気が流れる良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-02-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった。\n ただ、ただよかった。 " + }, + { + "date": "2017-02-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "エンタテインメントではないです 大好き\n オレ ◎また観る/勧める一般受け、好き嫌いはある映画通なら言いそうアカデミー作品賞ノミネート可能性 80%いろいろあるんだけど、何も起きませんって感じ。エンタテインメントではないです。エッセイかな。ビッグコミックオリジナルの漫画で言えば、「あじさいの唄」かな?すごく、いい感じ。大好き。4人ともきれいだから、だけではないです。長澤さん、これまで外れ映画ばかりだったけれど、ようやく佳作に出演できましたね。おめでとう。監督によって、雰囲気ってあるんだね〜。「そして父になる」と広い意味で同じ味わい。リリーフランキーと風吹ジュンというレギュラーに影響されて、そう感じるのかな? " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ネットフリックスで。コミック読んでないとわからない気がした。すずち...\n ネットフリックスで。コミック読んでないとわからない気がした。すずちゃん可愛かったんだな " + }, + { + "date": "2017-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "簡単に切れる縁にいつまでも依存しないことにする\n 長じるに連れて周囲を包みこむ力も身につく人生を落ち着いて過ごしているように見えて、抱える問題も大きかったりするそれを癒してくれるひとに年齢や血縁は関係ない必要なのは思い遣り " + }, + { + "date": "2017-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いいダシが出てる、滋味深い作品\n 観る前は「きれいな風景ときれいな女優さんを映している映画」ぐらいの印象しかもっていませんでした。この美人4姉妹を観ているだけでも眼福だけど、鎌倉の豊かな生活の中で紡がれた経糸・緯糸がとてもきれいな人間模様をみせてくれ、2時間と少しのあいだ、じわじわと心が暖かくなるしあわせな時間でした。キャスト含め画面に映っているモノすべてが美しく、まるでジブリ作品の実写化のような印象さえ受けました。エバーグリーン、とはまさにこの作品のためにある表現でしょう。「すず」役の広瀬すずが、わずかな思春期の間にみせるのであろう鮮やかなきらめきが端々から垣間見え、大器を予感。そして、これまであまり彼女の作品を観ることがなかったのですが、やはり綾瀬はるかという女優さんは、まるで慈母のような微笑みをたたえ、みているだけで心を鷲づかみにされるような、綺麗というだけでは足りない凄みを感じさせられました。そしてこの作品を創造して下さった是枝監督には、ただただ感謝、としか申し上げられません。こんなにも良作を生み出して頂き、ありがとうございます。いわゆる映画らしいストーリーのアップダウンやドンパチを求める方にはこの作品の滋味深さは理解できないかもしれません。淡々と描かれる日常の中に、じつは丁寧に下拵えをされたダシが効いているような、味わいと奥行きがこの作品からは伝わってくるよう。10年後、いやむしろそれ以降にもう一度観直したとき、自分がこの作品に対しどんな風に感じるのか、今から楽しみです。 " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そして家族になる…\n ヒューマンドラマを描いた作品として、最高の1本。温かくて、幸せな日常。その中で、「いつかこの幸せが壊れてしまうんじゃないか?」という緊張感。このバランスが最高!そして、広瀬すずの危うさを少し不安に感じ出した頃に登場する、大竹しのぶと樹木希林!このタイミングが最高!テーマとしてある“生命”の見せ方も素晴らしい。生の始まりである「ベッドシーン」から始まり、死を示す「お葬式シーン」を経て、命の誕生を表す「海のシーン」で終わる。もう最高!家族とは何なのか?ということを教えてくれる。是枝監督の“そして父になる”でも描いていたけど。あと、広瀬すずが最高!扇風機シーンは何度でも見直したい!! " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華な姉妹すぎてそれだけで、見る価値あり。\n 豪華な姉妹すぎてそれだけで、見る価値あり。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった。\n 長女と母親がお互い持つ複雑な感情を感じれて面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり邦画っていいなぁ\n なんてことないストーリーだけど、でもまた観たくなるとても魅力的な作品。鎌倉の一軒家での4姉妹の生活という設定、鎌倉のよさが伝わる映像、魅力的な役者の自然な演技。今年の夏もまた、観たい。 " + }, + { + "date": "2016-12-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "4人がかわいい\n ヒューマンドラマ " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "きれい\n 美しい人々を見るだけで、本当に心が豊かになるなあと思います。縁側のある家、憧れます。 " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっとスパイスを\n セリフの内容が漫画的でちょっと違和感がありましたが、それでも役者達の自然な演技で、心地いい土地で仲良く過ごしている雰囲気を感じることがでしました。親に関することで重いテーマがあると思ってましたが、基本予告に出てくる内容以上のことは無く、平和な話でした。不幸な生い立ちというスパイスがもうちょっと強めに効いてれば、それを乗り越えることでもっと幸せな感じが表現できたのかと思います。広瀬すずの演技はいいっすね。ふざけてる顔とか愛らしいです。 " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とっても素敵な気持ちになりました! 見終わった後に暖かい気持ちにも...\n とっても素敵な気持ちになりました!見終わった後に暖かい気持ちにもなれたし、こんな関係を築いてみたいと思いました。憧れます " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "鎌倉行きたくなる。\n 鎌倉の景色が良い。あとは広瀬すずちゃんがかわいい。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すず可愛い\n 暖かい気持ちになる映画。美人さが強調される映画ではないが、でも不細工4姉妹では成り立たないだろうね。 " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本映画も、いい作品がある。\n 周囲で評判を聞いていて。やっと見れました。どこをとっても、いいです。鎌倉の家、風景、海、食堂。家族はいつまでも同じではいられない。いつかは別れが来る。そして、また家族が増える。大きな事件もないけど、観終わった後は、背伸びして、風の匂いを感じたくなりました。私自身は洋画派なんですけどね。観てよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "つまらない\n 女優はいいけど・ " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずを愛でる会\n 一言で言えば「広瀬すずを愛でる会」です。舞台となる綾瀬はるかや長澤まさみ、夏帆から構成される鎌倉の家が居心地が良さそうで素敵。カレーライスや梅酒、どんぶりご飯などの家庭料理からも家族の温かさを感じます。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹の\n 美しい家族、姉妹の物語。刺激が多い物語ではないが、ゆっくりと流れていく物語には、姉妹の絆が丁寧に描かれている。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "冒頭の列車での別れのシーンから涙が止まらなかった\n どうかこの四姉妹になにも起こらないでくれ、映画的なドラマなんていらないと思いながら観た映画は初めてだ。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "きれいな映画\n 私は弟が一人だけど妹とかお姉ちゃんとか欲しかったなぁと思いました。4姉妹に憧れました。 " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "海街diary\n 自分も鎌倉に住み四人姉妹なので興味がわき久しぶりに日本映画を見に行きました。事実は漫画よりも稀なりで、自分は姉妹の三番目ですが、そのうち上一人と下一人がそれぞれ別の腹違いです。原作者は、読んでいないのですが「バナナフィッシュ」という題名の漫画も描かれている方のようなので、おそらくはサリンジャー的なピュアな方なのでしょう。是枝監督の作品も他を見たことはないのですが「誰も知らない」という映画の評判からしてピュアな方ではないかと思います。ですから子供には罪がないという大前提のもとに描かれた美しいストーリーが美しい海の街の四季を背景に描かれていました。現実には私たち姉妹の間には壮絶な妬みや恨みがありますが表面は波風立たないように凪の日の鎌倉の海のように隠しています。そういう心模様は描かれていないなと思いました。大人たちが舞台から早々に退場し若い娘たちだけで暮らすならばこのような幸せもあるかもしれません。父母や周りの大人たちが四姉妹の美しい心を壊さなくて良かった、自分も美しい自然に溶け込むような日常を送る大人でありたいと思う映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に素敵\n ほんとうに素敵なセリフたち。役者の間とセリフと画の距離感がちゃんとしていて。傷ついた人達の激しくも静かな物語です。こういう作品をもっと観たい。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストはいいけどずっとほのぼのしていてハラハラ感がなかった\n キャストはいいけどずっとほのぼのしていてハラハラ感がなかった " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映像はきれい。キャストも豪華。 淡々としたストーリー。 4姉妹の楽...\n 映像はきれい。キャストも豪華。淡々としたストーリー。4姉妹の楽しい生活。自分たちを捨てた父親への憎悪や汚い部分がもう少し描かれていてもよかったように思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "美しい四姉妹\n 美しい姉妹と鎌倉の風景がとても素敵。ほんわかできる映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "原作漫画のキャラとはかなり違う感じ\n 広瀬すずを除く。年月の成長を感じる。鎌倉の四季を始め4姉妹の女優は美しいし海外の人に日本を紹介する映画としてはいいかも " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝さんいいね\n 人間味あふれる4人姉妹の群像劇の友情、平凡なストーリーだが、リアルで暖かい。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "これがアカデミー賞?\n 姉妹の描き方はそれぞれの味が出ていていいと思うが、映画としては何も残らない。見せ場もない。人間のエグさもない。是枝監督ってだけでプレミア感あって、いろんな豪華俳優が出たがって、リリー・フランキーとか使うところがちょっとオシャレ感もかもし出し…これが賞を獲ったとは首をひねりたくなるし、日本映画が雰囲気だけの浅い評価になったと落胆する。グッとくるもののない、つまらん映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい映画。\n 同じ俳優さんで海街ダイアリーの続編お願い致します。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト\n ありえない四姉妹、が良い。 " + }, + { + "date": "2016-07-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作のえぐいところを、カットするか、あまり触れないようにしているけど、相続争いのところをサラッと流すなら、カットしてほしかった。\n ミーハーなので、映画化されると聞くと、原作を読んでみたりする。この映画の原作も読んでみた。マンガ大賞受賞、映画化決定などと聞くと、面白いのだろうと予想していた。 面白かったのは古都鎌倉の風景と、主人公の四姉妹とその周辺の人々の生活。(これは外国の人にはうけるだろうと思った。)でも、正直、大部分面白くなかったし、後味が悪く、いやな想いをした。どこが面白くなかったかというと、女性の下ネタみたいに、そのものズバリのところ。原作はかなりえぐいです。後味の悪さは「闇金ウシジマくん」以上です。こんなの実写で見たくないと思ったけど、原作を全巻読んでしまった行きがかり上、見にいきました。 見てみたら、原作のえぐいところはカットするかぼやかして、原作の面白いところだけとりあげて、きれいなところは原作よりきれいに撮っていた。でもその分、ストーリーや設定がわかりづらくなっていて、よくわからない芸術映画のようになっている。 気になったのは、メインキャラクターの多田裕也(病気で片足を切断したイケメンキャプテン)がいないところ。 最初の相続放棄のところも微妙に変えてぼやかし、最初に出てくる佳乃の恋人藤井朋章の正体もスルー、姉妹の母親のえぐいセリフもカット。この辺まではまだ個人的には許容範囲で、えぐいとこがなくなった分、いいかもしれないと思っていた。でも、海猫食堂のおばちゃんの話、サラッと流しているけど、これはダメだと思う。さらっと流すのなら全部カットしてほしかった。 原作は、もっと救いようがないようなエピソードで、正直面白くないし、おかしいと思ったけれども、よくこのような面白くない題材を、よく人気マンガにとりあげたと思い、納得した。でもこの映画のように表現されると、正直抵抗がある。 少額の遺産争いは、世間が思っている以上に恐ろしいものです。 大多数の人は経験がなく、自分には相続で争うほどの財産などないから、関係ないと思っている人がほとんどだと思うけど、実は少額の財産の方がもめるし、争いになると怖いのです。なぜかというと、少額だから弁護士を雇えない(交通事故の示談交渉を当事者同士でやるようなことになります)し、相続は法律などあってなきが如し、どこまでやっても人でも殺さない限り刑務所に入ることはないし、なんでもありのやった者勝ち、映画に例えれば「ライアーゲーム」なのです。この映画では、銀行員(佳乃達)が相談に乗ることになっているけど、そんなことまずないし、相手(弟)と交渉することはできません。この場合、おばちゃんは法律など無視し、根性を決めてとぼけるべきだと思います。そしてお金は一切渡さない、書類関係は絶対に見せない、渡さない、でいいと思います。 裁判になり判決が出ても、裁判所が差押えて、競売にかけ、分けてくれるわけではないので、知らん顔でいいと思います。 最悪法定分を払えばいいだけなので、ダメで元々。多少めんどうくさいけど、その間食堂の営業はできるし、ごね得。そのうち相手(弟)は損害が拡大し、どうしようもなくなり、諦めると思います。 少額の相続争いでは、けっこういやな想いをしてトラウマを持っている人も多いのだから、そういう人も納得できるような表現をしてほしかった。 " + }, + { + "date": "2016-07-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "血の繋がりと家族の形\n 同じ血が流れてるから許せない、理解できる、様々な感情が淡々と描かれていて、不思議な作品。これぞ是枝作品なのかな。姉妹って、女性って、こうなんだと思う場面多し。たた、ドラマチックではないのでホンワカとはなりますが感情移入はイマイチしづらい。まさしく美人4姉妹の物語なんだけど全員が美人ってすごいね。特に広瀬すずの美少女ぶりは半端ない。スタイルの良さやセクシーさは長澤まさみが一番だけど女優としては綾瀬はるかが一番かもね、個人的にはスッピンに近い夏帆ちゃんがみんなエスパーだよの役と180度違う役で大好きでした。ただ、感情移入出来なかったので点数低め。もしかしたらTV放送の切り方が悪いのかも1度完全版でブルーレイみてみましょ。 " + }, + { + "date": "2016-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "生きてるものは、み~んな手間がかがるの\n 映画「海街diary」(是枝裕和監督)から。鎌倉を舞台にして、3姉妹が異母の妹を迎え入れて4姉妹として一つ屋根の下で共同生活をすることで、家族の絆を確かめていく様子が、新鮮であった。3人の姉は、やや歳の離れた妹に、各々の立場にあったアドバイスをするのが、実に面白い。「すずは、もう妹なんだから『ちゃん』はつけないわよ」と他人とは違う親密感を伝えたり、「好きな子できた?世界が変わって見えるよ」と恋愛の話をして、その理由を「クソつまんない仕事も耐えられる」と笑った。梅の木の手入れをしていて「毛虫とったり消毒したり、生きてるものは、み~んな手間がかがるの」と、「おばあちゃんの口癖」を披露する。慌てて食べる様子に「すず・・(ご飯を)かき込まない」。中学生の彼女に「ペティキュア」を塗ってやりながら、「男のためじゃなくて、自分のため。きれいになると気持ち上がるよ」と女性らしいアドバイス。これらは教科書には載っていないけれど、多くの経験を積んできた3人の姉が、妹にしてやれるプレゼント、そんな気がした。姉からの助言を素直に受け止める妹って、異母とはいえ、可愛いんだろうな。きっと。 " + }, + { + "date": "2016-07-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼの\n 湘南鎌倉らへんに住みたくなってしまった。ただの日常なのに、なんか切なくなるのは全部あの淡い色合いのせい。にしても葬式シーンが多かった。まとめると、長澤まさみのボディを堪能する映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何故だろう\n 何気無い普通の暮らしを描いた作品なのに、何か凄く良かった。四姉妹が本当の姉妹に見えるほど、女優陣の自然な演技も素晴らしかった。邦楽映画の良さを感じられる映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい時\n 四姉妹の日々を綴るだけではなく今は亡きもう会えない人たちのあれこれが流れていきます。鎌倉という雰囲気のある海辺の街。三姉妹とすず、それらを見守る人々。一緒に過ごす時間が積み重なっていく・・・みんながいい人ばかりで少し息苦しさを覚えました。ストーリーはともかく女優さん方と鎌倉のさりげなく美しい瞬間がたくさん観られました。 " + }, + { + "date": "2016-06-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "う〜ん…\n 序盤は良い感じでストーリーも展開されていたんですが、後半は間延びした感が歪めない作品でした。もう少し、くどさを抑えてくれたら「良い映画だった!」で終われたかな。 " + }, + { + "date": "2016-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "温かみがあるも、ちょっと物足りない?\n 結構、複雑で不幸な生い立ちが絡んでいて、誰もがそれを抱え、悩みながら、生きていくわけですが、全然重くない。登場人物たちもそれを口にはするものの、深刻さがあまり伝わらない。あっさりしていて、穏やかで、温かくて。。それが良いか物足りないかは、見る人次第かな~ " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼの邦画\n 家族の温かさ、温もりを感じられる映画でした。鎌倉の素敵な街並みと四姉妹の振る舞いが心にしみる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉を舞台にした家族の物語\n 家族の温かさをほんわかと伝える良作。 " + }, + { + "date": "2016-06-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "もったいね〜〜\n いつもキレてる綾瀬はるかがいて、ずっと酒飲んでる長澤まさみがいて、不思議な夏帆ちゃんがいて…ってどんな家だよ最高かよって、ただそれだけの映画でした。何かが足りない…人物の気持ちが全くわからないし移入できない、無駄に豪華なんだけどそれがストーリーを粗くさせてるようにも思える。人間の悪の部分は描かれてないし。会話にも違和感しか無い。リアリティがない。これならコメディに走った方が良かったんじゃないのって思えるただ、長澤まさみのトントンと夏帆ちゃんのメニュー選びはめちゃくちゃ可愛かったです。 " + }, + { + "date": "2016-06-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎたかな\n 特に盛り上がりもなく、まぁ何気無いと言ってもいい日常を綴った作品なのかなぁ。評判が良かったので期待し過ぎたかな(^^;;私には普通でした(^^;; " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉の四季\n 葬式や近所付き合いを通して、家族内の心の機微を描く様が、現代版小津作品のようでした。誰しも大人や親に、ある程度振り回されて育ってきていることをしみじみ感じました。不倫・離婚など不健全な家庭環境が、パートナー選択に影響していることも暗示されていますが、鎌倉の穏やかな風景に包まれて、悲観的ではありません。鎌倉の春夏秋冬に例えるなら、辛い環境を耐え忍んで新芽を出してきた四女が春、色っぽい次女が夏、食欲旺盛な三女が秋、我慢強く厳しい長女が冬…かな。 " + }, + { + "date": "2016-06-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心温まる映画\n この4人の掛け合いが最高すぎました。いい4人揃えたなって感じた! " + }, + { + "date": "2016-05-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "●広瀬すずのみずみずしさ。\n 広瀬ずずが全開だ。末はヘプバーンか、原節子か。さわやかで、まっすぐだ。3人姉妹も、もちろん好演。しっかり者の綾瀬はるか。奔放な長澤まさみ。そして夏帆のしなやかさ。んでまた、自然に食事のシーンがある映画ってのはよい。何気ない朝飯やら、梅酒作りやら。家族の歴史がそこにある。このへんは是枝作品の好きなとこだ。 " + }, + { + "date": "2016-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画で久々良かった\n 邦画では久々に良いと思えた作品。姉妹4人と鎌倉の景色、作品全体の雰囲気がとにかくいい。 " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "4.4\n 思った以上に感動した。ちょっと複雑な事実上四姉妹の話。特に山もなく谷もなく、終始平坦な物語。何気ない普段の会話とか生活シーンが自然で、穏やかな感じがよかった。そんな感じで日々のちょっとしたエピソードを並べたような映画。最初キャストをみたとき結構な役者が沢山いて、なんかしつこくないかなと思ったけど全くそんなことはなかった。恋人や親、そしてもちろん姉妹など、人との繋がりをテーマにした作品だと思う。四姉妹の中では綾瀬はるかがダントツでタイプなのだが、映画の中のキャラとしては、三女のちかが好みでした。とても微笑ましくて良かったのだが、すこし育ちが良すぎる気がした。前から評判は聞いていたし、観たいと思っていたので今回観られてよかった。 " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとねぇ…\n 原作ファンとしては、とっても物足りない。配役は悪くないけど。。。やっぱり人気漫画を実写化するのは、難しいのかなぁ " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほんわかする\n 眩しい程の美女4姉妹。何気ない会話や食事シーンから家族の仲の良さが伝わってきます。仕方のない母親だと、どうしても長女が必要以上にしっかりしてしまうのかな。演技も自然で、見ると暖かくなる作品です。 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思い出補正\n 日常生活を通して人と人のつながりを描いた作品だと思う。四姉妹がおかれた家庭環境はちょっと特殊だけれど。日常の小さな幸せと、生きていくうえで避けられない悲しみ。人と関わるうえで生じる葛藤とか、悩み。厄介だけど愛おしい家族。きっとリアルな世界ではもっと汚い部分が見えてしまうんだろうけど、そこは映画ならでは。綺麗な映像で見せてくれる部分が、思い出補正のような感覚を覚えた作品でした。全体を通して大きな盛り上がりはないものの、しみじみと感動させてくれる良い作品です。 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "これが是枝作品か!\n 今まで是枝監督作品を避けてきたところがあったのですが話題作ということで遅ればせながら鑑賞。素直に素敵な映画でした。細かいことは置いておいて、姉妹の関係性。兄弟っていいな..と。こちらが心配になってしまうほどしっかりキッチリしている長女。好き放題やっているものの実は誰よりも姉想いな次女。のほほんとしたムードメーカー三女。そしてその三人と家族になっていく四女。個人的には三女千佳がすずに「私はお父さんとの思い出がほとんどないから、いつかお父さんのことを聞かせてね」という場面に心奪われました。劇中では一番すずの身近にいたのが千佳。自分の方がすずより先に生まれているものの、父親との思い出はすずの方が多い。この関係性の中でも、すずを可愛がり大切にする千佳の心の優しさはたまらないものがありました。またすずと接していく過程で、千佳が末っ子から姉へと変わってい行く姿が素晴らしかったです。長女幸、次女佳乃もそれぞれの形ですずを大切にし、家族になっていこうとする姿、素敵でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい映画\n 何気ないのに、すーっと染み入る作品。全編通して自然な空気感であり続ける4姉妹。脇を固める役者達も素晴らしい。広瀬すずが、凄すぎて、周りの中学生とのギャップが出過ぎてしまうけど、あのレベルでは仕方が無い。 " + }, + { + "date": "2016-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小津風\n 笠智衆の役は、リリーかな。綾瀬さんは、まさに原節子風です。服装とかも。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝作品・・\n 人気コミックの実写映画化で是枝監督の作品。腹違いの妹を含めて4姉妹で鎌倉の一軒家で過ごす物語。出ていった母親役に大竹しのぶ。しっかり者の長女役に綾瀬はるか。是枝監督の家族やその日常生活の捉え方の感性に今後も注目したい・・2015年の映画。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "両親が女性の交際に与える影響\n 随分昔に不倫して出て行った父親が亡くなり、出て行った後に父親が築いた家庭で産まれた腹違いの妹は既に母親も亡くしているため、父親が連れ子同士再婚した継母しか身寄りがなくなり、姉三人と一緒に暮らす事になるという話。姉三人の母親も、父親の不倫が原因で早くに出て行って、北海道で新たな暮らしをしている。勝手で生活にだらしない感じが全面に出た母親。家庭のごたごたの記憶がハッキリあり、母親を慰めたり、両親が出て行った後は妹2人を背負ってきた、長女の張り詰めた生き方が泣ける。仕事でも家庭でも困った人は放っておけず、しっかり向き合い信頼される存在。ところが、歴史は繰り返し、不倫の餌食になっている。次女は長女と反対に、向き合うより逃避して精神を軽く保つタイプで、もう少し姉のサポートをしろよと言いたくなるくらいがさつで奔放だが、華もあり仕事には真面目なタイプにも関わらず、こちらもまたヒモ男に引っかかっていた。三女は家庭のいざこざの頃、幼かったため、精神にもたらす影響は薄く見え、気の良いタイプだが、姉に育てられたようなものだからか、所作や好みなどから、躾が行き届いていない事が伺える。男性の好みも少し人と違う感じで、個性的な頼りない男とうまくいっている。更に、両親とはどちらとも死別の末っ子すずは、まっすぐ社交的に見えるが、継母との家庭も経験しているためか、順応性が異常に高い。母親が既婚者から奪った家庭で産まれた自分の存在を肯定して良いのか苦しんでいる。家庭が精神や人生に強く影響し、多くは繰り返してしまう事を、深く感じさせられた。女の子の場合、信頼する男性の質まで変わり、無意識に大切にされない方を選択してしまう。個人的には、次女と三女には全く感情移入できなかった一方、長女とすずの性格や思考回路は台詞になくとも痛いほどよくわかり、泣かされた。つい自分の感情は引っ込めて後回しにして、多くを背負ってしまうところが長女と末っ子でとても良く似ている。作品には出てこない父親だが、この2人が最も父親に近いのではないかと推測できた。また、母親は三姉妹の母親よりもすずの母親の方が魅力的だったのではと推測でき、だからこそすずは、姉三人に父母の話をよりしづらいのではと感じた。自分が幸せであればあるほど、罪悪感を感じてしまう。そして、人生で3人の女性と家庭を築いた父親は、家庭が変わっても、好きな景色や釣りの趣味や、しらすトーストなど前の家庭までの事も引き続き取り入れていた様子が、異母姉妹が出会ったおかげで明らかになっていく。家庭は守らなかったが、優しい人だったのだろう。風吹ジュンとリリーフランキーが家庭の変化を長年見守り4姉妹それぞれを理解していて、とても温かかった。良い人ほど早く死んでしまうって本当なんだろうなと思った。是枝作品は家族の奥深さを淡々と、心の機微を精緻に描いていて、とても好き。綾瀬はるかも広瀬すずも、良い役を得ていた印象。長澤まさみの演技がもう少し良ければ、次女の人物像ももっと引き立ったのかな?と少し思った。見慣れた景色がたくさん出てきて、自分の幼い頃や青春の想い出が、溢れるほど記憶に蘇った。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "着替えること 「監督 小津安二郎」蓮實重彦 風\n  映画の主たる舞台は鎌倉である。執拗とも言えるくらいに描かれる3度の法要。これらの意味するところは後述する。 登場する四姉妹は、法要の場面はもちろんのこと、仕事、転校、サッカー、花火など、その場面が変わるたびに衣装を替える。それはまるで監督の是枝裕和が、人気女優たちのコスプレを楽しむ観客を試しているかのようだ。 実際に是枝は、彼女たちの着替えを非常に強く意識して本作を撮っている。 まず冒頭、長澤まさみが恋人のベッドから抜け出して朝帰りをするシークエンスは、印象的な着替えのシーンの為にあるといっていい。長澤の伸びやかな四肢が印象的なそのシーンは、人は着替えることで別の人間に変わっていくことができるという、この映画の宣言である。 長女と次女の諍いと修復も衣装のやり取りによって表される。 新しく購入した白いカーデガンを勝手に着たと綾瀬はるかが長澤に文句を言ったり、「勝負服」であるブルーのノースリーブを、仲直りの印に綾瀬が長澤に譲ったりする。 性格の正反対な長澤と綾瀬の関係も、その衣装の交換によって表されているのだ。 そして、ずいぶんと昔に家を出たきりの父の葬儀での喪服。鎌倉にいた3姉妹は喪服を着て葬儀会場に現れるが、山形の広瀬すずだけ中学校の制服を着ている。中学生だから喪服を持っていないので代用として制服を着用しているという、どこにでもある葬儀の風景である。 だが、この衣装の違いが意味するところは非常に重要で、映画におけるこの4姉妹の、腹違いの末っ子の立ち位置を象徴しているのだ。この中で唯一の未成年者で、誰かしらの後見がないと生きていくことが困難な者の記号として、広瀬はここで中学校の制服を身に纏っているのだ。 この法要における制服の着用は、祖母の法事、風吹ジュンの葬儀においても三度繰り返される。それほどまでに、法要での制服に込められた意味を、是枝は強調したいのだ。                               ところで、「鎌倉」、「葬式」というキーワードが小津安二郎を意識していることは明らかである。会葬者の中で、何らかの事情で喪服を着用していない者は、小津の作品にも登場する。 「東京物語」の終盤。尾道で行われる東山千恵子の葬儀では、東京から来た子供たちは義理の娘である原節子も含めて、皆が黒い喪服を身に着けている。それに対し、大阪から来た末っ子の大坂志郎だけは白いシャツを着ている。 若いから喪服など持ち合わせていなかったのか、それとも危篤の知らせを聞いても、まさか葬儀になるとは思わず、喪服を準備してこなかったのか理由は分からない。ただ、映画の終盤になって登場するこの大阪に離れて暮らす三男坊を、小津はこの物語の外部者として扱っているのだ。 物語におけるよそ者を登場させることによって、次男の嫁である原がその血縁関係を超えてこの物語の内部の人物であり、東京に暮らす長男、長女と同列に並ぶ彼女の立ち位置を強調することに成功している。 話を「海街 Diary」の戻すと、広瀬の着る制服は、他の3人とは異なる存在であることを示す重要な記号である。母親が違うこと、まだ子供なので大人の庇護が必要な存在であることは、綾瀬、長澤、夏帆の三人とは異なる点である。そのために広瀬は自分の存在を肯定することができない。 このような異なることによる自己否定を乗り越えて、4姉妹一人一人が自己を肯定する瞬間を、映画はやはり彼女たちの衣装によってはっきりと示している。 広瀬が海上での花火見物から家に帰ってきた時に、他の三人が揃って浴衣を着て待っていたシーンである。友人と花火大会を見に行く広瀬に、綾瀬は浴衣を着せて送り出す。広瀬が帰宅すると、3人の姉たちも皆浴衣を着ていて、家の庭で線香花火を始めるのだ。 この浴衣を着た四人が、しゃがんで花火を持っているシーンは、この4姉妹が今まさに一つの家族となったことを謳いあげている。 実は、衣装が同じになることによって、その場所へ受け入れられることは、広瀬のサッカーチームのユニフォームによって前もって示されている。チームメイトとして認められた彼女は、そのチームのユニフォームに袖を通すことが許されるのだ。 四人の若い女性が新しい自分の居場所を見つけていく静かで温かい家族の再生の物語が、見方によっては扇情的な人気女優の着替えシーンの繰り返しによって紡がれている。是枝の醒めた目のなせる業であろう。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "絶妙な雰囲気\n 一人一人のキャラの演技が際立っていて素晴らしかった!!誰かに支えられ寄り添う気持ち、思いやりを感じられた作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作モノは難しいですけどね…\n 原作のファンなので、楽しみ半分不安半分でしたが、作品としてはふんわりまとめられていて、映像も美しくて、さすがの是枝作品でした。もっと広瀬すずと長澤まさみが目立っているかと思ってましたが、意外と綾瀬はるかが中央に構えてて、落ち着いてましたね。安心しました。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n そんなに評価されるほどなのか..?1人1人の描写がリアルで共感する部分はあるけど、全体的なストーリーには特に納得できない。ふーん、ってかんじで雰囲気は素敵だなーという感想。ただ長澤まさみはステキすぎる..! " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった〜\n 異母姉妹との共同生活を通じて、家族の繋がりを描くという設定がいい。イジメの様な短絡的な展開も無く、登場人物はみんな常識的。4人姉妹のキャラクターも分かり易く、思いやりがあり、それぞれが魅力的でストーリーが進む毎に全員を応援したくなる。特に長澤まさみはハマリ役で、とっても良かった。食を通じた家族との繋がり、海辺の風景、縁側のある家、浴衣で花火、ちょっとした手の動きや目の動き、言葉の使い方で表す人間関係や心理描写、こういう繊細さ大好きです。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉に住みたくなる\n 最初がいいですね。3人とすずが出会うところ。そして3人が帰るの時、3人のところへ行くことを即決するすずのシーン。広瀬すず、いいですね。是枝監督の映画の雰囲気作りはとても良いと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼのと暖かい気持ちになれるいい映画ですね。この姉妹のような素晴...\n ほのぼのと暖かい気持ちになれるいい映画ですね。この姉妹のような素晴らしい家族がいれば人生は豊かになるはず。ただ現実はそうもいかない部分も多々あるので、よりこの映画で癒されるのかも。原作もいいですよ。原作の素晴らしさあってが故のこの映画って感もあります。オススメです。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画フランス人に勧められました\n 2015年12月にフランス人からメールで勧められましたフランスで公開されたこの映画のタイトルは(私たちの妹)吹き替えではなくオリジナルでした。フランスでは再婚も連れ子の同居も多く、勧めてくれたフランス人の家庭もそうでした。日本独特の文化や景色を通して国は違っても夫婦姉妹の切ない思いが心に染みたようです。私自身は四姉妹。環境は違うけど姉妹のやりとりは面白い。共感できる部分がたくさんあって、やっぱ姉妹って良いな〜って改めて実感しました。複雑な環境の中でも思いやりを持って綺麗な日本の自然に守られてる感じが素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーに共感出来ない。\n そもそもストーリーに共感出来ない。一番悪いのは二股をかけた父親(不倫だよね?)。だらしない一人の男の行為により、四姉妹が苦しんでる。おかしな話です。男が女の包容力に都合よく甘える話と言うか、都合よく美化、女たちにはこうあって欲しいと夢想化して作った作品て感じ。長澤まさみが良いと言う意見が多いが『酒と男が』とか『ああ、めんどくせえ』とか、セリフが浮いてる。どうせ演るなら、もっと思い切って。綾瀬はるかと広瀬すずの絡みのシーン。子供が子供の面倒を見てるかんじで、綾瀬はお姉さんという感じがしない。見てて安心感がない。綾瀬は他の役のイメージが強すぎて、この作品内でそれを払拭出来ていない。広瀬すずは思ったより良かったが、くどさを感じるのは、やはり他作品との影響か。夏帆が一番良かった。他作品との演じ分けが出来てる。子供っぽくて可愛いかった。イメージビデオみたいな映画ですよねえ。女性監督が撮ったらこうはならないだろう。男性監督のオ◯ニー見てるみたいで、気持ち悪い。好きじゃない。 " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とっても面白かったし、心がほっこりした\n TV地上波で拝見しました。鎌倉で暮らす3姉妹がある日、父親の訃報を聞き葬式に出席。そこで腹違いの妹すずと出会います。気丈に振る舞う姿を見て幸は鎌倉で一緒に暮らすことを提案します。決意したすずがやって来て穏やかな日々を送っていた時、祖母の訃報が。突然姿を現した大竹しのぶさん演じる3姉妹の母。家を売却すると宣言。母が許せない幸は声を荒げてしまいます。母が現れたことで心のトゲが出て来て・・。というお話ですが、例え母が違っても姉として妹を思いながら優しさで包み込む姿に感動しました。豪華すぎる4姉妹と脇を固める実力派俳優たちが織り成す物語に引き込まれて行きました。鎌倉の美しい風景にも驚きました。すずが、自分のせいで周りの人たちを傷つけてしまっているのではと思い、ここにいていいのかと幸に聞くとすずはここにいていいんだよと言うシーンはうるっと来ました。見終わった後、家族の絆の重要さが身にしみました。是枝監督の映像表現には、度肝を抜かれました。心がほっこりしました。とっても面白かったです! " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家族の絆っていいな\n 気持ちがほっこりした " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしかったです。\n 面白い、面白くない。すごい、すごくない。ではなく、ただただ好きな映画です。ずっと観ていたくなります。 " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作が好きなので。\n 原作でも名前しか出てこないアライさんの名前が出てきて、独りでクスッとしてしまった(笑)チカの頭がどうなって出てくるか、ちょっと期待していたのだが、アフロではなかった(笑)四姉妹もそれぞれに良かったけれど、脇役の大竹しのぶさん、樹木希林さん、風吹ジュンさんは流石だな!と思った。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高でした!\n まず驚かされたのは4姉妹やその他の方々の豪華さです。ただ豪華なだけではなくみな実力ある方々でした。個人的にリーリーフランキーさんが好きなので嬉しかったです!ストーリーとしては特別大きな出来事が起こるわけではありません。でも、普通とはどこか違う4姉妹の素敵な日々です。見終わってここまで心が幸せに包まれ、感動したのは初めてでした。人間を美しく描いています。李監督の悪人とは真逆かもしれません。本当に美しかった。映画が初だという広瀬すずさんを開花させたのは間違いなくこの作品でした。台本を与えないという是枝監督のやり方には度肝を抜かれましたが、素晴らしいです!また、構図だったりカメラの写りだったりとすばらしかったです。日本アカデミー賞の撮影での受賞は納得です!美しかったです。おかげで鎌倉に行きたいとゆー欲が止みません笑日本アカデミー賞おめでとうございます!このレビューを見てくれた方への僕のオススメのある技をお教えします笑それはですね…映画の感想を日記などに思いっきり書きまくることです!最高の余韻に浸れます!そして、主題歌や特にオリジナルサウンドトラックなどを聞くことです!これは自然と涙がこぼれます!2016.5.21フジテレビでの放送が決まりました〜!#crimson " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉の風景が良い\n 家族の形は様々である。鎌倉に住む三姉妹の元に女をつくって家を出た父の訃報が届いた。父には娘が1人居るのだが、娘の母は他界していた。娘を連れて再婚した父。継母には連れ子が居るが父が亡くなった事で娘のすずは居場所が無くなる。そんな時、葬儀に来た三姉妹の長女が鎌倉で一緒に住まないかと 誘う。すずは鎌倉で四女として暮らす。長女は看護師。次女は銀行員。三女はスポーツ用品店の店員。すずはサッカー中学生。三人三様のキャラクターがあり、遠慮がちなすずはなかなか本音を言えないでいたが街の人々や友達に支えられ徐々に馴染んでいた。日常の生活風景が広がる梅の季節には、庭の梅を収穫し梅酒を作る。しらす漁の季節には、鎌倉ならではの生しらす丼。引っ越しの時は、引っ越し蕎麦。しらすトーストやアジフラなど美味しそうです。時折登場する「あれ…あれ…」あれだから…あれだって…これで成立するんだから素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "四姉妹の成長ロードmovies\n すぅーっと入ってきてすぅーっと抜けていく。呼吸の様に自然な映画。そんな映画にした役者さん達の演技は凄いと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心温まる映画。\n TSUTAYAの棚で見つけ、仕事の疲れからか、ほのぼのとしてそうな映画だなと思いゆっくりしながら見たい気持ちにかられ、気づいたら借りていました。複雑な家庭環境なのに、家族愛に溢れ、人の心の温かさを無性に感じるいい映画でした。とにかく美人4姉妹は見ていて目の抱擁です。仕事の疲れが吹っ飛んだ気がします。 " + }, + { + "date": "2016-05-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ほんとに日記\n 青春系?とかいうジャンル。日常の現実感のあるワンシーンを切り抜いて出来ていて、映画の前も後も、このままこの子たちの人生は続いていくのだろうな、という感じ。起伏は無くて、とあるジブリ映画のようだったけど、キラキラしていた。ずるいと思ったのは、広瀬すずが成長する様を、この映画に収められている事。映画の最初と最後で、本当に成長してしまっている。女の子がちょっと大人になる、一番綺麗なところを撮ってるんだもの、そりゃ日本アカデミー賞だわ " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "全てがナチュラル\n 演技も時間の流れ方も、まるでカメラなど回っていないようなナチュラルさ。演技だと感じさせない演技、ゆっくりなのに飽きないテンポ。退屈させない撮り方が凄い。豪華キャストなのに画面でぶつかり合う嫌な派手さは無く、とにかく自然だ。しかし、役としての個性は明確でわかりやすく、面白い。なおかつ、役者それぞれが元々持っている魅力もしっかり生かされている。なんて気持ちの良いバランスの良さなのだろう。観る者の心をいつの間にか浄化してくれるような作品だ。四姉妹の住む家に、セットではなく実際に人が住んでいる家を借りて使ったのも良い。生活の匂いや、長く大切に住まれてきたであろうぬくもりが伝わってくる。こういった『優しい説得力』のある空間に、四人がちゃんと馴染んでいて素敵だ。 " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱりコレじゃない‼︎\n コレじゃない部分を箇条書きにしようかと思ったが、長くなりそうなので、一つだけ…脇役に有名どころを使い過ぎて原作のイメージからかけ離れてしまってる‼︎逆に良かったかな〜って思った部分は…長澤まさみが意外にハマってた。広瀬すずのサッカーシーン。生活感のある家。ぐらいか… " + }, + { + "date": "2016-04-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "優しい\n 欧米の映画のように激しい感情をぶつけるのではなくて、日本的に抑制されたなだらかな感情の起伏が美しかった。優しい幸せさ。2015年のイチオシでした。他の方がいろいろ美点を指摘されているので、それは繰り返しません。ただ、音楽も素晴らしかったことに触れます。やはりいちばん印象に残るのは映画全体の主題曲です。その冒頭の部分はマーラーの交響曲五番の緩徐楽章を「編曲」というか「翻案」したものでしょうが、海街diaryにふさわしく、マーラーのように世紀末的耽美ではなくて、優しさと憧れに満ちた、柔らかな明るさを感じさせる曲です。 " + }, + { + "date": "2016-04-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬\n 寝ている足から始まって、徐々に誰なのか顔が見えてくるんだけど、長澤まさみの寝顔が誰?ってくらい綺麗じゃなくて愕然とする。長澤まさみが悪いんじゃなくて、その角度から撮る方が悪い。足から始めるんだったらここはちゃんと計算すべき。ソフィアコッポラの方がだいぶマシ。資生堂の椿のCMっていうか、FLOWERSと大差ない。コスプレ映画としても、広瀬すずの田舎セーラー服が短すぎて楽しみ切れず。実は喪服コスプレ映画なんだけど。白々しさの中、リリフランキと加瀬亮が異次元。まぁずっと見てられるんだけど。マンガ的で当たり障りなくサラッとしてて。綾瀬はるかのおでこに浮きたつ血管だけが生々しくてハッとさせられる。 " + }, + { + "date": "2016-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "日本映画的な手法で鎌倉情緒と人間模様を鮮やかに描く。\n 久しぶりの映画鑑賞。深い人情を描く、悪役のいない寅さん的映画。様々な問題に、力を合わせて向き合い、成長していく。家族は永遠ではないというメッセージを受け取ることができる。鎌倉と美女達の調和。性格がエピソード人情顕著に表れていて、おもしろい。何度も見返せば、新たな発見があるだろう。場面を切り取ったときの構図が良い。極めて日本映画的。すずが心を開いていく様が巧妙に描かれている。嘘を打ち明けたり、カレーにコメントしたり、、、長澤まさみが一番可愛い。セクシー。付き合いてええええ。茶目っ気ある笑顔、しっとりとした美しさ、その上反則級のおっぱい…長澤まさみの作品は手元に残しておきたい。 " + }, + { + "date": "2016-04-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "漫画通り\n 漫画をあとで読んだら内容は漫画のほうがわかりやすかった。役者が魅力的でよかった。 " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女って良いなぁって思える映画\n ずっと気になってたので見れて良かったです。そして心があたたまった。長澤まさみのナイスバディから始まるこの映画。女子力も高まります。綾瀬はるかの長女っぷりも素晴らしい。相変わらず三女は三女らしいキャラだし広瀬すず激かわでキュンキュンしました。長澤まさみの、ペディキュアを塗るシーンは素晴らしかった。ペディキュアを塗っていて、広瀬すずにデートかと聞かれる。長澤まさみが、今はそんな気分になれないわけよ、だからこれは、男のためじゃなくて自分のためだと答える。そして広瀬すずにペディキュアを塗ってあげる。妹とのやりとりって、こーゆーものだと思うシーンで、1番心に残ったかも。もちろん綾瀬はるかの、お箸を買うって、色々気になるもんですよって言葉が胸に響きました。そして綾瀬はるかと広瀬すずの高台での抱擁も良かった。広瀬すずは遠慮しながらも姉たちに囲まれて成長しつつ自分の存在を肯定していく。この映画には、人を肯定して暮らしていくことが詰まっていて心あたたまります。女に生まれてくだらない事で笑いあえる日々に感謝してます。あぁ今夜は良く眠れそう(^_−)−☆ " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何もかもが丁寧で心地よい\n 公開時も気にはなっていたけど、ようやくレンタルで観た。(その後DVDを購入してヘビーローテーションで鑑賞)役者が良いのかシナリオが良いのか、はたまた監督が良いのか、少ないセリフで気持ちや関係性が的確に伝わってくる。例えば冒頭、綾瀬はるかが演じる長女がすずに鎌倉に来るか尋ねるシーンがあるが、すずがそこで即答することで、他にほとんど情報がなくてもすずが今の家庭で自分の居場所がない、と感じていることが伝わる。どのシーンもそんな風に、非常に丁寧なシナリオや演出、そして演技に安心して入り込んでいけた。後に原作を読んだが、原作の独特のふんわりした空気感をとても的確に映像で再現していることに驚いた。エピソードの取捨選択、選択したエピソードを物語に組み込む再構築も、非常に丁寧に考え抜かれていることも判った。金沢(季和子の実家)関連のエピソードを削った代わりに、その中の最も重要なセリフを他の人物に言わせて、それを物語のテーマに掲げるあたりは上手いと思ったし、制作陣のこの物語に対する愛を感じる。撮影期間も長く、夏のシーンは夏に、春のシーンは春に撮っているのだけど、すなわち冒頭の三姉妹がすずと出会うシーンと、ラストシーンが撮影されたのはほとんど同時期なのだ。すずの顔つきが明らかに変化しているのに、撮影は同時期なんて、やっぱ俳優って凄いな、と思った。現時点で生涯ベスト10の、それもけっこう上位に入る作品。 " + }, + { + "date": "2016-04-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "じわじわと、しみてくる気持ちよさ\n 最初は、有名どころの女優ばかり集めて、なんだかなぁ、って、見る気も特になかったけど、他に見るものなくて手にとった。決して、派手な映画ではないし、さらさらと透明な小川のように流れていく。でも、確かに残る、ほっこりした感情。姉妹って、いいなぁ。こういう家族の繋がりって、いいなぁ。日々の暮らしを丁寧に紡いでいくことって、素敵だなぁと、思わせられた作品。長女、次女、末っ子、そしてそこに加わる腹違いの妹すず。マンガが原作と聞いた。だから余計わかりやすいのかもしれないが、それぞれのキャラクターが「らしく」て、リアルな日常を見せてもらっているようで、微笑ましい場面が多々。 " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが日本アカデミー賞\n 自然な振る舞いが素敵な姉妹たちだね! " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動でした\n 3人の姉妹が異母姉妹のすずを父親が亡くなって身寄りがない為鎌倉で一緒に暮らす!すずはここにいていのかとずっと1人で悩み続ける何だか現実ある話の様でみじかに感じました素敵な四姉妹でよかったしあんなお姉さん欲しいと感じた映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-03-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画の中では描かれなかった出来事やもの、登場しない父たちからの視点...\n 映画の中では描かれなかった出来事やもの、登場しない父たちからの視点を想像させてくれる映画でした " + }, + { + "date": "2016-03-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良い\n 実在感のある人間の描き方が是枝監督は素晴らしいです。それが出来ないほかのしょうもない監督だったら、見るも無残なものになるような題材ですし、人物描写がセリフだけじゃなく仕草や表情で伝えるっていう言うだけなら簡単なことを自然すぎるくらいに見せてくれるので、たとえ話が地味だとか退屈だとか言われようとも、リアリティをもった人たちの交流はいつまでも観ていたいです。 " + }, + { + "date": "2016-03-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんなもののありがたさを実感しました。 風景もきれいでした。\n いろんなもののありがたさを実感しました。風景もきれいでした。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ここに居ていい「居場所がある」ありがたさ\n ルック◎シナリオ◎アクター◯デプス◎ラスト◯オススメ◯鎌倉の街が綺麗美人4姉妹だな。みんな美人。難しい関係だな、難しいとても感動した。「そして父になる」見たあとの気持ちになった。(なぜか知らんけどもw)すずちゃんの綾瀬はるかの山の高台でのシーン。泣けた。なんか安らぎよく見れた。また見れるなこれは " + }, + { + "date": "2016-03-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼのとよかった\n あまりに評判がよかったから、逆にそんなに期待してなかったけど、静かな感じにストーリーが流れていってよかった。4姉妹の個性も、それぞれの役割も周りの人もそれぞれがよかった。なけるわけではないけど、なんとなくほのぼのとよかった。 " + }, + { + "date": "2016-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと惜しい。\n 豪華キャストで、家族愛をテーマにしたストーリーや、鎌倉の町並みが美しい。ただ、一番の見所と言われると特に何もなく、さらっと終わった印象。墓参りをする大竹しのぶと、綾瀬はるかの対話シーンで何かもっと深く語り合うなどがあれば もっと良かったかも。原作も読みたくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-03-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "好き\n かつて住んでいた、今も好きな鎌倉、好きな作家、好きな監督、好きな女優達。 " + }, + { + "date": "2016-03-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あったかい\n 穏やかであったかい映画でした極楽寺や御成中と、慣れ親しんだ土地の風景からか、親近感を持って見ることができました個人的に驚いたのはまえだまえた " + }, + { + "date": "2016-03-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映像勝ち\n 4人姉妹も鎌倉も、とにかく絵がいい見てるだけで微笑んじゃうどことなく映画全体に死の雰囲気がやんわり漂ってるんだけど、なぜか暗すぎず優しい4人姉妹それぞれの空気感かな長澤まさみが特に良かったこのあとの恋愛を見てみたい " + }, + { + "date": "2016-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "少し複雑だが情緒的な映画\n 人間関係とかが少し複雑かもしれないが、話がゆっくりと進んでいくからわかりやすいかも。情緒的な印象を受けた。ほんのりする、いい映画だなって感じ。 " + }, + { + "date": "2016-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しくながれる時間。\n もっとこの家族、この街に住む人たちが今後どうなるのかを見ていたい。と、映画が終わるころに思える良質な作品。全ての登場人物に感情移入ができます。姉妹のやり取りのシーンはどこも微笑ましい。 " + }, + { + "date": "2016-02-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良い!\n 人情味あふれる!四姉妹の一人一人の気持ちの変化と、それぞれの思いに注目!そして最後には四人の気持ちが通じあい、ひとつの家族として良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-02-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい世界観\n 責任感ある長女らしさを綾瀬はるかが、奔放な次女を長澤まさみ、ホンワカ末っ子を夏帆、東北から引き取った学生の広瀬すずと4姉妹の演技がまずすばらしい。そして4人が暮らす鎌倉の家、その昔ながらの家屋や庭の雰囲気がどこか小津監督映画のようなノスタルジックさがでていて木漏れ日が今にも照らされている錯覚に陥ったほど。是枝監督は人間の生活感を淡々と且つ、現実感を持ってみせるところが本当に秀悦。いい監督だと改めて実感した作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-02-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "近年の邦画の傑作\n 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、全てが好演している稀に見る傑作。腹違いの妹を軸に、人の生き方と死を描ききり、ままならない家族の形も見せてくれた。人には、いいところ悪いところがあるけど、最期に死んだ時、そこに残るものが、その人の生き様であることを教えてくれている。それが映画のテーマであると思う。綾瀬はるかは、特にこの映画において、魅力が炸裂していると思う。テレビでは天然なところを醸し出す不思議ちゃんに見えるんだけど、女優としては骨太の演技。今後の映画界は綾瀬はるかがいる限り安心できると確信した!長澤まさみのスパイスの効いた演技も見所だし、夏帆のほんわかした目線もとてもいい。広瀬すずは、演技力としてよりも、場面に対する力強さを感じた。綾瀬はるかに、負けてない存在感がなければ務まらない役を確かにこなしていた!素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2016-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作は原作、映画は映画を実感させた秀作。\n 淡々と流れる、水彩画の様な原作の世界観。四姉妹の個性が、立ち過ぎのところは、ま、実写の映画と言う事で。丁寧に丁寧に脚本が練られた良質の一本。感動で打ちひしがれて涙するという作品(原作もそうだし)ではないが、見終わったあと、胸がきゅんとなる、素晴らしい日本映画です。 " + }, + { + "date": "2016-01-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "かなり\n よかった。。久しぶりによい映画をみました。 " + }, + { + "date": "2016-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "そしてこの姉妹の父になりたい\n 素晴らしかった。観る前はダラーっと二時間見せられるのでは、良さが分からなかったらどうしようと思ったけど、取り越し苦労だった。出会いのシーンが完璧で、姉妹の性格が分かりすずちゃんが鎌倉に来るのも納得出来て、あとは映像の美しさに身を委ねて心地良さに浸ってれば良かった。キャスティングも完璧に思え、俳優の自然な演技や人間関係も素晴らしく、だだふと思うと女優って化け物なんだと怖くなった。見たことのない綾瀬はるかだったし、長澤まさみの次女も「こんなヤツいるいる」って感じで夏帆ちゃんと広瀬すずちゃんのシーンは微笑ましかった。是枝監督のこの自然な雰囲気はどうやって演出されてるんだろうか?構図も大好き。広瀬すずちゃんのサッカーのフェイントに度肝を抜かれ、クラス替えの振り返ったシーンで僕の中の中学生の僕が恋をした。 " + }, + { + "date": "2016-01-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すず\n 広瀬すずがかわいい。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼのした\n 癒される。長澤まさみもかわいかった " + }, + { + "date": "2016-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい。すずちゃんかわいい\n いい。すずちゃんかわいい " + }, + { + "date": "2016-01-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "父の不在\n 公開当時に見たがレビューしそびれていたので。原作は未読。確かにほっこりした空気感が心地よい作品ではあるのだが、何か違和感を感じて仕方なかった部分がある。本来重要人物で人間関係の結節点でもある父親の描写が周到に排除されていることだ。もちろん本人は死んでいるのだから出てこなくて当然かもしれない。しかし映画の場合は時系列は操作が可能なので、回想シーンなどを挟むことも容易に出来る。今回は女性たちの物語だからあえて男性不在にしているのだろうとは思うが、最近の深夜アニメなどで親の存在が偏執的なまでに排除される傾向を連想して、違和感を禁じ得なかった。この作品の広瀬すずは素晴らしい。かって角川映画のヒロインだった頃の薬師丸ひろ子や原田知世のような、本人にも再現出来ない、ある一瞬だけの刹那的な輝きに溢れていることは特筆に値する。 " + }, + { + "date": "2016-01-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ちょっとダメだった\n 原作が好きで、映画は観てなかったんだけど評判がいいから・・・、でも姉妹たちの会話がちょっと私には気持ち悪かった、演劇っぽい。画面もワクワクする感じがなかった・・。さりげない演技みたいなとこも分かりやす過ぎるような・・・。広瀬すずのアイドル映画として観れば良いかも。大竹しのぶが良かった。 " + }, + { + "date": "2016-01-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作コミックのイメージどおり!\n よくあれだけのストーリーを1本にまとめたなぁ!鎌倉の四季折々の風景がキレイ!各々、いろいろ悩みもあるけれど、助け合って生きている。仲良し四姉妹でいいなぁ! " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 映画全体に、すごく良い雰囲気が流れていて、好きな映画です。出てくる人物が皆良い人すぎるけど、映画だからそれもアリ! " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかったです\n 家族や血縁というものは厄介なもので、共同体であるから壊すこともできず、しかし距離も近すぎる。ぶつかるのが嫌だから、距離をとろうとしたりもする。抑揚は抑えめであるが、家族ならではの緊張感がある。幸とすずが和むと頬も緩む。すずが暴走しないかとドキドキする。幸が壊れないか、言ってはいけないことを口走らないかと心配する。佳乃が悪い方向に走らないか、でもそうならなくてホッとする。千佳ちゃんがちょっと淋しそうと気になったりする。偉いね、そこまで家族に向き合えて、でもそれも一過性のことかもしれない。だからこそ、この貴重な時間を微笑ましく見てしまう。カットがそれぞれ短いがそれぞれ印象的なシーンが連綿と続く。4姉妹がそれぞれの個性を演じており、大物すぎる脇役陣もそれぞれが物語にうまく収まっている。監督の力量に脱帽の一作である。 " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃんがいい子すぎ?\n すずちゃん、あんな可愛くていい子じゃなかったら展開も変わってるよね。こんなだったらいいなっていう姉妹の最高に幸せだった奇跡の時間の切り出し。5年後、10年後、20年後・・ 時間はどんなふうに流れるていくんだろう。 " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作とは違うが\n 姉妹の愛と成長過程が素晴らしい " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心地よい景色\n すずが可愛い。魅力満載な映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "知ってる日本と知らない日本\n 複雑な背景を持つ子供+日常=スリリングまず誰が観ても綾瀬はるかと広瀬すずの演技は圧巻だと思います。他の俳優も本当に良かったと思います。ずっとこのカッコつきの4姉妹を見ていたいと思いました。3姉妹で海の近くの古家で暮らし毎年梅酒を作ったり小鉢がたっぷり配置された夕食を食べたり、あんな美人3姉妹が日本にいたらいいなーと思ってしまいます。ほんのり泣いてしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "みればみるほど惹かれる映画\n 最初はいい映画だな、くらいの感想が、見かけるたびにみてしまう、大好きな映画になってしまった。原作もその後読んで、両方とも好き。幸せな穏やかな風景の中で、一人一人が抱える静かな怒り、挫折、悲しみ、孤独、親との確執。それらが鎌倉の海とか緑とか、空気に溶け出して流れていくような。何かノスタルジーが感じられて、少し胸が締め付けられる。きっと気づかないような小さい範囲で、共感する思いを表現してくれているのだと思う。ラストの海辺のシーン、ただ歩いてるだけなのにいつも思い出す、大好きなシーンです。 " + }, + { + "date": "2015-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもいい映画でした。\n 映画館にて、この映画の宣伝を見たときに、絶対見たいなと思い見ました。出演者さんたちがすっごく豪華だなと見ていて最初に思いました。出る人出る人が主役をできるような方々がたくさん揃っていて、やはり演技力の高い方たちが多い分、スッと入り込んで見れました。兄弟愛が素晴らしいなと。見ていて、家族っていいなと思いました。腹違いのすずを妹として受け入れてあんなに素敵なお姉さんたちもそうだし、たくさん抱え込んでいるけど、すごく素直なすずにも出る人出る人、しっかり人格や性格が見えてわかる映画で、感情移入してみていました。14年前に母が、15年前に父が出て行っていて、腹違いの子供を妹として受け入れるって考えたらすごく波乱万丈な出来事ですが、見終えた後、とてもほっこりする映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画の目指すべき正解\n よかった。すごくよかった。何か大きな事件が起きたり、衝撃的なラストが待っていたりするわけではないが、観ていて面白い映画だった。ハリウッド映画では出せない繊細さや面白さを基軸としていて、これこそ邦画しか作れないものだろう。最近の邦画は漫画原作であったり、ハリウッドを模倣したようなものが多いなか、この映画はきちんと邦画がどうあるべきかをわかって作られていて素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "雰囲気を味わう\n 特にストーリーは無い、ただ日常を風のそよぎや草木の匂い、そして鎌倉の美しい景色を愛でる。そういった作品です。今を輝く女優陣が演じていますが、10年前だったら、また20年前だったらどういった顔ぶれになっていたかなぁと想像しました。 " + }, + { + "date": "2015-11-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すずー!!!!\n 思春期の難しい時期を利用した家族の問題。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観てしまう。\n 自然な演技。 " + }, + { + "date": "2015-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "古都 鎌倉の姉妹たち\n 鎌倉の色々な所でポスター見ました。母と離れ、三姉妹暮らしている鎌倉に、父の残した母に違う妹を受け入れ、四姉妹で暮らし始める。それぞれの事情や気持ちが織りなす物語。是枝ワールド、いいなと思います。 " + }, + { + "date": "2015-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長澤まさみ\n 長澤まさみの色気があり過ぎて話が入ってこない。でもそこを突破すると、家族としてのあり方、思いやりの気持ちの大切さ等々考えさせられる。風景も綺麗でいいです。長澤まさみ。 " + }, + { + "date": "2015-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "海街diary\n  原作とはイメージが違いましたが、4姉妹の美しさに癒される感じはありますね。 すずの強さがあまり描かれていないのが残念。けれど、広瀬すずはちょっと印象的な顔をしてるので、今後の成長に期待しながら追いかけてみたいと思いました。 逆に幸は原作よりも魅力的だったと思います。よっちゃん、ちかちゃんは原作に通じる感じもあり、芝居も達者でかつ、美しかった。見終ったときは、秀逸な映画とは感じなかったけど、なんとなく後を引いて、もう一度見たい感じもします。 " + }, + { + "date": "2015-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆったり見れた\n いい話でした。演者も皆良かった。しかし両親特に娘たちをほったらかしにした母親の行動には納得いかないな。 " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あったまる系\n 広瀬すずちゃん目当てで行った。そんなに演技が上手?っていうのは分からなかった。鎌倉の四季がきれい。ストーリーはありふれてる? " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "美女に癒される\n ストーリーはあくびが出るほど展開が読める。でも美女揃いで癒された。長澤まさみがいいキャラをしている。同世代として共感できる、抜け感だった。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "期待はずれ\n 雰囲気などはすごくいいけれど、ストーリーはあまり深みがない。 " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった。 やっぱり是枝組は光がいい。 日本家屋ってなんでこんなに...\n よかった。やっぱり是枝組は光がいい。日本家屋ってなんでこんなに綺麗に見えるのか。すずちゃんがやっぱりいいね。女優達のアップのビューティーカットはちょっと鼻につくけど。音楽いい!菅野ようこさん。やっぱり。1800円で鑑賞 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹の仲の良さを見せつけられて、私にもお姉さんが居たら良かったなぁ...\n 姉妹の仲の良さを見せつけられて、私にもお姉さんが居たら良かったなぁと、ただただ羨ましかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何も起きないけど\n リラックスできる映画でした。個人的に「めがね」が好きですが、そういう人にはぴったりじゃないでしょうか。音楽も良いなあ、と思っていたら菅野よう子さんでした。さすがです。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉に行きたくなった\n 見終わって、心地の良い映画でした。淡々と始まり、淡々と終わった感じです。でも、鎌倉の知っている場所や、全体に緑の多いしっとりとした空気を思い出して、行きたくなりました。原作を読んでなかったので、4姉妹以外の登場人物が誰なのかすぐ分からず、そこはもどかしかったです。たしか、3回も喪服を着る場面があり、身近な人の死が心に与える影響を考えてしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶり。\n 久し振りの映画鑑賞。静かに進むストーリー。どこか懐かしさを感じさせる映像。心地よい時間を過ごせました。また鎌倉に行きたくなります。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "女子会\n 全編にわたって、それぞれの画面で、移ろいゆく景色は美しい。女優陣も、その表情は穏やかな中にもそれぞれの「個性」が凝縮されている。それは淡い香りのよう。しかし、何かが足りない。四姉妹の設定が凡庸すぎないか。母親もまた、大叔母もまた。セリフが平凡すぎ癖がない。キャストに対して、客が期待している姿・演技しか、求められてはいない。綾瀬、長澤、夏帆、広瀬、そして大竹、樹木。風吹と・・。予定調和的な「個性」ではないものがみたかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ここちよい\n 三姉妹と一緒に生活することになったすずが、すこしずつ姉妹に打ち解けてくるかんじが観ていて嬉しくなった。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家族の関係\n 家族や周りの人によって、傷つけられることもあれば、元気になれることもある。思い合う気持ちが大切なのだろう。四人の姉妹は、家族によって傷ついたから、思い合えるのかもしれないけれど、同じ景色を見て、食べる物を一緒に作る関係は素敵で、日常を大事にしようと思える。姉妹が友人のようで、もう少し深い関係性が感じられると、リアリティが感じられるのではないかと思った。 " + }, + { + "date": "2015-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "テーマは時間と街 あらゆる特徴を持った時間がこの街と物語の中に張り...\n テーマは時間と街あらゆる特徴を持った時間がこの街と物語の中に張り巡らされている空白の時間空白を埋める時間始まる時間消えていく時間などなど。あと、是枝さんは、脚フェチなんだなぁ。タランティーノの一緒だ。 " + }, + { + "date": "2015-08-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストはいい\n 映画『そして父になる』の監督作品という事と話題の広瀬すずが出ているという事で期待して観ました。物語は前作のような感動モノを期待していたのですが、特に盛り上がるところも涙を誘うところもなく単に女優がいいなと思いました。特に次女役の長澤まさみが一味違う演技で良かったです。それと助演のリリー・フランキーさんと風吹ジュンさんのやり取りが穏やかな雰囲気を出していて好きでした。物語の物足りなさで☆2つ減点です。 " + }, + { + "date": "2015-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "思いのほか良かったです。むしろ大分好きな映画です。\n 思いのほか良かったです。むしろ大分好きな映画です。 " + }, + { + "date": "2015-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!\n お姉ちゃんがほしいなって思いました " + }, + { + "date": "2015-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい映画。\n 四季を通じて鎌倉を舞台に美しい四姉妹が織り成すドラマ。四姉妹といえば「細雪」であったり、「姉妹坂」であったり、いろいろとある。そういえば相米慎二のポッキーのCMも四姉妹だったか。死の影が全編を覆っている。だから優しい映画になっているのかもしれない。死の影が覆っているということは、生きることを懸命に考えるということでもある。思えば、是枝裕和は、いつも死について考えている作家だといえる。「ワンダフルライフ」にそれは顕著である。「歩いても 歩いても」も家族の過去の事故死が映画の核にあった。喪服に始まり喪服で終わる本作は、四姉妹が手をたずさえて生きていく儀式を1年間かけて行ったものを描いている。死の影に覆われながら、綾瀬はるかをはじめとする4人の生気が画面に弾けている。この4人をいつまでも観ていたい、そんな思いにかられた。鎌倉に行ってみたくなった。 " + }, + { + "date": "2015-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "自分の居場所が今ここにある幸せ\n 是枝監督の作品を観ていつも不思議に思うのは、「どうやってこんな生き生きとした表情を撮れるのだろ?』という点。で、役者さんが生き生きして見える映画ってのは、映画そのものが生き生きして見えるようで好き。..主人公三姉妹と、その腹違いの妹であるすず。彼女らが少しずつ打ち解けていき、“四姉妹”となっていくまでが穏やかに細やかに描かれる。他のレビュアーさんも書かれている通り、現実味が薄れてしまいそうなほどの超絶美人姉妹が主人公な訳だが(笑)、映画では言葉遣いや些細な所作、目配せひとつの変化までもが繊細に切り取られていて、ぼんやり映画を観ている時など、彼女らが役者ではなくしばしば本当の姉妹だと錯覚してしまうほどだった。綾瀬はるかはホンワカしたイメージが強いのでしっかり者の長女役のはまり具合にちょっとビックリ。奔放な次女・長澤まさみもマイペースな三女・夏帆も快活で良かった。このところ人気急上昇中の広瀬すずもグッド。独りの時や打ち解けた人といる時のカラッとした笑顔と、相手に気兼ねしている時のやや感情を押し殺した表情。一言、巧い。特に心を動かされたのは、山の上で長女と一緒に大声を上げる終盤のシーン。それまで僕は「姉妹の父はどんな人間だったのだろう」ということばかり気にしながら映画を観ていた。あのシーンまで、すずが自分の母の話を殆ど口にしていなかった事に気付いてもいなかった。口にしたのも一言、母の行いを謝罪するような言葉だけ。大好きだった母を悪く言われるのが怖くて、皆の前では母のことをずっと口に出来なかったのだろう。自分の大事な人を恥じ続けなければいけない気持ちというのは、一体どれほどに苦しいものなのだろう。そんな苦しさから解放されたあの場面でようやく彼女は、自分が姉妹の一員でいること、あの街で生きることを、自分自身に許すことが出来たのだと思う。..四姉妹以外では、大竹しのぶ演じる母親が流石の演技。どんなモンスターペアレントが飛び出てくるか戦々恐々だったが(爆)、娘たちや亡夫への複雑な想いを抱えて自ら距離を置いている、説得力ある役。「家を売りたい」という身勝手に思えた言動も、四姉妹にとって大事な家も(そして観客にとって魅力的な場所も)、彼女には苦い記憶の詰まった場所でしか無かったのだと、後の場面で気付かされる。不仲だった長女と母が少しだけお互いを理解して別れる所も優しい。梅酒をじっくりと味わって飲む母の様子が浮かぶよう。..と言うかねえ、出てる役者さんがひとり残らず良い!まるで姉妹の母親のような優しい雰囲気の風吹ジュン、ふんわりした笑顔に想いを滲ませるリリー・フランキー、神様よりもカッコいい銀行員・加瀬亮、短い出番ながらもすずへの冷めた想いが垣間見える中村優子、ダメ男で優男・きっと姉妹の父はこんな人だったのかもと思わせる堤真一、毎度ながら、話すことすべてが真実に聞こえてしまう樹木希林(笑)。みなさん魅力的でした。..この映画は、自分の居場所に関する映画なのだろう。中学卒業以来、かれこれ15年以上も故郷から離れた土地で暮らす僕としては思う。気を許せる家族が、友人が、そして土地が目の前にある。ここにいてもいいんだよ、と言ってくれる人がいる。自分らしい自分を受け入れてもらえて、皆と屈託なく笑うことが出来る。それって本当に、本当に幸せなことだ。けれど幸せな日々というのは永遠ではなくて、滞りなくつつがなく続いていきそうな日常も、少しずつだが変化していってしまう。大事な人はいつか去ってゆき、他人も自分も昔のままではいられなくなっていく。だから、このささやかな幸せを受け取れる日々を噛み締めなければ。日記に綴るように、ひとつひとつを大事に心に留めていかなければ。そんな事を思わせる映画。<2015.06.30鑑賞>....余談:役者さんについてもう少しだけ。子ども漫才コンビ“まえだまえだ”の前田旺志郎くんが良い。是枝監督作品には『奇跡』に続き2回目の出演だが、最初は彼だと気付かなかった。そういや『ソロモンの偽証』に出演してた兄さんもなかなか良かった記憶。良い監督さんに会えたからというのもあるだろうが、二人とももうコンビ名を出さなくても良いかもしれないねえ。 " + }, + { + "date": "2015-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "匂い立つ\n 四季が、人が、距離が、匂い立つ作品。葬式の後のお線香の匂いが冬の朝の白い吐息が、人の記憶と思い出と、カレーの匂いと、etc。言葉にしてしまうのにはもったいないくらい程に美しい、風景や佇まいや豊かな表情やあたたかいものや人間らしさが描かれていて、見た後に、個人的にはこれでもかというくらい幸福な気分になりました。こんな風な幸福な気持ちになれたのは、お葬式、鎌倉の高台から海が見えること、梅酒をつくるなど、そうゆうこの国にあるものを少しづつ経験していたからかもしれません。この作品を見て日本で生活していることの幸せを感じました。そして、監督の懐の深さというか、見ているものの確かさというか、をあらためて感じました。そして、作品そのものが独立していて、関わったスタッフと出演者の人達によって、その瞬間の最高のものが生まれたんだなぁと思います。これは、なんか、みんな嫉妬しちゃうくらいの作品だよな〜としみじみ思います。 " + }, + { + "date": "2015-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい気持ちになる\n 四姉妹それぞれにいい味があって、また見たくなりました " + }, + { + "date": "2015-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "夏の映画\n 内容は結局何が言いたいのかわからなかったけれど・4人の姉妹愛・女優としての美しさ・場所の綺麗さとても清々しい気分になれました。心が洗われた感じです。 " + }, + { + "date": "2015-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "美しかった!\n 4人の姉妹の横顔が美しく素敵でした。日本の四季が本当に綺麗でした。ご飯もおいしそう。4人の住むお家も、昔懐かしいものでした。日本の良さを実感できるような映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本的な情緒が満載の作品\n 予告編を観た時点ではそれ程食指が動かなかったのですが、是枝監督作品であること、すず役が特に素晴らしいとの映画評がきっかけで観ました。良い意味で期待を裏切られる良作と言えます。俳優陣の役のハマり方、風光明媚な鎌倉の雰囲気、飽きの来ない展開など、海外でこの情緒が理解されるかはともかくとして、後世に残る一作と思いました。 " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい日本映画\n 日本の四季、食事、女性、全てが美しい映画。 " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まさしくダイヤリー\n ストーリー 6 演技 6.5 芸術 6.5 エンターテイメント 6 総合 6 映画的にはまさしくダイヤリーで、あまりないかもしれないシチュエーションでの日常を切り取った作品。綾瀬はるかはきりっとした美形、長澤まさみははすっぱな美女、広瀬すずはかわいい。夏帆は飄々。鎌倉の海と美人四姉妹。映画としての大きな抑揚は、これには要らないかな。色々な見方での親子の形が描かれる。母と長女、父と四女、父とその思い出のない三女、妻子ある男性を好きになる長女と四女の母。 " + }, + { + "date": "2015-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃん可愛い❗\n このキャストが発表された時はまだ広瀬すずブレイク前で、綾瀬はるかと長澤まさみの初共演が話題だった。しかし、この1年で広瀬すずのステータスは大きく変わって、彼女は誰よりも旬な女の子になっている。 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "1年と言わず、もっと先まで見ていたい\n 是枝監督、そしてこのキャストの時点である程度間違いないとは思ってましたが、やはり最高でしたね。まるで本当の4姉妹のようでした。しっかり者の長女、自由奔放な次女、マイペースな三女、そして腹違いの四女と、この4人のバランスが本当に素晴らしかった。日本を代表する4人の女優を見事に料理した是枝監督は、さすがの一言ですね。物語としてはそんなに劇的な話ではなかったですが、何と言いますか、日常に寄り添った話だからこそ共感できることばかりで、思わず見入ってしまいました。仲が良いほど喧嘩するじゃないですが、姉妹喧嘩は見ていて微笑ましかったですし、それぞれの恋、悩み等、本当に日常の一コマのようで、とても自然体でしたね。父に捨てられた(母にもか)三人と、腹違いの妹すず、それぞれが心に整理をつけて、少しづつ家族になっていく様子は本当に見応えたっぷりでした。広瀬すずの存在感にもとにかく驚かされましたが、彼女を包み込む愛を見せた三人もさすがの演技、特に綾瀬はるかは普段の言動とは似ても似つかぬしっかり者の長女っぷりで、これぞ女優だねぇ~と、とにかく感心させられましたよ。死があるからこそ生が実感できる、そして愛おしくなる、そんな作風も心にグッと響きました。四季折々の風景も素晴らしかったですね、とても癒されました。満足感、幸福感で一杯です!しかし4姉妹が可愛すぎる・・・。 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を壊していない\n 仕事で疲れたときにビール飲みながら、癒される映画(僕はしらふで観てたけど)。原作の全てを描くことを捨てた事で焦点が絞られ、原作の空気を壊さずに映画化することに成功している。複雑な親子関係(親族関係)を持つ4姉妹が葛藤や不満などを持ちながらも(ある意味日常的な)幾つかの出来事を通し、周りの人および風景の優しさに包み込まれ前向きに生きてくという感じ。原作同様に弱い人間は出てくるけど悪人が出てこないので、こちらもやさしい気持ちになれるそんな作品。・・・と、ここまでいい評価を与えてますが、それでもやはり吉田秋生の世界観とはずれもある。やさしい登場人物とやさしい風景(つまり鎌倉)がこの作品のキーになってるのだけど、映画では風景にどうしても引っ張られる。やはり、視覚(や音)の印象は強烈なのだなと実感。 " + }, + { + "date": "2015-07-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉♡\n 鎌倉が舞台だからという理由で、観てみた。観て思ったこと、鎌倉はあそこまで田舎ではありません。確かにあんな雰囲気の家は今もあるけど、あまりにも鎌倉を田舎に描写し過ぎているなと感じました。鎌倉の冬に広袖を着ている人なんて、聞いたことも見たこともありません!笑内容は…多分すごく端折っているんだなとわかるくらい、ムダがなく、退屈を感じさせず、纏まっていました。観やすかったです。共感も出来た。すずちゃんと長澤まさみが可愛かった! " + }, + { + "date": "2015-07-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "耽美派の芸術\n 耽美派の芸術 " + }, + { + "date": "2015-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最強の四姉妹\n 原作が好きで、映像化のスタッフとキャストを知って、かなり期待して観た。結果はサイコーだった。原作のイメージからすると、長女役の綾瀬はるかに不安があったが、第一声を聞いてあっさり解消。しっかりとお姉さんになっていたから、さすがだ。とにかく四姉妹が一緒にいるだけで、なんとも言えない素敵な時間が流れて、それをずっと眺めていたいと思った。 " + }, + { + "date": "2015-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "四姉妹の梅酒\n 元々、少女漫画のようでいて ちりばめられている現実的な原作の描写がすきで単行本を購入しています。はじめはきれいどころ四姉妹の配役(特に夏帆の三女役)に違和感がありました。テレビでどうせやるだろうと思って見送ってましたが、友人に映画館でこそ観るべきと勧められたこともありふらりと観てきました。姉妹たちの日常、特に大人組の家族・恋愛・仕事といった様々なしがらみは現実的ながら周囲の絶景や音楽によってきれいに彩られています。複雑な背景をもつ四女の鎌倉での学生生活も、まさに青春できらきらとした部分が際だちほっこりとした気持ちになりました。終盤の姉妹ふたりきりでのキン、と音が響くシーンが最も印象深かったです。それまでのゆるやかな起伏がある流れがすべてそこに収束していました。原作から入っている身としてはもう少し長女の内面を掘り下げてほしかったなと思いますが、一本の映画として四女が家族になるまでを描く上ではすっきりとしてわかりやすいまとまり方だったように思えます。次はいったいどうなるのか ハラハラドキドキするような映画ではありませんが、日常に疲れてひとりでゆったり過ごす週末にこそ、じんわりと楽しめる映画です。 " + }, + { + "date": "2015-07-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画に出会えた嬉しさ。\n ひとりひとりのキモチひとつひとつの風景セリフから伝わってくる深い思いや 感情が自分自身を フィードバックさせました。重なる場面や実際にありえる現状、シーンから伝わる味わいがこの映画をより一層素敵なものにしてくれました。 " + }, + { + "date": "2015-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現代版の「細雪」、日本を代表する映画\n 素晴らしいの一言。ストーリーは、四姉妹の日常を織りなす物語です。また、それぞれの姉妹に気になる男性がいて、その距離感も楽しめます。四姉妹というと、日本では、有名な小説「細雪」があります。細雪と相違する点は、細雪⇒四姉妹のうち、長女および次女が嫁いでいる。海街diary⇒四姉妹すべて独身。細雪⇒四姉妹の親は、同じ。海街diary⇒四姉妹のうち、四女のみが腹違いの子。出演者で言えば、長女でしっかり者で看護師をしている綾瀬はるか次女で銀行員をしている長澤まさみ三女でスポーツショップ勤務の夏帆四女で中学生の広瀬すずまた、他には、くせのあるお母さん役で大竹しのぶ喫茶店のマスター役でリリーフランキーが出演しています。演技では、しっかり者の綾瀬はるかの演技(セリフ)も味があったのですが、素晴らしかったのは、長澤まさみが発しているオーラでした。長澤まさみの映画を観たのは、「世界の中心で、愛を叫ぶ」以来です。その映画は、私の地元(香川県)でもロケがありましたので、私も観ましたが、それから長澤さんも大人の女性に変身したと思いました。また、リリーフランキーは、いつ見てもいぶし銀のような演技を見せてくれます。「そして父になる」でのお父さん役でも、子煩悩で優しいお父さんの演技を見せてくれていました。二つ、個人的に気づいたことがあります。一つは、四女を引き取る、といったようなことは、経済的な問題も絡むので、手に職を持ちしっかりと稼いでいる女性でないと難しいこと。二つ目は、治安が良いことが必要だということ。治安が良くないと、女性4人だけで暮らすということは危険だと思いましたので、治安の良い国、日本で良かったと思いました。今回の映画、「海街diary」は、日本を代表する邦画であると言っても決して過言ではないと思います。みなさん、素晴らしい映画ですので時間があれば、ご覧になってください。ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2015-07-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "4人が綺麗。\n やっぱりキャストがとても良かったです。それと鎌倉の綺麗さも素敵でした。でも、話に目的があまりないように見えてただの4人姉妹の生活を見てる感じでした。でも面白かったです。 " + }, + { + "date": "2015-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "映画を観ると云うこと。\n 映画館に行くと云うこと映画に期待すると云うこと映画に委ねると云うこと映画に嫉妬すると云うこと映画に感謝すると云うことこんな映画を観ることが出来ておっさん幸せです。この世界のどこかにこんな世界ががあったらいいな。 " + }, + { + "date": "2015-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "美しくてコミカル\n クスッと笑えるシーンが結構あって、鎌倉の街もきれいで、落ち着いて観ることができる映画です。 " + }, + { + "date": "2015-07-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは・・・\n 長澤まさみさんが光ってました " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日々は重ねる生活とともにある\n 丁寧に描かれる生活の中で、家族になっていく四姉妹。簡単に割り切れない感情と言わなくても伝わることと、伝わらないこと。姉妹の会話は、生活を共にしているから省かれる名称が、それっぽくて良かった。そこに居ていいと言われることの持つ意味がじんわり伝わるいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『海街diary』\n 綾瀬はるか。そして3人の姉妹家族愛最高の映画鑑賞でした。神奈川県鎌倉が 良いですね♪ " + }, + { + "date": "2015-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "穏やかな休日にいい\n 出演者がみんなよかった。綺麗で、個性があって、テンポが合っている。古い家とそこでの生活が美しくてよい。何度か出てきた「あれする」というフレーズは原作でよく使われていたのだろうか?気になったので読んでみたい。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "優しい物語\n 美しい自然の風景と古い家、海沿いの街の穏やかに流れる時間を切り取った優しい物語でした。女優さんが皆さんとても美しかったです。映像がとても自然で、笑ったときの目尻のしわや、海風に乱れた髪、美味しそうにカレーを食べる姿もすべて素敵だと思いました。家族や死がテーマでありながら、重苦しくなく一貫して柔らかい空気のなかストーリーが進むので、とても安心して見ていられました。派手な演出や展開がなくとも、登場人物の気持ちがじわじわと心に染みてくるような素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4姉妹の生活はちょっとした女子会\n 鎌倉の古民家で暮らす3+1姉妹の物語。なんといっても主演4人のチームワーク(?)がすばらしく、自然でほんとの姉妹同士みたいなやりとりが印象的。四姉妹の生活はちょっとした女子会のようで始終にやにや。鎌倉のやさしい風景とともにほっこりできる良作です。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "いい話!\n 4人の演技が良かった!さすがって感じwストーリーに山はないからほんわかって感じだった " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "緩流れの中、感情密度が濃い物語\n  この春から夏にかけて観た映画の中で一番良かった。 シーンの中に作りこまれた感情や情報が次々に流れ込んできて、退屈する暇がなかった。 物語の中でも、新しい人物が出てくる度にキャスティングが豪華で、しかもそれが物語を喰ってない。 映像・演出・脚本・演技素晴らしいバランスで時間を過ごさせてくれた。 " + }, + { + "date": "2015-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろあるから家族\n 父に捨てられた三姉妹とその父の腹違いの娘の生活を描いた話。是枝監督作品だけに、日常がゆったりとそしてじわりじわりと変化していく。そしてご飯が美味しそう。笑四姉妹一人一人のキャラがしっかりとしていてとても楽しめる。クスリとくる所もあり。ただ単に四姉妹が仲良くなっていくだけでなく、周りの人物も巻き込み、本当の家族になっていくは感動物。たがしかし男・学生の僕にしてはすごい感動したか言われれば怪しい。それでも四姉妹の和気あいあいとしたリアルな日常を観るだけで満足できる! " + }, + { + "date": "2015-07-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長澤まさみがすごく可愛い。出てくる女の子たちの格好や性格、仕草に見...\n 長澤まさみがすごく可愛い。出てくる女の子たちの格好や性格、仕草に見入っているうちにいつの間にか終わっていた感じ。姉妹っていいなぁと思った。それぞれの役割を進んで担う感じが姉妹の中にはある気がする。横暴担当とか、しっかり者担当とか。海街感はあまりなく、家と家族の印象が残った。平日に、映画館の一番後ろで一人で伸び伸びと鑑賞。早起きして洋服買って、機種変して、よいお休みだったなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n インパクトは弱いけど、面白いかな。でも4人の人物紹介で終わった感じ。ハラハラドキドキは無いけど、こんな映画もあり。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "複雑な恋愛や家族愛をさりげなく美しい自然を背景に描いた作品\n 複雑な家族関係のように見えて見方を変えればどこにでもありそうな日常であることを思い起こさせてくれました。性格も全く異なる三姉妹と両親との確執。異母姉妹となる(父から見て)4女との出会いと共同生活。憎しみも時を経て理解へと変わっていく。キャスティングは豪華ですが全く奇を衒うことのないわかりやすい設定です。役柄にぴったりと言う意味で見ている側としては話の筋も容易に理解できる仕掛けは見事です。唯一、「浅野すず」役の広瀬が年齢設定よりもずっと大人びており相手役の「風太」(前田旺志郎)とのバランスにも少々違和感がありましたがここは我慢でしょうか(笑)。江の島の近郊を舞台に、自然や古い浜辺の街の情景がストーリーを引き立てます。最後は人間としての本質に立ち返ってすがすがしいエンディングに向かいます。鑑賞の価値ありの一本です。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "雰囲気映画\n 綾瀬はるかと長澤まさみが共演しているのが大変珍しく?て価値ある映画。二人が大画面に映ると華があります。四姉妹の日常が淡々と描かれていきます。良い意味で映画らしい映画です。続編観たいような観たくないような。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 0.0, + "empathy": 2, + "review": "美しい。その一言に尽きる。\n 4姉妹それぞれが孤独な部分を抱えながらも、心を通わせ、絆を深めていく心の動きに強く惹かれました。人間の美しい部分を沢山見れたと思います。音楽が素晴らしすぎてさらに感動しました。何度も見返したい大切にしたい映画になりました。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "キャストがよかった!\n 広瀬すずさんのかわいさが際立っていました。 " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 映像が凄く綺麗で、なにより四姉妹の美しさに感動しました周りを固めるキャスト陣の演技がより一層良い映画にしていると思いました個人的にちかのキャラクターが好き広瀬すずちゃん可愛い " + }, + { + "date": "2015-07-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆるやかに、流れていく。\n すずが背負ってるものの大きさに壊れてしまいそうで、それでも頼りすぎずに生きていく。あり得ない美人4姉妹、設定はマンガチックだけれど、是枝監督の描く現実が切なさをもどかしさを生み出している。単純に誰かに頼れない現実と、どうしても泣いてしまう現実。もう少し希望がほしい。 " + }, + { + "date": "2015-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通の映画だけど。それだけじゃない。\n それぞれ思うことがあるんだなぁ。絵は綺麗で鎌倉行きたくなるし。リアルだった。皆が言う あれ がいい感じだね。 " + }, + { + "date": "2015-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "穏やかに見える日常のウネリ\n 美しい日本の情景の中で瑞々しく丁寧に描かれ、見応え十分でした。似てる所もある、似てない所もある。美しい四姉妹の穏やかに見える日常のウネリに心震えます。長女・幸さんと四女・すずちゃんは時おり面差しも表情も似ていてハッとします。すずちゃんもずっと長女だったんだものね、お父さんとの距離感も似ていたのかもしれない。少しずつ、少しずつ四女になっていく、気がつけば温かい涙が流れていました。キャスティングがぴったり。三姉妹の母親が登場した時、家族の欠けたピースが気持ち良くはまった気がしました。広瀬すずの輝きが素晴らしかったのと、三女を演じる夏帆が可愛らしかったです。 " + }, + { + "date": "2015-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "宝物\n とにかく、広瀬すずが健気でかわいい、いとおしい。いみじくも、風吹ジュンが「宝物」と言ったが、その通りだ。別に、広瀬すずじゃなくても子供は宝物だが、両親を亡くしてそれなりのストレスを抱えながら、明るく振る舞う姿は魅力的だ。彼女を取り巻く3姉妹にも、負けず劣らず心惹かれる。長女はしっかり者で非の打ち所なく、次女は派手な外見ではあるが心優しく、三女はほんわかとした雰囲気に心和む。新たな妹を慈しみ大切に想う心遣いが終始溢れていて、心が熱くなり涙が滲んだ。この映画の画面には、悪人は出てこない。実際には、そんなことはあり得ないだろう。また、これといったインパクトのあるエピソードもない。淡々と静かに時が流れていくが、じんわりと心に染みていく。少しずつ日々の汚れが浄化されていくようで、満足度が非常に高い。 " + }, + { + "date": "2015-07-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 描写が素敵。これといった盛り上がりはないけど、終始ほっこり。家族を持ちたい、家族を大切にしようと心から思える、大人にオススメの作品 " + }, + { + "date": "2015-07-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族ありき。\n 善意に溢れた作品を観ると自然に心が癒され和んでくるのだが、 人の善意ほどその裏側に秘めた苦労や忍耐を妄想させてくれる。 自分達の父親を奪った女の娘(この分かり易い設定)を、サラリと 受け容れてしまうこの三姉妹の懐の深さ。何でこんなに性格が いいの?と誰もがそう思う冒頭から、徐々に少しずつ彼女らの 人間性が浮き彫りになってくる。最後まで写真すら出てこない 父親がどんな人物だったか、家族を捨て二回も再婚し急逝した 冒愛の人というイメージが、姉妹を見ているうちに覆ってくる。 ああこの父ありき。で、この娘達。なのだ。 温かな姉達に迎えられて家入りする異母妹のすずは、初めこそ 遠慮しいしい気を使い敬語だらけの、それでもここに居られて 嬉しいという戸惑い顔が絶妙で、姉らと同級生の前での態度の 違いが微笑ましくて仕方ない。妹らを一手に纏める長女の幸は、 こんな綾瀬はるか観たことない(失礼)と思うほどしっかり者で これがまたよく似合っている。妹らを怒鳴り叱り飛ばす姉の声 そのものが心地良く、あーあるある。きっとあるね、この感じ。 と、自分には兄しかいないので、こんな姉が欲しかったと羨む。 奔放で気の強い次女、マイペースな三女、それぞれが魅力的で そもそも、こんな美しい姉妹が古家に住んでいたら、鎌倉でも ちょっとした話題になっていそうなキャスト陣である。それを まったく弄らず削らず演出しているというより、ほぼ自然体に 見える手法で是枝監督はススーっと描いていく。この心地良さ。 やがて実母が現れ問題提起されるも、幸が抑える。大竹演じる 母親にしたって、夫を恨みその相手を恨み果ては血の入った娘 達にまで辛く当ってしまう女の心情がよく出せている。善意の 中にポーンと放り込まれた現実問題を思い知るいい場面である。 そんな母親が手土産を持って訪れた翌日、墓参りの後で、幸が 母親にと走って梅を届けるシーンには泣けた泣けた。この母に してこの娘だわ。とまた納得。家族ってこういうものなのよね。 伯母役の樹木がおはぎを持って訪れるシーンでは、先日観た 「あん」を彷彿させられ笑ってしまう。食べ物の描き込みも最高。(diaryの中に死が訪れることで、懐かしい想い出が優しく広がる) " + }, + { + "date": "2015-07-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "海街Diary\n よかったです。空気感も、役者さんも、何かや誰かがものすごく協調されることなく、淡々と物語が続いていく。本当、タイトルがぴったりの映画だなと思いました。すずが迷わず自分の生きる場所を選んで、三姉妹がすんなりとそれを受け入れているところが、あっさり描かれてるけど、すごいことだよなーって感動しました。居場所があるって、それだけで幸せ。一本の映画に、喪服シーンが三回も出てくるのですが、それをくどく感じさせない。是枝監督だからでしょうか。観る人によって、何に思いを寄せるか、幅の広い映画。物語の展開は地味ですが、それぞれの登場人物の背景が見えるだけに、想像や価値観でどんな風にも捉えられます。日本の景色や四季もほんのり感じられて、癒されました。大満足。もう一回観たい。 " + }, + { + "date": "2015-07-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "じんわりくるヤツ\n じんわりくるヤツ " + }, + { + "date": "2015-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "平成版細雪は慎ましく\n 四姉妹の美しさよ…情景とも相まって全体的に透明度高し。 " + }, + { + "date": "2015-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "続編\n やっぱりこの映画見て家族のありがたみを感じる作品です!このように思えるのは是枝監督、そして豪華女優陣の共演によって生み出されたのだと思います。この映画を見た方は続編を期待できると思いますし、続編を見たいと思える作品です! " + }, + { + "date": "2015-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "これが邦画の生き残る道なのかも\n 確かにストーリーは地味です。父を亡くした四姉妹の日々の成長や心境の変化を描写していくというだけの映画。だからこそ四姉妹のキャスティングが決まった時点で、この作品の出来の半分は担保されていたのではないでしょうか。四人はそれぞれの個性がはっきりしていて、とても魅力的に描かれています。また平坦な話の中にもところどころクスッと笑えるシーンが出てきて(如何にもという笑いではなく、自然な会話のやり取りが笑える)この辺りは、監督の腕と現場の雰囲気も良かったんだろうなあと思えました。この映画の影の主人公は亡くなった父なんですよね。四姉妹や彼女達の母も、みんな父の事を苦々しく思いつつも、心の中では父と過ごした日々を懐かしく感じている。その父の存在感を、安易な回顧シーンに頼る事無く、登場人物の会話や行動だけで観客にも具体的にイメージさせる。これは、丁寧に作り込まれた作品だからこそ成し得る技だと思いました。今の邦画の予算を考えると、マッドマックスのような規模の映画を作るのは難しいでしょうし、こういう作品の方向性が洋画に対抗する術なのかもと思いました。配役の素晴らしさ、出演陣の演技、地味ではあるけど丁寧に作り込まれた展開。今年の邦画を代表する一本であるのは間違いないと思います。 " + }, + { + "date": "2015-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "あれ\n 4人それぞれの美しさが本当に素敵だった。三者三様の個性ある姉妹と、その3人の誰にも似てなくて、それでいてかつ全員に似ているすず。それぞれとの絡みもそうだし、癖や性格がいちいち3人と被ってしまう描写はいちいちグッと来た。ただ、食べ物を初めとした文化や風景の美しさにも凄くスポットを当てた作品だっただけに、あと20分くらいは時間が延びても良かったから、もう少しシーン毎の風景に余韻を持たせて欲しいなと幾度となく思った事だけがマイナス点。それでも全体的に見て抜群のできだったと思う。何度となく涙ぐんだなー。 " + }, + { + "date": "2015-07-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "続編を期待。\n  すずちゃん、役名と共にピッタリはまってました。家族、人との関係にはこれといった答えはない、つくづくその思いを強めてもらった。鎌倉の四季と共にもう少し見続けたい、と思ったのは僕だけだろうか。 ゆったりと観ていられる素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日常の空気感、風景が魅力\n やっと、観に行ってきた。吉田秋生、漫画『海街diary』、是枝映画のファンなので、期待とともに、不安も広がるアンビバレントな気持ちがいっぱいだった。原作漫画には及ばないのは、承知のこととはいえ、もう少し是枝色が強くなってもいいのではと思った。どこをどうすればそうなるかは、もちろんわたしには分からないが。是枝監督の作り出す映画の空気感、風景が是枝映画の魅力の中心だと思っている。この映画の空気感は、『歩いても、歩いても』に似ていると思った。古い日本家屋の炊事場での料理のシーンや、海の近くの街の雰囲気とか。 " + }, + { + "date": "2015-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良い時間を、頂きました。\n 流れる時間が、ゆったり、派手なことなく、時間をかけ、作られた映像が、、心地よい。細かなアングルまで、しっかり練り込んで作られた作品。ベテラン女優に、かわいい広瀬すず。この映画は、すず映画です。 " + }, + { + "date": "2015-07-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心に残る映像\n 美しい風景の取り方、四人の姉妹の優しい語り、家族とは、を考えさせる脚本、是枝ワールドです。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽で言えばイージーリスニング\n 良く言えば、気軽に見られる、悪く言えば、映画と呼ぶには薄口過ぎる映像カタログ集でした。感情の襞を表現できる映像表現や脚本に乏しく、とても物足りない印象です。主役4人は美しく、綾瀬さん、長澤さんの演技も見ものですが、以外にも夏帆さんのナチュラルな表現が良かった。でも、所詮、この四人を映像に残したかっただけの、志の今ひとつな映画でした。とりわけ、今年度ベスト1級の『きみはいい子』を観た後だけに、同じ映画とか呼んで欲しくないくらいの、薄口さを感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4姉妹(^O^)/\n 今日、念願だった海街diaryを観てきました〜(>_<)!実は、私は4姉妹で家も撮影のロケ地にとても近い鵠沼に住んでます。なので、前から4姉妹みんなで観に行こうと話していてやっと願いが叶いました!映画では四女が腹違いということで少し違うのですが、4姉妹ならではの会話や様々な性格などすごく共感できることがありました。すごくほっこりとしてとても良かったです!映画観に行く前に海岸に寄って行って、ポスターに似せた写真を撮ったりもして、楽しい時間を過ごさせてもらいました♡ " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "静かに染み入る映画\n 鎌倉という言うこれ以上無い舞台の中、四姉妹と周囲の人々の織りなす人生の営みに、いとおしさを感じながら味わった二時間弱。身内の死や、鎌倉を一緒に良く歩いたパートナーとの離別がこの半年一気に来ていたせいか、感じ入ってしまった。映画的には少しエピソードを詰め込み気味で、浸りたいシーンがさらっとしていたり、回収されてないエピソードが若干あったと思う。ただ原作漫画数話分しか見ていない自分でも、恐らく世界観は十分反映されていたと思う。キャストも豪華だが、抑制の効いた演出で、四姉妹の魅力が際立っていたとおもう。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4人姉妹の女優が素晴らしい\n 父が死んだ時に感じた事は、人生とはA地点からB地点への移動だという感覚でした。この映画を見て、移動はテークオーバーゾーンがあるんだ、と思いました。直接的に父を知らなくても、父に関わった人が伝えてくれる、その人が魅力的な人なら、魅力的でなくても一生懸命生きた人なら必ず周りにいる人がその人の事を残された人に伝えてくれる、そんな事を強く示唆してくれる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼの\n 四姉妹のやりとりがとても日常的で、それぞれの個性がでていて面白かった。長澤まさみさんの美脚がすごく印象に残っている。ドキドキハラハラはない分、物足りなさを感じないわけではないが、姉妹のやりとりがとても微笑ましく、なごむ映画だった。何げに俳優陣が豪華だし、魅力ある方ばかりだった。堤真一さん、素敵です。 " + }, + { + "date": "2015-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "しみじみ\n 吉田秋生の原作とは知らずに観ました。映画を終えてから漫画を読みたくなりました。描写が違うだろうなと思います。 " + }, + { + "date": "2015-07-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "しみじみといい映画でした。\n 見終えた後に、しばらく余韻に浸りたくなるような良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "きれいな映像だけどちょっと物足りない\n 鎌倉を舞台に四季折々の景色や、レトロな木造住宅や、ゆかたなどちょっと前の日本を彷彿させる画像と、きれいな女優4名できれいにできている映像で、ほのぼのとした映画です。でも、各人物の心の中の悩みや葛藤の発露の描写や人物間の正面からの相克、衝突(conflicts)が弱くて、姉さんが達が親切すぎで、感情移入がしずらく、ちょっとものたりなかったです。 " + }, + { + "date": "2015-07-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良いんだよ、でも何か違和感。\n 雰囲気が好き、だし是枝監督らしいけど…な一本。結論としてポッキー以来の「四姉妹」か…「鎌倉」のPVか?コりゃ?やり過ぎだろう?と思うくらいのキャスティング(長澤まさみ氏がシワシワで、次女に見えないよ)だけれども、その演技に不安も無く。これぞ是枝監督にしか撮れない作品、そして雰囲気なのに…表面をなぞるばかりでメッセージ性が皆無なのが1番驚いた。鎌倉と四姉妹さえ揃えれば、誰が撮ってもそれなりに仕上がってしまうのではないだろうか。今の日本に作家監督の住処は無いのか…と思ってしまう作品。 " + }, + { + "date": "2015-07-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "描写の薄さに共感できず・・・\n  作中繰り返される「アレ」という曖昧表現の単語は、ハイコンテクストな「察し合おう」文化の象徴だと思う。 今作はその描写力の薄さそのものがその「察し合う」ことを体現しているようで、つまり終始「あえて詳しくは描かないけど、この子達は大変なんです、まあ察してよ」という語り口で、他人に共感出来ない想像力乏しい現代人たる僕は退屈でした。 辛いならその辛いことを詳しく教えてほしい、悲しいならその悲しさを共有させてほしい、という歯がゆさに苛まれつづけました。 ただ、夏帆はやっぱり美人じゃない(設定の)役をやると可愛い。 " + }, + { + "date": "2015-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美人4姉妹\n 鎌倉のさわやかな感じがよかったです!様々な葛藤があって、生きるって大変だなって思いました。 " + }, + { + "date": "2015-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "時間を共に過ごす大切さを感じる作品。\n 特筆すべきは物語を織り成す四姉妹の自然さ。長女の幸を演じる綾瀬はるか。次女の佳乃を演じる長澤まさみ。三女の千佳を演じる夏帆。そして腹違いの四女のすずを演じる広瀬すず。軸となる四姉妹の言動や仕草が不自然な程に自然。連綿と続く日常の部分部分を切り取ったような自然さに息を呑みました。脇を固める役者陣も総じて巧く違和感を覚える場面が極端に少ない印象を受けました。また映像の配置/切り取り方も心地良かった。派手で奇抜な事は殆ど起きませんが。場面場面で其々の人物に共感して胸を打たれる。登場人物の演技だけではなく画面全体の情報で素直にその気持ちに。その監督の手腕に痺れました。時間経過の演出も良かった。文字情報で時間経過を知らせず、場面の切替と共に時間が経過している。分かり易い見た目上の変化、直ぐには察知できない関係性の変化。視覚的な情報で時間の経過を知り、彼女等の会話で関係性の変化を知る。情報量の多い画面から、自身で変化を見つける喜びがありました。時間を共に過ごす大切さを感じる本作。描かれる四姉妹が非常に魅力的。女性的な魅力の表現が豊か、かつ上品。特に四女のすずは溢れる若さも追加され非常に良かったです。自転車二人乗りの際の鼻から顎、そして浅い胸元を斜めから映した映像は印象的でした。静かな雰囲気から想起される印象を良い意味で裏切られる作品だと思います。オススメです。 " + }, + { + "date": "2015-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あったかい話\n キャスティングがすごく良くて、観ていて違和感がない。4姉妹のやり取りに和んだ(´ー`) " + }, + { + "date": "2015-07-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "45点\n 感情の起伏が思ったよりなくて、残念だ。もっと親と子供の気持ちをぶつけ合って人間の感情を幅広く見せて欲しかった。姉妹達の恋愛事情も少しばかり入っていて面白かったし、それでそれぞれの個性や性格も分かった。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画、好きだわー。 空気感とか、湿度とか、とても居心地が良い。...\n この映画、好きだわー。空気感とか、湿度とか、とても居心地が良い。疲れたときに、ぼーっと眺めたい映画です。(欲を言えば、オクトパスの人間関係をもうちょっと描いて欲しかったな。)『めがね』『かもめ食堂』『ハチミツとクローバー』に仲間入りしそうな予感。そして。エンドロールで音楽が菅野よう子であることを知る。…納得。素敵な映画には素敵な音楽がついているものです。『キツツキと雨』で知ったomu-toneも、雨の日にはとても心地良い。あー。映画って、やっぱり良いねぇ。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 姉妹っていいな〜って思えた映画でした。鎌倉には親戚のおじさんおばさんが住んでいるので見覚えのある景色が多く、鎌倉の素敵な場所にも、癒されました。ここ最近の映画で一番、リアルで違和感のない映画でした。ほっこりして、姉妹の絆を改めて感じました。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "「で?」という気分は残る\n 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずって出てたら、観てるだけで楽しいね。特に色んな組み合わせでやる一対一のシーンが楽しかった。「こんな綺麗な娘ばかり産まれるなら、お父さんもうちょっと産ませてくれても良かったのに」と思ったね。あと「こんな綺麗な遺伝子はどこから?」と思ったけど、お母さんが大竹しのぶだから、まあ、そうかと。逆光のシーンとか、ときどき綺麗なシーンがあってハッとしたなあ。話はね、特別なことは起きないの。その濃淡のない話で、観たあと何かを残すには、もう少し深みがないと駄目なのかなあと思った。原作の漫画の限界なのか、そこから起こした脚本の限界なのか。観終わって「是枝監督なにやりたかったんだろ。こんなに役者集めて」とか、「これカンヌに持ってくのは無理あるんじゃ」とか思ったね。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 絵もストーリーもきれいで感動しました。みてよかった。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "丁寧な暮らしぶりと、素敵な人々に引き込まれる\n 4人の送る丁寧な生活は、とても豊か。お金が豊かということではなく、その暮らしぶりが。また、4人の生活をとても身近に感じた。それはまるで、もう一人の自分が4人と一緒に生活しているかのような近さ。映像に関しては、構図も色味も美しい。登場人物の性格も素敵。(私はちかちゃんがすき。こんなふうに自由な心で暮らせたらと思う。)観ているこちらに感情の負担が少なそうな映画が観たくてこの作品を選んだ。正解だった。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心地よい時間でした。\n ストーリーの展開としては、大きな山や谷があるわけでなく、日常的な時間の流れで落ち着いて観ることができた。4姉妹の複雑な関係も安心して観ることができ、心地よい時間が過ごせた。久々にもう少し見てたいと思えた映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝作品らしくほのぼのとした雰囲気の映画。何かすごい事件が起こるわ...\n 是枝作品らしくほのぼのとした雰囲気の映画。何かすごい事件が起こるわけでもなく、淡々と進んで行く。それが心地よい感じがする作品。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉にならない\n あまり心に響かないというレヴューもありますが、私の観た回は7〜8割座席が埋まり、上映中もすすり泣く声があちこちで聞こえてました。もちろん私を含めてです。素晴らしい作品です。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "綺麗\n 街が…きれい。海が…綺麗。人が…きれい。想いが…綺麗な映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作。四姉妹の四季彩る幸せの1ページ。\n スクリーンに数々の四姉妹のシーンが映し出される・・・、まるで四季彩るアルバムのように。なんてナチュラル感漂う映画なのだろう。人物だけではない、セリフ、言い方ややり取り等の演出、街の風景まで、至るところ、自然な日常に溢れ、違和感を感じることがなかったと言っていいのではないだろうか。映画を鑑賞している感覚ではなく、見守っていたと思う。まるで、幼いころから知っている親戚の叔父さんか従兄のお兄さんのような、そんな目線、気分になっていた。この映画には過去の写真を含め、回送シーンなど一切ない。身内の気分にさせられているくらいだ、セリフ、表情、雰囲気で十分自然に伝わる、それが、わざとらしい説明セリフになっていない所が素晴らしい!出番は少ないが、リリー・フランキーが、物語の終盤、食堂のおばちゃんの葬式の帰り際にすずに言うセリフが印象に残る。「お父さんのことを話したくなったら、こそっとおいで」痺れた。私自身、ずっとこんな思いで鑑賞していたかのようなセリフに、目頭が熱くなってしまっていた。そして、明るく答えるすずに微笑ましく安堵感。身内気分になってしまって、時間は、完全に忘れさせられた。映画鑑賞で、こんな幸せなことはない。 " + }, + { + "date": "2015-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹愛ってイイ。\n 涼やかな風景に魅了された。綾瀬はるかは、役にぴったり。長澤まさみはスタイルいいな~。夏帆は役を良く勉強したと思った。ずずさんは、まだまだだけど美人です。温かい人たち。でも人間って複雑よって感じは前作と似てるかも。親子愛の次に、姉妹愛ときましたね、監督。次は、何愛を? " + }, + { + "date": "2015-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "美しい日本の映画\n ただただ美しい。キャストも背景もストーリーも。素晴らしい作品だと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "◎\n やっぱりキレイ4姉妹が美しかった。是枝さんの作品は時の流れはゆっくりなのに退屈しないから、不思議だな、すごいなって思う。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "綺麗でした\n 綾瀬さんと長澤さんが綺麗でウットリ観てました。原作が漫画だと知らなかったのですが、昔読んでいた作家さんで何となく納得出来ました。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実在感\n とにかく4姉妹の実在感がすごい。最初にこの4人が姉妹役をやると聞いたときは、こんなに美人が集まったら違和感あるだろ。と思ったが、そんなことなかった。4人それぞれのキャラクターが自然な会話の中で示されていくあたり、うまいなぁと思った。会話の内容、作る料理、着てる服、すずのサッカーのうまさ等々、細かいディテールのこだわりがいかに大事か思い知らされた。上映時間約2時間で「diary」というタイトル通り日常描写がほとんどだが、エンドロールが流れてきたとき、えっ!もう終わり!?と思った。8時間ぐらいあっても余裕で観られる。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり系\n 良かったけど、眠たくなった。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普段の生活の中にもそれぞれの人生が!\n 穏やかな普段の生活営む中にちょっとした変化があった時、どう受け止めて対処していくか!?自分ではどうしょうもない過去の事実をどう受け入れてるか!また、人生の分岐点に差し掛かった時、自分で納得して決めて行けるか?4人姉妹の穏やかそうにみえる今の生活にも様々な分岐点を通過して今にいたってるんだなぁと感じます。最後まで見えない父親を娘たちの想像から醸し出す演出も素晴らしい。自分も一人の父親の立場として娘からはどう思われてるのか?そしてやがて来るであろう娘たちのと分岐点を自分はどう受け止め、納得し進められるか?とても考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "綾瀬はるかの演技力\n 久しぶりに邦画で面白いなと思えた映画でした!そこまでがっつり感動ではなかったですが奥の深く、姉妹4人の暮らしを描いている心温まる良い映画でした、個人的にですが綾瀬はるかと樹木希林の会話シーンで綾瀬はるかの演技力の上手さが際立ちました!!全体通して綾瀬はるか凄いと思いました(^_^;) " + }, + { + "date": "2015-06-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ホッコリする\n 物凄くホッコリする映画でした。「とても感動する」などという作品ではありませんでしたが、心が温まります。四姉妹の日常の生活をここまで丁寧に描くと、本当の姉妹のように思え、一人一人に注目できます。 一年間を共に過ごしているような、いないような。観賞後、そんな気持ちになりました。また、四人の演技が自然で素晴らしい。広瀬すず演じる「すず」が、初めはどこか固くてもだんだんと馴染んでいくところなどの変化も季節ごとにまた変わっていき、演出と構成の素晴らしさを感じます。世界で注目を受けるほどのことだけあり、なかなかの作品でした。監督の次回作も気になります。 " + }, + { + "date": "2015-06-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "美人姉妹カレンダー日本代表\n 素晴らしかった。キャストが豪華とかいってる場合でなくて、やはりこれだけのものをつくれるのは素晴らしい。生活の営みを丹念に描くと、やはり普遍的で、深く共感できる。ことごとく生活の細部で感動。中でも広瀬すずの素晴らしさ。あのドリブル姿よ!なんという抜群のタイミングで抜群の姉妹が形成されたことか。感謝。 " + }, + { + "date": "2015-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "(´-`).。oO\n 父親が見たいということで一緒に鑑賞。結局何が伝えたかったの…??映画ぎ伝えたいメッセージがよく分かりませんでした長澤まさみが可愛かった♡ " + }, + { + "date": "2015-06-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉、そして女たち\n 鎌倉の海。山形まで逃げ込んだ父とその愛人と娘。その父の写真もなにも一切出てこない。その妻は大竹しのぶさん。14年間の不在。母も出ていった。古い一軒家。それを守る長女。看護師をしているが、あるいはそれがゆえに彼女も不倫をしてしまっている。妹たちには秘密だ。次女は地元の銀行員だが、快活奔放な性格で酒と男が好き。三女は釣り好きでもと山男のスポーツ用品店の店長とできている。彼女たちを昔から知る食堂海猫の女主人。平和な生活の中に死の影があり、また愛憎があり。鎌倉ののどかな風景がすべてを包む。花火は心の中で開く。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "物足りない\n ゆっくりとした時間の中でゆっくりと過ぎてゆく、そこが心地よいのだろう。だけど、とてつもなく退屈な時間でもあった。様々な問題を抱えながらっていうことなんだけど、すべて水溜りの上を飛び越えて、濡れないように進んでいるだけの、端折った展開に残念な思い。誰にも感情移入できず。言いたいことはわかるんだけど、そんなことじゃないんだよなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "死と男女の確執の物語を巧みに描く秀作\n 映画は、三人姉妹と異母妹が暮らす日常の物語を淡々と描いていきます。大きなうねりはないが、小さな漣(さざなみ)は常に立っては消えていく、そんな物語。よくも(よくぞ)こんな物語を上手く魅せることができるもんだ、ひとつひとつのエピソードがすんなり心に入ってきました。そのための隠れた工夫を、脚本・編集も兼ねた是枝裕和監督が積み上げていきます。淡々とした日常であるが、常に死の影がつきまとっている。冒頭で示される父親の死、父の出奔の原因となった2番目の妻の死、三姉妹を育てた祖父母の死、そして、姉妹が世話になる食堂の女主人の母親と女主人自身の死。さらには、幸は物語の後半で、週末ケア病棟の配置転換となる。そしてまた、淡々とした日常であるが、男女・親子・肉親の確執が常につきまとっている。親子・肉親の確執としては、三姉妹と亡き父、三姉妹と家庭を放棄した母、すずと父親、食堂の女主人と弟。男女の確執は、姉妹の父と母親たちはもちろん、幸と妻子ある小児科医・和也、佳乃と若い彼氏。そして、確執までは至らないが、関係が芽生え(てい)るものとしては、佳乃と信用金庫の課長、すずと同い年の風太。字面で書くと、大変な死と確執のオンパレードだ。そんな暗い面を、映画は生命の力でもって朗らかに蹴散らしていく。生命の力、それは食べるシーン。とにかく、冒頭からよく食べる。三姉妹のごはんと味噌汁とお惣菜の朝食、父の葬儀に向かう佳乃と千佳が電車内で食べる駅弁、すずが越してきた後のお蕎麦、そのほか、食堂でのアジフライの類、おはぎ、アイスクリーム、梨、ポテトサラダ、シーフードカレーに、おばあちゃんがつくってくれたチクワカレー。台所の床下に保存した過去何年か分の梅酒。家庭の物語(ホームドラマ)の基本は、食卓を囲むシーンだと改めて思い知らされる。そして、人生の漣(大波もか)にぶつかったとき、食べてだれもが元気を取り戻す。食堂の女主人の余命が短いことを知ったときの佳乃と信用金庫の課長の何気ないシーンですら、ふたりは缶コーヒーを飲んで、力を取り戻す、と徹底している。それから、是枝監督は、姉妹が暮らす世界に、もうひとつ魔法をかける演出をしている。それは、話題にはのぼるが、画面に登場しない人物(写真一葉すらも登場しない登場人物)を多数用いている。物語の陰の主役ともいうべき姉妹の父、すずの母、姉妹の祖父母、食堂の女主人の弟、小児科医・和也の病弱な妻。さらに、幸の部下で、仕事が雑と思われていた荒井さん(実は、終末ケアが非常に丁寧)。姉妹の父や祖父母などは写真が登場してもよさそうだが、そんなこともない。(この写真一葉登場しないのは、エピローグの食堂の女主人の遺影が出てこないことでも徹底している)見せないことで、姉妹が暮らす狭い世界を、広くみせようとする演出なのだろう。このように簡潔に、見せない・説明しない(過去の回想シーンなど一度も用いない)ことで、映画の、物語の推進力を高めていく演出は見事である。この簡潔性は、冒頭の父親の葬儀のシーン、会葬者への挨拶をだれがするかという会話でも端的に示されている。幸と父の後妻(すずの養母)とすずとのシーンで、すずの置かれている・居場所ののない立場がわかるし、この映画が、親子の物語であるとともに、おとなの男女もの物語であることが判る。葬式と鎌倉の風景によく似た鰍沢の風景ではじまった物語は、鰍沢によく似た鎌倉の風景と葬式で閉じる。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹愛\n 四人姉妹ってのも良いもんですね。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しさがじんわりと伝わってくる\n ダイアリーとタイトルにあるように日記的に淡々としている。しかし人々の優しさが積み重なり感動がじわりじわりと染み入る、そんな映画だ。いたずらに感動を謳いあげる昨今の邦画界においては数少ないタイプの映画だ。それは、こういう作風が非常にデリケートで丁寧さ誠実さが必要で、そういった演出ができる監督が少ないからかもしれない。4姉妹の日常描写が実にイイ。久しぶりに合う親戚や親との距離感。心のわだかまりがほどけていく感覚。(映画的に誇張されていない)日常をこんなに観せてくれる映画はそうは出会えない。キャスト全員が良かった。4姉妹はもちろん、脇役に至るまで誠実さともいえる描写が素晴らしい。興行成績とかそんなことはどうでもよろしい。こんな素晴らしい映画が作られたことに拍手を送りたい。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが是枝監督\n 景色、人、全て美しい。さすがです。長澤まさみ良かった。四姉妹の配役もいい。周りの人たちも、雰囲気に合ってる。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "4姉妹の絆\n 家族愛っていうか4姉妹の愛情っていうのを感じられた映画でした。私の親類にも3姉妹がいまして田舎に帰省すると羨ましく思いました。4姉妹っていうのもイイですね。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心地よい余韻。\n 1年かけて撮影しただけあって、季節も街も、いい距離感で物語に寄り添ってる。作り物な感じがひとつもない。ごくごく自然に、鎌倉の片隅に、ほんとうにこんな姉妹が住んでる気がした。入れ替わり立ち替わり、出てくる俳優がみんなうまいし、四姉妹はどこをとっても見目麗しく、最後までちっとも飽きませんでした。個人的には、是枝作品の中で一番好きです。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほっこりした気持ちになります\n のっけから長澤まさみがエロいっす。食べてばっかりの夏帆、つよがりの姉、綾瀬はるか。そして、すずちゃんと「まえだまえだ」の弟の感じが可愛くて、甘酸っぱい気持ちになります。姉妹・兄弟っていいなあ、家族って色々あるけどいいもんだって気持ちになる。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動しました。\n 配役も私好みで全く違和感なく観れました。長女と四女の葛藤を軸にした物語でしたが、次女、三女の存在も必要で、素敵な四姉妹で羨ましくなりました。話の内容としては、同じような境遇の方でないと共感は難しいかもしれませんが、鑑賞中引き込まれていきました。観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本当にあるべき姿。それを教えてくれる“家族”の物語。\n 【賛否両論チェック】賛:一緒に笑ったり泣いたり怒ったり、ぶつかり合っていく中で本当の家族になっていく姿が感動的。壊れてしまった親子の絆の修復も印象的。否:お話そのものはかなり単調で、BGMも少なめなので、興味がないと眠くなりそう。 最初は他人だったすずが、3人の情愛豊かな姉に囲まれて過ごすうちに、少しずつ家族の温かみを実感していく様子が、感動を誘います。ほんの数秒前まで大ゲンカをしていたのに、風呂場でカマドウマが出た瞬間に、相手に助けを求めたりするシーンなんか、「家族だなぁ・・・」と、思わず微笑んでしまいます(笑)。 しかしそれと同時に、“腹違い”という自分の存在が周りを傷つけているという罪悪感に、すずが1人苦しんでしまう姿にも、胸が痛むものがあります。そんなすずの葛藤を知り、それでもなお彼女を温かく抱きしめる幸の優しさにも、また泣けてしまいます(笑)。 物語の雰囲気そのものはかなり静かに進むので、人生の機微を知っている大人の方向けの作品といえそうです。 " + }, + { + "date": "2015-06-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日常の描写が素晴らしい。姉妹各人の心と表情も。\n 自然、景色、日常のやり取り、どれも素晴らしかった。ほのぼのしました。 " + }, + { + "date": "2015-06-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹の愛情\n 姉妹の絆が…こう言う面倒臭い家族って、良いなぁ〜でも、いつかどこかに必ずお互いを思いやる気持ちがあって、それは血の繋がった家族であることの証。すずとの出会いで、より一層深まるその絆に感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉!!\n 良かったです!期待してなかったので、余計に感動しました!!しかし、なんか言葉で良さが伝えられない、、、なんなんだろうな、でも、4姉妹みんな素敵でした。脇役も豪華で、何より鎌倉が素敵過ぎて、鎌倉に行きたい、いや、住みたい! " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 試写会に行かせて頂きました。誰も知らないや空気人形のような、美しいのに残酷な、独特の雰囲気が好きだったのですが、、、。内容が普通だけに普通の映画でした。ちょっとクセのあるものが好きな人は向かないです。ただ映像は相変わらず美しくて、大画面で映像だけ楽しむんだ!と思えば満足です。すずちゃんのスローの長いカットと長澤まさみの自然な老い(といったら失礼でしょうか)が特にきれいでした。あと役者がみんな有名すぎて、姉妹に見えない。親戚に見えない。そこが残念でした。もっと無名も出して発掘してくれたらいいのに。まあ大衆向け映画だから仕方ないのかな、、 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ホッとしました\n カンヌ映画祭に出品したと聞いてどんな作品なんだろうと思い観ました。四姉妹が、それぞれの魅力を出していて、話が続いていくにつれて感動してくる話でした。心があったまるような内容でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアル\n 淡々とシビアな内容で様々な問題が盛りだくさん。ひとつでも問題点として関わっていない人にとっては理解出来ないかもしれませんが離婚率が上がっている今、他人事とは言えないと感じます。兄弟も1人として同じ立場ではなく、親の責任も背負ってしまう。親の責任の重さと子供に罪はないと言うことを感じさせられました。 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "晴れ、時々、やっかいな、四姉妹\n まるで小津映画を観ているんじゃないか? と錯覚するほど、タッチが似ていますね。人物と室内、その時空間をスライスし、まるでスライドショーのように並べます。カットとカットのツナギには「動くこと」「アクション」の連続性が、敢えてないように、注意深く編集されています。このあたり、黒澤映画なら、一つのアクションを受けて、次のアクションがあり、それがまた第三のアクションにつながってゆく、という一連のダイナミックな「うねり」、映画文法があるのですが、それとは対極にある作品、と言ってもいいと思います。だから、パッと見は、そっけない、盛り上がりがない作品と思ってしまうかもしれない。また、やたらと、葬式のシーン、法事のシーンなど、辛気臭いシーンが多い作品でもあります。このお話の舞台は鎌倉。海辺の街に暮らす姉妹のお話。娘たちと別れ、再婚して、別の街に暮らしていた父親が亡くなります。その知らせを受けた三姉妹は、父親が移り住んだ山形へ向かいます。父親の葬儀の時、三姉妹は腹違いの妹、すず(広瀬すず)と出会いました。姉たちは、この末っ子が気に入りました。鎌倉の家で四姉妹として、一緒に暮らそうよ、ということになります。離婚して、姉妹たちを放り出し、家を出て行った母親(大竹しのぶ)は、わがまま勝手で、まるで子供のようです。久しぶりに、鎌倉の家で法事の席に現れたと思ったら「こんな古い家、もう売っちゃおうよ」などと唐突に言い始めます。それを聞いた長女、幸(綾瀬はるか)「母親らしいこともしたことがないくせに、何を言い出すの!」と怒りをあらわにします。看護師をしている自分が、今まで母親代わりで、この海辺の古い家を守り、そして妹たちを育ててきました。しっかり者の長女も、やはり一人の女性です。勤務先の医師、椎名(堤真一)と付き合っています。新しく姉妹に加わった「すず」は、この海辺の家に来た時、長女、幸につぶやいたことがあります。「ダメだよね、私のお母さん。奥さんがいる人を好きになるって……」長女、幸は交際相手の椎名が住む部屋に通っています。実は彼には別居中の奥さんがいる。もうすぐ別れるのかなぁ~。もうすでに自分が、事実上の奥さんであるかのように、振る舞ってしまう幸。そんな自分自身が、いいのか、悪いのか、よく分からない。ダメだよね。結婚している人を好きになるなんて。すずの漏らした言葉が胸を刺します。やがて幸は終末ケアの部署へ行って見る気はないか、と上司から打診されます。次女佳乃(長澤まさみ)は勤めている銀行の営業として、新たに外回りの仕事に配属されます。三女、千佳はマイペースで、姉妹の中で一番の変わり者。スポーツ洋品店に勤めています。父と別れたのは、彼女がまだ小さかった時。父との触れ合いを一番知らない千佳。ふと、末っ子のすずにたずねてみます。「おとうさんって、どんな人だった?」鎌倉の姉妹が小さな頃から馴染みにしている定食屋さん「海猫食堂」、それを切り盛りする店主のおばちゃん(風吹ジュン)は、病気のため、店を畳むことになりました。ここの名物「鯵フライ」の美味しさは誰が引き継ぐのか?丁寧に、何の関係もなく、ぱらり、ぱらりと、散りばめられてゆく、それぞれのエピソード。それらのなにげない伏線が、物語の終盤、全てが神の配剤のように結びついてきます。そして、ここにも出没してきたか!と思わせる、リリー・フランキーの気負わない自然体の存在感。今時、こんな小津映画を彷彿とさせる地味な演出手法。映画作品として、これは成り立つのかな? と心配するほどですが、それを補うのがキャスティングですね。是枝裕和監督作品では、これまで、監督にしか引き出せない、子役の自然な演技、演出術や、「そして父になる」では、福山雅治をキャスティングするなど、ある種、どの作品にも「飛び道具」あるいは「目玉商品」的な存在がありました。本作では今までの是枝作品の中で、最高に華やかな「飛び道具」「目玉商品」を取り揃えたと言えるでしょう。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、という、豪華で贅沢な女優陣が、一見地味なストーリーを華やかなスクリーンに変えてくれます。ラストシーン、海辺を歩く四姉妹。ワンシーンワンカットの美しいロングショットが印象的でありました。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かわいすぎる。\n もうかわいすぎる。別に内容を否定する意味じゃなく、何よりもう、ただ、もうただ、かわいすぎて、内容なんてなんでもいいってくらい。とにかくかわいい!長澤まさみが最強で、その喪服どこで売ってるんですか?と聞きたくなる。その笑い皺が可愛い。その声が可愛い。樹木希林のモノマネがかわいい。なにもかもがかわいい。広瀬すずも、噂通りの透明感。大竹しのぶの存在感ももう説得力。豪華キャスト。そこで加瀬亮⁉︎堤真一出てるんだ。風吹ジュンー。リリーフランキー。なんせ、もう、豪華で、きれいで、可愛くて。かわいすぎて、切ない。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングも素晴らしいけど、四季の映像が何より素晴らしい!夏帆...\n キャスティングも素晴らしいけど、四季の映像が何より素晴らしい!夏帆がとてもかわいかった! " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "静かな良さ\n 家族愛と日本美の静かな映画。とても穏やかになるいい映画です。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "四姉妹をよく演じれてる!!\n レビューがよかったので、見に行きました。それぞれの役者の演技がよく、こんな姉妹いそうと現実味があるところが面白かった。とくに長澤まさみと綾瀬はるかが目を引いた。見事長女、次女のキャラを演じてた。夏帆と広瀬すずもよかったです。面白い!!というよりは、じわじわと押し寄せるほのかな面白みを感じる映画でした。漫画からの映画化なので、さほど期待してませんでしたが、よかったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "何がなんだかわからない\n 一体全体どういう映画なんだ。美人4姉妹が海外の映画祭を意識した日本情緒たっぷりの世界でなんだか良い雰囲気な感じのあまーいハードルを越えるんだか、様子見してるんだかのお話し。予告編や番宣などで全く見る気がしなくて、ほんの少し空いた時間にスッポリと嵌った映画だったので軽い気持ちで見たのが間違いでした。これが難しいのが駄目な映画じゃないってところです。私的には全く良くないんだけど、構成や演出、撮影などの技術もちゃんとしてるし、人に勧めないかって言われるとこういうのを大好きな人も絶対いるしとハッキリとこうだと決めれない映画だなっていうのが感想でしょうか。あ、ひとつだけ独断で言うならば長澤まさみは良い女になった、これだけは譲れない感想ですね笑 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "空気感が素敵\n 原作の空気感そのものでとても良かった。邦画だからこそ出来る、日本人だからこそ解る私達の日常がそこかしこに出てくる映画です。改めて自分の母国が作る映画の意味を知った気がする。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあだった\n  美人であることを放棄したような夏帆ちゃんの肩の力が抜けた感じがよかった。仕事もそれほど繁盛してい無さそうなスポーツ店の店員で、一緒にいたらさぞ楽しいだろうなと思った。 しっかり仕事を頑張っている綾瀬はるかちゃんは理想的な人生を送っているようだが不倫で悩んでいる。映画では綾瀬はるかだから超いいけど、現実にいたら女性的な魅力に欠けるタイプなのだろうかと思った。 家族みんなで障子の修繕したり、梅をもいで梅酒を漬けるなど、ファンタジーを感じる。 不在の父が物語の中心に常にあった。どんな人物か気になったが、それほど語られなかった。 淡々としていてけっこう長く、途中で飽きてしまった。 " + }, + { + "date": "2015-06-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "半額で良かった\n 四姉妹のファン向けの映画。淡々と話は進み、淡々と終わる。カンヌ映画祭に出品したのが本気とは思えないが、PVと見たなら美しい!レディスデイで半額だったから腹は立たないが。 " + }, + { + "date": "2015-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "あと味サイコー!\n 私は映画で登場人物が魅力的に描かれている作品や風がリアルに感じられるような作品、そのどちらか1つがあるだけでも良い作品だなぁと思ってしまうのだが、本作はそのどちらも満たされており、私には堪らない一本になった。四姉妹が魅力的なのは言うまでもないが、鎌倉の空気や季節の風を感じさせてくれるのだからさすがだ。本作は日常生活のディテールまでしっかり描き、移り行く季節や時間を丁寧に積み重ね、その中で四姉妹がそれぞれに抱える悩みや葛藤、そして成長に至る(家族になる)までが本当に丁寧に描かれた素晴らしい作品だ。それぞれの心情を丁寧に紡いでいくからこそ、琴線に触れる静かだけど深い感動を呼ぶことが出来る。それは昨今良く見られるような泣かせるための映画とは大違いだ。泣かせる映画が観たい人にはそういった作品も必要なのだろうが、私が観たいものは結果として涙することはあっても、泣かせるために作られた映画ではない。登場人物の置かれた状況や心情に思いを巡らせ、自然と込み上げてくるものがある。そんな映画が好きだ。本作は観賞後、本当に良い映画を観たなぁという満足感を感じらる一本でした。この感じは『ネブラスカ ~ふたつの心をつなぐ旅~』を観た後の感じと同じだなと思っていたら、本作では是枝監督も小津安二郎を意識したと言うことなので、なるほど納得です。素晴らしい映画に感謝です! " + }, + { + "date": "2015-06-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もったいないなー\n ほんとにほんとにもったいないこれだけのキャストを揃えながら映画自体面白くはなかった、、、しんみりとした映画なのに内容に深みがないのが残念、、、場面展開が早いし、途切れ途切れだから見入ることができなかった。いやーこれはミス 反省をしていただきたい単純にいい話だけど " + }, + { + "date": "2015-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "リアル\n 寝転び方とか、スカートのシワとか、愛おしくなるリアルさがいっぱいでした。人物ひとりひとりが魅力的です。決して押し付けがましくないけれど、とても感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "兄弟欲しい。\n 個人的には、鑑賞直後のテンションが高くなってるわけではないけど、時が経つにつれ段々温まってきて、最終的に年の暮れの振り返りにはまず名前が挙がるようなタイプの作品となるであろう一本。非常に良かった。「男2人で観るもんじゃないだろう」と思いつつ足を運んだのですが、もうどうしても触れないわけにはいかないので言っちゃいますけど、男だけだからこそ盛り上がれる要素(主演4人、特に長澤まさみさんの豊満なアレ)が満載ですよ!!キャスティングはこれ意図的ですよね!?今年のアレ映画は『さよなら歌舞伎町』で決まりかと思っていましたが、対抗馬が現れましたね!!!!!すいません、いきなり最低な方向に話が逸れました。いくら是枝監督とはいえ「漫画原作」「売れっ子4人」といかにもメジャー映画的な布陣で、周りもやたら盛り上がってて、僕自身テンションはむしろ低かったのですが…こんな偏見吹っ飛んじゃいますね。特に、もう漫画原作映画ってだけで毛嫌いするのは本当やめようと。メタ的な見方をすれば、売れてからしばらく時間が経った実力派の3人を三姉妹に据え、そこに新星の広瀬すずをぶつけるというキャスティングが「腹違いの妹」という微妙な関係を描くのに一役買っているように思います。こういう風にリアルタイムで映画館で観る意義も担保されてるのも素晴らしいですね。そしてなんと言ってもロケーション。鎌倉という土地的資源を最大限利用しているとしか思えない美しい風景の数々に目が釘付け。キャストも合わせて、視覚的な充足感も味わえます。脚本で感心したのは、「本筋とは関係ないシーンで脇役の台詞にそれとなく作品のテーマを入れ込む」という作り。去年の吉田大八監督『紙の月』でもありましたが、こういうさりげないポイントが後から効いてくるんですよね。言うまでもなく小道具や仕草でキャラクターを描くという映画において基本的な要素は抜かりない上でですよ。Twitterでも言ったのですが、「家」とはいつでも帰れる自分の居場所であり、「家族」とは単なる血縁関係でなく、そういう場所を共有し合う共同体なのだと感じました。そこに血の繋がりは関係ないという、(監督本人も言ってますが)小津安二郎的なテーマですね。そのテーマを現代的にわかりやすくリファインし、且つスターキャスト4人による商業性も両立させた優れた作品だ…というのが僕の平板な感想です。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今から大切ね事\n アクション映画のように、ドキドキハラハラの場面とか、誰かが問題をおこして悪者になったりとかは、一切無く静かに進んで行きます。しかし、思いやり、姉妹愛、助け合い、とか、今皆んなが忘れかけてる事が、いっぱい入った映画だと思います。広瀬すずさんは、大女優の一歩の様に映りました。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "こんなほっとする日本映画もあってもいい\n 今、現代日本が抱える日常問題も映画内容に含み、うまく伝えていると思う。(これをカンヌ映画祭の外国人に理解しろというのは無理)逆に厳しく言えば、主要俳優陣の役柄設定に詰め込み過ぎた感がある。(4人姉妹&両親の似た所、行動など)【出演俳優 個人別の感想】・綾瀬はるか・・・大人なおねえさん。無難な役どころだった。・長澤まさみ・・・冒頭のシーンで「おいおい」と思ったが、見ているうちに、「演技うまくなったなぁ」と大人の女優らしさが出てきたと関心した。今後に期待。・夏帆・・・最近ドラマで弾けた役もあったが、昔の可愛い役柄に戻り、この映画ではすずちゃんが来るまで「末っ子」だった役柄を良く演じていたと思う。・広瀬すず・・・この子が一番びっくりした。某TV番組でSMAP香取慎吾が某ドラマで共演した際「初めて見たとき、キラキラしてた」と絶賛した意味が分かる気がした。この映画でもキラキラしてます。(特に前半)今後の女優業に期待します。・樹木希林・・・いなくても良かった。・大竹しのぶ・・・バラエティ番組でも見かける「何考えてるか分からない性格」を存分に生かし、映画に参加していたと思う。・リリーフランキー&風吹ジュン・・・・40&50代が共感出来る「大人の付き合い方」の表現をさらっと演出した所が良かった。起承転結の映画を希望なら見ない方が良い。四人姉妹が好きな方は見ても損は無いと思う。私は好きですよ。予告編も媚びず、映画内容そのままだったから映画料金は妥当だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "半端なく 良い\n 最近、昭和の雰囲気の映画が流行ってる?この映画の家もとっても良い。何といってもこの4姉妹が凄く良い。周りの人々も良い。そんななかで淡々と時間が流れていく・・・・事件もあるが、それも生活の一コマ美しい景色、人々の中で描かれた世界これはこれで凄く素晴らしい映画だと思います。何といっても、日本映画バンザイと言いたい感じですね。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人に優しくしなれる作品。\n 始まって5分で、もう好きって感じ‼︎是枝作品の中でも、好きな作品とそうで無い作品とあり、前作の『父になる』はあまり好きでは無かったけど…。この作品は始まる早々、フィルムの色もテンポも音楽も心地良く、俳優人の演技も端の端の人まで総ていい。鎌倉の落ち着いた空気感の中の綾瀬はるかは小津の女優さんの様だし、個人的には長澤まさみのハスッパ感がとても良く、二人の掛け合いはかなり笑えた!終始、目尻が下がり微笑ましい気持ちで鑑賞でき最後はホッコリと人に優しくしなれる作品です。好きな是枝作品。『幻の光』『誰も知らない』『歩いても歩いても』『海街diary』 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々とストーリーが流れていく\n 姉妹4人の日常と心の葛藤、家族の絆を描いた作品。最後まで淡々とストーリーが展開、静かな映画でした。個人的には綾瀬はるかさんと長澤まさみさんの演技が非常に楽しめました。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "だから何?的作品。\n 「海街diary」見ました。是枝裕和監督の前作「そして父になる」は本当に大好きだし傑作だと思っている当方、もちろん今作にも期待。原作は未見、あらすじも全く知らずの鑑賞。結論から言いますと、期待以上ではなかったが、一定の面白さもある。スゲー深い話を期待していたので物足りない。是枝裕和節が炸裂している本作、一番感じたのは終わりきる前に次のカットに移る編集。風吹ジュンとリリフラさんの花見でもしようか〜の下りも、長澤まさみと広瀬すずのマニキュア横浜行った時に買ったって下りも、余韻がないと言いますか。これがいいのか悪いのかはよく分からないけど、ズバッと切られてスゴく不思議な感覚でした。でもどちらかと言うと、もう少し表情とか仕草とか見たかったな〜と思う面も無いワケでははなかった。会話も仕草も自然な感じは相変わらず良かった。家ん中が女だらけだとこんな感じなのかな〜的に見てました。ただし、何個か入ってるセクシーショットみたいなのは断じていらないですよ。観客は別にそんなの求めてないですしね。一言ネタも満載でしたね。一番ツボに入ったのは、夏帆がカレー作りをしてて広瀬すずが洗濯物を干すところ。広瀬すずがブラジャーを手にとって「大きいな〜」って言います。この一言かなり深くはないですか?この一言にはいろんな意味が込められている気がして、是枝裕和監督の悪戯心も感じつつ感心した。鎌倉〜江ノ島の描写も嬉しい!僕は神奈川県民なので鎌倉江ノ島大好きです。海、山、生しらす、海岸へ降りる丸い石階段、鵠沼海岸駅前のセブンイレブンのチラ見せ。どれもファンには堪らないし、この街を語る上では欠かさない要素。特にセブンイレブンが映った時はガッツポーズをしてしまいましたね。あとは役者が全て素晴らしい。それこそ全員主役級と言っても差し支えない大物が広瀬すずの周りを囲っている。その中で堂々とやり切った広瀬すずには、将来間違いなく大物女優になるなという確信を得た。中盤かそこらの何回忌かのシーンで、長澤•綾瀬•夏帆•希林•風吹+広瀬すずがワンショットで収まる場面がある。その6ショットはもちろん豪華絢爛だけど、全く動じない広瀬すずの姿には驚愕した。間違いない女優。各ポジションにイイ男が配されてる点も。そのどれもが超が付くほどの贅沢使い。堤真一、加瀬亮、レキシ(イイ男)、鈴木亮平、リリフラさんの全員がかっこいいんだよね。是枝監督の過去作だと素人臭い子役が印象的だけど、今作はそれはありませんでしたね。恐らく、このストーリーをやるにはガッチリと役者を固めないと成立しないと考えたのでしょうか。今作の四姉妹が駆け出し女優で演じられたら、退屈で見ていられなかったと思います。女優周りだと夏帆さんは扱いが空気そのもので、あまりに不憫ですよね。二ノ宮さん葬式後の姉妹四人が海岸の所で歩き話をしてて夏帆が「わたしにも聞いてよ〜」っておどけるけど、これは夏帆さん自身の心情吐露とも取れる。せっかくしっかり者の長女と、イケイケな次女がいるんだから、その2人に引け目を感じてて途中で爆発みたいな設定にしても良かったはず。というかそのぐらいにしないと、全く彼女がいる意味がないように感じた。で、いろいろ良かった点を言ったけど、この映画の肝の部分は何も具体的な解決を見せてくれないのは残念すぎますよね。予告でもゴリ押ししてた「奥さんが居る人を好きになるなんて、お父さん良くないよね。」と「あなたたちの家族を壊した人の娘さんなんだからね。」の2つのセリフに関して。四人の娘がそれぞれ葛藤を抱えているのは分かるけど、どうやってそれを乗り越えて四姉妹として生きていくのかの理屈が抜けてますよね。要は、最初はよそよそしく同居→そして徐々に仲良くなり→そこからは何も起きずなんですよ。ラストも特にあがらないし。すべてを曖昧にしている。「そして父になる」のラストは、ある程度あの家族が向かう方向を示してくれてるから、こちらもそれを各自想像しながら余韻に浸れたけど、今作は「このまま普通にみんなで生活するのか〜」以上の事を受け取る事が出来ないワケですよ。画面に映る全ての人が異常なほどの良い人で、全く悪い人が出てこないという特異な作りの今作において、あのラストが限界かつベストなのかもしれないとも思うので複雑です。総じて、普通に面白くは見れた。普通に。普通というのは、もう一回見たいとか誰かに勧めたいとまでは思えないという事かな。ぶっちゃけ是枝作品=傑作みたいな風潮が世間的にあると感じるし、それが今作を高評価に導いたと思います。話のテーマや根底が深いだけで面白すぎてヤバいみたいな事はないです。 " + }, + { + "date": "2015-06-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "なんだかなー\n 家族の絆とかで泣けるかなーと期待していましたが泣けなかったです。唯一泣きそうになったところはすずちゃんと綾瀬さんが叫ぶシーンです。もう少し感動がほしかったです。盛り上がりに欠ける平凡な映画でした。でもキャストはとても役にあっていてよかったと思います。それに一つ一つのシーンはとてもよかったです。4姉妹が花火をしたり梅酒を作るシーン、すずちゃんと前田前田弟くんが2ケツで、桜の下を通るシーンがいいなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの人生の一コマ\n 姉妹が一緒に歩いている何気ない場面になんで涙が出るんだろう。登場人物それぞれが思いや悩みを抱えながら人と関わり、季節が過ぎていくとともに\"家族\"になっていく様子が繊細に描かれています。縁側で姉妹が笑い合い、くつろぐ情景も素晴らしいです。父親の裏切りにまだ乗り越えられていない母親、両親に嫌悪感を抱く姉と父親をあまり覚えていない妹。腹違いの妹はいませんが、原作と家庭環境が少し似ていて何度も泣いてしまいました(笑)今回妹と一緒にこの映画を観れた事も、父が残した宝物なのかと考えると、個人的に何か一つ吹っ切れたような気がしました。\"家族愛\"とはなにか、改めて考えるとこができて本当に良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あの家の縁側に座りたい。\n また、桜が見たくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作読んでから観ましょう\n 原作ファンなので楽しく観れました。原作知らない人は難しいかな~。ある意味、是枝作品の特徴?である各シーンのあいだにいわゆる間があるのですが、ここに吹き出しを作ってあげないと意味があまりにも解らないような気がしました。原作ファンの為の作品ですね。女性陣の4人は皆さん良かったです。長澤まさみが一番良かったかな~。樹木希林や大竹しのぶの演技も最高でした。それに比べて男性陣は全体的にミスキャストかな~。特に鎌信の係長は格好良くない方が良かったかな~。まあ、言いたい事はいろいろありますが全体的には良かったです。あくまでも原作ファンの意見ですが…。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "古き良き日本映画の香りがする\n 「映画とは国と国の垣根をなくすこと」とは淀川長治氏の言葉だ。ハリウッドナイズされた邦画が目立つ昨今、この「海街diary」は久々に古き良き日本映画の香りを世界へ届けてくれた気がして、嬉しくてならない。何よりも是枝監督の手腕には頭が下がる。今時こんなにもゆったりと時間を使い、その中でゆっくりと変化していく人の心情を描けた作品は少ないのではないだろうか。思えば、デビュー作「幻の光」でも時間と台詞の間の取り方に古風な日本映画の雰囲気を感じたが、今作ではそれがより現代の日本にマッチした形で描かれていく。そして、これこそが日本映画本来の魅力ではないかと、思い出させてくれる。しっかり者の長女、イケイケの次女、マイペースな三女に、自分の居場所を探す腹違いの妹・すず。4姉妹のキャラクターが個性的でありながらも、皆作品の中で輝いて映る。誰を物語の中心に据える訳でもない、そのバランスは絶妙なカルテットとなり、4姉妹の絆が溶け込んでいく様を丁寧に描いていく。梅の実が成る、桜が咲く、季節は巡る。静かに流れる時間の中で、いつしか姉妹は家族になる。映画に国境はない。だが、世界に見せたい美しい日本の姿がこの作品にはある。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日常に\n 淡々と、主人公たちの日常を移すことでその感情の変化・成長を描く。人間味溢れた作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつまでも観ていたくなる心地よさ\n 『海街diary』を鑑賞。カンヌ国際映画祭に出品された事でも話題の是枝裕和監督の最新作。長女幸(綾瀬はるか)と次女佳乃(長澤まさみ)、三女(夏帆)の3姉妹は、鎌倉の祖母が残した古家で生活していた。ある日、昔母親と離婚し家を出た父親が死に、腹違いの妹であるすず(広瀬すず)を引き取り4人での生活が始まった。海が見える街で繰り広げられる物語には大した起伏はない。diaryというだけあって、ごく普通の日常を描いた作品となっている。時には喧嘩もするが仲の良い3姉妹が突然4姉妹となる。しかも自分達を捨てて出て行った父親の娘である。迎え入れる側、迎えられる側双方に存在する気遣いや気まずさのようなものが丁寧に表現されており、広瀬すずの純粋無垢な雰囲気がより一層物語を際立たせている。そしてこの4姉妹の関係性が実に良い。仲は良いが、常に一定の距離感が保たれていて、決してお互い干渉はしない。誰にどんな男がいようと気にも留めないのだ。全体的に派手さは全くないが、悪人も登場せず暖かい気持ちになれる良作。鎌倉の四季折々の美しい景色と個性的で性格も(容姿も)全く違う4姉妹の日常はいつまでも観ていたくなるほど心地よい。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "海街diaryだもんね、題名の通り。四季を通して姉妹4人が過ごす日...\n 海街diaryだもんね、題名の通り。四季を通して姉妹4人が過ごす日常を刻んだような映画。とにかくみんな仕事や学業をこなす中で、色々な出来事が周りから降ってくる。恋であったり、死であったり。そんな出来事を通して時の流れが残酷だということから家族の絆まで描いた温かくて素敵な映画でした。すごく街の風景や音にも気を遣っていて、風鈴や蝉の鳴き声から古風な建物までとにかく洗練されていて、懐かしい感覚がした。良い意味で、日本らしい映画だなと感じた。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "静かだけど引き込まれる\n 人生の波風で揺れる、それぞれの気持ちが、鎌倉の海と山に溶けるように澄み切って流れ、あるいは波紋を作って行く。日常の時間なのに、引き込まれて行きます。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "美女日記。\n 美女四姉妹で、絵面的には二時間見れてしまう。ただ、山形という地名出しといて、山形ロケ全く無いのは詐欺。岩手か宮城? " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "広瀬すずを愛でる作品。\n diaryだから、時系列に沿って日常が描かれるのはまぁそうなんだろうけれど、あまりに静かに通り過ぎていってしまったなぁ、という思いが残るのみ。いや、4姉妹はいいなぁとか、風吹ジュン好きだなぁとか、そういうのはあるんだけれど、原作なぞった以上のものは何も提供していない。勿体無いなー、と私は思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "温かく爽やかな気持ちになる映画です。\n 些細な日常を描いているに、飽きることなくむしろどんどん引き込まれていきました。台詞や表情、食事や風景の描写などとても丁寧に繊細に作られています。日本の四季の移り変わりっていいなと改めて思わせてくれました。終わってほしくない、ずっと見ていたいと感じさせる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と鮮やかな非日常\n 静かで淡々とした映画だが、さすがカンヌコンペ作品!鎌倉や山形といった日本の風景も斬新でとにかくきれい。実力派俳優たちそれぞれが、力むことなく、その役を十二分に生きていた。特に豪華な女優陣。本当に演技が自然で素晴らしく、安心して見ていられるのがものすごく心地よかった。仏壇のある畳のある生活。当たり前のように交わされる姉妹の会話。かつての当たり前が消えつつある日本にとって、新鮮に映る彼女たちの日々の積み重ねが繰り広げられる。世界の人に見てもらいたい、静かな静かな佳作。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華女優陣が潰しあってない名作\n 洋画で感動される方にはお勧めしません。この作品のストーリーは、日本人の感性を持って、行間を読めないと、何を伝えたいのかわからないと思います。素晴らしい邦画です。女優さんのための。女優さんの力量の差があると思うのですが、男性俳優さん達の力量の差が目に付くのに対して、女優さん達は全く感じないんですよ。本当の姉妹にしか見えないし、親戚や同僚、近所のおばちゃんでしかないんです、名女優さん達なのに。四姉妹はもちろん、樹木希林さん、大竹しのぶさん、風吹じゅんさん、キムラ緑子さん・・・これだけの女優陣を揃えたら、どこかで潰し合ってもおかしくないのに、そんな嫌な感じは微塵も無いんです。スゴイことですよ。是枝監督って、女優さんの使い方が上手いんでしょうね。それだけでも名作だと思うんですが、インタビューで夏帆さんが仰られているように、とにかく食べてる映画です(笑)おいしそうだし、食欲そそられるし、元気になりますよ。減点は、影になるはずの男性俳優さんが目立つシーンがいくつかあったことが残念だったから。でも、夏帆さんのファンであること、広瀬すず・長澤まさみ両名が静岡出身であること、ストーリーの一部に自己投影したことを除いても、この作品は名作だと思います。(追記)先日、広瀬すずさんのバラエティー番組での発言が問題になりましたが、映画をご覧になった方は、銀幕の中の「すず」なら同じように言ったと感じたのではないでしょうか。まだ役に入り込んでいるのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくいい\n とっても幸せな気持ちでいっぱいになりました。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も観たくなりますねぇ\n 幸ねえさん、三人の妹を嫁にだすことも大切ですけど、自分の幸せも考えてくださいね。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すず\n まず、広瀬すず、半端なくかわいい。大画面で見るべき。あとは、ストーリー的に波がなく、あまり好きな感じではなかったが、この映画はなぜか微笑みながら、心温まる映画だった。そんな映画。これを見た後、鎌倉住みたくなるor行きたいw " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "「あるよ。いっぱいできた。」\n もう、はじめっから涙が出っぱなし。ひとつひとつの台詞、些細なしぐさ、ふとした視線、、、言葉以外に胸に秘めた思いが、じんじん画面から伝わってきた。そして、四姉妹の仲の良さに、悲しいくらいにやさしい気持ちになれる。初めての失恋の時にも似た、純粋で切ない誰かへのやさしい感情、とでもいうか。不実をしてしまっているからこそ自分に厳しく、他人にも厳しくしてしまうサチ。上司の誠実さにいつの間にか牽かれて(本人は気づいていない風だ)、仕事に向き合い出すヨシノ。ニュートラルな立ち位置が、かえって重心のように落ち着きを与えてくれるチカ。そしてなにより、痛々しげで健気な「宝物」のスズ。四人に関わる周りの人間の、人を思う心の表現も見事だった。自分の居場所が見つからずにいたスズが、三人のお姉ちゃんに包み込むように育てられ、最後の台詞を言う。その余韻で映画をしめるところなど、さすが是枝監督。抜群に最高の映画、という評価ではないが、ずっと忘れられない映画ではある。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "暖かい気持ち\n 日本の良き時代と鎌倉がシンクロして、優しい気持ちになりました。4人それぞれの生き方、家族のあり方、いろいろ考えました。日本映画、ここにあり(^O^)/ " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "期待し過ぎました\n 家族の絆の話だと聞いて本日鑑賞してきました。キャストは素晴らしく音楽も良かったですが、話の盛り上げに欠け、期待外れでした。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今夜はシーフードカレーにしよう\n しみじみと名作。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "品のある優しい作品\n 人間の清も濁も、併せ呑んだうえで、その美しさの描かれた作品だった。ほんとに品のある優しい作品だった。感情揺さぶられっぱなしでずっと泣きながら観ました。とにかく女優さんたちがみな凛としていて美しい。父親の記憶がほとんどないという3女(夏帆かわいい)だけが、いいかんじの彼氏にも恵まれていて天真爛漫に暮らしているようにみえた。長女と次女は彼氏がクソ。でも男には見きりつけて、仕事をがんばる。まっすぐに自分の脚で立っているようにみえる彼女たちも、自分の存在価値をめぐって心のうちでは葛藤していて、少しずつ、いろんなことがあって、自分はここにいていいんだ、この世に存在していいんだっていう手応えを得ていく。そんな姿が、潔く美しく見えた。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日記\n まさに日記的な内容で、もちろん完全な日常ではないのだけど、とてつもない出来事が起こる訳でもなく、淡々と話が進む。こんな美人姉妹はいないだろう?と、ツッコミを入れたくなるが、まあまあ良かったかも。キムラ緑子がどこに出ていたのか、わからす…。まさにカメレオン。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族の話、男女の話、仕事の話、ひとつひとつの些細なシーンが心に染み...\n 家族の話、男女の話、仕事の話、ひとつひとつの些細なシーンが心に染みました。映像も女優陣も美しく、浄化されるような映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "終わり方が微妙だったが 4人の愛が描けていてよかった\n 終わり方が微妙だったが4人の愛が描けていてよかった " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵な姉妹\n どこか本当に実在してそうな日常を切り取ったような作品。だからこそリアリティーがあって胸が締め付けられるような気持ちになった。でも悲しいこと暗いことだけじゃなくて、だんだんと3姉妹に馴染んでいくすずちゃんが微笑ましかったし、あまりにも自然で魅了された。というかすずちゃんだけでなく、本当に演技が皆さんリアルで素晴らしい役者さんばかりだな、と。綾瀬はるかさんなんて、普段のほんわかしてるイメージとは違い、ちゃんと厳しいけど優しいお姉ちゃんになってて、さすが女優さんって思った。複雑な様々な事情があるけど、4姉妹の絆や、その4姉妹を取り囲む人々のおかげで全体的に温かいほっこりするような印象。素敵な作品に巡り会えて今日はよく眠れそう! " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "久々に良作な邦画を観たような気がします。このような映画に出会えて嬉...\n 久々に良作な邦画を観たような気がします。このような映画に出会えて嬉しい。日常を描いているのに退屈しないのは演者の技量はもちろんのこと、ワンカットの程よい長さ、BGMの挿入部分に上手さがあるように思われました。カメラワークでは、周りの景色を中心に撮り、役者を中心からずらして配置することで見ている側を引き込むようにしています。鎌倉の海と緑、そして日本家屋の美しさがあるからこそ成り立つ表現なのだと思います。また、個人的には序盤のシーンで脚の組み方に各姉妹の個性が描写されていたのが印象的でした。自分の学生時代や田舎のことがなんだか不意に思い出され、家族や周りにいる人や今までの自分の人生そのものが意外とかけがえのないものだと思えました。過激な表現も、とっぴな設定も、必要ない。本当に久々に良い邦画を観ました。どうもありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大物女優が揃うと奇跡のような現象がおきる。\n 女性の感想が聞きたくて仕方がない。以前、呉美保監督が『そこのみにて光輝く』で綾野剛さんと菅田将暉さんの「男」を描いていたときに「うっそー、恥ずかしい」となったのを覚えています。やはり女性が見る「男の友情」という存在はこんなにも臭くて泥っぽいのか・・・男の俺でもそんな友達いなーい。とか思っていたけど・・・今回は真反対。男性が女を描く、しかも画面中女性だらけ!!大物だらけ!なにが素晴らしいって、世代を超えた女性がいっぱい画面中に溢れてくるんです。おばあちゃんの何回忌?だったか忘れましたが・・・喪服のまま和室に上がりこみ、樹希樹林が愚痴を言う。大竹しのぶと綾瀬はるかが喧嘩する。夏帆が止める・・・ああ、素晴らしい。広瀬すずが扇風機の前で全裸になる、綾瀬はるかが「こら!見られたらどうするの!」としかる。ああ、素晴らしい。僕だけか分りませんが、長澤まさみがずば抜けておりました。あの脂の乗った年代と、何をやってもうまくいかない愛すべきキャラクターを見事にものにした感じ。腹違いの妹を一緒に暮らす家族として迎え入れるところから物語が始まる。たくましく、か弱く、だけど生きていくパワーがみなぎっているこの四姉妹をぜひスクリーンで堪能してください。 " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n すご〜く、良かった!心が温かくなった。相変わらず何気ない日常を綺麗に撮るな〜と感動。役者たちの変わりゆく表情も絶妙でリアル。4人姉妹のこれからの生活が気になる。綾瀬はるかってどんな役でもこなせるんだな〜ぁ。ちゃんとお姉ちゃんだった。やっぱり兄弟っていいな〜と思ったし、両親にも感謝したい気持ちと、不思議と自分も家庭を築きたいなという気持ちが湧いた。皆におすすめしたい作品(*^^*) " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "嗚呼、日本映画\n 見てる最中にあーあ、日本映画だなぁ。日本映画っていいなぁ、と思った。それは何なんだろ?季節がしっかり描かれているからかなぁ。家族をテーマにしてるからだろか。この毎回の家族描写はすごいなぁと思う。あと、てんぷらを揚げる。坂道を登る。などのいつか見た是枝カットがあったけど、何か意味があるのだろうか。画も綺麗だし、女性達も綺麗。でも、自分とは何かが合わない、と思った。それは何なんだろう。 " + }, + { + "date": "2015-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "綺麗&かわいい٩(ˊᗜˋ*)و\n こんな姉妹が近所におったら、たまらんわ淡々と進む感じも好き。ただ、もっと深く見たいからドラマとかみたいに11話ぐらいで見れたらよかったかも。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督の傑作です!\n 是枝監督渾身の傑作だ! 末の妹役の広瀬すずが主演と言っていい難しい役柄を好演している。後半の4人での花火の場面から涙が止まらなくなった。淡々と進む日常を描きながらも、きめ細かな人物描写がされているので、登場人物のヒダと俳優陣の個性もキラキラ光っている。あまりバンせずフィックスな撮影手法はかつての小津監督を彷彿とさせる。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作ファンのオッサンです。\n 一巻が出た当時から買っていた原作ファンです。細かいことを言い出せばキリがないのですが、ほぼ理想的な実写化と思います。綾瀬はるかはシャチ姉としてはホンワカし過ぎじゃないかな?とは思ってましたが、映画を観る限り髪型がショートなら完璧ハマっていると思いました。何より、映画の鑑賞後に原作の読後感、清涼感と少しの切なさといった感じがよく出ていてこれが一番良かった。原作の独白を多用する形をとったら、説明過多になり過ぎてこうはならなかったと思います。あまりに美女揃いでオッサンには眼福ですが、男性監督が撮ったものなのでそのあたり女性はどう感じるのかな、と思ったこともあり、いろいろな世代や立場の人の感想を聞いてみたいなと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "余韻が残る映像\n 四季の鎌倉の映像に魅力を感じさせるカメラワークが素晴らしいです。そこを舞台に日常生活での四姉妹の絆が生まれ、人の死の無情に心に響く余韻を残します。風吹ジュンと広瀬すずが素敵です。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ありふれた日常だが飽きない\n ありふれた日常を淡々とたどってゆく、多くの邦画はダラダラダラダラして眠くなったり、飽きてくるのだが何故か飽きない。 やっぱり監督、脚本がいいのかな。 俳優陣も良いみんな良い。広瀬すずの透明感が期待以上。 ラストもあれで良い。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "じんわり。\n 原作のファンで、映画化が決定してからずっと楽しみにしてました。鑑賞前は長女役の綾瀬はるかちゃんは、好きな女優さんだけど、幸姉とはちょっと違うかな…って思っていましたが、全然そんなことなかった。むしろ幸姉役がぴったりで、素晴らしい役者だと改めて実感しました。他のキャストもぴったりで、よっちゃん、チカちゃんはもちろん、リリーさんとか風吹ジュンさん、樹木希林さんなどベテラン陣も流石の演技でした。何と言ってもすずちゃん!原作のすずちゃんのまま現れた感じ。お風呂上がりの下手するとセクシーになってしまいそうなシーンも、彼女の瑞々しさ、清潔さで、とっても可愛らしいシーンになっていました。他の役者さん達もですが、自然な演技はやっぱり是枝監督の演出ならではなのでしょう。すーっと心に自然にストーリーが入ってきて、淡々とした日常風景なのにあっという間の2時間でした。これを見た後は鎌倉に行きたくなりますね〜♫ " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "現在進行形の人生\n 「そして父になる」で、僕を泣かせてくれた是枝監督。その意識で見たのだが、期待に違わぬ名作だった。4姉妹を中心とした現在進行形の人生が静かに描かれていた。その4人だけでなく、その母親の人生も、食堂のおばちゃんの人生も、長女と不倫?関係の医師の人生も、次女の上司(元都市銀行員から、地方の銀行マンに)の人生も、言葉は少ないものの感じさせてくれた。そう是枝監督はすべて、等価値・等距離で描いていたのだ。それは神の視点?、いや、自然の視点だろう。美しい日本の大自然のもとにある現在進行形の人生。そんな風に思わせてくれる映画だった。なにか、小津監督の領域になってきた? " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ありがとう是枝監督。\n 映画を観終わって一番最初に思った。「何を伝えたいのか分からない」「大きな見せ場はどこだったんだろ?」でも、すぐにこういう考え方になってしまった自分を恥じた。よくよく考えれば“diary”じゃないか。それに、何も劇的な展開、派手なアクション、斬新な手法、ラストの衝撃を見せつけるのが映画なわけではない。ゆったりしていようとも映画は映画で、名画は名画。今まで観た映画でここまで「キャスティング」に唸ったことはない。四姉妹はもちろんのこと、それぞれに相対する男の配役。彼女らの親世代のキャスティングまでパーフェクト。個人的にはレキシをキャスティングしたのはスタッフの妙をまざまざと見せつけられた感じがする。とにかく良かった。是枝監督の舵の切り方が全部自分の行って欲しい方に行ってくれて嬉しかった。例えば、すずが転校する場面。教室のシーンや他の生徒が映るシーンで「これ、後々いじめとか嫌がらせみたいな方に行くのありがちだけどそうはなって欲しくないな〜。でも行くかなぁ。」と思って観ていたが特にそうなることはなかったし、そういう感じの分岐点が何個かあったが監督はそこに余計なドラマを展開することがなかったのでとてもスッキリであった。あと、何より「日本という国、そして日本の女性は美しい」このことを世界に伝えられだと思う。だから、またあの奇跡の四姉妹を見るために映画館へと足を運びたい。痺れた。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わたしは\n 綾瀬はるかと風吹ジュンが好き。もう2時間、もう一年ぶんの尺があってもわたしは観たい。いい映画です。隅々まで行き届いている演出と演技が素敵。 " + }, + { + "date": "2015-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "優しい記憶を呼び起こす映画\n 鎌倉が舞台だけど、観たらきっと誰もがふるさとをふっと思い起こすんじゃないかと思う。ふるさとがなくても、自分でも忘れていた懐かしい街とか。それは街の力であり、映画に流れる優しい空気であり、俳優陣の演技であり…いろんな魅力がそうさせるんだと思う。(私は庭での花火のシーンで、20年くらいも前の記憶がふわっと思い起こされて、動揺した)四姉妹は、きっと周りから見たら街で有名な美人姉妹、なんだろうけど、そういうフォーカスはなく、あくまで彼女達にとっての日常が描かれている。そして、それを切り取ったというよりは、その前後にもそれはずっと続いていくんだろう、と違和感なく思ってしまう。山場を目指して展開する話ではないからか、とにかく自然で、自然であることを追求しているんだと思うし、だからなのか、それぞれ不器用でも前向きな彼女達に、幸せを分けられるような感じ。退屈という人もいるのかもしれないけど、いい映画だと思う。あと、長澤まさみさんが素敵。全然ファンじゃなかったけど、好きになった。また観たい。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不思議な映画\n 日曜日、かなり満席で、客席は窮屈でした。しかし、どんどん映像に引き込まれていきました。特別なストーリーがある訳でもなく、映像とキャストに引き込まれ、心安らぐ映画でした。いつも、イライラしてる自分には、良薬でした。いい映画です。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "確かにdiary\n いい意味でかなり平坦な映画だったと思います。鎌倉の四季が美しく、そのなかで生きる人々のドラマですが、観ていてしみじみ日本っていいなあと感じました。4姉妹の生活が淡々と描かれていて、確かに日記のようだと思いました。久しぶりに役者の演技で楽しませてくれる映画を劇場で観た気がします。ただ、すずの苦悩をもう少し描いて欲しいと思いました。邦画の底力を見せてもらいました。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人と人の関係\n 是枝監督は、人と人の関係を描くのが本当に上手だなあと思います。適材適所な配役と、笑いも感動もある素敵な作品。全体を通して美しく繊細で、でも静かな確固たる強さ・しなやかさを感じました。まるで四姉妹そのものの様でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "心温まる映画☺︎\n とても良かったと思う。俳優人はみんな素晴らしい。鎌倉ののどかな風景は癒される、四姉妹のかけ合いは楽しい、全体的に綺麗な描写でとても良かった。特に大きな事件などが起こるわけでもなく、ただただ、本当の家族になっていくところをゆっくりゆっくり描いている様子。観る人によっては、退屈と思ってしまうかもしれないけど、ハラハラすることばかりではない毎日のそれでも悩みや小さな成長、愛をしっかり感じながら、人は生きていくのだと感じられた。私にはとても良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "梅酒と父親で繋がる4人姉妹の絆\n 最初から最後まで、緩やかなペースの是枝作品の中では、本作は好きな作品で す。 原作を全く知らないが、原作を上手く映画に転化出来たのではないだろうか。 季節感のメリハリ。四人姉妹のキャラの違いがはっきりしていてすっきりした作 品に仕上がっている。しかし、126分は長すぎます。最後のほうは、いつエン ドロールが出るのかと思いましたが、退屈はしていない。出演者が豪華だった。 大竹さんが出てきた時は、他の女優でもよいかなと思った。男性陣、加瀬さんも 堤さんは作品の波長に合っていた。堤さんの「前に出過ぎない役回り」は良く、 最後幸と海岸で別れる去り際の場面もすっきりしていて良かった。「桜のトンネ ル」は、なぜか岩井作品を彷彿とさせる。カメラ動きに菅野よう子氏の音楽が相 乗効果となっていて「気持ち良さ」が十分伝わってきた。綾瀬さんの役の幅が広 がったと感じた。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ずっと見ていたい\n なんなんでしょうか?ずっと見てられます♪ずっと幸せな気分です。たまにケンカもしますし、悲しくなったりもしますけど。でも、人生ってそんなもんですもんね。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "行間を楽しむ作品\n 私たちが日々過ごしている日常には、小さな幸せや不幸せ、葛藤、絆、愛、憎しみ・・・が入り混じっていて、そういった部分がとてもキレイに描かれていました。名台詞があったり、分かりやすいストーリー性であったりはしないですが、胸に突き刺さるものが多く、色々と考えさせてくれる作品です。「綾瀬はるか・長澤まさみ」の共演に惹かれて映画館に足を運びましたが、三女役の夏帆さんがとてもいい味を出していたと思います。その他の役者さんも映画の世界観に合っていて、贅沢な脇役ばかりでした。そして、舞台の鎌倉がとても美しかったです。大満足。映画館に足を運んで良かったです。DVDではなく、映画館で観たい映画。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良い邦画です!\n 洋画を好んで観る方ですが、良い邦画でした、変な暗いニュースが多い昨今、とても和むほがらかとした映画でした、古き良き日本というか今でもこのような人々、暮らし、絆がたくさんあってほしいと願うばかりです。キャストも最高に良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作から大好きな作品。原作のイメージを壊さない良い仕上がりでした。...\n 原作から大好きな作品。原作のイメージを壊さない良い仕上がりでした。鎌倉って憧れの土地だなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "劇場全体が、 落ちていました。\n コミック原作のようですが、未読で情報無しです。ただ広告屋としては、カンヌ国際映画祭で認められた是枝監督がコンペ出品ということで、見逃すわけにはいきません。漫画の映画化は話を短くする分、監督の主張が全てだと思っています。今回も、そこに期待しました。しかし、恐れていたことが...(笑)内容はすべての状況説明が置き去りにされて、あらすじをなぞっただけのドラマでした。作品は、淡々としてホントに退屈でした。よくありがちですが、登場人物やエピソードシーンがが多すぎて、個性も伏線の説明もできないまま、ずるずると流れていくカンジ。3姉妹の前にとつぜん腹違いの妹すずが現れて、だんだん仲良くなっていく。2時間以上を使って、ただそれだけです。真剣に生きている人のシズルや、上手くいくはずもない悲哀、人の温かさなどがきちんと描かれないまま。全篇に流れているのは、幸せすぎる上っ面な姉妹愛。subsub_r191_87088_2_largeすずの今までの気持ちも、親戚関係も、遺産のことも、触れぬまま突然鎌倉で暮らし始めるなんて、作品に入り込めません。登場人物の設定や脚本も残念で、一切感情移入ができませんでした。不倫された母の親は「不倫された自分が悪いんでしょ」なんて言うし姉たちは「すずを生んだ父親は優しいね...」なんか、ええっ?ってカンジです(笑)姉妹の両親の性格も、これまたよく分からない。かわいい娘3人を捨てて、そのまま何年もほっておけるものなのか。もう人として、おかしいです。その娘が不倫してるのも、なんか嫌でした。是枝監督はいったい、何がやりたかったのでしょう。ただ淡々と鎌倉の四季を描くことで小津調といわれるのもあんまりです。フジテレビに踊らされ、有名女優を起用してヒット作が欲しかったのかな。そんなスタンスで駄作を作ったら、漫画家さんに失礼では。ただこのような邦画でいつも救いなのは、美しい日本の風情です。田舎の自然に、鎌倉に、海に、和食に、日本家屋に、打ち上げ花火に、浴衣に、桜。広告出身のカメラマン、瀧本幹也さんの撮った日本美は世界に自慢できるほど、素敵でした。けどそれだけじゃ、カンヌは穫れません。パブリシティではカンヌで拍手喝采との都合の良い記事がばらまかれていますが、よほど酷い作品でないかぎり立ち上がって拍手するのは当たり前。現地の批評家たちの評価は、ほとんどがが5段階評価の1つ星という厳しい評価でした。けど綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさん姉妹をはじめキャストはよかったです。彼女達のファンは、楽しめると思います。満員の劇場で気がつけば、両隣の女性は熟睡。前のおじさんも落ちていました。ああ、俳優陣は素晴らしかったのに、もったいない時間だったな。今宵は久々に辛口過ぎて、ホントにすみません。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一人一人が魅力的で\n 会話もイキイキしてて、リアルで、心地よかったです。ずっと見ていたいと思いました。良質な作品です。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこりする映画\n 特にドラマチックな展開があるわけではないが、決して退屈ではなく、いつの間にか優しい目で見守っている、そんな映画です。是枝裕和、リリー・フランキー 繋がりで、「そして父になる」が思い出されました。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三姉妹と年の離れた妹の物語\n はじめは興味なかったけど、劇場の予告や映画.comを見ているうちに、気になりチェックしていました。観てよかったです。日本の映画の象徴です。退屈な展開に見えて、飽きさせない。話には人間模様や心の葛藤があり、景色も綺麗でスクリーンにくぎ付けでした。伏線もたくさんあり、目が離せませんでした。音楽も映画になじんでいました。話の展開に端折ったところがあり、このシーンの続きをもう少し見たいなぁと思いました。台詞の言い回しに「アレ」というのがよく出てきて想像を掻き立てました。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 鎌倉の街並みを感じながらみた。本当に大切なものってなんだろう?子孫を残すことの大切さを感じた。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そして姉妹になる\n 吉田秋生の原作が好きで、是枝監督が実写映画化すると聞いた時はそりゃあ小躍りしましたね。嬉しくて。こりゃ間違いないだろうと。期待を裏切らないだろうと。だから絶対観に行こうと。決めていたんですね。で、観に行って参りました。いっやあ素晴らしかったです。もう一度言っておきますね。いっやあ素晴らしかったです。原作の持ってる雰囲気をしっとりとね、しかもこんな軽やかに再現できるものなのかと。いやなんでしょうね、この空気感ね。原作を超えてるかもしれないという。んー、んー。あ、映像と漫画じゃ媒体違ってるし、目に映るもの、与える印象が変わるのは当然ちゃ当然ですね……う~ん、原作超えとはまた違うかな。「是枝裕和フィルターで通した海街diary」とでも表現すればいいのか。ま兎に角、心地が良すぎましたね。ずうっと観ていられるというか。あの、なんていうのかな。「映像美」とか「ゆったり流れる景色」とか「市井の人々」とか「大自然」とかね。そういう系統の映画だったらば、これより素晴らしい作品は一杯あるんですよ、別に。でも、そこの要素は必要ではあるんですけども、要するに、この映画を唯一無二にしてるのは、あの四姉妹なんです。あのキャスティング。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。この四人が集まったのはもう奇跡です。この瞬間、この時代でしか集えなかったんじゃないのかな、てぐらいにカッチリとはまってる。奇跡中の奇跡。目の保養、ていうと少しイヤらしいのかもしれないけども。スクリーンに映るのは美女ばかりな訳でしょ。しかもキャラクターとしてちゃんと動いてる。アイドル映画でもない。そして物語は現実的で辛辣で。なのに流れる場面はゆったりと心が落ち着く。この映画、ラストは四姉妹の後ろ姿で幕を閉じるんですけども、実は自分、そこまでは笑顔で観てたんですね。だけど鑑賞後、劇場を後にした途端に涙が突然流れて止らなくなったんです。これ、何なんだろうと。深い部分で、何か胸に突き刺さってんだろうなぁと思って。そういう体験が出来る映画なんです。またひとつ、宝物になったなあ。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "『けいおん!』 + 『6才のボクが、大人になるまで』 ÷2 = 『海街diary』?!?\n 「まったりとした女子だけの日常」アニヲタを野郎を興奮させた『けいおん!』を感じさせる。「日常は、過ぎ去るものじゃない。積み重なるんだ」あの奇跡の名作、『6才のボクが、大人になるまで』で思い知らされた。そして、この『海街diary』も、そんな作品。兎にも角にも、広瀬すずが、キラキラしていた。上の三姉妹、樹木希林、リリー・フランキー、堤真一などの脇役陣も強烈的。「自分を抑えめ」にした大竹しのぶも、素晴らしい。是枝裕和監督は、またしても愛おしい一本を作ってくれた。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n たまにはこんな映画もいいー。四姉妹がそれぞれに個性豊かで、一緒に暮らすことになったすずに影響を与え、与えられながらそれぞれに成長していく感じが良かった。ほっこりした気持ちになりました。そして、個人的には樹木希林の演技にも感服いたしました。いい味出してる。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "役者が揃いすぎです! 映画の内容もすごく姉妹愛が感じられて感動しました!\n 役者が揃いすぎです!映画の内容もすごく姉妹愛が感じられて感動しました! " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "穏やかな空気感\n 主役を張れる四人の女優さんが、それぞれいい演技を見せてくれた。中でも夏帆は良かった。独特の空気感が何とも言えないアクセントになっていた。こんな生活に憧れる…。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 気分が癒されました。すずちゃんがまたかわいい。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素敵な作品です\n そして姉妹になるどこかで聞いたことあるタイトルが似合ってます美しい4姉妹、綺麗な映像、ちょっと微笑ましくて、ちょっと泣けました是枝監督の真骨頂いい作品に出会えました " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "吉田秋生さんの世界だった♪\n 待望の公開。早速観に行った。結論から言うと、いい♪吉田秋生さんの世界だった♪そもそも是枝監督が、海街diary原作の第1作を読んだときに「これを他の人に映画化されたくない!」と思ったそうだから、監督自身の原作への思い入れとリスペクトは相当なもの。愚直と言っていいくらい、原作の世界を忠実に描き出そうとしている。もちろん、単行本にしてすでに6巻出版され、いまだ継続中の連作だから、わずか2時間かそこいらで描ける範囲には限りがある。軸は、第1作「蝉時雨のやむ頃」つまり、「すず」が鎌倉に引っ越してくるまで。そしてそれ以降、登場人物の数だけある物語のなかで、すずの物語を中心に、海猫食堂の幸子さんの話を加え、その他は基本的にカット。まあ当然のことで、文句を言う筋合いではない(言ってる人もいるけど)最初はどこにも自分の居場所がないと感じていた「すず」が「ここにいてもいいんだよ」と言われて居場所を見つける物語。縁先の庭の三姉妹の母が生まれた年に植えた樹齢55年の梅からつくる梅酒が、いろいろと象徴的。一見大きな事件は起こらないように見えるかもしれないが、人は死ぬ、あるいは死なないまでも、いつかは別れがくる、姉妹で仲よく喧嘩しながら祖父母以来の家に共同生活しているこの暮らしもいつまで続くか分からない、という薄氷の上で人生は送られてゆく、でもそれでも人は、笑おうとしながら、ともに生きる道を見出してゆく、そういう物語。映画化に関して言えば、長女の「シャチ姉」は、綾瀬はるかさんではちょっと柔らかすぎた気がする。すずも、「シャチ姉似」のキツい部分が、ちょっと描かれてなかった。その辺が、ちょいと残念。でもそれ以外は、まさに原作の世界が眼前に展開してした。ずっとその世界に浸っていたかった。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "きれい\n すずちゃんが桜並木を二人乗りの自転車で通るときの表情がとても美しくて惚れ惚れした。長澤まさみの手足が筋肉のちゃんとついた、でも細くしなやかで素敵だった。朝から観ても気持ちよく過ごせる、そんなやさしい映画だ。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "腹違いの妹を迎えた4姉妹の是枝監督らしい家族の物語。鎌倉の風景画に...\n 腹違いの妹を迎えた4姉妹の是枝監督らしい家族の物語。鎌倉の風景画になっていて、喪服姿に幸を重ねる泣ける映画だった。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何気ない景色が美しい\n 4姉妹を通して映し出される鎌倉の美しい景色が素敵でした。何気ない日常の風景が輝いて見える観た後は自分の住む街もいつもとは違って見えたり。4姉妹の所作のひとつひとつがナチュラルで美しく凛としていて本当に惹きつけられました。美しく温かい作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三丁目の夕日みたいに心温まる物語\n こんな家に住みたくなるような映画でした。物語は何か物足りない感じで終わりましたが、広瀬すず観れたので良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心地よい\n 広瀬すずがメチャメチャ可愛かった綺麗な女優陣を見るだけでも値打ち有るわ心癒される秀作でした " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "きちんと心に伝わる映画\n 原作があるものだから、原作ファンの方にとってみれば描ききれてないものもあって、納得いかない部分があるのかもしれないけど、約2時間という制約の中で色々詰め込んで描かれるからこそここまで成功したのだと思います。ドラマだと、見ようとは思わなかったかな。原作は読んでないけれど、すっと心に入ってくる物語だったし、すごく細かいところまで丁寧に描写されていて、それが鎌倉の街と合わさって、より綺麗な絵に仕上がってたなぁと思います。何かが起きる映画じゃないのに、退屈せず最後まで見れてしまう。多くは説明しないけど、しっかりと心に伝わる。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "落ち着く\n ゆったりとしていて、観ていて心が落ち着くような映画でした。でもまだ子供の自分には、少し難しかったかもしれません笑この作品が理解できるようになったら、大人になった証拠かな・・・笑 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良い作品にふれることは大事\n 漫画読んでいたから、どんなキャスティングになるのか楽しみにしていた。良い作品を素敵な女優さんたちが演じていて、映像のすばらしさを感じた。もちろん風景のすばらしさもちゃんと表現されているし。皆、自分の人生の中で悩む、人間関係もあるし。それでもちゃんと日々を生きていく。昔懐かしい生活をちゃんとしているのも良いね。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観入ってしまいました\n テレビのスペシャル番組で十分と一瞬過ぎりましたが…大画面の四姉妹になった遣り取りに完全に引き込まれました。綾瀬さんと長澤さんの言い合う場面、夏帆さんのホンワカした感じでの優しい話し方、すずちゃんは、最高です。あの三姉妹が居たから、すずちゃんが引き立ったんでしょうね。しかし、すずちゃんのサッカー場面には驚き。DVDやTV放映を待つ皆さん、是非とも映画館で。脇役に回った主役級の控えの演技も良かったです。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "綺麗な作品\n 日常を写してる。鎌倉に住む、4人の姉妹を。それだけ。ただそれだけの事なのに、その日常に引きつけられる。彼女たちを直向きに観察してしまう。そして、その気持ちに感情移入してしまう。広瀬すずが底なしに可愛かった。彼女の表情は、とても雄弁にその世界を語ってくれてた。長澤まさみは、美しくも危うげで、絶妙なバランス感覚を発揮してた。何か特別な事は起こらないのだが、人が人と関わり思いやる気持ちを想像してしまう。そして、それがとても美しく貴重なものに感じてしまう。是枝x吉田秋生のコラボに相乗効果でもあるかのように…他に類をみない美しさの作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "名作漫画が素敵な是枝映画になった\n 海街diaryを是枝裕和監督が映画化すると発表されてから、楽しみにしておりました。とても良かったと思います。吉田秋生の読者であり、海街diaryのみならず、地続きに位置する作品、ラヴァーズキスをも読み込んでいる者の感想です。(ラヴァーズキスは映画の冒頭でちらっと出てきたよっちゃんの彼氏の物語です。名作ですのでご興味を持たれたならば是非。20年前の作品なので古いですが。)あらすじは知ってますので、感情移入が先走り、演者より泣くのが早いという有様でした。漫画のほうも何回も読んで何回も泣いていますから、これは殆ど反射です。パブロフの犬的なあれです。最初の泣き所は山形でお気に入りの場所を案内している最中…よっちゃんが歩けてないあたりで、このあとすずちゃんにてっぺんでお礼ゆうんよねと思って泣けてきました。で、殆どずっと泣きっぱなしでした。ですがだから良かった、というわけではありません。原作はとても良い漫画ですが、漫画にありがちな欠点もあって、すずが中学生にしては喋りすぎるというか、大人びていすぎるし、挟まれるギャグシーンが浮いていたりという感じがあります。(ファンの癖に生意気すみません)絵も語り口も昔からあまり変わってないので今の作品なのに古く感じる部分もあったり。それが魅力でもあるんですが。そこをうまーく調整していて、どのキャラクターも生きた人間らしく思え、監督の手腕を感じました。また、原作はすずの中学生日記的側面もあるのですが、そこを潔くとっぱらい、四姉妹の物語に注力したことで、映画的な納まりも良かったように思います。さらには、漫画って絵とセリフ以外に、モノローグ(セリフ以外の言葉、心の声のようなあれ)という重要な要素がありますが、これはあまり映像と相性が良くないんです。そのままナレーションにしてる映像もありますが、あまり成功例が思い当たらず、陳腐だったりくどかったりします。かといって無視できない物語の肝が描かれていたりするので、映像化された時にどう扱われたかはいつも注目しています。特に海街diaryは難しいんです。なぜならモノローグを担う人間が多いからです。漫画は連作短編だからこの手法でありなんですけども。すず、幸、佳乃、風太(!)ときたもんだ。そしてみんなしゃべるしゃべる。すずのモノローグはほんと大人びていて、語彙も中学生レベルではないんですよ。さてこれをどう料理する?ということなんです。結果的に、ナレーションはなしでした。でも、分かりにくかったかというと、そうではない。演者の表情などで感じ取れるようになっていて、漫画を読んでいなくても分かるようになっていたと思います。その上で是枝裕和映画になっている。やー、すごいなぁと思いました。もちろん漫画を知っていたから深読みできたこともありますが、そしてもっと映像でみたいとおもった、描かれなかった部分もありますが、鎌倉に異母妹を迎えてくらす四姉妹の物語としては、この作品の選択が、ベストなんじゃないかと思います。二ノ宮さんとかどう絡めるのかなぁと思ってましたが、最初っから知り合いという設定で、なるほどと思いました。リリーさん演じる福田さんが九州弁になっていて優しい人になっていましたね。原作では口の悪い関西弁の人なんです。その辺りも面白く思いました。アフロ店長のレキシに笑かされました。足の写メいらんから!オモロすぎよ。漫画では、アフロ店長にこの凍傷ネタで泣かされる話もあるんですよ。綾瀬はるかが幸なのは美人過ぎるし、若すぎじゃね?と思いましたが、まじめで頑ななところがよく出ていて、はまっていたと思います。それどころか漫画の幸は年の割に老けて描かれてるんじゃ、と思い始めました。長澤まさみはよっちゃんにぴったりでした。露出高めのよっちゃんファッションが現代的になっていて、にあってました。坂下課長との続きを、見たいのでまさみ❤️加瀬亮の姿で妄想しておきます。1番のお気に入りは夏帆の千佳ちゃん。可愛すぎる。短い前髪にきつめのパーマのあのスタイル大好きです。アフロはね、浮くもんね。カマドウマのポーズが最高です。釣りのとか、喪服とは言えない葬式スタイルとか、可愛かったです。千佳ちゃんが、何気なく話題を変えて、姉同士の喧嘩の腰を折る感じとか、いいなぁと思いました。すずといいタイミングでいただきます!とか。広瀬すずのすずちゃんも、とても中学生らしくてかわいらしくて、目が離せませんでした。桜トンネルのシーンが好きです。あとははだかんぼうと扇風機ですかね。やー、新人賞いっぱいとるんやろうなーって思いました。やー、かわいい。眼福です。樹木希林の大船のおばちゃんも良かったです。母娘喧嘩を止めるところ、最高でした。鎌倉の風景にも見とれました。古い家、梅の木のある庭、海沿いを走る江ノ電、砂浜、参道を横切る線路、四季の移り変わり。どれも素敵でした。最後から二番目の恋にもどはまりしてましたので、極楽寺の改札から小泉今日子が出てきたらどうしようとか妄想しました!涼しくなったら鎌倉行きたいです。鎌倉特集のハナコも買っちゃったし。もっかい観に行くかもです。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "丁寧に作り込まれた映画\n 鎌倉に住んでいる三姉妹のもとに腹違いの妹が来る話。まず、結論から述べると非常に面白かったです。物語には大きな見せ場やハラハラする展開はあまりなく、淡々と流れる感じではありますが、それで面白くない!と言うのはお門違いです。この作品の魅力は丁寧に作り込まれていることだと思います。4姉妹が主人公という言わば群像劇であるので、どれかに焦点が当てられてしまって他の人物の印象が薄くなってしまいがちですが、序盤の会話やふとした仕草で4姉妹の性格がきちんと読み取れるし、それぞれにどっぷりと感情移入できました。役者陣の演技は素晴らしく、特に広瀬すずの演技が良い!いきなり三姉妹の下に行くことになって複雑な心境の感じとか、一見打ち解けたように見えて、どこかまだ心を開けない絶妙な雰囲気、これ見事だと思います。四姉妹の絶妙な距離感もまた良いですね。そして音楽が菅野よう子。これがまた良いです。走り出した時の希望に満ちた音楽とか鎌倉の風景ととてもマッチしていて、もうこのキャスティングした時点で勝ちですね。すずちゃんの成長と共に三姉妹も成長していく感じとか、自分のいるべき場所はどこなのかずっと気にかけていたことが最後の叫びと共に解決するシーンとか、お見事。ただ、これだけ綺麗に作られているので、ここ少し無理あるな〜とか、夏帆演じる千佳ちゃんの印象が少し薄いな〜とかほんのちょっと浮き彫りになっているような気がしますが、あまり気になる程でもないし、とても素晴らしい映画でした。オススメです! " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感動が欲しい\n  景色が美しい映画だった。3姉妹のからみも興味をそそる。小さい感動が作り物らしくない日常を感じさせる作品である。 見ていてほっとする、落ち着いて見ていられる。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "一年を通しての鎌倉の景色と姉妹愛が見事に映画化されていた 長澤まさ...\n 一年を通しての鎌倉の景色と姉妹愛が見事に映画化されていた長澤まさみの天真爛漫さとスタイルの良さと、先輩達に負けない存在感のある演技の広瀬すずの将来が楽しみ自転車で、桜のトンネルを二人乗りする画面がとても良かった " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと待って〜!\n 菅野よう子さんの音楽が素晴らしく良かった。展開がめまぐるしく、ホッと息を吐く前に映画が一歩先行っちゃう感じがして少し疲れた。ちょっと待って〜と何回も映画を追いかけました。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "見どころ無し\n ただダラダラと無駄に時間が流れるだけでした。致命的なのは、作品全体で解決すべき目標のようなものがそもそも最初から解決されていた、問題が問題らしくなかった、あったとして当人のただの杞憂だったというのでただ淡々とストーリーが進むだけだったこと。だから盛り上がるところがどこにもなかった。加えて、監督の方針なのだろうが、ほぼBGMが使われることがなくそれと上記が合わさって、何の面白みも無い時間が、ただただ過ぎ去っていくだけだった。キャストのファンじゃなければ、何も楽しめない作品です。 " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "渋谷直角的妄想の四姉妹。 キャスティングの期待通りに可愛いです。男...\n 渋谷直角的妄想の四姉妹。キャスティングの期待通りに可愛いです。男子が大好きな妄想に出てくるようなストーリー。脇役陣もみんな適役すぎ(笑映像も音楽も美しくて、古典美を感じました。あまりに出来過ぎててリアリティーは感じにくかったけど、でも、嫌いじゃないです。(好きですw)酒好き役の長澤まさみがスーパードライしか飲まないとか、設定がよく出来てる! " + }, + { + "date": "2015-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リリーさん\n 小倉弁、なんか良かったな。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4人ともかわいくて。 何度も何度も見たい。 リリーフランキーと大竹...\n 4人ともかわいくて。何度も何度も見たい。リリーフランキーと大竹しのぶは昨日見た映画にもでてたなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "海街diary\n  鎌倉に暮らす三姉妹のもとに腹違いの妹すずがやってくるというお話。すずは三姉妹を見捨てた父親と他の女性との間に生まれた子ども。亡くなった父親が犯した罪を自分で背負い、異母姉妹との新しい生活にどこか不安を抱えていた。しかし、心優しい姉たちや鎌倉に暮らす人々との交流を通じて自分の居場所をようやく見つけ、成長していく。その様子を見届ける三姉妹も、いつしか妹の存在に感化され、共に成長していく。腹違いの妹すずをきっかけに四人が本当の家族になっていく様子が、美しい季節の移ろいの中で静かに描かれている。 鎌倉市民の一人として思ったのは、変に「鎌倉」を前面に強調していなくて良かった。鎌倉が舞台の作品には鶴岡八幡宮、長谷寺、高徳寺といった観光スポットの代表格が登場することがしばしばあるけど、『海街』は決してそんなことはなく、あくまで鎌倉に暮らす人々の視点から見た「鎌倉」が映し出されている。四季の移ろいも、例えば長谷寺の紫陽花とかをあえて映さず、ごく日常的な風景によって表現されていた。題名が『海街diary』とだけあって、海に降り注ぐ光の変化に四季の移ろいを見出したのは、やはり是枝監督ならではの発想。観光地としての「鎌倉」ではなく、日常の中の風景としての「鎌倉」がスクリーン越しに伝わり、鎌倉市民の僕としてはなんだか嬉しかった。 四姉妹はもちろん、脇役の方々も含め皆素晴らしかった。全員に共通していたと感じたのは「自然体」の意識。何気ない会話やしぐさがアドリブを交えたりすることで、映画を観ているというより、日常そのものを切り取っているかの様だった。広瀬すずに関して言えば、台本は渡されず、監督による「台詞の口伝え」が行われたとのこと。これまでの監督の過去作で、この「口伝え」の対象とされたのは小さい子どもばかりで、高校生に取り入れるのは極めて異例だった。しかし、取り入れたことで、台詞を無駄に熟考せず、突発的な、より自然な芝居ができたのではないかな。 作品の冒頭から印象に残った美しいショットの数々。桜並木のトンネル。涙をグッと堪える自分がいた。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心温まる四姉妹のストーリー\n 綾瀬はるか、長澤まさみという二大看板女優の初共演ともあり楽しみに映画館に足を運びました。実際に観てみると、それ以外のキャストの豪華なこと、そして名ベテランの演技の上手さ、また新人期待の女優、広瀬すずの注目など色々ストーリーに引き込ませる要素はありました。綾瀬はるか、長澤まさみばかりに気をとられる訳ではなく私が今回観て良い味を出していたのは、三女役の夏帆さんの役柄がとても今回の映画でキーマンに感じました。あと、樹木希林さんや大竹しのぶさんの名演技が長女役の綾瀬はるかさんの絡みが良かったです。風吹ジュンさんやリリー・フランキーさんの演技も流石だと思いました。それ以外に堤真一さん、四姉妹それぞれの日常も感じるのがとても身近に感じさせるストーリー、そこに広瀬すずという腹違いの妹という存在。でも一番のキーマンは名前は知りませんが、広瀬すずの同級生役の男の子がとても心を爽やかにさせる名演技に吸い込まれたのは言うまでもありませんでした。言葉では語れない、心で観た人それぞれに何かを感じさせる…何か幼い頃に忘れてしまった自分自身の心を思い出させてくれるとても良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女性陣と鎌倉の瑞々しさ\n トーホーシネマズデイにて\\1100で鑑賞。楽しみにしていた久々の是枝作品。死んだ父の、腹違いの妹と、3姉妹が一緒に鎌倉に住むことになる。大人たちの思惑や、知らない街での生活に戸惑いながらも姉たちに心を開いていく妹。美しい日本の四季を共に生活しながら、4人はだんだんと「家族」になっていく。田舎の風景と、ごはんを作り食べるシーンが毎度ながら楽しくうれしい気持ちにさせてくれる。梅酒を作ったり、ぬか床から野菜を取り出したり、おはぎを頬ばったり。。。キャストが豪華でもちろん素敵な空気感の映画なんだけど、やっぱりちょっと物足りなかったなあ~もっとリアルを追及してほしかった。腹違いの大人である3人もの姉たちに、いきなり一緒に住もうといわれて、行きますと即答できる妹はいないと思うし、いきなり一緒に住もうと提案する姉の気持ちがわからない。よっちゃんの年下っぽい彼が、やくざ?に金を渡すために自分と付き合って金をせびっていたのかもしれないというエピソードも突然すぎたし、幸の不倫相手であるお医者さんとの恋愛模様もなんだか時間が足りなくて薄っぺらい。行間を読めということか?もっともっと掘り下げてほしい内容がたくさんあった。「誰もしらない」と「歩いても歩いても」にはやっぱり勝てないな!!樹木希林とリリーさん、あとまえだまえだの弟くん!の存在感は、やはりすごかったし、実はたくさん泣いたけどね。リリーさんなんでいつも九州(地元)出身の役ばっかりなんだろw " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "えっ、なんかどうでもよい...笑\n やむを得ず鑑賞する形になったこの作品。話すもの、ストーリーテリングがあるわけでもなく、、、 まえだまえまだの成長が素晴らしかった。また撮影協力に知人の名前があったこと。この二つが見どころか " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吉田作品なのか是枝作品なのか。。。\n 高校生のときにどっぷりハマったカルフォルニア物語、BANANA FISH!アメリカ=かっこいい!ってなってたあの頃をちょっぴり思い出しながら、見終わっての感想はあのとき感じた世界観、空気感を感じられないまま「是枝さん」作品の一つを鑑賞したという感じ。「ラヴァーズキッス」や「櫻の園」よりはよかったけど。。。このキャストで素敵な映画じゃなかったらまずいですよね。もちろん素敵な映画で素敵な四姉妹。なかでも「すずさん」が飛び抜けてて、眩しいくらいピカピカしてます。家族とは姉妹とは。「こういうものだよね」っと今作もしっかり提示してて、しっかり未来を想像させてくれました。血の繫がりの凄さを感じることができました。男なんだけど、この「姉妹感」いいなーって憧れを抱きます。素敵な四姉妹の未来を応援しながら。でも、吉田さん作品の実写って難しいですね。吉田作品ファンとしてはちょっぴり残念。なんて言っていいかわからないけど、吉田さんが「海街diary」って題名を付ける感性を実写版でも感じたかった。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高でした!\n 今日海街diary見てきました!もう、みんなの演技が本当の姉妹のようで見ていて映画に入り込むことができました!特に広瀬すずちゃんが台本がないのに凄かったです。あとサッカーのシーンが両足使っていて本当にやっていたようなうまさでした!浴衣も可愛かったです(o^^o)またこの作品を見たいと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "そこはかとなく\n 原作未読。派手なアクションも無ければ、期待を裏切るどんでん返しもなし。この映画にはそんなもの必要なく、ただただ、そこはかとなく心に染みる映画でした。満足。原作読んでみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝は\n 期待を裏切りません、心安らぐ作品。綺麗な映像。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "あったまる\n とても心温まる作品でしたとくにアクションなどはありませんでしたが、鎌倉の名産品や風景などが映画からとても伝わってきて、鎌倉に行きたくなりました♪最後の四人で花火をするシーンはとてもいいシーンでした♪ " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何もおきないのにこの満足感。\n 物語はご存知の通り。それ以外何も起きません。ただただ3姉妹に腹違いの四女のすずが加わって淡々と日々が流れます。とにもかくにもまずは四姉妹の魅力を堪能しましょう。綾瀬はるかを筆頭にこんな嫌味のない美人四姉妹はいないよね~。それに鎌倉の美しくてさわやかな情景も素晴らしい。ところどころで登場する風吹じゅんやきりんさん、リリーさんたちも最高です。とにかく何にも起きないのにこの満足感と幸福感。いい作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "派手さはないが。\n 心にしっとり沁みる映画です。非常に上質なストーリーだと思います。是枝裕和監督作品、かなり好みです。自分のなかで、今年前半では1番の作品です。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "水のような映画\n さらさらと、流れるような映画。大きな事件も葛藤もなく、満遍なく人物にスポットライトが当たり、なんとなく前向き。それでいいのかもしれないけど、でもそれぞれもっと思ってることがあるんじゃない?人には善悪と明暗があると思うんだけど、圧倒的に善な部分を描いた脚本。それ故に薄っぺららや胡散臭さが際立って、感情移入や感動は得られませんでした。結局この作品のテーマってなんなんでしょう。鎌倉の風光明媚だけが際立ってましたね。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "面白い面白くないとか関係ない上質邦画\n 原作未読ですが、キャスト初表の時に漫画と比べて三女が腹違いちゃうん!?って思ったほど3女の描写が雑に感じ、綾瀬&長澤奇跡の共演に楽しみにしてた作品です。長女と次女のキャストが逆って書いてる投稿も多かったですが、実際綾瀬さんが年上だし次女キャスティングだからこその長澤さんの魅力をサービスカット満載で、超GOOOOOOODでしたよ!主役ばかりやって頃より二番手で自由に演じて主役を凌駕するって楽しさ覚えたのかな〜私的にこの世代最強女優さんだと確信〜笑そのプレッシャーの中、綾瀬さんも凛とした長女を演じ、堤さんや大竹さんとのシーンで見せる表情など良かった。一番難しい三女の夏帆さんは、漫画のキャラをどう演じるか難しそうでしたが、カマドウマと竹輪カレーのシーンは最高でした。そして、四女のすずちゃん・・・末恐ろしい女優さんの出現を予感させるナチュラルさが良かったです。能年さんがモタモタしてる間に全部彼女にもっていかれるかもね^^;脇を固める名優さん達のオーラーを消した演技も見事!DVD買って疲れた時に深夜ただ流しておきたいって感じの作品でした〜☆4.5PS:貴一さんとキョンキョンが、どこかに映ってるんじゃないかと思いました〜笑 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝監督ならではの繊細な映画。\n まず、「愛」に溢れた丁寧な作品です。みなさん、それぞれに思い思いのレヴューをされてるので、ストーリーラインや原作との比較などはいたしませんが。。とても「丁寧」に作られてるので。。感受性の問題になってくる可能性はありますね。演技も含めて、微妙な心情変化などを映像化してるので。。そこから、どこまで観客が読み取れるかで受ける印象はガラリと変わってきます。そのため、恐らく人生経験の差なども反映されるのではないかと思いましたね。「悼む人」を鑑賞した時以上に、いろんな思惑を切り取ってスクリーンに映し出されてる為に。。そこの部分を「感じられない」と・・恐らく「説明不足」とか「話をもっと掘り下げてほしい」と感じるかもしれませんが。。実は、一見するとなんでもないシーンの中に沢山のモノが常に詰め込まれてる「情報過多」な映画でもあるんです。ただ・・「ヒト」ってホントに観たいものしか見ないので集中力なく、さらっと適度に観ると。。「その奥にあるもの」は決して感じる事は出来ないだろうなぁと思いました。そのため。。「すず」が鎌倉に行くことを決心した心情表現ですが。。私には痛いほど伝わってきました。というのは、似たような経験があるからです。そういった部分も含めて、観る側も丁寧に向き合って。。観て行くと。。何度か涙が流れてしまうシーンがあります。どう感じるか・・どう受け止めるかはそれぞれの自由だと思います。ただ・・せっかく料金をはらって映画館で鑑賞するのですから余すことなくしっかり受け止めて帰った方が、満足度は高いと思います。まぁ・・カップルで来てたり家族で来てる人も多かったです。ポップコーンなどをバリバリ食べてる人もいっぱいいました。でも、多分。。「ながら」だと100%感じる事は出来ないだろうなぁと思いました。決して。。「淡々」とは描かれてません。しっかりと丁寧に「演出」された近年稀にみる傑作だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "鎌倉\n いい街です〜。古民家に住んでみたいです。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "また鎌倉を訪れたくなりました。\n 鎌倉の四季の移ろいの中に四姉妹が佇む美しい情景描写。これはもはや無敵ですな。登場人物が淡々と描かれていましたが、原作コミックを既読していたのでより深く心情が想像できたように思います。また鎌倉を訪れたくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あたたかく優しく流れる\n 穏やかに優しい空気に満ちていたように感じました。無性に鎌倉に行きたくなりましたね。やっぱり是枝監督の作品は素敵ですね〜。そして、すずちゃんが!可愛いっっ!姉妹っていいなぁ。家族っていいなぁ。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作既読。日本のいいとこ取りをしたかのような映像美。今はなかなかな...\n 原作既読。日本のいいとこ取りをしたかのような映像美。今はなかなかなさそうだけど、でも懐かしい感じがする。古い家だけどそこを大切に丁寧な暮らしぶりで守る長女。奔放でざっくばらんだけど本質をついたこともたまにいう次女。個性的だけど場の調整役もかってでる三女。そしてしっかりものだけど子どもらしさを素直に表に出せないでいる、四女、すず。キャストも魅力的だった。押し付けがましくないけど、いろいろ考えさせられるところがあるストーリー。見ていて心が浄化される感じがした。日本の映画、あまり見ないけど、これはよかったな。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃんに尽きる\n 4姉妹が本当の姉妹のよう。特にすずちゃんが素晴らしかったですね。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "優しく、幸せな気持ちになれます。\n 『そして父になる』の是枝裕和監督の最新作。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出展作品。綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずと、これだけの美女が4姉妹を演じています。しかも、単に美女を揃えただけだとアイドル映画にもなりがちですが、そこは是枝裕和監督の腕が素晴らしく(原作も良いのだと思いますが、原作を読んだことはありません)、しっかりとした4姉妹それぞれの人となりと、生活を描いた作品になっています。四人が四人とも演技に定評がある女優たち。皆さん、良い演技しています。ただ、時間の制約と物語のストーリー上仕方ないのかもしれませんが、三女の千佳を演じた夏帆がちょっと活きていなかったかなぁ。そこが残念。すずは、中学生という設定で、サッカークラブに加わります。当然サッカーシーンがあるんですが、あれは、広瀬すず本人?画面にちょっと映っただけなので何とも言えませんが、それほど下手には見えませんでした。撮影技術が上手いということなんですかね?今回の撮影に際して、広瀬すずには台本を渡さず、都度都度セリフを口頭で伝えるという形式を取ったそうです。それが、すずの少し戸惑っているような、自然な感情を作り上げたんでしょうね。綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずの四姉妹も素晴らしいですが、脇を演じた風吹ジュン、そして、大竹しのぶもやっぱりいいです。きっちりと存在感を示し、且つ、作品内容も締めていました。ここふたり、やっぱり凄いな。それに比べ(苦笑)、男性陣の影が薄い気がしました。まぁ、“お父さんが他所に女を作って出て行った”と言う話の背景もあるので、その影響なのかもしれませんが。演技自体は、皆さん定評のある方たちなので良い演技なんですけど、物語の構成に影響を与えるような重要なポジションでは無かったのかな。そんな男性陣の中で、前田旺志郎はいい味出していました。何か、青春って感じです(笑)。一つ残念に感じたのは、映画という性質上仕方ないのかもしれませんが「えっ?その話、もっと掘らないの?」と思う所があり、話の深堀りが少し足りなく感じた所。でも今回は、四姉妹が一つになっていく世界観を描いたので、あれで良かったのかな。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに日本映画でいいものを観た\n 特に事件ってものはなく、静かに展開するが、シーンが面白く、最後まで楽しかった。ウメの木を見て、微笑む4姉妹。このシーンで、この世界に入りたい、四人をみていたという気持ちになった。ラスト、感情の爆発。叫ぶシーンはグッときた。涙が溢れた。久しぶりに日本映画でいいものを観た。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の4姉妹に見えた…\n 「海街diary」を鑑賞しました。腹違いの妹が加わり本当の4姉妹、家族になっていく姿に派手さはないけど、優しさを感じられる素敵な映画でした。役で演じていますが、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの4人が本当の4姉妹に見えてきたよ。すずちゃん、大女優になる予感がします(^_^) " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大切な時間\n 自分が居るだけで誰かを傷つけてるなんて、悲しすぎる。そんな風に思わないで、今一緒に居る人と大切な時間を過ごそう。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もっと贅沢をいいたくなる\n 「海街diary」の映画化として期待されるレベルはキチンとクリアしてきています。キャスト、特に女性キャストについては「すず」役に広瀬すずを得た奇跡によって、脇役含めてもこれ以上あり得ないくらいの水準になってますし、ストーリーについても必要なエピソードを過不足無く盛り込んだそつの無い構成と言って良いかと。配慮された絵作りで丁寧に撮られている、優等生的に良く出来た映画と言って良いかとおもいます。ただそれだけに贅沢をいいたくなってしまう映画ですね。全編を通して鮮烈な印象を与えるのは、実は映画オリジナルのとても丁寧に撮られた美しいシーンですし、やはり是枝監督はマンガとは違う映画というものの力をよく分かっているのでしょう。だからこそ、出来るならばこれほど原作に忠実であることにこだわらず、もっと自由にこまやかに撮ったものを見てみたかった、と贅沢をいいたくなってしまいます。原作ファンなのに…だからこそ、やはり原作ファンだという是枝監督による新たな「海街diary」が見てみたかったと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い映画でした\n 押し付ける事なく、でも、一つ一つが大事にされている映画でした。ダメなお父さんだったかもしれないけれど、優しいさを受け継いだ4姉妹。お互いが思いやり、察し、支える、そんなシーンがあちらこちらに有り、本当に暖かい映画でした。もう一度見たいな。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "『家族とは何か?』を問いかけます。\n 6月13日に公開された当該作品は、ベストセラーを誇る吉田秋生のコミック(マンガ大賞2013)を、実写化した映画です。さすがに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されただけあり、洋画と異なる「日本独特の映像」と「ゆっくりとした時間の流れ」を堪能できました。日本映画もいいですね。。。当該作品は、『家族とは何か?』を問いかけています。過去に負った心の傷により、人生の選択や価値観が異なってきます。女に走り家族を捨てた父親、そして子供を捨てた母親、子供達の心の傷が、自分の存在価値を否定したり、結婚を躊躇したりします。心の傷を癒すには、前に進むしかありませんが、ひとりでは、なかなか難しいものです。その様な時、家族を頼っていいのです。一番身近な家族が支えてくれるのです。たとえ異母姉妹だって、家族なんだから。。。こんな事を当該作品は、伝えたかったのでしょう。ご家族・兄弟・姉妹で、観に行くと、より一層感激すると思います。お薦めの作品です。Michi[追伸]私は、個人的には、長澤まさみ(28)が大好きです。この映画には、『世界の中心で、愛をさけぶ』のテレビ・ドラマ主演の綾瀬はるか(30)と映画で主役を演じた長澤まさみ(28)(ふたりとも、丸坊主にしましたね。)の両人が出演しております。2004年は、長澤まさみが多くの賞を受賞し、綾瀬はるかを凌駕しましたが、残念ながら、10余年経つと、綾瀬と長澤の力量は、明白に逆転してしまいました。。。長澤まさみは、頑張りすぎて、自然な演技が出来ていないのです。。。綾瀬はるかは、流石です。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "温かい気持ちになった。\n 心を揺さぶるような事件や事故のシーンはないけれど、観た後に心が温かくなった。日常的なシーンが多いことで、かえって映画の中に自己投影できたのかも。家族であっても、隣人であっても、お互いの強さ、弱さ、長所、短所を受け止めあえる場所って、「ここに居たい」と思える場所になるだろうなぁ。末っ子の同級生がこの年頃の、男女の成長の差をうまく表していて、微笑ましかった。自分も中学生のとき、クラスの女子に子どものように思われていたのだろうか。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "予告通り\n 全部見た気がした。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ダイヤの原石見つけた\n すずちゃんに尽きる。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の3人のお姉さんに負けない個性をはなっていた。まさにダイヤの原石見つけた。こらから、どんな女優さんになっていくのか楽しみです。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "丁寧で心地がいい。\n ツラいことや悲しい思いはさりげない気遣いで緩和される。そういった安堵感が全編に敷き詰められていて、ふとした瞬間に涙腺が緩む。すずを通して、それぞれ自身を見つめる写し鏡とし理解と共感を積み重ね気持ちを通い合わせてゆく四姉妹が今後も変わらず笑顔で生きていける社会でありますように。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好感の持てる作品\n とても好感の持てる作品に仕上がっています。さすが是枝監督と言っていいでしょう。鎌倉の極楽寺駅近くの古い一軒家で暮らす四人の姉妹の物語ですが、小さな出来事の積み重ねで、何気ない日常として描かれていく。出て行った母親との軋轢や、進行中の恋愛の問題も描かれますが、それぞれはあっさりと描かれながらも、考えさせる映画になっています。私が長男ということもあってか、やはり長女の綾瀬はるかに感情移入したくなるのですが、綾瀬はるかって、こんなに上手な役者さんだったかなぁ。本当にうまくなりましたね。広瀬すずは本当にかわいいですし、四姉妹はとても魅力的です。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと薄味\n 原作愛読者。原作との比較になってしまうので映画作品として客観的に評価できないが・・・普段、原作未読のまま映画を観る機会が多い。今回は原作を愛読しているため、なるほど原作付き映画で原作ファンの不満とはこう言うことかと認識されられた。話を時間内に収めるため各シーンが薄味なのである。本来なら二時間ドラマでシリーズ化すべき内容なのでしょうがないと言えばしょうがないが。特に、つかみであるはずの三姉妹と異母妹である、すずとの出会いから一緒に住むことになる過程が浅い。部分、部分は原作通りではあるものの、さらさらと進み過ぎていて印象が薄い。残念ながら原作を思い出して脳内補完しながら観ている状況にならざるを得なかった。その後も原作を踏襲しつつも、つまみ食い状態となってしまい、ラストはオリジナルな脚本?でやや冗長となり、エンドロール前のシーンが印象的なものの、ストーリーを良く覚えていない・・・気になる点をいくつか。●キャスティングはそんなに悪くないとは思えるが(原作通りにはいかないだろうし)、長女(綾瀬はるか)はイメージがちょっと違うような。美人過ぎ、立派過ぎ?また、その恋人(堤真一)が老けすぎでは?貫禄がありすぎて、何かが違う・・・長澤まさみの恋人役も今ひとつ?その他は妥当なところか。●二女(長澤まさみ)が四姉妹の中ではビューティ担当のはず・・・が長女が美人過ぎて割を食っているような。長女とのケンカはもうちょっと派手にやっても良かったかも。●三女(夏帆)の雰囲気は原作に近いような(髪型は原作初期のままでその後の原作に合わせなかったのは実写版としては正解だと思う)。●大竹しのぶのダメ母ぶりも良かった。すず(四女)の義理の母のダメっぷりはちょっと印象が薄く、鎌倉に向かわせる要素としては弱い。●ダメ看護師のアライさん・・・原作を知らなきゃ、よく分からないでしょう・・・実写版のツライところ?●四姉妹の話に重点を置いたためか、原作では比重が大きいすずの友人関係が今ひとつ・・・イケメンの多田は外されたのか?●すずが素っ裸で扇風機の前に立つシーンはアッパレ。●MAXの店長、足の指がない・・・の件はその後のストーリーに関係していないのでカットしてよかった。(シーンとしては)原作にもないのに引っ張りすぎ。●二女の恋人が銀行に来る件、原作は結構笑えるが・・・今作では良く分からない話になっているような。●鎌倉カスター、セリフにはあったものの実物の描写がなかったような・・・?最低、あと1回は観るつもりだが、はじめからシリーズ化を考慮した構成なら・・・と思えた。まぁ、失敗してしまうと次がないので完結せざるを得ないのだろうが。ちょっと手放しには絶賛できない・・・同じキャストでTVドラマ化もありだが・・・ " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "酷評ですが…\n 原作の素晴らしさが殆ど活かされていない映画だと感じました。原作が好きすぎて、見る目が厳しいだけかもしれないけれど…。まず、序盤、すずが鎌倉に来るのを決心するシーンから早速違和感。あれでは何故すずが鎌倉に来ると即答したのか、幸が鎌倉に来ない?と聞いたのか、全く理解できない。ただの無鉄砲な感じがしてしまった。他にも、リリーフランキーは一体何者なのか、最初に出てきたよっちゃんの彼は一体どこに行ってしまったのか、原作を読んでなければきっとさっぱり分からなかったと思う。幸の不倫への葛藤、風太の人としての魅力(あれじゃ何でもないただの男の子だ)、面食いのよっちゃんが課長の人柄に徐々に惹かれていく様子など、原作で心打たれるシーンもことごとくカットされていたように思う。2時間という短い尺で原作の深さを表すのが難しいのはよくわかるが、それならば全てを浅く盛り込むのではなく、エピソードを絞って掘り下げて描いて欲しかった。とにかく全てが中途半端な印象。出演者が超豪華なので、余計に残念だった。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆっくりと月日は流れ\n ゆっくりと月日が流れていき、ホッコリした気持ちになりました。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "絵面が華やかで、4人のやりとりが微笑ましかった。 すずちゃんが「自...\n 絵面が華やかで、4人のやりとりが微笑ましかった。すずちゃんが「自分はここにいていいのか?」と葛藤するシーンをもっと見ていたかったな。それだけの反発をするのなら、それ相応の葛藤があったんじゃないかと思う部分があった。それとも、広瀬すず本人が素直すぎるのか?広瀬すずの中にある葛藤という感情をもっと引き出してほしかったな。この作品を見て涙を流したし、笑いもした。でも見終わったとき、「やっぱり現実には勝てないな」と思った。私自身がすずちゃんと歳が近くて家庭環境も少し似ているからだと思うが、この作品より自分の今までの日常の方が勝ってしまったような気がした。今回この作品で切り取られたワンシーンを私は偶然リアルに生きている。そしてすずちゃんと自分の微妙なズレに違和感を感じた。この作品を楽しみにしていた分、違和感との落差はキツいものがあるが、私にとって忘れかけてた感情を思い出させてくれる作品、道しるべみたいな作品になった。見て損はないと思います! " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "花火\n 「そして父になる」の是枝裕和監督が、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという当代きっての人気女優を集めて作り上げた群像劇。---突然ですが、私、花火が好きです。光と音を忘れた暗闇に、唐突にさんざめく光の奇跡、咆哮。その七色の閃光は時代を経て、人の心を魅了する。そんな素敵な芸術、他にあるかしら。例えるなら・・そう、是枝監督のあの映画。原作の話題性、現代の嗜好にただすり寄って、スクリーンを埋め尽くす種々雑多な映画の「闇」。その中にあって、突然に咲く「魅せる」光。フジテレビ映画が批判されながらも、伝統として受け継いできた「正統娯楽映画」の脈の中で、現代だからこそできる女優映画という「本当に美しい、圧倒される存在感」を咲かす。こんな爆発力に満ち溢れた映画芸術、最近はなかなかお目にかかれない。そんな、素敵な裏切り。---突然ですが、私、花火が好きです。連続して大仕掛けの花火が咲き誇る中で、突如「ポッ」と一線のオレンジだけが昇る。その儚い美。それが闇を引き裂く、美。こんな素敵な芸術、他にあるかしら。例えるなら・・そう、是枝監督のあの映画。長女が腹違いの四女の身長を、家の柱に刻むあのシーン。長女は、四女に話しかけながら「そっ」と四女の髪を直す。どんな言葉よりも、印象的な演出よりも、私にはあの一瞬の動作に、心が震えた。愛が、あった。愛おしくなった。そんな、素敵な驚き。---突然ですが、私、花火が好きです。火薬が奏でる光もさることながら、沈黙を塗りたくる、音。その響く音色だけでも、胸が躍る。鼓膜が、躍る。ドキドキする。そんな素敵な芸術、他にあるかしら。例えるなら・・そう、是枝監督のあの映画。この作品には、花火大会のシーンがある。でも、闇を切り裂く火薬の光は出てこない。音が、あるのみだ。その音には、現代を華やかに照らし出す四人の女優の柔らかな笑顔が寄り添う。そう、花火はすでに打ちあがっているのだ。観客の目に、頭に、心に。作り手はそれを感じ、あえて光を遠ざけた。現代の「俺を観ろ」と叫ぶ作り手にはできない芸当だ。そんな思慮深い優しさがじわり満ちる、そんな嬉しさ。---闇を照らす、光。どんな映画もそんな存在であってほしいと願うけれど、そうはいかない。気持ちが荒む映画も、ある。でも、この一本はきっと、観る人の闇に、そっと語り掛け、果てしない黒を閃光で塗りつぶす力をもつはず。希望になるはず。きっと。そんな花火が、私は、大好きです。 " + }, + { + "date": "2015-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とてもいい!もう一度観る!\n 愛、つながり、絆、葛藤、個性などテーマが盛り沢山だけど、ひとつにまとまってる素晴らしい映画だと思います!鎌倉の風景も素敵です!綾瀬と広瀬の関係がメインですが、脇役がおりなす味がすごい、そして出演していないのに意味がある人物がいるなど脚本もやばい!漫画は読んだことないですが、読んでないからこそ楽しめたのかも!また観たいです。落ち着いた素敵な作品であるが故に、大きな衝撃は個人的に受けなかったので、星4.5にしただけで5の評価の人もたくさんいると思います、それにも納得! " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予想以上でした。\n 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、千葉すず素敵な四姉妹、いい映画だろうと予想はしていましたが、それ以上でした。役者達の好演はもとより、ストーリーも各役者の心情も丁寧に描かれており、映画全てが、さざ波のようにゆっくり優しく感じれます。最後に、鎌倉、由比ヶ浜が舞台のこの映画、地元出身としては懐かしい景色もいっぱいあり、自分にとってはさらに感動してしまいました(笑) " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずの輝き\n しっとりと進む中で、心が揺さぶられる素敵な作品です。いろいろな立場の人々の心の動きを丁寧に描いています。すず役の広瀬すずの輝きセーラー服と機関銃の薬師丸ひろ子を思い出しました。この映画は彼女にとって、とても大切な作品になったと思います。すずに好意を寄せる男子の描き方も初々しく良かったです。ただ一点後半の扇風機前に立つすずのシーンはこの作品の雰囲気にそぐわないと感じました。心を開いたことを描写するならもっと違う方法があったと思います。そのことを踏まえても、多くの人に薦められる心温まる作品です。派手さを求める人には向かないでしようが…。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すずが\n よいです。もっとすずのサッカーや生活の視点があってもよかったと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "やさしい宝物\n 「空気人形」以来となる是枝裕和監督の非オリジナル映画。ベストセラーコミックを元に、3姉妹と腹違いの妹の絆を描く。今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門にも出品された話題作。まずは何と言っても、豪華4大女優の共演。長女・綾瀬はるか、次女・長澤まさみ、三女・夏帆、そして腹違いの四女に広瀬すず。こんな美人4姉妹おらんやろッッッ!!ここだけファンタジーみたいだけど、さすが華のある女優陣。画面に映るだけで、パァ~ッと魅力的に輝く。ナチュラルなやり取りはもはや癒しの一時で、ずっと彼女たちを見、ずっと作品世界に浸っていたくなる。4人の女優の演技合戦も見所。甲乙付け難いが、物語の要でもある広瀬すずが一番の儲け役。姉たちの家庭を壊した浮気相手の子である事に引け目を感じており、瑞々しく、守ってあげたくなるくらい愛らしく、好演。年末の新人賞を多数受賞するだろう。姉たちも、綾瀬はるかがしっかり者の長女でうっすら原節子を彷彿、長澤まさみが相変わらずの抜群スタイルとちょいちょい露出のある姿で色気もほんのり、夏帆がいい感じでマイペース、絶妙なアンサンブル。これだけの美人女優たちが共演すると、ネット上ではディスる声が。「劣化した」「顔がヘン」「整形した?」などなどすでに言われているが、こういう輩は何を勘違いしてるのだろう?本作は写真集でもなく、彼女たちもモデルでもなく、これは映画、彼女たちは女優なのだ。女優は演技して魅了させる。影口叩かれる言われは何処にも無い。これぞ是枝演出!何気ない日常の積み重ねを、心の機微を、繊細に描いていく。最初はぎこちなかった4人が少しずつ少しずつ家族になっていく様は見ていて微笑ましい。一人で背負い込んでしまう長女・幸と四女・すずは何処か似た者同士。自由奔放な次女・佳乃と三女・千佳の掛け合いがユーモラス。性格が真逆の幸と佳乃の日常茶飯事の口喧嘩は、姉妹こそあるあると共感する筈。大事件や大きな出来事は起こらないが、ありふれた日常こそがドラマ。喧嘩し合ったり、笑い合ったり、涙し合ったり…そんな“平凡”が、人の営みの最大の幸せ。気付けば、是枝監督は家族映画が多い。「誰も知らない」は変化球とは言え、家族の話。「歩いても 歩いても」も然り「そして父になる」も然り。家族映画の名匠・山田洋次とはちょっと違う、是枝監督もまた家族映画の匠。4姉妹の脇を、豪華芸達者たちが固める。もう一人の主役と言っても過言ではない鎌倉の四季の映像が反則なまでに美しい。ああ、癒される…。管野よう子の音楽もこれまた美しく、作品世界に見事に合っている。本当に、癒される…。4姉妹が住む古びた家が風情があって、温もりあって。しらすと梅酒が美味しそう!生まれてきた子に罪は無い。腹違いとは言え、血が繋がっている家族。引け目を感じる事なんか無い。ここに居ていいのだ。一緒に住み始めて、嫌な事があっただろうか。だって、こんなにやさしい宝物を。こういう心温まる邦画が好きな自分にとってはドストライク!望めるなら、続きが見たい。彼女たちの一年後、数年後、その後を。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督にハズレなし。\n 生まれて、生きて、傷つけて、傷つけられて、足跡を残して歩いていく。それを誰かと一緒にできたら、良い人生だったと思えるのかも。観客に、登場人物たちの心を読ませるための余白を残す是枝監督の作品らしく、美しい風景の中でゆっくりと丁寧に話がすすんでいく。思わぬところでグッときてしまう演出、何気ないセリフが忘れられないのは、是枝マジック。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "優しい気持ちになれる映画\n 映画に登場する人々にも、その人々の周りの景色にもずっと透明感が感じられる映画。人によってはストーリーにコレという展開もひねりも無くつまらない映画だとうつるのかもしれないけれど、その何気ない日常の中で、4姉妹だけでなく、その周囲の人たちも自分自身を大切に、無理せず自分らしくしっかりと生きていく姿にじんわり感動。そして、登場人物の優しさがまるで私に伝染したように、観終わった後は見慣れた景色や周囲の人たちの行動も優しい目で観れる、ちょっとしたことに感動出来る自分になっていたから不思議。鎌倉の風景の四季の移り変わりがとてもキレイで、それだけでも心打たれるのは私が日本人だからかなと思ってしまった。映画の中で何度も登場する食事のシーンも見どころの一つ。浅漬けにしらす丼にカレー2種、そして何といってもアジフライと梅酒が美味しそうで。。。特に観終わった後は無性に梅酒・梅シロップが飲みたくなって買ってしまいました。すずの相手役の男の子の演技が可愛らしかったのもポイントの一つかな。映画が終わった後も4姉妹とその周囲の人たちのその後をずっと見続けていたい、と思ってしまう映画で、日常で疲れた時に観るとホッとできる、優しい気持ちになれる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずかわいい\n 綾瀬はるか、会津弁に聞こえてしまう。樹木希林をもっと見たくなった。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "そして家族になる\n いわゆる「何気ない日常を瑞々しく描く」系の地味な物語なのになんでこんなに面白いんだろう?小津安二郎っぽくもありやるせなきお(成瀬巳喜男)っぽくもあり…是枝裕和が今日本でストレートに一番凄い監督であることは疑いようもない。ベストワークではないが流石のクオリティ何と言っても四姉妹が素晴らしい。役者が光るにはいい監督にいい演出をつけてもらうしかないんだと改めて思った。綾瀬はるかなんて『万能鑑定士Q』では酷かったもんなあ。長澤まさみはタナトスに溢れた本作のエロスを一人で背負っ…要はエロい!長澤まさみがエロい!自転車二人乗りとか家の柱に背をつけて名前と年齢を書き込むとかクリシェも多いのに安っぽくならないのは何故だ?多分それは是枝裕和だからとしかいいようがないと思う『海街diary』は『そして父になる』ならぬ『そして家族になる』だ。全然ウマいこと言えてないけどでもそういうことなんだ!というか『そして父になる』の裏返しと言ってもいい。父の目線から語られる物語と父を不在の中心として語られる物語。となると『誰も知らない』『奇跡』なんかとも関わってくる。テレビ局映画でもありながら確たる作家性を表現してしまう是枝監督はやっぱり凄いなんというかアレやな。是枝監督はアレや " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "あの姉妹は今頃どうしてるんだろう\n 誰もが父がいて母がいて、そしていつしか必ず別れていく。それぞれに生きる舞台があり、それぞれの暮らしがある。それぞれに大切な人がいて、それぞれの想いがあり、それぞれの思い出がある。海の街の普通の日々のダイアリー。あの姉妹は今はどうしてるんだろう。そんなことをふとした時に思い出しそうだ。是枝監督は僕と同じ昭和37年生まれ。いつも強いシンパシーを感じる。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画「海町diary」の感想\n 鎌倉の一年を通しての日常生活の雰囲気と自然を背景に描かれる上品で綺麗な映画でした。いくつかのエピソードや姉妹同士の交流を経て、四人それぞれが自分の居場所を再確認するような内容です。序盤で四女があっさりと鎌倉に行く決心をするのですが、このあっさり感は逆に想像を膨らませて良かったと思います。ラストシーン、ありえない美人四姉妹が浜辺を歩くと嘘臭くなりそうなものですが、安定感があり、ちゃんと計算されたシーンのように思えます。演技については姉妹達より周りの役者達の方が存在感がありました。他の是枝作品では「歩いても歩いても」を見たことがありますが、どちらかと言うとそちらの方が好みでした。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "姉妹だけど友達、でも姉妹\n 話題作、公開初日に見に行きました。原作は読んでません。三姉妹と腹違いの妹の4人の暮らし。あったかくて人間味溢れる映画でした。それぞれが何かを抱えながら暮らしていて、あぁ、現実もきっとこうなんだろうなと切なくなった。4姉妹に幸あれ。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり\n 【海街diary】を観てきました。鎌倉を舞台に、様々な人間模様が描かれています。リアルな日常生活を観てるみたいで凄くほっこりしました(≧∇≦)何と言ってもキャストが素晴らしい!綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず演じる4姉妹が本当に良かった。樹木希林さんの存在感も凄くて、とてもいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しみじみ心に沁みる映画\n 季節のめぐりと共に生きて、交わり、馴染んでいく。人が生きることの哀しさとあたたかさを感じさせてくれる映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "可もなく不可もなく。鎌倉と藤沢のプロモーション・フィルム。\n  映画が始まってからニ〇分くらいでしょうか、綾瀬はるかが葬儀の執り行われた山形で、腹違いの妹の広瀬すずに向かって、「こっち(鎌倉)に来ない?」と言います。すると、広瀬すずは何の逡巡も見せずに、「はい」と返答します。この時点で、この映画はもう、既に終わっています。この映画は腹違いの姉妹の広瀬すずが他の三姉妹と、如何にひとつの家族になっていくか話のキモになっているはずなのですが、これでは、三〇分足らずで話は終わってしまいます。残りの二時間弱は専ら、鎌倉と藤沢周辺の観光的プロモーション・フィルムになっています。どうして、このようになったのかといいますと、広瀬すずが、余りにも素直なのです。素直すぎるのです。生活環境が変わることによってもたらされるであろうストレスなど全く感じていないような脚本には些か違和感を感じました。何故、初めて会う、三姉妹と一緒に暮らすことに、「はい」と即答できるのでしょう。脚本によっては、この部分の心理的葛藤をメインにして、広瀬すずが、あれやこれやと悩み抜き、最終的には広瀬すず本人が、三人と一緒に暮らすことを決心するところで、劇が終了、とすることもできた筈です。 最後の場面、稲村ケ崎を背景に四姉妹が浜辺で語らうのですが、少し、予定調和的過ぎて、ちょっと、物足りなかったです、別に不満はないのですが・・・。また、堤真一、リリー・フランキ―、といった味のある役者がワキを固めていたのですが、彼らにとってはまさに役不足のキャスティングでした。勿体ないな、と強く感じました。 いろいろ、厳しいことを書きましたが、結果的には観て損はない映画です。1400円の前売り券を買って、観たのですが、まさに、1400円くらいの価値はある映画です。1300円でもなく、1500円でもない、まさに1400円の価値がある映画です。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "たぶん後からじわじわ感動が来る\n 鎌倉の自然や風景が丁寧に描かれていて、人間の営みや生き死にも、たぶん季節の移ろいと同じように一度きりで愛おしいものなんだということに気づかされる作品でした。個人的には、信用金庫の課長の「神様が考えてくれないなら、こちら(人間)が考えるしかないでしょう」というセリフにしびれてます。(原作コミックの第5巻に同じ場面があります。)鑑賞する側としては、リリー・フランキー目線か、四姉妹の死んだ父親目線で感情移入するしかないのが、ちょっと悲しかったです(笑)。そうそう、葬式とか法事の場面が多いのも(原作もそうだけど)、倉本聰っぽくて、わりと好きな点です。それから、食事のシーンもわりと多くて、それぞれとても美味しそうで、口の中に唾が湧いてきてしょうがなかった。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いい映画だった^_^\n 心が穏やかになるいい映画だった♬パンチが効くと言うよりはジャブが沢山効いてた。極楽寺駅って…最後から二番目の恋の駅だったようなゆったり泣ける‼︎ " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すずの涙...\n すずの涙に胸打たれた。ほんと、守ってあげたくなるほどかわいい。次第に鎌倉の暮らしに馴染んでくる様子が微笑ましく、とても暖かい気持ちになりました。まだまだ、この四姉妹の5年後10年後が気になる…もう少しだけ、観てたかったなー。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の優しさに包まれる作品\n 映画「海街diary」当たり前の日常、当たり前の家族、当たり前の景色があり、その中で、実は家系、姉妹の複雑な人間模様がありました。水の様に流れるような透明感あふれる、美しさ、優しさ.暮らしがありました。父親の訃報から、広くて古い鎌倉の家に、三姉妹が暮し、姉妹それぞれの違う性格。父親への思いも、様々です。ある原因で、妹が訪れます。 「鎌倉で一緒に暮らそう」と、幸がすずに誘うシーンには、涙が溢れました。 家族とは、家系よりも、ぶつかり合い、思い合い、優しさを捧げられる存在が大切だと思いました。父親への思い、母親への思い、祖母への思いがあり、大切な事に気付かせてくれる作品です。ありがとうございました。もう一度、観に行く予定です。私も、四人姉妹でした。映画とは、違いますが、父親が2年前に他界しました。姉は、先天的疾患で他界しました。懐かしい場面が、沢山ありました。私も居場所が無い、不安な日常を送って居たからです。この映画で、心が優しくなりました。私は、是枝祐和監督の作品、ドラマ、映画が好きです。静寂の中に、流れるような意味が有からです。瀧本本也氏との、タックルは素晴らしい作品です。菅野よう子氏の音楽は、澄み渡る映画に、色を添える様で、綺麗でした。いろんな家族が、あると思います。問題を乗り越え、幸せを見つめる事に、喜びを感じて、分けてあげたい気持ちが、大切だと、映画を観て思いました。幸、佳乃、千佳、すず、ありがとうございました。原作の吉田秋生氏の作品は、大切に描かれていました。また、日本ならではの、浴衣や、江ノ島、御寺、神社が登場し、日本が忘れかけているものがあり、改めて、この映画で、学びました。素晴らしい作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ほんわかと。\n みんな可愛いし、ストーリーも暖かく、見ていてほんわかとしました。日本の暖かさを感じれました。ぜひ見てください! " + }, + { + "date": "2015-06-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルな日常\n 現実の世界に戻った気分というか、心が洗われるような気持ちでした。実家に帰ろうとか家族を大切にしたいって気持ちがより一層強くなれる映画でした。邦画も捨てたもんじゃない。 " + }, + { + "date": "2015-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美人4姉妹と鎌倉\n 元々原作好きだったのですんなりと入れたけれど。最初ちょっと意味わからないところが原作知らないとあるかも、と。原作から出てきたの?ってくらい広瀬すずちゃんは、「すずちゃん」でした。鎌倉が美しくいきたくなった。クスっと笑えてあったかくて、イイ映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "姉妹がほしくなりました(●´艸`)\n いろいろな沢山の愛が詰まった、素敵な作品でした。4姉妹それぞれ個性があるなかで、個人的には「長澤まさみさん」のはっちゃけた役どころが一番好きだったかな(*^^*)この映画を観て姉妹が欲しくなりました(^_^ゞゆったりとした時間を過ごしたいかたにおすすめです。 " + }, + { + "date": "2015-06-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい映画\n いい映画でした。色んな人にスポットを当て、それぞれの人間関係を描いていくヒューマンドラマという感じです。姉妹のキャラクターが4人とも深みがあり、それぞれのお話がよく出来ていました。特に長澤まさみさん、夏帆さんがすごくよかったです。脇役キャストはちょっと濃すぎるのですが、大竹しのぶさんは本当にすごいと思います。 " + }, + { + "date": "2015-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングがすばらしかった\n キャスティングがすばらしかった " + }, + { + "date": "2015-01-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動❗\n 綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すず四姉妹の最高の家族…姉妹映画だった!ただの日常映画かもしれないけど、それがすごく丁寧に描かれている!しかもどんどん時間がたつにつれて家族が打ち解けて気持ちがどんどん変化していくのが魅力的だった!マジで感動します!こんな姉妹がいたらなぁww人の命のありかたも描かれてる映画でした!感動です❗こんな四姉妹がほしい!生きてることを改めて実感できる! " + } + ] + }, + "193": { + "title": "海難1890", + "reviews": [ + { + "date": "2019-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本人として生まれた事を誇れる映画、現在の日本はどうだろうか\n 日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ。当時の日本人の無垢な、忖度を度外視した人としての行動・言動に感動し、落涙する。 " + }, + { + "date": "2019-03-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人にもっと知って欲しい\n トルコの船乗りの誇り、和歌山の人の温かさ…波がずっと止まらなかった。困ってる人がいたら見て見ぬふりをせず、自分に出来る事は惜しみなくしようと思った。昔、那智の滝を見に行く時にトルコ博物館の前を通り過ぎてしまった。激しく後悔… " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本🇯🇵とトルコ🇹🇷の物語\n 感動しました! 素晴らしかったです!この映画は トルコ がいかにして親日国になっていったのか実話を基に描かれた物語です。日本とトルコが遠い昔から繋がりや関わりがあったことは最近知り、その流れでこの映画を観てみました。本作は2つ大きく分けて、エルトゥールル号遭難事件、1985年のイラク戦争でテヘランに取り残された日本人救出 を中心に描かれています。とにかく映像が綺麗で、表現も上手かった。トルコ人俳優や、特に日本人女優 忽那汐里さんの演技、少しだけのロマンチックな部分も良かったです。老若男女問わず、日本人の皆さんには是非一度 観て頂きたいです。この映画のおかげでトルコに対して更に興味や関心を持つようになりました。いつかトルコに行きたいです。そして他の親日国・友好国・同盟国も含めて、日本とトルコの良好な関係も末永く続いていってほしいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "歴史は繰り返す、何度でも…。\n トルコと日本の絆なの物語。1890年に難破したトルコの船…。和歌山県の大島に流れ着く中で、たくさんの乗組員が海へ投げ出されました。そのトルコ人を助けたのが、大島の村民の日本人たち。困っている人がいたら、助けるのが当たり前という言葉を発し、69名ものトルコ人の命を救ったことに感動しました。また、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。あれから100年余りたった1985年。戦争が激化するイラクを脱出しようと多くの日本人が空港に駆け寄りますが、日本からの飛行機は危険だという理由で一機も飛ばない事態に…。このままでは、日本人だけが取り残されてしまうという危機的状況に、トルコの首相が救出機を出してくれます。あの時助けれくれた日本人を、今度は自分たちが助ける番だと言ってくれた首相の発言に感動…。100年経っても、日本人を助けてくれたトルコに感謝です。多分ですが、トルコではあの海難事故を学校の授業などで、先生が子供達に伝承しているのではないでしょうか?日本人に助けられたという気持ちが子供の頃から残っていたからこそ、イラク戦争での救出劇に結びついたのだと思います。現在も姉妹国のトルコと日本。これから先もずっと仲良く同盟国として歩んで欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "題材は良いのが…。\n 感動したが、日本人としての感動だと思う。ナレーションから始まりトルコ人の声なのだが、彼がこの物語を牽引するわけではないのだから、字幕だけで良いのではないか。それにややお節介なセリフが多く見受けられた。言わなきゃ伝わんないわけでもない。尺の問題からなのか、無理矢理な感じを受けた。エルトゥールル号の所をもっと削り、テヘランでの救援機の所をもっと描いて欲しかった。トルコ人の気質ってもんがわからないのだから尚更掘り下げるべきだった。別に恩返しっていう描き方をしていないわけだから。映画としても美しい魅せ方や粋なストーリー構成にしているわけではない。無難に映画化したという感じだ。 " + }, + { + "date": "2017-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "トルコありがとう\n 明治時代の事なのにトルコではエルトゥールル号🇹🇷のことを教科書に載せてると聞きました。イランからの邦人救出については、教科書どころか日本人の多くが知らない。映画のように劇的ではなかったのかもしれないが、危険迫るイランに飛行機を出してくれたのは事実。本当にありがとうと言いたい。日本人は見たほうが良いと思う。トルコに観光に行きたい。 " + }, + { + "date": "2017-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "恥ずかしながら\n こんな歴史の事実があったことを、知らなかった。魂が熱くなりました。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日出る国と月昇る国の物語\n 映画「海難1890」(田中光敏監督)から。冒頭、こんなフレーズで始まる。「1889年(明治22年)7月日出る国と月昇る国の物語は、この小さな島で始まった」題材となった「日本とトルコの友好関係」を考えると、これはキーワードになるな、とメモしたが、なかなかその言葉の意味が理解できなかった。しかし、両国の国旗を眺めて、なるほど・・と納得をした。国旗のマークが「日本は太陽」「トルコは三日月」。この映画で、私は「トルコ」という国が好きになってしまった。特に、私たちの記憶に新しい「1985年、イラン・イラク戦争」の時、日本政府でも危険だと、救援機を送らなかったのに、トルコ政府は、95年前に自国の民が日本国民に助けられたから、と自分たちの危険を省みず、日本人215人を助けてくれた。あの救出劇から約30年、もし同じようなことが起きたら、現代の日本人は、困っているトルコ人に手を差し伸べられるだろうか。最後に、こんな台詞もある。「人びとの真心が国を動かす」そして、自国民より、他国(日本人)を助けなさい、と命じたトップに「国民からの電話が鳴りやみません。この救出劇を誇りに思うと。非難はひとつもありません」の報告がされる。その報告を受けたトップが胸を張って、こう言う。「そうか、私はそう言ってくれる国民を誇りに思う」と。映画とわかっていても、カッコいいなぁ、この国のトップは。 " + }, + { + "date": "2017-04-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "国を越えた友情に熱くなるが\n 国を越えた友情に胸が熱くなる2話であるが、この2つを結びつける?みたいなところにやや違和感あり。それぞれには面白かったのだが。。。ムスタファが岡田准一に見えて仕方なかった!? " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "知らなかった!\n ストーリーの2/3の、海難事故編。「飛べ!ダコタ」と似た感じですが、見ごたえありました。中でも内野さんが、素晴らしい!医者として、人間として。救助に当たる姿がよかったです。英語のセリフも完璧だし。残り1/3の、テヘラン編。2人の役者さんが共通しているっていうのが、粋です。親日派のトルコ。こういう歴史があったのですね。 " + }, + { + "date": "2017-02-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 今度、大島に行ったらトルコアイス食べながら、トルコに思いを馳せたい。トランペットも良かった。 " + }, + { + "date": "2017-02-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こういう決断できるって、人間として憧れる\n キネカ大森シアター3初見参。40席のミニシアター。隣のレストランフロアの閑散ぶりは感動もの。その分安い!いつかカレー、ナンばかりかタンドリーチキンまで食べ放題で2千円という店に食べに来よう。映画は、よかったです。トルコ人、かっけえ〜。普通の人が、人々がこういう決断できるって、人間として憧れる。こうあろうと心に刻んだよ。忽那汐里(くつなしおり)さん、地味で可愛い。日系三世らしいが、三世ともなると顔立ちも随分日本的な場合があるんだな。何カ所か、押し付け道徳的セリフ一言多いのシーンがあったから、5にならなかったよ。惜しい。 " + }, + { + "date": "2017-02-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "近くの親戚より遠くの他人!?\n 親日国トルコがなぜ親日になったのかを明らかにしてくれる。海難事故で座礁沈没したトルコ船の乗組員救出が前半、後半は私も覚えているイラン・イラク戦争勃発時の在日本人救出が後半。このときは何故、日本の自衛隊が救出にいけないのか歯がゆい思いをした記憶がある。映画はオーソドックスな造り。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな歴史を大切にしたい\n 自国の利益確保の為、反日しか出来ない国民にはこんな思いやりなどないだろうな。 " + }, + { + "date": "2016-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "トルコの方々に感謝\n 恥ずかしながらこの映画を見るまで、エルトゥールル号の遭難事件を知りませんでした。学校で習った記憶もありません。ただ、トルコ人は対日感情が良いとは聞いたことがあり、その理由はロシア帝国の圧力にトルコが困っていたとき、日露戦争に日本が勝ち、ロシアの力が落ちたからと学校で教わった記憶があります。しかし、日本は1985年当時と何も変わっていないと感じました。日本人が今、外国で危機に瀕した時、自衛隊は助けに来てくれるのだろうか?とても考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-12-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "極めて良作\n 1890 年に明治天皇に返礼に訪れたトルコの軍艦エルトゥールル号が,帰路和歌山沖で遭難し,地元の串本町の住民によって乗組員の約 1/10 が救出された事件と,その 95 年後のイラン・イラク戦争勃発時のテヘランで,300 人ほどの日本人が取り残されたのをトルコ航空機が救出してくれた事件を繋いで1本の映画にしたものである。映画の冒頭,トルコのエルドアン大統領の挨拶が入っている日本とトルコの合作映画で,トルコはこの映画に 20 億円も出資してくれているらしい。(T^T)ゞエルトゥールル号の話は,日本とトルコの絆の元となった話として,トルコでは日本のことに触れる度にこの話が持ち出され,国民の3割ほどが常識的に知るほどの話であるのに対し,我が国では最近こそ小中学校の一部の教科書に掲載されるなど,比較的認知度が上がって来たものの,私がこの話を知った 30 年以上前は,現在ソープランドという名称で呼ばれている風俗店を日本では「トルコ風呂」などと呼んでいた時期であり,その認知度の低さは目を覆うばかりであった。トルコは長年ロシアとの戦闘を繰り返して来た歴史を持ち,日露戦争で日本海軍がバルチック艦隊を壊滅させた時には,我が子に「トーゴー」と名付ける国民が続出したほどの親日国であるが,それに対して我が国はトルコ風呂などという名称で応えていたのである。あまりに失礼だということで,東大に留学して来たトルコ人学生の提唱で名称変更が行われたのは 1984 年のことで,イラン・イラク戦争勃発の前年のことであった。一方,イラン・イラク戦争当時のイランへは日本からの直行便はなく,救出機を送らなかった日航がかなり悪者にされていたが,やむを得ないのではなかったかと思う。むしろ,糾弾されるべきなのは自衛隊機を送るのに国会承認が要るという現憲法の方である。集団的自衛権が行使できる安保法案を安倍内閣が立案して成立させたことによって,こうした事態に自衛隊機を速やかに派遣できるようになったのは,つい最近であったことを忘れてはならない。当時のトルコの首相に救出機の派遣を打診したのは,伊藤忠商事の社員の依頼によるものであったらしいのだが,残念ながらそれには触れられていなかった。だが,このパートのシーンの多くは非常に胸を打つもので,何度も目から汗が流れてしまって困った。映像は,実に素晴らしかった。特に,遭難のシーンは非常に見応えがあったが,CG ではなく実写がほとんどだと聞いて驚嘆させられた。脚本が一番の不安であったが,「うん地人」や「利休にたずねよ」の愚作を書いた同じ人とは思えないほど出来がよく,心を入れ替えたのかと思えるほど破綻がなかったので安心した。教科書通りのような話の流れで,サプライズと言ったものが全くないのがやや不満とも言えるが,余計なエピソードを入れられるよりは数万倍も良かったのではないかと思う。役者はいずれも好演と言えたが,特に内野聖陽と忽那汐里の英語の発音が完璧だったのには感心させられた。また,夏川結衣の妖婉さは流石だと思わせられた。トルコ人俳優の好演も素晴らしいもので,一人一人のクルーの熱演には目頭を熱くさせられた。音楽の大島ミチルは,起伏の大きいこのドラマに負けていない力のある曲を書いていた。特に海難シーンと,テヘランでの戦乱シーンの音楽は特筆ものであった。この監督は,「火天の城」で原作の価値を根本から損ねるような改竄を行い,「利休にたずねよ」で茶道が朝鮮由来という捏造を行った許し難い人物であるが,今作では脚本家同様にかなりマトモになっていた。日土合作ということで,ある程度の制約があったためかも知れない。救出した乗組員を人肌で暖めるシーンなどは,イスラム国であるトルコでの上映を前提にして女性の肌の露出が極めて少なかったのもその一端であろう。生き残ったトルコ人乗組員を2隻の日本軍艦で送り届けたときの日本人クルーの中に,後の日露戦争で東郷平八郎司令長官を補佐してバルチック艦隊を壊滅させる作戦を立てた参謀の秋山真之がいたのだが,触れられていなかったのは残念だった。いつもの日本映画と違って,最後に安っぽい歌謡曲が流れなかったのは良かった。なお,エンドロールが始まっても,すぐに席を立たないことをお薦めする。(映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出4)×4= 92 点 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画\n トルコと日本の関係は東郷平八郎がいたからという話は聞いていたけど、こういう事実があったってのは知らなかった。この事件を踏まえて今のトルコの人たちは我が日本人を救ってくれたのですね。当時の日本人たちが自分の苦境を省みず、肌をあわせて救うってのもなかなか。これはいい映画を観た。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "事実は小説よりも奇なり\n トルコと日本の関係が歴史的に語られ素晴らしい作品。これは何もしなくても映画になる事実ですね。 " + }, + { + "date": "2016-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "親日のトルコ・・\n 1890年の海難事故に日本とトルコの絆が出来たという史実の映画。95年経った1985年のイラン・イラク戦争が勃発したときにトルコが足止めされた邦人を救ったというストーリー。東南アジアの小さな島国と中東の国家が友情で結ばれたという感動の作品。国会で取り上げられた・・2015年の日本・トルコ合作の映画。 " + }, + { + "date": "2016-05-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "たくさんの日本人に観て欲しいです!\n エンドロール後にトルコ共和国大統領のコメントが流れます。最後まで、観ないとね。どんな時代でも人間は、助け…助けられて、生かされているんだな、と思います。 " + }, + { + "date": "2016-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いざという時 自分はどうするのか 何ができるのか 自分とは全く違う...\n いざという時 自分はどうするのか 何ができるのか 自分とは全く違う世界の人たちを どこまで受け入れられるのか 今のように情報が無い時代の 勇気ある人たちの実話が心に響きました " + }, + { + "date": "2016-03-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったけどね\n トルコと日本の絆を描いた良い映画です。前半は、トルコ船が、永い航海を経て来日します。その後帰国についたトルコ船は、無理をして嵐の中を航海し、難破してしまいます。それを発見した、村人が救助にあたり、奇跡的に助け出された船員は、手厚い看護を受けます。回復した船員は、帰国の途に就き、歳月が経ちます。ここまでは、丁寧に描かれていますね。ここからトルコでのシーンなのですが、少し、物足りなさを感じました。そこが少し残念でした。 " + }, + { + "date": "2016-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観て良かった\n 期待しないで観に行きましたが、観て良かった〜久々に胸が熱くなる映画でした。感動。こーいう映画を沢山の人に観てもらいたいなと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-02-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "奇跡の絆が時代を超える\n 本作は大きく分けて2部構成になっています。1つは1890年、和歌山県串本沖で起きた、オスマン帝国の「エルトゥールル号」遭難事件。もう1つは1985年イラン・イラク戦争における、テヘランからの、日本人救出劇です。この時トルコ政府が旅客機をチャーターし、日本人を救出したのです。本作は日本・トルコ友好125周年を記念して製作されました。明治23年(1890年)トルコの親善使節を乗せた「エルトゥールル号」が和歌山沖で嵐に会い、座礁。船は大破してしまいます。乗組員は600名を超えていました。そのうち500名以上がこの遭難で犠牲となってしまいます。この遭難事故を真っ先に見つけたのが「樫野崎」(現在の串本町)と呼ばれる、和歌山南端の小さな小さな漁村の人たちでした。当時としては、世界最大規模の海難事故であったそうです。小さな貧しい漁村の目と鼻の先で、そんな大惨事が起ころうとは。まさか?!の事態です。とにかく、村人たちは必死で救助にあたります。そこで彼らは更に驚いてしまうのです。「異人さんや!!」開国したニッポンとはいえ、地方の貧しい漁村では、外国人を見るのは初めて、という人も多かったでしょう。明治という、まだ生まれたての国家は、急速な近代化を図っていた時期です。この漁村にも、郵便や、新聞、それに軍人などから、新しい首都、東京のニュースは伝わっていました。トルコの親善使節を乗せた「エルトゥールル号」が、大役を果たし、帰途についているという報道はこの和歌山の寒村「樫野崎」にも伝わっていたのです。村人たちの眼の前に起きたのは、まさにそのエルトゥールル号の遭難。この村には、ちょっと変わり者の医者が住み着いていました。田村元貞、という元紀州藩士です。この医者、貧しい人からは、治療費を受け取りません。村にとっても、遭難した乗組員たちにとっても、この医師、田村がいてくれたことがまさに奇跡でした。冷たい海から引き上げられ、次々に運ばれてくる乗組員たち。助ける!とにかく、一人でも助ける!ここで、田村は冷静な判断を下します。いわゆる「トリアージ」を行うのです。助からない者、重傷者、軽傷者、を分ける。そして、重傷者から先に手当てしてゆく。まさに命の選別をする。乗組員の体は海に浸かり、冷え切っています。「火を起こせ! 湯を沸かせ!! 粥を作れ!」村の女たちも総出で救助を手伝います。村長(笹野高史)は村人たちを集め、緊急の寄り合いを開きました。「すまんけんど、人助けだ。少しでもいい、米を出してくれないか……」貧しい漁村は、普段でも食うや食わずです。遭難した乗組員の食糧調達は、村にとって、極めて大きな負担でした。しかし、村人たちは皆、唇を噛み締めて、村長の意見を聞き入れました。こうした懸命な救助によって、トルコ人69名の命が救われました。はるか遠い海原を超えて、オスマン帝国からやってきた乗組員たち。彼らはこうして故国へ無事に帰ることができたのでした……。このエピソードから95年後のこと。1985年イラン・イラク戦で、中東は緊張状態。イランの首都テヘランには215人の日本人が取り残されていました。サダム・フセインは、イラン上空を飛行する航空機は、民間機であろうと無差別攻撃すると宣言。猶予は48時間です。このとき日本は、危険すぎるということで、民間機、自衛隊機をテヘランに派遣できませんでした。代わりにとった苦肉の策が、トルコに日本人の救出を依頼する、というものでした。空港にはすでに各国の救援機が、やってきては自国民を救出し、矢継ぎ早に飛び立って行きます。空港に残されたのは多くのトルコ人、そして日本人でした。このとき、日本政府からの依頼を受けたトルコのオザル首相は、決断を迫られます。イランにはまだ多くのトルコ人がいる。自国民を助けるべきか? 日本人を助けるべきか?と言う訳で……。本作では、ふたつのエピソードを通じて、日本とトルコの友好関係、その絆を描いて行きます。そのなかで、際立っているのは、明治に生きた、名もなき人々の「無私の行い」ということです。歴史家の磯田道史氏には「無私の日本人」という優れた著作があります。実は、江戸時代からすでに、各藩の領民たち、土地の地主たちの中に「おおやけ」「公」の意識を持つ人たちが相当数いたことがわかるのです。幕末、明治維新、近代国家への道。これらの流れは、全国各地で同時進行的に実にスムーズに達成されていきました。その要因の一つが、日本列島各地に、名もなき「おおやけ意識をもつ人たち」が「分散して」暮らしていたことにある、と私は思います。本作ではその「おおやけの意識」を持つ、医師の田村元貞や佐藤村長、そして名もなき漁師たちの働きが感動的です。ただ、これだけの感動的なエピソード、紛れもなく本作は「超大作」の骨格を持つ物語です。それにしては、オスマントルコの軍艦や乗組員たちの描き方がいただけませんね。これが本当に600名を乗せていた船なのか? と疑問に思うほど、あまりに小舟に見えてしまいます。また、国家の威信を背負って日本への旅についた乗組員たち。その役目は、国家元首である明治天皇への返礼、その親善儀式への出席にありました。なのに、この大事な儀式は全く描かれておりません。ゆえに、この作品において、はるばる大航海を行って、日本の国家元首に謁見する、という軍人たちにとっては極めて「名誉ある任務」の重大さが、いまいち観客に伝わってこなかったのが、やや残念ではありました。ただ、国や、人種の違いを乗り越え、更には時代さえも乗り越えた、トルコと日本の友情関係。これは世界史の中でも、極めて珍しい出来事ではないでしょうか。本作のエンドロールはぜひ最後までご覧ください。トルコからの親善メッセージがございます。 " + }, + { + "date": "2016-02-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "いい話、勉強\n せっかくいい話なので、もう少し自然に描いてほしかったです途中から日本人いい人アピールが気恥ずかしくて集中できませんでした題材はすごく気になったので、調べてみたいです! " + }, + { + "date": "2016-02-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "残念\n 良い話なんだけれど、後半のトルコ編(?)が雑。 " + }, + { + "date": "2016-01-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "作りが読める\n 内容は良いし、ラストは泣いた。しかし、映画の作りとしては、次が読めるてしまう。実際そうだったかもしれないが、どうもわざとらしい。展開がゆっくりすぎて、この場面は必要だろうかと思うシーンが、前半に多い。俳優陣は豪華。内野聖陽は安定の実力。竹中直人はよくわからない役どころ。おそらく、史実は映画以上に素晴らしいことだったろうと思う。 " + }, + { + "date": "2016-01-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本とトルコの友好関係がどれくらいか分かる!\n これは、かなり良い映画ですね!日本とトルコがどれくらい仲が良いかが実感して分かりました!かなりってレベルですね!最初、両国の文化が映し出されます。日本が当時どのように生活していのとか、トルコとはどーゆー街並みだったのか映し出されており、どちらも素晴らしいと感じました。素晴らしい点があるのはこの映画の特徴とも言えるところがたくさんあります。トルコが日本の象徴的な物を褒めるような場面があったり、日本人がいかに親切か教える場面もあり、心が温まりました。そして、そのお互いの親切は時を超えても尚続いているという事を分からせる場面もあり、トルコの事を少し気にするようになりました。それだけじゃなく、ドラマ性もありました。むしろ、そのドラマ性が日本とトルコとの友好関係を映し出したと言えるかもしれません。心温まる映画、ありがとうございました! " + }, + { + "date": "2016-01-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久々に号泣〜\n 和歌山人としては見ておかなければ!和歌山では他の映画より来館者数が多いな…真心。泣けましたね〜。最近、義理人情に欠ける人が多いのに国境を越えて素晴らしい人達でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "イイ映画、ちょっと惜しい。\n 撮影は丁寧で映像が美しかったです。編集はやや粗め。特に後半のトルコ航空のエピソードは、もう少し掘り下げて欲しかった。 " + }, + { + "date": "2016-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史のお勉強\n 今の時代だとこんなことあり得るかと思うくらいみんないい人ばかり!日本人も捨てたもんじゃないなぁと思いつつ今はだいぶ変わってしまったような気がします。いずれにせよ国際化社会のなかで歴史を知ることは大切なので、映画を入口にして興味もってもらうのはいいと思います。この映画が世界に広まれば日本とトルコのイメージも上がると思います!ぜひとも売り込みを頑張ってほしいです!笑歴史物は割りと退屈してしまったりしますが、この映画はエンターテイメントとしても感動できてよかったです! " + }, + { + "date": "2016-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "助け合いとは。\n 学校で全校生徒でこの映画を観ました。理事長先生がこの映画をどうしても見せたいとのこと。その理由がすごくわかる映画でした。世界情勢が不安定な今、国際協力とは何か。をすごく考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2016-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "東映頑張った!\n パッとしないし、東映だからまたコケると思ったけど、感動した!おもしろかったっし、感動した。黒澤明監督の『赤ひげ』を思い出した。トルコ空港のシーンは都合よすぎだけどね、オーバーだし(笑) " + }, + { + "date": "2016-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ストレートな美談。\n 2015年日本とトルコが友好125周年を迎えた記念に製作された合作映画。 1890年に起きた「エルトゥールル号海難事故」と、1985年の「テヘラン邦人 救出劇」が時代を遡って前後に描かれる。1890年の史実を知らなかった 私には非常に勉強になったが、あくまで政府絡みの「美談」であることを 強調する(つまり両国の良さをそれぞれが前面に推している結果が)やや 気恥しいくらいにストレート過ぎて、若干退き気味になる点も多かった。 合作の難しさを改めて浮き彫りにした感じ。演じる俳優は熱意を持って それぞれが好演しており、歴史事件の意味では分かり易く情緒豊かでも ある。反面、二役演じる俳優人同士の心の繋がりや恋の行方は中途半端、 当時の日本政府は何をやっていたのかが見えずに腹の立つシーンも多い。 身を呈してトルコの人々の命を救った和歌山県串本町の人々の行動力と、 無差別攻撃の開始が迫る中、我先に助かりたいと思う人々が日本に対し 協力を惜しまないで搭乗を優先させてくれたことへは改めて感謝できる。(個人個人が誇りを持って行動した結果が功を奏することを学べる作品) " + }, + { + "date": "2016-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真心をもって接すること\n 海難事故まで、エルトゥールル号の様子と和歌山の村の人たちの様子が丁寧に描かれていて、平和で楽しい雰囲気から一変して事故の緊迫した状況が真に迫っていた。出港から観ていたからこそ、ムスタファの耐え難い悲しみに心が痛み、共感した。それに対して村の人たちは、全員で協力して、見返りを求めず事故に遭った人を助けようとし、真心をもって接した。怪我の手当てだけでなく、死者の弔いや、持ち物もできるだけ拾い、血や汚れを丁寧に落として返した。その姿勢は、傷ついたトルコの人たちを癒し、元気づけた。テヘランの出来事にも、トルコの人々の真心を感じた。国籍や人種に関係なく、人としてあるべき姿であり、多くの人に語りついでいくべき話だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一工夫・・・\n 題材は最高。本やテレビで幾度も取り上げられ、そのたびに感動に身が震えた人間として、ついに映画化!!と、胸躍ったものでした。だからこそ、惜しいっと思う点がいくつか・・まず食うものにも困る貧しい村に遊郭・・・これはいらんでしょ遭難シーンと遊郭でのシーン(金魚とかね)は、きれいだなぁ、いいなぁとは思ったけど、でも・・やっぱり遊郭は無理があります。一つ一つの献身的な対応エピソードにほろりとしただけに残念。あとは現代パートでエルトゥールル号の恩返し云々-という動機付けではなくて、困ってた人を助けるというだけだったのはちょっと弱いかなと。「エルトゥールル号のことはみんなも学校で学んで知ってるだろう、だから今度は俺たちの番じゃないか!」とか何とか言ったほうが、空港での日本人の皆さんどーぞどーぞ的な演出に説得力がわいたと思うんですけどね。それにエルトゥールル号の避難民に対して日本全国から寄せられた寄付金の話とか、トルコ大使が日本人の救助をした理由を語ったことなど、後日談やエピソードを補完という意味で、字幕での説明があったほうがより感動が増すような気がしました。特にこういういい話は。ちなみにトルコでも興行収入で初登場5位みたいなんですけど・・本当に国民的美談として認知されてるのかなぁ・・・ " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本のシーンでは島の人たちが、テヘランのシーンではトルコの人たちが...\n 日本のシーンでは島の人たちが、テヘランのシーンではトルコの人たちが良い人過ぎて、にわかには信じがたい気もしたけど、観てるうちに自然に涙が溢れてきたのは確か。『情けは人のためならず』を痛感されられた映画だった。ただ終盤は、自国の民間人を助けようとしなかった日本政府等に腹が立って、情けなくて、そういう意味でも泣けてきた。エンドロールが終わってから流れたトルコ大統領の挨拶のシーンで、なおさらそう思った。これが日本でなくて他国同士の話なら良いお話だったと思えたのだろうが、観終わった後に日本という国の情けなさだけが心に残ってしまった。(特に島での救出~トルコへ戻るまでの)役者さんの演技は素晴らしかっただけに、残念。 " + }, + { + "date": "2016-01-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "見ててイライラした…\n みんな良い人過ぎ…行為に対する理由や根拠が全てにおいてない。。。演出がクサ過ぎて終始サブイボが止まらない、、、船の転覆シーンは無駄にしっかり撮られているが、演技がこの状況でそんなん??って感じ…救助のシーンも『手が離せないんだー』ってお前バカなの?体温めるシーンも『私に任せときな』って、1人で何人いると思ってんの?そもそも遊郭のシーンが意味わからん?食べ物を分けるシーンとか転んでこぼすのとか全て??別れのシーンとかいつの間にそんなに仲良くなったの???などなどあげたらキリがない。。。現代も何故そんなに助けてくれるの?『前に会った様な気がする』って…そして意味不明の花道拍手。。。脚色され過ぎていて『なんじゃそりゃ』って感じ。。。。。正に茶番劇!そして何よりも、この作品の評価が高いのが疑問ナルシストで右よりな日本人ばっかりなんだなぁと、、、若しくは私の感性がおかしいのか??? " + }, + { + "date": "2016-01-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ネタはよい\n ネタはよいが、映画としては、、、、 " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大変よかった!\n 人の優しさと団結力にすごく感動する作品人はここまで優しくなれるのかと思った地域性みたいなものもあると思うけれど本当に人として素晴らしい人たちこの地域の人たちにぜひ会ってみたいと思いました! " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一寸作りが雑❗\n 映画そのものは良い映画だとは思う。ただ、CGの場面で端に車が写っていたり、海難後の時系列が表記されないので、何日後の話しなのか…3日後か?1週間後か?1ヶ月後か?3ヶ月後か?判らない。それと、イスラム圏のトルコ人は、我々には短髪・口髭で判り辛く、セリフに名前を入れる❗とかしないと、話がボヤける。 " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "みんないい人だ。\n エルトゥールル号が和歌山沖合で遭難したのが1890年。イラン・イラク戦争で多くの日本人がテヘランに取り残されたのが1985年。日本とトルコをつなぐふたつの出来事を端正な演出で描く。田中光敏監督の映画とは比較的縁があって、けっこう観ている。真面目な映画が多いという印象である。本作もかなり真面目な映画であった。真面目が悪いわけではないし、いい人しか出てこない映画は気持ちがいいけれど、何かが足りないのも確か。エルトゥールル号の乗組員の身体が冷えきっているので裸になって温める、という件では、和歌山のお母ちゃんたちがブアーッと裸になって、というのが映画的というものであろう。トルコの首相が、「わが国民を信じる」と言い切ったのはかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2016-01-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "和歌山県では超有名な話らしい\n 明治時代の日本人(@田舎貧しい村)の精神性に感動!そして戦後日本の情けなさにガックリきました。 " + }, + { + "date": "2016-01-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動と共に日本人が考えるべき問題も。\n エルトゥールル号に纏わる日本とトルコの親交は知っていたけれど恥ずかしい事にイランイラク戦争でテヘランからの邦人救出にトルコが救助の飛行機を出して下さったことを知らなかった。あの時、テヘランで戦火にのまれる寸前の邦人が絶望の淵で「何故?日本国は我々を助けに来てくれないのか」と言ったが、これこそが我国日本がキチンと目を開いて考えなければならないことだ、とも痛感した。拉致された邦人を助ける事も出来ない日本の憲法。安保法制でも、まるで賛成すれば戦争になるかの様な報道振りに、国民が知るべき事を知らされない実情が分かる人には分かった。家族がこの邦人の立場になればきっと泣き叫び真剣に考えなかったことを悔やむに違いない。話は逸れたが、日本人の真心と勇敢なトルコ兵士を祖先に持つトルコ魂を感じ、その二国が未来も強く優しい精神を以って仲良く出来る事を願うキッカケになった感動の映画である。 " + }, + { + "date": "2016-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動のあまり涙しました 日本人はすばらしい\n 日本人に生まれたことを、心から感謝できる映画です。遠い国同士で、これほど仲の良い国同士も珍しいですね。昔も今も、日本人はすばらしい特性を持ってます。 " + }, + { + "date": "2016-01-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "民民\n 国対国ではなく民対民これが互いを理解する為には必要だと改めて感じました。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "イスタンブールでも見ました。\n 12月26日にイスタンブールのキャピタルというショッピングセンターのシネコンでも見ました。劇中で拍手が起きたり、終演後私は隣の見知らぬトルコ人と自然にガッシリと握手したり大変に盛り上がりました。日本人は市民のモラルが優れ、トルコ人はトップの見識と胆力が優れている事が、良く描かれていると思います。逆はダメな事も。ただ、前半の部分が日本人には分かる表現だと思いますが、なぜ見知らぬ人を命懸けで、自分たちが食べないでまで救ったのかを、もう少し丁寧に説明した方が、外国人には理解しやすいと思いました。助けられたから助ける。という仏教的な因果応報ではなく、困った人がいれば全力で助け合うという、日本とトルコにある世界に誇るべき普遍的な精神性の高さを分かりやすく描いた秀作だと思います。日本が子孫に残すべき事は、市民の精神性の高さではないでしょうか。軍事は2番目だと思います。なお、パンフレットは劇場ですぐ売り切れて、再入荷しませんとの事。ご興味ある方はネットで入手して下さい。 " + }, + { + "date": "2016-01-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "単純なお話し\n 前段の話と後段の話の二本立てだが85年の話は淡泊で前段の感動が吹き飛んだ !!!! もっと後段は手短にお復習するくらいでよかったような! " + }, + { + "date": "2016-01-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "正月から涙腺がユルユルニなってしまった\n 明治編、昭和編共に日本とトルコとの助け合いの実話を元にした作品ということでしたが、当然エンターテイメントとして脚色を加えてあるわけで、それを承知で見ないとそんな都合のよい話はホンマかいな?ってことになりそうな危うさがありますが、結構涙腺が緩んでタラ~っと涙が零れ落ちる感動は清々しかった。違和感のあった点として、明治中期に都合よく貧しい漁村にネイティブ風の発音の英会話ができる医師がいて、しかも友人が海軍さん。気丈な紀州の女が、許嫁を海難事故で亡くして失語症になるのだろうかとか、貧しい村のはずなのに遊郭があり、そこでどんちゃん騒ぎしてるし、小さい村のはずなのに業突張りの医者もいる。昭和編でも都合よく若い日本人学校の教師がトルコ大使館員と巡り合うのかとか、突っ込み入れたら枚挙にいとわない。とどめはいつもはエンドロールが始まるとそそくさと退出するのを何かまだ有りそうだと最後まで見ていたら、エンドロールが終わったところで、見慣れぬ紋章みたいなものが移った直後に何とエルドアン大統領のメッセージが出てきたのはびっくりした。昔の友好的な良い話がなんだか政治的な話になってるし!昭和編で日本の自衛隊が救援機が出せないと何度もアピールしていたのは昨年の安保改正を睨んでの発言かとも勘ぐってしまい、折角の美談を政治利用しているような雰囲気がプンプンします。でも、確かに当事者としてみれば危険を顧みず自国民の救出を願うことに応えられなかった日本政府に憤りを感じていたことも事実なんだろうなとも思いました。批判的なことばかり書きましたが、涙腺刺激度もそこそこあっていい映画だったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-01-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしき『真心』を再認識できる映画\n めっちゃ感動!どの映画にもいえることですがエンディングのあとのある方のお言葉を聞いてこの映画は完成しますぜひ日本人とトルコ人の『真心』を2016年の映画館で観てほしいです拍手しながら日本人を送る人々のシーンは本当に感動した。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "近代パートは無い方が良かったのでは。\n なんともチグハグ、な印象が残念な一本。大晦日、2015最後の観納めがコレで非常に悔いが残る。国境を越えた人情噺、そこは良かったし。歳を喰って西田室長バリに涙腺が弱くなったとはいえ、やはり泣けた。その部分に関しては、力作だと思う。ただ物語としては、映画としては如何なものだろうか。日本が舞台の過去パートと、トルコの助けが描かれる近代パートで出来ているのだが。その間に一切架け橋となる表現が無いのが非常に気になった。いちいちお互いの交流の歴史が、とか説明して欲しい訳では無いが。この作品の描き方では登場者が同じの、全く別の話ではないか。それならば。「いざという時、日本という国は官民共に国外の同朋を助けない」ということしか伝わらなかった近代パートは要らなかったのでは?トルコが助けてくれた事実は事実。ただ映画的嘘でもいいから「かつて日本という国が助けてくれたから」と、前半で描いた過去を繋げていれば、もっと映画的に良かったのではないか。この映画を観て感じたのは「恩も義理もないんだ」ということばかりなのが残念。両国の交流の訳も意義も、この作品からは伝わらなかった。最後の最後にわざわざメッセージをくださったトルコ大統領に、日本人の一人として申し訳ない作品。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "とにかく見てほしい!\n 先日、旅行でたまたま樫野崎に行き、トルコ記念館、慰霊碑等を見学して、初めてエルトゥールル号事件を知りました。その日は偶然にも映画公開日で、奇妙な縁を感じ、今日やっと見てきました。序盤は歴史的背景についてゆっくり確認する感じでしたが、事故当日から最後のシーンまではずっと引きつけられっぱなしでした。日本人はこんなにもやさしく、トルコ人はこんなにも義理堅く、人間はこんなにも相手を思いやれるものだったのかと、本当に胸が熱くなりました。恥ずかしながら、途中からハンカチが手放せなくなるほどでした。映画としての評価はさまざまあるでしょうが、ここに描かれた感動的史実の前ではそんなことは些末なことに思えます。映画館でなくてもいいので、一人でも多くの人にこの映画を見てほしいと心から思いました。国も民族も宗教も関係なく、人を思いやる真心を忘れてはいけないと素直に思えます。大晦日に心をきれいに洗うことができ、清らかな気持ちで新年が迎えられそうです。 " + }, + { + "date": "2015-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "中東の場面での登場人物の少なさが不満です。\n 既に亡くなられましたが、日本人を救うために志願され、後に串本にも来られた機長のこと、着の身着のままの日本人を暖かくもてなされた客室乗務員の方々のこと、陸路で帰国されたトルコの方々のご苦労など、映像で見たかったです。また、政府と日航が見放した人々のために奔走した、トルコ在住の商社マンなども。イラン-イラク戦争の脱出に関わられた方々の描写も期待していましたので、その点で不満が残りました。イラン-イラク戦争当時、何故日本人がトルコ航空に助けられたのか、私は後に知りました。その時のトルコの方々の勇敢さと優しさ、義理堅さを見てみたかったです。この出来事は、トルコ地震への日本の対応、迅速な自衛隊派遣、日本からヨーロッパへの技術輸出にも繋がります。少し不満は残りましたが、「杉原千畝」と併せ、何故、ヨーロッパの中でもポーランドとトルコが格別な親日国なのかを、多くの日本人が理解出来るよい機会をいただいたと思います。実際、ヨーロッパで日本が苦しむ時、迷わず助けてくれるのはこの二国だと思います。日本の先人に感謝します。 " + }, + { + "date": "2015-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "情けは人の為ならず\n 情けは人の為ならず、いつか自分へと返ってくる。返ってくるのは何十年もあとのことでも、恩を忘れなかったトルコ人によって、テヘランで窮地に陥った「あの時の日本人の子孫たち」に救いの手が差し伸べられるわけだ。その空港で、大使館職員はなんの説明もなく説得し、それですべてを理解するほどトルコ人にとってエルトゥールル号の悲劇は常識なのだ。悲しいことに、それを当の日本人はあまり知らない。本来なら今度は、テヘランでの援助を日本人が語り継いでいくべきなんだけどなあ。 " + }, + { + "date": "2015-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思わず感動してしまいました\n 説教じみた部分もありますが、助け合いの心に打たれてしまいました。テヘランでの避難で、自国民よりも助けを求める日本人を優先した事は遭難者を助けるよりも大変なのことだと思い、トルコ国民の困っている人を助ける思いやりの精神に感動しました。どんなときでも、自分の事や、その場限りの行動をとっている自分が恥ずかしくなりました " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "必見\n エルトゥールル号遭難事件からイランイラク戦争の繋がりをもっと知らせるべき!日本人の誇りを痛感させられる感動の一作ですよね(^_-) " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "誇りに思います\n 彼らを、救えるのは私たちしかいない。このフレーズが突き刺さりました。たくさんの人に観てほしい作品です。あと、是非最後まで席を立たないて欲しいです。 " + }, + { + "date": "2015-12-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今こそ必要\n 実話ということですが、恥ずかしながらこの事件を知りませんでした世界中で内戦や紛争、テロが起きている現代…無償の人間愛でトルコ人を助けた人々と同じ気持ちが私たちに少しでもあれば、もう少し平和な世界になるのでは…と思わずにいられません素直に感動できる作品でした強いて言えば、ラストのトルコ人が日本人を救うくだりが駆け足で物足りませんでしたもう少し丁寧に描いて頂きたかったです " + }, + { + "date": "2015-12-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い時代物\n 時代が近いためか史実物としては背景・構成がしっかりしていたと思います。史実の映画化には多少の脚色は付き物で、しかしそれを込みにしても十分に楽しめる作品です。もっと早く見に行くべきでした。日本の場面とテヘランの場面で尺や話の濃度の差が少しあると思いました。そこは少し残念だったかもしれません。トルコと日本の絆が永く続くと良いですね。トルコ人を救出するシーンでは流血があるので苦手な人は気をつけて下さい。(それほどキツくありませんが) " + }, + { + "date": "2015-12-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "助け合いのテーマ\n トルコと日本の二つの国で、互いに助け合った感動の話を映画化したもの。割合は日本でのトルコ人を助けた話の方が長い。日本編、最初はプライドが高く、日本人を突っぱね気味の船長だったが、最後には日本に感謝をするテンプレート感動もの。後半、無理矢理取って付けたようなトルコ編は、正直もう少し枠を広げても良かったのではないかと感じました。あれでは日本編だけの予定がトルコに言われて仕方なく追加しましたと言う感じが否めません。 " + }, + { + "date": "2015-12-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本日2度目\n どうしてももう一回見たくなり今日見てきました。またしても涙腺爆発!と同時に自国民を見殺しにする日本政府の情けなさに怒りを覚えました " + }, + { + "date": "2015-12-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "海難1890\n これが歴史上の事実だということは、日本人として知らなければいけないことだと思った。日本とトルコの友好というより、国境を超えた人と人との繋がりを感じさせてくれる。観て良かった。ただ1つの映画作品としては気になる点がいくつかあって、最も気になったのは演出です。特に後半は感動を誘い過ぎていて、自然にストーリーを楽しむことができなかった。創られている、と感じてしまった。素晴らしい史実ですが、映画という表現方法を用いたのは適切ではなかったのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "海難1890を見て\n この話に感動し、感銘を受ける人の方が、斜め上か斜め下からの評価をする人よりも、幸せを感じる時間が長い充実した人生を送るんだろうと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "後世に残したい作品。\n 映画館で初めて泣きました。トルコと日本の友情の作品。日本人として誇りに思うし、トルコの人々に感謝。個人的にショーシャンクの空にを越える作品でした。最後のトルコ空港でのシーンに涙が止まりませんでした。このような物語を映画にしていただいた事に感謝です。是非、全国の中学生、高校生に観賞してもらいたい。この心を引き継いでいってもらいたいです。本当に、後世に残したい映画です。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良くも悪くも期待値通り\n 日本とトルコの友好125周年記念共作映画とあって、今日までの両国の友好関係の裏側を知る上では分かりやすい歴史勉強映画といった印象。1890年というあの時代に、自分達も生きることが精一杯な小さな村の日本人達がエルトゥールル号のトルコ人を必死に助けたというのは、日本人として誇らしく思える。そしてそれを受け、トルコ人が1985年のテヘランでの在留邦人救出に一役買ってくれたという事実もまた、両国の真心を感じられ、素直に感動した。ただ、構成等に関して..1890年と1985年の内容の比率に少し疑問が残る。共作とはいっても日本側の方が割合が高いのであろうか?サブタイトルにもある「なぜあの時、トルコは日本を助けてくれたのか?」から考えると、そのきっかけとなった1890年部分が細かく描かれているだろうとは想像はできたものの、1985年部分があまりにもざっくりしすぎていたように感じた。トルコ大統領もわざわざコメントムービーを送ってくださっていたりしているのにね..。全体的に見ると、制作の仕方によって内容までもが日本>トルコという主従関係で出来あがってしまっていたような感じがした。友好記念映画であるならばそこは日本=トルコで制作してほしかった気もする。民間同士の友好を描きたかったのだろうが、政治色が強く感じられた。また、映画の2時間弱には限りがある為仕方ないと思うが、真心を持った当時の日本人がなぜ第二次世界大戦へ参戦していったのか、連合国側として参戦せざるを得なかったトルコはどうだったのか。今回描かれなかった100年の間の両国の動きも見たかった。最後に、日本とトルコの友好がいつまでも続きますように。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「海難1890」を観て・・\n 宗教、言語、民族の異なる東南アジアの日本と中東のトルコとは親善の関係・・この映画を観てよく分かった。1890年の和歌山の海難救助から95年経った1985年のイラン・イラク戦争勃発の時、イランのテヘランに取り残された在住日本人がいた。日航の臨時便も自衛隊も飛べなかった危険な地区にトルコからの最終便に在住日本人が乗せて貰えたのは感動だ。残されたトルコ人は陸路で本国に戻ると言う。これはネタバレか・・自分が若い頃、ソープランドをトルコ(ぶろ)と一般的に呼んでいた。それはトルコに失礼だとその後改められた。それだけ日本とトルコの友好関係は深い・・ " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見ごたえがあり\n ストーリーは事実を追っているので感動もするし感心もする。映像も迫力があったし、和歌山の人たちにはマジ泣きました。本編ずっと泣いてたクチですが。しかし!映画としては、キャラクターの成長ってのがないので(ほとんどの人が最初から立派)、淡々としているといえばしているかも。その割には一つ一つのシーンが押し並べて間延びして緊迫感の中に違和感も…でも興味深かったです。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "偏り\n 史実は既知だったから今更感もあり、みようか迷ったけど、暇潰しに鑑賞。主題である1890年の話しは迫力あり、物語あり、なかなか見応えがあったが、遊女と医者のチャラい描写とか、他にも省ける話しや短く出来るところを整理して、もう少し1985年の物語を充実させて欲しかった。それと、時代を変えて違う人物の一人二役はいらない。緩急のつけ方がイマイチだし、少し綺麗にまとめ過ぎた感じはするけれど、充分楽しめた。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "実話だけに.\n トルコと日本の友好の架け橋の話。実話だから見に行ったが、途中寝てしまいそうになった。盛り上がりに欠ける。残念賞 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと残念\n 貧しい村の近くで遭難したトルコの人たちを、献身的に看病して面倒を見て、生き残った人たちを送り出し、100年近くの地にそのトルコの人たちが日本人を救ってくれた、という話は感動せずにはいられませんでした。けど、この話自体をもともと知っていたうえで見ると、後半のトルコの人たちが日本人を助けてくれた部分の描き方が、雑だったように感じたのが、ちょっと残念でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n このような出来事があったなんて全く知らなかった。流石に脚色している部分はあると思いますが、お互いの美しいところがでており、非常に感動しました。序盤ちょっと眠かったですがw杉原千畝といい、この作品といい、日本人の知らない日本の有名な話はもっと映画やテレビ化していいと思う。こういうものこそ、後世に残していってほしい。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "史実に感動\n 今回この映画で初めて日本とトルコの間にあった感動秘話的史実を知りました。まあ勿論映画的には相当な脚色があったことは間違いないところでしょうが、そこを差し引いても時を越えた両国の民間レベルでの友情秘話に、感動させられましたし思わず涙でしたね。言葉は通じなくても心は通じ合う、言葉で書けば本当に陳腐なものですが、歴史が証明して見せたその事実には、心揺さぶられました!目の前に救える命があったなら、自分のことは二の次にしてでもその命を助けたい、そう常々思ってはいても、そう簡単には出来ることではありません。しかしそれを実践した和歌山の方々、そしてトルコの方々には頭が下がる思いで一杯です。無償の愛とはまさしくこのことですよね。トルコ政府の英断もまた素晴らしいの一言、それに比べて我が日本の政府は・・・。むず痒くなるぐらい全て美談で構成された作品でしたけど、そこだけはちょっとリアルに恥ずかしい事実だったかも(苦笑)ところでこの映画、二部構成の映画と言うことで、ニつの時代が半々ぐらいに描かれているのかなと思って見ていたら、多くの時間を和歌山沖での海難事故に費やしていたんですね。まあタイトルからすれば当然は当然ですけど、テヘランパートがいくら時間が短いからとは言え脚本が物凄くやっつけと言うか、テレビの再現ドラマレベルだったのにはちょっとビックリ、と言うかゲンナリ。史実には感動しましたが、海外の撮影だったとは言えもう少し何とかならなかったのかなぁ。と、気になる部分はありましたが、日本パートは臨場感のある映像&役者の熱演もあって(演出面では気になる部分多々ですが)、見応え十分な内容になっていたと思いましたし、日本人としてとても誇らしく思えました。何事も真心を持って接すれば、きっと伝わるはずってことですね。今後もトルコとの友好が永遠に続くことを願ってやみません。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "海難1890\n 20年ほど前、妻とトルコを旅行したときカッパドキアで修学旅行生らしき女子高校生から話しかけられました。日本人か中国人かと聞かれたので、日本人と答えると付近に咲いているポピーの花を花束にして差し出してくれました。海難1890を観て当時の感激を新たにしました。トルコの人たちがいかに日本人を好きか描いている、すばらしい作品です。またトルコを旅行したくなりました。 " + }, + { + "date": "2015-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "始終感動で涙が止まらなかった。\n トルコの人達は誰もが知っていると言うエルトゥールル号の海難事故の話。この事実を知らなかった日本人の一人として、こうして映画で知れた事はとても意味深く思います。日本人の細やかな気遣い、几帳面さ等、今もこれからも忘れてはならないと思います。大勢の人達に見て貰いたい映画の1本です。そしてエンドロールの後の、今も日本とトルコの深い友情を大切にしている光景も見逃さないように。 " + }, + { + "date": "2015-12-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けました\n 心洗われたい状況で鑑賞。途中からは、ぼろぼろ泣かせていただきました。一人の英雄の話でなく群像劇だったことで自分もその場にいるような臨場感も味わえました。細かいこと抜きで、感動。忽那ちゃんとってもよかったと思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "出来過ぎ話しでは有るけど、海を持つ国の真心を感じたし。海は世界と繋...\n 出来過ぎ話しでは有るけど、海を持つ国の真心を感じたし。海は世界と繋がってる、月は世界で共通なんだと改めて思った。 " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "うるうる\n 早朝から観たので、最初の沈没場面までは、眠たくてうるうる、それからは感動でうるうるもう、単純に泣ける作品です難しく考えないで、涙しましょう! " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい映画\n 涙が止まらない " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい話なんだけど・・・ いい話なんだけど、道徳の教科書みたいに善人...\n いい話なんだけど・・・いい話なんだけど、道徳の教科書みたいに善人過ぎるかも。子供たちに見せたい映画です。あと、エンドロール最後まで見て欲しいです。安倍首相は何故出てこないのか? " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真心\n 完全にノーマークでしたが皆さんのレビューを見ると評判良さそうだったので観てきました。内野さんは年齢を感じさせない肉体美でしたね。史実に基づいた作品だと思うのですが、後半パートはフィクション感が勝ちすぎていて私は断然前半パートが良かったですね。一人二役とか最後の海に沈んだ兜の飾りなどは蛇足に感じました。一人二役にするよりはハルがムスタファにお礼にお守りを受け取って、それが別の役者が演じる春海にお婆ちゃんから受け継がれていたという方がより、スッと心に入ってきたと思います。前半は、どのシーンも魂がこもってたというか、悲しみや怒り、喜びだったり感情が物凄く伝わってきて泣けました。嵐の中の船と、島の人たちが音や映像でシンクロしている表現もすごくマッチしていて良かったと思います。あとで調べたんですがエルトゥールル号の話はトルコでは教科書に載っていて誰でも知っている話のようですね。だから、あれだけな少ない言葉で皆に伝わったんですね。日本人はあまり知らない事だと思うので、その辺をもう少しわかりやすく描いてくれるともっと良かったかな。トルコ人も日本人も真心こもったいい話だと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "情けは人の為ならず\n 感動的な話だった。何十年も前の恩義をずっと覚えてて、酬いる。それも、直接の子孫とかではなくアカの他人が。国としてトルコ国民は日本に恩義を返してくれたと言うお話し。実話なのである。信じられない。何十年も前の逸話を国家が民衆に告知し、語り継いできたって事なのだろうか?とも、考えたが、大使館の人が何十年も前の話を引き合いに出したような事もなかったように思う…のだが?見落としたかな?となると、過去の事象とは関わらず、困った時はお互い様という話しにもなるわけだけど…。過去の話しに起因しなかったとしても、2つの話しは事実であり、かなりな美談であると思う。人が人を助ける事は特別な事ではなく、当たり前の事なのだ。見返りを求めなければ、とても単純な事なのかもしれない…。とまあ、そんな事をふんわり思った。作品的には編集なのか芝居なのか、間延びしてるように思えた。もっと簡潔にし挿入すべきエピソードがあるようにも思う。竹中さんの役なんかは別に要らないと思う。船員と村人の交流なんかも見たかったし、彼らの逗留中、村人が何をしたかとか、政府が何をしなかったとか。そういう個々としてのエピソードがもっと見たかったかな…。忽那さんの英語はとても流暢で驚いた。近頃、英語を話す役者が珍しくなくなってきたような気がする。トルコのパイロットが全員、挙手したシーンに泣けた。ネットで調べると、この遭難事件はトルコ国民には周知の事実であったらしく、日本から受けた恩義を伝承していってたらしい。という事は、文字通り命懸けで恩にむくいてくれたわけだ。とても尊いテーマを扱った映画だったんだな。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "海難1890/救難1895 日本トルコ友好の架け橋\n 1890年、トルコから明治天皇宛に親善大使一行がやってくる。当時のことゆえ、大型帆船による600名を超す大規模な一団だ。その帰路、帆船エルトゥールル号は台風に遭い、和歌山県串本沖で座礁してしまう。座礁した一団を串本の大島の島民たちが「漁師魂」を発揮して救出するというのが、映画の前半。後半は1985年のイラク軍の急襲によりイランのテヘランに取り残された日本人たちをトルコ政府が救援機を出して救出するというハナシ。こちらは、困窮した人には救いの手を差し出すというイスラム教の教えが根底にあり、過去のエルトゥールル号の救援に対する恩返しの側面もあった。いずれも、実話。なので、映画のタイトルとしては『海難1890/救難1895 日本トルコ友好の架け橋』とすると判り易いだろう。なにしろ、映画本編の前に、トルコのエルドワン大統領の祝辞までついているのだから。で、映画としては・・・うーむ、どうなのかしら。132分とそれなりの尺があるけれど、実話の再現ドラマの域を出ていないように感じました。前半部分は、エルトゥールル号の再現も含め、暗い中での救出劇など画的には相当見応えはあるけれど、竹中直人が扮する利己的な医者など登場人物のつくり込みが甘すぎ。後半部分は、前半に比べ尺も短く、ほとんどドラマになっておらず、再現ドラマのダイジェストに終始してしまった。まぁ、知らなかった歴史の一面を知るという意味では、貴重な映画なのだけれど、もう少し上手いつくりかたができなかったものかと残念無念。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "溢れる涙が止まらない。受け継がれる、人と人との思いやり。\n 【賛否両論チェック】賛:時代や国を超えて、どこまでもお互いを思いやれる人間の温かさや素晴らしさに、涙が止まらない。ラブシーンやグロシーンもほとんどないので、安心して観られる。否:上映時間がやや長めで、前半の冒頭はいわば〝凪”の部分なので、少し退屈かも。 個人的には、人の温かさや真心に、こんなに泣いた映画は初めてです(笑)。危険を顧みずに救助に当たり、目の前で助けを求めるトルコの人々のために、不眠不休で介抱を続けた大島の村人達の無償の愛に、まず感動させられます。そして台風が去った後も、漁に出ないと自分達の食糧すら足りないにも関わらず、乗組員達のために遺品を探し続け、見つかった物は1つ1つ綺麗に磨き、繕って返してあげる。亡くなった乗組員達にも、出来る限り1人1人の棺を用意し、丁重に弔う。それでいて、決して見返りを求めない。そんな日本人の温かい心持ちに、涙が止まりません。 そして時代は流れても、人の温かさがしっかりと受け継がれていき、今度はトルコの人々が日本人のためにと、自分達の命の救出機を譲ってくれる。極限状態にあるにも関わらず、お互いを思いやれる人間の素晴らしさに、もう最後まで涙が溢れてしまいます(笑)。 お話はやや長めですが、それを感じさせないくらいの感動巨編に仕上がっています。是非大切な人と一緒にご覧になっていただきたい、そんな作品です。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "真心は…\n 一部の高校の教科書(英語)にもこの話の事が取り上げられていて、興味を持ったので鑑賞しました。なので、話の内容は殆ど知っていましたが、やはり映像にする分、「真心」という物がよく伝わってきました。この海難事故が起こったのは100年以上も前の事。この人たちのような「真心」を決して失くしてはいけないと思う。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "涙しました\n えっ!ハルちゃんいくの!?なんだよ、いかねーのかよ。おっ、おゆきちゃんいくの!?なんだよ、それ、チッ!っていうところがありました^ ^ゲスな感想はさておき、映画は最後の最後までちゃんと鑑賞しましょう! " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人があり国がある\n 徹底的に無駄を省いてスピード感満載のサスペンス。極限な状況でこそ輝く人の魂。スタンスは其々だけれど、ただただ眩しい。ラストの付録には面喰らったけれどね(笑) " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人にやさしく\n 日本人の真心が異国に伝わり、長い歴史を経て、逆に異国の真心を知ることになる。いい映画でした。『おじき』がよく海外の映画で日本人を表現する少し皮肉な感じでとらえられますが、この映画を見て、真心を表すとてもいいディスチャーなんだと改めて思いました。これからも真心を込めて『おじき』をしていきたいと思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "及第点\n 内容は多くの日本人とトルコ人に見てほしい作品です。大切なものをわかり安く表現出来ています。しかし、映画の作りは及第点でさた。うまく表現できませんが、自然さが入ったほうがようですね。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "事実。\n 美化しすぎてるとこもあるんだろうな〜、とは思うけどいい話です。で、こういう事実があったというだけで感涙。世界の人々がみんなこんなだったら争いもないのかな、なんて軽く考えてしまいました。海難シーンにもっと迫力が欲しかったな、とエンタメ的に考えてしまう…。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まじめな感じがしました\n 串本の人々とトルコ人の会話がもっとあればいいなぁ と思いました。あと、他の方が書かれていたエンドロールのメッセージって、もしかして、冒頭に出てきた大統領のこと?映画館によって違うのかな?学校で見せられる映画のような感じに。。。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "綺麗すぎて、居心地が悪い\n 綺麗すぎ、美談過ぎて居心地が悪かった。どんな物語にでもでてくる悪役が竹中直人だけで、そんなに良く出来た話はないだろうなと思った。だけど、歴史に詳しい人も納得の構成らしく、本当にこのような美談があったと知って、自分の無知を恥じた。また、偏った思想の教師に教育されてきたのもあり、なんでもかんでも日本は愚か、諸外国に恥ずる民族と刷り込まれており、こんな話もあるのかと知るキッカケにもなった。世界平和のためには、国レベルのことよりも民間レベルで出来ることが沢山あり、大きな力になると希望になった。イスラム教も結局は、祈る。宗教が違っても心のありように大差はないと、大きな物語の中で世界を小さくかんじることができる題材と映像だった。海を観に行きたくなった。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真心\n 海の翼という本を読んだことがあったのでこのようなことが過去にあったことは知っていた。トルコを訪れた際の親日ぶりや、日本語が堪能な人が多くびっくりした記憶があるが、その背景の一因となっていたことに納得。串本の人の献身的な行動には忘れがちな日本人の美徳があると感じた。そしてイランイラクのトルコによる日本人救出に関しては本を読むまで知らなかった。日本国が日本人を助けないもどかしさその中で日本人の救出を優先させたトルコには畏敬の念である。もっとこの事実は日本人に知ってほしい。134分という長さを感じさせない作品であった。後半のイランイラクの部分の背景が弱い気がした。が、何より是非観てもらいたい一作である。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年のザ・ベスト・ムービー\n 涙が止まらなかった。それは、気持ちのよい涙だった。人が人を思う気持ち。たとえそれが言葉の通じない外国人であったとしても、困った人に手を差し延べるという行為は、シンプルだけれど、宗教、国を超える普遍的な価値観であると信じられる映画です。日本とトルコだけではなく、こうしたエピソードがいろんな国でできれば、きっと、いい世界になる。そんなことを見終わったあとで、話したくなります。素直な気持ちで楽しんで下さい。面白い映画です。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに良い日本映画に出会えました。\n 長尺の映画ですが、しつこくなく長さを感じさせません。実話に対して脚色はあって美化されたところもあるかも知れませんが、良質な映画です。今までこの題材があまり取り上げられてこなかったのは不思議ですね。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "真心\n 私はこの映画で初めて海難事故があり、日本人がトルコ人を助けていた事実を知りました。映画は凄く感動しました。誰もが見返りを求めず、自分たちの事よりもトルコ人を助けようと力を合わせていたことに感動し、また、祖先?日本人として誇りに思いました。後半の内容が薄いというレビューを見て、確かにそうかも、、と思いましたがどうして90年後、トルコ人が日本人を助けてくれたのか、日本では余り知られていないトルコの教科書には載っていて、誰もが知っている事実を伝えるための映画だと私は、思ったので、素晴らしい映画だったと思います!ただ、帰宅してから事件のことを調べました。後半の飛行機を飛ばさなかった時の日本政府の対応やコメントを読んでとても腹が立ちました。また、海難事故が起きた時のトルコ側の背景や後半部分ををしっかり描いた映画を見たいというレビューを読んで共感しました!この事実、恩を忘れてはいけない。両国の真心に感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "良作!!大感動と腹立たしさ。\n エルトゥールル号遭難事故で、当時の串本町民の懸命な救助活動には、言葉にならないくらい頭の下がる思い。亡くなった方々の丁重な、民族や宗派を越えた今で言う合同慰霊祭。遺留品、形見をあんなに丁寧に洗浄する行為など、もう胸いっぱいになってしまった。海での遭難救助にかける先祖代々から引き継がれた尊いものもあるのだろう、きっと、ロシア人だろうが、アメリカ人だろうが、何人であろうが、変わりなく助けたに違いない。この献身ぶりは、本当に誇りに思うし、誇っていいと思う。日本の教科書にも載せてほしいくらいだ。そして、時代を超え、イラン・イラク戦争の緊迫したあの場面。日本人の為に救援機を2機出してくれたトルコ政府。危険を省みず飛行機を飛ばしてくれたパイロットたち。全員志願してくれていた。トルコ大使館員の懸命な呼び掛けに、当初は、反対していたが、席を譲ってくれた歴史を忘れないトルコ人の真心。全く、目頭が熱くなる胸のしみる思いだ!!ほんと真心がつなぐ素晴らしいストーリーだった。だが、あまりにも腹立たしいのは、イラン・イラク戦争時の日本政府の対応ぶり。本編の日本学校の先生役の忽那汐里のセリフ。「どうして日本人が日本人を助けないんだ」が、全てを物語っている。いくら9条問題等の理由があるとはいえ、数百人超えの民間人の自国民を守ることができない、救出できない、または、超法規的処置等の決断ができなかったとは、全く情けない!!こんな比較論争したくはないのだが、数百人超えの自国民の命と憲法、いったいどっちが大事だと思ったのだろうか。本編見た限りでは、信じられない対応ぶりだし、他国に委ねる話ではない!!見終わって、最後に考えさせられた所もあったが、十分、鑑賞価値あり。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "真心\n トルコの国民が親日的ということは情報として知っていたが、歴史に疎い私はこんなエピソードがあったとは知らなかった。いや、もしかしたら聞いたことがあっても忘れていた。そんな私だがこの映画を観て歴史の勉強にもなったし心に響くものがあった。史実に基づいた話ではあるが、語り継がれた事実関係を再現して見せるだけではない。どうやって映画として表現するかに工夫の跡が見られる。脚本も、減り張りのある演出も良かった。1890年の描写と約100年後の描写に同じ役者を登場させ、助ける側と助けられる側の関係性・縁を意識させるところもこの映画ならではの良いところ。忽那汐里が良かった。1890年の、話すことができなくなった村娘。そして1985年の、国際社会で活躍する教師。異なる役柄を見事に演じていた。表情に惹き付けられた。真心の真髄を表現したいという、スタッフ・キャストの真摯な姿勢が伝わって来た。地理的に近くても恩を忘れ言いがかりを付けてくる国もある。そんな国とは全く異なる、真心という価値観を共有できる親日国・トルコ。トルコとの厚い友情を大切にしたいと思った。 " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "トルコが好きになります。\n トルコが好きになります。 " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動のプロパガンダ!\n 誰が見てもわかりやすいストーリー。繰り返し用いられる月と太陽のモチーフ。サダム・フセインという絶対悪。プロパガンダ映画としてすばらしい出来でした。ロシアがある限り、共通の敵を挟んだ日本とトルコの友情は永久に不滅です。75点。 " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "フィクション部分が...\n この冬、「杉原千畝」とほぼ同時に公開された日本人の美談。あちらは特定人物に焦点を当てた作品ですが、こちらは日本人とトルコ人というマクロなお話。トルコとの競作ということでしたが、序盤と終盤以外は日本人視点が強く感じられました。海難事故が起きた知らせを聞いたトルコ国内の場面や、帰国したトルコの人達がどのような人生を送ったか等、トルコ側に寄せても良かったと思います。ドラマ的なフィクションの使い方はそういった所で使って欲しかったです。花魁や竹中さん演じる本土の医者が出てきますが、少し手伝っただけでフェードアウトしてしまうフィクション部分の必要性に疑問が残ります。せめて医療費無償の台詞は竹中さんに言って欲しかった。所々惜しい場面がありますが、しっかりと感動的な演出はされています。ストーリーの大筋は史実ですし、日本人とトルコ人の真心が観る人に伝われば成功という映画なのでしょう。この作品を観る前から史実(結末)を知っている方でも楽しめる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "フィクションと史実が分かり辛いところがあるかも\n 嘘くさい、フィクションだみたいに思われている部分がありそうなのでちょっと補足を「事実」・当時の串本町は食料に余裕がなかったが食べ物をかき集めて被災者の支援を行った・体温の下がった被災者を暖めるために肌を寄せて温めた・イラン、イラク戦争で救援機を飛ばした際にトルコの大使が「エルトゥールル号遭難事件の恩返しです」と語った・日本政府と日本の航空会社が邦人救出を諦めた→当時、邦人救出も含めて自衛隊の海外派遣は制限されており(憲法9条との兼ね合い)即座に自衛隊機を出すということが出来なかった。これは後に法改正がされる「脚色」・竹中直人のシーン・どっかであった気がする嘘くさいと思われる善意の部分は実は事実だったりします。もちろんそうするに至った理由もありました。映画では語られてはいませんが、エルトゥールル号が被災したことを知った日本人が国内を行脚し義援金を集めトルコの人たちに渡しました。この人物はトルコで日本語を教えるなどし日本とトルコの交流を進めます。その教え子の一人が後にトルコ共和国の初代大統領になりました。またこの遭難事件、救出劇はトルコの教科書にも載っている話です。後に続く日本とトルコの友好の歴史の始まりと言っても過言ではありません。この映画で「エルトゥールル号遭難事件」を知った方は是非その話を深く掘り下げて調べてみてください。そうすればこの映画は今以上にもっと楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人々の真心が世界を動かす\n この冬ちょっとした競作となった日本と外国の国交を描いた歴史物語。元々知っていた「杉原千畝」の方に期待していたが、意外にもこちらの方に見応えあり。1890年、トルコの軍艦エルトゥールル号が天皇への謁見の帰途で嵐に遭い、和歌山県沖で沈没、地元住民に助けられる。1985年、イランとイラク間の戦争で多くの日本人がテヘランに取り残される中、トルコが救いの手を差し伸べる。二つの時代が前半後半でそれぞれ展開。まず、エルトゥールル号海難事故編。元々この出来事が本作製作のきっかけであり、日本とトルコの友好の始まりだけあって非常に力を入れているのが分かる。美術セットや遭難~救出、2か国のキャストなどスケール充分の歴史大作。その昔、少々似た内容の「おろしや国酔夢譚」という邦画があったが、同じ印象を受けた。グローバル社会となった現代こそ遠い異国の者同士が交わる事は少なくないが、そんな出会いがこういう出来事でも無い限り皆無と言っていい時代。片や全く見知らぬ地での怪我、疲労、絶望。片や突然現れた聞いた事も無い言葉の異国人。不安や怪訝は計り知れないが、それ以上に人を突き動かすのは、困っている人、苦しんでいる人、助けを求める人への無償の献身。異国の地で受けた優しさと温もり、金や恩を顧みない真心は、国や言葉を超えた。テヘラン邦人救出劇。忽那汐里やトルコ人俳優ケナン・エジェらが二役で演じ、臨場感ある社会派ドラマ風となっているが、時間も見せ場も前半に持っていかれた感あり。しかし、こちらはこちらで見るべきものがあった。実は、ほとんど接点が無いと言っていい前半の海難事故と後半の救出劇。かえってこれが良かったようにも感じた。あの時の恩を今返す時!…というあざとい展開にならず、海難事故の時と同様、困っている人、助けを求める人に無償で救いの手を差し伸べる。95年も前の話なので、かつての海難事故を知っている人は少ない。が、あの時と変わらぬ両国間の友好・精神は時を超えて受け継がれていた。「人々の真心が世界を動かす」政治レベルでの国と国の関係では何かと難しい問題が多い昨今。国は違えど人と人同士が感じるもの、受けるもの、与えるものは一緒。長いと一部で言われているが、不思議とそれほど長さを感じなかった。エンドクレジット流れても席を立たぬように。エンドクレジット後に思わぬ人物から祝辞が。 " + }, + { + "date": "2015-12-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった\n 久しぶりに映画館で泣かされました。でも、竹中直人は結局何かわかりませんでした。その他の場面はとても良かったです。後、見る予定の方は、最後の最後まで見ていってください。 " + }, + { + "date": "2015-12-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "涙モノ\n 多少演出や時間の長さにイマイチ感を感じる部分もあったが、それを越してこの事実に対して感動した。今迄、トルコと日本にそんなことがあったことを知らなかった。この歴史を多くの人に伝えたいです。最後の最後まで席をたたずに、受け止めてほしいです。 " + }, + { + "date": "2015-12-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "花魁と竹中直人は何?\n 対象年齢・・幼児で無ければどなたでも面白い・・つまらない感動・・しませんハンカチ・・いりませんDVD出たら・・見ません他人には・・勧めません総評・・史実ばっかりなのか、脚色しているのか?花魁と竹中直人の役割が今一。金魚鉢をひっくり返して難破を予感させるため?人肌で温めるだけ?史実?脚色?こんな薄っぺらの映画なの。期待していたのに。テヘランの日本人を救出してくれた事実もこんなに薄いの?日・トルコ友好の為にもっとしっかり作って下さい。 " + }, + { + "date": "2015-12-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "純粋なこころ\n いい映画なのでうるっとくるけど、脚本で、もっと印象よくできると " + }, + { + "date": "2015-12-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん、、\n レビューをさっと見て、杉原千畝より先に見たが、期待しすぎたかな笑珍しくハンカチも手に用意しといたけど、泣けたのは一瞬くるくらいでしたあ。たくさんのレビューにあるように前半が濃い分もう少し後半にストーリーが欲しかったです、、、 " + }, + { + "date": "2015-12-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "語り伝えたい真実\n 人と人との繋がり、思いやりが、時を超えても繋がり続けて行く。実際にあった出来事を基に作られた作品だからこその重みがあります。政治的な思惑もあったかもしれません。しかし、何もしない、よりも実際に行動したトルコ政府の決断に感動を覚えます。とても良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける\n 久しぶりに泣けました。文化庁の映画で面白く無いかと思ったけど、めちゃめちゃ感動しました。観る価値あります。 " + }, + { + "date": "2015-12-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画で久しぶりに泣いたな\n 日本とトルコの友好関係を語る上での作品。昔と最近にあった実話を上手く描写していました。不覚にも最近にあった場面では泣けました。いい作品ですね。 " + }, + { + "date": "2015-12-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "不覚にも涙\n 公開初日に観ました。串本に縁があるので思い入れもありますが素晴らしい作品だと思います。後世に伝えるべき映画だと思いました。ほぼ実話に基づいたうまい脚本になっていました。あんな遊郭が大島にあったのかと思われるかたもいらっしゃるようですが、実際に昭和のはじめまで遊郭はありました。串本節に、“障子あくれば 大島ひと目 なぜに佐吉は山のかげ”と唄われる、佐吉と云うのが佐吉楼という遊郭のこと。多少の脚色を加えて素晴らしい作品に仕上がったのだと思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろすっ飛ばしすぎ\n この事故がトルコで広く知られているから非常に親日であることその前提抜きで話が進むのでよくわからないかも。地元では 良い行いをした、ではなく気の毒な大変な水難事故があった、認識なので話を広めなかったと思います。地元ではよく知られた話なので、救援機や311支援などは知っていました。その話はもっと多くの人に知ってほしいとは思っていました、がなんかもうちょっと違う映画に出来なかったのかモヤモヤします。前半の嵐と酔っ払いどんちゃん騒ぎは不必要だと思います。なんの意味があったのかまったくわからないです。最後のは地元にある慰霊碑です。解説無しでわかるのかなーと色々思いつつみた映画でした。大島は名の通り、島。小さな島です。今でこそ橋がありますが、昔は本州とは船のみ。海が荒れると孤立します。何日でも。そんなところでのお話です。 " + }, + { + "date": "2015-12-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本・トルコの友好の歴史の原点!!\n 1890年にトルコ軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県串本沖で遭難した事件を中心にして、現在に続く日本とトルコの友好の原点を描いた映画。ありきたりの史実を知らせる映画かと思いきや、脚本がとても良く寝られていて、物語としても飽きさせないものになっています。特に映画終盤での、1985年のトルコ航空機によるイランからの日本人救出作戦ともうまくリンクさせており、その構成に少し感動しました。もちろん、キャストの演技や特撮効果も素晴らしく、ダイナミックな今風の映画に仕上がっていて、エンターテインメント性も存分に感じさせられました。毎日のようにテロのニュースが飛び交う中、こんな時代に最も必要とされるのは「困った人を無条件で救う」という気持ちなのかな?と考えさせられ、これが日本の心なんだと再確認した映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 出来事自体が史実ということもあり全体としては良かったと思う。演出過多かなと感じた所も多少あったが。竹中直人はいらなかった。しかし、自国民を助けようとしない政府は恥ずかしい。後半はそういう思いで一杯になった。 " + }, + { + "date": "2015-12-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "えっ、それ言うの\n この類の映画としては出演者も良くしっかりと造られていたがフィクション部分がちょっと残念な造りになっていた。もしもこの内容の全てを真実と受け止められる事になったら映画を造った意味が無くなってしまうと思った。もう1点気になったのが内野聖陽さんの英語のしゃべりで、相手のトルコ軍人役より流暢過ぎると思った。もう少し日本訛りがあったほうが現実味があったと思う。これは映画に対する意見ではないが、試写会が始まる前に司会の方が映画の説明をされるなかで「忽那汐里さんが1人2役で出ておられます」と言われたが、事前に調べてる人は知ってるしそうでない人の中には私みたいにそういうこと知りたくないと思ってる人いるんだから「言わないでくれ、司会者要らないよ」と強く思った。 " + }, + { + "date": "2015-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2時間30分の大作。見応え有り。見る価値有り!。\n 2時間30分の大作。見応え有り。見る価値有り!。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "不用意に観ると涙\n 聞くところによると、トルコでは比較的有名な話らしく、それ故に親日家が多いらしい。そういう予備知識を持って観ると、細かい部分で納得感が高まるかも…。実際にテヘランでどういう風に日本人が飛行機に乗れたのかは知らないし、映画はいくぶん演出があるかも知れないけど、涙が溢れた。トルコだけに肩入れするのはおかしいのかも知れないけど、トルコが近い国になった気がする。今、トルコは苦境に立っている。是非とも日本政府にはトルコに寄り添える対応をして欲しいと思う。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "こんなにも感動した映画は初めてです。\n 今まで観た映画の中で一番です。素直に、良かったと思え、感動もします。忽那汐里も可愛いのでぜひ一度観てみて下さい。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "とにかく観て感じてほしい作品\n 諸事情により、本日3回目。何度見てもなけます。命がけの真心。脚色はあるにせよ、本当に起きた話。こんな自己犠牲を当たり前に出来た事実があることに無条件に感動しました。トルコの人達は教科書で勉強することがなぜ日本では知る人が少ないのか。日本では美談を語ることは恥ずかしいこと、トルコでは、人を助けることは当たり前にのこと捉えているのか?せっかく日本人にもあるはずの真心が薄れてしまったのかな?と考えてしまいました。どこで観ても客層は年配の方が多かったようですが、是非若い層にも観て、真心を感じてほしい、そしてこの事実を語りついでほしいと思いました。この作品は、作品の出来以前に、この話を映画化されたことに一番の価値があると思います。感じ方はそれぞれで構わないと思うので、全国民に観て貰って、知ってほしいし、何かを感じてほしい作品です。そして日本、トルコのみならず、全世界に公開されてほしい。真心で全世界が平和へと動いてほしいと願わずにはいられない、そんな作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎました。\n 歴史的事実の部分と創作的な演出部分が互いに相殺してしまう残念な結果になってしまって、事実かフィクションか分からない演出部分が目立てば目立つほどリアリティがどんどん削がれて行き、しかも、泣かせようとする随所に仕込んだ白々しい泣かせが嫌な感じで、後味がいつまでも悪く残りました。しかし、確かに、涙の潤むシーンもありました。それから、プチ涙が随所に仕掛けられているようで、全体的に骨太にどっしりと流れるものがまったく感じられませんでした。しかも、トルコでのシーンは、薄っぺらくて残念でした。エンドタイトルの後のトルコ大統領のコメントには、確かにいいことを話してはいるのでしょうが、冷水を浴びたように、最後の最後に又トドメに白けてしまいました。まぁ、とにかく、期待しないで観れば、それなりに感動するかもしれないです。しかし、素晴らしいテーマであるのに、非常に残念でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "「真心」\n 1890年に起きたエルトゥールル遭難事故と、1985年のイラン・イラク戦争時のトルコによる邦人救援機派遣を描いた物語。テヘラン邦人救援機に関しては、陸続きで脱出しようと思えば出来なくも無いという状況でありますが、戦地を通り抜けることになり容易ではありません。それでも、自国民を差し置いて、日本人を救出しようとしたトルコ共和国の温情には、言葉がありませんね。それに比べて、確かに戦争中ではありますが、同胞の救出を拒んだ当時の日本航空のヘタレぶりには怒りを覚えますね。今では政府専用機があるので、何とか出来るかもしれませんが・・・。それにしても、事実をそのまま描いたというわけではないようですね。国際信号旗で国籍を確認したというのは、伝えられている事実ですが、エルトゥールル号当時の大島村の村長は、沖周(おき しゅう)と言う人物であり、“佐藤”などという極めて現代的な苗字を持つ人物ではありません。また、大島村に遊郭なんてあったのか?とか色々とツッコミたくなる所はたくさんあります。ちょっと劇映画風にしすぎた気がします。それと、テヘラン救出編も同じ。上映時間は131分ですが、体感的にその7割はエルトゥールル号編に充てられ、テヘラン救出編は3割位の印象。そんな感じで時間が短いので、あまり物語は膨らみません。まぁ、もっとも実際に急を要する自体であって、それそのものが物語だったので、それ以外の物語なんて無いのかもしれませんが。逆に、実際の取組みが簡略化されすぎていたような気がします。テヘランでの活動のほか、エンドロールの最後に、エルドアン大統領のメッセージが有りました。「なんか紋章みたいなものがスクリーンに出たな」と思ったら、大統領でした。あれは、トルコ共和国大統領の紋章なんですかね?それにしても、テヘラン救出編は、物語は薄いんだけど、何故だか泣けてきました。トルコの様な親日国は大事にしないとダメだよね。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "すごい映画でした\n 真心ってこういうことを言うんですね。全ての日本人に見てもらいたい。涙なしでは、見れませんでした。国籍関係なく、困っている人を見たら手を差し伸べる。こういう人間になりたい。ならなければと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けました\n トルコと日本の友情、真心に感動しました。忘れられつつある日本人の本質部分だと思うので、是非学生や生徒さんに観てもらいたい作品です。両方とも史実として正確に理解していなかった自分が恥ずかしいです。前半に対して後半があっさりし過ぎていたのが残念。 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "涙\n 最後の日本人に譲る時、涙 " + }, + { + "date": "2015-12-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今、日本人が一番観ないといけない作品\n 困ってる人がいれば、声をかける・・・手を差し伸べる。ONE for ALL、ALL for ONEの精神は、スポーツの世界だけの言葉ではないって事を、再認識させられる映画でした。1985年の日本政府の決断は覚えていますが、串本町の人々があんな状況で、言葉も通じない異国の人達を献身的に救出作業をして尽くした事は知りませんでした。前半と後半の話の切り替わりが絶妙で、内野さんのあの時代の演技も絶妙やし帰国子女の忽那汐里ちゃんの二役も絶妙でした。自衛隊を動かすには、国会の決断・・・即決出来ない国家の弱み日本航空のパイロットは、全員拒絶と何かで読みましたが、現実的には長いものに巻かれた感はあると思います・・・・・トルコ人パイロットは全員が手を挙げたって映像には、涙腺緩みます。私が小学生だった40年くらい前は、授業の一環で学校が映画館貸し切って作品を観るって事がありましたが、今はどうなのかな!?この作品は1人でも多くの人々が、今観るべき映画だと思いました。エンドロール後のトルコ首相のメッセージまで是非!ご覧ください〜☆4.8 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ホントに海難事故の事だけだった\n  日本とトルコの友好関係をエルトゥールル号の事故とテヘランでの救出を結んで紹介する話、そのコミカライズなども過去に読んだ。その感動逸話を元にした映画だという事で、かなりの期待度を持って観た。 ふたつの出来事に関連性があるから感動的な話のはずなんだけど・・・。期待度のハードルを上げすぎたかなぁ・・・。 この作品としてはタイトル通り、ほぼ1890年の海難事故を描いた作品で終わってしまった。 2時間を越える作品で1時間半ぐらいまでがエルトゥールル号の事故の話。ここで終わっても十分に壮大な出来、よかった。 ところが、テヘランでの話に広がりがなく、前半がよかっただけに尻すぼみ感が拭えない。 自分が素直に感じた印象では、トルコの人々は困っている人がいれば、前後の見かえり、しがらみなく助けてくれる国民性なんだという事だけ。 そこはフィクションでもいい。エルトゥールル号の件を引き合いにだし、それが日本人を助ける理由だという描写はほしかった。トルコの側の行動が、長い前半に結びつかない。そういった点では泣き所を奪われてしまった。 トルコではエルトゥールル号の件を学校で教えているだとか、さらにその後の日本企業の支援だとか地震での義援金だとか、友好関係を描ける話は沢山あったのに。 まぁ、全部描いたら3時間越えでも足りなかったかな。 監督さんは、元々エルトゥールル号の事を映画にしたくて動き出したそうなので、テヘランの話はオマケ程度って考えだったのかな。そこが残念だった。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣きながら\n ほぼ全編、涙でした " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "遠く離れた国との友情物語\n ストーリーの展開としては、多少舌足らずな所があった気がします。ただ、遠く離れた日本とトルコという、ほとんどその関連性が知られていない国同士。普段は全く縁がないけど、いざというときはお互いを助け合うことができる関係。身近にいてもそういう人間関係を築くことは難しいというのに、地球の裏側の国との間で、こういった関係を築くことができたというのは運命のいたづらか・奇跡というか。エルトゥールル号の事件、イラン・イラク戦争での事件、トルコ地震で日本人が亡くなった事件。いずれの事件を通しても、日本・トルコの両国民はお互いを助け合い、励まし合い、その好意を忘れない努力をしている。今後も、地理的に離れているけど、友好国として、最善の努力をしたいと思う国。ただ、いま、トルコとロシアの間で非常に深刻な事件が起こっている。ほとんど日本では報道されていないが、ロシア戦闘機撃墜事件の背景として、世界で報道されているのがエルドアン大統領とその息子の経営する会社。そのお顔と肉声を聞くことが、いまこの時期にできるというのも運命のいたづら。何とか、この問題が解決することを、切に願いながら、この作品を鑑賞しました。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "壮大な映画\n トルコと日本の固い絆 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "トルコに親日家が多いのは…\n トルコの目の上のタンコブ・ロシアを、小さな島国が打ち負かしたせいだと思ってました。それ以外にもこんな物語があったとは!!何度も涙がこぼれました。真心…、昔から日本人が大切にしてきたもの。これが世界中に広がれば、争いなんてなくなるのになぁ。トルコは一度周遊旅行に行きました。どの都市も楽しく過ごせましたが、いつかこの映画を思い出しながら、また旅行してみたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎ?トルコ編が浅すぎ。\n 期待しすぎ?トルコ編が浅すぎ。 " + }, + { + "date": "2015-12-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "串本の方達の愚直なまでの親切は日本人として誇りに思っていたのですが...\n 串本の方達の愚直なまでの親切は日本人として誇りに思っていたのですが、テヘランでの日本人救出がこれほど危機的な状況だったことをよく理解していなかった事に驚きトルコ国民の温かさに涙しました。最後の最後に首脳からのコメントを頂いたときには感動しました。ドキュメンタリーとしては多少無理がある場面もありますが、いい映画だったと思います。 " + }, + { + "date": "2015-11-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ドキュメンタリーに近い壮大な作品\n 東映さんの作品らしい、なんの飾りもなくその歴史を大迫力で表現した力作。各国の俳優さん達の演技も、奇をてらう事なくその歴史の中の人物(架空だとしても)になりきり忠実に演じてたと思います。この作品を通して、作品の評価というよりは、これを観た我々が今後“世界の中の日本・日本人”の存在、役割をどう考えて行くのか試されているような気がしました。 " + }, + { + "date": "2015-10-30", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "素直に感動!\n NHKの歴史番組をたまたま見ていたので予備知識ありで鑑賞しました。それでも十分に面白かったです。いつもは中盤で眠気がおきるのですが最後までしっかり集中できました。人の持つ無償の助け合い精神が題材なので白けた気分に陥りやすい作品になる可能性がありますが、そんな心情にもならなかったです。仕事や日々の生活のストレスでひねくれた気持ちをほぐしてくれる良い映画です。 " + } + ] + }, + "194": { + "title": "母と暮せば", + "reviews": [ + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりの山田洋次監督作品。所々に反戦の意図、監督と小百合様の拘り...\n 久しぶりの山田洋次監督作品。所々に反戦の意図、監督と小百合様の拘りを感じる。そしてある意味本作の主人公、二宮ゴースト。こいつが女々しすぎて笑える。おまけにこのゴースト、恋人ではなく母の元へ現れるという、とんだマザコン。その後の話はまあ既定路線。そんなこんなでエンディング、マザコンはマザ婚へと昇華を果たす。このマザ婚シーンと謎の大合唱、そのキミ悪さは必見です(笑) " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "ワンパターンな教材映画\n 奥底に秘めた怒りを、甘い砂糖菓子でコーティングしたような映画。広島の原爆を題材にした戯曲『父と暮らせば』を書かれた井上ひさし氏に捧げた作品。松竹120周年記念映画。だからかな?USAでの賞を意識しているのか? 『硫黄島からの手紙』で好評だった二宮氏。 ベルリン国際映画祭銀熊賞の黒木さん。 USAでも活躍している浅野氏を端役(『父と暮らせば』と対になる役)ながらも起用。 そしてキリシタンの人々・西洋的な文化。舞台を意識した?というような脚本、演出。舞台で上演されている様子を想像しちゃう(劇脚本としては高校生作品のよう)。原爆投下3年後の世。 思いもかけない形で逝かされてしまった者、 残された者の想いが綴られていく。 原爆投下のシーン、長男戦死のシーンは見事。怖かった。 さりげなく画面に登場する負傷者も、生活の一場面に溶け込んで、だからこそ、印象的。 さすが、山田監督と唸ってしまう。 反面、橋爪氏という芸達者を起用しているのに、その最期は台詞で語られる。 原爆症で亡くなられた方についても。 舞台でなら致し方ないのだろうが、せっかく映画なのに、と歯がゆい。(母の日々を丁寧に追っていくだけでも表現できたと思うのだが、それをせずに終盤急展開)映画版『父と暮らせば』に比べると、目の前で展開される話の迫力はない。どこかで聞いたようなエピソード。それをとっぷり見せてくる演技・演出でもない。戦争のむごたらしい場面を入れろと言っているのではない。人間の業が美化されているように、私には感じられた。それって…。人の死の美化。それって、戦前の戦争高揚映画や、国民学校にのっていた『皇軍ラッパ』と同じ発想…。なんだそれ。それでも、終盤は静かに涙が流れ…と感動で終わるのかと思えば、あのラスト。頂いたチラシには「監督初のファンタジー」とな。だとしたら、ファンタジーをなめていないか。これだけの大監督でいらっしゃるのにも関わらず、挑戦する気持ちにはひれ伏しますが、これだけの良い題材、良い役者を揃えたのだから、普通に撮っていただきたかったです。(この監督の過去の作品には名作が数々あるけれど、最近迷走気味?)(原爆・戦争反対を考えさせてくれる映画ならほかにもっといいのあるよ。皆さん、もっとたくさん映画を観ましょう) " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "共謀罪が成立しちゃった\n  井上ひさし原作の映画『父と暮らせば』へのアンサー映画という作品。この作品でも母伸子(吉永)が「私だけ生き残って申し訳ない」といった台詞がオマージュを表している。また、原爆を扱った作品にしては珍しく投下直後のキノコ雲の映像がないのだが、長崎医科大学で瞬時に命を失ったシーンでインクの瓶が溶ける映像が印象に残る。 ストーリーとしては、恋人を失った町子が他の人との結婚なんて考えられず、ずっと伸子の家に通っているが、やがて亡き恋人への思いを断ち切るまで。未亡人となった伸子に対しても、闇市で色んな食糧を仕入れてくる上海のおじさん(加藤健一)が求婚をするという筋もある。 伸子、浩二とも抑えた演技のため、終盤の盛り上がりも欠けてる気がするけど、ちょっとしたエピソードに泣けてくる。厚生省復員局へ父の消息を訊ねる小学生の女の子(本田望結)の存在だ。まさしく天才子役。お姉さんがフィギュアスケートで活躍していることもうれしいことだが、彼女は女優として頑張ってもらいたいものだ・・・ 2017年現在、共謀罪が閣議決定された。戦時中には治安維持法という悪法があったわけだが、憲兵にスパイ容疑をかけられた浩二のエピソードも山田洋次らしい。治安維持法に関しては『母べえ』の方が強烈! " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "うーん、、響かなかった。\n 好きな作品ではなかったです。。なんか…マザコンの話?とか思ってしまいました。(ごめんなさい) " + }, + { + "date": "2018-04-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "いわんとしとる事はわかるが…\n 宗教を絡める必要はなかったと思う。宗教との絡め方が雑で、異物にしか感じられませんでした。戦争物で宗教を絡めるのであればしっかり必然性を持たせるべき、でなければ排除。このくらいの割り切りは必要だと思います。宗教が原因で戦争をも起こるのですから。まぁ、自分は無宗論者だからかなぁ。特にそう感じました。それが感情移入の幅を狭くさせているようで、自分はハマれませんでした。もったいない。本田望結と山田美紅葉が素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2018-04-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n ホントに心からジーンと来ましたこの映画は若者たちにも平和のため見てほしい映画です " + }, + { + "date": "2018-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "母と暮らせば\n 二宮和也さんの息子役とと吉永小百合さんの母親役が素晴らしいです。本当の親子みたいです。二宮さんは黒木華さんと恋人の役二宮和也さんが作品の時代にあった学生っぽい感じで山田監督ナイスキャスティング‼︎二宮和也さんの制服姿似合いすぎ‼︎ラスト感動します。二宮和也さんが方言指導の先生がよむテープを聞いて音でだけで全てのセリフを覚えたらしいです。一度も台本開いてないらしいです。二宮和也さんが初日本アカデミー賞最優秀主演男優賞授賞した作品 " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ストーリーが甘い\n 原爆で亡くなり、遺された遺族の感情の変化は、よく現されてるとは思いますが、ストーリーの展開が甘過ぎて、意図することが分かりづらい。キャストも特に問題ないのですが。。。最後の終わりも、映画の割には味気ない。繋がりが感じられないかなぁと感じました。あと、時々不気味な印象でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "分かりやすく感動した\n 3回くらい泣けました。非常に簡単な作品に仕上がっており、とても分かりやすく素晴らしい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた感\n 吉永小百合さんの演技は本当にすばらしく、涙が出そうになる部分も何回かあったのですが、いかんせんテンポが悪くて入り込めませんでした。導入はすごく面白いですし、話としてはとてもいいと思ったのですが…。特に??となったのは最後の場面。何回か匂わせはあったけれども、謎の光が出てきていつの間にか亡くなってしまったことがわかる。元々死者が目に見える形で出てくる話ですからファンタジーではあるけれど、最後のシーンは現実味がなさすぎて涙が引っ込んでしまいました。音楽も坂本龍一さんでこれは泣けそうだな〜と思っていたのですが、少し残念でした。😓 " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ファンタジーが向け入れることができなかった。 物語はあまり起伏がな...\n ファンタジーが向け入れることができなかった。物語はあまり起伏がなく退屈。タイトルから母親と息子のいい話を期待していたが、感情移入することなく終了。エンドロールが死の世界を描いているのか不明だが、気持ち悪かった " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "はい、つまらないです。 ビックリするくらい長く感じます。 母親が亡...\n はい、つまらないです。ビックリするくらい長く感じます。母親が亡くなるシーンまで欠伸連発。しかも吉永小百合さんと二宮君では親子じゃなくて孫と祖母に見えます。二宮君が童顔だからなおさら。そして、こんな演技で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したなんて信じられません。大きな話題にもならないのは「どうせ事務所の力でしょ?」と皆が思っているから。正直、二宮君じゃなくても誰でも演じられるような役だと思いました。同じ年にオスカーを受賞したデカプリオのスピーチに比べると二宮君は恥ずかしいくらい中身無かったし…事務所の力で受賞出来ましたって言ってるような内容だったしね。同じ事務所から出さなきゃいけないなら「ヒメアノ〜ル」の森田剛君に日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞させてあげたかった。DVDを借りて観ましたが時間の無駄でした。以上。 " + }, + { + "date": "2017-02-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける映画\n 黒木華さんの演技が好感を持てた。 " + }, + { + "date": "2017-01-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "寝れる\n この作品を通して何が言いたいのか、自分にはよくわからなかった。 " + }, + { + "date": "2017-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "すべての人に\n wowowの放送を録画で、思いがけず見ることができた幸運に感謝しています。私にとって宝物のような、特別な作品になりそうです。静かな、だけど激しい、悲しい、だけど嬉しい、そんな映画です。 物語は、原爆を投下する爆撃機が、ささやかな日常に忍び寄るところから始まります。歴史に残る攻撃によって、いとも簡単に破壊されてしまった、彼らの日常。 原爆投下は一瞬でした。みるみるうちに溶けていくインク瓶は、雄弁に、そこにいた人びとがどうなったかを想像させます。そして、粉々のガラス片を猛速で真横に運ぶ爆風。激しいのはそれだけ。たったそれだけ。この場面は見事の一言です。金縛りに遭ったように、息もできませんでした。 以降、被爆後の地獄絵図は一切なく、投下3年後の静かな日常生活の描写だけ。それがかえって、悲惨な体験をした人びとの深い深い悲しみを浮き上がらせています。主人公たちはただ一様に、思い出を語るのです。その中に、クスッと笑えるエピソードがふんだんに織り込まれている。それが、彼らの運命の哀しさを一層引き立てます。そう、彼らはみな、思い出に生きている。思い出の中でしか、生きられない。唯一、思い出の世界から現実に生きる道を選ぶのは、原爆で死んだ医学生・浩二の恋人、町子だけ。 死んだときに、母さん!と叫ぶ間さえなく一瞬にして自分の命が消えてしまった、その悲しみを思う。その悲しみに思いが至るのは、単に私が歳を取り、数多の戦争映画やドラマを見て悲惨さを知っているから、ではなく、この作品の力だと思います。浩二は饒舌で明るく、実に愛くるしい青年です。この陽気な子が、すっかり心を塞いで口をつぐみ、うつむいて黙りこんでしまう。そして、すーっと姿が見えなくなってしまう。その哀しみの深さ、重さ…。あとに残された母の、身の置き場もなくなるような、例えようのない寂しさ…。皮肉なことに、浩二の亡霊が現れるたびに、母はこの世に生きるエネルギーを失っていくのです。 物語は、舞台演劇のように進みます。場面転換も、セリフ回しも、ライティングも。ここは好みの分かれるところでしょうが、私は、山田監督は原作者である井上ひさしさんへのオマージュとして、あえてそうしたのでは、と感じました。そうでない演出なら、他の監督に任せればいい、とでも言いたげに。その演出に、すべての登場人物がピタリとはまっています。セリフも、それぞれの人物にピタリとはまっています。どこが違っても、あの感じは出せなかったでしょう。私には、完璧に思えます。 浩二は、母が心配で成仏できなかったのでしょう。母が自分への執着を振り切ったとき、息子の霊魂はやっと、母のそばに来ることができた。と同時に、母が手放した執着はまた、母自身の人生への執着でもあったのです。自分の命にさえ執着がなくなった彼女にとって、残った唯一の心配事は、息子の許嫁、町子の幸せでした。だからこそ、その心配が解決したその日のうちに、母は何も思い残すことなく旅立つことができたのです。こうして、息子は意に反して、母の最期に立ち会うことになってしまったのでしょう。 これ以上のラストはありません。クリスチャンだけでなく、すべての人にとって、死は終わりではないからです。死によって、不完全なこの世の苦しみから解き放たれ、魂にとって真の安楽な次元へと住処を移すことができるのです。主人公母子をクリスチャンに設定したことで、これを無理なく伝えることに成功しています。愛する息子に寄り添われ、夫や長男の待つ世界へと歩を進める母の、満ち足りた笑顔。この世に自分を送り出してくれた母を、魂の安住の地へと導く息子の、誇らしげな仕草。愛にあふれたこの母子の物語に、もっとも相応しいラストだと思います。 町子にとっては、死んだ恋人の母に新しい婚約者を紹介した日は、古い自分との決別の日でもあったと思います。新しい婚約者を得た町子が幸せだったなどと、どうして言えるでしょう。町子は、死んだ恋人を忘れはしません。町子は、浩二の母が強く勧めたことに忠実に従っただけ。まだ浩二を愛していたから。一生、死者の面影を胸に一人で生きていくだけの強さを秘めた女性です。死んだ恋人を、そしてその母を愛していたから、彼女は言われたままの道を選んだのです。片足のない、誠実そうな、しかし浩二とは真逆に冗談の一つも口にしなさそうな、真面目なその人に寄り添う町子の姿から、障害を持つ男と一緒になる覚悟と、過去を振り切って生きようとする強さと、他の男の妻となっても浩二への永遠に変わらぬ愛を抱いて生きていくという決意が、痛いほどに伝わってきました。 母の前に現れた浩二は、亡霊なのか、それとも、生きることに憂き始めた母が生み出した幻影なのか。私は前者だと思います。これは「お話」です。必ずしもリアリティを追及する必要はありません。 では、なぜ、戦死した長男は亡霊となって現れなかったのか? 私は霊の研究家ではありませんが、よく聞く話から想像するに、兄が死んだときはまだ弟がおり、母は一人ではなかった。心配が少ない分、この世に魂が留まる理由がなかったのではないでしょうか。しかし、次男である浩二は、母を一人残してしまった。しかも、母は病弱で、浩二はいつも、母が薬を飲んでいるかを気にかけ、声をかけていました。母への愛に加えて、その優しさと責任感から、浩二は幽霊となって母のそばに来たのです。いつかは別れを告げなければならないなどとは考えもせずに。結果として、別れは告げずに済むのですが…。 これほどまでに静かな反戦映画を、私はほかに知りません。 すべての人に、しっかりと噛みしめて味わってほしい映画です。あの戦争の幾万の犠牲の上に、恵まれた毎日を生きられる私たちが、生きることのかけがえのなさを心に刻みつけるために。 " + }, + { + "date": "2017-01-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最初とエンディングは良かった\n 原爆投下されたところと長崎の合唱団の皆さん。吉永小百合がやつれない。 " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "約70年前の日本\n 長崎で原爆により死んだ息子(二宮和也)を思い続ける母(吉永小百合)と婚約者(黒木華)がひっそりと暮らしている。そろそろ息子から離れようと思った母のもとに、息子が幽霊となって現れる。死者に対する執着から解き放たれるためにはどうしたらいいのか。原爆は強調されず、戦争に翻弄される市井の人々が描かれる。井上ひさしと山田洋次の個性が穏やかに発揮されている。 " + }, + { + "date": "2017-01-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "キャスティングって大事だねー\n 母親役が吉永小百合ではなく泉ピン子だったならまったく同じセリフ演出であったとしても子離れできない母親とマザコン息子な話になってたわ直接的な原爆の悲惨さは(グロさ)はセリフでだけなのでそういうのが苦手な人でも見られる戦争映画だと思います " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛されるべきお喋りな息子役をニノが好演しています。 自然で可愛くて...\n 愛されるべきお喋りな息子役をニノが好演しています。自然で可愛くて、なんでこのこが亡くなってるんだろと悲しい気持ちにさせられます。ラストがそれでいいの?と思ってしまう。母の前に現れた息子はなんだったのか。亡霊?幻?妄想?なんだろうなぁーと思ったけれど、本当の息子だったのなら母を連れては行きたくなんかないと思う。生き残った母が幸せに生きてくれることを願うと思う。最後母を連れて行くときだけ、一瞬息子が怖かった。なので戦争で全てを奪われた母親が、身体も心もくたびれて、死期が迫った時の妄想?と思いました。お世話をしてくれたお嫁さん的な人を先に進ませて。でもそのこに少しの嫉妬や羨ましさがどうしてもあって。嫉しさも自分でだめねと正せるくらいの本当にしっかりした、ただ息子が愛しい、戦争に全て奪われた悲しみに打ちひしがれたお母さん。神を信じていた母親だから、信じる心のままに幻想を最後に作り出した。最期に少しだけおかしくなっていたのだろう。と思います。戦争、原爆の悲しみを描いた映画だと思いました。黒木華さん、上海のおじさんもよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "母と息子の話\n 原爆を題材にした話で、戦争の痛々しさが伝わってくる物語でした。よくある設定だけど、内容はしっかりとしててすごく見応えがありました。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "心に響く\n 五回見ました。わたしはここまで心に残る作品を始めてみました。最後にお母さんが浩二にむかってどうしてあの子だけが幸せになるの?といったあの言葉その言葉の重みが伝わってきましたそれは普通の暮らしをしたかった人々の本音なんだろうなと思いますお兄ちゃんの話をする場面で浩二にむかってどうしてあんたは来てくれなかったと?っていったら浩二が僕は一瞬で消えたんだよ来たくても来れなかったとさっていったとき一瞬で人の命が消えることの怖さをひどさをツラさが伝わってきました浩二は会いに来れなかった代わりに、お母さんを迎えに来たのかなと感じました。最後、二宮さんが町子、、、っていうところで辛さと悲しさと悔しさと複雑な気持ちになりました。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "がっかり\n 期待していた作品でしたが残念でした。日本アカデミー賞の各賞というのにも疑問が湧きます。幽霊で母親に会いにくる息子は死神でした。吉永さんと二宮くんの大根俳優を除けばしっかりした俳優陣。ただ、浅野忠信さんが助演男優賞?そこは「上海のおじさん」を演じた役者さんでしょ。山田監督も方言をしっかり喋れる役者さんを選んで起用しましょう。それにしても吉永さんの演技には呆れてしまいますね。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "長崎弁が上手\n まず出演者の方々、長崎弁が流暢ですごく聞きやすかったです。内容も最後に「なるほど‥」と思わせる構成でスッキリします。吉永さんはもちろんですが、二宮くんの演技がやはりいいですね!演技をさせたら彼は素晴らしいと思います。劇中の歌のシーンも良かった。戦争の内容もあるので、いろんなご意見があると思いますが、それよりも母と息子の想いの深さを感じる映画だと思うので私は好きな映画の一本になりました。 " + }, + { + "date": "2016-07-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "戦後の傷と救い\n 母が観たいということでレンタルで借りてきて一緒に観たので、予備知識も何もなしなフラットな状態で視聴できた。終始目に映ったのはキリスト教。考えてみれば長崎にはたくさんのキリシタンがいて、アメリカはそこに原爆を落としたんだなぁと思った。多くのキリスト教徒のいる彼らは、同じ神を信じる人達を殺すという事の愚かさに気づけなかったのだろうか…とかまんまと考えさせられたので、観てよかったと思う。死んだはずの浩二が出てきた理由は明らかにはなっていないが、結果的には伸子の身辺整理をさせるために出てきた感じなので、「お迎え」なのかなと思った。浩二が見えた時点で伸子は大分参ってしまっていたのだろう。救いがない、という感想も散見したが、そもそも戦争とは勝敗にかかわらず救いのないものである。地上での罪を赦し、天国で永遠の安息を与える…といったキリスト教的な最期を迎えられ、伸子は間違いなく救われているのだと思う。その他、気になった所など。演出が巧みで、随所に見られる場面転換のうまさは流石だと思った。逆に「あの世とこの世」の混在のさせかたには苦労したのか、「兄が枕元に立った」というシーンや、最後らへんの浩二がブルーのライトで照らされて戻ってくるシーン(?)はシュールすぎてちょっと笑ってしまった。しばらく離れていた伸子のところへ町子が婚約者を連れて来て、その相手を浩二の霊前に報告しようとしてできなかったシーンは泣けた。別れ際の抱擁も良かった。この辺は一番心動かされて、いつの間にか伸子に感情移入していたのは自分でも驚いた。 " + }, + { + "date": "2016-07-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "二宮君\n 二宮君と山田監督と吉永小百合さんだからの映画な気がする。悲しくも息子に先立たれた母親の、悲しい妄想。 " + }, + { + "date": "2016-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "二宮和也の演技力はさすが・・\n 山田洋次監督の作品。ファンタジーの世界。普通に随所で涙が出た。長崎の原爆に被爆して亡くなった息子とその霊と会話が出来る母親の物語。二宮和也と吉永小百合の演技力に脱帽・・2015年の戦争をテーマにした邦画。 " + }, + { + "date": "2016-07-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "亡霊?幽霊?\n 吉永小百合の映画は、どうしても彼女の色が強く出すぎてしまう印象がありますが(主演だから当然ですが)、今作はそれが少し軽減していたようにも思いました。さて、浩二はどういう扱いでしょうか?亡霊?幽霊?少なくとも幻覚ではないのでしょうが・・・現実と回想が入り乱れ、じっくり観ていないと置いて行かれそうになります。少なくとも、原爆の威力、悲惨さや残された人々の思い、そういった面は非常によく伝わるのですが、所々に入る歌や指揮のシーン。どこか宗教的な感じがどうしても拭えなかった。 " + }, + { + "date": "2016-07-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ホラー\n 投下シーン、日常(?)シーンは見れる楽しめる。しかしラスト、あれは戦争について何かを訴えるでは無く、それこそ宗教臭さを感じさせてしまった。二宮君(?)の演技もホラー寄り対し母のリアクション。ラストでちぐはぐに " + }, + { + "date": "2016-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "アメリカさん、また一人殺すことができた!って、喜んでくれてるかい?\n 戦後70年に吉永小百合とジャニーズ二宮が演じる価値は強いとは思うけれど...。なお、本田望結ちゃんは顔を汚くしても育ちの良さが克明で、とても愛らしかった。そして、みんな小津安二郎が大好きなんだ。「これがぼくの運命だったんだ」と諦める二宮に対し、吉永さんが「人為的なものだから、こんなん運命じゃなか。」と泣いた。その感覚が、『夕凪の街、桜の国』の「アメリカさん、また一人殺すことができた!って、喜んでくれてるかい?」に繋がるんですね。 " + }, + { + "date": "2016-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "命そして戦争って\n 原爆で亡くなった息子が母親の元に現れる。吉永小百合さんと二宮和也さんの二人の関係性がとても素敵に描かれている。原爆で一瞬にして失われた命。そして残された人たちの悲哀。その後の人生までも狂っていく。この映画の様なひとはそれこそ沢山いただろう。その一人一人に同じ様な人生があったのだろう。この映画では幽霊という形で姿を現してるがそれは本当に幽霊なのだろうか。母の息子を思う気持ちが投影されていただけではないのだろうか。息子がなくなりそしてやり残した息子の許嫁のこの先の事まで決まり安心して現世に別れを告げる決心がついたのではないだろうか。黒木華さん演じる許嫁は当初は二宮和也さんを思ってだけれど、その後浅野忠信さん演じる人と出会い未来を生きていく。過去と別れを告げ新しい二人での未来に生きていく、その気持ちのいいほどの決別した姿をあらわす演技はさすがでした。そしてラストですが戦争だけでなく命の尊さを表してる。ある意味とても宗教的な終わり方。なぜだか晩年の黒澤作品のような様式美さえ感じられた。ここは評価の分かれるところのように思う。 " + }, + { + "date": "2016-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "際立たせる物語\n 人々がたくさん居ましたが、個々を際立たせていて、母と息子の心の中を探り探り、戦争に対して鮮明な過去をスムーズに繋げていて見やすかった。最後とても泣けました。 " + }, + { + "date": "2016-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストがちょっと残念…\n 長崎の原爆で亡くなった息子が、3年後にユーレイになって、一人になった母の前に出て来る。ニノが「明るくオシャベリな息子」を好演。母の暮らす小さな家が舞台で、ほとんどその中での会話劇って感じなので、最初はセリフの多さ、長さがちょっと気になった。でもニノと吉永小百合の親子はとても自然で、こんな風に少し天然で、おっとりした親子もいたのかも、と思える感じ。戦後すぐの大変な時代なのに、どこかユーモラス。テーマは反戦だと思うけど、激しい表現はない。「天災は運命かもしれないけど、戦争は運命じゃない!」と小百合母に言わせたところくらい。淡々と日常と、親子の思い出話をつないでいるのに、「戦争って悲惨だ。戦争のない今で良かった」としみじみと泣けてしまった。特にムスコを持つ母には響くかも。ニノもだけど、黒木華ってホントに「昭和」が似合う女優さん。黒木華、とても良かったです♡ラストだけはちょっと残念。私は違う形にして欲しかったなあ。 " + }, + { + "date": "2016-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "親子愛を感じる映画\n 白黒から始まるので、死を強く感じた。 原爆のシーンはゾッとしました! " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最優秀主演男優賞、おめでとう!\n 息子が2階から「母さ~ん、母さ~ん」と叫びながら下りてくる。最初のシーンから泣けた。医学部の学生である息子の「最後の朝」・・・いつもと変わらぬ会話をする母。切なくてたまらない。原爆が落ちた直後の悲惨さがカットされている。だから、ファンタジー仕立てで見ている人に優しい。あんなに好きだったのに、次第に他の人に惹かれていく婚約者。・・・その中で母の愛だけ変わらない。息子と離れたくないという母の思いが痛いほど伝わって泣けた。吉永さん・二宮さん・黒木さんという素晴らしい役者さん。そして、山田監督が名作を作ってくれた。アカデミー賞授賞式に参加した。最優秀主演男優賞に輝いたニノ。テレビではカットされていた彼のスピーチに、また泣けた! " + }, + { + "date": "2016-03-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長崎弁に違和感のある反戦ファンタジー\n 方言で演技するのってきっと難しいのでしょう。多分出身者以外では感じないかもしれないのですが、方言に違和感がありすぎて物語に入り込めませんでした。だってこの物語のメインとなる母と息子のやり取りの言葉使いがおかしいって致命的でしょ?なんだか長崎弁に博多弁も混じってる印象を受け、九州ひとまとめかい!ってツッコミたくなりました。九州弁ってないから!!各県言葉使い違うから‼‼うーん、放言って独自のリズムがあるので、それこそ今作なら1年なり地元に住んで多少なりとも感覚を覚えてからとかしないときっと誰が演じても無理なんだろうなー。残念ながらそこまでやる役者バカは日本にはいないと思いますが。あ、でも放言って地元ではない人が見れば特に気にならない事かもしれません。作品自体が幽霊の出てくるファンタジーだから、リアリティーは気にしちゃいけない所なのかもしれませんが・・・しかしながら正直この物語なら舞台は長崎じゃなくても成立するので、無理して原爆絡めない方が自然でいい作品が作れたと思います。という訳で不自然過ぎて話に入り込めないと作品作りの荒が目立っちゃうんですよね。特にエンディングは酷すぎです。笑いを取りにいってるとしか思えない。何でこうなった?個人的に一番印象に残ったのは黒木華が女の子を連れて、その子の父親の消息を聞きに行くシーン。父親の訃報を聞いても泣かないでけなげに耐えてる所はこちらが泣けてきます。きっと戦後の日本ではよく見られた光景なんでしょうけど胸が締め付けられます。母と息子のシーンがダメダメだった分、そっちが印象に残りました。広島、長崎で原爆の実験をしたことはアメリカのやった民間人大量虐殺であり、国際法も無視した絶対に許されない重大犯罪です。そこはもっと世界に訴えるべきでしょう。でもアメリカ人にはもっと直接的な描写で訴えないと、例えこの作品をみても遠回し過ぎて何も伝わらないだろうなーっと思いました。色々と残念。 " + }, + { + "date": "2016-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と最後までとらわれる\n 個人的に映画というより、1本の舞台を観ている気分になりましたやや大げさかなと思える役者さんの演技は監督の策略??説明するような台詞が多いので不自然に聞こえる時もあるけれど時折見せる表情や間の置き方など、二宮君と黒木華ちゃんの演技は透き通っていて好きです二人がこの作品で日本アカデミー賞の賞を受賞したのも頷けます戦争反対がテーマで死んだはずの息子が亡霊となって母と暮らすというファンタジーチックでクライマックスにつれて怖かったです登場人物が異質に思えてきちゃって(息子に関しては亡霊なんですでに異質なんですけれど)エンディングの映像は私にはちょっと合わなかったその中でもやはり印象に残るのは町子が、結婚を報告に来る場面でそこは涙が止まらなかったです " + }, + { + "date": "2016-03-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現実的な\n 死んだはずの人が蘇るパターンだが、ファンタジーではなく辻褄のあったストーリーだったのでそこがとてもよかった。二宮くんの演技が優しかった。 " + }, + { + "date": "2016-02-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "絶句!流石の山田監督もこれでは反戦の罵声でしかない\n やってくれました!流石山田洋次監督ですね!邦画界始まって以来の駄作を遂に制作して下さりました!山田監督自身は、昭和6年生まれで、終戦後、外地からの引揚者だったので、戦争体験者と言う立場から誰よりも戦争憎し、戦争反対と言う気持ちが強かったのだろう。その気持ちは、昨年の安倍政権に因る安保法案騒動でも「戦争法案反対」と声高にマスコミにもちょくちょく顔を出しておられた事からも充分理解出来る。そんな山田監督ならば、当然待っていましたとばかりに「母と暮せば」の企画に飛び付く気持ちは痛いほど理解出来る。井上ひさし原作の広島原爆投下の悲劇の物語「父と暮せば」と対の作品となる長崎原爆の物語「母と暮せば」は、ついぞ映画化されずに、井上氏は他界、「父と暮せば」を監督した黒木和雄氏も既に共に他界している。そこで現在この作品の映画化こそは自分だけと思い、気負ってしまったのだろうか?本作は井上ひさし原作の戯曲の映画化を演出したと言うより、単なる反戦の罵声でしかなかった作品だ。山田氏は半世紀以上の長きに渡る、我が国の映画界の大御所監督で有る。ならば、観る者の心に、この悲劇物語が自然に染み入る芸術作品として撮って頂きたかった!これでは、中学生の学芸会の方がまだ見られる。被爆者の哀しみ、戦争に敗戦した当時の人々の苦悩がまるで伝わってこない。いくらセリフで「戦争は嫌」と吉永小百合に語らせても効果はゼロである。一方、吉永氏も母親らしくない!完全なミスキャストだ。この母は次男ばかりの戦死を悼み、戦死した長男への想いなど微塵も伝わらない。この脚本と演出では人の心に響く秀作は出来ない。きっと吉永氏を意識し過ぎた演出をしようとした弊害の為であろう。はっきりと申せば吉永氏がこれまた半世紀も主役ばかり演ってきた女優とは言うものの大根なのだから、こう言う繊細で、抑えた気持ちを表現する役処は最も不向きな役柄である。完璧なミスキャストだ。吉永氏も広島平和祈念館でのナレーションを始め数々の反戦行動をライフワークとしているので、このオファーを受ける気持ちは理解出来る。しかし、ちっとも肝心要の被爆された多くの方々の想いを代弁しているように、観客に伝わってくるものがゼロであったなら彼女が演じる意味がない。失敗である。制作サイドとしては、アイドルの二宮氏を起用する事で集客を見込んだのであろう。二宮を起用する事で若い世代の集客に多少の効果は有ったかも知れない。しかし、それでも、この作品を制作した事に因って多くの感動を日本に巻き起こした事にはならなかったようだ。願わくば、少しでも小津監督存命の時代に同じ松竹で監督業にあった山田氏にはもっと格調高い秀作として、井上作品を撮ってほしかった!「父と暮せば」に出演していた、浅野忠信も今回は殆ど出番無し。年齢と共に良い俳優になってきた彼を使うなら、もう少し魅せ場が欲しい所だ。これ程までに、原作の良さを打ち消せる作品は他に例をみない!寅さんだけにしておいたら、山田監督の素晴らしさは語り継がれた筈だ。とても残念でならない。 " + }, + { + "date": "2016-02-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まりませんでした。\n  硫黄島からの手紙の二宮に注目していました。 昨年12月初日から 1月 2月(昨日)と3回みました。戦争経験のある私にはしみじみと心が伝わり涙がでました。  しかし今の時代が幸せとは感じませんが ・・・脇役の 黒木華 浅野忠信 加藤健一    音楽の 坂本龍一 素晴らしいと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-02-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "パトラッシュ、、\n 全編、まぁまぁいいとは思うのよ。でもね、ラストで腕が肘掛けから落ちたよw2人でバージンロードはないんじゃないか??wで、2人の周りにパトラッシュが見えたよw最後の合唱の宗教がかった感じもいただけない。んーーーなぜ最後にそうなったのか。ハッピーエンド、いいじゃない。だったらもっとすっきり終わろうよ。最後に強いおもいを伝えたかったお兄ちゃんはどこ行っちゃったのよ。一緒に迎えに来ようよwあともうちょい、吉永小百合の泥くさいとこ見たかったかなぁ。私なら母としてもっと恨むし、もっと妬むし、やり場のない怒りと無念さで狂いそうになる。美しすぎるかな〜まぁ、今回子どもと観たんで。戦争を伝える、という意味では役割りを果たしてるんじゃないかなー。 " + }, + { + "date": "2016-02-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ファンタジーの悪用\n 娯楽作家・山田洋次の悪いところが凝縮されて膿のように出された作品。映画は演出で、演技であり、演技は嘘つき行為であり、嘘つきを何度もなぞることで監督には文体のようなもの、とくに大ベテランである山田洋次には、演技を見てその人の演出と分かるほどの文体、あるいは癖ができてあり、それはすでに実生活の自然体では有りえない、お遊戯・くるい、いわばファンタジーを内包しつつ創出しているのだから、映画は有り体を再現しようとするだけで、やっぱりすでにファンタジー内包して、ファンタジック表現としては必要十分なのに、そこへきてまたわざわざとファンタジー話をもってくるのは、これは、少し考えてもくどいことだ。本作品も言わずと知れたファンタジーだろうか、そうと思って観に行くものだ。なら、それなりの工夫が求められるはずだから、老巨匠によるそれの作用をたのしみにした。お家芸の娯楽作風に、「楢山節考」のような芸術性は求められないから、ならば、できれば、粋のような印象であってほしいと願った。しかし、本作は、子供だまし的幼稚工夫による悪趣味方面からの矮小観点からの庶民礼賛・宗教勧誘話、でしかない。是枝監督の「空気人形」と酷似している。各々の生活で行われているのだろうか、日常的で個人的な鎮魂の儀式を、ベタベタの大衆ファンタジー・場末スナックのママの観点から、共通化し、救済せしめようという、あくどい勧誘みたいなエンディングで幕を閉じるのだから、最後まで救いようがない。この憎っくきスクリーンを前にしてこの私の、感動を表現する方法として最適な、涙を流す、打ち震える、嗚咽を漏らす、といった実にわかりやすい生理現象が引き起こされた、他人でも眼を覆いたくなるほどのおぞましい、まさかの我が大失態を、そのゲス極みっぷりを、否み尽くしたい。 " + }, + { + "date": "2016-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣きました\n 感情の緩急がある映画でした。戦争モノ暗い映画、ではなくところどころに親子のクスッとするエピソードがあったり微笑ましい恋愛模様が描かれていたり。特に、二宮くんと吉永小百合さんの親子の上品で仲睦まじいやり取りには思わずうっとりしてしまう部分もありました。また、原爆を扱っていながらも直接的な描写を避け登場人物の心情を通して平和とは何か愛とは何かを訴えかけていたのはよかったです。多くの人に見てもらいたい映画だと思いました。ただ、最後の演出がやりすぎなのでは?と。母親が亡くなる流れということは薄々分かっていましたが、母と息子が肩を組んであの世へ向かっていくというところで少しチープさを感じてしまいました。また、地震や津波は運命と受け入れられるが、戦争は人が作ったもの、運命となんか言えない!(曖昧ですが)という台詞には引っかかりを覚えました。 " + }, + { + "date": "2016-01-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "浩二が原爆で亡くなる前の回想シーンがよかったです。和やかな雰囲気が...\n 浩二が原爆で亡くなる前の回想シーンがよかったです。和やかな雰囲気がありました。ラストはいまいちでしたが、母親の役がとても合っていて感動できる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画の欠点\n 全体的には予想通りの結末で克服感のあるすがすがしい印象をもちました。戦争世代がとくに共感すると思いますが、その世代の人たちは辛くて観たくない映画でしょうね。長男は一瞬しか出場しませんでしたが、上官の命令で病と飢餓に苦しみながらジャングルを彷徨った辛さが際立って伝わってきました。しかしこの描写の消化にはある程度の知識が必要でしょうね。それからこの映画は随所で感情の誇張がめだちます。これは昔からの邦画の興ざめの一因なのです。キャストが吉永小百合さんでなく、もう少し毒気も含んだ女性が演じた方がリアリスティックに感じれたかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-01-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれるものがない作品でした\n 原爆が落ちるシーンや、当時の生活の再現は、見ていてこんな時代があって今がある…と何となく考えさせられるものはありました。息子が亡くなって、忘れなくて…良く分かるテーマなんですが、あっさり幽霊が登場して、母も幽霊の息子に依存とゆうか、過去に捕らわれたまま、亡くなってく様が、私個人の意見ではありますが、映画のテーマはなんだったのか?とエンドロール見ながら呆然としました…きっと、日本が戦争から立ち直れたのは、手放して未来に希望をもって歩んできたからだと思うのですが、そこは、町子さんの件で描かれてはいましたので、少し救われました。二宮くんのインタビューとかも、読んでみましたが、一切魅力がわからなかったです。歴史的なことを知る、という目的では良いかもしれませんね! " + }, + { + "date": "2016-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "苦しい。\n とにかく苦しい。最後のシーンは、フランダースの犬を初めて読んだ時の感覚を思い出した。サッドストーリーのハッピーエンド。人の幸せの基準がこんなにも変わってしまう(捻じ曲げられてしまう?)ことがあるんだなあと思った。役者さんがとにかく一流の方たちばかりだし、時代に合わせたセットや小道具がすごくてリアルでした。同じような状況、気持ちを味わった方は沢山いたんだろうなあ… " + }, + { + "date": "2016-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合が綺麗かわいい。二回鑑賞。\n 吉永小百合が綺麗かわいい。二回鑑賞。 " + }, + { + "date": "2016-01-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しみはあれど 重苦しさはあまりなく\n 母と観に行った。隣で母は泣いていた。息子がいる母親にはとくに 涙を誘う内容です。なぜ 死ぬのが自分の息子でなくてはならなかったのか なぜ息子は死んだのにあなたは生きているのか あなたにも生きていてほしいのにどうしても息子が生きていてほしかったという思いに苛まれる母親。戦争とは そういうものです。生きるも死ぬも 何かを選択するまもなく一瞬で変わり果てる世界。人の心を貪欲にし 黒く暗く悲しくする。誰か特定の人を恨むこともできず、怒りの矛先を定めることもできず、戦争という漠然としたものに 不完全燃焼の怒りを抱えて生きるしかない。 " + }, + { + "date": "2016-01-19", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "EDが怖かった\n 巨匠・山田洋次の思想がゴリ押しでした。こういう話題に関心の薄い層に嵐のニノを起用することで動員を増やしている面があるのでしょう?そう考えると、戦争の悲惨さを伝えるにはもってこいの作品だったと思います。アイドルですが、その時代の青年を演じきってたと思います。彼女である黒木華との絡みもよかったですね。切なく、悲しく、微笑ましく。長崎原爆の知らないことも知れました。しかし、最後のEDは少しやり過ぎた感がありましたね。ある意味、怖かった。あそこで嵐の曲が来ても困りますが。 " + }, + { + "date": "2016-01-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "人生経験に左右される映画\n 山田洋次監督の映画は年をとればとるほど、評価が高くなる。それはきっと人生経験の差がそのまま映画の評価になるのだろう。本作で言えば、被爆者、戦争体験者、大切な人を亡くした人と、そうでない人で感想は大きく異なるだろう。全てが後者の私は評価が低くなる。しかし、それは仕方ない事であり、出来ることはこのような映画を見て少しでも前者に近づく事だ。全ての人におすすめしたい。 " + }, + { + "date": "2016-01-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おすすめ!\n すごく感動して、観た後に、周りの人を大切にしようって思うような、素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良かった。\n アカデミー賞ノミネートおめでとうございます。原爆のシーン、とてもよく表現されていました長崎出身ゆえに小さい頃から数々の原爆映画を見てきましたが、一番わかりやすく「一瞬にして何もかも消えてしまった」ということが表現されていたと思いました。町子が結婚の挨拶に来たシーンが一番泣きましたあと、長崎弁は上海のおじさんが一番上手かった(笑)もしかして長崎出身?と思うほどに… " + }, + { + "date": "2016-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "かなり遅くなりましたが・・・・・\n すごく良かったです。もう公開時期が終わりかかってますが、是非いろんな世代の方々に観ていただきたいです。 " + }, + { + "date": "2016-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "母と息子の本音。\n 井上ひさしの名作『父と暮せば』は2004年黒木和雄の映画版で観た。 それと対をなす『母と暮せば』構想の遺志を山田洋次が引き継いだ という本作。作りは似ているが印象はまったく違う。山田監督その ままらしさが出ており戦争体験への描写も強い。やたら台詞が多く、 その辺りは戯曲っぽいものの、やはりそうなるかといったラストで 子供の頃よく聞かされていた言い伝えを思い出し納得してしまった。 亡くなった人が枕元に立ったらそれはお迎えが近づいたということ。 突然、母・吉永小百合の前に現れた次男の亡霊。楽しい話や想い出に 花を咲かせる二人は、婚約者だった恋人の未来を案ずるようになる。 いつまでも息子の死を受け入れない母親と、未来を捨ててしまおうと する婚約者の女性、戦争の傷跡をこれでもかと見せつけてくれるが どんな死に方にせよ、遺された遺族は生きていかなければならない。 辛くても悲しくても前へ歩かなければ。父親の応援で恋を成就させ ようとした父と~に対し、今作は義母の悲劇を一心に背負い続ける 恋人が気の毒にすら思う。が、時は流れ…彼女も幸せを掴み始める。 親からの言葉として印象的なのは彼女の同僚の母親と、親密にして きた義母の両方から放たれた「何であんたが助かって、うちの子が 死ななきゃならなかったの!」である。これは辛いけど親の本音だ。 罪のない人間が片や死に片や生き残る、この理不尽は説明できない。 もう少し映画的な「間」を用いて三人の心情を観てみたかった作品だ。(ニノは飄々として役にピッタリ。まさにお「坊っちゃん」に見える) " + }, + { + "date": "2016-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n 久しぶりに映画で泣きそうになりました。吉永さんとニノとの親子の感じが良いです。でもその親子のお互いの辛い感じが伝わってきて心にきます。最後のシーンは悲しいんですがあーいった終わりかたで良かったなと思います。親子の暖かい感じと戦争後の方の辛さが伝わってきます。是非見てほしいです。 " + }, + { + "date": "2016-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり泣かされてしまいますね\n 術中にはまっていると思いながらも涙が・・・おちつきある日本映画の良さが出ている作品だと思います。何といっても吉永さん黒木さんですね。しかし、ちょっとマザコン? " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "母親って今も昔も一緒なんだなと思います。 全編とおして愛情に溢れて...\n 母親って今も昔も一緒なんだなと思います。全編とおして愛情に溢れていました。最後がちょとなー。 " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいよ!\n 長崎出身なので言葉がなつかしかった。突っ込もうと思うといくつかはあるがファンタジー作品なのでそれもありかな!特に黒木華さんの演技は良かった! " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永さんと二宮くんの雰囲気が素敵\n 冒頭の白黒での描写は実際の映像とマッチしていて、いい演出だと思いました。原爆というと、キノコ雲がデカデカと描かれる事が多いですが本作はキノコ雲が出てこなかった。キノコ雲という大きなものではなく、手のひらサイズのインクのガラス瓶。これだけで一瞬で全てのものが焼き尽くされたんだなと思わせてくれました。このシーンは印象的でしたね。役者としての二宮くんは結構好きな方なんですが、この作品では、より表情が豊かな演技をしてるなと思いました。お母さんに、お父さんに告げ口するよって、意地悪く言う二宮くんと、少し慌ててる吉永さんが凄く仲の良い親子という感じがして、このシーンは好きですね。少し心残りなのは母の前だけでなく、町子の前にも現れて話しかけて欲しかったな。伸子はキリスト教徒として描かれていましたがエンディングが、ちょっとそのテイストが強かったので少し違和感ありました。でも、短いシーンでも名優が脇を固めてて見応えありましたし、親子の絆に目も潤みました。涙だけじゃなくて、鼻水ちゃんぽんとか面白さや戦争の怖さとか色んな感情が描かれてるのが良かったです。古い街並みに田舎にありそうな昔ながらの家、レコードとか少し洋風なテイストもあって、ジブリに出てきそうな風景でファンタジー要素も大きかったのでアニメにしても面白いんじゃないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合\n 吉永小百合の映画って感じで、落ち着いて心穏やかに鑑賞できました。後半にかけて話の落ち着かせどころが分からず、やや冗長な感じは受けた。休みの日、ノンビリ見る分にはいい映画かとσ(^_^;) " + }, + { + "date": "2016-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しすぎる\n 悲しい話しだった。アメリカ人にもみてほしい。お母さんが、この世から去る映像はどうしてもチャチくなってしまうのは仕方ないとして、この終り方は悲しい。けど、いい映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い\n 吉永さんの演技が良いです。二宮さんの演技が良い(すみませんこれほどまでとは思いませんでした)黒木さんの演技が良い。浅野さんの使い方が贅沢 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 良くできた映画でした。涙します。やっぱり吉永小百合はいいですね。映画に品と重さの価値を付加します。最後の方「あなたと町子が反対であったら」と想いを吐露しますが、親の心情として良くわかります。多くの人に見てもらいたいですね。 " + }, + { + "date": "2016-01-06", + "rating": 0.0, + "empathy": 3, + "review": "すばらしい映画です\n  母子の愛情がメインテーマではありますが、私は、なくなった青年の恋人との決別に涙しました。「紙屋悦子の青春」を思い出しました。 青年は、最初、彼女との別れを認めることができなかった、、、しかし、母は彼女の幸福の大切さを説得します。そして、青年は最後に叫びます。「原爆で亡くなった何万人の人々に代わって、町子(彼女の名)は、幸福になってほしい!!」と。 そして、願い通り、彼女は同僚の戦争帰りの好青年と婚約します。三年間、母に寄り添い続けてきた彼女に、結婚を勧めながらも、いざ、その報告を聞くと、喜びながらも、がっくり力を落とす母。 その母も、死の間際、「あなたと町子が反対であったら!」と思わず吐露します。息子にたしなめられ、我にかえる母。この母の心情はいかばかりであったか。 タイトルロールも感動的でした。 「私たちの変わりに、幸あれかし!」 言葉には出されませんでしたが、そのメッセージが心に伝わってきました。 新年最初に良い映画を観ることができました。彼らのメッセージをしっかり受け止め、今年はより一層、力強く生きていきたいと思います " + }, + { + "date": "2016-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まらない\n 79歳の母と父を連れて、観に行きました。母がこんなにも息子を愛してくれているのかと普遍的に連想すると、日付が変わっても映画を思い出すたび涙が止まりません。エンディングが、僕には切なすぎて、尚更泣けてしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-01-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "淡々としていて、後半は退屈してしまった。何を伝えたいのか感じること...\n 淡々としていて、後半は退屈してしまった。何を伝えたいのか感じることが出来なかった。 " + }, + { + "date": "2016-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 井上ひさし氏の『父と暮せば』が大好きで何度も劇場に足を運び観劇しました。舞台では何度かキャストが変わりその度に新たな感動をしたのを忘れられません。そして、書き残してしまったナガサキ、山田氏がどう描くのか…。確かに父と暮せばの引用したような場面もあり、新たなドラマありで胸がいっぱいになった作品です。ラストシーンはお見事!鈍感な私はオチに気付かづ、やられた〜〜っと思いました。そういう意味では是非父と暮せばも観て頂けると新たな感動かもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けました(;o;)\n 二宮君の演技力では物足りないくらいの吉永小百合さんの表現力は流石!悲しい話かと思ったら凄く前向きなストーリーは山田洋次監督も見事。私のイチオシシーン。最後の最後に泣かせてくれました。別れ(死)は悲しいものだと思わせながらも、それが『人生』と思わせてくれる。加藤健一さんの泣き崩れるシーンで号泣しましたm(。≧Д≦。)m終わった後、涙を拭いてトイレに行ったら周りの人も小便しながら鼻水ズルズルいわせてました(笑)ファンタジーってネバーエンディングストーリーみたいな映画だけじゃなく、こういうのが日本のファンタジーだって思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "黒木華 良かった。\n 昔の山田洋次の作品はあまり良いと思った事が無かったけど、近年の「小さいおうち」とか今回の作品は結構好きです。ただ所々感覚が古臭いのと、ラストちょっと宗教的な演出は気持ち悪かった。号泣ポイントは多かったです‼︎ " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "旦那さんと長男は…?\n 素晴らしかったのは原爆が落ちたシーン。あんなふうに、本当に突然、あっという間もなかったのだと…ただ、全体的に誰に感情移入すべきなのかはっきりせず、なんとなく消化不良な感じでした。前半は愛する人を失った人、愛する人を残して死んでしまった人の悲しみや葛藤がよく表現されていて、涙が出ました。けれど後半は、展開が早いというか心変わりが唐突というか…町子が浩二への想いと現実と新しい恋とで揺れ悩む姿を見せてくれていたらよかったのに、と思います。っていうか、母親のもとに現れることができるのに、なぜ町子のところに行かないのか。自分で本人に言えよ!ママを頼るなよマザコン!!そして、せめて最期は、旦那さんと長男も待っていて、家族全員やっと一緒にいられるようになったね的な演出にできなかったものでしょうかね。なにゆえ次男だけなのか…過度な母子の愛情が狂気的に見えてしまうラストでした。母子で抱き合ってバージンロードとか気持ち悪いよ!あと、最初からなんとなーく違和感があるのは、70代の吉永さんが母親役だから?吉永さんと二宮さんの年齢差が親子くらいであっても、学生の母親が70代ってことはないですもんね…吉永さゆりさんはお綺麗でしたけど、実年齢からあまりにもかけ離れた配役は老いを際立たせて、ちょっとかわいそうな気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-01-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "号泣\n 冒頭の母が息子を想って、食事の用意をするところから、涙が止まらず…ファンタジーなのだけど、戦争の悲惨さを改めて考えさせられる、作品。運命ではなく、人が止めようと思えば止められた出来事ー戦争も原爆も長崎の方も広島の方も、あの時を生きてきた方は、やはり特別な想いがあるのでしょう。そういう想いを思いやれるようでありたいです。 " + }, + { + "date": "2016-01-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "失った人、失った時間\n 劇場で鑑賞してから、本作のHPを見てみました。ああ、なるほど、と「微妙に納得」井上ひさし氏には「父と暮せば」という作品があります。宮沢りえさん主演で映画作品にもなりました。舞台は原爆が落とされた広島。ならば、二発目の原爆が落とされた長崎を舞台に、作品を作らねば……。それが「原爆」という、人類史上類を見ない虐殺兵器を、作品のモチーフとして扱ってしまった作家の義務である、と井上氏は強く思ったことでしょう。未完のままで自分は死ねないのだ、広島を描いておいて、長崎に生きた人々を描かないことは、創作者として、けっして許されないのだ、という強い想いがあったのだと思います。その井上氏の尊い遺志を引き継いだ形で、山田洋次監督自らオリジナル脚本を書き上げたようです。これは山田洋次監督としても、大変なチャレンジでしょう。井上ひさし氏、お得意の戯曲形式。舞台劇を強く意識した体裁で、本作「母と暮せば」は制作されております。映画を見慣れた方なら、お分かりになると思います。本作の特徴は、なんといっても「長セリフ」に尽きると思います。山田洋次監督は、日本映画界の巨匠です。映画の、ど素人である私が言うまでもなく、映画という芸術作品をどのように構築して行けばいいか? そんなイロハは、もう「映画職人として」体に染みついているはず。たとえば「ここは観客の皆さん、泣いてくださいよ」と「わざとらしく」センチメンタルに演出する。そういうことはしない人だろうと思ってきました。ところが本作では、あきらかに「セリフによって」「泣かせよう」という意図が見え見えの演技があるのです。もうそれが「臭いぐらい」分かっちゃうわけです。もう一点、長セリフに関連して「説明セリフ」の多用が本作では特徴的です。作品を見ていて、まさか「あの」山田洋次監督がこんな稚拙な手を使ってくるとは?! と当初僕は仰天しました。普通、映画の主人公が、作中の相手や私たち観客に思い出などを語るとき、冒頭のセリフをきっかけにして、あとは映像として引き継ぎますよね。たとえば「あのとき私は……」と主人公が語り始める。そのあと回想シーンが始まる。当時の風景。客船であろうが、鉄道の駅であろうが、映画ならなんでも登場させられる。そこに生きた当時の人々の息づかい。その時代の衣装、服装。その中でクローズアップされてゆく、劇中の登場人物。キャメラはそこに寄って行きます。さあ、どんなドラマが始まるのか……と、まあ、こういうのが典型的な回想シーンのやり方。映画の魅力と、映画のもつ最大の説得力とは何か?それは「時間と空間を切り取った”映像”を自由自在に編集できる」ことに尽きると思います。どの時代の、どの背景の、どの人物の映像なのか、それを編集という映画特有のマジックにより、一瞬で時空間を飛び越えることができます。しかし、驚くべきことに、本作において山田洋次監督は、その映画文法そのものを、かなぐり捨てることに挑戦したのだ、と私は解釈しました。本作の主人公は吉永小百合さん演じる福原伸子。長崎の原爆で医大生の息子、浩二を亡くし、悲嘆にくれる毎日です。そこに、ある日あの世から、息子の浩二の幻が現れます。許嫁の佐田町子(黒木華)は今も無事であること。そして、母、伸子は、日々の暮らしでの想いを、浩二の幻を相手に語ってゆくのです。本作において山田洋次監督は、前作「小さいおうち」に引き続き、黒木華さんを抜擢しました。僕は「小さいおうち」を劇場で鑑賞しました。黒木華さんの、昭和初期の古風で丁寧な言葉使い、イントネーションで話される「長セリフ」これは実に魅力的でした。彼女はこの作品で、第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を獲得します。本作「母と暮せば」を構想するにあたり、山田洋次監督の頭の中には「黒木華」という女優の長セリフの気持ちよさ、佇まいのよさ、というのが大きな前提としてあったのではないか? と僕は推測するのです。長セリフをやめて、従来通り、映像で語る手法をとるのは「安全策」です。映画製作50年以上のキャリアを持つ山田洋次監督にとっては、実にたやすいことであったでしょう。しかし、山田監督はあえて新たな冒険を試みています。説明セリフでどれだけ映画作品が成立するか?巨匠と呼ばれる映画監督が、未だに新しいことに挑み続ける、その姿勢こそ、本作の最大の見所なのかもしれません。また、商売上手のちょっと怪しいおじさんを演じた、加藤健一氏の名演に拍手を送りたいと思います。本作においては吉永小百合さん演じる福原伸子、また、黒木華さん演じる佐田町子の登場シーンにおいて、ほぼ回想シーンがないのです。全ての時間はもう、二度と過去に戻らないのです。歴史上起こった事件、戦争は、もう引き返せない。時間は一方通行なのだ、という当たり前だけど、大切なことを思い知らされるのです。現実とは残酷なものです。将来の残酷な結果を見たくなければ、時代の流れ、時代の節目に、しっかり立ち止まって考える勇気を持っていたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-01-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と\n 2015年の締めに選んだ作品でした。ニノさん大活躍ですね。 " + }, + { + "date": "2016-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次監督の強い意志と優しさが詰まった作品でした\n ちょっと油断してました。吉永小百合主演映画ですから、まあいつもの感じで展開されるのかなと、油断していたらいきなりビックリ!この映画が山田洋次監督の反戦へのメッセージが凝縮された映画だったことを、すっかり忘れていましたよ。しかし冒頭、長崎に原爆が投下されたシーンの演出は凄かった、変にCG満載で原爆のシーンを描くよりも、何十倍も恐怖を感じられて、物凄く効果的だったと思いました、犠牲者の方々は本当に苦しかったことでしょうねぇ・・・。その後も戦争反対と声高には叫ばないものの、台詞の端々に反戦への強い意志が感じられて、思わず引き込まれてしまいましたし、共感することも多かったです。防げた原爆投下、他の映画でも描かれていましたが、本当に悔やまれますね、日本政府(軍)の対応が・・・。しかし私は無知なため知らなかったのですが、本来は長崎に落とそうと思った原爆ではなかったのですね、運命のいたずらでは済まされない残酷な現実が心に突き刺さりました。と、堅い部分はわずかの時間だけで、大半は安定の吉永小百合ムービーだったのは、良いのか悪いのか、冒頭が冒頭だっただけに、やや拍子抜けした部分は多分にありましたね。吉永小百合お母さんと二宮幽霊息子のやり取りが微笑ましすぎて、双方のファンなら萌えたでしょうが、さすがに見ていてちょっと気恥ずかしくなりましたよ・・・。しかし生き残った者のやるせない思い、現世への未練を残しつつも生き残った者の幸せを願う犠牲者の思い、胸が締め付けられる思いで一杯になりました。自分の気持ちを押し殺した建前と本音のせめぎあいがまた何とも・・・。ラストシーンは賛否両論なようですが、あれは監督の優しさでしょう、現実だけでは辛すぎますから。まあ台詞で説明しすぎな面は気になりましたが、黒木華や二宮和也の好演もあって、十分見応えのある作品に仕上がっていたと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-01-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "クリスチャンの至高の幸福〜和製フランダースの犬〜\n 吉永小百合可愛かった。ラストに批判的な人は多いと思う。死が救いというのはあまりにも悲惨ではと。キリスト教においては神の御元に召されることが何よりの幸福。フランダースの犬なんかがそうだ。辛い毎日に耐えたネロの唯一の楽しみである特技の絵でも、ズルされて負けてしまい、最後は雪の降る中、犬とふたりぼっち寒さで死んでしまう。どこに救いがあるのか?と子供ながらに思ったものだ。可哀想でストーリー自体好きでなかった。しかし違ったのだ。フランダースの犬のラストは、最後のシーンに必ず可愛らしい天使たちが登場する。この世の救い、絶対の愛である、神の使いが空からお迎えに来るのだ。小学生の頃は何も感がえずに学級文庫にあったフランダースの犬の絵本を開く度、その裸の天使を友人とニヤニヤしながら見ていたものだが……とにかくあの雪の中のラストは救いのエンドなのである。日本人には、ましてフランダースの犬を初めて読む多くの子供たちには、分かりにいだろう。閑話休題、こちらの映画のラスト付近、ストーリーはいいのだが演出がいただけない。具体的に言えば母の亡くなるシーンから。どうしてしまったのだろうか?あまりの稚拙さ・チープさに驚いた観客も多かろう。唯一ラスト付近で心に残って離れないのは、息子が母親に死を宣告したシーン、母親が驚いた後、涙ながらに「じゃあ、もうこれからは未来永劫、(息子)と一緒にいられるの?嬉しい、私嬉しい。」と拳を握り締め声を震わせた吉永小百合の演技。その前のもう自分は一人ぼっちなんだから、これからは会えなくなるなんて言わないでくれ、お願い、と懇願するところから含め、なんといじらしく憐れなんだろうと、悲しくなってしまった。思い出すだけで涙を禁じ得ない。そして良かったねと心から思った。戦争を経験した人間の心を、本当の意味で救済し、幸せにする方法は、もしかしたらたった一つしかないのかもしれない。それはとても悲しいけど。戦争が一人一人の人間の心に残すものはあまりにも大きく重く、それなのに消え失せることは永遠にないのだ。その暗く重い心を自分一人で永遠に背負い続けて毎日呼吸を続けなければならない。その先の人生、どんなに楽しいこと、幸せなことがあったとしても、その重みを捨て去ることは永遠にできないだろう。それこそ、死をもってして以外には。あ、あと 告別式の執り行われる教会のラストシーン、花嫁と父親が別れに向かい歩くバージンロードを、二人は永劫の世界へ寄り添って逆行してゆくという暗喩…少しやり過ぎだったな。やっぱりラスト付近は演出がちょっとおかしい。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "全く共感できませんでした\n いきなりニノが死んでしまい幽霊という時点で " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "愛情物語\n 冒頭の、原爆投下シーンが今まで観たもののどれよりリアルで恐かった。じわっと流れてくる涙が止まらなかった。 " + }, + { + "date": "2015-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おらんとは思うけどな\n あらすじをなんとなく把握して鑑賞。ニノの登場シーンで鳥肌が立ち背筋がゾワッとしたのに加えて感動して流涙。まったくもって良い意味での鳥肌もの。あたたかい方言の雰囲気と切なさと恋模様に感動と笑いが絶えない物語だった。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "親思う心にまさる親心。悲しい中にも温かい、絆の物語。\n 【賛否両論チェック】賛:戦争を生き延びた人々の悲哀を、登場人物達が見事に醸し出している。母と子のお互いを思いやる気持ちにも感動出来る。随所に垣間見える戦争への批判も印象深い。否:かなり説明口調のセリフが多いので、違和感を感じる人もいそう。内容的にも、同じようなシーンの繰り返しなので、好みが合わないと退屈すること必至。 出兵や原爆で、数え切れないほど多くの人が大切な人をなくし、悲しみに暮れていた時代。生き残ったことで自責の念に駆られたり、いけないこととは分かっていても、幸せな他人を見ると、「代わりに自分の子供が生きていたら・・・」と考えてしまったりする。そんな人々の苦しい胸の内を代弁するかのように、伸子や町子が織り成す人間模様が、とても儚く描かれていきます。そして、そんな伸子に優しく寄り添い、努めて明るく振る舞おうとする浩二の姿もまた、切ない中にも温かい光を照らしてくれるようです。2人のかけ合いも微笑ましく、言葉の端々に、母の愛と息子の愛がにじみ出ていて、すごくステキです。 ただやはり、どうしても伸子と浩二が昔を回想するシーンがやたらと多いので、異常なくらいの説明セリフが続いて、違和感を感じる人もいるかと思います。展開もかなり単調かつ長いので、思わず眠くなってしまうかも知れません。 好みは極端に分かれそうな作品ですが、反戦の想いが詰まった作品だと思います。是非この機会にご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "感動的です\n 最後にお母さんも亡くなってしまうのですが、見応えある映画です、二人の長崎弁も良かったですよ。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "母になってしまった吉永小百合。\n 井上ひさしの戯曲に「父と暮せば」という作品がある。黒木和雄監督が映画化した。本作は、そのアンサームービーの位置付けになっている。山田洋次監督の反戦に対する思いは並々ならないものと、今さらのように思う。オープニングの原爆投下のシーンは、全世界の人に見てほしい。原爆で失った息子が、母の前に現れる。本作には戯曲はないはずだが、ひょっとすると井上ひさしの草稿があったのかもしれない。極めて演劇的である。息子の二宮和也もよくしゃべるが、母の吉永小百合も負けずによくしゃべる。しゃべるだけではなく、よく笑いよく泣く。「父と暮せば」にあった、生きていて申し訳ないというモチーフは、黒木和雄はまともに自分のことでもあったし、主人公が体現していた。本作では町子(黒木華)が背負っていた。山田洋次は、基本的に人間賛歌であり、それが母子の喜怒哀楽に表れている。戦争のことをほんとに考えなければならない。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "もし、戦争さえ無かったら…\n 今年は多くのハリウッド大作が公開されたが、邦画にも良作が多かった。ざっと挙げるだけでも…「日本のいちばん長い日」「駆込み女と駆出し男」「幕が上がる」「海街diary」「ソロモンの偽証」「バケモノの子」「風に立つライオン」「くちびるに歌を」、まだ未見の作品で気になるのは「あん」「恋人たち」「ハッピーアワー」などなどなど。自分がアカデミー会員だったらとても5本に絞りきれない!(>_<)そんな豊作だった今年の邦画の劇場鑑賞トリとなる本作も!井上ひさしの戯曲「父と暮せば」と対となる物語を映画化した山田洋次監督最新作。長崎の原爆で最愛の息子を失った母の前に、息子が幽霊となって突然現れ…。山田洋次初となるファンタジックな要素を含みつつも、監督の持ち味である家族ドラマ、人情、反戦が込められ、これぞ山田作品!という仕上がりに。幽霊となって現れてもお喋りな息子。飄々としてて、ユーモアを挟む。普通なら驚く所だが、そんな息子をすんなり受け入れる母。いかに息子を愛していたか、再会出来たその喜び。主に茶の間の会話劇となる二人のやり取りで、母と息子の関係を丹念に描写する。また、結婚を誓いながらも果たせなかった恋人との関係にもホロリとさせる。山田洋次は家族モノ人情モノの名匠と言われているが、反戦映画にも長けていると思っている。前作「小さいおうち」でもさりげなく込め、「母べえ」は庶民の立場から戦争の悲惨さを訴えた傑作。本作のメインメッセージであろう“戦争によって失われた親子の絆”は、まさにその真髄。もし、戦争が無かったら…。この温かい母と息子の関係は自然の流れで母が寿命を全うするまで続き、恋人とも結婚し、平凡でありがちだけど幸せな一生を送っていたに違いない。戦争が全てを奪った。戦争が多くの命を、大事なモノを奪った。多くの人に、一個人に、深い傷を負わせた戦争は、一体何だったのか。去年の「ふしぎな岬の物語」は個人的にコケたが、山田作品に映る吉永小百合はしっくり来る。が、今回の金星は若い二人ではなかろうか。「武士の一分」のキムタクに次いで山田作品二人目となるジャニーズ、二宮和也。母親思いの息子を好演。母と息子の物語に、息子の恋人役で一際の感動を織り込む黒木華。今年は良作続き、個人的に助演女優賞を。泣けると期待して見ると、意表を突かれる。何故なら作品には、悲しみと苦しみが覆い被さっている。戦争から生き逃れた者は、いつまでも過去を振り返ったままではいけない。何かを諦め、思い出を断ち切って、この命と共に新しい人生へ。その一方…。結末は、見方によってはハッピーエンドでもあり、悲劇でもある。明暗分かれた残された命。少々辛辣ながらも生への温かいメッセージ、そして戦争が起こした悲劇…。終戦70年目のトリを飾るに相応しい秀作。また、今年母を亡くした自分にとっても、このタイトルや物語は胸に迫るものがあった。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動がジワジワと…何度も観たい\n 私の叔母さんは、長崎の原爆で、学生で動員されていた兵器工場の小学校で、一瞬にして亡くなったそうです。そして、今は亡き私の母は、焼け野原を探し回った経験がトラウマになって、50年経っても毎夏、夜中に悪夢でうなされていました。生きていたら、一緒に観に行ったであろうと思い、被爆二世の私一人で観に行ってきました。山田洋次監督が、井上ひさしさんの戯曲「父と暮らせば」の長崎版」母と暮らせば」の構想を引き継ぎ、描かれた被爆の瞬間の描写は、小さな子どもが観ても大丈夫に配慮されたのか、グロテスクではないもので、素晴らしかったです。一瞬で亡くなってしまった二宮和也さん演じる医学生の視点からのCGは、原爆のグロテスクな恐ろしい部分をいっさい排除した上で、人間が作り出した核というものがどれだけの熱と熱風と恐ろしい戦争兵器たのかということをみごとに表現されています。広島で壊滅的だったのに加えて、もう投下の必要はないと思われていたにも関わらず、違うタイプの核を実験として使用された場面、一般市民の被害者の立場で立ち会った感じさえ感じました。戦争と平和について、一瞬亡くなることについて、これは、東日本大震災、交通死亡事故、当事者、遺族の葛藤、母の気持ち、息子、娘の気持ち、戦争に翻弄される人々の細やかなこころのひだまで本当に良く描かれています。役者さんたちの演技も、皆さん素晴らかったです。今の日本人が忘れかけている人間の心の繊細さ、優しさ、無償の愛について考えさせられました。観終わって、ジワジワと感動が私の中に拡がり、何度も観たいと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ちょっと気持ち悪い・・・\n 予告を見て、正直観るタイプの映画ではないと判断できたが・・・黒木華に外れなしと見て、観に行った。全編、ただただ、長い説明セリフで疲れた。この映画はそういうタイプの映画だと思って観るほかなかった。最後はレビューをあらかじめ見ていたのでだいたいの予想はできたが、まぁ、あんなものか。気持ち悪かったけど。その前の件で、母親の一言、結局それを言っちゃうの?・・・と思ったが、最後のシーンへのつながりとしてはああなるのか。どうせファンタジーなのに正直、言ってほしくなかった言葉ではあるが。「なんであんたが生き残ってうちの子が死んだの?」的な遺族の対応は正直、辟易する。なにかパターン化してませんかね。嫉妬と怨嗟の多い日本人的とも言えなくもないが・・・作品的には必要以上に大きいスクリーンに感ずる・・・ " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "ただただ長かった\n 実は、最近泣いていないから、今日はトコトン泣いてやろうなんて、変に気合い入れちゃったせいですかね?それとも?親子の会話がずっと続いていただけだったのと、設定に??を何度も感じてしまい、結局感情移入できず、泣けませんでした。消化不良です。 " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "日本映画です。\n 普通以下の日本映画か2時間ドラマレベル❔❔❔本日1100円ならまあ・・・ " + }, + { + "date": "2015-12-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後すこしファンタジー 登場人物の演技も上手くて、胸がしめつけられ...\n 最後すこしファンタジー登場人物の演技も上手くて、胸がしめつけられたハッピーエンドとは言えないがそれがリアルにかんじた " + }, + { + "date": "2015-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動しました\n 原爆がおちた瞬間の映像は忘れられません。感動の連続で涙が止まらない映画でした。でも、ラストのストーリーはよかったが、表現方法が 私はしっくりきませんでした。 " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "満足\n 息子が母を道連れにした、母親に幸せになって欲しかったと批判的なレビューが多いですね。私は死期が近づいた母に、思い残しが無く穏やかな気持ちで死を迎えてもらうために息子が迎えに来たように感じました。私的にはハッピーエンドでした。 " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい。\n ちょっと悲しかった~怖かった " + }, + { + "date": "2015-12-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "良さが不明。\n 以下の理由につき、1点良くなかった点(1)マザコンすぎだろ。(2)長男と次男の扱いの違いは何?(3)二ノ宮君がちょっとしゃべりすぎキャラで気持ち悪い。(4)吉永さゆりが、上品さに欠けていた。(5)お父さん亡くした女の子だけ、なぜ長崎弁じゃないのかよかった点は原爆の落ちたシーンは、如何に一瞬だったかということを改めて感じたことのみ。以上 " + }, + { + "date": "2015-12-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "えー?\n 最後があれじゃ…ちょい残念賞。あの時代は本当に苦しいときだったんだろうなぁ。嵐の二宮くんと吉永小百合さん。アドリブかなって思わせるようなやり取りに感じた。 " + }, + { + "date": "2015-12-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "理性と感情の相克\n この映画は反戦であると同時に、人間という生き物がもっている内面の二重性をも描いた映画といえるのではないか。たとえば、死んだ息子。フィアンセのことを愛しているなら解放してあげれば、という母親のことばに反抗する。でも、次の場面ではほんとうに自分以上に町子のことを愛しているならそれでもいいよ、という。そんな奴いないと思うけど・・・とも。たとえば、その母親。フィアンセが悩みつつ結婚相手をつれてきた後、息子にいう。なんであなただけがひとりぽっちにならなければならないの、と思わず叫んでしまう。その声を聞いて自己嫌悪に落ちいる。たとえば、フィアンセの町子。おかあさん、そんなこと言わないで、私は浩二さんに一生添い遂げるのだから。それでも、新しい結婚相手をつれていく。そして、帰りしな母親を抱きしめて、ごめんない、ごめんなさいと泣く。この心の揺れこそが大きな見所だろうと思う。国策によって、翻弄されるひとたち。ひとりひとりの人生。そして、ここに登場する役者たちにも拍手を送りたい。母親(吉永小百合)、息子(二宮和也)、フィアンセ(黒木華)の3人だけでなく、結婚相手となった浅野多忠信や、闇市から運んでくるおじさんの加藤健一の存在感、父親の消息を聞いた女の子本田望結のけなげさなど、みんな素晴らしかった。最後のシーンは賛否両論あるが、過酷な生活を送ったひとたちに対する山田監督のやさしさだろうと、僕は解釈しました。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 9, + "review": "婆さんと、オッサンと、オーバーアクション。\n 三十路を越えたオッサン(劇中では十もサバを読んでいるが)が、母親(もうお婆ちゃんにしか見えない)の目の前でその布団に入って現れ、「あぁ…母さんの匂いだぁ」と言うのを観せられどう思うかが分け目の一本。自分には其処が気持ち悪すぎて、とにかく泣くどころではなかった。ネームバリューは別として考えて、せめて役柄に近く違和感ない俳優を邦画は使うべきだと思う、せめて。吉永小百合氏の演技が上手いと思ったことは、過去作を観てきても一度もない(「画面の華」の人だし、近年は実年齢と乖離した役が多すぎるのもある)し、別に二宮氏の演技力に不満があるわけでもない(「青の炎」「STAND UP」の頃は最高だった)けれど。とにかく「舞台劇」のような演技が過剰で非常にうるさく感じた。そこに「私は自然体です!」と常に不自然な空気を纏う黒木華(舞台ならばそれでいいかもしれないけれどね)が出てくるから。炭水化物×炭水化物の食事のように、くどい事この上なく。そして冒頭の試金石。何がしたいのか、言いたいのか。旦那や長男坊には見向きもしない、歪んだ母親のはらむ狂気?他でもない自分が言ったことを、あっさり捨てて自分を可愛がる雌のしょうもなさ?ただただ解らない、山田洋二監督らしからぬ難解さといったら。加えてあのラストの笑撃の演出…頭が痛くなった、本当に。長崎をネタにした近年でも類を見ない、邦画の珍シーン。過去の意地と約束があるとはいえ。実力の無いメリル・ストリープはいい加減そろそろ脇へ回ろうよと思った作品。メリルは主演は譲らなくても、婆さんの役はやるからね。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 華さんやっぱり好きだな~じわじわと涙が出ました " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "見所があまり感じられない作品\n 最初から最後まで淡々としていた感じ。今までドラマを描いてきた巨匠がファンタジーってのはなぁ... " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "黒木華の存在感!\n 何気に山田洋次と吉永小百合をスクリーン初鑑賞。黒木華がいいんです!結構人が入っていたし、すすり泣きもありました。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まらない\n 舐めてかかると涙が止まらない! " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "文句なしに星5つ\n 是非、若い人に観てほしい映画です。映画を観た後、久しぶりに母へ電話をかけました。 " + }, + { + "date": "2015-12-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "♪映画「母と暮らせば」の活用法?\n このお話の感想をどうシェアしようかと考えた時、ふと思ったのが、「お手本」…。…モデリング(マネ)の対象にしてはどうかと言うことです。では、何の「お手本」か?ですが、今の社会、親御さんが代々続く「安全基地を持てない」ことによるハンディキャップ…自尊心の低さの為に自分の「安全基地」を持てない子供が増えていると感じています。安全基地とは、そこに戻れば、安心できる、自分が守られていること、愛されている事を再確認出来る場所です。無償の愛を感じることが出来、自分が認められ、許され、肯定される場所。信頼できる相手が存在する場所。そんな安全基地として吉永小百合さんが演じたお母さんは、一つのモデルになると感じました。そして、その安全基地的なお母さんに育てられた、二宮和也氏演じる次男がどんな子に育ったかは安全基地の大事さを理解するのに役立つと思います。明るく、笑顔絶やさず主体的に愛情を注ぐ事ができる子。遠慮無く、自分の気持を表現できる子。もちろん、映画の中のお母さんも、次男も完璧ではないので、問題もあります。…生きて幸せを謳歌している人を見て嫉妬してしまったりとか、…大事にしていた存在を失う悲しさ故に相手の自由を束縛しようとしたりとか。でも、”安全基地”があるからこそ、そんな葛藤という新しいことへのチャレンジができ、徳を積む的な私たちの原点に戻り、相手にとっての幸せのために何が一番いいのかを理解し、…自分の中に感じた奪われる恐怖から脱することができます。…もし、そんな安全基地を知らないという人がいるなら、ぜひ、この映画の中の二人を真似ることで、まず、自分自身の安全基地を目指しては、と思いました。この二人も、その周りの人々との関係、つながりも、全て参考になると思います。安全基地の影響力は、代々受け継がれます。江戸時代には、安全基地だらけだった日本も、明治維新後に出来ること、表現することの自由を奪われ、人間関係のつながりを奪われ核家族化、個人主義で自立するための忙しさ(心をなくすこと)に没頭される中で、…競争を通して様々な怖さにさらされ、人や自然とのつながりを絶たれ、多くの安全基地が失われつつあります。それでも…「安全基地は、私から復興させる」今、生きづらさに苦しまれている方も、これからお母さんになられる方にも、ぜひ、そんな覚悟を持っていただきたいという願いを込めて、この映画をオススメしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "若い人に戦争や原爆投下問題を考える契機の一つとして推薦\n 上さんが気分転換で映画を観たい、と言っていたのですが、今週、特別チェックの映画はなかった状況でした。年寄りの身で、今更、典型的ハリウッド映画の代表のような「スターウォーズ」は観たい気がしませんでした。上映中の映画の中、消去法で考えたら山田洋次監督の「母と暮らせば」が残りました。長崎原爆を含め戦争の被害を通じて当時のありふれた悲劇の一端が良く描かれていました。もっと戦争を知らない若い人たちにぜひ観て欲しい映画と思いましたが、映画館内は高齢者が目立ちました。台詞に重みがあって、全体に松竹映画の伝統を感じることができました。映画の中で国力差が桁違いのアメリカと戦争した愚かさを2度ほど批判していましたが、国力が同程度だったら果たして問題がなかったのか、山田監督に聞いてみたいと思いました。国力の弱かった中国への侵略戦争はどうなるのでしょうか。戦争被害だけでなく加害の面も忘れることは許されないと思います。内外、数多の犠牲者の上に、戦後日本の平和と民主主義がもたらされたことを忘れてはならないと、改めて映画を観て思いました。どうでもいい些細なことですが、映画の中で正月の切り餅が出てくるのですが、西日本では角餅ではなく丸餅のはずと思ったのですが、どうなんでしょうか。 " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったです\n 涙が止まりませんでした " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 感動で涙が止まらなかったです。山田監督 感謝です。 " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "(^^)思ったより良かった♪ 80点\n ●映画『父と暮らせば』とくらべながら観るのが楽しかった♪母が.町子のかわりに息子が生き残れば良かったと本音をもらすトコロ 良きでした。本音を言うことで心に開放感があったのではないか?と思った。 " + }, + { + "date": "2015-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いもあるけど悲しくて切ない\n 原爆で亡くなった息子が亡霊となって現れて…親子の温かくてほっこりするようで所々笑えるようなシーンもあって。だけど彼はもうこの世の者じゃない。最後にはやっぱり悲しみのほうが残る温かいけど悲しくて切ない映画。 " + }, + { + "date": "2015-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "山田洋次監督\n すごい。このテーマの映画だけどクスリと笑ってしまうシーンがいくつも入っている。ああ、最後はせつない。ハッピーエンドにはなりようがないんだけど。本筋ではないけれど触れたい。原爆の炸裂シーン。今まで、ハリウッド映画でも、邦画でも、SFでも、娯楽作品でも、文芸作品でも、アニメでも、幅広い分野の映像で、何回となく、核爆発のシーンは描かれてきたと思います。この映画がもっとも怖かった。最も痛さをいや痛さを感じる間も無い衝撃を感じました。山田洋次監督すごいな。 " + }, + { + "date": "2015-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "古典\n 最早、作中の人々が同じ日本人には思えない…。それだけ、今の日本は発展した。そして、人の質や幸せの感じ方も変わってしまったんだと思う。僕らの世代はその変換期を生きてきた。母や父、祖母が大事にして生き方も知っている。そして、その生き方だけじゃ生きにくいって事も分かってる。観ながらに思うのは、違和感だった。時代劇でもない。現代劇でもない。外国の映画でもない。だから「古典」なのかと感じた。最早、歴史の中でしか語られない日本が、そこに在ったような気がした。澱みのない台詞の応酬。語尾をわざと伸ばす事もない。細かな心情表現。二宮君はそんな表現をしない役者さんだったから、おそらくは監督の要求なのではないだろうか?どこかで見た事あるけど、実際には見た事のない日本人的な仕草、動作。昔からある風習に則って、創った映画のように見えた。山田洋次クオリティがあるなら、そうなのかもしれない。次作の「家族はつらいよ」は大いに楽しみだ。感じた古典感を払拭してくれそうだから。オフクロに電話したくなった。そんな映画でした…。 " + }, + { + "date": "2015-12-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが山田監督\n やはり山田監督は一味違いますね。こんなに泣いたのも初めてですし、映画ってこういうものなんだと、模範を見た気がします。ラストが本当に感動しました。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "安定の演技だけど共感できなかった\n 吉永、二宮両名の安定した芝居は安心してみていられるものの、安定しすぎて人間味が欠けた印象。育ちの違いなのか、始終丁寧な対話を続ける親子の会話に現実味を失った。また、その調子で最後までベッタリな親子関係に親近感は湧かなかった。彼女の為を思うこと、そして親子で一緒に居たいことが一致した結果のラストシーンなのだろうけど、母も心機一転して幸せになってほしい気持ちが多少でも滲んでいれば理解できる。迷いなく母を道づれにした共依存親子の気味の悪さに愛情の共感は出来なかった。凝りすぎたというか盛りすぎた演出。父と暮せば、の芝居を見たことがあるが、それとは感情移入の意欲がだいぶ違った。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ラスト以外は\n 全体的に悪くはなかったですがラストで全てが台無しになりました。あの合唱団がうじゃうじゃいて気持ち悪く、そのうえ振り付けも気持ち悪さを増してました。もっと違うラストがあったような気がします。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "回数を重ねるごとに\n 私も正直最初は自分が想像したものと違ったので拍子抜けしたところはありましたが見る回数を重ねるごとに感情が重なってきました。山田監督が時には恋人のようと評された小百合さんと二宮さんの親子の演技に感動しました。お二人の表情が素晴らしかったです。そして坂本龍一さんの曲も素晴らしかった。最後の原民喜の鎮魂歌で一気に世界に引き込まれて行きました。久しぶりにサントラを買います。 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "山田洋次最近つまらん\n 山田洋次と吉永小百合毎回おなじみ 坦々と始まり坦々と終わる。 二宮くんでも流れを止められず残念。 まだ撮るのかなぁ〜 " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "二宮氏の演技力に脱帽。父と暮せばファンなら一度は\n 井上ひさし氏の父と暮せばの舞台を見たことがあり、原作も知っているので大変興味を持ち、リアルな戦争を生き抜いた祖母たちを連れて見てきました吉永小百合さんが出ているので間違いないとは思いましたが、不安だったのは二宮和也氏アイドルでしょう?演技はどうなのだろう…と半分恐恐と見に行きましたら、全く問題でなかったまずはストーリーに触れます父と暮せばでは原爆により死んだお父さんと遺された娘、でしたが今作品では逆原爆により死んだのは息子で、遺されたのはお母さん冒頭の原子爆弾が落とされたシーンは監督も力を入れたところらしく、インク瓶が一瞬で溶け、凄まじい爆音と共に映像が乱れたところは思わず息を飲みました隣で見ていた祖母はそれ以前のシーンの静けさからいきなり訪れた爆音により驚いて悲鳴を上げたくらいですそれ以前のシーンは白黒で、いわゆる過去の回想そこからは色が付き、今現在のストーリーが始まります原爆投下から3年後の夏、復興が始まったあたりからスタートした物語息子を亡くした母と、息子の婚約者だった娘は支え合い生きてきましたが、娘の幸せを願い、そして未来へ歩まなければならないという遺された者の役目のために母は娘へもうあの子のことは忘れなさいと助言しますそのうちに幽霊となって母の元へ現れた息子息子は今でも娘を愛していますが自分はもう死んだ身葛藤しましたがついに娘の幸せを願い身を引きます息子と母のわずかな心の邂逅は冬まで続きましたが、娘が職場の同僚との婚約を決め母に報告したその日の夜大晦日の夜に母は息子に手を引かれ旅立ちますざっとあらすじはこんな感じです簡単に終わり方を言うなら、典型的メリーバッドエンド母は愛する息子ともう離れることはないと喜びに涙しますが、それは母の死を意味します母を愛して戦後の混乱の中でなんとか物資を闇市から捌いてくれていた上海のおじさんや、隣のおばさん、息子の婚約者だった娘など、遺された者もたくさんいますが、それでも母は幸せそうに微笑み、息子と手を繋いであの世の門を開きますエンドロールが流れると同時に、当然のように私は涙していました祖母も泣いていました思わず拍手しそうになる程、久しぶりに感動した…!と感じた映画でしたまず、私は戦争を知りません戦後の時代なんてテレビでしか見たことがないような世代ですそれでも、素直に心に落ちてきたリアルにその時代を生き抜いた祖母はあぁ、昔を思い出した、懐かしいとしきりに言っていましたので、おそらく背景は当時の日本そのものなのでしょうその上で、話の大部分は戦争ではなく日常劇なんですこれは父と暮せばでもそうでしたが、日常の会話、なにげない暮らしの日々が主なんですだからこそ昭和を知らない私でもすんなり理解できたのでしょう日常劇というのは見ている方は楽ですが、構成する側は非常に難しいというのは身を持って経験しています日常会話なんて、普通に話してるだけなんだから本来おもしろくもなんともありませんそれを見る者を引き込ませる魅力を持って演じなければならないそのためには練られた台詞、完璧なカメラワーク、そしてキャストの演技力が試されますそこで、心配していた二宮氏の演技ですまずそもそもこの舞台は長崎で、台詞は全編長崎弁ただでさえ難しい日常劇が、その上長崎の方言、訛りの台詞それでも二宮氏は完璧に演じきりました志半ばに命を奪われた青年の、精神的未熟さ、悲哀、苦悩、最愛の母と会える喜び所詮アイドルだと思っていましたが、この映画を見て彼へ対する評価が変わりました本当に上手かった私は子を持ったことはありませんが、それでもお母さんへ感情移入してしまい、二宮氏演じる息子が愛おしいとさえ思いましたラストにあなたはもうこちら側の人だと、一節だけ標準語で言う、母をあの世へ連れていくシーンがありますが、その時にはもう感情が爆発しそうでした母が可哀想で可哀想で、それでもあの子と共にいられると泣いて喜ぶ姿が非道く納得して、幸せそうに手を取り合う母と息子もう滂沱の涙を流してのめり込みましたやはりお二人の迫真の演技があってこそ、心から入り込めたのだと思います吉永さんの演技力については言うまでもありませんね個人的な意見ですが、あんなに美しいおばあさんは日本で彼女ぐらいではないでしょうか結論として、父と暮せばを知っている人はぜひご覧になってはいかがでしょうか山田洋次監督が井上ひさし氏の意思を継いで続けた原爆三部作の二作目である今作父と暮せばを踏襲した日常劇原作同様、一見穏やかで、でも確実に寂しさが去来する、胸が詰まる作品です私が感動屋だというのも要因としてあると思いますが、それでもやはり素直に心を打つものがあります所詮アイドルの副業、話題作りの配役、と思っている方は、一度固定観念を捨てて見てみてください息子の若さ故の未熟さ、幼さ、拙さが見事に二宮氏により描き出され、よりすんなりと受け入れられるでしょうただ一つだけ複雑だったのは、地震や津波なら天災だが戦争はそうではない、という台詞です東日本大震災で被災した私は、少しなんとも言えない気持ちになりました最も、そのどちらも経験した祖母が絶賛した内容ですから、許容範囲かもしれませんが " + }, + { + "date": "2015-12-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "設定だけで泣けるが\n 3カ所ぐらい泣きのポイントがあったのだけど、やはり舞台かアニメを見ているよう。映像ならばもっとリアルな抑えきれない感情を感じたい。高畑淳子さんと森山未來さんとかで見てみたかったな。で彼女は志田未来。あと、天才本田の望結さんの扱いがひどすぎる。アップもなく、泣きもない。ただセリフ言わされてるだけ。これでは、ストーリー説明のために出てきたと言っても過言ではない。芝居させるとうますぎて他の人とのバランスが取れなくなると危惧したのかも知れないが、ファンとしてはきちんと演じさせてあげたかった。ラストにも出てきた笑顔の女の子の方が余程いい役だし、実際いい演技だった。映画自体は、もちろんそんな悪くない。見て良かったがもう一度は見ない。そんな映画。「息子」が5ならやはりこれは「3」かな。 " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "可もなく不可もなく…\n 親子の愛、絆を感じられる作品です会話ひとつひとつにお互いを思う気持ちが込められていて、暖かいものに包まれますただ、私にはそれだけでした最初から『ファンタジー』という触れ込みだったのでそのつもりで鑑賞しましたが、やはり違和感がつきまとい、どっぷり物語に浸り切ることが出来ませんでした『ファンタジー』なのだから細かいことを気にしてはいけないと思いつつ、家族全員を亡くした母親が黒髪艶々で美しいことや、原爆の被害に合いながら自宅も母親も全く無事であったこと…小さなことが気になってしまい集中出来ませんでした二宮和也さんの演技も私にはちょっとオーバーな印象でした私は子どもがいないので母親にも、そして残念ながら息子にも入り込めませんでしたが子どもがいる方といない方でかなり受け止め方は違うかもしれません原爆のシーンは素晴らしかったですあの短いシーンで原爆の恐ろしさがとてもよく伝わり、改めて二度と繰り返してはいけないことだと思い知らされます母親の言うように、あれは人災です原爆で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n 山田洋次らしく、浮き沈みのない、安定感のあるものだった。変わり身早すぎる黒木華にも少しビビったけど、なんであの子だけ幸せにならなきゃいけないの?!の本音の部分はリアルでよかった。浅野忠信の良さをもう少し入れて欲しかったなぁ‥ " + }, + { + "date": "2015-12-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "「母と暮せば」を観て・・\n 山田洋次監督の映画作品。ファンタジーの世界。嵐の福岡ドームのコンサートがあっている日に観た。普通に随所で涙が出た。長崎の原爆投下から息子を亡くした母親の物語。自然に自分の息子の亡霊と会話する。最後は・・吉永小百合と二宮和也の演技力に拍手。 " + }, + { + "date": "2015-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "沁みる\n 久しぶりに心に沁みる映画に出会いました。最近は、激しい闘い、心が寒くなるような映画が多い中、じっくりと登場人物の心に寄り添って、見ることができました。登場人物にはモデルがいて、軍国主義に染まっているわけでもなく、普通に暮らしていただけなのに。わずか70年前の日本で、数え切れないほどの悲劇があって、今の日本がある。悲しいけれど、今よりも家族の心が近くて、じんわりと心が暖かくなる。目を覆いたくなる様な場面があるわけではないので、ぜひご家族で見ていただきたい映画です。何度も見たい心に残る映画です。 " + }, + { + "date": "2015-12-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "母、息子、その恋人、それぞれの想いが胸に沁みる良作、・・・たが、ラストは?!\n 食事の前のお祈りといい、信心深い、原爆を投下された長崎。こうした設定背景に、個人の宗教的価値観が、賛否の分かれ目なのかもしれない。私は、ラストについては、否。母伸子には、息子浩二の分まで生きてほしかった。死への誘いに、息子浩二がファンタジーでもいいから、止めてほしかった。伸子と浩二が、あんなに幸せそうなのも・・・、生と死について、特に死について、その価値観など語れるほどの哲学は持ち合わせていないが、考えてしまった。当然、見たまんまの感想ではあるが、新しい婚約者ができたとはいえ、あれでは、遺された町子が可哀想過ぎる。しかし、遺体、遺品も残らないで、「消えてしまった。」残された遺族を思うと、想像を絶する。本編は、その3年後を舞台にしている。3年という月日が、長いのか、短いのか、私にはわからない。そこに死んだはずの息子が登場し、母と思い出話をしている。あり得ないと作品否定しそうな設定ではあるが、ファンタジー感や違和感は、ほとんどなく、受け入れていた。それほど、想いが深く伝わったと言えよう。日本を代表する名女優、母役の吉永小百合さんを主役に、息子を嵐の二宮さん、その恋人役を黒木華さんと、やや舞台にありがちな台詞口調ではあるが、喜怒哀楽感、表情の演技が素晴らしい。町子とその生徒が、父親の生死行方の確認を厚生省のとある部局に行くシーン。死の結果に、大人である町子が号泣。もっと悲しいはずの生徒の痛いげな気丈ぶり。なんのために付いてきたのかと、悔やんでいることを伸子に伝えると、「子どものために泣いてあげたでしょう」とこの台詞に、痺れた!目頭が熱くなってしまった。戦後の光景で珍しいわけではなかったに違いない。反戦というメッセージも盛り込まれているのだろうが、こんな戦後の光景にしてはならない、そんな想いで劇場を後にした。 " + }, + { + "date": "2015-12-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ファンタジーというか・・・\n 死んだ息子が現れるファンタジーというが、母親を迎えに来た死神というイメージが強い。泣きも笑いもしないが、感動も無かった。 " + }, + { + "date": "2015-12-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演技は良かったがラスト…\n 演技は素晴らしかった。特に黒木華の演技は絶賛に値する。問題はラスト10分における展開。本来生き長らえたものを、栄養失調で死んで幸せ?天国のような演出や大合唱で美談にしようと試みたようだが無理があるのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2015-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣ける泣ける、泣いた\n 凄いとてもいい作品でした。最初から最後まで泣きました。ラストがヤバかったです、、、。泣けて、泣けて、大変でした。二宮さんが大好きで、二宮さんの演技がすばらしくて見入ってしまいました!また、放送される日を楽しみにして待っています! " + }, + { + "date": "2015-12-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "想定範囲内では有るけど、吉永小百合、二宮和也の二人の演技は安定して...\n 想定範囲内では有るけど、吉永小百合、二宮和也の二人の演技は安定してるよね。贅沢を言えば少しの外し具合が欲しいかな。(-_^) " + }, + { + "date": "2015-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "町子で泣き。割とよかったです。\n 山田洋二作品で、とても好きという作品はなく、そんなにたくさん知ってるわけでもありませんが、どうにも古いと思ってしまいます。が、井上ひさし原案という点と、黒木華が出る点に惹かれ、観てきました。この作品では古さではなく、描かれる時代のらしさと思え、好ましく感ぜられました。勝手なものですね。作中で黒木華がでてくると、なんだか胸いっぱいになって、思いのほか泣いてしまったりもしました。回想でのニノとの初々しい、いちゃいちゃがあんまりかわいらしいもんだから、ニノがいなくなった世界でけなげに生きる町子がいたいけで切なくて、うるうるでした。あと、メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトが思い出の曲として何度も出てきました。大好きなので、うれしかったです。町子は、生き残ったことに罪悪感を感じていて、だから自分の幸せなんて到底考えられないようでした。そんなこと思わなくていいんだよ、生きていることをありがたいと思って、ただ自分が幸せになったらそれでいいんだよと、客席からずっと思っていました。母と息子の会話シーンは、ややだれる感じがありました。冗長なんです。飽きました。また、母さん母さんうるせーよとも。そんなに母ちゃんが好きかよと思いましたが、あの息子は幽霊ではなく、母が作った幻想なのかなとおもい、そう思うと母ちゃん母ちゃんなのもわからなくもないかなあと。でも母ちゃんのいない場面で、浩二だけが蓄音機のそばで回想するシーンがあったので(これまたかわいいいちゃいちゃ)、母が作った幻想説は説得力を持たないのですが。そう思わないと、マザコン息子を愛せないので、無理やりそのような解釈にしました。冒頭の記録映画のようなものものしい映像から、ガラス瓶が一瞬で溶ける、原爆が投下されたその瞬間までの場面が、非常にリアリスティックでした。母が長男が枕元に立った、というシーンの兵士たちの姿の仰々しさにも、思わず眉根が寄りました。怖い、と思いました。戦争を生きた世代の実感が込められているのだと思います。それらをニノ見たさにやってきている若い女子達の心に残ったら、作った甲斐が増しますな、などと偉そうなことも思いました。ラストはあんまりいいと思いませんでした。町子が婚約したとおもったら(それはとても良いことですが)、年越し目前で伸子が死んじゃって、葬式に霊体で現れて親子寄り添って天国に行って、ピンクの世界での死んだ人たちが大合唱しておられました。母ちゃん死んじゃったら息子は取りついて殺した亡霊じゃんよって思いました。寿命というにはあまりに吉永小百合は若々しいし、秋あたりから、死亡フラグは見えていましたが、いかんせん若々しく、急に逝きましたなという印象がぬぐえやしませんでした。上海のおじさんがちょっとかわいそうでした。全体的にはよかったです。若い子が見たらいいと思います " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "遺志を継ぐもの\n この映画を見ようとしていて、まだ井上ひさし著作の「父と暮らせば」を読んでないというのであれば、事前に読んでおくことを強くすすめます。山田洋次監督の志が深く理解できるはずです。短い戯曲なのですぐ読み切ることができるので、是非。とはいえ、読んでなくても十分伝わるのですけれども─。言わずもがな、絵の美しさ、脚本、演技演出、全て素晴らしすぎます。終始、涙しました。あらゆるところで勝手に泣いていた気がします。自分は、山田洋次の人情とか吉永小百合の演技とか、実は苦手だったりします。しかも、二宮和也とか浅野忠信の男優陣のこの映画における演技もあまり好ましいとは思えませんでしたし、これは自分には合わない映画だと断言できますが、作品の持つ伝達力とか遺志とか質といったものには、ただただ驚愕するばかりです。特に吉永小百合を筆頭に女優陣の振る舞いは一つの世界を構築しきっていて、あの人等は決してこちら側の人間には見えませんでした。すべて過剰な演出で、あくまでドラマチックです。しかしそれら架空の出来事は、紛れもなくその当時に起こったことであると実感できました。そう感じてしまうと大いなるドラマが自分の中でスパークして、号泣。遺志を継ぐものの葛藤、それがよく伝わってくるわけで、泣かずにはいられない。この映画を世界の核保有国で上映すべきでしょう。エンタメとか芸術を政治利用するのは外道だと認識しつつも敢えて主張します、当然アメリカ全土で上映すべきであると。と言いながらする訳ないと思っている卑怯者の自分が今ここにいます。日本は紛れもなく被爆国です。 " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "期待していなかったが予想どうり\n 対象年齢・・幼児で無ければどなたでもどんな人と見る・・カップルでも家族でも感動・・しませんハンカチ・・いりませんDVD出たら・・見ません他人には・・勧めません総評・・まずこの映画で観ている人に何を伝えたっかったのか?反戦・原爆の悲惨・亡くなった息子の婚約者に新しい人生を諭す?延々観ていたけれども最後まで分からずイライラ。それで最後の最後に合唱団の後ろに長崎の平和の像が現れ、その合唱の歌の題名が「鎮魂歌」という事で戦争・原爆で亡くなった人や被害に遭われた人たちに捧げる反戦映画なんですね。それにしてはストーリーが町子と、息子に終始し戦争や原爆に対する鎮魂が強く伝わらなかった。終始母(吉永小百合)が浩二(二宮)との思い出ばかり描かれ精神的に病んでいくみたいなそんな印象で、ビルマで御国の為に戦死した長男の写実はほとんど無く少しは兄弟が出てきて母親と絡ませてほしかったと考える私で有りました。父ちゃん・兄ちゃん、母ちゃんに忘れられてるよー。止めはラスト。えっ ハアー そう来たか。夢、夢だよね。お願いだから夢から覚めてくれ!今覚めないと映画台無しだよー でおしまい。こんな感動する?映画を酷評する私は哀れな人間です。ママさん。最後に役どころ。町子役の黒木華。最高の役者です。前からNHKのテレビ小説や天皇の料理番などで気になっていた女優ですが、演技抜群な女優です。今後の映画が楽しみな女性ですね。それに比べると二宮の演技ってなんか台本を読んでいるようで頂けなかったな。嵐ファンにぼこぼこにされそうですが。吉永小百合は大女優ですが、二宮の母役となるとかなり違和感があり、戦後家族全員を無くし、一人で寂しく暮らす母役としてはどうかな?余談ですが、映画を観た人はわかりましたか?上映途中で鳥居が映し出され、鳥居の額束が外されてあったのを。これって戦後GHQが出した「神道指令」によって外されたのでしょうか?もしそうだとしたら監督は戦後のイメージもここでも表したかったのでしょう。なんて、場面が変わる時の挿絵的なカットシーンを一々気にしながら観ていて、もうちょっと素直に見なさいよ!と怒られいます。 " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ファンタジーは時にリアルを超える・・\n ファンタジーは時にリアルを超えるというけれど この映画もそういう作品だと思いました。 特に私自身が描かれている親子の年とほぼ同じせいで重ね合わせる部分が多かったせいかもしれません。(親子の雰囲気が甘いのも、自分を振り返れば、や、こんなもんかなって;;) 人生も後半戦に入ってくると学校時代の同級生や その連れ合いが亡くなったり、親が亡くなったりという話をちらちら耳にします。 例えペットでも、大事なものを亡くした人の喪失感は その人のことを想うこちら側にも伝わってきます。 戦争の悲惨さを強調しないこの映画に観る側は辛さや怖さを伴うことなくすっと入っていけます。 当時の様子を細かく再現していても昔のフィルムに残っているような、時代の持つ硬い雰囲気は あまり感じられません。なにより親子のひょうひょうとした会話を始め脇役の面白さあふれる演技が親しみやすさを倍増させます。(これは監督の意図なのか、役者が上手いのか その両方だと思います。) 親子の会話を中心にお話が進んでいくのですが そのどこを切り取っても誰かが何かを亡くしている・・・ まったく無傷の人なんていない。 人々は普通に暮らしているように見えても心の中には暗い喪失感を抱えている。 原因は戦争であり、原爆であり。その中で描かれる人間模様。 自分の寂しさを後回しにして、町子の幸せを願う母と息子。 恋人と友達を亡くし、自分が幸せになることを肯定できない町子。 自身も戦争で片足を亡くし、家族も亡くした黒田。 前を向こうとしても、自分の心に足を取られているような。 母も決して聖人君子ではない。 自分に好意を寄せる人から闇物資を安く手にいれたり「何で死んだのは自分の子供で、あの子だけが幸せになるの?」という、理性を超えた母親の本能というべき言葉も発します。それでもすべては浩二のセリフ、 「町子が幸せになってほしいっていうのは、実はぼくと一緒に原爆で死んだ何万人もの人たちの願いなんだ」という言葉に救われる、と思う。 母の想いも、あの最期で救われてると思う。音楽も映画に合っていて素敵でした。ラストの合唱は評価が分かれるところ?いろんな年代の人が一緒に歌っていて、私は良いと思いました。この映画を作っている時現場の人は辛かったんじゃないだろうか? 二度と戦争をしてはいけない、という監督のメッセージは役者さんとスタッフの熱意とともにしっかり届いていると思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "死んだ人たち、生き残った人たちの気持ち\n 死んだ人、生き残った人達の様々な本音を聞けたような作品でした。死んだ人達は生き残った人々に幸せになってほしいと思いながらも、心の奥には無念があり、生き残った人達には生き残った人たちで申し訳なさや、幸せへの選択を拒んでしまうなど両者の様々な気持ちが描かれていたと思います。特に町子が結婚を決め、信子の所に挨拶に行くシーンでは、町子の幸せを願いながらも息子を思う母、幸せへの決心をようやく決めたが浩二、信子を思うと苦しくなる恋人。両者の思いがぶつかり合い、とても苦しくなりました。また自分も含め、若い人が見るべきかなと思いました。最初の爆発のシーン、比べ物にならないかもしれませんが、もし自分があの場にいたらこんな感じなのかなと、思うほどの迫力でした。原爆の恐ろしさ、悲惨さを感じることができました。後からじわじわと悲しさが波紋のように広がってくいく映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 0.0, + "empathy": 3, + "review": "吉永小百合と二宮和也がよくなかった\n 吉永小百合は、一生懸命に良い演技をしようとして、二宮和也と同じでリアリティに欠けて…。脇を固める黒木華とか、子供達、隣のおばさんとかが、凄い自然体で演じてるから、吉永小百合と二宮和也が舞台で演技しているって感じになってる。亡くなった、黒澤明や小津安二郎が監督だったらフイルムが無駄だって言いそう。原節子が演じたら、もっと凄い映画になっただろうな。山田洋次も吉永小百合も、年取ったな。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "幸せな日々は一瞬で消えゆく、それが戦争\n 井上ひさしの舞台劇『父と暮せば』が黒木和雄監督によって映画化されたのは2004年。原作者・井上ひさしが対となる作品として構想していたが果たせなかった想いを山田洋次監督が映画化したのが、この『母と暮せば』。ひと足早く試写会で鑑賞しました。戦後70年という節目、かつ製作の松竹は120周年ということで、『日本のいちばん長い日』とともに最も力を入れた映画であろうことは想像できる。1945年8月9日、長崎市内の医学校に通う浩二(二宮和也)は、米国の原爆により一瞬にして生を奪われた。それから3年。母・福原伸子(吉永小百合)は、諦めきれぬ想いを抱きつつも、浩二のことに踏ん切りをつけようとしていた。その踏ん切りを契機にして、浩二の霊が伸子の前に現れる・・・というハナシ。骨格は『父と暮せば』とほぼ同様だけれど、残された者が年長で、先立ってしまった者が年若と、元のハナシとは反対になっている。この変更、良いような悪いような・・・年若い息子の命が奪われてしまうほうが悲劇であるけれど、不条理に奪われてしまった命を思ってこの先の長い人生を生きていかなければならない哀しみと踏ん切りをつけなければならないのは、やはり年若い方であるべきのように思う。その踏ん切り部分を、浩二の許嫁・町子(黒木華)に背負わせているので、映画としてのおもしろさ・興味深さは、町子がさらってしまう恰好となっている。その上、黒木華が巧いものだから、本来主役であるはずの伸子・浩二、母息子のエピソードが霞んでしまう。さらにさらに、戦時下、それも末期なので、母息子の暗い暗いエピソードかと思いきや、意外なほど能天気でバカらしいエピソードが綴られる。うーむ、うーむ。たぶん狙いは重喜劇路線なのだろうが、吉永小百合・二宮和也のふたりがそれを肉体的に表現できておらず、長台詞を繰り返せば繰り返すほど。マザコン息子とそれに対するベタベタ母親にみえてしかたがなかった。とはいえ、山田洋次監督が米国に対して(それに追従する我が国に対して)怒りを表しているのは、少なからず感じる。この映画で隠されたキーワードは、「運命」に対する母・息子ふたりの解釈だろう。息子は「原爆で死ぬのが運命だった」といい、母は「それは運命ではない。ひとのすることは変えられたはず」という。さらに、『父と暮せば』から舞台を広島から長崎に移すことで、ふたりを(米国からみて、東洋の理解不能なひとびとではなく)キリスト教徒として設定している点も見逃せない。終盤、母親の祈り「わが命は神の御手に委ねます」というのは、(監督の)猛烈なる批判なのだと思う。このようにみてくると、この作品、黒澤明が米国への憤りを静かに示した『八月の狂詩曲』の山田洋次版といってもいいのかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "最後が気に入らない\n あらすじを嵐の番組で見てしまった為、内容はともかく大筋が分かってしまって残念。ストーリーで観る映画ではないことは山田洋次監督なので仕方ないこととはいえもう少し上手く映画の紹介をして欲しかった。原案となった井上ひさし原作の『父と暮らせば』も知らない自分が無知だから?知っている人はどう思うのでしょうか。嵐の二宮演じる浩司と黒木華が演じる恋人町子の悲恋は結果が分かっていながらも泣けます。母親役は吉永小百合なのでどう演技しても吉永小百合です。生活感がないとなぁとどの映画でも感じてしまいます。全体的には終戦直後の一家族とその周りにスポットがあたった小さな舞台の話のはずが最後に反戦映画っぽくなってしまったのはいただけない。また、母親が亡くなってしまうのは納得いかない。息子ら家族がいなくなった3年間という時間は想像ができないことだがそこから母親が再生する話では。簡単に栄養失調?で亡くなってしまっては単に戦争が悪かったと思わざるを得ないし、そう思ってしまう。母親がもうこの世に幸せがないからと死ぬのを決めてしまったらこの映画で救われることはないです。そして平和にしましょう的なエンディングロール。ホントにあれでただの反戦映画になってしまった。最後の10分でストーリー、演出で駄目になったと思う。凄く残念です。 " + }, + { + "date": "2015-12-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "山田監督初の超常現象物?!\n やはり格別特殊効果もなく素直な内容 これは小百合さんの幻想 それとも現実に出現 山田監督ならなんでもよく見えるし許されちゃう? " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "母という生き物\n 浩二の亡霊に町子と黒ちゃんが結婚するかもという話をしながら「どうしてあの子だけが幸せになるの?」と言いながらも、そう言ってしまった自分自身を責めるシーンは残りました。母の本音です。死期が、迫った母をこの世に迎えに来たのですね。息子に先に死なれたら同じように喜んであの世に行くと思う。父と暮らせばを見てないので是非鑑賞したい。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "怖かったです\n あの世の話を見ているようで・・・演技は最高でした。だからこそこの世ではないどこかの違う次元のように感じました。最後はニノが死神にしか見えなくて、ゾワっとしました。本当はいいお話なんでしょうね。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "息子依存症の母?\n お母さんが、急に亡くなった次男のことを忘れられず、ずっと語りかけつづけ、ついに、自身亡くなるということでしょうか。でも、優しいお母さんと優しい息子の語り合いは素敵でした。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "また見たい\n 母と息子の会話がリズミカルで微笑ましく、可愛らしい。こういう普通な親子の関係が一瞬にしてなくなったということに戦争の悲惨さを感じるが、見たあとの気持ちはそこまで暗くならないのは、随所に笑いがあるからなのか。また見たいです。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "大号泣、\n 公開日にライブビューイングで舞台挨拶同時中継でした。前日にムビチケで予約ができて、とてもラッキーでした。20分の舞台挨拶もとてもよかった。映画のストーリーは最初の5分で原爆投下。わっ!という声と同時に画面がぐしゃぐしゃになってしまい、その段階で私は恐怖で涙が溢れそうになりました。そこから親子の甘くて可愛くて、辛くて悲しい喜怒哀楽のたくさんの表情が観れる飽きない映画。吉永小百合さんって本当に魅力的な女優さんなんですね。改めて。二宮くんはとっても役にぴったりで、笑ったり泣いたり、マシンガントークしたり、マザコンだったり、本当に飽きない。黒木華さんも本当にナチュラルで素敵な女優さん、大好きになりました。みなさん演技力が高い方ばかりだからしっかり物語の中に入り込んでいました。五分に一回は涙がながれてきました。そのうち鼻水も流れてきて、ハンカチ持っててよかったと。観に行く方は注意。CGをふんだんに使っているけども、とても懐かしく感じるシーンがあったり、気持ち悪かったり、奇妙だったり。笑本当に飽きなかった。そして、最期は驚きました。そこ喜ぶところなのか、と。だけど、1人は寂しいよね。タイミングはとてもよかったんだと。納得しました。また見たい映画の一本。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小百合さん、うまい。\n ずっと主演作が途切れないんだからやはりさすがですよね〜。綺麗だし、いろんな母の感情をたっぷり表現されてて泣けます。長崎原爆のオープニングも衝撃的。普段の生活が一瞬で変わった様が一筋の閃光でみせられた。二ノ宮くんもさすがジャニーズ、な演技。母の愛と子の愛情をしみじみと感じさせられる良品てした。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ものすごく余韻が残る映画でした\n 素晴らしかったです。山田洋次監督、そして、役者陣のみんなさん本当に素晴らしいでした。山田洋次監督の世界観が詰まった映画でした。久々にザ・日本映画を観た気がします!日本人しか出せない雰囲気の映画だと思います。いい映画ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "寂しい\n 役者さんの演技が良かったと思います。辛すぎる映画ですね。しんみりとなって鑑賞していました。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しすぎ\n 黒木華さんの演技、上手いです。最後まで、悲しすぎ。 " + }, + { + "date": "2015-12-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心温まる映画\n 吉永小百合さん、二宮和也さん、黒木華さんの演技力がとても素晴らしく、1つ1つのシーンが心に残りました。感動あり、それだけではなくて笑いどころもあり、きゅんとするシーンもあります。母親、そしてまちこの浩二を強く想う気持ちや浩二が2人を大切に想う気持ちがすごく伝わってきて、自然と涙が出ました。観てよかったと思える作品です。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "優しさ溢れる\n とにかく、最初から最後まで涙目(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)でした。二宮くんとさゆりさんの掛け合いが最高です(╥ω╥`)あまりに、二宮くんのセリフが多いので自分と話している感覚になりました。ラストシーンも、哀しいのに心温まりました( ง ˙o˙) ว " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "山田洋次監督の作品を映画館で観る幸せ\n 最初から最後まで山田洋次の演出に圧倒されます。そこに吉永小百合の名演技と坂本龍一の音楽まさに至福の時間を過ごせる事を保証します。単純な反戦映画などでは全くなく、二宮さんのファンと思える若い女性も沢山いました。今まで山田監督の映画に感動を覚えた方なら見逃すのは勿体なさすぎます。是非映画館でご覧ください。尚、ここで極端に低い評価を付けている人は何かの偏った思想を持ってる人間で、この素晴らしい映画の評価を下げて多くの人に見て欲しくない事を目的としていると思われます。そういう種類の人間が戦時下で善良な人々にいかに悲劇を起こしてきたかという事も映画を見るとよく分かります。まさにそれが妨害する理由でしょうね。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した。\n とっても感動しました。二宮和也の演技は、すごく上手で、戦争の映画なのに、感動もし、楽しむことが出来ました。原爆は、授業では、習ったことがありますが、あんなに悲惨な光景だったのでびっくりしました。戦争を知らない私たちでも、垣間見ることが出来ました。見て損はない映画です。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "じんわり…ときます\n とても悲しいストーリーだけど何だかあったかい気持ちにもなり…。先行上映会と初日と2回目の鑑賞だけど最後の終わりはやっぱり涙が溢れてしまう。2人にとってあの終わりはある意味幸せな終わり方…そう自分に言い聞かせまた鑑賞したいと思う。 " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "こゆ映画でしたか\n 戦争悲しいね、お母さん、お嬢さん幸せに成ってね、って作品かと思って見ていました。幸せな認知症映画になるのか、と思わせて宗教映画に持って行くとは。仰天のクライマックス、二宮和也が正体を現してからは興ざめ一直線! " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こうゆう映画もよかった!\n 母と一緒に、観てきました。吉永小百合と二宮の親子愛が、心温まりました! " + }, + { + "date": "2015-12-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素敵な作品でした\n ゆっくり進むストーリーにじわじわときます。やはり、吉永小百合さんの存在感は、違います。セリフの間、目線、表情 カリスマですね。いいお母さんでありながら、嫉妬もみせ、とてもいい意味で人間味がある役を好演してます。二ノ宮さんの長崎弁がとても可愛く、耳に心地よく感じました。山田監督の映像も時代を感じさせるシロモノでした。良作だと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "じわじわとくる良作\n ものすごい起承転結のある単純明快な作品・・・とは正反対です。むしろ、大きな変化があるわけでなく、過ぎていく時間の中での物語です。見終わった瞬間はこれでおしまいか・・・と感じましたが、徐々に徐々にじわじわと心にしみるものを感じました。これこそ、良作といわれる映画の所以ではないかと思います。また、反戦をものすごく強く主張するというより、その時代を生きるひとりひとりの人間がいまを生きる私たちと変わらない人間なのだということを感じさせる映画でした。けして泣かせようとはしていません。でもじわじわと涙が流れる映画です。キャスト陣も全員がお芝居が上手なので、成り立つ映画でしょう。吉永さんの凛としたお母さんの在り方はもちろん、二宮さんの息子役がとにかくチャーミングで、お芝居もいままでの彼のイメージとは少し違う誰からも愛されるようなキャラクターになっているからこそ、そこに悲しさがあるのではないかと思います。素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2015-12-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "なんだかなー!\n 特別なストーリーやテーマは無く、単なるファンタジーなシネマ。サユリストとしては許せるが、映画としては駄作の部類にはいります。山田洋次監督もこんなつまらない作品を作るようになってしまったらおしまいです。 " + } + ] + }, + "195": { + "title": "日本のいちばん長い日", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい映画でしたわ\n いい映画でしたわまた機会があったら見たいね " + }, + { + "date": "2019-07-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "THE EMPEROR IN AUGUST\n 「日曜洋画劇場」の地上波初放送で2回目の鑑賞。岡本喜八監督版(以下、旧作)と同じようなドキュメンタリー・タッチであるにも関わらず、登場人物のキャラクターの掘り下げが成されていて割と丁寧なつくりになっているなという印象を受けました。阿南の娘の結婚話など、旧作には無かった描写が追加されているのに、上映時間は21分も短いという手腕…天晴れ。しかしその分、観る者の知識量が試されるかの如くスピーディーな展開になっていることは否定できず、歴史の流れを把握していることが大前提。「日本人ならば知っていて当然でしょ?」みたいな原田眞人監督の声が聞こえて来そう…この手法は同監督の「関ケ原」も同様(笑)旧作との大きな違い…それは、昭和天皇のお姿をじっくりと描いているということ。旧作では遠くから人物の肩越しにチラリとお姿が見えたり、背中だけが映っているというものばかりでしたが、本作では本木雅弘が演じていてセリフも多い。とても人間味溢れる描き方がされていて、確かな知性と慈愛に満ちた性格であることが窺えました。それ故に、度重なる本土空襲、沖縄戦、二度の原爆投下を経て日本国が存亡の危機に瀕していることにお心を痛めておられました…。陸軍の青年将校の暴発が心配される中、「日本国民の命を守りたい」というその一心で戦争終結に向けた御聖断を下されるシーンには、本木雅弘の迫真の演技も相まってジン…と来ました。我が国がこの“いちばん長い日”を経て、今日の平和な日々を迎えられていることに常に感謝を忘れてはならない、と強く感じました。一国の未来を決する…生半可なことでは無く、そのために犠牲になった人々は数知れず…。様々な想いを胸に、歴史の大転換点の瞬間瞬間を戦い抜いた人たちの願いと魂が籠められている…それが今の日常なのではないかなと思いました。だからこそ、先人たちから託されたものを守り抜かなければならない。それを次の世代へと無事に受け渡さなければならない。それが困難なことになりそうな時期に来ている今だからこそ、痛切に訴えなければならない…。 " + }, + { + "date": "2019-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "顔つきが、平成な青年たち\n 岡本喜八版を劇場見たので、こちらもAmazonprimeで見た。畑中の松坂桃李があまりにも顎が細くてデコが目立って昭和の青年には見えない。周りの青年将校たちもしかり。顔小さくて足が長い。閣僚たちはそれなりに押しだしがあっていかにもな顔つきなのに。また、せりふが早口で聞き取りにくいのと、岡本版と違って画面に名前を出してくれないので誰が誰だか分からない。昭和天皇の様子をしっかり描けたのはよかったと思うが、その分閣僚の会議や御前会議が削られ、戦争を終わらせることの困難が伝わってこなかった。阿南も人のいいオッサンだし。メインをクーデター(失敗)にもってくるのなら、若手俳優をそれらしい顔つきの人たちで揃えるべきだろう。集中して見られなかった。ただ、画面は、邦画にありがちな暗さや不鮮明なところがなくて美しかった。撮影?照明?の手柄だろうか " + }, + { + "date": "2019-06-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人の手による戦争の総括\n 本作で描かれた、クーデターが当時の法律でどんな違法行為だったのかは知らない。おそらく重罪にあたるものだったのだろう。それら犯罪が、日本人の手で、裁かれる機会があったのだろうか?無かったのではないだろうか?それが、戦後日本の「失敗」だと思う。東京裁判で東条英機はA級戦犯として裁かれるのだが、それが日本の保守派界隈では評判がすこぶる悪い。「事後法による裁き」とか「勝者が敗者を一方的に裁いた」とかいうことかな?作中で、東条英機がクーデターをそそのかすシーンがある。これが事実だとして、東条英機を東京裁判とは別に、この「クーデターをそそのかした罪」で日本人の手で裁判にかけたらどうだったろうか?(東条英機でないとしても、そそのかした人物はいたのでは?)保守派界隈での東条英機の扱いは今と違ったかな?これが「日本人の手による戦争の総括」だと思う。クーデターだけでなく、旧軍や憲兵か特高などによる、日本人への違法行為については同様に日本人の手で、戦後裁かれるべきだった。 " + }, + { + "date": "2019-03-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人なら見ておくべき一日\n ドラマとして、日本人が忘れていけない1日は、どう作っても見ごたえのある映画になると思う。ただ、緊迫感とか迫力は岡本作品が上回っているかな。白黒なので古いニュース映画のように迫ってくる感じだった。 " + }, + { + "date": "2019-02-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こういう映画って無くなっちゃ駄目だよね\n 録音盤を奪おうという動きがあったことは知っていたが、畑中健二をはじめとした若手将校の名前などは知らなかった。そういった強硬派将校と阿南のやり取り、阿南と政府や天皇のやり取り。抑えた中にも気持ちの交流を感じ取れて良い映画だった。この時代は難しいけど、忘れちゃならない現実を映画として残す、意味のある一作。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "事件が会議室で起きていた\n 松坂桃李が演じる畑中少佐が、当時の幹部候補生の強硬派を代表する性格の象徴であったか。とにかく恐ろしい。実際の畑中少佐は穏やかなお人柄であったらしい。だからこその恐怖も感じ得る。国民一丸となって玉砕を覚悟で、と国民を代表しているようでありながら、彼が市井の状況を把握している場面は一つもない。まさに事件は全てが会議室で進行する。 彼がわずか1名の同伴者と自決する場面では、心底ホッとした。私が住む地域は、玉音放送の前夜、大規模な空襲にあったことで知られている。父は当時4歳で、爆心地から数キロ離れた場所に住んでいた。日中のように真っ赤に燃える爆撃の光景が脳裏に焼き付いているそうだ。ポツダム宣言を受諾する報せはすでに他国に届いていたはずの時間に、それでも東北の片田舎を大規模な爆撃が敢行された。一説には、米国が爆薬の在庫一掃処理のためであったとも言われている。戦争とは、結局のところ、経済を循環させるための方便という側面をもっている。自国の2000万人を殺せば(死なせれば)、この戦には勝てるとやすやすと言ってのける将校も、「国体の維持のために軍は欠かせない、サザエの殻のようなものだ」と、昭和天皇の専門分野のフィールドで、したり顔の説得を試みる東條英機も、いざなぎ景気を超えたと得意げな、富裕層中心の経済政策を推し進める誰かと重なる。国体を支えているのは一体誰なのか。そのことの本質を当時も今も、本質的に理解できている者はいるのだろうか。東條によるサザエの殻の喩えは、「チャーチルもスターリンも、殻ごと捨てるだろう」と昭和天皇に返される。この場面が自分にとって、本作の白眉の場面であった。本作は1964年の同名作品のリメイクである。昭和天皇の人物像を掘り下げ、鈴木総理と阿南陸軍大臣の信頼関係のもと、薄氷を踏むような政治的バランスのもとで降伏にこぎつける様を時系列で淡々と描いたところに、オリジナル版との差異が見られる。一見当時の上層部に対する敬意を払っているようでありながら、阿南大臣は自刃する朝方まで、酒を飲んでいる様子を克明に描写してみせる。鈴木総理も家族に囲まれながら総辞職の文面を確認するだけである。どうしても、会議室で事件が起きている感が否めないまま、映画はプッツリと終わりを迎える。閣僚や幹部級の軍人にとっては長い数日間だったかもしれない。当時の国民や最前線にいる兵士たちにとってどうだったのか。それは描かれないままだ。それが本作の隠されたメッセージだったのなら首肯できるのだが、そこに制作側のメッセージは感じられない。 " + }, + { + "date": "2018-09-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ヒメジョオンを見つけたら\n 取らないとねぇこのシーンに日本と諸外国の関係が見て取れる。宮城事件を考える上で陸軍海軍、内閣、天皇といった上層部の思惑を馳せつつ、考えるのに格好の材料であった。are subject to~という表現で揉めるシーンがある。この意味はsoftにとれば管理下に置かれる、なのだが隷従するという強い意味に捉えた陸軍は、激高してしまう。国体の護持には総力戦、本土決戦しかないと息巻きこれが最後までポツダム宣言受諾に際して尾を引くこととなった。この映画は美しく描かれているが人間の腹の中は果たしてどうであったのかそういった汚い部分も見てみたかったが。ともあれこの事について考えるきっかけとはなった。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本のわりと長い日\n 関ヶ原とか日航機とか、否応なしに盛り上がりそうなテーマであるにもかかわらずなんか盛り上がらないんですよね、この監督さんの作品。かといって観れないほどではない。つかみどころがない。岡本版との違いは多々あるが、いちばんは臨場感の有無。これがないので緊迫感もない。1945年の日本の追い込まれ感が描ききれていないので、鈴木内閣組閣時からやる必要性があまり感じられず、むしろ冗長になってしまい残念。そのぶん聖断から後が濃いかというとそうでもなく、予備知識無しで観たら日本のいちばん長い日だったとまでは感じないだろう。この作品やよく知られたエピソードのとおり昭和天皇や鈴木貫太郎が聖人のような人だったかは正直わからない。ただ、これだけは言える。スターリンみたいな人でなくて本当によかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "未来は未知数\n 今の世に武士はどれだけいるのだろうか日本人は今の平和と引き換えに何を無くしたのだろうか幕末から150年、終戦から73年また激動の時代があるのだろうかその時誰が何を思い信じて動くのか団結するのか個別で動き出すのかはたまた流された集団心理で考えぬ集団になるのか命を投げ打って何かの為に動く日本人はどれだけいるのだろうか戦争は悪いこと それは分かる愛するものを守る為に戦うことは何処までが正しいのかは正直言ってさっぱり分からないしどこまで出来るのかも全く自信がない妻の為には無理かもしれないけど子供達の為なら法を犯すことでもしてしまうかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これはどこまで本当の話? それぞれが信じるものへの思いが強すぎて胸...\n これはどこまで本当の話?それぞれが信じるものへの思いが強すぎて胸が痛い。この映画がテレビで放送されているのは今日が8月6日だからでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "イカロス\n 下手くそなCG演出は脇に置いて、原田監督の役者の使い方に賞賛と非難両方がある。特にB級映画のみ映えるセンスの欠片もないジョークは画面の熱を下げていた。それとは関係無く、神野三鈴は如何にも演技していますといった態度で吐き気がした。数値化できない葛藤、収束。神ノ線を越えなければならなかった彼等の無念を感じずして、今日を生きる事などとても出来ない。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "3回観ました\n 初めはボヤッとしましたが、もう一回観たいなあと思い、結局3回観ました。個人的には、大場さん、木場さん、神野さんの演技がピリッと光っていたと思い、そして、何と言っても、本木さんの昭和天皇は迫真、山崎さんの鈴木貫太郎は貫禄、役所さんの阿南陸軍大臣は圧巻でした。 " + }, + { + "date": "2017-11-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "前作には到底及ばない。\n 松坂桃李君がダメダメかな。あとは原田監督の脚本が改悪だった所為かと。前作を見ていただくと書いていることの意味が解って貰えると思います。原田さんは三人四人までしか描けてないけれど、そういう人にはこの作品とか関ヶ原みたいのは描ききれないと感じる。 " + }, + { + "date": "2017-11-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰が最終決定者か\n 67年版と比較して興味深かったのは、昭和天皇、阿南陸相の描き方が独特で面白かった。天皇は元木の表現力もあり、親近感があり国民のことを芯から心配する天皇像をうまく表している。阿南陸相は良くも悪くも役所阿南であった。とても強硬派には見えないが、だから担ぎ出されたともいえる。一世一代の貧乏くじを引いたというセリフは実感がこもっている。総じて国家意思が誰の責任で決まっていくのか、他国からは分かりにくいこと極まりないだろう。この責任の取り方の希少性は今もあらゆるところに残っているような気がする。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "全てを終結するということがどれだけ大変か考えさせられる。\n 戦争を終結させたという中で日本人として知るべき史実が描かれた映画。他のレビューでは、戦時中という空気感が乏しいというコメントもあったが、別の意味で、戦争ということだけではなく、一つのことを終わらせる勇気というのは大変なものだと感じた。それまでの犠牲が大きければ大きいほど、終わりにすることを良しとせず、それぞれのメンツや正義で続けようとする人はどんな場合でもいる。でも、起きた事実を俯瞰で見たときに、今がやめるときということが必ずあると思う。太平洋戦争に至っては、その決断が遅すぎたと思われるが、最後は、昭和天皇の勇気ある判断があってこそ日本は破滅をせずに復活できたのだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観る価値のある作品です\n とても良い映画でした。 質の高い、観る価値のある作品です。また史実を知る良い機会になりました。予備知識がないと陸軍兵達がなんの話をしているのかとか、どういう立場の人なのか、わからないことが多かったです。しかし、わからないなりに楽しめました。原田監督の作品は初めて観ましたが、はっきりとした美学を感じました。 オ―プニングの黒に菊の御紋、黒に聖断の文字など心に残りました。また御所の建築の美しさにハッとしました。 日本の長い歴史の中で培われた洗練された美です。今の日本は街並みに美しさ、土地の気の流れを大事にする、など求めてないかのような場所が多く残念です。日本全体が精神的な豊かさを取り戻して行くことを願います。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本人なら見るべき作品\n 玉音放送までの数日間に、こんなコトがあったなんて知らなかった(・・;)面白い面白くないは関係無く、日本人なら見るべき作品です。ただ、ちょっと何言ってるか聞き取りづらいセリフが多くて(難しい言葉も多い)、完全には把握できてません(^_^;)エリート軍人は、サムライと同じく、死を美徳としてるので、普通の人たちとは考えが少しズレてる。その辺は理解出来ない人がいると思うけど、昔はこういう人たちがいたっていうコトがわかるだけでも見る価値はある。しかし、若い軍人たちは洗脳されすぎちゃって、状況が理解出来なかったのね…洗脳って、コワイ… " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "\"戦時\"であるという説得力に乏しい\n 今作を監督した原田眞人は1967年版を気に入っていないそうです。登場人物が史実とは異なる描かれ方をされていると感じるからというのが理由だそうですが、私は逆にこの2015年版は役所広司演じる阿南にフォーカスされすぎているように感じました。描かれる期間が長くなっていることとも相まって\"日本の\"いちばん長い日というタイトルから離れているように思えます。個人的に感じた1967年版と2015年版の最も大きな違いは\"空気感\"です。1967年版からは、当時の人々が感じていたであろう焦燥感がセリフではなくあらゆる場面からヒシヒシと伝わってきました。「明日にはこの身が、この国が、どうなるのかわからない」という思いがどの登場人物からも伝わってきて彼らが生きている日常が”戦時下”にあるという説得力がありました。それに比べ2015年版は「戦時中」だという緊迫感があまりに乏しい。陸軍大臣を「アンタ」呼ばわりする軍人が出てきたり、兵たちに「なにかあったんですかー」と問いかける奥方が出たり、文章にするとなんてことのない場面のように思われますが言い方が軽すぎるというか、演出が平坦すぎるというのか…彼らが”戦時”に生きているという説得力がまるで感じられないのです。思うに、1967年版の人物描写が気に入らなかったというぐらいですから監督はこの映画では各人物に人間味を持たせようとしたのだと思います。1967年版にはない阿南の私生活での描写などはその表れでしょう。しかしそれによって、上記のシーンのように戦時中である事を考えるとあまりにも呑気すぎると思えてしまうようなシーンも散見されます。そもそも、どれだけ史実に忠実に描こうとして過去の資料を調べたところで、我々にできるのは結局”推察すること”だけです。当時彼らがなにを想い、なにを願って行動したのかは結局当人たちにしか知りえないことなのですから。監督から「これが正確です」となにか提示されるよりも、その真意を観客が考察する余地があってもいいように思います。誰がなにを言ったのか程度なら調べればいくらでも知ることができます。しかし、終戦時の”雰囲気”を伝える事はなかなか難しいと思います。その当時の\"雰囲気\"を説得力を持って描いているという点から、私としては1967年版の方をお勧めします。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も観てしまう映画の一つ。\n ポツダム宣言受諾に賛成か反対か。内閣が揺れ、陸海空軍の意見が対立する中、戦争終結への決断は乱れに乱れます。しかし、収拾がつかない状態に終止符を打ったのが昭和天皇のお言葉でした。国民の命を守るためにも、この戦争は終結させなければならないと、天皇の責任を持って終わりに導いたそのお姿は、正に国を代表する者であるからこそ。元木さんの徹底した昭和天皇役に感動しました。また、阿南陸軍大臣を演じた役所広司さんの姿や、陸軍少佐の松坂桃李さんの熱演にも感動しました。戦争終結へ向けて、男たちの熱き思いが伝わってきます。 " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本陸軍の恐ろしさ\n もう勝てるはずのない戦争陸軍将校の考え方 宗教めいた感じ。松坂桃李 なかなか 鬼気迫る 演技 " + }, + { + "date": "2017-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "はじめて\n いろいろはじめて触れる内容が多かった。不勉強を反省 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "責任を取って死ななければいけない意味とは\n ポツダム宣言受諾の裏側で戦争を終わらせる決断が遅くなった舞台裏の話。対戦国とではなく、自国の中での争い。現代の若者は戦争反対でデモをし、当時の若者は戦争を続けたくてクーデターを起こした。でもそれは自分の使命、仕事に対する責任感。玉音放送ではどの言葉で伝えるのかが重要だった。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "阿南惟幾の本心はどこにあったかは正確にはわからない。 ただ、皇室へ...\n 阿南惟幾の本心はどこにあったかは正確にはわからない。ただ、皇室への崇拝と、鈴木貫太郎への尊敬があった。刻々と迫る終戦とクーデターの蠢き。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "退屈なプロパガンダ映画!!\n ガーター騎士団員、英国陸軍元帥として日本人を撃滅すべく参戦した昭和天皇は児玉機関を使いアジアの王族や墓所から金塊を強奪・保全を図り、抗戦派の第二総軍を黙らせる為に広島に原爆を落とし、私は悪くないとアピールする為に三笠宮を使い8/14深夜に起こした偽装クーデターが宮城事件だと私は理解しているので、小難しくして重厚な雰囲気を出そうとするこの出来の悪いプロパガンダ映画は非常に退屈でした。評価している人も結局どういう事なのか誰も分からないはずです。ここまで役者を揃えたのだから、こんな産廃より尼港事件での日本軍の戦いや、通化事件での関東軍決死の奮闘を観たいです。 " + }, + { + "date": "2017-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "「ただの記録映画」が心揺さぶる\n 興味ない•••4•好き/並••••5すごい無•••4•心暖/無•••4•固ゆで無•••4•社会派また観る/勧める俺の満足度 95点作品賞ノミネート可能性 95%淡々と、静謐な緊張感のまま、エンディングまで流れ続ける。楽しくも嬉しくもない、いわば「ただの記録映画」がこんなに心揺さぶるのはなぜなんだろう。全編通して流れるBGMはわずか1曲、それも数十秒だけ。なのに、そのWe are meeting again が何時迄も耳に残る。大満足。これも一度は観るべき映画。役所公司・堤真一・山崎努・本木雅弘はもちろん、松坂桃李うまい。思わず若き参謀の暴走にも思い入れしそうだが、さすがに野火の後で観ているので、俺も戦いたいというヒロイック願望だ。前線に出なかったことが必ずしも幸せではない。特攻の生き残りといい、敗戦に幸せはないという当たり前のことに気づく。 " + }, + { + "date": "2017-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "思惑\n ひとつのことを進めるにしても、いろんな人たちの意地やプライドが入り混じる。どの選択も決して間違いではない、大切なことは最後まで信念を持つということ。 " + }, + { + "date": "2017-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 展開が進むごとにベテラン俳優陣の演技合戦となっていく。それぞれの演技の凄みに引き込まれていく。昭和天皇を初めて普通に演じたという点でも評価されるべき。まさに一種の傑作です。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "エンターテイメント性ほぼなし\n ちょっと笑える間とかはあったけど。歴史の真実を純粋に知りたい人向けでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦時中の中の、さらに戦時中のようなクーデターを描いたスリリングな作...\n 戦時中の中の、さらに戦時中のようなクーデターを描いたスリリングな作品です。暴走する軍部や内閣が緻密に描かれ、セットもかなり当時のを再現しており、見応えがありました。この中で一番好きな役者は山崎努ですが、モックンの昭和天皇もよかった。印象に残ったのはモックンの牡蠣のシーンです。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "クリアな玉音放送\n 聞き取るのが困難だったと聞き及ぶ。セットが綺麗だったり終戦間際のリアリティが減じられる。阿南陸相の自刃にフォーカスしすぎる。映画の主題がそちらに引っ張られる。陛下も御言葉が多すぎる。侍従の演技はただ馬鹿にしているとしか思えなかった。岡本喜八は終戦に向ったシビリアンもミリタリーも政治家もそれぞれの立場を敬意を持って丁寧に扱っていた。制作意欲に感心する点も多々あるが、岡本版をお勧めしたい。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱さがあった。\n テレビでの放送を録画して鑑賞しました。「終わりにすることの難しさ」を感じました。役所広司の深さがありました。あの人がやると浅はかにならない、不思議です。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何故に\n これは教科書に載らないお話し。でも、学校の授業でも、見せて欲しいお話し。日本が、決断した降伏を、誰が非難できるだろうか?日本国民はこの決断で終戦となったことを誇りにすべきと思う。あのとき戦争をやめてなかったら、まさに日本は焼け野原、今の私たちはいなかっただろうし、日本の文化を残させてもらえたことに感謝です。ただ一つ、阿南陸軍大臣には死なずに、陸軍の若者のクーデターを止めて欲しかったし、戦後の日本復興に力を貸して欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "始めるより終わる方が難しい\n 戦後20年に記者が関係者に取材して書いた本が原作の映画。'67の岡本喜八監督版も良かったがこれも良かった。映画なので脚色はあるが、要所は事実である。もちろん取材で全てが明らかになったわけではないし、実際に陸軍関係者が例の件は漏れていないと発言したらしいが、それでも当時を窺い知る大事な作品と言える。役所広司や山崎努などもちろん素晴らしいのだが、本木雅弘の陛下役がしっかりハマっていたのに驚いた。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "Oh〰!ハラキリ・ショー\n この阿南陸軍大臣ぐらいの覚悟を持ってケジメをつけられる政治家なんて、今のこの日本にいるのかなあ〰。終盤での切腹シーンは見るからに痛そうだったけど、終戦記念日の日にいいものを拝見させて戴きました。福島の原発を廃炉にする決断が遅く国益を大きく損失させたあの空き缶(菅)元首相なら何回腹を切らねばならんのか。鬼気迫る役所広司の渾身の演技に、カミカゼ&ハラキリが好きな外国人もきっと満足したことでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "●聖断のその舞台裏。\n あらためて思う。なぜこれだけの大事件が、中学校の教科書にないのか。解釈がいろいろあるのはわかるが。繰り返された軍の決起。大義だけで国体を護持できるハズもなく。若者を駆り立ててしまう理不尽さと純真さ。一方で、天皇陛下を役者が演じられる時代になったんだ、と思う。その聖断。\"subject to”の訳が、制限下か隷属かに関わらず、無条件降伏。軍の暴走があっても譲らないのは、北海道がソ連に攻め込まれるから。ギリギリの攻防だ。鈴木貫太郎首相も阿南惟幾陸軍大臣も、まさに命を賭けて仕事する。8月にぜひ観たい映画だ。蛇足だが、個人的には、侘び寂びのある旧作も好き。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "阿南の切腹シーン\n ポツダム宣言受諾決断までの話。昭和天皇や鈴木総理、軍人。それぞれにとって本当に長い1日だったんだろうなぁ。阿南の切腹シーンは目を背けたくなりました。現代とは時代背景も価値観も全く違うけれど、同じ日本という国で起こった事だと思うと考えさせられる映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "前作と両方見る必要があります\n この原作は半藤一利が 1965 年に出版したもので,奇しくも今年が丁度 50 年目に当たっている。出版の2年後の 1967 年には岡本喜八監督によって映画化されており,カラー映画が主流になりつつあった時代にありながら,敢えてモノクロで撮影したこの旧作は,未だに名作として鑑賞され続けている。この時の脚本は名脚本家橋本忍の手によるもので,非常に緊迫した雰囲気を最後まで崩さず,終始誰が殺されても不思議でないような緊張感に溢れていたのが印象的であった。この旧作を,私は何度見たか数え切れないほど見ている。この旧作を見てから本作を見に行かないと,人物関係等が分かりにくいのではないかと感じた。今作は,監督の原田真人が自ら脚本を手がけ,旧作が描いてなかった部分を実に丁寧に掘り起こしており,リメイクを作るという意識はほとんど感じられず,被っているシーンも驚くほど少なく,全くの新作を見ているかのような新鮮さを感じることが出来た。まさに脚本の手柄と言うことが出来るだろう。原作者の半藤氏は護憲派のサヨク的人物であり,原田監督も宮崎駿らと行動をともにしたことがあるなど,やはりサヨク的な言動の多い人物であるが,本作にはあまりそういった姿勢が感じられず,東条英機を悪く描き過ぎている点を除けば,非常に中立的立場で,ドキュメンタリーに徹しているかのような雰囲気を感じさせていたところに好感が持てた。ただ,組閣から話を始めたのでは,いくら2時間半の尺があっても足りないだろうと思ったら,案の定,後半から終盤は非常に駆け足になってしまったのが惜しまれた。役者は,いずれも好演していたと言えるだろうが,旧作に比べると軍人が軍人らしくなくなっているのが残念だった。まず,声である。軍人にとって声は,戦場で号令や指令を発するための大切な商売道具であり,良く通る芯のある声で話していたはずで,身近な例を挙げれば,鮨よし遊の吉池右亮氏のように威勢の良い張りのある声の持ち主ばかりだったはずである。この点,旧作で畑中少佐を演じた黒沢年男は狂気を感じさせるほど見事な役作りであったが,本作の松坂桃李は終始囁くように喋っていたので,全く迫力が感じられなかった。役所広司は,旧作の三船敏郎にかなり迫るまでに成長したかと感じさせてくれた。山崎努の鈴木貫太郎総理は,旧作の笠智衆よりはるかに頼もしく,旧作の不満が解消された。だが,何と言っても素晴らしかったのは,昭和天皇を演じた本木雅弘であった。旧作と違って昭和天皇のシーンは格段に増えており,表情をほとんど変えずに,その人柄を感じさせる演技というのは非常に難易度の高いものだったに違いないのだが,実に見事に演じ切っていたように思う。音楽は,「マッサン」を手がけた人だそうである。決して出しゃばらず,しかも各シーンに不可欠な音楽を見事に書いていたと思う。感情に流されることなく,しっかりした情景を描こうとする姿勢が感じられたのだが,これは監督からのリクエストだったのかも知れない。音楽に関しては旧作を上回っていたと思う。演出は,非常に短いシーンを繋いで構成されており,いかにも原田式であった。もうちょっと見たいと思っているところで切り替わってしまうので,少々もの足りなさを感じることもあったが,それでもあまり大きな不満には感じられなかった。顔を相手に向けたままの敬礼の仕方など,当時の風習を見事に再現しており,丁寧な下調べを行っていることが伺われた。現代的な目で見れば,一斉に同じ敬礼をする軍人は,ロボットのように見えてしまうのだが,これは敢えて行っている演出の意図なのかも知れないという気もした。ただ,やはり尺の問題で,玉音盤の宮廷内での捜索や,佐々木大尉率いる民兵による首相宅の襲撃などは大きくカットされており,これでは佐々木大尉を演じた松山ケンイチが可哀想になるほどであった。やはり,この作品だけでは不十分なのではないかという気がする。旧作と本作を2本立てて上映するのが一番いいような気がした。(映像5+脚本5+役者4+音楽4+演出4)×4= 88 点。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "モダンな戦争映画\n 理解力がないので誰がだれだか、場所がどこなのかなど映画が始まってしばらくしないとわからなかった…現代風に爽やかに仕上がっているな〜と思ったけど特に印象に残る演技の役者さんがいなかった豪華なキャストのはずなのに松坂君演じる若い将校も、いい意味で現代風になっていたし女性もたくさん出てきて、オリジナルではいない役がたくさんあったので時代をかんじました " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "国体護持とは・・\n 半藤一利の原作本を読んだ。日本は第二次世界大戦で無条件降伏をしたが、そこに至るまでの政府や軍部の紛糾は想像を絶する。そもそも日本は歴史的には出雲国の古代から神国で、明治維新で王政復古を遂げてからは完全に天皇を中心とした国家だった。天皇は現人神(あらひとがみ)であり、戦後に出来た人間天皇の象徴天皇という概念は、GHQの草案した日本国憲法に寄る。ただ現代の国民の85%は現在の天皇制に納得している。そもそも天皇制という言葉自体が戦後使用されるようになったらしいが、政府と軍部は無条件降伏であっても国体護持にあくまでこだわった。その辺りのことは原作本を読まないと理解出来ない。とにかく日本は戦時中、神風が吹くと国民の誰しもが本気で考え「天皇陛下万歳!」と唱え若者の多くは玉砕していった。国体護持にこだわらない戦争終結という陛下のご聖断は現在の日本国存続に繋がる。戦犯にされなかった昭和天皇と、降伏か本土決戦かに揺れる軍部との軋轢はまさにドラマである。映画だが、無条件降伏を決めた御前会議と陸軍の青年将校らが起こしたクーデター宮城事件を克明に追っている。日本人なら、そして現代社会に生きる人間なら歴史を学ぶ上にも必ず観るべきである。今年も真夏の暑い8月15日の終戦記念日が来ようとしている。日本人として原爆投下やソ連の参戦、無条件降伏そして日本国憲法について深く考えるべきだろう・・2015年の邦画。 " + }, + { + "date": "2016-07-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "歴史を知るということ。\n 今を生きる私たちは、歴史を学び、語り継いでいかなくてはいけない。そのためにも観るべき作品かと。要所要所に、海外の方からの目線を意識しているのかな…と思う部分もあり、日本人として、より多くの方に観て頂けたら素晴らしいと思う。ただ、大きな隔たりというか、庶民との違いというか、おいてけぼり感というか。何か引っかかりを感じたのも事実。とにもかくにも豪華なキャスト陣で見応えもありますし、時代の中で翻弄されながらもそれぞれ闘っている方々の気持ちはわかるのだけれど…個人的には、放送局での戸田恵梨香さんのシーンが一番好き。又、役所広司さん演じる阿南陸軍大臣の奥様(神野三鈴さん)の慎ましさと強さに涙。旧作もものすごいメンバーなので、機会があれば是非観てみたい。平和への祈りを込めて。 " + }, + { + "date": "2016-06-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いまいち\n それほど深い内容ではなかった。訳者は良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "授業では教わらなかった阿南惟幾陸相と宮城事件\n 玉音放送を端折ったのは残念。切腹シーンをがっつりみせるのは、この映画を海外に売り込むためか " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "御国の為\n 誰しもが御国の為にそれぞれの命をかけて戦争以外のところでも戦っていた。 " + }, + { + "date": "2016-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "焦点が定まっていない\n 日本がポツダム宣言を受諾し、昭和天皇による玉音放送が行われるまでの過程を描いた映画。原作未読なので比較はできないが、たぶん映画の尺では伝えきれていないのだろう。登場人物が多いので、事前の知識がないとアウトラインしか把握できない。史実として理解はできるが、映画としては今ひとつ。終戦を決断するまでの混乱、阿南の人間性、クーデターの危機…、焦点が定まっていない印象だ。ただ、主要な俳優陣の演技はよかった。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる。\n はじめた戦争を終わらせるのって、本当に大変なんだな…。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "狂人走不狂人走\n 映画「日本のいちばん長い日」(原田眞人監督)から。原作の書籍を先に読んで、驚くほどメモしていたからか、それとも「映画の予告」を何度も何度も観たからか、まさか本編を観ていなかったとは・・・自分でも可笑しかった。さて、いろいろな角度からメモしたが、やはり気になったのは、阿南陸相の部屋に、さりげなく飾ってあった掛軸。「狂人走不狂人走」「狂人が走り出すと、そうでもない人間も走り出す、という意味です」と、作品の中でも、わざわざ説明している。鑑賞後ネットで調べると「江戸時代の僧、清巌宗渭の言葉」らしい。・ひとりの狂人が走ると、普通の人も走り始める。・ひとりの狂人の情熱と行動で世界が動かされてゆく。そんな説明を見つけて、なるほどなぁ・・と思った。今回は、松坂桃李さん演じる「畑中健二」という若い将校が、この「狂人」として、存在感を示している。「第二次世界大戦」そのものが、ヒットラーを含めた数人で始まる。それを考えると、この掛軸の持つ意味こそ、監督が伝えたかったこと、と私は理解した。書籍「日本のいちばん長い日(決定版)」(半藤一利著・文春文庫刊・371頁)の読後メモには、残っていないから、たぶん、監督独自の視点なのであろう。昭和天皇や阿南陸相にスポットに当たりがちだが、この日の主役は、軍事クーデターを起こそうとした「狂人」、若い陸軍将校たちだ。これが成功していたら、今の日本はどうなっていたのか・・そんなことを考えながら「狂人走不狂人走」の言葉を眺めたら、言葉は悪いが「彼らの情熱と行動」を羨ましくも感じてしまった。これもまた「226事件」と同じく「吉田松陰」の影響か。 " + }, + { + "date": "2016-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "客観的な群像か。\n 太平洋戦争終結を題材にした映画は数あれど、なぜか新鮮味を覚えたこの作品。先日日本アカデミー賞で幾つかの部門に名を連ねていたため、鑑賞してみた。もっけからテンポの良い“歴史”の展開に苦笑する。不自然なほどにカットされる映像と音声。かなりの撮影をこなしていそうだが激しくぶったぎっている。凄い。しかし、タイトルがタイトルだけに、スポットライトが当てられているのは8/14なのだろうと気を取り直して見続けた。・・・結論。これは戦争終結の局面を徹底的に俯瞰しようとしてしきれなかった作品。それぞれの人々がそれぞれの思いを胸に馳せながら自分の意思を全うする、というお涙頂戴にはしたくなかったんじゃないか。僕はそう思った。だから役所広司さん身辺になんだかこう、滑舌の悪い人間ドラマを滲ませてしまったのが少し残念だった。リアリズム、といっても“歴史”をそのように理解すること、ましてや描くことなんて不可能だろうと僕は思っている。しかし、その試みはあるべきで、映画だからこそ見せられる同時多発的な事件を濁すことなく提示し続ける技術は素晴らしいと思った。 " + }, + { + "date": "2016-02-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最も信頼できる日本人監督\n 研究の成果であるところの多かろう、細密ゆえに高貴な細密画、のように丹念に描きこまれていて、基本的には基本的な演出、カメラワークを用いているはずなのに、滲み出る、溢れ出る、この監督の個性には、改めて敬服している。ただし、切腹までの長い長い時間は、見方によっては喜劇的になってしまう。不満はそこだけ。 " + }, + { + "date": "2016-02-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の復興がこの一日にあるとは言い切れはしない。しかし、日本の将来...\n 日本の復興がこの一日にあるとは言い切れはしない。しかし、日本の将来を考え、決断し、行動したことは事実である。 " + }, + { + "date": "2016-01-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "作品単体では理解不足に陥る\n 総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:60点 ) 終戦に向かう日本の政府の裏事情が描かれていて興味深い。これを観る前には阿南大将はいけいけの強硬派という印象があってあまり好きではなかったのだが、ここでは強硬派をいかに制御して現実的に戦争を終わらせるかという違う側面も描かれていたのでその人物像に興味がわいた。 しかしこの国運を決める緊迫の主題を持った作品で、家庭人の彼に多くの光を当てるのは焦点をかなりぼかしている。彼がこのときに軍人として政治家として何をしたかだけで十分だった。 当時の軍人幹部の暴走に関しては、徹底した神国日本の軍人としての教育を受けていたので、このようなことが起きるのは仕方がない。しかしそのような部分が劇中で説明されていないし、若手軍人の人物像の掘り下げが浅い。 阿南にしてもそれは同様で、彼の本当の目的が何だったのか、もっとはっきりと描いていても良かったかな。ソ連を終戦工作に使おうと思っていた派閥があったとか、もっと終戦工作の内情をしっかりとわかりやすく描いて欲しい。 全体として原作ありき、歴史の知識ありきというのが前提になっているようで、この作品を単体で観ただけでは深い理解には至らない。複雑な事情を描くには2時間でも不足だっただろうか。そして終戦間近の日本政府の舞台裏・阿南の軍人と政治家としての行動・阿南の人格と家庭という三つ、これを無理に詰め込みすぎたことがより散漫になった原因だろう。追記(2016. 8/14)『日本のいちばん長い日』(1967年)の原版を観た。こちらのほうが家庭人としての阿南大将を描くことなく、軍人・政治家としての彼のみを描いていて焦点が絞れている。物語としては原版のほうが上。 " + }, + { + "date": "2016-01-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n 70年前は、日本もどこかの国と変わらない悪い事をしていたんだなと、あらためて思いました。昭和天皇を本木雅弘がとても上手く演じきっていて素晴らしいものでした。役所広司、松坂桃李も熱い迫力ある演技を見せていました。 " + }, + { + "date": "2015-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった(^^;;\n 国の存亡に関わる大きな変化が起こる時、こんな風になるのかな。と感じました。平和な日が続きますように(^.^) 平和ボケしませんように。。(^^;; " + }, + { + "date": "2015-11-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "「日本のいちばん長い日」を観て・・\n 昭和20年8月14日から15日にかけての天皇を中心とした政府の上層部の慌ただしい動きと、宮城事件を克明に原作から映画にした。2.26事件を思わせる青年将校たちの血気盛んな行動。既に日本は広島と長崎に原爆を落とされ、ソ連も対日参戦していた。本土決戦を諦め、ポツダム宣言を受け入れ、無条件降伏することを御前会議で決めていた。映画では、鈴木貫太郎首相、阿南陸軍大臣、昭和天皇が何を延べ、どんな気持ちだったか詳細に語られている。また畑中陸軍少佐を中心とした反乱軍がどのような動きをしたか、玉音放送のレコード盤を巡って、ラジオ放送局と宮内庁がどう対応したか詳細にしている。個人的には役所広司が演じた阿南陸軍大臣の切腹シーンが印象に残った・・ " + }, + { + "date": "2015-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んだほうがいいと思います。\n 内容はスピードもあって割と面白くあまり退屈にはならないと思います。私は原作をかじった程度だったのっですが、多分をもう少ししっかりと読んだほうがわかりやすかったのかもしれません。ただ、読まなくても退屈しないと思います。 " + }, + { + "date": "2015-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "リアルタイムサスペンスのような緊張感。日本の未来を命懸けで築いた人々の物語\n 原田眞人監督の作品はとにかくテンポが早い。観客に優しく一から十まで物語の背景を教えてなどくれない。今回の作品も、1967年の岡本喜八版よりも前の時系列から物語が始まるにも関わらず、上映時間は21分も短い。自分は岡本喜八版やテレビ番組等で話の流れをある程度知っていたから良かったが、要求される知識はやや高め。あろうことか8/6, 9, 15 が何の日だか分からないという方などは、本作の持つ緊張感を半分も味わえないどころか、映画の内容すら半分も理解できないかもしれない。..岡本喜八版もドキュメンタリックで臨場感を感じる作風だったが、今回はその臨場感が更に増していると感じた。まるでその時代・その場所にカメラを設置して撮り下ろしたかのような、生っぽく荒々しい感覚を覚える瞬間が幾度もあった。この臨場感、緊張感が最後まで途切れない。終盤、阿南が自宅に戻ってからの描写がクーデターの緊張感を削いでしまったきらいはあるし、ラストシーンにももう少し余韻が欲しかったと思うが、徹頭徹尾サスペンスフルで、なおかつこちらの心を強く動かすドラマもある。総じて、素晴らしい出来だった。..敗色濃厚な状況に、もはや本土決戦しか頭にない軍部の過激派たち。「“神国日本”が負ける筈がないし負けて良い筈がない」という思いが彼らにはあったのだろうし、このまま降伏し生き延びては、戦死した多くの仲間達に申し訳が立たないという気持ちも強くあったのだろう。だが、それを女子供含めた全国民に強要する姿勢はおかしい。2度の原爆投下の後でも「国民2000万人を特攻させれば勝機はまだある」という意見があったなど、僕に言わせれば完全に狂っている。若手将校達が起こしたクーデターの顛末を描く部分はまるでリアルタイムサスペンスのようなヒリヒリとした緊張感。松坂桃季演じる畑中が遂に凶行に及んだあの場面では、「ああいよいよ一線を越えてしまった」と思わず溜め息が漏れた。松坂桃季のあの目が良い。クーデターが進むに連れ、だんだんと彼の目は、焦点が周囲のどこにも定まらない、暗く遠く余裕のない目付きになっていく。役者の名前を出した所で、印象的だった他の役柄2つについても書いておく。刃先を渡るような役回りを全うした阿南陸軍大臣。岡本喜八版で阿南という人物とその最期を知った僕は、彼の『暇乞い』の場面辺りからずっと涙を堪えていた。かつて三船敏郎が演じた阿南は、軍人然とした強硬な態度の裏に戦争終結や部下への想いが滲む所が妙味だったが、今回役所広司が演じる阿南は家庭的な面がより強調されている。娘の結婚にまつわるエピソードや次男の戦死に関するエピソードも掘り下げられ、日本の未来を憂う彼の姿がより人間味ある形で胸に迫る。末期の酒の席、共に自刃したいと申し出る若い部下の頬を叩く優しさに泣いた。本木雅弘が演じたのは、これまで日本映画ではっきりとした役柄としては演じられてこなかった昭和天皇。まるでひとり異なる時間軸を生きるような雰囲気。しなやかで理性的な、不思議な声音が印象的。ヒメジョオンやサザエで状況を例える知性に、阿南の娘の結婚式について尋ねる場面等の細やかな心遣い。「いかになろうと国民の生命を守りたい」という言葉にも一片の翳りも無い、慈愛と高潔さに満ちた人物だった。..日本の未来を、文字通りの命懸けで救おうとした人々。昭和天皇の国民への想いと、二度に渡る捨て身の“御聖断”。阿南大臣が繰り広げた、まさしく『綱渡り』な駆け引きの数々。鈴木首相の、飄々としながらもしたたかで毅然とした舵取り。自他国を刺激せぬよう一言一句まで議論された玉音放送の原文。その玉音放送の原盤を最後まで隠し通した宮内省の侍従たち。クーデターを1分1秒でも遅らせようとして殺された将校。恐怖に屈せず軍部の放送を固辞した放送局局員たち。大小異なるこれらの歯車が唯のひとつでも狂っていれば、今の日本はまるで異なる姿になっていたかもしれない。歴史というのは単に教科書に書かれた文字の羅列ではなく、小さな個人の行動で積み上げ築き上げられてきたものであると、改めて感じた。..武器を持たず戦わない事を選んだかつての日本。日本が現在に至るまで、厳密な意味で武力を持たずその姿勢を守ってきたとは言えないが、70年もの長きに渡り、まがりなりにもその高潔な理想論を貫いてきた事を、僕は素直に凄いと思う。核兵器や殺し合うことの恐ろしさ悲しさを経験談として、そして武器を持たないという実行動として世界に示せる国であり続けた事を、僕は素直に凄いと思う。草ひとつ生えないほどに焼き尽くされ、信仰するものさえ根こそぎさらい取られたのに、それでもいたずらに暴力に走らず、半世紀足らずで世界の最先進に上り詰めるほどの復活を遂げたこの国を、僕は誇りに思う。そして、乞い願わくば、これからもそう思える国であり続けて欲しい。<2015.08.22鑑賞>....仕事に忙殺されて今までレビューも書き上がらなかったが、その合間、2015/09/18に安保法案が可決された。ここで自分の考えを詳しく述べるのは避けるが、かつて「一切の武器を棄てる」という決断が為された理由をこのタイミングで振り返ることは極めて重要だ。相手に拳を振るえるようになるということは、相手に拳を振るう口実を与えることにもつながる。政においては今まで以上に慎重に親密に外交を行う努力を怠らないでほしいし(国会の様子を見る限り、慎重さについては期待できそうもないが)、個人的にも他国の人々の考え方を理解する努力をしなければと感じる。 " + }, + { + "date": "2015-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "作り手と役者の誠実さ\n この阿南が、真実の阿南かどうかは別として、画面から作り手と役者の「誠実さ」が伝わってくる。とくに昭和天皇を演じる本木からは、半端な演技はできない緊張に気高さが備わっていて、映画をギュッとしめつける存在であり続けた。 " + }, + { + "date": "2015-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人も、外国の方も見て欲しい\n このような過程を経て終戦が遂げられたこと、日本人はもちろん、外国の方にも見て、知って欲しい、歴史の一コマです。但し、阿南陸相の切腹シーンは外国の方には理解不能でしょうし、日本人の自分にも、長くて目を背けたいほどなので、むしろ淡々と死が表現されたほうが良かったかなあと。いずれにしても、このような邦画の力作が次々に制作されれば嬉しいのですが。 " + }, + { + "date": "2015-09-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "オリジナルを改悪した愚策\n 歴史修正しようとして失敗した映画。右派も喜ばんよ。 " + }, + { + "date": "2015-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今こそ戦争を振り返る時\n 岡本喜八監督verは未だに見たことありません。しかし、このいろんな情報が錯綜し自分で取捨選択できる時代に生きる者として、戦争を知らずに育った世代として観るべき映画であると思います。授業で教わった昭和天皇の御言葉が国民に届くまでここまで紆余曲折があったことすら知りませんでした。ただ、このときがあったから今の日本があるのでしょうね。今の自分が言えるのは、当時の英霊になられた方々は今をどう感じてらっしゃるのでしょうね?そのうち聞いてみたいと思います。 " + }, + { + "date": "2015-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今、日本人が観るべき作品\n 67版は観てないので、戦前戦後を描いたドラマや映画は多くあれど、あのラジオ放送がここまで、切迫緊迫した中での録音とは知りませんでした。今現在、集団的自衛権の問題がある中、日本人として歴史を繰り返さない為にも把握しとくべき歴史と感じました。有名俳優さんのカメオ出演などでのエンタメ要素もありましたが、俳優陣の切迫した演技に引き込まれました〜☆4.3 " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "現代劇風の作風にはちょっと違和感が\n  「一番長い日」というのは8月14日から15日の正午の玉音放送までの24時間の日本の運命を変えた一日のドラマが描かれたものと解釈しているが、この映画は、敗戦を決意し天皇の肉声による玉音放送盤を録音するところから反乱軍から守り抜き放送に至った部分がやけにあっさりしすぎている。それに比べ、15日明けの切腹シーンを含めて阿南家の部分は蛇足でビデオだったら早送りしたいと思うシーンが多くて、フォーカスの当て方が期待外れだった。ホームドラマ目線ならばテレビでやってくれれば良いが、お金払って見に行くほどの価値があるかは良くわからない。将校たちが今どきのプロスポーツの物語的にしか思えない。もっとヤクザ映画的なギラギラ感がタメの演技があっても面白かったと思う。あと、字幕で肩書・名称の説明が一切無いのであらかじめ基本知識を入れておかないと置いてきぼりにされると思う。 しばらくたってふと思ったのは、現代の日本で、憲法9条があるから平和を保てると声高に叫びデモを行う若者と、その真逆である戦前の神国日本。神風神話を唱えた当時の若い将校と何かベクトルが同じに思えてきた。要するに海外の情勢、趨勢を客観的に見ることなく、これこそが唯一の灯台の灯と思いこんで突き進む視野狭窄に陥った人らのことで、それが日本国民の習性なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2015-09-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣の演技は圧巻\n 演出は物足りないが事実に基づいたことなのである程度は止む無しでしょうか。主要な役者陣の演技と独特の映像感は引き込まれました。 " + }, + { + "date": "2015-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦争終結の難しさ\n まさにそれを物語っている作品。阿南陸軍大臣という人物も知らなかったがこれをきっかけに知ることができた。戦争を客観的に見ることが出来ていた上の人たちに対して、その場その場で勝つための指導を受けていた部下たち。互いの思いも理解できるのだが、その板挟みになっていた阿南陸軍大臣の苦労、そして若い少佐の覚悟。ここに戦争終結の難しさがある。この宮城事件を知らなかった自分が恥ずかしく思いました。2時間半弱もあっという間に感じた。この戦後70年を機に見れてよかった。 " + }, + { + "date": "2015-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "始めてしまった戦争は……終われない\n 本作で描かれるのは、太平洋戦争最後の戦時内閣、鈴木首相就任から、終戦の詔書が放送される8月15日まで、を描くものです。もうすでに、勝てる見込みのなくなった戦争を指導していた人物たち、大本営や、内閣、そして天皇の言動に至るまでを克明に描こうとします。ただ、136分の中で、これらを描くには、どうしても駆け足でストーリーを追いかけざるを得ないなぁ~、というのが率直な感想です。できれば、事前に原作なり、あるいは太平洋戦争のドキュメンタリーなどで、今一度予習していったほうが理解は深まります。本作でのキーパーソン、鈴木貫太郎首相は、連合艦隊司令長官も務めた、バリバリの海軍軍人出身の政治家です。その後、天皇のお世話をする侍従長を務めます。ところが二・二六事件の夜、自宅に押し入ってきた青年将校たちから、5発の銃弾を撃ち込まれるんですね。このとき奥さんが「お願いですから、トドメは刺さないでください」と懇願します。青年将校たちも「いずれ鈴木は死ぬ。とどめは残酷だから止せ!」この奥さんのとっさの機転で、鈴木貫太郎は奇跡的に一命を取り留めます。過激な軍人から命を狙われた、その鈴木貫太郎は、昭和天皇のお気に入りでもあったようです。終戦間際、実質、戦争を終わらせるための内閣が組まれます。そのとき、わざわざ昭和天皇が指名したのが鈴木貫太郎でした。鈴木はいったんは丁寧に断ります。それはそうでしょう。77歳という高齢。おまけに、かつて5発の銃弾を受けた、ボロボロの体です。体力的にも不安がある。そんな鈴木に昭和天皇は「頼むから、どうか、曲げて承知してもらいたい」と言葉をかけました。昭和天皇、直々の強い要請に、鈴木は覚悟を決めたのでしょう。軍人出身とはいえ、映画を見る限りでは、鈴木貫太郎は、大本営や、陸軍、海軍、の硬直した思考パターンに辟易していたようです。あるシーンで彼が受話器を持って放ったセリフ「軍とはこういうところなのです!!」彼はいったん軍を離れ侍従長として、外から客観的に軍を見る目を持っていたようです。映画では、硬直した思考パターンしか持たない、大本営の参謀たちの暴走が描かれてゆきます。特に陸軍はその歴史に非常な誇りを持っていたようです。「栄光ある陸軍が行くところ、すべて勝ち戦さである!!」ほとんど妄想としか言いようのない「陸軍常勝神話」に彼ら自身が自家中毒に陥っていたようです。ですから、彼らにとって、「無条件降伏」などもってのほか。大日本帝国の臣民は、皆が天皇の子供達なのですから、天皇のために死んでこそ本望、いざ、本土決戦、一億玉砕ダァァァ~!!とやたらと威勢がいい。女学生たちが竹槍訓練をする風景も映されますが、まさに精神力があればB29など、恐るるに足らず、竹槍で一撃必殺のかまえです。ここまでくると、もう、この連中、精神病院へ放り込んだほうがいい、と僕なんかは思ってしまうんですが、実際、戦争終結直前まで、陸軍や大本営はこの調子なんですね。とくにやっかいなのが、飾緒(しょくちょ)と呼ばれるモールを吊り下げた軍人たち。参謀です。このひとたち、机の上で戦争をやっているのです。机上の作戦が失敗したと現場から報告が入ると、兵を引くときに「撤退」は軍の名誉に関わるから、「転進」などという、都合のいい言葉を発明したりします。かつて司馬遼太郎氏は「戦時中、日本国は、日本軍に”占領”されていた」と語りました。本作の原作者、半藤一利氏は、永きにわたって、その司馬遼太郎氏の編集者でありました。そのニュアンスは半藤氏に受け継がれていると思います。さて、そういったやたらと威勢のいい、血気盛んな陸軍内部。その代表、陸軍大臣として、鈴木内閣に入ったのが阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大将なのですね。彼は表向きは「徹底抗戦派」を装っております。しかし、内実は「日本に勝てる見込みなどない」ということは承知しています。この戦さをいかに「より良い条件で」終戦させるか、軟着陸させるか、それを模索していたようです。彼もまた、一時、侍従武官として、天皇陛下の近くで御仕えしていた時期があります。そのときの侍従長が鈴木貫太郎氏でありました。彼は鈴木氏の人柄に大変尊敬の念を抱いていたようです。ただ、陸軍内部のエネルギーはいつ暴発を起こすかわからない。しかし、天皇を思い、国を思えば、何としてでも軍内部を自分が説き伏せ、鈴木内閣を命がけで支えなければならない。苦渋の板挟み状態です。本作において、この実に難しい役どころを、名優、役所広司氏が熱演しております。こんな難しい役どころはおそらく、役所さんでなければ務まらないでしょう。歴史の歯車は刻々と進みます。玉音放送は実は事前に録音されたレコード盤であったこと。それを放送させてなるかと、宮城を占拠した軍部のクーデター事件があったこと。日本人でも意外に知られていないこれらの事実が、淡々と時系列を追って描かれてゆきます。最後に昭和天皇を演じた本木雅弘氏が、役の存在感に押しつぶされずに、神々しく演じきったことに感嘆いたしました。なお参考までに、この戦争末期の天皇や軍部を描いた作品として、イッセー尾形氏が、生き写しのように昭和天皇を演じきった傑作、アレクサンドル・ソクーロフ監督の「太陽」、また、「終戦のエンペラー」もあわせて鑑賞してみてはいかがでしょうか。 " + }, + { + "date": "2015-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "『日本のいちばん長い日』\n 天皇を守り軍司中に逆らう方いて、中止なのに玉音放送、強制して天皇の放送流した。その間軍司の兵士たちは、自決して腹切り命令通らない負けたと、覚悟してポツダム宣言交わして…。終戦でした。其まで日本は、本当に長い長い戦争してやっと平和が、訪れた。《8月15日終戦記念》日本は、負けてよかったです。被害沢山出ましたが、陸軍。海軍。空軍の方。安らかにって思います。 " + }, + { + "date": "2015-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かなり重たい作品。 阿南さんの辛さ、悲しさ、葛藤、、、運命 今の若...\n かなり重たい作品。阿南さんの辛さ、悲しさ、葛藤、、、運命今の若者に観て欲しいキャスティングも演技も素晴らしい今の時代と真反対の考え方にあって、その当時の日本を終戦させるとんでもない大変な出来事。現在事実上日本史において一番の分岐点、偉業と云えるどんな時代でも家族、仲間を思う気持ちは同じ、いやむしろ当時の方が強いのではないか?と、、、今生かせてもらっている僕らは一生懸命生きなければと思う軍事力に頼らない前提の国体護持の精神は見習うべき " + }, + { + "date": "2015-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良作\n 終戦及び玉音放送までの1日を描いた作品。リメイク版になりますが阿南陸軍大臣の家族の話にも焦点を当てているのが違いか。淡々と記録映画のような前作よりは取っつきやすかった。とは言え鈴木首相は耳が遠かった?ちょっとギャグっぽくなってました。日本人なら8月15日に何があったのか知っておくのは良いことと思います。そのための格好の映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久々\n 見応えのある邦画に満足 " + }, + { + "date": "2015-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "勉強になる\n 玉音放送=終戦のお知らせとしか習わなかった自分たちのような若い世代が今見るべき映画。そしてそれだけの理解で通ってしまっていることが悲しい。現代の学校教育は入試の為の授業ばかりで近代史は年表でさらっと学ぶだけ。本編では、情勢や政府内部の話が中心となるため、戦争映画という分類よりは歴史映画。空襲、特攻etc..そういった作品だと若者も共感しやすいのかもしれないが、本作は流し見していたら全く分からなくなる。そのため、現段階では、歴史に興味のある人にしか評価の得られない作品なのかもしれない。しかし、将来、多くの若者がこの映画に触れる日が来ればいいと思う。 " + }, + { + "date": "2015-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技バトル!\n とにかく配役が素晴らしい。名のある俳優を並べさえすれば集客できると考えている映画制作が多い中、よくぞこれほどのハマる俳優陣を揃えたものだ。時代物が陥りやすい穴は俳優の姿、演技がヒステリックなほど誇張される事である。その轍を踏まず、作品のための俳優・演技を追求した手腕に脱帽。時代考証に乗っ取り難解になりがちなセリフがあり、さらに膨大な情報量による複雑な構成でもあったが、俳優たちの演技のテンションに乗せられ、最後まで緊迫感を失わずしっかり楽しめた。 " + }, + { + "date": "2015-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "生き方を選択できるありがたさ。\n 多少の予備知識はあった方がいいかもしれませんが、そんなに近代史に詳しくない自分でもストーリーに入ることができました。今のような時代だからこそ、観るべき作品なのではないでしょうか。また、個人的には組織による意思決定の難しさを理解できる大人向けかとも感じました。もちろん国民全体の将来がかかった大事な局面を身近な場面と並べるわけではありませんが。全体としては終戦間際の日本の中心を卑下し過ぎることなく、美化し過ぎることなく描いている良作だと思います。また、時々鳴り響く戦闘機のエンジン音は作品に緊張感を与える役割を果たしており、緩慢になりがちな画面によいアクセントを加えています。 月並みな表現ではありますがどんな時代、状況であれ誰にでも家族があり、子供や孫を想う気持ちは同じであり、平和な時代に生きる私達はもっと一生懸命に生きなくてはならないと思わせてくれました。映画を観る前に少し悩んでいた自分を恥ずかしく思いました。 自分がやりたいと思ったことを自由に選択できる日本の現代にありがたさを感じつつ、少しでも日本の子供達が住みやすい国になるよう、明日からまた頑張りたいと思いました。どうもありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2015-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "史実\n 著書などの史実どおりな感じで実際の映像として観れたので勉強になったなとおもいます。役所広司、本木雅弘の役ははまってた " + }, + { + "date": "2015-09-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "何か新しい感情が生まれる映画ではない。\n 演者の感情が伝わってこないってことが、自分が戦後生まれなんだな。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "二番煎じか。\n 前作が時間経過を通し誰がどう動いたか?を良く描いていただけにプレッシャーを感じていたのでしょうが、阿南さんや首相の家族のエピソードや監督らしい個人的には馴染めないギャグなど監督の視点が前作と違いあやふや、若しくは日本の運命よりは家族、個人の方に向き過ぎていて、作品自体、荷が重たかったのか、前作と違いを意識し過ぎたのかと思いました。見に来る人は歴史的な事柄を知ってるだろうからと言うような甘えも有るのかとも思いました。前作で死神博士が演じていた、過激派右翼が何の説明もなく飛び出してきてそのままとか。映画の題名を変えても良かったと思います。撮影、照明、美術が良かってもフォロー出来ないですね。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "歴史の勉強\n 戦後70年ということで、勉強のため観賞。阿南陸軍大臣の切腹の理由を初めて知りました。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ずっしり。\n 徹夜明けだけど、眠気も感じないくらいどっぷりとハマりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のハイライト\n できれば当時の世界情勢を予習してから鑑賞をお勧めします。アメリカ、天皇陛下、海軍、陸軍、鈴木など各々の事情と思惑が交錯したまさに日本の歴史のハイライトです。ある方もおっしゃってましたが、当時の参考文献があまりなくとても難しい事だと思いますが、日本史は縄文人が何を食べていたか教えるよりも、この辺りの歴史をもっと詳しく子どもたちに教えるべきだと強く思います。日本という国が滅亡に瀕したのはおそらく後にも先にもこれが最初で最後だからです。今日本は国防の問題で揺れていますが、右翼とか左翼ではなく、彼らが文字通り命を賭して守りたかった日本国をこれからも末永く繁栄させるためにはどうすればいいか、私たちにもう一度考えさせられるとてもいい映画だと思います。個人的に阿南陸軍大臣の役所広司さんの演技がとても引き込まれました。さすがベテラン俳優という演技です。本木雅弘さんも天皇陛下を演じるというプレッシャーは想像を絶するものがあると思いますが、国民や部下を想う気持ちがとてもよく現れていてとても良かったです。見せ方の上手さもあるので上映時間の長さもあまり感じさせませんでした、 " + }, + { + "date": "2015-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "千代に八千代に\n きっとこのてのアップは皆さんが最も目を伏せたい、いや回答を出すことも敬遠し、できれば避けて通りたい話題なんだろうなって思います。でも今、自分なりの答えは持ってないといけない戦後70年談話にも通じる自身のアイデンティティ。万一、本土決戦となってたら私たちは今この世にはほぼ存在しなかったという事。先人の多くの命と引換に私たちの今ある命があって、だからこそ日々私たちは命の炎を燃えたぎらせて未来の子供たちにバトンを繋ぎ、生きて生きて生きてこの国の繁栄に各人が尽くさなければ英霊は絶対に報われない。「千代に八千代に」世界に誇れる素晴らしい国歌をもつ我々はその胸この心を勲章にしていきましょう。 " + }, + { + "date": "2015-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "様々な間違いの解釈に 気づかせてもらった映画。\n 戦後生まれの僕たちは、戦争のことをいろんな情報が交錯して、時に間違った解釈をしていることが多い。だから戦後70年の節目に、このような映画が上映されるのは、とても意義のあることだ。子供の頃先生から、日本は戦争犯罪国だから無条件降伏したのだと教えられたことがある。また、ポツダムの受諾をさっさとしなかったから、広島や長崎に原爆が落とされたのだと勝手に思っていた。けどこの映画で、たくさんの間違いに気づいた。戦争を強行的に終わらせようとした米国が、原爆での無差別爆撃を行い、ソ連までを利用して、日本をとことん追い込んでいった。それは狂気にみちた戦略だった。そこまでされて、昭和天皇が終結の意思をもっても、内部はまだ揉めている。おのおののエゴのぶつかり合いで、どんどん時間が過ぎてゆき、本土決戦の恐怖に怯えながらも、普通の人が亡くなっていく。あっけない開戦だけど、負ける状態で終わらせることが、こんなにも難しく、犠牲を伴うことだったなんて。そしてあの晩、陸軍のクーデターが成功していたらと思うとぞっとする。もう一つ原爆が落とされていたかもしれないし、ソ連に北海道を制圧されたかもしれない。今の日本はなかったかもしれない。戦争をきれいに終わらせるために、様々な男たちの美学があり、今の平和に繋がっていることを知った。山崎さんの鈴木内閣総理大臣は素晴らしかった。戦争を終わらせるためだけに組閣された、最高齢の総理大臣。したたかに振る舞う、日本の命運を担う政治家を、時にユーモラスに時に凛と描き深みを与えた。役所さん演じる阿南陸軍大臣も圧巻だった天皇陛下のご意思と煮えたぎるような陸軍将校達の狭間で、苦悩しながらも真の太い人物像が見事だった。そして本木さんの昭和天皇。この映画のほとんどを支配しているのは、慈愛に溢れた天皇像だった。戦争への痛恨を背負い、平和的降伏への決断。決して神ではなく、人間としての葛藤を描いた。彼が踏み込んだチャレンジブルな佇まいは、初めて天皇陛下をリアリティを感じた。歴史に残る名演だと思う。映像とストーリーがスタイリッシュでスリリング。この長い尺で登場人物の多い中、全く飽きさせない静と動のコントラストにとてつもない演出のチカラを感じた。玉音放送後の日本を描かなかったのも、テーマが明確になった。決して風化させてはいけない歴史の壮絶なドラマが、1秒1秒に刻まれている。若い人たちが安全保障関連法案反対に立ち上がった今、そんな未来を担う人たちに、観て欲しいと切に想う。 " + }, + { + "date": "2015-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "1日ではなく、2日?\n 緊迫した昭和史の一面だった。たぶん、これ以上早くても遅くても、また、違った日本になったんだろう…。年齢層はさすがに高かった。そして、大本営とか、組織的な位置付けの説明があった方が良かったのでは?ただ、1日ではなく、2日を描いてなかろうか? " + }, + { + "date": "2015-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい‼︎\n 『日本のいちばん長い日』を観る。終戦までの過程、終戦の日の玉音放送を阻止しようと決起した陸軍将校を内容とした半藤一利による傑作を映画化。ここまで完璧なまでに映画化されてしまうと、これ以上の邦画の戦争映画は無くなってしまう。半分諦めていたが、映画館で観れて良かった。内容もさることながら、キャストが完璧すぎる。特に鈴木貫太郎首相を演じる山崎努と昭和天皇を演じる本木雅弘が完璧すぎる。したたかな老人と国民を労わる陛下の像が完璧なまでに表現されている。実際に書籍と写真でしか触れていないのに、ピッタリすぎるってどういうことだ。話の内容自体、かなり重々しいのだが、おかしいくらいに話が軽快に進む。内閣、陸軍、阿南大将と場面が色々と切り替わるのに、見事な編集をしてくれている。何から何まで、見事!としか言いようがない。 " + }, + { + "date": "2015-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "語り継ぐべき史実\n 予備知識なく観賞しました見て良かったですポツダム宣言受諾の裏側にこんな歴史があった事に驚きましたポツダム宣言を受諾するしか日本に道はなかったのだろうと思っていましたが、まさか玉音放送ギリギリまで反乱軍がいたとは…70年前の夏、本土決戦をしていたなら今日の日本は無かったかもしれませんまた、昭和天皇のお人柄には胸が熱くなりました映画自体は予備知識がないとやや難解です少し勉強してから観れば良かったと後悔しましたが、後からでも学べますこれから第二次世界大戦や昭和天皇について調べてみたいと思いました " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "今こそ考える。\n タイトルに相応しく上映時間も長かったが、聊かの緩慢もなく、 ピリピリとした御前会議とその後のクーデターが描かれていく。 戦争の悲劇そのものが映像化されてはいないが、原爆投下後も 未だ治まらない徹底抗戦の考え方にかなりイライラさせられた。 やはり特筆は、前作では描かれなかった昭和天皇真意の御姿で、 国民を守らんとする御言葉に涙が溢れた。もしも原爆投下前に このような聖断が為されていれば、多くの国民が犠牲にならず に済んだ。戦後生まれで市井の庶民である私のような人間が まず思うことはもうこれ以上の犠牲を出さないでくれ、日本が 無くなってしまうからとギリギリの淵に立たされた気分だった。 つい先日鑑賞した沖縄戦が描かれた作品でも、国民は日本軍が 連戦連勝だと、米国相手に勝利していると信じ込まされていた。 玉音放送が戦勝報告だと思っていた国民さえ当時はいたと聞く。 その裏ではとんでもないこんなやりとりが為されていたことを、 その後ノンフィクションとして知った人々は当時どんな思いで 原作や映画を観たのだろうと考えてしまった。しかし、本当に 本土決戦なんていうことにならなくて良かった。戦後70年を 何とか無事に迎えられたのはこの時の降伏があってこそなのだ。 軍部の在り方や同胞を想う気持ちは分かるが国一斉に自爆して 何が報われるというのか、昨今のテロのような恐ろしさが募る。 事実は事実として冷静に受け止めて歩み出そうとする本分こそ 日本人特有の忍耐力と創造力を合わせ持つ国民性なのだと思う。 俳優陣の熱演は凄まじくそれぞれの立場で苦悩をしっかり演じ、 最後の最後まで尽力した鈴木と阿南、暴徒と化した畑中の怒り など見所は満載、しかし自身は冒頭からラストまでの間ずっと、 早く終わってくれ!と胸中で手を合わせて観てしまうのだった。(今こそ考える作品。日本の戦争の歴史と今後はどうあるべきか) " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n ストーリーは近衛師団による玉音放送前夜のクーデターをクライマックスに、陸軍を中心とする徹底抗戦派と和平工作に動く鈴木内閣との攻防、さらにその狭間で板挟みになる阿南陸軍大臣の苦悩が緊迫感を持って描かれてゆく。東京の焼け野原などのCGはさすがに厳しいと思ったが、邦画の少ない予算の中ではよく出来ていた方だと思う。残念なのは、クーデターシーンに挟まれるコント的なカット。アクション映画などにはよく挿入されたりするが、この作品に関して言えば、緊張感を削ぐようなシーンはいらなかったと思う。制作者側にはそういう意図はなかったのかもしれないが、どこかバランスの悪さを感じた。昭和天皇を演じた本木雅弘がけっこうよかった。天皇陛下の演技はこの作品の出来を大きく左右するだけに、このキャスティングは絶妙だったと思う(もちろん役所広司も山崎努よかった)。 " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本人として\n 日本のいちばん長い夏を観るか、野火を観るか悩みグロすぎるのは苦手ででもこの夏どちらかは見ねばと思い日本のいちばん長い日を鑑賞。終始なぜ陸軍はこれだけ明確に敗戦決定なのに、クーデターを起こしてまで決起したがるのか理解できずイラっとした。歴史が経過した今だから、傍観者だからそう思えるだけで、もし自分が当事者だったら状況に流されていただけかもしれない。あれだけ熱く自国を思いやれるそに思いは確かに尊敬に値するけど、やはり命の重みが今よりは軽くだからこそ、熱く散れたのかもしれない。ただ理解を超えた扇動に恐怖を若干感じた。少し間延び感が否めなかったので-4。 " + }, + { + "date": "2015-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こんな日だったんだ\n 映画を観ることしかしていなかった、永遠の0をともだちの勧めで読んだ。戦争という勝手に決められたことで運命を左右される時代に生き、死というものをかけて戦うことのすごさを感じた。その影響をうけ、予科生や特攻の思いを知らない聞けない人たちがどのように決断したのか知りたかった。たった70年しか経っていないのに、わたしにはわからない言葉や、愛国心、己に課しているものの大きさ。観て良かったと思う。この映画があることを知ったきっかけが、地元に帰って母とランチに出かけたとき。たまたま隣に映画館があって、そこからたくさんのご年配の方が出てきた。こんな時間になんの映画やろ?と思ったら、このポスター。観終わり、思うのはあの人たちはどんな想いであの映画を観たのだろう。人の精神というのは、周りの環境、メディアからの影響はとてつもないのだと改めて痛感した。 " + }, + { + "date": "2015-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感想\n 場面の切り替わりが早く、知識を多少つけていかないとついていけないように思った。ただ、これを見ていて時代をすごく感じた。当時は戦うことは国のためだと刷り込まれていて、だからこそ若者がそれに呑まれてしまったのかなと。また、本当にこれは忠実に再現されてるのかなとも思った。映画館に戦争世代の方が多く来ており、途中で帰られてる方が何人かいた。どんな想いで見ていたのかなと思った。辛くて目を背けたくなったのか、それとも真実を伝えきれていないと思ったのか。それは分からないが、私のような若い世代が真実をちゃんと理解し、後世にまで伝え続けていかないといけないと思った。 " + }, + { + "date": "2015-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時代錯誤\n 昭和生まれとして観たい映画でした。一番の違和感はやはり、昭和天皇を人間味たっぷりに描いている点。 そこだけは違うと思った。 第二に、東條英機の演出がいもすぎで感情移入ができなかった。 僕の中で主演の役所広司がどうしても山本五十六のイメージが強すぎて、阿南陸相のイメージ像をとらえられなかったのも残念だった。 前半は作り込んでいると感じたが、後半のクーデターのドタバタのシーン、例えば、松山ケンイチが出るシーンとかはわけがわからんかった。歴史のまさに変わるターニングポイントなのにあっさり描きすぎだし、庶民的な視点が欠落している。 三島由紀夫が玉音放送を不思議な感動を通り越した空白感と表現しているが、そこが全くこの映画では描かれていない。 僕はそこが観たかったのかもしれない。 終わりも映画自身が昇華しきれてない感じで尻切れ感がいらっとした。 主人公が死ぬ映画は死んだら終わりにしないとどこか、胡散臭さが漂う。 どこかに先人達の鎮魂歌の要素をさがしたが、全くない。映画としての残るものが少ない映画。あまりおすすめはしない。 " + }, + { + "date": "2015-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "登場人物が多いので、誰がどんな役職なのかを把握するのが非常に難しい...\n 登場人物が多いので、誰がどんな役職なのかを把握するのが非常に難しい。あとでwikiを見て、かなり忠実に史実を再現してる事が分かり、感心しました。 " + }, + { + "date": "2015-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか面白かったよ!\n 玉音放送の裏にこんなドラマがあったんですね。昭和天皇の人格に脱帽です。偉大でしたね。なんかこの時代いいです!激動の時代、物凄く大変なんだろうけど、いい時代ですね。熱い日本の魂を感じれる映画∑(゚Д゚)是非! " + }, + { + "date": "2015-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争を終わらせる為だけに組閣された鈴木貫太郎内閣。阿南陸軍大臣の決...\n 戦争を終わらせる為だけに組閣された鈴木貫太郎内閣。阿南陸軍大臣の決断、行動如何で、今の日本は無かったかもしれない。そんな事を思うと、非常に重要な1日だった事を改めて感じさせられます。でも、これも昭和天皇の人徳が大きかったのでしょう。日本人であれば、戦争を終わらせる為に、影でこの様な重大時が起こっていた事を知っておかなければならないでしょう。この生死を掛けた出来事を知っていれば2度と戦争への道歩んではならないと思うはずです。 " + }, + { + "date": "2015-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい作品\n 俳優の演技が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスティングは素晴らしかった\n モッくんは特に素晴らしく、役所広司も素晴らしいが、その他のキャスティングが素晴らしかった。テレビ局映画のようにオールスター集めてればいいというような姿勢でないのが素晴らしい。陛下のお言葉のひとつひとつに涙したくもなるが、もうちょっと何か欲しかった。ドラマとして考えると、天皇陛下を出さなくてもよかったんじゃないかな、と振り返って思う。ポツダム宣言勧告から玉音放送までのまさにはじまってしまった戦争と未来を見据えた国としての決着を巡るドラマとして、天皇陛下以外にフォーカスを絞った方がそのドラマをもっと盛り込めたと思った。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "終戦\n 終戦にむかって、日本人は何かしら気持ちを持っていた。その気持ちがいちばん強く出ていたのは、松坂桃李演じる陸軍将校だった。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "歴史の一部分を切り取ったかのような作品\n 今年は終戦70周年、安保法制と戦争に関する話題や番組を見る機会が増えた。戦争体験者が年々減っていく中で、私たちはそれをどのように子孫に伝えていけば良いものか?そもそも私自身がどこまで深く(正しく)考えられているものか?ただ闇雲に戦争反対を唱えているだけかも知れない。戦争に反対はしても、始まってしまった戦争を止める自信は無い。本作は戦争を止めるために費やした数ヶ月間の物語だ。それまでは“一億玉砕”を謳いイケイケの強気で押していたものが、急に終戦と云われても、青年将校たちの闘志が冷めないのも仕方がないのかもしれない。最後の一兵卒まで戦うように教育されてきて、もしその立場なら暴走する人が出て来るのもあるだろう。それは走り出した列車の先頭が急に止まるようなものだ。そんなことをすれば後続車両が暴走する。特に二、三列目の勢いが激しいだろう。それに振られて後続も脱線していく。本作が描いている「宮城事件」のことである。やはり皆、戦争の被害者と言える。本作はもしかしたら人物描写はデフォルメされているかも知れないと感じはするが、史実を基にした興味深い作品だと思う。特に戦争は一度始めたら止めることは容易ではない。それがよく分かる。然るべき人が止めてくれないことには止まらないし、止まるまでにも被害が出てしまうのだ。だからその前に戦争にならないようにしたい。この歴史から学ばなければいけない。2015年、新年のご感想で天皇陛下はこのように言われている。(間違っていたらご免なさい)「本年は終戦70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。」とても重要な方の重要な言葉だと、私は思います。始めないこと。勿論これが大切ですが、始まったことを終わらせること。それは始めることよりも難しいのだ。ということ本作を観て学びました。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "モッくんが素敵♡\n 夏だし日本人として見ておかないと!と思ってジュラシックワールドとトムクルーズを置いといて先に観たけど。言葉が難しくて私にはわからん(>_<)どこまでフィクション?本当っぽいけど。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "陸軍が馬鹿すぎませんか\n 未だ、WGIPが解けていない感じですね。原作者が海軍贔屓なので、仕方ないんでしょうが、戦争に負けた第一要因は海軍だったのに、陸軍はワガママに描かれていました。ミッドウェイ敗戦という、大戦初期で勝負がついていたのに、それを隠し、中盤戦から陸軍に無理な作戦を取らせたのは海軍だったのにです。あの状況では、降伏しか手はなかった事は、事実です。もっと早く実現すべきでした。東条英機も、石原莞爾を起用しなかった小心者の官僚ですが、あそこまで馬鹿ではなかったのでは?英米式の世界を夢見て敗戦革命を企んだ曲者米内光政が、まるで脇役だったのも解せません。また、海軍が積極的に降伏しようとしたのに、陸軍が邪魔をしたこのいやな感じは、これから資料が出てくるに従い覆されると思います。海軍では、数少ない切腹をした、大西滝治郎も、玉砕馬鹿にしか見えなかった。特攻も、空母を一週間ほど、使用不能にして、レイテ湾に戦艦大和を突入させるという、ギリギリの作戦?だったと言われています。介錯も頼まず、半日苦しんで死んだのに。また、辞世の文書は特攻馬鹿ではない事を裏付けています。さらに、史実が判明しWGIPが解けたとき、この敗戦時の物語は変わっていくと思います。いずれにしても、戦争は勝てないのならしてはいけない、やるなら勝てる戦略で実施すべき政治です。官僚化した、当時の軍部ではやってはいけなかった。誰も責任を取らないのだから。劇中の閣議が証明しています。阿南の“米内を切れ\"というセリフは入れて欲しかったですね。いいかげん、敗戦を終戦と言い換えるのはやめにしませんか! " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "知らなかった\n 8/15 玉音放送 目的を失い翻弄する日本人。昭和20年は戦争が終った。だけでは済まされなかったんですね。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和天皇\n あらためて、裕仁親王が今の日本国を導いていただいたと思わされる映画です。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画「日本のいちばん長い日」の感想\n ポツダム宣言受諾、玉音放送まで鈴木内閣の奮闘を描く作品。陸軍将校たちとのギリギリの駆け引きです。とてもスリリングで、テンポよく仕上がっています。ちょっと当時の知識が無いとついていけないかもしれません。阿南大臣は腹を切って将校の独走を止めようとし、鈴木総理は聖断を仰いだことの責任を持って辞職する。また、独走する将校は最後には自決して、反乱や自分の思いに決着をつけた。起こした出来事には批判すべきだとしても、現在日本の「責任を持って辞職する」とは一線を画するような気がします。昭和天皇が退位せず、その後の新日本の有り様に努力され続けた点からも、首を切って(辞職して)何かが解決すること、という問題について深く考えさせられる物語だったと思います。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "戦争を知らない世代に見てもらうために\n 旧作品も力作ですが、昭和天皇の描き方は、より深く親しみやすくなっています。戦争の辛さ無意味さを今の世代により印象深く伝える工夫をお願いしたく思います。ひもじく勉強したくても出来ない毎日、周りの人々が死んでいく痛ましさ、大人や国や軍隊への疑問を、学童目線で捉えた描写があれば広がりが出たと思います。しかし前回使えた建物も近代美術館に建て替えられた今、映像で戦争を伝える困難さを見事に克服した立派な作品でした。賞の獲得を楽しみにしています。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "誰が戦争を終結させたのか?\n 天皇か、内閣か、アメリカか、ソ連か?今、開戦を止めることができるのは誰か?いつまでも戦後が続くことを願いながら見ました。The Emperor in August邦題の「日本のいちばん長い日」より、副題のこちらに近い内容。 " + }, + { + "date": "2015-08-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルと内容が一致してない\n いろいろと盛り込み過ぎて実際の「いちばん長い日」が長くない。この物語は事実をもとにしたフィクションです。の注釈が付きますよね? " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予備知識なく見ました\n 戦争について何の知識もない者ですが、気になって映画館に足を運びました。戦争映画と言うと、最前線の生死をかけた残酷な戦い、あるいは一人の人生ドラマとして見る機会はありましたが、こうした終戦の時の国の動きを具体的に見たのは初めてでした。政府ではどのような議論がなされ、天皇は何を考えていたのか、ただそれを知るために、見る価値のある映画だと思います。強く感じたのは、やはり戦争は政治なんだということです。始めるにも終わるにも、安全な場所での机上の議論及び手続き、限られた人の思惑がある。そう考えると、なんだか一国民として恐ろしくなります。仮に天皇の聖断なく、2000万の特攻によりこの戦いに日本が勝ったとして、日本は何か得られたのか。そのために失った貴重で優秀な人材は国力の低下には繋がらないのか。今の日本の復興は、聖断による敗戦あってのものかもしれません。平和に感謝します。 " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お勉強させて頂きました\n 太平洋戦争中の日本軍の映画は、約1年半ぶりこれは、歴史勉強映画ではなくサスペンス映画だ!と特集で宣伝されているのを、見終えた後に気付いたのですが、反して個人的には、サスペンスというより歴史ドキュメンタリーのように感じるほどエンタメを排し、リアリティ、臨場感溢れる作品でした。ポツダム宣言受諾という歴史的決断の背景にあった、日本を背負い指揮する人々の一挙手一投足、熱い想い教科書の中でしか知り得なかったことが、少しづつ立体的にこの時代の事をイメージ出来た気がします。ドンパチを期待する人の期待には添えない作品ですが、邦画らしい人々の感情・心情表現を重んじた素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "わからなかった\n 何が何だかよくわからなかった。しかし、ポツダム宣言受諾されるまでにいろんなことがあったんだなぁ。って歴史の勉強になりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n 歴史観や戦争の是非、あの時代の人々の生き方は別にして 俳優陣が頑張ってるなあと感じました。 個人的には戸田恵梨香が出ていて嬉しかったです。 " + }, + { + "date": "2015-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "忠のありよう\n あえて旧作とは比べない。ただ、あの頃にはまだ戦争体験者が多くいた。そのために旧作に必要だったのは、まずは「あの時に何があったのか」だ。そして戦後70年が過ぎた今となっては、知りたいのは「あの時に誰が何をしたのか」だ。だから監督のアプローチは間違ってはいない。いないが、それが『金融腐食列島』や『突入せよ!あさま山荘』や『クライマーズ・ハイ』等でやった「組織(歴史込み)と個人」の展開で落とし込まれたせいで、ある重要な要素があやふやになってしまった。その要素は“忠”だ。“忠”は愛とは違う。愛は見返りがもらえる。それが他からみれば身勝手な自己満足でも愛は見返りがある。“忠”は見返りを求めない。見返りを求めずに“忠”の中心に全てを奉げる。自分の命さえもだ。そして自己満足すら感じてしまうと、その“忠”は無くなってしまうほど厳しい要素が“忠”だ。あの頃のエリートが持っていて当然で、無ければ軽蔑されるのは当たり前なのが“忠”なのだ。それが、無くなりつつある現在では映画での鈴木、阿南、以外のキャラが身勝手にみえてしまう弱点がこれにはある。監督もそれはわかっていて、だからこそ楠木正成の挿話を映画に入れている。鈴木や阿南を中心に「忠のありよう」を通して終戦という歴史的事実を描いている。のだが、やはり一側面を強調しすぎたせいで他が矮小化されすぎた。そのために……わかりやすいが、奥行きが足りない。それでも映画としては見ごたえはあるし、決して不満な出来でもない。それにこの種のドラマで画期的な場面をやっている。それはラストのひとりでたたずむ天皇の姿だ。“忠”の中心である天皇は中心であるがゆえに“忠”の束縛を受けずに国民と国土の未来ための決断ができた。しかし、そのために何を失ったのか。「ひとりになってしまった」ふつうの映画ではありきたりの場面だが、それを天皇で描写したのが画期的だった。今まではありえなかったからだ。それも70年の月日なのだろう。 " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "若い将校陣が映画を壊している\n  私は「歴史」映画が苦手だ。歴史を知らないから、描かれていることについていけない。軍人が出てくるのも苦手だ。軍服をきているから、ひとの区別がつかない。今回のように出てくるのが「日本軍」だけだと、なおのこと区別がつかない。海軍と陸軍は制服が違うから区別がつくが、登場するのはもっぱら陸軍。役所広司以外は、だれがだれだかわからない。 昭和天皇というのは、ほんとうにこの映画に描かれているような立派なひとだったのかどうか、よくわからない。天皇に関して、ひとつ感心したのは、「天皇陛下ばんざい」という戦争映画に特有の「声」がなかったこと。ここに、もしかすると原田眞人監督の深い「意図」があるかもしれない。私は原田の作品を熱心に見ているわけではないので、この点ははっきりとはわからないが、見終わって、ほおおおっと思った。途中で「陛下」だったか「天皇」だったかという「ことば」が発せられるたびに軍人たちがすっと背筋をのばす。その時の制服のこすれる音を再現しているくらいだから、きっと「天皇陛下ばんざい」という「声」だけは出すまいと意識しているのだろう。 そういうことと関係があると思うのだが、この映画は「ことば」にこだわっている。「ことば」にこだわっている部分をていねいに描いている。天皇が「動物学」と「畜産学」の違いを言ったり、「さざえ」の「比喩」を叱ったり、さらには宮内庁の職員が文書館へ「行く」と言うか「戻る」と言うかで工夫するところなど、なかなかおもしろい。こういうこだわりが、ポツダム宣言をどう訳するか、あるいは最後の天皇の終戦宣言(?)の文言を調整するところにしっかり結びついている。また、切腹した役所広司に向かって、妻がせつせつと次男が戦死したときの状況を「ことば」で再現するところにつながっていく。「どんどん行け」という父親の「ことば」を次男が引き継いでいたというところなど、なかなかおもしろい。 ただし、このおもしろさは、やっぱり「小説」(文学)のものであって、映画そのもののおもしろさとは違うなあ。小説(原作)の方がおもしろいだろうなあ、と感じさせる映画である。 何が足りないか、何が映画として問題かというと、この映画の隠れた主役(?)であるクーデターをもくろむ陸軍将校たちに「肉体の緊迫感」がなこと。これが映画を壊している。観客を(私を、と言い換えた方がいいのかもしれないが)引き込む「熱狂」がない。どうしてもクーデターを起こし、最後まで戦いたいという狂気のようなものが伝わってこない。「俺はクーデターを起こそうとする人間を演じているんだな」くらいの意識しか見え来ない。これでは、クーデター以前に失敗している。脚本を読んで(歴史を知っていて)、クーデターはどうせ失敗するとわかって演じている。おもしろくないなあ。「歴史」では失敗するのだけれど、映画なのだからもしかしたら成功するのでは、と思わせないと映画とは言えないなあ。 戦後70年。私たちはほんとうに戦争から遠いところに生きているんだなあ、と将校たちの演技をみながら思った。人を殺すことがどういうことなのか、「肉体」で思い出せる人間(役者)は日本にはいないのだ。(体験したことのある役者はもちろんいないだろうが、「体験」を聞いて「肉体」を反応させたことのある役者がいないのだ。若者がいないのだ。) で。 脱線するのだけれど、映画から離れて、安倍のもくろむ「戦争法案」のことを思う。そんなものを成立させても、若者は戦争で人殺しを簡単にできるわけではない。人を殺すためには、人を殺す訓練をしないといけない。人を殺すというのは、まず自分の中にある「人間への共感」を殺すこと、自分の人間性を殺すことなのだから、これは難しい。戦場から帰ってきた兵士が精神破綻を引き起し、日常社会にもどれないという例をさまざまに聞くが、そういう問題をどう解決するかまで含めて「戦争法案」は考えないといけないのだが、安倍は、どうせ自分は戦場に行くわけではないと思っているからなのだろう、そんなことは考えていないね。戦争がはじまれば軍需産業がもうかり、そうなれば軍事産業から「政治献金」が入ってくる、政治献金が入ってくれば安倍(自民党)政権がつづくという「アベノミクス」効果しか頭にないね。 テーマを「ことば」にもどすと……。 人間の「肉体」は「ことば」そのものと一体になって動いている。ことばがしっかりしていないと「肉体」を正しく動かすことはできない。野党の質問に、きちんと向き合い答えられない安倍の「ことば」の先にあるものは、無意味な戦争と無意味な戦死だけである。不正直なことばしか言わない安倍に戦争に行けと言われて、そのとき誰が「安倍、ばんざい」と言って死ぬだろうか。命令されたって、誰一人、そんなことはしないだろう。そんなことも思った。 " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ご聖断の重さ\n ちょうどNHK「カラーで見る太平洋戦争」を見て、生々しい映像で衝撃を受け、今の平和が大変な時代の犠牲の上に成り立っているかと、映画と合わせて知ることが出来て本当に良かったと思います。これは1人でも多くの人に観て欲しい。映画館はやはり年配の方が多かったのですが、エンドロール後、拍手が起こりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ポツダム宣言の新たなる真実(^_-)\n 終戦のポツダム宣言の新たなる真実がわかる映画です!内容が内容なだけに重い感は仕方ないところ日本人として知っておくべき事を忠実に事細かく描かれてます(^_-)日本史好きな方は必見かと(^.^) " + }, + { + "date": "2015-08-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "コレは…どう触って良いのか…\n なんともコメントがし難い一本。あの日あの時を描いた、半伝記というか半ドキュメントとして捉えても良いのかもしれない。ならばいっそ、再現ありの6時間ドキュメント番組でより深く知りたいし。かといって抑え目の演技・演出の描き出す当時の世相は、映画として見逃すにはもったいない。「時代」とはなんだったのか?そんなことを強く考えさせられた点で。やはり「終戦のエンペラー」と並べて観ておく事を強くお勧めしたい作品。戦後70年。いよいよ「この時期になるとやたら戦争戦争ウザイ」というようなつぶやきを、放送にのせた高校生が現れたと聞いた。個人の政治・信条(なんて事を考え無くなっている事が問題なのかもしれないけれど)を問うなんて事は、今の時代にはそぐわないけれど。どんな考えでも、自分という存在の中の流れとして、自国でかつて何があったのかを知るのは大切だと思う。そうした視点で「過去の善悪」では無く、観て考えさせられるこの作品(ベテラン勢が見事!)は。無条件に安易な反戦モノや空虚な愛国モノには無い、永遠にゼロにならない意味があるのでは無いか…と、映画から離れた事を考えるので。冒頭になる訳であります。 " + }, + { + "date": "2015-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日常の平和があたりまえだと思ってはならない\n 日本のいちばん長い日を観た。もし昭和天皇とその時の内閣が戦争を終わらせようとしなければ……もし陸軍主導で一億総玉砕で本土決戦に持ち込んでいたら……映画を見終わって、平和な日常に戻って阿南陸軍大臣の言葉を思い出した……「日本は亡びることはない、日本人は勤勉な国民だ、必ず復興する」映画は終戦の年の4月の鈴木内閣の組閣から8月15日の玉音放送までを描いている。前半は収拾のつかない閣議と御前会議、後半は青年将校のクーデターそして玉音放送まで。昭和天皇の言葉が印象的だ。「私の名によって始められた戦争を、私自身の言葉で収拾できるならありがたく思う」子供のころは、戦後30年もはや戦後ではない…という言葉があった。いま戦後70年、日常の平和な生活があたりまえのことだと思ってはならないと感じた。 " + }, + { + "date": "2015-08-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "実に日本的な分かりやすいドラマ\n レビューを見るとある程度の予備知識がないとストーリーを追えないとの意見が多かったが、そうでもない。前半部と後半部に分かれてもなく、陸軍内部のクーデター計画遂行に向けて、その場の葛藤がよく出てました。改めて感じた事は、1 天皇陛下はやはり、スーパースターなん だ。統帥権の総攬者であったし、今も日本国において絶対的な力があると思う。あの一言で、歴史が変わる、まさに黄門様ののこの印籠が目に入らぬか的な凄さです。2 そして、国体の護持という概念、これは今日も生き続けている気がしました。諸外国、中国や韓国が拘るのも、結局、戦前と今は国体において変わってないじゃという事だろうと。3 原田監督も書いてますが、これは実に家族のドラマ。マクロ的な題材を、家族の中に落とし込み、違和感があまり無いのは、実に日本的だと思いました。4 この当たりからアメリカによる占領政策が日本の現代史のまるでブラックボックス。やはり、自決せず、生きて対米軍、対GHQをやっていれば、今の様にアメリカにこれほどまでに、なめられたマネはされなかったのでは。死んではいけない。 歴史家は、もうそろそろ、このあたりから、占領期に本当は何があったのかを、検証し、公にする責務があるのでは。 そういう意味では、二番煎じだが、今日的なタイミングで、こういう映画を公開する意味があると思う。5 私が部分的なセリフだけど、一番、面白いなと、思ったのは、東条英機が陛下に奏上する時、サザエに日本を例えた所。殻がなければ、本体は生きられないと東条英機が言おうとすると、陛下は、トルーマンやスターリンは、サザエの中身も外側にも興味なく、サザエごと捨てるはずと、言われた所。国体とは、まさにサザエの殻の部分なんだと、そこがやはり、大事なんだ、東条英機的には。これは、集団や全体と個人との関係性の事で、この東条英機的な国体の概念は、今もキッチリ引き継がれていると思う。 " + }, + { + "date": "2015-08-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和版と比較すると。。。\n 平成版「日本のいちばん長い日」は昭和版と比較してしまうと。。。。。となります。タイトルを工夫して欲しかった。です。 " + }, + { + "date": "2015-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えある重厚な演技、青年将校の狂気\n 2015/08/17、TOHOシネマズららぽーと横浜で鑑賞。戦争は始めるのは簡単で終わらせるのは難しいとは聞きますが、本当にそうですね。特に陸軍はメンツや国体にこだわり、最後まで本土決戦で勝つつもりでいたのだから恐ろしい。また、若い兵士というと戦争の犠牲者というイメージがあるが、この映画に出てくる青年将校たちはまだ少年と言ってもいいくらい若いのに国民総玉砕してでも日本民族の誇りを守るべきとか言っていて、更に狂気が増している。若い将校を演じていた俳優さんたちもみな精悍で、いまどきの若者に見えないくらい鬼気迫る演技をしていたと思います。モックンの天皇だけは浮いてたかなあ、なんか若いんだよね。もう少し線の細い人のほうが良かったかも。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和天皇の印象変える\n 日本は歴史を伝えようと言ってる割には隠されてる部分が多い、結構残虐な歴史をもってる、45年程前のオリジナルはもっと過激だ。綺麗事にしてしまった感があるように感じたか。元木の天皇はふっとした言葉など、昭和天皇を偲ばせるいい演技だ。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛国心とは何か\n 今日、会社帰りに観てきました。日本近代史、戦後史に興味があるので、それなりに理解し観賞できました。本当の愛国心とは何かを、充分表現していました。重厚で、素晴らしい映画でした。戦争を終わらせるのは容易でなかったですが、あのタイミングでなければもっと大変なことになったと思います。終戦間近、米軍機の編隊が機銃掃射で列車や輸送船、民間人を攻撃する映像を見たことがあります…映画には、まさにそのようなシーンもありました。もしあの時戦争が終わってなければ、米軍による上陸作戦で私の故郷は蹂躙されていただろうと思います。先日、NHK ドキュメンタリー「\"終戦\" 知られざる7日間」を観たのですが玉音放送後も国内外で徹底抗戦を訴える部隊が多く、鎮圧に時間がかかったとありました。自由主義に触れる機会の少なかった軍人たちは皇国史観に考えを頼るしかなかったのでしょうか。畑中健二少佐の決起にしても、国を思う気持ちがあったとはいえ、自己陶酔にしか見えません。本当の愛国心とは違うように思います。原作を読んでいないので、近いうちに読もうと思います。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "神国日本を守るための戦い\n 大東亜戦争とは何のための戦いだったのか?まさしく天皇によるご聖断がなされ、終戦を決断し、あの玉音放送が流れるまでの状況が、物凄い臨場感をもって伝わってきました。日本軍は、規律正しい立派な組織だったのだと感じましたし、大東亜戦争は、神国日本を守るため、国民を守る為の聖戦だったと思いました。日本は戦争に負けましたが、結果的にアジア諸国、アフリカを欧米諸国の植民地支配から開放した功績は大きいと思います。元首であられる天皇陛下の日本、国民を想うお姿は尊く、深く感じ入るものがありました。この映画を観てあらためて、日本人としての誇りを感じましたし、これから更に日本が繁栄し、世界に誇れる国になるように、日本の若者にも日本人としての誇りを持ってほしいと強く思いました。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "阿南を中心にした日本のいちばん長い日\n 白黒の前作に比べ、阿南陸相中心の日本のいちばん長い日です。前作がドキュメントタッチなのに対してドラマとしてとってる感じです。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "若者が知るべきこと\n 私は戦後生まれで、岡本監督の同名映画を観たことがなく、この映画に描かれた出来事についても、ほとんど知らなかった。この映画で、軍部の暴走や、他国からの攻撃の状況を観て、やはり戦争は絶対にしてはいけないと、改めて思った。戦争を経験していないたくさんの若者が観るべき映画だと思う。戦争を始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しい、というのがとてもよく分かった。自己を主張するひたむきさだけではなく、たくさんの人の、思慮深さや、自己犠牲、誠実さ、勇気、覚悟が必要だった。それがあったから、今日の平和があるのだと思うと、今の若い人が、当時のことをもっと知らなければいけないと思った。勝つと信じることと、実際に勝つこととは、全く違う。政治は、正確な情報に基づく、客観的で理論的な判断をしなければならないと思う。この映画を観ると、難しくてわからなかった部分もあるので、パンフレットは読み応えがある。ただ、映画は、登場人物が多すぎて、誰が誰だったか分からないところがあった。しかし、この映画の主要な登場人物は、それぞれ個性があり魅力的で、自然で、惹きつけられた。鈴木首相は、あまり表情を変えないのに、機嫌の良し悪しが伝わってくるようで、たくさんの経験をしてきた懐の大きさや、飄々としていてユーモアもある感じが、魅力的だった。阿南大臣は、実直さから部下に慕われ、家族を大切にする姿や、板挟みになり、死を覚悟しながら苦悩する姿などが、人柄を現していた。迫水氏は、すごく若々しく見え、知性と未来が感じられた。畑中少佐は、若いエネルギーがあった。鈴木首相と阿南大臣の家族が出てくることで、政治の背景にある大切な生活の姿を感じた。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "息子が四国へ2泊3日の遠征合宿へと向かったお盆休み最終日に、奥さん...\n 息子が四国へ2泊3日の遠征合宿へと向かったお盆休み最終日に、奥さんと2人で見に行った。昭和天皇と時の首相-鈴木貫太郎、そして陸軍大臣-阿南惟幾の3人を中心に、終戦までの数日を描いた徹頭徹尾の政治劇で、派手な戦闘シーンや国民目線の描写は皆無。にも関わらず最後まで集中して観れたのは、名優の演技ゆえか。国体護持、神州不滅、七生報国、そんな言葉の応酬のなか、ポツダム宣言受諾と終戦への道筋に苦慮する当時の日本の姿を、戦後70年の今見ておくことは意味のあることに思えた。最近公開された玉音放送の原盤や、昭和天皇が聖断を下されたという御文庫付属庫などが、物語の重要なアイテムやロケーションとなっていたことも興味深かった。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "敗戦経緯を知らない人には観て欲しい映画の一つ\n あまり観たいとは思っていなかったけれど、図書館で原作者・半藤一利の「日本の一番長い夏」(文藝春秋、2007)を読んでから鈴木貫太郎を始めとして登場人物がどのように描かれているか興味が湧き、映画館に行きました。重厚かつ本格的な史実に基づいた大人の映画になっていました。ただ、2時間半の映画枠に内容が沢山詰め込まれているため、半藤さんなどの大戦始末記の概略を予め少しでも知っていないと、登場人物が多いので、ストーリーフォローが容易ではないと思われました。現在の立憲民主制に至った最大の歴史的事件として、すべての日本人が知り、そして考えるべき歴史であると思います。 " + }, + { + "date": "2015-08-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "大事なとこが抜けてないか.....\n ストーリーのクライマックスに大事な部分が抜けてる気がする。観終わったあとに、何か足りない感じがある。編集の問題なのか切り替わりが多く、どこに誰がいるのかわからなくなった。別件だが、隣のおばちゃんは中盤から終盤にかけて寝てしまい、寝息がうるさかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "少し詰め込み過ぎた感じが。\n 観る前に多少の予備知識を要する(鈴木首相・阿南陸相の2人についてくらいは知っておくと大分スムーズに入ってくると思う)が、久々の骨太なドキュメンタリー作品だった。前半の御前会議や終戦に至る構成は素晴らしく、下手なドキュメンタリーなど足元にも及ばないような緊張感を醸し出していた。日本が周囲の米ソから否応なしに追い詰められていくの過程を戦闘場面なしに見事に表現しており、当時の日本がギリギリの所で終戦の決断を下し(せ?)たのかという事が画面を通してよくわかる。それだけに、後半のクーデターの残念な出来は勿体ない。この人は事実を事実以上の出来事として見せないように苦慮したのだろうが、後半戦のクーデターはただただ粛々と事が進んでいくだけで緊迫感も少ない。あと、場所柄と時間の影響もあるのであろうが、全体的に画面が暗すぎてどこで何が起きているのかがイマイチ不明瞭だったのも緊迫感を削ぐ要因だったのかも。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "改めて反戦を願う\n 極めて濃密な2時間16分。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しい\n 少し勉強してから見れば良かったです。内容全くわかりませんでした…しかし、豪華な俳優陣、もっくん素晴らしい。ただ全体的に暗い映画なので松山ケンイチがわからなかった… " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか難しい\n 太平洋戦争に興味があればオススメ。陸軍省が反対する中、外道である天皇の判断を煽り、終戦に至った。国民に向けての玉音放送の記録レコードを陸軍省の反乱軍が奪おうとしたところも見所。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人なら見るべき\n 受験生で親に誘われ嫌々見に行ったが、あっという間の映画だった。戦争を終わらせるのは、簡単に終わらせたのだと思ってた。とても裏にいろいろな物語があって、国民のことを1番に考えてるのだなって思った。うまく言葉にできないけど、これは見るべき映画。 " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重みある\n 終戦に向けて!!ただ事でなかったことが、わかった。俺には、戦争用語に解説が欲しかった。ちょっとしたことかもしれないが、兵隊さんの軍服の汚れやくたびれはあった方がリアルになったのでは?配役も良い。映画館にと言うよりテレビサイズでも、とも? " + }, + { + "date": "2015-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "「人間」ドラマにし過ぎてしまった⁉︎\n 大宅壮一版の方は、陸軍中堅のクーデター計画と玉音版の奪取が中心になっていたけれど、今回の半藤版は阿南陸相の周辺を、陸軍だけではなく家族をも含め、ある男の迷いと決断を中心に描かれている。でも、阿南が自決したからといって、それで陸軍の混乱が収束できたのかというと、どうかなぁ、という気がする。昭和天皇の悲壮感も今ひとつかなぁ(さざえのエピソードはよくできていたけれど)。3月の大空襲でも、まだ気付けなかったのかしら。なんとも言えない呆けた間をおきながら、確実にタスクを処理していく鈴木貫太郎(を演る山崎努)には完全に脱帽だったけれど。人を描こうとし過ぎたために、あの数日で逆転した力関係と理念の勢いみたいなものは、大宅壮一版にやや劣る感がある。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ある程度予備知識を入れておきましょう\n 60代の父親・20代の弟と3人で鑑賞しました30代です。終戦の日ということもあって、初回から観客は多かったと思います。ただ、多くの方が父親と同じ60代かそれ以上で、私達兄弟は結構浮いているなぁという感じでした。上映時間は2時間半と最近の映画としては、長い方ですが非常にテンポもよく、中だるみもせずに最後までしっかりと見ることができました。特に私は原作も読んでいないし、この時代の情勢などをよく理解しているわけでもありませんでしたが、飽きもせず、本作品で伝えたかったことは十二分に理解できたと考えます。ただ、これは自分の反省なのですが、登場人物の上下関係や役職などをある程度、理解した上での観ればよかったと感じています。物語後半で松坂 桃李が演じる畑中少佐が大きく動くことになるのですが、「この人がどういう人なのか?」について行けず混乱してしまいました。自分はパンフレットは鑑賞した後に読む派なのですが、これから見ようと思っている方は、パンフレットを事前に読むか、公式ページの人物相関図をある程度確認することをおすすめします。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "70年の節目に観ておきたい作品\n 敢えて終戦記念日に観ました。あの時、終戦が長引いたら日本は分断されていたかも知れないし今の繁栄もなかったかも知れない。特に昭和天皇役の本木雅弘が良かった。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本を想う気持ち\n 近代史を知ることは大切だと感じました。いろんな想いの上に国の繁栄がある。自信を持っ前に進みましょう。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "こういう映画があっても良い。\n 決して派手な映画ではないが、それでもこの国の歴史を知るには大切なことを教えてくれる1本だと思う。(例え多少史実とは違っても)とかく現代は「アジアの侵略者」としての日本しか注目されないが、その時代に生きていた若者たち総ても否定されてはいけないと思う。戦争をどれだけ知っているか?と言われれば経験もしてない自分は何も言えないが、それでも日本人として史実は知りたいと思う。なるべく色んな方向からの眼を持って。その中の1つの物語として、自分には良い1本だった。終戦の日に観たというのも、自分の中に何か感じる物があったんだろうと思う。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "難しい…\n 近くの映画館が今日からだったので今日朝一で見てきました。監督によって写す場面が変わるというのはあっていいんですがうーん、自分が歴史を知らない、という事が一番の問題だけど、あんまりよくわからなかった。ただ自分が若者としてあの陸軍にいたらどうしたんだろう。教育されていた事が変わる、それは確かにおかしいと思うし、あのように考えてしまう事はあると思う。でもそう考えさせてしまった以上、あれは教育ではなく、洗脳だと感じる。洗脳は人を壊す、人を人でないものにしてしまう。松阪桃李演じるあの若者はあの社会背景に洗脳されていたのだと、洗脳されてしまった人は周りの人を消してでも行動してしまう。教育を仕事している自分は、さらに教育の大切さを感じました。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "壮烈な意志力\n 塚本晋也監督「野火」を2日前に鑑賞、戦後70周年、そして、祖父の鬼籍と戦前と戦後を改めて考え、日本人として繋いでいかなければいけないと考えております。「野火」では一兵卒を主人公として戦争の悲惨さを大義や思想などに隠すことなく描写していました。本作は日本を主人公に日本を守り未来へ繋げるために文字通り命を投げ打って終戦に取り組んだ男達のお話です。 まだ未見の方には原作もしくはその当時の歴史を事前に予習しておくことを強く推奨します。私は原作を読み、その他の戦争小説を読んでの鑑賞でしたので何とかついて行くことが出来ましたが、一緒に鑑賞した嫁は大体の雰囲気しか掴めることができなかったようです。細かい所は創作もあるようですが、史実を元にしたお話ですので、細かい所を知る知らないでは伝わってくることが全く違ってきます。是非ともその当時の背景を予習した上で鑑賞してみて下さい。映画の冒頭に説明文があっても良かったんじゃないかなとも思いますし、これほど高々70年前の事すらも知らないのかと、歴史のつながりの希薄さに自ら唖然としてしまいました。劇場はお盆ということもありほぼ満席、客層はかなり高め、むしろ若い人はほとんどいないと言っても過言ではありません。内容については他の方も書いておりますので割愛しますが、何よりも感じて欲しいのは「日本人の意志力」昭和天皇陛下、鈴木貫太郎総理、阿南惟幾陸軍大臣、米内正光海軍大臣など戦争を終わらし、どう未来の日本へ繋げていくかを考え、その為には自らの命など取るに足らないものである。今を生きる私たちには思いもよらない壮烈な生き様、そして意志力。戦争という「絶対的な悪」は二度と起こしてはならないし人間が取り得る中で最も愚劣な行動なのは間違いありませんが、先人達が日本の未来を心底思い散っていった事には感謝と尊敬の念以外何を思うことが出来るでしょうか。改めて先の大戦で尊い命を「私たち未来の日本人」の為に亡くした戦没者全てに追悼の意を表します。 " + }, + { + "date": "2015-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "終わらせることの難しさ\n 終戦から今年で70年、正直苦手分野の映画ではありましたが、今見ておくべき映画だなと感じました。戦争体験者が少なくなってきている昨今、こうやって映画でいかにして現在の平和な時代が作られたのか、まあ事実じゃない部分や製作者の感情的な部分も多少入っているとは思いますが、歴史を知ることは本当に大切なことだと思います。安保法案の改正で揺れる今の日本だけに、尚更ね・・・。まあ面白い映画かと問われれば、戦場のシーンがある訳でも無いし、庶民の視点が反映されている訳でもない、物凄く堅苦しい政治ドラマですので、面白いとは言い難い映画でしたが、いかにして終戦を迎えたのか、その道のりはとても見応えがあって、結果は分かっていても終始見入ってしまいましたね。今の時代と違って皆日本の行く末を思う気持ちは熱い、けど、方向性はそれぞれ違う、それをまとめ上げる事の大変さをヒシヒシと痛感しました。そんな中でも、昭和天皇は終始終戦を望まれていた事実、自分の身よりも民を思う気持ちが強かったことに、感動を覚えました!演じた本木雅弘の柔らかい演技、苦悩・葛藤する様子も物凄く印象に残りましたね。また、昭和天皇、鈴木総理、阿南陸軍大臣の強い絆も印象深く、平和へ導く上でとても重要な要素だったことは勉強になりました。しかし原爆が投下される前に上手く終戦へ導くことが出来なかったものか、そこは悔やまれてなりませんね。過去の過ちを繰り返さぬよう、平和な日本が続くことを願いたいものです。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "今の政治家に改めて失望\n 良くも悪くも政治家には信念があり、でもその時にやらなきゃいけないことがあり、責任をとらなきゃいけないわけで・・・自分たちが選んだとはいえ今の政治家の方がたの幼稚さと無責任さに改めて失望。もっくん天皇に叱責してほしいわーで、ほんとに恥ずかしながら学生時代には近代史よりも縄文時代に時間をかけて勉強した口ですので(言い訳)この時代のことはほんとに知識がなくて・・・役所さんがいつ殺されちゃうのかとどきどきしてみてました(あほですね)つくづく戦後の日本の学生は戦争のことを客観的に教育されていないかということですよね。あらためて興味が持てたので原作なども読んでみようと思います。しかし山崎努はかっこよすぎや!!! " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "若者にこそ\n 組織の意思決定過程と歴史が同時に学べます。今日の夕刊では複合型映画館の興行優先度のため、満席の館が多いにも関わらず、10位とのこと。ノンフィクションですが、当時のビデオがあるわけではないですから、創造や憶測の部分的はあります。しかし映像にテンポがあるのでかえって歴史に馴染みのない若者の方が楽しめるかも!自分歴史オタクで原作も買ったくらいだから星一つ減! " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "平成として残す\n 娯楽という範疇ではないけれど、サスペンスの描き方も好み。個人的に心に響いたのが、サザエのくだりであったのも腹の底におちました。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和天皇に興味が湧いた\n 知らなかった歴史、政治、社会が超苦手なのでついていけなくなるかもと心配しつつ2時間…見てよかった当時の語り口調は緊張感ありますね軍人らのセリフが早口というか用語がわからなくて結構惑わされるんですが皇居に銃痕残ってるんでしょうか?終戦特番やニュース等であの放送を聞く事がありますが、当時この映画の様な事が起きていたとは知らなかったスピーチ以外での陛下の日常会話の様子に興味深々でした " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後70年。今だから観るべき映画。\n 映画全編を通して、戦闘シーンなどは一切有りませんが、立派な戦闘映画だと思いました。役所広司、山崎努、本木雅弘、松坂桃李。出演俳優陣の重厚な演技を通して、戦争を終結させる事の難しさを表現出来ていると思いました。時代は違いますが、アメリカンスナイパーを観て、この作品を観ることで、戦争は何ももたらさない。戦争に向かってはいけない、と思わされました。戦争70年の今だから観ておくべき映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "悪くはないけど、緊張感が薄い。 史実とちょっと違う、鈴木総理の発言とか。\n 悪くはないけど、緊張感が薄い。史実とちょっと違う、鈴木総理の発言とか。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予習していけば良かった。\n 全体的に難しい映画でした。セリフが理解出来ない所もあり、太平洋戦争の始まりと終わりを予習してから観れば良かったです。天皇陛下が最後の聖断をした事や、玉音放送を将校達が阻止しようとした事など、全く知らなかったので勉強になりました。天皇陛下をもっくんが演るという事で、男前過ぎるのでは?て思っていましたが、映画の終わり頃には、昭和天皇ってこんな感じだったよね。と思うくらいしっくりきました。役所さんや山崎さんも、言わずもがな素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2015-08-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "プロローグだけかな\n タイトルに偽りあり。一番長い一週間だね。ほんではプロローグで書かれている所がメインになっています。人物説明が無く、映画だけだと良く分かりません。それだけならいいのですが、人物内容も変えているのが、納得できません。描きたい中心がぶれた感じで、何が言いたいのか分からなくなった感じです。これだけの時間と俳優であれば、もっと良いものが出来たと思うのだが、松坂桃李くんが主人公の決起するしないのドラマになってます。完全に期待ハズレでした。残念! " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の敵は、内部にいる。\n 本当の敵は、内部にいる。 " + }, + { + "date": "2015-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "政術映画「そのとき、日本は止まった」といったところか\n 岡本喜八監督版は未鑑賞。ただし、岡本喜八版は8月15日の玉音放送前日を「日本のいちばん長い日」と定義して映画をつくっていることだけは知っています。しかし、本作は・・・戦争終結内閣である鈴木貫太郎内閣の成立から8月15日の玉音放送(同日鈴木貫太郎内閣総辞職)までを描いています。とすると岡本喜八版とは、まるっきりアプローチが違うし、タイトルの「日本のいちばん長い日」がそもそも異なるように感じました。この映画での「その日」は、玉音放送のあった8月15日。その玉音放送によって、これまでの日本という時間が止まった。そして、新たな日本へ転換する。玉音放送の「とき」が、「日本のいちばん長い日」。本作は、まさに「そのとき」で終わります。(なので、副題に「The Emperor in August」がある)映画は「そのとき」を迎えるまで、どのような葛藤があったのか。それを、原田眞人監督が得意とする「男騒ぎ」の映画として描いていきます。天皇、鈴木首相、阿南陸相を中心とした、政治映画(というか政略映画というか、政術映画というか)として、原田監督は巧みにまとめたと思う。監督特有の少し冷めた感覚、ワンシーンワンシーンを思い切りよく短いカットで繋いでいくのが、この映画には合っていた。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "近現代史に疎いと難しいです。\n 近現代史に疎いので、役職や組織の関係、人物が定着せず、理解できたのかどうか。わかったのは山崎努(相変わらずかわいい!大好き!長生きしてください)演じる鈴木貫太郎さんが自分が総理大臣の内に戦争を終わらせようと尽力したことと、本木雅弘演じる昭和天皇も戦争の終結を望んでいたことと、役所広司演じる阿南陸軍大臣(役職あってる?)も、多分戦争を終わらせようと尽力しつつ、部下の血気盛んな将校たちのクーデターを抑えようとした、ということですかね?これだけわかったらいいんでしょうか?堤真一演じる書記官?の役割も位置付けもよくわかりませんでしたし、陸軍と海軍のいざこざや近衛兵?隊?の関係もイマイチわかりませんでした。もちろん映画が悪いのではなく、真面目に近現代史を学んでないからなんですが…や、高校では世界史に注力した上に、大学でも西洋史の方に興味あったんですよね。だから日本の近現代史、取り分け政治、軍隊関係は全然わからないのですよ。なぜ太平洋戦争を始めたのかもあまりわかってないですが、戦争を終わらせるのも大変だったんだなぁということはわかりました。若い将校たちのクーデターの件は、正直阿呆らしいとしか思えませんでした。戦争を続けるべきだといきり立つ気持ちも理屈も理解できなかったです。思い通りにいかなかったから自害しますってゆうのも、傲慢だと思いました。戦争と平和についてはやはり考えがまとまりません。だから昨今の安保法案だの、秘密保護法だのの成り行きや議論を直視できません。気に入らないものは消すというのが、戦争の根幹なのかなぁと思ってます。その思想は今の世界にも形を変えて息づいています。私自身にもある気がします。平和と共存は実現しうるのでしょうか?誰もが幸せと感じることも、誰もが正しいと感じることも、絶対的には存在しないのではないでしょうか。誰かの幸せは別の誰かの不幸せで、誰かの正義は別の誰かの悪なのではないかと思うのです。その世界における平和ってなんでしょう。私にはわからないのです。相変わらずの逡巡の渦中です。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "何か物足りない感じ\n 戦争終結の舞台裏を描いた作品なので仕方ないのかもしれませんが、戦場の凄まじさや戦場へ送り出された者、送り出した家族の人間模様、原爆投下の悲惨さなど二度と繰り返してはいけない思いに浸る背景も映し出されるべきだったと思う、また、原爆が投下されたにもかかわらず終結に向けて淡々と議論される場面の言葉、感情が(国民に対する思いが)軽く感じてしまった。洗脳教育によって突き進んで行った過ち、実に人間は愚かです。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "史実に最も近い\n 原作者の半藤一利氏はA級戦犯分祀論者なので東條英機の扱い方が荒いのは仕方がない。しかしながら、史料的に見るとこの映画は一級品の作品であることがわかる。鈴木貫太郎も昭和天皇も、旧作にはない全く新しい姿だった。もう一度見たい。宮城や国体護持の意味がわからない人がいるとか・・・ガチか? " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しかった…\n 終戦記念日前に観なくては、と思い行ってきました。平日午後ですが大勢の観客でした。年配の方も多かったです。戦中最後の内閣発足から玉音放送までお話しです。裏であんなことが起きていたとは…。勉強不足の為、軍の組織や人間関係がわからず、難しかったです。もう一度、勉強してから観たいです。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "真剣\n 戦争終戦こうして、終戦迎えたのかと勉強させられました。涙が出ました。天皇陛下の東條を説得納得させる対応が、心に響きました。役者さん皆さん、真剣そのもの必ず見て下さい。サイコーの映画です。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "若い方には必見!\n 1967年公開の同名の映画も見ています(DVDも持っている)。前作の時には終戦にあたってこんなことがあったのかという驚きもあり迫力を強く感じましたが、今回は割と落ち着いて見ました。前作に比べて、全体の事件の流れを分かりやすく追い、ところどころ人間模様を入れこんでいる感じがします。戦前の軍の恐ろしい、しかし愚かしい(見方によっては滑稽な)考え方を見ることができます。若い方には必見です。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岡本喜八の前作に比べて登場人物をかなり絞ったことにより、それぞれの...\n 岡本喜八の前作に比べて登場人物をかなり絞ったことにより、それぞれの苦悩や悲しみなど、人物描写をかなり深く表現している。畑中少佐のように最後までクーデターを追求する集団、それを理解しつつも暴発をおさえながら、戦争を速やかに終結せしめたいとする大御心に沿わんとする阿南陸軍大臣。すべての意見対立を巧みにまとめていく鈴木貫太郎首相、天皇陛下の国民への想いと孤独な苦悩など、さまざまなドラマが重曹的に絡み合い、もつれ合い、終戦を控えた運命の一日を迎える…日本がかつてないほどもがき苦しんだ時代を圧倒的な表現力で描き出した。キャストや時代考なども秀逸で、映画に説得力を付与している。 " + }, + { + "date": "2015-08-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "やや難しすぎるか。歴史を伝える勉強映画。\n 【賛否両論チェック】賛:“終戦”という困難な決断を迫られる中、国を守るために奮闘する主人公達の苦悩や、己の信念のために次第に暴走していく青年将校の姿など、大局に立たされた人間の本質を思い知らされる。否:史実だけに、話そのものはかなり難解で、セリフも難しい。緊迫感も伝わりにくく、知らない人や関心のない人には、非常に退屈。 個々の命が軽んじられる戦争の悲惨さと、そんな戦争を終わらせるという困難な決断を迫られた人間達の、それぞれの人間性の本質が伝わってくる、そんな作品です。 国を守るために命を懸けた者や、自らの信念に従って戦い続けようともがく者、そして周りに振り回されながらも、平和への思いを持ち続けた天皇。戦争という大局を描きながらも、1人1人の生き様にドラマがあり、深く考えさせられます。 反面、太平洋戦争に関する予備知識がないと、訳が分からないままなんとなく終わってしまう感じで、退屈なことこの上ないと思います。また、セリフもやや難解で分かりづらく、聞き取れない会話も結構あります。 良くも悪くも、歴史に関心がある勉強好きな方向けの作品といえそうです。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "学校では教えてくれない真実 一流どころの役者が揃っている中、昭和天...\n 学校では教えてくれない真実一流どころの役者が揃っている中、昭和天皇の本木雅弘の演技が輝いていたただ、登場人物が多すぎて…原爆が、回避することが出来た現実を見せられ、当時の閣僚の判断の遅さが悔やまれて仕方ない " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真剣さが伝わるか\n  封切りの8日に行き満席であきらめ、今回は再チャレンジ。「正しいこと」「より賢明なこと」を肯定できない、その時代の空気に逆らうことができないもどかしさを知る。 忘れてはいけないのは、本当の犠牲者は画面で写るキャスト(ほとんどがエリート将校?)ではなく、戦場にいる多くの一般の兵士と帰りを待ち続けて支えた家族であることを忘れてはいけない。「反対」と唱え、武器を放棄したとしても、国家どうしのいざこざは止められない。それだからといって、戦争を肯定してもいけないし、戦争による犠牲者を出してもいけない。 国の指導者たる器は、国民の身体、生命、財産が守られ、平穏な生活ができるよう大局にたつものでなければならない。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "若者が目を向けるべき作品\n 私自身この作品にエキストラとして参加させていただきました。現場は背筋が伸びるような緊張感でした。戦争映画のあり方を学びました。終戦がこんなにも難しいことだなんて、、、ほんとに難しい感情であの時代に生きた人にしかわからない誇りと責任があったのだなと感じた。役所さんの自決シーン本当に感極まった。桃李さんの演技には鳥肌がたった。名役者たちが必死に戦争を伝えようとしている映画をぜひ若者にみていただきたい。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本国民の映画た\n 残しておきたいものはモノにして残さなくては消えていく本、映画にしなくては。文句言う気満々だった本木雅弘が素晴らしくて驚いたから投稿!どう考えてもモッくん=昭和天皇はないだろーーーーー!って引いてた分、素晴らしくて息をのんだ。この作品に人間のユーモアとチャーミングさを感じては不謹慎だろうか。。人間が引き起こした戦争を、人間が終結させる。命を懸けて得た平和である事を苦しく再び突きつけられる。映画が日本を救う最後のチャンス。一人残らず観て欲しい。役所広司、山崎努、山路和弘、堤真一と震えるような常連に加え、近年加わったキムラ緑子、赤間麻里子、戸田恵梨香、神野三鈴女性陣。知性、品格高き俳優陣の原田ファミリーが贅沢に配置。随所に出て来る度に、はっ!と喜びが湧く。松山ケンイチの贅沢な使用、次の作品に出演するんかな?最近、どの監督のファミリーもタレント集合でイラっとするからこういうファミリーが理想的。ただやはりこの時代の妻の存在に【女優】を見せられると、物語から気が削げる。骨太な映画にそっと寄り添う妻が原田映画にはしっくりくる。日本人の男は軟弱だからな笑。欧米と家族のあり方が違うからだろうか。男の映画に女が強い意志を持つとバランスが崩れる気がしてならないんだな。兎に角、玉音放送のように皆で心して拝することを望む。今、全ての日本国民が観るべき映画だ。毎年夏に中学生・高校でも上映会するべきだ。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "救いようのない大和魂\n ドラマとしての完成度が高い作品。歴史的事実を扱ってるが故に、内容が浅いとかという意見も目にしたものの、史実に重きを置く人はドキュメンタリーなり歴史書など追求すればよいのでは?この映画はあくまで劇的物語であるわけで、そういった意味であらゆる演出が上手くはまっていたように感じる。主演陣の演技もすばらしいもので、まさにその時代のそこに生きていた人々の思いがひしひしと伝わってきた。何か儀礼的ただ中で振り回される人々、信じられないくらいに滑稽で、戦争をやめさせようとするもの続けようとするもの全てが悲劇的な喜劇を演じていたのだと理解できる。あの瞬間をつぶさに再構築して見せてもらうだけでも、あの戦争の無意味さを実感できた。後半に展開されるシーンは全て無駄なことばかり。それに涙する日本人も多いことだろうが、無意味なことに重きを置く日本人のやるせなさを感じずにはいられなかった自分のような日本人も決して少なくないだろう。 " + }, + { + "date": "2015-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "高速球でデッドボールを食らった気分だ\n 名作映画・小説「日本のいちばん長い日」が平成版としてリメイクされると聞いて、公開を楽しみにしていました。が、いざ見てみると・・・人物描写が酷いものの、原田さんが高い技術力を持った映画監督ということもあり、私はそうは思いませんでしたが1つの映画としては素晴らしい出来なのではないでしょうか。しかし、ある程度歴史に詳しかったり喜八版を視聴済の方にとっては本当に本当に駄作と言っていいと思います。以下が私の思う問題点です。・明らかに一部の人物を極端に悪人に仕立てあげている。・監督による史実にも原作にもない捏造シーンがたくさんある。・中立性がない。・現代の価値観によるバイアスがかなりかかっている。・日常シーンが長く、ダレる。・テーマ「家族」に囚われすぎていて、ダレる。(このテーマはこの映画に向いていなかったのでは・・・)監督のインタビューで喜八版は嫌いだとおっしゃっていたのを読みましたが、その通り喜八版と同じような描写をするのが嫌なのか、想像の斜め上を行く謎のシーンが多々ありました。監督の他の映画は素晴らしい出来なだけあって残念です。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人として観ておきべき作品\n 『日本のいちばん長い日』を鑑賞。「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督最新作となる。1945年8月、大東亜戦争(太平洋戦争)が昭和天皇による玉音放送によって集結されるまでの数日間を描いた半藤一利によるノンフィクション作品の映画化である。終戦間際、本土決戦かポツダム宣言を受諾するかで揺れる鈴木貫太郎(山崎努)内閣。そして昭和天皇(本木雅弘)による玉音放送で終戦が宣言させるまでに何が起こっていたのかが明らかになる。この作品は終戦を描いた作品であり、戦争自体を描いたものではない。よって戦争の悲惨さや命の尊さなどを直接的な映像では語ってはいない。しかしその時、国民は、陸軍は、海軍は、それぞれの立場での考えはどうであったかが実に丁寧に描かれており、戦争は始めるより終わらせることの方が遥かに困難である事がひしひしと伝わってくる。とにかく俳優陣が素晴らしい。山崎努、役所広司、堤真一等のベテラン陣は勿論のこと、本土決戦実現に奮起する畑山少佐を演じた松阪桃李も素晴らしかった。しかし、やはり特筆すべきは昭和天皇を演じた本木雅弘である。独特のイントネーションや雰囲気などは正に昭和天皇そのものである。スタッフ、キャストそれぞれのこの作品に対する思いがこれ以上ないという程作品に現れており、終戦70周年に相応しい出来映えとなっている。内容が内容なので、多少なりとも大東亜戦争(太平洋戦争)に関する知識が無ければちんぷんかんぷんだと思うが、逆に日本人としてそれはあまりにも恥ずかしい事であり、是非予習をしてでも観ていただきたい作品である。面白いとか面白くないとかそう言う次元で観る作品ではない。俳優たちの熱演を通じて、現在の平和がどのようにして作られたのか。その真実を知り、体験する作品である。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "改めて戦後70年を考える。\n 戦後70年。決して忘れてはいけないこと、役者さん、皆素晴らしい演技でした。特に本木さんはプレッシャーをはねのけて白眉。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "阿南男前\n 組織のトップとして、部下の想い、陸軍としての主張を最後まで曲げない。部下がヘンなことをしないよう工夫もする。でも社長がこうと決めれば絶対服従。今の日本の管理職の鏡❗️ " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "生き様\n 見応えがあった。タイトルに偽りなく、降伏前日の描きかたが、重厚かつ濃密であった。70年前…男も女も、全ての日本人が懸命に何かと戦ってた。何と戦うべきか知ってたようにま思う。己に恥じぬようにと。一生をかけて、何かを全うしようとしてるようにも思えた。この敗戦を経て、日本がアメリカ、いわゆるマッカーサーと渡り合うには、並々ならぬ度量が必要だったと思う。軍人の潔さと、豪傑さが印象に残りがちだが、いやいやどうして…その長たる者こそ、類稀なる豪傑である。穏やかに…だが、その内には鋼の如き信念を。僕らのおじいちゃん達は、皆、そんな感じだったのであろう。そして、現代の僕たちを憂いてもいるのだろうと考える。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とても難しく、大人の映画\n 岡本喜八の「日本のいちばん長い日」も見たくなった。今回のリメイクでは、脚本も変えているという。国外での戦闘シーンは全くなく、東京が空襲され、半壊しているところも少なかったように思う。阿南大臣の奥さんが療養先から戻ってくるところは、よかった。食糧事情がひどく悪いとか、疎開した子供達の生活や授業風景も見てみたかった。そもそもラジオと固定電話と新聞とガリ版と口コミしかなかった当時の雰囲気がよくでていたように思う。誰々がどこにいるとかすぐにわからないとか。陸軍の一部が暴走してクーデターを起こそうとしていたことがサブストーリーになっている。放送局で絶対放送されない原稿を朗々と読み、最後は代々木公園らしいところで自決する二人に興味を持った。嘘を嘘で塗り固め、上司を殺してそれも利用するというのは、旧日本帝国陸軍の最後にありうる行動に思えた。「東京裁判」も見直してみたい。戦後70年。今回、昭和天皇を元木雅弘が演じたことで、若くてスマートで知的なイメージが前面に出ており新鮮だった。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる映画\n 日本という国を愛しているがための思想の暴走、今の世の中にこれほどまでに日本という国の将来を考えている人は何人いるのでしょうかね。まぁそれが必ずしも良いとは言えないのですがね(;´_ゝ`) とても考えさせられる映画でした。途中で笑えるところもありましたし、飽きさせない作品でした。戦後70年である今年に見ても損はないのでは無いでしょうか。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しい映画ではないのだけれど\n 決して、見た後に気持ちいい映画ではありません。日本人の心に問う映画なのかも知れません。15年の長き戦争に終わりをむかえさせるにあたってのドラマだったのだと。役者みなさんが好演しており、本木さんは、天皇をしっかり演じ、本人に見えてくるぐらいでした。自分は、本当の史実を知りえませんが、こういったことがあったのだと理解できます。また、桃李さんの演技、ひかっておりました。愚直で信じる事に邁進している姿、良くも悪くも日本人なんでしょうね。ところで、正義ってなんなのでしょうか?立場が変われば、正義も変わる。お互いの正義のぶつかり合いもまた、考えさせられる一つの事でした。最後にこの映画を見て、戦争は誰も幸せにしない、そう理解させて頂きました。 " + }, + { + "date": "2015-08-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "天皇は高貴?\n 原田眞人監督の渾身の作、とは思うが、疑問な点もなくはない。もう一度見直さないといけないが、岡本喜八版はまさに1日の話であったと記憶している。陸軍の反乱分子が、昭和天皇が吹き込んだ玉音放送の録音版を必死に探すのを、機転を利かせて守りきるという描写があった。今回の原田眞人版にはそういうのもない。阿南惟幾(役所広司)、鈴木貫太郎(山﨑努)、昭和天皇(本木雅弘)、この三者のありようを描きたかったと、原田眞人は言っているわけだが、それなら「日本のいちばん長い日」というタイトルは返上してほしかった。まず聖断があって、そこからのドラマに徹してほしかった。本木雅弘には感心した。我々日本人には好むと好まざるとに関わらず、皇室というものが刷り込まれている。玉音放送もいろいろなメディアで幾度となく聞いている。人間天皇なのだが、どうしたわけか、本木雅弘はある種高貴なオーラをまとっているのだ。東条英機が諌言に赴いたときの昭和天皇の毅然とした態度には、なぜか襟を正さなければ、という気分にさせられた。この人が聖断を下したのだ。逆らえる理由がない。反乱の首謀者畑中(松坂桃李)がまったく愚鈍なヤツに見え、彼の言にはまったくの理もない。そこは映画としては、決定的な欠点となる。松坂桃李は熱演だったが、相手が悪かった。原田眞人が昭和史を映画にするとき、それは違うだろうと立ち上がる映画人がいたが、若松孝二はもういない。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思想信念の暴走\n 立場、思想は違えど日本を思う人々の決意を写した作品。日本国という誇り、それを国民と見るか戦いざまに見るかが立場により明確に異なります。国民ありきに生き続けることを、希望ととるか恥ととるか。共感するかは置いておいて、どちらの立場の感情も慮ることができ、切なさがあります。また、それら対立する考えの間に立たされる立場の苦しさが、役所広司の演技を以ってまざまざと描かれています。誰かを悪者せしめることで過去を収めがちですが、誰もが悪者にはなりえないことを実感させられます。平和な現代に生きているからこそ、胸を締め付けられるような想いでした。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "喜八を越えようとはせず避けようとした結果\n せぜこましいだけの淡白な映画になってしまった。特に喜八版の「一日」の濃厚さを知っている身だと細部を欠いた緊迫感のない後半部に肩透かしを食ってしまう。前半のセリフ回しやテンポの良さには惹きつけられただけになんとも残念。喜八を避けた演出で割りを食ったのが阿南(役所)と畑中(松坂)。喜八版では局所でメリハリある駆け引きを行っていた畑中が単なる思い切りの良いだけのサイコパスと化して、これでは「また国を想っての行動」(まあやり方が正しいかは別にして)というより家に帰りたくないとダダをこねるだけの幼児っぽい。監督はあえて彼への感情移入を排したようにすら思える。阿南は喜八版よりマイホームパパとしての書き込み(娘の結婚式のエピソードや妻とのやりとりなど)や陸軍との調整苦労話が多くなり、ほとんど中間管理職のおっさんみたい。この路線自体はいかにもモダナイズといった感じで悪くない。が、全体のプロットとして閣議で衝突するシーンがあまり描かれず、鈴木首相とも終始仲良しで、鈴木との「敵味方を超えた友情」をむしろ感じ取りにくくなってる。そのせいで鈴木にお別れを告げるシーンの感動も薄い。せっかく阿南の書き込みを増やすのなら、陸軍を四苦八苦で押さえつける物分かりのいい調整役としてのシーンだけではなく、閣議の場ではあくまでも陸軍の代表として徹底抗戦をつっぱり、海軍と激烈にいがみ合う面も削るより、むしろより深く描くべきではなかったか。というか、奥さんが東京へ出てくるくだり、いるか?セリフ回し以外の脚本には不満ばかりだけれど、キャスティングはすばらしい。本木雅弘はかぎりなく昭和天皇っぽく見える(本物そのものに見えないのは仕方ないというか、彼でなくても無理)し、阿南もキャラの方向にマッチして三船とはまた別の意味で良い。山崎の鈴木貫太郎はいかにも食えない老爺といった演技で、清廉な笠智衆よりハマっている。松坂もさすがに黒沢年雄を凌駕する機会を与えられず仕舞いだったものの、一本気な性格がよく顔に出ていた。群像劇よりメインキャラのドラマを重視したせいで影の薄くなったサブキャラも多多見受けられたけれども、いずれも一定の存在感を示していたように思う。リメイクとはいえ単体の作品なので、あんまり比較するのもどうかと思う。けれど、好きな子に好きと勘付かれないためにあえて視線を外そう頑張っている中学生男子みたいな自意識がほとばっしているので、逆に観てるこっちも喜八版を意識せざるを得ない作品になってしまった(監督は喜八版嫌いらしいけれど、わざわざ公言するところもまた)。市川版『野火』に対する塚本版の自然体のように、もう少し、喜八版に対して素直に作っていれば良作になっていたのではないか。いささか惜しい気がする。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本人は\n 見るべき映画。面白いとか面白くないとかじゃなく。当時の日本軍の姿。志。今ではありえない価値観が当時の人達の当たり前だったこと。もっくん昭和天皇は圧巻。本人のことはよく知らないけど似過ぎ。玉音放送は当時のをそのまま流したのか?というほど。松坂桃李のいかれ具合は見応えがあり、少し役者としての株が上がった。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思ったよりも、素晴らしい出来。今こそ日本に平和を\n 第二次大戦の終結に至るまでの、鈴木貫太郎内閣発足から、ポツダム宣言受諾決定の昭和天皇のご聖断、宮城事件までを描いた作品。思ったよりも、上手く出来ています。個人的に懸念していた本木雅弘の昭和天皇ですが、意外に良かったです。TV映像などで耳にする、独特のイントネーションも意識して取り組んだようですしね。本木本人の上品な感じが上手くマッチしたことと、昭和天皇が当時44歳、今の本木雅弘が49歳とほぼ同年代と言う事も、良かった要因ではないかと思います。役所広司や山崎努などの実力派俳優も、その実力を十分に発揮しています。って言うか、年齢のことを言えば、鈴木貫太郎が77歳で山崎努が78歳、阿南惟幾が58歳で役所広司が59歳と、ほぼ同年代の俳優を配置したのが良かったんですかね。それで気になったのが、阿南惟幾・鈴木貫太郎・昭和天皇と並ぶ重要人物・畑中健二を演じた松坂桃李。松坂桃李が演じた畑中健二は、陸軍少佐で軍事課員だったわけですが、当時33歳なんですよね。それを26歳の松坂桃李が演じるのは、ちょっと・・・。若すぎる。30歳くらいでいい俳優居なかったのかな。そこがちょっと残念なポイント。その代わりと言ってはなんですが、同じ軍事課員の井田中佐が印象に残ったかな。陸軍省の玄関ホールで、阿南に決起を迫る鬼気迫った表情が物凄く印象的でした。狂気とは違うんですよね。決意というか、信念というか、純粋さと言うか、そう言う感じだなと思いました。この作品での登場人物の描かれ方には、原作者の思いも入っているのではないかという気がしました。阿南はかなり好意的に描かれていると思いますが、神風特別攻撃隊の創始者として知られている軍令部次長の大西瀧治郎は全く逆。彼と遭遇した阿南が発する言葉に、原作者の半藤一利が大西瀧治郎をどう思っているのかが現れていたような気がしました。それとこの作品を見て判ったのが、戦争は始めるよりも終わらすほうが遥かに難しいということ。近年も、アメリカがイラクで苦労していますしね。英語のタイトルは『The Emperor in August』。なるほど。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "始めるのは簡単だが、終わらせるのは\n 面白いと言う表現を使うのは適当ではないと思います。見ておくべきいい映画ですね。無論、史実をベースにしている話なので、当時の軍と政治の力関係など背景がわからないと、理解しにくいところがあると思いました。阿南陸軍大臣をやった役所広司は、今の日本の映画界ではこの人しかいないだろうと思います。また昭和天皇役の本木雅弘もよく演じています(少し美化しすぎかなといった印象)。また鈴木首相役の山崎努さんも達者なものです。それにしてもあの時点に立ってもまだ本土決戦を叫んでいた軍人の感覚と言うのは理解しがたいですね。一度始めた戦争を終わらせることの難しさを痛感します。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の武士道!!\n 清く美しい武士道の世界を見せて頂いた感じです。戦争を終わらせる難しさを描いた秀作ですね。負けを認めるにしても、鞘の納めどころをそれぞれの立場が邪魔をするもどかしさもよくわかりました!阿南の最後の自刃シーンに武士道の世界を感じます。70年を経た現在の平成の世に恒久平和をもたらした当時の日本の指導者の方々に感謝したい8月9日でございます。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "絶対に戦争はしてはいけない!\n 全ての人が見なければいけない一本です!もう2度と戦争はしてはいけません! " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画として面白いのです\n テーマが日本人としてとても意味の重いものだし、軽々しく面白い、そうじゃないと感想を述べられるタイプの作品ではないのですが、映画として本当に素晴らしいと思うのです。画面の豊かさ、美術、衣装、演者の表情、脚本の間、編集などなど、クオリティが高いなー、ぜんぜん飽きないな!という印象。満足度高いです。そして時節柄、いつ見るの、今でしょ、な作品だと思います。夏休み、甲子園と合わせて必見ですね。 " + }, + { + "date": "2015-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この苦労に比べれば\n 国を背負う人間たちの生き様を見せられた気がします、身が引き締まりました。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "綺麗にまとめた\n いちばん長い日をあらわしたいのはわかるが、テンポが悪く、迫力感と重さ、生々しさが足りない。天皇の描きかたにしても軽すぎるし少し綺麗にまとめ過ぎている印象をうけた。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "終戦70年、安保法案の年に、戦争を問う\n 今年5月に「駆込み女と駆出し男」で秀作を発表したばかりの原田眞人監督が、またしても力作を発表!本当に今年は原田yearだ。太平洋戦争末期、連合軍からのポツダム宣言受諾が迫る中で行われた御前会議。日本はいかにして戦争を終結させたのか、玉音放送直前何があったのか。半藤一利のノンフィクション。1967年にも一度映画化。娯楽派・岡本喜八によるドキュメンタリータッチの演出が印象的だった。ハリウッドの話題作ひしめく今夏の中で最も観たかった作品であり、終戦70年の節目だけに非常に期待を寄せていた。某TVドラマの映画化や某漫画の実写化が話題をさらう邦画夏のラインナップの中で、これぞ映画らしい映画!確かに難しい部分もあるが、全く理解不能という訳ではなく、知られざる歴史の裏側は興味を惹き付けて離さず、グイグイ引き込まれる。単なる歴史映画に留まらず、クライマックスのクーデターはサスペンス映画としての緊迫感もたっぷり。家族のドラマも挿入され、ドライだった旧版よりエンタメ性はある。セットやロケーションは当時の暑く息苦しい空気を感じさせ、カメラワークも画になり、原田監督の重厚な演出は格調高く、風格さえ漂う。役者たちの熱演も見事。とりわけ注目は、昭和天皇役の本木雅弘。演じたのは、“現人神”に非ず“人間・天皇ヒロヒト”。そのプレッシャーは計り知れないが、柔らかな口調や所作など、昭和天皇とはこういう人物だったのかなぁと思わずにはいられなかった。玉音放送もよく似せたもんだなぁと感心した。おそらく、年末の映画賞で度々名が挙がるだろう。重厚な作風の中でユーモアを滲ませる老総理役の山崎努、クーデターを起こす若き将校役の松坂桃李がベテランの中で唯一の若手のメインとして奮闘していたのも印象的。終戦までの険しい道のり。よく問われるのが、天皇の戦争責任。が、本作はそれを問うた映画じゃない。国を思い、民を思った一人の人間としての平和への願い。映画では、最初からポツダム宣言を受け入れる姿勢でいたのは一目瞭然だ。自身らが仰ぐ天皇の願いとは裏腹に、最後まで本土決戦を訴える一部の将校たち。クーデターという強行手段はエゴで、それに固執し盲目になり、自分たちが反乱分子である事に気付かない。彼らなりの国を思っての行動なのでただ切り捨てるように愚かとは言わないが、余りに哀しい。様々な思惑が交錯する中で、多くの国民が犠牲になり、自ら命を絶ち、大量の血と涙が流された。それが無駄にならない為に誓った、永遠の戦争放棄と平和。…しかし!僅か70年後。その誓いが揺らぐような法案が。いくら何でも日本がまた戦争に関わる事にはならないと信じているが…。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "派手さは無いが誠実な作品\n  派手な戦闘場面は無いが、誰もが終戦を迎えるに当たり苦悩し葛藤していた。 鈴木首相も天皇陛下も自らの手で幕引きを図るという強い決意が感じられた。 軍人達の所作が綺麗に思える映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "微妙。\n 上層部サイドから考えた事無いので分かりにくい?野火とセットで見たかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "戦後70年の今、観ておくべき映画\n 決して学校の教科書では記述されていない大戦の終戦に至る一端を知ることの出来る優れた映画です。鈴木首相役の山崎努さん、阿南陸軍大臣役の役所広司さんはもとより、昭和天皇を演じた本木雅弘さんの演技は秀逸だったと思います。始まってしまった戦争の終結が如何に困難なことであるか、それが判るだけでも貴重な作品です。今年の終戦記念日、安倍首相は「戦後70年の首相談話」を聞く上に於いても、観ておくべき映画と言えます。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "???\n 観いってはみたものの、なんとも微妙な感じでした。 " + }, + { + "date": "2015-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "興味深い\n 確かに今の日本を考える上では歴史上もっとも重要な局面でありながら、少なくとも私の時代の歴史の授業では近代史は非常に軽視されていた。そういう意味ではとても興味深いし、もっと知りたいと思った。特に、阿南陸軍相の描かれ方は好意的だが、実像は果たしてそうなのか、単に陸軍の暴発を抑えられなかっただけなのでは?という感じがした。松坂桃李の役柄は、真逆のように見えて、今話題のSEALsと被った。洗脳され、自分の信条を唯一無二とし、暴走する。冷静に状況を判断することができない姿には、背筋が寒くなった。それだけ演技が良かったということでもあろう。ベースに流れていたのは、家族への思いだった。阿南の亡骸に息子の最期の様子を語りかける妻の姿には、胸が熱くなった。声高に主張を叫ぶより、家族と過ごす平穏な日々のありがたみが胸に迫った。是非、原作や関連書籍を読んでみたい。 " + }, + { + "date": "2015-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "観て良かったです。\n いろんなことの積み重ねで起きてしまった戦争でしたが・・・・・、その後、70年となってしまい、時間がたつにつれて、取り上げられる機会も少なくなってゆく中で、伝えなければならないことを、とても丁寧に、ゆっくりと、伝えてくださった作品でした。 " + } + ] + }, + "196": { + "title": "百円の恋", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "役者魂に心打たれた\n 安藤サクラすごいなこいつ。と思わされたみんなのレビュー見てたらあまりこの観点が語られてないので、ひとつだけ書きたくなった。ライセンステスト後のボクシングの動き。シロートの時の動き。その中間の動き。腰の入れ方、パンチの軌道、腰の落とし方を徐々に上達させてて、役者としてあそこまで出来るのスゴすぎるわ。しかも女性で。スタローンよりはるかにボクシングは上手いよ。感動した。 " + }, + { + "date": "2019-05-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "打ち込めるもの\n 登場人物が本当に最低で友達になりたくない人間に見えるてくるのが、さすが俳優だと思いました。そんな最低辺の人間だって一生懸命になれる事がきっとあるのです。太っていて、まともな職に就いたことがなくて、人間嫌いな人だって、本当に打ち込めるものがあればその一瞬だけは自分に自信が持てる人間になれる。そうすると前よりかは生きているのが嫌ではなくなる。そんなささやかな勇気が貰えました。 " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "好きな感じでした。\n 面白かった。堕落した中年女性一子が、一人暮らしを始め、色々な人と関わることにより成長しボクシング選手になる話。小さな一歩が大きな変化を生むんだなあと感じた。登場人物も、リアルを変に誇張してて可笑しかった。安藤サクラ好き。 " + }, + { + "date": "2019-03-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラすごい\n 人生誰でも自分次第で暗くも明るくもなると思いました。途中のシーンは目を背けたくなるところもありましたが、明るい兆しに向かってく過程良かったです。特に何かに打ち込めるって大事だ。しかし、終始、安藤サクラすげぇなぁと思う演技で、それに感心ばかりしていました。 " + }, + { + "date": "2019-03-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "心くすぐる新井浩文のダメ男感\n 安藤サクラさんの圧巻の演技もさることながら、新井浩文さんのあのダメ男感.....優しく抱きしめたかと思えばグサッとくるような言葉を吐き捨てたり、ご飯作ってくれたかと思えば次の日突然消えたり.....女に捨てられてたり.....あぁ本当にダメ男だけどなんか惹かれてしまうなぁとしみじみ。なにもかもグダグダなんだけど自分の気持ちにストレートに生きている一子がちょっと羨ましい。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ラストよかった 人間味がにじみ出る映画 安藤サクラがよかった… 少...\n ラストよかった人間味がにじみ出る映画安藤サクラがよかった…少し勇気くれる " + }, + { + "date": "2019-02-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公の成長ストーリー\n 前半と後半で主人公が別人のように変わっていく。安藤サクラさんの演技がただただ凄い。努力をしたからって凡人がチャンピオンにはなれないし、何もかも良い方向に向かうわけでもない。自堕落な生活をしていた主人公が、夢中になれるものを見つけて熱中していく姿はとても美しくてカッコ良かった。 " + }, + { + "date": "2019-02-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったのは安藤さんの演技力\n 話題になっていていつか観ようと思っていて、でも後回しに。新井さん事件できっと観られなくなるから…と観ておいた。うーーーん。安藤さんの演技力は凄かった。すごい女優さんなんだなと。今までのいろいろな役を彷彿させることなく、ただ、ただ、一子になりきれてるのは本当に凄いと思う。けど、ストーリーも演出もあまり好きではない。好みの問題?なんだろうけど。そして、安藤さんは凄いし好きだけれど、やっぱりキラキラ可愛い女子を眺める方が私は好き。ラブコメ大好きには向かない作品なんだろうな。 " + }, + { + "date": "2019-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "100均の歌がテーマ曲の女\n 100円程度の女ですから。強烈。痛い。痛い。引きこもりで30過ぎて親に養ってもらって、妹からも文句を言われ。生きること自体が痛い。バイトの店員の話とかリアルなのか。本当に痛い。一回ぐらい勝って見たかった。全然いいと思う。遅まきながらでも自分に自信を持つために何かをする人。見てるだけで涙が出る。試合からのメシでも食べるか。いい終わり方だ。安藤さくら。流石。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "私もダメ男好きです・・・\n 安藤サクラ演じる一子、実家で仕事もせず引きこもっていたのだけど、百円ショップでバイトをはじめ、更にはボクシングに熱中してゆくお話。とにかく出てくる人間たちが本当にいそうで。完全な良いキャラが出てこないのも良い。好きになれる人もそうでない人もいるけど、みんなどこかしらダメなのが良い。一子の恋人になる新井浩文、ダメ男なんだけどこういう男が超タイプなことに気づいてしまって我ながらあきれた。強引さもちょっとぶっきらぼうなところもまじカッコよくて、一子の気持ちになってキュンキュンした。一子がいとおしくていとおしくてグイグイ引き込まれてゆく。彼女自身が新しい体験をし、変わっていくにつれ、変わることもあれば、変わらないこともあるんだけど。人生が愛おしく思えるかどうかって、やっぱ何かしら行動しなきゃダメだよな、と思った。結果はどうあれがんばったねって言ってあげられるかどうかというか。元気が出る人間賛歌な作品です。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全部じゃなくても登場人物のダメ人間っプリに自分のダメなとこを重ねる...\n 全部じゃなくても登場人物のダメ人間っプリに自分のダメなとこを重ねる人がほとんどかな、と。自分の全てに自信を持ってる人は観なくていいと。ボクシングジムに貼ってあるhungry angry の標語が印象的。ラストは好き嫌い別れるみたいだが、賛成派。こういう時は手を引かれて泣いていい。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラも脱ぎまくり\n  店の金をごまかしてクビになった元ソープ嬢の女(根岸季衣)が毎日残り物の食べ物をたかりにくるとか、ギャンブル好きでだらしない男とか、現代のコンビニバイト事情を露骨に・・・ ボクサーの狩野は一子(安藤)を引退試合に招待して付き合うことになるのだが、その前にコンビニの店員にレイプされてしまう。ボロボロになった一子であったが、何か人生で掴もうともがく姿には感動できる。途中の男女間のダラダラした部分はあるものの、プロテストにも受かり、人生を賭けたかのようなプロデビュー戦は見ごたえがあった。相手は百戦錬磨の4回戦ガール(?)。ボッコボコにされてはいるものの、3ラウンド目には歯切れのよい左ストレートを一発!スローモーションになってはいるが、ここは映像の演出がありふれたものになっていて残念だったかも・・・全体的にオフビート感があるので、ここもぜひ! " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いいーーー\n こういう廃れてる人を描いた日本映画いい。雰囲気かっこいいー。自分と重なるなー。実は女子ってこんなもんだよね最後は勝てないけど、勝ちたかったって思ったことに意味がある最後のエンディングでガン泣きした " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "だんだん気持ちが暗くなってきだがボクシングで盛り返した。安藤サクラ...\n だんだん気持ちが暗くなってきだがボクシングで盛り返した。安藤サクラの演技には脱帽だが好きな映画ではなかった。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "80点\n 百円一子ファミリーがリアルでよかった一子の妹の子供が幼少期の僕感w狩野が嫌い。そもそも新井さんが嫌いw殴りたくなるような周りが多すぎるボクシングしたくなるよね!僕と一緒w最後勝てないやろなーと、狩野見てるやろなーと何度も立つ姿に涙青木ジムの二人好きw女優賞取れるわあの演技は " + }, + { + "date": "2018-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もはや1人2役状態!?\n とにかく安藤サクラさん!彼女が出ている映画はとりあえず観ろということです。同じ作品内でこんなに変われるのか。。すごすぎる。生きている感じを存分に味わえる。生きてるっていいなと思える。とてもクズで、愛おしく、尊敬し、熱くなれる映画です! " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予期せぬ左フックを食らった気分\n 「勝ちたかった」の一言がずしりと心に響いた。スローテンポな出だしが、気づくとものすごいスピード感の中にいた自分。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "安藤サクラさんファンですから\n 『百円の恋』鑑賞。大好きな安藤サクラさんの圧巻の主演。喪失からの再生を描いた奮闘記片言な二人、動物園で真顔な二人バナナを忘れていく男ケチャップをかけられる女どれもがワンテンポ遅れているのだけどそのズレが不器用なんだろうなぁ、あまり話さない二人の奇妙な空間がずっと観てたいなと思わせてくれる。いい歳をした大人なのだけれど、物凄くピュアでまどろっこしくて曖昧であ〜〜そわそわしちゃう愛おしいと思う瞬間がたくさんありました。前半は、わざとらしくないけど決して雑じゃないお芝居がそうさせてる、巧みだなぁ、と普通の人に見えてしまう事が凄い。だけど、つまらなくない上手くて面白くて滑稽だし気負わない感じが私のどタイプでした。いい温度、いい湿度の作品後半は圧巻の一言。美しい、ではない格好良さ生きてる、その過程が溢れ出ていて一作品での変化が半端じゃなくてこれこそ!!映画の醍醐味、、いつまでも自分に期待する事を忘れない自分でいたいです安藤サクラさんについて語ってもいいですか、、今まで観たどの作品の女性よりも群を抜いて格好良かったです。役でボクシングをなさるのですが、少し苦手意識を持っていたボクシングまで良く魅せる事、一度も飽きなかったんです。お芝居じゃないのかな、アスリートなのかなと思ういくつもの場面があって、もうなんかずるいな、ととんでも無いことになっていました、熱量、技巧、ヒロインちっくな遠慮とか妥協が一切無くてそれこそ左ストレートみたいに直撃して油断させないから、危ない危ない危ない。。人間ってこんなものなのか絶対、観終わった後、シュッシュって、ボクシングのしたくなりますよ覚悟、ですね。 " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まんまとしてやられた\n 他の女優さんと勘違いして借りてしまい最初はつまんねーなーってね俺には何がある?どんな過去がある?乗り越えるべき過去あきらめた過去辛いだけだったあの日逃げてばかりの人生真剣勝負をどう逃げるかしか考えていない日々そこそこ幸せだけど心半分、あとは見て見ぬ振りをしている人には「いくつだって、いつだって始められる」って言うくせに自分は尻込みしてるこんな事言いながら結局は何も初めやしないんだろクソーどんだけ映画観たって自分を変えられやしないクソークソー " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画\n 彼氏に夕飯を作ったのに、ろくに食べてもらえなかった。「立ち読みしてくるわ」と言い残し帰ってこない彼氏。その後でアパートの窓辺でタバコを吹かす彼女。このシーンが好きだ。ボクシングの試合の最終盤に会長が発する檄も好きだ。「立て、立って死ね」思わず噴きだした。そして彼女の試合を目の当たりにした元彼は、そこではじめて自分が抱いた見知らぬ彼女の正体を知り、同時にボクシングをしたものでしか分かち合えない共感を覚えたのだろう。彼女もまた、ボクシングを通してはじめて自分を知るのだ。そして負けたからこそ彼氏により深いシンパシーが芽生えたのだろう。ラストシーンの彼女のセリフをずっと引きでしか撮影しなかったところも好きだ。これは小説のように受け手が彼女の表情を想像できる隙間なんだと思う。試合後の会場の外で「勝ちたかったよ。勝ちたかった」と嗚咽する彼女に対して、言葉を選んで「まあ、最高だからな。勝利の味っていうのは」と返す元彼。長い尺なのに、セリフが少なくても成立しているのは、言語外の深いところで二人がボクシング(負けることも含めて)を共有しているからだ。好きですよ。こういうの。分かり合えない男と女が、深く共有できる瞬間っていうのはファンタジーですからね。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一子みたいになりたくない\n ラストのシーンでそう思わされた。あんな弱い人間になりたくない。でも、けっこう、ちゃんと、物凄く鼓舞させられた。あんな男はすぐ捨てる強い女になりたい、世の中の不公平さや見えない何かに負けたくないと。でも安藤サクラさんの泣きながらなんとなく抱いてほしくて、甘えたくてという演技が絶妙すぎて見てられなかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラが素晴らしい\n 安藤サクラすごいですね。万引き家族も見たい。他の俳優の演技も秀逸。なんていうか、救えない人として、好きじゃない人たちばっかり出てくる。そういう人っているよね。なんだか、許せないけど、そういう人たちもいて、そういう人たちと生きていかなきゃいけない。映画を見て、疑似体験する。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よくも悪くもポップ\n ■好きなところみんなクズ■嫌いなところもっとクズでいい。ハッピーエンド的なのいらない。自分がクズだって分かってんだってら最後のシーンは泣かないで欲しい。多分女を棄ててない設定なんだろうけど、だったら女でのよかった経験のほうも誇張すべき。監督さん!!あとはせっかくクズなんだから、だからあえてポップを入れてるんでしょう。ポップな感じがも、結構いいから、もっとクズな話に、内容もエグくていいかも。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラさんさすがですね!\n ストイックな女優さんとは知ってましたがここまでとはびっくりです!親の脛をかじってばっかりのおデブニートからひょんなことからボクシングに打ち込んで期待上げられた肉体。同じ作品内でここまで変われるのか!と思いました。1人の男性に出会ってから生き方が変わり、自分を変えていくという、ストーリーの中にも人間のドロドロさ?のようなものがうまく入っていてリアルでした。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "#百円の恋 #万引き家族 の #安藤サクラ では物足りず再々見。百...\n #百円の恋#万引き家族 の #安藤サクラ では物足りず再々見。百倍こっち。日本の日常にデニーロ凌駕の激演が映える喜び。駄目な #新井浩文 もタイプキャストをかわす儲け役。これだけスポ根しつつ恋の #映画 だと宣言するタイトルに泣く。コーチ #松浦慎一郎 の真摯な眼差しも良い。必見。@100yen_koi " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思ってる以上に面白かった!!\n 思ってる以上に面白かった!! " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "くそったれな人生との対決\n 実家にて引きこもりを続ける32歳のフリーターの一子。実家の弁当屋も手伝わず、タバコとゲームに人生を費やす日々の中で半ばやけくそに始めた一人暮らしと深夜の100均バイト。そして出会った1人の男とボクシング。どん底の人生の中に見えた一筋の光に全力を注ぐ一子を描いた中年手前の全ての人に送るファイトムービー。薄汚れた部屋着、ボサボサの髪にたるんだ横腹と、冒頭から一切女性らしさを感じさせない不快な姿をまざまざと見せつける一子が、一人暮らしの中で始めた100円均一でのバイト生活と半ば勢いで始めたボクシングに夢中になり、外見も中身もまるで別人のようなパワフルな女性に生まれ変わる様を描いた作品。その一子を名脇役とも言える女優、安藤サクラが見事に熱演。たるみきった体が引き締まるまでの過程を撮影期間たったの10日で仕上げ、目を見張るスピードのシャドーボクシングとダッシュで予想の斜め上を行く熱量をみせる。序盤のだらりとした幸せに浸る一子からの後半の自分の存在証明のために戦うような険しい表情の一子が本当に同一人物なのかと疑ってしまうほど彼女の存在感が溢れた作品だった。クリープハイプの「百円の恋」も非常に刺さる切ないながらも暖かいエンディングの良作。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる描写。ありのままの感情。\n 安藤サクラさんが大好きなので暇つぶし程度に鑑賞しました。想像以上に良くて、感動しました。アップダウンの激しい話では無いのですか、一瞬一瞬のストーリーの展開、言葉、セリフ、雰囲気。全てが現実的で、切なく、哀しく、悔しく。人間誰しもが同じ感情を持ったことがあるのではないでしょうか。言葉では表せきれない感情を。何が良かったのかはわかりません。でも、人間ってこんなものです。どうしてものめり込んでしまうもの、何もかも忘れて打ち込みたいもの。どんな理由であれ、誰しも、あると思います。自分にどんな才能があるのか、とんな結果が待っているのかわからなくてもいいのです。好きになったから、気になったから、何もかも忘れてしまいたから、新しい自分を創り出したいから、過去を覆したいから。それでも結果が変わらないこともある。それでいいんです。弱くてもいい。結果同じでもいい。その時に夢中になれて惹かれて心を掴まされたのたら、それだけで、十分です。自分を変えるきっかけは、意外と簡単。でも、変わったつもりでも、真の深いところは変わらないんです。それも、悪くないと思う。変わらないところには、その人の良さが残っていることもあるから。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "30代の青春映画\n 10代、20代の私では面白さが分からなかった作品だ。三十路を越えてなお堕落。誰も彼も大切にしてくれない、大切にしない。自分さえも大切にできない。衝動的に居場所を変えた。少しの変化が、やがて大きな変化になる。内向きな怒りが、やがて大きな目標に変わる。そして自分が少しずつ変わっていく。周りも少しずつ変えていく。こうはなりたくねぇな、でもこうなってるかも、と中々抉ってくる安藤サクラが凄かった。(\"怒り\"の宮崎あおいみたいな、綺麗で可愛いのだけどキャラクター設定とかけ離れているような女優さんだったら、絶対観ていなかった。)今が一子と同年代だからこそ、怠惰堕落と行く末の怖さがよーーーく分かった。危機感とある種の勇気を貰えたような気がする。そしてありきたりなサクセスストーリーだと思っていたのに、まるで大団円で終わらない。彼女の日常はこれからも続いていくのだと思わせてくれる、クリープハイプの百八円の恋も良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "打ち込む姿に涙\n 安藤サクラ演じる主人公がボクシングに打ち込む姿に涙しました。あれ…なんか涙出る…。思いがけずです。主人公が頑張ってるっていうより、あ〜安藤サクラが頑張ってる!ように受けとれちゃいましたが。初めて加藤サクラの演技見たので他の役の時の彼女は知りません。とにかく打ち込む姿に感動しました。凄かったです。良いもの見せてもらいました。 " + }, + { + "date": "2018-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ\n 安藤サクラが凄い。クリープハイプもいい。 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんかいいですね。\n 安藤サクラさんが好きで見ました。試合で最後勝てないところがリアルでよかったです。が、勝って欲しかった!!試合中はすごく感情移入してしまいました。言葉の少ない映画でしたが見入ってみました。主人公の変化がすごく上手く描かれている映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-05-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "新井浩文くっそかこいい 安藤サクラの演技はまじですごい クリープハ...\n 新井浩文くっそかこいい安藤サクラの演技はまじですごいクリープハイプもぴったり " + }, + { + "date": "2018-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戻る男。戻らない男。\n 『百円の恋』(2014)Amazonプライムにて。R15の作品だが、これから観るが、どういうところだろう。主人公の32歳の引きこもりの自堕落女性の雰囲気が最初から良く出ている。妹はシングルマザーで男の子と住んでいる。姉妹の母親が妹と弁当屋をしている。母親は大目に見ているが、妹は自堕落な姉に文句を言い続ける。姉妹の家をぐちゃぐちゃにする喧嘩のシーンがすごい。こういうのは男だけではないのかも知れない。女でも引きこもってしまったり大変な人もいるのだろう。だが、誰もがこれはちょっとしたことで陥ってしまう事でもある。武正晴という監督は私と同い年なのか。主人公はまずコンビニのアルバイトに面接に行く。みるからに脱力していてやっと生きている感じであるが採用の人が良い人なのか採用された。コンビニの先輩の44歳のおじさんも変な人。主人公は、通り道のボクシングジムの、コンビニでバナナばかり大量に買っていくボクサーが縁でやがてボクシングを始めるらしい。ボクサーが新井浩文で主人公が安藤サクラが演じているが、軽トラはシートベルトいないから下手すると捕まるし、危ない。ここら辺がR15なのか。ボクサーは主人公を動物園にデートに誘う。主人公はボクサーをよく思っているらしく、応じる。動物園でのデート。それなのに短調の口笛のBGMが独特なセンスな感じでもあるし、『太陽にほえろ』とか、1970年頃のテレビドラマでよく流れていた感じもする。44歳のおじさんが主人公をデートに誘うが、そのキャラクターからどうにも情けない感じだし、キャラクターってやだなと思った。辛いものがある。ここが話として凝っているんだが、ボクサーがコンビニにさらっとチケットを2枚置いていき、おじさんと主人公が観にいくが、それがボクサーの6回戦の試合だった。ボクサーは圧倒的に負けるのだが、主人公は食い入るようにみつめ、何かが始まった。なぜタイトルが『100円の恋』なのかと思っていたが、コンビニが『百円生活』という名前だった。おじさん、情けないというより犯罪だと思うが、ホテルに主人公を連れ込んでしまい、強引に性行為を迫る。これでは犯罪シーンである。主人公は電話してレイプされたと告げる。初体験をレイプされてしまったのだが、44歳のおじさんは犯罪者となった。自業自得としかいいようがない。泣き寝入りしない女で正しい。ボクサーが好きなのに可哀そうに。しかし、コンビニはその後どうなっていくのだろう。犯罪者はなぜかコンビニの金を泥棒して逃げてしまった。犯罪にならなかったのだろうか。主人公は全く悪くないというか被害者なのだから、コンビニを続ける。ボクサーは年齢制限で辞めていたが、主人公はそのボクシングジムに入門する。個人的な事だが、私も31歳から32歳にかけてだっただろうか、ボクシングジムに通ったことがある。あの頃はそれでも今から思えば若かった。しかし犯罪をしてしまうような周辺の人物が数人も出てくるのだが、こうした不器用な人達は一体どれだけいるのだろう。しかし、安藤サクラは、自堕落な役からボクシングを上達していく役だろうから、大変だったと思う。しかしこの資本主義と大企業から中堅企業が人を裕福にしている国で、低所得で闘っている人達がいる。不器用な人生。男も女も。ボクサーにしても主人公にしても36歳と32歳の男女で不器用な関係だ。偶然が重なって、熱で倒れた女のアパートでボクサーが肉を調理するが硬くて噛み切れないというシーンは、笑えるかと思ったら泣いてしまうシーンだった。44歳のレイプ犯とは違う。女のほうが男に寄り添って泣きわめいてしまう後で、ボクサーとも性行為になってしまうのだが、同じようで違う行為ということか。あまり褒められたものではないのだが。だがそうなってしまっては、もう離れないということだろう。生涯。本当は。良くはないと書いておくが、ボクサーと主人公は同棲生活を始めることになった。性描写もある。個人的にはこうした描写ありの映画はすべて評価を下げることにしている。主人公は女でやたら煙草を吸う。ボクサーはようやく豆腐屋をしている女に雇われるが、浮気というか二股というか、豆腐屋の女のほうに行ってしまうらしい。この話は重要だと思う。結局、合意と不合意の違いはあろうとも、44歳の不合意の男は犯罪者としてよくわかるが、ボクサーのほうも、合意していても、離れていく過程で裏切るのである。犯罪に思われていないが、犯罪と同様だろう。主人公が受けた二人の男の仕打ちは合意でも不合意でも同様に女を騙したり暴力だったりするのだ。ボクサーは豆腐屋の女と一緒にまわっているとき、主人公が待ち伏せすると、妹だと吐き捨てた。豆腐屋は似てないでやんのと切り捨てていった。ひどい話である。主人公は怒りなのか何なんか、ボクシングにのめり込んでいった。動きも体つきも変わっていった。安藤サクラは大変だっただろう。ボクシングトレーナーの爽やかな俳優は実際にもボクシングトレーナーだということだ。32歳ぎりぎりでプロテストに臨むが、かなりさまになっている。そして合格する。しかし、コンビニはクビになってしまう。優しい採用担当だった店長は入院かなにかでいなくて、嫌みな本部の人を殴ってやめた。それでもボクシングを続けていた。それをなぜか浮気ボクサーが遠くからみていた。このころの主人公は体つきも表情も鋭くなっていて、最初の頃の感じと違っている。そして父母と妹と弁当屋をやるようになる。男たちに騙されても、拠り所は家族がいた。ところが情けないことに、浮気ボクサーは、豆腐屋の女に捨てられたらしく、(それを捨てたという嘘が、実際の社会でもかなりあるのではないかという参考になるセリフだった)交通警備員になって、弁当屋に買いにいったら、主人公が店頭で逃げるが、追いかけて、公園で二人で話をするが、男は弁当の容器を袋ごと道端に投げ捨てて仕事に戻る。これではごみを清掃している人達にも悪い。R15指定だが、15歳でこんなのみたら悪いことだとわからないだろう。しかし安藤サクラの運動神経の変化というのはすごいものである。演技でも運動神経が無ければああは行かなかっただろう。しかし、人間とは目的が一つあればずいぶん変われるんだろうと勇気を与えると思う。特に現在の都会では迷走している人が多いだろうから。都会に限らないかも知れないが。初の試合に臨むが、ここで映像のテクニックも使われている。ひどい男たちに出会ってしまったが、ボクシングジムの指導の男たちはしっかりした男性だった。立て続けに男に騙されるという試練とそうした性の面ではひどい内容だが、さらにかなり上達したと思われ、プロにまで合格したボクシングでも、初の試合で主人公にこの映画は試練を与える。父母と妹と甥っ子は心配してみている。会長は冷静である。女対女ではあるが、闘いの場に容赦もないし憐憫もない。2ラウンドまで大差で負けているペースで、3ラウンド。相手は強い。少し反撃するが、倒されたときに今までの思い出が主人公の頭をよぎる。なぜか浮気者元ボクサーも来ていた。白目をむくシーンが凄まじい。浮気者や妹や会長が厳しくも愛情ある罵声を浴びせると、相手がいないのに、わけがわからなくなり、立ってこぶしを振り回すが、試合は終わった。会長がボクシングは甘くないんだと言った通りだった。BGMがまた昭和のようなセンスの音なのだが、救いは父母や妹や甥っ子。会長やトレーナー、そして浮気者の元ボクサーが見守っていたことだ。この女性を頑張らなかったとは誰も言えない。そしてラストシーン。長回しの、戻ってきてしまった浮気者元ボクサーとのシーン。支え合いが本当にあるのなら戻ってきてしまうのか。来るも自由、去るも自由の時代に、戻って来るという事。戻ってきた場合には、その関係は純愛として再び継続されるのだ。やさぐれた都会の一面。きらびやかなほうと反対のほうの恋と愛。自堕落に引きこもっていたら出会えなかった日々。主題歌が100円でなくて108円。消費税込みだ。そしてこのコメントを美化するつもりもない。それでさえも、婚前交渉は良くはない事だと書いておかねばいけないと私の責任で思う。 " + }, + { + "date": "2018-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラの120%\n お話は定番といえば定番的だが、とにかく安藤サクラという女優の捨て身の根性、女優魂を存分に堪能する映画です。もうそれだけで星4つです。凄くフラットで演技を感じさせない演技が素晴らしい女優さんです。観ていて気持ちがイイ!気持ち悪い所まで気持ちイイです。 " + }, + { + "date": "2018-04-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前評判どおり、面白かった!\n ボクシングというスポーツと、場末、カスな人生、下町があうのは、あしたのジョー以来の伝統だが、自分は実はこの場末感がそれほど好きではない。この映画も同じ。主人公 \"一子\"(安藤サクラ)は悪いやつではないのだが、そのだらだらと弛緩した生き方が前半でこれでもかと描かれ、彼氏も百円ショップの店員たちもいやになるほどダメな人たちで、主人公が巻き込まれる出来事にも辟易するばかり。しかし主人公がボクシングをはじめてからの後半は、\"体とともに動きがシャープになっていく心地よさ\" を観客までリアルに感じることができる。うまい。音楽にひきずられやすい俺だから、音楽でそう感じている面もあるだろうが、そうだとしてもこの映画のように気持ちよくだましてくれるのなら大歓迎だ。前半でいたるところで流れ、いやな感じで耳に残っていた百円ショップの歌を、リングにむかう主人公がテーマソングで使い、「しょせん百円程度の人生だから」とyつぶやくシーンでは、いやな音楽に聞こえない。すごい。とても好きなボクシング映画でした。「リアルなんじゃない?」と感じさせてくれる。監督のボクシング愛を感じる。「ああ、荒野」とは対極の位置にあるように思う。自分は圧倒的にこちらが好き。爽快なシーンがあるわけでもなく、主人公に感情移入していくわけでもないのに、なんだか涙出た。すっきりした。「シャープになる」ことの気持ちよさがにじみ出た映画と思う。安藤サクラ、どうもありがとう。撮影期間であれだけ体をつくりかえてくれたからこその感激だと思う。そして最初から最後まで安藤サクラをブスに撮り続けた監督もすごかった。リアルさはそこに生まれたように思う。これだけブスを観続けて感動したのは初めてだ。おまけ:新井さん、カスっぽい役、うまいっすね。 " + }, + { + "date": "2018-03-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人生でもう一度燃えて見たいときにおすすめ\n 引きこもりニートの主人公が、恋愛、ボクシング、仕事を通じて魅力的になっていく物語。もはや駄目すぎで気持ち悪かった女性一子が、目標に向かって努力し、輝きだす。安藤さくらの体を張った演技、新井浩文の寡黙な味のある演技が素晴らしい。自分の中では一子の父親が一子に向かって言った、かうろ覚えだが「お前はお父さんみたいに自信が無い人間にならなくて良かった」というセリフにジーンときた。まだまだ自分も頑張れるかもと思わされる作品です。 " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "努力する人は輝いている。\n 今までなにもしなかった人が「やってみよう」と思い、「勝ちたい」と思った、だから努力した。「ボクシングはそんなに甘くねぇぞ」とコーチは言うけれど、でもそこに至るまでの過程や熱意に嘘も負い目もヒケメモ無いわけで。映画だから、役者の技術でなんとかなってしまいそうなところを、安藤サクラの芝居(=熱量)で、何重にもリアルにした作品。この作品が撮影期間二週間とはただただ驚き。 " + }, + { + "date": "2018-03-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良かったー。俳優が良すぎ。\n 良かったー。俳優が良すぎ。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "違う視点で楽しかったです。\n いつか見ることができたらいいだろうなとチェックしていた程度の映画だったんです。でも、映画『かぞくへ』を見て、松浦慎一郎さんが出てるって知ったので、公開中に見てみることにしました。松浦慎一郎さん、ばりばり出てますね。その他にも、森本のぶさん、三溝浩二さん、おのさなえさんが出ていることに気づいて、ウハウハしました。こういう視点の楽しみ方もあるのかって思いました。安藤サクラさん、朝ドラ主演決定おめでとうございます。おしっこを拭いているシーンに、ドキッとしました。身体を張った名演技に、アカデミー賞最優秀主演女優賞獲得も納得できました。 " + }, + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "努力は簡単に報われない。\n けど、努力する人は美しい。グシャグシャだけど観た後スッキリ。 " + }, + { + "date": "2018-02-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "漂うような映\n 随分と前からこの映画の存在は知っていた。公開していた劇場が少なくリアルタイムで観られなかったがネット配信という今時の視聴方法で観ることができた。安藤サクラ。圧巻の安藤サクラ。失礼な言い方をするとどこにでもいそうなアラサー。決して美人ではない。ちょうどいいブス。でも、彼女にしかできない一子だった。あまり感情を表に出さない一子が狩野の前では子供のように泣く。恋愛感情なのか。安心できる存在なのか。観ていて分からなかったけど多分一子もわかってないんだろうな。新井浩文は不思議な役者だと思う。佇まいで魅せるというか。漂うような演技をする人だなぁ。松田龍平とよく似ているかもしれない。多くを語らない狩野が新井本人と被ってこの映画の骨格を作っていた。予告を観た時「喪失」からの「再生」をボクシングに乗せて痛快に観せてくれるそんな作品なのかと思ったが決してハッピーエンドではないそのストーリーに少しだけ消化不良を感じた。けど観終わってしばらくして思うがそのモヤモヤした感じがこの映画が一番伝えたかったことなのかもと妙に自己完結してしまった。エンドロールのクリープハイプの曲。映画の余韻をより深くするいい曲だなぁと思った。 " + }, + { + "date": "2017-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "前半の全てに敗北したダメな一子からボクシングを通じて変化していく様...\n 前半の全てに敗北したダメな一子からボクシングを通じて変化していく様子に夢中になってしまいました。試合に臨んだ結果は負けてしまいましたが周りの心を揺さぶる存在になっていたことに救われた気がします。本当に一子が魅力的で、面白かったです! " + }, + { + "date": "2017-12-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "人はいつからでも変われる。\n まず、安藤サクラ、すごい。演技という粋を超えて、現実に存在している。こんな風に特に意味もなく引きこもったり、やる気がなかったり、どうしようもない暮らしになってしまっている人、たくさんいる。いつでも誰でも、生きている意味が見出せなくて、クズな人生を送るはめに陥って抜け出せなくなること、ある。でも、ちょっと誰かを好きになったことで、ダメだと思いながらもその人に近づきたくて新しいことを始めて見たり、今までの人生見直して見たりする。この主人公は、それが、百円ショップでのアルバイトだったり、一人暮らしだったり、ボクシングだったりするんだけど、それまで、何一つ戦ってこなかった彼女が、ボクシングの試合で初めて本気で戦う。向き合ってこなかった自分に向き合って、自分を追い込んでいる。安藤サクラも本気で自分を追い込んだんだろう。それが演技を超えて、一人の人間になって存在したんだと思う。どんなにダメな人生を送っていても、人は、生まれ変われる。成長できる。そう感じさせてくれる映画です。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラがすごい\n とにかく主人公の安藤サクラのすごさに引き込まれた作品だった。作品自体の内容は自堕落な女が変貌を遂げていき、それを取り囲む人間模様であったりが共に描かれていたが、人間ってこんなにも変われるんだと思わされたりもした。いい意味で安藤サクラの演技には度肝をぬかれたし、主人公が安藤サクラでなかったらここまで引き込まれたりはしなかったかもしれないと思うような作品でもあった。また主題歌のクリープハイプの曲もこの作品にマッチしていたと思う。正直観る前はそんなに期待していなかった作品だが、実際に見終わってしまうと自分の中に何か充実感のようなものが生まれた、そんな作品でもある。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "体型の変遷ぶりに目を見張る\n ハリウッドでは、役作りのため、太ったり、痩せたり、マッチョになったりと、相当な役者魂を見せる俳優が多い一方、日本では、どんな映画でも容貌どころかキャラさえ変えない俳優ばかりが目に付く。そんな中、本作の主役安藤サクラは、女優としては避けたいだろう、だらし無いデブの体型を惜しげも無く披露。そして僅か10日間という短期間でボクサーとしておかしくないスタイルにダイエット。おぉこれは凄い。それもこの短い間で。このストイックさ、色々な役者に見習ってもらいたい。主人公が、バナナマンに惹かれる理由はイマイチ分からないが、なかなか面白い作品だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現実性がある作品。グダグダそうに見える頭のシーンも工程として良かっ...\n 現実性がある作品。グダグダそうに見える頭のシーンも工程として良かったし、邦画としての面白みがある。安藤サクラの体当たり演技は圧巻だしここまでするかと思うほどだった。新井浩文も良い味出してました。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "魂を感じた\n 主人公は今まで何をやっても誰にも一度も勝ったことがないという圧倒的な劣等感をもっている。そんな中でも必死にもがき、あがいてみると結構いいこともあったりなかったりという話。どういう境遇でもやっていけるし輝けるという気持ちにさせてくれる。安藤サクラの演技が圧巻で、彼女がいなかったら成り立たないか、全然別の作品になっていただろう。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラいい〜\n はじめのダメっぷりからの後半のギャップが気持ちいい!安藤サクラのファンになりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画はあまり観ないのですが\n 最初のあのグダグタ感が観ていてなぜか安心する。狩野の「一生懸命がんばってる奴をみるのがいやなんだよ」ってのに通じるのかも。それにしても、安藤サクラってすごいですね。初めて観たのですが、他の作品も観たくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n モラルとか品とかなくて、ダサいしちょっとサイテーなんだけど好きなんだよなみんな愛があってあったかくて、よかった全てに愛がこもってた言いたいことあるとすれば最後の試合の入場のシーンスローモーションでダサかったなあ、、、 " + }, + { + "date": "2017-07-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "かっこいい\n 安藤サクラが最高にかっこいいすごいなぁー役者さんて一子の踏ん張ってる姿がかっこいい子どもみたいに泣きじゃくったり好きな人にでれでれだったりする姿がかわいい何ぶりっ子してんだ。殺すぞって笑った。 " + }, + { + "date": "2017-07-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "盛り上がりにかけるし、内容的に中途半端。 安藤サクラじゃ見なかったかな。\n 盛り上がりにかけるし、内容的に中途半端。安藤サクラじゃ見なかったかな。 " + }, + { + "date": "2017-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ\n 凄い。別人。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "山口県で撮影された映画。地元ではちょっと評判になっていた。 32歳...\n 山口県で撮影された映画。地元ではちょっと評判になっていた。32歳でニートでグダグダ。他の人も離婚して出戻り、¥持ち逃げするバツイチのきもいおっさん、うつのコンビニ店員、やる気のないコンビニ店長、¥ちょろまかしてクビになっても廃棄目当てに来るおばさん、どの人もグダグダ。グダグダが老いぼれボクサーに恋するのかと思いきや、ボクシングに目覚め、少しずつ変わっていくという話。安藤サクラが体当たりすぎて圧倒される。ニートでグダグダの時はボテッとしているのに、ボクシングをしていくうちにだんだん痩せて筋肉質になっていくし、髪をバッサリ切り、ボクシングで目が腫れるのも気にせず、この作品への思い入れを感じる。山口で撮影している間、減量やジムなどで大変だったのでは。決して恋が成就するとか、ボクシングの初試合で勝利するとかきれいごとじゃないところや、安っぽい田舎しかないようなコンビニ、全体のトーンがしっかりしているので、安心して見れる。 " + }, + { + "date": "2017-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n モヤモヤがぶっ飛ばされたスカッとしたり、じーんとくる映画じゃないんだけど、登場人物が愛しくなった一回関係を持ったらやたら馴れ馴れしくなる女っぽい所なんて、ボクシングにストイックに打ち込む姿とはまた違ってて、どんどん引き込まれますぶりっ子してんなコロスぞって、凄い殺し文句。 " + }, + { + "date": "2017-05-17", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ劇場\n 想像通り。「百円の恋」って逆説的な意味なのか。一見安い人間たちの安い恋愛のようで実は恋愛に安い高いはないんだよ、恋愛は恋愛なんだよ…って事なのかな?いや。表題の通りか。安いだけあってボクサーなのにコンビニの店長を殴ったり、弁当の空き箱投げ捨てたりが許せないタイプの私にはなんら得るものがなかった作品だった。安藤サクラのために作りました感が強い。最後動きが本物のボクサーになってしまうほどの安藤さんの集中力がすごいというより怖いわ。 " + }, + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "私にとってはつまらない通りこして不快な作品\n 出てくる人間全てが、安藤サクラの肉体改造のための使い捨てのコマ。いじめらる子供崩壊した家族挫折したボクサーレイプ犯貧困老人うつ病の社員豆腐屋のギャル主人公さえも登場人物の背景がなんも分からない。人間そんなに単純じゃないわ。特にレイプシーンとか最悪。被害者が30代だからか知らないが軽く扱いすぎだろ。頭にくるレベル。試合前に髪の毛切って気合い入れるのとか入場のスローモーションとかの演出もダサい。 " + }, + { + "date": "2017-04-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "走りたくなる\n 口を開けずしゃべる→気力のないだるそうな感じになるタイトルや出演者の文字の安っぽさ!笑歩き方も何もかもが一子!シュールすぎて笑っちゃう。100円ショップのテーマ曲が更にシュールさを増してる。笑私も100均のバイトしてるからレジの感じがリアルすぎて!笑音楽までもシュール。哀愁漂う。笑憎まねえと殴れねえだろ。男の力と女の力の差。通報するときの声のリアルさ。心は少女。ギャップ。かわいい顔が真っ黒な影になって映らないところが多い想像力を掻き立てられる影の使い方が印象的何でもない風景が芸術的に見える暗いとこが生々しい結局顔かよ!?憎しみが!!大事なのねやっぱり!急にかっこいい!!!急にプロ!!!顔も締まってきれいになったし、動きも速くなった!!ほんとにプロ並み!強がってるやつほど弱くてダサい。あんな愉快な強盗犯いるのか!!豆腐をホームレスが持ってった!笑いのセンスありすぎ!!笑人って変われるんだなあって思える。しゃべり方まで変わった。ハキハキしてる。「一生懸命なやつ見んの好きじゃない」だれになんと言われようと続け姿がかっこいい「hungry angry」髪を切った決意、昔の自分との決別、美しい「あたしは100円程度の女だから」息だけの音、観客の音、音楽だけ、顔の腫れと血がまじだ立てよこの負け犬!殴られた相手に対してありがとう。一度でいいから勝ってみたかった泣いてる一子とあいつが手を繋ぐシーンで流れるクリープハイプ最後は勝つのがお決まりだけど、負けてハッピーエンドっていうのもあるんだなあ。「映画というのは自分の寿命よりも何倍も何倍もこの世に残る人たちだったり作品だったりするわけじゃですか。そう思うと自分の28年間使ってきた肉体がどう変化しようがそんな大したことじゃないと思うんですね。」 " + }, + { + "date": "2017-04-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ぐちょぐちょ女が生きてる\n 前半の主人公の顔、態度が最悪な上に、バイト先の人間もひどい。なぜか気になる彼も素行が悪い。けど、両者とも根から悪い奴じゃなさそうな態度を見せる。ボクシングで浄化されるこれまでのモヤモヤはずるいほどに最高。最近だとロッキーの続編「クリード」が熱いボクシングシーンを見せてくれてた。本作は、こんな主人公がここまでできるのか、という驚きに関しては超えていたと思う。見覚えある景色と思ったら山口県がロケ地で親近感が湧いた。 " + }, + { + "date": "2017-04-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やられた、、、。\n 崇高で、尊くて、純な映画。冒頭からはよもや想像だにできない「熱さ」。鍛えることによって自分が変わっていく、高まっていく過程の素晴らしさ、楽しさを観ている側に喚起させてくれる。ボクシングしたくなる。ストイックに憧れる。主演の安藤の演技には鳥肌がたった。ボクシング姿がかっこよすぎる。最後の方のシャドーなんてプロの動き!経験者なのか?このGAPは本当に演じて表現できるものなのか?冒頭の体掻きながらTVゲームしている人間とはまったくの別人でないか!(冒頭と終盤にTVゲームしているシーンが同じようにある。後姿の肉つきを比較するとおもしろい)短期間の撮影期間で本当にこれだけ変わったのなら、安藤は演技の化け物だ。元気のない父親の台詞が今の自分の心にささる。「(自分みたいに)齢くってから、自分に自信がないといいうのは惨めだからな。」このヒロインのように何かに正面から挑んでみようと思う。※ところどころで最高の音響で入る音楽もよかった。 " + }, + { + "date": "2017-03-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待のなさを逆境として乗り越える、という物語ではない\n 「負け犬」がボクシングで立ち直る物語。ただし、安藤サクラ自身の気持ちは別として物語的には試合に勝つことは期待されていない。妹も、お父さんも、新井浩史も、ボクシングのトレーナーも監督も、期待していないし、それも単なる無関心としての期待のなさである。期待のなさを逆境として乗り越える、という物語ではない。その他メモ運動出来ない表現として、自転車の乗り方がなんかおかしい、のは笑った笑あと、ごうかんオヤジまじくそ野郎笑ああいう小物感があるオヤジは映画的には最高! " + }, + { + "date": "2017-03-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "あっさりしている\n 序盤はなんだか気持ち悪い映画だった。サクセスストーリーの部類と思うけど、あんまり爽やかでない。だけど、突如ふと、ボクシングやってみようとか、あるとき一気にスイッチが入る様子とかはよく分かる。頑張ったけど、試合ではミラクルも起きず、こてんぱんにされてしまうところは良かった。いろいろ盛り込まれてたので各々があっさりしていて表面的だった。新井浩文との関係が最も微妙だった。 " + }, + { + "date": "2017-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何故か泣ける\n レンタルビデオの新作紹介で知って、dビデオで観ました。別にお涙頂戴の作品では無いのに、二時間飽きもせず、最後は、大号泣。安藤さくらさんの演技に胸打たれました。脚本。監督が、本当に素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高の邦画\n 邦画でこんなに響いたのはいつぶりだろう。気づいた時には、胸が熱くて泣いていた。変わりたい、自分も何かを変えられる。観た人の背中を押してくれる、力強い映画だった。一子は安藤サクラさん以外考えられない!! " + }, + { + "date": "2017-02-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "や・す・い~、や・す・い~\n Amazon Primeで何の気なしに見ているうちに止まらなくなり、最後は号泣して眠れなくなった。2014年の映画なので「海街diary」の年だと思うのだけど、どうして見逃していたのだろう。ボクシング映画は大体見ているのだが、秀逸の出来だった。主演の安藤サクラは間違いなくボクシング経験者なのだろうが、2週間という撮影現場であれほど引き締まった身体に驚愕しつつ、やるせないストーリーにやられてしまった。意外にボクシングジム会長の最後の言葉にやられた。 " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラさん\n リアルな日常と人間関係。何もない毎日。安藤サクラさんの、女性の強さを心底感じて涙が止まらなくなりました。努力ってきれいなだけじゃない、汗くさくてカッコ悪くてめちゃくちゃかっこいい!新井浩史さんの一子をバカにしてた感じもなんかもーけだるくって最高に素敵でした。新井浩史さんに冷たくされたい! " + }, + { + "date": "2017-01-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "堕落しきった生活を送っていた主人公が失恋して、ボクシングを初めて、...\n 堕落しきった生活を送っていた主人公が失恋して、ボクシングを初めて、体型も表情もどんどん変わって行って生き生きしていく姿が見ていて熱くなった。何かを始めるのに遅すぎる事なんてないんだなって思った。安藤サクラさんが初めのたるんだ身体からたった2週間で引き締まったボクシングしている身体まで絞ったと知ってびっくりした。 " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "邦画も捨てたもんじゃない\n 熱い、燃えるように熱い。邦画で感動したのは、思い出せないくらい久しぶり。実に良かった。なぜ、この映画が評判にならないのか理解できない。俳優も脚本も全て良い。安っぽい恋愛ドラマなんか糞食らえ。 " + }, + { + "date": "2017-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "脱ダメ女\n 最初は体型から何からすべてがダメな女性だった一子ボクシングに出会い だんだんすべてが変わっていきました " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "さすがです。\n 日本アカデミー賞でこの作品を知り、今回初めてレンタルして観ましたが素晴らしいです。安藤サクラさんの演技を初めて見て、あそこまで残念さや生々しさを出せる役者さんは少ないと思います。脚本も映画にありがちなハッピーエンドや薄い内容ではなく、リアルさがにじみ出ていました!流行りの役者さんやストーリーを一切使わず、演出で魅せるこの作品は素晴らしいとしか言いようがないです。2週間で撮ったというのも驚きました。私も今からでも何かを始めてみようと思います。 " + }, + { + "date": "2016-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "二回目\n でしたが、楽しく観賞出来ました。 " + }, + { + "date": "2016-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "瞳孔が開く作品\n 安藤サクラさん自身と180度違う役を体あたりで演じることで、更に安藤サクラさんの魅力を感じる事が出来ます。 " + }, + { + "date": "2016-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自堕落な生活から一新して、強くなる女の映画 安藤サクラが良い\n 自堕落な生活から一新して、強くなる女の映画安藤サクラが良い " + }, + { + "date": "2016-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラがますます好きになった!\n 日本アカデミー賞で安藤サクラが最優秀主演女優賞を取った本作品。半年ほど前にWOWOWで放送したのを録画してそのままだったのをやっと観る。最初グータラ生活でトドのような体型だったのが、ボクシングに目覚めてからどんどん引き締まって顔付きも変わって行く安藤サクラがすごい。トレーニングしているところはロッキーみたいで結構ベタだけど試合のシーンはかなりリアル。殴られてるのは痛そう。全体的にはなかなか面白かったけど、エンディングで流れたクリープハイプの甲高い声は生理的に嫌いなのでかなり冷めてしまった。【面白かった又は印象的なシーン】◉自堕落な生活をしてる一子が夜中に自転車で百円コンビニへ行くところ。重そうに自転車を漕ぐ背中。ダルダル感半端ない。◉風邪で倒れた一子に「これ食えよ」と狩野が焼いた肉を出す。食べる一子。肉が固くてなかなか噛み切れず割り箸まで折れる。泣き笑い(笑い泣き?)する一子。◉「マジすか」しか言わないコンビニのバイト君。◉ボクシング試合後に「勝ちたかった‥‥」とめそめそ泣く一子。少し離れた所に立つ狩野。抱き寄せるのかと思いきや、しばらく放置してから「飯でも食いに行くか」と泣き止まない一子と手を繋いで夜道を歩いて行くラスト。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画.com運営です。 「ユーザーレビュー」には、映画を見た感想をご記入ください。こちらのレビューは非公開とさせていただきます。\n 好き " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラの演技\n だらしない身体や胸を晒し、胸を揉まれ、殴れた酷い顔のカット、不器用でどん底の女性が恋をきっかけにボクシングを始め変化する、難しい役柄でも完璧な演技。女性が演じるには最悪な役を本気で演じる安藤サクラは凄い。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "2週間\n これ2週間で撮ったのは誉めるし、音楽のセンスはいいけど、華のない映画は見ていてつまらない。安藤サクラはいい俳優だけど、主演はしてほしくない(^-^;)。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自称残念女子達よ…見るがよい\n まず、実家の生活感ある汚さは、そのまま汚い家を撮影したのか、美術さんが心を込めて汚くした感じがしてとても好きです。言いたいことが一言あって映画でもドラマでも漫画でも「私は残念女子をうたった作品にうんざりしてるんだ!!」出てくる残念女子はなんだかんだで、美人だったり、モテたり、金があったり、才能あったり社会的地位が確立して表現されている残念ぷりを簡単に超えていくのでどっこも残念なんかじゃない。残念女子とでもうたえば売り上げ上がんのか?とでも聞きたくなるほどに残念女子作品が世に蔓延するが、あくまでも商業用残念女子なので鑑賞のテンションを維持できる為にそれなりの社会的地位は確立された個体ばかりである。しかし、この作品はどうだろう。残念女子とはうたってないが社会的地位が無に等しく残念女子どころの話ではない。よくここまで描写したと言わざるを得ない。こんなのでは映画鑑賞のテンションが下がる一方だと思われがちだが、それ以上に周りのキャラクター描写が丁寧で、役者もよく、ギャグもセリフまわしもきれていて、主人公が鬱屈とした世界の中で生きてるかんじがものすごく伝わってくる。純粋に作品のパワーが強いので、テンションが下がるどころが上がる一方だ。結局は、自称残念女子系作品は観客のテンション維持に努めようがつとめまいが、作品として骨細なものが多すぎなので、えらそ〜〜にいうがこれでも見て欲しい。それぐらい嫌いなの。その分この映画の凄さが際立っているのは言うまでもない。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "こういう邦画が増えてほしい\n スタローンは売れなくてどうしようもなくて3日で脚本を書いて主演してアメリカンドリームを掴むわけですが、この作品もそれですね。監督、脚本、主演の賭けている思いに感動します。ありきたりな話ですが、作家性を色濃く感じます。それでいて優れたエンターテイメントになっている。ロックの初期衝動のような、僕らのどうしようもないところを深くえぐってくる。勝ちたかったと号泣するところよかったです。そりゃそうだよ。勝ちたいよ。でもイチコは勝ってます。自分を変えるために「やる」ときめた時点で勝ってます。安藤サクラ、最高でした。この作品で間違いなく大女優になったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「なにぶりっ子してんだ。コロスぞ」がツボに。 オープニングのテロッ...\n 「なにぶりっ子してんだ。コロスぞ」がツボに。オープニングのテロップのセンスとか100円コンビニってゆう舞台設定とかほんとかわいい。安藤サクラかっこえぇ。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "打ち込めるモノを見つけたら勝ち\n 結婚もせず、仕事もせず、親のスネをかじりながら堕落した生活をしている一子。妹との喧嘩がキッカケで家を出て一人暮らしを始める。周りは駄目な人間ばかり。鬱病のコンビニ店長、ギャンブル好きのオヤジ、 廃棄弁当を貰いにくるおばさん。ボクシングをしている狩野に惹かれるが、狩野もボクシングを失って負け犬になっていた。その狩野にも捨てられる。そんなどん底の中、ひょんなキッカケからボクシングを始める。嫌な事がある度にボクシングに打ち込む一子は、ボクシングを始めてから徐々に気持ちが変わり始め、受け身の人生から脱し始める。ボクシングの試合を終えた一子が吐き出した「一度でいいから勝ちたかった」という言葉は胸を刺す。人生は、何歳からでもチャレンジ出来る。 " + }, + { + "date": "2016-07-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最後は前のめりになって\n 人間臭い映画だなぁ。と少々引き気味に観ていたらまさかの展開に途中から前のめりになって観てしまいました。守りに入ってる自分に喝!を入れられたような人間ドラマでした。 " + }, + { + "date": "2016-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "●役者魂に惚れる。\n こういうの役者魂っていうんだろうな。惚れるね。安藤サクラに。絶品だ。新井浩文もいい味出てる。ホント。作品は、日常にあるクライマックスというか。ひきこもりが、ひょんなことからボクサーに。その変わっていく様が恐ろしく素晴らしい。途中から思わず姿勢を正して観たわ。彼女を取り巻く人々もヒドイ。底辺だ。シュールで笑えるけれども。このへんの人物描写もリアルだわ。ものスゴイ役者揃い。 " + }, + { + "date": "2016-07-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "スカッとする\n ヤンキー姉妹、自営業の潰れそうな弁当屋、社会の底辺たちの集まりの100均コンビニ。彼氏は仕事転々としてるプー太郎みたいな感じだし。こんなんばっかで見てて気が滅入るけど、それでも最後はすかっとする。一子は多分負けるんだろうなて予測はしてたけど、それでも今まで引きこもりだった一子が夢中になれたボクシング。何かに夢中になれるのって素晴らしい!それとあのお喋り好きなおっさん店員超いそうなタイプ!笑(^^) " + }, + { + "date": "2016-07-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "本格的なボクシング\n ボクシングを本格的で練習したんだろうなと感じます。気迫がすごい。圧倒されます。ストーリーは、少し浅い。俳優陣の演技力でカバーされています。 " + }, + { + "date": "2016-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ最高!\n 内容的には私には難しい部分もありましたが安藤サクラの演技力には絶賛です!! " + }, + { + "date": "2016-07-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "好みじゃない\n 気持ちが悪かった。この一言に尽きる作品。ある意味で演出が成功してると言えなくもないけれど、序盤から中盤にかけてひたすら繰り返される生活描写。これが生々しいうえに冗長というか、なんか無理に悪臭を嗅がされているような気分ですごく不快。冗長と言えば作品全体のテンポも悪く、気持ち悪い。それでクライマックスのボクシング。さすがにここからはスッキリ見せてくれるだろうと期待したのに、入場シーンの長ったらしいスローモーションに加えて、あろうことか試合中にもスローモーション。極めつけに試合後、主人公は自分を捨てた男の前で泣く。これが豪快に泣いてくれるならまだしも、辛気臭くじっとりと。もう全編通して気が滅入る。勘弁してくれ、早く終われって思いながら観てました。ただ、賞を獲っただけあって安藤サクラの演技が見事だと思います。僕は好きじゃないけど。 " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "すみません\n 決して否定してるわけではないです。底辺の人を表現した映画だと思います。でも何か盛り上がらない。「嫌われ松子」と同じ路線だと言う人もいるかもしれないけど、あの映画に比べ、暗すぎるし汚い。安藤サクラはこの映画でアカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞したけど太って痩せる女優・・・。ボクシングができる女優。そんなの他にいると思うし、演技力がいいと言う人もいるけど。日本一なのかなぁ。俺には分からない。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラ\n すごすぎる…親に寄生してる冴えない女が、初めて1人暮らしして嫌なこともたくさん経験して、その経験をバネにどんどん変わっていく様がよく表現されていた。人は痛いこと(肉体的じゃなくて心の方)を経験して初めて変われるんだと思った。最後においおい泣くシーンがまたよかった!!安藤サクラさんの作品、これからも期待してます。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "修練の賜物\n 人ってキッカケがあれば変われるんだと思えた。そのキッカケはあまりにもハードだったが(苦笑)そのオッチャン結局どうなったんだろ。でもそんな事はどうでもいいくらい、一子の変わっていく様から目が離せない作品だった。あのボクシングの身のこなしは、生半可な練習では見につかない。相当な修練を積んでこの作品に望んだハズ。格闘技オタクの俺にはわかる(笑)いくらシャドーが綺麗に出来ても、試合では、ぎこちなくなる感じもリアルだった。(素だったのかもしれないが;)最後は、演じてんのかガチなんだか分かんなくなるほどに熱かった!! " + }, + { + "date": "2016-05-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "ラスト良かったな\n 下手に勝たせたりしないで、負けて、勝ちたかったって子供みたいに泣きじゃくるところがリアルで良かった。誰でも、一度くらい勝ちたい。でも、勝者がいたら同じ数だけ敗者がいるから、誰もが一度勝てるわけでもないんだよね。だけどあの男が待ってて、抱きしめるでも優しくするでもなく、ただ飯食い行こうって手を取る。そんな幸せ。100円のオニギリだって美味しくなるようなニクい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-04-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "おいおい泣いた。\n こんなにも堕落した生活があるのか、と。でもこれって誰にでも紙一重なのかもしれない、、と少しぞっとしながら始まった一子の生活描写。何をやってもダメ、やる気もない、家にいるのが何にも傷つかないから楽。そんな一子がみるみる変わっていく姿を見ているうちに自分と重ねる部分もあり、がんばれがんばれ!と応援してしまう。今までなら逃げ出していたことも、踏ん張れる勇気も身に付けた一子がひたむきに自分を越えようと頑張る姿に胸がぎゅーっとなった。明日からがんばろう、と思える作品。 " + }, + { + "date": "2016-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラさん、貴女しかいません!\n 実年齢28歳という若さで、こんなに難しい役。醜い部分もさらけ出す女優魂。そして、短時間での肉体改造!この映画には、くだらない男たちがいっぱい出てきて・・・その人たちから受けた屈辱が、一子を変えるパワーになったのね。前半60分を過ぎたあたりから、一子がどんどんきれいになっていく。百均のテーマソングが流れ・・・リングの上がる前に、「100円程度の女だから」と言う一子・・・いえいえ、とんでもない。試合が終わるころには、一子は価値のあるステキな女性になっていた。その証拠に、ラストシーンで彼女は「百円の恋」を手に入れたでしょ?3月のアカデミー賞授賞式に参加して、この作品を観ていなくて心苦しかった。本当に、ごめんさいm(__)m実は、かわいいチャーミングな女性で映画とのギャップが魅力的。最優秀主演女優賞、心からおめでとう!(*^_^*) " + }, + { + "date": "2016-04-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラすげえ\n 地味だけどマジメに熱い映画! " + }, + { + "date": "2016-04-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラ、あっぱれ!\n 見逃してた本作、ありがたいことにテアトルで凱旋上映!評判通りの安藤サクラの熱演に身が震える思い。まあ、はじめのクズ人間っぷりにはイライラするんだが、新井浩文にかいがいしく尽くす女っぽさもあり、おばちゃんに廃棄弁当やっちゃう人の良さもあり、そういう人間描写が、最後の試合のシーンでついつい応援したくなっちゃう心理にさせられていたと後から気付く。とにかく、試合に向けた一子、いや「安藤サクラ」がすごい!新井はそうでもなかったが、安藤サクラはボクサーに見えたもん。(まあ、だから新井は弱かったわけで)あんだけのトレーニングをこなして、熱い思いをもって、あの闘志で試合に臨めば・・・ま、だから人生、おもしろいんじゃない?なにより、犬猿の仲の妹が、あんだけ本気で応援して、悔しくて泣いてくれたじゃない。妹の涙にこっちももらい泣きしちまったじゃないか。結局最後に一子は勝ったんでしょ?だって、新井が振り向いてくれたじゃん! " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラis GOD\n 安藤サクラis GOD " + }, + { + "date": "2016-03-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人の本気に泣ける\n 本気の人を見てると泣けるんだなって気づいた最後には、主人公一子の本気と女優安藤サクラの本気が妙にマッチングしてて、この映画が高まってる感じがあったちょいちょい言動に安藤サクラが出てて可愛かった。安藤サクラのすべて、という感じ。色んな顔になる。試合の時の目が凄かった。最初の方から目は怖かったんだけど、別次元の怖さ。それを支える新井さんもカッコよくて良い。とにかく安藤サクラが凄い。それで星4。めっちゃボクシングしたくなった " + }, + { + "date": "2016-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高に素晴らしかった\n 本当に…最高に素晴らしかった。大事なことだから3回言うけど、最高に素晴らしかった。こういう作品に出会えるから映画はやめられない。そして、この映画を観た人はみんなそうだと思うけど、安藤サクラさんのファンになった。ほんとすごい。脚本も面白かったし、他の役者陣もだれもかれもよかった。 " + }, + { + "date": "2016-02-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "たかが百円されど。\n 噂に違わぬ素晴らしい作品だった。安藤サクラって「座敷女」みたいで、一子というキャラクターもブツブツ喋って性格も暗いしねじ曲がってるし、会話もろくに出来ない全くタイプではない女性なのに、最後には応援してしまう抱きしめてあげたい、「頑張れ!」と声を掛けたくなる魅力溢れる女性になってたので監督の演出もあるのだろうけど、安藤サクラって凄い!と素人目にも分かった。前半はただ日常を生きるだけなのに、何でこんなに上手くいかないんだろう何でこんなに辛いんだろう。分かるよ、人生こんなもんだよな、何て希望もなく見てたら、後半一子が鬱屈した日常をぶっ飛ばしてくれた。そうじゃねぇだろ!これから人生は始まるんだろ!と喝を入れられた。新井浩文の愛すべきクズ役も板についてたし、弱者側に立った監督の目線やブラックユーモアも良かった。最高の気分になれました。 " + }, + { + "date": "2016-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "最優秀主演女優賞もの\n どうせ百円程度の女…一子。まさに体当たり、凄い女優です…安藤サクラ。女優の域を超えてました。格好良すぎて惚れます!一子 = 安藤サクラ…演じてるのではなく同化してました。一子、百円程度の女じゃないです。 " + }, + { + "date": "2016-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "懐かしい香り\n 邦画にまだ香りがあった時代を思い出しながら観た。人の体温が感じられる久しぶりのシャシンであった " + }, + { + "date": "2015-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "さあ、存分に安藤サクラを愛でよう。\n そういう映画だと思ってみると、とりあえずは楽しめる。ブス、小デブ、猫背、非コミュのREALダメ人間を演じさせて、彼女の右に出る女優はそうはいない。これが、じわじわ愛おしく思えてくる。稀有な才能だと思う。底辺ライフの只中で、ボクシングに没頭していく主人公に、ジムの会長が水を差すようなことばかりいう。あれがいい。これはロッキーみたいな負け犬の逆転劇ではもちろんないし、ニート女がボクシングを通して自分探しみたいな都合のいい話でもない。会長のセリフがそれを明示している。現実と折り合いをつけるというのは、簡単なようで難しい。だれもがままならない生を生きている。良いか悪いかなんて死ぬまで、あるいは死んでも、判らない。昨日とは少しだけ違う今日を、ただ生きていることを慈しもう。そんなふうに思わせてくれる、好い映画だった。 " + }, + { + "date": "2015-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この恋は100円の恋ではない\n 人が人を愛すために奮闘する姿が映画の中はもちろんのことクリープハイプの音楽にまで伝えてくる感じが良かった " + }, + { + "date": "2015-11-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最後の最後で、手をつないで、エンディングが流れた瞬間涙が出た。 安...\n 最後の最後で、手をつないで、エンディングが流れた瞬間涙が出た。安藤サクラすごすぎ。声が好き。芝居が好き。子供とのシーンが好き。見てよかったなあ。 " + }, + { + "date": "2015-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "一子がジョーみたい。\n 「0.5ミリ」からの「百円の恋」という二本立て。見終わるまで半日かかりました(笑)。二本通じてサクラさんの凄さを実感。本作では、どん底から再生した後のボクシングに打ち込む姿がよかった。ダメ男がいっぱい出てくるので、余計そう思ったのかも。ジムの会長さんとトレーナーには好感を持ちました。 " + }, + { + "date": "2015-10-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "恋愛経験0、ニート34才?の女の人が、一目惚れから始めたボクシング...\n 恋愛経験0、ニート34才?の女の人が、一目惚れから始めたボクシングを通じて成長するお話。書くとありきたりだけど、登場人物がわりと糞なやつが多く美談話にならないてころ、安藤サクラは相変わらず演技うまいところが良かった。あと、昔バイトしてた経験あるけど深夜コンビニ店員はあんなに変わった人ばかりじゃないよ " + }, + { + "date": "2015-10-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラ新井浩文とか反則\n 32歳独身。弛み切った身体。仕事もせず実家でゲーム三昧。一子(安藤サクラ)の人生は負けばかりだった。離婚して出戻った姉と取っ組み合いの喧嘩をして、半ば自棄っぱちで始めた一人暮らし。引退間近のボクサー狩野祐二(新井浩文)に出会い、恋をし、でもアッサリ負け、しかも処女はクズ同然の他の男に奪われた。全てを失って、悔しくて、惨めで。一念発起して一子はボクシングジムに通い始める。年齢的に厳しいと冷たくあしらわれながらも練習に明け暮れ、ついに試合のチャンスを手にする。自分を変えたくて。何かに勝つという経験をしてみたくて。黒星まみれの人生の一発逆転を懸けたゴングが鳴り響いた。すごいよかったーーーーーーーー!!!!!!!「トルソ」のあとすぐこれ観たから、最初のシーンの一子の後ろ姿、え?CGですか?って感じだった。「モンスター」っていう映画でシャーリーズ・セロンが役作りのために激太りして豹変して話題になってたけど、まさにあんな衝撃があった。あの映画自体は観てないんだけどさ。てへ一子が川っぺりを走りこんでるところとか、バイト中にパンチの練習してるところとか、ほんとかっこよかったし、まじでボクサーっぽかった!ヘアスタイルや服装が少しずつ変わっていく様の中にもスポ根的な疾走感があった。こないだ観たけど駄作過ぎてレビュー書く気にもなれない「軽蔑」っていうポンコツ映画でポールダンサーに扮した鈴木杏の踊りがあまりに下手すぎたのね。で、それと比べて余計に「安藤サクラすげえー」ってなってた。鈴木杏自体は好きなんだけどさ。てへそして満を持して私は新井浩文のファンになることをここに宣言いたします。すごいかっこよかった。あのキャラは反則ですね。なんだろう、同じカスでも「軽蔑」のカズさん(高良健吾)は嫌いで、この狩野は嫌いじゃない。周りを巻き込むかどうかの差かなぁ~。自分一人で完結してるカスなら呆れこそすれ嫌悪感は抱かないのかも。笑そう簡単に人間の根本は変えられないけど、変えようと自分の意思で立ち上がって一生懸命に努力したということに意味があって、それが人に感動を与えるのかもしれない。現状を変えるのってほんと大変だもんな。適当に今のままで維持してればそれが一番楽だがそれだと蟻地獄的に楽な方に堕落していく。あぁ、自分で言っといて耳が痛い。。。自分の意思で立ち上がって一生懸命に努力せねば。。。あう " + }, + { + "date": "2015-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "良かったー。俳優が良すぎ。\n 良かったー。俳優が良すぎ。 " + }, + { + "date": "2015-10-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "疲れる\n 安藤サクラに新井浩文という味のある脇役どころをメインに持ってきたこの作品、評価が高かったので期待していたのですが、個人的にはあまり好きじゃなかったです。話が明るい暗いではなく、終始元気がない。観ていてこっちまで疲れてきます。少なくとも、元気がないときに観ることはオススメしません。 " + }, + { + "date": "2015-09-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ\n 安藤サクラのボクシング姿凄くキマってる。こんなに堂に入ったボクシング演技初めて見た気が。フットワークと赤茶けた長い髪が素晴らしい。だから髪を切ってしまったヒラリースワンクみたいになってしまったのは少しもったいない。男なら豆腐、女ならなお豆腐。 " + }, + { + "date": "2015-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "想像とは違ったけど\n どん底から這い上がる一子の姿がかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "弁当屋、コンビニ、焼うどん、豆腐屋\n 食べる事は生きる事。一子は失くしたものもあったけど、ボクシングを得た。デビュー戦で負けたけど、また、食べに行くんだよな。 " + }, + { + "date": "2015-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラはいいね\n こんな奴いるよね。安藤サクラ、っているよね。あ〜あ、うぜぇ、黙ってろよ、と言いたくなる女。安藤サクラ、っているよね。はっきり、しゃべろよ。ブス!と言いたくなる女。安藤サクラ、っているよね。なんで、お前、こんな時に女になってるんだよ、と言いたくなる女。安藤サクラ、っているよね。おい、ぶりっ子してんじゃねぇよ。ころすぞ、って言われる女。安藤サクラ、っているよね。いつから、言葉が多くなったんだ。安藤サクラ、しかいないよね。1時間12分で、性格も体型も変わってしまう女。安藤サクラ、しかいないよね。こんなに自信に満ちた顔で、変わる女は。「どうせ百円程度の女だから!」安藤サクラ、しかいないよね。こんなボクシング映画にする女は。ただ、最後のシーン。安藤サクラの表情が見たかった。 " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "語彙は少ないが言葉は重い\n 前半は乾いたハープから始まるブルースが抜け出せない生活のどうしようもない感を表し、中盤はめきめきと現す実力をボクシングの王道のハードロックで煽り立て、そこから更に疾走感のあるブリティッシュロックで高揚感を醸し出す。だけれども最後は始まりのブルースが響き渡り、あぁやっぱり抜け出せないのか、もう一歩先へは進めないのかという諦めが漂う。そういう雰囲気の映画。「一度で良いから勝ちたかった」初戦なのに?違う。一子は今まで負け続けて来た人生の転機を手に入れたかったのだ。どうしようもない引き籠りから周りに認められる、何かを期待される人間としてこれから生きていきたかったのだ。でも子供のように純真無垢な一子から、顔の傷を鏡越しにまじまじと見る一子となり、その姿は決して以前の自堕落な彼女ではなく、逞しさしかない。彼女は変われた。安藤サクラさんの凄さは言わずもがな。「めしでも食い行くか」。なるほど、こういう時に使うのか。こりゃコロリですわ。(何をしたのかはこの際考えない) " + }, + { + "date": "2015-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラの演技がかなり良い。女を捨てきれない主人公を上手く演じら...\n 安藤サクラの演技がかなり良い。女を捨てきれない主人公を上手く演じられてるし、試合後に新井浩文が迎えに来てくれることで女を捨てようとする必要も無くなって彼女も、観客も救われたのではないか。ただ、試合前や試合中のスローモーションは、女を捨てよう、自分や周囲に一度で良いから勝ってやろう、としている彼女の迫力や決意を演出するのに良い手段では無かったと思う。 " + }, + { + "date": "2015-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "甘えた声して泣くんじゃねーよ!\n 百円? そんな安くない! 安藤サクラのロッキーぶりはミリオン・ダラー・ベイビーだ!町山智浩(映画評論家)町山さんが、あまりにもコストがかかってないコメントをされているのにびっくりした本作。やっと観ました。ロッキーとか、ミリオンダラー~と同じ部分って、主人公がボクシングしてる部分だけです。ラストがまずいです。一子(安藤サクラ)が初めてのボクシングの試合でぼっこぼこに負けて外に出たら、自分をヤリ捨てした元ボクサー(新井浩文 )が待ってて、手を引かれて泣きじゃくりながら歩くシーン。我慢ならないです。あいつをぼっこぼこにして終了がいいです。せめてキックくらいしてよ。いや、その前の鏡で自分の腫れ上がった顔を見て終了でいい。なんだよ、甘えた声出して泣きやがって!かなりむかってきた。最初からこの主人公嫌い!と思ったら、最後まで嫌いだった。32歳ニート・髪ぼっさぼさの不潔な処女。100円ショップの同僚にレイプされる。知り合った元ボクサーが、風邪引いてダウンしたところを介抱してエッチ。少し一緒に住むけど、彼女面すんなとか言われる。で、通りすがりの豆腐屋の子と、元ボクサーは逃げる。そこで元々やってたボクシングにのめり込んで行くんだけど、最後は甘えた声でだだっこみたいに泣いて、元ボクサーに手を引かれて帰って行く。一子にとってボクシングが、男の代替え品だったかのような印象。何も変わってない印象。惚れた男に女は弱い。そうかも知れないけど、どんなに好きでも自分を傷付けた男は、自分の人生から蹴り出すべき!私なら躊躇なく、そうする!むかつく!このラストむかつく!けど安藤サクラさんの身体能力って、凄いですね。「愛のむきだし」から尋常じゃない感を出してる方でしたが、どんな役でも自分を消して溶け込める。安藤サクラさんじゃなければ、途中で観るのを止めたかもしれません。 " + }, + { + "date": "2015-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "サクラ力!\n 安藤サクラの演技力、女優魂に感動。後半鳥肌立ちっぱなしだった。でもボクシングのクライマックスのとこが、録り方がテレビのコントっぽくて、惜しかった印象。 " + }, + { + "date": "2015-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "戦ったことがあれば\n 日本アカデミー賞主演女優賞とか受賞できないのかこの作品。ほんと日本の映画会は終わってるって思います。韓国に圧倒的な差をつけられるわけです。ほんと素晴らしい作品でした。後半は涙なしでは見れませんでした。 " + }, + { + "date": "2015-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主演と主題歌で星4つ。\n 期待して鑑賞しました。姉妹ゲンカの場面とか凄く良いんだけど、それからは特にアクの強くないダメ人間が登場して来てなんか散漫になるってゆうか…「イン・ザ・ヒーロー」でもこんな感じだったような気がする。試合シーンのスピード感、重量感は素晴らしかった。言わずもがな安藤サクラの役に対する姿勢には(俳優なのだから当然とは思うが)敬意を払います。綺麗であまりダメ女に見えなかったけどね。心の叫びをぶつけたかのような主題歌も映画に合っていて良かった。 " + }, + { + "date": "2015-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ダメ人間根性見せ映画\n ダメ人間がボクシングを始めて変わってゆくー。大好きなジャンルです。ボクシングジムの会長が「あんた今人生熱くなってんだろ?こっちは迷惑だよ」的なことを言います。「熱くなるなんてカッコよくねーよ」という冷静な視点も入っていて、単なる熱血ゴリ押し映画ではないんですね。(でもやっぱ熱くさせてくれる!最高!)安藤サクラの体当たり演技は文句なしに素晴らしい^o^あまり作品の評価とは関係ないですが、コンビニの店長代理の人。二重の災難で〝ざまぁ〟展開になりますが、あの人って僕的にはそこまで非常識な人じゃなくて。自分でも金盗んだ元バイトのババアに規則破ってまで廃棄の弁当あげたくないって思った。子どもも出来てたって言ってたけど、あの人最後どうなったんだろう・・・。コンビニ店員は全員薄っぺらいキャラとして描かれてましたね。(意図的だと思うし笑える所も結構あったけど)113分の尺は良かったので仕方ないですかね^o^セックス描写などもしっかり描いていて、素晴らしいです!ただしその分家族などで見ると気まずい映画だと思います。ご注意下さい!笑 " + }, + { + "date": "2015-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラを知る日\n 舞台挨拶付きの鑑賞チケットを知人から譲り受け、予備知識なし、安藤サクラさんも知らないまっさらな状態で鑑賞。えっ!?えっ!!?えーーーーーーーー!?もうすごい。安藤サクラさんヤバイ。こんな人日本に居たの。シャドウボクシングの姿がカッコよすぎてもう途中から前のめり!こんなにグッとくる邦画を観たのは久々で、終わった後は矢継ぎ早に感想が出てくる出てくる!!笑いあり涙あり、、、最高でした。こんな方をお目にかかれるとは。これから大女優になること間違いなし。超絶オススメ邦画です。 " + }, + { + "date": "2015-06-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 7, + "review": "自信と挫折の繰り返しこそ人生の機微だと謳ってるはずなのになあ\n 「百円の恋」果たしてこのタイトルが、この映画の着地点にふさわしいかはちょっと、という気もするが、登場人物は確かにみんな百円。引きこもりの一子は家の中では堂々と引きこもっている、まさに暴君。でもとっても恐ろしい姉妹喧嘩の果て、家を出ることになるが、待ち受けるは、一子以上に頭がおかしい世界だった。序盤の家族崩壊と、コンビニのキツイやつら、それに安藤のもう生理的に気持ち悪いルックスに吐き気をもよおすこと必至。しかも画面画面の情報量が、吉田恵輔監督作のように、みっちりとつまっているため、画面からの圧力がすごい。安藤扮する一子のキモいルックスが、申し訳ないがこっちが本気でパンチ食らわせたくなるほどで、堕ちていく姿に「当たり前じゃ、ボケ」というのと、「ああ、もう見たくない」の両ばさみが結構キツイ。特に動物園デートとかがかなりやばい。この前半は作り手の良心を疑う、というか、正直、あんまり露骨に描いてほしくないなあ、と思った。現実は夢も希望もない、という代表のコンビニババアの描き方とか、もうちょっとオブラートできなかったものか、とも思う。この映画、ここからの奮起、となるわけだが、一子のボクシング技術の成長過程と、その性格の変化は確かに気持ちいいものがある。特に一子のダンスにも似た、美しいシャドーボクシングシーンや、初試合の入場までの「自信に満ちた」長回しスローモーションは、感動すら覚える。しかし、だ。相手の圧倒的な強さに、その美しさを持ち合わせた動きと満ち満ちた自信はもろくも崩れ去る。開始早々、足はバタバタになり、ガードは下がり、クリンチのみに終始する。この「強者を目の当たりにしたときの、あっという間の人格の後退と自信の崩壊」こそがこの映画のキモ。一子は勝ってはいけないのだ。強者こそ人生、他ならないからだ。もっと言うと、ワンパンチすら当てることすら出来ないのでいいのだ。その頑張りは、ダメ元カレのほんのちょっとの前進を促す。それだけでいいのだ。「悔しい」という一子の思い、「頑張るやつを応援するすることが出来た」彼氏の思い。それが二人にとっての「現時点での幸せ」をかみしめる瞬間だからだ。ファイトシーンのスローモーションは、バカじゃねえか?と。映画の価値を一気に押し下げる愚行。ぎりっぎり土壇場で評価は下げざるを得ないのは、うーん。「悔しい」追記コンビニババアとか、神経を病んだ店長とか、32歳の処女への暴行とか、の凄惨なエピソードと、一方の、自分で髪を切るとかのなんだそれ?の演出や、全編にわたっての、しょうもない小ネタとかが、逆に作り手の「自信の表れ」と「自信のなさ」が表裏一体化している、とも見える。そういう意味では、うーん、人生だなあ、ってちょっと思った。 " + }, + { + "date": "2015-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "個人的にはとても心に響いた映画。安藤サクラが最高にかっこよかった。...\n 個人的にはとても心に響いた映画。安藤サクラが最高にかっこよかった。お互いクズな2人だけど、ちょっとずつ成長していく未来が想像できた。最後のシーンからクリープハイプの百八円の恋が流れたとき、映画とのハマり具合に感動が増したのも印象的。 " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本物です\n 本物です " + }, + { + "date": "2015-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "見終わってから・・・\n 今の日本映画って、ほとんどの役者が「大根」だと思う。どこを切っても、演技の切り口は同じ。レビューで、なんで日本アカデミー賞にノミネートされないんだって意見もあるけど、逆にされないほうがいい。あんな大根役者共と一緒にされてたまるか!それほどまでに、安藤サクラの演技に圧倒された。映画が始まってからエンディングまで息をもつかせない。ラストシーンの一子の慟哭とあのセリフ。エンドロールと共に流れるクリープハイプの主題歌。全て終わってから、腹の底から涙がこみ上げて止まらない。なんという余韻。これは、間違いなく傑作だ。 " + }, + { + "date": "2015-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "その姿、価値はつけられない\n 今年一月発表の2014年度キネマ旬報ベストテンで、安藤サクラの通算4度目の受賞を新鮮味ナシと思ったが、これは謝罪した上で訂正せねばなるまい。見れば納得、当然の受賞。しかも、「0.5ミリ」と合わせての受賞だから全く何の異論も無い。32歳にもなって実家暮らしの引きこもりニート、一子。家を追い出され、一人暮らしと百円コンビニでのバイトを始めたある日、中年ボクサー・狩野の姿に惹かれ、自身もボクシングを始める。安藤サクラの熱演に、文字通りKO!冒頭、贅肉ブヨブヨの醜態。それがどんどんシェイプアップされていき、見事なボクサー体型に。聞けば、僅か2週間での体作りだったとか。こんな短期間で出来るものなのか! まさにデ・ニーロ・アプローチ!…いや、それ以上!言うまでもなく、試合シーンはエキサイティング!試合後はアザとキズだらけのズタボロ顔。見てたら、日本の若い女優たちが情けなくなってきた。いや勿論、可愛くて美人で魅力的で大変いいが、果たしてこれほどの入魂の演技が出来るだろうか。日本の若い女優たちよ、もっと自分をさらけ出せ! もっと貪欲にのめり込め!ストーリーはシンプル。前半は自堕落、後半は一転して生気がみなぎる展開は一子とシンクロする。一子がまた、意外と純情乙女。一子の束の間の恋の相手、狩野役に、新井浩文。安藤サクラとは旧知の中で、この二人のコンビならまず外れ無し。彼も役を演じるに当たってボクシング体型を作り上げた。何処かアブなそうな雰囲気を漂わせながら、独特の存在感を放つ、新井浩文の為のハマり役。「イン・ザ・ヒーロー」でも熱い演出を見せてくれた武正晴監督が、情と魂こもった名演出。間違いなく、代表作!一子が働くコンビニの店長は鬱、同僚のおっさんはクズでウザッ! レジの金を持ち逃げしてクビになったおばさんは夜な夜な廃棄弁当をたかりに来る。社会のどん底、掃き溜めのような場所で生きるどうしようもない人々。その一方、一悶着あった家族は一子の試合を応援しに来る。特に、大喧嘩した妹は姉の奮闘に涙を浮かべて。一子に呆れ顔だったジムの会長の、試合終わっての「嫌いな試合じゃなかった」に、ちょっとグッときた。情けなくて、哀しくて、不器用で、貼られたダメ人間のレッテル。自らを、百円の価値。しかし、誰にだって、何かに真剣になる事がある。のめり込む事がある。闘う時がある。輝く一瞬がある。その時、その姿、価値はつけられない。 " + }, + { + "date": "2015-05-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2回観ました\n サクラちゃんの演技は観てるだけでワクワクする。「愛のむきだし」観た時から気になっていた女優さんでした。2回目観た時は試合に負けるのわかってたけど感動してしまいました。パンフレット買いたかったな〜 " + }, + { + "date": "2015-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気持イイくらいダメな娘〜\n 皆さんのレビューの通り後半安藤さくらの身体の切れがとにかく凄い!なのに前半のダメダメ振りがもう気持イイくらいダメ!イラっとするくらいのダメさ。自分では何も出来なくて何もしないのに強がってばかり。世間に出ても不器用だし、人の言いなりだし〜。そんな娘が一転、一気に身体を虐めて行く様子が気持良い。もうロッキーです! " + }, + { + "date": "2015-04-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ストイックすぎる、魂の演技。\n ただひとりの女優力が、この映画の全てを支配していました。こんなにも、迫力のある命がけの演技をみたのは、いつ以来だろう。以前ご本人にお会いしたことがあるけど、明るくて等身大の方でした。華奢な印象からは想像もできないパワーは、どこから生まれるのだろう。妥協を許さないストイックな役作りに、引き込まれずにはいられない。父であり怪優の、奥田瑛二さんの遺伝子なのでしょうか。脚本も素晴らしかった。カンタンに超えられないし、夢なんて叶うはずもない。最後の一子の台詞は、心が揺さぶられるくらいぐっときました。けどその秀悦な脚本を、安藤サクラさんの魂が超えていた。ブルーリボン賞 主演女優賞も納得です。日本アカデミーも、こういう作品をどんどん選んで欲しい。これ東映なんですか。組織票をこっちにまわしてくださいなw月並みな言い方だけど、女版デニーロを観る価値ありです! " + }, + { + "date": "2015-03-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "スピード感\n 起承転結がしっかりしている安藤サクラ の表情の変化に自分も一緒に変化していく感じ。 " + }, + { + "date": "2015-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カッコ悪いけど、カッコええな\n 安藤サクラのファンになりました。シャドーカッコいいぜ!リングのシーンもカッコいいぜ! " + }, + { + "date": "2015-03-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが\n 安藤サクラ。女優の価値を見せつけた。新井浩文のダメさ加減もいい。どんどん強くなっていく様、胸がスカッとした。本当に魅力的な女優だ。 " + }, + { + "date": "2015-03-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトル」が残念\n 一部でかなり評判になっていたので劇場で鑑賞。安藤サクラの役者魂は凄まじい。ダントツの演技力。執念すら感じる登場人物は主人公含めて全てダメなクズっぷり。ここまでまともな人が出てこない映画も珍しい。タイトルがもっと内容に合っていれば見に行く人が増えたのかも前半はどうなるかと思ったが、中盤以降の急展開は目が離せない。主人公もまるで別人のように変わっていく。ここまで引き込まれる映画は久しぶり。ラストもありきたりのハッピーエンドではないところもいい。 " + }, + { + "date": "2015-03-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラのひたむきな姿に\n 月並みな表現ですが、元気もらいました。 " + }, + { + "date": "2015-03-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "百円生活。\n 安藤サクラといえばやたら「ブス」だと作品内で連呼されるが、 今作では「100円女」だって、ついに値段までついてしまった。 ところで松田優作の出身地・山口県で開催される周南映画祭で 脚本賞“松田優作賞”の第1回グランプリに輝いた脚本らしい。 そんな賞が創設されたんだ!?と驚くと共に、この役が欲しい 彼女は普通に一般オーディションを突破し選ばれたんだそうだ。 さすが気合入ってる!そう思わずにはいられない熱演だった。 ただしかしいつもの安藤サクラ節も健在、のっけから尻丸出し 掻き毟り状態でぜい肉を晒し、ドン引きの三十路女を体現する。 彼女が深夜勤務するコンビニ「百円生活」で常に流れているBGM、 「ひゃくえ~んひゃくえ~ん♪」「やすい~やすい~♪」って歌詞が 聴いてからずっと耳に残るので要注意。結局はその言葉に尽きる。 ダメ女の成長を描いているが(どんどんシャープに鍛えられていく) あの怠慢がここまでできるか?というサクラ版ロッキーを彷彿と させる段階を踏んだ作りに特に新味はない。恋愛面も同じくで、 どういう進歩があったのか最後までハッキリ描かれない。これは ロッキーだと明確に進歩してましたからねぇ(エイドリア~ン♪て) もっとスカッとしたボクサーエネルギーを十分に感じさせる熱々 ラストでも良かったような。脇にかなりの重鎮演技派を取り揃え 観応えは十分ながら、彼らのダラダラ感も作品の躍動感を乱して つまるところは、百円の仕上がりを望んでいたかのように思える。(なんで常にバナナ置いてくんだよ?ってあそこはイライラしたな) " + }, + { + "date": "2015-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "負け犬人生\n 負け犬人生で唯一打ち込めるものができたアラサー女。安藤サクラさんの演技力が素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2015-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "川越スカラ座にて舞台挨拶。 安藤サクラはボクシング経験がある。 オ...\n 川越スカラ座にて舞台挨拶。安藤サクラはボクシング経験がある。オーディションで、ジャージ姿で部屋に入ってきた安藤サクラは、既に役に入っており、自己紹介もしなかったという。そういった人は3人ほどいたというが、安藤サクラに決めたという。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n こういう作品にたまに当たるから映画は素敵だ。ロッキーを超えてる。 " + }, + { + "date": "2015-03-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい良かった\n 劇場には安藤サクラさん本人も来てくれましたすごい映画とのギャップがありほんとにこの人サクラさんなのかと思いました女優ってすごいですね、そしてキレイで面白い人でした私の中で好きな「登場人物が成長する」をテーマにした作品だったので惹かれるものがありました何がきっかけだとしても何かに没頭することって大切だなと思いました " + }, + { + "date": "2015-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラさん スクリーンで観るより、ご本人は瞳キラキラ、素敵な女...\n 安藤サクラさんスクリーンで観るより、ご本人は瞳キラキラ、素敵な女性でした " + }, + { + "date": "2015-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "クズみたいな人間しかいない街でズッタボロになったアラサー女子安藤サ...\n クズみたいな人間しかいない街でズッタボロになったアラサー女子安藤サクラがグッと拳を握ってシャドーボクシングを始めた瞬間に涙腺が決壊。この張り裂けんばかりの切なさはボクシング版『8 Mile』。安藤サクラの演技はもはや神がかっていて、こんな素晴らしい女優がいる、それだけで私は幸せだと思いました。 " + }, + { + "date": "2015-02-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラかっこいい\n  露骨な、こいつダメなんです、不幸ですという表現はあまり好きじゃなくて、この映画もそういうトーンなのかと思っていたら、ボクシングが始まってから大興奮。安藤サクラの華麗な蝶が舞うようなステップがとてもかっこよくてシビれた。体もビシッとしまっていて、さぞ本格的なトレーニングをしたことが偲ばれた。 試合もリアルで、いいところなく負けるところも切なくリアルでよかった。そんなに甘いものではない、厳しい現実を描いていてよかった。勝てなくて泣くところもよかった。リングの暗い照明もすごくいい雰囲気だった。 ほぼレイプで処女を奪われてしまうのは、岡田斗司夫さんの事件を思い起こさせた。そんな卑劣な男に人権を蹂躙されてしまわないように、女性にはぜひ護身術をマスターするか、危険を敏感に察知して走って逃げるくらいして欲しい。 " + }, + { + "date": "2015-02-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "正に「黒い太陽」…\n 2015年2月11日、再見。安藤サクラ氏の凄さは言うに及ばず。改めて脚本の良さに気付かされた。「負け犬」が立ち上がる映画は多々あれど。「一度でいいから勝ちたかったの…涙」で、希望の余韻を残す作品は他に無い魅力。この映画こそ、今の時代シネコンで垂れ流すべき作品。迷える思春期に「負けを決めるのは自分次第」と叩き込み、諦めた中年に「喧嘩の仕方を思い出せる」べし!涙ーーーーーーーーーー正に「黒い太陽」のような一本。明るくなく、でも半端のない熱量…その全てが「安藤サクラ」という底の知れない熱源と、それを完全に活かそうと其処に徹底した作り手の稀に見る奇跡。ドン底の息詰まり感から、それを身の丈の内で昇華させる作劇のカタルシス。其処に有り余るどころかはみ出るくらいの説得力を持たせる安藤サクラの怪物的演技(かつての出演作でも魅せていたけど、今作では正にフルスウィング!)。正に当代最高峰の職業「女優」!なのに真っ当な評価をされないのが今の風潮なんだよね。彼女の方がずっとか「失敗しないですから」!今日本に蔓延る「女優モドキ」を一掃する、彼女の圧倒的な存在感に酔う作品。そして…本当にイイオンナだね!涙 " + }, + { + "date": "2015-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スッキリではないかな\n 快調に進むことだけが成長じゃない。 転んで転んで、時には血を流すことそれこそが立派な成長なんだなー。と辛くて痛いけど、悔しいけど…それを背負って奮闘する一子に心を打たれました。最近 邦画を少し見るようになって思うのが、良い意味でも悪い意味でも日本らしさというか、日本人らしさを感じます。なんか「邦画は暗いから嫌い。」と一刀両断するのは間違ってる。 " + }, + { + "date": "2015-02-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "痛い、痛い、アツい!\n アツい、アツすぎる!どん底っぽい人生を歩んでいた一子が、ボクシングを通じて立ち上がっていく様がすごくかっこいい。後半、ボクシングに熱中する一子の姿に、何度も泣かされた。最後の試合に臨む所での、私は100円程度の女だから、っていうセリフが、もう切なくて愛おしくて、、、心から、映画の中の彼女を応援する気持ちになった。これまでがどんなにダメダメでも、勝ちたいという闘志を抱き、全力で努力する、、人間としてとても美しい姿だ。自分も、自分の人生を闘おう、そう思わせてくれた。良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2015-02-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いい女だ\n 安藤サクラ出てるし強くなりたいから見た。最高でした。肉食うシーンと戦うシーン、アツかった。ダサくてもブスでもキモくても泣いてと傷ついても闘い続けてる女かっこいい。早くああなりたい。 " + }, + { + "date": "2015-02-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "他の映画では絶対に味わえない\n 会社帰りにふらりと立ち寄って観た「百円の恋」、本日最終日で監督いらしてた。安藤サクラは演技という概念をぶち壊している。日本で一番力を持ってる女優だと思います。心揺さぶられたよ、がつんときたよ。 " + }, + { + "date": "2015-02-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泥に咲く蓮は花壇の花たちより美しい\n 久しぶりに感動で体が熱くなった。どうしようもない日常に私達は押し流され、それに少しでも抗い小奇麗に見せようと人生を演じる。しかし本当の自分は泣いていることを知っている。インチキ野郎はきっと我々だ。安い下着、下手な料理、手を握る・・なんてことない場面が心に染み入る。うまい!一人の男にだけ見せる涙・・年増ブスデブは絶対ノーの俺の価値観が崩れた。こんな女に出会いたい。これは恋する女を描いているのだ。地味なポスターが惜しい。こういう類いまれな優れた作品にこそ大きな賞を与え大衆を呼ばねば。きっとポップコーン派にも指示されるはずだ。レオスカラックスの「ポンヌフの恋人たち」を彷彿させた。 " + }, + { + "date": "2015-02-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい!\n 話題になってて評判もいいとの事ではありましたが、実は予告編も観てなくて、内容も全然知らないままに観たら、すっかりヤラれました(笑)で、予告編は後からネットでもって観たんですが、この予告編観てもあまり観たいとは思わんかったかも知れませんねぇ。私のこの映画のイメージは主演の安藤さんが自堕落な雰囲気で写ってるポスターだけだったんですが、これがボクシングへ展開する映画だとは思わず。なんたって、映画の冒頭から、もう「自堕落」を絵に描いたような安藤さん演じる一子さん。32歳独身でニート。もちろん、恋人なし。もう、どーしようもありません。。。それがどうして、ボクシングに繋がっていくんだって感じで。しかも、映画でボクシングなんてのが出てくれば、これはもういかにも「ありきたり」なストーリー展開しか浮かびません。一子さんがボクシングを始めた時点で、どうせ、「自堕落な女がボクシングで再生していく物語」なんでしょ?要は「ロッキー」的な。と、そんなコトを思いつつ。ちょびっとだけ冷めた目で観てたんですけどね。それがまあ。最後まで観終わって、ヤラれちゃいました(笑)で、あの、女として何の魅力も無かった冒頭の一子さんが、ちょっと可愛らしく見えてくるから不思議です。終盤で、ジャージ着て、とぼとぼと階段を降りて来る時の一子さん、どうにも「可愛い」。さらに、泣きじゃくる一子さん。とにかく、あの一子さんを「可愛い」と思ってしまった瞬間にヤラれたんだと思います(笑)興味ある方、騙されたと思って観て下さい。きっと、ヤラれますw " + }, + { + "date": "2015-02-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "劇場で観て良かった。\n 女性として、というより人として生きる価値を見出せずに、身内に依存するだけでただただ退屈で怠惰な毎日を過ごすだけだった一子。一人暮らしを始め、様々な出会いを経て、ボクシングを通じて一筋の希望を見つけ徐々に己を再生していく。その過程の中で、一子を演じる安藤サクラの見せる表情と佇まいの劇的な変化に、感動したとかそういうことを超越した凄みのようなものを感じた。あえて難をいうなら、演技だから仕方が無いとはいえ、練習シーンのキレのある動きに比べ、試合シーンの迫力に若干の物足りなさを感じたことぐらいか。しかし、そんな些細なことなどどうでも良くなるぐらい、見応えのある作品でした。 " + }, + { + "date": "2015-02-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "縄跳び始めようかなー\n 僕は役者やってるんですが、最近ちょっと落ち込んでました。そんな時にたまたまこの映画のチケットをいただいたので観に行きました。感想はめっちゃ面白い‼︎僕の役者魂を燃えさせてくれる映画でした!笑ったし、泣けたし、久々に邦画で良いもん観させて頂きました!安藤サクラさんを好きになる映画ですね!序盤なんて、マジで口臭そうでしたもんね、てかもう臭かったですもん。スクリーンから伝わってきましたもんね。それぐらい役になりきってて凄かったです!何かを一生懸命する姿はやはり素敵ですね!武正晴監督の作品に僕もいつか出ます!決めました!マジで、観るのをオススメします!確実に元気貰えますよ‼︎僕も明日から縄跳び始めようかなー " + }, + { + "date": "2015-01-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "めっちゃ良いです‼︎\n 僕は役者やってるんですが、最近ちょっと落ち込んでました。そんな時にたまたまこの映画のチケットをいただいたので観に行きました。感想はめっちゃ面白い‼︎僕の役者魂を燃えさせてくれる映画でした!笑ったし、泣けたし、久々に邦画で良いもん観させて頂きました!安藤サクラさん好きになる映画ですね!マジでボクサーの動きでしたし、序盤のキッタナイ感じとか口が臭そうな感じとかすごい伝わってきました。もう実際臭かったですもん。スクリーンから伝わってきましたもん。そのくらいの勢いで役になりきってて本当凄いと思いました!武正晴監督の作品に僕もいつか出ます!決めました!感動を笑いを勇気を与えてくれて、本当にありがとうございました!マジで、観るのをオススメします!確実に元気貰えますよ‼︎みやちゃん、やっぱり映画は最高だね! " + }, + { + "date": "2015-01-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一人勝ち\n 安藤サクラさんのおかげ。それだけの映画。監督は良くない。ほんとに。ラストカット。なぜ、安藤サクラの表情を撮らない? " + }, + { + "date": "2015-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "皆さんのレビューすごい。\n よく観てるなー。すごく「あー、そうだよね!」と思っちゃうばかり^^;私が最後に感じたのはラストでの一子とクズ男の関係は、もうモヤモヤした男と女のウザい感じに見えなくてスッキリだったこと。あのクズ男も変わるだろうか、、 " + }, + { + "date": "2015-01-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "アスリートそのもの。\n 安藤サクラのキャリアがあれば、オーディションを受けなくても通りそうなのに700通から勝ち抜いた演技力こそがアスリートそのものなんだろうなって思った。ボクシング始めようかなって思っちゃったもん。よくあんなに役作りできたもんだ、ぶよぶよから俊敏体に!でも、0.5ミリの期待から、ものすごく期待して言ってるから、そこまで映画には感激はしなかった。 " + }, + { + "date": "2015-01-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やられてしまいました\n 実はボクシングに関係した映画とだけしか知らずに観に行きました。底辺で生きる人々の物語・・・?として始まり。そんな暮らしの惨めさ・・・を感じながら引き込まれていきました。一子がボクシングを始めてからは、ノックアウト状態で一心に見入って最後まで。やっぱり、この女優さん凄いですね。 " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なんとも凄いです!\n 今観てきました。0.5mmがあまりにも素晴らしく。引き続き静岡で上演されるこの作品を今度は満席拒否されないように6時間前に受付に行きました。こちらもまた素晴らしい作品です。安藤さくらさんを『0.5mm』観るまで知らなかったことが悔やまれます。もしまだ観てない人がいるのなら、観ることをおすすめします。日本にも素晴らしい人がいます。☆☆☆☆☆ " + }, + { + "date": "2015-01-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "傑作です\n やっと観ることが出来た本作…。評判通り良かったです。特に安藤サクラさんが最高です。彼女あっての本作でしょう。話は大雑把に言ってしまえば『もらとりあむタマ子』と同じようなものだが、何せタマ子のほうは前田敦子ちゃんですからね。自堕落とは言っても可愛いさがあった。しかし本作の安藤サクラさん演じる斉藤一子はブサイクだ。自信の無さからなのか、他人とのコミュニケーションをとるのが上手くなく、何気に周りからも傷つけられる分、観ていて「痛い」のだ。そしてそんな「ブサイクで痛い女」を体現している安藤サクラさんが素晴らしい。彼女の女優魂に脱帽する。プロとはこういうことだと改めて感心させられた。そのブサイクで痛い一子がボクシングと出会い、今までの自分から脱皮していく。ブサイクで痛かったあの一子が見事にシェイプした肉体で輝きを放つ試合のシークエンスは実に美しい。特に入場シーンは印象的だ。誰もが彼女を応援するだろう。そうなのだ。ブサイクとかは関係ないのだ。人は頑張っている人を応援するのだ。頑張っている姿はとても魅力的だ。私は人生を勝ち負けで判断するのは好きではないが、本作の一子は勝ったのだ。他人にではなく、グダグダだった自分に…。頑張って1つの結果を残せたのだ。私は一子に大きな拍手を贈っていた。(心の中で)リトル・ミス・サンシャインの中でのセリフを思い出した。[負け犬ってのはな、負けるのが怖くて何もしないヤツのことだ]…。公開規模が小さくて鑑賞に苦労したが、本当に観て良かったと思う。本作のような映画は日本アカデミー賞には縁が薄いだろう。大人の事情と言うやつで、そういうものだと分かってはいるが、本当に興醒めだ。しかし本当の映画ファンは本作のような映画を放ってはおかないはずだ。本作のスタッフと出演者に最大の拍手を贈りたいと思う。「感動をありがとうございました」 " + }, + { + "date": "2015-01-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ヒロインが、愛おしい…。\n 冒頭の迫力ある姉妹ゲンカ、あの臨場感から映画の世界に、飲み込まれていきました。途中、レイプのシーンだけは、私ノレるかな?とも思いましたが、丁寧な演出にどんどん気持ちが一子にシンクロしていきました。一子が可愛いらしく振る舞って、引かれちゃうシーンとか、客観的に見ると、ああ分かる!って…。最後20分くらい泣きっぱなしで、エンドロール終わっても、涙が止まらなかった。ボクシングの試合シーンがもう本当に抜群で、あそこを観るためだけに、もう一回映画館行きたい気分です。兎に角、安藤サクラという女優の素晴らしさを体感して、完全に惚れてしまいました。目を閉じたら、一子の「勝ちたかった」という泣き声が耳の奥に聞こえてきて、レビューを書きながらまた思い出し涙が…。 " + }, + { + "date": "2015-01-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "傑作\n 日本アカデミーになんで、ノミネートされてないんだ!という位のいい作品でした。試合のシーンや練習風景の息づかいが、リアルでした。主演の安藤サクラの演技は心と身体の痛々しさが凄く伝わってきた、名演でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画好きです\n 今日しか観に行けないと思い、会社帰り、ダッシュして、最後の上映時間ギリギリに映画館へ滑り込み。この寒いなか、汗だくになりながら。でも、本当に観てよかった。感動しました。とにかく、安藤サクラさんがすごいです。他の方もおっしゃっていますが、一子は安藤サクラさん以外に考えられない、っていうくらい、素晴らしかったです。いとおしくなるくらい、感情移入してしまいました。それから、クリープハイプの主題歌も、この映画に合っていて、とてもよかったです。あぁ、気分がスッキリした。明日も、仕事がんばろうっと。そんな元気をもらえる映画でした。どうもありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2015-01-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "晴ればれってほどじゃないけど\n 晴ればれってほどじゃないけど、帰り道、歩幅が数センチ大きくなっているのに気づいてにっこりする、そんな元気をもらえました。一子さんはぐうたらな女。彼女と、彼女の周り半径十メートル位のお話。最初のどうしようもない停滞感からの加速が素晴らしいです。彼女の頑張りに思わず力が入り、肘も脚の筋肉もつい反応してしまう没入感でした。一子さんを見事に生きた、安藤サクラに拍手、拍手!新井浩文演じるバナナマンとの距離感が可笑しくて痛々しくて。彼もまた、過渡期の男です。一子さんの家族もバイトで出会う人達も、生々しく印象的でした。ジムの会長と先生も良かった。どれだけの人生をサポートしてきたんだろう、深さと軽みの良い味出してました。2015.1.12. 福山駅前シネマモード " + }, + { + "date": "2015-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "嫌いな試合じゃなかったぜ。\n もうちょっとリアリティのあるシリアスめなのかな?と思ってましたが、コメディで、働いて一人暮らしてますが、コミュニケーション能力に欠け、精神的にひきこもりなダメ人間な私には、刺さりすぎるかなー?お思いましたが、重くなりすぎませんでした。いわゆる『負け組』『下流』描写が結構容赦ないです。100円コンビニの本部社員(後に店長代理?)が、悪者に描かれてて、ちょっと嫌でした。勿論いい奴じゃないけど、彼が一番動きがとれない立場じゃんか…と、自分に近いせいもあって、釈然としません。安藤サクラさんがスゴい!との評判をきいて見に行きました。確かにすごい。動きもなんだけど、半開きの目がボクシングと恋愛を通して開かれていくのが印象的でした。新井浩文さんの、フラフラ~としたダメ男感もいいですね。私の一番好きな登場人物は、ジムの会長。頑張りだした人間を見ててくれる役回りですが、ひょうひょうとしてて、ベタベタしてなくで、けど見直してく感じ、主人公を全肯定しないところがよいと思いました。ちゃんとした人(普通の人)は、若いときから努力したり、必要な行動を取ったりしながら生活してるわけで、一子がそんな相手に勝てるわけないし、30過ぎまでグダグダしてた奴が、今更ちょっと一念発起したからって何?っていう話だし、そもそもがとるにたらない人の小さな一歩の話ですが、『けど、嫌いな試合じゃなかったぜ。』という映画でした。『熱くなりたかったとか、淋しかったとか言うなよ、けど嫌いな試合じゃなかったぜ。』 名ゼリフだと思います。一つあんまりすきじゃなかったのが、試合のラストシーンのスローモーション。一番のクライマックスなのに、安っぽい印象になってしまって残念でした。 " + }, + { + "date": "2015-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラだからこその一子\n 映画館でこんなに笑ったのは初めてかもしれないってくらい笑った。安藤サクラの演技、うますぎて演技超えてるんだよなぁ。新井浩文は「愛の渦」のイメージがあったんだけど、全く笑わない役で、すごくかっこよかった。野間さんも廃棄をもらいにくるオバちゃんもキャラ濃すぎ。でも一子は覇気がないのにそれに負けない存在感。うるっときた場面もあるけれど、安藤サクラの女優魂を見せ付けられる熱い作品。見ないと後悔する。 " + }, + { + "date": "2015-01-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "クソ以下\n ブスがでてるクソ以下の映画です。映画代返せ百円どころか無駄になるだけの映画です。みかいことをオススメします。 " + }, + { + "date": "2015-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラにつきる\n たいした話ではない。だから安藤サクラのよさにつきる。映画全体がボクシングのフットワークのように揺れて動いて最後前にガーッと飛び出てく形で、正直、安藤サクラ以外で描かれたのならこの映画の価値は半減するでしょう。それくらいこのキャラクターを映画を体現していた気がする。最後のリング上での戦いは、映画の質どうこうの前に安藤サクラの持ってるリアリティが凄く、だから直後のフラッシュバックは泣いた涙が引っ込む程興ざめした。殴られる姿だけでいいんです。 " + }, + { + "date": "2015-01-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙ボロボロ\n 一番泣いたのは一子がボクシングに本気になり、ランニングを始めるシーンです。ここで彼女は「勝つ」と決意した。もうここだけで映画としてはいいんです。試合が出来るとか勝ち負けじゃなくて「絶対に勝つ」と決意することが勝利なんだろうと思います。新井浩文のダメ男感はいつもいいですね。ラストの試合での妹の叫び「立てよ、負け犬!」も涙ボロボロです。とにかくここ数年の映画で最優秀主演女優賞はこの作品の安藤サクラに決定でしょう。仕事場の金をくすめて一子に乱暴したあのバイトにはきっちり制裁を受けて頂きたいですね^_^ " + }, + { + "date": "2015-01-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "名演が与える物語の説得力\n 冒頭、甥っ子とテレビゲームをする安藤サクラの後ろ姿に覚えた不気味さ、気持ち悪さからは想像もつかないトレーニング後のフットワークの軽さには本当に恐れ入った。同じ人に見えないし、この映画に起こること全てに説得力を与えている名演だと思う。あと地味ながらトレーナー役の松浦慎一郎さんトレーニング中の指導の発声とかもめちゃくちゃ本物っぽかったなあ。『イン・ザ・ヒーロー』の監督ってことで割とナメてました。すみません。気になったのは新井浩文さん演じるボクサーにあまり魅力を感じなかったところと試合前と後のスローモーション演出…。特に後者はかなりガックリきました。そこでやっちゃうのかー。 " + }, + { + "date": "2015-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いきなり馴れ馴れしいな、お前\n 一子とバナナマンの関係性が一番よく表現されているセリフで、好きです。そういえば、IKKOさんの「おんなの法則」という本のなかで、『ひとつの恋が終わった時の女力はすごいわよね。』と、書かれていたことを思い出した。女が、女の底力を出すには、恋愛で失敗することなんだなあ。怖いなあ。 " + }, + { + "date": "2015-01-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ガツンときた\n 前半は笑える所もあるんだけど、好みの映画でなくて、失敗したかな??って思ってるうちにどんどん引き込まれた。こんなに主人公に感情移入したのは本当に久しぶりで、試合のシーンでは無心で応援して大泣きした。久々にガツンときた映画。安藤サクラさんの女優魂には脱帽です。凄い。 " + }, + { + "date": "2015-01-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "痛みがいい\n 後半の流れは、サクラさんに釘付けです。観ている自分もパンチをもらいました。痛み=生きている と言うことなのかな " + }, + { + "date": "2015-01-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いたいいたいいたい!\n クリープハイプの『百八円の恋』から知った映画だったけど去年末に『0.5ミリ』で安藤さんにロックされ!また違う雰囲気のこの映画も絶対みたいなーと思い、映画館に足を運びましたボクシングのことは正直全然分からないそれでも疾走感あふれるこの感じ、不覚にも少しボクシングに興味が湧いたりしちゃいます何故ボクシングを始めたかなんて主人公の一子もいまいち説明できなさそうな印象がありましたが好きな人がボクシングをしてたから?ルールの中で殴り合いたかったから?そんなこと何でもよくて次第にスキルアップしていく一子をひたすら応援している自分がいました女を捨ててるって台詞がぴったりの身なりリアルだしこれはきついなーと思いながらも狩野と接近してやや変化する姿も分かりやすくて女臭くて愛らしい何かに打ち崩れた時に打ち込める何か悔しいから今にみてろよ、とか、変わりたいって思います年齢のせい、現状のせい、女だからとかできないからとかそんなの関係なしに、1つの目標に向かって一生懸命な人はやっぱりかっこいいです辛くていたいことがあるとしても真っ直ぐぶつかってからが大事だなって思えました平日の火曜日でしたが年配の男性のお客さんが多かったような…?最後の百八円の恋がすごく映画とマッチしていて誰も席を立とうとしなかった。。あたしはクリープハイプの回し者じゃないけれど!映画館で今年初めて見た作品がこれで満足です。あーあと近々餃子食べたい。。。。 " + }, + { + "date": "2015-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラ\n 何かが、きっかけで人間は、変われるって事か!心に響いた映画だった、結果はともかく、前見て生きようと。サクラのデニーロばりの、創り方❗️壮絶である。 " + }, + { + "date": "2014-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "痛い痛いお話。\n 年末水曜映画。今年最後の映画。安藤サクラ、新井浩文邦画好きになってから選ぶ映画にこの2人(あと樹木希林)が出てる確率高し。スタッフ調べたけど、監督も脚本家も初見の方。-90点から-30点へみたいな。大好きなクリープハイプの、尾形さんが叫ぶように、いろんな意味で痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛快ストーリー。「嫌いなんだよね、一生懸命頑張ってる人見るの」ってのも分かるし、でも、すがるような思いで一生懸命ボクシングにのめり込む姿も理解できる。(わたしにはできないけど)ボロボロで、痛快。ひょんなところからモチベーションって生まれるんだなって思った。そしてひょんなところからであっても、そのモチベーションってすごいんだ。身体をはった、ボロボロのサクラさんの演技に、今回も魅了されました!!おじさんもおばさんも若い人も見に来てました。大晦日って映画館混んでるのねーみんな、時間を持て余してるんだなきっと。 " + }, + { + "date": "2014-12-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "主人公の幸せを本気で願う\n  今まで映画の登場人物の幸せを本気で願ったことなどあっただろうか。 主人公一子は弁当屋を営む実家に居候している。しかし、仕事を持たないどころか弁当屋の手伝いすらしない怠惰な毎日を送っていた。そんな彼女が、妹とのケンカをきっかけにひとり暮らしを始め、百円コンビニのアルバイトを始める。様々な出会いの中から、初めての恋、初めてのセックス、そして初めて熱中できるものを見つけていく。それらはどれも非常に不器用にしかことが運ばないのだが、これは一子の性格によるものではない。 彼女が32歳まで処女だったと泣きじゃくるシーンを待つまでもなく、彼女にはあらゆる人間関係や社会経験が不足していることが分かる。だからすべてのことに対しておずおずとしか前へ進むことができないのだ。 しかし、恐れながらも少しずつ経験を積み重ね、様々な人間と関わり合いを持つことで、自己の欲求や行動を肯定できるようになっていく様子を、映画は彼女の日常生活を通して丁寧に描く。 変わっていく一子を見つめる観客は、彼女の行く末に幸せなことが待っていることを願わずにはいられないし、彼女ならば力強く歩み続けるだろうことを確信できるだろう。 一子を演じる安藤サクラは、本作のほか、実姉・安藤桃子の「0.5ミリ」でも、観客に身体の持つ意味について問いかけるような演技を見せてくれた。本作でもテクニックとしての演技だけではなくその身体性の意味を駆使して、一人の女性が遅ればせながらも成長してく姿を表現することに成功している。 " + }, + { + "date": "2014-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻の女優魂\n 待ちに待った公開。新井浩文と安藤サクラの共演なんてもう、素敵すぎるキャスティング。序盤の一子のダメさ加減なんてリアルすぎてすんなりキャラが定着。容姿に似合わない花柄のワンピースがチグハグすぎて笑えました。みるみるうちに鍛えられ、素早いトレーニングの動き、ジャブの鋭さなんてもう本家と変わらない程。最後の試合のシーンもただ勝ってハッピーエンドじゃないところがリアルで微笑ましかったです。新井浩文のダメ男加減もナチュラルで毎度、毎度さすがです。脇が甘いって意見もありましたが私は脇の皆さん、特に焼きうどんおばはんとっても可愛かったと思います。笑なんにせよ、安藤サクラの全力が観られる素敵な映画なのでオススメです♡ " + }, + { + "date": "2014-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "新宿で観て来ました。\n 0,5ミリに続いての観賞ですが安藤サクラさんとってもいいですね。個性派でなんか後をひく感じでもっと見たい女優さんでした。次回作も期待してます。しかし、殴られた後の顔はリアルでした。途中、笑い声も劇場であり後味の良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2014-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年の自己ベスト\n 安藤サクラの女優魂に感動。新井さんも抜群のいい加減さを醸し出して良かった。根岸さんの怪演が効いていた。試合シーンなしでも十分たのしめたが、試合シーンは圧巻。 " + }, + { + "date": "2014-12-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良い!\n 世界チャンピオンを目指すような壮大な青春モノでもなく、弱虫が強くなっていくようなスポ根モノでもなく、一子の「ダメダメな日常から何かを変えたい」って、ストレートで、愚直なまでのボクシングへの想いが心を掴む。主演の安藤さくらの体当りの演技も光る!結末も、俺くらいのオッサンには力の抜ける心地良い作品でした。全国上映のメジャーな作品ではないけど、どこか共感できる素敵な作品です。 " + }, + { + "date": "2014-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "五分(ごぶ)の魂。\n 32才・一子、金なし、男なし、仕事なし。腹はだらしなく、人とまともに関われず、タバコと菓子は止まらない。ないない尽くしの一子、負の連鎖が止まらない。そんな折り、何故だかボクシングを始めて。一子にとって、別にボクシングであろうとなかろうと良かったのかもしれない。しかし、のめり込むきっかけがなんであろうと、がむしゃらに必死で取り組む姿勢が胸を打つ。これから世界を目指して戦うというのではなく、狭い世界だけど、そこで無意識であれ己と戦い、結果として過去の己と対峙し乗り越えんと必死な一子に惚れる。また、安藤サクラ演じる一子と新井浩文演じる狩野の掛け合い。不器用で、安定感のない関係性、それでも並んで歩く刹那の温かさが伝わる。観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2014-12-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラちゃん万歳\n 一子はサクラさんにしかできない !!体を張った演技に圧倒されました。最初のふてぶてしいダメ女からボクサーになるまで、テンポよくあっという間の2時間でした。もう安藤サクラさんに釘付けです。 " + }, + { + "date": "2014-11-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "必見の一本\n ふらりと入った東映の第二試写室。開始20分前というのに、満員で補助席でも入れない状態だった。ようやく隙間に体を押し入れて鑑賞。事前の情報も何もなし。ただ、時間的に都合のいい試写だったので、見ただけ。でも…。結構ブチのめされましたよ。安藤サクラの女優根性に圧倒された。貧乳さらしての交接シーンやら、体を張ったボクシング…。ありゃ、簡単にはできないよ。監督、脚本…その他に関する情報はプレス(報道資料)も読んでいないので知らないけれど、拾い物。見てよかったの一本だ。物語は簡単にいうと、32歳まで男を知らないダメダメのニート女がボクシングに目覚めて、リングで勝負…という話。ボクシングを主題にした映画はあまたあるけれど、本邦で女性ボクサーが主役の本格的な映画ってあったっけ?前半のダメダメの部分がやや長く、冗漫にも思えたけれど、後半にボクシングに目覚めてからの場面は、ぐいぐいと見るものを引き付けて、見事!舞台が横浜なのに、ロケ地が山口県というのはチト気にはなった(どうせなら、地方のダメダメ女を描いてもよかったのでは?)。あと、主演はもちろん満点で準主演の新井浩文も合格だけど、脇がちょっと甘かった気もする。いや、そんな細部は気にする必要はない。芯の部分はしっかりした映画だ。よくできている。少ない予算で十二分にがんばってると思う。安藤はダメ女からボクサーに変身する過程を見事に演じきったし、その彼女が生きることの切なさと力強さを全身で演じきっている。ボクシング場面では手に汗握ったし、笑えて、泣ける…。これが一番重要。要は見る人を感動させられるかどうか。それが十分にあった。掛け値なしにおすすめしたい。見て損はない一本! " + } + ] + }, + "197": { + "title": "シン・ゴジラ", + "reviews": [ + { + "date": "2017-11-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 20, + "review": "日本人の精神性を見事に活写\n 高密度の情報量と、311後の日本社会への目配せも見事だが、個人的な本作の最大の注目点は、日本人の長所と短所が表裏一体である点を的確に捉えたところだ。前半、一人の人間の避難遅れを発見したためにゴジラへの攻撃を決定できず、ズルズルと被害が拡大してしまう点は、普段から問題だと叫ばれる、大事なところで決められない日本人のメンタリティの弱点だ。だが、危機が拡大するにつれ、残った人間たちは何も言わずとも黙々と己の仕事をこなし続け、気がついたら一丸となっている。日本人は何も変わっていないが、未曾有の危機を前に突然目を覚ましたかのように結束し、高パフォーマンスを発揮し始める。危機にも自分の仕事に没頭する様はサラリーマン根性のようでもあるが、最終的にゴジラを倒すのは、特別な平気ではなくその愚直な奉仕精神だった。日本人以外には説明のしづらい魅力だが、ここまで的確に日本人の不思議な精神性を描いた作品は少ない。非常に貴重な傑作となった。 " + }, + { + "date": "2016-12-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 15, + "review": "個人の感想を超える圧倒的な密度の塊。\n 『シン・ゴジラ』のスタッフルームには、庵野総監督からの参考作品として『日本のいちばん長い日』『激動の昭和史 沖縄決戦』『ブルークリスマス』と3本の岡本喜八作品と、シドニー・ルメット監督『未知への飛行』のDVDが置いてあったらしい。『シン・ゴジラ』における引用については喜八作品のスタイルの踏襲や『未知への飛行』の政治会話劇に留まらず、正直追い切れないくらいの要素があるわけだが、引用をただのオマージュでなく、ちゃんと表現の手段にしていて、作品単体として輝くように作られているのはタランティーノにも似ているかも知れない。また現実の世界の綿密な取材などディテールが濃密な一方で、「在来線爆弾」のような面白い跳ねたアイデアがフィクションとしての強度を確保する。目に見える圧倒的な情報量以上の氷山の本体の存在が感じられる本作は、娯楽映画の水準を押し上げるみごとな仕事ではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2019-06-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "※ロクでもない感想です※\n 金ローで見ました。どうでもいい話ですが、過去「どうせシン・ゴジラ見ないやろ」とネタバレを早々に読んで早々に内容忘れてたんですけど、シン・ゴジラ見ながらツイッター見てちょっとしたネタバレを見た結果、過去の記憶が呼び戻されて楽しさ半減してしまいました、ヤバイ(ヤバい)↓視聴時のつぶやき↓鷺巣詩郎、相変わらず音楽のセンスが良すぎる/第1形態と第2形態の目の感じが非生物っぽい不気味さでSUKI/日の沈みと入りが、絶望と希望のスイッチになってる構成/「前半部では優柔不断・各方面に流され気味な総理が成長していく様も描かれるのでは」と当初予想していましたが普通に違った/「庵野、エヴァの続きはよ」とか言ってゴメンなあの後ゴジラが東京のランドマークになるのかもしれないの、ちょっと面白いな…??? " + }, + { + "date": "2019-06-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白いけど疲れる\n 『シンゴジラ』予想していた、ゴジラは可愛いとか、頭を空っぽにして観られるということは無く、ゴジラはかなり怖いし、結構集中して観ないといけないただ、ゴジラが街を破壊する様子は面白いし、一般人が団結してゴジラに挑む姿はカッコ良かった面白いですオススメ💪 " + }, + { + "date": "2019-06-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なぜかまたみたい\n なぜかまた見たくなる良いテンポ。 " + }, + { + "date": "2019-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "本当にゴジラが出てきたら、日本はどうなるのか\n 「ゴジラ」という存在を、ここまできちんと描ききったのは面白い。これまで、「ゴジラ」は一つの怪獣的キャラクターアイコンとして描かれ、そのアイコンを強調するものとして描かれるのみだったが。「シンゴジラ」では、「ゴジラ」の怖さ、かっこよさ、強さが存分に描かれていて、これまでのゴジラシリーズよりも、ゴジラらしさが伝わった。その一方で、災害モノとして、日本人の精神性や、心意気などを表現している。ゴジラ好きには間違いなく、満足できるゴジラの暴れっぷりが味わえるだけでなく、ゴジラに現実的に立ち向かっていくチームワーク、精神性を楽しむことができる。 " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "二度と撮らないでほしい\n 庵野さん、映画にすらなっていない。よくこの企画でOKを出したもんだと呆れた。 " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "・_・\n 会議してまた会議して会議して " + }, + { + "date": "2019-05-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "なぜこうなったのか・・・\n 全くもって愚作と言いたい。庵野監督はゴジラというアイコンを借りて、映画監督としてでは無く、一個人としてただ自分の作りたかったものを作ってしまった。つまりエヴァンゲリオンの実写化である。自衛隊を好きなように撮り、ほぼ同名の作戦を実行し、エヴァの音楽まで使ってしまった。まさに公私混同である。そして大半は必要のない早口で役者が喋りまくるの政府官邸の群像劇なのだが、庵野監督のバイブルらしい岡本喜八監督の映画を元にしてるのかオマージュしてるのか分からない。喜八監督のそれをうわべだけなぞった代物で、見て聞いていて疲れるだけだし、役者の無駄遣いでしかない。傑作「日本のいちばん長い日」との違いは緩急の付け方や絶妙なカメラワーク、無駄の無さだと思う。シン・ゴジラはそれらが無く、まるで喧しいクラブミュージックを延々と聴かされてるようだ。そして散々庵野流リアリズムに沿って進めてきた物語も、最後の電車特攻(なぜかゴジラの体にそってかけ上がる)と、ポンプを伸ばしたまま爆走出来てしまうポンプ車、どう考えても横向きのゴジラに凝固剤を流し込んだって喉の中に入らないのに、それをどんどん取り入れるゴジラで、見るものの頭を混乱と失笑の渦に巻き込む。この映画でゴジラはただの「もの」でしかない。脅威でも、警告でも、自然の代弁者でもないのだ。こんなゴジラ映画を見たく無かったし、作ってほしく無かった。しっぽに込めた謎かけもオタクが喜ぶだけで必要ない。この映画を好きな人を否定するつもりはないし、人それぞれ評価も違って当たり前だと思ってる。わたしには到底受け入れられなかっただけだ。 " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "初代ゴジラが\n 最高だと再確認できる映画っていうか、映画? " + }, + { + "date": "2019-05-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ただの怪獣映画ではない\n ゴジラがもし日本に来たら政府はどういう風に動くかというテーマで作られた感じ。とてもリアルで緻密に描かれていて日本映画の中では傑作だと思います。日本政府の仕組みや海外との交流等もよく描かれています。あと、ゴジラが東京を火の海にするシーンは圧巻です " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラじゃないよ\n それにしても監督である庵野秀明に、ここまでゴジラへの愛がないとは思わなかった。世代的にゴジラの映画を観て育った世代だろうに。結果『シン・ゴジラ』は、庵野が愛してやまない『ナウシカ』の巨神兵にゴジラっぽい格好をさせ、それをオタク(エリート)たちが倒すという、長編『巨神兵、東京に現る』か、実写『エヴァンゲリオン』になってしまった。だから世界中のゴジラファンは「なんだ、こりゃ」となってしまった。二段階に変身するゴジラ。まるで知性が感じられず、ロボットのようなゴジラ。ヒレやシッポからビームを出すゴジラ。こんなの、みんなが好きなゴジラじゃないよ。その生態についても、まるで語られず、巨大生物パニック映画的面白さもない。ただ活躍する政治家や自衛隊を見せられるだけだから、まるでプロパガンダ映画。これ、もし宮崎駿が『空とぶ幽霊船』に付け加えたシーンのように、戦車が一般車を踏み潰す場面なんかあったら、今『シン・ゴジラ』を絶賛してる人たちは、どう思うだろう?ところで『シン・ゴジラ』には語られていない部分があるのではないか。それは沸騰する海水を見て、何故、主人公はすぐ生物の可能性を指摘できたのか?海面に現れた巨大な物体を、何故「シッポだ」と断言できたのか?そう、政府の一部の人たちは知ってたんですよ、シン・ゴジラを。だから、うむを言わせず退治しようとし、また作戦は何もかも上手くいく。たぶん、シン・ゴジラの正体は日米が共同で開発した生物兵器・・なんてね。そこまで考えていたら、この映画、見直すんだけどな。文句は庵野にではなく、ゴジラのイメージを守るべき立場にあるのに、こんな映画を「ゴジラの映画でございます」と世に出してしまった東宝に言いたい。これなら全世界の人に好きにゴジラを使って映画を撮らせた方が、余程、マシではないか。もはやゴジラを愛する人は世界中にいる。ゴジラを撮りたいと願ってる映画人も、たくさんいるに違いない。ゴジラを生んだ日本は、こんな映画しか作れず、しかも、それがヒットしてしまう。アニメのゴジラは問題外。ちびゴジラとかいう、緑色のガラモンはなんだよ!もう東宝にゴジラを管理して欲しくない。むしろハリウッドの作るゴジラ映画に期待します。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ映画なのか?\n ゴジラというよりただの自然災害が移動しているような印象でした。(感情のない物、台風が移動しているみたいな?)ラストにゴジラを倒しても、復興のことしか言わないし、人間が生み出してしまったある意味被害者(被爆した生物)で、その命を殺めたという意識もないのかな?内容的にも政治家の動きがクローズアップされてるし、あえてゴジラ映画でする事じゃないような気がする。少子化だから仕方ないのかもだけど、怪獣映画はもっと子供向け(わかり易く?)に作って欲しい。あと、アメリカのエリートはZARAで買い物するのか? " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": ".\n 劇場にて鑑賞。国産12年振りとなるシリーズ第29作。余りに評判が良いので鑑賞を躊躇していたが、思い切ってこの眼で確認しに行った。聴きしに勝る人気の様でパンフレットは売り切れ入荷未定との事。指摘されている何等かの政治的メッセージやプロパガンダよりもエンターテイメント性が際立っており、国粋主義やナショナリズムを擽られるよりも映画として存分に愉しめ、鑑賞前の穿った考えを一掃してくれた。ただ100箇国以上での公開が決まっていると云われる海外にこの儘、持っていたとすれば評価は厳しいと思われる。85/100点。・約13億と云われる製作費に対し、国内で50億以上稼げば、続篇の可能性があり得るとアナウンスされており、公開三週間後の8月14日時点で、約230万人の動員、興行収入34億円に迫っており、50億円超えは確実視されている。この為、続篇製作の可能性は極めて高い。尚、アニメ版が、'17年に公開予定されている。・度々登場する会議シーンが迫真のリアリティがあり、兎に角佳かった。専門用語の多用と畳み掛ける様な早口の演出は監督の意図したもので、撮影現場ではゆっくりした科白回しのシーンはカットすると演者達に伝えられていたと云う。・キャストは総勢328名となっており、豪華な顔ぶれがそこかしこに散見出来、某アイドルグループ出身者等は、冒頭数秒のみの登場となっている。“東竜太”の柄本明、“花森麗子”の余貴美子、“財前正夫”の國村隼、“安田龍彥”の高橋一生等、印象深い。中でもラストで初めて微笑む“尾頭ヒロミ”の市川実日子が佳かったが、“里見祐介”の平泉成が一番美味しい役どころだった。公開日の7月29日、328番目に発表された“呉爾羅(モーションキャスチャ)”の野村萬斎がどこ迄、演じたのかが気になった。・オマージュに満ちた音楽の使われ方──特にエンドクレジットでのメドレーは往年のファンなら涙ものだろう。緩やかなカットの切り替えが多く、引いたアングルからの長回しによる対話シーン等、難癖を附けるならアニメっぽかった。特撮やCGは頑張っていたと思うが、一部、首を傾げる箇所も存在する。特にクライマックス、無人の新幹線爆弾が並走して突撃するシーンはアレッ?となってしまった。破壊された街の遠景等も、随分被害が少ない様に見受けられた。・本家東宝が作ったので、ゴジラの造形や設定の改変は許されるのだろうが、これをもしどこかの国がやったなら恐らくバッシングを受けたと思われる。個人的には、紫色交じりの顎が割れた怖い顔のもいいが、ウルウルした真ん丸な瞳の鱧か鰻の様な茶色いお茶目そうなのの方がお気に入り。・鑑賞日:2016年8月18日(木) " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "このバランス感覚がわかるか\n 生真面目に淡々とそれぞれの人が職務を全うしようとしているのに、政府は後手後手のグダグダ。現場は立派に完璧に職務を完遂しているのに作戦は失敗。滑稽であるほどの縦割り。いちいち全てに風刺が効いている。シリーズ通して普遍的な核へのアンチテーゼ。映像はCGなのにギリギリミニチュアっぽく描くオマージュ。3・11があったからこそ作れた傑作中の傑作。★×7付けたい。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何回見ても面白い\n もしかしてめちゃくちゃ好きな映画かも。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "淡々とした描写\n 人間模様や感情移入が少なく、淡々と進んでいく。死の描写も特になし。何度も行政機関と打合せを重ねたらしく、行政の意思決定の過程がやたらリアル。忠実に再現しようとしたのは分かるが、専門用語がやたら早口で羅列されすぎて正直聞き取れない。何となく描写がエヴァに似てると思ったら監督が庵野秀明でした。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "おもしろい\n 首相ってこんな感じだよね笑お偉い方ほど、後手後手になる感じ、うますぎる笑オタクみたいな専門家たちが集まって、頑張るとこ好き。3.11を経験した者からすると、やっぱり原子力の怖さを感じるけど、それと共に、すごい可能性あるエネルギーだよなって思う。ゴジラって、これ観たのが初めて。他の観たことないけど、ゴジラちょっとかわいいよね。 " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "怪獣映画は日本発進だが今や時代遅れ\n この程度が評価され浮かれてるから日本映画は進歩しないストーリーとか以前に人形感丸出しで台無しこのクオリティーで映画館まで行って金取るとか頭おかしいハリウッドだとB級映画レベルwwwあと英語しゃべる女役居たけど違和感ありすぎ。シリアスパートのせいか下手くそさが際立って嫌になったリアルさのクオリティーで見たら1900年代ハリウッド版ゴジラあったけどそのかなり前の作品の足元にも及んでないアニメ版ゴジラの方が迫力があってまともに見れる(キャラCGだけしょぼいからキャラは手書きが良い)日本はアニメなら世界レベルやからそこに力入れて勝負してほしい " + }, + { + "date": "2019-01-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "予想以上に良かった\n ゴジラだから子供向けなのかと思って見始めたが、全く違ったあり得ないことが起きているはずなのに、とてもリアリティがあった出演者が豪華 " + }, + { + "date": "2019-01-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カッコいい。\n 庵野さんが作ってるなぁ〜〜って感じ。日本すごいだろ?って感じなしに、日本のために戦う綺麗な愛国心みたいなのが描き方として見事。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "もうちょっと簡潔に\n 2時間長かったです " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "現実 対 虚構 の真意\n (何故か以前のアカウントに入れなかったので新しい垢でレビューし直します)この映画、日本映画にしてはハイクオリティな映画だった。例えば政府。ゴジラ上陸時の緊急有識者会議、閣僚会議、形式的な会議などの描写。これは、民主主義の負の面をリアルに写しているシーンだ。被害が拡大する中、閣僚会議をしない限りは水際の対策、また記者会見すら開けないというのは現実世界で実際に起きた際もこうなるのではないかと思う。また、なんと言っても自衛隊の描き方。これも実にリアルだ。ゴジラを自然災害として有害鳥獣駆除の名目で自衛隊を派遣するか。国、または国に準ずる組織として、防衛出動を出すのか。現実では自然災害と捉えるのが妥当だろうが、劇中の微妙な駆け引きに私はリアリティを感じた。あと、B-5作戦(タバ作戦)の描写。綿密な計画を練り、10式戦車、対戦車ヘリコプター(Apache)、F-2等を主力とし、完璧な順序で作戦を進行。結果的に失敗したが、自衛隊の作戦成功への精度の高さに改めて感心した。しかし、私が一番感激したのはゴジラの描き方だ。人類の知識を凌駕する体内構造。人類への物理学的な可能性を示唆する福音。体内新元素。環境に適合するための進化。第8形態まで形が変わる様(さま)。もはや神話の領域だ。1954年にはこんな映画は描けないだろう。また、庵野秀明監督にしか出来ないであろう。また、ゴジラと政府対応の描写は3.11を彷彿とするシーンだと認識している。ゴジラを3.11、政府を当時の民主党政権と考えれば分かるだろう。あの描き方は7年前と全く同じだった。さすがとしか言えない。しかし、知識が無い人がこの映画を見たら初見殺しも甚だしいだろうwゴジラの体内冷却システムの強制停止の仕組み、元素変換能力、それを阻害する極限環境微生物の分子式などのシーンは専門的な用語が沢山出てきてわからない人も多かっただろう。私は、幸いその知識をかじってたので理解は出来たが、知識がない人は大変だっただろう。しかし、あえてこのような描写を入れることによってこの映画がよりリアリティになったのは違いないのでそこら辺も高く評価したいと思う。あとはなんと言ってもヤシオリ作戦のシーン。無人在来線爆弾。無人新幹線爆弾。イージス艦ヒューイからのハープーン攻撃。誘導爆破、定置爆破。特殊建機第一~第三小隊。どの描写をとっても文句のつけようがないシーンだったと言える。また、バックで流れてる伊福部マーチと相まってとても興奮し、好奇心が擽られたシーンだった。ゴジラ ニッポン現実 対 虚構「日本は今後、ゴジラと共存していくしかない。」「私は好きにした。君らも好きにしろ。」これらはとても考えさせられる副題、台詞だったと思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "\n キャストが豪華すぎる映像迫力あった当時なんで映画館に行かなかったのか大きいスクリーンで観なかった事に後悔 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "淡々とした描写\n 人間模様や感情移入が少なく、淡々と進んでいく。死の描写も特になし。何度も行政機関と打合せを重ねたらしく、行政の意思決定の過程がやたらリアル。忠実に再現しようとしたのは分かるが、専門用語がやたら早口で羅列されすぎて正直聞き取れない。何となく描写がエヴァに似てると思ったら監督が庵野秀明でした。笑 " + }, + { + "date": "2018-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "現実 対 虚構の真意。\n この映画、日本映画にしてはハイクオリティな映画だった。例えば政府。ゴジラ上陸時の緊急有識者会議、閣僚会議、形式的な会議などの描写。これは、民主主義の負の面をリアルに写しているシーンだ。被害が拡大する中、閣僚会議をしない限りは水際の対策、また記者会見すら開けないというのは現実世界で実際に起きた際もこうなるのではないかと思う。また、なんと言っても自衛隊の描き方。これも実にリアルだ。ゴジラを自然災害として有害鳥獣駆除の名目で自衛隊を派遣するか。国、または国に準ずる組織として、防衛出動を出すのか。現実では自然災害と捉えるのが妥当だろうが、劇中の微妙な駆け引きに私はリアリティを感じた。あと、B-5作戦(タバ作戦)の描写。綿密な計画を練り、10式戦車、対戦車ヘリコプター(Apache)、F-2等を主力とし、完璧な順序で作戦を進行。結果的に失敗したが、自衛隊の作戦成功への精度の高さに改めて感心した。しかし、私が一番感激したのはゴジラの描き方だ。人類の知識を凌駕する体内構造。人類への物理学的な可能性を示唆する福音。体内新元素。環境に適合するための進化。第8形態まで形が変わる様(さま)。もはや神話の領域だ。1954年にはこんな映画は描けないだろう。また、庵野秀明監督にしか出来ないであろう。また、ゴジラと政府対応の描写は3.11を彷彿とするシーンだと認識している。ゴジラを3.11、政府を当時の民主党政権と考えれば分かるだろう。あの描き方は7年前と全く同じだった。さすがとしか言えない。しかし、知識が無い人がこの映画を見たら初見殺しも甚だしいだろうwゴジラの体内冷却システムの強制停止の仕組み、元素変換能力、それを阻害する極限環境微生物の分子式などのシーンは専門的な用語が沢山出てきてわからない人も多かっただろう。私は、幸いその知識をかじってたので理解は出来たが、知識がない人は大変だっただろう。しかし、あえてこのような描写を入れることによってこの映画がよりリアリティになったのは違いないのでそこら辺も高く評価したいと思う。あとはなんと言ってもヤシオリ作戦のシーン。無人在来線爆弾。無人新幹線爆弾。イージス艦ヒューイからのハープーン攻撃。誘導爆破、定置爆破。特殊建機第一~第三小隊。どの描写をとっても文句のつけようがないシーンだったと言える。また、バックで流れてる伊福部マーチと相まってとても興奮し、好奇心が擽られたシーンだった。ゴジラ ニッポン現実 対 虚構「日本は今後、ゴジラと共存していくしかない。」「私は好きにした。君らも好きにしろ。」これらはとても考えさせられる副題、台詞だったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-12-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "気持ちいい\n 日本中が団結。いつかこんな世の中になったらいいなと思います。見終わった後に、清々しさが残りました。 " + }, + { + "date": "2018-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野信者のせいでイメージが悪い\n YouTubeのある映画評論家さんが、シン・ゴジラを厳しく評価したら、庵野信者がコメント欄でうじゃうじゃ、こういう人らのせいで良作を駄作扱いされてる。映画自体面白いのに… " + }, + { + "date": "2018-12-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "親子で語り合える映画ではない\n 日本政府とゴジラに絞って描かれているので、とにかく政治ドラマが多く長い。ほとんどと言ってもいい。これらのシーンが楽しめるかどうかがこの映画の評価を分ける。政治シーンは監督の政治に対する見方が詰まっているので、共感出来れば楽しいだろうし、違うと思えばズレっぱなしの時間を長く過ごすことになる。個人的にはそれなりに共感したし、面白い切り口だとも思ったが少々しつこいというか、長すぎるという感想。怪獣大好きの子供と一緒に見ていたが、子供は政治シーンであっさり脱落してしまった。話としてはトータルでまとまってるし、後半盛り上がっていく感じもいい。風刺も大人には楽しめる。けどあくまで庵野ファン向け、大人に向けた作品という感じで大絶賛という気持ちにはならなかった。ゴジラである以上、もう少し幅広い年齢層が視聴できるものであって欲しいし、親子で「すごかったね」と言いたかった気はする。 " + }, + { + "date": "2018-12-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "それっぽく思わせるだけの訳の分からない独自の理論や解析で物語が進ん...\n それっぽく思わせるだけの訳の分からない独自の理論や解析で物語が進んでいき石原さとみのミスキャストぶりに終始違和感を感じ怪獣ものなのか政治ものなのか分からない中途半端な仕上がりになったガジラ。最近の映画はやたらと英語を話したがるけどこんなの本国から見りゃ笑い種でしかない。ラストサムライのトムの日本語くらいカタコトだろう。なにかっこつけて英語話したがってんだよ最近の邦画。本当やめとけ。結局コストかかりすぎるからなのかゴジラは少々で大半人間映して節約もろばれ。日本アカデミー賞なんてあてにしてなかったがつくづくあてにならない賞だとわかった。 " + }, + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "日本映画史上、最高のスケール\n 日本映画では、史上最高のスケールではなかろうか。ゴジラは迫力満点だしキャストも豪華。あえてハリウッドに寄せずに日本らしさ満載のストーリーにしたところも良かったと思います。日本の国政運営や政治家、官僚を皮肉たっぷりに描いていて小気味良いです。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "震災に立ち向かう日本人\n ゴジラを通して描かれているのは、震災に立ち向かう日本人の姿です。常に震災に日々の生活を脅かされている我が国日本は、何度も地震や台風その他自然災害に生活を奪われていますが、だからと言って逃げ出さず立ち向かいます。ゴジラと共に生きるという言葉は、震災と共に生きるという意思の表れで、まさに日本そのものです。震災による被害の多かった平成が終わるこの時にこそ、ゴジラを通して新たな決意として日本人の心を見事に表現してくれた監督に感謝です。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観るたびおもしろい\n 地上波であると必ず見てしまうけど、やっぱり劇場で観て良かったと、その度に実感する映画。迫力を楽しむ映画です。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "シンゴジラ\n  日本の代表的なキャラクターゴジラを表現するときにいろいろ言いたいのですが、「怪獣映画は子供の頃に見ないとだめ」なのです。ゴジラは世界のブランドです。世界のブランド...フムフム宮崎駿...。「〇〇」内の言葉が大事なのです。なぜでしょうか。子供の頃母親とゴジラ映画を見に行くその日に父親は「そんな子供だましの映画を見にいくなんて」とぼやいたものです。わくわく感に満たされた子供にとってこれほど水を差す言葉はありませんでした。大人と子供にはこれほど温度差があるのです。そして世界の子供の心に残ったからこそゴジラは世界のブランドとなったのです。そのころの大人の見たゴジラではないのです。製作したのは大人ですが。また世界に認められたゴジラ映画は初作の昭和29年からおよそ10年間の作品だと思います。初作ゴジラを見た人の感想に「正しく空襲の記憶だ」と言われた方がいます。絵画の巨匠ゴヤの絵に巨人の描かれた絵画がありますがナポレオンを象徴していると言われています。そう考えるとゴジラはそもそもはアメリカ軍の空襲の恐怖に端を発しているのかもしれません。キングコングは子供の時に見た映画を温めた監督が現代において制作しその連鎖が続いてきたのだとわかります。そして美女を愛する可愛らしい側面があります。ゴジラにもこのキャラクターを持たせることは出来ます。南極に彼を埋め込んだETの母星にいた数百年から数千年も生きる女性との地球上での再会とか、私のシナリオではもともとゴジラは宇宙戦争において放射能に耐えうる兵士を遺伝子操作で開発中に起きた事故により巨大化してしまった兵士怪獣なのであり恐竜ではないのです。新ゴジラにはそうしたリアリティーが抜けています。ジュラシックパークの誕生には琥珀の中に閉じ込められた蚊の吸った恐竜の血液中の遺伝子からクローンを作るというリアリティーがあります。ゴジラのシナリオは日本人とは限らず60代、70代、初作から10年間のゴジラを子どもの時に見た世代でないと作れません。もう手遅れですかね。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "初めてゴジラ映画を観ました\n 、、、。ごめんなさい、全然面白くなかった。テレビでやってたので観ましたが、映画館に行かなくてよかった〜って感じ。映画館に行けばゴジラの迫力はすごいのでしょうが、内容が全然ダメヽ( ̄д ̄;)ノ難しい言葉やみんな早口だし、堅苦しいおじさんばっかりだしw内容が頭に全然入ってきませんでした〜。だから最後まで集中して観れない。テレビで見たので、もう完全にながら観。こういう映画は自分の好みではないと分かっていたのですが、知人にすごく良かった!と勧められたので観てみるかと思ったのと、昔ホームステイしたときにステイ先のパパがゴジラの大ファンで、日本人の私にゴジラの魅力をすごい熱で語ってくれたので、ちょうどテレビでやるしいい機会だと思い鑑賞。ゴジラっていい奴だと思っていた自分の無知さに笑えるww最初の奇妙な怪物に荒らされた街をゴジラが助けに来るのかと思ったらwwあんたがゴジラだったんかいwww迫力は凄かった!!日本の映画でこのスケールはすごい!なので星1つ。じゃなけりゃ、内容面は星ゼロでもいいほど(^_^;)たくさん苦労して作った映画だと思うけれど好みが分かれる、そんな映画だと思います。。。私はダメでした。 " + }, + { + "date": "2018-11-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野作品、ゴジラ作品の集大成であり、現代の最新、最高。 3.11を...\n 庵野作品、ゴジラ作品の集大成であり、現代の最新、最高。3.11をモチーフとして現代人の抱える様々なしがらみを抽出し、描いているが、政治的主張は非常に中庸で、厭らしくなく、審議を問うている。圧倒的テンポで何度見ても飽きさせない、気がつけば物語の主張が現代人に非常に近い距離からアプローチされていくのは正に庵野らしい手つきであるが、それが非常にポジティブであり、攻撃的で無い。優しい。僕は泣いた。僕たち日本人(特撮もアニメも政治だって、世の中だって)まだまだやっていけるし、やっていきたい…と強く思える大傑作。庵野の背景を追う上でも、号泣不可避な一作。もう一度映画を作ってくれてありがとう。大好きな庵野が帰ってきた。 " + }, + { + "date": "2018-11-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "え?どこが政治劇なの?これwwwナウシカ x エヴァ x ゴジラ = 庵野秀明、な作品。\n Amazoneで観た。映画館と2回目の鑑賞。初めて観たとき、かつてのゴジラっぽくないなぁ、と思った。全く新しいゴジラ映画だ。改めて観ると、その理由がわかった気がする。この映画、政治的、日本政府批判、地震を反映した映画、、、のように見える。がしかし、そうではない。てゆーか、政治劇に見える?これ。3.11のドキュメンタリーに見える?笑そういうイベントが「出てくるだけ」であって、製作者の力点は、全然そこにない笑。悪く言えば、庵野監督、人間を描く気が全くないwww。多分日本の未来にも興味ないと思うぞwww。「出てくるだけ」で政治劇だ!とか言うなよwwwバーカ。お前ら小学生並みの読解力しかないの?wwwほんっとに馬鹿だよな。ムカつくぐらい。なんだかんだ言って、本作は庵野監督のアニメなんだよね。ということはやはり一番の見所は、エヴァンゲリオンのような、戦車と戦闘機からの爆撃シーン、ナウシカの巨神兵のような、ゴジラが光線を吐くシーンだ。特に、ゴジラが「それこそ核爆発」のような放射能火炎を吐き、東京を火の海にし、そこに立っているシーンは圧巻。ナウシカで出てきたシーンだよね。庵野監督やりたかったんだろうなぁ。アニメ魂を感じる。総理大臣一同があっけなくゴジラに殺されるところは爆笑ポイントだ。一番の射精ポイント(いや・・・見所です。すみませんw)は、中盤の放射能火炎を吐くシーン。一吐きで東京23区が火の海になる(ゴジラは巨大な火炎放射器だったのか!)。あれはすごい。東京を火の海にした後で、ゴジラがその中を立っているシーン。この辺のシーンだけ感動的なまでに力を入れて作られている。これさ。ナウシカの回想シーンに出てきたじゃん。もうわかるじゃん。「Hayao愛」の映画なんだよ!この映画は中二病アニメヲタク向け、てゆーか基本的には子供向けであって、大人向け映画じゃないと思うけどなぁ。だからアメリカでこけたんだよ。客層間違えたんでしょ?どうせ。いい意味でも悪い意味でも庵野監督にしか作れないゴジラ映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本ならではのゴジラ\n ゴジラ作品は好きで、昭和の一部を除いて全て観てます。好きな作品はゴジラ(1954)、ゴジラvsビオランテ、ゴジラvsデストロイア、ゴジラ2000、ゴジラ(2014)、アニゴジ3部作、そして人生ではじめて劇場で2回以上観た、本作です。初代に次いで2番目に好きなゴジラ作品となりました。父は「モスラ対ゴジラ」が一番らしく、ときどき議論するのが好きだったりします。けっきょく好きな特撮作品は「サンダ対ガイラ」でいつも決着を迎える他愛もない議論なんですが。余談はさておき、本作をレビューしますが、難しい小言は他の方がいいレビューをされてるので、ここは無視して、そっちを参考にしてみてください。僕が熱中した部分と、日本人らしく他の方の否定的意見に対して少しだけ小さな異議を唱えようと思います。まずは演技っぽい演技をする邦画自体が大嫌いで、なおかつ映画館は料金高いから映画館視聴が嫌いな自分を3回も劇場に駆り立て、1万超えの設定資料を買わせた罪深い邦画、本作の個人的な魅力を頭悪そうに書きます。・演技を廃したスピード感ある描写冒頭で述べた通り、邦画は演技っぽい演技をまじめにこなしてるのが滑稽で、どんな作品もコメディに見えてきます。余談挟みますが好きな日本の俳優は山田孝之です。何やっても面白いので大好きです。だから邦画と相性良くて好きなんでしょうね。しかし、本作では異常ともいえるセリフ量で、役者の無駄な演技をそぎ落としました。そこがホントに良かった。棒読みと捉えてる人は普段、ミュージカルな日常を送ってるんでしょう。それか知人が全員カヨコ・アン・パタースンのどっちかです。言い過ぎました。忘れてください。とにかく邦画らしい演技っぽい演技がほぼないことがリアリティに繋がってます。・頭良さそうに見える字幕マジで気に食わなくも斬新な字幕でした。画面埋めたのは笑いました。最高にクールな評価点です。・不定形なゴジラ今作のゴジラは進化します。こんなに形を変えてそれぞれの形態で役割を変えて楽しませてくれる作品、過去にあったでしょうか?第1形態は、未知、という恐怖を与えてくれました。ゴジラと思わせないようなデザインと演出でよく表現してます。第2形態は、初見の時第1形態から進化してないと思ってたので、第1形態の姿が見えた事で未知という恐怖から解かれた安堵と、その異常な形相からくる意味のわからない恐怖に襲われ鳥肌でした。女友達がかわいいと言ってたのには驚きましたが、それ聞いた後の2度目の視聴の時かわいいと思っちゃいました。蒲田くん。先入観の大切さを知りました。余談なんで忘れてください。第3形態は、初めて未知のそいつをゴジラだ、と認識させました。そこからくる高揚感と、これからどんな絶望を感じさせてくれるんだろうという不安が織りなすカオスが心拍数を上げて、僕の脳はそれを恐怖と捉えました。第4形態。最初の感想は、ゴジラだ、です。ポスターとPVで見たあいつが、官邸内の景色から一転、スクリーンに突然映されました。第2形態も総理の会見会場から突然だったので、その時と似た恐怖を感じました。そのワンカットからとにかくゴジラの情報を得ようと、スクリーン上の鎌倉に上陸せんとするゴジラに目を走らせたことを記憶してます。見れば見るほどおぞましい見た目。見下したうつろな目、ケロイド状に爛れた皮膚、タバ作戦のときの顔のアップでさらに不揃いの歯が認識でき、より恐怖が強まりました。ただ歩くだけのゴジラにまた、未知、という恐怖が加わり、徐々に感情が高まります。そして自分が本作で2番目に大好きなシーン。内閣総辞職ビーム。だんだん総理含む内閣のキャラが好きになってきたタイミングでのあのシーン。あそこのながれは完璧です。ゴジラが地殻貫通爆弾?を受けて苦しみ、大量の煙を吐き出し、え、なになになに、と不安になりました。煙は徐々に炎となり、収束して熱線となるあの流れ。音響と映像が最高でした。化学反応とはこういうことを言うんだと実感しました。さらに劇伴の悲しげな雰囲気。Who will know…、と歌われる壮大で悲しくも美しい一連のカットは本当に胸に来ました。初見のときは開いた口が閉まらなかったことを覚えてます。・死の表現すごい、と思った新しい死の表現が本作にはありました。コピー機とパソコンに張り紙を貼る。ただそれだけで、初見の時はもったいない、と思いましたが2回目の視聴でそれは使用者の死を表してると理解して、やられた、と思いました。使用者しか知らないパスワードが使用者とともに消えれば、もうそれは張り紙貼って処分するしか無いんでしょう。・ドタバタ人間ドラマ「ヤシオリ作戦」シリアスパートから一転してコメディパートです。ゴジラ対ニッポンの消耗戦。皮肉の効いた描写が詰まってて、自分が本作で一番好きなシーンです。ヤシオリ作戦前の矢口の演説、噛み砕けば国のために死んでこい、という内容です。ここだけ日本らしくないと感じました。皮肉です。そしてゴジラが熱線を枯渇させるという今までにない弱さを見せ、今まで初代から続くゴジラ作品で壊されるだけの対象だった、ビルや電車の猛攻撃が滑稽にも激アツな描写で描かれます。数多の通勤電車と職場がここで殉職。まだ学生なんでサラリーマンの気持ちはわかりませんが、なんかスカッとしました。そしてクライマックス。https://dic.nicovideo.jp/t/a/薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん%21評価の分かれる第5形態以降ですが、個人的にはゴジラ絡みの悲劇で終わらせて欲しくなかったです。あれは凍結後に始まった進化だと思いますし。あそこから悲劇は続くんでしょう。第5への進化は凍結前に止められて、スクラップアンドビルドでのし上がる日本の明るい未来で終わって欲しかった。だから☆4.5。でもこの映画の製作陣によくこんな映画を日本で作りきってくれたなということで、賛辞の意を込めて最終評価は☆5です。最後に小さく、酷評に異議あり。あと余談。酷評してる方、映画は楽しんで観てほしいです。アラを探して罵詈雑言とともに書き連ねるのはスカッとして楽しいかもしれません。周りは高評価だけど俺つまんねえと思った、マイノリティな自分は素敵。などなど。そういった価値観やレビューを否定することはできません。レビューとは作品を観た後の率直な感想のことですし。自分も中立的なレビューを心がけてるので。しかし酷評してる人のレビューに共通するのは数字が書かれていること。寝ている人がどうこう。売り上げがどうこう。字幕の文字数やセリフ数がどうこう。他の客や売れ行きの観察って楽しいですか?レビューって周りの人や結果の数字がどうだったって伝えるものじゃ無いと思います。大好きなアーティストの詩を借りれば、「無意識にまたネイビーブルーを手に取り無難を求めちまうぜ、世間の目ばかり気にしちまうぜ」です。作品じゃなくその作品にくっついてくるもので評価をしているみたいで、はっきり言って悪意を感じました。でも、悪意を笑い話にしてみましょうよ。友達と笑い話ができれば、それは間違いなくいい映画だと自分は思います。できない映画はダメな映画と評価すればいい。本作における長ったらしい字幕だって、読み終えてなんか意味ありました?憲法の内容なんて既知の内容でしょう?あれは個人的にはジョークだと思いました。笑ってください。あれこそ政府から国民を守る日本国憲法です。長ったらしい役職の字幕も、こんな役職あんのかよと草生やしてください。ヤシオリ作戦にリアリティが無い、という人。ヤシオリ作戦絡みのコメディパート全体が現代日本が再現できそうで実現できない\"虚構\"である、と理解してください。知識でガッチガチの作品と、嘘で紐解いた作品、どっちがとっつきやすいですか?どっちが楽しいでしょうか?僕は後者の方が楽しいです。今作における嘘は「ヤシオリ作戦」です。ゴジラだろ、と言いたいかもしれませんが、\"ゴジラ=災害\"を\"倒す=避ける\"ために展開する、最適な\"ヤシオリ作戦=災害対策法案\"こそ本作の嘘です。価値観の押し付けはしませんが、その映画が何を事実と語って、どんな嘘で柔らかくしたかを理解して観てほしいなと個人的に思います。映画を楽しみましょう。以下余談です。同時期に上映してた「君の名は。」と本作は災害映画という共通点があり、前者は災害自体を無かったことにして希望のある未来を得た。後者は災害を受け止め危機と隣り合わせでも希望のある未来を得た。僕はこの点で本作の方が優れてると判断し、「君の名は。」ではなくこちらに熱中しました。あのゴジラに熱中して実家の父と過去作見返した数ヶ月が幸せでした。映画を語れる知人の存在って大事ですよね。家族や友人、映画を観るたびに大切にしたいと痛感します。ゴジラ作品のような長期シリーズには、年齢の垣根を超えた関係を築いてくれるという魅力がありますしね。本作は劇場BDアマゾンプライム合わせて1人で3回、知人と何回か、覚えてないです、それくらい観ました。ホントにいい映画です。長文で拙い文章、すみません。やるせなくて感情論を混ぜてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野ワールド\n 庵野監督(エヴァンゲリオン要素)と『ゴジラ』という名作を巧みに融合させた映画。非現実でありながら、それを感じさせないリアリティがあり、非常に面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ニッポン対ゴジラのキャッチコピーに偽りなし!\n 少数のスタープレイヤーが活躍するものではない。名もなきひとたちが、自分の役目に徹して困難に立ち向かう姿は非常に日本的だと感じる。ここの感想を眺めていると、好き嫌い別れてるね。嫌いな人の内容としては「俺の知ってるゴジラじゃない!でも世間的に受けてるなんて、そんな現実は認められない!これはダメな映画なんだということをレビューで証明してやる!」的な感じだね。かつて、同じような流れになった映画がある。「タイタニック」がそれである。昔のAmazonレビューの中には「タイタニックを、世紀の大駄作と認定する」という一文が堂々と掲載してるユーザーもいた。今も残ってるかな?。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱりゴジラVS怪獣が見たい…\n 電車に爆弾を搭載してゴジラにツッコませる攻撃は面白いなーと思った。でも、ゴジラには怪獣と戦ってほしかった。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラは関係ないな\n 長谷川博己とかの名演技はあるが、ゴジラの演出はダメだな。あれだけのものが動いていて、なんで風ひとつ起きないの。その他の風景もお粗末だよ。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙が止まらない\n 日本人とは何か、それを見つめ直した映画特撮映画を超えた傑作東京が火の海となるシーン演説のシーンは心を揺さぶられるシンゴジラこそ凍結された日本人の姿かも知れない " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "設定が甘すぎて萎える。\n アメリカとかの設定が特にひどい。日系アメリカ人の発音、ネイティブの英語じゃない。ハリウッド映画で変な日本人が出てきた気分になった。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "最初はよかった\n 途中から強烈な中だるみ。石原さとみの無駄な英語。でも本人が可愛いから許す。あのあと復興までを描いて欲しかったなあ。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "はっきり言って、ゴジラじゃない!\n これは、ゴジラを語る歩く大量破壊兵器、核兵器の話です。昔のゴジラは、言ってしまえば歩く原子炉だったけど、シンゴジラは歩く核兵器です。行動する度に放射能撒き散らすとか、火炎吐くのに頭割れるとか生物じゃないじゃん!昔のゴジラは親しみやすい姿で強いのに攻撃手段が火炎以外肉弾戦でどこか地味だけどコミカルで、憎めない感じが魅力だったのに、これじゃ怖いばっかりで、子供からも人気でないよ。また、無駄に政府の描写細かすぎ、外交官役変!あれは盛りすぎやり過ぎあんな外交官居ないから!SFと現代が上手く調和してたのが子供心をくすぐってたのに、ただの現代兵器博覧会?みたいな感じが面白くなかった。あれをやるなら、もっとやりようあったように思う。例えば、上陸前に叩くとか、イージス艦からのミサイル攻撃とか、派手にしてたらまだ、面白かった。変にリアルさ追求しすぎて単調で起伏に乏しく終始残念感が漂う内容だった。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "好きです、ほんと\n 正直エヴァ知りません。セリフも早口で難しい事ばかり言っててほとんどわかりません。でもなんか雰囲気で理解できちゃう不思議。感覚でみましょう!笑とりあえず展開が面白くて、予想外の連続でずっとドキドキ!ゴジラがリアルに現れたらこうなのかなって思わされたり、いやそんなこと無理でしょうwって思わされたり。リアルとファンタジーのバランスが最高でした! " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n ゴジラが強い!昔のゴジラを見てた人向けの映画今の子供らはこういったのみるのかな?大人向けの映画な気がした。石原さとみの役柄が結構好きでした。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ難しい。。\n ゴジラ世代じゃない私には戦うところとか響かなかった。。私の中で一番のピークは2足歩行のゴジラに進化した時で終わってた( ̄∀ ̄;) " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな描写\n 省庁の縦割り感がリアル。ゴジラの成り立ち、代理総理の対応等考えさせられる事も多い " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "抜群の安定感!\n まず、役者の数がすごい!役者のギャラだけで破産しそうな程にあの人も!この人も!出演してます。物語の流れはお約束通りで安心して見られる。ゴジラによって街が破壊され、多くの人が犠牲になるけど、残された人達が得意分野を生かしてゴジラを鎮圧する姿はかなり見応えがあります!!役者も凄いし、ストーリーもファンを減滅させないように作ってある。音楽もエヴァ使ったり、若者層やゴジラを知らない子供層にも見やすい作品になっていると思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "理想的なプロジェクトX\n 何段階にも進化するゴジラ。安っぽいヒューマンドラマの排除。石原さんのヘンな英語。市川さんの特異的な可愛さ。 シリーズ史上最恐に美しい熱線放射。サラリーマンの意地が炸裂するかの如き無人在来線爆弾。そして破滅を予感させる不気味なラスト。こういった一つひとつのシークエンスが本当に丁寧に作り上げられている。海外で不評というのもわかります。本作は日本人の日本人による日本人のための、まさに理想の「プロジェクトX」だから。多分劇場ではみんな、スポーツの試合みたいに「ニッポン!ニッポン!」って叫ぶような気持ちで見てたんじゃないかな。「大きな物語」の衰退が言われたりする昨今ですが、本作の大ヒットは「日本はまだまだやれる」という「大きな物語」への希求の強さを示していると言えるのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "4~5回記憶が飛んだw\n 全く観るつもりはなかったけど、折角のお盆休みだし…軽い気持ちで観ました。もー、とにかく眠くなるの一言。ゴジラだと思って観たのに 会話のシーンばっかりだし、早口で喋る人…モゴモゴ喋る人…何言ってんだか判らない人…登場人物がやたら多いだけで良く解らなかった。いや、言いたいことは解るけど とにかくつまらなかった…いや、超つまんなかったですね。判ってたら観ませんでしたねやっぱり。女優さんのヘンな英語…そこを英語で言うか?!って感じで、違和感アリアリだし。アーロン・ジョンソンのゴジラの方がまだマシな気がする。しかも、安易に核で何とかしようなんて 恐ろしすぎる。あのCGも、わざと古っぽくやってるのかな?少しお粗末な気がした。途中何度も記憶がなくなりましたね。最後、ゴジラも可哀想だったし。何で陸に上がって来たのかは判らないけど、攻撃するから反撃されるんでしょ、きっと。それに、良く判らない生物を いきなり攻撃することにも違和感を覚えました。元々、こう云うタイプの作品は余り興味がないので やっぱり感動とか出来なかった。でも、巨大生物系?なら、序盤から飛ばしてた「キングコング 髑髏島の巨人」の方が面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怪獣映画でありながら、政治劇である\n これは、子ども向けではない、確実にオトナ向けの作品である。米軍との関係、日本の危機対応のまずさなど、浮き彫り。特に、パニックにさせないように、「陸には上がりません。」と、とりあえず、発言してしまうところなど、放射能は、「ただちに影響ありません」となんだか被ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心震わせる映画\n 初レビューです。賛否両論溢れかえっている映画ですが、私的にはとてもよい映画だったと思います。長いので読みたい方だけ読んで頂ければと思います。まずなぜこの映画に対し、低評価をつける人がいるのか気になりました。過去のゴジラ映画など自分は見たことありませんが、低評価の方を見てみると、・特撮のクオリティが低い・官僚の話がつまらない、会議シーンが長い・専門用語がたくさん出てきて視聴者を置き去りにしている・期待していたゴジラ像と違う・官僚ドラマを見たかったわけではない・石原さとみの役柄に違和感などなど期待値と違うことから見て損した、絶賛されてる理由がわからないというレビューしてる方が多数いるのがわかりました。これらに対しては理解出来ます。見たい内容・期待するゴジラ像が予め決まっており、本作はゴジラを使った官僚ドラマを描いた映画だったため、その期待値とのズレが低評価に繋がったのだと思いました。そのため、特撮映画を見たい、従来のゴジラ映画の延長線上を見たい、英語は達者なので聞きたくない、と言った方は見るだけ時間の無駄かもしれません。自分が本作に対し良いと思った点は以下です。・普段知らない政府・官僚・自衛隊の頑張りを描き、日本国民のために努力してる様を見せて頂いた。・主人公演じる長谷川さんをはじめ、脇を固める方々の演技も素晴らしかった。・ゴジラが初めて登場し被害が出たとき、初動が完璧でなく悔やむ箇所や、ゴジラのレーザーによる多大な被害が出たときの憤るシーンなどは、日本を支えたいという思いが根底にあらからこそ表面化した感情だと思いますし、胸を打たれたシーンでもありました。・理想を追求する長谷部さんと現実的な解を選択する竹野内さんの対比も本作の魅力のひとつだと思います。どちらの言い分も間違ってはないため、自分だったらどうするか、何を最優先事項とし行動するのかなど考えながら鑑賞しました。・自分も理系畑だからかわかりませんが、科学に携わるものとして、現象解析してわからないことがわかったときの喜び、またそれが日本を救うことに繋がるとしたらこの喜びに勝るものはないのでしょうか。この辺りがとても面白い・共感できた・感動したと思った理由です。仕事したくなる映画でした。以上です。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本ってちゃんと戦えるんだね\n 当たり前だけど日本で戦車とか見たことないからこんなに日本って武器持ってるんだって少し関心した(笑)自衛隊の人達かっこよかった。でも現実では日本でこの武器を使うことが一生内容にお願いしたい。.映画の内容的にはたぶん日本人の悪いところも良いところも両方出てる。悪いところのが目についたけど。特に会議ばっかりしてるのにはイライラした(笑)お偉いさんが会議してる間に私達一般庶民は死んでくんだろうな(笑)..でも、自衛隊の攻撃を発動させるときに憲法上の解釈をどっちにするかって所はそう簡単に戦争できないようになってるってことなのかなと思ってそこはよし。.この映画の中ではアメリカ核ミサイル落とすの待ってくれたけど、トランプだったら絶対すぐ落とすんだろうな、、笑.. " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n かなり楽しめた。結構好きだったのでブルーレイも買った。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ネットのステマで見てみましたが・・・\n 個性派っぽい俳優を集めてみましたなキャストや動かないゴジラに退屈極まりない時間を過ごしました。途中からの展開もくだらないというより幼稚なストーリーで子供向けにしてはゴジラは暴れず会議シーンばっかりで誰向けなんだ?と考えてしまう内容でした " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラは使途?\n 音楽もこだわりなのかエヴァと一緒で、ゴジラが第一形態とか言い出したところで萎えた。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ドキュメント風ゴジラ映画\n 庵野秀明監督作品、ゴジラ映画をドキュメンタリ風に仕上げた映画。鎌倉から東京都心までを舞台とした設定は、この世界観を表現するには最適な設定。想定外の惨事に対する日本政府の不甲斐なさや海外の冷たい対応などの展開も良かったと思う。自衛隊の協力のもと迫力ある戦闘シーンも邦画の域を超えている。意味深なラストがとても気になる。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラなのか?\n ゴジラと言ったら町を壊したりのイメージだったが、国や政府の動き方などリアリティのあるシステム的な話だったので、かなり新鮮だった。こんな映画の楽しみ方もあるのだと驚いた。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n イマイチ面白くなかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スクラップ&ビルドとはまさに戦後日本のしてきたこと\n ザ・庵野秀明ショーな新世紀ゴジラ。長い肩書き、堅苦しい会議シーン、早口な台詞、明朝体テロップ、エヴァBGM、顔顔顔のアップ、電線越しの見上げ、次々と登場する戦闘機。第4形態まで進化する最長118.5mのゴジラの造形たまらんね、特に最初のツチノコとトカゲの合の子みたいなのがうねうね動く所。車ぽんぽん飛ぶの笑っちゃう。特撮博物館で見た「巨神兵東京に現わる」ほかミニチュア等あそこで見たワクワクを思い出した。映画館出たあと、夜の上福岡の駅前タワーマンションを見上げては、ゴジラが出たらどう壊すだろうと幻影を妄想した。米軍の貫通弾を食らい致命傷を負わせたところで、満を持しての放射光線にテンションぶち上がり!!これだけで5億点、しかも今回は背ビレからもまるでコンサートのレーザーかってくらい縦横無尽に焼き尽くすのよ!長谷川博己、石原さとみ、國村隼、ピエール瀧、松尾諭らの進撃の巨人チームがまるでリベンジかの様に見えた。チーム水口のオタク精鋭部隊っぷりが際立ってた、特に市川美和子の無表情早口と高橋一生のパソコンオタクが印象的。世界唯一の原爆被爆国であること、大地震を何回も経験していること、未曾有の原発事故を起こしていること、非核三原則の国であること、もしも2016年現在に日本にゴジラが襲来したらの災害シュミレーションが徹底されている。これは日本に住む我々のための映画だ。無人在来線同時突撃はそのビジュアルも含めてよく思い付いたな。ラストの作戦で複数のクレーン車でゴジラの口に凝固剤注入は、福島原発のメルトダウンを阻止する冷水注入オペレーションを連想した。災害レベルに対しての人々の焦燥感がちょっと低いと感じた。BGMのバリエーションが少なく感じ、またシーンを盛り上がる役割に欠けていたのは残念。21:45の回レイトショー1,300円 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緻密な防衛出動の設定が大人向け\n 総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 自衛隊の出動と攻撃に関する法律の諸問題に外交などの政治的な側面をよく調査していて、さらに自衛隊全面協力の具体的な兵器と戦術の描写が非常に緻密で驚いた。ハリウッド作品でもここまで詳細にそのような事情を取り入れているものはないのではないか。ただ怪獣が暴れて軍隊が攻撃をするだけの映画が、格段に質感が上がって大人な事情の映画になっていた。だから都市が破壊され国家が崩壊しかねない絶望が感じられたし、国を救うための重圧を背負う政治家・官僚・自衛官の覚悟も理解できるようになっていた。 あれだけの破壊が行われたわりに人の死傷の場面が直接的に描かれていないのは演出の甘さがあるのは不満がある。結末はあんなことになって、ずっとゴジラの実物大の姿を見ながら都市の再建をするのかと思うと大変そうだ。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラは生物じゃないの?イーオンが一枚かんでる?\n リアルティを追求してこれまでのゴジラとは違って面白さもあったけど、逆に言うとこれまでのゴジラの良さも消された感じがした。ゴジラが幼体から成体に変態するのはまあ斬新で良かったが、尾や背中から放射線を撒き散らすのはやり過ぎな感じがした。メカゴジラより生物感ない。(笑)あと石原さとみは色んな意味で良かった。イーオンが演出に一枚かんでる? " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく早口なのがどうも変?\n 多分この映画を見た人が思うはずの台詞の早口。最初はまだ何とかなりますが2回3回と見ると段々うざくなっていく感じ。自衛隊がこんな事をするかというのは疑問として戦力の使い方を間違っている気が?あくまでもゴジラが強いということを印象させる前提があるようで自衛隊が弱い設定になってる。実際こんなもんじゃないはずなのに・・・(^_^;)良くも悪くもゴジラの映画でこんな台詞回しをする演出の意味がわからない。放射能の部分も私にしたらリアルなのでこんな感じで使ってほしくはない。東京を舞台にしたのはいいと思う。地方ばかりいじめる設定はやめて欲しいから。これ見る人によっては感情を逆なでするのでそのへんもわきまえて欲しい映画。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n 石原さとみが好きで石原さとみが出演しているので観たのですが、期待以上に面白かったです。石原さとみの英語は酷かったですが、石原さとみがセクシーでした☆。 " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "世界よ、これが日本の特撮映画だ\n ゴジラシリーズ及び庵野作品は今まで1度も観たことありませんでした。が、そんな私のような人から観ても、すごい。こりゃすごいわ……日本の現状、問題点を上手すぎるほど反映している。日本映画界に光が見えたと共に、日本終わってるな、とも思わされる作品。非常に見応えがある。 " + }, + { + "date": "2018-04-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "おもんない。\n ファンのみなさん、ごめんなさい。これ何が面白かったの?全くおもんなかったわ。石原さとみの英語には笑ったw " + }, + { + "date": "2018-04-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "単なる特撮映画に終わらず・・・・・\n 単なる特撮映画に終わらず、世論や官邸の動向を細かく検証した描き方に共感!時系列のリアル感が感じられ、120分の時間が短く感じられるほど。空想科学読本的な脚本の組み立てに庵野総監督の拘りが感じられた。 " + }, + { + "date": "2018-04-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "特撮映画の歴史を塗り変えた快作!\n 2016年に劇場公開されるや、数々のメディア・ネット上で話題となり、関連商品は品薄状態、この年の映画賞を総ナメするなど、社会現象となったヒット作。名作名高い1954年版の展開演出はそのままに設定を現代日本の政府・国民に置き換え、迫る巨大な国難にどう立ち向かうか。アニメ出身の庵野秀明総監督が印象的な映像とセリフで巧みに表現した。作品のシリアス度、クライマックスの説得力などは54年公開時の時代背景もあり、東日本大震災をベースにした本作をもってしてもやはり前者に幾つもの分がある。しかし、無理に説得力を持たせず現代の有りのままの日本「国」と「人」が「どうなり得るのか」「どうあってはならないのか」「どうあるべきなのか」を真剣さと皮肉を織りまぜて随所に観客の想像力に委ねる工夫をした。特撮は過去最高水準の技術を発揮。荒唐無稽な作品の世界をアナログとデジタルを駆使し見応えある仕上がりになった。SF映画のように画的に擦りあげ過ぎたり、エンターテイニングに寄り過ぎないリアリティーを取りながらも、東京炎上、ヤシオリ作戦の場面などは特撮映画ならではの観客が高揚するような圧巻の場面を作り上げた。そしてやはり、ゴジラの存在。まさに非日常の象徴であり、人類に警鐘を鳴らし続ける不動明王だ。かつて第1作公開時に特技監督を務めた円谷英二氏が「これまでキワモノ扱いされてきた特撮の分野を大いに発揮し、見返してやりたい。」と語ったそうだが、「ゴジラ」はまさに打って付けの題材だったのであろう。それを60年以上の歳月を経て樋口真嗣特技監督が再び昇華させた。特撮映画の魅力を広く世間に再認識させたという意味でも日本映画史に残る傑作となった。 " + }, + { + "date": "2018-04-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "戦争、核、官僚制、様々な日本や世界の現代の問題を反映していた。特に...\n 戦争、核、官僚制、様々な日本や世界の現代の問題を反映していた。特に総力戦の描写や一度壊さないとまともな政府が出来上がらないというセリフにメッセージ性を感じた。前半、2人の救助を考え攻撃できず、被害がズルズルと拡大する様子も、後半、総理が死んでからのほうがスムーズに進むところも、海外との絡みも、鼻つまみ者の集まりの作戦が最後の最後に持ち出され、結局それが一番成功するあたりにも、日本や世界へのある種の風刺を感じる。現代社会について考えさせられる良作だった。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "空前の傑作~史上最高・最強のゴジラ映画!\n 「ゴジラ」シリーズ第29作。子供の頃からのゴジラ・ファンです。物心付いたときには、すでにゴジラの人形を握り締めておりました。その頃はセル・ソフトを持っていなかったので、鑑賞の機会と言えばテレビ放映とそれをVHSに録画したものしかありませんでした。しかし、ごくたまにしかテレビでやらないので、放送がある日のテンションはとても高く、両親はそれを微笑ましく眺めていたそうです(笑)それはさておき、本作の公開初日に胸踊らせながら映画館に行きました。製作発表のときは、それはもう飛び上がるほど歓喜したものです。何せ、12年振りの待望の東宝オリジナルですし、監督が庵野秀明と樋口真嗣の強力タッグと来れば期待しか無いではありませんか! 加えて、キャスト陣もゴジラ映画史上最大級の豪華さ。東宝の力の入れ具合に私は涙しました…。生誕60周年記念作品をハリウッドに盗られてしまったことを、日頃から「悔しいなぁ」と思っていたこともあり、「雪辱を晴らすぞ!」的な心境でした。やがて上映が始まり、冒頭から第1作のオマージュだなぁ、なんて思ったのも束の間、謎の水蒸気爆発、アクアライン崩落、政府の対応、尻尾の登場…と畳み掛けるような怒濤の展開と専門用語の応酬に、画面に食い入るように観入ってしまいました。形態変化を遂げるというゴジラの今までにない意外で斬新な姿に面食らい、熱線を「えっ! そんなとこから出すん?」と度肝を抜くようなこれまでにない発想での描写にめちゃくちゃ驚きました。物語面では“巨大不明生物出現”という未曾有の国難に対応する政府の姿に焦点を置き、徹底した取材に基づいたリアルな描写で上質なポリティカル・サスペンスを観ているようでした。家族の絆とか、登場人物同士の恋愛模様などといった“ドラマ”を徹頭徹尾排除することで、中途半端にならない徹底的な物語をつくり出せているのだな、と感じました。キャラクターは単なる記号に過ぎないのですねぇ…。人間の心情が溢れるドラマをちゃんと描こうとするならゴジラが蔑ろになってしまい、ゴジラが主役なのか人間が主役なのかが分からなくなってしまいます。バランスを取ろうとするから、とても中途半端でどっちつかずな浅いものになってしまう…。最近のゴジラ映画ではそういうところが多かったように思います。であれば排除してしまおう、という潔さがあって非常に良いと思いました。特撮面では、考え抜かれたスピーディーなカット割り、縦横無尽なカメラワーク、精巧なミニチュア、大迫力のVFXに息を呑みました。リアルなCG表現で、ハリウッドにも負けていないなと感じました。メイキングを観ましたが、倒れるビルから滑り落ちる家具などもミニチュアだったことにめちゃくちゃ驚きました! もはや本物にしか見えませんでした…。“タバ作戦”が激熱、胸熱の名場面! 無条件に興奮しました!10式戦車、アパッチ、コブラなどなど、まさに自衛隊の総力戦。ゴジラ映画にはやっぱりこういう一連のシークエンスが無いとね! リアルな作戦運用にたぎりました…。しかしタバ作戦は突破され、ついにゴジラは東京へ進行。安保条約に基づいた米軍の地底貫通爆弾を用いた攻撃により、ゴジラの秘められた能力が覚醒しました。熱線によって東京が火の海になる場面は美しくも悲劇的であり、壮大なバラード調の音楽も相まって屈指の名シーンになっていると思います。地獄の業火に焼かれる文明―人類に下った審判の日の光景を見ているようで、心揺さ振られました。なにはともあれ…内閣総辞職ビーム!(笑)国連軍による熱核攻撃のタイムリミットが迫る中、日本の意地と誇りを懸けた“ヤシオリ作戦”が決行されました。勇壮な「宇宙大戦争マーチ」に乗って、新幹線や普通電車が飛びました(笑) 遊び心に溢れたシーンですねぇ…。無性にたぎりました(笑)“無人新幹線爆弾”、“無人在来線爆弾”だなんて、ネーミングセンスが抜群過ぎです。“在来線”て…(笑)そして、特殊建機小隊の勇ましさ…。普通の高圧ポンプ車なのにどうしてここまでカッコいいんだろう…惚れ惚れとしました。ゴジラのモーション・アクターを野村萬斎が努めていると知り、「なるほど!」と膝を打ちました。確かにゴジラの動きには、狂言や能といった伝統芸能に通ずるものがあるなぁ、と納得しました。“ミスター・ゴジラ”中島春雄も、ゴジラの動きを表現する際の参考にしていると語っていましたしねぇ…。ラスト・シーンの解釈を巡って様々な議論が戦わされていますねぇ…。ゴジラは“完全生物”ということなので、本来敵などいないはずなのに、まさかの自分より弱者のはずの“人間”に負けそうになったので、内心驚きながらも自己進化能力が発言して自分より強い存在である“人間”そのものになろうとした…。というのが私の解釈ですがいかがでしょうか?ハリウッドに比べたらべらぼうに安い予算でも、情熱と工夫と何より抜群に面白いアイデアが結集すれば、これほどまでに高いレベルの映画をつくることができる…と興奮しました。期待の上の上を行く出来栄えに、“60周年の雪辱”は見事に晴らされたとひとり納得しました。それを裏付けるかのように連日SNSは大変な賑わいを見せ、“応援上映”なるものも開催されるという熱狂振りで、最終的な興行収入が82.5億円という国民的大ヒットを記録。日本アカデミー賞でも最優秀作品賞を受賞するという快挙! キネマ旬報ベストテンでも第2位! 嬉し過ぎました。何度涙を流したか分かりません(笑)公開期間中には、映画館で2回鑑賞しました。うぅ、2回しか観られなかった…。悔しかったです。IMAX版を観れなかったのも残念極まりない…。でも、2017年11月3日に開催されたゴジラ・フェス連動企画のオールナイト上映で、スクリーンでの3回目の鑑賞となりました。嬉しかったなぁ…。リバイバルされる度に足を運びたいと思います(笑)これまでに、Blu-rayで9回、4K Ultra HD Blu-rayで1回観ました(2018/6/10現在)。地上波初放送ももちろん観ました(笑) やっぱりやらかしちゃった“あの人”のシーンはカットされていましたねぇ…(笑) エンドロールは切られるかもなぁ、と思っていたので予想通りでしたが、あのセンスの良いメドレーを聴きたかった…(笑)※追記(2018/9/17):4K Ultra HD Blu-rayで鑑賞。何度観ても飽きません。観る度に新たな発見があります。視点がどんどん細かくなって行って、その全てを知りたいという欲求が膨れ上がって行きます(笑) まだまだ夢中です(笑)※追記(2018/12/16):「日曜プライム」での2回目の放送を鑑賞。やっぱり、観てしまいました(笑)昨年の放送と提供テロップのときの画面の上下に出て来るやつとか、コマーシャルに入るタイミングが同じでした(笑)小出恵介出演シーンがそのまま放送されたのには驚きました! そろそろ解禁なんでしょうか? エンドロールは相変わらずカットでしたが…。本当に、何回観ても飽きが来ません。これは強く言えます。ファン補正が入っているのかもしれませんが、心の底からそう思います。繰り返し観たせいで、要所要所のセリフが言えちゃう(笑) 思わずテレビに向かって言っちゃってました(笑)※追記(2019/4/10):Amazonプライム・ビデオで鑑賞。あぁ、ピエール瀧! なんてことをしてくれたんだ! 地上波放送できないじゃないか!(笑)※追記(2019/5/28):Blu-rayで鑑賞。飽きませんなぁ…。これぞ、名作の証!「GODZILLA ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開を前に、現在の日本の最高峰ゴジラ映画を復習しなければ…ということで鑑賞。今後の日本でのゴジラ映画製作に危機感を覚えました…。それと言うのもハリウッドにゴジラを貸し出して、予告編を観ただけでも高クォリティーなのがはっきりと分かるものをつくられてしまっては、原産国の立場が無いというか、これを越えるものを果たして日本でつくることができるのだろうか…と心配になって来た今日この頃であります…。※追記(2019/8/1)「シン・ウルトラマン」製作の大ニュースが飛び込んで来ました!企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣、出演:斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊…これは期待しか無い!これから「シン・ゴジラ」のときのように、小出しに情報が解禁されていくのでしょうねぇ…。今回も撮影中は日本から役者が消えたと言わしめるような豪華キャストなのでしょうか?2021年が楽しみです! " + }, + { + "date": "2018-04-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野さんだなと\n エヴァ好きというか庵野さん好きだから楽しみにしてて、ようやく観賞。3.11を意識して描かれているのは一発で分かる。作者がそこに対しての意思を正式表明してないから、賛否両論があるのもよく分かる。でもこれは当時の政府・官僚への批判と、これから、このことを忘れたらどうなるか分かっているな、とラストで示したと思う。もうひとつラストの決戦にインパクトが欲しかったけど、それ以上に俳優さんたちが素晴らしかった。というか贅沢。笑 " + }, + { + "date": "2018-03-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ以外を全てリアリティに費やした傑作です\n 現実の日本であの巨大なゴジラが現れたらという設定で、それを見事に現していて良かったです。官邸内でのやり取りが思うように進まないシーンで高良健吾が「こんなことしてる場合じゃないのに」と溢したりして、皮肉が通ってるなと感じました。特殊効果も予算が少ない割りに頑張っていたと思います。最初観たときにゴジラがちゃっちく感じましたが、観るにつれて不気味さが出ていて凄く好きになりました。個人的にゴジラが東京を焼き付くすシーンはトラウマ級でした。音楽の不気味さと炎の凄まじさで忘れられないシーンななりました。最後のヤシオリ作戦も凄かったです。ビルが倒壊するシーンはハリウッドに負けてないくらい頑張ったと思います。ただ主要キャストにもう少し心理的な描写をあまり出していなかったのが自分にとってマイナスでした。例えば、ゴジラが東京を焼き付くすシーンや最後の「ヤシオリ作戦」でもかなり死者は出たと思います。ですので、個人的に死を悼むような描写もあってほしかったです。ですがマイナス点も含めても、ゴジラを倒すまでの作戦をたてる過程等も面白く、ハリウッド版ゴジラよりも楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "作戦会議のワクワク感\n 自分の持っている力やアイデアを出し切って一丸となって問題解決していくところがカッコいい。自衛隊もJRもカッコよかった。色んな垣根をとっぱらって飛び越えて全力出しきる大人はこうありたい理想です。初上陸や物が壊される様子、避難の様子が日常と非日常が混在していて、とてもリアルで怖かった。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルな日本\n リアルな日本を描いていた子供向けかな?って思ってたけど政治のシーンで法律の話が出たり戦争の話をするシーンもあってことごとが簡単に動かないのも良かった " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最近第1作を見る機会があり、面白かったのでちょうど公開されたシン・...\n 最近第1作を見る機会があり、面白かったのでちょうど公開されたシン・ゴジラを見た。とにかくキャスト陣がすごい。CGのゴジラは動きもリアルで正直怖かった。第1作のゴジラのイメージとは少し違ったと感じたが、今日の現実に対するメッセージは以前と変わらないように思い、こういった映画は長く見られていくのだと感じた。 " + }, + { + "date": "2018-02-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これはどうしても面白い。\n これはどうしても面白い。 " + }, + { + "date": "2018-02-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "史上最高の『ゴジラ』\n 12年振りの日本版ゴジラ!ゴジラだけじゃなくキャストもすごかったです‼ " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スピード感\n が良かったです。大人が楽しめるけど、小学生の子供達には、まだ、早かったみたい…中学生の男の子は楽しめる仕上がり、です。 " + }, + { + "date": "2018-02-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラだけど\n 普通に面白かった!まずツッコミ処は置いといて…官僚たちの話し合いや責任問題、管轄やら許可やら承認やら会議して…など現実問題としてゴジラを扱い、政治的な描写を描いているのは面白かった。多分、日本ってこういう面倒なやり取りしてんのかもなぁと思ったし、危機感ある場面で気の抜けた事を言っているのもリアルかもと思う。政治的、軍事的、社会的な部分の描写が多くありそういった面も良いとは思った。ゴジラも恐ろしく描かれていて、初めて火を吹いて破壊する姿は迫力もあり良かった。とりあえずハッピーエンド?で終わったし普通にエンタテインメントとしても面白かったと思った。ではツッコミを…ゴジラの登場、まさかの未完成ゴジラは生物なので進化していくのだという描写が欲しかったのかもしれないし、対応が遅れたからああなったという描写なのかも知れないが、あの姿は観たくなかった。ゴジラはあの姿でこそゴジラであると思ってるから。あとはCG。もう少しなんとかならんかったか?どうにもツッコミを入れざるをえないシーンがあってあぁ…と思ってしまった。ミニチュアが破壊されているようなシーンもあったが、昭和のゴジラを意識するならどっちかハッキリして欲しかった。あとは俳優たちのちょっとした出演があって、そこに目と感心を奪われるところがあるのは別にいらない…ちょっと出てくるのならともかくちょいちょい出てくるので話から少し集中が切れる。あとはゴジラ背中や尻尾からも熱線だせるって!口の開き方もグロテスクだしグロテスク感があり恐怖の対象としてはとてもおどろおどろしい感じはあるが、あれはゴジラじゃないよなぁ…と思った(ミレニアムから観てる平成ッ子としては)あと中盤、いきなり出してきたメッセージ性(あそこで入れなかったらそれはそれで問題だが)まあ色々ツッコミ処は多々ありますが、エンタテインメントとして楽しめたのは事実であり、ハラハラドキドキしたので良かったのではないかと思った他の人のレビューを観て書きたくなった「今回のゴジラを核兵器や原発3.11のメタファーとして描いている。」その面も確かにあるのだとは思うし、本来のゴジラ(昭和初代ゴジラ)もそういう面があるのだということは知っている。しかし、個人的に怪獣王として一種のキャラクター化したゴジラとして「ゴジラ」をミレニアムあたりから観てきた一個人としては今回のゴジラはどこかゴジラではない感じがしてしまうのである。今回の作品で本来の形である恐怖の象徴のような、あるいは核のメタファーであるゴジラを蘇らせてエンタテインメントとしても成立させようとしたのかもしれない。でも、どうしても個人的にはあれはゴジラとしてどこか受け入れられない部分があるのではないかと気づいた。今回の一作品として面白くなかった訳ではないし(ツッコミ処はあったけど)他の人が評価する面もあるのだろう。それでもやはりどこかで怪獣王ゴジラを望んでいる自分がいたのだろうなぁそのメタファー的要素、つまり原発や3.11や核兵器の存在を想起させるような“ゴジラ”としての側面をあまり感じることが出来なかった。(20代の経験の浅い自分には感じることが出来なかっただけなのかもしれないですが)“原点回帰したゴジラ”として成立させるのはここまで“ゴジラ”という存在が色んな方向に大きくなった今では難しさもあったのかもしれないなぁなんて思ってみたり。まあ、石原さとみの英語は確かにね笑 " + }, + { + "date": "2018-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やはり、本家日本のゴジラだ!\n  ハリウッド版ゴジラが好評だったが、焼き直し。 その点、シン・ゴジラは何度見ても良い。ゴジラの進化、決定がなかなかできない日本政府に対して、日本の中核となる人々が限られた時間の中でベストの方法を見出し、挑戦する姿、そして無情な熱核兵器投下という国連決議を撥ね退け、ゴジラを抑え込んだラスト。 出演者の演技、編集、ゴジラの造形、破壊される日本などの3DCDも見ごたえあり。 庵野監督はエヴァンもあり、ボロボロのようだが、もう1本ゴジラ(モスラ、ラドン、キンギギドラとの対決)をやった方が良い。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通。石原さとみの英語が良くも悪くも気になるぐらい。\n 普通。石原さとみの英語が良くも悪くも気になるぐらい。 " + }, + { + "date": "2018-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本らしい戦い方\n ゴジラって言うから子供向けかな?って思ってたけど、全然そんなことなかった。ゴジラという災害や敵が襲って来たとき日本政治はどう対処するのかが、すごくリアル。戦い方も日本らしい。アメリカだったら爆破で終わらすけど、内側から凍らすって。日本ぽい繊細さ。最後の作戦に向かう戦士たちに向けたスピーチが感動しました。平和に暮らしている今は政治とかに関心が無かったりするけど、日本人は本来愛国心の強い国民だったりするかも…と思ったり。いろいろ考えさせられて、すごく面白かった! " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "都内に住んでいるので、ゴジラが進んでいるルートに 「あぁあそこだ」...\n 都内に住んでいるので、ゴジラが進んでいるルートに「あぁあそこだ」とか「会社壊されたw」とか思いながら見ていました。そして、シンゴジラを見てから、アクアラインを通る時少し緊張します。笑ゴジラが誕生したのは、人間の環境汚染によるものという説明はありましたが、本当の元祖の元祖は、ゴリラを海上で運んでいる最中に核実験をおこなった際にゴジラと鯨が合体して、ゴジラが生まれたということを知りました。やっぱりこれまでのゴジラを見てからシンゴジラを見た方がいろいろつながります。 " + }, + { + "date": "2017-12-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "庵野よ、やってくれたなぁ!\n 近年伸び悩む日本のエンターテイメント産業の限界を突破し兼ねない作品です。 " + }, + { + "date": "2017-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 映画館にて。ここ最近でトップクラス。テンポ良し、内容良し。 " + }, + { + "date": "2017-12-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "6回目の鑑賞でもまだまだ楽しめる\n 1、2回目 映画館3回目 ブルーレイレンタル4、5回目 飛行機6回目 地上波録画何度見ても、大興奮するし、一言一言のセリフ全てにつぼる。毎回泣くし。最高の出来。洋画含めても、公開年1の映画。2019年1月ついにブルーレイ購入 " + }, + { + "date": "2017-12-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "改めてテレビで見たら糞だった\n スクリーンのデカさに救われた作品。ところどころ庵野特有のオマージュ(パクリ)があることに笑う。唯一よかったのはBGMぐらいか。(自慰隊員の特攻シーンは笑いそうになった)これがアカデミーとかいう国内出来レース大賞に選ばれた当たり、よほど邦画が劣化してるんだなーと別のゴジラが見えた気がする。まさしく罪のゴジラでしたとさ。 " + }, + { + "date": "2017-12-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラに興味がなくても\n ゴジラ映画というのは今まであまり触手が動かなかったが、ツイッターで評判が良く、初めてのゴジラ映画となった。結果、映画館で3回観るほどハマった。また劇場でやってほしいと切に願う " + }, + { + "date": "2017-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "17年35本目。 地上波放送ではあるがやっと観られた。公開初日、怪...\n 17年35本目。地上波放送ではあるがやっと観られた。公開初日、怪獣映画?庵野監督?よくわからな〜いとスルーしていたが、ただの怪獣カッケー映画ではないよと知人に言われたころからずっと気になっており少しだけ事前知識はあった状態で鑑賞。めちゃくちゃ楽しめた。邦画でもバラエティでも字幕が無いと理解出来ない頭なのではじめてのシン・ゴジラを完全字幕で観られることが非常に嬉しかった。「何の話してるかさっぱりわからんが頭良い人達が頭良い会話して話がポンポン進んでるグルーヴ感」好き非常に良い絶望シーンが何度かあってカタルシスマニアには堪らない。内閣総辞職ビームねえ。考察されまくりの謎オチもかなり秀逸。「やったか?!」ってたぶんこの世でいちばんやってないセリフなんじゃないだろうか。応援上映では「ZARAはどこ?」に対し映画館近くのZARAの場所を答えるのがお約束だとか、ノートパソコンに貼られた「廃棄」のテプラは、使用者死亡(或いは行方不明)でログインできないために廃棄される目印でそれによって人の死を表現しているのだとか、無人在来線爆弾とか、印象に強く残る名シーンも多い。個人的には、シンゴジラの裏で民間人の間では正体不明の巨大生物ゴジラを神と崇める新興宗教が開かれていて欲しいしそれに同調しない人間は恐怖のあまり爆発的に増えていく信仰者によって淘汰・最悪殺害されるドラマがあってほしい " + }, + { + "date": "2017-11-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画の内容は面白かったけれども、ゴジラがあまり動かないのが残念だった。怪獣同士のバトルが見たかった。\n 映像的にはヱヴァンゲリヲンを実写化したような雰囲気だった。ゴジラはすごく動きの遅い”使徒”というところです。ヱヴァンゲリヲンの映画は見ているけど、あまり面白いと思えず、評価の高い『新劇場版:破』を駄作と思う映画に入れているので、この映画も映像的にいいと思える部分はあまりなかった。内容的には官邸や政府の対応の様子が中心なので、ゴジラ映画というより、終戦の日を描いた映画『日本のいちばん長い日』みたいな印象だった。けれども、実際1954年の1作目はこんな感じだったし、題名の『シン・ゴジラ』の”シン”は「新」「真」「神(?)」ということらしいので、正統のゴジラを新しく作ったという意味なら、そのとおりかもしれない。この映画では日本政府の無責任体質や、危機管理能力の低さ、自衛隊の中途位半端で不自由な立場、出る杭は打たれる式の日本の出世競争の弊害、アメリカによる日本支配などを盛り込んでいるところがよかった。それはそれで面白いけれど、怪獣同士のバトルがなかったのがすごく残念だった。直近のハリウッド版”GODZILLA”は怪獣同士のすごいバトルが入っていたし、正統ではないのかもしれないけど、『ガメラ』の感じも入っていてよかった。(どちらかというと「神」はガメラの方なのでは?)この映画では自衛隊とのバトルがおもしろかったけれど、ゴジラがあまり動かないし、あっさりしていて盛り上がりにかけた。その後の戦いも、バトルというより光線出しているだけだった。もしかしたらハリウッド版みたいにやりたかったけれども、できなかったのかもしれない。もう昔みたいにあからさまに着ぐるみ同士で戦わせるわけにもいかないし、中途半端にやると『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』みたいになり、批判されるからやめたという感じがする。(私は別に気にならなかったし、よいと思ったけれど・・・)日本映画ではお金も限られているし、ハリウッドの技術と比べたら劣るのはしょうがないけれど、なんとかやりくりして挑戦してほしかった。 " + }, + { + "date": "2017-11-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ初めて見ました。 エヴァ好きなので、ぽいなーっていうのもあっ...\n ゴジラ初めて見ました。エヴァ好きなので、ぽいなーっていうのもあって、好きでした。石原さとみがおもしろかったけど、慣れてくると、ふつうにすごいなーって見れたw " + }, + { + "date": "2017-11-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった‼︎\n 面白かったです。話題になっただけのことはありますねー。 ハリウッド版ゴジラがクソつまらなかったので観る前は若干不安だったのですが大いに期待を裏切ってくれました。ありがとうございます😊 エヴァと似てるからゴジラじゃないといった批判的なレビューが目立ちますがエヴァと似ていて何か問題でしょうか。 私はエヴァを観たことがないのでなんとも言えませんが作り手が同じなんだから似ていて当たり前です。 むしろ大事なのはテーマ性です。 それがしっかりと描けてる今作はゴジラ映画としてふさわしいです。 エヴァと似てるからゴジラじゃないとか昔のゴジラをバカにしてるといった意見は安直だし視野が狭いですよ。 そんなひねくれた見方をしないでもっと映画の本質を見たらどうでしょうか。 ここのレビューが低かったのであえてこんなことを書きました。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "昭和臭さが苦手\n オジサンばかり出てくるオジサンの好きそうな昭和の雰囲気漂う映画でした。なぜ、これが日本の賞を総ナメしたのか不思議。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "違うゴジラが見れました\n 小さい頃に見ていたゴジラと違ってちょっとリアルな感じのゴジラでした!小さい頃に見ていたゴジラは悪と戦うヒーロー的な感じでしたが、今回のゴジラは今までとは違う見た目に目的が良く分からなかった...グロい見ためでしたが咆哮はかっこよかったと思います。身体中至る所からやりたい放題な感じ。ウケました笑。続編あるのかな??? " + }, + { + "date": "2017-11-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "矢鱈に発音のよい石原さとみ\n 英語が飛び交うけど、オール日本人。外国に頼らないと駄目な日本を描きつつ、日本人の諦めない精神でゴジラと対決するのは面白かった。録画して、1.3倍速で見るのが丁度よい。(若干、飽きる)最後の場面で、ゴジラの尾っぽが写し出され、不気味さを煽るが、気味が悪いだけ。背景も知らないで見たが、後味は悪い。 " + }, + { + "date": "2017-11-20", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の10分くらい、寝落ち。・・・もぅ一回、観なくちゃ。(汗)\n  皆で好き勝手、言いたい放題。 だけど責任の所在は、自分以外に求める。 典型的な組織の現状を見ているような気がした。 早口の演出は、緊迫感が伝わって来て、私は好き♪ レビュー等で目にしていた石原さとみの英語は、確かに面白かった。(^w^) ・・・ただ、肝心な最後の10分くらい、寝ちゃって(;´Д`) 結局、どうやって解決したのか、そもそも解決したのか・・・が、分からなかった。 また観なくちゃなぁ~。(;^_^A " + }, + { + "date": "2017-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何回も見ちゃう\n やっぱり日本のゴジラはわかりやすくて好き途中難しいとこはわからなかったけど東京にゴジラがくるっていうのは興奮する ちょっとイヤミも含めたりそこが庵野さんぽいのかな ちょこちょこ遊び心(音)も含めの面白い伏線にときめく何回見たかわかんないけどあの東京のど真ん中であれは・・見たらやっぱり体が固まるよね " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "日本ならではの真・ゴジラ\n 第二形態蒲田くんは本当に見ていて気持ちが悪い。とくにあのぶよぶよした部分、見る度に鳥肌全開になる。でもなぜかまた見たくなるようなキモカワキャラクター。彼は、まるであの時の日本のように町を容赦なく破壊し、予測不能な動きで突き進んでいく。そんな「ゴジラ」を目の当たりにして、劇中の人々は逃げ惑ったり、絶望したり、携帯に動画を収めたり...。もし、ありえないような巨大生物が今の日本に到来したらどうなるか、そこを庵野監督は、忠実によく再現出来ているなととても感心した。また、この映画の最大の見所は、ゴジラをどうやって阻止するかという所であると思うが、その方法もまた、日本ならではだなと思った。どこが日本らしいかというと、個人プレーではなく、連携プレーで阻止するという所だ。容赦なく襲いかかるゴジラに個人個人で戦おうとしても歯が立たない。そんなシーンも実際に劇中にあって、この場面で私はとても胸が苦しくなったが、やはり最後の作戦で最大限の力を発揮し、皆で挑んでゆく姿はとても良かったし、日本のいい所が出ているなと感じた。映像もとても迫力があり、今の現代にふさわしい、巧みな特撮映画であった。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "日本的な特撮映画\n ストーリーの複雑さはなく、華やかな盛り上がりにもかける。でも、子供の頃の怪獣映画としては楽しめるか。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか\n 映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)から。観賞後、この映画のストーリーから考えると、「巨大不明生物」は「ゴジラ」でなくてもよかったのでは?という単純な疑問が残ってしまった。誰もがイメージしやすい巨大生物だから「ゴジラ」なのか、「核の落とし子」として、共通認識を持ちたかったのか、タイトルに「シン」が付いた意味も理解出来なかった。テンポが良いと言うべきか、早口と言うべきか、主人公の「ゴジラ」より、会議シーンが多くて驚いた。その中に、内閣官房副長官(政務担当)のこんな台詞がある。「速やかに巨大不明生物の情報を収集し、駆除、捕獲、排除と、各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」。日本の場合、こうした怪獣に対しての対応は「駆除・捕獲・排除」の選択肢が用意されているようだが、駆除と排除の違いが、よくわからなかったのは私だけだろうか。駆除とは「害虫などを追い払ったり、殺したりして除くこと」排除とは「おしのけてそこから除くこと」そんなに違いがあるとは思えないが、もしケース別の対処方法が本気で検討されたなら、是非、見てみたい、と感じた。(汗)でも・・こんな台詞もメモに残っていた。「災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか」う~ん、どう評価していいのか、わからなくなってしまったな。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思ったより面白かった\n 登場人物がみんな早口で何を言っているのかついていけないところも多々あったけど敢えてそうしていたらしい。最初に登場したゴジラ、「え、これゴジラ??」って感じも敢えてそうだったらしい??しかし、ネットで読んだ、敢えてこの映画にアンチな人の意見に同意。ゴジラを作り出してしまったのは人間だった、という初期のゴジラ作品にあった、ゴジラに対する申し訳無さは全然なく、あくまでも「駆除」することに一生懸命になっている人間たちをひたすら描いている点に確かに違和感を感じた。また、総理たち政府要人が犠牲になり、首都圏が壊滅状態になったはずなのにまったくその他のインフラは正常で、困ったときの国際協力を仰ぐのに支障なくフランスなどの協力をサラっと得ることができて日本の力だけで解決!ってまぁ、時間のない映画だからそんなことに手間取ってはいけないのだろうが、そんなに簡単にいくのかいな、って。あと、石原さとみの時々英語、上手なんだけど、無理に入れる必要あるの??まぁ、国際的な部分を出したかったのはわかるけど、よくあるわざとらしい演出にゾワゾワしてしまった。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "え?高評価?\n 予算の無さが全面に出た日本映画としか思えない。ゴジラを売りにした、ゴジラとその官僚と仲間たち。タイトルだっら良い評価したかな。これは流石1800円は出せない。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラはどこへ行きたかったのか\n 要素が似ているという某アニメは全く知りません。本作を鑑賞してみて、ゴジラの根強い人気、レビューの多さとロングランに納得しました。ゴジラさん、餌を求めて陸に上がったのかと思いましたが、進化の過程で日光浴?ついでに軽めの有酸素運動。大地震、津波が首都を襲ったら。富士山が大噴火したら。「前例のない」「想定外」の事態を前に、あたふたして連携のとれない官僚閣僚達の混乱は現実味があって良かったです。やたら長〜い肩書きと会議名、ややこしい早口の応酬を理解出来ずに、やむなくもう一度劇場に足を運んだ人もいたのではないかしら。常日頃より頭を下げ続けてきた外交、日本が誇る頑丈な高層ビル、正確な列車を駆使する対処法は、とても日本らしくて良く考えたなぁと思いました。凝固剤注入は、ゴジラの虫歯治療に見えました(^^;)。主役級の役者さん達が、脇役で大勢出演しているため、「俳優で顚末の予想がつく」ということはなかったですね。あくまでも国内向け、日本人のための国産ゴジラですが、ハリウッド版Godzillaより面白かったと思います。可愛い珍獣が初上陸した時は、ゴジラが倒してくれる敵の怪獣かと思ってました…(^^;)。怪獣の昭和な外観については、歴史もあるのでともかく、石原さとみさんの非現実的な役柄で、一気にB級感が増してしまいました。どうみても、米大統領の椅子からは最も遠い存在でしょう。見慣れた街並みや国内事情はリアリティがあっただけに残念。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラが通ります\n 東京を歩くゴジラにてんやわんやする政府の話ですが、災害シミュレーション的でなかなか面白かったです。想定範囲の甘い楽観視していた各政府機関が小難しい言葉を連打し、アメリカの横槍も入りつつ右往左往しながら最善策を探る描写は、モロにエヴァ風ではありますが、今を感じさせるものがありましたね。まぁ賛否はあって当然ですが、結構見応えはあるんじゃないかと思います。平泉成の担がれ総理が、良くも悪くも非常に日本人らしさがあって面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "災害と人々のリアクションを描いた、エンターテイメント\n 突如ゴジラが襲来。想定外の事態を前にした、組織や人々を描いた映画。  3.11の震災の記憶が残る、2016年の公開。しかし、この映画は災害の怖さや政府の欠点や外交関係の危うさを指摘する、問題提起の映画ではない、と私は思う。むしろ、災害を観て楽しんだり、慌てる人を見て面白がったり、ゴジラとの闘いを観戦して内心熱狂するための映画である。  そう考えると、最後のゴジラの尻尾の謎も分かり易い。夢のない見解ではあるが、あの尻尾についているヒト型の何かは、特に意味のない、バズ要素である。意味ありげで謎な要素を足しておくと、話題になるし、おもしろがれる。2001年宇宙の旅みたいなもの。ヒト型というのは、意味を感じさせやすく、かつゾッとしやすい適切な選択だと思う。そして狙い通り、見た人は皆それぞれの考察を深めており、筋の通る複数の解釈が出て来ている。とても良いバランスの謎だ。後から、こういう意図だったと説明することもできるので、無いかもしれないが、続編も作れる。  そういう謎要素を入れようという気持ちは共感できる気がしている。私は大好きである。ところで、この映画が3.11などの災害を意識して作られているからといって、破壊シーンを楽しむことを不謹慎だというのは見当違いだ。人はスクリーンを通して見るものなら、悲しい光景であれ恐ろしい光景であれ、エンターテイメントとして楽しむことができる。その感性を無視するのは素直ではない。実際の津波の動画を見て「こわくて最高!」と言ったらさすがにひどいが、現実でタブーな楽しみを堂々と享受できることが、映画の一つの価値ではないか。(後日加筆) " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "前半と後半のギャップ\n とくに最初の30分は昭和のゴジラかと思ってしまった。こんなのを見るつもりじゃなかったという思いが頭のなかでぐるぐる・・・ゴジラの幼生?なのか、この作り込みが昭和感まる出しで戸惑いすら感じる。あえてそうしたのか・・・・とにかく前半は戸惑い続ける。後半はようやく下馬評通りの迫力あるゴジラが登場するが、よく見ると、暴走するゴジラ、右往左往する政府、どうにもならない状況、マヒする東京、ゴジラのコントロールを試みる人間、国際社会の目、アメリカ追従、そして福島第一の事故を彷彿とさせるあの車、・・・・このゴジラは福島第一原発を表していることに気づく。ゴジラという映画に社会性を見出すとすれば「反核兵器」が通底するテーマだったが、このシン・ゴジラで反核兵器から「反原子力」に新たにテーマが変わったのだと感じた。しかし、前半のチープさもそうだが、破壊の限りを尽くした後のシーンできれいな街が登場するところには限界を感じた。テーマが壮大なだけに。一見単純だが、深いテーマも内包する映画と感じました。 " + }, + { + "date": "2017-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館で観ればよかった。すごかった。ゴジラの存在を疑うことなく最後...\n 映画館で観ればよかった。すごかった。ゴジラの存在を疑うことなく最後まで観られた。怖かった。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "こんなの、ゴジラじゃない。\n 昔から、ゴジラ映画観てたけどはっきり言ってこのゴジラ映画は、B級映画だね。悪いところから・キャストが、無駄に多すぎる。・ひとりひとり、何言ってるか、分からん。・肝心のゴジラが、余り出番が無い。・会議ばっかで、つまらん。・第2形態が、気持ち悪い。・ゴジラを、何故CGにした。・咆哮は、余り鳴かないし、熱戦も余り吐かないし。良かったところ。・12年ぶりに、日本新作で、0.5点・ゴジラが、傷付きそれで、内閣の無能連中を一掃したのは、良かった。0.5点・ゴジラが、熱線吐いて東京の3区を壊滅したのは、良かった。0.5点・伊福部昭氏の音楽使用されてて、良かった。0.5点1年経過してるから、何言ってもしゃーないんだけど。何故、東宝はエヴァンゲリオンの監督を使っちゃたんだ。次回作、仮に制作するなら、庵野秀明貴様は絶対に関わるな。貴様は、エヴァだけ関われば良いんだよ。ゴジラ全作品観てますけど、このゴジラは絶対好きになれない作品です。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "謎のシンゴジラブーム\n 映像も音も並み以下の凡作ですね。会議のシーンは有りがちな展開を平坦に並べてるだけだし。ゴジラの足元を避難する人々の描写に真実味が無いのが何より致命的です(理路整然と混乱して見せているだけ)。ここの出来さえ良ければ、会議のシーンも活きてきたのに。中盤の都心部を焼き払う場面だけは凄かったが、以降はご都合主義だらけの電車爆弾とヤシオリ作戦でめでたく終了してしまって、観ていてしらけました。この映画を過剰に喜んでいる日本は、大丈夫なのかと心配になります。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "1954年上陸時より焼失面積広そう(笑)\n テンポいいですね。台詞がわからないというコメント多いですが、わからなくていいと思います、この映画の場合。あの台詞の速さや、肩書きや部署名などの字幕の長さと早出しはどう考えても故意でしょう。スピード感を出すと同時に皮肉でもあります。主人公も作戦名が長いと言っています。またしても東京を焼け野原にしちゃうわけですが、半島からの物騒な飛翔体が誤射にしろなんにしろ、都心にヒットしたらこんな感じ?とか思いながら観てたらゾッとするリアリティがありました。ゴジラが口から火焔を出すときの割れる口は「寄生獣」のパラサイト、ラストシーンの尻尾の突起は「エイリアン 」を想起する。シン・ゴジラの出自は果たして??「対馬沖で異常がみられる」という伏線が回収されてないと思うのですが、わかる人いたら教えてください。 " + }, + { + "date": "2017-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "愛国にすり替えられた反原発の祈り\n 『自分の外には自分の知らない感情が無数に存在し、まったく矛盾する幸福感を持つ人たちが、隣り合わせで生きているのだ。私のLOVEは誰かの悲しみだったり。』 HONDA TVCM〈Go,Vantage Point〉よりエヴァンゲリオンはもちろん、軍事から鉄道まで幅広いヲタのみなさんが泣いて喜びそうな小ネタ満載の本作は日本では大ヒットを飛ばしたが、海外での評価はいま一つ盛り上がりに欠けているようだ。まるで他人事のようにマニュアル通りの声明文を読み上げる首相(大杉漣)以下内閣の無能ぶりや、ゴジラ内部の原子炉凍結をはかる一時しのぎのヤシオリ作戦などは、なるほど3.11をリアルに体験している日本人ならばピンとくるシナリオだ。体内核融合によってエネルギーをえて東京を放射能汚染地獄に変えてしまうゴジラはまさに動く原子炉であり、この巨大不明生物が“フクシマ”のメタファーであることは一目瞭然であるが、その寓意がうまく伝わってこないというのだ。庵野監督が福島被災者の気持ちを忖度したせいなのか、映画制作の意図が反原発とは別のパトレーバー的愛国心を鼓舞することにあったのかはよくわからないが、ゴジラが東京を目指した理由や本作のキーマンとなる牧教授の物語をあえて封印した演出により、ラストシーンの(人間の煩悩を増幅させる装着としての)象徴性がぼやけてしまった感は否めない。おそらく反原発を叫んだであろう牧教授やその奥さんを含む被災者の怨念が憑依したゴジラが(福島が電力を供給し続けた)東京を目指したのは、テクノロジー万能を過信した東京いな日本が享受しなければならないいわば当然の“痛み”だったのではないか。もはや“神話”と化しつつあるその技術力を駆使して、完全無欠の生命体=神ゴジラを封じ込めようと躍起になるはみ出し官僚&タカ派発言を繰り返す主人公矢口蘭堂(長谷川博巳)の姿に、共感どころか後味の悪さを感じてしまう人もいることだろう。国民生活など二の次で、本当は省内出世と既得権益確保にしか興味のない官僚の大活躍によって一応の決着を迎える本作は、ドメスティックな九条改憲派にはすこぶる受けがいいそうだが、ゴジラ侵攻によって最も被害を受けているであろう一般ピープルの視点が抜け落ちているのが気になるところ。(ショック・ドクトリンに基き)TOMODACHI作戦なる有償援助を押し付けられた日本の米国に対する不満を表明するのがせいぜいの、想定範囲内の反原発映画と評価されてもいたしかたのない映画の出来に(小ネタ祭には狂喜乱舞するものの、物事の本質には見ざる言わざる聞かざるを決め込む国民性に)、庵野監督自身さぞはがゆい思いをしていることだろう。いかりのにがさまた青さ四月の気層のひかりの底を唾(つばき)し はぎしりゆききするおれはひとりの修羅なのだ(風景はなみだにゆすれ)『春と修羅(mental sketch modified)』より抜粋 " + }, + { + "date": "2017-11-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァの面影が、\n エヴァの監督庵野秀明さんの作られた映画ということで、エヴァ感が半端ない。(笑)音楽もなんかエヴァでかかってたような。てか、話長い、まぁ、日本の今の政治体制はこんなもんかな?あと、石原さとみさんのイーオン化笑えました。好きですけどね。あのキャラ。無人電車爆弾、初めて見ました。 " + }, + { + "date": "2017-11-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "ゴジラは変わった・・・\n 子供の頃ゴジラが好きだった。夏休みや冬休みに近所の映画館で上映される「東宝チャンピオンまつり」を楽しみにしていた。地方だし、今と違ってネットもゲームも無く、楽しみなんてお祭りと「ゴジラ」映画くらいだった。ハリウッドのゴジラは(エメリッヒじゃない方ね。)は面白かった。この監督は「ツボ」を知ってた。なので東宝の本家ゴジラではないが、十分楽しめた。どこが気に入らないかと言うと・・・・映画の時間軸でもっとも重要な後半にメインのゴジラがずッと寝てた・・・じゃん。あれないよ。政府や自衛隊の会議室が中心でアメリカ特使とか国連とか本来ドラマの脇にいる存在、組織が全面に出てるから、主人公的存在がぼやけてる気がする。それでも世間の評価が高いのは世の中が変わったからだろうか。だから「シン・ゴジラ」なんだろうなぁ。ただ、クライマックスに東京駅へ乗り入れる新幹線や在来線に爆弾を乗せて走行させる一連の「◯○作戦」進行のバックに流れる伊福部昭の「地球防衛軍のテーマ」(だっけ?)は、マカロニ・ウエスタン同様音楽が映像を引き締めた良い見本だと思う。(でも、爆発してもあんなに列車が高く飛び上がるもんだろうか?) " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "非常に面白かったです。 大迫力のゴジラをみて興奮しました。 徐々に...\n 非常に面白かったです。 大迫力のゴジラをみて興奮しました。 徐々に進化するゴジラ、 自衛隊との こうぼう、 日本政府の戦略、 など、 みていて楽しめる要素が満載でした。以前、 別のゴジラの映画をみて、 [やっぱり にほんの映画は詰まらない] とおもい、 それ以来 にほんの映画をあまり見なくなりました。 しかし、 シン・ゴジラ をみて、 にほんの技術力の高さを感じました。 と言っても、 これは [庵野秀明 監督の能力の高さ] というべきであって、 相変わらず にほんの映画の技術力は低いのかもしれませんが。ただし、 不満点も有りました。 音楽がエヴァンゲリオンの流用でした。 同じ庵野秀明 監督の作品なので流用可能なのでしょうが、 せっかく新しい映画なので、 新しい音楽を楽しみたかったです。また、 字幕の一部が背景に溶け込んでしまい読めませんでした。 それも問題ですが、 もっと深刻な問題は、 字幕が読めなくても なんの問題もなかったことです。 要するに、 字幕の内容は、 なんとなく [それっぽい雰囲気のこと] を喋っているだけで、 直接ストーリーには関係ありません。 そういう [雰囲気作りの言動] が非常に多かったです。 もう少し ストーリーに直結する部分を増加してほしかったです。 言い換えれば、 ストーリーが希薄だった、 とも言えます。緊迫感のない棒読みの せりふ、 不自然な日本語、 などが時々挿入され、 現実に引き戻されてしまいます。 もう少し、 演技や せりふ回しでひっ迫間を創出してほしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の40%へ向けた映画\n 日本人が誰も「ゴジラを知らない」という世界には違和感を感じざるを得ない。笑ってスルーすれば良いと言われればそれまでなのだけれど、伝説の云々というくだりは特撮物特有のウソ臭さを感じてしまう。リアリティを重視して「一度もゴジラが来ていない」設定にしたのだろうけれど、一度もゴジラが襲来していない世界の我々がゴジラを知っている。子どもが絵本を取り落として”ゴジラ”とつぶやく…で良かったのではなかろうか?で、本作にはパーソナリティを持った”一般人”は出てこない。市民側から見た喜怒哀楽のようなものは殆ど感じられない。あくまで政府側視点である。それはそれで面白いが、皆が感情移入出来るか?は疑問に感じる。初代ゴジラに対比させて、東日本大震災の惨状を重ねたのは解る…が、ゴジラが襲ってくるのは東京である。東京が狙われることはシリーズの定番とは言え、物語がリセットされている以上は過去の理由は使えない。実際に類似する事態になった時に、政府は「東京だけを守る」という判断を下すだろうか?選挙の毎、東京の一等地よりも限界集落の方が国政への影響力が強くて不公平だ…などと言う人達だから、切り捨てられてもおかしくは無い。可能性はゼロでは無い。地方在住としては、そんなことを考えてしまう。殊更に地名の案内も出ないので、終盤は地元民と軍事オタク以外は蚊帳の外という感じである。東京の人は気付かないのだろうが、東京を全国民が知っている訳では無い。そんなわけで、これから頑張っていこう!というメッセージも、どことなく他人事に感じてしまわざるを得ない。 " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "「ゴジラ」を見たかった\n 政府の対応とかリアルである意味良いが、ゴジラとしての映画映えはしない。CGは違和感しかないし会話ばかりでゴジラの出番は少ない。感じ方は人それぞれだが洋画に慣れてしまった人間的には娯楽性は無かった。ある意味シン・ゴジラかもしれないが、ゴジラを期待してた人にとってはガッカリ。世界よ!これがゴジラだ!といったレビューがあるが、CGもストーリーもあくまで日本人向けで世界に誇れる映画などではない。逆に聞きたい。日本政府がぐだぐだ対応してるだけの映画のどこが世界に誇れるのか? " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "身近な見た人がみんな大絶賛していたので楽しみにしていた。のが悪かっ...\n 身近な見た人がみんな大絶賛していたので楽しみにしていた。のが悪かったのか、普通に感じてしまったー、、、ゴジラのビジュアルはかっこよかったし、音楽もよくて、見応えはたっぷり!ゴジラが出てきた日本の描写がリアルで面白かったけど、あっけなさを少し感じてしまった。何回か見ると変わっていくかなとも感じたのでまた見てみようと思う。 " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラに電車が突っ込むシーン。\n 作戦立てて戦って、作戦立てて戦っての繰り返しなんだけど、とても面白い。ゴジラに電車が突っ込むシーンが好き。 " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "おうち-21\n だめだーー石原さとみの英語と序盤の怪物がおもちゃすぎて入り込めない。sureはshirtになってるし。普通に日本語ペラペラなんだから、日本語のセリフだけで話してるほうがいい。第二外国語ペラペラのほうが、頭良さそうじゃん。オーレンイシイじゃあるまいし。そしてパニック映画を期待したら、そうではない。会議のシーンが長い。頭脳戦を見たいならいいけど。うーーん🤔東京都民として、自分の勤務地や居住地や乗り換えの駅とかいつ出てくるかなぁっていう楽しみはありましたが、それだけでした。 " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "専門用語ばっか、セリフ長すぎ\n 専門用語が多くセリフが長すぎ全く内容が入ってこなかったただゴジラの動きは良かった " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "で、どこで笑うの?\n 原爆を落とせば全て解決するにも関わらず原爆を落とすことに異常な嫌悪がある日本国民への痛烈な皮肉ですね。結局ゴジラは残ってしまっている(=原発の暗示?又はいつ落ちるかわからない原爆)のにも関わらず何故か日本の底力を信じ、希望を持っている日本国民(=平和ボケ)への痛烈な皮肉でもありますね。冒頭の会議シーンは正直寒い。(ex.以下略)しかも、その後、会議が必要な理由について、登場人物が解説していて、もはや自己完結している。皮肉としては破綻している。例えるならギャグを自分で説明している様子。というか核落とせよ。頭イカレてんのかよ。肝心のところで感情論挟んでんじゃねぇよ。スクラップアンドスクラップかよ。 " + }, + { + "date": "2017-11-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野がつくったゴジラ。\n シンゴジラ、庵野がつくったゴジラ。特徴的なのは、台詞の早口、カット数の多さ、カメラ位置、字幕の無駄さ、、、まさにアニメーション監督らしい作品。公開から1年以上経った今、様々な情報が飛び交っている。1つだけ確かなことは、庵野秀明が、これまでの作品と同様に魂を削って、本気でつくったという点だろう。自分が信じているものしか作品に反映させられない庵野監督がこの作品を通して、伝えたかったことは、なんだろう。ドラマ性がなく、メッセージ性もない。人の心の葛藤もない。単に、害獣に対して、最良の選択をとっていくポリティカルフィクションを撮りたかったのだろうか。本当のところは分からないが、ゴジラの恐ろしさ、ゴジラの強さ、自衛隊の頼もしさ、巨災対のような組織の日本人が現実にもいてくれるはずだという安心感、限られた中で力を合わせて策を講じる日本人、そのリアルさがよかった。完璧ではないが、最善を尽くす。国を背負う政治家の全力の対応がよかった。ゴジラの形態変化、東京の街を破壊するシーン、圧巻だった。こういった特撮が日本映画を支えたのなら、またこんな映画を撮ってほしい。特撮には夢があると思った。 " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "新時代\n 間違いなく怪獣映画の楽しみ方を変えた " + }, + { + "date": "2017-10-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "(ゴジラ+エヴァ+巨神兵)÷3\n ストーリー展開がとても良い。単純な怪獣映画じゃない、日本の政治問題の描写もすごい。この切り口は新鮮。気になる所は音楽と作戦名は完全にエヴァ。ゴジラが巨神兵。そして、石原さとみのキャラクター設定にかなり違和感あり。未来の大統領候補?全く無いでしょうよ、そんな感じ。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "そんないうほど…\n うーん。そんな絶賛されるほど良かったのかなあ。途中で寝た。もしかしたら寝てる間が良かったのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "エヴァそのもの\n 災害や脅威に対して、日本がどれだけ脆弱かを伝えるには十分な作品。実質イスラエルに管理されている原発は、僕ら日本人にとってはゴジラそのものかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "エヴァ風の畳み掛けるようなスピード感ある展開は観ていてよくわからな...\n エヴァ風の畳み掛けるようなスピード感ある展開は観ていてよくわからないけど楽しかった。ラスト・・・ 気味が悪すぎる。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "日本人とは何なのか?問題作。\n 2回は観たかな?評価2.5人間は何か巨大な畏怖や存在を怪物にしてしまう。そして怪物とは時に祟り、時に零落するものである。巷に溢れる萌えキャラもある種の神話の零落である。「ゴジラ」と「原発」はどちらも「怪物とは何か?」を日本人に厳然と思い出させたのだ。そしてその新たな怪物の零落もまた始まりつつあるのだ。かつて三島由紀夫は魅死魔幽鬼夫となる事を願った。怪物として日本人の魂に刻まれたかったのだ。我等、荒ぶる怪物と共に生きる事を宿命された民族。奇しくもヤポネシア火山帯列島は龍体なのだ。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "劇場では、ちゃんと見た「ご迷惑をおかけします」\n シン・ゴジラは映画館の大きなスクリーンで観たいと最初から決めていたので、封切してから数日後に近くの映画館に観に行きました。映画を観る時は俳優達の演技にはちっとも関心がなくて、製作スタッフ達のちょっとしたユーモアを見つけるのが大好きです。それで、MOVIX周南で上映になった「シン・ゴジラ」で、ゴジラが鎌倉に再上陸した時に市街地の右手奥に「ご迷惑をおかけします」という横長の看板が見えたので、思わず笑っちゃってしまい、遠慮深い性格のゴジラなのだと自分勝手に思ったものでした。でも、DVDになってすぐ買って観た時、この横長の「ご迷惑をおかけします」の看板のシーンは削除されていたのです。シン・ゴジラは遠慮なんてもってのほかで、凶暴極まりないのだと思うことにしました。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ありがとう庵野監督\n もう日本からは特撮映画の傑作は産まれないのかと諦めかけていた。ハリウッド版ゴジラも最近はマシになってきたし、パシフィックリムのような怪獣映画をわかってる作品も出てきて、日本には期待しなくなって久しかった。ところがだ。ゴジラは帰って来た。ゴジラとはこういうものだと胸を張れる傑作が日本に帰ってきたのだ。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野は怪獣を撮ってくれ!\n 映画館で三回、自宅で五回。計八回見ている。公開された当初正直期待していなかった。庵野秀明はエヴァンゲリオンを正直長く伸ばし過ぎているし、回を重ねるごとに詰まらなくなっているからだ。それでも公開されれば見に行ってしまうのは90年代に10代を過ごし、エヴァンゲリオンが青春の時間の多くを占めていたからなのだろうが、正直庵野秀明はもう疲れている、と思ったのだ。もう新しい事は出てこない。エヴァンゲリオンや、トップを狙えのような傑作を生み出す力はもう無いだろうと、少し憐れむような気持ちで最初は見た。だが悪い期待は裏切られた。よくこのゴジラを作ってくれた。ゴジラを、子供達のヒーローから、遠く異世界の住人に引き戻してくれたのだ。このゴジラは理解出来ない。人間の意思とは全く関係なく、ただ歩き、破壊し、蹂躙する。人の生活する街を焼き尽くし、薙ぎ倒し、駆逐する。こういうゴジラが見たかったのだ。もともとゴジラは水爆の権化で生まれてきた。人の生活する場所が根こそぎ奪われ、略奪される。そういう様を、戦後の焼け野原がまだ残る中上映したのが初代ゴジラだ。それと同じものが、現代に蘇った。蒲田から始まり、品川、銀座、丸の内、そういった人々が住み慣れた東京の街が人の理解出来ない火によって焼き尽くされていく。その様の美しさ!人が内包する、住み慣れた場所に見慣れない景色を映し出す破壊衝動を、このゴジラは見事に描き切った。そしてそれだけではない。震災後復旧する街は、人の手によってまた復活していく。その傷を負ったままで。それが出来る。そうしていくんだという、強い意志もこの映画に庵野が込めたメッセージとしてある。この国が震災後復活していく様を、この映画は希望に満ちた目で見ている。感動しました。また撮ってくれ! " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現実味\n ゴジラの存在は非現実的だけど、リアクションは現実味があって面白かった。ちょっと避難が遅すぎるけど。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "特撮ドラマを楽しんだ頃の気持ちで\n 社会的背景はしっかりと反映されながらも、娯楽としても十分に楽しめる映画。ゴジラの叫び声とか懐かしくてワクワクしてしまった。実は大人になってからゴジラと名の付く映画観たのは初めて。東京の街の破壊シーンもド迫力。映画館で観るべきでした!難点は日本語も英語もやけに早口で何言ってるかわからないところが多かった。巻き戻すほどの重要さもないかなと思いしなかったけど。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何よりもリアリティがすごい\n 公開当時はハリウッド版のゴジラの方が絶対勝ってるだろうと思って特に見にいきたいとは思わなかった むしろ興味がなかったそういう作品に限って日本アカデミー賞とかとるから笑笑そんな面白いんかよと思ってやっと観てみた気になっていたもののまあこんなもんやろってのが第一印象アカデミー賞とるぐらいかな?笑笑現実に起こったら日本政府がするだろうことを細かく表現してる面白いかといったらそんなにやけど日本の映画やなと思わせられる限りです同じアカデミー賞候補やったらロクヨンとは並ぶかもやけど怒りの方がいい役者にはすごい力を入れてるのがわかる日本の名脇役が揃いすぎ笑笑ただ残念ながら自分が好きな役者が少なかったハリウッド版ゴジラと比較するなら結構比較し難い部分が多いけどゴジラの迫力に関してはやっぱり日本の方がハリボテ感ある それが日本の味やとしてもハリウッド版の方がよっぽど怖いかなゴジラの画面への映り方もまるで違うしまあ観てみる価値はある " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観て損は無い映画。\n 正直、今までゴジラ映画には興味を持っていませんでしたが、予告や宣伝映像、音楽に惹かれ観てみることにしました。一言で言うなら「終始クライマックス」です。ゴジラ出現から政府の対応、破壊される街、逃げ惑う人々などがリアルに、かつテンポ良く描写されています。ゴジラよりもそれに対処する人間を中心に話が進むのですが、前述した通りスムーズに進行するので飽きが来ません。また音楽も素晴らしいです。緊張感のある音楽や気持ちの高ぶる音楽、そして絶望を感じるものまで、それぞれの場面に合わされた音楽にとてつもない衝撃を与えられました。観終わった後もしばらく興奮を抑えきれませんでした。とにかく観て損は絶対に無い映画だと思います。こんな言葉足らずのレビューですが、この素晴らしい映画に興味を持ってくれれば幸いです。「私は好きにした。君らも好きにしろ。」 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "世間で騒がれてるほど面白くはなかった\n シン・ゴジラが面白いと評判だった事もあり借りてみることに。ただ見た感想は正直にいって面白いとは感じなかった。劇中では、ゴジラ討伐のため様々な分野の人間が招集され作戦会議をする。作戦会議では、専門家が早口で各々の専門分野を語り議論を白熱させ、途中からはアメリカから来た石原さとみが英語でなんやかんや話し始めたりする。こういってしまうと偏見がすぎるかもしれないが、まさに「オタク」が好きそうな映画だなと思ってしまった。これは劇中で流れるBGMも相まってだろうか。どことなく醸し出される雰囲気についていけない。石原さとみが英語でよく喋るがまあ英語である必要を特に感じなかった。むしろ無理してるのではとも思うくらいである。日本政府の対応や自衛隊の出動なんかもこうイマイチ「オタクの心くすぐる理想像」という感じが拭えなかった。ストーリー全体を通して続きが気になるような場面がなかった。肝心のゴジラが出てきても特に緊迫感もなく、映画のキャストが心情を吐露しても共感できず、そのまま終わってしまった。そもそもゴジラである必要があったのか。人間劇に焦点を当てたかったのだろうが、それがハマらなかった以上、残念という他ない。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "官僚組織の危機対応のリアリティは素晴らしい。あわせて石原さとみが鼻につくのはなぜかを考えてみた。\n 昨年のことだけれども、久しぶりに劇場で映画で見ました。シン・ゴジラ、期待通り、とても面白かった。政府(官僚組織)の危機対応ぶりを描いたリアリティが素晴らしい。あれを縦割り組織の弊害とかいって笑う人がいるけれども、組織というのはああいうものだ。しかも日本は法治国家なので、既存の法令に基づいてどういう対応が可能なのかを検証しながらでないと動けないので、いざというときにはああいうふうにならざるをえない。未知の事態が発生した場合は、それ以外に動きようがないのである。初動までに膨大な時間がかかってしまうのだが、独裁国家でもない限り、ドタバタした手順は、日本に限らずどの国でも同じようなものではないか(最近のアメリカはわからないが)。ただ違和感があったのは、主人公矢口が巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)事務局長として、事務所でスタッフと寝食をともにする場面。矢口は政治家だったはず。政治家と官僚が一緒の場所で仕事をするのはまずありえない。そもそも政治家には官僚的な事務処理能力はないので(求められていないので)、いてもなにもすることがないはず。スタッフの働きぶりを監視するとか、新聞を読むぐらいしかない。余計な質問や思い付きの用事を言いつけて、不眠不休で働いている職員の邪魔をするのが関の山。そういう意味では、お掃除のオバチャンほどにも役に立たない。政治家が無能ということではなく、求められる役割が違う。事務方と一緒にいる以外に、やるべきことが山ほどあるはず(たとえば派閥間の調整とか野党対策とか、甚大な被害を被っているはずのさまざまな産業分野との利害調整とか、マスコミへの根回しとか圧力とか、それになにより被害を受けた膨大な数の選挙区住民・市議会議員・県会議員からの陳情への対応に忙殺されるはず…ただし、あまり絵にはならないな…)。石原さとみは、悪人が誰も出てこないこの映画にあって、唯一観客の敵意を呼び寄せる人物である。ただし役柄が求める以上に嫌味な人間として映っているように思う。なぜだろうと考えたのだが、彼女のセリフのせいですね。彼女のセリフは、外国映画の吹き替え版で、外国女優が話すときの言葉使いそのままだ。吹き替え版の言葉は、女性の通常の言葉遣いとは違う。たとえば物事を説明するとき、仕事でも仕事以外でも、「○○なんだ」といいうような言い方はまずしない。「○○なんです」という言い方になる。この場合は女性だけでなく、男性でもそうだ。こうした独特の言い回しを外国映画やドラマの中で外国の女優が使う場合は気にならないが、日本映画の中で日本の女優が使うと鼻についてしょうがない。この映画を映画館で見て、しばらくしてから飛行機の小さなスクリーンで見た。2度目はそれほどでもなかった。官僚組織とゴジラの戦い以外の要素となると、意外と見るべきところに乏しい。優れた映画ではあるけれども、時代を画する邦画というところまでのインンパクトはないと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後半は好き\n 最初のパニックの声部分は特に演技が下手すぎて萎えた。それ以降は、日本の政治組織の資料映像が続くし、訳わかんないことをいってるのがずっと続く……映画の中盤まではボーってみてるほうがいいな……でも、不思議と最後はグッと引き込まれてもう一度見たくなる。真面目に見たらめっちゃしんどいと思うけど、映画館で見たかったな…!!ゴジラの第三形態までは気持ち悪かった…… " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。リアリティ凄い。\n 面白かった。リアリティ凄い。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "マジ??\n 公開時、映画館で観賞したが??って感じだったのでレンタルして再度観賞。正直、エヴァも好きだけどアメリカ版2作品を含めた全シリーズを観てる私としては残念でした。以下個人的感想■第一作を彷彿させるロゴとタイトルのゴジラの咆哮→オオーと感激+「エヴァQでも東映やりましたよね?」と問いかける。■四足歩行から二足歩行→なかなか斬新やと感激■ゴジラの放射火炎(?)→いやいや、コレ完全に巨人兵やん‼️で興ざめ■尻尾から光線→ギャオスの超音波メスじゃない?■光線や爆破シーンが平成ガメラ→樋口監督らしいと喜び■BGMにエヴァ→いやいや、ガラリと作品変わりました。私、ゴジラを観に来たんですけど。■BGMを使い回し→なんで録り直さないの?音がおかしいんですけど。■エンドロールのBGM→制作側の好きな音楽集めたでしょとツッコミカット割などは好きでしたが、全体的にみて個人的にゴジラである必要性はないと思います。ゴジラかエヴァのどちらか好きまたは元々さほどその両方に興味なかった人には面白いかもしれませんが両方好きで、かつ、特撮好きにはネタ探し満載の作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "面白いかと言われれば•••••\n かなり話題になりましたよね!エヴァンゲリオンの庵野監督の作品ということで注目されて、「エヴァの実写版」ともいわれました!面白いかと言われれば、うーん••••て感じだけど。いろんな緊急事態で、政府が混乱しながら対策を練る場面が終始続きます。それを演じるキャストの演技は見事です。セリフとか覚えるの大変だろな〜って思ってしまうくらい。実際に見たところ、確かにエヴァをゴジラに投影したようなとこがありますね。ゴジラの咆哮はまさにエヴァ!!緊急対策会議のBGMはそのままエヴァの音楽が使われてます。娯楽として楽しめる映画ではないかなー " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ出現!どう対処する!?政府の対応を笑いながら見る映画。\n シン・ゴジラは1954年(昭和29年)に初放映された特撮怪獣映画「ゴジラ」の第29作だ。これまでに放映された「ゴジラVSキングギドラ」「ゴジラVSモスラ」「ゴジラVSメカゴジラ」などの平成VSシリーズ(1980年代後半~90年代前半)とはちょっと趣向が違う。ゴジラ以外に怪獣は出てこないし、ゴジラに対抗する近未来的な特殊部隊もいない。この映画は、国家存亡の危機に立ち向かう中央省庁を中心とした政治家たちのやり取りを楽しむ映画だと感じた。なんと、行政を滑稽に見せるためゴジラが引き立て役に甘んじているのだ!手順を踏まないと何も決定できない行政の役所的な部分をディスるシーンが何とも面白い。3つほど例を挙げてみよう。1つは「ムダ手間」について。官邸の大会議室にて東京湾に異変が起こったとき(※まだゴジラの全容が分かっていない)の対処を巡り議論するシーンがある。海底火山?魚雷?…様々な意見が出る中、TVでゴジラのしっぽをとらえた映像が放送された。その映像を見た官僚は即座に会議を中止させる。総理執務室へ移動し、改めてTVをつけて映像を検証するのだ。現状を確認したらまた大会議室へ集まって会議をする。決められた手順を追わないと話を進められないという描写は何とも役人っぽくて納得してしまった。若い議員のセリフに「無駄な会議が多くて話が全く進まない」というような趣旨のものがあったが、まさにその通りだと思った。2つめは「ムダに長い会議名」だ。東京湾横浜沖・成田空港沖で水蒸気爆発が起き、アクアライン アクアブリッジが損傷した時の対策会議名は「アクアトンネル浸水事故及び東京湾における水蒸気爆発に関する複合事案対策会議」。複合事案の原因が未確認巨大生物の出現だと分かった際の対策会議名は「巨大不明生物に対する緊急災害対策本部の設置に関する閣僚会議」とのこと。会議名はテロップ表示されるのだが、長すぎて一時停止しないと読み切れなかった(笑)。関連する事象を会議名に入れなければいけないのかもしれないが、もう少し要点を絞った会議名でもいいのではと思うのは自分だけだろうか。3つめは「総理大臣の優柔不断さ」についてだ。ゴジラが東京都心部に攻め入ってきたとき総理は「都民を捨ててこの場を離れるわけにはいかん!俺はここに残る!」と言い切った。おっ、初めてカッコイイことを言ったと思った。が、次の瞬間、副長官に説得され二つ返事で官邸を立ち去ることを決意した。政治家にいいイメージを持っていないからなのか大杉連演じる大河内総理の姿が”総理あるある”に見えて仕方なかった。また、総理が「未確認巨大生物は上陸しません!」と記者会見で言い切った直後に上陸しちゃうゴテゴテの展開がダメ総理を演出していると思った。政府の対応をディスりながら進める展開はある種コメディだ。ゴジラに対して適当に対処しようとする政治家は一人もいない。みんな真剣。なのに、笑える。弄りかたが上手いのだろう。それから自衛隊機が好きな人にはテンションの上がるシーンがちりばめられている。陸上・航空自衛隊機を中心に拝めるのだ。F-2、アパッチ、B-2、CH-47J、タイガー、スーパーピューマ、EC-225LP、MQ-9 リーパーなど見どころ満載だ。面白い所がたくさんあるのだが一方で足を引っ張っている部分が2つあると感じた。1つはCG。ゴジラのCGははっきり言ってショボイ。特に火を噴いたり、放射性?のレーザーのようなものを放出するシーンはチープと言わざるを得ない。そして2つめ。石原さとみの大根っぷりだ。これはこの映画最大の汚点だと自分は思っている。石原は米国大統領特使役で米国サイドの要望を伝える人物として登場する。祖母が日本人ということらしい。この特使には、会話中に出てくる英単語をネイティブに発音するというキャラクター設定がある。(例:「このハンバーグおいしい!デミグラスソースとよく合うね!」のハンバーグとデミグラスソースの部分をネイティブに発音する)が、これが全くできていないのだ。イントネーションが微妙すぎて、聞いてるこっちが恥ずかしくなってくる。「ベラァー(Better)」「カァピー(Copy)」「ウワァスィントン(Washington)」「十三プゥワァースェント(13%)」「ティーム(Team)」「ベイ(B)」など挙げればきりがない。明らかな技量不足だ。それにこの米国大統領特使は40代での米国大統領を目指すほどの自信家で傲慢。上から目線でものをいう役なのだが、興奮してまくしたてるあたりのセリフが聞き取りずらい。滑舌が悪くて何度も巻き戻して聞き直してしまった。まくしたてる演技にいっぱいいっぱいになり、しっかり言葉を発するところにまで気が回っていないように感じた。国会議員をはじめとした政治家同士のやり取りが面白い映画なだけに、ここで足を引っ張られると、そのシーン全てがチープに見えてしまう。もう少し演技を練習してほしいものだ。自分は平成VSシリーズ時に子供時代を過ごした世代だ。あのころとは一風変わった、「ゴジラに頼らないゴジラ映画」と呼べなくもない。一種のドラマ作品として、ストーリーを楽しんでもらいたい。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァ感\n ゴジラを扱ったエヴァ感のある作品だったと思います。とても面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "新旧\n 話はリアリティがある。相当構想を練って、専門機関を駆使し、試行錯誤して出来上がったのだろう。だからこそ役者にも手を抜かない。そこまでするか?感もあったけど。斎藤工なんて一瞬だったし笑ゴジラを通し、日本という国の国際的な位置と、利点と欠点を描いていた。超法規的な出来事があったとき、こんなにスムーズに動いてくれるかな。音楽をかつてのものを使っているのが良かった。戦後は続くよどこまでも。 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "災害\n 悪vs正義ではなく、災害vs人間なところが日本らしいと。何の隠喩として読むかはわからないけど、そんな歴史観で消化してきてるんだろうと実感。政治家の立場を使ってシミュレーションゲームできるのが面白いところ。批判とかではなく。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いろいろエヴァだった、こういう感じなのかぁ。というのが1回目の感想...\n いろいろエヴァだった、こういう感じなのかぁ。というのが1回目の感想。最初に上陸したのがゴジラとは思わなかったし、CGも最初観たときはそんなに違和感なかった。何度も観てゴジラ覚醒の立ち姿や音楽がモロにエヴァで色々気になり過ぎてしまう。石原さとみは演技がダメなのじゃなく、あのキャラ設定とセリフを考えた奴が悪いと思う。「庵野監督」が「ゴジラ」を・・の2つのワードが大きすぎて、情報多すぎて余計なことをいっぱい考えてしまう作品。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "これは、なんて、リアルエヴァ\n 最初に出てきた四足歩行怪獣が、まさか立ち上がってゴジラになるとは(笑)映画始まっていきなり海から怪獣が! →ゴジラなの? →四足歩行だ、ゴジラじゃないや →立ち上がった! →ゴジラやんの、視聴者への完璧な裏切り。庵野さん、コマ送りにして撮影したんですか?ぬいぐるみが動いてるみたいに見えます。目が、ぬいぐるみのそれ。わざとなの?そんなゴジラが、東京都内で突然の活動停止。なんとか駆除しようと試みるも、動くものを自動で探知、破壊するレーザービームがゴジラの体のあちこちから発射されて、自衛隊機、米軍機を全部破壊。これって、なんてラミエル?どうやって近づくか?ゴジラに近づき、倒すためのヤシオリ作戦決行。ヤシマ作戦じゃなくて??作戦決行中の挿入曲が思いっきりエヴァ。作中に登場する、ゴジラを作って失踪したとされる牧教授の最期の言葉が「僕は好きにした。君も好きにしろ」。それで、好きに作ったんですねただ、一点。石原さとみの顔で、さすがにアメリカ人役はキツくない? " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "中途半端な喜劇\n これはもう喜劇ですね。ゴジラに脅威を感じることができなかったので、パニック映画として中途半端だし、政治的批判や日本人への痛烈な皮肉が込められたサスペンス的な緊張感は、石原さとみの登場で喜劇になった。ゆえにこの映画のテーマがぼけ、どこで喜んでいいのかわからない。ほかにも、・ゴジラのVFXがひどい。・ゴジラ出現理由をあえてぼかしているのがあざとらしい。・随所にエヴァ。ヤシオリ作戦が「ヤシマ作戦」の音楽そのまま、ゴジラの初めての咆哮がエヴァ初動機発動を彷彿とさせるなど、エヴァをゴジラでやりたかっただけ。各評価を具体的に書くと・このVFXをもってしてハリウッドに対抗できたと評価している邦画界がちゃんちゃらおかしい。何かと批判されるエメリッヒ版ゴジラにも劣る。ギャレス版はポップコーンムービーとしては及第点。・ラストの「尻尾にたくさんの人間らしきもの」に対して様々な考察がされているが、シンプルに、劇中で言及されていた「ゴジラは分裂して増殖する可能性」があることを示唆したものだと私は思う。ともあれ、「謎を放り込んでおけばみんな喜ぶでしょ?」 と言わんばかりにとってつけた結末に嫌みを感じる。・ゴジラが動き回ることがほとんどないので、危機感を全く感じられない。ゆえにいくら長谷川が熱演しても、滑稽に映る。仮に制作陣が「政治サスペンスなんだ!」と主張するのであれば、モチーフがゴジラである必要は無い。日本への皮肉を内包しつつ、現状打開するため奔走する群像劇を見たいのであれば、【東京原発】などで十分。・「シン・エヴァンゲリオン」を作りたいが延期していることに対して、ファンにお詫びとして作った作品としか思えない。・石原さとみのトゥーマッチな演技はそれはそれで面白いが、「私が大統領になったら」発言にはずっこけ。あそこで微妙なバランスで保たれていたギャグの均衡が崩れた。わざとか?何となく全体的に、日本の観客がどういった点で喜ぶのかを実験しているような、また、エヴァファンを手のひらで転がしてるような嘲笑が垣間見える気がするんだよね。うまく言えないけど。牧博士の自殺の謎がなんやかんやと騒がれていたけど、単にゴジラを盗んで日本政府に恨みがあったから東京湾に沈めて、奥さんの後を追っただけだと思うけど。劇場公開時、前情報、トレイラー、それら総合的に判断して劇場に見に行かなくてもいいと判断したが、それは正しかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "だから何?って感じ\n ミリタリーファン、自衛隊ファンには良いであろう。つまらなくはないが、観る前から結末はわかっており、俳優動員数と特撮以外、何を評価していいのかわからなかった。白い画面に白字の字幕など、そもそも観客に細部まで話を理解してもらおうとは思っていないようである。また、日系三世が祖母に言及し広島・長崎の写真2枚をサブリミナル風に差し込んだことで反戦のメッセージというのは無理がなかろうか。何より、そのネイティブである筈の石原さとみの英語が悪過ぎ(いや、もしかして演技が悪いのか⁈)、他にもっと英語の上手い女優はいるだろうに、興ざめ。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "好き❗\n 特撮好きだけど、ゴジラに何の思い入れもないです。が、凄く面白かった。三回も見ちゃったよ。語り尽くされてる通り、ゴジラって災厄に対する政府の無能さと、個の優秀さで立ち向かうより、群の知恵でなんとかしちゃうって話が良い。秀でたヒーローの活躍より、個性的な群をまとめ上げる長が主人公ってのがいい。実際にあんなに若くて有能でリーダーシップ溢れた政治家がこの国には絶対にいないのが悲しいが。主役のゴジラの蒲田くん、品川くん、鎌倉さんの進化も面白いし、ゲロから火炎になり更に集束していってレーザーになる新しい描写の飛び道も凄い。イデ○ンの全方位ミサイルばりの対空攻撃なんて劇場で拍手しそうになった。新幹線爆弾、在来線爆弾はやり過ぎ感もあるが、働く車大活躍で撃退する今までにない展開にも感心した。経口投与で冷すのかよ❗って突っ込みも入れたくなるが、まぁご愛敬。尻尾の謎残すなんて、庵野監督らしくて流石だ。会議のシーンばかりとか早口で何言ってるか分からないとか批判も多いですが、不毛な会議ばかりのシーンを面白がれる私のような人間もいます。会話自体も難しいこと言っている記号として、意味を理解することが重要では無いとも思います。マスコミの宣伝効果だの何だの言ってるか人もいますが、批判されている箇所も面白がれる私のような人間も少なからずいるので、そこそこヒットしたのではないのでしょうか?何処かの誰かも言ってたけど、押井守が悔しがってるだろうなぁ " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "…\n レビュー良いのが信じられない…キャストもセリフも盛り込み過ぎでしょ。途中で観るのやめようかなと思った " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラが現代に現れたらを想像する作品\n ゴジラが実際に現代に現れたらどうするかを題材にしたヒューマンドラマで、核をテーマにした話が良かった。しかし、ゴジラなかなかでてこない。会議長すぎ・・。ゴジラって昔は子供も大人も~だったはずだが、俺が子供だったらゴジラでてこなくてつまんないで終わっただろう。大人として見ると、割とよくできてたけど、別にゴジラでなくてもよかったよーな。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "言わずにはいられない、ガッジーラ\n 家で鑑賞したので、思わず言ってしまった…ガッジーラ。主演、ゴジラじゃないの?っていうくらいに出番が少ない。会議などの場面が多いせいか、やけに時間が長く感じた。もっとゴジラが出れば印象も変わったかもしれないが、時間がたつにつれ自分の期待感が薄れていった。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 思ったより面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "2回目\n 昨年映画館で見た。改めてDVDを借りて見返した。やはり早口言葉。俳優は凄いなぁ。人間の勝手でゴジラのような生命体が出来上がり、それが人間に害をもたらしさぁ大変。総理を始め内閣はゴジラをどう退治したら良いのか会議に会議でもたついている。何事にも総理の指示が必要で最終決断と責任だけが総理に残される。ゴジラはどんどん進化し、ついに放射能を撒き散らす。いよいよアメリカや他国の力を借りなければならない状態になり、又もや日本に核爆弾が落とされようとするが、長谷川博己率いるグループがゴジラ冷却作戦を成功させる。かなり都合の良い作戦で笑えるがこれで良いのか?と首を傾げたくなる。東京の街中に冷凍ゴジラのオブジェが…観光名所になる。石原さとみの語学力アピール映画かも。 " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "やっぱり世間は信用しない方が良いのかも知れん。\n 去年、話題沸騰となり、アカデミー賞も受賞したこの映画。やっとこさ、レンタルで鑑賞しました。ゴジラシリーズはハリウッドも含め、全て鑑賞している自分としては、かなりの評判の良さに期待に胸躍らせて観ましたよ。結果を言うとだ。言いづらいけど、良かった部分もあれば、個人的には引っかかる部分のが多かったと言うのが、正直な感想。(以下長文)[良いと思った所]初代のOPを丸々拝借。(個人的にオォってなった。)建物の崩れる音、怪獣が倒れ込む音が昔の円谷特撮特有の音だった所。日本が核に頼らず、自分達の力と知恵を絞って、ゴジラと戦おうとしていた所。ゴジラの放射能線を吐くシーンで、火の海になった東京が、大空襲っぽかったなぁって所。[う〜ん、と思った所]散々言われてきてるが、登場人物のくそ長いかつ、ペラペラ何言ってるか分からん会話。映画の7割〜8割が政治や専門用語による会議や会話シーンで埋め尽くしてる上に基本、早口気味で喋るから字幕がないとマジで何言ってるか分からん。リアリティはあんのかも知れんが、正直あくびが止まんねっす。今までのシリーズより格段に長いのは確か。(まぁこういうテイストの映画だから割り切るしかないか。)登場人物に関しても、尾頭ヒロミのあの早口で無表情で無機質な喋り方に「君はアンドロイドか」と思った。たくさん登場人物がいる中でも一際浮いてる。あとカヨコ。日本語で話してんのにカタカナの単語を、いちいち英語口調で言わないでくれ。何だか見てて恥ずかしくなる。伊福部の音楽多用。別に、悪くはないんだけどぶっちゃけこの映画と伊福部の音楽は合わないと思った。(特に「三大怪獣地球最大の決戦」で使われた音楽がエンドロールで流れた時は「何でやねん、全然マッチしてねぇよ」ってなった。)なんか「どう?懐かしいでしょ?リスペクト感じるでしょ?」みたいな使い方がかえって鼻につく。昔の曲を流しまくればいいってもんじゃないぞ、庵野さんよ。ゴジラの造形や設定。最初に出てきたお目目パッチリで血を出しながら這う生物を見て申し訳ないがドン引き。変形するとは聞いてたが、これがゴジラかい…と。そのあと初代に似た姿に変形するんだが、顎外れたり、背鰭からビーム乱射したり(宇宙怪獣かよw)、尻尾から出したり。確かに今までも卵(ミニラ)があったり、空飛んだり、シェーしたり、アンギラスと喋ったり、紅くなったり、白眼だったりしてたから、まぁ百歩譲るとしても、ちょいとやり過ぎじゃないかと思った。(ちょっと受け入れるのに時間かかるなぁ、あれはww)身長に関しても、2014年版のギャレゴジが108.2mだったのに対し、今回は118.5m。申し訳程度に10mでかくするだけなら、いっそのこと150m位でかくすればいいじゃないかとも思う。映画内に入ってるであろうエヴァの要素にしても、正直、エヴァなんか全く興味がないから、どこでエヴァのBGMが使われたのかも全く分からず。ゴジラを語りたいのに、エヴァエヴァ騒がれても悪いが困る。(エヴァファンごめんよ。)[ダメダメだなと思った所]CG、これに尽きる。建物が破壊されるエフェクトはそれなりなのに、肝心のゴジラの重厚感が全く伝わって来ない。誰かも言っていた様に、マジでPS2レベルで、ジュラシック・パーク1作目の恐竜のCGに毛が生えたレベル。ギャレゴジと見比べてみれば違いは一目瞭然。ギャレゴジもフルCGだったが、ズシンとした重厚感が備わってた。対してこの映画のゴジラは動きがロボットみたいで意思も感じられず、全くと言っていいほど重み0。未だに、こんなショボい物しか作れないなら最初から伝統の着ぐるみで撮影した方がずっとマシだったろ。(てか庵野も樋口もCG嫌いみたいなこと言ってなかった?嫌い嫌い言いながら何で使ってんのさ。ツンデレ?)これを言うと「ハリウッドと比べるな、日本にしちゃ頑張ってる」ってなるだろうけど、残念ながら差異はあれど、昨今のアメコミ映画やトランスフォーマー、ジュラシックシリーズ等と同じ料金で公開してた以上、もう何も言い訳には出来ない。比べられたくなければ、それこそ日本流の着ぐるみで撮るべきだった。白組には申し訳ないが、まだまだ日本は、技術水準が低いし追いついてない。そう感じた。(2016年の時点でこれならもう望み薄。無理してCG使わない方が良い。見苦しいだけ。)長くなっちまったが総括すると、期待しすぎたせいか「話題作の割にはこんなもんか…」と言うのが全体的な印象。やっぱり世間はあまり当てにしない方が良いのかも知れん。(逆に自分には面白いと思った物が世間では評判よくなかったりするから、分からんもんだ。)でも、かつてのゴジラシリーズ30作も色んな作風があり、出来、不出来もあったからこの映画も数あるゴジラ映画の内の1本として、考えれば、まぁこれでいいかと言うのもある。この映画のタイトル「シン・ゴジラ」の「シン」は個人的には「神」でも「真」でもなく、「新」です。(長文失礼) " + }, + { + "date": "2017-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが\n ゴジラの形態が変わるのがカッコイイだけど…ラストで続きを匂わすけど、続くのかな? " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラという災害\n もしゴジラがいたらという世界観を圧倒的リアリティーで再現していて見慣れた街が破壊されるシーン等は本当に辛く思えました。他にも映画として新鮮なことが。例えば字幕ですが読めないのがほとんど!(笑)文字を見ながら話を聞くのも大変でした。というか結構いらない情報も含まれたり。おまけに演じる者の滑舌?が悪かったりたまに話し声より音楽のがでかくて聞こえなかったり。ですのでこれはBlu-ray等を買ったりして一時停止して繰り返し観るのがオススメです。幸いこの映画は僕自身まだわからない所もたくさんあるけれど様々な考察がされているほど深い作品なので何度でも観れる。そして様々な視点で観れる。作品の中の自衛隊や核兵器の問題はかなり挑戦的だったんじゃないかと思います。ゴジラ映画としてはこれはかなり出来が良いです。というか僕としてはかなりベストですので是非ともオススメします。最後に日本語ペラペラなのにわざわざ英語を話すのは何故!? " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "初見\n ストーリー重視の方は見る価値なしです。おもしろい所が何もありません。エヴァのパロディで失笑くらい。評価が高いのは「ゴジラ」が好きな人でしょう。 " + }, + { + "date": "2017-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "監督楽しんでるw\n まあよくあんなにも破壊したもんだって知ってるとこばっかり・・あの光線の吹き方興奮しかないです倒し方の斬新なこと監督楽しんでんなーってキャストが凄すぎあれだけでのためなの?ゴジラ映画がただ好きなだけで出たんだなーって人がいっぱい映画館で観られて良かったこれぞエンタメ映像楽しかった " + }, + { + "date": "2017-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "なんという群像劇!\n 「まあ、ゴジラだしな」と思って、見ていませんでした。ただいま猛烈に反省。すごすぎる。東京がゴジラによって破壊され・・・というのは昔からのパターンですが。突如現れた巨大生物になすすべもなく、首都機能崩壊した今、どうすればいいのか。その危機管理的内容が「もしかしたら、あるかも」とリアル。日程があった役者さんすべてそろえたんじゃないかという、すごいキャスティング。50音順のエンドロールって!みんな早口だし、もう画面にくぎ付けでした。劇場で見ればよかった~。 " + }, + { + "date": "2017-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "庵野監督がやりたい事やり切った映画\n 演出は基本的にエヴァ。登場人物の台詞回しも庵野節全開。わりとリアリティを追求した設定かと思いきや「こんなやつおらんやろ!」と突っ込みたくなるキャラ(主に石原)もポロポロ出てくる。何より予備知識なく観に行ったので蒲田に上陸したアイツを見て「え?コレとゴジラが戦う映画なの??」と混乱。あえて特撮に寄せたCGも良かった。白眉は熱線のシーンの絶望感と美しさ。往年のゴジラファンからは厳しい意見もある様ですが、伝統的なものも新しい要素を取り入れていかなければ衰退するだけだと思うのでこの作品の様な試みは必要なのでは?東宝もかなり思い切って決断したと思うしね。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "こんなクズ映画とは知らなかった。\n 映画館に観に行くつもりでしたが、仕事が忙しくて行けずWOWOWで観ました。行かなくて良かった。時間とお金の無駄使いに成らなくて良かったです。ゴジラやモスラなど関連映画はほぼ全てリアルタイムで観てますが、私にとって、こんなにくだらない映画ははじめてです。子供が楽しみに、この映画を観に行ったら可哀想ですね!素人が脚本と監督をしてるんでしょう。ゴジラの映画でエバを流すな!興醒めする。最後に、こんなクズ映画がヒットしたって、今の世の中変わった人が多いのですね。 " + }, + { + "date": "2017-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人類の力\n 難しい内容でしたが、そんなこと気にならないぐらい面白く、のめり込みました。ほんとにオススメです。 " + }, + { + "date": "2017-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華な出演陣。確かに面白かった。\n 豪華な出演陣。確かに面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-07-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "何を言ってるのか\n 早口でクソみたいな台詞まわしでちょっと何言ってるか分からない。スピード感とドタバタを勘違いしたらこうなるのかな?濃密さや重厚さの欠片もない三文芝居です。時間の無駄でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "クソ映画\n 昨日初めてBS見たけど面白くない本当クソ映画CGだとまるわかりだし映画タイトルにゴジラって書いてあるのにゴジラ全然出ないし倒し方も口に何か入れ動かなくなって終わり本当中途半端庵野の作る映画はみんな中途半端 " + }, + { + "date": "2017-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "劇場で観て良かった〜〜\n ゴジラ最高〜〜‼️リメイク版は数あれど、この作品は最初から最高まで夢中で観ました " + }, + { + "date": "2017-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "倒し方がインパクト大\n かなりの地味さに逆にインパクトがあった。倒し方で★一つ追加。内容的には実写版エヴァンゲリオンって感じだった。 " + }, + { + "date": "2017-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルで自分は好き\n 冒頭からゴジラの本当の怖さが伝わってくる作品。同時にゴジラを撃退という不可能なことが伝わってくる作品。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "元ネタ「日本のいちばん長い日」も観よう!\n 本作の元ネタは歴史映画「日本のいちばん長い日」と公式発表されてます。(リメイク版ではなく、67年制作のオリジナル版なので要注意)太平洋戦争末期に、政治家と軍人が「終戦するか否か」を延々と口論してた史実を基にしてるのですが、恐ろしく演出が同じです。「シンゴジつまらない。好みじゃない」って言う人も含めて、コチラもご覧になると「庵野秀明が狙ってたもの」が分かるかもしれません。もっとも、「日本の~も好みじゃない」「面白いけどゴジラに混ぜる作風じゃない」と言われたら話は別ですが…。 " + }, + { + "date": "2017-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "人がたくさん。\n 私の中で、怪獣映画史上最も人の死ぬ映画は「ガメラ3」だと思っていました。しかしこの映画はそれを上回ってきましたね。色々凄すぎて、顎が抜けるかと思いました。最高にかっこよかったですが、もう少しゴジラらしくてもいいのでは?やっぱりゴジラ映画最高傑作は「GMK」ですね。 " + }, + { + "date": "2017-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ぼくは「新ゴジラ」「神ゴジラ」を観た\n 庵野秀明の個性が光っている作品。場面転換する毎に字幕が出るところなんかは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が実写化されたらこんな感じになるんだろうなー。といった構成になっている。現代の日本の風刺も入っている。・何も決められない政治体質・対応が遅れる縦割り行政定番のゴジラのテーマ、宇宙大戦争マーチがハイライト、要所で使われていたことは高く評価している。「いまゴジラ映画を観ている」って気にさせるよな。単純に怪獣映画として見ると物足りない暴れ回り方だったな。(怪獣VS怪獣の怪獣バトルは無し。)ぼくが観てきた怪獣映画の中で最高の出来であった。 " + }, + { + "date": "2017-06-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "「ゴジラ」関係無いじゃん(笑)\n 別にゴジラじゃ無くても何でもいい。地震、台風、竜巻、津波。災害が起きた時、国会の対策会議はこうなるであろうと想定、国会議員の右往左往が見られる映画。会議中のシーンではトイレに行っても何ら問題無く見られたくらい、ダラダラストーリーでした。 " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラはおまけ\n 登場人物はかなりデフォルメされたキャラと感じました。ギャグに近い。とは言え、コメディではないのは言うまでもありません。いたって真面目にゴジラ対策を行っています。ここがポイントで、ゴジラを自然災害的に捕らえ、現在の日本がゴジラと戦う場合という感じで、話がグングン進んでいきます。それゆえか、ゴジラが恐怖の対象というよりは、分析対象のようになっていて、怪獣映画とは一線を画す出来だと思います。(※怪獣映画が悪いというわけではないですよ) " + }, + { + "date": "2017-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野監督にしか出来ないゴジラ\n 誰でも気付くであろうBGMもそうですが、演出やセリフの1つ1つまで庵野監督らしさが出ています。初めてゴジラを見る人にとっては比較対象が存在しないので、作品として先入観が一切無い状態で見る事が出来るのと、特撮があまり好きではない私でも楽しめました。エヴァが好きな人は、些細な演出やセリフでもニヤニヤ出来るかもしれません(私もいくつかありました)そして、現代版ゴジラと言っても過言ではないと思いました。初代ゴジラの制作は戦後で、60年ぐらい経過しています。その間に時代が変わり、当時、無かった物……平行して走る多くの在来線、超高層ビル、そしてスパコン等々。これらは初代ゴジラが制作された頃は絶対に無い物で、ゴジラを倒す上で絡んできます(他にもデジカメやスマホ、動画サイト等々……街並みも当然現代ですからね)新しい要素を取り入れ、CGを駆使し、初代を超えたかは比較していないので解りませんが、単なるリメイクではない新しいゴジラ、つまり、タイトル通りシン・ゴジラだと感じました。VODで見終わってから、4DXで見に行けば良かったと後悔しました。 " + }, + { + "date": "2017-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラがメインって言うよりは人間ドラマ的な要素が多かったかなぁ。楽...\n ゴジラがメインって言うよりは人間ドラマ的な要素が多かったかなぁ。楽しめました! " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "圧倒的緊迫感とゴジラの神々しさ\n 冒頭からすぐ海上にゴジラが出現し、そして上陸、破壊、進化…と息つく間もなくゴジラが東京湾へと一旦引き返す。ここまでの展開でもかなり台詞が多く、読んでいる時間が無いような字幕も多く登場し、非常に疲れましたが、ここまでの緊迫感や恐怖感がとてつもなく現実的で、面白いよりも怖いという感情が非常に強くのしかかって来ました。舞台が日本だからかもしれませんが、今現実に起きているのではと思う程の臨場感。これで私は本作が一気に好きになりました。掴みはOKとはこういう事でしょうか。以前公開された「クローバーフィールド/HAKAISHA」という作品でもこれと似た恐怖や興奮を感じましたが、こちらは「それ」が来るまでにかなりの時間があり、時間をかけたことでリアリティーが増したともとれますが、やや退屈になりかけました。それに比べ本作は冒頭からいきなり画面に釘付けになる。観賞後に一番印象に残ったのはやはり冒頭。本当に怖くて凄まじかった。それ以降も想像以上の面白さで119分があっという間でした。ゴジラよりも人間にスポットを当てた展開となると絵的には地味になりますが、必ず「絵」だけではない引き込ませるものがあるので、流石抜け目ないなと思いました。CG技術だけではハリウッドには遠く及ばないですが、そういう緻密な構成では負けていません。むしろ勝っていると思います。時折ゴジラが神々しく描かれて格好よさを通り越して美しいとさえ思いますが、少々動きが少ないのには残念。やはり、「蒲田さん」の愛嬌で知られ、ぬいぐるみにもなった第2形態がベストか。個人的に、2016年で満足度は上位の作品でしたが、後半のゴジラとの戦い方が現実的ではなくて残念でした。これまで現実的な展開だったのにも関わらず後半のそのシーンはアニメや漫画的なものに思えてしまいやや引いている自分がいました。よって、難しいところではありますが、私は2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の方が好きです。こちらは「キングコング 髑髏島の巨神」から本格始動したモンスター・バースなので、今後の展開にも目が話せず、東京オリンピックよりも楽しみで仕方ないです。本作に続編が出来るのかは分かりませんが、公開が決まればそちらも外せないですね。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧倒される映画\n 視聴:3回目推薦:みんなに見てほしい感想:ゴジラを改めて創った尖った映画でした。劇場で二回も見てまた見ました。圧倒的なボリュームを息づく暇もない緊張感の連続で、様々なテーマを重ねて映し出してます。シリアスな空気感にちょいちょいギャグ演出が入っているところでバランス取っているようですがこれは意見が別れるでしょうね。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "怪獣映画ではなく、政治映画。 内閣総辞職ビームは衝撃的かつ悲劇的か...\n 怪獣映画ではなく、政治映画。内閣総辞職ビームは衝撃的かつ悲劇的かつ絶望的。とてもいいテンポでまったく飽きず、集中力が途切れない。固まったゴジラは福島原発そのもの。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "それほど・・・\n 結構レビューはいい点数が多いけど、そんなに良かったかなぁ〜(^^;劇中のセリフで誰かがゴジラを見て「ただ歩いてるだけだよな」って言ってたけど、まさにその通り。派手なビルぶち壊しもないし、イマイチ迫力に欠けてた。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに庵野監督の作ったゴジラ\n 大興奮でした。まず、ゴジラが不気味で怖く、強い。これが良かったと思います。ゴジラが強いからこそ、このあとどうなるんだろう、こんなのに勝てるのだろうかとドキドキして、反撃時にはワクワク感と息を飲む緊張が味わえたのだと思います。また、政治家や官僚の淡々とした会議シーンも絶望感・無力感・焦燥感を掻き立てゴジラの強さを引き立てていたと思います。さらに、自衛隊の攻撃もかっこよかったです。日本を代表するF-2や10式が出撃するシーンは胸が熱くなりました。演出については庵野ワールド全開で好き嫌い分かれそうですが、このシン・ゴジラにはマッチしていたと思います。残念だったのは、やはり石原さんの演技が浮いていてそこだけ臭くなってしまったところだと思います。なんだか他の役は映画を撮っているのに、一人だけ演劇をやっているように感じました。また、最後の作戦。ヤマタノオロチを酒で酔わせるのになぞらえたのはわかるけど、経口投与って横から漏れるし飲み込んでくれないんじゃないかと思っちゃいました。絵的にも間抜けだし。例えば口の中だけ柔らかいから口の中にパイルバンカーで傷をつけて、そこから無理やり薬液を注入するとかって感じならもうちょっとかっこいいシーンになるかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "オトナの本気の悪ふざけ。\n 大人の本気の悪ふざけ。庵野監督を筆頭に、頑固な拘りを持ったスタッフ・キャスト陣が集結した奇跡のような作品。思ってたのと全然違ったよ、こりゃあ賞を総舐めにする。カメラワークが秀逸。あと余貴美子がよい。長谷川博己の良さにも気づいた。2回観たけど一度も最初から最後まで集中して観られたことはなかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "坂の上の雲\n 過去のゴジラ作品はひとつも見たことがなかったし、エヴァンゲリオンも見てなかったけれど、いろんな人の感想を読んでいたら興味がわいてきて、公開前はまったく関心がなかったのにという、あまりない経緯で見に来た。個人的な映画の分類なのだけれど、見方がある程度限定される作品を「閉じている」、多様な見方ができる作品を「開いている」とよんでいて、その意味ではこの作品はとてもよく「 開いている」。「君の名は。」がかなり「閉じている」のと好対照(?)だ。多様な人がこの作品に多様な視点から感想を述べているし、なにより述べたくなるのもよくわかる。僕はブラタモリ、タモリ倶楽部の視点と、石原さとみのAEONのCMの視点から見た。そしてキャストがよくて、大河ドラマの視点からも見た。「坂の上の雲」を見てる気分だった。 " + }, + { + "date": "2017-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好き嫌いは分かれるんだろうけど好き!\n クローバーフィールドを観た時の感動!新しい怪獣映画だった!お涙頂戴の心情描写に走ることなく、有事のリアリティを大切に描こうとしているこだわりが伝わってきた。場所や人物が少ないだけにややもすれば薄っぺらくなりそうなギリギリのところを演出で楽しめた。よかった。色んな監督のゴジラを見たくなった。 " + }, + { + "date": "2017-05-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "2016年大問題作\n この映画去年不自然極まりなかった作品の一つです。低評価の作品は基本レビューしていませんでした。何故なら心をへし折られるからです。この作品が犯した罪は大きい。大きく3点にまとめます。問題1:過剰なマスコミ気持ち悪いくらいの番宣。番宣と言う生易しい物ではない。過剰なもので長期に及びます。一番驚いた事は真面目なニュースの質問に対しコメンテーターが全く関係のないシン・ゴジラを年末頃ぶち込む等、目も当てれないほど強引なねじ込みや宣伝をしてきます。JAROに訴えられるんじゃないかと言う程酷い物でした。こちらとしては一体いくらで買収されたんだい?と思う程でした。分かりやすい例として2015年ゴジラとは関係ありませんが、〇〇ギャルという映画がありました。若年層に徐々に口コミで広がり次第に劇場を埋め尽くすほどの人で溢れました。そして放映期間を伸ばしていきました。これは劇場ファンとしては微笑ましい光景でした。シン・ゴジラに強い違和感を感じる。問題2:作品会議室でずっと話をして、携帯電話でくっちゃべるだけの映画。年末劇場で嫌な思いをしたので、ほぼ忘れています。他人の会議や携帯電話で通話しているのをずっと見るが好きな方にはお勧めの映画かも知れない…寝ると思いますが。スピード感も何もなくダラダラと言葉も出ません。問題3:劇場この作品ともう1つの作品が大型スクリーンを2016年ほぼ独占しています。いつまでもシアター1~3を独占し他の作品はシアター4~小さいスクリーンになります。例え公開初日であっても小さなスクリーンに移動させられます。まぁそれが戦略なのでしょうが、あまりにも酷い。日々生まれる新しい作品の芽は摘み取られてしまいます。昨日記事でシン・ゴジラ過去最高利益記録!というものを見ましたが、当たり前だよあそこまで独占しマスコミをまるで買収したかのようなお祭り状態だと。感性の違いはあります。それは十分承知しております。しかしマスコミの手のひらで遊ばれていないか?私はこの作品が良いなんて欠片も思いまいません。ゴジラと言うブランドとマスコミの印象操作もかなり露骨。そしてエヴァンゲリオンとは当然切り離して考えなければ行けない。これを眠気なしで観れるのか?どこが良いのか今も理解すらできないですね。高評価に流されていないか?疑問だらけ。次回作があっても観ない。基本は観たい映画を観たら良い。自分が良いと思えば良い!私は観たい映画では無いのに神輿に乗ってしまい。私も売り上げに協力してしまった。便乗してしまった。二度とこのような事が無いように私自身反省しなければなりません。今年は健全で安心できますけどね。やっと普通のフラットな映画館になりましたね。 " + }, + { + "date": "2017-05-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "日本の限界を感じる作品\n はっきり言うとつまらない。こんなものを見て喜ぶのはゴジラファンだけだろう。映像に関しては、まずCGのレベルが悲しい、頑張ってはいるものの、CGだとわかってしまう、つくり込みが足りていない。こんな場面必要か?と感じるシーンやアングルが見受けられた。特撮に関しても、一昔前のゴジラのほうが思い切りがあってよかった、特撮の温かみがあった。これは中途半端だといわざる得ない。ストーリーについては、誰の目線で見ればいいのか終始迷う。キャラクターを出しすぎだと感じた、そのため誰に感情移入すればいいか分からない。ゴジラの目線にも立てなかった・・・また政治家のやり取りが多いのだが、そのやり取りで話をややこしくしすぎて長くなり、簡潔にまとめられていない。誰がこんな場面を長々と見たいのだろう、ストーリーの疾走感がなかった。重要人物の博士の話などをその分してもよかっただろう。分かりやすさにかける点、流れるように見れない点で洋画には勝てない。キャストの演技だが、古参の方々以外は見るに耐えない演技力、キャラの作りこみもひどい、石原里美の演じる役など浮きに浮きまくっていて見るに耐えなかった。緊急時の場面でも、焦った演技に危機感がない、動きが少ない、よって生死を分かつリアリティがなかった。海外の俳優の演技のほうが何倍かましだろう。また、いつも思うのだが舞台俳優のほうが演技力がありそうなものなのだが、なぜ日本は半分アイドルのような俳優ばかりキャスティングするのだろうか。結果、演技力が足りていないことになるのに・・・有名な俳優を使わなければ映画が話題にすらならない、日本の映画業界の悲しいところだ。そのほか細かく気になった場面はいくつもあるが、見て喜ぶのはゴジラファンだろう誰でも楽しんで見れるかといわれればNOだ、ファン以外は我慢が必要になるだろう。そしてゴジラというビックネームを使ってもこれくらいしか出来ないと感じ、日本のSF映画の限界を感じた。 " + }, + { + "date": "2017-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おじさんたちのやり取りがよかった。\n 特撮物が好きな訳ではないし、これまでのゴジラも知らないから特に興味はなかったけれど、話題性だけを頼りに観てみた。評判通り、震災を彷彿とさせる場面がいくつもあって、たしかにこの時期にこういう作品が作られた意味みたいなものは考えさせられた。ゴジラの皮膚の裂け目が気持ち悪くて、蠢き方とかもリアルで、次々に破壊されていく都市の映像も迫力があって、圧倒された。私が特に引き込まれたのは、政治家や研究者、自衛隊の人たちのやり取り。名優のおじさんたちのいい味が出てる上に、政治家特有のちょっと呑気で間抜けなかんじとか、女性大臣の剣幕とか、すごいリアルな内閣だった。スピード感のある会話のテンポにすぐ引き込まれた。ゴジラの尻尾の意味は色々考えるけれど、結局は最後まで人間が絡んで生まれた害獣ということが言いたいのかな、、、と。でも、教授も絶対ゴジラとともにあるとも思う。 " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "あくまでこれは\"特撮\"もの\n 特撮映画は殆ど観た事がないけど、話題になったのと少し興味もあったのでレンタル。周りの評価が良かっただけに僕的には残念でした。緊急対策本部的なの作ってるけど、こんなにのんびりしてるものなのか?ゴジラが町を破壊した後の二次災害やその後の対応とかも観たかったな。東京壊されてるんだよ、もっとパニックになると思うんだけど。リアルに作ってるけどリアリティに欠ける、そんな映画。少なくとも僕が期待してた、ゴジラが出てきた時の国民の恐怖、被害者の心情、日本の行方とか、そういうの期待してるとガッカリします。あくまで特撮映画ですので。観方を間違えました。 " + }, + { + "date": "2017-05-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ザ日本\n 非常にいい映画縦割り行政がよくわかる " + }, + { + "date": "2017-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "破壊シーンの素晴らしさ\n ・さまざまな意見がありそうだけど、怪獣好きとして重視するのは、もちろん街破壊シーン。シンゴジラの破壊シーンは少な目だけど満足。特に好きなシーンは、完全体になって上陸後、足でズコーンと建物吹き飛ばす所。CGの予算は限られていたはずだろうから、ほんと頑張ったんだろうな~・はっきりと解決しない要素や、謎のあるラストシーンも好きだった。・特撮シーンは、これから何度も見返すと思う。 " + }, + { + "date": "2017-05-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ある意味リアル?\n 今の危機感が無い日本ならあり得そう。現に、北朝鮮のミサイルに対しも、唯のワイドショーのネタになってるし・・・変わった切り口という意味で、エンターテイメントとして面白い。ただし、子供はがっかりしそうだな(政治のグダグダ感はわからんだろう)。 " + }, + { + "date": "2017-05-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "怪獣よりも人間が主体の作品\n 話題作品という事でじっくり鑑賞。アングルを変えて防衛に翻弄する各役人の活躍を描く大人向けの作品。チョイ役で出演している俳優さんが多数いますが、出演ごとに役名のスーパーが煩わしい。劇中、米国や仏国が支援しておりますがグローバルな映画を目指すなら、中国や韓国等の隣国や露国等が日本を救済するような行為を入れた方が作品を通じて国交が芽生えたりするのに残念です。それと都市を怪獣が練り歩いて破壊したりするのに、大火が起きないのも不思議。細かさを更に取り入れば、ボク的には★4です。 " + }, + { + "date": "2017-05-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "贅沢なまんが\n ゴジラが出現してるシーン以外画面観る必要ないよね。映画ってさ観て楽しむものでしょ。でもこの映画……ゴジラが出現してるシーン以外(ほとんどない)ほぼ誰かが喋ってるだけで、しかもほとんど同じカメラ割りだから画面観る必要がないんだよね。まんがだったらセリフを誰が喋ってるかわからないといけないからそのキャラクターがそこに必ずといっていいほど描かれてるでしょ。でも、映画だから……いや音声があるからその必要ないんだよね。だからこういうセリフばかりで映像に変化がない作品って映画好きにはつまんなかったんじゃないかな。まんがや小説好きなら、なんかリッチな感じで楽しめたんじゃないかな。でも、映画はやっぱり観て楽しむものでしょ。 " + }, + { + "date": "2017-04-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "なんだか・・\n 爆発的な人気だったので、観に行った。でも、怪獣映画としては駄作かな・・・会議のシーンが多く、それもなんだかつまらない内容。エヴァちっくな作りで、それもどうかと。。。怪獣シーンが多いと、楽しめたと思うんだが。 " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "なんとも\n 肩透かし…。前評判を意識しての期待しすぎたのか、ただ残念無念また来年。 " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最初のゴジラ可愛い\n 私は恐らくこの作品で亡くなったでしょうね笑。それは置いといて、最初のゴジラ可愛くないですか。爬虫類好きな私にはキュンと来てしまいました。あの可愛い目は反則ですよ。もしゴジラがペットだったら何を食べるんでしょうね。肉?魚?放射能?・・・。放射能だったら飼えませんね・・・。残念です。 " + }, + { + "date": "2017-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生々しい感じがまた素敵\n 面白い、確かに面白い。かつてこう言うこだわりの作品ができないかと思ってたが、とうとう、その様な作品と出会えた。とても、程度の良い娯楽作品、価値に見合う作品でした " + }, + { + "date": "2017-04-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "歴代最低のゴジラ映画\n っていうかゴジラ映画じゃないよこれ。別物のロボット怪獣映画だよ。歴代ゴジラをリスペクトせずとことん馬鹿にしてる。これのファンってシンゴジラが手を使ってない歩くしか能がないって言ったら初代がそうだったってほざくんだもの。あのさー初代はシンゴジラよりも動いてるし手はちゃんと使ってるってーの。CGがうまく使えないからってビーム撃ちまくりで誤魔化すクソ映画なのに日本アカデミー賞ってどういうこと?こんなクソ映画よりももっと賞にふさわしい映画があっただろうに残念だわ。正直☆0にしたいぐらいだけどしょうがないから☆0.5で。ホントにね、よく見たらわかるよ。上陸シーンなんてマジで手を抜いてるでしょ。過去のゴジラなら水中から出てくるシーンは定番中の定番だからね。コレを見るぐらいならエメリッヒ版ゴジラ見た方が楽しいですよ。 " + }, + { + "date": "2017-04-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "食わず嫌いで観てなかったけど、、\n 劇場で観たかった!スクリーンで観たかった!「石原さとみの英語がー」とかどうでもよくなるくらい面白く観れましたε-(´∀`; )オススメです! " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "予想通りの日本映画\n 予想はしていたが悪い意味での日本映画でガッカリだった。最悪は、「状況説明的、長セリフ」のオンパレード、ウザイ!そこを早送りすると、アレっと思うほど、主演ゴジラの出番が少ない。音楽にも、シーンにあったメリハリや、表情が無い。そうか、本作はゴジラを題材にした政治映画、と言うなら納得もいくが、キャストはみな、表情が力み過ぎ。一糸乱れぬ自衛隊の一斉放火も、今や中国風で笑えるしゴジラの動きもぎこちない。2014年製作ハリウッド版ゴジラ中、ゴジラがシスコに出現した橋の上のシーン、最強の米軍ですらあの慌てよう、と言うのが本当だろうし説得力がある。あのシーンは何度見ても面白い。今一度、ハリウッド版「GODZIRA・2014」を観て、猛省を促したい。少なくとも、円谷ゴジラは見せるゴジラで楽しかった。 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "暇つぶしにはいい\n 話題作といことで鑑賞超超官僚的な政府の対応が滑稽ゴジラがでてもおもしろおかしく動画実況してるもの、写真を撮るもの、逃げるのにカバンを大事に抱えてるもの。ミサイル撃つのに許可伝達とかw " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "初めてのゴジラ観賞。巨大不明生物への緊急対応だけで、息もつかせぬ1...\n 初めてのゴジラ観賞。巨大不明生物への緊急対応だけで、息もつかせぬ120分。うん、パニックムービーとして合格だ。科学も、政治も、防衛も、それらしい単語を連発するだけで、全部添え物*1*2*3。タイアップ曲も、売り出し中の若手俳優も、友情・恋愛・笑い要素も、一切なし。神(God)の力を持つゴジラの進化と迫力がすべてで、それでいいのだ。わけがわからなくても、ここは作り手の言うこときいて観よう、と思わせるパワーとリアリティがある。ここまで潔く突き詰めてくれれば、1800円出す価値はある。8点P.S.立川の映画館は、朝から満員御礼で、チケットとれたのは15時の回。座席指定制なのに入場待ちしてしまう一人客の行列。休日とはいえ人気ありすぎ。たまたま、都心壊滅で臨時政府が置かれた立川だったから?関係ないよね。*1)新放射性元素、細胞構造分析、スーパーコンピューター、*2)巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)、国連安保理決議、、*3)自衛隊、在日米軍、核兵器、、P.S.2「 ピザーラ」の社名の由来は、ピザ+ゴジラ。30年前にドミノ加盟を断られた日本人が、自ら開業し、アメリカ発2大チェーン「ピザハット」「ドミノ」に並ぶ日本発の3大宅配ピザへと成長。豆チ。ソースはめしばな刑事。P.S.3 日本て国は、個でなく集団で一丸となってがんばれるからスゴいんだ、みたいな賛辞があるが、それは的外れ。戦略を立てて指揮する個(=ヤグチ)がいてこそ集団は機能する。権力と知力の両方あるリーダー群がいなかったから、先の戦争で、(勝ち目はないにしても)うまく負けることもできなかったんでしょ。 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "使徒?\n ゴジラすげー、つえー、そんな作戦ありかよ!なんだよその方法!という感じで楽しめるエンターテイメントしょっぱいCGや、豪華キャストの下手な演技とクソ英語、聞き取れない(聞き取れなくていい)偽蘊蓄、いたずらに考察を誘う謎演出、全部込みでネタとして楽しめということなんですかねともかく、ノリも展開もエヴァンゲリオンそのまま。新手の使徒「ゴジラ」。 " + }, + { + "date": "2017-04-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "個人的には好まないが・・・\n 楽しいが個人的にはあまり好きではない作品だった。ただ、さとみちゃんがカッコイイ!! " + }, + { + "date": "2017-04-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど\n 普通の怪獣映画とは違う、緊張感とイライラが合間って、あっという間に見終わった。映画で見たら、迫力があっただろうと思う。石原さとみである必要があったのかが、よく分からないかな。 " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エヴァ・ゴジラ\n 特撮ファンです、エヴァファンです。ウルトラセブンファンです。日本の着ぐるみ怪獣はあまり好きではないです。平成ガメラは大好きです。こんな私向けに、ドストライクな映画を作ってくれて大感謝です。監督が違うと、演出その他が変わり、今までにはない面白さです。でも、感性が違う人にはこの面白さは伝わらないかなあ。周りの人にはお薦めしていますけどね。でも、日本人以外には受けない演出ですよね。 " + }, + { + "date": "2017-04-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "面白いよね\n あんまり難しいこと考えんでも単純に面白かったですよ。てきと〜に感想を書きなぐってる身としては素直に楽しめばいいじゃんと思いますけどね。別に難解なつくりではないよね、セリフは硬くて難しいやり取りが多いけど、簡単に怪獣とか街襲ったりする映画いっぱいあるけど、実際に起きたらどうなるか?簡単じゃないぞ、これだけ混乱しまくってしゃれにならないんだよ。というのを可能なかぎりでも分かりやすくおそらく可能なかぎりリアルに近く描いていると思う。私は怪獣じゃないが(当たり前だ)震災は二度食らった。幸いどちらも大した被害はなかったが、災害というのはあまりに不確定要素が多い。こうだからこうなるなどと解れば犠牲者は最小限ですむ。この映画はそれを未知の大怪獣に置き換えてかなり緻密にみせている。燃えるじゃないですか。今も東日本やさらに熊本、あれやこれやの災害いろいろ起きてるなかで、こうした内容の映画を楽しむ。というのはどうなのかなとは気にはなったけどね。あと、かなり頑張ってますがやはりアクションというかCGか特撮かもう少しかな〜と思って満点にはしませんでした。でもあれだね、庵野さんはこういう組織同士のあれやこれやを描くとやっぱりすごいね。どこまで本当に近いのか知らんけどエヴァでも度々そういう場面があったけどもうでもあっちは手におえねーべ、エヴァはもう私も収拾がつきません。もう勘弁して下さい。と謝っちゃえばいいのにかわりにこんなに面白いゴジラ作りましたから、でいいと思いますなあ。 " + }, + { + "date": "2017-04-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新しいゴジラの世界を感じました!\n 始まりからゴジラが出現!その為、緊急対策本部の政治家たちが、真剣に話し合うシーンからのスタートでした。奴は何者なのか、撃退するのか、捕獲するのか、様々な話し合いが行われますが、想定外のことばかりで収集がつきません。お偉い方が肩寄せ合って話し合い、どうにか自衛隊の攻撃開始まで漕ぎ着けますが、結果は散々なものでした…。まさか、総理大臣までもが命を落とすとは思いもしませんでした。国民の安全も確保できず、国の安全も保てず、アメリカやフランスが色々と責められてしまう日本…。それでも時間は刻々と過ぎて行き、ゴジラはどんどん進化を遂げて、最強になります。最終的に、科学の力によって冷凍凍結に成功しますが、彼が爆撃によってやられて行く姿を見ていると、なんとなく可哀想な気持ちを感じました。必死になって戦っているゴジラですが、これは人間が生み出した犠牲生物なのですよ…。そう考えると、なぜ戦わなければ行けないのか分からなくなります…。所々、音楽やらカメラワークやら、エヴァンゲリオンの雰囲気を醸し出していますが、これが庵野監督らしさなのかもしれません。たくさんの粘液を排出しながら進むゴジラ。新しいゴジラの姿を垣間見た様に感じました。 " + }, + { + "date": "2017-04-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "70点\n なんでそんなに評価が高いのかw日本のリアルな対応はすごいよかった!ただCGうんちやった。豪華キャストにしては演技力も微妙やし。そんなに評価高いかw " + }, + { + "date": "2017-03-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "頭がフル回転\n 初めて観るシン・ゴジラが発声上映でした。正直、字幕があって本当に良かったと思います(笑)一度に入ってくる情報量が多く、字幕があっても常にフル回転状態。これは1回だけでは分からない部分がたくさんあっただろうなと思います。とは言え話の筋は一貫しているし、情報も整理されているのでワケがわからないということもなく非常に楽しめました。ゴジラとの戦闘シーンは圧巻。時折見せる遊び心もニヤニヤしてしまいます。これはリピートしてしまうのがよく分かる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もう一度見たい\n と思える映像があった。とても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-03-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 14, + "review": "ゴジラ映画なのか?\n 別にゴジラにとことん詳しい訳ではない。が、常人より知識はあると思う。まず最初に言いたいのは、この映画は実写版エヴァンゲリオンと言っても過言ではないのだろうか?劇中嫌と言うほどあちこちに、エヴァンゲリオンのオマージュが散りばめてあった。例えばキャラ。ただでさえそう思ってしまう。そして個人的に頭に来たのはエヴァのBGMである。曲名は分からんが(たしか元TV番組ほこたてに使われてたやつ)何故これをゴジラに流す必要があったのか?言い換えてみれば、例えば、スターウォーズの新作にスティーブン・スピルバーグが監督になったとしよう。多少ジュラッシックパークやETなどの感じがあるのは仕方ないとは思うが、劇中にETのテーマが流れたらどうだろうか?やはり別の映画として見たいものである。それなのにシン・ゴジラはこの様である。次に言いたいのはCGの下手くそさである。第二形態のあれは何だ?思わず劇中笑ってしまった。怪獣対策映画として見ればかなり楽しめた映画であった。自分もその面で思い直せばかなり、いや傑作に近かったであろう。が、自分が見たかった映画はゴジラなのである。確かにゴジラ映画ではあるがエヴァンゲリオンを見ている感がどうしても拭い切れない。また、主人公も誰か分からないのも残念。人間達の会話シーンが長いことから人間達主役なのであろうが、明確に主人公が誰かよく分からなかった。ゴジラなのか人間なのかハッキリしてほしかった。恐らくだが、庵野秀明が監督になってなければエヴァンゲリオンファンなどは見に来る人は多くなかったと思うし、ここまで絶賛はされてなかったのであろう。どうしてもネームバリューでヒットしたとしか思えない。第四形態の破壊っぷりは見事であるが、シトなど言われてるようだし、何だか気分が悪くなってしまった。そしてこの映画を絶賛している人はエヴァンゲリオンファンかゴジラ初心者ではないであろうか?ここまで50%エヴァンゲリオン、50%ゴジラの映画を見せつけられても反応のしようが無くなるほど残念であった。強いて良い点を挙げるなら、やはり日本に巨大不明生物が上陸したらどう立ち向かうか?というところを見事に描いたとこであろう。がゴジラでそれをする必要があったのか?とつくづく思ってしまう。ゴジラは怪獣映画ということになんら変わりはないし、怪獣対策シミュレーション映画に変貌する必要ではないと思う。良くも悪くも所詮ヲタク向けの映画かな?と思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-03-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シン・ゴジラ\n 全体的に良かったけど、完全にエヴァンゲリオンの様な演出でしたね新幹線や列車がゴジラに突撃するシーンが凄くて、まだ日本は負けてないぞって感じがします。あと、あの謎めいたラストシーンなんか散々ネットで叩かれましたね。庵野監督の何かしらの伝えたいメッセージでしょうかね。 " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ?\n エヴァの実写版でいいのでは?(笑)最強の使徒の名はゴジラ! " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "DVDで鑑賞\n 日本人的な、決定が遅いとか、研究開発は実は、という、あるある的な諸々を反映させたのね。ゴジラというよりは、日本人がテーマの映画かな。 " + }, + { + "date": "2017-03-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "在来線爆弾!\n 実写版エヴァンゲリヲン×東日本大震災 的な作品。かなり面白かった。中盤から流れるティンパニーがまさにエヴァ。テンション上がる〜!! " + }, + { + "date": "2017-03-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "負けます\n 負けますけど面白いみんな観よう " + }, + { + "date": "2017-03-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "『わからない事』に向き合う美しさ\n ゴジラが東京をぶち壊すシーンなど、様々な素晴らしいシーンは山の様にこの映画には詰まっているけど、一番感動したところが、超偉い人や、頭がいい人でもさっぱりもってわからない事に、皆が超真剣に向き合うシーン。そこが本当に美しい。生きていると突如出てくる『くっそわからない事』にたして、全力で向き合って行こう。そう思える素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "「ゴジラ」っつうか「ネコ」っつうか・・・\n 劇場では途中で寝てしまった「シン・ゴジラ」をレンタルで改めて観た~ら、また途中寝ちゃったので、一応巻き戻しながら一通り観た。いやー、とにかくつまらない(笑)。深読みできるインテリには見所満載なのかもしれないが、こちとら「暇つぶしがてらの娯楽目的」である。公開当時は新聞でも「社会派作品」のような取り上げ方をされていたように思うけど、なんだか全てが安っぽい。僕はウルトラマンも含め、余り「怪獣もの」に興奮しない人なので、そもそも相性が良くないのかもしれないけれど、小学1年のときに劇場で観た84年版の「ゴジラ」は迫力があって怖くって、でも武田鉄矢のホームレスがコミカルで面白かったという記憶はある。(最近CSで観たけど、当時の気分を再確認できた)ところが本作はというと、僕は作り手の「趣味の域」を出ていない感じがした。役人が総理も含めてどこか「ノリが軽い」し、深刻そうな人たちは常に「深刻」。役人たちの群像劇の筈が、全体的なトーンが「一枚岩」な感じがして奥行きが感じられない。「えっ、怪獣?やっぱり怪獣なの?あ、そうなの・・・」果たしてこれが本当に「大怪獣が現れたときの人間の自然なリアクション」かなぁ?それから、「一般人の目線」でのゴジラへの恐怖感も余り伝わってこない。3.11の震災のときに感じたような危機感や絶望感や喪失感は、この映画からは感じ取れなかった。(蒲田の騒動の翌日には、何事も無かったかのように通勤電車が普通に走って、『おはよう♪』とか言って学生らが登校しているってのも・・・)う~ん、やはり「エヴァっぽい」・・・。あと、この大惨事において「非常に大きな違和感」として感じたものがある。「火災が全く発生しない」消防車やパトカーの姿はおろか、サイレンのひとつも聞こえない。あれだけ電柱がなぎ倒されて(たっけ?w)、建物や車が押し潰されているのに、一向に「火の手が上がらない」のである。阪神淡路大震災のとき、上空のヘリからリポートするリポーターが炎で真っ赤に染まる大阪の夜景を見て「まるで空襲のよう」と表現したが、それに比べ本作が危機感や恐怖感に乏しいのは、恐らくこのためだろう。一方、「主役」のゴジラ。やっぱり「CG感」が半端ない。(脳内補正も追いつかない実写との整合性の悪さ)特に蒲田をグニグニ進んでいた第2形態は「悪い冗談」としか思えない気色悪さ。リアルとかでなく、ただ単に「キショい」。そして再び鎌倉に上陸した際は、「(さっきまでの姿は)うそうそw、ゴメンネ♪」と言わんばかりの本格的な出で立ちで現れるゴジラ。・・・シッポが立って揺れとるがなっ!!!ゴジラというよりは「ネコ」に近い。このゴジラに「ニャ~ン♪」という鳴き声を重ねても、全く違和感を感じなかったと思う。そして相変わらず「通常兵器が利かない」。散々やりつくした「人類の手に負えない強靭な皮膚」を本作もやってしまう。この強靭な皮膚の「つま先」に山手線を「(律儀に)11両編成で突撃させる」意味が分からない。(上下線を無視してカラフルな在来線が一斉に走る姿に、鉄道ファンやJR関係者の方々は何を思うのだろう?)無駄に連結したまま高々と迫り上がる在来線。実際の列車事故に比べて、かなり「ちゃち」である。そして作戦開始とともに流れる「宇宙大戦争マーチ」。もはやこの映画を「まじめに観ればいい」のか、それとも「コメディとして捉えればいい」のかが分からなくなった。そんな僕の迷いをよそに、庵野監督は完成した本作を観ながらこう思ったのだろうか。庵野「やっぱり『ゴジラ』はこうでなくっちゃ♪」~と・・・。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ出現のシーンだけ!!\n 上映当時からとても気になっていてやっとレンタルが始まり見ることができました。開始10分の印象は「めっちゃ早口言葉やないかーい!」笑。政治家の会話がテンポよく進みますが、情報量が多すぎて字幕付きでやっと解釈できました。集中してみないと、言葉が理解できなくて少し大変でした。でもゴジラとの戦闘シーンは迫力があって見入ってしまいました。このシーンは映画館でみたらすごいだろうなって!今の日本にゴジラが上陸したらこんな風になるのかなーと、リアリティのあるシーンが多くて面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 11, + "review": "これが日本アカデミー作品賞なのか\n 第一形態のゴジラなんじゃこりゃ漫画みたい思わず笑ったま、最初から引き込まれる作品ではないな画面の色彩も黄色が強く見る気も失せるストーリーも単純もうゴジラ映画はハリウッドに任せておきましょ日本の監督ではダメでラストのゴジラの尻尾の先の意味は…続編を作るつもりなのか作らなくていい " + }, + { + "date": "2017-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の総力をあげての対策\n 遅ればせながらの視聴。従来のゴジラシリーズとはまた違う作品。リアリティ性もあり、ゴジラ≒厄災とも置き換えられる。大人の作品ではあるが、エンタテインメント性は十分。日本の総力をあげての作品という感じが否めないな。 " + }, + { + "date": "2017-03-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "まあまあ\n 怪獣映画には元々興味はなかったが、上映当時、評判が良かったため、遅ればせながら見てみた。個人的には、それほど「面白い!」という程でもなかったが、早いテンポのシーンが多く、それが心地よく感じて、最後まで飽きずにみれた。石原さとみの英語混じりの日本語の会話の部分がちょっと気になった。日本語が流暢すぎるのかな。英語発音の部分との切り替えに違和感をもった。まあかなり努力はしてるなー、とは感じたが。全体的に感じたことは、「ゴジラはなにがしたいの?」ということ。うーん、わからない。考えてはいけないことなんだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁまあ\n 怪獣ものというより政治もの " + }, + { + "date": "2017-03-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアル・ゴジラ\n 日本に本当にゴジラが来たらどうなるのか、というファンタジーが最高にうまく表現されており、ゴジラという未曾有の厄災を身近に感じられる作品だった。好きなシーンは色々あるけど、、ゴジラ駆除のためにアメリカが再び原爆を日本に投下しようとする。それに対して怒る日本人。その描写はリアルだったし、日本という国がゴジラや、諸外国に対してどう対応していくかとういことを、少しだが、日本人として当事者意識を持って考えられた気もする。最後に日本の泥臭い技術者チームがゴジラ凍結に成功するくだりは、日本人として、夢があっていいね! " + }, + { + "date": "2017-03-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "大した事はなかった\n よくもまぁ政府官僚達はペラペラ早口で喋り過ぎだよこんな事は絶対にありえない内容も大した事はないわざわざ映画館まで行って見るものじゃないDVDで十分やはりゴジラは他の怪獣とのバトルに限るこの映画の唯一の救いはヒロインの石原さとみぐらいかな美人だし英語の発音もうまい " + }, + { + "date": "2017-03-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "大人の事情?\n DVDで見たので、ここにレビューする資格は無いかもしれませんが、、良い予感がしなかったので、映画館で見のがし、後で評判が良い事を知り、日本アカデミー賞では作品賞を取り、DVDになるのを楽しみにしてました。ん~、、、役者さんは難しい台詞をよく覚えたなぁ自衛隊まで協力したのか?CGも頑張ったねよく頑張ったで賞なら納得ですが作品賞は、、、大人の事情?なのかな?と疑ってしまう感想。まだ 昔のような分かりやすい怪獣映画の方が良いシリヤスに作ると、シリアスに見ると、日本は崩壊お偉いさんが若すぎすし 台詞に個性がない 滑舌が良すぎで劇団チックコマ割りの構図もマンガチックリアリティーもなく、とても映画として良い評価は出来ないが? " + }, + { + "date": "2017-03-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "マニアの作るマニア向けゴジラ\n 個人的にこう言う作風のムダに長い早口の台詞を「うんうん解る」と喜べるファン向けである事が残念。オタクと呼ばれる人間なら概ねニヤニヤ観ていられるこっけいな会議シーンの繰り返しはレスポンスの遅い日本の防衛と政治を揶揄しているのも結構だがボリュームとして多すぎる。ゴジラがリアルに居れば対応はこう言うモノだと、丁寧に作っているがそれでワクワクするような感慨は浮かばない。現代風に理屈を考えてリメイクし、映像技術の向上で観客を驚かせる。その技術の向上も破壊しながら進むゴジラがスルスルとスライドするように進み、身体の上下も無く歩く?様を見たら一気にもうひとつ感が出てきた。初期の幼生体のデザインはわざとらしい程の着ぐるみっぽさでBGMも初代ゴジラに似せているのは分かるがあざといとしか思えない。鳴き声と姿のイメージも合わない気がするし他があれだけ現代風に寄せているのにこれだけ着ぐるみ感強いのは製作者のこだわりなんだろうけど、周りと合って無いため不細工。ご都合主義的な戦闘を拒否して「人がいる」と中止命令を出し、観ている側をモヤモヤさせる演出もゴジラと言う作品に対するイメージが違う人には苛つくポイントと思う。戦闘もそれなりに作っているが、あのレーザー光線を放射能火炎?の代わりに出されても…放射能で東京が汚染された様は酷いがこのシーンはそれほど力を入れた感じがしないし、現実に起こった福島がどうなったか?を考えたら、初代ゴジラのテーマと思う非核…こういったメッセージはあえて弱くしたように見えた。どうせ揶揄するならそう言う所をあからさまにやった方がセンセーショナルで良いと思う。未だに処理出来ない原子炉があり、解決出来ないのに、原発をコントロール可能と言い張り、再稼働に舵を切る……。冷却で何とかなるなら、福島を何とかしてるだろうよ。作る気満々でマニアが集まって作ったのはわかる。が、面白いか?と聞かれたら┐('~`;)┌過去のゴジラのイメージからフィクションを期待しないが、これをどうみたらワクワク出来るのか?私にはその感性がないようだ。シリーズ化し何作も続けば『シン・ゴジラ』も記憶に残るだろうが、現時点では何年後かに「あったな」と思い出す程度。 " + }, + { + "date": "2017-03-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "個人的にはゴジラ映画ではないと感じてます\n 子供の頃から盗撮映画が大好きでゴジラも例外なく大好きでした。その醍醐味の一つとして職人が作ったミニチュアの街を着ぐるみのゴジラが破壊する。正直、個人的にはここがゴジラ映画の見所と思っていますし、それは実写映画であるとも思っています。で、シン・ゴジラなのですが、、、知人にチケットをもらったので観に行ったのですがまともにお金を払わずに良かったというのが正直な感想です。ストーリー的には今までのゴジラと同じようなものなので、目新しさはなく、ヒューマンドラマ的な演出も現在に合わせた感じで別にいいです。ただ、CGを使って迫力出されても個人的には萎えますね。新たなファンは獲得できたかもしれませんが、旧作ファンには少し寂しかったのではないでしょうか・・・ " + }, + { + "date": "2017-03-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現実(ニッポン)の捉え方\n ここで言う現実ってのがリアリティーの追求ではなく、あくまで偏ってはいるけど日本(ニッポン)らしさ、もとい「日本人あるある」を描いているとしたら、記号化されたキャラの言動や行動に「あ、あるわ」と観た側が感じた時点で現実に昇華されてるんじゃないかなと勝手に解釈。だとすれば帰国子女のイメージはやり過ぎ。かわいいですけどね。ウルトラマン派の庵野監督がメガホンをとり、第一作以来イマイチ着地点(海外猿の対抗馬、ごどもの奴隷、人間のペットポジション等)を見失っていたゴジラに再び意味を与える事ができた功績はかなり大きいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-03-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "凍結温度、チューハイか!\n パニック映画としては、身近の街や乗り物のオンパレードで危機感を煽られるし、日本の組織風土をよく表していて、緊迫した状況での決断力やスピード感のなさという多くの日本人が日々やきもきさせられているであろう空気が実写化されていた。軍事的にも、日本が決断できない&しても威力があるものを持ってないから、結局アメリカのそれ良いの?!絶対人間相手に使わないでね!って兵器に頼る始末。災害や放射能問題に脅かされる日本に、首都圏で何か起こったらこうなるよという警告の意味もあるのか、作品の目的がとても気になる。犠牲者が相当数出ているに違いないが、国民目線はなしで、全てが官僚目線で進み、最終的には被害の規模からしてライフラインや道路が断たれているはずなのに、化学品を予定通りかき集めて血液凝固剤を製造して納品して作業車に積んでゴジラに押しかけてって、製造流通ともに、人材的にも道的にもできるはずがないよなぁ〜という展開。ただ、一本筋の通った長谷川博己の役は良かった。ランドゥー。竹野内豊の考え方もわからなくはないし、ちょっとイラっとさせられる石原さとみも印象に残った。自衛隊の戦車やヘリ、鉄道、働く車が満載で、乗り物好きはかなり楽しめるはず。見慣れたゴジラの顔になるまでが長くて、変な魚類みたいな顔のゴジラの得体の知れなさが怖かった。火炎放射がレーザービームみたいなところも、現代の恐怖を助長させる。ゴジラの凍結温度が意外と高くて、凍結粉砕のチューハイを彷彿とさせる。 " + }, + { + "date": "2017-03-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "眠気との戦い\n 内容がつまらなくて、こんなに眠くなった作品はないです。4D効果もなし。2017-20 " + }, + { + "date": "2017-03-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ハセヒロさんの馴染み方…圧巻。\n ハセヒロさんは本物の官僚じゃあないのか…こんな管理がまだ日本にも居たのか…ありがとうございます…と考えてしまいそうになるほど、長谷川博己さんの馴染み方、演技の上手さが際立つ作品。途中で庵野監督のエヴァンゲリオン感が高ぶってくる中、石原さとみの濃さや高橋一生のクールさ、市川実日子の鋭さ、クセになるキャラも非常に多い。ただ、途中、ストーリーの進度があまりにもゆっくりな部分がある、と、思えば、中盤からは割と急ぎめでジャンジャンCGで進んでいく。振れ幅のある進度に少し停滞を感じた。 " + }, + { + "date": "2017-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "見なくても良かったかな〜〜\n だいぶ期待して見に行ったんですけどげきちんしましたねもはや皆がなにをもってすごいって言ってるのか分からなくなるレベル…いやたしかに凄いんですけど俳優とか超豪華だしすんげえ早口で漢字並べてるし東京とかぶっ壊れて偉い奴は死ぬし面白いプランで無事乗り切るしゴジラは進化するし…まあ好みですよね…個人的には余貴美子が良かったな〜あんな短いセリフなのにパリってなるよね空気が " + }, + { + "date": "2017-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "奥さんも喜んでました。\n 素晴らしい出来。いったいゴジラがなんだったのか、わかる。怪獣がでるよーじゃないんだな..特撮とCGの映像、TVサイズではなく劇場サイズのカメラアングル。.音楽は初代ゴジラから、庵野監督のエヴァンゲリオンの引用と盛り上がる。.構成、前半は災害に対する日本政府のシステムがテーマ。想定外、マニュアルにない、前例がない、指示がない、とにかく後手に回って現場は悪化する一方。震災、原発問題。コメディタッチで笑える。.後半パートは日本政府と外国、アメリカ政府との立場がテーマ。言われるがままに核攻撃を行うしかないのか!?NOと言えるのか!? 震災、原発問題、日米安保と、現代のそのままのテーマがゴジラに変換されている。シリアスパートね。..社会風刺をエンタメに昇華!!結局初代のゴジラはこれなんだ.怪獣パートとしてもビックリする進化しますよ(^^)最強ゴジラです。.そして、全編に渡って登場人物の心情、愛情はほぼありません。この大惨事で誰かを心配したり、死を描いたり、生きようとしたり、そういう人間味を描く気は一切ありません!.これが素晴らしい!!めそめそしません!社会風刺と特撮にテーマが絞られてます。..日本映画今年は楽しすぎる!!! .とはいえ、セリフが細かいのはいいんだが、説明的なとこが多かった.「いちいち会議を通さないとダメなんだよこの国は」的な.それは観たらわかるから!!.加えて後半パートが少し同じようなテンポが続いて、長く感じた。119分じゃなくて109分くらいが好み。あとはさとみの件なんだが、、、かわいいからオッケイ!! ..80点から3000点くらいかな! " + }, + { + "date": "2017-03-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シンプルに楽しめた。 エヴァの出ないエヴァンゲリオンってすごい適切...\n シンプルに楽しめた。エヴァの出ないエヴァンゲリオンってすごい適切な表現だと思った。。 " + }, + { + "date": "2017-02-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "歴代ゴジラ映画としてはNo.1\n 一般的な映画としては色々足りないところもあると思いましたが、怪獣ファンの立場から怪獣映画として評価しました。今までの怪獣映画の中では平成ガメラシリーズが最高でしたが、この作品はそれを軽々と超えてしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "光線!!!\n 子供の頃から好きだった怪獣映画。目が肥えた大人になった今、楽しめるだろうかと不安もあったが、楽しめました。うれしい〜!当面の関心は、平成ガメラくらいの映像や迫真感が出せてるかという点と、ストーリーは初代ゴジラ的緊迫感重視なのかそれともファイナルウォーズ的エンタテインメント重視なのかという点の2つ。結果は、前者はさすがは平成ガメラの樋口監督。満足です。後者は緊迫感重視で自分としては好きだった。若き政治家を中心にみんなで自立心を持って国を守ろうという話。プラス自衛隊賛歌、これは庵野と樋口が好きなんだろうな。隅田川防衛線で弾切れしちゃうのも、ガメラで自衛隊が叫ぶ「後退!」と並ぶリアルさで印象的だった。(子供時代の怪獣映画では、地球防衛軍は決して撤退しないからね。カミカゼアタック⁈)第一〜第三形態には違和感あったけれど、空中四方への光線という絵に惚れた!ゴジラの放射線が巨神兵の音だったのは、なんか楽しい。石原さとみの出演は、きっと二人が好きだったんだろうな。ストーリーは、最初から「国を守るのは、誰か!?」くらいの宣伝をしてくれたら入りやすかったなあ。今回観ている間は、手探りだった。その分、中盤を長く感じた。上陸しているのに会議やってるシーンは、あまり笑えなかったな、ちょっとリズム感不足だったのかな?庵野さん樋口さんだからかな。いろいろ言ったけど、さすがは庵野樋口だ。感心!余談:日経サイエンスが、シンゴジラ特集やってたので、つい買ってしまった。ほんとに真面目に科学的根拠を語っている " + }, + { + "date": "2017-02-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "現代版ゴジラ。日本政治への皮肉たっぷり。\n 現代版ゴジラ。日本政治への皮肉たっぷり。 " + }, + { + "date": "2017-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "チョー笑った\n 2回観ました。1回目はテンポがあまりにも早いので、追いつくだけでやっと。2回目は全貌がわかってるので、余裕がある中で見たら、チョー面白かった。笑っちゃうシーンも多数。ゴジラ自体のCGはちょっとちゃっちいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現代の日本\n 現代の日本の政治の仕組みが分かりやすく解説されたような映画だった。演者も豪華すぎ。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の現状\n 対象年齢・・中学から?18歳以上は是非どんな人と見る・・誰とでも感動・・考えさせられるハンカチ・・要りませんDVD出たら・・観ます他人には・・勧めます総評・・ゴジラを原発に例えて作った映画だが、以前こういった問題定義を訴える映画を観た気がする。北朝鮮の工作員が日本に侵入しこの工作員を殲滅するために、法律を確認しながら総理大臣が決定を下す。これは第何条の第何項で法律違反。これは、閣議決定が必要等々。安保や、縦割りの役所体質でとんと決定を下せず、その間にも多くの警察官や自衛隊員が命を落とす。今回のこの映画は、そのような今の日本の問題点を洗い出す。私はけして改憲論者ではないが、日本に攻め入ってくる国などどこにも無い!とも思わない。日本が混乱や弱体化することによって、対馬や沖縄を虎視眈々と狙っているゴジラが周りには居ることを我々はよく認識しておかなくてはいけない。それを防ぐためには、改憲なのかしなくて良いのか。改憲するならどこをどう変えるのか。安保は今のままでよいのか?違う枠組みが必要なのか?原発の今後の在り方はどうするの?そんな今の日本の問題点をこれでもかと定義してくれる大人向けの映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優がいい\n 日本が襲われたら、この程度では絶対済まないだろうと思う。 " + }, + { + "date": "2017-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったと思います\n 邦画はよほどじゃなければ見ないのですが見て良かったと思います。おそらくは様々な日本の状況を鑑みてメッセージを込めた部分もあるのでしょうが単純に恐く、難しく、また馬鹿らしい部分もあり映画として楽しめました。続編等は特に必要ないのかなと思いますそれくらいテーマとしてしっかりしていました。 " + }, + { + "date": "2017-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "蒲田住民、熱狂!!\n 見慣れた呑川が~京急バスが~京浜東北線が〜山手線が~と……楽しめました(笑)でも、これ題名を『シン・ゴジラ』じゃなくて、『エヴァ・ゴジラ』にすべきだったな!?(笑) " + }, + { + "date": "2017-01-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "求めている物とは違うなあ\n 基本ゴジラファンではありましぇん。でも、ハリウッド版は毎回見ていました。あれらも??ですが。ついに日本が真面目に製作と聞き、確認に行きましたが、ゴジラの設定・・幼生体の登場、背中からレーザーの弾幕とか、疲れると何日も立ったまま寝るとか、不要なしかけが多い。自衛隊の戦い方も、正攻法が効かないからとはいえ、取って付けたような攻撃手段にアングリ。人間ドラマ部はテンポあって良かったのに、見せ場がイマイチ。まあ日本映画は昔からこうでしたが、CGがいくらか使えるようになったのに、脚本があれではもったいない。世間では大絶賛のようですが・・うーむ特にあの音楽が嫌いなんですよね・・。古臭い安いオケの音。使うなら最初で使って、エンドロールはもっと重厚な音でお願いしたい。川井憲次さんとか澤野ヒロユキ氏あたりで締めてもらいたかったなあ。 " + }, + { + "date": "2017-01-25", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "ギャグ\n 長谷川さんの演技以外、全てがギャグ。 " + }, + { + "date": "2017-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人のゆとり\n 初めてゴジラ観ました。身近な街や電車が出るわ出るわ、楽しかったです。ゴジラ君、もっとハチャメチャにバンバン破壊すると思ってました。「にっげろ~」みたいな感じで、パニック感は少なくて 、ゴジラ君に哀愁すら感じました。フィクションはこのくらい客観的に距離感が分かったうえで観るのが良いです。ストレス発散まではいかなかったかな(^^)次回作があれば又、観に行きたいです。祝!初ゴジラで、星4つ(^^) " + }, + { + "date": "2017-01-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "また見たい\n 何度も映画館に行きたくなる作品は少ないので、これは良い作品です。 " + }, + { + "date": "2017-01-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "う〜ん\n なんでこれ、ヒットしてるから一応観ておこうと来たけど。乗っけから、馬鹿らしくって、フィクションなのに、政治のとこはリアルを雰囲気的に挟み込んでるけど、大人からみるとこなしきれてなくて無理がありすぎ。フィクションならフィクションで、最初から最後まで馬鹿馬鹿しく作ればいいのにって思ったんだけど。思いっきり中途半端。役者も本気なんだかなんだか気の毒にしか見えない。フィクションだから、ストーリーは、多少無理があってもと思うけど、あんなでかいのいきなり東京湾から生長して、現れる?いくら人間のせいで進化した新生物とか言っても、あんまりにもブッ込んだ意味づけにしか見えない。作りが雑なんだよね。やたら役者を出すし。あんな東京グチャグチャにされるの見て暴力的、スプラッタにしか感じない。日本に恨みでも?とか。震災のあと、こういうの、楽しんでみれる神経が無くなったのかな〜まあ、個人的にこういうの苦手だから仕方ないかな。かたや、同時期ヒットしてる、東京をキラキラして描いてる映画と対比が凄いなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "荒ぶる神の目的は\n 1.17メモリアルデーに鑑賞。セリフの多さにびっくり。ポスターの惹句、現実対虚構が端的でよかった。進化するゴジラ、いいんだけど、最初の姿がちゃちすぎて、帰りマンでも出てくるのかと思ったよ。博士が登場しないことで、次回への繋ぎとなってるのかなあ…。多分続編は行かない。 " + }, + { + "date": "2017-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかったよー\n ドキドキ感がたまらなかったです。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "仮想敵\n ゴジラは、戦争、原発、地震など人間の力を無力化させる象徴だと思います。だけど、シン・ゴジラの象徴は人間が作り出す「仮想敵」に見えてしまいました。いわゆる共同体への帰還という自己愛を作り出すやつです。「仮想敵」のおかげで、人が一致団結し、政治家は退陣という非常に軽い責任をとるだけで済むことができます。その後、政治家として人気が出たり?テロリストがいい例ですね。そして、復興で株が上がり、地価が上がり、権力者も金持ちもこの上なく安泰です。「仮想敵」で脅しとけば、お金も権力も事実上永久に不滅ですから。ラストは流石に気味が悪く感じましたが、監督が狙って権力の気味悪さを表してるなら、そんなに悪くないかもですね。実はエヴァンゲリオンを観たことないので、監督の考えが良く分からないんですよね。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ベストゴジラ\n 非常に楽しめました。テンポが良く自衛隊の描写も非常にリアルでした。ゴジラ映画過去最高だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前田敦子さん観たさには\n 前田敦子さん観たさと話題になっていたので鑑賞。噂には聞いていたのですが前田敦子さんは本当にちょい役でエヴァンゲリオンや過去のゴジラを、観たことがないわたしはあまり共感や興奮するシーンがありませんでした。さらに、それぞれがまくしたてるように早口のセリフたちを必死に聞き取ることに夢中であまり楽しむ余裕はありませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-01-10", + "rating": 0.0, + "empathy": 3, + "review": "子供に見せられない子供映画\n 入水・飛び降りの際に「私は取り乱したりなんかしていません。だから、ほら、履物をきちんと揃えているでしょ」説がある。キャビンの中で靴を脱いでしまったら、デッキに上がるまでに滑って危ないじゃん。というか、プレジャーボートに革靴で乗るのか?から始まり、突っ込みどころ満載。分裂だか融合だか分からないけれど、核反応を止めるのに「(冷却を担っているといると思われる)血液を凝固させる」というとんでもない案が、検証もされずに実行されて、成功してしまう。ゴジラは虚構だけれど、vsリアルを謳うならば子供だましは避けるべきだった。この映画を観て育った子供が「原子炉ヤバい? ゴジラで成功してるんだから、冷却系止めればいいじゃん」と思ってしまったら、それはヤバい(笑) " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のゴジラ!って感じの映画。\n 昔のゴジラとかちゃんとしっかり観たことないけど、多分昔の作りを継承してるのかな?。カット割りとか、テロップとかが今っぽくなかったから。でもゴジラはきっとこうなんだろうなと思ったので作りは納得です。日本のチカラを結集させてゴジラを倒すシーンは、少しゾクッとして誇らしくもありました。凝固剤?で固めるところが笑えましたが、爆弾で片付けずに知恵を絞るところが日本らしいなぁとも思いました。作戦がすぐに通せないところや外国の顔色を伺うところが今の日本が描写されてるようだなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラより人間が主役\n 見たのは3ヶ月ほど前ですが…とにかく登場人物が魅力的です。ゴジラももちろん恐ろしく、かっこいいのですがそれ以上に巨災対の皆さんが素敵すぎる。早口でまくし立てられるセリフに、意味がよく分からなくても痺れます。もしリアルに怪物が現れたらどうなるんだろう、そんな想像をしたことがある人は多いのではないでしょうか。でも、国の仕組みや色々な大人の事情がそれを難しくします。それらをなんとなく、曖昧に、でも信頼性をもって叶えたのがこの映画ではないでしょうか。ウ〇トラマンとか〇〇戦隊とかがいない現実でも、ゴジラのような怪物と戦えるのだという自信(夢?)をもらえました。怪物でなくても自然災害の多い近年、復興や対策への希望を持たせてくれるような力強い映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに実写版エヴァンゲリヲン\n 一切の無駄を排除して、ひたすらに状況→分析→判断→実行の対ゴジラ戦の映画!今までの怪獣物とは違う大人用ゴジラに見応えはあったけど、好き嫌いが分かれそう。使う曲もエヴァンゲリヲンそのままとか!カメラワークとか!徹底的にエヴァンゲリヲンも!ここまで来ると清々しい!更に!従来のゴジラのように口から放射能を出すどころか!尻尾の先からレーザービーム!!!背中からいっせい迎撃射撃のキャノンレーザー!!良い意味でぶっ壊してくれました!エヴァファンなら観るべきでしょう!ともかく、余貴美子がカッコイイ!! " + }, + { + "date": "2017-01-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 10, + "review": "現実のほうがもっと恐ろしい\n ゴジラは冷却できたようだし(血流で冷却しているのに血液凝固をしてなぜ冷却できるのか腑に落ちないが)、放射性物質の半減期も20日だという。日本には損傷して後始末ができていない、本当に後始末できるかどうかあやしい原子炉が現存する。半減期が数千年という使用済み核燃料もある。放送される度に増え続ける福島第一原発の汚染水のタンクのほうがゴジラよりよっぽど恐ろしい。フィクションが現実に及ばないようでは映画にならない。ゴジラの生体の謎解きはほとんどセリフでの説明ばかり。映像で説明できなければ映画にはならない。政治サスペンスはただですら難しい。未来の首相と幹事長を目論む男が、高等遊民とその幼なじみではコメディにしかならない。「この国は」、「この国は」と繰り返し根拠のない楽観論を言っているが、現実をこの映画程度に矮小化しているなら単なるうぬぼれでしかない。cool Japanかなんか知らないが、ここ何年もこの手のうぬぼれがメディアで散見される。熱に浮かされているように繰り返されていて末期的である。ゴジラは「この国」という枠を越えた存在でなくてはいけない。そして安易な楽観に浴している我々警鐘を鳴らす存在であるはずだ。再び現実にしっかりと目を向けさせるために。そうでなければゴジラという映画ではない。 " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "極上爆音上映での2回目\n まさかシン・ゴジラをこんなに好きになるなんて思ってもみなかった。エヴァンゲリオン観たことないし、ゴジラシリーズも観たことがなく。予告編を観ても全く興味が湧かず、ハッキリ言って駄作だと思ってた。けれど信頼する映画好きの友人が凄くいいと言うので観に行ってみると…本当に凄い、こんな面白い日本映画があるのか!と、とにかく興奮した。政治家や官僚達のテンポのよい会話は小気味よいし、自衛隊の攻撃シーンは超かっこいいし、何よりゴジラが怖ぇぇぇえ!!!口から噴射する放射能ビームは巨神兵のように思え、都心を焼き尽くすシーンは本当に恐ろしかった…。自分の知っている街、住んでいる所が破壊されていく様は、もうやめてーーーーー!!!しかし絶望的な状況から、日本の技術とインフラを武器にゴジラを倒しに行くヤシオリ作戦は、矢口蘭堂が演説するシーンも、無人新幹線・在来線攻撃も、ポンプ車で凝固剤のようなものを投入しに行くところも、涙を流しながらもアガる!とにかくアガるんです!!石原さとみの演技を酷評する方も多くいるようですが、個人的には素晴らしかったと思います。ZARAの場所、いつでも教えます!2回目は、立川シネマシティの極上爆音上映にて堪能。立川と言えば、災害対策本部の予備施設があり、蘭堂達 巨災対チームが決死の作戦を練っていた場所でもあり、昭和記念公園や自衛隊 立川駐屯地などプチ聖地巡礼気分で写真を撮ったりもして。映画の後もアガってしまいました!日本ナメんな!人間ナメんな!的な、胸が熱くなる最高のニッポン賛歌映画だと思います!日本人なら絶対に観に行くべき!超オススメです!! " + }, + { + "date": "2017-01-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "酷過ぎる\n 恐らく評価している人は凄くピュアな人だと思う。商業戦略に乗せられ易い人がこんなに沢山いるとは思わなかった。一番ビックリしたのは遠近感や立体感が無い画の数々。これはアニメやゲーム世代の方の特徴ですか?カメラワークが酷すぎます。最低限の基本が分かっている学生なら絶対にあの様な撮り方をしないだろうという撮り方です。私はフィルムの時代にスチール写真を撮っていました。首から上を画面のど真ん中に収まるように真正面から撮る事は絶対にしません。映像も一緒だと思いますよ。つまりど素人が取説読んでカメラ動かしてるのかな?と疑われても仕方が無い撮り方だと思いました。カメラの役割は一番大きいと思う。例えば、ゆっくりと左右に動かすとゆっくりとした視線に見えるし、突然止まるとそこに重要なポイントがある様に見えます。驚異的な物を撮るなら、おどろおどろしい曲と共にゆっくりと下から上に見上げる視線があれば迫力が増すでしょう?ズームで撮るならスローで使って欲しいと思う。一つ一つの撮影に意味を持たせて欲しいと思います。編集雑が過ぎます。燦々とした太陽の元で全体を真横から撮るよりも薄暗いバックで鋭い目やざらついた皮膚、爪などを際立たせた方が一層怖さが増すし、どんな生き物なのか?と想像を掻き立てられませんか?スピード感が無いのは映像に『メリハリ』が無いからです。観る側の目が疲れない工夫もなされてない。無駄なカットが多過ぎてポンポンと画が動く為に全体が定まっていないと思います。あの様な大きな生き物が動けば、当然周辺の道や建物はうねりや振動があるはずですが、なぜ表現されていないのですか? " + }, + { + "date": "2017-01-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もう少し…\n 災害に対して政府はどう対応するのか?ちゃんと取材をして政府高官会議で何が行われているかを再現させているけど見せ方がつまらな過ぎる。同じ会議室モノでは公開中の『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』の方が好き。ゴジラ本体に関してはリスペクトを忘れず、さらに円谷作品大好き庵野監督らしい特撮シーンやジブリ愛も感じた。ゴジラが火の7日間、巨神兵に見える瞬間が(笑) " + }, + { + "date": "2016-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろすぎます\n 未曾有の災害に見舞われた日本の在り方を現実的に表したドキュメンタリーのような映画で一回では物足りず二回見ました。 " + }, + { + "date": "2016-12-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "シュールなゴジラ\n ゴジラシリーズは見たこともないし見ることもないと思っていたが最後まで楽しく見れた。メッセージ性はやや重いもので、寄生獣に似た人間への警告というか戒めのようなものだったと思う。地球の生態系を壊し、好き勝手に操作し食いつくし、破壊し続ける人間の化身がゴジラなのではないかと...胸にささるものがある。ゴジラを痛めつける様子がだんだん可哀想になってしまった。それだって人間の勝手だ石原さとみの顔は相変わらず顎のライン、おでことEラインがとっても綺麗で、その上そこそこおっぱいもありそうで見とれるが、英語の発音が気になる。やはり日本人は悲しいことに英語の発音が苦手だ。役柄だろうが、物凄く傾斜のあるピンヒールを履かされていてこれで歩きまわる演技は大変だろう...と終始気になってしまった。彼女の早口でまくしたてる声のトーンやテンションはどうしても苦手。個人的に好きな高橋一生さんは相変わらずイケメンで、上手にオタクを熱演しており終始ときめいた。とにかく豪華なキャストと飽きさせない展開と、全体的に満足度の高いエンターテインメント作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほどという感じ。\n なるほどという感じ。 " + }, + { + "date": "2016-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラに身を変えた問題提起\n 原発、憲法9条、日米安保など様々な問題提起をゴジラという媒介を通して非常に良く伝えていると思う。所々?と思うところはあったが(線量が高い割に科学技術館にいすぎ、ミサイルでダメージを与えられない割に在来線爆弾で結構なダメージを与えている、パターソンの存在があまり現実的ではない など)、会議や政府の手続きなどは非常にリアル。小池百合子とか甘利さんとかまんまなくらいそっくり。あと、キャストが有名無名に関わらず同じかたまりで流れてくるエンドロール初めて見た… " + }, + { + "date": "2016-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 映画館でみました。すごく面白かったです。新幹線爆弾などあり得そうなテクノロジー。戦後は続くよどこまでもというセリフが当たり前だけれど誰もが忘れているような真理をついているようななんと言えばいいのかわかりませんがグサッと突き刺さりました。会議会議会議責任逃れのための会議や根回し、書類の作成。印鑑。スピードが大事な場面でも後からのことを考えて良くない方向に進んでいく。世界大戦の時のように一国のことよりも一省庁の利益をとる、ような動きがこれからの有事の際も起こりそうだなと思いました。ゴジラをみて。 " + }, + { + "date": "2016-12-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "退屈きわまりない\n いくら予算がないからといっても、CGが安っぽすぎる。ほとんど人間の会議だが、これも質が低い。海外でまったく見向きもされなかったのがよくわかる。 " + }, + { + "date": "2016-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高\n 子供の頃(対ガイガン)から観ているけど、今回のゴジラは最高!庵野監督はアニメと実写の垣根を取り除き、日本映画のこれからの道標を作ってくれた。海外が真似出来ない邦画がたくさん登場することでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-12-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "鑑賞後、「虚構」から「現実」へ再び目を向けたくなる映画。\n  元々、私は怪獣映画が大好きであり、新作怪獣映画が出るなら諸事情に邪魔されない限りはできるだけ映画館に足を運ぶ主義だ。 その私の眼からみて、世界の怪獣映画の現時点での最高到達点と言える。(私の中でそれに非常に近い位置付けなのが、シン・ゴジラ登場より前の最高到達点であった初代ゴジラと、1995年からの平成ガメラ三部作、そして2001年のゴジラ(通称GMK)だ) ゴジラの歴史に一旦ピリオドを打った『ゴジラ vs デストロイア』も大好きな作品なのだが、その劇中、スーパーX3に(一時的とは言え)完全に凍結されるシーンが有った。 そのシーンを見て「劇中世界の人類が持てる知恵と力を振り絞った結果、ようやくゴジラを封印し得るところまでこぎつけた」という奇妙な感慨を抱くとともに、「オキシジェンデストロイヤーのごとく過激な手段ではなく冷凍という穏便な手段で対処可能になってしまったあたり、ゴジラが弱くなってしまった様に感じる」という奇妙な残念さも感じた。 シン・ゴジラも「ヤシオリ作戦」で凍結されるが、『 vs デストロイア』のゴジラが「凍結解除後もまだ打つ手が有りそう」と感じられたのに対し、シン・ゴジラの方には「凍結解除される様な事態が有れば、今度こそ人類滅亡」という恐怖と絶望感が漂う。 それは、あのラストシーンを見た人ならおそらく同意する事であろう。 そういう意味で、今までのゴジラの中で最強(最凶)であり、初代以上に「人間の手に余る超存在」として強く印象に残った。 劇中世界では「もしもゴジラの凍結が解除されたら1時間以内に核攻撃可能な体制」が維持され続けているが、果たしてシン・ゴジラを核攻撃したところで跡形も無く抹消できるものだろうか? 数万トン級の軍艦に対する核攻撃の影響を実験したクロスロード作戦でも核爆弾一発で完全消滅といかず、標的艦となった長門を始めとして多くの軍艦が原型を留めていたが、シン・ゴジラは軍艦よりもはるかに強大な耐久力を劇中で見せつけている。 たとえシン・ゴジラをツァーリ・ボンバ級の水爆で核攻撃したとしても「一部の肉片が蒸発を免れ、そこから小型の群体(※)が際限無く増殖し、人類滅亡」という最悪の展開になりそうな気がしてならない。(※劇中でも可能性が示唆されているし、あらゆる元素を変換して栄養にできるのだから、実質上無制限に増殖可能) シン・ゴジラの世界が我々の現実世界にとっての『虚構』である事は言うまでも無いが、ここで虚構から離れて現実に目を向けてみると、【核保有国の思惑に翻弄される日本】という構図は、あちら側の世界(虚構)とこちら側の世界(現実)とで、何ら変わりない事が分かる。また、どちらの世界においても、核保有国はもちろん非核保有国も、核兵器に対する心理的抵抗が年々薄くなっているように感じる。 私にとって『シン・ゴジラ』とは「核兵器を持つ事による安全保障上のデメリットがメリットをはるかに上回る(※)のでない限り、人類が核兵器を捨てる事は有り得ないのだろうな」と、改めて考えさせてくれる作品であり、「その忌々しい状況を打破する方策の模索を諦めるべきではない」と改めて考えさせてくれる作品であった。(※正にその様な状況を作り出すニュートリノビーム兵器の実現可能性を真面目に考察した日本人物理学者が実在し、そのアイデアは本として出版されてもいるが、残念ながら、理論的には可能でも実質的には実現不可能である。――半径数十kmを超える超巨大加速器が必要だからだ。プラズマ加速方式などの新技術を導入すれば大幅に小型化できるだろうが、それでも、破壊工作に対して十分な対策を取れる程度に小型化するのはまず不可能だろう。仮に実現したとしても、今度はそのニュートリノビーム兵器自体が、核兵器よりも遥かに凶悪な『悪魔の兵器』となる可能性が高い) " + }, + { + "date": "2016-12-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 政治家の動きが分かりやすい気がする。発想がよい感じ。ダイナミック。 " + }, + { + "date": "2016-12-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "違う\n 映画としては面白かった。デザスター映画としてみれば。しかしこれをゴジラ映画としてみると違う。構成は第1作と似ており、前半はゴジラの登場と人間側が右往左往する様をみせ東京の街が蹂躙されるが、後半は人間側のドラマに重点が置かれ、スペクタクルシーンは主に前半。しかし決定的に違うのは1作目はゴジラが人知を超えた存在として描かれ、ゴジラが生まれた理由が観客にリアルな恐怖を与えた。それ故に前半のゴジラの暴れる様が観客に強い印象を与えた。本作でのゴジラはそういう存在としては描かれていない。脅威は脅威だが人間が対抗出来ない相手にみえない。人間側も政府や官僚の対応以外描かれない。映画の中のセリフ通り、仕事でゴジラと戦うひとたちばかりだから、ゴジラはやはりモニターの先にある災害にしかみえない。伊福部昭の音楽を使ったり、ゴジラにリスペクトを表しているようにみえるが、余計に違和感がある。ゴジラをだしに使った別の映画だった。これならゴジラではない別の脅威で作るべきでしょう。先人を利用してのヒット狙いと云われても仕方ない。ゴジラ対策側のセットのショボさがテレビドラマなみ。続編は要りません。 " + }, + { + "date": "2016-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラに恐怖を感じないのは致命的\n はっきり言って、初期のゴジラは別にしても、とくに平成以降のゴジラにはまったく期待ができず、映画館に観に行っては期待外れという事を繰り返してきたので、本作も期待はしていなかった。しかし、世間ではあまりにも話題になってるし、評価も高い。で、遅ればせながら見に行ってきた。まぁまぁ面白かったし、期待外れで残念とは言わないが、しかし、それほど大騒ぎするほどの出来ではなかった。何よりも、このシン・ゴジラから、あまり恐怖を感じない。圧倒的な恐怖感、言葉や感情の伝わらない未知の生物から被害を受ける事の絶望感、初期のゴジラはもちろん、数多の怪獣映画や地球侵略映画、あるいはハリウッド版ゴジラが描いてきた恐怖感や絶望感を、この映画で感じることができなかった。同じ樋口真嗣と庵野秀明のコンビで撮られた「巨神兵東京に現わる」の巨神兵の方が、よほど絶望感や恐怖感を味わうことができる。また、日本政府か官僚の遅々として決定できない状況については、なかなかうまく表現できていたと思うし、世間的な評価でもその点を多く挙げられているわけだが、その一方で、石原さとみが演じるアメリカ政府の代表者やアメリカ政府の描写が、あまりにもおざなりで大雑把すぎる。石原さとみに罪はないが、彼女が演じた将来の大統領候補は、随分と陳腐すぎる。 " + }, + { + "date": "2016-12-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "圧巻、横綱!\n 設定がとにかく細かい。だが、私はこういうのが好き! " + }, + { + "date": "2016-12-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "●人知の超え合い。\n ゴジラは初見。王道嫌いなもんで。友人の強い勧めで観た。大迫力。なるほど。長年にわたって支持されるのも理解できる。人知を超えた完全生物。原子力そのものだね。それを人知を結集して解決するってのも皮肉だけど悪くない。メイド・イン・ジャパンな感じもよい。シン・ゴジラのシンとは。庵野監督によれば「新」であり「真」であり「神」でもあるという。なかなか考えさせられる。ラストに映し出されるゴジラの尻尾の意味とは。政府の意思決定スピード、アメリカや世界の介入などもリアルだ。意外と政府は頑張ったんじゃないだろか。「総理の仕事って大変だなぁ」ホントそう思う。豪華キャスト陣も楽しめる。個人的には、市川実日子が赤丸急上昇。石原さとみよりも、甘利大臣に気をとられた。 " + }, + { + "date": "2016-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "在来線…\n オカンを無理やり連れてって鑑賞。在来線爆弾に胸熱。。 " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラが歩いてるだけ\n で成立してるとこが素敵久々のゴジラでしかも庵野樋口コンビときたら期待せずにはいられません結果的に期待に応えてくれたと思います興行成績も良かったし次にも繋がると思いましたただ世間には「コレジャナイ感」を抱いてる観客がいるのも頷けます個人的には無人在来線爆弾のくだりで色んなドラマがあったんだろうなと思いを巡らせ、総理の「自衛隊の弾を国民に向けて撃つわけにはいかない!中止だ!」のセリフは真似して言ってみたいなと思いました " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ありがとう!\n 今日5回目のゴジラ観てきました。大阪梅田では16日までみたいですね。夏からずっと上映してくれて感謝の気持ちで一杯です。 " + }, + { + "date": "2016-12-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "クスッと…\n ハリウッドのゴジラ映画しか観た事がなかったので、本家旧作品との比較は出来ないけれど、なかなかに面白かったです。(隣の課長が薦めるし〜)今風の設定とストーリーで、しかもゴジちゃんたら我が職場の入ったビルも見事に壊してくれて思わずニタニタ…新幹線の『新しい使い方』も勉強しました!続編、あるのかなぁ〜? " + }, + { + "date": "2016-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "神は破壊する\n ハリウッド版ゴジラには感動すら覚えたわけです。それはゴジラ自体の神々しさに打たれたからでありました。そしてシン・ゴジラ。これはもう神そのものでしたね。破壊につぐ破壊。そしてその破壊の猛威をリアルに描き出すところに、ハリウッド版とはまた違う神々しさを感じました。政権中枢の右往左往ぶりは、これこそ忠実と評価するむきもあるようでしたけど、私的にはちょっと間延びな感じもありましたね。石原さとみなんかもキャラクターとしては面白かったし綺麗でもありましたけど、でもこのゴジラの破壊っぷりという感動に寄与したのかと問うてみると、私としてはそれほどでもなかった感じであります。 " + }, + { + "date": "2016-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "楽しめました\n ゴジラが暴れた跡地、ガレキだらけの道路、薬品を積んだトラックが近づけるというのはどうかと思った。 " + }, + { + "date": "2016-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いいよねぇ…\n いやぁ見ていて楽しい3回とも楽しいいままでゴジラとかそういったものに全く興味がなかったんだけど、これは面白そうだと思って見に行ったら案の定面白いというかすごいねいやぁこのシーンでこの人がどうしてるこの建物がどうなってるこれがどう動いてるとかそういったのを見るのが楽しいねあとはリアルなんだよね自衛隊、米軍、登場する人々のセリフも徹底されてるしすごくいいリアルって大事だもんただ、ゴジラが永田町燃やす時に模型使ってる部分あったけどそこはわかりやすすぎたかなぁ…もうちょっと空とか工夫できたんじゃないかなでも欠点とかそのくらいだし、たぶん他がリアルだからそこだけ際立ってるのかもまだまだ見たりないから週末また見に行こっと♪ " + }, + { + "date": "2016-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "オタクには最高に楽しい\n  和製パニック映画。それが元々のゴジラだったと思う。それが復活してくれたのはこの上なく喜ばしい。 初代を思い出し、重ねながら新しい作品を楽しめるのは、リメイクの第一の楽しみ方。初代を知っているかどうか、84を見ているか、エヴァなど庵野ネタの知識があるか、音楽やSEに至るまで過去作を知っていてニヤつけるか、など、様々な楽しみ方があった。 更に円盤で何度となく見返しつつ、他のゴジラ作品を見ていたら、色々思うところがあったので追記を。 実は自分にとっての過去作ゴジラは、ゴジラや敵怪獣、ミニチュアなど、特撮パートだけ見たい作品だった。というのも今となってはSFとしても安っぽすぎる設定や、冗長すぎる人間パート、現実的ではない(自分にとっての印象ですが要は下手な)役者の演技が多々あって、観賞中も常にこれは「フィクションです」と言い続けられているような作品が多かった。だってね…エスパーて…心を通わすにしたってもうちょっとやり方あったでしょ…と思ってしまったんだもの。だからパニック映画は好きなのに、ゴジラは作品ではなく「文化」として楽しんでいるような気持ちで見ていた。その点では今回の石原さとみはかなりぎりぎりだったが… それの例外が初代だったのだが、シンゴジはその例外に名を連ねることができたと思う。シンゴジの人パートはほぼ官僚、政治家たちの合理主義と科学(そのリアリティ性には諸説あるようだが)といった「理屈」からできている。家族愛や記者の情熱などに振ってしまうと、個人の「共感」により判断が大きく割れる内容になってしまう。例えば「スクープへの情熱なんぞ知らんがな。迷惑だからさっさと逃げろばかたれ」という気持ちになって冷めたりする瞬間である。理屈でできているために、「共感」できるかどうかはさておき「理解」はできる内容になったのではないだろうか。 …そんな感じのことを考えました。何で自分にとって面白かったのか、と理屈をこねるのもまた楽し。 " + }, + { + "date": "2016-12-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "尻すぼみ感\n 庵野さん臨場感や、エグさを魅せるのはとっても上手いけど…。政府に支点を置いて変にリアリティを出してしまったからゴジラが生物に見えずとてもチープ。これは下手なCGを使うよりも、100%特撮のほうが逆に良かったのでは?あと結末が酷い。情報を盛り込みすぎて収集がつかなくなってしまっている。色々やりたいなら、やはり自由度の高いアニメ作品のほうが向いているのでは。 " + }, + { + "date": "2016-12-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "アニメ監督は実写映画作るな\n カット割りダメダメ演出ダメダメ見所はアゴが割れてカラダ中からビームを出すゴジラ、1分シーンアホか " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "また観に行きます!\n 寝不足で観に行き、上映開始がその日の最終時間であった為か途中で寝てしまい、他の人とは別の理由でもう1回劇場に足を運ぶ事になりそうです(^ν^) " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "呆気\n オリジナルのゴジラもアメリカ(?)版のゴジラも見たことがなく、内容も曖昧にしか知らなかったので見た時は「うわあああ…」という声が出そうになりました。これを見たあとにオリジナルとアメリカ版も見たいなって思いました。 " + }, + { + "date": "2016-11-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 公開前に自宅近所でタクシーから降りてきた庵野さんを見かけ、そういえばと思い六本木ヒルズの4DXを観てきました。予想以上に良かったです。続編もあるのかなー。 " + }, + { + "date": "2016-11-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小中学生ぶりにゴジラ映画を観ました。「ゴジラ対○○○」のように怪獣...\n 小中学生ぶりにゴジラ映画を観ました。「ゴジラ対○○○」のように怪獣が戦うイメージしかなかったですが、全然そんなことはなかったです。庵野監督作品だからなのか、すこく楽しんで観ることができました。随所随所に感じるエヴァ感もよかったです。石原さとみさんがとっても魅力的でした! " + }, + { + "date": "2016-11-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "デートでは見ないことをお勧めする\n 常に誰かが喋ってる印象、ウンチクやら設定が好きな人、小難しいアニメが好きな人、特撮好き人には大変喜ばれる作品だと思います。私は大好きです。続編にも期待しています。そういう方面に理解のある人となら盛り上がること間違いないですが…ただ流行っているからと観ると残念な気持ちになると思います " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "テレビで一つだけアニメを流してたのが面白い。 官僚、政府の動き方、...\n テレビで一つだけアニメを流してたのが面白い。官僚、政府の動き方、ゴジラの構造の想定等詰め方が面白い。 " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "形態が変わった......\n 今まで形態が変わったゴジラはいたのだろうか?クライマックスにもうひと暴れして欲しかったが、固まってる時間が長くあっけない。中盤でほぼ話が終わってしまっている。 " + }, + { + "date": "2016-11-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "独特のノリについていけるか\n 目まぐるしく場面が変わるのと、頻繁に出る字幕のせいで、映画に集中出来なくて、結果ストーリーの上辺を辿るだけで終わってしまった。独特のノリがあるので、それに付いていけないと辛い。それと、登場人物に感情移入して観るタイプの人には向いてないかもしれない。危機管理シミュレーション映画として観るなら。 " + }, + { + "date": "2016-11-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "スクラップアンドビルドでこの国は立ち上がってきた。今度も立ち直るだ...\n スクラップアンドビルドでこの国は立ち上がってきた。今度も立ち直るだろう最高 " + }, + { + "date": "2016-11-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この人(怪獣)どんな人だろう?\n 東京を舞台としたパニック映画。何かが起きている、その時人はどんな反応をするのか。正体はゴジラだと解るが、そのゴジラがどんな奴だか解らない。この街がどうなるか解らない。退治の方法が解らない。そして一番気になるのはゴジラが何考えてるか解らない。核廃絶を怪獣を使って描いた傑作!CG使ってリアル表現したいなら、着ぐるみ感まで表現してほしい。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野ワールド\n 庵野ワールド全開で派手に火器ぶっ放し放題!って感じじゃなく内情みたいなのがすごくよかった " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "独特な世界観が好き\n 久しぶりの日本製の「ゴジラ」と言うことでかなり話題を呼んでいました。日本では大成功を収め、海外でも現在公開中です。世界レベルでの興行収入は2014年、ハリウッド版の「GODZILLA ゴジラ」には遠く及びませんし、北米での興行収入は2014年版の100分の1程度とのことです。しかし、ゴジラは元々日本のキャラクター(?)なので日本人が満足できればそれでいいのです。さて、本編に関する話ですが、なかなかの長く難しい台詞が続いて難しい箇所はあるものの、災害時における政府機関の対応や人間関係、外交問題、憲法(法律)を丁寧に描き、非常に中身の濃い作品だったと思います。今回初めてフルCGで描かれたゴジラですが、結構リアルです。第一形態が気持ち悪くて印象強いですが、どことなく「エヴァンゲリヲン」感が否めないかな...と思います。しかしそれがまた今まで頭に描いていたゴジラ像と違ってよかったと思います。ただ、もう少しゴジラには活躍していただきたいなと思います。最終形態でも歩くだけであまり動物的な動きが少ないです。その点は製作費と相談なのかもしれませんが、(製作費は公開されていませんが、恐らく30億円程かと...)やはりさすがハリウッド版。2014年、1998年どちらもゴジラの動きや全体的なCG合成は本作より上です。まあ、200億円製作費を投入していますから...本作とハリウッド版(2014年)のどちらが好きかと言われれば五分五分です。1998年版よりはどちらも完成度が高いとは思いますが(あれはあれで楽しめる。)甲乙つけがたいです。本作の最後に描かれる対ゴジラの作戦がどうも現実離れしすぎている気がしてならないです。序盤からかなりリアリティを追及している作風だったにも関わらず、後半で「ん?」となりました。続編ができるのか、できないのか、不明ですが、できたとしても数年先のことでしょう。そのことを密かに待っていようと思います。 " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "シン ゴジラ\n 3回ほど観てますが、いまだにセリフの細かい箇所が解読できていません。中味が濃いのですね。ゴジラ映画の最高峰だと思いますが。 " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 文句なく面白い。最後のゴジラの姿が、秀逸。 " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "奇を衒えばいいってもんじゃない\n セオリーとは優れた手法だからセオリーなのだ。棒読み早口にやたら早いカット割り、単調なライティングを使ってもアニメならまだしも実写では単調でスピード感のない画作りになるだけ。あとセリフで状況を全部解説するとか幼児向けアニメかよ。マトモな頭してたらかったるくて見てられないわ。 " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "作り手の覚悟と決意が他とは違う映画\n 「いい映画の振り」をした作品が多い中、是非とも日本アカデミー賞作品賞を獲ってもらいたい映画。 " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い\n 久々のゴジラ面白かった " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よく出来た映画です。\n 怪獣映画を純粋に見に来た子供にはちとつまらないかもしれないが、想定外の出来事が起きた時に、国がどう意思決定をするのか出来ないのか 非常によく出来てますね。 " + }, + { + "date": "2016-11-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "日本人として恥ずかしい\n ハリウッドに比べるとCGと音楽はもちろん、役者の演技もストーリーも本当に見てられないレベルでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "胸熱。\n 「ゴジラって街壊して人間がパニックになる話でしょ」そう思って観に行きました。正直。感想。それだけじゃなかった!!!かなり面白かった!!胸が熱くなる作戦、濃い登場人物たち、がんばるすてきなおじ様方、作り込まれた設定、震災対応や憲法9条への問題提起、がんばるすてきなおじ様、エヴァ要素、もう色々詰め込まれてて1回観るだけじゃ足りなくて結果3回観に行きました。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったです。\n 石原さんはいりますか? " + }, + { + "date": "2016-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "機内鑑賞\n 大きい画面で観た方が良かったなぁ。当たり前だけど。あと、演技がなんだかなぁ…。 " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラの出番少なし\n 延々と会議のシーンが続いていて退屈。もっとゴジラを大暴れさせてほしかった。 " + }, + { + "date": "2016-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n あんまり特撮とか興味なかった。「ゴジラ」も過去にちゃんと観たことなかったし、この手のは、怪獣とかヒーロー物が好きな男子が観るもんだと思ってた。でも今回、世間で話題になってちょっと気になってたところにたまたま人に誘われて。まぁいっか、程度のつもりで観たら!息つく暇もない言葉の嵐に圧倒され、夢中になって観てました。落ち着いて考えるとツッコミどころ満載なんだけど、それもアリ!と思わせる説得力がある。ゴジラでも隕石でも災害でもなんでもよかったんだと思う。その時に国はどうするか、人間はどうするか、という話し。そこにゴジラだから、真実とか現実から離れてもなんか説得力あるというか、、エヴァンゲリオンも観たことないんで、その世界観は全く分からなかったけど、こんな私でも面白く観ることができましたw満足度です " + }, + { + "date": "2016-11-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最初津波がくるときの車とかのCG感が半端なかった。笑 ゴジラが最初...\n 最初津波がくるときの車とかのCG感が半端なかった。笑ゴジラが最初目小さすぎて気持ち悪い。笑難しい言葉が並べられてた。。ゴジラなんて実際に現れないだろうとか思いながらみちゃった、 " + }, + { + "date": "2016-11-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久々\n 尾頭課長補佐が好き。鎌倉市内うろうろしすぎ。(住民なので) " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野ワールド\n 後半の怒涛の攻撃シーンはエヴァを見ているようでした。在来線型無人爆弾やポンプ車を使っての凍結などアニメのようでした。前半はトップが決めないと何もできないということを皮肉った様なシーンばかりでした。中盤の熱戦のシーンは流石という感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "凍結ゴジラ永遠なれ\n ストーリーは 2016年11月 東京湾羽田沖で突然、大量の水蒸気が海底から吹き上げられると同時に、海底を通る東京湾アクアランドトンネルが崩壊する。何が起こっているのか。政府は緊急会議を開くが、大勢は地底火山の噴火と考えて政府の対策が後ろ手にまわる。内閣官房副長官、矢口蘭堂はネット上の人々の目撃証言や動画から、巨大生物の存在を示俊する。 時を経ずに巨大なこのヘビ状の生物は、東京湾から多摩川を遡上して蒲田に上陸、周辺地域を破壊しながら品川に達し、変態して2本足で歩き始め、また東京湾に姿を消した。そのたった2時間の間に、建物の破壊だけでなく死者、行方不明100人を超える被害が出た。 巨大生物はゴジラと名付けられ、政府は巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)を設置し、矢口蘭堂が事務局長に指名される。 一方漂流中の無人ボートが発見され、それがゴジラの生態を研究していた牧悟郎博士のものとわかった。博士は、「自分は好きにした、今度はお前たちが好きにしろ」、という謎のメッセージを残して姿を消していた。博士が残していたゴジラの遺伝子に関する暗号を解析するために、特殊専門家たちが招集された。ゴジラは驚くことに、体内に原子炉にかわる器官をもっていて、核分裂でエネルギーを供給していた。 その後、再びゴジラは、さらにその体を倍に増強して、鎌倉に現れた。 今度は前回出遅れた自衛隊が出動し、在日米軍の支援も要請し、航空機による爆撃、戦車の出動、米軍の大型貫通爆弾攻撃が行われる。傷を受けたゴジラは、驚くことに、口から火を噴き始め、近辺を炎上させ、避難途中だった総理大臣や閣僚を乗せたヘリコプターも炎上、さらにゴジラは、背中のとげから無数のレーザービームを出して応戦した。しかしエネルギーの大量消耗によって東京駅まで到達して、ゴジラはそこで動かなくなる。 2週間はゴジラは動けない。その間に対策を立てないと、日本の存続にかかわる。 ゴジラの尻尾から剥がれ落ちた組織や血液からゴジラは、人の遺伝子の8倍の遺伝子を持った完全体であり、無性生殖で自己増殖することができ、進化も早く、小型化、有翅化することもできることがわかる。ゴジラは日本だけの問題ではない。国連安全保障理事会の緊急決議で ゴジラを核攻撃で完全抹殺駆除する案が決定される。 東京都360万人の住民が立ち退き命令によって緊急避難した。日本の地に再び核兵器が使用されるのか。矢口蘭堂は、牧博士が残したゴジラの細胞進化を止めるための化学薬品を突き止めて、これを血液凝固剤と共にゴジラに注入することでゴジラの動きを止めることができるはずだと主張する。被爆国として、再び核兵器が使用されることを、何とか止めたい。彼の専門チームの熱い説得で、自衛隊と米軍が共同で動き出した。 弱ったゴジラに向けて、爆弾を積んだ無人新幹線をゴジラに激突させてゴジラの動きを止める。米軍による無人戦闘航空機によってゴジラは火を噴きレーザー光線を出し尽くし、力尽きて倒れる。横になったゴジラの口にポンプ車が何百キロもの血液凝固剤と冷凍薬品を注ぎ込む。ゴジラは何度も立ち上がり、抵抗するが遂に、立ちはだかって尻尾を振り上げる姿のまま凍結した。 というストーリー。 シドニーの大型劇場の最前列の真ん中で観た。30年あまりも外国に居て日本語の日本映画が見られるのは、とても嬉しいことだ。ここでもゴジラは人気ものなんだ。 暴れるだけ暴れると消耗して2週間ピクリともせず動けなくなるゴジラが可愛い。海から上がって来たばかりの幼生ゴジラのウツボとも、蛇とも、ウーパール―パーとも、深海魚ともいえない目がくりくりした姿も愛らしい。ドバー ビシャ―と エラから赤い海水か体液を噴出させながら蒲田や品川を破壊しまくった幼生ゴジラ自身に罪はない。 最後も歌舞伎役者が大見えを切るように、勇壮に尾を振り上げた立ち姿で、凍り付いた姿も忘れ難い。ゴジラの動きは狂言師の野村萬斎が監督したそうだ。さすがだ。 ゴジラは、米軍によって繰り返し行われたビキニ環礁水爆実験によって誕生した。米軍は実に1946年から1958年までの12年間に23回も原子爆弾を使った。とくに1954年の実験では、第5福竜丸など1000艘の漁船が死の灰を浴び、この船長は亡くなり、近隣の島民たちに大きな被害をもたらせた。いまだに放射線が強く、島民は帰島することができないでいる。この実験ではヒロシマ型の原爆1000個分の爆発が起こされ、海底には2キロ幅、73メートルのクレーターができた。 自然界を破壊した人間の奢りに対して、放射能をもろに浴びた海底生物は その遺伝子を破壊され、再生された時にはヒトの遺伝子の8倍の遺伝子を持つ完全個体になっていた。その細胞組織は無限に再生増殖することができる。寿命のない完璧な生物の誕生だ。ゴジラは神か。 今回の映画で嬉しかったことは、映画で一度も「怪獣」という言葉が使われなかったことだ。この巨大海中生物は、核分裂をエネルギーにして、えら呼吸をし、核分裂から起こる放熱を火炎射出や、背中からのビーム放熱で発散させて、海水で体を冷やしている。元素変換装置を持っているから細胞が壊れても再生も進化もできる。こんな発達した体をヒトは欲しかったのではないか。 ゴジラは、米軍による武器開発過程で生まれた 原子爆弾の副産物と言える。核分裂をエネルギーとして、生きる新生物だ。ヒトをできるだけ効率よく殺傷し、人類が何世紀もかけて築き上げてきた文化を破壊するために核兵器が開発され、兵器産業がゴジラを生み出した。ゴジラ自身にはヒトを傷つける意志などないし、ヒトを攻撃や戦闘する理由もない。 凍結されたゴジラは、放射能汚染水の流出を、地下水凍結で止めようとして失敗した東電のフクイチの姿に重なる。日本政府は、対策を練ることもなく、毎日900トンの汚染水を太平洋に流出させながらそれを止める技術も才覚も、指導力もなく世界の顰蹙をかっている。 文明の発展と経済活動を進める上で核開発は避けられなかった。私達はウランを掘り、ラジウムを医療に利用し数々の治療薬や検査薬を生み出し、核分裂させてエネルギーを作り出し、核の破壊力を利用して兵器を作って来た。もう後もどり出来ない。 核の使用前に人類全体として核をどう扱うか世界的な管理、倫理協定を持つことができなかった。その結果として世界は核によって滅び、地球は死滅するしかない。 わたしたちは凍結したゴジラを横に見ながら、より破壊力を持ったゴジラが再び動き始める、その日まで、何もなかったようにメシを食い、仕事を淡々と続けるだけだ。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは何回も観る\n 音楽のメリハリがすごかった....片桐はいりさんとか、1シーン出てきてインパクトを残すキャスト陣が良かった。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 東京でならゴジラ倒せる! " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "「おい庵野!俺より面白いもの(略)」は全俺が共感。\n しかしまぁ、よくこの脚本で通し切ったと思う。エヴァシリーズで散々見せられた「歪んだ特撮愛」は綺麗さっぱりなりを潜め、そこにあるのは「今までの特撮ゴジラでフラストレーションを溜めてた人」が長年蓄積してきた「俺たちはこういう\"誤魔化しのない\"絵が観たかったんだよ!」に満ち溢れている。(でもきちんと「らしいカット」はふんだんに用意されているのだ)(樋口カントクこっちの方がイキイキしてないか?)役者の余計な芝居を挟み込む余地を徹底的に排除する作劇法も、緊張感を維持するのに一役かってて好感触(もちろん最初は面食らった)。最終的に岡田斗司夫も言ってたけど「俺はやっぱり逃げずにエヴァ作るよ宣言」をゴジラ映画の主人公に言わせるwとは思わなかったわ。そこと全編通した音楽愛、そして電車愛は庵野カントクのパーソナル感バリバリ。なんだかんだで劇場に5回以上足を運んでしまったのは俺史上初。パシリムの4回を越える記録樹立。予告編観ておおいに心配になってたのだが、もしかしたらこれも演出だったのかもなー。あり得る。応援上映、Twitterハッシュタグ実況はじめ、新しい楽しみ方が上映後しばらく経ってから発現したことも含め、俺史上記念碑的な作品に出会えたことを素直に喜びたい。いや、よくできてるよこれ。 " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめました\n ゴジラの恐さを楽しみました。女優さんのパワーを少し抑えてくれれば、もっとゴジラが際立ったのでは無いかと思います。主役級は有名な俳優ではない方が合ってるのかな。続編あったら、もちろん観ます。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "初めて見るゴジラ映画\n 実際にこうなったらここまで対応出来るのか?そればかりが疑問に思いました。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "1.映像迫力あったがストーリー政府間の会話のシーンが長く、途中寝る。\n 1.映像迫力あったがストーリー政府間の会話のシーンが長く、途中寝る。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァ好きなら絶対\n 音楽がもろエヴァです。内容も使徒がゴジラになった感じ?笑構成も意外としっかりしてて、飽きることなく面白かったです!ゴジラの強さがエグいです笑石原さとみ最高。最後のシーンがかなり意味深。あれ人?、、、。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大人の本気の遊び\n 制作スタッフの皆さんが、ニタニタしながら造ったんだろうな…楽しそう。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "好き\n 自分は何のために働いているのか、考えてしまいます。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "映画 ゴジラへのリスペクトを感じますが…\n 劇場で見ないと100%の感動が得られかなと思い劇場へ足を運びました新しい解釈?とでも言いますか私達が知るゴジラの姿になるまでの展開は新しいアイディアとして庵野さんのオリジナリティを感じます私としては現代でよりリアリティのある作品を期待して行ったのですが、、映画ゴジラのリメイクなんだ!という意図を感じました適度にリアリティを出し過ぎないとでも言うのでしょうか(^^;;色んな方がコメントしてる様に政府のドタバタ劇は面白いというよりテンポを悪くというか見ている私の集中力を削がれてしまいました元祖ゴジラという映画をリスペクトして作るとこうだ!という感じで見れば納得の出来なのだと思います。個人的には全く面白くなかったです。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽がっ。\n ゴジラの本来の解釈がやっとわかったかも。もっかい観たい。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "傑作でした。\n 政治家の観賞感想を聞いてみたい。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い。面白い。まさかの面白い。\n 観にきてよかった!元々、ゴジラなんて。と思っていたが、友人の勧めもあり行ってみたら本当によかった。。。驚きです。なんだかよくわからないけど、すごいリアルだった。おりそうだな、本当にゴジラとかきそうだの、とか思っちゃったのはなぜだろうか。これを、中学、高校時代に見てたら、官僚になりたいとか思ってただろうな。単純だから。セリフのはやさとか、テロップ感とか、会議の(特に自衛隊の)画ヅラのアニメっぽさとか、スピード感がとっても良かった。もう少しだけ、女性キャラがいれば、より、嬉しかった(ま、リアルじゃなくなるかもだけど。) " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルversus虚構\n リアルversus虚構 " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "二回目見てきました!\n エヴァがすごく好きで庵野監督のファンなので、ゴジラシリーズは見たことがなかったけど、大ヒットしていたし期待して見に行きましたが、途中から結構長い時間眠ってしまい、起きたらすでにラストシーンで内容があまり理解できませんでした。もう一度見たいけどビデオが出るまで待てなくて映画館へ再び行きました。最初から最後まで見てこれは面白い!と思いました。パンフレットもすでに読んでいたのでだいたい理解できました。劇場公開からすでに3ヶ月たっていたのにまだ上映していて本当に良かったです。この映画は映画館で見るべき作品です。ビデオレンタル開始を待っている方は映画館で見ることをおすすめします。 " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今のところ自分の邦画No.1\n 自分の邦画No.1映画になりましたゴジラの動きが素晴らしいかったと思いますまぁあと自分が庵野秀明ファンと言うのもありますがそれを差し引いても素晴らしい作品でした日本の実写映画でここまで素晴らしいSF作品はないと思います怪獣映画としては平成ガメラ3部作には敵わないかも知れませんが映画の作り全体を見るとやはりシンゴジラはうまく出来ていて自分の中に邦画もやれば出来ると思わせてくれる様な作品でした " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "お見事!\n お役所仕事を上手く表現されてて面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラこええ\n 好みがわかれそう。色々な意見がありますが、私は凄くリアリティーがあったと思います。会議のあの微妙な空気。緊急事態なのに何人もの大人を通して判断を待つ感じとか、総理総理って言うけど大して尊重してない感じとか…笑石原さとみは立ち位置とかルー大柴的な話し方は別に気にならなかったけど、流暢でない英語であのキャラは確かに違和感があった。長谷川さんはかっこいい。ていうかあのチームがかっこいい。あと竹野内豊の声がセクシーすぎる。終わり方も良かったです。3.11を考えさせる部分は多く感じました。それもあって怪獣とか政府より、災害映画という感じ。それからとにかく大迫力のサウンドが素晴らしかった!映画館でみるべき映画。見れて良かったです。あと俳優陣が豪華すぎて…でもだからこそ細部までリアリティーを感じて見れたんだと思います。私の中ではここ数年で一番かも。 " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "ツッコミ所が多すぎてノレない\n ・『ソースはネットの投稿動画』で巨大生物説を唱えて上に噛み付く人間をキレ者として描写・第一形態のあの姿を満場一致で尻尾だと思うか?ヘビのような生き物と思う人もいるのでは?・平成ガメラの時に既に議論になっていたけど『防衛出動』ではなく兵器使用制限なしの『鳥獣駆除』・ゴジラが環境に適応して進化(変態)するのは分かったが、なぜ陸上に進出する必要があったのか?なぜ東京を目指すのか?・モニターで見ただけでゴジラの動力と弱点を見抜く女、結局この段階から最終作戦の大筋が変わらない・身長118.5mで体内で核融合をしている生物を上陸寸前まで発見できない訳がない・最終防衛ラインを武蔵小杉に設定した根拠は?実際にはあの量の戦車を展開するのは時間的に不可能らしいが・序盤で住民2人の為に攻撃を中止したのに、地下に避難させた住民の上でバンカーバスター攻撃・全く汚れていないエリ、無精髭一つ生えてないのに匂うらしい矢口・「避難とは住民の生活を奪う事だ、簡単に言ってくれるなよ」←熱核兵器=戦略核が使用される場面で何をのんきな事を言ってるんだ?・広範囲に渡ってビーム攻撃されたのに交通網、通信網ともに全く問題なさそうな東京・「まずは君が落ち着け」←矢口は別に「落ち着け」とは言っていないのに「が」とは?・ハッキングの危険性があるのに物わかりが良すぎるドイツ・コネと土下座でアッサリ待ってくれるフランス・「先の大戦では希望的観測と決めつけが~」と言っていた矢口が発案した作戦が『新幹線爆弾、在来線爆弾攻撃後もゴジラが線路上にとどまり、体重9万2千トンのゴジラに対して爆破で重量が分散されるビルの質量攻撃が有効であり、なおかつ車両で接近可能な箇所に顔を向け、食料を必要としないゴジラが口に注入される凝固剤を素直に飲んでくれる』事を前提とした作戦・自分にビームが当たるとは全く思っていないようにビルの屋上で悠然と構える矢口達・冷却機能を止められると体温がマイナス196度になる?なんで外気温よりも下がるの?・半減期20日ってものすごい勢いで崩壊してるから東京駅周辺とか超危険なんじゃないの?CGのレベルがアサイラム作品なのでそう言う映画だと思って見られればいいのだが、作品の雰囲気がどうにもスノッブ的で製作者はB級バカ映画としての評価を望んでいないように感じられるので内容との乖離が激しい。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラなんてって思ってた自分を叱りたい\n 単純な怪獣映画だと思ってたのですが、そうでもないらしいので見に行ってきました。感想は、ああ今年1だ、、最高だ、、でした。音なしで拍手しちゃいました。見てない人はぜひ。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかくニヤニヤだ\n とにかくニヤニヤして観た。男のロマン詰まりすぎだろ、と。やっぱ、人類の根底には爆破とか攻略とか、そういうものを楽しむDNA組み込まれてるんだよな、と自覚。しかし、もちろん主題はそこではなく。311を経て、いよいよもってゴジラは日本人にしか描けない存在になったな、と。オマージュシーンもてらいなく多用されてるし。あの時こうだったらよかったのに、これからはこうあってほしい、な物語だった。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄く面白い\n 日本の危機管理を考えさせる内容。普段見慣れた東京の建物がリアルに壊されるCGは圧巻。 " + }, + { + "date": "2016-10-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度見ても涙がでる\n ゴジラは震災そのものか?押し寄せるガレキ、炎、逃げ惑う人々。政府の対応、そして被爆を覚悟して立ち向かう人々。震災に起きたすべての場面がこの映画に込められている。私たちはこの映画を決して忘れてはいけない。それは震災を忘れてしまうことなのだ。 " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "んーなんだろ\n 割と難しい映画でした馬鹿には向いてない映画ゴジラの迫力には感動したやばい " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ガッジーラ!?ww\n 確かに今までのゴジラ作品とは全く違う視点から描かれており新鮮でリアリティーがあり、その点は面白かった。庵野監督の作風もバッチリ良い感じで出てたと思う。オープニングからのテンポの良さや、ワクワク感は非常に良かったが官邸でのやり取りが続くにつれて失速気味。キャストには何の非もありませんが、昨今の政治家の不祥事や保身を見ていると国民の為に、、、と奔走する姿はイマイチ共感できず。何より大好きな女優の石原さとみが日系2世かしりませんが、お粗末な英語を話すイタイキャラなのは見るに耐えませんでしたww所々に英語を挟んでルー大柴かよwその割には日本語は流暢というwまあ新しいパニック映画の描き方は良かったと思う。あと日本だけが作れる作品だとも思った。 " + }, + { + "date": "2016-10-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "もうゴジラは見飽きた。\n 誰が監督をしても、ファイナルだとタイトルをつけても、なかなか終わらないゴジラはネタ切れで、無理して続けてこの作品の価値を下げないでほしい。やらない選択も必要なのではないかと思います。それはスターウォーズやロッキー、ターミネーターなど作るたびに評価や価値を下げる結果にならない事を願っています。 " + }, + { + "date": "2016-10-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高のポリティカル・フィクション\n 劇場で5回、関連作品として初代『ゴジラ』、84年版の『ゴジラ』、岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』もストリーミングで視聴しました。本作は、水爆実験の副産物としての厄災だった初代作品を正しく踏襲したもので、各国により海洋に不法投棄された放射性廃棄物が厄災の発端になっています。本作のゴジラは形態が進化していくのですが、巷で「蒲田くん」と呼ばれている形態は東日本大震災の津波の、そして最終形態「鎌倉さん」は福島第一原発事故の、それぞれメタファーとなっています。同じく3.11に触発された作品に、今話題の『君の名は。』がありますが、あちらが時間遡行して歴史改変し、災害そのものを無かったことにしているのに対し、本作は、東京のど真ん中に《冷温停止》されたゴジラが鎮座し、それを受け入れて生きて行かなくてはならないというラストであり、それはすなわち大震災・原子力災害後を生きる覚悟をしなくてはならない我々日本人のあるべき姿であり、それを示したところに『君の名は。』と大きく違う最大の価値があります。クライマックスでは、米国中心の有志連合が、東京もろとも核兵器でゴジラを殲滅するという作戦を立てます。主人公たちはそれを回避するために、日本が得意とする民間の工業力を借りて、核攻撃実行前にゴジラを凍結させる決死の選択をします。人類史上最悪の核被害である「ヒロシマ・ナガサキ」のカットを挿入し、三度目はなんとしても阻止したい、として。ここには、強い反核のメッセージも込められています。前半部分は『日本のいちばん長い日』に影響を受けた「会議映画」として、中盤はリアルな取材と高い映像技術による「自衛隊映画」として楽しめますが、本作の核心部分は3.11後の日本人のあり方と、核兵器についてのポリティカルなメッセージ性にあります。このメッセージをどう受け止めるかが評価の分かれ目になるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "期待以上の内容でした!\n ずっと気になっていた作品でした。今年観た中では、一番面白かったです。今までSFアクション?!のジャンルにおいては、国内モノには期待出来なかったのが、庵野作品で考えが覆された感じです。次作も期待します! " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かったよ。今更ながらオススメです\n 観賞は2回目です。1回目は公開初日に見に行きました。公開から月日もたって改めて見たいと思い見に行きました。ここでのレビューのほとんどと同じですがホントに良くできた作品だと思います。未だに(10月19日)公開されている理由もよくわかります。よかったところと今一つと感じたところを書きます。・よかったところカメラワークと音楽、自衛隊、ゴジラの形態、ゴジラ東京初上陸から再び東京に来て夜の東京をやりたい放題するまでの流れ。これだけでも十分素晴らしいと感じたから星5にしました。・今一つと感じたところゴジラの見せ場が中盤で、ヤシオリ作戦のときはもう少しゴジラは何かしてほしかった。やられすぎだし、人間側からすればうまくことが運びすぎ。あと終わらせ方、庵野さんが続編作るつもりなら全然いいけど続編作るつもり無しであの意味ありげな終わらせ方は好きじゃない。次回作はVSもしくはミレニアムシリーズみたいなのが見たいな。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大人も楽しめる…じゃなく、子供は楽しめない\n 面白かった。ゴジラと自衛隊の戦いは、ゴジラ映画のある一面ではある。すべての作品ではないが、多くの作品で自衛隊(あるいは防衛軍)がゴジラ排除のために勇敢に戦った。しかし、本作の目のつけどころは斬新だ。過去のどの作品でも、このコンセプトには思い至らなかったのではないか。大災害もテロの驚異も、リアルに知っている我々だから受け入れられるのかもしれない。コンセプトは原点回帰だと聞いた気がするが、過去作品にない切り口だった。ディザスタームービーという点で、第一作に回帰したのかもしれないが。しかし、庵野秀明がここまでやるなら、宮崎駿・押井守・細田守・原恵一・新海誠に次々やらせてみたらどうだろうか! " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "石原さとみは悪くない\n ・序盤のB級映画風からの演出の大どんでん返し!・政治家のポンコツ感が現実味を帯びないも、テンポが良くて笑いあり、演出の大どんでん返しの良い助走に感じた・言わずもがなゴジラのエヴァ感・ゴジラの背中からレーザーが出たり、ゴジラの回復期間シーンや、日本の全電力/全工場を駆使してゴジラを倒したり、もはやエヴァファンへの接待映画かなと感じました・電車に爆弾積んで攻撃する全インフラ攻撃は、見ていて楽しいく特撮と現実のバランスが絶妙で、特撮を長く続けてきた日本だからこそできた演出なのかなと感じた(ただし電車飛びすぎ)・石原さとみの中途半端な英語・石原さとみの微妙なイキり具合・石原さとみの中盤までの必要かわからない役・でも石原さとみの役に反原発に対する思いが込められていて、今の日本が向き合うべき課題を暗喩にも直接的に訴える感じがとても良かったし、考えさせられる映画でもあった " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とにかく映画館で見て欲しい映画。\n とにかく映画館で見て欲しい映画。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "3回目。\n ゴジラ映画の中での最高峰。音楽、映像、演出 。何より絶望感に打ちのめされる。311時、新宿南口の大画面にコンビナート火災が映し出されていたのをみて、まるで映画のワンシーンに紛れ込んでしまったかのような感覚にとらわれた事を思い出した。夜通し甲州街道を歩き続ける人々がやけにハイテンションであった事も。会議のリアルさ、逃げる人々のリアクションも311の再現のようで、押し寄せる船が、燃える東京が、失われた親族を思い出させ胸が痛む。救いがある、胸のすく後半は楽しい。後半のご都合主義云々を言われているが、押し潰されそうな現実の中で戦う我々が、怪獣映画の中で夢を見て何が悪いか?こんな政治家が実在しない事や官僚や自治体が硬直している事まなんて分かりきっている。米国評論家が、現実に虚構を入れていく繊細な作業と高く評価していたが秀逸な表現だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "頑張ろう日本!日本国民に見て欲しい\n 普通映画なら主人公が居てストーリーがあってという展開だけどこの映画は4分の3位ドキュメンタリーっぽく進行していく。自分の地位や欲ばかりの政治家、敗戦国で海外に良いように扱われる日本、大変な事があってもまず動画を撮影する国民…それを見せているのが4分の3。正直その部分に映画としての面白さしろを感じれるかと言えば、難しいし、そこで寝てしまう人も居た。だけどこの映画の魅力を感じたいのならば見るべきだ。残り4分の1は矢口という熱い政治家が立ち上がる。彼のようなリーダーが日本には必要。スクラップから始まった日本という言葉が印象的。彼の統率力から日本は自力で立ち上がり、国民もひと昔前の国民になる。自分も現代人であるのでもう一度見直したい。愛国心が芽生える。子供には難しい映画だけど日本頑張れ、自分も頑張ろうって思える映画。ゴジラは日本のあらゆる問題を表した物だと分かる。もう一度見たい。あえて昔のゴジラの音楽を流したのは高度成長期の日本のパワーをもう一度って願いだと思った。星0・5マイナスは腐った政治家の発言が難しい言葉で早口で分かり辛かった。分かりやすい版シンゴジラが出たら日本の子供たちにも見て欲しい。問題をかかえた日本の描写をあえて見る人をうんざりさせて、作戦が始まった途端面白くする見る側の気持ちもこの映画にコントロールされているような気がする。斬新。 " + }, + { + "date": "2016-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "庵野らしい、という感想がしっくりくる\n 全体的に濃い!それが一番の感想です。前情報なしに観たのですが、わりと政治や軍事が絡んだ比較的現実的で、地に足の着いた作風で驚きました。 ゴジラの奇抜さや、異様さに目を奪われがちですが、ぼく的にはこの作品の本質はこちらの渋みのある人間描写だと思います。 登場人物たちが、どこまでもぶっ飛んでいないというか、語り口調から、思考までが本当に「ありそうな」政治家、周辺の人間をうまく表現できてるな、と思いました。 とにかくキャラクターが暴走しない、というか、身の丈以上のことを行わないわけです。 主人公も、一見して自分の理想を過剰に信じ突き進む無茶な人間にも映りますが、それはあくまでも表向きで、実際には理想を信じまっすぐ進む透き通った人物像が、あくまでも「やりそうな」という範疇にとどまっている感じです。 だからこそ、このキャラクターはなんだかなぁ、という小首を傾げながらしぶしぶ観てしまうような違和感は少なく、終始実際の人間関係を遠くから観察しているような感覚で見れました。 もちろん、完全なフィクション作品であり、特撮作品という枷がある以上、どうしてもキャラクターたちが美化されたり、情熱的だったり、極端に成長するといった側面は否めませんでしたが、それでも「なるべくしてなる」成長が多かったと思います。 解釈と理解が受け手側にかなり一任されているエヴァシリーズに対して、「こう見せたい」という庵野監督の積極的なアプローチを感じた気がします。とうとうと抽象的なことを述べましたが、簡単に作品に対して思ったことだけ言うならば「え、政治家しか出ないじゃん。大丈夫か?」 ↓ 「あ、これがゴジラの敵か。なんかキモ」 ↓ 「え、こいつゴジラなの?あ、進化するんだ…」 ↓ 「政治家、熱いなぁ」 ↓ 「あれ、ゴジラやばくない?」 ↓ 「へぇ、こんな総辞職もあるのか(白目)」 ↓ 「もうこれ終わりじゃん!無理じゃん!」 ↓ 「まずはおれが落ち着くわ」 ↓ 「在来線乗ろう」 って作品でした 全然、一割も語れずに悔しいですが、最終的には水飲みながらヤシオリ作戦の話でキャッキャッするのがみんな基本だと思います " + }, + { + "date": "2016-10-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "揺さぶる。\n ゴジラシリーズどころか、怪獣映画に全く興味のなかった私。ただならぬフィーバーぶりをみて劇場に行ってみると…なるほど。納得。キレキレのセリフとテンポに心地よさを感じ→大迫力のサウンドとゴジラのビジュアルに圧倒され→国防に全てを捧げる巨災対や自衛隊に心を打たれ→最後のミッションで胸が熱くなる。怪獣映画なんだけど、そこメインではないというか。ゴジラ以外に楽しむポイントもいっっぱいあるというか。怪獣映画であり社会派ドラマでありミリタリー映画でもあり。多方面から楽しめるからここまでいろんな客層を取り込めたのかなー。とにかく面白い!2回観に行きました。 " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハイテンポ、りあるエヴァ\n とにかく、ヤシマ作戦のBGMがかかった瞬間に血圧上がった 笑テンポの速さに、特にテロップ、読めない読めない 笑あえてのあのテンポなんだろうけど、一時停止してじっくり見て見たい笑あと、まさかのゴジラの変体にびびったし、最初ブサイクやってまたまたワロたw " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "2回みましたが、石原さとみ…\n ゴジラの件はみなさん描かれているので割愛。2回目みても石原さとみは設定に無理がありますね。 かわいかったけど。あの顔でおばあさんだけが日本人はありえないし、あの英語で大統領になるっていうのもすごく無理。 アメリカ人の友人と見ましたが、友人はゴジラ面白いけど、石原さとみの設定に無理ありすぎて笑えると言っていましたね。パンフレットを買ってないのでわからないのですが、親も日系なのかな? " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "主役はヒト\n 庵野版ゴジラはヒトが主役。冒頭、危機管理の甘さと事なかれ主義で巨大不明生物に対処しようとするアプローチの仕方が新鮮で面白い。想定外の事態が起こった時の政府中枢機関の慌てふためく姿が滑稽に映る。結局、有事の際は誰も責任なんて取りたくないのよね。。。終盤、日本国存亡を賭け、東京駅周辺で展開されるヤシオリ作戦の戦闘シーンはアイデア満載。アレを兵器として使うなんて・・・こういうバカっぽさが怪獣映画の醍醐味だったりして。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴッジーラ\n ゴッジーラって発音するのか…山手線の贅沢な使い方、初めて見ました。スクリーンで見て良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "迷いが上手く書けている。\n 災害発生時に決断求められつつ、決断できない流れが現実に近いなぁと感じた。閣僚は「後は総理の決断だけ」って言うけどさ〜、無理だって。避難してない国民が居るかも知んない中での兵器使用とか。安易な決断は人を殺す可能性が高いから、間違っちゃないけど、結果より沢山死ぬっていうね。ここにその結果で避難受ける件あればより現実に近いけど…、蛇足だな。石原さとみのルー大柴っぽいのは、笑えた。シリアス映画に偏り過ぎないための敢えての措置なんだろうなぁ。。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映像もストーリーもリアルでグッド‼︎\n 私 品川区民なので、ゴジラが暴れまくった地域に非常に親近感を以って鑑賞できました。映像のリアルさに加え、政府トップや監督官庁・都知事の狼狽えなどなど、実際でも こんな感じになるんだろうなぁ〜と…。ツッコミ処といえば、やはりゴジラを倒す一連の流れですかね。自衛隊や在日米軍のミサイル攻撃をも跳ね除けた割に、たかが高層ビルが2・3棟 倒れかかってきたからって 身動きとれなくなるっていうのはねぇ〜。それに、口に得体の知れない液体 流し込まれたら本能で吐き出すだろ? 生き物なんだからさ。でもまぁ、総合的にはとっても満足いく 素晴らしい出来栄えだったと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "日本の組織構造を描くのに時間を割きすぎているような\n それがアイロニーであろうとも。。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こだわりを楽しめました\n 細部のこだわりを積み上げて「有りそう」と現実感を築いてます。家内と子供は本当に怖がってました。面白かった。もう一回観ようかと思いますね。次回は一人でじっくり。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "ちょっと残念かな\n 想像より残念でした上映中寝てしまいました " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった点も多いが、評判ほど…\n 良かった点・中盤の対空ビームのインパクト、絶望感が凄まじかった・音楽が全体的に素晴らしかった・スタッフロール時、昔のメインテーマが流れたのは懐かしい気持ちになれた・私は好きにした、君たちも好きにしろという言葉がカッコよかった・恋愛要素が無かった個人的に無いなと思った点・序盤のキモゴジラのデザインと街の破壊予算上仕方ないのかもしれんが、モノレールや車のミニチュア転がしてるだけで、ゴジラのデザインも相まって序盤のインパクトが非常に弱かった・会議シーン全部実際の官僚があんな喋り方だったらしいが、見てる最中は尺稼ぎとしか感じなかったし、視聴後、意図を知ってもつまらない意味の無いシーンとしか個人的には思えなかった・ゴジラとのラストバトルせめて拘束した後、ドリルとかで体に直接注入するとか…ストローでジュースをチューチューやってんのはギャグにしか見えん後は電車爆弾の演出が若干浮いてた・オタク賛歌っぽい所がキモい主人公チームのキャラが全体的に気持ち悪いオタクだからこそ他より凄い結果出せてる!みたいなのがクサい中盤のゴジラ大暴れはホントに良かった!ただ、とにかくあの無駄会議が個人的に合わなかった " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "登場人物が豪華\n エヴァっぽい、台詞や展開。何よりも素晴らしいキャスティング。良い意味で期待を裏切られた素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テンポの良さ\n テンポの良さがすごい。オチまでしっかり。 " + }, + { + "date": "2016-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本人ゴジラ大好きだね。\n テーマ曲も昔ながらのゴジラの曲だったのが嬉しい。有事の日本の政府の対応の遅さ、軍事力の無さがリアル。あまり語るとネタバレになってしまうので長谷川博己がカッコイイ!石原さとみが綺麗過ぎ!としか言えない(^_^;) " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動\n ゴジラが現れた時の政府の動きを正確に再現できていて、まさに日本対ゴジラだった。ゴジラのCGが凄過ぎて、かなり衝撃的だった。俳優陣が豪華でうまく映画に溶け込んでいた。間違いなく邦画史に残る映画の1つになるでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラっていうより「日本の一番長い日」のリメイクだねこりゃ。ゴジラ...\n ゴジラっていうより「日本の一番長い日」のリメイクだねこりゃ。ゴジラで日本の~をやってしまうアイデアにまず驚嘆する。架空戦記ものであり、特撮ものであり、災害パニックものであるわけだが、過去の日本の東宝特撮ものとは明らかに一線を画している(あれはあれで良いんだけどね)。キャラクターや組織と兵器のディティールなど細かいところを言い出したらキリがないほど良い。都心を破壊し尽くす場面の、あの美しくどこか物悲しい絶望感みたいなのがハリウッドにはない感覚で良かった。海外には受けないだろうなあ。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "50点\n 興業的には大成功でよかったですね!でも突っ込みどころが3か所ありチョットがっかりでした。1)ゴジラの元になる生物が出てきますが、目がマンガティックでデザイン的にはもうちょっと工夫してほしかった2)ある薬品でゴジラを攻撃するのですが、その薬でゴジラの体内温度がマイナス167度(宇宙空間と同じ)になったという設定はどう考えてもお笑いです。カチカチに凍っていくゴジラの姿は思い付きとしか思えないシーンでした3)大きな被害を出したゴジラが活動停止して作戦は成功するのですが、その時のリアクションが「これで任務終了」と淡々とした役者の台詞で終わるラストシーンに工夫が全く見られませんただ日本のCGもここまでレベルが高くなった事には評価できます " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よいです\n 久しぶりに一人で観ました。大人の映画ですね。男優がみなさんカッコよいです! " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん…^^;\n よく出来てるとは思う。尺の撮り方がアニメっぽくカット割りが漫画のコマ割りみたいな感じ、スピード感や展開感は感じるんだけど全体に慌しい、台詞回しも早いので役者さんが無駄な演技をしないのでリアリティもある。ゴジラのCGもよく出来てるし、カメラ割りもカッコイイ、ゴジラのサイズ感の魅せ方も凄くイイ。得体の知れない怖さ、強さ、を武器使用のプロセスを緻密に描写演出する事でとても解り易くしておりとても良かった。でもね、シナリオの展開や、その流れ、演出方法がパトレイバー1、2の完全なオマージュ!唯一有る役者の絶叫シーンなんでその流れから「シゲさんか〓︎」とツッコミたくなる程、エヴァの音楽を使ったり、1度なら未だしも2度も使って…スパコンのとこなんか逆襲のシャアだったり…放射線の部分の描写なんて3、11を思わせずにいられない。最後の凍ったゴジラはどうするのか知らんけど、未来に丸投げした夢持たせ気味な香港映画バリのプッツリエンド。おいおい福島か! と突っ込みたくなるほど。音楽やSEに歴代のゴジラ物を使ったり、最初に出て来る小舟の名前が…だったり、識別番号が…だったり色々リスペクトも沢山あって流石だなぁと感心したりしたけどやっぱり、うーん…な印象でした。まあ…何はともあれ秀作だとは思いますので1度観て下さい。僕は1回で満足です。(笑) " + }, + { + "date": "2016-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "大人向けゴジラ\n アイロニーたっぷりの大人向け作品。昔のゴジラを残しつつ迫力ある映像で、往年のゴジラファンも若い人も楽しめる。ただ、危機管理の過程がメインテーマなので、子供には少し難しい。東北大震災を東京で経験したものとしては、かなりの実感を持って感じられる。核や国の舵取りについて考えさせられる。最後にオブジェのように東京の街にそびえるゴジラ像。剥がれ落ちた鱗から新しいゴジラが増殖していくのか…そのとき日本は、世界は…人類の進む方向は。石原さとみちゃんは頑張っていたが、力不足の感が否めなかったので、星一つマイナス。 " + }, + { + "date": "2016-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高の作品でした\n 1954年版の第1作目を踏襲しつつも、今までのゴジラ作品にはない新しい発想が盛り込まれていて、非常に楽しめる映画でした。私はエヴァンゲリオンを1度も観たことがないので、庵野監督作品はシン・ゴジラが初めてでしたが、ゴジラシリーズの既成概念にとらわれない斬新なストーリー展開には脱帽でした。何度も劇場に足を運びたくなる映画はシン・ゴジラが初めてです。まだ観ていない方はDVDがリリースされるのを待つのではなく、迫力のある大きなスクリーンでご鑑賞してください。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 11, + "review": "残念・・・\n いろいろなレビューを見ると好評判なので先週観てきました。 私は喜怒哀楽ごく普通に感じる凡人ですが感情移入できぬまま終わりました。政治・外交・軍事・化学・鉄道・建機、などのオタクがそれぞれ喜ぶ娯楽映画、としか思えませんでした。 硬直的なお役所仕事、所詮アメリカの核の傘にある日本、をボケたりツッこんだり渡鬼並みのテンポで展開、そして新鋭兵器・鉄道・建機車両のオンパレード・・・終盤折り紙から謎が解けたり、「私フランスにコネがあります!」のひと言で多国籍軍の発動がストップしたり、あげく米国首脳が「日本もやるのう!」と感心、そんなアホな!余りのリアリティの無さに失笑しました。そしていよいよクライマックス、コンクリーポンプ車が冷凍剤を注入するシーンは遠景でゴジラが曲がったストローを何本も銜えているかのような滑稽な姿、なぜ生々しく注いでいるアップが無いのか・・・まぁ娯楽映画と思えばそれなりに楽しめますが・・・豪華キャストがこんなくだらん長セリフ早口の台本、よくぞ我慢されたことに努力賞1点です。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2016年 シン ゴジラ公開\n リアルタイムでシン ゴジラ観たってのがいい経験ご祝儀代わりにでも体験すべき事象です葛藤しない主人公にノレ無かったのでマイナス☆1つ " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "シンゴジラ\n 庵野監督の新作との事で早速拝見させて頂きました。過去の実写ラブポップの気配は微塵も感じさせずみごとな出来栄え。特に良かったのは、災害から日本を救う立場にある人たちだった。通常はお雇い公務員だったり、嘲笑やストレス発散の対象にされがちの彼らの活躍が目覚ましかった。もっとも現実では一部だけ。全員責任感あふれてたら意思決できませんわ…。新たなゴジラを誕生させた、次期エヴァの新作を心待ちにしております。庵野監督エヴァ造りは期待と苦悩の連続ですが監督らしい監督にしかできないエヴァ心待ちにしております。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ映画じゃなかった(笑)\n あちこちに散りばめられた日本政府の危機管理のパロディ。閣僚会議と官僚。「それはどの省への指示でしょうか」「鳥獣駆除」「押印し続ける人」「仕留める寸前だったのに線路に立ち入る人で攻撃中止」「彼の国」ずっと、クスッと笑いっぱなし。これって3D 4Dで観るゴジラ映画じゃないよねーしかし、痛切な皮肉。パロディ。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "これは、ヤバイ\n 鑑賞直後で興奮冷めやらぬ状態。しかも、2度目。(その後何だかんだ合計4回鑑賞)これは、ヤバイ!久々に楽しい!興奮する系の映画久々ってのもあるけど、流石。庵野監督。エヴァンゲリオン要素も満載で、初め、やり過ぎては?と思ったけど、(途中、エヴァ出てきたらどーしよーかと思った。。)細かいところ気にならないくらい、引き込まれました。ゴジラが進化する過程、背景、日本って国の組織のどーしょーもなさ、でも、それでも真摯に前を向いて進んでいく人がいる。いて欲しい願望、対ゴジラの進め方とその描き方も、国が動いていく様も、あと、震災の記憶も重なってすごいリアリティ。被災した方には厳しい描写はある。ゴジラは災害だと思えばそうだと思う。ゴジラは何か?仮想敵国?自然災害?リアルゴジラ?何にでも置き換えられる。感動!とゆーより、スピードとエネルギーが圧倒的。飽きない。都心で火災発生したら、そんなすぐに鎮火しないだろ!とか、ゴジラ歩いた道のビルは窓ガラス割れるだろ!とか、そもそもゴジラの重さに地下鉄とかの地下組織は耐えられるのか?とか、総理と官房長官は同じヘリには乗らないだろ!どこ行ったBCP!とか、経口作戦そもそも無理だろとか。吐き出したりしなかったのか?とか、色々突っ込みどころは有るけれども、娯楽映画として絶対成功。変に自己犠牲の特攻とか、LOVEストーリーとか、涙系の要素を排除して、淡々とストーリー展開してるのがよかった。(現実だったら実際には特攻とか志願者は出ると思うけど)最後のゴジラの尻尾。途中で剥がれ落ちた組織。無限の増殖可能性。ゴジラ完全沈黙で良かった良かったで終わらないところがまたなをよし。DVDかう!けど、これ、絶対映画館で観ないとダメ。祝!DVD&Blu-ray発売!買うー! " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いまさらゴジラ。\n はじめから最後まで皮肉たっぷり。オマージュ?、いえいえ、茶化し、当てこすり、確信犯的おふざけのオンパレード。で、ゴジラあのまま片付けずに放置しちゃうのか。フクシマかよ。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "最高です\n 初めて同じ映画を四回観ました。元々のゴジラファンではありません。ゴジラは過去作品は観たことはありませんでした。ちなみに女性です。この映画は飽きません。笑いもあるし、震災や今後の日本を考えさせられるし、日々のつまらない仕事や日々のつまらない会議を考えさせられたり、だけど日本人を最後まで信じたいという気持ち、とても共感したし信じたくなります。毎日を大切に生きたくなります。それからなんといっても、音楽と自衛隊。昔収録されたような古いかすれたトランペットの音が、自衛隊の歴史を感じさせ、現実と非現実を結びつける役割になっています。戦車がかっこいい。操縦するひともかっこいい。ヒトゴーマルヒト、送れ!あぁ、現実にこんな人が、こんな組織が存在しているんだということに誇りと安心を持てます。何度みても興奮する。生きる希望を持てる。かの国の属国だとしても。かのくに(会社)の兵隊(平社員)だとしても。やれることをやる。感情移入の所以かと。つまらない毎日も、まだまだ捨てたもんじゃないという、明日への活力になります。ありがとう、ゴジラ。DVD出たら買います。でもやっぱ映画館最高。最初は品川のIMAX、二度目は普通の映画館。三度目は木場のIMAX、四度目はmx4dで観ましたが、品川のIMAXがイチオシ。真ん中よりは少し後ろ。プレミアムシートのすぐ前あたりがいい。画面に包み込まれるようなスクリーン。圧倒的な音響の良さ。画面までが近く、急斜面なので前の席の頭が邪魔になることはなく快適。中小規模のスクリーンなら真ん中よりちょっと前の席がおすすめ。初見でmx4dは内容に追い付かないかと。4回観たのにタイミング悪くステッカーもらえなかったから、DVDにはつけてほしい! " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられた\n はじめは、東日本大震災や熊本の地震を想起させたので嫌悪感を感じた。ただ、それ以上にこの映画はたくさんのメッセージを伝えようとしている。日本のいちばん長い日にも似た、日本の存在を考えさせられる作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラそのものには愛着は無いけどこういう映画は有りでしょう\n 半世紀も前、まだ幼稚園に通っている頃、東京都内に住んでいて、TVでゴジラが都内をせん滅させるシーンを見て実際の出来事と勘違いするほど子供心にはインパクトがあったことを覚えている。そんなゴジラがシンゴジラとなって日本国が未曾有の災害に対峙する社会性を兼ね備えた映画となって帰ってきた。子供向け作品では無いようで、ファーストデーの土曜日で客はおぼ満員だが年齢層が高く、子供連れはいないのが異様だ。しかし冒頭から出てきた謎の生物がゴジラへ進化していくとは想像もしなかった。ゴジラが出てきてタイマン勝負でも始めるのかと勘違いするほど。2回目の上陸でなるほどゴジラとわかる姿に成長していたので一安心。ほぼほぼ2時間を飽きさせずに見終えることができた。石原さとみが米政府特使っていう設定には?って思いましたが、ほぼ男たちの中で、いい演技していたと思います。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "2回は見なくていいかな\n 友人が絶賛して二回三回と観てるのを横目に私はあんまり入り込めなかった。俳優の数がすごいなーこの俳優さんは舞妓はレディにでてたなぁとか、あんべちゃんー!とかピエール瀧に松尾スズキまで!とか、英語の発音が残念だなあとか、雑念だらけになってしまった。そして途中ちょっと寝てしまった。こういう話をわざわざ映画で観なくてもいいかなと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラが怖い\n 最初に出て来るゴジラは、何か分からないぐらい今までのゴジラとは違いました。正直気持ち悪くて怖い…後半は見慣れたゴジラで安心しました。笑4dxで見たら、とても迫力があって面白かったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野色濃厚なゴジラ!\n エヴァンゲリオンを監督、制作した庵野監督ならではのゴジラ!長谷川博己の早口言葉もさることながら、石原さとみのエリート美人、その他巨災対のユニークなキャラクターたちと、見所満載でしたね。ゴジラに庵野監督の見る世界を混ぜたまさしく、庵野ゴジラと呼ぶべき映画です。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力とキャストは最高の作品。\n 迫力とキャストは最高の作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かった。シリアスで直視できない部分もあったが、笑える場面も多い...\n 面白かった。シリアスで直視できない部分もあったが、笑える場面も多い。声出して笑って、友達とツッコミ入れながら見たらきっともっと面白くなるだろうなあ。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "全てのシーンが何かの映画の寄せ集め。\n 見たことのあるシーンの寄せ集めに、高揚感など皆無。二番煎じに面白さの評価など出来ん。期待値が上がってただけにショック。唯一、いや唯二…かな。國村隼の仕事ですからってセリフと、ゴジラの背ビレ光線はテンション上がった。ホントに何で絶賛されてるのか訳が分からん。会議シーン云々、初代云々、…云々。どうでもいい。ゴジラが見たいだけなんだ。ゴジラを。主役のゴジラを。大画面で!その時日本は!なんてのは、その付随なんだよ。群像劇なんて、テレビサイズで充分だ。わざわざ映画館に足を運ぶほどのものでもない。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2回目。成田→台北の機内で。\n ゴジラというものを全く知らなかったけど、これはすごく楽しめた。迫力だけでなく、さまざまなメッセージの含まれたいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ以外がリアル\n 不測の事態が起きた時の日本国政府の対応が、これがリアルだったら日本って国はしがらみばっかりで超法規的措置の発令が遅すぎだ。。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポは悪くないものの・・・\n 今作はゴジラそのものにスポットが当たった作品、と言う感じではなく、ゴジラが現れた際の政府や人々がどう対応するか、何故ゴジラは現れたのかと言うヒューマンストーリーを主軸とした映画に仕上がっています。ゴジラの進化していくシーンや改めて登場した際の強力さ等興奮できるポイントが多く通して見ても大きくだれることなく一気に見れるのは魅力だと思います。しかしながら子供が見たらゴジラの活躍は描写が少なく政府の視点が多く、大人が見たら王道ではあるものの単純かつ都合の良過ぎる展開、にそれぞれ冷めた目線を持ってしまうのではないかとも思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "感情移入はできなかった\n ただ淡々とゴジラという突然の災厄と日本人ならではの右往左往ぶりを見せつけられてる感じがして疲れた。迫力とかCGの凄さとかあったのにもったいないなーって思った。おおよその内容も裏に見え隠れする人間関係とか策略とかもぼんやりわかるんだけど、会話はなにぶん早口すぎていろいろ聞き取れない。人物表示や施設名も漢字羅列が多くて、画面見てると字が追えない。さらに英語シーンになって字幕が入ると目で追えないレベル。座った位置が左端だったからいけないのかな、、、。ゴジラの目的は何で、どこに向かってたのかな??もう少し端折れるとこあったのでは。その時間でゴジラの真の目的とかに迫って欲しかった。ゴジラとのコミュニケーション不足感を感じました。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "面白いけど\n ゴジラのシーンはとても迫力が凄かったし、良いんだけど大暴れしたシーンが凄く長く感じた。もう少し分けてもらった方がありがたかった。長谷川博巳、石原さとみ、竹野内豊の演技力は言うまでもなく、脇を固めていた人達もいい感じで楽しかった。他のレビューにもあるように、エヴァ感は凄く、出てこないのに、ミサトさんの「決まってるでしょ。日本中よ。」って、誰か言いそうだと思って見てた。勿論誰も言わないけど。もう少し万人受けする作りにしてもよかったかなと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 13, + "review": "これはゴジラ映画ではない\n 多くの芸能人が絶賛していたので期待して見に行った。結果は、世の中が芸能人が絶賛するあまり「シン・ゴジラ面白いよ!と言わなければいけない」という空気に支配されていただけだったのだと確信した。人間VS超巨大生物の映画としては面白いが、ゴジラ映画としては超駄作である。ゴジラを謳っているため評価は厳しくした。ゴジラはやはり特撮であるべきだ。ゴジラはビキニ環礁の水爆実験によって誕生したという大前提がある。それを無視した格好となった。まあこの映画のコンセプトが「現代に超巨大生物が誕生したらどうなるか?」であるので見る側もある程度は許容するべきかもしれないが、先に述べた大前提は崩すべきではなかった。また、ゴジラ映画は最後にはゴジラは海に帰っていくのが「通例」なのだが、それすら無い。個人的にはこの作品はハリウッド版GODZILLAと同じカテゴリーに属する。日本で古くから愛されてきた映画を同じ日本人が、よくもまあ全否定するような映画を作れたもんだ。リスペクトを全く感じない。僕らゴジラファンが見たいのはハリウッド版やシン・ゴジラのような亜種ではなく、従来のゴジラシリーズの続編なのだ。シン・ゴジラはこれっきりにしていただきたいものだ。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった〜\n 市川実日子のキャラクターが少し違うような気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力満点!\n 4DXだと、さらに迫力が出る!!個人的に難しいなと思うこともあったけど、面白かった!! " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "恐ろしいゴジラ\n ゴジラの進化の様が非常に恐ろしく劇場で観るだけでもキツい人にはキツいぐらいの迫力があった。家に人が居る状態で建物が破壊されたり、主観的に映し出される映像で目の前のものが崩れていく描写というのは臨場感があり苦しく感じるくらいだった。この映画が直接的に震災と繋がる訳ではないが、それを彷彿させるものがあり、震災が起きた時ニュースで観る感覚と実際にその場にいて目前で起こる状態というのはやはり別世界だという認識が引き出され、実際に被災した人々のことを映画を観ながら裏で想像しまった。しかしこれほど迫力があり、苦しいくらいの破壊的な映像と音声というのはつまり実際を感じられる状態に近づけ考えさせてくれるからこそ意味があると思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 個人的にはエヴァファンなので少しひいき気味かもしれないが、現実的でもう一度みてもいいと思った色々庵野さんの作品は考えさせられますね。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "難しい\n 私が馬鹿なのはわかってたんですけど馬鹿すぎて1回じゃ理解しきれなかったです...でもゴジラが破壊するシーンは圧倒でした " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "初めて。\n 長い事映画見てきたけど「また映画館で見たい!」と思ったのは初めて。まず圧倒的なリアリティがいい。且つそれだけじゃないとこがいい。エヴァンゲリオンってちゃんと見たことないけど、半ば馬鹿にしてたとこあるけど、ちょっと認識を改めた方がいいかな…って思った。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ破もしくは使徒・ゴジラ\n これだけ話題になってるのになかなか足を運べなかったゴジラ。遅れ馳せながら拝見しました。音楽や演出は庵野色満開。ストーリーはもとよりテロップとドラムとカメラワークで二時間飽きずに堪能。竹野内さんがカッコいいけど舌足らずなところや、石原さんの若すぎるバリキャリエリートなキャラ設定、手塚とおるさん安定の色物演技、どこに誰が出てた、とか兵器のリアリティーなど観賞後に誰かと話したくなる良いエンターテイメント作品でした。長谷川さんの生真面目設定のキャラ造形とかもっと掘り下げて欲しいし、深海魚的な幼性ゴジラのその後などいくらでも続編つくれそうな話も個人的には好き。エネルギー切れ待機中のゴジラへの無人新幹線&在来線爆弾は楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった~( 〃▽〃)\n 勧められて見に行ったけど面白かった~( 〃▽〃)テンポも良くて石原さとみ可愛くて。ゴジラははじめちゃちかったからどうなることかと思ったら、まさか進化してたとは!ただ歩いてただけなのに世界がパニックで、やっぱりゴジラはスゲーと思いました。怪獣映画なのに実は深い話で、ゴジラのそんなところが好きだ。現代社会にアレンジされてて、ユーモアたっぷりで、ちょっと泣けて。戦闘機にも名前がちゃんと出てて、機械に愛着が持てました。知ってる在来線がカミカゼになったときはウルウルきたよ。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待が低かったから…!\n 私はゴジラといえば2000年に入ってからのゴジラvs〇〇といった怪獣大戦争みたいなのを思い浮かべる年だから見に行く気はなかったが、これは面白いと言っても、まあ言いたいこともある。あれだけリアル志向で進んでたのに、在来線爆弾のあのCGはちょっとねえ…言っちゃなんだけど萎えました。それは100歩譲っても、やはり最後の戦闘がちょっとできすぎかなぁ。倒したところに丁度トラックがいて…のくだりは正直吹いたw " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポ\n ゴジラの第一形態を見て、えっきもっ何これと不安に思っていたら、最終的に第四形態でわたしの知ってるゴジラに進化したので、あっこれだと興奮した。日本政府や自衛隊の緊迫した空気や鬩ぎ合う交渉のテンポの良さに楽しくなり、飽きさせない2時間でした。2回目はMX4Dで観たい!!!!!個人的に、冒頭の前田敦子さん演じるカップルの女が非現実な状況をむしろアトラクションのように笑いながら避難滑り台を降りていたのが印象的だった。それと、無人新幹線爆弾と無人在来線爆弾とツボすぎた。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ワイドナショーで。\n ワイドナショーで松本さんが面白かったって言っていて、どんな映画なのかと興味があり観てみました。普通に面白かった。なんか、普通にハプニング映画っぽい要素がたっぷりで、リアリティーがあって、自分のイメージにはないゴジラ映画だった。なんか、次期アメリカ大統領になるくらいの権力者が石原さとみさんというまさかのキャスティングですが、キャスティングは目をつぶり、構成がとにかく良かった。でも、長谷川さん、やっぱり凄い。めちゃくちゃ良い芝居。こんな役者、すばらしい。そして、たけのうちさんの絵力が半端じゃない。最高の男前です。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "長かった\n こんなつまらない映画久しぶりにみました。なぜ高評価か不思議すぎて…アクション映画かとおもったらほとんどは室内で会議だったり。石原さとみはイーオンの回し者にしかみえないし、やたら早口だし政治的な話も退屈すぎました。久しぶりにうとうとしてしまった唯一じわったのは蒲田で最初に現れたゴジラですかね笑 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "途中見るのが辛くなった\n ゴジラが新橋あたりで、メタメタに都市を壊して、どうやっても倒せない感じの絶望感が、阪神の震災を経験しているだけに。気持ちが悪くなった。震災や原発がモチーフで、それでもスクラップ&ビルドで、イチから這い上がれるんだよ日本人は!というテーマは共感を得るだろう。最後に凍結された、ゴジラは廃炉になったフクシマの原発と一緒で、まだ問題は解決していないと思った。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ初体験\n 面白かった…。ただ圧倒されて上映後、一緒に観に行った友達が黙ってしまって、どうしたの?と聞いたら、あまりにも面白かったので映画の内容を咀嚼するのに必死だったそう。恥ずかしながらゴジラ映画初体験で、「ゴジラは核実験の放射線で恐竜が変異した生物である」くらいの予備知識しかなく、内容をほとんどわからずに観たのですが、「非常事態に人々はどう身を守り、ゴジラに立ち向かっていくか。」ハラハラしながら観ました。今までのやり方にとらわれず自分なりに考え、立ち向かうことの大切さを感じました。ネタバレ注意の情報量の多いパンフレットがありがたかったです。個人的な感想になりますが、ゴジラが迷子の子どものように見えました。たまたま上陸したところで、右も左も分からないままただ進むだけ。でも、街を破壊したり、人々を身の危険にさらしたり。どうすればいいのだろうとパニックになりそうなところでも、落ち着いて作戦を考える内閣の人々の姿が良かったです。友達も私もTwitterのコメントを見なければ観ていなかっただろうし、初めて体験したゴジラ映画の迫力に圧倒されっぱなしでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ゴジラ映画は3:11を背負えるのか?\n 3:11という「想定外」の出来事が起こって以降、映画に限らず、日本の表現者たちは、もがき苦しんでいるように思える。僕は何度も、あの津波の映像を見た。現実離れした、しかし、まぎれもない現実の風景は、浅はかな人間たちの、すべての創作物を飲み込んでゆくようであった。もちろん「ゲ・ン・パ・ツ」もまた「安全神話」という虚構が生み出した、人間の創作物にほかならない。あの光景は、表現を志す者にとっても、今まで築き上げてきた、あらゆる虚構・フィクションの世界が「何の価値もない」と自然界から「バッサリ」断罪されたかのようだった。その圧倒的な現実の前に、人間の表現行為など何の役に立つのだろうか? というニヒリズムに陥る。あの宮崎駿監督も「風立ちぬ」制作中に、スタッフから「津波や地震の絵は描きたくない」という意見も寄せられたという。本作の総監督は庵野秀明氏である。庵野氏も、師匠の宮崎監督同様、並外れた時代のセンサーを持っている人だと思う。本作「シン・ゴジラ」のHPを見ると、庵野氏自身、一時うつ状態となっていたことを告白している。その人が、あの3:11をどのように自分の中で消化し、映画作品に反映させるのか?映画会社に請われるまま、なんでもいいから「ゴジラ」を登場させるのだろうか?怪獣に傍若無人な振る舞いをさせて、都市を破壊し、人々を恐怖に陥れ、人間どもに自然破壊への反省を促す。そんな安直でステレオタイプな映画を、庵野秀明が作るわけがなかろう!とあなたが思うように、僕もそう思う。メイキング映像を見てみる。庵野秀明総監督が「とにかく面白い日本映画にしましょう」とスタッフに檄を飛ばしている姿が印象的だ。その姿勢に僕は共感し拍手を送りたい。やはり、映画の第一条件は「面白い事」に尽きるのだ。圧倒的なスケール感と、造りこみがなされたゴジラの尻尾。「ぶぉ~ん」と一振りしただけで「こんな怪獣来たら、もう助かるわけがない!」と我々観客に思わせる、そのキャメラアングルの巧みさ。「ゴジラ」というフォルムとアイデンティティーを特徴付ける、ギザギザの背びれ。その緻密な描写は見事だ。その体の奥底から肌の色が明るくなったり、黒ずんだりする。心臓の拍動、あるいは呼吸に合わせるかのように、一定のリズムで収縮する、動物としての表皮。以前のゴジラファンなら、これらのシーンで拍手喝采しただろう。しかし、運河を氾濫させ、数々の車を押し流し、都市を壊滅させてゆく「ダークヒーロー」である「ゴジラ」その姿は、リアルであればあるほどに、その嫌悪感もリアルなのだ。素直に「怪獣映画」「娯楽映画」と割り切って楽しめないのである。だって我々は、あの日の出来事を、直接間接的に体験しているからだ。普段は穏やかな「自然」は、時に人間の想像を超える「暴力的な」素顔を見せる。本作の主役である「新しい」「真の」ゴジラも、自然の暴力的事象から発生した生物なのだ。本作において、ゴジラという未知の生命体について対応を迫られる政府関係者たち。その曖昧な態度は、なるべく責任を回避しようという意図が見て取れる。そこへアメリカから圧力がかけられる。「日本政府はゴジラに対応できる能力はあるのか?」アメリカは疑う。その米大統領特使として、石原さとみがクールな役どころを演じている。福島原発事故の際、実際アメリカからの圧力があったようである。その象徴的な例が、あの自衛隊ヘリコプターによる海水の空中散布である。高い被曝線量の危険性がある至近距離から、海水を原子炉めがけて落下させるというミッション。あれは文字どおり決死隊である。アメリカ側は「英雄的な犠牲」を求めていたという。死ぬかもしれない任務について、命令と人選を行う、現場指揮官の苦悩は容易に想像がつく。危機的状況にあって、欲しい情報は入らず、混乱する政府および対策本部。本作では「未知の巨大生命体」が襲ってきた、という「想定外の事象」の場合、政府のどの機関がどのように動くのか?その会議のシーンがおよそ三分の一以上を占めているのである。しかしこれが退屈なシーンとはならない。緻密な取材をもとに書かれたシナリオは、通常の映画の二倍の分量になったという。それは、専門用語を駆使し、早口で議論を闘わせる官僚たちの会議を「群像劇」として描くために必要だったのだ。政府のエリート官僚に長谷川博巳や竹野内豊をキャスティングしたのは、ちょっと意外だったがすぐに納得がいった。彼ら官僚は主役として出しゃばらない。政府の顔として世間に出るのは、あくまで「大臣」なのである。エリート官僚たちは大臣を陰で支え、必要に応じて影響力を行使する。まさに切れ味鋭い、カミソリのような知的「影武者」なのだ。その役どころとして長谷川博巳、竹野内豊、両氏の起用は的を得ている。また、注目すべきは本作の上映時間である。119分。台本は通常作品の二倍の厚みがある。しかし、完成作品は2時間より、1分だけ短いのである。この「1分だけ短い」という事に、僕は庵野監督および、樋口監督の「プロとしての意地」を感じる。「ゴジラ映画」なら、途中休憩も入れて3時間以上の大作にする方法だって許されるだろう。かつての渡辺謙主演「沈まぬ太陽」のように、3時間を超え、休憩時間を設けること自体が話題を呼んだ、という既成事実がある。本作でもその手法で観客動員は見込めるのではないか?しかし、映画のプロとして、上映時間と、1日の上映回数といった興行面への配慮がもちろんあったのだろう。庵野、樋口両監督はこの作品をあえて119分に仕上げた。本作においてゴジラは紛れもなく、3:11の津波に象徴される「自然界から人間界への警告の象徴」として現れている。未曾有の自然災害で失われた、ひとりひとりの命。肉体だけではなく、その人の背負ってきた人生という膨大な記憶の遺産、そして「あるはずだった」その人の将来や未来さえ、奪っていった。それを「数」という記号でしかカウントできない、悔しさ。命の「質量」手触りや「重み」それを背負って、クリエイターたちは、今後、何をどう表現し続けていくのだろうか?現実には、原発事故の後始末は、あと何十年かかるのか? 目処も立っていない。残留放射能はどこにどれだけホットスポットがあるのか?それも曖昧なままだ。そんな現実が足元にありながら、僕らは今のところ、ごく平穏に日常生活を送っている。「想定外」だから「シ・カ・タ・ガ・ナ・イ」みんな、自分を納得させ、諦めているのだろうか?そのうえ「原発事故は人災ではない」と黙認してしまうのか?この世の中には、辛いことを忘れさせるための、楽しいことが山ほどある。それらにより、幾重にも巧みにヴェールで隠された、日常生活の現実はホラー映画以上の恐ろしさだ。そういう「公然の秘密」という地下水脈が走る日本列島で、僕たちは新しいゴジラ映画を体験するのである。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい意味で庵野さんらしい作品だった。\n いい意味で庵野さんらしい作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "ミスキャスト\n ファンには申し訳ないが、石原さ◯みさんミスキャストじゃないか?真実味が薄れましたね観ていて。TVでは、あのキャラでも良いのだけど…。昔の日本人が抱いていたバイリンガル感が古臭いのに前面に出過ぎていて、ちょっと困りました。作品が、自分的には、まあこれもアリかなと思っていたので残念です。他にも、いろいろ惜しい所がありますが、せめて役者だけでも完璧に揃えないと、中途半端になってしまいますからね。エバンゲリオン風のなのは、分かっていましたし、そう言う作風になると予想もしてました。が、しかし、ゴジラの目的が…最後まで答えが見えないのは、無しだと思いますね。だって、謎のまま終わるって…無しでしょ。(*_*)しかも薬品を注入して殺す?って…何じゃそれ!!残念だなぁ。。良い作品なだけに。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素直に感動\n 最近映画を魅入ってしまう事がなく、映画からしばらく遠去かっていました。時間が空いたので暇つぶしに入ったのがこの映画。単なる怪獣映画で気軽に見ようって思ってました。いやぁ驚いた。まずセリフの多さとその速さ、政府、官僚の会議のリアリティに圧倒されました。自衛隊の戦闘シーンも本当にありそうでドキドキして観ていました。政府首脳が壊滅する中で日本救う為に奮闘する主人公に思わず目頭が熱くなってました。いい映画ですね。たまたまですが観てよかった映画です。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "電車\n 新幹線と電車がよい日本っぽい作品音は変にこだわらず5.1以上にしてほしかった " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "政治面が見れて面白かった 4DMXが面白かった\n 政治面が見れて面白かった4DMXが面白かった " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラという未曾有の危機にどう対処するか、という国家公務員の話。 ...\n ゴジラという未曾有の危機にどう対処するか、という国家公務員の話。ご都合主義なかんじはあるけど、怪獣映画だし別にいいよね。小難しい専門的な意見を交わす仕事風景、会議の様子が臨場感あって面白い。エヴァンゲリオンを彷彿とさせるシーンはそこかしこに、というか全体的にある。ゴジラの背中からビームがでるところがなんかいい。見知った東京の町並みがガンガン壊されていくのが面白い。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 今までの、ゴジラ映画がそんなに好きでなく、観る気なかったんですが、友人が猛プッシュしていたので、一応観てみました。今までのゴジラと全然違う。友人に感謝。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "時代錯誤じゃない?\n みんなが面白いというので見ましたが何が\"シン\"なのか最後まで納得(満足?)することはなかった。 何故ゴジラなのかもわからない。初代を意識したのに全然違う方向に行ってしまいましたね。 金子版で終息したと思われたゴジラを、ハリウッドで日本で引きずり出すようなマネを良くやったもんだと思いました。 会議がリアルだとかそうではないとかより、先の震災より被害が甚大なのか?そうではないのか?という今の日本人の尺度となっている微妙な問題をハッキリと表現できない邦画の限界を感じました。 ゴジラに被災した(犠牲になった)人数をぼやかす様な中途半端な映画でした。庵野秀明はもう少し骨太な映画を作るかなと思ったのに残念でした。大体今時放射能とかで成長出来たり、元気になる怪獣映画を作ってる場合か?と思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "中途半端かな。\n すぐに311を経て作られていることがわかりました。初代のゴジラが水爆から作られていることと対をなして、放射能を海にばらまいている今の日本の風刺として放射性廃棄物を食べて出来た謎の巨大生物とはなるほど。しかもゴジラに最初は見えないので、後からゴジラが出てくるのかと思っていたら、進化しちゃうなんて!ゴジラそのものは動きも含めて素晴らしかった。怖かったし、強かったし、面白かった!それに対して、ゴジラ駆逐側。これが微妙すぎて、よかったとは素直には言えなかったです。やはり風刺精神が不足というか、笑い飛ばす勇気が足りないのか、最後まで真面目すぎて、引いてしまった。もっと政府はずっこけていて、自衛隊なんかもよく描かれすぎて、風刺のパンチが全然ない。日本の官僚がこんなまともな対応するなんて、地球が終わっても起き得ないから、政府はダメダメで民間人が救うぐらいの思い切りで、見るものにカタルシスに与えて欲しかった。ラスト。ゴジラが固まったのに、まだ終わってないっていうのは、風刺としてはよかったです。原発事故が何も終わってないのに、さっさと収束宣言を出したり、オリンピック誘致したさに、コントロールなんて一切ついていない放射能汚染をアンダーコントロールと言って嘘ついている日本政府に対して、いつでも核が飛んでくると、ゴジラの化石が残っているシーンで終わる。ここは風刺が十分効いているなあと思いました。ゴジラは人間の傲慢さから生まれた生き物。やはりゴジラの悲しみが、最後に表現されていたのがよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おぉ。\n 先月、お盆時期にチラ見しました。思えばゴジラシリーズは小学生の時に仲の良かった友達の亮ちゃんと行ったきりですかね(vs.メカゴジラとか。。かな?)。あの時代はよかったんですよ。お母さんが街中に買い物に行ってる間に映画館に置き去りにされて、2回も3回も仕方なく同じ映画を見るしかなかったのでした。そんな時代の同じ系譜なのかな?と思いつつも見てみましたが、【シン】の名に相応しく、全く新しいゴジラという印象を受けました。これはゴジラ童貞でも楽しめますね!仙台の4DX上映劇場で見ましたが、一人なのに水ぶっかけられて憤慨、その他諸々。すごく楽しかったですよ。飲んでたメロンソーダ、オキニのTシャツにぶっかけてしまいました!石原さとみはモロ、アスカだけれどもかわいかったので良しとします。庵野監督の狂った性【サガ】が垣間見え、けれどそれがとても美しく思えました。終。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "緊迫感がたまらない!\n 子供の頃からゴジラ映画は何本も鑑賞しております。これ迄はゴジラに視線や気持ちを注ぐ演出ものが多かったと思う。ゴジラの暴れる様や破壊される街並みをみて、非現実を楽しむという感じだった!!このシンゴジラは今までの演出を一変。実際、想定外の巨大生物が東京都に上陸してただ破壊し続けて歩き回ったら現場の内閣府はどんな対応をとるのか?そして、同盟各国はどんな対応を迫るのか?のリアリティーを追及することがメインテーマだったと思う。このリアリティー 緊迫感がたまらない映画です。大人対応のゴジラ映画だと感じます! " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "悪い意味で庵野作品\n 評価は低いです。その理由は以下の通り。1 、海から来た進化生物に薬品をぶちこんで倒す。これは「パトレイバー」(漫画並びに劇場版)のそのまんまのパクリではないか。2、BGMにエヴァンゲリオンっぽいのが出てくるたび、庵野のエゴを感じる。巨神兵を元ネタにエヴァを書いた人が、今度はゴジラをスケープゴートに使ってエヴァを表現しただけ。オリジナリティに欠ける。3、オリジナリティに欠けているのに、王道マンネリ作品のゴジラに変な個性を持ち込み、完全なイロモノに貶めた。4、見せ場が政治家の喋りだけなので、古舘伊知郎のトークショーのように、だんだんダレる。5、あんな倒し方でいいのか?スーパーXでも出てきた方が良いくらいだ。結論。制作側「最近ゴジラやってないな。ちょっと奇をてらって話題でも作るか。庵野でも使う?」庵野「ゴジラ使って今までやって来たことを焼き直せばいいや。小遣い稼げるし」みたいな作品にしか見えなかった。残念。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎた。\n 良い映画だけど、前評判が良過ぎたためあまりにも期待し過ぎました。なんでゴジラは都心を目指したのかなーと気になります。エンドロールで、こんなにたくさんの豪華キャストだったのか〜と思うくらい、出演してるのに気付かない人もいました(笑)ANIはどの役で出ていたんだろう?? " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初ゴジラ\n 普通に面白かった前半はちょっと眠たくなりそうかなぁと思ったけど後半にかけてが良かった会議やら何やらがああ日本ぽいって感じがしてはじめの方でちょっと笑ってしまった " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待以上。\n 歴代ゴジラも、エヴァも、見たことない中での鑑賞です。面白かったと言うとちょっと語弊があるのですが、スクリーンから全く目が離せなかったです。どんどん壊されていく東京の街、渦巻く人間模様、長谷川博己さんの格好良さ。。そしてゴジラのなんとも言えない悲壮な感じ。スクラップアンドビルド、まさにこの言葉に監督のメッセージを感じました。ラストシーンがめちゃ気になります!! " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野監督にしか作れない唯一無二のゴジラ\n ビジュアルで観せられる映像、演出の裏にこそ本当に伝えたい監督の思いが詰まっていると感じた。初見時はその意図の半分も理解出来ずに単に観せられる上辺の映像のみの感想から単純に面白い映画という印象しかなかったのだが、隠された演出の意図に気がつくとガラっとこの映画の印象が変わり、何度も見返したくなる映画となりました。牧博士の死の意味するものは?、ゴジラの第一形態はなぜ映像として出てこないのか?、なぜゴジラが東京に上陸破壊行為を行うのか?、ラストカットの意味するものは?その全てに演出の意図があり説明をしすぎない演出をする庵野監督にしか作れないゴジラでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野節\n 期待が先行しながらの鑑賞でしたが、良い意味で期待を裏切られた。有り体な言い方だが実写版「エヴァンゲリオン」でしょうか。庵野監督は「煽り」に長けているなぁーと再認識した次第です。ゴジラが蒲田に上陸するところはエヴァの使徒そのもので、期待感を煽るのに充分なものかと。ラストもまた次回作への期待を「煽る」もので、これは次回作あれば必ず見に行くことになるでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "高性能スぺシウム光線発射装置付原子炉内蔵型進化形怪獣\n  アメリカの巨大トカゲ型ゴジラを見てがっかりして以来、怪獣映画を見ていなかったので、その分新鮮で面白かった。 ただ、最初に上陸したときの半魚人のような顔と姿には、「こいつと最後までつきあわされるのか!」と愕然としたが、そのあと進化したので一安心! だけど、小学生の時に地元の「宮裏太陽劇場」で見た初代ゴジラのカッコよさには及ばない。 お小遣いをためて一人で見に行ったので、暗い帰り道では「本当にあんな巨大怪獣が来たらどうしよう」と震えながら帰ってきたことを覚えています。 今回は、政府内部の対応や人間関係が細かく描かれ、人間ドラマの側面も見どころだと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャストがこんな役\n そこまで期待していなかっただけにかなりの出来です。庵野監督だからメッセージ性が強い。大人がみるべきゴジラができました。樋口監督のみなら、こんな作品できてなかったのでは。リアリティのある東京の街並み。それをシンゴジラが破壊していく。VFXは樋口監督じゃなければなせない技です。さらに豪華キャスト。石原さとみには難しいセリフ言い回し、さらに外人という設定の庵野さんどSな演出を当てこまれてました。本人も怪獣映画のヒロインだと思っていて、まさかのプレッシャーに苛まれたとのこと。ハセヒロ&竹野内も良かった。特にハセヒロって立ち振る舞いだけで魅せてくれる役者です。端役もゴージャスでウォーリーを探せ的楽しみができますよ。予備知識なくても、予習していても楽しめますし、かなりちりばめられたメッセージ性も庵野さんならばでしょう。原発問題、組織の危機管理や人間のエゴなども考えさせられます。庵野監督これでスッキリEVAに臨めますね。樋口監督、リベンジおめでとう! " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高の怪獣映画\n この衝撃は往年の特撮・怪獣映画ファンほど感じられるのだろう。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これまで見てきた邦画の中ではダントツ\n 怪獣映画だからこうとか売れるためにはこうするべきなどと言った要素は一切なく自分が撮りたい映画はこれだ!と言った監督の情熱がしっかり伝わる映画でした。最近の邦画ではどーしても監督が作りたい映画ではなくどうすれば売れるかと言う映画がとても多いと感じており僕は殆ど洋画を観るようになっていました。さらに僕がさすがと感じるのは普段なら脇役やちょい役で出演する様な役者をとてもかっこよく描けていた点です。柄本明、津田寛治、松尾諭などの俳優の演技は最高にかっこ良かったです。これぞエヴァの庵野監督の演出だと思います。この人こそ日本を代表する映画監督です。主演の長谷川博己、以前の進撃の巨人で前々リヴァイ兵長じゃない演技でとてもがっかりだったのですが、今作で確信いたしました。演技ではなく完全に演出の問題なのだと。最高の主役でした。そして1番の見所ゴジラが熱線を吐くシーンではもう鳥肌が立ちっぱなしでした。東京が一瞬にして火の海となるこのシーンは最大の見所と言っていいでしょう。僕はいままでAlways三丁目の夕日シリーズが邦画No. 1でしたがその記録を見事に塗り替えました。この素晴らしい映画に出会えたことに感謝です。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "期待してたけど・・・\n 観に行くまでスゴく楽しみにしてて、見終わった後のガッカリ感をどうしても世間の評価と違うということをレビューしたくなりました。不満や疑問に思った事を書いていきますね。まずゴジラの第1形態に笑かせてくれます。なんですか?あの獅子舞みたいなの?リアリティーなさすぎっ。政治家達の意見の言い合い。長すぎ。大杉漣演じる首相も他の大臣達から決断を求められるがなかなか指令出来ず少し情けない首相を貫けばいいのに中途半端なキャラクター設定。首相達が飛行機に乗って現場から避難するが呆気なくゴジラのレーザーで撃沈www石原さとみのキャラ。かなりイラつきます。最後の電車爆弾。見所はゴジラのレーザーだけでしたね。たまにCGが粗いとこありましたし、キャストに金かけるならもっとCGに金かけてください。ゴジラがこうあるべきだという以前にこれゴジラじゃなくてもよかったんじゃないですか?ただの災害映画ですね。巨体生物が現れたら日本はどんな対応をするのか?って。ただただつまらない映画でした。もっと突っ込み所があるのですがもう記憶から薄れていっています。これ思うにエヴァンゲリオンオタクだけで盛り上がってるんじゃないですか?はーお金勿体無かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "連結の妙\n アニメの手法を使った独特なリズム感が面白かった。人間そのものよりも、状況の連結の妙を楽しむのがアニメの定石だ。こうこうこうなったらロボットが動きます、みたいな。小難しくてリアルなセリフの洪水の中、次から次へと小気味好く状況が整っていく。もう、みどころ満載。善でも悪でもないゴジラ。なぜ破壊するのかすら、我々にはわからない。人間文明の被害者であり地球の悲鳴のようだ。だから、いつだってゴジラがやられてると悲しくなる。で、作戦決行のため、放射能も恐れず特攻隊が行くわけだけど、これはとてつもなく難しいテーマと矛盾を含んでいると思った。人命が一番でありながら、どうしようもない場合は誰かが危険にさらされるいう現実。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やはり過去作を見るべきか?\n ゴジラなんて興味なかったけど、これだけ話題になっているなら、で鑑賞。きっと、今の日本人にはいろいろ感じることのできる作品。未曾有の災害が起こりうる現在、リアルな政府にもあんな人たちがいて欲しい、と切に。しかしゴジラは完全悪なのか? " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった!\n 何から何までおもしろすぎてびっくり。アニメの表現に興味が持てなくなって久しいのですが、これは人間が演技するのでとってもドキドキしたし怖いし楽しかった。普段静まっている私のオタク心が噴火。長谷川博己と怪獣って本当に似合うね!ラブ&ピース! " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "想定外に\n 面白かった。3.11のオマージュとのことのようだが、その意図はすぐに伝わってきた。未曾有の災害をゴジラという形で表現した災害映画で、日本沈没を思い出した。原発事故を経て、想像で描かれた元祖ゴジラより、CG技術の向上もあり、こちらの方がリアリティがあるように思った。まさにシンゴジラ。こちらを観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高\n 「ジャングル・ブック」を観るつもりが上映時間の勘違いで「シン ゴジラ」を観たそしてこの選択が全然間違いじゃなかった「シン ゴジラ」超面白かった!!最高っ( ̄▽+ ̄*)今までゴジラ映画を観たことはなく興味もなかったのだけどtwitterで漏れ聞く「シン ゴジラ」の高評価に心動かされてよかった目まぐるしく変わるカット割りと早口のセリフの応酬が秀逸品川・新橋・銀座と私の生活圏がゴジラに破壊されていく他人事じゃない設定にひきこまれた感ありwwやぁめぇてぇ〜・°・(ノД`)・°・未曾有の災害がおきた時の国の動きはこんなだろうねと…怪獣映画なのに妙にリアルゴジラ=天災とみれば社会派映画にみえてくる頭のいい人たちが今の日本でできうることを考えて動いて日本を救おうと頑張る姿に本当にそういう人たちがいるに違いない日本も捨てたもんじゃないよねと思わせてくれた映画 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "実写版エヴァ! もう一回見たい!!\n 実写版エヴァ!もう一回見たい!! " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年で1番\n 7月29日の公開日前から観たい観たいと思いつつ予定が合わず先延ばしに。結局観たのは9月の半ばとなってしまいました。監督である庵野氏もコメントしていましたが、ゴジラという架空の動物を中心に3.11の際の政府の対応を再現したとか。仰る通り、官僚陣の動きが物凄いリアリティ(と言っても、こういった災害時政府が裏でどのような会議を行っているのか私達民間人は知る由も無いのですが、それでも理にかなっていると感じる位の本格演出)。対象をゴジラとするからこそのシリアスな笑いや、日本の悪しき国民性を風刺したような滑稽な演出もこの映画の見所かと。「もしも日本にゴジラ(その他未確認生物)が襲来したら」誰もが幼い頃一度は考えたことがあるであろうこのテーマをここまで隅々まで詰めて大人が夢中になってしまう作品に仕上げるとは、さすが庵野監督。近年の映画業界では欠かせないエッセンスとなったラブコメ要素、人気若手俳優の使用を一切排除した所もビジネスを感じることなく素直に観ることができ良かったです。思えば、ここ数年見た映画でこんなにグッときた作品って無いかもしれません。一見淡々と難しい言葉が飛び交っているだけのように思えるシーンでも、ふとしたセリフや演出に重みを感じます。しかも、それが押し付けがましくない。登場人物のバックボーンや心情にはほぼ触れず(むしろ登場人物は至って冷静そのもの)ここまで胸が熱くなる作品は本当に珍しいです。「日本の大人、かっこいいじゃん」と、不覚にも素直に思ってしまいました。気に入った映画を手放しで高評価にするのはなかなか気恥ずかしいものですが、私の中では★5ということで。クセの強い作品であることは間違い無いので、もちろん好き嫌いの振り幅はあると思います。あとは特撮や映像演出に一家言ある方にとっては、また違った評価になるかもしれないですね。ゴジラに関する予備知識が無くても存分に楽しめる作品です。2回目も検討中。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のカタルシスだね。\n 対策会議の法規制をいかに処理するか。は、まさにカタルシス。喜劇に近いものを感じる。また、ゴジラという結局人間が作り出した怪物の処理に苦しむ様は、難しくもあり、悲しくもある。核と似ている。一番良かったのは、初回作を髣髴とさせるシーンと音楽。ここは、単純に楽しめた。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "笑った\n 大きな感想として上陸したゴジラの姿に吹きました。内容はイマイチメイドインジャパンのクオリティです。会議シーンが多すぎ。文字多すぎ。首相が魅力的ではない。その他、官僚達の演技は名俳優を揃えてるからそれなりに見える。映画館で半分以上寝たのは初めてです。気づいたときにはエンドロール。。。ハリウッド版ゴジラの方が迫力の緊張があって好きでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "爽快\n 東京が、メチャクチャ破壊される。ヤシオリ作戦最高!時々面白い(*^^*)自衛隊カッコいい!富士での総合火力演習見た後だったから納得の攻撃でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "新しいカンジ\n いつもは夫のアメコミに付き合って見に行くことが多いですが、久しぶりに自分が見たいと思い見に行った映画です。別にゴジラに思い入れがあるわけでなく、評価がいいので見とかないといけない気がしたのです。見た後は特におもしろい!とか感動した!とか泣けた!とか特になかったけど、全体的に新しい感じがして新鮮でした。CGももちろん使ってるんだろうけど、全く違和感がなく、しょぼさを感じなかったのがすごいと思った。あと、ゴジラの手ってあんなに小さくていいの?と思った。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "また観たい\n 4回観ちゃいました。今までのゴジラもだいたい見てるけど劇場に複数回観に行ったのはこのゴジラが初めて、、今までのゴジラでGフォースとか、スーパーXとか、ミゥータントなんとかとかがいらないかなってDVD観てても早送りしてたりしたけど今回のゴジラは政府と自衛隊と米軍ホントっぽくてよかった。キャスティングも商売だから興業収入アップの為にも私の友人にもゴジラ初めてだけど石原さとみがでてるから斉藤工でてるからと観に行った友人結構いました。これで、これからも新しいゴジラが観られそうです。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "野村ゴジラ\n 萬斎さんがゴジラでしたのね。それはさておき、面白かったと言うのは語弊があるが…あの震災時の隠蔽の数々を思いつつ、政府とはいかにもこんなものだろうと。そんな中で現場では必死に国民を救う為に闘う人間がいる!昔観たゴジラの方が怖かったが、今はゴジラより無責任な輩が怖い!あと、石原さとみさんの演技?滑舌?あれは興醒めでした。多分、石原さとみさんには合わない役です。あまり、背伸びせず…辛口でスミマセン。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n 初めてゴジラを観たけど、思ってたより迫力あって興奮した。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "古風な日本映画的ダイナミズム\n 多数のフツーの映画ファンが感動する 古風な日本映画的ダイナミズム。(^_-)あっ 尻尾の先! " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ、怖かったよ\n 自分は50歳台なので、初代ゴジラはリアルタイムで観てはいず、それ以降の「シェーをしているゴジラ」などの。他の怪獣対戦モノしか見ていなかった。この映画は、初代ゴジラのように「ありえない生命体が現れた現代人のショック」が如実に現れ、3.11の記憶も相まって非常に恐怖感を与えるものであった・ " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "演出とBGMはエヴァ\n 終始、登場人物のやりとりに引き込まれた。ただ、人によっては途中で飽きるかも。ゴジラのシーンに関しては、序盤のCGが少し気になったくらいであとは、かっこよかったと思う。特に、ゴジラの火力がえぐくてよかった!話の展開、設定、キャラ作りとかは、非常にリアル。実際に、今の日本でゴジラが現れたらこんな風になるんじゃないかって思えるくらい。あと、ゴジラ対策チームのやりとりは凄いわくわくした。細かいところまで凝っていて、時間をかけて作られていることがよくわかる作品。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しいお話しなのか…\n 物心付くか着かないかの頃に観ていたゴジラシリーズ。どちらかというと、モスラに熱狂していた人間ですが、シリーズを通したゴジラのイメージは悪者ではありません。さて本作を観るにあたり、知り合いの高校生(筆者27歳)に「ゴジラが悪者扱いされていておもしろくなかった」と言う感想を聞き、あれ?やっぱりおもしろくないのかなー…なんて思っていました。でもいざ観てみると、この高校生の感想には少し疑問。(感想は人それぞれなので反論ではありませんが)私の印象では敵でも味方でもない、むしろ、敵?味方?、善?悪?、何それ?みたいな印象です。本作のゴジラはその概念すら無いように感じます。まさに生まれたての赤ちゃんのよう。冒頭で初めてのゴジラ登場の一連のシーンでも、それを物語っています。ゴジラの破壊行為(移動時の破壊は別として)は、単に自分を傷付ける者への防御反応だったのは明らかです。作品中、予告でも使われたゴジラの咆哮シーンはどこか苦しみや悲しみに満ちたモノに感じました。だってなんで攻撃されてるかわからないんだもの。でもだからといって、決して人間達のことも批判できませんよね。人間だって、未知の生物に対して恐怖を感じる生き物ですから、わざとじゃないにしても、町中を破壊し、人間の生命をおびやかす生き物は排除しようと考えるのは、防衛本能としては当たり前のことですから。ラストへ向かう展開も、演出として観ても悲劇のように感じます。悲しい作品だなと思いました。しかし、迫力のある破壊シーンや、作り込まれたシナリオ、リアルを追求した緊急対策本部。色んな物をみせられました。とんでもない大作でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悪くないと思うんだけどなぁ。\n あまりに評判が良いので逆に何の期待もせず映画館へ。小難しい役職名やら台詞の応酬やらはもう理解する必要はないと割りきった。多分、理解するのが大事ではなくてこの国では何か大事なことを決めるのにいちいちこんな面倒な手続きが必要で時間がかかるってことがわかれば良いのだろうと。矢口さんが野心持ったエリート官僚なのもリアルで良かった。そこらのおっちゃんをヒーローに仕立てあげるより全然良い。ところどころツッコミどころ(無人在来線爆弾って)はあるけど、\"想定外\"の事態が起きたときのこの国のリアルな混乱っぷりを見たようで面白かった。きっと福島原発のときもこんな感じ(これ以下かも?)だっただろうし、今後何が起きてもきっとこの国はこうなるんだろうな、と思わせてくれてなんかもう、どうしようもないなって。私は面白かったと思うけどなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった、心震えたな!\n 最後、また生き返って、核攻撃されて、それでも生き延びてるゴジラが見たかったなあ、 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラの進化に驚愕!今までと全く違う視点のゴジラ映画だが人間味に欠...\n ゴジラの進化に驚愕!今までと全く違う視点のゴジラ映画だが人間味に欠けていて別に巨大生物がゴジラじゃなくても成り立つ気がした。残念ながら字幕にはついていけず…。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "期待ハズレ\n 役者同士のやりとりのシーンでは周りが平穏すぎてパニック感がまったく伝わって来ない。CGは迫力があったと思うが、ゴジラの暴れるシーンが少なくてやや退屈。ゴジラが強すぎる割には最後にはあっさりと作戦成功するところもいただけない。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "なんか普通\n どこに評判のポイントがあるのか分からないまま2時間が過ぎました。 " + }, + { + "date": "2016-09-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "平成ゴジラ最高傑作\n これはすごい!!初代以降の傑作でした!!VSシリーズみたいな怪獣プロレスゴジラやハリウッドゴジラみたいな英雄的ダメゴジラではなく本当に怖いゴジラ!!まさに本物のゴジラでした!!正直低評価をする人の考えが理解できません。 " + }, + { + "date": "2016-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "めっちゃ面白い♡\n 120分飽きることなく、ずっと面白かったです。ゴジラは怖いし、この映画のテーマ?は、とても奥深く、考えさせられました。二回見に行きました(*^^*) " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 16, + "review": "評判にだまされた\n 撮影やゴジラ以外は幼稚すぎて見てられない。その手のファン以外にはレベルが低い。評判が高かった分、近年の自分ワーストだと思う。ステレオタイプ過ぎる政府や人をこれまた幼稚に描く。せっかくのテーマを台詞で説明してしまうくだらなさ。説明台詞を30人近くの有名人が交互に話すだけという表現。匿名性があればまだ集中できるけど。こうやって、いつも豪華キャストとか言いたい広報上の都合。豪華キャストってのは、数じゃなくて質の話であるはず。せっかくの重いテーマが数%も表現されていない。だから、ドキドキもハラハラもしない。俳優がただ単にテーマを口走っても緊迫感や切迫感は映画として伝わってこない。筋の説明文を読んでるのと一緒で、説明を映画でされても、劇場で興奮はしない。大人が見るには残念な内容。東宝邦画の範疇にとどまる。 " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "随所に散りばめられた日本人っぽさ\n 日本を救うのはニッチでオタクな変人集団ってのも含めて日本人ぽいゴジラ巨人が襲ってくるよりも絶望感は結構あったと思うよ " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "おもろい!\n 石原さとみバカにされてる方が多いですがハードル下げて見させて頂いたのでそうでもなかったです!笑これおもろw " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "キモい\n 第一形態。多すぎるベテラン俳優。高良健吾が主役のうしろを歩いてる豪華さ。ドラマ「デート」を思わせる2人組。満腹の腹、食後の眠気を揺り起こす座席。自分のメガネを遮る水。集中できない風。手で噴出口をふさいで、手で風と水を感じるくらいでちょうどいい。ゴジラを現実のものとして存在させようとするリアルなロジック?というのか脚本というのか。ポスターの現実対虚構に納得した。早い展開。団結してる感。ゴジラを凍らしたあとのあんまり手をあげて喜ばない感。石原さとみのセリフ『〜〜3つ目の核爆弾を〜〜』『ごめんなさい』ゴジラを押し倒すビルの重量感背中光線の圧倒的強さ今回は壊れてない極楽寺?終盤、主人公と石原さとみの背後に映るピントのぼけた六芒星?のなにかの都市伝説を思い出させる感と、良かったところをたくさん、あんまなあと思ったところを少し列挙してみました。良いか良くないかはあなた次第です。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 0.5, + "empathy": 18, + "review": "駄作。やっぱり邦画だね。\n 芸能人やテレビで前評判が良さそうだったので家族で観に行きましたが家族全員でつまらなかったと一致。久々に駄作な映画を観ました。何が洋画を超えたですか?やっぱり邦画ですね。CGは丸わかりやし、BGM全然流れへんと思っててやっと流れたと思ったらエヴァンゲリオンの音楽。なんじゃこりゃ。そして、セリフ何言ってるのかわからない滑舌の悪い俳優が多すぎる!セリフは長いし聞いてて疲れました。そして、あのゴジラなんでっか?いっこも動かんし、ハリウッドのゴジラの方が全然いけてます。ストーリーもエヴァンゲリオンに似てる。攻撃の仕方も似てる。何やら監督が同じみたい。もう新幹線と在来線爆弾は笑かしてるのかと思いました。残念な映画でしたね。お金払って見るもんちゃうわ。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっと突き抜けてほしかった\n 徐々にボルテージが上がっていって火を吹くところが最高潮でめっちゃおもしろかった。でもそこから後半は平凡で残念やった。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ\n おもしろかった!キャストもよかったんじゃないかな?でも、もしゴジラの戦闘シーンの迫力とかを求めるなら、物足りないかもしれない。メインはゴジラのうおぉーっていうのではなく、ゴジラの対処だから子どもには難しい話だな。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "思ってたよりも良かった。\n 政府の災害対策の描写などリアルで面白かった。日本映画にありがちな、芝居がかった演出も極力抑えられて、展開もスピーディーだった。 期待してなかったが、かなり良作品。 確かにエバぽい進行展開。 面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野さん\n この一言につきる。思わず岡本喜八版の日本の一番長い日を鑑賞してしまった。今年は邦画が豊作です。 " + }, + { + "date": "2016-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "面白いってのはこーゆーことか\n 色々と想像してたのとは違う映画でした。でも、裏切られたっていう感じでもなく、表現は難しいのですが、ああゴジラっていうのはこーゆー映画なんだなという納得感を伴うものでした。あと配役が絶妙でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "圧巻!\n 面白かった〜〜!長谷川さんの演技も魅力的でした。中盤、ゴジラが東京を破壊していく映像は圧巻!最後の電車爆弾と働く自動車は息子がプラレール&トミカなどで遊んでいる姿とダブって内心笑ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "大変興奮致しました\n  とにかくありとあらゆるネタバレを回避していたので「◯◯形態」とかいう呼び名、見た目すら知らないまま見ることが出来た。印象は「気持ち悪い」だった。見続けていると「蒲田くん」の愛称も納得する可愛さがあるのだが初見は気持ち悪く怖かった。 そしてシン・ゴジラという映画は物凄く興奮するものだった。 子供の頃に見たゴジラの印象といえば「なんやかんやあって人類を助ける怪獣」だったのだが違った。本来のゴジラってこうなのだ。怖い! 山程描写されている「ワケのわからないものへの対応」が官民どちらもとてつもなくリアルで苦笑いするしかなかったのもよかった。それにより、後半のちっともリアルじゃない感じが何だかリアルに感じた。今思うと「何だよ無人在来線爆弾って…」って思うけど、その時は涙が出るほど無人在来線爆弾を応援していたのだ。「何とか日本を救ってくれ!ノーモアニュークリア!」と心から思っていた。 よく見かける感想で「エヴァだった」というのを見かけるが、これはエヴァじゃない。ゴジラだ。未知の生物に真っ向から挑む人間の物語だ。用意周到にエヴァンゲリオンを開発しているネルフみたいな存在はゴジラの世界には無い。人間の英知を結集させて付け焼き刃でゴジラに挑む物語だ。 監督が庵野さんだからエヴァみがあって当然だけど「エヴァでしかなかった」という丸投げな感想は「エヴァ見とけば?」と思う。僕はゴジラを見たのだし、ゴジラの感想を聞きたいし、ゴジラの考察を読みたいのだ。 それよりも僕はエヴァというよりは「踊る大捜査線」的な印象のほうが強かった。まぁ、世代なのかな… テーマ音?がモノクロなのにも深いこだわりとおどろおどろしさが表現されていて鳥肌が立った。ゴジラの鳴き声も怖かった。ゴジラは怖いんだと改めて思う咆哮。しかし放射火炎の微調整をするゴジラは可愛かったな、と。「ん? あれ。あ、よしこれこれ」みたいな。まぁ結果えげつないビーム出すんですけどね。 ゴジラは前代未聞の災害。日本を襲う災害の具現化がゴジラなのだ。災害大国日本だからこそのリアルな映画だったと思う。その表現の為の、世界が羨望の眼差しを送る特撮のかっこよさもよかった。永きに渡り壊される事が続き、壊される事に恐怖を覚える日本の特撮映画は、とにかく派手に壊すのだ。奥ゆかしい日本人の深層心理に深く沈む破壊衝動が爆発するのが特撮なのだ。いいぞ! 壊せ、ぶっ壊せ! キャスティングに関しては『野村萬斎=ゴジラ』があまりにもインパクトが強すぎて他には何ら疑問も不満も抱かなかった。石原さとみに関しては最高のイケメンインテリ日系メリケン娘だったと思う。日系の人のしゃべり方ってあんなだよね。1ミリの隙もないカヨコ女史は本当にかっこいい。アメリカを心から愛し、本当に日本を救いたい気持ちの両方がよく伝わって来た。そして何より死ぬほど可愛かった。興奮した。 映画が今後続くにしても終わるにしても僕たちは新時代のゴジラをこの目にした。僕はとても楽しかった。 あと、この映画は東京をよく知った人が見たらもっと楽しいんじゃないかなとも思った。東京タワーやスカイツリーの様な地方民が見て「あ、東京」というシンボリックな物は特別ゴジラの横に対比して置かれていない。勿論東京駅レベルになると「うわああああ東京駅があああ!」となったけどまぁ帝都民はもっと楽しかっただろうな、と。『弊社も御社も木っ端微塵』という最高のリリックが生まれたこの映画の功績は計り知れない。 普通の考察も勿論のこと、鉄ヲタやミリヲタの皆さんの考察もっと沢山読みたい。映画の中の様に、様々なジャンルに精通した人たちがシン・ゴジラを媒介にして色々と語っているのを見るのは楽しい。映画シン・ゴジラを見終わってもシン・ゴジラの世界は楽しめる。 庵野さんスタッフの皆さん演者の皆さん、素晴らしい映画をありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "最高の作品\n ゴジラの恐怖感が映像と音響で体に直接伝わってきた。ゴジラという脅威の存在に向かう政府の対応を見ていると、民主主義の限界が垣間見える。そんなリアルな情景から一秒も飽きることなく、最後まであっという間だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "臨時総理が一番良かった♪( ´▽`)\n 全然観るつもりはなかったけど、(ゴジラ映画は、今までにハリウッド版ゴジラをテレビでみただけ)新聞の文芸欄に記事を読んで、なんか気になったので思わず鑑賞しちゃいました。めちゃ面白かったです!普段は、ほぼハリウッドしか観ませんが、非常にリアリティを感じて、もし本当にこういう事態になったら、日本だったらこういう感じになるんだろうな、、、って思ってしまいました。早口すぎて何言ってるかわからないセリフもたくさん出ててくる登場人物の肩書きも全部読み切れないまま消える字幕ももう聞き取らなくても、理解できなくても、映画の大筋がわからなくなるわけじゃないだろう、観客にわかって欲しいわけじゃなく雰囲気作りだ、と思って、途中から聞き流していました。はい、それで良かったです。ぐっとくるセリフもいっぱいでした。あたふたしてる感満載の総理や最初に出てきた怪しい3人の学者先生に爆笑。ゴジラ第一形態?がなんか可愛かったなぁ。両生類ぽくて。ゴジラが暴れるシーンはエヴァっぽくて美しかった!!自衛隊のことはよく知らないけど、自衛隊員さんをはじめ、ヘリとか戦車とか、こんな感じなんだろうなーというイメージそのままでリアルでした。巨災対のメンバーのマニアック加減もすごく良かったです。最後の最後に、放射能の半減期が短いのを知ったおがしらさんが、ほっとしたように笑ったのが印象的でした。仕方なく総理になった臨時総理、あの飄々とした感じ、めちゃ良かった。途中「もう好きにされては?」と言われ、腹をくくった(のかな?)のが一番ぐっときました。0.5星を減らしたのは、あのアメリカ特使。ちゃんと日系アメリカ人でやってほしかった。ずっとリアルだったのに、彼女が登場するとすごく浮いた感じがしたので。ひとりひとりの力でこの世界はできてる、しがらみや思うようにならないこともあるけど、好きなように生きよう、そんなメッセージを受け取りました。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評判通り\n 評判通り面白く、音楽も良かったです! " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "2時間ずっと前のめり。\n 面白かった。この世界には正義の味方も、スーパーロボットもいない。ただただ、自分たち人間の力でどうにかしなければいけない。どうなるのか気になって。一言一句聞き逃したくなくて、買ったポップコーンにも手をつけず前のめりでした。メッセージ性も強い、素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな面白い邦画が創れたんだ!\n 実写版エヴァンゲリオンを見ているようだとは聞いていたけど、まさにその通り。もう何もかもエヴァを模したかのような造り。普通こんな撮り方しないよなぁというカメラワークが随所にみられてとても新鮮な気持ち。アニメをよく見るという人ほど、この作品の凄さが理解出来るような気がします。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "石原さとみは要らない\n まあまあの映画でした。最後はご都合主義の感はありましたが。絶望的なラストにした方が面白かった。他の方も書いてますが、石原さとみは要らない。というか使うならネイティヴな女優使えよ。基本的な発音も出来てないので、出てくる度に興ざめでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "今ひとつでした\n 評判が良かったので見に行ったのですが、字幕が多く読み終わる前に消えてしまうし、セリフが早口で耳の遠い年寄りには理解できずに場面が進んでしまうこともしばしば。私のような年寄りには良さがわかりませんでした。迫力はありました。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "クリエイターとして?\n 昭和ゴジラを映画館で見た世代です。映画の感想としては、もっとゴジラの暴れるシーンが見たかったかな・・・ただ歩いてるだけってシーンが多すぎ。顔や造形が恐いのに凶暴な感じがイマイチしない感じ。自分はクリエイターの端くれですが、自分が昔に造った素材(この映画では音楽)を使うってことは、自分はその時から成長していません!って言ってるのと同じだと思う。庵野さん=エヴァって図式を自ら造ってる気がしてならない。ゴジラの映画でそれをヤル必要性が理解できない。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "石原さとみが・・・・。\n  米国版のゴジラや韓国の怪獣映画に飽き飽きしていた私は、「どうして、また、日本人がゴジラの映画を撮るんだよ」と思っていました。それ故、公開当時、この映画に全く関心が持てないでいました。しかし、時間が経っても観客動員も鈍らず、非常に多くの人から高い評価も得ていることから、「もしかして・・・」との期待が頭をもたげ、遅ればせながら観てきた次第です。 観終ってから感じたことは、1.頭ごなしに、この映画をバカにしていた自分がバカであったということ、2.ゴジラとは現在の世界において、大量破壊兵器であり、古臭い共産主義思想であり、過激なイスラム原理主義者であり、3.現在の日本政府は国難の出来に対して、絶対に迅速な対応を取れないであろう、 ということです。私にとっては、ゴジラの造形や動きよりも、もろもろの政府高官の周章狼狽ぶりの描写が興味深かったです。特に途中から総理大臣に就任した平泉成に妙なリアリティを感じました。 1954年に公開されたゴジラの第一作をリアルタイムで観た人が味わった衝撃を、この映画から受けたような気がしました。 尚、☆を半分減らしたのは、石原さとみが明白なミスキャストだったからです。石原さとみが妙なアクセントの英語を駆使するたびにその画面だけが、薄っぺらなものになっているようでした。 キャスティングには細心の注意を払ってもらいたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いざという時にあんな感じになっちゃうんだなぁ…\n 本当に面白いのか疑心暗鬼で見に行きましたが、評判通りおもしろかったです!いざという時にあんな感じになっちゃうんだなぁ…と。恐ろしいです。進化する前のゴジラがマヌケ面で笑えましたヾ(≧з≦)ゞブッ " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァゴジラ\n エヴァシリーズの躍動感のある人間模様を実写。庵野監督作品だぞ、と言われた感じ。冒頭の政府高官勢のテンポには、違和感があったけど、石原さとみちゃんとアウトロー組の結成で安定した。ゴジラの昭和感がVFX によって強調されてしまって残念。音楽でエヴァを出すなら、もう少しゴジラとビームの一体感を高めてほしかった。台詞が多くて、疲れる。かっこいいネルフを期待する方向け。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原点回帰\n ゴジラ映画として、原点回帰した作品です。何かわからない得体の知れない怪物が、突然現れる。それは、次々姿を変え、単体で増殖し、空を飛び大陸間を飛翔するかもしれない。自衛隊の全力の攻撃を全く相手にせず、核攻撃しかないところまで追い込まれる。そこからいかに巻き返すか。面白くて3回見てしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァンゲリオン好きは是非!それ以外の人も是非!!\n 完全にエヴァンゲリオンでした!一緒に観た友人と、見終わった瞬間に完全にエヴァンゲリオンだったね…となってしまいました。エヴァンゲリオン好きは必ず熱くなります!エヴァンゲリオン好きじゃなくても、ストーリー的には大人なら誰でも入っていけると思います。エヴァンゲリオン好きはもちろん、皆さんにお勧めできます。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "矢口蘭童は、金田一耕助か?\n エヴァンゲリオン:テレビアニメ第一話と最終話を観て、「はいはい、こんな話ですねー。庵野、見切った!」つって、エヴァファンから「うをいっ!」と、度々マジ切れされる私が、「あらすじ読んだから、庵野監督が言いたいことはだいたい分かってるよ」つって、シン・ゴジラ観て来た人に、「うぐぐぐぐ」ってギリギリされる私が、やっと観て参りました!\"戦後は続くよどこまでも\"はてさて矢口蘭堂(長谷川博己)は、金田一耕助か!?※役名は奥様:安野せんせの作品からとったらしいことは重々承知しています。※注1 暴言注意。※注2 ネタバレ?注意。※注3 思い込み注意。※注4 なげーです(笑)以上、宜しくお願いいたします。1954年、戦後9年に制作されたオリジナル・ゴジラは、戦争の痛みをなんとか乗り越えようとした日本人の心を、ぼっきり折る恐怖の対象として描かれてたと思います。始まって40分以上も姿を表さないゴジラに、不安感が掻き立てられ、またあの苦しみがやってくるのか!という、逃げ惑う人達の恐怖というか、絶望が、観ているこちらにも、ひしひしと伝わって来ました。本作は、ごてごてな政治家さん達の対応から3.11が思い出され、その点からゴジラ=災害として描かれてるという感想が散見されます。でも災害であれば、憲法解釈云々の件は必要なくなりますし、自衛隊の立ち位置の問題、某国との侍従関係を語るシーンも必要ないと思います。あと、アメリカがあの時と同じことをしようとするのを、日本が阻止するというストーリーが、やはりゴジラ=災害という描かれ方でないと思うんですよ、はい。私はゴジラ=日本人に染み込んでいる恐怖(に近い、不安感)の対象として描かれていると思いました。それは、やっぱり戦争ですよね。近隣某国との関係ですよね。なので私はやっぱり、ゴジラ=敵と観ました。これ、きっと私だけだと思うんですけど、いや、言うと引かれると思うんですけど、いや、怒られると思うんですけど。観てる間ずっと「(失礼をお許しください)観たか駿!ぶははははは」と、心の中で笑ってました。ジブリ鈴木Pが宮崎駿監督の後継者は庵野秀明だ!とか仰ってましたが、庵野監督は宮崎監督とは全く違う思想の持ち主で、日本国が某国から主権を取り戻し、日本国を日本国民独自で守る=日本が\"諸外国並\"の憲法と自国を守る十分な備えを持ち、\"諸外国並\"の国家の存続を図るべき。つまり、宮崎監督とは真逆の考えの持ち主であることが分かって、嬉しかったのです。ほんと、見切ったとか言ってごめんなさい!あと、岡本喜八監督リスペクトって、聞いたんですけど……。確かに劇中、登場人物紹介テロップとか、ゴジラの研究をしていた牧教授の写真が、岡本喜八監督でしたよね?でもここだけの話、あの写真が宮崎駿監督に見え、別な意味でざわざわしたのは私だけではないと信じたいです(笑)!え、(失礼をお許しください)は、駿を殺した!?と。ほんと、すみません。だけど、夢の中で自分が登場人物の一人になるくらい\"犬神家の一族\"を何度も観てる私としては、失踪した?亡くなった?牧教授が残した暗号を解く為に、右往左往しているその道のスペシャリストの方々ってストーリー&その姿、会議で政治家さん達が、食い気味に、被せ気味に、早口で会話している姿、役者さん達がやや過剰に(特に石原さとみさん=犬神家の一族では坂口良子さんに匹敵する?)演技する滑稽な姿、的外れな提案をして観客を失笑させる政治家さん(名前忘れちゃった)の等々力警部ばりの「よし!分かった!」を彷彿とさせる姿を観るに、\"エヴァ\"とか\"日本のいちばん長い日\"つーより、市川崑「犬神家の一族」リスペクトだなーって勝手に思って、またまた嬉しくなったのです。そう!\"犬神家の一族\"も、亡くなった犬神佐兵衛の遺言によって起こる惨劇がお話の軸です。そしてその根っこにあるのは、日本の古いしきたりや、伝統に縛られる、先祖代々や、本家や、分家と言った、切っても切れない血のつながり。本作では政治家さん達の、切っても切れない縦横のいやらしい繋がりを描く反面、そこを潔くすぱっと断ち切きり、新しい若い政治家が活躍できるような思い切った脚本になっていて、あぁ、庵野監督って、こういうとこ凄いなって感動しました。ほんと、すみません!そこを切らなければ、政治家同士、派閥同士の足の引っ張り合いで、何事もごてごてになってしまう、今の日本そのまんまになってしまうし、それこそ同じようなテーマを扱いつつ、陳腐なアイドルの恋愛劇や人情劇にシフトして失敗した\"日本沈没\"みたいに、とっちらかってしまったかもです。あ、今思えば\"日本沈没\"は、本当に勿体ない作品でした。阿蘇山噴火により、我が生まれ故郷の熊本が一番先に沈んで行くのを観て震えました。本作では、ゴジラの炎で焼かれる街を観て震えました。映画を観て、心の底から恐怖したのは初めてです。\"犬神家の一族\"は、 閉塞感のある村で起こった陰惨な事件で、恐らく大都市に住んでいる人達にとっては別世界、「今どき、長男とか次男とか、本家とか分家とか、気にするのー?」な、ある意味ファンタジーです。本作にも、似たようなことが言えると思います。今までの日本で、政治家さん達があのように行動力と決断力を発揮して、事を丸く収めたことはない。某国から主権を取り戻し、自分達で何か決めてやり遂げたことがないんです。庵野監督の脚本通りのことが起これば、日本も諸外国並に独立した国家となり得るのでしょうか?そういった点で、途中からゴジラと政治家さんとのリアルとファンタジー(虚構と現実)が反転するところが面白かったですね。そう、面白かったんですよ。庵野監督、今まで本当に申し訳ありませんでした!またハリウッドであれば、一市民が世界をとか地球を救う的なあり得ないパターンとなるところを、専門的な知識を持ったエキスパートでも、常にチームで戦う日本っぽさ。従来の日本人の美徳であった、勤勉さ、献身的で思いやりのある、「人道」を重んじるところなど描いていて、好感が持てました。てか、ラスト泣けた。「希望」もうひと頑張り、私もしなくちゃと思いました。そういう映画、久々です。PSゴジラ新作は2017年。なんと脚本が「虚淵 玄」です。そう!\"魔法少女まどか☆マギカ\"の脚本チームですね。つ、つーことは、ゴジラ=魔女かしらー?????こ、これは、楽しみっす! " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "往年のゴジラとは違う、庵野ワールド\n ゴジラシリーズにある定番の対決や怪獣との戦闘シーンとは違うところでの、政府や自衛隊の内部が妙にリアリティがあり、面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "世界観はエヴァのいないエヴァ。ゴジラの常に進化して希望の芽を摘んで...\n 世界観はエヴァのいないエヴァ。ゴジラの常に進化して希望の芽を摘んでいく姿は破壊力のある都会に現れた進撃の巨人。日本政府の対応が後手後手にまわる皮肉ったところが興味深かった。まさに311の原発の対応への皮肉。教授を呼んだのに役に立たないところは面白かった。ゴジラが毎回想定を上回る脅威になっていき、放射能と炎を吐きヘリコプターまで破壊してしまった時はもう人類は終わりだと絶望感を感じました。アメリカは大統領が意思決定するが、日本は誰が決定するのか?ラストの作戦実行までのタイムカウントがリアルだとより臨場感溢れる形にできたかな。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前評判に違わぬ出来栄え\n 庵野ゴジラ、大変良かった!116分と、比較的長い上映時間だが一瞬も退屈する瞬間がない映画は久々である。何と言っても上陸後の圧倒的な破壊力!これぞ災害の象徴たるゴジラ!と思わず拍手したくなった。同時に、ビルが倒れ電車や車は小石のごとく跳ね飛ばされる様がリアルで、恐怖すら感じた。東日本大震災の復興も半ばで熊本大地震の直後と言っていいこの時期に公開していいの?と心配した。しかし、被災者に対する監督からのメッセージともとれる台詞を最後にキチンと挿入するあたり、心憎い配慮があるではないか。「不明生物」出現時には「これがゴジラ?」と思ってしまったが、なるほどそう来たか!と思わず膝を叩きたくなった。ゴジラのフォルムそのものはこれまでの日本版を踏襲し、なおかつ背中や尻尾からも放射能を放出する姿はまさに無敵!さらにハリウッド版ゴジラへのオマージュか、無性生殖で子ゴジラを生み出そうとするあたり、庵野監督の遊び心と懐の深さを感じた。また噂に聞いていたとおり、自衛隊の装備や兵器、政府の会議の様子は細部まで拘ったリアル感がある(らしい。本物を見たことはないので)。これも見どころの一つであり、オタク系の人たちでも納得の出来栄えではないだろうか。ストーリーそのものはひねりも大どんでん返しもなく、第一作ゴジラのリメイクと言って良い。結末はほとんど分かっている。しかしその作り込み、細部へのこだわりによって映画の中に入りっぱなしの2時間であった。しいて言うのなら、尺の関係かキャスト(特に石原さとみ)のセリフ回しが早口すぎて、理解が追いつかない場面が多い。発言内容が理解できなくても全体的なストーリーはちゃんと分かるのだが、この点を考慮して4.5点としたい。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 13, + "review": "リアルリアルって\n 実際にゴジラがいるような臨場感ある映画だと聞いて観たけど個人的には中途半端だなと思った。ゴジラ、ほかっといた方が被害少なかったんじゃねーのかとか、打撃系ばかりダメージ与える以外の方法あったんじゃないかとか。(放射能でおびき寄せるとか)人間はゴジラを倒す事しか考えてないけどゴジラは何がしたいのか…狙いが分からない。あと、無能でノソノソただ歩くのが生物らしく無い。ただの台風感覚。キャラクターもゴジラも違和感ありまくりです。あーやっぱ、何だかんだ言っても日本映画(笑)だなと思った。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ\n 今までちゃんとゴジラを見たことがない私からしたら、これが私の中でのゴジラになりました。人間の廃棄した有害物質により誕生し、ゴジラのエネルギー源は核爆発とはほぉーとなりました。その人間の生み出した偶然の最強産物を駆除するのに人間が犠牲を払う。今地球がおかれている状況とリンクしているようで感慨深かったです。そして、私は都内在住のため、東京の街をゴジラが破壊するのを見たときは、とても恐怖でした。いつのまにかどこにどうやって逃げようかと真剣に考えてました。最後に長谷川さん演じる矢口蘭堂の様な政治家が実際に日本いたらいいですね。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "きちんとエンタメ\n 庵野監督という事がわかっていたので、鬱エンドに注意しながら見たが、微かな希望はあり、心底楽しめた。パンドラの箱の底に見えているのが、続編への伏線だとしたら、続編を作るのは厄介そうだ。えと、自衛隊をはじめ、各公的機関が総力を挙げて協力しているアクション部分には、かなり燃える。また、俳優さんの演技が素晴らしく、東宝のキャスティング能力は面目躍如の感がある。あと、ゴジラのキャラクター性の可能性が広がっているのは意外だった。庵野監督の手癖とも言える場面が山盛りであるが、どれもそこそこ昇華できたのではないか?庵野監督の精神安定上、エヴァ以外も作れて良かった。しかも面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画だと思います( ^ω^ )\n 迫力あるなぁ〜(^^;; 米製ゴジラに負けてたまるかふんっ! みたいなこだわりを感じました。ストーリー、キャスティングも◎海外ではこの映画は売れないだろう。セリフ多すぎ、わかりにくすぎ(≧∇≦)あえてそう作ったのも面白いですね。昔のままの音楽を使ったのも潔くて良いし。。久々の大満足映画でした。( ^ω^ )映画っていいなぁ〜あ!MX4Dは、あまり意味なし( ^ω^ )でした " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これからの目指すべき映画であり出発点\n 今作におけるゴジラの倒し方は庵野監督の映画の作り方そのものを見せられているようだった。牧教授という天才に対し、各分野の一癖ある変わり者たちが挑むというストーリーは宮崎駿という天才監督に対して、自分はこういう風に映画を作っていくのだという庵野監督の意思表示に思えた。これまでの映画は一人の天才がいれば成り立ちえたが、これからの映画はそういう風にはなかなか作れない。必要なのはさまざまな分野のクリエイターが、目標に向かい可能な限り限り確度をあげていくことであり、それらを統括する監督が明確なビジョンを持つことである。「この映画で日本映画の何かが変われば」と監督は言っていたがまさしくその通りの映画だったように思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野さん最高だぜ~(*^^*)\n とにかく面白かった~!!10式戦車どこまでが実写でどこからがCGなのか区別がつかず凄かったです。石原さとみさんが色っぽくて好きになりました。シンゴジラの第一形態~第三形態は気持ち悪かったです。最終形態はかっこよかったです。しっぽとせびれからの迎撃システムにはびっくりしました。もう一度見たいです。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高すぎる\n 庵野監督の映画だ!!!!!演出、カメラワーク、フレーミングが、ああ、庵野監督。音楽やキャラクターは、ダイレクトにエヴァ。CGではあるけれども、庵野監督のミニチュア・着ぐるみゴジラへの愛、特撮愛が感じられます。ストーリーは元祖ゴジラ。初代にかえり、「核の落とし子」としてのシンプルなゴジラが、現代版として蘇っており、超いいです。エヴァのような精神世界の表現はなく、東日本大震災、原発、災害に対する政府の対応が強烈に風刺されていて、社会的メッセージが全面に出てる。安保問題もあったこのタイミングにリリースになったのは偶然でしょうが。あんまり人が死んだり流血したりするグロテスクなシーンがないところも良い、そういうパフォーマンスが今回控えてあったので、ゴジラへのイメージが崩れませんでした。キャストを贅沢に使っているのも面白かった!これがもし一人一人のキャラクターを大切にしていたら、台詞やストーリーの重みが増して、かえって陳腐な側面が浮き彫りになっていたと思うけれど、キャラクターの印象が分散し、俗っぽさが加わったことで、程よく全体が中和されたかんじがする。ありえね〜!という場面はもちろんありますが、ゴジラ自体がありえね〜わけですから、そこはあっても良いと思う、リアリズムが徹底されていないことに対して不満はないです。あと、庵野監督、やっぱり神話すっきやな〜。エンドロール前、最後の意味深なカットの解釈については、人間が人間を苦しめるという意味に一票。次回作に繋がるのか!?という声も聞きましたが、わたしは次回作は作らないでほしい。制作費の面もあったと思うけど、ハリウッド映画のような派手さがないのは、日本映画の「あじ」として捉えました。勝手な解釈もいっぱいしてると思うけど、勝手な解釈をさせてくれて、楽しませてくれる映画です。2回観たけどあと2回は観ようかな。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "東京在住の人は!\n あまりにも評判が良く、特に知識人からの絶賛の声にやっとチケットをゲット。本日も満席。たしかに邦画のこれまでの常識の粋を超えた出来ばえ。観た人がもう一回観たいという声も納得。特に東京在住の人には生々し過ぎて日常相まって面白い。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ただ面白かった。 環境問題とか日米問題とか、出てはくるけど関係ない...\n ただ面白かった。環境問題とか日米問題とか、出てはくるけど関係ない。ホントに、ただただ面白かった。映画って面白いだけでいいんだ!と思った映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初めてのゴジラ\n ゴジラ作品は初めて見ましたが迫力が凄かった。他の方のレビューにもあったように半分は政治経済の話でした。ゴジラより核兵器や自衛隊の凄みを感じました。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "【評価が良すぎるので追記】想像力が希薄な人にはお勧めするゴジラ\n リアルにしか満足できなくなった世代には大うけですね。特にエヴァゲリオン世代。劇場で拍手している奴がいるほど(笑)自分も95年エヴァゲリオンにハマったけど、シン・ゴジラは騒ぐほどのものではなかった。ファンタジーで観客を楽しめる映画を作れなくなったせいなのかファンタジーを楽しめなくなった人が多くなったせいなのかよくわからないけど想像する力は希薄になってきたのではないかと思います。自分は初代ゴジラ世代とシン・ゴジラ世代の中間なのでモスラ×ゴジラとか人間に味方するゴジラの記憶が強いほうなのでどちらも、う〜んとなりました。個人的には2014年の渡辺謙ゴジラ「GODZILLA ゴジラ」好きです。『追記』評価が良すぎるので追記リアルに表現する事への努力は良いが、BGMにエヴァが使われたりしてイメージが壊された。ゴジラが使徒扱い。ゴジラを名乗らないで欲しい。金を返してほしい位、クソ・ゴジラでした。これはゴジラではない。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "邦画にしては頑張った、でもこれが邦画の限界\n 邦画にしては頑張った、でもこれが邦画の限界 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力\n 恋愛とか絆とかすっ飛ばしている中での面白さがとても気分よく観れました。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "災害対応\n 現代の政府対応、自衛隊の装備に関するリアルさは大変実感できる映画である。あまりにリアルにこだわりすぎて、映画としての醍醐味が薄れてしまっている感じもするが、強いゴジラに興奮しました。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野監督のゴジラシリーズへの愛?\n 日本映画は基本的BSやCSで観ればいいと思ってる私ですが、会社の同僚たちから「素晴らしい」「大画面で観ないと」と薦められて足を運びました(ただ庵野監督のヱヴァシリーズは圧倒的な描きこみがあるので、映画館で何度も足を運ぶ程好きですが)感想としては最初の「ゴジラ」以外は何が面白いのか?と思っていた私でも「非常に面白い!」と感じて足を運んで良かったと感じました、確かに万人の方に映画館で観てほしいという映画です。ただし娯楽映画ですね、ゴジラが本当に好きな人には感動的でしょうが、怪獣映画に興味がない方にはそれなりしょうね個人的には「リアルヱヴァ・序」と的に楽しく観れました(劇中曲も流用されてましたし)序1.01」のDVDの「映像特典DVD」と同じ手法である「兵器類等の名称が字幕に出る」のは好きだったので劇場で見れたのは面白かったです、初めて見た方にもリアル感を伝えるのに良かったと考えます。結局庵野監督に溜まっていたゴジラシリーズへの不満を爆発させたような作品なんでしょうね(「アオイホノオ」で描いてあるとおりの性格であれば(笑)) " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しいが以前に似た映画が\n 様々な意見がありますが、楽しい映画でした。最初に出てきたキモイゴジラはまだ瞼に焼き付いて気持ち悪いのですが、それもよい映画の証明でしょう。ストーリーの柱はどこかで見たとの感情が残ったので、帰って調べたところ、「帰ってきたウルトラマン」のツインテールがでる回がよく似たストーリーでした。映画ですから同じストーリーでダメということはないですが、もう少しひねってもよかったのではと思っています。映画館で観て損をする映画ではなく、十分楽しめるのでお勧めの一つです。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "ただただ勿体無い映画\n 途中まではリアリティのある雰囲気に飲み込まれていたが。石原さとみの登場と共にそれは一気に冷めた。アメリカのお偉いさんと国際結婚した、外人被れのバカキャラが出てきたな…と思いきや…この人が米国大統領特使の日系三世…!?石原さとみの演技力が足りないという問題ではなく…これだけのリアリティを求めてキャスティングしてるのに何故、本当のバイリンガル女優を使わないのか。あのルー大柴女でリアリティも何もなくなった。内容に関しても、原発問題、都政と国政、第二次世界大戦以降のアメリカ・ヨーロッパ諸国との関係、などリアルな現代社会の問題提起をしているけど…見終わった感想は「だからなに?」って感じ。「ゴジラが出てきたら日本政府はこうなりますよー」「なるほどねー」それ以外になんの感情も生まれなかった。結局、社会的な真面目な映画に見せかけて、内容の無い観客動員できればいいだけの商業映画ねって感じ。4DXはUSJのようなアトラクション感覚で楽しめる!!今の映画は毛穴まで見えて俳優陣も大変だなぁとか思ったり。昔のゴジラ、エヴァンゲリオンを彷彿とさせるBGMや演出もまぁ面白かった。最終的に心に残ったのはこのアトラクションを「映画」と呼んでいいのだろうか…?という事のみ。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 11, + "review": "つまらない\n 怪獣映画として観るならパシフィックリムの爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいね。つまらない映画だ。途中で少し寝た。「君の名は。」の3回目を観に行けば良かった。で、結局君の名は。3回目を見に行って口直ししてきました。君の名は。やっぱり良いわ!^_^ " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4回観た\n IMAXで1回、通常で2回、4DXで1回鑑賞したけど、何度観ても面白い!邦画の超大作にありがちなGDGDな部分(無駄に人間を描く)をスパッと切り取った英断を評価する。CGIがどうとか言う奴がいるけど、10億程度の予算ではかなり出来は良い。続編作る時はきっと予算倍増ですよね、東宝さん!? " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "衝撃と迫力\n 衝撃と迫力の良さは映画館に見に行った甲斐があった!!!ゴジラに興味ない人でも入り込みやすいストーリーで、キャストに関しては申し分ない。日本の国際的立場もリアルに描かれとてもよかった。期待以上の星4つ! " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "まぁ…\n 東京上陸してさ。あれだけ?なんなんwww……………まぁ面白かった?見れなくはないよ、 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白いが、ただそれだけ。\n 面白いが、ただそれだけ。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "1回観た後、嫁を無理やり連れてってもう一回観た\n 一回観て「これは」と思い4DXに嫁さんを連れて再度鑑賞。嫁さんがあんまり楽しそうにして無かったので1点減点。満点なら誰がどう見ても面白くないと、と思うので。個人的には文句無しに面白かったです。ゴジラ映画は好きで、ギャレ版も私はあれで素晴らしい物だと思っています。ゴジラがデカイ、強い、カッコいい、ならそれで良いんだと思ってました。ビオランテを子供の頃に見て、それ以来そう思ってたんです。今思えば、初代を観てなかったのがいけなかった。ゴジラが何なのか、分かっている体で観てたから、それはつまりこれは映画、虚構だって知ってて観てた訳で。そこに挑んだマグロ食ってる奴は悪い出来じゃなかったけど所詮マグロ食ってる奴で。だから、まず、最初に出てくる気持ち悪い謎の生物に驚き、恐怖しました。冷静になればよく分かるんですが、スピードの速い展開と謎の異形を見せられてパニックに陥り、自分がゴジラを観てる事を忘れてしまったんです。最初の尻尾を見て、ゴジラだー!と思ったのに、映画の中の人達と同じ視点まで、まんまと落とされてしまいました。あとは只管展開に飲み込まれるのみ。終わってから「何で東京に来たんだ?」「最後のあれは何?」等々腑に落ちない部分が有って、でも中学生の頃にエヴァンゲリオンの最終回を見た後の投げ出された不快感も無く、心地良く興味を持たされた感じになり。これがゴジラだったか、と分かった様な気持ちにされて。とにかくこれは一回嫁さんに観せよう、と。嫁さんは良い迷惑だったかも知れません。でも、そう思わせるような作品だったんです。好きでも嫌いでも一回は観ておいた方が良い作品なんだと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ハイテンポ\n 昔のゴジラで1番見飛ばしたいシーンの、政治的なやりとりがスピーディーで、しかもコメディ要素も含んでいます。とにかく最初から最後までハイテンポですごく面白い! " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ\n 家で見るよりは映画館の方がいい。ゴジラ的な映画には抵抗があったけどストーリーもわかりやすくて観やすかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "全く中身に入っていけなかった。\n アクションシーンに関しては純粋に楽しめました。でもこの映画は人間ドラマに比重を置いると思うのですが、人間ドラマとしてみるなら絶賛される質だとは到底思えませんでした。1番大きいのはドラマに気持ちが入っていけなかったこと。全体的に演出が陳腐で終始興ざめでした。中身を咀嚼する以前の問題だったと思います。なぜそう感じたか、一部具体例を挙げます。早口長セリフ。テンポの良さや危機感を煽る手段なのかなと思うけど、映画全体の「リアリズムを提供してますよー」というスタンスと相反してないか。うっそくさ、と思った。余貴美子市川実日子石原さとみの主要な女性の意識的な不愉快演出。とにかく不愉快だった。必要悪みたいなこともなく、ただ高慢。石原さとみの実は情に厚い、市川実日子の最後の笑顔の伏線だとしたらお手軽すぎないか?通っぽいキャスト達(ピエール瀧、國村隼、古田新太、渡辺哲、野間口徹、塚本晋也、片桐はいり、平泉成、松尾スズキ等)は手軽に雰囲気出すためだけの装置として使われてないか?ただでさえクセが強いんだから出すなら意味を持たせて欲しい。彼らを起用した必要性はあったのでしょうか?みんなただ出てた。セリフのダサさ。「すごい、まさに進化だ」「礼はいいです。仕事ですから」他嶋田久作のテーブルを叩いて悔しがるシーン、平泉成のフランス首相に頭下げるシーン、民放ドラマじゃないんだから、と思った。そもそもこれらの核を使うことをためらう演出、世間への「核を簡単に語るな!」という声への予防線にしか感じなかった。あの状況で核使う可能性を感情論でやってる場合か?と思いました。核も1つの方法として淡々と計画してほしかった。音楽。後半のもう一踏ん張りの時に流れるBGM、あれ何なの?本気なの?ダッセー!と思ったけど違うの?序盤で流れた唐突なジャズも違和感しかなかった。いや、ダッセー!と思った。(ここに関してはあくまでも主観なので気分を害した表現なら謝ります。)やってる役者達にはなんの文句もないです。ただ、こんな演出させられてどう思ってるのかなーとは思いました。榎本明あたり「くっだらねえ」と思ってそうだけど違うかな。とりあえずこのへんにしときます。長文すみません。多分私の見方がズレてるんだと思います。焦点を当てるべきはそこじゃない!という声が聞こえてくるようです。じゃあどこ!?私は本当に、イキがってるわけじゃなく、俺本当の映画とは何かを知ってるゼ、とかでもなく、純粋にこの映画全く面白くなかったんですけど、世間の評価がかなり高いことに心底驚いています。皮肉ではなく、どこをどう感じれば面白いと思えるのか教えていただければ嬉しいです。 " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごい迫力だった!\n 初ゴジラ鑑賞です!とにもかくにも迫力がすごかったです。大きい建物を倒していくダイナミックな迫力もそうですし、そのマンションの中にいた夫婦が被害をくらうというような細かい場面もリアルで迫力がありました。最初の形態のキモいゴジラから、最終形態の強すぎてそれ無理ゲーでしょ!と思うゴジラまで、ずっと怖がらせされ続けてましたf^_^;)政治家たちのごたごたも、クスッと笑えてそれもこの映画の面白いところだと思います(ただ実際とは違いますけどね)。長谷川博己演じる谷口さんはとってもかっこよかったし(でもなんで何日も家に帰ってない設定だったのにヒゲも生えず小綺麗なのか)、竹野内豊の役も素敵だったし、高橋一生の役もハマってたし…キャストもとってもよかったです!石原さとみを除いて…(とても英語上手だとは思いますけどやはりネイティヴとは言えない発音)最後、大人しく血液凝固剤を飲まされているゴジラちゃんが不憫でかわいそうでしたが、ここまでドキドキさせられる映画は久しぶりで総じて面白かったです!これぞエンターテイメント!! " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "娯楽作品\n ゴジラ映画は久しぶりですが、今までの作品のなかで一番ぐらいの娯楽作品になっていると思います。ゴジラの登場場面はあまりにちゃっちい怪獣が出てきて失望しましたが、その後の展開にはスクリーンに入り込めました。おすすめの娯楽作品です。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "我等が実際に経験した物語\n シンゴジラの現実対虚構のキャッチフレーズはあまりにも正しい!何故なら僕らは実際に経験しているのだから。もし東北の皆様がこの映画を観るときはご注意ください。背筋が硬直し、冷汗が出る程の衝撃映像です。そして、あの時感じた事を全て思い出しました。確かに絶望的な状況下で全てがうまくいかなかったけど、でもあの時命懸けで頑張っていただいた皆さんに心からありがとうと言いたい。お陰で日本はまだ生き残っておりますよ! " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "石原さとみさんの勇気に乾杯〓️\n 色々と辛口のご意見が多いようですが、これもまた監督の綿密かつ周到な計算の範囲なのでは〓︎シガーニーウィーバーさんあたりが特使だったら、長谷川さんも竹之内さんも見上げて話さなきゃいけなくて、外交交渉で押されっぱなしの上に、図柄としても卑屈な感じになっちゃいませんか?実際の政治の世界でもありそうな状況で、リアリティーがあり過ぎて、対米従属反対️などと思わぬところで反米嫌米を声高に叫ぶ人が出てきても困りますしね(フランスに頭を下げるのにはあまり抵抗ないのにね)。英会話学校のCMに出てる石原さんご本人も、あれこれ言われる事は充分承知でこの役を引き受けたのは、とても勇気があると思います。率直に敬意を表します。もしかしたら、デポドンやノドンが突然、柏崎刈羽原発辺りに飛来した時、今の政府が映画のように対応できるのか、と深刻になってしまう人もいるかも知れないので、1人だけ浮いた感じのキャラクターをおくことで、そうそう、これは映画だもんな、と思えるようにしたのでは、とも思ってます。うーん、考えすぎかなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白いけどよく考えたら\n 倒す方法に無理があり過ぎないかいくら口が開いているのに50→60→90→100にはならんと思う。スピードも異様に早いし。気絶してたらゴジもゴックンできないでしょう。東京駅周辺は通勤していたのですごく感情移入できて、サウスタワーやノースタワーがゴジを足止めする展開には熱くなったんだけど、ゴジの口が横を向いとるし注入は無理やろ(笑)ストーリーは硬派なんですがここだけはギャグというかご都合かな、っと。それから石原さとみちゃんは嫌いじゃないですが、見てる分には目の保養ですがストーリーにはちょっと。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 9, + "review": "かつてないほど糞映画。\n 今までの日本映画の価値観をぶっ飛ばしたという意味では評価できるが、そこしかない。まず、CGが糞すぎる。このレベルだったら、特撮でやれ。無理するな。そして眠くなる。一般人が知る由も無い単語ばっかり早口で、間も無く喋るせいで、途中から聞く集中力が切れる。あと、ゴジラの出番が少な過ぎ。コスト意識し過ぎ。もっと金かけろ。日本映画の限界を感じる。意味無い一瞬だけの有名キャスト出すな。勝手に伏線感じるだろ。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "圧倒的\n 日本で起きたら、こうなるんだという作品! " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "評判ほどではない\n 評判が良かったので観に行ってみたが、まあ邦画としては迫力はある方だと思う。しかし、含みが多すぎて何を訴えたいのかが分からなくなってしまっている。原子力廃棄物による環境汚染→人類への脅威への警鐘?日本の突発的な脅威に対応する指揮系統の甘さを訴えたかった?破滅しても再生できる事を示したかったのか?とにかく言えるのはこの映画におけるゴジラは扱いが可哀想。進化前のゴジラは不細工過ぎて笑える。最悪なのは石原さとみ。ハーフには見えないし、英語の発音はネイティブじゃないし、頭が切れそうにも見えない。ちょこちょこ人気俳優を顔出しさせてもヒロインがこれでは駄目でしょう。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力があった。\n ゴジラ登場すると迫力あって面白かった! " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "なんだか。\n 周りに連れられてなんとなくで観た。自分にはあまりヒットしなかったな…という感覚。そこまでスリルも感じないし、感情をあまり揺さぶられなかった。殆どの役者が棒読みのように聞こえたのは何だったんだろう。ただ、市川さんと高橋さんはとても良かった。(対策本部?の面々は個性的で惹かれた)キャラクターが個人的に好みだっところも大きいかもしれないが。一番好きだったのは「無人在来線爆弾」これだけで何日かは笑えそう。あとは総理とか政府を小馬鹿にしたような描写やキャラクターのバカ加減は嫌いじゃなかった。でも全体的に、つまらないな…と思って見てしまった。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分はエヴァを知りませんが\n 冒頭から淡々としたカット割で、日本政府の手慣れた、シュミレーションされた動きが表現されていて引き込まれました。そして、ラストの尻尾…最初から最後まで、映画が終わったあとも熱が冷めない最高の作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "邦画ならではの面白さ\n 怪獣映画と言うよりも邦画ならではの官僚を主役にした人間ドラマ。子供とは観ない方がいいですね。キャストもいい味出してるし見ごたえ十分で面白い。音楽も昭和っぽくて懐かしさもある。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "生涯ベスト5\n 怪獣映画全盛期世代の私。ゴジラもガメラももちろん大好き!だが、近年の両者を見比べると、ガメラの圧勝という印象。ハリウッド版ゴジラも、日本のもの以上の駄作。この映画の製作を知った時も、全く期待していなかった。しかも、庵野監督とあっては、エヴァ的なマスターベーションが懸念された。だから、しばらくは様子見を決め込んでいたのだが、あまりの評判の良さに我慢しきれず足を運んだ。良かった!生涯5本の指に入る。エヴァ的な仮想シーンと実際以上に現実的なシーンが、見事に調和して押し寄せてくる。素晴らしい点を挙げれば枚挙に暇がないので、以下、中略w知性があまり感じられない(嫌いではない)石原さとみに若干の違和感は残るが、全く申し分なし!ここでは初の☆5つとさせてもらった。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "今年観た映画で1番面白かった\n 新しいゴジラ映画の幕開けという感じ昔からのゴジラのテーマ曲が流れるところも良いと思う " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 10, + "review": "つまらない\n ステレオタイプな日本の官僚とアメリカの描き方が陳腐。ストーリー的にも無理矢理であり得ない展開。(ミサイル直撃で倒れないゴジラがビルの倒壊できぜつするか?電車に爆弾積んで当てる方がミサイル攻撃より有効?凝固剤口にどんどん注いでも普通ははき出すだけで飲み込まないでしょ。)音楽もいつもの曲でアレンジも何も無い。途中で眠気を押さえるのがしんどかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力 最大\n ものすごい迫力撮影は、大変だろうけど楽しいんだろう。 " + }, + { + "date": "2016-09-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "懐かしいなぁ\n ゴジラ懐かしいなー。子供の頃よく見たけど。うまく言えないんだけれど、やはり大人になったというか、昔見ていたところと違うものの見方ができるようなったというか。小さい子供の時にこれを見ても面白くはなかったろうなと、面白いと思ったらかなり大人びた子供かな…なんて思ったり。見てよかった。ただ、4Dで見たのは失敗だった。映画に集中できないw " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "全てが圧倒的な傑作\n 現代にゴジラが初めて現れたという体で繰り広げられる人類とゴジラの激闘を圧倒的情報量とキャスト陣、スケールで描いた傑作。初のゴジラ!正直興味なかったけど絶賛に次ぐ絶賛の声に乗せられたミーハーは観に行きました。そして既にもう一度見たいです笑。IMAXで見たいけど人気すぎてほぼ席がありません笑。プチ社会現象といってもいいほどではないんでしょうか!あまりにも多すぎる情報量がかえってもう一度見たいと思わせる中毒性に!笑まず冒頭からものすごい緊迫感。登場人物らの紹介はテロップのみで済まし、何かおかしな異変が起こっているとざわざわとしていく様にはゾクゾクする。海上で水蒸気爆発が発生、得体の知れない巨大な尻尾のようなものを視認した日本。この時点で名前はまだないがゴジラ第一形態。そしてとうとう日本本土に上陸し、姿を現したゴジラ第二形態通称蒲田くん!きんもっっっ!!!!!笑あの目!あの動き!見た瞬間鳥肌!ムリ!!笑モソモソ動き、バシャバシャ血?垂れ流しながら、都内を練り歩く蒲田くんの姿にもう鳥肌ゾクゾク(キモさと圧倒的存在感に対して笑)その後唐突に立ち上がり第三形態へ。まだこの時点では60m程の全長でビル20階建てくらいの大きさ(デカイ)そして突如東京湾に姿を消し、再び姿を現したゴジラ第四形態の全長はおよそ110m超で約2倍(超デカイ)自衛隊の攻撃を1mmも避けないどころか1mmも傷付かない男気とタフさを見せつけ、背中は弱いんですとフランキーばりの弱点を見つけられブチ切れて光線発射。そして終いには火炎放射からの破壊光線。とんでもねぇ笑。。世界の終わりだ。。前半での絶望感は異常。夜中の都心を一気に壊滅状態に陥れる。このシーンの迫力は言うまでもないが、一部の熱狂的なファンはゴジラが熱線を発射するあの紫色?に発光する瞬間に最早美しさを感じたらしい笑。すげぇなゴジラ笑。破壊と芸術を一度に表現するという解釈すら持たせる存在。ゴジラの暴れ具合が面白いのはもちろんだが何より今作にある中毒性は会話劇の情報量の多さにあると思う。非常に政治的かつ社会的。現代の日本が舞台とあってゴジラの呼称も正体もわからない。一口に駆除と言ってもマンガや他の特撮みたいにすぐさま戦車や戦闘機が来て、攻撃するなんてことはできない。首相の承認、事態の確認、住宅街を戦場にしてしまうという前例のない事態における軍事行為の是非などなど後手に後手に回っていく政府の対応がとてつもなくリアル。かといって何もせずにただただ静観しているだけではゴジラは止まらないし、何より海外の国々から日本は脆弱だと思われてしまう。だから日本だけでこの事態に対応するべきだといった発言も飛び出し、途中でゴジラを観ていることを忘れてしまう位に高度な政治的判断を伴う事態であることが表現されていた。議論されている言葉がお役所感溢れる固い言葉だらけだがそれが理解の邪魔になるということがない点も大いに素晴らしい。これだけの会話量情報量、使用している言葉の難しさありきながら話についていけずつまらないという点が全くないのだ。それが逆にまた観たくなる症候群に直結していく大きな要因になるのもまたうまい商売なとこ笑。そして何より長谷川博己率いる巨大不明生物特設災害対策本部、通称巨大災の面々と彼らが一丸となって進める矢口プランが熱い!大人気尾頭さんこと市川実日子や高橋一生に津田寛治といった普段美味しい脇役が多い面々がまさに中心メンバーといった立ち位置と濃いキャラクターで大活躍!市川実日子のプチブームが僕は嬉しいです!絶妙な顔立ちでステキです!笑ざっくり言えばゴジラを体の中から細胞ごと凍らせる矢口プラン、そしてその作戦名ヤシオリ作戦。しかしそのための凝固剤の成分の選定やゴジラの巨大を凍らせるほどの莫大な量を生成する過程が超緻密。精神的体力的さらには時間的にも追い詰められる巨大災の中でまさに決して諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろうと静かにメンバーを奮い立たせる矢口のカッコよさに鳥肌。そしてどうにか間に合ったヤシオリ作戦。ゴジラを転ばせ、口から凝固剤を注入するという至ってシンプルに見えるが相手は100m超のバケモン。転ばせるなんてできないだろう。。。と思いきやの新幹線爆弾!!!笑斬新すぎる!!!笑そして畳み掛けるように在来線爆弾!!!笑JRバンザイ!!!笑とても大味かつ大胆なヤシオリ作戦!すげぇよ人類!!こんな戦い方があるのかよ!!笑爆発に次ぐ爆発、何台ものポンプ車を動員し、遂に、ゴジラが、その活動を、止めた、、!ゴジラがその活動を停止しても人類には未だゴジラをどうにかできる力はない。幸いゴジラから発せられた放射能は20日程度で無害なものになると判明し、復興の兆しが見えたことが唯一の光。故にゴジラとの共存を余儀なくされた人類。熱核攻撃のカウントダウンもリセットにはならず再びゴジラが動き出したその1時間以内に東京に原発が降りかかる事態に。首都を半壊状態に陥れた元凶が皮肉にも東京のシンボルかのように堂々とそびえ立つシーンをアップに物語は終わる。。観てて気になったのが異常なまでにキャストの接写が多い。それはつまり顔色がハッキリと分かるということ。ゴジラの進行が進むにつれ、目が血走る人、顔がやつれる人、肌が荒れる人とより緊迫感が伝わる演出になってると感じた。総勢328名(!)の超巨大キャスト陣!その上で演技力に定評のあるベテラン勢多数の中での主人公に長谷川博己を持ってくる庵野の名采配!素晴らしいすぎた!この衝撃は去年のマッドマックス枠!笑何賞にあたるかわからないけど日本アカデミーいったろこれ!目指せ10部門!笑(いくつあるか知らない笑)2016年08月16日(火)1回目@MOVIXさいたま2016年09月04日(日)2回目@UnitedCinema浦和xIMAX→結局行った笑2017年07月22日(土)3回目@池袋新文芸坐2017年11月12日(日)4回目テレビ放送 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 12, + "review": "このような映画で喜んでいたら日本はゴジラに食われる\n 率直な感想は、ゴジラ映画だなという感想。ゴジラの枠を超える事もなく、ゴジラ映画を下回る事もなく、想像の範囲内の内容で、ゴジラの作画表現のみ良かった。あとは全般的な映像表現は自主制作映画を見せられた印象で、まだまだこの分野では日本映画は進歩してないのを感じました。日本対ゴジラをうたっているが、過去のゴジラでもそういう描き方はしていたし、目新しいものではなく、国家の動きを細かく描いていると注目されているが、豪華300人のキャストで政治家役の俳優が多く出演していても、キャスティングがはまっていないし、とにかくそろって演技が下手すぎて(台本棒読み)全く生きている政治家に見えない。総理もバカすぎる。ろくでもない総理でもあんなバカじゃないだろう。たたみかけるような会話のシーンでも、本来もっと面白く描けるのに、演技、カメラワークやカット割りが普通すぎてイマイチ盛り上がりにかけ不発に終わっている印象。逆に演出のせいで日本の役者はこんなに演技が下手なのかと見てる方が恥ずかしくなってしまう。リアルさを出すためには、役者が役者に見えたら終わり。真剣な演技が見る人を引き込み、感動したり、真剣なところにも笑ったりできるのに、そこら辺の人間を上手く描けていない。(アニメチック)その証拠が、皆さんの感想のほとんどの方が、長谷川、石原、竹野内だの役者の名前で語っていて、演技として観ていること。登場人物が魅力に描かれていてストーリーが面白いのであれば、役柄の名前が出てくるはずである。石原さとみの演じた役の名前を言える人はそういないだろう。庵野秀明監督は、アニメを演出できて作画表現は優れているが、人の演技指導や実写のカメラワーク、フレーミングなどは、自主制作映画を見てるようで、持ち前のセンスを全く感じなかった。SFX,VFX技術も日本は、米国に30年は遅れているのではと思う特撮技術で、ゴジラがカメラの前を通り過ぎるシーンでは、肌感がCG感がはっきり分かり実在している感じがしないので恐怖感がないのが残念。何をするか分からないこの先どうなるのかのハラハラ感はあっても、スピルバーグの宇宙戦争のような恐怖感は皆無。街やビルが壊されても、人が死んでる感じがしないのは、エヴァも同じだが、そこに生きている人々を描いていないからなのだろう。一つだけ良かったのは、ゴジラの動き。野村萬斎のモーションキャプチャーは、すごく良かった。第二形態の街中を小刻みに揺れながら這いずり回る姿は、凡人には想像出来ない動きで不気味で良かった。またゴジラなのか分からない展開も面白く、まんまるのギョロッとした目がギャグのようで笑えました。庵野監督は過去に宮崎駿監督のナウシカで巨神兵の登場シーンを描いてますが、口から吐く光線はまさに巨神ゴジラ!まとめると、ゴジラの作画表現は良かったが(CGはイマイチ)、それだけ。実写なんだからもっと人の生き様を描かないと薄っぺらく感じます。庵野監督が目指した人類補完計画は日本人総オタクにすることだったのか?!ゴジラは好きなのでまぁまぁ楽しめましたし、ゴジラ好きには復活がたまらないだろう。しかし、大人がこの程度の作品でちやほやしていたら進歩はないし、未知のゴジラのように、他国が力をつけ、日本は世界に飲み込まれてしまうのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4Dでゴジラの血しぶきを浴びるなどw\n 今までのゴジラとも違い、でも歴代へのリスペクトも忘れずに。殺しちゃわないのがいいところ!(前回のハリウッド版もそういう意味で私は嫌いじゃない。すごいリスペクトだった)今回はアメリカ人には受けが悪そうだけど、日本人の心はつかむ感じだな。ゴジラはそもそも放射能とか核に対するメッセージ性をもった生き物だから、その辺難しいよね。「何かあってすぐ内閣変わっても続いていくのが日本のすごいところだと実感」するというのが笑えるというか。なんかあったら責任問題にして引責辞任っていうのは本当に日常茶飯事だったりするけど、それでもまわってく、実際は官僚がすごいんだろうな。。。前の東宝のシリーズの一部では、ゴジラは既存の生き物で政府にもG対策班みたいなのあったけど、今回は未知の生物で、生態とかDNAとかを解析していくところが現代っぽかったなぁ。。官邸の危機対策室に集められた各省庁の様子とかCAOって書いたPC持ってたりとか細かいとこまでリアルでちょっと受けたw取材かなぁ。。。噂になってた4D版の石原さとみがいい匂い説は本当だった気がするw " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 9, + "review": "くどい映画\n リズムが、無い、くどすぎる。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "期待通り\n 期待通りの展開、期待通りの演出、期待通りのラスト、いい意味でも、悪い意味でも期待通りの映画。見て損はないと、思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "僕の「映画観」を変えた最高の一作\n 「邦画史に新たな歴史を刻んだ」この映画を初めてみたときに感じた私の感想である。怪獣が騒ぐだけの映画とはまったく異なり、現代の日本に生きる政府の人間たちによるヒューマニズムにスポットライトが置かれ、「日本はまだまだやれる」と誰もが思えるような内容となっている。この映画はもっともっと評価されるべきだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "第一作目以来\n 他の平成ゴジラ作品とは一線を画す作品。中弛みなく最後まで魅せる! " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怪獣がワーギャーする映画じゃなかった\n 一種の政府映画です。ゴジラにスポットを当てるのでなく、今日本にゴジラが来たら果たしてどういう対応するんだろう?という政府目線の映画ですね。好き嫌い別れるのは少しわかる気がしますが、大人はみんな好きかもしれません。映画館で観れて良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "これがシン 呆れ\n ゴジラは脇役な?まだアメコミ感があるくらいの弾け感覚欲しい‼あそこまで、政府対応を混沌と投げかけられても?やってはいけないものばかりな思いで幻滅。東宝は観客の立場の意識無いのか?映画作りにも偏りがあるのは日本の社会性にも匹敵?カット割り多様や踊る大捜査線気取りは頂けない。良かったのは映画音楽でちょっと盛り上がり! " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ怖い\n SNSでの評判と、この前の小池都知事の記者会見で名前が出ていたので気になってみてきました。ゴジラ?ウルトラマンだっけ?みたいな感じですので、特にゴジラについて予備知識もありません。まず驚いたのは、長谷川博美、高橋一生その他諸々有名な役者さんが出ていること。石原さとみが出ていることは何となく知っていたのですが、各所に有名な方がいらっしゃってただただびっくりしました。今回は未知の生物・ゴジラでしたが、そういう自然災害(?)が起きたときの国会内はこんな感じなのかと想像できて楽しかったし、防衛大臣や他の大臣と総理のテンポがよくて面白かった。長谷川博美がシャツの襟を立ててネクタイを締めているシーンが何となく日常感を出していて好きでした。スタッフロールで取材協力に小池百合子都知事の名前があって、会見で名前がでたのはそれでか!とやっと真相が解けました笑 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか…エヴァとか巨神兵とか…\n レビューを拝見していて、偏った見方で低い評価をしていたり、また盛り上がってる方が結構いらっしゃるようにお見受けしました。もちろん映画なんて人それぞれ感想が違っていいに決まってるんですが。だからこれも一個人の感想です。本当に観客を試す映画だと思いました。私は笑えるシーンや皮肉なシーンが多く、また俳優の皆さんの努力が伝わってきて単純に面白かった!というのが一番の感想なんですが、なるほど今これを上映するのはなかなか挑戦的だな、とも思いました。〜中略〜いちばん最後の最後のあれ、皆さんなんだと思ったのでしょうか?あれゴジラのフォルムじゃないでしょ。次回作への布石とかじゃないでしょう。ゴジラがどうして誕生したのかとか、なんで日本なのかとか、物語をちゃんと考えたらあれ見て切なくなりました。もちろんそこについても人それぞれの意見があるからこそ面白いのかな、とも思いますが。 " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "格好良い官僚が見れる\n 実際の内閣運営もこんな感じなのかな…と考えさせられた。なんとなく生々しい感じ。劇場版パトレイバーの雰囲気を感じた。パトレイバー見たい " + }, + { + "date": "2016-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "IMAXで\n 観てきました。テンポが良かったのとキャスティングとセリフにリアリティがあって好きです。ヒーローもいかにも邦画らしいヒーローで。石原さとみのキャラは終始違和感。竹野内豊のかっこよさがすごいじゃん。って思います。チョイ役の使い方がほんとにチョイ過ぎてキャスト調べてから行くと面白いです。エンドロールでKREVAの名前が出てきたのには笑いました。どこにもいなかったわ笑展開や絵面がエヴァそのものです。山場で使用されているBGMもエヴァのと同じか意識して似せてつくっていると思います。僕は好きでした。ゴジラもグロめにリニューアルされていて歴代ゴジラの中で一番好きです。意外な設定だったのも良かった。続きもありそうだったので楽しみです。ただヒロインはキャラも人選も個人的に超重要だと思うので星3つ半といたしましょう。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何度も見たい\n 癖になる。若干気になったのが、耳があまり良くない人には聞き取れないのではないか、ということ。メインキャスト殆どが滑舌悪い上に早口なので、舞台をよく見る私は聞き取れるけど、耳が悪い人や早口が聞き取れない人は無理なのでは。内容は爆笑。何度でも見たい。ひたすらカタルシス。音楽も昔のゴジラの主題歌をそのまま長すのと現代的にアレンジしたのとあるしいい感じ。何度で見ても楽しめそう。一応二回見てるけどさらにリピートしたい。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初めてのゴジラ\n だけど、おもしろかった!今までこれ系は興味なかったけど、観て良かった。ちょい役でいろんな俳優がでているから、いきなり見つけて『あ!』ってなった。緊急事態時に、政府がどう動くのかがよくわかった。今までの震災時もこおしていたのかなぁとか思いつつ…。ゴジラが家の近所通ったけど、なんとか無事でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァ感強い\n 庵野さん監督だからそうなんだろうなあと思いつつ、音楽とかまで同じなのか、思ったのと、オチは少し弱めなのではと思った。あと中だるみもあり、☆3つに。でもゴジラ自体にはものすごくテンションはあがった。最後の 終 には、『いや絶対終わらんやん』って突っ込んでしまった笑 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 本当に日本はこういう対応をしそう。してほしい。ただ、あの博士の仮説があったのが希望的観測で映画の救いどころだろう。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "想像していたよりずっと\n 面白かった。ゴジラを取り巻く政府や官僚や与党の模様とか、外国の調整、時間軸の期限設定もあり、切迫した期間の調整など今までにないゴジラ映画でドラマとしても面白い。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本らしい上質なエンターテインメント\n こんなに怪獣の暴れるシーンの少ない怪獣映画は珍しいのでは(笑)。しかしながら、リアリティあふれる展開は、緊張感あり見てて全く飽きさせません。今時CGで何だってできるだろうに、そこをぐっと抑えて、やたら騒々しい最近のアメリカ特撮映画とは見事に一線を画しました。ありきたりな恋愛ドラマも家族ドラマもなし。硬派な政治ドラマを貫いたのも潔いと思いました。もどかしいくらい、チマチマした展開も日本らしいところで、でもなんとか解決に向かうのも、らしくていいなぁ。日本の技術を結集した解決策も、プロジェクトXみたいで素敵でした。ラストシーンは、ぜひ地上の星を流してほしかった。ゴジラに対する監督のリスペクトもしっかり感じられ、見た後も爽やかな気持ちになる、素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラをいじめないで!気持ちになってくる\n 初ゴジラで別に監督の事嫌いでもないし好きでもない画の質感が変にごりごり強い光の使い方をしない。カラッとした質感なのがとても好感持てた。なんかね、色々な人物があくせく働いているのはよくとれているけれど変に人物に対して主観的になってなくてね、その分無機物とかゴジラとかがとっても可愛く撮れてるモノだから、男の子じゃなくても「ダメ!!そんなにゴジラいじめちゃダメ!!」「あ\"〜〜〜っ!!!!在来線!!!!!!!」って気持ちになりやすいよね。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "シンゴジラ、3回見て\n シンゴジラ。今日IMAXで2回目を観た。不覚にも、泣いた。最初にオーバーラップするのは東日本大震災。あの津波の恐怖、福島原発の恐怖と、ゴジラのジリジリとした進撃がシンクロする。縦割りで即断ができない政府、簡単に攻撃ができない自衛隊、多くの事実が一度に降りかかってくる。続いてもっと進化したゴジラが、僕らが普段働く、見慣れた東京を。。大破壊する。。その駆除に日本が、世界が結束する。いろいろな思惑を持って。そして日本に3度目の原爆を落とさないために、結束する日本の落ちこぼれ、オタクチーム。その中核が就職氷河期あたりの若手中堅、そして女性であるのが、今を象徴している。久々に何度も映画館に足を運びたくなった映画だった。映像の素晴らしさ、根底に流れるメッセージ、そして謎解き。。最後の作戦が成功したのに、被害者を思い、ぬか喜びしない日本人。静かに復興に勤しむ被災者の姿。東日本大震災で日本人は、忘れかけていた日本人の誇りを取り戻した。日本人が尊敬される滅私の心、これがあれば日本はまだまだ成長できると思った。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "期待はしてなかったけど・・・\n やたらと賛美されているこの作品・・なんで?エヴァヲタのみのため??なんか、やたらと社会派を気取ったつもりの“創り”が余計にダメだわ観る価値は無い!と断言できる数少ない作品です。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よくぞここまで。\n 驚いた。ゴジラだけど、圧倒的なリアリティ。こんな映画も増えてくるといいがらなかなか稀有だとおもう。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "3回目\n 観る度に違う印象に変わっていく、本当に懐の広い映画だと思う。ゴジラ自体はあくまで私達日本人に降り掛かる(災害)事象であり、この作品の骨子は『我々日本人はこの様な悲惨な事態に遭遇したとしても、逃げずにめげずに復活するだけの能力、気力を、(戦後70年以上経っても)まだ有しているのだ』と言う点にある気がした。そういう解釈で見れば単なる怪獣映画(たまたまハリウッド製の『キングコング』の予告編を観たが、あれこそ怪獣映画)等ではない事がハッキリと理解出来た。他国の人が見たら正直つまらない映画だと思うが、我々日本人には心して胸に刻むべき作品だと、強く感じた。最後に、市川実日子さん、美しい…。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凄さは半端ない。\n ゴジラ映画は全てコレクションしてますが、何度見ても面白いのは怪獣大戦争までで、以後のゴジラ映画は最近まで子供向けで、映画館で見た時は面白いと思ったのに、ブルーレイで見ると意外に面白くないと感じていました。今回作は大人向けのゴジラ映画であり、特撮も文句無しで、恐らくブルーレイで何度見ても面白いのではないかと思います。ただ、会話の早さはリアルさよりも、尺に納めるためという目的の方が強く感じました。実際の会議だと、早口で喋った後、考えるために間があく場面が多々あると思いますが、矢継ぎ早過ぎる印象でした。特撮については、日本映画もようやくハリウッド並みになったなという印象はありました。ただ、ドラマとしてはストーリー性がないというか、やはり日本映画独特のものだなという感じは否めません。これを要するに、凄さは半端ないと言っておきましょう。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ強い!\n 全体としていい感じです。ゴジラの強さに惚れ惚れしました。あの放射能を絞り出す感じ最高です。なんでゴジラの肌があんなにゴツゴツしているのかもあぁ、食べ物のせいなんだとなんとなく納得できた気がします。ただ、最初の幼虫時代のCGがちょっと陳腐な気がしました。あれ、もしかしてこいつとゴジラが戦うのかなとか思ってしまった。それから、作戦がなってない。あんだけ破壊しまくって、普通、ゴジラの口近くまでトラックを横付けできるはずないでしょ!もう一つ。GOD・ZILLAってワンピースのゴール・D・ロジャーと同じノリかよ! " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "「お芝居してます!」感\n 登場人物が多いから、仕方がないのかも知れないが、役者さんによって演技のレベルが違いすぎてとてもじゃないがリアリティに欠けるところが残念。庵野節それ自体のファンであれば楽しく見られるかも。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "二回見てほしい作品\n 今回のゴジラ映画は作り手の意向により近年のゴジラ映画とは違った感触の映画になっており、受け入れられない人も多かったようですが、私は物語のテンポが非常によくて、リアリティが溢れだす映像と世界観が作り出す臨場感により最後まで興奮しっぱなし!でした。近年のゴジラの扱いが今まで、「ダークヒーロー」「幾多の怪獣と熱いバトルを繰り広げるみなさんご存じ僕らの怪獣王」といったのに対して、今回のゴジラ原点に立ち返り、「厄災」「核をエネルギーとする得体のしれない超生物」という人間に対する純粋な脅威として描かれているところが非常に斬新蒲田くんがキモカワ怖かったです。人間サイドの時は政府の人間たちが不測の事態によっててんやわんや、法整備や巨大不明生物の対応についてもめるシーン、不測の事態に対して実はうまく機能しない日本の実態など、エンターテインメント映画ながら非常にリアリティを感じました。今の等身大の日本だからこそ、突然の脅威、ゴジラに対して恐怖心がまして、それでも何とか立て直そうと必死に努力した結果最終的にはその努力が実りゴジラを活動停止させ、意気地を見せる。そこにカタルシスが生じ視聴者に快感をもたらす。シンプルながらよくできた映画だなぁと思いました。ただ、リアリティを生むためには仕方ないのですが、むつかしい単語&早くて聞き取れない台詞が多いため少し置いてきぼりを食らう可能性があります。初見なら特にです。なので、二回見てほしい。二回目はストーリーを追うのでいっぱいいっぱいにならず、台詞もゴジラの迫力もスッと入ってきやすくなります。一回見ただけという人にも二回目も「超楽しかった」と思えるとおもいますよ。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この映画、甘くみるな!!\n 予告編やキャスティングにつられて見に行きましたが、それだけに収まりません。想像を絶するとはこのことですね。何がすごいって、『ゴジラ!そう来るか!!!』というところ。出だしからインパクトの連続で、スケールっていったらありゃしない。\"日本の中心\"の破壊感をぜひ、劇場で←いやほんとに、「マジでこんなこと起こったらこうなるんだなぁ。恐ろしいな。」って真剣に考えてました。政界の皮肉も込められていました。あと、某強国の……・∇・セリフ一言から改めて実感させられることは多かったです。ドラマですよ。濃い。あぁあと、斎藤工くんとか前田敦子さんとか、ちゃんと見つけてくださいね!!ただの戦いじゃない。見たあとに腹一杯になることは間違いなし! " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "エバ!\n 庵野さんぽい喋り方、作戦名のつけ方、文字の挿入の仕方。ゴジラがすごく初号機っぽいところとか。普通に面白かったです。最後の凍結剤入れてるところが何も入ってないような感じが、面白かったけど。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本人が初めてゴジラという「災害」と出会ったら\n 怪獣映画というよりも災害映画であり、問題提起をする社会映画とも言える。この作品におけるゴジラとは、怪獣というよりも日本で起こる地震、津波といった災害や、原発を象徴する社会レベルの事故を象徴する存在といえる。そしてそれがもたらすのは国家の混乱であり、政治家たちはそれに対応をせざるを得ない。だが日本の災害対策の政治家たちの対応はマニュアル的であり胡乱であるのは、3.11で全世界に知れた事である。そのマニュアルが崩壊したら?そういった疑問を投げかけてくる作品ともなっている。映画の中では、それをどうにかするために、ゴジラに対し怯まない矢口という理想的な政治家、巨災研という異人の集まりなどが現われ解決する。これは即ち、今の日本の政治やマニュアルから外れた存在でなければ、マニュアル以上の災害や事故が起きた際に日本は対応できないとも取れる。ラストで「これからゴジラと共存するしかない」といったセリフは、日本はそういった災害や事故とこれからも向き合っていく運命にあるのだとも受け取れた。そして常に最悪を考えなければいけないのだと。ゴジラ映画としては首を傾げるものではあるかもしれないが、ある意味で初代ゴジラの映画としてのポジションを歴代ゴジラの中で一番よく理解し現代に再提起せしめた作品だとも言える。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "これがゴジラ作品?\n ゴジラと対峙して、こんなに怖れない政治家っているんだろうか?まるで踊る大捜査線のようなノリの人間模様だった(○_○)!! " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルなゴジラ!\n 2時間、息つく暇なく見いりました✨映像、音楽、話の展開どれをとっても非常に良かったです❗ストーリーは本当にシンプルで、現実にゴジラが現れたら、ただそれだけです。難しい話が所々はいりますが、理解できなくても全く問題ないです(笑)全ての想定を上回る事態が起きたとき、人間は無力だけど、それを解決する知恵と強さを持っているそんな映画でした✨文句なしにお勧めです✨長谷川さん、かっこよすぎ✨ " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画は実写版エヴァだね\n この映画、エヴァンゲリオンを知らない人が見たら、ただのゴジラ映画だよね。だけどゴジラを使徒だと思えば、まさにエヴァだよね〜。劇中の音楽もエヴァっぽいし。自衛隊が使徒に歯が立たないところも同じだね。ヤシオリ作戦もヤシマ作戦だよね~。最後のシーンでゴジラの背中のトサカに綾波?のクローンの様なものが見えたような気がするが…。エヴァは出てこないけど、実写版エヴァンゲリオンとも言えるな。ゴジラが東京駅前で固まってしまったまま終わってるけど次作では復活の予感ありありだな。次作は最終兵器エヴァンゲリオン登場じゃないですか!? それが東宝が庵野監督を起用した意図なんじゃないかな。だとするとかなり面白いことになりそうだね。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "うちの近くもゴジラにやられました\n ゴジラと人間との戦いにフォーカスされて作られているのが良かった。エヴァの雰囲気がピッタリだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画もここまで来た〓︎\n 正直、あまり期待せずに観たのですが、大変面白かった。怪獣映画ではなく、巨大な敵に振り回される政府関係者の話。実際はどうか分からないが、部外者からするとかなりリアルな動きに感じられる。この映画を例えると、『1作目のゴジラ+踊る大走査線+エヴァンゲリオン÷3』ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "熱量がすごい\n ゴジラ×原爆、放射能問題という組み合わせを思いついた事が凄いし。それを思いつくまでの時間や頭の中とか、それからの果てしない作業と段取りとか。物凄い熱がないとできないことだろうなと。それほどに庵野さんが訴えたいことなんだなと。この映画の中で、皆人間の可能性を信じ諦めずゴジラに向き合ったように、制作スタッフの方々もこの映画このテーマに向かい合ったのかなと思うと、胸熱でした。物語はかなり淡々と進む。前半は特にシュールで笑いどころもあり、全体を通して日本を皮肉るスタイルが面白い。ゴジラというキャラクター的な存在だったものを現実的に描いた所に好感が持てるしとても見やすく、設定も割とすんなり入ってきた。実際にゴジラが現れたらこうなるだろうという再現映像を見せられてるような、ドキュメンタリーのような、でもそこにふんだんに訴えが含まれている。そのバランスが秀逸。こう淡々と描くからこそ、見ている我々も自分達の生活を連想し、置き換えて考えることができるのかもしれない。キャストが発表された時、このゴジラといういかにも大衆向けっぽい映画の主演が長谷川博己???と違和感を覚えた。がしかし、見てみれば長谷川博己で良かったと思った。ハマリ役だった、素晴らしい。石原さとみと高良健吾のキャスティングは自分的には浮いてるように感じたが、石原さとみが凄く頑張っていたことは伝わってきたし、好感が持てた。プレッシャーが半端なかっただろうに、凄いと思ったし、今は石原さとみで良かったと思っている。個人的に最初の総理役の大杉漣さんが大好きだった。印象に残ったのが、1番最後のシーン。冷凍されたゴジラの尻尾のアップが数秒映し出されるが、尻尾から人間の手や顔が伸びているように見える。それがかつて広島長崎での原爆や、福島原発事故で苦しんだ人たちだと思ったら、怖かったけど納得できた。この最後のシーンがとても静かで、叫静けさの中からひしひしと叫びや訴えが伝わってきた。キーマンの教授が残した、好きにしろというメモ。教授にとってのゴジラが、庵野さんにとってのこの映画なのかなと思った。この映画を見てどのくらいの人がこの問題について考えたんだろう。何を考えたんだろう。少なくとも何も思わないという人はいないんじゃ無かろうか、いやいないで欲しい。庵野さんが残したこのメモに向き合わなければどんな結末になるか、映画を見れば分かると思う。人間の可能性を、この国の未来を諦めず、向き合いたい。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアリティーを追求している\n ゴジラ映画を初めて劇場でみました。本当にこの映画はスゴイの一言に尽きます。東宝と、庵野監督や樋口監督など特撮を愛するスタッフ陣のもとで制作され、この映画の本気度がよくわかりました。とにかく面白いです。IMAX版で見たので、4DX版も見てみたいです。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一瞬、ゴジラが使徒に思えた。\n 対策を練るシーンに流れるバックミュージックがエヴァっぽい、ヤシマ作戦が始まるのかと思った(笑)やっぱゴジラ倒すには、使徒同様に、陽電子砲で倒すのかと思った(笑)でもとても良いバランスで構成されていて、観ていてとてもワクワクしました。過去のキューテーハニーの様な駄作にならなくてよかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力!\n 石原さとみの腹立つ役柄は置いといて。。圧巻でした。初めてゴジラシリーズを劇場で観ましたが、迫力がすごかったです。エキストララージスクリーンで観ました。会議シーンが多いためIMAXや4Dでないこの選択は正しかったと思います。本当にゴジラが現実に現れたら、会議や人の動きを含めこういう運びになるんだろうなあ~、という感じがした。首相のヘリコプターがチュドンッてなったシーン、無人在来線爆弾!!でその日私が乗ってきた電車でシュールに攻撃してたシーンでは衝撃と笑いがこみ上げてきました。お気に入りです。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "同じテンポ\n 常に同じテンポの構成で少し飽きてしまうこともありましたが、内容は興味深かったです。ゴジラのちゃっちさはわざとやってるんでしょうか?リアリティにかけました。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シン・ゴジラ観た。\n 迫力迫力迫力 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "間違い無しに面白かった\n ただし、仕事を思い出した(^_^; " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "初ゴジラがシン・ゴジラでよかった!\n 映画館でゴジラの映画を観るのは初めて。どころか、そもそもゴジラ映画を1本まるごと通して観るのが初めて。同年代ならばここまで生きてくるうちに嫌でも耳に入ってきたていどの予備知識しかない状態で、庵野秀明総監督だから観たわけですが。いや、面白かったです。矢口蘭堂と尾頭ヒロミとカヨコ・アン・パタースン最高。長谷川博己さんが、『二重生活』のときのどうしようもない不倫男とは別人のかっこよさ。Twitterで流れてきたツイートで、映画館出てきた親子連れの会話、母「ゴジラかっこよかった?」子「お母さんちゃんと観てた?」っていうようなのがありましたが、本当にその通りで、これは、「ゴジラかっこよかったね〜♪」という映画ではないわけです。これもTwitterで流れてきたツイートで、「オレは人が観たいんじゃない、ゴジラが観たいんだ!」みたいなのもありましたが、わたしは逆に「人」が観たいので、初ゴジラがシン・ゴジラで、本当によかったと思います。できればもう一度観ておきたいです。次は4Dとかいいかも。予約取れればね。 " + }, + { + "date": "2016-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "観るなら映画館で\n 今までゴジラを一度も観たことがなかったけれど、全然知らない私でも、もう一度観にいこう!と思える作品でした!レビューの中でいくつか、日本政府の会話の台詞が速すぎるというのがあったのですが、庵野監督が実際の現場を調査して実物に近くなるように追求した結果らしいです。確かに少し速く感じましたが、緊迫感が伝わって良かったと思います。なによりシンゴジラの迫力!!!ゴジラが登場した瞬間から口が開きっぱでした(笑)今まで沢山の映画を観てきましたが終始鳥肌が立つのは初めてでした!観に行きたいけど映画館に行くの面倒やし、いつか金曜ロードショーで公開されるからいいって思ってる人は、絶対映画館で観るべきです!映画界に大きな影響力を与えた作品だと思います。賛否両論ではありますが、個人的には見なきゃ損!ってくらい大好きな作品になりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ\n 面白かった!最後は倒せずに凍結っていうのもまたシリーズ化出来そうだね。石原さとみのガッジィーラとか英語が上手くて逆に気になった。ゴジラのフォルムもかっこよかった。大杉漣の役もよかったと思う。曲もよかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自然災害のようにリアル\n きっと実際にいたら日本はこうなるんだろうなと思った。やっぱり劇場でゴジラの咆哮は聞かねばね " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本・自衛隊カッコ良い!\n 自衛隊の総攻撃もカッコ良かったけど、新幹線、在来線、タンクローリ、放水車等を結集した作戦が今の日本らしくてさらにGoodでした!鉄道の指令所やタンクローリの運転手、発破の専門家など、無名の戦士たちの活躍の描写が一瞬でもあったらもっと最高でした。震災以降の出来事を、改めて見つめ直すきっかけになるような良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "もう一度見に行く!!!理屈抜きで虜になる!!\n 内容は恐ろしい筈なのに笑った場面が多かった。情けない政治家、官僚達の発言に。しかしながら見終わった後のこの爽快感はなんだ!!もう一度見たい!!近く見に行く。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供の頃の夢がたくさん詰まってます!\n 子供の頃、ドキドキしならみたゴジラの未来が作られていました。新幹線爆弾が◎ " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "フリーズ?10分後に解凍し暴れるゴジラに期待\n 退屈はしなかったけど、下らないバラエティ番組をみるよりは国会中継の茶番を見てるほうが面白いという感覚に近い。それにしてもメッセージ性が弱い。海洋投棄した放射性廃棄物の落とし子?オマージュは認めるけど、到底初代ゴジラには敵わないな。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ゴジラってさ。子供や男向け映画じゃないんだよ。\n 映画館でゴジラを観たのは、確か小1の時の「ゴジラvsモスラ」。歌しか覚えていない程度。大人になってから所謂特撮映画を観るのは初めて。(特撮の定義は昭和のTHE特撮)エヴァは通っていません。なんとなく「エヴァってこういうものでしょ?」レベルの知識。去年進撃の巨人実写化を観て、特撮映画だなと思った私です。--以下ネタバレ--最初のスマホで撮った映像は妙なリアリティ。明朝体の文字が出た時点で、エヴァのざっくりした印象しか持っていない私が「うっわぁああエヴァっぽいーーー!」とちょっとテンションが上がる。その後ただただ怒涛。ネットで呼ばれてる第二形態「蒲田くん」は長細い生き物や爬虫類・両生類が苦手な私は「うげぇ」となる気持ち悪さ。第三形態からはかっけぇ。進撃の巨人実写化のように、「え、この役者さん出番これだけかよ!」というシーンが多々。数秒の出番で大量出演。2回観てもKREVAを見つけることはとても困難です。(1回目でプログラムを買って2回目に観ても確信が持てない)何回観ても楽しめるのは演者探しも一理あるかもしれません。政府の動きは現場で観たことがないのに「きっとこうなんだろうな」と思わせるリアルさ。余貴美子演じる防衛大臣は元防衛大臣で都知事に就任したばかりの小池百合子そっくり。エンドロールの協力欄に「小池百合子・枝野幸男」を見つけて、やっぱり!と思う。そして枝野さんの名前を見かけると311の震災がモデルになっていることが確信に変わった。現時点で2回観た。109シネマズでIMAXとTOHO新宿でMX4D。個人的にはIMAX(2D)で観るのをお勧めします。4Dとはいえ3Dメガネ不要のため、顔面に水がかかったりするシーンも多いのでイライラ。【エンドロール】明朝体で怒涛の出演者・スタッフを流す様は圧巻。エンドロールまでカッコイイ。一貫性が凄い。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あれは実写版の\n エヴぁ感が凄いよって、事前に聞いてたので、ゴジラに天使の輪っかでも付いて、浮き上がって、この世も終わるのか、と心配してましたが、良い意味で期待を裏切って面白かったです。(映画館鑑賞では先日、インディペンデンスデイで、裏切られてたので、取り返した気分)ヤシオリ作戦はまんまヤシマ作戦だし、音楽もおんなじ?だし、カメラワークや長官等の紹介の仕方もしかり。主役の長谷川さんも進撃の巨人での汚名?をすっかり払拭しましたね。キャラが少し地味で、そこがキャラに合ってて良かった。嗚呼、なんか、実写版エヴァが、観たくなってきました。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "初めてのゴジラ\n あまりの人気につられて観ました^ ^日本最大のSF映画ですが、ゴジラシリーズを観るのは初めてです。最近の映画は映像が凄い。東京の街がどんどん破壊されていくシーンは生々しい。でもアクションシーンが少なく物足りなかった(´・_・`) " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "圧巻。\n 素晴らしかった!映像の迫力に驚かされ続けた2時間でした。様々な人々の関わり、葛藤の描写もあり、ゴジラとの戦闘もあり、最初から最後まで退屈しないで見ることができました。特に作戦の遂行シーン!あんなにワクワクしたのは久しぶりです。なんでもっと早く見なかったんだろう!ガッチガチの戦闘モノというよりは、ヒューマンドラマも織り交ぜた感じなので、内容としては少し難しめだなという印象を受けました。なので、小さなお子様と見に行くような、家族連れ向けの映画ではありません。多少難しくても大丈夫、という方は絶対に見に行くべきだと思います。音楽も映像も言うことなしです!とっても充実した時間を過ごせました。もう一度見たいと思える素敵な映画です。 " + }, + { + "date": "2016-09-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "前半は良かったと思うのですが\n 都合が良すぎる。解決方法があまりにも「ありえない」。ゴジラが倒れて、都合よく口が開いて待っている?まあ、怪獣映画だからいいですが。あれだけ東京の街を破壊しておきながら、最後のシーンでは、その雰囲気が伝わらない撮影の仕方は手抜きではないでしょうか?石原さとみさんの演出もしつこい。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に面白かった。\n IMAX での再上映を観た。色々評価が分かれるようでしたが、私は普通に面白かった。次の展開をワクワクしながら観てました♪オチを調べてからみても、十分楽しめますよ。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "久々のエンターテイメント\n 流行りの映画を見に行くのはミーハーかな、と避ける傾向にある自分ですが、周囲がやたらと面白いと騒いでいるため、それならいっちょ見てみようと思い、腰を上げました。見て大正解でした。エヴァンゲリオンは一度も見たことがないのですが、庵野監督があのような映画をつくる方なのであれば、エヴァンゲリオンも見てみたいなと思えるほど、この映画には好感を持つことができました。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "超良かった!\n 終始、口がポカーンです。良い意味でです。圧倒されて、驚いて、集中力をフル稼働させていました。凄い!の一言。話のテンポが早いので一回見ただけでは6割くらいしか理解できてないなもですね。笑初めのゴジラのビジュアルが想像してたのと違ってかなり衝撃的でした。続編早く作って!! " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新しいゴジラ\n エヴァっぽさが否めないが、それも含めてとても面白かった。内容が難しく大人向けではあるが、それがまた良い。ゴジラよりも政治家が主役。日本という国の在り方を教えてくれる映画。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラがあんなになるなんて…\n 日本政府への風刺と核への皮肉を織り交ぜて第一作のゴジラをCGで現代に蘇らせている。最後のカットがヒロシマを彷彿とさせる。世界の人に観てほしい… " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "おもしろくない。45点。\n 正直、おもしろくなかった。え?これで・・??という感じです。ネタバレになるが、ゴジラの血液を凍らせるやり方。あれは、30分番組のアニメや戦隊ものでやる程度のアイデアだと思う。それに、攻撃を始めるまでの会議が長過ぎる。現実問題として、巨大生物が現れた場合、国家レベルでは、ああいう会議が開かれるかもしれないが、そのリアルさを追求したからと言って、おもしろいゴジラになるわけではない。出てくる人間も、感情がもうひとつ伝わってこないから、感情移入できない。人間の描き方が薄いのかもしれないが、正義感が薄く魅力的じゃない。特撮シーンは、そりゃあリアルでした。実に巧みです。でも、あの血液冷凍化では、子供だっておもしろくないし、わくわくしないではないか!!あの「ゴジラ」を見て、一般人がおもしろいと喜んでいるのならまだしも、クリエイターたちが、高く評価しているのはどうしても解せない。今まで、円谷プロの特撮もの、怪獣ものは、ほとんどすべて見ているが、ゴジラを、あんな「みっともないやっつけ方」で倒してはダメだと思う。ゴジラが、本来ありえない巨大生物なのだから、ありえないような倒し方をしないといけない。だいたい、ゴジラに冷凍化する液体を口から流し込んでも、口からこぼれるだけで飲んでないんだよ(笑)そういうわけで、まあ、得点をつけるとしたら45点くらいです。みんな、つられて「いい」「いい」と言ってる人が多いけど、本当におもしろかったかい?心から楽しめましたか?わくわくしたかい?と本気で質問してみたい。あと、庵野監督は、相変わらず、全体の構成ができない・・へたくそ監督だと思いました。だから、ぐっとくるような感動が生めない。庵野監督は映画作りがやっぱり「へたくそ」です。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "5回も見に行ってしまった\n ゴジラの名前はもちろん知っていましたが、映画を見たのは初めてでした。まさか自分が怪獣映画にこんなにハマるとは思ってませんでした。シンゴジラの姿を見たくて、5回も見てしまいました。(まだこれからもリピする予定)IMAX、4DX、爆音上映など、今時は映画の上映形式もいろいろあってそれぞれ楽しみがあるということもこの映画で知りました。初めて邦画を字幕版で見たりもしました。(発声可能上映会に行けなかったのが心残り・・・)作品自体も素晴らしいですが、自分にとって、DVDやネット配信じゃなく映画館で映画を見る楽しみを改めて教えてくれる映画になりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高‼\n 日本も捨てたもんじゃない‼ " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 良かったところ)非常にリアル感があり、楽しい映画でした。ゴジラの恐怖を上手く表現されてました。自衛隊の各種戦闘機類か実物で、さらに迫力があった。悪かったところ)ヒューマンドラマに欠けていた。※余りにも、淡々と進んでいた。ラストが呆気なかった。※呆気なかったというより、一つ前のハリウッドゴジラのラストに似ていた。意味する意図は全く違ったが、、、、BGMは素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "色々考える映画だった\n 派手なアクションだと思ったが会議などのデスクワークのシーンが多くて難しい言葉が出てきて難しいところがあった。とてもリアルな人間の心情が表されていて大人になった今ならアクションばっかじゃなくても面白いと思えてきた。ただ4Dで見たけど2Dで見るべきだと思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ガジラ\n 最初のゴジラ気持ち悪い " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアル\n 実際に日本にゴジラが現れたらこんな感じなんだろうな。と、リアルに描かれていた気がします。映画館で観るべき映画だと思いました " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "今の日本を感じました\n ゴジラを見て感じたこと、放射性物質を食べて放射能を発する怪物まさに原発と同じでは?と思ってしまいました。地震以来、放射性物質は今も拡散を続けています冷却水を入れて拡散の勢いは減速していますがいまだに抜本的な解決策は見いだされておらず放射性廃棄物が行き場がなく汚染された冷却水は増える一方地球的な汚染は静まってはいないのです世界はその事を静かに見つめているように思うのですまるでゴジラが目を覚まさないように見守っているかのようです " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "目的なく意思もなく、ただ突き進む荒ぶる神\n 「荒ぶる神」!劇中でゴジラのことをこう呼んでいたけどこのゴジラはまさにそう。ゴジラの破壊に理由はない!神に理論的な考えは必要ないからだ!何よりあの目。初期形態の頃のギョロ目もサイッキョーに怖くてキモかったけど最終形態のあのちっさい黒目!!なんの思考も宿さない、パワーだけを持った生き物がすることは破壊しかない。自衛隊総出でも歯が立たないゴジラのあまりの強さに「クソッ!!ゴジラはよ倒せ!!止まれ!!鎮まれ、鎮まりたまえ!!」と心の声がアシタカモードになっていたのに、ゴジラが転倒したとたん「あ〜〜!!ゴジラ起きてぇ〜〜!!」とゴジラサイドに寝返るのは私だけではないはず。怪獣映画って、とにかく軍がバンバン出てきてドカドカ撃ちまくって最後に捨て身の作戦決行!!みたいなイメージだったけどシン・ゴジラの素晴らしいところは、避難民の姿とか、政府の会議の会話とか、記者会見の手話とか、変り種の巨災対の面々の地道な分析とか、そこら辺のリアリティがすごすぎて、あぁ、実際ゴジラが日本に現れたらきっとこうするだろうな(巨災対の能力の高さやキャラの濃さはさすがにフィクションがかってると思いますが(笑))と思うことばかり。いつのまにか手を握り合わせて汗を滝のように流して見入っていた。ヤシオリ作戦には参りましたねぇ〜。なぜゴジラはいるのか?とか考えながら観ていた。まさかゴジラで泣くとは思っていなかった。また観たいな〜!! " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "また、見たいです❗\n また、見たいです❗ " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "進化したゴジラ映画\n これまでのゴジラ映画の歴史を塗り替えるような怪作。初代「ゴジラ」の感覚を現代に再現した製作者のチャレンジが素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待し過ぎた...\n 評価も高く、話題の映画だったので、期待していたが.....普通でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "村上龍へのオマージュ!!??\n 本作に込められた課題とカウンターが、ドンピシャ!!で最高だった。国防と外交における危機管理・対応上の問題を提唱、これは、「半島を出よ」だったし、破壊シーンでの、えも言われぬ衝動感は、「コインロッカーベイビーズ」だったし、ラストのカタルシスは、「希望の国のエクソダス」だった。村上龍からの影響が強く出いているような作風で面白い。強烈に出色シーンは、2つあって、1つ目は、闇夜に閃光を放って米軍機を殲滅するゴジラ!!!これは、まさに「巨神兵」のそれ!神々しく、恐れや無力感をごちゃ混ぜにしたような、「畏怖」の対象だった。4年前に東京現代美術館で観た特撮博物館を回想。2つ目は、石原さとみのセクシーさ!肌露出はないけど やたらとセクシー最後のエンドロールで明記される撮影協力した官庁や自治体がたくさん。苦労が連続したと想像できる。よくぞ 本作を最後までプロデュースしきってくれたと製作陣に感謝したい。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "そこそこ\n 友人から面白いとの声を聞いて行ってみた。確かに観ている時はどうなるかハラハラというより、ワクワクしながら観ていた。登場人物の台詞が他レビューでもあるように、早口で聞き取れない。各省庁とのやり取り、素っ頓狂な総理などは面白かった。あと豪華出演陣を惜しみなく使う。観終わった爽快感はあるんだけど、何だか心に残らなかった。翌日にはすっかり忘れてるし。個人的には尾ビレを引かないライトな映画なのかも。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "『現実 対 虚構』の意味するところ\n 『現実 対 虚構』その意味するところ、感想の交換や考察の流布が大発生することを予言していたのかもしれません。本当に楽しい現象が起こりました。ただ、怪獣映画にカタルシスを求めるのであれば、ギャレスゴジラのvsキングギドラを待ちましょう。2018公開予定。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "CGは間違いなく日本一。でも\n CGは間違いなく日本一。しかし個人的にはつまらなかった…リアリティーを追求している割に政府の人たちに人間味がない。だったらそれを貫いて欲しかったのに途中で家族の話とか美談でするし…ならば家族の心配する奴とかいないのかよって思ってしまった。ゴジラも光線を発し始めてから、ご都合主義になっていった感がある。あの光線は何?って感じだし、火の海になってたはずなのに次の日全くその面影無し、回りのビルデカくなってるし、線路上で止まってるしココって時に入る音楽のタイミングがうわって感じでサブイボ…最後の避難所の笑顔とかいります?その後に犠牲者一杯出たみたいな話してるし… " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "良いです。\n 今まで、ハリウッドのゴジラ以外、観たことがないのですが、これはハリウッドの1000倍は良いです。エヴァ臭満載。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ全部のせ\n 僕の中で、本当に見たいゴジラ映画っていうのが子供の頃からあった。それは、1・ゴジラが歩いてるだけで凄く怖く見えるゴジラ映画2・ゴジラと自衛隊がガチでやりあうゴジラ映画だった。特に、昔からゴジラ映画を見てたとき、メーサー戦車や、スーパーXや、メカゴジラで誤魔化してるゴジラを見ながら、「なんでだよ。もっと強そうな自衛隊の現用兵器あるじゃん。」て思ってた僕にとって、今回のゴジラは福音です。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "ゴジラ!\n 最初出てきた時のなんじゃー!?から始まり政府の対応を風刺的に笑える感じで描いていく序盤それとはまったく対照的な終盤の展開ラストで主人公が自衛隊に対して言ったセリフは何故か物凄い感動しました登場人物のセリフが早口なので、物凄いスピード感があってサクサク進んでいく事もとても良かったですゴジラが最初に火炎放射をするシーンは物凄い絶望感が出てとても良い自分の妻の口癖は「映画なんて1回見た同じ奴を2回も見に行く人の気が知れない」でしたが初めて2回見たいと言いましたので、女性でも楽しめると思いますただ映画とは関係のない偏見が先行して見てしまうと面白くないのかも?映画なんて娯楽なんだから、監督がーとかじゃなく純粋に楽しみましょう " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラに勝つために、奮闘している姿が とてもかっこよかった。\n ゴジラに勝つために、奮闘している姿がとてもかっこよかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラのルックスは最近の中で一番よいと感じた、ゴジラへの攻撃シーン...\n ゴジラのルックスは最近の中で一番よいと感じた、ゴジラへの攻撃シーン、光線を吐くシーンも迫力があり、邦画のレベルもここまできたかと感じたが全体的なCGのレベルはハリウッドと比べるとやはり劣っていると思う。残りは箇条書き・役者が早口過ぎる・登場人物が多すぎる・エヴァ感満載、そこに文句はないが出し切れてない役者も多かった・英語の織り混ぜ方がうざかった " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "うーん\n ゴジラが東京を破壊するのはリアルでぞくぞくした。が、後半尻すぼみ。ゴジラを倒すのにポンプ車で口に何かの液を投入、、って、冗談のようなしょぼさ。映画なんだから、特別戦闘機隊ぐらい出してくれよ。そして、間に合わない、最後の手段だ、って重要人物が神風特攻とか。それくらいしないと盛り上がらないよ。会議のたるいシーンも多い。残念な駄作。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "面白かったけれども・・・\n 前評判が良かった故に期待して観に行きました。庵野監督のオリジナル愛あふれるプロットやエヴァのギミックたっぷりで見応えのある傑作と言えるであろう。だが、何とも言えないモヤモヤ感があった。この作品は一連のゴジラシリーズがそうであった子供がワクワクしながら夢見た怪獣映画ではない。CGやVFXの発達により、見る側の心を抉る程の徹底的な破壊のリアリティーが見る側を襲う。まさしく破壊神でありなすべくもない人間。とにかく実在の町や建物が人の目線で写し出され破壊、破壊、破壊のオンパレード。オリジナルから踏襲のテーマ、放射能を産み出した人間の罪と罰、ゴジラは徹底的に罰を与え続ける。そう、今作品のゴジラは容赦ない。どこか人類に対する味方であったゴジラではないのだ。破壊のリアリティーが故に怪獣映画でなく、壮大な人類存亡のディザスタームービーである。確かにストーリーはよくできていて法治国家日本が機能破綻を起こす官僚社会の風刺や復興から立ち上がる日本人の強さをまた、自分勝手な諸外国の核投下の決議や新エネルギーの件などいくつかのエピソードを散りばめながらテーマを浮かび上がらせている。誰かが言ってたがこれは侵略ではなく大災害だと。とにかく賛否両論有るだろう。私も複雑な感情が入り交じっている。まあ、映画=エンターテイメントを期待しすぎた私に問題があるのだがどこか作り物=虚構が頭にある自分にとってゴジラ本体の恐怖がリアリティーと合い混じりそのような気分にさせたのだ。子供連れで家族と見に行く作品でないのは確か。やっぱり庵野監督は凄い。レビューが800本越えているし、全ての評価も一面ゴジラ、映画.comが乗っ取られた!まさに邦画の面目躍如って感じは嬉しいなあ。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "意外と…\n 正直あまり期待してなかったんですよねエヴァ好きでもないし(^^;首相の右往左往ぶりや国会議事堂や首相官邸、霞ヶ関での日常っぽい感じが引きこまれたし人が逃げてる様子がリアルな感じで良かったですゴジラの某形態の目が夢に出てきそうです… " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは\n 久しぶりに凄い作品を見た。長谷川博己のくどい感じとか作り込みすぎな感じとかあるけど、映画として完成された作品だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "一言で言えば日本的な映画だね。 ハリウッド映画のよくあるシナリオは...\n 一言で言えば日本的な映画だね。ハリウッド映画のよくあるシナリオは、通常うまく機能している組織が、未知の脅威に直面した際に、硬直したルールに縛られて機能不全に陥る。そこでヒーローがルールからはみ出る決定・行動を行い、課題を見事に克服する。実に多くの映画で採用されてきたハリウッド映画のドラマメイキングである。この映画は途中まで同じ作劇パターンなのだが、問題解決が個人ではなく組織である点が実に日本的だと思う。つまりヒーロー・ヒロインが存在しない。そこがものたりなくもあり現代の日本的でもあると思うのだ。ちなみに脚本に映像が負けてるね。映像も相当頑張っているのだが、ハリウッド映画と比べられてしまうところが辛いところだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "考えさせられる作品でした。\n 今回のシン・ゴジラを観てとても興奮したし、色々考えるような作品だった。最後のエンドロールのクレジットが終わるまで誰1人帰らなかったのはビックリした。庵野監督を始め、このような作品をつくった方に日本人として誇りに思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "破壊神ゴジラ\n 周囲で良い噂しか聞かないので、日本映画のVFXには期待していない俺が、期待して見に行ってみました。が、やっぱし2014年のハリウッド版『GODZILLA』と比べると違和感アリアリ…これでまたとうぶん日本のVFXには期待しない日々が続きそうです。ストーリーは、なかなか良くできてて、最後まで楽しめました(^^)bとにかく情報量の多いこの作品。人によっていろいろな楽しみ方が出来る分、いろいろな人にいろいろな評価されたってのが、成功した秘訣かな?俺には、ちょっと首相がバカっぽすぎたかなぁ~その辺は笑いの部分だったのかも知れないけど、そのせいでリアルさが落ちたし、スベッてたし…とりあえず、カメオ出演が多くて、それだけでも楽しめました(^_^)v " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ただの時間潰しだったのですが・・・\n 先日、たまたまスケジュールの合間に空き時間があり、ちょうどタイミング的によかったシン・ゴジラを時間潰しにと観ました。ゴジラという名前で、無理してハリウッド映画を真似たような安っぽい映画を想像し、全く期待してませんでしたが、あらら?? いい意味で裏切られました。そう来たか・・・他の方もレビューで書いてるので内容まで詳しくは触れませんが、女性も楽しめる映画でしたよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "つい4回…\n もう一回、効果一番のIMAXで観たい。もちろん欠点はありますが、近年の邦画で最高に素晴らしい映画。リオ・オリンピックの、4x100mリレー銀メダルの快挙を目撃した時と同じような感動を覚える快作です。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "色々と思うところはありますが・・\n 純粋に楽しめました。感想や講釈は饒舌な方々にお任せするとして・・一つだけ・・「ヤシオリ作戦」での「宇宙大戦争」マーチには感極まりました。(それも地球軍機とナタール円盤が大気圏外で戦う際に使われた最もアップテンポの曲、ましてやフルコーラス)安達博士のセリフ「あのロケットに人間を乗せることになるとは思いませんでした。」→「あの新幹線に爆弾を乗せることになるとは・・」と聞こえました。曲のかかっている最中、隣に座っている我が子に悟られないよう涙を拭いました。制作に携わったすべの方々に感謝します。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "世界よ、これがゴジラだ。\n 素晴らしいの一言。日本映画の底力を感じられた作品です。間違いなく今年No. 1です。ゴジラの登場シーンを是非大スクリーンで堪能してもらいたい。逆に言うと劇場でなければその良さは伝わらないでしょう。GODZILLAではないです。ゴジラです。これが、ゴジラなんです。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "日本映画界の最たるカイサク!\n 映画好き界隈で話題沸騰の和製ゴジラの最新作を、TOHOシネマズ六本木ヒルズで鑑賞。一番大きなスクリーンなのに、お客さんはパンパン。4800円のプレミア席も完売してて、この作品が一般的にも話題になっているのが伺えました。内容は、もう満点!日本映画史に残るくらいの、ずば抜けたパワーを持った快作であり、怪作でした!密室会話劇の抑圧と、ゴジラの縦横無尽さのコントラストは、観てて呼吸を忘れるほどの濃厚さで、終始緊張しっぱなし。鑑賞後の疲労感は「ゼロ・グラビティ」以来かもしれません。本編後、膨大な数の企業や団体や個人の載ったエンドクレジットを観て、本作のスタッフ・キャストがこの映画を創るということ自体が、巨大なゴジラに立ち向かうことと同義だったんだろうな、と携わった人全員に拍手を送りたくなりました。母国語で観られることを誇りに思える、全国民必見の映画です! " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "日本人で、よかった\n シン・ゴジラ、いまさらながら見ました!外ではゴジラに街を破壊されてるのに、政府の会議、会議が日本社会を皮肉ってるの?と笑っちゃいました。でも、現実にゴジラばりの大変なコトが起きた時は?コトが大きくなればなるほど、きっと会議の数が増えていくんだ…ホントはそれどころじゃないのに…それって??(´・・`)こんなにどんどん進化する怪獣を、どうやって終わりにするんだろう?とハラハラして観てたら、まさかの血液の凍結!!それが、日本ぽくて、核爆弾で終わらせないところが、なんかちょっとホッとする結末でした。おもしろかった(=^^=) " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "毒であり、薬でもある。\n 世の中では賛否両論まっぷたつ。無難な作品が多い邦画の中で、明らかな異彩を放っていたため鑑賞してきました。結果的に、劇場で観られて本当に良かった作品。ゴジラは人智を超えた災厄であり、脅威。それが現代の日本に現れたら?という主題のためゴジラは主役ではなく、あくまでテーマ。だからゴジラVS〇〇のような怪獣バトルは期待できません。むしろディザスター・ムービーといった方が的確かと。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "原点回帰したシン(真)・ゴジラなんだと\n 日本が抱える諸問題を描いた硬派な作品であり、かつメイド・インジヤバン。まさしく真・ゴジラ。見応えありました。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "衝撃\n 衝撃的だった。間違いなく今年の映画の中でトップクラスに入る作品だと思う。今回のゴジラは表情が無い。ただ上陸し、破壊を尽くしていく。機械的といってもいいぐらい。理不尽に災禍をふりまき、絶望感を与える。ゴジラは「死」そのものを表していると感じた。どこかのレビューで呼吸が感じられないと評する声があったが、それは逆に、制作側の意図ではないかと思った。ゴジラは死そのものだから、生物的な、また、精神的な呼吸は無い。無くて然るべきだと思う。災禍に対する日本人の精神性もよく表されている。登場人物1人1人に名前があり、それが字幕で出されるがその時間がとても短い。しかも字幕の量が多い。これでは誰が誰か認識できない。しかし、本作はそれでいいのだと思う。個人が集まって群となり、災禍に立ち向かう時点で識別子は忘れられる。これがハリウッドだと、強烈な個性をもつ個人が活躍して、問題を解決していくのだろう。避けられない災害に対し立ち向かう日本人の姿を見た。しかし、裏にある個々人の悲劇や死は、全体を見せる上では忘れられる。この点は描かれていない。しかし、頭に入れておきたい。某描が綺麗なだけのアニメーション映画を観るくらいなら、IMAXでもう一度見るべきだった… " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "女性でも楽しめる…はず!\n 女性はシンゴジラ楽しめないという感想を見かけたのでどんなもんじゃいと観に行って来た感想。(ゴジラシリーズはハリウッド版のみ鑑賞済)庵野監督の作品はエヴァTVシリーズ&劇場版を鑑賞してますが怒涛のテロップ、パッパと切り替わる絵コンテ、ゲンドウポーズの会議シーン、アスカっぽいカヨコパターソン、そして例のデン!デン!デンデン!のBGM(笑)などなど…エヴァ好きなので楽しかったです。★イイと思った点・ゴジラの圧倒的な存在感 第二形態のギョロ目が怖いのなんのって… 最初、こいつとゴジラが戦うのんけ??と思ったら 進化するというのが面白かった・ドキュメンタリーのようなリアルさ もし、本当に日本にゴジラが上陸したら 政府はたぶんこんな対応取るんだろうな… というリアリティが凄くて、まるで ノンフィクションのドキュメンタリーを見ているようだった・国vsゴジラという視点の戦いの面白さ ゴジラを怪獣プロレス映画だと思っていた自分にとっては 自衛隊や政府が一丸となってゴジラを迎撃するバトルはとても新鮮だった 攻撃一つにしても総理の指示を仰がなければならない といった描写は、国が戦うという事の重さを感じられた・無人在来線爆弾などの斬新で泥臭い戦い方 ゴジラ絶対殺すビーム的なものは無く、 電車、ビル、工業機械といった日本の働く男達の汗が染み込んだもので 攻撃するのがなんだか燃えました。★微妙だった点・早口が聞き取り辛い 会議シーン自体は面白いんだとおもうけども 俳優さんの早口が呂律が回っていなくてなんだか オタクが無理して早口で喋ってるような 微妙ないたたまれなさがあって気になってしまった・東京大破壊ビームが盛り上がりのピークだった ゴジラが東京にオェーして背中からビーム出してるシーンの絶望感がすごくて 結局、その後はウィニングランという感じだった・カヨコパターソン浮きすぎ 彼女だけアニメキャラっぽさがすごくてリアリティのある世界観からは浮いていたとおもう結論、女子もシンゴジラ観に行くといいよ! " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4DXの迫力威力発揮!\n 金沢コロナワールドで観てきました。やはり破壊の迫力は振動がスゴイ4DXで観た価値はあります。テレビでは無味乾燥な映画になることでしょう。とにもかくにも、ゴジラが硬い!武器が通用しない!あと、ゴジラは行方不明の博士が変態したのであれば、バイオハザードのGウイルスをみずから注射したウイリアムバーキンを彷彿させるストーリーか?なにはともあれ、ゴジラシリーズのなかでは一番に面白く、満足する出来栄えでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "途中で終わっている。\n  ゴジラ映画は上陸して町を破壊して海に帰っていき最後に一啼き。ドラマのパートが長すぎたのかな。ハリウッド版でも守っているのに。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画は観客をとことん試す\n この映画は見てる人のレベルを試す場面が多い分かりやすいのは虚構(ゴジラ)対現実(ニッポン)というキャッチフレーズ、これが中盤の石原さとみの登場辺りから立ち位置が動くのだこれ以外にも色々あってそれが分からないとどっかのお偉いさんが言ったシンゴジラは虚構対現実でなく虚構対願望とかいうトンチンカンな感想を言うハメになる " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シミュレーション\n シミュレーション映画というジャンルがあれば、それ。ゴジラ=現実=本質的には人間? 民衆=無力=政府から見れば虚構?=国家に含まれるが集団としてしか見られていない? 伏線や小ネタを回収し切れていないので、再鑑賞の必要性あり。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "そりゃ動くでしょ\n シンプルに面白かった。兵器ではない民生品を工夫して使うという発想は国産ならではかもしれない。コンクリートポンプ車を使って、ゴジラの口にちゅうちゅう吸わせるシーンは、その絵が笑えたというだけではなく、福島原発の放水車を思い起こさせた。鉄道爆弾もしかり。序盤の危機を描くシーンは、311での映像を想起させるもの。こういった日本ならではの工夫と映像表現を具現化した点において、この映画は評価に値する。話の中核である政府内のやり取りは序盤は進行形との危機とのコントラストが軽快で楽しい、が終盤にかけてリアリティのなさの方が目立つ。特にアメリカの描き方は、ありがちな自虐観、被害者意識過剰。パターソンはほとんどコミックキャラに見えた。311を礎にこの映画を作ったのであれば、日本はスクラップアンドビルドと言って欲しくはなかった。三陸の現状を見る限り、全くビルドアップされていない。映画の台詞にもあったのが興味深いのだが、この映画の舞台もものの見方も全て東京に支配されていたように思う。色々と不満な点も多いのが、先に書いた通り、大変な意欲作であるのは間違いない。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "今更だけど観た\n もし仮に現代日本にゴジラが現れたらという観点で視ると非常に良く出来た作品だと思う。ゴジラが現れると一斉にツイッターなどで祭になったり、攻撃するに際してもその都度内閣の許可いるし。会議場での会話はほぼ早口。自分は難聴気味なので凄い苦痛以外何者でもなかった。個人的には普通だった。けど、最終的にゴジラ倒す作戦の時にうっすら涙してた。最初の形態のゴジラには驚愕した。観る価値はあると思うけど、それ以上でもそれ以下でもないそんな感じ。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も見返したくなる出来\n 最高です。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "野村萬斎さんの無駄遣い\n 評価が高かったので、映画館に見に行きましたが、これは、日本政府vs原発なわけですね。高良健吾くんとか竹野内豊さん、主役級の方々が、脇で惜しみなく演じてる姿が見られたのは貴重でしたが、ゴジラが野村萬斎さんである必要があったんか??さすが体幹がしっかりしてる!!ってほどの動きはなかったように思うんですが(^^;石原さとみさんの英語、お笑いの方のなんちゃって英語かと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "時間の無駄でしかない\n 前評判が良く少し期待感もあったにはあった・・しかし、アンノ監督という超不安要素もあった・・残念ながらTVや他のメディアは完全に評価を正当にしておらず、ただただ話題だけの映画。ストーリーは陳腐、脚本もダメ、演者も無意味どうしようもない駄作です。この映画を本当に高く評価できる人がいるのですか?今まで数百本観てきた映画の中でもワースト3に入ります。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "なんだこれは!!\n 一言で言えば、最高でした。Blu-rayも買うしまた見に行きたい。ゴジラは子供の頃以来だったのでよく覚えていませんでしたが、ゴジラメインではなく対策する人々の話なのですね。下手に恋愛要素も感動要素も入れず、淡々と仕事をする彼らの姿。何これカッコよすぎでしょ(・∀・)作戦も地味で日本人らしい作戦で、やけにリアル。ミリオタ、鉄道オタにはたまらん映画ですね(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "映画「シン・ゴジラ」の感想\n 素晴らしい映画。よくぞ庵野監督はこの映画を作りました!感想をいろいろ書こうかと思いましたが、島本和彦さんのツイートが全てな気がしてやめときます!是非、オタクとして皆さんにオススメしたい作品です。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ヒーローとしてのゴジラ像\n シンゴジラは日本ゴジラシリーズ初のCGゴジラで、特撮の醍醐味である着ぐるみの独特な雰囲気やロマンが味わえないのかと不安に駆られながら鑑賞したが、それに代替えする特撮の魅力がしっかりとあったのは、庵野監督と樋口特撮監督の手腕といったところか、なかなか唸るものがあった。ゴジラという存在を知らないパラレルワールドの現代日本で「もしもゴジラが本当に現れたら」というシチュエーションで徹底的にシミュレーションしたといった内容で、日本の良さと悪さがうまく表現されており、そこにコメディーとエンタメ要素を追及したところが、今までにない大人専用のゴジラ映画が誕生したと言える。個人的なゴジラの思い入れとして、平成ゴジラから入った身で、ゴジラはヒーローであり、人類を邪悪な存在から守ってくれる救世主というイメージの為、1992年に公開された「ゴジラvsモスラ」でモスラとバトラが共闘してゴジラを倒したときに、子どもながらヒーローが倒されてしまう展開に衝撃を受けた記憶がある。今作でもヒーローであった筈のゴジラが悪に徹しており、明らかに人類の敵として立ちはだかり、自衛隊の猛攻撃を受ける姿に、「ゴジラvsモスラ」で当時受けた衝撃が蘇り、ゴジラはヒーローであって、こんなのゴジラじゃない!ゴジラが可哀想!と子どものように思いながら観ていた。あくまでパラレルワールドのゴジラであり、今までのシリーズのゴジラとは全く別ものと思う方が気が楽だ。しかし、その点で今作のゴジラは自身が望んでいたゴジラではなかったので、個人的にはマイナス点となっている。まだエドワーズ製ハリウッド版ゴジラの方が、自身が観たかったヒーローのゴジラだったので、ハリウッド版がやや優勢という感想に至る。又、要所にエヴァンゲリヲンの演出が散りばめらており、ゴジラを観に来ているのに、別の映画を観に来たような気分になり、この点は余計に感じた。それでも充分に楽しめたので、特撮好きには是非オススメしたい。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラそのものではなく、政府の動きが面白い\n 「日本は危機や外圧によって成長する。」ということをよく表している映画。ゴジラを某国に置き替えたり政府を企業に置き替えて観るとリアリティが増して面白い。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "話題作だから観に…\n 最初観る予定はなかったけど、何かと話題なので鑑賞。まあ、面白い部類だけど、テイストが変わらなく、トータルで120分間は間延びした感があり。進化前のゴジラは稚拙でぬいぐるみみたい(-_-)ラストは、パニックムービーの締め方にこれ以外何もないんだろうけど、(アクシデントの終息)鑑賞後の感動や爽快感はなし。安堵感もふつう。この騒動がハッピーエンドに終了したのでなくて、「ゴジラとつきあっていかなければならない」というセリフがなんかモヤっとした気持ちを残した。キャスト高橋一生は良かった。作品の中で出過ぎない量で個性的な演技が上手いと思った。石原さとみ、賛否両論ですが、政府関係者にしては綺麗過ぎません?セレブのお嬢様なのにZARAって…長谷川博己との絡みでは、まるで恋愛でも始まるんじゃ?とハラハラ(ありえん)で、配役を演じきったというよりは、自分を輝かせてたという感じで浮いていたような…英語が話せる石原さとみ、ファッション、メイクバッチリの石原さとみ、ノリに乗ってる石原さとみのプロモーションという感じ。作品の中で馴染みはなかった。ま、嫌いじゃないけど(^^;;余貴美子は、作品の世界観の中で個性を消して、役に入っていたのでさすがベテランさんだな、と。ただ、役者が多くて、見逃しもあり、何回か観ると誰が出てるかとか、ちょっといい台詞とか味わえるかも。結果として、観て良かった。かな。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "初めて同じ映画を3回も観てきました\n 今回の『シン・ゴジラ』は凄く面白く、そして絶望感のある作品でした。最初、この『シン・ゴジラ』のタイトルと監督が決まった時とゴジラのビジュアルが出たとき(エヴァ監督の人だし、ゴジラの歯が凄いぼろぼろだけど、大丈夫かな?)と感じました。でも、いざ観てみると『これがゴジラだ!』と思うようなシーンが多かったです。何を考えているか分からない目や裂けた口がより、ゴジラという虚構の存在を不気味に表現出来ていて、自分が初めて見た『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のゴジラ(GMK)以来の恐いゴジラでした。あと、役者さんの演技が素晴らしい。早口で難しい言葉を使っていたから、より現実的に見えました。主人公のセリフの中に名言も多く感じました。ゴジラを知らない人にも観てもいい作品だと思います。今年の夏は『シン・ゴジラ』でしょ! " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "昭和特撮ゴジラ愛\n 面白かった。2014年の特撮博物館の時には、この映画が決まっていたのか? 大人たちが楽しんで取り組んだ特撮映画。核となるところはエヴァにも通ずる。カメラワークも交差するセリフも音楽も緊迫感があり想像以上に良かった。キャストの市川実日子と高橋一生、余貴美子は特にハマリ役だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "日本のゴジラ映画が嫌いな人も観て!!\n 私は邦画のゴジラが嫌いです。TVでやってたのを断片的に観た程度だけど、なんつーか、ダサっっていうイメージでした。そもそも邦画があまり好きではない。邦画って、何故全体的に暗い印象なのか?ホラーではなくてもホラー感が出ててるから。映像も黒っぽくて、夜や暗い場所のシーンだとよく見えないし、気のせいかも知れないけど声も聞き取り難い事もある。なので、『シン・ゴジラ』もゴジラ映画だし観る気がしなかった。でも、リアルで面白ろかったとか、メディアやこのレビューも高評価。エヴァの庵野監督というに惹かれて観ました。本当に面白かった。庵野監督だけあって、エヴァっぽいので観やすかった。早口と登場人物、役職名はすんなり入って来なかったが、大体のメインどころは理解出来るレベルかと思う。最初のゴジラが、動き、見た目、何かを吹き出してるのも全て気持ち悪くて斬新。(使徒っぽいW)進化する時も、キモい。(でもエヴァっぽいW)米軍の攻撃後の、破壊的はんぱないw。衝撃的。絶望的。どうすんの?これ?こいつ何とかできんの?まるでナウシカの巨神兵(字合ってるかな?)だな。恐ろしい光景でドキドキした。ゴジラを止める作戦会議やその実行シーン、つかの間のシーン等々、エヴァ世代には観ていて楽しかった。初めてゴジラ映画が面白いと感じた。かと言って、今までのゴジラ映画も観てみよう‼とは思わないけど・・・。夏休みで子連れも多かったが、子供向けとは言えない。何を言ってるか理解出来てないと思う。大人も全ては無理。実際隣の子供は何かを振り回したりして落ち着きなかった。動いているゴジラ、戦闘機、電車等々のシーンには静かに観てるのにはやっぱり子供。 " + }, + { + "date": "2016-08-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "テレビで十分\n 観賞する前に良い評判を聞きすぎたからか、作品としてあまりにも残念な印象。セリフにしてもカットにしても蛇足が多過ぎてリズムが良くない箇所が多い。カメラアングルの工夫がいまいち。題材、設定などは面白いのに、色々やろうとして、うまく消化できなかったように思える。言うなれば90年代前半までの典型的なダメな日本映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "期待以上。\n ゴジラをこんなに集中しながら見るとは思わなかった。早口で繰り広げられる政治に魅入らざるを得ない。政治の特徴までを含め、日本を代表する映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "見てみれば良さは分かる。\n 知っている地域、風景が映画に出てくるのは嬉しかった。過去最大級の破壊力のあるゴジラに感動した。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "4DXで鑑賞\n ゴジラが動くときの振動と心地よい風が体感できた。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "私の中のゴジラ\n ゴジラは口から放射能なり炎をはく。ゴジラの必殺技はこれ一択。シンゴジラでの表現は迫力がありすごい良かったです。ただ、背中からのビームは許せなかったです。ゴジラが背中からビーム?なにそれ?って感じでした。これでシンゴジラの評価が下がりました。また、最後の尻尾の表現はゴジラを怪獣では無く違う化け物になっていく感じがしていやでした。新作映画として今年一番面白買ったのですが、ゴジラ映画としては不満が残る出来でした。エヴァの実写版のシトなら最高に良かったとおもいますが、ゴジラをシトにはしてほしくなかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "私も観ました\n 怪しい盛り上がりが心配になって封切りすぐに観に行きました。正直言いまして過去のゴジラを観たことがありません。たくさんの方の絶賛のポイントがイマイチわかりません。どこがいいのかもう少し書いてくれると嬉しいです。私としては安野さんの奥さんがとっても頑張った映画だと思います。ジブリさんも頑張ってくださいね。最後に固まってしまったゴジラはなんだか可哀想な気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かった。\n ゴジラがおどろおどろしくて良かった。石原さとみは別にいらなかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "この映画の\n 信者のような方達が、異常なまでにこの映画を絶賛するので、自分の中でものすごく高いハードルを設定して見てしまい、少し厳しめの意見になっているかもしれませんが、この映画を一言で言うと、「悪くはないけど、絶賛するほどでもない」という感じです。作品としては、「ゴジラ」という怪物を押し出した特撮映画のような感じもありながら、憲法の問題や、世界各国との関係、今ある日本の軍事制度の問題点や、アメリカとの関係など、今の日本にもしこのような想定しえない大災害が起こったらこうなるのかな?と考えさせられる内容が盛りだくさんで、目が離せない展開が続き、悪くなかったと思います。ですが、いくつか気になった点もあったのは事実です。まず、役者さん達のセリフ。異常な早口で矢継ぎ早に会話が展開されていき、所々なんと言っているか聞き取れないシーンも見受けられるなど、正直なところ、あそこまで早口にしている意図が読み取れない場面が多かったです。次に、これは私の個人的な思いですが、この映画は、もう少し特撮物としての面白さを追求してもいいんじゃないかなと感じました。「ゴジラ」よりかは、日本政府の奮闘がメインで描かれており、特撮物としての面白さは薄かったかなと思います。そして、最後に、はっきり言って「異常」とも感じるこの映画の信者の皆さんのおかげで、どこか厳しい目、斜に構えた感じで作品を体感していた自分がおり、純粋な目でなかなか見れなかったと感じています。映画の評論は、はっきり言えばもっとシンプルで良いですよね。面白かったか、面白くなかったか。で。ただ、この作品を褒めちぎる人達は色んな御託を押し並べて賞賛する人が多いと感じます。(あくまでも私の周りの人の反応を見てですが)様々な要素を加味しても、決して悪くない映画です。しかし、こうした信者達への反発心がどこかで働いてしまい、作品を純粋に見れないのは私だけでしょうか。。今回は自分自身長文になってしまいましたが、面白い・面白くないの2択で推し量れるような、シンプルな映画批評を、求めていきたいですし、自分自身も心がけていきたいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "東京駅崩壊!\n アクションとドラマが半々だと思いましたが、どちらも満足できる内容。ハリウッドのCGとは使い方が違う感じですかね。とはいえ、「あ~このビルが通りが!」と都内や神奈川の見覚えある場所をゴジラが通るシーンは印象深い。元職場のビルも破壊されちゃいました。放射線や核兵器の下りは日本人的視点で描かれていてよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "余貴美子\n 私がもし、この映画に出れるなら余貴美子の役がやりたい。面白かった!以上。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "怖い\n ビジュアルの気持ち悪さ、不気味さからくる怖さもあるけど、ゴジラはいろんな恐怖の象徴としてちゃんとか怖かった。今ある制度で国は外からの攻撃から民の生活を守れるのか、また原発事故で更なる放射能の拡散があれば今度こそ国際社会から見放されるんじゃないか、突然の災害に何もする間も無く自分は潰されるんじゃないか。様々な恐怖の象徴としてゴジラが日本の中心に現れて、破壊していく。リアルっぽい官僚のやり取りは、実際への脅威への対処のシュミレーションのようだった。映画ではだいぶ楽観的に描かれてるように感じて、現実にゴジラに象徴されるような脅威が自分の身に掛かって来たらどうなるのかと考えると、個人ではどうしようもないだけにまた怖い。思ってたより想定外だったという発言は、政治家だけに限らず皆に当てはまる心情のようにも感じ、ユーモラスだけど、また怖い、見ごたえのある映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これはこれで良い\n 個人的には満足。全体的にテンポが良いもう少しゴジラの脅威に対しての絶望感が欲しかった。放射熱線を出す前にゲロのような炎を出すシーンは最高。ここまで来ると背びれから光線が出ようが、尻尾から光線が出ようが許してしまう(ここまでやるなら別に「ゴジラ」じゃなくても良かったんじゃないか)ラストの冷凍作戦のとき、怪獣大戦争、宇宙大戦争のテーマを使用したのは流石だと思う。しかし、石原さとみが女ルー大柴にしか見えなかった。もっと、演技が上手い人探せたでしょ?唯一のキャストミスだった " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "凄いとしか言いようがない\n エバは観てません。ナウシカは何度も観ました。そんな私でも大変感動しました-----BD版『風の谷のナウシカ』の完成披露発表会において、スタジオジブリの鈴木敏夫は「エヴァンゲリオンは巨神兵だ!!と今気付きました」「何十年たった今でも人間って同じことやるんですね。恐ろしい(笑)。だからお墓には巨神兵って書いときましょう」と発言した-----はい、ゴジラ「も」巨神兵です " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "無駄に台詞の多いゴジラ映画\n 一言で言うなら無駄に台詞が多い映画でゴジラが出てくるシーン以外は退屈。政府高官側から見たゴジラ映画と言った感じですが無駄に台詞が多いし早口で何を言ってるのか理解できない。頭が良すぎる人間がゴジラ映画を撮るとこうなるのかと思ったくらい。寝てしまう観客が居るというのも分かる気がする。ゴジラはシンプル・イズ・ベストが一番!海から現れ日本本土で大暴れして最後は再び海に帰っていく。人間はゴジラに圧倒されればいい。それだけでいいのに政府高官の話や思惑なんかが無駄に入ってくるから面倒臭い映画だなと。誉める所はゴジラの形態がどんどん変化していく所や自衛隊との戦闘シーンがリアルで富士火力演習を実際に見た人は納得するんじゃないかなと思いました。音楽が昔からのオリジナル音楽でホッとしました♪という事で誉める所だけで3つ星付けました。DVDやブルーレイで見るのは勿体無い気がします。ゴジラのクオリティーは高いし、日本のCGも進化してるからそこは気にする必要無かったです。続篇は台詞が少ない映画にして欲しいな。台詞はゴジラが来たっ!逃げろ!だけでも成立する。怪獣映画や特撮物はそれで充分でしょ! " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "予想外に面白かった。\n 観る予定の無い作品でしたが日本の政治、防衛などの垣間見えて、見て損はないとのことで見てきました。突っ込みどころは、ありましたが、こみ上げるものが数か所ありまた色恋もなくひたすら、ゴジラ倒すシナリオが進み、あまり退屈せず良かった。現状憲法では、自衛隊を動かす事が容易ではなく、政治家が頼りないとこんな後手後手になる事を分かってもらえる娯楽映画かと。ツッコミ所画質は、TVを見てるようで、劇場のような感じにしてほしかった。怪獣がウルトラマンに出てきそうな感じゴジラが都合よくフリーズ状態になるなんて・・。凍結材を口から入れるって無理があるんじゃあない。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラの\n かっこよさはないかも?だけど人間に対してはかっこよさがあった。賢いってすごい。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "私の街が…\n 神奈川県在住ですが…鎌倉から上陸したゴジラが、横浜市、川崎市を破壊しまくり(笑)知ってる町が出てくるのが、何か嬉しいような楽しいような爽快さ。あとは、政府や政治家への皮肉がたっぷり効いてるブラックジョーク映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "帰ってきたゴジラ\n いろんなレビューを見ました。絶賛されてるものから酷評されてるものまで。人それぞれが映画に求めるもの、ゴジラに求めるものは違うと思うので、どんな感想を持とうが勝手だと思います。ただ、個人的に許せないのが、ゴジラを知ったような口ぶりで、この映画のゴジラはゴジラでないと吹聴する者。高評価するのはエヴァファンしかいないという、狭い見識しか持ってないくせに偉そうに語る者。エヴァンゲリオン?知らんわ見たことないわ。(ファンの方ごめんなさい)庵野作品はこのゴジラが初めてです。でも、ウルトラマンが大好きな私は、おそらく庵野さんと似た趣向をもっているかもしれません。庵野さんの特撮博物館は、初めて関西在住である自分を呪ったほど、足を運んでみたいところでした。ウルトラマンは、当時の円谷プロが極限まで創意工夫を凝らして作成した、特撮作品の金字塔です。今から見るとお粗末な着ぐるみだったり、突っ込みどころ満載のトンデモストーリーもあり。倒す必要あるんかい、何だか怪獣可哀想(笑)でもウルトラマンかっこいい(笑)戦闘機が飛んでるシーンも、たまにピアノ線見えちゃってるけど、カメラワークの工夫と操演技術の賜物です。そして、何より好きなのが、人類の希望をストレートに表しているところ(希望が一切ない、底なしに暗い回もありますがそれはそれで好き(笑))現実そんなに甘くない、分かってます。だからこそ、頑張った人々が最終的に報われる、ウルトラマンという救いがある。これがウルトラマンに限らず、特撮というものを楽しむ一つの観点だと思っています。なんでゴジラのレビューでこんなにだらだらウルトラマンの話をしてるのか(笑)それは、この映画の後半は、とてもウルトラマン的な、それ人類頑張れーっいけるぞーっ勝てるぞーっそれいけーっ(笑)という声が聞こえてきそうな、特撮作品の王道を走り抜いているように感じた場面が多かったからです。電車ぶつけてゴジラ倒れるんかとか、経口注入で冷却剤入るんかとか、そんな無粋なセンスのない突っ込みいりません。ここは、ウルトラマンでいう最後の5分、絶望的な状況がウルトラマンや特別チームの活躍で一気に解決に向かう、1番スカッとするシーンなのです(笑)私の感じたことが庵野さんの考えと同じかは知る由もありません。しかし、ウルトラマン好きの庵野さんだからこそ、あえてこういうご都合主義的な展開にしたんだろうな、と私は思っています。そこがたまらなくいいのです。だから、エヴァだとかなんだとか黙らっしゃい。このゴジラがエヴァっぽいんじゃなくて、もともとエヴァがウルトラマンとかゴジラといった円谷特撮の色を出した作品なんでしょうが(エヴァ見てもいないのに断言しちゃってすみません^^;)しかし、この映画はあくまでゴジラであって、ウルトラマンではない。ウルトラマンでも社会に対する問題提起という作品は多々ありますが、観客に考えさせるメッセージ性という面では54ゴジラには到底及ばないと思います。54ゴジラでは、核の恐ろしさ、それを作った人間の恐ろしさ、戦争の恐ろしさ(ゴジラが歩いたあとは、空襲をうけた街のよう)を余すところなく表し、私たちが自らの未来をどう進むのか、という重大な問いかけをしています。ゴジラ映画は、この54年のゴジラ以降、怪獣プロレスになったり、公害のシンボルと戦ったり、またまた恐怖の象徴となったり、メルトダウンを起こして消えたり、怨霊の権化となったり、色んな姿を見せてきました。映画とは、エンターテインメントの一つです。54ゴジラでも、観客が国会議事堂の崩れるシーンで拍手喝采をしたりと、楽しみながら見られたらしいです。その時代時代をうつしながら、現代までなんとな受け継がれてきたのがゴジラという作品なのです。このゴジラはなぁ…というものも正直あるのですが(笑)でも好き(笑)要は、ゴジラはいろんな顔があり、その全てがまごうことなきゴジラであるのです。一部のゴジラしか知らない、そして勝手にゴジラとはこういうものだとしったかぶりをしている者は、ゴジラを語る資格はもたない。今回の映画は、特に54ゴジラをモチーフとした、極めてメッセージ性を重視した作品なんだと理解しました。これが、怪獣プロレスでもある程度楽しんで見られたと思いますが(笑)その、メッセージ性を重視した作品として、このゴジラは本当に完成度の高いものだと感じました(こういう表現は上から目線的で好きでないが)。1954年はまだ生まれてもいないので、耳から得た知識でしかありませんが、現実の脅威として核実験が大きく注目されていたと言われます。だからこそ、54ゴジラは核実験によって住処を奪われた太古の恐竜という設定であり、山根博士がラストで「核実験が続けて行われるなら第2第3のゴジラが現れる」と言っているのです。では、今の日本の脅威は何か。異常気象による土砂崩れや洪水、地震といった自然災害。原発事故にともなう核汚染、放射性廃棄物の処理問題。今回のゴジラはそのすべてを表していたように感じます。まぁ、核関連はなくてもよかったけど。54ゴジラが扱った問題が核に関してだったからといって、ゴジラだから核を扱わないといけないとは思わない。その社会での問題を映すのがゴジラやと思うから。人知を超えた神の所為ともいえる破壊力、まさに私たちをこれから襲うであろう大地震ではないか。なすすべなく人々を飲み込んでゆく津波、理不尽な自然の営みではないか。なぜ日本にくるのか、科学的には説明できるのかもしれないが、私たちはただ蹂躙されていくのみだ。このゴジラがなぜ日本に来るのかという理由づけかないとか言って、そこがゴジラっぽくないとか言っちゃってる意見もあるが、私はそんなものいらないと思っている。自然災害は、理由なく私たちを襲う。そこに意志などない(あったらもっと怖いわ)。ただ自然はそこにあり、時には人々に恵みを与え、時には人々に災厄をもたらす。日本人の古来からもつ「神」とは、まさに日本の自然そのもの。ゴジラとは大いなる自然であり、「神」であると、この映画では表されていたと感じます。映画のラストで、ゴジラは完全に消滅せず、また活動を開始するであろうことが示唆されていました。これも、大いによかった。私たちは自然やそれにともなう災害を根絶することは不可能です。災害は必ず起きる。それにどう対処するのかが、私たちの考えるべき課題です。この課題を政府のリアリティあふれる危機管理体制や呆然と佇む人々を映し、停止したゴジラの姿をはっきり残すことで、私たちに突きつけているのだと考えます。停止したゴジラは原発みたいでもありましたが。以下、個人的にツボったところ伊福部昭さんの音楽大好き。まず、54ゴジラの「ゴジラ再上陸」。これから怖いモノが来るというのが、ぞくぞくと予感される。あの第2形態が立ち上がるのは、まさにそんな感じでした。キングコング対ゴジラとメカゴジラの逆襲の曲は使ってたシーン忘れた。ヤシオリ作戦開始の時の宇宙大戦争マーチは最高でした。フリゲートマーチや怪獣大戦争マーチや色んなアレンジありますが、どれも好き。エンディングの4曲も全部好きですよ!負けました!笑驚愕だった進化するゴジラ。まぁ、ゴジラ細胞は進化するらしいから、いいじゃない(ビオランテが、進化してる…笑)未知のモノ感があって、よかった。54以外のゴジラ映画は、少なくとも1回はゴジラが出たって設定なので、私らは、ゴジラがどんなモノかだいたい知ってしまってる。でも、少なくとも54ゴジラを見た観客は、ゴジラがどんなモノか知らない。その感覚を味わえたのは大きいなぁ。ただ、あのゴジラを見た目の時点でゴジラじゃないって受け入れられない気持ちも分からないでもない。ビジュアルも大事だもんな~VSビオランテのスーツと咆哮は最高だったな~ゴジラの怖いこと怖いこと。目の怖さは54ゴジラを彷彿とさせる。あのどこ見てるのか、見えてるのかさえ分からんところ。基本VSシリーズでは、VSモスラ以外ゴジラ応援してたのに、VSデストロイアで最後のレクイエムに号泣したくせに、このゴジラは頼むから早く停まって!って念じてしまった。放射熱線吐く時の絶望感といったら...それはそれでよかったポイント。続編は、個人的にはいらないと思ってる。 " + }, + { + "date": "2016-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "宇宙大戦争マーチが最高!!\n 恋愛や家族など余計な要素がなく、事態の収拾に集中できました。自衛隊機の活躍を観るのは生まれて初めてですし、ゴジラのゲロと全方位ビームで都心が壊滅したのは素晴らしかったです。宇宙大戦争マーチと無人列車爆弾のコンボは、最高にテンションが上がりました。ゴジラを皆で虐めているようにしか見えませんが、列車爆弾が当たりやすいよう待っててくれて萌えました。ヤシオリ作戦で指揮を執ったビル外壁の模様が、イスラエルの六芒星なのは何か不気味でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "最初のゴジラ恐い\n 最初のゴジラにはびっくり恐すぎ...ゴジラの歩く姿かっこよかったー!東京や日本のリアルな姿がみれて面白かったメッセージ性の強い感じは庵野さんらしい楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "恋愛・キスシーンが無くて本当に良かった\n エヴァは好き。でも、最後まで見たことないし、エヴァの劇場版も見たことない。でも、この雰囲気、ハマりました。若い人にはわからないだろうけどパトレイバーを、思い出させてくれて楽しかった^_^電車がゴジラに突っ込んでいくところは久しぶりに映画で、「興奮からくるにやけ笑い」を体験しました^_^ラストの方、カチンコチンに凍っているゴジラを見ながらの石原さとみと長谷川さんのやりとりで少しでも恋愛要素の台詞があったら台無しだなぁと思っていましたが庵野監督がそんなことするわけでも無く(^^;;一安心。あと、本当にその役は石原さとみでないとダメだったのか?もっといっぱいいい女優さんいただろうに(^^;;みなさんがレビューで言ってるラストの尻尾は見逃してしまいました(^^;;んー。もっかい見に行くか??? " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "なにがいいのかわからん\n 正直あまり面白くなかった、というより寝てしまいそうだった。なんで評価が高いのかわからん。 " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "リトマス試験紙\n 色々な意味で楽しまさせてくれる映画でした。リアリティーの追及は流石の一言。それともうひとつ、この映画は見る人のリトマス試験紙だと思う。偏った思想や偏見を持ってる人は総じて低評価下すんですよ、ここ見てもそうだしツイッターや他のとこ見てもそう。褊狭な思想を持ってない人ほど評価が高くなる。そういう意味で私はこの映画はいいリトマス試験紙だと思う " + }, + { + "date": "2016-08-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "ラストショーで寝てしまった\n 一本調子で退屈してしまった。選択ミスでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "実写版エヴァ\n 未来確認生物が突如現れたらこんな感じなんやろなぁっていうリアリティがあった。第一形態のゴジラはかなりの恐怖感があった。エヴァっぽさも随所にあり、賛否両論あるみたいやけど、個人的には面白かったなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リアル\n 現実に不測な非常事態が起きたら、日本はこうなるのかなとリアルに感じた。エヴァを見てもそうだが、もう一回見ないと理解できないくらい情報量が多かった。よい意味で見終わったあとどっと疲れました。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "久しぶりの国産ゴジラ\n 観に行って良かった。金額以上の価値があると感じた。比較的早いカットについていけない人や庵野アレルギーの人でなければお薦めしたい映画。自分の中でゴジラ熱が再燃しています。他のゴジラもまた観たくなりました。そういうエネルギーをもらうことができた、いい時間を過ごせました。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "ゴジラという超災害\n 庵野監督らしい撮り方で、未知の巨大生物との遭遇を現実的に表現し、生物学的に解明、人類一丸となって外敵に対処する、今までにないゴジラ映画であった。それ故、このゴジラは完全に観る人を選ぶ。怪獣大バトル映画を望む方は確実に不満を吐く。突如巨大未確認生物が現れた時、今の日本はどうするか。これは政治ドラマであり、普段見えない日本の中枢がどう動いているかを目の当たりにできる。ただ、やはりエンタテイメントとして映画館に足を運んでいる訳で、セリフ量が多く、言葉が難しい小説を読んでいるような感覚もある為、フルプライスで満足できる内容かと言われると自信を持って首を縦に振れない。また、日本がVFXで作れるゴジラの限界でもあると感じてしまった。が、しかし日本人にしか作れないゴジラでもある。毎年来る台風、大地震も幾度も起こる被災国だが、その歴史を乗り越え、破壊のあとの立て直す力が充分に備わった日本だからこそ生まれたこのゴジラは、評価が分かれるのも納得した。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "反骨精神\n よかったです。庵野監督の邦画に対しての反骨精神が色濃く出ていたところが好きでした。けど同時に主張の強い映画は反発も招きますので、賛否あるのはよくわかります。でも庵野監督は作家性のある方ですから、挑戦的な作品になっていて私はとても嬉しいです。娯楽映画でここまで人間ドラマを排除した邦画は最近観た中にはなかったなと思います。普通の監督だったら絶対どっかの男女が恋愛して、ゴジラが現れて2人で泣いて、ゴジラきててそれどころじゃないのにいちゃいちゃキスして、、、みたいなストーリーを盛り込むと思うのですよね。ああいうご都合主義のストーリー、演出は本当に目を背けたくなります。そういうのに対するアンチテーゼもあり、リアルにゴジラと戦うというところに的を絞ったのではないでしょうか。エヴァを蹴ってでも作ったのも納得させます。「今、伝えるべき作品」として撮ったんだと思います。ひとつ腑に落ちなかったのは矢口が「巨大生物の可能性があります」と言い出すのはいささか急かなと。ここは矢口の過去話ひとつくらいは入れたほうがリアリティでた気もします。CGは洋画には遠く及びませんが、とても頑張っているの感じました。邦画の少ない予算で工夫しているのを感じたのでアラはそんなに気にならなかったです。批判を呼ぶ作品こそが名作。キューブリックも、リンチもみんな叩かれてますからね。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "東京のど真ん中でウンチして欲しかった\n ずっと前から、放射能まみれのウンチをゴジラがして欲しいと思っていたけど、やらないよなぁ。凄い放射能のかたまりで、物凄く臭いウンチ。最初の船が、ゴジラを倒す鍵ってのが、あまりにも唐突。災いは天から降ってきて、国や役人が後手後手に回る。ラストのヤシユリ・ヤシマ作戦が、ちとチープ。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何で!!\n なんで、石原さとみなんだろう?このキャスティングがどうにも納得できなかった。もっと知的で凛とした女優さんはいっぱいいるだろうになぁ。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気持ち悪い\n ゴジラが、二足歩行の前の怪獣は気持ち悪かった。ハリウッド版と、遜色無かったなのがさすがです! " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 8, + "review": "眠い\n 今までのゴジラシリーズの中では一番つまらなかった。でも、現代の問題を多角的に示してたのは面白いと思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "色んな批評が盛り上がるのは名作の証拠\n SFの過去の名作として名高い2001年宇宙の旅も当時は訳が分からないなどと批判する人達が多くでて論戦になったと記憶しています、分からない人には分からない。多くの人達が批評をする程の作品で有るという事がこの映画を盛り上げる原動力になっています、批判をすればするほどますます盛り上がり 多くの人が映画館に足を運ぶでしょう。海外で、どのような評価を受けるか非常に楽しみです、この場合も多分評価が分かれると思いますが、日本の様に好評価になればいいですね。色々と評価を見ていると10人に1人ぐらいが全然面白く無いと批判している様です。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 14, + "review": "寝そうになった。\n 年間200本以上の映画を見ている私が、寝そうになったw現在の日本が立ち向かわなければいけない難題をゴジラという形で表現し、どうあるべきかを国民へ問いあわせたか。政治とゴジラか。なしではないが、ゴジラがゴジラしてなくて、残念だった。初期のゴジラを残しつつ、制作したのだが、そこも含めて、残念。映像レベルは頑張ってはいたが、海外には到底及ばず。結末も雑。簡単だったなー。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "最低レベル\n 孫と行きましたが 今迄で一番つまらなかったです。内容が感動できず ただゴジラをやっつけてるだけ。俳優さんに凝り過ぎて内容の中身に時間かけられなかったのでは?ハリウッド版の方が全然良かったです。期待してただけにとにかくガッカリでお金返してほしいくらい。大人がつまらなかったんだから孫はもっとつまらなかったでしょうね…腹立たしくて終わった途端すぐ席立ちました。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "予備知識なしの方が楽しめる?\n 結構評判が良かったので、公開からかなり経ちましたが観に行ってきました。結論を言えば、かなり面白かったです。ゴジラは今までどれも映画館でも、ビデオでもほぼ見ておらず、唯一見たのは米国版のものだけというもの。庵野総監督にも思い入れがないので、エヴァがどうとか言われてもという状態です。また、樋口監督には例の大型生物の映画で痛い目にあっているので、全く期待せず。これが功を奏したのでしょう。会議室のやり取り、最初に現れた間抜け顏のゴジラ、いろいろな要素が面白く、非常に楽しめました。2時間という時間はあっという間でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "眠かった❗\n 各所でいいって声がけっこうあるので、迷いつつの観賞。エヴァもゴジラも思い入れがないから、眠気との戦いが辛かった。CG映画は洋画で観るに限ると再確認。誰もが共感する映画ではないので、迷っている人は、止めたほうが良いかな? " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なるほど。\n 庵野監督のこだわりが見える作品。今の日本に謎の未確認生物が海底から都心に上陸したら…総理大臣が全ての決定権をもって国を動かすさまが皮肉っぽく描かれていて、東日本震災時の原発事故に対するアメリカの協力要請の時と重なって見えてしまった。謎の生物の特定とか、確保か駆除かだとか、国民の安全だとか…始めはそんな会議に時間を費やしていてもゴジラの一足でみんな潰されていく。呆気ないものだ。ゴジラが進化し背中からも光線を発し、近づくものをぶった斬る。苦肉の策で無人電車の攻撃やビル崩壊によりゴジラを倒し口から凍結剤を注入し眠りについていただく作戦を見事成功させたのが長谷川博己。街中にゴジラのオブジェがあるってどうなの?と謎が残る作品。豪華キャストにも注目です。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "まずテンポが良い\n 多くの視聴者がすでに了解している情報(ゴジラという怪獣の存在、核エネルギーが動力、普通の武器では太刀打ち不可、等)は早々に提示されていく。最初は話される言葉を認識しづらい程に、多くの情報がテンポ良く詰め込まれている。良く言われる「登場人物がやるべき事をキチンとやっている」「ゴジラ対人類」等の要素と相まってストレスフリー。 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "核\n ゴジラ.核.人間(政治)いろんな目線から見せる面白さ分かりやすい字幕、ゴジラの迫力、 " + }, + { + "date": "2016-08-22", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "核\n ゴジラ.核.人間(政治) " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "迫力満点\n ゴジラの巨体による破壊活動や熱線で東京が火の海と化す様は迫力満点。人間側の軍事活動も圧巻の一言。戦車の砲撃や航空機の爆撃など洋画とはまた違った重厚感がある。セリフがひっきりなしに飛び交うので、ゴジラが登場しないシーンでも飽きることはない。久々に邦画で辟易しない映画を観れられた。エヴァ要素あり。ファンには嬉しい。嬉しい。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "うーん、どうにも微妙だった\n 周りが絶賛するので観に行くもイマイチだった。笑いのポイントは結構あってニヤニヤしながら観るも(会議を中略したりとか石原さとみの発音とか無人の電車攻撃とか)全体的には乗れず。なんでだろうと自己分析してみた。ゴジラへの攻撃が動物虐待に見えて仕方なかったってことに尽きる。なんだか可哀想で観てられなかったってことに気付かされましたwそういう意味では人間の傲慢さを見せつけられたので監督の意図通りに感じたってことかな。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "いまを形を変えて表現している\n 現代社会の様子を形を表現している面白い作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ハリウッドと違い最初から最後までゴジラ、出ずっぱりで、満足しました...\n ハリウッドと違い最初から最後までゴジラ、出ずっぱりで、満足しました。200人以上の俳優が出ていて、それを探すのもたのしかった! " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "楽しめたが...。f(^^;\n A楽しく観れたけど、海外の庵野さんファン用なのか?エヴァンゲリオンと巨神兵の時の演出で作られていたカンが強く、且つ演出は庵野さん一家が行っており、好き嫌い別れるかもしれない作品かと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "面白かった\n 家族で見に行きました。エヴァどころか漫画も読まないアニメも観ない旦那も中学生の娘も面白かった!と言ってたので予備知識無しの人の方が素直に楽しめるんじゃないでしょうか?逆に考えるんだ!セリフも字幕も読めなくていいんだって!セリフと字幕にこだわったら楽しめません。雰囲気と大きな流れに身を任せるが吉です。ガメラとか平成モスラ好きな人には合わないと思います。プロジェクトXとブラタモリ好きは合うかも? " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ナマ・ゴジラ\n 日本に突如現れた怪物のせいで政府関係者がバタバタする話。現在の日本にゴジラが現れたら…がテーマの今作。国民の混乱はほんの少しで、日本を支える総理やその関係者の混乱が生々しく、笑いを交えながら描かれている。かなり取材頑張ったんだなって感じたぐらい描写がリアル。今までの「特撮」のゴジラじゃなく上質なパニック映画として観れた。最初のあいつの気持ち悪さといい独特のカメラワークといいあの音楽といい庵野感抜群だった。俳優陣も実力派が盛りだくさんでちょっとした役にも大物を使っている。S.Tさんには笑ってしまった。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 16, + "review": "最近観た中で最低だが。。\n 映画を観る前にみんなの口コミを観て、極端に意見が分かれていて、ゴーストバスターとシンゴジラ迷ってこっちを観ました。がっ、失敗です。エヴァ好きにはいいかもしれないですが、会議室のシーンが多くリアルかもしれないけど、そこを観て面白さを全く感じれなかった( ̄∇ ̄)エヴァ好きは日本に多いのでそこでばかうけなんでしょうが、エヴァってなに?って感じの人やドキュメント的なものが好きではない人には向かないかもです。こういう映画ってストーリーがいまいちでも、映像がすごかったとかあるんですが、特撮のためか、いかにも作りもの。ジャングルブックでCGがあんなにすごいのに、今さら昔のウルトラマン観てるような感じ。。。せめて、映像迫力あればまだよかったんですが、ゴジラの目とか完全に作りもの。リアルさのカエラもなかった。辛口な評価かもしれないですが、僕のいまの評価です " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 16, + "review": "日本人にガンバレ!って言ってるゴジラ映画\n いきなり冒頭から、謎とスゴイ情報量が畳みかけてきます! ボーっとしてるとこの映画の楽しみが半減します。 ですので、気合い入れてスクリーンにかじりついてください(笑)ホント無知でバカは付いてこれません。 ネットでの事前の勉強しては、有名俳優300人以上でますので、キャストらを検索チェックしませう。それとグーグルアースで東京湾~多摩川~東京駅、関東マップを頭に記憶し、最後は「自衛隊 戦闘機」のホームページをチェック。ストーリーはシンプルに、ゴジラにという厄災に対抗する日本(政府?)。 見どころは、自衛隊の迫力ある攻撃シーン。からの中盤からの夜景でのゴジラが放射火炎を吐くところ。 庵野監督は、日本映画史に残るワンシーンを誕生させてくれました。この映画監督は精神をぶっ壊して、優秀スタッフ総出で東宝印作品を産み出してつくりあげてます。熱量もあり日本人ならわかるはずのメッセージに、それが伝わらない否定的な意見はなんだか素直じゃないなあと感じました。賛否両論の問題作!みたいな安っぽい宣伝文句もなんか違う。アニメや映像作品で20年以上培った庵野監督だからできたこそゴジラ映画。批判するなら子どもははアニメ、10代のガキはアクション・恋愛映画でヒマをつぶしてください(笑)いま、大スクリーンで見ないと後悔します。なぜなら日本人にガンバレと奮い立たせ、希望をくれる作品なのだから。 " + }, + { + "date": "2016-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "最悪でもないけど、最高でもない。見て悪くはない。\n ゴジラといえば、アメリカ版の不評もあってもうすっかり終わった映画だという認識でした。そのためまったく食指が伸びませんでしたが、職場の仲間に薦められたのをきっかけに、あまり期待せず…ただ幼い頃見たメカゴジラあたりのワクワクを少しでも思い出せたらなという軽いモチベーションで鑑賞。結果。特別良くもないし、悪くもない。言うなれば【普通】。いくつか特徴がありますが、それが好みによって良い点にも悪い点にもなり得る不思議な映画でした。▽ストーリーがシンプル(良い点)物語自体はシンプルなため、理解はしやすい。ゴジラ現る→対策考える→一進一退→そして結末。王道ですね。(悪い点)話に捻りがない。先を「読めすぎる」展開。さらに、話そのものはシンプルなのに時折妙に凝った設定が出てきて、中途半端に?が残る。▽キャストが豪華(良い点)主要キャストはもちろん、え、この場面にこの人?という人も多数出演しているので、その人を見つける楽しみがある。クレジットも普段なかなかない五十音順。(悪い点)端役にそれなりのポジションの役者がいるため、場面によっては逆に邪魔。存在に気づかないレベルならそれもアリだが、ストーリーに直接影響しない役ならわざわざ大写しにしたりセリフを与えたりしないで欲しい。▽リアルを追求(良い点)この国の意思決定の流れを細かく描こうとしています。人の思考もわりとリアルでそういうのが好きな人にはたまらないかと。自衛隊の装備や会話、作戦行動の描写は見事。動画投稿サイトなど、現代的な要素も取り入れている。エンドも比較的リアル。(悪い点)リアル仕立ての中で、理想を追求し続ける主人公が悪目立ちし、逆にフィクション性を高めてしまっていた。またリアルを追求している割に都合がつかないところはストーリー優先で、時間経過的に絶対避難しているであろう外国要人(←石原さとみではない)がまだ東京にいて日本政府と話をしていたり、みたいな場面はいただけない。さらに、声のみの出演の人の棒読み感も嘘くさい。▽豊富なテロップ(良い点)登場人物や会議の名称、作戦に投入される資機材が何なのかが文字になるためわかりやすい。(悪い点)頻繁に登場するため目障りでもある。また、文字の内容が細かすぎるため自己満足感が漂う。電車の形式などどうでもいい情報に途中から興ざめ。色々書きましたが、ゴジラは日本映画の財産だと思うので色々工夫しつつ見せてもらえることは有り難いことだと感じました。評価が二分すると言われる本作ですが、特段悪くはなく、興味があれば見に行っても良い映画かと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "初ゴジラ\n んーー政治風刺は良かった!早口で着いてけなかった事がチョイチョイあって…年かしら⤵ " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 18, + "review": "何で評価が高いかわからない。\n 初めゴジラが出現した時ぬいぐるみか剥製のトカゲに見えた。目が作り物ってわかる(笑)とても生きてるように見えなかった。最後はまともになったけど?政府の会議②はアレをおちょくってるとしか思えない。隣の人が会議シーンでイビキかいて居眠り戦闘シーンで慌てて目を覚ましてました。自衛隊好きな人には良いかも?戦闘機や戦車はカッコいい。戦闘シーンは迫力あり。でも、シンゴジラなんだなぁ。私の知ってるゴジラとは別物です。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "シン日本の特撮\n 伝統と再生をしっかりと感じられる2時間。キチンと円谷特撮の爆発音が生きてます。ウルトラマンも日本海大海戦もこの効果音でしたね。懐かしさと、驚きと、新しさ。ありえないことをあり得るように見せるのが映画ならこれは◎。面白かった〜テンポ良く、2時間があっちゅう間でした。もう一回観たい。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "石原さとみスゲー\n とにかく石原さとみの演技力が凄い。これを見るだけでも見る価値があると思います。かなり社会派要素が強くて個人的はかなり好きなジャンルの映画。肝心のゴジラはというと、最初はゴジラが街を壊したりと、コジラへの恐怖心がありましたが、途中から放射能への恐怖心に代わってしまい、ゴジラという巨大生物への恐怖が弱くなってしまったのが残念。しかも最後は、核爆弾>ゴジラで、核爆弾を東京に落とさせない為の戦いになってたし。まぁ、東日本大震災を経験した今の日本人が感じる恐怖心なので、現代風といえば、現代風なのかも。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "予想以上にアニメアニメだった\n 日本の政治的なシーンがリアルに描かれるということで期待して見に行った。 映画を見る前はアニメの監督になるだけで、こんなにも世界観が変わるとは思ってもいなかった。 なぜアニメではなくゴジラとして作らなければならなかったのか??特撮映画には特撮映画の良さ、アニメにはアニメの良さがあって、それぞれに仕事にプライドをもって専念して欲しいと改めて感じた。しかし、日本にはゴジラファンよりもアニメファンが圧倒的に多いのだから、評価が高くて当たり前かもしれない。しかし、歴代ゴジラのファンとしてはとても残念な映画だった。今までのゴジラでも世界観やゴジラのキャラクターの一新は幾度と無く行われていたが、今回のそれは許せるレベルではない。エメリッヒ版のゴジラもひどかったが、ゴジラという意味では今回よりはいくらかましだった。エメリッヒ版の時は、私の他にも低評価が多数派だったが、今回はヒットしているのが不思議でならない。やはり先に書いたように、日本はアニメの世界観に親和性が高い人が圧倒的に多いのが関係しているのだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "見たかったゴジラ\n 都合よく人間の味方になったりしない。完全な災厄として描かれているゴジラは最高!こういうのが見たかった!政治家の右往左往ぶりや自衛隊の繰り出す多種多様な作戦と人間サイドも面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "面白い。うーん?面白い。\n 幼少期、結構ゴジラ観ました。結構?それなり?この間のハリウッド版も観にいきました。今回のゴジラは今の社会で、ゴジラが出現したら、どう対応するか、のお話で、内容としては、事件は会議室で起こってるんだ!いや、現場もやで!みたいな?何がすばらしいか、は明確に出来ないですが、面白さを終始感じられる映画でした。でも、始めから終わりまで、ずっーと、なんか違和感?と思っていてこの間やっと、思いついたのですが、今回のゴジラ、なんか生物感がない気がしました。生物として、なにを感じてるかが一切なく、歩く、攻撃されたから対処する。停止する。また攻撃、反撃、倒される・・・。え、そんな、ゴジラ可哀想じゃ?海に返すとかさ、ないの?一応生き物と認識してるのではないの?と思いながら観てました。共存はできない、危険物は完全排除する。そんな所もある意味現代的?子供向けではないですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラでなくても成り立つ映画\n ゴジラをネタに初めての事象に対応できないであろう日本を描きたかっただけゴジラでなくても成り立つ映画アニメ系の監督は自衛隊大好きなので、自衛隊を撮りたかったのでしょう。私はとても楽しめましたが、子供連れや今までのゴジラが好きな人は見ても楽しめないでしょう " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ん~(;´д`)\n ナンでこんなに評価高いのかがわからない。話の内容がわからないとかでは無くて、単に私好みじゃなかったかもしれないけど、、ザ・日本映画だな…と言う印象しかなかった。日本政府のやり取りばかりで途中だるくてつまんなくて、とっとと決断しろや!って思っちゃいました(笑)挙げ句には『いま何時?』って時計ばかり見るし。つうか、ゴジラVS○○って勝手に考えてたので、え、やっつけないの…?って感じで終了しました。。。。ハッキリ言います、石原さとみの演技以外何もほめられるところはありませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "完成度高い\n 久々に邦画を見てパンフを買おうって思ってしまった。今までのゴジラとは違う描き方であり、マジにゴジラが来たらこうなるんじゃない?って感じだった。所々に東日本大震災をイメージするシーンもあり、いろんな意味で凝ってるなと・・巷では、エヴァンゲリオン絡みのレビューが多いけど、俺はエヴァのこと全く知らないのでその辺は感想なし。まぁもう一回見てもいいかなともう出来でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あまりにも好評価ばかりだから\n 予告で初めてこの映画の存在を知った時、絶対つまらないだろうなぁと思ってました。公開されてからレビューが好評価ばかりだったので気になり見に行ってきました。結果的には皆さんが好評価するほどの良さは感じず。和製インデペンデンスデイって感じで新鮮さも感じずゴジラに対しての恐怖を感じる描写が弱すぎて、そういった点では洋画には及ばないのかなとただアクション面以外は良かった。実際にこういった現象が起きたらこうなるのかなぁと " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "退屈でした\n 政治の話、会議の場面、小難しい説明が大半でゴジラの影が薄い印象。多摩川、品川での戦闘は迫力があったと思うけど、そういうシーンがとても少ない。クライマックスで転ばせて血液凝固剤飲ませ始めたときは「マジかよ・・・」って思いました。映画観ながら「これ子供が見ても面白くないんだろーな」なんて思ったのは初めてです。ストーリーについて考察とかするのが好きな人には良いかもしれませんが、そうじゃない人には退屈かと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "コメディじゃん!\n ゴジラも変形するの?何で?それに「都民」よ、実際にゴジラが現れたら、どこに行くか分からないんだもん、とにかく「逃げる」じゃん。ゴジラのしっぽを見上げないじゃん。人を踏みつけても逃げるシーンいるでしょ?エキストラどうした!?政府のドタバタもどうせやるなら、もっとコメディに徹してやれば。石原さとみの英語もいらないし、コントみたいだったし。竹野内も浮いてたし。最後は自衛隊の戦力よりも土建屋の重機がつよかったし、電車が強かった。って、ギャグじゃん!!途中寝ました。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "「現代」のゴジラ\n どうせ大したことはない、去年の進撃の巨人の悲劇はまだ忘れてないぞと思いながら見させていただきました。結果的には大当たり!特撮映画では怪獣大暴れでビルとか街とかボッコボコに壊してそれに対してヒーローや軍隊が同じように街巻き込んでボッコボコにしてっていう現実味のない内容がほぼ当たり前でした。この作品では全てにおいてまず会議、会議、会議のこの流れ。僕がまさに求めていた現代日本のリアルな映画。ぶっちゃけ、この会議のシーンを見て眠くなっただの必要ないシーンだの言ってる人は教養がない、またはちゃんと観ていないかのどちらかだと感じてしまいます。この会議が実際の緊急時にも行われるということをなぜ考えないのか。変わり者といいながら変人らしさが他の映画ほど無い感じはリアルに作られているという証拠。会議の様子や自衛隊の扱い、または国際社会における日本の立場など良くも悪くも現代の日本をしっかり風刺しているなと感じました。これらを総合して日本をメインとした現代風刺の特撮映画としては完璧な出来だと思います。映像でも独特な雰囲気のカメラワークや、第4形態が東京を放射能光線で破壊するシーンなど、観てておもしろく感じないのであれば逆に何がダメだったのだろうかと聞いてみたいくらいでした。最後に言わせていただきますが、愛だの信念だのとかいうやっすい人間ドラマやリアリティのかけらもないドタバタ特撮映画を見に来た人は絶対に見ないほうがいいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ、東映にさようなら\n 東映がここ数年間に繰り返してきた昭和IPをリバイバルする一連の流れもついにゴジラに及び、やっと決心がつきました。さようなら、ゴジラ。さようなら、東映。この作品を見て、特撮が嫌いになりました。特撮を、嫌いになることができました。もう煩わされることはないでしょう。過去のゴジラシリーズも、仮面ライダーも、捨て去ることができます。本当にありがとう。さようなら。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "日本映画の最高傑作\n 庵野監督による息をつく暇もない緻密な展開と映像、樋口監督による日本沈没を彷彿とさせる映像表現。政治色が強いのに、ここまで緊迫感やゴジラの恐怖を際立たせ、さらに自衛隊による攻撃シーンも詳細に描かれ、まさにリアリティ溢れる『現代版ゴジラ』。それでいて、スケールも十分に大きいシーンがあります。キャストも大勢でかつ豪華で、ニュース映像を使った表現がたくさん使われてて良かったです。専門用語が飛び交い、大変情報量が多いので海外ではあまり好まれていないようで、自分も一度観ただけではすべて理解はできませんでした。しかし、日本沈没のような日本のディザスタームービーや感染列島のようなリアルなパニック映画が好きな人には本当にお勧めします。情報量が多いですが全く理解できないことはなく、その点はとても見応えがありました。また、随所に新劇場版ヱヴァンゲリヲンへのオマージュ?が見られます。ヱヴァのBGMが使われた時は感動しました。本当に素晴らしい映画です。最初から最後まで、完璧な映画だったと思います。唯一挙げるとすれば、被害の状況をもう少し具体的に、鮮明に示してほしかったかなと思います。どのような被害がどれだけ出たのかが、特に東京都民でないと分かりにくかったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "庵野監督ファン向け\n 評判どおりリアリティがあって序盤はスクリーンに引き込まれました。でもやっぱり庵野監督。エヴァンゲリオンを意識した演出もあって、これまでのゴジラ映画とは別物と感じました。エヴァを待ってる人は、複雑な気持ちだろうね。 " + }, + { + "date": "2016-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ観てきたよ。\n 面白かった。エヴァンゲリオンぽい所があった。真面目な感じで話が進んで行くんだと思ってたけど、違った。石原さとみがセクシーだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "日本社会・日本人を象徴した人間ドラマだった!面白かったけど、コノ映...\n 日本社会・日本人を象徴した人間ドラマだった!面白かったけど、コノ映画の面白さは日本人にしか解らないやろな〜そこが残念… " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良くも悪くも日本ゴジラ\n 今回は結構期待してたので、初っぱなから唖然。ゴジラが登場した途端に帰ろうかと思ったほどの落差。昔飛び上がってシェーをしてた頃のゴジラと何が違うのか。子供の頃テレビで見たウルトラマンの怪獣を思い出した。ところが中盤になると、変異だか変態だか進化だか知らないけどいきなり本格CGゴジラに変身。いかにもわざとらしいのだが少しホッとする。同じことが破壊シーンの街並みセットにも言える。それにしても同じ1本の映画の中で前半と後半でリアルさにこれ程の差をつける意図が理解不能。所詮は予算の問題なのだろう。悲しきかな日本映画の伝統。後半の変身後CGゴジラはそれなりに楽しめたからまだ救いはあったけど。ストーリーもダルダルの中身。とにかく全編を通してのゴジラの出番が超少ない。ゴジラ映画はいつのまに人間群像ドラマに変身したのだろう。とにかくゴジラ出現に右往左往する政界の要人達のドラマばかりで、いささかうんざりしてくる。ざっと全編の4分の3位はそれか。肝心のゴジラはどこへ?私のような昔からのファンは、とにかく突然に現れた乱暴者が日本の街並みを遠慮なく破壊しまくるのが見たいのだから、ストレスが溜まる。これもCGにかける予算の少なさのなせる業か。変身後のゴジラが、逃げ惑う市民の向こうで海から陸に上陸するお約束のシーンは、期待通りの出来だった。アメリカにはほど遠いが、撮影への自衛隊の協力はこれまでになく多めで現政権の思惑がありあり。まあ、映画に写実性が増えるのは有り難いことだけど。圧巻は終盤の街中での自衛隊との闘い。ここだけはほぼ期待通りの見処だった。それと音楽がとにかくオールドファンにはうれしい。まさに昭和の日を思い出す。こういうオマージュは元々ハリウッドの得意とするところだが、やっと日本でも堂々とそれがごく普通に絵になり音となる時代がやって来たのかと嬉しくなった。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "頭空っぽで観ればいいじゃない\n とにかく爽快で面白いよ!と、知人に勧められて疑い半分で観に行きました。結果。観てよかった!!賛否両論あるんでしょうが、娯楽なんだからいいじゃない!初代ゴジラはごめんなさい、観たことないです。でも、その遺伝子は本作に受け継がれてると感じられます。社会的なメッセージも含まれてると思います。でもまあそんなの関係なく、知ってるビルや街が壊されていく映像は爽快です!フィクションの力、恐るべし!とりあえず予想外でしたが、今のところ今年一番の作品になりました。最後に。旧作ゴジラの音楽って改めて聞くとカッコいい!!そして竹野内もカッコよすぎ♡ " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 12, + "review": "ゴジラが象徴するアレとの群像劇\n 間違いなくこれは、先の大震災で漏れたアレに右往左往する人々を、理想的な形に焼きなおした作品だと考える。そこには強すぎる相手への恐怖と絶望と無力感と、それでも事態を収束させ得る人々への希望と、希望をいつか実現できたら、という願いがカタルシスへ昇華するほどと込められている。どたばた怪獣が暴れる映画でない事は確かで、そういう意味ではゴジラはゴジラという姿をしながら、ゴジラでない。物語の中央に置かれただけの、ただのシンボルだ。しかし初代が製作された時の意図を純粋に汲んだなら作品は正統派であり、洗練されたメタファかつ、シュミレートモノだと思われる。かつ、世界における日本の立場を皮肉ったような場面もまた、いろいろ考えさせられたり。それら込められたメッセージ等々、作家性が全面に濃くでているからこそ、久方ぶりのアート作品でもあると感じている。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 14, + "review": "頭が悪くて審美眼がない人向け\n 現代の審美眼の無さと思考力の低さをとことんまで集めてる。悪い意味で。画面構成については、ネットの画面もPCの扱い方も、金かけなくても出来るだろ。っていうくらいのところになんのこだわりもなく、記号として描かれている。このあたりの無頓着な感じなんだったら、アニメにした方がよかったんじゃないかな。画面の構成がこんだけ(NHKのタイムスクープよりも)下手くそでいて、電車やなんかはCG丸出しですけどの質感。ゴジラには拘ってみましたがみたいな感じを出しているけど、特に生物的なこだわりはなし、着ぐるみ感を出したいんだよね。通向けだからさ。って、それがダサいっていうの。。。ストーリーはなんだか戦前の戦意高揚映画なみに中身がない。基本的には精神論。エビデンスとかはない。SFなんだよね。一応ゴジラって。肝心なところはなんとなくで進む。少しでもおかしいなって思ったら突っ込みどころしかない。。。登場人物はいろいろやっているようだが、実際は勘で動いているだけで何もしていないのと変わらない。そして、そこにドラマはない。風味があるだけで、心なんてないのがよくわかる。制作者がこれかっこいいでしょ。ね。かっこいいでしょ。って言ってるのをひたすた見させられる。そして、日本なんて国はこの程度のことしか出来ないんだよ。そこを指摘している俺たちかっこいいみたいな感じも鼻につく。夢想してるかっこいい人たちなんで、大事な人は誰も死なない。邪魔者は排除されるべくして排除される。つうか、これゴジラじゃなくてもいいよね。だって、このゴジラ何も象徴してないもの。原発とか原爆とか、放射能とか。象徴しているとしたら、ご都合で居なくなってくれる便利な障害としてゴジラがいるってことになる。映画の質というか、それ以前に脚本の質も悪いし、撮影の仕方も悪い。同人向けの同人映画なわけで、同人ではないので、その萌えは理解出来ないし、したくもない。これがもしもマンガやアニメだったら、観た後にここまで気持ちが悪くはならないだろうけど、実写にしたから余計にひどい。いい音楽を作って映画に当てていたんだなぁ。いい仕事を過去はしていたんだなぁ。と、ギャップが更に糞感を増している。まったくおすすめが出来ない映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "熱量\n 震えた。これぞ、なのか、何なのか…この作品を通して突きつけられるメッセージに震えた。ぐっと込み上げてくる愛国心にも似たようなものを感じた。ただのパニック映画ではない。モンスター映画でもない。オリジナルに含まれるメッセージは「警鐘」だったと何かの談話で読んだ。今作品は違う。本当に様々なメッセージが挿入されてる。今、観るべき作品である。異端視・庵野の名に恥じない作品になってる。どこかエヴァを彷彿とさせるカットだったり編集だったり。おおよそ必然性などは二の次に挿入されるカット。だが、盛り上がる。役者もその編集のスピード感に呼応するかのように捲し立てる。音楽は笑えた。とても重要な緩衝材であった。おそらく、映画畑とは違うからこそな発想もあったはずだ。オリジナルへのリスペクトも忘れない。文字通り総力戦。見切り発進などはなく、監督以下、揺るぎないビジョンを共有して臨んだように思う。これが日本だ。これが日本のゴジラだ!な作品。凄い熱いエネルギーをもらった。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "最高\n 2016年最高のフィクション " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "新ゴジラ\n 国際的な怪獣ゴジラを本家が久しぶりに映画化、着ぐるみを卒業した特撮は上出来、編集と脚本を担当した庵野総監督の作品に仕上がっていてとても面白く、世界の市場に出せる作品になっている。今回は現代にゴジラが初登場するという設定になっており、ファンタジーの鉄則、ドラマは徹底的に人間臭く、を踏襲している。東京に謎の怪獣が現れるところからスタート、行政府の対応が面白く、飽きさせない。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "新ゴジラ\n ゴジラ作品は数多くあるけど、どれにも似ていない新しいゴジラです。サブタイトルに「現実(日本)対 虚構(ゴジラ)」とあるけど、真にその通りだと思った。作品の中で\"神\"の言葉もあるが、ゴジラに対して現有する日本の武力が無力なところは、今までの怪獣映画ではなく、\"震災\"を描いたシミュレーションのようであった。ゴジラに挑む日本はさながら福島原発の事故に対して何もできない政府と同じだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "シンゴジラ。\n シンゴジラは、昔ながらのゴジラ出なく都心を破壊するだけで昔ながらのゴジラは日本の危機を助けてくれる優しいゴジラでした。今回のゴジラは私は、負圧弾でした。確かにでかいのは確かでした。昔ながらのゴジラのほうが動きもリアルでした。残念です。 " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ\n ゴジラ全然出てこない。セリフ長い。エヴァでなくてよかった笑っ " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "早口が功を奏したリアリティと、ゴジラプライド!\n 観たのはずいぶん前だけど、シン・ゴジラが観客1億人突破!ということで、そろそろレビューを(笑)全編にわたって繰り広げられるのは、ゴジラ対策に翻弄される日本政府のドラマですね。もちろんフルCGのゴジラも、見応えがあるんだけど、人間社会のディテールのすごさが、この映画の最大の魅力でした。無駄な会議やセクショナリズムや、決定手続きの複雑さ。日本社会や会社組織の、ダメなとこをさらけ出してます。アメリカに支配され続ける様や、ろくにジャッジできない首相も、よく描かれていましたね。そしてスクリーンに入り込めたのは、その人間模様の圧倒的リアリティ。ご存知のように監督の膨大な量の脚本が、2時間に収まりそうにないということで、役者陣はかなりの早口になってますね。見たことのない空気感に、最初から圧倒されます。で途中から気付くんです。この早口って、すごくリアリティがあるなぁ。映画って緊迫した時は、セリフを効かせようと演出するじゃないですか。感情を表現しようとしたり。けどそれって、実は嘘っぽい。現実って、みんな焦って主張したくて、めちゃ早口で、まくしたてたりなのに。何言ってるか、わからないくらいなのに。今回、尺に収めようとした苦肉の策が、今までにない臨場感とリアリティを生み出しましたね。さすが、もってる映画は違う。1954年初代ゴジラの原点のイズムをシンプルに受け継いだのはよかった。いつしか集客や子供たちのために、派手に戦うことになってしまった東宝怪獣映画だけど(ゴジラ対ヘドラは決して子供向けではなかったけど)初代ゴジラはカタルシスがあった。原発や原爆実験や人間のエゴなどの社会風刺に、感情を感じない怪獣に、恋愛も家族愛も徹底的に排除したストーリー、だから現代に甦ったゴジラは、圧倒的に怖かった。オマージュも満載で、キャプションの書体や音楽や、政治家や防衛省や自衛隊の扱い方。幼い頃から好きだった僕は、ニヤニヤしっぱなしでした。本当にリスペクトした人が、命を吹き込むと、すごい映画ができるものなんだなぁ。これは、ジャパンプライドであり、まさしくゴジラプライドですね! " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "久しぶりの面白い邦画\n ゴジラに全く興味はない&期待して無かったのですが評判が良かったので見てきました。結果、見てよかった。評判通りの面白さでした。未確認生物が現れたとき政府がどのように対処するか話合う場面が多々あり面白い切り口の映画でした。日本の状況がリアルに描いていてまさに”シン”ゴジラって感じ。ハリウッド映画の派手なアクションばかり見ていた私にはこのリアルさは新鮮でした。ゴジラと戦うシーンは少ないものの高いリアリティ故にゴジラに対する恐怖感が伝わりました。かなり社会風刺が効いていて大人向けのゴジラです。見る前はゴジラはいいから庵野はさっさとエヴァ作れよ〜と思ってましたが、今では面白い邦画を見せてくれて庵野ありがとう感謝感謝です笑 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ映画の集大成\n 初めて未確認生物が現れた時の政府や官僚など、また、ゴジラが火を吐くシーンは圧巻、リアルさを追求した作品です。日本映画の良さを感じる映画でした。エンドロールで伊福部昭作曲の「ゴジラ」のデータ音楽を聴いていると感激のあまりのあまり涙がこぼれました。 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 17, + "review": "退屈な映画でした\n ネットに溢れかえる絶賛の嵐と有名人も軒並み絶賛されてるのでそんなに凄いのかという思いで観に行きました。結論から言えばあまり動かないゴジラと人間パートの会議シーンの多さは致命的なつまらなさ。案の定、小さい子を連れてきていた親子がいる席では子供が愚図り出し困り果てた親が外に連れ出すといった場面がスクリーンの前のあちこちで見られました。ここまで地震による大震災を意識した作りにするなら素直に東京に大地震が来たらという映画にすればいいだろと思います。上映終了後に怪獣映画を観に来たのに騙されたという声が聞こえましたが私もそう思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "シン・ゴジラ\n 50代夫婦で観に行きました!それはもう期待以上の映画でモノクロ時代の初代「ゴジラ」の恐怖を味わいました。観ているうちにこのまま日本はどうなってしまうのか?自衛隊、米軍も太刀打ちできず、最後には新幹線無人爆弾が出てきたときに流れる「怪獣大戦争」マーチは涙ものでした!それはもう「行け行け頼むぞ~」って感じで終戦まじかの特攻を彷彿させるような仕上がり・・・ひさびさに映像と音楽がマッチした(JAWS見たいに)映画でした、これはTV画面で見るより大画面の劇場で観ることをおすすめいたします。巨神兵の恐怖を味わいたければ劇場へGO! " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 11, + "review": "この映画が楽しめて嬉しい\n まず、私はこの映画を観るつもりはありませんでした。庵野監督がゴジラ映画を撮っているという事は知っていました。でも『特撮でしょ?』とタカをくくり、予告を映画館で見かけるようになっても興味を持てませんでした。結果…『ごめんなさい』ね、安田さん(笑)本当すみませんでした。近年、こんなに絶望と恐怖と希望がないまぜになった映画を観た記憶はありません。これからこれ以上の映画に出会えるだろうか…不安になる程です。地元がゴジラに蹂躙されたり、毎朝乗ってる通勤電車が爆弾になって突っ込んだり(軽くショックだけどもはや、行けー!やったれ!という気持ち)、武器も戦闘機もお腹いっぱい!いやはや、参りました。そう、クリエイターでもないのに何故だか参りましたという気持ちが大きいのです。怪獣というのは本来得体の知れぬ未知の生物である筈です。可愛げを伴ったりヒーローであったりは過去作にお任せしましょう。シン・ゴジラは全く新しいゴジラ映画なのですから。蒲田上陸時、川を遡上して瓦礫が押し寄せてくるあの場面、日本人なら誰もが東日本大震災を思い浮かべたでしょう。その後瓦礫の山に向かって矢口が合掌する場面、あれは私達の姿です。2度目の上陸時、姿形が全く変わり、自衛隊の火器すらも通じず、街の灯りの消えた闇の中、赤く光るゴジラが迫ってくるあの絶望感……!!あれに恐怖しない人間がいるでしょうか。この映画は未曾有の災害が起きた時、我々日本人がどの様に対処するかをシミュレートする映画でもあり、また、日本がどういう国なのかを描こうとした映画だとも思います。面倒くせえ、核で焼いちまえ!という諸外国の無茶ブリもまた、考え得る話です。全てがリアルなので、ゴジラという架空の生物の存在がより浮き立って見えるのです。ゴジラを取り巻く全てにリアルが無ければ、ただのファンタジーです。何故ならゴジラの存在自体、ファンタジーなのですから。そこに軸足を置かなければ、きっとつまらなく感じるでしょう。この映画が楽しめて幸いです。矢口が言う『まだ日本は捨てたもんじゃない』という台詞、庵野監督はきっとこの言葉を、日本人にも、自分にも言いたかったのではないでしょうか。それにしても、登場人物たちのキャラクターが素晴らしい。居そうだな、居て欲しいなと思うキャラばかり。オタクの安田さん、大好きです。最後にホッとして笑う尾頭さんも可愛くてすき。ウザいカヨコさんも2度観たら慣れて好きになってきました。矢口も赤坂も泉ちゃんも皆んな素敵。こういう政治家が居て欲しいな。こういう国であって欲しいな。そう思わせられたのだから、きっともう庵野監督の思うツボですね。はい、参りました。最後にあの尻尾…続編への期待だけが高まってるんですが?どうしてくれるんですか庵野監督!追記)2016.9.15 全国一斉発声可能上映@横浜に参加。念願の安田さんの登壇ありと聞いては駆けつけずにはいられませんでした。ライブビューイングではありましたが、泉ちゃん、尾頭さん、安田さん、庵野監督の舞台挨拶が見られて幸せでした!役になりきって狼狽しながら登壇する高橋一生さん可愛い過ぎか!!(惚れた)サプライズでランドゥー・ヤグチも(笑)会場が絶叫に包まれました…!幸せな時間でした。発声可能上映も初回、女性限定を経ての全国一斉。そろそろ発声可能上映はマンネリな気がします。盛り上がりはしましたが、掛け声の大喜利大会みたいになってるし、途中でやっぱり普通に観たいな…って欲が出てきたので。円盤発売が待ち遠しいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "笑笑\n 無人在来線爆弾マジウケる " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "圧倒された。\n さすが東宝ゴジラ、 ハリウッド・ゴジラも征圧した。圧倒的破壊力と想像を絶する攻撃力にはただ、圧倒されぱなし。ゴジラと共に生まれ、育った昭和29年生には、口からだけではない、背びれからも尻尾からも怪光線を放出するゴジラには、びっくり。今月で上映も終わり、2ヶ月のロングランとなった。もう3回も見に行った。ゴジラよりも自衛隊のカッコよさと石原さとみのセクシーさが気に入ってまた見たくなる。今度は書店のDVDレンタルが楽しみ。それにしても日曜日なのに観客は50歳~60歳代のおっさんばかり、子どもが居ないのはお子さまには受けないゴジラなんだ。ゴジラ世代も年をとった。 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "リアル日本ゴジラ\n 人の動きが活発でやり取りが目まぐるしい、やはり日本のゴジラは自衛隊の活躍が花形として見られるのがいい。日本政治の動きは実際にはもっと無駄な手続きが多く、スローであると思われるが短い映画の中ではまだ再現されていた方だと思う。首相や政治家は映画なのでかなり理想的な有能な人物に描かれていた。欲を言えばもう少し現場で働く人間も描いて欲しがった。企業や地方自治体など、日常の生活を影で支えている人々がたくさんいる。ただ限られた時間の中でリアリティーと面白さを追求したいい作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "傑作かな?\n 映画が好きな友達と観ることをオススメします。良くも悪くも色々語り合えると思いますよ! " + }, + { + "date": "2016-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "核兵器という人間が生み出した ものによって現れた怪獣が 人間の手で...\n 核兵器という人間が生み出した ものによって現れた怪獣が人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品と解説があったけど311地震の福島原発とダブってみえて胸が苦しくなりました.ゴジラが火を噴くシーンが痛々しく物悲しい美しさで見とれてしまった(´-`) " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "すごい良かった!\n ゴジラを、3週間前くらいに見に行きました。この映画は、迫力がありとても面白かったです。特に、ゴジラを倒すため、政治家や色々な人が倒し方などを考えています。矢口がリーダーのチームを作り、研究をしている中、カヨコが、ゴジラのことを調べてた学者の研究していたことを矢口に渡し倒し方が分かった。ラストで、ゴジラを爆破させたりして凍らせた。ラストのゴジラを爆破させたり、凍らせるところは、すごい良かったです。ゴジラを倒せてすっきりしました。しかも、ラストが一番迫力がすごかったです。また、役がそれぞれあっています。主人公の矢口の一生懸命なところは、長谷川博己があっていると思います。演技も上手く、伝わってきました。石原さとみは、日系三世で、エリートな役を演じていました。その役は英語をペラペラと話していて、演技も上手かったです。さすが石原さとみですね。他の俳優や女優なども演技が上手かったです。この映画は、もう一度、観てもいい映画ですね。次は、4Dで観たいです。4Dなら、もっと迫力が伝わってきそうですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "この作品の感想が書きたくて会員登録しました!\n 今まで観た作品の中で最高です!入り組んだストーリーのようで、骨組みはシンプルに出来ており、早口なセリフ回しを多少聞き逃しても、純粋に主人公たちを応援できたり、ゴジラに恐怖できました。他で言われてるように荒いところもあるんですが、そこも含めて庵野作品の「味」でしょうから、個人個人の好き嫌いということで・・・。エヴァをはじめとしたガイナックス系列の作品では、「なんでこの作戦で成功するんだ?」という突っ込みどころが満載ですし。他所で言われている「一般市民が被害を受けてるシーンが少ない」「感情移入できない」という意見は、正しいですが不正確だと思います。「悲しむ家族や関係者」が出てこないというだけではないでしょうか。自分たちは普段、情報バラエティーやドキュメンタリー番組で災害の話を知るとき、「悲しむ家族や関係者」がセットになって出てくることで、現場の悲しみがダイレクトに伝わることに慣れてしまっています。3.11が発生してから数日間は、死亡者の数や津波そのものの映像ばかりが流れていて、日がたってから「悲しむ家族や関係者」が映し出されるようになるまでは、本当に悲惨なことが起きたんだとは実感できずにいました。(少なくとも自分は)「悲しむ家族や関係者」の情報の提供が追いつかず、モヤモヤした気分で状況を待つしかないこの「違和感」が、3.11にも共通するリアリティーなんだと思います。あと「感情移入」はこの映画では不要です。「こんな事件にこんな性格のやつらが立ち向かったらこんな結果になる」というプロセスを味わうための作品でしょう。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "期待を裏切らない出来。\n 日本人としての生き方、この国の在り方、怪獣映画でありながら、考えさせられる内容だった。ヤシオリ作戦開始前の矢口の演説には、涙か出た。ゴジラそのものも、流石は庵野、やってくれる。絶対に前情報なしで観ることをオススメします。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "そりゃないよ\n 無敵な様相を呈していたゴジラが、口にストローもどきを入れられ、血液凝固剤の注入で固まってしまうなんて解せない。その前に、そもそも「寝た子」をわざわざ起こして、それをやるのも解せない。ゴジラのCGは、よくできていたけど。大統領特使の石原さとみも可愛かったけど。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 22, + "review": "寝る人が多数。ヲタク、マニア以外は観てはダメ。\n 軍事、法規、怪獣マニア、ヲタクが喜ぶだけのダラダラ映画。建物や会議内容のリアリティは良いが、劇中の半分が会議。専門用語の羅列で単純にダルい。ゴジラには何のワクワクも無い。登場シーンのグロさは、まぁ良いかな程度。豪華な役者陣もチラッと出るだけの人が多数。みんな友情出演か?ってなくらいのちょい役。高評価の大半が映画としての評価では無く、単なるヲタクの持て囃し。エヴァンゲリオン被りも散見。石原さとみが無理あり過ぎる。寝てる人が何人も居ました。観終わった後、満席だった会場の雰囲気がお葬式か宿の寝起きの状態で苦笑してしまいました。正当なレビューを見ると、日本の軍事演習ドキュメントかプロパガンダかってな感じです。子供や女性なんかで楽しめる人は1割居るかな程度なので、家族や恋人同士で行ったら悲惨な事になります。実際に目にしてますので。かなりの作品を観てきてますが、ここまで高評価で自身がつまらないと思った映画は過去1本も無いです。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "リアルな\n おもしろかった。さすが庵野監督、いろいろとエヴァのテイストも感じながらも日本っぽい?戦い方でリアリティを感じられた。石原さとみは本人が悪いわけじゃないが聞いてたとおり浮いてるのが残念。住んでるところの近くが戦場になると聞いていたので、もしかして家もと目をこらして見ていたが見付からなかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "見方次第でしょうね\n 皆さんが書かれている通り、ゴジラの戦いぶりを期待して観た方にはつまらない映画かもしれません。でも庵野監督がどこかで言ってましたが、今回のゴジラは敵と戦わないので手は小さくしたとのこと。政治家、役人たちを皮肉りながら「ゴジラ=自然災害/原発」との戦いを描いた大人向けの作品だと思います。石原さとみの鼻につく英語もそれなりに楽しめましたけどね。ただ進化する前、最初に出てきたゴジラの顔は「何かの間違い???ギャグ??」って思ってしまいました。エンディングでゴジラが少し動いたりして続編を匂わせてもよかったかも⁈万人にはオススメしませんが、私には面白い映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "新たなる序章\n ゴジラの最初の形態を見て愕然。ゴジラは進化する生物だという新鮮さ。CGも粗が見えるようなものでもなく、非常に出来が良いと感じました。そして何より政府の対応、自衛隊の出動、攻撃までの命令系統と兵器や装備のリアリティー。周りからリアルを追求したお陰でゴジラにもリアリティーが出ました。今までの怪獣映画としてではなく災害映画としてゴジラと向き合った庵野監督の大金星でしょう❗とにかく面白かった。ラストの尻尾の意味と合わせて最低でももう一度見に行きたいと思っています。出来れば何の前知識も持たずに見ることをオススメします。大傑作です❗ " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "ジャパニーズ ゴジラ復活‼️\n 日本にゴジラが戻ってきた‼️何の脈絡もなく登場し、街を破壊し、他の無意味な怪獣は登場しないで、あくまで人間の脅威となるゴジラ。エヴァ的な要素はあるものの、とにかくゴジラの圧倒的な存在感に魅了されます。石原さとみの役回りが、ややウザいが、今の日本が抱えている社会背景を織り込みながら作品ができあがっていて、確かに、ジャパニーズ シン ゴジラ‼️ " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "面白かった\n 人間対ゴジラ!最高に楽しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "石原さとみ…(T_T)\n 邦画って脚本がダメなのか役者がダメなのか?この内容だったら地上波放送まで待てばよかった。石原さとみの英語が全てを台無しにしてると思います。エリート設定にしては知性が感じられない。それより彼女の英語力が…(T_T)語学力がある女優なら他にいくらでも居たのでは?可愛いくて好きな女優ですが恋愛ドラマにだけ出てりゃいいと思います。それ以上を望むと今回みたいになっちゃう。どうしても若くて可愛い女の子を使いたいんだったら杏や石田純一の娘スミレとかにしとけばよかったのに。アメリカ人が見たら石原さとみ出てきて喋った瞬間に倒れるわ(笑)夏休みに見る映画のチョイスを間違えてショックです。 " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ最高、物語普通以下\n 最新鋭の特撮技術を駆使した、ゴジラは、最高でした。本当にすぐそこに、ヤツがいるようでしびれました。長くヤツの映画に付き合って僕にとって、一番よかったようなような気がします。 ただ、ストーリーは、少々お寒かったなあ。想定外の非常事態に遭遇した時の、国の対応なんて、別にゴジラで表現しなくても、そんなことよりも、もっと我々ヒトとヤツの、辛辣な関係を描く「人間ドラマ」が観たかったなあ。「ビオランテ」のときの、少女のような、「キングギドラ」のときの、未来から来た人達のような。 ところで、ラストシーンの、かたまってしまった、ヤツは、これからどうなってしまうのかな? " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本の政治を皮肉る話\n 評判いいから台風の中、バイクでレイトショーを観に行ったのだが・・・主役が「ゴジラ」じゃない。これじゃまるで巨大台風みたいな自然災害。それをめぐる政治家の駆け引きの話。映像はとてもリアルで楽しめたのだが、不必要な人大杉!ゴジラが、何のためにどこへ向かっているのか?それこそがキモでそこがゴジラとコミュニケーションし、その存在を「真実」にするものなのに、一切何も説明なし。逆に政治の駆け引きは、細かいいらん説明がたくさん。子供でも楽しめる要素がそれらのシーンには一切無い。「ゴジラ映画」じゃねえこんなの。主役の長谷川博己は、どんな偉そうなこと言ってても、やはり全て放り出して逃げそうだし、石原さとみも、およそ大統領狙ってるようには見えない。個人的には好きな女優さんなのだが、今回はイーオンのCMのような感じ。元々俳優パートに「ドラマ」を作る気はないのだろうから、もっとゴジラとコミュニケーション取る方法を模索して欲しかった。ゴジラ駆除に何のカタルシスも無いこんなストーリーやだ。「史上最大ゴジラ」の映像だけ楽しめる映画。そこはすごいよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n 良い映画でした。ストーリーは、予想出来るものでしたが、現代の核問題について、心の奥底に、問い掛けられた気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "これはない\n カメラワーク:無駄なドアップ・不自然なカメラ目線が多い。キャスティング:全体的に違和感。シナリオ:まあ良い。音楽:初代のを持ってきたのは面白いが、映像の新しさにマッチしていない。ゴジラになる前の幼生:キモすぎる。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "物語としての出来は良い!ゴジラみえる!\n 正直期待していなかった。評価高いな(笑)みたいな感じでいましたが、良かったです。個人的にこうしたらいいなと思う演出や違和感はあるものの楽しめた!説明字幕やカメラワークは庵野さんらしい。BGMもこれ使うんだ(笑)って感じで。主にエヴァとダブルところがあるのがより個人的に楽しめたのかなと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラファンも納得の出来\n あの咆哮と音楽はやっぱり鳥肌が立つ。。。字幕版だったため、映像を単独で楽しめなかったのは残念だけど、エヴァとか怪獣特撮の名作の平成ガメラ3部作を取り入れた演出はかなり良かった。また、政治家が主人公だという切り口も震災と原発事故を経験した今の日本では虚構と現実のバランスがよく取れていて、作品の説得感が高くて、良かった。昔のゴジラも好きだった私としては、vs路線はハリウッドで、現実路線は日本でやってくれたらバンバンザイです。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 18, + "review": "100点満点で50点の最高傑作\n 100点満点で、50点分をごっそり削ぎ落として、残りの50点を徹底的に突き詰めた。分かる奴だけ着いてこい!!分からない奴は置いていく!!嫌なら観るな!!でも大ヒット!!この映画を観て、つまらないと怒る気持ちは良く分かる。しかし、俺は面白かった。つまらないと感じた人は、御愁傷様。残念。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "期待はずれ\n ゴジラは中国軍?現在の憲法では本土を武力侵攻される前に自衛行為に出る事すら出来ないこと、米軍も動けない事が表現されている。まるで映画版パトレイバーのようにおまけ程度に出るゴジラ。メインは人間ドラマで子供は喜びません。これならDVDで十分。終始眠い内容 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "おもしろかった\n おもしろかったです。政府があたふたしてるのがリアルだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "コワいw\n 住んでる東京が、あっけなく、どんどん、壊れるので、怖い。関東大震災、東京大空襲、福島原発、いろいろシンクロします。破壊と再生 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "選択肢としてはアリだけど選ぶなよな〜という台詞が好き\n 初期のゴジラ、あれウツボですよね。高橋一生さんの、選択肢としてはアリだけど、それ選ぶなよな〜という台詞が好きです。冒頭の、プレジャーボートに乗り移る巡視艇の乗組員らしき声が棒読みで、この映画失敗だったかなって心配したけれど、面白かったです。小3の子どもが楽しかったからもう一度観たいと言ってます。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 14, + "review": "怒れる優しい日本人にこそ見て欲しい\n 低評価の方はこの作品に初代ゴジラ以降の怪獣プロレスを求めていたのだと思います。であればなる程、この作品が低評価になるのも肯けます。端的にいうと、USAジラを、ちゃんと再定義したゴジラに置き換えて、リアリティマシマシにして舞台を日本にした映画です。但し、本来のゴジラが持つメッセージ性や風刺性などはしっかり受け継がれているので、マグロ食ってるようなのとは比較にならない程濃密な映画に仕上がっています。前述の通り、ゴジラ対〇〇や、平成VS、ミレニアムシリーズのようなゴジラが好きな方には少し物足りないかも知れませんが、私は今の日本に、もっと還元して今自分が所属している何らかのコミュニティに対して、やり場の無い憤りを抱いている若い世代にこそ、この映画を是非見て欲しいと思います。演者さんは、邦画に蔓延る人気と話題性重視の配役ではなく、いぶし銀の実力派ばかりです。「この人が居れば若手ばかりでも演技に奥行が生まれて映画全体のレベルが上がるよね」ってレベルの人がわんさか出て来るので、演技力の平均値がとんでもないことになってます。石原さとみさんは、英語訛りの強い演技をされており(帰国子女にありがちな、カタカナ語の部分だけメチャクチャ発音が良くなるアレです)、中にはこれを受け付けないという方もいると思いますが、私はギリギリ、シリアスの範疇に踏み止まっていると感じました。きっと役作りなどに真剣に取り組んだ結果なのだと、パンフレットのインタビューを読み感じました。未見ですが実写版進撃の巨人で、彼女の演技だけは評価する意見をちらほら目にするのは、こういうところなのだろうなと、納得しました。音楽はエヴァのBGMを担当された鷺巣詩郎さんが作成されており、エヴァでお馴染みのDecisive Battleも使用されています。抵抗があるかもしれませんが、作戦立案や進行のシーンにはピッタリですし、庵野色を期待している人へのサービスとしても、良い選択だったと思います。また、ゴジラ音楽と言えば欠かせない、伊福部昭さんの楽曲も、ちゃんと要所要所で使用されています。監督がゴジラファンの気持ちをよく理解されているのだなと感じました。劇中で使用されているのはアレンジ版ですが、エンドロールでは原曲が流れますので聴き比べてみてはいかがでしょうか。演出やカット割りなど、庵野監督の仕事の部分を見ると、監督の良い部分がふんだんに見て取れます。特に「有事の合間の日常」の表現は好きですね。ゴジラが来ているのに日常?と思うかもしれませんが、平和ボケした日本では意外と現実でもこうなるんじゃないかと思うので、作品が大事にしているリアリティの形成に大きく貢献していると思います。肝心のゴジラですが、前述の通り、この作品ではゴジラを再定義しており、従来のヒーロー性の強い「怪獣王」から、災害性が強く、人間の罪と罰を体現する初代のゴジラに近くなっています。同時に唯一の核兵器被害国であり、3.11を経験した日本人の怒りと哀しみを色濃く写した存在だと、私は感じました。視聴中、前半はゴジラを応援する自分がいました。東京を破壊するシーンではゴジラに対して畏敬の念すら感じつつ、カタルシスに震えました(ラピュタの雷の時のムスカ大佐の気分に近い?)。中二病的な物言いになりますが、核、核兵器を生み出した人間、そして今の日本のダメな部分、改善しようとしても障害になる要素。そういったものを全てぶち壊してくれるゴジラを英雄のように感じたのです。しかし、ある出来事をきっかけに日本の反撃が始まります。そうなってからはずっと登場人物達を応援しっぱなしでした。日本はWW2から、幾度かの復興と崩壊の危機(3.11等)を経て今日まで歩んできましたが、内外問わず障害はあって、中々理想の国とは言い難いのが現状です。いっそみんな壊れてしまえば良いと思うこともあります。でも、全部なくなってしまえば良いとは思えない。日本はまだ捨てたもんじゃないし、そう思わせてくれる人達が沢山いる。この映画は、そんな二律背反の感情を剥き出しにし、最後は前向きに背中を押してくれました。監督は既存のゴジラのイメージを一旦崩して、新しい物を打ち立てました。スクラップ&ビルド。劇中で登場するこの言葉が、きっとこの映画の根源的なメッセージなのでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "映画って本当にいいもんですね\n ゴジラって寂しい。みんなと仲良くしてほしい。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 17, + "review": "幼稚\n 私は今年還暦を迎えます。ゴジラはいつもヒーローです、レジェンドです。今回ゴジラの映画を見に行ったつもりだったのですが、まるで国会中継のよう。災害に見舞われたとき政府はどう対処するのか? はぁ? ゴジラを見せてください。本棚から沢山、沢山拾ってきた難しい言葉を俺はこんなに知ってるぞ!!!はぁ?俳優の長すぎる台詞にウンザリ。ラジオドラマでももう少し効果音などで雰囲気出せているのに、周りの風景ゴジラ自体一切無視。東京の見慣れた風景は、どうだ、どうだ、と言わんばかり。舞台役者でいますね。こんなに台詞覚えたよって感じの人。疲れるわ。ほかの人も言ってましたが、石原さとみ。アメリカ生まれ、アメリカ育ちのはず。品が無くプライドが無く図々しさもないアメリカ育ち。教科書通りの英語。英語を話すが英語を知らない代表。ゴジラを見に行ったはずなのに。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原発事故と廃炉\n ゴジラは原子力発電所。現実の世界では未だに福島原発事故の総括がないままに各地の原発が再起動。これでいいのか?と問いかけられている気がした。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "ありがとう。参りました。\n 嫌でも前評判は入ってくるもので。。見る前から期待している作品は大概にその期待を優に超えていくのです、最近公開されている作品は特に。シンゴジラなんてぇのは、まず!監督が好きで。長谷川博己ももちろんのこと好きで。あの…エヴァで疲れてしまった監督の精神状況もなんとなぁく知っていたうえで、今作を撮るということは軽くでもリハビリと思ってしまっていて。だがしかし。監督は特撮マニア…やるからにはかなりの\"熱\"を放出するのではないか。期待をちょいとしつつ、どうなんかなぁ精神で鑑賞。そしたらなんのなんの。あらよっと。超えていくんだもの、期待を。そりゃあね、エヴァらしさを感じますよ、見てきたからね!長いこと!エヴァを!ファンが見たらそう感じるさ!仕方ないじゃないか!!けどね!!良いんです。それもそれで!それをも!凌駕する熱を感じました。カット割りというか、画面の使い方というか。アニメと現実の間のように感じ。役者陣のセリフ量。あのセリフだと台本何冊あるのでしょう…脚本も大変だったんだろうな、と。。\"巨災対\"のメンツの濃さ。市川実日子も、塚本晋也も津田寛治もとーても良かったんですが。高橋一生が光っていた!若干の石原さとみの違和感w!こればっかりは最初からなんか変だったけどね、慣れました途中wゴジラ第3段階までの気持ち悪さ。最初登場した時、あれ、これゴジラじゃないんじゃないのか?対決する怪獣なんていたか?と思っていたら、まさか2時間弱の間で進化するなんて思ってなかった。作戦名のセンス。庵野さんらしいですねぇ。矢口プランやら、タバ作戦、ヤシオリ作戦…。ニヤッとしてしまうさ。。そして。俳優陣の豪華さも配役も、ゴジラのおどろおどろしさも、かの国との繋がり、日本が対面する未知なる災害、最後まで希望を捨てない巨災対と協力者たちと。日本の今を、大都市が災害に遭うとどうなるか、をまじまじと見せつけられた気がしました。自然と心が熱くなりました。締め付けられました。ゴジラを\"愛嬌がある\"とか\"ひとつのキャラクター\"ではなく。\"災害\"として描いている。背筋がゾッとする。これぞ「怪獣」、なのか。日本映画もこんだけできるんだぞ、というものすら感じました。素晴らしい!!何度も観たいと思わせる快作!堪らん!!!こないだ見たギャ〇〇シー街〇なんて比べものになんねぇぜ。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 11, + "review": "シナリオがダメ\n シナリオが絶望的にダメ。主要人物が直接ゴジラと戦わないで、会議ばかり。または、パソコンを覗き込んで、あー!とか叫んで、クドクド説明を始めたり。ほんと、つまらん。ドラマが無い。それがリアルなんだ、と思う人は国会の中継でも見ていたらよろしい。日本映画は、こういう映画では最上段に構えすぎて、説明で乗り切ろうとする悪癖があるね。映画でも演劇でも、説明するものはダメ! " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "現実とは虚構とは\n ハリウッド版が覇道なら本家は王道であるべきだろう。問題は本作をゴジラの王道と言えるのかどうかだが、構成や造形などでは極めて特殊なゴジラ作品なのは間違いない。しかし作品に込められた「国のあり方」というメッセージや「核」への言及は邦画では白眉であるし、自衛隊描写のリアリティ含め実は王道を行っているのだと感じた。とは言え本作ではドラマの部分は全くもってダメである。ダメというかコンセプトとしてほぼ排除された作りなのでそこに不満はある。ゴジラ作品として。出来ないことはやらないっていうスタンスなのだ。政治家とお付きの官僚によって繰り返されるレクチャーと会議は「この国のあり方」について問題視している者にとっては興味深いが、デート映画で選んだ連中にはご愁傷様というよりない。感情移入できない人間たちしか出てこない点も退屈を誘う。しかし今作では若い世代(と非主流の才能)によって国の危機(古い常識)を打ち破っていくという唯一のカタルシスが、彼らによってもたらされるので許容できる。それにドラマは描かれていないが背景としては結構深い。日本ではドラマはセリフそのもので語られる傾向があるが、今作ではそうした安易なものを排除していると擁護することもできる。この作品における日本は3.11のような巨大災害を経験していると思われる。それを伺わせる台詞があり、その際の怨念がこのゴジラを進化・上陸させたという格好だ。この部分の考察は色々な可能性があるがほぼ確定的だと思われるのは、牧悟郎が生物学を専攻していながら米国に渡ってエネルギー研究に身を置くという流れから、彼の妻が原発で働いていて災害時に政府と電力会社のまずい対応で見殺しにされたことに怨みを抱き、自らの専門分野で核エネルギーにアプローチしようとしたのだと推察される。その過程で「ある発明」をして、それは平和利用もできるが全く反対の利用もできるものであったので牧は意図的にデータを改ざんして姿を消した。この行為は1954年ゴジラの芹沢を想起させるし、その先にはマンハッタン計画への隠喩がある。だからおそらく牧悟郎は自らの発明を深海のゴジラ(になりうるもの)に対して用い、東京湾まで引き連れて解放してから命を絶ったのだと思われる。芹沢と同様に。もしかしたら今回のゴジラはビオランテ的なものなのかもしれないがその真相は語られることはないだろう。今作の主人公は矢口でありその他主要人物のほとんどが官僚ではなく議員であるというのも考えさせる仕掛けだと思う。実際はどうであれ、今作の中ではガバナンスの問題が一足飛びに進歩していく。ゴジラの放射火炎によって政権の主要閣僚がひとまとめに消滅し、押し付けられて総理になった里見は事態が収束した後に総退陣を画策して次の世代への期待を示したと思われる。巨災対のように有能で決断力のある政治家とそれに従う多様性のある官僚が力を発揮できるチームが「あの時」に存在したら‥‥と思わずにはいられない。しかしこの国で巨災対のような組織はファンタジーである。残念ながら。そして牧がこれらを期待したのでなければ筋が通らない話なのでそこは疑いようがない。引っかかるのは、大量殺害を契機にしておいて問題提起とするのかということだろう。歴史上で繰り返されたことだが。ここを掘り下げるのは映画評とは違うだろうから触れるに留めておく。また興味深いのは、米国から巨災対に送られてきた専門家チームは早い段階でドロップアウトするかのような描写がなされていた。その対比として独国のスパコンセンターと仏国の外交筋は「映画の中のこの国」の要望に対して最大限の対応を見せている。この世界がわずか二国間の薄っぺらい信頼関係のみで漕ぎ進んでいける訳もなく、また流石にこの国の多数がそのような虚構を信じてるとは思いたくないが、こういう描写も本作の「面白いところ」ではある。深いか浅いかとか多面的な描写とか言っていたらこういう作品すらこの国で映像化することは叶わないような気はしている。シン・ゴジラは、「進・ゴジラ」であり「私・ゴジラ」なのかなと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラが主役\n 単純にゴジラとの対決シーンは見ごたえありましたが、人間に感情移入できず、ゴジラがなぜ上陸してきたのかわからず・・・。う~んって感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "楽しかった\n 初代ゴジラをリアルタイムで見た人たちの気持ちがわかった " + }, + { + "date": "2016-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "続ゴジラを繋いだ評価\n 目新しい要素は見当たらない。既視感を覚える映像、編集等々に加え脚本の練りも不足。役者の芝居は何名かはキャラクター芝居で興醒めた。リズムと勢いで作った雑な作品という感がある。それでも評価出来るのは、ゴジラという系列の殻を破り、道を開いたことと、ミニチュア撮影の火を絶やさないために作品に仕上げたことだろう。二回目の観賞で追記庵野色に慣れて前回より冷静に観賞。面白く観た。やはり既視感は拭えないが、うまく纏めていてキャラもしっかり立っている。ヒット作以上の評価は不要と思うが最後迄見せきる力はたいしたモノだと思う。怪獣映画としての見せ場が意外と多いことに気が付いたのが一番の収穫だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真・ゴジラだと思った\n 1954年のゴジラを意識して作られた作品だと思う。最初のタイトルは、『ゴジラ』とおそらく1954年当時のタイトルと同じようになっていると思う。また、最近のゴジラは正義の味方であったのに対して、単純に巨大生物であって通っていくところを破壊し、向かってくる敵に反撃すると言う初代ゴジラと同じコンセプト。また初代が水爆実験で生まれたのに対して廃棄放射性物質から生まれたと言う違いはあるものの、基本的に反原子力と言う部分では共通している。そして、人類が作り出した原子力で生まれ、その人類の身勝手な理由で抹殺されると言うコンセプトは同じ。リメイクと言っても良いのかもしれない。昨年公開のハリウッドゴジラは迫力はあったが、恐ろしさ、不気味さは本作品の方が格段に上。特にCGだと思うが、高高度からの遠景で街を破壊しながら進むゴジラは最高に恐ろしい。実写のような感じで架空の話と思えない雰囲気をうまく出している。気になった点は、自衛隊が全面協力で自衛隊のアピールにかなり役立っている点。話の展開で日本も独自の軍備が必要だと言う風になっている点も少し気になった。最後にいただけないシーンとしては、最初に出てくる不完全ゴジラ。これは若干手抜きだと言わざるを得ない。昔のウルトラマンに出てくる怪獣のようなチャチさが気にいらない。そこも手を抜くところではないと思うのだが。この2点で星一つ減点。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "懐かしのゴジラ\n 続きが早く見たい❗ヘドラも出て来ないかな " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "エヴァンゲリオン前半ですね。。\n もちろん個人的感想です。使徒(ゴジラ)対ネルフ(自衛隊)でネルフだけで倒せました。パチパチ。 庵野さんに「おめでとう。」と言いたい。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野ワールド全開\n いい意味で庵野さんの世界観がとても出ていました。おそらく監督の名前が伏せられていても庵野さんの作品だとわかると思います。それぐらいです。話の雰囲気としては「もし現代の日本にゴジラが突如現れたら」という感じです。勿論、指揮の中枢は日本政府であり、トップは内閣総理大臣です。政府の対応を見ていると、今日の政府を冷ややかに隠喩しているかのようにも感じられました。(笑) その中で奮闘する主となる長谷川さんらが演じる官僚の生き様にとても感動しました。話のメインであるゴジラ。これの描写に関しては申し分ありません。とても大きくギョロっとしている目玉に驚きました。ただもう少しだけ戦うシーンが欲しかったのと最後の終わり方のあっけなさから4とさせていただきました。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 7, + "review": "ハッキリ言ってシナリオゴミだと思った。\n 特撮映像としては満足度は高かった のだが・・・シナリオがつまらな過ぎて、途中で帰りたくなるほどだった。端的に言うと、・説明ばかり・蛇足ばかり・最初から最後まで危機感が無い・なんかただ上陸したり、カウンター攻撃しただけのゴジラのほうが被害者・・・それ以外は基本寝てた?だけwまず話の中心となるのが内閣 という時点でシガラミやら法の縛り でまったくエンターテイメントに向かない内容の目白押し特別立法が~ 武力行使が~ ゴジラの体内原理が~説明長いよ・・・もっとシンプルに説明するか、必要ない下りだよこれ! と。まるで俯瞰してるかのような国民が~ 我が国の防衛が~ という視点体感的 感覚的に見れない内容だったことが輪をかけてつまらなくしてた。この映画は感覚的に見る映画ではなく更には考察しながら映画を見ようとしてもあり得ない超理解力 ご都合主義の連発で考えさせられる  とかそういう映画でもない。じゃあこの映画は、一体何が目的の映画なのだろうか。自分にはその答えはわからなかった。P.S.「これだから米国は~」「あの国(米国)はいつもそうだな!」って何度も何度もでてきましたが、監督、何か辛いことあったんですか・・・?? " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラってすごい\n 前から楽しみにしていた作品の一つです。全部のシーンがハラハラドキドキしっぱなしでした。有識者や各省の官僚、都知事、自衛隊、消防庁などなど私たちが普段ニュースで見たり聞いたりしている人たちが登場。中でも会議のシーンは早口でしゃべっていてそれがさらに緊迫感を生んでいました。ゴジラを射撃するシーンはとっても迫力があり画面に釘付けでした。衝撃的だったのはゴジラが口から放射熱を出し、東京を火の海にしていく場面です。これはトラウマになる確率大です。政治色が強めで大人向けですがとっても面白かったです。ゴジラという映画を観たのが人生で初めてだったので新鮮でした。改めてゴジラの恐ろしさ、凄さを教えられました。もう一度観たいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "初めてゴジラに恐怖を感じた\n 平成ゴジラを小さい頃見た私にとって、ゴジラは怪獣をやっつけてくれたり、メカゴジラとかで倒せる程度の存在だった。人間の味方的な。ギャレス・エドワーズ監督のゴジラも似た感じだった。 けれど、今回は完全に人類の敵、放射線や日本を憎む怪物として描かれていたと思う。ビジュアルも含め、ゴジラを恐ろしく感じた。 最終的な倒し方が原爆とかではなく、原始的な手段にしたのはよかったと思う。政治家達の早口や、制度のもどかしさのおかげでリアリティが出てた。もし、今の日本にゴジラが出たとしたら、最善の策がこれだろうなぁという感じかもしれない。 東京がボロボロにされても、現実感がないのは所々に表れるエヴァっぽさなのかもしれない。音楽とかテロップとか完全にエヴァだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "マルッとすごい\n すーごく面白かった。ゴジラはモスラのやつしか見たことないエヴァは劇場版を流して見てみただけしかーし、シンゴジラで庵野さんにハマったかも。庵野さんならではのエヴァ要素特撮要素初代ゴジラ社会問題日本を、マルッと。トータルですごい。エンターテインメント性が高い。行間がある。八岐大蛇になぞらえたヤシオリ作戦東京にそびえ立つゴジラ日本もまだまだやれるいつ復活するかわからないゴジラ日本はつきあっていかなければいけない好きな人が一所懸命作ったように感じられてところどころ抜けててマルッと素晴らしい映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本人総庵野化?\n 庵野にとっては巨神兵もエヴァもゴジラも想像力のシンボル。そういったものが東京をぶち壊した後に、スクラップアンドビルドというメッセージが出てくるなら、それは頼もしいけど‥ ぶち壊し方が嬉々としすぎ! 日本人のストレス発散大会みたいになってる。庵野作品は自虐と憎しみの要素が強いけど、巨神兵、ゴジラと、段々シンプルに幼児化してる。いくらなんでもわかり易くやりすぎ! 気持ち良く見ちゃったけど、これで傑作だの名作だのってそりゃ、みんな大丈夫? その前に俺は大丈夫か? " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "特撮映画としてまとまりよく消化不良を感じずに最後まで見た。(出演し...\n 特撮映画としてまとまりよく消化不良を感じずに最後まで見た。(出演しているとは知らなかった)高橋一生や逃げ惑う人々の中に前田敦子を見つけて個人的にお得感。アメリカ大統領特使のカヨコ演じる石原さとみのイーオンで培われたであろう英語力、素晴らしかったです。社会に向けたメッセージを批判的に感じなかった。パラレルワールドとして、完全なフィクションとして、原子力や災害を映画の中で一貫してとらえているような気がした。明らかに意識しておられるのだと思うけど。パラレルのような、と感じられたのはエヴァンゲリオン風のカットがそう感じさせるのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いい意味で予想外に驚かされた\n 当初、特に見る気も興味もなく、過去のゴジラ作品への敬愛もなく、ダンナの強い希望により仕方なくシンゴジラを観について行ったのですが…どうせ怪獣映画でしょ、くらいに思っていたのが、これが予想に反しかなり面白かったです。今の日本の危機管理体制(会議につぐ会議)にモノ申すような側面もあるように感じたり。また、たまのエヴァ臭がたまらない。ゴジラそのものは、虚構のものなのにリアルに感じさせる技術はさすが。昔のゴジラのイメージしかありませんでしたが、今回は進化する形態とのことで。。最初の登場時のゴジラ、キモチワルさマックスなんだけどほんの少しの愛嬌もそこはかとなく感じて、、トリハダもの!いい意味で期待を裏切られました。石原さとみの役どころ、もーちょい現実感ある配役できなかったのかな、とかは少し気になりつつ…でも、政府の対策本部とか、自衛隊やらリアリティありまくりでした。そして第三形態?のゴジラは圧倒的。人智を超える存在。実はこの日、仕事でちょっと落ち込むことがあったのですが、日本で核を使う判断を迫られる内閣総理大臣の計り知れないストレスに比べたら、私の今日の憂いなど塵にも満たないと思い至りました!…まさかの、シンゴジラで得た教訓w " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "てのひら返し。\n シンゴジラの評価が誰に聞いても高かったので平日の朝思い立って見に行きました。感想は最高!もう一回見ようかな?!他の友人たちにもとてもオススメしています笑。二回目見に行きました。最初の時は、ただただ画面に釘付けでしたが二回目ということで細かな部分もチェック。はぁ、細部まで美しい完成度。三回目見に行きました。BD買おうと思います。いまのところ今年no.1です。四回目来てしまった笑。95点 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "セリフが、長い\n 評価が高かったので、観に行きました。ゴジラ、初めて観ました。ゴジラがもう少しリアリティーなつくりだったらもっと良かったと思う。セリフが長く多く、疲れたのと国の対応にイライラしてしまった。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年はこれだな。\n 観た後、すぐもう一回観たくなった。諸々考えさせられる今回のゴジラですが、本気を感じました。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今回のゴジラはさすが庵野秀明監督てゆような映画内容に仕上がってとっ...\n 今回のゴジラはさすが庵野秀明監督てゆような映画内容に仕上がってとっても楽しかったですそれにゴジラからとってもメセージせいがひしひしと伝わる内容良かったです " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろな想定が出来る映画\n いろんなことを考えさせてくれる映画。ゴジラを意志のない原発のような脅威として見ることも出来れば、外国からの攻撃と考えることも出来る。今の日本には外敵に対して抵抗する術がない様に見えるが、最終的には大事に至らなかったのは極々日本的な根回しとカッコ悪い交渉、有効な武力を持っていないが故の人知による解決策の追求が大事だと感じる映画だった。でも、この映画を見て、安易に軍備が必要だと言う人もいるんだろうな。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "いいじゃないですか!\n 三大怪獣地球最大の決戦から半世紀に渡りリアルタイムでゴジラ(ガメラも)を見てきました。こちらでの評価が賛否真っ二つですので多少不安はありましたが…率直な感想としてはかなりいいじゃないですか!新しいゴジラ映画がと日本で作られると聞いた時に自分が危惧したことは大きく下記の3点でした。1.またまた怪獣と疎通できるテレパシー少女みたいなのが出てくるんじゃないか?2.またまたあまりにショボいネーミングの子供じみた架空兵器(好きな方はごめんなさい)が出てくるんじゃないか?3.ライバル怪獣の出現先ほどシン・ゴジラを観て心配が杞憂に終わりホッとしています。否定的なご意見に多い会議の早口・棒読みについては、そう?ビジネスの会議でもあんなもんでしょ?って感じでほぼ全部聴き取れましたし、責任回避のための官僚のペーパー読み上げ感もちゃんと役者さんは演技されてるなぁという印象でした。まぁ確かに尻尾からまで放射熱線を出す必要はないかな?(笑)口からだけの方がカッコいいと思います。その他の不満点としては劇中伊福部楽曲を新たにリメイクしていますが、その音や線が細くショボいこと。あれならオリジナルをリマスターして流してくれた方がよっぽどカッコいいですね。否定的なご意見も理解できる部分はありますが、個人的には総じて近年(と言ってももうずいぶん経ちますが)のゴジラシリーズの不満点を払拭し大人の鑑賞に耐えうる映画だったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "すごく良かった。\n この映画は、公開してすぐ見に行きましたが、迫力がすごく面白かったです。ゴジラが出てきて、東京を壊し、人が避難しているところは、地震などが起こったときみたえでした。途中に、矢口とカヨコが同じ気持ちになって、ゴジラを倒そうとするのは良かったと思います。最後、ゴジラを倒したところは、すごくすっきりしました。また、役がみんな合ってると思います。矢口のあの一生懸命な役には、長谷川博己が合ってると思います。石原さとみは、アメリカ大統領の特使の堂々とした感じがすごく合ってると思います。また、英語も上手く日本人とは思えない英語力だと思います。この映画は、もう一度見てみたいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "子供と2回目を鑑賞\n その話題性ゆえに溢れかえっている本映画のレビューですが、その中で「子供向けじゃない」という主旨の言葉をよく見かけました。そりゃそうだ。大人でも処理できないセリフの乱れ打ち、単語の意味すらわからない子供ではどうしようもないだろう…と、私自身も初見の際に思いました。とは言いながら「でもな…」と思うところのあった私は、「多分面白くない」事を言い含めた上で10歳(小4)の息子を連れて映画館へ。実証実験です。(「シンゴジラ」が「クレヨンしんちゃん」とコラボしてくれていたことも幸いしたようですが、コラボ先間違えてないか?)結論から言うと、すごく面白かったそうで、もう一回見たいとの事でした。ね?(いや、誰に言っているわけでもないんですが)まあ、この親にしてこの子あり。彼の言葉の中には親である私からの影響や、私への媚びがあるかもしれません(最初に「面白くないか」って言い含めた反動もあるかも…)。だから、世の子供達を平均した時、彼の感想はマイノリティということになるのかもしれない。でも。それでも、この作品が「子供向けじゃない」という言葉で一刀両断されるような映画ではない、といういち証拠にはなったかと思います。某監督がおっしゃっていた「子供を舐めたらいかん(意訳)」という言葉が胸にあったんですよね。確かにある程度までの小さい子だと、訳わからん上に「怖い」ってなるかも。でも、この映画は、(私も含めた)ある程度以上の大きい子供達には、その「怖い」の少し向こうにある「ワクワク」を感じさせてくれるのではないかと思ったりしています。ある一定の大人たちは、過去のゴジラを「子供向け」として認定している様ですが、うちの子はゴジラを見たことはなく、仮面ライダーやウルトラマンにもあまり興味がありません。彼の目にはこの映画はどんな風に映ったでしょうか?大きくなったとに、その印象がわずかでも彼の中に残っていれば、彼にとってこの作品は名作になるでしょう。私?私はすごく楽しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "民放テレビでどうぞ。\n カネ払って、劇場で観るシロモノではないね。セリフだらけで、なに言ってるのかも解りにくいし。子どもの頃に観たゴジラは、もっとヒューマンドラマだったけどなぁ~。時代が変わったのかな?この技術、手法で、違う脚本 演出で観てみたいとは思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "最高のゴジラ先輩と、最悪だった石原さとみ\n 「シンゴジラ」見てまいりました。恥ずかしながらゴジラシリーズは、エメリッヒ版と渡辺謙出演版しか見たことがありません。ですが、とても面白かったです。このシンゴジラ、とにかく面白いです。シリアスでありながら重苦し過ぎず、随所に織り交ぜられる笑い。カットもポンポン切り替わり、セリフは少し早いながら、テンポはすこぶる良いです。個人的には、本家ほど完成度は高くないけど、北野武の作風に近いものを感じました。怪獣登場シーンは、シリーズ初見だからなのか、ポカーンでした。これ誰?ゴジラ?間抜けヅラしてる。てか気持ち悪すぎて怖い。覚醒後のゴジラは強面で好印象。武蔵小杉決戦では丁寧にゴジラの強さを描いているし、文句なしです。これは多くの人が思うと思いますが、石原さとみのキャラクターは気分が悪いです。となみに僕は、石原さとみは好きです。米国から送られてきたエリートに全然見えないし、何と言っても作品に合ってないし面白くない。例えば実写版デスノートの細川茂樹のように、落ち着いていてドッシリしていないと成り立たないキャラクターのように感じました。進撃の巨人といい今作といい、石原さとみは少し役を選んだ方がいいと思いました。笑 総じて、傑作です。子供も楽しめるかと言われると微妙ですが、万人が楽しめる作品に仕上がってると思います。この勢いでシリーズ化していき、たくさんの怪獣が見れることを願います! " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "庵野の作戦笑える\n  ゴジラ出現を受けた政治エリートたちの葛藤と執行とが中心に描かれ、「エヴァンゲリオン」にあったような自我の混乱と救済、とは掘らないまでも、新(真?)ゴジラ像=新(真?)日本人像を模索し、ひとつ希望を指し示す結果となる、一本通ったシンプルな流れは、案外質素でわかりやすく、面白かった。 国のトップ組織周辺の、丁々発止・けんけんがくがくの議論重ねる描き方は、もちろんエヴァを彷彿とさせるものだったが、情報やりとりのマンネリと、べたっと平面的な構図の画面が続き、途中で飽きを感じざるをえなかった。この点の緊張感を演出する手法は、やはりアニメ畑の限界だろう。原田眞人版「日本のいちばん長い日」のそれを思い出したもの、情報の種類と量・カットの構図ともに遠く及ばないのは残念。 「ゴジラ」のアイデアは素晴らしく、「エヴァンゲリオン」は素晴らしく、どちらをも同時に彷彿とさせるだけで、好き者には嬉しいのだろうから、そうしたマニアックな映画としてとどまるかもしれないところを、突き抜けた点があった。ゴジラをいかに倒すか、その作戦がじつにユニークでどこかレトロで、コミカルですらある。この作戦のユニークさは、エヴァにもあったが、しかし観客の誰彼問わず面白く、初めて触れる人にも支持を得たのではないか。庵野監督の手腕にわくわくさせられた。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "さすが庵野監督\n いゃ〜本来の敵役としてのゴジラを、期待通り描いてくれました。エヴァンゲリオンの味付けもいい感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "頑張ったリアリティ\n 現実にゴジラが現れたら日本政府はどのように対応するか、を主軸に描かれ大人向けのしっかりしたものだった。しかし、第一形態のゴジラが気持ち悪い着ぐるみで登場したのには少しガッカリした。また、「ガッジラ」には白けてしまう。それ以外は、普段の街がいくつも出てきて、ぶっ壊されている非現実的なところが現実に起こりうる天災に当てはめているようだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "「真」のゴジラを思い出した\n ああ、そうだ。ゴジラって本当はこうだったんだ…と思い出した。阪神大震災、東日本大震災、今年なら熊本の地震。人間の力じゃどうにもならない、なんでどうしてこのタイミングでやってくるのかわからない、恐ろしい自然災害。そしていつまでも戦争をやめられず争う人の愚かさ。そういうものが集まって形になったのが、戦争の遺物である核兵器のせいで突然変異し怪獣になってしまったゴジラだった。この映画を酷評している方で「これは自分の知ってるゴジラじゃない!」「こんなのゴジラじゃない!」と言っている方は、本来ゴジラはどういう経緯で生まれたことを知らないのかなと思う。私も小さいころに慣れ親しんだゴジラは、宇宙からやってきた怪獣と戦ってやっつけてくれる、心優しい怪獣ヒーローで、地球の守り神みたいなイメージだった。でもそれは後からゴジラシリーズの方向性が変わったことでできた要素であって、本来ゴジラは悲しくて恐ろしいものだった。幼心に、親に初代ゴジラのビデオを見せられて、わけがわからず不気味で怖かった。その時の感覚を「シン・ゴジラ」は今になって思い出させてくれた気がする。そしてそういうものに対するたくさんの大人たち。役柄の名前はほとんど覚えていないけれど、むしろそれがリアル。実際に災害が起きたとき、一生懸命働いている人はほとんど名前を知られないままなのだから。そしてそういう人たちのおかげで生きていけるのだ。この映画の主役は、そういう人たちだった。怪獣ゴジラという存在を柱にした、極上の群像劇でした。見に行ってよかった!!! " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "胸熱くさせる映画\n 2時間画面に釘付けでした。好みは当然あると思うけど、ゴジラファン・エヴァファンは是非見て欲しい映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4DXで見る必要は無いかも\n 予想以上に面白かった。特撮映画にありがちな子供騙しな映像とか、オモチャみたいなセットとかはほとんど無かった。庵野さんの脚本だなぁって感じが色々出ていたのも良い感じ。ただ4DXで見る必要はほとんど無いね。1,000円高いだけだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "シン・ゴジラ祭に参加\n 『シン・ゴジラ』祭、参加してきました。話がきちんと成立している(筋が通っていなかったり、無理やり・強引すぎる設定がない)点で、去年の『巨人』祭より安心してみることができました。ただ、何だろうかこの悶々とした感じ…と鑑賞後の消化不良感が強く。よくよく自分の感情を深掘ってみたら、この映画には共感できるキャラクターが誰もいない、宇宙人みたいな人たちが「この国を守るんだ!」とか言ってるからだ!と気づきました。守る理由を持つ人が誰一人いなくないですか。何のためにそんながんばっているのか。各省庁のつまはじきものが集まって、日本を救うプランをひねり出す。この人たちがもう少しボンクラ感あれば。才能が濃すぎてチーム内でケンカしちゃうとか。童貞とか(やるまで死ねない)。どうしようもなく好きな彼女がいるとか。家族がいるとか。そういう、人間っぽいところがなくて、ただ淡々と仕事している。何のためにがんばっているのか。クールすぎて、現実感なくて怖いなぁ、と思っちゃいました。数日たったシャツふつうにきれいだし。日本という国に既存の法や制度や戦力の想定外のことが起こったら?というif的な映画で、見所はそこなんだとは思います。けど、なんか「俺たちがなんとかしてやる、天才だから。お前は何もできないだろ」感が強くて、ああ、私はこういう時には何もできない役立たずの人間だ、と突き付けられて馬鹿にされているのかな?と感じてしまうのでした。(それが制作側の意識だと感じてしまって余計に違和感強まるっていう。) " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 11, + "review": "期待しすぎはダメ\n ネタバレ覚悟あるなら迷ってる人みて評価も高く、予告もうまく作られており、非常に興味を持たされるが、箱を開けてみたらびっくり!これ...おもしろいか?いきなりゴジラを出して来て、おお!ってなった次に感じたのは、イモムシじゃん...そしたら急に進化して、でっかくなって対処できねー!ってなんやねん。そして始まる政府のダラダラ会議作戦ももっといい作あっただろって突っ込みたくなるような作戦。本当につまらん。唯一良かったのが、自衛隊のシーンで、ゴジラの圧倒的絶望感を出したとこかな。これどうすんの...?ってちょっと興味が湧いた。でもこの後がひどい。ゴジラ力使いすぎでちょっと休憩!はあ?動かないでどうすんの...ゴジラ硬直し、その間に覚醒した政府がスラスラ会議で、ゴジラ倒せる作戦できた!これでゴジラ倒すぜ!そして、口ん中にホース突っ込んで冷凍保存最後はゴジラを背景に「ゴジラと共存していくんだ!」「でも、溶けたらミサイル発射よ!」何この茶番...もっとリアリティがほしかった。ゴジラの造形は見事出し、迫力もあったただ、このアホみたいな物語はなに...そしてこの言葉に騙されない方がいい大人向け?難しい言葉並べてるだけで、いらねーだろってとこばっか。実際内容は難しくない災害を再現?どこが?ただの怪獣映画歴史に残る?数ヶ月後には忘れられてるでも日本の技術では結構頑張った方だろうし、最近の特撮系の邦画ではいい方だと思う。(巨人とかゴキブリはひどい)後、エヴァンゲリオンの監督ということで、めっっちゃエヴァ風の音入るし、撮影も似てる。画面の切り替え方とか。結論言うとレンタル待ちでいいですね " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "見事としか言いようがない\n 開始早々に現れる尻尾に興奮。主役の登場の仕方が適切で感心安心。直後の上陸では、その姿におっかなビックリ。人間が皆歯車の一部で鬱陶しくない素晴らしさ。次々と展開される場面を目の当たりにして、「なんという見事な映画を観てるのか。」と舌を捲く。お次は、自衛隊による第4形態への攻撃の見事な演出に涙が出そうに。こんなに感情を揺さぶられるとは。そして、ついに血を流すゴジラの口から熱線が出た時、未曾有の災害の比喩であるこの怪獣が泣いているように見えた。ここまで完璧なのか。最後は、無人在来線爆弾がゴジラの身体を駆け上る素晴らしさ。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "特撮好きならアリ\n 昭和+特撮+エヴァな感じ。作り物だなーと分かる部分は多々あれど、主役のゴジラは中々迫力有り。自衛隊の武装機器が結構あるんだというのと、ここまで協力してくれる物なんだという点に驚き。前半はお役所仕事が続き、簡単に終わっちゃい(全滅しちゃい)そうな雰囲気満々。絶望感漂う中からの復活は込み上げるものがあった。色々な人が参加していたが、柄本さんと國村さんが良い味出してた。エンドロール見ると、出てたの?って人も沢山。。。普段邦画観ない人でも一見の価値がある映画なのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ\n キャストもストーリーも迫力ももちろんゴジラも圧巻。ここまでの衝撃はアメイジング・スパイダーマン2以来。。。邦画の素晴らしさを改めて感じる。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "面白い!\n こんなにいろいろな感想が浮かぶ映画は久しぶりです。本気で作った映画、というのはやはり見応えがあります。怪獣映画として、特撮映画として、反原発映画として、映画史に残りそうな、貫禄ある作品でした。メインキャストも魅力的です。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "久々の力作\n これほど多くの企業、団体の名前がエンドロールに流れた映画を知らない。取材だけでも想像を絶する労力だったろうし、しかもそれを映画にフィードバックしなければならない。まあ苦労すれば必ずいい映画が作れるわけではないけど、映像の端々にこだわりのリアリティが散りばめられているのがわかる。故・青木雄二氏の漫画みたいな偏執的なこだわりを感じる。まあ総理大臣がやけに物分かりが良いとか(笑)、細かい突っ込みどころは多いものの、並外れた造り手の執念が込められているのは間違いない。よほど斜に構えたひねくれ者でもなければ楽しめる映画でしょう。よくぞ限られた予算でここまで作り上げたもの。感服しました。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "こういうのが見たかった\n 半端な通気取りがエヴァっぽいとかパトレイバーっぽいとかCGしょぼいとか色々言ってますが、そうだとしても今回のゴジラが大変素晴らしい出来であることは、歴代ゴジラの殆どを見た立場から自信を持って言えます。どうやら人を選ぶようですが、自分が観た回では小学生がすごく面白かったと興奮ぎみに話していたので、年齢は関係ないようです。ここまで特撮愛を感じる作品は滅多にないのでお薦めです。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "情報量が多くて処理するのに大変!\n うーん、イマイチ。キャストは石原さとみ以外良かったと思う。専門用語が飛び交う会話の内容についていくのが大変。いろいろとメッセージが込められてるのだろうし、改めて考えるところはあるが、ストーリーとしてはそんなに面白くなかった...。もう一度観たら、もっと気づきがあるのかな。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "最強設定にするとこうなる\n 人類サイドの物語の進め方はスピード感出せてて良かったです。物語進む中で段々ゴジラのスペックが解っていくハラハラな感じも良かったです。ただ、最強設定故に生存競争など考える必要が無くて知能が皆無、本能だけで動いてる単細胞生物過ぎたので、退治のされ方は最っ…高にダサかったです!シリーズいちの木偶の坊だと思いました、せめて虫くらいの知能が有れば…いや、人類滅びてたか…。続編臭わすB級映画ならではの終わり方しましたが、次はもうゴジラじゃなくなってそうなので名前は変えて欲しいですね。あ、あとエヴァファン喜ばしたろ感がウザくるしかったです『アー、ハイハイ』的な。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "あ、ゴジラ。\n 始まって早々に庵野監督ってわかるテロップにカット割りの速さ。20代後半なので、僕らの世代で言うとゴジラはどちらかというといつも悪い怪獣を倒してくれているイメージがついてしまっていた。2014年のハリウッド版のゴジラも自然災害の脅威としながらも人間の味方である演出だった。ただ、今回のゴジラは本当に初めて放映したゴジラのように、人間の手自らで招いた最恐の自然災害。「あ、ゴジラ」だと改めて思わせてくれた。初放映のような人間の醜態さを出していてくれたと思う。少し前までゴジラというブランドの怪獣を目立たせて連作を作っていってしまったからゴジラは終わってしまったと思うし、ゴジラといえばどこか幼稚っぽいというイメージがついてしまったのだと思う。ゴジラは元々、リアルな怪獣を使って人間を捻くった社会性のある映画だったはずなのにどこかそれがなくなってしまっていた。本当に改めてゴジラという社会性のある映画を観れて満足しました。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "内容は面白いけど、、、\n 今までのゴジラ映画っていう目線で見ると、「え!?」ってなるけど、新しいゴジラ映画っていう目線で見ると、「なるほど、こんな感じか」って感じになります。(わかりにくくてごめんなさい " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "正直期待ハズレだった\n ゴジラの誕生映画とあって格闘シーンはない。正直期待はずれだった。ゴジラ映画というよりは日本の官僚映画、非常事態でも最後は自分たちの出世に利用しようとするしたたかさを垣間見る。何故評価が高いのか分からない。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "市川実日子\n が早口でまくし立ててて良い感じ。その他はピンと来ず。防衛大臣役の余貴美子が、靖国稲田を先取りしてて、あんまり笑えない。科学技術館屋上?が太陽を盗んだ男みたいに武道館の近く。長谷川和彦への敬意なのか? " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ネタバレなしで\n バレなしなら最高の一言。言いたいことが無いワケではないが最高。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "うまれて初めての怪獣映画。\n 全く見るつもりが無かったのですが、おもろいおもろいという絶賛の嵐に触れて、気になってみてみました。ゴジラもモスラも全然わからない私です。怪獣映画はうまれて初めてみました。それでもゴジラとは何かを1から定義してくれたので置いていかれません。政治家をその働きぶりも知らず、汚い事してそうという偏見で嫌っていますが、その仕事ぶりの片鱗を見られて、大変なんだね、と思いました。すいません。会議シーンが面白かったです。予告で聴いていてドン引きしていた「ガッズィーラ」発言も2時間のなかではそう気にならずでした。私はエヴァンゲリオンも全く知らないのです。庵野秀明といえば、安野モヨコの漫画と風立ちぬでの声とアニメの「彼氏彼女の事情」でしか知りません。語り口が「彼氏彼女の事情」に通じるものがあるなーとは思いました。面白く見られました。IMAXでみました。すっごく迫力がありました。個人的には月9ドラマの「デート〜恋とはどんなものかしら〜」が大好きなので、ニート高齢DT巧(長谷川博己)と、その幼馴染でヤンキー風味の宗太郎(松尾諭)が、キリッとして絡んでいたのが、めっちゃ楽しかったです。あの二人がやり手の政治家って!!! " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "文字通り「現実な虚構」極上エンタメ\n 無人の在来線が一斉にゴジラに激突して揺動し、車体が空中に舞い上がるシーンなんかは興奮が高まりすぎて終始ケタケタ笑ってしまっていた。特撮やジオラマに対する審美眼が全くと言っていいほど鍛えられていないため、「見たことあるなぁ」という程度の風景(がビシバシ破壊されているところ)をスクリーン内で観るだけでやや興奮する。ゴジラも特撮にも興味を持ってこなかった私にとっては、生まれて初めて火を使ったかつての人間の祖先のような気持ちかもしれない。人によっては「近い将来起こりうる首都東京への巨大災害時、もしくはゴジラが上陸しちゃった場合に政府や住民がどうなっちゃうかが語られてる」というようなドラマ的な部分に注視してる方もいるようですが、個人的にはそのような部分に真価は無く、もちろん石原さとみや高良健吾のような俳優陣(無理やり低予算で新ゴジラの監督を引き受けた挙句こいつを使えあいつを使えと押し付けられた庵野監督の心中をお察しします」でも無く、広角レンズを効果的に使用したカメラワークとか、理解する前に展開してしまうテロップ(タイポグラフィ)とか、執拗なまでにこだわり抜かれたビジュアルが最高だなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "シングルヒット\n 現実にゴジラが現れたら、政府はどう対応をとっていくのか…。それを見ているようだった。平成ゴジラの怪獣同士の対決ではないため、ゴジラの原点回帰とも思うような作品だった。昭和ゴジラを見たことはないがそのように思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "ゴジラはそこにいない、人間だけの自己満足作品\n 正直言ってこういう作りのゴジラは期待していなかった。核とか復興やらのメッセージ性はすでに過去作品で完結しているので、そこは潜り込ませなくてもなぁ。そして政治色はまったく気に入らない。確かに日本は危機管理に弱いが、あまりに傍観者的な緊張の感じられない展開はいらないんだがなぁ。リアルを追及してやってる風なんだろうけどね、甘すぎる。キャスティング&チョイ役は凄いんだけどね。でも肩書だらけで、あぁまたこの手のお祭り邦画かと辟易。庵野さんもこれやっちゃうんだとガッカリ。石原さとみなんてまったくもって不要キャラだし。登場人物はもっとスッキリさせようよ。個人的にはビオランテやデストロイヤーあたりの時代の作りが好きなので、もっとベタにゴジラを暴れさせてほしい。ああいう終わり方は嫌いだ。“神”を冒涜してるようで・・・。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "子供向けの映画では無いよね\n 怪獣映画ではなく、ゴジラと言う未曾有の大災害に対処する日本政府を描いた災害映画。子供と一緒に行くと子供は寝ちゃうかもwハリウッド版の様な派手な演出や軽快なテンポは無いが、良い意味でも悪い意味でも日本らしい映画でした。庵野監督らしい演出が随所にありニヤリとさせられました。ネタバレになるので言いませんが、派手に動かない分、覚醒した時のゴジラに度肝抜かれましたwゴジラ怖くて良いです。旧作ゴジラの音楽をわざわざ使ったのは好き嫌いの別れる所かと。監督らしいと言えば監督らしいけど。現在日本にもしゴジラが現れたら、日本政府はどう対処するかをリアルに描いた、新しい切り口のゴジラ映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ、映画館で観てよかった。 感想言いたいんだけど、興奮し...\n シン・ゴジラ、映画館で観てよかった。感想言いたいんだけど、興奮しすぎてまとまらん。。。色々深かったなー。とりあえず2Dで正解っ!予告も、公式サイトも、何も見ずに行ったのもよかったかなー。大好きな竹野内豊さんも出てるし、長谷川博己さんとのコラボも見れたし。もう一回映画館で観たいくらい!とにかく楽しかった!大満足っ!!! " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "2014年ハリウッド版ゴジラより面白かった\n 早々に海からゴジラが登場し、上陸するシーンや、それに対応する政府のあたふた振りがリアルで、映画の世界に引き込まれ、最後の方まで興奮しながら楽しめた。俳優が豪華キャストで、あの人までちょう役で出てたんだと後で分かる程だった。自衛隊の紹介みたいなところがあり、政治的な臭いもしたが、アメリカに核を落とされそうになる等、ストーリーがリアルで考えさせられ良かった。幼生のゴジラの目が死んだ魚の目みたいで、いまいちだったのと、血液凝固とか言いながら、血管でなく口に流し込んでるのは、あれで効くのかって思ったが、映画館で観て良かったと思える映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "みんな人の子だねー。(笑\n 昔ながらのゴジラを好きな人もエヴァンゲリオンが好きな人も楽しめると聞いて観ましたが、、、その通りでした!!全体のストーリーだけでなく細かい会話のやり取りとかアナログな感じとか、、、可笑しかったり、楽しかったり、興奮したり。なかなか楽しめましたよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "シンゴジラ\n 途中で、エヴアンゲリオン出てくるかと思った。そんな分けないんだけど、雰囲気的には出てきてもおかしくない。ゴジラが出てくる時、今の日本らしい感じが満載。責任、責任、責任。あーそんな感じだわ。リアル。ゴジラに挑む感じも、きっとこんな感じだ。分かる気がする。何もかも、リアルっぽい。よくある、ハリウッドの感じとだいぶ違う。これはこれで、ありだな。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実写版「新世紀エヴァンゲリオン」です。\n 実写版「新世紀エヴァンゲリオン」です。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "期待どおり\n 前半部分の何とも滑稽に映る政府の動きも、後半の作戦実行段階も、どちらも完璧だったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エヴァ,ゴジラ\n エヴァのエッセンスが盛りだくさんゴジラが巨神兵に見えたね。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "映画館で観るべき作品\n 無駄のないストーリー、思わずクスッと笑ってしまう小ネタ、セリフや行動と対比させたカッコイイ映像や音楽、スピード感のあるスマートな演出、一時も目を離せない戦闘シーン、全てが好きでした。熱の入った役者陣の演技も素晴らしかったです。何よりも上演後の観客の「この映画すごい」というざわめきがこの映画の素晴らしさを物語っていると思います。好き嫌いは激しく分かれるでしょうが、わたしは今まで観た中で一番好きな作品です。何度でも観に行きたくなる傑作。映画館の大スクリーンで、爆音で観るべき映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "人間の可能性を見た\n シンゴジラで良かった処はゴジラという巨大な虚構を、現実感を伴った人間(組織)のドラマで包み込むことでスクリーンの向こうの世界を自分と地続きの世界のように感じさせてくれた点です。これまでゴジラはテレビで数本見ただけですが、そこに映っているゴジラも対応する人間(組織)も現実感は薄くキャラクターにも物語にも気持ちを通わせる事は出来ませんでした。一方の本作。ゴジラは人間の都合や思いなど寄せ付ける余地もない禍々しさの塊で、天災がゴジラの形に固定されたようです。これに対応するのは当然ながら政府、自衛隊、消防や警察などの各組織であって過去作にあった科特隊のような超常部隊の超常兵器など出てきません。それどころか自衛隊の出動にも何ステップもの会議や法整備に時間とエネルギーを割かれるという日本的な組織体制が描かれ、いざ出動したものの政府から幕僚、現場指揮官、隊員へと攻撃可否が上意下達される迂遠な様がいちいち差し込まれる徹底ぶり。だがそれが良い。この上意下達の様こそが自分が本作に没入できた一番の理由。小さな描写の数々を細かいカット割りでテンポ良くつないでいく事でドラマにスピード感を持たせつつ緊張感も持続させる。登場人物も総理は総理として決断の重責を負う一方、役名も付かない1カットしか登場しない多数のキャラクター達も同様に懸命に働く場面を描くことで、本当に日本の総力戦であることを納得させてくれる。大きな組織が動くには何をするにも沢山の人間がかかわらないと機能しない。上流、下流といった上下関係ではなく、全体が有機的に繋がることで組織としてのパフォーマンスを発揮する。本作でも大きな才能を発揮するキャラクターは何人も出てくるものの、それも所詮は組織の中の一つのパーツでしかない事を描きつつも、そのパーツがそれぞれの場所でそれぞれの役割を最大限に果たそうとすることで絶望しかないと思われた状況に一縷の望みを繋ぎ止めて見せてくれる。お仕事映画としてとてもよく出来ていると共に、人生を肯定的に捉える目を開かせてくれる作品です。同様の感覚はディズニー映画のシュガーラッシュからももらいました。また本作のゴジラは3・11などの自然災害のメタファーと捉えることもでき、日本各所の復興に対して在住者のみならず日本全体として向かい合う気持ちと核という強大なエネルギーへの畏怖を新たにさせてもらえる作品でもあります。と、絶賛の態で書きましたが他の皆さんが言われている通り突っ込み処のような箇所もありました。ただそれも見る人の世代、特撮への好悪などなど個々人の感覚によりますしまずは一見されてみてはと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "凍結ジュース核廃棄物味?\n 最後のトンデモ作戦までは完璧。こんな面白い映画あるのか!と大興奮。不評のさとみちゃん出演シーンでさえ許容範囲。彼女はあの重要なセリフを言うためのヒロインでしょ?最終決戦前の矢口の演説に泣かされた後の展開が...なんて言うか口あんぐり。だけど、何度でも観たいと思わせてくれる映画はそうはないので☆5ということで。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "初めてのゴジラ\n 今回私は初めてゴジラを見ました!「ただゴジラが叫んで街を壊しているだけの映画だろ」そんな浅はかな考えで友達と鑑賞したところ「マジかよゴジラさんマジスゲー(゚Д゚)」ってなりました(笑)いやほんとリアルなんですよ。ホントにゴジラが出現したらこうなりそうだなと思った次第です。もちろん初めてでも気軽に楽しめました(・∀・)監督がエヴァ作っていた関係か少し似てるような印象がありました。しかしそれはほんの一部だけでした。笑える要素も少し含まれており最後まで飽きずに楽しく鑑賞できる映画でした! " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "破壊のカタルシス\n とにかく巨大で異形の何かが現代日本を壊して回る。それを映画館の大画面でこれでもかと見せ付けられるのはある意味爽快だ。ノリとしてはヒラコーの漫画に似たものを感じる。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "総力戦\n 観ていて、あっ総力戦だなって感じた。音楽にエヴァが使われているのも聞いて、「俺は「庵野秀明」だ!俺は俺でしかない!」という想いも感じられて、そこから想像出来る命懸けっぷりに対して、シビれた。キャスティングもこりゃ総力戦だな、命懸けだなって。やっぱ認められるべき人が認められてもいる感じで、それは観てて心地良かったな。みんな全身全霊で演じている様がサイコーッ。もう、いろんな所からなり振り構って無さが感じられて、気持ちいいよ!良かったよ!全体から「邦画終わらせねえぞ!」みたいな感じでさ。ホント、終わらせないで、邦画。こうなって来ると続き、ゴジラ対怪獣ってのも観たいけど、エヴァの4作目も観たいし。そうなると、なにがどれで、いつがいつになるんだ?うーん、なんか考えると憂鬱になって来るから、思考を停止! " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "加点方式で一億万点\n たぶん何か色々足りてないものはある気がするんだけど、変なホルモンが脳味噌から出てるので細かい事はどーーでもいい。まず、モノクロのスーツと温度の低い目をしたおじさん達が延々小難しい言い回しをこねくり回してる地味な会議シーンで異様にテンション上がる。執拗さで押し勝っている。早口と舌量と時間の長さで、威圧してくる。ただの会議シーンなのに。ゴジラもすごい。第四形態まであるとか聞いてない。ミサイルの集中砲火でも微動だにしない。火炎放射をごぼごぼ吐く、終電前の新橋でこういうおじさんいるなってくらい吐く。全身からビームが出る。しかも水と空気だけあれば生きていけるらしい。もうよくわかんない。人間が相手にしちゃダメなやつ。新幹線と電車とタンクローリーもすごい。ぶつけると強い。京浜東北線やら山手線やらがゴジラに向かって突っ込んでいくシーンの疾走感には、血湧き肉躍った。あいつら普段はすぐ遅延するけど、やる時はやるじゃん。タンクローリーもよくやったよ。ゴジラ、泥酔して水飲まされてるOLみたいな顔してた。はたらくくるますごい。「好きなことをやれ」っていうテーマに違わず、とにかく心の小2を解放してくれる映画なんだけど、登場人物は賢く狡猾な大人達なのがグッとくる。理性的な政治家が、理不尽の塊と、破天荒に戦う。「現実対虚構」だ。\"無いこと\"で魅力を出すのがうまいなと思った。例えば感情表現で、誰も泣き叫ばないし、勝っても歓声は上がらない。それでも十分、その時々の感情に共感できる。あと、CGが妙にチープで、予告見たときとか映画の序盤は気になってたんだけど、それもどんどん魅力的に見えてくる。ゴジラのビームは郷愁だ。イイ大人が東京駅をぐちゃぐちゃに潰して喜んでもいいんだな、映画の時くらいはって思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ほとんど覚えてないが小さい頃好きだったゴジラが蘇った やっぱりゴジ...\n ほとんど覚えてないが小さい頃好きだったゴジラが蘇ったやっぱりゴジラはハリウッド版より日本版懐かしの着ぐるみ?みたいな古い感じを思わせる目ん玉ギョロ目のゴジラから進化してあのジャケットのゴジラに進化する進化前の古臭いゴジラが日本の特撮感が出てて良い政治家達のアタフタさ、やれ法律だのやれ対応がどうだのと実際に関東大震災が起きた時の対応が想像できるような描写会議室の机の下から盗撮するようなアングル、邦画独特の沈黙を挟む間、何処となく締まりがない総理大臣のキャラが印象的石原さとみの英語はネットでも色々書かれてたけど、まぁ良いんじゃないかな、竹野内豊の方が上手い気がしたけど英語喋れる女優他に居ると思うんだけど、あそこまで豪華キャストで固めなくても感が否めないもっと英語喋れる若手女優とか天才学者役で若手とか使うと新鮮なんだろうけど、それをやると大根揃いになってしまうのがハリウッドとの違い小出恵介や斎藤工のエキストラなみの一瞬さ、エンドロールでクレバ出てたのの驚きは凄い「ゴジラ、完全に沈黙」「ヤシオリ作戦」とか、もはやただのエヴァあの謎のクレーンポンプ車?みたいなの初めて見たラストシーンは色んな憶測が飛び交っているが、さすがエヴァの監督、僕にはもうアダムにしか見えませんそれでもフルCGゴジラのリアルさ、政治家達の滑稽さ、意外なカメラアングル、実際に想定外の事態が起きた場合を想像させる臨場感、総じて面白い映画 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "もう期待できないのかも。\n ゴジラの素晴らしい作品は、ゴジラVSデストロイヤーで終了した感がありますね。今回は特にゴジラ自体にかっこよさが無くガッカリ。また、主役はゴジラなのに、最近の刑事映画のような人が一杯出てきて、ストーリー自体に筋が無い。ゴジラ映画30作品を見てきて、31作目で初めて、途中で寝てしまいました。次回作はゴジラVSデストロイヤーで親ゴジラが放出した放射能で、ジュニアがゴジラになったシーンの続きから、ストーリー展開したらどうでしょうか?昔からのゴジラファンが感動するような作品を期待しています。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "オレ的邦画歴代ナンバー1です。\n オレ的邦画歴代ナンバー1です。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "東京大空襲、原爆、東日本大震災を越えて\n 何年かぶりの和製ゴジラの新作『シン・ゴジラ』、ロードショウで鑑賞しました。昨年秋の文化庁主催のシンポジウムで、平成ゴジラ中興の祖・大森一樹監督が、「ゴジラは映画のスター。スター映画というのは、ファミリー映画。庵野と樋口にはファミリー映画が撮れるのか」と述べていましたが、さて・・・各国が太平洋に無断投棄した放射性廃棄物を食料とした古代生物が巨大化し、東京に上陸。自衛隊を中心に政府は対応しようとするが法整備すら出来ておらず、対応ができない。その間にも巨大生物は変態し、さらに巨大になっていく・・・というストーリーは、第1作目の『ゴジラ』の焼き直しである。というか、そのままである。たしかに、政府の対応方法や細部は異なるが。その異なる部分が今日的な視点である。第1作では、ゴジラ出現の経緯は太平洋における核実験。今回は放射能廃棄。さすがに、現在、太平洋での核実験は行われていないので、そのように改変しているが、「核に対する無自覚さ」というのが根底にあることには変わりない。また、第1作では「東京大空襲」の悪夢の再現のようなゴジラのゴジラの襲来は、今回は明らかに「東日本大震災」の再現である。幼生のゴジラがのたりのたりと川に沿って遡ってくるのは、津波のイメージだろうし、その幼生(一部変態するが)は引き波のように海に還っていく。還っていった後に残ったのが、瓦礫と放射能なのだから、これは福島のイメージだろう。(瓦礫の山の前に、長谷川博己演じる矢口が立つシーンは、震災後の写真を彷彿とさせる)とここまでは、太平洋戦争を東日本大震災にスライドさせたイメージで進むのだが、後半、完全変態した成体形ゴジラになってからは、ゴジラ本来が持っている「原爆」の恐怖のイメージが沸々と滾(たぎ)ってくる。ゴジラに対して、国連の多国籍軍が編成され、ゴジラを駆逐するためには、熱原爆を落とすしか手がない、それを日本が許容できるのか、というハナシになってくる。このあたりになると、心底、恐怖が増してくる。なにせ鑑賞したのが、広島・長崎に原爆が落とされた日の直後だったからね。この、無謀な策を、「復興」の名のもとに受け容れようとする政治判断も描かれ、背筋が凍ってしまった。しかし、この映画は、第1作の焼き直しである。東京に原爆は落ちない。落とさせない。核に対して核、という回答はあってはならない。第1作では、オキシジェンデストロイヤーという科学の力(しかしそれとても、武器になりうる可能性がある)が投入されたが、今回は、「技術」である。コンクリートミキサーとコンクリートのクレーン注入機で、ゴジラに血液冷凍剤を注入しようというのだから、科学ではなく、「技術」だろう。この技術志向は、かなり興味深い。SF(空想科学映画)的解決ではなく、あくまで、技術。ゴジラ退治のシーンは、まさしく、大規模工事現場の様相。あれれ、なんだか既視感が・・・樋口真嗣が監督した2006年の『日本沈没』では、太平洋プレートのひずみに巨大な鋼鉄製のプレートを打ち込んで、日本の沈没を食い止めた。あれに似ている。ただし、今回のやや乱暴ともいえる血液冷凍作戦は、映画的には驚く効果を残した。(というか、この画を撮りたくて、この作戦を採ったのだろうけど)それは、冷凍剤注入中に覚醒したゴジラが立ち上がり、そのままの状態で固まってしまう画。そしてその固まったゴジラは事態収拾後も立ち続けている。原爆の象徴=原爆ドームのように。無自覚な放射能施策を忘れてはならない、と告げいるかのように。東京に原爆を落とさせなくてよかった、と告げているないかのように。冒頭に挙げた大森一樹監督の発言を振り返ってみると・・・第1作目の『ゴジラ』は、そもそもファミリー映画ではなかった。スター映画でも、ファミリー映画でもない、「恐ろしいゴジラ」を現代に蘇らせたのだから、この映画、成功だろう。ただし、この映画は、これで完結であり、凍り固まってしまったゴジラが蘇る日は、スター映画・ファミリー映画になるかもしれないが。評価は★★★★(4つ)としておきます。<追記>エンドクレジットでは長谷川博己、竹野内豊、石原さとみと並んで(他の多数の出演者の後に)、野村萬斎がクレジットされていましたね。パンフレットを買えば書いてあるのかもしれませんが、これは、ゴジラ役でしょうね。今回のゴジラはオールCGとのことですが、その元の動きのモーション・キャプチャを野村萬斎が務めたものと推し量りました。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "エンタメ作品としてこれが作られたことが嬉しい\n ゴジラは一つも見たことないし、庵野にも何の思い入れもないが、評判がえらい良かったので見に行ってみたら、納得。興奮したし、フィクション映画を見て初めて恐ろしいと感じた。明らかに東日本大震災とその後の原発事故を意識した演出とストーリーは、見ていて本当に辛かった。特に蒲田上陸のシーンは津波そのままだったし、放射能炎で東京が焼かれるシーンはあの時の気仙沼を見ているようだった。初代ゴジラは原水爆の被害をテーマに、B29の空襲ルートに沿って東京の街を襲撃したらしいが、今回の「この時代にこのストーリーのこの演出で」という感じは、ある意味では見事な先祖返りをしてみせたのかも知れないと思ったり。この作品に出てくる官僚と政治家、あまりにも有能過ぎないか?と思わんでもないけど、何かと自粛ムードを醸し出したあの出来事を、こういうエンタメ作品に昇華してみせたことが何より嬉しい。それに、安っぽい「絆」とか場違いな恋愛ドラマを一切挟まない、滅茶滅茶地味な映画でも面白いもの作れるのだと知らしめてくれた点も。あと尾頭さんがめっちゃ良いキャラしてた。石原さとみは、まあしょうがないか…。浮いてたけど。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "エヴァ色全開\n 気持ちいくらい、エヴァ+ゴジラで気持ちよかった。あのティンパニーが「デーンデーン デーンデーン ドンドン」っていう曲はそのまんまでした楽しかった〜 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "真神新・呉爾羅\n 面白かった。印象的だったのは、これぞ真形態の上陸したゴジラを丸子橋で自衛隊がアパッチや10式戦車等で迎え撃つシーン、米軍空爆後の今までに見たことない炎を吐きながら背ビレや尻尾からも熱線ビームのシーンは史上最恐でBGMとともに神秘的、東京駅での戦いで高層ビルを爆破して押し倒したり新幹線やら電車での攻撃は新鮮で面白かった。血液凝固剤(?)を飲ませてやっつけたみたいだけど最後の尻尾の先の意味深なガイコツ(?)は何?次回作はこのカチカチになったゴジラをどうしたら面白くなるだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "久し振りの傑作\n いきなり東京湾の海底トンネルに現れ、羽田のポンプ場から我が家の近くのドブ川を通り蒲田で暴れたときには、驚きました。うちの近所のドブ川の橋は大破、ご近所のマンションもボコボコでした。私の家にも瓦礫くらいは飛んできたのかも。ただ、あの形態はゴジラではないです。川崎からの再上陸には、防衛ラインが多摩川に置かれ、前の職場の近くの河川敷に戦車隊が配置されたときには、再び驚きました。あと面白かったのは、政治の駆け引きです。内閣の決断力の無さ、責任の所在の押しつけ、憲法第9条と日米安保条約との兼ね合いなど、なかなか自衛隊の出動もままならないことが分かりました。在日米軍も困るでしょうね。戦争法(平和関連法案)に関心がある人も見るべきです。音楽ですが、最初の伊福部さんのゴジラのテーマが流れたときには、懐かしくて涙が出そうになりました。人類が反撃に出た時にかかる「怪獣大戦争マーチ」にも心が熱くなりました。とにかくうちのご近所の方々には、お薦めの映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "日本らしさの良いとこが感じられた\n 監督がアノひとなので、エヴァっぽさが随所にみられるけど、全体的にリアリティ高くて世界観から覚めることがない。CGも中途半端じゃなくてがんばってるし、政治家の動きなんて、踊るみたいならしさもあり、泥臭さもあり、映像もドラマも見どころ満載!特撮とバカにせず観ることをお薦め! " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 7, + "review": "ゴジラが大好きで今回新作が日本で作られると聞いてとても楽しみにして...\n ゴジラが大好きで今回新作が日本で作られると聞いてとても楽しみにしていた。が、なんとまあ期待はずれというか。良い部分ももちろんあった。まず、ハリウッド版ゴジラと違って、始まった瞬間に事件が起こって、ゴジラの登場が早かったこと。そして最初から最後までリズムよく進み、間延びしていたり飽きるところがなく、最後まで一気に見れたところ。退屈する時間がなかったところがこの作品の良かったところだと思う。それと、ありがちな主人公の恋愛や家族物語が一切なかったところ。シンプルで、完結。これは良かった。しかしそれ以外まあ本来のゴジラとはかけ離れた期待はずれのものだった。ゴジラに関して言えば本来のフォルムから大幅に異なり、手が小さくなり脚が太い。しっぽもやけに長い。それに歯が小さい。これは個人的にとても気持ち悪かった。ピラニアみたい。もっと普通に歯を生えさせれば良かったのに。。目が魚の眼みたい。なんか本来の眼じゃない。全体のバランスが肥満の洋ナシ型みたい。しかも口だけじゃなく、背中や尻尾からも放射。しかも一番気に入らないのは、口から放射した時に顎が2つにカパァと割れるところ!!!!バイオハザードのゾンビの進化系みたいな、エイリアン的な感じ。ここまでするならゴジラである必要ない。これは本当にショック。こんなビジュアルにした理由が聞きたい。ゴジラがこんなフォルムである必要がどこにあるのか聞きたい。他には、石原さとみの英語も気を散らす。これも必要性を感じない。ゴジラを見るにあたってそこにこだわったのが謎。あとは主人公が政治家ということで、指揮をとるだけなため、戦場との距離が遠い。よってあまりゴジラと戦うところの緊迫感、恐怖感があまりない。住民のゴジラに対する恐怖感が強調されていないため、本来ゴジラが登場した時のみんなの恐怖というものが感じられない。また、あまりにもよくできすぎた戦略。瓦礫だらけで、道にトラック何台も通れないはずなのに、なぜかゴジラが倒れたところにすぐ車が到着して凝固剤を口に流し込む。え?がれきは?なんでここにゴジラが倒れるってわかったん?疑問が残りますね。。今思いつくのはこれぐらいですね。まあ期待しすぎました。監督が庵野ということでエヴァファンは褒めるのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "基本、特撮は嫌いなのですが\n 庵野さん色(岡本喜八監督色とも言える)たっぷりで、良い作品でした。『トップをねらえ!』を彷彿させる作品でした。音楽は、酷評されてるみたいですが、エヴァファン(ガイナックスファン)には、「あっ!この曲は!」って思えて、そこまで酷評される理由がわかりませんでした。今度は、4Dで観に行こうかと思ってます。欲をいえば、パンフレット、もう少し価額をあげても良いので、充実した内容にしてほしかったです。予告15分は、ちと長いです。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "感想\n EVAの影響はあると思います。ゴジラの目が作り物ぽく見えて、ずっと気になって、仕様がない。新幹線爆弾、在来線爆弾は、有り?? " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかおもしろい\n ゴジラって実はあまり見たことなかったかも。日本を日本人が守るという点、官僚と政治家の感覚のズレや様々な許可に時間がかかる点などなど。難しいところもあったがなかなかよかった。日本に3度目の核爆弾を落とさせないってところは感動。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "個人的には\n パタースン役を菊池凛子にして欲しかった!! " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "思ってた以上に面白かった。\n あまりにも、賛否が分かれてたので逆に気になり、個人的にみたい理由の一つが最後の一押しになり鑑賞。前感想にあったように、確かに専門用語とかセリフが多く早口。でも理解なんとか出来るしそのスピード感がより深刻な状況を加速させて行き。自然or人の考えを超えた災害時の政府の動きや、やりとり、国同士の互いの駆け引きなど、子供の頃にみた微かな記憶のゴジラの印象とは違う角度でグッと見守る気持ちで見入りました。個人的にはとあるシーンの人々の信念や行動に、災害時のニュースで見たなんとかその状況を打開しようと頑張った居た方々の事を思い出し泣いてしまったり、色々な気持ちが沸き上がりました。ゴジラも怖いながらどこか『カッコイい』の思ってる自分も。エヴァも好きなので「あ~庵野監督だわ」と思える所もしばしば。役者さん達も本当魅力的で、平泉成さんの読めないようなでも…っとなるのが個人的にうるっとまたしました。見に行って良かった作品です。因みに私が見たくなった理由は、『ゴジラってまともに全部見たことないかも(子供の頃過ぎて断片的にしか覚えてない)』『庵野監督ってのも気になる。(エヴァ頑張って)』『長谷川さんや魅力的なキャスト(豪華!)』そして同じ理由の人が居るかな?と思うのは。『まさかのマフィア梶田さん!?(しかも庵野監督直々オファー?!)』結果『ここぉ!!?あぁ、ハマり役ですわ(笑)』と緊迫した中のまさかの個人的オアシス(笑)もう一度みたいですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "霞ヶ関の役人は見ると苦笑い\n お役所仕事が結構リアルで苦笑い。庵野監督だけにただの怪獣映画だとは思ってなかったけど、ある意味想定しえない脅威に対して日本はどう動くのか?警鐘を鳴らした映画かも。若干ネタバレだがラストシーンの尻尾にへばりついていたあの人間?は行方不明の教授?庵野監督何しでかすか分からない面白い人認定! " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "(訂正)まあまあ\n ヱヴァンゲリヲンが好きなので、庵野監督がどういう実写を作るのか興味があり鑑賞。しかし特にゴジラへの思い入れもなく、本当に子供の時に見て以来のゴジラ鑑賞。まあ政治家の決断力の遅さによる混乱などちょっとデフォルメされてる感はあるものの、リアルな早口トークを取り入れて3.11の震災をベースに作られてるなあとは思ったが、その会話がまあ入ってこない。この部分とゴジラがほとんど動かずなんか経費削減しているようで気になった。しかし後半にかけて壊滅的になった東京の景色の見せ方や、一致団結して立ち向かっていくところなど盛り上げ方がうまく、最終的にはまあよかったかなと。しかし巷で絶賛されているほどいい映画だとはさすがに思わなかったというのが率直な感想。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観る価値がある\n とても大人な向けゴジラだった。シン・ゴジラのシンの意味が深いと思う。ただ後ろの席で観てた子供達には足をバタバタさせて退屈モード 大人は釘つけでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "すごい\n 面白いとの前評判を聞き、期待しすぎずに観に行ったのだが、期待を上回る面白さ。米軍機のゴジラへの攻撃で市民が地下鉄に避難するところとか、なんかリアルで怖かったハリウッド版ゴジラより好き " + }, + { + "date": "2016-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "意外だった。\n 庵野監督だから終わらない物語なのだろうと思って観たが、ちゃんと完結してた。石原さとみの役所が不評のようだが、次回作では大活躍するのではないだろうか。また、ファーストゴジラへのオマージュが随所にあるので予習して行くと更に楽しめる映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "もう何言ってもネタバレになりそうやけど、とりあえず観た方がいい! ...\n もう何言ってもネタバレになりそうやけど、とりあえず観た方がいい!ゴジラにも庵野にもエヴァンゲリオンにも触れた事ない私にも楽しめた。しかし、面白かったー!って言っちゃっていいんかなコレ。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "初心者にも優しい\n 怪獣映画ね(笑)、ゴジラの知名度にあやかった有名アニメ監督の映画だからつまらないだろうと見に行く事なんて微塵も考えていなかった。Twitterの評判が大変よく、たまたまクーポンがあったので何の気なしに足を運んだら何だこれ。面白いじゃないか。まるでドキュメンタリー…安っぽい人間ドラマや恋愛描写、素人でもツッコミたくなるような馬鹿な行動や唐突な御都合主義もなくて邦画にありがちなイライラが一切ない。ゴジラの既存知識はほぼ皆無(原爆だか水爆だかで出来た怪獣?程度しか知らない)で、特撮怪獣映画は何となく敬遠していたがこれは見に行かねば勿体無いと思う。知識無しでも十分楽しめる。リアリティ溢れ手に汗握る展開を大画面と重低音で楽しめるのは映画館だけだ。そしてスーツや制服のカッコいいおじ様だらけ。やったね。幸い、今一番話題の映画なので女性の一人客も見かける。私もその1人だった。性別で行くことに二の足踏んでいるなら臆する事なく一歩踏み出して。仲間はいます。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "日本あるある\n ゴジラの出現を前にして、国際情勢あるある、官邸あるある。日本人はこうやって皆で頑張るしかないと思わせるいい映画だった。そう思うのは日本人だけかもしれないが…。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "凄い映画\n 現在日本で作れるゴジラで、ここまでやり切ったというのは素直に賞賛します。内容はキューブリックの「博士の異常な愛情」のような、思考実験に近いものをゴジラを通して作成していると感じました。思考実験の中身は大まかに2つ、「日本に想定外の脅威が現れたら、日本は対処できるのか」と、「大量殺戮兵器に対抗するには、より強力な兵器の使用以外に方法がないのか」。映画の細かい評論は僕には出来ませんが、上記2つの、今の日本に日々降りかかる重大なテーマを、映画として描き出すことが出来ていると感じます。良くも悪くもとても日本的な展開と解決法で、「これは核に頼る欧米人には作れない、本物のゴジラだ」と、感心します。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えアリ、改善すべき所もアリ\n ※自己満レビューです。観たことのある怪獣系映画がガメラ、マグロゴジラ、ゴジラFWとまぁ殆ど観たことが無かったのですが、レビューで「架空兵器無し」「政治的な対応などが見られる」と聞き、軍事や政治(中道)大好きなので飛びつくように映画館に観に行きました。序盤、ゴジラが東京を歩きまわって街をぶっ潰すのですがそこで自衛隊を防衛出動させるかどうかの総理の決断力の無さ…ようやく防衛出動させ、さぁ攻撃!って時に住民数人いるから止めとくわ!って…庵野が政治系の作品作るってことは現実への問題提起するだろうなぁとは思ってたけど、さすがにあれは観ていてイライラしました。中盤、ゴジラが更に進化してビーム吐きまくり都心やそこから避難している人を破壊し尽くすのですが、それは爽快というより恐怖でした…… 法の縛りから解き放たれた本気の自衛隊や米空軍をもろともせず、それらが街ごと薙ぎ倒されるのは邦画では味わえない恐ろしさでした。終盤、ゴジラがエネルギー装填中に主人公たち(?)が有効な攻撃手段が無いのか模索するのですが、この辺り蛇足多すぎ…石原さとみが核兵器の恐ろしさを語り出したり、新総理がラーメン食べてたり、主人公が政治はどうだとか語り出したり…流石に観てて興ざめしそうになりました。ここ最後の作戦のために自衛隊が全力尽くしてる!とかにすれば良かったのに…あと、ゴジラの血液固めてエンドってなんかショボくないですか?とはいえ、評価するべき点はたくさんあります。インデペンデンスデイみたいに下手にハッピーエンドにしなかった点恋愛要素や慣れ合いがなく、ジャニーズなんかも出なかった点日本の映画のダメだと言われる点を排除し、観易い映画になっていました。あと、自衛隊が出た事などでこの映画を叩いてるいわゆる左系の方々、ちょっとそれは違うんじゃないかと思います。疑問に思った点・シッポのレーザー殆ど活躍してなかったけど出す意味ある?・最後の核兵器使わなくても背中レーザーエネルギー切れにさせてバンカーバスターやハープーンで叩けば倒せそうじゃね?・米海軍殆ど出て無かったけどなぜ?いろいろ書きましたが、とても良い作品だったと思います! " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 12, + "review": "こんなゴジラが見たかった!\n とにかくゴジラの描き方がすばらしいです。自然災害級の被害をもたらすものの、その行動予測ができず、対処法も見い出せないという恐怖は計り知れません。ありえないと思っても、もし自分の住む街にゴジラが現れたら…と考えてしまうほど、ゴジラに対する恐怖が現実味を帯びて感じられました。一方で、無駄な話し合い、楽観視、決断の先送りなど、政府がまったく頼りにならない存在として描かれ、日本の危機管理に不安を覚えました。現実はこうあってほしくないものです。作品に込めたメッセージとか、人物の描き方とか、そんな難しいことはさて置いて、全編にわたって漂うエヴァ臭、巨神兵を思わせる既視感、昭和を思い起こさせる特撮などが嫌いじゃなければ、絶対楽しめる作品だと思います。見終わってから、率直に「おもしろかったー!」と感じ、誰かと感想を話したくなる作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "寝むたかった\n セリフ、録音が、アニメみたい。アフレコですか?核で、ゴジラを東京で殺すというの有り得ない。うちのの息子の小学生でも、阿呆らしいて言ってる。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "初代『ゴジラ』の現代版アップデート\n 大傑作!改めて言うまでもないことを改めて言うけど庵野秀明は紛れもない天才だな『グッドフェローズ』のように全編見せ場で圧倒的情報量を捌き切る編集。畳み掛けるような台詞は日本映画でいえば『駆け込み女と駆け出し男』に似ている。もちろん背骨は『日本のいちばん長い日』で『リンカーン』のような根回し映画でもある。そして何より初代『ゴジラ』の現代版アップデートである全編見せ場のような編集が素晴らしい作品を観ると『グッドフェローズ』を引き合いに出すのは俺の悪い癖。まあ大好きな作品なんで許してくださいよゴジラがおぞましくてカッコいい。ウルトラマン派の俺が鞍替えしそうになったよ『シン・ゴジラ』は当然エヴァ(ヱヴァ)ファン必見。クライマックスは「ヤシマ作戦」やし音楽もそう。これ観たら早くヱヴァ完結編作れなんて言えなくなる『シン・ゴジラ』を鑑賞中に「ゴジラが存在する世界には松井秀喜が存在しない」と思って勝手に悲しくなった " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "「神」「新」「浸」「真」\n ゴジラシリーズは子供の頃に見たのをうっすら覚えてるのと最近やったアメリカのやつしか見てませんがに今作はなかなか面白かった。人々の味方で悪い怪獣を倒してくれてたあのゴジラが初代よろしく人間相手にやりまくる。しかも全方位攻撃できるとかほぼチート級の強さ、最大級の絶望感。個人的にはゴジラ第一形態の特撮丸出しのビジュアルがツボ。ウルトラマン出てくるんじゃねえかと思ったwあの気になるラストシーンは「見てる人間が考えろ」というお決まりのやり方なんでしょう。そのやり方、嫌いじゃない。…それとも次回作の布石?別に専門的な文句はこれといってないけど強いて言うなら「そのちょい出しゲスト必要?」ってトコが気になったかな。手塚とおる、平泉成など必要な台詞がある必要な役どころならまだわかるけど小出恵介、前田敦子、KREVA、犬童一心、石垣佑磨、片桐はいり、斉藤工など「え?そこに金かけるの?」みたいなちょい役ゲスト陣。ちょい役すぎて出てる事すら気付きにくいほど。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "初めての4DX\n イオンの4DXにて鑑賞。ゴジラファンとしてはプレデターみたいな口とか??どうなんだろうと思うところもあったけど、4DXの迫力もあり十分楽しめた。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "個人的に\n 楽しめる内容だった。ただ、子供向けではなく万人が観れる内容でもないかと(^_^;)庵野監督らしい官僚の方々や対策本部の方々のやり取りがメインな感じでした。そしてとにかく情報が多すぎてビックリでした(;・∀・)庵野作品の割にちゃんと1話完結してたのも良かった(^-^)ここからネタバレになります。今回のゴジラは気持ち悪く不気味で怖い‼予備知識なくこのゴジラ観たらトラウマになる人も居るのではないかと思うほど。。。ハリウッド版の様な躍動感は無いものの日本のゴジラらしいどっしりとした存在感はありますね。人の8倍の遺伝子情報を持ち凄まじい勢いで進化し体の表面にいる微生物がバリアの役割をしてるようで機関銃やミサイルを受け付けないし、地対空のセンサーを持ってるのに電車爆弾が有効になるのが不思議な感じもしたけど見応えあった(笑)8月12日 追記話が飛躍過ぎるけど、シン・ゴジラってエヴァンゲリオンのエピソード0的なポジションになりそうな気が…ゴジラ=イブ次回作があるならゴジラが動き出して東京に核が落とされて、セカンドインパクトが起こり人類の半分が…って考えすぎか(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ!シン、新時代\n 最近の日本映画では、バッグの出来栄えです。すげ〜Y(>_<、)Y ヒェェ!、良かったです。この監督さんに感謝します。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ただ1つだけ。\n 内容はよかったもの、なぜ大杉さんが総理大臣だった?途中で出てこなかったけどアホ総理感だけだった " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "肝心の迫力がない\n 109シネマズエキスポシティIMAXレーザーにて鑑賞。日本一のスクリーンで見たのに迫力がない。二年前に見たハリウッド版のゴジラはゴジラの最初の咆哮で、ビリビリビリッ!とカラダに響いたけど、今回は全くナシ。CGが気になるのがボクの悪いクセ。気ぐるみっぽさの残ったゴジラはゴジラファンには受けがいいのかもしれないけど、ボクには不自然に見えた。多分、アニメだったらよかったのかもしれないけど、実写となるとあの映像では足りないなぁ。実在感を感じなかった。役者は序盤の映像での声のみのところが素人演技で萎えた。他の役者もコメディのようなステレオタイプの演技で見るべきところはなかった。特に石原さとみ。あれじゃかわいそう。泉役の人も。ちょこちょこ有名人が端役で出てるのもノイズ。監督の力量なんだろうな。ボクはエヴァファンではないのでエヴァっぽいところに高揚感も感じない。ゴジラ愛、特撮愛にはあふれていたかもしれないけど、目新しいものはない。話は特撮っぽいのでいいかなぁと思う。アオイホノオって漫画を読んでるとこういう映画を作りそうな監督だなぁと思った。大きなスクリーンでゴジラの音楽を聞けるのはよかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァ感\n エヴァを実写化したような作り。カメラワーク。無駄なカットのように思えるものが心地よい。まぁこんな撮り方する映画監督なかなかいないですよね。でも思い切りの良さといい計算高さといいゴジラって何だっけ!?みたいなムチャも面白かった。現代人に問う!みたいなこの監督のスタイルはうまく観客に考えさせますよね。ただリアルに描く現代人の中で、「ゴジラ」というものだけ映画の世界の中になかった、知らないという設定って難しいなと感じました。(つまりあの生物を見た瞬間、リアルなら「あの謎の生物…ナッシーかゴジラじゃね!?」となって、架空の生物が本当に…みたいな事になるはすが、ゴジラというものを日本人は知らない事になっている)普通に観る分には違和感ないですが、だったらゴジラじゃなくてもよかった気もします。笑ゴジラってなんだろう、と改めて思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "お金払っても見て良かった\n 良かったの一言石原さとみさんは駅前留学のたまものなのか " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "今年ベストどころじゃない!!言葉がもはや追い付けない!!\n 去年は『怒りのデス・ロード』に全細胞が歓喜したのに、まさかもうこんなに早く歓喜されるとか予想外!!しかも邦画で、大作で、ゴジラ映画でよ!?誰が思った!?会議シーンに膨大台詞、強烈フェイントすぎるゴジラ(第一形態、第二形態のシャレにならない気持ち悪さw)…マジで宣伝巧すぎだろって口開くほどビックリしたのに、本編自体も全身硬直しちまうほどの素晴らしさ(放射能が大きく絡んだ社会派要素がこれまた最高)!!ちょいちょいエヴァのBGMとか類似作戦挟んでくるけど、それがねぇ陳腐じゃなくて、ニヤニヤサービスなのも良い(ほんとそこで笑わせるとか、庵野さんはやっぱ天才)!!しかも豪華すぎるキャストが添えもの程度じゃないのも良い!!芝居自体の感想だと、作っている感は否めないけど、今回ばかりは作っている感がしっかり功を奏してた(余計な感傷をバッサリ切った庵野さんの判断スゲエ)。主軸がキャッチコピーの様に”ニッポン(現実)VSゴジラ(虚構)”だし、英知でゴジラに挑む話な以上、余計な装飾邪魔だしね(昨今の邦画の超大作でこんな実験精神あった?)。とにかく俺はこのゴジラ、マジでマジで大好きだ!!Blu-rayの発売日が決定したら即予約!!久しぶりに日本映画に”風化されない映画”が来たよ!! " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "レイトショーで\n えーとこれ、映画として成立してますか?・脚本…おもに台詞が政治家が言わないだろうオープンで裏の無い物ばかり。思ったことを思い付きで発言してるかのような薄っぺらさ。キャラの過去や性格が一切語られない事と相まって、人物像がどれもペラペラ。シリアスな場面でも響いてこない。・カメラワークが変。手前に物があるようなカメラは変ではない。それ以外の、主に主役が誰かと二人で会話するシーン。なぜ背景を強調したり変に引いたりする…。俯瞰で風景を映すシーンはやけに早く切り替わる。没入感が損なわれる。ゴジラが町を破壊するシーンでは何故か下から視点が多い。モブの個性は全く表現してない作品なので誰の視点なんだか分からなくて萎える。と言うか我に帰っちゃう。カメラが動くシーンではやたらとカメラが揺れる。そのため、素人っぽい映像に。オマージュなのかどうか知らんけど、変なトコが多い。そのため、誰にも感情移入出来ない。映画の世界に入り込めない。ストーリー的にご都合主義と言うか、流れが決まっててそこに乗ってるだけみたいなのは…まあどうでもいいか。クライマックスはポンプ車がゴジラに群がると言うカッコ悪い事になってる…。これで感動するとか、名作だとか意味が分からない。レイトショーで安くて良かったってのが正直な感想。ドヤ顔で海外に発表したら恥かくよコレ… " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なるほど!\n オープニングのエキストラの演技に興醒めしたけど、庵野氏の伝えたいことを理解が出来ず、評価を低くする人は、それまでの感性なんだろう。音楽も映像も日本映画界最高の出来だと思う。しかも、ゴジラがあんな形から進化するなんて…本当、その過程が福島の原発事故を彷彿させる。前例のない事への対処日本人の誇りと知恵と勇気を感じよ! " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 18, + "review": "オタクに媚びて承認欲求をくすぐるだけの浅薄な映画\n ゴジラシリーズの今までの凡作・駄作の数を鑑みれば、映画として平均程度の出来栄えになっていれば特撮ファンとしては絶賛を以て迎えようと思っていたが、現実は無残なものであった。なるほど映画を何かとても崇高な物だと思っていたり、自分は特別だと思っている層には、難解な専門用語が飛び交う会議シーンに高揚感を覚える事は、自らの価値を相乗的に高めていると錯覚させてくれる格好のデバイスだろう。「凡人には分からない会議シーンの良さは自分のような選ばれた人種が認めてあげるんだ」と。『リアリティ』を言い訳にして、ここまで手を抜いた会話シーンをよしとする監督の作家性と、そこを何故かとても好意的に解釈するオタクファンの思考には全く共感する事が出来ない。CGの出来もひどいもので、ゴジラの全ての形態において体表のディテールもモーションも作り物感丸出し。第二形態の体液や、第四形態の足運びなどは噴飯物である。ギャレス・エドワーズ版のゴジラで散見された「暗くてよく見えない」と言う不満点に対抗して昼間のシーンを増やしたのかもしれないが、夜のシーン、それもハイライトになるはずの放射熱線撒き散らしシーンでさえ閉口するような出来栄えなのだから、もっと上手く技術力のなさをカバーできなかったものか。ハリウッド並までは不可能だし望んでもいないが、せめて邦画と言う枠の中ではある程度上位に来て欲しかった。ある意味では特撮のチープさは旧ゴジラ(特に平成VS)シリーズらしいとも言えるが…。また、劇中あれだけエヴァンゲリオンを意識した演出でエヴァンゲリオンファンに、伊福部音楽で旧ゴジラシリーズファンに媚を売っておきながら、「私はやりたいようにやった」と言うセリフを作中の登場人物に言わせて逃げを打つ姿勢もとても不快である。監督として世に出す作品に対してこうも責任の放棄をされては出来上がる作品がこの程度の出来栄えなのもさもありなん。最後の尻尾を意味ありげに映すシーンも、謎を残したまま終わればファンが勝手に誇大解釈をしてくれる事を期待しているようにしか見えなかった。絶賛意見の傾向から見るに、普段邦画は見ないのに「邦画は終わっている」と勝手に決めつけ、数少ない名作を見つけた気分になりたい人、恋愛パートや人間ドラマが存在するだけで苦痛に感じる非リア、自分は特別な審美眼を持っていると思っている人、安易なプロバガンダに影響されやすい人にとっては名作になるのではないだろうか。なぜかわざわざ放射性物質を異常に短い半減期に変換してくれるゴジラをとりあえず凍結させただけで、日本に対する前向きなメッセージとして受け取っちゃう前向きな人もいるんだなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "4番 DH シン・ゴジラ\n まず、日本の映画でここまで圧倒される作品ってありますかね ないでしょ いや、あるかな いや、ないわゴジラがあまり動かないとか文句言ってる阿呆もいるけど、そこはDHなんだから目を瞑ろうよ。守備につかなくても、いいじゃないか ベンチでじっとしててもいいじゃないかその代わりデッカいのを幾つか打ったろ、満塁ホームラン級のをぶっ放したろ 火炎放射と背中からの光線はビビったろ あれだけの活躍したんだからヒーローインタビューよ ボロ勝ちよ " + }, + { + "date": "2016-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "まじやばい。鳥肌。泣いた。\n まじやばい。鳥肌。泣いた。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "怪獣映画であって怪獣映画ではない\n ロゴとか古い感じの音楽とか全体的に昭和初期?っぽい演出になってますね。しゃべりが早口なのも古い記録映画っぽくしてるんですよね?問題のゴジラですが、不気味で恐かったです、邪悪です。この作品、怪獣映画であって怪獣映画ではない。初代ゴジラがそうだったように反核だとか、忘れたころにやってくる自然災害の恐ろしさや原発など人類に警鐘を鳴らしている…といった部分がおそらく根本にあるんだろうなと思う。うむーっと唸らされる内容、けっして子供向けではないおとな向けの映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラの蓋\n  「太陽の蓋」並みにリアルです。ゴジラがいることを除けば。と云うか、2作、併せ観てほしい。真逆のジャンル映画ですが、意外に共通点が。その理由は、何故、私たちの前に、ゴジラが現れたのかと、関係あるような気がしてなりません。 観たことあるな~思ったら、巨神兵ですね。さすが、庵野ゴジラ。『キミは、マクロス創りに来たのか?、ここは、ナウシカのスタジオだぞ』当時、宮崎監督に怒られたスタッフがいたそうですが、きっと庵野さんですね。怒られた甲斐があったようです。 「太陽の蓋」並みのリアルさ。怪しい科学者に、役人と軍人とマスコミが、右往左往させられる姿は、「劇場版パトレイバー」を彷彿とさせます。つまり、私の好物が、海鮮丼状態に。ゴジラの蓋を開けたら、エンターテイメントの宝石箱や~、なわけです。 得体の知れない使徒が、槍を担いで怪獣退治するかと思いきや、人がいちばん大切なものは…な展開に、じ~んときちゃいました。汎用人型決戦兵器とは、私たちの知恵と勇気ということでしょうか。 映画の後で食べた海鮮丼、おいしかったな~。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "想像以上に面白かった。\n ゴジラと言うより使徒だったけどね。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本人を舐めんなよ!\n 神をも超越したモノに、日本人が日本人らしく立ち向かうシーンの連続に、魂が震えました。巨災対のメンバーの会議シーン、首相代行の国連説得シーン、そして何より無人在来線爆弾!日本人としての誇りが目覚める映画です! " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "迫力満点!!!!\n ゴジラの予備知識ゼロで鑑賞。映像と音楽、効果音の迫力とマッチング!!とても良かった〜会議シーンが多くてつまらないと聞いたのですが、皆の慌ただしく、難しい用語を文壇に使った会話はゴジラという映画を飽きさせない、いいアクセントだと思った!!!また、ゴジラのシーンではゴジラのゆっくりな動きであるのに対して会議シーンは早口言葉のスピーディーさで対比が良かった!!!!監督の意図が読めて満足(^^)ゴジラの成長は興奮したし、またなんといってと口からの破壊光線!!!圧倒的な力の強さを表してて、ゴジラファンじゃない私でもたまりません!!よかった!!! " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "庵野全開!!\n 素晴らしい愛に満ちた作品だと感じました。庵野監督らしさが、素晴らしく美しく最大限に描かれていたと思います。ゴジラと自衛隊の戦闘シーンはリアリティーが感じられ感動的でした。映像、音楽、カット、台詞、編集、、書き切れない程完璧という感想です。歴代のゴジラ映画を観たことが無いので、ゴジラ映画に対する庵野監督のオマージュ的なものは分かりませんでした。が、エヴァはじめ庵野作品はほとんど観てきたので、とても興奮する演出が満載でした!キャストは奇跡的に感じる程豪華ですね。長谷川博己は見事に主役を演じきってた、と思います。政治や憲法、自衛隊や核エネルギー、そして復興など、今の日本が直面している様々な問題を孕んだドラマが見応えありました。久しぶりに\"映画を観た!\"という気分で最高に気持ちが良いです^ ^ " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "本編は面白かったが…………\n 本当にいい映画に巡り会えたと思う。まだまだ邦画も捨てたものじゃないと言える傑作だと思う。ただ、悲しいことに新しいゴジラを頭ごなしに否定する人が多過ぎるのではないだろうか。そしてそれに噛み付く人も些か多過ぎるのではないだろうか。当然、手放しに本作を評価する人もいる。その逆もまた然り、全く受け付けず拒否反応を示す人もいる。それは全然いいと思う。評価なんて人それぞれで当たり前なのだから。問題は否定する人とそれに突っかかる人。まずは否定派。論理的な批評ならそうでもないけど、「面白くない」、「駄作」と何にも考えずに低評価を下す人は本当に映画をきちんと見てそう感じたのだろうか。それは論理的な批評をした人にも言える。一見ちゃんとした批評に見えるけど単なる粗探しでしかないのが多い気がする。個人的にだけども。そしてそんな低評価をした人に対してやたら攻撃的な人は、正直そんなことしないで欲しい。他人は所詮他人、こんなこと言っちゃ身も蓋もないけれども、自分が楽しめればそれでいいじゃないか。なのにわざわざこんなところに来て噛み付く人は一体何がしたいのだろうか?本作は本当に名作だったと思う。けれども観客の品性が欠けているのはどうなのだろう?こんなところで言い争いをしたり、無意味な評価をしたりしないで欲しいと心から思った。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本の現在[いま]とリンクする作品。いま見て欲しい!\n しびれた!!オタクには特に嬉しいノリかも(*^^*)それを除いても、いまの日本人の心にグッとくるメタファーが込められた作品。魂が入ってるよ。映画監督としてのポスト宮崎駿は庵野秀明だったな。特に心に響いたこと。ここから少しネタバレ。白い防護服の人々が危機に立ち向かう場面。胸が熱くなった。突然涙が出た。これは福島の原発で働く人々のことだ。架空のヒーローでなく、日本と世界のために命がけで働いた人々があの時本当にいたのだ、そして今も。そのことを思い出すと、この「シン・ゴジラ」は事象の本質を描いていること、そこから私たちを突き動かす何かを寄越してくる映画だと感じる。この映画を見た人は、危機的状況が進行中であることを思い出させられるだろう。凍結されたゴジラがその象徴だ。また日本の国防について、それにまつわる議論がなされねばならない改憲問題についても、多かれ少なかれ頭を過るであろう。この作品は間違いなく庵野秀明のターニングポイントになる作品だと思う。彼の監督としての新しい一歩を快哉をあげ称えたい。追記:小◯百合子(のパロディ)を入れてきたり、政治ネタで笑わせる前半部分も良かった。ゴジラの動きやメタモルフォーゼ部分のサプライズも映画への評価を押し上げるポイント。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ただただゴジラに圧倒される\n ちょいちょい前情報を見聞きして会議映画と知っていましたが、とにかくテンポの良い群像劇!特に人間ドラマに関しては、個人が希薄ですが(作中の矢口さんの言うとおり、直ぐに代わりが出て来るだろう感じ)そのポストに就いた人物が、前任者の成したことや失敗したことを学習したり受け継いだりして、意志そのものがどんどん人から人へスライドしていくのが気持ちいいな〜と。ちょっとロマサガ2の皇帝システムっぽい。好き。チーム進行の現場を経験すると解ると思うんですが、あんなにみんな一丸となる事なんて滅多にないんですよね。そこがすごくファンタジー感ありますが、あれは良いファンタジー。各種火器の使用シーンも多彩で嬉しい限り。戦車の命中率100%が凄い自衛隊感満載。あと避難する時自衛官の方がしんがりをつとめるのが燃える。最後の在来線爆弾はちょっとCG頑張れ?!と思ったけど、序盤の京急の仇も取れたし、絡みつくような演算処理は素敵。先鋒として新幹線が出て来るのもまずは命中率という感じでいいですね。ゴジラに関しては、初代ゴジラの「自然災害」感があって好きです。本質的にはハリケーンとかの災害映画と同質なのかな?自然だから共存していかないといけないし、神だから祀って恐れていかないとな〜と古来よりそうしてきた日本の国民性が!凄い!!あと初代ゴジラの裏設定のゴジラは英霊のなれの果てってのも拾ってるのかな?脅威だけど、私たちのヒーローでもある。海外の人には解らん感覚なんだろうなあこれ…正しく日本映画…。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "えらいこっちゃだった\n 身近すぎる街だからなおさら臨場感。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ハリウッド版ゴジラを超えた!\n ゴジラという未だかつて経験したことない危機に直面した現実の日本を為政者側から描いたリアリティある群像劇。3.11を彷彿させる混乱する官邸内会議の描写はスリリングで秀逸!海猿のような過剰な個々のヒロイズム精神論やセンチメンタリズムなどを廃して、ドキュメンタリータッチで描いており、最後の作戦実施にあたり、主人公が自衛隊員を訓示するシーンも、インディペンデンスデイにおけるが如く空疎なものにならず白けなかった。エヴァンゲリオンのヤシマ作戦モードと鷺巣音楽ワールド全開で、一気に何もかも忘れ2時間新しいゴジラに没入させていただいた監督クリエーターさんありがとう! " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "つまらない。\n 今までのゴジラはすべて見てきた。アメリカ版の1作目のゴジラもいまいちだったけど、今回のは全くつまらない。渡辺健が出てた、アメリカ版のほうがずーっと面白かった。こんなの、ゴジラで映画ではない。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラの名を借りたシト襲来\n エヴァンゲリオンが出て来ない日本政府VSシトとでも言おうか、まぁとりあえず邦画でここまで作れたというのが素晴らしいです " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "大人の映画\n これは現代の日本はこういうものだというのをストレートに伝えてくる大人の映画です僕は政治には疎いですがこの映画を観てちゃんと学ばなきゃいけないなと思いました。アメリカの強さはトップの絶対的な力それに対し日本は何を決めるのも総理+官僚方々で即決力にかけていて現場で起きてる事の悲惨さにすぐ対応出来ないそんな弱さがある。ただそれでも弱いだけではなくしっかり考えた結果他国とは違う考えで国民を守ることにはなる犠牲は多いが犠牲の上に成り立っている結果。ただそれが正しいは思わないけど国を守るっていうのはすごく色々な事が重なって一筋縄ではいかない事が分かる。そんな映画です。もう一度観に行きます! " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "動きなさすぎ\n 迫力がない。こんな動かないゴジラはみたくない。作り物感がすごい。そんなとこでCG代けちんなや… " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "概念としてのゴジラ\n 日本人にとってゴジラとは何なのかというのがよく分かった。日本人に対して、映画に対して、ゴジラに対して誠実だと感じた。いま映画館で観る必要がある。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "虚構×現実 国内の大人向け 平成最後のゴジラ\n 平成最後のゴジラになる気がする。庵野秀明のゴジラをみれたことに感激です。昭和生まれの私などにはCGIは完璧だったように思えます。出演陣は豪華。長谷川博己石原さとみ竹野内豊大杉漣柄本明余貴美子松尾諭渡辺哲小林隆市川実日子塚本晋也高橋一生古田新太橋本じゅん鶴見辰吾松尾スズキ たくさんの、第一線で活躍している日本の俳優さんたち。総理大臣と官僚たち、東京都知事、陸海空の自衛隊、各分野の民間の研究者たち、警察、マスコミ、一般人。専門用語が早口で飛び交い、キャストが多いうえに短いカットや場面で説明しなければならないので、観客を選ぶ映画になってしまっています。とにかく濃い。ゴジラにエログロはないけれど、本作品にも皆無。おふざけなし。大人向けではあるものの、小学生以上なら見るべき価値がある作品かと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "洋画に比べると日本映画を見るのは少ないが あのゴジラがすっかり本格...\n 洋画に比べると日本映画を見るのは少ないが あのゴジラがすっかり本格的な格調の高い日本映画になっててびっくりした 石原さとみの役柄が変だったけど 可愛かったから まあ良いかって感じ とにかく面白かった また劇場で聞くあの音楽がとっても良かった すごかった " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "今回のゴジラは\n 生き物だという感じがしませんでした。ただ真っすぐ動く兵器。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "呉爾羅、GODZILLA、ゴジラ\n ゴジラを通して今の日本が抱えている問題が透けて見える作品。特に政府の対応のパロディーが現実味を伴っていることに苦笑いをする。各関係省庁の皆さん、閣僚の皆さん、与党野党議員、facebookやtwitter等で日々政治に関心を持っている皆さん、右や左やリベラルの皆さん、または政治に無関心な大多数の皆さん、観た方が良いですよ。イヤ、参考のためにも観るべきです。オリンピックや高校野球やポケモンGOを脇に置いて、この暑い夏の間に深く考えたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "初めてゴジラを鑑賞\n ゴジラの知識はない状態からの鑑賞だったが予想より面白かった。今作はキャストの多さとテンポの良い会話が見どころ。CGの粗削りな部分が目立つが、途中からはあまり気にしないことにした。ピークは中盤でそれ以降の終盤に中だるみを強く感じたのが気になった。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 18, + "review": "向き不向きがはっきりする。\n 子供には不向き、難しくて怖くてトラウマになるかもしれない。派手なアクションでスカッと爽快に戦闘や破壊を単純にたくさん見て楽しみたい人には不向き。話の展開についていちいち説明や描写がないと理解できない・理解しようとしない、面倒くさがりな人にも不向き。あなた頑張ってきてね、死なないでね的な安っぽいヒューマンドラマが無いと入り込めない人にも不向き。過去のゴジラの見てくればかりに囚われている人にも不向き。これは初代ゴジラや84ゴジラの本質に加えて、3.11で受けた恐怖や傷痕や警鐘や皮肉、そして目の前に迫ったり手の中に持っている恐怖に対してもどことなく他人事・他人任せな現代人への憂慮を織り交ぜて、この2016年の「背伸びしない、目の前に広がる日本」で表現してみせた、ゴジラ・ドキュメンタリー。単なる怪獣プロレスや怪獣ヒーロー、人間ヒーローvs怪獣などの過去にゴマンと作られたありがちな怪獣スペクタクルを求めている層には全く違う作品。その証拠に、この映画の中には「怪獣」という単語は一度も出てこないし、対怪獣用の空想特殊兵器は皆無、現有する攻撃力と知恵と組織力で対峙する。過去のゴジラはもとより色んな映画や書物、物語、伝説などの「引っかけ」が数え切れないほど仕込まれており、作中で出てくる単語や名称などに対する復習が欠かせなく、とにかく知力と体力を使う。エヴァじゃないかという声が多々あるが、監督自体が初代や数々の特撮に触発されてきた人であり、そもそも特撮の手法をアニメに落とし込んだ人なので、ゴジラ全作品を見たあとでエヴァというものを知ってすべて見た私には、そこで培った手法を「里帰り」させているように見えた。(某BGMだけは1~2回でよかったかな?とは思うが)初代ゴジラや84ゴジラと入口は違えども出口は同じであり、ゴジラでなくても描けそうでゴジラじゃないと絶対に描けない。全てのゴジラ作品があってこそ成り立っている2016年版初代ゴジラ。真の「ゴジラ」として最高の一作だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "色々と考えさせられる\n このゴジラは今までのゴジラ作品とは全く別物であった。これまでの怪獣特撮としてエンタメ性の高い内容だったものが一変、作品内で現代日本を風刺し、更に東日本大震災を彷彿とさせる描写、そしてゴジラ作品には欠かせないテーマである「核」。それら私達が一人一人考えねばならない問題を「ゴジラ」という作品を使い私達に問題提示するという社会風刺性の高い作品であったと私は感じた。庵野監督が語る通り、シン・ゴジラは初代ゴジラを意識した作品になっている。初代ゴジラは1954年に公開された作品であり、その年には「第五福竜丸事件」があった。初代ゴジラはその原水爆というものの影響を強く受けた作品であり。これもまた社会に対しメッセージを投げかける作品である。この社会風刺をする作品というのは初代とシンの一番強い共通点ではないのだろうか。そうゆう点を踏まえて、この作品は色々と考えさせられる作品である。政治体制のあり方大震災の記憶核の恐怖この作品を通じて、私達はこれらの問題をもう一度深く考えるべきなのではないのだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "…\n こんなに眠たいつまらん映画初めてだった。ゴジラの作り物感、違和感、出番の少なさ、殆ど動かないゴジラ、大都会の出現設定で字幕で誤魔化す無理くり感、あり得んビームの突っ込みどころしか記憶にない。ただの会議映画。突っ込みどころがあったからそこは何かが違うと思いながら観ただけ。絶賛する方の気持ちが分からん…スイマセン… " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "希望\n 日本映画が、良くない空気感は14,5年くらい前からあった。〇る大走査線とか、〇猿とか、、、血が足りませんとか、10mくらいの梯子上るの何分かかけるんだとか!今やアメリカのTVドラマにも劣る日本映画、、悲しい、、シン・ゴジラは、日本でもいい映画できるって希望をもたせてくれました!ありがとう!ってか、日本の実写映画で初めて満足しました! " + }, + { + "date": "2016-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "社会派ドラマかな・・\n 自衛隊は武器使用が総理の一任で出来るのか!?アパッチや10式戦車やF-2戦闘機が出てきた。核兵器使用の議論では広島、長崎の原爆投下後の写真が一瞬出たような・・日米安保による米軍の攻撃もあった。首都直下型地震も噂される昨今なので、非常時の避難経路だけでも知らないと・・あと列車でゴジラを攻めるのは止めて欲しい(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "疲れた…\n エヴァを見たことない私には興奮するポイントはなく、俳優陣は豪華だけどセリフが早すぎだし(いや、演出なのはわかってるけど。)絶賛されてるほどのリアリティは感じなかったし、ゴジラの音が大きすぎて、見た後ぐったり…災害時の日本の対応が戦時のモノと似ているという表現には、日本に絶望感を感じて、更にどんより。主役が希望になるけど、うーーーーん。辻褄合わないところも多々あり、、まあ、この映画にリアリティを求めて過ぎてはいけないのはわかってるものの…でも一緒に行ったエヴァ好きな男子は、超大興奮でゴジラの真似し出す始末。趣味の問題ですかね。賛否両論な映画ですが、ほんとに分かれると思います笑イーオンの受講者は増えるでしょうねぇ。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "日本VSゴジラ\n 2014年に米国版『GODZILLA』が日本でも公開され、それを観た私は「本当は日本で作るべきだけど…」という率直な思いがあり、本サイトのレビューにもその思いをアップしました。そしてとうとう日本が(敢えて言わせて頂くと)総力を挙げて本作『シン・ゴジラ』を作ってくれました!これはガツンと来る素晴らしい作品ではないでしょうか。情報量の多さ。積み重なっていくロジック。[災害メタファー]としてのゴジラ。私は災害と捉えましたが、人よっていろんな事のメタファーとしてゴジラを捉えることが出来る作品だと思います。怪獣映画というよりディザスター映画に近いかなぁという感じがしました。その時本国の政府はどう動くのか?という視点で描かれていきます。まさに日本VSゴジラです。またゴジラ第一作目への原点回帰的というかリメイクのようにも見えましたし、その作風から岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』へのオマージュも感じられました。本作は多分子供向けではないと思います。そして怪獣VS怪獣を期待されている方にはガッカリかも知れません。しかしゴジラが歩き、見慣れた東京の街が破壊されていく様子はとてもリアリティーがあり本当に恐怖を感じました。次の日北品川の歩道橋がちゃんとあるのを見てホッとしたほどです(笑)。俳優陣も素晴らしかった。長谷川博巳さんは勿論、竹野内豊さん、高良健吾さん、そしてやはり圧巻は余貴美子さん!さすがの演技力ですよね。あと市川実日子さんもスパイスが効いていてとても良かったと思いました。皆さん作品全体のトーンに良くマッチしていて、素晴らしかった。本作が素晴らしいだけに敢えて残念だったところを言わせてもらいますと、ファンの方には大変申し訳ないのですが、石原さとみさんの演技は私にはかなりノイズになってしまいました。『進撃の巨人』の時も、その力んだ演技が鼻につくと言うか、かなりノイズに感じ、作品全体のクオリティーを下げているように思えました。私個人の感想ですが、石原さんはテレビドラマ向きではないでしょうか?映画のスクリーンであの演技を見せられるのは正直キツい気がします。私的にはあそこのキャストが満島ひかりさんだったら本作は満点だったのになぁなんて勝手に思ったりしちゃいました。(沢尻エリカさんっていうのも観てみたかった気がしましたが…。)と言うように個人的ガッカリポイントはありましたが、本作は傑作と言えると私は思っています。タイトルの『シン・ゴジラ』もはじめは「はぁ?」って感じでしたが、今ではシンは[新][真][神][進][震]色々な意味にとれてなるほどなぁという感じがしています。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ?\n 怪獣映画の様な気がしません。風刺というか、遊び心がある気がします。ラストのゴジラの映像に衝撃を受けました。石原ひとみさんの、英会話教室のコマーシャル?着てる洋服のブランドの紹介?でも、ファンです。JRさん怒らない?鉄道ファンの心中は? " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ強い!こわい!テーマ曲いい!日本っていいね!\n ゴジラ強い!こわい!テーマ曲いい!日本っていいね! " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "子供向けではない\n このゴジラは子供向けに作られておりません。大人の話し合いが多く、子供には理解出来ない時間が長いです。がゴジラが暴れるシーンだけでも子供達には観て欲しいです。トラウマになるほど、ゴジラが恐ろしく絶望的な破壊表現は凄まじいのです。子供の時に観て、大人になってもう一度観て感じて欲しいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "初ゴジラでしたが...\n ゴジラの知識は断片的なものだけで、ほぼ無知な私でしたが、十分楽しめました。ストーリーは良い意味でシンプルで、無駄な描写は一切なかったです。ゴジラの圧倒的な存在感にはビクビクしながらもワクワクしました(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 10, + "review": "正直高い評価されてるのがよく分かりません。 ゴジラシーンが少ないの...\n 正直高い評価されてるのがよく分かりません。ゴジラシーンが少ないのとそれ以外が同じような早口の会議シーンばかりでかなり退屈でした。あと中盤のあの攻撃は正直かなりひきました。もう少し絶望感をリアルにしてほしかった。日本はやはりガラパゴス。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ\n もう少しゴジラが、暴れるシーンが、欲しかった " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "ゴジラなのに\n 官僚シーンがほとんどで、ストーリー的にはしっかりしてましたが、肝心のゴジラがほとんど出ない。会議シーンがメインで大人向きです。子供連れで行くと子供が退屈して失敗です。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "そんなに良かった?\n ゴジラ " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "シンゴジラ\n 今までの歴代ゴジラ映画とは、全くの別解釈で表現するゴジラ映画。アメリカとは違い、今の日本のゴジラ解釈には脱帽。日本人なら見るべき怪獣映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いいんじゃない?\n こういう映画として観れば。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観た結果\n ザ・庵野って感じでした。・めちゃくちゃ出てくる明朝体テロップ・対策会議室のBGMがエヴァ・電柱越しに見えるゴジラや背景もうストレス発散にやりたい放題って感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "アメリカよ、これが怪獣映画だ!\n 子供の頃に観たゴジラ映画は、今見ると懐かしい以外、評価のしようがありません。平成になってからのゴジラも、ハリウッド、日本共々、普通のアクション映画でした。本作は違います。所々を切り取ると、過去の作品のオマージュが散りばめられていて、アニメや特撮を観てきた40代には斬新なシーンは少ないですが、全体としては、ノスタルジックでありながら、新鮮で大胆な印象を受ける不思議な作品でした。踊る大捜査線の監督さんや、スペックの演出家さんは絶対好きそうな気がします。庵野監督作品で、パロディの集大成でありながら、オリジナリティ溢れる傑作となった、伝説の「トップをねらえ❗」に近い印象。奇しくも、同時期公開のID4の前作に似た構成 ながら、大統領万歳、「USA!USA!」みたいになハリウッド映画的な盛り上げ演出にならず、日本らしい演出がとても良かったです。万人に薦められるかと言われると、正直、子供には向かないと思います。本作は大人の怪獣映画ですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "観るか迷っている方へ…\n 迷っている暇があるなら早く観てほしい!それくらい見応えがあるし興奮した!!日本人もこんな迫力があって大規模な映画が作れるのかと感動すら覚えました。往年のゴジラ好きもワクワクするような演出もあり、監督のゴジラ愛を感じます。想像以上にゴジラ怖かったし…(笑)時折エヴァっぽい音楽や演出もあり、エヴァ好きもゴジラ好きも双方楽しめる。間違いなく今年一番の邦画です! " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "今だからこそ見て欲しい\n 怪獣とか監督とか無視して、今こそ本当に観るべき映画だと思います。そして世界の方々にも観て欲しい映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "「シン」の意味、「ゴジラ」の意味\n ゴジラの存在意義、行動原理がはっきりしてなかった。ハリウッド版では、渡辺謙さんが演じた教授がその辺りを考察するシーンがあったけど、シンゴジラにははっきりとは描かれていなかったと思う。その点では、「破壊神」としての存在理由を確立させたハリウッド版の方がゴジラ愛を感じる。何をしようとしてたのか?何処に向かっていたのか?ゴジラという存在の意味をもう少し明確にして欲しかった。 技術的な点では、特撮は素晴らしかった。だが、CG はやっぱりハリウッドの方が凄い。あと、どこかエヴァっぽい雰囲気があって、カット割りもアニメっぽかった。ただ!ゴジラのバケモノッぷりは間違いなく歴代最凶だ!!あれはヤバい。さすが「シン」。あと、アメリカ人の意思で核攻撃を延期したところは何か少し嬉しかった。 映画館の巨大スクリーンで見る価値は、あると思います " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n 全く期待無しの時間潰しで行ったんですが…良いじゃないですか!ストーリーも今の日本っぽくて映像も楽しめました。音響も凄い。映画のなかで何度か出てきましたが、ホントに日本って誰が責任取るんでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ史上最高傑作\n めっちゃくちゃよかった。今世紀最高の映画かも。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ\n やっぱりゴジラは和製に限る、が良くも悪くも庵野秀明監督色が強いかな? " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "日本人のお仕事Movieだっ!!\n まず先に申し上げると、怪獣映画も特撮ものも苦手な私。日本製のアクションものはヌルいよね、と決めてかかる私。庵野秀明さん?アニメオタクが神格化した人ね、と思ってた私。エヴァンゲリオンは超苦手な私。です。そんな私もエンドクレジットが終わり、「終」の文字が出た瞬間、拍手をして泣いてました!まだ一回しか観てませんが、壮大な規模の「プロジェクトX」を観せられたような。そんな感じ。日本人が日本人特有の粘り強さ、柔軟性、思慮深さ、あとなんと言っても集団・団結力の強さをコレでもかーってみせてもらえたような気分。勇敢なエリート特殊部隊や、超天才ハッカー少年とか、ハリウッド的な人物や大味な見せ場は無かった。クライマックスのゴジラ駆逐作戦の方法ときたら、なんとも画的に地味!笑良い意味で。多分、こんなことが実際に起きたら日本はこうだろうなーってリアルに感じた。さらに、ズバ抜けた個を贔屓にしないが、チームプレーがかなり得意だとされる日本(私的な印象)らしい描写が随所に出てて良かった!キャストにドンジョンソンって書いてあったように見えて「えぇっ?!あのマイアミバイスの?」と驚いた。KREVAはどこに出てた?など、この先数ヶ月は仲間との交流が愉しくなるような隠し要素が満載(萬斎)でこれも良かった。家電や技術以外、芸術やエンタメにおいて日本製の何某って結構自国民が低評価下してる風潮がなんとなくあったように思うけど、シンゴジラはそんな何かを変える凄い力を持ってるように思う。イイもん観たー!!エヴァンゲリオンも毛嫌いせずに観てみようと思う。宇多丸師匠や町山さんなどの評価も聞いてみたいなー " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラと法に則り戦う日本人\n 新宿で観てきました。昨年観たハリウッド版より好きです。首都で暴れまわるゴジラと法に則り戦う政治家、官僚、自衛隊、民間企業の日本人。前半は人間ドラマです。国会前でのデモシーンなど、今を意識した演出でした。日本政府は少し、コミカルで頼りなかったけど、長谷川博己さん演じる矢口が言った「この国は簡単にリーダーを変えることができる」のように、それが日本の強みなのかなと思います。後半は激しい戦闘シーン。迫力あります。日本の攻撃は日本的でもあり、笑わせようとしてます。石原さとみさんは進撃の巨人のようにぶっ飛んだ演技で、これはあと何回か使えますね。私が働いているビルがゴジラに倒されたのは、なんか嬉しい。大人の日本怪獣映画!良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "へえ~~~…\n 実はニガテなこのジャンル。庵野さん監督作品ということで100%ミーハーで見に行ってみた。場所や登場人物の役職をスーパー(テロップ?)で説明してくれるけど、なかなか難しく、きちんと読んでいるとこれまた難しい早口のセリフがまったく聞き取れない。。。私の頭が弱いからかもしれないけど、見ててめっちゃ疲れた…特撮モノなんて難しく考えず楽しく見ればいい!と言われればそこまでだけど怪獣vs怪獣じゃないし、楽しい内容じゃあないもんね。大都会東京の高層ビルや新幹線なんかをジオラマのように人の手で壊すなんてありえない!!と思いながらも核兵器を使うことによる被害の甚大さと比較したらなんてことないんだろうな…。石原さとみちゃんはハンジ役なんてめっちゃよかったんだけど、この役柄にはまったくハマってなくてビミョーさが際立ってた。40代で次期女大統領って…。若手女優じゃなくて実力派女優使ってほしかったな。長谷川博己さんと市川実日子ちゃんは知的でサイコーだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見ごたえはあるけど、驚く作品でした( °_° )\n 私が驚いたのは、まずゴジラの容姿と会議に使われている言葉の難しさです(´×ω×`)少しグロテスクな表現があるように感じたことと、会議のシーンに使われている表現が少し難しく、理解出来ないところがありました。(´°▽°`)でも、その難しい言葉使いのおかげかより集中して鑑賞できたし、見ごたえがありました♪ " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "とにかく原発と安保\n 「原発事故の対策にあたられたみなさん本当にお疲れ様でした」「自衛隊は日本で戦争できる、日米安保はアメリカの言いなり」という映画だったと思います、どちらもよく取材されていて好感が持てました、ゴジラの造形が恐ろしいので子供はとにかく恐怖をおぼえてよかったのではないでしょうかちなみにはじめの上陸時、第二形態のゴジラは深海魚ラブカがイメージだそうですね、ラブカは地震の前兆とも言われており、2014年には駿河湾で3匹ほど発見されてニュースになっていました映画最大の見せ場となる「ヤシオリ作戦」で活躍していたのは原発に冷却水を浴びせたポンプ車(つまりは「キリン作戦」)ですね、給水パイプをつなぐ場面を何度も見せたのが印象的でした、民間企業協力者とあったのは東京電力の現場作業員のことでしょうね、本当に命をかえりみず国を救ってくれた人々のことだと思いますゴジラと自衛隊の戦闘、政府のリスク判断と意思決定がどんどんと甘めになっていくのはギャグのようでありながら怖かったですね…最初は「まだ人がいる」で攻撃を回避できたのが、最終的には「屋内避難を徹底」というだけで攻撃の決定を下せるという物語の肝になる「熱核兵器を東京で使う」という判断は平成ゴジラ(1984年版ゴジラ)にも出てきますね、当時の首相は非核三原則を盾にすることで「モスクワやワシントンでも使えますか」と米ソの説得に成功しますが、今作では「彼らはここがニューヨークであっても同じ判断をするそうよ」と言っているあたりが怖いですね(蛇足ながら最近、中国が民兵組織を率いて南シナ海で挑発行為をくりかえしているので、なんというタイミングでこの映画が上映されてしまったんだと恐ろしい思いでいます)あとはゴジラ旧作へのオマージュがたくさん出てくるのも楽しかったですね、牧博士とか、在来線無人爆弾はスーパーXみたいなものでしょう…たぶん…全体に政府寄りと言われるのは災害対策委員会を描いているから、これはたんなる推測ですが、テーマが右寄りで批判されやすく、プロジェクトXのようなドキュメントとしては描かれづらい東電・政府対策チームの姿を、たとえフィクションとしてでも描きたかったということなのではないかと思いますただ全体に人間ドラマは希薄で、物語のために人間がいるというような映画ではありました、ともあれそういう映画として考えればとてもよくできているのではないかと思います長々書いてしまいましたが傑作でした庵野さんはエヴァンゲリオンで「心の闇」、そしてシン・ゴジラで「3.11」という社会性ある巨大なテーマを見事ヒット作にしてしまいました、新時代の天才だと感じます " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n MX4Dで鑑賞してきました!最高でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "現実と幻想が錯綜する作品\n 最初に。 他の高評価の人と比べてしまうと、この作品に対する私の感想はあまり良くないです。世間では高評価のこの作品でありながら、なぜ私はこの評価なのか知りたいと思う人ではない限りここから先は読まないことをお勧めします。 周りの評判の良さやヱヴァシリーズを手掛ける庵野 秀明が作るゴジラということで期待値が高すぎた影響か、個人的には物足りなさを感じました。 序盤のゴジラ初上陸のシーンではティザービジュアルなどから連想していたゴジラとは違ったため、まるで別の未知の生物が上陸したように感じました。さらに政府の判断、行動の遅さから現実味を感じました。 そして、主に政府の閣僚達を演じる役者の演技の下手さ。現実的な場面での不自然な演技により、これならいっそのことアニメにして声優に吹き替えさせた方が自然で現実的に感じるのでは?と思う所を序盤に多々見受けられました。 ただ、個人的には心に残るシーンもいくつかありました。 例えば、10式戦車による砲撃。まあこれはガルパンを観ていたのでリアルの戦車が動いているのが観れて感動していたという凄く個人的な感想です。 他には、無人在来線に爆弾を仕込みゴジラに特攻させるシーン。いつも通勤などで乗っていた電車がこんな使われ方をされるのは考えても見なかったので迫力を感じました。若干、某戦隊シリーズを思い出したりもしましたが… 総合的な印象としてこの作品は2.5次元。 ゴジラに対する現代日本の反応など現実的なシーンもあれば、逆にアニメの設定のような非現実的なもの(石原さとみ演じるカヨコ・アン・パタースンのような非現実的なキャラクターなど)があり、3次元と2次元を行ったり来たりする感じがして少し苛立ちを感じました。 まだまだ頭の中で書きたいことが言葉に出来ないでいますが、それだけこの作品には色々と感じさせられました。拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "面白いよ、面白いけど\n 初日に鑑賞してきました。過去のゴジラ作品はほとんど見た事もないし、見ていても記憶にないくらいです。エヴァ作品を製作している庵野秀明氏が総監督という事で興味があり鑑賞してきました。(因みにエヴァは全て見ています)全編通して思った事は、やっぱりエヴァっぽい作りだなと思いました。音楽、電線を含めたアングル、戦車の並びや走行しながらの横向き砲撃、ヘリの飛行シーン、モノレールの線路、街のよく見る風景、字幕、出演者のアップシーン、ニュースなどのナレーション?が何重も重なる演出、石原さとみの海外かぶれっぽい喋り(=アスカ)、などなどあげたらキリがないくらいです。エヴァンゲリオン破でも見ているかのようで、最後はエヴァンゲリオンが出てきてゴジラと戦うのではないかと錯覚する思いでした。全体的には良く出来ていて面白いとは思いますが、庵野色が色濃くでたゴジラという印象です。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "東京在住だと見方変わるなー!\n 前半はゴジラよりも、次々と登場する官僚やシーンの切り替わりがおもしろかったです。ストーリーがあるので、ゴジラを知らなくても十分楽しめます。ただ、、ゴジラはまぢ無敵でした。どんだけ攻撃できるの(笑)個人的にら、それに対抗する日本の最強、ちょっと変人集団、なんか好きでした!!一番印象にのこっている事は、東京に来てから初めてゴジラを見たこと。ただ街が壊されていくより、知ってるとこ住んでるとこ働いてるとこが荒らされビルが倒れ火の海に包まれるのはなんか衝撃的でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 14, + "review": "全然だめ\n 俺のゴジラを返せ、と言いたい。神々しいまでの人類に対する攻撃性が消え、ただの暴力獣。しかも気持ち悪い。幼虫から進化するなど、どこをどう解釈するとこんなストーリーになるのか。ゴジラは文字通り「GOD」なのだ。その神聖を消してどうする!電車爆弾など、戦隊シリーズか!!お笑いである。監督・庵野の勝手な解釈を元にした、はちゃめちゃな映画で見て損をした。アメリカ版ゴジラの方が数百倍マシである。次のストーリーは、真のゴジラが現れてこのシンゴジラを倒してほしいものである。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "子供の頃に観たデストロイヤー前後の作品群とは毛色が違いますが、好き好きでしょう\n 僕は30代前半ですので、小学校高学年から中学高校にかけてはゴジラに限らずガメラシリーズでレギオン襲来や邪神(イリス)覚醒、モスラの海底の大決戦など怪獣映画が盛んでしたし、よく見ました。ですから、僕は怪獣映画といえば怪獣対怪獣の戦いを真っ先にイメージします。今回はコンピュータグラフィックデザイナーをしている友人から国産ゴジラと聞き、幸いに友人も声をかけてもらうことができてゴジラの製作に携わることができると喜んでいたものですから、僕はそれ以上詳しいことを聞かずに、ただ映画館へ行きました。で、前述の怪獣対怪獣のイメージで行ったものですから、全然イメージの違うゴジラに違和感を覚えました。監督がアニメエヴァンゲリオンで有名な人だと聞いていましたが、確かに昔観ていた1990年代後半から2000年頃までの映画とは印象ががらりと変わります。着ぐるみ時代には少なかった空撮と思われる高度のある俯瞰する映像を多用したり、短いカットを多用して未曾有の大災害の混乱を演出するように次々と映像が切り替わったり、あわせて素早く動く映像で画面がブレたり、演出方法や画面の構図がどちらかといえばエヴァンゲリオンでどこか見たような感じのものも多かったように思います。ゴジラが作中で初めて放射能を吐いたときの、音楽の表現やあれほどの破壊でありながら阿鼻叫喚というよりは悲鳴を上げるいとまさえない一瞬の絶対的な破壊、そしてひと仕切りの破壊をもたらしてのち、ひっそりと祈るようにやや首を下げて佇むゴジラの姿にはどこか神々しささえ感じる厳かな雰囲気がありました。エヴァのように文字のカットインを多用したり、次々と切り替わる自衛隊拠点などの名称を字幕でただ表示したりする切り替わりの早い展開は好みで分かれると思いますが、僕は個人的にはごちゃごちゃしてあまり好きではありません。がれきや車両などが必要以上に派手に吹っ飛ぶ過剰表現も、僕の好みではありません。ゴジラ対○○のような、対立する強大な力が存在する作品と違ってゴジラという存在があたかも唯一無二の、絶対的な神の化身であるような表現も、子供の頃に見ていたもののイメージがあるので違和感を感じます。ゴジラ対メカゴジラかなにかで、未来から時を超えてきた人たちが過去へさかのぼってゴジラがゴジラになる前に殺してしまおうとする話があったはずですが、ゴジラは無人島に生き残った恐竜が核実験の巻き添えで突然変異を起こしてゴジラになったものと思っていました。誕生の経緯は、似ていないといえなくもありませんが、ゴジラの誕生からして触れて今作のゴジラをゴジラになる以前の深海生物の段階から定義付けるなら、別にこれがゴジラでなくてもいいと思います。映画としてはアニメ監督が手がけた怪獣映画として、アニメぽい過剰表現などをふんだんに取り入れた迫力のある内容になっていると思います。ただし、これをゴジラといってしまうのは、90年代怪獣ブーム世代としては違和感を覚えます。むしろ、これをゴジラとはいわないで欲しいです。もっと昔の、モノクロ映像などの古いゴジラファンの反応はわかりませんが、僕は個人的には、ゴジラは決して絶対神にはなれない存在だと思っています。ガメラのように古代文明の残した伝説でもなく、モスラのように妖精によって祀られる神の使いでもない、核という人間の生み出した罪を背負ったものであるように思っています。だから、まるで神の裁きのような放射能による絶対的な破壊はボクのイメージするゴジラとは遠くかけ離れた、何か別の怪獣のようでした。これをゴジラといわないで欲しいくらいです。映画としては悪くないし、映像も音楽も迫力ある演出で見ごたえがあり、興奮についていえばポイント高いです。ただ、これはゴジラじゃない方がいいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待!\n 展開のテンポが良くて昔ながらのゴジラで楽しめた作品^^ストーリーもわかり易く割愛してたのもポイントだと思う。パニック映画で終わらなかった!ゴジラの最初の出現、原因、進化、と日本の存命危機から政治家野心...と日本人受けなところがツボだと思う( •̀ω•́ )✧専門的な分野の人達が揃って会議するところも面白い!専門知識の口論は矢継ぎ早で、変人の集まりだなと思わせる!凄いww石原さとみさんの演技は流石でした♡配役も豪華♡そしてゴジラ!尻尾が長いwwでも早々に出てきてくれたし、進化もあって関心させられた!あとは口からビームや尻尾ビームw興奮ものだよっ火の放出表現も成程と思った( ¨̮ )!ゴジラ年代には申し分ない作品だと思う!そして次回を期待!その時こそvsゴジラ!!観たい!CGも気にならなかったよ。ストーリー的には☆4でも問題なかったけれどゴジラの迫力は充分だったけど破滅の危機の緊張感が薄かった所でマイナス☆1させてもらいました。声出演の最初のパニック演出は残念だったし、そこで緊張感を感じれないまま、長谷川さんの登場だったからインパクトが薄かったのかもしれない...(^^;; " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "実に惜しい\n 作品の出来には全く文句のつけようがありませんが、最大かつ唯一の汚点は石原さとみ。彼女がなぜあの役に抜擢されたか、色々と裏を読んでしまいますが、とにかく本作には不適切と感じました。キャラ・テンション・見た目のすべてがダメ。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "映画館で見るべき\n imaxで見て大正解。最高すぎる。流石のコンビの渾身の作品です。CGでは無い特撮も随所に見られ、音楽もここぞというところは伊福部昭を使うところが最高です。昔火曜サスペンス劇場みたいな映画を見させられてガッカリした記憶が吹き飛びました。ゴジラとの戦いもメーサー光線みたいな超科学兵器はなくあくまで今の技術の積み重ねだけで勝とうとするあたりがいい。ネタバレ⬇️在来線を銘を打つ兵器には斬新さと少しだけ哀愁を感じました。(笑いそうにもなりました)エヴァの新幹線もお遊びででても違和感ないです。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n ここのレビュー見てドラマが無いって感じる人は、感情移入できる心の起伏のある主人公なり恋愛劇なり演技がないと付いていけない、そんな人達には無理なドラマなのかと感じた。理路整然と困難に立ち向かう各役職の真面目な人々のやり取り、立場の違いを乗り越え一つにまとまる姿が面白いドラマなはずなのに。まあ、ゴジラは「半沢直樹」みたいな自尊心を踏みにじる様な人間味ある悪役ではないか。パンフレットが売り切れててゴジラが劇中でどんな存在だったかがイマイチわからない。核エネルギーで無尽蔵に生き続けて、空中元素固定装置みたいな特性で水と空気で何でも錬金組成して、遺伝子情報がバカみたいに詰め込まれて進化対応が驚異的スピードででも大元は極限環境微生物が廃棄放射性物質に適応したのが始まり・・・みたいな?牧教授はゴジラを米国で生み出したのかどうか・・・?何か期待通りの映画で面白かったのに?が多すぎて消化不良。また観るしかないのか。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラvs〇〇人 見て損は無し!\n 正直監督がネタなんで観るまで懐疑的でしたが…スイマセン、手のひら返しで面白かったwいい塩梅に政治の話も入ってリアリティも付けながら何よりここまでゴジラと〇〇人が本気で戦った映画って初めてじゃないかとVFXも凄くて作戦が立案、発動される度に「頼む!今度こそは!おお!やったか!」と士気あがる感じが単純に興奮できる良質な娯楽作品でした " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2回目の鑑賞。\n 2回目の鑑賞。パンフレットを読み、第一作「ゴジラ」、1984年版「ゴジラ」を観た後の鑑賞。かなり1984年版ゴジラのオマージュがされている印象。市民の避難する描写、軽快なBGMに合わせて流されるニュース。監督のゴジラ愛が垣間見える作品になっている。過去2作品を観てどうしても中盤の中だるみが否めない。しかし今回は常に形を変えてゴジラが登場することで中だるみが無く興奮の連続だった。また、政府の対応、会話劇に的を絞りその他の市民の人物描写等を極力排除することによりかなりの没入感を得られる。軽快な会話劇の後に起こる悲劇。伊福部昭の曲に合わせて現れるゴジラ~ヤシオリ作戦。体中が熱くなりゾワッとした。あまりにもリアルな描写。日頃通勤で使用する場所で起こる混乱。実際に劇場で鑑賞できたことへの優越感まである。最高傑作だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "現在\n 映画は、感動しました。ありがとうございます。でも、現実に、将来、ゴジラになり得るものが尖閣に来てるんだよ。今は、水蒸気だけか?そのうちシッポが見えてくるかもよ。「えっ?動くの?」とか言わないで欲しいよ。政治家も官僚も虚構じゃ、困るんだよ。気を悪くしたら、ゴメン。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "ゴジラを日本に取り戻した。\n 所詮はゴジラでしょ?と思ってる方は全員観に行けば良いと思う。僕もそう思ってたけど、想像をどんどん超えてくる。子どもの頃ゴジラ映画って「早くゴジラ出て来いよ、人間の話し合いなんていらんよ」と思ってたけど、今回もメインは人間の手に負えない自然災害の前にあたふたする人間たちがメインだけど、「ソーシャルネットワーク」のような早口な喋りが危機感と相まってスピード感と緊張感を醸し出して飽きなかった。CGはゴジラ単体とかで観たらやはりハリウッド映画には敵わないかもしれないけど、見せ方で全然リアリティがあるし、世界と闘えるんだなと何だか嬉しくて日本版ゴジラを応援したい気持ちにもなった!行け!暴れろ!見たか世界!と。もう後は庵野秀明監督の手の内で驚く所で驚き、興奮するところで興奮し楽しんだ。ゴジラの行進は迫力もあり破壊と火を吐いた後の絶望感と喪失感はハンパないけど、度重なる震災による被災者への復興の願いとエールもあり、ゴジラが復興のシンボルのように立っているのも象徴的だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "ゴジラはもともと、「怒り」の象徴だった\n そうだった、ゴジラはもともと「怒り」の象徴だった。いつのまにかアイドルになってたけど「怒り」がゴジラの原動力だ。その「怒り」はカッコ良すぎる自衛隊という軍事力ではなくて在来線と建設機械が止める。ゴジラは死んでも「怒り」はまだ死んでいないように見える " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい。。。\n 今の日本がここにあった。。。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "今、観るべき映画\n 今、この時代にゴジラを撮る意味。それが全て詰まっていた。もう一度観たい。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "文句なし。今年No.1作品です、。\n 見る前は、色々不安でしたが 良い意味で裏切られました。今後末永く語り継がれていく作品になると思われますので、全ての特撮ファン、アニメファンは必見かと。ネタバレになるので書きませんか、名シーンのオンパレードです。特に庵野作品が好きな方には是非見ていただきたいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "打ちのめされた\n ゴジラ第一作に比肩する大傑作。冒頭の東宝マークや、伊福部昭音楽の使い方にもシビれた。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "名前はどうあれ。\n 12年ぶりの新作は日本発のゴジラで初めてのフルCGを起用した。エンドクレジットで、エ?どこに出てたの?と思うあの有名人がモーションキャプチャーで演じたらしい。さすがの出演俳優総勢328名の列挙も大迫力で、これこそ日本の集団力!と云わんばかりの人数戦に舌を巻く。1954年のオリジナルをリニューアルした感のある内容は3.11の災厄が強く感じられてリアル度も増している。冒頭で上陸したゴジラの造形にエ!?と思ったのも束の間、彼が次々と都市を破壊し這いずり回る気味の悪い姿が、再度上陸の際悠然と練り歩く雄姿に変わり、あぁデカイ!しっぽが立ってる!と思いながら次々と踏みつぶされていく大都市と人間が逃げ惑う姿が地震や噴火や土石流や津波の被害に集約されてとにかく怖い。まったく歯が経たない相手を前にして日本はどう戦っていくのか。会議場面がやたら多いがやはりそこから機能するしかないだろう。緊迫感漂う現場になぜか笑いの要素がふんだんに取り入れられていてこれが娯楽作品であることをしっかり強調しているのがいい。未曾有の災害に遭ったら支えが欲しい様に映画にも支えが欲しい。自衛隊ってゴジラ出現に備えて訓練しているのかもなと思わせるほどの協力ぶり、今回は新幹線も猛攻スピードで突っ込んでいく見事なサービスぶりで沸かせる。音楽は伊福部昭のオリジナルを再録する徹底ぶりが堪らない。どうだ日本のゴジラは!と吠える。(「名前はどうあれ矢口プラン」は笑えた。動きを止めるのが目的^^;) " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "宇宙戦争の逆パターンだなと思った。\n 宇宙戦争の逆パターンだなと思った。宇宙戦争は100%逃げ惑う人にフォーカスして、ありがちな戦闘隊員側は一切映さない。だからこそ情報が一切なく正体も分からずリアルな恐怖心が生まれたが今回はその逆。上層部のみのフォーカスで逃げ惑う人は一切フォーカスされない。そこがいい。日本の国際的な立ち位置の現状の再確認と、こうしてほしいという希望と啓蒙が込められたものだと思うため、上層部がこういう立ち回りをしてほしいという希望。あの国連に歯向い、自国のみで解決する姿勢は希望であり映画だからであり本当にこのような事態が起こった場合はこうならないと思う。悲しいことに。娯楽映画。完全に大人向けゴジラ。子供は、大人の話をきちんと聞ける子だとまだ座っていられるかもしれない。あと初代は観ておいたほうが数倍楽しめる。当たり前か。わたしは子供の頃何回か観てたから、なんかもう涙出た。在来線爆弾も涙。いつも乗ってる山手線への感情移入、、都心部にいる人は、リアルかつゆかりある場所ががしがし破壊されていく光景に妙な悦に入れる。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "骨太の邦画、今年のNo.1 オススメです。\n 全く新しいゴジラ映画として予備知識無しで見ました。3.11の大震災と福島第1原発事故後のシリアスな災害映画として実に奥が深い。怪獣映画としてより、政治ドラマ、戦争ドラマとして楽しめます。危機に瀕した時の日米安保や自衛隊のあり方まで問題提起していて、引き込まれました。⭐︎4.5にしたのは石原さとみの役柄の必要性と不自然な演技に違和感があったことが−0.5です。ラストの凝固剤の注入場面は、プクイチ事故の時の消防隊による決死の注水とオーバーラップして涙が出てきました。余分なファミリーやラブ、ギャグを削ぎ落とした硬派な映画の傑作だと思います。同じような危機を描いたハリウッド映画の大作に内容で圧倒してます。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "面白かったが、色々考えさせられた\n ストーリーがなかなかいい一極集中の東京に災害時のお役人の対応が、リアル避難時の都民も先の震災の映像がダブり気持ち悪いほどだった各国の判断も米国の判断もこうだと思ったゴジラを使ったのはうまいと思いました " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "悔しいけど\n 面白いなぁー!昔のゴジラのようで今の社会問題を織り交ぜながらCGとジオラマの組み合わせも良かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "大人にぜひ見て欲しい\n 全く見る気がなかったのですが、友人に勧められたので行ってみました。日本の政治を面白く皮肉りながら、なぜ炎を吐くのかなど、隅々までよく考えられた設定でした。お金のかかった映画館で見るべき大作です。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ヱヴァっぽいゴジラ良かったです\n 面白かったです。狙い通りなんでしょうがフォントも会議も作戦もエヴァンゲリオンっぽさ満載。あちらを楽しめる人ならきっと文句なしに楽しめるかと。最初出て来たときはなんだこりゃ?不細工なのが出て来たなあ?前哨戦の怪獣か?と思ったらトランスフォーム。みるみるいつものゴジラになっていくのは面白かったです。あと、ゴジラの醍醐味として、自分が知っている場所をガンガン破壊してくれるところですよね。東京駅の周りはスゴすぎましたが、武蔵小杉はもう少し壊して欲しかったですけどwしかしゴジラ、ドンドン形態変化して強くなっていきます。フリーザ様を彷彿とさせますね。無茶苦茶強くなっちゃって、おいおい、こんなのどうやって倒すのさ?って思うのですが、何とかしましたねえ。しかし最後の作戦、よく成功した物だ…あんな小回りの効かなそうな車両がごく近くまで行かないとダメでしょ?ゴジラをうまーく転倒させないと。後かなりじっとしていてくれないと。東京、かなりヤバかったな~最後のシーンで尻尾がぴくりとも動かなかったことを評価しますwノスタルジーも手伝って私にとっては高評価です。庵野監督のゴジラに対するリスペクトも感じられて良かった。またその方向性が正しい向きだったことが良いですね。海外ゴジラはここが徹底的にダメなので。いちゃもんを付けようと思えばいくらでも付けられますが、そんなのを打ち消して褒めたくなります。キャストは石原さとみが良かったな。オススメです。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "日本も捨てたもんじゃない\n 低クオリティなCG(日本にしてはかなり上出来だが)や臭いセリフ、やや無理のある作戦(これも状況を考えれば納得できる範囲)や説教臭さ。これらが鼻につく人には合わないかもしれない(そもそも特撮好きにこういうの気にする人はいないと思うが)が、自分としてはそれらを補ってあまりある傑作映画に思えた。初代ゴジラの雰囲気を出しつつ、庵野らしさが組み込まれており、また日本ならではの表現方法が度々使われていて、ハリウッドでも真似できない斬新なものになっている。詳しくは言わないが、邦画を舐めている人にこそ見てもらいたい映画だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 14, + "review": "ゴジラである必要が無い\n まず駄目な組織を自分で設定し、それを謎の上から目線で描いてゆきます。ゴジラの設定も「小学生が考えた最強怪獣」の様な感じで、その倒しかたは更にくだらないです。そもそもメインはゴジラでは無く、立ち向かう政府側なので、敵は宇宙人でも謎の悪の組織でも何でもよかったのでは?オタクのオナニー映画です。まるで苦行の様な時間でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 12, + "review": "記号を並べられても、ねぇ…\n 開始30分で劇場出たくなった。笑もうとにかく自分の感性には合わない。庵野演出ダダすべり。アニメの演出をそのまま実写でやる恥ずかしさ。自分が観たい「映画」って、こんなんじゃない。30分で帰りたくなっちゃったから、それ以降のストーリーとかちゃんと追ってません。笑だからゴジラとか出てきても、もうどうでもよくなっちゃって。ゴジラのシーンは、空撮ショットが多いね。なんでもっと地上の住民目線のカットがないんだろう。つくずくこの監督は、人間に、というか市井の人々に興味がないんだろうね。避難する人々、体育館とおぼしき避難所、福島事故のイメージ、出てくる官僚や政治家、その全てがとっても記号的で、その記号と記号を早口のセリフでつなぎました、っていう内容に感じました。あと、どーでもいいけど、役者や一般市民のセリフ、なんであんな棒読みにするんだろうか。それと、東京の空撮画面にニュース音声をいっぱい重ねるあの演出、とってもダサいです。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 16, + "review": "恥ずかしいわ\n 本作はゴジラを看板にした官僚ドラマです。あくまでドラマであって映画ではありません。まず映画として出すリアリティを履き違えています。怪獣映画に人間がわちゃわちゃするなど言語道断ですね。ひたすらこの映画のタイトルは何だ?とイライラして観てました。会議や決定項目やら色々あって何も出来ないんですよぉー、そんなリアリズムは現実だけで結構!映画に持ってくんな!増してや、ゴジラに?馬鹿じゃねぇの日本人。で、実際クソみたいなリアリズムで尺稼ぎされた挙句に、やったことは?しょっぼ!!ゴジラが進化しても、のっしのしと歩くだけなんだから、避難勧告も海上の発見から2〜3時間前に発令出来てるっしょ?何で目で見えるような至近距離で市民が居るんだよ!市民もアホか(笑)そりゃ内閣もゴジラに壊滅させられますわ(笑)アホくさ。この時点で何か、同様の怪獣映画のパシフィック・リムと大きく水を分けられた気分になりましたわ。次に、核が嫌だとごねた結果に出てきた作戦のキモ、血液冷凍剤の注入方法が倒れたゴジラのお口から消防車数台を使ってゴクゴク飲ませる作戦!こんな馬鹿映画、もしかして海外に輸出してないやろね?止めてよな、こんなのが今の日本人だと思われるじゃない。せめて地中掘削ドリル付きのアンカーを打ち出す巨砲を湾岸部に設置着弾と同時に後部ワイヤー部からホースが伝いドッキング巨砲後部に待機しているタンカーから、土石流破砕ポンプで一気に流し込む!みたいな世界を度肝を抜かせる職人業で撃退してくれや。あんだけドンパチしてビルも倒して、新幹線も列車も沢山爆破させといて何でお口の至近距離に行けるルートが有るねん。しかも二度も。奇跡かっ!(笑)そもそも、ゴジラの暴れっぷりが予想以上で(物語の九割が内閣の予想以上の結果なのに)近くに待機してた消防車が巻き添えに潰されたらアウトって、ギャンブル場と違うねんで。何遍も言うけどバッカじゃない?終始こんな間抜けな作風です。恥ずかしいですわ。肝心な所はご都合主義で、どうでもいいズレた所だけは妙にリアリティをてんこ盛りにしてイライラ退屈させる。そんな日本の悪いところだけをギュっと濃縮したドラマでした。俺はゴジラを観に来たんだ、何を言ってるか相変わらず分かりづらい三流役者共のギャラ稼ぎじゃないんだよ。好い加減過去の素晴らしいモノを汚してシコって生きるのは止めようぜ、ダサいから。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "幸せやな❗\n 年に1本でも、本当にぶち切れて楽しめた映画に出会えると幸せだよなぁ。 (滅多にないけど。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "初代を意識した不気味な「怪獣」に立ち向かう人間劇\n この映画は往年の「怪獣プロレス」ではなく、初代の「得体の知れないバケモノ」としてのゴジラとそれを取り巻く人間劇です。ゆえに、ゴジラは終始不気味で得体の知れない脅威であり、絶望的な存在となって人間達を打ちのめします。そして、それに相対するのは極普通の政治家達であり、専門家達です。何度も何度も繰り返される会議、総理大臣に決断を迫る場面、疲労困憊の中会議室に詰めて対策を練る専門家たち。それはとても日本的で、同時に庵野監督的な描写があちこちに見られます。私は邦画のわざとらしさやお芝居臭さが苦手なんですが、この臭い消しが上手いですね。また兵器に詳しくない私ですが、自衛隊の装備も兵器もキッチリ描く事で、ゴジラという脅威を際立たせてくれます。戦車の射程もまた長い!あの長い射程距離こそが、本来の戦車砲の交戦位置なんでしょうね。脅威としてのゴジラは、まさに不気味で異様です。平成シリーズの垢抜けた怪獣王をイメージされる方にとっては、コレジャナイと思われるのも仕方ないかもしれません。あの不気味さの演出は、受ける人と受け付けない人がいるでしょう。とはいえ、ゴジラのトレードマークは健在です。庵野監督はああいう描写上手いですよね。口、開きっぱなしになりました。長々と書いてしまいましたが、総括すると。邦画として観た場合、間違いなく良作です。怪獣映画として観た場合、不気味さが受け入れられれば面白いでしょう。ゴジラ映画として観た場合は、期待値と求めるものの違いで評価は分かれるでしょう。私は最初は少し戸惑いましたが、「理不尽で恐ろしき怪獣ゴジラ」が好きなのでひとまず満足です。欲を言えば、もっとゴジラが暴れるシーンが見たかったですが。よって「昨今珍しい、観て損は無い邦画」だと思います。先入観がない人の方が楽しめるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "官僚メインの熱い物語。ゴジラは脇役。\n 官僚メインの熱い物語だった。組織だから無駄ばかりだけど、組織だからこそ出来たこともたくさんある。最後には好きなようにしたけど、みんな互いに信用しあっているんだろうなと思った。大量のテロップと専門用語の早口会話は途中から理解することを放棄したけど、内容理解にはあまり支障は無い。不満は人間側がドラマのメインで、ゴジラの活躍が少ないことだけ。あきらかにゴジラは福島第一原発だったし、当時の政府や官僚にはこういう決断をして欲しかったという願望の物語にも見えた。でも、その最終決定を下す総理大臣も本当に辛い立場に見えた。幸いゴジラや放射性物質について無事に終息したけど、全く正反対の結果になることも十分有り得た。制限時間とか半減期とかはかなり運だったと思う。ラストのゴジラは奇跡の一本松っぽい。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "本年度最高傑作\n 完全にやられた。これを劇場で観ずにDVDとかで観たら後悔しかしないぞ!! " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高のエンターテイメント\n 面白かった所をあげると・数多くの俳優陣・ゴジラ強すぎ・エヴァ感・数多くの俳優陣有名俳優の多いこと多いことそれこそ脇の脇役に使ってたりするからそれだけで楽しめちゃいます。もちろん主演クラスの俳優さんもキャラクターイメージとマッチしていて違和感無く入ってきました。・ゴジラ強すぎ過去最大という触れ込みでしたが実際は過去最強と言うくらい強く、後半はこんなのどうやって倒すの?とういう絶望感すら感じました。またディザスタームービーとしても国内で言えば最高レベルの映像表現ではないでしょうか。ビルが倒れて人が逃げ遅れるシーンなどは想像してしまい、ゾクっとしました。・エヴァ感これに関しては議論のある所だと思いますが専門用語の長ゼリフ、特撮テロップ、BGM、ゴジラの描き方、ラストカット全部好きです。それらは「ほら、こういうの見たいんでしょ?」と言わんばかりのエヴァ文法でしたがこちらとしては、そう!それが見たかった!有難うございます!といった感じです。長ゼリフもBGMもラストカットも、どれも監督にとって意味はないのでしょう。お客様を楽しませる、そういうテクニックなのです。そうと解っていても考察したくなる、もっと知りたくなる。まさにエヴァの文法です。ここまで賛否を集める映画も近年では珍しいです。何だかんだで大多数の人が楽しんでいるという事実から最高のエンターテイメントと言えるでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか、とんでもないものを見た感\n こんなとこでレビュー読んでないで前情報無しで観に行った方がいい。あと、パンフレット完売してた。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "庵野監督の愛に溢れた作品\n 私はゴジラシリーズが好きでエヴァも存じ上げております。今回、特撮マニアで有名な庵野監督の手掛ける作品という事で拝見致しました。総じて言いますと『庵野監督の愛に溢れたドキュメンタリー風作品』です。まずはストーリー。ゴジラシリーズの中でもVSシリーズや昭和の迷走期のような明るさはなく、初代ゴジラに似た『恐怖感』を前面に押し出した物語となっています。現実対虚構というテーマに相応しく、どこか無機質な印象。 淡々と、常に一定のペースで進む物語は、ハリウッド的な展開の広大さこそないものの日本人的な素朴さと奥ゆかしさがあります。各キャラクターには必要最低限の役割を与え、その部分を専任し描く手法は実に現実的です。キャラの厚みはなくなるものの、それが逆にドキュメンタリーの如き『リアルな恐怖』を煽ります。ネットでのレビューがそうであるように、見る人によって評価が大きく変わる作品と言えるでしょう。『ハリウッド的』な映画が溢れる昨今に新しい可能性を提示したという点は純粋に評価できるかと思われます。しかしさすがに緩急がない為、見ていてやや疲れるのが欠点でしょうか。次に細かい部分。第一に、公開前から話題になっていたゴジラのビジュアル。より恐怖感を煽る風貌に整えられてはいますが、基本的な造形は初代ゴジラに準じているように思われます。下を向いた無機質な瞳はその象徴でしょう。一方で熱線を吐く際や最初の上陸時に見られた不気味な変形はエヴァを彷彿とさせます。双方の良い所を集めたようなデザインと言えるでしょう。CGならではの造形も見事です。次に、音声系統。やや聞き取りづらい会話は物語の細部をわかりづらくしていますが、それもドキュメンタリー的な表現です。ただ、肝心なヤシオリ作戦の詳細などはもう少し丁寧に聞かせてくれてもよかった気がします。また、BGMは伊福部昭氏による楽曲の数々とエヴァの音楽をほぼ交互に使用しており、また盛り上げる為の音の重ね方などは見事でした。一方でやはりここでも起伏の少なさが目立ちます。そして、映像系統。民衆視点のブレるカメラや見上げる構図は『クローバーフィールド』に似ています。人間ドラマの部分や自衛隊、米軍などから見た際の静かな映像との対比が為され、『国民が苦しんでいるのに会議会議で肝心の解決を後回しにする』お役所仕事の象徴となっていました。一方、映像の切り替えや字幕などはエヴァそのままと言っても過言ではなく、トントンと話が進みます。それら映像面でのバランスは落ち着いていました。さて改めて総評致しますと、初代ゴジラのオマージュにエヴァのような話運びが融合し、全く新たなゴジラ像を産み出した作品という事が言えるかと思います。一方で庵野監督の好みからかVSシリーズなどで見られた手法は殆ど排除されており、これが視聴者の評価が分かれる所以でしょう。それでも、ゴジラの造形や立ち位置などを全て崩壊させたエメリッヒ版『GODZILLA』などとは比べ物にならない程の『ゴジラらしさ』に溢れた映画となっています。ゴジラファンであれば、初代の新録版を見ているかのようなイメージで見られるのでオススメです。私の個人的な心象では満点を付けてもいい名作であると感じましたが、やはり万人受けしないという点で星四つとさせて頂きます。繰り返し言いましたように、人によって評価は大きく左右されます。是非とも皆様ご自身の目で見て評価してみて下さい。長文、大変失礼致しました。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "パンフレット売り切れ\n Godzillaの容姿がちょっと気持ち悪くてイマイチ受け入れがたかったけど、核廃棄物を食べて育ったという設定ならば、アレが本来の姿になるのかな?と。敵役みたいな者が出ず、Godzillaのみに焦点が当たってるのが良いし、Godzillaを通して全世界に警鐘を鳴らしてる社会派の映画だな。と感じた。進化する姿を見せるっていうのもいいね~ " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "東宝とハリウッドのゴジラの価値観、、\n 「あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れてくるかもしれない……」初代ゴジラでの最後のセリフです。映画「ゴジラ」核実験により古代生物が海底洞窟から出現!水爆の洗礼を受けてなお生命を保つゴジラを殺すことは不可能、しかしあらゆる生物を死滅させ、液状化する化学物質「オキシジェン・デストロイヤー」が芹沢博士によって開発されていたが、オキシジェン・デストロイヤーは原水爆に匹敵する大量破壊兵器であり、その存在と製造法が知れわたれば、戦争の道具にされないはずがない、ゴジラを退治した後に芹沢博士は自己の頭の中にしかないオキシジェンの設計図とともに自害する。ーーーーーーーーーーーーーーーと言うのがオリジナル ゴジラです。米国の広島 長崎への原爆による大量殺人そしてビキニ環礁での核実験に対する強烈な批判なのです。しかしハリウッド制作のゴジラでは、ナント「ビキニ環礁での水爆は実はゴジラを倒すためのものだった、、」このセリフを聞いた瞬間に上映中に、、もういいやって感じになりました。さらにこの制作会社は今春に中国の共産党系のアミューズメント会社に買収されて、予定されてる2作目は 日本を悪者に仕立てたプロバカンダ ゴジラになる事が予想されます。ーーーーーーーーーーーーーーシン・ゴジラは視覚効果では安っぽいですが、オリジナルゴジラの思想を貫いてます。政府の危機管理対策の在り方や自衛隊の攻撃システムそして米国や国連理事国との関連とか、昨今の中国の暴挙に対する警告にも受け取れます。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "「ゴジラ」じゃなきゃダメ?\n 東京に大怪獣が現れたら、いったい政府はどうするのか?自衛隊は本当に攻撃するのか?そんなことを実に忠実に再現しており、映像もリアルでメッセージ性も強く、見応えのある作品でした。面白かったです。でも、これ・・・「ゴジラ」である必要あるの?世界が称賛する東宝怪獣映画って、こうじゃないよねぇ~。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "「ゴジラ」の名を利用した、ただのエヴァンゲリオン\n アニメが好きな方にはかなり楽しめたのではないでしょうか?エヴァンゲリオンは人気の高いアニメだし、 興行収入も、評価も高くて当然だと思います。世界観はゴジラではなくエヴァンゲリオンそのもの。それなら、ゴジラではなく、全く新しいSF映画として作って欲しかった。やはり、「ゴジラ」とすることに商業的にも重要な意味があったのでしょうか。 昭和から平成まで続くゴジラ映画が好きな私としてはとても残念な映画でした。たしかに、今までの歴代のゴジラでもキャラクターも演出もずいぶん様々なバリエーションがありましたが、今回のはもはやゴジラと呼べるようなものではありません。 最初に、評価が高いのはしょうがないと言ったけど、エメリッヒの時はあんなに悪評だったのに、今回のゴジラがこんなに評価が高いのはちょっと理解できません。これよりはエメリッヒ版の方がまだましです。やはり、アニメのような描写が好きな人が多い事と、ゴジラに思い入れの無い世代が増えているって事でしょうか。 政治シーンは確かによくできていましたし、自分もそこは期待して見に行ったんですが、それなら何度もいうように、別にゴジラでやる必要は無いと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "情報量、半端ない\n 最初は全く見るつもりは無かったのですが、評判を聞いて行ってみました。面白かったです‼️日本で、不測の事態になった時、見えないところでどのように決定していくのかが、とてもリアルでした。情報量が膨大で、ついていくのに必死でした。小学生には、理解できないかも。最後の尻尾の映像も色々想像を掻き立てられました。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n 近年のハリウッド版ゴジラは視聴済み、エヴァや昔のゴジラは全く知らないが日本を守ろうとする人々の熱さに揺さぶられた。ゴジラが口から放射能ビーム?を吐いた時の絶望感は凄まじかった。現代日本で未知の生物が東京を蹂躙してしまう姿としてはかなり強烈。そこからの再起や国連、米国に対する政治的駆け引きなど見応えもあった。ゴジラが凍結してからの幕引きは少しあっさりしすぎて物足りなくはあるが続編に繋がるのであれば期待したい。こういった日本映画がもっと増えてくれれば嬉しい。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "庵野ならではのシン・ゴジラ\n 豪華キャストと台詞のテンポに圧倒されつつ、庵野らしさがふんだんに散りばめられていて終始ニヤニヤしながら観てしまいました。まさしく現実 対 虚構!日本はまだまだやれるんだ、そんな思いが込められているんじゃないかな。CGがザツだと言うコメントを見かけましたが、昔の特撮を感じさせるようワザとなのかなって後から思いました。巨神兵のときのコマでもそのような節があったので…まぁ素人なのでそこらへんはよくわかりませんが。この作品に込められた思いがスタッフロールにたくさん詰まっているなーっと最後思わず拍手したくなる、そんなシン・ゴジラでした。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 0.0, + "empathy": 12, + "review": "ゲロゲロ・・・\n 自身にとって、可愛いかわいいエヴァや巨神兵をまんま「ゴジラ」にやらせただけの、才能も閃きも枯渇した庵野の自慰映画。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "進化したゴジラ\n こんなゴジラは見たことがない。面白かった。ただ、ちょっとやり過ぎな感があり、圧倒的過ぎた。その割には、あっけない幕切れとなり…。色んな意味で社会的にも風刺的な描写がある一方で、日本という国に対する期待も読み取れる内容だった。その意味では、原点回帰した内容だったのではないだろうか?俳優陣が豪華だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "若手精鋭のチカラ\n ゴジラの出現を目の当たりにして首相を始めとする各閣僚が必死なんだけれどパニックに陥るところは5年前のあの日を想起させる展開。むしろ、私が心動かされたのは、各省庁の精鋭となる若手人材の活躍ぶり。お役所にこんなにもタフでアグレッシブな人たちがいるんだったら日本は大丈夫だと思いました。これからの日本を支える若いチカラに期待! " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "進化についてこれない人は\n シンだけにゴジラを今風にアップデートし、かつハリウッドの様なバカヒーロー映画にしてない所がよかった。本作をエヴァだとかアホな事言ってる人がいますが、同じスタッフが多数参加しているから、当たり前。映画会社はわかってやらせたんだから。で、庵野さんが脚本まで書いたから良かった。樋口さんがやったら進撃の二の舞いだったかも。音楽と一緒で、進化についてこれない人はいつまでも昔のDVDを見るしかないですな。その進化がよくも悪くも。この時代、昔と同じ物作るわけないし。アメコミもシリアス路線が主流ですからね。ただ、野村萬斎の必要はなかったな。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "無人在来線爆弾!\n 無人在来線爆弾! " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ゴジラに見立てたもの\n とても楽しめた。3.11後のゴジラという評もあるが、それはその通り。と同時に“戦後”も射程に入った作品となっている。“戦後”も“災後”もかわらず日本は日本という姿がこれでもかと見せつけてくれる。だから面白い。面白いのはそのバランス感覚だ。作品からは決断にプロセスばかりが降りかかり混乱する政治の姿が見える。これはあたかも憲法に緊急事態条項を入れよという主張にも見える。しかし、そんなもの無くても対処してしまった国家の強さもこれまた描かれている。決してプロパガンダ映画ではない。日米安保に依らざるを得ない“戦後”日本の姿はもはや常識なのか?アメリカの属国ぶりの描き方も見事だ。しかし、その属国が絶妙な交渉で多国籍軍の核攻撃から東京を守るしたたかさも描かれている。頭を下げる総理代理役の平泉成の姿は日本の情けなさを表層とした強さと狡猾さを表現していて震えた。素晴らしい。ゴジラのことはよくわからない。オタクには勝てないので何の評論も出来ない。ただ、見たことがないゴジラへの攻撃のシーンには思わず「おー!」と声が出た。すごかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "まさに新ゴジラ、映画館で観るべき\n 最近のパニック映画は3Dや4Dだったりで観客を驚かす・恐怖させることが多い気がする。一方、この映画は絶望させられる。こんな映画は観たことがない。これは映画館の迫力でないと面白さは伝わらない。もう一回観に行きたいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "本家ゴジラ最高でした。\n ゴジラ映画に有りがちなスーパー兵器に頼る事無く現実に有るものを使って正面から立ち向かうというそれ自体に興奮をしました。 否定的な意見であった石原さとみさんの英語の発音が悪いと言う意見があるが私はそれを感じなかった。 今回の映画に出てくる人は誰も諦めたり、希望を捨てたりしないで困難に立ち向かっていたのが凄かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "思っていたのと全然違った\n 観に行くつもりはなかったが、評価が思いの外良かったので急遽観に行くことにした。映画は思っていたのと全然違った。ゴジラの映画と言うよりは、政府と自衛隊の物語りといった感じだ。でも、テンポ良く間延びしなかった。また、首都を結構派手に壊してくれるのも、らしかった。ゴジラの設定もシンらしくユニークな設定だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "ん〜\n 東京が大変なことに、、と思いきや、都心からちょこっと離れた場所では平和な青空なんか見えちゃって、鬼気迫る様子が色々なシーンで今ひとつ感じられず残念でした。最後の作戦決行終了後も街並みあんがい綺麗だなぁ、、最後に長谷川さんと石原さんが二人語るシーンではゴジラがちょこんと真ん中にいるようにしか見えなくて、可愛く見えちゃいました( ¨̮ ) " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "「ゴジラ」の名を借りた寓話劇として観たほうが良いと思います。絶望的...\n 「ゴジラ」の名を借りた寓話劇として観たほうが良いと思います。絶望的な状況下での政治風刺と、それでも一人一人の力を結集すれば、どんな問題ににも立ち向えるという希望を作り手は示したいのだと思いました。それこそ、これほどの大規模の作品を完成させたことに、スタッフや演者一人一人の執念を感じさせます。なので、セリフや登場人物の8割方は把握しなくても支障ないですし、作戦がどうだとかゴジラの生態はどうなっているだとか、あまり意味はないと思います。自衛隊が攻撃云々とか、核攻撃云々といったセンシティブなテーマも一応触れていますが、フィクションとして観れるラインだと思います。むしろ、「作り手が観てほしいアクションやセリフ」のてんこ盛りで、それはそれで思い切りが良いのですが、それぞれのフェイズで見られる粗さや演出のノイズ、クドい台詞回しが残念で、石原さとみは置いとくとして、一番気になったのが一部ゴジラの描かれ方で、アニメファンに向けてなのかゴジラファンに向けてなのか知りませんが目配せしているようで、何か不自然で釈然としませんでした。ただ、これだけ風呂敷を拡げておいている割に、政局、作戦本部、戦局、アクションをすっきり見せてくれているので、うるさいことは言いたくなりますが、全編通して結構楽しく観れて満足できたので、オススメです。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "情報量も編集も凄いぞ\n 聞こえてくる評判にやっとの思いで劇場へ。これは凄い。庵野秀明はこの映画を作るために今までのキャリアがあったのでは!と思えるほどの力作にして傑作。自衛隊と怪獣との攻防 という視点なら今までの映画にもあったが、それをより硬派に、圧倒的な情報量とスピード感を加え、オールスターな役者陣を揃え、描きたいものだけを撮ってる!これほど明確で力強い怪獣映画があったであろうか!政治の世界もリアリティを持たせ(他国の介入をも)その上で虚構の怪獣との攻防を念入りに。会議室のシーンが長いのだが一時も退屈させないっていう。フルCGゴジラということで自分の中では危惧もあったが、今までのゴジラに敬意を払いつつ今これが描きたいというのが伝わってきた。自分にとってこれ以上の怪獣映画はない。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "ゴジラでなくただのおたくアニメ\n 政治シーンだけはよかった。あとは厳しい事をいうようだけど、モンスターの映像、攻撃シーンの演出などは、そっち系のマニア向けアニメにしか見えなかった。たぶんあれがエヴァンゲリオンってやつの世界観なんだろうと思いながらみていた。 ここは別に文句があるわけではないが、攻撃シーンでマニアックな自衛隊兵器の名称をつらつらテロップいれる所なども、今までのゴジラではない演出で、「ああ、ターゲットにしている層はこういうのが好きなんだろうなー」という感じだった。。ゴジラを見た事の無い人には楽しめるかもしれないが、今までのゴジラファンとしてはこの評価にしかならない。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "怪獣娯楽映画\n 登場人物のキャラ付けは役者の演技もあっていい感じで、すぐ見分けが付くようになるのは映画としてとても見やすいと思います。自衛隊や米軍の攻撃にビクともしないゴジラに、もう駄目だおしまいだ感を抱く演出も○。ただ、ヤシオリ作戦はノリと勢いで作ったんじゃないかなー感が満載wこの後どうするんだろうなー的なまとめは合う合わないあるかも。夏の娯楽映画としては十分だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "鎮魂のモニュメント\n 偶然にも8月6日に鑑賞。感慨深い。無惨に殺された被爆者たちの怨霊に対して、今生きているものたちがどう折り合いをつけられるか、という話かと。マキ教授がその怨念と自らの身体を投じて起動させたゴジラを、生者はそれがいったい何なのか全く理解できず、初めは武力攻撃により殺す、あるいは追い払う、ということしか考えられない。臭いモノにはフタである。だが2度目の出現くらいからはそれが核と核の犠牲者の怒りに関するものであることが徐々に明らかになり、それを悟った者たちのゴジラへの対処方法は単なる破壊ではなく、血液凝固剤による活動停止を狙ったものとなる。ゴジラは最終的に屹立した姿で固まる、しかも皇居で。その尾には被爆者たちの凄惨な姿が。東京のど真ん中にそびえ立つ鎮魂のモニュメント。これを真ん中に戴き、東京の復興が始まる。宮沢賢治の『春と修羅』も読んでみたい。あと『この空の花』の影響がかなりあるんじゃないかと。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "素晴らしい新しいゴジラ\n これ程素晴らしい映画がどこにあるのか。間違いなく自分の中でゴジラシリーズの中では確実に一番面白かったと言える。ハリウッド版ではやられたとは思ったが、やはり日本の作るゴジラは一番素晴らしかった。ひねくれたレビューなど見ずにとりあえず映画館で見る事をオススメしたい。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "SFファン歴は長いものの、怪獣映画には全く興味がなく、これまでゴジ...\n SFファン歴は長いものの、怪獣映画には全く興味がなく、これまでゴジラも観たことがなかった。見終わって、怪獣ものってこんなもんか、と考えていたけど、レビューを読む限りではそうではなく、この映画が怪獣ものとしては異色らしい。確かにゴジラを題材にした政治映画という構成なんで、それがゴジラでなく北朝鮮侵攻や隕石落下でも良かったのだろう。逆にこの設定でモスラとかも出てきてゴジラが戦い始めた折には途中で出ていたかもしれない。日本はアメリカの属国だけど、まあ程良く仲良くしてもらってる関係がコミカルに描かれていたけど、欲を言えばあの役が日本的美少女系の石原さとみじゃなくてローラとかハーフ系だと良かった。あとは進化する前のゴジラの目が着ぐるみっぽくて嫌だったが、日本映画を見直しきっかけになった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 11, + "review": "期待したんだけどねー\n  怪獣映画が好きで、ゴジラについてはほとんど見ていると思うが、はっきり言ってひどかった。ただし、見どころが全く無いというわけではない。成長した後のゴジラの形態と動きはなかなか良かったと思うし、自衛隊との戦闘シーンは迫力があった。 しかし映画全体としては、それらを帳消しにしてさらにマイナスが付くくらいひどい。その理由はドラマ部分が信じがたいほどお粗末ということに尽きる。具体的には、(1)ドラマ部分の絵が極めて汚く、見るのが苦痛になるほど、(2)日本的組織に対する苛立ちやアメリカ批判ばかりが全面に出て、ドラマ部分にまともな「物語」が無い、といった点である(日本的組織やアメリカへの批判自体は、作品の中にうまく組み込まれていれば、評価を上げることになるだろうが、「シン・ゴジラ」のそれは中二病の発作にしか見えなかった)。 東宝が巨費を投じた本作でこれほどスベってしまった理由は、庵野監督が「映画」(より広く言えば「芸術作品」)における「リアリティー」というものを誤解しているからだと思う。庵野監督は、第一作の「ゴジラ」が「リアリティー」を持った理由は、当時の制作スタッフや観客が戦争と被爆の体験を共有していたからだと考えたようだ(ネット上の記事の中にそのような趣旨のものがあったように思う)。だから、「シン・ゴジラ」では、これでもかというほど東日本大震災のイメージを喚起するようなシーンを盛り込み、ドラマ部分の撮り方も敢えてドキュメンタリータッチにして汚いものは汚く撮ることで「リアリティー」を増幅させようとしたのだろう。しかし、第一作の「ゴジラ」が持つリアリティーについてのそのような解釈は全くの誤解だと思う。第一作があれほどのリアリティーを持ちえた理由は、特撮の名シーンに良質のドラマをうまく接合したからだった。芹沢博士と恵美子のメロドラマや博士の悲劇的な自己犠牲はかなり荒唐無稽な話ではあるものの、登場人物の個性が良く描かれていて全体のストーリーに不可欠な要素として組み込まれたが故に共感を呼び、全体としての作品がリアリティーを持ったのである(志村喬をはじめとする俳優陣の名演技も大きかった)。確かに、戦時中の記憶や第五福竜丸の被爆が作品の背景にあるものの、それはあくまでもきっかけとしての一要素だった。そうでなければ、日本人だけでなく、さまざまな国の人々もあの作品にリアリティーを感じたことが説明できない。リアリティーは、特殊な現実の中にあったのではなく、むしろドラマとしての普遍性の中にあったのである。なお、映画は映像芸術であるが、それは各シーンが一幅の「絵」としての魅力を持っていなければならないことを意味する。このことは、ゴジラが登場するシーンだけでなく、ドラマシーンにも当てはまるはずであるが、その部分の絵が本当にひどかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "団結力\n 人の力が集まれば荒ぶる神、自然災害、人の起した過ちどんなものにでも打ち勝って行けるどんな状況も打破して強くなれるという自信と感動を頂きました結論マフィア梶田さんの違和感のなさがすごかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "面白かった!\n 石原さとみだけ演技浮きすぎですが笑事前に高評価が多く、かなりハードルが上がった状態で見たのですが、想像以上の完成度でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "言いたいことはわかる、ゴジラもよい・・・でも\n 散々言われているがこの映画の核はゴジラではなく日本人特有の事なかれ主義。後にゴジラと呼称される正体不明の巨大生物が東京に上陸したときに日本政府がどう対処するのかをリアルに描写している点は非常に新鮮だった。だが、この映画の肝である会議がつまらない。役者陣が長台詞を無表情で淡々と喋っているだけなのでメリハリが無く話に引き込まれなかった。恐らくこの会議を楽しめた人は高評価につながっていたのだろうと思う。後、テロップがくどいのも鼻につく。洒落のつもりでやっているのかもしれないけど兵器の名前なんてどうでもいいのです。野党やマスコミ、宗教、動物愛護がらみの話が無かったのが不自然に感じたが話がややこしくなるので割愛したのかもしれない。でも、平成ゴジラに見られた熱線を連発せずに溜めて溜めての熱線を放射するシーン(はっきり言って巨紳兵なんだけど)は鳥肌が立ちましたよ! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "新、神、進、ゴジラ\n 面白かった。やや、エヴァ感を出しすぎな気はした。エヴァ好きには嬉しいんだけど…テンポが異常に早く、みんな早口。カメラが面白い。そして、これまでのゴジラと違う、進化、変体してしまうという、これ、すごいと思います。ここがもしかすると、否にあたるかもしれません。私は、ありだと思います。意外性で観客を掴んだことは大成功ですから。ゴジラをどうとらえるか、「神」という捉え方があります。これまでは、人間はゴジラを倒せませんでした。今回は、核を使うかどうか、というテーマはありつつ、生命を超越した神であるゴジラを倒してしまいました。倒していいのか、という議論はあるかもしれません。最後のスクラップ&ビルド、という言葉に庵野はやはり宮崎の思想を受け継いでいるのだな、ということがよく分かりました。巨神兵、使徒、ゴジラ。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "リアル!\n 今、ゴジラが日本に現われたならどうする?その時、政府は何をする?今まで、ゴジラは、SFと思っていたが、この映画を見ていて、明日、いや、今日、ゴジラが現われても不思議ではないと思ってしまうくらいのリアルな映画!ゴジラが何かわからないというところから始まって、自衛隊の攻撃も、最初は住民の避難がまだで、中止したこと。途中から、米国がでてきて、日本は従うことになったこと。全てが、現実的なこと。あと、良かっのは、この手の映画で良くある、被害による家族の別れ、恋人の別れを一切描かず、政府の対応に絞ったこと。さらに、音楽も過去のゴジラ映画のものだけを使ったこと。どれも、最高です。ただ、唯一残念なのは、この手の映画に良くあるトップが、途中で犠牲になってしまったこと。新 ゴジラ 映画の誕生です! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人生最高傑作\n 人生で始めて、映画館に2度足を運んだ作品。昨日始めて鑑賞し、涙と鳥肌が止まらなかった。この作品に出会えて良かったと思えた。本日2度目の鑑賞をして、やっと落ち着いた。レビューを見ると賛否が極端に分かれるようだ。子供には難しいかもしれない。アクション・バトルに期待する人は残念かもしれない。(誰か1人の)人間ドラマとも言えないかもしれない。それでも、日本が好きで、日常が好きな人にはきっと刺さる。傑作と感じるはずだ。たかが怪獣映画、子供向けの娯楽、と思っている人にこそ。これは今の日本にしかできない、今の日本にしか(たぶん)受けない、政治ドラマだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 10, + "review": "あえてゴジラでなくても\n 良かったのかな。何故、ゴジラなのか?昭和の時代にゴジラに慣れしたんで者として、予期した通り裏切られました。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "意外\n ゴジラわるい " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "シンゴジラ\n 弟がいたため、ゴジラ相当見てきたが、どちらかというと庵野さん好きとして高ぶった。。(そもそも庵野さんを男として好みのタイプとして私は公言している)右隣に座ってたカップルが、ぺちゃくちゃうるせえから、放射能で殺してやろうかと思ったけど、左隣に座ってた1人できてるヲタぽい男子(私も1人)が、明らかに、庵野好きとしか思えないところでばかり、笑ったりリアクションしたりするから、うっかり惚れそうになった。連絡先くらい聞いても良かったかもしれない。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 11, + "review": "これはエヴァだよ\n  この映画、一般市民からの観点が全く欠落しています。あくまで第三者的扱いです。 出てくるのは、官僚ばかりでやたらと会議、会議の連続。しかも不必要な程に人数がやたら多く、しかも彼らに全く共感するようなところがありません。(特に彼ら個人個人の思惑など) だから、一般市民である私には、ゴジラの恐怖感が全く感じられないのです。ゴジラの造形はまあ許せる範囲ですが、最後に棒立ちのままポツンと放置されているゴジラは何とかならなかったの?何かとつても惨めっぽくて、世界に誇る日本のゴジラに対する冒涜では? またリアリズムにも難点あり。短時間で静岡県駒門駐屯地から多摩川河川敷にあれだけの戦車をどうやって運んで揃えたのか?航空自衛隊ってF2戦闘機2機しかないの?東京駅があんなに破壊されて電気設備などは崩壊しているはずなのに、何故新幹線等の電車は動くの?等々 ヤシオリ作戦とヤシマ作戦、庵野秀明氏が脚本書くと、結局エヴァンゲリオンになっちゃうことを改めて認識。樋口真嗣氏に脚本も任せれば、また違ったものになったと思います。残念! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "合いませんでした。\n 私には合いませんでした。エヴァも好きでは無いのですが、これは更にだめかも。伊福部昭の音楽は素晴らしい、と認識した時間でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "面白かった❗ 素直にもっとゴジラとの戦いを観たかったです❗\n 面白かった❗素直にもっとゴジラとの戦いを観たかったです❗ " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 13, + "review": "なぜか涙が出た\n 私がこれまで観た映画の中で面白さではベスト3に入る映画です。庵野監督が考えた「僕が考えた最強のゴジラ」であり、もし本当に東京にゴジラが現れたらどうなるか、政府は自衛隊はどう対処するかを真面目に綿密に考えて作られている映画でした。「会議のシーンが退屈、もっとゴジラ出せやゴラァ!」て人が多いと思いますが私は空回りする政治家や官僚、超事務的な自衛官などゴジラが出てないシーンも楽しめました。むしろそのシーンだけ集めて舞台化したらいいのではないかと思うくらいです。途中エヴァのヤシマ作戦のBGMが流れておっ!と思いましたし伊福部昭のゴジラがそのまま使われていてうれしかったです。不気味なゴジラ幼体がエラのような器官から赤い体液をふりまき進むシーンはエヴァでしたし、熱光線で焼き尽くすシーンはナウシカの火の七日間でしたし様々なオマージュが感じられます。ただ石原さとみの存在だけが抜きんでてアニメ的で悪目立ちしていた感じです。彼女の英語はがんばってはいるものの私の耳にもネイティヴからは程遠いものでしたし、ほかにネイティヴの女優さんはいなかったのかと残念です。公開前の試写会では専門家や東宝のスーツ組の皆様に大不評だったと聞きます。この映画を面白いと感じる感性の持ち主が上に一人もいなかったらダメだろそれ!現に大ヒットしてるし!鑑賞後興奮したまま家に帰ってシン・ゴジラなんでここまで心揺さぶられるのか考えてみました。やはり2011年の3.11の経験が大きいのだと思います。その体験を共有していない外国人には私たちと同じように感じることはできないでしょう。この映画は震災後の日本へのエールなのだと思います。私の周りでもリピート鑑賞してる人が多いです。私も来週また見に行く予定です。多くの人に見てほしい。日本人なら。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "評価は人によって別れそう\n 怪獣恐怖映画としての古参からのゴジラファンにも、東映マンガまつり的ゴジラファンからも、ある意味ソッポむかれそう。完全に別モノとしての怪獣映画としてなら評価は高いかも。良くも悪くも庵野監督作品。色々と行政に対するお役所仕事の批判も入ってる気がして公務員としては、「あ~、だろうなぁ………」と感じる面も。後、回収されず仕舞いの伏線とラストがシン・ゴジラ2への布石で、更に新作エヴァが遅れたら、エヴァファンの批判が怖いかも。伏線が自作への布石で次回作があるなら、そちらも多少期待。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラでなく\n 東宝の新たな怪獣映画なら納得。庵野(総)監督らしさ満載で良かったと思いますが、エヴァが停滞しているので、ちょっぴりマイナスにしました。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "怖い\n 変身前の一番最初の姿が露わになった瞬間、、、鳥肌もんでした。怖すぎます。。そこのシーンだけ頭に刻まれちゃって今でも思い出してはゾッとしてます。幼稚園の頃に見てたら間違いなくトラウマだっただろうなぁ〜。夢に出てただろうなぁ〜と。内容は難しかったです。でも映画館で観て良かったなと思える作品。ぜひ! " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "動かない\n ごじらが機械みたいに止まって動かないのはつまらないと言うか勝手にごじらを変えてしまってるのが良くないかな?ゼロ点です。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "完全悪であり、警鐘でもある。\n 原点回帰と言う言葉がコレほど当てはまる映画も他に無いんではないかと思う。良い大人が童心に帰ってでっかい怪獣が暴れる映画を見に行ったわけですが、いややはりこれは大人のためのエンターテイメントです。庵野ゴジラはただただ不気味で嫌悪感すら覚えるビジュアルです。形こそゴジラだが最も印象的な焦点の定まらない眼が、この生物には挑発的な誘導など無意味なことを示している。このビジュアルは正に最高。感情を表さないことで、そして必要以上にグロテスクに描くことで、今回のゴジラが間違いなく駆逐すべき対象=人類の敵であることを明確にしてくれている。目的も意味も予測させず、闇雲に前進を続ける恐怖の存在である。万全を期したはずである自衛隊の集中砲火に一切のダメージを受けない様は、観ている物に人類の無力さを思い知らせてくれる。アメリカや世界の情勢等を皮肉たっぷりに描く展開も、被災した地域や救援する人たちの映像もゴジラと言うフィルターを通しての現実世界。無論怪獣はフェイクかもしれないが、もしかするとこの映画は現代を最も分かりやすく描いてくれている風刺画なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "シン、とは…\n 日本が誇る傑作シリーズ、ゴジラハリウッドでは最近でも製作されていたが純粋な国産ゴジラとしては2004年の「ファイナルウォーズ」以来、実に12年ぶりとのこと…ファイナルウォーズ、高校生の時歌舞伎町の映画館で観たのを今でも覚えてる。北村一輝にハマったのもそれがきっかけゴジラシリーズは平成の「ゴジラ対モスラ」からずっと観てきたほどのファンローランドエメリッヒ監督の高速タイプのゴジラや、最近の渡辺謙も出演していたずっしりタイプのゴジラも嫌いではないが、やはりゴジラは国産に限ると改めて実感したとはいえ、今回のゴジラはかなり異形…変態するはあらゆるところから熱線吐くわ…庵野さんの影響なのかな、これは演出にもくどいほどの庵野節を感じた庵野節というよりは、エヴァのエッセンスか?劇中の楽曲、やたら漢字の多い無機質でテンポの速いテロップ、幾重にも被せられたナレーションタイトルのシンゴジラもそうシンとは何だ?新、真、進、神、SIN(罪)どれにでも取れるように、ってことなのかと読んでみる…対ゴジラ兵器はこれまでのゴジラ作品に比べかなりリアル路線平成ゴジラ後半戦はかなりファンシーな内容だったからな…レーザー兵器にドリル、宇宙人に怪獣大集合…今回そんな要素は一切なし純粋に日本対ゴジラ自衛隊の兵器も機関砲に始まりミサイル、速射砲、戦車とリアルで地味何もできずに机上の空論を並べる無用な政府やそこに出てくるアメリカの絡め方なんとなくいまの政情なんかも風刺してるのかな対ゴジラの対策も正直かなり地味ではあるが、何でも吹き飛ばせのハリウッドとは一線を画すものと思い満足非常に良作との所感を持った。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "ゴジラ映画ではなく、SFアニメ映画。\n ゴジラと思わないでみたら楽しめたかもしれない。 他の評価で高評価を押している人の文章を見ても、ゴジラは知らないけどエヴァンゲリオンのファンという人ばかりだ。 逆に私のように、アニメには疎いけど歴代のゴジラのファンという場合には非常に面食らう映画だった。 完全にアニオタや軍事オタクだけをターゲットにして作った映画なのだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "復活\n '84ゴジラを小学生の時に観て以来の、ゴジラ劇場鑑賞になります。封切直後の熱い反響、特に焔燃、いや、島本和彦のツイートに衝撃を受け、映画館に足を運びました。…凄く良かった。トレイラーの地味さ加減とはまるっきり別物でした。CGのアラは(特に第一、第二形態の時に)多少目立ちますが、補って余りある巨大不明生物や人物達の存在感。早口台詞やカットの細かさも、最初は戸惑いますが、テンポの良さが小気味好く感じられます。特に、鎌倉再上陸から、夕暮れ迫る武蔵小杉でのタバ作戦、米軍のバンカーバスター攻撃、東京駅付近での活動停止までのシークエンスは、自分の映画鑑賞経験の中で最高の部類に入るものです。また、誰かが既に書いてますが「無人在来線(新幹線)爆弾」のシーンは、蹂躙され続けた列車たちの積年の恨みが晴れる瞬間として、声を殺して笑って見てました。続編を望む声もありますが、最後のカットは、この作品が既に世に出ている短編作品の前日譚である可能性を示唆していると思うのは、考え過ぎでしょうか。制作委員会方式を取らず東宝1社制作だったことで、おざなりな脚本や変なタレント、アイドルをねじ込まれる可能性は低かったのでしょうが、その東宝自体も興行収益のため、恋愛要素を脚本に入れるよう、総監督に求めたという話も目にしましたし、制作現場でも総監督とスタッフの間で考えの相違があったとも聞きます(最終的に作品を見て、スタッフも総監督の考えがわかったとのことですが)。誰にも邪魔をされず創りたいものを創ることが容易ではない今のご時世、この作品を作り上げた監督やスタッフ、配給した東宝に心から敬服するとともに、この作品のヒットが映画作りの現場を良い方向に変えていってほしいと感じています。*その後、8月4日に子供を連れて再び観に行きました。10歳の子も細かいところは気にせず、見入っていましたよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "多岐に渡る継承\n エヴァでお馴染みの庵野監督でしたのでとても楽しみにしていました。個人的にはモスラなどの敵もなく初代ゴジラのような助けてくれるヒーローも存在せず尚且つゴジラの生態はどうとかなどの初代ゴジラに通ずる現実的なストーリーでよかったです。しかし、政治的な内容が濃かったのにはなかなか難しいとこですね。海外向けにするとしたらなどを考慮すると難しいところです。ただ、庵野監督の「昔のゴジラに近づけたい」という言葉から考えるとこういうストーリーでありかなと思います。個人的に凄いなと思ったのは、初代ゴジラのような恐い顔と目付きのビジュアル、そしてこれはわかる人にしかわからないと思いますが、ちょくちょく出てくる俳優さんたちがカメラにむかって喋ってる独特なカメラの取り方とか、名監督『小津安二郎』氏の撮り方ですね。多岐に渡る継承が多いなと思うとこです。そう意味でも見てほしいと思います。そして本作で個人的に最も注目してほしいのは中盤で出てくるゴジラが怒るシーンです。これはとても圧巻でした。このシーンが一番私は印象に残っています。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "見てきました\n 40年来のゴジラファンから見ても、全体的な出来は良かったと思います。しかしながら、やはりドラマ部分があまりにもお粗末だったような気がします。日本が緊急事態に陥った時、政治家が余りにもアホすぎて笑ってしまいました。政治家の存在意義を考えた時、あの様なグダグダな対応をとるのか疑問を感じました。でも、日本製ゴジラを待ち焦がれていた1ファンからすれば久しぶりに興奮しながら観れた作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 12, + "review": "何が良いのか?わからない❗\n ぬいぐるみでないですが、ぬいぐるみでないですが感満載の新ゴジラでした。特に変態前のゴジラは笑うばかりの出来。ゴジラのしっぽは別の生き物ぽく、安物のぬいぐるみをクネクネしている感じ。また、ゴジラの身体と背景の大きさが一貫していないので、シーンごとにゴジラの想像する身体の大きさがわかりませんでした。評価が高いので見ましたが、金の無駄。今年最低の映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画として観れる邦画\n 庵野秀明監督作品という事で、そのエッセンスはクドイほど散りばめられていました。熱心なファンは嬉しいでしょうが、僕はそこまででは無かったので、途中意図しない形で笑ってしまう箇所がありました。ただ、映画を観た後の“余韻”は近年の邦画では最大だと思います。ゴジラを通して、緊急事態時の国家の対応や国防や国連に対して考えされられました。面白いですが、「面白かった〜!」だけで終わらない映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "荒ぶる神が降臨した時、日本人は何を選択するか\n シンゴジラそれは、新ゴジラであると同時に、神ゴジラでもある。人間にとっては、害獣であると同時に、神からの裁きでもある。超自然的災害とでもいうべき、乗り越える大きな壁だ。しかし、ゴジラを倒すのは、最新軍事兵器でも、人間1人のスペシャルな力でもない。全員が自分のできることを最大限にやり抜く力一つ一つの集合によってのみなされる。それが本作では描かれる。核兵器によって人類は救われるのか、滅びるのか。怪獣型核兵器とも言えるゴジラを核兵器によって倒すのか、それとも人間の叡智が核兵器それ自体を滅せるのか。ゴジラはその具象なのだ。人間ドラマが足りないという人もいるが、人間ドラマとは、過去話を挿入することではない。困難な難題に挑む人々を挑む人々を描くことこそ、人間ドラマといえる。それはこの映画で最大限描かれてることだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "使徒vsニッポン\n 冒頭からエンドロールまで興奮しっぱなしでした。不必要な恋愛や、家族シーンなど一切排除まさに全編クライマックスと呼べる内容で飽きることなく楽しめます。ネタばれはしませんが随所に庵野監督だとわかるシーンが満載。邦画史に残る傑作です絶対に観に行きましょう " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ゴジラという対象\n ゴジラという対象は様々だと感じた。先の大戦、大震災、アメリカ、抑止力、地政学的な近隣諸国、そして自国。核という、未だ答えの出ないテーマにも賛否両論が交わされていた。作品中、自衛隊や消防隊が必死に人々を守ろうとしていたところは自然と涙が流れた。これが愛国とか過激だとかではなく純粋に国を想うということではないだろうか。平和とは有事の場合の紙一重で成り立っている。ゴジラは決して架空のものではなく、ゴジラとなりえるものは、身近に沢山あるのだろう。日々の暮らしや、人間の生きるを考えさせられた一本だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "90点\n 史上最高かも!非日常における混乱に文民統制の限界みる。義侠心に満ちた軍人と聖断による天皇直轄の近衛兵団・米軍の参加を容易にする安保条約の改訂→初動の遅れと火力不足を補うため必要不可欠。嘗めてたけどこれは支持 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "まさに「シン」!!\n 僕は怪獣映画の類いがあまり好きではなく、少し見に行くのをためらったが、ネタバレ記事などから、ただの怪獣映画じゃなく、すごくリアルだと聞き、見に行ってみた。結果はすごく満足した。初心に戻った感じがした。(ゴジラも元は反核映画として作られた。)風刺性がすごく、実際にゴジラがでたらこんな感じやろな~~というのを感じさせてくれる。特に最初の会議で繰り広げられる、なんとか無難な線に落ち着けようとし、現実逃避をしている所は政治家のことなかれ主義を、しっかり表現していた。中盤の作戦で首相が死んでしまったのにはビックリした。また、最後の作戦では東京の列車を惜しげもなく使うという、鉄道ファンからしたら、「なにやってんだボケ~~」(笑)といいたくなるような、作戦も妙にリアリティがあった。日本の技術を使って核爆弾を使うという愚かな作戦を止めるという展開も、先述した反核映画として誕生した初代ゴジラのテーマを改めて提示したのも評価される。(二作目、三作目と続編を作るたびに反核映画としての風刺性が失われ、ただ怪獣がドンぱちするだけの映画になっていったのは残念だったから余計に嬉しい。)最後のゴジラの尻尾の部分に人が絡まったようになっているのが、広島の原爆でお亡くなりになった人たちを意識しているように思えた。色々謎を残して終わっていったため、続編を期待する。また、さらにリアリティを引き出していた演出が、国際情勢が妙にリアルなことである。国連にまでゴジラ問題が広がり、核爆弾を使った作戦をしようとするが、日本が決行の日をできるだけ先伸ばしにしようとフランスに交渉するのもリアルである。どこがリアルかというと、交渉相手をフランスにするまでの決め方である。中露は日本から近いため、なにがなんでも核爆弾を落として、自分のところまでこさせないようにするという思惑があるだろうから対象国からはずすというやり取りからリアルな雰囲気を感じた。俳優は、少し石原さとみが浮いている感じがしたが、それ以外はこれだけのテーマを伝えるのに十分な演技。高橋一生が光っていた。最後にこのゴジラで印象的な台詞を紹介して終わる。「ピンチは国を成長させるようだ。」 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "女友達と2人で鑑賞。間違いなく今年の1位。\n 面白すぎて、どこがどう面白かったか、言えない。何が面白かったかって、もう、すべてが面白かった。3日経っても4日経っても、ずっと余韻が残っている、最早これは余韻ではない。恋だ。シン・ゴジラという作品そのものに恋している。憧れている。跪いている。なんてものを作るんだと床を叩いて打ちひしがれるクリエイターの皆様、仕方ないです。こんなもの、他の誰も作れない。邦画にしかできない、日本人のための、最高のエンターテイメント作品だと断言したい。エヴァだとか巨神兵だとか、ゴジラである必要はないだとか、ストーリーに乏しいとか、そういう風にしか感じない人は、とても損しているというか、勿体無いと思います。シーンの行間を読む、というか、庵野が観客に投げかけたその空白を自分の想像で埋める楽しさとか、昔の特撮を思い起こさせるノスタルジックさだとか、次々と言い重ねられる台詞に込められた情報を自分の中に書類のように積み重ねながら処理し予想し裏切られる楽しさとか、まるで自分がそこに居るようなドキドキ感と間延びしないテンポの心地よさ、出演者が多過ぎる為出演シーンが数カットしかないのに見終わって数日経っても全てのキャラクターが思い出せるその設定は愛しく面白く個性的でどこかユーモラスに完成されており、ところどころでわざとらしさをあえて残し心に引っかかるアクセントとし、そしてパンチの効いたアングルで観衆を飽きさせず引きつけるなど……様々な技巧が駆使されていた作品であると思います。それらを先入観なしに楽しめたら、いいのになと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "エヴァっぽい演出多数の会議映画\n う~ん。。。なんだか眠たい映画でしたwwただ・・エヴァンゲリオン大好きなので、庵野さんらしいというか・・エヴァらしい演出が沢山あって、それはちょっと嬉しかったです。会議のシーンがやたら多くて、みんな早口言葉みたいに喋っているのでロボットみたいでした。長い文章噛まずに喋る役者さんには申し訳ないけど、ちょっと寝ちゃった( ˘ω˘ )それにゴジラの出番少なすぎww個人的にはエヴァと被せて見ながら楽しんました。ゴジラは使徒、日本政府はネルフ?(ぃゃ国連(UN)かな!)と見立てて観賞してましたw第一形態のゴジラは、第4使徒シャムシエルっぽいなぁ~。目とか(笑)あの目は頂けないよねぇw そこは爬虫類の目の方がリアリティあったんじゃない?wヤシマ作戦ならぬヤシオリ作戦とかww エヴァファンならちょっと面白いかもだけどヤシマ作戦のBGMやたらと使いすぎで、しつこさを感じました。本当に作戦実行の時に使って欲しいBGMでした。石原さとみチャン、格好良いんだけど英語になると急に声のトーン低くなるのが妙に気になります(;´∀`)最後のゴジラのシーン・・しっぽにズームインしてましたが人の手が多数あるように見えましたけど、あれは何を意味してるのでしょうか?こういう謎を残すとこも庵野さんらしいんですが次回作ある伏線なのかな?余談ですが・・庵野さん、一時期鬱状態だったそうですが、このゴジラで気分転換になったようでエヴァの映画作る気力が出たみたいですね。庵野さんはエヴァの呪縛にかかってる気がします。エヴァファンが、あーだこーだ言っても気にしないで自分の納得のいくエヴァの最後を見せて欲しいと思います。映画終わらせて肩の荷を下ろして欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高\n 日本映画でもなかなかいい説明もだらだらせずしっかりしてたテンポがよくてゴジラの怖さと迫力が十分予告編もネタバレなしでいいCGは日本映画だし許容範囲会議とかミーティングは必要だし観てて楽しかった " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "政治映画だった\n ネタバレをおそれて事前情報なしでいったのが間違いでした。自分にはあわなかったです特撮映画ではなかったです。CGも微妙でそもそもゴジラの出番はほとんどなかったです。ほとんど会議で、しかもなかなか話が進まなくてじれったかったです。舌を噛みそうな台詞を超早口で噛まずに喋るのはスゴイナ―と思いましたが、あんな台詞じゃどんなにすごい役者でも噛まないだけで精一杯ってかんじでした。話はリアリティーがあったけど台詞やCGとか石原さとみの変な外国人とかでガッカリ。会議が長くてテンポが悪くて退屈でした。ゴジラのデザインとかはそんなに嫌いじゃないです。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エヴァを感じさせる。面白いです。 難しい言葉を早口で畳み掛ける感じ...\n エヴァを感じさせる。面白いです。難しい言葉を早口で畳み掛ける感じ、映像も音楽もエヴァぽさを感じた。庵野監督、こういうの好きなんだろうね。お陰でエヴァロスが少し癒えた。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "多様な視点を盛り込んだ秀作!これならハリウッドにも対抗可能!\n テンポが速く、脚本もしっかりしていて、ミスキャストがなくて楽しめました。「ゴジラ」と銘打ってますが、私の世代が見たことのある怪獣映画ではなく、現代の日本に巨大生物が出現したと仮定して日本の政治家や役人が想定外の事案にどう対応できるか(対応出来ないか)がメインの映画です。お子様向けではなく、中学生以上がターゲットですので、ご家族で鑑賞を考えている方は注意が必要です。石原さとみが格好いい!英会話のレッスンはこの作品のため?というくらい見事な英語を披露。全てのキャストに長台詞がありますのでご苦労は多かったかと。配役が非常にマッチしていて違和感なく感情移入できます。音楽や中盤のゴジラの攻撃方法、クライマックスの作戦はどこかで見聞きしたようなものばかりなのでマニアのハートもガッチリです。今ある技術でこんなとんでも生物とどう対峙していくのか?なるほどそう来たか!ええっ!それをそんな使い方しちゃう!?と楽しめました。男性諸氏には無条件に是非おススメ。政治や役人に関わりのある方はあまりに普段の仕事の進め方に似ていますが、前例のない事案に対処する際の思考訓練として面白いかもしれません。女性は長谷川博己や竹野内豊が好き!という方は是非!「チャオ〜」みたいなおちゃらけた姿ではなく終始一環して熱く、格好いいです。個人的はとてもおススメ。もう一回観に行こうと思える久々の日本映画の快作です。これならハリウッドにも十分対抗できます!!d(^^) " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり怪獣対決が見たかった・・・\n 人間側の描き方は、一般大衆を排してもっぱら役人の群像劇に徹している。それは別にかまわないのだが、肝心のゴジラの登場シーンが少なすぎる。(もちろん意図的なのは重々承知ですが)新解釈のゴジラはとてもかっこよく、こうなると、やはり別の怪獣との対決がみたくなるのが人情というもの。石原さとみの意外な英会話上手が驚きだった。(相当練習したんだろうな) " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ怖い\n 面白かった。想定外の事態が起きると日本はこうなるのか、という諷刺。残念な首脳部だけではなく、有望な若手はいるけれど。それにしてもゴジラ怖すぎ(^-^;目が死んでる。生物としての敏捷さは全く無いし。最後のあれはなんなのか? " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "MX4Dにて鑑賞。 大人向けのゴジラで、見応え有ります。 ゴジラが...\n MX4Dにて鑑賞。大人向けのゴジラで、見応え有ります。ゴジラが動いてる時間がもう少し長かったらもっと良かったです。石原さとみの役は微妙すぎますね… " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ディザスターまとめてみた\n スクリーン7 E-3元々、そんなにゴジラに対して思い入れもないので、生粋のファンからしてみれば『邪道』かと思うけど、別にそこまで印象の悪い映画ではない。いわばエヴァ風世界観というべきものだろうけど、ミスマッチでもないし、ある意味ディザスターとしてはよくできているのだと思う。庵野総監督なりの解釈がきちんと表現されているし、なにより、右往左往をする人間達の浅ましさが演出されていて、その情けなさが興味深いと感じる。まぁ、近い将来こんなディストピア、現実になるんじゃないかなw " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは政治ドラマだ。\n まさにこの政治ドラマの要素を楽しめたかどうかで、この作品の評価は180度変わってしまうでしょうね。でもしかし、たしかにゴジラが暴れる時間は確かに短いのだけど、凄まじいことこの上ないのだった。その上に、まるで畳み掛けるアクションシーンの如き人々の駆け引きが、その凄まじいゴジラとの格闘の大部分であることも確かで、また派手な戦闘シーンに向けての実に効果的な助走になっていると思う。私は全く退屈することなく、むしろ興奮を味わった。庵野の手腕はやはり素晴らしかったというのが正直な感想である。私は全くゴジラファンではなく、思い入れも薄い…が、ギャレス・エドワーズ版を虫ケラのように踏み潰すほどの圧倒的な出来栄えだと言っても過言ではないと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思っていたより良かった\n 初めてゴジラを見たので比べようもありませんが、思っていたより良かったです。高橋一生さんと環境省の女優さんの演技が特によかったそれにしてもチョイ役が豪華でしたねでもなんとゆうか、もの足りないわけではないけど普通、きらいではないし楽しめはしました! " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "ヤバイ\n 一番の不満は、ゴジラが20分程度しか出ないとこだな潔く特撮部分だけにして、逃げ惑う群衆と自衛隊以外の人間を全てカットすれば、(個人的には、余貴美子さんと國村隼さんは好きだけど)短編映画として面白くなったのにな。予算 (15億?)を全てソコに注ぎ込んでさ巨神兵東京に〜の時も、取って付けたような厨二っぽいポエムが気持ち悪かったし、特撮以外は出来ないんだよステマ業者と、スゲェ、ヤベェ連呼して、この良さが分かる俺って大人だぜって生粋の庵野信者達がどこまで頑張られるか愉しみです(興行的に特撮部分だけのダイジェストなら、また観たい。早くレンタルか配信をして欲しい。それ以外の学芸会お遊戯を、座席に2時間も縛りつけられて観る拷問には、もう耐えられないので " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作!見れば見るほど発見がある。\n 本当に日本VSゴジラという映画でした。危機管理体制とは非常事態とはと考えさせられました。もちろん特撮はすごい。やっぱりゴジラの反撃は泣ける、なんでだろう。はたして日本はどうなる?2回目(8/8)…謎がだいぶ解消した。細かいネタ等仕込んでいるなーと。ゴジラとの闘いは何度見ても迫力がありました。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 10, + "review": "やはりエヴァンゲリオンの世界観を持つ人はゴジラの世界観は理解できないのか?\n 日本政府や自衛隊の対応がリアルに見られるという点で期待して見に行った。エヴァンゲリオンの監督であるというので少々不安があったが、その不安が見事に的中した。 歴代のゴジラを見れば分かるように、ゴジラは恐怖の対象であると同時に、何か悲哀を感じさせられるようにできている。人類が持つ科学技術によって眠りからさまされたり、元の動物から生み出されたりしたゴジラは、自身が犠牲者であり、悲しみを抱えているのである。 今回のゴジラは、動物というより、細胞の集合体というか「かたまり」のように描かれており、全く感情移入できなかった。やはり日本のSFアニメの世界観では、敵とは単なる攻撃対象の「かたまり」という考えが主流なのだろうか?予告編から見た画像では、何となく初代ゴジラの顔を連想して、てっきり初代をリスペクトしているのかと思っていただけに残念だ。 それと僕はエヴァンゲリオンを見たことの無いはずなのに、なぜかエヴァンゲリオンを見ているような気分はどうしてもぬぐえなかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "旧作へのリスペクトと新作でのテーマ開示の成功\n 旧作の時代、ゴジラという怪物が生み出されたテーマ性をリスペクトしつつ、現代で、「同じこと」をやっている凄さ。ゴジラを自らのものとした庵野監督の手腕に拍手。ノリに乗っている高橋一生が極めて良い。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 賛否両論あるが、単なる怪獣娯楽映画で無いことを誇りに思う。ある意味SFだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "今の日本ならではの映画かな\n この前のハリウッド版を見るまではゴジラに対してほとんど興味が無かったので、過去作との比較は出来ませんし、エヴァにも全く興味がないので音楽以外はエヴァっぽいかどうかも全然分かりませんでしたが、一つの日本映画として、一つの怪獣映画として、十二分に楽しめたし、日本映画の底力を感じれて妙に嬉しくなった作品でしたね。樋口真嗣監督と言えば昨年の「進撃の巨人」でやらかしたイメージもあったので、ちょっと不安だったのですが、今回はエラーを帳消しにする起死回生の逆転打だったかと。まあ勿論、庵野秀明監督がいなければ、どうなっていたのかは何とも言えないところですが・・・。とりあえず、ゴジラに造詣が深くない私としては、巨大災害シミュレーション的な部分での見応えの方が高かった作品でしたね。これがハリウッド映画なら、ヒーロー的な存在がいたり、お涙頂戴的なドラマがふんだんに盛り込まれたりするのでしょうが、個人にスポットが当たるそれらの要素がほぼ無かったのが、逆に新鮮と言うか、リアルシミュレーション的な感じがして、これはこれでとても見応えを感じれる作品に仕上がっていたなと思いましたよ。ヒーローや強力なリーダーはいなくても、日本には日本的な対処法がある、そんな作風に物凄く胸が熱くなりました。震災や原発事故、昨今の異常気象を経験している我々としては、もはや想定外も想定内になりつつあるだけに、何が起こってもおかしくないとは思ってますが、そんな中でゴジラが襲来したらどうなるか、予想不可能な動きや攻撃を仕掛けてくるゴジラを違うものに見立てたらまた違った見方も出来そうで、いろいろと考えさせられたし、なかなか興味深い内容でしたね。政府の対応はブラックジョークも相当含まれていて震災の記憶も少し蘇りましたが、でも日本行く末に希望が見えた終盤の展開には感動を覚えましたよ。ゴジラ登場までの時間が短かったのも好ポイント、ハリウッド版は出てくるまでが長過ぎでしたので。しかし進化前のゴジラのビジュアルが、手書き風でどうなるのかと思いましたが、あれはあれで結構好きかも、勿論進化後も私はアリでしたよ。台詞が早口過ぎていまいち聞き取れなかったのは難点でしたが、まあダラダラやられるよりはこっちの方がまだマシでしょうかね。それにしても、石原さとみは進撃に続いてまたしてもキワモノを・・・でも唯一リアルじゃないキャラが逆にいいアクセントでもあったかな。片桐はいりのお茶とおにぎりのホッコリ度もホント良かったなぁ~。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本人による日本人のための映画\n ゴジラが日本を浮かび上がらせていますね。ゴジラの神々しさ、人間がもつ繋がりの尊さがこれでもかと描かれています。最後の無人在○○爆○ではカタルシスの氾濫がおきますよ。2016年にふさわしい、怪獣映画だと思います。この時代、この時期に劇場で観れて幸せです。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか面白かった\n なかなか面白かった " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "私も高評価に違和感\n ツイッターで絶賛されているので観に行きましたが、映画としてそこまで面白いとも新しいとも感じなかったです。邦画の中ではよくできている、というレベル。後半に行くほど、日本の底力はすごいでしょ?という主張がセリフにも漲っていて、なんだかやり過ぎ。それと石原さとみ。あの役をやらせるのはハードル高すぎます。インターナショナルスクール出身で日本語も英語も中途半端な帰国子女にしか見えなかった… " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "R-15指定すべき?!\n 結論からいうと、怪獣特撮映画の域を越えた今の日本にしか作れない映画です。夏休みの昼間に見たが、子どもたちの姿はほとんどなし。それはそうでしょう、怪獣が活躍するシーンは全体の20分の1もない。もっぱら、日本政府を中心とする会議が延々と続く。お子さん(あるいは怪獣好きの成人)がみたら、退屈します。しかし、3.11大震災や福島原発事故を体験した日本人にとっては、おもわず脳裏によみがえるシーンが頻出する。おりしも、シン・ゴジラ公開と相前後して、小池百合子新都知事が誕生。環境大臣と防衛大臣という重要ポストの経験者だが、2020年の東京五輪に浮かれていないで、防災対策をもっときっちりやらねば、とあらためて思った次第。ちなみに劇中の防衛大臣役は余貴美子で、けっこう強面でした。現実の新防衛大臣は稲田さん、大丈夫かな? " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "カッコ良かった。\n ガメラ派だけどこのゴジラはカッコ良かった。第4形態まで進化するゴジラもいいし、新幹線やら山手線まで登場するゴジラとの攻防戦も見ていて興奮。やっぱり今は着ぐるみよりCGなのか。石原さとみがなんかういてたのが微妙なところか。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "迫力だけがゴジラではない\n この映画の大半は会議室等で繰り広げられる会話劇ハリウッド版のような家族愛や迫力のあるダイナミックな破壊シーンは無いに等しい破壊シーンはほんの10分あるかどうかといったところだからでこそゴジラという謎の巨大不明生物が予測不能な動きをいきなり見せると一気に恐怖が襲ってくる中盤の光線等は特に印象的なシーンそれまで延々と移動するだけのシーンが続いており、それだけでも十分な被害をもたらし、東京を絶望の淵に追いやろうとしていたそんなゴジラが明確な意思を持って攻撃を開始したのだから、その恐怖はこれまでと比べ物にならない東京は国際社会の圧力に耐えながら規格外の自然災害に立ち向かわなければならない久々に胸が熱くなった映画最後のワンシーン無音になり、ゴジラの身体が映し出される最後に映る尻尾にはヒトのような何かがそしてお馴染みのゴジラBGMのエンドロールここは色々と考えさせられる部分だが、答えは無いのだろう細かい事を言うつもりは無いつまらないと感じる人もいるだろうしかし、大半を会話劇が占める中ここまでの恐怖を与えるこの作品は紛れも無くゴジラ映画だったと私は思う " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "高評価に違和感\n ネットで軒並み高評価だったので、久しぶりの映画館で鑑賞。巨大スクリーンのIMAXで見てきました。見終わった後の感想は一言でいうと「物足りない」。肝心のゴジラは半分以上寝てますし、残りの半分は人間側が会議をしている。ゴジラという作品の割に、ゴジラが全然出てきません。もっともっと暴れて欲しかったですし、もっと人間を恐怖に陥れるような圧倒的な存在でいてほしかった。ゴジラの進化に関してもほとんど描写がなく、海から出てきたら既に進化してましたというから、これも物足りない。エヴァンゲリオンであれだけ過激な描写をしていた庵野監督なので、ゴジラももっと過激に暴れて、進化して、建物を破壊して欲しかった。模型を多用した演出はゴジラシリーズに対する一定のリスペクトは感じたものの、やはり近年のCG演出の流れに逆行するためチープな印象は否めず、その度に見ている側は「あ、これ模型だな」と気付くため、その瞬間どうしても冷静になってしまい、映画に集中できなかった。長谷川博己の演技は見事で、終盤の自衛隊への激励は鳥肌もの。石原さとみのキャラクターは違和感があった。まとめゴジラに対する庵野監督の思いは随所に見て取れ、エヴァンゲリオン的な演出も知ってる人が見ると思わずニヤリとする。しかし、肝心のゴジラという点で見ると、あまりに物足りなかった。「巨大な不明生物が暴れた後にずっと眠りこけ、寝起きを襲われてあっさりやられる」この映画はこの一文でほとんど説明できてしまう。邦画の中ではマシな方かもしれないが、洋画を含めた視点で見ると満足度は低い。この作品が絶賛されるなんて海外記者が見たら、いかに邦画のレベルが低いかと笑われてしまう。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本人の日本のためのゴジラ映画です\n  映画ポスターにあるように虚構のゴジラに対する日本政府・官僚・自衛隊等・米国を含む他国の現実になりそうなリアルを描いた作品です。政治家や官僚の無能さもあり、関心の無い外国にはうけないでしょうね。自衛隊の対応もちゃんと作戦を立て、ありそう。兵器が趣味の方も良いかも。 でも日本人にとっては現実に起こりそうな日本の対応が表現され、面白かったです。最後の方ではなけました・・ " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女性の存在感あり\n 人間が主体のゴジラ映画。その中でも女優さんの活躍が目立った映画だと思います。ちょっとコメディっぽい感じも良かったですね。ただ、ゴジラの暴れるシーンの描写がちぐはぐ・・・実写とCGのレベルが違いすぎる・・・・と思う。また、惜しむらくはゴジラ。いま一つ存在感が無い!進化する面白い設定なのに、目に魂が宿っていないではないか!!残念でした。石原さんに免じて1点プラス! " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "深くて面白い\n ゴジラ以外のシーンも深くて楽しめましたね。ゴジラの暴れる姿は短時間でしたが、その面構えと共にじゅうぶん迫力はありました。子供と一緒に見る映画ではないと思いますが、私のような中年以上のゴジラファンは十分楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "前半がたるい\n 仕事明けで行ったら寝てしまった。最初に出てきたゴジラもどきの目が嘘くさくてがっかり。石原さとみがこんな人いないだろっとやっぱり嘘くさくて全般的には今ひとつ。ゴジラ暴れているのは良かったけど避難する人が少なすぎて残念。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "意外性のある登場シーンに、進化した放射能ビーム。在来線を利用した攻...\n 意外性のある登場シーンに、進化した放射能ビーム。在来線を利用した攻撃に萌えました( ´ ▽ ` )ノ " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人が主役のゴジラ映画\n 単なるパニック映画ではなく危機に面したさい政治がいかに不幸率かを見せる映画でした。今までと違う切り口で見せるゴジラ映画見て損はありませんよ是非劇場で楽しんで下さい " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 13, + "review": "うーん?つまらない。\n 日本政府をデスっているような印象。まぁ実際に起これば政府の対応ってこんな後手、後手の対応なのかもしれないが…。見たかったのは日本特撮のゴジラであって日本のお国事情を見たかったわけでは無い!ゴジラが好きで見に行くと案外ゴジラに肩入れしてしまうのでクライマックスはゴジラ頑張れって思ってしまい、自衛隊の攻撃等の臨場感がイマイチ伝わらなかった。で、嫌いな女優さんでは無いが石原さとみさんの役どころがシックリいかないだけに余計に危機感も臨場感も伝わらない。どちらかと言えばコテコテの東洋人的な石原さとみさんが微妙に英語喋ってるけどアメリカ大統領を目指すような異国の人物には全く見えないだけにギャグなのかとまで思ってしまった。ゴジラが東京の街を破壊しているシーンは核兵器という物も作った人間に対する怒りにも見え凄く良かったが…世界唯一の被爆国日本を破壊しに現れたんじゃそれも違うのかなぁー?と…。巨大怪獣映画は製作費もかなりかかり大変だとは思うが尺をほぼ日本政府と自衛隊等とのやりとりにつかってしまい肝心のゴジラがゴジラたる由縁を発揮出来ずに終わってしまった。こんな映画ならゴジラじゃなく未知の巨大生物を新たにデザインして製作して欲しかった。わざわざゴジラを登場ささなくても…。そんな感想です。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "久々に邦画もいいなって思えました!\n 事務所のゴリ押し感のない邦画だと思えたし純粋に楽しめました!所々ん?と思うようなところもありましたが、非常に作り込まれた作品だと思います。会議が長いなどの批判もチラホラありますが、僕は役者の熱い演技に釘付けでした。しかし、子供に受けがいいかと言われるとちょっと難しいかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2回目3倍、3回目9倍。\n 観れば観るほど。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n 面白かったです。ゴジラ=着ぐるみの怪獣 のイメージの強い世代ですが(笑)、このゴジラは気味の悪い生き物感がリアルで良かったです。ただの怪獣映画のようですが、ストーリーは今の日本にメッセージを投げかけているようで、考えさせられる部分もありました。大人が観て楽しめる怪獣映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "4dx面白かった。\n 良かった。話を完結出来ない庵野秀明監督が士郎正宗の手法を使ってうまくまとめた感じが良かった。現場と会議室の温度差がうまく伝わり面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった!\n 庵野監督ということもあってシーンの構図や描写など随所にエヴァぽさが出てました。極め付けはBGMでしょう!お馴染みのゴジラのテーマ曲も良かったですが、まさかDECISIVE BATTLEが流れるとは(笑)あの曲はテンションが上がります。ファンはニンマリして観てたんではないでしょうか?その曲も相まってゴジラが攻撃されてるシーンでは、まさかのA.T.フィールドが展開されるのではと、それぐらいゴジラが使徒に見えて仕方がなかったです。タイトルが発表された時に「シン」の意味は真なのか新なのかどのシンなんだろうと思ってましたが個人的には進化の進だったのかなと思いました。後で調べたところ真・新・神みたいですね。最後は思ったより、あっさり終わったかなと感じましたが満足度の高い映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "ずっと流れる「こうじゃない」感\n 怪獣映画に何を求めてるかと言ったら怪獣がやらかす派手な破壊とドンパチ。なんだけど、なんか違う。なんだろう?ちゃんとやってるのに「こうじゃないんだよー!」とモヤモヤした気持ち。前半の会議の場面も専門用語だらけなのに早口で「あーなんか大変そう」と思ってる間にウツボジラが上陸。観客は政治オタ、ミリオタ前提で作ってる?理解する前にウツボジラは海に帰っちゃうし見てるこっちは置いてきぼり。その後も早口は続く。緊迫感を出したり、テンポ良く見せる工夫のつもりなのかしら?最後のオチも人間の知恵を結集した結果なんだけどなんかちがーう!昔の映画のような若干ゴリ押しの科学力で破天荒な勝利が怪獣映画の醍醐味だと思い、そんなのをやってくれると思ったのに……。怪獣映画だもの。『パシフィック・リム』のような「ウェェェェイッ!!!!!」なカタルシスを期待しちゃうわ。でも、お馴染みな音楽に乗って迫ってくる戦車や戦闘機には胸躍った。『ゴジラ』と『シンゴジラ』は似て非なる物で怪獣映画では無い。そう思って見れば悪くないのかな?もう一度見たら楽しめるか……うーん……。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "ゴジラ初体験。退屈な会議映画です。\n 全く乗れず。ゴジラ初体験です。全く面白くなかったです。過去作品を知ってたら楽しめるのでしょうか?エヴァ好きは楽しめるのでしょうか?延々と会議。。。ゴジラあんまり出てこない。出てきても結構止まってる。。一時間半で充分。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "過去を踏襲し、そして切り開くゴジラ\n ゴジラとは一体なんなのか?本作ではゴジラを終始、巨大不明生物と呼んでいる。すなわち、必ずしもゴジラという呼称でなくとも良い存在として捉えているのだ。しかし、日本の怪獣という観点から見た場合、あの巨大不明生物はゴジラでなくてはならず、紛れもないゴジラなのだ。恐怖、畏怖、嫌悪をその内に秘めた信仰の対象、現象に近い存在がゴジラという一個の「格」なのだと言えるだろう。そういった、災害に近い存在であるゴジラであるが、自然災害が乗り越える対象であるのに対して巨大不明生物である以上、倒して越えて行くのが日本のあり方である、と思えた。着ぐるみ同士のプロレスがゴジラとするならば〜という意見もあるが、本作、シン・ゴジラは日本人という中の人の着る日本という着ぐるみとゴジラという着ぐるみを着る巨大不明生物のプロレスとして捉えられるのではないか。最終決戦において使用される武器は、電車やビル、輸送車と言った、世界と戦う日本人を包む『着ぐるみ』であり、戦った中にいるのは紛れもなく日本人なのである。同時に、それらの無機的な着ぐるみはこれまでのゴジラ映画の中でゴジラによって破壊されてきた存在である。すなわち本作は日本という国や人や事物がゴジラという概念に対して逆襲する物語である。日本vsゴジラこのコピーのとおり、初代から培われてきた作品を踏襲した、正統のゴジラなのだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 8, + "review": "物語の中心は「会議」\n とにかく会議ばっかり。進化前のゴジラは気持ち悪いし、進化後はデカ過ぎてリアリティーが無い。しかも動かないし。石原さとみの役も要らないきがします。ちょっと残念でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ恐え〜\n 近年観た映画では間違いなく一番面白かった。平成ゴジラのヒーローとして姿はそこに無く、厄災として描かれるゴジラ。圧倒的な絶望感が凄かった。邦画もまだ捨てたものじゃないと安心した。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 15, + "review": "つまらない\n 本当につまらなかった。内容がなくて、迫力もなかった。評価が高くて楽しみにしていたのに残念です。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄いけど\n 久々の日本製ゴジラ!CG も使い、迫力のある映像は凄い!しかし、昔からゴジラ映画を観てる者としては、CG で表現されたゴジラだけではなく、着ぐるみで動く姿を見たかったかなと。その辺がちょっと物足りなさを感じました。作品としては最高です! " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "パトレイバーの海獣編思い出した\n 庵野監督というよりパトレイバーアーリータイムズの怪獣編をもっと壮大にした感じだね出だしから大元の犯人はすでに死んでいてその人物の思惑を暴いていく感じはパトレイバー劇場版みたいだしゴジラにしても自ら進化をしていくってパトレイバーそのままやん怪獣そのものよりも政治やら官僚に目を向けてるのも同じ結局今の日本の実写映画は80年代アニメの焼き直しが多いつまんないわけではないけどなんだかなという感じ " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "腐敗した邦画界に風穴を開けてくれた気がしました。\n 120分の映画なので特別短いフィルムではないのですが、映像の面白さと演出の巧みさに引き込まれて上映は一瞬に感じました。近年の邦画はアイドルが演技する練習場に成り下がったと私は強く感じていました。その点でシン・ゴジラは決して潤沢と言えない予算の中で「スクリーンで観たい映画を作る」に徹したのだと強く感じました。CG処理は一部拙く感じる部分もありましたが、補って余るほどの「演出の巧みさ」「作品への熱意」が私たち観客を作品に引き込んでくれました。庵野秀明氏は決して器用なクリエイターではないと思います。しかし彼の愛する作品への情熱と演出力はこの映画から十分に読み取るのではないでしょうか " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラらしいゴジラ\n ハリウッドのリメイク版などよりはるかにいい作品だ、ストーリーに少し緊張感が足りないと思うが それが今のリアルな日本政府を表現したんだろうな 自衛隊でさえ自国内の攻撃を躊躇したのに国連が勝手に他国内に核攻撃するなんぞ他の国では考えられないだろうこれが今の日本を象徴したところだ、日本はもっと強くならなければね、なんだか実際無能な政治家が多いのかな。ゴジラも随分進化したな 作品の中で中露が欲しがるのも無理ないね、あの無敵さをコントロールしたいから最後爆破しなかったんだろうなと勝手に解釈した、しかし撮影には自衛隊も随分協力してくれたんだね。ゴジラの尻尾にあったあの人の影は核兵器に対するメッセージなのかな。石原さとみはアメリカ側の人間には全く見えなかったな、もう少しハーフっぽい女優さんは居なかったのかな。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 11, + "review": "昭和だねぇ。\n 進歩しないね、邦画は。相棒?、踊る大捜査線?。…で怪獣相手にすることになったの?全編そんなトーン。特に早口の女性、観てるこっちが恥ずかしくなって、もうダメダメ、見てらんないレベル。 ゴジラはゴジラで、いつから背中から光線出すようになったのよ。最初のうつぼのお化けみたいなのだけだったな、予想外で良かったのは、それでも昭和特撮の域。 口から血液凝固剤で固めたなら、ミサイルで攻撃して木っ端微塵にすべきでしょ。もっとおかしいのは、血液凝固剤で、―196℃ってやつ!。そんなものすごい低温でずっといられるわけないでしょうが。 …等々、何から何まで滅茶苦茶、だから邦画はダメなんだと、改めて思った。昨日のゴジラ対メカゴジラの方がまだ良かったよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "音楽が「うる星やつら<完結編>」\n ゴジラと自衛隊の戦闘シーンで流れる音楽が、アニメ「うる星やつら<完結編>」の「記憶喪失装置」との戦闘シーンの音楽とそっくりでした。面堂終太郎の私設軍隊の巨大ロボが出てくるのかと思ったほどです。作曲者が同じなのかと思い、調べましたが、違う作曲家でした。↓↓↓↓↓https://www.youtube.com/watch?v=uwXCBHyIP7A時間 01:06:40 頃ストーリーは単純。上陸したゴジラをやっつけるだけ。USAゴジラのような、ラブストーリーや家族愛がらみは一切なし。なぜ、ゴジラは上陸してきたのでしょうか?進化して完全形態になるが、ハリウッド映画のような「どんでん返し」はなく、「やっつけた→勝った?」で、終わり。ターミネーター2のT-1000のように、凍ったあと復活してまた暴れるのかと思ったら、そのまま終わってしまい、がっかり…「アメリカに輸出しても、アメリカ人には受けないだろうな」と私は思います。でも、「日本のCGも、なかなかやるな」と感服しました。「在来線爆弾」で、ゴジラをやっつけるシーンは圧巻!なかなか迫力があって、良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "何度でも\n 2回観ましたがまた観たいです。ハリーポッターやロードオブザリングと同じで、ただ雰囲気が好きなんだと思います。ゴジラと、自衛隊がかっこいい。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "まさしくシン・ゴジラ\n ゴジラが好きで戦車が好きでヘリや戦闘機も好きで尚且つ電車好きで重機好きな、いい年した大人が愛を込めて造ったシン・ゴジラ。分かるぞ。造りたい物を詰め込んだこの愛ある作品…分かるぞ。そして好きだぞ日本国家の仕組み、目まぐるしく変わるカットインで魅せてくれる会議、これが日本の危機管理… これはハリウッドでは撮れない。そもそもゴジラは戦後、日本がドン底から這い上がる成長期に作られたもの。今はもちろん比べ物にはならないけど数々の震災、原発、首がコロコロ変わる代表者たち、生かされない危機対策関連マニュアル、何か事が起これば「想定外の出来事」etc. 全ての問題・皮肉をここにぶつけてる。日本よ、立ち上がれ!メッセージが直球でいいじゃないかっっ " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 13, + "review": "ゴジラ?\n あれは間違いなく、怪獣ではない。怪物だ!私は平成ゴジラがとても好きで、それ以外は初代ゴジラ1954年しか観てないです。以下、ゴジラファンとして許せない点を挙げます。①ゴジラは放射熱線を吐くんだ。光線ではない。②石原さとみの役。③進化前が気持ち悪すぎ。④ゴジラが日本に上陸する目的は?私には合わない映画でした。まあ、いろんな意味合いを含めての新ゴジラなのでしょう。もし、東宝がまたゴジラ映画作ってくれるなら、ぜひ違う監督でお願いします。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "個人差あり!\n 国政批判や核兵器などへの痛烈なメッセージ性と、現代版の新しいゴジラムービーを作ろうという気概はすごーく伝わりましたが、同じくらいすごーく苦手な映画でした。石原さとみを中心としたアメリカ関係者全般のどうしようもなさや、いまだにパニックシーンでストリングス中心のBGM、何か発見するとカットが異常に早くなり動き出す演出の繰り返し、これらのストレスが半端なかったです。個人差が大きく出る作品だと思います。CGとかはしゃあない。よくできてる方。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "55億点!!! 間違いなく今年度ナンバーワン! 4DXで鑑賞 私は...\n 55億点!!!間違いなく今年度ナンバーワン!4DXで鑑賞私は熊本地震で被災しましたが、その時の感覚と恐怖がゴジラという災害にとても類似していて、災害の際の日本政府の現場の対応が物凄くリアルでなかなか見れない会議のシーンなんかも凄くリアルで良かった!日本もゴジラも最高でした! " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "政治ドラマ?\n ゴジラより日本人が主役。東宝良くやった。 オールスターで見応えあり。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "良い\n 面白い。怪獣映画はあまり好きじゃないけど、でもこれは面白い。終わり方も良い。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "第一作目以来の傑作\n 娯楽映画を期待される方には向かないと思うが、日本の怪獣映画を見続けているならば、これぞ求めていたリアル感、緊迫感。本当に巨大な怪獣が出現したらこんな感じだろうなという体験ができる。ただ、対策のための分析や準備が短期間で完了してしまうのには少し引っかかったが、この種の作品ではどうしてもさけられない必要最小限の傷で、それもあまり目立たないように工夫されていたので、今回はあえて気にとめないこととした。今後の課題かな? " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 8, + "review": "予想外\n 映画評価も良く、ランキングも1位だったからかなり期待して観に行ったら私的には退屈な映画でした。低年齢の方には話の内容難しいのでは・・・。根強いゴジラファンにこの映画は支えられてるのかな?俳優さんは豪華キャストだなと思いましたが、石原さとみの役いる?あくまでも私個人の感想です。良い映画なのかもしれませんが・・・。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 11, + "review": "評価は良かったが全く面白くない\n 全く面白くないです。評価で期待していただけなにガックリwもう半分が会議だの作戦だのお話ばかり。うんざり、ゴジラなんで動かないの?詰まらん、ああ詰まらん。最低作品。暇潰しにもならん。0点見たら後悔しますよ絶対。以上。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "庵野・・エヴァ・・待っといてやるよ|д゚)|д゚)|д゚)\n モバゲーでのレビュアー仲間が大絶賛してたので・・一日映画の日ならぬ、レイトショーにて鑑賞。。。結果結論から言うなら・・・なるほどこれは素晴らしいぞ(#^^#)(#^^#)(#^^#)こちらのレビューでは賛否両論で驚いたけどね・・。日本人の良さと悪さが有る。。。自己主張しないトコ/強さに逆らわずスグに妥結点を探すトコいざとなると奇抜なアイデアを生み出す事(変態性)/自己犠牲をいとわないトコ・・うまく作中で出してました。老害世代?いわゆるステレオタイプな戦前生まれが跋扈?する前半。切り返しから怒涛の展開の後半。前半は、俯瞰で見れば大コメディだ。そして・・後半は、アルマゲドン真っ青のヒューマンドラマだ。前半は笑い、後半は号泣した。。。すばらしい一作。アメリカよ!これが日本映画だ!日本人は見るべし!アメリカ人も見るべし(笑)!星は?劇場¥1300円基準で・・☆☆☆☆4DVD買う度・・♪♪♪もう一回見たい度・・◎◎◎おすすめ度・・◇◇◇◇◇さて。ここからはネタバレにならない範囲で・・。各キャストにいろいろ言っていきたい。~長谷川博己~抑えた感じとほとばしる感じ?多分・・AB型だろうな・・と思わせる役柄を良く演じてました。本作の監督が以前監督した、進撃の巨人実写版でのリヴァイ兵長はいろいろ違ったけど・・。本作は素晴らしかった!(*現場主義の率先垂範は尊敬する!)~竹野内豊~竹野内さんの作品て、全般ハズレナイよネ?冷静と情熱のあいだ/ニシノユキヒコの恋と冒険/素敵な選タクシー・・本作での、万事上手く調整していく役柄。俺的に攻殻機動隊の荒巻課長風な心強さ・・感じたよ。(*なら、長谷川さんが少佐なのか???)~石原さとみ~エンドクレジットを逃がしたのだが・・石原さんの服飾担当の方のセンス、俺好きだな(*ノωノ)青とか紺とか茶系の色使いが上手だった。(*青と茶色の色使いは、欧米セレブ達の基本配色らしいよ?)ハイヒールが良いんよなぁ(^_-)-☆ラストのシーンでの靴はルブタンと見た!!!月9でもおなじみ・・彼女の東海岸風?な英語は、ドSな俺的に・・なんかグッと来た!(^^)!同じく、樋口監督の大コケした前作⇒進撃の巨人実写版でのハンヂ役良かった。。。そして今作のアメリカ大使役・・また良かった(^^♪自然災害なり・・なにかしらの侵略者なり・・使途なり!!!危機に陥った時に、その人の本質(国民の民度)が出るのでなかろうか?俺。日本と日本人が大好きです。2011東日本や福島・・2016熊本・・日本人は!必ず立ち上がります!!!がんばろう東日本!がんばろう熊本!・・ありがとう自衛隊!!!俺的に、泣いた劇中の一言・・『・・礼には及びません、仕事ですから。』あ。ゴジラの動きは?野村萬斎さんですよぉ〜( ´ ▽ ` )ノ?〜〜〜使徒ラミエル来襲!俺なら?エヴァか?サイコガンダムか?ジプシーデンジャーぶつけちゃうね(((o(*゚▽゚*)o))) " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "いろんな意味で近くて怖い\n 東日本大震災から、いや、もっともっと前、阪神淡路大震災、9.11世界貿易センタービル破壊の頃から、リアルタイムで辛い報道を見て、自分は被災していないのにぐったり疲れ果てていました。シン・ゴジラで、被災していないのにダメージを受けた自分を重ね、圧倒的にどうしようもなく強いゴジラに踏みつぶされて焼き払われました。でも、映画が終わるまでに、皆が自分の仕事をして、被害を食い止め復旧し復興してきたことも思い出せたのです。どうしようもなく恐ろしく強く、心を通わせたり動きを読むことができないゴジラだったけれど、人間は考えて調べてみんなの知恵を寄せ合ってそれぞれが精いっぱい働きました。日本は、まだできる、何が来ても乗り越えられる、と、勇気づけられた、そんな映画でした。って上映中は考える余裕がないくらい、ゴジラが笑っちゃうほど怖かったのですよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "もののあはれ\n 「ゴジラ」にあって「シン・ゴジラ」にないもの。この心情がわからないからハリウッドゴジラもとんちんかんなんだよ。「ダース・ベイダー」ってお手本があるじゃないの。震災のように日本にとってただただ乗り越えなきゃいけない障害であっただけでゴジラである必要性を全く感じない。しかも図体はデカイのに大して強くない。主人公達が最も恐れていたのはゴジラより米国の核だというオチ。こんなゴジラに畏怖の念を抱く事はない。政治家と官僚じゃきっと何一つ省みないだろうしね。造形に関してはCGじゃ表情出せない。特に目。ゴジラにだって感情があるんだよ。ファーストゴジラをリスペクトしてるらしいけど、庵野さんは本当にこれが撮りたかったの? " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "ゴジラ 対 大人の本気\n IMAXで鑑賞、見応え充分でした。たいへん面白かったです、今観るべき作品だと思いました。初めて姿を現した怪物を見た途端、思ったより想定外!?の予感にワクワク。ヤツの出現にすっかり没頭してしまいました、目が怖いよ。実はゴジラに意外な方がキャスティングされていたのを知って見極めてやろうと思っていたのですが、圧倒されてそんなことは最後に名前見るまで忘れちゃってました。最後まで目が離せませんでした。たいへん豪華なキャストによる、政府中枢のドラマも見応えがありました。大人の本気が未曾有の事態を打破できるのか、に絞り込んだのは潔くて良いと思いました。ドライだけどアツくていいです。長谷川博己演じる若きエリート政治家・矢口と彼のチーム、カッコいいです。津田寛治、市川実日子、高橋一生と印象に残っています。近くのシネコン2カ所ともパンフレットが品切れ、確かに手に入れたくなる作品です。折しも18歳が投票した初めての参議院選挙を受けての組閣人事がニュース番組を賑わしていて、いつにも増してじっくり顔ぶれを見てしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ファイナルウォーズで終わらなくて良かった!w\n TCX・IMAX・4DXそれぞれで鑑賞。やはりIMAXが映像・音響面で最適化されているが、怪獣映画としてのカタルシスは個人的には4DXが最強でした♪キモ可愛い第二形態さんが座席が大揺れの中接近してくるので、心底「コッチ来んな!」と思えますwそして米軍のバンカーバスターを喰らったあとの第四形態さんの初反撃シーンの4DX演出がまた素晴らしく、正に神々しいゴジラにしびれました!兎に角、最新の国産ゴジラを現在進行形で劇場で体感出来るという幸せに感謝です♪ " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 10, + "review": "政治システム映画\n 単なる「政治システム」「危機管理プロセス」映画である。ゴジラは「未曾有の大災害」の比喩でしかなくゴジラである必要は無い。(ゴジラ自体は圧巻だったが・・・)回りくどい手続きや、随所に見られるアメリカ批判、ひいては石原さとみの「大統領への野望」にいたっては「怪獣娯楽映画」を期待するアメリカ市場にはゼッタイ受けないだろう。顔アップのカットを多用するエヴァ的描写も疲れた。ハリウッドの次回ゴジラに期待する。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "映画終了後に拍手が起こっていた。 10/12 追記 シンゴジラの中...\n 映画終了後に拍手が起こっていた。10/12 追記シンゴジラの中の世界は3・11を経験しているかどうか、していないんじゃないかと思った、はじめての大災害、というような感じがしたので。最後核は落とされなかったけど、もし現実にあのような状況になったら落とされる可能性の方が大きいのではないか、と考えて怖くなった、と友だちが言っているのを聞いて、怖くなった。 " + }, + { + "date": "2016-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "骨太\n ひさびさに骨太な日本映画をみた、という感じ。ノリがヱヴァンゲリヲンだったり、音楽が使い回しだったりで、そこの捉え方で評価がかわってくるのではないでしょうか。尻尾が勃起しっぱなしだったのが違和感。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白い\n 石原さとみさんは要らないと思いますが全体的には、良くできてると思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ・怪獣映画\n 私は、楽しめました! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "原点+政治的リアル\n ミニラを彷彿させる初期形態から最終形態へ変化するゴジラは文句なし!政府、自衛隊の台詞の被せすぎと、今一つリアルを感じないCGが気になったが、作品としては劇場で必ず観るべきレベル!このゴジラの造形を産み出した庵野総監督 流石です‼ " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "お見事\n ゴジラのようなコンテンツを監督するなら、自分が監督するなら、今これを作るなら等考えるのは当然です。そして、庵野監督は見事にその答えを出したと思います。多くの人も言ってますが、本多猪四郎監督の最初の作品を見たときの衝撃は、戦争体験もない私たちには絶対に解らないことです。ですが、阪神淡路大震災、東日本大震災、福島第一原発の事故等の経験を得て放射能の恐怖が他人事で無くなった今、やっと当時の衝撃が解る作品に出会えたと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "軍事&特撮オタクが第一作へのオマージュを込めてとったリメイク作\n ハリウッド版では描かれなかった、核実験の末にゴジラが生まれたという初期の設定をちゃんと生かし、この国の核との問題をちゃんと描いていて、まさに第一作を現代に置き換えたリメイク作品となった。庵野監督らしく、会議などで人々が忙しなく話した後にオチとして一言誰かしらがつぶやく演出は、見事でした!音楽も旧作の楽曲にエヴァの楽曲を混ぜリズムよく展開を見せるあたりもさすがだなと思った。ネットでも話題になっているけど、ヤシオリ作戦のネーミングには吹き出してしまいましたww無人の新幹線や在来線をゴジラの足元にぶつけ爆破させて倒れさせるのも、うまいアイデアとうなりました!戦艦描かせたら右に出る者はいないと言われた軍事オタク、特撮オタクが作ったからこそなせる技かなと思います。エヴァの新作を伸ばしてでも作った甲斐はあった作品になったのではないのでしょうか?もう一度見に行って見たい作品です! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "音楽がひどい\n 音楽のチョイスがひどい。既存の音楽を使ったためにそこに捕らわれてしまう。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "庵野節!\n 庵野節全開でした。進化途中の咆哮シーンはまさに使徒。しまいには秘密兵器で零号機あたりでも出てくるのかと思いました(笑)IMAXの音響の迫力も手伝い、見ごたえ十分な作品でした。石原さとみさんの設定が若干微妙でしたが、かわいい顔を大画面で見れたので、むしろプラスです(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "判る人には至高のゴジラ\n この映画は観る人を選びます。ボクの知ってるゴジラしか認めない、って人達は残念ですが今作を楽しむ才能がありません。なぜこの作品の怪獣がゴジラなのか、ゴジラでなければならないのか、それには必然性があります。この映画は、もし怪獣についての経験も知識もない世界観、怪獣に対して白紙の日本に怪獣という人智の及ばぬ存在が現れたらどうなるか、と云うのが主題に据えられているのです。そんな作品に登場するのに相応しい怪獣とは何か?それは日本にとって一番原初の怪獣こそ相応しいのです。他の怪獣の影響下にあるような怪獣であるべきではありません。怪獣に影響されていない日本に登場すべきは、最初の日本怪獣なのです。そしてそれは、ゴジラ以外にあり得ません。ゴジラの影響を受けて作られた他の怪獣では、怪獣未体験の日本を舞台にするのはアンバランスなのです。そしてこの場合の怪獣は、上記の通り人智の及ばぬ存在、人知を超えた存在であるべきなのです。極めて現実的な世界の人たちが、極めて非現実的な存在に如何にして立ち向かうか、それが重要なのです。おそらくは、少なからぬ人たちが、今回のゴジラという怪獣を荒唐無稽すぎるとか、理解不能と感じていると思います。しかし、それこそが意図された演出なのです。観客にも理解できない、圧倒的な非現実≒虚構に晒された現実世界。この構図を理解できない人たちには理解不能な作品なんです。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これから観るなら是非MX4DかIMAXで。\n この作品、これまでのエンターテイメント性に溢れた「ゴジラ」映画として観ると肩透かしを食らうかも知れない。寧ろ、総監督が庵野秀明氏だと言う事で実写版「エヴァンゲリオン」として観ると結構しっくり来ると思う。ゴジラが進化して行く様、全身から放射線光線を放つ姿はまさに“使徒”…。で、恐らくこの作品で描きたかったテーマは、“日本の存亡に関わる大事が起きた時、日本国政府は、日本国民はどう動き対処していくのか”だと感じた。その大事の象徴として“ゴジラ”が使われたと思う。そして、その対比として、現総理大臣役の大杉漣は本当に今風のイマイチ決断力に欠ける首相像だったし、事故によりその後を引き継いだ代行首相役の平泉成はのらりくらりしながらも決める時はきちんと決めれる…何か今後の日本国の理想的リーダー像を描いてる様な気がして、それもこの作品の1つのメッセージの様な気がした。個人的に作品の意図や内容には納得出来たし、MX4D版で観たのでアトラクション感満載で楽しく観れた。MX4DシアターでなくてもせめてIMAX版で観れるなら是非お勧めしたい。映像や音響の迫力が段違いなので。恐らくDVDとかで観たらこの作品の魅力は半減しそう…。とにかく、見方一つで全く違った解釈が出来る作品だと思う。賛否両論ははっきりと分かれるだろうなぁー。(だからこれだけヒットしてるのかも知れないな…。) " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "ゴジラ作品の地位を取り戻した作品\n かつて、1954年に公開された第1作目のゴジラは、日本人独特のアイデンティティーと質感で世界が認めた日本映画界が誇る代表的な作品だった。しかし、そんなゴジラ作品も最終的にはVシネマ顔負けの超B級映画になり下がってしまった。第1作目のゴジラが世界を魅了したものは、その圧倒的な存在感と恐怖にあった。今回のシン•ゴジラは正にその地位と名誉を取り戻した作品だと思う。シュミレーション的要素が強い作品。テンポと緊張感の持続、恐怖、非常に良く描けてました。派手なアクション描けばいいって物でもない。ハリウッド版の違和感を払拭してくれた。人間の心情に重きを置いた重厚なエンターテインメント作品。同時に今の日本へのアンチテーゼでもある、良質な日本映画だった。見応え十分。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラが怖い\n みてない人はネタバレ知らない方が楽しめます!まず最初に登場した怪獣、あれがゴジラだとはおもわず、ゴジラだったの!?と驚きがありました。そこで引き込まれた人は多いと思います。そしてなにより熱線を放出するシーンの絶望感がとっても新しくなおかつエヴァらしさがありました。キャラクターがオタク受けしそうな雰囲気は一般人には嫌われそうですがみる価値はあります。私は有識者会議で仮名の部分や無人の在来線の攻撃がツボでした笑ストローで血液凝固剤攻撃は伝説級のダサさと面白さがあります。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あきらめない気持ち\n 昔、ゴジラを観ていて、気になったのと、出演されている人が豪華なので観ておこうと思いました。やっぱり、出演者がすごすぎました。街を破壊するゴジラに対して日本国の人がそれを食い止めるという内容でした。ゴジラ自体、だいぶ変わった気がしました。昔のは、何となく目的があった気がします。(例えば、放射能を求めたり、敵をやっつけるためとか)しかし、今回のは目的なくさまよっている気がして、少し残念でした。官僚の人って、大変なんだなと思えることが多く、あんな人の決断は大変な物だと思えました。今回、ヱヴァンゲリヲンを作った人が監督しているので、中身がヱヴァンに似ていることがありました。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "てんこ盛り!!\n 良い点①ゴジラの絶望的強さ②エヴァ要素多数③行政の対応に対する批判④あえて謎や伏線を残し視聴者に投げかける庵野節炸裂⑤東北大震災を彷彿とさせるシーンが多数悪い点①石原さとみのちょいちょい出てくる英語がうるさい②凝固剤を注入する方法(無理ありすぎ)③会議多すぎて飽きる " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本が好きになる映画\n シン・ゴジラ観た和製パニックムービーの最高峰のひとつだと思う日本が好きになる。日本人で良かったと思える映画エヴァよりリアル踊る大捜査線よりリアルリアルっぽい壮大な虚構【以下ネタバレ含む】ゴジラ対日本無人新幹線爆弾から口火を切る「ヤシオリ作戦」その奥の手が対ゴジラ最終兵器である東京都の底力「無 人 在 来 線 爆 弾」による魂の一撃!伊福部昭の「宇宙大戦争 」がBGMこの一連のシーンを大画面で観るためだけでも劇場行く価値ありだと思います。東京名物ラッシュ時の超満員を毎日オンタイムで運ぶ在来線普段特撮では破壊されるだけの在来線今作は乗客の代わりに爆薬を満載してます。11両編成の山手線が在来線上下10線で一斉に東京駅に雪崩れ込んでゴジラをぶっ倒すシーンはまさに壮観!このシーン東京周辺在住なら胸熱間違いなし! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 22, + "review": "初代に肩を並べる傑作です\n ゴジラの第1作は,私が生まれる2年前の昭和 29 年に公開されたので,既に 62 年も前の話になっている。この間,長い中断を含みながら,ハリウッド製を含めると本作が 31 作目になる。初代ゴジラは,終戦の記憶が生々しく残る雰囲気を持ち,ゴジラは原子爆弾の象徴のような恐ろしい存在として描かれ,東京を破壊し尽くした。続編の「ゴジラの逆襲」まではモノクロ映画であり,そのため,見る者の想像力をかき立てて,とにかく恐ろしさが半端ない作りであった。大人の鑑賞に堪える作りであり,あまり子供向けの要素はなかった。しかし,製作が続くに連れて,内容は徐々に子供向けになり,怪獣の種類がやたら増えたばかりか,演出も子供の喜ぶようなものにシフトし,ゴジラが「おそ松君」に出て来るイヤミの決めポーズの「シェー」をやったり,口から吐く放射線をジェットエンジンのようにして空を飛んだり,遂にはゴジラとアンギラスがマンガのように吹き出しで会話するような演出となって,完全に大人の鑑賞に堪えるものではなくなってしまったという歴史があった。制作側からすれば,これは収益を上げるための戦略に外ならず,子供が見たがれば,親もついて行かざるを得なくなって,入場料収益が跳ね上がるためである。現在もその事情は変わっておらず,大ヒットを上げた映画はディズニーやピクサー作品など子供向けが多い。それに対し,本作は完全に大人向けの作品となっていた。まず何よりそれが非常に嬉しい。ゴジラを子供の手から大人が奪い返したのである。たとえ入場料収入が半分になったとしてもという覚悟をして,この作風を貫いた庵野監督の決意には心から賛辞を贈りたい。もし,ゴジラが本当に日本に出現したら,という想像力をフルに働かせた緻密な作りになっている。庵野監督は私より4歳若いらしいが,ほぼ同世代であり,同じような怪獣映画を観て育って来たと思われる。映像は,まさに我々が子供の頃に,こういう怪獣映画が見たかったというフラストレーションを晴らすかのような作りになっていた。例えば,昔のゴジラの尻尾はワイヤーで吊っていただけであったから,複雑な動きなどは出来る訳もなく,ワイヤーが使えないシーンでは地面の上を引きずって歩くしかなかったのだが,ゴジラがフル CG となった本作では,いきなり頭上をゴジラの尻尾で薙ぎ払われるようなシーンがあり,非常に胸のすく思いをさせて貰った。その一方で,CG になったからと言って,ハリウッド第1作のようにティラノサウルスのような歩行にはせず,初代ゴジラと同様にのっしのっしと歩くのにも痺れた。動きはどうやら人間を使ってモーションキャプチャしたようだ。大正解であると思う。しかも,今日のニュースによれば,ゴジラの動きを演じたのは何と野村萬斎であったらしい。もうビックリである。道理で腰の据わった見事な歩行だった訳である。エンドロールに萬斎の名前があったのに,劇中で見た覚えがなかったので,てっきり見逃したかと思っていたところであった。建物の破壊の仕方も実にディテールにこだわってあり,ミニチュアと実写の人間との合成などが実に真に迫っていた。見ている間ずっと,そうそう,こういうシーンが見たかったんだ,という思いを噛み締めたことが何度もあって,まさに痒いところをドンピシャで掻いてもらったような気持ち良さを痛感することができた。ゴジラが歩いているすぐそばの街灯や街路樹が微動だにしないといった不自然なところもあることはあるのだが,余裕で許せる程度の不満でしかない。私と同世代の年寄りなら,おそらく泣いて喜ぶようなシーンが満載である。昔から怪獣映画で怪獣が出て来るシーンに夜が多いのは,黒い空の方がいろいろと誤摩化しが効くからなのだが,多くを白昼のシーンで見せてくれた作りには,監督の自信のようなものが感じられた。脚本もまた見事なものであった。過去の怪獣映画では,ゴジラが出てくれば無条件に自衛隊が出て来て所構わず実弾をぶっ放していたのだが,考えてみれば市街地で弾が外れれば国民の生命や財産を失わせることになりかねない訳で,たとえミスであっても,自衛隊の攻撃によって日本人が命を失うなどといったことは絶対にあってはならないのである。その辺の描写が実に緻密で見応えがあった。機関銃を1発撃つだけでも国会や総理大臣の許可が必要なのが現実であり,防衛出動の要件としては,他の国家が攻めて来た場合に限られるのであるから,ゴジラには適用できないなど,非常に現実的な話が展開されて実に面白かった。専門用語が飛び交う台詞のやり取りは,気を抜くと大人でも聴き取れない場合があるほどなので,まず小学生以下の子供にはほとんど付いて来れないはずである。この脚本に比べたら,ハリウッド版の第2作でさえディズニーランドのように子供に迎合していたようにしか見えなくなる。対策本部の指揮官は,会議室に閉じこもってあれこれ情報を集めて作戦を立てることに専念し,そう簡単に現場に出向いたりしないというあたりも現実的であった。緊急の会議の席上では,誰もが早口で用件のみを発言するというきびきびとした描写も非常に気に入った。だが,脚本の不満が少なくとも2つあった。一つは,誰もかれもが,日本のことを「この国」と呼んでいたことである。自分だけは国を超越した存在だとも言いたげな,この呼び方を私は全く好まないのだが,悉く「この国」呼ばわりされることに非常に苛々させられた。だが,1カ所だけ,最終的な作戦に向かう隊員たちの前で,作戦責任者が演説をする場面において,やっと「我が国」という言葉が出て来た。この演説がまた素晴らしく日本人の大和魂に訴えかけるようなものであったので,思わずウルッと来てしまったほどである。もう一つの不満は,米国のエージェントを演じる石原さとみが,日本語が喋れるという設定であるにも拘らず,日本の閣僚を前にしてわざわざ英語で話しかけるところである。これは非常に嫌味ったらしく,全く意味が分からなかった。急を要する会話を何故双方が英語でやらねばならんのか。省内の会議を英語で行うことにしたという文科省の馬鹿役人どもを彷彿とさせ,また,石原が CM に出ている英会話企業の方から出資と交換に要請でもあったのではと勘ぐりたくなったほどである。役者は,主演の長谷川博己と総理補佐官の竹野内豊が実に良かったが,数々の映画の雰囲気をぶち壊して来た石原さとみの破壊力はやはり健在であった。他の作品よりは幾らかマシと言った程度であろうか。他にいくらでも女優はいただろうにという思いが残念であった。それにしても,台詞のある役だけでも総勢 328 名という役者陣は豪華なもので,ほんのチョイ役に結構売れっ子の俳優が使われたりしていて非常に見応えがあった。音楽担当はエヴァンゲリオンと同じ鷺巣詩郎で,かなりエヴァ感の強い音楽を書いていたのが気になったが,一方で初代以降ゴジラ映画の音楽と言えば忘れてならない伊福部昭の楽曲を非常に多用していたのには感心させられた。エンドタイトルなどは,完璧に伊福部作品のメドレーと化していて,監督の初代への敬意が半端ないものを感じさせた。だが,伊福部音楽とエヴァの音楽が代わる代わる鳴らされるという作りは,やはり相当なギャップを感じさせていたのも事実で,やや違和感が残ったのが残念であった。演出は,映像とともに文句なしである。放射線や火炎を吐く時のゴジラの生き物らしい仕草が,あまりにそれらしく見えるのが素晴らしかった。ただ,ゴジラの形態を少しずつ変化させるというアイデアは,必ずしも成功していたとは言い難かったように思う。その一方で,新幹線や在来線の車両をあのようにして使うというアイデアには感心させられたし,ゴジラの口の中に薬品を注入する方法も,ロケット弾を使うなどという不確実な方法でなく,実に合理的なものだったのにも感心させられた。久々に繰り返し見たくなる映画に出会えたという嬉しさで一杯である。次はいつ行こうかとワクワクしている。p(^^)q 私のように繰り返し鑑賞を希望する客が多ければ,子供向けを排除しても,入場料収入はそれなりに達成できるのではないかという気がする。(映像5+脚本5+役者4+音楽4+演出5)×4= 92 点。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もしも今の日本に、ゴジラが現れたら……\n これっていうストーリーは無い。だから、カタルシスも無く、感情移入する者も無し。それが悪いわけでは無いですが……。ちょっと退屈に思えて、寝ちゃったところもありました。どう見るのが正解だったのか、私には掴めなかったかも。あ、第二形態?モゾモゾしてるのは可愛かった! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高のゴジラ作品\n お子様と一緒に行こうと思っている方は避けた方が無難です内容が子供向けではありません但し大人にはお勧めします現代日本に本当にゴジラが現れたら?という視点が素晴らしい!石原さんの演技とかは気にしないでも十二分に楽しめます庵野監督はじめスタッフの勝利ですね日本映画でも十分素晴らしいSFが作れることを証明してくれましたもう一度観に行きます " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラ初心者\n ゴジラを見るのはこれが初めてで、ゴジラって何?いい奴なの悪い奴なの?って訳のわからない質問をしちゃうぐらいの無知識で見ましたが文句なく面白かった!目で見て興奮!耳で聞いて血湧き肉躍る!ゴジラに何だか退廃的な美しさを感じたなぁ。作中の音楽は最高です! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 0.0, + "empathy": 7, + "review": "違うな!\n ハリウッド版2014ゴジラと同じような人物の葛藤描写に重きを置いた演出。娯楽としての怪獣映画の要素は感じ取れない!ゴジラが水棲生物から二足歩行生物への進化描写が必要なのか?平成ガメラシリーズを踏襲したような政府対応のストーリー仕立て、何よりも、平成ギャオスのようなグロテスクなゴジラの風貌、裂けた口ヤゴのように割れた下顎からはギャオスのような切断光線、しかも途中で燃料切れ、・・・小さい目、小さい手・・・これゴジラじゃないよね?猛禽類のワシミミズクのような黄色に黒の大きな目、キングギドラの首を締め上げる強靭な手、全てを灰燼に帰す放射能熱線!これじゃないのかゴジラという怪獣は!魚類?両生類?爬虫類?恐竜?そんなんじゃあないんだよ・・・ゴジラは!次があれば、違う人に撮ってもらいたいね! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "傑作です\n 始まってすぐのタイトルバックで、並々ならぬ気合を感じました。これは思ったより凄そうだと。今回内容に触れる部分は割愛しますが、とにかく特撮愛に溢れた作品でした。緊張感のある会話劇もうまく作用していて、見ていて本当ゾクゾクします。音楽の入れ方も秀逸です。この作品で楽曲の良さを再認識し、サントラが欲しくなった方も多いのではないでしょうか?ハリウッド的な「家族を守る愛情」的なものを入れていないのも好感が持てます。もっと言うとゴジラそのものへの切り込みも浅くしています。だからか「怪獣映画」より「パニック映画」のようなんです。「ゴジラ」という「災厄」に立ち向かう群像劇で、膨大なキャストを実にうまく使っているんですね。そのキャストもクセのある人ばかりなのがまた良い。随所に古き良き特撮へのオマージュを感じさせる作りですが、ゴジラへの新しいアプローチもあったりと観ていて飽きさせません。新幹線や在来線を使ったシーン等は、アイディアも含め実にアナクロでいて斬新でした。また少し風刺的な要素もあり、政府や災害や自衛隊等、今の日本に直面した問題も描かれており色々考えさせられます。そういった色々な要素がありながらも、先に挙げた膨大なキャストの会話劇もあり緊張感がずっと損なわず、最後まで実にテンポよく突っ走ります。こんなゴジラが観たかった、そう思った人がほとんどではないでしょうか?この作品はあまり前情報を入れず、少しでも気になるならすぐさま劇場に観に行きましょう。進化した現在の特撮作品がそこにあります。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "迫力満点!\n 和の感じ、和のテイストがしっかりとでていた。首相官邸での会議などは細かく、意見の投げ合いがリアリティの高いものなのかなと思う。ゴジラの進化に対しての迫力や、物語が進むにつれてのゴジラの進捗。街を破壊する開放感がすごかった! " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレ無しで見るべき作品!\n 一映画作品として、とても面白いと感じました!これから見に行かれる方は、是非ネタバレ無しで見に行くことをお勧めします。また、歴代のゴジラ作品に思い入れのある方はこれまでのものとは別物と考えた方が良いと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "被害額はどれくらい?\n CGの出来がよく、実際に東京などが破壊されて行く光景は圧巻。 ゴジラの写真が自衛隊員募集ポスターにも、使われているけど、実際出たら困るなあ、、キャストの石原さとみの米国特使的な役柄はいささか不釣り合い、ミスマッチだな、 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "首都壊滅\n ゴジラシリーズはこれで29作目らしく、このネタでよくそんなにたくさん作ったなぁとつい思ってしまう、それくらいゴジラのオリジナル・コンセプトはシンプルだ。シン・ゴジラは、そのシンプルなオリジナル・コンセプトに真正面から取り組んでいる。1954年に第1作が封切られてから60年余。東京の都市化は、呆れるほど複雑だ。都市化の極にある東京の脆弱さと 能天気さがゴジラの発生によって如実に描写される作品。冒頭は東京湾内での異変、アクアラインの事故から始まる。ゴジラは蒲田あたりに上陸したものの、途中で進撃をやめて湾に帰ってしまう。同時に予定調和に徹する政治家やエリート(?)官僚の姿が描き出される。さほど皮肉ぽくもなく、お手柔らかな表現。とにかく、全く対ゴジラでは機能しない。前例と出世にしがみつく官僚や支持率ばかりが気になる内閣の目は曇り、問題を直視できない。もちろん映画ですからヒーローがいます。長谷川博巳が、物事の本質を見抜く目を持ち、肝も太い若き官房副長官役。彼の集めた 各省の出世コースから外れたヲタクさんたちがいい仕事をしちゃう、というキモチヨサw紅一点の市川実日子演じる環境庁課長補佐が良かったですね。たまにいるよね こういう人。間違ったこというとそっけなく くしゃんと潰しちゃうので、敬遠されがちだけれど、ほんとに頼りになる、そして実は心根の優しい人だったりする。んで、彼女がゴジラが核エネルギーで動いてることを言い当てちゃう、んだったと思う。各方面いっぱい人が登場して、自衛隊はもちろん、アメリカさんもぎゃんぎゃん口挟んでくる。その窓口が石原さとみ演じる日系人女性。たしか、進撃の巨人にも出てはったと聞きますが、上手い下手以前に持ってるオーラが可愛いコメディエンヌすぎて、英語もそこそこ上手いし 米系っぽく濃い仕上がりにもしてるんだけれど、どぉぉしても違和感。とにかく話はトントンと結構調子よく進んで、どういう順番だったか?セリフも理系っぽい難しい部分は全然わかんないし、問題解決経過はどんどん省略されるんで、あれよあれよ。倍くらいにおっきくなったゴジラが再上陸、ばりばり移動して防衛戦突破してきちゃいます。放射線満載の高温ビームを吐きまくり破壊の限りを尽くしちゃって、ソーリの乗ったヘリも撃墜。ビーム吐きまくってエネルギーレベルが下がりきったゴジラは、エネルギー充填のため東京駅前でストップ。しばらく停止して、核分裂エネルギーをコツコツと貯めて、次の進化に備える、らしい。進化したら飛べちゃうかもしれない。そしたら、次はロサンゼルスの現れて破壊の限りを尽くすかも。。もう捕獲はムリなんで駆除ってことになるんだけれど、アメリカは情報を隠していた負い目もあって、とにかく早いことやっつけちゃいたい。で、熱核兵器の使用をせまってくる。なるほどなぁ ...... 風化が危惧されるヒロシマ・ナガサキの記憶。そして東電の原発事故。他人事気分の首都圏住民や内閣だが「もし、東京のどまん中で核の暴力が起こったら」という設定なわけ。いやいやいや、日本をつぶされてたまるか!ということで長谷川博巳ひきいる日陰者チームがシャカリキになります。ゴジラの活動を停止させるべく、化学物質を投与して、凍結しちゃう、ヒシオリ作戦をなんとしても成功させるぞ!  ヒシオリ ....折り紙でてきたからそれ?ヤマタノオロチ?折り紙のとこの説明は全然わかりませんでした(笑)へっぽこ急造内閣も早く核攻撃やっちゃいたいアメリカを牽制するため、欧州方面工作に大活躍。やればできるんだねぇ、って海外紙に書かれちゃうほど(笑)最終作戦は、日本存亡の危機に、自衛隊や米軍はもちろんのこと、各社からはコンクリートポンプ車やタンクローリーがかけつけ、 JR東海 は無人新幹線爆撃、 JR東日本は無人在来線爆撃の大盤振る舞い。いや〜〜 全速在来線の雄姿たるや、びっくりぽん!というわけで、東京中心部は壊滅ながらゴジラは凍結され、ここから復興の道をいくぞ......終さて、ゴジラといえば伊福部昭によるテーマ曲これがそのまんま使われていた。中盤のゴジラ戦闘シーンも、たぶん伊福部作品?名曲です。変拍子をうまく使いゴジラの持つコンセプトを描き出す音、これ再録音したのかなぁ?音も昭和風でした。全般にインパクトのある音でした。満足。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 16, + "review": "ゴジラってどこまでがゴジラなの?\n IMAXで鑑賞低評価つけてなんだアンチかとか言われたくないので先に書いておきますが僕はゴジラ大大大好きです。全作品を何度も見たし、毎日ゴジラのおもちゃで遊んでました。誕生日にもらったゴジラ大百科は今でも実家の本棚にあります。僕の映画好きの原点はまさにゴジラです。またエヴァもテレビシリーズ、劇場版、新劇場版どれも見てます。更に言うなら巨神兵、東京に現るも大好き。あれメイキング見るとほんと感動します。樋口監督といえば平成ガメラも傑作だよね。ガメラ4僕はまだ待ってますよ笑前置きはこんなもんでとまあこんな僕が本作シンゴジラに低評価つけた理由は一つ、アレをゴジラとして受け入れられなかったからです。作品としてはかなり完成度が高くおもしろいです。カメラアングルなんか、エヴァで見たまんまの景色を現実世界でも工夫すれば映し出せるんだなと非常に驚きました。世の中を見る視点が一般人と違うんでしょうね庵野監督は。映像の迫力も申し分ない。ヤシオリ作戦なんかほんとすごい。東京の街そのものが次々にゴジラを襲う非常に熱い展開でした。スカッとしましたね。ただ、映画としての出来がいくら良かろうがゴジラ映画としては到底認めたくない思いです。今作のゴジラは自己進化するという設定となってます。劇中では4段階進化しますね。序盤に上陸したモゾモゾ動くアレは既に第2形態らしいのですが、なにあれ!?12年ぶりにスクリーンに戻ってきた国産の初登場がアレとかふざけんなよ!?ここで既に大いに失望しました…続いて第3形態、やっと立ちます。手が生えます。吠えます。いやその姿で聞きたくなかったその咆哮…一旦退避してからの再上陸、第4形態でやっとゴジラらしくなりました。ふむふむやっとか。しかしこれもなんか違う。ただ東京を歩いてるだけ。なにがしたいんだこいつ。電車を噛み砕くとかしないの?目的そもそもなんなの?人類憎んでるわけではないの?そんな中ついに背ビレが!光る!おお!熱戦キター!!と思ったら完全にプロトンビームだよねあれ巨神兵じゃんしかもなんか下顎割れてるよ…まあまあ、過去にも色んな色、色んなタイプの熱戦があったし、カッコいいのはカッコいいし全然アリだな!と思ったら背中から出したよ…まあまあ、VSシリーズだと体内放射ってのがあったしあれの延長と思えば全然イケる!背ビレこそゴジラのアイデンティティと言っても過言ではないからね!と思ったら尻尾から出したよ…はぁ…しかも活動停止…?無限の生命力、エネルギーこそゴジラの脅威の1つでもあるのに半月お休みとか…なんだよあれ…僕の知ってるゴジラじゃないです…なにあの化け物…完全に別物です…最終作FWを見た時からいつかまた戻ってくることを期待していたゴジラはあんなんじゃないよ…巨神兵やりたいならそっちでやろうよエヴァのBGM流して満足するならエヴァ作ろうよこうして7月に現れたゴジラは僕には全く響かないものでした要は器の大きさ、感受性の豊かさみたいなのが足りないんでしょうね僕は。昔のゴジラはよかったのにーってまるで懐古厨です。事実みんなが高評価してるってことはみんなはアレをゴジラとして受け入れているということなんですよね。みんなの心の広さが羨ましいです…じゃあ純粋に疑問なんだけどみんなはアレがどこまで進化したらゴジラとして認めないのかな?その線引きが気になるところではあります。猛スピードで走り出したらアウト?マグロ食べだしたらアウト?分裂して群体になったら?全身の赤い皮膚からもビーム出したら?脱皮して銀色の皮膚とかになったら?翼が生えて飛翔したら?人間と同じ形になったら?それってゴジラって言えるんですか?みんなの中のゴジラってなんなんですか? " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "感じて 考える 事\n 「楽しみたい」と思って観ると、台詞が多すぎやゴジラはあんな事しないよってなりそうです絶望した後、失敗し「遂行する為にあらゆる方法を考える、そしてリスクを取りながら徹底的にやる」判断する為には、当然色々な情報が必要ですそして、決断力の裏付けも「こうなって欲しい」と希望的楽観で判断して失敗してしまう事が多い映画の中でも語られています福島も「きちんと解決する為に、もっと手を尽くして徹底的にやって欲しい」と日本だけで「アンダーコントロール」と言っていても、解決出来ません色々感じて、考える事の出来た映画でした " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 15, + "review": "期待以下だった。\n ひどいなぁ。中途半端。在来線爆弾やら、新幹線がでてきたときから強い違和感を感じた。リアリティを追求したいのかそうではないのかが中途半端だ。米国特使のキャスティングも逆だなぁ。インディペンデンスディの方が面白かった。多分、違和感は主題が拡散してしまっていているから感じるのかなと思う。非リアリティ路線1. ゴジラファンへのゴジラ路線の継承2. 在来線爆弾など、ビル破壊の固定、中学生的思考リアリティ路線3. 官邸対応、福島の対応揶揄する、政治批判3の描写もリアリティを完全に追求しているわけでなく、特使のキャスティングが日本人訛りの英語を聞かせられて、大統領云々のシーンでは冷めた目で見てしまった。リアル路線なのか非リアル路線なのか、中途半端すぎる。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "復活でも再生でもない、新?真?神?ゴジラ\n ゴジラ初心者。そんな私でもエキサイトできた。ひとことで表現すると「規格外」の映画!総勢328人ものオールスターキャスト。矢口蘭堂役のハセヒロさんを筆頭に、それぞれの役が多彩&魅力的。俳優陣の緊迫した演技に1シーンたりとも目を離せない。手に汗握ってスクリーンに釘づけ。前敦さん見逃して、口惜しい。その中でカヨコ(石原さん)だけがアニメっぽい。一見浮いているように見えたけど、日本代表の真面目な矢口との対比?政府関係者、研究者、自衛隊、米国エージェントの口からマシンガンのように、次々に出てくるテンポのよい台詞。専門用語のオンパレード。情報量が半端ない。全部聞き逃すまいと頑張ったけれど、どのくらい聞き取れたのか?その台詞のおかげ?災害・非常事態の緊迫感がとてもリアル。あちらこちらに散りばめられた、国政に対するブラックなユーモアもおもしろい。でも、速すぎて笑う暇はなかったよ~^m^そして、なんといっても神の化身「ゴジラ」の規格外な存在感!体長118.5mという大きさに、恐怖を感じてビビった私・・・都内を逃げ惑う自分を、シュミレーションしちゃったよぉ~(>_<)恐~い~。その冷た~い“目”も恐~い。ミサイルを浴び、涙色の〇〇を吐きながら叫ぶゴジラの“あの声”が、今でも耳に残っている。“あんなもの”を生み出した人間への怒り?ゴジラの悲しみ?背後に流れるレクイエムが胸にしみて、泣きそうになった(>_<)“scrap & build”日本は立ち直れる。どんなことがあっても。・・・そう信じたい映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 11, + "review": "期待して見に行ったのですが…\n シン・ゴジラ、とても期待して見に行きました。しかし見終わった感想はただただ物足りなさしか感じなかった。3・11を経験した後の映画として「ゴジラ」を冠するなら、もっともっと破壊のシーンがあってもいい、東京あるいは日本が壊滅的な状況になるほどの描写があってもいい。さらにはテーマとして何故ゴジラは東京やその近郊に出現したのか?最初に現れるべきは福島ではないのか??人々のゴジラに対する恐怖や畏怖の念の描きかたが薄くはないか?自分は、ゴジラ対人類の戦いというのならゴジラを倒すためには核兵器を使ってもいいと思うし、でもゴジラはやはり人類の力では倒すことのできない存在であり、そこに人類の傲慢さや愚かさが描かれているみたいな内容が見たかった。政治とはこういうものだということをここまで出してくるのなら別にゴジラでなくてもよかったのではないか、あまりに現実的にありすぎるがためにゴジラまでもが怪獣ではなくただ人を害する巨大生物になってしまったような感じだった。ゴジラ映画としては2014年のハリウッド版の方がはるかに面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 19, + "review": "刺さらない人にはゴメンナサイ。\n 最初に自分の立場を明らかにしておくと星の数からわかるように私はこの映画、大好きです。今までは映画ましてや映画館なぞには1回行って見れば十分と思っておりましたが、映画館に同じ作品を2回以上見に行ったのはこの作品が初めてです。(3回行きました。公開終了までにもう1,2回行くと思います)この映画「刺さる人」にはえぐるように刺さります。やられます。実際私は、粗があってもすべて許容できる信者にさせられました。この映画は実際のところいろいろツッコミどころがあります。それでも私はこの映画で表現されていることが好きなんです。演出が楽しかったんです。脚本が良かったんです。映像が怖かったんです。セリフ内容にワクワクしたんです。だから評価は星5です。この映画には癖があります。誠に、誠に遺憾ながら万人にウケる映画ではありません。低評価を付けておられる方からはケチョンケチョンに低評価であり、その人たちの言うこともすごく理解できます。文句はございません。「刺さらなかった」なら仕方ありませんとしか言えません。好きな音楽の評価みたいなもんですね。趣味があわなかったら無理ってやつです。で、ここからが重要なのですが少しでも気になっている人は本当に見ていただきたい。このレビューを見てるということは多少なりともこの映画に興味がある方だと思います。是非見て下さい。見た後での感想が最高になろうと最低になろうと構いません。時間と金返せーってまで思われるならその時は本当にゴメンナサイ。ですが、このシンゴジラはあなたにとって物凄く面白いと感じる映画である可能性があります。可能性の大小は観客側の性質によって変わりますが、私は映画を見ずにこの映画と出会う機会が損なわれること自体が非常にもったいないことだと考えます。4DXやIMAXで見ろとは申しません。普通のスクリーンでも十分楽しめます。DVDやTV公開の時では旬が過ぎているかもしれません。映画館で楽しむなら今しかありません。最後に癖のある本作に「刺さりにくい」傾向のある人を例示しておきます。(あくまで独断と偏見ですが)小さいお子様には厳しい映画です。お子様連れで行かれる親御さん方でも子供がぐずって映画に集中できなくなる可能性があります。それはちょっともったいないです。偏見はいけないですが、小学校高学年以上が無難だと思います。頭を空っぽにして見ていられる王道娯楽路線ではありません。ゴジラがただ暴れる、街を破壊する(もしくは格闘するなど)のが楽しくてそれに期待する人には期待はずれかもしれません。体調の問題ですが疲れてる人は眠くなる可能性があります。仕事帰りとかではなく、ちゃんと睡眠のとれた翌日などに見に行くのをおススメします。どうか、この作品が皆さまにとって傑作であることをお祈り申し上げます。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "インデペ\n より面白かった " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 11, + "review": "一点突破\n 「このぐらいで観客は満足するだろう。」そんな志じゃ、絶対にこんな映画は作れない。例えば、2014年ハリウッド版のゴジラ。自分にとっては期待はずれのゴジラだった。なんというか、全てを抑えようとしてそのどれも65点ぐらいの感じ・・。ゴジラの長い歴史を考えると、それぞれ皆好きな時代があって、全ての意見を抑えると、どうしてもこじんまり、まとまらざるを得ない。伝統がゴジラ映画を不自由にしているのだ。その点庵野版ゴジラの潔いのは、彼の見たかったゴジラを遠慮なくやってるってこと。それをやり切れるのが大学の文化祭だったらわかる。すごいのは、彼がそれをやったのは、東宝から頼まれた巨費を投じた「本物のゴジラ」だということ。色々な人の思惑が絡む大作で、個人的な映画を妥協せず撮る。それがこの作品の驚きへとつながっている。「こんなことやっていいんだ!」という驚き。ナディア、エヴァといった過去の彼の作品がテレビから流れてきた時にファンが体験したものにも通じる驚きだ。「本家・本流」を殺すには、コピーでもアンチでもなく、それより面白い「俺の考えた本流」をぶつけるしかない。日本政府が機能しない中、はぐれもので作られたチームが日本を救う。その物語はもちろん、ハリウッドのコピーを10分の1の予算でやってるだけ、TVドラマのスペシャル版をやってるだけの、日本の娯楽映画の現状に対する、この映画に携わった人々の挑戦とも重なってくるのだ。追記作品の中でアメリカや国連に日本がゴジラに関する作戦の主導権を奪われるかもしれないという描写があったけど、あれはそのまま日本のゴジラ映画が置かれている状況に置き換えられる。ハリウッド版ゴジラは今後も継続され、「VS怪獣もの」として制作されていく予定だ。レジェンダリーピクチャーズはラドン、モスラ、キングギドラの権利を東宝から借りているし、キングコング対ゴジラの制作も既に決定している。つまり、ゴジラというブランドのイメージはこのままだと、今後ハリウッド中心のものになっていく可能性さえある。その危機感が東宝にはあったと思うのだ。だからこその原点回帰であり、特撮愛に溢れた庵野監督の起用なのだと思う。「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう。」「シンゴジラ」は日本映画界の起死回生のゴジラ奪回作戦でもあるのだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ゴジハムくんは貰えないのだ\n 久々のゴジラとても面白かったです!怪獣ゴジラの恐怖がしっかりと伝わり、自衛隊や米軍の兵器が効かずどうする事も出来ない絶望感やゴジラがいる日本に各国が核兵器を撃つまでのタイムリミットが迫りくる緊張感、凄かったです。今回のゴジラは口からだけでなくイデオンのように全方位に熱線を発射した時は衝撃的でした。鑑賞後は記念に約2000円のシン・ゴジラのソフビとパンフレットを購入して帰りました。シン・ゴジラ観て良かったです!「4.5」と評価したのは映画自体は「5.0」なのですが途中雷で上映が中断してしまった為です、雷で中断は正直貴重な体験だったので「5.0」でも良いかなと思うのですが「4.5」とさせていただきました。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "半分寝ててよい\n リアリティ追求なのか、行政関連が正直、見ていてメンドクサイ。たかがゴジラごときにそんなものは期待していないので、残業疲れもあって半分寝ていた。攻撃シーンだけまじめに見た感じ。エンドロールの音楽は昔のまま?作中で一番良かったカモ。肝心のゴジラの造形は、なんだかアンバランスと言うべきか・・・最初出てきたときは、昔のウルトラマンのようなチープさ。おぞましさやおどろおどろしい感じは昔のヘドラ対ゴジラのほうが上か。今作はさほどに恐怖心も持てず、自衛隊は立派だったものの、国民不在感が・・・次回は今見るとチープなものの、おどろおどろしさでは随一?のヘドラ対ゴジラのリニューアルでお願いしたい(ゴジラ作品群ではほぼ無視されているような作品のようだが)。官僚組織のリアリティはオミットしても良い。と言うより邪魔。非常時の官僚組織の滑稽さを表現しているのかもかもしれないが・・・ラストはご都合主義的にも感ずるが、まぁこんなもの?ちょっと3.11を彷彿とさせる。現実的には、そもそも瓦礫の山でトラック系の建機なんか現場に到達できないでしょ?福島じゃあるまいし。あるいは列車爆弾とか。架線は切れているだろうに、ディーゼル機関車でも連結しているならまだしも・・・さんざん、リアルな?政治ドラマ的なことをやっておいて(石原さとみですべてをぶち壊しているが)、現場があれかい!総評としてアニメやゴジラにあまりリアリティを追求するのはいかがなものかと。ゴジラ自体がファンタジーなので違和感ありあり。(9.11や3.11の現実のほうがあまりにすごいので、この種の映画で何をやろうが作り物感はぬぐえないが)おバカ政治家と優秀官僚?と国民不在感(と東京一極主義?)・・・まさに今の日本を揶揄しているのかもしれないが・・・ " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "すごい迫力、ゴジラ史上NO.1\n イヤー、すごい迫力で、見ていて息苦しくなりました。いつものように、予告編は見ないで、チラシも読まないで行ったのが正解でした。ゴジラの姿がだんだん進化していくらしく、上陸した、最初の姿には、何あれと呆然としました。つい、ゴジラ以外の怪獣も出てくるのかと思ってしまった。それが、ゴジラが短時間の間に、進化を遂げていくなんてね。それから、登場人物の多さにも驚き。好きな役者さん、市川実日子さん、高橋一生さんなども大勢の中の一人でした。また、エンドタイトルに「野村萬斎」とあったので、どこに出ていたのかと考えてしまいました。帰宅して、初めて予告編を見て、関連ニュースを見て野村萬斎さんの役割に納得しました。ゴジラは全作品を見ていますが、今作はフルCGだからかなあ、あの迫力は。大ヒット、間違いなしでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 10, + "review": "thinゴジラ。\n なぜなのか教えてくれ。1 前半の迫力が後半にはないのはなぜか。あのグロテスクな上陸者の不気味さが後半ではなくなったのはなぜか。2 不要な配役と無駄な台詞はなぜなのか。主役と思われるアノ男女はなぜ必要なのか。多弁と過剰な説明では恐怖が薄れる。3 現在の日本を語っているかのような軽率な問題設定はなぜなのか。フクシマを語らずして「現在」は語れない。時折オマージュが見られるものの、そもそもその問題意識をオマージュしなければ、この第1作へのレスペクトはない。でなければ、単なる表面的な反核映画にしかならない。HIROSHIMA、NAGASAKI、FUKUSIMAをきちんと顕在化すること、これがこの時期にこの映画に問われたことである。それを考えれば決して「エヴァ」の「延長戦」ではなかったはずだ。可能であれば、60年かかってもかの問題を超克できないでいるこの国に、あえてセンセーショナルなタブーをぶつけて欲しかった。希望なき身も蓋もない最後から、何が見えてくるのか問うて欲しかった。でなければ、エヴァファンが喜ぶだけの、薄い映画にしかならないだろう。1954年のゴジラを、今ここで問う意味を、3.11とフクシマの後にきちんと問いただして欲しかったと思うのは自分だけなのだろうか。*映画終了後、自分の目の前で「すっごーく面白かったねぇ〜〜」と躊躇いもなく彼氏に笑顔を振りまいていた女の子。この時点で、この映画は、失敗作だと確信した。これは人の心の悪と罪に、届いていないのだと。ゴジラは我々自身であることが描かれていないのだと。 " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "残念……\n 正直かなり迷った挙句の鑑賞でした。CG&VFX全盛の時代に巨費を投じた欧米作品をイヤと言うほど見せられスケールの大きさや迫力ある臨場感に慣れてしまっているのでこの手の邦画は見ないように決めてたんですがゴジラに敬意を払って劇場に足を運びました。結果として素直な気持ち、これはゴジラ映画ではないです。私はエヴァに興味がないので庵野監督の事はあまり知らないけどコレは我らのゴジラじゃないなぁ……ゴジラはフルCGだけに出来はリアルだが目がまるでダメ。加えて街や鉄道のシーンは目を覆いたくなるよう悲惨さ……なんか中途半端な作り。スミマセンがもう一つダメ出し、石原さとみさんの役割がメッチャ違和感アリ〓︎ごめんなゴジラ、お前は悪くないよ。やっぱ見なきゃ良かった・・・(でも観ないとわかりませんからね^_−☆) " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ迫力Good\n なかなかの迫力❗最初はいったいなんだ〰ってなったけど、進化してからは " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラの中の人は野村萬斎?ルー大柴風の石原さとみがツボだった(笑)\n Movix堺で映画「シン・ゴジラ」を見た。劇場ロビーは夏休み期間なのでこどもの姿が目立つ。親子連れが多い。「シン・ゴジラ」の劇場12番シアターはかなり大きい劇場である。観客数は30-40くらいだった。なので、空席が目立つ。平日の午前10時開映なのでこんなものか。上映が開始して早々に未確認生物が現れる。前触れも何も無く。登場人物全員の台詞がほとんどすべて早口なのが面白い。監督の庵野秀明が「台詞が遅いと全部カットします」のような要請をしたらしい。すごいスピードで話が展開していくが、この映画に関しては説明が難しい。上手く説明できるかどうかわからないが、ゴジラのパロディ映画のヱヴァンゲリヲン風味みたいな。この映画では最初から最後まで徹底的にリアリティを追求している風に見せている。ゴジラを攻撃するためには弾を1発撃つにも必ず総理大臣の認可が必要で、総理大臣→防衛大臣→自衛隊責任者→現場当事者のように命令系統をちゃんと映し出す。機銃やミサイルも効かないゴジラにはゴジラの動きを止めるための科学物質を経口で飲ませる必要がある。そのためにはアウトリガー クレーン車が何百台も用意する必要があるみたいな。大人向けの映画であると思う。子供にはこの映画の面白さはちょっと伝わりにくいのではないかとは思う。登場人物が非常に多い。印象に残った登場人物は、大杉漣、総理大臣國村隼、自衛隊関係者斎藤工、自衛隊関係者津田寛治、有識者会議関係者ピエール瀧、自衛隊関係者平泉成、総理大臣余貴美子の防衛大臣が小池百合子元防衛大臣を彷彿させて笑った。石原さとみが日系3世の米国人外交官で、ルー大柴っぽい英語交じりの日本語で終始バカっぽい演技なのがツボだった。前田敦子が避難民役で出演していたらしいが気付かなかった。最後のクレジットで野村萬斎が出ていたらしいが気付かなかった。どうも野村萬斎はゴジラの中の人(笑)らしい。満足度は5点満点で3点☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "そんなに凄いかって言うと、、、\n いろいろな人のかなりの高評価にひかれて見てきました。しかし、、そんなに凄いか?と言うと何とも言いがたい。序盤は良かったです。古き良きゴジラ映画の音楽を踏襲したサントラ、60年代っぽい雰囲気のテロップ、だんだん高まる緊張感。しかし、まず最初の進化前のゴジラの姿があまりにおもちゃっぽい。まあそれも計算済みの昔の怪獣映画へのオマージュなのでしょう。そして米国匿名大使の石原さとみ、、日系アメリカ人にも見えない、どう見てもガチガチの日本人がアメリカ人のまねをしているだけ。急に映画全体の説得力が薄れてきました。しかし特にハリウッドを狙っているわけでは無く、アジアだけでの公開なら良いのでしょう。アメリカで公開するなら彼女の英語には字幕が必要になると思います。40代で大統領を目指していた人には見えませんでした。対策本部では誰かのラップトップに皆が群がりますが、普通大画面に繋いで映さないですかねこういう場合。最後の盛り上がりにも欠けました。なんかあっけなかった。とても期待していたのでちょっとがっかりしましたが、悪くは無かったと思います。CGはすごくスケール感もあったし、進化後のゴジラも怖くて、意図するところも理解できました。ゴジラマニアにはすごく感動できる作品なのかも知れません。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "今年一番。\n 音楽や、ゴジラの動き状態はエヴァンゲリオンを彷彿させる演出で見事でした!劇中のセリフの回し方、人のやり取り、カメラワークどれをとっても、今年一番よかったです。主演の長谷川さんの鬼気迫る演技は感動しました。「最後まであきらめずやろう」ここにすべてがあるような気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "すぐ観るべき!庵野監督だからこそのゴジラ\n 最後の一言は監督自身の気持ちでしょうねつまり、…なわけですね!本多監督のゴジラへのリスペクトを感じる部分多く、もっとゴジラの姿を隠しても良かったのかもと思いましたが回り回って隠してたってことですかね。そもそも宣伝であんなに出てますからね。みんなゴジラを知っている時代ならではでしょう。序盤、延々と繰り返される責任のたらい回し、続く事態の急変に対応できない人々笑えるカットがいっぱいです。中盤以降、襲撃までに事態を政府に丸投げしている民衆が描かれてるわけですよね。明示しないけどさ。この映画の主役は、ゴジラという災害に抗う人々ですね。逃げるだけの人はどうでもいいのでしょう。庵野監督の作品を見ていれば「自分で主役になる」行動をする人たちが好きなんだと感じます。それは政府の役人であり、避難所で新たな生活に向けて生きはじめる人たちなわけです。最後のアレの造形については、途中で怖いのはヒトだって名言しているし、見たまんまの伏線だってことでしょう。ダメで元々と思って観に来て本当に申し訳ないって感じです。これは秀作ですよ。この夏、絶対に観ておくべき。追記ゴジラ関係のシーンはほとんど樋口監督の功績じゃないかなぁ。本多監督のゴジラ、庵野監督のエヴァ、樋口監督のガメラを観ているかどうかで印象は全然違うと思う。メインストーリーは庵野監督でしょうから、庵野監督にとっての正義と悪の感覚が理解できるかどうかでも理解できるかどうかが変わるのかと。あとはゴジラvsの中でも特に異色なアレを観てるかどうかですね。冒頭のシーンで、薄っすら匂い出して中盤、そして最後までの伏線になってるアレです。本多監督の一作目のような、未経験の災害へのリアクションや集団逃亡などが目当ての人は合わないと思います。庵野監督の中にいる善人と悪人が描かれる物語ですから。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "無駄に長い\n 自分の好みからはかけ離れていて楽しめなかった。怪獣を題材にしながらも、やたらと会議の場面が多く、くどい。2時間を切る映画のはずなのに間延びした印象だけが残った。もっと単純に怪獣の怖さ、街を破壊され避難しなければならない人々の無念さが感じられる映画の方が良かった。なぜ主要な登場人物の中に一般人や防衛の最前線にいる人物がいないのだろう。お偉いさんの面々が現場から離れた室内にいて、各自がそれぞれの立場で発言するのをアップで映してばかり。ヒーローもヒロインもいないから感情移入できない。私がこのジャンルの映画に求めるのは非日常の映像・スリリングな展開・救出劇等だが、わざとなのか、そういった要素を避けて能書きに重点を置いている。核や放射能・311・自衛隊・日米安保等、日本人にとって重要なテーマを描いているのは日本のゴジラらしくて良いのだが、物語にさりげなく盛り込むのではなく説明的な台詞を役者に言わせているだけ。理屈っぽくて、感性に訴えて来ない映画。苦手だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "期待せずに、でも必ず観に行ってくれ\n テロップの出し方や音楽、ヤシオリ作戦というネーミングなど、庵野監督セルフオマージュだけに留まらず、過去の特撮映画や岡本喜八監督にリスペクトを捧げる箇所が多いが、そんなのは別に知らなくても十分楽しめる。庵野ファンじゃなくても、ゴジラファンじゃなくても楽しめる。初めに怪獣が出てきた時は、良い意味で裏切られた。あの間抜けな表情の怪獣に笑った。大日本人にも出てきそうな怪獣。あのくりっくりの目は、エヴァ3話に出てきた敵の目と同じ目ですね。それが後にゴジラに進化するまでの形態であると知りブチ上がる。ゴジラ、変体するのか!!!中盤の夜のシーンは白眉。ゴジラが首都圏に上陸し、東京をメチャクチャにする光景を見てテンション上がった!俺の知ってる東京が粉々だ!!家の最寄の駅まで破壊されてテンションマックス。思わず「スゲェ…!」と呟いた。自衛隊の戦車や爆撃も迫力あって、ゴジラ作るとなると日本人はみんな協力体制になるんだな、とゴジラの偉大さを再確認。だいたいテレビ局が映画製作に関わるとろくな事に無らないのに、今作は民放5局が製作に関わっていて、面白い映画になってる!凄いことだぞ!米国が東京に核攻撃しなくてはならない状況になるシーンでは何とも複雑な気持ちになった。仕方ないけど、やるしかないけど、でもそんなこと到底容認できないよ!!と泣きながら思った。しかし日本人の手でゴジラを倒しに行く。それは良いんだがやり方がシュール過ぎる笑福島原発を表してるのはいいんだけど、まるでゴジラの歯の治療みたい。上手くいきすぎ。でも楽しいから良い笑ゴジラが活動停止する設定なんかもエヴァっぽいですね。新幹線や電車がゴジラに特攻隊よろしく突っ込んで行くところも良かったなぁ〜東京だもん、やりたくなるよな笑にしても庵野さんは顔を攻撃するのが好きな人だな。エヴァでもシンゴジラでも、やたら顔を攻撃する。あれ、ドキッとするから良いよね。ラストで、屋上から東京を眺めながら2人が会話するシーンがあるが、背景の建物の壁が小さな星模様が並ぶデザインになってて、まるで星条旗の様だったのがちょっと気持ち悪かった…どう受け取ったらいいんだあれ…牧教授の正体だとか、ゴジラの尻尾の秘密だとか、秘密が多いので、そこはファンが様々な憶測をしていて、そういうのを読むのも楽しい。良い映画というのは鑑賞後に語りたくなるものだ。日系アメリカ人エージェントは、かなりサムくて、観ながら赤面してしまった。ゴジラなんかは世界中が見るんだからこんな鼻クソな英語喋らせないでくれ!!てかどうみても100パー日本人じゃん!こいつが大統領になるってのかい!と思ったが、それ以外は満足である。ハリウッド版ゴジラの10分の1以下の製作費にも関わらず、面白さは余裕で越えてきたって感じだ。シンゴジラを見てしまったら、ハリウッド版ゴジラなんてゴジラじゃないよ!そう思うような素晴らしい作品だった。でもハードルは上げたくない。ぜひ期待しないで見にいってもらいたい。次作では、PG13とかにしてグロ描写が増えたら良いな。エヴァみたいにトラウマになるようなバイオレンス描写が見たい☻ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ、襲来\n 現代日本映画の傑作の誕生だ。圧倒的な恐怖。圧倒的なリアリティ。そして、圧倒的なメッセージ。今を生きる日本人全員が忘れてはいけない強い想いがここにはある。ゴジラが、今を生きる日本人全員が抱えている3.11、原発、日米安保など様々な問題を思い起こさせる。どうしたって国全体が暗くなってしまう。なすすべがない。どうしようもない。絶望的だ。しかし、である。この国にはまだ希望が残っている。まだ終わってない。まだやれる。まだ頑張れる。だから「最後まで諦めず、 この国を見捨てずにやろう。」このセリフが刺さる。涙がこぼれる。我々を鼓舞し、我々の魂を震わせてくれる。「日本 対 ゴジラ」「日本 対 虚構」そうではない。この映画は「日本 対 現実」なのだ。今我々が直面しているあらゆる困難を国民一丸となって希望を捨てずにいこう。そういうメッセージを感じられた。日本という国への愛着が湧きまくった。とても感動させられた。それにしてもオタク感、エヴァ感が強い。読ませる気が全くないテロップや、戦車の横撃ち、「ヤシオリ作戦」というネーミング。音楽に至ってはそのまんまではないか。自分はどちらも大好きだから良かったが、そうではない人にはウケが悪いかもしれない。庵野監督は本当にオタク心をくすぐるのがうまい。天才的だ。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい\n 素晴らしい。小学生と中学生と観に行ったけど、3人揃って溢れる熱い涙。難しい用語が飛び交うのもリアルでよかった。自衛隊どれだけ協力してるの!って感じも良かった。所々に見られるエヴァ感も良かった。もう一回観たい!しかし、ゴジラ怖かったーーー! " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "時間を感じさせない、圧巻。\n ゴジラ…にはそこまで思い入れはなく、またエヴァにも思い入れはありません。とりあえず初代ゴジラを庵野監督がリスペクトしているというのは知っていたので、事前に観てから行きました。とにかく素晴らしかったです。コミカルに最初は展開され、ゴジラの出現時も「え?」と思う。しかし被害が増えるにつれストーリーもシリアスに展開。一気にヤマ場まで駆け上ります。難しい用語も飛び交い、子どもには理解できないと声もありますが、別に全てわからなくてもいいんじゃないかと思います。バカみたいなアイドル映画ばかりが台頭してる今、真剣に作られた映画というものを今の子どもには感じてほしいです。さて、庵野監督ということでしたが、エヴァンゲリオンシリーズというよりも、群像劇の描き方等どちらかといえばパトレイバーシリーズを匂わせます。パトレイバー自体が怪獣や特撮をリスペクトしている作品としても知られています。テレビシリーズの「歌を歌ったクジラ」や劇場版全3作等を知っているとより楽しめると思います。製作委員会方式なんてせず、責任をはっきりとして、お金をきちんとかければ日本でもまだまだこんな面白い映画が作れるんだといういい例だと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "監督志望の人へ!!\n これが怪獣映画の全て。マッドマックスデスロード以来久々の最高の娯楽映画。最近の映画はお涙関係やたら多かったり、無理矢理オールスターにしたり、監督の無能ぶり丸出しが多い中さすが庵野さん。さすがでした。超映画、アニメ、特撮好きの私の中では、平成ガメラシリーズ以来の素晴らしい特撮映画でした。ゴジラは強いしとんでもない!!これをどう伝えるかで全てです。こじつけみたいに愛や涙や戦う理由なんていらない。特に邦画の無能な監督ども。もっとこれ見てエヴァンゲリオンを世に放った男の作品見て勉強して下さい。庵野さんにも一つ、あんまり作品の乱発はしない方が良いです。また転けて鬱病なるんで。あとBGM 、エヴァンゲリオン切り離せよ。これさえなければ100点でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "主役は日本。\n 「ヱヴァの庵野秀明がゴジラが撮る」というアングル。正直、そのニュースを初めて目にした時は「えっ新ヱヴァはどうなるの?まず作るのはそっちじゃない?つか、なにゆえゴジラ?務まるの?」と、思っちゃいました。思っちゃいますよね。うん。誰でも思うでしょう。あ。やあ誰でも思う、は言い過ぎですか。「流石だ庵野!任せたぞ!」て方々もおらっしゃったでしょう。ま兎に角、自分は最初に「何故?」と思った側の人間です。予告編を観てもあまりピンとは来なくて。「ああ、良くも悪くも庵野秀明だな」という感想しか抱けず。まあ観に行くつもりではいたんです。で、封切られて。何やらSNS界隈じゃ大絶賛の嵐じゃないですか。ここで少し考えを改め直したんです。じゃ、期待して観に行こうと(現金ですいません)。まあああああああ。まあ。量に圧倒されました。夥しい情報量、ぽんぽんと飛び交う難解な会話。把握しきれない人間模様。矢継ぎ早に飛び散らかるロケーションの数々。いちいち場面場面に挿入される明朝体フォント。自衛隊の兵器群。瓦礫の山。ゴジラの光線量。この量ですよ。この量が、観る側の快楽中枢を刺激してくるんですね。そして、ああ、これ、紛うことなき庵野秀明監督作品だな、と思って。予告編を観た際に「良くも悪くも庵野秀明」という感想しか抱けなかったと前述しましたけど、まあ、それは事実で、確かにそうなんです。そうなんですけど、彼のフォーマット、方程式がかっちりとハマった「唯一無二なゴジラ」作品に仕上がってるんですよ。良し悪しは観る側の判断に委ねるとしても、庵野秀明にしか撮れないよな、と。新旧含めてエヴァンゲリオンを観ていた時に感じていた楽しさ、ワクワク感が、このシン・ゴジラにもあって。それが良いことなのか悪いことなのかは分からないです。分からないですが、このヱヴァ感がどうしても滲み出てきちゃうのが彼の作家性なんでしょう。いやあ、面白かったですね。あと、ゴジラにそこまでフォーカスが当たっているか?というと、実はそうでもないんですよ。飽くまで主役は“日本”という。そこも興味深かったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野秀明のオマージュ三部作\n DAICON FILM 帰ってきたウルトラマン巨神兵東京に現わるシン・ゴジラを庵野秀明監督のオマージュ三部作と呼ばせて頂きます。帰ってきたウルトラマンで出てきた、熱核攻撃が本作にも出てきて、ニンマリ。最終盤にゴジラの口から凝固剤を注入するシーンは、口から凝固剤が溢れ出るような描写のほうがリアルなのでは?などとつまらないことを考えてしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "必見‼︎\n 娯楽作品としては、最高!ゴジラが短時間に進化して行く姿もすごいし、人知を超えた生物と言いながら人知で勝利して行くのも、娯楽物らしくて健全。想定外の危機に当たってあたふたする総理大臣の姿は、福島原発事故の時の総理大臣もこうだったのではないかと思わせ、可笑しかったり腹立たしかったり。(結末は、周りのチカラを使えたか自分に固執したかで変わるよね)何はともあれ、面白く見ることができる作品。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "つまらん!\n ハリウッド版の方が面白い。会議のシーンやら無駄な会話が多すぎて 約2時間が3時間位に感じた。期待して観に行って損した! " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "オタクは喜ぶ\n エヴァ・ゴジラです自分はナディアもエヴァもリアルタイムで視聴し、はまっていたけど今作に関してはあまり好評価はしないつもりです。原因は演出過剰にあります、庵野監督の政治(っぽい)や軍隊描写は独特で好きですが、それ2時間ほぼ休まずにやるものではないと、いかに内容はあると見せかけて実はそんなにない、だらだらと時間を消費してるだけ、オタクなら喜ぶでしょうけど。最近似たような例でいうと、「帰ってきたヒトラー」も歴史ネタ満載ですが、ネタをいちいち細かく説明したり、同じネタで天丼したりはしない、風刺も現実事情に基づいて視聴者に問いかけるが、エヴァ、じゃなくてシンゴジラは架空の人物のキャラ位置を予め設定し、その無能っぷりを主人公と対比させつつ笑いを取ろうとする、それは風刺ではなく、人をバカにしてるというんだ災害映画という面も見受けますが、大抵な時間は狭い部屋の役人話、故に災害映画ではない、災害なら平民を出すべき。所々アメリカと相対的に描写したりする部分はあるが、評価にもヒーロー主義と違うとか、とりあえず見当違いそもそも映画中に足引っ張ったりする無能が多く、結局組織トップで有能な主人公「達」が仕切る、これはヒーロー「達」にすぎない現状を覆せば良くなる描写もあったが、これは80年代の感性で、個人的にはもう懐かしい気すらする、描写は現代なのに。トップが亡くなった終盤に、この国を良くしよう的な発言した主人公に、80年代のアニメ「メガゾーン23」に自分が正義と思ってクーデターを起こす軍人のように思える、ゴジラを殺し役にさせたに過ぎず、主人公も本当はゴジラなんてどうでも良いだろうと原爆に対する考え方も古く、戦争しといて自分がやられないと思ってたか?原爆以外は可哀想じゃないと?放射能だけ傷跡残るのか?反戦反核したいのなら被害者面は禁物、開き直りは論外と、所々「またかよ」と思う部分、話しに関してはイラつくや飽きる部分も多い、前日楽しんで早寝して行ったが、最後の仕掛けの時すらも眠気は感じた良かった所ゴジラの印象が無機質でホラーに違い、それ故かこのゴジラ何しに来たと疑問を持つ、理由も明かされていない自衛隊戦闘やゴジラの熱線描写アニメで例えば、絵のうまいアニメーターが監督務め初めて、作品が作画は凄いけど話はそれほどでもって感じ、まして映画はその監督のことよく知らない一般人も見るあと某女優の演技が大根 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "おもしろかった。。。\n すごいな。インデペンデンスデイに勝るとも劣らない。政治家の、やり取りがまたすごい。少し滑稽だけどそれがリアル。庵野秀明はすごいな。新幹線や在来線ぶつけるシーンはほんとに最高。おもしろかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "東京湾に浮かぶ無人のクルーザー、海底から突然発生した水蒸気爆発、ア...\n 東京湾に浮かぶ無人のクルーザー、海底から突然発生した水蒸気爆発、アクアラインのトンネル崩落。不穏な前兆の後に来襲する巨大生物に対応を迫られ狼狽する日本政府。怪獣映画としてあまりにもちゃんとしていたギャレス・エドワーズ版『ゴジラ』の後に続く東宝ゴジラは敢えて昭和テイストを滲ませた映像で描く極めて日本的な群像劇。突如出現した巨大生物を前に政府内で繰り広げられる会議また会議、各省庁内のアウトロー達で構成された災害対策本部ではシャワーも浴びないメンバー達がおにぎりを貪り食いながら対策立案、妙に人間臭い筋立ては極めてアニメ的で、『機動警察パトレイバー the Movie』辺りを彷彿とさせる、というか幼体ゴジラは完全に使徒テイスト。賛否ありますが私は好きです。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "面白かった!これぞ庵野作品って感じ\n 映像も見事だが、何よりも力を総動員してゴジラに立ち向かう姿が良い。「ニッポン対ゴジラ」ってキャッチコピーも納得。旧エヴァとかラブ&ポップとかを考えると、あと味の悪いエンディングも覚悟してたけど、ちゃんと終わってよかった。日本全国の工業プラントや世界中のスパコンを使うところは感動的。東京が壊滅してるシーンは、3.11を連想した。アメリカが爆撃するまでは、ゴジラは「ただ歩いていただけ」なのも皮肉がきいてる。私は初代ゴジラ世代じゃないけど、多分至る所にオマージュされてるシーンがあるんだろうなぁ。なお、面白くて、興奮して、良い映画だったけど、庵野監督はアニメを作っている方が似合ってると思う。シン・エヴァンゲリオンに期待。【気に入ったセリフ】・それ、どの役所に言ったんですか?・好きにすればいい・仕事ですから " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "シン・ゴジラ\n 昭和29年生まれゴジラと同じです。この映画真面目、まとも、プロフェッショナル。こんな映画ができる日本は捨てたもんじゃない。真剣の真・ゴジラと受け取りました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "折角のリアリティー仕立てだが\n 日本橋トーホーシネマズで、東宝映画「シン・ゴジラ」を観た。ゴジラ・シリーズの中で、子供向けの作品ではなく、大人向けでもある第1作目に近いテイストを目指しているが、出来としては今一だ。一番、重視しただろう、ゴジラ対策にリアリティーを高めようとした作品だが、日米安保に頼りながら自ら決断できずにアメリカ政府を批判をするストーリー立ての部分が安直で痛い。でも、石原さとみは可愛い(^-^)/ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "駄作・・・\n まずゴジラ映画として見るとかなりがっかりします。監督の庵野氏になぜ東宝はゴジラを託したのか?これだけの豪華な俳優陣が出演しているにも関わらずまったく生かされていない。余談ですが以前、エヴァンゲリオンをどんなものか?と見たことがあります、最初はすごく手が混んでいてロボットアニメ!と思うのですが5話位の中盤から話がごちゃごちゃになりそれて行きあっという間に最終回になり、え??と言う形で終わります。このゴジラもほとんどエヴァだ!と感じました。大量のヘリや戦車、庵野氏は好きなんですね。それと首相官邸やアクアライン地下などとにかく説明文が出てきて目が疲れますしまるで字幕映画のようで頭が疲れます。大した破壊もなくゴジラ?とは言えないです。劇場で映画が始まる前にどんなだろうね?と話していた子供達や家族連れが映画が終わった後にはがっかりししゅんとしてしまっていたのがすごく可愛そうでした。目が何処にあるの?ただ岩のようなゴジラに感動もなんにもありません。DVDでても見ないです。価値が無いです。ここ10年で一番つまらない作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "面白かったです\n 怪獣映画を楽しませてやろう!っていう意気込みの感じられました。歴々のゴジラ映画を思わせるディテールもそこかしこにありました。オタク起用は現代的で他のハリウッド映画と似たシチュエーションだった。女性大統領実現の夢も、今を反映してましたね。最後は都合良すぎた感があったものの許容範囲内だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "1日経過した今もあの「今」に恐怖する。\n 劇場で観なかったら罪になるのではないか!?観ている途中今の時代に劇場でゴジラを観ている事に感動し涙する。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "何も考えずに映像の洪水を浴びればいい\n 原発だの核だの3.11だの、果ては「右翼映画だ!」だの、やたら深読みしたがる人もいるだろうけど、たぶん本人たちはそんなに真剣に考えてない。映画の味付けとしてやってるだけ。庵野監督も樋口監督も、極端な言い方かもしれないが「俺はこれが好きだ!」という要素だけで映画を撮る人だから。80年代生まれで、平成ゴジラ、平成ガメラ、エヴァと全てリアルタイムで熱狂してきた世代としては多幸感に満ち溢れた2時間でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "オモシロイ❗❗\n 一部で『エヴァンゲリオン』的だと批判されてますが、どちらも『庵野秀明作品』として捉えれば全然アリですね何より『ゴジラ』愛が作品全般に溢れています❗すばらしい❗ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "原発事故映画です\n 最初に続く閣議、そして想定外に慌てふためく政府。放射線の中決死の覚悟で作業する自衛隊。最後は米軍のキズナ作戦。福島原発事故をゴジラに置き変えた映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "評価が割れるかな?\n ゴジラ映画に何を求めているかで評価が大きく変わる映画。 ちなみに私はど真ん中ストライクです。 星の-0.5は今までにないリアルさがあるとはいえ、ゴジラ対策にちょっと無理があるよなというところ。 じゃあ、お前はもっといいアイデアがあるのか、と言われると思い付けないのですが・・ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "破壊神ゴジラの原点に立ち返った名作\n 愚息と久しぶりに『シンゴジラ』を観に行った。最後にに観たのは彼が、小学生の頃だったから、実に12年ぶりのゴジラである。ゴジラが最初に陸自と対峙するは武蔵小杉、多摩川丸子橋だから、近場の二子玉の劇場ほど、今回のゴジラ映画に相応しい場所はない。さて、映画の内容だが一言で云うならば、上質なポリティカル・フィクション。政治家や官僚たちのドタバタ群像劇を見ていると、庵野秀明監督が敬愛してやまない岡本喜八監督の終戦の詔勅を巡る人間ドラマを描いた『日本のいちばん長い日』を思わせる。ネタバレになるので詳細は省くが、3.11における菅内閣のドタバタ劇、福島原発がそのままゴジラに置き換わったものと思って頂きたい。だから、劇中ゴジラに対してアメリカが過剰なまでに介入するあたりは、3.11の原発事故時もかくやと思わす程リアリティがある。そう云うタフな内容だから、当然の事ながら映画館には、姦しい餓鬼どもとママ連中ははピクサーのバカアニメの方に行っている。その意味で、近来稀に見る餓鬼相手でないゴジラ映画だ。この映画を観ていて思ったのは、漫画家岡崎京子の言葉。「私は世界が終わってしまうといった世紀末の終末感より、むしろ\"世界が終わらないこと\"のほうが怖い。終わらない、この日常をジタバタ生きていくことのほうが恐ろしい」ゴジラと云う異物が突如現れ、今まで確かなものとしてきた日常が、無慈悲に破壊し尽くしていく様は、観ていて実に悦楽的である。今回のシンゴジラは、破壊神ゴジラの原点に立ち返った名作である。(^<≡≡≡≡ ガオー  ゴジラ! " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これが日本映画だ!\n 店舗がよく、そんなに押し付けてこないまさに娯楽映画。ゴジラで無くてもできるストーリーではあったが、ゴジラというキャラがいるので話が頭に入りやすい部分が多かったと思います。インデペンデンス・デイのストーリーがハリウッド(米国)のスタンダード(テンプレ)のようにこの映画の流れ少し無能な感じのする政府→会議が多くて後手後手の対応→被害が拡大→それなりの対応をするが遅い→出世コースから外れた異端児が能力を発揮→個ではなく群で勝利をつかむまさに日本版インデペンデンス・デイ的なものを感じました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "顔芸映画\n 誰も言わないですが、これは大杉漣と余貴美子の顔芸映画です。序盤は笑わしてくれます。石原さとみのくちびるも健在。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "突き抜けたB級映画\n 色々と突っ込み所はあるが,邦画でよくある「そのエピソード要らなくね?」というシーンがほとんど無く,スピーディーで淡々と事態が進んで行く様は面白い。そして序盤のゴジラの被害の割にやる気の無さを笑ってたら,中盤の本気になった時の容赦ない暴れっぷりに驚愕。ゴジラの代名詞でもある放射能ブレスシーンは必見。どっかの大学の映研に予算あげてガチで作ったらこうなった,みたいな。制作者側のヲタク臭とこわだりが感じられる面白い映画でした。決して万人向けでは無いが,好きな人には堪らない作品です。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "面白かった!\n それだけでいいと思います。観るか迷ってる人は観た方がいいと思います。この映画に対する意見は人の数だけ増えるんだなー。って思いました。個人的には石原さとみさんの役がとても印象深く残りました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "単純に面白かった\n いろんな角度から色々言いたいこと有りますし、言ってる方も多いでしょうけど、素直に面白かったです。映画としての単純な評価なら四つ星ですが、クリエイター業の人間として五つ星です。低予算の邦画でこれだけのモノを創り上げた事に素直に感動です。映画にも、大作ゲーム並の予算が注ぎ込めれば良いのに‼︎とも思いますが、どれだけの予算注ぎ込んでも良くならないものは良くならない。やっぱり才能ありきなんだなぁ〜と実感しました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見るべき作品\n ゴジラを通して3.11の津波、原発を前に官邸が直面した状況を表現していた。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "所感\n 過去ゴジラ作品や庵野作品だけではなく、政治軍事を織り交ぜてる架空小説も隠し味に入ってるって感じ。テンポ速い会話とテロップは円盤誘導のサブリミナルんだろうなっておもいました。重機鉄道ミリタリー好きな方は見てどういう感想を持つかちょっと興味あります(^_^;) " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これは風刺映画?\n ゴジラという存在を象徴化した、「国際情勢」、「災害対策」、「若者と政府」、「内閣」など様々なところに目を向けた風刺映画のように思えた。ハリウッドのゴジラがビジュアルで勝負なら、こっちは中身で。っていう感じなんだろうなー。楽しかった。あの、総勢何名のキャスト!っていうのにはどうも引っかかるけど。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "苦肉の大人向け怪獣映画\n 予告で期待していなかったのに、やはり私世代は気になって初日の苦手なレイトで鑑賞。時々落ちそうになりながらも面白く観れた。この無謀な企画で、上手いことやったなぁ~というのが第一の感想。基本的に“ゴジラ映画”には二種類ある。一つは1954年版の第1作目のゴジラ映画、もう一つはそれ以外の全てのゴジラ映画。今回の成功(と言ってしまいます)は、今までやらなかった1作目と同様のゴジラ映画を選んだ事に尽きますね。だから、怪獣映画ではなく、大災害映画になっています。怪獣映画を期待した人は残念でしたね。お生憎様でした。それと、日本映画が、日本の俳優が、得意の分野で勝負している所です。日本の政治家や官僚の喋り方は独特です。中身がなくとも頭の回転をひけらかした様な会話と意味不明な討論と喋り方。日本の役者はそういう物真似が凄く上手いです。今までの日本の社会派映画、戦争映画の中にもそういう会話が必ず挿入され、リアルな怖さを演出してきました。この映画ではそういう伝統を引き継がれ、怪獣という災害に襲われた時のシミュレーション映画として見事な会話劇が成立しています。実際に災害にに襲われた時に動かされる政治家と自衛隊と科学者のリアルにスポットを当て、ゴジラはただ移動するだけの存在。それだけが恐いという演出が見事。懸念していた石原さとみのオーバーアクトも、庵野アニメのキャラ程度に思えば、それ程邪魔にもなっていなかったので気にもならなかった。でも、こちらのゴジラ映画を選んだからには、この続編は50年は絶対に無理ですから、東宝さんは肝に銘じて下さいよ。怪獣映画のゴジラは当分ハリウッドに任せておきなさい。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "まさに現代版ゴジラ\n もし今の東京にゴジラが出現したら、こうなるんだろうな〜 と思わせてくれた。ゴジラは特撮ならではのお愛嬌な部分もあったが、破壊されていく東京や、対応に追われる国家、逃げ惑う人々がリアルで、とにかく見応えあった。ゴジラに対する科学的な見解や、国際事情などが、俺には難しすぎて、後半の方は眠くなってきた(笑)ので☆3.5過去のゴジラシリーズより、アオイホノオとかで、庵野秀明について知っておいたほうが楽しめそうな作品(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あいつが\n パニック映画にありがちな、恋愛要素とか自己中とかそういうのを排除したのはとてもよく、すっきり見えた。ただ、石原さとみの演技がイラついた。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "311とエヴァが新時代のゴジラを生んだ\n 怪獣映画ですが、災害パニック映画であり、政治劇でもあります。予想に反して、往年のゴジラファンを満足させられるであろう、素晴らしい仕上がりでした。とくにBGMの選曲、タイミングなど、並々ならぬこだわりが感じられました。セリフが早口で、情報量が多いあたりは好みが分かれるでしょうが、この映画でスタッフの皆さんが伝えたい内容を考えると、仕方がないのかもしれません。ぜひBDで「日本語字幕」を表示させておさらいしたいと思います。気になったのは、石原さとみさんの役は、無理があるかなぁといった部分ぐらいでした。とくかく、斬新な映像が多いので、怪獣映画好きであるなら、マスコミやCMでネタバレされる前に鑑賞されることをお勧めします。もう一度、劇場に足を運ぶつもりです。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "会話\n 多すぎ映画見てる感じじゃなくてずっと会話聴いてる感じだった後半さすがに食傷気味でウンザリ監督の自己陶酔みたいな作品で面白くなかった " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラとは何なのか\n 言いたいことがありすぎるのもわかる、すごいものを見てしまった。ゴジラ好きとエヴァ好きは必ず観るべきだし、その両方が好きなら自然と涙が流れるはず。圧倒的な不安混乱恐怖絶望、けどそれを乗り越えてなんとか立ち上がる。ゴジラはフィクションだけど現実もそんなに変わらないことを思い出す。て言うか、ゴジラでこんな気持ちになるとは思わなかった。批判が出るのもわかる。子供には退屈かもしれないし、政府の人間が主人公なので当然、政治家がかっこよく描かれる。もちろん映画の好き嫌いは自由だ。けどゴジラの鳴き声をすっと思い出せる人は、間違いなく傑作と思えるはずだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "3.11後のゴジラ\n 公開直後から、意外にも高評価の声が自分の周囲やネットに上がり始め、早めに観ないとネタバレされる危険を感じたので、3日目に鑑賞。特撮展に行って期待を膨らませて観た『進撃の巨人』にはかなり失望させられたし、庵野監督の前作『エヴァ〜Q』も面白いとは思えなかったので、評判はそれとしてあまり期待しないように観たが、今作は良かった。想定外の事案に右往左往する人々や政府の姿には、3.11以降のリアリティが感じられて、現代日本の新しいゴジラ作品になっていたと思う。ゴジラの造形や巨大感を追求した見せ方、予想外の攻撃なども良かったし、最前線で奮闘する人々のドラマも、ヘタにハリウッド的な家族愛や恋愛要素を持ち込まず、それぞれがプロフェッショナルとして描いてたのが好印象。「エンターテイメントとして面白い映画にする」と宣言していた監督の言葉を、観るまでは疑っていたし、日本の王道娯楽映画の低迷っぷりに不満と不安を感じてたが、庵野監督を見直したし安心した。(樋口監督は特撮監督に徹した方が良い)あと、謎めいた終わり方が気になった。ぜひ続編も作ってほしい!!また、同じフォーマットでいろんな国のゴジラ映画が作られたら、お国柄の違いが出て面白そう。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "賛否がはっきりしたゴジラ\n 総監督である庵野秀明監督がエヴァの制作をストップしてまで挑んだという「シン・ゴジラ」。「シン」には真や新や神と様々な憶測が飛び交っていたがこれも鑑賞すれば何を当てはめるのが適切かがうっすら分かってくるだろう。1954年版ゴジラの復活。怪獣映画としてではなく一つの巨大不明生物と位置づけし日本が破壊されていく中での災害対策、軍事力、政治力とあらゆる面で日本の未曾有の危機に対して問いただしていく。本作ではゴジラ対策=大災害対策と捉えて今後の課題や問題点を主張している、まさにゴジラをうまく利用し今の日本の世情を考えてもピッタリ当てはまる映画であることには間違いない。もちろんエンターテイメントとしてゴジラを単純に楽しむことも存分にできる。その中でも特撮監督として樋口真嗣監督が担当したことは現代のゴジラを作り上げるうえで大きな影響を及ぼしている。ダイナミックな映像はCGに頼るという現代映画の主流ともいうべき技術に反発するかのようにとにかく特撮にこだわり、ある意味で特撮の底力を見せつけられた感じもする。ゴジラが街を歩行しながら破壊していくシーン然り、普段利用している在来線をうまく利用したシーンはこれぞ日本映画でしか描けないものだとわずかなシーンでも感動を生みだしてくれた。そして、この映画の最大の見所は未曾有の危機にたたされた日本政府の対策。3.11以降、これは日本の至上命題ともいうべき課題。総勢328名の豪華なキャスト陣で政府の表ではなく裏でどのように動き回っているかを緻密に描いている。総理役の大杉漣は近年、汚職官僚を多く生み出す日本だからこそ本作には必要不可欠な存在となっている。他にも主役の一人である竹野内豊がエレベーターでポツリと言う一言「根拠のない楽観的な考えは禁物」。これはさりげなく心に刺さります。こういう人間が最後まで甘いことに気づかないから大惨事になる、逆にこういうことを冷静に考え対処できる人間がいるから世界はうまくまわっているのだと考えさせられるワードでもあった。それと忘れてはならないのは放射能問題。元々ゴジラは放射能を蓄積している怪獣という設定だが、これも福島原発事故と重ねあさせると現代の社会問題にまで発展していくのは必然であろう。ゴジラ映画だが現代の社会派映画、ドキュメンタリーに近い特撮映画という捉え方も面白いかもしれないが、こういう意味では見ておいて損はない映画だろう。しかし、否の面も少なからず出てしまったのは残念なところ。個々の捉え方にもよると思うが、本作は終始「実写版エヴァ」という見方もできてしまう。冒頭のハンディカメラの映像から会議室の音楽、テロップの出し方まで全てがエヴァに酷似。これは「エヴァQ」以降、庵野監督が病に侵された中でやはりエヴァの思い入れが強すぎるあまり本作に侵食してしまったようにしか感じられない。一旦、エヴァを置いといてまっさらな気持ちでゴジラ制作に取り組んだのかと思っていた者としては残念極まりない次第である。政府の中で女性の活躍も必要としている現代社会と照らし合わせるかのように石原さとみや余貴美子が熱演しているが、これらを踏まえ特に石原さとみは変に片言の英語を使用したりする人物像を見るとどうしてもミサトやリツコという対象者が思い浮かんできてしまう。実際のところどうなのか真相を聞いてみたいところでもある。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "映画としてはまぁまぁ\n でもエヴァンゲリオンでやれ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "おすすめ!\n ネルフとエヴァのでないヱヴァンゲリヲン。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とんでもないゴジラ作品\n 公開前、情報が非常に少なくどんなゴジラに仕上がったのか?と期待して見に行きましたが、物凄い作品を作ったもんだと思いした。フルCGで作られたゴジラの凄まじさ・作品の良さを感じさせるBGMの良さ・観客を飽きさせないテンポの良さ・これは四の五の言わず先ずは見たら良いと思いますよ (。-`ω´-)bやはりゴジラは日本産が一番だわ " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "反米的メッセージ?\n 反米的メッセージ、アメリカへの嫌味ををちょこちょこ入れてくるのはやめるべきだったしかもアメリカ人が姑息な手を使うような、日本をばかにするような、日本を見捨てていくような描写もある世界で公開、アメリカで公開する以上、特定の国への批判になるようなものはいただけないゴジラというのは核とかそういうものありきのものだが、そこに特定の国を出して、誰かのせいっぽくしたり、被害者面するようなことは避けるべきことしかもどれだけ時間がたったのか戦後に生でゴジラを作って、見ていた人々といま見る人々は違う核を積極的に使うことが良くないことなど誰だってわかる話そして原因とされてしまうようなことがなければ、核が使われることなどなかったことも俺はわかる被害者面される日本、日本人だからよくわかるが、これをアメリカ人が見たら気分のいいものではないことは容易く想像できる俺がアメリカ人だったら正直怒る悪気がなくとも顔さえ写さないような演出もひどいアメリカ人の変わりに日本の上手なんだかよくわからない英語を使うのも・・そんな話し方にするなら本当にペラペラのハーフの人間とか使った方がよほどいいんじゃないか?そしてあの時代に生きた人がこのゴジラを見る可能性は極めて少なく、見るのは若者が多いと想定されることはわかるはずなのに当事者不在の批判はやめてほしいね・・しかもアメリカは日本にとって他にない同盟国以下を知らない人間が多いが、日本の対アメリカ輸出は13兆輸入は7兆という6兆円もの貿易赤字(日本にとって6兆円もの黒字を出してくれている超お得意様)をしてくれているのである(2014年外務省、財務省等データ。間違ってたら困るので一応調べてください)かつ、日本の周りで有事になったとき必然的に協力してくれる国はこの国をおいて他にはない他に助けてくれる国といって思い浮かぶ国が存在するだろうか?台湾?いやいやそれほど厳しい情勢そしてトランプ氏が人気を誇り排他的感情が高まるいま深刻によろしくない何か不可解な悪意を感じないと言えないほど何回も政府関係者が嫌味を言うたかが映画でもそこに誰かを貶めるような要素が少しでもあれば、その国の全体的感情が悪くなるのは必至考え過ぎか?映画を作るときはそういう情勢についてもシビアに考えなければならない映画一本でも国民感情は悪化するそんなのは日本人は知ってる話その部分を除けば迫力あるシーンは圧倒的でいいとは思う政府関係者のやり取りも映画「宣戦布告」を彷彿とさせる日本の危ういリアルさを感じるだが、アメリカ批判があるとも知らず、日本のゴジラを見てくれるであろうアメリカの人々に自分は謝罪します。申し訳ないです。im so sorry悪気がないとはちょっと言えない思想が入ってる感じがします見てみておかしいなと思う人がいたら書き込んであげてください映画のレビューに自分の思想的なものが入ってしまい、これ読んでくれた人もすみません。あくまで一個人の見解で、正しいとは限らないので見る方は見て確かめてください。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "面白いじゃんシンゴジラ!!最高!\n 批判意見のレビューを見て、逆に興味を持って観て来ました「シンゴジラ」面白いですよ!!ハリウッドの向こうをはって、よく戦いを挑んだなと・・・素直に関心しました。庵野監督はえらいなぁ・・・庵野監督の実写作品って、これまでほとんど良かった事なかったから、今度もだめなんだろうなぁ・・と正直思ってました。怪獣・特撮映画が大好きで、昔からの「ゴジラ」も、「ガメラ」も平成・ミレニアム作品までほぼ全部みました。ゴジラでは、金子修介監督の「ゴジラ」がとてもすきです。ガメラはやはり、平成3部作が好きです今回の「シンゴジラ」はそれまでの、どの作品とも大きく違いますね。怪獣映画を、このような切り口で撮ったのは他の国でも見かけない気がします。ましてや、有名作品の冠があってのチャレンジには賞賛の一言です。こんな事がやれる監督が日本にいる事が嬉しい限り。守りに入って、誰にでも褒めてもらえる作品なんて、つまらないですよ。批判・中傷覚悟でいたと思いますが、「エヴァ」同様に、誇りに出来る作品なんじゃないかと思いました。批判・中傷しているレビューの人は、あれかね・・・そんなに、過去のゴジラ作品を良いと思ってるのかな?どんどん劣化して、チープになって、お客が減って、子供映画だねって言われるような、そんなのと同じものがみたいのかな?初代ゴジラは、原爆への社会的批判・抗議の意味があって、とても単なる娯楽作品ではない、重いテーマを持った良い作品ではありますが、いまさらそれを同じようになぞって作っても、意味がないように思えます。時間と共に、人も時代も変わっていくものです。今まで、あったものも、価値観も変化したり、新たに生まれ変わってもいいのでは? と思います。(映画なんだし)実際、「シンゴジラ」観た後だとレビューで批判・中傷している人は、単なるくだらない、悪口や、妬み、嫉みにしか思えませんね。閉じこもった、独りよがりな意見にしか思えない。正直、観なきゃいいのにwwそれはそうと、「シンゴジラ」不気味でいいですね!なんか、挙動が不思議で予測不能なところがとても恐怖心をそそります。「ゴジラ」という死に至る病を背負った日本が、作品のなかでどうなっていくのか、とても気がかりになりました。「シンゴジラ」はほんとに怖い!世界をほんとに焼き払ってしまいそう。現実、日本は地震大国で、日本にいる限り地震と付き合っていかなければなりません。大災害(ゴジラ)とどう向き合っていけばいいのか、考えさせられる作品でもありました。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "単なる怪獣映画じゃない\n 凄い人たちが、総力を結集して手抜きなしで作ってるんだもの。ただただ驚くばかり。ゴジラがいる日本に生まれてよかったな( ^ω^ )。スクラップ・ビルドなんだわね。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "リアルな光景に涙\n シン・ゴジラ。現代日本にゴジラが来たらという政治色の強い無機質な話。各人物を掘り下げることもなく、終始淡々としている。なのに、ゴジラに対し日本人が必死に立ち向かうシーンを見て泣きそうになりました。日本はまだ頑張れる。スクラップ&ビルド。そんな庵野監督のメッセージを感じました。無人在来線爆弾という発想には脱帽。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "「絶対つまらない!」なんて言っててゴメン!\n ゴジラが進化するアイデア、その観せ方、ストーリーの進め方、画の綺麗さ、その画をどんどん切り替えて畳み込んでくるやり方、どれもこれも凄くて観てて楽しいんだよね。庵野秀明って、そういう技術は凄いけど、特に主張はないんだろうなと思ってた。最初のゴジラへの攻撃シーンってミリオタへのサービスみたいになってるけど、そこでちょっとひいて「あれ、この映画も、結局、映像技術だけでテーマないか?」と思い始めたの。そこからテーマがきたね。「日本に三度目の核兵器は落とさせない」ってのは「俺もそう思う。闘え!」と登場人物を応援したくなったもん。あと3.11もかけてきてんのね。全体的に「日本がんばれ!」っていう庵野監督のメッセージかな。《ゴジラ》って、核兵器のことや、文明と自然の戦いみたいなテーマを最初から背負った作品なんだよね。だから語るべきものを持たない庵野秀明でも《ゴジラ》を撮れば「語るべきもの」が手に入るんだろうなあ。語るべきものを手に入れた映像職人が存分に腕を振るった傑作だと思うよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "雑感\n 思ってたより大分面白い(観る前はハズレなのかなとか思いつつ見に行った)まず第一形態がうちの犬にそっくりだった。新幹線爆弾とか、あーって思った。今までのゴジラの中で一番強い。アクアラインの天井が壊れるとかこわい。全部CGで作られているらしいが、ハリウッド版のようないかにも、CG感はなかったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "先入観\n 昭和から平成のゴジラ作品の全作殆ど観た知り合いと観ました 彼の作品への第一印象はエヴァゴジラでした 自分は殆どゴジラ作品を観た事は無くゴジラのイメージで作品を鑑賞しました 自分の第一印象はゴジラという未曾有の災厄に立ち向かう人間ドラマが熱いと感じました 普通の現代人の感覚ならゴジラの圧倒的な脅威を前にして無力感を感じ無気力に為ると思います でも作品の中心人物達は誰一人として諦めません 人間を守りたいという使命感を胸に最後まで抗い立ち向かう姿勢に作品からのメッセージが伝わった気がします " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画館で観るべき邦画\n 日本という国の実態を、ゴジラという虚構を通じて炙り出している映画。洋画には無い生っぽさがある。ゴジラが本当に驚異的に描かれていて「こんなのどうすりゃええんや!」って絶望感があるのが良い。ゴジラという災害を身近に感じられた。日本の政治の煩わしさ、枷を嵌められた感じがよく表現されている。でもその枷があるからこそ、日本はそれの中で成長し、最善の選択が出来る国になったんじゃないかな、とも思えた。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "概して良かったです。\n 2014年のハリウッド版が酷すぎて、もうゴジラは作らなくていいよと思ってたのであまり期待せず観ましたが概して良かったです。有名女優は3名しか出ていない硬派な作品でした。科学者、技術者の影が薄い、というか科学者はちょっとバカにされている点が非常に残念。やしおり作戦がいつの間にそんな準備したの?という詰め込みようなのが気になりましたが、ここは娯楽作品の部分ですね。しかし作戦実行中、防護マスクでセリフがほとんど聞き取れないのは良くなかったです。最後の最後は、ゴジラ風化後に人骨が重なるように構成されていたという画でしょうか? 暗示なのか何なのか…? あと、過去の作品の音楽が鳴り出すと完全にモノラルなのでスケール感が激減でした。意見が別れる点かな。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "アメリカには作れまい\n 独特の日本映画という感じあちらになるとこの手のものは家族愛や恋愛ものと平行したストーリー展開になりがちですからねドロドロとしたあのゴジラ、やはりゴジラは怖くなくっちゃね初代ゴジラにも引けを取らない!やはりゴジラは日本製が好きです初代ゴジラも怖いけどこちらもおっかねかったてば! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本のCGはここまで来たか!\n 4DXで観ました。 初めての4DXは、かなり椅子が動くのと水がそこそこ掛かり風とかを感じ、まぁまぁ楽しめたかなと思う。ゴジラの内容は、街で暴れるシーンやビルが光線でぶった斬られるシーンなど日本のCGもかなりやるなぁと思いながら見た。あんなに口や背びれ、シッポから光線を出されたらなかなか倒せないし、やはり最後は核爆弾しかないかなと思う。口から血液凝固剤を飲まされて固まってすぐに死ぬのが納得できない。(体内の血管とかに注入出来れば死ぬのはわかるが‥‥)あと政治家の話が半分くらいで、ちょっとつまらない!(あの、CMのおじさんは、俳優さんだったのか 素人のおじさんだと思っていた)まぁ、映画の日やレイトショーで見る金額だと見てももいいかな! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラ大暴れ\n 不気味で異様な雰囲気をもって映画がはじまったと思ったらあとはゴジラに振り回されっぱなしの超スペクタクル!俳優たちのとぼけた掛け合い、ピーキーな風刺の狂奔、メッチャクチャに破壊される街。機関銃戦車にミサイル空爆。痛快…!僕は大笑いで大満足でした。ぜひ見てください! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あるあるからの共感、そこから頑張ろうと励まされる。\n あるあるからの共感、そこから頑張ろうと励まされる。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "石原さとみ\n シビれました♪ " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "主役は人間\n 賛否両論あるようですが、今回の主役はゴジラではなく、人間です。 そうみれば、評価は上がるんじゃないかな? 役人目線でみると、非常にアルアル何じゃないかと思いますよ。 結局、責任者は責任をとるのが仕事なんですが、責任をとる人が居なくなったら、どうなるのか?とか、結構リアルに描かれてたんじゃないかと思いますよ。 ただ、所々に差し込んでエヴァの音楽には少しガッカリ。 音楽は、オリジナルか伊福部音楽をオマージュすべきだったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ハリウッド版より面白い!最強!\n まさにゴジラ映画!311後に描くゴジラってこういうことだよね。個人的にリアルなゴジラを見たかったんだ。政治家・官僚を中心人物に置いたのが新鮮。いかにもなやり取りが楽しい。ゴジラに新しい要素をちゃんと入れて、迫力もあった。ゴジラを退治するのにスーパーメカじゃなくて消防車的なのを使うところとか、作戦感が萌えツボだ。福島原発事故の時の消火ヘリを連想させる。人間の愚かさを描くのがゴジラ映画。そういう意味で「シン・ゴジラ」なのだろう。311だけでなく様々な意味で国防・国体と向かい合わなければならなくなった時代を反映した映画だった。それもふまえて原点回帰の良作だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "反戦・反核ではなく好戦・核武装のプロパガンダ\n 映像はいいですよ。邦画によくある安っぽいCGもミニチュアのチャチさもない。映像だけ見れば合格点。ゴジラをゴジラたらしめる最大の要素は「反戦」「反核」。それがこのシン・ゴジラにはまるでない。むしろ逆に軍拡を煽り、戦争を礼賛している。ゴジラが出た、正義の自衛隊に駆除させよう!自衛隊で歯が立たなかったからもっと強い米軍に駆除してもらおう!自衛隊がやられたのは自衛隊を縛る法があるからだ!動かしやすいように規制を緩めよう!…………どこをどう見ても反戦ではありませんね。好戦的すぎます。そして核の方も反核どころか核武装を推進したい意図がありありと見えます。最終的にゴジラの凍結に成功するという結末は日本が核保有国になったとみて間違いない。なにしろ水でも空気でもありとあらゆる元素を放射性元素に転換する夢の原子炉が東京のど真ん中に出来たんです。しかもゴジラが作る放射性元素は半減期が20日程度の、比較的クリーンな核。ゴジラの核で作った核爆弾なら放射能汚染はほとんどない、「使いやすい核」です。これまでのゴジラ映画と関連しないリブート作というのは知っていましたが、まさかゴジラの根幹である「反戦」「反核」を完全に捨てるとは思ってもみませんでした。その他の点では……・野党が一人もいないリアル志向なのに与党が全議席獲得しているとでも?・主人公がなぜか最初からアクアライン崩落の原因は巨大生物と見抜くトンネル直上で海が沸騰しているというただそれだけの状況からなぜ巨大生物を連想したのか?映画の最初の数分でこの荒唐無稽さは大いに白けます。・災害映画なのに被災者の描写が平和すぎる「正義の自衛隊」に助けられて非難するシーンと、ゴジラの凍結が成功して喜ぶシーンくらいしかありません。災害映画であるならこういうシーンをもっとちゃんと描くべきでしょう。・市民の描写が国会議事堂前でのどんちゃん騒ぎ数秒だけ必死にお国のために働く偉大な与党議員様と、その苦労も知らずどんちゃん騒ぎするだけの馬鹿な国民の対比が醜悪。・アメリカが東京への核攻撃を主導していながら、米軍は義勇軍よろしく日本を助ける「日本が好きだから米軍は日本を助ける」って御都合主義すぎませんか?軍隊は政府に従うものですよ。・主人公の政治家が最後の作戦の際に自衛官に要約すると「お国のために死ね」と激励するその暴論で多くの人を死なせ国を滅ぼしたのが太平洋戦争でしたね。・ゴジラが直立した後はほぼ棒立ち動かすとフルCGのゴジラが破綻するからでしょうか?・ヒロインがルー語を使うシリアスな雰囲気にルー語をぶち込まれたら失笑するしかありません。・怪獣映画なのに大部分が政治家同士の会話劇怪獣映画、ゴジラ映画を見たいのであって、安っぽい熱血政治家のヒューマンドラマを見たいわけじゃないんです。自民党万歳、自衛隊万歳、米軍万歳、日米安保万歳!臆面もなく堂々とそう叫べる人は気に入ること間違いなしです。興行的には成功するかもしれませんが、作品としては「ゴジラ」に止めを刺した墓標です。(以下8/3追記)特定の思想に染まっていると……などの本レビューに対する批判的な意見を頂戴しております。私としてはこの映画を手放しで絶賛する方こそ、軍拡・核武装を是とする思想に染まっているか、ただ「日本のゴジラ映画だから素晴らしいんだ」と無条件で傑作と看做す思考停止をしていると思えます。東京への核攻撃を防いだのは確かにヤシオリ作戦によるゴジラ凍結ですが、そこに義勇軍?として加わった米軍の行動の根拠は日米安保です。これのどこが日米安保に懐疑的・批判的なのですか。ほぼ全面的に安保賛成ではありませんか。謎のチャートの分析やフランスの協力を得るための見返りは何ですか?ゴジラという「夢の原子炉」ですよ。日本に協力すればあらゆる元素を放射性元素に転換する夢の原子炉ゴジラを利用できるようになるんだぞ、と、核を餌にして「核保有国」フランスをはじめとする各国の協力を「買った」のではありませんか。核は東京を焼き尽くす最終兵器として描かれたと同時に、ゴジラを退けた日本人に与えられたご褒美としてこそ強く描かれています。本作のゴジラは福島第一原発を怪獣に擬したものというのは多くの意見が一致する所ですが、本作ではその制御に成功しています。原子力は人間が制御できる、事故が起きても収拾できる、「アンダーコントロール」だ、と原子力の危険性を矮小化し利用を推奨しています。また野党が一人もいないというのは、この大事において当然召集されるはずの臨時国会さえなく、スクリーンに一人も登場していないという意味です。まさか国会前でどんちゃん騒ぎをしていたのが野党議員だ、というわけではないでしょう。明らかに意図的に野党の存在を無視しています。繰り返しになりますが、原発、米軍、安保、軍拡について、ほぼ全面的に肯定のメッセージを送るプロパガンダ映画です。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待と不安\n 鑑賞するまでは期待以上に不安要素が高かった。だって、庵野の実写物ってなんだかなーってのばっかりだし、樋口に至っては「特技監督」に専念した作品なら「平成ガメラ三部作」等凄いと思わせる物は有るが、監督までやってる作品は微妙なものばかり。しかも前作が進撃ですよ?そりゃ不安にもなりますって(苦笑)。で、鑑賞しましたシン・ゴジラ。不安は吹き飛び期待以上!と言いたいけど・・・余りにもエヴァ臭漂いすぎ。お金(VFX)が掛かる所を上手く絞って吟味して作っているのは好感持てたし、良い出来のVFXだった。画の切り替えが早くて多いし、飽きさせない作りなのも良い。けど、その画のアングルや場の設定がどっか(ぶっちゃけエヴァ)で観たこと有るのが多くてげんなりする。途中、ゴジラが使徒みたいになっちゃうしさ。一番許せないのが音楽。これはゴジラ映画であってエヴァではない。あんなまんまエヴァのBGM使わないで・・・開いた口がなかなか閉められなかったわ。そういうエヴァ要素がなけりゃ、出来が言い分楽しめただけに残念です。あ、ゴジラの第一形態が鱧かウツボにしか見えない。個人的には凄くショックだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラというディザスター・ムービー\n あまり期待していなかったからか、かなりの衝撃を受けたゴジラ映画だ。ゴジラに対処しようとする日本政府のダメなところと、命をかけて努力する姿が徹頭徹尾描かれる。笑えるところであるし、うすら寒い気分になる。ゴジラにも驚かされた。最初は完全に津波のような被害を与え、徐々に原発のメルトダウンを思わせる被害を与えていく。当たり前のことだが、いきなり都心に現れることなく、海岸から街を破壊しつつ進んでいく姿はリアル。SFっぽい科学的セリフは早口で喋らせ、うやむやにする方法?も潔い。怪獣映画の名を借りたディザスター・ムービーとしては一級品だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "災害リアルシミュレーション!\n 結構好き嫌いが分かれそうなこの映画。私は好きでした。映画のリズムをぐだぐだにする、とってつけた様な人間ドラマをバッサリ切り捨てます。男女の愛憎も、家族愛も一切描きません!災害時に働く人達の行動をひたすらリアルになぞるだけです!だがそこがいい。ものすご〜く地味な見た目の俳優達が地味〜な議論を繰り広げます。そして作戦会議の時だけ異常な盛り上がり。このカタルシス感、ヤシマ作戦かよ!笑ゴジラ画面に映ってないのにアガリます!ハリウッド的な優等生的映画をお求めの方にはちと受け付けないと思われますが、大作映画なのにこのビミョーなサブカル感、ちょっと捻りのきいた映画をお望みの方向けです。小学生以下の方は、官僚パートはキツイかもですか、暴走ゴジラの街壊しっぷりには満足してもらえるのでは? " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ハリウッドよ、これが本物のゴジラだ!\n 子供に「お父さんゴジラ連れて行ってよ」とせがまれたお父さんは解説に四苦八苦するだろう。でもこれは大画面で堪能してほしい。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "途中で空きました\n 前半、1時間は中々の迫力で見ていて楽しかったが後半は映像にも飽きてきてやたらとある会議のシーンで眠くなる。期待していただけに、残念。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラVS日本政治 そうそうたる俳優陣、しかし、脚本が…役者を活か...\n ゴジラVS日本政治そうそうたる俳優陣、しかし、脚本が…役者を活かしきれてない、残念ゴジラより、日本の政治の裏側を描きたかったのだろうか特撮、数多くのエキストラ、セット、どれだけお金かけたのだろうかと、ついついいらぬ心配をしてしまう " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ゴジラの存在は、未来、現在の姿かも\n ハリウッドのゴジラを観て以来だったので酢が、展開、内容、キャストすべてから目が離せなくて困りました。総理には大杉漣、脇を固める大臣や参謀には余貴美子、柄本明、自衛隊は國村隼人、それ以外にも、ちょっとした出番なのに、おっ、この人が出てるなんて驚きです。お疲れ様ですと片桐はいりさんが配っているおにぎりがおいしそうだっし。霞ヶ関の面々のやりとりや机の上に並んだレッッノートをみて。おおっ、壮観と思ったり。ゴジラが出現のたびに進化し,驚異的な力を見せるシーンも凄いです。進化、神の作った完全生物、思わずエヴァを連想したけど。これはゴジラ怪獣です。そして完全な排除ということが困難であるという現実が話が進むうちに明確になってきます。日本が混乱に陥るだけでない、外国もその脅威に怯えている懸念しているというのを伺わせながらも、あちらさんは無茶苦茶ばかりいう。若いもの立ちも必死ですが、老いた人達も賢明に戦っています。総理の後釜に座った老体も、なかなかの古狸ではないかと思いました。ゴジラは完全に死んだワケではない。これから共存しなければいけないという現実の光景は、今の現代、そのままではないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ミサイルはミッスォだろ\n 期待は無く、半ば批判的な気で見に行ってみたが、時間を忘れて面白かった。顔アップが多くて劇場向きじゃないだろとか、役回りで石原さとみが可哀相過ぎるとか、多少いろいろありますが、そんな瑣末なことはどうでもいい。劇場で見ることをお勧めします。パンフ売り切れだった。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ イコール 大災害。物言わぬ、意識を感じさせない生き物である...\n ゴジラ イコール 大災害。物言わぬ、意識を感じさせない生き物であるゴジラは、ある意味自然災害と言えようか。「自然災害ではない。生物だから駆除できる。」と政府役人の何人かが言うのだが、大津波のように押し寄せるゴジラ(特に進化前)は、自然災害そのものだ。いつしか駆除の言は出なくなる。政府のドタバタや役所仕事を揶揄する本には苦笑と苛立ちが!背後に流れる音楽には初期ゴジラやエバンゲリオン へのオマージュを。総理大臣、官房長官達の乗ったヘリが落とされ、簡単にあっさり亡くしてしまうなど、その潔さには拍手。しかし、石原さとみさんにあの配役は?です。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一番よいゴジラだ\n どんな角度で見ても、一番よいゴジラと思う " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "コント シン ゴジラ\n 怪獣映画というより、昔の東宝の戦争映画に近いですね。ドンパチの無い。コントで怪獣やウルトラマンのアラをネタにしていたけど、真面目に作ったらこうなるでしょう。一般人が出て来ないですが、このテイストで一般人が出て来ると 宇宙戦争(トム・クルーズ)のようになるのかも。ゴジラの第一形態には正直 帰って来たウルトラマン の怪獣のようで 庵野監督もその辺り狙ってやってますね。音楽は エヴァンゲリオンとゴジラシリーズの流用ですが ゴジラ、東宝特撮ファンを掴むためでしょうか。ただ、この国は 本当に危機なのかもしれません。現状は 日本を生かすも殺すも アメリカ次第で 全ての決定権は総理大臣にある。今の政権大丈夫か。大丈夫なのだろうアメリカが監視してるからね。ひとつ心配は今度のゴジラに対戦相手をあてるのは無理でしょう。VSものは出来ないやろうね。今回ポッキリか。今回の狙いは 日本の政治 なのかもね。今後 ゴジラを作るなら 色んな人に監督して欲しい。次回は 宮崎駿さんにお願いします。追記 今の日本人がアメリカをどう思っているかよく解る表現があります。ぜひ海外に展開を。8/7今日 2度目観賞。やっぱり、いいです。2回以上の観賞を薦めます。始めは流れ、2回目で詳細を。2回観ると 長谷川博巳、高橋一生の好演が良く分かります。もう一回見たいね、好きな人程何回でも観賞に耐える作品です。エヴァと伊福部氏の曲の使い分けが良いですね。12/9 近所のシネコン 今日で上映終了らしいので 3ヶ月ぶりに鑑賞。何度見ても楽しめます。今度は DVDでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "174-51\n もしほんとに怪物が日本に現れたらどうするかを本気で突き詰めた映画だと思う。すごかったです。第一形態のゴジラのビジュアル、モーションから度肝抜かれました。背中や尻尾からビーム出したり攻撃方法が多彩だったし、人間の戦い方も負けじと多かった。音楽もよかったですね。ネタバレ食らう前に見るべき。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "佳作\n 大人向けゴジラ映画。石原さとみの演技が残念だったが、全体としては佳作だと思う。ゴジラの不気味さは圧巻。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」\n 青島刑事だったらきっとそう叫んでいたことでしょう(笑)今回の映画は、突如現れたゴジラを駆除する「手続き」を描いた作品です。途中で京浜急行がプラレールのように宙に舞ったのは笑った。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いやぁー いいすっ!\n とても 強く批判するかたもいる程 見る価値のある作品だと思うのです良くも あれだけの情報量とお話を120分にまとめたもんだとリアルぽい話の展開は とても好感がもてますよ 自重で潰れるはずっていう理屈が あっさり否定されたり 想定外っていう単語で政治家が逃げるとこといい なかなか 笑えて 飽きないそれに テーマにしている部分が ぶれないのもいいですね今から 二回目 見に行ってきます " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "新たな空想科学特撮映画の誕生\n シン・ゴジラを観た。初日に一人で、そして翌日に妻と二人で計二回の鑑賞をした。初めて映画館で観た映画がゴジラ対ヘドラである私はチャンピオン祭り世代であり、今日まで公開された東宝特撮作品またハリウッド製ゴジラも含め全て鑑賞済みである。そして20代後半でエヴァに夢中になった世代、でもある。だからこそ今回のシン・ゴジラ、期待より不安というより諦観というような気分で公開初日を待っていた。いわゆる、”お布施”をする気分である。しかし、開巻10分でこの作品の異常性に飲み込まれ、中盤ではこみ上げる感情を押し殺しながら画面にくぎ付けになっていた。振り返れば、終盤はかのヤシマ作戦そのものであり、巷で言われている”エヴァのいないエヴァ”という感想は、表層的にはその通りであるし長谷川博巳演ずる矢口蘭堂を筆頭に、国を守ろうと一丸で災厄に立ち向かう人々の姿は、3.11以後の疲弊した日本に対する人間賛歌として現代性を獲得しているとも思う。だが、私が個人的に最も感銘を受けたのは、1954年に制作された”ゴジラ”を隅々までリスペクトしたうえで庵野総監督が同じ土俵で勝負を仕掛けた事である。伝わりにくいかもしれないが、昭和29年に初めて”ゴジラ”に触れた観客と同じ驚きを現在の観客に味わわせてやろうという意気込み、と言い換えてもいい。”怪獣”という概念を広めた初代ゴジラだが、それを初めて観た観客はさぞ驚きまた、その化け物をどう退治するのか固唾を飲んで凝視していたであろうことは想像に難くない。それから六十二年、もはや国民的存在と言えるゴジラを、この作品では形容しがたい異形の物として描く事にチャレンジし、劇中の登場人物と同様の驚きと恐怖心を我々観客に提示してくる。次に何が起こるか解からない見世物小屋的恐ろしさを実現させた今作は、初代以来初めて作られた”我々が知る怪獣”の登場しないゴジラの映画であり、本当の意味で原点回帰を果たしているのだ。ただ好きだというだけでなく、その本質を深く理解した庵野総監督だからこそ作り得た唯一無二の”東宝空想科学特撮映画”が本作である。盟友樋口監督の外連味ある画作りとともに、あらゆる意味で贅沢なこの作品はやはり劇場の大画面がふさわしい。ちなみに、石原さとみが綺麗だから、という理由で付き合ってくれた妻の感想。(エヴァは開始10分で居眠りしちゃう一般人です)”長谷川博己カッコいい!ゴジラ痛そうで可哀そう… なんで掌がずっと上向いてるの?”でした。退屈はしなかったようで何よりです… " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "圧倒的表現力の最高級映画!\n 庵野秀明監督がゴジラを撮るということで、嬉々として観に行きましたが、期待を遥かに上回る面白さでした。(というか正直予告編からB級映画の匂いがしていて映画としては全然期待していなかったんだけど・・まさかって感じ・・)『ソーシャルネットワーク』を彷彿とさせるテンポの良い会話劇、ゴジラという存在の本質に迫る絶望感溢れる破壊描写、ヒロイズム溢れる超インテリ主人公の正義感(長谷川博己さんが現実離れした格好良さです)。どの角度から見てもその表現が圧倒的で、なんて素敵な映画なんだろうって思いました。『ゴジラ(虚構)対ニッポン(現実)』というキャッチフレーズは、見終わった後に本当にしっくりときました。この話はゴジラと戦う一人の男の話ではなく、正にゴジラと戦うニッポンの話なんです。一応、長谷川博己さん演じる矢口が主人公ではありますが、ゴジラと戦うための知恵を出すのは『巨災対』と呼ばれるはぐれものの集まりだし、現地に赴いて戦うのも自衛隊や一般市民(!)。どの登場人物も必死で熱意があって、それがしっかり伝わってきます。これほど全員が目標に向かって一丸となる物語はあっただろうか。見終わった時はきっともう少しこの国のことが好きになれるのではないかと思います。ところで・・・なかなか昨今の邦画じゃ見られない画を大量に観れたわけだけど、一体どれほどの制作費をかけたんだろう・・? " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "まさに現代のゴジラ\n 「良い意味で裏切られた」という評判を良く聞いた今作。ゴジラだけど怪獣映画ではなかった!という意味で納得しました。ゴジラはまるで日本に襲いかかる大災害のように扱われています。パニックホラーのようなところもあるし、サスペンスのように展開する場面もあるけど、怪獣同士の派手な戦闘シーンはありません。なので大人は楽しめるけど子供たちは面白く観れるかはわかりません。それでも、世代に関わらず観て損はないと断言できます。ゴジラ出現に対応する日本政府の様子を見て、なんとなく「タイムリーだな」と思いました。現代は世界的に不安定な時期にあり、さらに大震災などの大災害に脅かされる日々が続いている事実があります。有事の際に日本はどう対処できるのか、どうするべきなのか。自衛隊はどうあるべき?運用する際の法的問題は?フィクションでありながら一定のリアリティを見せる今作では、そんな現実世界にある事象に対しての、明確な問題提示がなされている気がしたのです。それらの見せ方を含め、今の時代背景に照らし合わせてみたなら、個人的にはこの作品を高く評価せざるを得ません。もっともっとたくさんの日本人が観て、そして考えたり議論したりできたら素晴らしいですね。物語としては、ゴジラの分裂した細胞などは残されたままなので、これが新たな火種になることは確実。そうして全ての事が片付くわけでもなく幕を引くわけですが、制作意図に現実世界の未来へ向けての問題提起を含むのなら、「俺たちの戦いはこれからだ!」ENDがこれ以上ふさわしい映画はないでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凄味を感じた\n 凄かった。映画館で見るべきでしょう。出来ればIMAXで。さらに、巨大画面の石原さとみ最高です。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "演出が\n とても好評なこの映画。とても楽しみに観ました。ちなみに、エヴァンゲリオンは観たことございません。この映画は、キャストがとても豪華で、各省の人は全員知っている人でした。野村萬斎さんがゴジラ役を演じているそうですし。大杉漣さんの総理役も合ってましたね〜。全ての俳優に全く違和感を感じさせない演技には圧巻。ですが、正直私には面白くなかった…演出が…オープニングやエンドロールが昔風なのはいいが、会議の名前などをいちいち変哲のない字で説明してくるのはダメだと思う。それ以外にも、資料をみてる時にそれを資料目線で撮影してる点など、私はあまり好きではない。役者陣が豪華なだけに、もうすこし練って欲しかったですね。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "待ってました。破壊神復活!\n ギャレス版を観て、[なんで、ゴジラが地球を救うの?]と思い、平成ガメラの焼き直しは必要ないと思った人も少なくないと思います。ゴジラは金子修介版の白目がよかったと、このゴジラを観るまで思っていたのは私だけ?怪獣同士の戦闘で街が破壊されるのではなく、一頭(こう数えるんですかね)に破壊され尽くす、これこそゴジラの現実感のない恐怖です。映画の楽しみの一つです。さすがにCGはよくできており、迫力も申し分ない。夜のシーンでは、これくらいで勘弁と久方ぶりに思いました。政治家、官僚の先例主義には、笑いもでていましたが、これは[宣戦布告]で描かれて以来何も変わっていない日本ですから、嫌味タップリでした。テーマ曲も変わらず、これこそゴジラ映画。ギャレス版を観て、何か違うんじゃないと思うあなたに。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "残念。\n 今まで観た映画の中で一番面白くなかった。映画の日で料金は1100円でしたが、めっちゃくちゃ面白くなかったので、すごく損した気分です " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "未知の災害、敵に対するシュミレーション\n ゴジラに変に意思を持たせず無機質に襲ってくる感じが、より不気味さを際立たせていて良かった。アメリカ版GODZILLAはゴジラが明確に意思を持ってたからMUTOを執拗に追いかけて戦う意味を考えちゃったからね。ただCGでは正直負けてますね。蒲田の街を初期形態のゴジラが襲うシーンはしょぼかった。でも他のシーンはそんなに気にならなかったな。特に口を裂けるほど大きく開けて放射能を吐くシーンの無双ぷりは感動した^^見慣れた川崎や城南地区でヘリや戦車がゴジラに攻撃するシーンも感動もの^^会議のシーンは台詞の棒読みで安い演劇見てるみたいで辛かった。わざとそういう演出にしてるのはわかってても辛い。國村隼と平泉成は良かったけど。特に平泉成のひょうひょうとした総理代理は良かった^^石原さとみは今作でも浮いてたなw自分なりに考えて役作りしてるのは解るが、方向性を見直した方がいいような?日本が未曾有の災害や敵からの攻撃を受けた時のシュミレーションとしても面白かった。ハリウッドのインデペンデンス・デイなんかで攻撃にあたり法律がどうとか、責任がどうとか住民の被害がどうとか会議で揉めるシーン、ほとんど無いですよねwまあ、その方が異常なんでしょうが^^そんな訳で、今後シリーズ化するなら、以前のシリーズの如く色んな怪獣を出して対決させるのではなく、様々な国にゴジラを出現させ、国によっての対応の違いとか描いてみると面白いのでは?w英仏独露中や、発展途上国にも出現させ先進国がどう対応するかシュミレーションしてみて欲しい^^ " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 話自体は会議のシーンなどが長く中だるみすることもあったが、対応の仕方がリアリティがあってよかった。(実際に見たことないが笑)核兵器反対という強いメッセージが伝わってきた作品であった。重火器のシーンも迫力があったが、洋画に比べるとあまり良くなかった。しかし、メッセージ性と話の内容は素晴らしかったのでオススメ! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "偉大なる失敗作\n プロット、脚本、CG、特撮など個々に見ていけば、日本映画のトップクラスといっていいと思う。でも、全体を通して見ると、何だかおかしい。これは、実写で良かったのか、アニメの方が明らかに後世に残る傑作になったんじゃないだろうか。まるで、ガメラのでない、平成版ガメラを見てる感覚。ゴジラがまるで自然災害的に描かれるのは、良しとしても、それらに翻弄される市政の人々が、全然出てこない(ネット上にはでてくるが)で、政府の災害マニュアルに成り下がっている。リアルの追求もよいが、現実の地震、台風災害の報道をなぞっているようにしか感じられない。映画館でわざわざ、緊急災害特別報道を見せられてるとしか思えない。庵野監督、アニメで作り直してください。と、言いたい。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "ゴジラとはなんなのか\n 鑑賞の後、これは賛否両論吹き荒れるなと感じた。日本人が知っている、今までのゴジラとは全く違う容姿、設定。ただ、シン・ゴジラに息づく魂は明らかに初代1954年ゴジラと同じものだった。娯楽怪獣映画のジャンルを邦画に作り上げたゴジラだが、本来はファミリー娯楽向けなテーマのキャラクターではない。「反戦・反核」という極めて重いテーマを背負ったキャラクターである。戦後たった9年しか経っておらず、まだ戦争の記憶が色濃く残る1954年に、「戦争、核の化身」として登場したゴジラは、人々に強烈なインパクトを与えた。きっと今回のシン・ゴジラ同様、賛否両論吹き荒れていたに違いない。今回のシン・ゴジラを見て、つまらないと感じる人は多いだろう。長い会議のシーン、難解な言葉の羅列、子供にも難しいと思う。何も間違っていないし、そのレビューが非難されることもない。ただ、今回のゴジラを通して現実の日本を見つめてほしい。この作品の中にある「災害、核、日本と諸外国との関係」そして何より「我々日本人とは」というテーマ。初代ゴジラの魂はシン・ゴジラを通して現代に問いかけている。またシン・ゴジラという作品を作り上げた庵野総監督はじめスタッフの方々には惜しみない称賛を贈りたい。再びゴジラを通して日本を考える。この時間こそ何よりも尊いものなのだから。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "使徒・・いえゴジラです。\n ゴジラ初登場シーンは、第⚪使徒?って感じで(°Д°)でした。音楽は、わざとですかね。(笑)シンプルに「日本政府VSゴジラ」なのもいい感じ。チープなヒューマンドラマなんかあっても白々しいだけですからね。本当にゴジラ現れたらこんな感じなのかと思わせる日本政府の対応の演出もリアリティーがあります。自衛隊の攻撃シーンも「すげー!」実際の装備らしいですが、頼もしいっすな。しかし全く歯が立たず、アメリカ様が核攻撃で殲滅を提案。 (コノヤロー!ふざけんな。)それを回避すべく日本政府は、ヤシマ作・・いえヤシオリ作戦(笑)を間に合わせようと奔走。無事成功させ、ゴジラ退治成功。頼り無さそうな総理代理が実は、一番の功労者だった(核攻撃までの時間稼ぎ)現実もこうならいいですね。(笑)派手なだけのインディペンデンス何ちゃらより余程面白い。気になった点は、ヤシオリ作戦簡単に成功したなってところかな?ゴジラが上手い具合に倒れたから成功したような?列車爆弾は、最高! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかったです。\n パニック映画、そして群像劇としても素晴らしい出来映えです。石原さとみのミスキャスト。ゴジラの動きが(たぶん予算がなかったのでしょう)乏しいこと。粗を探したらきりがないですし、低予算でやり繰りするために色々な政治的な配慮もあったのでしょう。そういったことを含めても、素晴らしい映画。よくぞ作りきったと、頭が下がる思いです。是非とも皆さんに見て頂きたい、見て損はありませんよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "率直な感想を提示する\n 話はあまり面白くない。脚本があまり良くない。役者の演技が上手く見えない。ゴジラが誕生したのは核という存在が大きいことは認めるが、今回のこの内容は震災の際の政府のゴタゴタをパロディー化したとしか思えなかった。それはそれで面白いところがあったけれど、ゴジラという存在を借りて表現するのはどうかと思ってしまった。ゴジラも政府ネタも楽しめなかった。ただ、強烈に福島はまだ終わってなどいないという思いに駆られた。そういった志をメインにつくられた映画なのか甚だ疑問に思ってしまうだけに、楽しさが半減していたように思う。CGの具合と特撮の具合にかなり違和感を覚えた。この辺は全くハリウッドにおよびもつかない。ただ容姿は素晴らしい(尻尾が変だけど…)、そして攻撃能力もカッコ良すぎ。街に佇む遠景のゴジラはこうでなくてはという絵をつくりあげていた。個人的には前のギャレス・エドワーズ監督のゴジラの方が断トツで面白いと感じたし、今回の庵野秀明監督のゴジラは負の意味でヤバいんじゃないか、と思ったりしたが、集客も周りの声も芳しくて、なかなか複雑な思い。あくまで個人的見解として、おすすめはできない。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今の日本に、ここまで骨太の政治家は居ないよね\n 「いま日本にゴジラが襲来したら」と言う事を描いた作品。こう言う作品好きです。内閣府(防災担当)が制作協力したこともあり、“防災”と言う視点からの、ある意味シミュレーションになっていると思います。実際、制作に際しては、様々なところの見学や関係者とのインタビューなどがあったらしく、官邸危機管理室などは、「あまり忠実に作るとマズイ」と言う制限もありながらも、かなり似た作りになっている様です。それと、首都防災という観点では、東京都の存在も無視できないわけですが、東京都庁の災害対策本部室も描かれていて、これも結構似た感じ。東京都庁の災害対策本部室は、昔は見学できたんですが、いまはどうなんですかね?警備上の理由で、出来なくなっていても不思議ではない昨今のご時世・・・。この作品の防衛大臣が女性で、本物の女性の防衛大臣だった小池百合子さんが新東京都知事に当選したのは、なんか妙な巡り合わせのような、そうでも無いような・・・。以下微妙にネタバレ。ゴジラの活動を停止させるために、ゴジラに凍結液を経口注入するんですが、その時にコンクリート圧送車を使うというのは、これは福島第一原発事故の際に、水を注入するのにコンクリート圧送車を使ったことになぞらえていますよね。なんか、その任務も、当時の水注入部隊に似た感じがしますし。それと、このあたりの件については少し疑問も。第一小隊が注入中に全滅しているのですが、凍結液って、ギリギリの量なんじゃ無かったっけ?注入第一小隊が全滅したことで、凍結液が足りなくなったりしなかったんでしょうか?あと、内閣府立川災害対策本部予備施設を映画で描いたのは、少なくとも私は初めて見ました。そう言うリアルな所がいいですね。物語終盤、矢口がヤシオリ作戦部隊を前に演説するんですが、これって、最初のインデペンデンス・デイのホイットモア大統領の演説、あるいは、アルマゲドンでハリー・スタンパー達が新型スペースシャトルで宇宙に向かう時に掛けられた言葉を彷彿とさせましたね。「自衛隊は最後の砦」と言う言葉。そう言う言葉を映画で言う時代になったんですね。時代を感じました。それと、日本への核攻撃カウントダウンを中断させるために、フランスを使ったという点。これは凄い!イギリスがアメリカと歩調を合わせないことはないですから、五大国でそう言う駆け引きに応じそうなのは、リアルにフランスだけ。その設定痺れます。残念だったのが、カヨコ。う~ん、石原さとみは好きなんですが、大統領特使には若すぎたんじゃ無いですかねぇ?ケネディ大使位であれば納得感が有るんですが・・・。頭が良くて、血筋も良いという設定ではありますが、無理筋ではなかったかなぁ・・・。あと、鎌倉に上陸したゴジラの東京侵入を阻止するために、張った多摩川の防衛線。戦車が配備されていましたが、あれが本当であれば、他の防御ラインへの戦車配備は諦めていたということ?若干微妙に感じないことも無かったです。いやぁ、それでも、良かったです。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ハリウッドでは決して撮れない、本家ゴジラ‼︎\n ゴジラを現代の日本が抱える問題の象徴とし良く描けており、今までの単純な怪獣映画の枠を超えたメッセージ性の強い作品として楽しめました。エヴァと似ているとの声もありますが、それは庵野監督のメッセージが一貫していると言う事で、ちゃんとゴジラしています。そして、近年のハリウッド映画のウンザリするCGとは違い、特撮の人間の手仕事の執念を感じました。時代が進むにつれて人の心が見えにくくなった現在、だからこそ心に響く見事なゴジラの雄叫びに最後ウルッと来ました。流石、昭和の特撮世代の監督! 必見‼︎帰り… 庵野ゴジラが余りにもリアルだったため、歌舞伎町東宝シネマズの等身大ゴジラが可愛く見えたw " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁね\n そんなとこやな " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "物凄い迫力\n ゴジラは今作で2作目なのでにわかの映画好きとして感想を。良いところやはりその迫力、光線を吐くシーンとその破壊力は圧巻の一言。いかにも現実的な方法で対処してるところが良かった。冒頭のハンディカムを混ぜた一般人の視点も良かった。主人公役の演技、また環境省や生物学者、理研のキャラが立っていて良かった。悪いところ個人の問題だが石原さとみが相当嫌いなので興ざめ。さらにカッコつけようと喋る英語で興ざめ。CGは迫力があるが微妙に景色とマッチしていない。時間が昼ということもあるかもしれないが、ハリウッドのゴジラと比較すると違和感。特に冒頭の進化前の箇所は気になる。巨大生物と比較という意味ではホビットのスマウグを凌駕するものはしばらく出ないんじゃないだろうか。あと一般市民からの視点もおり合わせれば面白かったんじゃないだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高でした!\n 今までのゴジラよりも尻尾が異様に長く手が小さく、目がイってるところなどが不完全な生命体という感じで、不気味さがダントツです。そこが凄くカッコイイ!しかしそれでいて初代ゴジラに1番フォルムは似ていると思います。人間側とは全く分かり合えない未知の生物、絶対的恐怖としてのゴジラを再認識させられました。至るところにオマージュや伏線が散りばめられていて、まだ拾えきれないので何回も観に行っています。何回見ても興奮します!エヴァはまだ観たことがない生粋のゴジラファンなのですが最高だと思いますよ!僕はゴジラは娯楽映画として見ていません。特撮のただカッコイイ怪獣映画とも思っていません。(ゴジラはカッコイイと思いますけど!)それはゴジラ誕生の背景などを踏まえれば分かって下さるかと…。ゴジラはゴジラというジャンルを確立していると思います。そのジャンルの中で新たな枝を増やしたのがシン・ゴジラだと感じました!シン・ゴジラでゴジラが気になってる人は初代をお勧めします。個人的にはミレニアムも良いですね。しかし、戦隊モノ風な作風のゴジラがほとんどではあるので、こちらのゴジラは娯楽要素がかなり強く、子供も楽しめる映画になってます。好みや見方はそれぞれだと思いますが、薄っぺらくてつまらない映画と考える事を放棄するのはそれこそつまらないのでは…なぜあのフォルムなのか、どうして東京に来るのか、ゴジラが通った道の意味は何なのか…。その他にも沢山の疑問、問いかけ、アンサーがあると思います。分からない、のではなく考えて自分の答えを見つけるのが大切です^^ " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "音楽についてのレビュー\n エンターテイメント性、大衆映画としての意義、演出、映像、音楽どれを取っても数年来で最高の出来の邦画だと思います。特に個人的に印象に残ったのは音楽。過去のゴジラ作品からの引用曲も素晴らしく、それに加えて鷺巣詩郎のエヴァ楽曲であるEM20のアレンジが何度もアレンジを変えて登場しますが、これが非常に効果的でした。エヴァの曲とかそういう問題ではなく、踊る大捜査線でも引用されたこの曲は、その曲とアレンジのメッセージ性だけで映画に色を与える力がある特別な楽曲だ思います。映像面やストーリー、演出等は他の方が多いにレビューされているかと思いますが、シンゴジラのBGMを劇場の音響で聞くことだけでも非常に贅沢で価値のあることです。私もあと2回ほどIMAX環境でシンゴジラを見る予定です。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "2時間ずっとスクリーンに釘付け\n 冒頭から終幕までずっとスクリーンから目が離せなかった。レイトショーで観た翌日に4DXでもう一度観直したが、二度目でも退屈しなかった。かつて見た怪獣映画の中で断トツの首位。もっとも、怪獣映画というより災害映画というべきかもしれない。石原さとみのキャスティングに賛否があるようだが、傲慢なアメリカ人らしさが出ていて嵌まり役だったと思う。ただ、最終作戦が成功したのは不思議というか、奇跡としか思えないのは減点材料。それでも、5点満点なら6点上げたいぐらいなので、★5つは動かない。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "続編は必要ない\n そもそもゴジラとは、人間に対しての恐怖だったのか。それともヒーロー的な存在だったのか。1954年、第二次世界大戦敗戦後の日本。ある日、突如一つの島に巨大生物が出現。その怪物は島から本土へ進行し、東京の街へ破壊光線を口なら吐き壊滅状態へ追いやる。その風景はまさに東京大空襲再来。怪物の名は「ゴジラ」。要はゴジラという存在は、人間に対して恐怖そのもの。破壊神とも言えるであろう。2016年、3.11の東日本大震災後の日本。復興が進む中、突如東京湾に巨大生物が出現。巨大生物は東京の街を川を伝いながら進行しその光景はまさに津波による災害。その怪物は米国では「GODZILLA」と呼ばれていた。日本は「呉爾羅」と呼んだ。呉爾羅は核により体内に放射能を蓄えており、口から吐き出すことによって放射能は破壊光線へ変わり、東京を恐怖のどん底へおとしめる。ゴジラは人間にとって今後も恐怖の存在であり、日本だけのキャラクターであって欲しい。怪獣映画で戦い合うゴジラは必要ない。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "期待以上❗\n マニアックな視点から見れば顕微鏡的な批判もあろうが、映画=エンターテイメントと割り切れば間違いなく5つ星の作品だ。始まってすぐからラストシーンまでのハラハラさせるストーリー展開、見事までのVFXと音楽、果ては政界と日米関係への皮肉など大人向きのメニューまで盛り込んでいて飽きさせない。そして過去ゴジラへのリスペクトと新ゴジラへの変革も共存している。滑稽なほど早口セリフを徹底しているが、これも好ましい演出だ。(ただし年配者にはどうかな笑)でも10代から70代まで誰もエンディングロールで席を立たない日本映画なんて何年ぶりかなと思う。映画ファンなら見る価値ありだ。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄く楽しめたのに……?\n 特撮映画と知って観ました❗GODZILLA フル《CG》と知って見ました❗善い❗悪い❗書き込み読みました❗自分的にも楽しんで観てました………?‼寝てしまった " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "やっと新しい怪獣映画\n 前作の日本のゴジラから十数年くらい経ってやっと観れたシン・ゴジラ。俳優たちの早口演技は正解だった。石原さとみの役は特に何も重要なことしてないのに演出と演技がくどく感じたけど、他は問題なく演じていた。その中でも総理大臣やその他の大臣たちをあの早口演技の中でキャラクター付けを見事やりきったベテラン俳優陣はお見事!今を生きるスタッフたちの今感じてることや伝えたいことがストレートに表現されていてとても良かった。もちろんゴジラに対する思い入れもあった。しかしそれ以上に、自分達のやりたいことをやりきった所に拍手を送りたい!ファンの望んでいるような映画を作ろうとしない姿勢に自分は感動した。だがまだまだいけるだろう!という期待を込めて4.5にした。日本映画界よ!こんだけ素晴らしい映画を作れる人材が日本にまだいるんだ!いつまでアイドル使って客に媚びてるんだ!ちゃんとした映画を作れ!それで世界中の客は付いてくるんだ!! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "音楽が……(´д`|||)\n ゴジラもエヴァも大好きな者です。ゴジラという生き物を現代の人々が初めて目にしたらどうなるか!?ということが、とてもリアルに描かれていて楽しめた映画でした。役者さんも素晴らしく、展開が早くて好きです。でも、あれがゴジラでなくても例えば自然災害だとしても成り立つ映画だったのではないかとも思えます。なので、あれはゴジラに似た使徒だと思います。監督さんが庵野さんだからあえてなのでしょうが、ちょいちょい挟むエヴァの曲に『ゴジラを見に来たんですけど?』と言う気持ちが沸き起こりました。エヴァファンの方には嬉しいかもしれませんが、ゴジラに絞って欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "日本人のゴジラ愛に感動\n ゴジラを見て育った私は、今作に大いに期待し、感動を独り占めしたいと思いレイトショーにて鑑賞しました。このゴジラは、今までのゴジラではありません。それははっきりと言えます。しかし、ゴジラの根底にある、圧倒的な恐怖をこれでもかとたたきつけられます。ゴジラが東京を文字通り焼くシーンでは「こんなのいいの?」と、ものすごく他人事のような、それでいて身近な、かつて震災の津波の映像を見たときのようなどうしようもなさが心を支配しました。この感覚は、かつてのゴジラでも味わったことはありません。震えました。子供には難しいでしょう。セリフは聞き取るのも理解するのも難解です。でもそれをゴジラを取り巻くただの雰囲気としてしまうだけの力が今作にはあります。子供だから、内容が難しいからという理由で見ないのはあまりにも惜しい。とにかく、ゴジラが圧倒的すぎるのです。自分はゴジラが好きなんだと、改めて感じさせてくれる作品でした。みなさんの感想も知りたいと思い、拝見しましたが、ものの見事に真っ二つですね。でもこれが新しいものに対する評価の在り方だと思います。そして何より目を引いたのが、低評価の方の意見。多くの方がそれぞれの見方でゴジラを愛している。ゴジラはこの国に根付いているのだと強く思いました。同じゴジラを愛する方々がこんなにもいるのだと嬉しく思います。ゴジラを生み、育ててこられた方々を心から尊敬します。素晴らしい作品です。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "本家の面目躍如\n ゴジラシリーズは、ローランド・エメリッヒ版、ギャレス・エドワーズ版を含め数多く観てきた。そこには日本、アメリカ関係なく、あるフォーマットがあった気がする。異生物が現れる何らかの予兆があり、それに対応しているうちに、事態はどんどん悪化していき全面対決になる、というような。本作はそういったまだるっこしい手続きめいたものはなく、ましてや誰がどんなキャラなのか描く間もなく本筋に入る。これは脚本の庵野秀明の呼吸なのだろう。そして、ゴジラの名を借りて、庵野秀明がやろうとしたことは、安保どうこうといったところでいざ有事になると、我が国はこんな風なんだよというシミュレーションを見せた。それからもうひとつは核の脅威である。矢口(長谷川博己)率いるプロジェクトチームが、ゴジラのエネルギー源に疑問を提示したとき環境省の役人(市川実日子 好演)が「核分裂」とつぶやいたときに、少し背筋が寒くなった。結末としてはやや不満もあるが、大挙して出演している俳優陣は見ていて楽しいし(小出恵介や斎藤工はあんなのでいいのか?)、本家としては面目をほどこしたのではないだろうか。ところで、野村萬斎効果はほんとにあった? " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怪作\n ◆良かった点①ゴジラの変形・・・陸に上がった第二形態を観て、姿の気持ち悪さにゴジラと闘う怪獣だと騙された。②テンポの早さ・・・これまでのゴジラ映画はゴジラが登場しない人間ドラマのシーンが冗長的だったが、今回は場面展開・ゴジラの登場も早く退屈しなかった。③日本政府の描き方・・・国益で動いているアメリカに対してNOと言って交渉することのできない皮肉を巧く描いてると同時に日米同盟の問題も提起。④岡本喜八の写真出演。⑤石原さとみの「ZARAはどこ?」⑥エンドロールの最後にまさかの野村萬斎。⑦ラストシーンの尻尾に絡みつく人形(原爆被害者の怨念?)◆悪かった点①エヴァ色が強過ぎて、好き嫌い分かれる。②文字情報が多すぎる。③自衛隊シーンが多すぎて、プロパガンダっぽい。④緊急事態条項の必要性を説いている?⑤被災者をあまり描いていない。⑥大災害が起きると人間社会が無秩序になることを描いて欲しかった。⑦登場人物に悪党がいない。(ゴジラvs日本人)以上。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ガメラ\n 見終わってなんとなくスッキリしない気がして、考えていたら、平成ガメラシリーズ、そして金子修介版ゴジラに似ているところが結構あったように思えた。そう、言い方を変えれば、「初めてではない」という感覚が素直な気持ちです。個人的には、全くの別物を期待していたので思い入れが強過ぎたのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "残念なプロパガンダ映画\n これは意欲的に立ち向かったが勘違いに旋回した失敗作だね。これはゴジラ映像に付託したただのプロパガンダ映画ですよ。月初忙しいし日曜日のレイトショーでフロアーのシートを独り占め感覚でみてきたけれど、この主題にゴジラがなんの関与もしていないことが異様だと思った。つまりこの映画がゴジラである必要は東宝側にしかなく、たとえばレッドキング(特撮テレビ番組『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」1966年9月4日放送)に置き換えてもまったく問題ないという仕様。これは酷すぎるというよりも、ゴジラ映画の全否定という動機を含んでいる。私が2歳児だったゴジラデビューから60年。当時スクリーンに飛び出したゴジラのそれは異形の生物であるものの誰も眼にもそれはまだ手垢のつかない語彙として機能していた「怨念」の二字を具現化したものだった。ところが庵野秀明が造形するゴジラを借用して自分がたりか、乃至は俗流のプロパガンダをかぶせたお手軽な出来栄え。石原さとみについてはミスキャストという域。この映画の混乱ぶりをシンボライズしているとすら思った。さまざまな映画レビューを読んでいて、イマイチとか面白くなかったという声のほうに納得感がある。制作陣の小細工に反応する人たちは、偏差値秀才たちかもしれないがこんな共通一次試験のようなセリフで埋め尽くす映画制作は退廃そのものだと思わずにいられない。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "普通に面白かった。 ゴジラをあまり知らなかったけど、思わず見入って...\n 普通に面白かった。ゴジラをあまり知らなかったけど、思わず見入ってしまった。特にゴジラと戦うシーンは、日本が持てる力を人と人との絆を見せられた気がした。長谷川博己さんがすごくカッコよかった! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "期待を裏切る良作!傑作!大傑作!\n 庵野カントクのことだからマニア向けの映画作っちゃたんだろうなあと、思いきや!面白い!まさに「シン」・ゴジラというべき傑作!ぜひIMAX以上で見てゴジラの破壊の限りに心を奪われてほしい。初代ファンにはVS以降に少々の不満を持っている人もいるはず。それは何より、初代ゴジラにあった人間ではどうしようもない恐怖、生物でありながら災害そのものであったゴジラに対する畏怖が、VSシリーズ以降はなくなってしまったからだろう。ヒーローじみているのだ。大怪獣ゴジラが。2014年のGODZILLAではゴジラに対する恐れがあった。ムートーを倒したヒーロー怪獣ではあるが、3匹できっちり街に被害を与えていったのは好感が持てる。CGを駆使したでかさ、強さの描写も中々のものだった。そういった観点から見ると、今回のシン・ゴジラ、でかさ、強さ、そして何より与えた被害のやばさはぶっちぎりではないだろうか。あと、結構キモい。人間パートも中々よかった。最初のゴジラ上陸からの会議の連続は非常に笑わせてもらった。何より、会議に飽きてきてさっさとゴジラを見せろよ!と思ったタイミングでゴジラを見せるのがよい。といっても、まあ、あれはそんなにゴジラか?しかし中盤のゴジラ再上陸に向けての人間パートは中々よろしくない。だが、これは「溜め」なのだ。この忙しくもだらだらとしたパートがあるからこそゴジラパートが光り輝く。ゴジラの大破壊が際立つ。すごいぞ!かっこいいぞ!というわけで文句なしの☆5。なんだよ、5までしかないのか…。これが100点満点だとしたら130点くらいつけてやりますよ。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "語り継がれる傑作\n 本作はゴジラシリーズ、というかこの手の怪獣や宇宙人の襲来を含む大災害パニック映画の中でも、ことさら役所・官僚の仕事に焦点を当てた作品です。印象としては、「火星の人」(「オデッセイ」の原作小説)に近いものがありますね。予想外の緊急事態に際して混乱の中から人材と資料を収集し、分析し、関係部署と折衝を行い、対応策を練り続ける。主要登場人物は直接ゴジラとドンパチするわけではありません。しかしそれは間違いなく戦いなのでした。メインヒロインというべき女性は出てきますが、別に主人公役の男性と恋に落ちたりしません。そのほか、家族愛とか湿っぽい友情とかもありません。あるのはプロフェッショナル同士の信頼と矜持です。そういうのにグっとくる方にはオススメ(そしてたぶん腐女子の人も喜びそう)。以下印象に残った点・ヒロイン的立ち位置にいるカヨコ・アン・パタースン。美人で、勝ち気で、傍若無人で、胸の谷間を強調しつつも、芯の部分で人情派……ってこれミサトさんじゃねえか!・主要人物はみんな良かった。特に女性陣は防衛大臣といい、巨災対の紅一点の人(こういうの、本当のリケジョっていうんだろうなw)といい、美人じゃなくても濃いキャラクター性が光ってた。・でも一番は、里見総理代理だよね。昼行灯がいざという時に活躍する展開、ベタだけど大好き。・ゴジラの吐く放射熱線は完全にプロトンビームだった。・ヤシオリ作戦は、ちょっと地味だったというか、どうでもいいミニゲームみたいでどうかと思った。これの出来がイマイチだと思ったので本当は作品評価は星4.5ぐらいにしたい。・ラストカットのエイリアンみたいなのは一体…… " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これぞゴジラ\n 原点回帰しつつ、現代にあわせた、ゴジラって怖いんだぜっていう。知ってる街を闊歩する姿がたまらなかった。ゴジラ映画の中では最高傑作だと。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "「怪獣」ではなく「災害」\n 1954年の第1作が元になっていない全く新しい作品。それゆえの「シン・ゴジラ」なのだと思いました。徹底的な情報規制のおかげで形態変化にはとても驚かされました。何より伊福部サウンドも使われているとは知らなかったので鳥肌ものでした。エンディングのメドレーもお見事。最後に「メカゴジラのテーマ」を持ってくるあたりも庵野監督らしい。ゴジラは怪獣映画ではなく災害映画なのだということを再認識させてくれました。最高でした。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n ゴジラ作品の中で一番怖かったです子供には見せられないかな " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "傑作!でも、手ちっちゃいやろw\n 初日の20:40、2/3位の入り年齢層高め。開始30分でおじさん一人退席、なんでやろ...予告を観て期待はしていたが、最近の邦画のビッグタイトルで高評価あまり聞かないしなぁ、と不安も...が!冒頭から邦画らしからぬスケールにビックリ!CGも多様しているみたいですが、全然リアルに見える!パニックシーンや街が破壊される場面も迫力があって凄い!これだけでもハリウッドの映画に匹敵するんじゃ無い?ゴジラの造形も最初はキモくて”これじゃない”感があったけど、段々進化していき、その整合性もちゃんと理屈があって納得。最後は手はちっちゃいけどゴジラでした。俳優もオールスターキャストで、見つけるのも大変。KREVAはわからなかったなぁ... あと監督がいっぱい出てるのもwちょっと気になった所は、セリフは早口で官僚言葉が多く聞き取れない、実際官僚の会議等を参考にしているそうだが、そこは映画に合ったセリフでも良いかと思う。あと画面のテロップも多い、兵器の名称などは出さなくても大丈夫。音楽も伊福部さんの音楽以外はノイズでしか無い。オールスターキャストで豪華ではあるが、登場人物多すぎ。とにかく情報量が多く苦手なタイプの映画でしたが、それすら苦にならない程、映像の迫力があり面白かったです!オススメです! " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "新しいゴジラ。もっとみたい。\n 息もつかせぬ濃密な2時間。新しいゴジラにくぎづけです。謎もまだ残されている(と思う)。凍結はされたが、まだゴジラは東京にいる。もっとみたいです。新しいゴジラをもっと知りたいです。続編がみたい。どうか… " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "色んな人の意見を見てから観るのも面白い⁈\n 先に,私個人の勝手な感想〜わりと馬鹿馬鹿しい設定なのに、豪華なキャスト達が,本気と書いてマジで中身を奥までしっかり造り込んでいるのに対して、主役の『GODZILLA』一寸安っぽくない⁈ちゃっちくない⁈玩具っぽくないかい⁈とも思っちゃったのは,正直な所・・・ " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "東宝特撮で作品が作れるこが今の庵野監督のすごいところ。\n このスケール、役者、CG、の特撮やりたいことをメディアでやってしまうのだから批判はうけどかまいはしたい。与えられた特権なのだから。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "間違いなくゴジラ!見て損無し!\n  色々な方が語っているが、新しい視点でのゴジラ映画である。 メーサー砲やタフガイや未知の新兵器は出てこない。登場人物や武器は、通常の人や実際にある武器ばかりだ。多くの人がレビューしているとおり、凶暴な力と耐久力を持つ巨大未確認生物が現実に出てきたら今の日本はどう動くか、という前提でのドラマである。 勿論、ドキュメンタリーではなくエンターテイメントなのだから、ゴジラを退治するためのヒントや頭脳や行動力は都合よく集まるが、それさえも映画全体のリズムの中に上手く組み込まれていて違和感が殆ど無く、とにかく、ゴジラは迫力があり、凄かった。 ハリウッド版の派手なゴジラを見て、悔しさを感じた人は多かったと思う。あそこまでの派手さは流石にないけど、今までにない緊張感が前編通じて漂っており、日本映画でもこんなゴジラ作れるんだぞ!って胸を張って誇れる映画だと思う。(セリフの多さと複雑さから、海外で受けるかどうかは判らないけど) 製作側のこだわりなのか、映画という約2時間の枠に収めるためなのか、本作の特徴的な箇所がいくつかある。・政府内の動きが重要な話となるが、それに絡む周りの困惑や重要事項決定等は廊下を歩く官僚の会話等で表現している。・登場人物の人間ドラマが無い(例えば、主人公の家族がたまたま巻き込まれて・・・とか)・人が死ぬシーンがほぼ無い(死人は相当数出ているだろうが、それは会話の中で判断させている)・最後の作戦に臨む決死隊の顔は写さない。(決死隊の活躍なくしてゴジラは沈静化しないし、かなりの死者が出た作戦である)お解りになるだろうか。つまり、製作側が意図したい部分のみクローズアップし、話しの中でも付随事項はポイポイっと片付けてしまっている。見る側に登場人物に感情させないよう、意図されていると感じた。日本映画は余計な説明部分や余計な人情エピソードが多い。本作ではそれらを徹底的に排除してある。無機的に感じるかもしれないが、そのおかげで引き締まっている感じがする。多分、賛否両論、好き嫌いが分かれるところだと思う。しかし、私が冒頭で新しい視点のゴジラ映画と述べたのは実はこの事だ。他にもそのように作成された映画はあるのだろうが、製作者の自己満足的なものに感じてしまい見ていてしらけてしまう物が多い。だが本作は違う。何でだろう? シン・ゴジラはもしかしたら、新しいゴジラ映画というだけでなく、日本映画の新しい方向性の一つの指標となるかもしれない。 他にも映像面の迫力や編集の巧みさ、音楽等、いろいろ推したい所はあるが、それらもぜ~んぶひっくるめて、とにかく、この映画は見ておくべきだ。好き嫌いはそのあと自分で判断すればいい。 バス停まで15分歩いてから20分バスに乗り映画館に行き1800円出してシン・ゴジラを見た。得した気分になって帰ってきて、今、このレビューを書いている。一人でも多くの人に本作を映画館で見て欲しいと思う映画だったから。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラを見れたのは良かった…\n 中盤のゴジラ再上陸のときは、見たかったゴジラがやっと帰って来たと思ったし、自衛隊の戦闘シーンは見応えあった。けど…会議中に流れるエヴァの音楽を聴いたときに、入り込んでいたゴジラの世界から引き戻された感じがした。エヴァ作りたいならエヴァでやってくれ…あと石原さとみさんの英語が上手いか下手かはわからないけど、なんか一人だけアニメから来たみたいな話し方に違和感があって、このゴジラには似合わないと思った。ストーリーは俺の好きなパトレイバー劇場版の1,2,3をまとめたような話で、ストーリーは好きだったかな(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とても現代日本らしい映画!\n 久しぶりの特撮もの、、ていうことで。ゴジラが現れてから、登場人物のみんなの肩書やら会議やらの内閣府で、会議会議会議でなかなか進まん!アメリカの援助必須なとことか。おばあちゃん背負ったおじいちゃんのために攻撃控えたりと。核決定に判子どこに押すのかとか聞いたりと。色々日本らしい。破壊シーンは目も離せないくらい迫力満点。さすが一昔前より大分CGが発達してる。ラストの高層ビル爆破や在来線や新幹線爆撃は東京以外だと不可能だったけど、実行するとあんな感じになるのだなと。ラストシーンの解釈だけ?だったけど、次は4Dで見たいと思った。ハリウッド版よりかは数倍良かった。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心から笑った\n ゴジラへの敬意と、期待通りの固定概念のぶち壊し。まさに現実と虚構(アニメ)、作りたい表現を突き通しており、自分の励みともなりました。僕の目線は、大人と子供が交差して、とにかく、心から楽しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白い!けど\n これはゴジラではないと思ってしまいましたね。単純にとてつもなくヤバい怪獣というか、殺戮兵器というのか…単純に庵野監督が好きなようにゴジラっぽい何かを出しただけ。見てる途中とかかなり面白いと正直思ってましたまぁ真ん中の都内燃えたあたりがピークでしたでしょうか後は大体予想がついてしまったエヴァが好きとか嫌いっていうわけではないですが、色々混ぜすぎててゴジラの良さゴジラである必要性ってのをあまり感じません。ハリウッドのギャレゴジとかにくらべて日本のゴジラに形は近いけどとても遠いものでした。昭和やVSシリーズの1作目ゴジラどちらも他の怪獣と戦うことなく人間とのドラマを描いています今作もほぼ人間ドラマ、結構難しい大人達の世界の会話が多いです。個人的にこの流れは好きなので退屈することなくみれると思います。頭良いんだか悪いんだかってシーンも多いですし、石原さとみは可愛いだけでこんなキャラいないしいらないって思いましたけど。。現実問題こんなことになったら、、とリアルにする一方インフレしてたり単純すぎたりとツッコミどころも多いですが今までのゴジラと一緒に考えなければ単純に「おおお」とか思える作品ではありますので見る価値はあるかなと " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すこいものを見たかもしれん\n ゴジラはビオランテが一番好きな敵やったなーぐらいの思い出。あかん、最高すぎる。リアルタイムで見れたことに感謝したいぐらい。だいぶエヴァ的な、リアル軍事とSFの混ざり方の面白さ。役者は、全員サイコーやけど、高橋一生がいっちゃんサイコー。一番好きなセリフは、『pay back!』KREVAとANIどこよ。上映中、ずっと笑顔。口角おりひん。あかん、絶対もう一回みるし、ブルーレイ買うし、資料集買う。2016年、豊作すぎ! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "悪くはない\n ストーリー、アクション、映像と懐かしのBGM決して悪くはない。ただ、…ゴジラ本体が何か違和感あった。ゴジラは好きで昔から見てるからやっぱりゴジラは昔の方が良かった。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "プロジェクトXに近いかも\n 超キレッキレのスーパー主人公と凄まじいアクションで木っ端微塵で爆発…的なハリウッド路線と対をなす作品。技術オタクがシャツも変えることも忘れ黙々と情報を集めて、仮説を立て、実行手段を探して…という実に地道な事が解決に繋がっていくというのは、日本を支える技術者が時間と、政治的な圧力と、問題そのものと戦い、素晴らしい成果をあげるという日本の高度成長期を彷彿とさせる。そういう意味でプロジェクトXを見たような感動を覚えた。キャラクターも善悪の垣根なく描かれストイックだが魅力的で、一人やたら非現実的な石原さとみが紅生姜ような良いコントラストを醸している。余剰ともとれなくはないが多少入れとかんとな、という配慮もわかるし異物感も外国、という記号をベタに外人女優を起用するより遥かに出せていると思う。個人的な思いとしては、日本は個性のあるスーパー主人公よりも群像劇がピタリとはまる国民性がある気がする。なので、日本映画やドラマで感じるリアルじゃないな、という部分がある程度払拭されているように思う。ただ、現実的ではない速度でみんな喋りまくるので、それが悪いというわけではないがリテイク量がすごいだろうな、と観ながら思った。映像的には水飛沫の表現ってやっぱ難しいんだろうな、とか、列車そんな絡み付く?とかゴジラの生命感やや薄いなあとかは有りましたが、シナリオの面白さでお釣りが来るほどカバー出来てるかと思います。問題の解決法方は地味すぎ、どうして成り立つとは思うものの、あんな危険な生き物の眼前に立ち、みんな逃げずに仕事をする様は素晴らしいのではないかと。凝固剤ロケットとか汚れずに手を下す手段じゃなくて本当に良かった。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本人が、自己を肯定して前に進んでいきたいと思えるよい映画。\n たいそうかっこいい映画だった。適度な力加減でのリアリティ。日本人が日本人らしく振舞っていて、アメリカ人がアメリカ人らしく振舞っていた。力が入り過ぎずシュールな要素もあった。ゴジラのゴジラ程度。未完成な状態から徐々に進化をして、最終的にゴジラになる感じ。日本人でも本気を出せば日本人なりのよさを出した動きができる。追いつめられないとやらない具合がよい。話し合わないと決まらない、話あっても進まない具合もよい。そして、特筆すべきは自衛隊のかっこよさ、残念ながらゴジラには手も足も出ず多摩川を越されたが、本当の緊急事態にはここまでの装備があり、ここまでの戦いができるということを認識した。細かいところだが、空海陸自で衣装が違うことを再認識して、そこだけでもカッコいいなと思えた。しかも、生活圏内・仕事エリアがだだかぶりで、神社なんかランニングコースのあそこやないかという身近さ。また、災害の時の雰囲気や放射性物質への警戒を思い出した。半減期は短かいという設定ぐらい大目に見たいです。事の悪い面を隠す事はあまりよろしいとは言えないが、今の日本は事の悪い点のみクローズアップして批判され、正しい事を正しい発言するのもはばかる社会な気がする。しかし、いいもののいい面を、物事を肯定的に見せる映画であり、前向きでよい。主には、自衛隊の是非と日本人のアイデンティティについてですが。日本人が自己を肯定して前に進んでいきたいと思える、いい映画だった。モチベーション上がった。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "小学生ぶりのゴジラ\n ゴジラは本当に小学生の頃ぶりの観賞あまり普段見ないジャンルの映画だけれども、評判が良さそうなので見てみたゴジラの登場シーンでは予告の形態と違ってビックリちょっと気持ち悪い動き、表情だったけど、迫力があったゴジラが大暴れして、光線出しまくりのシーンは大迫力でよかった!沢山のキャストが出て来て、なにやら難しい話もたくさんすごい早さで飛び交うんだけれども、あれは早口だからこそ、テンポよく聞けたかなと思うエヴァのBGMが流れた時は少しクスッとしたもし続編があれば、見に行く映画 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "流石ー庵野監督!!\n 流石庵野監督!久しぶりにスッキリした?空想特撮映画ですね!多少日本的政治問題のグタグタが表現され笑いましたが、それもまた面白い!全く庵野監督ってば東京都を徹底的に気持ち良く破壊してますね〜あれは現代に蘇った「巨神兵」だ以前「特撮博物館」でのショートムービーをゴジラに替え東京都を破壊のし尽くしあの背ビレからのホーミングレーザーに腰を抜かし更にゴジラの口からの放射能のがビーム化する尻尾からのビーム!!!強い勝てない!どう考えても何故勝ったのか疑問もあるが傑作です〜!ただしゴジラの形態変化 第1段階からの第4段階が少し解りずらかった? " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "まさにシン\n まさにシンだった。一言で言えばエヴァが出てこないエヴァンゲリオン。ゴジラさんはもはや使徒扱い。ただ、そこに違和感を感じないのは、そもそもゴジラが傍若無人な破壊神であるからで、使徒との親和性が強いからだろう。総監督さんが本作品を優先したかった気持ちも解るような。個人的にはエヴァンゲリオンもゴジラも『知らなくはないけど、さほどの思い入れもない』という世代。後ろの席の『昭和ゴジラ世代』と思われるじいさんがずっとぶつぶつ言っていたり、前の席の小学校生と思われるお子さんと来ていたお父さんが『あと怪獣出ないの?』と責められ続けられていたのは、かなりイラっとしたけどやむ無し。『終わっていない』とのことだし、続編は実写版で『ゴジラ対エヴァンゲリオン』で良いじゃない! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "帰ってきたゴジラ!!凄い\n 傑作です! びっくりしました!日本ゴジラの復活ですね。ほんとに嬉しい限りです!日本のゴジラが、どんどんただの子供向けのチープな作品ばかりが作られて、ずっと残念な気がしてました。あげく、ハリウッドのギャレス版ゴジラは思いのほか良い作品だったので、もう日本でゴジラ映画の製作はないものと思っていたので、今回の『シンゴジラ』のような良作が観れたのは、本当に嬉しかった!まったく、予想外のゴジラの形状!これまでに無い演出!それでいて、懐かしい従来のゴジラ音楽!最初から最後まで楽しませてもらいました!こんな描きかたがあるんですね!『エヴァ』も好きですが、『シンゴジラ』もとても良かったので大満足。批判してる人は、過去のゴジラを引き合いに出して『ゴジラは、こんなのではない!』というふうな論調に見えますが、作りて側は過去のゴジラは忘れていいと思います。どうせ、右ならえで同じようなゴジラ作品を作っても、まちがいなくなかずとばずで、興行収入も上がらず、それでいてけなす人は、けなすんだと思います。それじゃ、つまらない!! けなされ損です!やりたい事を、信じた事を全力でやればいいと思います。大勢のファンがいる作品の新作、おそらく、大変な苦悩があったと思いますがやりたいようにやったから、鑑賞した方たちからの多くの指示を受けてるんだと思います。出演者たちも、良かったですね。石原さとみさんは、ずっとかわいかった!続きが楽しみですまた、度肝を抜いて欲しいものです。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "駄作ではないが、傑作でもない。\n 大のゴジラファンなので、初日に観に行きました。ゴジラと日本の戦いを真っ正面から描いたキャッチコピーに嘘の無いストーリー展開、思わず唸ってしまう特撮シーンに、東宝ゴジラお馴染みの鳴き声&伊福部マーチと評価できる点も多かったです。その反面、問題点も非常に目立ち、序盤で「巨大生物は上陸した時点で死ぬ」という「空想科学読本」で書かれた設定が出てきますが、ゴジラが出現して「生きているじゃん」と言われた後、その設定は生かされることは無く、これなら初めから言わないで欲しいです。今作のゴジラは、進化する設定になっていますが、最終形態に進化しるシーンは全く無く、いきなりデカくなって画面に現れた時には「進化する過程こそ存分に見せるべきだろ」と心の中で叫んでしまいました。そのゴジラですが、歩行シーンでは上半身が全く動かないので、造り物感が出まくっていました。せめて肩くらいは動かせなかったものでしょうか。そうして、最終的には計算通りに休眠状態から目覚め、これまた計画通りに倒れて間抜けにもお口を開けてお薬飲まされて凍結という予想通りの展開にガッカリしました(普通あんなに大量の異物飲まされたら吐き出すものなんですが)。しかも細胞を研究すれば放射能除去も可能とか、それってゴジラの完全否定では?人間側にも問題有りで、主人公がやたらまともな危機感持っていますが、どうしてそうなのか説明が無いので、違和感を抱きました。政治家なんですから、周囲と同じ考えを持っている方が普通なのでは? そのくせ最後は「ゴジラと共存するしかない」とかいけしゃあしゃあと言う辺りもおかしいです。そして、今作の一番の問題点が石原さとみ演じるキャラでハーフだかなんだか知りませんが、あんないかにも漫画チックな振舞い人なんて世界中どこを捜しても居やしませんよ。予告編の段階で嫌な予感がしましたが、見事に的中し、彼女が出てきた瞬間、これまで築いてきた緊張感や緊迫感がガラガラと崩れていくのを感じました。ほんと居なくてもいいキャラでした。2014年のハリウッド版よりはマシですが、もう少しがんばれなかったものかと思いました。観てそこまで損はしないので、お金に余裕のある方は、劇場に足を運ばれていいんじゃないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "二回目の方が\n 物凄く泣いて、物凄く楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "21世紀の日本でこそ作れたゴジラ映画\n 21世紀の日本だからこそ作れたゴジラ映画。正直、見る前までは期待してなかったのだが大したものだ。ただ特撮好きのアニメオタクが模倣で作ったゴジラではない。過去のものとも、そしてハリウッド版とも違う。現代の日本だからこそのゴジラを、一級品のエンターテインメントとして形にできている。まぁぶっちゃけ、ゴジラはかっこよくない。造形も微妙だし、あんまり動かない。街中に立ってる姿はどこか間抜けだ。変に“特撮”にこだわっているのか、ところどころの街の破壊のシーンもチープ。キマった絵としてのシーンは、ハリウッドゴジラと比べると地味で安っぽい。しかしながらこの映画の本質はそこではなく、ゴジラを自然災害として捉えそれに立ち向かう人間の群像劇を描いている点がある。そしてそれがこれまでの凡百の映画と一線を画しているところが、ひたすらに日本的、日本人的であるのだ。映画の大半は政治家どものやり取りで占められている。そこには日本の政治や官僚組織への皮肉も多分に込められていて、それが面白おかしく描かれている。しかしながら決してそれを悪として描いていないのだ。平凡な、踊る大捜査線みたいな作品ではこうはいかないだろう。あきらかに無能で性格が悪い、組織の悪の部分を抽出したみたいなわかりやすいキャラクターを作ってそれに対して正義の主人公たちが反旗を翻して鼻をあかす。わかりやすさを求める視聴者はそういうのを見てスッキリするのだろうが俺は嫌いな展開だ。脚本を書く人間もきっと楽だろう、単純な善悪構造で群像劇を描くのは。でも現実の社会はそうではない。シン・ゴジラでは、繰り返すが日本の旧来型の縦割り組織への強い皮肉が込められている。でも、そのシステムやそこで働く人物を、ただの無能な悪いものとして扱っていない。主人公たちは日本の政治の、会議をしなければ何も進まず、責任を誰も持ちたがらないリスクを徹底して犯さないようにする在り方に苛立ちつつも「仕方ないものだ」と割り切って、そのシステムの中で最善を尽くそうとする。自分の正義を振りかざし、命令違反の独断行動など決して起こそうとはしないのだ。核攻撃に対しても主人公達の嫌悪感は強く描かれるものの、その手段自体は合理的なものであるという理由付もしっかりなされていた。ちょっとおまぬけに描かれる総理大臣はじめ各大臣もコミカルな言動をさせつつもそれぞれが決してなにも考えてない木偶人形には描かれていない。それぞれから滲み出るのは責任感である。また、主人公勢の描かれ方も素晴らしい。完全な悪がいない分、主人公らも不自然な善玉キャラになっていない。アクの強い面々は、一人の生々しい人間としてキャラ立ちしているというよりも、映画の中で動くコマとしての“記号として”のキャラ立ちがしっかりなされている。かくして描かれたのは、たくさんの魅力的なキャラクターではなく“日本の行政組織”というまとまったグループであり、この映画では『日本政府vsゴジラ』というこれまで描かれなかった対立軸でゴジラとの対決が描かれるに至った。とても新鮮な気分で見ることができた。シナリオ面での過度な演出が徹底して排除されている点も良い。主要人物の家族との愛やら、東京都民と政治家との間の絆とか、自衛隊と米軍との友情とか普通の映画だったらくっさいワンシーンを使って強調するところが一切なされていない。それゆえに、非常にフラットに、リアリティのある、白も黒もいりまじった“日本政府”という掴みどころのないものを描くことに成功しているのだと思う。まぁそういうわかりやすく盛り上がるシーンが好きな人間からすれば本作は地味な一作だと感じたかもしれない。少なくとも自分には、このテのネタを使っているにも関わらず、特別政治思想的にどこかに極端にブレていないように思えるところも好印象だ。たびたび米軍および米国への批判がなされているが、結局全体通して米軍の協力がなければ成立しない作戦が立てられている。また自衛隊にしても、作中でその出動と武器の使用を慎重なものだとしつつも愛国心などという陳腐な言葉を使わせず匂わせず、演説シーンでも戦意を高揚させてりもせず「仕事ですから」の一言で命懸けの任務にあたる自衛隊はとてもリアルで、そしてかっこいい。そして自衛隊の兵器群がこんなにもクローズアップされた映画がかつてあっただろうか。アパッチなぞ、たいていの映画では曲芸のようにぐるぐる飛行してミサイルをぶっぱなすが常に無線で指示をうけながら、美しい隊列を組んで、まさしく組織として戦うアパッチや戦車はこれまでの映画になかったカッコよさがある。けっして初見ではわけのわからない専門用語の羅列で会話を進めているのにストレスに感じない塩梅もお見事。在来線の電車爆弾も馬鹿っぽいけど好き。ただ最後、ゴジラに口径で薬を飲ませる最終作戦はあまりに間抜けで無理がある…。まるで歯医者の患者のごとくおとなしく薬を注入されるゴジラってのは無理があるのではないか。クビをちょっと動かしたり、口を閉じるだけで詰むじゃないか。もっと他になかったのだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "実写版エヴァンゲリヲン。\n 「邦画として現時点で望み得る限り最高峰の一本。」8/5 TOHO浜松にて再見。改めて邦画として現時点で望み得る限り最高峰と思える一本。色々と細かい難はあれども(女ルー大柴はやはり受け入れがたいが)。「ミサイル一発撃つのにも、こんなに大変」という点を描いていたリアリティが、やはり自分には大きく響いた。出番が多くはないゴジさんも、圧倒的な破壊神ぶりで絶望的で良かったと思う。掌が上向きなのは気になったけれど。歴史あるゴジラ×人気監督。観客それぞれ思い入れはあるだろうけれど。素直に目の前の衝撃を楽しんだほうが得だと思う作品。まぁ自分の頭が押しなべて悪いのもあるのだけれども…--------------------庵野監督による「実写版ヱヴァンゲリヲンじゃないか!」の一本。それが良いかどうかは別として、やり切った所が自分には堪らなかった。人類の手に余り過ぎる超大な災厄と、それでも何とかしようと足掻き解決策を模索する人類の群れとしての反撃。突拍子もない化学兵器が出てこない所、自衛隊の活躍がまた堪らない。ただチェンジを希望したいところが3点。女ルー大柴、主演、主演の補佐役。●石原さとみ氏個人は嫌いではないのだが、この役は設定的にあり得ないし、うまく話そうとして逆に不自然なイングリッシュもウザったくて邪魔。仮にも一国の代表としてやってきて、この無礼さは国辱・戦争ものだよ。ちゃんと英語の話せるネイティブ異人種を据えたほうが、まだ自然。●主演の長谷川博己氏、演技に文句は無いけれど、同い年として「顔に説得力がなさすぎる」のは前々から気になっていた点。主役を張るには軽薄で、説得力が無い、野心の塊政治家に見えないし、命を預けたくない。「正直、服も部屋も臭います」のわりに無精髭もなくツルツルなのも失笑。竹ノ内氏と役を入れ替えていたら。●これは申し訳ないのだが…高良健吾氏。貴方はもうどの役をやってもお顔が浮きすぎます。作中で馴染まず全くの異物感満載、借り物のパンダのようになっている。やはり役者としての説得力が足らないということなのだろうか。満点は点けるが、そこだけが残念な作品。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 0.0, + "empathy": 20, + "review": "金と時間の無駄。大掛かりなゴジラの葬式。\n ゴミ映画。ゴジラ映画にこんな評価をするのは本当に悲しいですが、こんなものは無くていいです。予告編の段階で全く期待はできませんでしたが、それでも二時間あってゴジラなのだから見所はあるはず、と考えたのが間違いでした。この監督はゴジラを全く理解していず、60年間という時間の重みも感じ取れない不感症です。シン・ゴジラは理由も悲劇も怒りも無く現れて、ただ移動し駆除対象となりバンカーバスターで出血、電車に満載した程度の爆薬とビルの瓦礫の直撃で転倒気絶し、ホースを口に突っ込まれてなすすべも無く凍らされる、怪獣というよりただの害獣。人類社会の罪に対する怒りの権化であるが故に人類社会では太刀打ちできず、しかし人間の心魂によってのみ対抗しうる強烈なキャラクター性がゴジラの魅力であり、初代から平成まで受け継がれてきた基本構造であるはずです。この監督の作るゴジラであれば、これまで作られてきたゴジラをここまで馬鹿にしても許されるのでしょうか?他人が作り、育ててきたものに対するリスペクトは、エヴァを作ったから持たなくてもいいのでしょうか?私はあんなナマズの化け物なんか見たくありませんでした。どこかの高校の何とか研究会でもやっていたほうがお似合いの対策本部も見たくなかったし、無能しかいない官僚集団が適当で他力本願で見切り発車の作戦を強行して勝つ陳腐極まる人類陣営も見たくなかった。私はせめて、ゴジラが見たかった。欲を言えば、ゴジラにきちんと立ち向かう人間個人が見たかった。権力と集団に裏打ちされた無能の理想など最悪です。エヴァが作りたいならエヴァを作ればいいし、エヴァが見たいならエヴァを見ればいい。なぜたのみもしないのにゴジラの葬式を上げてくれたのか本当にわかりませんし、そのつもりではなく、本当にゴジラを作るつもりでこの程度のものしか出来ないのであれば、全く救いようもないと思います。以下追記私がゴジラを、特に1954版『ゴジラ』を意識する上で忘れてはいけないと考えていることは、現実世界において人間が起こしてしまった取り返しのつかない災害です。1954年のそれとは原子爆弾と無差別爆撃であり、だからこそあのときゴジラの進路は東京大空襲のそれをなぞり、ゴジラは原子爆弾によってこの世に引きずり出され、怒り狂っているのだと。本多猪四郎は明らかにそのメッセージを込めた上で最高のエンターテイメントとして『ゴジラ』を生み出し、世に送り出した。そしてそうした人類の業のようなものを、最も効果的に映像作品に盛り込むとしたら、それは特撮映画を置いて他にはありません。荒唐無稽でありえないからこそ、普通の映像作品では描くことのできない問題を提起出来るのです。その意味では、シン・ゴジラは福島第一原発の地下以外の場所から出てきた時点で作品として失敗です。どんなメディアも、ドラマもニュースも、新聞も書籍も、ゲームや漫画でも、あの地震と原発をキャラクターとしてこの世に送り出すことは出来ない。敗戦から9年で原爆を腹に収めてやってきたゴジラにしか、それは出来ない離れ業なのです。天災の悲劇と、人災への憤怒を両立した上でエンターテイメントに出来るのは。そして1954年当時の人々はゴジラを観て、2016年現在までゴジラは存在した。日本人はそんなに弱くもないし狭量でもなく、『ゴジラ』が持つメッセージを感じ取り、あるいは理解したからこそ、『ゴジラ』は金字塔になり、いまや海外で映像作品が作られるようになった。なぜ日本人を信じなかったか。なぜ日本人を、弱々しく、エンタメごときから庇護する必要があるほど幼稚であると思っているのか。2016年のゴジラは福島第一原発の地下で目覚め、人災によって流出した核燃料と放射性物質をそっくり飲み込んで、日本中の原発を襲って灰にしながら首都を目指すべきだったでしょう。そしてそんなゴジラに対抗し得るのは、それでもなお生きようと、生かそうとする人間の意志でしかない。昭和シリーズでもvsでもミレニアムでもハリウッドでもない、しかしそれでも『ゴジラ』を作ろうというのなら、2016年現在の日本でそれ以外の選択肢があるとは思えない。『ゴジラ』にしか出来ないことを、今やる。その意志が、オリジナリティが、プライドが無いのであれば、この作品には存在する意味がありません。実際のところ、あのナマズの化け物から進化した怪獣と、無敵の怪獣王ゴジラとが力の限りに戦うvs的な作品であれば、心からの絶賛を惜しみませんでした。私はシリーズ通してゴジラが大好きだし、頭の中を軽くして楽しく見られる特撮も大好きだから。今は、『ゴジラ』どころか特撮である必要も無い単なる自己表現と自己満足、自分の過去作品からの流用でつくられた同人的映像作品が、東宝によって正式に『ゴジラ』最新作として公開されたことがただ悲しくてなりません。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "特撮好きが作った特撮\n 特撮が好きでたまらない人が今の技術で特撮を作ったモノ。良作です。次はimaxか4Dでみたい!セリフが多くて早く専門過ぎて頭パンクしますが、殆ど無視していいてます(笑) " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "平成ガメラの時と同じような感動を受けました。\n 現代の日本に怪獣が現れたらどう対峙するかをリアリティに描いた作品でよかったです。平成ガメラの時と同じような感動を受けました。武蔵小杉での自衛隊の対戦車ヘリのコブラやロングボウ、10式戦車の砲撃や99式自走155mm榴弾砲の弾着までのリアリティのある攻撃もシビレました。突っ込み何処は色々ありますが、あれだけ大きな尻尾ならもう少し前かがみの姿勢の方が自然ではないかと思った次第です。IMAXで見ましたので、今度は4DXで見に行きます。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n フツーに面白かったですよ。ゴジラが動かないのが残念。石原さんの英語は発音を勉強した跡が見られて上手でしたよ、下手とか言ってる人はちゃんと英語学習者なんでしょうか?印象で言ってませんか?あとたかが素人レビューなので、さらっといきませんか? " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 13, + "review": "なにがしたいのか分からない\n 今までのゴジラと比べて可愛いさが無いし、口から光線出すわ、背中から光線出すわ、尻尾から光線出すわでただの化け物になっている。「ゴジラだよ」って言われても初代から観ているゴジラファンにとっては「どこがだよ」ってなる。尻尾にもう一つの頭が付いてる時点でおかしい。それに、第一形態とかイモムシみたくめっちゃすごいウネウネした動き+突然の出血に驚いた。首元から出血なんてグロくて子ども気持ち悪くなるんじゃないかと思った。子どもも観るんだからそういうグロさとかは無くすべきだしR12とかにしたりして配慮するべきだと思う。最終形態に短時間でするなんてエヴァンゲリオンの敵(?)と同じようにして欲しくない。ゴジラだって言わないと分からないゴジラになっていて、ゴジラだって言われなかったからただの化け物が暴れてるようにしか見えないかと…。動きとかエヴァンゲリオンみたいだし、そこから離れて欲しい。CG頼りすぎ、字幕多すぎ、キャストは多すぎだし早口、憲法の話とかいらない、石原さとみの英語が下手、ヤシオリ作戦の口に注入する場面なんて無理矢理感がありすぎる。そして、印象に残った場面なんてほぼ無いし、一番伝えたい部分がどこなのかよく分からない。ただの庵野さんのゴジラ発表会になってる。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "クソ面白い!!絶対見るべき!!\n 最初に出てくる奴がとりあえずキモイ再上陸の時のゴジラカッコいいこの国の有事の際の初動の遅さと海外えの弱腰はひどい自衛隊がこんなに協力してるのも珍しいべ!10式戦車がありみたいに潰されるのかと思ったら以外と2輌が中破しただけだったw最後のクライマックスの方にはエバンゲリオンっぽい感じがすごいな、新幹線が無人爆弾とか在来線無人爆弾とか、攻撃を受けた舞台は必ず全滅!ってなるところもちょっと中だるみみたいな感じがあったので星4.5で!! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "傑作。ありがとうございました。\n ただただ面白かった。エヴァの色が強いと言われているが、エヴァ自体がかつての特撮モノを意識して作られたのだから当然でしょう。時代が変わればそんな意見もあるのかと興味深いところです。核に関する設定にしても、今回は無しの方向で来るのではと思ったほどでしたが杞憂でした。もしも「ゴジラ」が初めて世に出た作品が本作であったなら、震災を下敷きとして初代と同様に歴史に名を残していたでしょう。怪獣・兵器といったギミックに心が踊る人、深読みが大好きで情報量の多さが逆に快感といった人はすぐにでも劇場へ足を運んでいただきたい。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "子供向けではありません\n 映画『シン・ゴジラ』を見てきました。なんだか微妙な映画でしたね。少なくとも、子供向けではありませんね。話も多分に政治的だし、科学的な説明も速足でついていけない。そうそうたる役者さんが出ているんですけどね。ゴジラは実は変態するのですが、おなじみの最終型になる前のゴジラの造形が感心しません。少し安直な印象。あえて深読みすれば、依然として核兵器を抑止力としている世界へのアンチテーゼになっているとは感じました。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "第一形態\n ドキドキ感がいい。たらら~~~ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ひとことReview\n 賛否両論まっ二つに分かれているみたいだけど、個人的には「日本政府 V.S. ゴジラ」という描き方は、イイ。ゴジラが暴れたシーンは短かったけど、特殊効果は実にリアルで、核問題や日本の防衛など重要なテーマを伝えている。コレはオトナが楽しむ映画じゃわ。ただコトモ達の多くはガッカリしたんじゃないかね。アクション・シーンが少なかったし、会話シーンは難解だったからな。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "こんな映画も面白い\n ちょっとエヴァっぽいゴジラという感じでしょうか。現代版のゴジラを表現されていて非常に楽しめました。ゴジラという未知の生物の対処に終われる人間社会&民主主義社会の無力さも観てて面白かったですね。石原さとみさんは英語上手っぽいですけど帰国子女の設定は厳しいかも(笑)可愛いから全然いいですけど。映画としては何か観たいけど悩んでいる方には丁度良い作品ではないでしょうか。続編があるなら他の怪物との戦いも観てみたいですね❗ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n CGがもうちょっとリアルになると良いんだけど、でも充分迫力はあった。ゴジラが圧倒的に強くて、人間があまりに非力なのでちょっと目頭熱くなった。演出とか良くも悪くもエヴァな感じ。でも合ってたと思う。迫力あるので劇場で観るのがオススメです。でもセリフが多いので子供は飽きちゃうかも。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野大爆発\n やりたい事をやりきった感が満載で、爽快感すらありました。庵野さんが好きかどうかが、キモにはなってしまうのでしょうが、役職に寄り添い人間味はドライなキャラクター像も、自分にはマッチングして見えました。太陽の蓋とセットで観るのもよろしいかと。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 13, + "review": "ぼくのかんがえたさいこうのゴジラ\n 庵野映画。それだけ。キャラクターたちが台詞を喋る度に顔がアップになり、一言毎にそれがパパパと切り替わる早い画面回し。無表情、微動だにせずに早口で喋るインテリ、無駄にリアクションが激しいオタク、マヌケな言動を繰り返す首相代理。まるでアニメのようなキャラクターたちとカメラワーク。そう、庵野さんは人間を描くのは下手くそなのだ。ナウシカで作画に参加したとき宮崎駿から指摘されていた事実。アニメなら許されても実写でこれは許されない。マヌケな描写は事の重大さを忘れさせる事態を生んでいる。そんなマヌケなキャラクター描写が効果的に働いてる部分もある。まるで伝言ゲームかのように対策を決める政府会議は非常に皮肉が効いており、先の震災で起きた事態を彷彿とさせる怖さがあった。だがそれが効果的だったのは最初まで。途中から同監督作品のエヴァンゲリオンのBGMを使い出してから、政府のマヌケ描写は皮肉から単なる受け狙いと呼べるほど無意味な台詞が繰り返される。よく言われる「ゴジラは災害」とか「原発そのもの」とかいう意見だが、そんなものこの映画には微塵たりとも存在しない。災害と準えてるなら、自殺したと思われる博士はいらない。ラストのシーンで人を彷彿とさせてる時点で災害でもない。原発と準える人は、この映画のラストシーンの状況をわかっていない。半減期間近で除染すれば復興可能となる状況が福島原発と重なる?何百年しなければ半減期が訪れない福島の現状を知らないのか?30年過ぎたチェルノブイリ見ても、本当にこの映画、ゴジラが原発をイメージしていると言っているのか?ポンプ車で冷やしてれば原発イメージか?そういう貼り付けただけのイメージしかないんだこの映画は。石原さとみの無理矢理な設定は言わずもがな。キャスティングの時点でもうこれはそういう緩い映画なのだ。そもそも300人もの俳優を使う理由がわからない。それぐらい有名俳優がエキストラ的な立ち位置にしている。当然出すからには金がかかる。つまり金の大半がそのエキストラ的な部分に費やされているのだ。ゴジラというネームバリューを使って、庵野秀明という人間が思い描いた最高の画作りをしただけだ。キャスティングやBGMの輸入をした意味はつまり「ぼくがかんがえたさいこうのかいじゅうえいが」ということだ。それもそのはず、エヴァンゲリオンは庵野秀明自身を自己評価した、極めて映画的手法で締め括られた怪作で、つまりはエヴァンゲリオンで描かれたものは庵野秀明自身そのもの。だから今回エヴァンゲリオンのBGMを使ったのは怪獣映画大好きな自分の夢を実現させた一種の印のようなもの。終盤のご都合主義的な作戦もそうだ。全ては怪獣映画的画作りのために用意されたものに過ぎない。だからツッコみを入れるのも野暮な話というもの。許せないのは20年も経っていまだにエヴァンゲリオンから離れられてない製作スタンスで作品を作ってる点だ何回同じものを見させるつもりだ?氏の破壊描写や独自の空気感は大好きなのに、作品の芯の部分にエヴァンゲリオンを持ってきてどうするゴジラというネームバリューを利用したかっただけか?そんな奴が特撮好きと語るなんて片腹痛いいい加減エヴァンゲリオンから離れてくれ。新しい庵野秀明作品を見せてくれ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後はイマイチ。\n 描写は今までの作品(ハリウッド含めて)で一番でしょう、でも最後あれでいいのかなー?!本当は、あと1時間位続きそうなところを無理矢理切った気がする、そこが残念です。庵野さんシリーズにはならないのかな? " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "\"神\"ゴジラ\n 久しぶりとなる日本版ゴジラ。今までに散々繰り返してきた怪獣プロレスとは違い、ニッポン対ゴジラという原点回帰ともいえる構図。豪華キャストがズラリと並ぶ中に伝説のスターもその名を連ねる。ゴジラは戦争の化身。天災の化身。その両方の側面を持ち合わせる。平和ボケした我々日本人をもう一度戒めるためにやってきたのであれば、ゴジラは戦争の虚構である。戦争というものは街を破壊しては、いとも簡単に火の海に変えてしまう。同時に科学を発展させ暴走させる力があり、それは良くも悪くも人類において大きな進化となる。戦争は進化し続ける。それと同じようにゴジラも初期形態から最終形態まで急速に進化を遂げていく。戦争をなくそう。ゴジラを駆逐しようと考えるのが一般的ではあるものの、後にそれは不可能なのだと思い知らされる。つまり共存を余儀なくされるのだ。しかし、共存という意味ではゴジラは天災の虚構と考える方がしっくりくる。なぜなら、地震や落雷や台風などの自然災害は神出鬼没な存在であり、予期せず突如現れ襲いかかる。これはまさにゴジラそのものである。人類は常に天災=ゴジラと共存し向き合っていかなければならない。戦争に立ち向かわなければならない。ゴジラとはそれらの象徴なのかもしれない。人知をはるかに超えた存在。「シン・ゴジラ」でもその象徴的シーンをしっかりと捉えてはいる。だが、やたらと生物だと強調したり、日本のプライドがために凍結に至ったものの、連合軍が核を使っていればやっつけられたみたいな終わり方… (石原さとみのぶっ飛んだキャラ設定…)それはともかく破天荒な「ゴジラ無双」を観れただけでも大満足。自衛隊にもヤシオリ作戦にも思わず熱くなる。劇中に涙が出ることもあり、心を打つシーンもあった。日本の特撮も捨てたもんじゃない。この国はまだやれる " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ&映像リアルだけど・・\n ゴジラ&映像リアルで非常に良かったですが、もし日本がゴジラに攻められたら、とてもリアル感が良かったのですが石原さとみさんの英語、チョット~(>_<)物語的には今一かな~ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "主役不在のパニック映画\n これはアカン。キャストが多杉る。感情移入できない。災害映画にありがちな悪役不在の駄作に近い。この映画はゴジラという悪役こそいるものの、主役不在。CGに頼り杉。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いやー面白かった\n 特撮っぽさがありつつも、アニメ的な戦闘シーン大人が真剣にゴジラを作ったっていうワクワクがつまってました。会話劇はダサい感じがまたよい " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "微妙\n 割と人を選ぶ映画。私は公務員と政治家パートがなんとも薄っぺらく感じて乗り切れなかった。あの辺に感情移入できないと、延々と退屈なシーンを見せられることになる。怪獣パートは出し惜しみしてなくて良かった。ただ、最後のコンクリート圧送車のくだりは何だかなーという感じ。決死隊と言っていいと思うけど、第一班が軽く全滅させられたあと、第二班突っ込ませるのに躊躇無さすぎて、その前の士気を鼓舞する演説シーンと相まってドン引きした。あの辺をもう少し丁寧に描いたら見終わったあとの印象は違ったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "シンゴジラ\n 期待以上の秀作でした。庵野秀明監督の特撮は流石ですね。庵野爆発を実写で観れるとは感無量。役者の早口も緊迫感が伝わってきました。TVの番宣で「政治家は意外と早口なので、遅いセリフはカットします」と監督に言われてましたとか。主役はまさに日本人です。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "怪獣映画の新たなマイルストーン!\n ゴジラファンから言えば「これはゴジラなのか?エヴァじゃないのか?いや、巨神兵?」と感じる気持ちもあるが、ここはこの「新しさ」を素直に褒め称える。これまでの怪獣は『キングコング』の“何かの象徴”で。そして『平成ガメラ』の“畏敬の存在”がパターンだった。しかし『シン・ゴジラ』は違う。大戸島と放射性廃棄物が残っている程度であとのゴジラの設定はすべて捨てた。今回のゴジラに象徴やキャラづけはない。何も無い。今回のゴジラは圧倒的な力をもった“歩く不条理”だ。ドカッと現れて周りの人間たちが右往左往するのが見所になっている。なるほど、これは『シン・ゴジラ』だ。「シン」が「新」なのかそれとも「真」なのか、はたまた「神」なのか、もしかしたら「審」ではないのか?と、いくらでも裏読みができる仕掛けになっている。そして一応、人間側に蘭童とカヨコとかがいるが、彼らとてこの右往左往を見やすくしている狂言回しでしかない。そしてゴジラよりも謎なのは一度も登場しない牧という男だ。実はこの不条理の顛末は「彼が初めて、彼が終わらせた」のだから。つまり彼がいないとこの映画は成立しない。ここでは人間もゴジラも対等な立場で描かれている。今までの怪獣映画ではありえなかった事だ。この映画の最大の魅力はこれらにあるといってもよい、そんな「不条理」を「群集劇」で描いて「エンタメ」として仕上げたところがだ。語りつくしたくなる怪獣映画。それが『シン・ゴジラ』なのだ。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ映画!! あんまり迫力がなく途中でうとうとしてしまいました(...\n ゴジラ映画!!あんまり迫力がなく途中でうとうとしてしまいました(ーー;)キャスト陣がとにかく豪華でした(^^)「え!このちょっとのシーンに?」ってところにいたりしたのですごく楽しめました!最後のエンドロールで「この人も出てたんだ!」と思う人がいました!どこに出てたのかわかんなかった人もいましたT_Tもし今どころかにあんな巨大な生物がいると想像しちゃうところもありました!いないと思いますが(^o^)笑 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人類万歳映画\n ゴジラがスゴいと見せかけて、実は人類ってスゴい、というのがテーマ?でも、もはや地球上に人類の敵はいないんですね。悲しいもんです。しかし、アパッチの30ミリで様子をみよう、とか現実に言いそうで笑った(笑)庵野流ゴジラ、まぁエヴァだけど。普通に面白い。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "確実に人を選びます\n スゴいですね自分は観てて涙が出るくらい楽しかったですですが完全にオタク向けの作品になっていますミリタリーオタク、政治オタク(それも日本特有の政治環境が好きな方限定)に向けた作品ですね2時間程度の映画ですがその内1時間20分くらいは政治と政治家&官僚の頑張りを描いています昔のこども向けゴジラ映画や怪獣プロレス映画を観るつもりで行くと確実に肩透かしを喰らいますあとこの監督陣が嫌いな方も見ない方が良いですねですが好きな人にとってはこれ以上に無い位の神映画になる事でしょう " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "期待を遥かに超えて\n 正直、期待していませんでした。庵野監督なので、少しはビックリさせてくれるかな位の感じで。However 非常に良かった、面白かったです。ゴジラの知識はほとんどないですが、今回のはどちらかと言うと原点回帰って感じですよね、たぶん。災害のメタファーとしてのゴジラとどう戦うのかだけでなく、今の時代だからこそ日本国として世界とどう向き合うかについても考えさせられる映画でした。前半は、あるあるネタのオンパレード。うちの会社にもあるこれっていう。「誰が決めるの?」っていうね。日本の古き悪しき企業経営者はコレを見ろ!ってなりました。言いたいことは色々ありますが、全体としては、「人間なめんなよ、日本人なめんなよ」映画ですね。ただ、もう少し良いキャスティングがあったんじゃないかと…石原さとみにハーフ感(クォーターかな?)を求めるのは流石に無理があるかと。長谷川博己もなーんかしっくりこなかった。竹野内豊、國村隼、市川実日子、高橋一生とかはいい感じだったけど。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "おもしろい!と純粋に思える映画\n 予告からしておもしろそう!と確信的に思っていて、上映日に待ってましたと観に行きました。結論を言うと、タイトルにも書いた通りとてもおもしろい!評価は4.5ですが、私は満点の映画なんてそうそう出会えないというスタンスなので、実質最高点です。何から何までリアルだなぁと感じられる内容で、日本というものを日本が大切に表現していて、観ていてなんだか嬉しいような悔しいような誇らしいような、複雑な感情が湧きました。日本の弱さ、強さ、歴史、世界からの目、リアルに表現されているのです。話に着いていけないという評価もありますが、それもリアルですし、どういう展開になっているのかは十分に把握できる程度なのでなにも問題ありません。主要キャストは演技の上手い役者さんたちで固められていますし、観ていて安心感がありました。このリアルな世界観の中での石原さとみさんのぶっ飛んだ役が少し浮いている感じがしましたが、なんだかもっと観たい!登場して!と思えるキャラだったので、いい味になっていたんだと思います。序盤から「おもしろいなぁ」と心の中で思いながら観れ、徐々に体かが何度も熱く火照り、終盤では目が潤む作品でした。おもしろい!みんなにも観てもらいたい!そう思える作品に久しぶりに出会えた気がします。おすすめです! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしき怪獣災害映画\n かっこいい(またはかわいい)ゴジラがとにかく暴れ回る映画を観たかった人にとっては☆1、長い会話シーンやケレン味のある映像に嫌気がさす人には☆2、それらを飲み込んでエンターテイメント性を楽しめる人には☆5の映画だったのではないか。子供には楽しめない、オタク向けだ、などと突き放してしまうのはあまりに思考停止過ぎる。一度に咀嚼しきれないほどの情報量だって何かしらは残るだろうし、それはきっとどの部分でも素晴らしいものになるはずだ。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "やっちゃった\n 94本目。昨日、休出。疲れた、眠い。で、今日。タイトル通り。絶句。失笑。言いたい事は山程ある。カメラアングルとか、色々狙い過ぎ。アップばっかだし。シンプルでいいんだよ。いっその事、エヴァ出してくれ。贅沢なキャストだけど可哀想特に石原さとみ。可愛いし好きだけど、見てて痛かった。いや見ていられなかった。でも、この映画の一番の被害者はゴジラ。悲しく映ったな。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "人生の中で一番満足できた映画\n とにかく面白い!庵野監督の個性がしっかり出ているので好き嫌いが分かれるとは思いますが私は良い方に受け取りました。私も劇中早口で途中から聞き取れなくなったりしましたが、それが何について議論されているシーンなのか、その議論はどういった形でまとまったのか理解できるように演出されているので置いてきぼりはありえません。「今の話一瞬分からなかったな」と無駄にいつまでもモヤモヤしていたら次の展開になって、それこそ置いてきぼりになります。低評価の人は話の推移を柔軟に処理できない人なんでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "どーなんでしょうか?\n 外観はゴジラじゃない!というスタイルで登場。確かにみんなが言ってるように台詞が早口で早い分緊急事態なんだというところを伝えたかったのか。また、退治するところのゴジラが大人しかったところが…。しかし、「64」といいこの作品といい最近の日本映画はキャストが豪華ですよね!石原さとみさんはあってたなぁー。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最初から興奮。\n 石原さとみ、長谷川博巳ほか役者が揃って、ゴジラの市街地破壊シーンは圧巻。男と女のドラマがないのが潔い。石原の日本語も微妙なアクセントでgood。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "スクラップ・アンド・ビルド\(°Д°)/\n この夏の話題作でもあるので、期待して鑑賞しました。今までゴジラ作品もそれなりに観てますが、そんなに好きと言う訳ではなく、ハリウッド版ゴジラもそれなりには楽しめたが…と言う程度。それでも公開されれば話題作ではあるので鑑賞はしますが、期待値ほどではないと言うのが今までの感想でしたが、今作は楽しめました♪とにかく第一作目のゴジラをイメージして、人類の脅威となるゴジラを描いている。とにかくデカい!怖い!カッコいい!放射能や火を吐く描写がとにかくカッコいいです。怪獣映画と言うよりもパニック映画として、大災害などに立ち向かう日本を描いています。キャストも超豪華で、勿体ないぐらいに名だたる俳優がチョイ役で出演。日本が誇る作品に出れる事がチョイ役でも光栄と言うのが感じられます。エヴァンゲリヲンの庵野監督が総監督を努めているだけあって、ゴジラ好きのこだわりと随所の遊び心、エヴァを意識した作りは楽しめました(特に随所に流れるエヴァのネルフの作戦時のBGMのイントロは最高)日本政府や関係各所、自衛隊等の描写は押井守作品的な感じがして、押井監督もゴジラはやりたかっただろうなぁと個人的には感じました。ただ、ラストの終わり方やクライマックスの締め方にはちょっとあっさり過ぎて不満。もっと第一作目のオキシジェン・デストロイヤー的な感じで、ゴジラの断末魔があっても良かったかな。ゴジラ世代が作っただけあって、アニメ作品の良さや邦画としてのこだわりあり。随所に楽しめる要素ありの一級のパニック作品です。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本映画の威信を懸けた超大作\n 圧巻です!最高です!脱帽です!最初から最後までノンストップで楽しめる第一級のエンターテイメント。見せ場もこれでもかというくらい何度も繰り返えされる。展開も早く全くダレない。ゴジラの造形も動きも申し分なし。カッコいい!野村萬斎が演じていたと知ってビックリ。すごい!自衛隊の重火器描写、作戦の進行もアツイ!アガる!ラストの東京駅での攻防も見もの。あのビルやこのビルがあんなになるなんて。東京の地理関係が分かってるとホントに面白い。お役所仕事描写も当初は毒をもって描かれるも、徐々に一体となって成長していく様に感動すら覚える。長谷川博己はさすが。あの滑舌の良さは天性のもの。石原さとみ。素晴らしい。世界に誇る美貌。その他無数の名だたる俳優が、もったいないくらいのチョイ役で出演している。これは日本映画の威信を懸けた超大作。これでダメなら邦画は終わりという庵野監督の覚悟が感じられた。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "10回お試し英会話\n 物語の半分位は俳優の顔面アップのセリフのやり取り。後半30分位は楽しめた。手元にリモコンがあったら早送りで鑑賞したと思う。総じて退屈な作品だった。 続編がゴジラ対エヴァンゲリオンだったりして。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "日本VSゴジラ\n 「もし現実の日本にゴジラが現れたら」というコンセプトの映画です。取り合えず期待していたものは全部見れたので満足です。難解な台詞が早口で繰り出されるので、小学生には難しいかな。逆に背伸びがしたい中高生には面白いかも。でも完全に大人向けです。子どもと一緒に家族で観に行く作品というより、大人がじっくり腰を据えて鑑賞する作品でしょうか。とにかく劇場へ足を運ぶ価値のある傑作です!!追記なんかゴジラじゃなくてエヴァだとか騒いでる輩もいますが、安心して下さい。ちゃんとゴジラです。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 8, + "review": "うーん( ・ั﹏・ั)\n 小学生の頃からゴジラファンです。エヴァに興味ない私には所々わからない場面がありみなさんのレビューを見てやっと理解できる感じでした。面白半分、残念半分でした。ワクワクやドキドキを持ったものならGODZILLAの方が面白かったです。シンゴジラは従来のゴジラと違ってなんか色々気持ち悪いしプレデターを思い出す顎 笑従来のゴジラの怖さもあるけど見ていて愛らしさが全然ないから少し残念に思いました。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ある意味、シンゴジラ\n これが撮りたかったっていう監督の意志が伝わる。映像、音も文句なし。ストーリーも秀逸! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "うーん\n 「うーん」の理由。①オリジナリティのなさ。それっぽいものは、各所に見られれる。手ぶれありの臨場感撮影。2チャンネル風の画面。特異なアングル。変人の早口。など。でも、それは、最近、結構誰でもやっている方法の寄せ集め。②テーマの一貫性がない。小さなテーマがいくつか出て来る。何も決められないお役所と、変人ばかりだが、独創的な解決策を見出していく異端児たちの対比。日本を属国扱いする米国。それらテーマが、ラストまでに雲散霧消し、伏線となっていない。よって、カタルシスがない。③班に分かれての分業だったせいか、人間の撮影部分と、特撮が完全に分離して別物になっている。④和製ゴジラとは何ぞやの深堀りがないまま、ゴジラに新しさだけを求めた。圧倒的に特撮のうまいハリウッドのパニック物を差し置いて、なぜ、和製ゴジラが世界的に受けたのか? あの、「いかにも着ぐるみ」が動き、「いかにも模型」が破壊される、そのチープさが和製ゴジラの独創だったのでは? だから、第一形態のゴジラの、チープな顔の表情を見て、さすが! と思ったのに、後半へ行くほど、一生懸命、ハリウッド的になって行ってしまった。同じ土俵で戦えば、ハリウッドが勝つに決まっている。想像してください。シン・ゴジラ。ビルの模型を緻密に、たくさん作って、それを、着ぐるみのゴジラが壊していく。炎はでっかい、煙もでっかい。でも、実に本物っぽい、職人芸のような、緻密で、精巧なビルや街が、本物っぽく、圧倒的な細かさで、壊されていく。でも、模型だとわかる。これまでの、和製ゴジラの延長であるが、各段に精巧に、緻密になった街並み。その方向での技術の進歩で、魅せる特撮。それこそが、日本の独創。ゴジラの土俵は世界なんですよ! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "まさか泣くとは・・・\n 優等生を目指した作品ではないので、辛辣な意見によって総合評価から☆がひとつくらい減ることはやむを得ないのだろう。しかし私にとって、これこそが常に望んでいたゴジラ映画だった。「これだ。これが観たかったのだ。」何度もIMAXの座席から身を乗り出した。特に・・・ゴジラ映画にとっては無くてはならないあのシーン。庵野ゴジラはどう魅せるのだろうか?そんなことも事前の興味のひとつだった。・・・想像を超えてきた。衝撃と色々な感情が入り混じり・・・まさか中盤で自分が泣くとは思わなかった。新旧の文化が調和し、インフラが整い、治安も良い大都市。そんな東京に住んでいると、「この生活を脅かすものは無い」とさえ思えてくる。しかし、それが幻想であることは先の震災で証明された。日本の怪獣映画とは、その奢りに対して、人間がどれだけ自らを戒め、律することができるか?という度量を測る指針なのだと思う。空想の脅威に対して、現実がどこまで備えられるか?現実を打ち砕くような脅威を空想することができるのか?シン・ゴジラは見事にそれを成し遂げた。一人でも多くの日本人に観てもらいたい。世界の人に、このニッポン対ゴジラを観てもらいたい。最後にひとつ。「台詞が多く早く、ついていけない」という意見が散見されるが、これは杞憂だと思う。専門家が本気で議論すれば素人は当然ついていけない。私もついていけなかった。だがストーリーにおいていかれることは無い。「怪獣が出てきて、それをやっつけようとしている人達がいる。」これだけ分っていれば大丈夫だ。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "高評価しすぎ\n こちらの評価みて子供と鑑賞しましたが、全く違いました。この映画に、こんな高評価とはレビューアーが特撮ファンの人とかがほとんどなのでは、と思いました。良い点・ゴジラを原子力に見立てて風刺してる点・特撮を頑張っいて、昔懐かしさがある悪い点・歴史あるゴジラがエヴァンゲリヲンタッチの作りになっていて、それはエヴァでやってくれという感じ。・アングルや編集のテンポが奇をてらい過ぎていて、非常に見辛い。見ていて疲れる感じ。・漫画のようなセリフ回しで、引き込まれもしないのに、セリフの応酬が延々と続き、途中で飽きてくる。長すぎる。とにかくマニア向けで、普通の映画ファンには向いていません…。続編あってもDVDで十分。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ジャパニーズ ゴジラ復活\n 日本にゴジラが戻ってきた❗️何の脈絡もなく登場し、街を破壊し、他の無意味な怪獣は登場しないで、あくまで人間の脅威となるゴジラ。エバ敵な要素はあるものの、とにかくゴジラの圧倒的な存在感に魅了されます。石原さとみがの役がややウザいが、今の日本が抱えている社会背景を織り込みながら作品作りが出来ていて、確かにシン!ゴジラ‼︎ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ハリウッド版を見て刺激されました。Huluでも28作品放映のお祭り...\n ハリウッド版を見て刺激されました。Huluでも28作品放映のお祭り中ですが、最新作を見て良かったです。特撮に拘ったジオラマなどが見事でした。呑川とか蒲田とかローカルな地名が出てきて驚きました。頼もしい自衛隊の活躍も見どころです。続編も期待します。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "シン・ゴジラ\n 今までに観たことのないゴジラです。これはゴジラなのか?最強の生物である事は認めるが、怪獣というよりクリーチャーのイメージ。ゴジラである意味はないかも。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本映画最高傑作\n リアリティを追求したり既存の音楽を大胆に流用する庵野監督らしい作品になっていた。役者も実力派を集めていてストーリーの軸もしっかりしている。役者は早口だがキャラによって緩急が効いていて、緊迫した空気を醸し出している。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 7, + "review": "庵野風味の濃い快作だが…\n  現代の日本がゴジラに襲われたらどうなるかを極めてリアルにシミュレートした作品になっていた。 政府、霞が関、自治体、自衛隊、警察、消防、有識者etc、ゴジラに対峙する関係者達が右往左往し、対応が全然進まない中、想定外の事態が次々に起きて更に混乱に拍車が掛かるという展開は極めてリアルで、悪戦苦闘する関係者達の群像劇は非常に興味深く楽しめた。自衛隊による武力行使に至る流れをしっかり見せてくれた点も好印象である。 本作のゴジラは、これまで見たことのない斬新な設定で、最初に全身が登場したときには「えっ!?」と度肝を抜かれた。それが進化し、見慣れた形態になるが、もし進化が続けば最終的にどんな姿になるのか興味を引かれた(翼が生えて大陸間を飛翔する?)。また、和製ゴジラでは初めてのフルCGとなったが、違和感はなく着ぐるみでは不可能なアングルからの見せ方も可能となった。ゆったりとした動作は重厚で、和製ゴジラならではの動きだった。尤も、激しく動かせばCGにボロが出たかも知れず、それを逆手に取った演出だったのかもと邪推した。 自衛隊、米軍による対ゴジラ戦は結構見応えがあった。それでも倒せないゴジラの強さと鉄壁の防御力に、核兵器の使用もやむなしと外国から圧力が掛かる流れには説得力が有った。ただ、「東京を核攻撃」という決定に対する日本人の反応が淡泊だった点は気になった。それこそ日本中が大騒ぎになり、多国籍軍離脱、国連脱退も含め国を二分するような議論になることは必至なのに。 核ミサイル発射のリミットが迫る中で、決死の覚悟でゴジラとの最後の戦いに挑む人々の活躍は、エヴァンゲリオンを彷彿として胸熱だったが、音楽までエヴァというのは少々悪のりが過ぎるのではと感じた。 クライマックスの血液凝固剤をゴジラの口から注入してゴジラを凍結させるシーンは、ゴジラが自棄におとなしく口を開いたまま凝固剤を飲む。生物なら異物を飲まされそうになったら反射的に口を閉じるだろうし、吐き出そうとするはずだが。そしてあの巨体からは信じられないくらい即効で効き目が現れ、あっけなく活動停止する。物足りなさを強く感じた。ラストシーンに衝撃はあったが。 それにしても、凍結したゴジラと日本はその後どうなるのか?ゴジラを下手に刺激すれば活動を再開しかねず、人類は手が出せないだろう。一方、活動を再開すれば核ミサイルが発射されるわけで、疎開した都民は帰宅できない。東京は首都機能を失い、無人の東京の真ん中でゴジラがモニュメントのようにそびえ立つのだろう。「ゴジラとの共存」は、いつ爆発するか分からない爆弾を抱えた日本の困難な未来を想像させる。 残念だったのは、本作では一般市民からの視点が皆無に等しく、ゴジラに対して絶望感を抱く者が、日本国民でなく一部の対ゴジラ関係者だけという印象を受けたこと。尺の都合はあっただろうが、作品に深みを持たせるためには一般市民からの視点は必要不可欠だと思う。 それと、最も残念な点は、途中までは生物らしかったゴジラが、米軍による攻撃を受けた際に、生物から機械、アニメでよく見る謎の超兵器の様に変質してしまったこと。ゴジラが放射火炎を口から吐き東京を紅蓮の炎に包んだところでは鳥肌が立ったが、その後、背中から全方位ビームを発射したのを見て一気に冷めてしまった。個人的には、怪獣映画が、これを境に実写版エヴァンゲリオンになってしまった印象だ。 とは言え、本作は12年ぶりの和製ゴジラ、日本人にしか作れないゴジラ映画だったと思う。スタッフ、出演者が本気になって取り組み、庵野秀明総監督の往年の名作アニメの風味の濃いかなりの快作になった。アニメで実績の有る庵野監督が実写でも実力を発揮したことは意義深く、今後、製作が再開されるであろう和製ゴジラに道を開いた功績は極めて大きい。ハリウッド版ゴジラの圧倒的な物量に和製ゴジラが対抗する手段も見出せたのではないか。 最後に、本作の続編は望まない。何故なら、あのラストシーンに続くストーリーを想像すると、もうゴジラとは呼べない別物の作品になってしまいそうだからだ。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野色強すぎ!\n 石原さとみの演技と、昔懐かしのゴジラのBGM、豪華なキャスト陣はいいとして、エヴァのBGM流すのはどうかと…あと、キャストのみなさんがあまりにも早口過ぎて。(限られた時間にセリフを詰め込みすぎかも?)あと、子供と外国人には一切向いてない映画かと思いました。とにかくアラサーからアラフォーの男性向きの映画ですね。ちなみに、今回のシンは新ではなく神ということが、最後の尻尾の先で分かりました。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "良かった!\n エヴァを観た事ないので監督の先入観は無かったですが良かったです。最初のヌメヌメしたゴジラが現れた時はたまげたけど、進化したゴジラは破壊力有りすぎでデカ過ぎ。タワーマンションくらいあるよあれ。アメリカが製作すると家族愛、恋愛、友情みたいな安っぽい設定が不快。シンゴジラはそのような感情は無く、ただひたすら強いゴジラに対して倒す対策に終始し、絶望で破壊される都市を眺める作品で逆に良かった。ハッピーエンドとも思えなかったので、次回作を期待しちゃいます。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "ゴジラ第一作と庵野秀明、奇跡の悪魔合体!\n これがテンションあがらずにいられようか!たとえ、おっさんホイホイだとしても!とりあえず、これから観に行こうと思ってる人は、以下一切読まずにどうぞ。ネットの評判も検索せぬが吉。ぼくもまっさらで観にいって相当アガった口なので。特にエヴァ好きの人はしっかり耳を塞いでおくべき。なにしろ「総監督」なんて後方司令的な肩書なのに、映像も音も紛うことなき庵野印。あからさまにヤシマ作戦の実写版というかゴジラ版で、出し惜しみなしの息つく暇もなし。あれをリアル自衛隊でやる贅沢な大人の嗜み感が凄い。音楽も鷺巣詩郎と伊福部昭が同居してるうえに、エヴァでお馴染みのティンパニで始まるあの曲まで使われている。良いものは臆せず使う。やるならここまでやれ、の見本だと思う。ゴジラの意外な登場の仕方も海からやってくる生物として説得力があるし、『もののけ姫』のタタリ神を彷彿させるあのパニック演出は出色だ。あの躍動感と不穏さが同居するアクションの素晴らしさ!しばしの沈黙の後、待ちに待った完全体の再上陸。あの快感!「そこに立っているだけで怖い」竹谷隆之の造形美が恐ろしく映える。見せ場はもちろん、ゴジラvs自衛隊。エヴァ第壱話「使徒、襲来」を実写化したような自衛隊アクションはどこを切り取っても最高だった。エンドロールの絵コンテにはしっかり摩砂雪と鶴巻和哉の名前が。ファンにしてみればさもありなんといったところだろうし、あの絵作りに初めて触れる人には、きっと相当な印象を残すんじゃないかと思う。端々に使徒風味をまぶしてあるのもファンサービスとして素直に楽しめた。あれだけやられて燃えないなら、それはもう特撮不感症なんだろうとしかいいようがない。個人的にはもう完全に期待以上だった。ああ、もう一回観たい! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 1.5, + "empathy": 11, + "review": "期待はずれ\n 高評価が多いので期待していたのですが、まったく期待はずれ。まずセリフがほとんど早口で、見てて疲れて来ます。場所もすべてテロップが入るけど、わざわざそんなの入れる意味あるの?ウザイだけ。肝心のゴジラも登場時間が全体から見て短いしクライマックスの大暴れを期待してたら尻すぼみ。ガッカリでした。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い\n 庵野ゴジラ凄いよかったです " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "庵野作品!!!ゴジラ!!\n 中身は、面白いです。リアルなゴジラ映画というのが、正しい評価です。しかし、映画としては、いくつか減点ポイントが有り、3点にします。つまり、100点満点で例えると65点です。この映画は、ゴジラですが、庵野作品であるというのが、一発で分かります。それほど、監督のテイストが入っています。それは、つまり個性のある映画です。その為、膨大情報が映画含まれてます。セリフ量のは圧倒的でしょう。特に専門用語が多いです。また、政治色の強い作品です。ですので、評価が真っ二つになる映画だと思います。情報量も多いので、テンポが早く感じ、アッサリ終わってしまった感を持つ人はいると思います。面白いという人は、普段から政治や経済など色々な事を考えているインテリな人であり、ある程度、SF知識や科学知識を持っている人です。面白く無いと思う人は、その逆です。普通の女性は、もしかしたら、楽しめないかもれません。断片的な情報が掴めず、多分何がなんだかということになるかもです。そういう人は、もう一回見ようとなるかもですね。恐らく、悪い意味で、見直しです。絶対楽しくないは、子供ですね。爆睡コースです。もし、子供で楽しめたら将来有望か、全く可愛くない子供です。個人としては、楽しめました。一回で全部把握できました。最後のシーンだけ、よく見えなくて不明でしたが、何かの伏線かな? " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高です!\n 鑑賞の入り口はいつもハセヒロ様見たさです。今回も初日舞台挨拶での鑑賞でした。しかし、観終っての感想は、とにかくすごい!最高です。これから観る方もいると思うので、多くは書き込みません。先入観なしに純粋に楽しんでほしいです。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "ある意味で日本人のためのゴジラ\n  本当に日本人のためのゴジラ。一人の留学生として、率直にそう感じました。他の国で上映しても、誰も面白く感じないだろう。日本政治や法律など過剰の情報、対アメリカの恨み、複雑すぎる専門用語。そういったものは、海外の観客にとって、どうでもいいものだと思います。 特に酷かったのは、人物、場所、武器や終盤の電車まで、登場するたびに名称の字幕をつけることです。まるで北朝鮮の軍事演習を見ている感じです。 そして、石原さんの英語、酷すぎます。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "エヴァは見たことないです\n 子供のころゴジラが好きでした。覚えて無いけど。評判が良かったので、興味無さそうな友達を誘って3人で鑑賞。画面のテンポが早いとか、専門用語、聞き取りにくい、などは確かにありますが、理解しないで雰囲気で十分楽しめます。子供もたくさんいましたが、みんなグッズを欲しがってたりしてたので、楽しめたんだと思います。ゴジラはかっこよくて綺麗で満足です。友人たちも面白かったと言っていました。曲も嬉しかったです。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "特撮怪獣ものでしょ!ゴジラって。\n もともと恐竜みたいな怪獣が暴れまわって、当時の子供たちの心を鷲掴みしたんでしょ。もちろん作ってるのは大人なんで水爆実験へのアンチテーゼみたいなものもあったとは思うけど、「エンターテーメント」を作りたかっただけだし娯楽大作だったわけでして。当事者じゃない人たちがこれはゴジラだ!こんなのゴジラじゃない!って、どっちでもいいです。庵野さんを始めとする製作者さんたちのゴジラ愛は十二分に感じたし、よくもまぁー東宝のキラーコンテンツをこんな好き勝手に作れたなぁーと、ただただあっぱれですし脱帽です!もぉー、ずっとヱヴァ待ってたらこんなもの作ってたんですね。流石です。賛否両論あるでしょうけどだからシン•ゴジラって題名なんですよね。「あの」第一形態も絶対ワザとですよね?!さぁーヱヴァンゲリヲン新劇場版を完結させてください! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞前のハードルが低いほど…\n シン・ゴジラというタイトルからも溢れ出る地雷臭。進撃の巨人の時の心の傷が癒えてしまったのかまた怖いもの見たさで邦画に手を出してみたくなってしまったが今回は割と当たりだった。ゴジラという人気タイトルに新しいエッセンスを加えつつ、フィクションに理屈やらでリアリティを持たせ、子供っぽくなりがちな特撮を大人の映画に昇華させる手腕は近年人気のアメコミ映画を見ているようだった。惜しむらくは終盤の詰めの甘さか。結末までのラストスパート直前にこの映画のピークがあり、そこからの失速がなければ名作と言えるレベルになっていたと思える。ゴジラのビジュアルと俳優の若干棒気味の演技も残念だが許容範囲内。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予告編は杞憂たった\n まさかこんな傑作を作っていたとは思わなんだ。いや、見事だと思う。なんだあのCGは、ミニチュア大丈夫なのか、とか、石原さとみはまたやらかすのか、とか、すべてオッケーでした。作戦勝ちだと思います。岡本喜八作戦。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "CGの偽物さに気づいたのは私だけ?\n 50代の父はただただ感動感動で言っても気付かなかったんですが、東京駅や新幹線が突っ込む際のビルのCG映像があまりにも映像的でびっくりしちゃいました。現代の技術ではまだまだ追いつかないのかな?それと台詞が聞き取りにくい、それがいいところなのかもしれないけど(他の言語に訳すとき翻訳者さん苦労しそう)あと、石原さとみさんの無駄な日本語と混ぜた英語が耳につく 英語を話すシーンについては別にいいんだけどさあ " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "惜しい\n 肝心のセリフが聞き取りにくいとか、分かりにくい。伏線の張り方が雑で印象に残りにくい。クライマックスが一気呵成で日本人にはちょっと向かない気がしますね。特撮は圧倒的でプロットは良くできているだけに丁寧さが足りないのは残念です。庵野監督がどんな人かあまり知りませんが、出きることなら完全版なるもので出し直せばスゴい❗と言い切れると思います。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁだね!\n 怪獣映画としてみたら面白いかな?EVAとダブってるような・・・・・? " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "シンゴジラはすんごい良かった!!\n すごい良かった!! ほんとに良かった!すでに、2回観ちゃいましたハリウッドのギャレス版ゴジラも良かったけど、庵野ゴジラはそれに引けを取らない良い作品だと思いました普通、ハリウッドで大金かけてリメイクされた作品にまた挑戦するクリエイターなんて、そういないでしょう・・・。お金がないなら、知恵を絞れ!!ってかんじでしょうか同じクリエイター業の人なら、とても励まされる作品。すでに、だいぶ死に掛けた作品を、こうも新しく再生出来たのはまさに、作品への愛情なんでしょうね。ただ、批判する方も沢山いるでしょう・・・昔からの、着ぐるみの怪獣格闘特撮ゴジラが好きでそちらが良いと思う方は、自宅でDVD観てれば良いと思いますそれも悪くないし。エヴァが嫌いな人も、観なくていいと思いますどこか遠くに行って下さい。情報があふれている時代なので、事前に調べて、違うと思うならお金の無駄使いなので、観にいかなくて良いと思いますゴジラ作品は平成になってからのゴジラも良いものもありました「ゴジラvsビオランテ」とか、金子修介監督の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」は私は特に大好きです。ですが、それ以外のゴジラ作品は、結局昔のゴジラの枠を抜け出せず、なんか窮屈そうに見えました。むしろやればやるほどぼろぼろになっていくゴジラ作品を観るのが、痛々しくて仕方なかったです。ハリウッドで、ギャレス・エドワード監督にリメイクされると聞いた時は、「ああ・・・もうゴジラは日本から取り上げられてしまったなぁ・・・」と寂しく思いつつも、どこかホッとしてしまいました。 もう痛々しいゴジラを観ないですむのか・・・となので、また日本で「ゴジラ」を製作と聞いた時は、正直暗い気持ちになって、またがっかりするのかなぁ・・と正直「シンゴジラ」の予告編を観ていたうちはまだまた痛々しいゴジラになりそうだなぁと想像していましたが・・・いろいろ、事前に情報を調べているうちに、「シンゴジラ」はなんか今までと違うと気づき、興味深々で鑑賞しました!上映開始すぐに、これは今までの日本の痛々しいゴジラと違うと思いました。それに、これは逆にハリウッドでは、こんなアレンジの仕方は出来ないと思いました。大金使って、力任せな派手なだけの中身の薄い単純な作品作りなら出来るでしょうが、こうも斬新な切る口の変更は、ハリウッド映画にはあまり期待できない気がします。ゴジラに関する新しい考察もとても魅力的で好奇心をくすぐられました!!これまで、ここまで「ゴジラ」という生物はいったいなんなのか!?と考えるアプローチをしたゴジラ作品はなかった気がします。最近、ハリウッドのCG頼りの作品にも見飽きてきてたのでそういった意味ではとても新鮮で感銘をうけました。庵野監督、やっぱり天才!!俳優陣の演技も良かったです、かなり魅入ってしまいました台詞難しそうだったけど・・・きっと続きありますよね、「シンゴジラ」!!今から、続きが気になります。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けちゃう\n 丁寧な描写と大胆な構図で興奮、感動、あっという間の2時間でした。レクイエムとゴジラに感情移入して2回泣けちゃいました。キャストも良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかくゴジラが怖かった!進化の必要があったのか不明だが、単純に鳴...\n とにかくゴジラが怖かった!進化の必要があったのか不明だが、単純に鳴き声や体のバランス、表情など怖かった。大規模な団地の中なのか?普通の住居地を進む引きの映像がリアルに怖かった。我が家の地区、マンションも破壊されそうなほど身近でリアルな映像に震えました。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "単なる怪獣映画と思いきや\n 本当、リアルさがよく出た映画だと思う。特に役所関係は。単なる怪獣映画でなく、不明な物体が出た時に この国はどう対応してゆくのか。 実に面白かった。感動の押し付けでなく、淡々と事が進む。非常に興味深い。大量の人が都内から避難するしぐさ、東北大震災時の東京から横浜に帰る大移動の経験を思い出しました。正直、ゴジラ問題終わってなかったような気がしますけど。動かないでけで、死んだかどうかわからないし。(笑)最後にゴジラの放射能がすぐに消えてゆく下りは必要ないかも。リアルさを求めるなら。撒き散らされた放射能も日本が、今後 向き合う必要さとして残してよかったんじゃないかと。今ある福島原発の問題のように。 " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラの描写はハリウッド超え!\n いやぁゴジラが良かった!あの無敵感!最初は期待してなかったし序盤のCGはクソキャストもひどいストーリーもいらないだけど中盤からの自衛隊の総攻撃!それをもろともしないゴジラの進撃そして破壊光線!!あれだよね!あと巨生対?の面々や最後の作戦もゴジラっぽくてとても良かったオチは引きが早すぎかなでもあのゴジラを見れただけでも見た価値は十二分にあった! " + }, + { + "date": "2016-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "無人在来線爆弾\n 序盤から中盤までの現実に即した演出の積み重ねが、終盤『ヤシオリ作戦』に説得力を持たせていると思います。『無人在来線爆弾』のテロップを観たとき、「あぁ、なんて頭の狂った映画を観ているんだろう……」と多幸感で胸が熱くなりました。お話の骨格自体は劇場版パトレイバー1に酷似しており、決して目新しいものではないと感じました。また、カット割にはじまり劇伴「Decisive Battle」やオチビサン、使徒封印用呪詛文様の登場などなど、世界観は庵野監督の作家性全開、エヴァンゲリオンそのものです。こういった部分を中心に批判的な従来ゴジラファンの方がおられるのも仕方がないこととは思います。その一方で、私のように若年で、昭和版はもちろんVSシリーズや00年代のゴジラにも馴染んでいない層にとって、本作はゴジラのイメージを形成する次世代のニュースタンダードになるでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なんだこれ!\n なんだこれ。めちゃくちゃ面白いじゃん。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったよ…本当に良かった\n すごくいい映画ですよ!ハリウッドみたいに映画だからって都市を壊滅的にメチャクチャにしたり都合よくカッコいいヒーローが出てきたりしないですけど…日本人らしく皆んなで総力を結集して危機に立ち向かう姿勢がなんとも泣けます国を動かしている人達には頭が下がる思いですね最初の攻撃で中止命令が出るんだけどその理由がなんとも言えず…あの理由にこそこの映画の根底に流れるテーマがあるんだろうな…あと日本映画にありがちな感動の押し付けも意味不明な間もないのでストレス無しで鑑賞出来ますこの手のハリウッド映画のメチャクチャっぷりに食傷気味の人達にもお勧め出来ます " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "庵野さんなら何でも許されるの?\n 私は庵野さんの関わった作品はアニメも実写も共に、一切、まともに鑑賞した事が無いので、そういう意味では、これまでの業績に対してどうこう言う権利も無ければ、言う気も無い。でも今回の「シンゴジラ」に対しては一言、いや、いっぱい言いたい!・・・「映画学校入って、も一回、脚本のイロハ勉強してこい!!」何だこのメリハリの全く無いダラダラ展開!?正体不明の生物出現!どうしましょう!会議。理屈ダラダラ。結局、まあ様子見ましょう。上陸してきた!どうしましょう?会議。法律に照らし合わせて理屈云々ダラダラ。「だからお役所仕事は・・ブツブツ」何これ?セルフパロディ?いやこんな演出、何十年も前から「河崎実」大監督が百分の一位の製作費でパロディ映画、何作も作ってるでしょ?何で今更、しかも御本家「ゴジラ」で観なきゃなんないの?出てくる「ゴジラ」と呼んでる怪獣にしたって「最終形態」はともかく、中盤までの「出来損ない形態」は「車に引かれたゆるキャラの成れの果て」みたい。こんなのゴジラって呼ぶな!!最終形態にしたって訳の分かんないビーム発射する様は「ナウシカの腐った巨神兵」と全くおんなじじゃん!?しかも散々理詰めで通してきたくせに最後に取った無茶苦茶な作戦(勝手に名付けて「口ん中、無理矢理クスリ注入作戦」・・出来るかぁ!そんな事っ!!)で効くかどうかも分かんない薬が奇蹟的に効いて動かなくなって、お終い。主人公の中間管理職は他機関とのパイプ役を頑張って結局何の見せ場も無く、日本を救いましたとさ、めでたしめでたし・・・。「ゴジラ」という映画に皆が何を期待してるのか全く、理解してない。理屈なんてどうでもいいんだよ!「ロジャーコーマン自伝」でも読んでエンターテイメント勉強し直して来い!「解る人なら、解ってくれる」ぅ?・・・少なくとも怪獣大好きな子供と、そして一般大衆の大人(私も含めて)は解ってはくれないと思います・・・。やっちまったんじゃないかなぁ、庵野さん?まあ、今後のご活躍に期待します・・・。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 昔のゴジラもエヴァもあまり興味ないけど面白かった。昔のゴジラやエバも見たいと思った。見るべき映画は沢山あれど、映画館で見るべき映画はあまりない。これは映画館で見るべきだと思った。邦画はCGがショボいイメージがあるけど、これはリアリティや臨場感を感じることができた。(もちろん完璧ではない)ストーリーは子供向けではないですね。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "ゴジラじゃないでしょ\n エヴァの監督だかなんだか知らないけれど、ただド派手に作っただけじゃないか。原点回帰?これが東宝のゴジラ?あんなものゴジラじゃないです。なんでここまで高く評価されるのか謎すぎる。東宝ゴジラはやっぱり特撮が一番ですよ。エヴァ信者が高く評価してるのだろうけど、ゴジラを知ってるんでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」\n 「凄い」と思うのに、映画が始まって1分もかからなかった。なんだか分かんないけど、映画の途中で何度も込み上げた。エンドロールの間は、ずっと泣きそうだった。終わった今も、思い出すと泣きそうになる。っていうか、レビュー書きながら泣いてる。なんでだろう?ゴジラも特撮も今まで全く観たことないし、興味もなかったのに。たとえCGや特撮が粗くたって、何人かの登場人物に違和感があったって、こんなにスケールが大きく、強さを持った映画は滅多にない。それを実現したのは、映画の真ん中に庵野秀明という「意思決定者」がいるからだろう。映画の中で石原さとみが「アメリカでは大統領が決める。日本は誰が決めるの?」と言うが、日本のあらゆる問題は「組織の意思決定者を分からなくするシステム」にあると思う。そのシステムでは、こんな強度の映画は決してできない。自社の顔とも言うべきコンテンツの新作を庵野秀明に任せ切った(と思う)東宝も素晴らしいと思う。今まで見たこともないような映像がいっぱいあった。知ってる街が、ビルが、電車が、橋が、本当にあんなふうになる光景。ゴジラが火炎と放射線で東京を焼くシーンで涙が出た。なんで泣いてるのか分からなかったが、人は「あまりにも圧倒的なものを見た時に泣く」というシステムになってるんだと思う。あの、恐怖とも、切なさとも、高揚感とも違う、でもその全てが含まれたような感覚。ゴジラは絶望や恐怖や人間の愚かさの象徴で、日本がそれに蝕まれて死ぬのか、ボロボロになっても自国では解決できず、他国に核を落とされることでしか終わらせられないのか(太平洋戦争と同じように)、それとも、あらゆるしがらみや葛藤にもがきながらも、日本人の力で日本の危機を解決することができるのか、という映画だと思う。自衛隊がどうの、政府がどうの、原発がどうのみたいな矮小な話では絶対にない。そういう問題を全部認めて、絶望して、絶望して、絶望してもなお、「日本を諦めないでいられるか」という映画なんだと思う。そして、今、こんな映画を作ろうという気概を持ち、あらゆるしがらみや葛藤を乗り越え、こんな強度の映画を完成させ、超大作として公開できる日本を、私はまだ諦めずにいたいと思った。どうか大ヒットしてほしい。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "石原さとみがとにかく酷い\n 近年に大作邦画の中では非常に頑張った作品だとは思います。歴代ゴジラと比較しても遜色ないどころか上位にくる出来だとは思います。が、私はこの映画嫌いです。石原さとみの役いらなくね?日系設定なのにコテコテのアメリカ被れキャラ&ジャパングリッシュは過去のゴジラシリーズや邦画の悪い点だし、何よりも何よりも頭に来たのがゴジラという単語最初に口にするのがこの女、しかもゴジラではなくGODZILAで\"ガッジーラ\"…ふざけるなと。後のシーンも直視に耐えないものばかりでこのキャラターさへ登場しなければもっと好きな作品になったと思います。それと、とにかく音の使い方が酷すぎる。オマージュはいいがなんのひねりもなくただそのまま昔の音楽を使えばいいというものではないし映画を舐めている。自衛隊のシークエンスは期待通りの出来だったがいかんせん音に迫力がなく非常にがっかりした。後気になった点としては・あのCGで昼間のシーンをやるならいっそ特撮にしろ。・長ったらしい会議のシーンも、やりたい事はわかるが12年ぶりの\"日本の\"ゴジラでやるのはいかがなものか。・ゴジラを震災のメタファーとして直線的に描き過ぎな点も気になったがこの辺は好みの問題。・ゴジラじゃなくて巨神兵じゃん。・無人在来線爆弾は良かった。・長谷川博己はじめ役者はとても頑張っていた。・が、アニメチックなキャラクターとリアルよりな展開にバランスの悪さを感じた。いろいろ言いましたが10式の戦闘や放射熱線の描き方など見所は多いのは確かです。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいドラマ\n 最高でした。行く前はちょっと不安だったのですがw特撮というかCGというか、日本はまだまだいけるな、と思いました。戦闘シーン、吐くシーンはやはり鳥肌もの。話的にはおそらくツッコミどころはあるんだと思いますが、そういうところじゃなく、役者の演技とこの話がかみあい、良いドラマになっていたとおもいます。良い日本映画でした! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日本特撮史上最高傑作\n 庵野秀明様最高の作品をありがとうこれは世界で公開すべきです世界の黒澤と肩をならべることができますまだ観ていない方はすぐに映画館へ " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪くない\n ゴジラ自体は、怖いしグロキモいし格好良く、なかなか良い。最初に陸上に出てきた形態観た時、『アンギラスか?対決になる?』と思わず勘違い。皮膚なのかエラなのか判らないが、赤い液状撒き散らし、それはもうキモい。今までのゴジラに無い、グロキモいのが新鮮。作品はエヴァ色強すぎて、少し残念。作戦説明時や開始時にかかるあのエヴァの音楽。不自然だな。あの音楽、アニメでなく実写ドラマゆえに、『踊る大捜査線』みたいにも感じた。リアリティは良いが、政治家達のボソボソ声や滑舌の悪さ(俳優のせい?)、やたら早口で専門用語の多さに台詞が聞き取りにくい。しかも、長い英語訳が洋画の字幕よりも早く消えるので、全部読み取れない。リアリティの割に、死体や血が全く出ない。ま、ゴジラ映画だからだろうけど、いっそR指定にして、そういうリアリティもしっかり出したらもっと怖く感じたな。ま、『アイアムアヒーロー』は超えなかったな。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "巨神兵版ゴジラです\n 庵野アニメを実写版にしたようなカット割りで快調にストーリーは進行します。文句の着けようの無いCG画面でゴジラ映画最高の映像です。ストーリーは少し現状の社会状況を意識しすぎた感があり、セコく感じたところも有りましたが、日本映画の真面目な製作姿勢として好感が持てました。今年最高の邦画として推薦します。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "わからない\n ゴジラである必要があったのでしょうか。ゴジラがただただバケモノの様に描かれていたことが悲しくて仕方がありませんでした。この映画のメインはあくまでも人間で、有事に立ち向かう日本政府を描きたかったのなら、それはゴジラでなくてはならなかったのでしょうか。エヴァの居ないエヴァを作りたかったのなら、そうすれば良かったのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "庵野演出の破壊映像盛り沢山。巨神兵レーザー好きは映画館へGO\n 無限射程トーチ! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "好きにやれ、は庵野監督へのメッセージ※ソース俺\n 庵野監督の土俵で好きにやってくれた結果傑作となった。石原さとみがアスカで、国連軍がゼーレで日本はサードインパクトを避けて日本人としての個体を守った、的な話。庵野爆発を期待したらそれを上回るゴジラの放射能表現で震えた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラはCGを感じさせない、モックアップ感で\"おもちゃ感\"が出ていた。\n ゴジラはCGを感じさせない、モックアップ感で\"おもちゃ感\"が出ていた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 7, + "review": "ただの実写版エヴァ…\n ただの実写版エヴァ… " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 8, + "review": "庵野氏にもゴジラにも思い入れのない映画バカのおっさんは「シン・ゴジラ」をこう見た。\n 東宝の12年ぶりのゴジラ映画を「エヴァンゲリオン」の庵野監督で、という話題作。ただしその発表からずいぶん経つこと、昨年の、不評の実写版「進撃の巨人」の樋口監督が絡むということ、公開前の予告のチャチさやそこで行われている雰囲気から、何となく「うそ予告」な空気も感じつつも。公開初日のレイトショーは超満員。男女比は9:1といった「特撮ファン」「庵野ファン」といったところか。「シン・ゴジラ」劇場では「スター・ウォーズ フォースの覚醒」以上のお祭り感があり、ここのレビューも気合の入ったものも多い。だが、映画自体は、なにも「難しくない」映画。本作、庵野監督自身の、その人脈、東宝の力によって、「都心の災害対策シミュレーション」および「『日本』への希望」のいうシンプルなテーマの中に、「アニメオタ」「軍事オタ」「特撮オタ」「政治オタ」が集結し、各分野こだわりぬいた作品となった。ただし、そのアニメ的な「カット割り、カメラワーク、セリフの応酬」のこだわりが特に映画に深みを与えているわけでもなく、それが「らしさ」と言えばそうだし、画面的な賑やかもあるにはあるが、、普通の映画ファンにはこの程度のストーリーにわざわざ「めんどくさい装飾をどっぷり添加しているだけ」に見え、ただ無用に疲れる映画でもあることは確かだ。なので、そこはやはり「庵野氏の映画」として、深く考える必要はなく、「やっぱりそういう画になるんだね」という程度に軽く付き合うのがいい。出演陣については、石原さとみの起用の失敗は言うまでもなく、いくらエヴァの登場人物的なサービスとしても、「キャバ嬢」メイクでの登場はいただけない。なにより年齢が若すぎ。豪華なゲストスター総出で、「探せ」的な楽しさもあるが、豪華さを持たせるなら、海外の要人、例えば米大統領や仏首相に海外の超有名人一人を引っ張ってくるぐらいの気概は欲しい気もした。「立ち上げれ、日本」とでも言うのなら、超有名外国人俳優を呼んで、その人物を唸らせることが、作品の豪華さ、真剣度を上げることにもなろう。そう、石原さとみの役を、ハリウッド女優にさせるのが良かったかもしれない。だが「核の使用を絶対に否定し、日本の力だけで立ち上がる」、あるいは「ハリウッド製ゴジラ」に対抗してやる、という思いから、という意味では、そのへんは「国産」にこだわったのかもしれない。CGの出来については、特に気にもならず、むしろ「特撮」感が出るようになっているのは良いところ。ほかに本作の欠点として、ロケーション撮影の、臨場感、緊張感のなさがあげられるが、それ含めての「レトロ感」「特撮感」であるならば、まあ、そこもむしろ楽しむべきなのかもしれない。ゴジラについては、「無機質感」があるのがよい。退治方法にカタルシスがないという意見もあるが、「災害対策」にカタルシスは必要ない、ということでその点は問題ない。追記役者陣でも、柄本氏、余氏、國村氏が楽しいが、ラーメン伸びたことに嘆く平泉氏が特に素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "パニック映画の王道\n  「シン・ゴジラ」 ゴジラの原点回帰で、日本のパニック映画の面白いところをしっかり押さえていて、とても面白かった。上映終了後、劇場に拍手が沸くという、映画にしては珍しいレスポンスがあって、私も同じ気持ちだったので同調しました。まるで映画祭みたいでした。 子どものころは退屈だった部分、つまり政治家や警察、自衛隊などのやり取りが、この映画ではしっかり復活していて、そこが楽しめました。やっぱり日本のパニック映画にはこのやり取りがないとつまらない。ただのお子ちゃま映画になってしまいます。ハリウッドでも「タワーリングインフェルノ」あたりまでは、こういう要素があったのですが、最近は映像のびっくりショーになってしまっているものが多くて、昔人間にはこういう日本のパニック映画がちょうどよいようです。(といって、映像がだめなわけではありません。よく頑張ってました。) " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "私は大好きですよ!\n エヴァ ファン これ観ろ!!ニヤニヤもんだぞwww " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観るべし\n 名古屋市のmozoで鑑賞。人、全然入ってなくて残念。ゴジラに興味ない人も是非観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルなゴジラ\n 『もしも、ゴジラが現実に現れたら』ってコントを全力でリアルで表現しました!・・・みたいな(笑)現代社会のシステムや機構なら有りえるかもなぁ~と、クスクス笑いながら見るのが正解ではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアル\n 単なるパニックムービーでも怪獣映画でもなくかなりリアルな物語になっていた。それにしてもとにかくゴジラが怖い。それと初期の頃のゴジラをリスペクトしているのが伝わってくると同時にオマージュやエヴァテイストもあり楽しめた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストに緊張感なさ過ぎ\n 総括で言えば面白かった。ただ、テンポがゴジラの歩みくらいのろのろで間延び感が強くて残念。自衛隊の総力がしょぼくてこれまた「えー」って感じ。まぁ、過去のゴジラ作品の自衛隊はゴジラを怒らせるだけの存在だったけど、それにしてもショボすぎだなぁ。ラストは特に緊張感も無くおしまい。あそこは核ミサイルが撃たれてしまって絶望感が支配するようにした方が良いんじゃないかなぁ。で、ゴジラの血液凝固が成功するけど、時既に遅し。核ミサイルがゴジラに迫る。核ミサイルはゴジラを直撃するけど、何故か爆発せず結晶化したゴジラは粉々。唖然とする面々。劇場で鑑賞中のお客さんも???実は血液凝固に成功の連絡が遅ればせながら米国に届き、核が爆発しなあようにギリギリ爆発キャンセルが間に合ったとかね。もっとラストを盛り上げて欲しかったなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "素晴らしいの一言です\n 単なるゴジラではない、でもゴジラ。そんな感じ。郷愁・感動・脅威・団結・使命etc.伝えづらいので、是非映画館で。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "面白い\n 普通に映画として面白かった。怪獣映画と言う枠組では無かったですね〜。子供向けでは全然ないです。もう一度見たいかもです。より大きなスクリーンで。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "つまらん。円谷以外でゴジラ作ればこんなになっちゃう。\n CGに凝ってるだけ。そっちに時間とられたのかストーリーに深みもない。原点回帰なんかしていない。肝心な部分のセリフが早口で聞き取れないシーンも多い。駄作。ウルトラセブンがいまだに僕らの世代に受け入れられているのは、特撮技術以上に大人の辛口ストーリーがあったからだ。これ夏休みに上映するってことは子供がターゲットなの?ゴジラ世代の子供はこんな駄作喜ばんよ。まだハリウッド版なら許せる。日本の映画界はゴジラをもっと大切にしないと、ハリウッドにゴジラとられちゃうぜ!そうそうハリウッドにクレジット売っちゃえば?とにかく頭きたな。さらにIMAXで観た。むだづかい! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "日本とゴジラ\n 12年。今経ってみると短かったが、やはりスクリーンに怪獣王が居ない12年は長かった。2014年、節目の生誕60年のハリウッド版には興奮すると共に、一抹の嫉妬もあった。折しも、東日本大震災からの原発事故で日本に放射能の脅威が降り注ぎ、被曝者であるゴジラが怒りの声を上げる時。今こそ、日本のゴジラを!諸事情ですぐには叶わなかったが、それから2年、遂に…!何だかんだ言って今年一番の待望作。見終えた今、率直な感想を。期待と共に不安もあったが、「私は見た。これは確かに、“シン(新、真、神、進)・ゴジラ”だ」不安を払拭する予想以上の出来映え!日本のゴジラが『ファイナル・ウォーズ』で終わりでなくて本当に良かった!まさしく、蘇生、覚醒、再生!昔のゴジラを期待すると戸惑ってしまうだろう。が、これまで枠内に留まるしか出来なかった日本のゴジラだが、その枠を破壊した、全く新しい、見た事の無いゴジラ!最恐にして最凶の今回のゴジラに嘘偽りは無い。今回の“アレ”はヤバい! 驚愕の荒業まで披露!さながら、“ドキュメント:現代日本にゴジラが現れたら?”。徹底的、圧倒的なまでのリアリズム。気迫すら感じた。やったじゃん、庵野さん、樋口さん!でも何より感心したのは、日本の今を描き、ゴジラの存在意義をしっかり反映させ、そして自分が望む形が実現されていたからだった。ゴジラは、日本が今直面している危機のメタファー。第一作のそれは、戦争、原爆、水爆であった。今回のゴジラは、突如襲う未曾有の大災害、そして放射能。ただ街を破壊し、敵怪獣と闘うだけじゃない。ただの怪獣王でもヒーローでもない。それら危機を具現化させ意味を持たせてこそ、ゴジラなのだ。だから、今回のゴジラは“怖い”のだ。そんな危機に直面し、右往左往、ダラダラダラダラ会議会議会議…、何も出来ず全て後手に回り、被害はどんどん増えていく…。東日本大震災を身を持って経験したというのに、今年また日本を襲った大震災…。それに日本は対応出来たか。昔からゴジラ映画で日本の危機管理能力の低さを突いて欲しいと思っていた。ゴジラが現れたら日本中隅々まで激震する。政府、対策チーム、自衛隊、そして世界の動き…群像劇はゴジラ映画に於いて本来在るべきスタイル。(強いて言えば、マスコミや一般人にもメインの登場人物を)“アレ”によって炎の海と化す街。地獄のような光景は第一作目以来の悪夢。初上陸したゴジラには誰もが驚かされるだろう。今回のゴジラの姿には何かあると思っていたが、やっぱり!これは事前情報ナシで見て貰いたいが、“進化”とだけ言っておこう。今まで裏設定でしかなかったゴジラの進化を堂々と見せてくれた。昔から熱狂的なゴジラ好きなので、自分なりのゴジラ映画を空想した事がある。その時思い付いた危機管理、破壊の悪夢、進化のアイデアをまさかやってくれて、これらには感激した。日本のゴジラとしては初めて、第一作の世界から切り離した事にも称賛を送りたい。これまでの国産ゴジラは第一作目が敷いた安全なレールの上を走っていたが、そのレールを下りるのは挑戦、もしくはバッシング覚悟であっただろう。そこに、新しいゴジラを創る最大の意気込みを感じた。その上で、第一作や過去シリーズへの溢れんばかりのリスペクト、オマージュ…いや、これはもう“愛”。タブーに果敢に挑んだ点がその最たるものなのだが、さらに、メインタイトルや“呉爾羅”の名の由来の島、登場人物名や台詞までファンならニヤリとしてしまう小ネタの数々。庵野&樋口のヲタ愛大爆発!堪んねぇ!映画はおそらく今後、賛否両論分かれるだろう。ボロクソにも叩かれるだろう。確かに難点もあるにはある。まず、その台詞量、情報量。凄まじいとは聞いていたが、これほどまでとは…。疾走し続ける超テンポの演出、よくぞ覚えた早口台詞、スタッフ・キャストには拍手を贈りたいが、正直ついていくのがやっと…。フルCGゴジラは素晴らしいが、ちょっとぎこちない動きは、日本の今後のモーション・キャプチャー技術の課題になるだろう。伊福部音楽をまた劇場で聞けたこの喜び。が、音楽も泣き声も破壊音もかつての音源をそのまま使用し、映像との微妙なズレが…。(エンディングの伊福部メドレー、『vsメカゴジラ』のあのテーマ曲は勿論激アツだが、自分だったら『vsギドラ』のエンディング曲で締めるけどなぁ…)エヴァネタは人によっては鼻に付くかもしれない。あの音楽なんてまんま。…(しかし、それから何度も何度も見ると、難点と感じた点全てがクセになる!超テンポ&早口長台詞はコミカルにも感じるし、破壊音などは懐かしく耳に馴染み、そして、伊福部音楽! ヤシオリ作戦シーンに流れる“宇宙大戦争マーチ”は神がかり的な名シーン!)ゴジラが好きだからこそ細かい所が気になってしまうが、それでも本作は、今現在日本で創り得うる最上級のゴジラ!今回のゴジラを、使徒または巨神兵と指摘する声もある。これは逆。使徒や巨神兵がゴジラなのだ。怪獣バトルが見たかったという声もいずれ出るだろう。確かに“敵怪獣”は居ない。が、“ライバル”は居る。ゴジラ永遠最大のライバルが。単純にハリウッド版とどちらが面白かったかと問われたら、それはハリウッド版。だって当然。ハリウッド版はゴジラのカッコよさを最大限に活かしたエンターテイメントだったのだから。日本でゴジラを、殊に日本と対するゴジラを描くとなれば、単純なものにはいかなくなる。唯一の被曝国である日本。放射能の落とし子であるゴジラ。切っても切り離せない、暗く重く背負った過去。日本もゴジラも決してその過去を忘れない。平和ボケ。復興の遅れ。脆く、問題山積みの今の日本。そこに現れたゴジラ。日本という国を崩壊させる為だけに現れたとは思えない。戦後の焼け野原から日本は発展した。まだ深く残る震災と原発事故からも日本はきっと復興出来ると信じている。今の日本が直面する危機であり、日本人が乗り越えるべきもの。この苦境を乗り越えてゆけ。今、日本にゴジラが現れた意味…日本人にそれらを気付かせる為、忘れさせない為、荒ぶる神は再び現れた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本で起こる不測の事態を、ゴジラという架空のモノに置き換える事で、...\n 日本で起こる不測の事態を、ゴジラという架空のモノに置き換える事で、まんまとあぶり出される問題点は、まさに現代日本社会へのアンチテーゼ。日本の防衛力を見せつけろ! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "日本の怪獣映画健在\n ガメラ2以来の興奮と感動!石原さとみが残念だったので、★半分減点しました。2時間に上手くまとまってたと思います。ゴジラの初見が可愛いので、どうなるかと思ったのですが、引き込まれてました。怪獣プロレスで育った50代に共感される作品だと思います " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "観終わった後、ただただうれしかった。 庵野監督ありがとうございます...\n 観終わった後、ただただうれしかった。庵野監督ありがとうございます。同年代で同じ国、同じ時代を生きた人が作る作品はすんなり僕の中に入ってきました。CGとかキャストとか、しのごの言うことはありません。この作品の前では細かいことなどどうでもよくなります。主役はゴジラ、ただそれだけです。こんなのゴジラじゃないとかいう人もいますけど、ファンの数だけ理想のゴジラがあるでしょうから、そんなの作るの大変でしょうね(笑庵野監督は今の商業映画の製作環境でよくここまで自分を見失わずにこの作品が作れたものだと、感動すら感じます。監督の覚悟と矜持を感じます。〜製作委員会」とかいうクソみたいなクレジットがないだけでも100点です。今度は商業映画で、“庵野版” 帰ってきたウルトラマンを作ってください(笑 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画鑑賞の意味とは。\n 庵野監督やりますね。未曾有の大災害に人はどう立ち向かうか。どうやって叡智を結集させるのか。リーダーシップとは何か。今を生きる日本人に様々な問題を投げかける社会派の作品。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "ウルトラQ 劇場版w\n シンゴジラを観終わって点数の低いレビューが全くの杞憂に過ぎなかった事に安心している。エヴァ、巨神兵の亜流?薄っぺらい?判らん?そんなことを言ってる人はTV国内ドラマ番組に字幕スーパーと補助音声で観ていればいい。エヴァというよりウルトラマンの登場しないウルトラQの劇場版が適切。1954年のゴジラをベースに製作したからシンゴジラというコンセプトだろう。大勢の登場人物がボソボソ言ってる台詞はあまり気にしないでいい。大したこと言ってないw長谷川博己くんの成長物語だしゴジラの行動も無基軸で進化も新しいし考えてる。BGMにヤシマ作戦を流したのはエヴァというより科学特捜隊のイメージかな?庵野、樋口両監督少ない予算で頑張ったと褒めたい。尚、続編はこのスタッフでは絶対ないから気にしないように。by.あのこ " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "やはり難しい\n 福島後に日本でゴジラ映画を作るのは無理だろうと思ってました。ギャレス版を見た時に。で、庵野版な訳ですが・・・ガンバスターみたいな全方位ビームとか見た目はともかくとして以前のアニメの実写の焼き直し感が強いし、音楽もモロにエヴァだし。一作目のゴジラの一番怖かったシーンはあどけない子供にガイガーカウンターを当てるとバリバリと反応して周りの医師らしき大人が悲しそうに首をふるあのシーンでした。今の福島の人達に対してそういう映画作れるの??それだけの覚悟があるの???メルトダウンした福島原発に水かけるのに使用した高圧ポンプ車で口を開けたままひっくり返ってるゴジラに血液凝固剤をだらだらと流し込むとかゴジラもずっと口開けたままとか有り得ないでしょう?やっぱり、覚悟が無いままに今の日本でゴジラ映画は作るべきでは無いと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "働く大人の「怪獣」映画\n 個人的に「ゴジラ」にたいしてあまり思い入れは有りません。更に「エヴァ」に対しても思い入れは有りません。話題になっているから観ておくか~ぐらいの軽い気持ちで行ったのですが全然面白いじゃないですか!!正直邦画だからって甘く観てました。もちろんゴジラが暴れるシーンも素晴らしかったのですが、ゴジラをどうにかしようと頑張っている現場の人たちにフォーカスしてある所がよかったです。一人のヒーローが現れるより、皆で力を合わせて物事を成し遂げようとするのは何だか日本的な感じがしました。こういうのって海外じゃウケないんじゃないでしょうか?それでもいいんです。日本の映画ですから。近年多い漫画原作のどれだけ面白くないかを競い合っているような邦画界の中で、確実に抜きんでた作品だと思います。邦画作っている人たちもやればできるじゃん!!大満足です。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "神(話)・ゴジラ、神話になれ!\n 弐回観ても謎は残るばかりです。庵野秀明監督の作品なので今に始まったことではありませんが、しばらく頭を悩ますことになりそうです。最大の謎は東京湾羽田沖のプレジャーボートに折鶴と宮沢賢治の「春と修羅」を残して消えてしまった牧教授は何処に消えてしまったのかです。それと「私は好きにした、君らも好きにしろ」という言葉です。牧教授は一体全体何を好きにしたのだろうか?海に浮かぶ船の中に牧教授はいないということは海にいるとしか考えられません。自殺してしまったのでしょうか。それとも自分を生贄にして妻の復讐のために第二形態ゴジラを東京湾に誘き寄せたのでしょうか。ラストシーンで第四形態ゴジラの尻尾に確認できるのは人間の姿によく似た小型ゴジラ?第五形態であり、何かしらの方法で人間のDNAがゴジラ内部に浸入していることが伺えます。それは誰のDNAなのか?第二形態で路上を移動している際に取り入れた人なのか、それとも牧教授自身なのか?そこは未だに謎です。第五形態は第四形態ゴジラが分身して小型ゴジラに進化する過程があることはどうも確かなようです。例えが悪いですが3.11と福島原発事故が発生していなれば、シン・ゴジラは生まれなかったのかもしれません。様々なユーモアもあり、Evaの音楽もあり、考えさせられる場面・台詞があり、観方を変えて楽しめる作品だと思います。スクラップ・アンド・ビルト、それは映画自体のことをいっているのかもしれません。パンフレット購入済、音楽集購入済、DVD・BRが発売されれば当然購入する予定です。多分、劇場では気付かないことがまだ多数あるはずです。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "怪獣映画として物足りないシン・ゴジラ\n まず最初に、夏休みに怪獣映画を作ってくれた、そのことだけで関係者へは感謝と賛辞を惜しみません。しかし。ストーリーの起伏の無さ、あっけないラスト、この点についての擁護出来ません。怪獣の偉容は表現できていただけに非常に勿体ない。それと音楽。監督の過去作品を思わせるようなものは要らなかったのでは?カタルシスに欠けます。怪獣映画のリメイクでは平成ガメラがあり、こちらと対比して観るとシン・ゴジラに欠けているものが見えてきます。それはミクロな視点です。怯えながら勇気を振り絞り怪獣と向き合う、そんな登場人物を通して我々は映画にのめり込むのですが、シン・ゴジラでの登場人物たちはほぼ全て遠くから、マクロな視点から対峙しており、説明じみたセリフが目立ちます。結果、物語に引き込まれません。津波や原発被害を思わせる描写もありましたから、描けないはずはないと思います。しかし描かなかった、もしくは描けなかった。それがエヴァから逃げ続けた庵野監督の限界なのかもしれません。ガメラ大怪獣空中決戦で、恩師の犠牲に哀しみながらギャオスと闘う長峰のようなキャラクターがいれば、この映画もまた違ったものになったことでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今年の邦画で1番\n よかった。ゴジラかくあるべしという庵野監督のメッセージが伝わってきた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 10, + "review": "これだよ、観たかったのは。\n まず、僕は別にエヴァが好きでもなんでもない、逆にちょっと苦手な、根っからのゴジラファンなのですが、この作品は良く出来てると思いますよ。ゴジラファン達が怒り狂ってますけども、初代ゴジラからの「続きもの」を観て育った方々が、先入観無しには観られないのも無理はないでしょう。もう「ゴジラはこういうもんだ」というイメージが固まっちゃってるんですよね。しかし、ひとつ疑問なんですが、ゴジラ映画とはどういうものなのかと問われた時に、ファンが羅列する言葉は、この作品に当てはまらないものなのでしょうか。もちろん、ゴジラがヒーローのように扱われた昭和シリーズに愛着がある方々が、本作のゴジラに拒否反応を示すならわかります。けれど、熱線を吐き、街を蹂躙し、砲撃をものともせず、人々を恐怖に陥れる様は、紛れもなく「ゴジラ」じゃないですか。これ以外に何を求めるのでしょうか。街に上陸したばかりの、あの醜い姿が気に食わない、ゴジラを侮辱しているという意見もわからなくはないですが、それこそ先入観でしょう。別に映画開始時点でムキムキじゃなきゃいけない、なんて取り決めはゴジラ映画に無いですし、恐竜から進化しなくちゃいけないなんて決まりもないでしょう。なぜ、監督がわざわざゴジラを「劇中で徐々に進化」していく生き物に設定したのか。作劇するなら、成長しきった状態でも問題無いはずなんです。僕はここで引っかかりました。ゴジラは状況に応じて、その形態を変えていきます。海にいれば魚のような生物、陸へ上がれば両生類、順応すれば二足歩行になり、さらなる成長によって直立します。資料によれば、体の様々な部位に「不定形で未熟な新組織」が生成されている途中のような造形をイメージしたらしいです。そして、人類の度重なる攻撃により、生命の危機に瀕し、やがて絶命したゴジラ。ラストシーンはそのゴジラの尻尾が映されるのですが、そこには「怪獣」とは似ても似つかない「人型」の何かが生まれかけ、絶命していました。なぜ人型なのか。完全生物がやがて行き着く先は「人間」という事なのでしょうか。あのラストシーンが示すものが「人間の方がよっぽど恐ろしい怪物だ」という事なのか、それともただ単に「人類が怪物に勝利した」という暗示で「人類の力が勝った事により、巨大な姿より生きやすい人類の姿になろうとした」という事なのか。頭の悪い僕には、監督の意図を正確に読み取るのは難しいのですが、どれかはたぶん当たっているんじゃないでしょうか。何にせよ、あの意味深なラストシーンの為に進化させる設定にしたのは、まず間違いないと思います。話は変わりますが、この作品には異様なほど「感傷」というものが欠けています。矢口が被災地で手を合わせるシーンは印象的ですが、それもさっさかさっさかとカットが変わるため、さほど感傷的とは思いません。首相や政府関係者の死をはじめ、あれだけの市民の被害を描き、明らかに震災を意識した作品であるにもかかわらず、やけにあっさりしすぎているのです。登場人物達の家族も一切描かれません。最初から排除されているのです。災害というものは、いきなりやってきます。それに伴う人の死というものもまた、あっけないものです。しかし、弔っている暇もなく、次々と問題は起こります。悲しむよりも、生き延びた者が、これ以上大切なものを失わないよう、前を向いて問題に立ち向かう事の大切さを、監督はあっけなさを前面に出す事によって、描きたかったのではないでしょうか。グダグダと考察を書いてみましたが、個人的な好みとしては、ほとんどの場面において、オッサン(お兄さん)達の顔のアップばっかりだったので、ちょっと画面が暑苦しかったです。しかし、法律の文章を画面いっぱいに出すのは面白かったですね。最初から読ませるつもり無いでしょうし、絶対いらないですもんね、あれ。特撮に関しては文句無いです。あれでCGが粗いなんて、ほんと最近の人は目が肥えましたね。怖い怖い。確かに着ぐるみも愛してますが、無機質な感じが出ていて、逆にCGで良かったと思います。熱線を背中と尻尾から出した時は驚きましたが、別に口だけで出さなきゃいけないって事は無いですもんね。このなんでもありな感じ、嫌いじゃないです。人の事言えないですが、僕も完全なる先入観で言わせていただくと、ムートー推しで来たギャレゴジで、少なからずがっかりした僕が観たかったのは、これなんです。背筋の凍るような「ゴジラ」の恐怖。僕にとって、ゴジラは人類の敵、あえて嫌な言い方をするならば、要するにただの化け物なんです。けど、地球上で最強の、ただの化け物ってめちゃくちゃカッコイイじゃないですか。そして僕が本当にやってほしかった事。人類の二度目となる、ゴジラへの「完全なる」勝利。昔は個人の力で。今は皆の力で。それを見せつけてくれたこの作品を、貶すはずがないです。文句なんて付けられません。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "新ゴジラ!\n 新たなゴジラ作品の誕生に感動しました。今回はスーパー兵器が登場しないと聞いていたので、84年版に近い内容になると思っていましたが、キャッチフレーズの通り、日本対ゴジラの戦いを見ることになりました。今の日本では、想定外の事態が起きると、どのようになるのか、よ〜く分かりました。会議、会議、日本人は会議を開かないと、先に進めないんですね。日本国の長たる総理大臣も、自分で判断することが出来ない方ばかり。今回総理大臣を演じた二人は、その点を上手に演じていました(笑えました)。ただ一言言わせてもらうと、石原さとみだけが、周りから浮いている気がしました。米国の特使と言われても、そんな風には見えません。これは樋口監督の人選ミスでしょうか。まあ、84年版の沢口靖子さんよりはマシでしたけどね。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "対ゴジラシミュレーション、ニッポン対ゴジラというに相応しい内容の映...\n 対ゴジラシミュレーション、ニッポン対ゴジラというに相応しい内容の映画でした。ドキュメンタリー感が強く、登場人物への感情移入し辛い作品のため好き嫌いが分かれるかもしれません。エヴァ新劇、ゴジラ1作目、平成ゴジラ1作目を見ているとより楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "生物専門家の監修入れたらもっと良かった\n 賛否両論で、どちらの意見も納得できるが、少なくとも自分は驚かされたし、面白かった。不満な点がないわけではない。ゴジラの生態や倒す方法について、早口で話してたんでよく理解できなかったんだが、納得感はうすい。はじめは血液を凝固させることで、原子炉でいう冷却剤を固まらせるのをねらって、メルトダウンをおこさせるのかと思っていたが、ゴジラの最後を見ると、熱暴走してるんじゃなくて石みたいに固まってたんで、なんで?って思った。また、血液凝固材のはずなのに、倒れたゴジラの口にだらだら入れるだけでは、血流に入らないのでは…?普通に考えたら、ゴジラが自発的に飲むでもしないかぎり凝固剤は体内に入らないので、あふれたぶんの凝固剤が地面にこぼれるだけになるんじゃ?身体全身が石みたいになるのはいったいどんな作用? 仮に血流にのって凝固剤が全身に行き渡ったとして、表皮の殻みたいなとこまでは届かないんじゃ?ゴジラ誕生の過程とか、博士との関係とかも、なんか早口でよくわからなかった。ゴジラがポケモンみたいに一個体で進化することについて(ていうか、これ普通は変態っていうんじゃないかな)、もう少し専門家の人たちにつっこんでほしかったな…。現代の生物学の常識を超えてる、ありえない、でも、事実としてあるから認めざるをえない、くらいの反応であってほしかった。海外のSFだと、実際に専門家が監修してるもんだと思うけど、シンゴジラに関しては少なくとも生物の専門家は監修にかんでないと思う。だって、極限環境微生物の分子構造なんて、トンチンカンな言葉が出てくるんだもん。微生物は分子じゃあらへんよ。極限環境微生物の、熱耐性機能を持つタンパク質の分子構造、とかだったらまだわかるけど。あと、ゴジラの目的が不明。何がしたかったんか? べつに生物の行動なんだから、分かんなくても問題ないんだけど、専門家たちがその推測をしようともしてないのは不自然。第一段階から最終段階まで、増えた質量は何から得てるのかも説明されてたのかな? エネルギーの説明はしてたと思うけど、質量の由来とか、ゴジラの組織の組成とかの話ってしてなかったんじゃ?ゲノムの長さが人間の4倍(?)だから、人間を超えてるとか、生物の中で頂点に位置するとか、変なセリフもあった気が…。ゲノムが人間よりも多い生物なんて、植物とかで超ザラにあるんだが…。重箱のスミつついてケチつけてるわけじゃなくて、単に生物の専門家に脚本や設定を協力してもらえれば、もう少しリアリティのある説明の仕方にできたのに、って思った。でも、はじめに出てきた生物の大御所3人がそろって役立たずだったのは、3.11のときの放射線の健康被害をはっきり言えなかったことを皮肉ってるんだろうな。悪い点だけ先に書いちゃったけど、結論としてはこの映画は超面白かった。前半は、実際に怪獣が現れたら、政府はどう対応するのか、できるのか、というシミュレーションを見るような面白さがある。後半は、ゴジラのCGの造形や破壊シーンの迫力を堪能できる。海外カタストロフものと違って、ぐるんぐるんまわる視点とか、演出しすぎる映像、わざとらしく二転三転する展開がないのが、自分の好みにあっていた。余計な恋愛要素や人情ドラマがない点も良い。音楽や作戦がエヴァそのものやん、とか、石原さとみがぶっこんでくれるなー、とかあったが、この辺はむしろ楽しんで観れた。これから日本(世界)は、ゴジラとの共存を考えていかねばならない世界になった、みたいなセリフは、福島原発の事故処理のことを言ってるんだろう。もっと広く言えば、原子力発電や、科学技術そのもののことを言ってるのかもしれない。ゴジラは災厄でもあり、福音でもある、みたいなセリフもあった。最後の尻尾のシーンは思わせぶり。ゴジラの正体は、人の怨念の集合だった、というオチにも見えるし、ゴジラがさらなる進化を求めて、自分を倒した「人間」に進化しようとしている、とも見える。まあともかく、この映画は観るべき。日本のSF映画の最高峰といっていいと思う。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "過去最高のゴジラ\n 50年ゴジラを見続けているが今回のゴジラは本当に凄い!ハリウッド版が2014年に公開され世界的にヒットしたので便乗した作品と思いきや、純粋な日本映画、日本人の為の映画だと思った。たぶん政治音痴の人が見たら面白さは半減だろう。故にお子様向け怪獣映画では無い!むしろ社会派の映画である。日本に3回目の核投下、しかも東京に!という緊迫感。自衛隊や国防のあり方、核廃棄物問題、政府の危機管理等、3・11を彷彿させるような日本の政治が直面する課題に対し問題提起でもしているかのような内容なのである。庵野総監督ばかりクローズアップされているが、ガメラの樋口監督がいてこその特撮の迫力!平成ガメラシリーズの経験やノウハウが生きていると感じた。怪獣映画のみならず日本映画史に残る傑作である。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "肩に力が入りっぱなし\n 程よい緊張感が持続して、肩に力が入りっぱなし。それでいて終わったあとは、気持ちが良い。とても面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よくできてるが、石原さとみが「がん」!!\n 映画「進撃の巨人」で、樋口監督作品は見る必要はない、と思ったが、本作はあくまで庵野秀明監督作品という位置づけで鑑賞。「ゴジラ」とはいかなるものか。現代(第二次大戦、敗戦後の日本と日本人)を映す鏡であるというのがオリジナル作品のコンセプトであろう。本作は、それへの敬意が随所に感じられ、音楽も伊福部昭のオリジナルを下敷きにするなど最後まで好感を持てた。エンディングで安っぽい日本人歌手のタイアップ曲などなかったのはよかった。そして、作品だが…。現実世界-主に永田町と霞が関になるが-それがゴジラという虚構が実際に立ち上がったときにどうなるか、というシュミレーションがしっかりできていた、と思う。その点は、よく作り込んでいたと思う。無駄にそれなりに名前のある俳優、映画関係者など投入し、散漫な印象を敢えて出すのは遊び心としてよいが、これだけの作品でありながら、大いに不満な点がある。ひょっとして僕だけが感じるのかもしれないが、作品を安っぽくしているの存在が石原さとみ。「進撃の巨人」でも石原の存在にイラッとしたが、本作ではそれと同様かそれ以上のイライラを感じた。なんで、石原さとみなんか使ってるの?学会動員に期待してる?樋口監督が学会員?東宝の市川南Pが学会員?…などと思ってしまった。もうちょっと、外見も芝居も、重みがありながら、軽さとかわいさを同時に出せる女優っているんじゃないの?長谷川博己と並ぶと、柄も小さくて安っぽいんだよね。天海祐希を15歳くらい若くしたような女優とかがいいんだが。とにかく、石原さとみを使ってなければ★もう半分やりたいところだ。さらに、もうひとつ、蛇足で付け加える。東京西部から東京駅周辺まで大暴れ、ぶっつぶすゴジラだが、日本の中心の玉座については触れないままだった。その点はもちろん敢えて、「触らない」ことで済ませたんだろうが、皇居・天皇というリアルな存在にまで触れていれば、相当ハラを決めて作った作品になった、と評価で来た。そのあたりが、娯楽作品としての限界ってことかな。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "さすが\n 好きなことやって成功するのってすごい。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった!\n 前日にハリウッド版ゴジラをTV鑑賞して、あぁこんなもんだよね~と感じた事から、過度な期待を封じ込めて鑑賞しましたが、めちゃめちゃ面白かった!現在の日本の仕組みに対する痛烈な皮肉が延々と続き、お子ちゃま映画ではないことを徹底的に刷り込まれてからの、リアル過ぎる映像、展開、演出。小学生の頃、講堂で初めてデカいスクリーンでゴジラを観て、心底怖かったのを思い出しました。銃器に頼る文化が無い日本人ならではの作戦がまたリアル。映像も、CG技術がどーのこーのといった次元を越えて、というか、そんな事を気にする暇も無いくらいの怒濤の展開。めでたしめでたしザッツオールではない、邦画ならではの結末。そして豪華極まりない出演陣!ハリウッドと競うのではなく、邦画の力を集結して最高の“邦画”を作ってやるという意気込みすら感じました。これ絶対スクリーンで観た方がいい。迷ってる人は今すぐ映画館へ! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "総理官邸の映画?\n ゴジラのシーンが少なすぎて、総理官邸のシーンばかりです…(;゚ェ゚;)途中で何の映画かわからなくなった〜( ̄^ ̄)ゞ(笑) " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本のゴジラ映画\n 12年ぶりの日本のゴジラ映画です。今回は着ぐるみではなく、初のフルCGで、進化していくゴジラが描かれています。前半は政治家や官僚の会議でやや退屈でしたが、矢口が異端児を集め、アメリカ特使のカヨコが登場するあたりからは、現代的に装いながらも、いつものゴジラ映画でした。映画冒頭や、ゴジラの再上陸からの伊福部明のゴジラ音楽など、過去のゴジラ映画へのオマージュも感じられ、懐かしかったです。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "いや 面白かったよ\n 庵野版ゴジラなかなか面白かったです。今回のテーマは「ゴジラvs日本」ということで、関わる人たちは、ほぼ政府関係者や自衛隊に限定されています。洋画の怪獣やエイリアンものに良く出てくる、民間人の平和な日常が奪われた的な演出はありません。主人公役である長谷川博己の家族ぐらいは出しても良かったのでは?とは思いますがその辺は思いっきり割り切ってます。最前線で戦う自衛隊員にも当然家族はいるわけで、まあその辺は一々説明しないけど、察しろってことだと思います。庵野作品はいつもそうですが、単純に娯楽作品として見た場合、普通はあるであろう演出をバッサリ切っているので、違和感を覚える人もいると思います。ただ限られた時間の中で、テーマである「ゴジラvs日本」を表現する為には、余計なものは極限まで省くという監督の意思を感じましたし、ハリウッドゴジラみたいに、とにかくヒーローぽい奴が出てきて、怪獣をやっける的な話は日本人には向かないかと。上がいなくても、現場の人間が今出来る精一杯の仕事をして結果を出す。「今の日本は現場が支えているんだ」という長谷川博己のセリフが、心にしみました。そう意味では、現場の一人一人がヒーローです。私も会社では、いろいろ面白く無いことが多いですが、これを観たら「まあ、もう少し頑張ってみるか」と思わせる。そんな映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "初代ゴジラに対するオマージュとエヴァンゲリオン\n シン・ゴジラ庵野秀明監督として作られましたがやっぱり流石としか言いようがない。エヴァンゲリオンを彷彿とさせる作りは見事‼︎途中までエヴァンゲリオンを見てるような錯覚を覚える。音楽までもエヴァンゲリオン‼︎巨大不明生物に翻弄される日本政府。自衛隊の治安出動など今日本が抱える問題点を浮き彫りにさせる。命令伝達の遅れや政治家たちの保身が東京を壊滅させていく。そんな中長谷川博己さん演じる谷口は孤軍奮闘自身の犠牲をいとわず立ち向かう。そんな中自衛隊によるゴジラの攻撃が開始される。まるでエヴァンゲリオンのヤシマ作戦を彷彿とさせるシーンの連続!自衛隊の空陸海による総攻撃は圧巻。しかしゴジラは止められない。やはりというかアメリカは自国の利益を目的として動き始め、最終的に核攻撃を国連を動かし承認させる。日本は長崎、広島に続く核の攻撃対象になってしまう。それを止めようとする谷口たち。ゴジラを止めた後の日本の未来を考えてる。今作品は世界の核に対する提言やインターネットのSNSの問題とかをそこここに散りばめていた。それとゴジラによって被災した人達にスポットを当てている。東日本大震災で起きた問題にも焦点を当てている。今作品はゴジラに対する日本政府の対応しかも憲法問題まで突っ込んで作られてるところがとてもいい。ゴジラや映像もフルCGで作られてるのだが昔の特撮を彷彿とさせるビルの倒壊シーンとか庵野秀明監督の円谷特撮に対するリスペクトを感じた。東京が破壊光線で徹底的に蹂躙されていくシーンは風の谷のナウシカの巨神兵を彷彿とさせるし、数年前に東京都現代美術館で開催された『庵野秀明 特撮博物館』という展覧会を思い出した。それとやはり音楽‼︎伊福部昭のゴジラの音楽を使ってるのには感動しましたね。初代ゴジラを彷彿とさせ、現代によみがえった今作はゴジラに対する愛を感じましたね。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "日本政府VS呉爾羅\n ニッポン対ゴジラ。ポスターに記されたキャッチコピーであるが、実のところ、日本政府VS呉爾羅(ゴジラ)とするのが正しいのではないか?未曾有の事態に、国を動かすのは政府の役目という着眼点は実に良い。物語の中心が全て官僚たちによる対策本部での会話劇というアイデアは、今までにありそうでなかったゴジラ映画のスタイルだ。ゴジラ映画はその時代を反映するものであると私は思っている。オリジナルのゴジラが核兵器、敗戦国のトラウマのメタファーであったとすれば、今作は原発、東日本大震災のトラウマのメタファーとして見ることができる。故に机上の空論ばかりを唱え、想定外の事態に対応できない無能な閣僚たちなどを描き、子どもが喜ぶ怪獣映画ではなく、大人が楽しむ社会風刺映画としてゴジラを復活させた点も悪くない。しかし、ゴジラの襲撃に巻き込まれ、一番被害に遭っているはずの民間人の様子が全くと言っていいほど描かれないのは如何なものか?どうも映画の中でも格差社会が生じ始めていると感じざるを得ない。苦しめられるのは弱者、避難所でストレスフルな生活を強いられれる被災地の声が反映されてこそ、主人公の官僚としての正義感が生きてくるはずなのだが…。故にゴジラが東京を火の海にする絶望的なシーンさえ、どこか他人事のような目でしか見れなくなってしまうのだ。「もうすぐお父ちゃまのところへ行くのよ…」オリジナルのゴジラで描かれた悲痛な親子の叫びが印象的なのは、物語を庶民の目線に向けた名場面であるからだろう。何か一つだけでもいい、誰かの一言だけでもいい、庶民の苦しみを伝えるフッテージが欲しいのだ。そのせいか、子どもの頃に大好きだったゴジラが、暫く会わない間に庶民の手の届かないところに行ってしまったようで寂しい気持ちになる。あの赤い皮膚は実は議員バッチのメタファーだったのか!?戦っているのは、官僚や自衛隊員だけじゃないはずだ。真の意味で日本対ゴジラと呼べる「真・ゴジラ」の登場を私は切望する。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "途中から\n セカンドインパクト来そうな勢いでした(笑)もっと攻撃シーンが欲しかったぐらいです。最初登場したゴジラが、目がいってて違う意味で怖かったです。衝撃でした。二時間退屈しませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラの造形が実は凄い。\n 面白い!自分の見た中では日本のSF映画の最高峰。映画を見る上で自分が最も重要視している、「虚構の中のリアリティー」に説得力があった。ネタバレに近いことは書かないので、違うところで触れると、汗臭い、弁当、お茶休憩、が描かれていたことが実は一番リアリティーを持たせてたのだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これは映画館で見なきゃ損!\n 初4DXでシンゴジラを観賞。最初は「ガタガタ揺れて映画に浸れない」と思ってたのですが、それよりも映画が面白すぎて、だんだん4DXのうざさ(笑)も気にならなくなります。やっぱり怪獣映画は映画館で観るに限りますね!感想は皆さんが書いてくださってるので割愛。おおよそ、感じてることはみんな同じなんだなーと思いました。最後のオチが、新宿TOHOシネマズの前なら、なおよかったのになー! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "文句なしの傑作\n 映画として欠点がみつからない、抜かりなし、緊密で、ドラマティックな大傑作だと思います!!興奮しています!また見たい! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "まるでドキュメント。政治や経済をも巻き込む、大人向けゴジラ!!\n 【賛否両論チェック】賛:ゴジラの蹂躙から人々を守るべく、身を粉にして戦いを続ける主人公達の姿が感動を呼ぶ。核や災害への警鐘的意味合いも含まれていたり、政治や経済への影響も描かれており、大人向けのゴジラ映画であるのが興味深い。ド迫力のCGで描かれる世界観も、純粋に圧倒され楽しめる。否:言ってしまえば怪獣映画なので、そもそもの好き嫌いが大きく分かれそう。ドキュメントのように淡々と進む描写も賛否必至のほか、難しい化学理論や専門用語も多く、何を言っているのか分からない部分も多い。 ゴジラの出現という突然の事態に、後手後手に回る政府の中にあって、国を守るために孤軍奮闘を続ける矢口の姿が、非常に頼もしく映ります。そしてそんな矢口に感化されるように、皆が一丸となってゴジラに対抗しようと、それぞれが自分に出来る全てを注ぎ込む様子も、感動を誘います。核兵器や自然災害に対する、訓戒や警告的な意味合いが含まれているのも、印象に残るところです。 また本作では、その豪華すぎるキャストも魅力の1つ。避難民の中に前田敦子さんがいたり、消防隊長が小出恵介さんだったり、戦車部隊に斎藤工さんがいたりと、挙げればキリがないくらいメチャメチャスゴいキャストで構成されていますので、「あれ、今のは・・・あの人!?」みたいに、色々と探してみるのも楽しいかと思います。 ただ一方で見方を変えると、“大人達が会議室であれこれやっているシーン”がやたらと多かったり、そもそも“怪物相手にCG満載でドンパチやる映画”であることもまた事実。苦手な人にとっては、ただただ苦痛な作品かも知れません(笑)。難しい用語や化学理論も結構出てくるので、その辺りもよく分からなかったりします。 とはいうものの、やはりゴジラを1度でも観たことのある皆さんにとっては、自然と血が騒いでしまう作品でもあります。大迫力で描かれる怪獣映画の真骨頂を、是非劇場でご覧下さい。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "んーもうひと盛り上がり欲しかった\n リアル志向なバトルシーンや破壊シーンはよかったし、中盤の新ゴジラの攻撃もワクワクしたが、クライマックスまでにもっとゴジラに無慈悲に破壊して欲しかった。やっぱランドマークをぶっ壊すシーンが見たかったな~。批判点である理屈っぽさは聞き流してもまったく問題ないし、そういう意図だと思う、人間の知恵や努力など及ばない破壊神の所業、みたいな。そういう意味で、最後は核でボム、っていうバッドエンドでもよかったな~、、、無理だろうけど。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "メリハリが無く落ち着かないね。\n いやぁ、他の方のコメントを見てたので承知は、していましたが、やたらと場面やシーンが細切れカットばかりで忙しい映画ですね。だから無理に2時間内に編集した感が、どうしても否めない。だから作品の深みが無く全体的に軽く感じる。監督の性格がモロに出ている。やっぱりもう少し一つの場面やシーンにジックリとした処がないと淡白に感じる。私的に落ち着て見れたシーンは、ペットボトルの水を飲むシーンしかなかったな。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "久々面白い映画だ\n ゴジラと自衛隊の対決は迫力があり、なんと言っても伊福部昭のテーマソングがゴジラファンとして懐かしく対決を盛り上げていた。観て損はないね " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の誇る怪獣映画\n 突然アジアの極東日本に現れるゴジラ。その時、どうやってそれに迎え撃つか?ヒーローもいない。素晴らしいリーダーもいない。それでも対処していく、それぞれ自分のなすべきことを真摯に取り組むことで。まさに日本の怪獣パニック映画です。日本が作ったゴジラとして正解だとおもいます。まあ、お金をかけて作ったエヴァンゲリオンという側面は否めませんが。セリフに色々含みをもたせているように見せてます、見せてます。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作映画\n 事前情報はかなり制限されていたシン・ゴジラですが、まさしく傑作映画でした。怪獣ファンや映画好きだけでなく日本に住んでいる人みんなに見てもらいたい。絶対面白いから‼ " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "現実vs虚構\n 現実世界にゴジラがもし現れたらと言う想定で描かれた怪獣災害映画。元ネタは怪獣要撃戦という本なのは明らか、平成ガメラも同じ。怪獣迎撃シュミレーションとしては完璧。東北大地震と福島原発を経験した日本の現実をきちんと織り込んでいる。ファンタジーに逃げないで現実ときちんと向き合っている。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "?\n 現在日本の風刺映画のようでした。無能で、有事の際に「想定外」を繰り返して決定できないまさに現代の政治家像この映画の中で、省庁の垣根を越えて優秀な官僚をまとめあげるリーダーシップが発揮できる政治家がいましたが、これは心当たりが、全く無いということは、ゴジラが現れたら日本は壊滅ですなと妙に納得できました。映像は、迫力満点でした。ナイトショーで、久しぶりに30人以上のお客さん見ました。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "帰ってきたゴジラ!\n ●浦和パルコにて。●いやぁ、見ましたよ見ました!シンゴジラです。●端的にいうと、作り手がいかにゴジラを愛し、正しく解釈しようとしているかが分かり、幸福な2時間でした!●まずゴジラのビジュアル!本当に怖いし不気味。あの左右非対称で直立する異形さは、最近の恐竜のイメージを大きくかけ離れ、まさに神のようです。●そしてゴジラが強い!具体的なことは端折りますか、こんなゴジラ見たことないというくらい強いです。かなり反則的な強さなので賛否両論かもですが、私はもう小学生に戻っているので、口を開けて「つえー、やべー!」と圧倒されるだけなのでした。●人間ドラマの部分も決して悪くないです。ゴジラという日本最大の厄災に対峙する人々を、プロジェクトXのように描いていました。ただ体制側の人物ばかりなので、心のどこかでは「ゴジラ、負けるなよ…!」という思いもあったり…。●石原さとみについては触れません。別にどーでもいいです。●とにかくこの夏最高の興奮でした!福利厚生で、また見よう… " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "面白い!!「シンゴジラ」はすごい\n 文句なく最高でした!!これは良かった!正直、予告編観てた時は期待していませんでした。ゴジラあまり動いてないし、なんか妙に硬そうで嘘っぽかったのできっとこれまでの、ちゃちなダメゴジラ映画なのかと。しかし、映画が始まってすぐわかりましたこれは違う!!!! と庵野監督すごいですね。やっぱり天才です。ゴジラはもうハリウッドにもっていかれて、もう日本人の手には帰ってこないだろうと、少し寂しい思いでいたのですが・・・まさかこんな切り口があったとは!!!これは、ある意味ハリウッドでは作れないでしょう!!もちろん、映像技術では、ハリウッドには勝てないでしょう予算が違う。でも、所詮CGの技術が良くても、同じような内容をただ、CG技術で塗り替えても、新鮮さは薄れていきます派手で、高いクオリティーもやがて見慣れて、飽きられてしまいます。だからこそ、新しい発想、アイデアが必要!!これまでの歴史あるもの、好きだったものを、自ら破壊するのは作り手としては、とても苦しい作業だと思いますしかし、どうせやるならここまでやってほしかった!!「シンゴジラ」は一見の価値ありです!! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "ゴジゲリオン、発進!!\n ゴジゲリオン、発進!! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "大迫力!!\n とても CGとは思えぬド迫力な映像に興奮しました突然の巨大生物の出現に政府は驚き とまどい あたふたしその間にも 被害はどんどん拡大していくもし私たちがその場にいたら・・・有事が起きた時 私たちはいかに行動するか考えさせられました庵野ゴジラ 良かったです私の想像をはるかに超えたゴジラでしたこれは ぜひ 劇場で観てもらいたいです " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "上映後、拍手が起こりました\n ゴジラという未曾有の危機に際し、この国はどう動けるのか。日本という国や行政という組織を動かすのは人であり、その人を動かすのは強い意志である事を強く感じる映画だ。圧倒的な力の前に、なすすべも無く蹂躙される東京は、観ていて悲壮感を持つ。ゴジラを排除する為に、欧米中露が核という一つの答えを示すのに対し、被爆国として最後まで抗い、別の解決法を追求する日本の姿は泥臭さを感じるものの、現代国際情勢において日本がどう生き残るのかという問いに対するヒントを示している様に感じた。東京駅での決戦は、華やかさが無いとの批判もあるようだが、むしろそれで良いのではと思う。これが日本のやり方なのだ。また、戦後の日本の独特な立場や戦前から変わらない、加えて戦後に醸成された日本人の良さや誇りを、庵野監督らしい表現で見せてくれたと思う。その一端が、『礼はいりません、仕事ですから』だ。劇場では笑いが起こったが、私はシビれた。皮肉とも取れるが、まさに日本人の、サムライの精神だろう。劇中、随所に皮肉というか、笑いを誘うシーンがあるが、庵野監督は批判的というより愛情を持って表現しているのではと感じた。怪獣映画として期待していた人はがっかりしたかもしれないが、この国と、この国に住む人の課題を浮かび上がらせた良作だと思う。CGは粗がある。そこはハリウッドには勝てない。だが、誇りを持って良い。胸を張って世界に示せる作品だ。付言したい部分として、中央官庁前で群衆デモの騒音が必死の危機対応をしている人々の邪魔となるシーンは、国会前の戦争反対デモを彷彿とさせた。あのデモは戦争反対という目的はあるが、この国を守る、この国の人々を守るという強い意志が感じられない事と共通点があったように思えた。日本の反戦老人、そして若者しっかりしろ!! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "ゴジラはゴジラでお願いします。\n エヴァンゲリオンのファンではありません。ゴジラのファンです。そこが大きな間違いです!進化前の造形がパペットです。ゴジラではありません。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "エヴァでしたね\n 人間が主役の映画だったと思います。そして、過去のゴジラ映画に囚われずに、ゴジラをゼロから定義していました。しかし、エヴァンゲリオンを思い出さずにはいられませんでした。どんどん形態を変化させていくゴジラは、まるで使徒でした。ゴジラが熱線?を出す場面は、完全に使徒でしたね。また、対策チームの場面では音楽がエヴァでした。プロモーションでもエヴァとコラボしてたので、ちょっとイヤな予感はしていたのですが、映画本編はエヴァ無しにして欲しかったです。なぜ東京に上陸するのか。そこについては一切触れていません。せっかくゴジラを再定義したのですから、そこにも、旧来の作品とは違う、新しい考え方を入れても良かったのではないでしょうか。今回も勝ったわけではないようです。ゴジラは凍結しましたが死んでおらず、覚醒したら1時間以内に米軍の核攻撃が始まることになっています。この設定は次回作でも使われるのでしょうか。もし、そうなら、次回作では東京が壊滅しますね。今回の作品は、番外編としては面白かったと思います。でも、続編は観ないかな。次回作は、2000年前後のゴジラ対メカゴジラに戻って、怪獣映画になることを期待しています。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "今はまだ0か100かの評価はやめよう\n 12年ぶりに日本に帰って来た破壊神ゴジラに対し、公正なジャッジを下せるのはやはり小さな子供からの目線だと思いましたね。感傷にふけるええ年こいだオッサンやヲタクの目線じゃねぇつーの。以下 中略。そもそも怪獣映画と言うのは、昔から子供向けに作られて来たようなもの。そう言う私も怪獣映画を見て育って来たクチですから。この『シン・ゴジラ』を観た今の子供たちが大人になった時に、本作をどのように振り返るのか、大変興味深いし、とても気になりました。政府機関の人間をメインにしたドラマ部分の記憶がすっぽりと削除されているかもしれないし、皮膚を赤く燃え上がらせたゴジラの姿を直視出来ないほど怖かったと思い返すかもしれない(口から吐く火炎放射が、キ〰ンと言う金属音を発しながらレーザービームへと変わっていく様子にチビっちゃったかもね)。自衛隊の戦車やヘリに興奮した子もいれば、ストーリーが退屈すぎて途中で寝てしまった子もいるでしょう、中には。今ハッキリと言えるのはヱヴァや旧ゴジラの思い入れなんて、この子たちにとっちゃどうでもいいことであって、本作がこの先ずっと記憶に残り続ける怪獣映画なのか、が一番大事ってこと(在来線電車爆弾は間違いなく記憶に残るはずである。無人とは言え、その特攻の精神は太平洋戦争末期の人間魚雷「回天」に等しい)。それにしても石原さとみさんは可愛い。これには誰も異論はないでしょ。ゴジラを目撃した時に「こんなの初めてぇーー!」と叫んで欲しかったですね。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是非4DXで観てください❗\n 結論からいうと面白かった❗これは4DXで見るべき作品です初めて4DXで見る方、ポップコーンを買うのはやめましょう。後、飲み物はSサイズにしましょう。こぼれないように抑えるのに苦労しますよ(笑)一番衝撃を受けたのが、ゴジラ上陸シーンです。館内があんなにどよめいたのは初めてかもしれませんゴジラの無敵感、絶望感も素晴らしかった。コレ、この後どーすんのって感じですヤシオリ作戦の流れも良かったダウンしてるゴジラに毒盛るあの作業感が堪りません。星1つ減らしたのは、石原さとみの存在意義。初登場した時、え、イーオンかよ!?と誰しも思うんじゃないでしょうか。後半、あまり気にならなくなりましたが。エンディングロールで歴代ゴジラの音楽が流れていくのですが、一番最後に平成版メカゴジラのテーマが流れたのは嬉しくてニヤッとしました。一番好きなゴジラのテーマですから " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "ゴジラじゃなければ良いのに\n 前半のくどすぎる政治軍事ネタが後半に全く設定として絡まない上、台詞が多すぎて無駄な場面や展開が多すぎ。キャラクターも設定が甘くて、有名俳優ばかりだから外見でかろうじて区別出来る程度という有様。なにより、一番のテーマであり重要なキャラクターとして描かれなければいけないゴジラを完全に背景に追いやり、ずさんな設定のみしか与えていない。政治軍事ドラマがやりたいのであれば、ゴジラを出す必要はない。画面構成やアングル、音楽に至るまで全てかつてのエヴァンゲリオンで使われたものがしつこく使われていて、理解に苦しむ。星どころかマイナス評価をつけたい。ゴジラを名乗っている映画の黒歴史がここに誕生した。俳優スタッフ自衛隊の頑張りは評価したいが、兵隊が優秀でも上官が無能なら部隊は全滅するというよい例である。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "Thin Godzilla\n 政治家は無能、官僚は冷徹、外国は狡猾、自衛隊は従順、学者は役立たず。これって最早ドキュメンタリー。ナポレオン曰く「本当に怖いのは有能な敵より無能な味方」。まさに無能な人間の怖さが際立ちゴジラの存在が薄くなる。根拠のない楽観論を戒める主人公のセリフが耳にのこる。ゴジラ出現CGは秀逸。空撮との俯瞰合成も絵になる。本編に限らず昨今の光線多用は食傷気味、次回作ではひねって欲しい。兎にも角にも本家ゴジラの復活に拍手と感謝。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "庵野・ゴジラ\n だめかな。単純に面白かったけど!エヴァファン、庵野ファンとしてはむしろ笑いすら起こる。庵野さんの好きが詰まっててなんだか安心するし、これが庵野さんでしょうと。特撮、ゴジラ愛も間違いなく詰まりまくってるでしょう。賛否白黒はっきりしてるのが気持ちいい。巨神兵みたいなゴジラはアガった。それでいい全然。いやそれが。媚びずに好きに作ったらいいんだってばよ。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "誰の為のゴジラ?\n 特撮作品はあくまで昭和レベルでの特撮らしさを消してはならないという呪縛に捕らわれた方と青春をエヴァに費やした方、ゴジラは日本じゃなきゃ認めないという方には琴線に触れるものがあると思われます。CGに関してはギャレゴジラレベルを期待していくと驚くほどの肩透かしを食らうので要注意です。永遠のゼロ、進撃あたりで目を慣らしてから観に行くことをおすすめします。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "日本の特撮も負けてない\n 特撮は素晴らしかったです。でもこの映画は何を訴えようとしているのですか?現在の日本の戦闘能力?国際状況?日本人の心意気? " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "見事なセイフvsゴジラ\n 全体的には面白いから高得点。(他のゴジラシリーズとの比較はない) 現代でゴジラが復活、有名だけど初めてみた。とにかく特撮で何百人の役者もいて結構工夫した映画だなと感じる。キャストは豪華で演技も言い分ない。とくに長谷川博己の演技はめっちゃいい、かっこいいし何回のクロースアップで細微の感情表現も出てる。商業映画の中にはなかなか見るがいのある映画だと思う。最初からゴジラの破壊力の表現に非常にインパクトがあった。東京を広い範囲でロケーションんをするのはそれなりの価値があった。特撮と言ってもリアリティーのあるほうが遥かに人の心を揺らす。東京湾から目黒区まで、神奈川まで進めていくゴジラのこれからの破壊力にも目ありがある。上からのロングショットの効果は抜群。ゴジラ自身の進化もすごかった。まさか最初はあんな形で立つときにびっくりして怖かった。一つだけ、途中で自ら動きを停止する点では理解不能。東京湾に帰ったりして政府の方は作戦を練ったりできるにはまさに好都合。ゴジラは地震のメタファーとしてみなされるが、この点では大きいな違いがある。つまり地震は福島原発事故の原因になる一方、核廃棄物はゴジラがもたらす結果ではなく、むしろその化け物の形成原因になる。もう一つ気になるのはまさか原爆も捉えられるとは。米国の原爆でゴジラを殺すっていうのはどう考えても皮肉だ。最後の対比的な結果から見れば、外力を借りるというところか、この映画はまさに日米の安保条約に対する軽蔑?というか、米国のコントロールから脱離したいというこの国の民族意識そのものでもあろう。最後のシーンは感動的だった。血液の冷却・凍結というプランより、実行のときはよかった。無人運転新幹線でゴジラの足元に突っ走ったり、榴弾の投射なども見事!とにかく「注射」する前に相手の戦闘力を削ってくこと。この協力プレイ自体はすごくよかった。こういう戦闘場面には確実にだれでも燃えるー特にボイスオーバーで軍歌みたいのを挿入するのはずるい。この映画は、完璧な政府VSゴジラの物語を作り上げた。ニッポンvsゴジラというより、政府vsゴジラと言ったほうがいいかも。映画を作るモチベーションは民族力にあるかもしれんが、ニッポン=政府と言ったらそうだろう。なんだかんだ資本主義のイデオロギー的なものが一瞬見出したと感じる。最後に巧妙なプランができるのは確かに見事で感動的だが、途中で徹夜の仕事で一瞬のその誇りは何なの?解決しないといずれに自分もその害を受けるのに、地震防震のような怠けてもいい仕事とは違うのに、必死に解決案を考えるのは当然だろう。なぜ自分に感動的になったのかさっぱりわからない。今までのゴジラはどうかわからないが、この映画は完璧と言ってもよいが、人情のようなあったかいものはあんまりない。見終わったあと、一部の観客は拍手したが、なんか政府のことに拍手していると思っちゃう。戦争にお見事な勝利だー!ってこのような映画も必要だろう。国というものは、国民が政府の力に頼れることから始まるものだから。積極的な映画だと思う。唯一理解不能なのは石原さとみの役だ。なんか重要といってもそうだが、微妙だ。でも演技がよかった。「一番理想的なビジョン」と矢口に言ったシーン、面白かった。矢口を相手とするシーンめっちゃよかった!でもそのシーンはかなり現実に遠い話。こういう人物は大統領になるわけもないし、今までのリアリティーを台無しにした感覚も少しあった。最後、ゴジラのその特技は何なの?放射線ってことかなーちょっと笑う。とにかく、さすが21世紀のゴジラだと感じる作品だった。もう一度も見てもっと考えていきたいし、友達との議論も相当盛り上がった。しかし、核のことや原爆など深刻になる一方、人間の対抗不能のものを政府に任せるのもいいが、政府と自衛隊ばっかりって感じで、もっとあったかい要素が入ったら完璧。話は長くなりそうだけど。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "ゴミ、怒りしか感じなかった\n 公開以前からの「ゴジラ」「エヴァ」コラボ等で不安はあったがよくもまぁこんなにエヴァを全面に押し出せると逆に関心させられる人物や場所が出る度に誰が読み取れるのかと思うほどの長い肩書付きでエヴァ風に紹介して主要人物のいる「巨大不明生物統合対策本部」なる組織が出る度にエヴァの戦闘BGMを流し最終的にゴジラを倒す作戦は日本の全力をそそいだ「ヤシマ作戦」ならぬ「ヤシオリ作戦」・・・対策本部なんてものは「NERV」にしか見えなかった主役のゴジラは旧作の名音源を使いゴマかして登場させる始末まだ序盤に意味不明な形態で登場させるのはまだ良い、何か屁理屈でもこじ付けでも生物として成り立たせたかった形なのかもと考えたもともと存在できない生物なのだから多少こじ付けでも話のスジを通さないと作れないのがゴジラ映画だと思うだがゴジラの熱戦がまるでハリウッドのゾンビ映画のようにただただ化け物のように下あごが開き巨神兵のように細長く出され、あまつさえ背びれからファンネルのように多方向へ放出された時には「60年以上主役をやるとこんなにも辛い仕事もこなさなくちゃいけないのか、もうスクリーンで見たいと願わないから、ゆっくりと休んで下さい」と悲しみに胸が打ちひしがれた後半尻尾からも熱戦が飛び出た時には「もう好きにしてくれ」と心の底から怒りが湧き上がった作中に出てきた「私は好きにした、君らも好きにしろ」とは監督の声だったのかもしれないラストシーンでオブジェにされたゴジラの尻尾にハリウッドのエイリアンのような異様な生物が誕生しつつあった本当の意味で言いようにオモチャにされ尻尾までリアルにオブジェにされたゴジラはただただ不憫としか言いようが無かった実写でエヴァを作りたかったのか巨神兵を作りたかったのか何にせよ開始から昭和の東宝のロゴを出し最後は昭和映画らしく「終」の文字でしめくくる初代が最初に登場した「大戸島」漢字表記の「呉爾羅」芹沢博士をモデルにしている「牧悟郎」なる人物多々初代のオマージュはあるもののこの映画は「ゴジラ」と言うオブラートに包んだ「実写版:新世紀エヴァンゲリオン」だったと感じました一「ゴジラファン」として、これなら「FINAL WARS」で凍結したままの方が幸せでした " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今夏、観に行くべき超話題作!\n 沢山の方がおっしゃってるように随所に「庵野魂」を感じることの出来る作品なので、庵野さんの事をよく知らない人からしたら「旧ゴジラ」へのオマージュと思われがちですが・・僕は、さすが特撮ヲタク!!って感じで安心しました!! もちろん、魂を削って作ってる作品には変わりないのですけど、盟友 樋口監督と一緒に楽しんでる様子もうかがえます。タイトルも「シン・ゴジラ」いいタイトルです。作品の中でもきちんと描写されてましたが・・いろんな捉え方をされてる方がいらっしゃいますが僕が感じたのは「シン=罪」だと思いました。もともと、庵野監督って「帰ってきたウルトラマン」への並々ならぬ拘りと愛情をもってるように、怪獣に哀愁が漂ってるんですよねゴジラは、自分本位な人間が生み出してしまった怪獣なのです。そういう意味でも、無機質な感じも含めて、最初に出てきた変体するまえの未完成な血液をドバドバと垂れ流しながら東京を蹂躙する姿はなんとも悲しかったですね。まぁ、語り尽せない映画です。どのコマを切り取っても、職人・庵野秀明を感じました。完全復活ですね!おかえりなさい!無事に生還されたことを心から祝福です!!庵野さん!おかえりなさい!待ってましたよ!! " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "私が見たかったゴジラ\n 私の中でのゴジラと言えば4つの要素かなと思ってます。・強いゴジラ・格好良い自衛隊・破壊される街・ゴジラに関係する人のドラマ本作はそれがとてもバランスよく入っていたと思います。最近のハリウッド版ゴジラだとゴジラが台風のような自然災害と同じ立ち位置で舞台背景として人間ドラマを盛り上げるものというイメージが強かったですが本作はそんなことないですね。しっかりゴジラが表舞台で活躍?します。本作はCGを使っていましたが平成初期時代のゴジラとかくらいの特撮好きの人が見るのに丁度よいものではないかと思います。最後の方の東宝ゴジラは軽快な動きをし過ぎていて違和感がすごかったのですが、本作は非常に重厚感のあるゴジラでとても満足のいく動きでした。まあ昔も軽快な動きしてましたけどねえ。シェーとかやってたり。問題作になるって話もありましたが、間違いなく問題作になると思います。最近の大災害を想起するシーンが多いですし、今社会問題になっている部分も描いてますし。あとは日本政府の対応や自衛隊の動きをリアルに作りこんでいてすごくこだわりが見られます。本当に今の日本にゴジラが現れたらこんな感じになるんだろうという現実感がすごかったです。一部賛否が分かれるかなあというところがありましたがまあ私としては久々に私が見たかったゴジラ映画を見ることができてとても満足できたので☆5にしました。とりあえずもう一度見て細かいこだわった部分を確認していきたいですね。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "全てにおいて圧倒的なエンターテイメント\n エヴァンゲリオンの劇場版を差し置いて作られたことに若干の憤りを感じつつ視聴したが、視聴後の満足感により全てを許したくなるほどの素晴らしい作品であった。普段邦画はほとんど観ないが、これほどの情報量の多さ、テンポの良さ、そして味わい深さは他の邦画の追随を許さないのではないだろうか。シリアスに傾きすぎず、ユーモア・オマージュを衒いすぎず、庵野秀明らしさを出しながらも、幅広く楽しめるエンターテイメントとしても成立している。鑑賞後の場内からの拍手、そしてあちこちからの「素晴らしいね」という言葉が自然と沸き起こることも納得の出来であった。特に強調したいのは、ゴジラの絶望的な破壊力に対して、人類の切り札の作戦は極めて地味であること。その地味な作戦の裏にある膨大な人々の尽力、および犠牲を厭わない強い決意、実際の犠牲に目を背けない覚悟に、日本人としての魂を奮い立たされた。今の時代だからこそ全年齢的に見るべき作品であると感じた。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最後までこの国の映画を見捨てずにやろう\n 公開初日に鑑賞。まずは一言。庵野監督、樋口監督、そしてスタッフの皆さん…日本のゴジラを復活させてくれてありがとうございます…!!もう最高です!少なくとも今年の邦画最大傑作なのは間違いない。旧作のオマージュあり、笑えるシーンもありですが、何よりこの映画の魅力は「新」でもあり「神」でもあるゴジラと、その神ともいえるゴジラに抗い立ち向かう人間たちのドラマが素晴らしすぎる。日本映画最大の問題とも思える「予算不足」という難題に対して「CG」と「ドラマパート」が突破口とは…庵野監督、よくこの答えにたどり着いたなぁと、感動。そしてなんとなく自衛隊の兵器がウルトラシリーズに登場する兵器のように見えたのは庵野&樋口監督が成せた技だろうな…。(やっぱりギャレゴジもそうだけど、好きな人が撮るとゴジラは傑作になるんだよ…)確かに戦闘シーンの魅せ方がヲタクっぽいし、エヴァオマージュもたくさんあるし、一般的には引かれるシーンもあったかもだけど、裏を返せばゴジラファン、そして全特撮ファンにとってはまさに「神(シン)映画」だったのではないだろうか!!人間パートも燃える展開びっしりだし!とにかくこの夏一番、いや今年のヒット作No.1は間違いないであとうこの作品!みないと損します!!とくに4DXはいいぞ!!超オススメです!PS.エンディングロールはゴジラファンであれば必ず最後まで居るべし " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 0.0, + "empathy": 6, + "review": "あれ何なの\n 洋画であれ、邦画であれ活動写真は、感動と娯楽だと思っています。「シン ゴジラ」CGのテクニックは洋画に劣らずよかった、俳優人も最高、自衛隊の攻撃シーンもよかった、でもそれだけ?、1954年1作目ゴジラの現代版を意識したのかもしれないが、娯楽性はほどほど、感動は全くなかった、往年のゴジラファンには寂しかった。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "破壊神 ゴジラ 復活。\n いやー映画って、いいもんですね。ゴジラの音楽はこれだわ。是非昔ゴジラ見たことあるなら、楽しめるよ。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "かなり良かった\n 良かった点・戦闘シーンの構図見せ方が良いけどちょいオタク向きかも・ストーリーの日本万歳と日本ダメダメのバランスが絶妙・キャラクターの人間味がリアル。都合のいいイケメン&美女は最小限・音楽がオタクやゴジラ好きならニヤっとする。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラファン肩透かし。庵野ファンエヴァ映画。\n ゴジラ第1作を良き手本として作った作品。しかし、、、・前半クドイ政治・内閣による優柔不断ネタ(エヴァファン以外は苦痛)・エヴァで培った映像(戦車やアパッチヘリ等)と音楽は迫力あるものだが、所詮エヴァ作品とQと同時上映だった実写「巨神兵現る」の延長なのでゴジラとして見たら悲しい。・CGと特撮は安っぽいながら東日本大震災を見本にして作った様に頑張っていたが、後半になるにつれ粗が目立ちはじめ、最期は息切れ。 電車なんか特にモノレールでゴジラにぶつかった際には・・・一瞬機関車トーマスがゴジラに闘いを挑んだ風。 ( これがメディア販売になれば、更に映像ヘボく見えるんだろうな。)・音楽はエヴァの使い回し。1回だけならいいが何回も、、、クドい。・豪華俳優陣は難しい用語を並べ、カッコ良く&スマート&現実的な演出もあったが、後半になるにつれメッキが剥がれていく。(進撃の巨人を思い出した。あの2人が出てますんで)・この監督は一般人があまり見る事が無い現場をカット割で入れればカッコいいシーンになるとでも思っているのだろうか?(化学工場プラントなど。あんな安い圧力ゲージ見せられてもね。)アニメではカッコよいかもしれませんが、実写ではカッコ悪いです。 実写ならではのカット割も覚えて貰いたい。・唯一褒める所はゴジラの設定(シリーズで1番体が大きくなり迫力増した。体全体の核放射能ビーム攻撃方法。体の特徴)ベタ褒めの人の大半がゴジラの攻撃方法の格好良さで面白かったと思い評価しているのでは?。を思います。(映像が素晴らしいと書いている人は1999年ガメラ3あたりを見てもらいたい。既にこのくらいのクオリティーは確立されている。)東宝が監督にエヴァの要素をゴジラに入れてと言って作らせたのか?それであればエヴァファンには成功だと思う。他には???となる映画。違うのであって、庵野がエヴァの呪縛から逃れられず作ったゴジラ作品であれば、次のエヴァは期待しない。(この監督は同じ様な作品を作れば作るほど駄作になるパターンだと分かった為。)家族向けでもないし、子供向けでも無い。エヴァ好きだけ楽しめる。ゴジラファンには肩透かし映画。年配の方(第1作ファンか?)が意外と多く見に来てましたが、無言で険しい顔して帰って行きました。。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ=日本\n 特撮大好き庵野秀明がゴジラを撮るってことでもちろん見に行ったら こりゃ凄い!巨神兵東京に現る で試した色々な技術をより発展させたゴジラの東京上陸シーンは圧巻の一言(ゴジラはCGみたいだけど) 巨大で恐ろしくて抗いようの無い何かというゴジラの説得力が物凄い迫力で観客に訴えかけてくる とにかく凄いただ何しろこの作品の凄いところは ゴジラが象徴していものとは何かというところだと思うそれはズバリ 戦争であり地震であり津波であり今であり未来である つまり 日本 という国そのものだったと思う今まで日本は何回も何回も危機的状況に陥ってきたしこれからもきっとあると思う その度たくさん傷ついて右往左往する けどそれでもその度に知恵を絞り、誰かの手を借り なんとかここまでやって来た きっとこれからも乗り越えていけるゴジラはそんな日本の戦いの歴史そのものだった日本はきっとまたゴジラと戦わないといけない けどきっと乗り越えられるそんな映画ゴジラでしか撮れない日本人にしか作れない全ての日本人の為の大傑作だった " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "自分史上最高!\n 想像を遥かに超える衝撃的なシーンの連続!日本を舞台にしたこんなに凄い映像が観られるなんて!近いうちにまた映画館で観たいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "エヴァ?知らないんですが\n まず終わって客席から満場ではないけど結構な拍手が。誰かが長いと書いてましたが、そうは感じませんでした。前半では所々声を出して笑ってしまう台詞もあり。単に面白かったと言うと身もフタもありませんが、終わってから誰かに伝えたくなるレベルの面白さでした。減点0.5点は多分海外市場では私たちほどにはウケないだろうと思って。それでもいいんですけど、ゴジラは何となく日本の誇りだからと。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 11, + "review": "薄い人間ドラマとパロディで構成されたコント\n ゴジラシリーズは全てとは言わないがそれなりに観てきた。庵野監督のエヴァンゲリオンや、それに多大な影響を受けた踊る大捜査線などはとても好きだ。(もっと言えば樋口監督の進撃の巨人すら、ある程度に価値を認めて楽しんで観られたぐらいの人間だ)だけど、本作だけは本当にシラケた。ゴジラという、大事な記憶(宝物)を庵野総監督と樋口監督のオナニーに使われた気分。腹立たしい気持ちで映画館を後にした。本作は、ゴジラの破壊シーンはだいぶ少なく、政府のどたばたを描いた政治もの・自衛隊もの。それにしては人間ドラマがとても薄い。生命に対する愛着がまったく描かれておらず、ドラマを盛り上げる人情やケレン味も無し。なにせドキドキもワクワクもしなかった。ゴジラなのに!石原さとみのキャラクターも非現実的で上滑りのコスプレ感。演出面はとにかくパロディ(それもセルフパロディが多数)のオンパレードで、ひどいコントを見せられた気分だった。CGに関しては頑張ってはいたが、それならエメリッヒ版のゴジラでも観とくわ、って感じだし、そこに価値は見いだせない。なにもかもがペラペラで、なぜこんなにレビュー評価が高いのか分からない。(水爆という)人間のエゴによって生まれ、虐げられ、時にはヒーローにも成り得たかつてのゴジラ。本作では(監督らの)エゴで醜い姿にされ、おもちゃにされた。それがとにかく可哀想で、泣きそうになった。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゴジラ?エヴァ?\n 全体的には豪華で良かったエヴァ感とちょいちょい出てくる表現に笑ってました。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤシマ作戦のゴジラ版ですね\n 庵野秀明の作品だけあって、この映画は音楽も内容もエヴァンゲリオンのヤシマ作戦の模倣だと断言出来ます。ゴジラはラミエルと同じ様な反撃するし・・でも面白かったですw " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "【朗報】JRが積年の恨みを果たす\n 冗談はさておき(冗談ではない)終わった後「面白かった!」と呟いてしまうような作品であった前半のグズグズして動かない政府は風刺かな?お陰で東京がボロクソにしかし日本には権威に縛られない有能な人間もいるのだ!お決まりの核攻撃や、イマイチ信頼できない米国、数多の障害を乗り越え、日本はゴジラに一矢報いることができるのか...そしてついに、怪獣に蹂躙されるだけであったJRの怒りが爆発する!!(直喩) " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "現代日本にゴジラが現れたら\n 現代日本にゴジラが現れたら…そう、考えさせられる作品でした。初動の遅い政府、古い考え方で奇抜な発想を一蹴する官僚たち。前半は国がなかなか動かず、そんな中でも事態は着実に動き国民が犠牲になる。あぁ、まるで今の日本そのものだなと。だけど古い考え方の官僚の中にも、腐っていない人たちもいて…10年後の自分よりも10年後のこの国が無事でいてくれることを考える…だったかな?その言葉が凄い印象に残ってます。日本捨てたもんじゃないな、と。後半の矢口班の活躍や、怒涛の戦闘シーンなど、もう頭フル回転じゃないと展開についていけない。でも、面白い。お菓子なんて食べる暇ない。作中に放射線の話、アメリカや諸外国との関係性、法律の改正、ゴジラがいなくなったあとの日本はどうなるの かという話題がでてきて。もう、本当に今の日本にゴジラが来たんだなというリアリティーが、浮世絵離れしたファンタジーという風には見れなかった要因かも。結局ゴジラは戦争であり、災害であり、今の日本が立ち向かわなければいけない象徴的な見えない何かのようでした。法律の改正には時間がかかる、市民を避難させるのにも助けるのにも会議しなければいけない、メディアの使い方、自衛隊の存在、外交、災害時のつかえない対策マニュアル、問題提起みたいなのもチラホラ。ゴジラの放置プレイ感は半端ないですが(笑)光線とか、エヴァのそれにしか見えない、てかゴジラがちょっと使徒、もしくはナウシカの巨神兵に見えたのは私だけじゃない気がする。でも、それもシュールで笑える。戦闘シーンは、自衛隊で実際に使われてる機械(公開演習で見たことがある程度なので、本物かはわかりませんが)が使われていて凄い迫力あって私はかなり燃えました。最後の作戦では、電車爆弾がテレビでエヴァやってたときの庵野さんぽくて面白かった。アニメとか庵野さん嫌いな人とかは、意見が分かれるのかな?音楽は昔ながらのゴジラの音楽が結構流れて、昔のゴジラ観てた私は燃えました。所々、庵野さんぽい音楽も。私は「ゴジラ♪ゴジラ♪」が流れただけで、全然満足でしたが。それにしても、石原さとみがなかなかいい演技してましたね。本当に成長したなぁ、て思います。いい意味で、スパイスでした。あとは、個人的に矢口班の市川実日子がかなり好きでした。表情がなくずっとハキハキ切り捨てるように喋ってた彼女が最後に「良かった」と笑ったシーンは、かなり印象的でした。観てきたばかりなので、興奮して色々長々と書きましたが、これだけ一言。「面白かった!」劇場が明るくなった瞬間に、知らない中年の男性が放った一言。それが、全てです。…劇中の言葉や人物名など、色々間違ってたら申し訳ありません。知識もない個人的な感想でした。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "すごくよかった\n  近年の怪獣映画では『クローバーフィールド』が大好きで、それは酔っ払いのボンクラの目線で怪獣パニックを描いているところが最高なのだ。しかしこの良さを分かってくれる人はあまり多くなく、酷評されがちなのが悲しい。また、怪獣1体のみ、虫みたいな小さいのはいたけど、それだけで最後まで描くところも素晴らしい。 『シン・ゴジラ』もゴジラ1体と人間との関係のみで描いているところがまず素晴らしい。ゴジラと人間、日本人がどう向き合うのかできちんと成立させている。ただ、ボンクラどころか民間人は逃げ惑うだけで、政治家と科学者の映画だった。そんなあまり思い入れを抱くことができない立場の人らの物語で、面白かったし、見事に描いていたけど、好きかどうかで言えばそんなに好きではなかった。 ただ、頭のいい人が頭のいい登場人物や世界をきちんと描くのは大切なことであると常々考えているので、この作品が成立したのは素晴らしいことだ。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "もう一回見に行きたい!!!\n あまり期待しないで見に行ったのですが、ハマりました(笑)次は4dxで観に行きたいです。これから観る方は是非、ネタバレなしでお願いします。絶対そっちの方が楽しいと思うから!!!! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "語りたくなる傑作である\n 素晴らしい。大傑作。ドンパチも悪くない、いやむしろ今年のハリウッド大作と比べても痛快極まりない出来と言える。東京ならではのスペクタクルが展開され、大満足。ただ今作のキモはそこじゃないのか。安易に3.11論を語るのははばかられるけど、やはりあの震災以後の日本人に向けた前向きなメッセージか。方法論に差異あれど、国を守ろうという方向性は皆一緒。この作品には売国奴が一人も居ない、極めてポジティブだ。庵野監督、実は人が好きなんだろうか。国を、国民を守るのは暴力に非ず。叡智と信念なのだという青臭いまでのメッセージ。羨ましいまでのカッコ良さ。カッコいいと言えば、本作の職業人のカッコ良さ!全員いい仕事してる。明日からの自らの有り様さえ変えたくなる程。なんだかね、カッコいいの一言に尽きるかと。ギャレス・エドワーズ版も嫌いじゃないが ーむしろ好きー全世界に見せたいゴジラ。皆で共有したいと思える大傑作。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "居なくても\n ゴジラ居なくても成立する程の豪華俳優陣のクオリティ!w感情移入出来ないのは極めて政治な話しの展開ゆえでしょうか。ゴジラは使徒ですね?凄いな総監督、どんな作品も自分色に染めれるんだねw冗談はさておき、特撮という分野においても庵野さんの右に出る人は居ないと個人的に思ってます。「帰ってきたウルトラマン」「ドラクエpv」好きとしては。破壊するビルは割り箸でお願いしたかったなぁwエンドロールの怪獣大戦争のマーチは外せない所。(エンドロールに昭和エフェクト要らんのでは?細かすぎるw)当時の少年ですね総監督( ̄ー ̄)(監督は樋口さんなんですね) " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鳴き声が懐かしい!\n 鳴き声が懐かしい! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本版ゴジラ映画の延命\n 2014年のハリウッド版ゴジラを見た時に「ハリウッドが本気出して、200億円も制作費出してゴジラ映画を作ったら、もう日本ではゴジラ映画なんて作れないのでは?」と思いました。つまり「日本版ゴジラの終焉」と思ってました。しかし、それは間違いでした、すいませんでした。予算も技術もハリウッドに比べれば、日本のそれはおそらく及ばない。しかし、日本には日本の「ゴジラ映画のやり方」がある!シン・ゴジラをもって、日本版ゴジラ映画はまだ終わっていない、と。日本版ゴジラ映画の寿命はまだある、と感じました。シン・ゴジラは「日本人こそ」感じるものがある映画がと思います。まず「ああ、良いなぁ」と思ったのが字幕がすべて明朝体であること!コレですよ、日本の怪獣映画は。そしてその字幕で表される、登場人物の肩書きの長いこと長いこと。国難にも関わらず官邸の人々はただただ、手続き、縦割り、面子の会議を繰り返している。残念ながらこれが「日本」なのでしょう。日本人以外の人が観れば「なにをぐだぐたやってんだ?ゴジラ来てんだからすぐ撃てよ」と思うかも知れません。日本を写した素晴らしい怪獣映画です。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "神鯨\n “ゴジラ映画”としては30点といったところだが、“ゴジラをテーマとした映画”としては百点満点でいいと思う。とりあえず、今年一番見るべき映画で間違いない。良き日本映画の雰囲気を持っている。65 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予想以上!\n 改めて監督の凄いと思った。ゴジラ知識全くなく初めて見たが過去作のリスペクトもしっかり意識して作られているとの印象。音楽とか昔のものを使っていて耳馴染みがあるから嬉しかった。ところどころエヴァの音楽入ってたのが遊びかな。実際ありえない話でもない気がする。脅威は空からやってるくるとは限らない。地からやってくる可能性だって十分ありえる。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まさかシンコジラで笑ってしまうなんて\n マニアというわけでも、ファンだというわけでもない全くの一般人が、前知識なくシンコジラを見て、まさか…前半最初の予想外の事態に、「え?!」という驚きと共に笑ってしまいました。意外すぎて掴みはオッケーという感じでした。そのあとも飽きることなく、間延びせずワクワクしたまま最後まで鑑賞することができました。軍隊や電車ものファンが喜びそうなシーンや、エヴァ的な面白みも随所あり、災害を幾度となく経験した日本だからこそ作れた映画で、そこに深い日本愛を感じられました。是非私のようなゴジラには興味も関心もないような人にも見て欲しいと思った映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレ見る前に、ぜひ、劇場で!\n 今年ベストの傑作を、やってくれました!この映画に関しては、口コミとか批評とかをあれこれ仕入れる前に、早く映画館で! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真!?ゴジラ\n やっぱりゴジラはmade in Japanですね! ハリウッドなんかに任せてはいけません。 登場からしてまさかの裏切りからの大迫力、途中ちょっと眠くなりましたが終盤戦も見せてくれます。大人も楽しめる内容ですが、逆にお子様には無理かも? " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "シンゴジラは、流行のポケモンかよ〜^^;\n 公開日朝一鑑賞〜限定カラーのソフビもゲット〜笑ハリウッドの最先端映像技術には到底太刀打ちは出来ないと予告では、感じてましたが・・・案の定、フルCGでも脚本含め円谷特撮風な描写と、エヴァ色をどう受け止めるかで、賛否は分かれますね。序盤は、謎の生物が海から現れ・・・その姿に目が点@@!!何じゃこりゃ!?と思ったら今!世界を震撼させてるポケモンのようにまさかの進化に唖然。。。で、海に戻り再び現れたら2倍に超進化して、ゼンマイ仕掛けの戦車のように街を破壊しながら都心へ向かうのですが、アップになったときの顔は、生気を感じるものの全体が映ると固まった表情のソフビ・・・^^;で、東京を守るべく人間の総攻撃をまさかの反撃方法で、絶滅させるもエネルギー切れで固まる。。。アメリカ主導で、日本に3個目の核使用を認めざる得ない状況になり・・・日本側の起死回生の作戦は!?!?一昨年のハリウッド版は、久々の咆哮に鳥肌が立ったGODZILLAでしたけど・・・日本版は、原点回帰の震災・天災を怪獣に置き換え未曾有の恐怖を体現した作品になっており、政治家演じる俳優さんのある意味リアルな描写や台詞は、妙に納得しましたが、怪獣映画と思って観るお子様には退屈かも!?それとエヴァのBGMを使った踊る大走査線を彷彿する会議室シーンに興ざめ><;私的には、続三丁目の夕日のオープニングのゴジラが衝撃的だっただけに、山崎貴監督に撮って欲しかったとやっぱり思いました〜☆3つ " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧倒的リアリティーと庵野テイストが組み込まれた「新 ゴジラ」\n 圧倒的なリアルティーで描かれた、今回のゴジラ。東日本大震災や熊本の地震で、政府に対して不満や不安を感じた方は少なくなかったと思います。今回のゴジラはおそらく庵野監督が先の震災で感じた、どうにもできない大きな力に対する、今の人類の力を見せつけたかった映画ではないでしょうか?そのぐらい危機管理に対するリアリティーはハリウッドのゴジラとは違います。最新兵器を駆使するのではなく、今使え得る設備を活用する辺りが、現実味を深めています。最初は役者を無駄に多く起用していることや、予告の雰囲気、アニメ監督が実写を撮って失敗する事例の多さから、楽しみではあるけど期待はせずに見に行きました。気持ちは石原さとみを見に行くぐらいの気持ちで見に行ったのですが、度肝を抜かれました。昭和ゴジラを彷彿させるゴジラのシルエットはゴジラファンを虜にし、庵野監督らしいカメラワークにセリフの数々は、エヴァファンを虜にしたと思います。行政に携わる人間は観るべき映画であり、ゴジラファン・エヴァファンも観るべき映画であり、今年最大評価の映画でした。是非皆さんもご覧下さい! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "現代日本に現れた\"ゴジラ\"\n 第1作目から62年経った今になってこの状況でゴジラが現れたらどうなるか?を描いた映画。ゴジラが現れてもスマホを取り出す市民や決断をうやむやにしようとする政治家。危機感のなさや平和ボケした日本にゴジラが襲いかかる。日本初のフルCGゴジラの迫力は凄まじく、日本映画がまだ終わってないことを感じさせてくれた。音楽も伊福部マーチやゴジラのテーマやエヴァのヤシマ作戦など遊び心や過去作へのリスペストが感じられた。人間ドラマも選択することによって払う犠牲など、葛藤が押し付けがましくなく描かれていて良かった。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "骨太‼SFシュミレーション特撮!!\n 今回樋口さんは俳優の演技指導はノータッチだったみたいデスネ笑 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "庵野さん、ごめんなさい\n まずは、庵野さんに謝りたいです。ゴジラなんか作って、エヴァどうするつもりとずっと憤ってました、さっきまでは…。素晴らしすぎる!!ここまで心震えた映画は久しぶりです!!ゴジラはエヴァQのあとの傷を癒すのにはどうしても必要だったんだと思いました。完全復活ですね!!ほんとごめんなさい!!そしてありがとう!! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ゴジラシリーズ最高傑作!!そしておかえりなさい庵野監督!!!\n ユナイテッドシネマ札幌IMAXシアターで鑑賞(IMAXでは期間限定なのでこっちがオススメ!!) いやぁー今までのゴジラ映画の中では1番大好きな映画となりました。今年観た映画の中では1番好きかもしれません。 そして、おかえりなさい庵野監督!! この作品はエヴァンゲリオン・ゴジラ・陸海空自衛隊・鉄道ファンの人にはたまらないし、この作品がゴジラ初めての人にとっては、驚きの問題作品となるメードインジャパンのゴジラ作品だと思っています。ゴジラのビジュアルに驚きます。 とことん調べ上げたんだろうなって納得のできるリアリティーとセリフが膨大で早口が続く会話劇(実際の官僚のやりとりと同じスピードらしいですよ。)初めての人は観ていたら疲れるかもしれません。(エヴァ知ってる人にとってはこのやりとりはたまんないと思います。) ゴジラへの攻撃が許可されるまでこんなに時間をかけるとはめんどくさいんだなって勉強させられました。 出演者300名以上でいろいろ言いたいのですが、長谷川博己さんはいろいろな作品を拝見しましたが、官僚役(ちょい上ぐらいの上司役)がピッタリだと思いました。(でもMOZU劇場版の時の東も好きです。) 竹野内豊さんはずっしりとした構えでこの災害を乗り越えていこうとする落ち着いた演技がカッコイイし、石原さとみさんはまぁカワいい。 ゴジラは技術が進化してフルCGとなりましたが人の動きをデータに取り込まないと成立はしません。その演技を担当した人は超意外な人なのでエンドロールに注目してください(先に知りたい人はヤフーニュースのトップになってましたのでそっちで(笑)) 今回公開ギリギリまで情報を隠していたのは正解だったかもしれません。 民放・NHK全面協力のニュースシーンやカット割りの多い庵野監督のこだわりと監督らしい演出がエヴァ以来久々に観れて本当にうれしかったです。 エヴァンゲリオンの新作も期待しております。 現在多くの問題を抱えている日本。最後までこの国を見捨てることはしない人たちの努力の人間ドラマに仕上がっている作品だと言えます。 原点回帰でゴジラVS日本となった作品。エヴァ・ゴジラファンもうれしいあの音楽もおてんこ盛りでいろいろなシーンに登場しますのでぜひ劇場でご覧あれ。 観終わった後、本当に日本人でよかったと実感してます。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まぎれもなく今1番面白い\n MX4Dで鑑賞してきました。個人的には、今年見た超大作映画NO.1です。それぐらい、ずば抜けて面白かったです。正直、僕はあまり邦画が好きでありません。なぜなら多くの邦画はどこか頭一つ出た面白いものがなく物足りなさを感じてました。脚本や演技など、理由は様々ですが、とにかく唸るような邦画を観ることが中々叶いませんでした。この映画はそれを吹き飛ばしてくれた映画でもNO.1です。ハリウッドでもゴジラがリメイクされてますが、個人的にはシンゴジラの方がよっぽどすごいと感じます。冒頭からすごい早いテンポで展開していき、ハラハラしワクワクします。そして来たっ!と思ったらとてつもない謎をドンっと投げかけられドキドキさせられます。その心のまま、あの破壊神と対面させられるので、めちゃくちゃ面白いです。1954の初代を見たことないので憶測ですが、そもそもゴジラって恐怖の象徴だったり人から恐れられる存在だと思います。ヒーローのようなゴジラも嫌いではないのですが、個人的にはこの究極生物のゴジラが1番ゴジラらしいのではないのでしょうか。そのゴジラと激突する日本がまた素晴らしいです。ゴジラに蹂躙され、米国を中心に世界から食い物にされかけながらも、挫けず諦めず挑む日本の姿勢は、この映画を通じての現代日本へのメッセージが込められてると思います。まさに現実vs虚構です。個人的にあの生物と思えないようなゴジラの動きが斬新で素敵だと感じてましたら、まさかあの人が…これを言うとネタバレなので言えません。ぜひ確認してみて下さい。僕は完璧にシン・ゴジラにやられました。まぎれもなく今1番面白い邦画です!近いうちに絶対ゴジラロードの先にあるゴジラヘッドの映画館でみます。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "強くてビックリ\n ゴジラの進化にビックリしました。素晴らしいチームワークでした。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "本当に素晴らしい出来!!\n 19時からのIMAXで鑑賞。本当に本当に素晴らしい映画になっていて、驚いた!庵野秀明、良くやった!いろいろと粗はあるが、そんなことどうでもいい。とにかく、良かった!最初から面白くて、ニヤニヤしながら観ていたのだけど、途中から涙が出てきた…これは、東日本大震災とその後の福島原発事故で起こり得た最悪の事態のシミュレーションであり、日本へのエールだ!自衛隊の活躍や今回の最終兵器がそれを良く表現している。まるで『日本はまだやれる、ガンバレ!』という言葉が聞こえてくるよう。ゴジラはやっぱり巨神兵だったけど、そのキャラクター造形も良く出来ていたし、なによりも全編からゴジラシリーズに対する愛が感じられた。本当に思い出しても涙が出てくる。良かった。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった❗\n ゴジラに対する政治的な背景が面白かったですね❗ " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "2016年度のベスト1位になるんじゃないか!\n エヴァンゲリオンの庵野秀明らしさが良い方向に発揮されていて、とても重厚で、そしてリアルな現代のゴジラ作品になったと思います。官房長官や総理の災害服での会見等、東日本大震災を経験した日本だからこそ描けたリアルな政治的な群像劇がとてもよかったです。大人向けの作品でとても楽しめました " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ニッポンVSゴジラ!\n ゴジラに対する絶望感を煽る演出!参りましたっ! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "昔のゴジラは音楽だけか\n CGはやめて着ぐるみにしようよ何度も進化するわりには弱すぎる政府のはなしばかりで、子供はあきてしまう " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "日本映画やるやん!\n すごい映画を見た気がするというのは置いておくとして、映画を見て思ったのが「オデッセイ」に似ているいや、内容は全然違うんだけどもいわゆる「すべての人が最良のために行動している」ところがよかった今までの映画って、ハリウッドも同様に「無能な政府vs異端児主人公」みたいな構図が多かったと思うこれまでのゴジラもそうとりあえず核で攻撃しようとする政府vsそれに抗って一人立ち回る主人公いわばテンプレと化しているこの構図をこの映画は避けているオデッセイでも全ての登場人物が火星に取り残された主人公を助けようとしていた宇宙船のクルーが突然裏切ったり、政府に裏の黒幕がいるようなことも無かったこのゴジラでも全ての登場人物が全力で現状に対処しようとしていて好感が持てた「困難に対して全力で取り組もう」このスタイルは今後の映画界のスタンダードになるんではないだろうか?日本映画に未来を垣間見ることができて非常に満足です " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待全然してなかったが\n 意外と良かった! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "アメリカよ、これがゴジラだ\n 現代CGと昔の特撮っぽさの合わせ技でまさに「ゴジラ」感がありありと出ていました。今日は4DXで観たので、次はMX4Dで観ます。やっぱ新宿のゴジラ映画館で観なくては。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴジラ×国家権力×首都破壊=最高\n 国産ゴジラとしては10数年ぶりの新作で、「ポケモンGO」と共に、列島の注目を浴びている、この「シン・ゴジラ」。ゴジラの存在が知られていない世界を舞台に、国産初となるフルCGのゴジラがスクリーンを躍動する本作は、「シン」という自信に満ちたタイトルに相応しい、素晴らしい怪獣映画だった。ゴジラといえば、数年前のハリウッド版ゴジラが記憶に新しいが、非常に迫力のある出来で、個人的にもなかなか楽しめる一本だった。海の向こうから来た黒船ゴジラの衝撃を受けた後で公開となった本作は、まさに日本映画界の威信を賭けた作品と言っても過言ではないだろう。とは言っても、自分は初代ゴジラや以降綿々と続くゴジラシリーズをリアルタイムで楽しんだりした事はなかったので、正直ゴジラというコンテンツ自体の魅力が、実はあまりピンとこなかった。そういう人は、結構多いと思う。ただ周りの人が面白いと言っているし、見てみるとまあそこそこ面白い。でもハリウッドのド派手なCGに比べれば、特撮は安っぽいし、展開も子供騙しのソレ。でも楽しめないわけではないので、惰性で周りに合わせて今までゴジラを観ていた、という人。まさに自分なのだが、そういう人にこの「シン・ゴジラ」はお勧めしたい。本作は、初代ゴジラを観た当時の人々の様々な感動を、現代に甦らせてくれる超名作なのである。まず、ゴジラの造形が良い。これまでの特撮する上でのデザイン上の規制というものが、フルCGになった事で取り払われ、今までにない、リアルな「究極生物」としてのゴジラ像を描き出すことに成功している。グロテスクなのに、カッコ良い。いわば「グロかっこいい」という新機軸を、見事に打ち出している。さらに面白いのが「国家権力ロマン」。「国を守る」という崇高な目標を持って、主人公を始めとした閣僚が難しい日本語を並べ立てながら会議をする様子や、そこから末端の消防士や自衛隊員に指示が行き渡る描写などは、「お役所仕事」への皮肉が利きつつも、何とも言い難い「男のロマン」に溢れている。やはり男という生き物は「デカいモノ」が好きなんだなぁ、と再認識させられた。デカい怪獣、デカい権力。素晴らしい。あとは何といっても、庵野秀明総監督のオタク的創造力。これに尽きる。是非劇場に足を運び、その眼に焼き付けて欲しい。「無人在来線爆弾」の勇姿を。現場からは以上です。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "現代のゴジラ\n 先日BS・NHKで『デジタルリマスター版ゴジラ』を鑑賞。当時、社会問題であった原爆・水爆の恐ろしさと人間の愚かさが白黒映像を通して伝わってきた。今回の『シン・ゴジラ』は原爆の事は出てくるが、話の中心にあるのは無力な日本の政治体制。想定外の非常事態に対して迅速な対応ができない内閣、アメリカの顔色ばかり窺う政治家ども等々、現代の社会を描いていた。これが『シン』である1つの理由だと思う。ゴジラとの戦闘シーンは多少CG感が出るところがありますが、よかったと思います。ゴジラ自体もかっこよかたです(最初の方は例外ですが)。あと、かなりカット割りが多く、役者も結構早口、さらに専門用語が割と多めで情報を頭に入れるの大変でしたが、あっという間に2時間が経ちました。かなりオススメの映画です。※監督・脚本が庵野さん、音楽が鷺巣さんという事もあって結構エヴァの雰囲気がありました。というかわざと出してたかな(笑 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "大激突。\n これは、庵野秀明という怪物的才能とゴジラという怪物の激突なのか。ニッポンというシステムの怪物とゴジラという怪物の激突なのか。凄まじい情報量が洪水のように押し寄せ、もはや笑うしかない破壊に次ぐ破壊、そして排除される悲鳴と醜態とご都合主義。現実と虚構の大激突。あるいは、こうかもしれない。叙事詩と神話の激突。ぜひ、ドでかいスクリーンで。なるべく、よい音響で。座席は、ちょっと前。すこしアオリで見上げるくらいで。間違いなく、今年度の邦画の最高傑作。歴史に残ります。この映画こそ、映画館で観ましょう! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったです\n ただの怪獣映画ではなく核と人間、災害時の国家機能に関し踏み込んで描かれています。ゴジラに関しては、最新の技術でスケールの大きさと高潔な威圧感を演出しています。1954年の一作目とテーマを揃え、ハリウッド版とはまた違う形のスケールの大きさで、日本らしい作品に仕上がっています。終盤のゴジラを仕留めるところは、少し強引さがありもう一捻りあっても良かったかなとも思いました。また、閣僚や官僚に命をかけた行動がなかったことは現実的なのかもしれないですがヒューマンドラマとして見たときに感動的なものが小さくて盛り上がりに欠けました。強引な展開があっても良かったと思います。後4Dで観たんでしが、映画の集中を邪魔していなかったので良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "とりあえず長い\n 頭から巨大不明生物出現する流れはテンポよく始まったなと期待高まったが、そのあとの一般人のセリフが棒すぎてテンション下がる。そのあと延々と政府の対応を見させられるが、セリフの連続でもはや半分は聞き逃して、結局聞いてません。まぁ、だいたい何が起こっているかは見ててわかりますが。字幕も多く、カットも多く、テンポを上げたいのでしょうが、役者がどの方も棒で、石原さとみさんの英語は発音悪くて外国人の方でも聞き取れなかったようで。上手く喋ってるように見える演技でしたが、進撃の時と同じく、一風変わった役どころは似合わなかったです。違和感ありました。ゴジラのCGは、日本の映画にしてはよくやった方かと思いますが、アメリカの技術には勝てません。ところどころ模型を使ったシーンもあり、オリジナルの特撮への敬意が見れて、良かったです。ゴジラの第一形態はとにかく可愛いです。神風トレインも可愛かったです。ゴジラが実際現れたら、という舞台なので、登場人物が多いです。誰が誰だかあまり分からないです。ゴジラが街を壊していく様子は迫力ありました。背中から原子力ビーム出した時は驚きました。エヴァの監督だからですかね。音もそれっぽかった。でも、いい映画を作ろうとする気迫は伝わります。ただ長いんです。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高の迫力と緊張感\n もう最高でした。最高すぎてまだ余韻が残っております☆ここまで緊張と恐怖と興奮に包まれた映画はこれが初めてです!みてよかった~ " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "めちゃくちゃ面白かったです 石原さとみはあんまよくないとか言うひと...\n めちゃくちゃ面白かったです石原さとみはあんまよくないとか言うひといるけど演技めっちゃうまかったし、英語もすごくうまかったです " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力満点でした。\n 全体的には満足しました、余りにも強く全くへたれない、巨神兵みたいな強力なビームは迫力満点でした。随所に庵野監督のカラーが出ていてまるでエヴァンゲリヲンを見ているみたい、曲もそのまま使っています。嫌では無かったからいいですが後は、政治家の対話というか話しが多過ぎる気がしました、まあ、アメリカ映画みたいに無理矢理ラブストーリーを入れ込むよりはいいかも知れないがおじさんの顔ばかり見ているのもいかがなものかという感じです、その中で石原さとみは一服の清涼剤というところかと思います。MX4Dとかいう特殊な座席で顔面にシャワーを被ったり振動、風、動きがありUSJを思いだしました。久しぶりにハラハラ迫力有りでした。追記5日 2回目の鑑賞をちょっとスクリーン大きめ、MX4Dでは無い方で見ました。やっぱりGodzillaの破壊シーンは痺れますね、一回目観た時は会議の多さにイライラしたけど二回目は覚悟して観たのであまり気になりませんでした。ネットで色々調べたら、風の谷のナウシカで巨神兵の破壊シーンは庵野監督がまだジプリで下積み時代に監督から任されて作ったって話しに納得しました。正直今日の方が二回目であるにもかかわらず、面白かった。あえて、MX4Dで観なくても良い様に感じました、特に破壊シーンは色んな所に目が行き飽きなく見れたので良かった。複数鑑賞にたえうる良作ですたくさんの人が観に行き、興行収入が増えてこのような作品をもっと作られる様になる事を望みます。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!けれども...\n 中盤の後半からは迫力のある映像の連続で、今でも興奮が止まらず、期待通りでした!ただ、序盤あたりは物凄い速さのテンポと情報量で、カルピスの原液を一気飲みした感じになり、正直イマイチでしたが、最後よければ全て良し面白かったです!少しエヴァっぽい感じの作りも、良かったです!まぁ、CGや技術はアメリカ版ゴジラには負けますが、それを他の所で補っている素晴らしい迫力のある映画だと感じました!いやぁ、途中で帰った人もいるみたいですが、勿体無い事してるなぁと思いますw戦闘シーンだけならば星5いや、それ以上ですw序盤あたりをもっとよくみたいのでもう一回、観てきまーす笑 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力、圧迫感、恐怖、全てを心で感じた\n 恐ろしく光る背びれ、ただれた皮膚、このゴジラ、ただ者ではありませんでした。自分は中学生なのですが、映画を見て、こんなにも心臓がドキドキした映画はシン・ゴジラが初めてです。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高に面白い日本映画\n 待ちに待ったゴジラ公開。初代ゴジラを現代に移植したようなイメージでした。朝鑑賞しましたが、今からもう一回見ます。。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "本年度最高傑作\n もうゴジラや特撮がどうというより映画として純粋に素晴らしい。ネタバレ厳禁で、できればなんの前情報もないまま鑑賞をおすすめします。スピーディな展開とゴジラの圧倒的な絶望感。震災後の災害映画における最高傑作ではないでしょうか。やいのやいの言われてる樋口監督の前作進撃の評判はまったく気にする必要なし。ハリウッドgodzillaと比べても見劣りしないどころか凌駕してます。これは庵野秀明と樋口真嗣というゴールデンコンビが生んだ日本映画の一つの到達点です。この二人の今後に期待! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本映画の底力!\n 庵野監督作品、特にエヴァンゲリオンが好きなひとにとっては最高すぎる作品。カット、音楽、アングルどれもが庵野監督らしさに溢れていて、最後の最後まで心踊る。映画のなかでいまの日本を象徴するシーンも多く、初代ゴジラが当時の社会問題に目を向けたように、シンゴジラも強いメッセージ性があった。ただ、中盤からラストにかけてグロテスクなシーンも多かったので小さな子供連れには向いてないかも。意見が分かれそうな作品だが、最近の邦画では希な作品。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "上映開始2~3分ぐらいで帰りたくなった。\n 「シン・ゴジラ」鑑賞。〈あらすじ〉ゴジラが街を散歩する映画。~良かった所~なし!~気になった所~・カット割りがあまりにも多すぎる!・出ているキャストのほとんどが早口。→時々、何言ってるかわからない時がある。・政府がグダグダすぎる。大杉漣演じる総理大臣も全く役に立たない。→周りの官僚たちに言われるままw 首相官邸の会見シーンで、「生物は絶対に上陸しません」と発言したあと、生物が上陸して、さっそくフラグ回収。。・カメラワークもおかしい。椅子の上から撮った所や、机の上からの視点やら、、なぜそこから撮るのかさっぱり意味がわからない。あと、序盤、パニックする町の人たちのセリフも棒読みだし、まるで、RECのような撮影方法だし。。・石原さとみが演じる役の話し方がイラつく。・最初、ゴジラ(進化前)が町に上陸したシーンは、あまりにもぬいぐるみっぽくて、酷すぎる。思わず幻滅してしまいました。(^^;・ゴジラの迫力はまあまあ感じましたが、破壊した車がどーしても、トミカーにしか見えない。・字幕が早い。あと、登場人物が多すぎる。~まとめ~めちゃくちゃつまらないです。何が面白いのか全く意味不明。せっかく抜群の良い俳優を使ってるのにこのザマ。俳優の無駄遣いだと思います。 ホント残念。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ニュー・ゴジラ\n 今日から公開の「シン・ゴジラ」を観て来ました。歴代のゴジラシリーズと違って大人が観るゴジラだと思います。ヤフー!ニュースではゴジラが着ぐるみからフルCG化されると記載された通り期待を裏切る事なく素晴らしいゴジラの姿になったと思います。「シン・ゴジラ」は東宝が公開前はシークレット化してた意味が少し分かりパンフレットにもネタバレ注意と書かれた帯が付いているのであらすじは控えさせて戴きます。私的には大好きな作品の一つになりました。私事で御座いますが・・・館内で「ゴジラ2016」のフィギュアも購入出来ました。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い\n ゴジラが出てくるシーンは見ごたえがあった。色々な角度からゴジラを見れたのはよかったと思う。CGっぽさが残っている部分やちょっとリアリティーがないような部分はあったが、ゴジラの恐怖感と反核の精神は凄く感じられたのでよかった。 人が出てくるシーンで、似たようなカットが多かった。ゴジラをもっと見たかったのに、政治家のシーンばかり印象にのこるかんじだった。まぁ、そういう映画なんだろうけど。 作品について考えれば考えるほど色々な考えが湧いてきて、深く考えさせられるような映画だったと思う。いい意味でゴジラのイメージをぶち壊す新しいゴジラだった。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "良くも悪くも庵野さん\n vsシリーズやアメリカ版ゴジラから、という人は違和感あるかも、どちらかというと初代みたいにゴジラに対処する人の側がメインだったと思うので、 ただ、個人的に初代と違って、ゴジラを通して核や原発について考えるというより、対峙した人を通して安保とか緊急事態の事を考える形になってたと思う。アメリカの他人事みたいな対応とか実際ありえそう カメラワーク?とかゴジラのアレンジがすごく庵野さんっぽいので、合う合わないがあるかもゴジラの形をした○○○○、○○○作戦、これはエヴァじゃないですよ?みたいな感じ " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "4DXとiMaxとMX4D\n 庵野監督はじめ、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。 今までの怪獣映画に(ゴジラ映画に)対するフラストレーションのようなものを全て吹っ飛ばす感じを与えて頂きました。 本当に楽しみにしていたので、アイマックスと4DXで観ました。個人的には4DXがよかったです。ゴジラ役は野村萬斎さんなんだって!驚きです。追記MX4D 一回IMAX 一回普通上映 一回4DX 八回計 十一回 観ました。最前列の4DXが一番好きだった! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "凄い映画だった!劇場であと二回は観たい!!\n パシフィック・リムを観ても、ハリウッド新ゴジラを観ても、いまひとつ乗り切れなかった私です。もういい加減いい歳なので、こういう映画を面白く観れ無くなっているのかも知れないと思い始めていましたが、そんなことは有りませんでした。シン・ゴジラ、凄まじいほどに面白い映画でした。現時点では庵野監督の最高傑作ではないでしょうか。これでもダメと言う人がいるのなら、その人たちには、そもそも怪獣映画というジャンルが向かないのだろうと思います。もう諦めて下さい。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "子供は連れて行っちゃダメ!\n 日本(現実)対ゴジラ(虚構)の副題の通り、「現実の日本にゴジラが現れたら?」というテーマを全編を通して訴えてくる作品。物語は政府役人の目線で進み、先例重視や縦割り行政の弊害によって進まないゴジラ対策や、世界情勢によって左右される方針等に、流されつつ、日本を守るために作戦を立案し、仲間を集め、ゴジラを倒す計画を成功させるために奔走する様子が描かれている。結果、ゴジラという虚構作品ながら、非常に現実感があるものになっている。ただし、悪い面として、作品全体のうち、政府内での話し合いや駆け引きが体感で7割ほどに費やされている上、早口で専門用語も多く、非常に情報量が多く感じた。その為、理解できない子供が見た場合「よくわからなくて、つまらない」と感じると思われる。保護者の方々は注意されたし。良い面として、多い情報量をきちんと処理しつつ見れた場合は、上記の通り、今までのゴジラ映画とは違う「現実感」の迫力に圧倒される。あまり高くはない予算の中、優れた映像技術が作品を盛り立てており、序盤では現実の魚類、両生類のような動きを、後半では庵野監督お得意の巨神兵ビームの破壊力マシマシで、進化する怪獣王にふさわしい迫力に仕上げている。初代ゴジラベースの見た目も恐怖心をそそる。また、過去作品のように無駄に攻撃を外しまくって町を破壊する自衛隊はおらず、全弾きちんと命中させ、被害も少なく、国民の生命や財産を守る有能な自衛隊であることも魅力(まぁ、ゴジラに効果があったかは別として・・・)そして、最後の作戦は、見た目は地味ではあるが確実な作戦で、それまでの調査や考察によって得られたものを生かした準備と、日本が誇る現場の技術の賜物であり、日本神話に即したネーミングセンスもニクい。子供たちがみる「夏休み怪獣映画」としてはおすすめできないが、是非一度は見ていただきたい。名作ではない怪作である。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "久々に見た、恐怖感のあるゴジラ。\n 正直、また広告打ちまくって金稼ぎのためだけの映画かと思ったがいい意味で期待を裏切る、良い映画だった。初め、変態前のゴジラが出てきた時、あれ、敵と戦うゴジラなのか?それは今までいろいろ苦い思いがあるのに。と思わせられたが、それはあくまで恐怖の前兆であり、変態して戻ったゴジラは恐怖の塊だった。前作からかなり時間が空いていることもあり、現代の技術を出し惜しみしていないゴジラはかなりの迫力。これまではどこか可愛さが残っていた気もするがそこは庵野秀明。グロテスクさもあるゴジラを作り上げた。特に今回のゴジラはあらゆるものを破壊し、これまでの特撮とは比較できないが破壊のシーンの多さには驚いた。自衛隊や米軍との戦いも迫力がありかつ、ゴジラっぽい事細かなテロップが効いて、無知の私でも手に取るようにわかる戦闘シーンはこれまでのゴジラ同様、面白かった。まあただ、車を巻き込むシーンや電車を使った無人爆弾などのディテールはさらなる可能性がある。海底トンネルなどをはじめ、人々が逃げるシーンなどはなんだろう、東京という大都会を舞台にしているため、ぎゅうぎゅうになるシーンばかりで、全力で走り回ったりがなくイマイチ恐怖感は伝わってこなかった。キャストもかなり華やかで、エンドロールに大量に流れてくるキャストの中に有名俳優と無名俳優が混ざり合っている様がなんとも異様だった。野村萬斎ってどこにでてた?ん?いたっけ?というレベルの人まで書かれており、ただ文字が流れるエンドロールなのに面白かった。キャストで言えば、石原さとみの役柄だけ疑問。そもそも彼女は最近こういったパニックムービーに多く出演しているが、私は向いているように見えず、石原さとみが出るたびに緊張感が無くなるように見えた。他のキャストとの釣り合いもあるのだろうか…アメリカとのつなぎ役でとても重要な役なのに。冒頭からエンディングまで、とにかく忙しい映画だったからか緊張感が持続し、ワクワクして見れた。核の使用や放射能汚染など、日本人が敏感になっているところもついており、映画に入り込みやすかったのもあるかもしれない。次回作はやるのかな。次回作があるなら、期待して見たい。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ハリウッド版にやり返したゴジラ。 日本がアメリカにやり返した形だと...\n ハリウッド版にやり返したゴジラ。日本がアメリカにやり返した形だと思う。恐らく、この作品には政府の話しが長い。カットが多い。子供向けではない。等の問題はあげるかたがいるとおもうが。政治家のヒューマンドラマ怪獣による災害映画というものだと思う。エヴァンゲリオンを、初めて小さい時に見た。大きくなった時に、改めてエヴァンゲリオンを見た。いわゆる年齢層を高くした作品だった。簡単にいうと。小さい子が、歳を重ねて、またみたら、また面白い!笑 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "泣けた\n 反核と頑張ろうニッポンのメッセージに泣けた。ニッポンのゴジラです! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "絶望と希望のモニュメント 【加筆修正3】\n ※映画をフラットな気持ちで観たい人は読み飛ばしてくださいよくぞ、よくぞやり遂げてくれた!!!スタッフ一同にまずはそう感謝申し上げたい。ハリウッド版『GODZILLA』のレビューで僕は『しばらく日本のゴジラは作られないかも』と書いた。あんな規模のハリウッド大作に、大作でもその半分以下の制作費でやりくりする邦画が、どうやって太刀打ちできるというのか。そう考えたから。だが、それは大間違いだった。日本映画の本気をナメてかかっていたと僕は謝らなくてはいけない。慎みながら判定5.0を付けさせていただいた。たまには言葉を濁さずはっきりと書こうか。この映画は傑作だ。...冷静になるためにまずは最初に欠点を挙げる。石原さとみのアメリカン演技?いやそこは大丈夫。最初こそ気になるが、彼女の存在感は後半でだんだん効いてくる。やはり挙げるべきはCGのクオリティ。現時点における邦画最高峰のCGであることは疑う余地もないし、後半に行くほど良くなるが、肝心の登場時が気になってしまったのが痛い。最初に海からその片鱗を現す瞬間、そこから街を蹂躙するゴジラ、破壊される船・車に関してはリアリティが些か減じてしまったと言わざるを得ない。また、ゴジラの“あの攻撃”の後のパートからクライマックスまでで、物語の勢いがやや落ちたと感じたことも挙げておこう。...だが、それら欠点を鑑みても、この映画は面白い。いや大変失礼ながら、クソ面白い。もしも現代日本にゴジラが現れたら?この映画はその虚構を徹底したリアリティ、そして凄まじいスピード感で紡いでいく。災害シミュレーションのような流れで進む物語。巨大な水柱と海底トンネルの事故。そこから関係閣僚が召集され、きっと海底火山だと締めようとした所から、次々に『想定外』が起こる。目まぐるしいほどのカット数、溢れる専門用語、だがそれらの圧倒的な情報量は物語を理解する妨げにはならず、刻々と変化する状況をまるでリアルタイムドキュメントのように活写してみせる。時おり挿入される手持ちカメラやスマホの映像も臨場感の演出に一役買っており、人間の目線で撮られた多くのシーンが、未曾有の怪物が目の前を闊歩しているというリアルな衝撃を与える。そしてそれらの徹底したリアリティこそが、中盤のあの目の前が真っ暗になるほどの絶望と、終盤のあの涙ぐましいほどの希望と緊張感を、現実味のある感情として観客へと伝えるのだ。...今回のゴジラは言うまでもなく3.11の再来だ。メディアで繰り返された『想定外』という言葉の塊だ。どこへ向かうかも、何をしでかすかも、どう変動するかも分からない、意思を持った災厄。そして詳細は避けるが、従来通りの核の申し子でもある。いやその責をアメリカ以外に更に拡大したと言える。きっとあの最初の姿には度肝を抜かれるだろう。きっとあのおぞましい猛攻にも度肝を抜かれるだろう。平成ゴジラに思い入れが強ければ強いほど、嫌悪にも近い衝撃を受けるだろう。だがこれは、平成のヒロイックなゴジラではないのだ。'54年の初代『ゴジラ』の時に観客が抱いただろう恐怖と嫌悪なのだ。主人公・矢口率いる異端者だらけの対策チームがゴジラを生物的に分析していく部分もサスペンスとして機能。段々とその驚異の生態が明かされる過程も見逃せない。...リアリティを追求した語り口と、ゴジラという怪物を解き明かすサスペンス、さらには、心を動かすドラマをもこの映画は成立させた。市街の惨状、放射能の恐怖、大量の避難民の姿――否が応でも思い返される3.11の恐怖。そして、持てる限りの知識と勇気と希望でもって、死に物狂いでこの国を救わんと闘う者達の姿。クライマックスの主人公のスピーチには、あの恐るべき原発事故に現場で立ち向かった人々の悲愴な決意を連想せざるを得なかった。この世の終わりのような光景を見てもまだ、この国は必ずまた立ち上がると彼等は希求する。10年後の自分の未来より、10年後のこの国の未来を。その熱さに、その希望に、どうして、どうして涙が込み上げるのを止めることができようか?...'54年の『ゴジラ』は原爆投下の9年後に制作された。アメリカの水爆実験による第五福竜丸の被爆事件を受けて制作されたあの作品は、いわば日本がトラウマを乗り越える軌跡のひとつであり、同時に未来への警鐘だった。本作からはそれに匹敵するだけの気概と気合を感じる。まだ立ち上がれる。また立ち上がれる。最後に空中へと差し伸ばされたあの手。この映画は日本を襲った災厄への悲愴な鎮魂歌であり、そしてそこから前進する為の、“ゴジラ”というモニュメントだ。<2016.07.29鑑賞>....余談1:『ゴジラ』は僕が映画好きになるきっかけとなった作品で、今の仕事に就いた遠因でもあるので、もうムチャクチャに思い入れが強い。んが、思い入れが強過ぎると過去作やスタッフへの先入観などで冷静にレビューできない。それは作り手にも作品にも失礼な気がするので、今回は極力フラットな気持ちで鑑賞する為、予告編以外の情報を一切シャットアウトし、過去作・関連作の復習も一切行わずに鑑賞。ここ数ヶ月はある種の苦行でした。余談2:沢山の人が数年間も心血注いで作ったものを、ろくな理由も書かずに10,20文字で馬鹿にするような連中には「恥を知れ」と言いたい。余談3:炎は一億度を越えるとプラズマ状態になるらしい。最後に言いたいことはそれだけだ! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "功罪の差がある。\n まずは「この作品だけで怪獣映画を見捨てない」ようにしたい。【2回目:IMAX】4DXがしょぼかっただけだった。IMAXで観たら、また観たくなる!こりゃヤバイ!次は通常の2Dで観る。でも、在来線爆弾だけヤダ!【1回目:4DX】観たかった怪獣災害はコレだ!3.11の記憶がよみがえり、怖くなる。悲しくなる。船が川に沿って押し流すシーンはゾワゾワした。でも、物足りない。セリフが早く専門用語で、頭に入らん。頭で理解する前に、事が進む。不快ではない。むしろ楽しい、ワクワクする。でも、置いてきぼりになる観客がいると思う。政府への風刺・皮肉は十分伝わったが。描きたいシーンがあり過ぎたのか、落ち着きがないなあと観ていた。嫌いじゃない。でも、感覚でいうと心のフェードイン・フェードアウトがバッサリ切られ、2時間に収めるために重要な(映したい)部分だけくっつけたような・・・。これこそ、二部作にすればよかったのに。『進撃の巨人』が二部作だったのは、原作アリキだったからかなぁ。時代だなぁ。CGに嫌悪感はない。よくぞ、少ない予算でここまで作ったと思う。すごいぞ、白組!ゴジラのデザインも嫌いじゃない。攻撃の仕方も斬新、あれじゃ太刀打ちできないよ。音楽はゴジラファン、エヴァファンを喜ばせるかもしれない。最初は笑ったが、何度も繰り返すとシツコイ。デザインのみならず、ここまでエヴァにするかい?どっちかというと、「踊る大捜査線」が過ぎったぞ?!ゴジラの曲も、当時の音を使っているのか?質感を楽しめる人もいるだろうが、自分は綺麗な音でアレンジしてほしかった。足音も。失速はなく、テンポはよかった。もう一度見たいが、怪獣映画として、これをお勧めするかといわれたら、しない。平成ガメラやGMKは超えなかった。自分の中では。ゴジラの倒し方・・・。いいのあれで?終盤は「??うーん?」だった。あの2人には、期待が大きかった分、失望した。でも、2人はまだまだゴジラはやれると思う。少し、冷静になって、脚本を見つめ直してほしい。庵野キャラの色は少なくして、このクオリティを保ちつつ、新たなゴジラに挑戦してほしい。このままでは、オタク製作の映画で、業界が騒いだだけになってしまう。(7/29<->8.6)と思っていた。 " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高。\n やっぱり最高でしたもう一度見たいです " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "安心して見てください。\n 邦画で久しぶりに見た、東宝単独製作。日本映画の意地を見ました。同行した何人かも満足していました。僕の中では花丸です。何を書いてもネタバレになりそうなので、内容には何も触れませんが、凄い映画です。見るべし! " + }, + { + "date": "2016-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪くない。\n 今回のゴジラを一言で言えば、巨神兵。迫力は折り紙付き。流石は樋口真嗣、大人の仕事です。ただ「ミリヲタが喜びそうな描写ばかりで市民視点が皆無なのでは」という不安がものの見事に的中。まあ今回は「現代日本に怪獣が現れた場合のシミュレーション」というのは職業柄知っていたので仕方ないのだが。福島との関連も皆無。数十年前の放射性廃棄物が原因となっていた。実に残念。僕ならやる。やはり血液凝固剤が現実的な倒し方なのだろうか。それでも随所に散りばめられた小ネタに「あっ」となるのは面白い。ああいう話は遊び心がないと持たない。そして、この映画の本当の結末は、既に映像化されている。 " + }, + { + "date": "2016-07-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "何故こんなに評価が高い?\n 全ての役者が臭い芝居で多分昔のゴジラをイメージしているのか、 見ているのが疲れる。今年映画を見て初めて寝ました。 " + }, + { + "date": "2016-01-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "4DXにて鑑賞!\n 久し振りの国産ゴジラ。最高でした!庵野版ゴジラは、第一形態から第四形態まで、変態してリアルな恐怖を感じました!自衛隊によるゴジラ掃討作戦もリアルで内容も充実。観ごたえ十分です。次作は、ないのでしょうか?11月に発売予定のゴジラ2016s.h.モンスターアーツが欲しい!今年、観た映画の中で、トップクラスです!しかし、エヴァ感が半端じゃありません!電車爆弾によるゴジラへの足回りへの攻撃、ゴジラの口に、凍結剤を流し込むヤシオリ作戦。観ごたえ十分、ゴジラの熱線攻撃、背中からビーム放射、尻尾からビーム攻撃とこれまでのゴジラの中で、最強!是非、劇場に観に行くべき! " + } + ] + }, + "198": { + "title": "怒り", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じるって大切、だけど難しい。\n 人を信じるとは何かということを深く考えさせられた。一旦信じられなくなると、その人が何を言っても、どんなに信ぴょう性のあることを言っても、信じられなくなる。言葉を受け取った人次第。時には、間違って裏切ってしまう。一方で、深く信じた人に裏切られた時。それは深い怒りになる。本気の怒り。これは目に見えないから伝わらない。信じるって難しい。信じていたのに時には裏切りたくもなり、裏切られることもある。信じてた人に裏切られたら本気の怒りに変わる。信じることと裏切ることは表裏一体。ただし、その表裏を間違えると大きな怒りに変わる。※沖縄基地問題が大きな怒りにつながることは理解できるが、本映画でこの問題が扱われることには違和感を感じた。その被害者役としての女優の選出も違和感があった。女優の演技はいいのだが、個人的にはあまり名前の知られていない人の方が、映画自体にもっと引き込まれていたと思う。 " + }, + { + "date": "2019-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "残酷。それでも生きる時、湧き上がる感情。\n 好意を持つ相手に対する疑惑。『もしかしたらこの人が殺人犯…?』設定が振り切ってるので映画としてエンターテイメント性が高く、すごく引き込まれます。ただ、血みどろの殺害シーンより、純粋無垢な少女が愉快に犯されるシーンの方が生々しくてトラウマチック。2度と見れません。可哀想で胸が引き裂かれます。足首から吊るされて、笑いながら皮を剥がれるような残酷さ。こんなことが実際何度も繰り返し起きている世の中であることを突きつけられ、気づかされ、ゾッとします。映画の中にふと見える現実。それでも生きる女の子は時間と共に逞しくなっていく。あの子は知ってる子?人ごととは思えない。湧き上がっては、腹の中に深く沈める暗いもの。それが包み込まれるように浄化される各々ラストの一瞬は美しく希望に満ちています。 " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "^_^\n 枯れるほど流した涙悔し泣き " + }, + { + "date": "2019-05-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "もしかしたら、このコメントをたたく人がいるかもしれませんが仕方ない...\n もしかしたら、このコメントをたたく人がいるかもしれませんが仕方ないです。一言で言わせてもらうと、「糞作品」。はっきり言いましょう。見る価値ないと思います。悪い作品とは言いませんが、映画にする必要はあったのでしょうか?この作品が好きな人、面白かったと思った人には申し訳ないですが、鑑賞後の後味の悪さったら。見ようか悩んでる人は見ない方がいいです。何が悪いかって言われると、作品のストーリーがあんまりで、何を伝えたいのかがわかりませんでした。 " + }, + { + "date": "2019-05-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "心揺さぶられる\n 思いがけず、面白かった。深く感情を揺さぶられた。沖縄の田中、二人が気になって付けてたのかな~!?人格が別れてて、それに苦しんでるようにみれた。千葉、お父さんが泣いた所は私も泣けた。共鳴したって感じで。人の心の奥深いところまでみせる、出させる。それは、この監督の作品作りの姿勢からだろう。だから俳優の表情が心に残る。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n 久々に面白かった!凄い作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "信じたいから\n どのエピソードが好きかというと、やはり妻夫木さんと綾野さんの。よだれが出ますよ。信じてくれてありがとう、って。隣の墓ならいいよな、って。かわええ…美しさがあるんや…謙さんのところは唯一のハッピーエンド。そもそもの環境が救いなかったからなぁ。だって風俗でボロボロになった知的障害のある娘を、父親が店まで迎えに行くって…そもそも辛い。宮崎が松ケンを信じることができたから、謙さんも宮崎を、自分の娘が幸せになれることを信じることができるようになったらいいなと思った。沖縄パートは…あかん。そこには怒りしかないやろ。よくよく考えれば、森山未來が犯人に決まってるんだけど、理由が許せないと同時に、理解できてしまう一瞬がある事実。正直言うとわたしも怒りに囚われてしまう一瞬がある。誰にも言えないけど。「悪人」も面白く観たけど、「怒り」も良い。見返すのはしんどいけど、好きだ。群像劇のようなオムニバスのような。交わらないのが良かった、この映画の場合。宮崎あおいだの広瀬すずだの高畑充希だの、わりとわたしの好きではない女優ばかりだけど、俳優がそれをカバーの上おつりをくれたくらいの布陣だったので佳きかな。妻夫木くん、綾野さん、松ケン、森山未來…佳きかな。わたしは妻夫木くん!!! " + }, + { + "date": "2019-02-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が良いのか監督が有能なのか分からないけどとにかくこのコンビの映...\n 原作が良いのか監督が有能なのか分からないけどとにかくこのコンビの映画には感情を揺さぶられ、考えさせられる色んな怒りがあるなんて事はタイトルを観れば分かるただこれはタイトルなんてどうでもいい、悲しみや喜びや幸せなど、色んな感情がある、感動もあるあ、でも妻夫木と綾野の所は生理的にまじで気持ち悪かった所謂同性愛なんか最近同性愛を受け入れるのが寛大、もしくは普通むしろ受け入れないとかその考えどうなのみたいな風潮があるけど気持ち悪いものは気持ち悪いそこをのぞけば妻夫木ラストは全然よかったし、結局なんだかんだで感動した一番良かったのは松山ラストだった " + }, + { + "date": "2019-02-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通におすすめ。タイトルが合わない。\n 観て損のない映画。そこそこ時間の経過を忘れさせてくれた。面白かったと言えば面白い。ドロドロヒューマンドラマ好きな方はおすすめ。犯人の心の闇が見事に描かれているのが良かった。怒りというタイトルはあまり合わないように思う。しかし残念な所がある。犯人に似ている顔の人物が3人居る。そのうち1人は犯人だから、逃亡劇があるのは分かる。顔が似ている2人が同じくタイミングで逃亡して周囲の人間を不安にさせるのは都合が良すぎる。こじつけ気味な物語が残念に思った。特に病気を理由に逃亡する意味が分からない。犯人では無かった時のある女性の泣き叫ぶシーンは必要ないというか、演出が違うように感じた。あそこはしっとりと泣き笑いがよかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "怒りだけど、私は号泣\n 邦画でこんなに、すげぇーって思ったの初めてじゃないかな??森山未來さん、綾野剛さん、松山ケンイチさん、同年代で切れ長の目の演技派俳優さん、この3人が同じ時代にいてくれたことにまず感謝。凶悪殺人事件の犯人が、この中の誰かなんだけど、誰もが善人の顔をもつ悪人に見えて、最後の最後まで真相が全くわからん!!この3人の中、1人が犯人、 2人がフェイクなんだけど、犯人を信じてしまった自分への怒りとか、愛する人を信じきれなかった自分への怒りとか、この3人に関わる周りの人たちの演技がまた圧巻。 " + }, + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "新しい形のホラーだと思う。\n とにかく怖かった。何が起こるのか早く見たい反面、その裏に隠された真意を見たくない、見たら信じていたものがすべて崩れ去ってしまうかのような、そんな恐怖を感じた。犯人当てミステリーのような軽い気持ちで見始めましたが、大事なのはそんなことじゃないと気付かされました。愛する人を信じること。言葉では簡単に言えるでしょう。だけどこの映画は改めて語りかけます。本当に心の底から、信じられますか。それを裏切ってしまったとき、あなたはどう感じますか、と。作品のタイトル通り、あらゆる形の『怒り』がこの作品には現れます。他人に対して、形にできない何かに対して、そして自分に対して。でも見ていて自分に湧き上がった感情は『怒り』という一言では片付けられないほどの強烈な激情でした。恐怖、感動、絶望、希望。分類できないような衝撃を、この作品はきっとあなたに与えるはずです。 " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "高畑充希\n 高畑充希・・・上半身だけの、ほんのわずかの出演で、話の流れをぐいっと曲げた。すごい女優だと思った。どん詰まりのストーリーがあそこで向きを変える。まるで巨大な客船が航路を変えたような迫力を感じた。 " + }, + { + "date": "2019-02-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三つのストーリーが交差するようで全くしない\n  歌舞伎町の風俗店で働いているところを発見され、千葉の漁港で働く父・洋平(渡辺)に連れ戻された愛子(宮崎あおい)。漁港にふらりと現れ働き始めた青年・田代と恋に落ち、やがて2人で暮らし始めたいと申し出る。 東京の通信会社に勤めるゲイの優馬(妻夫木聡)は、クラブで出会った直人(綾野剛)を気に入り、自宅で一緒に暮らし始める。 母に連れられ、東京から沖縄の離島に引っ越してきた高校生の泉(広瀬すず)は、辰哉(佐久本宝)と一緒に無人島に出かけ、一人で無人島暮らしをするバックパッカーの田中(森山)に興味を抱く。3人は那覇で再会し、その直後、泉は米兵2人にレイプされる。 広瀬パートで描かれる基地問題や米兵レイプ事件の問題を提起はしているが、ちょっとあっさり描かれ過ぎ。三つのストーリーの内、東京、千葉では怒りなんて感じない設定なので、もっと広瀬パートを大きく取り上げるべきだ。 英会話講師リンゼイさん殺害事件で逃亡生活を続けた市橋達也がモデルとなっているのか、整形したり、ホクロを自分で切り取ろうとしたりと行動パターンが似ている。 " + }, + { + "date": "2019-01-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "心がざわつく\n 原作(上.下)読んだ友人は物足りなかったみたいだけど、キャッチコピーの「愛した人は、殺人犯なのか..?」ってワンフレーズしか知らなかったあたしは 観終わって心がざわついて言葉じゃ語りきれない想いを抱えてる。他の人も言ってたけど、いい意味で後味が悪い。もっとちゃんと理解したいから友人に本を借りよっと。とりあえず、、涙が溢れて仕方なかった。なんの涙かって聞かれたら..「哀しみ」の涙かな。なんか苦しい。さすが名俳優揃いで妙にリアル...すずちゃんも全然負けてなかった。実力派女優!出会いのシーンとあのショッキングなシーンは頭から離れない。。どのストーリーも 愛する人を疑うことの苦しさと信じることの難しさ 自分の無力さと儚さに 苦しみ哀しみ そして、怒り。渦巻いてて仕方なかった。..思い出しては涙がでます。 " + }, + { + "date": "2019-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後半の盛り上がりが凄かった\n 「悪人」と同じ監督さんということで観たのですが、後半の盛り上がりが凄かったです。良い映画でした☆。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "妻夫木聡×綾野剛は一見の価値あり\n 基本的な構造としては、傷を抱えた3組の人々の元に謎の風来坊が現れ、彼が凶悪犯罪の容疑者では? という疑惑が持ち上がる…というサスペンス。そして犯人が明らかになった後、彼の動機はなんだったのか? が焦点になります。まずこの構造が長編映画向きではない(2組ならまだしも3組とは)というハンデがあるので、必ずしも映画製作者の非ではない部分も多分にあるとは思います。3パートあるので必然的に全体の尺は長く、そのくせ個々のドラマは散漫になってしまい、結論に向けて一直線に進む娯楽映画としてのドライブ感に欠けるわけです。むしろテレビドラマならもっとじっくり腰を据えて楽しめたかも知れません。またどすっぴんの宮崎あおいの儚さ、森山未來の身体能力を活かした場面など、楽しめる部分もありました。なかでも、実際に二丁目を訪れ、現場でも綾野剛と「本当に付き合っているのでは?」と囁かれるほどの空気感を醸し出していたという妻夫木くん演じるリアルな都会のゲイライフは、生々しい現実感があり、この作品最大の収穫でした。ただ…なんか重苦しくしとけば重厚で本格派でしょ、みたいな前提になってはいませんか?シナリオに無駄、ムラ、無理があるだけなのに、役者の負荷が高い→必然的に熱演→感動的、みたいな思い込みが「湯を沸かすほどの熱い愛」を始め日本映画を蝕む病理なのだと思います。そういう作品がありがたがられ、俳優にも内面化されている気がしますが、観客としてはやはり俳優の「芸」の部分を楽しみたいと思ってしまいます。 " + }, + { + "date": "2019-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見てよかった\n 基本的に感動ものとかの映画も好きではなく邦画自体もあまり見ませんが、暇でなんとなく見てみました。原作の小説を読んだこともありませんが、出演されてる一人ひとりの演技もとても良かったです。終わり方としては、個人により好き嫌い分かれる終わり方ではあると思います。私は好きです。疑ってしまうことの辛さ、信じていた人に裏切られる気持ち、モヤモヤとしてしまうかもしれませんが、終わったあとにじんわりと考えさせられる映画かなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "犯人の本当の姿は\n 最後まで誰が犯人なの分からなかったので終盤はかなりドキドキしました。テンポもよく観やすかったです。田中が泉や辰哉に初め見せていた良いお兄ちゃん感も、最後のサイコパスな田中もどちらも本当の田中だったのだと私は思います。泉のレイプに関しても何も出来ない自分に腹が立ち、そのあとも以前と変わらず普通に自分は生活するし、周りも平穏な日々を過ごしている、そんな自分のうちにある感情と周りの環境のギャップに耐えられず怒りの感情がまた沸き、お店をめちゃくちゃにしてしまう。自分の怒りを消すためにレイプウケる、と相反することを書いてしまう(私の憶測なので違うかも知れませんが)。子供が、本当は欲しいのに手に入れられないから咄嗟に「そんなのいらないし」ってついちゃう嘘のような感じがあります。色んな感情がありすぎて、ありすぎて、自分をコントロールできず爆発して突拍子もないことをしてしまう。八王子事件も被害者を生き返らそうとしたり、働いてたお店をめちゃくちゃにした後に島で自分を傷つけたり怒りの文字を書いたり、感情が爆発したあとにまたそういうことをしてしまった自分に対して怒り(自責の念のような感情?)がまた沸いてしまう、田中はそういう様な人物なのではないかと考えました。辰哉役が有名な人ではないので妙にリアリティがあって良かったです。広瀬すずもそういう素人感がある子だったらダメだったのかなぁとは思います。広瀬すずは何やらせても広瀬すずなので。相手を信じなかったゆえスレ違ってしまった愛子や優馬もいれば、相手を信じたあまり裏切りを感じ人を殺してしまった辰哉。全く関係のない3つの話が【人を信じること】をテーマに展開されとても面白い作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後半のスピード感に負けた\n おもしろい映画でした。シンクロしないエピソードが、最後に解決するのだけど、結局シンクロせず。渡辺謙、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡の演技には泣いた。実在の事件をモデルとしつつ、そこを遙かに超える何かがあった。それは、愛かな。 " + }, + { + "date": "2018-12-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も観てます\n 人間のあらゆる形の秘密や怒りの部分を見事に表現されていて、闇を抱えた事のある人間にはズッシリと……だけど救われる部分もあり、自分の奥底にしまいこんでいる感情を代弁してくれているかのように気になります、落ち込んだ時に観ると逆に悩みが消えます。 " + }, + { + "date": "2018-12-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 俳優陣の演技に圧倒される。3つの人間模様を描き出す構成の仕方も見事。映画ってこうでなくちゃ!と思わせる。素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "気持ち悪い映画\n ネタバレも何も無いというか、見ていてなんか気持ち悪くなる映画でした。俳優陣が豪華なので、外れはないかな~と思っていたのですが、正直ちょっと期待はずれ感があります。私には難しすぎました。 " + }, + { + "date": "2018-11-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "演出に難あり\n 俳優陣が豪華、ただし有機的な結合をしているとは思えませんでした。脚本は平凡。演出がわざとらしくて白けるばかりでした。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく淡々としている\n 主役級の役者さん勢揃いで、一人一人役に注ぐ情熱が感じられた。中盤何を伝えたいのか、どうなるのかがまったく想像できない。盛り上がりがなく、ずっと同じペースで淡々と物語が進行していく。こういう映画が好みの人は色々感じるものがあるが、そうでない人はただ退屈な2時間半。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "まじかよ\n 宮崎あおいは、不倫とか人でなしなのに、感動させる役とはね。怒りたいのはそのことだよ。作品が良ければ、それなりに頑張ってくださいなのだろうがよ。クソ映画作れるように鉄面皮なのね。怒りたいのは、私です。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "それぞれの怒り\n 原作にかなり沿って描かれていました。主役級の役者が、上手くかみ合いそれぞれが抱える怒りを見事に演じていたと思います。悲しみと苦しさに満ちたストーリーの中、わずかな光に救われました。この撮影のために、妻夫木さんと綾野さんは、実際に同棲して感情移入してたとか…。すずちゃんは、これからどんどん素敵な役者になっていくでしょうね。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どこにもぶつけられない、やるせない怒りという負の感情をどうにもでき...\n どこにもぶつけられない、やるせない怒りという負の感情をどうにもできず、見た後モヤモヤした。俳優はみんなとても良かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "なんだこれ\n 本当に、本当に重たい。怒りと言うタイトルはまさにそう。ぼーっと見る作品ではない。これは、もう、耐えられない許せない。怒り。わかる。号泣。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "役者が凄い\n 小説も人を信じられるかとか考えさせられる内容でしたが、映像化したものはさらに深く、人の感情や思いが伝わりました。話も忠実で役者の表現の仕方が素晴らしく・・重さはかなりありますが、残虐なだけでなく心に沁みました。映像で観ると一つ一つのシーンですごく泣けました( ´•̥ω•̥` )観て良かったです!みなさんの評価の高さに共感です。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "森山未來が本当にこわい。\n 誰も救われない。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "サスペンスとしては破綻。\n 事件の犯人は一貫して描かれていない。犯人はサイコパスでしょ。3人のなかに犯人がいるんだけど、そいつの普通に生活して人と接している感じからはサイコパスな所が垣間見れない。この映画は疑うとか信じるとかがテーマのドラマは成立しているが、犯人は誰かというサスペンスは成立してない。サスペンスを楽しみたい方にはオススメできません。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "重いかった…けど凄くよかった\n ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。千葉 ―――――――3か月前に突然家出をした愛子が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父は、千葉の漁港で働く。愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代に出会う。東京 ―――――――優馬は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人に出会った。沖縄 ―――――――また男と問題を起こした母と、夜逃げ同然でこの離島に移り住んできた高校生の泉。ある日、無人島でバックパッカーの田中に遭遇した。この正体がしれないこの3人…本当に三者三様凄く内容が重く、重いけど目が離せないくらい見はまった。特に泉演じる広瀬すずが米兵に乱暴される場面は見てられなかったあと、妻夫木聡と綾野剛の絡みはすごかった " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最初から最後までずっと面白かった!すずちゃんの所泣きました、、妻夫...\n 最初から最後までずっと面白かった!すずちゃんの所泣きました、、妻夫木も最高!しいてゆうなら宮崎あおいがうーーーん。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役者合戦として楽しめたが\n ・肝心のそれぞれの「怒り」の背景がもっと知りたかった・綾野剛のたたずまいが役柄もあってかスピードワゴン小沢に終始だぶった・綾野剛は施設育ちのゲイ、松ケンは親の借金に首が回らなくなって逃亡の日々、森山未來は馬鹿にされる日雇い労働者・作品で描かれるテーマを租借しようとするとやはり原作をじっくり読み込みたくなる、となると映画にする意味とは?・各役者の作り込んだ演技は見入ったが、沖縄の広瀬すずの友達の少年が回りに劣らず存在感をだしてた・米兵にヤられる広瀬すずは単純に気の毒・人を愛することや信じることについて考えたくなった " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "弱い立場で生きるということ\n 世の中の不条理さ。社会の息苦しさ。登場人物全員が弱い立場の人間。どんなに苦しもうが怒ろうが解決することができない状況にいる。田中について・田中の自己評価⇒いい歳しているのに日雇い労働で自分に負い目を感じている。実はものすごく繊細で世間の反応に敏感な人間。・田中の家の壁中の文章⇒ただ単純に世間を見下しているわけじゃない。書いてある内容について物凄い怒りを感じているが怒りを発散させる場所がない。若者がツイッターに馬鹿にした口調で愚痴を書くのと同じ感覚で文字に起こして馬鹿にすることで怒りを納めていたのだと思う。・殺人動機⇒派遣会社の人からゴミ扱いされ、自分はゴミ以下の人間なんだと傷心しているところに、優雅な専業主婦に同情され格差を思い知らされ、世の中の不平等さに怒りを感じ我を失って殺してしまう。夫は逃げる為に殺すしかなかった。「怒」という文字は人を殺してしまった自分への怒りと殺人を犯してしまうほど理不尽な世の中に対しての怒り。・最後のシーン結局田中は実は心優しすぎる人間なのではないか優しすぎて社会の不条理さがとっても良く見えてしまう。離島に逃げたはずなのに、ここでも不条理なことが起きる。自分がしてしまった事から自分でもも逃げれない。「味方でいるから」は本心だと思う。一生懸命ホクロをハサミで取ろうとしてたのも、自分がしてしまった事に対してパニックになって自分を痛めつけることで気持ちを落ち着かせようとした。けど、たくやが来てしまった。殺人をしてしまったし、泉がレイプされても助けられなくて、でもその気持ちをどうコントロールすればいいか分からなくて気狂いになった。泉の「泣いたって怒ったって誰も分かってくれないでしょ」本当にその通りだと思った。弱肉強食の世界。弱者はどんなに泣こうが騒ごうが誰も助けてくれない。 " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "怒り よりは 疑い?\n 八王子で殺人を犯した犯人は捕まらずに逃げ続けている。そんななか、千葉、沖縄、東京でそれぞれ暮らしている人たちがミステリアスな人に出会い、絆を深めていく。しかし、絆を深めていくにつれ、相手のミステリアスな一面が気になり、テレビで流れる八王子の殺人事件と一致するのでは?と感じ始める。。。「疑う」と「信頼」っていうのがこの映画のキーワードになると思う。千葉同棲した相手を「疑う」娘が幸せになれるか「疑う」沖縄「信頼」していた人に騙される男の子東京同棲していた男を「疑う」そして後悔する妻夫木疑うことで絆を失う(失いかける)人たち信頼を裏切られたことでショックをうける人たち一見同じようにダメージを受けているように見えるけど、少し違う疑うことと信頼することは対義語。そしてどちらも視野を狭くさせる言葉。まぁ何にせよ広瀬すずがかわいそうだ。。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "DVD\n 宮崎あおい、すごい。 " + }, + { + "date": "2018-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作読むべき?\n 原作読まずに映画見ました。最後まで、多分田中じゃないだろうと思ってたのに田中だった。唯一田中だけ、終盤になるまで怪しいシーンが少なかったのが逆に怪しかったのかもしれないけど。田中が犯人だと分かった上で、2回目、沖縄編だけを見てみたけど…もしかしたら、田中の怒りは「世の中の理不尽な奴らへの怒り」?そして、普段見下してるはずの世間の人間に同情されたことでカッとなって殺した。危ない面は持ちつつも根は人間らしさがある。だから本気で生き返らせようとした。そして、自分を慕う泉やタツヤのことも本当に好きだった。「ウケる」とは、怒りの感情なのではないか。自分が指名手配犯なばかりにポリス!と叫ぶしかなくて、何もできない自分への怒りや理不尽なアメリカ兵への怒りが行き場をなくしての感情が、タツヤに見せたあの不気味な笑いに変わり…「ウケる」。ほんとはタツヤの事もムカついていた、でも自分だって同じだから、首を絞めた後で抱きしめて「俺はお前の味方」だ。泉が自殺しないか心配で見に行ってた。いろんな感情がわけわからなくなって噴火するタイプなんじゃないかと…。ただのサイコパスにはには見えなかった。でも、わからない部分が多くて、原作を読まねばと思いました。。 " + }, + { + "date": "2018-05-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ホクロ\n ホクロ紛らわしいわ…様々な怒りがテーマ。森山未來の演技が破壊力抜群‼最初は色々エグすぎ…一人で見て良かった作品です。面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "テーマは「悪人」と同じ\n 事件が起こって、身元不詳の3人の男が現れて、さあ誰が犯人なのかなー、というサスペンス要素が強いですが、犯人じゃなかった人に対して、或いは犯人だった人に対しても、どこまで信じてあげられたのか、自分は正しかったのか、各人物に自問自答を投げかけるのがメインテーマ。観客は、どのパートの誰に感情移入しても、そのメインテーマにぶち当たる様に出来ている。そして、自分に対して起こる怒りなのか、相手に対する怒りなのか、感じ方は様々。妻夫木パートが今の自分からかけ離れてる分、一番興味津々で観てたけど、泣かせる演出が良く出来ていた。渡辺パートは、父親として少し弱すぎで、世界のワタナベを持て余してる。娘の宮崎あおいもセリフが少なくて残念。広瀬パートが、まさかの展開が多く、衝撃大。長尺でも気にならない程、飽きさせない展開で面白かった。苦言を呈せば、千葉から軽井沢まで軽トラで一晩で往復したらシンド過ぎるのと、怪しい3人のうち、森山の心情の動きが分かりづらいのが、少し引っかかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じるとは何か 信じた先になにがあるのか そして裏切られた時人はな...\n 信じるとは何か信じた先になにがあるのかそして裏切られた時人はなにを思うのか " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "沖縄に住んでるのでちょっと気になりました。\n 数年と期間限定ですが現在仕事で沖縄にいる日本人(内地人)です。沖縄の人は皆さん優しいし親切な方が多いのですが、日本人(内地の人・差別用語だとナイチャー)は沖縄での差別、蔑視は避けて通れません。沖縄の人は付き合ってこのナイチャーはどんな人なのかなんてステップは無く、基本的に嫌い、沖縄に来るなといった敵意ムンムン、あからさまに嫌な顔をする人が年齢関係なくいる現実があります。元々日本人を受け付けない心情的土壌があるのにこの映画は無いだろう〜、ますます偏見持たれるな、と思ってしまいました。ナイチャー=危ない、信用できない、です。ちなみにアメリカ人には皆さん好意的ですね。友達のアメリカ人達は我々日本人が受ける差別を感じる事は無いと言っています。 " + }, + { + "date": "2018-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "愛する人を信じられますか?\n 邦画でこんなにいい映画を見たのは久しぶりだった。3人の男たちの話はどれも重たいテーマだし、みるのにはなかなかの体力がいる映画だが、本当に感動した。上映時間も2時間半近くと長めだが、引き込まれるため退屈と感じる時はなかった。余韻が半端ない。八王子で起きた夫婦殺人事件。現場には血で「怒」という文字を残し、その犯人は整形をし、今も日本のどこかを逃げている。物語に登場する3人の前歴不詳の男たち。その3人と関わることで、もしかしたら自分の信じた愛する人は殺人犯なのでないか………といった不安、疑い……。この話の肝はだれが犯人かなのではなく、自分の愛する人のことを信じてあげられるかということ。その先にあった真実……本当に心揺さぶられた。最後、すべての真実が明らかになったときの観客のなんとも言えぬ感情みたいなのはもどかしかったり、悲しかったり…………そんな圧巻のラスト。この映画のタイトル「怒り」この映画の様々なところに怒りが散りばめられている。どうしようもないぶつけようのない怒り……自分に対しての怒り……どうすることもできない不条理な事に対しての怒り。そんな色んな怒りを中心に見てみると更に深められると思う。とにかく出てくる役者の演技力が半端ない。妻夫木聡や宮崎あおい、広瀬すずなどの言葉にしようのない感情を音無しに表情のみで表現するシーンでは私も涙してしまった。さすが日本映画を代表する役者を揃えたなと思った。短い文面でこの映画を語ることは出来ないけれど、大切な人がいる人……そしてそんな大切な人を信じてあげれるか不安な人……今何かに迷っている人……そんな人が見たらきっと何かを感じれる映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-05-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "始めと終りで「怒り(色)」を反転させた訳\n (個人的な見解です)この映画は、何かを諦めない方々に向けたエールだと、最後の最後に気付かされました。犯人探しのサスペンスかと思いきや、愛しい人をいかに信用できるか、というヒューマンドラマがメインの映画になっています。映画の中の田中は、他人を見下すことで自分を保っている最低の弱人間でした。チラシに書きなぐられていたように、世間の怒りを部屋(自分)に溜め込んでしまう性格です。里佳子の哀れみ(優しさ)を見下されたものと思い、溜まっていたものが一気に溢れ衝動的な犯行に及んでしまいました。溢れ出て発散した「怒り(赤)」を、その場に残し。田中が世間の怒りから離れ、穏やかに暮らして1年が経ち、泉と辰哉と出会います。他人を見下し、人を全く信用していなかった田中は、人を信用し全く疑わない二人を愛しく感じるようになりました。三人でご飯の後、田中は二人のことが心配になって戻ってくると、例の事件が起きます。ここで田中は迷いました。殺人犯の自分が助けにいって警察から事情を聞かれると自分の素性がバレてしまう。何より自分の証言の信憑性もあったものじゃない。米兵ならなおさら法律の蚊帳の外。何も出来ずにただただ膝を震わせていた。ようやく出た行動が「ポリス!ポリス!」だった。辰哉も田中も何もできずにいた。田中は「(これからどうしていけばいいか)考えていこう」と言って、出した答えが民宿の騒動。田中は逃げた。辰哉だけが居場所を知っていた。田中は自分が殺人犯であるが故に救えなかったことを悔いて、殺人犯の特徴と報道されているほくろを取ろうともがいていた。辰哉が来る。何事も信じて疑わない辰哉は、田中の発言に怒り田中を刺した。それまで何もできなかった辰哉の、誰にも、何処にもぶつけられない「怒り(白)」を、今度は田中が受け取った。始めの「怒り(赤)」は田中が発散したことを、終りの「怒り(白)」は田中が収束させたことを意味しているのだとすると、田中が青空のもと最後に見た(であろう)青い澄み渡った海は、田中の心そのものだったはず。現代に蔓延るキャッチーなワード(殺人事件、LGBT、知的障害者、非正規雇用など)を散りばめ、すべての怒りをまとめて表現しているのは他でもない、山神という存在だったのではないでしょうか。最後のシーン、泉が白無垢の服と凛とした眼差しで、「怒り」の前に立ちはだかり、海に向かって駆け出し、海で叫ぶシーンで、何も変わらないと諦めていた自分から、何かを変えようと前進する(もがく)ことの決意を表現することでエンディングとしています。(所感)スタートからただのサイコパス映画かと思って見ていましたが、強烈な映写とは裏腹に、人の心を細かく描くという、独特な世界観に、エンドロールも静かに口を開けているのみでした。映画の中で「理解しようとしない人に説明しても理解してもらえないですからね」とありますが、あなたは田中のこと、理解しようとしましたか? " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "引き込まれる\n スクリーンの中の世界が、観ている人を引き込んでしまうような錯覚に陥りそうな迫力のある映画。恐ろしいテーマに対して異常に綺麗な景色とのコントラストがとても印象に残る。キャスト達の演技も素晴らしい、中でも出番は少ないが高畑充希がとても良かった。また、女優\"広瀬すず\"が大きく成長した映画として価値があると思う。 " + }, + { + "date": "2018-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怒りというか悲しみ\n 最初はなんだなんだ、この3つのバラバラのストーリーがどう結びついてくんだ?と思いつつ見ていくと豪華な俳優陣たちにどんどん引き込まれる。最初にグッと気になったのが妻夫木聡と綾野剛のゲイカップル!おぉ〜そう来るかぁ〜きゃ〜みたいなシーンの連続。でも、だんだん綾野剛がこなれてきて、2人がいるシーンが美しくもなってきた。次に気になったのが何やら怪しさ満点の松ケンと尻軽そうな宮崎あおい。ちょっと展開早くないか?と思いつつ、2人が抱える負の雰囲気がシンクロしたのか1番気にも止めてなかったのが森山未來。なんなの?なんでいるの?という風には見てたけど、誰だ、誰が犯人なんだと思ってたけど、まさかの田中だったとは。なんか、田中という山神の動機がわからず、真意もわからず、観た後に他の人の感想など見たけど、まあ結局のところ感情的なタダの輩。という感じで。俺なんかのこと信じてんの?ウケる。って感じで泉とタツヤを相手してたんだなと。あんな奴のために手を汚さなくて良かったのに。でも、泉のためになんかしないとダメだったんだろうな。唯一?応援してたゲイカップルはまさかの悲しい展開で。やはり人と違うからか、人を簡単には信じられないのか。人を信じる、信用できる、って難しいと改めて考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2018-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣の演技が輝く名作\n 八王子で起こったとされる殺人事件を背景に、全く別の場所、無関係の3つのストーリーが同じ時系列で進んでいく。千葉では渡辺謙と宮崎あおいが、東京では妻夫木聡が、沖縄では広瀬すずが。それぞれが素性のわからない男性と出会う。警視庁からの情報提供により、テレビのニュースや情報特捜番組、指名手配の写真などを通して殺人事件の犯人とされる人物の素性が徐々に開示されていく。もしかしたら、今、自分の隣にいる男は、殺人犯なのかもしれない。そう言った疑念が湧いてはなくなり、湧いてはなくなりを繰り返す。人を信じきれるか。はたまた疑うべきなのか。真実が見えず、信頼と疑念の狭間をそれぞれの人物がそれぞれの環境で思い悩む。おそらく、映画を見ている人も悩む。ハラハラが最後まで止まらない作品。なかなか見応えがあった。広瀬すずの演技が心に残った。今までは『ちはやふる』や『四月は君の嘘』など、青春ど真ん中のポップな作風への出演が多かっただけに、ダークな面が強い本作への出演はかなり勇気が必要だったのではないか。いち視聴者なので、偉いことは何も言えないが、とてもよかった。作品としては、根本的に「人を殺してはいけない」ということを感じる。根本的に怒りに身を任せて人を殺してしまうということがなければ、こういうことは起こらなかったなと。最終的には、視聴者がどう捉えたかに委ねられるだけに、こういった事件が起きないことを願ってやまない。ストーリーとしては見応えがあったけど、精神的な柱がが足りないように感じた。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "小説を忠実に再現\n 豪華俳優陣と演技にドキドキさせられた作品。 " + }, + { + "date": "2018-04-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どうしようもないこと\n 吉田修一らしいエグみのあるお話、役者さん達も良かったし、悪人もそうだけど、映像も綺麗で印象的。みんなの泣き顔が心に残る。ほんとうにどうしようもない気持ち、劇中のセリフにもあったけど、そういう伝えられない本気の気持ちを伝えようとしている。宮崎あおいが渡辺謙とアパートで泣くシーンとか、妻夫木くんの最後のシーンとか。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごかった。\n 伝わりました。みなさんの迫真の演技も◎観れてよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い 上手い俳優さんたちばっかりで引き込まれる\n 怖い上手い俳優さんたちばっかりで引き込まれる " + }, + { + "date": "2018-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "読めそうで読めない展開\n これは絶対結末を知らずに見た方が楽しめる。読めそうで読めない展開にハラハラさせれらました。グロさだけを押し出した映画ではなく、丁寧にストーリーが構成されていて面白かったです。3人の男たちを取り巻く話なので、エンディングも3パターンあるような感じも楽しめました。宮崎あおいの演技が凄い。演技というか、雰囲気というか。この監督の映画、他のも見たいな。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくした...\n 表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくしたら別人に見える、危うげな感じすごい出てた。森山未來のヤバイ感じに、ワイルドな雰囲気、日雇いの人感。松山ケンイチの何考えてるかわからない不器用と不気味が相まってる感、綾野剛の目に光がなくフラフラしてる人感。個々の役作りだけでも見応えがすごいある。2回通して観てしまった。つかみから結構ショッキングだし、はじまってすぐにすっかり引き込まれた。犯人話のピークがきて、話シャッフルするのを早めていくのも緊張感高まり良かった。個々の演技力がすごくてずっとみていられる。信頼していた人に疑われてしまう悲しみ。信頼されていたことに対する裏切り。信頼されていたのに疑ってしまったこの気持ちはもう本当にどうしたら良いのかわからない。後半一気に受け止めきれないほどの感情がやってくる。懺悔。そして後悔の叫びに震えた。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "気づけば怒りに変わる\n それぞれの怒りの矛先を観た。今の時代何かに怒りを覚えてないことの方がおかしいのかもしれない。ただその怒りは果てしなく膨大で太刀打ちできない。無知が幸せなのか。知らぬが仏なのか。隠したい。愛されたい。変えたい。守りたい。それぞれの欲望。一緒に、ではなく、隣に、なのかもしれない。幸せは人も物事も距離感が大切だと感じた。登場人物すべてが、何かに近づき過ぎた。知り過ぎた。思いやり過ぎた。過ぎることは正義か。距離を保つことは逃げなのか?はたまた賢いのか。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ボチボチ\n まぁまぁぶっ飛んだ内容ではあるけど。もっと分かりやすく病気とかのほうが、よかったんじゃないかなと、思った。結果、こいつは短期?w何にイラつくの?ってしか思わないそんなことでキレてたら、日本が、終わる。 " + }, + { + "date": "2018-03-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "あえて言うなら\n 奇をてらい過ぎ。監督のネームバリューで集まった共演者が集まり興行とかけ離れた作品としての作品。勿論その出来栄えは良くてある種の価値はあると思う。昨今の映画でも二回見て丁度いいと言うものとも違いペースを考えたら一回で理解しないと映画好きとは言えないと思います。と同時に二回は見たくないとも言えます。軽い気持ちで映画を楽しみたいと言う人にはオススメはできません。 " + }, + { + "date": "2018-02-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "う~ん\n なんかな~そんな終わり方?みたいな全体が繋がってるのはわかるけど、あっけないというかなんというか、え?もうおわったの?ってなったかな。よくできてるかといえば、微妙だった。 " + }, + { + "date": "2018-02-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 見逃していた1本休日の朝から重い。辛い。深い。抑えた演技。怪演。どれも素晴らしい " + }, + { + "date": "2018-02-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "邦画の良いとこ取り。\n 邦画はこうでなくっちゃ。派手でなくても良いのです。信じるか信じないかのテーマ。沖縄の基地問題、母子家庭。切り口はいろいろあるけれど、信じきれない弱さ。信じる怖さ。ゆっくりと物語を読むようでした。好きです。良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-02-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スゴイ\n なんか、壮絶なものを見た。そんな感じ色々とショッキングでインパクトの強い描写が多く、苦手な人はダメかも?各々のパートにどこか殺人事件とは関係ないとは言い切れないけどそことは違う緊張感のようなものが流れ、スクリーンから目を離せなくなるし、共感する部分があるかは微妙なんだけどどこか胸を締め付けられるような感覚を覚える。ここからはあまり自信はないテーマとしては「信じる」ということだろうか?東京、千葉のパートは信じたいけど信じ切れなかったと言うところか娘を信じきれていない父親であったり、信じ切れなかった男がいたりと千葉のパートも同じく愛した男を信じ切れなかったゆえに…悲しい結末を迎えてしまったわけだよね片やその男は彼を信頼していたわけで…一方、真犯人のいる沖縄パートの登場人物がそれぞれ迎える道中は壮絶で1番苦しいこちらは信じていたものに裏切られてしまうと言ったところだろうか(犯人がいたわけだし)犯人はもう壮絶過ぎて理解仕切れない(というよりも衝撃で訳分からない)共感する部分があったのかは微妙なところだが、とても衝撃的で印象の残る映画だった2時間半、あっという間というわけではないが重厚な作品を見たなぁという満足感と疲れを感じさせるそれぞれのキャストの演技は大変素晴らしいです。もう文句なんて言えません。というか文句ない。…正直、この作品を感じきれなかったので他の人の感想がみたいタイトルロールの「怒り」に関しては他の人のレビューを見て、なるほどといった感じ信じるということに関しては、自分の身の回りの人のことを少し考えてみた。家族、職場、友人、彼らを自分は信じているのだろうか。相手も自分を信じているのだろうか。彼らにも言えない事情があるのだろうか。などと考えてみたくなった。ただラストのインパクトは「パレード」の方が好き。共感度合いも「悪人」の方が上。でも見るタイミングによってはこちらになるのかもしれない。個人のその時の心境や環境によっても多分変わる。だから映画は面白いんだよなぁ…とそんなことも思ったり… " + }, + { + "date": "2018-02-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ邦画の醍醐味\n これでもかと、現日本映画界を引っ張っている超豪華キャスト。原作にも勝る演技力と映像、世界観は、まず間違いない仕上がりでした。これだけ素晴らしい役者の中でも妻夫木聡さんは、一際際立った演技でした。伏線からの畳み掛けるラストは圧巻。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n 読めそうで読めない展開だった。各演者の迫真の演技は素晴らしかった。おかげで見入ってしまった。途中(終盤)理解できないところがあったが…。人の感情に焦点をあてて、それを豊かな表現で描いている映画を初めて見た。良かった。 " + }, + { + "date": "2018-01-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者の演技に圧倒される\n また見たいと思う作品ではないが、記憶に残る凄まじさを感じる作品‼️ " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "重すぎる\n 3つのストーリーが全て重いキャストが豪華なだけに見応えがあった " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ドキドキしたい時におススメ!\n 人間の弱い部分が前面に出ている映画でしたが、見ていて不快になることはなく、考えさせられるような内容でした。また、最後まで展開が読めず、終始見ていて良い意味で不安な気持ちになりました。何かドキドキしたい時におススメの映画です。 " + }, + { + "date": "2017-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか重い\n 最愛の人を信じることの難しさと信じきることができなかった悔しさと。松山と宮崎は今後うまくやっていけるのか?‼ " + }, + { + "date": "2017-12-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれた\n 映画館にて。面白かった。怒りってタイトルは良くわからんけど。沖縄のストーリーがいい。 " + }, + { + "date": "2017-12-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 日本の有名俳優がそれぞれ難しい役柄を演じる。そこに話の不安点が常に付き纏いながら話が進む。人を信じる気持ちとは脆く、かけがえのない後悔を伴うもの。 " + }, + { + "date": "2017-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誰が犯人か?ではない\n 八王子の夫婦殺害事件の容疑者に似た3人の周りを描いた群像劇。3人のケースが入れ違いで語られていくが、場面展開にあまり違和感はない。いずれも見ず知らずの男をどこまで信じられるか?を問いかけてくる。渡辺謙をはじめ、宮崎あおい、妻夫木聡、広瀬すずといった俳優たちの演技が安定してるので全体的にしまったものにしたのだと思う。それにしてもうまい似顔絵にしたもんだ。あれだけでも評価できる! " + }, + { + "date": "2017-11-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "あなたは自分を信じられますか?\n あなたは自分を信じられますか?『怒り(2016)』公開当初、時間が合わなかったのを、ようやっと観ました。【むっちゃネタばれしてますよ!】身元がはっきりしない男性3人① 東京:大西直人(綾野剛)② 千葉:田代哲也(松山ケンイチ)③ 沖縄:田中信吾(森山未來)それぞれの場所で、それぞれの物語が同時進行していく、群像劇です。この3つの物語の軸になるのが、八王子で起こった凄惨な殺人事件。TVで放送された犯人像(山神)が、この3人の男性に似通っていたことが、周りにいる人達の心を揺さぶる。珍しいなぁと思ったのは、たいていの映画って「信じることが難しい」→ラストは和解。ヒューマンドラマ系に多い。「信じている」→疑うことが難しい。だいたいどんでん返し。ミステリー、ホラー系に多い。けれど本作は、直感で信じるけれど、上記したような事件があり、疑い初め→疑いが確信に変わり→相手を突き放す→疑っていた自分が悪い!後悔!が、①②なんです。で、問題は③です。③沖縄では、田中が島に1人で住んでおり、興味を持った10代の少女:泉(広瀬すず)&好意を持つ男子:辰哉と親しくなって、痛ましい事件に発展する。泉が米兵にレイプされ、その場に居合わせた辰哉は何もすることができず物陰に身を隠す。その時「ポリス!ポリス!」と言う声が聞こえ、米兵は逃げて行く。この事件の後、深く傷ついた泉と、何もできなかった辰哉の罪悪感、その辰哉の「たった1人の味方になる」「泉ちゃんに何がしてあげられるだろう」という田中との関係が更に密になる。が、しかし……。(ネタバレ)辰哉の旅館で働くようになった田中が、急に厨房で大暴れした後、もといた島に逃げ帰る。豹変した田中を追って、島に向かう辰哉。そこで辰哉が見たのは、壁に刻まれた『怒』の文字。その文字は、八王子の事件現場の壁に残された血文字と同じだった!そして「知り合いの女が米兵にレイプされた。ウケるw」 などの文字も。また、泉と辰哉に親身に相談を受けていたが、内心では笑っていた。ポリス!と叫んだのは、別のおっさんで自分ではない。との告白も。信頼を裏切られ、錯乱した辰哉は、田中の腹部を刺してしまう。そして、八王子の事件も、田中がやったと証言する同僚が現れる。①②は、ただ一生懸命に困難と闘いながら生きてる相手に、周りの人間が疑いの眼を向ける話です。①直人の恋人:優馬(妻夫木聡)は、母一人子一人の家庭で育ち、同性愛者。直人曰く「胸を張って生きている」と言われるが、どこか他人を拒絶している。それは、自分が受け入れられない存在だと思い込んでいるから。②哲也の同棲相手:愛子(宮崎あおい)は父一人子一人の家庭で育ち、父親(渡辺謙)曰く「他人とは違う」女の子。家出を繰り返し、東京で風俗で働いていたところを父親に救出される。哲也のことを信頼しつつ、でも、自分が今まで騙されてきたこと、風俗で働いていた負い目などあり、愛される価値のない存在だと思っている節がある。それは父親も同じ。①と②の愛子も優馬も、自分に負い目があるんですよ。自信がない。そこから生まれる疑いの心なんですよね。自分を信じられない、自尊心が低い。自尊心が低い人の特長って、他人の意見(情報)に左右されやすい。けど③は違う。泉には「母親みたいにはならない」辰哉は2~3日急に家を空け米軍反対運動を行う「父親の行動は無駄である」という、はっきりとした意思がある。まだ他人に不信感を持つ経験が、①②より少ない。③で問われているのは、私達観客だと思いました。「田中(山神)を信じられますか?」私は、田中は辰哉の為に狂ってみせたんだと思いました。わざと、刺させる為に。行き場のない怒りの矛先を、自分に向けさせる為に。そうなんです。本作で描かれるのは、八王子殺人事件の容疑者とされる田中の怒りではなく、他人に疑いの目を向けてしまう弱い自分。好きな女の子を守ってあげられなかった、弱い自分に対する「怒り」です。八王子の殺人事件だって、別件で逮捕された元同僚という男の不確かな証言と、状況証拠だけですよね。本作は 人を信じる難しさや、葛藤を描いた作品ではなく、\"自分を信じることの大切さ\"を描いた作品だと思います。父親である渡辺謙さんの最後の言葉に救われ、また私も自分自身の中にある弱さを後悔し、そして反省し、号泣しました。 俳優さん達、みんな素晴らしかった! " + }, + { + "date": "2017-11-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "キャストは豪華だが?\n 肩すかし喰らったようで、観終わって何も残らなし、カタルシスに欠けた。妻夫木、綾瀬剛は、よくゲイを演じたし、他も演技はそこそこ良かった。丁寧には撮っているが、かったるい。要らないカット、要らない台詞が多い。要らないというのは説明ゼリフという意味だが。間の取りすぎ、セリフのリズムがスローなせいか、全体に芝居のトーンが同じで、リズムがない。カメラが動いていても人が動いてない。等々、日本映画の悪い癖が目立った。映画長く感じるのは良くない。 " + }, + { + "date": "2017-11-19", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "なぜ高評価なのか俺にはわからないです\n 様々な感情が入り乱れていくが結果としてはただサイコパスが人を殺した話 " + }, + { + "date": "2017-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間不信\n この映画を見てお互いに信頼し合うっていうのは本当に難しいことなんだなって。些細なことで疑いの目を持ってしまう。信頼してても裏切り合うかもしれない。すごく人間不信になりました。夫婦殺人事件を中心に3人の男からなる話の構成は見応えありました。キャストの豪華さと演技力が素晴らしいです。結局あいこたちは帰ってこなそう…。 " + }, + { + "date": "2017-11-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人にお勧めされて。\n 宮崎あおいが元風俗嬢、広瀬すずがレイプをされるという話だけを人から聴きキャストと役柄のギャップが面白そうだなーと観てみました。なんというキャストの豪華さ。宮崎あおいのなんともいえない儚く脆く緩そうな女の子の演技が最高です。松山ケンイチを迎えに行った後の顔は支えていくという意志の強さが現れた表情でした。そして顔が見えない犯人の回想シーンはどう見ても綾野剛にしか見えなかった..犯人のモンタージュは綾野剛にも見えるし松山ケンイチにも見えるしであのモンタージュはなかなかいい所を突いているなと。それを踏まえての森山未來がまさかの犯人でドヒャーでした。たつやくん役の方も最初地元民から選抜してきたのか?なんて思ってたけどとても素晴らしい俳優さんでした。 " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "他人への信頼するか、しないか\n  ある夫婦の殺人事件の犯人がだれか、という提起から始まり、3つの物語とその中の3人の男のうちだれなのかを考えさせられる。ミスリードなのか本当の手掛かりなのかで揺さぶられる犯人像は、あみだくじか何かをしている気分にもなった。 犯人が特定されて、犯人ではなかった男たちの重要性はどういうところなのかを同時に考えた。犯人でない男たちからは「人を疑うな」を学ぶ、犯人からは「人を信じるな」を学ぶだろう。愛子の父に対する、娘を疑ってるだろっていう問いかけが重かった。対して、ゲイカップルはどういう収束するかと思ったら証言のみでオチてしまった。妻夫木×綾乃の画的なインパクトは十分だった。3つのほくろに関して偶然にしてはでき過ぎでは…と思う。 広瀬すずのレイプシーンには驚いた。最近の邦画の在り方の変化を感じた。「溺れるナイフ」と連日鑑賞し、小松奈々と広瀬すずは若手女優のトップだと感じた。「四月は君の嘘」の広瀬すずはしゃべり方にいら立ちを感じたが、本作では、そのしゃべり方への気持ちが彼女が痛い目にあうことで浄化されたのかもしれない。天真爛漫キャラの広瀬すずを正義としない点がよかった。これも「人を信じるな」という教訓の顛末だろう。 " + }, + { + "date": "2017-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "3つの物語の広さ\n 第30回東京国際映画祭この映画は3つの物語が重なり合ってできている。そのストーリーが別々に展開されていてとてもストーリーに引き付けられた。が、「八王子夫婦殺害事件」というところでしか3つの物語がリンクしていないというのが少し残念だ。少しでも物語が交じり合えば、もっと物語がわかりやすくなり、面白さが増したかもと思った。しかし、この『怒り』という映画は、物語ごとの良さがあり、見応えがあった。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "だんだんと犯人候補が絞られて行くのが面白かったです。 それぞれ均等...\n だんだんと犯人候補が絞られて行くのが面白かったです。それぞれ均等に疑わしい部分があって、本当に最後まで真犯人がわからないところも好きでした。タイトル通り人間の怒りが象徴的に表れていました。人を信じること、疑うことはどちらも人間の愚かさであると感じました。犯人が分かった上でもう一度観たいと思える映画です。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n マイナスな意見もありますが、観て良かった。坂本龍一さんの曲がよく合います。俳優が豪華メンバーですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "名作だけど暗い、暗すぎるよ!\n 上映当時に映画館で観ましたが、素晴らしい映画ですが、本当に暗い、暗すぎるよーと声を大にして言いたい。素晴らしい役者さん達の名演の連続。もうずっと目が離せないです。しかしながら社会の暗部で巻起こるストーリーがつらくてつらくて。名作だけどもう観たくありません。しかしながら一度は観た方が良い映画です。森山未來って凄いのね。モテ期位しか記憶になかったので役者として彼の事、見直しました。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "時すでに遅し\n 信じるとは何か、信じられずに、失って信じていたのに、裏切られて。特に心に残ったのは、広瀬すずちゃんです。とても幼くて可愛い印象だったので驚きました。悲惨な場面を見事名演技されていて、とても感情移入して、泣いてしまいました。あの男の子の怒りもとても伝わりました。田中さんを刺した時、まさか!と思ったけど、やってくれましたね。その事実を知ってすずちゃんは一体どう思ったのか。何を感じ、最後海で叫ぶシーンは怒りの表現なのか。その他のストーリーもどれもこれも悲しかったし、とても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "終始ドキドキ!\n 俳優陣が豪華なおかげで芝居が生々しく臨場感があってずっとドキドキしながら観れた!いい映画だけど、もう二度と観たくないとも思える良作。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "出演\n キャスト豪華すぎ!圧倒された! " + }, + { + "date": "2017-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "報われない怒りという共通の悲しみ\n 不条理な扱いに怒りを感じ、この扱いを変える為に抗議や意見を関係各所に申立て、これを受けた機関が解決を図る。この様に社会は少しずつ改善されるが、大きい問題でも被害者が少ないと解決されず、やり場のない怒りが残される。加害者は逃げおおせたと思うだろうが、世の中にやり場のない怒りを感じている人は少なくなく、いずれその怒りに飲み込まれる。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "いろいろ盛りすぎ。沖縄の男の子の演技がいいだけ。\n 原作が小説なのもあって、映画の140分くらいじゃ、まとめられんだろう、と。原作は未読なんですが、これ小説でも、伝えたいこと多すぎて微妙なんじゃないか?沖縄の基地問題だの、差別だの、サイコパスだの、風俗だの、同性愛者だの、なんだの。妻夫木と綾野剛の話、ストーリーとしてはいいんだけど、入れる必要あったんかな?ってかんじ。文学脳ではないので、わかりません。森山未來、綾野剛、松山ケンイチの3人で混乱させるためにわざわざねじこんだんじゃないか?と思っちゃうくらい。犯人の動機も微妙だし(まあ、この手の頭おかしいやつにはちゃんとした動機なんてないのかもしれないが)俳優さんたちの演技が素晴らしいだけで、他はとくに。あと個人的な話なんですが広瀬すずが大嫌いです。でも、いい役を、いい演技でしていたと思います。1番素晴らしかったのはあの沖縄の男の子。誰よりもよかったので他の映画でもみたい。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に見応えのある作品です。日本画も負けてねえぞってな感じ。\n 本当に見応えのある作品です。日本画も負けてねえぞってな感じ。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優の演技が半端ない\n 宮崎あおいの演じる頭の弱い子。これが本当に頭弱そうに見えて、演技力の凄さに脱帽。広瀬すず。彼女のファンなのでとても辛いシーンだったけど、迫真の演技で「自分の中の黒い怒り」が沸々と湧き上がって来て、アイツら許すまじ!と震えたからね。演技なのに、ここまで観る人に迫るのは、広瀬すずの女優としての凄さなんだろうな。救いのない映画だったけど、観て良かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "信じるか信じないかは\n なかなかに重たい映画。あと話の展開がちょっと遅い。90分ぐらいまでは、何が怒りなんだ。。。?って感じだった。でもそれからよかった。3つの環境で繰り広げられる、殺人犯に似ている男達との関わり。信じれなかったことに対する自分への怒り、信じてしまった自分に対する怒り。どうしてあのとき。。。といった気持ちばかり残ってしまう。救いがあったのは宮崎あおいぐらいか。信じたやつがバカなのか、信じれなかったやつが悪いのか。じゃあどうすればいいのさ、って思ってしまう(笑)信じれないときは本当にそうなのかと自分に問い掛けて、信じきっているときはそれでいいのかと自分へ問い掛けて。う~ん、考えてもわからん。笑難しい問いをくれる映画。邦画らしく、人の複雑な感情を描いていた。面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "救いがない\n 以前から話題になっていたのが気になり自宅で鑑賞。人を信じることの難しさを改めて考えさせられた。愛する人を疑ってしまって、でもそれは誤りで、登場人物の誰もが悲しみに嘆き怒っていた。自分が疑ってしまったせいで大切な人を失い、自分が疑ってしまったせいで大切な人の最期に側にいてあげられなかった。その一方で相手を信じた者は裏切られ絶望し、最終的に人を殺めてしまう少年まで…。救いようがない……。むしろ疑った人のほうが救いがあったように思う。映画の感想としては不適切かもしれないけれど、胸糞悪く後味も悪く観終えると鬱になりそうな映画だった。映画館に観に行っていたら帰り道相当しんどかっただろうな……。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "わかりにくい\n 原作を読んでないせいか???になるところが多い。何が言いたいのか何も言いたくないのか。演者人は素晴らしい。特に愛子役の宮崎あおいとたつや君役の子が際立ってたかと。だからなんだかもったいない。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "何に対しての怒り?\n 殺人事件の犯人らしき人が三人でてくる。最後、真犯人が分かるが、ほかの二人と関連があるわけでない。結局、誰の何に対しての怒りを描きたいのか、分からなかった。過激な表現をしたかっただけなのでは? " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たいくつしないけど\n 激おこぷんぷんのとにかく、怒ってるのがタイトル通りテーマ怒りとは悲しみなのかなんなのか悲しい韓国のサッドムービー的な要素もハリウッドのバベル的な要素もしかし、サイコちっくな要素もたいくつしないけど少し滑稽なようなブッキーと剛がエロい " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "漠然とした怒り\n 殺人事件の容疑者として手配されている男がいた。身元を明かさない、よく似た男三人の別々のドラマが展開する。千葉の漁港で働く男(松山ケンイチ)、フラフラしている娘(宮崎あおい)と父親(渡辺謙)。東京でゲイ(妻夫木聡)の相手方に転がり込んだ男(綾野剛)。沖縄の無人島で野宿している男(森山未來)と、見かけた若い女(広瀬すず)。役者をそろえ過ぎで、ちょっと散漫かな。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "みんな名演技・名役者\n 俳優達の演技に圧巻特に広瀬すずちゃんはあの若さであの貫禄。末恐ろしい女優さんだと思った。3人の謎の男。雰囲気は似てるかもだけど顔とか体格とかまあまあ違うのに、最後のシルエットほんとに誰かわからなくてびっくりしました。笑結局犯人の殺害動機は世間に対する積もり積もった「怒り」だと感じたけど、元々の感性が狂ってるからあいつはただのサイコパス。外面いいやつが1番信じられないし恐ろしいってことですね。ある意味ゾクゾクしました。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "もう少し登場人物の心に余裕をもたせてほしい\n 得体の知れない男を信じて裏切られた人、得体の知れない男を信じきれなくて後悔した人、得体の知れない男を信じきれなかったけど結局まとまった人、の対比で描かれている。しかし、個人的には得体の知れない人を信じきることができないのは当然だと思うので、信じるかどうかをターニングポイントにすること自体がナンセンスだと感じた。それと登場人物全員が、何でもシリアスに考えすぎている。心の余裕のない切羽詰まったキャラクターばかりなので、彼らの心情描写にリアリティが感じられなかった。広瀬すずはともかく、他の登場人物の悩みは他人事だったり、一過性の話だったりで、そんなに必死になるような話ではなかろう、と醒めた目で鑑賞していた。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "誰に感情移入するのか\n 喜怒哀楽のなかで一番エネルギーを消耗するのが怒りではないだろうか。タイトルどおり、いい意味で視聴者のエネルギーを消耗させる作品だった。少年は彼女を守れなかった。後悔と自分に対するふがいなさを抱え、それを唯一話せたのがあのサイコパスだった。大切な彼女を侮辱された怒り、せめて誰にも言わないで、の言葉を守ろうとして、少年は彼を殺したのかもしれない。あのサイコパスも、日雇いバイトをしていて現代の社会の理不尽さを身に受けていて、社会に対して強い怒りを持っている、という背景があればサイコパスではなかっただろうけど、広瀬すずに対しての語りとか、完全にいっちゃってたので情状酌量の余地はないな。他のレビューにもあるけど、怒りの矛先を間違ったところにぶつけてるんでしょうね。この映画で1番グッときたのは宮崎あおい。泣きの演技は本当に感動した。人間が本当に後悔したときの表情、すごかった。社会的弱者という役柄を演じきった。でももやもやするねー綾野剛はもうやたら色気があって、存在感だけで映える人だな。すごいなあ。なよなよしなくてもゲイにモテるよ、きっと。妻夫木はやたらできる男っぽく演じてたのがちょっと面白い。妻夫木の人の良さが滲み出ちゃっててチグハグでw音楽も感情を引き出させるいい効果がありましたね。揺さぶられたい時に観るとよろしい。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "怒りについての映画\n 俺は、犯人と会って話したことがあるという男。派遣会社の担当の指示ミスだか連絡ミスだかが、事件を引き起こしたと語る。この人がほぼ無名の役者なんだろうけれども、犯人の心を代弁していて名演技であった。新宿、南房総、沖縄。主役級の役者陣が三つの場所でほぼ重ならないドラマを演じる。刑事役の三浦貴大さんとピエール瀧さんがドラマの核にいて、作品にサスペンス性を与えている。「怒」と書かれた犯人の血文字がある意味全てを語っている。そして犠牲者は犯人の怨恨とは無関係の善良なる者たちなのだ。見始めてからしばらくは、ずいぶんと複雑な大人のミステリーだなと思っていましたが、ラスト近くになってそれぞれのエピソードが締めくくられるにつれておさまるべきところにおさまった良い映画だと感じました。人間だれにでも覚えがあるはずのLGBTの問題、風俗に関わった女性の問題、独身者が親を看取ることの身近さ、沖縄での米兵の許せない行い、親の借金を肩代わりすることの不条理、施設で育った子どもたちの生きにくさ、人を救えなかったことの自己嫌悪、疑いをもたらす様々な情報への対処法など勉強になりました。森山未來演じるタナカさんはある種極端な人物ではあるけれど、怒りをむける相手と方法を間違ってしまうことの愚かさを描いて秀逸な映画でした。「ウォーターボーイズ」「ミュージアム」「悪人」の妻夫木がサラリーマンで金持ちのゲイを演じる。たしかに大河主演級がぞろりと出演している。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優だなぁ\n お金掛ければいい作品が作れるんだなぁーと思った。沖縄の少年が刺した理由が分からなかったけど、後は良かった!(´∀`) " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "意味がわからん\n 何がどーなった?大事なものは減っていく… " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "思ってたより意味があって深い\n 信じていいはずの人を信じることができず、信じてはいけなかった人を信じてしまい、、、でも知り合ったばっかりの人間を信ずるべき人か、信ずるべきでない人が判断するのは難しい。それぞれ自分自身に対する怒り、世の中に対する怒り様々な怒りが存在していたと思う。大事なものは減っていく、この言葉にちょっと納得させられた。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何に対する怒りか\n 登場人物たちは、それぞれ何に対して怒っていたのか。整理してみたいと思いました。宮崎あおい⇒彼を信じきることができなかった自分に対して。妻夫木聡⇒彼を信じることができなかった自分に対して。沖縄の高校生⇒「お前の味方だ」と言った森山に裏切られたと感じて。森山未来⇒直接的には派遣会社の担当の冷笑だが、自分が生きる社会そのものに対して。麦茶一杯差し出されて凶行に及んだのは、単なるきっかけであって、理由では無いと思います。広瀬すず⇒怒っても訴えてもどうにもならない世の中の不条理さに対して。Mizさんのレビューを見て、なるほどと思いました。けれども引っかかったこともあります。それだけの頭を持った森山が、初めの一人を殺した後、なぜ生き返ると思って待ち続けたのかということです。つまり、理性を取り戻したのに、なぜ知性を取り戻さなかったのか。後の彼との整合性が見えません。森山が、怒りをコントロールできない爆発型の人物だということは分かります。しかし、そういった人物というのは、はっと我に返ったときに、まともな精神状態に戻るものです。その際には理性と主に知性も。それなのに、生き返ると思って一時間待ち続ける。しかも帰ってきた二人目にまで刃を向けるとは怒りの継続時間が長すぎると思うのです。爆発型は、怨恨型に比べて、激しさは強いのですが、そこまで激しい怒りを持続しないはずです。民宿での森山は、爆発型の方をよく表しています。客の荷物を投げているところを優しく咎められていくうちに気が落ち着いてきて「ごめん」と収まる。それでも夜に爆発して壊しまくるが、はっと我に返って、二階に自分の荷物を取りに行き、二階から逃げる。怒りの終わりに知性と理性が戻ってくるんですね。最後の場面、Mizさんの解釈では森山が少年に自分を殺させた。怒りを引き出させたとありますが、確かにそうだなと思います。ですから、人物像における怒り表現のつじつまがあわない点は、制作側のものかなと感じてしまいます。細かい点をごちゃごちゃと書きましたが、とても考えさせられる名作でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人を信じること\n この作品では、人間の関係性がリアルに描かれていた。人を信じることを簡単に思える人もいれば、簡単ではない人もいる。1つの疑いからどんどん疑ってしまい、信じられなくなってしまうこともある。人を信じるということがいかに難しく、人から裏切られることがどれ程悲しいことなのかを考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "減っていく\n 大切な物は増えると同時に減っていく愛せば、信じれば、信じる程、愛する程に1つの疑いの波紋が大きくなって信じれなくなる人間の弱さを感じさせてくれる作品だった " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なんだよ\n 時間差叙述トリックじゃねーのかよ妻夫木と綾野剛のパートまじでいらねーよどうでもよすぎるよ渡辺謙と宮崎あおいとマツケンで一本撮ったほうがよかった キャストみんな頑張っていたが渡辺謙と宮崎あおいはさすがすぎた森山未來は本編時系列の事件に関しては何に怒ってたんですか?広瀬すず事件に関して本当に憤っていて何もできなかった自分を責めていた?のか(多重人格系サイコパス?)、広瀬すずのことはまじでどうでもよくて本気でウケルと思ってて常に社会だとか世間だとかに憤っていて時々暴力的に感情爆発させてるだけなのか(社会性有り虚言癖サイコパス?)私は森山未來が沖縄の無人島の壁に刻んだ「怒」の文字が画面に写った瞬間、『ああこれは時系列ミスリード系の叙述トリックか、このマサルくん(名前うろおぼえ)が顔を森山未來そっくりに変えてこの社会的弱者が横暴な強者の餌食になる社会システムへの憤りを凶悪犯罪の形を取って表明していくんだな、この「怒」の字も受け継いで…』と理解し(たつもりになっ)て感心してたら、全然違くてさあ…トリッキーなことしないなら、サスペンス要素とかいらないんで、渡辺謙一家でヒューマンドラマ作ってろよってかんじなんだよなあ「怒り」をタイトルに据える以上、その感情にフォーカスしてくれよ。なんだよ暑い中麦茶出されて見下された気がしたってさあ いや、それはわかるんだよ、それは日雇いであくせく働かされる社会の底辺労働者が、きれいな涼しい一軒家に住む主婦に氷入りの麦茶出されてムカつくのは、要するに自分が社会的弱者であることの自覚から来るルサンチマンなんですよ。そこにフォーカスすべきでしょ。宮部みゆきならそこから社会問題ヒューマンドラマにしてうまくまとめますよ。とにかく森山未來が沖縄の島で壁にかいてた「怒」に関しては不可解で、映画には多少受け手に解釈の余地を与えうる情報の空白というのももちろん必要なんですけど、ここはずばりと切り込むべきところだと思いましたね。明らかな手落ちだと思います。そこの解釈によっては、この映画のすべての不幸のしわ寄せを受けた広瀬すずちゃんの可哀想さが少しは軽減される気がします。追記、まだまだ言いたいことあるんだけど、マサルの「信じてたのに裏切られた」とか言ってんのもクソ意味不明なんだよな。森山未來が米兵差し向けたとか、たきつけたとかならまだしも、「その現場を見ていた」って自己申告しただけで、それも信憑性なんて無いし「傍観してた」って事実だけ見ればマサルも同じだよね。実際、森山未來もほんとに怖くて身じろぎ出来なくて息を殺して泣きながら隠れてたのかもしれないしそしたら名実ともに?マサルと同じだよね。何がどう裏切られたことになるのかな?っていうか信じてたとかいうほど仲良しでもなんでもねえだろ感しかない。森山未來、突然客の荷物ぶちまけたり人んち破壊しつくして走って逃げたりして誰がどこからどう見ても普通じゃないタイプの人だったじゃん、それを見てもなお島まで一人で会いにいってあまつさえ森山未來の言う言葉全部を真実として大真面目に信じるマサルのほうがあたまやばいと思ったやっぱりマサルが山神一也だと思うなあ(^・^)うん " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画を見終わって、人を信じることって本当に難しいと思ってた。\n 映画を見終わって、人を信じることって本当に難しいと思ってた。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛する人\n さまざまな愛の形を描いた映画でした。また、愛するがゆえに疑う心が出てしまった時の感情はどうしていいか分からない。何が正しいのか、過ちなのか、やはり結果論になってしまう。色々と考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "難しさ\n 信じることがいかに難しいか、親に対して、社会に対してや自分に対して怒りをぶつけてもどうにもならない虚しさを深く考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ。\n 映画「怒り」(李相日監督)から。NHK大河ドラマの主役を演じた俳優らが、何人も出演し、その演技の素晴らしさを実感できた作品、とも言える。松山ケンイチさんと宮﨑あおいさんの会話なんて、「おぉ〜、平清盛と篤姫、会話してる・・」と思ったほどだ。さらに「独眼竜政宗」(渡辺謙さん)まで加わって、「伊達政宗」と「篤姫」が親子なんだ、と1人で興奮していた。さて、気になる一言は、迷ったけれど、このフレーズ。宮﨑あおいさん演じる「愛子」が、元彼に言われた台詞。「お前は大切なものが多すぎる。本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ」何気ないアドバイスなんだろうけれど、心に引っかかった。あれもこれも、自分の周りにあるものを大切にすると、本当に大切なものが見えなくなってしまうよ、と言いたげだ。また「本気を伝えるのが、一番難しいんだよね、きっと。本気って、目に見えないからさ」という呟きも心に響いた。様々なん人間関係があるけれど、共通していたのは、自分の大切な人を信じきることの大切さと、ちょっとした出来事で、その想いが揺らぎ、誰が何と言おうと最後まで、信じ切れなかった時の落胆ぶりを、彼らは演じきった。特に、宮崎あおいさんの「号泣シーン」には、台詞なんてないのだけれど、その泣き声だけで揺さぶられた。タイトルの「怒り」は、愛する人を守れなかった自分や、大切な人を信じ切れなかった自分に対する「怒り」なのかもしれない。それにしても、豪華キャストだったよなぁ。P.S.主題歌は、坂本龍一さん他、タイトルは「許し」。「怒り」「許し」・・この対比が何かを伝えようとしている。 " + }, + { + "date": "2017-07-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "メッセージに欠ける…\n 未解決の殺人事件の1年後に、各地に現れた経歴不詳の3人の男たちとそこに暮らす人々との関わりをサスペンス風に描くが…結局誰も事件とは関係なく、何を伝えたいのかメッセージに欠けた。 " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何か、怒りというより、・・・切ない。p(´⌒`q)\n  3つのストーリーが、 交わらないで、同時進行。 3つのストーリーの中に、 それぞれ怪しい人物が・・・。 色々な「怒り」の感情。 でも、何か、怒りというより、悲しみや悔しさ、って感じがした。 ・・・切ない。p(´⌒`q) 森山未來、怪演だったぁ~。 " + }, + { + "date": "2017-07-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "?\n 森山未來は何に怒っていたのか。見てるこっちが怒りを覚える映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "言葉にできない\n 愛する人を信じることが、また疑うことが、正しいか間違ってるのかなど結果論でしかない。他人がとやかく言えることでも、結果を知った後でタラレバ論を言えることでもない。以下、ネタバレ。犯人は、最後イカれたわけではないと思う。寧ろ、最後の最後が、森山未來なりの最大の優しさで、罪滅ぼし。もしあの男の子に怒りを感じていたりのなら、那覇でとっくに殺すなりなんなりしているはず。だいたい、ポリスって叫んだのは森山未來本人だし。終盤の唐突にイカれた感じは、演技。自らへのやり切れなさに怒る男の子の感情を聞き、お前の味方にならなると言った。その約束を、自ら考え、実現したのだと思う。怒りに狂ってるひとが、あんな長いわかりやすい文で「ウケる」なんて書かないよ。男の子に、正当防衛の証拠をわざわざ残してあげてるだけ。また、広瀬すずも後からこれを見て、怒りというエネルギーを出させ、生きていってもらうために。怒りは、その反動で生きる力にもなるから。「怒」の文字も、自分があの事件の犯人ですよと、自らわかりやすく示してるに過ぎない。だって、「ウケる」のに「怒」って、そもそも矛盾してるからね。テレビのニュースでおそらく自分が遅かれ早かれ捕まるであろうことも察し、それであれば自分自らを使い、男の子を怒りから救うために考えた結論は、男の子から「最低な」自分に対して「怒り」を引き出させ、殺させること。わざとナイフをちらつかせたり、首を絞める振りをして、その「怒り」を増長させる。演技でなく本気で殺したいのならば、あの男の子など簡単に殺せるだろうし、逆に殺される「ミス」などあり得ないだろう。「怒り」に任せて殺人を犯した犯人が、時を経て、「怒り」の力で人を救おうとした。怒りの感情は、使い方次第で、善にも悪にもなる。だから、タイトルが「怒り」。とても良くできた、考え込まれた作品だと思う。ここまで気付けた人は少なそうなレビューが多い(最後森山未來が本当に狂ったと思ってるひとが多い)ことが、私の怒り。そりゃあ、心の動きが単純化された映画ばかりになってしまうわけだ。 " + }, + { + "date": "2017-07-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思ったよりは\n 予告編を観て良さげだったから、レンタルリストに載せたはず。にも係わらず、改めて観ると全く興味が湧かない。かなりネガティブな姿勢で観たせいか、意外に良かった。夫婦惨殺事件を起点に、3つのストーリーが展開された。各々、犯人を臭わせる要素が散りばめられ、それなりには楽しめた。但し、惨殺の狂気の割にはその後は比較的平凡で、高揚するような場面はなかった。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルが\n 原作読んでないから、なんとも言えないけど、タイトルが(怒り)なら怒りについてちゃんと描こうよ。心理的には森山未来は表面上は怒りに見えるかも知れないけど世界がわからない(恐れ)がベースなんだよね。だから人を見下すことで自分を保とうとする。宮崎あおいがなんで風俗で客のリクエストに一生懸命答えようとするの?発達障害から否定され続けた恐れ、自己の確認作業でしょ。すずも突然の恐怖、自分がどうなるかわからない恐怖。恐怖を乗り越えられないと人は慟哭のような怒りを感じる。渡辺謙だって、世間の目からの恐怖から怒り転換してるだけ綾野剛にどこに怒りがあるの?松山ケンイチも抱えているのは恐怖でしょ。そんな背景のなかで、人を信じる心の揺れ動きと成長の物語なんじゃないかな?役者はちゃんと仕事している。すずは🔺台本、監督達が怒りというものをちゃんと理解してないで、サスペンス的な上っ面なシチュエーションを描くのに一生懸命になって、結局、伏線が拾いきれず、落ちが迷走してる感じだから、タイトルに違和感を感じてならない最後の宮崎あおいの[ちゃんと、私が家に連れて帰るよ]って台詞と表現はお見事と思った。けど、すずの慟哭が全然表現出来てないから、無理矢理、宮崎あおいのアップを差し込んでいるようにしか見えない。発達障害の子をあたかも成長したかのようなカットって? " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった~。一年前から映画化されるのを知ってただけにずっと待ってい...\n よかった~。一年前から映画化されるのを知ってただけにずっと待っていた原作も読んだ。タイトルは怒りだが、3つの話に共通するのは信頼・裏切り。と考えると、信頼や裏切りの感情の紙一重に怒りがあるんだなーと。千葉の漁港沖縄の離島東京のど真ん中3つの話が殺人事件の容疑者では!?と疑い始めるところからだんだん信頼が裏切りになり、怒りになり。結局の犯人の「人を見下すことでギリギリ人として保っていた」というのはとても分かるような気がした。ボクは共感はできないが。出演者みんないい役者さんで、どの話だけでも1本の映画になりそうなくらい。これは日本アカデミー賞でいくつ入賞するか、という作品になりそうだ。 " + }, + { + "date": "2017-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんともすごいキャスティング、豪華すぎます。さらには妻夫木聡と綾野...\n なんともすごいキャスティング、豪華すぎます。さらには妻夫木聡と綾野剛の××、広瀬すずの××という衝撃シーンにもはや目は釘付け。この映画、評価が実に高いですが、この衝撃シーンや事件の不気味さに引きずられてはいないか?私は事件そのものも世田谷一家事件、犯人の整形、逃亡は市橋達也の事件のパクリのようにも思え、高評価にはやや疑問符。実際の事件はもっと怖いぞ!見せ方が上手い映画ですね。スマホのネットレンタルで見たせいかもしれない。小さい画面でみるのはダメですね。 " + }, + { + "date": "2017-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすがです。\n 期待通りでした。役者もみんな、文句なし!いや、広瀬すずにはもうちょっと頑張って欲しかったかな‥ラストのあのシーンは渾身の怒りを表現する大切な場面です。それにしてもずっと辛い。悲しい。疑った人たちが実はそうではなく、信じてた人たちが裏切られる。疑った側、信じてた側の気持ち、両方がまさに怒り。最後愛子のエピソードだけハッピーエンドになったのは救われたが。あのままいなくなった方がテーマ的には良かったかな‥とも。始めの犯行の場面の犯人はどうみても森山未來にしか見えなかったけどやっぱりそうだったとは笑 " + }, + { + "date": "2017-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とっても楽しめました!!\n 平行して進む3つのお話。進むにつれ殺人犯は誰なのかとドキワク!!豪華俳優陣だけあって3つのお話ともに見劣りせず素晴らしかった!!妻夫木さんの本心を語るとき目線を反らして話し、お互いの心を探りながら語り合うシーンは印象に残ります。広瀬すずさんや宮崎さんもあーゆー役をやるのも驚き、森山未來さんも鬼気迫る役で印象に残りっぱなしです。とにかく目が話せない作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役者が脚本を食った\n 映画館で観たのですが、この一言に尽きました。脚本自体はそんなに印象に残るものではなく、結局理由がとても抽象的なものだったので特に何のインパクトもなく。さもすごいだろうと何か全面におしだしてくるようなエゴのような脚本に正直しらけました。ただ、今をときめく役者陣が揃いに揃っただけあり、各人の演技の迫力が凄すぎて、完全に役者が脚本を食っていました。。。それだけで1つの作品として、とても衝撃的なものになってしまっている、それがすごい。特に宮崎あおいさんと森山未來くんの演技が興奮度大だったなあ。妻夫木くんがホントにゲイにしか見えなくて、三つ流れるストーリーの中で一番心に残りました。それも、彼の演技力あってだと思います。 " + }, + { + "date": "2017-06-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "市橋殺人犯の映画❔\n 他三つの話が入っていたが、遺族がみたらおもしろくないだろうななんて思った千葉で殺人して、最後は沖縄に隠れていた男 " + }, + { + "date": "2017-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても切なかった\n 僕にとって、この監督が撮った作品は劇場で観た作品も含めdvdもすべて買いそろえている大好きな監督が撮り、大好きな音楽家が音楽を務め、好きな役者達がそろっていたので、かなり期待して公開してすぐに劇場に足を運んだ。3人の中の誰が殺人犯なのか、交互に絡み合い、3人を取り巻く人間達の感情が入り混ざりあい、見所が多かった。それに心地よくもあり、ときにはひどく切なくなる音楽も最高だった。終盤の妻夫木聡がひとり涙を流すシーンでは、こちらも思わず涙ぐんでしまい、森山未來が本音を漏らし暴れだすシーンではグッと胸が高まり、ラストシーンの広瀬すずの絶叫ともとれる叫びは圧巻だった。いつもこの監督は期待を裏切らない。素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n 前評判が良くて期待した作品だったが、事件の犯人も並行して進む話もイマイチ納得いく感じではなく、最終的なオチも後味が悪くて期待以上の映画ではなかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられる映画\n 原作を読んでなかったのですが、とても良い映画でした。とても考えさせられる映画だと思いました。ちょっと迫力がありすぎてビックリすることもありました。ほんとうの信じるってなんなんだろう?と思い考えさせられました。正解は分からないですが信じるとは裏切りも含んでいるのかもしれない…と感じました。特に私が思ったのは、アカデミー賞で妻夫木聡さんが賞を取るだけある映画だと思いました。妻夫木聡さんと綾野剛さんが一緒に生活したり…したからこそ、すごく強く自然な演技ができていたのではないかなと思いました。東京の力強さが伝わってきたような気がします。とても良かったです! " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "終わり悪ければすべて悪い\n ミスリード多すぎ結局繋がってないし演技は凄いものだったけど、ストーリーはイマイチ過ぎてもう一回観ようという気にならない。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怒\n 守りたい人、守らなきゃいけない人、信じなければいけない人。 " + }, + { + "date": "2017-06-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "日本版バベル?\n 吉田修一はバベルを意識して小説書いたの?と疑いたくなるほど、印象が似ていたゆうつべにアップされてたのを観たんだけど、音量マックスでも半分程しか聞き取れない始末それを差し引いても、高評価にはちょっと違和感がある先ず、Wケンと宮崎あおいのエピソードは、大騒ぎして警察沙汰にする程の話にするほどの話なの?ってのが一つそんな事言ったら創作なんて出来ねーよ!って言われるかも知れないが、明らかに、現実に起きた事件から断片的に切り取って、継ぎはぎだらけのフランケンシュタインみたいな、事件と犯人創り出してるよね?上手く説明できないけど、凄く違和感感じてしまう…。そのやり方ドーなのよ(実際の被害者が歴然と居るわけだから、その人達がこう言う描かれ方するのをどう感じるのか?不快に感じないのか?という疑問。俺はちょっと不快だったね)二つめは、森山未來演じる犯人なんだけど、そんなに悪い奴には見えなかったんだけど…最後の方、台詞ほとんど聞き取れなかったからかもしれないが、刺し殺される程の怒り買う事したの?って思った俺の理解では、宮崎あおいと森山未來が演じた役は、何らかの障害を抱えた人と確信してるが、そう言うデリケートな部分を含む問題を描く、そもそもの小説の作法自体に大いに疑問を感じる三つめは、余計な話だけど綾野剛演じる役の死は、取って付けた感しか感じなかった(ここも聞き取れないんで実際どうだかわからんけど)でも、台詞ちゃんと聞き取れても高評価に転じはしないな。 " + }, + { + "date": "2017-06-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り→狂気\n 渡辺謙の怒りは娘への世間の目、女性蔑視。妻夫木聡、宮崎あおいの怒りは相手を信じきれなかった自分自身への怒り。綾野剛は信じてもらえてなかった怒りというより哀しみ。広瀬すずは…怒りというより、ただただ哀しくて辛くて悔しい。3人の素性がわからない男。犯人が誰なのか知りたくて凄く引き込まれた。上手いと思った。森山未來は他人から見下されての怒り…なんだけど見下されても居ない友人が危険な目に遭っているのに助けず、むしろ一部始終を見て楽しむサイコパスだったのには愕然とした。本当の悪人って普段は善人を装っているものなのかも知れない。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待していただけに\n 役者たちはとても素晴らしく、泣きのシーンなんて凄まじかった。しかし内容はお決まりな感じがして重い話のはずなのに坦々と進む感じ。もっと深いものが観たかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もっとクレイジーな森山未來を見たかったな\n もっとクレイジーな森山未來を見たかったな " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "引き込まれた\n 2時間越えではありながら、犯人と疑わせる3人の男を取り巻くストーリーに引き込まれてあっという間だった。タイトルである怒りという感情以外にも、人を信じることや頼ることの難しさや、人のうわべだけではわからない本心や、薄っぺらい人間関係の中でやり過ごす虚無でありがちな日常が描かれていて、この映画は殺人事件の犯人を特定していくということよりもその人間模様が面白かった。豪華な俳優陣でみんな素晴らしかったが、誰だかわからないタツヤ役の少年が特に良かった。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "犯人が誰なのか\n 犯人が誰なのかわからず、かなり後半までドキドキしました。最後の辺りでだんだん犯人のヒントが出始め、謎がとけていくところは目が離せず終わるのが惜しいとさえ思ってしまいました。泣ける場面もあり、ストーリーも素晴らしく、キャストも豪華で、見て損はないと思います。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高でした。\n 今まで見た映画の中から一番 " + }, + { + "date": "2017-05-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それでも、あなたを信じたい――\n 信じることの難しさ。思わず目を背けたくなるシーンもあるが、3回4回と何度も見ていくうちに感情移入が変わっていったりして色々考えさせられる。大人になってから観たらまた見方や考え方が変わったりするのかなぁ…この映画に出会えて良かった。 " + }, + { + "date": "2017-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もうちょっと理由がほしい\n 話は全体的によかった。それぞれディープなところも触れ、信頼するをテーマにやってきた感じがする。警察から電話がかかってきたり通報したりと犯人?と思わせる演出はいいと思う。でも犯人一人だけ特に疑われるような場面もなくあるとすれば唯一怒り狂ってる場面だけ。怒とかく理由もほしい。前殺した時は同情したからというはっきりした理由が描かれている。今回怒と書いたのは米兵が途中で逃げたからという理由でいいのかな?そこも曖昧。米兵の話が長すぎて肝心の犯人のオチが弱い。もうちょっとサイコパス?らしさを生かしたものにしてほしかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "芯がない\n 市橋容疑者をモチーフにしたり、沖縄の米軍基地や米兵の婦女暴行を描いたりと、憤りを感じる実社会の事件や問題を要素に入れた「社会」映画なのか。それとも、人を愛したり、信じたり、裏切られたりという「人間」映画なのか。それともそのどちらもなのか。本当に描きたかったのは後者だったのではないか。この素晴らしいキャストで、それに撤すれば本当に名作になり得ただろう。しかしあろうことか、社会のデリケートな問題を中途半端に「消費」し、個々人の設定を脚本を裏付けとした演技ではなく「貫禄」でごまかしたことで、常に疑問がつきまとい、全く感情移入できない。覚えた感動は、映画の中の人物ではなく、出演者に対してであり、残ったのは、無責任な消費に対する憤り。それがこの映画が伝えたかった怒りなのだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしかった!\n 最高でした。吉田修一はやっぱり面白いし、イ・サンイル監督の演出も素晴らしいし、俳優さん全て凄まじかった。小説読んでないけど、言いたい事伝えたい事全て完璧に映像化出来てるんじゃないかと思う。俳優としては、特に宮崎あおいさんと森山未來さんが印象に残った。宮崎あおいさんの頭の弱い感じと一途さ、森山未來さんの一見、達観した感じの良きお兄さんからのキレやすいキャラクターは作り物ではなく、こういう奴周りにいるわと身近に感じる事が出来た。犯人が分かりそうで分からないカメラワークや演出も見事だったし、ラストの3つの舞台の畳み掛けもドキドキした。海の青さも印象的だった。相手に対しての怒りというより、何で信じれなかったのだろう、何で分かってあげられなかったのだろう、という内なる怒りは美しく力強くもあった。 " + }, + { + "date": "2017-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "愛してるからこそ\n 家族や恋人、近くに感じる関係もちょっとの疑いから信頼は簡単に崩れる。愛しているからこそ触れられない部分は誰にでもあるはず。 " + }, + { + "date": "2017-05-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "熱くて痛い\n 色んな思いを抱いていても、それを表現するってなると途端に迷子になっちゃう。自分に素直に生きられない苦しみが痛くて痛くて。観終わった後、自分自身や人とどう向き合うか、考えずにはいられなかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "サイコパスむかつく(怒)\n 熱い関係を持ちたい " + }, + { + "date": "2017-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "役者と監督の渾身の作品\n 『悪人』もすばらしかったけど、個人的にはこっちが上。小説が原作の場合、だいたい小説を上回ることはないけど、これは映画のほうが好き。役者は本当に全員うまい。森山未來、綾野剛、宮崎あおいは特に良い。一番信じたい人だから信じきれない、信じていたのに裏切られる、大なり小なり誰しもが経験していること。田代が犯人じゃなかったシーン、ゆうまの泣きながら人混みを歩くシーンは実に泣ける。広瀬すずは、それまでよかったが最後の海で叫ぶシーンだけ不満。泉の心の叫びはあんなもんじゃない。魂をかんじなかった。とてもエネルギーのいる大作だけど、暫くしたら、もういちど観たい。 " + }, + { + "date": "2017-05-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感動。\n もしも自分の愛した人が殺人犯なら。それぞれにそれぞれの愛を感じとても感動しました。作品自体も進んでいくにつれてとても引き込まれていくもので私自身にも感じる何かがありました。3人のどの男が犯人なのかと作品の中で考えていくうちに怒りを感じるのと共に他の色んな感情も生まれてきたのを覚えています。最後にはタイトル通りの心からの 怒り を感じました。この作品での広瀬すずさんの渾身の演技は鳥肌ものです。 " + }, + { + "date": "2017-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖かった。\n 3つの話が同時進行の作品、ときいてちゃんと頭に話が入って来るだろうか…と不安なまま観に行ったのですがそんな心配はなくとてもみやすかった。怖かったけどとてもみいった。女性として広瀬すずちゃんのお話がとても傷ついた、やるせない。自分の信頼していた人が2人もいなくなるし、かたや裏切りに近い行為をされて。(近いというか、)パンフレットのコメントも読んだのですが、本当に役に入りきっていたようでつらそうだった。改めて役者さんすごいなと感じた。3つのストーリーで松山ケンイチ以外の2つのストーリーがバッドエンド…と受け取った。見たあとの疲労感がとてつもない。幸せなひととき、からの下りがとてもじゃないほどに辛い。うまい言葉がみつからない。とりあえずとても疲れた作品だけどおもしろかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しい\n 他人だから底抜けに信用ができない。でも子どものころって他人とか関係なく信用してたなぁ。いつからそういうことが出来なくなったんだろう。いつから懐疑的になったんだろう。大人になったからなのかな。大人ってなんだろう。不思議だねぇ。子どもの私に出来て、大人の私に出来ない。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの終わり\n 沖縄の田中が真犯人。千葉では通報してしまったが犯人ではないとわかり後悔の念で親子が苦しむ、田代は東京に逃げてしまうが、捕まえて戻ってくる。妻夫木は綾野剛が心臓病で死んでしまったことを知る。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "予想通り良い映画\n 原作を読んでいたので、2時間だと展開は早く感じた。しかし、それでも物語に引き込ませる役者の演技力・画の力が凄いと思う。3つの物語に共通して「怒り」というテーマがあって、、というテーマはあったのだろうか。そこだけは腑に落ちなかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どこにもぶつけようの無いどす黒い塊が 何かのきっかけで爆発する瞬間...\n どこにもぶつけようの無いどす黒い塊が何かのきっかけで爆発する瞬間が誰にもある。怒りは夏が似合う。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "信じなかったら失ってしまうし、 信じたら裏切られてしまう 三者三様...\n 信じなかったら失ってしまうし、信じたら裏切られてしまう三者三様だから、何が正しいかなんてわからない私は落ち込むの覚悟して観たので割と大丈夫でしたが、綾野剛と妻夫木聡のラブシーン見たさで観るときっとしばらく立ち直れないかと思う映画でした " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "山月記\n 感動的な場面で感動的な音楽を大音量で鳴らすと言うベタな音響演出に乗せられてしまう。ただ、宮崎あおいは設定上仕方ないが、大半の役者の幼児の様な喜怒哀楽を長回しで映す事により、感情をそれ程表に出さない慎ましさを美徳とする日本人の気配を感じられなかった。こういう演技は、テレビドラマやCMに留めて頂きたい。また全体を通して説明が過剰であり、特に傷害罪で捕らえられた男の供述が具体的過ぎる事に違和感を覚えた。作中、他者の善意が見下しと感じられるとの証言があるが、彼の衝動は好意や善意に対する免疫不全からのアレルギー反応であると感じた。衝動的に壁に悪態を書き殴ってしまう己に対しての怒りの文字に、虎にならざるを得なかった李徴の姿を見た。結果からして、彼は内なる衝動から解放されたのだが、怒りの文字から全てを悟った泉は辰哉に何と報告すれば良いものか。信じる事は理解から遠い所にある。だが信じなければ愛は得られない。沖縄の偏向新聞や国籍不明の市民団体による抗議デモ、利権に雁字搦めの自治体というフィルターを通すと、彼等の行動に疑問符が付くのも仕方がない。だが実害を被っている市民の小さな声や怒りを蔑ろにする事は、第二第三の山神の誕生を祝福する事に等しい。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧倒\n 文句なしに満点。あんなに泣いたのも、複雑な気持ちになったのも、この映画だけです。また見たら最初から泣いてしまう自信がある。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "み、短い\n とっても大切な沢山の物事が、映画の中のとても短い時間で処理されて行く事に違和感。沖縄の基地問題とか同性愛とか風俗嬢のムスメと父とか大切な事を、こんな簡単に描いていいの????腑に落ちません。 " + }, + { + "date": "2017-05-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "惹きつけられた\n 2時間を超える長編3つの物語が描かれる。3つがクロスするのかと肩に力が入りながら見入っていた。 " + }, + { + "date": "2017-05-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もっと面白くできたんじゃない?\n 3つの独立の話の中で犯人だれだ、ではなく、実は3つのストーリーが整形毎の時系列で繋がった1つのストーリーだったらもっと面白かったんじゃない、と思いました。メインのテーマは人を信じることの難しさ的なところでズレた感想だとは承知ですが、別にあのような状況でそれぞれの相手を疑ってしまうのは当然の反応な気もするし、なんだかなぁという感じです。 " + }, + { + "date": "2017-05-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "謙\n 森山君の孤独や闇は描かれていない。何の変哲も無い住宅地の不気味さは描かれていない。ちゃんと死体を浴槽に入れたりしてるのに。なぜ釜ヶ崎から南を目指したのか、南に何があったのか、少なくとも米兵うんぬんとかじゃ納得いかあがきかない。釜の同僚の取り調べは良いんだけど、動機はよく分からない。そもそも、現場の怒の文字が萎えるし、そこまで米兵も鬼畜じゃないし、高江ヘリパッドの話もよく分かんない登場の仕方。愚行録もそうだったんだけど、この取って付けたようなステレオタイプな個々人のネガって何なのかしら。行定勲のセカチュウみたい。そもそも広瀬すずは何歳の設定だったのかしら。唯一沖縄の少年がその浅黒い顔貌で立ち向かってた。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "各ストーリーが絡まなかったからこそ\n 良かった所3つあるストーリー。渡辺謙編、妻夫木編、広瀬すず編。ストーリーはあくまで「殺人事件逃亡犯は誰か?」の題目のみで絶対交わらなく終わる。3つのストーリー軸が同時期でも、同日&時間にしなかった(多少時間軸をずらした)観せ方だったのは感心するものがある。(アメリカTVドラマ『24』の様な多人数の時間軸を合わせる飽きた設定を回避。)希望がある各ラストも良かった。この希望あるものにした監督に感謝。(へそ曲がりな監督なら、各ラストは作らないだろうから)残念な設定点をいくつか・難しそうな日本映画は何故バイセクシャルを持ち込むのか?(妻夫木編にはその設定いらんだろ?)・闇を持つ娘の母はいつも死んでおり、仏壇にいるのだろうか?。男手一つで娘を養ってる設定に飽きた。上記2点を普通にしてくれていれば星4でした。アカデミー賞で名前があがる役者が常連ばかりだったので、中堅役者も使って欲しかった。妻夫木聡が日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞だったのかは謎。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技がすごい\n 原作を読んでどのように映像化されるのか期待していたが、あちこちの描写が無くなり展開が早く感じられた。これほどの原作のものは前後編で観たいくらい。日本を代表する俳優陣の演技が素晴らしかった。新人の佐久本宝も存在感があった。妻夫木聡と綾野剛も良かった。それぞれが今まで見たことのない演技、それだけでも見る価値あり。 " + }, + { + "date": "2017-04-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n おもい。ずしっとくるかんじ。宮崎あおい本当に綺麗だなあとおもった " + }, + { + "date": "2017-04-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと怖かった\n もう一回観たいとは思えないけど。迫力ある映画でした。広瀬すずちゃんが演じる女の子に好意を寄せる少年を演じる無名の俳優さんが、他の有名な俳優陣に負けずおとらずすごく存在感ありました。 " + }, + { + "date": "2017-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技光った\n 皆さん演技良かった特に森山君が良かった。 " + }, + { + "date": "2017-04-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎あおい、森山未來がうますぎる\n 宮崎あおい、森山未來がうますぎる " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる。重い。\n 考えさせられる。重い。 " + }, + { + "date": "2017-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "88点\n 誰が犯人か、ドキドキで全く分からなかった。うまいことできてる。面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技力が凄い!\n 素性のわからない3人の男のうち、殺人事件の犯人はひとり。別々の場所にあらわれた3人それぞれに関わる人々の目から、信じたいという気持ちが丁寧に描かれていく。広瀬すずちゃん、宮崎あおいちゃんの演技力が凄いです! " + }, + { + "date": "2017-04-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心の壁\n 怒りの形は色々。心の壁を取り払って1度信頼した相手ほど、怒りの振れ幅は大きいんだろうね。 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの怒りの交わる原点\n 様々な怒りがこの映画には立ち込めている。矛先をどこに向けていいかも分からない、報われない怒りが満ちている。信じてしまったことへの怒り、信じることができなかったことに対する怒り、更には政治的要素を孕むが米軍基地や米兵を巡る理不尽に対する沖縄の人々の怒り。そしてそれらが集約されているのが、殺人犯山神の怒りであると思う。山神の怒りは、現代社会の中で生きる人間誰もが抱き得る、やり場のない、根拠不文明な怒りが、ちょっとしたきっかけで頂点に達し爆発したものととれる。社会の中で弱い立場にいる人間が、いや相対的には強い人間もが、より強い人間との間に感じている理不尽さ、そしてそれに対する怒り。現代ではネットでの激しい誹謗中傷悪口雑言の数々に見られるように、皆が心に怒りを溜め、それをどこかに悪意として吐き出しながら生きている。泉を助けずに遠くからその様子を笑いながら見ていた山神は、まさしくその悪意の塊のような人物として描かれているのだ。脚本が凄い、こんなに衝撃を受けたのは久々です。 " + }, + { + "date": "2017-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "殺人犯の狂気\n 観た後かなりひきずると聞いて、映画館で見るのをためらっていたが気になってレンタル鑑賞。3つの舞台のそれぞれの人生。映像の切り替えがうまくて秀逸。どれもが疑わしく見える。妻夫木聡すごい自然だったほんと何でもできるなーミュージアムでのカエル男もやってゲイもできて素晴らしい宮崎あおいもちゃんと愛子って女性を生きてた友人?の池脇千鶴も脇役ながらさすがの存在感。渡辺謙は言わずもがな。松山ケンイチもよかった。いい奴でよかった。泣一瞬も見逃せんのが森山未來の怪演。このひと鬼神や。気配消すわ、暴れるわ逆立ちの時点で犯人こいつや思ってたのにあの子と一緒に信じてしまった。どんな思いであの子に味方なんて言うた?何をおもって涙を見せた?なんで殺してしまった?森山未來にタイマン勝負な沖縄の男の子も新人らしいのに自然な演技。内容としては、言われた通り重い。広瀬すずまじか…って描写もあって、苦しくて、悔しく泣きそうになった。胸にどしっとくる。心えぐられる。ただ愛子がなんで家出してたのか、直人と優馬のことももう少し欲しいし田中の動機も知りたい。気になるんで小説読みます!大切なものは、増えてくんじゃない。減ってくんだよ。という台詞が好きです。 " + }, + { + "date": "2017-04-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技力に圧倒\n 宮崎あおいの演技力に圧倒された。この映画は、本当に心苦しくて。最初見たときは「人を信用することの難しさ」しか考える余裕がないくらい心苦しくて。2度目の鑑賞では、「なぜ犯人は人を殺さなければならなかったのか」というテーマでこの映画を見てみた。犯人が疑心暗鬼になっていること、感情に振り回されていること、この2点がとても目立った。というよりも、犯人は人間ではなく、“全ての人間が持つ悪意を擬人化したもの”に見えて、仕方なかった。何回見ても同じ感想にならない気がする。こういう考え深い映画はとても好み。- " + }, + { + "date": "2017-04-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画でした\n 本当にいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "小説の方がいいかも。\n よくこのようにまとまったなあと...物語に三つの線があって映像化するとかなりのカット量が必要だ。全体的によく主旨を伝えたが、やはり断片がいっぱい散らかっちゃって...三つの物語のバランスを保つにも十分工夫してない感じ。なんだか妻夫木聡と綾野剛の部分は弱いなあー人の目を引くが、なんだか話が単純すぎて進展もあんまりなくて終わった。。よくそんなたくさんの豪華な俳優がそこまで演じきったが、こういう映画になるとただ演技と脚本の元の小説を資本にしているような感じ。これを見たら小説を見たくなると逆に本の宣伝になることが多いだろう。決して批判をしているわけでもないが、日本ってこにように小説の映画化に夢中することが多い!と感心しただけ。三つの物語自体は決して複雑な限りでもないのに、映像で伝達するとむしろややこしいことになっている。全体的にいいが結局人にとって印象深い作品になっているかどうか....物語の叙述だよねーいい俳優使って、初めて見る人ならゲイの話とか結構物語に注目して犯人を推測するだろうし、小説読んだ人ならその人物は本にあっているかどうかで評価するだろう。だから小説のままの方がいいかも。映像化に向かない作品もきっとあるだろうし。あと主演はなぜ渡部謙なんだろう。一番印象に残るのはやはり宮崎あおいと妻夫木聡だったー広瀬すずもいいがそんなに演技が評判になったのはよく分からない。 " + }, + { + "date": "2017-04-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やるせない\n 「悪人」での妻夫木と本作品での米兵の入れ方が同じで 監督の偏った性嗜好が垣間見え嫌~な気分。今回は一部ハッピーエンドのも含まれているのは救いだが。 " + }, + { + "date": "2017-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心が震える\n 久しぶりにもう一度観たいと思える映画だった。どの演者をとっても隙がないほどの渾身の演技で何度も感化された。映画館で観るべきだと思った。原作の方が尚一層、犯人の気持ちが汲み取られていた点が映画はほんの少しだけ残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n ありとあらゆる人の怒りを見れる映画でした。最後の方まで犯人が全くわからず、誰だ誰だってなりながら見ていました。演出が上手いのと演技の上手い女優俳優さん達だったため見入ってしまいました。高畑充希さんのちょい役にびっくりでした!笑とにかく人が豪華だからという理由で見ましたが、豪華なだけあります。特にあの若さでこの豪華俳優女優さんの中にいても負けないくらいのインパクトを残す演技をしていた広瀬すずさんがすごすぎました。見る価値もあると思いました。ストーリーも面白いし満足でした。 " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "恋、したくなったわ\n おれの中で今のところ、邦画ナンバーワン。ずっと首位にいた「愛のむきだし」を超えた。まあ、これはおれがゲイだからということもあるだろう。やっぱり男女の恋愛よりこういうゲイの恋愛描写の方が入り込めてしまう。共感する。恋したくなったわよ。切なくて恋しくて泣く、という行為をしたくなったわよ。それにしても、この小説の作者はお仲間ね。ハッテン場の描写とかそれからの流れとか生々しすぎる。「パレード」も売りやってる男の子居たしね。女優・広瀬すず。この子はやばいわ。 " + }, + { + "date": "2017-04-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずは日本のジョディー・フォスター\n 3つのストーリーがお互いを高め合い、力強く吸い込まれていく感じでした。みんな演技上手いです。トップ俳優陣がゲイや風俗嬢を演じているんですが、特に広瀬すずはまるで初期ジョディ・フォスターを鮮明に思い出させました。これ以上見たくないと思うきついシーンもありますが、刺激的で重い部分がこの作品の魅力です。 " + }, + { + "date": "2017-04-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画らしい良さ\n ゲイストーリーがゲイなしだったら良かったな " + }, + { + "date": "2017-04-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "3つのストーリーで深みを増していく\n 原作は未読でしたが、最後まで誰が犯人なのか分からない非常に丁寧な作りだったように思います。事件を軸に別の物語が進行し、ストーリーが繋がることはないのですが、怒りという一点で物語がリンクします。一つの事件に対して様々な側面からスポットを当てることで様々な感情が溢れて素晴らしい作品だったと思います。特に最後一度信じた人をあるきっかけから報道を見てその人を信じられなくなってしまう姿、そしてそれを後に後悔し自らに怒りをぶつけるシーンは涙が出ました。最後の展開は唯一の救いでした。とにかく俳優陣は豪華。そして模写はえげつなくやるせないシーンばかり。妻夫木くんのゲイ役そして社会では普通に生活し苦悩する姿が、つらかった。後すずちゃんは体当たりでよかった。森山未來のイカれた怪演も。 " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "宣伝ミス\n 「犯人は誰だ?!」みたいなトレーラーを見て、楽しみにしていたのに、それとは違う趣向の雰囲気映画だった。意外性もクソもない。面白くない。広瀬すずかわいそう。宮崎あおいの演技は良かった。よくある面白くない邦画って感じ。 " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "頼むよ謙さん…\n 映画観賞中の2時間、飲まず食わずで過ごしたのは、これが初めてな気がする。先の気になる脚本、有能な俳優、そこそこ有能な監督、そして非常に有能な作曲家が揃って、やっと日本映画史に残る傑作が生まれた。0.5のマイナスは東方神起 " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技のうまさ\n 演技のうまさ " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怒り狂う作品\n あの事件に少し似ていた。沖縄、整形・・・ " + }, + { + "date": "2017-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "重い。苦しい。けどまた見たい\n 友人と2人で見に行きました。映像の雰囲気も相まってかなりずっしりとした映画ですが、鑑賞後に何かが心に残る作品だったと思います。終盤泣きました。1つの事件がきっかけとなった3つのすれ違いを同時に描いていますが、訳が分からなくなることもなく、綺麗に纏まった構成でした。出演陣の演技も素晴らしかったです。とにかく切ない。苦しい。登場人物のことを思うと胸が張り裂けそうだし、〝怒り″を覚えることもあるけども、なぜか心地良い切なさがある映画でした。レンタルしてまた見るかも。 " + }, + { + "date": "2017-03-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えがありました\n 話題になっていたけれど、なかなか勇気が出ず。ですがアカデミー賞をテレビで見て、やはり見に行こうと思い劇場へ。結果、見て正解でした。各所での評判通り、役者の演技力がとにかくすごい。物語の結末は報われるものもあれば、そうでもないものもありますが、人間関係の中に必ず生まれる、他人を信じることの難しさがリアルに、残酷に描かれていました。広瀬すずさんが、ただ可愛らしくニコニコしているだけではなく、このような役を演じたこと。演じきったこと。驚きとともに感動しました。素敵な女優さんですね。 " + }, + { + "date": "2017-03-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あの事件ね。\n あの事件がおそらく元になってるんだろうが、それぞれの場所で進むストーリーが重なる感じが面白かった。目を覆いたくなるようなシーンから始まる。いや結構目を覆いたくなるシーンばかり。でもキャストがみな素晴らしい。其れだけでみる価値あります。妻夫木聡うまいねー。個人的に宮崎あおいも凄い印象的。これからに期待します。 " + }, + { + "date": "2017-03-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい演技\n 豪華キャストがそれぞれ思う存分に演技して実に見応えあり。コッテリ重い。挑戦的な役に臨む姿勢は讃えたい。物語も挑戦的というかミスディレクションを使用しつつ構成が謎を纏う。しかし観客の感情はどっちに向かえばいいのか。混迷さの中で話は終わる。役者の熱演を楽しむ映画として臨めばいいかも。しかしまあ疲れましたよ。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "息をするのも苦しい2時間でした\n 3つの街で生じる疑惑が、交わらずに、全く違う3つの結末を迎える…10代の私は感じたことのない感情・感覚でいっぱいいっぱいの2時間でした。終わったあと、あの映画が「怒り」と表されたことがどうも飲み込めず、「今のこの感情も[怒り]なのか?」という自問がしばらく続きました。出演している役者さんがとても良くて特に妻夫木さんが涙しながら歩くシーンと、宮崎あおいさんの自ら通報してしまった後の演技が印象深いです。ハッテン場?でのファーストカットの綾野さんの儚さ、少年ぽさ、にもハッとしました。佐久本宝くんも素晴らしかった!(映像化が難しいと言われていたからか)3つの街の切り替えの撮り方があまりにわかりやすすぎる、というか、チープな気がしてしまいました…。(20年弱しか生きていませんが)人生で1番衝撃が大きかった作品です。10代のうちに出会えて良かったと思います! " + }, + { + "date": "2017-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い\n 最後まで犯人がわからないひたすら分からず、作品に引き込まれていく。観終わったあと3時間は放心状態になりました。モヤモヤ感というかなんというか、苦しかった。 " + }, + { + "date": "2017-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "しんどかった……\n ただひたすらにしんどかった…友人にすすめられて一緒に見に行きました。公開前から気にはなっていたのですが、ちょっと怖そうで、、とてもメッセージ性が強く、人を信じることの難しさを感じました。信じたいけど信じきれない葛藤は見ていて辛かったです。東京、千葉、沖縄と、それぞれに違う結末であり、これが正しいんだ、というより、なにが正しいの?と問いかけてこちらの頭の中を引っ掻きまわすような映画でした。千葉の、1度は信じきれなかったが、取り戻すことのできた物語。東京の、信じきれなかったために手遅れになった物語。沖縄の、信じようとしたのに、そこに絆はなかった物語。どれも信じようとした結果、たどり着く結末が違います。どれも正解で正解でないのだろうな、と考えました。東京のラストには胸が締め付けられて涙が出ました。また、最終的な動機が衝動的で、すこし拍子抜けしてしまいました。ですが、あの気性の差が激しく、怒りの気持ちが高ぶると別人のようになる人柄を見ると、妙に生々しく現実味があって、衝動的な動機が不気味に思えました。親切や、簡単に信じることも場合によっては危険であると感じました。私個人がショッキングな画面が苦手なため、マイナス1になっていますが、考えさせられるという意味では5だと思います。明日からがんばろう!とは思えない映画なので、映画を見て楽しい気分になりたい方にはオススメできません。 " + }, + { + "date": "2017-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の方まで誰が悪役?なのか分かりませんでした!良い人そうに見える...\n 最後の方まで誰が悪役?なのか分かりませんでした!良い人そうに見える人が実はそうではない。現実でも考えれる内容ですね。一人一人の演技にもとても注目です。特に宮崎あおいさん。素晴らしいです。怖さを感じるくらいでした。最後まで飽きず楽しく見れました。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣\n とにかく出演者が豪華でその演技力も流石の一言。誰が犯人なのかずっとドキドキしながら鑑賞することができた。広瀬すずがとにかく可愛い。 " + }, + { + "date": "2017-01-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーより演技が圧巻\n それぞれの役者の演技のリアルさにビックリした。その点においてもう一度観てみたい。 " + }, + { + "date": "2017-01-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "見応えがあって面白かった\n 八王子で起こったとされる殺人事件を背景に、全く別の場所、無関係の3つのストーリーが同じ時系列で進んでいく。千葉では渡辺謙と宮崎あおいが、東京では妻夫木聡が、沖縄では広瀬すずが。それぞれが素性のわからない男性と出会う。警視庁からの情報提供により、テレビのニュースや情報特捜番組、指名手配の写真などを通して殺人事件の犯人とされる人物の素性が徐々に開示されていく。もしかしたら、今、自分の隣にいる男は、殺人犯なのかもしれない。そう言った疑念が湧いてはなくなり、湧いてはなくなりを繰り返す。人を信じきれるか。はたまた疑うべきなのか。真実が見えず、信頼と疑念の狭間をそれぞれの人物がそれぞれの環境で思い悩む。おそらく、映画を見ている人も悩む。ハラハラが最後まで止まらない作品。なかなか見応えがあった。広瀬すずの演技が心に残った。今までは『ちはやふる』や『四月は君の嘘』など、青春ど真ん中のポップな作風への出演が多かっただけに、ダークな面が強い本作への出演はかなり勇気が必要だったのではないか。いち視聴者なので、偉いことは何も言えないが、とてもよかった。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技がみんな素晴らしかった\n 演技がみんなとにかく素晴らしかった。特に宮崎あおいさんと妻夫木くんの泣くシーンは印象に残ってる。愛するものを信じることができなかった、自分への怒り、後悔と悲しみ。3人の男が繰り広げる物語に犯人の予測がつかなくて私もいろんな人を疑ってしまい、信じることができない気持ちを映画と一緒に味わえた気がした。 " + }, + { + "date": "2016-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えがありすぎる\n 見終わったあとも悲しくて苦しい救いようのない後味が重くのしかかってくる、そんな映画。全員演技がすこぶる上手くて度肝を抜かれたが、李相日監督が鬼のように高いレベルを要求してくるということで納得。1番心に残ったのは主要キャストでもある、無名の俳優、佐久本宝くん。素朴な田舎の高校生男子をごく自然にに演じる姿は「演技している感」が全く感じられない。すずちゃんを食うレベルの演技力に誰なんだろうこの子は...と最後まで目が離せない。怒りや悲しみの感情表現は目を見張るものがあり、こっちまで緊張させられる。ほぼ俳優素人なのに監督の目に止まっただけある。渡辺謙は普段の堂々たるイケメン紳士の芸能人オーラをすっかり消し去り、頼りなくみすぼらしい庶民的な父親の姿。オーラの消し去り方に驚く。不器用な中年親父の無口な背中に哀愁が漂い、胸が痛む。広瀬すずちゃんなのだが、よく事務所がokしたなと。ティーンエイジャーにはトラウマになりそうなショッキングな役どころ。可愛くて無邪気なすずちゃんの女優魂が見れる。まったくスッキリせず暗い気分になること間違いなしの重た~~い映画だが味わい深くてかなり好きだった " + }, + { + "date": "2016-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "犯人知らないで観たのが良かった。\n 犯人知らないで観たのが良かった。 " + }, + { + "date": "2016-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "満点超えの最高傑作\n 素晴らしいです。。。映画を観て興味をそそられ原作を読みそしてまた映画を観ました。松山ケンイチがインタビューで言っていた「全国民に見て欲しい」まさにその通りの映画です。舞台は東京都、千葉、沖縄という3つの場所で展開していきます。個人的には東京編が胸にグサッときました。(私の周りでも東京編推してる方多いです笑)観てからは友達にこの映画を勧めることが多くなり「どんな映画?」と聞かれるのですが言葉では表現し難い、言葉にするのが物凄くもどかしくなり、、、とにかく見て!!!と言いたくなるような映画です。この映画の本質としては題名にもなっている〝怒り〟もその要素の1つなのですが芯は「人を信じること」だと思います。3つの異なる場所で愛する人が殺人犯ではないかと疑う日々で信じたり信じなかったり、喜怒哀楽では表せぬ色々な感情が目の前で何度も何度も私たちに訴えかけてくる。潰しにくる。そんな映画です。吉田修一×季相白の前作「悪人」と同じように全体的に静かで暗く何も変わらなければ何も救われませんが観終わった後はもっと強く生きよう、そしてもっと深く人を信じてみようと希望の光が差すような映画です。迷ってる方がいたら是非〝怒り〟観てください。。。ps.音楽が坂本龍一なのですが、そちらも素晴らしく毎朝の通学でサントラ聴いてます笑 完全に〝怒り〟中毒者です^_^ " + }, + { + "date": "2016-12-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "制作費の無駄遣い\n 豪華なキャストで、それぞれの演技は素晴らしい!渡辺謙の揺れる父親心は心揺さぶれた。ただ、3つのストーリーが並行で進む為、一つ一つの話が中途半端。話の核心を想像するのが好きな人には、想像膨らむ良作。ただ、話の核心は製作者が提示するべき、と言う人には駄作。犯人も中盤からわかってきて、このままいかないよなって思ったらストレートに終わる。しかも、動機は犯人によって語られるわけでもなく、ぽっと出の第三者が語るから腑に落ちない。そして、妻夫木&綾野のストーリーでは、最後がはっきりしない為、救いが見えない。墓参りのワンシーンだけで、救えるけど、ワンシーンがないってことは救いがないのか?松山&宮崎あおい&渡辺謙のストーリーでは、救いがあったのに…。なんだか後味が悪かった。キャストに助けられてるだけの作品。 " + }, + { + "date": "2016-12-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "非常にエネルギーを使う\n 原作を読んでいたので映画で見たときの壮大さのギャップを感じた。もっと淡々と見せていく感じかと思いきや音響の大袈裟さ、また千葉編での渡辺謙と宮崎あおいの演技に胃もたれというか…ちょっと目を逸らしたくなった。(演技が上手いからこそなにか見ていられなくなるという意味で)妻夫木くんの涙には本当に辛くなって自分も泣いてしまった。個人的には森山未來さんの演技力に驚かされた。原作とは一部違うところがあったがあっけなく死んでしまうより良いと思う。何より見終わった後おそらくほとんどの人が疲れたと感じる作品。かなり作品の中に持っていく力は強い方だと思う、それ故に感情移入しやすい人は気をつけた方がいいかも。 " + }, + { + "date": "2016-12-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "動悸が激しくなる\n 上映終了後、座席からしばらく立ち上がれなかったのは久しぶりです。怖いや悲しいなどの感情のみではなく、それらが混ざり合った複雑な感情が押し寄せて胸を締め付けました。原作は読破済みですが、映像化された作品を目の当たりにすると、衝撃はさらに強くなります。後半はやや原作とは違う展開を迎えますが、原作で気になった箇所が明白に描かれていたりなど、観客をモヤモヤさせないような構成になっていました。実力のある俳優陣の演技は非常にリアリティを感じさせるものであり、見ごたえがありました。役柄でここまで変われるのかというほどその役になりきっている様は感動すら覚えます。3つのエピソードは、「愛する者が殺人鬼かもしれない」というテーマの繋がり以外、物語としての繋がりはありません。3つのエピソードはそれぞれに問題を抱え、切ない物語が展開されます。原作もそうであったように、物語は途切れ途切れに描かれ、良いところで画面が切り替わり、別の物語が始まるため、やや理解に苦しむ場面もあります。よって鑑賞前か鑑賞後に原作を読むと分かり易いと思います。最後に、本作はながら見には向いていません。鑑賞する際はじっくりと、1シーン1シーンを大切に見てほしいです。 " + }, + { + "date": "2016-12-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "叫び出したくなるようなやり場のない怒り\n 叫び出したくなるようなやり場のない怒り、社会的に生きていく上で怒りを抱えたままだとやりづらいのでコントロール方法を身につけてしまうけど、「あぁ、我慢ならない怒りって存在するな」という事を思い出させられた。個人としての誰かを責めたいのか、漠然とした環境を責めたいのか、自分を責めたいのか、ない混ぜになる複雑な感じが、描かれてると思った。感情移入するほど、やるせない気持ちになる。凄く内向きにエネルギッシュな作品。 " + }, + { + "date": "2016-12-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "印象に残る作品。 妻夫木くん、綾野剛くん、森山未來くん、宮崎あおい...\n 印象に残る作品。妻夫木くん、綾野剛くん、森山未來くん、宮崎あおいちゃん、広瀬すず、がんばったな〜。 " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "★4.0\n ・宮崎あおいと広瀬すずの演技が素晴らしい・妻夫木聡と綾野剛のベッドシーンには驚いた。俳優魂を感じた " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "伝わってこない。\n 終盤まで、誰が犯人何だろう?と思わせるあたりはサスペンスっぽかったけど、結局森山未來だって分かったら、今度はじゃあ松山ケンイチのホクロは何だよって思っちゃった。良い役者が揃ってて、皆むき出しの演技でさすがだなと思ったけど、作品のメッセージとしては、何が言いたいか良く分からなかった内容。見終わった後は、暗さしか残らない。こういう怒りが色んなところに散りばれられてるから、人を簡単に信用しちゃいけないなぁとは思ったけど…。皆が幸せになれてなくて、虚しさと暗さが残った。あとすずちゃんファンとしては、ただただショッキングな映像で、体当たりで頑張ったすずちゃんを褒めてあげたい母心。としまえん、1人で。 " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "重いが内容はしっかりしてる\n 原作は読んでいての鑑賞です、登場人物が足りなかったりラストが不完全燃焼な所はありましたが俳優さんの演技が半端なく凄くて長い映画でしたが飽きることなく観れました。広瀬すずのシーンは想像より抑えてありましたが足の動きはリアルでした、原作では未遂に終わってますが映画ではレイプされていました。あと友達役の佐々本宝くんは新人にしては迫真な演技でラストは見物です。妻夫木聡と綾野剛はレスリーキーに写真集にしてもらった方が売れるんじゃないと脱線してしまいましたが良い演技でした。宮崎あおいはたぶん発達障害か軽度の知的障害を抱えているかのような役を熱演されていました。全体的にしっかりされていました。オススメ出来ます、その代わり覚悟して観てねと付け加えて。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの地域で起こる物語たち。 3つの物語が並行して展開されるが...\n それぞれの地域で起こる物語たち。3つの物語が並行して展開されるが、浅くなりすぎないところが素晴らしかった " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長さを感じさせない\n 3場面それぞれへの移り変わりがすごくきれい。沖縄少年の沖縄弁の不安定さが微妙。映画に入れるのは時間的に無理だったことは承知の上で、もっとそれぞれの日常の場面が見たくなる、映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい好き\n すごい好き " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凄かった!!\n 衝撃作ですね…。上映終了後、しばらく席を立てませんでした。重く後にひく作品ですが必見です!! " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "皆の演技が良かった\n 皆の演技が良かった " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "上映中目が離せなかった。\n とにかく役者方の演技が凄い。一瞬でその世界に惹き込まれた。「怒り」をよく理解した上で演じきれていると思います。ただ、最後のシャクが長かったので、そこはもう少し短くあっさり区切った方が良いのでは、と感じたので星4.5にしました。 " + }, + { + "date": "2016-11-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り狂った映画。 松山ケンイチと綾野剛と森山未來どことなく顔似てん...\n 怒り狂った映画。松山ケンイチと綾野剛と森山未來どことなく顔似てんなあwww人を信じてあげられなくて後悔。人を信じて後悔。そんな映画。 " + }, + { + "date": "2016-11-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 知り合いの歯医者の先生のオススメで観たら、結構面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者がとにかくいい\n オールスターで作ったとのことなので当然かもしれないが役者がひたすら濃厚で良く、それだけで持つ。長めの尺だけど、あと30分見たいくらいだった。オールスターの中にありながら、新人の佐久本宝がかなりいい。タイトルと中身に微妙な齟齬は感じる。人物の背景が見えない部分もあり(あえて見せていないのかもしれないが)、少し尻切れな感じも。原作を読むと多少違うんだろうか。 " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣\n 豪華俳優陣の演技が素晴らしかったです。下手なアイドルなんかが出ていないので俳優さんの演技が素晴らしかったです。綾野剛と妻夫木聡のベッドシーンは俳優魂みたいなのを感じました。。。ストーリーは何処の出処か分からない目の前の人間を信用することができるのか、どうなのか?というのがテーマでした。宮崎あおいと妻夫木聡は信じきることができずに、信じることが出来なかった自分を責め、沖縄の少年少女は信頼していた人間に裏切られやり場のない怒りをどうする事もできずに終わるような映画でした。後味は悪いですが、見た後に色々と考えさせられる映画でした。内容を三日くらい引きずるような映画です。笑 " + }, + { + "date": "2016-11-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "芝居だけ撮らないで\n 芝居は良い、というか芝居しか撮ってない。主役級の出演者が芯の入った芝居はそれだけで見応え充分だ。ただ、それだけなのも事実だ。映画は総合芸術だ。芝居はもちろんだが、それ以上に脚本であったり、撮影、証明、録音、編集、最近ではCGなどなど、とにかく、芝居だけを撮ればいいというものではない。今作は登場人物の半径50cmも描かれてない印象だ。状況説明、普段の生活など所謂、肉付けがなく、それらが全て登場人物たちの特濃の芝居でどうにかしようとしている。監督はもっと映画をわかっている人だと思っていたが、これでは未熟だと言わざるを得ない。 " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "有名人が出ている割には…\n 1つの殺人事件を起点とし、犯人の似顔絵公開から、3つのストーリーが進展していくのですが、それぞれの俳優の演技はいいのに、内容が薄っぺらい感じがしました。秀逸の演技は見るに耐え難い「すず」さんの外人と思われる人に襲われるシーンでした。また、最初のゲイシーンもイケメンがやればいいというものでもないし、そのシーン自体の必要性も感じなかった。最後にどうして殺人事件が起きたかの理由があったが、そこまでのプロセスに3つのストーリーが必要だったか疑問しか残らない。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画だ!\n 予告編や皆さんのレビューなどで知った濃い内容。観るのを躊躇っていたが、迷った挙句劇場へ…凄い、観終わった後の胸の締め付け。漫画原作の邦画が多い中 ドスンと響く映画だった。千葉、東京、沖縄を舞台にある1人の殺人犯を中心に物語は進む。人を信じて裏切られること 人を信じる事が出来なかった後悔 人の感情の流れが胸を苦しくさせる。これを演じるキャストの皆さんが素晴らしい。特に広瀬すずさんの演技が今も心に残って頭から離れない。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画を支えている名優達が揃っていて、観ていて安心出来る 渡辺謙...\n 日本映画を支えている名優達が揃っていて、観ていて安心出来る渡辺謙と宮﨑あおいの親子、本当の親子のように映っていた人を信じる事の難しさが、良く描かれていた " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "“怒り”の意味を知った時\n 無惨な一家惨殺事件の犯人が見つからないまま一年が過ぎ、三つの場所に現れた正体不明の男性三人。それぞれがそれぞれに魅力的で、吸い込まれていく周りの人々。もしかしたら犯人なのではないか。そんな疑念が交錯する中、真実を知った時、それぞれの人に生まれる想いとは。人を信じることって難しい。その人を信じてしまって、裏切れられた時のダメージが大き過ぎるから、信じないことでどうしても自分を守ってしまう。でも、もし相手が本当に信じられる人だとわかった時、自分の愚かさを悔い、怒り、またそれに苛まれる。取り返しがつけばいいけれど、そうじゃない時の喪失感は計り知れない。それでも人は、自分が傷つきたくなくて、相手を傷つけてしまうことの方が多い気がします。だからって自分が傷つくだけと相手を信じ抜くことなんてできる人はなかなかいない。人を信じきれない、自分に対する“怒り”が詰まった作品でした。面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりの感じ\n 最近は与えるだけの映画が多いけどちゃんと悩ませてくれる渡辺謙の無駄遣いの気もするが…広瀬すずさんの悲しいシーンは少しやり過ぎで胸が痛くなったリアルすぎる最後が広瀬すずの海で叫ぶシーン…宮崎あおいがよかった " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ただのmysteryに終らず\n 犯人探しだけに終わらない今日本て起きてる事件の数々を折り込み問題提議しているためかなり重い映画。人として人をどれだけ信じられるか?私も自分に問いたい。こんな世の中でも出来れば人を信じたい願望と不安や不信感。その葛藤をうまく描いてると思う。 " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りよりも揺さぶられる感じ\n 怒りのタイトルがうまく掴めてないかもしれない。でも、揺さぶられた感じ。信じることの難しさ本当の自分を見せる勇気そして強くなるそんな映画を見させられたって感じです。それにしても、役者の凄さに震えました。誰1人足を引っ張ることなく、ラストは湧き上がる感情が出るんだけど、もう役者の感情そのものなのかと思うくらいの迫力渡辺謙はやっぱりすごい宮崎あおいは今までにない役を見事に演じてた悪人見たときも同じ、観た後にボーッとしてしまった。これは観るべき! " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "不完全燃焼\n なんか胸くそ悪くなる映画でした。個人的に。個々の演技は素晴らしかった、ほんとに。でも1つの作品に3つのストーリーがあるので、それぞれが薄い。正直、結局なにがしたかったの?って感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻の演技\n とか何とか言われそうだなと思った。確かにぐんぐん引き込まれる演技力と描写力天気や日差しの使い方がとても綺麗。ストーリがどんどん進むので飽きることなく観られました。ただただ、誰も幸せになることがなか恐ろしい話でした。帰りは気分が重くなってしまったので、休日の1日の初めにみると悲しくなるのでみるタイミングは考えた方が良いと思います。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "細かいリアルの積み重ね\n 三つの全く関係のない場所と人々の生活が、ある事件によって揺すぶられる。今、社会が抱えている社会的な問題が本人たちはそうとは気づかず、影響を受けて生きている。一見個人的な出来事だが、それぞれが「やり場のない怒り」に気づいていく。社会的な怒りは、怒りを持つ自分に強さがなければ持ち続けられない。相手は巨大すぎるわりにつかみどころがないし、すべての人が共感を持って助けてくれるとは限らないし、生きているうちに解決するかもわからない。では何がやり場のない怒りの支えになるのか?映画のなかで明確に答えが語られる訳ではない。が、その答えを自分なりに見いだす力になる映画だと思った。また綿密な取材を元に実際の場所を用いた作りで、とてもリアル。風俗のシーンがある。「あの子はお客の求めにすべて応じちゃうんですよ」という女の子は、少しだけ他の女の子とは違う。おそらく一般社会のなかでは賢く仕事をこなしたりはできないタイプなのだと思う。実際風俗で働く女の子が抱える事情を鋭く切り出していると感じた。その他実際の逃亡犯の報道や足取りを彷彿とさせるエピソードなど美しい景色のなかにも緊張感を持たせる。それにしても豪華キャスト。そしてそれぞれの役者さんが自分の新たな一面を見いだしてさらけ出していつのではないか。記者会見で言っていたからネタバレにはならないと思うが、実際に一緒に住んだという男ふたりが、ガラスみたいに壊れそうな愛を持って寄り添い合うのが、とても自然で心暖まりさえする。わたしの怒りを見つめて、そのマイナス感情を支えられるまわりの人々や自分自身を信じて生きていきたいと思う。きっと今後の彼らもそうするだろう。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "見ていて、気分が悪くなる一方。 社会主流ではなく、暗黒の題材として...\n 見ていて、気分が悪くなる一方。社会主流ではなく、暗黒の題材として人目をつく、興行収入を得る目的しか言い様がない。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが\n 豪華な役者さん達が、それぞれ見応えある芝居を見せてくれる。一番は渡辺謙と宮崎あおい親子の姿。そして綾野剛の弱々しい姿。キレる森山未來。終盤に向けた緊張感の高まりが見事。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見応えあり。\n ボディブローのようにずっしりと後からいろんな感情が来る。笑えるシーンは一つもない。クスッとしたりほのぼのしたりするシーンが少しあるだけ。観る前は、犯人探しがメインで千葉・東京・沖縄それぞれの話が最後に繋がるものだと思ってた。森山未來はウォーターボーイズの時から個性的でいい役者だと思ってたけど、歳を重ねて更に魅力が増したと思った。すごく穏やかな感じから狂気的な感じとのギャップが凄い。体もマッチョではないけど、ちょっとした時に腕に浮かぶ筋を見ると常に鍛えてるんだろうなと思わせる。妻夫木聡と綾野剛の絡みや広瀬すずが暴行されるシーンは思わず目を背けたくなるほどリアル。面白かったとか泣けたとか感動したとか一言では言い表せない。絶対観るべき!と人にお勧めするのも違うけど、自分では観て良かったと思う。ところで指名手配犯人の写真は綾野剛、松山ケンイチ、森山未來の誰にも似てる感じで上手く作ったなーと思って観てたけど、後でパンフレットを読んだら、それぞれの人に似るように3種類作ったと書いてあった。やっぱりパンフレットは必ず買って映画を観た後にじっくり読むべきだね。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者陣の演技に感服\n 誰が指名手配犯なんだろう?っていう疑問が常に頭につきまとう中、この豪華なキャストに魅せられる圧巻の演技に翻弄されまくりでした。そして全てが分かったときに怒りのタイトルについて考えさせられます。見終わった後に色んな人と意見を交わしたい映画でした。長い上映時間もあっという間でした(^^) " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こういうの、またお願いします\n 2回目です。妻夫木君、良い映画、監督に巡り合って良かったね。もう、しょーもないクソ映画には出ないでね。しがみついてでも、次回の監督作に出てね。松山君、イケメンでもないのに、なぜ、そんなにカッコイイの。良いね、イイね、ほんとに素晴らしいね。次作で太ったそうだから、またちゃんと痩せて帰ってきてね。すずちゃん、もう良いわ。頑張ったって声もあるけど、認めない。可愛いだけじゃダメなんだね。あれだけやっても、全然感じないわ。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣\n 指名手配犯の犯人は出演者の中にはいないのでは…と思っていたので、本当の犯人がわかちどた時はなるほどって思った。広瀬すずちゃんの演技力の凄さを感じ、妻夫木の色気がはんぱなかった。豪華俳優陣が出演している中、わたしのなかの1番演技が素晴らしいと思ったのはすずちゃんのボーイフレンド役の沖縄出身の佐久本くんでした。奥深く闇が深い映画。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スッキリする映画ではない。\n 序盤のゲイ描写は真実味よりも怠惰的に描いていて嫌い。まあ、この辺は人それぞれ。報われる映画ではない。けれど心には刺さる。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心臓が痛い\n 役者三人が似ていると思った事がなかったのに、似ているような気がしてくる。ただ誰が犯人なんだろう?という安いミステリーやサスペンスものではない、脇を固める役者陣の演技力が本当に素晴らしい。迫力が凄まじく、終始心臓が痛かった…。広瀬すずちゃんの今後に期待。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力。見応えはあった。 「怒り」の意味が、それぞれに違っていた。犯...\n 迫力。見応えはあった。「怒り」の意味が、それぞれに違っていた。犯人は一見ただの狂人だか、その背景には社会に渦巻く不満、怒りがある。一番ショッキングなシーンは、米国軍人によるレイプシーン。涙を流すにまでは至らなかったけど、色々と心に残ったのは間違いない。※後日加筆修正します。 " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n おもしろかったから、また見たい。キャストよき " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "信じることは、愛することより難しい\n とても面白かった!これだけの俳優の極限の演技合戦が見られるだけでも十二分に楽しい。単純に映画3本分のストーリーが入ってるので、とてもお得な気分になった。個人的に印象に残ったのは、まず森山未來。謎だけど優しい兄貴分、というキャラクターから本性が現れていくというオイシイ役ではあるけど、他の役者では考えられないというような説得力があった。役作りのために撮影の3週間前から一人で無人島で生活するというのはやり過ぎだろうと思うが、苦役列車の時といい、彼は自分を追い込んでギリギリまで役と同化したいタイプの役者なんだろう。あとは、「日本で一番悪い奴ら」「リップヴァンウィンクルの花嫁」と本作で、ヨダレを垂らしたり全裸になったりと大奮闘の綾野剛。上記3作で驚くほど違うキャラクターを演じているが、どれも違和感なく「これは彼が演じるべき役だ」と思えるのが凄い。他の役者も、宮崎あおいの無垢で危うい存在感、広瀬すずの健全な精神が陵辱される前後の表情、松山ケンイチの不器用なのか危険なのか判断できない視線、妻夫木聡の成功者としての余裕と人間としての小ささ、とそれぞれの演技を堪能するだけであっという間に時間が経っていた。しかし、ラストはどう決着をつけるんだろう…と思っていたら、やられた。妻夫木聡演じる優馬と一緒に、後悔して泣いた。それぞれの結末、それぞれの後悔。そこから始まる、それぞれの人生。人が人とが初めて対面した時、何をもって相手を信頼するのか。プロフィールや肩書きがあれば信頼できるのか。「目を見れば、酒を酌み交わせばいいヤツかどうかは分かる」のか。生活を共にしても、惹かれあい愛しても、疑念は簡単にその間に忍び込む。そしてその疑念は、外れているとも限らない。考えてみると、信じることは愛することよりも困難なのかもしれない。少し気になったのは、クレジット。渡辺謙が主演になっているが、見た人なら誰もが違和感を抱くのでは。タツヤ役の佐久本宝君と渡辺謙の役にそれほど差があるとは思えない、どころか、佐久本君のほうが重要な役どころだとさえ思える。これだけの大作映画、大人の事情はあるだろうが、観客にはそこを見せないでほしかった。それと、「悪人」の時もだが「怒り」というタイトルもちょっと合っていない気がする。原作そのままのタイトルなので仕方ないが、この人物たちを統括する言葉はそれではない気がしてならない。ところで、犯人の山神の回想シーンは誰が演じていたんだろう?とても森山未來には見えなかったが、実際に彼が演じていたとしたら凄い。 " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者が\n 絶品ですが、読める感じは少しあるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-10-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "深い…のか\n 話が3つに区切られるとこんなにも感情移入が難しくなるのかと思ってしまった誰に心を寄せることも難しく感じた森山未來の豹変ぷりにはびっくりした個人的には宮崎あおいの話が好きだったというか他2つがバッドエンドすぎて胸糞悪い人を信じてあげられなかった悲しみ信じた人に裏切られた悲しみ両方おなじくらい傷つくよなーと思った " + }, + { + "date": "2016-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まーよかったけど!\n うーん、むつかしくて理解ができなかった。。言いたいことが、なんかこう、うまく伝わって来なかった。疑ってたよ、ゴメン!みたいな感傷を表現したかったなーでもね、お話しの作りはよかった。凄く引き込まれた。あとねー個人的に、女性が乱暴されるシーンがスッゴい嫌い。ほんとやめてほしい。誰もいい気がしない。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「怒り」の根底にあるもの\n 宮崎あおいが演じる女の子の不安定さと、沖縄編の男の子(無名の俳優?)にググッと引き込まれて、最後にはどうにも消化できない「怒り」の残骸を植え付けられた。結局どんなに言葉で説明したって、その人が感じた本物の怒りは誰にも分かってもらえない。分かるわけがない。犯人の動機もそうだ。あのとき犯人が感じた怒りは本物だったのだろうけど、それをどんなに言葉で説明されようが、犯人と同じ境遇で生きてこなかった赤の他人が彼の怒りに触れることはできない。信用することの危うさや難しさ、信用されることのもどかしさや憤り、どの感情ひとつ取っても美しいだけではないリアリティがあったように感じました。見応えがあって色んな登場人物のシーンごとの心理状態の解説本とか出して欲しいくらいだけど、映画に関してはもう一度見る勇気はないかな。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "サスペンスなのに何故かほっこり\n 対象年齢・・どなたでもどんな人と見る・・どなたでも感動・・何故かほっこりハンカチ・・要りませんDVD出たら・・観ます他人には・・勧めます総評・・オープニングから凄惨な事件現場。この後どんな展開になるのか観客を引き込むが、映画が終わり場内が明るくなると、何故か気持ちがほっこり。ある意味予想を裏切られた映画なんだが、なんかそれでよかったのかもしれない。渡辺謙や宮崎あおいの演技もばっちりでいい映画でしたが、演じる人って色々な役が回ってきて嫌と言え無し・・。大変ですね。 " + }, + { + "date": "2016-10-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技力で底上げされた映画。\n 鑑賞後、久しぶりにずっしりとした重さを感じた映画でした。「役者の演技の重み=作品の重み」になっているような、このキャストでしか出せなかった重みを感じます。原作も読まず、映画館で観ると、それぞれの立場での緊張感・緊迫感を味わえると思います。役者さんたちの演技力でグンと底上げされた素晴らしい映画でした。あと、、宮崎あおいが光を纏うと圧倒的な透明感を放つ。すごい女優さんだと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "役者さんが最高\n 一人一人の役者さんの演技が絶妙でした。カメラマンの撮り方?も個人的にはすごく好きでいかにも後ろから殺されそうなドキドキさせてくれるような感じでした。それぞれのストーリーも良くて感動しました。 " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ\n この監督の作品をみるのは2作目。次回作も見たいなとは思ったけど皆が絶賛する程ではなかった。だけど嘘っぽさがない演出、それぞれに感情移入が出来る俳優たちの芝居に、二時間以上もあるのに一秒も退屈しなかっただけで「ありがとう」と言いたい。 " + }, + { + "date": "2016-10-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じる難しさを知る映画\n なんてことない。3つの場所で3人の男がいて3回の出会いがあった3人はただ、素性がよくわからずなんとなく、昔起きた一家殺人犯に似ているそれだけの映画なんだけどこれだけいろんな事を感じられるんだと心から信じた人を、たった一瞬疑ってしまったそれだけで、一生彼は貴方を信じないかもや、そんなこと気になんてしてないかも映画の終わりにはただただ誰も犯人じゃありませんようにと祈っている不思議な気持ちになる映画でした最後は涙が止まりませんでした " + }, + { + "date": "2016-10-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人って………\n 胸が、つまります。ほぼ坂本龍一のせいだ。森山さんいいキャラしてる!高畑さんに泣かされるとは……。広瀬すず、ありですね。のび太(30)はどこにもいません。三人とも疑ってしまった。だって殺人犯の顔が、ねぇ。人っていとも簡単に心が動くのね。あと少しですが、見に行きたいなら是非。これ前編後編にしてもよかったんじゃないかと。64を一個にまとめたらこんな感じになるのかな。あと、千葉にある車は確認できた限り、あ の 会 社 で す 。 " + }, + { + "date": "2016-10-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人を殺さないとダメなんですかね\n ストーリーが嫌い ただ人を殺せば良いのか?広瀬すず、今後期待 " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い\n これは見るべきだな〜〜本当に深かった強いメッセージが込められた映画でした " + }, + { + "date": "2016-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "長さは感じない\n 2時間超えの長さですが、それを感じさせない内容。ずっと、集中しで観れました。どの俳優さんも、熱演で見応え十分。でも、見るのに体力のいる映画。見終わって疲れました… " + }, + { + "date": "2016-10-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "3日引きずる\n 李相日さんの作品は「フラガール」「悪人」に続く三作品目の鑑賞。フラガールが大好きで、悪人は良さがいまいち分からなくて、今回も暗い感じだから悪人みたいな感じかなあと思ってあまり期待せずに観ました。けど、とてもいい映画だったと思います。キャストも豪華で、みんな素晴らしい演技で、感動しました。脚本は、3つの舞台を切り替えて進んでいくので、飽きることもなく観れました。ひとつだけ言うとすれば、広瀬すずの最後の海で叫ぶシーン。あの場面、彼女の怒りの描写はあの方法しかなかったのかなっていう点。広瀬すずの問題じゃなくて、脚本の問題。どうして、こんなにも人を信じることって簡単じゃないんだろう、って自信をなくして、3日くらい引きずってしまうほど、良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "御免なさい,一寸皆無な所ばっかり残っちゃった\n もう上映が終わっちゃうと,慌てて鑑賞〜名を馳せている役者陣を揃えた作品なんだぁ〜と思いつつ、頭悪いようで…色んな場所で,曰く付きの人間が色々とやらかしたようだが…頭可笑しく見せたいのか?人殺しだぞ!という怖さ?を見せ付けて、ビビらせて,深くて,恐くて濃〜い作品なんだぞ❗️と言いたいのかなぁ〜と,思っちゃったという感想でした,チャン,チャン・・・・ " + }, + { + "date": "2016-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "重たい\n 内容は重かったけど面白かった息をする暇もない迫力 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "胸が詰まって息ができなくなる......\n 結局誰が犯人なのか、前作の悪人の傾向とか、前半の描かれ方を振り返って考えればわかるんだけど、最後までわからなかった......三人の男それぞれを犯人かと疑ってしまう。犯人の怒りより、犯人以外の怒りの方が、やるせない怒りだった。また、犯人以外の怒りは、自分に向けられてるというのが共通点としてある。だからやるせないし行き場がない。何かを傷つけたりしない。どの怒りにも、胸がつまされる思いがあった。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間性のミステリー\n ただ犯人探しのミステリーではなく人間の不可解な深いところを探る映画でした。豪華な俳優を一斉に見られたのもよかった。脚本と音楽がとても魅力でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "胸に刺さる\n 重い映画はもともと得意ではないですが、予告が流れてる頃から圧倒されるものがあって、ようやく観ることができました。信じることの難しさ、疑うことの苦しさ、大なり小なりそれぞれが背負ってるものの重み、いろいろグサッときました。俳優陣も豪華で、見入ってしまう映画でした。描写は重かったですが、良い映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者と映像美\n 実力派役者陣と4つの物語を同時進行させる構成で、長さを感じさせない力作。ただ、かなり絞り込んだのだとは思うが、まだ整理しきれなかった感はある。広瀬すずが襲われるに至る、酔っぱらい少年の彷徨が、何とも不自然。ここが本作で一番説得力がない場面だ。森山未來の怒りの深層は見えず、ただの狂人と理解して良いのか。綾野剛は何故働きもしないでいられたのか。松山ケンイチはヤクザの借金取りに見つかったのか。別件で取り調べられた男は、何故詳細に八王子事件のことを語れたのか。訳あり登場人物が多いだけに、個々の描写は制限されてしまうのは、仕方がない。観る側の解釈に委ねる方法も良しとせねば。結局、役者たちがすばらしいことと、彼らを引き立てる映像美が本作の特筆すべきところ。観る価値がある作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "犯人よりも\n 人間を探せる映画。充実した時間。 " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い久々にパワフルな邦画\n 映画館で泣いたのどれくらい前だったかなぁ…と思いおこしてしまいました。2時間半いとも簡単に観入ることができました。よくある私の2時間を返して感がなかった最近珍しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "最後数分で笑いました\n 原作読まずにみました。並行して進む3つのストーリーの設定等々はいいと思いましたが、一個一個のつめが甘い感じがしました。「怒り」というタイトルから想像されるような激しい怒りが話の軸になっている感じはしませんでした。それを期待してみてしまったので終わった後のなんだこれ感が半端なかったです。そろそろ時間的にやばいけどこの話ちゃんとまとめて終わってくれるの??と思っていたら暗転からの 「怒り」 渡辺謙みたいな、なんか「えーーー怒りっていれりゃいいと思ってんのかーーい」とツッコミを入れたくなり、思わず笑いました。原作読んだり、元ネタとなる実際あった事件などを詳しく調べてからみたらまた何か違ったかもしれませんが、3時間弱におさめられる内容ではなかったのではないでしょうか?俳優陣の演技は素晴らしかったですが、とにかく話のつめが甘い。伏線っぽいのも全く回収してないし、悪い意味でもやもやしました。とはいっても伏線回収系好きだからそう感じたのかもしれませんね。でも今でも何かにイラつくと一緒にみた友達と「ほんとイラつくわーーーー、怒り、渡辺謙…」とネタにできているのでいい思い出です。 " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ふらふらになった。\n この作品を見終わったあと、頭にかけめぐったのは「なんで」「どうして」「信じていたのに」だ。ふらふらとした。突如、東京・沖縄・千葉のそれぞれに素性不明の男が現れる。その三人の男は、今も逃げ続けている残虐な殺人事件の犯人によく似ていた。その事実に翻弄される周りの人々。疑念の影はやがて、愛を、信頼を、光を、すべて飲み込んでしまう。人は、なにを持って他者を信じ、愛することができるのか。《信頼》と《愛》の本質を問うた作品であったと思う。沖縄編が壮絶だった。田中の《怒り》は、どこに向けられていたのか。虫けらのように扱ったのは、本当にあの住人なのか?世の中の不甲斐なさに対するものなのか、彼の中で積もり積もったフラストレーションの結果なのか。辰哉の《怒り》を受け、泉の叫びを聞いたら彼はなにを思うのか。原作も読んでみたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "重く胸に刺さるメッセージがいい\n 殺人事件の犯人が整形して逃走している中、4人の男女の前に3人の謎の男が現れた話。なんともまあ心臓が痛い映画だった。衝撃の設定、衝撃の展開が続く。思わず目を背けたくなるシーンもあるけど魅入ってしまう、これが坂本龍一の力か。この人が犯人かもしれない…いやこの人が犯人なわけない…人のことを信じれなくなると人を傷つけるし人のことを信じすぎると傷つけられる。どちらがいいのか問いかけてくるけどそこに正解はなくて、理不尽さや人間の不完全さにただひたすら叫ぶしかないことを伝える映画だったと思う。すごーーーくしんどかった。でも、結論いい映画だった! " + }, + { + "date": "2016-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優さん達の熱演が光る作品です。\n 俳優さん達の熱演が光る作品です。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "キャスティングがすごいよね。\n 文庫を読んでいたから内容は知っていた。キャスティングがどんなことになるか楽しみだった。まず宮崎あおいは違うだろうと。でも見ているうちにそんなことはないと思った。妻夫木はゲイにしか見えなかった。身体を絞ったのかな?美しい肉体♪犯人と思しき役の3人がやっぱりすごかった。松山ケンイチはきれいな顔してるなと。綾野剛は毎回思うけど役によって表情が全く違う。今回はきゅんとするような女役のゲイ♪なんだかステキだった。森山未來はやっぱりすごい。圧倒的な存在感。服の上からでも鍛えた身体がわかる。こういう役もピッタリだね。2時間で要点だけをうまくつなげたと思う。広瀬すずもかわいかった。相手の男の子が無名?だったのもなかなかすごい。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "はまりこむと抜け出し難い\n タイトルは「怒り」原作を読了していないので何ともですが、スタートとラスト以外は怒り以外の感情が溢れ踊り物語を彩っている印象。そして不気味な寒気とともに一気にラストへ。自分の中の感情とも気が付けば向き合っていて、映画館を出た後何かがスッと晴れたような気になりました。色々と体力の必要な作品でしたが、その内にゆったり視返してみたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "全編クライマックスの凄い映画\n 陰湿な話しは苦手なんですけど、あまりにも評判が良かったので思いきって観てみたら…本当に良い映画でした。たった一枚の写真がそれぞれの場所で関わった人たちをかき乱していく。蓋をしていた傷口を、諦めていた筈の幸せを、愛おしいしあわせな時間を、信じる気持ちを、人の心の中にある大切なものをかき乱し葛藤させ追い込んでいく。信じることが出来なかった自分に対する怒り。信じていたが故に許せない相手に対する怒り。誰とも共有できない痛みに対する怒り。様々な怒りを、時に切なく、時に息苦しく、観る人の心に叩きつけてきます。人が人を愛すること、信じることの根拠がいかに不確かで脆弱なものなのかを思い知らされます。大切な人やものを守る気持ちは、自分自身を守る気持ちを遥かに凌駕してしまう。そして守りきれなかった時に襲われる無力感や絶望感、守れなかった自分自身に対する怒りは人を狂気に走らせてしまうこともある。激しく争い、競争し、奪い合う世の中だからこそ、今一度立ち止まり考えなければいけないのかもしれません。沖縄の米軍基地、マイノリティ、閉鎖的な村社会といった、現実に噴出し解決の糸口すら見つかっていない問題に深く鋭く斬りこみつつ、重くなりがちなテーマを、全編クライマックスとも言うべき最初から最後まで張りつめた緊迫感のある演出で2時間22分という上映時間を30分ぐらいにしか感じさせない凄い映画でした。観終わった後は暫く言葉が見つからず、場内が明るくなっても席を立つ事が出来なかったです。今このレビューを書いて湧きあがってきたのは『怒り』のタイトルとは違って『受け止める』そして自分を強く信じ『這い上がる』って気持ちです。この映画が一番素晴らしいのは、それでも前を向いて生きて行く勇気をくれるからなのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "私はこの殺人犯の怒り、分かる気がしました。 人を見下して自分を保っ...\n 私はこの殺人犯の怒り、分かる気がしました。人を見下して自分を保っていて、嘲笑うようにして生きている。そしてそれを文字にして発散する。思い当たる方はいらっしゃるかと。でも心の底に世の中の理不尽に対する悔しさ、情けなさ、恐怖、怒りが溜まって溜まって、爆発してしまう。脆さ、弱さ、捻じ曲がった純粋さを感じました。 " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重い\n さすが豪華俳優尽、見いってしまった。でも重いし、グロいしもう一度見たいとは思わない。 " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "田中の嘘\n 評判いいので観に行ってきました。でも私はこの展開にまんまと騙され犯人が整形をして色んな所に登場しているもんだと思い込んで観てましたのでもう一回観ないと駄目な映画です。それにしても凄く観応えある映画でした。最後に田中のついた嘘が印象的でした。田中は人を救う為にあんな嘘を付いたのに何故あんな事件を起こしたのか?事件を起こしたのか動機に納得がいきませんでした。襲われてるされてる横で何も出来なかった少年と何か泉のために出来る事。自分が悪者になって人を救う道を選んだ田中の嘘が印象的でした。人を信じれるのか?信用出来ず疑い去られてしまった人疑い去られたも謝罪し連れ戻しした人両方とも観応えありました。もう一度観たい " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "前情報なしで見にいきました\n なんか心揺さぶられる様ないい映画見たいなーと思い、予告編の雰囲気でこれを選んで見にいきました。結果、大失敗wいわゆるいい映画では全然なくて、しっかり前情報を入れて覚悟してみる様な作品。長い上映時間を感じさせない客を引き込むテンポとか、役者層の厚みの持たせ方とか、見る側を飽きさせないズラしで進めて行く展開とか、技術的な上手さというのはよくわかりませんがあるのだとと思います。ただ、出てくる人の思いや感情が腹に落ちてこないというか、どうも共感できないまま話だけが進んで行く様な感じがして、合わないなあという思いのまま終わってしまった感じ。吉田作品はパークライフとかパレードとか読んでいた頃に大好きで、その頃は吉田修一と言っても知っている人はほとんどいなかった。原作を先に読んでいたら、随分感じが変わっていたかもしれませんね。東京湾景も好きな作品ですが、あれも映像作品は原作とかけ離れて残念な感じでした。 " + }, + { + "date": "2016-10-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "胸くそ悪い。2度はみたくない。\n 犯人は沖縄編の森山 未來。「米兵にヤラれてる女、見た/知ってる女だった/ 女気絶 マジウケる」妻夫木聡と綾野剛のホモのセックスとか、米兵にレイプされる広瀬すずとか、グロすぎる。全く怒りに共感できない。渡辺謙含め最後の容疑者相方側の涙も共感できない。だって相手は疑われたってことそんなにショックに思わないでしょ?ちょっと言っただけじゃん。綾野剛に至っては疑ったのいなくなってからだから、言われてもないし。 " + }, + { + "date": "2016-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "やはり最高のタッグだった!!\n 悪人が好きで、公開前からずっと楽しみにしていた怒り。小説を下巻の途中まで中途半端に読んで劇場に向かいました。小説の魅力的な登場人物が、やはり時間の問題もあり、薄くなってしまったところ(特に沖縄の高校生2人)が少し残念だったが、それ以外は小説ファンも満足、という感じだった。キャストで言うと、宮崎あおいさん演じる愛子の不器用で脆く壊れてしまいそうな感じがとても原作に忠実で、素晴らしかった。ストーリー構成がとても素晴らしくて、3つの話が綺麗にひとつの映画になっていた。登場人物それぞれが抱える問題がひとつの事件の報道により結びついて、一番信じたい、信じていたはずの人を疑ってしまう。みんな誰かを心から信じたいと思って願っている、人間というものを裸にされた感じがした。犯人の田中は一見異常者のようだが、みんなどこかで同じ感情を抱いたことがあって、やり場のない怒りが爆発してしまう彼の不器用さは、どこか純粋なものを感じた。どこから見ても根っからの悪人なんてこの世にいないんだと思うと、ネット社会で批判されている人など、現代における問題に繋がるところがあると思った。 " + }, + { + "date": "2016-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "信じること。\n 本が先か、映画が先かで悩んだ挙句、結局私は本から入ってしまったのだけれど…超個人的感想からすると、映画→本が良かったかもしれない。全部全部頭に入っている状態で観てしまうと、「長くてもいいから、ここも入れてくれ!!!」と思ってしまったり。笑でも、こればっかりは結果論だから何も言えない。一度頭を空っぽにして、次は映画→本にチャレンジしたいぐらい!!だけれども!総体的に、「原作は良かったのに!」という裏切りは一切なし!!!!!映画も本当に素晴らしかった。信じることって、本当に難しい。信じたいのに信じられなかったり、信じているから許せなかったり。。息が詰まって涙が出るけど、心に迫るとはこのこと。抉られた。これだけ豪華な役者さんがお揃いなのだから、そこももう、一切裏切られないのだけれど…。個人的に広瀬すずさんのお芝居をちゃんと見たのが初めてでしたが…驚き。すごい。私は本で、直人と優馬と辰哉が大好きで。映画を観ても、やっぱり直人と優馬の関係性はどうしたってすごくあたたかかったし切なかった。ちなみに、本を読み終わって最初に思ったことが「え!!辰哉は?辰哉は誰が演るの!!??」だったけど…純朴な少年 辰哉にも泣かされたなぁ。そしてやっぱり私は松山ケンイチさんが好きです。ていうか、何度でも言う。豪華過ぎるよね!!!…池脇千鶴ちゃんとか、ピエール瀧さんとか。お母さんも!…いや、もう語り出したらこれ止まらないんです。(実際に友人への感想Lineで、電車をだいぶ乗り過ごしました。笑)観て良かった!!「小説『怒り』と映画『怒り』 吉田修一の世界」も欲しくなっちゃったよぉぉぉぉぉ!!!!! " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作読みたい\n 前評判やあらすじを予習しての鑑賞。キャストが豪華なことは一番の見どころなのだけれども、辰哉役の男の子のいい意味での地元民らしい普通さがよかったように思う。ドキドキする場面転換で、原作未読の私としては、えー?んー?と犯人探しに躍起になって、まったくトンチンカンな犯人像の予想をたてる始末 笑それにしても、後半へいくにつれ、事件の真相に近づいて、それぞれの場面の結末が待っているわけですが、背筋がゾワゾワしてきて、あおいちゃんや謙さん、森山未來くんの演技に引き込まれていった。 最後の壁のメッセージが出て、小窓から彼の異常な姿を見る場面は本当に気持ち悪かったし、本性が出た時の目が常軌を逸していた。またそれがキモだったように感じた。すずちゃんのところは、あんな悲惨で許せない内容だとは思わず、そんな展開にただびっくりしたし、今まで演じてきた青春映画とはまるで違っていてそれにも驚いた。 どなたかもレビューで言ってたが、やはり小説を映画の時間内に収めるために、必要な裏付けも省かれているように感じたし、犯人の事件の動機や心理描写をもっと知りたいと思ったので、ぜひ原作を読んで見たいと思った。 " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "例えるなら極上のコース料理\n 料理に例えると極上のコース料理を食べた後のような感じ。すごいボリューム、満足感。引き込まれる。もう一度見たい。演技も圧巻。凄く、面白かった " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見たかったんです。\n 前から気になってた映画ですが、久々の大ヒットでした。3つのストーリーがありますが、ハッピーエンドあり、バットエンドあり悲しいけど、ほっこりする結末ありで、盛りだくさんな内容でした。演者達の、体当たり的な演技も良かったです。これはお勧めです(^_^) " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "3つのストーリー\n 体当たりの演技を全員がしていて、その演技力にひきこまれました。渡辺謙は普通の映画だと際立つ存在感だが、この映画はみんな主役、そんな映画でした。みんなこの映画で一皮むけたというか、それぞれ別人のようにその役になっていました。 " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 26, + "review": "この映画を観て、何の『怒り』を感じるか?\n 重いテーマなのは分かっていたけど。けど、映画を観終わった後でも呆然とこの映画の事しか考えられない程、悲しみと怒りが湧いてくる。そして答えは出ない。眠ることもなかなかできないし、暇さえあれば考えてしまう。よく映画を観ると「この役者さんが良かった」という事がある。私もよく言う。ただ、この映画に関しては「全員が良かった」としか言えない。主役・脇役関係なく全員が良かった。非の打ちどころがなかった。こんなに疲れて圧倒されて考えされる映画、正直私が観てきた映画でもなかなかない。--以下ネタバレ--私の予想は、時系列が本当は徐々にずれていて、一人の犯人を映画を通して登場させているんじゃないかと。東京編の綾野剛は整形をして、松山ケンイチの顔を手に入れ千葉に。そしてその後森山未来の顔で沖縄に。そう思って観ていた。変に裏の裏をかくような考えで観ていた。でも実際は全然違う。□東京編《信じていても、あと一歩が踏み込めない。》妻夫木聡のリアルなゲイ。オネエじゃなくてリアルなゲイが凄く良かった。世の中の「ゲイって大体女口調でしょ?」のイメージを出していない演出はとてもいい。綾野剛の叩いたら壊れてしまいそうなあの佇まい。最初に言う「信じてくれてありがとう」が後半に響く。ちょっとしか出ない高畑充希ちゃんの素朴感、あのしゃべり方、とても素敵だった。中目黒のFLAMESが映ってたので無駄に感情移入。□千葉編《全てを受け入れたら、あとは信じるだけ。》渡辺謙のあの濃いお顔と高身長で漁港に居そうな人はどうやったら醸し出せるのかと思っていたけど、漁港に居る人だった。もちろん顔は整っているんだけど、父ちゃんの葛藤や頼りなさと強さ、娘を心配しすぎる眼差し。普通のお父さんだった。松山ケンイチの目を合せない怪しさ。挙動不審。自分に構ってくれて、自分に良くしてくれて、自分を徐々に出せる人を見つけられて変わっていくさなか、愛する人や家族に疑われる。宮崎あおいの一人でいると危ない感じやフラフラーとしてるところや、愛する人を見つけた時の一途さ。全てを知って受け止めたのに愛する人に疑いをかけて、間違っていた後の後悔からの号泣は流石の一言。子供のようにただただ泣く宮崎あおい、凄かった。池脇千鶴の「自分の娘に限って幸せになれないんじゃないかと思ってない?」みたいなセリフはとても印象深い。あの言い方も「あー身内ってこうやって言うなぁ」というリアルさもあったし、一児の母の強さも感じた。□沖縄編《真実を全て知った時、本当の怒りが見える。》広瀬すずのしっかりした女の子感は海街diaryぽさを感じた。その後、沖縄本島で辛すぎる出来事のシーンは言葉に出来ない。本島の出来事で幼さが消えていく様はとても鳥肌が立った。佐久本宝の「この人誰?」感は誰もがあったと思う。そして観終わった後に調べてしまったと思う。1998年沖縄生まれの彼の演技。カッコイイ訳でもなくその辺にいそうでもあるのに観入ってしまう。沖縄出身の彼がこの沖縄編を演じたのはとても意味のあることだと思ったし、ほぼ代表作がない中でこの存在感を発揮したのは衝撃。森山未来の溶け込み方・自由奔放さは「よくいるよねこのタイプ」と思えたからこそラストはただ怖かった。世の中に溶け込んでいたものの、自分の中の何か糸が切れた時の爆発の仕方は本当に狂気じみてた。森山未来という役者の凄みを一気に見せられた感じ。セカチューやモテキくらいしか観ていない人には本当この『怒り』の森山未来を観てほしい。------------------特にすずちゃんのシーンはとても生々しく辛く、スクリーンから目をそらしてしまった。どこかのレビューでは「アイドル女優からの脱出」とか書いてる人がいたけど、それは事務所の売り方やSEVENTEENモデル・顔が良いからという理由で勝手に観る側が思っているだけだなと。出演する作品で様々な表情を魅せているし、これからも素敵になってほしいなと映画を観て思いました。取りあえず、映画観た後にすずちゃんを見かけたら、ギュッと抱きしめちゃうだろうなぁというほど、リアルだったすずちゃん!ちなみに笑えるシーンなんてほぼありません。瀧さんのシーンくらいかなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "終わった時の…\n 映画としては評判がよく、いい映画なのかもしれませんが、わかっていましたが楽しくなくて私は好きではないタイプの映画でした。終わった後の重たい感じはなんとも言えなかった。という事は作り手側の意図した通りなのかもしれないけど… " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読みたい\n 夫婦惨殺犯・神山。一年後に東京・沖縄・千葉に現れた身元不明の男。沖縄の事件は沖縄の現実を突きつけられた。美しい景色と事件の悲惨さが対照的。広瀬すずは良く演じたと思う。 " + }, + { + "date": "2016-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "救いはあります\n 同時進行する物語の主要な登場人物の複雑な思いが凝縮されて、観るものに消化不良をおこさせてしまうほどの濃厚な人間ドラマです。あくまでも個人的見解ですが、この映画のテーマは、愛する人に抱いた疑念とそれに翻弄される登場人物それぞれの心の葛藤、さらには、その疑念が解消されて再び人を信じられるようになる救いの物語と、自分には映りました。疑念がいっきに解消される怒涛のクライマックスに、登場人物は後悔や安堵、悲しみや喜びを抱いて絶叫し、果たせなかった思いを取り返す為の行動(佐久本宝が広瀬すずのレイプに何も出来なかった負目を晴らす為に森山未來を刺し、落書きを消そうとした事)をとりますが、最後には再び愛しき人を信じられる者として再生される救済の物語です。宮崎あおいの松山ケンイチを信じきれなかった後悔の号泣はもちろん、渡辺謙も、娘は幸せになれないとの思い込みと、その思いが娘にまともな人は自分を愛してくれないと言う思いをさせてしまった事、さらには松山への疑念を娘に持たせてしまった事への悔恨は、松山との電話での絶叫となっって解消されていきます。広瀬すずが無人島で消された落書きを見て、全てを理解した上での海への絶叫には、佐久本によって、また再び人を信じられるようになると思わせるような再生の意味が込められているのであり、恋人を失ってしまった妻夫木さえも綾野剛の優しさを知って自分の愚かさに気付いて号泣する姿には、後悔と喪失の涙には違いないが、綾野と知り合う以前の空虚な日々に戻るとは思えず、この出会いと別れによって妻夫木を変えていくだろうとの、救いが見えます。主な登場人物が何らかの悲しみを抱えていて、しかも優しいのです。怒りと言うタイトルになった犯人の怒りとは何だったのか。自分にはいまひとつ感情移入出来なくてわかりませんでしたが、何度か観直せば、監督の仕掛けた仕掛けが見えてくるのかもしれないと思い、再度観直したいとまで思わせる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "すごい\n 話が面白いとか言うわけではなく、とても重い内容の映画だったが映画館にわざわざ観に行ってよかったと思える作品だった。とにかく俳優さん達の迫力がすごかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じることの難しさ\n すごく重たい映画だった❗みんなこの人のこと本当に信じて良いのか疑って悩む妻夫木くんも宮崎あおいも最後まで信じてあげられなかった最後まで森山未來のこと信じてたのに裏切られたどれが正しい選択か分からなくなる映画だった " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでしまうと物足りない。\n 原作は既読。なのでストーリー、真犯人のネタバレがわかった上で鑑賞です。まずは俳優陣がやはり素晴らしい。森山未來さんは言うに及ばず宮崎あおいさんも妻夫木聡さんも。。ただ、それぞれが素性の知れない相手に対して築いていく愛情?信頼?関係の流れがちょっと唐突で、なんでそうなる?と思ってしまう場面も。ラストも唐突な感じ。。前評判も高くすごく期待して観に行っただけに、ちょっと残念な思いが残りました。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じるか、それ以外か。\n 信じるか、それ以外か。人間の業が問われる映画ですね。連休最終日の夜観たのですが、最高でした。僕なんて、なんか共通点があると直ぐに信じてしまうほうです。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後の終わりだけ\n キャストも好きな人が多く、物語の展開も3つの場所においてハラハラドキドキしながら見ることができました。ただ肝心のオチは個人的に納得いかず。怒りというメッセージ性も場面場面では感じることができたが、最後のオチだけどうも納得いかなかった。そもそも犯人の怒りに対する描写がもっと濃かったら良かったが、ある1日の怒りをきっかけにあそこまで悪質なことをする。そのあたりが少し考えづらかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "二度は観られない…\n 重い・・・重苦しい・・・ひとを「信じる」事の難しさを問うた作品。素晴らしいとは思うが、二度は観られない。どんなひとも「怒り」を抱え込みながら生きているのだろう。表に出すか否かは別として。殺人犯が一体誰なのか・・・モンタージュ写真の配合具合を場面場面で使い分ける演出が心憎い。最後まで目が離せないストーリー展開でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "重く苦しい。\n 「結構気持ち持ってかれるよ」と観た人から言われていたので覚悟して観に行きました。どうしても宮崎あおいさんの演技が観たかった。結果的に凄かった。圧巻でした。ただ、この映画の中で大根すぎて浮いている役者が1人もいなかった。映画の内容を私は詳しく知らず森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、犯人が3人に整形して各地に逃げているのかと勘違いして観ていました。なので、時間軸がずれているのかとも思っていました。ですが、宮崎あおいさんと渡辺謙さんが事実を知り泣きじゃくるシーンで私の勘違いに気付かされ、つられて泣きました。化粧をせず素肌で挑み泣き叫んだ宮崎あおいさんそして、後悔しながら泣いていた妻夫木聡さんに胸を打たれました。観終わった後、数分言葉が出ませんでした。一緒に観た彼もしばらく黙ったままでした。それでも観てよかった。そう思わされる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あなたは…\n ひとつの残虐な事件が始まりとなり…拡散する。それぞれを繋ぐ鎖は事実と呼ばれるものではない。\"波動 \"と呼べばいいか…。いつしかその波動は画面を超えて拡がる。その時に思う。「これはもう、知っている。」すでに、私の中にあるもの。果てしない悲しみの先に、\"ひと\"がいる。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー凝ってる\n 3つのストーリーが同時に進行する映画。1つの殺人事件が3つのストーリーの共通点となる。まずキャストが今をときめく映画俳優女優がみんな出てる。妻夫木聡、綾野剛、森山未來、松山ケンイチ、宮﨑あおい、広瀬すず、高畑充希など豪華。3つのストーリーのうち2つは最後にどうしようもない怒りをぶちまけるシーンがあり、悲劇なんだけど、1つはハッピーエンド???なんだよね。すっごいおもしろかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "信じるという言葉の重さ\n 「怒り」決してハッピーエンドでもなく、まったく明るい映画でもなく、でもなぜか2度映画館に足を運んだ。どうしようもないあの気持ち、観なければわからないそんな気分になる。それぞれに起こる事件、そしてそこに浮かび上がる「信じる」という言葉の重さ。改めて私は人を心の底から信じれるだろうかと考え直させられる映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛すること、疑うこと\n 同時進行する3組の出会いが物語の軸になっています頼れる兄貴的存在、都会の片隅のゲイのカップル、田舎町でやっと見つけた小さな愛…既に離れられない大切な存在となってしまったヒトが、もしかしたら殺人犯かもしれないと気付いてしまったら…その時、自分ならどうするだろう通報できるだろうだろうかそれとも気付かないふりをして隠し通すだろうかある意味究極の選択ですもしも通報して、それが間違いだったら…?もしも隠し通して、それが間違いだったら…?あるいは正しい判断だったとしても、あまりにも辛い現実が待っている…私ならどうするだろうあまりにも現実離れをした辛い関係に答えを見つけられないまま、クライマックスを迎えてしまいました当然被害者がいる以上、告発すべきであり罪は償わなければいけないのですが…自分勝手な気持ちに負けそうだとってしまいました数年前のオウム事件の逮捕劇を思い出しました非常に重いテーマの作品です " + }, + { + "date": "2016-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "犯人探しと3組の人々の生き様\n 悪人の素晴らしさとは違い、なんかモヤモヤした結末でした。ただ、3組の生き方の切なさは伝わって来ます。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りのごった煮 リアルなのは沖縄だけ\n 森山未來、宮崎あおい、二人の演技が素晴らしかった。東京・千葉・沖縄、それぞれの場面に転換するつなぎ目がよく、久しぶりに質の良い日本映画を観た。が、肝心のテーマである「怒り」の描き方は、正直錯綜しているように思う。沖縄にやって来た田中(森山未來)が持ち続けた「怒り」が、沖縄米軍基地への「怒り」とない交ぜになってしまい、彼が本質的に抱える「怒り」が見えにくくなり、沖縄の青年の「怒り」のほうが印象に残ってしまった。ようは沖縄の「怒り」が、本土のゲイや非正規雇用、闇金に追われる若者の「怒り」よりも切実でリアルということか。個人的な趣味だが、映画の最後にタイトルを出すのは、いかがなものか? どんなに素晴らしい作品でも押しつけがましさを感じ、興ざめしてしまうのだが。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "総じて\n 皆さんが書かれているように役者さんは素晴らしいな~全員が全員。ただ、怒りってタイトルに違和感...あと個人的には描写が苦痛...癒される箇所が無かった " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 最後の最後まで結末がわからない所がよかった、も一回見たいなf^_^; " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "見なければ良かった  怒り\n 最近見た映画、ドラマに恵まれたことと渡辺謙が出演しているので安易に見に行きましたが実に不愉快極まりない映画を見てしまった感想です。映画の内容を確認しないで見た後悔の極み。知人にも見ないほうがいいといいますがこれは営業妨害でしょうか?とても人には進められない映画です。進める人とは人生感からすべて自分とは異なる人種と最大限の忌避を感じます。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "「怒り」そして「許し」\n 原作既読。結末を知ったうえで見ているので、それぞれの所作にドキドキすることはなかった。それは先に読んでしまった損ではあるが、代わりに、役者の表現する演技の種明かしを舞台の天井から覗き見しているような感覚を味わえた。しかし、役者がみな上手い。どっしりとした重しのような渡辺謙は、どう見てもいつも同じ演技なのだが、毎回その役に見えてしまう。綾野剛なんか、小説のラストを知っているだけに、もう出てきただけで泣けてきた。妻夫木の素っ気なさも、抱きしめたくなってきた。宮崎あおいも広瀬すずも、吐き出さないと心がこわれてしまうんじゃないかと思えるくらいの激しい慟哭だった。広瀬は、そうとう監督から精神的に追い込まされたんだろうと思えるくらいの表情だった。ただ。ラストにもやもやが残る。泉(広瀬)は、辰哉が自分の秘密を守ろうとしていることを知っていなければならない。その秘密を告白するかの葛藤を見せてこそのあの慟哭ではないか?辰哉も、田中が知っているのが分かったからこそ、凶行に出たんではないか?順序が逆だ。直人が死んだ後の優馬も、直人のやさしさを後に知り、疑った自分を後悔し、墓前で話しかけるラストこそがふさわしい。映画という枠にあれだけ上手く詰め込んで、最後にそのための尺は残っていなかったのだ、としても手落ちであるような気がして残念だった。エンドロールで見つけるまで忘れていたが、音楽は、坂本龍一。ラストのクライマックスに向けて流れた穏やかな旋律などは、躍り出ようとする感情をしっかりと抱きしめるような母性を感じた。曲のタイトルは「許し」という。「怒り」とは対極ではないか、と軽く衝撃を受けた。観終えて、ずっと自問している。自分はいままで人を信じてこれたのだろうか。自分はいままで人に信じてもらえてたのだろうか。その関係が崩れたとき、自分が信じれなくなった時、信じてもらえなくなった時、僕は怒りの感情をさらけ出すのだろうか。ずっと「怒り」とは、「許し」とは、と考えている。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "自分自身への怒り\n なんかすっきりしない終わり方。もやもやが残りました。見終わった後気持ちを落ち着かせてからでないと感想を整理できませんでした。信じる方が悪い疑わない方が悪い優しくする方が悪い好きになる方が悪い騙される方が悪いそれが現実の人間社会なのだという前提で、でも本当は人を信じたい人から信頼されたい優しくしてあげたい人を愛したい人として正常な感覚でいたいと願う。この歪んだ人間社会を生きるために必要なものは素直に人を信用しない疑ってかかる心にも無い優しい言葉を平気な顔して言えてしまう心にも無く人に優しく接することが罪悪感もなく出来てしまう決して正常な感覚ではない。しかし、これが出来る人間は一番信用できない。いつからこんな人間にみんななってしまったのだろうか。自分と照らし合わせながらも考えてしまった。自分への憤り。自分へのどうしようもない怒り。気軽に観る映画ではないし、人にも勧められない。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "キャストさん一人一人の演技がとても素晴らしいです^_^ 物語が3つ...\n キャストさん一人一人の演技がとても素晴らしいです^_^物語が3つのストーリーにわかれていて最後まで誰が指名手配犯なのかな?と思ってみていました!指名手配犯と疑われる人が3人いて、どの人も当てはまる点があり、最後までハラハラしていました!最後、すべての物語のストーリーが終わるところは感動しました!とても素晴らしい映画をありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "いい意味で後味悪い\n 悪いと思って見て思った以上に悪かった。森山未來は、やっぱり凄い演技力で、例えば、普段ニュースで見聞きする理解できない殺人者の理屈、理不尽さを、そのまま、やっぱり理解できないものとして演じきってくれた。そういう意味から、東京と千葉の話は、人として、共感ではなくても、あり得る想定内の状況や心情であり、日常と陸つながりだが、本当の恐怖は理解できない何かであり、でも確実に身近にある、そのことの恐怖。だから、最後、理解できる者が彼のいのちを絶ってくれたことで、こちら側の事件、事象としてくれたことにより、一つの安堵がある。怒りをぶつけても、全く別の次元にいる者には伝わらない、怒り。それら、本気の役者さんたちのおかげで、本当に後味の悪い映画に仕上がってました。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "後味が悪い\n 広瀬すずが「ファッキンジャップぐらいわかるよ馬鹿野郎」て言いながら米兵の股間に銃弾を撃ち込む「怒り2」をお願いします監督 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "初対面の人を信じるか?\n どれだけ初対面の人を信じて接することができるか?不安に思ったとき、その人に対して何をするだろうか?この映画を観たあとのモヤモヤ感はどこで晴らすべきかわからず、鑑賞したあともまだ引きずっている。出演者の迫真の演技も見所で、内容と共に素晴らしいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい俳優陣\n 3つの同時進行の物語が適度に移り変わるタイミングが絶妙であった。何よりも、豪華俳優陣が素晴らしかった。特に宮崎あおい森山未來。宮崎あおいはダメ女という役設定、完全になりきれていた。森山未來はテレビでこそあまり見かけないが、相変わらず素晴らしい。このまま味を出して欲しい俳優さんだ。 " + }, + { + "date": "2016-10-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "俳優陣の力強さ\n 原作既読のため、犯人についてのくだりは特に思う部分なし。脚本は原作を超えていないように感じたが、なんと言っても俳優陣の演技力が素晴らしかった。森山未來の掴み所の無さも、綾野剛の刹那的な表情も、松山ケンイチの空を泳ぐ目線も、妻夫木聡の泣き顔も、改めて、日本の宝だと思った。全体を通して重たい内容ではあるけれど、決して救いがないわけじゃないと、私は思う。苦悩して、誤って、後悔して、、、それでも信じたい。そう思わせる作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "終わり方が良くない\n こういう推理も若干交えた作品で最初に一番疑わしかったやつが最後に裏切ることなく犯人で安心するパターンは珍しい印象。犯人こいつで良かった!!と思ってしまった。それはともかくとして、終わり方がちょっと納得いかない。途中までは三組どこも良かったんだけど……。松ケンのところはいい。一度疑われたとしてもそのことを特に問題にせずに、呼び戻してくれた親子のもとで一緒に頑張って暮らしていこうって思えたならあそこの親子と松ケンはハッピーエンドでしょう。妻夫木は大切なものをうしない続けて、最後も信じてやることができないまま死に目にも会えなかった。綾野剛も最後に交わした会話があれじゃあ寂しい……。これじゃあ、妻夫木は一生信じてやれなかったって悩むだろうし、思い返しても単純に幸せだったとは思えない、後悔しか残らない終わり方。ここは物語としての美しさを犠牲にしても、彼が亡くなる前にわだかまりをすべて解消して心を通わせるシーンがあっても良かった。あるいは病気を患っているとしても死までは描かずに二人でこれからもずっと一緒に、みたいな終わり方で良かった。広瀬すずはもっと可哀想。彼女は多少迂闊だったけどなにも悪くないのにひどい目に遭って、原作ではどうかは知らないけれど微妙な母との関係も特に進展なし。信じていた森山未来は実は頭がおかしい殺人犯で、そいつを友達が殺したのは自分のせい。タツヤくん、削るならせめて内容わからなくなるまで削ってよ!!それじゃあそれみて僕が殺しましたっていてるようなもんじゃん!!だいたいこんだけ引っ張った正体不明の犯人がただの頭おかしいだけの殺人犯っていうのもどうなのよ。後味が悪くて、思い返すとイライラする作品。前半面白かっただけに残念。それとメインの七人に名前あげられてないけど、タツヤくん役の子も主役格なんだからポスターにいれてあげればいいのに。有名じゃないからこそ出世作としてあそこに並ばせてあげればいいのにな~って、まぁ名前も知らない役者さんなんだけど。 " + }, + { + "date": "2016-10-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りが希望に変わると信じています‼\n 昨日の映画観賞ずっと見たかった『怒り』、2日続けてあおいちゃんです。いつも理知的、理性的な役柄の印象が、破滅型だけど憎めない女の子を演じていていとおしくなりました。妻夫木くん綾野くん、そして、すずちゃんの熱演も必見です。見終わったら希望が溢れます。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怒り?\n 李監督のフラガールがとても良かったので、それ以降の作品は期待して観ていますが、人間の暗を題材にした作品中心になってしまい少し残念です。見終わった時晴れやかな気持ちに成れないので、そのつもりで鑑賞してください。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったよ、泣くとは思わなかったからハンカチ忘れた。一度信じた人は...\n 良かったよ、泣くとは思わなかったからハンカチ忘れた。一度信じた人は最後まで信じようと戒めました。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ほんとに怒ってる?\n それぞれ怒る原因が、イマイチ弱い感じが…勘違い?逆ギレ?とも、とらえてしまうような…個人的には広瀬が一番怒ってる感じ!当たり前だけど、あそこまでやるとは以外でした広瀬ファンは、どーみるか " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "重いけど\n 冒頭からしてだから、当然ではあるんだけど、登場人物皆の背景が当然ではあるんだけど、いちいち重いです。きれいごとではなく現実を突きつけられる。救いようがない気持ちになりながらも、ラストでは号泣していました。何というか単純な涙ではないです。ですが、深いところから揺さぶられた上での感動だったと思います。「悪人」観たときもそうでしたが、真っ暗な中にさす一筋の光今回も私はそれを最後に感じたので、いい映画だったと思いました。自分は基本ポジティブでないと辛いので。苦しかったけど観終わって不思議と爽やかなんですよね。人は汚くて弱くて、一方ででも強くて優しくて。だからとにかく許すことの大切さを感じました。信じれる一筋の光があるならば、人はそこに向かっての道を歩いていけるのかな…とてもまとまった映画であると思います。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 7, + "review": "基礎工事がいい加減な映画は破綻する。\n  原作者は「怒」という文字を最初と最後に据えて、作品に統一感を与えようとしたのでしょうが、その「怒」の一文字が何に対する「怒」であるのかが、最後まで不明でした。まさか、沖縄の米軍基地に対する「怒」ではないでしょう。私は原作を読んでいないので詳しくは判りかねるのですが、冒頭で、何故、女性が殺され、何故、「怒」の一文字が壁に殴り書きされていたのか、未だに判りません。原作者の単なる思い付きのような気がしてなりません。単なる思い付きに尾鰭が付いて出来上がったのが、この原作のような気がします。 不満はまだあります。登場人物のほぼ全員が何かしらの、重い宿命を背負っているのです。原作者の安っぽい作為を感じます。同性愛に発達障害に借金苦に暴行・・・。ひとつひとつの人物造形に手間をかけるのが面倒くさかったのか、登場人物は不自然なまでに過剰な重荷を背負わされています。ここまで、不幸が連鎖していくと、ちょっと、浮世離れした印象を受け、私は白けました。 また、終盤、宮﨑あおいと広瀬すずが何故か絶叫するのですが、あの場面で、何故、絶叫するのかが、皆目、判りませんでした。ただ、うるさいだけで、蛇足のような気がしました。 うるさいのは絶叫だけではなく、坂本龍一の音楽も大仰で、場内のスピーカーが壊れんばかりの音をがなり立てていました。この種の音楽ははっきり云って、不要でしょう。 全てにおいて、過剰なインフレーションを起こしている駄作、役者の熱演が空回りしているだけの作品、少なくとも私には、そのようにしか思えませんでした。 作劇術に関心のある人には格好のテキストになるでしょう。勿論、反面教師的テキストとして。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "色々生々しいけど\n 役者さんがほんとに安い演技しない。涙が出るんじゃなくて見入ってるとあっという間に終わってしまった感じ。最近広瀬すずちゃんをよく見ますがその中でも最高に良かったです。その上をいく宮崎あおい。綺麗すぎない顔がリアルを感じました。 " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後まで分からない\n ストーリーがとても面白く最後まで犯人が分からないハラハラ感がありました。キャスティングも良かったと思います。思わずゲイのラブシーンにドキドキしちゃいました・・・ " + }, + { + "date": "2016-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "超暗い気持ち\n 誰に対しての「怒り」なのか、考えながら観ていました。自分に対して、家族に対して、恋人に対して、友達に対して、赤の他人に対して。沖縄の人たちは基地に対して、社会に対して怒りがあったと思うし、アイコのお父さんは昇華できない怒りを自分に向けることで他の感情と折り合いをつけているように見えたけど、それって本当はアイコに対しての怒りでもあったと思うし、、、だけどどれも結局、どうしようもない。誰も怒りを晴らしてくれない。むかつくやつを殺しても怒りは収まらない。だって、死ぬほど嫌な気持ちになる怒りって、もっと色んな感情が絡まっている。そういう怒りがここでは描かれているようでした。苦しいとか、辛いとか、悲しいとか、そういう気持ちも全部が怒りになるんだ、というのがぼんやり自分の中に思い出されたのは、事件の犯人と動機がわかったとき。犯人は軽蔑されるべき人間だけど、その怒りは、本当はみんなの怒りと同じ色をしているような、もともとは同じものだったような、いやむしろ正反対であるような、犯人の持つ陳腐な怒りと対照的であるような、そういう、どの怒りも矛先が曖昧で、宙に浮いている、というイメージの総括として事件が着地していて、よかったです。あの事件の動機にストーリー性があっては、映画の方向性が変わってしまうので………そうして人と人が擦れ合って怒りが生まれ、でもそれは相手を信頼していた証拠で、信頼するから裏切られて、信頼するから傷つくのだけど、それでも信頼するのがやめられない、特にそう思わせる結末になった、ふたりのゲイの恋物語で最後締めてくれたのが、少し救われたような気持ちになりました。親子の話、恋人の話、友達の話と3種類あったけど、どれも共感しにくい設定とシチュエーションの中、誰もが見覚えのある感情や感覚を呼び起こされたのは、俳優陣の、眼差しや声にまで渡る上質で繊細な演技の素晴らしさにあったと思います。さて、しかし妻夫木くんと綾野剛くんの濃厚ラブシーンは見ものです。もう一回見ちゃおっと。カップルで来ている人の、このあとのデートの雰囲気が心配になるような、暗くて重くてちょっと引きずる映画でした。素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "見入ってしまった…\n 2時間半あっというまだった。俳優陣の演技力に引き込まれた。人を信じる難しさと人の優しさを一気に感じた。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "怒りの方向。\n 全員主役級のキャストの中、一番難しい演技を強いられたのは前宣伝どおり広瀬すずだった。ベテラン勢の中でよく頑張ったと思うし、同級生役の佐久本宝も重要な役どころをよく演じた。それぞれのパートに分けられた三部構成が要所要所で切り替り、ほぼ同時進行で話は進む。若干観辛いかもしれないが緊張感は増し、噎せ返る殺人現場から爽快な青空へ景色も次々と変わる。観終えて思うのはタイトルの二文字なのだが、犯人の怒りより各々が抱えた怒りの度合いの方が強い。愛した人を信じきれるかというテーマだが、そりゃ殺人犯に酷似していれば、夫婦であっても親子であっても(信じたくないが)疑ってしまうものだ。まして素性を明かさなければ疑われても仕方ないわけで、その危うい条件の中で一体どれだけの人が相手を信じきれるだろう。しかし本当の愛とは、何が起ころうとその人を守ることなのだといわれているような内容だから観客の居心地は悪くなる一方、それぞれに考えさせる巧い手法だと思う。とはいえ、普通の顔をした、いかにも普通の人間が突然ブチ切れて刃物を振り回すような事件が多発する昨今だからもっと考えなければならない。善意を親切と受け取らず、欲求を満たすために平気で人を襲う者がこれ以上増えていいのだろうか。怒りはそこに向けないと。(沖縄の暴行事件の実態が描写されてゾッとした。怒りそのもの) " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役者さんが素晴らしい\n まず最初に、「俺の広瀬すずになんてことさせるんだーーー!!!」と言いたい。もう、CMとかみても、「可愛くてまだ女優のたまごなすずちゃん」に見えなくなってしまった。あんなに、可愛くてピュアイメージなのに、レイプシーンさせるなんて!しかも、リアルすぎてきつい。叫び声とかカメラワークとかがリアルさを追求してて、もう、つらい。「海街diary」では可愛いなあ位にしか思ってなかったけど、すごい女優さんだと思い知らされた。それにしてもよく事務所もこんなシーンOKしたなあ、なんてことも思ってしまう笑宮崎あおいが風俗嬢ってのも意外すぎるし、渡辺謙も腹出過ぎでやばいし、綾野剛も首のエロさがはんぱないし、妻夫木くんもザ・ゲイ感、そしてあやしすぎるマツケンと、森山未来。役者さんがみんな自分のキャラクターを余すことなく演じきってる印象がとてもよかった。最後にたくやくんが田中の住処に来たシーンは、とにかく怖くて、たくやくん逃げて!逃げて!早く!出口は…そこしかない!やばい殺される!ああぁあぁ!、と震えた。森山未来はさすがで、殺すのか?と見せかけて抱きしめたり、逆立ちしながら「頭に血がのぼってないとだめなんだよねー」のセリフなど狂気の演技が最強。そしてそれを受ける佐久本さん(たくや)もより恐怖を体現していて、すばらしい!ただ難をつけるとすれば、ストーリーにまとまりが足りないこと。3つの別々に起きてる話を1つの映画でまとめるからそりゃ難しいとは思うけど、もう少しまとまりが欲しかったと個人的には思う。特に終盤の落ちのつけかた。広瀬すずがなんか叫んで終わるってちょっと安易じゃないかなあ。同じ監督でも「悪人」は1つのストーリーだからシンプルでまとまってて好きだったんだけど。あと犯人は森山未来って結構すぐわかってしまうのが残念。犯行のシーンときのシルエットでだいぶわかってしまってた。それでも、何もできない自分、信じられなかった自分への怒りや、被害者としての怒り、見下された怒り、それらを消化できず人を傷つけてしまう衝動としての怒り、色々見せられた。見終えた後、すっきりはしないけど、よかったねと思える部分、思えない部分あり、ちょうどいいのではないか。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "息をのむ\n 話の展開も役者の演技もとにかくすごい。今度は原作を読み込んでまた映画館に観に行きたい。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "しっとりとした上質なサスペンス\n PV、冒頭の凄惨なシーンやタイトルからは想像もつかないものすごく丁寧なサスペンス。異なる3つの場面でじっくりじっくり疑心を育て、待っている結末はどれも心揺さぶられるもの。つまり、すっきりした気分で映画館を後にできないので、カタルシスを求める人にはお勧めできない。場面が3つもあるのでなかなか感想を書きにくい…。どれがよかったなんて考えるわけにもいかない。なぜなら3つともすべて味わいが全く違うからだ。犯人候補の不気味さはどの場面でも雰囲気に現れている。それでもドジなところや生真面目なところがあって、人間臭さがある。だから最後まで犯人が誰か確信を持てない。そして犯人でなかった人への憐れみやその周りの後悔の念が心に突き刺さる。うーん、どれもオチですべての決着をつける展開なので、ネタバレ防止機能があったとしても内容については書きたくない。ただ、どの場面も面白いし、PVで出てきた叫びや泣きもすべてに感情移入できる。ただ泣いたり怒ったりしているわけではないのだ。それがタイトルの怒り。PVを観て「まーた泣いたり叫んだりして盛り上げるタイプの邦画かー」なんて思っている人には観てほしい。 " + }, + { + "date": "2016-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "なるほど!\n 3つの地域の切り替えが上手いなぁと思いました。妻夫木さんと綾野さんはリアルに見せるためにプライベートで同居していただけあって妙な色気の2人。そんな始まり方で付き合い始めたのか!と始まり方にはビックリ!!始まりも衝撃なら終わりも衝撃でした。それぞれに抱える過去等をもっと知りたいと思うとともに、最後の最後までいろんな要素を匂わせておいて…そう来るか!という作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "妻夫木と綾野最高\n ただこの一言に尽きるこの二人を見るだけで価値がある千葉パートの父親の腫れ物に障るような扱いがすごくリアル。テンポもいい。妻夫木綾野の写真集とかスピンオフ作ろうよと言いたくなるほどこの二人のために見る価値がある作品。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "世の中の不条理\n 八王子の夫婦殺害事件の犯人が逃亡して一年後、経歴不詳の3人の男性の謎を巡り、物語は進みます。千葉に現れた田代、東京の大西、沖縄の田中。謎の男性側に立って新しい環境を見ると、冒頭から明らかに一人だけ周囲に違う対応を見せる者がいます。(ネタバレのヒントになるので未鑑賞の方は、この先を読まないで下さいね。)前者2人は、周囲が声をかけ、その生活に溶け込ませて彼らの過去を知ろうとしますが、田中は、自分を発見した泉に対し、彼女が1人で来たのかなど、積極的に質問を浴びせます。この辺りから既に誰がホシかは見当がつくのですが、映像や演出で、後半まで謎を残して引っ張ります。千葉も東京も、愛する人を信じきれなかったという、男性を取り巻く周囲の人々の後悔、自身への怒りが見られます。当の男性達、田代と大西は、自分ではどうすることも出来ない不幸を抱えながら、それに怒りで対抗するというより、最低限身を守るために社会を流れて生きてきた者達です。自分を信じない・受け入れない世間を恨むのではなく、むしろ自分と関わった人達に迷惑がかからないようにしたいという思慮深さや配慮すら見られます。沖縄の田中は、社会で自力で這い上がれない悔しさを無意識に抱えて生きてきたようで、周囲の人々を根本的に見下すことで自尊心を保っています。人々に親切にされ受け入れてもらえても、地に足をつける機会が与えられたと喜ぶのではなく、見下す人間から自分は見下され、憐れまれているのだという、世間への歪んだ怒りを宿しています。彼が隠れる孤島の廃墟は、見合わない自尊心を守る彼の城なのでしょう。その証拠に、訪ねてくる泉や辰哉ら来客には、機嫌良くもてなそうとし、泉の相談に乗ってご馳走する側になる時も上機嫌です。社会に受け入れられる以前に、田中は自分自身を受け入れることが出来ていないようでした。いつまで経っても何者にもなれない自身への怒りも噴出しているのかも知れません。八王子の主婦も、沖縄の民宿も、\"no good deed goes unpunished\"という諺そのものを体現しているようでした。田中の周囲では、田代や大西とは違い、裏切られたという怒りは勿論のこと、他人を安易に信頼する無防備さや、行動に移せない己の弱さの自覚という自己嫌悪のような怒りを覚えます。田中は社会の不条理そのものであり、田中に関わった人々は、声を上げるのも躊躇われるほどの苦しみを抱えることになります。それは、何の罪もない人々が、事故や事件に巻き込まれたり、病に苦しみ命を落としたりする不条理でもあり、沖縄の人々の「何故私達が」という理不尽に対する想いとも重なります。逃亡犯の名字は山神。自然や神の不条理は、人智の及ばぬ所であり、理由もなく襲いかかる人生の不幸に為す術がないことへの、人間が抱いてきた静かな怒りの象徴のように思いました。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "これはミステリー?\n ミステリー?ヒューマンドラマ?群像劇?色々な要素が詰まっているが上手くまとめている、ミスリードの方法は多少強引かなあと。場面切換時の繋ぎ方は異なる物語があたかも繋がってるいるよう、この手法は誰かの得意技? " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "傷を抱え生きていくことの難しさ\n 前半はさまざまな人たちが抱える人には言えないような苦悩や秘密を現在の日本が誇る名俳優たちが演じ見ている人を引きこんでいきます。中盤に起きる広瀬すずが米兵たちに犯される場面ではあまりにも可哀想で一気に映画館内が張り詰めた空気になりました。そして謎の男たちの素性が明らかになっていく後半ですが少し無理のある展開があるものの愛する人でも疑いだしたら全てが怪しく見えてしまう怖さと何かおかしいと思いながらも自分の弱さから他人を信じてしまう怖さをうまく表現できていると思います。市橋逃亡劇や世田谷一家殺害事件など実際に起きた事件の要素が散りばめられ実録もののような側面もあり2時間を超える映画ですが興味深く見れます。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "疲れました!\n 映画通の人や映画評論家の人達が好みそうなつくりでした。もう一度見たいとは思わない映画でした。でも、宮崎あおいさんの演技はさすがだと思いました。そして、疲れました。 " + }, + { + "date": "2016-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "無理矢理三つの物語を一つの共通点で繋がって、そんなに悪くないと思う...\n 無理矢理三つの物語を一つの共通点で繋がって、そんなに悪くないと思う、幾つのシーンはすごく好きだ、最近見た日本映画の中は一番だと思う " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "怖い\n 最初の印象は怖いという感じ。山神の狂気たるや、恐怖しか感じなかった。そして、愛するのことの難しさを如実に表していた。怒という漢字の意味は明らかにはされていませんでしたが、色々な考えが浮かぶ結末だったと思います。山神を殺した学生の結末が気になります。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "絶望と諦め以外に選択肢がないことの重さ\n 【2016.10.8追記】泉ちゃんのこれからのことを前回レビュー以降も考え続けてしまいました。失った人や時間や後悔を100パーセント取り戻す事は出来ないけれど、かたちを変えて快復していくことはできるのかもしれません。槙親娘はこれからの共同生活のなかで、優馬くんはこれから出会う人との関係性のなかで、今度は信頼仕切ってみようとまえを向く術はある。辰哉くんも、刑に服する(罪を贖う)ことで、なすべきことがそれなりに見えてくる。ところが泉ちゃんだけは、なにも出来ないし、選択も出来ない。もし、被害を公にして闘おうとしても、日米地位協定等国家レベルのシステムが大きく立ちはだかる。秘密を共有する辰哉くんとはおそらく『さよなら渓谷』よりも難しい関係で、支えてくれる存在にはなり得ない。あの日、逃げることの出来ない恐怖の中で受けた心と身体の傷は自分一人で抱え続けて行くしかない。泉ちゃんにとって選択肢は『絶望すること』と『あきらめること』のみ。泉ちゃんの咆哮が、『深くて重い』理由のひとつかもしれないと思いました。そして、現実の世界にも、そのような状況(決して犯罪被害者だけではない)の人びとがたくさんいるということに、もっと想像力を働かさなくてはいけないのだということにも気付かされました。【以下、前回レビュー】世の中には理不尽で邪悪なこと、もの、人が存在する。多くの人々は、幸いにもそんなことに巻き込まれることなく日常生活が送れているが、もし、自分もしくは家族や近しい人が巻き込まれたら?そんな想像もしたくない、けれども誰にも、何時でも、起こり得るということを容赦なく突き付けてくる凄まじい映画。これから始まる辰哉くんの裁判で、泉ちゃんがもし、あの事実を証言したら彼の罪は軽減される。けれど辰哉くんは、何もできなかった贖罪の気持ちからそれを拒むのはわかっている。証言するかしないかは泉ちゃんの決断次第。そもそも田中さんに声かけて遅い時間まで飲むことになったのは自分のせいだし、などとあれこれ考え葛藤すると、被害者だった泉ちゃんさえも負い目を感じて自分を責めることになるかも知れない。優馬くんも槙親娘も皆、自分に怒り(強烈な自己嫌悪)をぶつけるしか無い状況で慟哭する。そんな中、唯一、怒りを外(他人)にぶつけた者だけが、邪悪な存在(加害者)となっている?卑近な話で恐縮ですが、組織におけるパワハラ(いわば、身近にいそうな邪悪なひとの例です)の加害者も自分のことは差し置いて(内省することなく)弱い他人に攻撃するタイプが多いような気がします。本作で描かれたように、取り返しが付かないことになって初めて、何か出来ることがあったかもしれない、と思うことは現実にはたくさんあるし、解決出来ないことの方が圧倒的に多い。自分が出来ることは、せめて、邪悪な側(たとえば、パワハラ上司の顔色を伺っているうちに、自分も弱い立場の人にとっては邪悪なイジメる側に安住してしまうようなこと)にならないようにすることだけかも、と思い知らされました。それと同時に、もし自分が自分でコントロール出来ないような怒りに駆られたら、簡単にヤマガミになり得るのだという恐ろしい現実も認識させられました。でも、そう思うことにこそ希望もあるのかもしれません。そう思わないと、なかなか立ち直れないほどの衝撃でした。最後の泉ちゃんの咆哮は、ある意味、東京駅でのシンゴジラよりも深くて重く、少なくとも、これでひと段落ではないと思いました。篤姫・あおいさんのインセプション・ワタナベさんを圧倒する渾身の演技、悪人・妻夫木さんがロクヨン・浩市さん以上にみせる慟哭、海街・すずちゃんの体当たりの、という月並みな表現を超える出し切り感のある演技‥‥これだけでも五つ星でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "表すことのできない感情\n まずとりあえず、キャストが豪華。怒り というよりかはまた別の感情が湧いたそれぞれのストーリーには別々の何らかの 怒り があったとしたいのかな?ラストにかけてのシーンがぽんぽんと早い。涙が出たことは確かです。普通の人とは違うニンゲンたちに自分が同情してしまった残酷とか災難の狭間にある表すことのできない感情が、怒りへと変わったのでしょう観終わるとかなり重い気持ちで、スカッとしなかった映画を久々に見ました " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りと言うより、もやっとした\n 一本にはあまる内容で、ひとつ一つのエピソードが消化不良です そして嫌な感じだけが残りました " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "キャストの本気度が凄い\n 息をつかせぬ展開で、意図せずとも最後まで集中させられました、、とにかく俳優陣の演技がすごい。妻夫木and綾野剛も良かったし。ある意味あの歳であの役ができる宮崎あおいが凄いし。渡辺謙の哀愁も深い。そして森山未来の憑依型の演技がとにかく凄い。。最後まじでこわい。ただ、しめくくりの広瀬すずの叫ぶシーンは、、ちょっと笑ってしまいました。笑まあ、このキャストの中じゃしょうがないですが。。東宝映画で久しぶりに、良かったです。他の雑音がない、是非映画館でみたほうがいい内容ですが、ディープなので大丈夫な人だけオススメです。デート向きではない。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深いです\n ニュースでは伝えられていない現実を突きつけられました。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "死ぬほどヤな気持ち\n  考えてみれば、人は誰しも人生の主人公なわけで、脇役さんはいませんよね。 みんな、キャラが濃い。普通、主演クラスを複数使うと、全体がぼやけてしまうものですが、最後まで濃いキャラ炸裂。「悪人」「凶悪」「マイ バックページ」を、足して2.5で割ったところに「苦役列車」をほんのりトッピングしたテイスト。悪酔いしそう。東京、千葉、沖縄を舞台にした本作ですが、それぞれ独立した3部作になるくらい、死ぬほどヤな気持ちが、ぎっしりです。 人から喜怒哀楽、抜いたら何が残るのかしらとも思うのですが、たくさん怒って、たくさん哀しんで、最後に掴むもの知ることが、人の生涯ですかね。あるいは、取り返しのつかない過去と、修復すべき未来の狭間で、もがくことが、生きる証なのでしょうか。死ぬほどヤな気持ちと、本気で向かい合ったところで、周りからみたら滑稽なものにしか、見えないようですし。 喧騒に包まれた街も、穢れなき海原も、人を癒すことはないようです。それでも、怒りと云うパンドラの箱の底に、何かあると思いたいものです。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "生理的に受け付けない。\n 基本的に邦画が好きじゃない自分がめずらしく映画館で見ました。しかも未読作品だからどっきどき。うん、なんだろうか。怒り?いや、犯人の怒りとは笑まず1つ目だが、基地外が止まらず人殺して生き返ると本気で信じたから風呂場ってなんかもうさ…現実にあった事件をオマージュしているならもう少しデフォルメしてほしかった森山未來のストーリーだけ無駄に重くて深刻な問題引っさげて結局基地外が暴れてただけでしたって…森山未來の怒りは格差社会とかの現実に対する怒りとか言わないでね。森山未來は広瀬すずの米兵事件のことを笑ってるからね。現実の問題を直視したストーリーにするならばこういう部分は一貫してほしかった。基地外を魅せるストーリーにするならば現実の事件をオマージュはしていいけども、そこに別の現実の問題を絡めてほしくなかった。現実の被害者の方々に失礼。2個目に、キャラ深める時間少なすぎてみんなただ1つのこういう人ってイメージで進んでるからキャラに感情移入が出来ない。もう少し違う一面を見せたり、日常場面を入れて欲しかった。キャラはその作中でなにか意味のあるシーンだけで成り立ってるのではなくて何気ない日常での行動によって色づくもの。キャラにそれぞれ必要なシーンのみをポンポン入れて作った作品には深みがなく、キャラ映画にすらなれない。ただし、演技は凄かったと思う。本当に演技の凄さを感じたのは事実。ここは俳優の皆さん方を本当に尊敬しました。貴重な体験ありがとうございます。3つ目に、宮崎あおいと妻夫木聡の怒りのベクトルは自分ってせっかく3つストーリー出して2つかぶってるってお前マジかよってなるよ、うん。なんでストーリー並行物で同じ結末見なきゃいけないんですかって笑さっきも言ったけどこの2つの話適当すぎ。松山ケンイチはプロフィールばっかで中身無さすぎ。綾野剛は施設育ちゲイの心臓病持ちとかネタすぎ。現実の事件を絡めたのに残りの2つの設定が適当すぎて嫌悪感。ただの現実の事件をオマージュして映画作りたかったオナニー映画としか思えませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "タイトルから期待した激しい怒りは、ゼロ\n  犯人が誰か、観客にはまず先に明かすべきだったのでは? 真実を知っていた、または、知らない、そこを行ったり来たり、焦らされたまま見せられ続けた挙句、精神破綻者にすべて悪があるみたいな押し売りには呆れた。 空撮と坂本龍一教授先生の音楽の力で、壮大な感じにしてみたものの、人智を超えるような奇跡は起きないし、芝居の不統一な人物に焦点が当たってつい吹き出しそうになったし、笑わせようとするシーンがまったくセンスないし、役作りの苦労話を宣伝文句に語り続ける豪華役者陣以外の、その大根役者っぷり、「あるある」演出には、白けてしまい、この作品の構造自体、粗探ししてなんぼ、それゆえよけいに粗が目立った。 偶然にも殺人事件と同じタイミングでまぎらわしい不審者が三人も日本各地で発生し、しかも思わせぶりなまま引っ張られる展開、これで引っ張ったのなら、最後のカタストロフィーはもっと爆発的なもの、またはあまりにも矮小でくだらないもの、であってほしかった。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なぜか引き込まれる\n まず感じたのは、沖縄編には怒りというタイトルがピッタリだが、東京編と千葉編に怒りがあったのか、ということそんな疑問もあるのになぜか引き込まれた東京編も千葉編も難しい恋愛でも、純粋に愛してるということが良いのだなあと感じた沖縄編が狂っていたというか、残酷というか、怒り、という感じがすごいしたから、より一層他の場面の純愛さが際立ったと思う東京編と千葉編の恋愛がとても良いものに思えた三つの部分が一つ一つの映画になってもいいんじゃないかとも思ったが、やはり三つが重なってこそだなと思える三つ部分はもっと大きく分けて話が進むのかと思っていたが、かなり重なり合っていてその進み方も面白かった特に違う場面の時に違う場面のセリフが入ってくる所がよかった普段音楽はあまり意識しないが、今回は有名な人と聞いていたから意識してみたところ、音楽もとても重要だなと感じた俳優陣、好きな人ばかりで、世界観もとても好きになった " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "怒り\n 鑑賞後、何と感想を言えばいいのか分からなかった。ただただすごい。途中息が浅くなってどうしようもない気持ちに何度もなった。怒りという感情は悔しいとか悲しいと同じ種類のものだと思っていたが、この作品の怒りは違った。悔しいや悲しいはある意味真っ直ぐだし理由がある。しかし怒りにはない。どうしようもなく折り合いがつかなくて行き場がない。そんな怒りと向き合い続けたこの作品は私にとって忘れられない作品になると思う。俳優陣の演技力が素晴らしいし、音楽もとてもよい。特にタツヤ役の佐々本宝さんと犯人の元同僚を演じていた人はすごかった。とにもかくにも全てがすごかった!もう一度観たい気持ちはあるけど精神力と体力がもう持たない。迷っているなら絶対に観るべき作品です。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの正義\n 吉田修一の怒りが映画化すると聞いて、キャストが本当に僕の好みだったのでこれは原作を読んでから映画を観ようと思い、予想通り原作も素晴らしかったので、かなり期待値が高い状態で映画を鑑賞しました。この映画、、とにかくキャストの演技が良かったのだと思います。あれだけのメンバーの中で新米の佐久本宝くんを始め、広瀬すずちゃんも本当に頑張っていたし、正直監督も彼らの演技に頼っていたところはあったと思います。小説でしか描かれない登場人物の些細な感情の変化も、きちんと伝わってきました。音楽を坂本龍一が担当しているということでそこも抜け目ないなと楽しみにしていたのですが、肝心なシーンでの俳優たちの演技を殺さないように、控えめな演出であったのかなと思いました。この作品のタイトル、”怒り”について考えてみたのですが、まず犯人である山神一也が壁に書いていた怒という文字、小説でも彼はかなりクレイジーな人種としてしか描かれていなかったため、その怒りという感情になにか人間的な理由はないのかなと思いました。もっと理不尽な、潜在的な怒り。それにしても映画では彼の狂気がまざまざと描かれていましたね、、殺されるシーンもあんなにしぶといとは、、。笑そして、愛する人を信じられなかったことを深く悔いる愛子と優馬、、田代が犯人ではなかったとき愛子が泣くシーンがありましたが、宮崎あおいの演技が凄すぎて彼女の気持ちが痛烈に伝わってきました。娘にだらしなかった父親の、情けない自己に対する怒り。また妻夫木聡の演技がいい!!あの直人の真実を聞かされ店から出て泣くシーン、、彼の気持ちがどれだけわかってどれだけ泣けたか。彼の怒りも愛子の父親と似ているような気がしました。そして、映画のラストシーンは、泉が海で叫ぶシーンでした。彼女は辰也に途轍もなく申し訳なさを感じていながら、自分の真実を世間に知られるのがやはり嫌であるという葛藤を抱えていましたが、映画だけを見て彼女の表情からそれを汲み取れたなら凄いと思いました。どうしようもない現実に打ちのめされた泉と辰也2人の、やるせない怒り。全体の評価として、星4.5にした理由は、3つの物語を2時間半に収め切るのはやはり無理があるのかなぁと感じてしまったからです。ものすごくうまく製作されていたのですが、小説を読んでいると、その感は否めなかったかも。ただ怒りという、映画は、それぞれの俳優が本当にこだわりを持って登場人物を演じているという感じがして、良かったです。それが原作だけでなく、映画まで見る意味だと思いました。ある意味でいい映画でした。映画終わったあとは泣いて目が腫れぼったかったです。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "盛りだくさん\n 三つの話が展開されて、観ていてとても満足感が得られました。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まさに信じるか信じないかは、あなた次第。何をどう信じどう行動するか...\n まさに信じるか信じないかは、あなた次第。何をどう信じどう行動するかは自分が決めるんだ、そう言われている気がした。ラストシーンで森山未來がカメラを見て言ったセリフはまるで自分に言われているようで、リアルに感じいい意味でぞっとした。皆さんも言っている通り、俳優さんたちの演技がすごい。シーンの切り替えもうまく繋がれていて、ごちゃごちゃしているように感じなかった。ただ私は原作の本を読んでから映画を観たので、省いているところがかなりあって残念だった(仕方ないけど)。それになぜか「あれ?このセリフはあの場所で、あの人が言ってたのにな?」とかラストシーンの描写も異なるので、それが違和感となって残った。犯人にもああして最後喋らせることで、映画だからより分かりやすくしたのかな?映画を観終えた後は、自分の大切な人のことが頭に浮かんだ。その人のことを信じる自分を、信じたい。信じることの意味や難しさを、改めて実感できた。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "絶望に立たされた人間を救ってくれる優しい映画\n 一人ひとりの役者がその役をとことん全うして演じきっているのはもちろん凄かったが、なにより感動したのは吉田修一の小説の中に感じる絶望に立たされた人間に対する悲しくも優しいまなざしのようなものを、李相日監督が残酷なものを描きつつも、見事に表現しきっている所。世間から見放されたような、孤立した人間たちに対する愛情が感じられた。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "信じることも疑うことも間違いじゃない\n 原作未読のまま鑑賞したため、所々取りこぼしや解釈違いがあったかもしれないけれど、私は良い映画だったと思う。鑑賞後、多くの登場人物達の中で渦巻く「自分の力ではどうしようもできないことへの怒り」が自分にも降りかかってくる…そんなもどかしさが残る映画(腑に落ちなかったという意味でない)。登場人物が多いのにごちゃごちゃした印象がない。2時間22分で3つの舞台が繰り広げられているのにも関わらず、それぞれに流れる時間の密度がそれ以上に濃く感じた。長い映画飽きやすい方なのに引き込まれっぱなしで2時間半があっという間だった。また3つの舞台のつなぎ方がブツ切りでなくセリフや小道具伝いで自然な切り替わり方が序盤に多くあってなるほどなぁと思った。(愛子のイヤホンの派手な音楽→優馬がいるプールのBGM、愛子と田村がお弁当についての会話→直人がコンビニでお弁当を見てる など)信じたいのに信じることができない、そんな人の強さと弱さによって3舞台それぞれ違った結末を迎える。愛子はたった一人の田代を取り戻す事ができたけれど、優馬は大切なものが多すぎて母の死に目に立ち会えず直人とも2度と会えなくなってしまう。田代には味方になってくれた人が結果的にはできたけれど、辰哉は味方となってくれた田中に裏切られた。それぞれの登場人物が信じた道が、ここまでハッピーエンドとアンハッピーエンドで極端に別れてしまうとは… 千葉のストーリーが正解というわけじゃないし、誰も正解とも不正解とも言い難い。ただ3舞台に共通して言えることは、自分あるいは大事に思う人が幸せになるためなら、世間から白い目で見られようと、人を信じることも疑うことも間違いじゃないということ。唯一分からなかったのが、あの殺人犯は何がきっかけであんな事件を起こしたのか。ので、いろんなレビューを見てああそういうことかと思ったのが「格差社会への憤り」。日雇いのバイトで食いつないで行くしか生きる道がなかった犯人からしてみれば、不自由なく暮らす被害者とは住む世界が違うし嫉妬心(そんな生易しくない)しか芽生えなかったのだろうと思う。自分が存在しているだけで誰かの怒りを買ってしまう、あるいは自分が強烈な嫉妬心を抱いてしまう可能性が、ゼロとも言い切れないのかも、と思うと格差社会怖くて仕方ない。。一番印象に残っているのが優馬と直人がお墓について話すシーン。優馬はごく日常的に交わす冗談みたいに話していたのかもしれないけれど直人にとっては冗談でなく割と現実味を持って話していたのだな…死ぬのも悪くない、とか隣ならいいかなとか冗談と本気が入り混じる会話も、直人にとっては心安らぐ一時だったのだろうなと思う。優馬に出会えて…本当によかったね…1回目の鑑賞は、3人共疑っていて犯人は誰なのかという視点で見たけれど、2回目は疑惑をかけられていた2人はこの時何を思っていたのだろう、犯人の言葉はどこからが本心でどこからが嘘なのかと切り口を変えて鑑賞できる。感じ方が変わると思う!2回観ることおすすめ。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信頼\n 見下し苛立ち疑いや裏切り信頼するって難しい。身勝手な怒りは本当に怖いと思ったし世相を反映してるなと。犯人探しというよりは信じ抜く心。東京編の妻夫木の演技が素晴らしかった!ゲイのファンが増えてしまうのではないかと少し心配 笑。ていうか役者さん全員素晴らしい!重いって聞いていたけど最後は少しだけ霧が晴れたようなそんな印象、悪人を観た時みたいに。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "むせかえるような暑さが魅力!!\n 私も人生の逃亡者のようなものなので、3人の男たちに多少親近感を覚えましたし、3人のうちたまたま彼が犯人だっただけで、誰のタガが外れてもおかしくない状況をよく描いていました。日常と隣り合わせのアングラ臭とむせかえるような暑さが魅力の濃厚な映画です。広瀬すずの声を張り上げる一辺倒な演技が苦手でしたが、今回はうまくマッチしていました。友達が夜の商店街に消えたシーンは不自然すぎますし、犯人がなぜ「怒り」を感じたかについてはこじつけのような印象もありますが、それすら押し切ってしまうパワーのある映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "言葉にならない\n 見終わって時間が経っても何度も色んなシーンを思い出しては、考えさせられる映画でした。目を背けたくなるようなシーンをみてスクリーンから夏のどうしようもない暑さと悪臭までもが漂ってくるような気になってしまい、嫌悪感、まさしくその言葉がズシンと心にこびりつきました。しかし、これらのシーンがなければこれほどまでに印象的な映画にはならなかったんだと思います。酷くショッキングな描写もありましたが、役者さん一人一人が登場人物の心情を表情だけで伝えることのできる演技をされていて、怒り、愛する人を信じるとはどういうことなのか、信じるとはなんだろうか、を繰り返し繰り返し考えさせられました。邦画も捨てたもんじゃない、そう思わされました。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "それぞれの想い、疑い、願いが交錯し、一人の号哭で収束する様に震える...\n それぞれの想い、疑い、願いが交錯し、一人の号哭で収束する様に震える以上の感動を覚えた。今年の日本映画はアニメ含めヤバい。 " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "怒り\n 本作は「悪人」に続き、李監督作2作目の鑑賞でしたが、監督の演出力、出演している俳優陣の迫真の演技に終始圧倒されっぱなしでした。音楽全般も秀逸で、坂本龍一の音楽世界が、重厚な世界観に溶け込み、物語に深く潜り込んでいく効果を与えていたと思います。ひとつの殺人事件を軸に3つのストーリーが同時に進行していく中で、犯人らしき人物たちやそれに関わる人々のドラマに、思わず目が離せなくなっていきました。人を信じるコト、その難しさを問われた気になり、鑑賞後は「あ〜面白かった」という感想とは程遠い感覚になり、胸の奥がずっしりと重く、頭がぼーっとなりました。人と人とが出会い、信じ合い、疑いを持ち、そして別れ、そして真実を知り、深い後悔を抱える者、裏切りに怒りを覚える者…ネタバレですが、正体が判明した後、いい意味でも悪い意味でも本性が初めて剥き出しになるシーンは、恐ろしく、はたまた感動で震えました。自分は、ずーと感情を押し殺していた松ケンが、渡辺謙に声をかけられ感情を抑えきれずに涙が溢れるシーンにヤラれました… " + }, + { + "date": "2016-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "便意への怒り\n 『怒り』を観た。座席間隔が非常に狭い池袋サンシャインシネマで観たのだけれど、開始30分から尋常な腹痛に襲われ続けた。結果、内容がろくに頭に入らず、犯人判明や他2グループの救済ではなく観賞後の便所にこそ、最大のカタルシスがあった。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもよくできた映画だと思います。 ですが見終わったあとの疲労感。...\n とてもよくできた映画だと思います。ですが見終わったあとの疲労感。とにかくあれやこれやと考えさせられ、俳優陣が豪華なだけにリアリティのある演技で物語にのめり込まれました。邦画で久々にいい映画見ました。おすすめはできるかと言われるとううーん。という感じ。色んな思いが込み上がるし、考えさせられる映画なので、、単純に面白いから見てとは言えないです。3つの話にでてくるそれぞれの男3人が1件の殺人事件の犯人かもしれない、というキーワードで最終的に話が結びつきます。しかし、最後の最後まで誰が殺した犯人かわからず、犯人はもしやいないのでは、、とかみんな同一犯?多重人格者?なのでは、、とか犯人が誰か探しながらそれぞれのストーリーを追っていくのが面白いのですがこれが大変疲れます。笑(どの話も重く、明るい話ではないのですが、セリフ一個一個が考えさせられます)しかし、音楽やセリフ、演出が素晴らしいです。特に周りの音を一切消して低音の重音感あるサウンドで俳優の表情や動作だけで犯人なのか!犯人じゃないのか!どっちなの!というシーン。物語にのめりまれ、見てた人多分全員が同じこと考えさせられたんじゃないかとと思います。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったですが。\n 今日は映画の日。めっちゃ観たかった「怒り」を観た。俳優陣の演技も凄くて、かなり引き込まれる。『誰が、犯人なのか』でも、舞台が東京 千葉 沖縄とリズムよく変わる。それが、余計に引き込まれていく。あたしが好きなのは、東京でした。沖縄も良かったし、千葉も。それぞれ人間くさいストーリーがあって楽しめた。ただ、1人で観に行くのがベストです。あと、女性は かなり重いから苦手な人は無理かも。あたし自身、重い気分になりました。森山未來の異常過ぎる像に、演技力を感じました。【大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだよ。】涙が出ました。でも、かなりヘビーな為「ぜひ観て」とは言えない作品です。しかしながら、俳優女優て凄いなと思う作品。この作品をとうして人間の弱さ。見たくないから見ない。色んな人間らしさが改めて解ります。考えさせられる映画です。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "壊したい叫びたい泣きたい。もう心は壊れていた。\n 何も語りたくない。思い出したくない。もう見たくない。けど忘れたくなくて。そして叫びたい、壊したい、泣きたい、このどれもが今の感情。というか怒りだ。初めて自分以外の感情の内側を見た。そして体験した。感動するけど涙は出ない。俺って映画で泣けないタイプなんだと思っていた「怒り」を見ている最中も今までの映画体験のように凄く感動はしてるけど涙は出ないという場面が多々あった。けど積み重なっていくのが分かった。だけど終盤気づけば涙が出ていた。感動の積み重ねが涙を出したように思えるがその感動の一つ一つが辛くて、怖くて、苦しくて、重すぎたからこそなんだ。もう感動したと言うよりか色んなものの積み重ねが壊されそれを身体が表すすべとして涙が出てきたと言う感じがする。感動のその先を見た気分だ。感動したから涙が出てきたんじゃない心の全てが壊されたから崩れ堕ちたから出てきたんだ。この涙には意味が、怒りが、込められているんだろう。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "凄まじい映画\n とにかくすごかった。一人一人の人物の細かい感情表現など圧巻です。0.5下げたのは自分の個人的な感覚で女の鳴き声があまり好きではないため、宮崎あおいがぎゃーぎゃー泣いている所がすごい耳障りな気持ちになってしまったため下げてしまいました。あれはあれで本当にいいんですが、耳の機能的な問題なのか女の鳴き声が怖いんですよね...綾野剛の少ない中の台詞にも心打たれました。大切な物が多すぎる、本当に大切なものは減っていく。わからない人にはいくら説明しても分からない。分かろうとしていないから。など、台詞ひとつひとつでこんなに心打たれる映画は久々です。そんな映画を見れてよかった。そして、低評価の人の意見を見ていると、犯人が犯人が...と...なんだか的違いな意見ばかり吐いていますが、犯人がわかるわからないとかそんな軽い映画じゃないことをわかって欲しいですね。映画の見方は人それぞれ、好き嫌いあるでしょうけど、低評価して犯人犯人言ってる人は、この映画は犯人を探し当てるだけの映画じゃない事を感じて欲しいです。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストみて犯人の予想はついていた。なのに…\n 今人気絶頂の広瀬すずの相手役が、久々の映画出演となる森山未來だと聞いただけで、あぁきっと森山未來が犯人だろうなーと思って観てきました。予想通り、彼が犯人でした。でも犯人がまだ明らかになってないとき、私は彼は犯人じゃないかもしれない、むしろこの3人の中にはいないのでは?と思ってしまいました。あんなに疑っていたのに。それくらい彼の役ドコロは「いいひと」(多々怪しいところはあるけれど)として描かれていて。それがなんだか、殺人者って周りの人からはちゃんと信頼を得てフツーに生活してるのかも…ということに気づかされたようでものすごく怖くなりました。人を信じたいけど、それってすごくリスキーだなと。逆に、人を信じられなかったがゆえに傷付いた人達もたくさん描かれていて、、、難しいですね。人をみる目を養わなければ! " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "レビューが難しい\n 信じることの難しさとか少年の怒りとか、社会の不条理とか、様々なモヤモヤを一遍に見せられ、非常に苦しく、なんと表現して良いのやらレビューの難しい映画だった。豪華な俳優陣の演技は流石だったが。ただ一つ不明だったのは、結局真犯人の”怒り”とは何だったのか。自分の感受性が低いだけだったのだろうか。映画の評価とは関係ないが、最近「号泣」という表現が安売りされていてウンザリする。今作の宮崎あおいこそ号泣の名演技でした。(他に認めるのは容疑者Xの献身の堤真一くらいだな。) " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "言葉がない。\n 映画を観た後、苦しくて頭がぼーっとしてしまいました。この「怒り」という映画を何という言葉で表せば良いか…私の知っている言葉では見つかりません。Twitterで「怒り」と検索すると「面白かったー!」「感動!」とか軽い言葉で書かれているを見て、なんだかそれは違うんじゃないか…そんな軽いものじゃない…という気がしました。「良かった」という言葉で表して良いものか分かりません。感じ方は人それぞれだと思います。でもやはり他の方も書いてたように犯人が誰か途中で分かってしまったからつまらなかった。という感想はお門違いかと…。人だけではなくて、私は美化されていない「沖縄」を表してるシーンを是非、国内外の人に見て欲しいとも思いました。ただ言えるのは…この映画を観ることができて良かった。これほどの純愛映画が他にはない…。そう思います。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "かんがえさせられる映画\n とても良かったけど終わったあとに色々かんがえさせられる映画でした。あと半年後くらいにもう一度見たい。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "だいじょうぶなの?\n 誰だって最初は不安だ。しかも相手が何者なのか保証するものがなければ、なおさらだ。映画ではそんな「相手」が極端な人たちばかりだが、日常にだって大なり小なり似た「だいじょうぶなの?」って不安は付きまとう。そしてその疑心暗鬼を増長させるものが、かつて覚えた他者や社会への「怒り」という記憶だったなら、不安と怒りの連鎖は止まないのかも。登場人物の多さにやらなければならないことが多すぎて、幾分削ったんだろう粗さはうかがえるが、本質は伝わる。過激さを分かりやすさへのアイコンと剥いでしまえば、かなり身近で地味に構成しなおせるあたり、鑑賞後の世界へフィルターがかかるようでなお怖い。ただし個人的には「悪人」より、マイルドだった。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "合うか合わないか\n 私には合いませんでした。それなりの期間一緒にいて、だんだん信じていったんでしょうが、あっさり不安になったりして、なんだかなー、な感じに。まぁ人間そういうものだと言えばそうなんでしょうが、話の都合感があって今一つ乗り切れない。犯行動機も逆恨みどころか八つ当たりで割とがっかり。と、とにかく自分には合わない作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "怒り\n くるしいもう犯人どうのこうのじゃないです原作未読でしたが、原作を我慢して良かった。引き込まれながら犯人もわからないまま見続け、疑い続け、後半の怒涛の信じる、信じない、それぞれ3つの展開に胸が苦しくなりました役者さんたちがすごい。みんなすごい。特に沖縄。森山未來は本当に優しくて、かっこよくていいお兄さんから本当に救いようもない怖い人になっていた。たつやくんを演じた子。この映画のPRには主要キャスト7人が全面に押し出されていたが実はこのたつやくんが主人公なのではないかと思うくらい、この映画の核。この子の泉を守りたいと思う気持ちと田中を信じる気持ちが強い。悲しい切ない苦しい。そして広瀬すず。3つのそれぞれの話が明らかになった後、島に行って叫ぶシーン。思い出すだけで苦しいし、全身に鳥肌がたつ。少しだけでてくる、刑事役の三浦さん、高畑充希もよかった、あと事件の犯人を知る取り調べされている男も不気味だった。ずっしりくるしい、自分と重なるところなんて何もないけど、本当にくるしかった。だけど見て良かった。田中の登場シーン、軍の飛行機の音が大きくて、こわくて、すべて物語ってたな、と。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもかった、おもしろかった\n どこかで誰かが過ごしているような日常のシーンが殆どで、3人ともその中で出会う『昨日まで他人だった人』。周りにいる人間は、誰にとっても最初はあんな風に『昨日まで他人だった人』で、色々な時間や出来事で距離感を縮めて信じていくしかない。そこに、処理しきれないほどスピードで入る情報や、疑いたくないのに怯えてしまう恐ろしい事件を知ったとき、目の前にいる人そのものより力を持ってしまう…信頼の脆さや人の弱さをこれでもかとぶつけてくる、そんな作品でした。それとまさか広瀬すずちゃんがあんな目に遭う役をあの若さで、これだけ売れっ子なのにすると思わなくて…ビックリしました。当方女性ですが、うっかり1人でレイトショーで観てしまい、終わったとき一刻も早く帰りたくなりました。夫の顔を見たとき、安堵で泣きそうになりました。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じることは家族でも\n 3ヶ所で繰り広げられるストーリーと、えっ!どうなってんの?が交錯し、飽きるヒマを与えないストーリー展開。俳優もある意味、期待を裏切る程に役に入っていた。結局は、信じるがテーマだったのか?愛七日?はっきりしませんでしたが、後味も悪くなく満足感一杯でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "『怒り』の意味は?\n 予告を見て、あんなに大きく書かれた『怒』はいったい何なのか。それが知りたくて見に来たのに、その血文字の『怒り』の意味は最後まで肩透かしな感じが否めなかった。この映画を見て確かに怒りは感じるし、それは登場人物とシンクロしたからこそ起きる怒り。でもその怒りと血文字の『怒』はシンクロしない。それに、真犯人は思ったことを事細かにツイッターかよってほどに壁に刻んじゃうひとなのに、『怒り』だけは『怒』だけ。それにも違和感がある。しかも、あんなに大きく2度も書いている。なのに、真犯人の怒りの答えがあれだけ?怒りの意味が映画の真意だと思いたかったのですが、テーマは「人を信じることの難しさ」だったのでしょうか。妻夫木さんのゲイのシーンや宮崎あおいさんの「通報した」と雨のなか泣き崩れるシーンなど、予告の制作(集客)を意識してつくったのかな?と思えるシーンがみえて少し冷めた。しかも、予告で出てきたシーンが映画の中の流れでどれも不自然。広瀬すずのレイプシーンはどう転ぶか分からなすぎて予告でも出せなかったのかもしれませんが、ゲイのシーンといい、あそこまでリアルにする必要はあったんでしょうか。おかげで、公園のシーンは殺意を覚えるくらい『怒り』はわきましたが。結末として、信用されなかった2人が無実で最後まで信用された人物が犯人というのも報われない。信用→疑念の描写とか、少年が犯人を心から信頼するまでの描写がもっとあればもっとすんなり結末を受け入れられたかも。最後の展開が早くて疑念を消化するまえに終わってしまった感が否めない。ただ、演者さんたちの熱演はすごい。演技で冷めることはなく、むしろ引き込まれる。ここまで酷評のようだが、観た後でこれほど色々思わせられる作品もなかなかない。観た人がどう感じるのか気になる作品です。これが製作者の意図だったらすごい。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "人に薦められない高評価\n かなり……キツかったです。まず最初に私としては高評価な作品という事だけ述べておきます。ストーリーが進むにつれての心情変化に、見ている側も緊迫感、絶望感に近いような行き場のないもどかしさを感じさせられました。3カ所それぞれの物語に大きな差がなく注目でき、細かなところを気にしない方にとっては純粋に最後まで見れるのではないかなと思います。\"すぐわかってしまった\"等のレビューも見かけるので気になっちゃってどうしようもない人はいろいろと気づいちゃうのでしょうか……ただやっぱり上映後は前評判でも聞いていた通りかなりの鬱感情でした、というより後半ずっと、はぁ〜↓…うぅ……な感じで見ていました。悲しいと言われれば間違ってはいないんですがなんとも表現し難い感情です。逆に涙が出ませんでした……ただ、そこも含めて監督の狙いであることは間違いないのでそこに持っていかれたという事は間違いなく高評価です。間違いなく高評価ですが間違っても\"最高だったよ!めっちゃ良かった!!\"と言って人に薦めることはできないです(笑) " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "犯人は分かりやすい\n 序盤で、犯人しか言わないであろうセリフを言ってしまっていたので、早い段階で犯人の見当がついてしまったが、考えすぎかなとも思いつつ観賞続行。予備知識無しで観たが、事件内容自体は違うが、実在の犯罪者がモチーフになっていることに途中で気付き、やはりあいつが犯人だと確信。犯人が拠点としている所は、数年前実際に起こった某事件の内容を知っている人が見ればピンと来る場所。序盤のヒントを聞き流していたり、モチーフになった犯罪者が分からなければ、誰が犯人か最後まで分からずにハラハラする作りかもしれない。それぞれ顔が手配写真に似ていたり、怪しい行動をしたりと。自分にはまだ小さいが娘がいるので、将来男を連れて来たら信じて応援できるか?という観点でも観ていた。やはり正体不明な人物はなかなか信頼出来ないだろう。人様からの信用を大事にしていこうと思った。その他見所としては、各役者のなかなか観れない役どころや演技。自分はグロいシーンは大丈夫な方だけど、ゲイのシーンは気持ち悪いと感じた。余談だが、宮崎あおいは今年、雨に濡れながら叫ぶ役が続いている。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "夢に出そう…\n なんで見ちゃったんだろう…と後悔するくらい、いろんな事が衝撃的な作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "それぞれの怒りが心にズシリと重くのしかかる\n まあとにかく重たかったですが、でも物凄く見応えのある映画でしたね。主軸は人間ドラマだったとは言え、サスペンスとしても十二分に堪能できる仕上がりになっていて、2時間22分飽きることなく映画に没頭することが出来ました。同時進行で描かれた直接繋がりのない千葉、東京、沖縄それぞれのエピソードの見せ方も絶妙で、音だけ先に聞かせて別の舞台のシーンへ移動する手法には、毎回ハッとさせられましたよ。映像や音を上手く使って見る者をグイっと引き込む李相日監督の手腕、お見事でした。犯人の手配写真や映像の作り込み具合もこれまた素晴らしかったですね。各エピソードの3人皆それぞれがこの男かもと思わせるようなクオリティは、本当に見事としか言いようがありません。結果配役からまあそうだよな~的ところに落ち着いた感は否めませんが、見ているうちはいろんなパターンが想像できて本当に混乱しました。勿論、綾野剛、松山ケンイチ、森山未來は顔の系統が一緒と言うだけでなく役者の力としてもホント素晴らしかったです、綾野剛の受けの演技が特に良かったなぁ、もし自分がそっち方面の人だったら、間違いなく好きになります、傾いた弁当を直すしぐさが最高でした!しかし本作のテーマでもあった人を信じることの難しさを、まあとにかく痛感させられた作品でしたね。信じる為には疑う必要もある、知ることから信頼を築いていける、そんなことを各エピソードから改めて考えさせられました。妻夫木聡と綾野剛の台詞が特に印象深かったです。逆に知ろうともせずただ信じたら、悲劇を招く可能性があることも痛感・・・。それにしても沖縄エピソードの広瀬すずの演技には驚いた、こんなことまでできるのか、今までも逸材だと思ってきましたが今後も更に楽しみになってきました。沖縄と言えば、基地問題と言う現実の社会問題までストーリーに絡めていたのはとても印象的でしたね。どこにぶつけていいのか分からない沖縄の方々の怒り、心動かされましたよ、この映画を見た方が知ることで少しでも変わることを期待します。その他にもそれぞれの怒りがズシリと重くのしかかる作品でしたね。しかし日本を代表する名優7人(+安定の脇役・池脇千鶴&少ない時間で抜群の存在感・高畑充希)の演技は本当に見応えありました。監督が代えのきかないキャストと言い放ったのも至極納得の演技でしたね。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "推理物ではありません\n 「犯人がすぐわかってしまってつまらない」という感想は寝てたの?と思ってしまいますね。物語の都合上、犯人は存在しますがそれは重要な要素ではありません。3本のストーリーは異なる結末を迎えますが、それぞれの結末を入れ替えたとしても伝えたいことは変わりません。自分を信じること、他人を信じること、その難しさ、不確かさ。それがいかに困難なことか、また実行しても報われるとは限らない…その時の感情を文字にするのであれば、それは悲しみではなく「怒り」なのでしょう。受け手側にも相応の人生経験が求められる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じることの難しさ\n 人を信じることの難しさ、をすごくよく描いていると思う。直人のホクロだったり田代の左利きだったり、モンタージュは2人に寄せてあるように思えた。だから観ている方も2人を疑ってしまう。深読みできる人はそんなことないかもしれないが。沖縄の民宿のおばさんは、モンタージュと田中を見比べても「まさかね」という感じで一瞥していた。人を信じていれば、そんな小さな疑いは笑い飛ばすことができる。どこかで人を信頼してないと、少しの疑惑が大きな疑いになる。もしかしたら殺人犯なのかもしれない、なんて疑いをかけてしまう。でもそれが間違いだったら?相手を信じないということは、優馬が直人の最期を見届けられなかったように、愛子の前から田代が去ってしまったように、大事なものを失ってしまう。(愛子と愛子父がもう一度田代を信じたことで、田代は戻ってきたが。)辰哉は田中を信じていたが、それを裏切られたことで彼を殺すという行為に至った。信じないということも、裏切るということも、同じように大切なものを失ってしまう。山神の殺人の動機は短絡的であるが、世の中から裏切られたように感じて起こした行動のように思う。殺人犯の心情まで理解はできないが。信じるというのは難しい。裏切られたら嫌だと思うからだ。でも信じられてない方は、もっと悲しい。簡単に人を信じられない世の中ではあるけど、せめて愛する人は信じたいと思うような、そんな映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "深い。\n 色んな事を伝えたかったんだろうなー、と。馬鹿なあたしでもそぅ思いました。米兵の婦女暴行とか同性愛とか自殺とか色々一杯。色々考えさせられます。怒り、というよりは、後悔の気持ちの方が残った感じです。しかもキャスティングが素晴らしい。演技派ぞろいで、ちょっとした顔の歪み等の感情も細かい動作も引き込まれた要因のひとつです。ちょっと暗いので、好き嫌いはありますね。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "中途半端な映画\n まず、映画中盤で犯人が分かってしまう。テレビで犯人が整形をしたと伝えるニュースで、ホクロと利き腕の特徴を報道しあからさまに2人を怪しいとしてしまったので、犯人は残りの怪しまれていない1人だと特定できてしまう。(整形するとき特徴のあるホクロはとるのが普通では?)だから、いい意味で裏切られることを期待していたが、予想通りだったので「あれ?これで終わり?」としか思わなかった。人物描写も浅く、感情移入もできず、登場人物の言動をほとんど眺めているだけになり作りとしては成功しているとはいえないだろう。だから、広瀬すずが米兵にレイプされる場面は不要で、もっと人物描写に時間を割くべきだ。また、映画終盤で犯人の元同僚が犯人について話をする場面があるが、結局殺人の動機ははっきしないまま(あれが動機だったら今まで何人殺人を犯していることやら)でお茶を濁した感が否めない。この場面はもっと前半部分で登場させ、少しずつ犯人像を語らせ、3人の場面とうまく重ねれば誰が犯人かわからない、一級のサスペンスになったはずで、ここはもう構想ミスといってもいいだろう。疑われていた二人が無実で、疑いを持たれてなかった一人が真犯人だったわけで、そこに価値を見出しているのかもしれないが、それなら3人の人格をほぼ同じに描写しないとならないのでは?口が重く自らを語らず内向的な人と、快活で外交的な人(いすれも表面的だが)どちらを疑うものか考えれば、ここに特別な意味を持たせるのはかなり無理がある。後から考えたときに実に巧妙な伏線が描かれていて、「やられた!」と思えるなら・・・だけれどそれもなし。各俳優の方は熱演されていたと思う。しかし、逆に言えばそれだけの価値しかない映画。全く期待はずれであった。 " + }, + { + "date": "2016-09-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "アンガーマネージメント\n キレすぎた情緒障害者にとばっちりを食った2人の身元不詳者の話、と言ってしまえば身も蓋もないが、3つの話がただの犯人捜しにならなかったのは救いだった。早い段階で「犯人は左利き」だったのでラーメンを食べるシーンで綾野剛はさっさと外れていた。それでも、取りあげられた葛藤の繊細さを思うと、殺人事件の存在がミステリーの安っぽさを意識させてもったいなかった。パンフレットで綾野剛にインタビューした質問のように作れたら秀逸だったのに、と思った。出演女優は気の毒。歌舞伎町での宮崎あおいは二階堂ふみと間違った。広瀬すずが汚れ役とは。まだ学園ものの映画に出ているくらいなのに。せめて公開日がかぶらないようにできなかったのか。高畑充希、池脇千鶴の朝ドラ主演女優がチョイ役とは…。様々な登場人物の怒りがデリケートに描かれていくのに、殺人犯の怒りの源泉が唐突にあらわれた「知り合い」からとくとくと語られるだけなのは残念。広瀬すずの握った拳はどこに向かっていくのか、原作に書いてあるだろうか?読んでみよう。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "いったいだれが?\n だれが喜ぶんだろう。ずっといいことなし、後味も良くないし、気分が荒ぶ。こういう映画もあるのは分かるし、描きたいこともわかる。ただ、後味悪い。それだけ。妻夫木聡と綾野剛はすごいな。どんな役でもできるんやな。森山未來は怪演。こんな奴が犯罪犯すんやな。ほんと。いい悪い、おもしろいおもしろないでは計れない映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "細かい描写はともかく切ない\n ラストのマツケンが戻ってきちゃうとこはなんかなって思ったり、ゲイ描写のとこは、そこいる?とかいろいろ思うとこはあったけど、楽しめたけど少し切ない感じだったなー。宮崎あおいの途中のダメっぶりの顔と最後のちゃんとした顔のギャップにさすがだなーと思った。後になってじわじわきてる。なんかふとした時にゲイの2人についてを考えてしまうし、沖縄のこととかも。なんか鈍い衝撃あったのかもしれない。なんだろう本当考えさせられる。自信のなさが信頼を崩してしまう。情けない感じが共感できるのかもしれない。不安ばかり。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "衝撃的な内容\n 千葉・東京・沖縄に、それぞれ怪しい人物がいて、その人を信じる人がいます。ある些細なことで、その人物を不思議に思い、過去を調べたり、拒否したりしていきます。しかし、その人の本当のことに気づいて涙するという話でした。この作品は、いかに人を信じるのが難しいなと考えさせる話でした。信用を得るのは難しいが、それが崩壊するのは簡単という言葉が本当だと思いました。1つの映画でしたが、3つの物語があるよかったです。個人的には、森山未来さんと広瀬すずさんが演じている沖縄編が良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれます!\n 今日観てきました。2時間22分って普通は長いです。でもこの映画はグイグイ引き込まれていきます。1度も時間を気にすることなく最後まで目を離さず、終わってしまうとあっという間で、いつまでも余韻に浸りたい気持ち、また観たいっていう気持ちにさせられました。キャスティングはピッタリです。それぞれが素晴らしい演技。ふと見せる仕草やじっと見つめる表情、それぞれからいろんな怒り、信じること、裏切り、後悔等が次々に伝わってきます。特に宮崎あおいの演技には鳥肌が立ちました。やっぱりこの女優さんは凄いって改めて思いました。ひとつひとつの演技がホントにグッと迫るものがある。渡辺謙との親子役。ホントに良かった。ひとつひとつ上げていったらきりがないけど、3つの話がテンポよく切り替わり、飽きさせず、気になっていきます。リアルなシーンは実にリアルで。思わず目を背けたくなりました。広瀬すずも頑張ったと思います。観ている方が辛くて、とても重かったです。一皮剥けたのではないでしょうか。最後は1つだけ、心が救われる終わり方だったので良かったです。3人全員が救われない終わり方だったら重いまま、なんとなく苦しいままだったと感じます。まだまだいっぱい伝えたい事はあるものの、うまくまとまりませんが。今年一番の映画ではないかと思います。坂本龍一の音楽も実に合います。今も頭の中に流れてます。場面も思い出します。しばらく余韻に浸りっぱなしかも知れません。本当に観てよかったと思える映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "暗い気持ちになるけど見るべき\n 信じてあげられることができなかった後悔と、信じてしまった代償、どちらが重いのだろう。直人がお弁当を水平にしようとごそごそやるところと、オレンジをていねいに切っている姿がよかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "予告を見てから、何ヶ月とずっと楽しみにしていたので自分の中でもハー...\n 予告を見てから、何ヶ月とずっと楽しみにしていたので自分の中でもハードルがかなり上がっていたはずですが、それをはるかに上回る面白さでした。即パンフレット購入。映画館であそこまで泣いたのは久々です。お金さえあればもう何十回でも見たいくらい、とにかく素晴らしい作品だったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "引き込まれてあっという間でした。\n 殺された夫婦と犯人との間に、一体どれだけの大変なことがあったのだろうと思いきや、え?たったそれだけのことで?!っていうのが、また案外リアルなのかもなあと思った。信じきれなかった怒り、信じてしまった怒り。どの俳優さんの演技も素晴らしかった。東京編が特に心に残った。あと、沖縄編の少年の、演技慣れしてない感じが、本当に沖縄のごく普通の子だったのが、ラストの衝撃にも繋がっていて良かった。いいキャスティングでしたね。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "キャストの名演技と脚本に感動!\n 以前、映画悪人を見た時にもタイトルの悪人ていったい誰が本当の悪人なんだろうか?と考えさせられましたが、今回の映画怒りもいったい誰のどんな怒りなのだろうか?と色々と考えさせられる作品でした。小説をまず読み、映画化になる話を1年以上前から楽しみにしていましたが、期待通りに豪華過ぎるキャストの名演技と脚本の素晴らしさにどんどん引き込まれていく作品でした。タイトルの怒りの理解は、観る人がそれぞれの登場人物に自分を重ねて、共感するやり場のない怒りを感じる作品のように思いました。マイノリティーや米軍基地への世間の理解や問題は、大きな怒りの渦の中にあり簡単には解決できない現実があります。個人的には、自分の保身へ走った為、最愛の人を信じてあげられなかった自分自身の弱さ、裏切りへの怒りと後悔をこの作品で1番強く感じました。直人の印象的なセリフで大事なものはどんどん減ってゆくんだよって言葉が心を打ちました。大事なものをいっぱい持つ事に蒸着しすぎると、人は物事の本質を見失ってしまい、知らない間に大切なものを失ってしまう。という事かもしれませんね。ミスキャストもなく役者陣の演技は全て完璧。特に渡辺謙、宮崎あおい、妻夫木聡3名の名演技は絶賛ものです。クライマックスは3つの話が速度をまし重なりあい感情が抑えきれず、ずっと涙が止まりませんでした。坂本龍一とツーチェロズの音楽も重厚感と抑揚の高まりを良く表現していたと思います。今、大人が観るべき日本映画の一本ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "よかったけど、ここまでしなくても。\n  よかったと思います。 俳優陣の演技が半端じゃなく、特に宮崎あおいさんはすごい。 あの役の細かい説明がなくても、観ている人に役回りを十分に理解させるなんて、これが本物の演技だと思いました。 戸惑ったのは妻夫木さん。 他の作品もたくさん観ました。ファンです。それがゲイの役・・・それはいいけどあそこまでする必要はないと思う。俳優にはかっこよくいてほしい。汚れ役もありだと思うけど。 広瀬すずさんのレイプシーンについても同じように「あそこまでしなくても。」という意見がありました。妻夫木さんと綾野剛さんのシーンにしても同じように思います。もう少しぼかした表現でもと。 綾野剛さんもファンだったので「う~ん。」です。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "重たい、放心する\n 最初から最後までまとまってない感想です。まず観終わった直後はフルコース食べた気分になります。3つのストーリーのつなぎかたもナチュラル。沖縄パートはつらかった。デモのシーン、「して何が変わるのか、意味あるのか」というたつやのセリフ。こどもに勉強教えているとき、こどもにも「勉強して何になるのなんの意味があるの」といわれた(言われなくても感じる)事を思い出した。3つのパート構造が共通してる気がしたけれど。「わかってくれない」というのはそれぞれキーワードだと思う。東京パート、お互い愛おしいという気持ちが伝わってきた。男性の体、あんなに違うんやなぁ。全裸を見る事がないから新鮮な気持ちに。最後に疑って動揺して、実はひっそり亡くなっていた。疑ったことの後悔。弔いもできなかった。千葉パート、父ちゃん、疑いが晴れたら信じる、守るいうのに、そらそうやけどそらそうやんな、でも違和感。信じるってなんや。沖縄パートはつらい。(デモの時のセリフを引用して)怒りを表しても意味がないんでしょう と叫ぶシーン。理不尽さ、絶望感。救われる話、愛おしさ、分からない、変わらない話。とにかく見終わってぼーっとします。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "想像以上に\n 予告も見ていたので、ある程度は覚悟していたけど想像以上にエグいシーンが多かった。三つの視点で、最後まで誰が犯人なのかは分からない展開になっていて、時間も長くは感じなかった。それぞれにちゃんとしたラストがあったのは嬉しかった。演技力が高い人達が集まっていて不満は特になかったけど、広瀬すずはやっぱりどこにでても広瀬すず感しか感じなかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "えぐられる\n これはすごい。ストーリーを想像してしまって、違う展開だった事に驚き=面白いという構図は最近よくある。だけどこの作品はある程度想像通り。メッセージも然り。なのにものすごく、面白い。苦しい、こみ上げる何かをどこかにぶつけたくなるけど、そんなとこはどこにもないのだ。妻夫木くんのラストにそんな絶望を感じる。愛しい、何かを手に入れたかのような満たされたとき。宮﨑あおいのラストはそんな希望。そして広瀬すずのラストは、、言葉に出来ません。本当に素晴らしく、迫ってくる、圧倒的な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "沖縄が怖いって思われちゃうよ\n 色々思うところはあるのですが、沖縄って怖いところだって、おもってしまいました。米兵がたむろしている近くに、公園。その公園を見下ろす場所に建つマンションの一室では、何事もないようにピアノを練習する、こども。公園での騒ぎに気づいたのか気づかないのか、カーテンをひく母親。一番、腑に落ちないシーンでした。。。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "もう一度は観たくないけど、\n 思うことがあり過ぎ、まとめられない映画だったが、心に深くひどく響いた。本来、まとまる訳ない人間の複雑な感情を、安易に感動や美談に収めず、真摯に描きながらも、ストーリーとしては起伏をつけしっかり構成している、バランス感覚に好感を持ちました。どこを取っても絵になる、繊細でぱっきりとした映像の質感、美術、トリミングも素敵。観てよかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごいの一言\n 役者さんの演技がとりあえず凄く、ひとりひとりの演技に圧倒されました。素性の知らない3人と信頼を築き上げ、それが壊れていく悲しみ、つらさが伝わる映画でとても考えさせられました。見終わったあとは胸が締め付けられるくらい切なくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "残念ながら\n 残念ながら、話が拡散して、まとまりがない。仕えたいテーマもなく、ただ、刺激的な映像が流れるだけ。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "コイツはすげえや\n まずは、役者さん。そもそもが、見事にこれだけの演技上手の大物役者のラインナップがあるのだから、キーポイントは広瀬すずさん。彼女の演技でこの作品の評価が託されると思っていましたが…いやー、彼女は青春映画だけの役者から完全に脱出しましたね!良い役者になったと思います!そしてストーリー。原作は読んでなかったので、最後までハラハラもの。例の逃亡者の話が根本の話とは聞いていましたが、そこもリアルに感じられましたね!胸をえぐられるような、話。信じる人、信じられない人、信じられたい人、そして、裏切られた人に、信じてあげられなかった人…確かに何にも知らない人間を簡単には信じて、逆に人を傷つけてしまう事ってありますよね。でも、信じたい、というのが人の情というやつで…全てのケースの結末に涙が出ました。自分なら…人を信じたいけど、傷つきたくないから簡単には信じないんだろうなぁ…と。それが間違いでもないし、寂しい気もするし…人の弱いところをえぐられた様な作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いけど\n 各ストーリーのショックが強いが、ミステリーとしてしっかりしてるので面白い。最後まで犯人がわからない。個人的にはもう少しミステリー寄りのが好み。犯人へのフリが弱い。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられますね\n 人を信じる心の表と裏、難しいですよね " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "えぐられる\n 表題「怒り」誰の目線から見れば、そのままの言葉になるのか…。実に様々な経緯の怒りがあり、一つには収束していかない。渦のように、その深淵には巻き込まれていく人の儚さというか…。その渦に抗いながらも、飲み込まれていく哀れさというか…。その水底で、鎮座し海面を睨みつける強さというか…。物語は難解で、とても単純な言葉で語れそうにない。ただ、表現者たる俳優陣は軒並み素晴らしかった。大意を理解せずとも、その刹那の感情の揺れを観察し浸透するに足る演技であった。感服する。元の事件の加害者。3人の容疑者の顔を加工し合成し、誰なのかという疑惑を結構引っ張るのだか、もう中盤以降からどうでもよくなった。犯人は誰なのかより、表題は何を示そうとしてるのか…そんな事に夢中になり、役者陣の演技に魅了されてた。宮崎あおいの、慟哭に震えた。鬼気迫るとは、ああいうものなのか…? " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "怒りと愛\n 観たあとは『ああああぁぁ……』ってたまらん映画でした。でも、愛に溢れていることは確かです。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もう1度みたくなる\n そのままの感想です。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "役者の演技力に圧倒された\n すごく重たい内容だから面白かったとか良い映画とは言えないけど、内容、演出には文句ないです。何よりもひとりひとりの役者の演技力がすごい。広瀬すずちゃんもただ流行ってるから使われたのかとも思ったけどそんなの微塵も感じさせないちゃんとした女優になってました。これからのすずちゃんにも期待したいです。いい気持ちになる映画ではないけど、心から見てよかったと感じる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "「シン・ゴジラ」なんかより「怒り」\n 3つの異なる場所から展開される濃厚な人間ドラマに圧倒されました。登場人物の誰もが実際どこかに居そうだな、と思える背景。役者全員ちょっとした仕草や表情でダイレクトに伝わってくる秘めている感情。スクリーンに映るその景色をオブラートに包んだり、時に感情をより浸透させる様な教授の音楽含め全部素晴らしい。他者に対する怒り、自分に対する怒り、社会に対する怒りであるとか、何を信じて何を疑えば良いのか本当に考えさせられました。終盤、極端に怒りの集積みたいな存在に見えてくる森山未来演じる犯人役の田中は例えば「千と千尋の神隠し」に出てくるカオナシの様にも感じた。田中の抱えたものはあまり詳しくは語られませんが、今の世の中で実は誰もが抱える感情で、その感情の行き場が無くなると田中みたいに崩壊していってしまうんではないかと。周りを見下す事で自我を保つなんてことは誰もが実は僅かながらも持っているんではないでしょうか。田中が書いていた怒りの一文字の意味をモヤモヤ考えてしまう。映画のタイプは違いますが「シン・ゴジラ」なんかで議論していた人には是非とも本作を見て欲しいなと思います。見た後よっぽどあれで議論して世間が騒いでいた事がバカらしく思えますからwちょっとした怒りです。 " + }, + { + "date": "2016-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "わかるひとだけでいい\n 「わかってくれる人にだけわかってもらえればいいんだよ」という台詞がよかった。自分の気持ちを、叫んだり迎えに行ったり、尋ねてみたりいろんな方法で表して、それがきちんと伝わったときに苦しみに終わりが来るのだろうと思う。大事な人に限って一生懸命伝えてもわかってもらえないことがある。誤解されたり、引かれたり非難されることもあるけれど、わかってくれるひとが側にいてくれれば自分の気持ちを信じられるような気がする。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "胸が締め付けられる\n 文句無し。まさにその通りの完成度でした。私は原作を読み、物凄く切ないというか、怖いというか…胸が締め付けられたという思いが強く、言葉で表現出来ない感情でした。そして、本作ではそのあらゆる描写が細かく描かれており、結末を知った上でも涙が出てきてしまいました。俳優陣の演技力もさることながら、ここまで原作の良さを引き出した監督は素晴らしいです。3つのエピソードに直接な話の繋がりはありませんが、この3つに共通しているテーマが愛した人が殺人鬼かもしれないということです。信じたいけれど、どこかがおかしい、どこかの特徴が犯人と似ている…その状況下で主人公達の行動が共感できて涙涙の物語です。3つのストーリーを交えながら描くので、良いところで違う話に切り替わったりなど、少々難しい箇所はあります。私は原作を読んだので、理解出来ましたが、初見の方は少しだけごちゃごちゃになる可能性があります。ラストもさらっと流す部分があるためちゃんと見ていないと置いていかれます。これは是非劇場に足を運んで頂きたい作品です。出来れば原作を読んでからをお奨めしますが。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ミステリーとドラマと\n 感想を一言でいうなら「人を信じる難しさと危うさ」だろう。そして、犯人の部屋一面の書きなぐり。そのふたつを踏まえると実は途中で犯人は判る。誰がこの映画で一番に酷い目にあうのか?そして登場人物の誰々が、どこで犯人と思われる人物を疑うのか?それが分かれば消去法で犯人は「あいつだ」と想像できる。そして必ず、それは的中する。そうゆう意味ではかなり重いが、二度も楽しめる映画になってはいる。ただ、この映画の最大の魅力はその「信じる」を三つのエピソードに散りばめて多彩さと奥行きをもって描写しているところだ。それが、ただ単一な感動ではなく共鳴しあうようになっている。優馬の泣き顔も、愛子の笑顔も、泉の叫びも、「信じる」という変奏曲がひとつに重なる瞬間になっている。そこにこの映画の魅力があるといっても良い。最後に欠点をいうとミステリーとしての題名としては『怒り』は正しいが、ドラマとしては『怒り』の題名はふさわしくないところか。それだけが惜しい。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "下世話な自分を再確認\n 予告で興味深々一体どんな話なのかなと正直、野次馬魂で見に行きました結果、指名手配からの犯人当ての展開には娯楽作品だなぁと、終盤白けてしまった所はあります見終わった後、見出しの下世話な週刊誌を読んだ後のような…でも、妻夫木聡の演技は存在だけで持ってしまうぐらいにいいですね。誰にでも出来る配役じゃないと思いました。目に入れても痛くないトムクルーズの笑顔に似た特別感がありますね(ややこしい表現ですいません)豪華キャストで刺激的な内容で満足してます、映画なんで。面白かったです " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろ凄かった。2時間が矢のように過ぎ去った。\n いろいろ凄かった。2時間が矢のように過ぎ去った。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 18, + "review": "「観てよかった映画」と「観てほしい映画」の違い\n 真田十勇士とどっちか迷った。が、今日は体力も精神力も耐えられそうだったのでこっちにした。結果、正解。もし、残業明けのレイトショーなんかで見たらしばらく立ち直れないかもしれない。それぐらい重い映画。誰かに勧めたくなるようなそんな映画ではないかもしれない。間違っても付き合い始めのカップルのデートなんかにはオススメできない。でも、本当に観てよかった。そう思える映画。5点満点にならなかった−0.5は、エンディングの広瀬すずに浜辺で叫ばせた演出。「怒り」を表現させたのか「再生」への決意を表現させたのか。でも、あのシーンはもっと違う表現の方がしっくり来るような気がする。あれではあまりに、陳腐だ。でも、広瀬すず、よかった。単なるアイドル俳優ではないことが遅ればせながらわかりました。広瀬すずだけではなく、ここ最近見た映画の中で全ての主要キャストにハズレがなかった。渡辺謙。安定の渡辺謙。ひなびた漁港のおっさん役にしてはオーラ全開だが(笑)不思議ちゃんの娘を、どこかで幸せにはなれないのかもしれない、と、抱え込んでいる父親を見事に演じていた。妻夫木聡。この人の演技、大好き。泣きそう。あ、泣いちゃうかも。あー泣いちゃった、、、。っていう演技は1番うまいと思います。森山未來。あまり知らなかった俳優さんだったけど今作での存在感はピカイチだった。自由奔放なバックパッカーの向こう側に時折透けて見える狂気を帯びた眼差し。暴れて、乱れて、前に垂らした前髪の奥に見えたその眼光は、本当に背筋が寒くなった。松山ケンイチ。今作では、ストーリー上の「騙し役」だったが中盤の、「こいつかもしれない」と思わせる渡辺謙さんとのやりとりはすごいと思った。綾野剛。コンビニ帰りの坂道。弁当が入ったコンビニ袋のポジションがなかなか決まらない。こんな細かい演技は彼だから自然に感じられたのかもしれない。そして、宮崎あおい。すごい。今作では群を抜いてすごい。いつも父親を困らせる不思議ちゃん。でも、自分の感じたことに正直で、それをストレートに表現してしまう。だから周りから浮いてしまう。そんな自分を、自分でもわかりつつ、明るく、不思議ちゃんで居続ける。笑っているシーンも泣いているシーンも見つめているシーンも、全ての宮崎あおいのシーンが素晴らしかった。物語序盤で渡辺謙が宮崎あおいを電車で「連れて帰る」エンディングでは今度は宮崎あおいが松山ケンイチを「連れて帰る」このシーンがなければこの映画はただの報われない映画になってたかもしれない。大事なものが多すぎる。大事なものは時とともに減っていく。心に響いた。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "展開に飽きることもなく3ヶ所でのそれぞれの心の変化がうまく描かれて...\n 展開に飽きることもなく3ヶ所でのそれぞれの心の変化がうまく描かれていました。心臓がギュッってなったり鳥肌たつほど怖いと思ったところもあり心震える映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "例えば\n 女、又、心、怒りってね ^ ^全方向からの正義は、無いように全方向からの悪も、無いようなそんなことを思い出しただれかの悪意で、救われることもあったり救いがあり、許しなのかなぁ許しがまた、いい ♪余計なものを無くしたこんなにシンプルな音なのに、です。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "キツい、辛い、重い。だけど……\n ネガティブな言葉しか出ない。だからと言って悪い作品というワケでは無い。良かったからこの言葉。誰かと始めて関わりを持つのはある意味冒険だ。だんだんそれも当たり前に慣れてくる頃、まだその冒険は続いていたことに気付く。大抵は「この人、まだこんな一面があったんだ」くらいなのに登場人物達が感じる相手の違和感。私は、まだ幸せなことに人生でそこまでチリチリ焼かれるような違和感を周りの人に持ったことは無い。でも、もし……。最後は皆叫ぶ。「チクショウ!」や「殺してやる!」みたいな具体的な言葉は出ない。それとも、そんな言葉全部が混ざっての叫びなのか?そんな纏わり付く暗い感情から小さく、か細い救い。これからを考えると救いと言えるか解らない。そして穏やかに繰り返す波は静かに優しく、無慈悲に叫びを飲み込んだ。あまりに喰らった澱みが辛すぎて録画しといた『食わず嫌い』を速攻で視聴。映画の後に見るキャッキャッ♪ウフフとパイをぶつけ合う二人に少し救われた私だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "素性が知れない人\n 「7人の豪華出演陣集結」とチラシにはあるが、8人目がいたことにお気づきの人はいますか。7人は今までの実績からみてなるほどの演技。でも、予備知識のない役者の演技にはドキッ。それは泉の同級生辰哉だ。最初はウルトラ脇役と思ってみていたが、泉が米兵に乱暴された後は7人以外の役では重要なパートを担う。泉を助けられなかったし、その後の力にもなれない自分を責める辰哉。それをみて過去の自分を思い出しいらだち、突如あばれる田中。そしてラストへ。怒り?信頼?もやもや? " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いいもの見ました\n 自分は今大学生なんですが、大学生の時期にこの映画を見れてよかったです。純粋ゆえに人を信じたり、純粋ゆえに人を信じれなかったりと現代人に大切なことが凝縮された作品でした。映画の中ではバッドエンドやハッピーエンドが種々としてありましたが、どれも見やすかったです。中でも広瀬すずの演技が想像以上というか、これまでに見たことのない演技で年上かと錯覚しました。それぞれの役者さんも普段であれば主役を張っているので夢の共演でもありました。自分は人を信じようと思います " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い。\n 怖くて怖くて堪らない最高の映画。終始冷たい手で心臓を柔らかく握られているような恐怖を感じた。あらゆる役者たちの演技が余すことなく発揮されていて、仕草ひとつ表情ひとつ取っても見事としか言いようがない。土地の独特な気候や熱、匂い立つような汗、人と人との肉体的な距離感。それらが渾然一体となって作品全体に得体の知れない不気味な雰囲気を与えている。ミステリー的にミスリードを誘うセリフやシーンはやはり多い。が、それらを小説から映像にしても決してわざとらしくなく、巧みにこちらの心を揺さぶって疑念を煽ってくる。その使い方がまた絶妙。ここは原作の力だろうが、今の時代やニュースに即した事件をテーマにしている所もさらに身近に感じられて嫌悪感を倍増させている。他者を信じるというのは生半可な気持ちでは出来ないし、本当に難しい事だなとこの映画をみて改めて思った。信念や愛なんてものはたった一瞬のミスによってあっと言う間に脆く崩れて、取り返しのつかない破綻を生み出す。打ち消そうとしても綺麗事の理性を超える恐怖が、際限なく感情を飲み込んで制御不能になる。登場人物たちのそういった感情の揺れが苦しいほど理解出来る。理解出来るからこそ、他人事では無く、自らの体験の様に感じられてさらに恐怖を感じた作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "脱力感\n 脱力感がすごかったです...女性の方は要注意ひとりで観に行って正解でした人を信じるのはやっぱり難しいんだなと思いました " + }, + { + "date": "2016-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n それぞれのキャストの感情むき出しの演技が自分の感情を掘り起こして感極まりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "これぞ、邦画\n 内容はしっかりと考えながら見ていないと分からなくなってきたり、理解できなかったりする場面もあった。しかし、これぞ邦画という感じで激しいアクションや最新のCGなどは全く無く、俳優の演技というものが全面に出ていた作品だった。人のつながりが色濃く出たり、これが人間なんだなって部分が多くあった。邦画もいいと思わせてくれる作品! " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "圧巻の演技\n 原作が吉田修一だから、人間の業をとにかく見せつけてくれるんだろうと期待して見に行ったら、結果は期待以上。心震えました。物語そのものも良かったけれど、それを支えた俳優陣の演技力が素晴らしく、見るものを画面から一刻も離さない。物語の最後がどこに向かうのか、全く予断を許さない中、それぞれの役者の目力に圧倒されます。俳優自身が持つ役者としての個性が、それぞれの役割にぴったりとあっているのはキャスティングの妙と言える。監督の選定なのか、プロデューサーのそれなのかは分からないけれど、一人外してもこの映画は成り立たなかったかも、と思わせるのがすごいです。今年は珍しく邦画を結構見てますが、文句なしにこれが一番です。ひとつ前が「君の名は」だったので、余計にそういう思いが強くなる。そんな単純じゃないんだよね、世の中は、というか、人の心は。他人を信じることがどれだけ難しいか、そして、自分が自分に抱く悔しさがどれだけ奥深いのか、広瀬すずちゃんの最後の咆哮に涙した者はきっとたくさんいることでしょう。あっ、君の名は、でも涙しちゃいましたけれどね。私の涙は軽いので。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "衝撃\n 予告だけ見て、とにかく広瀬すず目当てで見てたけど話がすごすぎる千葉、東京、沖縄どこの話をとっても悲しいそして、いつもは一人の主人公の視点で物語を見るけど、今回は様々な人に感情移入して、けど、どれも言葉では言い表せないくらい悲しくて何回も泣きそうになった " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "文句無しにいい演技!!\n 役者陣が全員うまい!綾野剛見たさと、渡辺謙が出てるなら例え脚本がイマイチだったとしてもそれなりに面白いだろうな〜くらいの気持ちで原作も知らずあまり前評判などもチェックせずに映画館に足を運びました。結果を言えば妻夫木聡に感情移入し過ぎてしまって号泣一歩手前…久しぶりに映画館で涙しました。千葉の漁港、東京の2丁目界隈、沖縄の離島、それぞれの場所で別々のストーリーがあり、それらは終始ひとつには交わらない。それぞれの物語の共通点は、一年前に起きた殺人事件の逃亡中の犯人のモンタージュと風貌が似ている人物が身近に現れたことと、彼らが過去を語りたがらないこと。各々過去に影のある3人の人物と、3人を取り巻く彼らを信じたい各々の葛藤のストーリーがスイッチングされながら展開する。信じたい、信じたくない、信じている、信じてはいけない、人はどこまで人を信じれるのか?信じてはいけない人を不用意に信じてしまってはいないか?疑念を抱いた時にどうするのが最良だったのか?信じてしまうのは善か悪か?信じきれないのは愛が足りないのか?信じることと愛はイコールなのか…?渡辺謙…漁村のお父ちゃんが思っていたよりずっと上手かった。私自身が千葉県の漁師町育ちなので、その私が違和感感じないんだからやっぱり演技派なんだろうな。宮崎あおい…発達障害で渡辺謙の娘、ちょっぴり足りない感じがよく演じられていた。この女優さんは何だかんだ演技の幅が広いですね。松山ケンイチ…レインコート姿がかの市橋達也を思わせるし、事件のバスタブといい沖縄離島パートと相まって市橋事件のオマージュ作品なのかな…と。彼を見て思った。原作を読みたい、もう1度映画館に見に行きたい。綾野剛…普段は男臭い役が多いし彼自身もそんな印象なんだけど、この作品では儚げで愛おしい。新しい面を見た気がする。妻夫木視点で見ていたからよりそう思うのかな?妻夫木聡…ちょっと下品に言うと冒頭のプールのシーンの「雌の目」の演技にドキッとした。言い寄られるのが満更でもない感じ、とても上手い。自分も含めて、リアルな女性を見るようでいたたまれない気持ちになった。(でもタチ)もうその瞬間から彼の視点で感情移入してしまったんだと思う。森山未來…彼は本当にいい役者さんになりましたね。怒りでの役は個人的にはあまり好きではないのですが、こんな役も出来るんだなというのは関心です。中盤までの役は本当に上手い。後半はちょっと説得力が無い感じがしましたが、それも「理解し難い存在」としては上手いのかなと。広瀬すず…この子は本当にいい女優になりそうですね、泣きのシーンは特に上手かった。本当に今目の前で事件が起きたように感じるほどいたたまれなかった…。すずちゃんの同級生役の男の子、彼だけがちょっと他の演技派俳優陣に負けちゃってたかなという感じ。これやっぱり松戸の市橋事件が原案になってるのかな?凄く考えさせられるし胸を鷲掴みにされる作品になりました。信じるということと、疑いを持つこと、自分自身への「怒り」に向き合う話です。他者に対して抱く「怒り」だけが犯人だったというお話。.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽1度目はキャスト以外の前情報無しで視聴、その後に原作を読んでから2度目の視聴をしてきました。キャストもストーリーも展開もセリフも結末も、全てを知っていてもそれでも胸がギュッとして涙が出る素敵な映画。そして初めてパンフレットを買ってみた映画にもなりました。大切に何度も読み返したいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「大切なものが多すぎるんだよ、大切なものは増えることはなくて、減っ...\n 「大切なものが多すぎるんだよ、大切なものは増えることはなくて、減っていくんだ」 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃんがんばった\n 広瀬すずのがんばり。それが全ての映画です " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "自然と力が入る映画です。\n 怒り見に行きましたが、最初から最後まで一分たりとも目が離せない映画でした。久しぶりに見ごたえがある日本映画でしたね見ごたえはありますが、正直キツいです苦しさと悔しさが最後に残る映画です人を信じるのは簡単でもあり難しくもある出演者の皆さん 本物の俳優女優さんです。森山未来さん本当に役になりきれてました広瀬すずさんはアイドル女優と舐めてましたがスクリーンの中の彼女は広瀬すずではなく 泉 そのものでした。個人的には一人映画がお勧めですね " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "見るに耐えない\n 人により、評価、感想が分かれる作品だと思います。過激な描写やサスペンスが好きな人には良いのかもしれませんが、そうでない方には、気色が悪く、とても疲れる映画だと思います。豪華キャスト陣みなさんが渾身の演技をみせているのは分かるのですが、時間の多い下劣な描写や、チープであまりに分かりやすく作り込まれたストーリーやテーマに、物語そのものが全く胸に響いてきませんでした。一言で言えば、見るに耐えない映画、人に勧めることはとてもできません。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "怒\n 人を信じることができるか。信じるべきなのか。信じてはならないのか。そんなことを考えさせられる映画だった。愛子(宮崎あおい)は田代(松山ケンイチ)を最後まで信じることができなかった。信じてあげるべきだった。同様に、ゆうま(妻夫木聡)は直斗(綾野剛)を信じていられなかった。信じるべきだった。しかし、泉(広瀬すず)・たつやは田中(森山未來)を信じてしまった。信じてはいけなかった。それぞれの過ちへの怒り。信じることで救われることもあれば、信じることで全てが壊れることもある。それはどちらがいいかなど誰にもわからない。田中が記した「怒」の文字は全員が持つ様々な怒りを表していたのだろうか。俳優陣の演技が素晴らしくとても見応えがあった。見ている自分も、誰を信じればいいのか全員信じてもいいのか、真剣に考えてしまうような映画だった。表情を見せる時の光と影の演出が素敵だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "怒り\n 怒りの意味宮崎あおい編・宮崎あおい自身、付き合っている人を心こら信じる勇気がなかった、自分への怒り渡辺謙編・自分自身への怒り。妻夫木編・相手を最後まで信じることのできなかった10月自身への怒り 広瀬すず編・変わらない世の中への怒り・苦しんでいる人が居るなかで、何も出来ない、やらない怒り・犯されてから知る怒り広瀬すずの彼氏編・何も出来ない、変わらない、自分自身への怒り・信じていた人に裏切られた怒り・傷ついた人の気持ちの怒り犯人は、見る前に予想して見たので、犯人を当てることができて楽しかった。「怒り」出演者の方々の演技が感動しました。私も、それぞれの怒りの思いを考えました。是非もう一度見たいと思っています! " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "普遍性な題材\n 『信じ切る』という一点においてテーマを絞って三つのストーリーを同時進行していく、群像劇とはちょっと違う進め方(クロスオーバーは無いが三編を結びつけるのは殺人件を追う警察)で観客に訴える作品。どんどん場面展開され、スイッチ的にシーンが入れ替わる。これでもかという主役級の俳優達が豪華に演じているのだが、イスラエル帰りの森山未來の演技が後から糸を引くように印象を残している。ネタバレだが、結局沖縄編の森山が殺人犯人だったのだが、狂気の爆発やそのメンタルの移り変わり、感情の起伏等々が常人では理解しがたい人間として演出されている。なので正直一つも感情移入ができないし、理性的にも理解し難い。置いてきぼりを食らう程、突っ走るのだ。ピエール滝演じる刑事に語る犯人の同僚だった男の説明もかなり難解ではある。プライドが高い人間が施しを受けることの屈辱があれほどの非道を起こし、しかしそれでも普段の生活に紛れ込める事実。それはまるで二重人格の説明でしか分からないパラノイア。もう少し丁寧な説明が必要だったのだろうかと思うのは小生だけか?確かに、民宿の宿泊客の荷物をぞんざいに扱う場面から段々と狂気が見え隠れしてくるシチュエーションは恐ろしさを醸し出してきたのだが・・・ 殺人現場に残され、そして無人島の瓦礫のあばら屋の壁に彫られた『怒り』という文字。世間を信用できなくなった男の歯止めの利かぬ苛立ちは殺されることで成仏できたのだろうか・・・他の二編は沖縄編を盛り上げる為の悲哀の物語だと推測する。ハッピーエンドとバッドエンド。最後の終わり方で人生の悲喜こもごもを上手く演出する意図なのだろう。東京編の妻夫木聡のヤンエグのゲイの演技は興味を引かれた。勿論その世界に興味があると言うことではなく、昔のゲイの世界のムサ苦しさや汚さみたいなものがかなり排除され煌びやかなセレブ的世界を演出しているところは常識を覆される内容である。千葉漁港編の宮崎あおいの箱ヘルの部屋でのぐったりとしたうつぶせ寝は、今までの過酷な出来事を思い起こさせるかなりエグいシチュエーションだった。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "信頼とはなにか\n この作品ではさまざまな怒りがあり、それぞれの物語が同時進行していく中で起こる出来事に凶悪殺人犯への疑いが生まれる。信頼していた人間への裏切り、そして信頼できなかった人からの信頼。それぞれの怒りがある中で考えさせられるものがとても多かった " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!\n 全員の演技力が素晴らしく引き込まれました。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人の衝撃、再び。\n やっぱり吉田修一原作、李監督といえば悪人。あの映画の衝撃が今も残っていて、とても楽しみにした作品。サスペンス性という観点からすると犯人と疑われる人物の不気味さをもっと観たかった。キャスティングは森山さん、妻夫木さん、素晴らしく。とくに森山さんの作り込み方は群を抜いて素晴らしく、森山さん、やっぱり凄い。個人的には、沖縄の物語が胸に刺さり、芝居的にもドラマ性的にも素晴らしく思いました。総合的には少し物足りなく感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ぜんぶ願いなんだ\n 信じたい、信じてほしい、信じたくない…それぞれの悲痛な願い。信じたいと思いながら遂に信じ切ることができなかった2組、潔白が証明された時の信じてやれなかった者の絶望と悲しみ。そして信じていた者からの裏切りと、信じていたが故の怒りという対比が見事。豪華俳優ばかりを集めた映画って好きじゃないけど、この『怒り』みなさん神がかっていた。監督さんの采配が素晴らしいのでしょう。凄く痺れる映画だった。うっかり家族と行ったので、綾野剛を落ち着いて見れなかったのだけが心残り。予想以上のエロスだったので隣が気になり過ぎた。笑もう一回観るには重た過ぎるなと思ったけど、二回目は逆の視点で観れると聞いたので、原作を読んでもう一回行くか。 " + }, + { + "date": "2016-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n 東京八王子で起きた殺人事件。犯人は1年経った今も逃走中。テレビ公開捜査で犯人のモンタージュが映し出される。千葉、東京、沖縄…それぞれの場所で、素性の知れない男と関わる事になる人達の人間模様。『怒』…殺害現場に残された血文字・東京では、妻夫木と綾野剛のゲイカップル。・千葉では、元風俗嬢で少し発達障害のある宮崎あおいと松山ケンイチカップル。・沖縄では、親の都合で越してきたばかりの広瀬すずとバックパッカーの森山未來。3人の男のうち誰が犯人⁈犯人の写真や情報は3人に良く似ていて最後まで混乱させられるが殺害動機が余りに短絡的な為、犯人は『サイコパス』である。感情の赴くままに行動し、人を欺く事に長けている。映画の題名である『怒り』最愛の人を信じきれなかった自分自身に対する怒り。自分一人の力では変える事のできない社会の風潮や偏見に対する怒り。中でも米兵に暴行されるシーンは非常に辛い。一緒にいた友達も助けられなかった自分に対する怒りと後悔に苛まれる。宮崎あおい、渡辺謙、妻夫木聡、広瀬すず…それぞれに叫び号泣するシーンは流石です。少年はその怒りをサイコパスのバックパッカー田中にぶつけた。…手配中の殺人犯と知らずに…彼女を傷つけ面白がるその卑劣な男を許すことは出来なかった。信じる事は難しい。歳を重ね、何時しか保身の為に疑う事が先立ち、口先だけの信じてるに変わってしまった。寂しい事だが今の世の中信じてバカを見る事が多すぎる。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人を信じるとは\n 凄惨な殺人事件の犯人らしき3人の男たちの話だ。テーマは人を信じられるかどうか、ということだと思う。人を信じるというのはどういうことか、その人の言葉を信じるのか、人格そのものを信じるのか。非常に哲学的なテーマである。映画では、3人の男たちはそれぞれに周囲に嘘を吐く。嘘を吐かれてもなお彼を信じられるかどうか。人を信じるというのはオールオアナッシングではなく、程度の問題であったりする。そして信じている度合いがそのまま自身に跳ね返り、人間性の限界が問われる。男たちと関わった人物は、ハラハラと泣いて彷徨い、或いは慟哭する。とても難解な作品で、グロテスクな表現もあるが、非日常の極限状況をストレートに描写していて、追い詰められた人間性のありように迫っていく。こちらが精神的に弱っているときに観ると、心臓を鷲掴みにされるような衝撃を受ける。観るにはエネルギーが必要だ。人間の関係性について極論ともいえる状況下での振る舞いを、冷徹に現実的に描く秀作である。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣が魅せる映画\n 事前情報無しでの鑑賞でした。千葉、東京、沖縄を舞台に、様々な形で怒りが伝播する様子がよく描かれていました。各役者陣が最高でした。先ず、宮崎あおい。7キロ増量し、ほぼノーメイク状態で挑んでいた役。松山ケンイチを想う姿と最後に見せる自分への怒りと安堵の感情が見事に表現されていて、泣かされました。つぎに、広瀬すず。米兵からの強かん未遂に至るまでの姿、その最中の表情、その後の怒り。こんな演技ができる子なんだと感心しました。今までのイメージは完全に払拭。最後は、うしじまくんに出てくる高橋メアリージュンに見えました笑それから、妻夫木聡。ゲイパーティーで男から言い寄られる時に一瞬見せる女性らしい表情がなんとも言えません。妻夫木と綾野剛の絡みはゾクッとしました。最後に森山未來。こいつが真犯人なわけだけど、思った事を落書きとして残す癖。そして「人に優しくされる事=見下される」という狂気じみたねじ曲がった性格により、八王子の家族を殺害し、優しく接してくれた広瀬すずやその友人やその家庭に怒りの感情を溜め込み、殺人現場や隠れ家に「怒」の落書き。信じてた広瀬すずの友人を裏切るラストの豹変ぶり。途中で見せる怒りの暴発と表情。よかったです。ということで、豪華俳優陣による演技で魅せる映画。とてもよかった。犯人のモンタージュは、松山ケンイチと綾野剛と森山未來のコラージュだと思いますが、一番似てるのは柄本佑ですね笑 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ひとことでネタバレ(ヒント)\n 最終的には自分に対する「怒り」自分に対してではない「怒り」を持っている人は人を殺します。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "人は人をどこまで信じられるのか?\n ツイッターやSNSなどで、簡単に人と出会える世の中。気軽な分、その人を本気で信じることができるのか、不安な要素もたくさんあります。それでも、相手が何よりも大切だと思えるなら、その人を本気で信じることができるはずです。今回、この映画で重要なカギを握るのは、3人の男たち。田代、優馬、田中。始めは、信頼して心を通わせていましたが、徐々に不審な点が出てきます。何もかもが疑わしく感じてしまう男たち。彼らの言うことを信じて、共に生きようとするものの、心のどこかでは疑ってしまうのが人間…。それでも、本気でその人を信じた時、見えてくるのは、信頼か絶望か。本当の悪人とはどんな人なのか?最後の最後まで、真実が分からないのが恐ろしいです。人の善意を鵜呑みにできないこの世の中に、「怒り」を感じると共に、無情な「悲しみ」を感じるラストでした…。最後まで胸のつかえが取れない映画です。最後に…気迫あふれる役者の方々の演技に圧倒し、坂本龍一さんの素晴らしい音楽に酔いしれることができました。豪華俳優陣が作り出した、スリリングな世界を堪能するべく、ぜひ映画館へ足を運びましょう(笑) " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "信じていたものが崩れ去るとき\n 溢れ出るエネルギーに震えた。怒りと言っても、登場人物が終始怒っているわけではなく、喜びや悲しみ、不信と信頼といった日常生活で感じる感情の中に、恐怖や怒りが潜んでいる印象だった。もし、愛する人、信じていた人が、殺人犯だったら?築き上げていたものが崩れていくさまが印象的だった。もしかして、あの人は殺人犯かもしれない?でも違うと信じたい。決して明るい話ではない。じめっとした感じの映画だった。東京、千葉、沖縄。三つの異なる地で描かれる物語が重なり合うとき、人は何を思うのだろうか。俳優陣の熱演が素晴らしかった。言葉、仕草、魂、全身全霊で演技していた。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "疲れた\n 重たい内容だった。人を信じる大切さと、危うさと。信じてあげなきゃ行けない人を信じ切れなかった怒りと、信じていた人に裏切られる怒りと。なんか、いろいろと考えさせられる映画だったな。。。みんな演技上手で、素晴らしかったー。広瀬すずちゃん、頑張ってたな。これからが楽しみ。妻夫木聡と綾野剛はよく引き受けたなと思った。見ててビックリしました。笑 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "感想……\n 出演していた、俳優さんの演技は最高でした。個人的な見解ですが……1 ホモ?ゲイ?かわかりませんが多くありすぎ、どうせだったら宮崎アオイの濡れ場の方を……2 一番怒りを感じているのは、主役が子供じみた屁理屈で殺された家族なのでは?何故、殺害した加害者が?と疑問……3 ゲイの方ごめんなさいね。別にそれを目的(ゲイ?性交渉、ではないのでわざわざ、ローションだったり、コンドームを映画で見せる必要があったのか?まるで、怒りではなくそっちの映画に感じた。4 時系列に沿って物語が進んでないので考えさせすぎ……  非常に見ていて見ずらい5 この映画を話題にするとき、怒りを話題にするのではなく、映像のグロさとホモの部分になってしまう。そうすると、怒り?って何? あくまで個人的見解です。 知り合いに進められるか? デートに適しているか? 教育のテーマに合っているので子供に見せるか? 芸術作品として見に行くことを進めるか? 答えはNO " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "叫ぶよ‼︎\n 人を信じる。それには責任と何より覚悟が必要なんだと。 なにせ他人の心の中など本当に理解する事は不可能な んだよなぁ。 だから極論「人を信じる=人をナメてる」とも言える。ひねくれた極論だけど… 田中の凶行もここにあるものなのかもと思った時 自分を思い返してそういう感情を覚えた事、あったかも「なに俺を分かったような事言ってんだよ」て たとえそれが善意でも。 最後沖縄の子が「信じていたから、許せなかった」 めっちゃ共感するけど、けど、無責任な言葉なんだろうな… だから田代を信じきれなかったお父さんは誠実とも言えるし、最後には覚悟もって責任を取ろうとする姿は泣けました。あと、「海に向かって叫ぶ」 いつもなら鼻ほじって観るようなありがちなシーンですが(笑 今回のはあのシーンが無かったら席を立つ事は出来ませんでした。 叫んだって意味なんて無いけど、何も救われないけど、、、叫ぶよ‼︎‼︎ 観てる僕の整理しようの無い感情を、体現してくれているようで 叫ぶよ‼︎これは叫ぶさ‼︎‼︎そうです。僕には手に余る映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "根源的な意味での「怒り」\n 信じる者に裏切られた怒り、信じたい者を信じきれなかった自分への怒り。抗いようにない理不尽と断絶に直面するとき、人は怒り叫ぶのか。重厚なストーリーと、出演者の演技が光る作品。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "胃がもたれる・・・。\n 制作側の熱量や、周りの評価の高さから期待に胸を膨らませ休日深夜、レイトショーにて鑑賞しました。期待していた映画だけに下調べも抜かりなく・・・。八王子で起こった未解決殺人事件を軸に、容疑者疑惑のある男たち三人の物語が事件後、三者三様平行線で進んでいく訳です。その中で描かれる人間模様。テーマこそ同じですけれども、取り巻く環境や背景が違うので、それぞれに違った趣があります。私の周囲では、綾野剛と妻夫木聡の同性愛加減がすごい!役作りが!役者だね!と大変話題になっておりました。調べてみると、なるほど、役に入り込む為にクランクインの1ヶ月前から同棲していたとのことです。あの雰囲気はそうして作られたのですね、、納得です。テーマ自体は信じることの難しさなのかな。結果的には、信じた結末と、信じなかった結末が描かれていて、タイトルの「怒り」についても納得です。外的要因によって、ちょっとした衝動が、原動力になってしまうんですね。それは、どんな人も一様にそういえる訳ですね。そんな中でやっぱり人を信じるというのは、これもう至難の業ですね。ひとえに己の覚悟ですね。もう捨て身で信じるしかないじゃない・・・。三者三様の人間関係を同時に描く手腕はあっぱれ。長い尺も、そういうことならしかたないのでしょうか。しかし長かった!久しぶりにつらかったです笑しかし最後まで鑑賞できたのは、ひとえに出演されている俳優陣の演技力の凄まじさに他ありません。みなさん、素晴らしい演技で終始圧倒されっぱなしでした。名だたる名優の中で負けじと輝いていた沖縄の男の子、他の所でもみてみたいな〜。一言でまとめると、胃もたれ映画です。ヘビー。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "腑に落ちない\n 原作と監督が悪人コンビの新作ということで注目していたが、映画館に行く度に、名優たちが泣き叫ぶ熱のこもった演技を予告で見せられ、感動を押し付けられそうなイヤな予感がしていた。しかし周りの評判が余りにも良いので、思い直して鑑賞したが、結果的には予告で感じた印象とあまり変わらない映画だった。予告から推測できる展開を、そのままじっくり描く前半は退屈で、とっとと話を進めてくれと思うし、後半は腑に落ちな展開にすっかり冷めてしまった。「信じることの難しさ」がテーマなんだろうが、そこまで親しくなっといて、そんな大事なことを隠したり、ちゃんとコミュニケーションをとらないヤツは信じられなくても仕方ないでしょ。「信じてあげられなくてゴメンなさい」って泣いてないで、「ちゃんと話しとけ、ふざけんな!」って怒るとこじゃないか?それに加えて、犯人が異常な行動に出るのが唐突で、取って付けたように感じた。原作者も誰が犯人か決めずに書き進めていたと語っているが、それなら三人の中の誰も犯人じゃなかった、という結末にした方が、より意外性がありテーマが鮮明になったのでは?あと、レイプするのが米兵というのは、問題意識としては理解できるが、物語の普遍性が損なわれてしまい、散漫になった気がする。3つのエピソードを交差させる演出は、とんでもない離れ技で、大量の情報を短くまとめた手腕は素晴らしいが、情感たっぷりにかかる音楽や役者の熱演は、話に乗れなくなった自分には只々鬱陶しく感じられた。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "序盤、3人の似た顔の人が並列に進んでると理解できなかったから、顔を...\n 序盤、3人の似た顔の人が並列に進んでると理解できなかったから、顔を覚えられない人は微妙かもしれない。同性愛を扱うので偏見や差別に対して理解のある話しなのかと思っていたら、「米兵はこわい」というステレオタイプを印象づける演出があったので萎えた。途中ダレた感じがしたのは緩急がなかったからか、140分と長かったからか。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ぐったり。\n 見終わったあとなんとも言えない気持ちになった。見てよかった。とは思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "マジやばい!\n 半端なく、ホモだった!でも、もっと甘々生活を見たかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ウワァァァ\n ウワァァァってなる " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "複雑…\n 観て良かった!でも二度と観たくない。東京、千葉、沖縄のどのパートもグサグサくるシーンばかりで見終わったらぐったり。こんな心抉ってくる映画はもう観たくない。泉のレイプシーンは生々しくて特に辛かった。信じるって難しい。また同じように疑うのも難しい。信じきれなかった東京、千葉のそれぞれと疑わなかった沖縄のそれぞれ。せめて田代と愛子は救われて欲しい。直人は最後に救われたと信じたい。登場人物みんなが素晴らしい演技で下手な役者がいなかったからこそできた映画だったと思いました。特に宮崎あおいは圧巻!さすが!妻夫木、綾野剛はホントは付き合ってるでしょ?!と言いたくなるくらい見事なイチャイチャっぷりで、綾野剛の最期を思って泣けた。警戒心たっぷりなのにホントは信じてほしくてもがいてる松山ケンイチや娘を憐れむ渡辺謙も泣ける。森山未來のクズっぷりはホントにムカつく!でも、彼もまた世の中のレールから外れた悲しい人の1人なんだろうな。ホントに濃い映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "信じるとはなんぞや\n とにかくキャストの豪華さ、演技の上手さに脱帽!!人と愛して、信じて、疑って人間の感情の複雑さとか弱さとか色々考えさせられる。最後はポロポロ泣いてしまった。妻夫木聡と綾野剛の話は特に切なかったな〜m(。>__<。)m魅入ってしまう素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "一人で観に行こう (女性は要注意かも)\n  レイプシーンが長いので要注意。他のレビューをみて、共感したので先に書いておきます。私は大丈夫でしたが。 この映画気になる人は一人で観に行くことをおすすめします。私だったら映画館出てから何を話していいか困ります。原作知っている同士ならいいのかもしれませんが。 人を信じるのは、その人を信じる(選んだ)自分を信じることかと思う時がある。(その人を選んだというと偉そうだが…。)だれかを疑うときは、エネルギーがいるというか、自分も失うものがある。 題名の怒りは相手に向かうものなのか自分自身に向かうものなのか。相手を信じて何かを失う人もいれば、信じられず何かを失う人もいる。 そんなことを鑑賞数時間後に考えてます。何をレビューに書けばよいのか、すぐにはまとまらなかった。最後に少し明るさが見えたのが救いだが、重い空気が終始漂う映画でした。 俳優陣の演技には大満足。渡辺謙の野暮ったさがなんとも言えない。ちゃんとかっこ良くない。疑われる三人も、俳優の名前が前に出てこないような演技でした。沖縄の男の子もこの豪華キャストに負けてなかった。 月刊バディをクレジットに見つけて、納得。妻夫木聡はやっぱりいい男。 原作知らないので、途中まで三人は時系列が違うだけで同一人物かとも思ってしまいました。原作はそれぞれのその後も書いてあるのかなぁ。上巻が、戻ってきたら読もう。 感動を求めているなら、見ない方がいいかなと思います。ハンカチの出番はなかった。これは考える映画。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これはまたすごい。 2016の邦画がはんぱない。 宮崎あおいも妻夫...\n これはまたすごい。2016の邦画がはんぱない。宮崎あおいも妻夫木も広瀬すずも沖縄の男の子も役者まじですごい。共感があるからえぐられる映画。ただのひどい話じゃない。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "2時間30分の間に映画を3本見ているよう\n 2時間30分の間に映画を3本見ているのかと思うほど、疲れた。これは、2時間30の間にうまくまとまっていると言うのか、どうせなら前後編にして4時間でと思うのかどちらかというと私は後者。映画の前に原作を読むことはあまりないのだが、「悪人」を見て気が変わり、原作を1晩で読んだ。原作を読んだ印象は、「素晴らしい」の一言。人間と人間が1つの事件を軸にして、感情を奮い立たせる3つの物語を1つの小説にすることは難しかったろう。映画ともなると、それ以上である。私は試写会で本作を見たが、その前にみた予告編は素晴らしかった。まぁ、どの映画でも予告は素晴らしいが。と同時に、1本でどのように表現するのか疑問だった。そして、試写会を見た。本当に疲れる物語。殺しのシーンも、グロテスクな部分は無いし、ゲイのシーンもそこまでひどくない。これは悪人でもそう感じたが、まず、圧倒的に説明が少ないと感じた。3つの物語が始まる部分、私は原作を読んでいたのでわかったが、原作を読んでいない、予告も見ていない、なんて人は3つの物語が交差していることに気づくのに時間がかかったのではないかと思う。ただ、それぞれの役者の演技は素晴らしかった。宮崎あおいの演技は折り紙つき。妻夫木もいつも通り素晴らしい。広瀬すずも、原作に合った通りの、心から怒りを叫ぶ演技。バラエティ番組で彼女を見ていると、なぜ、ここまで心が入った演技ができるのか疑問に思う。演技で驚いたのは、綾野剛と森山未來。綾野剛は最近、劇場で見すぎていたが、ゲイのシーンより、静かにしている彼の印象がこの映画では強く残り、普段のぶっ飛んだ演技とは一線を画していたため、とても記憶に残った。森山未來も、自分が犯人だというのに、広瀬すずや、少年にうそをつく演技は、迫真。原作を知っている自分も騙されそうになった。演技は素晴らしかったが、原作のすばらしさを生かし切れていないと感じた。説明が少なかったから。特に、宮崎あおいの人柄や、広瀬すずのシーンが少なかったり、事件後のヒロインたちの感情がすごく薄れてしまったし、一番残念なのが、ピエール滝たちの刑事が島に来なかったこと。なぜ、最後の森山未來を殺すシーン。あそこをもっと、スクリーンで見たかった。よって、前後編にしてほしかったというのが一番の印象。演技は素晴らしいが、原作のポイントを押さえ切れていなかった。吉田修一 x 李相日を楽しみにしてきたので、少し残念。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "心が痛む\n あのシーンがあると知っていたら観ていなかった。今後、広瀬すずを見る度に思い出してしまうかも。あの役をやりきったのはすごいと思う。ただただ疲れた。二度と観たくない。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "長い\n テレビ向けのストーリー。核心部分はよくわからない浅さを感じる。正直あまり面白くなく、冷静に考えれば殺人以外は大した事も起きてない。いや、もう一つあったけど。心も震えなかった。妻夫木さんのラストの慟哭演技と渡辺謙さんは良かった。監督の力量不足なのかも。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "怒りと悲しみ、そして、愛と憎しみは表裏一体。人を信じることの大切さを描いたクロスオーバー型の群像劇。\n 東京八王子で発生した夫婦殺人事件。顔写真付きで指名手配された犯人。千葉、東京、沖縄を舞台に犯人に似た男と彼らに関わる人々のヒューマンミステリー群像劇。『それでも、あなたを信じたい。』この映画のキャッチフレーズですが、お見事です。三者三様、恋人、友人、家族、愛の形はいろいろあります。この言葉の意味を込めた終盤の怒涛の展開にグッときました(ToT)『フラガール』『悪人』『許されざる者』の李相日 監督の演出が見事、そして坂本龍一の音楽が映画の内容にピッタリで、さらに素晴らしい。邦画部門、文句なし今年の一本です!重圧なストーリーですがオススメです。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは、やばい。重い。色々頭の中ぐるぐる動かして、お腹いっぱいの映...\n これは、やばい。重い。色々頭の中ぐるぐる動かして、お腹いっぱいの映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "東京、千葉、沖縄の3地域で同時進行する「犯人は誰だ?」のミステリー...\n 東京、千葉、沖縄の3地域で同時進行する「犯人は誰だ?」のミステリー小説が映画化された作品。綾乃、松山、森山の誰かなんだろうが(最後にわかる)途中演者の迫真の演技と、ミステリーにしてはストーリー性が低いことから犯人が誰かはどうでもよくなる。この3人にはそれぞれパートナーがいて、ゲイの妻夫木、風俗あがりの宮崎、米兵レイプの広瀬。これら社会的背景に作者の訴え掛けを感じる。そして宮崎のお父ちゃんである世界の渡辺の演技が所々の要所を締めている。ミステリー感覚で見るとハズレだろうが、日本を代表する演者の迫真の演技に焦点を絞れば楽しめる作品ではなかろうか。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "完成度は高かった!共感はできなかった。\n 予告編も見ず、原作なども知らない事前知識0で鑑賞しました。演者さん達の演技力も高く、画も綺麗。題材も重く深くて、薄っぺらい映画とは違って完成度は高かったように感じました。私は映画を観る時、状況は違えど自分の体験に置き換えたりして共感しながら観て心を震わせたりするのですが、この映画にはその「共感できる部分」が少なく「よくできた映画だなー」と客観的に鑑賞する感じになってしまい心が震えるとこまでいかなかったです。なのでこのような評価になりました。映画の楽しみ方は人それぞれですし映画の完成度は高かったので楽しみ方によってはすごく楽しめる映画なんじゃないかな?と思います。それと、他の演者さんの方々が素晴らしかったせいもあると思いますが、広瀬すずさんがちょっと自分的には微妙だと思ってしまいました・・・こういう役はちょっと合わないんじゃないかと。もちろんとてもよかった部分もあるのですが、ところどころ「広瀬すず」が出てきてしまうように感じる部分があって悲壮感なのかなんなのか、圧倒的に「何かが足りなかった」ように感じてしまいました。大事な役なのでなおさらそう思ってしまったのかもしれません。すみません。。。同じ女性の宮崎あおいさんと比べてしまったのかもしれません。宮崎あおいさんすごかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n 最後まで展開が予想できない。3つのストーリーが進行していて、それぞれの感情の変化に飽きることなく楽しめました。ただ、指名手配の写真や、防犯カメラ映像があからさまに別人に仕立てていて意味が分かりませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じることの難しさ、人を信じないことで何かを失う\n 考えさせられる映画、、役者それぞれの感情がリアルすぎて口があくくらい見入った。人を信じる、これがどれだけ難しくて、どれだけ大切なものかを感じました。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "観終わってぐったり\n 劇場を後にしてしばらくこの作品のことしか考えられなくなっていました。この上ないくらい『怒り』にのめり込んでいました。タイトルがタイトルなので、登場人物たちが何に怒っているのか、みたいな視点で観ようとしましたが、そんな客観性も持てなくなるくらい心が締めつけられ苦しくなりました。そして映画が終わる頃には同じ怒りを感じ、悲しみを感じていました。ネタバレは避けて書きますが、明かされる犯人の実像は救いようのないクソです。その事実がまたどうしようもなく重くのしかかる。その人を信じていたのに、残酷な形で裏切られてしまったのにまだ信じようとする側の姿もとてもつらいです。この作品を通して社会にはどうしようもない奴もいるとか、親切が何の価値にもならないとか、そういうのがメッセージとして発信されてるとは思わないし、受取ろうとも思いません。ただ、信じることの怖さや疑うことの罪深さ、疑ってしまうことへの憤り、そして何より信じたい人を疑ったとしても信じていたいということははっきり感じました。別の場所で起きている3つのストーリーが様々なリンクポイントを通して行ったり来たりする編集の巧みさも手伝って、違う人々の話なのにとても重なって見えました。そういったことものめり込める要素の1つではないかと思います。本来であれば5つ星でも何の不満もない作品なのですが、0.5だけ欠けたのは途中、スクリーンから目を逸らせてしまった僕の心の弱さです。素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "言葉にできない「怒り」\n 社会的弱者の諦めることしかできない憤り=「怒り」を、容疑者3人をめぐる人間関係で描いている作品。冒頭で起きた事件は社会的弱者の抱える「怒り」が表出したにすぎない。山神がただサイコパスだから起きた事件では、ない。そこには言葉にできない「怒り」があった。風俗店で働いていた女米兵にレイプされた女「男はどれだけ女とやろうが、ヒモになろうがなんだっていい、けど女は…」渡辺謙演じる父の言葉が、女性も社会的弱者であることを思いしらせている。だから、広瀬すず演じる泉は「誰にも言わないで」と言うしかない。諦めることしかできない。マスコミと警察に対するアンチテーゼテレビ番組を用い行われる大風呂敷を広げた公開捜査その影響で登場人物たちは信じたい人を信じられなくなっていく。信じたいと思えば思うほど、「もしかしたら殺人犯かもしれない」という疑いが募っていく。人を信じることの難しさ。しかし実際の犯人はそんなテレビ番組とは関係のないところで発見され、マスコミに対する皮肉に思えた。キャストの力強い演技が素晴らしく映像美、映像演出も優れていて映画を見終わったあと心に残り、今の日本について考えさせられるとてもよい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 7, + "review": "いずみちゃんとたつやくん:ミステリに不向きな私\n 1年前の事件と、新宿、千葉、沖縄に現れた素性不明の男と、彼らを取り巻く人々の群像ミステリー。特に沖縄のパートに感情が揺さぶられたので、そこに特化した感想を。千葉も新宿もよかったが。渡辺謙も妻夫木聡も宮﨑あおいも良かった。もちろん素性のわからない3人、綾野剛、松山ケンイチ、特に森山未來が、すごかった。そして何より、広瀬すずと佐久本宝が良かった。いずみちゃんとたつやくんに、あかんよ、田中みたいな、屈託なく距離を縮めてきて、ずっと前から知ってたよみたいな空気を醸す大人は信用したらあかん、躊躇なく「いつでも味方になる」なんていう大人はあかん。理由はわからないけど、暗くて過去を語らず人を避ける人より、不自然に親しげなのがいちばん怖いっていう感覚が私にあって、私なら絶対近づかないよ、と思っていた。でもそれは、34歳の私だから思うことで、16・7で、親や世界に思うところがあって、でも自分を上手く説明する言葉のない頃ならば、興味を惹かれたかもしれないと思った。そして田中みたいな人は、取り入りやすい人を見抜くのがうまいから、純粋で幼い2人を選んだんだと思う。田中の怖い感じが、客の荷物ぶん投げからの民宿の厨房ぶっ壊しで露見し、言わんこっちゃないと思ったのに、まだ信じたいとすがってしまうたつやくんが悲しかった。いずみちゃんがレイプされる原因を作ってしまったこと、現場で何もできずに震えるしかなかったこと、その罪の意識を、一緒に背負うよみたいに言ってくれた田中。嬉しかったんだろうな。だからあんなに民宿でむちゃくちゃ暴れた後でも、信じたい気持ちが残ってしまったんだろうな。そう思って胸が張り裂けそうになった。田中がいずみちゃんの事件を見ていて助けなかったこと、あろう事かあざ笑っていたことが、許せなくて震えるたつやくんに、そこではさみ握って田中をさしたらあかんよ、田中の側に行ってしまうよ、きみはどんなに辛くてもそっちに行ってはダメだよと、語りかけたけれど、届くわけもなく。結局たつやくんは田中を刺してしまった。山神=田中だったことが、その後わかるんだけど、もうそんなんはどっちでもよくて。いずみちゃんとたつやくんが悲しくて、なんでこんな結末に!と憤慨した。そしていずみちゃん。前途しかない若く美しい時代を、許せない暴力で粉々に打ち砕かれてしまったいずみちゃん。ひとつの救いもなく、たつやくんをも失い、怒りを絶叫にのせるしかない、いずみちゃん。どうにか助けられなかったのか、どうしたらこんなことにならずに…見終わってからもずっと心に居座り、もやもやし続けるしかなかった。モヤモヤに中で、私が出来ることを考えていて、それが言葉になってどうにか落ち着く事ができた。もし、私が性暴力を目撃したら、相手が何人でも、つよそうで殺されそうでも、向かっていって犯人を写真に撮って、荷物なんかで殴って、血とか皮膚とか髪を証拠に押さえて、大声で叫ぶんだ。そして警察に電話するんだ。殴られても負けない。血が出ても怯まない。混乱する被害者を抱きしめて、あなたは悪くないよ、あなたの尊厳を回復するために、辛いけど警察に言おう、って説得しよう。そしてその戦いを絶対助け続けよう。被害者に自分もなるかもしれないから。私は彼女でもあるから。手よ、震えずにシャッターを切れ。声よ、震えずに飛べ。そう頭で唱えて、なんとか落ち着き、眠る事ができた。このように、私はいずみちゃんとたつやくんに、異常に肩入れをして、「怒り」を見終えた。が、どう評価するものか、非常に迷った。もちろん大作で力作で、見る価値のある作品である。しかし、ミステリーという娯楽的様式に、疑問を感じてしまった。謎解きの面白さなんてなくても語れるじゃないかと。人を信じることの難しさ・脆さと、それを希求してやまない人間の悲しみを描いたのはわかった。ちゃんと味わえた。ただそれを最大公約数的味付けでなく、味わいたかった。ミステリーにつくづく向いていない観客だ。蛇足:ピエール瀧が弁当食ってる三浦貴大の前で、靴下を脱ぎ、それに憤慨して食事をやめるシーンが面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "一瞬たりとも目を離せない\n 胸ぐらを掴まれて視線と聴覚を画面に縛り付けられてるような映画。とにかく一瞬たりとも目が離せず、気が抜けない映画。俳優陣は誰がというわけではなく、全員が鬼気迫る演技で、画面から目を離すことを許さない。最後にちらっと出てきただけの高畑充希でさえ、視線の泳ぎ方、微妙な唇の震えでセリフ以外で感情を表現する。目が離せない。全員「上手い」俳優なのはもちろん知っていたが、確かに1人でも力量が劣るキャストがいると、それがどんな端役でもそいつが出てきた瞬間に全てが崩壊するだろうな、と思うほど張り詰めた映画だった。そういう意味で驚いたのはやはり広瀬すず。彼女の力量は疑ってなかったが、この張り詰めた映画の中でこの役をやれてしまうというのは、常に予想の上を行く人。どこまで化けるんだろうね、この人は。達哉役の佐々木宝にも驚いたけど。田中と泉を繋ぐだけの役回りかと思いきや、メインキャストと言って良いくらいの重要な役だったとは。それをこんな新人がやってしまうとは。話は軽々しく感想も言えないほど、深くて重い。こんな重いものを正面から投げつけてきて、結論めいたものを提示するわけでもなく、後は1人1人が考えな、と突き放すやり方は、まさしく吉田節炸裂(笑)この映画、仮にまったく何の予備知識なしに観ても、「これ、吉田修一が原作でしょ」って分かったと思う。裏切られた痛み、裏切った痛み、何をどうしても痛いけど、それでも人生は続く。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレ難しい!\n この作品観て思うことは、人を疑え!ってことなのか?失礼な話しですが、色々な愛が芽生えてその人を信じてみるが信じることができず犯人扱いにされるのもこの作品でわかりますが、良い人 優しいからとあっさり信じるのも罪深いと思いました。何かの弾みで無差別に不幸にさせる事件なんて頻繁に起きてるから自分の身は自分で守ろうと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「人を信じること」を巡るしんどい群像劇\n しんどかった…こんなにもヘビーな作品だとは…今年は邦画「攻め」の年だと勝手に思っとるんやけどついに東宝がオールスターキャストで攻めてきた。正直ミステリーとしてはフェアじゃない気もするけど「人を信じること」を巡る群像劇として受け止めた。\"Leap of faith\"だな特に沖縄パートがしんどくてなあ…米兵による暴行事件が今年もあったことは記憶に新しいけどまあそういうシーンがあって…図らずもタイムリーな作品になった印象。広瀬すずは本当に頑張ったと思う。森山未來とタツヤ君役の佐久本宝が対峙(というべきか?)する際の緊張感も素晴らしくしんどかった東京パートは切ない東京ラブストーリーだった。妻夫木聡と綾野剛が2人ともチンコが見えないように寝るシーンには欺瞞を感じた(冗談です)千葉パートは渡辺謙が普通のおじさんを演じきっていたからやっぱりケンワタナベは凄えよ!と思った。それはさておきこのパートに絶望の中の微かな希望が託されているのは間違いない。宮﨑あおいがこちらに向ける眼差しがそれを語っていた技術的な面でいうと照明がとにかく素晴らしくて堂々たる作風を演出していた。あと犯人の顔を隠しまくっていたTVスポットを見て思ったけど広瀬すずが吠えるのはやっぱりいただけん。やり切れない思いを表現するのに一番「らしい」のかもしれんけどそれじゃ今までの陳腐な邦画と変わらん。そこに至るまでが素晴らしいだけに惜しい。李相日監督は最後の最後でエモーションに振れ過ぎるのがクセなのかも少女が海に向かって吠えたら萎えませんか?少なくとも俺はそう『悪人』も『許されざる者』も幕引きが妙に湿っぽかった気がする(どちらもあんまり覚えてない)『悪人』のラストって妻夫木のアップだったか。『怒り』もまあそんな感じ。多分やけど李相日は『戦場のメリークリスマス』に相当影響を受けたんじゃない?たけしのアップに教授の名曲が重なるあのラストに…『怒り』なんて完全にその系統でしょ。ホモ映画なのもある意味同じやし " + }, + { + "date": "2016-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "大切なものが多すぎる\n 皆さんのコメントと評価が高かったので興味が出て観にいきました。3つのストーリーで構成されたお話です。そのどこかに犯人がいます。最後までわかりませんでした。東京編 綾野剛 BL沖縄編 森山未來 米兵レイプ千葉編 松山ケンイチ 精神弱それぞれに現代日本のかかえる闇や現実を突きつけられます。私は東京編に凄く引き込まれて、こころに残った映像やセリフが沢山ありました。なかでも2つが印象的。①大切なものが多すぎる人は本当に大切なものに気付かない。これには、純粋にやられました。本当に大切なものをうしなわないように自分自身をみなおさないとだめだ。②一緒に墓に入るか?という問いかけにその時は流してて、最後に一緒は難しいけど隣ならいいよね。というやりとり。こころにを通わせた相手といつまでも寄り添うよという告白。そういう相手に出逢えたら、その人の生涯はいつ終わってもいいんだろうな。全体としては深くささるメッセージや名優に身をゆだねる時間がつづくので、お得感は満点なんだけど視点と思考が分散するので後を引く余韻にあまり浸れませんでした。「怒り」というキーワードがなにか違和感があって、3ストーリーの共通ワードなのかな?「許し」「後悔」「衝動」ならしっくりくるけど好みの問題かな。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドキドキする映画でした。 面白かった!!\n ドキドキする映画でした。面白かった!! " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素人には無理だ\n この作品に対しレビューするなんて素人の俺には出来ません。ただ言えることはアカデミー賞総なめにするんじゃないかなと思ったことと、個人賞は3つのストーリー全て主演男優なのではないたろうかと思ってしまったこと。一流のキャスト×一流のスタッフ×一流の作品、、、兎に角すごい映画に出会ってしまった。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "グイグイ引き込まれた\n 君の名は。聲の形 青空エールと見てきただけに、大人の映画を見た気分になった。俳優陣の芝居がいいから、グイグイ引き込まれた。ここの広瀬すずの芝居を観て、頑張ったやん!って思っただけに、四月は君の嘘を観ちゃうと、がっかりしそうで、迷うなあ。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技が秀逸\n 俳優陣が豪華だとまとまりがなくなると思いきや、それぞれの個性が出ていてとても良かった。特に宮崎あおいちゃん。この映画のために7キロ増量し臨んだとのこと。素晴らしかった。つられて何度泣いたか…怖い映画は観られないわたしだけど、この映画は問題ない。何度かドキドキする場面はあったけれど、観て良かったと思えた一作。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく観ろ!\n オーシャンズ11のような豪華キャストをあえて原作者が希望したらしい、それは大ヒットを狙った訳ではなくてそれぞれの登場人物が主役だからです、しかもこの映画は全員がハマり役なのでキャストミスが1人もいない!最近はかったるい青春映画ばかり出ている広瀬すずだけキャストの中では最近の流行りで使ったのかな?とおもったらかなりの演技でびっくりしたと言うかよくぞ演じた!と思いましたとりあえず観て損は無いです " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "文句なし!\n こんなにも見応えがある映画は本当に久しぶり。邦画では今まで見た中でトップかもしれない。豪華な出演者に頼って脚本が疎かな作品はたくさんあるが、この作品は全く違う。これでもか!と実力派俳優を詰め込んでいるが、これは、人間の心の些細な動きを演じることの出来るキャストがこの作品に不可欠だからで、観ていて心底納得した。俳優陣が本当に素晴らしい!!宮崎あおいの演技は特に群を抜いていた。体の内側から溢れ出る感情による号泣シーン、あれはなかなかできないと思う。広瀬すずは、このキャスト陣の中だと演技の稚拙さが浮き彫りになってしまうのでは?と思っていたが、予想を裏切られ、大変好演だった。レイプシーンも、切実で、悲痛な演技をしていて、女性として見ていてとても辛かった。あの年齢であのシーンを演じるのは精神的に本当に辛かったと思うし、想像して演じるのも難しいと思うが、感情が切に伝わる素晴らしい演技だった。曖昧にせず、突っ込んでいると思われるところまで描くのはかなり衝撃的で、見る人によっては注意が必要かと思うが、その後の展開の登場人物の心情を際だたせるためにも必要なシーンだったのかなとも思った。長い映画だが、一切退屈を感じることなく、最初から最後まで集中して観れた。本当に見応えがあった。3つのストーリーをバラバラにすることなく、伏線などを放っておくことなく、すべてキレイにまとめていて、圧巻であった。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "観て良かった\n インパクトがエゲツなかったwホモの店なんてある事を知らなかったしレイプされるシーンもエゲツなかったし泉ちゃんがとても可哀想に思えた犯人のやる事もそうだしこの映画は今まで観た映画の中で1番衝撃が大きかった映画を観終わった後出演者のコメントなどを読み確かにそうだなと思った「人を信じるためには心を開かなきゃいけないしかし疑いなどが出てきた時心を開いたことに怒りを覚えるそれは誰にでもあるようなことではないだろうか」渡辺謙は大体こんな事を言ってた*あくまで大体です*疑い、傷つけ、信用できず、そして人を殺めるそれは人の「弱さ」ではないだろうか誰にでもこのような事は起こり得る、そう言いたかったのではないだろうかと勝手に思ってます文が支離滅裂なのでまともに読まない方がいいです長文失礼しました " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "出演者全員の演技が素晴らしい\n 東京・千葉・沖縄3つの街、日本で日々起こっている人々が心に抱える闇の日常。喜び、怒り、哀しみ、2時間越えの長尺を感じさせないテンポの良さ。何より出演者全員の演技が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "重厚な作品。だけれども、女性は注意。\n 今回はほとんどレビューを見ずに、鑑賞しました。内容は、期待通りというかそれ以上で、人間のドロドロした部分や、愛が描かれていました。けれども、1つだけ注意して欲しいのは、少女が米兵にレイプされるシーン。いま見ると数人の方も、レビューで注意喚起していますね。大体の映画ではモロに描かれないけれど、この映画は違いました。私は性犯罪にあったことがあるので、見ていて涙がこらえきれず嗚咽を漏らしそうになりました。途中で退席しようかとも思いましたが、身体が動きませんでした。。少女が泣き叫ぶシーン、米兵の言動etc...私は、何日もそれを思い出しては体調が悪くなります。普通の方は、かわいそう といった感情くらいだと思いますが、人によっては、フラッシュバックの引き金にすらなりそうな程、残酷で卑劣なシーンです。映画の中でも必要なシーンだと思いますが、覚悟してみて欲しいです。私はレイプシーンがあると知っていたら、見なかったかもしれません。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人間ドラマとして面白かった\n 吉田修一の小説の映画化です。残虐な夫婦殺害事件の犯人の山神が整形して逃亡している中、洋平の娘の愛子が職場の田代と付き合い出し、ゲイの優馬が出会った直人と暮らしはじめ、女子高生の泉は沖縄の無人島で田中という男と出会い、男が殺人犯でないかと疑い出すというストーリーです。誰が犯人かというだけでなく、三つのストーリーがそれぞれ人間ドラマとして描かれており、面白かったです。泉と辰哉のその後に救いがあればと願います。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リアル日本\n 今の日本の姿だと思った。若者も年配者も、地方も都市も…。性別も問わず。それぞれが苦しいんだよね。そんなことを再確認した気がした。1つの映画に問題提起が多すぎる気もしたが、これがこの映画の醍醐味なのかしら?渡辺謙さん。さすがですあおいちゃんも、よかった森山未來、高畑充希、などなどいい感じでしたキャストは文句なし " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "暗くて重い\n 個々の俳優の演技は素晴らしいけど、なんとも重苦しい。精神的に受け付けない作品。人をそんなに信じられるのかも大きな疑問。三話が同時進行なので、状況をしっかりと飲み込めずにモヤモヤしたまま終わってしまったのも残念。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "原作の吉田修一が、 かつてないほどの豪華キャストを、 全員主役をは...\n 原作の吉田修一が、かつてないほどの豪華キャストを、全員主役をはれる位の俳優さんで、と希望したという話をどこかで読んだが、正直そのときは、そんなに評判にしたいの?くらいのゲスな感想しか持たなかったのが今日映画を見終わって、はじめて原作者の希望の意図がよくよくわかった気がした。3つのストーリーのどれも、力を抜いてはいけない。どうしようもない日常の中で必死で生きる人間の強さと脆さをまるですぐ傍で見ているかのような臨場感をもって感じさせなければならない。3人が3人とも、何かを隠して生きている、そんな怪しげな雰囲気と、それでも所々で感じる情や親しみやすさから信じたい、でも怪しい、、観る人もいつの間にか、葛藤を感じずにいられないそんな作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーにグイグイ引き込まれていく\n 3つのストーリーが同時進行ですすんでいくようにグイグイ引き込まれていく。観た後の満腹感というよりは若干もたれ気味になりそうな濃さなので、余裕がない時は観たくないな。 " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "群像劇でもえぐいかも\n 事件から犯人特定までじらされる映画。三人の犯人候補を焦らしながら周りの反応を描き切る手法で展開される。犯人がなかなか明かされずの程ですが身近なあの謎の人がの疑惑とハッピーエンドあり犯人絡みありの上手く描かれています。ハッピーエピソードが一つあり救われ感じです。さ、誰が犯人かきになりました? " + }, + { + "date": "2016-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "よい脚本でした\n キャストが良いです。特に、今回は宮崎あおいがかなり良かったと思いますね。人は疑いが芽生えることですべてが変わってしまうこと、それに振り回されてしまうこと、人を信じることは難しいこと、それがよく描かれていたと思う。よい脚本でした。宮崎あおいもだけど、沖縄の少年役の人、すごく良かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい作品\n 今まで観てきた映画の中で1番感銘を受けた作品でした。役者さん一人一人の演技も素晴らしくて、映画館で観た方が良い!と思える音の使い方と演技の迫力で全身に鳥肌が立ち、見終わったあとは放心状態になりました。3つの舞台でのお話でしたが、140分でこれほどの作品に仕上げたことに驚きです。李監督の他作品も観てみたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "140分とは思えない\n 140分と聞いて長いな、と思ってたが、長くない。また行ける、まだ長く語ってもらって構わない。妻夫木聡が素敵すぎる。犯人と思しき3人のどれもに、そうであって欲しくない、と、願う。もっとどの話も、深掘りして知りたくなる。小説読んだらあるかな。役者がやはり素晴らしすぎる。そして、沖縄の少年、佐久本宝が本当に良い。主役級のあの役者たちに、思いっきり並んでいる。そして、ちょっと出てくるだけの、池脇千鶴も、高畑充希も、やっぱりすごいな。と思わされる。さすがな、さすがな、映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者勢ぞろいでした\n 1分たりも飽きずに没頭。役者ぞろいで見ごたえあった。ただ、高畑充希は常子やのぅ。どうしても朝ドラのイメージがつきまとう。仕方ないか。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "やるせない\n 信じていたのにふとしたことから疑心暗鬼になる人間の弱さと信じられなかったことに対する自分への怒り。信じていたのに裏切られたことに対する相手への怒り。無抵抗でなすすべもなく被害にあったやり場のない怒り。様々な怒りのカタチが、相手を信じるということを軸に話がすすむ。犯人探しではなく、それぞれが抱える心の弱さを抉り出す良作。てか誰かが犯人名をタイトルに晒したために、楽しさ半減したわ!本当むかつく!っていうのが俺の怒り。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "怒りの矛先\n 1つの事件に関する3人の容疑者の出現。プロットからして、物語の方向性は容易に見えてくる。なぜなら、少なくとも2つの件に関しては冤罪という着地点(もしくは3人とも冤罪)が見えているからだ。しかし、そこは李相日監督だ。「疑ってごめんなさい」という安易な結末へ導くために140分以上の上映時間を費やすはずもない。本作は犯人は誰なのかと疑うよりも、この人は犯人じゃないと信じる気持ちを前面に押し出す。登場する3人の男は確かに素性が分からない。けれども、俳優陣の巧みな演技は彼らの言動を信じたいと思わせる説得力を生み、後半まで“怒り”というテーマを忘れさせてしまうのだ。しかし、物語は急転する。一度抱いてしまった疑いという心の闇は簡単には払拭できない。李監督の前作が『許されざる者』のリメイクだったこともあり、私はよもや『ミスティック・リバー』のような作品になるのではと勘ぐった。だが、本作はそれとは異なる方向に舵を切り、人が他者を信じることの強さと脆さをゆっくりと炙り出すのである。坂本龍一の音楽が物語をより深いところまで牽引していく。様々な社会問題も交えながら、それぞれの心に宿った怒りの矛先が向くのは己か?他者か?それとも、どこに向けたら良いのか分からないやるせなさか?3つのエピソードが織り成すアンサンブルは、観客に様々な解釈を委ねる。微笑み、悲しみ、叫び、無情…。劇場から出てきた時に誰の表情が印象に残るだろうか? " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "140分の1本では難しい\n 3篇のその1つずつを、また別でまとめておいたストーリーも欲してしまう。この盛りだくさんを140分にまで簡潔に編集したことが凄すぎる。3様の在り方は犯人というところのみで繋がっていて、宣伝側は、それを愛と信じる力などと繋げようとしていたが、それはこの映画の理不尽さを、なんとか理由を求めたい人々との接点を作ろうとした苦肉の策であって、かえって無意味にさせた。李監督はこの世の理不尽さと生きる強さを描き続けたい方なのだろう。他のレビューを見ても、表現を自由にしないのはいつも世論だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心に…ガツンっと\n 久しぶりに…本当に久しぶりに…邦画で心が揺さぶられました。妻夫木君の涙に…広瀬すずの涙に…胸が締め付けられました。悲しくて、切なくて、やりきれない。日本にはこんなに素晴らしい演者がたくさんいるのですね。俳優陣の演技に、そして坂本龍一の音楽に、ガッツリ心を掴まれた。サウンドトラックを購入して、帰りの電車で聞いては、映画のワンシーンを反芻する日々が何日か続いた。なぜここまで、この映画に心を掴まれたのか、自分でもよくわからないけど…本当に素晴らしかった。面白かった!なんて、簡単な言葉じゃ言い表せない重厚な映画だった。目を背けたいシーンもいくつかあったけど、お金を払って観て、良かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "わりと期待したのに残念。\n わりと期待したのに残念。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何が怖いことか\n 怒ることを忘れていないか?怒ることから逃げていないか?怒ることを恐れていないか?他人への怒り自分への怒り怒るという悪怒るという善そんな事、考えて見てました。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女性が観るなら覚悟が必要。米兵が少女に性的暴行をするシーンのせいで...\n 女性が観るなら覚悟が必要。米兵が少女に性的暴行をするシーンのせいで何日も不快な気持ちが続いている。感動ではなく、恐怖で泣いた。そこだけやんわりさせるというのは作品全体の緊張感が損なわれるので難しいと思う。が違うギミックを考えて欲しかった。そこ以外は文句なし。特に人物の顔を正面から画面いっぱいに映すカットは感情がまっすぐ伝わって作品にのめり込むことができた。カメラワーク、演出、音楽、役者すべてが素晴らしい作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ヤバい\n 内容は最高 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "可能なら原作を読んでからの鑑賞がオススメ\n オールスターキャストでの映画との書店でのPopを見て原作を読んでから鑑賞。ストーリーはわかっているので各シーンの見せ方を吟味しながら楽しめたが、限られた時間内でこれだけの登場人物を描くのは大変で、ダイジェスト版という印象。役者は皆さん熱演していて役づくりも完璧。ラストに向けて感情が高まっていくところに凄みを感じるものの、端折っているシーンが多く、さらに登場人物のバックグラウンドの説明が物足りないので、原作を知らないとそれぞれ身勝手な登場人物という印象しか残らない。せっかく素晴らしい映画なのに勿体ない。映画でやるよりTVドラマ仕立てでじっくり見せた方が質感や空気を堪能できると感じた。NetflixやWOWOWあたりに期待。あと突き詰めると派遣会社の電話対応したスタッフと米兵が一番裁かれるべき。全ての登場人物は結局彼らに身勝手さに翻弄されたことに尽きる。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "結局なんなのか?\n 「怒り」の意味は分かったけど理解は出来ない。その理解出来ない事も含めて映画の意味なのか?どうにも救いがない。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛と怒\n 愛と怒は、正反対のようで紙一重役者って大変ですネ-ならなくて良かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大切なものをたくさん持ちすぎてる。という言葉が心に残りました。\n 大切なものをたくさん持ちすぎてる。という言葉が心に残りました。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んで、\n ようやく原作を読み終えたが、ずっと気になってたことを確認できた。監督が原作にない「カーテンを閉める女性」を追加したのは何の意図だったのだろう。ピアノの音とその状況は演出としてインパクトがあることは認めるが、それ以上に恣意的なものを感じてしまうのは私だけなのだろうか?かなり気持ち悪い。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 12, + "review": "女性は鑑賞注意\n 女性がアメリカ兵に襲われる場面があります。最初から最後までちゃんと映像化されています。性犯罪の被害にあわれた方にとっては、かなりツライと思います。私はそれに近い経験があったので、吐きそうになりました。私より酷い目にあった方にとっては、もっとツライかもしれません。(怖くて席から動けなかったし、救われる場面があるのかもしれないと思って最後まで観ましたが、救われることはありませんでした。)現在のところレビューでこのことに触れている方は殆ど見当たらず、世の中の大半の人はあれを見ても「映画だから」で済ませることができるのでしょう。幸せなことですね。これをR12で一般に放映して良いと判断した人たちの気が知れません。こんな場面あると知ってたら、絶対観に行かなかった。※ネタバレチェックをしていなかったことについて、注意をいただいたので、ネタバレチェックを入れました。また、整理されていない文章で、自分で後から読んでも確かによくわからない口コミになっていましたので、一番伝えたい部分以外は削除しました。最初のレビューにご意見くださった皆様、ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "過激なもの詰め込んだだけ\n 俳優達の演技は確かに引き込まれる感じはあったけど、過激な描写が多々あるわりに、ストーリーは大したことない。3つのストーリーが絡み合って、と番宣してたけど、ただ犯人に似てる三人がいただけ。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 13, + "review": "ようやく「怒」の意味がわかった。\n 原作既読。読まずに先入観なしの状態で観たほうが良かったか、と最初は少し後悔したが、映画には役そのものの人物たちが生きていて、いつの間にか引き込まれていた。そして、原作を読んでもピンと来ていなかった、あの「怒」の意味が、映画を観てようやくわかった。あれは、山神一也の心の叫びだ。日雇いの仕事で糊口をしのぐしかない日々の中で起こった勤務地の伝達ミス。仕事を与える側はミスも笑って済ませられるが、彼にとっては一日の仕事が全て飛んでしまう死活問題だ。やりきれなさにぐったりしているところで、高価な一戸建てに住む幸せそうな女性に冷たい麦茶を恵まれる――。自分には一軒家も伴侶も望むべくもない。その諦めや苛立ちとは対極にある余裕を見て、施しを受けたという感覚が彼の感情に火を付けてしまったのだろう。沖縄に渡ってから、バイトとして働いていた旅館で客の荷物を放り投げていたのもそうだ。それまで彼を「いい人」だと思っていると唐突に見えるシーンだし、実際原作を読んだ時もなぜだかわからなかったが、映画でようやく理解出来た。気楽に酒を飲み、美味しいものを食べて騒いでいる若者たちを目の当たりにして、自分はああなれないという苛立ちや悔しさをぶつけていたのだ。だからと言って、山神の罪に同情の余地はない。自分ではどうしようもない人生を生きざるを得ない、という条件はあと二人の容疑者も同じだ。親の借金のせいで住処を追われ、名前を変えながら怯えて生きる男。孤児として生まれ育ち、家族のいないまま不治の病に蝕まれる男。彼らと山神を分けるものは何だったのか。山神は自分を信じた少年少女をあざ笑っていたけれど、もしも殺人を犯す前にあの2人と出会えていたら、何かが変わっただろうか――。映像の力によって、改めて色々と考えさせられた。重苦しいし、万人に勧められる映画ではないけど、わたしは観て良かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "怒り\n 3つのストーリーが同時並行。3本映画を観ているような1本の映画を観ているような不思議な感覚。豪華な俳優陣を揃えても失敗する作品は多々あるが、本作は完璧な脚本の下、最高の出来に仕上がっていると感じた。渡辺謙の役柄もいい。ダサい親父を演じきれる所もかっこいい。抜群の存在感で渡辺謙が出ることで映画全体がしまった感じになる。松山ケンイチも宮崎あおいも妻夫木くんも綾野剛も、森山未來も、、主役級がこれだけ出ちゃうと、、。いつかのいいとも最終回を観ているかのよう、、。それだけで既に引き込まれる。怒りって何だろうな、信じるって何だろうな。3人の疑惑対象の中ではこいつが実は1番信じられるかもってやつが犯人で、結構裏切られた感があった一方で、こいつ怪しいなって思った奴が、全然悪人では無かったとか、、。逆に何で信じてあげれなかったんだろうかと、、。この映画。観客の信じる力も試される(^^;;3本のストーリーが3本ともきちっと収まっていく。エンドロール時の余韻が半端無かった。いい日本映画を観たなって感じ。にしても妻夫木くんかっこいいな。エロいし。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "好きな複雑さ\n 程よい複雑さで、ちょっと泣けた!沖縄基地問題×知的障害×同性愛を並列に並べて良いのかとも思ったけど、まぁ結果的には良いでしょう!妻君のナマケツにキュンとしました " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "レイプシーンがあった……2度と見れない\n 米兵に無理やり犯されるシーン大嫌いなので。あんなに生々しく長くやる必要あった?そもそもレイプシーンの必要あった?どれもこれもの作品に言えるんですけど、こういうシーンを実際に再現するって、軽率すぎる。話の箔を簡単につける為に、一石投じてやりましたドヤ感すごくて、監督に苛立ちを感じた。こういうシーン入れる俺って沖縄理解しすぎ被害者の心汲み取りすぎ凄くない?的なドヤ顔がこのレイプシーンの向こうにスケて見えた。ただただ、軽率に入れ過ぎとしか思えなかった。表現であるとは思えない。最悪入れるとしても、レイプの事実があったというだけでも良かったと思う。あと、まともな人が出てこなかったのと、主軸の振りが激しいので疲れた。突拍子がなく、場面切り替えがザッピングのようで、「ちょっと!勝手にチャンネル変えないでよ!」と言いたくなる感じ。3人の時間軸がほぼ同時だったので、面白くない。推理要素はなく、ただただ無機質に非日常が過ぎていく。結果、誰にも感情移入できない。そういうことがあった、ただそれだけ。伝えたいテーマはわかる。監督のやりたいことは凄くわかる。熱意も感じる。でもなんか、見終わったらどうでもよくなってしまった。インパクトだけが残る。そりゃあ……レイプシーンなんて入れたら残るだろうと……思い出すのはそのシーンばかりになってしまって、他が入ってこない手っ取り早く話の残酷さを出すのにレイプシーンやるの本当に嫌いです。そればっかりになってしまうので……話として詰め込み過ぎてどの話も「中途半端」な感じ題名が「怒り」じゃなくて、坂本龍一作曲の主題歌「許し」だったらわかります。救いが見える。妻夫木聡と綾野剛の話は好きだったので、それだけで2つけます。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "脚本最低\n 特に秀逸なストーリーがあるわけでもなく、ただただ役者個人の力量に頼ったつまらない映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと期待しすぎたか…\n なぜか「バベル」を思い出した。あ~そうなるよな~、と。森山未來の生い立ちがいまいち解りづらいかな。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "こっちが怒りたい。\n 指名手配の写真に似ている云々に拘わらず、犯人の身長が、175㎝なのだから、松山ケンイチや綾野剛ではなく、森山未來に決まっているやん。こっちが怒りたいよ! " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣\n 人を信じることの難しさ大切さを極限まで吐き出した作品でした。キャストの迫真の演技がさらに極限さを増します。 " + }, + { + "date": "2016-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "信じることとは。\n 何をもってその人の事を信じられるの?この問いで見終わった後、頭がいっぱいになる。重くて、辛くて、胸をえぐられるような映画だけど、この映画がすごく好き。東京で起きた殺人事件の犯人が、東京、千葉、沖縄とで同じ時にそれぞれの繰り広げられるストーリーのどこかにいる。観ている方は犯人探しのように、どれも疑いの目でみてしまう。もう最初から最後まで目が離せない!! 信じたい人を疑った自分への怒り。信じた人に裏切られた相手への怒り。どこにぶつけたらいいか、どうにもならない怒りは、叫びだったり、涙だったり。怒りの矛先が物や人にあたることだったり。。誰もがその気持ちを少しでも知っているからこそ共感し、登場人物と同化し、苦しみ、もらい泣きをする。信じるって何だろう。ずっしりとした映画なので、夕方以降に一人で観るのがオススメ。まず原作がいい、脚本がしっかりしてる、キャストの役作りが素晴らしいので映画にする価値がある。悪人に続く傑作。心に残る一本になった。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "親切するのが怖くなった\n 親切したら殺されるの?今度から、人の顔を見て、するかしないか考えよう。と、思っちゃう。最後のハサミのシーンは怖かった。殺人現場も生々しかった。リアル。失速することなく、東京編・千葉編・沖縄編ってある。音楽に強弱があり、わかりやすかった。ゲイパーティーなんて、ハリウッド映画並だった。各キャラの生活感も作りこまれていて…。渡辺謙の家の今とかね。役者さんも、主役級の人ばかりだし。高畑充希ちゃんは豪華な使い方。広瀬すずちゃんが最後、「怒」という文字を見たとき…。あ、この映画は「女のまたの心」=怒って事でもあるのかなって思った。そして見事なフェイクの連続。悔しいながら、犯人がわからなかった。むしろ、最後の「怒」も偶然で、犯人が沖縄の少年? かとも思った。沖縄の在日米軍問題も考えた。いきなり基地を無くせ!はスゴく難しいと思うけど、強かん事件を無くすところからどうにかしたいね。そういう問題を広瀬すず目当てのファンの人たちに伝えれたと思う。いろんな人の日常でクチに出さない「怒り」を色々観れた。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "目を背けたい場面も。\n 原作に忠実。でも原作ほど「人を信じる」ことの難しさは伝わってこなかったな。大好きな人、信じてる人、信じたい人、それでも、100%信じることはできないのかもしれない。その苦しさとともに生きる。原作とイメージの異なる豪華キャスト陣はどうなの?と思ったがうまくおさまっていた。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "結局は\n 最初の殺人犯には結び付かないの?内容は別として、誰もがそうじゃないでしょうか?相手をどれだけ信じられるか!って、事ですよね。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "「信じる」とは\n 人を信じるって難しい。この情報化社会だからこそいろんな情報が錯綜してしまい、信じたくても、信じているつもりでも、うまくいかないことがある。予告編を見たときからずっと公開を楽しみにしていました。吉田修一の原作だしいい監督だし演技派揃いだし、外れはないと思い期待しながら見ました。物語がどう繋がっていくのかハラハラしていましたが、とにかく切ない。この一言に尽きる。涙無しでは見られない。全員の感情が丁寧に丁寧に、描かれていたので、物語に入り込みすぎてしまい、みんな幸せになってほしいと心の底から思いました。素晴らしい映画でした。ここ数年で観た映画ダントツNo. 1!!!あと3回は観ます!!!!本当に素晴らしい!!!! " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人を信じる難しさ、人に信じてもらう難しさ…。 胸が痛くなった。\n 人を信じる難しさ、人に信じてもらう難しさ…。胸が痛くなった。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ここ最近でいちばん!!!\n 最後まで観て、「信じてくれてありがとう」を噛み締め涙が出ます。タイトルの、始まりもそうなんですが、回収が本当に素晴らしく感じました!ポスターも含め…!!また、信じたことで裏切られたこと、信じなかったことで強まったものと失くなったもの、一貫したテーマに別個の結末……どれをとっても切なく、胸に響きます。心象としては松山ケンイチ、映像としては綾野剛、状況としては森山未來って感じで、正直大穴でした!妻夫木くんの、だいすき〜〜っな演技が最高でした。また、すずちゃんのヘビーな役どころを演じきる姿を観て、バライティの印象がガラリと変わりました。映画でのすずちゃんは初めてで、これからもたのしみです。演出がもう最高!冒頭の玄関ライトの演出で確信しました!場面転換も画面効果も何を取ってもセンスを感じさせられて、本当に最高………!!もう一回観たい気持ちもありますが、それぞれの登場人物の心象をもっと味わいたく…!原作読むつもりです! " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずと宮崎あおいの区別がつかなくなって疲れた。\n 広瀬すずと宮崎あおいの区別がつかなくなって疲れた。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "これって、、、\n あまりにも3つの話が並行で交わらなさすぎて、時系列超えて実は全員同一人物だった、ってゆうオチかと思ったのにほんとにほぼ交わらなかった笑八王子の殺人事件はすずの友達のあの沖縄の男の子がやったのかと思ったけど、、、あれはやっぱり森山さんが犯人ってことでいいんですよね?でも正確に森山さんの顔で映りましたか?一度見ただけでは見逃している点も多いように思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "現代社会のコラージュ映画\n 世相を反映していて、ある意味パロディーと感じる部分もあるし、大部分において社会の問題提起みたいな面を感じることができた。とはいえ何かこの社会について真剣に考えようとか主張している映画ではなく、あくまでもドラマとして楽しめるし、非常に面白い。関連性がありそうで、全く異なる物語が入れ替わり立ち替わり平行して進んでいくわけで、結局は何も交わらないで終わってしまう(という個人的な認識)けれど、それらバラバラな話をつなぐもの、それは怒りという感情なのだと強く感じた。素晴らしい俳優陣の演技だけに頼ることなく、それぞれの怒りを見事に映像で表現されていた、ように思う。作品をつくる者の怒りが強く込められている作品だと言える。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ダメ出します。\n そもそも物語が面白くない。原作は半分読んでやめた。 この映画を観て何かを感じたり自分と重ねたりワクワクする事もない。 ただただ暗くて重い。 映画館の帰り道溜息が出た。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優さんたちがすごい\n あまり説明的にキャラクターが描かれないのです。プロフィールが分かるくらい。そして、今何を思ってるか、くらいは感じ取れるのだけど、前歴不詳の3人はとにかく隠すので、唐突な感じもするのですね。批判的に言うと、一つ一つの出来事の必然性がわからないので、分断してるようにも感じる。群像劇だから、以上に、それぞれのつながりが不自然で少し違和感。だけど俳優さんたち一人一人がそれぞれをしっかり演じきってるので、説得力があるし、人間(じんかん)ってそういうものなのかなと。新しい描き方なのかなと。と、観る側としての背筋を伸ばしつつも、でも、八王子の殺人事件の犯人についてはあまり回収されないまま唐突に感じました。でもそこのパートもすっごい好き。見応えがありました。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りと言うより…\n 心の傷む映画…。何ともやり切れない思いが残ってしまいました。完成度は、最近の物では高いと思う。一つだけ…ここでは言わないけど彼らは、みんなそうではないと…。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちゃんと考える。\n 怒りとは❓ いろんな場面に対しての怒りと、信頼とはを見終わってからもずっと考えてる。見応えのある、観て良かったと思えました。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良くまとまっているが\n 終わって一番に口から出たのは140分、長い。三本の映画をひとつのテーマで結びつけているため、ある程度長くても仕方ないが、それにしても体感時間は実際よりももっと長い。熱量がすごいと言ってしまえばそうかもしれないが。同じような手法だと、高校生のある一晩の出来事を同時に進行させるアメリカングラフティや、ラブアクチュアリーなどのオムニバス形式の作品が対比で挙げられる。しかし、この映画はそれらとは明らかに異なる。というのも、以上に挙げた作品のカタルシスは、一見関係なさそうな人たちが、どこか一点で交差するというその快感にあるが、この作品で三つのできごとを結びつける推進力とでも言うべきものは、誰が犯人なのか?という点。ただし、三つの世界が交わるのはただその一点で、場面の切り替わりも映画的な手法、例えば足音がして振り替えったら場面が変わる、とかそういう技巧もない。ただ、三つの世界が同じくらいのペースで時間が進むだけ。テーマは確かに今らしいもので固めている。性問題、沖縄の基地問題などなど、いかにも知識人が好きそうなものがございとばかりに重厚だ。ただ、どれも問題提起どまりで、役者の演技に頼った絵作りばかり。怒りというアイコンも、雑多な感情を無理矢理ひとつのワードで片つけようとしている感じがして共感できない。そういう諸々の点でこの作品を好きにはなれないし、そもそも三つの話をひとつにまとめたのは間違いだと言う気もする。以上。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣の演技力に感嘆\n 二時間に及ぶ長編映画ですが、目まぐるしく進む展開にドキドキハラハラの連続でした。CMとか予告でいくつかシーンは見ていましたが、誰かと見に行くのは気まずそうという感想ですね。普段の邦画では中々出ないようなシーンがいくつもありました。広瀬すずさんの演技がとても凄かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "2度目はしばらく見れない程の大作\n たぶんこれ、今年どころか、いままでみた中で1番インパクトのある作品。金払って見てるのに感情の波風たたない映画はつまらないけど、これは波風どころではなかった。胸糞悪いシーンもあったけど、それも含めて目が離せないあっという間の140分。誰が殺人犯だったのかクライマックスまで分からなかった…!犯人分かったら、また最初から見たくなるもんだけど、この作品は、体力の消耗半端ないからしばらく遠慮したい(笑) " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "李相日監督は外さないなぁと思いました。 日本を代表する役者がこれだ...\n 李相日監督は外さないなぁと思いました。日本を代表する役者がこれだけ揃えばという意見もあるけど、誰もが完璧に近い役作りをしている。千葉編で世界の渡辺謙は当然の出来栄えだけど、娘役の宮崎あおいが近年にない熱演。体重も増やして撮影に臨んだみたいです。カメレオン俳優松山ケンイチはこういう役も無難にこなしてます。東京編で綾野剛は今年は神っています。妻夫木の泣く芝居は個人的に大好きでこの作品でも観れてよかったです。沖縄編では森山未来やばいっすね〜モテキ以来の好演でした。広瀬すずは現在主演作上映中なのに裏でこの役は凄すぎます。よく事務所NGにならなかったと。脇役の高畑充希、池脇千鶴も流石の存在感。三つのストーリーが交わることなく同時進行でごちゃごちゃすることもなく素晴らしい演出をみせていただきました。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "たつや\n たつやが一番頑張った。無名?ぽいのに素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "生きづらさの共有\n 「3人の怪しい男」が表れたのは、今の日本でマイノリティであるとか、家族の事情で肩身が狭い思いをしているとか、何らかのしんどい思いを抱えながら生きている人間の前だった。 素性のわからない男だが、この人は自分を受け入れてくれる、この人には心を開ける。「怪しい男」たちも、この相手とならわかりあえる、一緒にいて落ち着けると感じたようで、3組のかけがえのない絆が結ばれ始めたかに見えた。 人を信じることより、疑うほうがはるかにたやすい。怪しい男たちはそれぞれ、親しみやすさとともに不気味なたたずまいも見せる。一度信じた男を疑い始めると、自分自身の心や思考さえ醜く思えてくる。しょせん、自分が求める幸せは得られないと思い、男が現れる前と同じ、社会全体からの疎外感に包まれる。 登場人物にはみな「怒り」を持つ理由がある。明日香や薫、刑事たち、山神の知人にも。しかし、物語の中でその怒りを力の行使として表出させたのは、沖縄の二人だけだった。 沖縄のパートは、二重三重に苦痛に満ちている。沖縄は、日本として「怒るべき」問題を過大に背負わされた場所であることを、この映画で改めてつきつけられたように思った。 辰也はどんな裁きを受けるのか? 泉は真相を語るにしろ、黙するにしろ、どんな苦しみを背負って生きていくのか? それは彼らが責めを負うべき罪ではないのに。若い二人の慟哭は、しかし、そこから立ち上がる力をも感じさせる。 人一倍高いプライドを持つ田中が、日雇い派遣の仕事しか得られず、出張先で蔑みや憐みを受けたと感じて逆上したという謎解き。森山さんの抜群の身体能力と振幅の大きな狂気の演技には、鬼気迫るものがあった。 原作と少し変わった千葉パート。田代を好きになるほど、疑い始めれば深い闇にとらわれる。自己効力感の低い、痛々しい愛子と、衆人環視の田舎で娘を守るため葛藤する父。田代が泣く場面と、導入部とは違う電車内の情景に救いがあった。「信じてくれてありがとう」とおどけた直人は、優馬に自分の生い立ちや病気を語らずに消えた。直人こそ、優馬を信じていたのかどうか。あるいは心配をかけたくなかったのか。 優馬は直人を誤解し、結果として裏切り、取り返しのつかない涙にくれた。しかしその涙が、見る者の感情をも浄化する。背徳的に見えて、説得力にあふれる東京パートだった。 人間の弱さ、愚かさ、はかなさ、哀しさ。オールスターキャストが市井の人々になりきって、そんな人間同士が信じあうことの難しさと尊さ、この日本社会の生きづらさを何とか乗り越えていきたいという希望を感じさせてくれた。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力の俳優陣の演技は必見!\n レビューで重い映画と多くの方々が語っていたおかげか至極冷静に観られた。ただ、森山未來 さん、妻夫木聡さん、宮崎あおいさん、渡辺謙さんの演技がスゴく上手くて感心した。 " + }, + { + "date": "2016-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "切なすぎる。不気味さの中で紡がれる、それぞれの人間模様の結末。\n 【賛否両論チェック】賛:3つの場所を舞台に、殺人犯かも知れない男達が、周りの人々の心の支えになっていく様が印象的。犯人が分からないサスペンス要素に加え、深い人間ドラマとしても観られる。否:真相は意外とあっけない感がある。殺害シーンや女性に乱暴するシーン等もあるので、苦手な人には向かない。 3人の怪しい男達のうちで、果たして誰が真犯人なのか。それぞれにどこか陰のある容疑者達を、松山ケンイチさん・綾野剛さん・森山未來さんが好演していらっしゃいます。全く読めない真実に、物語の背後に横たわる不気味さも相まって、ハラハラさせられる良質なサスペンスです。 同時に、登場人物達それぞれが抱える深刻な事情にスポットが当てられ、その悩みに容疑者である男達がそっと寄り添う様子も、また物語を切ないものにしています。「自分の大切な人を信じたい・・・」という気持ちに、真相の光が当てられた時、三者三様の物語の結末に、思わず深く考えさせられてしまいます。 思わず目を背けたくなるようなシーンもあり、勿論軽い気持ちで観られる作品ではありませんが、サスペンスとしても人間ドラマとしても重厚な1本ですので、是非ご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "広瀬すずが可哀想\n 個人的に女性に対する暴力的表現が好きではないのがあり、まるで『4月は君の嘘』からそのまま続投したような(予告編しか見てませんが)広瀬すずのその清楚さが、物語中盤であまりに理不尽な暴力によって、実に悲惨な形で失われてしまうのが非常に辛く思えました。見ているこっちまで深い傷を負ったような気分になります。話の流れ、広瀬すずの演技、そして現実と切り離すことが出来ない沖縄の米軍基地問題。全てが絶妙なバランスで絡み合い、観るものの心に暗い影を落とす強いシーンになっています。李相日監督、むごい。そしてすごい。ここまでインパクトのある描写はなかなかにない。ただ、一方でこのシーンって本当に必要だったのかとも思います。というか、この事件自体が。というのもラストで宮崎あおいサイドと妻夫木聡サイドは八王子事件の残滓による苦難を乗り越えて救済されますが、広瀬すずサイドは全く救済されているようには見えない。僕は原作の小説を読んでいないので、あくまで推測の話になりますが、小説であれば広瀬すずの心情も描かれていたのではないでしょうか。小説は地の文で心を語れるのでそこで何かしらの救済があったのかもしれないと思っています。ともあれ映画では、彼女は中盤からフェードアウトしてしまって、その葛藤も見ることが出来なかったので、結局その悲しみは置いてきぼりです。『魂の殺人』とも言われているようにあの暴力シーンは第二の殺人事件でもあったように思うんですけどね。(まあそこからの救済を描くとなると、三つものサイドを回していたら圧倒的に尺が足りないか・・・)いっそ、広瀬すずサイドは母親との確執の話とかにしてしまえばよかったのにとも思います。宮崎あおいサイドはちょっとぎくしゃくした親子で、妻夫木聡サイドはいい親子であるから、広瀬すずサイドは思い切りギクシャクした親子で。バランス取れると思うのですが。と、キリがないのでこの辺にします。なんだか難しい映画でした。結局「怒り」のタイトルってどういう意味だったのでしょう。別に怒りの感情が全ての映画でもなかったですし。犯人の怒りが波及して周囲の怒りの感情を呼ぶみたいな話でもなかったし、怒りの感情を乗り越えるにはどうしたら良いのか的な教訓の話でもなかったしなあ。難しい。とりあえず役者さん達の演技にはアブノーマルな緊張感があって、それはとても感動出来ました。決して良い話ではありませんが、でも良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人って...\n 人を信じることの難しさ、信じてもらう努力の難しさ、大切な人の守り方、大切だと気づく時間の違い、大切だった人を失なう辛さを痛感した。あと、その人にとっては親切を示したつもりでも、見下されているように思う時ってあるなぁと思い出した!でも、人を傷つけちゃダメだよね。分かっているけど、とっさに感情をコントロールするのは大変で、誰もが真剣に向き合わなくてはいけない題材だと思った。少しでも希望のあるラストでホッとした。原作を読んでみたくなりました! " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画として\n 完成された作品と思いました。期待通りとも意外ともいえるキャスティング。登場人物それぞれのストーリーがわかりやすく伝わり時に強引に交差し引き合うあたり。ちょっと長かったけれど集中切れる頃にインパクトある映像。感動したりはありませんでしたが、私は映画としてとても楽しめました。個人的感想としては高畑充希さんの役はなくてもよかったかな、演技的にも。あそこはさりげなく伝えて欲しかった…人気の女優さんねじ込んだ感残りました。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "超豪華俳優陣は凄かった!\n 特定の俳優さんのファンの方、貴重な時間とお金を使ってイヤーな気分になりたい方にはお勧め。映画に何を求めるかは人それぞれですが、感動や興奮は全く無い映画です。ただ、役者さんの演技は本当に素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いろんな怒り\n 初めはまず、なぜ犯人が「怒」という文字を残したのかそしてなにに「怒」ったのかそんなところから引き込まれていきました。そして3つのストーリーが、事件の犯人の指名手配をきっかけに転がっていきます。しかしこの映画ではいろんな種類の怒りが生まれていきます。その怒りの中には必ず誰かが、そしてだれもが1つは身に覚えのある「怒」が見つかるようになっています。どれかに共感して怒りながら泣いてしまうそんな映画でした。ぜひ見てみてください。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "信じることの容易さ、難しさ 信じたからこそ、信じていたからこその怒...\n 信じることの容易さ、難しさ信じたからこそ、信じていたからこその怒りそれがこのタイトルなんだと思いました。内容はとてもつらいですが、観て損はありません!! " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "言葉にしづらい衝撃\n 宮崎あおいの慟哭、広瀬すずの絶叫、妻夫木聡の自分自身への誠実さを信用できずにいるどっちつかずな自己嫌悪人間感、全てが素晴らしかったです。特に宮崎あおいの相変わらずのカメレオンっぷり、そして何より広瀬すずの体当たりな演技にただただ感銘を受けました。女性で(しかもまだ若いし)あのシーンを演じること自体、非情に大きな抵抗もあっただろうに、終盤での透明感のある表情や要所要所での細かな部分も含め、とにかく体当たりかつ確かな演技を魅せてくれたことに感謝です。すごい女優さんです。もちろん妻夫木聡さんと綾野剛さんのシーンも同じく、それでも演じきったお二人を含めた全男性陣の演技も大変素晴らしかったです。気になったのは、まだ調べられていないのですが、犯行の前後シーン(回想)の犯人は真犯人役がお一人で演じたんでしょうか?実は途中で、被害者夫人が犯人にお茶を振舞うシーンの前後の後姿に「これ明らかに綾野剛だろ…」と思うシーンがあり、そんなメタ的な理由で犯人が判ってしまったらたまったもんじゃない!と内心慌ててしまい、最後はある意味ホッとできた部分もあったんですが、あえて容疑者3人の俳優さんでカット毎に演じ分けさせたりしなかったのかなぁと…。一度観ただけだしそもそもただの勘違いの可能性の方が大きいですが、もしそうだったら面白い。客に挑戦を投げかけるようなミステリーではないので、推理に必要な証拠も特に出ることはなく、犯人は一体だれなのかという緊迫感を持たせることに重きを置いていた気がしたのでそれはそれでいい手法じゃないかと思います。偉そうに言ってももちろんその可能性って恐らくほぼ無いですが…。坂本さんの音楽とそれを印象的に乗せる演出も、よりゾクゾクっときました。唯一ハッピーエンドに繋がりそうだった愛子達も結局借金取りに怯えながら、様々な問題をこれからも抱え続けて生きていくしかない。現実的ですごく印象的な終わり方でした。原作を読めばまたたくさん解釈が変わる部分がありそうです。個人的に、佐久本宝演じる辰哉が、序盤で家業を休業にしてまでデモ活動に参加する父親を見て「恥ずかしい」と言ったシーンとか、広瀬すず演じる泉の台詞も含めて「そんなことしたってどうせ変わらないのに」とどこか冷めた目で見てる若者たちの姿に同世代として正直共感してしまうところもありました。だからこそ物語が進むにつれて少しずつ個人としての考えのあり方について見直し自分と向き合おうとしていく辰哉には惹きつけられました。だからこそ衝撃は凄まじい。怒りという負の部分に信じるという理想も含めた正の部分が入り混じり、それが個々、さらに時間毎に相手を変えながら変化していく様が現実と重なって、黙って座っている自分と劇中で広い海の中ただ絶叫する広瀬すずとの差がそれを表しているようで変な夢心地のような気分でエンドロールを震えて観て終わりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "#怒り\n 圧倒的。演出脚本演技全てにおいて。全てのキャストがもてる全てを全身で出し切っている様に感じる濃厚な時間でした。自分の送る安穏とした日常に問題提起をしてくれた。大切にしたい思いが詰まった作品 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じ切る勇気\n 信じたい。出来れば信じたい。信じ切りたい。という過酷さが表現されていたんでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "馬の鼻面に人参をぶら下げた様な作品\n どうも話の推進力が『犯人は誰?』一辺倒になってコレって逆にノイズになってる気がして、本質が伝わり辛くなってる様な気がして、とか散漫な気分で映画を観てました。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "すぐに原作購入\n どんなストーリーか知らずに見ました。市川や世田谷の事件と重なる所も多くて、俳優陣のこれまでの作品イメージを色濃く更に印象付けさせた感じでした。美しい場面とダークな場面がバランス良く、飽きずに最後まで入り込めました。発展場や公園での暴行シーンは演技とは思えない現実感が心を揺さぶりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "人からどんな内容?と聞かれたり 感想を尋ねられてもなかなかうまくは...\n 人からどんな内容?と聞かれたり感想を尋ねられてもなかなかうまくは伝えられないけど、観てよかったと思えた作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "怒りって何?\n 原作を読んだ上でみた。小説や漫画が実写化されるとよく耳にするのが、原作の方が良かったという意見であるが、この映画は原作と同じくらい良かったという秀作である。原作上下二巻の大作を二時間半足らずに収め、原作のような感動という言葉では言い表せない何かを与えてくれたこの映画には感謝しかない(ここまで言うと言い過ぎか。笑)まず、上映後暫く座席をたてなかった。余韻というかなんというかふしぎなかんかくが心にあった。それは他の映画でもたまにあるのだが、今回だけはその感覚がレビューをかいている今も続いている。(尚上映後一時間は経ってる)この作品のテーマは「信」そして、「怒」この怒りのたった二文字にはいろんな意味が詰まっている。原作者のインタビューでこの作品は怒れないひとを描いたとあるが、たしかに、愛子にしても、優馬にしても、きちんと怒って、自分の気持ちを伝えていたら、あんなことにはならなかったかもしれない。信じれたかもしれない。その、テーマはこの台詞で表現されている。「泣いたって怒ったって、誰もなにもしてくれない!!」作品のなかでも泉がレイプ被害にあい、「誰にも言わないで。」と怒れない。怒ることの意味、大切さを教えてくれる。そして、もうひとつのテーマ「信」愛する人を信じれるか?この問いに僕は今まで即答でyesと答えてきた。だが、この映画をみると本当にそうか?愛する人が殺人犯かもしれないって言われて、ある程度の物証もある時本当にその人を信じれるのか?と考えさせられた。この答えは今も見つかっていない。「何で、そんな簡単に人の事信じれるわけ?俺の何を知ってるって言うのでもないのに。w」劇中で田中がいった言葉である。この言葉が今も頭を離れない。この映画(小説も)は多くの問いかけがある。そして、それに対する明確な答えを登場人物は示してくれない。なので、見終わったあともその問いかけの答えを考え続けなければいけない。正直辛い。しかし、いつかは考えなければいけない問題であり、簡単に「人を信じよう。そうすればどんな困難だって乗り越えられる。」と、答えを出す映画よりは分厚く重い。警鐘をならしてくれているのだ。さて、ここまでこの作品を見て考えていたことを綴ってきたが、ここから演出に触れていく。まず、最初に、主な登場人物紹介です。といわんばかりの、目まぐるしい場面転換もさりげなく繋ぎコンパクトにまとめ、なおかつ頭に入ってくるやり方がうまい。また、三人の怪しい男と出会う場面も上出来。殺人現場の再現度が高くてびっくりした。また、最初の殺人現場で後の伏線をさりげなくはる手腕もさすが!場面が変わるときにも、その前のシーンの二人の会話を音声で聞かせながら、新しいシーンへと移っていくのも、気持ちいいし、繋がっているのがわかって上出来。(説明下手ですいません " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "全員が主役って人生と一緒か\n 久しぶりに俳優を俳優ではない形で鑑賞できた作品そして、余計なものがない。(直人の同級生が高畑充希の必要はないと思ったけど)良妻賢母役が多い宮崎あおいが、少し足りなくて無邪気で、危うい広瀬すずは、可愛いだけじゃない。自分の内側にある感情を処理しきれていないし、冷めている部分も見え隠れしている妻夫木聡は、都会のエリート然としながら、時折見せる自信のなさと彼の涙は、もらい泣き必須久しぶりに線が細くて頼りない綾野剛。色々模索しているようだけど、彼に似合う役。大切な人の大切な人を大切にしたい。素直になれない二人がいい。渡辺謙も無精髭にお腹ぽっこりでただの娘を心配するお父さんこちらも久しぶり、もさっとした松山ケンイチ。胡散臭いし、狂ってる森山未來おばさんになった池脇千鶴信頼の対義語は疑惑。信じるんじゃなくて信じたい。万人に薦められないけど、一見の価値あり " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 22, + "review": "圧倒された。久しぶりにガツンとくる邦画。\n …すごい映画でした。渡辺謙、宮崎あおい、広瀬すず、森山未来、松山ケンイチ、妻夫木聡、綾野剛。みな主役級のスターばかりの中で、それぞれが物凄い存在感放ってます。圧倒されます。こんなに心震えた邦画は、今までないかも。ある残虐な殺人事件の犯人は誰か?というのが軸になって・漁師町の渡辺謙さんと宮崎あおいちゃん親子と松山ケンイチ・東京の妻夫木聡と綾野剛の2人・沖縄を舞台とした広瀬すずちゃんとその男友達と関わる森山未来の3人3本のストーリーが同時進行。この中に容疑者がいるわけですが、私は最後までわからなかった。怒りとは犯人の心の闇だけでなく登場人物全てが心に抱える心の闇を指しているのですね。他人への不信感だったり不遇や親への恨みだったりまたは自分への強い嫌悪感だったりどうしようもない無力感だったりその描写が、ただの怒りではなく深い悲しみを伴うものばかりでだからこそ胸を打つ。きっと登場人物の誰かの悲しみが、自分の悲しみとリンクするはず。生きていれば、心の濁った部分も当然、みんなあるのですから…謙さんはさすがの重厚感。この役が謙さんで良かった。作品に一気に迫がつく。あおいちゃんは風変わりでとてつもなくピュアで実に危なっかしい。ベテランの域。松山ケンイチはのっけから威圧感すごい。妻夫木くんのラストには泣かされた。上手い。ほんとに上手い。綾野剛のあの儚さ、何⁈ あの色気、何⁈この人何でもできるんだな… すごい俳優だ…森山未来もすごい。まさに鬼才。そして最後に、すずちゃん。すずちゃんの役柄はほんとに胸が痛む。でも、とてもつらいけど、彼女の芯の強さを感じるラスト。何とも言えないラスト。(沖縄、大丈夫なのか…)すずちゃん、この映画で一歩オトナになりました。支離滅裂ですみません。邦画に少し偏見のある私なんですが今回だけは参りました!これはすごい映画。ぜひ映画館で。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮崎あおいがちょっと張り切りすぎかなと\n 宮崎あおいがちょっと張り切りすぎかなと " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "疑心暗鬼\n 大切なものは減っていく…考えさせられる言葉だ。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "心が痛い\n 信頼、疑り、思い込み、裏切り、誤解、自己嫌悪、悲しみ怒りは他人に向けるだけではなく、自分自身への怒りもある。それは切なく悲しい。見てるこちらも 同じ様に信頼し、疑い、思い込み、自己嫌悪になり、心を痛める。実生活においても、思い込みは誤解がほとんどだったりするもんだ。相手に非が無くとも、勝手に悪者にしてしまう。どこで情報を得たのか?おそらくレイプシーン目当てに来たであろう、青年グループ。そのシーンが終ると、退席。これも思い込みですけどね。。勝手に思い込みで決めつけるのは良くないですね。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "苦しくて切なくて悲しくて吐きそう\n 誰かを信じたくても信じれない自分を重ねて、苦しくて切なくて悲しくて吐きそうになりながらみました。腕に爪が食い込みました。もう3回見ましたが、是非みなさんも見て下さい。確かにすごく重い映画です。ただそれぞれの人が必ず持ち帰るものがあるとおもいます。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "浅く早くなる呼吸を感じる\n テーマは信じるということ。人は他人をどこまで信じられるのか。どうして簡単に信じることができるのか。3つの物語の登場人物は、互いを信じたい、信じよう、疑いたくない、だけど疑ってしまう、と苦しみ、怒りが生まれていく。沖縄編を筆頭にそれぞれの怒りが綻びを生んでいく。タイトルの怒りとはLGBTや沖縄、性風俗の人間が昔から受けている潜在意識下の差別に対して感じているものなのか、信頼関係やプライドを傷つけることに対する私的な怒りなのか、、、演技がすごい。端的にはストーリーがすごい、というより演技がすごい、と紹介してしまう映画。気迫のある演技に飲み込まれ、悲劇の連続に心臓が潰れそうになりながら、浅く早くなる呼吸を感じながら映画は進んでいく。でもそれでも、全く救われないわけではない、李監督はそんな映画を作る。途中の綾野剛がお弁当の位置を直すシーン、なんで不器用なんだと、胸が締め付けられる。一生懸命に生きている登場人物がすごく胸に迫ってくる。沖縄の少年の悲しみと怒り、信じていたので許せなかった、という言葉に対して、勝浦の宮崎あおい、東京の妻夫木聡は、信じることができなかった。ラストの宮崎あおい、カメラをグーっと見つめて、僕らは一気に現実世界へと引き戻される。そして広瀬すずの、友達を二人同時に失った後の声のない叫び。この映画に正義はあったのだろうか。イーストウッドのミスティックリバーポールハギスのクラッシュのような重〜い人間ドラマ。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "怒りと理解\n 「怒り」の文字を目の前に、逆立ちをする田中。いかりを反対から読むと、りかい。「理解」怒り⇔理解泉を襲った悲劇によって、泉を心配してしまう優しさ、救えなかった罪悪感といった、今まで感じたことがなかった、人間的な感情が田中に流れ込む。しかし、田中は自分の人間的な面を理解することが出来ない。その理解出来ない苦しみを、怒りに変えることしかできない。 " + }, + { + "date": "2016-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャストの演技に圧倒されるし、ミステリーとしても楽しめる。 整...\n 豪華キャストの演技に圧倒されるし、ミステリーとしても楽しめる。整形前は綾野剛で整形後は松山ケンイチ、時間がズレてるパターンかぁと思わせといて、全然違いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まさに怒り\n 人間の何処にぶつけたら良いのか、わからない怒り役者の力の入りかたが、ただならなかった。人の負の部分の話だから、見ていて辛いが、何か胸に響いた宮崎あおいは別人に見えた すごい " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "非常に入り込めた\n 感激した。今のところ今年イチの映画。誰なのか、と疑わせるのが上手い。キャストの演技と、緊迫感がとても良かった。サイコパスに鳥肌がたった。人が何よりも怖いって感じる映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "俳優陣の覚悟を感じた映画\n 原作小説は読まず予備知識無しで鑑賞。決して見やすくはないが、凄みを感じさせる映画でした。豪華俳優陣それぞれがイメージを覆す圧倒的な演技で、特に宮崎あおいの醸し出す危うい雰囲気は正直、「大丈夫?」と心配になるほど。個人的には、沖縄編で広瀬すずの友達の男の子がMVPかな。観ていて心が苦しくなるような真に迫る「怒り」を感じさせる演技です。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "3本の映画を同時に観てる感じ\n そりゃ主役級の俳優をこれだけゴロゴロ連れて来れば見応えも説得力も抜群ですよね。タツヤ役の人も、最初はチョイ役かと思ったけど、あの中にあってすごく頑張ってた。オチについては、もっと別の形を予想というか期待してたので意外に普通だった。SEで繋ぐカットの切り替わりが印象的で、全く別々の物語が進行してるのに同期してる感じがうまかったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "「怒り」だけじゃない\n 急に現れた素性の知らない男を中心にする、交わることのない、3つのストーリー。登場人物それぞれに人間味があって、さすが演技派、といった感じ。でもいまいち感情移入できなかった。みんな怒りだけじゃない、信頼、不安、虚しさ、愛、ふがいなさ、悔しさ、わけのわからなさ、たくさんの感情が映画の中に溢れてた。なにも知らない人間をどうして信じるのか、信じられるのか、その「信用」が人を救うこともあるし、その「信用」で人が殺されることもある。おおお重たい。ただ観終わったあとに、ああいい映画観たわあって感じではなかった。そういう映画なんだろうけど。見応えはあった。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "9割つらいです\n つらい。どうしようもなくつらい。140分間ほとんどがしんどかった。救いようのないつらさでした。キャストが豪華で期待してみたけど、、観なきゃよかった・・。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "3箇所もの話が必要なのか?\n 東京・千葉・沖縄3箇所それぞれが単独で充分作品を成立させられる重ためのテーマにもかかわらず、観ている側としては犯人探しにも気を取られるため、どの話も中途半端な印象になってしまった気がします。純粋に信じた者が一番傷つくという結末も、ひたすら救いがないです。まぁ、原作もそうなのだから仕方がないのかもしれませんが。話の中では、東京の話が良かったです。「疑ってるんじゃなくて、信じてるんでしょ」この言葉には救いがあります。あと、演技はどの役も素晴らしかったと思います。殆どが単発で主役をこなせる俳優さんだらけだったので当然と言えば当然ですが、新人だという辰哉役も素晴らしかったと思います。ただ、泉役は、諦めと幼さと好奇心がない混ぜになっているはずの前半、平和な家庭育ちの純粋にピュアな高校生みたいに見えて、ずっと違和感がありました。彼女のラストのシーンも他の方も同様にコメントされているようですが、興醒めでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "凄くて、素晴しい!!\n この映画、凄いです!!豪華な役者さん揃いなんだけど、それぞれが素晴らしい演技をしてます。清純派女優の「広瀬すずちゃん」が、あんな役をするなんて衝撃でした。終盤には大粒の涙が溢れることでしょう。ここ最近観た映画で、一番良かったなぁ〜。見入ってしまって、140分があっという間でした。明るい話ではないけれど、是非見て欲しい作品。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い\n 良い " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待通りの充実作\n 予告篇を何度か観る度に期待が膨らむ一方でした。原作を前以て読みましたが、やはり今作は原作を読んだ上で観た方が良いと思います。2時間を超える長作でありながらも俳優陣の演技と坂本龍一の音楽、3つの物語が絶妙にシンクロして行く様を満喫しました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "面白かったが、\n すずの、最後の海に向かってワーッは、興醒めした。「怒り」というタイトルが、最後までシックリ来なかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "オールスター感謝祭\n さすが、全員主役級の役者だったので、息詰まる緊張感だった。原作を読んでいたので、宮崎あおいのアイコ役(ちょっと頭の弱い、蓮っ葉な女性)はどうかと思っていましたが、見事に演じておりました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "先入観... 猜疑心... 疑いだしたら キリがないのは否めないよ...\n 先入観...猜疑心...疑いだしたらキリがないのは否めないよね〜もし自分のまわりにそれらしき人物がいて良からぬ噂を聞いてしまったらやっぱり無かった事には出来ないよね正しく無かったとしても相手を傷つけたとても真実を知りたいと思うのが正直な行動なんだろなぁ〜ラストはスッキリじゃないにしてもまだ希望があったから良しとしよう‼︎ " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "人を信じることの難しさ\n 人は「信じたい」と思う程、それは裏には疑念が張り付いている自分の希望であることに気づかされてしまう。「信じる」とは自分の希望が介在するようなモノではなく、ただ純粋に、自然に思える気持ちであり、「信じたい」に変わった瞬間にそれは信じていないことだというコトをこの映画を観ていて痛い程感じた。それに改めて気づかされ考えさせられるだけでも観る価値のある映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "配役と俳優の演技がとても良かったと思います。 特に宮崎あおいちゃん...\n 配役と俳優の演技がとても良かったと思います。特に宮崎あおいちゃんが合っていて良かった。愛子の歌舞伎町に家出をするという行動から、危なっかしい演技が上手い二階堂ふみちゃんが適役なんじゃないかと思いつつ鑑賞しました。でも実際に鑑賞したら、愛子は想像してたような自己愛が強そうで精神的に不安定な家出娘とは真逆な、少し知的に問題のある限りなく純粋な人なんだと思いました。そんな打算的なところがない彼女だからこそ葛藤が痛々かった。透明感のある宮崎あおいさんにぴったりな役だと思いました。あとは全体的にとても良かった。それぞれの物語が良かったからこそ、軸が3つだから盛り上がる部分が分散している印象があってちょっとテンポが良くないと感じるところがありました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "怒りがこみ上げる\n 大仰な音楽泣きわめく俳優きれいな沖縄の海に、ボートが違和感満載に走る。フイルムおかしい?あんな不幸や暴力のオンパレードの中でしか、人の信頼関係が描けないなんて、嫌な話だ。本当に、怒りがこみ上げる森山未來さん、すごい俳優なのに、音楽も大好きな人なのに悲しくなる " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "切なすぎる… 今だからこそ見る必要のある作品。\n 近年、頻繁に耳にするようになった猟奇殺人事件。我々も犯人に対し、その残虐さを理解出来ず受け止めきれぬゆえベクトルは違えど、底知れない未知の憎悪“怒り”を犯人により、いつの間にか植え付けられていると言う恐怖を感じました。また、世の中には存在を隠して生きなければならない人々がいると言う事も、もう一つの重要なテーマであると思います。大変重いテーマの作品ですが、こんな時代だからこそ見る必要のある作品だと思いました。それにしても… 李相日監督は役者に命を吹き込むのが本当に上手い!『悪人』もそうでしたが、主役は勿論のこと隅の隅の人物まで、すべて主演賞を取ってもおかしくないほど、役者がいい演技をさせられる。今、日本一の骨太の監督かも知れないと改めて感じました。また教授のピアノが心にしみました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "悪人を超えた力作です。\n 正しい答えがあるのかどうかすら分からない現代の日本の問題。前半はずっと考えさせられました、特に沖縄。後半はずっと泣きっぱなしで、最後まで誰が犯人なのか分からず、それがとても面白いし、苦しいし、感動しました。劇中のセリフは一度たりとも聞き逃してはなりません。とても深い言葉を7人の豪華俳優陣以外にも言ってます。個人的には優馬のお母さんのあの言葉。自分の中では人生No. 1の邦画でした。142分とは思えないくらい重みのある映画です。DVDでも十分堪能できる作品だとは思いますが、映画館で観た方が何倍もいいですよ。音楽も素敵です。音楽でも泣けました。とにかく多くの方に観ていただきたいです! " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人を信じるということ\n 人を信じなかったために絶望の淵に立たされる人。人を信じたために、深く傷つく人。うーむ、難しい。なぜ、この人を信じてあげないの?なぜ、この人を信じてしまうの?登場人物と一緒に、心揺らぎながら見入ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 飽きさせない展開で楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "切ない感動\n ものすごく切なく、胸が締めつけられた。人を信じる難しさ。苦しい映画だけど感動した。広瀬すず良かったー妻夫木聡も良かったー。映画って良いなーすごいなー。文句なし。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "体に雷が落ちたかのような衝撃\n 久しぶりにえげつない邦画だったと思います。映像のグロさや演出というよりも、中身が桁外れに素晴らしかった。桁外れなだけに、こちらが理解できるかどうかだと思います。この「怒り」、誰にでも当てはまり、どのようにも解釈できる、でも形容し難い、そんな人間のドス黒い部分を描ききっていると感じました。この豪華なキャスト陣の演技合戦は秀逸でした。特に沖縄編に出演していた広瀬すずさんと佐久本宝さんはあれだけの俳優陣に負けず劣らずの存在感と演技がありました。是非とも見て欲しい傑作ですので、まだの方は是非お早めに。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "衝撃\n キャストが豪華で、本当に素晴らしいです。演技に違和感を全く感じずに鑑賞できるのは本当に良いです。ストーリーと音楽がマッチしていてなんども鳥肌が立ちました。ストーリーとキャストに関してですが、一番犯人ではなさそうな人が犯人でした。宮崎あおいさんは、すこし変わった女の子の役でしたが、声などがむやみに明るい感じで、とても演技が上手かったです。松山ケンイチさんは、怪しそうな雰囲気を出しながらも宮崎あおいと話しているときは楽しそうにしています。さすがでした。すこしだけ気になるのが、松山ケンイチが自分が殺人犯だと告白したというのがなんだったのか、ということ。渡辺謙さんもとてもよかったのですが、主演の理由がよくわかりません。妻夫木さんと綾野剛さんですが、ゲイという難しい役をよくやりきったとおもいます。妻夫木さんは一目見るだけでゲイに見えました。すごい役作りです。ラストに泣いているシーンも理性を超えたという表現が適当なくらい、演技には思えない。すごい演技力です。綾野剛さんは日本で一番悪い奴らも観たのですが、全く雰囲気が違いました。口調も違いますし、役者はすごいと実感させられました。ひとつだけ、綾野剛はゲイっぽくなくて、妻夫木さんが強引にやってるだけのような感じがしました。広瀬すずさんと森山未來さんですが、森山未來さんはもう見るからにサバイバルマンみたいな感じでした笑広瀬すずさんは米兵にレイプされてしまってからあまりでてこないですが、その演技は上手かったです。また、唯一の新人俳優である佐久間くんは結構演技もうまかったですし、最後の緊迫したようなシーンは良かったです。高畑充希などの大物をあんなチョイ役で使ってしまうこの映画は、本当に豪華で見ごたえがあります。この映画で本当に演技が上手いと思ったのは、妻夫木さんと宮崎さんですね。最後に、題名「怒り」の意味、それがわかりました。壮絶なストーリーです。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストまで気が抜けない\n どういうラストでも大丈夫な内容。有名どころの俳優が多いと話に集中しづらくなるけど、今作は大丈夫。キャストの誰それがいいと言いたいところだけどそれを言うと観る前の人に悪い(笑) " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった!\n 監督、配役、脚本、演技、音楽すべてバッチリ!映画のストーリーとは別に非常に気持ちよくなれた。すべての要素が噛み合うと素晴らしい作品になる。考えてみれば、3つのストーリーはすべて別の場所・人物なんだもんな。脚本すごいな。それとやはり綾野剛はすごいな。彼の出演作を見てきて良かった。☆一つ足りないのは、一番大事であろう動機が若干弱く感じた。また、こんな人物が一年間も指名手配から逃れられるか?と少し思ってしまったから。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "苦しかった。\n とても素敵な作品でした。今年見た中で、最も心に残るものになりました。今、清純派として売れている広瀬すずの演技にはとても驚きましたが、彼女の演技は妙に現実味があって見ていて息苦しかったです。終わったあとの疲労感が凄かったですが、良い意味でかなり期待を裏切られる素晴らしい作品。ひとりで見に行くことをおすすめします。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "凄かった!\n 久しぶりに感動しました!観終わった後の余韻がハンパじゃないです。間違いなく 日本の映画史に名を残す傑作です。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "流行りは気にせず30オーバーはこっちへ\n 本年度最高作です。君の名はや、シンゴジラも素晴らしいですが、個人的には今作を押します。ロクヨンは足下にもおよびません。3つのストーリーを編み込んでいくような映画ですが、編集が上手いです。音声を残しながら、映像は次へ。余韻を上手く残しながら次のページへ進んでいるような感じです。7人の主役、準主役は当然に上手く、それ以外のピエール瀧や池脇千鶴、高畑充希も存在感を出してます。今、役者を使うのが一番上手い監督です。高畑充希の目力は凄かったです。沖縄の男の子は最初と最後で全然違ってます。色んな立場の役柄があり、観客は誰かに感情移入して観れるのではないでしょうか。坂本龍一の音楽はラストに行くほど重厚で効いてきます。絶望からわずかな希望、新たな一歩、次への挑戦を感じさせて「怒り」の一文字を。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良い映画は良い映画館で。\n 3つのストーリーで展開されていく映画だったけど、場面の移り変わりがとても自然で綺麗でした。役者陣も素晴らしい方たちばかり。それだけでも見応えがあります。一流の俳優さんたちの名演技の中、広瀬すずちゃんも体当たり演技でした。苦しい涙が本当に切なく怒りを覚えました。この映画はいろんな角度からの「怒り」があり、信じるぬく事の難しさや大切さも伝わってくるようでした。観て本当に良かった。ただお隣の高齢夫婦が終始話しており、「この俳優しか知らないなー、なんだかさ意味がわからないなー、、、」とetc...∑( ̄ロ ̄|||)ラストに近づくほど、話がヒートアップしてきたので、我慢しきれず「すみません、シーで、、^_^;」と伝えましたが、すぐ隣の婆様にしか通じず爺様は話し続けてました。エンドロールが終えて照明が点くと、前後隣席の観客や、爺様の隣の女の子はすんごい怒りに満ち溢れていました。せっかくいい映画を観に行ったのに残念、はぁ꒰ ×͈௰×͈̣ㆀ꒱՞すみません、映画のレビューでなくて、映画館のレビューになってしまいました( ̄Д ̄;また良いシネマで観なおします!!ちゃんと観なおしたいくらい素晴らしい映画です‼︎(*˘︶˘*) " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "演技合戦\n ストーリー的には破綻してるよね。思わせぶりに伏線らしきものをチラチラさせる割にさほど説得力が無い。犯人の血文字を使ってまでの犯行の動機に説得力がないし、まして潜伏後になぜあのような行動をしてたのか繋がらない。それに、綾野・妻夫木パートは関係なくない?これらは映画でなく原作の責任かもしれないけど。そのかわりに出演者の演技合戦は相当な高レベル。中でも宮崎あおいの実在感は凄かった…今回は妻夫木聡の軽いッぽい演技も説得力があったと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "上映初日舞台挨拶にて\n 李監督の脚本力が素晴らしかった。とても重たい内容でしたが避けては通れない人間の生きざまが描かれていて心に響きました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "「怒り」を完全に消化できず、重さがバランス悪く残る。\n うーーーん、重かった(笑)重いのはわりと大丈夫だけど、なんだろうな、完成度の悪さでしょうね、きっと。重いわりに感動が少ない。評価は高いけど、恐らくこれは小説の方が良かったでしょうね。この映画のテーマは「 疑心暗鬼 」人はどうやって人を信じるのか、信じられるのか。不安を掛け合わせて生まれる、疑心暗鬼を生ずる。人間の不安定な心。だけど信じたことによって狂う、人生の歯車もある。はかりきれない人間の、心と心の、すれ違い。ある指名手配中の殺人犯を追いながら三部に分かれてストーリーが展開していくの。これは、ひとつずつ。見たかったなぁ丁寧に。だから重いわりに、ほとんど中途半端で消化をすることが出来なかったんだよ。しかし妻夫木くんは演技が上手いね、ほんと。Sぷりのドキドキゾクゾクが伝わってきました。綾野剛くんのMぷりは、だんだん見慣れてきた。2人のゲイのシーンは、見事に思い切っている。そして個人的には一番切なかったストーリーです。そして宮﨑あおいちゃんも、素晴らしかった。少し役作りのためにふっくらしたかな?その方が可愛い。レビューにこの役は宮﨑あおいには荷が重すぎたのでは?という意見もあったけど、そんなことは全然なかったと思う。で、松山ケンイチくん。こないだ役作りで太りまくってたのにこれまたスッキリして「ノルウェイの森」の頃の初々しい彼を思い出すぐらいカッコ良かった。役者さんって凄いですね。で、個人的には絶賛をされていた広瀬すずちゃんが唯一キャスティングミスだったのではないかと…思ったり(;'∀')するのは…私だけ???確かに頑張っていたとは思うけど泉という女の子の役はもう少し儚げであってほしかった。守ってあげたい儚さをイメージさせながらそこから想像ができないくらいの破壊に近い「怒り」を表出、表現ができる演技が見たかった。そんな女の子をキャスティングにするともっとストーリーが活きてきたのになぁ。〇〇事件に合う前と、合ってしまった後は想像を絶するほど、それまでの人生が狂うはずなのに。その演技に大した差がないように見えてしまった。広瀬すずちゃんの演技力の乏しさが目立ったと思う。でも沖縄の声とも言えるシーンは辛かった。現状を生々しく理解を寄せるシーンでしたね。一押しは、ほぼ無名である若手の佐久本宝くんですね。ヌボーットした新鮮な演技から、ジワジワと怒りを表出していく。あの場面には森山未來を食っていく彼の役への陶酔が心から伝わってきました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動しました。\n 人を信じるとはどういうことか。じっくり考え、感じられる物語です。原作に忠実な脚本、キャストの演技、坂本龍一の音楽、どれを取っても素晴らしい。そうそう出会える映画ではありません。鑑賞をおすすめします。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観た後の余韻が半端ない作品\n 観た後のなんともいえない余韻が半端ない作品だった。これはひとへに役者陣の演出を超えた演技によるところにあると感じた。東京・千葉・沖縄で同時進行するストーリーは一切交わることなく進んでいくが、それがラストで一本の線につながっていく様は圧巻である。間違いなく今年観た映画の中で最高の作品である。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "すずちゃん\n 人を信じろと言ってるのか?信じるなと言ってるのか?すずちゃんがあんな役とは…(^-^;)。高畑充希も舞台挨拶とか出てよくないか?赤江珠緒が若く写っててビックリ!! " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく観るべき作品\n 映画に限らず作品が世に産み出されるのには理由がある。本編のバックボーンには世田谷一家殺人事件や市橋達也の事件があるが、彼らはなぜ殺人を犯したのか?その人間心理を突き詰めると【怒り】という言葉が出てくるのであろう。この【怒り】という言葉はこの作品のテーマであり主役でもある。3組の犯人と思しき人物とそれを愛する、あるいは信頼しようとする周囲の人間との関係が綿密に描かれているからこそ、ラストの展開にも納得できる。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "役者陣の力量が演出を超えた作品\n 原作読まない主義なので、何度も劇場で観る予告の役者さんの演技を楽しみにしてました。予告では、わからない3つのストーリーのオムニバスが、1つの事件と繋がって行く描写の入れ替わりが激しいので、感情移入する暇がない〜^^;犯人のモンタージュが、松山ケンイチ・綾野剛・森山未來の3人に似てるので、序盤から頭の中で犯人探しが始まります。ストーリー1ハリウッド俳優世界の謙さんのヤツれた野暮ったい親父その娘で、元風俗嬢をすっぴんで演じる宮崎あおいのピュアな演技いかにも犯人オーラ全開の怪しい物静かな松山ケンイチの演技3人の切なさの中にある怒りの表現は圧巻。ストーリー2イケイケセレブなゲイサラリーマン妻夫木聡素性不明の中性的な青年を演じる綾野剛目を覆いたくなる彼らのベットシーンは、役者って大変や^^;;;;騙してるのか騙されてるのか?殺人犯なのか?最後、まさかの結末に後悔する妻夫木聡の自分に対する怒り。ストーリー3もし彼女が、自分の娘ならこの仕事は絶対に受けさせたくないし、事務所がよくOKしたと思わずにはいられない。。。広瀬すずのレイプシーンは、映画史に残るインパクト><;自身も世界中を旅して見聞広げた森山未來の破天荒な暴れっぷりと危険度はMAX・・・@@!これらの超演技は有名役者に混じって一人ピュアな沖縄の青年頑張ってました。3つの中では、この沖縄の話が一番辛い。。。最後の広瀬すずの叫ぶ怒りが、それを物語る。他にも・・・謙さんの妹役を演じる池脇千鶴の鋭いツッコミ演技チョイ役でも超インパクトな現朝ドラ女優の高畑充希警察のピエール瀧&三浦貴大の相棒の息が合ってない感が絶妙まぁ〜これだけの超多忙な人気演技派の役者さんのスケジュール抑えた事がある意味奇跡の作品かも!?☆4.2<敬称略> " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "豪華キャスト+熱演(中でも妻夫木と綾野のゲイカップル) これだけで...\n 豪華キャスト+熱演(中でも妻夫木と綾野のゲイカップル)これだけでも観る価値はあると思う。ただ、劇場でみるべきかと問われると、どちらでもいいとこたえてしまうかも。東京、沖縄、千葉に現れた3人の謎の男と親しくなる周囲が、それぞれの場所でそれぞれの者たちを未解決事件の犯人ではないかと疑いを持ちはじめる。話の展開は、その3つの視点を交えながら同時に進めていくかたち。長い上映時間だが飽きなかった。人を信じることの難しさをリアルに表現していた。自分は最後まで誰が犯人なのかわからず、群青劇としても、ミステリーとしてもよくできてると思う。一方で気になったのは、泣くシーン。演技は素晴らしいのだが、カットがやや長く感じた。そこまで尺使わなくても伝わりますよと言いたくなってきた。←揚げ足とりのようなものです(笑)音楽は流石、坂本龍一といったところ。特に、物語の重厚さと沖縄の海がうつる場面に壮大さが出ててよかった。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い!濃厚!\n 凄かった。一つ一つのシーンがなんとも濃厚で実在感がハンパなく、脳裏にこびりついて離れない。当代きっての人気俳優揃い踏みだが、みな李監督によって最大限の魅力が引き出されている。人物描写が深いためどんどん感情移入し、ラストは心底緊迫した。原作もいいだろうが、未読がおすすめ。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "文句ありません\n これが映画です! " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "上手く描写されていて素晴らしい作品\n 今年になり、80本近く映画館で映画を見ているが、その中でも1番映画を見た感じがします。各キャストの演技力が素晴らしい。特に千葉すずと宮崎あおい。千葉すずが出ている作品をずっと見ているけどこの作品でもうひと伸び女優として成長してほしいです。犯人もなかなかわからなく、また沖縄の現状を垣間見るところも出来てよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ハラハラしました\n こいつか!あいつか!こいつだったか!というような感じで犯人がわからず、ハラハラしました良かったけど悪い、悪かったけど良かったというような感じの終わり方だと思いました監督さんが日本人じゃないからか、お?となるカメラワークの部分がありました、意味深だなと感じましたけっきょく、あれは何だったんだろう?と思う出来事もありましたただ、それが気にならないほど展開が面白かったです男同士のベッドシーンや襲われるシーン、また、血がけっこう出てるシーンがあるので苦手な人はおすすめしないです " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小説、映画ともに味わいのある作品\n 吉田修一の作品にはゲイテイストのものが多くあり、気になってよく読みます。小説を読んだから、結論は知っていました。もし小説を読んでいなかったら、この映画の印象も少し違ったのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「結」が長くありません?\n 良い映画でございました。堪能致しました。人を信じることは、何を持って信じると判断するのか。その人自身それだけで信じること。その人の過去の背景に保証があって、初めてその人を信じられること。人を信じることから始めるのか。疑うことから始めるのか。これらの信じる過程など、あとから作られた理由のようなもの。結局、自分が信じたいものを信じるのではないかと思う。頭で考えることではないですが、鑑賞後の帰り道、禅問答のように、繰り返し頭をよぎりました。映画は、そんなテーマを根底に、サスペンスの要素もあり、群像劇のテンポもよく、飽きずに観ることができました。ただ、前作「悪人」にも感じたのですが、起承転結の「結」が長い。今作も長く感じました。私の個人的な趣味で言えば、「結」が潔い作品に、その監督のセンスを感じる。この作品をクリント・イーストウッドが撮ったらどう終わるのか。ふふふ。 " + }, + { + "date": "2016-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "苦手なシーンが二箇所ありました。\n 〇妻夫木聡&綾野剛恋愛は自由だと思うので、同性愛に対して差別はないのですが、ベッドシーンが妙にリアルで「あんまり見たくないな‥‥」と感じてしまいました。私が女性だからという事と、あんなに生々しいシーンを見たのが生まれて初めてだったからかもしれませんが、どうしても生理的に受け付けなかったです。〇広瀬すず米兵に無理矢理‥‥のシーンがとにかく苦手というか、見てられなかったです。胸が締め付けられ、何とも言えない感情になりました。こんなシーンがあるなんて知らなかったので、知っていたら見なかったかもしれません。ただ上記2件、私が不快感や苦手感を感じたということは、それだけ役者陣の演技が皆さん素晴らしかったという事だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "これぞ映画、なのか?\n まず出演者の演技がとてつもなくすごいこれ以上のものは見たことない特に広瀬すずは本当にこの映画で殻を破った演技という面でファンになった人を信じることの難しさっていう主題がちゃんとあって、それで個々のストーリーがよくまとまってて本当に良い!おもしろいという言葉じゃなくてとにかくすごいという言葉が当てはまるこれぞ映画と思わせられるものだったとにかく圧倒された。普通なら感情移入して涙流すところも圧巻されてもう感情移入どころじゃなかった目を背けたくなるようなシーンもかなりあったけどそれがあってこの作品ができあがってる沖縄とかBLとか社会問題として取り上げられるようなことをきれいに収まっててめちゃくちゃたくさんのことをこの1本の映画で考えさせられる今年見た中で、もしかすると今まで見てきた映画の中で1番恐ろしくて怖くて泣けて考えさせられてすばらしい映画だったんじゃないかなと思ったでも最後に一つだけ改めて考えてみて、映画とはこういうものなんですかアクション映画ばかり見てきたために目を背けたくなるようなシーンがあるこういった映画はあまり経験がなくて衝撃をうけたけど、伝えたいことを伝える手段としてこの映画はアリなんですかまだ若いんでよくわからなくなった確かに万人が気にいる映画とはいえないけどそれでもやはり僕はこの映画を好きとは言えなくても素晴らしかったと言いたい。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "秀作です。見なくてはダメでしょう。\n いい映画でした。ある殺人事件の犯人に関わった人たちと、その犯人ではないかと恋人を疑った2組の人達の話し。自分の恋人が殺人犯ではないか?と疑った者たち2人は疑ったことへの悔恨の念にさいなまれる。信じていた人が殺人犯でおまけに恋い焦がれた女の子がレイプされるのを静観された少年は殺人犯を殺してしまう。3組 の人達は最後まで同じ場面では出て来ないが、上手に映画の中で溶け込んでいるのがすごい。怒り、どうしようもない怒り。まぬがれない怒り、怒りからくる衝動。殺人。やってしまって後から感じる怒り。悔恨。目まぐるしく動く人間の感情をよく描いた映画、俳優がよく演じているのが凄い映画です。妻夫木と綾野のゲイシーンは良くやったなって感じ、凄い。宮崎あおい、演技がホントにに上手い。謙さん、、、安定、格が違う広瀬すず、、、大女優の予感あり、、、太らないでね!いい映画みました。李監督次回に期待大! " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい演技力\n 内容がとても濃く無駄な時間がない。ストーリーの運び方がとても好きだった。ロケーションもよく海がとてもきれいだった。キャストも豪華なだけあってとても演技力が素晴らしかった。特に宮崎あおいさん広瀬すずさんの迫力ある演技が素晴らしかった。さまざまな視点から見ることができ、とても考えさせられる映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "久々に響いた\n 感動した。心が揺さぶられた。田代くんが犯人じゃないとわかったときの宮崎あおいの泣き演技は迫真。いちばん泣いたシーン。ぜひ見に行ってほしい! " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "今年見た中で一番面白かった!\n 自分や大事な人が傷つかないために、つい人を疑ってしまう。そんな中で、大切な人を信じ抜くことって難しいし、尊い。でも、「信じる=正しい」ではなくて。信じられなかったことで失う悲しみ。信じていたからこそ裏切られた時の悔しさ。両方ありえるから、人間って難しいんだなぁと。そういう矛盾がうまく描かれていた映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見終わっていろいろ放心状態でした笑 すごかった、、、 自分が信じて...\n 見終わっていろいろ放心状態でした笑すごかった、、、自分が信じている人を殺人犯だと疑ってしまって、とても映画を見ている時くるしかったなぁ " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい❗\n 原作に忠実に作られて、一人ひとりが主役。暗い話だけどどうなるのかな、と思って見ましたら、確かに重い、でも人を信じきれるか、そんな話。皆、これこそ競演、それぞれの熱演が競ってる。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "人を信じるということ。\n 吉田修一の原作が出版されたときから注目していて、ボヤボヤしているうちに、李相日監督が映画化すると発表され、文庫化となり、読み始めたらキャストが発表された。原作は非常に素晴らしかった。ただ映画にするには難しい題材であるとは感じていた。そして出来上がった作品は、原作の精神を微塵も変えることなく目の前に提示された。人を信じることがいかに難しいか。愛子(宮﨑あおい)の慟哭、優馬(妻夫木聡)の涙がそのことを物語っている。そして泉(広瀬すず)の怒り。物語もさることながら、映像も美しく、李相日の映画作家としてのひとつの到達点かもしれない。役者陣は先にあげた3人がよかった。もちろんみんなよかった。力のある原作と、それにみあう才能が結集すれば、力のある作品ができる。日本映画のひとつの目指す道である。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "キャストが豪華すぎる!\n とにかくキャスト全員の演技力が素晴らしい。演技でこんな泣き方できるもの?こんな表情できるもの?そして内容が相当重いため、終わった後はただただグッタリ。笑どうして1人で観に行ってしまったんだろうとすら思った(; ; °દ°; ; ; )どこかあたたかさを感じる終わり方をしているはずなのに中盤の恐怖心が頭から抜けない!いつかテレビで放送される事があったとしても絶対に観ないと思う。軽くトラウマです。批判したいわけじゃなくて、たったの2時間ちょっとでそこまで強烈に感じるものがある映画。すごい。なんかもうそれに尽きる!笑 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い映画でした。\n 夏の暑い日八王子で起こった夫婦殺人しまけん壁に残された怒りの文字から繰り広げられる物語。あとは映画見て下さい。妻夫木聡の演技最高でした。久しぶりに良い映画観ました。(^_^)v " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "人を信じるということそしてその対価\n 沖縄の美しい海さびれた漁港日本の中心東京三つの物語はそれぞれ別々なのに一つの殺人事件を廻り絡まっていく・・・単純に殺人事件の犯人は誰なのか、愛した人が殺人犯だったらというテーマとはまた違ったところで沖縄が抱える米軍、軍人による少女レイプ事件カミングアウト出来ない同性愛者の家族娘の幸せを願う父の後ろ姿など深く考えさせられる話でした。話が進むにつれ引き込まれ誰が犯人でもあって欲しくない何故、あんな事件を起こしたのか。そんな気持ちを見事に裏切ってくれました。最後に語られるそれぞれの真実自分が余命幾許もない中それを隠し優馬に寄り添う直人。透明で色の白い儚げな彼の姿墓が一緒じゃなくても隣ならいいよな・・そう言った直人お弁当が傾くのを直そうとする後ろ姿が愛しくて切ない。自分に対する自尊感情が低く見える愛子。そんな愛子を心配する父。愛子自身も自分でこんな自分が幸せになれるはずがないと心のどこかで思っているのだ。愛子が警察に電話した後で犯人とは無関係だったと知った時の人を信じられなかった自責からの号泣が切ない。泉の事を遠回しに告白する辰也。「お前の味方にだったらいつだってなるからな」そう田中に言われてどれだけ心が救われたろう。一番守りたかった泉を守ることが出来なかった。そんな苦しみを田中に打ち明け信じた。そんな田中に裏切られ罵られて鋏を手にした辰也が切ない。ラスト、海へと走る泉田中の壁の心無い書き込みをみて辰也の名前を口ずさむ全てをしる泉海の中で大声で叫ぶその声の意味は、悲しみ?苦しみ?怒り?いつか、それぞれのキャスト達に光がさす未来が来て欲しい。一つだけ、やっぱり最初の殺人事件を起こした田中の動機がはっきりとは解らなかったこと彼の持つ怒りは何だったのかそこがよくわかりませんでした。信じていた人に裏切られる気持ちどこまで人を信じればいいのかそこから生まれ出す疑心暗鬼と葛藤、そして後悔怒りは連鎖する、連鎖する怒りを断ち切っていきたいそう思った作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "信じる事は難しい\n 宮崎あおい、広瀬すず、良かった。でも一番感じられたのは沖縄の男の子。彼が今回の主役に感じられた。相変わらずピエール瀧の存在感が凄い。この作品も後からジワジワ。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "演技と音楽\n あまりこのような重そうな映画は鬱になるから観ないようにしてたけど、主演・渡辺謙ということで…観てしまった。結果的にやっぱり心に陰鬱なものは残ったものの「観てよかった…」と思える映画でした。役者さんの演技と、音楽に引き込まれました。特に妻夫木聡と森山未來はスゴかったなあ、、 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "メッセージ性は高いが\n 群像劇かと思いきや、各ストーリーが交互に進行する形式でした。怒りというより、信じるとは何かといった感じでした。んー、重厚な音楽で脚本の荒さをねじ伏せたという感じがして、テーマに対して少し誠実さが欠けてる気がしました。渡辺謙、広瀬すず、宮崎あおいはほんとに素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒り\n 怒り。まさにタイトルどうり。犯人まさかの森山未來。ビックリしました。新人の演技もよかったです。邦画では良作ですね。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心かき乱された。\n こんなに心をかき乱されたのは生まれて初めてでした。信じるとは何か、愛とは何か…深かったです。ぜひ劇場で観ることをおすすめします。実力ある豪華キャストでした。特に印象的なのは広瀬すずさんです。彼女は本物だなと思いました。まぁさておき、この作品は見終えて気持ちの良いものではないです。でも、見るべきだし見て損をするものではありません。どうでもいいことかもしれないけどいろいろな点で海街diaryと対極な気がします。でも、僕にとってはこの二作品が宝物です。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの怒り…\n 原作にかなり沿って描かれていました。主役級の役者が、上手くかみ合いそれぞれが抱える怒りを見事に演じていたと思います。悲しみと苦しさに満ちたストーリーの中、わずかな光に救われました。この撮影のために、妻夫木さんと綾野さんは、実際に同棲して感情移入してたとか…。すずちゃんは、これからどんどん素敵な役者になっていくでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "期待外れ\n 豪華キャストに惹かれたけれど豪華さを活かせていない。演出も足りず役者の力量がもろに出ているから、逆に力のある役者は好きにやれたという感じか。存在感と力の無い役者が埋もれたか。物足りない気がするのは脚本の粗が目立ってしまっているせいでもある。予告以上のものはなし。好きな系統でも無いので、ただ疲れただけだった。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "187-64\n 怒りと許しと信頼なんじゃないかなぁ。ひとりで抱え込まないことですね。いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "宮崎あおいはうまい役者さんですね\n 映画『怒り』を見てきました。原作を読んでいますが、かなり忠実な作品に仕上がっています。原作だと、山神一也がなぜ犯行に及んだのか、そもそもの事件の動機や、怒りという文字を残した理由など、一切が語られないという不満が残ったのですが、そこらは上手く処理されています。見て一日経ってから思うと、妻夫木聡と綾野剛が中心の東京編がうまい位置付けになっていますね。役者さんも芸達者ばかりです。広瀬すずも、体当たり演技というか、頑張っているのは分かります。が、なんと言っても宮崎あおいが素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n 宮崎あおいのくだり泣いた妻夫木のくだりは良い話で終わり沖縄は悲しいけれど続きのほうが気になる広瀬すずはどうなるのか渡辺親子がいちばん泣けた結果良い話幸せになってねっていう " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎました。\n レビューが良いので、観ました。正直長過ぎる。原作を読んでないので何ともですが。勝浦の話はいらなかったかな。謙さんは流石の演技でしたが、あおいちゃんがちょっと。ミスキャストじゃないかな。素っぴん?で頑張ってたけど。彼女には荷が重すぎたと思う。正直勝浦の話に戻ると、もーえーわーと思った。沖縄編もBL編も結局最後何が言いたかったのかがわかりずらくて。そういう意味でも3っつのストーリーは欲張りすぎだったのでは。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "三つのストーリーの\n テンポよい切り替えが良かったです。高畑充希がとても可愛いかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "怒り\n 最後は心の震えが止まらなくなるくらいの名作です。沖縄が抱える現実問題。ゲイがひとりで生きることの切なさと家族との関係、社会保障のない若者の社会への反感や孤独などが入り乱れて、普段は目に見えない、いや見ようとしない現実社会に潜む怒りと悲しみ。この怒りは誰もが持っている「怒り」ではないだろうか?結局「怒り」は悲しみしか生み出さない。渡辺謙の背中のシーン、宮崎あおいの「お父ちゃん」っていう声は何故か都会の真ん中で暮らす人々の心に響く。それぞれの役者がそれぞれの演技で3つのドラマを1つの映画に仕立て上げた感じです。ラストは、直人の遺骨を同じ墓に入れるシーンがあっても良かったのではないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "好きな俳優さんばかりです\n 1番好きなシーン妻夫木聡がコンビニ帰りの綾野剛をみて、笑って駆け寄って持ってる荷物を取り上げて『思う存分 お弁当直せよ』ですヾ(o´∀`o)ノ二人のおしりが可愛かったなー犯人像がわかりにくかったのですが森山未來 松山ケンイチ 宮崎あおい 広瀬すず よくわからない多分本当の沖縄の男の子 見入ってしまう演技理解するためもう一度見に行きますΣ(・ω・ノ)ノ " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな人のいろんな怒り\n 一家殺人事件の容疑者と同じ特徴をもつ3人の男たちにまつわる群像劇。誰が犯人か分からないため、観客は終始疑いの目で3人を見る事を強いられる。疑いの目で見ると、どいつも怪しく危険に見えてくる。登場人物達と同じく、人を信じることの難しさを体感できるだろう。タイトルの通り「怒り」がテーマだが、怒りといっても色々ある。静かな怒り、激しい怒り、悲しい怒り、憎い怒り、他者への怒り、自分への怒り、社会への怒り。この映画には様々な怒りが出てくる。他者の怒りは想像はできても理解はできない。怒りという感情一つとっても理解できないのに、他者を理解するなんてのはもはや不可能だろう。だからこそ、信じたい信じられたいと思うのかもしれない。千葉の寂れた漁港と、息をのむほど美しい沖縄の海の対比もよかったです。冒頭から見る者を惹きつける力を感じ、開始5分くらいでこの映画絶対面白いだろうと思いました。豪華俳優陣の文字どおり体を張った演技も必見です。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ここまで重い題材でPG12?ミスキャスト0の傑作\n 原作とほぼ同じなのは千葉編。愛子のキャラこそ原作と一番違うが一番目を惹いたのは宮崎あおい。ベテラン俳優はほぼ渡辺謙1人だけというのも珍しいかも。劇場で聞く大音量の米軍機飛行音を聞くと沖縄の現状に胸が痛くなる。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んだ上で\n 原作を読んだ上で鑑賞しました。小説の時点で凄く感動したので、どうなるかなと思いきや、さすが悪人のタッグ。映画も感動しました!しかし、やはり描かれてない部分だったり、最後の展開で田中の告白があったりと、そこが無いからこそ面白いと思ってたので、「原作ファンとして」残念しかし、映画としては上手く4つの話を繋げけてて観やすく、とてもいい映画でした。今年の1番でしょう。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "「信じる」って簡単じゃない\n 信じきることの難しさ、信じたものが虚像かもしれない怖さを感じました。印象的だったのは、山神が辰哉に放った言葉。「お前は俺の何を見て俺を信じたの」この言葉を反芻し、自分は何を見て人を信じているんだろうと、映画館からの帰り道自問自答していました。「信じる」ということについて深く考えさせられた映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "心がえぐられた\n この映画の中に複数存在するテーマ、親子・同性愛・はみ出し者同士の恋愛など、それぞれの葛藤を静かにさらけ出されて、観ていて心がえぐられた。綾野剛の、スクリーンに存在しているだけで庇護欲をかきたてられるような健気な表情が魅力的だった。松山ケンイチは、死んだ魚のような目をしている中で一時見せる意思の強い目にはっとさせられた。広瀬すずの暴行シーンは衝撃的だった。緊迫した空気と絶望感がひしひし伝わって、ここまで全力で演じるのかと女優魂を感じた。その後、母親とベッドで眠っているシーンの愛くるしさと穢れのジレンマに心が引き攣る感覚があった。宮﨑あおいはとても好きな女優だが、どうしてもすっぴんが気になってしまった。大スクリーンに映し出されるシワやシミ。どうみても30代だけれど、この役の設定年齢は何歳なのだろう?と考えてしまった。広瀬すずとの対比でことさら加齢が目立った。すっぴんという「設定」でコンシーラーや薄いファンデーションを塗ることすら許されなかったのだろうか。ストーリー以外のことに観客の気をそらすほどのすっぴんはいかがなものかと思ってしまう。また、どうしても宮﨑あおいが「バカ」にみえない。「バカを演じている」ようにしか見えなかった。こういう人種の人が腹式呼吸でしっかり発声しているイメージがない。話し方がふにゃっとしていても、宮﨑あおいの芯があるよく通る声に違和感があったのかもしれない。一番気になったのは、広瀬すずの相手役の無名の役者。なぜこの役者を選んだのだろうか。後半にかけて感情を前面に出すシーンの演技はまだ観れるが、「普段」の演技が正直いかがなものかと思う。居酒屋で酔っ払うシーンは、観ていて特に「なぜこの役者をキャスティングしたのだろう」という疑問ばかり浮かんで現実に引き戻された。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ヘビー\n 良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "怒り\n 見終わって思うのはどこにもぶつけられない・ぶつけても消化されることはない「怒り」が東京、千葉、沖縄のキャラクターに共通するものなのかなと。東京編の良さは綾野剛さんが全て持っている気がします。囁くような声と薄い体と白い肌で普通の人より一層存在が儚い感じが演出されていて、ふらっと消えてしまったかと思ったら死んでるなんて思わないでしょ。犯罪者かも、って疑ってたんだからより衝撃が大きかった。2人は出会いこそ気まぐれだったのかもしれないけど、この作品の3つのお話の中では一番やさしいお話しで、妻夫木さん演じる優馬の自分の疑ってしまった気持ちに対する怒りがとても悲しい。墓地での「一緒の墓入るか」って言葉と、その後の回想で2人窓際で外を眺めながら幸せそうに直人が「一緒は無理でも隣ならいいな」って呟くように言ったときは泣いた。なんで病気だった事を言わなかったのかを考えると、綾野さんが演じた役の直人視点から考えて治らない病気なのに言ってもしょうがないとか、愛したから悲しませたくなかったとか、考えるだけで悲しい。「疑ってるんじゃなくてさ、信じたいんでしょ。」ってセリフが後になって涙腺にくる。沖縄編は広瀬すずさんがすごく印象に残ってる。モデルをやっている雑誌もCMも見ているし、生で見たこともあるけど演技については少しのドラマでしか知らなかったから、こんなにすごかったっけとドキドキするような演技でびっくり。辰哉がお酒をこぼしてしまうシーンは予定外でアドリブで続けたハプニングカットがそのまま使われているらしくそれにもびっくり。演技のリアリティがありすぎて目をそむけたくなるようなシーンもあったけど広瀬すずの演技力に目を背けられませんでした。でもしんどい。森山未來さんが演じた田中は無造作に伸ばした髪や髭が少し不気味でどこにでもいるような雰囲気をまとっていた。でも無人島にいることや、「誰もにも言わないで(ここにいることを)」というセリフ、泉に「田中さん」と繁華街で呼ばれたとき反応が遅れたことと驚いていたことから考えると一番怪しいですよね。殺害の犯人として周りから疑われることもなかったし、周りに信用されて信頼されていたからか、田中の「なんで信用できるの」っていうセリフでガーンとなりました。優しい言葉をかけたり自分に刃をあてていたり、逆立ちになったり、気がくるっているおかしい人なんだってのが不気味でした。辰哉が怒りを表して田中を殺したけど多分その怒りはどうしようもないもので、田中を殺したからと言ってなくなるわけでもなくて、泉に関してもきっとそうで警察に通報しても、誰かに話してもどうにもならない怒り。千葉編は渡辺謙さん演じるおとうちゃんの宮崎あおい演じるアイコへの愛情が痛いほど伝わってきた。第一に心配する気持ちが大きくて、アイコ自身のことや、素性の知れない田代と娘のアイコが距離を縮めつつある事。お父ちゃんの悩んでいるのがひしひしと感じ取れた。お父ちゃんが田代に言った「あいつすこしおかしいんだよ(うろ覚え)」セリフはアイコの知能の事をいっているのかな?感じているものが当たっていれば、小さい子供から目を離せない的な。でも、それをわかってアイコといると「落ち着く」、「なんでも話してしまう」と言った田代とアイコの間には2人にしかわからないような空気感があったんだなと。千葉編に関しての「怒り」はアイコじゃなくて渡辺謙演じるお父ちゃんが感じたもの。疑ってしまったばかりにアイコを惑わせてしまった自分への怒り。宮崎あおいのすっぴんであどけない雰囲気に、泣き狂った演技が印象強い。終わり方としては3編とも何ともいえない感情が迫って来る。つらいとか悲しいとかしんどいとか。私は綾野剛さんと妻夫木さんの東京編を楽しみに見に行った映画だったのですが、想像以上にすごいものを見せられてしまった感が半端ない。LINEliveで渡辺謙さんが言っていたように東京編が一番純愛だったんですが、整理しながらここに書いていると悲しくて泣きそう。行為後のよだれとか、コンビニでお弁当と一緒に男と使うための避妊具買ってる綾野剛が最高だったのをメモしておきます。疑問を投げかけるとしたら、電話で話していた空き巣の件と夫婦殺害の動機ですかね。動機なんてものはない。ってのもありだと思っています。各俳優陣の演技にリアリティがありすぎてスクリーンに飲み込まれているような感覚を持ったシーンも何度かあった、ミステリーというより人間ドラマだった、人を愛すること、信じることが何を生むのか、信じるために何をするのか、考えさせられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "ある一定量の面白さは保証してくれる李監督\n 物語がものすごくゆっくり進行していくんだけど、停滞する所がない。3つの物語それぞれが、しっかり独立しているし、そのバランスもすごく良かった。監督がインタビューにて、停滞しない様に心掛けた、バランスが保たれる様に気をつけた、と言っていたが、とても上手くいってると思う。なんか思わせぶりな映画だな〜とも言えるけど、ミステリーとして純粋に面白かった。実力派を掻き集めてるキャスティングはいいし、元々の原作もまぁ良いし、音楽も坂本龍一氏の彼らしいメロディがとてもいい。特にキャスティングに関しては、こちらが思う、この役者さんはこのぐらいまで見せてくれるだろう、という無意識の予測を、それぞれ少しづつ越えてきてくれた。このタイミングで広瀬すずをあの役にキャスティングし、覚悟を決めさせたのには驚いたし、妻夫木聡をゲイ役にキャスティングしたのも、誰もが妻夫木聡に思うイメージを拡大してくれた感じでバッチリだったし、放浪の旅から帰ってきたばかりの森山未來をバックパッカー役に当てたのも間違いない判断だし、誰もがもう見たくない松山ケンイチのおバカギャグ映画の側面を一切許さず、徹底して松山ケンイチの一番の長所である暗い目だけを見せ続けてくれたのは、李さんは役者の使い方がよくわかってる。観客目線で役者を理解してるな、と思う。中心に大黒柱 渡辺謙を置くところなんかもそりゃ間違いないに決まってる。カメラや照明や編集に関しては、どれも奇抜な事は一切せず、クラシカルな方法でしっかり押さえてくれている。何だか、周りの技術スタッフや役者陣に助けられている様に感じるのは、否めない…いや、でもこれも監督としての腕なのだろう…。李監督の映画って模倣してるパターンが多い様に感じる。フラガールはリトルダンサーに似ているし、許されざる者はリメイク、今回のタイトル「怒り」も「渇き。」を彷彿させるし、3つの異なる物語が同時進行で描かれるという点では「バベル」っぽいなぁ〜とか思った。まぁ原作がそうだからなんだけど。でも日本映画の中で、李監督の作品は一定の面白さを保証してくれる監督なのは間違いない。カメラワークや演出、編集などをとってもクオリティの高いものを必ず出してくれるから安心して見られる。そういう意味ではタイプは違うけど是枝監督みたい。信頼できる。ただどうしても、どこか重い風であり、良い映画風なだけな感じがする。なんか煙に巻かれてるような感覚。この映画を見た人達が「なんか考えさせられた」って感想だけで完結しちゃってるのがその象徴。具体的な感想が出ないんです。そんな事もあって、俺はまだ李監督をちょっと掴めないかな。化けの皮が剥がれない感じがする。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とてもよかった\n それぞれの関係性、衝撃の事実、全てが予想外でドキドキしながら見ていました。140分と長い映画なのに、長いと思わず、怒りについて考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "一言では語れない\n 泣いた。エンディングの坂本龍一の音楽でボロボロになるほど泣いた。それだけ凄い作品だった。どういう展開になるのか、どういうオチになるのかの予想がまったく出来ず、やっとこ終わりに近づいて、ああこういうことかというそれさえもハズしの、予想を大きく飛び越えた、まさかこういう作品だとは思ってもいなかった。“怒り”という意味、信じるということ、罪深さ、観終わったあと、映画に張り巡らされた様々な伏線に驚愕するとともに、胸の奥にまでグッと突き刺さる、しばらく震えの止まらない作品でした。「悪人」と並ぶ傑作だと思います。これ以上は語れない。超オススメ! " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2016の大賞\n 常に胸を痛めて観ていた個々の怒りの描写に圧倒されてた悪人をもう一度観たいと思った笑 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒りの意味が。\n この映画を見て、タイトルの意味がなるほどと感じれました。やはり、粒ぞろいの役者達。曲者でした。みんなの好演がぶつかりあってました。その中でも広瀬すずさん、あの演技、苦しく、悔しい表情。また、レベルが 他の役者に近づいた気がしました。すごい映画でした。最後に坂本龍一さんの曲、心にしみてくるトーンで 湧き上がる感情が音になった気がするほどでした。 素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華\n キャスト豪華。スピード感もある。観やすかった。特に森山未來と宮崎あおい。素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怒りについて考えた\n 怒りとは、原始感情で本能に近いもので、昆虫でもイタズラすれば怒ったような態度をとる。人間の素晴らしいところはその感情を抑えることができること。日常的に湧き上がってくる怒りの感情とそれを抑える自制心。自制心は、自分をしっかりと信じていないと怒りのコントロールは間違った方向にいってしまう。怒りを抑圧し過ぎることは自分を見失う。自信がないと抑圧し過ぎる傾向にある。また、自身がないと人も信じることが出来ない。社会生活では、怒りが日々湧いてくる。その怒りを抑圧して、初めて立派な社会人ということになる。しかし、抑圧しすぎると自己を見失い。ある時怒りが爆発する。怒りのコントロールは、社会人には大切なファクターということを教えてくれる作品。抑圧していた怒りを吐きだすところは、観ている者の感情を震えさせます。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの意味\n 犯人の残した【怒】の血文字ではなく、【怒り】とはそういう事かと。テレビのインタビューで原作者が、最初から犯人を決めず、物語を書いて行くうちに犯人を決めたと言ってたので、原作読者は確かに犯人はなかなか判らないかもしれない。しかし、映画はねぇ。序盤から怪しい言動や表情を見せたりしてる2人は、やはり犯人じゃなかったなと。まさに一番怪しくないのが、自分の想像通り、犯人だった。さらに言うと、犯人以外の2人は人との関わり方が深く、逆に犯人は関わりがずっと浅い。故に、あの犯人なのが一番好都合と言える。原作は未読なので判らないが、映画の場合....こういうとこが映画監督の腕の見せ所なんだが。ま、この映画は、謎解きより違うところに重きを置いてると。実に重くズシンとくる映画だが、人間いや本来の日本人が持つ愚かさ、儚さ、そして屈辱や後悔を明日の糧にする強さ。そこに闇と光を見た。 " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "I'm So Tired\n いろいろな意味で疲れた。森山未來はなかなか笑えた。ヒント)本作は逆立ちで鑑賞することをオススメする! " + }, + { + "date": "2016-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "やさしさの映画\n 今年の1位、どころじゃない。何年か振りの満点映画。今年の東宝はやばい。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "見えない心、聴こえない怒り 【修正】\n まずは一言、重い。3人の誰が残虐な犯人か?というサスペンスではあるが、本質は『人を信じる』ということの困難さを描いた作品。人間不信に陥りそうなほど暗く重苦しい内容だが、最後には僅かな希望を感じさせる、そんな映画だった。...メイン・サブ問わず誰も彼もが良い演技を見せる本作。全員について書くと長大になるので数人だけ抜き出す。まずは泉を演じた広瀬すず。惨(むご)い場面にも果敢に挑み、キャスト中でも最大級の純粋な怒りを叩き付ける。序盤の快活さが一転して絶望的な表情に変貌する様は見ていて本当に胸が苦しかった。あまりに無防備な心の持ち主である愛子を演じた宮崎あおいも、自分を信用しきれない父への静かな怒りを感じさせる、掲示板前でのあの深く暗い眼が恐ろしい。娘を守りたいあまりに娘を信じきれない渡辺謙も流石の重厚感。犯人・森山未来はもはや悪人ではなく邪悪ですらある。自身の境遇への怒りに満ちた彼にとって、他者の不幸は胸のすく絶好の物笑いの種でしかなく、人の優しさは自分への優越感と嘲りの表れでしかない。だが彼は、内に抱えた怒りを長年誰にも伝えることが出来ず壊れてしまった人間なのかもしれない。他者への怒りと蔑みと嘲りで充満したあの部屋が、そのまま彼の心の内だ。...だが我々はあの男の部屋の中に入る術を持たない。あの心の内を直接覗き込む手段を持たない。あまりにも当たり前で、あまりにも不幸な事実として、人の心は目に見えない。この物語で起こる悲惨な出来事の根幹はすべてそこだ。相手をどれだけ慕っていようが愛していようが、他者の本心や過去の全てを知ることはできない。そして、見えないものを信じられるかどうか判断することは、誰にとっても恐ろしく難しい。だから、信じきれずに裏切ってしまう。あるいは、信じていたのに裏切られてしまう。...自分の身に降りかかった事に対する怒り。あるいは、信じていた人に裏切られた怒り。他方、信じてくれた人を裏切ってしまった後悔。人の体の肉は柔らかいが、心は分厚く硬い。直人と優馬のように、どれだけ強く抱き合っても決してひとつにはなれないし、泉や愛子が言う通り、泣いても叫んでも、怒りは他人の心には伝わり切らない。けれどもだ、泣くことも叫ぶこともしなければ、その怒りは千分の一、万分の一すらも伝わらない。怒りを表に出すことは、時に尋常ではない勇気を要するが、己を守る為にも、誰かに守ってもらう為にも、それはきっと必要なことなのだ。逆に、慕っている人を裏切ったという後悔に苛まれた者はどうすれば良いのか。エンドロールで流れる本作の主題歌のタイトルは“許し”だった。“怒り”に対しての“許し”。「今度こそ守るから」という愛子の言葉にオーバーラップする、泉の怒りの表情。どんなに悲惨な出来事が起こっても、どんなに酷い事をしでかしてしまっても、我々は時を巻き戻すことが出来ない。我々に出来るのは許しを乞うことだけだ。今度こそ裏切らないから。今度こそ信じてみせるから。今度こそ絶対に守るから。そう約束し、ひたすら許しを乞うことしかできない。歯痒いけれど、それで相手が心に負った傷をほんの僅かでも癒せるならと信じ、必死に許しを乞うことしかできない。最後、薄汚い言葉を必死に削り消そうとしてくれた人の名を呟く泉。打ち寄せる波に掻き消されそうになりながらも、微かに、だが確かに聴こえる彼女の絶叫。そして、帰路の列車で穏やかな表情を浮かべる愛子と田代。どん底に重い物語ではあるけれど、それでもこの物語では、最後に薄らとした光が見える。それはきっと、前に進み続けることでしか目に入らない光だ。直人の最後の台詞。あれはある種の諦めでもあるし、『それでもどこかで人は繋がっていられる』という希望でもあったのかもしれない。「一緒は無理でも、隣ならいいよな」...泉の母についてもっと詳しく描いてほしかったとか、やはりあの犯人像がややカリカチュアされて感じるとか、妻夫木&綾野パートが他パートと比べてやや弱いとか、細かな不満点はある。だがそれでも、暗く力強く人を惹き付ける映画。素晴らしい出来だと思います。4.5判定で。<2016.09.17鑑賞> " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "観終わってからも、いろいろと考えさせられる作品です‼\n 皆さんが仰るように、演者さん達の演技が凄くて、引き込まれていきます。犯人の心理はちょっと私には理解出来なかったですが、他の人の心理は共感出来る部分が沢山あって、観終わった後もいろいろと考えさせられるものがありました。観て良かったと思う作品だと思いました。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人を信じること\n 社会に出ると人間関係というものは必要不可欠なものになってくる。その中で誰を信用して誰を切り捨てればいいのかを最終的に決めるのは自分なのであって、葛藤することになる。「怒り」というのはただ他人に対して起こりうる感情だけではなく、重くのしかかる現実。そしてどう表現しても伝えきれないような自分への怒り。私たちの身の回りにいる家族、友人、恋人。もう少し突き詰めれば近所の人たち。そういった身近な人間がもし殺人犯だった場合。またそうした疑念をもってしまった場合。私たちはどういった行動をとってどのように苦悩するのか。ということを突きつけられた気がした。そういった人間の重く複雑な「怒り」をミステリーと絡めながら物語は描かれる。坂本龍一さんの音楽も相まって感動。余韻も強く、涙腺が弱いのもあるのでしょうがラストからエンドロールまでは涙が少し止まりませんでした。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心をえぐられる ぐったりした\n 心をえぐられる ぐったりした " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こわくて悲しい\n 最初の方は衝撃と刺激が強かった。ぐちゃぐちゃな町や人。汚さもあって、最後まで見られるか正直不安だった。3つの話が同時に、だけど遠いところで混ざり合ってて、頭がついて行けるかも不安だったけど、それに関しては全然平気だった。好きなこわさだった。見た直後はただただ衝撃に押された感じだったけど、家に帰って、後になってから印象に残ったシーンがふつふつと頭の中に浮かんできた。特に、いずみちゃんの最後のシーン、温かさみたいなものとか。あとは、所々の自然の入れ方が綺麗だと思った。ドキドキしてた心を一時的に休められたから助かった。それと、人の顔が美しく見えた。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n 俳優さんたちの演技と圧に圧倒されて、見終わったあと疲弊してしまいました。原作を読んだ時の疑問点が、監督の解釈で少し解されている所があって、それの良し悪しは個人差があるとは思いますが、私は良かったです。妻夫木さんの演技は特に印象的で、胸が押し潰されそうになりました。広瀬すずさんには、見る前はあまり期待をしていなかったのですが、配役に合った儚さとか若さが演技で表現されていて、良かったです。また見ると思います。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱ凄かった\n 始まってから終始目が離せない。(一部合成っぽい船のシーンありましたが・・・・)皆さんの感想通り役者さんも凄かったしかし、何といっても若女優二人ですね怒りには色々あって、始末におえないのは理不順なもの・・・とも言えますか。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごいキャスティング\n 原作をすでに読んでいて、ある程度内容はわかっていて、読んでいるときからこのキャストがふさわしいとすごく感じていました。吉田修一さんの作品は、緻密な情景描写が多く、その部分まで丁寧に表現されていて、原作に忠実だと感じました。結末の部分は少し原作と異なっていました。原作自体無駄がないのに、それを140分にまとめるのは、本当に大変だったと思います。映画を見た方は、原作を読んでみると、もっと深く怒りという感情を考えることができるのではないかと思います。沖縄の新人の佐久本宝さんの演技がとてもよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人間らしく\n 信じたい信じてもらいたい大切な人の身近な人だから信じたい大切な人の身近な人だから疑いたくなる信じてくれた人を裏切るのがつらいか信じていた人に裏切られるのがつらいか犯人探しの映画ではなかったけど犯人は意外な人でしたプライドを傷つけられた人が同情という一杯のお茶で何かが切れる犯行動機は人間らしく悲しいとても重くて切ない " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "中々です。\n 綾野剛が凄く良いです。このパターンも演じるのかと感心します。全体的に良い映画で構成も良かったです。出演者も中々の顔ぶれでした。邦画としては非常に良かったかな❔ " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "胸が痛い…\n とある殺人事件の容疑者と思われる3人の男が、日本の各地に現れる。素性の知れない彼らに出会い、心惹かれていく人々。この人は殺人者なのか? 疑いと、それでも信じたいという思いの狭間で苦悩する。森山未來、広瀬すずの沖縄編が、一番胸に刺さった。朗らかな役柄の多い広瀬すずだけれども、今回は米兵にレイプされるという、とてつもない傷を負わされる少女、泉を演じる。自分が酔っ払ったばかりに、憎からず思っている泉を被害者にしてしまった少年、辰哉。その辰哉の苦悩を共に分かち合う田中。素性は知れないものの、2人の兄貴分として大人の振る舞いをする田中だけれども、しかし…この沖縄編は、3人がそれぞれ質の異なる怒りを抱えている。田中の抱える怒りは、明らかに異質。同情するのはかなり難しい。泉の抱える怒りは、あまりにも悲しい。彼女がレイプされたことは、ただただ不運としか言いようがない。彼女には何の落ち度もないからだ。辰哉はひたすらに自分を責める。自分が酔って、前後不覚になったせいで、泉を被害者にしてしまった。彼は生涯自分を責め続けるだろう。誰からも赦しを与えられることもなく。泉がレイプされるシーンは、本当に辛かった。あんなにも辛い涙を映画館で流したことはなかった。作り物だと分かっていても、あまりにも理不尽で残酷な暴力を目の当たりにして、平常心ではいられなかった。東京編、千葉編も良かった。宮崎あおい=愛子は、まっとうに生きられない自分と、そんな自分が過ごすであろう人生を受け入れつつ、それでもなお、松山ケンイチ=哲也と出会い、「こんな自分でも幸せになりたい」と願う。娘の愛子を愛しつつも、「こんな娘が幸せになれるわけがない」と諦めも感じている父、洋平=渡辺謙。ゲイの優馬=妻夫木聡は、ゲイが集う場所で直人=綾野剛と出会い、自分の家に住まわせる。最初のうちは、おそらくはセックスフレンドとして。しかし、穏やかで心優しい直人に、深い愛情を抱いていくようになる。だからこそ、とあるカフェで見かけた見ず知らずの女性と談笑する直人の姿に、強烈な嫉妬と絶望を感じたのだろう。3人それぞれが別々のきっかけにより、深い関わりを持っていたはずの人の前から姿を消す。この3人の中に、殺人犯がいるのだろうか?見終わって、深い溜息が出た。人を信じるとは、なんと難しいことなのだろう。人を疑うとは、なんとたやすいことなのか。自分は、いったい何を信じているのだろうか。何に怒りを感じているのだろうか。その怒りの矛先は、どこに向かっているのだろうか。信じることができない自分自身なのか、信頼を裏切った大切な人なのだろうか。とても丁寧に作られた、しかし猛烈な熱量を感じる映画だった。だからこそ、何度も繰り返し観ようという気が起きない。今でも、腹にズシリと何かが残っている感じがする。自分のことは、自分自身が一番分かっていないように思える。知り合った人の数だけ、「本当の自分」が分身のように生まれている。そんな風に思ったりもする。僕は誰を信じているだろうか。誰が僕を信じてくれているのだろうか。改めて、大切な人といろいろ語りたくなった。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分自身への怒り\n 人が人生すら左右されてしまうほど怒りを感じるのはきっと自分自身を許せない時だと思う この映画は 信じれなかった人 と信じてしまった人 が消えない怒りと苦しみに向き合う映画だった そして犯人も 一杯のお茶を差し出されてしまった そんな自分を許せないゆえの怒りが事件の動機だった とにかくまずこの 怒り というタイトルが秀逸だと思う登場人物が向き合う 怒り の1つ1つがズシーンと心にのしかかって来て見てて辛い あんまり役者が泣きわめいたり叫んだりする演出は好きではないけどこの映画はこっちまで叫びたくなるぐらい見てて来るものがあった 大体の日本映画の場合大体観客側が泣きたくなる前に登場人物が泣き始めてしまうのでこっちは少しシラけるという 演出力不足ゆえの問題があるけどこの映画は上手かった 特にこの映画の広瀬すずの、今ブレイク中の若手女優がやる役とは思えない 米兵にレイプされるというあまりにも辛すぎるシーンは見てるだけでも涙が出てきた 本当に許せないし 怒りが湧いてくる他にも渡辺謙や宮崎あおいはもちろん妻夫木聡と綾野剛のいわゆる体当たりな演技とか役者陣の力が凄く大きいと思う 人気と実力を兼ね備えた日本最高峰の役者陣の映画だったラスト 宮崎あおいは少し前向きな気持ちになれてたと言えなくもないけど あの希望の裏で渡辺謙が抱える 娘を信じられなかった という傷と自分への怒りは多分一生消えないし 広瀬すずが抱えた怒りと悲しみは想像を絶する辛さだったとにかく見ててこんなに凹む映画は中々ないでも 見てよかったとも思う綾野剛が弁当の傾きを直しながら歩くシーンは ものすごく共感した 何か良い解決策はないものか " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "凄かった\n 3つの物語(+刑事の物語)が同時進行していく作りで、まったく違う話なのに、同じタイミングで疑惑が芽生えたり、新たな展開があるのがと相乗効果を産んで、ドキドキさせられた。信じることの難しさがテーマ。豪華俳優陣の渾身の演技に泣きました。特に千葉がよかった。そういえば、犯人の人相は3人の顔を合成でもしてるのかな?ふとした瞬間に、3人の誰にでも見えて面白いと思ったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "錯綜する3つの物語は小説より効果的\n  原作を壊されないことを祈りながら見ていたが、流石に刑事の物語はカットされていたが3つの物語の錯綜のさせ方は、メディアの差があるので仕方ないことだが、映画の方が効果的であった、俳優陣の熱演にも感心した、ただ恣意的かどうか分からないが映像があまり美しくなかった、特に沖縄は悲劇性を増すために、もっと美しく映して欲しかった。しかし、日本映画界のこれからの宝、広瀬すずちゃんをこんなに汚しちゃっていいのかな、ファンに恨まれるぞ。 今年は日本映画は豊作の年のようだが、駄作との差が酷すぎるような気もする、駄作は公開しない勇気を持って欲しい。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "分厚く、深くて、とても面白い\n 今までに観たことのないパターンの群像劇。どっしりとした質感があり、あっという間の2時間。よく練られた脚本。キャストも良く、改めて映画の面白さを認識させてくれる映画です。それにしても、広瀬さん頑張ったなあ。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重かった…がこれぞ映画。\n 終始宮崎あおいちゃんの演技に見惚れつつ(やっぱり凄いんだなぁと思いながら)松ケン刹那〜って思って涙し最後は良かったー、ってなったけど、他の2つの方は犯人は森山未來じゃなくて綾野剛だと思ってたので(だってホクロがあったじゃん)少し理解不足(^^;;重くて辛い話だったけど俳優陣の演技が素晴らしかったのでアカデミー賞いくかなー!と思ったり。しかし、怒りというエネルギーは恐ろしい。←これでまとめていいのか?よく分かっていない(^^;; " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "重厚なドラマが3本、音楽もよかった。\n 見応えアリの内容で、大満足。同時に並行で描くのは、最初はまとまりなく思えるが、進むにつれ見事に3本とも同じ問題をそれぞれの視点から山を迎える。引き込まれてしまうキャストの演技と、無駄な台詞を排した演出、意外性もある結末、李相日の悪人を超える見ごたえだった。音楽も素晴らしく、さすが世界の阪本。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "3つの話\n 小湊の漁港職員の娘と恋をする港でバイトをする男、沖縄の無人島で高校生カップルの前に現れたバックパッカー、都内で知り合ったゲイハカップルのネコ、という八王子の一家惨殺事件の逃亡犯とそれに似ている計3人の3人男達の話。犯人探しのサスペンスではない。終盤まで犯人探しは始まらず犯人と疑われることもないけれど、男達の不穏な様子と犯人がわからないという状況で起こる出来事がハラハラドキドキを募らせる。答え合わせの犯人探しが始まっても、それはそれで又ハラハラドキドキ。3つの話が交差することはなくそれぞれ違うテイストのラストが待っており、哀しさ、切なさ、暖かさ、憤り、モヤモヤの入りまじった何とも言えない作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "もったいない\n オールスターキャストにする意味はあるのか、ってくらい中身にリンクしていないむやみな豪華さ。観終わってテーマを考えたうえでいうと、その主題を消していくキャスティングだったのではないか。吉田修一の世界は、もっと繊細におぼろげにやらないと良さが出なかったのでは、、と。きっと原作は面白いに違いない、という感想。やたら叫んで泣けばいいってものではないというくらい、ザ・日本映画だった。坂本龍一の音楽は良かった。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "凄い作品を観た‼️\n メインの7人の演技が心配?なくらい素晴らしい。どの役も深くて丁寧で痛々しくさえ感じてしまう。特に広瀬すずと森山未來には驚かされた。そして7人以外にも注目すべき役者さんがいた。愛する人を信じる簡単に言うが、それはどこでどんな時に証明できるのだろうか。李監督の全く外さない濃密な演出。絶対見るべき一本‼️ " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何と言おうか\n 117本目。お約束、夜勤残業。速攻帰って、間に合った。で、感想です。スゴイ!じゃなくスゲー!色んな感情が入り交じり、何て言ったらいいか分からない。だから、スゲー!兎に角、観て欲しい作品。アメリカでリメイクするかな?何て思いました。後妻業の鶴橋監督、今作品の李監督と新潟出身の監督の作品に出会えて嬉しい限りです。作品観てて、思ったのが李監督、渡辺謙(これも新潟コンビ)でコメディを撮って欲しい。出来ればモダンファミリーみたいなやつ。一瞬、おっ!面白そうってシーンがあったから。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "広瀬すず頑張ってたな~\n 「怒り」鑑賞。〈あらすじ〉八王子夫婦殺害事件の1年後、東京、千葉、沖縄という3つの場所に、それぞれ男が現れたことがきっかけで巻き起こるサスペンスドラマ。◎良かった所・俳優が豪華。渡辺謙、宮崎あおい、森山未來、広瀬すず、妻夫木聡、綾野剛、三浦貴大、松山ケンイチ、ピエール瀧など。。そして、迫真の演技が素晴らしい。渡辺謙の演技、妻夫木聡と綾野剛のゲイプレイ、宮崎あおいが大号泣シーンは圧巻。・内容は意外にもタイムリーな内容で、沖縄の普天間基地の問題や米兵の婦女暴行事件が絡んでました。びっくりしたのが、泉役を演じる広瀬すず。米兵に犯されるシーンには驚きましたね。。広瀬すずは泣き叫んでましたから。いやぁ~ここのシーンはホント頑張ってたな~って思いました。。・妻夫木聡と綾野剛のゲイプレイがスゲー生々しい。(笑)・誰が八王子夫婦を殺害したのか、全員を疑ってしまう。誰を信じたらいいのか、全然展開が読めなくて、最初から最後までハラハラしました。・ネタバレですが、真犯人の森山未來の狂った(?)演技が素晴らしい。動機の理由も酷かったな~最低すぎる。(^^;◎気になった所・泉とタツヤ、田中(山神)と居酒屋から出た後、どうしてタツヤは急にいなくなったのか理由がわからない。しかも米兵に犯されてる泉を怖くて助けられなかったしね。。・群像劇なのにそんなに繋がりがない。・犯人はタツヤに殺されたので、夫婦を殺害した動機が結局分からなかった。~まとめ~・観る前は、そんなに、期待はしていなかったのですが、思ったほど非常にシリアスで、タイムリーな内容で、少しだけ複雑な感じはありましたが、なかなか面白かったです。(^^)v " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと‥。\n 良く言えば、断片的で、それぞれ地方(東京も含め)で同時におこっているので分かりにくい。悪く言えば、結局のところ、各3人の容疑者全員が犯人なの?。後、セリフが聞き取りづらいところが何ヵ所か、あった。BGMも坂本龍一が作曲したにも関わらず、レベナントの作品の時のようなインパクトがなかったなぁ。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく心が辛かった\n とにかく見ていて辛かったです。でも皆さんの演技が凄すぎて画面から目を話すことができませんでした。凄かったです。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怒りの方向性?\n 最後まで展開が読めずに、面白い内容でした。結果的に大きなものを失ってしまった話となんとかとりとめた話は、人を信じることができず、自分に対する怒りがテーマだったのに対し、もう1つの話は、自分の立ち位置はともかく、相手に対する怒りがテーマで、その結果、自分の中に閉じ込めておくことができなかった話のように思えた。怒りという感情すら、普遍性をもたないということなんだろう。我々は様々なものに怒る。その感情をどこに向けるか?どうやって、消化するか?それを問われた気がする。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "映画「怒り」の感想\n まずは役者たち(米兵を除く)の迫真の演技に驚く。妥協をせず、ここまで演技を強いる監督の力量も見事なものです。人を信じきれないこと、信じて裏切られることの絶望、そして、相手への自分への怒り。それら、どうしようもない感情を三つのエピソードで描きます。特に良かったのは、妻夫木聡と綾野剛のお話。映画館で涙しました。なお、ゲイ関連の仕掛け(パーティ、ハッテン場、テカリ具合等)も楽しく見させて頂きました。三つのエピソードのつなぎ方も上手でしたね。引き込まれてしまいます。オススメの映画です。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "キャスト倒れな感じ\n 脚本がつまらない。名優ぞろいなのに残念です。3間中継のやり過ぎでそれぞれのストーリーがぼやけている。懲りすぎ。 " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "すずちゃん凄し\n いま日本を代表する演技派たちの揃い踏み。中でも広瀬すずの体当たり演技に驚愕… " + }, + { + "date": "2016-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "女優『広瀬すず』の覚悟見届けて\n 本日9月17日いよいよ公開日です。私は先日、ジャパンプレミアムにて一足先に観せていただきました。すでに3日も経っているのに見終わった衝撃と動揺が続いています。主演の渡辺 健さんが舞台挨拶で『監督、俳優陣達が、のたうちまわって作った作品です』また現在超メガヒット中の「君の名は。」の映画プロデューサー川村元気氏(この映画も企画)も『心がえぐられるよな映画』というようにまさに観た人の心を揺さぶる映画でした。観る側も覚悟が必要な映画だと思いました。人を「信じる」ってどういう事なのか。人を「裏切る」ってどういう事?自分の周りのすべての人との関わり合い。どう向き合うのか?恋人、友人、家族。この映画を観てなぜ衝撃を受けたか、今でも動揺している理由は森山未來、広瀬すず、佐久本宝(新人)が演じた沖縄の物語によります。東京編、千葉編とも私としては心に納める事ができる内容でした。が、沖縄編は今でも心が締め付けられます。苦しいです。でもこの沖縄編のシーンがあってこそこの映画が成り立つような気がします。恐らく人の人生には何回か、どうする事も出来ない大きな壁にぶつかりもう立ち上がれないほどの絶望感を抱くシーンがあるはずです。(できれば遭遇したくないけど)恐らく李監督の事ですから一切の妥協は許さない撮影現場であったはずです。彼女がこのシーンを撮影した時はまだ17歳でした。女優だからってそこまで自分を追い込まなければならないのか?こちらの方が苦しくなります。『覚悟』のある女優だとある若手俳優が言ってました。撮影後何時間もその場で泣き続けたとも聞いてます。その後の映画(4月は君の嘘)宣伝で最近バラエティ番組に多く出演してますが何事も無かったような屈託のない愛くるしい笑顔をお茶の間に届けてくれてます。余計に苦しくなります。どうしようもない現実に自分の心が引き裂かれる。それでも前を向いて生きていかなくてはなりません。ラスト近くのボートのエンジンをかけて沖縄の青い広大な海に一人で乗り込んで行くシーンがとても好きです。 " + }, + { + "date": "2016-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "再び、必見の作品。\n 監督・李相日×原作・吉田修一。「悪人」で簡単に割り切れない人間の善悪に深く迫ったコンビが再び、人間の複雑な内面を深く描き出す。またしても、力作!李相日は今日本映画界で重厚な人間ドラマを描ける数少ない貴重な監督だ。今作も年末の映画賞でノミネート常連となるだろう。映画が描くもの、訴えるもの、伝えるものは観る側も受け止め切れないほど重い。が、緊張感を維持したまま、各々が抱く感情、その人間ドラマの行く末から一時も目が離せない。きっと映画賞選出者は誰を推すか相当頭を悩ますだろう。主演クラスの実力派全員が、名演。キャストクレジットでは渡辺謙がトップになっているが、若い7人が全員主役だ。お飾りの役柄ではない宮崎あおいは近年ベストパフォーマンス、とあるシーンに果敢に挑んだ広瀬すずは女優として大きく一皮向けた。大胆に絡み合った綾野剛と妻夫木聡。重要な役所の森山未來、松山ケンイチ、綾野剛。この3人の内一人がクライマックス、観る側に激しい嫌悪を抱かせるほどの本性を表し、その凄みは必見。そして、唯一の新人、佐久本宝が印象を残す。坂本龍一の音楽は格調高く、陰と陽の光差す映像は美しく。また、沖縄が抱える問題もさりげなく。ある殺人事件の容疑者に似ている3人の男。彼らを愛した男たち、女たち。それを受け入れるしか出来ない周囲の人々…。千葉、東京、沖縄…3つのエピソードに繋がりは全く無い。それ故殺人事件が物語の発端ではあるが、伏線張られ巧みに交錯する本格ミステリーの醍醐味も無い。3つのエピソードの内一つが事件に関わるもので、後の二つははっきり言って間接的にも事件に関連無いが、無関係のエピソードが幾層にも重なり合って、人の業にこそ重みを置く。“怒り”。誰かに対してとか、不条理な社会へぶつけられたものではない。いずれも向けられたのは自分に対して。信じているのに、疑ってしまう…。愛してるのに、信じる事が出来ない…。自分ではどうする事も出来ない…。このやるせない、苦しい、叫び出したい、怒り。あなたに罪は無い、罪があるとすれば私。どうかあなたに許しを乞いたい…。怒りのその先にある救いに、静かに深く胸打たれた。全くの余談になるが、初レビュー作品は「悪人」。同スタッフ、同テーマを兼ねて、同じレビュータイトルを付けさせて頂いた。 " + }, + { + "date": "2016-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ずっしりと重い。。\n とにかく心に刺さりました。夢中で観てしまいました。重くて暗くて、何とも表現しようのない涙が流れました。他人を信じることの難しさとか、やり場のない怒りや憤りが痛いくらいに伝わってきて…自分の感想をどう表したら良いのかわからなくなります。とても考えさせられた作品でしたが、観て良かったです。キャストの演技も本当に素晴らしく、感動させられました。特に、広瀬すずちゃんの迫真の演技には息を呑みました。 " + }, + { + "date": "2016-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "凄いもの観てしまった\n 前半、エグいなぁ~と、心も重い!精神状態良くない時に観たらアカン?と、思いつつ…。引き込まれる、なんてもんじゃない。引きずり込まれる感じ。信じる!信じる?信じてる!信じてる?簡単じゃない。涙出なかったけど、心が泣いた。役者がまた、皆凄い! " + }, + { + "date": "2016-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "苦しくて悲しい\n 最初から最後まで目が離せない映画でした。終わった後の何とも言えない疲労感!そして感想など言葉に出来ない自分の中の混乱!皆、淋しくて悲しい!人を信じるって怖くて難しい!どうしてそうなるのかどうしてそうしたのか?思い返して何度も考えてしまうそんな映画でした。広瀬すずさん難しい役見事に演じられていてひきこまれました!綾野剛さんの不思議な優しいさと淋しさに妻夫木聡さんの嫉妬と後悔そして、宮崎あおいさんの葛藤!心が引き裂かれそうな苦しい映画です!でもそれが今の日本なのかもと思うと、某の責任を問われているような気がしました。映画を見て考えて下さい。 " + }, + { + "date": "2016-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上でした\n 「悪人」の李相日監督作品ということで、期待度大で観に行きました。展開、登場人物一人一人の描き方ディープ・・・。引き込まれます。涙が出ました。監督は日本で生まれ育ったとのことですが、残忍さの描き方には韓国映画のテイストを感じます。ラスト・・・どのように終わるのかを楽しみにして下さい。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "怒りの意味\n 試写会にて。そうそうたる豪華キャスト。しかも驚くのが主役がいない。誰もが主人公・主役であって脇役。そこには壮大なテーマが隠されているから…約140分の作品だけど3つ場所のストーリーを行き来するするので長さは感じなかったです。怒りの意味に驚愕したし妻夫木聡と綾野剛にも驚愕した。あまりにもディープすぎて…オーディションで選ばれたという辰哉役の佐久本宝さんって人も凄い。豪華キャストの中でも引けを取らないし、広瀬すずは益々女優への階段を登ってます。こんな広瀬すずが観れるなんて思いもしなかったです。胸が締め付けられ重くのしかかる怒りの意味。ちなみにジャパンプレミアも当選してるので、また観れるという喜びと、この豪華キャストに会える喜びにドキドキしてます。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ひきこまれる\n 予備知識が全くない状態で鑑賞したので、犯人が誰かドキドキしながら見ることができました。すごく好きな作品となりました。愛する人を信じたいのに、信じられないことはあると思います。その究極の状態の映画というか。重い内容ですが、私は犯人でない2人の物語に対しては光を感じました。愛せる人と過ごせる時間はかけがえの無いものだなと。犯人。俳優さん自体二度と見たくないくらいに嫌になりました。それほど凄かった、、。凄いしか出てこないくらい、凄い映画!最後に泉ちゃん(広瀬すず)。少しずつでも、強く、前向きに、そしていつか幸せな人生を歩んで欲しい。泉ちゃんのシーンで坂本龍一さんの曲を流されるとより、誰もどうにもできないという遣る瀬無い気持ちが溢れてきてつらかった。俳優さん女優さん、全員素晴らしいです。綾野剛さんは役によって身に纏ってる空気が違うように感じます。弱々しい表情が印象的で、帰りにウシジマくんのパネルを横目に、同じ人なんだよなとシミジミ感じておりました。広瀬すずさん。見に行って良かった。明るい役ももちろん似合いますが、こういう役も良い。負けず嫌いで仕事に真面目、何でも挑戦しようとする彼女はどこまででも行ける気がします。これからも応援します。見終わったときは、もう一回はいいかなと思ってたけどインタビュー等読んでたらまた見たくなった。 " + }, + { + "date": "2016-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "しんどい\n 鑑賞後、とにかくしんどい。これは映画がツマランという事では決してなく。感情移入した挙げ句、あまりにヘビーな展開を突きつけられて、これ以上この物語の事を考えるのがしんどくなるというか。観ながら泣いてしまったが、感動とか、泣いてスッキリするとか、そういうのではなく、ただただ悲しくて泣いてました。まだすげーモヤモヤしてます。問題提起な側面もあるが、とにかく今はしんどいっす。映画としては秀逸だと思うけど、どう評価していいのかわからんので、星は2.5です(^-^; " + }, + { + "date": "2016-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "信用・信頼→不信・疑念→憤り・怒り\n 東京八王子の住宅街で残忍な夫婦殺害事件が起こるが、犯人は1年以上も逃亡したまま。そんな中、千葉、東京、沖縄の三か所で、逃亡犯に似た男が現れる。周囲の人々は、おのおの、男を信用しているが、いつしか不信が募っていく・・・というハナシで、千葉に現れるのが男に松山ケンイチ、東京は綾野剛、沖縄が森山未來である。指名手配の顔写真は、誰にでも似ているし、似ていないようにみえる。この三人の中に犯人がいる、というハナシか・・・と、ついつい観てしまう。で、まぁ、実際この中のひとりが犯人なのだが、「この三人の中に犯人が・・・」という刷り込みが映画を観るのに邪魔になってしまう。どういうことかというと、この映画、「犯人探し」のミステリーではないからだ。ふらりと現れた男、そんな男をあることがきっかけで信用するが、殺人犯ではなかろうかという疑念から、そんな彼を信用できなくなってしまう。そして、男を信じた自分を信じられなくなり、果たして潔白だった男を疑った自分に対して憤りを感じてしまう・・・ひとはひとを容易く信用信頼もするが、同じように容易く疑ってしまう。それを三つのケースで描いているわけだ。なので、個人的には、「八王子夫婦殺害事件の犯人が、この三人の中にいない方が、より興味深いのに」と思ってしまった。それも、中盤で、犯人はすでに警察に逮捕されているにもかかわらず、証拠がなく公表されず、それゆえに疑念が払拭できない、といった展開の方が、より人間ドラマの味わいが深くなったのではありますまいか。いやまぁ、それだったら、カタルシスがない、腑に落ちないと思う向きもあろうかと思うけれど、とにかく、そんなことを思いながら観ていたのでした。演技陣では、宮崎あおい・広瀬すずが素晴らしい。エピソード的には、東京の妻夫木聡・綾野剛のものが哀しく、沖縄の広瀬すず・佐久本宝・森山未來のものが遣る瀬無い。 " + }, + { + "date": "2016-09-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "イデオロギーの果てに\n 耳を突き刺す戦闘機の轟音。なにも共感できないし、光が見えない。ただただ、気が滅入った。なにも。。。吉田さん、坂本さん、瀧さん<謙さん、あおいさん、すずさん苦手な人よりも、好きな人達がたくさん出演してたので鑑賞した。「パレード」の悪夢。やっぱり駄目でした。。。残念もうなんといっても原作すべてが嫌です。世之介を送り出した人なのに、、理解できない精神的疾患を抱えている犯人。理解はできないけどこういう人は世の中にいるのだろうけどなのだ。だからと言ってこの描き方が良いわけないと思う。もちろん表現の自由なんだけど、こういうものを大衆娯楽やエンターテイメントと言ってはいけないんじゃないかなと。ここまでくると苦手な要素がすべて悪い方向へ向かいさらに嫌いになる原作、音楽、演技。。。はては沖縄の描き方。あまりにも短絡的な描写に感じた愛することとか信じることとか、いろいろな投げかけをしてくるがすべてが払拭されるくらいの嫌悪感がただただ残る。八王子の奥さんの優しい笑顔が胸を締め付けるもし自分の大切な人が。。もし八王子の奥さんが自分の。。と考えると必ず僕は「怒り」を発動してかたきを討ちます。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "疑うこと、信じること。そして、怒り\n 上映時間は142分間。千葉・前歴不明の男。東京・住所不定の男。沖縄・無人島に籠る男。舞台になる三か所を、テンポよく短時間に行ったり来たりする。そのせいか、長さはあまり感じない。ストーリーの中心にある“八王子夫婦殺害事件”は、猟奇的殺人。陰を抱えながらも、一見普通に暮らす三人を見て、犯人は他いるのか?はたまた、三人とも犯人なのか?・・・と、観ている側が惑うような演出だった。テレビ報道・ポスター等で流れる、三人の顔をかけ合わせた写真が見もの。でも、それだけでは簡単に判断できないようになってる。それに、あちこちに伏線を張ってあるが、何のための伏線なのか。後になって、犯人を疑って観ている自分自身が後悔してしまうことになる。アカデミー賞コンビ、原作吉田氏&李相日監督。映画化にあたって「オーシャンズ11」のようなオールスターキャストを配してほしい、と原作者の吉田氏がリクエストしたという。そして、日本映画トップクラスの俳優たちが集結。一人一人の演技は、予想以上。みんながアカデミー賞ものだ。しかも、音楽は世界の坂本龍一氏が担当。美しい映像と登場人物の心情に主題歌“feat.2CELLOS”がぴたりと寄り添う。原作・監督・俳優・音楽・・・すべてそろっている。観ないわけにはいかないと感じる、最高の邦画。篠山紀信氏が撮影したポスターも忘れてはいけない。この映画の重要な要素になっている。3つの舞台千葉・・・父洋平(謙さん)と娘愛子(宮崎さん)。体形を変えてまでの熱演に敬服。洋平と愛子の慟哭に涙腺が緩む。無表情の田代(松ケン)のラストの表情が忘れられない。池脇さんのセリフが心に残る。東京・・・ゲイ役を熱演した直人(剛さん)と優馬(妻夫木さん)。相手を信じきれなかった後悔。苦しくて、たまらない気持ちになる。末期癌の母親役・原さんが印象的。濃厚なラブシーンはR指定?付いてないなら要注意。沖縄・・・無人島に籠る田中(森山さん)の表情と言葉のギャップ。自ら志願したという泉役のすずさん、痛々しくて胸が苦しい。1200人から選ばれたうるま市出身新人・宝くんの演技に衝撃。まっすぐな地元の高校生役にリアルさがある。そして、定番のピエールさん・三浦さんの刑事役にほっとする。“誰もが主人公になっている”というのが、この映画の特徴。自分と重なる人物や、感情移入できる人物がきっと見つかるだろう。誰か一人に気持ちを重ねたり、3つの中の1つを観て深めたり・・・と味わい方も、色々あるので何度か劇場に通いたい。ヒューマン・ミステリー好きな人には、この作品を堪能してほしい。愛する人は殺人犯なのか?人を疑うこと、人を信じること・・・その難しさ。愛する人を信じきれない自分への怒り。そして、信じることよりも、疑うことは簡単だと気付いて、はっとさせられる・・・そういう作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "怖い\n 弱ってる人向けでは間違いなくない。 " + } + ] + }, + "199": { + "title": "家族はつらいよ", + "reviews": [ + { + "date": "2019-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "『東京物語』への熱いオマージュ\n  離婚宣言から始まる映画は他にもあるが、今では珍しいのかもしれない三世代同居家族。長男の平田幸之助(西村)の頭が真っ白であり、父親の橋爪がまだ黒い髪というキャスティングのせいで最初はつかみづらい家族構成。どことなく長男の嫁である夏川結衣を中心にとらえると分かりやすいというか、サザエさん一家に置き換えてみれば分かりやすいのか・・・ 折しも次男である妻夫木聡が結婚したいと看護師の恋人(蒼井優)を家に連れてきたことで、離婚問題の家族会議が喜劇と化す。 いい俳優ばかりなので満足! " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久石譲の音楽はどこか懐かしい\n 大家族を支える母の姿を見ると、宮本輝の「彗星物語」を思い出しました。あちらはハンガリーの留学生を家に招いたことがきっかけでしたか。こちらの映画の方が、より一般的で分かりやすいですね。人の温もりを感じる良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "楽しめます\n 今の日本映画では稀有となったホームドラマ喜劇なので、ホッとしたい時に鑑賞すると癒されます。お父さんとお母さんは熟年離婚なんて絶対にしないと分かっていながら、あたふたする周りの人間模様が楽しいのです。現代は少なくなった牧歌的な都市部の大家族にノスタルジーを感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "昔ながらの喜劇…逆に新鮮で面白い!\n 「家族はつらいよ」シリーズ第1作。「家族はつらいよ2」の公開を記念した地上波初放送を鑑賞。昼間に放送していたので危うく観逃すところでした(笑)熟年離婚の危機を迎えた老夫婦と、それを巡る家族のドタバタとした大騒動を描いています。山田洋次監督の久々の喜劇映画でした。前身とも言えそうな「東京家族」と同じ家族構成で俳優も同じ。しかし本作は大いに笑えるコメディ。いやぁ、笑いました。こういう昔ながらの喜劇映画というのは最近無かったので、逆に新鮮と言うか、家族で安心して楽しんで観ることができました。キャスト全員が抜群のキャリアと実力を兼ね備えた俳優ばかり。喜劇には高い演技力が求められると思うので、納得のキャスティングでした。特に橋爪功の偏屈ジジィ振りが秀逸でした。でもどこか憎めないというさじ加減が絶妙。実際いそうな感じがまたいい味だなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次監督らしい作品\n …なので私の好みではないこと分かっていて観ました。妻夫木くんが出ていることだけがきっかけ笑熟年離婚かと思いきや。欲しかったのは旦那さんからの“愛の言葉”。それは“愛してるよ”なんてキザなものでなくても良くて。愛されてると思える確信的な言葉が欲しかった。この時代の人、苦手だもんね。もっと年配の方なら笑いあり、共感ありで楽しく観られるのだろうけど、私はまだそこまで大人になりきれておらず…そこら辺によくあるような、ご近所さんの話をずっと聞いているような感覚で観た。 " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "行動範囲の狭い映画\n だけど、ずっと見てられる。最後に蒼井優の「心じゃないです。言葉なんです」的なセリフは、ステキだと思った。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "3を観たので追って観ました。\n 何かほんわかとした山田映画って感じ。安心して観れました。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "雨降って地固まる\n 今回は熟年離婚がテーマ。家族モノのコメディ映画でテンポ良くサラッと鑑賞。長男家族と同居する老夫婦に離婚の危機!定年後は趣味のゴルフや酒に明け暮れ我が物顔の父。妻の誕生日に欲しいモノは離婚届けの著名捺印と言われ動揺する父。平田一族は両親の離婚問題でてんやわんや。早速家族会議が開かれた…次男は結婚の報告をする為に彼女を連れてやって来たが、そこは場違いの空気が漂う。奇しくもこれから平田家の一員になるのだからと会議に参加する。母は父に対する長年の不満を吐露する。細かい事なんだけどわかるわかる!靴下の裏返しって…どの家庭も共通の話題別れを切り出された原因について娘婿が父の女癖について言及し、証拠写真をチラつかせたその時…父が倒れた!慌てる家族。次男の彼女は看護師で的確な指示をし素早く救急搬送出来た。父に付き添う次男と彼女。幸い大事に至らず退院した父。次男は実家を出て彼女と暮らす。彼女は父に「気持ちを言葉にして伝えた方が良い」とアドバイスする。父は母に有り難うの感謝の言葉と共に離婚届けを渡した。母はその言葉で満足し離婚届けを破り捨て、死ぬまでお供すると伝えた。めでたしめでたしの平田家。何だかんだ言っても仲の良い家族。三世代同居って今時珍しいし、老夫婦が2階の部屋ってのも違和感がある。うな重7人前どうなったのだろ? " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "先に3の妻薔薇を観ました。 おもしろかったので1も観ました。 声、...\n 先に3の妻薔薇を観ました。おもしろかったので1も観ました。声、アテレコしてる?映像と一体感がなかったので違和感はありました。お母さんが離婚したかったのは本気じゃなかったんかな。試していただけなんかね。人騒がせな。お父さんの演技はさすがです。すごく自然。若い人に向けてだけ敬語になるのが、いいね。他人行儀で、でも自分は年寄りだから、何だかんだで若い人の頼りになる必要があることを意識しているというか。2も観たい。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族に乾杯\n 特別出演で鶴瓶さんが出てましたが、家族に乾杯と言いたくなる映画でした。家族で見てきましたが、私はあらためて妻に感謝しました。ん? " + }, + { + "date": "2018-01-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ストレスが溜まる!!\n 冒頭で嫁が義父の電話をオレオレ詐欺と間違えて、そのネタを5分位引っ張るので嫌な予感がしましたが、終始そんな感じでストレスが溜まります。家族みんな良い年をして口論やディスコミニュケーションが絶えず、恥ずかしいです。震災後に結婚や家族関係を改めて見直す風潮になったと思いますが、それと逆行して往年のギスギスした作風の本シリーズを出し続ける姿勢は厄介です。作中で「東京物語」が出てきますが、あの映画も同じ感じで私は苦手です。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "肩のこらない映画\n こういう肩のこらない映画ってほんといい。展開が軽快で、話がわかりやすく、しかも内容もよく出来ている。笑えて泣けてお気軽なありがたい映画。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日常だけど幸せな家族\n とても家族の愛に溢れた映画でしたね。日常にある些細なことの積み重なりで離婚の危機に陥る老夫婦。離婚間際でのお父さんの最後の『お前と一緒になってよかった』という言葉を聞いたお母さんが、その言葉で離婚を取りやめるくらい、やはり言葉というのはとても大切なものだなと思わせる映画でした。こーゆーことで離婚を考える方もたくさんいると思うくらい身近だけど身近じゃないとても見やすい映画でした。一人一人の人間模様がすごく分かりやすくて見やすい映画でした。お父さんの頑固親父感もよくいるいる!ってなるかんじでした!笑2も観たいなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "60代以上には面白ろおかしく見れるが、まだボクはそこまで笑えなかっ...\n 60代以上には面白ろおかしく見れるが、まだボクはそこまで笑えなかった。離婚をつきつけられた熟年夫婦をめぐるシュールな内容だったが、予定調和なツッコミとか平和すぎて素で見てしまう。渡鬼のような、若者もこねくり回した言い回しだし、コメディとは思えなかった。残念感だけが残った。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "くすっと笑える\n 離婚騒動で家族会議中に周三は倒れて病院に、退院後離婚届に判を押すが「お前と結婚してよかった」と伝えると「その言葉が聞けて良かった」と言われ離婚せずに済み、一軒落着 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "こんなもんなのなのか、、、。 息子の婚約者がはじめて挨拶しにきた日...\n こんなもんなのなのか、、、。息子の婚約者がはじめて挨拶しにきた日に両親の離婚話をきかされる婚約者wwいずらすぎー " + }, + { + "date": "2017-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "気軽に楽しめる家族映画\n この作品をこんなにも面白いと感じる自分に違和感を覚えましたが、気軽に見れて、笑いあり涙あり、良い作品です。家族っていいなぁと思えるホンワカ映画だと思いました。主演の橋爪さんの演技が素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "嫁もつらいよ\n 予想通りほっこりするドラマでした。互いに必要とし合っていることが空気のように当たり前で、根底では何だかんだ言って強い愛情で結び付いている家族だから、悲劇にはならず喜劇です。バランスボールに上手く乗れない?長男は、家族会議の途中からサングラスを装用。家族という美しい曲を奏でるには不協和音も必要だと言って、家族でも調整役をする調律師の次男。彼が結婚のため実家を出る時に、彼の自室に残された赤いおもちゃのピアノとチェスの駒。近所を見れば、散在する空き家とカートを押してゆっくり歩む高齢女性達の姿。何でもないようで、細部にこだわった小道具の使い方や演出が良かったです。寅さんや「東京物語」へのオマージュも散りばめられており、年配層のファンの方々は更に楽しめるのでしょう。橋爪功さんが演じる、憎たらしくも憎めないお父さんがとても面白かったです。お母さんが誕生日に欲しかったのは〜いや結果としてもらえたのは〜、お父さんの本心、労いの言葉、ということでしょうか。お母さんも長年苦労したでしょうが、夫の両親&弟と同居してきた、長男のお嫁さんも相当大変でしょう。お騒がせな義姉夫婦の面倒もみて、育ち盛りの男の子二人を育て、一番つらいんじゃないかと思いました(^^;)。 " + }, + { + "date": "2017-04-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "細かい所に笑いが詰まってる。\n 「家族はつらいよ」DVDで鑑賞。*概要*「熟年離婚」をテーマに描いた喜劇。山田洋次監督が約20年ぶりに描いた日本映画。*主演*橋爪功*感想*山田洋次監督の作品を初めて鑑賞。なので、「東京家族」「男はつらいよ」シリーズは未鑑賞。今度、続編が公開されるみたいなので、DVDで観ました。第一印象としましては、とてもほっこりしました。(^^)とにかくキャストが豪華。特に橋爪功さんの演技が最高でしたw  冒頭、長男の嫁からオレオレ詐欺の人に間違えられて、めちゃ愚痴る所も可愛らしいし、面白いw妻から笑顔で離婚を言い渡され、それに対する反応も面白かったな~長女が夫と喧嘩して、長女が夫と別れたいと相談持ち掛けたのに、父が「別れちゃえば?」と素っ気なく言い放したり、脱いだ靴下や服をそのまんまにして妻に任せっきり(笑)長男役の西村雅彦さんも良かった。息子の野球の応援に行こうとしますが、家族会議があって行けず、そして、息子は外で「お父さんが来なくて良かった~」と安堵して、それを聞いた父が小さい声で「チクショウ」と嘆くシーンに笑えましたww妻夫木聡と蒼井優も良かった。特に妻夫木聡は、「怒り」や「ミュージアム」で見せた変な役とはうって変わって全然地味な印象。そこが逆に良かったw 蒼井優が演じた憲子は、家族会議シーンで邪魔になるんじゃないか?と思いましたが、全然邪魔ではなく、物静かでした。ここでは書ききれないほど、良かった所と細かい所に笑いが詰まってて、そんなに大爆笑とまではいきませんが、クスッと笑えてアットホーム感漂ってて、とてもほっこりした映画でしたね。最後も良い感じに終わって良かった(^^)気になった点があるとすれば、探偵で、周造の高校時代の親友でもある沼田(小林稔侍)をもうちょっと見たかった(笑) 医師の笑福亭鶴瓶もさすがにあんなヘラヘラした医師はさすがにいないだろう(^^;普通に面白かったです!続編も絶対に観に行きます!\(^^)/ " + }, + { + "date": "2017-04-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "現在では、家族は、いいことより悪いことの方が多い。家族はつらいのです。\n 内容的には『東京家族』のメンバーによる山田監督の久しぶりのコメディー。テーマは熟年離婚。テーマも題名もすごくいいと思う。『東京家族』は小津安二郎監督の『東京物語』をリブートしていて、家族の崩壊みたいなものを描いてはいたけれど、やはり一昔前の雰囲気だった。現在に当てはめて考えてみれば、そんな崩壊レベルでは済まないような気がする。ラスト、主人公の平田周造が、ビデオで『東京物語』をしみじみと見ていたけれど、そういう意味なのではないのかな?いろんな意味で格差が開いているせいか、少子高齢化のせいか、それとも将来に希望が持てず、不安だらけの世の中のせいか、離婚する人は一昔前と比べるとかなり増えた。日本でも三組に一組は離婚するらしい。中でも高年齢層の離婚率の増加は著しく、熟年離婚も珍しくなくなった。それなのに世の中的には、まったく注目されていないし、めったにない特殊なレアケースで、とんでもないことのような雰囲気が支配している。夫婦を扱った映画はたくさんあるのに、離婚を扱った映画はほとんどない。すごく暗いテーマで、結果的にどうしようもない、救いようがないことになるので、映画では取り上げにくいのかもしれない。そんな中、この映画はその辺に切り込んできているので、テーマ的にすごくいいと思う。でも、やっぱりまともにはできないので、コメディーで、ということなのだろうと思った。その点ではうまくいっていて、そんなに笑えるという程でもないけれど、そこそこ笑えて、惨い感じにならず、とても見やすかった。だけど、書かないけど、最後がすごく気になっった。あれはないと思う。あれではこのテーマでやった意味がなくなってしまうし、面白みも深みもなくなってしまう。続編ありき、シリーズありきで、今回はここまでということらしいのでやむおえないのかもしれないけれど、単独の映画としてはちょっと納得できない。山田監督は家族がメインテーマなのだから、家族のいい部分ばかりではなく、暗くてどうしようもない部分もしっかり描いてほしいです。 " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ほっこり観られる安心感\n 数年ぶりに山田洋次作品を観たんだが、いいセリフはところどころあるものの説明がちょっと多いなぁという印象で、全体的に芝居がかってて監督の作品ってこんなのだったかな?と思ってしまった。またBGMの力に頼り過ぎの感もあって、強制的に誘導されてるようで多々違和感を覚えた。過去の山田作品のオマージュも自ら取り入れていて、オールドファンにはほっこりさせてくれるシーンがいくつもある。良くも悪くも柔らかい温かみを感じられるのは山田洋次作品のいいところで、何か突出して得られる感情こそないが見終えた後の満足感は不思議なものがあった。 " + }, + { + "date": "2017-03-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "言葉で伝える\n 日頃思ってるけどなかなか伝えてない感謝や愛情表現。言葉にして伝えることは大事なのは分かってるけど、それが難しい。 " + }, + { + "date": "2017-02-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "分かる人には、わかるのかなあ。\n 「寅さんシリーズ」も「東京物語」も観ていない私には、どうも2時間ドラマ風に感じられました。よかった点は。橋爪功さんの怪演。こんなに弾けているというか、わがままっぷりは、昭和のお父さんですな。また吉行和子さん演じる奥さんの気持ちは、すっごーくわかる。些細な事なんだけど、「一枚一枚愛情がはがれていく」。女性は男性の点数を引き算で見ていきますから。残念な点は。橋爪さんが小津監督の「東京物語」を見ているシーンとか、林家正蔵さんのあのギャグとか。小ネタは結構あるんだけど、イマイチそれに乗り切れない。チョイ役も豪華だし、タイトルデザインは横尾忠則さん。ま日本を代表する「山田洋次監督作品」ってことで、豪勢で懐かしい良き日本かな。 " + }, + { + "date": "2017-02-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルデザインは横尾忠則\n 東横線沿線が舞台元住吉が出てきた東京物語をみないと " + }, + { + "date": "2017-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "橋爪功がすんげーよ\n パワフルだけど計算されてるような笑い方、喋り方なんだよなあこんな可愛い役の妻夫木初めてじゃないかい声のトーンも変えてたなああと蒼井優も邪魔しない感じでいいこの家族いいなあ集まった時なんてスゴイ見入っちゃうもんなあラストシーン、すきでした感動しました " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思い当たること多し\n おじいちゃん(橋爪功)、おばあちゃん(吉行和子 )、長男(西村雅彦)とお嫁さん(夏川結衣 )に孫二人、独身の次男(妻夫木聡)の七人が一つ屋根で暮らしている。長女(中嶋朋子)は結婚し外に出ているが、夫(林家正蔵)は無職で髪結いの亭主状態。次男には結婚相手(蒼井優)がいて、家を出ようとしている。さて、おばあちゃんがおじいちゃんに離婚を言い出したことで、波乱が起きる。家族の会話には思い当たることが多く、クスクス笑いが止まらない。今回も要は次男の結婚相手だ。 " + }, + { + "date": "2017-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "これぞ山田洋次&松竹ブランドの喜劇映画\n 今の時代、こう言う映画を世に送り出せるのは、もはや山田洋次監督だけでしょうね。まあはっきり言って古臭いです、今の時代を描いても思いっ切り昭和テイスト、でもこの懐かしい感じがたまらなく良かったりもするんですよね。誰も作ろうとしない古臭さ、いや、誰も作れない古臭さ、最近はなかなかこう言う映画にはお目にかかれないから、逆に新鮮な気持ちで見ることができて、予想以上に楽しめました。これはまさしくコメディ映画ではなく喜劇映画でしたね、何の情報もなく見ても山田作品だと分かるこの安心感、ご高齢ですがまだまだ山田洋次監督には頑張ってもらいたいです。「東京家族」と同じキャストで真逆のような内容の映画を作ったのも面白い試みだったと思いました。正直最初は若干混乱しましたけど・・・。しかし時代錯誤と言えるリアリティのない演出と、一方で妙にリアリティのある家族の言い争いの、絶妙なアンサンブルがとにかく素晴らしかったです。今の時代こんなことする人いないよ的シーンが大多数の中で、そこで繰り広げられている家族の会話・言い争いの内容は妙にリアル、と言うかまあ昔からこれが普遍的な家族の構図だったりもするんでしょうけどね。それにしても橋爪功が演じたお父さんが典型的な昭和のオヤジ過ぎて相当ツボでしたよ!素晴らしい演技でした。私の父も電話で必ず「あぁ~俺だ」と言って電話かけて来るので、冒頭からツボ、靴下を投げっ放しなのも同じだったし(今も変わってないらしい)、そんな昭和オヤジあるあるの中で熟年離婚問題が起こるのは、我が身にも降りかかってきそうで他人事には思えず、クスクス笑いながらもどこかいろいろなことを考えさせられながら、思いっ切り山田ワールドを満喫することができました。家族とは言えども、やっぱり言葉にしないと伝わらないことってありますもんね、こんな風に言い合える、言い争えるのは、悪いことじゃない、何だかんだで運命共同体、悪いこともあるけど、やっぱり家族っていいものだなと改めて再認識させられた映画でした、最後はややご都合主義すぎた部分もありましたけどね。この一家がどうなって行くのか、続編も製作されたようなので、またどんな騒動が起きるのかそちらも楽しみです。ところであの鰻重はどうしたのかな・・・食べたい・・・。 " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どことなくリアルな世界観\n 見終わった後、近所の奥様から話を聞いた感覚だった。これはリアルなのか?そう思わせる作品だった。ところどころ出てくる天然キャラに笑わせられる場面もあり、山田洋次監督らしい一面もとてもよかった。 " + }, + { + "date": "2016-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめました\n 普段コメディは観ないのですが観賞券が当たったので夫婦で観に行きました 妻の気持ちあるある そうなんだよね〜としみじみ ちょっとした言葉や態度が絆を強めたり壊したり 幅広い世代に観てもらって家族や夫婦のあり方を考えてほしい作品です " + }, + { + "date": "2016-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "東京家族とキャスト一緒\n ちょっと息抜きに観るには丁度良い佳作。3世代家族で暮らす家族の長年の不満がまとめて飛び出すコメディ。近年の山田監督作品に出演した俳優をかき集めて作られてるから勿体ないくらい(笑)熟年離婚を切り出した母親を皮切りに、家族同士の言いたいことが出た末に父親が倒れそこから家族を考えるようになる。ストーリーだけ追うと王道の喜劇。特に目新しさはないが故に、安心して観ていられる(笑)脇役も豪華で笹野高史の警備員、ディアドクターのニセ医者姿を思い出す医師役の鶴瓶、似合わない探偵の小林稔侍、安定の呑み屋の女将さん風吹ジュン。ラストに見ているTVが『東京物語』で分かりやすいパロディが一杯。抑えぎみの演出をどうみるか?その人次第とは思うが、私は意外に楽しめたです。 " + }, + { + "date": "2016-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "我慢したり喧嘩したりしても仲の良い家族だった\n 笑えるところは沢山有ったけど、最後は予定調和で少しモヤっとした。いろいろ不満や問題が有っても全て飲み込んで、我慢したり喧嘩したりしながらも一緒に暮らすのが家族なのかもしれない。自分勝手なことを言いながらも、ちゃんと家族のために家族会議したり予定を取り止めたりして、仲の良い家族だった。 " + }, + { + "date": "2016-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ『喜劇』というのだろうな。 役者が生き生きしていて面白く、そ...\n これぞ『喜劇』というのだろうな。役者が生き生きしていて面白く、それぞれの個性がハッキリしているので見やすかった。ストーリーはただの内輪もめと言ってしまえばそれまでだが、現実の枠を飛び出さないのもまた良し。役者の魅力を味わいながら観ていると、あっと言う間に話が進んで無事エンド。まるで舞台を観ているようにも感じた。私にはなぜか寅さんの面白さがわからないのだが、この映画は楽しめた。逆の感想が多いようだが、好みの問題なのだろう。 " + }, + { + "date": "2016-08-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お暇なら\n 「東京家族」出演者を起用したコメディー作品。わざわざ、劇場で公開するような作品ではありません。山田監督の耄碌さが伝わります。楽しみにしていたのに残念な内容です。 " + }, + { + "date": "2016-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "喜劇 家族はつらいよ\n 「男はつらいよ」以来となる本格山田喜劇。あれ? 寅さんのすぐ後に「虹をつかむ男」って無かったっけ?…と、まあ、それは暗黙の了解という事で(^^;本格喜劇と言ってもいつも必ずユーモアがあるのが山田作品なので特別久し振りという気はしなかったが、見て納得、確かにこれは久し振りの山田喜劇だ!ある老夫婦の熟年離婚と振り回される家族のてんやわんや。最初から最後まで、ちょっと惚けた、ついクスッとなるような、ベタでもあるような笑いの盛り合わせ。自身の代表作を彷彿…と言うかそのものスバリのタイトルからも窺い知れる。勿論、山田作品に一貫している家族を見つめたドラマも根底にしっかりとあるが、割合的に約7:3で笑いの要素が強い。例えば、義父がオレオレ詐欺に間違えられる冒頭なんて、きっとニュースで見ててこれは笑いに使える!…と山田監督の悪戯小僧な部分が何だか見えて可笑しかった。今の世だから抑えられているものの、寅さん時代だったらもっと過激であったろう不謹慎な笑い。つまり、寅さんでもよくあったまだ死んでないのに葬式の相談をするってやつ。私はこれをブラック山田と呼んでいる。(たった今命名)終盤の家族会議。本来ならピリピリムードをチクチクした笑いで緩和。ここずっとシリアス作品が続いた山田監督だが、リラックスして楽しそうに撮影している姿が浮かんだ。可笑しさに拍車をかけているのは、キャスティング。だって、シリアスに家族を問うた「東京家族」と全く同じキャスト&設定なんだもの。親夫婦、橋爪功と吉行和子。長男夫婦、西村雅彦と夏川結衣。長女夫婦、中嶋朋子と林家正蔵。次男に妻夫木聡、その恋人に蒼井優。ついでに飲み屋の女将に風吹ジュン、橋爪功の学生時代の悪友に小林稔侍まで!同家族で今度は喜劇を作ろう!…なんて、それが一番笑えるかも。(「東京家族」を見ておくとまた良し)役の性格もちょっと変わってたり、中には180度真逆だったり。例えば、厳格だった橋爪父はひがみたっぷりの頑固親父に。(橋爪功が名喜劇役者!)開業医で真面目だった西村長男は頼りないサラリーマンに。定職に就いてない困り者だった妻夫木次男は親思いの真面目な息子に。(尚、「東京家族」で父とソリが合わなかったのは次男だったが、本作では長男に)長男の嫁は変わらずしっかり者と思いきや、両親の離婚=子供たちの受験に悪影響と本音が漏れるリアルなママに(笑)長年連れ添った妻が切り出した離婚の理由。うう、世の夫たちにはじわじわボディーブロー。でも、それは本当は…。突然の家族騒動記に巻き込まれたような次男の恋人。その所々のフォローに、家族の在り方をほっこりさせるものがあった。笑いのレベルが古臭いとか時代錯誤とか言われてるけど、個人的にはこういうほのぼのとした笑いの感じは好き。この一家には飼い犬が居て、何とかを食わないとか、雨降って地固まるな最後とか。オマージュや小ネタもちらほら。あの名作で締める“終”は憎い演出。欲を言えばあの作品のようにもうちょっと時間を削っても良かった気もしたが、面白かったからOK!“コメディ”じゃなく、“喜劇”って言葉がぴったりの、これぞ昔ながらの“日本の喜劇”!先日、続編の製作が決定。確かにこの家族の続き、見てみたい。「続・家族はつらいよ」とか、「家族はつらいよ 周造奮闘篇」とか、「家族はつらいよ 庄太恋やつれ」とか(笑) " + }, + { + "date": "2016-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "続編ありなの?\n 役者の演技がうますぎておもしろすぎる。男はつらいよほどでは無い。続編はあるのかなぁ。シリーズ化は難しいかも。 " + }, + { + "date": "2016-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いつもの山田洋次節\n 定番のドタバタ喜劇。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お年寄りと笑いを共有する素敵な時間でした\n 正直いうと山田洋次監督作品は、あまり見たことがありません。個人的に寅さんや釣りバカのような、量産型なシリーズものが苦手だからです。それでも「東京家族」は好きだったので、同じキャストで喜劇ということで興味が湧きました。誕生日祝いに「離婚届に判をちょうだい。」突然奥さんに言われた家長の修造が慌てふためき、人情劇が転がっていきます。そんな熟年離婚に振り回されていく家族の様子で、2時間まるまる楽しい。家族崩壊を描いているのは「東京物語」と同じだけど、こっちはあたたかく壊れていきます(笑)パラレルワールドのように意図的に対比させているのが、実験的で面白いですね。まるで家族あるあるの連続だから、兄弟がいる中年以上の人は共感が大きいでしょうね。そういえば劇場予告編で「松竹大船調のホームドラマ復活です!」と夢之助さんが押し付けがましく言ってました(笑)これは松竹の映画製作が蒲田から大船に映った時代に、これからはニッポンの典型的な家族を舞台にするという流れでした。経済や社会問題もその会話の中で描き、誰もが楽しめる映画を作るという思想ですね。だからこの映画の舞台もサザエさんのような、今ドキ珍しい三世帯家族。亭主関白で、奥さんが敬語を使うとか昭和臭がプンプン。古き良き日本映画を再現しようという意識が働きすぎて、今の時代の人にはピンとこないかもしれません。そもそも大船調は共感を作るということが目的でしたから、もう少し今の時代にあわせたホームドラマにすべきだとは思いました。でも昭和な雰囲気の中でも古臭くない佇まいなのは、冒頭の横尾忠則氏のタイポグラフィや、久石譲のヨーロッパシネマのような雄大でコミカルな音楽のおかげ。巨匠のシゴトはさすがですね。俳優陣も、舞台のような大げさで分かりやすい演技の中、妻夫木聡さんの泣き虫な次男と、蒼井優さんの芯のあるやさしい女性が今っぽくて、際立ちましたね。いつも違った表情をみせてくれる実力派の二人に、この作品でも楽しませてもらいました。想えば軽妙なコメディを劇場で共有する体験は、なんか久々だなぁ。こういうのって、邦画の楽しみの一つでしたね。劇場では周りはおじいちゃんおばちゃんばかりだったから、一緒に笑えて楽しかった。家族みんなでTVを見て、笑ってた子供の頃を思い出しました。こんな切ない時代に、映画館でちょっとだけ温かい気持ちになれたのが、何より嬉しかったのです。 " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『東京家族』のキャストと同じメンバーなので、楽しみにしていた!\n いや〜笑いましたね。家族会議のシーンは、漫才を見ているみたいで、面白かったぁ!よーく見てると、『男はつらいよ』のDVDケースがあったり、『東京家族』のポストが貼ってあったり、『東京物語』の作品を見ているシーンがあったり、見ごたえ満載です!うなぎ屋の人も『男はつらいよ』の歌を歌っていたりね♪ " + }, + { + "date": "2016-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな家族もあるかもね…。\n 前作の東京家族と同じ家族構成でありながら、全く異なる家族が描かれており、その意味でも意欲的な意図を感じて面白かった。決して平均的な家族ではないのだろけど、こういう家族もあるのかも知れない。いずれにしろ、どちらの家族にも喜怒哀楽画像あって、それを乗り越えながら(やり過ごしながら?)生きていくということが、山田監督のメッセージなんだろうなと感じた。 " + }, + { + "date": "2016-04-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安定した笑い。\n すってんころりん、転んだり、蹴躓いたり、ぶつかったり、騒がしい。でもその騒がしさが全部笑いになる。白けない、絶妙なタイミング。キャスト陣の息がぴったり。上映終了も近いのに、席は結構埋まっていてびっくり。笑いに包まれる劇場も相まって微笑ましかった。 " + }, + { + "date": "2016-04-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた!\n 観賞後の印象は普通に面白いという感じで、期待しすぎると不満が残る。 " + }, + { + "date": "2016-04-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "他人もつらいよ。\n いかにも昭和風情の漂う一家を主役にしたホームドラマ。 よくある事件によくある決着という「またか」という展開が 実際当たり前に起こることから中高年には共感必至かも? 我が家の母は、この奥さんのように文句も言わずに亭主に 仕えるというタイプではなかったので(汗)実感し辛いうえ、 長男である兄貴もサッサと家を出て地方で結婚し家を建て 年に何回か顔を見せる程度なので、この家の苦労を一手に 背負っているような(相続上は他人の)長男の嫁がいちばん 気の毒に思えた^^;次男の引っ越しの際、その彼女に手を 差し出し「あなたが羨ましい」といったのは正に本音だろう。 ただ昭和の家族事情はこうだったんだよなぁーがいっぱい。 熟年離婚も珍しくなくなった昨今、女性が思いきってモノ を言えるようになり、食べていけるようになって、時代は 男性主導ではなくなってきたが、まだ監督の世代などには こういう家庭が一般的なんだろう。そこは見ていて面白い。 小津の頃から親子間は複雑で自立を伴い他人が入ることで 其々の思惑もどんどん変わる。実の親だから子だからなど もういえない時代になってきているからこそ作られる意義 のあるホームドラマ。つらいよ、っていうのもよく分かる。(山田組が好演。他作品とも被る顔ぶれなので続編に感じる) " + }, + { + "date": "2016-04-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "雨降って地固まる\n 東京家族と同じキャストの喜劇。長年連れ添った夫婦に離婚問題が浮上し、子供家族が何とかしようとアタフタ奮闘する。熟年離婚が題材でこの問題に家族が結束し真剣⁈に話し合うシーンがメイン。そこにはこれから家族になる次男の彼女も同席している。話し合いがエキサイトし意識を失い救急車に搬送されるシーンでは次男の彼女が看護師で、処置が早く助かったとか、引っ越しで家を去る道中の公園でのシーンで、お父さんに言った言葉など、家族以上に良い働きをしている。東京家族でも蒼井優が良いとこ取りだったが、今回も同様だった。小津安二郎の映画のワンシーンが流れていたが、そのシーンも然りである。家族って…?自分の事ばかりで相手の気持ちを理解出来ないのが家族なの?と、思ってしまう山田洋次監督の作品。結局は、私利私欲の無い次男と彼女が良い人みたいだけど、毎日大家族の為に家事、育児をする主婦にありがとうと言う気持ちを伝えて欲しいと思う。毎日、毎日、当たり前のように食事が出来、洗濯された洋服を着れて、掃除された部屋で過ごせる…これって幸せなことですよね。 " + }, + { + "date": "2016-04-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誰でも楽しめる映画\n 観客は確かに中高年の方が圧倒的に多い。だけども、人は誰もが誰かの息子だったり娘だったり、妻や夫だ。それぞれの立場で<あるある>と苦笑しながら振り返りつつ笑って観られるはずだ。中高年の人向けの映画にしておくのはもったいない。今年観てよかったと思う映画の一つ。 " + }, + { + "date": "2016-04-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良質なホームコメディ、橋爪功の独壇場?w\n イオンシネマ港北NTで2016/04/12に鑑賞。久しぶりに良質なホームコメディ観た気がした。橋爪功の独壇場とも言える演技ぶりで、頑固で融通が聞かない爺さんぶりが、一挙手一投足まで徹底していて面白かった。吉行和子の多くは語らずも強固な意思で亭主と別れようとする静かな怖さの演技も良いw脇を固める出演者たちも計算され尽くした配役ぶりで安心して観ていられるコメディ。家族を知らない娘を演じた蒼井優の、トラブル続きながらもこの家庭に温かさを見出して、関わっていこうとする演技も良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-04-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次監督らしい映画\n ああ、まさしく山田洋次監督の映画だなと言う映画でした。私達もそうでしたが、周りは年配の夫婦で来ている人ばかりでした。 " + }, + { + "date": "2016-04-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "蒼井優がかわいくてかわいくて\n 妻夫木くんが蒼井優にプロポーズするとき、プロポーズされるのわかってるのに、わからないフリをして、待ってる顔がかわいくてかわいくて。ありきたりな演出だが、その部分のみ、よかった。あとはシニアにウケるであらうネタばかり。東京家族と同じキャストだけど、続編ではないんだねー。 " + }, + { + "date": "2016-04-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「家族はつらいよ」を観て・・\n 安心して観られる山田洋次監督のアットホームなドラマ。最近は「小さいおうち」や「母と暮らせば」など作品に反戦ムードが出ていたが、これは完全に3世代同居の笑えるホームドラマ。最後に小津安二郎監督の「東京物語」のビデオが流れていたが、山田洋次監督は小津安二郎監督を徹底的に研究しているらしい・・笑える家族問題は結果として幸せな家庭を築くが、現代の問題は貧困や格差、労働環境や老々介護などもっと根深い・・ " + }, + { + "date": "2016-04-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夫婦で見るとより面白くなる\n 上映時間が短く感じる位に面白かった。オススメ。 " + }, + { + "date": "2016-04-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ノスタルジック\n フィルムで撮ったこの作品、とても味わい深いものがある。なんというか、朧げでとても儚げなように思うのだ。四角四面の現実を写すデジタルとは、なんだか少し違うのだ。この作品にはとても合ってた。さて…山田監督が提示した家族模様がとてもファンタジックに思うのだ。幽霊も出てこないし、おそらくは、今の現代を映してるはずなのだが…とてもファンタジックに見えてしまう。…それが問題。きっと俺の現実とはかけ離れてるのだ。これが願いなのかと思う。昭和が今も続いていたなら、ああいう家族は少数派には思えないのかもしれない。なんだか、懐かしいのに、随分遠くにあると思っちゃった作品。もしくは、すっごい風刺を込めた作品にもとれる。今時の父親は、あんなにも崇められているのだろうか?母が父に献上語とか使ってるのを聞いた事がない。なんというか「あるべき日本の一般家庭」を投影してるかのようなのである。そう…空想上の日本の家族。だから、ファンタジー。そして、そんなものが空想になってしまった現状への風刺。って事かな。 " + }, + { + "date": "2016-04-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一人一人のキャラクターと 台詞の熱量がすごかった これぞ日本映画!\n 一人一人のキャラクターと台詞の熱量がすごかったこれぞ日本映画! " + }, + { + "date": "2016-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族っていいもんだ!\n 熟年離婚の問題を家族で話し合うなんて現実にはあまりないことなんでしょうね。お母さんがお父さんを嫌いになる理由って案外あんなことなんかも?って自分も何気ない普段の行動が嫌になるってありそう!でも、家族ってバタバタするし、あれやこれや問題だらけだし、スマートにはいかないのが家族なんやなぁと改めて感じさせてもらいました。いい映画に出会えました。ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2016-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもわずわらってしまうコメディ映画\n 年齢層の高さがハンパありませんでした笑深刻な映画ではありませんが、こんな家庭はたくさんあるんだろうなという感じです。誰が見てもそれなりに楽しめるとおもいます。 " + }, + { + "date": "2016-03-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "安心感\n ホンワカと楽に見られましたこういう映画はいいね " + }, + { + "date": "2016-03-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あいかわ\n 安心してみれた。何も考えずに見れるのはいい。ほんわかしたちょこちょこ入ってくる笑える場面。いい。 " + }, + { + "date": "2016-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "冒頭の\n 電話のやりとりから、ずうっと笑いっぱなしでした。喜劇はこうでなくてはという映画でした! " + }, + { + "date": "2016-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しみじみ\n 自身の退職日に見ました。主題が、妻から退職後に離婚を希望されるという、他人事とは思えないシビアなもの。家族間のゴタゴタも絡んで、ハラハラドキドキ。山田洋二監督らしく、ほっとさせたりじわっと泣かせたり・・・ " + }, + { + "date": "2016-03-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり山田洋次監督最高!\n 男はつらいよシリーズを学生時代にずっと観ていた私としてはもう本当にこの感じは久しぶりでした。女房と二人で笑い転げました。寅さんの時もそうだったけど、大笑いの中にほろっとするところがあってそれが山田洋次監督の映画の大好きなところです。こんなに楽しい映画はしばらくぶりで終わった後もその何日か後もずっと女房と二人で思い出し笑いの日々を過ごすことができました。私ら夫婦はたぶん離婚届けとは無縁でいけそうです。(私だけがそう思ってるのかも…) " + }, + { + "date": "2016-03-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n すべて予定調和で、想像以上の展開はないのだけど、台詞回しや役者さんの演技を楽しめました。もうちょっとひねってもいい気もしましたが、劇場にいたシニアのカップルの多くが楽しんでいたようなので、そういう映画館の雰囲気もろとも心地よい作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-03-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感謝の気持ち、愛情は言葉に出さなきゃ・・・\n 親しい家族間では、感謝の気持ちや相手に対する愛情は、「言葉に出さなくてもわかるだろう」と思ってしまいがち。しかしそれは間違い。言葉に出してこその感謝や愛情。相手を愛さない人は自分も愛さない。そのため、俺は毎朝鏡の中で自分に「愛してるよ」と語りかけてます。 " + }, + { + "date": "2016-03-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった\n 平日の映画館、でも思ったより大勢の人。始まってあちこちから笑い声がしました。私は静かに見たい派なのであまり声がするのはすきじゃないけど、この映画ではよかった。みんなと笑いながら観るのもいいと思いました。俳優がいい。妻夫木さん、蒼井優さん、好きです。他の俳優さんも上手でした。DVDが出たら見ようと思います。今度は一人でじっくり見たいです。あと、下の人。不協和音じゃないですか。音楽にも家族にも不協和音が必要な時があると、妻夫木さんが言っていたと思います。違っていたらごめんなさい。 " + }, + { + "date": "2016-03-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族はつらいよ\n 次男の妻夫木さんが、父親に言ったことば。人生は*****があったほうがいいのだったか、面白いだつたか?、とか言っていたところの言葉がなんだったか思い出せません。変化?波乱だったか?、波立つだったか? " + }, + { + "date": "2016-03-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安心して観ることが出来ました❗\n 山田監督の喜劇らしく、最後まで安心して楽しく観ることが出来ました。演者さんも素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "家族ってば。\n 松竹120年の伝統が息づくホームドラマ。まったく安心して観ていられる山田洋次の名人芸が堪能できる。何十年連れ添った妻から離婚を言い渡される。まあ、それまでの夫の行状を見ていたら、それもむべなるかな。夫婦には3人の子があり長男夫婦、長女夫婦ともに言いたいことを言いあってケンカが絶えない。そんな大家族のあれこれを微笑ましく観ているうちに、映画は大団円を迎える。山田洋次、平松恵美子のオリジナル脚本が素晴らしい。手慣れた材かもしれないが、1本の映画に仕立てる腕はさすがである。役者陣は「東京家族」の面々で、こちらのほうがそれぞれの役にはまっている。あて書きであるから当然である。今回は、夏川結衣が出色であった。まったくなくてもかまわないうな重のくだりの夏川結衣は本当に楽しかった。「男はつらいよ」のように続編が続々と作られるかもしれない。観客はたぶん待っている。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "定年前の男は観るべし!笑!\n 俺はそんな事にならないと高を括っているオヤジたち!必見です! " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コメディ\n 日本のコメディ、という感じ。ちょっと古臭い気もするけどそれもまたよし。内容的にそこまで深い話じゃないから、割と軽く見られるのもいいですな。どちらかといえば 年齢層は上になるかなー " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "・・・おぞましいよ\n 「男はつらいよ」の軽妙なコメディを期待したが、間違いだった。つくづく日本人の家族は、それ自体がもう悲しく、軽快なコメディ、には向いていないと感じた。だとすると、渥美清はやはり大名優だったことになる、そうつくづく痛感する。今回の、橋爪功もいい顔しているものの、主演に据えるには地味。また、山田洋次老は84歳、仙人の域に達したと思いたいが、蒼井優の造花のひまわりの咲いたような胡散臭い笑顔にかどわかされて骨抜きになってボケてしまっているようだ。ツッコミどころが満載なのだが、あまりにその度合いがひどく、このレビューで批評家ぶったドヤ顔で何か文句言おうとする自分にも、老人に冷水浴びせるようで、嫌気がさし、口をつぐんでしまう。たけしもそうだが、最近の邦画でコメディをやろうとするのは高齢者ばかりゆえか、テンポが遅くて、痛々しく見ていられなくなる。ただし、ようやく家族が一堂に会しての会議の様子だけは、求めているバカバカしさがテンポ良く出ていて、面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "熟年夫婦は是非見て欲しいですね。\n 熟年夫婦は是非見て欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "山田洋次コメディが帰ってきた\n 山田洋次監督が、「男はつらいよ」から20年、待望の喜劇!と銘打って作った映画!やばい。泣けるほど楽しかった!知らないお客さんたちと一緒になって映画館でたくさん笑ってきた!全出演者が愛おしい主役の橋爪さんの芝居は、全ての人が、「うちのお父さんもあんな感じだ!」と笑ってしまうくらいリアルだった!全シーン、お芝居が細かくて、リアルで、ベタベタにズッコケで20年間、封印(?)していた山田流コメディをこれでもか、これでもか、という位、サービスしてくれていた。寅さんが途中でひょっこり登場しても違和感がない位に。こんなにも(!)コメディなのに、本筋のお芝居はどこにも大げさが無く、嘘が無く、笑いながら、「すげー!すげー!」って思ってしまった。最近の山田洋次作品しか知らない若い人がみたらひょっとしたら少し笑いが古いと感じるのかもだけど、これは、お客さんへを幸せにする笑いなんだ。物語はきちんと完結していたのに、毎年シリーズ化してほしいと強く願ってしまった。一回みただけじゃもったいないので、絶対、また見に行こうと思う。 " + }, + { + "date": "2016-03-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "寅なし喜劇はつらいよ!\n この作品は私の観た印象では「東京家族」と「男はつらいよ」のドタバタ喜劇の部分だけを足して2で割ったような作品だったと言えば良いのかなぁ??正直「東京家族」と同じ山田組のお馴染のキャストメンバー達に因るこの物語は、作品的には全く違うストーリー作品の筈だけれど、何故か「東京家族」の続編の様に感じられてしまうのは、キャスト達がほぼ同様である事だけが原因なのか、それとも「東京家族」と感じ調子の芝居展開だった事が私にとって本作を面白くないとする要因となったのだろうか?そんな山田監督の演出方法に、少し違和感が残る作品だった。そして笑えるセリフもところどころ有るが、その笑いの根底に有るのはまるで「間違い探しゲーム」のように、本作に散りばめられた、「寅さん探しゲーム」で笑いを取っているようだった。寅さんは山田監督のギネス記録を持つライフワークの作品だから、どれだけ多く使用しようと良いのだが、パロディー映画ではないだけに笑いがそこに集中するのじゃ残念でならない。これでは、寅さんを知らない人には面白さは半減してしまう事だろう。それ故年配層には受けても全体として盛り上がらない作品だったように思える。そして、小津監督の「東京物語」の挿入で作品が終わるのも違和感を覚える。山田監督が、どれ程小津を敬愛し、小津作品が大切であっても、この作品の登場人物との時代観に小津作品はずれを感じるし、本作のテーマの答えを小津作品に下駄を預けているようにさえ感じられる印象だけが残ってしまった。元々山田監督は喜劇を撮り、シリアスなドラマも描く巨匠なのだからこそ、「家族はつらいよ」はもう少しオリジナリティー性の有る作品に仕上げて欲しかった!橋爪氏、吉行氏、西村氏とベテラン俳優を配しての作品なのだから、もっともっと彼らの良い新たな芝居を魅せる作品に山田監督なら出来たに違いない。折角のオリジナル脚本なのだから、山田喜劇ファンとしてはもっともっと今回オリジナルの笑いを入れて欲しかったと願うのは贅沢と言うものだろうか?ちょっと残念な思いが残る作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和コメディ 平成版\n 東京家族をホームコメディにした感じ。こちらの方が作品としても良かった。俳優さんのイメージがキャラクターのイメージ通りなので安心してい見られるのが良いけど山田監督の作品に出演する人に変わりないのが不満。笑いはおじさん・おばさん以上でないとダメかな。でも映画館で普通に笑いが起こって微笑ましい。最後に西村雅彦役が43歳はないでしょう。私と同い年ですよ。そこは大いに不満です(笑) " + }, + { + "date": "2016-03-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悔しいかな面白い\n 客層は40代以上が基本、シニアも多かった。最初始まったときは、向田邦子作品みたいな人情系の感じで、『これはやばいぞー』と思ったが、最終的には、面白かったと言わざるを得ない結果となった。とにかく、度重なるナンセンスな一挙手一投足がだんだんツボに入ってきて、中盤では軽く声を出して笑っていたくらいだ。途中気づいたが、ぼくは、「男はつらいよ」「釣りバカ」などのヒューマンコメディー邦画を今まで観たことが無かった。というわけで、新鮮味の全く無い映画に新鮮さを感じてしまった。ある意味、松竹が今回最も求めた客層だったのではなかろうか。そう思うと、まんまと映画会社の思惑にはまった感じがしてくやしい。作品を総じて言うと、「ぬるい」だったと思う。もし、現代の家族の抱える問題や、過去からの変容を、この作品で描こうとしたとなら、全体にトーンがぬるかった。熟年離婚、独居老人、相続問題、ニート、少子高齢化、空き家問題、介護問題などなど、あらゆる問題が一応、劇中内で少しだけ触れられるが、基本的にはとっても幸せな家族が織りなす物語である。家族はつらいよ、なんていいながら、結局、幸せな家族の贅沢な悩み程度の話だったわけだが、それが逆にリアルで、肩に力入らず見ることが出来た。 " + }, + { + "date": "2016-03-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "当たり前の日常が幸せ(^^)\n 金曜日なのに、満員御礼!周りは中高年ばかりで、始まる前から、後ろのオバサン3人が、寅さん並みに、ボケまくり!始まったら、笑いコロげて、盛り上げてくれた!内容は、日常の、どこかの場面には、うちも、そうだなーと、共感されるシーンが、続く。品の良いおばあちゃんと、頑固なおじいちゃん。忙しがるばかりのすっとぼけ長男には、しっかりしたお嫁さん。やんちゃだけど、素直な仲良し兄弟。うるさいばかりのキーキー長女に、真面目で、使える婿。おとなしく繊細な次男には、出来すぎた看護婦の婚約者。いろんな、家族のパターンが、あるだろうが、離婚届から始まる、あの、老夫婦は、確かに幸せな家族が回りにいる。1分に一回は、いろんな感情で、笑いが起きる。そして、しみじみも、させてくれる。私の一番の感動シーンは、孫が、おばあちゃんに、ピンチヒッターに、たった兄が、ホームラーンを、打つシーンを、興奮しながら、「お兄ちゃん凄いよー!!」と、携帯で伝えるシーンかな?!母親にでなく、おばあちゃんに、電話したから、良かったのかな?!映画館で見たから、周りのおばちゃんたちの笑い声が、効果音になった。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2016-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夫婦であることの必要ってなんだろう\n 45年連れ添った妻から突然の離婚を切り出された夫と、それを何とか食い止めようとする平田家のドタバタ喜劇。「男はつらいよ」の笑いのテンポもさる事ながら、前作「東京家族」のフルキャストの役柄を一新しながらも、それぞれのキャラクターを山田洋次監督が流石の演出力がとても素晴らしい。小津安二郎の「東京物語」を題材に現代の家族の形を描いた「東京家族」とはまた違った『熟年離婚』というテーマに考えさせられつつも、どんな家庭でもありそうだなぁと、頭をうなずかせられる。熟年夫婦ならずとも、若い夫婦、カップルが見たら結婚観が変わるかも…。 " + }, + { + "date": "2016-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "円熟味を増した山田作品\n 「男はつらいよ」の流れをくむホームドラマ。ただ、あちらは下町葛飾が舞台なのに対し、今回は横浜市青葉区に住むちょっとお上品な、それでいてどこにでもありそうな三世代同居の家族を描く。だから、小道具も豪華。バカラの花瓶や出前のうな重も7人前で24,000円を超える。出演者は皆さん芸達者の役者さんばかり。けど、突出しない。それぞれの世代の等身大を表現することで老若男女の共感を得ようとしているのかな。笑いのツボはやっぱり寅さんと一緒。舅の悪口を言っていたら本人が階段の途中で聞いていてビックリするところとか、家族会議中に画面の奥でバランスボールからコケる長男とか、ね。山田作品のどこかで一度は見てますよね。ラスト近くで主人公がテレビで見ている映画が「東京家族」のモチーフとなった「東京物語」。ここで使われている場面が本編ともしっかりシンクロする。蒼井優ちゃん演じる「外からきた嫁」の意見が平田家を救うのだ。シリーズ化したら男はつらいよみたいに家族それぞれにドラマが起きていくのでしょうね〜。ちょっと続きが観てみたいです。 " + }, + { + "date": "2016-03-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "承知の上とはいえ山田監督らしい作品\n 昔風の二谷幸喜的なアナログ的な(笑) !!!!とは言え年配層専用的な中身でホームドラマだあり平成産まれの若年層が観たら退屈思想私的にも笑えるほどの内容だとは思いませんだ!け " + }, + { + "date": "2016-03-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思ってたよりも笑えない\n 山田監督久々のコメディという事でかなり期待していたのですがあんまり笑えなくホームドラマ見ている感じです。東京家族とキャストが全く一緒という映画も珍しいですよね。映画の中で誰かが、病気になるとか死ぬとかあると笑えなくなります。 " + }, + { + "date": "2016-03-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ポップコーン膝に、ゆったりと\n 落ち着いて見られます。小津監督の東京物語の1シーンも印象的。 " + }, + { + "date": "2016-03-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか良いのですが…\n ここ3〜4年の山田監督作品の中ではイマイチかも。『東京家族』『小さいおうち』『母と暮せば』と秀作をたてつづけに発表し、巨匠ぶりを遺憾なく発揮してきた晩年の山田監督。今回は、喜劇と銘打っていたけど笑いとしては『男はつらいよ』の数本の方がはるかに上質。山田監督はこんなモンじゃない。言い方が悪いがお年寄り向けに作った感が、なんとなく伺え見える。天才的な編集力・構成力で作品としては見事に仕上がっているが、個人的には同キャストの『東京家族』のほうが好きかも。PS.ラストシーンの小津監督の『東京物語』へのオマージュはさすがでした... " + }, + { + "date": "2016-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "職人芸による笑いやすさ\n 喜劇の勘所というものをよくご存知なんですね。ズッコケにちゃんと笑えました。思い切って上にした鰻が無駄になってしまうところなど、大変面白く。ダンディな創作教室の先生が、本当に生徒とアフェアを楽しんでいそうな人でした。橋爪父さんの病気オチでうやむやにして許されるのが微妙ではあるが、男性が考えて、ハッピーエンドにしないと!となると、致し方ないのかなと。あの書き方ではお母さんがただのトラブルメーカーやん。積年のストレスは病後も向き合うことから逃げた父さんが苦し紛れ(としか思えない)につぶやいた、離婚してもいいよ、感謝してる、なんて言葉だけで、許せるレベルか?と思う。結局お母さんは耐える一生なんやね。それが、作り手が母に求めるものなん?なんてゆう、納得のいかないテーマが残りました。が、所詮つくりものですし。深く考えないのが、ふさわしい態度なんだと思います。この映画をみて男性によっては父が可哀想という感想を持つ人もいるらしく、私には信じられませんが、双方が自分の主張こそが正しいと言い張ってるに過ぎないのかも、正解なんてないかも、とも思いました。こぶ平さんのつばと運転の荒さにはお父さんに同情しました。 " + }, + { + "date": "2016-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "題材はシビアでも、何ともほっこりとする内容でした。寅さんや釣りバカ...\n 題材はシビアでも、何ともほっこりとする内容でした。寅さんや釣りバカ以降の日本的な安心できて楽しい継続性のある映画を欲していたので今後期待したいです。 " + }, + { + "date": "2016-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安心、安全、安定の日本喜劇!!\n 面白かった❗久しぶりに映画館で大笑いしながら観賞しました。役者の皆さんが本当に芝居が上手!良い意味で『普通』「こういう人いるよネ」「うんうん、こういう事ある」「そうそう、こうなっちゃうんだよね」って感じで、観客が映画の中に入り込めるんですよ。オーバーアクション気味な演出もありますが、それが笑いを誘うトコになっていて◎まぁ、一人だけ『イカにも』な人がいるんですが、それは観てのお楽しみ(笑)老若男女を問わず誰でも楽しめる良作です " + }, + { + "date": "2016-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "みました!!\n みたけど回りはおじいちゃん、おばあちゃんばかり。私みたいな若い子はあんまり居なかった。 " + }, + { + "date": "2016-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほのぼの系の王道\n 松竹大船調を継承する秀作です❗飛び抜けたキャストがいない分、細かい個性が引き出されて心地よく鑑賞できるアットホームな作品に仕上がっている。蒼井優は相変わらずカワイイ(^-^)/ " + }, + { + "date": "2016-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "誇大宣伝はアリ\n 母と暮らさず、ようやく「山田洋次監督らしさ」を観せてもらえた一本。台詞回しにイマイチ「古語」を感じてしまうところはご愛嬌。「喜劇」としての面白さは、やはり職人技が光っており楽しめた。が、個人的には好きになれない内容だったのがなんとも自分として残念。どんなことがあっても、自分のわがままのために周りを引っ掻き回して、あまつさえ旦那を死に掛けさせ、「許してあげる」って顔なのはどうにも頂けない。男女平等、だからこそ何のために頭と口がついていると思ってるんだ?と思ってしまう自分は、やはり今の時代の人間なのだろうか。楽しめるのだが、自分にはイマ三つスッキリとはしなかった作品。 " + }, + { + "date": "2016-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "キャストの皆さんが最高!!\n すっごく面白かった(≧ω≦。)映画館でなくてもテレビで十分と言えば十分なんだけど、私は好き♡何と言っても、キャストの皆さんが素晴らしい。それぞれ皆さん、いい味出してます(^ー^)珍しく館内は、おじいちゃんとおばあちゃんでほぼ満席でした(◎-◎;)!!因みに私「男はつらいよ」は一番も観たことがありません(;^_^A " + }, + { + "date": "2016-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "親子\n 家族3人で鑑賞してきました。72歳の父と56歳の母、21の娘でしたが、周りの方はおじいちゃん・おばあちゃんが多かったです。滅多に映画館に来ないんだろうなぁと思いながら、周りも観察してたら、たくさんの笑がありました!若い子よりも年齢が上の方の方が楽しめる映画なのかなぁ〜と感じました。 " + }, + { + "date": "2016-03-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "久々の邦画\n 滅多に邦画は見ないけど、軽い笑いもたまにはいいかと。それなりに楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-03-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緻密に計算されたホーム・コメディ\n 今まで観た山田作品は2本(東京家族、母と暮せば)。正直言って、イマイチだった。だが今回は、「さすが巨匠!」って膝を打つくらいの快作。まずはキャスティング。メインが「東京家族」と同じである。「東京家族」パロディじゃないんかと思ったけど、全く関係ない良質のホーム・コメディに仕上げたのは見事。笑わせ方も実に見事。今頃のコメディ映画にありがちな「おちゃらけっぽさ」が全くなく、時には体当たりで表現する。それに、ヘンな言い方になるけど、前後の繋げ方も見事。実に緻密に計算された作品じゃわ。メインの8人はホントにいい仕事している。特に主演の橋爪功は2016年の主演男優賞クラス。この作品は、40代以上のヒトは是非とも観て欲しいね。既婚者なら、できれば夫婦で。中学生以上のお子様がいるのなら、子供達を「ドラえもん」や「アーロと少年」などのキッズ・アニメのスクリーンにブチ込んででも観る価値アリ! " + }, + { + "date": "2016-03-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "身につまされて笑えないシーンも\n 結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫、周造(橋爪功)はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと、欲しいものを尋ねるが、その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て…。山田監督に芸達者の役者さんばかりで安心して見ていられます。吉行和子さんが演ずる妻が、離婚の理由を挙げていくシーンは、特に笑わせますが、私としては少し身につまされるところもあり、それほど笑えませんでしたね。劇場の女性客には受けていましたが。蒼井優さんと夏川結衣さんが儲け役でしたね。 " + }, + { + "date": "2016-03-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安定的な面白さ\n 家族の良さが描かれた楽しい映画でした。らくーに見れます。(笑) " + }, + { + "date": "2016-03-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ジャパニーズエンターテイメント\n 最初からのめり込み、気付いたらエンディング。笑い、感動有り、気持ちの暖かくなる名作。橋爪功氏の懐の深い演技に惚れ惚れしながら、家族役の役者さん一人一人が素晴らしい程に適役。素晴らしい脚本に素晴らしい役者さん達の演技力で素晴らしい作品だと想う。上質なジャパニーズエンターテイメントムービー。山田洋次監督は流石。さりげなく寅さんのDVDが置いてあるシーンなんか嬉しくなる。又絶対観る。お勧めです。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現実に起こり得る話…っと、一緒に鑑賞した母の言葉…隣の父はどう感じ...\n 現実に起こり得る話…っと、一緒に鑑賞した母の言葉…隣の父はどう感じたか?は、さておき、山田監督のユーモアが随所に見えた作品でした。小林稔侍さんや笑福亭鶴瓶さんもコミカル♪素敵な家族のお話!良かったです。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しく観れた\n 肩が凝らずに楽しく観れた。キャストに?があったが、まあホームドラマとしては、こんなもんでしょう。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最初から\n 最後まで面白しろかった。昭和のテイストが効いていて、懐かしさとお笑い、特に鶴瓶の登場が笑えました!やはり、俳優が、豪華です! " + }, + { + "date": "2016-03-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ・昭和な映画 山田洋次監督=寅さん=家族はつらいよ 家族愛が溢れ...\n ザ・昭和な映画山田洋次監督=寅さん=家族はつらいよ家族愛が溢れているホームドラマ蒼井優が、初めて訪れた彼の家族のゴタゴタに巻き込まれ、逆に大家族って良いですね〜と言うところが、山田洋次脚本ならではしかし、芝居がおおげさで、大人の学芸会を観ているような感じがしないでもない予告編の作りが、あまりにも名場面をみせ過ぎていて、話の転換がわかりすぎてガッカリ " + }, + { + "date": "2016-02-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "熟年離婚あるある映画\n 大声で笑ってきた。「こういうことある、ある。」という共感の連続。山田監督の脚本ならではのセリフがおもしろい。平田家の家族は豪華キャスト。一人一人の憎めない可愛らしさが、ちりばめられていて・・・胸がぽかっと温かくなる。大笑いしながらも、「家族」について自分自身が反省させられる映画だった。ちらしには、  「新たなる一家の物語が今、幕開けします!」とあるので、シリーズ化するのかな?次は、富子さんの書いた小説が芥川賞とったりして、楽しみ~(*^_^*) " + }, + { + "date": "2015-03-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "新たな傑作喜劇の誕生!\n  公開の1年前に宮崎県・日向市で行われた特別先行試写会で、関係者を除いては誰よりも早く鑑賞しました。毎作品この地で山田作品が上映されており、年配の方を中心としたファンが多い土地ですが、それを割り引いても観客の盛り上がりが凄かった!毎年年間80~100本近く劇場で映画を観ていますが、邦画・洋画を問わず、この20年ぐらいでこれほど会場全体が爆笑に包まれた記憶がありません。自作などを含めたパロディーやドタバタ、さらに「男はつらいよ」でも十分に感じられた落語的な語り口など、山田監督のユーモアが満載です。 私は50代前半ですが、この作品は特に中年以降の方に観てほしい、肩が凝らず大笑い出来る作品です。近年の山田作品の生真面目さが封印されているのも勝因のひとつかもしれませんが、とにかく予想以上の面白さで、もの静かな私の母も珍しく腹を抱えて笑っていました。 " + } + ] + }, + "200": { + "title": "湯を沸かすほどの熱い愛", + "reviews": [ + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 16, + "review": "ガツン!とくるファミリードラマ\n 原作モノや続編があふれる今、オリジナルでもこれほど胸にガツンとくる映画を作れるのだと証明する力作。奇をてらわず、どっしりとした王道のファミリー・ドラマを描き上げている点、スタッフもキャストも実に肝が据わっている。“大衆浴場”という絶滅危惧の文化は本作の象徴ともいえよう。多くが「しょうがない」と簡単に諦めてしまうところを、本作のお母ちゃんは絶対に諦めない。自らの死期を悟るや否や、自分の望むことすべてを、がむしゃらなまでに成し遂げようとする。その意地と根性が伝播し、人の心を裸にさせる。そうやって裸になった心と心をしっかりと繋いでいく。ある意味この人は“歩く大衆浴場”だ。見方によっては死にゆく者のエゴかもしれないが、周囲が「彼女に賭けてみたい」と思うのは、この歌舞伎の人情物から飛び出してきたようなヒロインのなせるわざ。宮沢の熱演、お見事。肌にジンジンくるほどの湯加減が、観る者の心をいつまでも心をポカポカと冷まさせない。 " + }, + { + "date": "2016-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 23, + "review": "中野量太監督の商業映画デビュー作は期待を超える出来!\n 「チチを撮りに」が良かったので、本作も期待はしていたが、予想をはるかに超える大傑作。エピソードを積み上げていくなかで、映像から伝わる感情をコントロールするのが格別にうまい監督だと思う。宮沢りえの役どころは、夫が家出中、娘は学校でいじめられていて、さらに自分は末期ガンを宣告されてしまうという、まさに踏んだり蹴ったりの女性。ところが、持ち前の強さと明るさと愛情で、家族と出会ったすべての人を変えていく。その慈愛ぶりはまるで聖人のようだが、宮沢が実に人間らしく、魅力たっぷりに演じている。観賞してから何日もたつのに、思い出すだけで涙腺がゆるみそうになるシーンがいくつもある。彼女が出会った人々を愛であたためたように、映画を観た人の心にもきっと「熱い思い」が残るはず。新作が待ち遠しい監督が、またひとり増えた。 " + }, + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してしまうほどに好き\n 母って理屈抜きで好きでいたい毒だってわかっててもどうして離れられないんだろう愛されてなくても、期待してしまうほどに好きそんな不思議な母の力を存分に描いているな、と。1番好きなのは安曇がカミングアウトされてる時、鮎子が窓の外を見ながら泣いていたシーン。あそこの演技うますぎちゃう??でもな。ラストは勘弁してほしい…赤いバラを燃やすんなら大歓迎やけど、本人そのままはあかん、河原の意味深な会話が気持ち悪い湯を沸かすほどは比喩のままでいてほしかったあと、ラブホの話子供にするのもアホあと、車の外で倒れてたのも謎あと、鮎子ここにあり、も意味わからんあと、探偵親子がカミングアウトして平和ボケしてるのもあかん子供ポカンってなってたやん、うちもなったわトータルは好き、でも細部にこだわってほしい伏線ばかりに気を取られすぎ " + }, + { + "date": "2019-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "限られた余命の中での母の愛\n 登場人物みんなが精神的に寄る辺のない生活をしていて、それぞれ少しずつ自分自身にも当てはまる部分もあって、他人事ではいられなくなった。母親の余命を削りながらの強引さも伴いながらの他者への関わりが、時にユーモアに転じたりしながら、真っ当な生き方へと人生を後押ししていく姿が印象に残った。 " + }, + { + "date": "2019-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "死を迎い入れるには余りにも幼過ぎる。\n 死ぬと言うことは、二度と会えなくなることなんだ。痛切に感じ入ってしまった。寛大でも、寛容でもなくて、ひたすら正直になることなんだ。自分にも周りの人たちに対しても…。それがどんなに辛くて苦しくてもだ。でも、楽しいこともいっぱいあるわけで、差し引きの間が少ない方がいいんだ。 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "自分にとっては衝撃作\n こういう家族の愛もありかな、と思えるホームドラマとして楽しめた。俳優皆さんは役柄にピッタリで、素晴らしかった。ただ、各所に「個性」の範疇とは思うが、違和感を感じる演出もありましたが、それは他の方のレビューにある通り。見た方がそれぞれの価値観で判断されるものと思います。 " + }, + { + "date": "2019-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "湯を沸かすほどの熱い愛\n 経営者の先輩にオススメされて観た映画です。大大大感動しました!!そして、『湯を沸かすほどの熱い愛』を観て一番感じたのは、“死ぬ気で生きればなんでも出来る!”ということ。いつ死ぬかわからないからこそ、後悔しないように生きよう!と思わせてくれた作品でした☆ " + }, + { + "date": "2019-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族について悩んだ時に観たい映画\n 宮沢りえと杉咲花ちゃんの演技が素晴らしかった。全てのシーンに無駄がなかった。全てのコメント、シーンに色々な愛のシーンを隠して散りばめて、それぞれの成長を見せていく。見ている自分も、ちゃんと大事な人に愛情を届けていきたいと思え、成長できた気がする。悲しい映画だけど、最後までスピーディーに心温まる形で魅せられた。本当に良かった。 " + }, + { + "date": "2019-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "死生観の捉え方\n この監督が持つ死生観が観るものと合う合わないで評価がかわってくる、そんな感じがします。あと生々しいリアルと少しのファンタジーを入れるのが好きなのか、そこも分かれる所か。母は強し。 " + }, + { + "date": "2019-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "強く優しいおかあちゃん\n 「長いお別れ」公開記念の放送を鑑賞。「湯気のように亭主が失踪したので…」という冒頭の貼り紙から引き付けられました(笑)突然の余命宣告を受けた双葉(宮沢りえ)。死ぬまでにしなければならないことのために、残された時間を捧げることにします。娘(杉咲花)を強くすること、失踪した旦那(オダギリジョー)を連れ戻し銭湯を再開させて家族を修復すること…。双葉は持ち前の明るさ、強さ、優しさで関わった人々の心を解きほぐしていきました。自身も複雑な事情を抱えながらも、大きな包容力で全てを包み込んでくれました…。なんて立派な人なんだろう…。出会った人々の心に刻まれた双葉の存在…それが新たな繋がりを生んで、これからも幸せに続いていきそうなラストに涙がこぼれました。そんな肝っ玉かあちゃんを体現した宮沢りえの演技に感服。杉咲花も自然体で感情の変化を表現していて、これまた感服。その他も文句無しに適材適所でGood。演技達者を揃えたからこそのクォリティーだなと思いました。キャスティングが上手いなぁ、と。余談。最後の最後、双葉の亡骸で湯を沸かしたんでしょうねぇ…。温かい湯を通して、心と体に彼女の存在が染み込みました。タイトル通りの結末に膝を打ちました。「湯を沸かすほどの熱い愛」―全ては無限の愛の成せる業…。 " + }, + { + "date": "2019-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ボロ泣きだったんだけど、こんな正しい母親出来ないやと思ってそこが気...\n ボロ泣きだったんだけど、こんな正しい母親出来ないやと思ってそこが気になっちゃった誰も血が繋がってなくても、家族だった " + }, + { + "date": "2019-05-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ良かった感動した。 オダギリジョーがクズすぎて感動少し薄れ...\n まぁまぁ良かった感動した。オダギリジョーがクズすぎて感動少し薄れた。松坂桃李、目標与えられハグされただけで宮沢りえに母性本能抱きすぎ。そこはさすがに無理矢理感あった。一度くらいお見舞いにいけオダギリジョー。感動はしたけどそこまでって感じ。病気使うのはずるい。 " + }, + { + "date": "2019-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "キム・マッスル尚美(なおみ)さんおススメ!宮沢りえという大女優を動かした大作映画!\n 【マッスル91点:家族愛、母の偉大さ、子供達の成長など色んな要素が詰まった内容は圧巻!!】こんにちは。キム・マッスル尚美(なおみ)さんです。なんといっても、この映画はまじで泣けます。涙なしには語れない。当時付き合っていた彼女と一緒に観ていて、隣で大号泣をしているのを見られ、少し恥ずかしかった思い出があります(笑)けど、それくらい涙が止められなかった映画!!なんといっても、宮沢りえさんが主演を務めていることにあります!ほぼ無名である中野監督の脚本を宮沢りえさんがみたときに、出演を即決で決めたという逸話もあり、あの大女優を動かした内容は圧巻です。家族愛だけではなく、母の偉大さ、子供達の成長といった。様々な要素が詰まっている、感動大作!大好きな人と一緒に観てみてはいかがでしょうか。なおみおススメです! " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "人間ピラミッドって…\n 寒すぎて悪寒が走りました " + }, + { + "date": "2019-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "画角とテンポが良い\n 双葉と各episodeのテンポが良い スッと入ってくるのは、説明セリフがなく役者の演技と風景描写と劇版演出の妙 いい映画見たわー " + }, + { + "date": "2019-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "新人邦画監督・脚本の驚異的な感涙デビュー作\n 中野量太監督の商業映画デビュー作。何しろ、脚本まで手掛けられているところに驚き。劇場で観た際に後半、各所から鳴き声を堪えるんだが、堪えきれずに出る嗚咽が響き渡っていた事を思い出す。勿論、宮沢さんの熱演があっての事なのだが。近々、漸く出る監督の新作に期待が募る。 " + }, + { + "date": "2019-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "強く、カッコいい「おかあちゃん」\n 余命宣告をされながらも、気丈に振る舞い、子どもに愛情を注ぐ姿が、とても感動的でした。子どもが1人でも生きていけるようにと、「強く生きる」事を教えていく姿や、旦那の浮気相手の子どもまでにも、愛情深く関わる姿に、「おかあちゃん」の愛の強さと器のでかさを感じました。そして、余命宣告を受けて落ち込んだりするのではなく、残りの時間を何に使うのか、何のために生きるのかを明確にしていて、生き方がかっこいい!!なんといっても、宮沢りえさんの演技力がすごすぎる。役そのもの。天才だと思いました。とにかく、涙腺が崩壊するぐらい泣ける映画。自分自身がもし、余命宣告されたら、どう行動するんだろうか?健康な今だからこそ、時間は有限と思って、目標を立てて悔いがないように生きていこうと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "前知識ゼロで見ました。 レビューがなかなか酷評でびっくりしました!...\n 前知識ゼロで見ました。レビューがなかなか酷評でびっくりしました!たしかに、花ちゃんがいきなり脱いだり、方向性がちょっとずれてるシーンはあったけど、、。それでも、血の繋がりの全くない母の偉大さとか強さとか弱さとか、伝わってきてよかった!残された家族みんなでお風呂に入って、煙突から赤い煙が出て終わる感じとか、実話じゃないんだから、そんなに真剣に気持ち悪いとか受け止めなくても。笑まぁ、感じ方はひとそれぞれなんで、私はおもしろかった! " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上\n 他のレビューにもあるようにちょっとあれ?って思うところはあったけど、全体的に感動させられた。マジで泣けてくるシーンもあって。愛って大事だな〜。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "嗚呼、家族愛 💖\n これほど涙した映画は他に無し。 登場人物全員👍。 特に女優陣、その中でも、りえさん、花ちゃん、蒼ちゃんの演技には脱帽。 " + }, + { + "date": "2019-03-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "期待を裏切らない\n 傑作である。これに尽きる。 " + }, + { + "date": "2019-03-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛するってこういう事なのか…\n しんどそうな内容かな??となかなか見る気になれず、かなり今更感ある中での鑑賞。結果、良い作品とわかっているハードル上がった状態で見ても良い作品でした。宮沢りえの演技はただただ圧巻、紙の月も素晴らしかったけど負けず劣らず、彼女のガリガリな体系も今回の作品には欠かせず佇まい含め全てが素晴らしいの一言。序盤のイジメられてる娘を無理やり学校に行かせるシーンは、公開から3年近く経った今、イジメで自殺してしまう子供のニュースを以前にも増して目にする事が増えた現在では胸が締め付けられる思いでしたが、その外の有り得ない設定はあくまで映画の中の話しだと思えば素直に受け入れられるレベル。強く印象に残る作品だからこそ、気持ちに余裕がある時にお勧めの作品。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "受け入れられる衝撃\n 半分見終わった頃から、涙なみだでした。血のつながり云々ではなく、こんなにも周りの人を分け隔てなく受け入れられるなんて!自分も自然体で見習いたい。ラストは衝撃のシーン、なんでしょうけどすんなり受け入れられます。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "本当の愛\n 血が繋がっていない家族、それを取り巻く人達に注ぐ双葉の愛。その愛が本物だったが故に周りはそれに応えようとする。この映画が伝えたいことはすごくシンプルなことなのだけど、現実世界でそれをするのは実に難しいこと。母として、人として優しくも強く生きた双葉。愛とは何か?考えさせられる。ただ、最後の火葬の仕方だけは受け付けなかった。 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "愛情たっぷり母ちゃん\n 良い良いとは聞いていた作品。見てよかった、ほんとによかった。宮沢りえのナイス母ちゃんぶり。オダギリジョーの糞男ぶり。何よりも杉咲花ちゃんの演技に、心打たれた。ナイスキャスティング!普通だったら崩壊してるだろうってくらいのドロドロ家族関係を、宮沢りえ演じる母ちゃんの残り人生全てかけて取り戻していく。最後の描写、直接的に書かれてなかったが読み手に「えっ?」て思わせる効果たっぷりでなるほどだからこの題名なのかと、納得。たしかにちょっと奇妙で、不気味な最後かもしれないけど、だからこそ心に残って離れない良作になってるとおもう。 " + }, + { + "date": "2019-03-14", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "最初から最後まで、ただただ独りよがりの気持ちの悪い作品。 つまらな...\n 最初から最後まで、ただただ独りよがりの気持ちの悪い作品。つまらないとかそういうレベルではなく、人を不快にさせる映画だと思う。この作品がこんなにも支持を得ていることにすら不気味に感じる。 " + }, + { + "date": "2019-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "湯を沸騰させるくらいの熱い愛\n 余命宣告をされた主人公の映画はたくさんありますがそこからの展開がありきたりでない脚本で素晴らしい。宮沢りえさんの演技も素晴らしい。そして娘役の杉咲花さんの演技がこれまた素晴らしい。銭湯が舞台になっているということと主人公の深い愛を表現した「湯を沸かすほどの熱い愛」というタイトルもこの映画に見事にハマっていて素晴らしい。娘役の杉咲花さんが手話で会話するシーンは、宮沢りえさん演じる主人公の湯を沸騰させるくらいの熱い愛を感じておもわず涙が溢れました。 " + }, + { + "date": "2019-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "涙\n 友達に超絶オススメされてみたのですが、私映画で泣いた事とかなくて、全然泣けなくて私の涙腺はバグってました " + }, + { + "date": "2019-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "問答無用で泣かされた感じ。この映画、最高。\n まずもって、言いたい。この映画、最高。そこにウンチクは要らない。素直に観る心だけあれば。あずみ役の杉咲花、お母ちゃん役の宮沢りえ。十分に日本アカデミー賞に値すると思う。他のキャストも良かったが、この2人に泣かされっぱなしだった。熱すぎて、最後は湯まで沸かしてしまう始末。映画館で観て泣いて、VODでまた泣いて、何度見ても泣ける気がする。まだ僕にも素直な心が残っていてよかった。いや、熱かった。 " + }, + { + "date": "2019-01-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえさんの熱演で湯が湧きます\n 宮沢りえさんが素晴らしい演技でした。吸い込まれました。内容はファミリードラマですが、決して諦めない意思が子供たちに受け継がれていくのが良いです。オダギリジョー紛する夫が頼りなさすぎてハリ倒したくなりますが、なんとか許せます。 " + }, + { + "date": "2019-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "熱い愛\n わんわん泣きました。いろんな問題に熱い意志と深い愛情(つまり熱い愛)で立ち向かう宮沢りえ演じる双葉に感動です。予告やあらすじなどは調べず、特に予備知識なしで観ましたが正解でした。この映画に関しては何も知識をつけず真っ白な状態でみたほうがより感動できるかと思います。公式HPに\"想像のつかない驚き\"と記載のあるラストシーンに関しては賛否両論ありますが僕は良かったと思います。あのシーンは双葉が一貫して周囲に注いできた\"熱い愛\"を象徴するものであると受け取りました。作品の中で所々出てきたクスッと笑えるコメディタッチな要素のひとつではないでしょうか。何事にもリアリティを求める人は批判したくなるようなシーンではありますが、あくまでこれは映画。そこに倫理的にどうとか追求するのは興醒めです。わんわん泣けるしクスクス笑いもでき、観終わるととてもスッキリする作品です。色んな方にオススメできる映画ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2019-01-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストに気持ちを持っていかれた\n 地上波放送時にツイッターで見たほどの批判は思い浮かばなかった。性的趣向がどうのとか、その正義はおかしいだろとか、そういうのはあまりなくもっと真っ直ぐに受け止めた。が。とはいえ。「絶対にやらなければいけないこと」がピンとこないこと。(どうカウントすれば4つになるんだ?とか思ったり…)前妻の突然のビンタやドアノブに下着かけるシーンへの疑問。「その表現どうなん?」って、やっぱ思う。ラストは割と好き。というか、それまでの違和感全てを持っていく強烈さがあった。「湯を…沸かすほどの…熱い………!!!」という衝撃。 " + }, + { + "date": "2019-01-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "貴乃花と宮沢\n 貴乃花と婚約解消する時、彼がもう好きな気持ちが無くなる発言は、彼女が自殺することを防ぐためなのですね!最近、それを知り、慟哭のおもいです。こんな映画はどうでも良いのですが、 貴乃花が可愛そうでぅ。宮沢りえが自由になるのは鬼母死んでからです。あー、ところでこの映画はクソです🎞🎟 " + }, + { + "date": "2019-01-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "愛だね\n 愛だね " + }, + { + "date": "2018-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙腺の詰め合わせ\n 何度も泣きました。ずっと泣いているのではなく、次々と新たなテーマで何度も何度も涙を誘う。まさに詰め合わせ。福袋?笑ストーリーも素晴らしいが、やはり俳優陣。女優・宮沢りえを見せてもらった。杉咲花もよかった。みんなに勧めたい映画。 " + }, + { + "date": "2018-12-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ワースト\n いじめられてる人に頑張れって言うのははいじめてる人の発想末期の患者がどんなものか全く分かっていないこんなもので共感できるはずがない " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "少し時代錯誤だが、一人の女性の情熱的な愛の話\n 親教師に気付かれやすそうなイジメ、立ち向かえ一辺倒の母、女児の下着を放置、女性ばかりなのに男性ヒッチハイカーを受け入れ、その男性も子供たちに面白話としてラブホに連れ込まれそうになった話をするなど、時代錯誤な感じの描写が気になった。また、血よりも強く繋がった疑似家族ものっぽい展開だったが、長く地元で銭湯をやっていた割には、地縁が全く出てこないのも疑問。以外と客とはビジネスライクな繋がりだったんだろうか? ご近所付き合いどころか友達も父ちゃんの友達が一人だけ。ただ、それ以外は一人の女性の情熱的な愛の話で、実の母から捨てられ血の繋がらない娘を育て上げるという人生ながらも、その娘たちや周囲に惜しみ無く愛を注ぎ、そして愛された人生でした。あと最後に、一生懸命働くから家に居させて下さいとお願いすべきは鮎子ではなく、お父ちゃんだろう。両親と早く死別し高卒で銭湯を継いだ以外は全く同情できなかった。妻が闘病しているのにスナック行ってるとか何も反省していない。初婚の奥さんをちゃんとフォローしようとしていたかさえも疑わしいと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-12-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "双葉は毒親ではないか?\n 安澄のいじめ問題とか、安澄が双葉に生みの親にいきなり会えと言ってきたこと、(あと一瞬で仲良くなってる)、謎のピラミッド、ちょいちょいツッコミたい所があったけれど、それを感じさせないくらいテンポがよく、キャスティングの大勝利でした。杉咲花ちゃんが病室で涙をこらえるシーンが1番感動しました。俳優陣が大根だったら終わってたかもしれないですね。でもあんないじめにあって母親にも学校に行け!と叱られたら自殺するか鬱になります。精神論で頑張れ!頑張れ!な感じが毒親っぽくて最後まで好きになれませんでした。母親と娘とかの関係より安澄と鮎子の関係がすきで、お尻を蹴り合うところなんか最高のシーンでした。杉咲花ちゃんには花のち晴れとかよく分からないちゃらんぽらんドラマに出るよりこういう映画に沢山出て欲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "杉咲花がとても良い。 やっぱりそうくるのか、とても後を引く。 画力...\n 杉咲花がとても良い。やっぱりそうくるのか、とても後を引く。画力(えぢから)の強い作品。 " + }, + { + "date": "2018-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "母は強し\n じーんと涙が出てくる映画。亡くなるのはわかってるけど、母の残していくものが、予想外の強さだったり優しさだったりで、母になってるからわかるのか、生き方でこうなったのか、とにかく強い人だった。十分に与えてきたから与えられるって言葉は響いた‼️ " + }, + { + "date": "2018-11-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そんなになんですよね\n つまらなくはないけどって感じ。 " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ツッコミ入れたくなるのもわかる\n …が、双葉/宮沢りえのパワーでその辺どうでもいいことに思えてくる。そりゃみんな「宮沢りえすごい」って言うはずだ。杉咲花も素晴らしかった。シリアスなお涙頂戴一辺倒でないのもいいし、色々な仕込みがしっかり効いている。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最期\n 生まれもった寿命、人は遅かれ早かれ死を迎えます。最期に何を思うのか何をやりたいのか、宮沢りえさんの熱演が良かった、今後の活躍にも注目をしたい女優さんです。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "Amazon primeにて鑑賞。 ツッコミどころは多いけど、それ...\n Amazon primeにて鑑賞。ツッコミどころは多いけど、それなりに感動した。かなり力技な感じ。 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "文句なしに素晴らしい\n 文句なしに素晴らしい " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "不可抗力\n 涙腺決壊が結構早く来るし何度も来る。中でも最後の病院のシーンは嗚咽を抑えられませんでした。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ演出がくどいかなーいや、めちゃくちゃ泣いたけどね " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族 母娘 銭湯\n 余命短いけれど、家族と日々を過ごします。大号泣。大傑作。(ただし…笑)宮沢りえ演じる母親が残り短い余生を懸命に生きる中、娘のいじめ問題、家族の血縁、父親の失踪等、エピソードを畳み掛けてくる。伏線もしっかり貼られており、見ていて気持ちが良い。そしてそれぞれ泣ける。画一ばった血縁による家族ではなく、人情と熱い愛でつながる家族…美しく素晴らしかった。ほぼ100点。最後…最後だけ…言いたいことはわかるし、タイトル回収だし、あの家族にとっては最も良い方法なのでしょうが…常人には少し、理解しづらかった、かな…笑 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当の家族って、、、\n いい映画でした!血縁を超える繋がりが人にはある。と考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "湯を沸かすほどの熱い愛:お母ちゃんの遺伝子ちょこっとだけあった【邦画名言名セリフ】\n 【湯を沸かすほどの熱い愛:個人評価=★★★★★】★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画【湯を沸かすほどの熱い愛:おすすめポイント(個人評価理由)】1.第40回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞の宮沢りえと最優秀助演女優賞の杉咲花の演技がとにかく素晴らしい!!!2.杉咲花が学校で頑張るシーンは泣ける!!3.何気ない脚本が色んなシーンでジーンとくる!【湯を沸かすほどの熱い愛:名言名セリフ→発した俳優とその場面】・「お母ちゃんの遺伝子ちょこっとだけあった」→学校で頑張った杉咲花が家の前で待っている宮沢りえに発する名言名セリフ。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 中野監督の商業映画デビュー作!期待通りの面白さと期待を裏切る展開にソワソワしました😅見終わった後は、ほんのりとした悲しさと爽やかな気持ちに包まれて、生きる気力をいただきました😋邦画ならではの近い距離間が心地よかったです✨ " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きすぎた\n 飛行機で鑑賞やばかったこれは泣いた泣いたまず衝撃がすごくある映画だとおもう杉咲花さんがいじめ対抗のために服を脱いだり実は本当のお母さんじゃなかったり父は逃げちゃったけどもどってきたり宮沢りえのお母さんは別の家庭だったり宮沢りえ病気だったり…そういうみててまったく途中で飽きない映画だったさいご宮沢りえがいう「生きたい」に死ぬほど泣いたあのお母さん像はとっても強いお母さんとは強いのだそう湯を沸かすほどの熱い愛があるから愛ってすごいんだ " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "おかあちゃん\n という杉咲花の声がいい。耳に残る親娘関係。主人公の為のような話ではあるが、なんだかんだ言っても宮沢りえで持ちこたえた映画だと思う。最後にファンタジー度合いが一気に増すのは理解に窮する。前振りのオダギリジョーと駿河太郎の会話。口元が実に親父に似ている。生死を通じて何を伝えたいのか?中身は感じとれない。単に感動メーターを上げ下げ。最初の方の、いじめを道具に母性愛増し増しのあたりで、映画の作り手とは相容れないことに気づかされる。松坂桃李のキャラは何のことやら。ちとキツイ。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "途中から、ずっと泣きました。\n 途中から、ずっと泣きました。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "杉崎花がいい 双葉が安澄のために心を鬼にしたところはやりすぎじゃな...\n 杉崎花がいい双葉が安澄のために心を鬼にしたところはやりすぎじゃない?って思ったけど、でも間違ったことは言ってないなって思ったオダギリジョーはなんか気持ちが戻ったとかじゃなくて、もうすぐ死んじゃうからかわいそうだから的な感じにみえたラストはびびった、ホラーだった " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "救われた\n 宮沢りえの弱っていく姿は個人的な境遇と重なる部分があり直視できなかった純粋に、素敵な映画でした " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁ\n まぁ、色々どうしてそうしたみたいなところはあるが、勇気の物語ということにしておこう。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "18069\n いろいろ突っ込みどころはあるけど、女性陣に泣ける。それに比べて男達は、、、。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "私の心まで熱くなりました\n 泣けるけど温かい愛が溢れている物語でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣でした\n 始まってからの2時間、ずっと泣きっぱなしでした。この2時間で泣きすぎてポケットティッシュ3つ使い切りました(笑)とても切ないけど、元気をもらえて、温かいお話でした。また、個人的には主題歌をきのこ帝国が歌っていることも嬉しく思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "熱いお母さんでした\n 熱く深く明るく逞しく大きく美しい愛を持ったお母さんの短くせつない映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ボロ泣きしました面白かった感動した\n ボロ泣きしました面白かった感動した " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣けた…号泣や\n さすが宮沢りえ!圧巻だ。久々に号泣しました!良き昭和の様な女性で懐かしくもあり、心暖まる素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "愛のかたちをこの二時間に凝縮した作劇に感服\n ・死期が迫る母親を中心に、複雑な家庭環境の女性の母と娘の関係を圧倒的な密度で描き出す・なんといってもラストの、銭湯につかる家族と燃え盛るかまどにタイトルが出て皆が見上げる銭湯の煙突からもくもくと流れる赤い煙のシーンがとても映画的なシーンで好き・妹のパンツを脱がせるところを写したり、ヒッチハイクのたくみが出会い頭に子どもがいる前で女ドライバーとやる話を嬉々として始めたりと、性的な話題を扱うときの距離感にざわざわした・いい意味で賛否両論なんだろうなと感じた・愛する我が子を谷底から落とすライオンのような母親だと例えがあったがその通りだなと " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やはり良いものは、良い\n 色んな所で、絶賛されてる映画だったので、期待してみましたが、大泣きでした。確かにお涙頂戴な題材は、ベタでしたが、自分の人生経験を重ねてしまって素直に泣いてしまいます。少し台詞の脚本が『??』と思う所が、ありましたが、やっと観れて良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧巻の宮沢と双璧な杉咲\n 母宮沢の末期ガンから、数ある難題を解決していく。失踪した夫オダギリはあっさり見つけるも連れ子も同居する事に。その連れ子もシャブシャブで心開き、娘杉咲のイジメ問題は徹底して闘わせて解決。自分の事は後回しの母宮沢は、小さなワガママで娘2人と小旅行。実はその旅行もミッションがあってしっかり伏線回収し、何気なく出会った青年松坂の問題も解決。自分の死期まで全て全力で解決するスーパー母ちゃんに涙する事必至。その宮沢りえと杉咲花の凄さも見事ながら、イジメに立ち向かう強さや、連れ子への愛情、タカアシガニ、と言った伏線回収も見事なストーリー。所々笑いもあり、ただ暗いだけの内容じゃないのも素晴らしい。ラスト、葬式までしっかり見せるんだ、珍しいけど冗長だなぁ、と思ったら、それも理由がある事が最後に分かる。そこは少しファンタジーかな。でも皆笑顔で終わるし、あり得ないんだけどそれも良いかもと思わせてくれる。最近観たの邦画では一番良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ジョーよたつんだジョーに咲く赤い情熱\n アングラ女優ミリエのスクリーン作品に涙するつもりも無かったのだが若手女優杉咲花さんの脇ぶりに心があたたまる。ジョーのジョー的なジョーを支える花さんの声出しが不思議なぐらいに胸に響く。初めてみる蒼さんも違和感なくフィットして。宮沢りえさんが、おかぁちゃんにしか見えない。おかぁちゃんなのだ。そうおかぁちゃん。双葉と安澄はおかぁちゃんと娘ながらも、仲の良い姉妹にも見える。双葉が安澄との接し方をどんな思いでどんな感情で育ててきたのかは、役者さんの演技で想像するしかないのだが、わたしにはこの二人の関係を楽しく想像させてもらえる。宮沢りえさんと杉咲花さんに感謝です。ジョ〜たたないジョ〜たたないジョ〜が女優さんたちを輝かせる。とても大好きな作品だジョ〜(笑)。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ここまでいい人になれない\n ラストにタイトルの意味がわかってウケた。なんども見直したい映画ではないけど感動した。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いじめの克服、不治の病、家族愛\n 演技に迫力があるし泣き要素オンパレードなのでまあ泣ける。賞総なめっていわれると、不自然な設定(探偵やヒッチハイカーとの近すぎる距離感とか実の母に恵まれない人ばかりとか)がかえって気になったりもするし、感動を強要されたように感じなくもない。が、うるさいこと言わずに泣けばいいんだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "オヤジのいい加減さをフォローした妻だが。\n 『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)杉咲花演ずる娘はいじめにあい、母親(宮沢りえ)の余命が2ヵ月で、父親(オダギリジョー)は不倫して出産してしまった相手の子供の女の子を連れて戻ってきた。その女の子も含めてなんとも辛い話だが、仕事は銭湯である。かわいそうなシーンが続くが、優しさでフォローされる。余命だけでなく、母親は娘に衝撃的な事実を告げていく。この母親は娘に強い試練を与えて克服させるように仕向ける。娘はとても辛いと思うが、乗り越えていく。気丈夫な母親は<作られた>娘たちとの旅の途中で倒れる。母親というよりも一人の人間として娘たちと向き合ったが、確かに母親だったのだろう。実の子、戸籍上の子、それでも母親。しかし愛で繋がるけれども複雑にしてしまうのは、男女の別れ。そして残された子供との関係。または離した子供との無関係。主人公の母親もその母親と別れていたのだった。そんな事情も許さざるを得なかった。そんな包容力の女性だった。日本古来のというのか、一般にみられる葬儀のシーンがリアルだった。娘たちに強さや周囲の人達にも優しさと思い出を残した。多くの賞を受賞した作品だけのことはある。 " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "自然と涙が…\n この作品は、凄い。いつの間にか観ている人を物語の中に引き込んでしまい、知らないうちに涙が溢れている。宮沢りえさんと杉咲花さんの演技には、ただただ脱帽です。 " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スロースピードムービーの傑作\n 泣かせるポイントが主に三ヶ所あったと思うのですが、単純な人間なので全てのポイントで見事に泣かされました。悪人がいない(主要)登場人物の作品は稀ですが、本当に素晴らしい作品でした " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この監督純粋にバカ(半分褒めてる)\n 映画と言うよりはドラマ。ただそんな事本当はどうでもいいんじゃない?って思ってしまうぐらい真っ直ぐに伝えようとしている。それでいいんじゃないかなとも思えてしまう。映画は芸術?監督はバカではできない?そんな事ないのかもしれない。健気さを率直に伝えたこの作品の泥クソさがいい。この映画で母のこと思い出して泣く人はいっぱいいるだろうな。母に抱きしめられたいな。この映画は人は描き切れていないが愛を描き切った映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-04-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほぼ泣き通し\n 全編ほぼ泣き通し。母の愛。あずみの苦境と成長。あゆこの健気さと成長。大人になればなるほど、この映画に打たれるエピソードは、増えていくのではないだろうか。また、所々に見られた、後半への布石の置き方も、好みでした。しかし、ラストの演出が、くどいように感じた。煙突からの煙の演出などは、最たるもので、泣きながらも、心が冷めていくという、不思議な心境を感じた。もっとサラリと、あっけなく終わるのが、個人的には好みです。監督の性格でしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-04-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心がポカポカ、家族のありがたさ\n りえさん演じるお母さんは、とても肝っ玉母さん。問題が転がり込んできても、受け入れる人。そして、作品の良さは「大胆であること」。勇気を出しての、少々大胆な行動を何度か目にした。思い切りって、必要。「よくやった!」と見ていてスカッとした。 " + }, + { + "date": "2018-04-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな感情が湧き上がる\n 無性の愛を捧げた母と子の話。あたたかい家族の話。死があり、生があり、色んなことを感じさせてくれる。宮沢りえさん、杉咲花さんの演技力、想像以上にインパクトがあり心にガツンときます。産みの母親ではないけれど、本当の母親として愛情を持って育てるということがどれだけ子供にとって幸せで大切なことかを感じさせてくれる。強い心を持っていじめと向き合わせる母親の宿命。辛いのは親も同じなんだなぁと。学校に行きたくなかった昔を思い出す。手話を教えた意味や、旅行をした本当の目的。泣けるポイントがたくさんあって涙が追いつかない。特に、病院の外でピラミッドを作って見せるシーンは号泣でした。あたたかい人間にはあたたかい人間が自然と寄り添う。双葉の厚い人柄をさらっと演じ、その魅力はあの短い時間の中で確実に心に入ってくる。宮沢りえさんすごい。双葉は母親に会えず、安澄は本当の母親の存在を知り、鮎子は母親と離れ離れのまま。この作品の見所は、みんな辛いのにみんなちゃんと幸せだということ。血が繋がってても家族の幸せを作るのは簡単ではない。血が繋がってるとか繋がってないとか、産みの親とか育ての親とかそんなのは関係なく、愛情を持って傍にいることがすごく大切で、絆は気づけば強くなっているものだから。生きているときに、すきな人とたくさんハグをして、ぬくもりを繋げていかなきゃなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんだかなぁ。\n 全然感動できなかった。ドラマチックに走る余り、各所でリアリティが損なわれててそれが原因なのか、どうも感情移入できませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-04-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえが嫌。\n 私には合わなかった。途中で見るのをやめた。宮沢りえが嫌だった。自分とはかけ離れた人物をここまで近づけさせました感が鼻についた。でも、娘役の子は死ぬほど良かった。ファンになった。最初クックドゥのCMで「ほぅ…!」って思って刑事ドラマの犯人役で「さすが…」って思って、今回のこの役で、心わしづかみにされた。宮沢が嫌過ぎて途中で観るのやめたけど。この子のために我慢して最後まで見ようかと思ったぐらい。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "杉咲花ちゃんの演技が泣ける 全員血が繋がってないのにお母ちゃんによ...\n 杉咲花ちゃんの演技が泣ける全員血が繋がってないのにお母ちゃんによって本物の家族になっていく " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "中年オヤジを何回泣かせるねん(笑)\n 湯を沸かすほどに熱く書いたレビューが消えた!(泣)あんな長文、二度と書かれへん。。。短く感想を述べると、長女の純真な健気さに、夫の連れ子の不憫さに、そして母親の強さに、鼻水ズルズルで泣かされました。。。ただ、ヒッチハイクの青年のくだりは必要なのか?とも思いましたが、結果的に大団円(厳密にはこの言い方が正しいかわかりませんが)で良かったです♪それと、映画館で観なくて良かった!(笑) " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえに肉迫する杉咲花\n ところどころ行き過ぎだと感じるシーンもあったけどラストシーンを見ると納得。どこにでもいるような母親ではなく、とにかくパワフル。そんな人がだんだん病魔に蝕まれていくのは見ていて辛い。子供に知らせるシーンが割愛されてるのは、せめてもの。ということかな。それでも、最後の病室シーンは素晴らしいの一言。子役の可愛さがこの映画をマイルドにしてると思う。旦那の連れ子と探偵の娘、もう超可愛い。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画\n 見た方が良い。とても良い映画。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この監督にますます期待\n 夫(オダギリジョー)に蒸発された妻(宮沢りえ)が主人公、娘(杉咲花)はおとなしいタイプで学校ではいじめにあっている。主人公が突然倒れ、病院で検査したところ末期がんで、余命わずかと診断される。主人公は夫を連れ戻し、銭湯を再開するなど死後を見据えた行動に出る。勿論、お涙頂戴だが、各シーンに挟み込まれた絶妙なカットがうならせる。とても泣かせてもらい、鑑賞後も心地よく、中野量太監督には期待大。宮沢りえと杉咲花は素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母としてできること\n 義母を末期ガンで亡くしたので、それを思い出しながら鑑賞。全てがドラマチックでないことがリアル妙に滑稽なのがリアル。私が早世したら、何が残るだろうと思ったり、ラストを咀嚼しきれず、悶々としたり。薦めるとか薦めないとかではない映画。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お母さんの愛\n 本当の母親ではないという設定は予想外だった。また、学校に行きたがらない子供の気持ちをわかっていながらも、子供のためを思って厳しく行かせようとする姿に母親の強さや愛情を感じた。この母ちゃんの生き様から、人との繋がりやめげない事の大切さ、人を愛するということがどういうことか学ばせてもらったような気がする。 " + }, + { + "date": "2018-03-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なんだろうね\n この親子愛の溢れかたは。いや、熱いのか。確かにつっこみどころは多々あります。 体操着の件の解決の仕方(斬新)。 それぞれの血の繋がりかた(愛で繋がってる)。 お父ちゃんの情けなさ(微笑ましい)。 拓海くんの存在感(違う設定でも良かったかな) ラストシーンのエグさ。(「これはダメだよね」って本人たちが言ってるけど)。ラストシーンとタイトルの意味。等々…でも、なんと言っても宮沢りえがすごい。そして安澄、鮎子、君江さん。女性陣の演技と涙の美しさ。お父ちゃんの情けなさも、男として共感できる。熱すぎる愛でお風呂に入れないくらいだけど、全て許せる。そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-02-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これは泣く\n 日本の大事な映画、また好きな映画が増えてうれしいな。いじめられてること、お母さんは知ってた。喫煙シーンが多いことが気になるけど、そういう空気感かな。何かをしてあげたいって思うのは、その何倍もしてもらってるって思ってるからじゃないかなぁ。銭湯に入りたくなるー。 " + }, + { + "date": "2018-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心が軽くなりました\n 最初から最後まで涙が溢れて我慢出来なかった。人は必ずいつか死ぬ。分かりきったことであって当たり前であってそう分かっていながら時間を浪費してしまう。大切な人も永遠には側にいなくて側にいられる時間は想像よりも遥かに短かったりする。終わりが見えて動き出した本当に過ごすべき時間。宮沢りえさん演じる母、双葉が大切なピースをかき集めるように温まってゆく家族の時間がとても心に染みました。母親に会いたくなりました。二度と会えない、理解しているけれど何年経っても会いたいです。あの人のためならなんでもしてあげたいと思える、多分それって、その何倍もしてもらってるって思えてるからじゃないかな。私もあんなに素敵な母親、女性になりたい。タイトルそのまま、湯を沸かすほどの熱い愛でした。いい意味で映画館で観なくて良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "めちゃくちゃ感動した。宮沢りえ演技すごい。もう一度見ても絶対泣く。\n めちゃくちゃ感動した。宮沢りえ演技すごい。もう一度見ても絶対泣く。 " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙なみだ\n もう涙、涙。なのだけど爽快な鑑賞後だったりする。 " + }, + { + "date": "2018-01-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "そんなに良い作品とは思えませんが\n みなさんがそんなに高評価で「泣ける」「涙」とのコメントにははっきり言って「どこで??」というのが正直な感想です。確かに二人の女の子に対しては一生懸命なのは感じました。しかしいじめにあっている子に対して登校を無理強いするのはどうなのか?また、安澄が制服を返してほしくて教室でジャージを脱ぐところがありましたが、そんなことをしたら私なら余計変な奴、って思ってしまう。あと、旅行中に会った青年や、だんなのことを調べた探偵も彼女に何かしてもらったかな?「あの人のためなら何かしてあげたくなる」というほど子供二人以外にはしてなかったと思うんだけど。そして一番なぞなのはオダギリジョー演じるだんなでしょう。何かしてあげたくなる女性なら、なぜ彼女以外の人との間に子供を作って家も出ていく?最後に人間ピラミッドってのも私なら全然うれしくない。あと、二人の子供のエピソードのほかに主人公自身の母親のエピソードが取ってつけたような感じでしかもそれが中途半端な扱いでストーリーに必要だったのか不思議。双葉は誰に育てられて彼女のような人となったのか、その経緯がまるで不明。主人公がやたら人から好かれるのは高倉健の「あなたへ・・・」もそうだったけど、なんか白々しい。 " + }, + { + "date": "2018-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "熱い愛\n 涙がとめどなく流れ落ちました。血より深い愛情。死にたくない。生きたい。これが本当に苦しかった宮沢りえさんの演技に今回も感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心に残る名作になりそうな予感\n 地上波放送でみました映画館でもみたかったけど 見逃した一本観てよかった考えさせられるし、宮沢えり演じる双葉。素敵です。双葉みたいに生きられたらいいな。 " + }, + { + "date": "2018-01-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "雄々しく美しい富士山のような女性\n 細身なのにどっしりと構え、逞しい愛を振りまく双葉。余命宣告を受けても、落ち込んでいたのはせいぜい半日か数時間程度?残された人生を、残していく家族達や知人達のために使い、彼らを愛の鞭と命綱で束ねていきます。その正大な勇ましさは、まさに富士山のよう。雄大な実物の富士山と銭湯の富士山。どちらも美しく撮れていました。誰もがホッと一息つける憩いの場であった銭湯が少ない今の時代、双葉のようなあったかい肝っ玉母ちゃんも少なくなって来たのでしょうか。父親になりきれず欲のままに生きる男性達、母親になりきれない女性達、彼らに振り回されて生きる犠牲者達。愛情の有無はそのまま連鎖しがちですが、その悪い連鎖を断ち切っているのも双葉。子供達を甘やかさないことは自立を促す上では良いでしょうが、子供の心はもう少し繊細で修復に時間がかかるように思います。時に無神経な大胆さを見せる双葉は、あまりに立派でかつ強靭な精神力の持ち主でした。鮎子が家に置いて欲しいと泣くシーン、ようやく出会えた信用できる大人(双葉)をも失うと知って泣くシーンは不憫で泣けました。ピラミッドのシーンもなかなか良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-01-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "演技が良い\n 最後は解釈によってはちょっと怖いけれど。 " + }, + { + "date": "2018-01-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "声出して号泣してしまった。映画館で観たらやばかったな。\n 声出して号泣してしまった。映画館で観たらやばかったな。 " + }, + { + "date": "2017-12-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "双葉さん素敵でした。自分もツライ生い立ちにも関わらず、否、そうだか...\n 双葉さん素敵でした。自分もツライ生い立ちにも関わらず、否、そうだからなのか包み隠すことなくまっすくで、素直。器がでかい。愛情深い。とても魅力的な人だけにいろんなシーンで涙が止まらない見ごたえのある作品でした。枠にとらわれない家族のかたち。人とのかかわり合い、支え合いを考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-12-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これはすごい映画だー\n もうなんていうか、広大で絶大で言葉にできない家族愛というか。凄かった。深い。もう後半は泣きっぱなしで、これはみんな見たほうがいい!みんな、素敵やったなー文句のつけどころがないわー。こんなに楽しくて悲しくて優しくなれる映画はなかなかないなー。近々購入しようと思います。 " + }, + { + "date": "2017-12-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これでもか?と泣かせる\n りりィ、この母親のくだりは余計だったような・・・ " + }, + { + "date": "2017-12-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "全体的に双葉が正論すぎる、理想論すぎる、昭和的価値観だなという印象...\n 全体的に双葉が正論すぎる、理想論すぎる、昭和的価値観だなという印象。そのためあまり心に響かない。いじめられてる杉崎花に「逃げるな、逃げたらもう二度と行けなくなる」って正論だけど、結果いじめはなくなったけど、現実私が杉崎花ならああ言われて学校に行き続けたら心が先に壊れるしあそこまであの子が頑張らなきゃいけないの?逃げてもいいんだよ。クラスメイトが本当に冷めてる人間なら下着姿になって下手したらさらにいじめられるよ。ヒッチハイクの青年についても、あれだけで救われるとは思わない。ラストのピラミッドも自己満足にしか思えない。あれやるくらいなら一回でも多く会いにいきなよ。行くのが怖かったからあれが精一杯だったの?わからなくないけどもっとできることあったはずでしょ。映画の中で出される言葉がいちいち正論、まっすぐ、熱い。でもその全てが自分にあわなかった。双葉の全力の愛はすごかったけど、どことなく息苦しい。そんなに簡単じゃないし、もっとずるくてもいいし、弱くてもいいんだよ。私ならそう言ってほしい。 " + }, + { + "date": "2017-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鮎子がパパに旅行行く喜びを表現したシーンがたまらなく可愛かった 車...\n 鮎子がパパに旅行行く喜びを表現したシーンがたまらなく可愛かった車から涙を流すシーンもいつも平凡に見える場面が本当は非凡だと気付かされるオダギリジョーが娘二人が見舞いから帰ってくるのを心待ちにして宮沢りえの様子を聞くのもいい表現だ " + }, + { + "date": "2017-12-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "杉咲花さんが良かった\n 最後の最後、正直ギョッとした。言いたいことは分かるけど、感動は出来なかったし、少し嫌悪感。オダギリジョーの役だって、なんか軽いというか。呆気ないというか。映画としてはおもしろかったと思う。途中は良かったし、何度か泣いてしまった。そして杉咲花さんがなんてったって良かった。 " + }, + { + "date": "2017-12-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "泣かせすぎ\n ぼろぼろと泣きましたよはいはいあたしゃ歳とって涙もろくなりましたよ分かってたって涙の方が勝手にまなこからショロチョロと逃げ出してくんだもの仕方ないさ母ちゃんの愛は深く熱く父ちゃんなんか足元に及ばないんだろうな俺も母が元気なうちにしっかり孝行したいと思わせる暖かい映画でした " + }, + { + "date": "2017-12-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "終始泣いてました\n 終始泣いてました。がオダギリジョーが全部悪い気が、、、最後が少し現実離れしてましたがそれでも良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "心から感動\n 久々に映画で泣いていた。それぞれ問題を抱えていて、どんなに辛くてもそれでも強くたくましく生きようとする親子に本当に感動した。キャストの演技も素晴らしい。自分もこうありたい、そう思える心にグッとくる作品だった。また見たい。 " + }, + { + "date": "2017-12-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大号泣😢\n 今まで観た邦画の中で一番好き!確かに家族構成からして現実にはまずありえないだろうし、ラストシーンは普通に法律違反。いじめられている娘に対する対応もクレームが出てもおかしくない。だけど、映画ってそういうもんでしょ?伝えたいテーマを語るためなら何やったって許される。設定のリアリティだけが映画のすべてじゃない。登場人物の感情は間違いなくリアルで熱いものを感じました。映画の好みは人それぞれ。だけど、この映画を観て感情を共感できない人とは、根本的な部分で絶対に分かり合えない気がします。 " + }, + { + "date": "2017-11-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母と家族の話\n 血は繋がっていなくても、ピラミッドは建てられる。 " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "賛否両論あるが\n 自分なりにこの作品に対する立ち位置をそろそろ定めたいと思う。もう相手に合わせてころころスタンス変えたくないので。三回劇場で見た。初回は正直ぐっときた。ピラミッドでも、ラストでも。2回目は伏線丸見えのセリフ回しを始め、いわゆるこの映画にアレルギーをおこしている方々のその理由に当たる部分がすごく目についてしまった。3回目はむしろ最初から斜に構えて批判的に見てしまった。時間が経った今改めて振り返ると、初見で感動した自分に対する腹ただしさ、恥ずかしさの反動で、その後いささか評価がマイナスに振れ過ぎていたと思う。終わりよければ全て良しではないけど、ラストはまじでエモい!てなったのは揺るぎないし、役者は皆素晴らしかった。どっちつかずになってしまうが、手放しで絶賛するのも、目くじら立てて酷評するのもどうかと。色々つっかえるところはあるけど、ララランドよろしくラストには持ってかれましたので、まあいい映画だった!というあたりに落としたいと思う。いい映画だったんだけども、絶賛してる人がいたらちょっと白けちゃうぜ、て感じ! " + }, + { + "date": "2017-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母は強し\n 母の偉大さ、家族の素晴らしさ、人との繋がりの大切さを感じた。久々に泣いた。 " + }, + { + "date": "2017-11-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ扮する\n 宮沢りえ扮する " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "近くに上映館がなかったため、レンタルでようやく見ることができました...\n 近くに上映館がなかったため、レンタルでようやく見ることができました。早く見れなくて 残念!とても素敵な映画でした。宮沢りえはもちろん、杉咲花、オダギリジョー、その他の人々も何とも味わいがありました。ありきたりなストーリーと思う方のいることでしょうが、やはり心癒される映画です。お勧めします。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "無駄がない\n すべての伏線が感動に繋がる場面で回収されるので、伏線を見つけるのが楽しくなる。宮沢りえの演技も良いし、泣ける。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "映画館で見るべきでした\n 劇場上映を見逃して、しまったと思ってはいたものの忘れてしまい、たまたま機会があってDVDで。最初から涙でぐちゃぐちゃになった。劇場で見たら良かったけど、劇場で見てたら他の人の迷惑になるってくらい泣いてしまった。杉崎花の、泣きそうだけどこらえる演技、強さ。宮沢りえの、強い母。オダギリジョーの、だめんずっぷり。杉崎花の背中を押す宮沢りえはもちろん強いけど、杉崎花の勇気に涙が止まらなかった。全てが悲しいだけじゃなく、笑いもあり、全部がいい具合に織り交ぜられて、最初から最後まで飽きることなく見られました。自分の理想の家族とはこうでありたいと思わせるような映画。文句なしです。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "1時間半から泣かされる。\n 1時間20分過ぎたころから泣きっぱなし。これは映画館で観なくてよかった。お話が進むと泣けるシーン、感動するシーン、そっち?!と驚かされるシーンが盛り沢山でした。後半につれて明らかになる複雑な家庭環境、人間関係やのに双葉の愛情に包まれて、みんながすごくすごく優しくて、最後は血の繋がりなんて関係なく、人の優しさ、家族の幸せをすごく感じることができました。言いたいことが全然言えてない気がするけど、感想を見るより是非作品を観てほしい。杉咲花ちゃんと宮沢りえさん、最高です。2017年、今のところ1番の作品です。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "色々…\n 詰め込み過ぎな気がします " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "泣いたーーー\n なんて強い母なんでしょう(;_;)泣いたーー映画館で見てたら、外に出れなくなってたな。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "So boring\n このフィルムがアカデミー外国映画賞の日本代表作品と聞いた。さっそく見た。あまりに退屈で、全てがステレオタイプで、脚本も演出も世界レベルにはほど遠い。これが現代の日本映画のレベル?ほんとうに日本代表? " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ん?\n おもしろい? " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな母と娘の形。\n 主役の宮沢りえさんの、最後の気力を振り絞って生きる姿もよかったし。なんといっても杉咲花ちゃんが、素晴らしい!引き込まれそうな目力と演技力。花ちゃんを見るだけでも価値があります。いろんな出来事が、実はここにつながっていく。そんな伏線の回収の仕方が「そっかー」といっぱい頷きました。胸熱。漫画や小説が原作の作品が多い中。オリジナルでここまで見せるのってすごい。「チチを撮りに」の監督さんだったんですね。アカデミー賞外国語部門日本代表。どこまでこの日本的機微な箇所が伝わるか。ちょっと楽しみ。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本の映画で一番好きな作品になりました\n 宮沢りえさんと杉咲花さんの演技に引き込まれ、感動で涙がとまりませんでした。素晴らしい作品を観る事ができて感謝です! " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙がとまらない\n 愛情が溢れる映画でした。ずっと涙がとまりませんでした1人1人の役がmatchしていて。宮沢りえと杉咲花の2人のシーンがジーンと来ました " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ものすごいものを見た\n 宮沢りえ、杉咲花 すごすぎました。双葉の考え方、暴力的で、愛に溢れて、強い強い力があって。ピラミッドのシーン、なんでピラミッドって思ったら「俺がこうやって支えるから、だから安心して、、、」「死にたくないよ」涙が止まらなかった。ラスト、見た瞬間は何だこのラストと思ったけど、見終わった後には、家族全員であのお湯に入って、双葉の燃えたぎる熱い愛と強さと優しさを全身で感じ合うのは、すごく変わってるけど、すごく美しいと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "終活は潔く\n 自分が生きた証が人の心に刻まれる幸せ。終活なのに潔く暖かな気持ちになれる映画。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "湯を沸かすほどの熱い愛\n 主人公の宮沢りえが死んでしまうの主人公が自分は主人公にならず残る人たちを主人公とする。いずれ本当の母と会話ができるようにと教え込まれていた手話。ピラミッドを見たときに初めて「死にたくない」と自分の気持ちを呟く。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "美しく、強い\n 大事なシーンは描かれないが、必要ない。真実と向き合うこと、伝えること、それは美しく、強い。美しく、強い人が、死にたくないよ、生きたいよ、と言う。涙が止まらない。悔いなく生きたその人の顔は穏やかで、残された家族も幸せそうだ。娘を始め、周りにいる人は確実に垢抜けた人生を送って行くのだろう。銭湯だけに笑。題名は浅く言えばそのままの意味でもあり、ラストに真の意味が伝わった。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛とは何か。\n 子供から大人まで、女性の描かれ方がたまらなく良い。監督脚本は男の人だというから、、、凄すぎる。音も最小限でとても良い。シンプル、そして繊細なシーンの中に想いが充満する。宮沢りえさん演じるお母ちゃんの存在感、いや『愛』が圧倒的。 " + }, + { + "date": "2017-08-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "総じて\n 多くを語るのは辞めます。総じて素晴らしかったです。また絶対見ます。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心に響く\n 泣かせに来てるようなありきたりな家族ものではなく、要所要所ガツンと来るシーンがありました。特に、実母に会った時に娘が手話が出来るというシーン、制服が盗まれたときに今は体育の時間じゃないからと制服を脱ぐシーンなど心に響くものがありました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "あなたの腐った時間につき合っていると思うとヘドが出る\n 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(中野量太監督)から。突然、余命宣告を受けた人間が、必死で生きようとし、その姿を見せることで、周りが変わっていく設定は、今までに何度も観てきたので、ストーリーとしては普通。それを、どう表現していくかによって、印象が違う。今回は、余命宣告を受けた、宮沢りえさん演じる「幸野双葉」とヒッチハイクで全国を旅する、松坂桃李さん演じる「向井拓海」の何気ない会話の中に、その想いを感じてメモをした。「この旅は、どこへ向かっているの?」「いや、決めてないです。目的とか、目標って、決めたらそこに向かわなきゃいけなくなるでしょ」「じゃあ、旅はいつまで続くの?」「う〜ん、どうだろ。そのうち飽きたってやめるのか。まあ、時間は腐るほどあるんで・・」「は〜あ、最低な人間、乗っけちゃったな」「言いますね」「あなたの腐った時間につき合っていると思うとヘドが出る」末期のガンで、残された時間が僅かな女性と、まだまだ時間がたっぷりあると感じる若者との人生観がぶつかり合い、静かな会話の中に凝縮されていた。「自分は、末期ガンなの、もう残された時間は少ないのよ」と、口に出さず、若者に「時間の大切さ」を伝えるシーンは、よかった。言葉としては、汚い表現だが、インパクトが強いフレーズ、「あなたの腐った時間につき合っていると思うとヘドが出る」を記憶に留めたい。 " + }, + { + "date": "2017-07-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "バラバラ感\n 宮沢りえと杉咲花の演技を活かしきれていない。ストーリーが残念、散漫。オダギリジョーはキャスティングミス。松坂桃李の役柄も不十分。篠原ゆき子、頻繁に登場させたため、テーマが軽くなってしまう。鶴瓶のせがれ・・。この役にストーリーテラーをさせたらよかったのに。つぐづく残念。 " + }, + { + "date": "2017-07-23", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "描き方が散漫\n まずラストからいきなり書きます。おい、これ犯罪だろ?違うか?というエンディング。自分の妻の遺体を経営する銭湯で焼き、それで沸かしたお湯で彼女の熱い愛を感じ取るというオチなんだろうけど…確かに、火葬場以外の場所で、火葬場職員以外の者が人体死体の焼却を執り行う事を禁止する法条文はないので可能と言えば、可能らしいが、「死体遺棄罪」や「死体損壊罪」に問われたり、殆どの自治体で知事が許認可した施設以外での死体処分を禁ずる規定を設けているので、彼らが取った行為は決して良い事ではない。映画だから、こういうこともあっていい、フィクションだから、といえばその通りだと思うが、それまでの展開から見ると、とてもリアリティあるものではない。全体にエピソードの詰め込みが多くて、あちこち飛んで、それも全部、母等、親と子の関係に関してのばかりで飽きてくる。特に松阪桃李のエピソードは不要。あれをなくして90分位にすれば話が凝縮されてよかった気がする。そして根本なところでオダギリ・ジョーと宮沢りえの関係があっさり片付くのも呆気ない。だいだいオダギリは女に逃げられ、あの女の子を1人でどう育ててきたのか、また銭湯再開もアッサリしすぎ。銭湯が大事なポイントであることは解るが、とってつけたようで、あんな簡単に再開して大勢の客が詰めかけるのなら、もとからして休業しなくてもよかったのでは?と思う次第。トータルとして細部が漠然とみせかけだけで、ひとつに芯が全く見えない。宮沢りえの病気についても、余命僅かというのにあまりにも旅行に出るまでの元気さと、娘の病気を知ってからのあまりにも素直に向け入れる態度など、何か親子の愛を描いている割に感情の描き方が弱い気がする。 " + }, + { + "date": "2017-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱い愛\n 熱い愛屁理屈無用 " + }, + { + "date": "2017-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "母ちゃん\n 血の繋がりを超えて人を愛せる、大事にできる。葉っぱをかけてやる気にさせる。自分の事は御構い無しな母ちゃんの優しい姿に、胸が一杯になりました。母ちゃんが癌で苦しむ姿に涙しながらも、笑顔を作る安澄は、母ちゃんの病気をきっかけにどんどん成長していきます。母ちゃんはいつも強いだけでなく、弱い部分を見せることも立派な教育なんですね。宮沢りえの演技が素晴らしくて、途中何度も涙が溢れてしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これが商業映画デビュー作って、、、とんでもない人だ。お母ちゃんは娘...\n これが商業映画デビュー作って、、、とんでもない人だ。お母ちゃんは娘に対して強くし過ぎではないか、と思ったけど、お母ちゃんの生き様でもあり、娘に強くなって欲しいという気持ちの表れなんだよね。お母ちゃんは、生涯を通して愛する喜びをいっぱい放ったんだろうな。わたしは生涯を通してなにをしたいか、ふと考えさせられた。 " + }, + { + "date": "2017-07-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "その愛の熱さに誰もが圧倒されるはず\n ちらほらと周りからいいらしいと声が聞こえていた作品。余命、末期ガン、家族、母と子、など、まさにお涙ちょうだい的なキーワードが並ぶのに、この高い評価の理由を知りたくて本日やっと観賞しました。いやー泣いた。泣いたよ。泣かそうとしてないのに泣いた。ラストの母が子供に向けて放つ衝撃の真実、あそこで全部持っていかれました。人を愛するとは?自分が同じ立場だったらここまで周りのために尽くせるだろうか?それを真剣に考えさせてくれる作品でした。まさに、湯を沸かすほど熱い愛がなくては到底できません。題名もまた、よい。死に向かう話のはずなのに、なぜかじめっとしておらず、爽快ささえ感じてしまうのは、この作品が生きる熱量を凝縮した作品だったからでしょう。宮沢りえさん前から好きでしたが、強く、明るく、でも決して聖母ではない人間味溢れた母を見事に演じきっており、ますます好きになりました。子役たちの名演技にも拍手。そして、矛盾なくリアリティーを追求しながらも、普遍的なテーマを見事に描ききった脚本および監督にも称賛の拍手を! " + }, + { + "date": "2017-07-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "母の愛\n 自らが末期癌でありながら、娘?2人に無償の愛を注ぐヒロイン。勝手に出て行った夫を連れ戻し、娘を捨てて出て行った実母を訪ね、娘のための終活に勤しむ。その母の姿に励まされ、健気に振る舞う2人の娘?その姿に胸が熱くなった。そして、うまく自分の気持ちを表せない、頼りなげな父の姿にもシンパシーを持った。ゆっくりじんわり愛が心に染みた。 " + }, + { + "date": "2017-07-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙・涙・涙…\n 役者とは観るものを引きつけ感情を揺さぶる演者。見事にどっぷりと感情移入し涙、鼻水でした。余命2ヶ月と宣告され落ち込む間も無くこれだけはしなければと動き出す双葉。蒸発した夫を連れ戻し家業の銭湯を再開し娘のメンタルを鍛え親子の秘密を打ち明け更に双葉自身の身の上まで…ステージ4でありながらパワフルなお母ちゃんである。産みの親、育ての親、全部ひっくるめた家族愛。旅の途中でヒッチハイカーと出会い彼の心を温かく包む双葉の愛はまるで菩薩様のようである。私自身、今余命宣告されたらと思うと悲しみよりやはり今出来る事をしておかなければと思う。母は強し!それに尽きる。ただ1つ双葉の母の現実感がツライ。我が子をおいて自分だけ新たな家庭を築き過去を忘れ幸せに暮らす親を…子供は何時迄も母が好きだし会いたいと思っている。いっそ双葉が言っていたように母はもう亡くなっていて双葉を迎えに来てくれている。天国で母と一緒だから寂しくない。そう思いたかった。ラストの入浴シーン…湯を沸かすほどの熱い愛だったのですね。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母は強し\n 宮沢りえが美しいのと、たおやかだけどすっとんでてとてつもなく大きな愛をもってまわりを大切にできる人間でものすごくかっこよかった。手話のとこは泣いた。きのこ帝国の曲もGOODな作品。文字で羅列するととんでもなく不幸というかキツイ人生だけど、まっすぐな愛に元気をもらえる一本です。最後のオダギリジョーと松坂桃李の台詞はこれからの人生で大切にしていきたい言葉になった。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ふらりと蒸発した夫、いじめにあう娘(あの学校の対応ひどすぎるな)、...\n ふらりと蒸発した夫、いじめにあう娘(あの学校の対応ひどすぎるな)、そして自身には忍び寄る病。泣かせる要素をこれでもかと詰め込んだ超反則映画。下手すりゃ駄作になりかねないところを救ったのは宮沢りえ、そして杉咲花の演技力。このふたりが今作を高評価に導いた立役者。クライマックスの葬儀のあり方も映画らしくてまあ許せるが、にわか親族たちは違和感。個人的には松坂桃李のエピソードはあまりに不自然。後々、なるほどこのために必要だったんだなと気付かされたが、どうにも…しかし涙腺が緩みがちな年代になったと実感。泣きすぎてしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "銭湯屋の湯を沸かすほどの熱い家族愛\n 血の繋がりを超えた家族の絆と愛情、そしてひとりの女性、ひとりの人間として信念を持って生きるたくましさを感じた。病に冒され悲壮感漂う宮沢りえの演技は素晴らしい。ラストは胸をえぐられるようなタイトルに繋がる結末。 " + }, + { + "date": "2017-06-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いい作品に出会った\n 久々に家で映画を見て泣いた笑自分の生い立ちや今の立場を不満に思い、受け入れられない。そういうことは生きていくなかであると思う。でも、どんなことがあっても家族や出会った人の気持ちを受け止めて愛する主人公の姿にとても胸が熱くなった。主人公の職業が銭湯屋さんということになぞらえて、湯を沸かすほどの熱い愛というタイトルなのだと思う。宮沢りえ の周りの人を厳しくも温かく包み込む愛に感動。そして、その愛を受けた人たちの純粋な恩返しにも感動。 " + }, + { + "date": "2017-06-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛なんて身近にあるもの。\n たくさん、泣いた。序盤で死ぬことが分かってて、だいたい話も見えてて、なのになんでこんなに泣けるんだろうって思うくらい泣いた。色々な家族の在り方に特に泣いた。愛は血ではない。そう分かってるのに、そのことをすごく思うからこそ、血にこだわりたい時もある。家族というくくり方にすると、余計に。なおさら。そんな感情を素直に出してくれることが余計切なかった。しかも、暗くなく明るく、だけど嘘っぽくなく。それが、私としてはすごく良かったし泣けた。そして、少しやりすぎ感があるけど、嫌な感じはしなかった。いつだって自分が大切に思っている人には、幸せでいてほしい。そこに自分が含まれてると尚幸せだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの意味。。^^\n ラストのラストに意味が解りました!実は、ガンで余命何日とか難病とか そういうジャンルの映画はあまり観たくなくて避けて来ましたが、重すぎない暗すぎない、そして、驚愕のラスト!!(@_@) と、レビューで読んでこの映画が急に観たくなりました。主要キャストは全員良かったですが、特に花ちゃんの演技が、凄く良かったです!彼女は、回鍋肉のCMの『無くなるよ!』のひと言でも、演技力がありましたが、将来が楽しみです。好きな映画の1本になりました。 " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "泣いたけど…や、泣いたけども!!\n 色んなところで書かれているが、ラストのラストが共感できないし、細部のストーリーが理想の押し付けで、結局その違和感が拭えないままだった。ヒッチハイカーの心にすんなり入り過ぎだし、いじめの対処はそりゃあんな風にいけばいいけど、教室で急に脱ぐ子なんて、ギョッとするし、腹違いの子どもがいい子すぎるし、耳が聞こえない設定(と記憶しているのだが、聞こえにくいだけだったり訓練次第では問題なく過ごせるようになるモノなのだとしたらすみません)の実母は葬式の時聞こえているような演技になっていたし、もやっもやっが時々発生してしまっていた。ただ!泣いたのは事実で!とにかく杉咲花さんの演技がスゴイ!正統派の実力女優なんだなーと思った。今までも色々な映画に出てたしうまいな、とは思っていたが、こんなにもぐっとくる演技をする子だったとは。そして宮沢りえ。よかったです。何も言うこと無し。演技者たちは100点満点、演出が30点、という感じ… " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けた\n 宮沢りえは凄いな " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣かせてくれたぜ\n 仕事柄映画を見ないといけないのですが、ずっと鳴かず飛ばずで「なんで映画にしたのだろう」って映画に巡り合うことばかりが多く落胆してた時にやっと映画らしい作品出会えたな。と、思う作品でした。ひっかけもなくシンプルに人の弱いところを正してくれる母を素直にみれる人向けです。私は1人で鼻ズルズルでした笑 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "宮沢\n 教室で制服を脱ぐ少女、母を待ちおしっこを漏らす幼女、ラブホに誘われたと子供の前で話すヒッチハイカー、耳の聞こえない前妻、なんか細部のないエピソードに強烈な違和感を覚える。なんのつもりなのか、何から何まで。斎藤環あたりに解説して欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "拍手\n 名前の付かない関係であっても家族をも凌駕する熱い愛。ふと、あの家族元気にやってるかな…と心に浮かぶ、ガツンと暖かい話でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく泣かされた\n 昨年映画館で予告を見て気になっていたのでTSUTAYAで借りてきました。皆さんも書いていらっしゃいますが、一言で言うと女優俳優の名演があってこその作品だと思います。とにかく主演の宮沢りえさんの演技に泣かされました。家族を大事にしたい、精一杯生きたい。クサい感想ですが、それだけ演技に説得力があるように思えました。ただラストには首を捻ってしまったというか、そういうことか〜(笑)という肩透かしを食らったような、でも映画だから許されることもあるのではないかな、と思います。他にもやりすぎでは?と思うシーンもいくつかあったけれど、わたしは映画は非日常であったり非現実的なものとして基本捉えているので、そこまで気にはならなかったような…途中からずっと泣いていました。見てよかったと思います! " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえ圧巻の演技力\n 途中から涙が止まりませんでした。宮沢りえは圧巻の演技力ですが、オダギリジョーのひょうひょうとしたドライな感じもいいバランスでした。過剰な家族愛や夫婦愛の演出は鼻について寒くなるものですが、それがないのが良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "湯を沸かすほどの熱い愛\n もっともっと家族を、他人を愛したいと思った。愛で湯が、沸いた!2、3日目が腫れるほど泣いた。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける泣けると聞かされすぎて期待過剰であったかも。 なるほど娘役の...\n 泣ける泣けると聞かされすぎて期待過剰であったかも。なるほど娘役の彼女は将来期待大であった。 " + }, + { + "date": "2017-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タオルハンカチ必須\n 好みか好みじゃないかというと好みじゃないが、泣くか泣かないかって言うと大粒の涙をボロボロ流すほど泣く。(しかも何回も)設定を含め随所に、んなことある?とか、それはできないでしょ。というドラマ的要素があるところが私の中でのマイナス印象ではあるけど、昨今の美魔女だのママになっても美しくありたいと自分の欲を満たすことを肯定しているような母親とは一線を画す母親を宮沢りえは演じている。自分よりもまず家族の幸せや未来を第一に考え行動するような清く美しく熱い愛情をこの映画にみたような気がする。肌がつるつるとかお尻があがっているとかオシャレであるとかそんなものが「美しい」のではないのだ。元来女は強く美しい。とりわけ母は尚である。#宮沢りえ専用ヘアメイク#てかかれるとなんかメイクで隠さなければいけない箇所があるのかと余計な憶測をしてしまったよ#てゆーかめちゃ薄化粧やったし#杉崎花ちゃんは泣くと右の鼻から絶対鼻水でる#右目からは涙出にくい#鼻水でてもーてるからちゃうか説#エンディングに流れる歌はキノコ帝国#オダギリジョーはドラマの方が向いてる#他の出演者もだけど#花ちゃんは映画いけるくちかな " + }, + { + "date": "2017-05-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "1番泣いた\n 1番泣いた " + }, + { + "date": "2017-05-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "出演者みんな素晴らしかった‼︎\n 主人公、その娘、夫の連れて来た子供、夫。その他の登場人物もみんなそれぞれ辛い過去を抱えているのにそれを悲観せずに明るく生きている事がとても胸を打たれた。娘役の杉咲花さんの演技がとても印象的だった。 " + }, + { + "date": "2017-05-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "熱い愛‼\n 自分のことを差し置いて、人のことを思いやる。最期まで素敵な女性です。愛を与えて、愛を受ける。人間本来の単純で当たり前なことを、改めて思い知らされます。 " + }, + { + "date": "2017-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "恐ろしいほどの母性愛\n 自分の大切な人たちが愛情が自分に向いていなくても、それでもその人たちのために一生懸命に奮闘する。自分の感情なんか二の次で、自分が居なくなってから困らないように、寂しがらないように…。あんなに人のために奮闘しているのに、やっと1つの希望『母親に会いたい』が悲しい結果に…あんなに人に愛を与えて、欲しい愛がかすりもしない!!と悔しい思いで観ていたらやらかしてくれて泣いてたのに笑ってしまった!!末期の宮沢りえさんの演技には息を飲むほどの迫力。ラストも好きな終わり方でした。 " + }, + { + "date": "2017-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族モンはズルい\n 余命半年と宣告された母ちゃんこと宮沢りえがイジメに苦しむ娘、失踪したうだつのあがらない夫、その愛人の連れ子、旅を続ける謎の男などの面々を深い愛で包み込む姿を描いた作品。余命僅かの母ちゃんが家族のために奮闘する的な作品はよくあるがだいたいこういうのは良い。今作はイジメや血族関係など生々しくてヘビーなモノをメインに持ってきていて観やすさという点ではなかなか手を伸ばしづらいクラスかもしれないが、やはり母ちゃんこと宮沢りえの姿には心打たれる。イジメに負けるな、本当のお母さんに挨拶してきなさいなどと時に厳しく、しかし誰よりも家族のことを見守っている時に優しいお母ちゃんに愛人の連れ子であった鮎子も徐々に心を開いて行く。後半の安澄と鮎子の本当の姉妹のような描写がとても良い。自分勝手な放浪青年、拓海や自営業の銭湯すら投げ出して突然失踪した夫の一浩ら男性陣すら頭があがらないほどのしっかりとした性格で余命半年なんてウソのようにすら見える働きっぷりをみせる。しかしそれでも忍び寄る病魔についに倒れてしまったお母ちゃんに対して、家族だけでなく、拓海や探偵の滝本すら何かしてあげられないかと集まってくる過程は泣ける。ささやかな、だけどしっかりとお母ちゃんには伝わったであろうプレゼントを皆で届け、ついに息を引き取ってしまったお母ちゃんを見送るかのように皆で風呂に入り、空を見上げて、荒い字体のタイトルをバックに、ノイジーなギターから始まる爆音きのこ帝国。とても綺麗にまとまってる良作。オダギリジョーがもう少し双葉のためになんかしてくれるみたいな展開期待してただけに少しそこは残念。 " + }, + { + "date": "2017-05-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 8, + "review": "タイトルでいうほどの愛を見出せなかった\n 愛する我が子を崖の上から落とすライオンのような母親だなぁと思った。いじめられている我が子に、逃げるな頑張れ、お母ちゃんの子でしょ?と休むことを許さなかったり、実は自分が産んだんじゃないと突如告白した直後に今すぐ実の母親に会いなさいというシーンを見たときは、自分が子供の立場だったらすごく辛いなぁと思った。心の整理がしたいし、私の気持ちは?そんなにすぐには強くはなれないよ、と。学校や生みの親が人生のすべてではないのに。余命、残された時間が限られているからこんなに強引になってしまうのか。映画のなかでは全てがうまく運んだけど、へたをすればトラウマになるようなやり方だと思ってしまった。さいごの銭湯での葬式、霊柩車の横でみんなで笑いながらご飯食べる、火葬した湯に入るシーンは異常に感じて気持ち悪かった。なんで子供達はこんなにもお母ちゃんを信頼し懐いているんだろう?なんで残された人達はこんなにも仲良くなっているの?色々な出来事があるなかで、すんなり事が運んだりお互いへの不満とか怒りとかの感情が見えないから、あまり理解できなかった。 " + }, + { + "date": "2017-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高。\n 最高。泣いた。宮沢りえが凄まじい。 " + }, + { + "date": "2017-05-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "母ちゃん!\n 母ちゃん役の宮沢りえが圧巻病気の役だけどやつれ具合がリアル銭湯の再生物語であり家族の再生物語エンディングのタイトル出るタイミングときのこ帝国が良かった " + }, + { + "date": "2017-05-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "冷静に観れば結末は異常\n ラストシーンまでは、感動できる。けどラストシーンで台無しになった。母親役の宮沢りえの死後、遺言でなのか死体を銭湯の薪で焼いて沸かしたお湯に子供たちが浸かりながら幸せな顔をして終わる。冷静に考えてください。親の死体を焼いた熱で沸かした風呂に入れますか?私は入れません。入れる人は異常だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家族愛が溢れている「かけがえ」のある映画\n 若い頃普通に育った人間には親のありがたみなんて余り感じる事は無い。大人になるに従い思い出補正が出来るし、もう少し親に何かしてやれれば良かったなぁと思う事がある。逆もしかり。子供にはしてやれる事は色々あるが、それが子供にとってかけがえの無い物となるだろうか?考える時は多々あるし、実行する時期もある。そんな時間が大切で、この映画でかけがえの大切さを再認識出来ます。末期ガンを知らされた母親。イジメに遭っている娘(こんな陰険クラスは嫌だ)。家出していた父親と連れ子。その4人が一緒に住む事を決め、一度潰した銭湯を復活させます。短命の期間、家族の為にかけがえを残そうと懸命になる母親役の宮沢りえ。私には自分の本当家族以外(連れ子にも、他人)にもかけがえを与える行動に胸を打たれた。末期ガンなので少しずつやつれて行く感があればと少し残念感はある。母親の言葉から勇気をもらい、イジメを克服する娘役の杉咲花。いいお姉ちゃんにも変わってゆく。この映画で最優秀賞助演女優賞を獲るだけはある。本当の母親に捨てられても嫌いになれず純粋な心で家族と接する連れ子役の伊東藍ちゃん。家族旅行後いい味出してます。オダギリジョーは普通です。w暖かい。映画だから有り得ない設定が色々出てくる(詰め込み過ぎ感はある)のだが、熱い愛が上回る。大人にも子供にも(一緒には観ないで)一度は見て貰いたい映画ですね。最後にこれがアカデミー賞最優秀賞獲れなかったのには残念。 " + }, + { + "date": "2017-05-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "感無量。\n 私がまずこの映画を観る上で注目していただきたいのが杉咲花さんの演技です。宮沢りえさんももちろんですが、杉咲花さんの演技には何度も涙腺を崩壊させられました。リアルな涙の演技、体を張った演技、すごく観る側にスッと入ってくる演技で感動しました。最後にはまさかそこでタイトルの意味が分かるとは思いもしませんでしたが、本当に母ちゃんは愛されているなとおもいこちらまで温まってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本当に沸かすのね\n 最後には本当に湯を沸かすほどに熱い愛にあふれた人。だから皆からも愛された。 " + }, + { + "date": "2017-05-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "切ない\n 安澄の母親は酒巻君江だった、また幸野双葉の母親が見つかるが会ってもらえない。入院した双葉に病院の外から夫は拓海・探偵・娘と銭湯を続けると約束して双葉を安心させようとする。双葉の葬儀は銭湯で行われる。最後は銭湯に入ったメンバーたちが空を見上げると銭湯の煙突から赤い煙が出てジ・エンド " + }, + { + "date": "2017-05-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしかった。\n 役者陣の芝居、制作陣の演出共に最高の作品だと思いました。暖かく、強いお話だったと思います。杉咲花ちゃん、宮沢りえさん圧巻の芝居!ちょっと変わった、でも愛情溢れる、あたたかい家族のお話。観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが\n 賞を取っていたのでみたいと思っていた。杉咲花ちゃんの演技に心を打たれた。女優陣俳優陣の演技力に文句のつけようがないほど。ストーリーも素晴らしく、涙を誘われるシーンがたびたびありハンカチ必須です。絶対見るべきだと私は思いました。 " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "たくさん泣きました。\n 宮沢りえと杉咲花。素晴らしい!ラストがよく分からなくて、2回観た。タイトルのままの意味?驚きです! " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "全体的にとてもいい話だった。でも共感できない部分が多かった。いろい...\n 全体的にとてもいい話だった。でも共感できない部分が多かった。いろいろ話が入っててごちゃごちゃしてたような気もする。 " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "母性をテーマにしたファンタジー\n この映画は、よく考えてみると全くリアリティがない。というより、全篇にわたるシーンのどれもが、こんなことがあるとは思えない・・というシーンの連続であり、ラストに至っては法律に抵触する可能性が大である。(煙突に始まり、煙突で終わる演出には脱帽)また、主たる女性全員が、そろいもそろって「母と乖離された娘」で統一されており、さらに言えば、主たる男性全員が、本質的には「母性を求める男」で統一されている。つまりは、映画による「母性」をテーマにした幻想劇といっても過言ではなく、その意味で母モノ、難病モノの割にはカラッとしたところに収まっているのだと思った。 " + }, + { + "date": "2017-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすがー!\n とても暖かい話だった。一見するとどこでもありうる映画の話だが、なんだか今迄見たのと全然違う気もした。とにかくいいペースで見て飽きるところもなく満足で感動した。特に役者たちの演技は素晴らしかったー!なんの違和感もなくただ感動して感動して暖かい気持ちになる。杉咲花は恐ろしかった。これから立派な女優になるに違いない。人生はそういうもんんだね。勇気を出して歩き出さなきゃね。どんな時も。 " + }, + { + "date": "2017-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣ける。絵作りも役者の芝居も感動します。\n なんとなく予告に惹かれて見て見ましたが、とっても良い作品です!親子愛。家族愛。を問う作品であり、でもそんな堅苦しくなく、リアルに観られる作品になってます。なので、いろんな人が観て楽しめるのではないかなと思います。すべての役者さんの演技に涙と笑いと感動がありました。 " + }, + { + "date": "2017-05-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "熱くてあったかいお母ちゃんの愛\n 映画賞を席巻、昨年の邦画を代表する一本。評判が評判を呼び、こういう良質邦画が好物な自分にとっては見たいと思ってて、いつもながら地方の我が地元の映画館では上映せずレンタルを待っていた。…で、なくとも、公開前から気にはなっていた。本作で商業映画デビュー作となる中野量太監督の自主製作時代の「チチを撮りに」が非常に良くて、次回作も是非見たかった。余命僅かの母親とその家族の物語。家族愛、難病モノ…ベタでお涙頂戴な題材を扱いながら、バイタリティー溢れる快作に仕上げた演出が見事。やはり、母・双葉の存在感が頼もしい。死ぬ前にやるべき事をやる。潰れた銭湯を再開させる。学校でいじめに遭う娘・安澄を立ち直らせる。蒸発した夫・一浩を呼び戻し、その連れ子・鮎子をも迎え入れる。何とも破天荒!各々のエピソードで泣きの要素もあるし、深刻なシーンやしんみりとしたシーンもあるにはあるが、それら全て感情大いに揺さぶる展開として活きてくる。所々、ちょっとした伏線も張られている。何故か唐突に手話が出来る安澄。双葉が一浩に約束したエジプトへの新婚旅行。毎年必ず送られてくる高足ガニ。これら後に巧く感動を盛り上げる。中盤、双葉は安澄と鮎子を連れて旅行へ。その道中、双葉はある秘密を安澄に打ち上げるが、てっきりまだ話していなかった余命僅かの事かと思ったら、意外な事実。実は、旅の目的も…。本作は家族愛を描いているが、客観的に見ると、ちょっと変わった家族のカタチ。そういや、「チチを撮りに」もちょっと変わった家族の話。でも、描かれている事、伝えたい事は真っ直ぐだ。何と言っても本作は、キャストの熱演について語りたくなる。全員が素晴らしい演技で魅せてくれる。双葉役の宮沢りえ。明るさ、強さ、逞しさで家族を包み込むが、この役が活きたのは、それと対比のシーンがあったから。医師から宣告され、一人空の湯船の中で絶望する。忍び寄る病に苦しむ。終盤のあるシーンで、嗚咽しながら本音を吐露する。これら弱さもあって、双葉という役が本当の意味で生きた。安澄役の杉咲花。引っ込み思案でいじめられっこだったが、母の影響を受けて逞しくなっていく。序盤と終盤とでは雰囲気が確かに違う。目に見えて違うのではなく、自然と違うのだ。宮沢りえと対峙するある二つのシーン。目と表情の演技が言葉にならないほど素晴らしい。本当に役を巧く演じ、惹き付けられる。オダギリジョーのダメ夫っぷりがハマり過ぎ(笑) でも何処か憎めず、ダメ夫だけど不器用な優しさを感じさせる。旅行中出会うヒッチハイカー役の松坂桃李、探偵役の駿河太郎とその娘も、皆好演。鮎子役の女の子がこれまた巧い!涙ながらに話すあるシーンは、本作の中でもとりわけ感動を誘う。本作、結構ツッコミ所もある。出来過ぎっちゃあ出来過ぎだし、リアリティー的にはどうなのよ?…と思うシーンもある。最後なんてびっくりだ。あれ…、そういう事だよね…? 法には触れないの…?考えだしたら腑に落ちないが、本作の持つ活力に心揺さぶられる。それはまるで、双葉…いや、お母ちゃんそのものだ。全身全霊で家族や関わった人たちを愛してくれたお母ちゃん。だから皆もいつまでもお母ちゃんを忘れない。お母ちゃんの赤く情熱的な愛情深さを、湯のようなあったかさを。“お母ちゃん”の響きがいい。 " + }, + { + "date": "2017-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技がとにかく凄い!無慈悲の愛\n 演技がとにかく凄い!無慈悲の愛 " + }, + { + "date": "2017-05-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "杉咲花がすごい演技をしている。泣きの演技の中にもいくつもの表情が窺えた。\n 杉咲花がすごい演技をしている。泣きの演技の中にもいくつもの表情が窺えた。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けず\n たぶん多くの人が泣いたシーンでクサイと感じたボクはダメな奴でしょうか? " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣😂\n 難病物と思いきや笑えてアッパーで上がりっぱなし花ちゃんの耐えてる時の表情に何度も泣きました。宮沢りえのパワー、圧巻です。映画何本分くらいの満足感でした。さあ銭湯にいくぞー♨️ " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分の死が目前に迫った時に何が出来るのか。\n 自分の死が目前に迫った時に何が出来るのか。宮沢りえ演じる母親は、血の繋がっていない家族の将来のために全力を注ぐのである。彼女の愛は家族だけではなく、未来に希望を見出せない若い旅人や、幼い娘を残して妻に先立たれた探偵にも注がれ、彼らもその「息子たち」になってゆく。そして、病状が悪化し弱っていく彼女を、皆は精一杯の愛情で送り出す。ピラミッドのシーンは涙を禁じえない。 " + }, + { + "date": "2017-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "湯冷めした!!\n 宮沢りえの病人っぽいビジュアルを上手く活かした映画だと思います。男性が書いた脚本なのに、夫があまりにもよそよそしくて悲しかったです。私の父親もそうだったので、女性から見た世界の寂しさを感じました。旦那無しで車で遠出をしてヒヤヒヤしました。精力的に活動する主人公の話と思いきや、ラストは伊藤潤二的なホラーでまさに一粒で二度おいしい映画でした。しかしこの結末ありきで銭湯を舞台にしたお話を作っていったと考えると、長い前振りに多少粗があるのも納得したと同時に映画自体に冷めてしまったのが事実です。楽しかったというより一発ネタだったと思わせてしまうのは失敗だと思います。お話の作り方は参考になりました。 " + }, + { + "date": "2017-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "りえさん!!!\n りえさんの熱演が効きまくりですね。湯を沸かすほどの熱い愛という意味は最後でわかる。よい終わり方かなー。 " + }, + { + "date": "2017-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょいちょいね\n 泣かせるよね。とにかく良くできた愛深き母だった。無欲で人のために考え生きたマリアの様な人だったね。最期、風呂場で火葬しなければ★4つだったけど… " + }, + { + "date": "2017-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "80点\n 強い強い優しい影響力のある最高の母。血が繋がってなくても心の底から愛してて子供の幸せのために全力尽くしてその影響で子供たちも強く優しい子に育つ行きたいは泣けるよ。なんでも。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "とてもよかった。杉咲花と宮沢りえ。話の流れ。最後。すべていい感じでした。\n とてもよかった。杉咲花と宮沢りえ。話の流れ。最後。すべていい感じでした。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "戦慄のホラー映画!!感動いっさいなし!\n ラスト10分まではよかったが銭湯での演出は怖い。引きました。あれはやりすぎでありえない気がするバラバラにしていれたのか? " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "娘がいじめられてるときの対処法が終始納得いかずその後のストーリーも...\n 娘がいじめられてるときの対処法が終始納得いかずその後のストーリーも萎えてしまった。いじめすらを根性論でどうにかするのは良くないのでは。逃げるな!ではなく、本当に辛いなら逃げるのも手だよ、って抱きしめてあげて欲しかった。 " + }, + { + "date": "2017-04-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮澤りえとタイトルがいい\n 洋画につけられる邦題は驚くほどにひどいのに、この邦画のタイトルはそれだけでとてつもない力を感じる。感想としては、宮澤りえが素晴らしい。宮澤りえのように熱い愛に溢れた母親が一人でも増えて、オダジョーみたいなクソ男が一人でも減り、幸せな子供が一人でも増えることを切に願った。 " + }, + { + "date": "2017-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お母ちゃん!\n 久々に泣けましたー!(´;ω;`)とにかくもう、宮沢りえさん演じる双葉お母ちゃんがスゴい!あそこまで家族を思い生きている姿に胸がいっぱいになります。双葉さんが癌を患い、生き別れの実母に会うのを拒否されて窓ガラスを割ったりするシーン。双葉お母ちゃんだって人の子、ただの「いい人」で終わらせず感情をさらけ出したシーンに胸が痛みました。でも、あれは重要なシーンだったな…オダギリさん演じる愛はあるけど、いい加減な旦那や杉咲花ちゃん演じる段々と強く逞しくなっていく娘、安澄も素晴らしかった。演出も良かったし、とにかく一度は見て欲しい作品です。ただ、個人的にはラストがどうしても眉をひそめるというか…あれってお母ちゃんを○○したんですよね?煙突から赤い煙が上がったのを見て、私はなんかゾッとしちゃったんです…なので(作品自体は良かったけど)星4つにしておきます(^o^;) " + }, + { + "date": "2017-04-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "去年劇場で見て\n またDVDかりました邦画にしては素晴らしい作品です " + }, + { + "date": "2017-04-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "女性の友情物語\n ファミリーものではないと思う。宮沢りえさんの娘達への向き合い方は家族愛というより1人の女性として1人の女性に接していたよう感じます。そこに女性同士だから共感、共有している何かを見た気がします。男にない論理的に言語化してしまえない感傷的な何か。それを宮沢りえさんは見事に表現されており、この映画を観る価値のあるものに引き上げているのでは無いでしょうか。作中では男性の出演者も彼女を支える為や計画を実行する為に奔走しているのですが、結局、登場する女性たちの心の葛藤や現実と向き合う姿に比べると霞んでしまいます。そういったところでも、男には立ち入れない女性の友情を見事に演出されています。 " + }, + { + "date": "2017-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙\n 杉咲花さんはいつも思春期で扱いにくい役柄を演じているイメージがありましたが、そんなこと露とも思わせないほど素晴らしい演技でした。宮沢りえさんも本当素晴らしい演技でした。シンプルなストーリーの中にある当たり前の愛がストレートに表現されていてラストは涙が溢れました。 " + }, + { + "date": "2017-04-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "偉大な母の愛の物語ではない!子から母への切実な愛の物語です。\n 『湯を沸かすほどの熱い愛』(あらすじ)夫が一年前に蒸発して、娘と2人で暮らしている双葉(宮沢りえ)。そんな双葉が体調不良で病院に行くと、末期癌で手の施しようがないと告知を受けます。そこから双葉は、「死ぬ前にやるべきこと」を実行していきます。1)蒸発した夫(オダジョー)を連れ戻して銭湯再開。2)弱く優しい娘:安澄(杉咲花)を自立させる。などなど、確実に近づいてくる死を目の前にしても、深い愛情と思いやりをもって生きる双葉が、周りの人達を変えていく。先月、やっとみました。※むっちゃネタバレあります。本作の感想で多く見られるのが、「母の愛は偉大」です。どっかのキャッチコピーにも、そうあったかも?実は終盤になって、安澄は実の娘ではないと分かるんですが、「なるほどな」と思いました。最初から、双葉の子供との距離に違和感を感じていました。なんというか、一歩引いてるというか。その感覚って、母というかカウンセラー的だなと感じてたんです。また双葉は、幼少期に母親に捨てられています。で、同じ状態の子供達に、自分が得られなかった愛(して欲しかったこと)を注ぐことで、また捨てた母と安澄とを和解させることで、自分の傷を癒やしている。これは、母の愛とはちょっと違うと思いました。母親に捨てられた子供は、自分が価値のない人間だと思うんです。双葉は、死を目の前にして漸く自分の価値を見出し、必要とされ、得られなかった深い愛を知る。これは母の愛の物語ではなく、子がどれだけ母を愛し、必要としているのか。母からの愛ではなく、子の「母への切実な愛」を描いた作品だと思いました。もっと言うなら、中野監督も映画制作を通して、幼少期に得られなかった愛を求めているのではないでしょうか?過去作からも、それが窺えます。映画館は、どころどころで嗚咽が聞こえていましたが、私には妙な気持ち悪さが残りました。これは同じく、実際の家庭が双方ともに上手くいかないから、仮想父親にイーストウッドがなって、仮想娘にヒラリー・スワンクがなって、2人で生活して、最終的に仮想父親が仮想娘の人生を決めるという、父親の歪んだ夢が透けて見える恐ろしい映画、「ミリオンダラー・ベイビー」を観た時と同じ感覚でした。また、過剰な演出が多々あり(特に子役ちゃん、あざとすぎる)、私は始終ぽかーんとしていました。個人的には、子役に対する演出が悪趣味過ぎると思う。あと、無理矢理なストーリー展開も、気になります。伏線の置き方がいかにもすぎて、びっくりしました。匂わす程度でお願いします。しかしながら一点だけ、宮沢りえさんは良かったです。宮沢りえさんって、もの凄いノイズ女優だと思うんです。今までの人生が波瀾万丈過ぎて、どんな役をやってもそれががノイズとなって邪魔をする。けれど本作に至っては、そのノイズが逆に良い作用をしている。双葉の「訳あり感」は、宮沢りえさんだからこそ出せたんだと思う。世界一中華を美味そうに食べる杉咲花ちゃん(CM)も、良かったですよ " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえの圧巻の演技\n 宮沢りえの圧巻の演技。おもらし。そして衝撃のラスト。衝撃作でした。共感はできない。 " + }, + { + "date": "2017-03-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まっすぐな愛\n まさか2回も観るとは思わなかった、、1回目を見終わって、あそこのシーンはあそこと関係があって繋がっていたんだと感動の連続でした。何日か経って、もう映画館の上映が終わってしまうと思うと、もう一回映画館で観ておきたいと思い駆け込みました。映画始まってすぐに涙が出ます。多くを語らずともお互いの気持ちがしっかり分かり、通じ合ってる親子の姿が素敵です。お母ちゃんが娘を想うまっすぐな愛に胸が熱くなり、涙がぼろぼろと。ただ優しく見守るのではなく、一緒に向き合い、背中を押す。そんなパワフルなお母ちゃんだから、あずみもあそこまでの行動を起こせたんだろうな〜。一人一人の役が個性的で、それぞれ前に向かって生きていく姿がキラキラしています。それも双葉の愛の力で周りを動かしてるんだろうなと見終わった後にまた感動。*私の一番好きなシーン*双葉があずみに、本当のお母さんのために手話を勉強させていた所にグッときました。思い出すだけで泣けてくる、、DVDが出たらすぐ借りて、見ようと思います♪ " + }, + { + "date": "2017-03-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 11, + "review": "おかしい?\n 監督はわざと馬鹿にして造ってるのではないだろうか、観客に対して、こんなの好きだよね、泣くよね、を羅列して、泣かせどころを音楽で盛り上げて、と、造りのレベルが低すぎる。味の素たっぷり山盛りの映画。日本の古いお涙頂戴TVドラマの作り方の羅列。映画学校でて、このレベルか?わざと?馬鹿にしてる?とは言え、この映画を観て喜んでいる人達がいる。日本も日本の映画界もいまだに古い脳みそがカスのように残ってるのでは、と思ってしまう。さてさて、こちらの感受性のレベルが低すぎるのか?人生経験が足りないのか?いや、感覚世界が違うのだ。わざわざお金払って客観的に映画を観に来る人は居ない。そして、こんなことは書かない。只々、自分には合わなかったと言うだけで、観たことが失敗だったと思うことなのか。とにかく監督は映画界のラーメン二郎ではないだろうか?あわない人も居るんです。。。 " + }, + { + "date": "2017-03-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "熱い愛が感じられる感動作\n 断トツで2016年邦画No.1はこの作品です。余命を宣告され残り短い命を生きるお涙頂戴映画だと思ったら大間違いでした。設定だけ聞くとそんな凡庸映画に思えるけど、この作品の最大の魅力は悲くて泣けてしまうのではない点。もちろん悲しみは涙腺の緩みを増長させる一因ではあるが、人の持つ勇気や心の強さだったり、相手のことを考えて敢えて厳しい姿勢を見せ愛情をもって接することだったり、状況をすべて「受け入れる」ことに感銘を受けて泣けるという構造になっていて、もちろんそこには緻密な脚本が欠かせないんだけども、それに加えお母ちゃん演じる宮沢りえと娘役の杉咲花の演技力がこの作品の演出の期待値を上回っていることも大きな要素だと思います。特に杉咲花の海のシーンはこの映画の見どころの一つと言っていいと思います。商業映画としてはデビュー作だという中野量太監督がこの映画に込めた想いが最もよくわかるセリフで「お母ちゃんの遺伝子がちょっとだけあった」というシーンがありましたが、ここに私は監督が見る者に対して受け取ってほしい本質的なものがあったように感じました。(ちなみにこのシーンは2度目の鑑賞でよくわかります)そしてエンディングで「きのこ帝国」が流れて映画タイトルが出るんですが、そこでもう気持ちの良いぐらいズドーンと撃ち抜かれました。あんなにも心地良いくらい腑に落ちる感覚は、そこに至るまでの綿密な脚本や伏線の回収があってこそなんだなぁと感じさせ、そのラストで改めてこの作品の素晴らしさを気付かせてくれました。 " + }, + { + "date": "2017-03-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "秀作!!\n この映画のタイトル通り本当に「湯を沸かすほどの熱い愛」でした。母親として女性としてひとりの人間として生きていくふたばの姿は見る者を暖かく包み込むようでした。病気と知ってからも今自分は周りの人達のために何が出来るかを考え、そして家族や周りの人達が今度はその思いを引き継いでいく。双方の思いがとても熱く何度も涙するシーンがありました。何もなければ気づかないことが多いけど人間関係とはこうやって深く強く堅く結ばれているものなのだと再確認させられました。誰かの為に生きる、難しいこちだけれどそれができた時この映画のように素敵な気持ちになれるのだと思いました。生きてきて見た中で一番好きな映画になりました。 " + }, + { + "date": "2017-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "seriousなだけの映画としてはみるとギャップにおそわれるかも\n ラストはタイトルがどーん。あ、こっちがメインだったんだと。正直びっくり!でもよく考えればそんな素振りがちらほら、真面目にツッコミを入れるほど、ラストまでのシーンは普通じゃなかったです。でも私のような察しがわるい人間にはもっとぶっ飛んでてほしかった。監督さん泣かせすぎです。もう少し笑いたかったしジーンとした空白もほしかった。泣いたことがこの映画の一番の印象になってしまったのは、豪華すぎる俳優のせいにします。ただし、りえさんと花ちゃんには拍手しかありません。桃李君は目立ちすぎる。ジョーさんは色気がありすぎる。みんな美人すぎる点。でも久々にみた邦画はこの作品でよかったなと、アップリンクがBestでした。 " + }, + { + "date": "2017-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた。\n 始まって10分で泣いてた。良かった。母として、妻として、娘として、考えさせられたし、切なかった。見た後、気持ちいい感じでほんとに良かった。 " + }, + { + "date": "2017-03-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "複雑\n 泣かせる話のはずなのに、最後はすすり泣く人あり、逆にちょっと笑ってしまっている人もあり。まさかの複雑な感情をさせる。全員複雑な事情ありすぎ、探偵謎すぎ。 " + }, + { + "date": "2017-03-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ダメダメ\n 🙅‍♂️涙で見えなくなっちゃう。宮沢さんの演技も良いけど、他の人の演技も凄い。自分の父も、癌余命2ヶ月だったのでダブりました。 " + }, + { + "date": "2017-03-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "女優さんの演技に脱帽\n 事前情報から賛否が分かれているな、と感じましたが、是非自分の目で確かめねばと思い鑑賞しました。結果からすると女優さんの演技にやられたという印象です。蒸発した夫の妻でありといじめられている娘の母であり、末期ガンに立ち向かう女性と言う難しい役を見事演じきった宮沢りえさんは言うまでもなく、娘役の杉咲花さんも演技が素晴らしく脱帽の一言につきます。主人公であるお母さんは時に強引に娘に「逃げてはだめ。立ち向かわないと」と言い強引に娘を引っ張りますが、その固くなまでの意思に1つの人間臭さを感じました。制服を隠された娘は、翌日布団に入ってお母さんの、学校に行きなさい、という説得に抵抗します。その中で、「私はお母ちゃんと違って社会の最底辺なの」と言う言葉を母に言わなければいけない辛さを抱えながらの演技は見事でポテンシャルの高さを感じさせました。女優さんの真に迫る演技と魅力的な脚本に支えられ、心の周波数にぴったり一致するような傑作であったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑顔と涙が交じりいる。\n 若き日の宮沢りえを思い出し、本当にずーーっとチャーミングな方だなと思いながら鑑賞。本当に愛を感じる作品。 " + }, + { + "date": "2017-03-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心を打たれるシーンが時折ある、人間関係が複雑すぎるコメディー\n 映画のあらすじをみると「なんでカテゴリがコメディーなの?」と思わずにはいられなかった。が、この映画は間違いなくコメディーだし、コメディーで良かったと心から思う。とはいえ、泣けるシーンや心に残るシーンも幾らかあった。ラストには笑って劇場を出ることができて良かった。「あの人のためなら何でもしたい」と言われる人になりたいなぁ。しかし、ここまで人間関係を複雑にする必要があったのかなぁ…。 " + }, + { + "date": "2017-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やばい。 泣ける。 とにかく泣ける。 タオル忘れた事に後悔。\n やばい。泣ける。とにかく泣ける。タオル忘れた事に後悔。 " + }, + { + "date": "2017-03-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 9, + "review": "作り手の誠意についての疑問【反省文追記3.18】\n 芸術作品の表現において、『必然性』を論点にするのは公平公正な態度とは言えない、と反省しました。作者がこの物語には必要だと思ったものについて、また相応の覚悟を持って表現したことについて、受け手側はそれがどういう意味か、何が込められているか、肯定的に捉えるか、無意味だと捉えるか等を自由に考えればいいのであって、必然性の文脈で語るのは、大げさに言えば、表現の自由とか幅を狭めることに繋がるので、ある意味で危険な思想だと思い、大いに反省し、追記いたしました。その点以外の内容は不変です。【2017.3.18】『死ぬまでにしたい10のこと』と同じ余命短い母親の最後の日々、ということで、りえママが健気で気丈に振る舞うだけで涙が溢れてきます。で、鑑賞後ですが。予備知識や製作意図などの情報が全くないまま観たので、素朴な疑問が浮かびました。えっ、あのラストのオチのために、2時間のドラマがあったの?ドラマや現実の火事のニュースでも分かる通り、お風呂を沸かす程度の火力では、黒焦げの遺体と異臭が残るだけで、たぶん遺灰や骨にまでなりません(火葬場の1000度以上の火力で1時間かかります)。死体遺棄の法律違反を犯してまで探偵さんが協力する動機‥‥生前、りえママから頼まれてもいないし‥‥も⁇⁇あの愛するお母さんの黒焦げ遺体が風呂釜に残るような残忍な状況‥‥これってブラックジョークにもならないし、ドラマの流れからしても必然性がないですよね?必然性があるとすれば、火葬費用を払えないという経済的な理由?赤が好きだったというだけで、煙まで赤くなるのもよくわからないし、黒澤明監督の『天国と地獄』へのオマージュとも思えないし。個人的な感覚では、きちんと遺灰と骨になったとしても燃料にしてしまう行為は、生みの親を知らされる以上の驚きであり、故人の尊厳性の冒瀆に思えたのですが、私の方が異常なのかな?お涙頂戴の感動作なんて簡単に作れるんだよ、オチに爆弾を仕掛けたけど、さあどうする?という、監督からの日本映画界に対する挑戦状なのでしょうか?イジメという重いテーマについても、あの勝負下着をあの場面で使ってくるあたり、結構不誠実さを感じてしまいました。実際にイジメの状況に苦慮しているご家族の中には、立ち向かわずに逃げるしか選択肢がないかたもいらっしゃると思います。女の子の親としてあの裸は、みていられない人もいるのではないでしょうか?その辺の配慮にも欠けた脚本とも言えるのではないでしょうか?牛乳のゲロまでジョークの一種として扱ってたように見えました。そういった影響(深く傷つく人がいるかもしれない)への想像力とか配慮とかがなかったとしたら、それは製作者としての誠意ある態度とは言えないのではないか、ということです。うーむ、神経質に考え過ぎだろうか? " + }, + { + "date": "2017-03-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣かせにきてるな\n ベタな不幸の連発、娘のいじめ、連れ子の涙、わかってても泣くな。特に孫のいる年寄りは刺さる。でも宮沢りえはいい女優さんだな。子役も上手い。見てよかった。 " + }, + { + "date": "2017-03-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良かった\n 脚本、役者ともに素晴らしい " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "終活\n なのだろうな。残していってしまう者たちへのエールが溢れんばかりであった。余命を宣告された主人公。まさに…燃え尽きる前の花火の例えがあるように、死ぬまでに、自分が居なくなった後、家族が家族であれるように、生きて、食べて、笑って生活できるよう、出来る限りの事をしてから死んでいきたいと、そんな覚悟に突き動かされてた。立つ鳥後を濁さず…そんな死に方でもあった。なんだか、生きてきた後始末をつけてるようでもあり、それまでの後悔を払拭するようでもあり…そんな崇高な意思とはかけ離れた卑怯な自分などは、己の生き方を見つめ直したりしてしまう。映画的には地味な印象を拭いきれはしないが、それでも脚本的な仕掛けには驚きもあり、演者達の視線や、固く結んだ口元から言葉や台詞などでは語りきれない心情が雄弁に語りかけ、突き刺さる。病床の主人公には戦慄すら覚えるし、それに立ち向かう娘の気丈な素振りに涙する。無防備な演技とでも言うのだろうか…虚飾を一切排除したいかのようだった。そして、物語の肝でもあろうラストシーンなのだが…ズッコケる人と唸る人と賛否が分かれそうである。あのシーンだからこそ映画として成立してるとも言えるし、あのシーンさえ無ければと思う人もいるだろう。かくゆう俺は、思い出し笑いをしながら映画館を後にした。賛否を問われれば可と答えたい。凄い重いテーマだった割には後味は悪くない。監督のバランス感覚の良さなのか、演者のファインプレー故なのか…その一端をあのラストシーンが担ってるような気もしてる。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ほろ苦くて優しい、愛と命の物語\n 夫の蒸発や娘のいじめ問題でバラバラになっていた家族を、余命宣告をされた主人公が残された時間の全てを費やして再びまとめ、更には周囲の人々さえも巻き込んでタイトル通りの「熱い愛」で繋ぐストーリーは、義理と人情に弱い日本人ならば涙腺を刺激される事間違いないでしょう。劇中でも「不思議な人」と称される主人公は、余命僅かだなんて感じさせないほどの圧倒的な情熱と信念を持っており、自身の揺るがぬ愛や強さに基づいた行動は様々な局面を乗り越えていきます。いじめに遭う娘へ今時の友達ママのように半端に対話して甘やかす事などせず、「逃げ出したって何も変わらない」と学校へ送り出し続ける毅然とした態度が、最終的に娘をいじめから完全に切り離してしまう流れには、監督の描写センスも相俟って特に感動しました。監督の演出テンポなどの手腕は、地元の探偵に対する計算され尽くした細やかな扱いにも良く現れています。地元探偵は長らく探していた行方不明の人物を、いとも容易く見付け出してくれます。ですがまだ実母を愛している義理の娘については、主人公は一切実母を探そうと依頼する素振りを見せません。恐らくは頼めばすぐに見付けてくれるでしょうし、主人公は上の娘には強制的に産みの親を会わせますが、義理の娘の母については全く触れません。そこで探偵が義理の娘の母までも見付けてしまえば、探偵はただ物語をテンポ良く進めるための便利キャラとなってしまいます。けれどそこを探させなければ、観客に探偵を単なる便利キャラと思わせることもありませんし、物語のテンポが滞ったり人間関係が複雑になることも回避できます。そうして夫は探して義理の娘の実母は探さず観客が探偵の存在を忘れたタイミングで、最後に「主人公の実母をいつの間にか見付け出してくる」というサプライズで再登場させるのは、探偵を使い捨てない上手い使い方だと感心させられました。これは余命僅かの人間が、遺してしまう愛する家族のために自身の命を懸けて奮闘し、最後にはその恐るべき愛を燃やし尽くしてみんなを包み込む、胸が焼けるような熱量を持った物語です。手放しでハッピーエンドとは言えない余韻のあるラストはほろ苦く、けれど受け入れた家族から主人公への愛はどこまでも甘く優しくて、大人のためのおとぎ話と言えるのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2017-03-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛の力とどうにもならないこと\n フィンランドの帰りのJALで鑑賞。親子の演技力が素晴らしすぎて感情移入せずにいられなかった。後半から怒涛の展開で、人は結局同じ道を歩んでしまうのかなという辛さと、人生は愛の力で変えられるのかもしれない…という真逆で複雑な気持ちになる。それでも愛の力、家族の力で変えられる奇跡というのを信じたくなる。映画なんだけれど、ふと、あの家族ちゃんと元気かな…って思い返される、そんな素晴らしい映画。 " + }, + { + "date": "2017-03-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館の鑑賞、どうにか間に合いました。新宿ピカデリーで鑑賞。なんだ...\n 映画館の鑑賞、どうにか間に合いました。新宿ピカデリーで鑑賞。なんだか、まわりの評判がめちゃくちゃ良くて、もともと中野量太さんの映画を観たかったのですが、どんどんハードルが上がっていました。僕の崇拝しますオダギリジョーさんが出ているだけあって、感想がとてもチープになってしまうのですが、とてもまっすぐな映画だった。母と子の葛藤がまっすぐに伝わってきた。しかし、やっぱりオダギリさんのダメ男感。最高。なんで、あんなに似合うのか。ちょっとクマが気になった。疲れているのかな。 " + }, + { + "date": "2017-02-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族愛の暖かさ\n 家族の愛について今一度再認識させられる映画家族でも血が繋がってること、繋がってないこと関係のないかもしれないそこには、母の大きな愛と子供達の母への大きな愛があったあとは、演技力最後のきのこ帝国の歌にはとても感動をした。 " + }, + { + "date": "2017-02-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ちょっとだけカルキな熱湯\n ファーストカットの銭湯の張り紙の文言。「湯気のごとく店主が蒸発しました」この表現を、良いねぇ、と思えるかそうでないかで評価が変わる気がします。あなたはどんな妻を想像しますか?私は、ちょっとケレン味がありすぎてキャラと合致しないと思った。他にも絵の具でいじめられた時の一言。車の中での松坂桃李への一言。時に名ゼリフは人物像や前後の流れをぶった切って生まれるものですが、気の利いた表現しよう感が少し過多で、私には人物造形が足りない印象がしました。ただオリジナルの素敵な作品ですし俳優陣は素晴らしい。特に杉咲花ちゃん。オチもタイトルバレしてて勿体無いですが、最後のきのこ帝国は秀逸でした。 " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いたのにスッキリした\n いい、いい、と言われてるやつはあんまり行きたくないんですよ実は。あまのじゃくなので(笑)なんですかね。やっぱいい映画観ると気持ちがいいですね(笑)そして、いい映画は言いたいこともあんまりないです。その世界に浸かってるだけで幸せになるねwwオダジョーも桃李くんも太郎ちゃんもみんな好きになりますww花ちゃんもかわいかったし。宮沢りえはホントすごい女優さんだわ。 " + }, + { + "date": "2017-02-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "知りたくなかった、とんでもないエンディング\n 2回以上観ていますが、ラストの葬儀はフェイクで、本当は風呂屋で遺体を燃やした話にする、必然性は全くありません、あれだけ泣かしておいてそれは無いと本当に思いました、残念でなりません。 " + }, + { + "date": "2017-02-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やけどするほどの愛…\n 途中何回も何回も、泣けたし。家族って考えさせられるような映画。本当の母親って、なんなんだろって…あと、宮沢りえの演技もスゴい!子役二人も最高〰あのお風呂入ったら、絶対やけどするよね… " + }, + { + "date": "2017-02-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける。\n 泣かせにきてるのが露骨だけど、それでも泣いてしまう。母方になついた人たちにはたまらなく心にくる映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-02-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "この映画の良さが解る人間で良かった。\n この映画の良し悪しに賛否が別れているという事前情報は知っていた。観て納得!申し訳ないが、観て泣けないのは客観的に映画を観ているか、人生経験の少なさだと思う。泣きどころばかり集めた映画だと評論する人もいるようだけど、泣けるだけ良いと思う。 " + }, + { + "date": "2017-02-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "後味悪い\n ラストシーンを含めて後味悪く、一言で言えば期待はずれの作品。その中で唯一、娘の安澄さんには共感しました。2017-9 " + }, + { + "date": "2017-02-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "双葉さんのように生きたい\n 双葉(宮沢りえ)の愛の深さと強い生き方に感動しました。親が双葉のような人間なら、子供が人を傷つけたり、殺したりしないだろうな・・と思った。それは、双葉(母親)を悲しませるようなことはしないという(あたりまえだけど)心になるから。私も双葉のように愛の溢れる相手を深く思える人間になりたい!!と思いました。宮沢りえさんは素晴らしかったけれど、あずみちゃん最高!!鮎子ちゃん最高!!本当にいい演技でした。二人の演技が素晴らしく心から泣けました。この映画は、「母」を考えさせられる映画でした。昨日、鑑賞しましたがもう1度観たい。 " + }, + { + "date": "2017-02-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "感動ではなく同情の涙を誘う映画\n 何とも評価しづらい。タイトル通りで、同情の涙を誘う映画。母余命わずか、娘はいじめられの養子、さらにネグレクトの他人の子、ビンボー。と、あからさまに泣かそうとしてくるストーリーに狙いすぎだろと思いつつ、女優俳優陣の演技がそれを帳消しにするくらい素晴らしかった。また観たいような観たくないような映画。宮沢りえの魅力に惹きつけられる。子役の女の子2名もとても良かった。しかし、最後の終わり方がまた狙いすぎてて怒りを感じながらのエンドロールだった。 " + }, + { + "date": "2017-02-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙腺ポイント多数\n レビューが高評価だったので、以前より見たく、やっと昨日見に行けました。集まるひとにそれぞれのドラマがあり、人生があり、家族の定義について改めて考えさせられました。一生懸命生きること、その大切さ、なんともいえない複雑な感情を表現したこの映画は名作でした。ルール破りな演出が随所にありますが、この映画を表現する上で必要な演出と受け止めました。 " + }, + { + "date": "2017-02-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "泣いた、泣いた\n いやあ、二日連続で、泣けた泣けた。前評判で聞いてはいたが、たしかにツボを突く。宮沢りえと杉崎花の組み合わせは絶妙だった。オダギリジョーのぐうたら感は、ドラマ「おかしの家」同様、よくあっている。最後はとぼけてるけど、ここで涙をそっと拭いておいてね、という時間なのだと思います。 " + }, + { + "date": "2017-02-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "期待はずれでした。\n (やはり)期待はずれ。難病モノとは違うから!本当にいいから!と言われ、観たものの…。結局、余命宣告された母、辛い境遇の可愛い女児たち、という反則技の設定だらけ。そりゃ、涙腺ゆるむだろ的な。全くもって、それ以上ではなかった。オチもまさかと思いつつも読めてしまう。ただ、杉咲花の演技だけは素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2017-02-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "女優陣、熱演!\n 様々な困難を抱える女性たちを、本作キャストの女優陣が熱演されていました。特にお母ちゃんの類まれな強さを演じる宮沢りえさん、その娘役杉咲花さんが素晴らしくて、上映中何度も泣きました。境遇のせいにしないその強さには、心打たれます。今までに観たこともないような映画でした。映画監督が男性監督というのが、びっくりです。次回も期待してしまいます。 " + }, + { + "date": "2017-02-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "エピソードをきっちり回収しすぎ\n 宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョーらの俳優の演技は心に染み入るものがあったけれど、ストーリーは作りすぎ、過剰でしかない。とりわけ、ヒッチハイクの若い男の登場や、宮沢りえが産みの母親に逢いに行くシーンなぞは必要なのか? 前半、杉咲花が高校でいじめられるシーンなどがよかっただけに、後半はダレた。ラストの銭湯の煙突の赤い煙……これもやりすぎだなぁと。すべてのエピソードをきっちり回収するのではなく、もっと蹴散らかして、破たんをさせるほうが、作品に余韻が残ると思うのだが。まぁ周囲で泣いている人も多かったから、商業的には成功した作品なのだと思いますけれど。 " + }, + { + "date": "2017-01-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "本は良いが映画は・・・\n 本を読んだ後に期待して見に行ったのですが、心情の細部を丁寧に描けていないため全く心に響かない。故にツッコミどころが満載。映画としての脚本力と映像表現力は物足りなく、映画館に行くよりも本で読む方が遥かに良い。きっといい本な筈なのに残念です。非常に薄っぺらい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "抱擁\n 2016年のベスト、ワースト両方のランキングで上位に挙げられていたのも納得。ヒューマンドラマと捉えるかファンタジーと捉えるかで大きく評価は変わると思う。ネタバレになるからあまり言えないけど、宮沢りえは全員と深く関わりながら実は誰とも関わっていない。それでいて魔法のように周囲の人の心のわだかまりをボカしていく、メリーポピンズのような存在。“こんなセリフ言うやつおらんやろ、くさすぎる”という序盤の不安も監督の隠しきれない異常性愛っぷりと宮沢りえの魔法使いっぷりで次第にシックリくるようになるのが凄い。いや、穿った見方をしなくても、泣ける良い映画だと思います。14 " + }, + { + "date": "2017-01-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "突っ込み所は少なくないのだが、これだけ余韻に浸れるのは私的に久しく...\n 突っ込み所は少なくないのだが、これだけ余韻に浸れるのは私的に久しく臨んだ邦画ならではか。学校のいじめに始まり、母娘に畳み掛けるような不幸というキーワードを繋いだだけにも見えてしまうのだが、、、禍福は糾える縄の如し、結果人生とはそういうものなのかもしれない。バカっぽいと思える半面、そのバカっぽさに、そして宮沢の「死にたくない」という素直な叫びに泣かされるワケであって。監督は世界で通用する作品をと念頭に掲げて制作したとのことだが、エンディングのハイライトの場面は外国人が観たら日本では風呂場で葬式をやると勘違いするのではないかと少し気掛かり。 " + }, + { + "date": "2017-01-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどータイトルの意味にはこういうことがあったのか!\n 沢山の感動したという情報は見聞きしていたが病気ものはどうもと見る機会を見送っていた近くの名画座でやってたのでこれを逃したらと腰を上げて行った見事に予想を裏切られましたオダギリジョーのしょうもない亭主の言動に`全くもう!'と声出してし言ってしまったり笑ったりーが、こんなに声を殺すのが大変なほど泣けて来たのはどの映画以来だったろう??宮沢りえはもちろんだが杉咲花が素晴らしい愛が溢れて強くて魅力的な母ー宮沢りえのイメージではなかったが見終わった感想は宮沢りえだったからこそ`湯を沸かすほどの愛’が表現できたと思った探偵さんが娘にママにはもう会えないんだよーと初めていうことが出来たのは湯を沸かすほどの愛に溢れた人との出会いと別れを娘が体験したから初めて言えたのだろうこんな普通のことを描いて深〜い感動を与える映画って凄いーエンドは普通じゃないけど花に埋もれた宮沢りえが美しい見てよかった " + }, + { + "date": "2017-01-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえ\n ガンで余命2ヶ月の役に宮沢りえはぴったり、というか痩せすぎで本当に病気かと思うほど。いろいろ意外な展開で驚く。最後の最後で えぇっ!となる。 " + }, + { + "date": "2017-01-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "全てに置いて無駄がない、素晴らしい作品でした\n 世間の高評価や賞レースの様子を見ている限り、普通の難病お涙頂戴物ではないんだろうなと、期待値高めで鑑賞しましたが、その期待値を大きく上回る感動に、涙腺が崩壊しっ放しの2時間強でした。最初から最後までどこも印象深かったので、何から語ってよいのか分からなくなるぐらい、全てに置いて無駄がなく、全てが見所と言っても過言ではない作品でしたね。これが商業映画デビューの中野量太監督のオリジナル脚本と言うのだから尚凄い、才能ある中野監督の今後の作品にも期待が高まります。とりあえずブラマヨ吉田が同級生だったことは、もう売りにしなくても良さそうですね(笑)しかし宮沢りえが演じた主人公・双葉のお母さんぶり、いや、おかあちゃんぶりが凄かった。自分のことよりも常に家族のことを考える人、と言葉にしてしまえば、大なり小なり普通のお母さんも大体そう言う思考で生きている方がほとんどかとは思いますが、双葉はそんな言葉では語り尽くせないような行動力で、見る者をグイっと引き付けるおかあちゃんぶりだったと思いました。心が広く、とにかく人間としての器が大きい、彼女の愛に触れたなら、間違いなく勇気を貰えるでしょうし、きっと大丈夫だと思えること確実でしょう。一見厳しすぎると思えるシーンも、先を見据えての行動に思わず納得、これはまさしく聖母かな、こんな人間でありたいものですねぇ。まあそれにしてもこの映画は泣けた、泣きっ放しだったなぁ。でも山場の連発でグッタリとは言え、ユーモアにも溢れた作品でしたので、物凄く心地の良い疲労感だったりもするんですよね。ダメ夫を演じたオダギリジョーがまたいい箸休め具合と言うか、ユルユルな雰囲気でホント憎めなくて、いい味出していたと思いました。ダメ人間の私としては、妙に親近感、人間として完璧な双葉からほんのちょっとだけ解放されたい時があるのも、男としては少しだけ分かる的なで(行動に移しちゃダメですが)女性陣の演技には泣かされっ放しでしたが、オダジョー夫に数合わせの探偵・駿河太郎に訳ありヒッチハイカー・松坂桃李に、男性陣には妙に癒された作品でした。とは言えやはりこの映画は、宮沢りえと杉咲花&伊東蒼のいろんなものを超越した母娘の絆、これに尽きますね!特に杉咲花の泣きの演技にはやられたぁ~、これぞ歴史に残る泣きの演技、各賞受賞オンパレードも至極納得の演技でした。伏線が全て効果的に描かれていたのも印象的、よくもまあこんなに練られた脚本作ったなと感心しきりでしたよ。でも、ラストは冒険に出ましたね、賛否両論、いや否の方が多しかな?しかし最後に爆弾を投下する監督さんの気概に私はやられましたね、素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n おもしろかったと言えばおもしろかった。でもあまり後味はよくないというか、ホラーのような…小学生が言うのかなあ?と疑問に思うセリフや、受け入れるの早すぎ?なところもあったり、良くできた学生映画という感じもしました。若々しさが魅力なんでしょうか。おもしろいけど、うーん、という印象でした、自分には。でも役者陣の演技はさすがですね。娘二人もうまい! " + }, + { + "date": "2017-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感じいい\n タイトルの湯を沸かすほどとは、バッチリ。自然な作りと感じた。おもってたよりサッパリな気がした。時間の経つのを忘れた。 " + }, + { + "date": "2017-01-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心の汗(涙)を洗い流しましょう\n 何処にでもある母子家庭の日常から始まり、伏線を張りながら物語は進んで行く。安澄は同級生からイジメられ、登校を拒否するが双葉は許さない。「戦え」と突き放す。レビューでも言われているし、自分も「逃げればいいんだ。」と思ったけど、双葉も同じような経験をして、戦ったんだろうな。と想像すると「同じだよ」という言葉も納得した。後半からテンポよく怒涛の伏線の回収が始まり、その都度感動。子供にあれを言わせちゃー、そら泣くわ。って感じでお涙頂戴な点はあるが、嫌な感じは無く、素直に気持ちよく泣ける映画だった。最後の赤色の煙は、背景白黒だったら良かったかな。 " + }, + { + "date": "2017-01-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "分かっていても 涙がほほを伝ってた。\n 病弱な家族と重なり 思わずぽろぽろあんなふうに 見送れたなら 良いかな胸の中につかえていたものが、流れていきました。 " + }, + { + "date": "2017-01-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "杉咲花の代表作となり得る一本\n 2時間という時間に詰め込みすぎた感はあった。ただその一つ一つがラストを盛り上げる要素になっていたことは間違いない。宮沢りえの演技も素晴らしかったが、それ以上に杉咲花がすごかった。涙を流す顔とか声の荒げ方とか役に入ってるなあと感じた。きのこ帝国の主題歌もまた作品を引き立たせていた。 " + }, + { + "date": "2017-01-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 9, + "review": "本当に熱い愛なのか。\n 面白くないかどうかで言えば、面白いです。泣けるかどうかで言えば、泣けます。好きか嫌いかで言えば、嫌いな映画です。余命3カ月の母の愛の物語。演じるは宮沢りえ。演技は素晴らしいです。しかし、悲しいくらいに共感出来ません。彼女は正しくひとり親の母の偶像です。作中で誰よりも正しく、誰よりも強いです。彼女の行動は全てうまく行きます。そんなの人間じゃないでしょ。もっと葛藤して、打ちのめされて、それでも愛を貫く姿が心を揺さぶるのではないでしょうか。ひとり親たる彼女はオダギリジョーの父性を肩代わりした結果スーパーマンとなってます。頑張れ、オダギリジョー、父性を獲得するんだ。男性監督が家族を描いた作品としては悲しい結果です。スーパーマンの母(兼父)がゴリ押して家族を再生させることは、愛なのでしょうか?相手を知って、相手と話して、ぶつかっていく心の交流に愛が見出されるものではないのでしょうか。面白く、泣ける映画でしたが、余りに独善的な価値観は僕には合わなかったです。生き生きとしたキャラクターを作り上げた杉咲花さんを見つけられて嬉しかったです。 " + }, + { + "date": "2017-01-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "残念です\n 僕がリスペクトする、尖った芸人たちが「めっちゃ泣ける」とラジオで紹介していたので、興味が湧いて観に行きました。ラストのぶっ飛んだオチ、好きです★そういうことか! と。やられましたねw全体的に泣きの要素が多すぎるには、ウンザリしちゃいました。「詰め込みすぎ」とレヴューした方もおられますが、ほんとその通りかな、と思います。いいセリフ、いいシーンの連発も、映画制作の絶対数が圧倒的に足りてない学生さんの描いたシナリオみたいな感じで苦笑。『不治の病いに冒された女性が入院する病室の窓の外で女性のために主要人物たちが心を込めたプレゼントを披露する』というよくあるハートフルなシーン。稚拙すぎません?こういうの今更やるなんて。。。最高の演技をしようと努力された宮沢りえさん以下全員が気の毒でした。あれだけ予想外の展開をいっぱい用意するなら、とことん馬鹿げたコネディにしてみたら良かったのでは?そしたらラストのアレも、ぐっと締まったのかなぁと思います。って、こういうのは個人の好みですからね^ ^実際に感動して号泣した方が多いみたいなので、この映画はこれで良いのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-01-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "詰め込みすぎかな\n 役者さんたちは皆演技力が高く見ごたえがありました。ただ、詰め込みすぎて少ししらけました。子役さんが最高 " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "生涯ワーストかも…\n 評価が高くて期待して観たが、全然ダメ!ヒッチハイカーが女性ドライバーとラブホに行って逃げたとか、小学生の娘の前で言うなよ!なんでみんなゲラゲラ笑ってんの?下ネタ大好物の僕が引いたわ。安曇が虐められてる時も逃げるなとか言うなよ!逃げても良いよ!他のエピソードも、なんかネットに転がってる良い話を集めた感じ。銭湯の旦那、結局何もしてないじゃん。もう少し奥さんに対して最後くらいちゃんとしてあげなよ。役者は皆上手くて安心して観ていられるが、脚本か演出の問題だよ。ただ安曇役の杉咲花さんの演技は素晴らしかった!若いのにあれだけ身体張った演技、表情も出来ないと思う。最後に言うけど、この映画サイコホラーですよ。葬儀の後なんで霊柩車は河原に行ったの?遺体は銭湯に有ったよね。で、釜がクローズアップされて赤い煙が… 湯船ではみんな仲良く浸かってる… これって双葉の遺体を焼いて沸かした風呂に入ってるよね?この事の意味か「湯を沸かすほど熱い愛」って事でしょ?この映画を評価してる人って、虐めやネグレクトを肯定してるとしか思えない。それか昭和の教育思想で思考停止してる?この映画を観て、最近観た映画で一番良かった〜って言ってる人!今すぐ「この世界の片隅に」を観に行って! " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "溢れる愛情\n 相手を思いやる秘密は 真実を理解した時 大きな愛に変る " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この作品の意味を知ったとき、気づいたら涙が出てました。 お母さんは...\n この作品の意味を知ったとき、気づいたら涙が出てました。お母さんは、とっても強いし、暖かい。もっともっと強くならなきゃと感じた作品。見終わったあと、愛が暖かいのか、それとも熱いのか、その答えをぜひ劇場にてご覧下さい " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うん、まあ\n みなさんが驚いたりドン引きされているラストは、私はいい!と思いました。しかしそこまでのプロセスが、こういうことをする人たちとして描かれていないので飛躍がある気がしました。そこまでの流れでは、ヒロインの母親以外は運命に流されているように思えたので。彼女への愛と彼女からの影響によって、こうした葬送を選んだという過程があまり丁寧に描かれていないからでしょうか。双葉が安澄に手話を学ばせていたことはなるほど!と思いましたが、前半の伏線が伏線ですよ!と見え見えでした。宮沢さんがこの役にはまっているとは思いませんが熱演で素晴らしい。そして杉咲花さん、将来が楽しみですね。 " + }, + { + "date": "2017-01-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "不気味だった\n  家族の中に血縁的に通常の人が誰もいないのだが、強い絆があって勇気付けられる。しかし、それでいいのかなと思うところが多々あった。 中学生の娘が学校でいじめにあって制服を隠されているのだが、母親は負けるなと鼓舞するだけで全く介入しない。たまたま娘が勇敢で自殺しなかったから結果オーライなのだが、だめだと思う。女の子の下着姿もショッキングでつらい。 オダギリジョーの隠し子の9歳の女の子が、お母さんがいなくなって1年くらいしか一緒にいないお父さんだけで、家も変わってしまい、一番つらい状況なのにあまりそこに着目されていない。多くの場合、彼女が一瞬すごくいい子に振舞ってそれから試し行動をすると思う。普通にいい子としてしか描かれていなかった。他の家族にも問題が山積みだから彼女としても自分をだしにくかったのかな。 宮沢りえに同姓で同年代の友達がいない。血縁のない女の子をわが子として養育するような人でもあり、急に人をぶっ叩いたり、大して知りもしないのに「腐った人生」呼ばわりするような人だから仕方が無いのかもしれない。宮沢りえの実親が面会を拒否する以外は、話せば分かる人ばかりの世界だった。 病院の庭でピラミッドで宮沢りえを励ましていたが自分がもしその立場だったらすごく嫌だ。やるのもやられるのも本当に嫌だ。そこに関係の薄い探偵やヒッチハイカーがいるのも、ずっと地元で生活してきたのに悲しい感じがする。 銭湯での葬式は格安葬儀なのかなと思ったが火葬はドン引きで、赤い煙も不気味だった。映画のタイトルロゴが非常におどろおどろしいのがぴったり合っている。ホラー的な不気味さを持つホームドラマだった。 " + }, + { + "date": "2017-01-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何故❗\n すごく良い映画なのに何故放映が少ないのかと思う映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛に満ち溢れていました\n 2週間限定の上映だったのが残念ですこんなに素晴らしい映画こそロングランするべきです " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悔しい涙が美しかった…\n クライマックスで、夜に家族たちが病院を訪れるシーン。宮沢さん演じる主人公の言う「もっと生きたい」という言葉と、話すことも動くこともできなくなったときの、娘を見つめる視線が、この世への美しい執着といえばいいのか、強烈に印象的でした。また、娘役の杉咲さんの演技に感動しました。年下ながら仕事へのプロフェッショナルさを感じ、尊敬します。一つ気になったのは、なぜ主人公はオダギリさん演じる夫と結婚したのか。そこが分かれば、もっと“ピラミッド”の意味が深まったのでは、と思いました。(欲を言えばですが)素敵な作品でした!映画館が温かい涙で包まれました…。 " + }, + { + "date": "2017-01-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "あまりに非現実的\n 他の方々のレビューを拝見していて,違和感を覚えたのは,>泣けたという表現がやたら目につくこと。どうやら,それほど「素晴らしい」と言いたいらしいのだが,例えば小説について「泣けた」と書き散らすレビューはあまり見ないように気がする。映画館の暗闇の中で感極まって号泣している方に水指すつもりはないが,術中にはまっているな,というのが率直な印象である。さて本作品,悪くは無いが,ラストのシーンをはじめ,あまりに非現実的な場面が目障り。いじめにせよ,人間ピラミッドにせよ(その他省略),現実感に乏しい。というか,観客の耳目を惹こうというあざとさが嫌らしい。そうしたリアリティの有無はどうでもいい。とにかく泣きたいのだ,という方にはお勧めかもしれない。(苦笑) " + }, + { + "date": "2017-01-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "わずか2時間の映画に様々なテーマが詰め込まれているのですが、詰め込...\n わずか2時間の映画に様々なテーマが詰め込まれているのですが、詰め込みすぎている印象など皆無で、全部気持ちよく解決するのが素晴らしい‼宮沢りえ演じる「お母ちゃん」がとっても魅力的な女性で、素直にこんな人になりたいと思った。終盤に、お母ちゃんが「死にたくない」と人知れず本音を洩らすシーンにグッときました…一人の人間が血の繋がりのない人々を血の繋がり以上の絆で繋いでくれた。「家族」って何をもってそう呼ぶのかを考えさせてくれます。観たあとは誰かに優しくしたくなるような、そんな素敵な作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "沸騰する愛\n 愛で沸かされるお湯は生暖かい血液より温度が高いのだろうな。 " + }, + { + "date": "2017-01-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見終わったあと体に愛があふれてる!\n 見終わったあと体に愛があふれてる! " + }, + { + "date": "2017-01-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ウルウル〜 涙ポイント結構あったかも 余命宣告... ダメージを受...\n ウルウル〜涙ポイント結構あったかも余命宣告...ダメージを受けたものの気丈に振る舞う...でも本心は...家族愛もしかりだけど根拠は無くても死にたくはないよね...犬の置物投げて窓ガラス割るシーンとか取り乱して当たり前なんだからもっと醜い所も出して良かったかも " + }, + { + "date": "2017-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙腺崩壊!!\n 娘のあずみの学校でのイジメ回避(?)の辺りまでは結構ツッコミ処満載!って感じだったけど…。でも話が展開する内に、時限爆弾を抱えた様なお母ちゃんには、ああするしかなかったのかな~とも思えてきて…。とは云え、どなたかの口コミにもあった様にイジメの対処法は『逃げない』事では どうにもならない事も多いのでヤハリ同じ立場に立った子には到底推奨できる対処法とは思えませんが。前置きが長かったですが、とにかく此の作品は途中(双葉が娘らと旅行に行く辺り)から涙をこらえると言うか…嗚咽を押さえるのが必死でした。とにかく双葉母ちゃんは聖母マリア様か菩薩様か…って感じだし、何より特筆すべきは宮沢りえさんは俳優としてタダ者ではない!!って事でしょうか。最後に此の映画は、ただのお涙頂戴ものとは一線を画すものだと、私には思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストにそういうことか…と納得しました\n 溢れる愛情を注ぐ宮沢りえさん演じる双葉かあちゃん。オダギリジョーさん演じるダメなとうちゃん。あんなに見返りを求めない愛情ってなかなかないなぁ。ハンカチを必ず持って観ること。りりイさんのシーンがもう少しあれば良かったなあ。 " + }, + { + "date": "2017-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おっさん臭くてダサいけど、それが可愛らしさ\n 一言で言うとおっさん臭く感じました。今どき女子高生のいじめはあんなバレバレのやり方せず、もっと上手く隠してやりますし、家族との会話も違和感のある口調でした。年配の人が想像で作ったステレオタイプの女子高生像なんでしょう。ピラミッドのシーンも泣けますがダサい・・・。しかし、中盤からお母ちゃんの頑張りが、宮沢りえの演技に乗っかってガンガン作品の雰囲気を支配していって、どんどん引き込まれていきました。このお母ちゃんも、いじめが解決する根拠もないのに娘を無理矢理学校に行かせたり、自分の母親に会わせてみたり、死が間近に迫っているからといって天使のような完璧な振る舞いをするのではなく、エゴが混じった人間臭さが混じっていて、すごい好きです。いじめが解決したのも計算尽くめではなく、色々入り交じった要素により状況が変化していってるので、「これが素晴らしい生き方だ!」的な説教臭さがなく、それでいて最期に生き様を見せられた様な・・・。ラストもロックンロールなやり方で、おっさん臭さも微笑ましく感じて、味になってきてきました。 " + }, + { + "date": "2017-01-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "理想の母親像\n 家族ものに弱いと再認識。宮沢りえ演じる母親の愛情は目指すべき姿。リアルに、そして魅力的にその母親を演じた宮沢りえはスゴイ女優さんなんだなぁ。とと姉ちゃんから気になっていた杉咲花の演技も自然で、見ていて気持ちよかった。 " + }, + { + "date": "2017-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気になるところもあったけど\n 2017-03とにかく泣いた。鮎子の「この家にいていいですか」っていうところでもちろん涙腺崩壊するわけだけど、そのセリフによって「あぁ母親が迎えに来ると思ってて、仮の家だと思ってたから必死でなじまないようにしてたんだな」とか、賛否両論の漏らしちゃうシーンで、パンツをドアにかけるのはさすがにやりすぎだと思ったけど、たぶんあれって「トイレ行きたい、でもその間にママ来ちゃうかもしれない」っていうせめぎあいがずっとあって、そのぐらいママを待ってたっていうことが表れてたシーンで、だからこそ「もうママは来ないんだ」っていうことを鮎子なりに受け止めて前に進もうとしてるんだなってことを感じたりして、もう大変だった。ただ、やっぱりいじめに対して立ち向かう方法として制服全部脱ぐあの方法はないよなって。たぶん男子たちはそういう目でその後安澄を見るようになるだろうし、女子たちは男子たちのそういう反応含めてよりおもしろくないだろうし、そもそもすぐ返してきたけど制服捨ててるだろwとか、牛乳吐いたところで「それいじめひどくなるやつや…」とか、もうドン引きしてしまった。あと、無理矢理に学校に行かせようとするお母ちゃんの行動にも。逃げるなっていうけど、逃げたっていいこといっぱいあると思うし。自分が死ぬことで守ってやれないから…っていうのもあるんだろうけど、結果オーライであって、たぶん現実世界ではいじめひどくなってさらに傷つくパターンだよなぁとか。でもそういうのも含めて「完璧じゃない」お母ちゃんの溢れ出るほどの愛というのがテーマなんだろうなとも思ったり。オダギリジョーがダメな夫を本当にダメに演じててすばらしいなと思ったし、松坂桃李の一見明るいけど陰がある役はすごいはまってて初めてかっこいいなと思ったし、女性陣の評価がすごい高い映画だけど、男性たちもよかった。とても。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "一言\n 泣けなかった人格を疑われそうだったので欠伸はしませんでした。只そんな俺でも宮沢りえの演技はすごいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "お母ちゃんの愛に涙が止まらない!\n 地方のため、やっと見れました。映画の始めから、涙が止まらなかった。これは、「この世界の片隅に」と同様の経験。涙したのは、死にゆく者への悲しみ、哀れみではなく、お母ちゃんの子供、周りの人への愛情の深さに対して。将来を思って、子供に手話を習わせたり、朝からのしゃぶしゃぶなど、何から何まで、他の人のため。お母ちゃんの頭の中に常にあるものは、自分ではなく、周りの人のこと。余命ものだけど、いじめへの勇気、子供の過去への向き合い方など、これでもかというくらい、生きていくために乗り越えなければならない、課題を盛り込んでいる。一番泣いたのは、お母ちゃんが、唯一、死にたくないと気持ちを吐き出して、泣き崩れた所。今思い出しても、うるうるきます。でも、最後は、みんなで⚪️⚪️に入って、空を見上げる所、清々しくて、素敵でした。そして、映画のタイトルがどーんと出て、お母ちゃんの愛で、本当に湯が沸かせるのではないかと思ってしまった。帰ったら、自分の家族にせめて、やさしい言葉位、かけようかなあ? " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "長い説明や作った飾った言葉ではなく、ワンフレーズで感動させるねりに...\n 長い説明や作った飾った言葉ではなく、ワンフレーズで感動させるねりにねった脚本が素晴らしい。娘のアズミが聾唖者の実母に会った時、手話が出来る理由を義母宮沢りえから「いつか役に立つ時が来るから」と言われたからと伝えるシーンはもう涙が止まらなくて号泣、宮沢りえの演技も素晴らしいが、杉咲花の演技の方が自然で愛らしく切なく素敵だ。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供達が素晴らしい\n マイベストフレンド ハンズオブフリーと3本の女性 家族 命の映画を観ました。締めになるかな。オダギリジョーいい感じやね。お姉ちゃん イジメもう大丈夫やね、鮎ちゃん、もう辛抱したらあかんよ。そんなかんなで泣かせていただきました。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けます!\n 松坂桃李とのくだりがとてもよかったので星4つにしたけど、最後の「火葬」は必然性がないような気がする。 " + }, + { + "date": "2017-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "杉咲花さんに助演女優賞を!\n 亜澄役を演じた杉咲花さんになんなら日本アカデミーの助演女優賞をあげたいくらい。彼女の演技が評価されないとダメでしょ!宮沢りえは見事に主人公を演じきっていてため息がつくほど美しかったです。家族について考えさせられます。が、なんとなく、オダギリジョー演じる父さんが不甲斐なくて!優しいだけじゃダメなんだって!マジ心配!でもあれですかね、お父さんがしっかりしてなくても、周りの人がしっかりしてて支え合っていたら、1人でアイス食べててもいいんですかね。少なくても本人は幸せそうに見える!最近そういう男性の面を描く作品が多いような気がするな。言葉で言うと古臭いけど、「男が支える」みたいな風潮に男性がくじけてきたのかしら?こんな風に言われるのが嫌ならば、せめて最後のお風呂はお父ちゃんが沸かすべきだった!沸かしたのかな? " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気になってしまいました。\n 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を観ました。余命2ヶ月ほどの宮沢りえ演じる母親が、家族(必ずしも血が繋がっているわけではない)の愛に包まれて家族の絆を再確認していく物語です。泣ける場面がかなりありました。その意味では感動的な映画でした。葬儀の場面最後の出棺など、父の葬儀を思い出し目が潤みました。が、しかしラストおそらく出棺に見せかけ家族(銭湯を営んでいる)の愛に包まれ銭湯の湯を沸かす釜で火葬された場面がありました。それで沸かした湯に家族全員が入り別れを、愛を感じるという場面なのでしょう。映画のタイトル通り「湯を沸かすほどの熱い愛」なわけです。すごく気になって仕方ありません。なぜなら墓地、埋葬等に関する法律第二章 埋葬、火葬及び改葬第四条2  火葬は、火葬場以外の施設でこれを行つてはならない。このような法律があるのです。どうもここが気になって、涙が、引いて行ってしまったのです。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "斜めからしか観られなく\n 確かに、悲しい可哀想な…しかし健気にみんなを繋いでいくストーリーで真っ直ぐに他人事だと観られたら涙が止まらない映画だと思います!私は自分に置き換えてしまい羨ましく思えてしまうところが沢山あり、そう思う自分に苛立ちを感じました。自分の最後にどんな人達が関わってくれるのだろうと考えてしまった映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まらない\n まさかこれほど涙を流させられるとは思わなかったいい意味で期待を大きく裏切ってくれた " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "何もかわらないよ\n 何もかわらないよ。お母ちゃんと阿澄は。同じ境遇に陥ったとき、自分の状況を最下層と位置づけヒエラルキーの底辺にいると表現する娘にどんな言葉を聞かせる事ができるのだろうか。いじめられて学校にいけない娘の阿澄に双葉がつぶやいたひと言は、子供に視線を合わせて常に他人の事を大切に考える彼女だからこそでた言葉と思います。全編を通して彼女が他人に与える暖かさに頭が下がります。人としてあたりまえの事が自分はできているか?なぜ人は自分になにもしてくれないのだろう。やってもらうことが当たり前に感じて不満を感じた事がなかっただろうか。家族愛を描いているようで、実は人としての人生観をつきつけられたようにおもいました。心を通わせるということは、本当に困った時に真摯な行動ができるかどうかで生まれる。あの人の為なら何でもしてあげたい。。最後の葬儀を手伝ってくれた探偵がつぶやいた言葉が印象的でした。しかし、湯を沸かすというのはそういうことなのか。タイトルが秀逸。 " + }, + { + "date": "2017-01-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "脚本、配役共に素晴らしい作品 主役の宮沢りえはもちろん、杉咲花、オ...\n 脚本、配役共に素晴らしい作品主役の宮沢りえはもちろん、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李などの役者達の演技が泣けた昔ながらの銭湯のシーン、いまどきの若者にはどう映ったのだろう " + }, + { + "date": "2017-01-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いた泣いた\n 予想以上に泣いた。何度も嗚咽こらえて大変だった。でも悲しいんじゃないだよね。いい映画だった~。 " + }, + { + "date": "2017-01-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技・演出・脚本すべてが素晴らしい\n 泣ける映画が素晴らしい映画ではないと思うけれど、これは号泣必至かつ素晴らしい映画。現実離れしかねないアクロバティックな脚本を現実につなぎ止めるのは、宮沢りえ・杉咲花をはじめとする役者陣全員の素晴らしい演技だし、演出もその辺りをきっちり押さえている。内容的には、いじめへの対処法としてアレが正しいとは思わないけど、ソレを差し引いても良くまとまっているかと。特に最後のオチからタイトルへの繋ぎが完璧。昨年ベストを修正しました… " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ここ数年で一番泣きました。もっと一生懸命に、丁寧に生きよう!\n ここ数年で一番泣きました。もっと一生懸命に、丁寧に生きよう! " + }, + { + "date": "2017-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "終始涙が。。\n やっとこさみれました。口コミ評価がとても高かったので期待大でみたところ、、裏切られることなく終始感動と悲しみと双葉の力強さとその周りの人たちがたくましくなっていくさま、いろいろな確度からこころが動かされてしまって、涙が止まりませんでした。自分が弱っているとき、悩んでいるとき、湯を沸かすほどの強い愛でそばにいてくれる人が自分にはいるのか、その辺りも深く考えさせられました。2017年一発目、とても素敵な映画を鑑賞できて良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "乗れなかった\n 評判がやたらいいけど、私は全然乗れなかった。あの死んでしまうお母さんがあまりにも独善的で、これをいい話風にまとめる監督のセンス私には合わないなあと思った。死ぬ話だからところどころ涙も出るけど、あんな性格と行動のおかあさん長生きしてたらさらに独善的で暴力的な振る舞いがエスカレートするだけで、迷惑なだけ。とか、色々雑念が湧いてきて映画は楽しめなかった。オダギリジョーも松坂桃李も、演じさせられてる感じがして薄っぺらいなーと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良かった。\n ガツンと来た。宮沢えりが圧巻。序盤から一気に最後まで持っていかれました。2つだけ疑問。1つが、ヒッチハイクの人の親ってそうだからそうだよね。また、アパートでカレーを作ってた場面だけど、あれって二人分だよね。だとすると生活費は誰が?まあ、それはそれとして、いい映画なのでおすすめです。 " + }, + { + "date": "2017-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "2016年の1番!\n 2016年もいろいろ映画を観ましたが、この映画が一番でした。どんなに感動しても涙ぐんでも、涙を流さない私ですが、もうこの映画については本当に号泣。グリーンマイル以来です。余命を宣告された母親が、残していく人達のためにできること。こんなプロットは今まで腐る程ありましたが、この映画はひと味違います。一人の人間がこんなにも人々を愛せるのかと、もう感動の嵐です。結局のところ、彼女ができることは今までと同じように自分の愛を伝えることでした。余命宣告を受けたから、生じた出来事もありましたが、根本はもともと伝えていた愛を変わらず伝えていっていたと思います。それが明らかになる時、また感動を誘います。そして度量の深さ。これは余命もあったんだと思います。生い立ちもあったんだと思います。でも誰もができることではありません。人が強くいるためには、愛された記憶が必要なんだと思います。愛された記憶が人を包み、傷ついても生きていけるのだと思います。それも強く感じました。自分もこんなに人を愛することがてきるのかと言われるとかなり厳しいです笑 でもこんな風になれたらなって思います。宮沢りえの演技を初めて観ましたが、本当に素晴らしかったです。この感想だけだと、宮沢りえの役は単なる聖人君子ですが、そんなことなく、ちゃんと一人の人間である部分をすごく表現してくれてたと思います。そしてもう一人。娘役の杉咲花さん。めちゃくちゃいい演技でした。感情の伝わるホントにいい演技でした。これからに期待です。絶対観て損はないです。オススメいたします。 " + }, + { + "date": "2017-01-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルに込めた愛、感じて下さい\n 1221やっと観れた。宮沢りえ、流石で言うことなし。突然感情が面に出るシーンは最高。杉咲花も少女~大人への微妙さを見事に演じて魅せる。余命宣告~の生き様に共感、他人の幸せを願う。ラストはtitle通り熱い(評価5.0) " + }, + { + "date": "2017-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画に描かれたものは、\n  残された者へつなぐ限りない愛。主演の宮沢りえのあまりにもはまりすぎたキャスティングも惹かれる。残すべきものは、残されたものが行きて行く強さ、たくましさ。力強いメッセージが伝わる。 " + }, + { + "date": "2016-12-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "熱い!\n 4回泣いた。 " + }, + { + "date": "2016-12-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "引きずります。\n 観てから2週間になりますが、まだ引きずってます。私にとってとても大切な映画になりました。 " + }, + { + "date": "2016-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣がいい演技\n まさに「湯を沸かすほどの熱い愛」がほとばしった作品だった。とくに良いのは宮沢りえをはじめとした俳優陣たちの演技。主人公が死に向かっていく様を、単純なお涙頂戴ものにしなかったのは、俳優陣たちの演技に魅せられたところが大きい。その一方で、何やら演出や脚本構成には、不思議な違和感を感じた。泣かせどころは20分に一度くらいのペースで訪れるのだが、目頭が熱くなりそうなところで、作品から突き放される。これは再見しないと理由がイマイチわからないのだが、見終わった後、なんとも不思議な感覚……消化不良感が残る作品だった。 " + }, + { + "date": "2016-12-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "教育ママ奮闘記\n 21世紀になって虐待や体罰に厳しくなっているなか、こんな昭和思考な映画にお目にかかれるとはまったく思わなかった…。これ、母親でガンだから一応は感動映画になってるだけで、これが父親だったら子供がグレて絆を取り戻す話になるよ。64みたいに。じゃあ、面白くないかというとちゃんと面白いんだなあ。母親の独善的な態度はきつかったけど、テンポよし話よし涙あり。共感できれば☆4までいったのに、残念ながら合わなかった。見てる最中はずっと「エヴァンゲリオンみたいだあ」と思ってました。子供を叱り飛ばして責任を押し付けた挙げ句、大人は自省しない。いじめを受けてる娘を力ずくで学校へ行かせて、娘は捨て身の行動でいじめを解決する(作中で描写はないけど、解決したんだとおもう)。母親といじめ加害者とで追いつめたから解決できたように見えたし、この認識は多分間違っていない。まず間違いなく母親は追いつめていた。きついのはこれが「ガンだから」じゃなくて常日頃からこんな感じで人を追いつめて成長を促す気配があった点。いや、「ガンだから」できつい人間に豹変するよりはましとも思えるけど。ネガティブ要素を挙げればキリがない。でも、話の筋はいいし、ザ・お涙頂戴という感じではなく、普通にほろりと泣ける。その塩梅は評判通りで、やっぱり自分には合わなかっただけなんだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "手話のくだりが… 泣かせに来てるあざとさを少し感じなくはないが、し...\n 手話のくだりが…泣かせに来てるあざとさを少し感じなくはないが、しかしやっぱり泣いてしまう。 " + }, + { + "date": "2016-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良い作品でしたね。\n あまりレビューとかは参考にせず、是非映画館で鑑賞して下さい。もうあまり上映している館も少ないようですが、少し遠くでも足を運ぶ価値は十分にあると思います。配給元の回し者みたいな内容ですね(笑)でもね・・ちょっと言葉では表現しずらくて。それは、わたしの語彙のなさにつきるのだけれど・・。年末にして、今年一番の作品に出逢えました。 " + }, + { + "date": "2016-12-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "双葉がいないとダメな作品\n 凄く泣けてしまった。感動したっていうのもあったけど主人公の双葉がいなかったら本当にただの悲しい話だったという結末。一見普通の家庭に舞い込んできた双葉の病気という設定かと思いきや最初から家族それぞれに複雑な事情や思い出があり、それが双葉の病気をきっかけに溢れ出てくる。杉咲花さんの演技とオダギリさんの演技がやはり抜群。また伊東蒼さんの演技には泣けた。ストーリー的には宮沢りえ演じる双葉が家族を引っ張っているが演技的には周りのキャストの演技によって宮沢りえさんが輝いているなと感じた。 " + }, + { + "date": "2016-12-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "悲しみと強さ\n 主人公の双葉の愛に、辛い境遇を持つ人々が救われていく。終始、感情を揺さぶられ続け泣き続けるが、悲しいだけで終わるのではなく、強く生きねばと前向きに思わせてくれるのは、双葉の強さが、愛が、全身で感じられるからだと思う。俳優陣もみな、いい味でてる。特に杉咲花は体当たりすぎて心配。ストーリーも伏線を綺麗に回収していく王道スタイルではあるが、ただの感動映画に留まらない傑作!最後に一つ。映画館で声を出して笑うのはなるべく控えてほしい。 " + }, + { + "date": "2016-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の愛の形とは。。\n 家から1番近い映画館で、最後の上映の時に観に行った。最後にも、関わらず満席だった。観おわった今、もっと多くの人に観てもらいたい、そう思わせる作品であった。完全に泣かせに来ている、それでも泣かせる、その辺りがすごいと心底思った。誰が観ても、それぞれにとって感情移入ができて、涙してしまうのではないだろうか。キャストの熱のこもった涙の演技は、圧巻であり鳥肌が立った。もし、主人公が病気になっていなかったらどういう状況になっていたのかと考えると、非常につまらないものになるはずだ。死という現実が、これほどまでに人を変えるのだと感じた。この作品では、様々な愛の形が描かれていた。母親の愛、父親の愛、子供の愛、友人の愛、そして死にゆく愛。人間が必ずしも逃げられない死の恐ろしさを、あえて究極の愛へと転換させ、改めて家族の大切さを訴えた、そんな映画だった。病気のもつ余命という、死へのカウントダウンが進む中、必死に生きていた主人公は、とても輝いていた。自分の身を削ってでも、他者を愛し抜ける、そんな人間に私もなりたい。やや映画の内容的に、少しやり過ぎではないかと思うこともあった。あそこまで、追い込まれる人は、いないのではないかと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2016-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "愛することの尊さが身にしみます\n 本当の愛は遺伝子の結び付きをも超えていくのだと思います。そんな愛を与えられる人間になりたいです。 " + }, + { + "date": "2016-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "良し悪し両極端\n う〜ン...非常に評価に苦しむ。良い部分もあるけど、それを打ち消してしまう粗が目立つ。最後のオチも、途中で薄々感ずいてしまうので、やっぱりそっちに落とすのか...!!と苦笑全編がショートコントと泣き落としのような繰り返し。昨今の主人公病気で死にます系の映画の中では、泣きのツボは他作よりはまだ数倍マシではあるけれど...幸の湯には都合よく不幸な人々が引き寄せられてゆく...やりたいこと。撮りたい画。を、優先させてテキトーに撮ってしまっているので突っ込みどころ満載な結果に...そうなってしまうと、素直に泣けないでしょう...一例ですが、病院の窓は思いつめた患者が飛び降り自殺できない防止策で開きませんから...キャスティングは素晴らしく特に宮沢りえはもう登場早々から病人にしか見えない。演技ではなく、素で本当にどっか悪いんじゃないかね!?杉咲花も良い女優になってきた...。 " + }, + { + "date": "2016-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえにつきる\n 深刻なテーマであるにもかかわらず、明るい映画に仕上がっています。家族で見るとより感じる映画です。オダギリジョーがよかったです。 " + }, + { + "date": "2016-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後がなぁ...\n 銭湯で火葬はまだしも、その風呂にみんなで入って談笑はさすがに怖いね。まぁ、遺骨のエキスでしゃぶしゃぶ作って「鍋を沸かすほどの熱い愛」にならなかっただけましか。いずれにしても引くわー。 " + }, + { + "date": "2016-12-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今年一番の映画\n 女優さん光ってます。適役ばかり。涙が何度も何度も押し寄せてくる。 " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "自然に涙が頬を伝う\n 二度目だけど「湯を沸かすほどの熱い愛」を観た。何度観てもいいモノはいい。こんなにステキに最期を迎えられたらいいな。羨ましいほど。ステキに生きたからこそステキに死ねるんだな。宮沢りえという女優さんは凄いと改めて思った。 " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画でなくてはならない映画\n すごい紙一重な作品だったと思う。紙一重で、いい作品。良くも悪くもめちゃくちゃで、ブラックで、ハートフル。なんとなく薄っぺらい気もするし、心情が強く伝わってくるような気もする。感情移入しやすくもあるし、ある時ふと冷める。映画でしか表現できない、映画でこそ生きてくる作品、映画でなくてはならない作品だったと思う。…なんて気取ってますけど、映画館では泣きました。多分隣の人に引かれてた。宮沢りえのもっと生きたい、のシーンはやばかった。細かいこと、深い心情とかを変に勘ぐらずに、素直に観る映画だと思う。まあ宮沢りえ中心に女優さん俳優さんがいいから観てるときは気になりはしない、はず。映画自体似ているわけではないので比べるのはどうかと思うけど、海街ダイアリーのように続きが気になる映画、思い返して後味のいい映画ではないかなあ " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "★5.0以上\n ・特に女優の方達の演技が素晴らしい・今まで見た映画の中でもトップクラス・映画館で泣いたのは初めて・今を全力で生きようと思えた映画 " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルがすべて。\n ビックリを通り越して仰天すること間違いなし!の終盤の展開でこのタイトルがハッキリと浮かび上がる。まぁ…賛否両論が あるにしても、ハッキリと表現できないのは致し方ないところ。しかしこれで母親の愛とはお風呂につかっていい湯だな~♪って身体中を包み込んでくれるぬくもりであることが伝わってくる。 末期がんと宣告された母親が家族のため精魂込めてやり遂げる姿を宮沢りえが熱演しているが、どのエピソードも号泣もので ファンタジーとリアルの両極を為しているのが凄い。まず娘の いじめ編ではこんなに酷い事をされてなおもかとまず泣けるし、 夫の子供らしき娘引き取り編ではこんな母親になれるかと泣き、 放浪青年アドバイス編ではサラリと交わした約束が果たされる。そして何より青天の霹靂だったのはカニを食べに行くあの後半。タカアシガニが何を意味していたのか、なぜ送られていたのか、まさかの展開に声をあげそうになった。双葉の過去にも通じる子供と親の接点や絆をこれでもかと掘り下げてくるこの脚本に心揺さぶられたくなくても揺さぶられてしまうのは致し方ない。まさか!という出来事が次々と起こるのが人生、それを受け入れ自分が亡き後の家族のために奔走する母親の逞しさに恐れ入る。(あのりえママも、世間の風評より今作に近い実像だったらしい) " + }, + { + "date": "2016-11-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "そこには愛しかない\n 週何回も映画を観てると、予告編で毎回観ている。そして予告編でうるっと来たり、泣いたりしていた映画。予告編から内容は想像つくし、悲しくも面白く充実した内容なんだろうなと思った。それなのに。最初の数分でまず泣く。その後も起こる事柄に都度、定期的に泣く。泣こうとするという感覚はなく泣いちゃう。会場からも常にすすり泣きが聞こえる。私は持ち運びティッシュが1つじゃ足りませんでした。想像以上の映画であり、全てのシーンに理由があったり、推理映画のように伏線が散りばめられていてもう一度見直したくなる。内容にひねりはないけど、この伏線の回収はただただ気持ちいい。どのシーンにも意味がある。一番心を奪われたのは、世間にはクックドゥのイメージが強い杉咲花ちゃん。どの作品でも光ってるけど、今回も最高によかった。気が弱く、弱いままにもがく姿。勇気を振り絞ったあのシーン。母ちゃんから与えられた下着のシーンからのあのシーンはもうかっこよかった。いい意味で細すぎず(多分普通にいたら凄い細い)等身大の学生に見えてより感情移入が出来た。松坂桃李の役も凄く合ってたなぁ。凄い良かった。今まで演じてた役で一番好きかもしれない。宮沢りえなんてもう絶対裏切らないでしょう。オダギリジョーの絶妙なダメンズ何なんだ。憎めん。こんなに気持ちよく観終わる映画なかなかない。こんな母ちゃんになりたいよね。 " + }, + { + "date": "2016-11-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "家族模様盛り沢山\n 病関連ですが、それ以上に諸々詰まってます。いじめや、浮気、連れ子、そもそも自分の子はいなかったり。とにかく人への愛が半端じゃない。でもそれぞれ立ってて物語あって、単なる病気家族愛ではない。外側まで巻き込める人間性持った人の話だから。長くないと分かってから覚悟していきようとする姿がカッコイイ。オダキリジョーのダメ役ははまってる。周りが段々前向いて生きはじめるのに、彼だけ進めない。でも最後自分なりに考えて実行するシーンは泣けました。松坂桃李演じるたくみくんは必要なのかと思ったけど、最後に彼がいることが希望に感じる。何より杉咲花ちゃんの演技、特に涙をこらえる様が素晴らしかった。ラストシーンはかなり衝撃でしたが、あれぐらいやっていい気がしました。 " + }, + { + "date": "2016-11-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "最後の最後に題名を思い出す。\n これでもかと言う位過酷な現実を受け止め、残される家族のために奮闘する双葉がとても切ない。そして双葉の情熱が周りの人々に影響を与え変化を及ぼしていくのに感動する。飾り気なく宮沢りえが双葉を演じているので物語に入り込みやすく、杉咲花の体当たり演技も良かった。ぜひ見るべき映画。 " + }, + { + "date": "2016-11-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感涙\n 両隣に美人が座ってて緊張したけど、その美女達に負けず劣らず…泣いてきた!。役者の演技も監督の演出も最高でした!。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 1.5, + "empathy": 12, + "review": "満足\n ストーリーは残念。土屋太鳳や共立出版が推していたので劇場に赴いたが裏切られた。ただただ宮沢りえがかわいそうなだけの残酷な話。核は「母親に捨てられた娘」だが、そんな境遇なのが3人いるので散漫になった。宮沢りえが「やらなくてはならないこと」って杉咲花に母親を会わせること?それだけ?葬式の準備は頼めばいいだけだし。オダギリジョーは悪くはなかったが、宮沢りえの夫にはミスキャスト。連れ子を継母に預けて、浮気相手のところに行くのはかなり無理がある。悪人でないと。でもいい人になっている。親が建設会社というから最後に宮沢りえと拒絶した母親を松坂桃李が取りもつのか、と思ったがなにもなし。人間ピラミッドが涙の頂点なんだろうけど、セリフどおりバカバカしくて絶句してしまった。スケールの大きいことは期待しないけど、もっとやりようがあったでしょう。ピラミッドはオダギリジョーと宮沢りえとだけの逸話なのに、全員協力、なんて話がクサくて見ている方が恥ずかしくなる。杉咲花は裸にならないといけないのか?そんな方法でしか本当に表現できないのか?伊東蒼に失禁させてパンツを脱がすなんてこの監督ロリコン?よく映倫通った。この間見た映画では広瀬すずがレイプされていたし、こんな子供のうちから性的表現をさせなきゃいけないのか?不愉快。松坂桃李が50歳の女からラブホに誘われた話をしていたのも小学生がいることを考えれば現実味が無くて軽くなる。「驚きの結末」を見て確かに意外であった。だが、悪い意味で。銭湯に対する宮沢りえの思い入れがなにも描かれていなかったのに、そこで荼毘に付したいという、家族で風呂に入って欲しい、なんて唐突。ベランダで洗濯干し→下着のプレゼント→杉咲花の裸、オダギリジョーの洗濯干し→伊東蒼の失禁→パンツの痕跡を残す、交番を探していることを教える→聾唖の母がいた。なんて伏線を張りまくっていたのに、これには何にも無い。「意外」で当然。なんだか最後は葬儀屋が宮沢りえのおかげで娘に本当のことを言えた、とか、みんな宮沢りえのおかげって、寄り集まってきて超越的なカリスマに祭り上げてほのぼのしてしまっている。別の映画で吉永小百合がやったみんなを癒すカフェの女主人みたい。この昭和の日本映画みたいな作りは吐き気がする。それでも映画として形になったのは宮沢りえの熱演の賜だろう。貧困な脚本をものともせず、演じることで主人公に魂を入れていた。日本映画に最近多い、漫画を原作にした薄っぺらいものよりは「見てよかったな」という気持ちにさせてくれて、作品全体として帳尻を合わせている。もともとガン患者みたいに痩せていたことはちょっとアドバンテージあり過ぎだったけれど。体脂肪を減らす健康志向のお茶の宣伝に支障が出ないか心配。あと、杉咲花は食卓でものを食べさせると天下一品。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "パンフレット購入おすすめ\n 号泣まではいかないけど、泣けた。杉咲花ちゃんの感情表現の豊かさ、宮沢りえの細いけどたくましいおかあちゃんっぷり、オダギリジョーのダメダメ感、みんなよかった。鮎子役の子もよかった。前半の何気ないシーンが後半に繋がることがいくつかある。旅先で宮沢りえが子供たちと食事をした店で、子供たちに先に外に行ってるように言った後、会計時に耳の聞こえない店員にいきなりビンタをした時は思わずえっ!と声を上げてびっくりしたけど、その後の展開でそういうことなのかーとじわじわウルウル。でもあのラストはちょっと引いた。まさかあんな終わり方するとは思ってなかったけど、それでこのタイトルなのかと思い、帰宅してからじっくりパンフレットを読むとこれもありかもという気持ちになってきた。パンフレットにはシナリオも載ってるので、読んでいると映像が思い出される。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "シリアスとコメディ\n が絶妙なバランス。過激な描写につい笑ってしまう場面もあるが、登場人物が真剣だからこそ笑える、それがコメディの本質だよね。良い邦画と思う。宮沢りえは言うまでもなく、杉咲花が流石。オダギリジョーは上手いのに、ドラマが低視聴率続きで悲運な俳優と思う。但し予算圧縮のせいだろうか、「とりあえずこういう展開にしておけばストーリー進むよねー」的な雑な描写が見られた点は、俳優陣の熱演が素晴らしかっただけに非常に残念だった。 " + }, + { + "date": "2016-11-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "受け入れる=愛\n 死を受け入れる事で全てを受け入れる事が出来る。受け入れるイコール愛なのだろう。そしてその愛で関わっていく人達がちょっとづつ救われていく。また彼女も受け入れる事で死と対決する事ができた。しっかり死というものに向き合った物語なのでここまでの感動が生まれていくのだと思う。観に行って良かった、としみじみ思った。将来有望な女優さんも発見する事ができたし。 " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの真の意味。家族を優しく包む“母の愛”。\n 【賛否両論チェック】賛:残された命の時間を使って、バラバラになってしまった家族の心を繋ぎ、また1つにしていく主人公の姿が、切なくも温かい。徐々に明らかになっていく家族の真実や、立ち直っていく家族が主人公を想って行動していく様も、予期せぬ感動を誘う。否:展開はかなり淡々としているので、惹かれないと眠くなりそう。終わり方にも賛否は必至か。 自身の余命を悟ったからこそ、多少の延命よりも、家族を幸せにすることを選び、奔走する主人公の姿が、たくましくもあり切なくもあります。その優しさは、「ボクの妻と結婚してください。」にも通じるところがありそうです。 そして、物語中盤で明かされる真実と、それを受けてまた1つ成長していく家族の様子や、ラストへと向かっていくまでの、他の映画とはひと味違うほんわかした雰囲気も、どこか印象的で心に残ります。 展開そのものはかなり淡々と進むので、感情移入出来ないと眠くなってしまいそうなのが難点ですが、心がほっこり温まるステキな作品です。是非ご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "熱い愛!とはこんなにも涙が!\n 物語自体はわりとぽんぽんと進んでいったけど要所要所がしっかりしていて笑えるところは声に出そうになるほど笑えたし、泣けるところは震えるほど泣けてすごく面白い。杉咲花ちゃんの演技は邦画にはずせないなって思える作品のひとつでもあってとてもよかった。主題歌が個人的に記憶にあまり残らないが、話事態がそれもまた必要としないほど濃くおもしろかった! " + }, + { + "date": "2016-11-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "あーよかった\n 予想外にレビューの星が良くって、今週でロードショーが終わってしまうのを知って、解説も読まず、何の予備知識もなく飛び出していきました。映画館で題名さえ間違える程でしたが・・・・・展開が予想外に予想外!それでいて不自然さが無く、わかりやすい。宮沢りえさんは良い女優さんになりましたね。若いころからはあまり想像できないです。今年一番に泣いてしまった・・・・映画です。 " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "熱い愛\n 愛のむきだしを観たときのような衝撃がありました荒削りなんだけど、とても作りこまれてて、観るものを圧倒する作品でした。最初から最後まで泣きっぱなしで、カラダ中の水分がなくなってしまいました。たしかに、何箇所かツッコミどころはあるのですが、それを認めた上でも観るべき作品だと思います。近年の邦画にはない、なんともいえない後味を味わわせてくれる映画でした。ラストはもはや狂気、といか、むしろ笑っちゃう、みたいな感じでした。役者さんが全員魅力的でした。ですが、やはり宮沢りえは別格でした。彼女以外に、双葉を演じられる人間なんているんでしょうか?あの細い体から、愛が漲る姿がとても美しかった。そして、病院でろくに喋ることもできなくなるシーンは、もはや畏怖の念を感じました。あそこまでできる女優は、日本にそうそういないと思います。自分自身は愛に恵まれず過ごした双葉がなぜ、あんなにも他人に愛を注げたのか今はそればかり考えています " + }, + { + "date": "2016-11-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "愛でいっぱい\n とにかくたくさん泣きましたし、ハッピーエンド?とは言えませんがなぜか映画館を出た後はすっきりしていて胸が愛で一杯に溢れています。 " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年一番泣ける映画\n ただただ愛しかない!もう一回観たいけど、上映してる劇場が少なすぎ!もっとやって!!! " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "鑑賞。大人が子供相手にするような話ではないでしょう。という所が目に...\n 鑑賞。大人が子供相手にするような話ではないでしょう。という所が目につきました。主人公の女性は全うな事を言う割にはそういった所は注意をしないし、顔をしかめもしない。 " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "染みた、心に!\n 今年は心に染みる邦画が多い。宮澤りえの熱演、見る価値あり! " + }, + { + "date": "2016-11-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "笑ってはいけない映画館\n 私もレビューなどを見て最初は思いっきり泣く気で観に行きました。しかし前半はアホな脚本とマジキチな演出に呆れて帰ろうかと思うほどでしたが、あまりにもクレージーな展開に次第に引きこまれてしまいラスト近くでは泣くどころか肩を震わせ笑いをこらえるのに必死でした。私ひとりがおかしいのかと思っていたら人間ピラの場面で耐えきれなくなった男性が吹き出すと一斉にクスクスという笑い声が周りから聞こえてきて私もぷぷぷと笑ってしまいました。そしてラストのドーンと出る字にポカーンとなったあとはようやく拷問から解かれた安心感からか皆ニコニコしながら映画館を後にしてるようでした。邦画の新たな鑑賞スタイルを完成させた名作です " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何故このタイトル?\n その疑問は、ラストシーン、煙突から出る煙でわかった気がします。色をうまく活用してるし(笑)少女の失禁シーンに賛否あるようですが、他の映画(ヘブンズストーリー)でも心理描写に上手く使われていた。ぼくは有りだと思いましたね。 " + }, + { + "date": "2016-11-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "じわじわと\n じわじわときます!制服やら、人間ピラミッドやら、手話やら、とっぴなところを上手く渡ってー、ラストがまた!じわじわとあたたまりました! " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今年は邦画の秀作が大豊作! この映画も例外ではありませんでした(^...\n 今年は邦画の秀作が大豊作!この映画も例外ではありませんでした(^^)笑って泣いて、また、笑って泣いて驚いて、テンポの良い展開に終始心地よい時間が流れます。家族愛の映画ですが、複雑な事情を抱えた家族、家族の再生物語でもあります。ガンを宣告された母親を演じる宮沢りえ、間違いなく彼女の代表作になるでしょう。そして、ラスト!!ファンタジー??オカルト??それとも??自分は、多少凍りつきましたが(O_O)、今までにない展開に賛辞を送りたいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "愛愛愛愛愛\n 愛を目一杯与えるから愛されるのか。でも、なんで与えることをするのだろう。自分が愛されたいから?愛されたいから相手の気持ちが分かって行動出来るのかな。 " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンタテイメントでした\n いわゆる癌で亡くなる話。前情報なしで、いつも見ていますが余命期間が解った途端、冷めました。お涙頂戴の映画が始まるのか、、、。そう、監督もきっと、そんな事は承知してる。そこから幾つかのショートストーリーが続く。で、それらの話がみんな家族の繋がりが大事だっていう内容。どれもハッピーエンドだけど、宮沢りえの両親とは、うまくいかない。そのバランスもいいし、石投げるリアクションも大好き。現実ではやんない。投げてもガラスは多分割れない。せいぜいヒビが入るくらい。でもガラスがわれる。それでいい。そうあってほしい。最後の煙も初めはわかんなかった。真っ赤だったらすぐわかるかもしれなかったが、ピンク。でも、銭湯で火葬して、最後にタイトルが表示。考えた人。なかなか。銭湯で火葬。普通は多分駄目。でも、そこをやるのが映画。まいりました。 " + }, + { + "date": "2016-11-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n あまり映画で泣くことはないのですが、今日は泣いてしまいました。それぞれの複雑な思いを、双葉が受け入れて背中を押している姿を見て母の強さを感じました。家族って何だろう、なんて考える作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "母として、娘として。\n 余命宣告を受けた女性の《母としての顔》、《娘としての顔》が切なく、時に荒々しく描かれる。どうしようもない親の元に生まれた子どもは本当に苦労する。と思った。アユコが、ここに居たい。だけど母親のことはまだ好きでいさせて欲しい。と言って泣くシーンに、胸が苦しくなった。若葉が母親に会いに行って、犬の置物を窓に投げつけるシーンも。コミカルには描かれているけど、なんていうか、とてもやるせない気持ちになる。この映画のテーマは《母と娘》なのだろうが、描かれてる母娘がみな複雑すぎた。《余命宣告を受けた主人公が、バラバラになった家族を再生させる》にしては、事情が少々混み合いすぎてる気もする…。それなのに、登場人物はみんなキラキラしてるし強い人たちばっかだな〜ダメな人間は父親くらい。音楽と画はとても綺麗。(宮沢りえと花ちゃんのおかげか?!)バックパッカーが番頭をしてて《新たな家族》が《お母ちゃんの》熱い愛につかる。そんなラストシーンも綺麗に決まっててよかった。高評価なのも頷ける。けど、好みじゃないので☆は少なめ…。 " + }, + { + "date": "2016-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ありかなしかでいうとあり\n 現実では、なかなかこんな境遇にはならないだろうし、そりゃまぁ法律的に〜とか、戸籍が…とか色々あるだろうけども。そういうことを抜きにして見ると家族の感動的ないいお話。泣き所もたくさんある。これだけ熱い愛があればそりゃ湯も沸くだろうさwただ、予備知識などなくとも話がすごく分かりやすいので途中で内容も大方想像がついてしまったのが残念。それでも泣けましたが。 " + }, + { + "date": "2016-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "しゃぶしゃぶが食べたくなる\n 双葉の、何が何でも学校に行け、立ち向かえ、という姿勢には、賛否両論あると思う。自殺するくらいなら逃げていい、と、わたしも思うし。あと、衝撃のラストには、いや法律的にはさ、と、ツッコミたくなる。でも、理性的なツッコミは置いといて、わたしは、この映画の双葉が好きだし、二人の娘が愛おしい。宮沢りえさんと杉咲花さんには、ぜひこの映画で賞を取ってほしい。二人の代表作になる映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いたな~\n 泣ける映画でした。でも暗い話ではなかった。ユーモアがあり少し笑ったし、心に染みた映画でした。ただ、最後が……イマイチなんだかな~って感じでした。でも、もう一度見てもいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "一人で観てよかった\n 始まって10分以内にすでに泣いてしまいました。う〜ん、これから観る人には何の前評判も無しで観てほしいです。ただ私は嗚咽するほど最後まで泣きっぱなしでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "じんわり、熱い\n 久しぶりに観た、時代劇でもアニメでもない邦画。知っている俳優さんが出ると、この人だなぁと思ってしまってストーリーに集中できない。映画の人物観の浅さなのか、なんなのか…子ども達、とても良かったです。良いお話で、ホロリとしました。残念だけれどそれだけです。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ふとした日常の愛がひとつひとつ丁寧に花を咲かせていて、意味のある表...\n ふとした日常の愛がひとつひとつ丁寧に花を咲かせていて、意味のある表情や演技も、腑に落ちる。中野量太監督の愛と情熱も詰まっている様に感じる熱量の高い作品でございました。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "話が出来すぎだと分かっても泣く\n ストーリーと俳優の演技が素晴らしくて、出来過ぎ、嘘くさい、綺麗すぎ、と思っていても、何度も泣いてしまいました。わざとらしい最後もスゴくカッコいい。唯一奇をてらっていたようなところは、そのエンディングかなと思うくらい、スタンダードなドラマでした。そして何度も言いますが、何度も泣きました。冒頭の宮沢りえ、何だか母親っぽいくない演技だなぁと思ったのも、終わってみれば納得。ついに死に行く人の演技までこなし、演じていない役どころを見つけるのも困難と思えるくらいに、あらゆるものを演じている彼女には称賛しかありません。その違和感のある母親像というものも狙いとして最初から演じたとすると、もはや彼女を批判する術などございません。分かりやすさ重視、ストーリー重視の絵づくりにも好感がもてました。正直、あらすじなどを見ても全くそそられない映画なんですけれど(─あくまでも個人的見識)、そして見だしても合わないんじゃないかなーなんて思っていたわけで、そんな狭い考え方は見事なまでに崩された感じです。清く正しき感動的な映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "娘たちすごいよ\n 杉咲花の泣き、泣き笑い、あゆこの寂しげな表情そしてお母ちゃんだけど、あえて三人娘に入れたい宮沢りえ。それを支える男優たち。本から飛び出して、生き生きしているキャストの妙。 " + }, + { + "date": "2016-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "つべこべ言わずに見たらわかる\n 俺は中年のおっさんだが心から泣けた。レビューを気にせずただこの映画を観てください。必ず心に残ります。愛する人の為に。 " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "何故か\n 何故だろう?今度の週末はこれじゃない映画を見るつもり。でも何故だろう?もう一度この映画、湯を沸かすほどの熱い愛を見たい。チケット売り場で、湯一枚と言ってしまうかもしれない。新しい発見をしたいとか、感傷に浸りたいとかじゃない、でももう一度みたい。何故か?もう一度あの家族に会いたい。たぶんそういう理由だと思う。またあの家族にとても会いたい。 " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家庭内の人間模様が満載\n 描かれている日常の家庭内の関わりが多彩で、色々考えさせられる。結構、大泣きした。最後の展開については、まず呆気に取られた。内容は見てのお楽しみ。宮沢りえはい女優になったなぁと思う。 " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "聡明で心優しい宮沢りえが可愛いい\n 宮沢りえ主演の余命モノです。余命宣告されて、失踪した夫と銭湯、娘のいじめ、娘の本当の母親、自分の母親など、やりたかったことを全て解決して、少し強くて完璧すぎるようにも思いますが、聡明で心優しい母親を演じる宮沢りえが可愛く見えます。余命ものながら涙を誘うというより、意外性のあるストーリーで最後まで面白かったです。タイトルが効いている意外な結末も映画としてのファンタジーとしてはありでしょうか。 " + }, + { + "date": "2016-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "号泣しすぎて嗚咽しかけた\n 最初は「死ぬまでにしたい10のこと」の日本版かなとか先入観があったのですが全く違ってて、良い意味で裏切られました。話の内容は、色んな日常の出来事を上手く凝縮出来てて、宮沢りえさんを見ると暫くは自然と泣けそうな気がしました。リリィさんがチラッと映った後の双葉の行動に胸がスカッとしたし、最後のシーンは出来る事なら体験したいなぁって思い、「この世界の片隅に…」の次の日にこれ観たらかなり高額な料理のフルコース食べた感じがしました。 " + }, + { + "date": "2016-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "力技で纏めた愛し愛された女のお話。\n 難病ものですね。同じ時期に公開している末期ガンの放送作家が妻の次の夫を探す映画は、予告の時点であかん匂いがプンプンだったので華麗にスルーしましたが、こちらはキャストが良さげ(特にオダギリジョー♡)なのと、チチを撮りには未見ですが良さげだった中野監督に興味が湧いてみることにしました。血縁でない娘を愛する母に圧倒されました。血縁でない母には、もしかしたらなれるかもなので、自分への希望としてもよかったです。あとは杉咲花がよかったです。弱くっていじめを拒否できない高校生なんだけど、びっくりするような反撃をして、その姿が破壊力抜群で涙腺崩壊でした。彼女の泣き方もいいですね。本当に悲しそうに苦しそうに泣くので、こっちの体内にも悲しみや苦しさが流れ込んできます。よってボロ泣きでした。母がくれたお揃いの水色の下着が、こんなところで役に立つなんて!よく頑張ったよ。偉いね。つか、高校生に指が透けるくらい薄いスポーツブラさせてるのはだいぶダメですけどね。それはもっとはやく対処しないとお母ちゃん。ヒッチハイカーとの交流はちょっと都合良すぎっつか現実味がないですね。あんなのに出会ったらぜったい車にのせたらいかんもの。どうすんの殺されたら!娘を守れへんでしょう。危機管理がなってないですよ。まあ結果的にいい人でいい働き手でよかったですが。双葉も母に捨てられたんですね。そして自分が愛したようには母は愛してくれなかった。裕福な暮らしをしている母の家に犬の置物を投げる気持ちはわかります。再会も叶わず、彼女は死ななくてはならない。悲しいです。探偵との交流も、ちと嘘くさく、だらしないオダギリジョーさまは、可愛いんだけど、人間ピラミッドしかできないってねえ。男子勝手な人ばかりで嫌ですよ。鮎子ちゃんもとってもよかったです。下着やタカアシガニやなぜか知ってる手話など、フリが悉く活きた満足感と、ドヤ顔がちょっと浮かぶ感がありました。ラストは、犯罪ですよね。法を無視した火葬で捕まらなきゃいいけど。そこで結構冷めましたね。ホスピスでの動けなくなってからのお母ちゃんは、死ぬ前の数日、あるいは数時間の祖父母と同じ感じで、リアリティを感じました。作り手の腕力が目立たなくなるともっといいのかななんて思いました。まあ偉そうですこと、どうぞお気になさらず… " + }, + { + "date": "2016-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "熱い愛は心の湯を沸かしました\n 同じ上映回で鑑賞した女性陣は皆泣いていたんじゃないかな。感動させようっていう感じの押しつけ感はあまりなかったように思う。意味がよくわからなかったシーンもちゃんとした伏線としてしっかり回収がなされていた。杉咲花も体当たりの演技で、主演の宮沢りえと双璧をなす仕上がり。宮沢りえ演じる双葉は、最後の命を振り絞って、家族や周囲の人に厳しくも暖かく接していた。そういう姿って、当事者だけでなく、スクリーンを通じて見る側にも勇気や愛情を感じさせるものだったと思う。銭湯が舞台なのでと思いきや、落とし方も見事。テンポはちょっとゆるかったかな。もう少し尺が短いほうがもっとよくまとまったと思う。 " + }, + { + "date": "2016-11-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "しゃ〜ぶしゃ〜ぶ\n 母は強し。宮沢りえ美し。2016年も終わりに近づく中、こんなに素晴らしい映画に出会えて良かったです。涙があごから滴るくらい泣きました。 " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストにタイトルどーん!\n 中野量太監督商業長編デビュー作というという気合いというか気負いを感じてしまう所もありますが、荒削り故の熱い想いがほとばしる作品。もうね、手話のシーンは反則ですよwちゃんと伏線を回収していく誠実さが良い! " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "欧州映画のようなシュールな結末\n 何と言っても宮沢りえの女優力が炸裂!!リアルに一女の母だけに娘とのやり取りの説得力が半端なくて流石です。レディースデーに観たので、周りの人のすすり泣きが結構聞こえました。杉咲花演じる娘にはある特技があって、それが後半、涙腺を激しく刺激してきます。やられた!!って感じ。予告編では銭湯の奥さんの奮戦記みたいに編集されてましたが、そんなに単純なもんじゃ無い、もっと、深い、それこそタイトル通りの「熱い愛」の物語でした。宮沢りえさん自体が、確か、幼くしてお父さんと別れて、なかなかにパワフルなお母さんと、二人三脚で頑張って来た背景があるので、今回の役は、勝手な想像だけどとても、思い入れが大きかったのかもしれない。結末はアッと言うもので、人によってはそんなに馬鹿な!!と思う人もいるかもしれないけど、欧州系の映画では、大人のファンタジー的にこう言うの有りなので銭湯と言うとても日本的な場所で、欧州映画のようなこの結末を思い付いた時点で5億点!!ってかんじです。(意味わからんかも〜(笑)泣いて泣いて心をリフレッシュしたい方にはお勧めです。オダギリジョーの安定のダメさ加減は勿論ですが、杉咲花ちゃんが頑張ってました!!他にも、子役ちゃんが出てて、持ってく持ってく!半端ないっす。それと私は観るまで知らなかったけど、松坂桃李君も出てますよ。 " + }, + { + "date": "2016-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "あゆこ役の子の演技が凄すぎました\n あゆこ役の子の演技が凄すぎました " + }, + { + "date": "2016-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "脱水症状なるわ\n 最初から最後まで泣かされっぱなしでした。泣きに泣いて、最後はスッキリ。なんとも爽快な気分で劇場をあとにできる映画。人間関係というか、登場人物の相関は結構酷いはずなのに、宮沢りえ演じるお母ちゃんの愛と熱のお陰で、ちっとも陰湿にならずに、とっても暖かい関係ができていく。これが母親の愛かと。愛とは熱いものなのだ。やはり母は偉大だなぁ。湯を沸かすほどの熱い愛っていうタイトルも好き。 " + }, + { + "date": "2016-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自然と…\n 泣けました。途中、途中に出てくる「?」というシーンが、後々全てのピースをはめるように繋がっていく時に、自然と涙が頬を伝っていった。そして、最後にタイトルにも納得させられる情熱的な女性の話でした。そして、人って、やるべきことをやると天に召されるという、個人的な想いも実現されていて、ただただ感動しました。 " + }, + { + "date": "2016-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "女の優しさがあるとすれば\n 予告編の通り、余命数か月を告げられた母親が、失踪した夫を連れ戻し、いじめられている娘を立ち直らせ、休業していた銭湯を再開して、それまでの様々な経緯(いきさつ)に決着をつける物語だ。ストーリーはそれほど波乱万丈ではないが、ディテールが結構凝っている。特に放浪の旅をする松坂桃李の拓海くんとのシーンはとても印象深い。拓海くんを助手席に乗せて宮沢りえの幸野双葉が運転する場面で、不自由なく育って小さなことで悩んで旅に出た拓海くんを、駄目な男として頭からはっきり否定する。そして拓海くんと別れる駐車場に車を止めたとき、子供たちから見えない車の背後に呼ぶ。てっきり拓海くんを平手打ちするか、どやしつけるのかと思ったら、双葉は拓海くんを思い切りハグする。駄目な人間だろうが、そんなことは関係ない。双葉にとっては出会った人間が無条件に愛しいのだ。この場面はこの映画の白眉である。世の中ににまだ女の優しさというものがあるとすれば、まさにこれが女の優しさの真骨頂だ。宮沢りえは、2014年に渋谷のBunkamuraシアターコクーンで観た芝居「火のようにさみしい姉がいて」でなんとも中途半端な演技をしていただけに、これほど深い女の愛情を表現することができたのは驚きである。あのときは蜷川幸雄の演出が合わなかったのかもしれない。逆にこの映画の監督の中野量太さんとはよほど相性がいいのだろう。舞台の縮こまった演技とはまったく違って、役柄をのびのびと演じており、自由で心の広いヒロインが兎に角際立っていた。彼女の女優人生にとって最高のエポックとなった作品に違いない。杉咲花の安澄がどのようにいじめに立ち向かうのか、中野監督のお手並み拝見というところだったが、予想もしなかった行動でいじめっ子の女子たちにカウンターパンチをお見舞いする。誰も責めず、誰も傷つけないが、極めて効果的なやり方だ。ただ、思春期の女の子にとっては清水の舞台から飛び降りるほどの勇気が必要な行動である。その行動に先立っては、双葉が下着をプレゼントするシーンと、さらにその前に安澄のスポーツブラを片づけながら呟くシーンがちゃんと伏線になっている。見事である。中野監督が、自分で造形した幸野双葉という女性に心から惚れ込んでいるのがストレートに伝わってくる作品だ。愛情が深すぎて、タイトルまで大袈裟にしてしまったが、タイトルに沿ったストーリーもちゃんと用意されている。少しやり過ぎの感もないことはないが、登場人物の誰もが双葉の優しさに包まれていることを考えれば、こういうラストもあっていいだろう。双葉の最後のシーンはそのままポスターになれば日本中の男性が買うのではないかと思うほどの、息を呑む美しさだ。あと何十秒か長く見たかった。宮沢りえはまだまだSanta-Feの宮沢りえなのだ。 " + }, + { + "date": "2016-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "お母ちゃんは、赤い花が好き。\n この秋、余命系映画を見過ぎているのだろうか?前評判に、期待し過ぎたのだろうか?子役が泣く場面では、うるっときたけれど…思ったより、泣けない。といか…泣くかどうかというより、人の生き方についての課題を突きつけられた感じがする。余命2ヶ月。そう宣告された時…人は何を考え、どんな行動を取るのだろうか?双葉(りえさん)の姿を通して、色々考えさせられた。双葉を取り巻くワケありな人々…のらりくらりして、掴み所がない。どうしようもないダメ夫(オダジョーさん)手話が得意な高校生の娘、安澄(花ちゃん)言えない秘密。お母ちゃんは、そんなことは、お見通し。小学生の娘、鮎子(蒼ちゃん)お風呂屋さんの手伝い、彼女の本気を見た。旅の途中で知り合った、ヒッチハイクの青年(桃李くん)目的もなく、夢もない。甘ったれ。双葉のことが大好きな、探偵父娘。そして、銭湯に来るお客たち。ところが、双葉は決して誰も甘やかさない。手厳しい“お母ちゃん”なのだ。甘やかすことが、人を良い方向へ導かないことを知ってるから。というより、「お母ちゃんなしでは、生きられない」と言わせることでよし!…としない、湯を沸かすほどに熱い愛が溢れていた。余命をフル回転させた、いくつかの作戦が突飛。そして、その真意を知るとき、あまりの愛の深さに驚嘆する。自分亡き後…大切な人たちに、何を遺せるのか。関わった一人一人に、双葉はとてつもなく“スゴイ”ものを遺した。自分だったら、“あんなもの”を遺して逝けるのだろうか。まだまだ考えが足りないし、人としての未熟さを反省させられる。普通のホームドラマとは違うから退屈しないストーリー。でも、これは家族愛の映画ではなく、人間愛の映画ではないだろうか。…何故ならお母ちゃんは悲しみではなく、一人一人に幸せを遺して逝ったのだから。あんな無茶な葬式いいな。素敵に思えた^m^付記…双葉の実母役、りりィさん。声と演技が好きでした。ご冥福をお祈りしますm(__)m " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "オダギリダメオ\n たまたま、最近「オーバーフェンス」も観たためか、やはりオダジョーはダメ男を演じると最高と感じた。許されるならこういう男になりたい " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ほんっとに泣き続けた\n ワンシーンワンシーンに涙がこみ上げる〜〜そんな映画なかなかないそもそも泣かせるように出来てるで、まんまと泣いてしまう余命2ヶ月ってのがベースにあるからそれだけで御涙ちょうだいさせられるんだよねーでもこの映画はそれだけじゃない彼女の生き方にもう胸打たれっぱなし葬式のシーンは本当に逝かないでって思ったし初めて泣いた。他人の葬式で。制服取り返して泣いたタクミに目標与えて泣いた手話教えてて泣いたすべての行動に意味があって彼女の愛の熱さはジワジワと周りの人にも伝わってて。杉咲花ちゃんの演技がもう本当に最高でそれにさらに泣かされるっていうね驚き方、泣き方、シーン毎に違くてバリエーションがすごい探偵さんもカッコよかったしオダジョーとうりに関しては男って本当にクズに描かれるなあって思いつつもその対比で余計お母ちゃんが立派に見えたしというか宮沢りえが好きになりそうになった最後らへんのあの変貌の仕方も凄かったなあただ映画っぽくは無いなと思ったスペシャルドラマっぽいというかスペシャルドラマでやってほしいお茶の間で流れてほしい家族で見てほしいそんな映画人に何かを与えたいと思わせてくれる自分が変わろうと思えるそんな映画でした " + }, + { + "date": "2016-11-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "愛が止まらない\n 宮沢りえの中かはこみ上げて来る愛と家族の愛に1年分の涙を流した。ところどころ、ここでこんな事言う?ここでこんな事するかな?と引っかかるところはあったけど、宮沢りえの厳しさの中にある愛情や杉咲花さんの愛に応える頑張りに、その度に泣いた。下着になりシーンは伏線も含め素晴らしく抱きしめたくなったし、お母ちゃんの愛の伏線が回収される度に感動した。オダギリジョーのちゃらんぽらんなオヤジも素晴らしかった。今はこれしか出来ないと言う提案も馬鹿げてるけど精一杯でとても良かった。宮沢りえのお母ちゃんはお母ちゃん史上一番格好良かった。ラストはゾッとしたけど、みんなの表情やお母ちゃんを思うと最後まで格好良いじゃんと思えた。 " + }, + { + "date": "2016-11-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久々に心の震える思いのした作品\n 役者たちの凄さというか力というかも去ることながら、設定の緻密さも秀逸。実際にはなかなかありえないような設定だとは思うがそれを感じさせない力強い作品でした。初めからずーっといろんな種類の涙が止まらなかった。とにかく、見て欲しい作品です。 " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見る価値ありまくり!\n とにかく内容が濃くて良い。そこらのC級映画だったら、それ1つだけで映画にしてしまいそうな題材を4.5つかき集めて、1つの映画に詰めた感じがとてもよかった。宮沢りえはやはり最高の女優。 " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い。\n もちろん、色々な意見はあると思う。でも、これだけの脚本は稀有。 " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "少しのつもりが・・・\n 「きっと泣いちゃうな」と思いながらの鑑賞だったけれど、自分が思ってた以上に涙が止まらなかった。身内の死に際が似ていたこともあり、思い出したら余計と涙が止まらなくて。それくらい、宮沢りえさんの演技がリアルで素晴らしかったということなのかな。 " + }, + { + "date": "2016-11-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえの死の間際のシーン、ヤツレ方がリアルでびっくりしました。 ...\n 宮沢りえの死の間際のシーン、ヤツレ方がリアルでびっくりしました。手話のくだりは泣かせますが、ピラミッドのシーンは予想してましたが本当にやるかと苦笑してしまいました。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すばらしい\n タイトルが覚えづらいがすばらしい。言ってしまえばみんな血が繋がっていない他人なのだ。なのに、なのに。なんていい人なんだ。あんなオトナになりたい。そして、銭湯へ行きたい。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣き映画\n 泣ける。もうとにかく泣ける。持って行ったポケットティッシュが全部無くなりました。開始15分で泣けて、そのあとは10分刻みで泣かされます。脱水症状ご注意。過去こんなに泣けた映画はありません。もはや\"泣き映画\"という新しい表現が誕生したのかも?ちなみに、決して泣かせるだけの映画じゃありません。映画として映像も演出も音楽もどれも一流で、更に映画好きでも映画好きじゃなくても楽しめる懐の広さを持った、とても良質で稀有な映画です。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心の声が\n 前評判通り、涙が止まらない作品でした。登場人物の心の声や考えが、セリフになっていないので、仕草や表情から感じたことが、自分の心の声とかさなり、涙が止まりません。そして、双葉の最後の呟きが重く響きました。また観たい作品です。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱い魂\n 安澄ちゃん(娘)の演技に涙涙涙、、声の出し方が素晴らしい女優さん。広瀬すずちゃんに似てるかな、、タイトル通りのお母ちゃんの愛は強くて儚くて、キラキラ輝いてます。優柔不断な私は、迷いなく立ち向かっていくお母ちゃんにただただ脱帽いたしました。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子役二人の演技が特に素晴らしい\n タイトルからしてラブコメと思っていました。映画.comの評価が比較的高く、ノーマークの作品でしたが前知識一切なく観ました。結果的には此れが良かった。親子の別離や死別、イジメなど重たい出来事が満載ですが、途中笑いも有り暗さを感じさせないストーリー。二人の娘役の演技が良いですね。エンドロールに入る直前、何故この映画タイトルになったかが判る作りは仲々です。 " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "そうきたかぁって感じでした。\n 終始泣きっぱなしでした。鼻水止まらず大変でした。宮沢りえがお母さんが結構よく似合っており、あーこういう役をされる時代になってきたんだなぁ。作品に惹かれてまた、松坂桃李のファンでもあり見たのですが、ここまで泣かされるとは思いませんでした。最後の宮沢りえが「死にたくないよ」っていうシーンでは号泣してしまいご迷惑になってないか心配になりました。ただ、最後の火葬シーンは僕の中ではうーん。少し過剰ではないだろうかぁと思ってしまいました。他の方はどう感じたのだろう… " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "いい作品です\n 悲しく辛い話だけど、最後は暖かい気持ちになりました是非観て欲しい作品です " + }, + { + "date": "2016-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "期待通り\n すごい映画でした。こんな感じになるのかとリアルとサプライズの連続で、また、人間力溢れる主人公を宮沢さんが素敵に演じてます。自分だったらと、もう感情の振り幅デカくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "色んな見方があるんとちゃう⁉︎\n 一寸偉そうに…波瀾万丈な?生き方をした宮沢りえは、凄いし…でまさか,わりと好きなオダギリジョーが旦那 かよ! (一寸無理矢理感無い?) わりと‘トイレのピエタ’で気になっていた杉咲花も,やるじゃん!, 私個人の意見として、話はお涙頂戴系なんだろう!と思わせたシーンが,多々観られた事&有りがちな脚本だと思ってしまった所だったが、キャスティングでヤられちゃった❗️ " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "お母ちゃん\n 余命を知り残された時間で自分にできること、やらなければならないことに全力を尽くす母親とそれに応える家族達の話。少し突拍子もない展開はあるけれど、明るく楽しく暖かく、何度か目頭が熱くなった。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "駄目男流行り\n シーン、シーンでは涙を誘われるところはあったが、ストーリーの無理矢理感が否めない。しかし、ここのところの駄目男(弱い男)脇役からの、スーパー子役演技。トレンドなのですか?時代の象徴なのか? " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初、宮沢りえ\n 宮沢りえは好きな女優だけど、映画を観るのは初めて。子を捨てる母親、捨てられた子供、父親の役目、新しい家族との絆、生きる意味。テーマは重く考えさせられるが笑いあり、涙ありのいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前作には及ばないかな\n  いくらでも下品になりそうな題材を、このラインだけは越えないという慎みとユーモアでまとめあげたのは立派だとは思う。ただ、『チチを撮りに』に流れていた一種の明朗さは薄れてしまったようにも思える。旅行に出たくだりは好きだけど。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "めちゃめちゃ最高。\n 宮沢りえと子役の演技最高。脚本最高。またすごい邦画は出た。タオルもってったほうがいい。4回くらい号泣。子供を育てたい。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "ただただ気持ち悪い映画\n 満点の評価が多いものは、疑ってかかった方が良い。食べログと一緒。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 宮沢りえ主演という知識しかなく観に行きました。「なんか銭湯を舞台にしたコメディかな」と思ったのですがぜんぜん違いましたね。。とにかく最近の宮沢りえは良いです。なんだかこの世の人ではないような。見て損ない映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "始めからラストまで文句なし!\n 冒頭の「湯気のごとく、店主が蒸発しました。当分の間、お湯は沸きません。」という幸の湯の張り紙から心を掴まれました。そしてこの映画のタイトルに、そういうことかと驚きつつも、銭湯という設定がこんな風に生きてくるのかと納得のラストシーン。宮沢りえさん始め、出演者みんな素晴らしい演技でしたが、やっぱり娘役の杉咲花ちゃんが本当にいい役者さんだなぁと思いました。愛に溢れた映画で、本当に見てよかったと思えたし、沢山の人に見てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "熱演と不可思議な脚本\n 宮沢りえと杉咲花の熱演が光った。一方、オダギリジョーの演技は今一つだったし、松坂桃李の設定は無駄だった。煙突の煙の色といい、葬式のシーンからエンディングは理解に苦しむ。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けたけど~\n 泣けたけど~(>_<)ラストシーンいきすぎたかな~(T_T)シンプルだともっと良かったかな~最後まで良い感じだったのに!後は皆さんの受け止めカタカナ~(>_<) " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "宮沢りえありき\n 泣かせる作品という前評判でしたか途中まではそんなに泣くという感情は湧かなかったでも、最後まで飽きさせること無く宮沢りえの振り切った確かな演技に圧倒された。命が薄くなっていくってこんな感じなの命が尽きるまで人間は家族や周りの人達のことを思い遣って考えられるのかと感情がどんどん高まっていき結局泣いていました。終焉の前に宮沢りえが死にたくない…生きたい と振り絞って言うところは生への切望、、本当に参りました。見応えのあるシーンとなっています。娘役の杉咲花さんも上手かった、脇のオダギリジョーも駄目っぷりが良かった。役者さんが皆さんしっくりとハマってていいセッションでした。幸いな事に近くのシネコンでやっていて観られた事を感謝します。前評判通りの素晴らしい起承転結の人間ドラマでした。宮沢りえは最高にいい役者さんですね。 " + }, + { + "date": "2016-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかった\n なんとも言いようがないくらいよかった。一つひとつの物語がしっかりと響きました。泣けるって映画の場面はときどきあるけど、この映画は泣けてそのあと涙が止まらない。一つひとつの場面が深いんだと思う。映画館でこんなにあちらこちらですすり泣きが聞こえたのも珍しいです。少し離れた席で、はじめのうちポップコーンをぼりぼり食べてたうるさいオヤジも途中から泣いていました。 " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「愛」、それは人と人を繋げるなくてはならないもの。\n この作品は、溢れんばかりの愛に満ちた作品だ。題名からして、前評判できっと良い映画なのだろうと思い、上映館に赴いた。いやー、泣いた泣いた。この作品の監督は、色んな「愛」を、私に教えてくれた。今年、多分一番の邦画であろう。宮沢さんは、もう一流女優ですな。鶴瓶チャンの息子「駿河太郎」君の探偵役も良かったです。『オーバーフェンス』のオダジョーよりも、この作品のオダジョーの方が良いですね。「とと姉ちゃん」の美子「体操着」を脱ぐという演技良かった。鮎子もよい演技をしてたよ。昨年と同じく、人と人の繋がりを丁寧に描かれた作品こそ凄く輝いているように思えた。 " + }, + { + "date": "2016-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "勧めたい作品\n もしあなたが映画好きであるなら必ず観るべき作品!またあまり映画を観ない人には是非これをきっかけに映画の素晴らしさを感じてほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素敵な映画です、熱い涙があふれました\n いつものように、何の事前情報もないまま、「宮沢りえ」さんの主演映画というだけで映画館に行って鑑賞してきました。予告編は見ていません。どんな俳優さんが出演しているのかとか、そもそも、どんなストーリーの映画かも知らずに映画館に行くのは、ある意味、スリリングでいいものですよ。わあ、あの俳優さんが出ているとか、どこの地域が舞台なのかとか発見、感激がたくさんあります。まだ、帰宅してからも感激が冷めやらず、ネットで出演者や、監督さんの情報の確認もできていません。公式HPも見ていません。偶然、購読している朝日新聞、11月4日の夕刊に批評が載っていましたが、まだ我慢していて読んでいません。何が書かれているのでしょう。「ぐっさん」と出ているテレビCMの、食べっぷりの良さで大好きな「杉崎花」さん、「時効警察」以来の大好きな男優さん「オダギリジョー」さんなどに会えました。探偵役の俳優さんも良かったなあ、一番、素敵だった女優さんは誰なんだろう。宮沢りえさんは当然として、もう、杉崎花さんが素晴らしいです。目がクルクル回ったり、教室で下着姿になってのイジメに立ち向かっていく体当たりの演技というのかな、最高だと思います。もう、各エピソードごとに熱い涙があふれ続けて、タイトルの意味に気付けたラストには声を上げて泣けて来てしまったくらい素晴らしかった。この、レビューを書いていても、涙があふれてきます。今日は、素晴らしい映画に出会えて本当にハッピーでした。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしすぎた。\n りえさんはもちろんのこと、とと姉の末娘がすごい。熱すぎる余韻!!! " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルだ!余命宣告、お涙頂戴じゃないのだ!\n 出来事に反して、心理描写がリアルだ!ただし、こちら側の人間にとって。宮沢りえ扮する双葉、この人が何故こうも、他人に関わって行くのか?双葉が母親に面会を拒絶された場面で全て繋がった。理屈ではなく心が動いてしまうんだ。そして、双葉にとってオダギリジョーの様な人間は安らぎ。小さな事にこだわらず、優しい。いつも他人を気遣う双葉が悪態つけたり心開ける相手。ありのままでいられる人。また、双葉は宮沢りえだからここまで演じられたのだと思う。心がツルッツルなら楽だろうなぁ~と常々思う。けど、この映画を観てたら、ヒダ、シワ満載の心もまぁ良いかと思えた。あの美しい、りえさんが、ちゃんと母ちゃんに見えた!泣き虫の私だけど、映画ではあまりダラダラ泣かない。今回ばかりは、ズビズビ ズビズビ…隣の知らないご婦人も、終止ズビズビ。で、エンドロールで声かけて来たぁーーー!普段なら、チョット~てなるけど、今回は優しかったな私。しかも、今回 まさにこれから観ます!て時に知り合いから、この映画のお薦めメールが入った。同じ温度で何か共感出来るって幸せだ。淋しかった子供の頃…。こちら側て、そういう事です。ラスト、びっくらこいたけど、あれは確かに温かいだろー♪ " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心温まる\n そんな映画でした。杉咲花さんの演技が光ってました。感動しました。でも一番泣けたのはオダギリジョーさんが、我慢してた涙を一気に流した、あのピラミッドのシーンですね。みなさんはどこで泣けたんでしょうか? " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "そんなに凄いか?\n レビューでめちゃ高評価だったので期待し過ぎた。 確かに宮沢りえと杉咲花はよかったけどね〜。 ⭐️3つだね。 " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "探偵さんの最後のセリフが…\n 身に染みる。それ以上の事をしてもらってるから苦にならない、って、そうだよなー、と。人の優しさを感じました、この映画。宮沢りえ始め、みなさんいい演技で気持ち持ってかれます。りえさんの病床の表情とか鬼気迫ってました。泣けます? " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ずっと泣きっぱなしだった\n ずっと泣きっぱなしだった " + }, + { + "date": "2016-11-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ハンカチじゃなくてタオルを持って行きましょう\n 2回見ました。2回見ると監督の細かいこだわりが見えます。あずみちゃんがお母ちゃんからもらったブラジャーの色が、何の気なしに答えたと思っていた好きな色の水色で、愛が伝わってきました。っていうか良く見ると、あずみちゃんの着てる服装のどこかに絶対に水色が入っていました。、、、たぶん。本当にこだわっている。愛がある。つきささった。ありがとう。もう1回見ます。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "山口 智充と一緒に回鍋肉を食べる子が熱演!泣ける場面が少なくない。\n なんばパークスシネマで映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を見た。評判のいい作品なので見てみようと思った。宮沢りえがすい臓ガンのステージ4と宣告され余命2ヶ月と告げられる。オダギリジョーはいい加減すぎる宮沢りえの夫として登場。味の素のCMで山口 智充と一緒に回鍋肉を食べる子として有名な杉咲花は長女。松坂桃李はこの映画の中で必要な役どころなのかどうか疑問だったヒッチハイカー。クレジットに駿河太郎と出ていたが気付かなかった。そういえばあの関西弁の子連れの探偵が駿河太郎に違いない。オダギリジョーの宮沢りえへの唯一の贈り物「ピラミッド」とラストシーンのまとめ方がイマイチ腑に落ちなかったのだが、杉咲花が学校でのいじめに立ち向かうシーンや杉咲花の手話のシーンなど泣ける場面はいくつもある。すべてに納得の作品ではないがこれはこれで悪くない。さわやかな気分になれた気がする。宮沢りえと杉咲花の熱演に敬礼。上映時間は125分といささか長いが長さは感じなかった。いろいろ突っ込みどころはあるが、自分の満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今まで観た映画で一番感動した\n 些細な仕草から監督のこだわりが感じられた。観なきゃ損 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "消化できなかった\n どうしても双葉さんが自分勝手に見えてしまった。すごくいい役所なのに、自分の中で腑に落ちなかった。1番愛を欲していたから愛を与えていたのかなとも思った。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい!とにかく素晴らしい! " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "銭湯=宮沢りえ\n 予告編を見てから映画を見ました。予告編からのイメージは、なにか単純そうな映画。実際に映画を見てみると、それぞれのキャストの感情が複雑に絡み合い、簡単に「泣ける」映画とは言えなかった。最後に泣くポイントがあるだけではなく、いくつも波があり、その都度泣かされてしまった笑まず、銭湯という誰にでもオープンなスペースが宮沢りえの役どころにしっくりと来た。娘がいじめられて絵具を制服を絵具で塗られた後に、言った言葉や時間を無駄に生活している松阪へかけた言葉、誰に対しても全力で向かう姿がとても印象的だった。癌であることを知り、娘にそのことを告げるために旅に出たのかと思ってしまった。しかしそれは家族の過去を娘に教えるための旅だったと知ったときは、また涙が流れた。ただ、この映画で最も感じたことは、杉咲花の演技力だった。彼女の映画をしっかり見たのは初めてだったので、どんな演技をするのか楽しみだった。特に本作は、感情の浮き沈みが激しい。一番難しい役どころだと思うが、彼女の演技は素晴らしかった。いじめられて制服を盗まれた後、母親から喝を入れられた後の学校のシーンと、制服を着て帰ってきた後の宮沢とのシーンが忘れられない。表情が素晴らしかった。あと、声が大好き。オダギリジョーの役柄はもう板についている気がする笑松阪も、初めは何かわからない役だったが、宮沢からの言葉で気持ちを入れ替えた後の演技が素晴らしかった。あとあの子役、あの子もとても難しい役柄だったが、すき焼きを前に語ったセリフが力強く、素晴らしかった。宮沢が亡くなった後のシーンは、「あ、これは意見が二分するな、、、」と思ったら、前にそんな意見をしている人がいた。まぁ、確かに見る人によっては不快に思うかもしれないが、このシーンのために、ここまでのストーリーとタイトルと演技があったのだから、熱い愛として受け取ると泣けてくる。本当に、銭湯という舞台には似合わない、死やいじめ、腹違いの家族、扱いづらい内容を、できるだけ明るく表現した本当に素晴らしい映画だった。銭湯での葬式、色彩豊かな死後の姿、いろいろなシーンが心を震わせた。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと期待外れ\n 皆さん書かれているように、いじめのシーンや手話のシーンなど、ひとつひとつのエピソードは泣けるものがあります。しかしちょっと首をひねる部分もあり、手放しで絶賛するほどではなかったです。たとえば、宮沢りえが母親と邂逅するシーンは意味が分からず、普通に会えないままあの世で会える・・で良かったです。また、子供とのエピソードは多かったですが、夫との繋がりが希薄だったのが気になりました。母親をテーマとしているからなんでしょうが、家族という枠組で見たとき、夫の悲しみへの共感が薄くなってしまった感じは否めません。そして結果オーライとしても、夫がいない旅先で、小さい子供と母親だけの状況で若い男を車に乗せるのは、このご時世、母性というよりは危険管理能力がなさすぎてどうなんだろうという感じです。悪くはなかったのですが、良いエピソードの詰め合わせという感じで、夫を含めた家族全体や、自身を捨てた母親との関係といった感じで、俯瞰して見るとちょっと微妙でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とても良かった\n キャスト、脚本、すべてが素晴らしかった。感動作。自然に涙が頬を伝っていて、滅多に涙しない自分に驚いた。泣こうと思って泣いたわけではなく、気づいたら涙していた。宮沢りえ演じるお母ちゃんは、優しさ強さ溢れる女性でした。素敵、、娘役の杉咲花さん、きっと素敵な女優さんになられるでしょうね。楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-11-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これは傑作です。 見てる最中から一個一個のエピソードに泣かされまし...\n これは傑作です。見てる最中から一個一個のエピソードに泣かされましたが、見終わった後もしばらく余韻に浸っていたかった。そもそものスタートは余命を知った人が死ぬまでにやり残したことをなくしていこうと行動する話。これはありがちで、実はあまり好きではない設定。でもエピソードが愛に溢れていて、ユーモアも効いている。見ていて泣かされるし、ちょっとクスッとさせられる。そして宮沢りえと娘たちの演技にやられました。宮沢りえは開眼したんじゃなかろうか?そしてラストはほんとに暖まる、俺も一緒に暖まりたい。そんなラスト。でも僕には僕の暖まる場所がある。それがとても幸せ。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんなに泣いたの久しぶり\n これはレビューの大半の人の言うとおりほんと泣くわすごい確かにもっとたくさんの人に観てほしいラストだけがあとから、なんか、え、うそって思ってもう一度見たくてパンフレットも久々に購入なるほど、やっぱりそうかあ。タイトルの意味が理解できてしばらく浸った。あんなに泣くのに前向きになる。監督さん、デビュー作っていうことにびっくりこれから常に観ていきたい " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "まいったね、、、泣かされて。\n  後から考えると、予告編でかなりいいところを紹介しちゃってる感あるが、 問題の衝撃のラストでは、思わぬ展開がついてくる、が、そのつっこみは監督も悔いが残る部分かもしれない。 全体としては、主人公の必死に生きている姿が、ヒロイン役の宮澤りえの生き方と重なる?ような気もする。 というか、、ほかの女優でこの役をできる人がいるのか、そんな風に感じる作品。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "温かい気持ちになった。\n この優しくなれる感覚を失いたくない " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "感動しました。\n 素晴らしい作品です。何度も涙が溢れました。脚本がとってもステキです。皆さんも是非、劇場でご覧ください。杉咲花 大好きです。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "まいった!\n 宮沢りえ素晴らしいです。さみしいけど、悲しいけど、温かい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "心が温まりました。\n スゴイ映画です。ネタバレになるので、何がスゴイとは説明できません。とにかく見て、と言いたい。でも、人生に愛を信じない人だけ、見ないほうがいい。それ以外の人は、先入観なしに見て欲しい映画です。劇中、伏線がたくさん出てきます。泣きあり、笑いありです。今時、まきで沸かすお風呂はないでしょうし、経験ないかもしれませんが、体の芯まで、心まで、ぽかぽかと温まる、そんなお風呂に浸かることのできる映画です。 " + }, + { + "date": "2016-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "湯を沸かすほどの熱い涙が出る\n 映画を見てこんなに泣いたのは始めて。終始泣きっぱなしだった。一人で観に行ったため、帰り道、暖かいような悲しいようななんとも言えないこの気持ちのやり場に困り、震えながらヨーグルトのケーキを食べた。完全に錯乱していた。泣ける映画と言われると見たくなくなる私だが、これは泣けるので見てほしいと人に言ってしまう。とりあえずCM等、前知識が無い方がよかったなと後悔してる。まず、余命を宣告されて一番最初の会話が「お母ちゃん死ぬほどお腹すいたよ。」ときた。神経を逆撫でされるような気持ちになった。そして、ここからお母ちゃんは動き出す。会話一つ一つが伏線で、会話一つ一つがそれを回収していく。それはそれはすごい速さで。いじめのシーン、かなり勝負だ。でも生ぬるい解決なんかよりよっぽどいいと思った。そうだ、あんな事を教員に言われた後で体操服で居ることなんて、裸同然だよね。その勝負下着は彼女に宿るお母ちゃん遺伝子だったのかなとか。人間ピラミッドのシーン、始めになんて言ったのか聞き取れなかったけど「スフィンクス!」的なこと言ってたのね。かわいい。この探偵親子もドラマがある。どこで泣いたかと聞かれたら全部思い出せないぐらい泣いていた。劇場でもう一度見ようか今迷っている。さっき観たのにもう一回観たい。多分お母ちゃんに会いたいのだと思う。最後のシーンについては賛否両論あるが、個人的にはあれぐらい、ノンフィクションだぞこれは!!映画だからな忘れるな!!というほどの一種のファンタジーなシーンがなければ、現実に戻ってこれなかったので大変良かった。いや、これ、良くないんですけどね。結果的に(恐らく)血の繋がりのある四人が、誰一人血の繋がりのないお母ちゃんの愛で沸いた湯に浸かるシーンで終わる。この意味を、少し時間をかけて考えたいと思った。DVDを買おう。パンフレットを買い忘れた。買いに行くついでにもう一度見ようか。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "花ちゃん\n トイレのピエタも最高だったけど、今回のは完全にやられました、すごい!この年でここまで素晴らしい演技ができる子いないと思います。「きっと星のせいじゃない」ばりに大泣きしました、ポケットティッシュひとつ使いきりました。私自身は見る気がなかったけど、誘われて行ってみました。これは誘ってくれたひとに感謝です。ほんとにいい映画でした(T-T)見てよかったです。鮎子ちゃん役の子も初めてみましたが、すごい演技が上手でしゃぶしゃぶのシーンは嗚咽してしまいそうになりました。これからも期待しています。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "予告編は見ない方がいいですよ\n 劇場内でこんなにすすり泣きが聞こえるのって久しぶりの体験、お陰で泣けず。監督オリジナル脚本、同世代の監督だから共感出来る。公開年の時代には則さない部分も。ラストにタイトル出すのは最近の流行りではあるが今作は必然、いやそれありきのタイトル。エンディング曲がぴったり。どのシーンもクリアに映るきれいな画(富士山以外)。フラフラしたオダギリジョーがぴったり最初はどうかと思った松坂桃李がどんどんしっくり。駿河太郎の小栗旬感。宮沢りえが凄い。痩せたのはこの映画のせい?煙まで赤にしてぐるぐるするのはやり過ぎだと思った。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "生き方が変る\n 開始10分で母と娘の演技の凄さに泣けてきた。後半これでもかと押し寄せるクライマックスの連続に完全にやられた。。。今年のベストは「FAKE」で決まりだと思ってたけど今年ベストを余裕で越えて生涯の邦画ベスト級のとんでもない作品でした。映画の日なのに客席ガラガラで悲しくなった。。。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これはみたほうがいい\n 自分のツイートまとめになっちゃいますが。。賛否わかれる昨今のタイトルクレジットを変なとこまで出さない流行り。この作品に限ってだけはタイトルクレジットがここしかない抜群タイミングで出て、ぶわっときた。やられちゃいました。泣く笑える観るときに近くにおばちゃんいたら気をつけてください。私が観た回はおばちゃんがぐしゅぐしゅに泣いてて大変だった!といいつつ私もだったがTLで「今年ベストかもしれん」というツイート(配給さんがRTしてるんだけど^^;)をたくさんみかけます。その言葉に納得の作品です。杉咲花の演技やはりうまいです。いじめっこもうまい。あゆこ(役名)のあっけらかんとしたとこと母を想う子供っぽさの差がいい。この映画、子供に観てほしいな!私の友達で、娘が学校行きたくないときには自分も一緒に仕事休んで娘連れて遊びに行くおかあちゃんいた。彼女の愛もすごいし、この映画の宮沢りえ演じるおかあちゃんもすごいと思う。おかあちゃんの愛だよすごい愛だよ松坂桃李の最初のうさんくささもすごかったよオダギリジョーのグズラ感もすごかったよ『少女』では山本美月を土居志央梨や石橋なつみたちがいじめる描写を「少女漫画みたい」「演劇みたい」と感じて見ていられたけど、この作品の杉咲花やいじめっこが実年齢に見えるのもあって「ほんとのいじめの雰囲気ってこうだよなー」だった。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "湯船が溢れるほどの涙\n 本当もったいない!配給も薄いし、宣伝・上映館も単調、ましてこのタイトル。でもね・・来春の賞レースで「あれそんな良かったの?見とけばよかった」と巷で声が聞こえそうな、今観た人が得する名作です。幸野一浩・双葉・安澄はどこにでもいる家族。抱える問題も誰もが理解できる。そんな平凡劇だが、人間生きていくうえで誰もが双葉のように振る舞いたい。でも簡単なようで天性のかけらがなくては難しい。映画として癌を取り入れ、双葉は余命に今迄以上の愛を周りにふりそそぐのだが、決してアザとくなく普通なのである。我ら日常でも病気でなく事故や災難であっけなく逝く可能性もあり、余命とは誰もが絶対持っている。自分は身内以外、周囲の人間とはあまり関わりたくない性格だが、困った人に関わると心配性の虫が騒ぐ。だから一浩の気持ち痛いほどが良くわかる。ピラミッドの場面が二度あるが、どちらも涙腺破壊に感銘した。男の気持ち、女の気持ち、受け取る場面が違うだろうが、誰もがツボにくる場面は絶対にあるハズ。人は誰もがこう直球に生きたいのである。制服事件の「少しだけ、おかあちゃんの遺伝子があったよ・・」  → 海辺の「おかあちゃんがいつか役に立つって・・」の脚本の流転は脱帽!双葉はホンモンの神様だよ!!大号泣! あと子を持つ親なら、鮎子ちゃんの二度目のしゃぶシーン。「だから・・まだこの家にいてもいいですか?」おいおい10歳にもならない子に、こんな事言わせていいのか!?ここの双葉の「あたりまえじゃない!!」はメガトン級の重みがあり、もし自分の子供にこんな事言われたらどうする?涙なんてもんじゃなでしょ。他にも伏線の回収は素晴らしいものばかり。双葉の母とのくだりは、あんな内容だったらカットしてもらってよかったかな・・これだけが欠点で、ラストの壮大なオチといい、本当良かったし、久しく観なかった入魂の宮沢りえが素晴らしい。受ける杉咲花も子役とかの領域を超越している。最期のシーンは本物の親子でも演じきれないだろ・・・あれ。自分の中では今年は宮崎あおいが大金星としてきたが、この二人に瞬時に奪われた。ダブル主演女優賞確定です!!2016.11.1 TOHO府中 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "大女優、宮沢りえ!!!\n 宮沢りえと杉咲花の息を飲む熱演に、最後まで魅了されました。映画を見終わった後の劇場で、音が鳴らない拍手を送りました。大満足です。ここで終わるのかなと思ったら、まだ映画は続きます。そんな場面が何回もありました。どんな終わり方をするのか、最後まで目が離せませんでした。あのクライマックスについて批判的な書き込みをしている方もいましたが、私はあれが最高の終わり方だと思いました。『湯を沸かすほどの熱い愛』これ以上この映画にふさわしい題名はありません。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "老若男女の観客が一つになって号泣\n 観る前は、「前作は最高だったけど、今回も家族、そして姉妹の話なのか」と安易に思っていましたが、終わった後に、自分のぬるい考えを心から後悔&反省しました。商業デビュー作ですが、間違いなく素晴らしすぎる大傑作だったと本当に思います!こんなに最高の映画なのに、観てる人が少ないのが悲しすぎます!!もっともっとたくさんの人に見て欲しい映画です、これ!私は、妹のあゆこちゃん(またなんとも言えない絶妙な顔をしてる!本当にベスト・オブ・ナイスキャスティングだと思う)が出るたびに本当に泣きましたが、キャラクターはもちろん、演じる役者も全員隈なく最高です!終了後は、全員が鼻をすすり鳴らしながらシアターを後にして行き「いい映画だな」としみじみ思いました。ラストシーンの衝撃も、映画でしかできないとっておきのブラックユーモアで、最高でした! " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "しゃぶしゃぶ~♪ これぞ愛の形\n この作品で涙の出ない人とは仲良くなれそうにもなれませんw色々なシーンに感動のタネが落ちていて、それがどんどんと大きくなってじわじわと涙腺を刺激してきます。家族それぞれの本当に複雑な環境、境遇が存在しますが、それでもなお母の死を前に前だけを向く姿勢に本当に涙が止まりませんでした。感動をする要素としていくつかあります、例えば・揺るぎない信念を持って迷いなく付き進んでいる時・気づかぬ間に愛に包まれていたときこのどちらも本作には含まれていました。宮沢りえさん、さっきwikiを見ましたがハーフなんすねw今年に離婚もされてる。あんまり出演作を観た記憶はないんですが良い役者さんでした。これでもかと愛と優しさに満ち溢れ、揺るがない信念を持っている姿は素晴らしかったです。杉崎花さん、華のある子では無いと思いますが実力は本物だと感じました。非常に難しい役でありますが表情がとても良い。顔をクシャクシャにしながら無く演技は本当に素晴らしいと感じました。クックドゥーのCMで始めて見た時は「なんじゃこの子は?w」と思いましたが、改めますwwこちらも複雑な役だった伊藤蒼ちゃんですが、もの悲しい表情とセリフが良い感じで家族の雰囲気をしっかりと出していました。そしてオダギリジョーさん「時効警察」等が大好きなんですが彼にしか出せないダメダメ感やふんわり感が最高ですwクスリと笑える場面もあり「湯気の様に店主が蒸発しました、、、」等のユーモアは本当に面白かったです。不登校に対するあの対応は○か×かはそれぞれだと思います、今の時代では×かもしれない。それでも娘を信じぶつかる姿は感動的でしたし、「わかってない」「わかってる」の応酬はいつかやり合った事があるなー、と思いだしながら涙しました。お互い愛し合っているんだなと。手話のシーンも本当に素敵なシーンでした。出来過ぎですけどね、みんな演技がうまいなー。ラストはタイトルがバンっと出てタイトルの意味が分かるのですが、それはダメだろとw法律に抵触してるんじゃ?wと思ったけど「ダメですよねーw」ってオダギリジョーが言っているのを見て「まあいいのか?w」と妙に納得したりw最後に家族で食事のシーンはあまりないのですが、朝からしゃぶしゃぶするシーン好きですw制服を着てたからもしや?と思ったけど朝からだったw食べてから学校行くの嫌だなーwそれでも泣きながら食べるご飯ってなんか良いよね、よく泣きながら食べたけどなんかそれが妙においしくって覚えてるわー。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "…\n ずっと気持ち悪い映画でした " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい。感動しました。\n キャストも内容もサイコーの作品でした。杉咲花さん、子役の皆さんの素晴らしい演技で、中盤から涙が溢れました。久しぶりに泣ける作品にめぐりあいました。是非映画館で。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "止まらない涙\n 重くドロドロした設定にも関わらず、嫌な雰囲気を醸し出さない作品。母親の強さはもちろんだが、死を前にした人間の覚悟のようなものを感じることが出来る。涙無しには鑑賞できません。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "完全にやられました。\n 一人で観に行って良かったかも…。号泣してしまいました。手話で会話するシーン「いつか役に達から…。」ピラミッドを見せて約束守るシーン。「もっと生きたい…。」ヤバすぎます。日本人の心を感じる映画です。多くの人に観てもらいたい。今度は大事な人と一緒に観に行くつもりです。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "隣のおじさんが号泣してて、引いた\n ということもありますが、皆さんの演技、感動しました。ここに樹木希林、光石研くらいぶっこんどいたら5になったでしょう。松坂桃李はミスキャスト、もう少し自分探し系の方が良かったね。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "おーきな愛ってこーゆーこと。\n そーだよね、愛ってこーゆーこと。教えて貰ったきがしました。気づかせて貰いました。全員、とても良かった。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "前向きになれた、本当に感謝\n なまぬるいけど、幸せな家庭で育ってなくても、強くて、たくましい人になれる、と思えた映画。まさに、湯を沸かすほどの熱い愛を全身で感じることができました。お母さんの包容力がすごくてすごくて!余韻にいつまでも浸れます。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "お湯が沸いたらお別れなのね\n 泣いて、笑って、最後にまさか…!と度肝を抜かれました。ラストは非常識と言うよりもブラックユーモアですね、邦画では珍しいけれど。そんな無理やりな展開も、中野量太監督の強引とも言える力業に押し切られたって感じです。もうこれでもかと言うぐらいに不幸ネタをぶっ込んで来るので、涙が渇く暇なんてありゃしない。もうこれは涙腺への波状攻撃ではないでしょうか。あまり余命ものとは反りの合わない自分ですが、今回は宮沢りえを始め各女優陣の頑張りに完敗を認めます。特に鮎子役の伊東蒼ちゃんの暗~い眼差しと泣きの演技にウルウルされっぱなしでした。この秋、映画を見て思いっきり泣きたい人にオススメです。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "かなりいい具合の泣ける映画。\n よかった!観ていて久しぶりに涙が堪え切れなかった。杉咲花の圧倒的な存在感!自然な演技がすばらしかった、さすがの宮沢りえもよかったが、ホイコーロー少女おそるべし。ストーリーを要約すると、かなり展開が多くて無理がありそうだが、うまく構成されていて違和感もなく、次々にくる波に引き込まれた。いい映画だった。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "2016年、とにかく見て欲しい一本!\n 冒頭15分から涙が止まらず、ひとりで見たらきっと嗚咽を漏らしながら号泣していたことでしょう。心をグワングワンと揺さぶられてしまいました。中野監督、おみごとです!!今年ベスト級の一本となること間違いなし!そんなある家族の熱い熱い物語です。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "生涯の一本になる。\n かつて母親に捨てられた主人公が、同じく母親に捨てられた娘の母親となった。学校でいじめられる娘を厳しく育てる反面、その何倍もの愛を娘に注いだ。逆境に負けない母親を演じる一方、時折見せる弱さを巧みに描いた。幼きころの主人公と娘の重ね方が秀逸で、主人公の成長過程を想像しながら感情移入できる。いくつもの伏線を散りばめ、それを全て上手に回収した。宮沢りえは、主人公の幼きころの悲哀、逆境に耐え克服してきた過去、愛する人と出会い家族を持った喜び、母親としての使命感、その全てを完璧に演じきった。子役の二人は天才的な演技で魅了する。だからこそ、ゆるめのオダギリジョーが果たす役割がまた大きい。ラストは賛否両論あるとは思う。しかし、関わる者全てを温かな気持ちにさせた主人公が、死してなお、大好きな家族の身も心も温めることで、その温もりは永遠に消えないはずだ。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "最低の終わり方\n 主人公の底抜けの前向きさに共感できないものの、途中までは普通に観てました。ちょっとジーンとしたり、クスッとしたり。しかし、あの終わり方は最低だと思います。みんなでお風呂に入っているシーンを観て、まさか、と思いましたが、炎の中に足が見えた瞬間ゾッとしました母親、妻、あるいはただの知り合いの女性、をみんなで燃やす。そして、その炎で沸かしたお湯に浸かって談笑、なんて気が狂ってる。ただのホラーです。愛でもなんでもないです。気持ち悪い。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "俳優陣の力技!\n 午前中に観ていた某アジア映画のリアリティとセンスに感嘆した後でこちらになだれ込んだため、前半の都合よく進む展開で、邦画って本当に、、と思っていたが、やはりフィクションの中の良さというものが後半グイグイ伸びてきてエンドタイトルでビシッと決まった感じ。宮沢りえは言うまでもなく、やり過ぎに見えがちな杉咲花は、そうかといってやはり魅せてくるし、でもやっぱりなんといっても瞬間で持っていった篠原ゆき子が鮮やかだった。よーく考えても、なかなか病院のああいったベタな窓外のやりとりで泣かすのは博打のように思えるが、はまっていたのではないか。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "納得の125分\n 作品内のすべてのエピソード、仕掛けが無駄なくラストに繋がる。約2時間のこの作品を割引1000円という価格で観れたのは「本当にいいのだろうか?」という感想。得が多すぎる。時代は移ろうとも変わらず作品のテーマとして存在する「家族」。それを、血の繋がりのみでなく描いたのはとても良かった。素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とにかく泣いた……\n 母ちゃんの生き様、ホントにカッコ良くて…魂揺さぶられました。宮沢りえさんをはじめ、キャストの演技が最高です。愛に溢れる母ちゃんに、ダメダメなんだけどすご〜くいい奴な父ちゃん。こんな親に育てられたら、子ども達は真っ直ぐ正直な素敵な大人になるんでしょうね。母ちゃんにとっては、血の繋がらない娘達だけど、あれだけ情熱を持って向き合えるって……ホントに素晴らしい。感動し過ぎて涙止まらなかったです。そして、ラストがまた斬新で驚きました。でも、すごく良い!タイトルの意味がわかりました。 " + }, + { + "date": "2016-10-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "絶賛の評価に否定なし\n 絶賛の評価に否定なし。ちょっとセンスのない題名に躊躇せず、是非観て欲しい作品。豪華な出演者の素晴らしい演技も魅力。ネタばれ致命的なために敢えて抽象的な表現で止めますが、感動間違いなし。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "子役も含め俳優陣の演技は満点。脚本はちょっと弱い。\n 子役も含め俳優陣の演技は満点。脚本はちょっと弱い。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "オダギリジョーと杉咲花\n いい話なんだろうなーと思ってたけどやっぱりいい話だった。家庭環境は複雑が更に入り混ざったような状況だし、余命数ヶ月の母とその家族の話だし、つらいお話ではあるけど…不幸と涙を売りにしてる作品じゃなく前向きにみんなで頑張ってるのが良かった。あとオダギリジョーと杉咲花!「家族のうた」でも親子の役で出てて、それが凄い良くて、あの時期のドラマで間違いなく一番面白かったのに、視聴率のせいで1話分短くされ私はとても憤慨してた。その分、こうしてまた親子共演してて…嬉しかった(T ^ T) " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "天晴れ、宮沢りえ!\n 宮沢りえと杉崎花の役者魂がまっこうからぶつかり合う。それは、衝突ではなくて、抜群の相乗効果。宮沢の気合が杉崎の熱気を呼び、それに応えるように宮沢の迫真の演技が昇華されていくようだった。オダジョーのダメ親父っぷりも、むしろ心地よい。宮沢演じる双葉の人柄が、他の人々の心を揺さぶっていくのがよくわかる。もしこんな人が身近にいたら、僕だって引き込まれるもの。全編にわたり、双葉の想いが溢れすぎている。安澄と君江が会うシーンなんて、「あとで役に立つから」って言葉のせいで、そこにいない双葉の姿が、涙があふれた僕の瞼に浮かんできてしょうがなかった。何より、ベットでの演技は秀逸。目を疑うほどに驚き、唖然としてしまった。宮沢自身が母を癌で亡くしており、その経験が生きているのであろう。ラストに、タイトルの意味がわかる。久しぶりに震えるようなオチだった。その、とても常識外れの行為に、涙、涙。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "愛に溢れてた。\n とても良い映画でした。泣きました。ラストは特に… " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "宮沢りえ いいな!\n 余命2〜3ヶ月を宣告され死ぬまでにやり遂げたい目標を次々と達成していくテンポの良さは、観ていて気持ちが、良い。最後にどんでん返しもある。 強いて言えば終盤にもっと何かが欲しかった。でも宮沢りえは、よかった! " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "変わった\n 映画を観た後で、考えかたが変わる。愛おしい映画。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "まさかとは思ったのですが…\n 話が進むにつれ、ひょっとしてまさか…いや、それはないない…と一瞬よぎったのですがラストはやっぱりのまさかでした!そういう意味かと。そんなアホな…でも最高。好きです、こーゆー映画。これこそ映画って言っても過言ではないかも。悲しくてどうしようもなくつらい気持ちになる場面と笑える場面がバランス良く展開していくので重くならず暖かい気持ちになれる映画でした。宮沢りえと杉崎花が演じる親子のやり取りがとても自然で引き込まれました。特に宮沢りえが強くて優しい母親像を熱演していてとても等身大の母親に見えました。子役たちの演技が素なのかわからないほど自然でとても子どもらしい演技。気付いたら親目線で見てました。オダギリジョーは何をさせてもオダギリジョーで逆に好感が持てました(笑。血が繋がっていなくても同じ時間を一緒に過ごすことの大切さ。自分の血が流れていなくても好きになってしまった人の血が半分流れていればただそれだけでその子を愛する理由がある。自分が産んだ子供以上に親の責任として残された時間で精一杯愛を注ぐ母親の姿が印象的でした。残された時間で何ができるか。残された家族は何ができるか。家族の絆は常識を覆す力がある。観終わって外に出ると空気が冷たくそのまま銭湯に行きたくなりました。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前評判を越えたかな?\n 作品全編にちりばめられた仕掛けが、嫌じゃなく効いている。後から後からあれもこれも、そうか、なるほどとなる。煙突からの赤い煙は、too much元とれました! " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "大女優、宮沢りえ!\n 号泣!このまま泣きすぎて死んでしまうのではというぐらい泣いた!決してお涙頂戴のあざとい演出はなく、純粋に宮沢りえ演じる双葉の生き様に心底感銘を受けた。宮沢りえの鬼気迫る渾身、入魂の演技。ホントに素晴らしい!ずっとずっと忘れられないキャラクターとなった。宮沢りえに引っ張られるように他の演者も素晴らしいパフォーマンスを発揮している。まるで劇中の双葉が周りの人たちに発破をかけ背中を押し人生を変えていくように、実際の現場でも宮沢りえの影響ですごいケミストリーが生まれていたのだろう。まさに大女優の為せる業か。双葉の主張は一貫して「逃げちゃだめだ」。どんなことがあっても立ち向かえと。あまりに真っ当なメッセージ。予告ではどんな時も明るい肝っ玉かあちゃんのイメージだったが、本編では、そんなに単純ではなく、ちゃんと不安や葛藤もうまく演じている。ここが説得力がある。中野監督、メジャー映画デビュー作らしい。演出も話し運びもスムーズで、見やすく素直に没頭できた。子役の使い方もうまい。是枝監督に匹敵する才能じゃないだろうか。次回作も期待したい。当然、宮沢りえの次回作も期待したい。しつこいけど、宮沢りえ、ホントに最高だ! " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "母に会いたくなりました。\n 母の強さ家族の絆 " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱ良い。\n 先行上映で良かったんでもう一回見る。舞台挨拶がみたかったのもあるけど。おかげでTIFF二本損したけど、返しに有り余るほどの涙をまたまた頂きました。前回一回見ただけで、最初の方の伏線に気づとなぜかうるうる。いきなり女性下着を干すシーンはやはり☓☓監督なんだろうけど、おかげで後のシーンはさして気にならない配慮かな。でも監督の趣味指向がわかったような. " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子役の演技がすごい\n いい映画でした。主演が宮沢りえさんだったので期待してなかったのですが(ごめんなさい)子役の演技にやられました。単純なストーリーかと思いきやそうでもなく。血だけでない絆が描かれてました。 " + }, + { + "date": "2016-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前評判どおり!\n 全体的に感動ストーリーでした!宮沢りえの肝っ玉母さんぶり、オダジョーの駄目おやじぷりが、はまりました。宮沢りえと杉咲花の親子の葛藤など親子で観ると感慨深いとおもいます!自分も母と観に行きました! " + }, + { + "date": "2016-10-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "母の究極の愛に感動!\n 娘のために、必死になってくれる素敵なお母さん。強くて優しいお母さん役を宮沢りえさんがとてもカッコよく演じています。娘に強く生きることを教えてくれるハートの強い母でしたが…。ある日、余命2ヶ月の宣告を受けてしまいます…。もっともっと娘の為に、将来のために頑張りたかったはずなのに、あと2ヶ月だなんて…。悲しむ暇もないほどの短い猶予に、お母さんは覚悟を決めて生き抜いて行きます。『絶対にやっておくべきこと』を決めたお母さん。そのことを成すために、たくさんの愛を多くの人に届けてくれます!人と人との繋がりが強い絆で結ばれてゆくのは、お母さんのおかげ。たくさんの人を幸せにしたお母さんは、究極の愛に包まれながら葬られます。最後の葬られ方が愛を超越し、ホラーとかしたのは如何なものか…とも思えましたが、あれはあれで幸せだったのかもしれません。私は普通の葬られ方を望みますが(笑)『湯を沸かすほどの熱い愛』というタイトルに似合う、強烈なラストでした。タイトルの字体が妙にマッチしているように感じた結末となりました…(笑)追記当日は、会場に監督さんが来てくれました!素敵な作品に拍手喝采!終始笑顔の中島監督。朗らかな雰囲気が周りの人々を和ませ、みんなカメラを向けていました(笑)そして、私も思わすカメラを向けました(笑)監督、素敵な作品をありがとうございました! " + }, + { + "date": "2016-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "試写会視聴\n 余命2ヶ月のお母ちゃん(宮沢りえさん)。ただの闘病物ではない家族の物語。娘役の杉咲花ちゃんの好演、オーディションで選ばれた伊東蒼ちゃんの天才ぶり、オダギリジョーさんのちゃらんぽらんさ、伏線の回収の仕方、上手く纏まってた思います! " + }, + { + "date": "2016-10-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "熱すぎるぐらいに熱い愛だ\n 山間の地方都市で銭湯・幸の湯を営む双葉(宮沢りえ)であったが、一年前に夫・一浩(オダギリ ジョー)が出奔してからは休業状態。探偵(駿河太郎)に探索依頼をすると、あっさり隣町にいることが判明。一浩を迎えに行くと、同居していた女に逃げられて、幼い娘の鮎子と二人暮らししていた・・・といったところから始まる物語は、その後、双葉が末期癌であることが判明して、ジェットコースターに乗っているかのような展開をみせる。高校でいじめられている娘・安澄(杉咲花)の物語、安澄と鮎子を連れての小旅行の本当の目的など、あまりにも起伏に富んだ物語なのだけれど、監督の巧みな演出にあれよあれよと乗せられてしまう。久しぶりに、観客として「翻弄される」快感を味わったような思いがする。そんな翻弄する物語を支えているのは、宮沢りえをはじめとする出演陣のリアリティある演技。宮沢りえの、直接的な「熱い愛」。ダメダメ父親だけれど、なんだか許せてしまうオダギリ ジョー。双葉の「熱い愛」を正面から受け止めて、大きく成長する娘を演じる杉咲花。そして、「他所の子」という思いもありながらも、幸の湯一家一員でありたいと願う、けなげな幼い鮎子(伊東蒼)。このアンサンブルが素晴らしい。なお、タイトルの『湯を沸かすほどの熱い愛』は、予想を超えたような結末を指す語であるけれど、巻頭の銭湯の煙突のカットで、勘が良ければ気がつく。大団円直前の喪服の親族たちが河原で和やかに談笑するシーンを含めて、小津安二郎の『小早川家の秋』を思い出す。最後のカットは、黒澤明の『天国と地獄』か。<追記>エンドクレジットでわかるが、幸の湯の外景と内部のロケ地は別の場所。銭湯内部は、東京文京区にあった「月の湯」というところなのだが、昨年2015年に廃業していました。うーむ、この映画を観て訪れてみたくなったのだけれど、残念至極であります。 " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ちょっとなかだるみ…\n そりゃあこんな設定なんだから泣ける映画ってのは確定です。笑える小ネタも挟みつつ感動の大団円へ…これも定番。だからこそもう一ひねり欲しい、ちょっと物足らない、2時間たっぷりの長尺で間延び感がありました。しかし宮沢りえ&オダギリジョーの快演は見事、子役達も凄く良いです。そんな名演技に引っ張られた良作ではありました。 " + }, + { + "date": "2016-10-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "みんな、熱い愛に包まれろ!!\n 辛くて、笑っては不謹慎なシーンなのに笑える。監督の演出が見事!泣き笑いで心が忙しい映画でした。一晩寝ても目が腫れているのは、歳のせい?試写会が金曜で良かった〜(笑)オダギリジョーのダメダメっぷりが本当に良かった!あのシーンとか、あのシーンとかは、彼にしか醸し出せない最低な魅力が全開でした(笑)公式サイトの投稿はネタバレOKなので、詳しくはそちらで。;^_^A宮沢りえはもちろん良かったです!とくに、車の中での一言には痺れました。物語が進むにつれて、いろんな事がわかっていくのですが「じゃ、あのときは本当はどんな気持ちだったのか?」と考えると胸が締め付けられます。それに子役の女の子達も素晴らしい。鮎子ちゃんが双葉さんの手を握るシーンや、探偵助手ちゃんが抱きしめるシーンには、小さくても女なんだなぁ。と感じました。やっぱりラストは映画にしか出来ない名シーンとなりましたね。お前らみんな、女の熱い愛に包まれろ!!。・°°・(>_<)・°°・。 " + }, + { + "date": "2016-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しいけれど、温かい\n 久々に涙がじわりじわりと来ました。宮沢りえが放つたくましいお母さん・女性像には惹かれました。役者魂を感じました。宮沢りえのダメ夫役、オダギリ・ジョーがいい味を出していました。これが渡辺謙や三浦友和だったら全然ティストが違うだろうなーと思いました。悲しい映画なのですが、でも宮沢りえの周りは温かくて・・・泣き笑いしたくなる、そんな作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-10-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "今年、いや、ここ10年でNo.1!!\n とにかく冒頭から泣きと笑いが交互にくる。こんなに皆で一緒に泣いて笑ったのを私は体験した事がない。この家族の大きな愛が全員を包み込んだみたいな感じだった。母が余命2ヶ月で、お涙頂戴系の映画かと思ったら、いい意味で裏切られた。昨日さんざん目を腫らしたのに、今日また思い出して泣けてくる。それくらい心にガツんときて、深く残ってる。公開したら、母と父と旦那と子供とみんなで観に行こうとおもう。 " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか\n 役者と脚本が良いと、やはりいい映画(^ ^)最後は、非現実的な終わり方。実際やったら問題だよなぁ(^_^;)子役が熱演すれば、大人の役者は勝てんわ。追伸 監督の略歴が、わからんな(^_^;) " + }, + { + "date": "2016-10-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 30, + "review": "監督の、少女に対する性的目線ばかり感じる\n 感動作とあるが、信じられない。批判せずにいられないシーンがいくつもある。単なる駄作ならいいが、許しがたいのは、少女を性的な目線で見ているとしか思えないシーンである。まず一つ、いじめられていた娘が制服を盗まれるが、授業中に自らジャージを脱ぎ、パンツとブラジャーだけになるシーン。これが「いじめに勇気を持って立ち向かった」ことらしいが、目を疑った。ただ少女の生々しい下着姿を見せたかっただけなのでは。この伏線として、白いブラジャーの色気のなさに母が気づき、かわいいものを娘にプレゼントするシーンがあるが、ここでも「彼氏は?」とか「もうそろそろこういうのをするべき」などと言っている。思春期の子供の性愛事情に干渉するこんな母親はただでさえいやだが、これを男性監督が描いたのかと思うと何重にも気持ち悪い。もう一つは、以前に住んでいたアパートの玄関でしゃがみこんでいた妹(連れ子)を連れ帰るシーン。立たせようとした瞬間、妹はお漏らしをしてしまう。小学生(推定)がお漏らしをしているシーンを真っ正面から撮っているのだが、このお漏らしに必要性がほとんど感じられない。お漏らしをしたパンツをその場で母が脱がせるシーンも撮り、姉は意味もなく「あゆこ、ここにあり」などといってお漏らしパンツをアパートのノブに引っ掛けて帰るのである。これも非常に性的なものを感じて気持ち悪い。さらに一つ、母と娘2人がドライブをしているとき。そもそも目眩を起こすほどの末期癌患者に運転旅行を許すことが信じがたいが、そこに突然得体の知れない若い男が来てヒッチハイクを志願してくる。これを許す母も母である。この男は、母娘3人と食事中、ヒッチハイクの途中で起きたいかにもおもしろいエピソードという感じで「50代くらいの女トラック運転手に乗せてもらったとき、ラブホに連れていかれてしまった。イケるかも、と思ったけど最終的には怖くて逃げてきた」というような話をするのである。高校生と小学生の女の子に対して、である。信じられない。それを母娘3人も楽しく聞いているという設定なのがありえない。栃木県の設定なのに幼馴染が関西弁だとか、浮気して帰ってきて全然仕事せず見舞いにすらいかない夫が「憎めない存在」でもなんでもなくただただ腹立たしく見えるとか、ダメな部分を上げたらキリがないが、特に許せないのが上記のような少女と性をめぐる部分である。中野量太監督の良識を疑う。役者陣は豪華すぎるほど豪華なので文句はない。ものすごくやりづらい役なのに、杉咲花はとてもがんばっていた。各批評サイトで「人生で一番の映画」などのコメントが目立ち、評価が高すぎるのも気になる。単純に考えても役者の演技以外は駄作の部類。 " + }, + { + "date": "2016-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "人を思う強い気持ちは人を変えていく。芯の強い母りえさんに相反する父...\n 人を思う強い気持ちは人を変えていく。芯の強い母りえさんに相反する父オダジョーのダメっぷりがなんとも笑えて可愛かった! 単なる泣ける話です終わらない良い作品です。それからラストシーンがちょっと衝撃! " + } + ] + }, + "201": { + "title": "64 ロクヨン 前編", + "reviews": [ + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後編が楽しみ\n 記者クラブとの駆け引きがリアルな感じ。昭和の湿っぽい雰囲気が、事件の陰惨さに深みを与えている。警察の隠蔽工作が映画の様に、実際に行われていそうなリアリティがあって恐ろしくなった。 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "本格サスペンス\n ハラハラドキドキ、早く結末が知りたくなる。犯人はだれなのか?身近にいる人物なのか、それともまだ姿を表していない人物か。はやく犯人の顔が見たくなる。そして警察とともにこちらも推理を働かしてだれが犯人かつい頭を働かせてしまう。被害者の父親が犯人の声だけを頼りに電話帳を頼りに片っ端から無言電話をしてもしもしの声だけを頼りに犯人を特定しようとする地道な作業には衝撃を受けた。勝手にショーシャンクの空が頭に浮かんだ。佐藤浩市の熱き警察官役もいい。警察内部の対立に巻き込まれながらも事件解決へ妥協することなく捜査を進めていく姿にはつい応援したくなる。結局最後は普通のどこにでもいるような奴が犯人で少し拍子抜けしたが良くできた本格サスペンス映画だった。 " + }, + { + "date": "2019-06-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 友達が面白いって言ってたのを思い出して観賞。ハリウッド映画ばかりみているせいかワクワクしない。 " + }, + { + "date": "2019-05-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "64\n いるのかなってゆう前篇 " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "重厚な演技で魅せる組織の中の豊穣な人間模様\n 「64‐ロクヨン‐」二部作第1部。二部作連続の地上波放送で再鑑賞(2019/4/28)。お昼にやるなんて、何と贅沢な!(笑)NHKで連続ドラマが放送される前に原作を読みました。魅力的なキャラクターたち、豊穣な人間ドラマ、エモーショナルな伏線…横山秀夫作品らしい重厚なストーリーが展開され、非常に読み応えがありました。本作公開当時に「月曜名作劇場」で放送された、“人事の鬼”二渡を主人公にしたスピンオフ・ドラマ2本(「陰の季節」、「刑事の勲章」)もちゃんと観ました(笑)たった7日間で幕を閉じた昭和64年に発生した“雨宮翔子ちゃん誘拐殺人事件”。総力を上げた捜査の甲斐無く、身代金を奪われた挙げ句最悪の結末を迎え、未解決のまま14年の月日が流れ時効間近。この事件は“ロクヨン”と呼ばれ、県警内最大のタブーとなりました。その“ロクヨン”を巡り、刑事部と警務部の全面抗争が勃発。古巣の刑事部に忠誠を尽くすのか、警務部の一員として職務を遂行するのか…相容れぬ思惑を抱えた両者の板挟みとなった広報官・三上(佐藤浩市)の苦悩と戦いが胸に迫って来ました。“ロクヨン”事件捜査のとあるミスの隠蔽が明らかとなる中、警察庁長官の“視察”とその裏に秘められた思惑、被害者遺族(永瀬正敏)への対応、県警記者クラブとの深まる溝、自身が抱える行方不明の娘の安否への不安…様々な苦境が一挙に降り掛かり、これでもかと言わんばかりの苦難に対峙する三上の姿は、社会人としてめちゃくちゃ共感できるものでした。組織の中で生きる者の苦悩が丹念に描かれていて、身に覚えのある事柄に頷き、ときには胸を締め付けられるような想いを抱きました。無理解な上司からの圧力に晒され、思うように行かない状況に切羽詰まりそうになりながらも、問題の妥協点を探りながら真相究明に奔走する…。自分の中の信念と正義に従い行動しようとする三上は、決してヒーローのような完璧な存在ではないかもしれないけれど、非常に人間味に溢れたキャラクターだなと思いました。私もその曲りなりの強さが欲しいなぁ…。三上を始め、その他の豪華なキャストの顔触れが重厚かつ濃厚。これ以上は無いだろう面子が揃っていて感無量でした。演技達者たちが織り成す真に迫る熱演に引き込まれ、原作が持つ世界観を見事に再現しているなと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-03-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "映画としては、30点\n あまりに原作の要素を詰め込みすぎて、映画としての完成度を落としている。残念な作品。基本的なキャストに問題ないが、主役の醜顔が、大切な要素なのに、佐藤さんでは美男すぎる。残念。見る価値なし。 " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "原作を読み、テレビドラマで見て、それでも目が離せない迫力\n 印象がまるで違うのです。俳優でこれだけ違うものが作れるのか!警察の闇、運命、生い立ち、様々な要素も、テーマとしてある。でも、原作者が描く最大の目的は其々の人の生き様。シンゴジラのようにただ沢山出てましたではない、演出。榮倉奈々のひたむきさ。窪田正孝はテレコ抱いて泣く、引き籠り君のせいじゃない手紙見て泣く姿。その他、諸々、みんな、全て脇役なのに主役みたいに輝いている。変な例えですが、決められた役をこなしている、そんな感じではなく、其々の人生を見せつけられ、まるで群像劇のよう。しかし、一つの大きな波に翻弄されていく。どんな事があろうとも、生きていく、それでもやっぱり生きていく。何か、自分の生き方を問われているような緊張感が溢れて、目が離せない。後半が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "後半に期待\n 前半は事件よりも新聞社とのやりとりが中心で、いまいち感は拭えない。後半も見てみないとなんとも言えない。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "前編、後編の意味\n まあ、原作も長けりゃ、まとめると作品に重みや面白味を熟成させるためにこの長さが必要だった。ストーリーの布石を置きクライマックスまでの重さを加えるためだけど個人的には長いとは感じなかった。小説の序盤の様に細かく描写出来ないから絵的に魅せる工夫と出演者の演技力で上手く前半をまとめたと思う。久々に日本の俳優、女優の底力を観た。とは言えあくまで前哨戦なのでこれから期待が膨らむいい流れは出来てます。さあ、後半だ! " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まず前編\n 原作を読んで、どう描くのか気になりました。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "超豪華キャストで重厚な物語\n たった7日しか無かった昭和64年。時効があと1年と迫った14年後、事件が再び動き出した?という前編。出る人出る人大物。豪華キャストで言ったら、アベンジャーズ以上かも(^o^)なのでみんなキャラが立ってて、それぞれの役が解りやすくて、安心して見てられる。それにしても、警察内部はこんなにいがみ合ってるのか?なかなか大変な世界だな…とりあえず、窪田正孝のヒゲが思いっきりつけヒゲだったのが気になった… " + }, + { + "date": "2018-05-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "しっくりこない。\n Amazon Primeで視聴。ストーリーの展開が色んな所に行ってしまい、あまりしっくりきませんでした。奥田瑛二さんの演技があまり上手くないと感じてしまいました。すみません。 " + }, + { + "date": "2018-05-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長い、原作も長い\n 長い、原作も長い " + }, + { + "date": "2018-04-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "18035\n 話が進まず、退屈 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかつかれた\n 出てる人凄すぎ。たまにあるんでしょうか。こんな映画。スポンサー凄いですね。 " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "後半に向けても予兆\n 前半と後半両方見ましたが、やはり前半なため前置きな感じです。警察官、広報官などの流れや、過去の事件の流れを映し出してました。後半でどんどん展開が進むのですが、前半もそんなに大きな展開はないですが、見ていて飽きない感じには進んでました。あまりこういう硬い映画を見ることがないのですが、久々に見ました。あと出ている人が本当に豪華で、よくここまで大物、主役を張れる人をたくさん集めたなぁと思いました。そこもあってみんな本当に有名な方ばかりで、脇役すら有名な方がいるため、すごいです。だから飽きずに見れたのかな?とも思いました。 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "最低の映画でした\n 最低の映画でした。 テンポが悪く、 ストーリーも空っぽでした。 広報担当者と記者クラブが必死に けんかする はなしです。 勘弁してください。 " + }, + { + "date": "2018-03-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "開かない窓と重い扉\n 主人公三上が県警広報官として、64担当元刑事として、夫として、父親として、ひとりの人間として、360°全方向戦っている話でした。未解決事件を人事に利用、記者クラブとの仲の悪さ、本部長室の信じられないくらい重〜い扉にびっくりしました。退職者の見張りに人員を割くくらいなら、犯人探さないの?と、警察組織の体質?に違和感が続くのですが、ひっそりと亡くなったおじいさんの話によって、三上と記者クラブとの間に血が通う所で自然と涙が溢れました。ようやく当たり前の人間性が共有された安堵の涙でした。出演者達の演技戦争か?!というくらいの熱演が良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんか難しかった\n 内容をしんけんに見ていないと置いてけぼりになってしまうな。前情報なしでの視聴なので、余計難しく感じたのかな。あと、俳優陣がすごいな " + }, + { + "date": "2017-11-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "広報官と記者の確執が面白かった\n 広報官と記者の確執が面白かった " + }, + { + "date": "2017-11-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レベルが高いですね\n 組織で生きていく難しさ→からの…人情!!!という王道ストーリーを見事に魅せてくれました。俳優やシナリオのレベルの高い作品を観たいならこういうのでしょう。 " + }, + { + "date": "2017-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前・後編だったワケ\n 劇場公開時は前・後編という理由で観なかった(インターミッションのある長尺だったら観たかもしれない)が、たまたまアマゾンプライムにあったので見始めた。原作は読んでいなかったが、クライマーズ・ハイの素晴らしさは読んで知っている。誰もが知りえない広報官と記者の関係性、キャリアとたたき上げの違いなど、まさに警察小説の最高峰を最高の役者で作り上げた作品。出演者全員が素晴らしい役者で、全く息がつけない。2部作であるのは仕方ないと思う。後編も楽しみ。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "広報官という存在、広報官と記者クラブの関わり方がわかった。現実はこ...\n 広報官という存在、広報官と記者クラブの関わり方がわかった。現実はここまでくさくはないと思うくけど、まあまあかな。瑛太はやりすぎ。 " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優のキャスティングがいい\n どの俳優さんも演技が上手くて安心してみていられる。ただストーリーとしては盛り上がりがあんまりない印象でした。事故で亡くなったおじいさんの日常の話が感動しました。一人ひとりに人生があるんだなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマも良かったが\n 映画もなかなか。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "瑛太がムカつく\n 個人的に、横山秀夫の最高傑作だと思う『64』。この原作を読んだ時の興奮は忘れられない。刑事部と警務部の確執、警察広報と新聞社の対立、熱い闘いがそこにはある。ほぼ原作を踏襲した展開を(後編はどうなるか分からないが)、俳優陣が熱演。特に瑛太がムカつく。こんな嫌味な奴がいたら、絶対に殴りたくなる。そこ迄思わせるとは、相当な演技力ということか。このくらいの年代の主役に、佐藤浩市ばかりが起用されるのは気になるところだが、引続き後編に突入しよう。 " + }, + { + "date": "2017-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まだ前編のみ\n 原作は読んでない。映画の作りは凄く丁寧な感じがします。カット割りカメラワーク、落ち着いていて映画って感じで凄く良い。話も面白かったよ。シンプルで分かりやすい。役者も皆様素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n WOWOWのドラマWばりに良かった。 " + }, + { + "date": "2017-04-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "部屋の中からじゃ、この窓は開けられない。\n 映画「64 ロクヨン 前編」(瀬々敬久監督)から。以前、原作を読んでいるからか、やや違和感を覚えた。あの650頁近くに及ぶ文字が、どう映像に表現されるのか、期待し過ぎたのかもしれない。どんなに素晴らしい作品でも、映画として4時間は長過ぎる。逆に、2時間前後に表現できないようなら、厳しい言い方だが、映像化は諦めた方がいい、という感想を持った。と言いつつも、作品レビューとしてメモは増えた。前編は、記者クラブとの確執・不協和音を解決しようと、孤軍奮闘する主役、佐藤浩一さん演じる、三上広報官の動きが私のアンテナに引っかかった。「部屋の中からじゃ、この窓は開けられない。開けるには、自分が外に出て開くしかないんだ」この考え方が、彼の全行動を支えている。もうすぐ定年だから・・と及び腰の先輩警察官に対しても、本来なら話すこともままならない上司に対しても、同じ姿勢で臨むからこそ、部下の信頼が得られたのだろう。仕事で大切なのは、危険を承知で、問題の火中に飛び込む勇気、そんなことを感じながら、前編を観終わった。 " + }, + { + "date": "2017-04-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お腹いっぱい\n 原作本、初版で読んだんだけど。覚えてませんでした。前編・後編一挙見。前半はスーツ姿がいっぱい過ぎ。年齢的に、上は奥田瑛二さん、下は窪田正孝さんまで。私にドンピシャな俳優さんばかり。よくぞここまで集めたなー。椎名桔平さんなんて、友情出演か?っていう。警察物よく見るけど、「広報官」がメインの話って珍しいな。でも、泣くシーンはイマイチへたくそな気が・・・。で相変わらず永瀬正敏さんの怪演ぶりは、観る価値あり。 " + }, + { + "date": "2017-04-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "駄作\n 昭和64年ということにこだわる以上に脚本にもっと手を入れるべきでは、とにかくリアル感が全くない。場面場面で、繋がるセリフがこんなこと言うか?と疑問を感じ、物語に興味が無くなる。あれだけの、ベテラン俳優が出ていて、「ここおかしくないか?」などと意見を出せる環境を作れはもう少しマシな作品に、なったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-04-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "原作の面白さが映像に出ている\n 横山秀夫の原作の面白さが十分に映像化されている。前後編に分かれているのはイマイチ " + }, + { + "date": "2017-04-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "わかりにくかった❗\n なんかわかりにくかった? " + }, + { + "date": "2017-03-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "なんかよくわからなかった。 前編の最初と最後だけ良かった。\n なんかよくわからなかった。前編の最初と最後だけ良かった。 " + }, + { + "date": "2017-03-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "前編だけで十分面白い\n 昭和64年に起きた幼児誘拐殺人事件(ロクヨン)は未解決のまま、あと1年で時効を迎えようとしていた。主人公(佐藤浩市)はロクヨンの捜査を担当したが、今は広報官として捜査の第一線から外れ、記者クラブ対応や警察組織の忖度に悩んでいた。前編の山場は記者クラブとの対決で、泣かせてくれる。これじゃ後編を観たくなる。 " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "事故で亡くなったおじいちゃんの話が泣けた\n 事故で亡くなったおじいちゃんの話が泣けた " + }, + { + "date": "2017-02-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "役者揃い\n 役者揃いだが、盛り上がりにかけた。 " + }, + { + "date": "2017-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ドラマ版観てるからこそ観るべき\n ドラマ版を観たからいいかなと思ってずっと観てなかったけど、観て良かった。ドラマ版観てるからこそ観るべきだったと思った。映像、スケール、演出、緊迫感、音楽、ドラマ版を映画化するとはこういう事だ!と言う、上手く言えないけど映像から受け取るパワーに圧倒された。佐藤浩市の熱量、64で壊れて行った永瀬正敏と瑛太の死んだ目と冷たい目が印象的だった。専門用語が多くて警察組織の事や記者クラブの関係など分かりにくいところもあるけど、個人と個人、と思えば分からないままでも後半への期待が出来る。 " + }, + { + "date": "2017-02-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "佐藤浩市の迫真の演技\n 記者クラブと話すシーン、魂がこもっていて凄かった。 " + }, + { + "date": "2017-02-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "刑事、父、人、報道官\n 刑事として、父親として、人として、そして報道官として葛藤し続ける。 " + }, + { + "date": "2017-01-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "zeze\n 可もなく不可もなく。流石にガチッとしてるし。夏川結衣が良い感じだし、遺体発見場所の鉄塔したの廃車置場がいかにもで良い感じ。何だか警察組織内部の描かれ方が、忠臣蔵とかみたいな感じ、原作がそうなんだろけど、zezeにしては昭和64年って設定があんま昇華できてない感じ。〜戦線狼とか描いてきた人なのに。 " + }, + { + "date": "2017-01-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "普通こんな仕事やめる!!\n 官僚組織、上司(コロス!!)、部下、未解決事件、遺族、記者クラブ(コロス!!)、家庭。これ主人公が全部ひとりで対処するのは無理過ぎますが、主人公は奮戦しています。私なんかでは何度ストレスで病死しても足りない、と何度も唸らせるくらいうまく描写できていると思います。終盤は圧巻です!! " + }, + { + "date": "2017-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和64年\n 1週間しかなかった昭和64年のことをすごく思い出しながら観ていました。刑事・警察という仕事もいろいろとあるんだなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-01-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "警視庁内の記者クラブの存在とかからして組織の事となると良く理解でき...\n 警視庁内の記者クラブの存在とかからして組織の事となると良く理解できない私wそれでもキャスティングも良いし、脚本も後編に向けてどうなるのか楽しみな気持ちで見終わった。 " + }, + { + "date": "2016-12-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "とりあえず後編に期待できるが……\n 7日間だけだった昭和64年に起きた誘拐殺人事件から14年後、未解決のまま時効まであと1年というタイミングで、再び14年前の誘拐事件を模倣した誘拐脅迫電話がかかってくる。横山秀夫の小説を映画化した作品。ずっと以前に「D県警シリーズ」の一つとして読んだし、2015年にNHKが制作したドラマ版もすごく良かったので、映画も期待してみた。前半は、県警の高級官僚と叩き上げ刑事たちの対立、県警広報官と記者クラブとの確執、後編に続く「幸田メモ」を巡って14年間も続いている刑事たちの苦悩などを描いている、いずれもなかなか良く描けていた。やや説明の足りない部分もないわけではないが、それぞれ並行して進んでいるエピソードがバランスよく、物語に心地よく引き寄せられていった。佐藤浩市、瑛太、永瀬正敏、吉岡秀隆など重要人物を豪華キャストで占め、演出も重厚感と安定感を感じさせている。後半に期待できる出来だった。しかし……(後編に続く " + }, + { + "date": "2016-12-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ぐいぐい\n 引き込まれるこの感じ。やっぱりいいな…。でも切なさの予感。 " + }, + { + "date": "2016-12-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市の周りの人物にイライラ\n 原作は観てません。犯人特定方法のみ知っている前提で観覧。64と言う時効あと1年の過去事件を追求する映画ですが、冒頭から主人公佐藤浩市演じる警察広報官を取り巻く人物達に最初から腹が立った。記者クラブ、上司、行方不明の娘、、、とにかくイライラ。と言うか、スレ過ぎてます。ホントに64ストーリーに欲しいの?と思うくらいである。こんな警察内部と関係者を腹黒くしなくてもねぇ、、、で感じである。この映画は前後編の2部であり、1つにまとめてしまうと尺が足りず、逆2つだと余ってしまうからなのか?と最初から思えて、後半なんて糞食らえと投げ出しそうになる。前編は64ストーリーで無く、佐藤浩市苦悩サブストーリーである。話的には良い、だが長すぎる。原作に忠実ですから、あって当然と言う人もいるかも知れない。それならば(出来るなら)サブタイトルぐらい付けてもらいたかった。後編へ続く " + }, + { + "date": "2016-12-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラスト\n ラストの語りは涙が止まらず。広報官という職務の厳しさ、えげつないほどの板挟み、よく分かった。続きがきになる。 " + }, + { + "date": "2016-12-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣が凄い!\n まず、映画館で観たかったと思いました。佐藤浩市さんの演技がとても良かった!後編も楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-12-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ベテラン、若手俳優の熱演が秀逸\n 佐藤浩一はじて、永瀬正敏や綾野剛、榮倉奈々などなど。ベテランから若手まで、それぞれの役者が、役になりきって、細かな心理描写を演じきっていたと感じた。原作は、横山秀夫とだけあって、ストーリーも骨太で見応えあり!前編から後編への流れも、期待感のあるいい転換だった。観て損はない、むしろいい映画だと感じた。 " + }, + { + "date": "2016-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役者陣がいい\n 構成はよく考えられていて楽しめる作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2016-10-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが!\n 監督はよく知りませんでしたが、原作もキャストも超一流で素晴らしかったです。原作既読ながらも引き込まれます。 " + }, + { + "date": "2016-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高\n でした。後編はあれ?って思う展開ありきでしたけど。前編だけなら最高傑作でした。記憶が曖昧で前編か後編か忘れたんですが、三上が日吉にーお前のせいじゃないーって手紙?を渡したシーン。あのシーン泣いてしまいました。永瀬正敏さんはある意味第二の主役でした。素晴らしい。原作では読んだことないので早く読みたいです。と思いました! " + }, + { + "date": "2016-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "原作→最高、ドラマ版→原作同様素敵、前編→感激!!!\n 原作は横山秀夫作品の中でも最高傑作のひとつだと思います!NHKのドラマ版も原作同様、素敵な作品でした!!映画・64前編は、豪華俳優陣が原作・ドラマを凌駕しようとする気迫が物凄い!!!前編では、過去のエピソードや警察組織内、マスコミ関連の事柄など、事件自体が動き出す前のストーリーだったにも関わらず、興奮しなぜか涙が・・・興奮しすぎて、体力をかなり消耗してしまいました。傑作です!!!!・・・・が、後編は・・・・ " + }, + { + "date": "2016-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱くてワクワクするストーリー\n 横山秀夫きたきたー、って感じの緊迫した社会派ストーリー。ハードル上げすぎな気はするけど、次作が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "後編が気になる!\n 事件そのものというより、事件にかかわる人々を描いています " + }, + { + "date": "2016-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の最高峰\n 現在も読みましたが、原作以上の素晴らしい展開と佐藤浩市の演技には感動。警察内部の陰の部分を浮き彫りにしながらも、練りに練られたヒューマンドラマにも心を揺さぶられます。後編をどのようにまとめるのかとても楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-08-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おじさんばっかりだ( ^ω^ )\n おじさんばっかりという記号は、本気ってことを表してるのかな〜(´・_・`) " + }, + { + "date": "2016-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "引力\n 惹きつけられる。内容自体は、ほぼ事件の事に触れてないといえる。事件の、その14年後を描いてる。作品から印象に残ったのは、警察組織の澱んだ体制と体制に反抗する事が正義だと言わんばかりの記者たち。ホントに事件本来の事とは関係ない事が、延々と語られる。だが、無駄なカットは一つも無いように思えた。完結に至るまでに必要なプロセスなのだろう。じっくりと腰をすえ、まるで映画と真剣に向き合っていたようなそんな2時間だった。テレビでは味わえない感覚を久しぶりに覚えた。後編が楽しみで仕方がない。 " + }, + { + "date": "2016-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな要素をちりばめた前篇\n 「日本映画史上に残る傑作」「横山秀夫最高傑作」と銘打たれた映画の前篇。見る前はどうやって十数年前の事件で話を転がすんだろうと不思議に思っていたが、見れば納得。いろんな要素が主人公の周りに出てきてちょっとずつ本筋に絡んでいく。と言っても、64に絡むのではなく64に関わる主人公に絡むといった具合だが。前篇としてはかなり良い出来。新聞記者との確執、刑事部と本庁の衝突、娘の家出、そして64を忘れられない人たちが交じり合って物語を作っていく。そしてラストに起こる64模倣事件。ちょっとしたクライマックスの後に慌ただしく事件が展開する様は興奮を掻き立てる。そう、これは後編のための前振り映画なのだ。映画120分を贅沢に使ったプロローグ。こんな人が出ます。こんな事情があります。その中で主人公はこんな風に振舞います。変わります。からの!事件発生!後編へ続く!後編に期待が膨らむ、爽快な気分で映画館を出ることができるでしょう。しかし、ちょっと単調かな。説明を尽くさない割には映像描写がたっぷりあるわけではないし、前振りをぽんぽんと散らすのだったらまとめましたよ!と強い主張をしてほしかった。こういった淡白な描写がラストの興奮のためにあると考えると、まあ、うまく機能してるのだけれど。やっぱり日本の刑事ものはいいなあ、と思わせる作品。最近日本映画の良作が出ていてとても満足。後編もこの調子で面白くあってほしい。 " + }, + { + "date": "2016-07-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "疲れる\n ドキドキハラハラ、すごく疲れます。ストーリーはおもしろい。 " + }, + { + "date": "2016-07-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前編と後編を一気に観ました。\n 前編は記者グラブと広報官のやりとりが幾度となく繰り返され、少し長く感じました。前編後編に分けなくてもまとまる気はします。どんな企業も悪事は明らかになっていないだけであるのかもしれないが、その様な中でも人間的な主人公には好感を持てました。立場は違いながらも同じ人間として人の立場となって物事を考え人のために動く。簡単なことではないです。最初の身代金を運んだ場所に主人公の妻がいたことが、私としてはナゾが残ります。 " + }, + { + "date": "2016-07-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "前半だけでは終われない!\n 原作は読んでません。豪華なキャスティングに惹かれて観に行きました。最初から重厚感があって、一体どんな結末なんだろうとワクワクしました。事件に関わる重要なシーンを見逃すまい!と必死になりますが、あの記者クラブとの対決で頭のパズルがバラバラになりました。あそこまでエキサイトすると自分には知らない世界なので余計についていけないです。そこでバーン!後半へ続く...でしょ笑後半がどうであれ観ないとスッキリしませんズルい作り方です笑犯人も気になりますが、私は主人公の娘の行方が一番気になります! " + }, + { + "date": "2016-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重い、、、作品です\n 一言で言うと、重い作品です。主役の佐藤がそうしてるのか、娘の疾走と昔の事件を再現した事件の発生、真実はいかに。というところだが、挿入された娘の件が重すぎた。しかも、現実にありそうな話だから、よけいそう感じるのかもしれない。。 " + }, + { + "date": "2016-07-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い引き\n 思わずその日に後編も同日視聴。細かい事を申せばドラマ向き、後編失速が残念 " + }, + { + "date": "2016-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと見れた!\n ここ数年で読んだ本の中で1番面白かった64。ずっと楽しみにしていたものの、暗い話に疲れるんじゃないかと懸念して見れていなかった本作。思ったより、暗くない。泣けるけど、温かい気持ちに包まれる。2時間あっという間で疲れは感じませんでした。気持ちとしては後半も続けて見たいぐらい。結末を知っているから、驚きは少ないけれど。本が先か、映画が先か。結末を知らずに新鮮な驚きを得られるのは1度きり。映画が先でも良かったかなあ。本とはまた違った良さがあるけど、エッセンスはちゃんと全部盛り込まれている。佐藤浩市の演技は圧巻。榮倉奈々も意外とうまかった。音楽もいい。瑛太は嫌な奴がうまいなあ。幸田がずっと見張られてることに気づいた瞬間の驚きは小説では震えるぐらいの衝撃があったんだけど、映画ではサラッとしていた気が。あと、おじさん版イケパラでした。笑仲村トオルも三浦正和も佐藤浩市も。瑛太、綾野剛も。滝藤さんはいい味出してたなあ。榮倉奈々も一般人にはいないと思うし、美男美女だらけの警察&記者クラブ。それが違和感。笑そこだけ現実味がないかなあ。まぁ、売れっ子の俳優さん集めたら、美男ばかりになりますよね、しょうがないか。土曜なのに7時起きダッシュした価値はあった!早く後編が見たい!!邦画だけど、映画館で見るのがオススメです。 " + }, + { + "date": "2016-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なぜだか泣ける\n 交通事故死したご老人の半生。聞いてるうちになぜかぼろぼろ泣けてきた。被害者にも加害者にもそこまで歩んできた重い重い人生がはっきりある!それは誰にも伝わらない。新規性の高いニュースを求め続ける現場の記者にも当然伝わる術はない。しかし、突然あまりにも子細に伝わると...自然に感情移入してしまう。事件の真相そのものより広報官と記者との心理戦がメインに描かれてる。でもなんで主人公でもない半生になんでこんなにぼろぼろ泣けてきたのか?よくわからない。 " + }, + { + "date": "2016-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎたか\n いろいろ詰め込みすぎ。記者クラブとのやり取りに時間を使いすぎ。組織のドロドロした所は必要以上に良く描かれている。でも基本的に長すぎますね。前後編でなく一本で充分。 " + }, + { + "date": "2016-06-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "集中して観れる、あきない\n 淡々と飽きずに観れる。キャスティングも豪華。ちょっと、豪華すぎて、出し切れてない感も感じた。 " + }, + { + "date": "2016-06-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "佐藤浩市に尽きる\n レビューを見てあんまりいいと思ってない人もいたので、そんなに期待してなかったんですが、ここまで重厚な映画とは思いませんでした。配役も素晴らしいけど、この映画はひたすら佐藤浩市の演技につきます。最近、彼の演技の存在感に感心してたけど、ただただ感嘆しました。見ても損はしません、いや、佐藤浩市の演技を見るべきです。素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2016-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "警察の複雑な絡み合い。\n 警察のなかでは、色んな思いが渦巻いているなと、思いました。 " + }, + { + "date": "2016-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "多少詰め込みすぎかな\n 俳優陣やストーリーが少し詰め込み過ぎに感じましたが、それでも非常に楽しめた作品。後編が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怒涛の展開。\n 前編はあまり64本体の話は進みません。人間関係の模写、そして記者クラブとの揉め事が中心です。全て前フリのような内容で、話は一つも解決しませんでした。ただ、記者クラブとの関係は改善してその部分はスカッとしたのですが、後編で荒れそう。展開は非常にスピーディーに見えて全く退屈しませんでした。登場人物は多いですが、割と分かりやすい。ただ、こんな豪華でいいのかと思うほど有名どころが出てきます。中でも瑛太はやっぱり凄い。あのすかした嫌われ役がはまってた。綾野剛も熱い感じいいなと。金井さんはあの中では優しさがあっていい味出してますね。滝藤さん、そして椎名桔平のエリートの嫌みな感じも素敵です。後半どうなるのか、前編終わった後続きがすぐ見たくなる作品でした。 " + }, + { + "date": "2016-06-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "最初\n この映画、最初の部分観れてなくて、レビュー書かなかったんだけど、参考までに。最初の頃、犯人搜索体制で結局取り逃がしてしまう辺りから観た者の感想、としては、やたら滅多ら、警察内での記者クラブとのいざこざ、やりとりが冗長で長たらしく、比重を置かれて描かれ過ぎていて、記者クラブvs警察、と、でも名付けたい内容で全然面白くなくって堪らず途中退席。本当なら1~1.5なんだけど、皆さんの採点が平均で、3.8もあるので、最初を見損なうのと、そうでないのと、こうも作品評価が変わるのか?そうでないかも知れないけれど観る側の、実験的な意味を込めて2.5。昔の上映館なら見逃した部分を次の上映で補完してから帰れた。しかし、現在は1回こっきりなので、冒頭を見逃すと、作品の面白さが、作品の作りによっては損なわれてしまう時代だ、わざわざ確かめる為、また来場する客は限られる事を考えると、作品を作る側にも参考になるかな、その事を伝えたくてレビューしました。この作品についてはどうだったのかは知りませんよ。 " + }, + { + "date": "2016-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前編だけ観ました!!\n 小説を読んでからの映画でしたが、作品のイメージが壊れることなく、とても良く作り込まれていたと思います。音や映像の切り替えも、良かったです。あと一回観ます!! " + }, + { + "date": "2016-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "記者クラブのくだりが学芸会のようだ。事件だけに絞って一本にできなか...\n 記者クラブのくだりが学芸会のようだ。事件だけに絞って一本にできなかったものか。 " + }, + { + "date": "2016-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ホントにおもしろい\n 後編が はじまったのででは 前半からってことで鑑賞しました。同じこと考えてるのか結構 お客さまも はいってました。洋画は 劇場で邦画は 自宅ビデオでも いいかなってかんがえは まちがってました。佐藤浩市さんの 上手な演技もそれぞれのシーンでの ドキッとするほどの音も すごいです。みにいって よかった〜 " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "演者たちの魂を1本にまとめあげたかった!\n ポスタービジュアルのとおり、日本を代表する実力派俳優の終結ですね。もう豪華キャストのぶつかりあいで、怒涛の見応え。役者同士のケミストリーが、映画全体をダイナミックにしてます。元刑事で窓際広報官の三上を中心に物語が転がるんだけど、ほとんどが彼を演じる佐藤浩市劇場(笑)およそ100本の映画に出演してきたキャリアだから、優しさ、悔しさ、悲哀、動揺、怒り...様々な感情で翻弄する男の演技はさすがです。けど、それを際立たせるサブキャストたちがホントに上手い。まず永瀬正敏さん。彼はミステリートレインからファンですが、すっかりシブくなりましたね。子を亡くした親を演じる身を削った迫真の演技に、同じ親として涙が溢れてしまいました。そして広報官にくってかかる新聞記者の瑛太さんは、心情が届く深い演技だし、三上の部下綾野剛さんの等身大な感じは、難しいのによくこなしてました。そんな中堅を中心にして、夏川結衣さん、三浦友和さん、吉岡秀隆さん、緒形直人さんらが、自分の立ち位置でキャラを立たせながら存在感を誇示。キャストだけでわくわくする映画は、久しぶりでした。そんな役者のヒリヒリした質感だけで、この映画を観る価値は十分あるのだけど、やっぱり前後篇の仕組みににちょっと疑問かなぁ。この前篇の内容は、予告篇で描かれるような誘拐事件の犯罪サスペンスものではありません。64の誘拐事件の核心にはあまり触れず、広報官と記者クラブぶつかり合いや、警察内部の隠蔽に割かれている。ほぼそんな内輪話だけで2時間を引っ張るので、不必要と思えるカットもたくさん。正直、2時間半くらいで1本にまとめた方が、クオリティも含めて良かったのでは。興行的に見込めるから2本施策が邦画界のプチブームだけど、豪華キャストのギャラを工面するための二毛作?と勘ぐってしまいました。まあ、素人を多用した「ソロモンの偽証」よりは、ずいぶんマシですけど。小説やドラマが先行している作品は、劇場で観る価値をどうつくるかだ。この演者たちの魂を1本にまとめあげるような、演出家の意図を感じたかったです。やっぱりエンディングも、ありがちな尻切れだし。前篇だからって、中途半端感で観客を投げ出してはいけないと思うのですよ。置き去りのままの様々な伏線を、見事に収束させる後篇に期待しましょうか。けど気になるから、やっぱ小説読んじゃおうかな(笑) " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ。寝不足でも寝ない程度。\n 前後編同日に観ました。セットでの感想はそこそこ面白い。絶対観なきゃいけないわけでも、絶対観ない方がいいとも言えませんが、なかなか面白かった。今や警察に限らず一般企業でも隠蔽とかは度々ニュースになってますしね。そんなに驚きません(笑)(予習なしの為)全員熱血刑事かと勝手に想像して行きましたが、ほぼほぼ独り。熱血だけに留まらず、あちこちで疎外感ハンパない。観てて辛くなりましたって事は、感情移入出来たということですね。 " + }, + { + "date": "2016-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心を打たれた\n 三上は上意下達の組織に長年生きた人らしく、上司の命には基本的にそむかない。報道期間は県民の知る権利の代弁者だから、基本姿勢としてこれも尊重する。県警の広報官とは、横暴な上司と「なんでも反対」の報道機関に挟まれ、警務と刑事の対立に巻き込まれる、この上なくストレスフルな立場だった。しかも、家族に身を切られるような問題を抱え・・・あの状況で、人はあそこまでできるのか。赤間部長のムチャぶりが発端とはいえ、職務を越えて事件の当事者に接触し、埋もれた過去を動かしはじめる三上。佐藤浩市さんが、熱くて強靭で、時に弱さも見せるけれど、自分の苦労が報われるかどうかなど一顧だにしない主人公を、実在するかのように見せてくれた。「あなたは本当に、他人のことを自分のように考えていた。」この映画を見られてよかった。 " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "竜頭\n 最近、前後編の設定多くない?無駄にダラダラ描くのは勘弁して欲しいもの。るろ剣と進撃は後編だけで満足できたし、ソロモンは前編で盛り上がりすぎて萎んだ。この映画もとりあえず後編を観てしまおうかと思ったが、それは無謀かも、と思いとどまった。例によってキャリアを悪党に仕立て上げる手口は鼻につくが、マスコミも必ずしも善ならずという視点には好感が持てる。腹をくくった佐藤浩市にはシンパシーを感じるし、目まぐるしいほどの伏線に後編への期待が高まる。壮大なプロローグで、今のところは竜頭!すぐにでも後編を観たいが、蛇尾にならないことを祈るのみ。 " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト\n 豪華キャストです。が、前編なので、と言うか後編乞うご期待感が強すぎる…。期待します! " + }, + { + "date": "2016-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "二作続けて見たい\n 原作は分厚いので読まなかったが非常に気になっていた作品。なにより題材が面白く最初から引き込まれた。超豪華な配役で(といっても代わり映えしない日本の俳優の層の薄さは問題) テンポ良く話が進んで行く。事件とともに警察内部の事情、記者クラブとの軋轢、家族の問題など、幅広なストーリーが見ていて整理つけるのが大変だった。時折主人公が「何の話だ?」と言うが、こっちが言いたい(笑) そこらへん、代弁して整理を与えてくれているのは親切設計。とにかく前編のラストまで釘付けでぶっちぎり、ラストはまさかの展開。早く次が見たい!これは想定内で、後編の公開に合わせて見に行きました。正解。すぐ1時間後に後編上映開始です。ただ、チケットを先に買っていたので、前編がとてつもなくつまらなかったらどうしようと、それは回避できました。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評判以上の引き込まれ感\n あまりの高評価・評判のためこれは単なるスポンサー側の政策的誘導ではない本物と思ってまずは前編へ。 評判以上の引き込まれ感に思わず後編のチケットも購入で通しで観た『64』。期待が高すぎた?後半はちょっと残念感が・・・。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "待ちにまって鑑賞\n 前編を見たら、後編をすぐに見たいと思い、今日まで我慢。期待どおりの力作でしたよ! 俳優の皆さんが自分の役割をしっかり演じきっているから大作が完成したんですね。 " + }, + { + "date": "2016-06-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマ版を封印して\n 同じ横山作品の「クライマーズハイ」は、佐藤さん主演のドラマ版の方が印象に残りました。今回の「64」についてもピエールさん主演のドラマ版を後編鑑賞後に観ようと思っています。さて、どっちか面白いか? " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "家族とは\n 事件を解決しながらリンクして家族の問題に直面する話前編にして、胸が熱くなる家族、そして信頼や絆とは何かそんな事を教えてくれる映画後編も期待して見に行きたい! " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前後編、一気見して来ました。前半は登場人物の感情をじっくり描いて行...\n 前後編、一気見して来ました。前半は登場人物の感情をじっくり描いて行った印象でした。佐藤浩市が悩みながら少しずつ、64の事件の真相を知っていくのが良かった。あの時何があったのか、一緒になって考えられた気がします。 " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "群馬が舞台の警察もの\n 64とは昭和の最後の一週間に起きた未解決誘拐事件の名前。この設定だけで、興味をひかれた。元号が64まで続いたことは日本史の中でもかなり特異なことではある。浩市さんは相変わらずお元気。永瀬正敏、緒方直人、吉岡秀隆、仲村トオル。この四人が共演するだけでもちょっと変わった映画のように思える。四人がよく出るのは後編になってからだが。NHKドラマ版は5話。映画版は二時間が2本。ドラマ版も最初の事件のところは、かなりの迫力だったが、映画版も、テンポよく、迫力の映像。一気にひきこまれた。時効寸前の未解決事件、記者クラブと県警広報室の丁々発止、それに三上夫婦の個人的な悩み、さらにごく一部の秘密である警察内部の隠蔽工作事件が元刑事あがりの広報官三上を襲う。よくできた原作であり、脚本である。メディアと警察の関係について悩む広報室室員たちが初々しい。 " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市の最高傑作\n 素晴らしいの一言です! " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "丁寧に作られているが今ひとつ盛り上がらない。後編に期待\n 横山秀夫の長編ミステリーの映画化です。前編では昭和64年の少女誘拐殺人事件「ロクヨン」に関わったした三上が、警務部広報官として、匿名発表問題や警察庁長官の視察に取り組む中で「ロクヨン」の隠蔽された秘密を追うストーリーです。原作に忠実に丁寧に作られていますが、警察内部の対立や調査が中心で事件に進展がないので、今ひとつ盛り上がらない感じでした。前フリとしてはよく出来ていると思うので、後編に期待します。 " + }, + { + "date": "2016-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ひりひりする沈黙の間合い\n 地味ではあるが、前後編の前編としては申し分ない終わり方。一瞬ホラー映画かと思った満島ひかりの登場シーンも良いインパクトw後編が楽しみです! " + }, + { + "date": "2016-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "間を空けたくなかったので今日まで我慢。明日!硬変観ます。豪華俳優陣...\n 間を空けたくなかったので今日まで我慢。明日!硬変観ます。豪華俳優陣もさる事ながら、凄い!面白い!佐藤浩一さんはすげーや。 " + }, + { + "date": "2016-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "勇気ある戦い\n 豪華なメンバーが揃って凄いとは思うが 心に残るのは主役の佐藤浩一が悩み苦しみ戦う姿多い登場人物の映画だと 視点がぶれて誰を観たらいいか迷うがこの映画は佐藤を中心として描かれていたので 観ているものを満足させる作品になっているしかし人間と言うものは自分がかわいくて 非常事態でも隠蔽をしたくなるものなのか・・・その中での主人公の捨て身の行動は観ているものに感動を与える後編に期待する " + }, + { + "date": "2016-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト\n 見応えがあった。物語の面白さや台詞の良さは原作のお陰ではあろうが、それを生きたものにするのが役者。豪華な顔ぶれ。それぞれが(憎まれ役の憎たらしさも含め)非常に良い演技をしている。話の内容的には映像が地味になりがちな気がするが、役者たちの好演によりとにかく画面に引き付けられた。場面場面が中身の濃いものに感じられた。台詞が物語を説明するのではなく、登場人物が心から発する言葉のように感じた。佐藤浩市が良かったのは言うまでもないが、他の役者たちも印象的な演技を見せてくれた。会社勤めやその他で組織に属して働いていれば、問題の大きさは別として理不尽な事に対峙しなければいけない時があるものだ。板挟みになったり、ウマが合わない相手がいても上手くやっていかなければならない。誰でも経験があるであろうそんな時の気持ちをきちんと描いていて共感できる。理解者がいてくれて精神的に救われる所もいい。 " + }, + { + "date": "2016-06-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 久しぶりに★ 5つ脚本、演出、キャスト問題なし是非、みなさんにお勧めしたい映画でした。 " + }, + { + "date": "2016-06-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "キャスト陣に惹かれます\n 原作は未読でしたが、ドラマシリーズは鑑賞してしまっているため、結論を知っている分、映画を観るかどうか非常に悩みました。放映から日数は経過しているものの、ドラマで演じた役者さんのイメージが強すぎて、映画版の役者さんを自分の中で受け入れられるかどうか・・・。しかし、それはすべ取り越し苦労でした。勿論ですが、構成も違うし映画ならではの迫力もあり、更に演技派の役者さんばかりなので、あっという間に引き込まれていきました。後編もどういう視点で魅せるのか、楽しみですね。 " + }, + { + "date": "2016-06-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華な顔ぶれ\n それぞれの役者が個性を出しているので見ごたえは十分。もちろん後編ありきなので過度の期待は禁物。散りばめられた伏線を後編でいかに回収していきどのような着地をするかでこの作品の評価が決まる。原作読んでないので展開が全く読めないが逆にそれが楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "今ひとつ伝わってこない「温度感」。\n 瀬々監督の仕事でなければ観に行こうとも思わなかっただろうし、実際にまぁ観なくてよかったかなと思った一本。原作の2/3までをまとめた構成・脚本はこれ以上ないほど良い仕事だし、監督らしい静謐だけど熱を切り取る演出は堪能させていただいたが。いかんせん役者に乗り切れなかったのがとにかく無念。40代以上と以下で、温度差がありすぎて。一番の感想が「若造、とりあえずまず髪を切ってこい!」だったのはどうなんだろうか。やたら憎たらしいのが好演の証の瑛太氏の新聞記者はまだしも、髪はねハネでピアス穴だらけで警察官(元交通課、苦笑)ってどうなのよ?な榮倉氏。何より今作で一番のミスキャスト、「眉根にしわ寄せて深刻そうな台詞言っとけばいいと思っている節がある」見飽きた演技の綾野剛氏(34歳か、歳は喰ってるんだな)。ベテラン勢が良い演技を見せる分、そこが自分にとって作品に対してのブレーキにしかならなかったのが残念で仕方がなかった。ことに綾野氏の演じる諏訪の存在感が…原作で年齢を言及されなかったとはいえチャラすぎるのが。自分が三上で、仕事内容と職責を考えたら、ありえないでしょうこのチーム編成は、自分の下との間が20年以上開くって。それだけで説得力が無くなるわ。まぁ正直な話、原作を面白いとはサッパリ思えなかったというのはあるのは申し訳ないところではあるが。「原作とは違ったラスト」に期待して後編も観には行くけれど、『映画史に残る傑作の誕生』では決して無いと強く思う作品。 " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後半が観たくなる展開!\n 中だるみが若干あったけど、後半につなげる編集がいい!後半が早く観たい〜でもキャスティングが…名優さんのオンパレードで、途中でお腹いっぱいになって、少し引いてしまった…それが映画ポスターにも表れてたかも。出演者だけ並べてるデザインで。大型作品はいつも出演者が同じ顔ぶれだなあって。邦画はそれが残念…せっかく原作、脚本、監督がいいのだから、もうちょっとキャスティングにメリハリがあってもよかったのかな…なんて。でも、良い作品だと思います。後半を早く観たい!! " + }, + { + "date": "2016-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "刑事物?\n 刑事物だと思って推理しようかな?と思って観ていたら、これは良い意味での勘違い(´▽`;)ゞなぜだか、所々涙が。。。早く後編を観て、感動をしたい❗ " + }, + { + "date": "2016-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真の命題は。\n 原作は未読、ドラマも残念ながら第一話までしか見ていなかった。この前編でも色濃く描かれる広報室と記者クラブとのやり取りで、終始がなり立てる声の大きさに耐えかねて止めてしまったのだ…。非常に勿体なかった。主人公も原作酷似のピエール瀧だったのに。見栄えのいい?佐藤浩市の方で十分に前編を堪能させて貰ったが、これほど後編が待ち遠しいのも久しぶり。非常に楽しみになった。時代背景や当時のニュース報道は確かにそうだったなと振り返り、あの時傍らで凶悪事件が起きていたら…と空恐ろしくもなったが真の命題は別のところにあるような気がしてならない。巧い〆方。(被害者遺族に永瀬正敏ってのが興味を惹く。しかし豪華な競演陣) " + }, + { + "date": "2016-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 原作は見ていません。チケットが安かったので観ました。映像の重厚感などは素晴らしかったのですが、あまりハラハラもしないし個人的にはそこまで面白くはありませんでした。安っぽい映画ではなかったです。ただ、ドラマでいいかなーという印象でした。 " + }, + { + "date": "2016-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "同じ業界にいるので\n 原作者、舞台ともご当地である前橋市内の映画館で鑑賞。平日昼間にも関わらず結構な入りだった。映画は、物語も演技も合格点。後編もぜひ見たいと思わせる内容だった。難があるとすれば、主要キャストが総じて年齢とりすぎ。役柄より、かれらの実年齢が10歳以上とってるでしょう。40-50代前半で、存在感のある演技ができる男優がいないってことなんだろうか。いたとしても、客を呼べる名前があるか、といえばそういうのはいないか…。もうひとつ、佐藤浩市、いい役者だが、どうしてあの人はヘアスタイルがああなのかね?顔がいつも一緒だ。表情は違っても、髪型がアレなんで、同じ顔に見えるんだ。そこらヘン、冒険しての役作りをしないのは、父・三国連太郎にははるかに及ばない、と思うが。にしても、登場人物と同業者(さて?)なので、いろいろ笑えるというか、刺さる場面もあったな。勉強にはなった…。 " + }, + { + "date": "2016-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後編せったい見に行きたくなる映画\n 原作を読んでいないので、どう展開していくのか未知なぶん引き込まれていく。テーマからは暗く重いイメージだけど、なかなか心熱くなる映画だった。とにかくキャスティングが豪華で、特に佐藤浩市はやっぱ素晴らしい役者やなぁ〜と再認。大好きな瑛太は小憎らしい役やけど、それはそれでいい仕事してるし、榮倉奈々ちゃんの制服姿はやっぱイイ!あとエンディングで流れた小田和正の「風は止んだ」がたまらなく良かった。後編公開されたらすぐ観に行きたい。 " + }, + { + "date": "2016-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後編が楽しみ\n 純粋に引き込まれました。ローカル感たっぷりの舞台も作品に重みを持たせて良いです。 " + }, + { + "date": "2016-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "後編に期待\n 前編後編に分かれる大作ということで、どんな作品か興味が出たので観てみた。誘拐事件と汚職問題という重く大きなテーマ。前編を観たからには、後編どれだけ一気に色々片付いてスッキリできるかに期待する。ただ、署内でボカスカ殴り合うようなシーンは、もう少しバイオレンス色を弱くしてほしかった。勢いよく怒声が飛び交うのはともかく、肉体的な暴力の描き方があれだと、暑苦しすぎる。真剣さは伝わるが、目にうるさすぎた。 " + }, + { + "date": "2016-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長い前フリ\n 原作の知識が全くないまま鑑賞。全く想像していたのとは違う進行で組織で働いていると必ず直面するであろう人間の葛藤やプレッシャーを重厚かつ迫力ある演技で表現されており、ラストまで見ごたえたっぷりの映画だと思いました。そしてまさかのラストがちょっと仰天で後編が早く見たくなったと同時に、この前編ラストに持ってくるにしてはよくよく考えれば随分長い前フリだったなあと思いました。好みの映画ではないけど、とてもおもしろく拝見いたしました。安心しておすすめできます。 " + }, + { + "date": "2016-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "少し長く感じました! 後編が気になります!!\n 少し長く感じました!後編が気になります!! " + }, + { + "date": "2016-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "続きが気になる!\n 凄い豪華なキャストで見応えあり!続きが早く観たくなった(*^。^*)話もわかりやすくあっという間に時間過ぎた。良い映画です。 " + }, + { + "date": "2016-05-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後編が待ち遠しい\n 警察組織の闇、記者クラブとの確執の中でもがく警察広報官を、佐藤浩市が熱演している。三上自身も親子の絆に悩み、心境が事件とリンクしていく。三上が悩んだ末に取った決断と行動に、記者クラブは⁉更に後編へと続く流れが、早くー!となってしまう! " + }, + { + "date": "2016-05-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今年の邦画の代表作でしょう\n 後編との鑑賞間隔を空けないように4週間待ってから観ました。前編だけでも警察内部の葛藤が十分に伝わってきました。後編も楽しみです。原作を読んでから観た方が良い作品かもしれません。より内容の理解が深まります。 " + }, + { + "date": "2016-05-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そうそうたる顔ぶれに圧倒\n 映画『64(前編)』を見てきました。まぁ、そうそうたる顔ぶれに圧倒されますね。ただ、原作を読んでいるせいか、あまり感動はありませんでした。さて、後編ですが、刑事部と警務部を巡る権力闘争の結末と、64を模した誘拐事件の真相は…、と言って分かっているんですがね。いずれにせよ後編には期待ですね。新聞記者の秋川役の瑛太、これは嫌な奴なのですが、良く演じています。また広報室の紅一点、美雲役の榮倉奈々ももうけ役ですね。評価は前編なので保留の意味を込めて ⭐︎⭐︎⭐︎です。 " + }, + { + "date": "2016-05-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "この重苦しさはクセになる\n 事件の捜査だけではなく、組織の中での話や、記者たちとの絡みの話、捜査に関わった人の話と、何本ものストーリーが展開されていくのが面白い。全編重苦しい雰囲気で進んでいくので、ともすれば長く感じてしまいがちだが、この映画はあっという間に感じた。警察署員を演じてる役者さん達はみんな悪役でもイケる人達ばかりなのも、重苦しい雰囲気に合っていて良かった。早く後編が観たい。というか、前編と後編を同時期に上映してもらって、一気に観ることが出来たら最高だと思った。 " + }, + { + "date": "2016-05-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "組織で働くこと\n 原作本も、TVドラマも見ているので、「もう観なくてもいいか?」と思っていましたが、観てよかったです。他の刑事ものと違って格好よさはなく、保身にはしる人や組織の中、泥臭くもがいて信念を貫こうとする主人公に胸をうたれます。正直、佐藤浩市は格好よすぎるのでは?と思っておりましたが、さすがの演技力で、後半の記者クラブとの対決シーンは涙がでました(館内でもあちこちで鼻をすする音がきこえた)。後編にも期待です " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俄然楽しみ\n 佐藤浩市、榮倉奈々、瑛太、綾野剛…全ての俳優の迫真の演技が、物凄く見ごたえがあります。先が全く読めません。後編が俄然楽しみです! " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見ごたえあり\n なかなかの日本映画。力が入りましたね。ほとんど予備知識なしだったのですが、見ごたえありました。ちょっと側面からの刑事モノ。後編がどうなるのか?(後編の方が良かった映画がすくないので少し心配・・・) " + }, + { + "date": "2016-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久々のザ日本映画!!早く後編観たい~~\n  私はこの作品の原作は読んでおりませんが、NHKドラマでは拝見させていただきましたが(この時はピエール瀧さんが主演でした。)、今回の劇場版ズバリ!!こっちも観ても楽しめるしいい作品です!(まだ前編なので細かく言えませんが・・・) これぞ日本映画じゃい!!って言えるんじゃないですかね。 ドラマよりかは前後編にわけてわかりやすく、コンパクトによい展開にまとめたのが今回の劇場版なので映画を観てドラマをレンタルして観るのもよし、または逆パターンにしてもよしで楽しんでもよいでしょう。 劇場版の方のキャストは日本映画を代表する豪華なベテランメンバーと次世代メンバーが揃いました。 佐藤浩市、三浦友和などのベテランメンバーと綾野剛、榮倉奈々、瑛太など次世代メンバーが勢ぞろい。老若男女十分楽しめる作品だとはっきり言えますよ!! 前編のみどころシーンは三上広報官(佐藤浩市)率いる県警広報室と秋川(瑛太)率いる記者クラブとの、ある交通事故から始まる対立シーンですな。 上からの命令で何も公表できない広報室側の言いたいけどって気持ちもわかるし、その態度にイラだつ記者クラブの気持ちもわかる。警察側の上司からは、イヤミも言われ、三上広報官は厳しい立場に立たされているわけでございます。 そんな中、64事件の時効も迫ってきたり、娘さんも行方不明だしはたしてどうなることか。 そして前編はすごくいいとこで終わります。後編観たくなるでしょって感じの終わり方をするので注目してぜひ本編をご覧いただきたいです。(うまい編集~~) 私も、早く後編を観てみたい!! それにしても、佐藤浩市さんの演技、お父さんの三國連太郎さんに似てきたなぁ~~て思いません? " + }, + { + "date": "2016-05-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "早く続きを!\n 特に予備知識を入れずに観に行ったが、ストーリーは分かりやすかった。一流のキャストが集まったこともあり、素晴らしい出来だったと思う。予告編を観て、事件”64”を解決していく物語かと思ったが、実際は三上を中心としたシリアスな人間ドラマに感じた。その三上を演じた佐藤浩市の演技は圧巻で感情移入する。前編での”導入”が良かったので、後編での”解決”へ向かっていくストーリーが非常に楽しみに思う。 " + }, + { + "date": "2016-05-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重厚\n 観ごたえのある作品だった!ただ佐藤浩市が拳を痛めるほどTVを殴ってた理由がよくわからなかったり、俺の頭ではついていけなくなった(苦笑)どっかのサイトで内容を整理してから、後編に挑みます(笑) " + }, + { + "date": "2016-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろいけど\n ミステリーの前編ということでどういう形になるかと思いましたが、関係者の描写だけで丸々使うという贅沢な形になっていました。悪く言うなら、ミステリー要素が気になるなら前編は見なくても大丈夫な形になると思います。とはいえ、前編を見ておけば感情移入はしやすくなるでしょうし、後編への期待も高まる出来ではあります。後編あっての構成なので、評価は低めで。 " + }, + { + "date": "2016-05-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これぞ日本映画 日本映画界を背負って立っている俳優揃い 豪華すぎる...\n これぞ日本映画日本映画界を背負って立っている俳優揃い豪華すぎる俳優陣、一人ひとりが良い演技をしていて、飽きさせない刑事ではなく、広報に焦点を当てて、警察内部の対立、記者クラブとの戦いという、新しい角度から見た警察が、よく描かれていたラストの三上の言葉、一つ一つが、心に響いた後編が楽しみ " + }, + { + "date": "2016-05-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本格的社会派映画\n 登場人物の思いが様々に交錯し、面白い。後編に期待大。 " + }, + { + "date": "2016-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 人間関係が多種多様で。途中まで人物を覚えきれませんでした。幸田ってだれ?日吉って誰?。あの婦人は誰の母なの?。警察関係者もキャストが多くて少し混乱。記者クラブと広報室の関係もきつくて。坂口さん、瑛太さん、口調強すぎ。あれじゃ、佐藤浩市さんかわいそうっておもっていたら・・・。さすが佐藤浩一、セリフひとつで空気を一変させ、自分の世界に引っ張り込んで。さすがです。あと榮倉奈々さん、「図書館戦争」のイメージが強すぎるのではと気になっていましたが、そんなこともなくよかったです。キャストのすごさに驚きました。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見て良かったです。\n  早く続くが見たい作品。二部構成ではなくできればインターミッションを入れて一気に見てみたい。役者の感涙シーンと観客が一緒になって泣いていました。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作未読で観に行きました。 オープニングから映画に入り込み、あっと...\n 原作未読で観に行きました。オープニングから映画に入り込み、あっとゆう間に前編終了。上司と取引先(記者)の間で苦悩する広報官の佐藤浩一がいい。後編が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト!\n 友達が観たいと言うので、あまり興味なかったけど付き合いました。原作も知らないし、NHKでドラマやってたらしいけど見てない。全くの初見の感想としては・・ちょっと難しかった(;´∀`)そもそも刑事モノや医療モノは好きじゃないというのもありますがストーリーテーマがそれぞれあって少し混乱しました。①64事件の犯人は誰か②警察と記者のいざこざと警察組織のいざこざw③三上(佐藤浩市)の娘の行方なんか色々ありすぎるんだけど展開はダラダラしててテンポ良い感じじゃないから、惹き込まれない。佐藤浩市の広報官という立場・・上からの圧力とか・・しんどそうな感じがめちゃ伝わる。顔もやつれた感じでほんと精神的にもしんどい立場なんだなぁ~って伝わった。あと豪華キャストばかりで驚いた。キャストにお金かけすぎwwそれはまぁ置いといて・・・瑛太と綾野剛が最初区別つかなかったw似た顔なのに髪型もちょっと似てて混乱しました(笑)色々伏線ぽい演出があって、もう一度見てみたい気持ちはありますね。後編の予告を見たけど、かなり面白そうな展開で期待大です☆彡 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "早く後編を!\n 原作を再読して映画館へ。原作読んでない人はついてこれるのか??と思ったけど一緒に行った友人はちゃんと理解してた様子。でも、個人的には三上の葛藤とか組織の中での立ち位置や二渡との関係をもっと…!と思ってしまったかな。まあ、映画は映画と割りきって。銘川老人の話は映像で見るとより泣けた。後編に向けて隠されてた伏線を話したい衝動を抑えるのに必死でした。早く後編見なきゃ忘れちゃうよ~! " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n  組織内が雰囲気悪すぎる。自分だっていつ広報に異動させられるか分からないのにあんな辛辣な態度をとれるのかなと、あまりの険悪さに本当だろうかと疑問に思った。記者クラブ連中は仕事しないで文句ばっか言って遊んでそうな感じがした。 仕事映画としてはとても見ごたえがあったのだが、誘拐事件は全く進展しなかった。いろいろな疑問を残したままで、後編はすっきりさせてくれるのだろうか。永瀬正敏が何かしそうな感じがびんびんする。 榮倉奈々ちゃんがかわいすぎる。 " + }, + { + "date": "2016-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ピエール瀧\n 原作を何度も読みNHKのピエール瀧に感動した身からは不満足な出来。もちろん後編も見に行きますけどね! " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初から最後まで集中\n ちょっと内容が重たそうだなと思ってたが重たいとは重たいがほとんど飽きる場面なく見入ってた。64事件中心の話かと思ってたが警察内部の色んな話があってこれはこれで楽しめた。でも専門用語などが理解しきれずついていけなさそうになった。後編は64事件の真相に期待。早く見たい。間が空くとモチベが下がるなぁ " + }, + { + "date": "2016-05-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時代と時間\n 原作は読んでないのでフラットな感じで観賞。思いの外好まないタイプの人物だらけで、胃の辺りがグリグリする事に終始。そこに主人公も含まれていたので、中々にキツイながらも期待と希望を抱きながら観ていました。後編ありきなので、スッキリするわけではないですが、主人公のバックボーンとソコから少しだけ脱却していく様は、熱く込み上げるものがありました。後編、怒涛の展開に期待いたします。 " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画オールスター!\n 演者は豪華な使い方。オールスター過ぎて、ストーリーラインが多いのが勿体無い。 " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画界の今の真骨頂\n 最初から気持ちを持っていかれます豪華なキャストもちゃんとそれぞれ映えている。キャスト浮きしてない日本映画界の本気、というかどれくらいの大きさのプロジェクトなんだろう、、、と余りの規模に口があいてしまうぐらい前後編ある意味がちゃんとしている " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "壮大な前フリでも見応え十分な前半戦でした\n ロクヨン事件の解決に向けてはほとんど進展していない前編ではありましたが、でもこれ一本でも物凄く見応えを感じられる、近年少なくなった大人が見て楽しめる良質な日本映画に仕上がっていたと思いました。まあ言ってしまえば前編は後編の壮大な予告編的内容だったとも言えるのですが、何せ登場人物が多かったですし、名立たる名優が勢揃いしていた映画ですから、それぞれの人間関係・人物相関図を丁寧に描くことはとても重要だったと思うので、最近はちょっと首を傾げたくなるような二部作物も存在していたりはしますが、この映画に限ってはこう言う作風にしたのは正解だったと思いましたね。しかし驚いたのは、前置き無しにいきなりロクヨン事件の全貌を見せるところから始まったことですよ。まさしく掴みはOK、緊張感たっぷりな事件の様相に、いきなりもう引き込まれてしまいましたね。そこからなかなかコトは進まなかったですが、この残像があるからそれでも見応えを十分感じられたんじゃないのかな、長々と前置きを長くしていたら、作品の印象はまた違ったものになっていたと思いましたよ。私は原作未読でドラマ版も未見なんで、この後どう展開していくのか全く想像がつきませんし、チラホラ映されていた伏線にもいまいちピンと来なかったので、正直後編が早く見たくて仕方ないです!まあ原作ファンやドラマファンはまた違った視点で鑑賞していると思うので、比較すればいろいろと気になる部分はあるのでしょうが、知らない身から見ればロクヨン事件の残された謎、それに関わった者達が複雑な思いを抱えて生きている今の様子、そして組織対個人、ホント見応えたっぷりな内容で、今のところ満足度は高い状態の前半戦と言った感じでしたね。それにしても本当にあってもおかしくないような題材が素晴らしい、永瀬正敏の哀愁も相まって、とても切ない気分にさせられました。切ないと言えば、佐藤浩市の広報官が置かれた立場も切ないねぇ、上はアレだし、記者達はアレだし、サラリーマンの悲哀にも似ていて、何か物凄く分かる、胸が締め付けられた。でも、それだけ警察の隠蔽体質がこれまでも本当に酷かったのでしょう、しかし瑛太腹立つ~(笑)そして滝藤も~(笑)まあそんな訳で、佐藤浩市の魂の叫びの余韻を残しつつ、後編への期待は高まるばかり・・・期待していますよ。 " + }, + { + "date": "2016-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "想像と違う\n てっきり刑事物だと思ったのですが、違う内容でした。昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、時効まで残り1年となり、当時担当していた刑事が広報官となって再度事件を呼び起こす。やはり俳優陣が豪華過ぎますね。後編が来月なので今から楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しっかりとした映画\n 人気のある原作なので、読んでから観るか観てから読むか迷いましたが、大抵読んでからだとエピソードの多い原作と比べて見劣りし、残念なことが多いのであえて読まずに観ることにしました。しかし映画としてしっかりとした作品になっていると思います。前後編の前編というだけの半端な印象はありませんでした。後編にも期待しています。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "思っていた刑事映画ではなかった\n バリバリ刑事物かと思って観たら全然そんな事なかったんだけど、警察広報って普段語られない側面からの物語が新鮮で面白かった。 " + }, + { + "date": "2016-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣が豪華、後編どうなるか?\n 原作も読み、テレビも見て映画はどう表現するか、楽しみでした。昭和64年から平成に変わる時に起る少女殺害事件。解決しないまま、長官が来る事により、ふたたび動き出した、深まる謎が明らかになっていく後編が楽しみです。豪華な俳優陣で、皆個性が光ります。 " + }, + { + "date": "2016-05-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "まさに前編\n ミステリの前編だとこんな感じ。後編は解決するからいいけど、前編は終わりが難しい。話の途中で終わった感じ。 " + }, + { + "date": "2016-05-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "重々しい緊張感の中に涙あり\n まさか涙する映画とは思わず、してやられました。。展開にドキドキしながらの、いきなり人間味溢れるええ話がぶっこまれ泣。そんな、内容自体は色々な話がごちゃ混ぜで、何の話だとなりつつも、後半への伏線かと思うと、次が楽しみでたまらない。それにして佐藤浩市の演技、本当上手いなぁ。個人的には、滝藤賢一もいやーな奴の味があってよかった。次も泣けるのかなぁ〜 " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "微妙……。\n わかる人には面白いのかもしれませんが、はっきり言って何がメインなのか、キャストが豪華過ぎて、それでいて話が途中からごちゃごちゃしてきました。もっとシンプルに、深い映画かなって思っていたのですが、ちょっと残念でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "警察組織の内幕ドロドロでまさか何度も泣くとは\n 事件を追う刑事モノかと思いきや主役は広報官っていうのが意外性があって惹かれた。今まであまりみた事ない部署のドロドロ・対立構造もみられてワクワク。前編では伏線を広げるだけ広げて終わるので、すぐに後編が観たい。 " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気づいたら涙が溢れてて…\n とにかく、出演メンバーが豪華!!豪華過ぎるぅぅぅ(⊙.⊙)私の場合、話にどんどん引きこまれていって、気づいたら涙が溢れてて…自然と涙が出てくるの(´•̥ω•̥`)きっと後編は、号泣決定だわ( ^ω^ ;)やっぱり「佐藤浩市さん」凄い!! " + }, + { + "date": "2016-05-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ\n 原作が良いので……楽しめました。 " + }, + { + "date": "2016-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "私の今年 最高傑作!\n 本作も映画館で予告を観ただけで、内容は知らず。むしろ 前編と後編に分ける必要あるの〜⁈ って感じでした。ところがドッコイ、約2時間 本作品のバックを脈々と流れる重々しいテーマみたいなもののせいか、中だるみも眠くてなることも全く無く、ラストまであっという間! スグに後編も上映して欲しかったほど。この世から猫がいなくなりかけても目がウルむことは皆無でしたが、なんとこの64で涙腺は崩壊寸前‼︎ ほんとにヤバかった‼︎ ひき殺されたオッさんの生きた軌跡を話し聞かせるシーン… ´д` ; みなさんは耐えられかな?そして新たな事件の発生に、期待感はMAX‼️ ってところで無情なエンディングが…。とにかく、いろいろな問題や人の業や運命を考えてしまう重くも楽しい映画です。真犯人、誰なんや〜!♪( ´▽`) " + }, + { + "date": "2016-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤバイ面白い!!(^w^)\n 期待してた通り!!カット割も訴えるものがあったし、俳優陣の演技も素晴らしかったです(//∇//)早く後編みて号泣したいです!! " + }, + { + "date": "2016-05-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "久し振り\n \"大作\"と銘打つ作品が減った中で貴重な作品。画面からも演技からも気合いが感じられます。ただ、前後編だからか、テーマとは別にテンポの遅さを感じました。置き去り感が拭えないシーンを後編がどれだけ拾ってくれるかが全体評価の分かれ目だと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "物凄い重厚感!後編が待ちきれない!\n 兎にも角にも、凄い一本。何て言ったらいいのか分からないくらいの、緊張感?...いやいや、オーラ?...いや、「重厚感」なのかも。脚本と音楽とキャストが、実に素晴しい。こうなったら後編は見逃しちゃいけん。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "5/15 64前編\n 余り面白くなかった。話しは余りわからない。でも、分かる人は面白いかも…。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ハコちゃんも出てました。\n 面白かった。後編も楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "組織の軋轢の中でも責任を全うする男の姿。\n 組織の軋轢に巻き込まれながらも、人として、組織人としてきちんと責任を全うする。男性向けの映画かな。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "納得はしたけど…やはり、ドラマの印象が頭から離れなかったです。\n 納得はしたけど…やはり、ドラマの印象が頭から離れなかったです。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "まずまず\n 一言でいうと、内容が難しい。というか登場人物多すぎて役名が覚えられない。三上広報官、雨宮さん、日吉くん、幸田さんぐらいしか名前と顔が一致しない。豪華キャスト過ぎた?永瀬さん演じる被害者の父親雨宮さんには泣かされた。部屋に小学校1年生のものばかり置いてあり、全てに生気を失った表情が素晴らしかった。また、窪田正孝さん演じる日吉くんには自分の姿を重ねてしまう。サラリーマンには身に詰まされる、こういう経験。もちろん、こんな人の生死が係わる場面はそう無いが、チームで仕事をしているにも関わらず、ミスを一人の責任に押し付ける上司。いるんですよ、今の日本にはいっぱい。録音できなかったせいで被害者は殺された、なんて上司に言われたら、私だって少なくともその仕事を続ける気力はない。窪田さんの焦りと涙には切なくなった。その他はうーん。記者クラブとの顛末は必要なんですか?原作がそうなんでしょうけど。こんな大人たちが今の日本を牛耳ってると思うとがっかりする。フィクションであることを切に願う。ドラマでもこのシーンには嫌気がさして、ここで見るのを止めました。雨宮さん、日吉君、幸田さんのその後が気になるので一応後編も見ますが。後、64事件の録音ミスのことを当時の三上の上司も同僚もうすうす知っていて、なんで三上広報官だけが何も知らなかったんでしょうね? " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読まないと楽しめない\n GW中に原作を一気読みし、大きな期待を込めて観ました。記者と警察広報部の、緊迫感溢れる駆け引きに時間が過ぎるのを忘れました。ストーリー展開については後編があるとは言え、原作を読んでから出ないと分からない仕立てになっています。原作を敢えて読まない方が良い映画もありますが、今作は読んでないと???の連発です。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "広報官と記者たちの掛け合いに迫力があれば・・・\n 原作が横山秀夫の長編傑作ミステリー「64」ということで、2008年に公開された横山秀夫原作「クライマーズ・ハイ」を思い浮かべる。なぜこの映画なのかというと主人公が大きな組織に所属し一つの大きな事件から逃れられない立場であることや上からも下からも責められ疑心暗鬼になる姿が瓜二つと似ている箇所が何個もある。「クライマーズ・ハイ」と比べると勝っているところが見つからないが、「64」も少なからず名作になる予感が少しは漂った前編だった。昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件が未解決のまま、平成14年まで時が過ぎた。当時事件を担当していた三上(佐藤浩市)は広報官として警察と記者の間でもがく日々を送っているが時効まで1年と迫った今、この未解決事件は思わぬ方向へと急展開をみせる。原作の時点で興味深い点が早くも冒頭にあるのだが、この少女誘拐殺人事件は実際にあった話ではあるが、昭和64年には起こっていない。そして1週間しかなかった64年にあえてこの事件をもってきた意図は天皇の死も関係している。当然1週間しかなかったということは天皇の死去が関係しているわけで、ここで注視されるのが報道の問題である。天皇死去と少女誘拐を天秤にかけた場合、前者が優先されるのは目に見えているわけだが、この選択が当事者である被害者や担当刑事たちには重荷になって今をむかえているわけである。更に言えば主人公の三上は広報官という立場であり記者との対立が絶えない日々を送っている。前の苦い経験があるからこそ同じ過ちを繰り返さないと秘めた誓いをたてている一方で大きな組織に在籍している以上、上からの指示は絶対という傲慢的な社会の中で自身の考えをどう打破していくかが前編の見所の一つ。だが、この見所を活かしたとも言い難い緊張感のない演技がちらほら見られてしまったのが非常に勿体ない所。前編一番の山場であろう三上と記者である秋川(瑛太)たちが論争するシーンは特に安っぽいドラマを見せられているようで緊迫感が全く感じられない。気鋭の若手とベテラン俳優が一挙に出演していても配役が悪いとこうも作品全体のバランスが悪くなるのかと痛感させられた感じもした。 " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後篇が待ち遠しい。\n 日本映画でこんなに震えたのは何年ぶりだろうか。豪華キャストらの演技にぐいぐい引き込まれいろいろ考えさせられ魂が揺さぶられ泣いた! " + }, + { + "date": "2016-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やや演技過剰?\n つまらないわけじゃない。でも、どうしてもNHKドラマ版が既にあるだけに比べてしまう。ドラマ版の出来が素晴らしかっただけに、ドラマより尺が短いぶん余白や余韻が少ないように感じてしまう。佐藤浩市の演技はやや過剰に感じた。泣かせにきてるのがわかってしまうのと、風格がありすぎて中間管理職に見えない…。永瀬正敏はドラマ版より良かった。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "砂の器を凌駕するかも知れない\n こういう邦画と巡り会えた幸せを感じました。作成に携わった全ての人の、志の高い映画と思いました。冒頭から、緊張感漂い、かつ美しい映像が、目を惹きつけます。もはや、ひと昔前になった昭和が、目の前に、生々しくその姿を見せてくれます。昭和天皇崩御と、誘拐された女の子の死が重厚に折重なり、一つの時代が終わった事と、それを終わらせたくない、ある意志が、ぶつかり合うドラマは、圧倒的な迫力を持っていました。俳優の起用も見事で、リアリティのある社会派ドラマとなりました。佐藤浩市の存在感は見事で、逃げ場のないストレスフルな立場に耐える男の姿が痛ましい。だからこそ、そんな男が、それでも人を信じて戦う前編最後のシーンが、みんなの涙を誘うのだと思いました。後篇が早く見たくなりました。後篇が、前篇のクオリティを保ってくれれば、この映画は、邦画史上に残るあの 砂の器と同等の、あるいはそれを凌駕する金字塔になるかも知れません。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "後、約1ヶ月待つのは…\n 今見終わったところです。どっぷりと映画の中に引き込まれた感じです。前編なので物語の進行は遅く感じましたが、そのゆっくりが徐々に加速して後編‼︎うぅ〜来月迄待つのは辛い。また後編の予告で期待が膨らみました。エンドロールも余韻を残す感じです。出演者の豪華。後編も、また増えるのでしょうね。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "重厚なミステリーでした。\n 原作は、上巻を少しだけ読みました。原作に忠実で冒頭から一気に世界観に引き込まれて行きました。わずか1週間しかなかった昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、通称ロクヨン。事件に巻き込まれた娘を失い、後に妻まで失った男が事件に取り残されていている様子と記者とある問題をめぐり対立している様子などが描かれています。何しろ、日本映画を代表する豪華キャストに驚きました。それぞれが複雑な心情を抱えているキャラクターを見事に演じきっています。緊迫感があり、ハラハラドキドキしっぱなしだったので2時間がすぐでした。それにしても、佐藤さんの演技には驚きました。見応え十分です。すごくいい映画でした。続きがとても気になる作品です。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市さんサイコー\n 重厚な感じで、昭和64年の雰囲気出ていました。榮倉奈々さんもよかったね。このまま後編に。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前後編にしたことで、ゆったり感が出てしまったかな…と、感じるところ...\n 前後編にしたことで、ゆったり感が出てしまったかな…と、感じるところは少しあったが、主題の事件ではなく、記者たちとの確執や県警組織の軋轢を丁寧に描いている。これが、原作にもある重要な要素として後編に活きてくるのだろう。ほぼ、佐藤浩市出ずっぱりのオンステージ!見事に映画を牽引している。だが一方で、脇の役者たちも各々の魅力を出せている。配役が活きている。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど\n 先にみた友人は原作を読んでなかったのだが、楽しめたとのこと確かに鬼瓦感はなかったが、面白かったです人の感情を細かく描いていました " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画では久し振りに重厚な作品を見た。原作やNHKドラマは見てい...\n 日本映画では久し振りに重厚な作品を見た。原作やNHKドラマは見ていたので、義務のような感じで見に行ったのだが、最後までどっぷりと浸かってしまった。豪華俳優陣だったので散漫になるかなと思っていたがそれぞれが個性を活かしながら、切なく、悲しく、熱く演じていた。後半も楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2016-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も楽しめる\n 小説を読み、テレビも見たが、また楽しめる。素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2016-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後編がたのしみ\n 観たら暗い気持ちになるのでは...と、少し迷いましたが、そんな心配で全く必要ありませんでした★本当に2時間スクリーンに釘付け(;・∀・)出演者も豪華すぎて!!ストーリーもよかったです♪早く後編観たい(*^^*) " + }, + { + "date": "2016-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えあり\n 俳優陣が凄い。 " + }, + { + "date": "2016-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "見ごたえは十分。ただ、三上が佐藤浩市っていうのはちょっと違うかなあ。\n 小説、NHK版ドラマ、どちらも知っていると、至る所に仕込まれた伏線が出てくるたびにドキッとしてくる。だから、単なるいち風景のように何気なく公衆電話を映してこられちゃハッとさせられてしまう。そして、電話帳を仏壇の下に押し込むところなんざ、何気なさそうでいて重要極まりない仕草だった。こういういくつかが最後に一つの線につながっていくのだなと思いながら見るだけで、映画を観ている至福感を味わえた。まさに、前編後編に分ける価値ありの内容。だけど、演出としてはやはりHNK版のほうがよかったかなあ。あの、金属の歪む効果音と振り回されるようなカメラの映像は、観ているこちらをジリジリさせ、たどり着く終着点が見えてこない「64」にピッタリだったと思う。各役者の演技も、素晴らしかった。今回の、蔵前が取材した銘川老人の人柄を紹介する場面には、泣けた。余計な説明のセリフもないのがいい。瑛太たちの悔しそうな表情が、何が正しいのかこだわるべきは何かを雄弁に語ってくれていた。ただ、三上はやはりピエールだわ。佐藤浩市は素晴らしい役者だし、画面に緊張感をもたらしてくれていたが、いかんせん、「鬼瓦」ではないし、二渡と同級生に見えない。あの年齢(実年齢50代半ば)であれば、刑事一課長くらいのポストであるべき。40代の活きのいいキャストが望ましかった気がする。とはいっても、見ごたえは十分。後編に期待できる出来だった。 " + }, + { + "date": "2016-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族を失う辛さ。次第に明かされる、切なくも許しがたい真相。\n 【賛否両論チェック】賛:自らも傷を抱える主人公が、かつて家族を失った遺族の事件の真相を知るべく、孤軍奮闘する姿が印象深い。次第に暴かれていく警察側の隠ぺいや覇権争いにも、改めて考えさせられる。否:登場人物が複雑に入り組むので、気をつけないと人物関係がついていけなくなりそう。後編に謎も残る。 自身も“家族の失踪”という苦悩に耐えながら、かつて少女を救えなかった事件の傷跡を埋めるべく、広報官という立場から奔走する主人公の姿が、非常に痛々しく映ります。クライマックスでの、記者クラブで啖呵を切るシーンなんかは、観ていて圧倒させられます。 そしてそんな彼が、無情にもその事件を利用しようとする警察上層部の覇権争いに巻き込まれていく様も、また切ないです。次第に明らかになっていく事件の裏側の真実にも、改めて考えさせられるものがあります。 それから本作では、何といってもキャストがとっても豪華です。ちょっとした役でも「えー、この人!?」ってなります(笑)。それくらい豪華な布陣にも注目です。 後半に向けて謎は残りますが、気になるグロシーンもありませんので、ミステリー好きな方には是非オススメです。 " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "オールスターキャスト\n 重厚な人間ドラマ。映画を見るまで犯人と刑事の追い詰める過程の映画かと思いました。まさか警察内部のどらまとは、しかし見ごたえがあり後編で犯人との駆け引きとかあるのかなぁ?事前に原作とかテレビドラマの方を少し知っていた方が楽しめそうです。これだけのキャスト集めるのも大変でしょうね。見る方は嬉しいですけどね♪早く後編が見たいですね。一気に見るのが本当は良いのでしょうが! " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作\n 原作見なくても普通に溶け込めた!はやく後編見たいなこれは! " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "早く後編見たいです。\n NHKのドラマをみていたので、おおまかなあらすじを知ったうえで映画を見ました。とても重たく濃いですね…ピエール瀧版も当然よかったのですが、こちらはこちらでさすがです。来月ロケ地見学に行く機会があるので、じっくりチェックしてから後編を見たいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作、映画を知らなくても\n 一人の将自余がいなくなり殺された、警察は犯人を見つけるために奔走するという、ただ、単純名内容ではなく関わる人々の様々な思惑や感情が交差して絡んできます。個人の意見や感情は組織の中では脆い,-時としては邪魔になる。でも、それが行動のきっかけになり、動き出してしまうこともある。目をつぶって上からの命令に従っていれば楽なのはわかっているし,世間の人間は大抵、それに素直に従ってしまう。でも、それが素直に納得できない人間がいる。三上という人間は広報という立場でありながら刑事の面も持ち合わせている為に非常に悩みね苦しみます。でも、そこが魅力で強みであると思うのです。人の立場や気持ちが変わり、昭和から平成へと写り変わって時だけが流れていく。犯人がわからないまま、ただ、ゆっくりと。後編への期待が高まります。観客に高齢者が多く、見終わった後、原作を持った方を店内で見かけたのもわかります。続きを読んだとしても映画館で知りたいと思ってしまう気持ちがわかります。 " + }, + { + "date": "2016-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "忘れてはいけない。人が、死んだんだ\n 原作がベストセラーで、NHKドラマ版も大好評。そうなると、映画版に賛否両論出るのは必至。本作に限った事じゃないが、必ずしも全員が原作を読んでいる/見ている訳ではない。自分も原作未読が多いが、別にそれを恥じてはいない。新鮮な気持ちで見れるし、映画版は原作未読でも楽しめるかという醍醐味がある。その点、本作はクリア、いやそれどころか、非常に満足であった!平成も28年が過ぎ、もはや遠い昔になりつつある昭和。ましてや、たった七日間しか無かった昭和64年など記憶に留める間も無く過ぎ去った。唯一の記憶は昭和天皇崩御のみ。当時小学1年生だった自分も、CMすらナシで昭和天皇崩御を報道し続けるTVに飽き、友達とゲームをしていた記憶が辛うじて残ってるくらい。もし、その七日間に今も取り残されている者たちが居たら…?昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件。時代が平成となり、人々の記憶から忘れ去られ、未解決のまま時効まで後1年を迎え…。勿論フィクションだが、実際にあっても全くおかしくない。個人的な印象としては、前編は64事件の進展さほどナシ。いよいよ事件が大きく動く…という所で終わり、本当の見せ場は後編までお預け。おそらく原作既読者には見逃せない伏線張られ、少なからず事件のある隠蔽が明かされるも、全体的にかなりのスローペースで、肩透かしを食らうかもしれない。が、前編は人間ドラマなのだと感じた。事件に関わった人々の“今”を、丹念にじっくり描く。主人公・三上は、かつて64事件捜査にも当たった元刑事で、今は広報官。上層部と記者クラブの間で押し潰される日々…。彼には64事件にしがみつく理由があった。刑事として事件を解決出来なかったからだけじゃない。遺族の雨宮は娘を失った。そして三上も娘の失踪という問題に苦しんでいる。娘と確執を残したまま…。死と失踪はまるで違うかもしれないが、同じ一人の父親としての娘への思い。三上が雨宮に心情を重ねても無理は無い。あの日から時が止まったままの雨宮。その時のあるミスと隠蔽により人生を狂わされた関係者。焦燥、悲しみ、苦しみ…。その事を、多くの人が知らない…。三上が記者クラブと対立している原因のとある人身事故。本作のクライマックスで、三上が記者クラブの一同にある話をするシーンがあるが、凄まじく引き込まれた。それは、警察が隠した人身事故で亡くなった老人の話。その老人の人生は決して幸福ではない。ずっと陽の当たらないような人生。そんな人生のささやかな幸福…。その事を、誰も知らない。それどころか、死んだ事すら公にされない。人が、死んだ。それが、どんなに悲しい事か。被害者の声を、消し去ってはいけない。忘れてはいけない…。出るわ出るわ、覚えるのが一苦労なほどの豪華キャスト。ベテランから若手まで全員が重厚な演技を見せる。一人一人語る事は無理なので、ここはやはり、主演の佐藤浩市。ほぼ出ずっぱりで、作品を背負って立つ名演と存在感は圧倒的。メジャー作品では出来にムラがある瀬々敬久。昨年のSFアクションの憂さを晴らすような骨太演出。後編も見ないと本当の感想は言えないが、現時点では見応えありの4点。後編次第では変動あり。後1ヶ月、待ち遠しい! " + }, + { + "date": "2016-05-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後編か楽しみ\n よくある警察内部の話だが、なかなか面白い結末が読みづらい " + }, + { + "date": "2016-05-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予習しないと、勿体ないドラマです。\n この、映画を見る前に、NHKドラマを、再度見て、こちらのレビューも参考に予習しました。お陰で、いろんな伏線が、見えて前編の面白さが倍増して良かったです。なんといっても、河原にポツンとある電話ボックス。雨宮の、指のアップ。変わっていく髪型。仏壇の下に隠す何か…。幸田役の吉岡秀隆の、バックで騒ぐ女子の声。警察組織には、警務部と、刑事部がある事や、県警と、警視庁やら、広報の役目、キャリアなど、少し、知識があると、いろんな台詞が、入ってきます。私的には、NHKドラマの方が、主役の三上もピエール瀧のが昭和っぽいし‼それぞれの、役者さんの、迫力や人間臭さも感じましたが、映画でしか見れない画面の広さは、良かったです。ただ、奥田瑛二のわかりやすい台詞で、理解出来た事も、あり助かりました。前半の、好きなシーンは、広報の蔵前君が地道に、捜査した事で、広報と報道陣の気持ちが1つになる場面でした。後半では、落合役の江本佑に、期待します。 " + }, + { + "date": "2016-05-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和は遠くなりにけり・・・\n 昭和最後の年64年に地方都市で起こった児童誘拐事件。警察内部の通称「ろくよん」を巡り、時効となる平成14年と事件当時を県警の広報官三上の眼を通して描いて行く。横山秀夫の原作に主演は佐藤浩市、先にTVドラマの放映ではピエール瀧。昭和を表わす数々のアイテムに目を凝らす。電話、車、テープレコーダー、テレビ、ラジオetc……中でも小説では困難な音の再現が、映画では強力な印象を与えている。そしてその音こそが、この物語の鍵を握る。大人の鑑賞に応える本作の後編に期待したい。 " + }, + { + "date": "2016-05-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これぞ群像劇\n 今年観た邦画の中で個人的には1番かなと思います。佐藤浩市扮する三上の刑事としてのプライドと父親としての葛藤が上手く描かれています。幸田メモが何なのか、新しい誘拐事件がロクヨンとどう関連しているのか、後編に期待です。小田和正のテーマ曲も作品にマッチしていて素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2016-05-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "結構良い\n 結構前から予告編がかかっていて「〈昭和64年〉って言いたいだけでしょ」ってかなり不信感を抱いてましたがひょんなことから鑑賞。意外と骨太な作りになってて、楽しめました。後編も楽しみ。瑛太が良いですね!榮倉奈々の自意識過剰なイライラされる感じもリアリティ出てる。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "そんなに?\n 評価が高いなーと思いました。ぎゅっと圧縮して1本にできるんじゃないかなーと思いました。佐藤浩市さんの演技は好きだし、久しぶりに筒井道隆さんも出てるし、本当に役者はすばらしい。でも、後半を見逃してもさほどガッカリしなさそうな、、、。台詞の応酬で展開していき、退屈でした。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "閑職で窓際っぽい警察署広報官である佐藤浩市に同情し共感し「後編」に期待をつなぐ「前編」\n Movix堺で映画「64 ロクヨン 前編」を見た。平日で午後7時ごろからの上映回だった。観客は我々夫婦子供を含めて15人くらいだった。ベストセラー作家・横山秀夫の著作で、2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年「このミステリーがすごい!」第1位など高い評価を得た警察小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の前編らしい。「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫と言われても知らないしわからない。その両方の映画の存在は知っているのだが残念ながらどちらも見ていない。映画「64 ロクヨン 前編」はテレビCMや映画館の予告編を見たくらいで、特に予備知識を持っていなかった。昭和の最後の年に、子供が誘拐され、警察が犯人を追い詰めるクライムドラマかと思っていたが違っていた。少なくとも「前編」は。警察の刑事部に長く勤め、あと数年で定年を迎えるであろう佐藤浩市は現在は地方警察の広報官である。その部署ではトップであろうと想像するが部下は綾野剛と榮倉奈々ともうひとりの男性がいるくらいである。言うなれば閑職で窓際っぽい部署なのかもしれない。直接の部下の綾野剛にも「広報官なんてどうせ腰掛けでしょう」と言われている始末である。佐藤浩市は「前編」では最初から最後まで出ずっぱりである。警察署内では椎名桔平や滝藤賢一や奥田瑛二や三浦友和らや仲村トオルにまったく頭が上がらない。また、署内の記者クラブと直接折衝する部署でもあるのでその突き上げが非常に強い。警察官で数十年勤め上げてそこそこの地位まで来たはずなのに、見ていてつらくて精神的にきつい仕事であるように見えた。「前編」の9割方まで終わった時点でなにやら騒々しくなる。新たな誘拐事件だ。ここからやっとサスペンスミステリーぽく展開するーと思った瞬間に幕が降りた。これはこれでなかなか面白い展開であるし、こういうのもありかなと思った。早く「後編」を見たいのだが、「後編」は1ヵ月後の6月にならないと公開されないのだ。満足度は「後編」への期待を込めて5点満点で5点☆☆☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり\n 佐藤浩市、良いです。テレビドラマ版も観ましたが、佐藤浩市の方がずっと良いと思いました。引きこまれた。後編も楽しみデス。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "カット割りと編集がイマイチ\n 邦画をほとんど見ないのは、クサいのと力んでるのとチープな作りがイヤだから。本作はかなり平常心で見ることができたが、原作未読なことと、警察内部の上下関係や軋轢を知らないため分かりにくい点もあった。いい人が生きにくい世の中ではあるが、昔ながらの人情劇を通したことは、日本人には受け入れられると思う。後半に期待。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良作日本映画\n 久々に良作な日本映画を観ましたな。絵の質感が良い。暗めと言うか、湿度と言うか、これぞ日本映画的な質感。人の感情それぞれが静かに蠢く感じ。それが後編で一気に動き出す予感、上手く描けてると思います。俳優力もひしひしと感じました。佐藤浩市を中心に、新鋭対ベテラン、ベテラン対ベテランといった役者魂感じます。いやぁ、佐藤浩市は日本映画に非常に重要な俳優の一人ですな。星の数は「取り敢えず」です。本当の評価は後編を観てからにしたい!良い映画を観た! " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "重厚な人間ドラマ\n 昭和天皇崩御のためたった一週間だけの昭和64年に起きた誘拐事件に端を発している。それから14年たったところから始まる。当時は刑事だった三上が広報官となり警察とマスコミ両方から敵対視される。原作ではノイローゼになってもおかしくないんじゃないかと思うような警察内でのイジメや攻撃が細かく描かれているが、流石にこの辺りは思ったよりサラッとしてましたね。しかし三上演じる佐藤浩市さんの演技は鬼気迫るものがあり映画に緊張感が溢れていました。映像には原作を読んでいたので、ところどころにラストにつながるヒントが散らばってましたね。思わずニヤリとしてしまいました。上映時間ですが原作を丁寧に描いているからかもしれないがやはり長くなってしまっている。この辺りは何とかもう少し短く編集出来るのではないかと思わずにはいられない。前半のクライマックスが記者クラブとの丁々発止のやりとり。そしてラスト。ついに事件が起こってしまう。原作でも後半からの怒涛の展開が起こるのですが、この前後編に分けてしまうというのは流れとしてここで切ってしまうのが残念だ。映像も暗めで逆光を使うなどして効果的だったが、残念なのはタイトルで『64』のフォントが何故あのフォントにしたのかと、そこはセンスを疑う。 " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単純に、「良かった」\n 標題には、単に「良かった」とかいたが、実は「すごく良かった」と言いたい。主役の佐藤浩市が目立ちすぎるためか、他の役者の演技がビミョウにわざとらしくも感じるものの、そんなのを差し引いてもあまりあるくらいに主役の存在感があった。後編も絶対見るでしょう! " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人の死は新聞の切り抜きでも争いの道具でも無い\n 昭和天皇崩御により、たった七日間で終わりを迎えた昭和64年。その七日間に起きた未解決の少女誘拐殺害事件・通称“64(ロクヨン)”。当時の捜査員で、現在は広報部に身を置く警察官・三上を中心に、“ロクヨン”事件に翻弄される人々、そして事件を巡る警察内部の闘争などを描くサスペンス大作。原作未読だが、NHKドラマ版は鑑賞していたので大筋は把握済み。おまけに前後編で公開される大作映画の前編に当たるということで「筋も知ってて長尺だと途中退屈するかも」なんて思っていたが……杞憂も杞憂でした。重厚でありながらも鈍重にはならず全く中弛み無し。濃密な人間ドラマとサスペンスによって、最後の最後までスクリーンに釘付けにされる、見応え十分な作品だった。...若手からベテランまで超豪華なキャストが揃った本作だが、皆、堅実で良い演技を見せている。娘と夫を想う夏川結衣の健気な笑い顔、滝藤賢一の振り切った外道っぷり、永瀬正敏の燃え尽きたような目、瑛太の蔑みきった目、上司を想う綾野剛の根性、お飾りにはならないという榮倉奈々の決意、日の光を浴びる窪田正孝の慟哭、印象的な演技はいくつもあった。しかしながら、主演を務める佐藤浩市はさすがの存在感・安定感。終始自分を押し殺すような重い表情が崩れる瞬間が素晴らしい。被害者宅の仏間で思いがけず狼狽える場面や酔いながら心情を吐露する場面ではこちらまで泣きそうになってしまったし、終盤である決意を固めてからの僅かに和らいだ表情も見事!...「雨宮さんはまだ、昭和64年のあのたった七日間に取り残されている」あの印象的な台詞。永瀬正敏演じる雨宮、佐藤浩市演じる三上をはじめ、数多くの人物が“64(ロクヨン)”事件が起きた昭和64年1月から抜け出せないままでいる。たったひとつの事件、たったひとりの死。世間がいつか忘れてしまっても、事件に関わった者達は決して忘れられない。そのたったひとりを救えなかった、自分のせいで救えなかったという後悔が、事件に関わった多くの人間に長い永い責め苦を強いている。その一方で繰り広げられる醜い闘争劇。組織の目的に利用され、そして個々人の職務や保身の意識に翻弄され、蔑(ないがし)ろにされてしまう被害者たち・加害者たちの人間像。1人の人間が死んでしまう、消えてしまうということの重みを、誰も彼もが忘れてしまってはいないか。人の死は権力争いの道具でもなければ新聞の切り抜きでもない。それを忘れてしまってはいないか。終盤、記者たちの前に、刑事としてではなく1人の人間として立つ三上。彼は「手前が可愛いだけ」だった自分を悔い、「他人のことを自分のことのように考える人だった」という、かつての誇り高い自分を取り戻そうとしている。...後編、三上は更に複雑化する刑務部と警察部の権力争い、そして記者クラブの猛攻撃に板挟みとなるが、果たして彼は取り戻しかけた自分の道を守り通すことができるのか。そして未だ残る数多くの謎。上層部がひた隠しにする“幸田メモ”とは?再び発生した誘拐事件と“ロクヨン”事件との繋がりは?そして、全ての根幹である“ロクヨン”事件の犯人は明らかになるのか?NHK版で結末を知っている身からすれば、実はすでに数多くの伏線が散りばめられている。ぐああ、もし記憶を消せるのなら、真相に関する記憶を消してもらいたい。結末を観て鳥肌が総毛立ったサスペンスドラマは久々だったから。まだ前編なので最終的な評価はお預けだが、今のところ、判定4.0~5.0で揺れている。監督の前作の出来がだいぶ不味かっただけに若干不安視していたのだが(失礼)、なんのなんの、サスペンスとしても人間ドラマとしてもガッシリとした見応えで、ものすごく面白かった。やあ、今から後編が待ちきれない。<2016.05.07鑑賞> " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ダントツ、滝藤さん\n 全体として、スキがなく、なので正味1時間位の上映に思える。カラー、風の赴き、臨場感、素晴らしい!主役の方も、さすが!です。滝藤さん、永瀬さん、吉岡さんが、本当に良い、ストーリー自体、誰を中心に持ってきても面白いですものね(誘拐事件で面白いは、ないか)後編の前売りチケット、早く使いたいよー " + }, + { + "date": "2016-05-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あまり期待していなかったけど...\n Storyが進むうちに引き込まれていく感じ。佐藤浩市の空回り感が半端ないけど、それでいて周りとの緊張感を途切れさせない演技はさすがです。後編も楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前編だけだと評価出来ません。 映画として映画館で上映するからには、...\n 前編だけだと評価出来ません。映画として映画館で上映するからには、話しを一区切りつけて貰いたいですね。ストーリーは原作通り。後編が早く観たいです。 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "これは後編見ないと。\n 前編だけでは、何も終わってないです。前後編に分けるなら、前編だけで、きちんと盛り上げるようにすべきだと思う。尻切れトンボではダメだと思う。 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えあり!\n 観ているうちに、ひきこまれた早く後編観たい " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n 各部署であー、この人ね、刑事部長は?あーこの人、日本中の旬の俳優集めたね。内容はもう忘れてたりして進行と共になぞられ思い出したり。テレビで弟がやってた秋山を瑛太がやってたり、面白い。競演だね。後編も楽しみ。ピエールさんの方がリアルだったな。 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後編が観たい‼\n 半落ち、クライマーズハイが好きなので、期待して観に行きました。すごく良いところで終わり、後編がめっちゃ気になります。6月に後編公開だったら、その時に前編もまだ結構やってると思うので、一気に観た方が良いかもしれません。豪華キャストが話題ですが、日本映画の大作は昔からですね。高倉健さんの映画も健さんが大きすぎるのであんまり言われないですが、充分、豪華スター競演です。64ももうそれに似てて、佐藤浩市さんの映画です。浩市さんの演技は凄かったです。あと、昨年のKANOとあん以来気になる永瀬正敏さんの後半の静かな感じも好きでした。とにかく星付けましたが、後編が全てです。それくらい後編の序章的映画になってます。後編に期待! " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ロクヨンはノンヒィクションだけど警務部広報室と記者クラブそんなにな...\n ロクヨンはノンヒィクションだけど警務部広報室と記者クラブそんなになかが言い訳わかった内容いい映画でしたそれに後編も楽しみです " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泥臭い人間ドラマに引き込まれた。。。\n 先週は、豪華キャストのゴキブリ退治に失笑してしまいましたが・・・この作品はそれをも凌駕する日本を代表する新旧豪華俳優陣の共演!しかも主演の佐藤さんだけでなく全ての名のある俳優さんが、各々の役者魂の鋭いエッジを効かせての対話に引き込まれて、マジに記者クラブの面々にムカつきます〜笑一つの事件をきっかけに狂った人生が、時を経て再び交差して行く序章を観てしまったからには・・・早く後編が観たい!!!エンディングの小田さんの歌声も沁みます〜☆4.6 " + }, + { + "date": "2016-05-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "事件そのものにはあまり触れず\n ほとんど進展なし普段触れることのない記者クラブや広報官のごたごたやプライベートの話でばかり しかし後編は通常の刑事ドラマの様相前編を観た人の大半は後編も観たくなる様な展開 期待したい! " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作、NHK未読\n 邦画もいいもんですね。後編が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ドラマとガップリ四つがグッド\n これは、原作未読でドラマ視聴。ドラマがすこぶる良かったので期待を持っての観賞である。さて前編の感想は、ドラマのどこをカットしたのか気付かないほど編集が見事である。最近多い前後編二部作パターンの本作であるが、この内容を二時間強で収めては勿体ないのでじっくり時間をかけて描いて欲しい作品である。恐らく、原作もドラマも見てない人は、前編観賞後は一体この話はどう決着するのかさっぱりわからないと思う。通称「64」の誘拐殺人事件、警察内部抗争、警察と記者の軋轢、新たな事件。ドラマでは、この4つが見事に絡み合あって一本のストーリーになる。また、ドラマを見た人は前編の中に数々の伏線があって楽しめたのではないだろうか。さらに、配役での見所は新聞記者のリーダー役がドラマでは永山絢斗さん、映画は瑛大さん。実の兄弟で同じ秋川記者役を演じている。作品に無くてはならない嫌な奴で物語を盛り上げている点が興味深い。ただ完成度の高いドラマに対抗するために結末を姑息なオリジナルストーリーにならない事を切に願いたい。原作が素晴らしいので配役を代えるだけで映画前編は、ドラマとは違った魅力を打ち出せているのでその必要はまったくない。前編が終わって結末を知らない人はイライラするが来月の後編を是非楽しみにしてもらいたい。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "後編が楽しみ\n それぞれのキャストの良さがよくでていてる映画だった。予告編でキャストは豪華なのは知っていたが、それぞれがみんな流石という演技力で見入ってしまった。瑛太が思っていたよりもおいしい役で佐藤浩一との掛け合いも熱があり、ハラハラする分リアルな雰囲気を味わえるため楽しかった。後編に続かせるやり方も上手いと思った。ただ怒鳴るシーンが多いため聞き取れないところも少しあって惜しいなと感じた笑 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "親子3人で。感想様々……\n 母と父と3人で鑑賞。私……ドラマも原作も知らず、初めての鑑賞。メッチャ泣いてしまいました。嗚咽を堪えるのに必死なほど……母……「NHKとほとんど同じだね……あんまNHK覚えてないけど。ってかなんで泣いてるの!?えっ泣くとこあった?」父……「ドラマも原作も知らんけどまあ面白かった あとは後編見らんとなんとも言えんな。っていうか泣くようなところなかっただろう」えっ、いや逆に泣かなかったの⁉︎娘がいなくなる話ですけど…親として…笑隣の女の子も号泣してたんだけど。すすり泣く声も少ししてたよね。あれ… " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ・邦画\n これぞ邦画っす。後編も楽しみです。原作読まずに我慢してよかった。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "次回後編楽しみです。\n 64年の誘拐事件から繰り広げられる人間模様、外から目線、内から目線と段々見ていく内にはまり込み気がつけばエンドロ~ル6/11(土)後編が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "登場人物、役職が多いいけど、楽しめました。2回目の誘拐事件の進展が...\n 登場人物、役職が多いいけど、楽しめました。2回目の誘拐事件の進展が、楽しみです! " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "後編が楽しみ。\n ネタばれを含みます。原作、ドラマを知らずに映画を楽しまれるかたは、後編までごらんになってからお読みください。このミステリーがすごい!でベストワンになった横山秀夫の原作を、瀬々敬久監督が映画化。彼のキャリアベストになる傑作である。昭和64年の誘拐殺人事件を回想でなく描いたのは英断であった。間違いなく後編に生きる構成であろう。この事件の現場に刑事部の浮沈のかかった事案に関わる人物が全員そろっていたのだから、回想で追うだけなのとはわけが違う。警察広報と記者クラブの対立が、前編の柱になっていて、そのなかで、刑事部と警務部の暗闘も描かれる。このあたりの組織の構図は、僕が原作も読んだしドラマも観たので、わかりやすく見えたのかもしれないが、それを差し引いてもわかりやすくなっている。ドラマのときもそうだったが、伏線があからさまに敷かれている。原作でもあったのかもしれないが、三上(佐藤浩市)が雨宮(永瀬正敏)の家に二度目に訪れたとき、雨宮がさりげにあるものを隠すようにおしやる。三上の家にかかってきた無言電話。実は村越(鶴田真由)、松岡(三浦友和)、それから美雲(榮倉奈々)の実家にもかかっていて、だからあの無言電話が娘からのものとは限らない、となる。原作では、交通事故死した銘川老人の家にもかかってきたことになっている。原作やドラマを知らない人はこれに気づくのだろうか。こういうトリッキーな部分はさておき、終盤の三上の記者クラブへの発表には、なぜか目頭が熱くなった。広報室の連中の思いも、もちろん三上自身の思いも、理屈でなく胸を熱くした。結末は、原作と違うそうなので、どうなっているか。横山秀夫の警察小説初の映画化は、前編を観る限り、大成功である。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ごたごた\n 原作未読、NHK版未観。殆んどが64事件とは直接的には関係ないであろう警察と記者クラブとのごたごた劇という内容。これはこれでまあ悪くはないのだけれど少し長く、事件当時と14年後最初に三上と再開した時の雨宮のリアクションや記者達のバカ過ぎるリアクションの演出が不自然に過剰でちょっと残念。後編に期待したい。長いから分けているだけの前後編なのだから、もったいつけた過剰な引っ張り演出部分を切って1本の作品にするか、前後編一気に封切りして欲しいものだ。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "マラソンはまだ走り出したばかり\n 実際にこの映画を評するには後編まですべて観てからだと思う。前編では、64という事件の全貌と警察組織、特に警務部広報室の解説といった感じ。解説といってもダラダラ説明することなく、鑑賞者を飽きさせることなく、佐藤浩市の圧倒的な演技力で釘付けにさせる。事件は終盤に訪れる。前編はまだまだマラソンの走り出しで10km地点といったところか。後編に一気にラストスパートをきるのであろう。1カ月待たなければならないのはもどかしいが、後編を楽しみに待ちたい。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作通り\n 原作もNHKのドラマも見ましたが結構忠実に映画化されてます。ドラマと違ってスゴい俳優ばかり出ています。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "早く後編が見たい!\n 横山秀夫のベストセラー小説『64』の映画化。原作を読んだことがあるはずなんですが、ほぼ内容を忘れているので、実質初見と同等です(笑)。いやぁ、少なくとも前編を見た限りでは、今年の邦画一番じゃないですかね。非常に重厚な内容で、中々良く脚本が練られていると思います。惜しむらくは、前編・後編の二本構成なので、前編を見た限りでは、過去の振り返りとこれからに対しての伏線だけで、あまり物語が進まない点。まぁ、商業的に考えて、後半へも客を動員しなければならないですから、そうなるの仕方ないかもしれませんが、ちょっともどかしいですね(苦笑)。そうそう。今回、広報室の係員として榮倉奈々が出演しているのですが、『図書館戦争』シリーズに引き続き制服姿と言う事で、制服女優の名を確固たるものにしたようです(笑)。個人的な“苦情”を言うと、冷静によく見ると判るのですが、一瞬パッと見た時、綾野剛と瑛太の髪型がちょっと似ていて、どっちがどっちだか判らなくなりかけました。相反する立場の人間の役なのにね。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けた\n 前編を観終わった。小説を読んでいないが背景やサイドストーリー、64に関わる登場人物の立場や心情が上手く描き出せていて殆ど違和感なくスクリーンに溶け込むことが出来た。コメディでも勿論素晴らしい味を出してくれるが、三上の役は佐藤浩市しかいないと納得できるほど嵌っている。安定感があるから観ている側も安心して観ていられるので嬉しい。後編が待ち遠しい。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大人向けの映画ですこし内容がわからないところもありましたが とても...\n 大人向けの映画ですこし内容がわからないところもありましたがとてもいい映画でした!キャストが豪華でよかったです!後編でどのような展開になるのか楽しみです(^^) " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "演技力に圧倒\n 原作未読この作品は詳細が発表されたときから配役が豪華で注目していたのだがその豪華さを十分に味わえる作品だった。あれだけの俳優陣を揃えただけあってここの俳優の演技のレベルが高くて堪能できた(ただ椎名桔平さんが1シーンだけというのはいくらなんでもという気がした。後編で一杯出番があるんでしょうが。)。特に佐藤さんがあれだけの俳優陣のなかで主演を勤めるだけあって圧巻の演技を見せた。脇役では瑛太がすごかった。本作はセリフが少なくBGM も暗めの曲ばっかりで明るい曲がなくザ、社会派映画といった感じでともするとつまらないといわれがち(特に若者から)だが本作は俳優の演技が素晴らしく抑えられたセリフのなかで激しい感情の起伏を十二分に表していたため飽きることなくたのしめた。後編への盛り上がり方もよく後編が気になるので絶対に観に行く。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "いいけど、消化不良\n 前編、面白かった。しかし、値段は高くでも、長時間上映になろうが、一気に見せた方が良かった気がする(^_^;)後編を一カ月弱も待つのがしんどい。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー知ってても観る価値あり\n NHKの連ドラ、ピエール瀧バージョンでストーリーも解ってたので悩みました。前後編仕立てですからね。しかし絶対映画のがいいです。佐藤浩市さん、最高です。また脇を固める俳優さんたちも大物ぞろい。予習したからなのか?映画のが解りやすい展開ですかね。いろんなところで揉めている意味が、後編の話につながるんです。解ってるんだけど後編も絶対観に行きます。 " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「64ロクヨン前編」を観て・・\n 主演の佐藤浩市の演技が良かった。最近では「起終点駅」の弁護士役や「愛を積む人」の退職夫役などがあるが、現役警察官役の本作品が最も良いと感じた。テレビドラマではピエール瀧が演じていてそれなりに良かったが、迫力という点では映画では他の出演者の演技に負けないものがあったと思う。特に交通事故の第一当事者の匿名発表を実名報道にして記者たちに説明する場面では、映画を忘れて聞き入ってしまった。第二当事者の生まれや育ち、事故の背景などを自分の足で調べ上げたのは説得力があった。小説は今、読んでいるが映画の後編も期待して是非観たい・・ " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前編にとどまらない\n 前編、というないようでしたが、それにとどまらないしっかり した作品でした。前編て割と後編に向けての足掛かり的な何ともいえないのがあったりしますが、前編だけでも十分に楽しめ、さらに後編が気になる展開。役者も良かった。早く後編みたいなw " + }, + { + "date": "2016-05-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まずまずの前編!\n 実話をベースにした作品だけに面白い(^.^)2時間映画にしたら内容の薄いスペシャルドラマになってしまうし前編、後編で興行しないと合格キャスト陣のギャラがでないでしょう(^^;;それにしてもよくも主役級のキャストをこれだけ揃えた物と驚く(ー ー;)きっと20人以上のキャストは年中目にしてる俳優ですよ(^^;;後編のクライマックスをどうするかが最大のポイントと思います^_−☆ " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待以上でした\n 皆さん 役者揃いで大作だと思ってはいましたが、期待以上に素晴らしい映画でした。皆さんの演技は、素晴らしく、どなたもとっても好演しています。時間が進むに連れ、どんどんストーリーにハマってる自分がいました。前篇はあくまで序章的な感じですね。後篇も期待大です。早く続きがみたいです。(笑) " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応え十分\n 佐藤浩市、偉大な役者やな~と。一級線の役者が出揃うこの作品で、主役をはるだけのことはある。後編を楽しみに、ということで★4つ。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "熱く、壮大な作品でした。\n 2回観ましたが、1回目は物語の世界観に入り込み、映画を観ていたことも忘れるくらい集中できました。2回目は、それぞれの登場人物の感情に共感でき、涙が出ました。心に響く素敵な作品でした。何度も観て、後半の公開を待ちたいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "二部作の意味\n 二部作の意味ある?あるようだけど薄っぺらい。佐藤浩市は最近ひどいな。これだけのキャストのギャラ取り戻せるのか? " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えあり\n 佐藤浩市につきます。理解のない上司の無茶な指示を頑なに守るために板挟みになる姿、それでも信念を持って仕事に打ち込む姿に心打たれます。二部構成のため、冗長なつくりなのか、伏線なのかわからないところも意外といいのかもしれません。後編が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "有名俳優さん勢ぞろい\n 豪華キャストでした。苦悩する広報官は、佐藤浩市のハマり役でしょう。記者クラブの瑛太は、身体が大きく威圧感がありますね。上杉隆さんを彷彿しちゃいました。鶴田真由の声は健在ですね。ほっとしました。奥田瑛二のドスの効いた恫喝は、迫力ありました。永瀬正敏の迫真の演技は驚きました。よく知る俳優さんの名演がぞくぞくと登場します。後編にも期待。後編を観たいと思ったので4を付けました。後編までに文庫本(上)読んおさらいします。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "お見事\n 59本目。納得のいく作品でした。正直これだけ役者揃えたんだから、お手並み拝見と上から目線でしたが、ごめんなさい。目が離せなかったです。ストレイヤーズ・クロニクル撮った監督の作品とは思えませんでした。どういう入り方をするか興味があり、あれ?こんな入り方するのかぁと思ってたら、成る程上手く繋がっているなと。そんな事より、佐藤浩市でしょうね。アカデミー賞主演男優賞確定だと思います。惹き付けますよね、お客さん結構泣いてたし、出てる役者さんもあれはマジで泣いてるもん。うん、スゴイ。後編が楽しみです。ちょっと昔位の感覚で見てたけど、結構年取ったんだなって思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったです\n 良かったです。テレビ版よりも書籍の雰囲気に近くなる気配ですね。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人間ドラマ\n WOWOWの告知番組で前編の最後まで紹介してた。それはないんじゃないかな?若い客がいなくて、ヒットするかどうか心配だけど、瀬々監督はストクロの失敗取り返した感じではあります。個人的には芳根京子演じてたキャラのその後も気になるところ。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市vsクソ生意気な記者。\n 「64 前編」鑑賞しました。横山秀夫さんの小説は全く読んでません。初日はかなり混んでましたwわずか1週間で幕を閉じた昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件=ロクヨン。事件は未解決のまま14年が経ち、時効が目前に迫っていた。かつて、ロクヨンの捜査していた三上は、警務部の広報官として働き、記者クラブの確執や刑事部、警務部の対立が目立つ日々を送っていた。前編なので、まだ結末には辿り着いていませんが、良かったです。それにしても、俳優が豪華すぎる!佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、三浦友和、瑛太、坂口健太郎、窪田正孝、夏川結衣、嶋田久作、滝藤賢一、赤井英和、永瀬正敏、仲村トオル、椎名桔平、奥田瑛二、小澤征悦、筒井道隆、吉岡秀隆といった面々が出演してます!佐藤浩市の魂こもった演技が素晴らしいですし、記者クラブの秋川役の瑛太がとにかくクソ生意気ですし、腹立つ!w でも、嫌な奴等ですがいい味出してました。終盤、三上が一人で、記者クラブの前に立ち、ある事件を公表し、記者クラブが激怒するシーンも凄かった。思わず、見入ってしまいました(笑)内容は、事件の始まり、警察内部の隠蔽や記者クラブの対立などが描かれてました。まだ前編なので、予告編で流れていた映像はほとんど映ってませんでしたが、俳優陣たちの迫真の演技がとても素晴らしかったです(^^)個人的に三上と記者クラブの対立が好きです。(笑)記者クラブには腹立ちますけどね。(^^;総じて、面白かったです。まだ前編なのに、とても内容が濃かったですね~(^^)続きが気になる最後だったので、後編を早く見たいです!(^^) " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の最高峰\n 原作も読みましたが、原作以上の素晴らしい展開と佐藤浩市の演技には感動。警察内部の影の部分を浮き彫りにしながらも、練りに練られたヒューマンドラマに心も揺さぶられます。原作を読んだだけに、後編をどのようにまとめるのか、期待したいと思います。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前編\n CMのシーンはほとんどやらなかった。前編は事件とは直接関係ないことが多い。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作ファンです\n NHKのピエール瀧さんがあまりに良かったので、佐藤浩市さんではどうかと思ってたんですが、やはり一流俳優さんはいいですね。ただ、このままだと美しいだけの話になりそうなので、原作の感動だけではないやるせない感じを後編でどう描かれるか楽しみです。でもやっぱりピエール瀧さんが良かったなー " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見ごたえアリです!!\n 予告を見てから邦画の中で期待度の高い作品でした。キャストも超豪華ですがストーリーもよかったと思います。是非、劇場で観てほしい映画です!!後編が楽しみです。 " + }, + { + "date": "2016-05-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "NHKの勝ち。\n ストーリー(原作やTVドラマ)を知ってから観ている人が多いのかな?ある程度予備知識ないと、話が見えないんじゃないかなー、という印象を私は受けました。人間関係やなんであちらこちらで揉めてるのか等、描写不足だと思います。それでも、佐藤浩市演じる三上の良いところばかりではない人間の泥臭い様は、見る価値あり。邦画好きならあのキャストがココに!と思うこと必須。でも、正直なところ、TV版の方が面白かったんじゃないかな。ピエール瀧しかり、水澤紳吾しかり。未見の方は、是非見比べてみて下さい。 " + }, + { + "date": "2016-05-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "就職活動を始める前に観ておきたかった作品です。\n 出発点は、世の中の関心を集めることがなかった刑事事件でしたが、制作スタッフも原作者も、きっと、それとは違うことを伝えたかった・・・・・、大人になってゆくことって、何だろうなあ、幸せな職業人や仕事って、何だろうなあ、どんな大人が、一緒にいて気持ちいいのかなあ。どうしても、一週間が束になって駈け抜けてゆく毎日ですが・・・・・、家庭や職場で、自分の言い分を通しきることや世間体を気にすることが、やがて、周囲の方々をがっかりさせてしまう。そして、そんなことを、「ほめられるべきこと」として、教えてしまう環境にしてはいけない。こんなことしていると、福の神さんが、呆れて、離れて行ってしまう・・・・・、せっかく出会うことができた仲間に囲まれながら、ピンボケした満足感を握りしめただけで、ヘトヘトになってしまうのは、本当に、もったいない。そんなことを、途中から思いついてしまい、その瞬間から、かえって、渾身をこめた俳優さんたちの演技やカメラ・ワーク、コマの設定に、勢いが生まれてきて、力強く伝わってきました。こちらは、正攻法ではないのかもしれませんが、この作品をご覧になった100人のうち2人ぐらい、こんな印象を抱く人がいてくださると、少しだけですけど、ホッとします。 " + }, + { + "date": "2016-05-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "オールスター勢揃い\n ポスターには、日本を代表する大スターが勢揃い。その大部分がワンポイント出演。でもその存在感は、流石です。テレビや小説とは違う結末になるのか?娘は見つかるのか?後半が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2016-05-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "この顔ぶれは凄い!お見事!前篇飛ばして後編が早く観たい!\n この作品かなり期待していました!!みなさん、佐藤浩市さんの渋い芝居を期待していたと思うのですが、そう言う意味では期待通りの作品だと思います。ここ最近の邦画のスタイルで前篇・後編の2部作形式が流行っているけれど、2作合わせると上映時間は4時間~5時間分位でしょ? 私は観客の立場から言うと、これちょっとしんどいんだよね・・・制作側サイドで考えると製作費は、勿論1本分より高額になるだろうけれど、2作品同じ位の条件の映画を制作するよりはコストダウン出来る筈だし、宣伝も併せて出来るから、別々に2作品映画の宣伝費よりはコストダウンで楽なはず。キャスト・スタッフを集めるのも時間的拘束も効率が良い、でも2作品別々に公開されるから、収益は2作品分見込める。これを2部作にしないで1本の作品にするなら、上映時間が3時間或は3時間半の映画になるだろう。今現在の日本の映画館の殆どは皆入れ替え制だから、それだと1日の上映回数も少なくなり、長編だと客足が渋くなるだろう事が予測され敬遠され、少し大作や話題作になりそうな原作の映画化は2部構成になってしまった。大分本作のレビューと話が逸れているようで何が言いたいの?と思われる方もいるだろうけど、要は私が言いたいのは、この「64」の前半は観なくても後半だけが観たいといいたいのです。そもそも「64」って昭和の最後の年の一週間しかない時に起きた誘拐殺人事件だから、昭和天皇の崩御に伴い、この事件発生当時には、事件についてのマスコミ報道が不十分で事件の手掛かりも中々得られない状況にあったと言うもの。前篇ファーストシーンから30分程が事件発生と、その事件を捜査する刑事達のドラマシーンが続く。後は映画の大部分が時効間際の警察とマスコミとの報道に纏わる話に終始する。元々の誘拐殺人事件とはちょっと異質なテーマが延々と続くので、早く時効前に事件がどう展開するのかが、気になり、記者クラブの代表を瑛太さんが熱演していたが、そんな話は、いらないのだ。どうでも良いと思った。前篇の映画始まりから30分の後に、直ぐ後編を繋げて1本の映画には出来ないのだろうか?勿論、後編を観ていない私なので、前篇が後編でどう繋がった意味を持つのかは分らないが、物語の起承転結と言う目で見るなら、本作は起転転転で前篇は終了したように感じられる作品だったと思う。何だかバカにされたように感じてしまったのだ。残念だ。でもこれでは話が分からないので後編に期待したい!! " + }, + { + "date": "2016-05-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今年の邦画ベスト1位!\n 64。 ゲームの機種名ではないのです…。 これは、昭和64年というたった1週間の間に起こった、拉致殺害事件。 身代金を要求され、犯人の指示に翻弄される警察と父親。それでも必死になって犯人に食らいつこうとするのですが、そこに待ち受けるのは悲しい末路…。 そして、事件の犯人は捕まらないまま平成という時代へ。 徐々に誘拐事件を知る仲間が減ってゆく中で、新たな誘拐事件が幕を開けます。 報道の自由とVS警察の情報の隠蔽が、双方の対立を激化させる中で、広報部であり元誘拐事件の担当刑事だったの主人公の三上は、新たな誘拐事件の操作に繰り出します。 今度こそ同じ過ちを繰り返してはならないと、決意を固め情報を捜査本部から聞き出そうとする三上。 事件の鍵を握る『幸田メモ』の手がかりを追求しようと行動します。 前半に大盛り上がりを見せた所で後編という悲しい現実…。 佐藤浩市さんの白熱した刑事の熱い演技と、瑛太さんの強固な報道魂を感じる堂々とした演技に惚れました! 日本アカデミー賞、主演男優賞は『佐藤浩一』さんで決まりです!後編が今からとても楽しみです!2回目の鑑賞。前半で既に涙が止まりませんでした!見所はなんといっても、広報官VS報道記者の真っ向からの対立、それに尽きると思います。加害者の名前を匿名にするとの命令に困惑する報道陣。それをなだめる佐藤浩市さんの必死な姿に涙が止まりませんでした。この映画はまさに、佐藤浩市さんによって完成した作品です!彼の演技が全てにおいて素晴らしく、見る者を圧倒させてくれました!情に訴える迫真の演技は、佐藤浩市さんだからこそ成し遂げられたのだと思います。佐藤浩市さんのファンではないのに、ここまで気持ちが持っていかれた自分にビックリです! " + }, + { + "date": "2016-04-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優さんが豪華\n 昭和64年に起きた事件を軸として、色々と絡み合っているという話が面白いと思いました俳優さんが豪華で、すごかったです後編でグダグダにならないのを期待します " + }, + { + "date": "2016-04-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なんだか事件が脇に追いやられているような前編\n 昭和64年に起こった少女誘拐殺人事件。その年は天皇崩御により世間は混乱の極みだった。事件も解決の目途もなく、時効があと一年と迫っていた・・・というハナシは、かなり面白そうな展開。キャストも演技派をズラリと並べ、事件と警察内部の対立をクルマの両輪として大きなうねりが展開していく・・・はずなのに、どうもうねっていかない。後編を観ていないのでまだなんともいえないのだけれど、前後編を一本の映画として観たときに、尺の半分に警察内部・警察とマスコミの対立というドラマが前半分を占めているのはいただけない。まぁ、言っちゃ悪いが、組織内部の対立も、組織とそれを取り巻く周辺との対立はよくあるハナシで、あまり面白いものとは思われない。ただし、警察側の主人公が、現場側からの揶揄の言葉を借りれば、「事務屋」というのは目新しいのだけれども。とにかく、前半では、「昭和64年に起こった事件」のことが脇に追いやられてしまい、クルマの両輪としての役目を果たしていない。そこへもってきて、前編の幕尻で「ロクヨン事件の模倣」が起こり、あとは後編をご覧うじろ、では・・・ロクヨン事件の被害者は昭和に取り残されているけれど、期待した観客はスクリーンの前に取り残されてしまった感じ。前編では、もう少しハナシを進めて、せめて模倣事件の初動捜査ぐらいは見せてもらわないと、次への期待感・ハラハラ感がなくなってしまいます。事件の顛末が気になるので後編は観ますけど(たぶん)。後編を通して改めて評価するとして、とりあえずの評価です。<追記>前日にテレビ放映された関連ドラマ『刑事の勲章』は、事件と警察内部の対立がうまく噛み合っていて面白かったんですが。 " + }, + { + "date": "2016-04-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一気に観たかった(>_<)\n 「64(ロクヨン)」前篇試写会で観て来ました。横山秀夫原作で、とにかくキャストが贅沢。誰が主役を張ってもおかしくない俳優陣。それだけでも期待値、大ですが、期待を裏切らない面白さでした!7日間しか無かった「昭和64年」…。物語の導入部から目が離せない展開で、あっという間の2時間15分。しかし、悲しいかな「前篇」❗️❗️(>_<) いろんな伏線を張りまくり、え〜、ここで切るのぉ⁈ (>_<)…という、ホントにいいところで終わるんですね。うわ〜、4時間超えでもいいから、一気に観たかった〜。この後、どうなるのかすごく気になる 。「後篇」は6月公開。待ちきれないよ〜(T_ " + }, + { + "date": "2016-04-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n とにかくみなさんの演技に圧倒されました。息が詰まる思いでした。ただ、話が少し難しかったです。後編もみたくなる終わり方でした " + }, + { + "date": "2016-03-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観て良かったと思える作品\n 原作と出ている役者からして面白いだろうなと思っていたが、その期待をも軽々と超えてくる作品だった。 主演の佐藤浩市はもちろん瑛太、綾野剛、そして刑事部の面々等全員が熱演しており大変見応えのあるものだった。また男組織の中での紅一点美雲役の榮倉奈々が出てくると少しホッとすることが出来、大変良い役割を果たしていた。歳を取る程三上やその同僚達の気持ちが分かるであろう作品だと思う。原作ファンだったが、これは大変良い映画化だったのでは無いだろうか。役者全員が本当に素晴らしかった。公開したらまた観に行きたいと思う。 " + }, + { + "date": "2016-03-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "2時間画面に釘付けでした\n 先行して試写会で鑑賞。正直サスペンス物はそんなに好きではない。だから本来なら観ないカテゴリーの映画。。。スイマセン、初めから終わりまで画面に釘付けでした。役者全員が一切手抜きのない演技。マジで凄かったです。期待はしていたのですが、期待以上でした。なぜ、前編だけなのか?また、素晴らしくいいところで終わってしまい、後編が気になって仕方がない。なので、スイマセン(2度目)小説を先に読ませて頂きます。久々の長編小説しばらくは楽しめそうです。ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2016-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "佐藤浩市が素晴らしい\n 佐藤浩市が素晴らしい。広報官の苦悩も、一人の父親としての苦悩も丁寧に表現している。豪華すぎるキャスティングだからこそ出来た重厚な作品。誰一人として劣らない。滝藤賢一の赤間警務部長のイヤラシイさ、瑛太の秋川と佐藤浩市の三上の駆け引きのシーンも印象的。永瀬正敏のロクヨン事件の被害者父も胸をうつ。後編のスピード感溢れるストーリー展開が気になる。 " + }, + { + "date": "2016-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すっごく心動かされました。 自分が信じる道は何なのか、 自分が進む...\n すっごく心動かされました。自分が信じる道は何なのか、自分が進むべき道は何なのか、自分の人生に重ねてしまう部分がたくさんありました。後編がすごく気になります!!! " + }, + { + "date": "2016-03-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "オールキャスト、夢の競演\n い​や​あ​、​こ​ん​な​に​豪​華​な俳優陣は​初​め​て!​​みん​な​主​役​級​の​実​力​派で、胃もたれするのでは?と思っていたんだけど・・・​​それぞれの俳優がお互いを引き立て合っている。しかも、主役の佐藤さんを浮き上がらせている。​前​編​で​は​娘​を​誘​拐​さ​れ​た、​父​親​役​の​永​瀬​さ​ん​の​熱​演が光っている。​​記者クラブはやっぱり瑛太さんにしかできない。若​手演技派の窪田さんが、キラ以上の熱演。緊迫感の中、ほっとする榮倉さんの存在。・・・書き尽くせない一人一人の魅力満載だった。​前編は「人間ドラマ」がメインだった。でも、ラストにそれが一転!昭和と平成の現在がつながっていく。​​前​編​​5​月​、​後​編​​6​月​公​開​な​の​で​・​・​・​待​ち​き​れない​。ああ、早く続きが観たい!今​年​、一番観たい映画だった。そして、期待を裏切られなかった。 " + }, + { + "date": "2016-03-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "瑛太さんと剛くん最高です‼︎\n 人間関係が複雑に絡んで事件もいくつかあってあっという間に前編終わっちゃいました。いいところで終了で後編がますます楽しみです‼︎瑛太さんがめちゃくちゃかっこよくていい人だなって感動しました。綾野剛さんもかっこよかったです♡ " + } + ] + }, + "202": { + "title": "三度目の殺人", + "reviews": [ + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "「空っぽの器」という言葉が、役所広司主演作『CURE』を想起させる\n 謎めいた事件の真相を追う者が、対峙する犯人の闇にいつしか取り込まれてしまうという筋は、映画にもたびたび登場する。接見室のガラス越しの対話シーンという点では、近年の傑作『凶悪』(白石和彌監督)と共通するが、役所広司が演じる三隅を指して語られる「空っぽの器」という言葉で、黒沢清監督作『CURE』を思い出した。そこでは刑事の役所と、催眠暗示の使い手の萩原聖人、それぞれの状態を示唆するように同様の表現が使われる。『CURE』では役所が犯人を追う側、『三度目の殺人』では犯人という立場の違いはあるが、犯人のブラックホールのように空虚な闇に取り込まれてしまう構図や、一種の超能力のような特殊能力を犯人が備えることの示唆を合わせると、黒沢監督の『CURE』に対する是枝監督からのアンサーソングのようにも思える。そう考えると、三隅が残す「十字」は、『CURE』の「X字」の切り傷との符号のように見えてくる。 " + }, + { + "date": "2019-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "解釈は各々受け取って下さい的な映画の最たる物。\n 演者さんについて…役所さんはこれでアカデミー助演男優賞でしてか。正に圧巻の演技で引き込まれました。広瀬さんは性的虐待をされていた少女の役で境遇としては、可哀想な娘なのですが、本当にあったのか?実は三隅、重盛を翻弄せんとするしたたかな娘?…というのを見事に演じてたと思います。福山さんは上二人と比較すると見劣りはしますが、悪くはないです。役所さんとも渡り合えてたと思います。内容について…もう一度観たら、ちゃんと解釈できるのかな?と思うのですが、テーマがテーマですから全編に渡って暗く澱んでおり、観ていると滅入ってくるのが分かりきってるからなあ。再視聴は1年後位にまた考えます。 " + }, + { + "date": "2019-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実は\n 是枝監督らしく問題提起型。それぞれの登場人物に感情移入して考える。容疑者は弁護士の考えるような良い人だったのか。自分も含めてこうであってほしいことを弁護士は語るが、期待は裏切れられないのか、真実がとても気になる。何せ「空っぽ」の容疑者だから。弁護士と容疑者のやり取り、アクリル板を境にした緊張感はこの映画でも良かった。 " + }, + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まあまあ\n 役所広司さんは素晴らしい " + }, + { + "date": "2019-05-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "分からなかった\n 説明不足な映画と思った。観た後に他の人のネタバレ観て理解。映画がいけないのか自分が理解できないのがいけないのかわからないが一緒に観た人も自分と同じくわからないのでわかる人が凄いと思う。 " + }, + { + "date": "2019-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "話の締め方は好み\n 話すたびに証言がコロコロ変わる被告人。本当に「からっぽの器」に感じられる演技力がすごいと感じました。次々と新たな事実が浮上してきますが、中には信憑性の薄いものもありどんどんカオスになっていく展開に様々な結末を予想させて見応えがありました。最終的にハッピーエンドともバッドエンドとも言えない、微妙な結末になったのも良かったと思います。ただ、全体的に暗く、あまり好みではなかったので高い評価は付けていません。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "タコ、ニモ、カナリア、ウサギ、ゾウと会話に動物は出てくるが、映像はない・・・\n  全てが是枝裕和監督によるトリックなのではないかと思うほど、観客をミスリードし、スッキリさせない手法に恐れ入ってしまう。有罪か無罪かという法廷モノ作品にありがちな展開ではなく、真実かどうかは問題じゃないと豪語する重盛弁護士(福山雅治)が被疑者三隅(役所広司)に翻弄されるという法廷サスペンスに仕上がっているのです。 解雇された食品工場の社長を殺害した上に火をつけたという三隅は、30年前にも殺人を犯した過去があるため死刑は確実とみられていた。死刑を無期懲役に持ち込もうと渋々ながらも弁護を引き受けた重盛。単なる物取りではなく怨恨であれば“強盗殺人”が“殺人と窃盗”となり、死刑を免れ裁判にも勝てるハズだったが、いざ接見を始めると、肝心の三隅の証言がコロコロと変わり、ガソリンや盗んだ財布の件や動機について真実が見えないままだった。そこへ被害者の妻(斉藤由貴)から殺人を依頼されたという話まで飛び出してきたので、法廷戦術も変更を余儀なくされる・・・ 鑑賞中、ずっと気になっていたのが『三度目の殺人』というタイトルそのもの。一度目は30年前北海道で起こした事件。二度目は現在の工場社長を殺した事件。すると三度目というのは何のことだ?と、考えながら物語に引きずり込まれるのです。三隅の『羅生門』的な二転三転する供述によって、観客も翻弄され混乱しているので、核心にたどり着かないのだと思います。 伏線が解決されないままというのもスッキリしない要因の一つ。それは謎の十字架であったり、カナリアが死んだのは5羽だったり、被害者の娘咲江(広瀬すず)がなぜ北海道大学を目指していたのかとか、あるいは重盛の見る夢、妄想であったりとか。考えさせるだけ考えさせて答えを用意しないという是枝監督の術中にハマってしまいます。 公判中、咲江を証人に呼ぶ前に彼女から新たな証言を引き出します。それは被害者である父親から受けていた性的虐待のこと。父親のことを「死んで当然の人間」だと聞き出し、咲江からの殺人依頼、または咲江を忖度して殺人を犯したんじゃないかと三隅にぶつけると、一転して「俺は殺していない」と無罪を主張するようになります。おかげで法廷戦術もガラリと変え、犯人性を問う方向になってしまう。おかげで咲江が虐待のことを証言することはなくなり、法廷での辱しめを受けることはなくなりました。 序盤で、重盛の娘が嘘の涙を流すシーンがありますが、これが「法廷は真実を究明する場ではない」という言葉にうまく繋がっていて、真実は犯人のみぞ知ることを象徴しています。「三度目」というタイトルの謎についても、真実は藪の中に隠され、正解は観客に委ねられるということではないでしょうか。1つの意見としては、無期懲役を勝ち取ることができるかもしれない状況下で、咲江を庇い、一転して無罪を主張したために死刑を言い渡されたこと。つまり三隅自身が自分を殺してしまったと解釈できることです。これもまた真実を究明すべきじゃないのかもしれませんが。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司の空っぽがすごい\n 役所広司の演技がすごくて、見てるこっちまでイライラしてまうんやけど、最終的にはえ、怖っ、、、てなるくらい引き込まれる演技やった。話はちょっと難しくて、すげぇもやもやしたんですが、解説の記事読んで、腑に落ちました。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "私的には結末をハッキリと示して欲しかった。\n 私的には結末をハッキリと示して欲しかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "重い、ひたすら重い\n 役所広司と福山雅治が織り成す、重厚な心情が淡々と流れて行く絵は非常に美しい。あまり、動的な絵ではなく、スローモー。そして二人の言葉は謎々。最初はこの作品が何故日本アカデミー賞?と思いましたが後半段々見えてくる監督の思惑にまんまとはまりました。言葉が少なく絵も抽象的なので観る側にもの凄くイマジネーションを要求する作品でした。それにしても役所広司は素晴らしい。彼は日本の至宝とさへ思える。その重厚な演技を静かな絵で作り出した是枝監督の力量は確かだ。疑ってすいません。確かにエンターテイメントとしての日本アカデミー賞には物足りないかもしれないが個人的には納得でした。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もやもや\n 見終わってもやもや感だけが残りました。誰が犯人で、なにが真実なのか、すべてが答えがないままに終わるのですっきりりしない。序盤、中盤とゆっくりしたテンポではあるが面白かっただけに残念。 " + }, + { + "date": "2019-01-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの意味を考えさせられる\n 3度目の殺人とは、・自分の殺人・福山雅治の弁護士としての人生を終わらせる事の、どっちなのだろう? " + }, + { + "date": "2019-01-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "“真実”という名の迷宮を彷徨う…\n 「土曜プレミアム」での地上波初放送を録画したものを鑑賞。取り敢えず、ましゃ(福山雅治のあだ名)がひたすらにカッコいい! これだけは最初に言っておきたかった…(笑)という“ファンの叫び”はさておき、是枝裕和監督がずっと描きたかったという、迫真の心理サスペンス劇です。福山雅治、広瀬すず、役所広司…彼らの演技対決が見どころのひとつだな、と思いました。証言を二転三転する三隅(役所広司)に翻弄されながら、次第に真実の探求にのめり込んでいく重盛弁護士(福山雅治)。重大な秘密を抱えた被害者の娘・咲江(広瀬すず)。演技達者同士のアンサンブルが白熱し、画面に釘付けでした。周りを固める脇役たちも、適材適所な配役で、観ていて安心感がありました。“裁判で勝てさえすれば、真実は二の次”というスタンスを取って来た重盛ですが、三隅と対峙する中で、彼の持つ独特な雰囲気と底知れぬ何かに絡め捕られて行きます。ころころ変わる三隅の供述、被害者遺族の抱える秘密、新たな証言と土壇場での予期せぬ事態…。予想がつかない展開で、物語に引き込まれて行きました。内容的には、是枝監督版「藪の中」を目指したのかなぁ、と。三隅の犯したひとつの殺人事件を巡って、その関係者たちの濃密なドラマが展開されます。事件の“真実”を追い求める中で、人間の心の奥深さに滑り落ちていくような感覚でした。裁判での判決は下されるものの、結局事件の真相ははっきりとは明示されず、もやもやしたものが残ったままで映画は終わってしまいました。正直、混乱しました。判決文に書かれたことも、ただ裁判の中での“真実”であるというだけで、実際は違うのかもしれないな、と。犯人は本当に三隅だったのか? 咲江が抱える傷は癒されないままなのか? 裁かれるべき人間は一体誰だったのか? そうなってくると、タイトルの“三度目”というのも様々な読解ができそう…。取り残された問題は山積みですねぇ…。“真実”というものには絶対的なものなど無く、それを見つめる人それぞれの中に、それぞれの“真実”が生まれていく…。視点が違えば、当然解釈も違ってくる…。芥川龍之介の「藪の中」を原作とした、黒澤明監督の「羅生門」を観たときも、同じように感じました。自分の都合の良いように思い込もうとしたり、そうであって欲しいという願望が、いつの間にか“真実”になってしまうのかもな、と思いました。世の中に溢れている“真実”の正体を考えると、その言葉自体を疑いたくなるくらい、曖昧で漠然としたものなんだな、と感じて少し怖くなりました。何が正しいとか、何が悪いとか、いろいろな可能性がある中で、本当のところは自分自身の考えと決断、それに対する想いを信じるしかないのかもなぁ、と思いました。そもそも撮影開始時点で脚本が完成しておらず、撮影中にストーリーが変わったり、場面の意味合いが違ってきたりしたそうなので、是枝監督自身の中にも事件の“真実”は存在していないのかもしれませんねぇ…。 " + }, + { + "date": "2019-01-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "裁くことは誰が決めるのか\n 脇を固めるのが吉田鋼太郎、満島慎之介というところでテンション上がりつつ、役所広司…いや、三隅に呑み込まれる。シンボルとしての十字架が、\"神\"を現しているのかもしれないが、\"神\"と口にすると、この映画の中では、ひどく、偶像に見える。だから、\"誰か\"という表現。最後に三隅と重盛は離れていく。いや、もともと、三隅はそこにいて、重盛もそこにいて、二人はただ出会っただけなのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2019-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "監督お得意のモヤモヤ\n 色々と疑問が残る作品だった。タイトルの意味は確実に、観た人たちの中で話題になるやつだなーと。福山雅治ファンだけど、思っていたよりは役所さんと渡り合えてた気がする。もっと、スッキリさせる展開やラストを描こうと思えば描けたと思うのに、さすが是枝監督らしいなー。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "これで終わり?!!\n おもんな!!! " + }, + { + "date": "2018-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "司法制度のあり方に対して疑問を投げ掛けた良作。真実はどうでもいい、...\n 司法制度のあり方に対して疑問を投げ掛けた良作。真実はどうでもいい、この映画にも言えることなのかと考えてしまう。 " + }, + { + "date": "2018-12-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結末を知ってからまた見たい\n 見終わった後に、もう一度見たくなる " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "死刑が一番冤罪が多いことを知る人は少ない\n 昔、東大教授で最高裁判事でもある団藤重光は言いました。死刑は廃止すべきだと。無実の人は当然否認します。すると、反省していないと罪は重くなり死刑になるのです。この映画では、保険金殺人の犯人、妻の斎藤由貴は被害者になります。被害者は娘である広瀬すずをレイプしまくるのですが、広瀬すずが役所に相談することにより、役所と広瀬すず共同して父を殺そうとするのです。しかし、現実は、広瀬すずと斎藤由貴が犯人なのです。役所は無実ですが、自分に価値がないと思い、ヤケクソで死刑になるのです。有り得ないと、思うでしょうが、投げやりになる人は数多くいます。自殺する人が多い日本ではなおさらです。この映画は、そのような現実を見据えた素晴らしい作品です。今まで、福山雅治の演技について疑問視していましたが、すいません、最高の役者でした。広瀬すずもこれほどまでに真摯に演じられるって思いもよりませんでした。日本の映画もこんなに素晴らしいと誇らしくなりました。 " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "真実の曖昧さ\n 個人的にはこの作品はとてもアタリでした。ただ、真実は最後まで明かされず謎は多く残るばかり、ストーリーもどんでん返しがある訳では無いので退屈な人は退屈かもしれないですね。私はこの映画を見て、自分が確かだと思っている真実というのは本当に曖昧なものだと思いました。私自身がこの瞬間存在することも「他人の承認」と「自分の記憶」があってこそ成り立つもので、他人が私の存在を認めなければその瞬間から私という存在はいなくなるのですから、この世のこと全てが曖昧で脆いものだと思いました。真実はひとつしかないはずなのに、重盛の考える真実と、妻が考える真実、世間が認識する真実、工場の従業員が考える真実.....全く同じものはないのでしょう、真実はひとつしかないのに。真実に目を向けることよりも他のことを優先してしまう司法のありかたも、完全に間違っているとは言えない(数多くの裁判を何件も最初からやってたら時間がいくらあっても争いが解決しない)し、かといってじゃあ真実を蔑ろにしてもいいかと言われると違うし........この監督の作品は答えが出ないことを観客に考えさせるのが上手いなあと思います。あと役所広司さんと斉藤由貴さんの演技が素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "答えはわからない。\n 結論がわからなければいいってもんじゃない気がする…犯人かどうかはおいといても、なにかしらきれいに伏線が回収されるような要素は必要な気がする。これではなにが言いたいのかもよくわからない。検察役の市川実日子がよかった。 " + }, + { + "date": "2018-12-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "心理ドラマ 犯人は捕まった。真実は逃げつづけた。 というキャッチコ...\n 心理ドラマ犯人は捕まった。真実は逃げつづけた。というキャッチコピー通り " + }, + { + "date": "2018-11-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "”三度目”とはなんだったのか。何度でも観返したい作品\n 大好きな是枝監督作品かつアカデミー賞受賞したのにまだ観ていなかったのだが、TV地上波で早くも初放送されたので録画して鑑賞。これは受賞すべき作品だとすぐに納得。是枝監督はすでに名実ともに日本映画史に名前を残す代表的なひとりとなったと思う。この世の法律や司法制度の保守化や矛盾を風刺しながら、本当の罪とは、それとの向き合い方とは、そして人の命の尊さとはを、重い静かなトーンでグサリと抉ってくる内容。ほぼ刑務所の面会所での弁護士と容疑者の男とのやりとりで話が進む構成に、その細かややりとりや駆け引き、心の葛藤が繊細に浮かび上がる。そこで際立ってくるのが役所広司の本心がどこにあるのかを迷わせるあの目の奥の演技は圧巻。男が本当は何を思いどう行動したのか、またそれに関わる人たちの心の内は…いろんな見方があり一度では捉えきれなかった。近々にもう一度観て咀嚼したい。そして、”三度目”に込められた意味は…是枝監督が切りとり紡ぐテーマに今後も目が離せない。 " + }, + { + "date": "2018-11-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あなたが信じたいストーリーを容れる、からっぽの器\n それぞれが見たいもの、信じたいストーリーを好き勝手に被告人に貼り付けているだけで、結局“ほんとのところ”なんて知りようがないし、そんなものハナからないのかもしれない、ということでしょうか。真相なんて重視してなかった主人公は、はじめはいつものように仕事上都合のいいストーリーを探していた。なかなかそれをくれない支離滅裂な依頼人に苛立ち、つい真相に興味を持って探求してしまった。これが真相だと確信したが、それも結局は都合のいいストーリーに過ぎなかった?という少し皮肉めいたお話なのかなと。被害者の娘の「私を助けるために」という“いかにも真相めいたもっともらしい動機”も、最後のシーンでクールに突き放されます。それはそれで、彼女が信じたいストーリーなのかもと。前のシーンで、殺してほしいと頼んだわけでもないのにその願望が「伝わったんです」と頑なに言い張っていたのも“伝わったからやってくれたんだと、私はそのストーリーを信じたい”と考えれば納得できます。そう考えれば彼女も気持ちの整理がつく。気持ちの整理がつく都合のいいストーリーを誰しも求めてる。「言うことがころころ変わって何を信じていいか分からない」非論理的な存在というのは、裏を返せば「あなたが“本当はこんな奴なんだろう”と信じたいように、どうぞ信じてください」という、どんなストーリー(論理)も受容できる“器”とも言えるのかなと。それを論理的合理性の権化である法廷劇で投げかけるわけですから、痛烈だなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-11-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "しっくりこなかった\n 役所さんの演技は本当に素晴らしいけど、福山が福山にしか見えず…子供の万引きシーンとか必要だったのかしら…?ラストの撮影方法はうまく器を表現してて唸った。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる\n セリフの一つ一つに意味があり、全く目が離せなかった。見終わった後、いろんな疑問があって、自分なりに考え、こちらのいろんな方のレビューを読んで、すっと、腑に落ちました。 " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "じっくり魅せて貰いました\n 登場する全ての方が見せる間が、絶妙で素晴らしかった! " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実なんてどこにもない\n 最初に言ってしまうとこの映画は、この手の映画にあるあるのスカッとじゃなくモヤッとする終わり方。オダギリジョー主演の『ゆれる』と主題は同じ感じがする。.映画中何度も「ホントのこと」ってセリフがあるけど、結局「ホントのこと」なんて見る人によって違うし、皆自分が見たい、都合のいい「ホントのこと」しか見ようとしない。.そして事件の関係者が泣く。これ私はみんな結局嘘ついてたんかなって思ったんだけど、最初らへんに福山雅治の娘が嘘泣きをしたくだりからずっと気になってた。広瀬すずに関しては娘の嘘泣きと泣き方が同じに見えた(笑)..あと、役所広司と福山雅治の面会室でのシーンで徐々に映し方が変わって、最初は福山雅治が左にいたけどそれが角度が変わって右に来て、最後にはほとんど同化するように映っててそこの変化が面白かったかなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-11-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "つまらん\n まぁストリーが面白くない。これに尽きる。何の掴みどころも無い映画。 " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督にしては\n 是枝監督って家族をテーマとした作品が得意なのかな。他の作品と比べると、この作品は自分的にはいまひとつでした。広瀬すずさんもダークな役柄にハマっていないような。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度見ないと、本当に理解できてないのかも。\n もう一度見ないと、本当に理解できてないのかも。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "二転三転…そして???\n 役所広司の供述が二転三転。そんで、みんな嘘ばっかり。なんなんだ!?加害者、遺族、弁護士、検察、裁判官…みんな自分に都合の良い事だけを言って、都合の悪い事は隠したり、嘘ついたり…途中までは面白く見てたんだけど、結局、何がホントで、何が嘘だかわからずにエンドロール…個人的には完結しませんでした…ちょっと俺には難しい作品でした。それにしても、福山雅治はキレイな顔しとるわなぁ~ " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もっと単純な話だと思ってたら違ってた。 供述をコロコロ変える意図っ...\n もっと単純な話だと思ってたら違ってた。供述をコロコロ変える意図ってなんだったのかとか、翻弄されながら弁護士は何を思い巡らせていたのかという根幹の所がイマイチよくわからなかった自分が悲しいというか情けないというか。福山雅治を見直した。彼すごいな。 " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん。一言で言うと弁護士が弁護士っぽくない。器という表現が何だか...\n うーん。一言で言うと弁護士が弁護士っぽくない。器という表現が何だか嘘っぽい。 " + }, + { + "date": "2018-10-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "弁護士って、お金さえもらえれば誰でも弁護するのかしら?\n 今まで観たことのない裁判映画。犯人は誰か?この中で一体誰が嘘をついているのか?など、たくさんの人の証言から推理して犯人当てをする映画ではありません。この作品では、事件の真相を探るのではなく、一人一人の証言から導き出される、一人の男の裁判を描いています。弁護士の質問に対し、コロコロと発言を変える男の供述。そこには、一人の少女をかばうための悲しい秘密があるのかと思いきや、少女自身も虚言癖がある様子…。バラバラとしている発言が続き、何がなんなのかよく分からないというのが正直な感想。でも、この映画は事件の真相を求める為に作られたわけではありません。1つ1つの言葉の意味を汲み取ることで、些細な会話の中にハッとさせられる部分か沢山詰まっているのでしょう。しかしながら、彼が突然無罪を主張しても、検察や裁判官の都合で全てうやむやにされてしまう現実…。えげつない社会の仕組みによって、一人の男の命の明暗が決定づけられてしまうだなんて…。真実は闇の奥底にあるからこそ、真相は最後まで見えません。答えを考えるのは視聴者。そして、監督はその答えわ持っているのか?最後の最後まで謎に包まれた映画でした。映画通には受けそうですが、万人ウケは難しそう…。だからこそ、是枝監督の珠玉の作品だと私は思うのでした。個人的に、かなり難しかったというのが正直な感想ですが…。 " + }, + { + "date": "2018-10-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "真実の目は見えるだろうか?\n 地上波で鑑賞前に他でもこの作品を鑑賞済み。ただこの作品を見ていてとても気持ち悪さ、いや気分が悪くなる。この作品はほとんどの人は、モヤモヤ感だけしかないはずだが、自分には気分が悪くなった。残念だが二度と自分には鑑賞出来なくなるだろうと思い目に焼き付けた。誰が悪いわけではない。答えを探してやっと落ち着いたのでまとめた。それはこの作品自体がとても「矛盾」が多く存在する。小さな矛盾と大きな矛盾この二つで成り立っている。大きな矛盾は三隅の証言への矛盾。まず三隅…三隅自体は殺人に動機はない。常に相手から受け取った思いのみで殺人を犯してる。一度目の高利貸し殺しも被害者の影響を受けた事で殺人を犯してる。二度目の殺人も咲江の思いに影響を受けている。よって三隅自体に動機はらしい動機はない。それは証言の中でも出てきている。「自白」→「奥さんからの依頼」→「やっていない」の計3回。これは三隅が影響を誰かから受けるからであって、三隅本人の意思でもない。重盛の真意の変化。重盛は、摂津からの依頼で弁護をする事になる。会うたびに意見が変わる三隅に困った為重盛を呼んだ。ただ最初は三隅の謝罪文に対して妻が破いた手紙も「今は遺族が何やっても許されるんだ」と言うことを言っているし「なんで弁護するんですかーってこっちは仕事だっつーの」と突き放した感じで話している。その後三隅と面会室であってガラス越しに手を合わせ、三隅の事を知るうちにだんだん変化していく。摂津が盲目の人が触った象の話を出して、重盛はそれのような事件だと言うシーンがある。そして最後は三隅を知ろうとしてる。一貫性が重盛にはない。違和感を感じる法廷。裁判員裁判なのに裁判員は一切出てこない。あるのは法廷での裁判官・検事・弁護士のみ。ある意味淡々とこなす映像。真実を話す場ではないとは言えこれは、違和感がある。小さな矛盾は娘の存在。娘がいるにも関わらず一度も娘の出てこない。全く。前の職場の店長から「死んでほしい」って本人の意思は伝えられてるが。そして何故娘も足が悪かったと言うのか。その証言の映像はない。二階から飛び降りた咲江。飛び降りた理由はわからないが嘘と断定するには診断書がないからなのか?それすら出てこない。生まれつき足が不自由な二階から飛び降りれないからか?それとも周囲に嘘を伝えていても検事は信憑性を高める為に周囲にも聞くのか?仮にそうだとしても多分大ごとにならずに病院に行ってなければ嘘になると言うのか?可能性では足がより悪くなるかもしれないが…。三に固執してる状況。三に固執し3の物ばかり目につく所に3がある。地方裁判所の階段や弁護士の人数や家具三隅の部屋など…しかし3に固執しても3の意味が大勢は司法の弁護士・裁判長・検事を見てしまう。これも司法を表す上で十分になるがそこではない気がする。しかも三度目の殺人は誰を言ってるのかそれがわからずじまいで終わる。多くは三隅の死刑を表してると思う。しかし三隅の名前にも三が最初からあるのだ。弁護士も3人裁判官も3人で検事のみ2人理由は?となってしまう。十字。映る十字。社長の焼死体跡、カナリヤの墓、雪合戦の妄想、十字路。十字の回収はされていない。そのままで終わる。裁判長への手紙。ありえない。刑に服してる三隅が裁判長に手紙を送れない。いや裁判官に手紙を出しても届かないはず。出所してから書いてるとして何故住所を知っている。報復の可能性を秘めてる以上三隅がその気がなくても知る手立てはないはず。じゃなきゃ裁判長なんか出来ない。検事側の証拠不十分の起訴。これはどうなのか自白だけで裁判をするのか?日本の司法では、自白も証言として扱い、証言人や証拠を集めてから起訴するはず。証拠不十分で証人もいない、前回殺人を犯したから裁判員裁判でも刑にかけれるとしてもそれをそのままやるには危険だし減刑される可能性がある。それと検事側は求刑を望んでるのかどうかすら情報がない。それ程矛盾がある。面会室での両者の写り込み。面会室の映像を撮るとき写り込み防止としてライトの位置は気をつけて、カメラワークも注意する。それなのにこの作品では写り込んでる。わざとだろうと推測できる。ただこの手法では犯人像がボケてしまう。それを見込んで撮ってるとも思える。以下の事を踏まえてこの矛盾の答えが「個の存在」そのものだとは思いもしなかった。正しいとか間違ってるとかは監督は答えてないので分からないが、三の意味は生・存在・死の三つだろう。司法ではなく。生は選別されて生まれてきて、存在は生きてる証生きてる以上見えない存在に支配されて影響を受けながら個の存在する。そして死に向かう。存在そのものを描いた作品は少ないが、三隅の存在がまるでいるようでいない存在。いや例えるなら都市伝説の口裂け女のように存在は誰もが知っていてだが、理由もなく殺す。まさにそんな存在が三隅。それを裏付けように周囲の証言。大家や咲江や娘(出てこない理由)が彼の周囲を取り巻き存在するように見える。三隅は生きてるし人間だがまるでファンタジーの生き物のような存在なのだ。人の心が解るのは1番強い負のエネルギーのみで手を返して伝わるわけではなく、目で見て伝わる。手からは強く感情が読み取れるレベルとなる。それが1番解るのが面会室での三隅と重盛の写り込みだ。写り込んでる二重に重ねる。三隅と重盛。そして少なからず影響を受けさせることも出来る三隅。重盛が三隅と同調し始める姿はその後の重盛の真意の変化でもよくわかる。そして十字は裁く裁かない神でもない、影響の存在への迷いを表すのが十字だろうと思われる。裁きのような十字だが、三隅の空っぽの器で理解した。十字は人生の影響下で存在が向かう先を描いていた。それが答えだろう。執拗に裁きを表すように見える。ただこれは「個の存在」を証明した作品だ。元々監督はこのようなありえそうでありえないものを題材に撮っているが、どの作品も「個の存在」を映してきてる。役者にも焦点を当ててるし、それ以外でも見えない存在を表すことが多くそれが今回の答えにつながる。ずいぶんとかかった。しかしこれが答えだとすると法廷ミステリーでもなんでもない。答え合わせに見た時もこれだとぴたりと矛盾に合うと感じる。ただ、これでは三度目の殺人の答えを見つけられずに困っている人がいてモヤモヤして終わる。勿体ない。「個の存在」到底撮ってるとは思わないのだから当然だろう。残念でならない。星三つは役者が良い演技の分だ。作品としても完成度は高いが、この答えは頂けない。と自分は思っている。 " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実は…? いったい本当は何が起こっていたんだ?話は二転三転、さま...\n 真実は…?いったい本当は何が起こっていたんだ?話は二転三転、さまざまな情報もあり、推理好きは頭をフル回転させることとなります。しかしそれのみに気をとられてしまうと最後にバッサリ切り捨てられモヤモヤさせられることに。私はこれ、裁判ってこんなんだよ、真実なんて大した意味はないんだよ…と捉えました。恐ろしい!恐ろしすぎます。鋭い社会風刺を込めた秀逸な作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "奥が深い\n 一度見ただけではすべて理解できない気がする。もう一度見てみようかな。役所広司はさすがの演技力。 " + }, + { + "date": "2018-10-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所の好演\n 役所広司のサイコパスにも義賊にも見える演技が良かった。ラストの福山と役所の顔が重なりそうで重ならない演出は見事。人の心を読んで、2回殺人を犯す三隅。そして3度目は自分を殺す(死刑にする)ように裁判で供述を変えていく。ホワイダニット系ではあるけど、答えははっきり明示されずに終わる。それは裁判が真実を明らかにする場所ではないというメッセージの表れなのかなと勝手に思った。エンタメ要素がほぼないのに飽きずに面白いと思えてしまうのはさすが是枝監督。 " + }, + { + "date": "2018-10-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "視聴者に考えさせるタイプのやつ\n こういうのは合わないんだよね。解決させてほしいと言うか、謎を散らかしすぎて本筋がおざなりになっていると言うか。ラストの大逆転的なのに期待したけど、“あえて”そういうことをしない狙いのようだけど…だとしたら、もう少しうまく推測させてほしかった。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見る人の器が反映される映画\n 現在の司法制度の欠陥を三隅が見事に利用した映画だった。真実が証言や供述、誰かの人生観や価値観によって、いとも真実かのように決められる理不尽さ。「あなたはただの器?」最後に重盛が三隅に問いかけたセリフ。結局は、三隅という器を通して重盛の価値観や感情が反映されていた。映画の掴みどころのない意図はそのためだと、真実を伏せることで重盛やあなたの価値観が反映される怖さ。この現代社会の構想が、映画を見る人の思考が、三隅を通して反映されるように作られた映画だと思います。三番目の殺人は、真実を見極めなくても簡単に行われるものだと。真実は色んな見解があるけど、私は咲江の母が依頼殺人をしたのかなと。判決が下されるあの場面での不可解な震え。自己の罪悪感が妄想ではない、決定付けられた判決の瞬間に耐えきれなくなった。・・と思いましたが、真実は? " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "役所が出てるからあまり低評価にはしたくないけど〜。 容疑者Xの献身...\n 役所が出てるからあまり低評価にはしたくないけど〜。容疑者Xの献身だっけあれに似てるな作風も話も。おまけに雅治だし。シリアス感も似てるし。終始観たことある気がする感が抜けなかったなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "器として生きる人生\n 生まれてこなければよかった人間、というのはそういう事なんだろうか。自分の意思とは関係なく思いを受け入れ実行する。その時、己の感情はどこに行ってしまうのだろうか…後に引きずる良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "なんのこっちゃ\n 何が言いたいのか分からない。たぶん私が馬鹿だからなんだろうと(正解)観てるのが苦痛だったな。この作品いいよって言う人はすごいねえ💀 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストに近くなるにつれて引き込まれた\n 最初はゆったりと進むストーリーに少し飽きてしまいましたが、ラストに近づくにつれてドラマがあり、楽しめました。推理して観ていたわけではないですが、誰が犯人なのかが最後で分からなくなりましたね。他の方のレビューを見て、なるほどとわかりましたが(笑) " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの心の闇に\n 最初から最後まで物静かなモノトーンな映像と語り口で綴られていくイヤミスな法廷ムービー。犯人・役所が抱えた心の闇に翻弄される弁護士・福山。その葛藤の狭間に立ち、このストーリーの中で救われたのはいったい誰だったのだろう?そして三度目の殺人の意味するところは何なんだろう?とても深い心の闇を、お互いに封印し合って成り立つ社会への警告にも感じる作品。いったいラストをどう捉えたらいいのか…真犯人は…?いろいろ考えさせられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真実とは何か\n 「自分の意思とは関係ないところで人の命は選別される」わかるようでわからない、というかそうでないと思いたい。最後まで真実はわからなかったが、世の中にはそういうことだらけで、他人に自分の考えを誘導されたりしていることに改めて気づき、やるせなさみたいなものを感じた。やっぱり「運命」は決まっていてその中で私たちは生きているのかなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "真実なのか真実じゃないのか\n 考えたり推理しながら見る映画は好きなのでDVDを借りてきたけど…。考えれば考えるほど、分からなくなる映画。複雑にしてるのは人間。腹の中では何を考えてるのか分からない。俳優さんの演技力が凄い。良い人に見えるし、悪い人にも見える。私は分からなすぎでモヤモヤすら残らなかった。色んなサイトのレビューを拝見し、やっと、何となくですが、なるほどなぁ〜って感じでした。色んな見方ができる映画。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "役所さんがさすが\n なんか淡々と進み、展開が予想できた。ひとつ気になるのは咲江の足は先天性なのか屋根から落ちたのか?結局どちらが本当でなぜ屋根から落ちたと言い張るのかが気になりました。 " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "東野作品に正直食傷気味\n 役所広司の長回しに圧倒され、福山雅治の好演技にほっとしてたら、女の子が一人で全てを破壊し尽くす映画。難しい役所だとは思いますが、ほぼ死んでるココロの中でも色んな変動はあったと思うんです。救いを求める瞳、憎悪、諦観、非難、絶望のダメ押しに、嘘。変化無さ過ぎて、内面の陰が伝わって来ない。不幸な境遇の少女への同情ではなく、彼女の放つ異様さに役所は引き込まれるんだと理解してる。もう、ここが駄目、個人的には。是枝さん、これで良いと思ったんだろうか?そこ、謎。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "乗っときましょう!\n 少し狙いすぎなとこはありますが、ここは監督の術中に乗っときましょう^_^十字路に佇むラストにあなたは何を思いますか? " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "わからない\n わからないということがこの世の唯一の真実なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々と物語が進む\n 盛り上がりに欠ける。 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせることが目的?\n レビューの評価は高いようですが、私はモヤモヤな終わりでスッキリしませんでした。司法のあり方を問いたいのかもしれませんが、私は好きなストーリーではありません。フラストレーションのたまる映画でした。期待していただけに残念です。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "モヤモヤが残る\n 結局何が真実なのかわからない。三隅は社長を殺したという解釈で良いのだろうかしかしあの母親にも何らなかの罰を与えてほしかった。父親の虐待を見て見ぬふりをしたという事は、娘を見殺しにしたようなものだ。これは立派な罪。裁くのはメールの件だけじゃ足りなすぎるしかし公にすると咲江への虐待が世間に広まるわけだから罰を与えるには遠回しなこういった方法しか無いのだろうな……結局登場人物で一番得したのこの毒母親なのだろう。三隅は死刑。メールの疑惑も晴れ恐らく保険金も降りるのだろうし後は『可愛そうな妻』な自分に酔いしれて生きていけば良い訳だからそこら辺もモヤモヤが残るしかしこの毒親を演じた斉藤由貴さんは凄かった。広瀬すずさんも影があって良かったが助演女優賞……?とるにはちょっと……嫌な役だが個人的には斉藤由貴さんの快演に引き込まれた。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "法廷サスペンスだと思って観るとモヤモヤっぷりに驚く。でも実際、現実...\n 法廷サスペンスだと思って観るとモヤモヤっぷりに驚く。でも実際、現実の法廷はこのくらいのモヤモヤっぷりなんだろうな。三度目というのは、三隅が三度殺されるということ…?この監督は演出がしっくりしてて良いね。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大変面白い作品\n 非常に深い作品だなと思った。法廷ミステリーと書いてるけど、ドラマだと言うべきだ。十 を印象付けられる場面が多数あり、人を裁くことの意味をうまく考えさせる。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "3度目はどうした?\n 私には理解するのがちょっと難しかった。誰も本当の事はいわないんだ。印象的でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本の裁判システム\n 殺人の前科者(役所広司)が起こした殺人事件を渋々担当した弁護士が主人公(福山雅治)、被告は罪を全面的に認めていた。動機がしっくりこなかった主人公だったが、裁判は粛々と進行していく。そんな時、殺された男の娘(広瀬すず)がとんでもないことを告白する。日本の裁判システムを冷ややかに見ているようだ。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "福山はこういう方が良いよね\n どれだけ素晴らしい役者か知らないけど、スクープはひどかった。こういう好青年(?)役の方が安心して観られる。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとのれない\n テーマも話もなかなか面白かったけど、演出が鼻につくというか。。結構テーマをセリフで言っちゃうし、それその人が言う?みたいなことも感じたり。役者さんはみんな良かったし、見応えはあった。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "よくわからなかった\n なんか長いだけでよく分からんかった " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "十字架\n 殺人事件は二件なのに三度目の殺人そのタイトルの意味を考えながら巻き戻して2回目突入咲江に証言させていればもしかしたら死刑にはならなかったのに、そうしなかった重盛の罪を言っているのか、それとも司法そのものを言っているのか鳥のお墓や燃やした跡が十字架になってたりと、十字架がキーになってる気がします最後の面会を終えて空を見上げる重盛はなぜか住宅街の十字路に立っていました。そこで終わりますん?よくよくみると、この十字路、十字架に見える!!重盛は十字架の中にいます。そこで終わるってことは、やはり罪の中にいるのは重盛だから、三度目の殺人は重盛のことを言っているのかな、と解釈しました。見て見ぬ振りそんな罪を表しているのかな、と。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "彼女の殺意をあなたが忖度した\n 映画「三度目の殺人」(是枝裕和監督)から。なかなか難しい作品だったので、モヤモヤ感は残ったが、キーワードは「忖度(そんたく)」かな、と感じている。忖度とは「他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮することである。「忖」「度」いずれの文字も「はかる」の意味を含むようだ。「流行語」として話題になったが、本来は悪い意味ではない。しかし今回は、いくつかの場面で「忖度」が見え隠れする。裁判官が導きたい方向性を、検察官・弁護士が忖度する、食品偽装を、自分たちの生活の為に口封じ、それも忖度。そして、最期まで分からずじまいの殺人動機も、仮説であるが「彼女の殺意をあなたが忖度した」と言い切る。もっと複雑なテーマがあるのかも知れないが、鑑賞中にメモしたフレーズを眺めると「忖度」と言う単語が、妙に引っ掛かったから。「本人の意志とは関係ないところで、人は生まれてきたり理不尽に、生命を奪われたりしてるってこと」の台詞も意外と記憶に残っているのでテーマは「理不尽」かもなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演出は面白い\n もやもやして終わる映画。それを意図的にやっているのだから、監督の思い通りなのだけど、イマイチすっきりしない。決してつまらないわけではないが、薄気味悪い映画ではあった。福山と役所浩二が、面会室で語り合うシーン。ガラス越しの撮影で、二人の顔が重なるような演出は、役所浩二に福山が自己を投影しているようで面白い。しかし、もう一回みたいかと言われると、もう見たくないような映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人の心なんて見えない物\n 裁判官に憧れがあった彼の歪んだ正義が殺人少女に娘を重ねていたそんな彼女の悲しい生い立ちそれを知って彼の中の正義である殺人を計画させたのでは 母親までを巻き込ませるまでが計画それなのに少女が自分のために証言してくれると知って嬉しかったにちがいない でも彼女が好奇な目にさらされるのは彼の正義に反する 認めたまま裁判を進めていれば死刑は免れるでも彼女を守るために自分が不利になっても証言を変えることにした最期弁護士が自分を理解してくれたこと 認めなかったけど死をまえにしてやっと得た理解者になったような気がする司法にも皮肉を忘れないことがいい予定調和以外は認めないんでしょ結果ありきの裁判が一番怖い " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "あらゆることに自分を勘定に入れず\n 広瀬すずちゃんが可愛くて溌剌としてて好きなんだ。そのイメージがあるからクソ親父にやなことされたら蹴り飛ばしそうだ。役所さんはひどいことされてる人を守るために器としてもたらされたのか神々しいけど殺すしか解決はないのか全ては自己満だけど助けられた人はいる。スッキリしないので好きではない。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "【黑電影】第三次殺人。\n   人有弱點就站不住腳。  雖然,面對複雜的刑事案件,釐清真相的過程大多是瞎子摸象,距離真正的事實還很遠很遠,也因為很遠,反而成為盲點,更深入一些,就變成莫名的弱點。  重盛律師對自己辯護的對象說的證詞到底是真是假沒有興趣,他是律師、一個以打贏官司為目標的菁英律師,即使辯護的是無惡不作的殺人犯也不影響他的原則,只要取得有利證詞,依據辯護對象的需求進行抗辯,死刑打成無期徒刑、有罪判成無罪,那是他的工作,一點也沒什麼好猶豫或為難。  是啊、律師不就是這樣的工作?顛倒黑白,只為達成目的。  三隅高司的二次殺人案在重盛律師眼中看來,大抵就是一起逃不掉三十年刑期與習慣的產物,因為殺人而坐了三十年牢的傢伙,出獄後是能怎樣回歸尋常社會?既然有了前例,再一次殺人也不會感到意外,被他殺的人只能說是倒楣,居然會相信殺人犯的話而雇用他。  接手案子代表自己已經做好辯護準備,將刑度爭取到無期徒刑就好了,三隅當年在父親手中遭到重判入獄,重盛律師覺得這或許有一點宿命的感覺,只是,當年父親是審判長,現在的自己則是替殺人犯辯護的律師,這感覺像是穿越時空與父親在法庭上交鋒似的。  唯一相同的,是當年父親給三隅判了活路,現在的自己也要替三隅爭取活路。  活下去,好似顯而易見的正常,可有誰想過習慣關在籠裡的鳥兒一旦放了出去,究竟能夠活多久?  重盛律師以為這不過就是殺人犯突然怕死而希望減刑的案件,反正律師跟辯護對象本來就不是交朋友,公事公辦就好,怎料三隅不斷推翻供詞,真相在一次次翻案後變得撲朔迷離,重盛律師察覺事實好像沒有那麼單純,不管是被害的山本先生遺孀或女兒態度都有些奇怪,他漸漸想要釐清事實,卻也發現自己一步步踏進三隅架構的世界裡。  這個三度推翻證詞的殺人疑犯,或許真的殺了三個人--不見得是真正謀殺。  撇開他三十年的犯案,我認為這回三隅確實是殺了三個人,除了開場直接殺掉的山本先生,奪走生命向來是最直接的殺害;然而,三隅選擇以謊言毀掉山本太太的名聲,人格殺人某方面來說甚至比取人性命來得難以承受;最後,他還是回歸到自己的初衷,咲江的期盼其實與他無關,他用冷漠毀掉小女生的希望,畢竟對殺人者存有期待本來就不應當,這是三隅自己的念頭,卻也反應出社會多數人的心思。  日本的法律判定某些部分與台灣類似,殺人動機是很重要的參考,強盜殺人那般直接兇狠的殺意與殺人後才動念竊取財物的罪行居然不同層級,仇殺與劫財殺害明明都造成當事人的死亡,卻因理由不同而會有不同刑罰,法律所保護的,到底是加害者還是受害者?受害一方除了得要承受失去親人的至痛,居然還得忍受加害者可能不是直接犯意的司法寬恕?  人都死了,為何不用償命?  「第三次殺人」(三度目の殺人)以大量對白與室內戲鋪陳出律師與殺人犯之間的矛盾和詭譎,福山雅治與役所廣司會面時的情緒張力滲入鏡頭底下,究竟哪句話是真的、哪句話是假的,逐漸變得不那麼重要,重盛律師發現自己居然會關注辯護對象的背景與想法,那是最大的改變與衝擊,同時,三隅也透過與重盛律師的對談,掌握到他夢寐以求的力量。  即使他得用自己當代價做交換,那根本無所謂,畢竟這條命活得那麼痛苦,失去的已經那麼多了;畢竟這一生過得那麼辛苦,人就是這樣,如果不對很多事情視而不見,根本沒法好好活下去,既然已經走到這個地步,也沒什麼好留戀了,目的達到就好了。  目的達到,原來殺人犯與律師內心深處的執著是那麼樣相像?  也是,人生那麼多苦痛,不學會視而不見,怎麼活的下去?  那,應該也算是弱點吧。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "勧められて\n この映画を観て思ったことは皆、先入観、妄想癖、自意識過剰真実はわからない私はこの映画を観ていて真実というものを求めている自分に気づきました人間の意志とは関係なく生命は選別されているんじゃないか?誰を裁くかは誰が決めるんですか?いい話ですねぇ考えさせられました裁判を軸にしている映画であり真実は二の次真実がどうあれ三隅という人物が裁かれていく法廷とは真実を解明する場ではない裁判とは、裁きとは、考えさせられます三度目の殺人の三人目は三隅であったと言われるとわかる気もする個人的には三隅は殺していると思っていますサイコパス " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "雑エンド\n 【雑END】動機も犯行事実も分からずエンディングというのは考えさせる演出と見せかけた雑エンディングだと思う。怨恨なのか、強盗殺人なのか、共謀なのか、誰かを庇っているのかで映画のテーマが全然変わってしまう。自分としては伏線回収の放棄だと思う。【供述変更の謎】私の中で謎だったのは、なぜ週刊誌に奥さん指示説をリークしたのかです。死刑回避のためなのだろうが、広瀬を庇うなら怨恨→強盗プランを受け入れるだけでOKだったのでは?弁護士にも検察にも言わずいきなり週刊誌というのも謎。この時点で五十万の入金が分かるのも謎。奥さんが旦那を殺そうとする意図も謎。とにかく謎すぎた。【三隅の像】結局のところ三隅という人物像は『自分の主張をコロコロ変えそれに右往左往する人をニヤニヤと観察する悪趣味な男』であり、奇しくも福山の父が語った常人が理解し得ないどうしようもない人間なのであったと思う。【描こうしていたテーマ】この映画で『事実を軽視し自分たちの都合のいい真実で人を裁く司法の傲慢さ』を訴えているのであれば無理がありすぎるのではなかろうか・・・30年前も現在も供述コロコロ変える愉快犯を信用しろって方が難しいと思う。本当の三隅の心情でも分かればテーマに沿った受け止め方もできただろうが、肝心の結論が視聴者丸投げででは挽回の余地はない。そういう意味でも最後の犯行事実と動機は描写されるべきであったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-05-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "観るたびに新たな発見が...\n 非常に難解な作品。表面的なストーリーの奥に隠された事実が隠されている。役所広司の底知れぬ不気味な演技に翻弄される映画。真実は何かを観る側が推理して納得できるまで何度も見たくなる。 " + }, + { + "date": "2018-05-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "最終的にモヤモヤ\n モヤモヤして、最期も????ってな感じで終わる作品。よくわからなすぎてDVDで見たから毎回同じところで寝る始末でした。けど広瀬すずがかわいいってことは伝わった。 " + }, + { + "date": "2018-05-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "是枝作品にはがっかり\n 犯人は特殊能力が有るのか無いのか?素人でも解る法律を視聴側にも解り易くセリフで説明する意味があるのか?結局、殺意はなんなんだ?福山のカッコつけの演技は如何なものか?夢のシーンでの雪合戦はなんだろう?監督はもっと勉強して映画を作ってもらいたい。この作品を評価する映画関係者の頭は大丈夫かな? " + }, + { + "date": "2018-04-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "内容をほとんど覚えていない\n 鑑賞したのは1ヶ月くらい前。確かに見たけどほとんど覚えていない。逆に酷い物ならそれなりに覚えているから、不も無く可も無くって感じ。 " + }, + { + "date": "2018-04-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スッキリしない\n 正解を教えない、考えさせられる。真実とは何か。三度目の殺人とは、言い換えれば三度目の死刑判決という事なのかなぁ " + }, + { + "date": "2018-04-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "面白いのか?\n 期待してみたが、結局何が伝えたいのか曖昧だった。結論もなく、盛り上がることもなく、理解に苦しむ。役所広司の演技など見所ではあったが、それだけな気がしてしまう。この手の映画は視聴者を納得させてくれるエンディングを迎えてほしい。 " + }, + { + "date": "2018-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督の作品デビュー\n 名画座デビュー♬デビューとともに巡る✨というわけで、本日2館目にて三作目。そして期待せず観たこの作品、めっちゃ当たり🎯なんかうまく言えないけど、真実と戦略(建前)と騙し合いなんかが入り混じってて後から後から筋が変わる。こーゆーの好き、面白い。もう一回観たい♬(´∀`艸)♡♡あ!あたし、是枝監督の作品はじめてだ。<備忘録・追記>何が起きたのかを知るのは真実を明るみに出すためではなくて、あくまでも依頼人にとって有利な条件を引き出すための戦術を練るため。弁護士の仕事はそれだけであり、人間的な感情がそこに介入する必要はない。そう考えていた重盛弁護士が三隅の事件に関しては知れば知るほど戦術とは関係なく自分自身が真実を知りたくなって人間味が増しているように思える。一方で三隅はそんな重盛が自分に歩み寄ればよるほど逃げるという不思議な構図。 " + }, + { + "date": "2018-04-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "焼肉は自分で焼け!\n 現代の設定なのに、お茶出してもらったり肉焼いてもらったり、なんかそういうことに無自覚な人たちが「真実とは」みたいな高尚な話してもな〜と思ってしまった。司法の現実的な一面は初めて知ったのでなるほど、大人の世界なんだと感心した。福山雅治が空っぽな印象なので、対比役としていまいち説得力を感じなかった。役所広司はすごく良かった!だいたい性的虐待ネタ最近多すぎないかな。この映画に限らず、映画やドラマで事件の動機に利用しすぎだと思う。たいして深みがあるわけでもないし、現実に苦しんでる人に失礼なきがする。 " + }, + { + "date": "2018-04-17", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "不自然\n まともに見える人間が犯人と少女だけで他がおかしな人達と分かるのに時間の半分はかかるので楽しめない。第一犯人も少女もまともじゃない。役所さんはいいと思うが。 " + }, + { + "date": "2018-04-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "映画的高揚感が全くない\n きちんと作られているとは思う。ラストに関しても個人的には全く問題ない。そうゆう映画も今までも沢山あったと思う。しかしこの映画、見ている時、見終わったあと一度もおもしろい!と思える瞬間がない。高揚するシーンが1カットもない。心理戦とか言っときながら、顔面アップの切り替えて!クソしょーもない演出しながらカッコつけた結末とってんじゃねー!と思った。それなら最後、決定づけてアッと驚かせろよと。非現実的なイケメンおっさんの顔面アップで見せられれば見せられるほどリアリティもクソもなくなる。こちとら2時間の映画観てんだから一瞬くらい楽しませてくれよ。だいたい結末あやふやにする映画ってそれまでが面白くて、あ、そうゆう結末とったか!って、ラストじゃない? バカにしてんの? " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかった。\n つまらなかった。監督も正解を持たずつくっているように思えました。演出も狙いすぎて笑ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-04-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "役所と広瀬\n ●2018年30本目(DVD鑑賞25本目)福山主演だけど、役所&広瀬が印象に残る作品でした。面白いかそうでないかといったら自分は面白くありませんでした。数々の映画賞をとりましたが、そこまでのもの?と感じてしまいました " + }, + { + "date": "2018-04-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "4.0です。\n 福山演じる重盛朋章以外の登場人物についてセリフ以外の書き込みは一切ない。であるからして、彼らは体温のない亡霊のようだ。全編通して漂う不穏な空気。今作では、中心にある河川敷事件の真実も犯人さえ明かされない。モヤモヤするといった批評は正しい。答え合わせのない、或いは解答の返却がないテストに気持ち悪い経験をしたことはあるだろう。ただしかし、それこそが我々現代人が生きる世界のあり方そのものなのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-04-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "これが真実\n 何が真実かわからないままだけど、これが現実なのかなと。こんな風にわからないまま、弁護され、裁かれ、死刑になったりするのかな。考えさせられる作品だけど、終わったあと心に残る程ではなかった。 " + }, + { + "date": "2018-04-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "笑\n ライフオブデビッドゲイルのパクリじゃねーかw " + }, + { + "date": "2018-04-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "人は自分が見たいものを見る。 真実とは主観の投影なのだ。\n 人は自分が見たいものを見る。真実とは主観の投影なのだ。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単純ではない\n 思っていたよりも単純ではなく、すかっと爽快な感じはない。実際、司法ってこういうものなのかもしれないね。実はよくわかっていないというのが何ともむなしいというか。考えさせられる " + }, + { + "date": "2018-03-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "上質な法廷サスペンス\n 映画館で観たかったのですが、時間が中々合わずにDVD化になるのを待って鑑賞しました。主演は福山雅治さん。共演に広瀬すずちゃん、満島慎之介さん、吉田鋼太朗さん、斎藤由貴さん、橋爪功さん。キーパーソンとなる人物に役所広司さんという何とも贅沢な配役。鑑賞するきっかけになったのが、豪華すぎるキャストです。ある日、食品会社の社長がクビにした元従業員の三隅(役所広司さん)に殺害されるという事件が発生。早速、重盛(福山雅治さん)たちは三隅に接見に行くが、証言がコロコロと変わり、事件の真相がますます遠退いて行くというお話。見ている側も、三隅に翻弄され続けてしまいます。本当のことを言っているのか分からない…。重盛たちと事件を追いながらハラハラして見ていました。広瀬すずちゃんは、足の不自由な女の子を演じているのですが、天真爛漫で快活なイメージを覆す演技に引き込まれました。役所広司さんは、登場するたびにオーラが凄く、一言一言に説得力がありました。「命は選別されているんですよ!理不尽に。」何かを訴えながら重盛に話す姿は、胸が締め付けられました。後味は悪いですが、深く余韻が残る骨太なサスペンスだと思います。見て損はない作品です‼ " + }, + { + "date": "2018-03-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "これが日本アカデミー賞最優秀作品(笑)\n とにかく単調で特別面白くもなかった。この映画を見るのは時間とお金の無駄ですね。 " + }, + { + "date": "2018-03-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "好きじゃないけど凄く考えさせられる作品\n 初めこの映画を観たときは、「何だよこれ、動機とか一連の真相を全く解らせないとか無責任だろ!」と怒りを感じ、2017年に観た中でワーストクラスの作品だと思っていました。しかし、日本アカデミー賞で作品賞を受賞したと聞いて、何故この作品が評価されたのかを改めてこの作品について思い出しながら考えました。その結果、「真相が解らずじまいで終わってしまう」という事そのものが評価されたのだと感じました。実際問題、司法というのは結局証言台に立つ人の証言だけで判決しなければならないので、ある種の限界が生じてしまいます。恐らく冤罪等も少なからず起きています。裁判の難しいところですね。そして、自分達の都合の良いようにみんな証言してしまうが、それが全て真実だとは限らない。だから真相は闇に埋もれてしまった。そういったところが評価されたのだと思うのですが、そう思ったときに自分は「この作品はどうあっても好きにはなれない」と悟りました。ただ、キャストは概ね良く、福山雅治は普通でしたが、役所広司の不気味な存在感と広瀬すずのミステリアスで哀愁を帯びた演技はとても良かったです。個人的にモヤモヤさせるよりもきちんと真相を明かす方が好きです。だから、この作品は今まで観た映画の中で唯一「好きじゃないけど、良い意味で考えさせられる作品」でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "丸投げ?\n 三度目の殺人とは結局死刑の事なのだろうか?僕の役所広司はまさにこれ。この怖さ。不気味で静かでだけど熱く沸点が分からないこの感じ。役所広司に取り込まれていく福山雅治も分かる。だけどもこのラストは僕の中では、あんまりだろ!と思う。監督には全てが分かってて、だけど観客は「おや?どういう事?」と考えるのは心地良いのだけど、今作は監督もよく分からず丸投げしてる感じで考えたところで…という虚しさすらあった。役所広司の本当の当時の行動を期待して観ると、まだ途中やん!というラストだと思う。空っぽの器。忖度。それで殺人を犯したのだとすると、それだけかよ、と思ってしまう。 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの意味!!\n 物語を語り終える事より、タイトルの意味を成立させる一発ネタを優先した為、他の要素もイマイチで薄っぺらく感じます。観ている間もあまり面白くありませんでした。是枝オリジナル脚本との事ですが、貫井徳郎の作風に似ていると思います。 " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "結論不明\n 結論不明 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なにが真実か\n 結局最後までなにが真実だったのか、わからない作品でしたが、そこを目的とした映画ではなかったと思うので、スッキリはしませんが、深い映画でした。誰が真実で、誰が偽りで、嘘か本当か信じるか信じないかは、自分の感情、思考次第で、誰が裁くのか、本当にそう思いました。殺していないのに殺したことにされて無期懲役の人もこの世にはいると思います。結局、なにが本当かなんてわからないですね。福山さんの演技があまり好きではないのですが、最後まで見切りたいと思う映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人って難しい。\n 何が真実で、本当で、何が嘘なのか。誰が裁いているんだろうか、何を裁いているんだろうか。誰のために、何のために…。延々と続く答えの出ない思いがぐるぐる回る。最後まではっきりした答えはでずにすっきりしないが、人の思い考えはそれぞれであり、複雑に絡み合っているんだよな。社会の大半は白黒つけられない曖昧で成り立っている。広瀬すずは感情を表に出さぬ難しい役どころだったけど見事でした。面会時に二人の顔が重なっていくシーン、とても新鮮で魅入ってしまうアングルで良かったな。役所広司のどれが本当でどれが嘘なのか分からなかったけど、きっと伝えたいのはそこじゃないんだろう。んー、考えさせられる。難しい作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "評価し辛い映画ですね。\n 事件の真相・真実を知りたくてこの映画を観ていた人にとっては、つまらないと感じるでしょう。この映画の本質は何処なのか?正解は無いかも知れませんが、私的には皆さんのレビューを元に別の視点で最初からこの映画を観ようと思いました。事件関係無く、登場人物の人間性を特に。ホント出てくる台詞は考えさせられるモノばかり。生まれて来なければ良かった。産んでくれてありがとう。死んで当然。死んで当然なんて人間なんていない。誰を信じれば良いのか。etc...観る側の人間性を問われているかの様。考えさせされる言葉が並びます。選択の自由なく、人間と言う器に入れられた我々。事を運ばせる為には人間性さえ無くさなければならない事もある。そんな人間に寄り添わなければならない事もある。人間に生まれなければ、こんなに考えなくていいのかな?とも思ったりするし、考える事が出来るから、こんな映画の「罪と罰」が存在するんだろうなとも。私個人としても結論は出ませんでしたが、結論が出ないのが「正解」と思えてしまう訳で。長々とすみません。人間って何でしょうね。そう思わせてくれる作品です。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "評価が高いので見ました。\n オンデマンド配信の有料で見ました。映画館に行く暇がなくてとても見たいと思ってたので配信すぐに見ました。皆さんが書かれてるように深く考えずにみて途中寝ては戻しての繰り返しでした。私は是枝監督の作品が特に好きな訳ではなく海街も他の作品も見ましたが淡々としすぎていて見た後に何も残らないのが印象的です。好きな方はごめんなさい。三度目の殺人は本を読んでいなくて法廷映画だと思っていました。是枝監督は日本の法曹界はこんなもんやでと言いたかったのかなと思いながら暗くあくまでも暗く描き続け役所広司の演技力と広瀬すずの演技力のみが映画をなんだかとても考えさせられる良い映画 と勘違いさせられ、最後まで見るものに考えてあなた方のお好きに解釈してください。的に終わりました。カナリア 十字架、意味があるのでしょう。元判事に送った葉書色々と小さなところで考えなくてはいけないのでしょうね。でも私には何も残らなくてオンデマンドでお金払ったから最後までみてしまおうくらいにしか思わなくて.いい映画か悪い映画かは見る人の好みの違いで仕方ないにしろこの映画が日本の一番の映画(アカデミーをみて)なのが何故かとても残念でした。映画館で正規の料金払って見なくてよかったと思い関西人の私はなんかひとつくらいはっきりさせたらええんちゃうと思い(笑)そういう思いは残っても是枝監督から映画を通しての思いは何も感じず何も残らず。法曹界に対してのイメージだけがとても残念でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "劇中のメタファーから色々考察できるな\n この映画のポスターで、殺人を犯したわけでもその現場に居合わせたわけでもないのに、重盛役の福山雅治の頬に返り血がついているのはなんでだろう。また、劇中に山ほど出てくる十字架の形、マークは何を意味しているんだろう。そして、三度目の殺人とは一体何のことだったんだろう。色々繋ぎ合わせると、その意味がだんだん分かってくる気はするんだけど、決して確信はできない。是枝監督自身も、最後の最後まで、何が真実かはっきりさせていなかったらしいから、実際のところ、この映画では真実なんかどうでもいいんだなと思う。多分この映画は、「人間」や「法廷」の在り方を問いた、重みのあるドラマなんだなと感じた。難しいから、評価低いのは当然だししょうがないことだと思うけど、でもこれはめちゃくちゃ見る価値あります。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "答えがないのか\n 事件の真実よりも勝ちにこだわる弁護士。事件について、自分の証言をころころ変える容疑者。弁護士は、死刑を軽減させようと色々なことを調べて戦い方を決めるが、容疑者の言い分が変わり苦戦する。しかし、決定的な真実が出たので、勝てると思ったが、また容疑者が言い分を変えた。その結果、容疑者に死刑が言い渡される内容だった。全体的に暗い話でしたが、なぜか話の中に吸い込まれてしまいました。取り調べのセットでのやり取りはとても緊迫している雰囲気が伝わってきました。話を見ていてら、だれが本当のことを言っているのかわからなくなり、結局、事件の真実もわからなかったのが残念でした。このような話は、個人的にはちゃんと真実が知りたいです。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "十字架とは\n キリスト教でいう身代わりの象徴。三隅は様々な罪や痛み、真実を背負い込み自ら死刑になるように証言を一変させた。そしてそれこそが真実かどうかも知っているのは三隅のみというかなりモヤモヤしたラストを迎える。死刑決定後の重盛との面会で三隅が神々しく光輝く演出が秀逸。そして三度目の殺人を犯した犯人は法廷であり、社会であり人間そのものであって、被害者が三隅本人。裁いたのは決して神様ではないということこそが理不尽であるということを訴えたかったのかも。色々考えさせられる良作でした。もし違ってたら誰か教えて下さい。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは、サスペンスではない\n 真実は、結局明かされないのだから。でも多分、弁護士が言うことに間違いはないのだろう。作品が言いたいのは、真実とは関係なく命を自由にできる機関があるということ、それに従わなければいけない社会があるということなのだろう。3度目は、ミスミへの殺人。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真実?三度目?\n 初めは真実なんてどうでもいいと話していた重盛も、意図的に弁明を変える三隅に真実を求めるようになる。ただしその真実は結局誰にも明らかにならないし、タイトルの三度目の意味は自らが死刑となることなのだろうか? " + }, + { + "date": "2018-02-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの意味\n 見終わった後、色々と考えてしまう映画でした。特にタイトルの三度目の殺人の意味。見終わった後はスッキリしませんでしてが、そういう意味だったのかな、と自分なりに色々考えさせられました。他の人のレビューにもありましたが、面会のシーンで顔が重なり合っていく場面が秀逸。この映画の見始めの役所広司さんはダイワマンのイメージ強かったのですが、最後の方は役にどっぷり浸かり狂気を感じました。広瀬すずは相変わらず可愛かったです。 " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さんの演技が凄い!\n 最後まで自分が犯人だと言い張り、誰かを庇い続ける直向きな中年犯罪者を演じて、途中で証言をコロコロ変える奇行を繰り返す犯人!しかしそれは明らかな理由があったとしたら…非常に満足しました! " + }, + { + "date": "2018-02-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "終始翻弄されて\n 面白かったというよりは見逃せない映画という感じ終始犯人である彼に翻弄され振り回された映画である。結局真実がどこにあるのか?そこを明らかにしないのは現代の司法制度やら裁判や人が人を裁く上での問題点への現れとも言えるのかもしれない。(意図的なんだよな?それとも理解力不足か?)そんな訳で終始全ての真相は明らかにはならない。誰が本当のことを言っているのかも分からないし何が正しかったのかも分からん。タイトルの意味も分からないまま終了。監督が描きたかった上記の司法や裁判なついてのあれこれは特に終盤に如実に表れており、疑問に思う満島は観客の視点とも言えるキャラなのだろう(質問をして登場人物達に説明させているあたりとか)役所広司の怪演は素晴らしいし、こういう重たい役にも挑んでくれている広瀬すずも好感がもてる様々な父娘関係が示されたが有効にはたらいていたとは思えなかったがどうなのだろう?とりあえず他にも見た人間と論議したい映画ではあったが、自身の読解力のなさ故なのか傑作とは言い難い映画でした。あぁ、もっと深く知りたいものだ。もう一度見たら理解が深まるか? " + }, + { + "date": "2018-01-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "答えなんて知らん\n 誰が殺したのかなんで三度目なのか動機はその正解が何なのかはどうでもよくて、ひとりひとりがそれを考えようとする、妄想できることが一番の喜び。ひとりひとり考え方が見方が違うから答え合わせをわいわいガヤガヤできる喜び。私はそういう楽しみかた頭の使い方ができるのが映画だと思う。別に事件が解決しなくても犯人に逃げられても、真犯人やものがたりの真実を突き止めるのは観てる人ではなく、登場人物なんだから。私は、もしかしたら斉藤由貴が犯人?とか、わざと先入観もってもう一度観てみたい " + }, + { + "date": "2018-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所渋い\n 広瀬すず演じる社長の娘を救うため、2度目の殺人を犯す役所。触ると意図を感じ取れる役所は、世の中の不公平を恨みながら生きている。嘘のない塀のなかと嘘だらけの法廷。最後に着いた、殺してないという嘘は、真実を述べることを決心したすずを救うため、自分を殺す事となった。 " + }, + { + "date": "2018-01-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "何を信じたいと願うかで事実は姿を変える\n エンドロールが流れた瞬間……映画館の椅子にぐぅっと沈み込んだまま考え込んでしまったのを覚えている。胸の奥に残る、灰色の靄(もや)のような感情。役所広司演じる三隅は、恐らく殺人を犯したのだろうとは思う。だが、その犯行からは「なぜ」がすっぽり抜け落ちている。なぜ被害者は殺されなければならなかったのか?一体何の為に、誰の為に、三隅は罪を犯したのか?その犯行に至る動機には不明瞭な部分が残ったまま。にもかかわらず、彼は死ぬ。...主人公・重盛が北海道へ向かう列車で見た、雪合戦の夢。現実では見せないような笑顔で戯れる三人。あの時すでに重盛は咲江に同情をしていて(彼女が自分の娘を連想させるからか)、そして三隅を単なる人殺しではないと考え始めていたのだと思う。重盛は三隅を信じたがっていた。彼が咲江を救う為に罪を犯した、言うなれば“善意の殺人者”だったと。だが最後、三隅はその気持ちさえも煙に巻く。接した人の願いを敏感に感じ取り、それに合わせて如何様にも変容する『空っぽの器』のような男。その根底に三隅自身の本心があったかは分からない。と言うか、彼は最初から理解されることを放棄していたようにさえ思える。アクリル越しに重なった重盛と三隅の掌と顔がすうっと離れていくカット。あの瞬間に重盛は、三隅がいつしか自分の願いを投影した『器』となっていることに気付いたんだろう。思うに、重盛は三隅を『信じていた』のではなく、『信じたがっていた』。彼は自分の娘を連想させる咲江が救われる結末を望み、そこへ辿り着くことを前提に三隅という人間を解釈した。...ここで視点を変える。咲江の足について。彼女の足が悪いのは「生まれつき」と周囲の人々は言う。だが本人だけは「屋根から飛び降りたのだ」と主張する。咲江が嘘をついているか?よりも僕が気になったのは、「足が生まれつき悪い」という情報の源はどこか?である。十中八九、それは彼女の親だろう。そして観客は彼女の母親が、娘を守ることより自己保身の為に体裁を取り繕い嘘を吐く、信用のならない人物であることを知っている。もし「生まれつき」が嘘であるとすると……咲江の主張は両親に対する何らかの非難を含んでいたように感じる。だがこれも、観客である僕が咲江の境遇を憐れみ、『信じたがっている』からこその解釈だ。...つまるところ、何を信じたいと願うかで物事は幾らでも変容する(変容する三隅は変容する『事実』そのものなのだろう)。この物語は、『何が事実か』ではなく『何が事実だと信じたいか』についての物語だったのだと思う。信じるという行為は小舟に帆柱を築くようなもの。それは自分の進むべき道を決め、嵐の時にも振り落とされぬようしがみつくための帆柱だ。日々メディアが安易に・無闇に垂れ流している“事実”だか“真相”だかの言葉が耳に心地好く響くのは、それが全く折れる心配の無い堅固な柱に見えるからだ。だが僕らが事実と考えていることの殆どは、自分で実際に見聞きしたことよりも、どこかのだれかかが残した記録や伝聞を『信じる』ことで成り立っている事の方が圧倒的に多い。ならば、どんな些細な物事であれ、それが『事実である』と一体誰に分かると言うのか?自分のことすら信じ難い時さえあるのに?僕らは結局「これが事実だ」と語るその相手が信頼できる人物(または媒体)かを判断し、相手を『信じる』ことしかできない。時にはそれが人の生死さえも決するというのに、『事実』というものはなんと不確かなものか。『信じる』ということはなんと難しいことか。...事実が見えないままに物語が完結してしまうだけでなく、過去の法廷映画で見慣れた場面がほぼ登場しない点もユニークかつ現実的。驚愕の新事実が突然飛び出したり――弁護士と検察官が舌戦を繰り広げたり――そんなドラマチックな展開が本作には殆ど無い。裁判の進行は、弁護側と検察側が予め証拠や証言を整理して筋立てをしておき、スケジュール通りに判決が下せるようにシステマチックに行われる。そのこと自体の良し悪しを判断するのは難しい。年間数万件もの膨大な訴訟を処理する上でシステマチックに処理せざるを得ない現状があるのだとは思う。だが、ひとつひとつの案件が被害者・加害者の命だけでなくそれに係わる人々の人生を左右するほどの重みを持つにも関わらず、そんな幾つもの人生が巨大な歯車仕掛けで『処理』されていくという違和感や不気味さは、やはり感じずにはいられない。三隅の本心は分からない、と先に書いたが……『三度目の殺人』というタイトル。二度の殺人を犯し、飼っていた小鳥達にも自ら手を下した彼は、『他者に理不尽に命を選別されるくらいなら』と、最後の最後に自分自身の命を裁いたのだろうか?全ては藪の中。<2017.09.16鑑賞> " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "TOHOシネマズ府中にて観賞\n 流石に密度の濃い演出で面白いんだが、「中身が空っぽ」というのはミステリー作品では禁じ手だなーと。推理してアレコレ考えるのがバカバカしくなる。後続の作品は真似しないで欲しい。福山雅治演ずる弁護士が最後まで部外者であり続けるにも拘わらず、役所・広瀬との雪合戦シーンがあるのは映画の広告面の見栄えの為だけじゃないのか? " + }, + { + "date": "2018-01-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "裁く、ということ。\n 主人公の弁護士同様、役所広司演じる三隅という男に翻弄され、ぐいぐい飲み込まれる。こうであってほしい、と願う人の気持を汲み取るような、欺くような。怖ろしくも魅力的な三隅。本作で暴かれたのは日本の法制度や裁判の欺瞞や矛盾。裁くことの難しさを十分に感じる。法廷は真実を裁く場ではないからこそ、真実にこだわらなかったエリート弁護士。彼に芽生える、三隅の良心を信じたいという思い。それはもう願いに近い。真実は何なのか?は観客に委ねられている。咲江の父を殺したのはいったい誰なのか。一度目の殺人も、二度目の殺人も、三度目の殺人においても三隅は 私刑、という形で彼の正義を貫き通したのではないか、という考えは私の願いでもある。 " + }, + { + "date": "2018-01-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よくわからない\n 難しい。。。心理劇なんだろうけど、難解。 " + }, + { + "date": "2017-12-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "自白調書には\n 自白調書には何があってもサインしてはいけないと。 " + }, + { + "date": "2017-11-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待したがあまり\n 結局何って映画だった。まだエンドロール流れるなよって思ってたら流れ「えーーーーー」ってなった。見た人が考える系の映画。好きな人は好きだと思うが私ははっきりしなくてダメだった。福山雅治も残念。 " + }, + { + "date": "2017-11-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "結局?\n 静かな映画が好きな私でも、静かすぎて疲れた。途中眠くなった為か私の理解力が足りないのか?と思ったが、敢えてわかりづらくしたのでしょう。役所さんの不気味さは、すごいと思った。でも、もう一度観ようとは思えない。 " + }, + { + "date": "2017-11-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "監督が言いたい事を都合良く描いただけ。\n 監督の自慰映画ですね。 " + }, + { + "date": "2017-11-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してたけど\n これまた観てるうちに、やっぱりねwって、作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "さっぱりわからん\n 役所広司の証言がコロコロ変わって真相がさっぱりわからん。金がもったいない。誰かさんが3回見たらわかった。おもしろい、と書かれてましたが、私のボンクラ頭では理解できません。白黒はっきりさせて欲しいです。あーあしょーもなかった。 " + }, + { + "date": "2017-11-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真相はなんだったのか? そんたく。\n 真相はなんだったのか?そんたく。 " + }, + { + "date": "2017-11-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "正直よく分からない\n うーん、、よく分からなかったのかこういう作品なのか…観終わった後に何が伝えたかったのか分かりませんでした 自分の理解力が足りないのかとも思いましたが周りの人から「分からない」と首を傾げてる人が何人か居たので難しい内容なのだと思います個人的には原作を読まなければ映画の内容が理解できずに終わる映画は良作とは呼べません。 " + }, + { + "date": "2017-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人観るたび映画に引き込まれました。\n 観る人を映画の中に引き込んでしまう。初めて観た時は、頭の中にクエスチョンがいっぱい飛び交っていました、3回目位でだいぶ??が消えて裁判の裏側が見えて来ました、三度目の意味も理解出来て納得のいく奥の深い映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-11-01", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人\n ☆この作品の“解答”を出せるとしたら、それは裁判員に選任されたときなのではないか、と思います。 " + }, + { + "date": "2017-11-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "このキャストじゃなかったら単館系なマニア向け作品\n 100人観たら100解答があるくらいワード散りばめを楽しむ作品。答えは1つなのに、ラストのラストまでフラグを立てるから色々気になってしょうがない。映画館で何度も観たのにレンタル借りちゃったリンチの「ロスト・ハイウェイ」的な監督の遊び満載作品。これ、この3人じゃなかったらマニア向け過ぎて単館作品ですよ。テレビドラマしか見てない人は楽しめたのかな?理解できれば偉いって意味じゃないけど映画マニアにはたまらなく面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "そして、弁護士になる\n さらには父にもなるのだろう。そんな印象の映画だった。先ずは平たんで静か、正直言って寝た。流れも容易に想像でき、良く言えば安定感がある。逆に言えば見どころに乏しく、ストーリー自体の面白みには欠ける。では、演技に見どころがあるのかといえば、役所広司はともかく福山にはそれほどない。斉藤由貴は何というか・・・ナイスタイミング・・・・・。広瀬すずは最近こんな役柄が多いような・・・・・。ピュアなものを汚したくなるおっさん趣味?特にネガティブなものは感じなかった。と言って、特にポジティブなものもなかった。マンネリ感は禁じ得ない。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "3度目のとらえ方\n 非常に面白かった。役所と福山と広瀬の演技が素晴らしかった。題名の3度目とは役所のことを指すことを理解したときは鳥肌たった。司法に対するメスという意味合いもあると思う。「ただの器」とは、正解の与えられない、いわゆる鑑賞者によりどうとでも満たすことの意味だと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ある偶然\n 何が真実で何が真実ではないのか。人は、何故嘘をつくのか。人を裁く時に、自らの感情や思いを入れずに、理性的でいられるか。ある偶然が三隅に罪を犯させたとしたら、ある偶然により、重盛も三隅と同じ犯行をしないとは言えない。ある偶然により、私も三隅と同じ様な犯行をするかもしれない。その時私は、真実を話すのか嘘を話すのか?そう考えると、裁く人間も裁かれる人間も、実は紙一重なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "裁判\n 「真実の行方」と「BOX 袴田事件 命」を思い起こさせる作品! " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "何てもんを作ってくれるんだ…\n ワンシーンワンシーンの尺が長くて長くて、あまりに退屈で、「これでオチに驚けなかったらクソ映画認定してこきおろしてやる…」とまで思っていたのに、なんじゃこのオチは!というか、オチはあったのか!?この映画に一体どんな評価を下せばいいのか。見てる途中はずっと退屈だった。本当につらかった。尺が長いのはもちろん、いちいち登場人物の掛け合いが芝居っぽく、会話がたるんでいる。そして何よりそのせいで、主役である福山雅治、役所広司、広瀬すずの心情がほとんど見えず、没頭することもできなかった。事件の真相も早々に見えたかと思いきや、次々と新情報だかかく乱だか余分な情報だかわからないものが出てきてしまって、もう何が何だか。意味深だけど雰囲気だけのようにも見えるカットも多いし。映画好きほどだまされるって、この映画につけてあげればいいと思うよ。そう、だまされてるんじゃないかと思う。上に挙げた「つまらない」と思わせる要素もすべて計算づくで配置された重要な要素なんじゃないのか?たとえば、オチですべてが明らかにならない。たぶん下に書くようなことが真相なのだと思うのだけど、自信を持ってこれが答えだということはできない。答えを明示せずに観た人に色々想像させるのが是枝監督の狙いなのだとしたら、主役3人の感情は極力出さない方がいいのだ。だからひとつひとつゆっくり丁寧に会話させるし、意味深なカットも入れる。彼らが本当のことを話しているのかさえわからないようにけむに巻く。そうでもなければ退屈なシーンの連続に納得できない。相棒シリーズや宮部みゆきの小説のような複雑に入り組んだ事件ではないのだ、きっと。しかし、抑えつつも少しずつ登場人間の感情を観客に読み取らせることで、単純であろう事件の後ろに巨大な影を想像させる…そんな印象を受けた。というか、こうであってほしい。途中までは本当につまらなかったので。で、多分真相は「ダメですよ、私みたいな人殺しに期待しちゃ」というセリフから考えて、三隅は二度目の殺人をやっていた。動機は咲江のため。裁く対象は父と母。父は咲江と一緒になって殺し(そういうシーンがあったはず。重盛の想像かもしれないが)、母には法廷で「汚い金を作っていた」罪を告白させるのが目的で陥れる。で、肝心のなぜ無実だと証言を翻したのかだけど…咲江に証言させないためってのはきついんじゃないか?そこまで頭が回る人間には見えないし…でも咲江の証言がトリガーになっていたのは間違いないし。ここだけがわからない。そしてタイトルにもなっている「三度目の殺人」とは三隅自身を殺したことなんじゃないかな。多分、三隅は「産まれるべきでなかった人間」のみを殺してきて、自分のこともそう思っているのだと思う。だからこそ、人の役に立てて死ねるならうれしいと本音で語れたのではないだろうか。ラストのあのやりとりが本音だったと思いたい。 " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "分かりにくかったが内容はすごく濃かった。\n 分かりにくかったが内容はすごく濃かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "「何が真実か?」よりも「自分がどう思いたいか?」だった。\n 最後まで見ても、役所(犯人)の供述のどれが真実で、どれが虚偽なのかは分からない。ただ、この映画としては、それはどちらでも良いのだと思います。役所(犯人)の言動は、コロコロ変わるように見えて、一貫していることが、最後に分かる。彼は「器」でしかなかった。死刑判決後、役所と福山がガラス越しに話すシーンが、この映画のメッセージだと思います。二人の顔を透明なガラスに重ねていて、印象的でした。役所は透明で、「器」でしかなくて、福山の思いたかった犯人がそこにいるだけだ、ということだと思います。「何が真実か?」よりも「裁判に勝てるか?」を重視してきた福山(主人公の弁護士)が、自身の本当の行動原理ーー「自分がどう思いたいか?」に導いているだけだったことに気付くプロセスが興味深いです。自分の娘を守りたい気持ち。そこから生まれた、自分の娘と同じ年頃である被害者の娘を守りたいという気持ち。その気持ちが福山から伝わり、役所に新たな供述をさせた。その結果、役所の死刑判決が決まる。これが、役所が自身を死刑判決に導くという「三度目の殺人」だと思います。広瀬(被害者の娘)の気持ちが役所に伝わり、二度目の殺人(この映画の冒頭の殺人)が起きたのと同じ構図であることに、最後に気付くわけです。そうして思い返してみると、福山だけでなく、福山の家族も、司法関係の全ての人も、被害者の家族も、誰もがそれぞれの立場で「自分がどう思いたいか?」を述べているだけで、理不尽の提供側です。あぁ、世の中って理不尽だなと思いますし、また私たち自身も理不尽の提供側であることを認識することになります。ただ、そういう世の中のネガティヴな側面だけを写し撮った映画かというと、そうでもありません。思ったより暗くなくて、真実はどうあれ、最後には広瀬(被害者の娘)を守る物語のなので、後味は悪くなかったです。「何が真実か?」なんて分からないわけですから、私たちは世の中の理不尽を受け入れながらも、自身が理不尽の提供側であることを理解しながらも、「自分がどう思いたいか?」に素直に従って行きていくしかないですよね。ラストシーンで十字路から空を見上げる福山の気持ちって、そういうことじゃないかなと、私は解釈しています。 " + }, + { + "date": "2017-10-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "司法の本質\n 色んなレビューを見ていて、賛否あるみたいなので気になって観てみました。最終的にどれが真実だったのかわからないというところに、この国の司法や裁判の本質が表れているような気がしました。真実は誰にもわからないのだから、裁判では弁護士が依頼人の有利なように進めていくしかないのだということも納得できる気がしました。スッキリしないといってしまえばそれまでですが、逆に観た後にも余韻が残って楽しめると思います。初めは真実なんてどうでもいい、戦術が優先だというスタンスだった福山雅治演じる弁護士が、だんだんと真実を追い求め始める姿が印象的でした。三度目の殺人というタイトルが何を指しているのかハッキリとはわからないからこそ、深みのあるいい映画だったと思います。普段、結末がハッキリしているサスペンスが好きな私でも楽しめる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "淡々としすぎてる\n ひとつの殺人事件を中心に、役者さんと福山さんの対話が描かれてるのですが、ただただ淡々としていて長い。同じシーンの繰り返しで眠くなるし、あっと驚く展開も少なく、結末も結局何が言いたいのかわからない。なぜ、この映画が世界で絶賛されてるの? " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "希望と絶望。\n 最後まで明かされない真実を前に、自分なりの想像推理を働かせてしまう観客を期待したんじゃないだろうかと思う是枝監督の計算ずくし。もちろん自分もそれなりの三隅像を冒頭から描き続けて終盤の重盛の推理と関連付けている。 彼が本当のサイコパスで空っぽの器なのだとしたら、真実など到底分からない。が、法廷ではそんなことはどうでも いい、予定通り裁判が進めばよし。といわれているようで後味の悪さが際立つ。監督のリサーチ曰く、ドラマや映画で描かれるような間際の新証言!なんてのは皆無だそうだ。しかし今作は映画なので、三隅や重盛の特徴をまるで相似させるように描いている。彼らがなぜ接見室であんなにも互いを結びつけたのか(これも三隅の作戦かもしれないが)父親のことを調べ上げた三隅が用意周到に重盛を用意した なんてことも考えられる。考えれば考えるほどキリがない。 個人的に十字を使う意味は制裁でなく弔う意識の方が強い。 冒頭で重盛は娘にペットのお墓はちゃんと作ったかと聞く。 三隅は大事に飼っていたカナリア5匹を庭下に埋めている。 私も子供の頃からペットが亡くなるとお墓を作り十字の枝か花を添えた。制裁じゃなく天国で安らかに眠れるように。 後半三隅は房の窓に来たカナリアに対して手招きしている。どんな人間でもたった一人の時に見せる表情や仕草に嘘は ないと私は信じているので、あぁこれで彼の本性が見えた と(軽々しくも)考えた。救いのない話にみえるが、実際は かなりホームドラマに近い親子性を感じさせる物語だった。これが海外で公開されても「?」と思う箇所が多いと思うし、 実際に日本人だってこんな司法制度をどう思うかと疑問を呈したくなる。新米弁護士の川島が呆然としたのも分かる。(父親の行為を母親が救ってくれない娘の絶望が痛かった) " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "明日は最高裁裁判官の国民審査もあるね。\n 殺人の前科があり、2度目の殺人容疑で拘留中の被疑者は、供述を二転三転させて弁護人も映画を観ている観客をも混乱させる。真相がわからないまま迎えた結審の後、拘置所の接見室で受刑者と弁護人を透明な仕切り板1枚が隔てる。そこに映り込む受刑者の鏡像が弁護人の顔と重なり合い、2人が語り合っているようにも見え、1人が自問自答しているようにも見えるシーンが秀逸。真実よりも法廷戦略やシステムが優先される司法の実態に一石を投じつつ、『海街diary』や『そして父になる』などイレギュラーを抱えた家族を描いてきた是枝監督らしく、犯人にも弁護人にも家族の背景が描かれていて、両者の深度が増していく心象が探れる。最後まで事件の真相は判然としないけれど、それでも刑は確定し人は裁かれていく。作品タイトルは『三度目の殺人』2度の殺人の罪で死刑が確定した犯人の、3度目の殺人が誰を指すのかようやくわかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "??\n 話がよくわからなくて眠くなったでも、考えれる話だった " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "いまいち\n すずは可愛いかったが、いまいち期待外れ " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "誰もが納得できる理由を求めてしまう\n なんとなく、真犯人は被害者の娘で、三隅がかばって被告人になっている話だと思っていた。でも違った。罪を犯したのは被害者の娘を父親から守るためでは?被害者の母親に殺害を指示されたとうそをついたのは娘を守らなかったその母親に対する制裁だったのでは?突然裁判で否認に転じたのは被害者の娘を世間の目から守ろうとしたからでは?ーーと、被告のひとつひとつの行動にどこかで納得できる理由を探していた主人公が、ラストで呆然とする姿に考えさせられた。犯罪者は生まれたときから犯罪者だったという考えは短絡的だし、止むに止まれぬ事情でというのも実際にあると思う。でも、「殺すやつと、殺さないやつの間には深い溝がある」というセリフにあったように、なかには、ひとつひとつの行動に意味がなく、まったく理解できない人間もいる、と突きつけられた気がした。自分も主人公と同じように、どこかで三隅を理解できる人間だと思って、すっきりしたかったのかもしれない。だから、観終わってももやもやする。司法の問題点のほか、公判前手続きなど普段は省略されてしまうような場面が描かれていてよかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い映画\n サスペンス映画としては、結構引き込まれます。映画館にも緊張感漂う変な空気感がありました。でも、最後が少し分かりにくくて、しっくり来ない感じが…。というか、観た最後の感想として、「それがどうした!?」って、正直思いました…この映画のテーマって、あまり新鮮味がないというか、正直「ふ〜ん」でした。でも、広瀬すずの映画はチェックしとかなきゃね。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人(?)〜答えのない問い〜\n なんだかんだで福山雅治主演の映画を映画館で見るのは初めてだった。期待した役所と福山の駆け引きは十分なクオリティで見応えあり。まるでカメレオンのように供述を帰る役所。弁護人は福山、吉田、満島の三人が演じているが、面会室での緊張感は尋常ではなかった。是枝監督は法廷や拘置所の面会室のシーンでリアリティを求め何十回とシナリオを書き直したそうだ。他のキャストの演技も作品の緊張感を壊さない。ただ、どこが三度目なのかという疑問は残った。役所演じる被告人は劇中では前科分を合わせても今回二度目の殺人であり、到底三度目とは言えない。映画を見終わった後、三度目の意味はあれのことだなと思い当たるが、それは決してこの国の司法制度の中では考えてはならないのことなのかもしれない。\"法廷では誰も自分の言うことを信じてはくれない\"と言う被告人の諦めの言葉と裁判長の\"訴訟経済\"と言う言葉が不気味な響きを持って耳に残った。結局、誰もこの事件の真相にたどり着けないまま映画は終幕する。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる作品\n ここ最近の方がで良い作品の部類だと思います。スカッとするような作品ではなく、モヤっとはしますが不完全燃焼というモヤっとではないです。犯人の供述、殺された家族が隠したい事、真実を言えない空気など…真相と言うより物事の落とし所を探してる感じです。 " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スッキリはしない。見応えある重厚感。\n すごく見応えのある映画!でも、少し難しい映画。メイン三人の演技と映像演出で、それぞれの心理描写が注目の作品。はっきりとした答え、メッセージがある映画ではありません。\"三度目の殺人\"とは何のことなのか、私には分かりませんでした…と言うか、このストーリーに何か決まった答えはあるのか?そもそも正解を探す事がこの映画の楽しみ方で正解なのか…邦画ミステリー、サスペンスが好きな方にオススメな映画です☆ " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられたけれど…?\n 別所さんは、殺人者で刑務所暮らしなのに、ヒゲもしっかり剃ってあり、髪型や服装もきちんとしていて、その清潔感にかなり違和感があった。この世の中で何が真実なのかを考えさせてくれる点はよかったが、最初に殺人事件を見せておいて、そうでなかったかもしれない展開はこれも違和感があった。見た人に考えさせようとする姿勢は分かったが、それにしても違和感あり!それでも観ますか! " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "話す相手がそうだと思いたい犯人像に変わる男\n 話す相手によってコロコロと言うことが変わる容疑者と、それに関わるベテラン弁護士たちをめぐる物語。そして最後に驚くべきことが分かる。本作は、普通のミステリーや、社会派ミステリーのように一種の腑に落ちた気持ちの良い展開にはならない。謎は謎のまま、何が正しくて、誰が嘘をついているのか全くわからないまま、展開する。しかし、主人公はある結論に至る。こいつは、単なる器ではないのか。つまり、証言や態度がコロコロ変わるのは、話している相手が容疑者像として一番望む形を映し出しているだけで、容疑者の中には何もないのではないか、というもの。警官に対しては非道な犯人、週刊誌記者には実は犯人は別にいたというセンセーショナルな話を、正義感の強い若手弁護士には正論を気持ちよく吐ける分かりやすい怨恨殺人者を、同じ境遇でもある主人公には無実の容疑者に、コロコロ変わっているだけなのだ。要は、器というのは、相手が見たいものを受け止めるだけの存在、という意味だ。自分も社会派ミステリーのように、過去に何があり、どういう原因でそうなったのか、という真実がどんでん返すことを期待して犯人像を作っていたが、それを逆手に取られ、お前がそう思いたいだけだろと、言われた気がした。奇々怪界な映画だが、非常にぞくっとするお話でもあった。主人公と容疑者がガラス越しに重なって見えるのは、主人公が容疑者と自分を同一視しているから、いつのまにか容疑者の境遇と自分の境遇を重ねており、境界が曖昧になっていることを表す。最後に、器だと気付いてからは、その重なりが遠のくので、こいつは俺ではない、俺がそうであって欲しいと思っただけの虚像だと気づくシーンにもなる。 " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ルビンの壺\n 二人が対峙した時にルビンの壺に見えたあとは3度目の殺人の何故3度目か死刑判決では自殺で殺人とは言わないから最後の接見で重盛を人格的に葬った改心させたことを指すのかとしかしおそらく 第2の殺人はミスミ ミス3が第1の加害者になったことでミスミの両親や妻が亡くなったこと " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すず\n 何故か、広瀬すずの悲惨な作品ばかり見てる! " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "深みのある心理サスペンス\n 評判がイマイチだったので観るの戸惑いましたが見応えありました!容疑者が何故コロコロと証言を変えるのか?何故事件が起きてしまったのか?後半は目が離せませんでした^ ^十字路で立ち竦むラスト良かったです^ ^最近の邦画はクォリティーが高い! " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "法廷ドラマの最高傑作\n 裁判とは何かを描く法廷ドラマに仕上がっている。とくに弁護人と被告の関係について深い考察がなされている。事件そのものがどうであったかよりも担当弁護士と殺人犯とのやりとりに重きが置かれている。横浜が舞台であったのと、斉藤由貴や広瀬すずの演技に惹かれてこの長いドラマを観る。裁判員裁判なのだそうだが、その制度についての描写は少なかったように思う。うろ覚えだが、法廷経済?なる裁判用語がでてきて、たしかに裁判はさまざまな費用もかかるし、人を裁くのにエネルギーを費やすので、裁判官としては、一個の裁判をさっさと終わらせていきたいという心理がはたらくのは仕方ないのかもしれない。本作の場合、被害者はなぜ殺されたのかという点がメインだったように思う。あと、役所広司がもしかしたらこの人はいいやつなのかもしれないと思わせる演技の幅を見せていた。本作で、事件の全貌が全てがつまびらかになったわけではなく、是枝さんがほんとうに描きたかったものが描けていたのかどうかは微妙だった。しかしそれ以上に広瀬すずと斉藤由貴が良かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思惑\n 実に巧妙な構成であった。淡々と進む作品であったものの、思い返せば退屈だったという訳ではない。かといって、グイグイ引き込まれるかと言えばそういう覚えもない。でも、いつの間にかどっぷり引きずり込まれてるかのような…。物語を追ってく内に標的がコロコロ変わっていくばかりか、標的の性質さえも変わっていく。その進行と人物設定のさ巧みさが絶妙であった。この作品を見て、様々な側面を見つける事は出来ると思う。サスペンスだったり、ミステリーであったり、人間性の話しだったり、司法の闇の話だったり…見る人のバックボーンによって、色んな表情を見せてくれる柔軟性に富んでるようにも思えた。「誰も真実は話さない」この台詞が示すように、この物語の何たるかは、観客の選択に委ねられてるようにも思う。後半になって犯人は犯行を否認する。その前後に「司法」を扱うものは神ではなく、お給料と時間に束縛される一介の人間だという見解が刷り込まれる。これにより、真実は得体の知れない渦のようなものに飲み込まれ埋没していくとも思うのだが…恐らく犯行には及んだのであろう。映画館を後にしながら「3度目」という題名を考えてた。自らを抹殺するという事ならば、この話しはやはり「いい話し」なのだなと思える。が、それすらも器に何を注ぐかなんだな。後、BGMがとても好き。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "難しいと言うか…\n 問題提示てんこ盛り。ストーリー的には、先の展開が見え見えで、最後にやられた感を期待したけど、へ?終わり?って感じでした。ただ、どんだけ詰め込むの?って問題提示山積み!なのに答えなし?作り手側の考えは?理不尽に感じてる現代社会の問題点、誰が観ても何かは引っ掛かるだろうくらい、範囲の広さ(笑)最後の最後に、この作品は何を伝えたかったか考えて下さい的な『ただの器?』の台詞丸投げか?とも思ったのですが、『死刑宣告を受けたのにもかかわらず、その話しは素晴らしい、だの、私は、人を傷つけてしまう人間、だの、自分の行い、現状に向き合う事をしない』こんなに深刻な問題ばかりの世の中を他人事、自分の中心になりがちの人への「あなたはただの器ですか?」って投げかけなのか?って思いました。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "結局なんなんだ?\n 勿体ぶったまま終わるような内容でした。期待と大きくかけ離れてしまった。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "誰も真実を言わない法廷劇。\n 真実とは何か。自分なりの定義を見つけたいと思いますが、なかなかこうだとあらわせないことのひとつで、そのことに迫る物語に惹かれます。なので、「三度目の殺人」は大好物な作品です。もちろん、是枝裕和作品だからという点でも、見逃せない作品でした。真実とは、誰にもゆるがせられない本当のこと、という意味でよく使われると思います。事実と真実は、私は違うことかなと思います。事実は客観的なもので、人の感情によるフィルターが入らない出来事を指し、事実を元にその人にとってそれが何を意味するかというフィルターをかけたものが真実なのかなと、今のところ思っていますが、それが普遍性のある答えなのか、わからないなーというところです。三度目の殺人における事実は、食品工場の社長が河川敷で殺害されて燃やされた、ということ。その容疑者として逮捕された殺人の前科をもつ三隅が、すでに犯行を自供しており、その裁判を迎えている。自供が事実である、という認識の下、裁判は進められていきますが、三隅の弁護人になった重盛には、時が経つに連れ三隅が話していないことに囚われていく。殺された社長の妻と娘もなにやら関わっていそうで、最終的に三隅は全ての事実も真実も話してはくれなかった。重盛は元々裁判に真実なんて必要ないといっています。それは分ります。真実はいかようにも作る事ができますから、裁判に有利な真実を根拠にして戦うのですから、本当のことはどうでもよい、ということです。でも、真実は必要なくても、裁判をするためには、クライアントの望みと事件の概要を、裁判用の真実として構築しないと弁護できないので、彼なりの三隅の行動原理を組み立てたいのだけれども、三隅は会う度に証言を変える、非協力的な依頼人なのです。見くびりながらも、その非協力な殺人者(仮)の術中に踊らされていきます。三隅の造形がすばらしいなと思いました。役所広司、恐るべし。百戦錬磨を自認してそうな福山雅治演じる重盛が、まるでいたいけな少年のように見えました。三隅の内面や事件前後の行動を、監督は正確には設定していないのではなかろうかと思いました。三隅がもつ真実は誰にも明かさない事だけが決まっていたのかなと。だから実際は、三隅以外の協力者がいたかもしれないし、いなかったかもしれない。冒頭の殺人シーンはミスリードを誘う引っ掛けかもしれない。それは誰にも分らない。恐らく咲江は本当のことを言っていたと予想しています。父親に性的虐待を受け、そのことを母親に黙認されていた。三隅と肉体関係があったかどうかは不明ですが、それは恐らくないのではと勝手に思っています。また、咲江が父親を殺したとも思えません。ガソリンを運べるような足ではないと思うし。もちろん、確証はないのですが。多分、三隅は咲江の父親による虐待の話を証言させたくなかったのも本当じゃないかなって思います。が、所詮、私が私の偏見から見出した筋道なので事実かどうかは分りません。三隅がしゃべる気がなければ、分からないことでしょう。日本の裁判のいい感じの茶番ぶりも垣間見ることができます。裁判の流れの打ち合わせをして、その予定に沿って進める原則があるんだなーとか、興味深かったです。裁判の終盤で、三隅のたっての希望で、有罪を否認して無謀な無罪答弁へと切替えしたのですが、無罪を前提とした裁判のやり直しは行わない。陪審員の再任とか、いろいろ面倒だし、裁判長は無罪にするつもりもないので、続行。なので、どうせ死刑は免れないんだし、無罪は勝手に言わせとけということで、弁護側の主張変更を検察側も飲むと。ま、そういう感じでした。そっか、じゃあ、本当に本当に、三隅じゃない人が、裁判も結構進んだ中で、自供もしているけれども、やっと本当のことが言えて無罪を主張したとしても、再審なんてろくにされなくて、そのまま死刑なんだ。裁判の意味ってあるんだかないんだか・・・・でも、職業として裁判官とか弁護士とか検察官とかやっていくってことはそういうことなのかもな、とも。もし、自分が被疑者にされても不利になる自供したら終わりやな、どんだけ取調官に恫喝されても耐えようって思いました。三隅を単純にサイコパスだと断罪しておしまいでも別にいいのですが、もうちょっと心情に寄り添いたいなと思ったりもしました。生まれてこなかったほうがよかった人間がいる、っていうのも、そうかもしれないしそうとはいえない気もするし。1人の人間は小さい小さい存在だと思っているので、誰かを生まれてこなくてよかったのにと決める権利ないんじゃないか、と思います。なので、やっぱり刑罰に死は私は選びたくないなと思いました。とはいえ、厳刑なしの終身刑を服役させるコストもあるだろうし、被害者家族の感情もあるし、決められないですね。役所広司だけでなく、他の役者も皆よかったです。中身空っぽな感じがする咲江の母・斉藤由貴(大河降板ショック・・・渡辺謙はしれっと出演するくせにね、本当に男尊女卑な世界だよ)、つんけんした感じがシン・ゴジラに出てたときと被る市川実日子(このキャラが盛大にデレる恋愛ものとか見てみたい)、若さゆえか正義感がまだにじみ出てる満島真之介などなど。そして咲江を演じた広瀬すず。広瀬すずはティーンむけの映画やめて、この映画みたいな、演技がへただと使えない系の映画やらドラマにもっと出て欲しい。せっかくの演技力がもったいないわー。ティーン向けのはもっと下手なかわいいだけの子にやってもらったらええんちゃうかな。ようさんおるからさ。誰が殺して、事件の概要がちゃんと分るサスペンスが好きな人には向かない話です。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "余韻、余白\n 余韻がある映画でした。余白の多い映画だな、とも思いました。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "わからない\n 面白かった。見て損はない。ただし、映画館じゃなくてDVD等でも楽しめると思う。感想を端的に言うと「分からない」だ。主人公の弁護士といっしょに犯人に翻弄され、分かったような分からないような釈然としない気分で放り出される。見終わるといろいろなことを言いたくなるが、プロットの分析は、たぶん、意味がない。接見シーンの映像演出は良かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "そして、真実は観客に委ねられた。\n 人間の行動には必ず理由があるという考え方に警鐘がもたらされた。世の中には「空っぽの器」なる人間がいるのだ。殺人に意味などなく、快楽でもない。呼吸するのと同じ、人が生きる上で行う無意識な行動なのだ。頭でっかちでも、堅物呼ばわりされても、僕は人間という尊厳を無くしたくないと思った。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "これは映画ではない…\n すぺてに於いて中途半端…観客のことなど考えてないに等しいくらい映像で見せなきゃならない本質が欠如している…映画は想像するものではないし、内容的に必要なシーンは網羅すべき!謎を隠すこの見せ方は好きじゃない!! " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さん、やっぱりすごい\n 人が人を裁くことについて、司法の場に真実があるわけではないということ、生まれながらにしての悪…、テーマは深かった。良かった点役所さんの芝居が兎に角良かった。役所さんと福山さんの芝居(人間力?)に差があったが、次第に役所さんに引っぱられて行く福山さんもストーリーとリンクしていてよかった。ラストのガラス越しに、それまで対峙していた2人が重なるカットがよかった。タイトルも結局3度目の殺人は誰が殺したのかということを考えさせられるので、いいタイトルだと思った。空っぽの器という悲しさが響いた。疑問福山と吉田は国選弁護士?事務所がすごく古い建物だったのは、国選弁護士の成功報酬が少ないから?家の内装が普通だったのはそういうこと?なぜ役所さんは広瀬すずを抱いたのか?娘と重ね合わせていたのでは?役所さんは供述をひっくり返すことで裁判官の心象が悪くなり、死刑になるというようなことをなぜ知っていたのか。30年前の裁判があったから?もしくは福山さんは広瀬すずの独白があった時、すでにこのストーリーを思い浮かべていて、それを役所さんが読み取った?希望福山さんが勝ちにこだわるようになったのがなぜか知りたかった。福山さんと娘、役所さんと広瀬すずの関係をもう少し描いて欲しかった。勝手な戯言制作者サイドは全く悪くないのですが、私の中で「そして父になる」の福山さんが抜けていなく、重盛役は福山さんではないほうがよかった。親による性的虐待など、ありがちと言えばありがちな要素が作品として新しさを感じなかった。それと物語の重要な要素が超能力というのは、ちょっと都合がよくないかなと。嫌いじゃないんだけど…あとポスターと内容がリンクしてないのが残念。ポスターを見る限り、単純な殺人事件にしか見えない。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめなかった\n 是枝監督は大好きなのですがこの作品はあんまり楽しめなかった。福山が好きじゃないからか。広瀬すずも役所広司も見飽きた感がある。弁護士事務所のお茶汲みのおばちゃんもなんだかわざとらしくて目障り。80分くらいに収めてくれたら最後まで集中できたかもしれない。ちょっと冗長な気もした。退屈はしなかったけれど、何か胸に迫るものは感じなかった。今回は寝ないで最後まで観れそうだとおもってたら、最後の最後で眠くなって寝てしまった。是枝監督を尊敬しているという韓国の女性監督がとった「わたしたち」の方がずっとリアルで胸に迫るものがあった。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "個人的には合わないが…\n ふむふむなるほど…。ラストの一幕とラストカットは好きでした。面会室のアクリルを使った描写もゾクゾクする。しかしなんだかボンヤリ長い印象。全体の展開は嫌いじゃないのに、眠くなるというか平和というか。もう少し商業的なスパイスがあっても良かったかなぁ、なんて思いながら浸ってます(苦笑) " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "主役二人の熱演が光りました\n 弁護士(福山)が殺人犯被告(役所)の心の奥底に沈んだ澱を一生懸命掘り返そうとするが、そうしようとすればする程闇が深くなる... 所詮、他人の心は分かるようで分からないもの。他のレビューでも題名の謎が話題のようですが、そこから暫し離れて、被告対弁護人の心理劇を堪能されてはいかがでしょうか? " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "あざとい\n 福山雅治の顔は同性から見ても端正で美しい。結婚して熱狂的ファンが離れたと聞くが、スクリーンいっぱいに何度もアップで映る彼の顔は、「劣化」という言葉と無縁のようだ。広瀬すずは「海街diary」ではじけるようなかわいらしさを見せたが、彼女を左から撮ると違う印象をつけることことができるということがわかった。この2つ以外、得ることがなかった映画だ。「司法は真実を追求しているか」と投げかけるが、この映画は映画として表現したいことに忠実だろうか?ヨーロッパ映画によくあるBGM。死刑廃止論。実子の性的虐待。コンペティション受賞狙いの白人ウケしそうなことばかりちりばめられている。広瀬すずが出てきたときに福山雅治にニュートラルな態度だったので、まさか「父親の虐待」じゃないだろうな。と思ったらそのとおりだったのでガッカリした。それだけ広瀬すずの演技が優れていたということでもあるが。広瀬すずは「怒り」でもレイプされる役だった。なんで彼女に性的匂いをそんなにつけたがるのか?土屋太鳳と対比して批評されていたが、「アイドルっぽい役だけじゃなく、将来につながるように役者の幅を広げなければ……」などと吹き込んでいないだろうか。「いずれ自分の作品で脱いでもらう、それを観客ものぞんでいる」という「映画業界の忖度」を作っていないだろうか。勘違いも甚だしい。満島ひかりの裸しかり、そんなもの誰も望んでいない。この監督は家族のテーマから離れられないようだ。今回は親に翻弄される子。役所広司と娘、被害者と広瀬すず、斉藤由貴と広瀬すず、福山雅治と娘、橋爪治と福山雅治。詳しくは語られていないがもしかしたら役所広司とその親。ちりばめたはいいが、収拾がつかなくなっている。誰かをかばうために嘘をついて罪をかぶるなんて、福山雅治がいるだけに「ガリレオ」か?めまいがした。東野圭吾の原作なのか。この監督はこの映画で使い古されたテーマを羅列するだけで、新しいものをなにも示していない。表現したいことがあって作った映画ではないだろう。「司法の内輪の事情」に批判めいたことを言っているが、この映画は「受賞狙い」、「スキャンダラスなテーマ」、「大衆ウケ狙い」で塗り固めた、多分に「映画業界の事情」で作られている。偽善の塊だ。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "感想\n なかなか良いと感じました。難しい内容という感じはしませんので、それなりに楽しめると思います。すずちゃん可愛い♪ " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人とは…\n 三度目の殺人とは結局どういうことだったんだろう。という風に見た後に感じました。俳優さんはみな素敵な演技だと思いました役所さんはあんな猟奇的というか不思議な空気感のある殺人犯を演じてることがすごいおもしろかったです。福山さんが演じるのは仕事出来るクールな男、だけど家庭は上手くいかず三隅に翻弄されていく…。広瀬すずちゃんが演じる役はとてもダークな役ですが、やる役でキャラと普段のイメージが変わるなとほんと思う人かなあと、斉藤由貴さんは最近悪い女の役が似合いますね悪女とか小悪魔な感じがとても合う気がします。最近の邦画映画の終わり方で曖昧というかもやもやとした感じ、見る側に考えさせる終わり方。うーん、微妙な感じもします。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心情の描き方が見事\n 私は是枝監督の作風が好きで、今回は何と言っても役所広司がどのように絡んでいくのかがとても楽しみでした。始まってみるとやはり役所の演技が一歩深いところにあり、凄みすら感じます。途中から福山雅治が役所の芝居に引っ張られている感じがするのですが、それが作品の中の二人の関係性ともリンクしていてとても面白いのですね。そうした「重なってしまいそうになって重ならない二人」を、面会室のアクリルを使い見事に表現しています。この手法が本当に見事で、見ていてこちらも引っ張られるのを感じました。監督は作品の中で全ての答えをはっきりさせない描き方をしますが、本作も同様な作りでどこか引っかかりがあります。が、そうした「フック」が作り手の狙いでもあるのでしょう。それでいて最後に「三度目の殺人」に気づくように作っていたりもするんです。真実そのものの意味とは?と言った監督の問いかけが、心にいつまでも残る作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルから推察\n 是枝監督の法廷サスペンス。犯人は誰か?でもなく、法廷での心理戦を描くでもなかった。現行の裁判制度だけでなく、人が人を裁くことへの疑問を投げかけていた印象。福山と役所のやりとりは見所もあり悪くはないのだが、物足りなさを感じる映画だった。最後に犯人について。タイトルの3度目は三隅が自分のことを殺すことを指しているのではないか。司法が三隅を殺したのは3度目とは呼べない。そう考えると三隅が殺したってことになる。やはりあの子をかばってなのか。でもそれでいいのかモヤモヤが残る。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "モヤモヤ\n 邦画はこういうモヤモヤした作品は多いですが。。ぽかーんとしてしまう終わりは桐島以来かな。自分の中で全然終われていないです。タイトルの意味さえもよく解らない。生まれて来てはいけない人間なんているのか。法廷で本当の事を言う人はいない。このあたりがひっかかりました。ずっと考えられる映画も良いですな。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "複数のテーマとそれぞれの葛藤\n  まず広瀬すずの女優としての成長を評価したい。これまでの、好き嫌いや嬉しい悲しい淋しいなどの単一の感情を表現するだけだった演技が、悲しくて辛くて怖いという複雑な情緒に加えて、年代なりの人生観や世界観も合わせて表現できるようになった。 作品のテーマはひとつではない。裁判という制度そのものに呈する疑問、司法関係者たちによって構成される、所謂司法ムラ社会の実情、真実よりも司法関係者の利害が優先される裁判の進め方など、人が人を裁くという行為がいかに様々な問題を抱えることになったかを炙り出すのがひとつ。 もうひとつは事件を通じて登場人物がそれぞれの葛藤をそれなりに乗り越えていくことで成熟していくことだ。つまり社会性と人間性の両輪がこの映画を前に進めている。その象徴的な役柄を演じたのが広瀬すずだ。役所広司や斉藤由貴の達者な演技に引っ張り上げられたような、これまでとは見違える演技で、テーマの集中する難解な役柄を見事にこなしていた。 ひとつひとつの台詞や場面を言葉で分析しようとするのは難しい。それぞれの相関に必ずしも整合性があるわけではないからだ。その整合性のなさをこの世界の混沌としてそのまま理解するのがこの作品の正しい見方だろう。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "なんだか、、、、\n 全部よくわからない。私の頭が悪いからなのか、、、 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーんって感じですかね。 よく分からない。 会話の内容もイマイチ理...\n うーんって感じですかね。よく分からない。会話の内容もイマイチ理解できないし、真実に興味が無かった弁護士がなぜこの事件にのめり込むのか、、、⁇なんか描ききれてない気がします。それとも元々脚本がそんな感じなのかなぁ " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "藪の中\n 素晴らしい作品だが、どうしても斉藤由貴に邪魔される… " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父になる同様、、、\n そして父になる同様、福山がクールなエリート、弁護士を演じる。最初は裁判の勝利だけが目標だったが、次第に被告の人間性にのめり込んで行き、最後はどっぷり浸かってしまう。そして意外な結末に。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "是枝裕和:原案・脚本・編集・監督。オリジナル作品\n 話は最高、テーマは複雑ながら多様な見方も出来る。ミステリーとしてみてもいい(犯人は明示されないが)。弁護士の仕事とは。司法とは。人が人を裁くということ。信じるとは?真実は本人にしか分からない。そもそも真実とは?撮影もいい感じ。殺人シーンを明確に見せてしまうのは映画のルール的にどうかと思うけど。主演2人が同じ北海道出身、立場は違えど主義思想は似通っていて、始めは向かい合わせに対峙していたのが最後鏡の反射で同じサイドに重なって見える演出がよかった。ただ役所さんと広瀬すず以外のキャストに個人的には彼らじゃない感がしてイラっと。それでも小説や漫画の映画化ばっかりみせられるより、オリジナル作品がヒットして欲しいと思うしこれはその資格がある出来だと思う。法廷でよく見る検察と弁護人の立ち位置がいつもと逆だったのは土っりが正しいのか?公判前整理手続きの時点で結果は決まっている。有罪率99%の理由はここにあるのか。30数年前の強盗殺人今回の強盗?殺人司法が下す死刑冤罪による死刑は司法の殺人だという意味か。そもそも人が人を裁くことは出来ないという意味の殺人(死刑廃止論)か。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しすぎた\n 小説好きの人たちにとっては面白かったと思いますが普通の高校生にとっては凄く難しく終わったあとも凄く考えさせられるものでした。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "3度目の殺人の意味が難解でしたが…\n 観てない人は読まないでね。役所広司さん演じる三隅の怪演に見るひと全てが騙される。弁護士役を演じた福山雅治が右往左往するのにも、観客が翻弄される仕組み。被害者の娘、広瀬すずの悲しい役柄にも引き込まれる。「3度目の殺人」三隅は過去に一度、そして被害者の社長で2度目、最後に自分も殺し3度目。広瀬すずが殺したとも考えられるけど、レイプの証言をするくらいなら、それも自白するはず。でも父親を手引きした可能性もあるので、現場にいた可能性はある。彼女を庇ってるだけで、殺人をしていないのなら昔と自分の2度にしかならないので、殺したのは三隅もしくは共犯かな。という謎解きは実は意味がないのかも。「器」と福山が最後にいったのは、どうとでも取れるという事なのだろうから。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "もう少しあるのかと\n 結局は良い人だったのか。堀の中が平和な世界だったのか。外の空気の中では生きていけない人だったんですね。福山君がもっとすごく演じてくれるのかと期待してました。すずちゃんは良かったですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "社会派作品もいけるね是枝監督\n 殺人を犯した人間と弁護士、その真相。実に見応えあった。画面的には地味なのだが退屈せず。敢えて装飾を排した演出に監督の自信と力量を感じた。役所広司の得体のしれなさスゴイ。ヘヴィな役どころを演じ切る広瀬すずには頼もしさすら感じる。真実がはっきりしないでモヤモヤ着地という作りだが自分はクリアに思えた。曖昧なのは彼がそう望んだから。タイトルが答えだ。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "よりヨーロッパ的な映画\n 是枝作品は紋切型のハッピーエンド、バッドエンドな作品は今までもなかったけど本作品は物語の舞台や設定も相まってより一層その色が濃く出ていた。それでもこれまでの作品は割とその後いい方向に進んでいく予兆があったけど、本作品はそれも解らず観客に委ねているから評価が割れるところだろう。テーマがテーマだし、宗教的な観点も人によっては感じる点や映像がより一層ヨーロピアンな雰囲気を醸し出していたように思う。しかし、リアルに法廷があんな感じなら裁判て何なんだろうなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられた\n 途中から展開が見えてしまったけど久しぶりにこういう雰囲気の映画はやっぱり面白い。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "凶器、途中で変わってなかった?\n 冒頭で三隅が使用した凶器は金槌、重盛が検察で証拠物件を確認をした時には血の付いたモンキーレンチが映っていたが、凶器が違っていたの?三隅の犯した事件と、重盛の事件は別物だったの?ただの見間違い?頭悪い私にはモヤモヤしか残らん作品でした。2回観る元気ないし、、、誰か観た人教えてほしいなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しい\n 三度目って? " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "余韻が残る\n 一言で言うと、答えを出さない映画。役所広司さん演じる殺人被告の心の闇や愛憎を、ゆっくりと穏やかに紡いでいく。もっと大きな事実が明らかになったり、福山雅治演じる弁護士が、もっと大きな賭けに出たりなどという「劇場型」を少し期待したが、違った。被告が証言を翻すことを一つの山場にして、真偽は分からず、という内容も、今回の映画の淡々とした撮り方からして受け取りやすかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "結局\n 役所広司が殺人犯で、被害者のムスメを演じた広瀬すずをかばって、裁判途中で自白を変えて俺は殺って無いと言い出したんだろうね。それにしても今時自白だけで死刑にできるんだろうか。返り血を浴びてたろうし、ガソリンかけて遺体燃やしてるし、何らかの物証が見つからなかったこと自体が現実実がない映画ですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "解釈はわかれるかも\n 難しい、とのレビューをいくつも見て、覚悟して観に行ったので、そこまで難解には感じませんでした。登場人物たちの台詞を1つずつ考えながら観れば、そんなに意味のわからない映画ではないと思います。「生まれてこなければよかった人間は存在するのか」と「裁かれる人は誰が決めるのか」がテーマでしょうか。とにかく役所さんの「空っぽの器」の演技が素晴らしくて、圧巻でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "是枝マジック\n 映像に引き込まれ、役者の熱演に心地よく振り回された。まぁやっぱり役所さんが圧巻かな。この、良い人・悪い人・生きるべき人・死ぬべき人という枠には入りきらない人。かと言ってサイコパスとか、信心深いわけでもないんじゃないかなぁ。良い具合にモヤモヤさせられて、考えさせられました。是枝作品の醍醐味なので、私は好きですがスッキリしたい人にはオススメできません。。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さんの怪演\n 難しい割に、残るものは少なく、正直観ても観なくてもいい、というのが全体通しての感想です。ただし役所広司さんの演技は怪演と言っていいでしょう。そこだけが不気味な余韻を残して映画が終わります。「三度目の殺人」の意味は映画を観終わっても私はよくわかりませんでしたが、友人と話していて、ああそういうこと?と理解しました。主題となるものは福山さん主演の映画で「容疑者Xの献身」と共通するものを感じます。ですが福山さん・役所さんら俳優陣からの演技からはいまいち伝わりませんでした。監督と俳優陣との考え方に微妙な食い違いがあるのかも。その点を踏まえ、役所さんの演技も踏まえ、評価は3.0としました。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "考える映画\n まあ観て " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝裕和ならではの濃厚さ\n 最初はどこでもあるようなテーマだと。人を裁くって誰の権力?罪の深さは何で測る?だが、見たあと、本当のことがわからないまま。誰が嘘を付いてるの?誰が誰を庇っているの?本当は正解ってあるかなー是枝監督はこの映画で人に問いかける。これこそこの映画の斬新さ・面白さ。この世に、あやふやなものばかり。ペースはスローだが、徐々に感情そのものが高まっていく。ガラス一面で分けられた部屋。窓からの光と、それゆえの影。犯人ー弁護士:二人の対峙と理解。その部屋の外。観客が先に知る半分の真相。語らなかった残りの半分。ただ、弁護士は心が揺れる。「犯人は自分をも殺した」という一説もあるが。。実際に、誰が殺した?三隅が殺した?咲が殺した?分からない。それとも、弁護士も殺した?彼は最後に三隅の味方にもなっている。本当の犯人ではないが、頭の中で「殺人」もした。だから3度目。だから、三隅と弁護士の二重露出ショットは印象深かった。だから最後に弁護士も二人のように左の頬を撫でた。その動きは、彼も「犯行を起こした」証拠なのかもしれない。(あくまでも自分の解釈)役所さんの演技やっぱりうまかった!感動した。でも福山さんは表情の変化があまりにも不自然のように見える。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "う~ん・・\n 地上波と映画館でも見た。邦画はちょうど一年で地上波であるんだな~是枝作品がカンヌで賞を取ったから!?キャストはいい。内容は解釈に寄るかな。人は人を裁けない・・ということか!?「三度目の殺人」の解釈が人それぞれだ。映画を観た他の観客はモヤモヤ感のままスッキリしないで帰ったみたいだ。う~ん・・ " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "奥が深い\n 映画を見終わって、、、正直、「えっ、ここで終わるの?」と思いました。三隅の真意に気が付いたあと、まだ裁判を続けたとしたら...。死刑にならなかったとしても、年齢としては厳しいかもしれませんが、そんな「だたの器」という人間性が将来の「三度目の殺人」を生み出すという連鎖を示唆しているようにも感じました。そしてそれが、ここで話が終わる(死刑が言い渡される)理由でもあるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なぜ「三度目」なのか?\n 福山雅治の映画は今まで避けてきた。テレビドラマの福山雅治は嫌いではない。でもあの「一本調子」な演技に対してお金を払って劇場まで足を運ぶ、とまではいかない俳優さんだったでも今回劇場まで足を運んでみようと思ったのは、予告で見た役所広司から出る「オーラ」と渡辺謙主演の「怒り」でその演技力に驚かされた広瀬すずが出ていたから。その結果。うーん。「それ」以上でも以下でも無かった。と言うのが素直な感想だった。予告を見たときの期待感以上のものは無かったしかといって、それ以下でも無かった。そもそも難しい映画だった。そしてとてつもなく重い映画。加えて物語は終始、役所広司演じる三隅に翻弄し続けられる。何が真実かわからないまま物語は進む。その真偽は観客に問いかけられ観客自身に答えを委ねられる。そんな映画だった。観終わった後しっくりこない点が一つあった。映画のタイトルの「三度目の殺人」とは、どう言う意味なんだろう?帰宅後このアプリのレビューを眺めているとこんなレビューがあった。『三隅は自ら死刑を選んだ。自らを殺める事こそが「三度目の殺人」なのだ』ものすごくしっくりきた。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人の意味が分かった\n ほとんどが役所さんと福山さんの接見が重要なシーンになってます。犯人が被害者の娘の為に発言を翻したのが良く分かりました。淡々とした映画ですがじわじわと心に染みる作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "寝てしまい…\n 人の感情や駆け引きを理解するために真剣にキッチリと見ていなくてはならないのに…中盤で落ちてしまいました‼︎正直…1回観ただけじゃ意味がわかりません。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "切なくて、重たかったかな\n 役所広司さんが素敵でしたね。さすが!!って感じ、表情でその人の感情が演じきれてて凄かったです。ちょっと裁判での大どんでん返しも期待しちゃいましたが、HEROじゃないんだから、熱血に裁判やり直したりしないんですね。それもまた世の中そんなに感動もんばっかじゃないんだぞ!って感じで良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "器は考えることはしない\n シャー・アズナブルの言葉を思い出した。「器は考えることはしない。注がれた人の総意に従って行動するだけ」自暴自棄になった犯人が器となる。それに翻弄されるだけの福山雅治。中身の抜け落ちた映画。つまらん。3度目の殺人とは、2度の殺人事件ののち、3度目に役所広司が自分自身を殺して器になったということ。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "3回目\n 一回では納得できず、結局、三回観ました。三度目の殺人犯は、彼なんでしょうね。一回観た妻は女の子を指名しましたが、私は違う意見。やっぱり彼でしょう。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "良い役者が揃っているので、演技は素晴らしかったです。 ただ、作品の...\n 良い役者が揃っているので、演技は素晴らしかったです。ただ、作品の内容がサスペンスなのに、むしろ現在の社会的意見に近くサスペンスみたいに真相を暴く事は無かったです。なので、かれを見る際には、サスペンスとは見ずに社会論って考えて見た方が良いと思います。あと、最後の最後にモヤモヤして終わります。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "三度目って\n 役所広司が死刑になる事で自分を殺めたので三度目って解釈したのだけれど、後からもしかしたらって思った。それは、広瀬すずをかばったことで実際には殺してないけど真犯人とゆう存在をこの世から抹殺したってゆう殺人。それが三度目なんじゃないかって解釈。最後に役所広司が言っていた《器》って、物を受け入れない器は無い、つまり自分が死刑になることで広瀬すずを受け止める器になったって事なんだろうな、と。考えれば考えるほど、唸る…。こんなに深い話しなのに残念なことが、福山雅治が棒読みすぎる&斉藤由貴のスキャンダル。役所広司や広瀬すずや満島慎之助がすばらしいだけに、二人が目立って残念でした。私の器が小さいからかな💦 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "んー\n つまらなかった。役者さんの芝居がらよいので飽きずに興味深く観れてはしまうけどよくわからない。期待していたただけに残念 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "不言\n  この物語で起きた事件の真相は誰にもわからない。フィクションの中での出来事だから、誰にも追求することは出来ない。強いて言うなら、是枝監督の頭の中には存在するのかもしれないが、監督がそれを口にすることは決してないだろう。 真実が語られないまま終わる。結局の誰の言葉のどこまでが本当のことで、どれが嘘だったのかもわからない。考察しようと思えば幾つかの可能性は挙げられるだろうが、そのどれも「そうかもしれない」の枠を出ない。 サスペンスというのは、最後に全てが明らかになるから面白い。これは当たり前だ。相棒にしてもコナンにしても、いつも数式みたいな脚本だと思いながら見ていたが、この作品はその裏をかいた魅力がある。何もわからないまま犯人が死刑になって終わる話。こんな終わり方をされると、逆に真実が気になって仕方がない。結局、なんで社長は殺されたのか。ついでに言えば、会社の食品偽装がどうとかいう問題も、その後どうなったのかは語られない。すべては想像の域を出ない。 正直、こういう作品こそ評価されるべきだと思う。「1+1=2」なのは誰でもわかる。では、「1+A=」だと何なのか。面白く作られたものだから面白い、というのでは当然すぎて、見る前からもう面白いということがわかりきっている。 今回、これといった情報も無しに観に行ったから、まぁ最終的には色々と明らかになるのだろうと思っていたら、本当に何もわからないまま終わった。こんな作品はなかなか無いと思う。外国で高く評価されたのだとしたら、素晴らしいことだと思う。 最後に。このレビューの「印象」のところ。この12項目しかないと、この映画の場合「知的」と、あと強いて言えば「難しい」ぐらいしかチェックを入れられるものがない。人によっては「怖い」とか、あと「寝られる」にも入れそうだが。「暗い」とか「重い」とか「モヤモヤする」とか、そういう項目もあって然るべきではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "噂通り、期待通り。\n 噂通り、期待通りの映画でした。もう少しボリューム感があったらよかったのですがそこを除けばなかなか見応えのある面白い映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "深い愛情と不器用さ、そして成長していく福山さん\n 無機質な感情しかないが、器用で知的なために社会的には成功している福山さんと、深い愛情があるが、不器用で突発的な行動をとってしまう役所さんの対比、そして、そんな役所さんを弁護していくなかで、福山さんが成長していく姿が印象的でした。また、映画のタイトルである「三度目の殺人」。タイトルになるくらいなので、監督の訴えたい部分はここになるかと思うのですが、それを思うと、役所さんの「自己犠牲的な愛情」と「司法の限界」が三度目の殺人に繋がるので、それがこの映画のテーマなのでしょう。あまり難しく考えないほうが、スッキリ腑に落ちると思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "法廷ドラマでもなく人間ドラマでもなく、ジャンル映画にならないところ...\n 法廷ドラマでもなく人間ドラマでもなく、ジャンル映画にならないところはいい。が、突きつけるものもない。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "難しい⤵⤵⤵もっかい観ないと理解不能(;-ω-)ウーン\n 難しい⤵⤵⤵もっかい観ないと理解不能(;-ω-)ウーン " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実を知りたいということ\n 守るために最後まで真実を隠し通す事はある意味強さなのか。真実を知ることが本当の解決なのか。真実を知りたいと思うのは何故なのか。ただ、満たされたいだけなのか。見ていていろいろ考えました。映像美の視点ではガラスに2人の顔が映るシーンは忘れられない。少しグリーンマイルを思い出した。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "2017-64\n これはすごい。どちらかというと、理数系の人間で(得意とかではなく、答えがほしい性格)、真実を知りたいほう。たくさんの疑問点をぶん投げられるのですが、それでもあぁなんかすごいものを見たと脱力感。(ちなみにネタバレブログを読んだら、手の仕草や雪に寝そべっているシーン等々、気づけなかった暗示から、疑問点は解消でき、スッキリ。これらを全部拾うには、一度見では無理です、少なくともわたしの頭では。)役者みんな上手くて、その中で役所広司さんが素晴らしすぎる。ほんとなのうそなの?まともなのサイコパスなの?どちらともわからないところを最後まで渡り歩くような演技で、翻弄させられる。法廷は真実を暴き、犯人に刑を言い渡す場所だと思ってた。立場から、色々なしがらみや損得勘定などが働いて、結局真実を追ってる人がいない。裁判員裁判ってなに?どこに真実はあるの?真実を求めることが幸せではないの?正義ってなに?もう爆発です。撮り方もさすがで、光と影や、ガラスの反射などで表情をさらに表現力高くしたり、主観を交錯させたり、とにかくすごいです。見入りすぎて、ポップコーン大量残し。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんとなく、ずるい感じかな。\n 何を思って、何が嘘で、なんでその行動をとったのか?そこを観客に任せてる感じな終わり方がなんかずるい。役所広司の思考を敢えて描いてないんだろうけど…。映像は良かった。斉藤由貴と広瀬すずの会話パートで振り返った時の影とか心情写してる気がしたし、最後の拘置所?で役所広司と福山雅治の顔が重なる部分は相手の心は自分に当てはめて理解できてると感じてるだけってのを示唆してると感じたし。。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "きっと真実はひとつなんだろうが見る人感じる人の都合によっては真実は...\n きっと真実はひとつなんだろうが見る人感じる人の都合によっては真実はいく通りにも存在する、群盲巨像を触るの喩えの様に、、、答は自分自身を殺す三度目の殺人に因って少女を助けたと言うか自分自身の存在を確認したのだろうが、そんな推理はやはり群盲の一人の戯言でしかないのかも知れない。それにしてもすずちゃんは可愛らしい。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "役所さんすげー\n もっと難解な映画なのかと思いきや、すごくわかりやすく描かれ、しかも画や映像にもこだわり、時間を忘れさせてくれるエンターテーメント、さすがですね。予算もそんなにかかってないようにみえましたし、是枝さんはプロ中のプロですね。ぬかりない。時に、福山さんと役所さんの留置所コントかなとさえ思わせるやりとり。役所さんのすごさに最後まで振り回されました。三隅はサイコパスなのか情に厚い人なのか、闇の中ですが、私は単純に情に厚い人だと思いました。スズちゃん演じる娘を幸せにしてやれなかった実の娘に置き換え、スズちゃんの幸せを思い、かばったのだと思います。そんな風に観終わったあとも観た人に想像させる楽しみを与えてくれる。山田くん、是枝さんに座布団一枚持ってって。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "終始、監督の手の内で惑わされたままに・・\n 「三度目」ってだれを?と思いながら、いや、三人目?、それとも、え?、なに?・・・と惑わされてるうちに映画が終わる。エンドロールが流れ出した瞬間に、やられた!と悔しくなる。まるで、監督にその答えを問い詰めているうちに、裏口から犯人に逃げられた刑事のような気分で。深みにはまるように事件を洗い出していくうちに、経験していなかったことがあたかも自分の過去であったかのような錯覚に襲われだすと、見ているこっちも、ほんとの「犯人」が誰だかわからなくなっていく。硝子越しの体面シーンで、三隅と重盛の映像が重なっていくとき、どちらが画面正面で、どちらがガラスに映ったものなのか、わからなくなっていく様は、まさにこちらを心理的に追い込んでいく手法としては抜群だと思えた。解釈はそれぞれあり、それぞれが答えでもあろうし、それぞれが騙されいてもいよう。法廷で繰り広げられる駆け引きを前にすれば、真実なんてもうどうだって構わなくなってくる。しょせん、互いの利益を勝ち取るための戦術的な知恵比べでしかない。そこに、真実の存在は無意味なのだ。人によっては不親切な映画だろう。僕もわからない部分が多々ある。だけど、それは批判ではない。幾通りにも解釈ができるがゆえに、数日たった時にふと、あ、もしかしてあれって!!と急に思いつくことがある「快感」もある。長い時間味わえる映画だと思う。しかし、広瀬すずのポテンシャル、すごい。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "余韻を残す…\n 殺害シーンから始まる。撲殺し火をつけ…燃え上がる炎。炎が犯人の顔を赤く映しだす。犯人の三隅は前科があり次は死刑と言う状況の中弁護を引き受けた重盛は無期懲役に持っていくために奔走する。全ては依頼主を守る為。裁判で勝つ為なら多少の嘘も方便とばかりにシナリオを描く様に司法とは何かと疑問を持った。犯罪者の心情を理解する等無意味と考えていた重盛がいつしか三隅の闇に足を踏み入れていた。足の悪い被害者の娘と三隅の関係に興味を持ったのは重盛にも同年代の娘がいたからではないだろうか。娘を思う父親という共通点で裁判は思わぬ方向へ進展する。三隅は本当に空っぽの器だったのだろうか。実の娘から死んで欲しいと言われ、生きてるだけで人を傷つける人間がいると言い、命の選別をする裁判官に憧れたと言う。三度目の殺人とは三隅が自分自身を死刑にすることだったのではないか。被害者の娘が裁判所で言った言葉。「ここでは誰も本当の事を言わない」裁判とは何だろう?弁護士の仕事とは何だろう?疑問が残るが、全ては三隅のシナリオ通りだったのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "法廷と司法にモヤモヤさせられた映画でした\n 普通にサスペンスして普通に法廷ドラマする映画ではないと覚悟を持って見たのは見たのですが、それでも想像以上に重かった・・・そしてとてもモヤモヤさせられた映画でもありましたね。客にモヤモヤしてもらう映画と監督さんもおっしゃられてはいましたが、確かに・・・。現実の事件は、現実の司法は、テレビドラマの刑事物や法廷物のようにスッキリ解決するものではないと言うことを、まざまざと見せつけられましたよ、法廷は真実に辿り着く場所ではない、真実を求める場所でもない・・・そう言われてしまうと、我々は一体これからどうしたら良いのでしょうか。そんな日本の司法制度の危うさに、とてもモヤモヤさせられた映画でした。勿論、この映画が全て司法の現実と言うこともないのでしょうが、合理的にコトを進めようとするのその姿には、只ならぬ危機感を覚えました。まあ冷静に考えれば、いくら司法の場とは言え、神ではなく全て人間が行うことですからね、タイムテーブル通りにスケジュールをこなす日本人の習性を考えれば、ありそうな話だ、結局仕事なんだよなぁ。人が人を裁くことの難しさ・・・今回改めて考えさせられましたし、真実が分からないならば、私には人を裁くことなんて絶対無理だなと、そう痛感させられた次第です。空っぽの器に、それぞれが都合のいいように人物や事象を当てはめて、判決が下される・・・それが裁判なんだ、それが司法なんだ、真実は結局どこに?最後に三隅が重盛に言い放った言葉がとても印象的でした。しかしまあとにかく重くて疲れる映画でしたが、一瞬も緩むところなくのめり込まされた映画でもありましたね。役所広司、福山雅治、この二人の対峙シーン、特に接見のシーンは、物凄い緊張感、迫力あるシーンで食い入るように見てしまいました。役所広司の名演に、福山雅治も引っ張られて、見事日本映画史に残る接見シーンが誕生しましたよね、それを引き出した是枝監督はさすがの一言。最初は福山のステレオタイプのキャラにまたかとも思ったのですが、少しづつ変化していく三隅の姿に見る者も少しづつ彼と同じ気持ちになっていき、最後はモヤモヤさせられると・・・。う~ん、参りました、役者の演技込みでホント素晴らしい題材と内容だったなと、素直にそう思いましたよ、凡人な私レベルでは好きな作品ですとは言えないですけど(苦笑)福山雅治だけじゃなく、俳優のポテンシャルを引き出すと言う意味では、広瀬すずも是枝監督の手に掛かると能力全快で見る者を引き込みますね。感情を抑えながらも、時折哀しみと憎しみがこもった表情を見せるあの演技、やっぱり凄い女優さんだなと、再認識、様々なジャンルの作品に出て時には批判されながらも、将来きっと日本を代表する存在になることでしょう。そのお母さん役を演じた斉藤由貴も現実とリンクした役どころである意味さすがと思わされた演技でした(実際上手いんだよな~)今回見終わってモヤモヤしたからいろいろとネットでネタバレレビューを読みましたが、いろんな解釈があるなと感心しっ放しでした、こう言う考える映画も時には必要かもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "寝た\n 8割型寝てしまいました。エンディングも見逃すくらい睡魔に襲われて、こんなにツマラナイ映画は久しぶりでした。是枝監督作品という事で、まずまず期待して観に行ったのですが、まさかこんなに寝てしまうとは自分でも意外でした。色々な意味で不可解な映画でした。オススメしません。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "すごかったなぁ\n 深く印象に残る映画でした。またしばらくしたら映画館で観たい。他の方も仰ってましたが、一秒も目を話せない緊張感のある映像です。登場人物が泣いたり叫んだりしないぶん、張り詰めた空気に捕われて身動きが取れなくなります。こういう重く悲しい雰囲気に浸っていたい、というのは変ですが、終わって欲しくなかった、いつまでも観ていたかった、そういう映画でした。事実はどうだったんだろうかとか、何がいいたかったかとか、テーマはなんだろうかとか、そういう分析をしない方が「分かる」感じがします。この映画はこういう映画なんだ、と言ってしまった途端、それだけでは無い気がしてしまう。事実はきっとこうなんだろう、と考えた途端、それだけでは無い気がしてしまう。結局、何かよく分からないが重いものが伝わってきてしまった、とだけ言うしかない、と筆力のない僕は思います。役者さん達はみなさん凄みがありましたねぇ。. . . という訳で、何も言っていない感想です。「すごかったなぁ」という小並感と同じこと?追記: 音楽が素晴らしかったことを言い忘れてました。この映画の雰囲気作りに大きく貢献していると思いました。劇中で何度も流れる主題曲だけ配信で販売されてます。映画の色々な場面が思い起こされ、浸れます。追記2: あのあと、この映画を小説化した文庫本を読み、もう一度映画館で観ました。今度はもしかして退屈するかもと思ったら全然そんなことはなく、やはり画面・セリフ・表情・景色・音楽などなどに惹きつけられ、一秒の緩みもない緊密な映画だと改めて思いました。(つまり、次の展開が分からないから夢中で観てしまうというタイプの映画ではないということ。) 二度目なので、一度目で見逃していたり「理解」してなかったりしていた細部まで感じ取ることができました。(広瀬すずさんの刺すような眼差しが恐ろしかった。)真実も事実も分からないので、並行世界が重なって見える目眩(めまい)のような気分です。むしろ人間の心とはそういう並行世界が詰め込まれたようなものなのかもと思いました。結局、安藤桃子さんの「所詮、我々は何も知らない生き物なのだ」(この映画の公式サイトから引用)というのが当たっていると思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "3度目の殺人とは何か\n 3度目の殺人とは何か。結局、ラストシーンまで3度目の殺人とは何だったのか、宙ぶらりんのまま答えは出ず、幕を閉じる。その言葉は宙ぶらりんのまま、この映画を引っ張り、三隅と重盛の対峙も答えを出さずに終わる。ラストで重盛が佇む十字路はキリスト教的な暗示、空に浮かぶ電線も十字を切り、重盛が三隅に投げ掛ける「貴方はただの器。。。?」という言葉からも、十字は反復してこの世界に神の存在を語り掛けるように見えるが、あれはもしかするとそのまま十字路を表しているのかもしれない。人が人生の中で真実を見つめてはまり込む辻。どちらに行けば正解なのか、どの道が果たして真実に辿り着くのか。重盛は佇むのみ。真実に辿り着く事はない。それは真実を追い求めるから。人生において真実というものは重要ではない。行った先がその人の人生の真実になるから。結果が真実である。だが、重盛は佇む。真実に辿り着くことが出来ないのだ。三隅は真実を語らない。或いはその時その時、彼が語った事は全て真実なのかもしれない。だが真実は世の中に明らかにされる事はない。全てが明らかにされる事なく、全ては宙ぶらりんのまま、裁判は終了する。三隅は分かっているのだ。真実が何か分からないままでも、世は全て調和的に動く。人が真実から遠く居たとしても、世界はシステムの上で動いていくのだ。或いはシステマティックに動く世界によって真実は決定し、真実は世界から遠く離れた場所で輝くのだ。誰も太陽に触る事は無いが、太陽の光によって恩恵を受け、生きていく。真実は触らずとも、その真実を自分の都合の良いように解釈して生きていくことが出来る。その真実に触れたいと思う時、人は十字路に佇むことになる。真実は十字路から遠く離れた、しかし十字路を隈なく照らす天上にのみあるのだから、触る事は出来ない。手に取ることの出来ない場所にあるのだから、その全体像を見る事は出来ない。人は神に近づく事は出来ない。その存在を信じ、只管に信仰して生きていく。だから生きていくことが出来る。触ることが出来る存在であれば、理解し尽くすことが出来れば、人はそのために生きようとはしないかもしれない。触った瞬間に焼け死んでしまうのかもしれない。重盛は最早真実に辿り着く事は出来ず、また生きていく。だが彼は最早前のようには生きて行けないかもしれない。三隅の後ろに、事件の後ろに宙ぶらりんの芯となる真実が在ったが、見ようとしても見えない。その見えない真実を見ようとする行為を覚えてしまったから。彼の佇む真実の十字路の上には十字を切った電線が走り、そのまた上には神の居る天が広がる。そこに真実が在るが、彼には見えない。本当はそれを見なくても生きていく事は出来るし、ほとんどの人は見えなくても生きていける。真実が「在る」ということさえ知っていれば生きていける。だが真実そのものを見ようとすれば、人は佇む。立ち竦むことになる。そして立ち竦み、じっと真実を見つめようとする人は、生きては行けない。人生は真実とは関係なく進んでいくものだからである。映画全体を通して、「第3の殺人」というタイトルがその宙ぶらりんの軸である。映画の中で具体的に第3の殺人が描かれる事はない。その言葉は人により解釈を変え、でもそのいずれも具体性を欠いてピントをぼやかしている。うまく出来たタイトルである。事実、この世界でピントの合った真実が存在する事は無い。世は並べて宙ぶらりんである。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "結局\n 結局、三度目の殺人者は彼だったのか、と思うのは勘違いだろうか。雪の上で三人が寝そべるシーンで、彼だけが違うポーズ。そして、三人の頭の上にある足跡の有無も布石だと思う。切ない話です。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "この「三度目」の考え方はどうでしょうか?\n 「三度目」の意味について、一緒に観た友人も大体の皆さんと同じ解釈で、それも私は納得しましたが、重複した意味があるのでは?と思いました以下、私が終わってすぐ感じた感想ですすずちゃんが殺した(1度目)彼女の殺したいという思いを器で受けた役所さんが追体験した(2度目)役所さんにとりこまれてしまいかけた福山さんが追体験した(3度目)福山さんが頬の血を拭う仕草をした時に、三人とも同じことをしていたのでそう感じましたすずちゃんと役所さんが、福山さんの追体験?の中、二人で川原に立ち血を拭っていたので、どちらが殺してどちらがシンクロしたのかわからない描写でもありましたそうすると辻褄を考えるわけですが、、すずちゃん「あの人が言ってた通りだった、みんな本当のことを言わない」→彼女も本当のことを言ってなかったのではないか?虐待の話をすることで、犯人になった役所さんの減刑に手を貸すことで、せめてもの償い十字架の印→誰がかいたの?ただの直感だったので、この視点で考察してくれる方がいると嬉しいなと思います " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "とても期待して行った\n 監督のスタイルに馴染め無い人には未消化な映画かもしれないストーリーは取り立て感動的とはならないので、一般受けはしない作品かもしれない少し想像力も必要です全て答えを見せますね!な映画好きは敬遠されそうおもしろかったですよ、役所広司も福山雅治も良かったと思う カメラワークも頑張ってたし難を言えば、広瀬すずじゃない方がもっと際立ったかなぁ、その点だけ残念でした " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ブラックホール\n 目撃者の無い事件を客観的に裁くことなどまず不可能に近い話なのだと今さらながら感じた。役所広司の猟奇的な芝居は観てる方も恐さを感じるほど。その三隅を中心に広がっていくある意味破綻しているとも言える人間関係がストーリーをより複雑に、そして面白くしていたと思う。嘘と真実、生と死。対極にあるようで、実は表裏一体で最も近くに存在しているようなものだからこそ、人を裁くのは困難を極めるのだろう。被告人が裁量の対象になるのは当たり前だが、この世界には社会的、法的にではなく、罪を犯している人がいるかもしれない…そのようなメタファーを強く感じた。裁くもの、ひと、理由、それらが暗闇の奥底にあるような印象を受ける作品だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "寝てしまった\n 最初から全然引き込まれることなく、早くに寝入ってしまい、いけないいけないと思いつつも七割は寝てしまった。つまらない映画はいつも寝てしまいますが、ここまで寝たのは何年ぶりか。終盤起きてましたが、広瀬すずに何が起きてたかも分からないまま、死刑宣告され観賞前レビューでよく見かけた「器」発言! ちょっと笑えた。これから皆さんのレビューでストーリー組み立て、頭の中整理させていただきます。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "真相は誰にもわからない\n 真相は誰にもわからない!世の中本当はそうなんです。映画や物語には真相があるように作られているが、実際の世の中では、何が本当なのかなんて、自分でもわかりはしないのではないでしょうか!そのわからない世界を白黒つけるのが裁判であり、その現実は実際この映画が表している通りなのでしょう。考えさせられるいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "他人の気持ちの「器」となること\n  まず、役所広司の北国の人の演技が素晴らしかった。三隅は、北国の人特有の紅く腫れた目と何を考えているのか分からない不気味さがありながらも、どこか賢者のような風貌を漂わせている。 言うまでもないが、本作は「カラマーゾフの兄弟」とキリストの贖罪を踏まえたストーリー展開をしている。三隅が本当に殺人を犯したかどうかは不明のままだが、殺害の実行行為を行っているかどうかはさておき、この人は他人の罪を引き受けることに全く抵抗がないようだ。おそらく、誰かの強い気持ちを心の器にそのまま流れ込ませることを容認し、相手と同化したまま行動してしまうのだろう。カラマーゾフで犯罪を行ったのがイワンなのかスメルジャコフなのかがはっきりとしないのは、この両者の意思が混然一体となり区別不能な状態となっているからだ。三隅にそうした能力があることは、福山演じる弁護士の考えをあたかも自らの考えとして表現するところからも読み取れる。 多くの人間は、人と対峙する際に当然ながら防禦壁を作り、自らの中に相手を必要以上に入り込ませないようにする。でも、三隅のように無防備に心の器を開く人もいるのかもしれない。それは、三隅が自分が失われる恐怖を信じられないくらい軽視しているからだ。だから、彼は、自分が死刑になることに対しても無関心な態度を取る。死刑と人の気持ちを量りにかけたとき、人の気持ちの方が重いと感じる人なのだと思う。 世の中には木嶋佳苗のように人の命をおそろしく軽く評価する人間がいる。とすれば、逆に自分の命を信じられないくらい軽く評価する人間もいるのかもしれない。自らの死をもって人の罪を引き受ける態度はキリストにも通じる面があると思った。 法廷で三隅が一転して無罪を主張した理由は謎だが、最後に三隅がアクリル板越しに福山と面会をした際に、小鳥を空に放つような手のしぐさをしたのは印象的だった。あれは、広瀬すず演じる女子高生を解き放つという意味だったのかなあと思った。 すごく色々と考えさせられるいい映画だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "暗いです...\n この映画の中で、真実は明示的には語られません。その意味では、すっきりしない映画です。ただ、真実はこうなんだろうな..というのは伝わっては来ますので、まったくわけがわからないということはないと思います。しかし、この話で作り手が何を伝えたいのかはよくわかりませんでした。見終わった後も暗い気持ちになるので、何回も見たい映画ではないですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見終わったすぐにくる気持ち悪さ\n 真実はどこにある?が終始つきまとう話だと思います。恐らくは食費偽造と理不尽な解雇、そして咲江の境遇と同情や共感から殺人に至ったのではないかと推測したけど、これすらも自分がそう思いたいだけなのかもしれない。この答えの無さと、最終的に有耶無耶のまま法廷が終焉に至ることになったことに恐ろしさと気持ち悪さを感じました。ただ、とても考えさせられるものがあり、いい作品だと思います。それにしても三隅に底知れぬものを感じてぞっとしました(汗 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "連ドラで観てみたい\n ストーリーもすごく良かったんですが、それ以上に出演者の俳優さんがとても良かったです。主役の福山さんと役所さんはもちろんですが、その他の皆さんとの絡むシーンをもっともっと見たくなりました。2時間強では物足りないというか、もったいないくらいの内容の濃い物語だったと思います。是非、全10話程度の連ドラにして欲しいです。福山さんと同僚の弁護士である吉田鋼太郎さん、満島真之介さんとの関係性ももっと掘り下げて欲しかったし、父親役の橋爪功さんとの親子の微妙な感じも、奥さんや娘さんといろいろ複雑そうな話も、まだまだ描けそうでした。役所さんと絶縁状態にある娘さんとの話も、最初の殺人事件の詳細も知りたくなるし、どんな人生を歩んできてそんな人になってしまったとか。斉藤由貴さんと広瀬すずさんの親子関係、被害者である社長との関係性、もっと動機も掘り下げてもいいかなと。裁判長や検事たちのキャラも秀逸でした。是枝監督も時間さえ許せば、もっと映像で表現したかっただろうなあと勝手に想像してます。とにかく観る価値のある内容の濃い映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 13, + "review": "福山も僕らも…誰一人犯人には追いつけない群盲のまま。\n この映画は法廷劇ではない。接見室での犯人と弁護士の会話の積み重ねが重要であり、それを中心にひたすら淡々と犯人と弁護士、様々な人々が描かれてゆく。やがてそれらは徐々に凄味を増してゆき、やがて第三の殺人として犯人自身を殺すことで確かに何かが成就するのだが......。役所広司演じる犯人三隅は、誰よりも優しく弱い。そして何よりも強い意思を持つ掴みどころのない人物だ。人の思いに感応して殺人を犯し、先回りをして言動を変えてゆく。彼は言わば現代に出現した妖怪サトリ的な人物なのかもしれない....ふとそんなことまでも思わせるような存在だ。そして人を殺すことには罪悪を持たないソシオパスでもあると確信している。ラスト、結審後に接見し三隅の真意を掴もうとする重盛。ここで会話する二人の顔を仕切りガラスで重ねる手法が圧巻なのである。犯人と重なりそうで重ならない顔。これほど犯人の真意に届きそうで届かないことを巧みに表した演出はないないだろう。そして僕らは福山演じる弁護士重盛とともに犯人の真意に手が届きそうになる刹那---「あなたは入れ物?」「何ですか?入れ物って」....ここで重なりかけた二人の顔は完全に離れてしまう。そう、犯人はすべてを突き放して物語は終わる。劇中で「群盲象を評す」の故事が語られるが、まさに我々は群盲のまま、犯人を掴めないままにこの物語は終わるのだ。これはすごいラストだと思う。決して興行的には大成功にはならないだろうが、こんな映画が生まれるのだから日本映画もまだまだ捨てたものではないと思わせる作品である。----以下雑感(笑)市川実日子は、どうにもシン・ゴジラのリケジョのイメージが強く、見るたびどうにも蒲田君が浮かんでしまったw斉藤由貴は、娘の凶悪な厄災に目をつむり、夫の事業の不正を隠ぺいしながら諾諾と生きるの女という役回りが、いまの不倫騒動と相まって非常に感慨深い。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "過去一\n つまらなすぎてビックリした両サイドの人も爆睡後ろからはいびきが聞こえて眠気をこんなに誘う映画ははじめてですエンディングになった瞬間半分以上の人がでていきました笑笑 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "深いです\n 映画の内容も深く考えさせられますが、役所さんの役者としての深さをまざまざと見せつけられました。対する福山さんの、浅さ、其れが地なのか、演技なのか分かりませんが、私には、本人の浅さが透けて見え、それが、彼を第2の主人公にした訳なのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "素晴らしい!\n 正直あの役所さん、と福山さんのラストの戦いに涙しました。タイトルの三度目の殺人の意味は役所さんは自らを処刑したかったのだと僕は理解してます。それと広瀬すずちゃんの演技に脱帽しました。この作品最近では珍しい日本映画です。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "うーむ\n タイトル弁護士にしろよwってぐらい弁護士の話しが多い。だけどタイトルが弁護士だったらすげぇセンスねぇなwwww期待してたぶんガッカリ " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役所広司の演技がすごい…\n 役所広司の演技が凄すぎて、心の底からゾッとするほど恐かった。三隅は本当はどういう人物なのか… 接見場面での言動一つひとつに揺るがされていく。福山雅治演じる重盛も同じように翻弄されていくのが分かって面白かった。役所広司、やっぱり上手い!最後まで分からないのがモヤモヤする訳ではなく、程よい余韻になっていて良い感じ。こういうラストはたぶん日本人にしか理解できない感覚…たしかに。司法の現場のリアルな感じにもうんざりしてしまう位。撮り方、引き込まれる演出も良かった! " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "面白い映画ではなく見るべき映画\n と言いたい。すずちゃんの最後のセリフはしびれます。題名も考えると深い。役所広司さんの演技もいい。品川なんとかさんもいい。みんなうまい。でも脚本、監督の是枝裕和を好きになった。なんか賞とるな。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "1秒も目が離せない\n まず驚いたのは役者の皆さんの演技力。特に福山さんと役所さんの演技に本当に引き込まれました。ストーリーも最後の最後まで誰が犯人か、誰が嘘をついていて誰が真実を言っているのか全くわからず、真実はなんだ?!と思っていたらまさかのエンドロール。裏切られた!モヤモヤする!(もちろんいい意味で)もちろんこの終わり方に賛否両論だとは思うが、伏線を全て回収しなければいけない、謎を残してしまってはいけない、ハッピーエンドでなければいけない、という最近の映画の傾向に抗ったことが素晴らしいと思う。そもそもそういう考えが最近の映画やドラマをつまらなくさせていると思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "映画作家としての思い\n 是枝監督の映画作家としての思いの詰まった作品だったのではないでしょうか?近年の映画産業はコミックの無理な実写化ばかりでウンザリする中、この映画の様にオリジナリティに溢れた映画は好感が持てます。犯罪劇とは言え、ミステリーとしての要素は少なく、邦画独特の湿り気と淡々とした展開に退屈される方も多いと思いますが、刑務所での弁護士と被告人の接見シーンは主演二人の力演でなかなか見応えのあるものになっていたと思います。特に福山雅治にとっては、二枚目から大人の俳優としてのステップアップになったのではないでしょうか?(くれぐれも、いつまでもイイ男しか演じられないk.tの様にならないように。)ドラマは一応の解決を見せるが、真実はあやふやなままで余韻を残してくれます。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "十字架と神の器\n この映画には十字架のモチーフしつこいくらい登場する。この映画の登場人物もそうですが人間は自己中心的に生きています。その人の本能とまったく逆の行動をとったのがイエス・キリストでした。イエスは人のために仕えるため、人の罪のための贖いの代価として十字架上で死んだのです。 今これを書いている僕や読んでいるあなたの罪のために死んだということです。十字架はやはり気になる。「個人的な怨恨は感じられず、空っぽの器のようだった」と最初の事件を担当した刑事が役所広司を評していう言葉。「空っぽの器にすぎない」という役所広司の最後の台詞も気になりました。登場人物がみな嘘つきで誰が真犯人なのかよくわかりませんでした。接見室で仕事人間の福山雅治が役所広司に翻弄され、やがて取り込まれていくのを非常に面白い映像で表現がされていて面白く見ました。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "つまらない\n 今年観た映画の中でワースト1位です。つまらない " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "司法とは何を守るためのものなのか\n 面白かった〜一度目の殺人で、娘につらい思いをさせてしまい二度目の殺人で、娘の願いを叶え三度目は自己犠牲で娘を守った殺人犯の三隅主人公の弁護士・重盛は娘のそばにいられない自分と三隅を重ね合わせ冷静な判断をくだすことができない本来なら、法廷が市民を守るべきはずなのに、「善悪」よりも「勝ち負け」にこだわるあまり、真実に蓋をし、彼らが決めたシナリオに沿って、裁判は進められていく結局、本当に裁かれるべき人間は、裁かれないまま闇の中へと葬りさられるこの中で、救われた気分になっているのは、「自己犠牲」で神にその身を捧げた三隅かもしれない真実は神様だけが知っている " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "生きているだけで人を傷つけるの意味\n 生きているだけで人を傷つける存在、という言葉が気になりました。そこまで自身の生に否定的なのは、自分が生まれてはいけなかった存在、不貞の末の生、近親相姦からの生が想像できる。そうした生の真実を知ってしまった存在は生まれながらの罪を感じながら生きざるをえなかっただろう。もしかしたら、実際のところ理由がわからない最初の殺人もそこにつながっているのかもしれないと思った。そこから今回の殺人の真実を探ろうと思うと多方向からの情報が絡み合ってひとつだけではない真実がみえてくる。三隅から葉書を受けとるほど信頼されている重盛父裁判官のあえてつきはなしたような言葉や態度の理由、結局会えなかった三隅の娘、社長が娘を犯す、娘が夫に犯されているのを見ぬふりする母親。レイプ犯罪を言わせない弁護士。真実を求めない法廷。頬の血をぬぐう三隅と咲江、頬の涙をぬぐう重盛はラストシーンの十字路で立ちすくむ。三度目の殺人を犯したのは誰か?殺されたのは誰か?作り手、観てる者それぞれが考える、そんな映画でした。観た側の考えに任せるというちょっと作り手の傲慢を感じる映画なのですが、役所広司さんがとにかくすごくて、他の俳優陣の力と引き合い、良い映画を観たというより、凄い演技を観たという作品になりました。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "レビューというか吐き出し。\n 想像のつきやすい人がよく出てくる。でもそれは想像であって本当はどうなのか、確かめてみないとわからない。過去に何かあったからこうなった、と簡単にいえない、とか。こういう人はこういうことをするんだ、みたいな根拠のないこととか。?本当にそれでいいのか、色んなことを自分のなかで確かめながら生きてるけれど、正しいか正しくないかなんてはっきり言えるものがない。なんというかそういう意味で現実的な話なんだけど、ドラマとか映画でよくいる人たち?を出すことでつくり話っぽくなっているのかな。どういう見方をすればいいのか迷った。殺人ってこのたった2文字だけでえらく悲劇的なもののような気がするけど、ただ単に人を殺すって意味でなら、ああ、三度目の殺人か〜って納得。できる気がする。笑 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "是枝監督さんの世界観\n  この作品は、ある殺人事件があり、法廷で裁判が行われるという、最近では日常的とも思えるような刑事裁判がテーマです。一つの事件の真相を解明することは、裁判に関わる法曹界のそれぞれの在り様で人が人を裁くと云うことであり、判決の一つ「死刑」それは言い換えれば殺人とも言える訳です。裁判員裁判が現実に行われており、もし自分が裁判員に指名されたらどうするかと云うことを考えると、登場人物の台詞の中から思い起こされ、普段何気なく遣り過ごしてきてしまったことが当事者として起こり得ることもあるかと、怖いように思えてきます。犯人と思われる、役所さん演じる三隅に翻弄される福山さんが演じる弁護士は、観ている私達の身代わりの姿でもあり、監督さんは、他人事ではなく自分自身が拘わることも有り得る事への思慮の喚起を促すため、接見の度に被告人の態度を変化させる手立てを採り、そして敢えて最終弁論を言わせる場面を作らなかったのではないでしょうか。恐らく、監督さんの答えは出ているけれども、台詞から読み解いて貰うという演出手腕で、観劇者一人一人に判断を委ねることが、この「三度目の殺人」と云うタイトルにした所以ではないかと、私は今のところ考えています。映像と音楽、そして出演者の方々の存在感、演技力には感心させられ、美しく素敵な役者さんの姿に魅せられました。現在、難病を患っている旦那さんと観賞しました。時間的に耐えられるか心配もあり、寝ているかもと横目で見たらしっかりと画面を直視していました。 本人は、「真剣に考えながら観たので、とても面白かった」と 。 考えることの刺激によるのか、ドーパミンの働きが良くなったようで、近いうちにまた観に行こうと自分から言い出し、福山の歌が聴きたくなったと言うのには笑ってしまいました。おかげさまでその日は映画談議が弾み嬉しかったです。ハッピーエンド、又は悲劇に終わる「起承転結」のはっきりした作品を楽しむことを一つの要因とするなら、この作品の終結のあり方の意図を汲み取り、考えあぐね、または意見交換をすることも映画の醍醐味を愉しむ一つではないかと思えています。レビューの中には、つまらなかった。 もやもやした気持ちになり意味が解らない。 との意見もあります。恵まれた環境で幸せに暮らして来られたのかなと思えたり、出自などの違いでも受け止め方は違うのだなと云うことを感じ、読まさせていただくのも参考になりました。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっとわかりづらい\n 法律を勉強しているので内容は面白かったです。でも映画としては、盛り上がりにかけるというか、三度目って?という感じ。それにしても、役所広司は素晴らしいですね。見とれました。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "器\n .映画が終わった頃に三度目の殺人が終わるところにこの映画の趣旨を感じられた。三度目が自分を殺すことだったことを感じる空間のシーン。あの空間のシーンが多かったのも、三隅の心情を投影したかったのか「あなたは、器ですか?」というセリフで締められたこの作品。最初も途中までも終わっても犯人は分かっていても劇中では明らかにされず、モヤモヤと終わった後に感じずにはいられなくなるものになっているのもこの作品の一つの醍醐味だと思う。心理が好きではない人にはオススメはしない。. " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "No Pain No Gain (何かを失わなければ何も得られない)\n 容疑者、弁護士、検事、裁判官、被害者家族など、立場により観方を変えると、「正義」さえも変わってしまいます。咲江とにとっての正義は、「娘をレイプする父親は殺されて当然」です。弁護士事務所にとっての正義は、「裁判に勝つ事」です。美津江にとっての正義は、「食品偽装しても会社を守る事」です。しかしながら、弁護士・重森にとっての正義は三隅と接するにつれ、変化していきました。「勝つ事」から「勝ち方」へそして、「弁護人を信じる」へと。三隅は、「生きていれば他人を傷つける悪者」と自己評価しながらも、「咲江」を守ろうとしました。三隅にとっての「正義」です。しかしながら、最後に重森が三隅に対して発した「空っぽの器」の理解は難しい。。。私は、次の様に感じました。重森は、仕事を重視するが故に、家庭を失いました。しかし、もしも、家庭を重視していたら、重森の今の名声は無かったかもしれません。\"No Pain No Gain\"「何かを失わなければ、何も得られない」のです。また、三隅は「生きているだけで他人を傷つけてしまう」と自己分析しましたが、重森も、「裁判に勝ち続ける事は、ある意味も他人を傷つけてきた」と感じていたはずです。すなわち、重森は、三隅が自分に似ていると感じていたのです。三隅は、30年前に殺人を犯し、今回、2回目の殺人を犯した容疑者ですが、この裁判で、「三度目の殺人」すなわち自分自身を殺してしまったのです自分の命を捨てる事で、咲江の正義を守ったのです。こんな三隅の生き方が、重森は、自分自身の過去の生き方と重なってしまった。「咲江の持つ正義感を中身として、三隅自身は、器に徹した事で、咲江を守れた」言い換えるならば、「器だけとなり中身を捨てる事で、咲江の正義を得た」のではないかと思いました。Michi " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やられた。\n と素直に感じた。暗い展開と映像で淡々と進んでいくが福山雅治と役所広司の演技に引き込まれ、眠気がくることもなく楽しめた。役所広司のサイコパスのような人間性と福山雅治の掴み所のない人間性が様々な人の供述により少しずつ変化していく。回収していない伏線もあるがそれはそれで、結末や真相は個人で考えさせるといった感じ。最後の福山が頬の血を拭うような仕草はびっくりした。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "薄い\n わざわざお金払って、映画館で見る作品ではない。展開も予想通り。役所広司のやっつけ仕事感満載の演技。福山雅治ふけた。広瀬すず大して可愛くない。話題の斉藤由貴出てたの?半年ぐらいしたらテレビ放送ゃないの? " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "なぜ、「三度目」の殺人なのか?\n 役所広司演ずる容疑者は、30年前に殺人を犯し、今回、2回目の殺人を犯した容疑者なのに、タイトルは「三度目の殺人」なのです。ここに、当該作品の深さが隠されていました。そうです、「三度目」は、自分自身を殺してしまったのです。。。感想を一言で表現すれば、「凄かった!」文句なし、満点の5.0点です。容疑者、弁護士、検事、裁判官、被害者家族など、立場により観方を変えると、「真実」も、そして「正義」さえも変わってしまいます。容疑者が、最後に次の発言をします。「私は、生きていても、人を傷つけるだけだから」なんか私自身の事を言われている様で、思わず涙が止まらなくなってしまいました。お薦めです!Michi[PS]しかし、役所広司と福山雅治と広瀬すずの迫真の演技力には「脱帽」を通り越して「尊敬」に値します。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画『三度目の殺人』評\n ☆映画『三度目の殺人』(2017年フジテレビ・アミューズ・ギャガ/是枝裕和監督作品)評-人間の尊厳を真摯に見つめる厳粛な視線を面会室と法廷内に定めた是枝裕和監督の、これはジョン・フォード作品、アルフレッド・ヒッチコック作品から西川美和監督、万田邦敏監督へと連なる法廷ならびに集会の系譜学を映画の枢要に据える時、構築されるオルタナティヴな思考回路の装置化に務める裁判劇。或いはそこが生と死の本質を二項対立により乖離させる為に、説話的磁場として面会室のガラス板一枚の介在するお互いの手に表象され、最期の天と地に張り巡らされる電線の交錯と十字路に変容する時、それがこの映画のリゾームの役割を果たす交通の概念を露呈するポスト・モダニズムについて- 冒頭、不意に現れる被告人・三隅氏の川辺での社長惨殺事件の映像は、この映画が暗鬱なる悲劇として提示される予兆を孕んでいる。その死体にガソリンを掛け焼死体にする事からも、この映画全体の特に色使いが反映された殺人事件の発端は実に鮮烈だ。そこには冷めた暗黒の闇の惨劇が、次第にパトスを纏う炎の赤に変色する様が見出だされよう。 是枝裕和監督はその即物性が時に即興演出の様相を帯びる時、叙事詩の品格を備えた佳品『奇跡』とは、一見対極に属するかの如く思えて、実は冷徹さに満ちたグレイの配色を基調とする映像の叙事性溢れるモンタージュによりそこに共通項を認めださせる。 このロング・ショットの大胆さと手を中枢に据えたクローズ・アップによる繊細さが同居した折衷主義が、『奇跡』と濃厚な共示作用を催す是枝風リアリズムを醸成する土壌を、ガラス板一枚で仕切られた面会室という非情にも限定されたセパレイトな空間を人が占有する事で、そこに差異を伴う被告人と弁護人の社会性に帰属する聡明さを際立たせるのだ。 それは有罪と無罪、犯罪者と弁護人、男性と女性、子供と大人、そして生と死等のオルタナティヴな倫理学にまで及ぶ峻厳さを、実に秀逸なライティングと撮影技法で描出する際の光と影の絶妙なコンビネーションが生み出す聡明なる演出力によるものであると謂えよう。 そして観る者を常に宙吊り状態に追い込むのが、弁護側の取り調べの毎回が、恰もセレモニーであるかのような極めてハイ・テンションなモンタージュの連鎖反応である。それがガラス越しに対峙する三隅氏と弁護人・重盛氏の横顔が、顔そのものの映画としてカール・ドライヤー監督の映画にどうしても似てしまう事で覗かせる映画のアルケオロジーの流通として認識したくもなるのだ。 そこには、前述の光と影の峻別の証拠が認識できよう。前半の逆光による暗さを称える重盛氏の顔と明度に満ちた三隅氏のそれは、この立場の相反する二人の男が次第に融合・交錯してゆくに連れて、後半この関係が逆転する過程が謎解きの過程と平行するドラマツルギーこそが、この映画の眼目であると謂えよう。 この対峙とは裏腹に重盛氏の肉親の父親と女子学生の娘との視線の殆ど交わる事のない映像処理には、是枝監督が描く家族像への実に冷めた視線が感じ取れる。その人物配置の変容が、最終的には重盛氏と三隅氏を面会室のガラス一枚に反映させる事で、同一のショットに収める近似性を露呈する。それが重盛氏の娘の髪型と三隅氏の殺された社長の娘のそれとの同型に言及する事で、事件の真相である彼女が実は三隅氏の娘であるかもしれないという予想を孕んだシンメトリーな構図にまで及ぶのだ。 この苛酷なまでに酷似した二人が、死刑を回避する為に互いに捏造された虚偽性を奮う時を基点として、この映画の相貌の反転が成される。そしてもう一つの反転の記号体系が、重盛氏の右手と三隅氏の左手がガラス板を通して合わさる時からだ。その証拠に死刑判決後、面会室で三隅氏と結ぼうとするコミュニケーションの断絶が、重盛氏の右手だけが虚しくガラス板に張り付く事で表象される事からも明らかであろう。 裁判の判決により死刑が言い渡される瞬間から、真実が被害者の娘の口から漏れるという反転の反復が、映画を活性化させる説話的磁場を法廷外の面会室に再び固定させるのも、この二律背反の世界がいかに停滞と逡巡を露出するかに懸けた是枝監督の執念がなしえた業といえよう。それは生と死の業であり、これがガラス一枚で峻別される彼の死生観の表出でもあり、この簡易なる装置が虚構と現実の境目をも分かつ強靭なる人間の壁として屹立している証明でもある。 このコミュニケーションの断絶を克服する儀式として、ラスト・シーンで重盛氏が屹立することになる十字路と電線の交錯地帯。そこでは天と地に張り巡らされたリゾームの如きこの交通と通信を司る都市空間に於けるコミュニケーション・ツールが、重盛氏と昇天したであろう三隅氏とのガラス一枚隔て通じた手による魂の唯物性溢れるコミュニケーションの再発見が成される。 その十字路は三隅氏が飼っていた鳥の墳墓に描かれた十字架と、北海道で雪合戦する三隅氏と重盛氏、そして被害者の娘が積雪に仰臥する姿を真俯瞰で捉えた時の十字型のイメージ場面に符合している。それは宗教観を払拭した唯物的な即物性を奮う事で、この映画の重要な記号として確認できるのだ。 ここには是枝裕和監督の交通の概念のトポス化への固執が、装置として君臨している。そこには人間関係の乖離から融合、そして冤罪による理不尽なる死刑という宿命的離反からの再生を願う主人公の魂の軌跡をも表象する、リゾーム(網状組織)としての都市空間に於けるポスト・モダニズムが犇めいているのだ。 その証明とは、この複雑怪奇な事件がクールな都市の冷めた思考回路とは確執する根深い血縁関係という親和作用を伴った肉体的欠損により顕れる親子の黙契が、宿命という不自由さに起因するからに他ならないのだ。(了) " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "十字路に立たされたまま\n レイトで1人でじっくり考えながら見るのにいい作品だった。連休最後のレイトだったから、人も少なくて、音響がよく機能してた。この作品は、別にドンパチがあるわけでも、爆音で聞いた方がいいSEがあるわけでもないけど、あえて映画館で見るべき作品だとお思う。セリフの言葉尻とか、登場人物の呼吸とか、一つ一つの衣擦れの音とか、全部の音ひっくるめて引き込んでくれる。役所広司さんの演技がほんとに素晴らしかった。目で、顔のシワで、手で演技する。善良なのか、サイコパスなのか、愛があるのか、ないのか。広瀬すずちゃんも、凛とした佇まいが作中で際立つ。言葉数が少ないけど、意思があるし、誰よりも生気があった。「ここではみんなが嘘をつく」このセリフが、すべての登場人物の発言をグレーにしたと思う。誰が裁いて、誰が裁かれるべきなのか。誰がほんとで、誰が嘘なのか。何一つ真実が明かされないまま、誰も幸せにならない(のか分からないけど)、そんな結末だった。ラストに十字路に立たされた福山雅治演じる重盛弁護士と、観客の心境が一体になる。ラストは「うまいな、」と思った。考察すれば、いくらでも可能性が見えて来る終わりかただった。誰かと議論するよりは、1人で見てじっくり吟味してみたほうがいい作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "後を引く\n テーマが重いけど考えさせられる作品でした何が正義か?、何が悪か?自己満足か?、自己犠牲か?理想と現実の狭間で、自分ならどれを選ぶ?正解はないのかも " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "神なき司法\n 人の心は灰色、物語も灰色。サブキャラクターの深度は浅く、役割を果たす為に場面を選ばず心情を吐露しまくる台詞回しに現実味は無い。また、背中越しに表情が分かるサスペンス劇場の様な演技もちらほら見受けられた。しかし、是枝監督の作家性は強く表れており、鑑賞後の余韻が心地よい。カナリアは炭鉱に於いて警報の意味を持つ。鳴き止んだ時こそ、毒ガスは発生している。器である事に気付いた重盛のその後のアプローチは映されておらず、裁判員制度という形で我々に託された。さて、十字架の上に立つ我々はどの道へ進むべきか。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "なんかなぁ〜と、消化不良の映画 同じ場面が多く、脚本がイマイチ 名...\n なんかなぁ〜と、消化不良の映画同じ場面が多く、脚本がイマイチ名の知れた監督の作品だから、全てが良い訳ではない " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "良く出来てるんだけどね\n 犯人を明示したいのか 藪のなか風にしたいのか作る側ではっきりさせてない。演技と演出がすごいだけに残念です " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "公判中の共犯者について\n 弁護士重森の父親、裁判長だった重盛彰久が共犯者だったのではないかと思う。三隅が咲江を守るために殺人を犯したとして、殺人まではともかく、公判中に本当の殺害動機に目が向かないように進める知識が三隅にあっただろうか。特に三隅が犯行を否定した箇所は、一歩間違えば他の犯人を捜すため、咲江の父親に対し恨みを持つ人間、強いては咲江の父親の人間性に目が向く。そうなってしまえば咲江との関係性に注目される可能性はゼロじゃない。咲江を守るという意図とは大きく外れる行動だ。しかし実際のところ、三隅の過去の犯罪歴や今までの裁判での発言、なにより現在の司法の在り方で、三隅の死刑が決まり、本当の動機は隠される。三隅の行動はここまで考え抜いた上でないと成立しない。しかし果たして彼にそこまでの知識があっただろうか。誰か司法に詳しい人間の助力があったと考えさせる。現在の司法について理解がある人物は、登場人物の中では、弁護士、検察、そして裁判長であった重森の父だ。三隅と重森の父は葉書のやり取りがあり、また、三隅は重森の父を尊敬している節がある。なにより、映画で語られることはなかったが、三隅が重森の娘の存在を知っていたのは、重森の父に聞いたのではないだろうか。重森はいずれ、公判の進め方について助力している人間の存在を考える。そして自分に娘がいることを三隅が知った理由と結びつける。これは重森の父が重森に向けて発信したメッセージだと思う。これ以上真実について深追いするのであれば、お前も、お前の娘も第3者ではいられない、と。重森が娘を大事に思っている描写や、親子の関係であっても理解できない、という重森の父の言動はここに結びついている気がする。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三隅が妖怪のさとりのようだった\n 最初は虚言癖の人なのかなと思った三隅が、だんだん何を目的にしているのか分からなくなり、最後の器…?で、妖怪のさとりの様な物なのかなと感じました。人間の形をしているけど理解出来ない何か。コクソンを少し思い出しました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "記憶が無くて…\n 何か展開がなくて、延々と同じ場面を見ている感じです。すみません、一度目の殺人の説明の時に寝てしまいました。なので、意味が解りません。前に座っていた男の子も隣のおじちゃんも爆睡…寝不足で行くとヤバイので、元気な時に見に行って下さいね。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "映画館でこそ\n 映画館の大きなスクリーンと音量で、弁護士の重盛、容疑者の三隅、被害者の娘の咲江の息遣いを体感しないと、この映画の重々しさは伝らないのかもしれない。あー面白かったではなくて、誰かの気持ちを体験するような、、 びっくりするような仕掛けのある、エンターテイメントの映画が私は好きだけど、映画はもっと深いものなんだと、改めて感じました。 ジェットコースターに乗った後の余韻みたいにとても疲れました。 真実は何なのか、とかではなく、真実を追い詰めるその過程が、すごく苦しくて、辛くて、そして誰も分からないんだろなあと思うのです。きっとそういう混乱する気持ちを感じて欲しかったのかと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人?\n タイトルの三度目の殺人はつまり、犯人とされるミスミに死刑が求刑されることを示しているんだろうか。それとも、ミスミ自身が強盗殺人を供述したことにより自身を殺したことがミスミが犯した三度目の殺人なのか…胸くそ系は食事シーン多めなのはなんか小休止的な意味合いでもあるんでしょうか。葛城事件を思い出しました " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "わからない\n おちは、それぞれで考えて…と、いうことなのか。もう一度みればわかるかなぁ。難解すぎて、お手上げです。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "もやもや〜〜と余韻を残す作品。真実は藪の中。現実的な部分とオカルト...\n もやもや〜〜と余韻を残す作品。真実は藪の中。現実的な部分とオカルト的な部分が入り混じった感じは面白い★弁護士チームが毛色の違う男前揃いで素敵やないか〜い❤︎ " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司と福山雅治\n 過去に殺人を犯して仮釈放中の男が、職場の社長を殺し、真実より勝ちに拘る弁護士がその男を弁護するストーリーです。ストーリー自体は平凡で結末もインパクトに欠ける感じですが、役所広司と福山雅治の演技で最後まで見られました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "システムを利用した合法的な殺人\n 最近観た中では、『ベイビー・ドライバー』の映画的爽快感と対極をなすようなイライラ感と後味の悪さ。なのに、〝そうあっては欲しくない〟現代社会の有り様といったものが突きつけられ、ズンとのしかかってくる重い余韻があります。世の中は結局、出来上がった社会のシステムの都合で動いているのですね。局面的には、誰かの都合であったり、スケジュールの都合であったり、会社や組織の都合であったりするわけですが、世の中全般に於いて、物事を停滞させないためには、どこかで折り合いをつけて都合を合わせなければいけないわけです。社会のシステムの都合や段取りを変えてまで何かをなす為には、アメコミヒーローとまではいかなくても、かなりスーパーな力が無いと難しいのが現実だと思います(少なくとも個人の正義感や理念だけでは、残念ながら、裁判の日程は変えられないということです)。役所さん演ずる三隅は、自分を殺す、すなわち、三度目の殺人を犯すために、見事に死刑制度という社会システムを〝都合良く〟利用したわけです。この逆転の発想こそがこの映画の肝なのだと、個人的には大いに感心しているところです。【ご参考】生まれなければ良かった、いや、あなたを必要としている人がいる、といった切実で真剣で答の出ない心情を色々な角度から描き、それなりに納得感を得られる作品として、新潮文庫 早見和真 『イノセントデイズ』をお勧めします。どこかで三隅の考えの一端と重なるように思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "器\n 休日の午前中に鑑賞。やや難解。法廷では誰も真実を言わない。二転三転する供述。案外現実世界もその相似形になっているのかもしれない。真実から目を背けるのではなく、凡そ真実として進めて行く。人が生きて行くための術なのかもしれない。まあ、答えの出ない映画。問いかけももう少し分かりやすくして欲しかったかな。色々考えさせるのは構わないのだけど、、少なくともその方向性は示すべき。次作は過去の名前で出ないことを祈ります。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "何もはっきりしないまま\n 回収されてない伏線、真犯人はだれ?、動機は?などなど、漠然としたまま映画が終わりました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝作品\n 「そして父になる」「海よりもまだ深く」は、テーマが受け入れられなくて映画館に行かず、CS放送も途中止め。是枝さんとは感覚が合わないかな~って思ったけど、今回は最後までいけた(笑)いろいろ散りばめてあって、「ヒントは残した、後はご自由に」てな感じかなぁ。三隅は考えてではなく、受け入れて言動するということか?だから「器」?意図的ではなく、しかし巧妙に第3の殺人へと導く。でも、要因が近親相姦てのは、なんか嫌だったな。娘をもつ父としては受け入れられない。も少し、納得させる背景など加えてほしかった。彼女はウソつきとは思えないけど、結局のところ、落ちたのか、生まれつきなのか、分かんなかった。ラストシーン、そこで感動を!(容疑者Xみたいな…)、もしくは「あぁ、そうだったのか!」みたいなのがいいです。でも、頭を使ったし、十分楽しめました。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "結果、何も進まない\n 2時間では足りないのか、わからないことが多い。ルドヴィコ・エイナウディの音楽に絵が負けている。音の深みがあるだけに、映像の薄さが露見してしまった。旦那を殺されたばかりの奥さんが、なぜあんなに着飾れるのか?それだけ非情な奥さんなら納得がいくが、それもなし。なぜ父親が殺されて当然な人間だというのをやめたのか?それもわからない。器としての空っぽさを表すために、作品までも空っぽになる必要はあるのか?カナリアを一匹逃した理由は?裁かれるべき人間は誰か?十字架ではなく選択する道によってかわるといいたかったのか?最後の十字路や電線は意味を持たせる意味はあったのか?正直、つまらなかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "分かりにくい\n 結局犯人は誰?十字架のところを、もう少し掘り下げれば分かりやすかったのに。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "考えても考えても\n もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや考えても考えても真実は存在しない。そういう作品だと思った。誰が殺したのか、なぜ殺したのか、動機も方法も、殺したのか殺してないのか、いつからなのか、何が三度目の殺人なのか、、、などなど観客の真実が知りたいという想いによって、こうなのではないか、ああなのではないか、と憶測が飛び交って理想の動機・結末を妄想してしまう。そういう作品。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "闇\n 殺人者たるやの暗部をあぶり出していく内容は新鮮味はないものの、役所さんの演技で引き込まれました。死刑制度の賛否や近親相姦などの問題は回収されずじまいでモヤモヤが残りました。反面、最近の何でも説明し鑑賞者をなめたつくりが多い昨今の映画と一線を置き、余白を残した作風は難解でしたが良かったと思います。後日小説を読み補完しました。次回作も期待します。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "謎\n 結局何が本当のことか分からないまま終わった。吉田鋼太郞とリリーフランキーどちらも福山と共演しててエンドロールまで分からん!この組み合わせわざとか? " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "モヤモヤ感半端ない\n 観終わったあとに内容を色々と考えちゃう映画。自分の中で作品の辻褄合わせをしようとする。そういうのが好きな人にはたまらない映画だと思う。個人的には問題提起だけで何も問題が回収されないってのはちょっと…。モヤモヤ感だけが残る。意味不明な雪遊びのシーンや河原のシーン。イメージシーンと呼ぶには余りにも曖昧さばかりが目立つ。意味がないシーンを見せられてもこっちは混乱するだけ。何がしたいのかわからない。タイトルもそう。劇中以前の殺人、そして劇中の殺人。それだけで物語は終わる。え?三度目は何処?三隅が死刑になるから三度目?けど、三隅が殺さない限り三度目とは言えないよね?よしんば三隅の死刑を三度目と言いはるなら、ある意味それは自死だから殺人と呼んじゃダメじゃん?結局私の気分も映画の内容もモヤモヤだけ……。唯一の救いは役所広司さんの演技。柄本明さんばりの腹から声を出さず抑揚をつけない台詞回しに脱帽。台詞、目線の向け方だけで「普通じゃない人」と観客に印象づける演技は素晴らしく鳥肌もの。役所広司さんじゃなかったら評価は★1だが、役所広司という稀有な役者さんに敬意を評し★3です。客席で寝てる人も居たが、つまらないとは言わないが観客を選ぶ映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "ぐだぐだでした。\n ざんねんな作品でした。ドラマとしてもレベル低いかもです。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "嘘に嘘\n ずーっと混乱させられて戸惑っている。それは、観客である私も例外ではなかった。表情と言葉に惑わされている内に、何を信じればいいのか。手からの温度から伝わるものこそが真実なのかもしれない。目に耳に騙されてはいけない。福山雅治と役所広司の会話から、福山一人の独白・自問自答に移り変わっていくようなシーンもある。真実は自分の中にしかないのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ひとの裁きには限界が…。\n 福山さんと役所さんの凄みのある演技に圧倒される。ストーリーは他の方のレビューにあるように謎の多いもの。ただ単純に考えると三隅とサキエの共犯。三隅は、サキエをかばい単独犯として罪を受けようとしている。スローテンポで進行するが、時間を感じさせない。124分もあっただろうか。ひとの裁きには限界がある。そのことを再認識させられる。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さんの演技は、\n ☆5。映画としては、読めてしまう部分も多かったかもしれない。最後に疑問を残し、ああでもないこうでもないと考えさせられる感じは、個人的には良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "主人公とその娘のエピソードから思うこと\n 観終わった後に引っかかった点は主人公(重盛)とその娘のエピソードでした。万引きをした娘を引き取りに行く描写を入れて仕事が忙しい上にプライベートでも問題を抱えている重盛の人物描写をしているのだと思いました。それで娘の出番は終了だと思っていたのです。ところが、裁判も大詰めを迎えている最中に娘が重盛に何か問題を起こしそうなことを予感させる電話をかけて来たのです。それを観ながら「ああ、ここでその話を入れると本筋じゃないしブレるな。いやだな」と思ったのです。娘の話はどう決着付けるのかを気にしながら観ざるを得なくなったのですが、それ以降娘の出番はなく映画が終わってしまったので、あれ?と思ったのです。なぜ、終盤の大事なところで回収しないエピソードを挟み込んだのか?あの描写は無駄じゃなかったのか?と。映画自体は犯人(三隅)は本当に殺人を犯したのか?とか、裁判とは真実をはっきりさせる場ではないという、結論を観る側に委ねるモヤモヤした結末になっています。でも自分的には一番残ったモヤモヤは前述の描写だったので初めから整理をすることにしました。映画の題名は「三度目の殺人」なので3回人が殺されています。(1回目は北海道の金融業者、2回目は工場の社長、3回目は三隅自身)そして三隅を示すものとして「器」と「人の気持ちが読める」ことがキーワードとして出ており、三隅は他人の気持ちが読めすぎ且つ、感情の器であるため犯罪を重ねていたのではないかと思いました。1回目の殺人は金融業者の被害者の恨みに影響された結果であり、2回目は社長の娘(咲江)の虐待を恨んだ気持ちに影響された結果。では、3回目は誰の影響を受けたのか?三隅は裁判の途中で犯行理由を再三変えています。当初は強盗殺人ではなく恨みを持っていたことによる犯行と弁護士の意見に沿った供述をしていました。次は社長の妻の保険金殺人のために指示されたとする雑誌記者の意見に近くなり、最後は咲江の虐待被害を理由にすれば、裁判に勝てると考えた重盛の意見。いずれにしてもそれらの理由であれば裁判は死刑ではなく無期懲役が勝ち取れるはず。なのに土壇場で三隅が犯行そのものを否定したことで死刑判決が下されます。つまり3回目の殺人は三隅自身の考えで自分を殺したという結論になるのか?と、ここまで来て引っかかっていた重盛と娘のエピソードを思い出しました。娘は重盛と三隅の接見の直前に電話をかけてきていました。三隅が重盛に問いかけます「あなたの本当の気持ちは何か?」何度も何度も。その時、重盛は高校生くらいの女の子がつらい思いをしてほしくないという気持ちになっていて、その気持ちが三隅に影響を与えたとしたら?ガラス反射で2人の顔が重なり合う描写はそれを表していたのでは?裁判では情状酌量を求めるためには、咲江が裁判の場で虐待被害を自分で説明する必要がありました。重盛の「咲江につらい思いをさせたくない」という気持ちに影響されたことで三隅は、それを回避する行動に出たのでは?そう考えれば重盛と娘のエピソードは無駄な描写ではなかった、むしろ非常に重要なものだったと思えました。映画の中で殺人現場やカナリアの墓に十字架が印象的に使われていました。他者の命を奪うことへの贖罪か後悔という「十字架を背負う」という暗喩でしょう。最後のシーンは重盛が空を見上げたカットで終わりますが、その立っている場所は十字路の真ん中でした。3回目の殺人は重盛自身も十字架を背負っていると言っているように思えました。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "数学と国語\n 数学が好きな人は低評価で、国語が好きな人には高評価だと思う。是枝監督の映画へのひたむきな姿勢がすき。2年に一度ほどしか作品を作らないけど、毎月のように何らかの作品が公開される他の監督にはない丁寧さと観客への愛情が、是枝監督の作品にはあると思う。重盛が十字路で立ち尽くし、エンドロールが流れた瞬間、私が思ったことは、あ、、、ずるい。こんな風に終わるなんてずるいよ。何も明かされないまま、もやもやしたまま終わるなんて…。けど、そうおもった時点でたぶん、既に監督の思惑どおり。答えがほしい。答えがほしい。私理系だから、耐えられない笑 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "何が嘘で何が真実か\n 全然スッキリする終わり方じゃない。問題提起はするけど解決は示さない映画。正解とか不正解とか、正義とか悪とかきっちりわけられるものの方が世の中少ないんだろうな。この社会の理不尽さ、司法の嘘、人間の悪、家族の闇、色々盛り込まれてて、まだ消化しきれてないことが多く、良い意味で後味の悪い映画でした。というか、人間の抽象的な心理状態を抽象的な状態そのままにしてよく映画という形に昇華できるな~!と感服。でも、心理サスペンス映画では絶対に無いですよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "真実\n この映画を観て、最後まで真実はわからない、それが現実なのだと思いました。しかし判決は下されます。誰が人を本当に裁くことができるのか?何の為に裁くのか?本当の悪はなんなのか?そんなことを鑑賞中には考えさせられます。観終わったあとの後味は決して良くはありませんが、私は私なりの真実を見つけ、自分なりに答えを出しました。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "是枝監督、しんどいわ\n 本当の所はどうなるの。真実はひとつじゃぁないんだ。普通ってなに? " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三度目の被害者は\n 若干期待しすぎたと思ったが、それでも十分楽しめた。会うたびに証言が変わる被告人、ある秘密を抱えていた被害者とその娘。そして三度目の殺人の被害者は...、といった内容。おそらく誰も予想出来ないような、そんな衝撃の結末へと向かっていく。物語は始まりから終わりまでずーっと重たいし、暗い。そして結末以外で盛り上がるところや驚くようなシーンはないと思う。もっと観客を驚かせるようなシーンがあればよかったし、さらに複雑なストーリーにすればもっといい作品になったのではないかと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良い意味で\n 後に尾を引く、なかなか良い作品だったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "観客を置き去りに\n 福山雅治さんと役所広司さんは、期待通り凄みのある好演。広瀬すずさんも、凛とした存在感でした。けど全編に渡る会話劇はサスペンスでもスリラーでもなく、淡々と。拘置所でのカット割りもワンパターンで、退屈が続く。舞台なら面白いのかな。けどこれ、WOWWOWでいいやつだ。伏線回収に期待したけど、ラストも見事に投げっぱなし。すみません後から知ったのですが、いつも観客を置き去りにする苦手な監督さんでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "う~~んッ\n 福山さんはカッコ良かった。役所さんの演技も良かった。……監督さんの映画が合わないのか?落ちがわかってる映画は長い。人間模様や背景がすごく描かれてて…おバカな自分には理解するのに時間がかかる。一緒に行った20才の娘は寝てた。となりのおばちゃんも寝てた。笑 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 74, + "review": "人を裁くとはどういうことなのか\n これは法廷ミステリー/サスペンスの体裁はとっているが、その実は寓話なんだろう。高利貸しの殺人も咲江の父親の殺人も犯人は三隅で疑う余地はない。重要なのはなぜ殺したのか。そこでキーワードとなるのが「器」「裁き」「生まれてこないほうがよい人間がいる」ということ。三隅は器であり、三隅自身に意思はない。三隅は人の心を読み取る力があり、読み取ったその人の意思に従い行動する。一度目の殺人はおそらくは高利貸しの被害者の誰かの意思に従ったもの。二度目は咲江の意思に従ったもの。つまり父親を「生まれてこなかったほうがよかった」と裁いたのは咲江であり、三隅はその裁きを実行しただけである。では三度目は? もちろん三度目は三隅の死刑を指す。三隅が死刑になったのは犯行の認否を翻したからである。それはなぜか。もちろん三隅が咲江を守ろうとしたからではない。なぜなら三隅は器に過ぎないから。それでは誰の意思か。それは重盛に他ならない。重盛と三隅の最後の面会の場面で両者が重なり合う描写がされていることがそれを示している。ここで重盛と娘のエピソードが重要になってくる。重盛は娘に困ったときは必ず助けると約束した。咲江と娘を重ねたのは三隅ではなく重盛だった。重盛は、三隅が犯行を否定し死刑になることで咲江が証言をしないでよいようにすることを望んだ。重盛が三隅に語ったことはすべて重盛自身の考えだった。三隅はその意思に従っただけだ。三番目の殺人は重盛の意思によって行われたのだ。ラストシーンで重森は交差点の真ん中にいる。十字は「裁き」の象徴である。これは重盛が「裁き」を行ったことを示すものだろう。このように三隅は全くリアリティのある存在ではない。法廷ミステリーではなく寓話だといったのはそういう意味だ。本当のテーマは人が人を裁くのはどういうことなのかということではないだろうか。法廷サスペンスとは異なり、本作では裁判を徹底的に事務的に描く。検事も裁判官も人の生き死にを扱うにあたっても極めて事務的に対応する。法廷では「だれも本当のことを言わない。」という咲江自身も本当のこと(父親を憎んでいたこと、暴行されていたこと、三隅と親しかったこと)を言わない。法廷は茶番である。じゃあ三隅は?被害者の裁きに従いただ実行しただけだ。どこが違うのか?むしろこちらのほうが内心に忠実であり真実に近いのではないか。解釈はいろいろあるだろうが本作が素晴らしい作品であることは間違いない。特に役所と広瀬の演技は素晴らしかった。(平日とはいえ観客が少なかったのは残念だった)あえて言えばもう少しわかりやすく作ってもよかったのではないだろうか。ミステリアスにしなくても十分な題材だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "他人の意見が気になってしょうがない\n とにかく全編を通して、重くて暗い。かつての邦画を思い出させる映画だなと感じました。答えがなくてもやもやしながら、だめだ、この映画は、面白くないと切り捨ててはみたものの、一緒に行った友達にどう思った?と興味シンシンに意見を聞き、家に帰ってからはレビューを一通り読みあさる。他人はどう理解したんだろう?どう消化したんだろう?高評価なんだろうか?低評価?人の意見が気になって気になってしょうがない映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "是枝さん!なにか寂しいっす!\n 筆者の個人的な話で申し訳ないが、かつて10年以上前筆者は映画の専門学校に通っていた。はじめフィクション科を受けたが落とされた。学校側からドキュメンタリー科なら無試験で入学を許すという。当時ドキュメンタリーには全く興味がなかったが、何事も勉強だと思って入った。初等科を終えて2年目、ドキュメンタリー制作に興味を覚えたので、高等科に進んだ。その時の講師が是枝裕和監督だった。ちょうど『誰も知らない』が上映された頃だったと思う。もう1人の講師がオウム真理経のドキュメンタリー映画『A』『A2』を制作していた森達也監督だった。是枝さんは元々はテレビマンユニオンという映像制作会社に所属してドキュメンタリー番組を制作している人だった。(今も所属していると思う。)是枝さんからコマーシャル制作やフィクション映画制作の裏話を聞いたりもした。相談も無く勝手に主演を決めてしまう敏腕?プロデューサーもいたりするらしい。講義中に是枝さんの過去に制作したドキュメンタリー作品を観ても結構寝てしまっていたので、感性があまり合わなかった記憶があるが、シーンの合間に挟むインサートショットに美しい映像があったことなどを覚えている。「作品さえ面白ければ映像は雑でも構わない」的なことを豪語する森さんとは正反対だった。(たしかに酷かったので面と向かって森さんに「撮影が下手クソ」と言ったら「自分でもわかっているけど面と向かって言われると傷つくなぁ」と笑っていた。)是枝さんが仕事の合間に個人で撮り溜めた映像を編集した作品を観た時は、作品制作への真摯な姿勢もうかがうことができた。ドキュメンタリー的な演出方法を用いた『誰も知らない』は本当に最高の作品だった。ただその成功が返ってプレッシャーになったのか次作の岡田准一主演の『花よりもなほ』では何か作品から迷いを感じた。その後配役や内容に興味が持てないなどの理由から是枝さんの作品から遠ざかっていたが『そして父になる』以降は欠かさずに作品を観ている。その上での個人的な意見となるが、確かに『誰も知らない』よりも近年の作品は格段に映像も演出も洗練されているが、同時に何か物足りなさを感じる。本作も無駄がない。しかしむしろ寝てしまっても印象に残るような美しいショットは全くなかった。テレンス・マリックは脚本も用意しない一般受けしない映画を制作し続けているが、映像は驚異的に美しいし、そこには確かな監督自身の息吹を感じる。もう一人の講師だった森さんも昔より格段に撮影技術は向上しているが、『フェイク』を観て「誰だっていつか死ぬからその前にとがったものをぶつけて死ぬ」ような心意気が相変わらずあるのが知られた。河瀬直美の監督作品もだいたい河瀬の個性そのものを浴びせられて苦手なのだが、それでもそのパワーを認めざるを得ない。本作は「日本映画史に残るサスペンス大作の誕生」などと宣伝しているが頓珍漢もはなはだしい。この作品自体は犯人探しの謎解き映画ではなく、むしろ黒澤明監督作品の『羅生門』的な効果のもと人それぞれの闇や不合理さ、世の中の不条理を表現したものだろう。2度殺人を犯し役所広司が、自分を死刑にするか、広瀬すずを社会的に殺すかの二重の意味合いで三度目の殺人をかけているが真相は「薮の中」といったところだろうか。立っているだけで絵にはなるが、芝居自体はそれほどうまくない福山雅治の周りを役所広司はじめ芸達者で固める手腕もさすがだし、普段の広瀬より良い演技も引き出している。本作のちょうど中ほどに、これから壊れそうな家族を抱える福山、自分のせいで家族を壊した役所、他人によって家族を壊された広瀬の3人が雪の上に大の字に仰向けとなる架空のシーンが描かれる。また映画最後の接見室のシーンで覚悟を決めて晴れやかな役所広司の背後は後光のようにまぶしい。照らされた福山の顔には強い光と濃い影が共存している。そしてガラスを利用して役所の顔に福山の顔を重ねて会話が交わされるが、最後に役所との違いを再認識した福山が後ろに姿勢を戻すことで2人の顔は重ならなくなる。これらは素晴らしい演出とも見えるが、あざといとも取れる。人によって評価は違うだろう。筆者は若手の女優や俳優においてもブレークする一歩手前で放つ輝きに格段の魅力を感じる。それと同じことなのだろうか?もっとも近年ブレークする若手の俳優たちにその手の輝きは一切感じない。本作は間違いなく平均点以上の傑作である。が、『誰も知らない』の時のような輝きは感じない。それを妥協と呼ぶか、大人になった、あるいは洗練されたと呼ぶかは人それぞれだろうが、人生の一時期に教えを受けた者として何か寂しさを感じるのも確かだ。是枝さんの作品は常に家族というパーソナルな領域を扱っている。原案も監督も脚本も編集も全部一人でこなす。だからこそより是枝さんらしさを全面に出しても良いのではないか、やはりそう思えてしまう。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "優しすぎる男たちの物語\n あまり評判が良くなかったので、寝るつもりで見に行ったが、結局夢中で見てしまった。でも、もっと短くまとめられる話だったのではないかなあ。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真実はひとつじゃない\n 正義ってどこの視点からなのか?誰の正義が正解なのか?役所広司の演じる人は何をしたかったのか?自分を律したかったのか?誰かを守りたかったのか?福山雅治の判断に委ねただけで、自分の言葉がなかった。見る人がどう思いたいかだけで結果が変わってくるとっても辛い映画だった。しかも、事実が明かされないまま。。。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "是枝監督の最高傑作\n 群盲象を評する。彼は、象なのか、カナリアなのか、はたまた別のものなのかと思って見ていたが、器、でしたか。「…それは素敵な話ですねぇ」このセリフの役所さんに刮目!!人間の普遍的なテーマと現代日本の社会的テーマ、名演と映像が絡まり合った傑作でした。さらにエイナウディの音楽が素晴らしい。ずっと聴いていたかった。彼が指摘する通り現代の羅生門であり、個人的には接見シーンでデッドマンウォーキングを髣髴としました。死を覚悟しカナリアを自らの手で殺した三隅。娑婆の世界は彼にとって炭坑だったのか。そして一匹だけ逃したのは、神を気取る彼の気まぐれか、それともごく僅かな生への願いか。まあ前者かな。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しかった..\n どこに観点を置けばいいのか悩む作品だった。見終わった後にいろいろ考えさせられる内容..家に帰ってすぐネット検索したw福山雅治もよかったが、役所広司のひょうひょうとしてるけどどこか奇妙な掴めない所の演技とかが絶妙で。最後はどう解釈すればいいのか?て思ったけども、純粋に役者の演技に見入った作品だった😃 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "福山雅治の顔が\n 邪魔しなかった(笑)役所広司は味があるね〜終わり方も良かったと思う‼︎真相は当人にしかわからない事だからね‼︎ " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "映画IQが必要な作品\n 知識ではなく、映像から何かを読み取る力が必要。是枝監督らしい絵で見せる作品。役所広司という中身の詰まった天才が演じる、阿呆とも勇者ともとれる犯人役。サイコパスらしい丁寧な物腰が本当にリアルで引き込まれる。対する福山雅治演じる弁護士役も、決していい人ではないが悪い人でもなく、人間くさくて引き込まれる。人は何をもって裁くのか、法廷ドラマとしてはありがちなテーマなのにここまで引き込まれるのは、役者の持つ演技力とそれを引き出した是枝監督の技量によるものだなぁと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やるせない\n 人のためでなくましてや自分のためでもない正義や悪でもなく真実はひとつなのにそこになんの意味も持たない世の中はウソばかり真実すらもウソっぽい映画やドラマの見過ぎなのかもしれませんが真実は真実 本音と建前的なねそもそも生まれたことに意味を持たせたいのは人間だから考える葦だから仕方がない、当然答えがあるわけもない人と微生物の違いを明確に説明できる人なんて居ないのかも知れないな〜〜 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "寝た\n あかん。退屈。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "考えさせられる\n 今作における三隅と重盛の関係は、そのまま作品そのものと観客の関係にあてはめることができるのではないでしょうか。三隅の供述の同様、二転三転する物語の中で明確な答えは存在せず、あるのはヒントであることを匂わせるシーンの断片のみ。冒頭のシークエンスで描かれる三隅の犯行でさえ、虚実入り混じる映像の中で確信性が失われていく。劇中で三隅が放つ言葉のように「真実が何なのか」それ自体が重要ではなく、「信じるかどうか」が重要である。観客は重盛同様、自分の中の倫理観や経験、「こうあってほしい」という願いの下に、ヒントをつなぎ合わせて自分の中で真実を創り出していく。真実の持つ虚構性と、その集合である社会の歪な正しさ?みたいなものを文字通り「考えさせられる」作品でした。(法廷ってのは個人の真実を擦り合わせて、丁度イイ社会の真実に加工する場所なんだな~とか思ってしまった。)だからこそ、ラストシーンで重盛が導き出した「事件の真実」に少し安心してしまいました。僕はあれが真実だとは思いませんが、そうあっては欲しい思うし、やっぱりその方が幸せだと思う。そして、その答えに対する三隅の返答もまた、監督自身が「そうであればいいな」という観客=社会に対する思いそのものなんじゃないかなと。久しぶりに何度も観直したい。そして色んな人と話をしたい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 20, + "review": "色々考えて最後にスッキリできて面白い!\n レビューというか考察を。 三隅はめちゃくちゃ空気を読む人なのでしょう。三隅は他人の感情や考えが流れ込んでくる「器」のような存在だと考えると、この人のつじつまの合わない言動が理解できると考えます。最初の殺人は近隣住人の感情から、二度目の殺人は咲江の感情から、殺人を認めたのは検事、減刑を求めたのは摂津、新たに出てきた事実に対して供述を変えたのは摂津や重盛がそうであろうと考えたから、最後、殺人を否認したのは重盛がそうして欲しいと望んだから、だと考えます。カナリヤを逃がしたり殺したりしたのもカナリヤ自身の感情が流れ込んだから...と考えるのはちょっと強引かもしれませんが。 重盛の手をガラス越し (ガラスではないけれど) に自分の手と重ねたところなどが他人の感情が流れ込んでくる描写に当たると考えます。 また、色々な他人の感情がある中で、三隅はより強い感情に「あてられる」と考えると、はじめはあの女検事の感情、最後は重盛の感情により強く影響を受けたと考えることもできます。 以上のことから、三隅の殺人はほぼ「自分の意志ではない」と考えられます。だから自分の意志で他人の生き死にを判断できる裁判官に憧れたのでしょう。 と、ここまで自分の考えをつらつらと書き並べましたが、様々な謎を提示してと最後にそれらをしっかり解決させてくれる (と考えられる) ところがとても面白い作品だと感じました。まだ見落としていることがあるように思うのでぜひもう一度見たいです! " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "雪原の中\n 役所さんの蜩の記を最近観て、この人の脱力した演技は観る価値あるな~!凄いな~!と思って関心をもっていたところ、この映画にたどり着きました。まず咲江さんを救う為に、殺人を犯したんだろうと思いました。そして咲江さんを守る為に殺人を否認して裁判で供述させないようにしたのでしょう。 三隅さんが牢屋の外で鳥が鳴いているのに気づいて、窓から鳥に餌をやろうとしたシ―ンがあります。その時の三隅さんの様子に、あ~この人は愛に飢えているんだ!愛を、誰か何かに与えたい!愛したいんだ!と強く感じました。それは、心の琴線に響く、魂の叫びのようでした。 人を殺すことで解決するしかない…自分を殺すことでしか解決するしかない。そんな生き方を選びたかったわけではないが、そうしか出来なかった人。 咲江さんの為には咲江さんは事実を裁判で供述することが、これからの彼女の人生の為に必要なことだったと思いました。この映画はそのことも意識させる意図があって作られたんだろうか? 様々な理由の元に事実に蓋をする人々、そして私自身も様々な理由の元に事実に蓋をしてきた経験がある。 咲江さんに供述させて彼女を傷つけたくない、彼女を守りたい、そのためにしたことが三隅さんが選んだ愛なんだろう。それが悲しい。劇中で重盛の夢の中での雪原の美しさ、静けさ、そこに現れる人達の無邪気さ、安らぎとともに、劇中では出なかった雪原の中誰かを殺す画が観終わった後心に問いかけてくる。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "群盲象を評してたわー\n 個人的にこういう曖昧模糊とした映画は好き。ただやはりどうしても好みは分かれると思うし、是枝作品に求めるテイストとは幾分違っているとも思う。「ゆれる」や「藪の中」を連想した。主観と客観自分の眼に映るものと映すものみたいなの好きだからこれも良かった。その曖昧さ、余白こそがこの作品の醍醐味だというのに、そこを以って説明不足とか伏線が回収されてないとか批判するのはお門違いだとは思う。娘役の子の涙からの、広瀬すずの涙の流れとか一歩間違えたらあざとくなるところの見せ方は、流石是枝クオリティだと思った。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 9, + "review": "3度目は、まだ。\n 暗いけど、良かったです。題名が、これじゃなかったら、本当のところはわからないけど、これなら。個人的解釈として。二度の殺人はあったという事だから、三隅はヤッてるんだよ。サキエは、親父に河原でいつも?れてたんだよ。サキエが先か、三隅が先かはわからないが、2人で、オヤジを殺した。多分、オヤジがサキエを河原に呼び出した時を狙って。2人で殴った証拠を消すために、焼いた。それを隠すために、自供した。知ってて、知らないふりしてた、母親にも痛い目を合わせようとして、殺人依頼されたと言った。だか、サキエが自分を、かばうために供述すると知り、作戦を、変えた。自分が否認すれば、サキエが供述する意味がなくなる。重盛も、結局それに乗った。本当に信じたのかどうかは、わからないが。判決は、死刑。だけども、結果として、保険金は払われる。サキエは、供述しないで済む。罪も負わない。大学にも多分行ける。結果オーライ。最後、重盛が、頬の血を拭う仕草で、共犯になったのを表現。サキエと、三隅の愛?に感化され、重盛も娘に素直になれて、謝れた。3度目は、三隅の死刑宣告。自殺ともとれるし、結果として重盛もそれに加担した。本当に、三隅を信じたのか、とにかく、信じることに決めた。蛇足裁判室出る時、三隅はサキエを一度も見ない所に、その覚悟をみた。ラストシーンは、十字架で、「止まれ」に挟まれ、動けない? " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "うーん、そんなに。。。\n すごく練られた作品、深い、第三の殺人の意味、など評価高いようだが、理解能力の低い自分にはそこまで響かなかった。伏線の回収もちゃんとできていないし。・食品偽装の真相・足を引きずっているのは生まれつきか上から落ちたのか・供述がころころ変わるのはなぜ・メールの真相・十字架の意味・アパートで会っていた意味そのあたりの伏線を回収してから、第三の殺人の意味を描いてほしい。あと、法廷で勝つことしか考えていないのであれば、もう少し勝ちにこだわる雰囲気を出して、そこから変化していく様子を描いてほしかった。雪の上のシーン、最後あたりの十字路のシーン、の意味が伝わらないし、カメラアングルがちょいちょいわざとらしく見えて目障りだった。見た瞬間、これじゃ映画祭で賞は取れないよね、と思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 全てを観終えた後でも、霧がかった大きな湖の縁で水を触っているだけであるような気持ちになる。言葉の向こう側にある空間が広くて見えないが、そのこと自体が映画を形作っている。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "タイトルの意味がわかれば、どっぷりハマる。\n 役所広司にこういう役をさせると右に出るものはいない。重苦しい、間接的にものを言う演技はさすがとしか言いようがない。物語は全体的にくらい作りだが、やはり光の使い方が非常に上手いと感じた。とくに、終盤になるにつれて明るくなるスクリーンには、福山の、どのようにしても勝ちたいという意識が変わっていく、そんな感情が感じられた。ストーリーもまた、言うことなし。題名の意味が分からない方はもう1度見るべき。結局、どのような真実なのか。それは実際に法廷に立つ弁護士や検事、裁判官も同じなのではないか。ストーリーでは、円滑に進めるために様々な話が飛び交うが、それも今の法廷事情や、福山の考えを変えていくストーリーの伏線になっており、非常に練られていて飽きることはない。実際の弁護士や検事も、同じように真実を知ることなく決断する裁判は多いだろう。映画を見終わったあと、同じような気持ちになった。スカッとする映画ではないが、映画を見る前よりも10倍深い内容に、さすが是枝映画と感嘆する限りである。にしても、広瀬すずの演技はまた更に上手くなったと感じた。怒りでもそうだったが、今回も特に難しい役どころ。ただ単に悲しみを演技するわけではなく、目で感情を訴えてくる彼女の演技には脱帽。個人的には、イチオシの蒔田彩珠が出ていて嬉しかった。笑 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人それぞれの感じ方\n 皆さんのレビューがすべて。感心します! " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "わたしには\n 難しかった。(犯人探しが目的ではないとは思うのだが)犯人は?動機は?広瀬すずちゃんをかばってる?よくわからなかった。すごくゆっくり進んでいく映画だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "三人目\n 映画を見終わり、三度目の殺人。というタイトルを考えた。作中で死ぬのは三人。となると、三人目は死刑になった三隅である。三隅は本当に殺したのか定かでないまま終わってしまったが、二度本当に殺したというのであれば、三隅が三隅を死刑にしたということで三度目の殺人になる。それか三隅は、重森の心を殺したのか。咲江の未来を殺したのか。重森が、咲江が、三隅を死刑にしたのか。もしかしたら死ぬべきだと思った人間皆被害者を殺していて、三隅はそれを実行する器に過ぎないのではないだろうか。三度目といっても、三隅だけが苦しめられていた訳ではないのは、あなたも殺したいと思ったことあるでしょ?その人が死んだら、少し嬉しかったりしたら、あなたも殺人と同じじゃない?という事なのかもしれないと背筋がひんやりした。にしても実行した人間が圧倒的に悪い。結局分からないが、あの訳のわからない容疑者を演じた役所広司はほんとうに凄かった。私なら怖くて手を合わせるなんて出来ない。すごく不気味だった。法廷という場所は不気味である。事実を知る場所ではなく、白黒つけるため、ストーリを作る裁判になってしまっているというのは私には気付かなかった事だと思う。この映画で咲江に感情移入してしまうあたりまだ子どもだなぁと自覚した。私はあそこで三隅と目を合わせたかった。いつも、子どもの知らないうちに大人が覚悟を決めている。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "こういうの好き\n いやぁ➖邦画はいいよね〜。 あとからいろいろ考えるもんな。 ダンカケルクはただのプロパガンダだよー " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "難しかった。\n 作者が伝えたかった思いと、私が受け取ったものの間に、とても大きな隔たりがあったように思います。一度見ただけでは、ストンと理解できないのかな。だけど、もう一度見てちゃんと理解したいとまでは、突き動かされませんでした。私たちに何か問いかけている映画だということは、強く感じました。その謎解きを味わうための映画だったように思います。ただ、それがどんなものなのかを最後まで突き詰めたいと思える映画とは言えませんでした。なぜなのだろうと、自分なりに考えたのですが、役所広司さん演じる、犯人の動機にあるのかなと思いました。彼の動機が、我々も考えあぐねるような、ぐうの音も出ない理由だったら、まだ共感的に映画を見ることができたのですが、私には彼の動機が深いものだと感じられませんでした。むしろ少し美談に仕上げているところは、反感さえ覚えたほどです。キャスティングについては、お一人おひとりにコメントを書きたいほど、皆さんグレートでした。「訴訟経済」 初めて聞く言葉でした。ネックのような気がします。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "true fault and false truth\n 謎めいた被告三隅の事件を取り巻く、関係者達の人物描写が秀逸でした。真実を明らかにすべき法廷で、誰も真実を語らない。真相解明とは程遠く、心象操作や法曹界の「大人の事情」「仕事の都合」で、量刑の計りはどうにでも傾いてしまう。三隅による最初の殺人が、借金取り2人組と言っていたように思ったので、これが「3人目」の殺人?と普通に数えていましたが、なるほど、これは司法による三隅の殺害である可能性がありますね…。誰を裁くかを決めるのは誰なのか。借金取りを裁いた(つもり?の)三隅。三隅を裁いた裁判官。咲江の父親を裁いた(=咲江を守った)三隅。ついでに咲江の母親も裁こうとした(道連れにしようとした?)三隅。そして「生まれて来なければ良かった」ような自分自身も裁くために、司法を翻弄する三隅。空の器に死刑という重石を入れてしまった司法は、いつか裁かれるのか。真実を直視しようとした為に、本来の役目を果たせなかった重盛弁護士は、裁かれるべきか。咲江は十字架の重さに耐えて生きていくのか。振り込まれた50万円は、偽装加工についての口封じ?目的の退職金??だったのでしょうか。練りに練った筋書きで、後半はとても頭が疲れました。無意識に真実の意外性を求めていましたが、論点はそこではありませんでした。題材となる事件そのものは、描き方によっては火曜サスペンス程度に予想がつくレベルの、ありふれたものと思います。それをここまでの司法ドラマに仕上げています。嘘なのか、本当なのか。人間は嘘をつけるから本当にややこしい(-_-;)。心の内に秘められた真実は、人と人との温もりを通してしか伝わらないのかも知れません。それにしても斉藤由貴さんが…現実と被りすぎ(^_^;)。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "重い、暗い、脳が疲れた。でも、\n 面白かった。タイトルの「3度目」は、三隅自身の贖罪と捉えた。自己犠牲を払うことで咲江を守ったと咀嚼したが、本当に守れたのか否かは疑問符が付くところ。(この疑問符を付けられる処がこの作品が秀逸と感じる理由でもある)ところで、法曹界はこの映画をどうみるのか?。真実の追求に対して裁判の成果主義の現実は「こんなもの」と同意するのだとしたら・・・。(恐ろしい‼︎。が、この作品を鑑賞したら、そんな気がしてならない。)主役の二人は流石の出来。(特に役所広司は今年No.1の神演技‼︎)ラストのガラス越しのツーショットにはしびれた‼︎。カメラワーク&演出にも👏。もう一つ驚いたのは、広瀬すず。こんな演技ができるとは‼️❣️。「すずちゃん」とか軽々しくもう言えない。。。久々に凄い目の演者に出会えた。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "モヤモヤ、深いため息\n 開始時間を間違えて10分過ぎて着席した。もう、福山演じる弁護士と役所演じる容疑者がガラス越しに対峙していた。最初に犯行場面があったに違いないが、話が進むにつれて、犯人は?、共犯者は?真実は? もう、訳がわからない。最初の場面を見ていないからなのか。見終わって、モヤモヤだけが残った。誰か!教えて下さい。深い人間の闇が満杯な映画でした。皆さん、ぜひ、見て私に教えて下さい。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実と嘘、正義と悪\n 緊迫したシーンが何度も続きゾワゾワした。結局、何が真実で何が嘘なのか?何が正義で何が悪なのか?謎のままだ。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "難しい\n 凡人の俺に理解不能です " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "是枝裕和はもう傑作しか撮れない\n 前作『海よりもまだ深く』を観た時に「是枝裕和はもう傑作しか撮れないのかもしれない」と思った。それが確信に変わった。でも同時に混乱もしている。真実はなんなのか?誰が誰を裁いたのか?一応の解釈はしてみるけどそれも「そうだったらいい話」なのかもしれない…全ては闇の中撮影が凄い。ここまでシネスコの広い画角を意識させられた邦画は近年観たことがなかった。被写体を画面いっぱいに配置してみたり複数人をアップで捉えてみたり…視点をコントロールされている感覚というか快感があった。そういう意味でもこれは絶対映画館の大きいスクリーンで観るべき脚本も流石。誰かの台詞や仕草がその後別の誰かの台詞や仕草に共鳴する。各人物の思い(真実か虚偽かは別として)が自然な言動で最早無意識的なレベルで伝わってくる。是枝裕和監督は本当に日本語を使うのが上手い。あと今回はいつもより「アレ」が少なかった物語や描写は『凶悪』(謁見シーンの撮影は影響がモロ)『ゾディアック』で役所広司演じる三隅は『ノーカントリー』のシガーとか『ダークナイト』のジョーカーを想起したけどなぜか観た後の感覚は『ザ・マスター』に近かった。「掴みきれないけどなんか凄い」みたいな何が真実か?ということよりも画で緊張感が持続していたと思う。俺は物語よりも画に夢中だった言い過ぎかもしれんけどクロースアップはセルジオ・レオーネを想起した。『続・夕陽のガンマン』とか。言い過ぎかな?基本的に福山雅治の視点で進行するけど多分4つのシーンだけ福山以外の視点になる感じは『タクシードライバー』っぽい。まず冒頭の殺人シーン。次に斉藤由貴と広瀬すずの会話シーン。そして広瀬すずが殺人現場にいるシーン(想像?)。最後に役所広司が鳥に餌をあげようとするシーン " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "謎を残す終わり方\n タイトルは「三度目の殺人」。しかし劇中で取り上げられた「殺人事件」は2回。三度目というのも謎だが、二度目の殺人の犯人までもハッキリとしないまま終劇となる。ただそれは中途半端に終わっている訳ではなく、ハッキリと終わらなかったがゆえ、登場人物がそれぞれどのような思惑でいたのか等を考えさせられる内容になっており、モヤモヤを残しつつもすばらしいと言える作品となっていた。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "人物の掘り下げが深く!さすがの是枝作品。\n 三人の頬に滴る血…それは本当は誰の頬に?そしてそれは本当に被害者の物なのだろうか…一人として同じ人間がいないこの世界で、“法”と言う均一な秤にかけ、人が人を裁くと言う事の難しさ。人物の掘り下げ方が非常に深く、『被害者』『加害者』『裁く者』それぞれの表層的な役割がまるで異なり、考えさせられました。それでいてストーリー自体はさして奇をてらう物では無い所が、さすがの是枝作品。最近ホッコリした作品が多かったのですが、笑いが描けるからこそ、裏に潜む闇が描ける。そんな深みのある作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "結局どうなの?\n 何もかも曖昧、且つ話が淡々と流れるだけで、よく分からないまま終わってしまいます。とにかく画面が暗い。時間も長くて前半ウトウトしてしまいました。唯一の救いは広瀬すず。将来が本当に楽しみな女優です。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えていくと…\n 徐々に面白くなる感じ。これ自分の中で解決するまで考え続けることが大切。それを教えてくれた。ただ、真実とは何か そのテーマに集中し過ぎて、もう1つのテーマである「生まれてこなければよかった人間などいるのか」に頭がいかないというか、そこまで考えても、答えなんて出ないから悔しい思いが強く残る " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "私的主観\n 何にも解決をみない作品でした。後味が悪い・・・というかすっきりしない終わり方。俺なりに考えてみたけど・・・一つだけなんとなくわかった、おそらくすべてにつながるかも知れないこと・・・「三度目の殺人」のこと。二人は映画でわかってる・・・数が合わない。でも・・・観ていて感じた。・・・「自分」を最後に「殺した」んだって・・・。あくまでも「私的」な感想です。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "私には難しかった…\n なかなかの…難易度…。わかったのは、役所広司さんと広瀬すずちゃんの演技に福山さんが押されてたこと。笑5年後もう一度見たら、今よりわかるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "真実は闇のなか?\n いったい、真実はどこにあるのか。司法の闇を暴く映画なのかな〜それにしてもカメラアングルがすごい。役者さんの目の動き、手の動きを凝視してしまう。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後が…\n 何か納得できない終わり方でした。結局、役所広司は広瀬すずをかばって自分はやっぱり殺していないと言ったんですかね。それ以外の考えが浮かばないのですが………。広瀬すずはあんだけ可愛いのに、演技も巧くて神様は何物を与えるんだって思ってしまいます。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "犯人、弁護士、遺族、さまざまな視点からこの映画は描かれていて、何が真実なのかわからない。 そこが難解だが逆におもしろいとも感じる。\n TOHOシネマズ伊丹で映画「三度目の殺人」を見た。朝一番の上映だが観客は女性が多い。「今日はレディスデイやね」カミさんが言った。主演の福山雅治が目当ての女性が多いのかもしれない。物語は役所広司が夜の川原で誰かをスパナで殴り殺し、死体に火を放つ場面からはじまった。犯人は犯行を自供しており、裁判では犯人の死刑は免れないだろうという空気が大勢だった。キャストは多くない。弁護士を担当する福山雅治は離婚調停中で家庭に問題を抱えていた。一人娘は万引きで補導されるなどの非行を繰り返す。広瀬すずはひょっとしたらはじめての汚れ役かもしれない。いつもなら元気印の明るい少女を演じるはずの彼女は暗く影のある女子高生を演じる。今話題の斉藤由貴が広瀬すずの母親役で出演している。今月、映画「関ヶ原」で見たばかりの役所広司がこの映画でも存在感を放っている。役所広司の上手さはもう職人芸だと感じる。犯人、弁護士、遺族、さまざまな視点からこの映画は描かれていて、何が真実なのかわからない。そこが難解だが逆におもしろいとも感じる。上映時間は124分。満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "展開が読めてしまった。。\n 以前もみたことある洋画に似ていて、冒頭から展開が読めてしまいました。。福山雅治の思考がどんどん変わっていくさまが見物でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "浮き彫りになる心のことわり\n 愛と悲しみは、同一のものである。悲しみの裏には必ず愛が隠されている。人は悲しみを感じることが辛く耐え難いが故に、愛情を感じることも諦めてしまうものである。人間の生き死には、何か人知を超えた無秩序なものによって決められているのではないか。それは司法制度であっても同様で、死刑でさえ人が裁いた命のようで本当はそうではないのかもしれないという根源的な疑念を持っていた弁護士は、同じ理解を持つ罪人の中に、それでも愛や悲しみといった人間の感情の理(ことわり)を見出そうとしてしまう。結局、人が善悪を裁く時は、愛情の有無によっているものだから罪人もまた、愛によって裁きを行っただけではないかと。けれど、二人の影が重なりかけたところで罪人は愛による理や裁きではなく、それよりもっと大きな、善悪を超えた神の気まぐれやゆらぎとでもいうようなものが現世に表出される時のただの器に過ぎないもの感情の理の無い空っぽのものであるかのように振る舞い影は重ならずに離れてゆく。これでこの罪人の死もまた、真実によって裁かれたものではなくなった。「悪いことをした罰だから」「本当は愛情からのことだったので罰を免れるべき」というようなわかりやすい理屈を離れた、不条理な死。攝津さんは経験から、この人のオーロラのように変わってゆく供述に本能的に危険なものを感じ取ったのだろうなと笑反対に、ぬかるみにはまってゆく福山さん。犯人を、自分が感じていた絶望の理解者、共感者かと思っていたら犯人自体がその絶望だった。けれど、その絶望と対峙し、照らされることで、逆に福山さんや広瀬すずや、その他登場人物の奥底にある、愛情や悲しみといった感情の理が次第にはっきりと浮き上がって見えてくる。茫漠とした絶望の支配するゆらぎの中で。是枝さんの作品は、見ているといつしか登場人物の心だけを見つめているようなトランス状態に陥ってくる。ここまで複雑な感情は、抽象的すぎてさすがに説明できないだろうというようなところまで深く手を伸ばす。理解されること、理解することを諦めていた領域まで。なので、悲しい話であるのに、なぜか深く癒されて、幸福な気分になる。役所さんの存在は恐ろしいけれど、福山さんがいるから救われるのである。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか面白かったです!!\n 予告編を見て観に行きました。評判が心配でしたが良かったです。役所広司がうまいこと。さらに広瀬すずがいいですね。引きこまれるように映画に集中して終わった時にはほっと溜息が出るような映画です。是枝裕和監督作品中では1番好きになりました。主演の福山雅治は昔っから好きでしたが今回は二人に押され気味の様な.....。力がこもり過ぎで役所広司のうまさを引き立ててしまったような。でも福山君は基本的に好きなのでエールを送ります。大人が見て楽しめる抒情的でノーブルなエキセントリックさが味わえる映画ですよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "器\n 今年は人は「器」であり、命は理不尽に運命に操られるものであり、真実は委ねられるという作品を3本観た。『沈黙』と『哭声』と、これ。ラストの役所さんが『哭声』の國村さんと重なって見えた。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "二時間無呼吸作品\n いやぁ…集中しすぎてほぼ無呼吸の2時間超過ごさせていただきました…どんどん、じわじわ、段階を踏んでいって、どんどん取調室のガラスの隔たりが無くなっていって、ほんと最後の役所さん福山さんの顔重なってるところでわたし謎の涙をぽろりと流して、そんでそんで??って思ってたらエンドロールになった!!!笑本当に深く味わい深い作品で…誰も信じられない…………パンをもぐもぐ食べてる役所さんの可愛さが唯一の癒やしでした…でもその、ピーナツバター大好きなんですよってエピソードすら嘘だったらどうしよう…っあと満島真之介さんがずっといい顔だった! " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "雪原の中で\n 役所さんの蜩の記を最近観て、この人の脱力した演技は観る価値あるな~!凄いな~!と思って関心をもっていたところ、この映画にたどり着きました。まず咲江さんを救う為に、殺人を犯したんだろうと思いました。そして咲江さんを守る為に殺人を否認して裁判で供述させないようにしたのでしょう。 三隅さんが牢屋の外で鳥が鳴いているのに気づいて、窓から鳥に餌をやろうとしたシ―ンがあります。その時の三隅さんの様子に、あ~この人は愛に飢えているんだ!愛を、誰か何かに与えたい!愛したいんだ!と強く感じました。それは、心の琴線に響く、魂の叫びのようでした。 人を殺すことで解決するしかない…自分を殺すことでしか解決するしかない。そんな生き方を選びたかったわけではないが、そうしか出来なかった人。 咲江さんの為には咲江さんは事実を裁判で供述することが、これからの彼女の人生の為に必要なことだったと思いました。この映画はそのことも意識させる意図があって作られたんだろうか? 様々な理由の元に事実に蓋をする人々、そして私自身も様々な理由の元に事実に蓋をしてきた経験がある。 咲江さんに供述させて彼女を傷つけたくない、彼女を守りたい、そのためにしたことが三隅さんが選んだ愛なんだろう。それが悲しい。劇中で重盛の夢の中での雪原の美しさ、静けさ、そこに現れる人達の無邪気さ、安らぎとともに、劇中では出なかった誰かを殺す画が観終わった後心に問いかけてくる。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見ごたえ十分!\n 司法に疑問を持たざるを得ない。が現実として人が人を裁くことは難しく、現在もながれのなかで利害調整され、結論づけていく。一度目の殺人で裁いた裁判官の息子にこそ、感じ取って欲しかったのかもしれない。三隅は自分が生き延びていることを良しとしなかったのだろう。ハガキはたまたまで摂津の紹介も偶然なのか?引き出されたものなのか?何も考えてないような表情で、時折真相に近いと思われることを提示し、重盛を困惑させる。三隅は重盛に、二度目の殺人の真相をそれとはなく曖昧に理解させながらも、以前裁かれなかった自分に裁きを与えさせ、自分の大切な者を守るという働きを重盛に代行させていたように思われる。が、利害調整された不完全な死刑判決により三度目の殺人が行われ、一度目の殺人で死刑判決を下さなかった父の業を重盛が背負ったかのように、頬を拭う。三隅と重盛が最後の接見でアクリルに反射して、顔が重なるのは二人が同じ気持ちになり、わかり会えたことを表しているのか。真相はわからない、だが、それがいい!映画に演技に演出に、引き込まれてあっという間の時間でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "もう一度\n 何度か見直してみたいです " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "何もかもわからない\n 被告人の本当の真意は?弁護士(福山雅治)は、何を信じたの?共感や理解は必要ないと言ったにも関わらず、理解しようと行動し共感して言葉を発していた。彼の正義は?事件の真実は?多分これが真実だろうと私は理解したけど、ストーリーの中では明らかにされなかった。検事や裁判官の正義は?『三度目の殺人』…三度目?…まとめると、私には難しかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ハリウッドなら\n 最後にどんでん返しの犯人が分かって終わるところですが。。。色々とキーワードが後になって効いてきます。三度めの殺人とは、正義とは " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "正義って何かね\n すごく良い映画でした。是枝監督の作品はほんとに引き込まれるのであっという間に感じました。「立場は違えどみんな同じ司法という船に乗っているんだよ~」という大人の事情のような台詞が私の中では残りました福山さんが言ってたように共感や理解をしようとすると裁判なんてやってたらいつまでも終わらなかったり神経すり減りそうです " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしいご馳走を頂いた気分\n 見終わっても謎が残るこういう映画は好きである。こういう映画はかつてフランス映画などで時々あったし,黒澤明の「羅生門」やキューブリックの「2001 年宇宙の旅」などもこういう仕掛けになっていて,観た者に観た後の楽しみを残してくれる。この謎を映画中で全部説明してしまったら,ただの2時間推理ドラマになってしまう。是枝監督作品としては異例のサスペンスだが,よくぞこの水準で作ってくれたものだと感謝したい。物語の本質がわからなくなった人には,映画の題名が大きなヒントになっている。冒頭に殺人シーンがあり,犯人は明らかなので,刑事コロンボのようにアリバイ崩しでもするのかと思ったら,犯人は自分の犯行であることと,金銭目的であったことをあっさり自供してしまう。役所広司が演じる犯人は,30 年前にも殺人を犯しており,出所後就職させてくれた工場の社長を殺して財布を奪った最悪の人間として登場する。強盗殺人で前科があるとなれば,死刑判決が濃厚となる事案である。福山雅治演じる担当弁護士は,何とか強盗殺人を回避して単純殺人とし,無期懲役を勝ち取ろうと法廷戦術を立てて証人や証拠固めに奔走するが,話は思わぬ方向に向かって行ってしまう。弁護士は依頼人の便宜のために働くものであって,必ずしも真実を追求する必要はない。この映画では,驚いたことに裁判官や検察官までが審理時間の経済化などという言葉を使う。こうした司法のあり方はアメリカなどではさらに進んでおり,重要な自白をすれば刑が軽くなる司法取引などという制度まである。この映画は,そういった司法のあり方に疑問を呈している。日本でより海外の方がこの映画の評価は高いかも知れない。福山の演ずる弁護士も娘との不仲に悩みを抱えており,それが,被害者の娘の立場や価値観を推察する土台になっているという設定も秀逸であった。親が子供と話をするときは,テレビを見たりスマホをいじったりパソコンに向かったままというのは絶対にすべきではなく,面と向かって話をしなければならない。娘からの電話に対して,いきなり自分の多忙を口にするような福山演ずる弁護士は,そもそも父親として相当失格であるが,ビジネスライクな福山の態度がガラッと変わるきっかけを与えてくれたのも娘だった。被害者の妻を演じた斉藤由貴の設定は非常に複雑なもので,もし全ての事実が世間に晒されれば,最も非難されるのは彼女であるに違いなく,その役を演じた本人が,現実世界で大きなスキャンダルに見舞われて各種のテレビ番組で報じられまくっているのは,この映画のキャンペーンになってしまっているような気がしてならない。広瀬すずは,よくこの役を受けたものだと感心する。広瀬の表情の撮り方には特に監督が神経を使っているのが感じられて面白かった。役所広司の演技は今回も素晴らしかった。たけしやキムタクが何を演じてもほとんど同じなのと違って,役所や仲代達矢はそれぞれ違った人物に見えるところが素晴らしいと思う。関ヶ原で家康を演じたのを見たばかりなのに,全く既視感のない演技を見せてもらった。この話で,役所と福山の役を入れ替えてもそれなりに面白いものができたのではないかともふと思った。音楽は,全く名前を聞いたことのない人であったが,ピアノとチェロの二重奏というシンプルな道具立てで,実に味わいの深い曲を書いていた。事件現場や聞き込み場面以外はほとんど法廷と拘置所の面会室だけという舞台装置で,これだけ濃密な映画を作った監督の手腕は大したものだと思った。それだけに,役所と広瀬の関係性に誤解を生じるような台詞の不備は避けて欲しかった。役所の無私の行動がなければ美談にならず,どの人物も損得だけで行動しているに過ぎない話になってしまうからである。久々に見応えのある映画だと思ったが,全てを説明してもらわなければ気が済まない人には評価がかなり下がるだろう。(映像5+脚本5+役者5+音楽4+演出4)×4= 92 点。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "わかりません\n 終わり方が納得出来ません。すずちゃんのことや役所さんのけいはどうなったの?疑問だらけです。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "三度目は、、、\n 是枝さんの映画はいつの間にかスクリーンにのめり込まされていて気が付いたらラストシーンですね。器の中は空なのでしょうか。何か入っているのかも知れませんよ。ただ見ていないだけで。三度目の殺人は、、 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "広瀬すずが皆を食っていた\n 難しいラストだが,これこそが映画というものだろう。安易にテーマや主張がわかったり,見るものに押しつけてくる映画は「映画らしくない」。また,もう一度見直したくなるくらいがちょうどよい。キャストでは広瀬さんが他の俳優を,特に福山を食っていた。大変重い役を自然に,印象深く演じていた。今後にさらに期待したい。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ただの器で終わるラスト\n 全く予備知識なく観ました。見落とさないように、じっくり観られたら犯人、三度目とは?、などなどわかります。あなたはただの器? で終わるラストだけがうーん、わからない…となりましたが一時間くらい考えてたらわかってきました。イビキをかいて寝ている人がいて迷惑でした。ただ、寝てしまう人も出るタイプの作品かもしれません、苦笑。面会で福山雅治と、役所広司を重ね合わせる映像が気に入りました。その前に、左右横顔で向かい合う二人だったのに、でした。すずちゃんも、良かったと思います。キャスティング、良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれる\n 最後まで目をそらす場面無く引き込まれます。役所さんらしいいい演技に魅了されます。広瀬ちゃんも広瀬さんと呼びたくなる演技ですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "重くて暗いが、見どころは十分。\n 最近の邦画は、アニメや漫画の実写化など内容が薄いものが多くてとにかく辟易としているので、こういう本格的なテーマの邦画は大歓迎である。テーマ的には考えさせられるし非常に興味深かったのだけれど、少しネックなのは、オチ含めて、鑑賞者にもやもやした部分を委ねたまま、終わってしまうということだろう。(真実の曖昧さがテーマなので、監督の意図通りなのだろうが。)一人で見るともやもやするので、友人と見に行って、見終わった後にあれはどうだったこれはどうだったとレビューしあえるとすごく満足できる映画のように思う。映画としては福山と役所が確かにメインの役者なのだろうが、個人的には広瀬すずの演技のうまさがとにかく光る映画だと思った。役所の演技はさすがに別格のうまさだったが、虚ろな感情表現、表情で語る広瀬すずの名演技は記憶に残る出来。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督の問題作\n タイトルの意味するものはなにか?是枝監督渾身の社会派作品であり問題作。映画後半の刑務所の面会室でのカメラ・ワークは秀逸であり今作品の骨格をなす。是枝監督の真骨頂か。役所広司と福山雅治の鬼気迫る演技、広瀬すずの地味だが作品を引き締め演技は見事。是枝監督の代表作になる作品。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルの意味は\n 広瀬すずに法廷で「レイプされていた」と告白させることが「三度目の殺人」を意味するのではないか。レイプ自体もそうだし、その事実を社会に知られることが殺されるのと同等ぐらいの苦痛なのでは。だとすると、ぎりぎりで三度目の殺人は防がれたということか?それとも、劇中終盤で描かれる司法の問題点というか、「人殺しの言うことなんて誰も信じない」という大勢から、役所広司が死刑に処されることが「三度目の殺人」だと言いたいのだろうか? " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モヤっとします\n 三度目の殺人、タイトルの意味合い、、、なんかモヤっとします。後味のある映画なのでしょうが、、、もやっとします。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "私には\n 難しかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モヤモヤの残る映画ですが、俳優陣の熱演も有り引き込まれます。 残念...\n モヤモヤの残る映画ですが、俳優陣の熱演も有り引き込まれます。残念なのは、法廷に入る前の警察の捜査が余りにもザル過ぎる感じがしたところ。役所広司宅に広瀬すずが出入りしてた事とか50万円の振込の件とかもっと徹底的に調べられてなきゃおかしいでしょ。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "余韻…\n 劇中で語られる真相のようなものは、キャストから事前に予想していたものとピタリ同じ。しかし、この映画はそれが真相なのか、けして観客を安心させることのない余韻を残す。まさにそれことが狙いなんだろうと思わせる。そして『三度目の』というタイトルの意味とは…?観終わったあとも、観客が真相を考え続けるようなリアリティは役所広司の圧倒的な演技力あってのものだし、是枝監督の確かな演出力によるものだと思わせられる。傑作…あと、広瀬すずは『チアダン』みたいな生命力そのもののような役から、本作のような陰のある役も出来るところが素晴らしいですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "濃密で、やり切れない。\n 懐かしの母校の先輩にあたる是枝裕和の新作。サスペンスと聞いて、今までの作風からかけ離れてしまうんだろうかというお門違いな心配をしながら行ってきました。面白かった。是枝作品特有の濃密な登場人物同士のやりとりは変わらず。人間のやり切れなさを、そしてこの社会の問題もうっすらと提示して、サスペンスにも是枝裕和エッセンスが通底していました。役所広司の演じた人物の生きにくさって一体なんだろう、と終わった後に考えていました。「どうせ俺なんか…」という一番やっかいな気持を持ってしまったこと、長い収監生活がそうさせたのか元々彼が持っていたものなのか、何しろこれが大きくなりすぎてしまっていることが彼のすれ違いや誤解を生んでしまう大きな要素の一つのように見受けました。決めつけすぎた見方かも知れませんが、そこから始まるすれ違いやそこを掬えない社会を描いている作品のように見受けました。そうそう、是枝×広瀬すずと聞いて、勝手に大きくなっていた期待は残念ながら裏切られました。彼女の魅力の一つの『成長期の女性の身体性』があまり発揮されていなかった気がします。この作品とはまったく相容れませんが、やっぱりそこを期待してしまうんですよね、是枝監督だし。そこだけ残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "重たい\n わっかんね~映画だなぁ。考えろ、考えろってことなのだろうけれど、それにしても・・・広瀬すずの魅力がなかったら、爆睡におちてたかもしれないという不安もあり。純文学、心の中、不条理感。これって自分が十代の頃、つまり70年代の日本映画みたいだ。何が本当なのかもわからない。その中でも判決は下される必要がある。「容疑者は、残虐なやり方でひとり殺しているから」という過去の事実が、自白だけというはかない証拠の中で、死刑判決を下すことを後押ししたのではないか。裁判という名の第3の殺人が行われたのではないか、という課題を投げかける映画だ。裁判といってもどの程度真相が明らかになるのか、という不安を高まらせる。そしてクールで有能な弁護士だった主人公も、犯人の二転三転する供述を聞いているうちに、司法の世界のそんな不条理さに気づくというか、巻き込まれる。とても大切な映画なのだろうけれど、心が押しつぶされそうなほど重かった。そして、真実は見つからないという当たり前の事実が、押しつぶされ感はいや増す。みんな、とてもハードな映画ですよ。心してみるべし。見終わった方、芥川龍之介の短編小説「藪の中」をぜひ読んでください。同じ気持ちが味わえますよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "理解への挑戦\n 難しいテーマをいろいろと投げかけてくるだけでなく、スッキリと終わらないため、観終わった後はモヤモヤしながらあれこれ考えさせられる、実にやっかいで最高な映画だったな、との感想です。観応えがありすぎて、なかなか消化しきれない。印象に残るのは、他者に関心がなく見て見ぬふりをする人たちと、他者に気持ちが向き、理解しようとする人たちの対比でした。前者は前半の重盛、裁判官をはじめとする司法関係者、咲江の両親、重盛父といった人たちで、後者は後半の重盛、咲江、川島ら若手の司法関係者、そしておそらく三隅でしょう。事件の真実は煙に巻いた是枝監督ですが、上記の対比についてははっきりと前者に対する怒りを表明しています。本作は法廷ドラマの姿を借りた人間ドラマで、無関心で理解にチャレンジしない人やシステムを「お前ら意味ないぜ」と強烈にdisっているように思えました。「何を考えているかわからない」と言われた怪人・三隅。しかし、彼の情動は丁寧に描写されている印象を受けました。理不尽な運命への怒り、娘への罪悪感、そのような中でも他者のために生きたいという意味への意志。他者の思いを受け止めて「器」になっても、「裁く」という復讐めいたやり方しかできない悲しさ。三隅を見ていて感じることは、悲しみでした。そこには無視され理解されない悲しみもあります。なので、三隅は理解しようとしない人間を軽蔑します。だから、彼は合理的という名の下に事を進めようとする弁護士たちをコケにするのでしょう。中盤、重盛に娘から電話が架かってくるシーン。ここが重盛のターニングポイントで、最も印象に残った場面でした。はじめ、自分の都合を重視し、重盛は娘を捌くように応対します。しかし、途中の無言のシーンで、重盛ははじめて娘の孤独さを思いやれました。彼の「…ごめん。もっと一緒に居れたら」といったセリフのトーンは今までとは異なります。(福山雅治の演技にも感嘆!)重盛は無関心サイドから理解サイドへの転回を果たし、ここから物語はドライヴしていきます。そして、重盛vs三隅のガチンコ勝負へ。このガチンコ感が本作品のもっとも旨い部分ですね。合理的で上っ面な関係は楽かもしれませんが、やっぱりガチじゃないと人間同士のやり合いは面白くない。保身してちゃ、ガチンコの手ごたえは味わえないです。また、三隅を演じる役所広司の演技が鬼気迫りすぎているため、緊張感もハンパではない。面接室の仕切り版に映る両者の顔が重なっていく演出など、他者が他者の真実に迫る凄みを感じました。同時に、重盛が三隅との間に自他の境界をなくしていく危うさも描かれているようにも思いました。勝負の結果は、熱くなりすぎた重盛の完敗でしたが、ラストで重盛が語った「咲江を守るために殺人を否認したこと」は、真実かどうかはわからずとも、三隅はそのように生きたかったように感じます。三隅はその後重盛を突き放しますが、あの時の表情や柔らかい光を交えた演出から、三隅の韜晦なんじゃないの、なんて感じましたね。三隅は重盛の理解しようとしてくれた姿勢を嬉しく感じていたんじゃないかな。最大のモヤりポイントは、咲江の意志が尊重されなかったことです。咲江も覚悟を決めていたのに、ガチンコおじさん2人の「咲江を守りたい」という先回りのおかげで、結局その覚悟は大切にされずじまい。これは、重盛が三隅に同一化してしまい、弁護士としてのバランスを失ったことが原因でしょうね。ガチンコも大事だけど、冷静さも大事だな、と思いました。冷静ならば3人で面会するとかも、法的にOKならばできたような。とにかく、メチャクチャ面白い映画でした。ホント観応えありました。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "最後は鑑賞者任せかい・・・\n スポンサーや大人の事情考慮抜きで、監督の構想のみで最後まで撮りました!って作品。結局、1度目も2度目も含め、真実はどうであれ司法は裁くってお話で、3度目は、鑑賞者さんご自由に受け取って下さいって結末。。。☆2.8役所さんは自由に俳優スキルを出して演じてはりました。後、斉藤由貴の魔性ぶりが現実と伴い凄すぎる〜^^;;; " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる映画\n すごく考えさせられる映画で、、、終わり方の余韻も、、、すごく良かったです。今年観た映画の中では、[君の膵臓をたべたい]、[散歩する侵略者]とならんで、自分イチの映画になりました。物事を判断するとき、他人を理解しようとするとき、自分の価値観(器)の中で答えを出しがちやけど、、、情に流されがちやけど、、、そうやって出した答えは合っとるときも間違っとるときもあるし、、、それがゆくゆくは周りにとってプラスに動くこともあるしマイナスに動くこともある、、、そんなことを自覚して覚悟しろ、、、って言いたかったんかなーって思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "モヤモヤとモヤモヤと\n 単純だと思われていた事件が、実はモヤモヤした複雑な事件だった!ウーム面白いではないかと観ていたが、モヤモヤと終わっていったのが残念に感じた。結局は、別に複雑でモヤモヤしてなかったのに、モヤモヤとした演出をしていくのはミステリーとしてどうなのかな。監督の演出はホームドラマでは好きなんだけどな。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "広瀬すずの覚悟\n この映画、確かに福山雅治と役所広司の鬼気迫る演技が売りかもしれない。福山は弁護士のもう一つの顔である合理主義と言おうか、早く片付けたいという職業病という態度から、本当はどうなんだ、という事実を求めていく役を熱演していた。役所は犯人とされる人物の複雑さを、その日の気分いやその時の気分によって移り変わる(でもこれってこの男特有のものではなく、自分自身にもある人間の感情かもしれない)男を微妙な仕草で表現していた。都会派エリートの福山と、さびれた田舎の底辺の役所。初めはそんな対比が明確だった二人が互いに触発さて、混じり合う、そんな光景が垣間見える演技だったが、この二人なら熱演は当たり前ともいえるだろう。この二人より異彩を放っていたのが、一貫して不気味な、退廃的な娘を演じた広瀬すずだ。生まれつき、いや、事故で足を不自由にしてしまった(本当はどっち?)殺された社長の娘。いつも足を引きづり、無表情。母親との関係も微妙。死んだ父親との関係はもっと複雑、といった役どころである。広瀬すずといったら、青春を満喫しているような「ちはやふる」や「チア⭐︎ダン」などのアイドルの役が多い。それが一般的な彼女の評価だろう。でも、それだけでは済まない別の面が広瀬すずにはあるのだ。この映画の監督作品「海街diary」で見せたちょっと複雑な4女役。それに「怒り」で演じたレイプされ、それを黙っていてと叫ぶ少女役など。旬の女優としてなら、青春満喫路線でいくべきだし、周りの人もそう思ってるだろう。(そうであったなら、僕との出会いはなかったに違いないだろうが)あえて、こういうシチュエーションの役を選んだのは彼女自身ではないだろうか?青春路線の表情とは違って、腫れぼったい空虚な目をした不幸な少女が最後に自らの主張を叫ぶ、でもそれは本当のことかもわからない。この映画、全てが闇の中にあるといえるだろう。確かなものとされたことが、突き詰めていくと迷宮のようなところに行き着いてしまう。確かに、物事は簡単ではない。これでいいんだとどこかで割り切らないと前には進めない。そんなことを思わせる映画だったような気がする。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "言わない美学\n 何が本当で何が嘘だったのかわからないまま終わってしまいモヤモヤするが、それこそがこの作品の最大のポイントなのかなとも思える。「真実とはなにか?」「誰かを守るための嘘は真実よりも真実であるべきではないのか?」そんなふうに問いかけられているような気持ちになった。福山雅治と役所広司のタイマンはとても見応えがあった。クサいけど「魂のやりとり」って感じだった。片方が喋っている時にもう片方がガラスの反射で、話している方に被るようにしていたのは意図的だと思う。福山雅治と役所広司を視覚的にダブらせたかったのだと感じた。広瀬すずも演技派に囲まれても浮かない演技力を存分に見せつけていた。「チア☆ダン」「ちはやふる」のような明るい役もいいが、「怒り」や今作のような役もまた合っていると思った。是枝監督の作品は無駄な音が少なく、俳優の演技やストーリーだけでグイグイ引き寄せられる。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "三度目とは\n 殺人事件に関するミステリーというより法廷で起こるサスペンス?あまり知識もなく察しも悪い私なりに考えた三度目の殺人は、死刑が言い渡される法廷で行われたのだろう・・・と。咲江と三隅の関係性や虐待や工場の不祥事など家庭の事情が映画で語られていることが真実であれば、予測できてしまってました。でも何が本当で誰が嘘をついているのか、若しくは全員が嘘をついているのか・・・。あやふやにしたまま終わらせる斬新さにまた脚本の意図などを色々と考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "頭使う…\n 私には難しかった…( ; ; )笑 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった~\n 賛否両論のある作品になるかもしれないけど、面白かった~! 私は楽しめました!主演の福山雅治の演技はあと一歩(たぶん頭で考え過ぎなくなれば。。。)だったけど、役所広司、広瀬すずの演技は素晴らしい! " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "福山さんVS役所さんの演技にもご注目!!1回観てもわかるかなぁ~\n 観終わって、私はもうちょっとギリギリまで事件を掘り下げても良かったんじゃない?って思い、心残りありの作品でした。 でも、この作品は「犯人は捕まった。真実は逃げ続けた」という宣伝ポスターでもあるように、完全な法廷劇ドラマです!裁判の判決が気になる~、殺した理由は~などなどいろいろな視点から観ていくと気になる点が多く、観終わったあとあれっ?ここはわかったけど掘り下げないんだ。ここまでしか語らないんだ。という心残り感が出るかもしれません。 でも、問題を問いただして、答えは皆さんで想像してくださいっていうのが是枝監督の狙いかもしれません。1回じゃわかりませんぜぃ、ここ気になったら何回も観てくださいねって言えるような感覚だと思います。そうだとしたら、斬新なミステリー作品になりますぜ。 今回の福山さんは裁判で勝つためには、真実は二の次と割りきる弁護士の重盛。役所さんは得体のしれない不気味な容疑者・三隅、そして広瀬さんは被害者の娘・咲江。 接点も気になりますが、福山さんと役所さんの拘置所の接見室シーンはすごい映像でした。前半はドラマでもよくあるカメラワークでしたが後半からはすごかったので、ご注目。 是枝監督らしい静かな映像表現と音楽も日本映画らしくて好きですねぇ、小説本も発売してますので、まずはこの作品を楽しんでいただきたいですね。このジャンルのミステリー好きも満足できると思いますよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "是枝監督っぽくはない。\n 是枝監督の家族愛や隣人愛の特色が強い映画ではないので、注意はした方がいい。園子温の様な独特の雰囲気が感じられ、個人的には好きだが、良くも悪くも人を選ぶ作品だと感じた。人によって捉え方が大きく異なる映画だと思うので、レビューを見るより自分の目で確かめた方がいいと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良い\n 人によるけど面白かった(`・ω・´) " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "深すぎて一回見ただけじゃわからない\n 全体的に暗めのスクリーンなので夕方より朝の回が良いかも ウトウトするとかトイレに立つとかしたら 余計に難しくなる わからなくなる。福山さん役所さん広瀬さんの役への入り込み具合がすごくて かなりの熱演でした。見ながら必死に自分の中で推理してみたが難しすぎた でも2時間たっぷり見応えあった作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "“三度目の殺人”は確かに行われた\n 是枝裕和監督の作品が好きだ。法廷サスペンスのジャンルが好きだ。なので、本作を期待しない理由が何処にも無い。この秋…と言うより、今年公開作の中でも特に楽しみだった一作。結構賛否吹き荒れてるようだが、確かに好き嫌い分かれる作風だろう。まず、単純明快なエンタメが好きな人はダメ。勧善懲悪、白黒はっきり付かないとダメ。モヤモヤすっきりしない終わり方の映画がとにかく嫌い。…などなど。映画はエンタメであるべきという考えは大前提だが、同時に観客に考えを委ねるような作品も好き。韓国サスペンスのような後味悪い作品が好きなのもその一例。加えて書き出しの理由もあって、本作は非常に面白かった!展開は淡々と。静か。派手なシーンは皆無で、退屈との声も出ているが、本作に派手なシーンがあったらそれこそ違和感あるだろう。邦画法廷モノの大傑作『それでもボクはやってない』だって、派手なシーンは皆無で、淡々と静かだが、凄まじく引き込まれた。本作も然り。さらに本作は、サスペンスとしての醍醐味もあるのだからケチの付けようがない。容疑者、三隅。開幕早々、殺人シーン。明らかにクロ…と、まず思う。しかし、取り調べするや否や、供述がコロコロコロコロ変わる。何々だったのか、したのか?…と問われると、曖昧に「はい」と返答。後から違うじゃないかと問い詰められると、「そうでした」「ちょっと勘違いして…」と、どうもしっくり来ない。また、意味不明なのか意味深なのか分からないような言動もしばしば。人柄は穏やか。が、彼の言う事に本当に見てるこちらも翻弄される。抑えた演技ではあるが、そこから異様な凄みを滲み出す、いつもながらさすがの役所広司。主演は福山雅治演じる弁護士・重森。真実よりも勝ちにこだわるエリート。福山×エリートは、同監督の『そして父になる』同様のステレオタイプでもあり、彼が三隅に翻弄され次第に真実を知ろうとする動機もちと弱い気もするが、彼目線で見る側も真実を追求したくなる入り口として一役買っている。福山と役所の度々の対峙シーンは素晴らしい緊迫感。監督と福山の2度目のタッグも上々。相思相愛だったという初タッグの監督と役所。是枝監督×福山雅治×役所広司のケミストリーは見事だった。もうちょっと演者について言及。奇しくも本作には、嫌われ女優と渦中のお騒がせ女優が揃って出演しており、おそらく作品を見もしないで、作品の中身関係ナシにその部分だけ叩くであろう輩が沸いて出るだろうが、そんなの言語道断!両者共、非常に良かった。特に広瀬すずの、事件のキーパーソンで陰と悲しみの演技を見せられると、女優としての才は素晴らしいものと改めて思わざるを得ない。吉田鋼太郎演じる弁護士も何だか本当に居そうと思わせ、満島真之介演じる若い弁護士はなかなかいい所を付く。にしても、市川実日子がスーツを着ると、どうしても尾頭さんにしか見えなくて…。供述が二転三転する三隅。嘘か真か、本当の事を語り出す。そして、被害者側もまた隠された話を…。捻り歪んだそれぞれの証言の中に、筋道通り繋がった、真実の姿が…。ところが…本作は根底に、是枝監督の十八番である家族の関係をそれとなく織り混ぜつつ、裁判の不条理を鋭く突いている。裁判に於いて真実とは?本当に真実とは、尊重されるものなのか?それが、明かされて誰かの心に深い陰を落とす真実ならばやむを得ないが、本作の場合は違う。裁判は時に己の利益の為にただ事務的に処理され、誰も真実などどうでもいい。真実を欲し、真実を知りたい者は居ないというのか…?“三度目の殺人”。が、劇中語られる殺人は、二度。重森の30年前の事件と、今回の事件。最初の事件なんて正直省いても良かったのでは?…と、途中まで思っていたが、見終わって意味を成している事が分かった。つまり…30年前の“一度目の殺人”。前科者が関わっているから、今回も当然犯人。“二度目の殺人”。誰も彼の真実を信じてくれない。そして下される“三度目の殺人”。この“三度目の殺人”こそ、最も罪深い。…いや、“一度目の殺人”重森も“二度目の殺人”咲江も、同情の面はあるとは言え、殺人を犯している以上罪深い。だからこそ、真実から目を背けてはならない。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "司法の実態\n 最近は漫画ばかりを映画化して失敗作を大量に排出している邦画界であるが、久々の骨太映画である。しかし、広瀬すずが出てきたところでほぼネタ割れしてしまったのは如何なものだろう。それでも日本の司法制度に一石を投じた意義は大きいと思う。司法は真実を明らかにするのではなく事務的に量刑を与えているに過ぎないと言うことだ、市川実日子の事務的な演技がそれを示している、シン・ゴジラの再現かなと錯覚しそうだった。前半の場面で重盛の娘が嘘の涙を流す、これがこの映画の全てだったのかもしれない。マイナーな映画だけに福山雅治人気だけでは客は引けそうもないが、ハリウッドでトム・クルーズとアンソニー・ホプキンズあたりでリメイクしてくれたらメジャーになりそうだ。ベネチアではだめだったようだが、モントリーオールあたりなら金賞を取れたんじゃないかな。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "真実とは裁くとは\n 重盛が血を拭うシーンから三度目の殺人とは真実と向き合おうとしなかった重盛が三隈を殺したということだと思うが、人によって考え方が変わる作品だと思う。重盛・三隈・咲江3人が本当に咲江の父親が殺されるべき人間だと思ったということで三度父親は殺されたということなのかもしれない。実際誰が父親を殺したのか分からないが、法廷の人達にとって都合の良いことが世の真実となり、それによって人は裁かれるものと思った。実際にあった真実は必要ない。というより誰も分からない。返り血や重盛と三隈の顔が重なる演出など、考えさせられるシーンが所々にあり、脚本も素晴らしかったと思う。特に罪を犯した理由によって罪の重さが変わるというようなセリフが印象に残った。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "Cover one’s butt\n 自己保身と自己犠牲、本作のテーマだと感じる。始めに断って置くが、今作品は決してスッキリとしたエンディングは用意されていない。それよりも、イメージとすればガリレオシリーズの『容疑者Xの献身』に近いかも知れない。まぁ、主人公が同じ福山雅治ということもあって似てしまうのかも・・・そして、今作品に流れる本当と嘘の境目を完全に曖昧にしてしまっている点においては、犯人役である役所広司以外は全て煙に巻く、木で鼻を括るスタンスを貫いていく。アバンタイトルからして、ストーリー途中には、それを否定してしまうようなシーンもあったりするし、これは単なる法廷闘争劇ではなく、どちらかというと、スティーブン・キング原作的な内容に近いのではないだろうか。何か人に見えない不思議な力なのか、それとも稀代のペテン師、もしくはインチキ占いの類、もしかしたら神?悪魔?そんな劇中では『器』と呼ばれる男が、果たして自己犠牲において守りたいものがあるのか、それとも、自己保身に走る『司法』という舟に乗っている弁護士、検事、裁判官を断罪しに地上に遣わせたのか、そんな世界観を重く暗い映像で観客に問いかけるのである。ミステリーとすれば、少々イレギュラーなプロットではあるが、邦画の一つの可能性を指し示せたことにおいて、是枝監督の相変わらずの秀逸な出来映えに満足している。法律用語や、時系列、過去シーンでの登場人物の若返りの姿がないこと(役所広司は同じ顔つき)など、かなり観覧者のイマジネーションや知識を必要としなければならないところもあるので、着いていくのが厳しいと思うし、何と言っても時間が長く、自分のようなジジィだととにかく生理現象には勝てず、せっかくの面会室でのクライマックスで中座してしまう始末・・・提案だが、逆にもっと上映時間を長くして、4時間位の途中休憩というプログラムではどうだろうか?もう少し、福山とその娘の間のストーリーや、食品偽装が法廷闘争に関わってくる内容とかも深く盛り込めると、観ている人のミスリードを最大限誘発できるとおもうのだが・・・ラストシーンでの十字路の中央で立ちすくむ主人公、人を『裁く』という現実にどう立ち向かうか模索する象徴シーンでもある。果たして、神か悪魔か・・・・ " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "どう解釈すれば…\n 法廷に真実は必要ないということ…結局裁いたのは被告人自身であり、結果的にそれが3度目の殺人に " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 役者さんたちの演技は良かった。でもなんかスッキリしないというかはっきりしない。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "結論なき映画\n 殺人映画といえば殺人があり犯人が見つかって何で殺したかと言うのを描き「ああ!そうだったのか」と観ているものを納得させて終わるものですがこの作品はそれがありませんなので終わった後がとっても後味が悪くもやもや感が残りますしかしこういう作品もありなのかとも私は思いました観ている側も 福山雅治演じる弁護士と一体化して頭の細胞をフル回転して犯人演じる役所広司は何を考えどうしたいのかと 嫌がおうでも考えせざるをえませんもしかして世間一般の事件でもこのように真実はわからないことが多いものですよね事件ものでは だいたいが法廷闘争が見どころになりますがこの映画は法廷のやりとりよりもは犯人の役所とそれを弁護する福山とのやりとりがメインとなりそこの場面は緊迫感がただよい観ているものは引き込まれます殺された夫の妻を斉藤由紀が演じていて取材陣に追われているシーンがあって現在週刊誌でも追われているのでそれがかぶっていて 何だか複雑やら彼女には申し訳ないのですが何だか可笑しい気分になりました広瀬すずも今回も良かったです暮らしの中に闇をかかえている少女を見事に演じてました " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "微妙な作品でした。\n スッキリしない感情だけが残る。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悩む\n 実際の所どうなんだろ〜何がほんとか嘘か最後まで解らないあの子を守ったのかなやはり!あの二人のやりとりの所迫力あったな〜 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "I fell asleep!\n The film bored me stiff because there is no twist and characters are not attractive.It's the japanese movie. " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "スッキリしない!\n 疲れて、なんだかスッキリしない映画でした! " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "豪華キャスティングの割には話が地味。予告から地味なのはわかっていた...\n 豪華キャスティングの割には話が地味。予告から地味なのはわかっていたけど、映画としても是枝作品としても、新しさも深みもない。是枝監督の法廷もの、というか、社会派的な目線での新鮮さを期待したら、事件のことはあまり描かれず(説明されず)、気づいたらわたしがやりました、いいえ、わたしがやりました、とファンタジーのように展開され、事件の裏の理屈が「あれ」っていうのも、、、ただし相変わらず広瀬すずはいいのと、斉藤由貴はいいうえに最近のゴシップとも連動して素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "空っぽの器とは。\n 真っ直ぐに生きること。人を裁くこと。そして役所広司演じる三隅の不思議なオーラ、パワー。それぞれの人たちの本音と建て前。非常に面白かったです。役所広司は言うまでもなく、広瀬すずちゃん、斉藤由貴さん、素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "誰を裁くのかは誰が決めるのか\n 殺人サスペンスというより法廷サスペンス司法のあり方を考えさせられた現実もあんな風に真実が見捨てられてるのかドラマのようにはうまくいかないとはいえど初めから真実の追求はなし得ないという暗黙の了解のもとで裁判が行われてるなら正しい司法の世界はただの理想でしかないんだろうかと思う「三度目」の殺人 の意味もこの世界ではすごいしっくりくる死刑だって真実による判決ではなければその裁判を進めた人全員が殺人犯といえる裁判長が目配せするシーンが今になって一番不快で、どうも行き場のない怒りが募る現実がこの通りになってるならほんと恐ろしい人間が人間を裁くことの難しさ 、その限界を感じる広瀬すずが「怒り」の時からこういうノット青春ものではファンなので今回の演技もすごい好きでした、一瞬も笑わなかったしね福山雅治はガリレオの湯川役ぐらいしか見たことなかったから新鮮役所広司は狂った役が本当にすごいといった具合に役者の演技には全く文句なし接見室のガラスに写った人の像と直で見える人の像が重なるシーンは印象に残る暗い部屋で広瀬すずと斉藤由貴が親子で暗い話を途切れ途切れで語り合うシーンも好き本編終わってエンドロールでの余韻が良い目つぶりながらのあのピアノは響く終わった後モヤモヤする点が多くて映画らしい映画でした これから是枝監督には要チェックかな " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "緊密です\n 光の演出とか、接見室の反射の感じがまるでペルソナが剥がれていくような構図であるとか、目の演技a.k.a演者の顔芸、などなど技術的なところが目を引きました。画に収まっているもの全てが映画を面白く見せていた。さすが。メッセージというか作品が語る部分については深く思考を巡らされたけど、忖度する幅が広すぎてドツボにハマりそうです。法廷劇であるからかセリフが説明的で若干クドさを感じたところも否めないのですが、これは好みの話。分かりやすかったからベターだったのかも。食事シーンが多い映画です。あと、密室のシーンが多いです。光や音、人物の位置関係などに意味がありげで、言語化されていない情報が滝のようにありそうな、緊密な作品です。西川美和監督の「ゆれる」を思い出しました。是枝監督も関わっていたようですね。本作へ通じる何かは実際あったのかしら? " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "真実とは果たして\n 消化しきれていない……先入観正義とは真実とは司法とは公平とは仕事とは??誰が本当のことを言っているのか?真実は誰にもわからない。みんな、自分の好きなようにストーリーを作ってそれを真実だと思い込む。ビジネスの世界でそれはよくあることだけれど、司法の世界でもそうなのか…。ほとんどの登場シーンが面会室にも関わらず、役所広司による観客を揺さぶる名演技に心を打たれた。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど三度目の意味\n この作品に関しては、そこそこ映画を観慣れているか、たまたま感性が合うか、頭の回転が早かったり理解力のある人…でなければ、淡々としている点と解釈や意味が二通り以上あるシーンが多いので、モヤモヤしたまま終わってしまうのでは?と思う。評価は二分するだろうなぁ、と。私は楽しめましたが、同行者はまるで面白くなかったようです。三度目の殺人、というタイトルの意味、私は広瀬すずの最後のセリフに集約されていると思ったけれど、そこを読み取れていないと結局はどうだったのか、何を言わんとしてるのかを明白にしてくれなかった気がすると思う。その同行者はピースの揃わないパズルみたいな感じを受けていたよう…実父からの性的虐待があったと勇気を出して告白したのに実父は死んだことにより社会的に裁かれることもなく済み、助け出し庇ってくれた大人が裁かれることに対しての「誰を裁くのか誰が決めるの」そして法により、死刑という形でその人は殺される。私はそう解釈しましたが、全く異なる見方をした人もいるでしょう。映画はそういう話をし合うのも楽しみの1つだしね。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ヘビーな良作\n そこそこ面白かったし役者陣も良かった。でも時間長すぎだよなー。終盤を除いてずっとスローペースで眠気を誘う構成。100分くらいがちょうど良かったのではなかろうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見てきた。\n 是枝作品は今までどれも好きで何回も見てきたけど、この映画に関しては何度も見る理由が違ってくる気がしました。常に心をも頭もフル回転で使って考えることになります。少々息苦しかったです。この映画は解けていくというより複雑になっていく感じで見終えて気持ちいいものではありません。デートでとか、軽い感じで見るのはオススメしません。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三度目の殺人を鑑賞。斉藤由貴と役所広司の怪演が福山雅治を完全に食っ...\n 三度目の殺人を鑑賞。斉藤由貴と役所広司の怪演が福山雅治を完全に食ってた。一度目は本当の殺人、二度目は嘘をつくことで誰かの心が殺される殺人、三度目は司法の恣意的な殺人。考えさせられるテーマであるが、何が真実かを観客にゆだねる部分は、上手くまとめきれなかった気もする。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "モヤモヤ・・・\n すっごく期待して行きました。福山雅治、役所広司、広瀬すず。三人とも素晴らしかったです。この結末で満足するかどうかで評価がわかれるとこなのでしょうね。このモヤモヤ感を良しとするかどうか・・個人的には、微妙でした。もう少し、はっきりした答えが欲しかった。そうだったら、☆は5だったかな。でも、役所広司と広瀬すず スゴイ!!そういった意味では、福山 よく付いて行ったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "サスペンスだが、やっぱり描いているのは『人』\n 殺人の前科のある男・三隅による殺人。弁護士・重盛にとってはありふれた事件のはずであったが、事件を調べていくうちに、事件の持つ闇に深まり、次第に重盛は自信を失っていく。『そして父になる』『海街diary』でヒューマンドラマを描いてきた是枝裕和監督が描いたサスペンス。「弁護するのに、被告を知る必要はない」それが、弁護士の本音だとすれば、ちょっと悲しいですね。「すべては依頼人の利益のため」とも言っていましたが、それは、真実と違っても“被告の利益”になるのなら、その方針で推し進めると言う事なので、やっぱりマイナスの印象を受ける言い方でしたね。いやぁ、ましゃも良いですが、やっぱりこの作品は、役所広司の演技が見どころなんじゃないでしょうか?その芸名の持つ意味の通り“役どころが広い”俳優さんだと思います。本編と無関係ですが、ちょっと気になったのは斉藤由貴。不倫疑惑が囁かれているところですが、この作品でも、そう言う風に向ける風向きもアリ、なんか現実とリンクして見えてしまいました。あと、これも本筋では無いですが、広瀬すずは、やっぱり制服姿がかわいいですね。どんなに影のある役どころであったとしてもね。彼女の今後の課題は、制服を着ない役を、どのくらいうまく演じられるかと言うところにあるのではないかと、この作品を見て(大きなお世話ですが)心配になってしまいました。法廷を舞台にしたサスペンスであるわけですが、実際に見た後思ったのは、話が殺伐としているので一般に温かいと言う意味合いを持ちがちなヒューマンドラマと言う言葉は使いにくいですが、やっぱり描いているのは人でしたね。人を描くと言う是枝監督の本領を発揮した作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "もやもやが止まらない\n 是枝監督作品では「そして父になる」のわかりやすくしっかりした構成に唸らされたけれど、それ以外の作品では嫌な重さがあってかそれほど楽しめていない。今回は配役の良さもあって楽しみだったのですが・・・。テーマに考えさせられるという作品ではなく、ストーリー展開を考えさせられ、結末までハッキリ物申さないという、見る側に任せた作りは、見終わって翌日になってもスッキリしない。多分こういうことなんだろうなと自己解釈で収めたけれど、中途半端にばらまいたアレコレを自分の中ですべて回収できていないので、もう一度見ないともやもやは止まらないと思う。かといってもう一回見たい作品かというとそうではないので、不完全燃焼で終わらざるをえない残念な作品。良い面もあって、是枝監督特有の陰影のある静かな描写と音楽、ロケに使用している建物など印象に残ります。出演者たちの熱演は、これくらいのキャリアなら当たり前のレベルですが良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よくある筋書き\n 衝撃のラスト、全く新しい心理サスペンス、と公式ガイドブックは謳いますが、そんなに目新しい結末ではないです。監督は神の視点や裁かれる犯人という分かり易い型を敢えて外したそうですが、もっと唸りたかったかな、と思います。犯人が自死を望むその根源をもっと深く掘り下げてもらいたかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄い良かった!\n あんまり期待してなかったけど良かった!福山雅治の演技が良かった!かっこいい。もう一回観にいこうかな! " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "テーマと目的はわかりやすいです。\n 見るかどうか悩んでいるなら観たほうがいいと思います。集中して観たほうが楽しめる作品。ああだこうだと考えながら考察しながらの方が楽しい。監督が言いたいことはわかるし、役者陣もそれに答えてちゃんとやっているのでテーマに沿って楽しめると思います。こう言う作品はいろんな人に意見を聞くと意外な人が意外なことを言いそうなので、一般の人にいっぱい見てほしいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所 vs 福山 が迫力あり、素晴らしい。\n 役所 vs 福山 が迫力あり、素晴らしい。満島慎之介も良かった。犯罪者に魅入られるのは、珍しい設定ではないが、なぜ殺人を犯す、その一方で正義感を持ち、虚言の一方、正直に生きたいという矛盾が考えさせられ、より深い表現になっていて成功していると思う。隅々まで行き届いた是枝監督の映画だなとわかる。斉藤由貴と広瀬すずは演技は悪くないけども、この映画に関してはミスキャストだと思う。キレイ過ぎるというか、影の表現が足りないというか、できる女優とは思うんだけど、本作に限ると今ひとつだった。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これはミステリーではない\n 殺人を犯して捕まった容疑者がいて、彼がなぜ殺したのか?を探る物語、というと「半落ち」みたいな内容を思い浮かべるけど、この映画をそういう謎を暴くミステリーとして観てしまうと本当に大事なものを見落とすことになってしまう。まあ是枝映画なんだから観る人の大半はそんなこと分かってると思うけど、もし「前半でラストが読めた」「オチに意外性がなかった」みたいな感想を言う人がいたら、そういう映画じゃないんだよ、と伝えたい。ストーリー自体とは関係ないけど、今回、俳優としての福山雅治が苦手な理由が分かった。存在にリアリティがないんだ。「そして父になる」は鼻持ちならないエリート役だったからまだ納得感があったけど、今回の主人公はもう少し実在感のある人にしてほしかった。(同じく存在にリアリティがない藤原竜也がSFとかマンガっぽい映画専属役者みたいになってるのはとても正しい選択だと思う。)広瀬すずちゃんも、足が悪くて陰のオーラを纏う女の子役にしては存在がキラキラしすぎてる気が。がんばってたけど。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝裕和監督のオリジナル作品。\n 弁護士が殺人の罪で起訴された被告の裁判を引き継ぐが、証言が会う度に変わっていく。弁護士からは真実は見えないまま、裁判では事件を裁かなければならない。次第に、裁判の駆け引きで勝つことよりも、裁判制度の矛盾に視点が移っていく。福山雅治、役所広司が対峙するシーンが多いが、状況により様子が変わっていく様が見事。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "三隅の生い立ちをもう少し描いて欲しかった。\n 観終わって、なかなか感想が言葉にならなかった。それほど私には思い深~い作品であった。『三度目の殺人』の「三度目」という言葉に引っ掛かってしまった。最後の、三隅が証言を180度を供述を引っくり返す所、重盛同様に驚かされた。これが題名『三度目』の殺人に繋がるのか?この作品では、三隅が「生まれてこなければ良かった。」と言う場面がある。ここで三隅のキャラクターがグッと親近感をもつが、彼の生い立ちがあまり描かれていない。そこが惜しい所か。それを描けば(松本)清張作品のようになってしまい、あえて脚本において避けたのか。法曹界を関連した作品ではありがちな裁判官を父に持つ弁護士重盛。重盛を演じた福山。テレビ『ガリレオ』の湯川のイメージが強いため、作品自体『容疑者Xの献身』と類似している所があった。『容疑者…』の石神が、今回の三隅と似たり寄ったり。なかなか人を信用できないのと人生に悲観的な所。しかし、今回は役所の演技が、他を寄せ付けない程の存在感。人間には、言葉にしなくても境遇が同じ匂いを感じ取った人間であれば感じるものが判りあえるものがあるという所を鋭く描いたところは、監督の力量と言えよう。今回は、市川実日子がかなり光った演技をしていた。テレビ『小さな巨人』では見せない演技。新境地を開いたのではなかろうか。広瀬の演技は、多くの作品が出ていることが仇となったのか表情の作り方が画面に映る表情等はいつも同じ。キャリアが浅いからか。演技がつまらない。「海街」の桜トンネルが絶妙であったが、今回の留萌の雪景色も圧巻であった。「海街」が四季折々の情景描写が良く、今回は、情感を軸に描いた作品であると思うが、山中食品の食品偽装を妻美津江が口を滑りかけて、耳を疑ったが、内容を盛り込みすぎた感がある。食品偽装の事件の詳細は描かれていない。ラストに向けて、斎藤由貴の出番がなぜか減ってきている。最後の「(人間不信の)三隅の真実」を述べる所は、さすがに泣かずにいられなかった。三隅と重盛の二重写しのシーンでは、やはり是枝氏は「映像の人」なのかなとは思った。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "混乱させる器\n 犯人は誰か?といったことは、あまり関係ない。観た人を混乱させて、モヤモヤ感を持って帰る、あるいは起承転結がなくつまんない、あるいはひとり勝手にストーリーを解説する…正解はない。ここが監督の狙い? " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる\n 司法制度ってなんだろう。人が人を裁くとは?監督が観客に投げかけるメッセージ。結末を曖昧にしたのもそのせいか。誰を裁くかは観るもの次第ということでしょうか。 それにしても、役所、福山の演技は見応えあり。特に役所さん怖すぎくらいの怪演。役所演じる三隅の「器」という意味は、相手によって観たいものが三隅に移るということかなあ? " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "三位一体を暗喩する、人間の罪を問う作品\n 第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門正式出品。残念ながら金獅子賞(グランプリ)を逃してしまったが、是枝裕和監督のオリジナル脚本による渾身の作品であることは間違いない。「そして父になる」(2015)以来の再タッグになる福山雅治主演の法廷サスペンスで、対峙する被告役に役所広司。ストーリーの鍵を握る女子高生役に広瀬すずと、キャスティングも申し分ない。重く強く、\"三度目\"の意味は何かを考えさせる、深い意味を持った作品だ。観る人によって、殺人の意味や犯人像は変わるかもしれないし、あらゆる可能性がある。しかも犯罪の真実や、動機も最後まで明示しない。ぜひ自身の感性で確認してほしい。映像はできるだけ彩度を落とし、モノクロームに近いルックで統一している。撮影は「海街diary」(2015)、「そして父になる」でも担当したフォトグラファーの瀧本幹也である。テーマを暗示する映像テクニックが随所に使われている。\"3\"はキリスト教の\"三位一体\"の教義に由来し、3人の登場人物にも意味がある。重盛、三隅、咲江の各々が頬を拭う様子が印象的に繰り返す。他にも\"3\"が出てくる。また十字架はキリスト受難を象徴し、人の罪深さのメタファーとなっている。殺人現場の跡、カナリアの墓、3人が雪上に寝転がる姿、エンディングの交差点などが十字架を表している。接見場の窓ごしに重盛と三隅の顔がオーバーラップするのも、同じ罪深き人間としての暗喩である。映像と同じくらい注目なのは、イタリアの巨匠ルドヴィコ・エイナウディの映画音楽である。是枝監督のラブコールに応えたものだが、音楽と効果音も本作を支えている。不倫疑惑を持たれる斉藤由貴の人物設定は実にタイムリーで、人生\"3度目\"の不倫報道は、映画の宣伝のための自虐ネタか? あまりの3尽くしに\"世界のナベアツ\"を思い出したりして(笑)。茶化してごめんなさい。いい映画です。(2017/9/9 /TOHOシネマズ錦糸町/シネスコ) " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "事件の真相、そして三度目の殺人とは\n 有能な弁護士の重盛(福山雅治)、彼は常に勝利にこだわる。彼にとっての勝利とは、クライアントに有利な判決を引き出すこと。法廷における裁判はビジネスである。そんな彼のもとに訪れた案件は、同僚の摂津(吉田鋼太郎)が行き詰ったもの。前歴のある三隅(役所広司)が起こした強盗殺人事件。多摩川の河川敷で、元の雇い主を殺して金品を奪い、火をつけて燃やしたというのだ。検察側の求刑は死刑であろう。それを、無期懲役にまで減刑させて、勝利を得たい重盛は、摂津と若手の川島(満島真之介)をともに拘置所の三隅と面会するが、三隅の供述はころころと翻る・・・というところから始まる物語で、三隅の一度目の殺人を裁いたのが、当時裁判官であった重盛の父親(橋爪功)であったことや、二度目の被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の間に交流があったことなどが事件に盛り込まれていきます。法廷ミステリーといえば、おおむね、検察側と弁護側の丁々発止の末、事件の白黒がつけられ、被疑者は無実、観客は留飲を下げる、もしくは、無罪を勝ち取った被疑者が、やっぱり真犯人で、仰天、というのが常套パターン。しかし、この映画は、そんな「白黒はっきりつけます」とはならない。事件の真相がわからないのではなく、その先を観客に投げかけている、そんな映画。二度目の殺人(多摩川河川敷の事件)の真相は、こうである。*----<以下、真相>----*劇中、一度、咲江が証言しようと決心したもの、そして、それは回想シーンとして中盤に描かれているとおり。三隅が供述をころころと変えるのは、咲江に起こった出来事を隠しておきたいためであり、それがゆえに、その場その場でもっとも事件の絵姿に近いと他者が思うようなものを選んでいるため。そして、三度目の殺人とは、自らが強盗殺人の罪で死刑となること。それで、咲江の秘密を最後まで守る・・・*----<真相おわり>----*と、真相としては、テレビドラマのミステリー番組に何度も登場したような事件ということになるのだが、この映画は、それ以上のものを観客に投げかける。「誰を裁くかは、誰が決めるのでしょう」三隅の台詞である。何度も登場する十字架のイメージから、決める誰かは「ひと」ではない。よしんば、「ひと」だとするならば、その裁きには十字架に似た重い責任が伴う。三隅は、一度目の殺人で、そのことを感じた。彼の生命の生殺与奪は、重盛の父親に委ねられた。北海道留萌での二人を殺した殺人事件。当初、強盗殺人事件だったものが、怨恨による殺人として裁かれ、懲役刑となった。この事件が、強盗だったのか、怨恨によるだったのか、真相はわからないが、重盛の父親の「犯罪の原因は、当人のみによるものではなく、社会がつくるものという考え方が、当時あったんだよ」という台詞から、真相は前者(強盗殺人)だと思われる。結果、三隅は生き延びる。「生きているだけで、周りを傷つける存在」だった三隅。しかし、現在は「誰かの役に立ちたい」と思う三隅。そして、一度は奪われたと思ったのちに与えられた生、ただの『器』にしかすぎない肉体・・・ラストカットは、十字路に立つ重盛の姿。十字架に似た重い責任。それは、ひと誰しもが背負っている、と観客に投げかけている。<追記>前半で登場する三隅、咲江、重盛の三人が雪原で戯れるシーンは重盛の夢なのだが、ちょっとやりすぎ。それでなくても、役所広司の怪演でによって重盛同様、観客はひっかきまわされるのだから。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "悪意\n 現実なのか虚構なのかメタ的描写が挿入され、変化する証言や登場人物の心情の変遷に加え、計算され尽くしたタイミングで明らかになる新事実に観客も混乱をきたす。結局、実際の犯罪においても目撃証言が無い限りは真実は藪の中…ということなのか。だとしたらこの作品は相当に監督の悪意が込められている。技術的にはいつもの是枝タッチだと思うが、観ている我々が迷い考えてしまうようなミスリードが意図的には仕込まれているので、ハッキリ言って胸糞悪い。反面、叙情的タッチを維持しつつもこれまでとは全く異なる印象を受ける作品に仕上がっていたので、いよいよ是枝監督も更に高い次元へと足を踏み入れたのではないか。次の是枝作品を待つだけで幸せ。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もやもや\n 個人的には、結論を観客に委ねる映画は好きではない。主人公の重盛の「もやもや」と同じ「もやもや」を持ってしまった。そして、三度目の殺人とは、死刑宣告のことを指しているのだろうか?分かりにくい…。内容としても、あまり抑揚がなく進み、途中で眠くなったのも事実。そして一番謎だったのは、勝ちにこだわってビジネスライクな弁護士がなぜ、弁護人になったのか?犯人は財産なんてないんだから、おそらくは、国選弁護人なんだろうけど、そうなると、摂津が国選弁護人であるわけで、手伝いは認めるとしても、法廷でしゃべるのは、摂津がするべきでは?結局、設定で躓いているよね…。また、普通、勝ちに拘るのなら、当然、上告するんだよね?私はやってません。だけど、死刑です。はい。そうですか…にはならないよね…。だから、余計にもやもや…。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "二人に完敗\n ストーリーは考えさせられ、結論もはっきりとは分からない。ただ、役所広司と福山雅治の演技に圧倒された。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "号泣そして、戦慄\n これは、紛れもないミステリ。ラスト数分で、それまでの景色が一変し、伏線が一気に回収される。そして、つらい動機。涙が止まらず、帰り道、今度は震えが止まらない。こういう動機が出てくるということは、多分長い間、監督自身、鬱々とした時期があったのだろう。「藪の中」の意図も十分成功している。しかし、欲を言えば、ラストの一言、決めゼリフだが、唐突感が否めない。「藪の中」性は、終始セリフで一生懸命説明しているが、ドラマとしてそれほど立ち上がってこず、ラストでやっと、「藪の中」がはっきりと、浮き上がる。そういう意味では伏線の回収なのだが、もっと、ドラマとして、途中の段階ではっきりと「藪の中」性を、描くべきだった。もうひとつ主人公の成長。冷静、合理主義者の福山雅治の弁護士が、終盤で突然、共感的人間に変身する感じがぬぐえない。もっと、心理の変遷を丁寧に、緩やかに描いてほしかった。よって、マイナス0.5。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "所詮、真実は人により違っていて\n 何が真実で何が嘘か、上映中常に考えながら見てしまいました。段々と変わっていく弁護士が良かった。タイトルの三度目の殺人は納得です。終始、作品に引き込まれてました。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "☆☆☆☆ これは全ての証言が嘘で塗り固められている作品。 その中か...\n ☆☆☆☆これは全ての証言が嘘で塗り固められている作品。その中から観客自身が、本当の真実を記憶・反復しながら真実を導き出す事を委ねられる。作品中に重盛は三隅に対して、(間違えていなければ)計7回接見する。1度目どことなく重盛自身はこの裁判に対して大した関心を示してはいない様に感じられる。同僚からの依頼に対して半ば「めんどくさい!」…とゆう態度を露わにする。更には立場の違いが有るにはせよ、絶えず被疑者に対しての口調はタメ口だ!2度目週刊誌の記事を読み大慌てで飛んで来る重盛。しかし、ピンチはチャンスとばかりに裁判の戦術を変え、刑の軽減を考える。3度目初めて1対1で三隅と対峙する重盛。この時、三隅は「手を見せて下さい!」と重盛に言う。ガラス越しに手を合わせる2人。ほんの少し三隅の闇の深さを覗いたのか、思わず重盛は手を引っ込める。この後、彼が三隅と接見する際にはタメ口が少なくなる。4度目2人の間で本格的に事件の真実に対する対話が始まる。三隅は言う!「命を弄んでいる人間が居る!」…と。その一言こそは重盛本人に突き付けられた言葉で有り、ひいて司法制度そのものに対して突き付けられた刃でもあるのだ!5度目重盛は三隅の本当の胸の内を探る。しかし三隅は言う!「死んで当然な人間は存在する!」…と。その言葉に対して重盛の若い部下は思わず一言呟く。「産まれて来たのが間違いな人間なんていませんよ!」…と。だが重盛の中での思いはどうだったのか?部下と話す彼の言葉は、三隅の気持ちを理解している風に見える。以前に三隅を裁いた裁判官は自分の父親だった。上京した父親は言う。「殺す人間と殺される人間との間には深い溝が有る」…と。だが…。6度目判決が近づき、三隅は一転して証言を覆す。当然の様に慌てる重盛。三隅の想いは何処に有るのか?重盛の自問自答は続くが、司法制度の歪みがその答えを赦さない。映画は殆ど重盛側の目線で描かれている。時系列は違うが、被害者の娘と母親の目線から描かれるエピソードが時折入る。母親役の斉藤由貴と娘役の広瀬すずが2人で話合う場面。この時に広瀬すずの顔半分に影を作り。闇に堕ちる娘を想起させる演出は、思わず身ぶるいを起こすかと思った程に凄かった。よくぞ思い付いたものだ!この演出による母娘の会話から。観客にはこの母と娘に対して疑惑の目が向けられるが、勿論真実は観客には分からない。本来、保険金殺害を疑われた場合。マスコミ各社がこの母と娘を追い掛け廻し、普通の生活が出来ないのでは?とは思い。ちょっとだけ違和感を感じない訳では無いのだが。作品本来が描きたいのはそこでは無いのは最後に判明する。7度目重盛は三隅に対し、自身の想いを全身全霊を込めて真実を追求する。が…重盛は弁護士として本当の真実を法廷で示す事が叶わず、なす術が無かった。今、彼は父親が言った言葉の本当の意味を知る。重盛は、極めて薄い善と悪との間に存在する僅かなガラスの隔たりを今すり抜け、三隅と同調し三度目の殺人に加担してしまったのだ!これは是枝版の『藪の中』始めに書き込んだが、これは全てが嘘で塗り固められている。1番確実な事は、被疑者の娘は(重盛の夢、又は妄想以外には)登場しない…とゆう事だけで。重盛の娘と被害者の娘(広瀬すず)は表裏一体の存在として描かれる。その部分は必ずしも上手く処理されてはいない。いないのだが…作品を良く読み込むと、重盛と三隅は最終的には。お互いの存在が、一対として描かれているのを観ても解る通り。登場人物達全てのセリフをほじくり返す事で、間違いなく真実に到達する。個人的には『歩いても、歩いても』に迫る、是枝作品最高傑作の一つ。(2017年9月10日 TOHOシネマズ/スカラ座) " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい。\n 初日に鑑賞。とても重く心に残る作品でした。観る者に解釈を委ねる作品で、とても考えさせられたし、いまだ悶々としています。次に観た時にはまた違った解釈が出来るのか…?という思いから、もう一度観たくてたまりません(笑)キャストも素晴らしかったです。淡々と進んでいく作品でしたが、とても強く余韻が残りました。また観に行きます。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "_φ(・_・そういうことか、、、。\n 最後まで殺人の真相はわからず。映画視聴者が三隅にどんな感情を入れるかで真相は変わってくるんでしょう。なるほど。犯人の可能性は三隅単独、三隅+奥さん 三隅+咲江 咲江単独と考えられるのはこんなもんだけど、これはどうでもいいみたいで、三隅にどんな感情を入れるかで真実は変わってくるということ。真実なんてそれを考える人たちの感情でいくらでも変わるということでしょう。映画の中で三隅の接見での表情が毎度違うことや、奥さんの情報、咲江の涙、娘の嘘の涙、いろんな情報が入ると真実は簡単に変わるということだと思う。私は重盛の娘の嘘の涙と咲江の涙がダブり犯人は咲江単独だと思ったがこれはどうでも良い話で、作者の意図にまんまと騙されたのか?役所の接見ごとに変わる演技と福山とのカメラワークは素晴らしい!病んだ奥さん役の斉藤由貴も良し!広瀬すず大女優の予感大、だがスキャンダルに注意! " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "よく判らない、府に落ちない映画\n 封切り9/9でTジョイ久留米シアター3の19:00の回で視聴、50名くらい、年齢は20代から50代くらい、男女はほぼ均等序盤、中盤とすっきりした話でなく、終盤ではすっきり話をまとめてくれるのかなと思っていましたが、最後の最後で無理やり、視聴している者を「これで納得するだろう!」みたいな感じの運び。「三度目~」とありましたのでなのが「三度目~」は何か何かとと考えさせられました。2時間視聴は「流行語の「忖度」のセリフにもがっかりしました。時間的な余裕があれば「忖度」を使わない選択もあったのでは・・・・、広瀬すず演じる少女ですが、足を引きずる先天症となっていますが、当方、医療系技師として非常に不自然さを感じました。嘘、実、嘘、実・・・・の繰り返し・・・・帰りのエレベーターで50代くらいの夫婦かなと思われる方と同乗、奥様が「よく判らない映画だったね」と言われましたので、思わず「そうですね」と相つちを打ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "結末\n 結末は観客に委ねる形の映画どのキャストも素晴らしかった " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "真実を目的としない答え\n 釈然としない証言を繰り返す三隅、勝ち目にこだわっていたはずが三隅に惑わされたり明らかに咲江を庇い始めたりする重盛、見て見ぬ振りばかりの美津江、辛すぎる仕打ちを告白する咲江、出てくる人 語られる言葉に頭を痛めながらずっと惑わされる。少しずつ静かにささやかに落とされる真実の欠片がどれもこれも悲しく辛く衝撃的に重いもので、私は到底この映画の受皿、器にはなり切れそうもない。誰も本当のことを言わない、真実を目的としない裁判はただ結果を受け取ることしかできない。明確な答えは出て来ず、頭がぐるぐるしたまま終わる。劇中で一番大きく示唆された「本当のこと」も、結局は重盛や私達がそう思うことで自らを救いたいだけなのかもしれない。タイトルの意味を真っ先に考えた時、三度目の殺人は裁判で死刑になった三隅のことと私は思った。他人の受難を受け取る器であった三隅が、司法や今までの殺人で関わった人物に殺されていくさまなのかと。正しい一つの裁きなど存在せず倫理や司法に乗らない答えもあるっていうのは、表に出ないだけで多分みんな分かってるのかも。殺されて当然の人間や生まれてこない方が良かった人間は存在するのかも。本人の意思とは関係なく命の選別はされていて、例えば仕事終わりに映画を観て深夜の帰路につく私が後ろから刺されて殺されたとしたら、それはもうそういうことなのかも。長回しや舐めるようなカメラワーク、陰影を大きくつけたりガラスの仕切りに重なり写る顔など、映される画に執拗なまでのこだわりを感じた。特に重盛と三隅の面会や咲江と美津江が話すシーンは異常な程に静かなのに張り詰めていて、こちらの神経もやられそうになった。司法に対する疑問や批判を含めて考えさせ、我々の普通の正義感を露わにしそれもまた疑問視させる凄い映画だった。かなり引きずって精神的にどん底に落ちるけども。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "3日は悶々とする映画\n ここ数年で一番の映画。とにかく役所広司が凄い。接見室という動きのないシーンが多いのに、一瞬たりとも目が離せない緊迫感を持つ映画。「真実」は明らかにされず、張られた数々の伏線も、回収されないまま。この物語での「真実」など、しょせんは犯人しか知らない、という現実そのままの\"真実\"を弁護士の重盛と同じように観客も思い知らされる。そして咲江の「誰を裁くのかは、誰が決めるんですか?」というセリフがこの映画のメインテーマなのだろうけど…観賞後、明かされない真実を悶々と考え続ける映画だな、これは。「三度目の」というタイトルの意味を考えると、「真実」は2~3の候補に絞られるのだけど、故意にその中のどれかを決められない描かれ方をされている。撮影に入ってからも何度も改稿されたというシナリオに、一分の隙もないから、狙い通りに悶々とさせられる映画に仕上がったのだろうな。映像も素晴らしい。終盤、重盛の顔を接見室のアクリル板に鏡のように反射させることによって、対面する重盛と三隅を同時に見せる撮り方、接見室や法廷の印象的な光の使い方、特に三隅や咲江への光の当て方、いずれも「映像」というものを知り尽くした人たちが知恵を振り絞って表現しようとする迫力を感じる。「海街diary」で是枝監督ってなんて繊細な映像を撮る人だ、と思ったが、本作ではさらに映像から目が離せなくなっている。(撮影の瀧本幹也の力量も大きいのだろうが)役者も役所広司だけでなく、みな素晴らしかった。広瀬すずは、観客の判断を迷わせるという意味で、監督の狙いどおりの絶妙の演技。福山雅治も、他の映画では失礼ながら何を演じても「福山雅治」にしか見えなかったのだけど、「そして父になる」と本作では「良い役者じゃん」と素直に思える。木村拓哉も、是枝作品に出れば、ちゃんと「役者」になれるのだろうか…?(笑)ちょっと見てみたいかも(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なんともいえない。\n 是枝裕和オリジナルのミステリーは、やはり一筋縄ではいかなかった。冒頭、三隅(役所広司)が殺人を実行するところから始まるので、彼が犯人だということは疑いのない事実として提示される。単純な事件と思われた本件、弁護にあたった重盛(福山雅治)は無期懲役に減刑することをめざす。ところが、三隅の供述が要領をえない。結論からいうと、三隅は相当頭をフル回転させて重盛との接見に臨んでいた。弁護士たちの質問に答えるだけなのだが、どうすればいいか、常に考えて話している。映画で示されたストーリーラインは、役所広司の芝居に対して相当浅いものになっている。むろん三隅はなにも認めていないので、このストーリーラインが真実かどうかはわからない。それだけ役所広司はすごいということだ。昔、「CURE」(黒沢清監督)で萩原聖人に翻弄されたそのリベンジを果たした格好だ。。。。なにをどう言っても陳腐にしかならない。やはり一筋縄ではいかない。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "それぞれの心の闇に\n 最初から最後まで物静かなモノトーンな映像と語り口で綴られていくイヤミスな法廷ムービー。犯人・役所が抱えた心の闇に翻弄される弁護士・福山。その葛藤の狭間に立ち、このストーリーの中で救われたのはいったい誰だったのだろう?そして三度目の殺人の意味するところは何なんだろう?とても深い心の闇を、お互いに封印し合って成り立つ社会への警告にも感じる作品。いったいラストをどう捉えたらいいのか…真犯人は…?いろいろ考えさせられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "新☆心理サスペンス…鑑賞後に問いが残る\n 前作の「海よりも深く」の時も、そして今作でも、是枝監督は初日に外国にいた。舞台挨拶に通っているが初日にいない監督は珍しい。それだけ外国からの評価が高いということだろう。そして、ヴェネチアでのコンペティション部門の結果発表は、日本時間9月10日午前1時~2時。なんだかソワソワする。是枝監督のとびきりの笑顔が見られるかもしれない。この映画がヴェネチアで…そして、この日本でどう評価されるのか?とても興味深い。弁護士・重盛=福山雅治さん。勝つことにこだわる弁護士。2度目の殺人を犯した男の弁護を通じて、真実を追求しようと姿を変えていく。重盛と一緒に翻弄されながら、脳をフル稼働させて映画に入り込む124分間。対峙する殺人犯・三隅=役所広司さん。接見のたびに供述は変わり、動機もわからないまま。目つき、声色、供述、感情…三隅がどんな人間なのか、知りたい衝動に駆られる。本当のようにも、嘘のようにも…どちらにも見えるという役所さんの演技力に驚かされる。それと、司法というシステムへの考え方に対する問題提起。法廷は真実を追究する場所なのか。利害の調整するところではないのか。真実はわからないのではないか。人が人を裁くことは不完全なものではないか…等々。最後に明快な答えにたどり着くような謎解きではない。その逆で…最初に真実があるように見せかけて、見終わる頃に多くの謎や問いが残る。新しい形の心理サスペンス映画だった。一体、何が真実なのか…分からないまま。モヤモヤした感覚だけが残った。タイトルの「三度目の殺人」の意味が分かるとき…きっと、自分が知りたい真実にたどり着けるのではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "違う周波数\n 果たして、どちらが、裁き、裁かれているのか。救い、救われているのか。問い、問われているのか。その境界線が曖昧になっていく。その曖昧さに絡め取られた途端、別の次元の本質の気配がする。見事な演出でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "出演者が病的\n ストーリーに起承転結が一切なくてガッカリしました。役所さんの証言にここまで振り回されるのは不自然です、そして結局は死刑判決。うつ病させたら宮沢りえ、篠原涼子、斎藤由貴と言われる通りで斎藤由貴の演技秀逸。広瀬すずも上手い。吉田コウタロウさんが感情を出していない。ちょいやめのキレっぷりが封印されていてガッカリ。満島さんは弁護士の冷静さがなくて完全アシスタント状態で少しで良いから思いつく直感を感じる演技して欲しかった。結局、答えは何だったのか?ストレスな映画です。さらに配給会社関係者のステマが多いですね、ガッカリです " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "深すぎる\n すごい作品だった。凄く静かで周りの人の呼吸音聞こえてた。でも描写が凄くて言葉がなくても役者陣の心情が伝わってくる。そして役所さんを筆頭に役者陣の演技が凄すぎた。ん〜映画が終わった後のこのモヤモヤ。見る人によって考え違うんだろうな。(1人で見たから他の人と話し合えないのが悲しい‥)真実とはなにかってのを重点に、なんでなんで?って予想しながら見れて飽きなかった終わった後のモヤっとした感じはこの作品のいいとこでもあり、味だと思う。下手なハッピーエンドより、こういう終わり方のほうが好き。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "人は自分の見たいようにしか他人を見ることができないのか。\n 本作は最後まで結局なにが真実なのかわかりません。是枝監督も雑誌のインタビューでこれは観客に問いかける作品と言っています。何を信じたいのか、この人が正しいことをしてる、誰かの為に行動していると予想し、主人公の重盛もそう信じて物語終盤に行動を起こしますが、最後に犯人の三隅にまさか「それは素敵な話ですねぇ」と突き放されるとは。これは映画を観ることそのものにも当てはまるようにも思える。この登場人物はきっとこう理由で行動しているんだろうな〜とか、この2人はきっと影では支え合って愛合っているんだろうな〜とか、私が映画を観て思う感想や考えは全て私がその映画を”こう観たい”という幻想に過ぎない。全てこの映画の三隅によって「それは素敵な話ですねぇ」と嘲笑われてしまう。シネスコの横長画面はとても綺麗!北海道の真っ白な雪景色と室内の色っぽい暗闇がとても効果的に対比されていたと思う。狭い室内でのシーンが多かったが、その空間がとても心地よかった。特に接見室での2人を隔てるアクリル板に役所広司の顔と福山雅治の顔が反射し、向かい合っているのに同じ方向を向いて喋っているという画は面白い!!(同じく室内劇を描いたクエンティン・タランティーノ監督「ヘイトフル・エイト」の種田陽平さんが美術・セットを担当!また、ピアノサウンドが印象的だった音楽はルドヴィコ・エイナウディと、超豪華)また、裁判官と検察官、弁護士の裁判に向けての打ち合わせシーン。私は今まで法廷劇を扱う映画では観たことがなかったので「マジかよ!」と思いました(笑)「打ち合わせと違うじゃん」と裁判後に裁判官が言うシーンとか、えっこれ観せちゃうの?というくらい裁判の舞台裏まで観せてくれたような気がしました。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ビミョー\n 今ひとつでした " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "そういう仕事\n 司法修習生時代の同期に助っ人を頼まれ、死刑判決濃厚な殺人犯の量刑を軽減するべく事件に対峙していく弁護士の話。事実や感情は不要、勝つ為にはどうするかと行動する主人公。相反してみえてくる真実と供述の真意。想像を映像化しているシーンがいくつかあり、明確な真相は最後まで示されないけれど、言いたいことは良くわかり、主人公と同じ目線になれるみせかた。何ともやり切れない良いモヤモヤ感を味わえた。余談だけど、流れからいって国選じゃないよね?…誰が弁護費用もったんだろう??? " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "スカッとしない\n 淡々と進む流れで途中は眠気に襲われてzzz…。作品内容は決して悪くないが法廷心理ドラマだけにモヤモヤ感が残りスカッとしなかった。2017-116 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "だいぶ演技が上手くなった\n 福山さん。マシャファンの嫁に連れられて朝一に観に行きました。福山臭が抜けて弁護士として福山を見ることができましま。顔アップの演技も違和感なく観れましたよ。接見所のシーンもガラスの反射を使って交互に顔をパンしなくてよいシーンが多く落ち着いて観れて面白い構図でした。斉藤由貴さんは現実と状況が同じで笑ってしまいました。斉藤由貴さんのシーンだけでも現実に戻ってしまうのでそう言う意味では俳優のスキャンダルは罪深いですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n 126本目。気合いの3本目。眠い。でもこんなに上手く時間が被らない日はないし。今日は気付くと期待値が高い順番に観たんだけど、一番最後に当たりがきた。後半にかけて見応えがあって良かった。本当は観るの止めて帰ろうと思ったんだけどね。福山の芝居は久し振りに観て、まぁ福山節は健在だったけど、やっぱ後半からかな、いい役者さんが揃うと触発されんだろうな。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "今更かもしれないけど\n 法廷ミステリーとゆうことで、派手な演出もなく、淡々と進むので、途中少し眠くなりましたが、映画の完成度としては高い気がしました。その中でも特に役所広司の素晴らしさを感じました。福山さん、吉田こうたろうさん、斎藤由貴さん、市川さん、橋爪功さん…こうも人気者が揃うと民法ドラマみたいに感じてしまうのだけど、役所さんは違う。ほんとの映画俳優だなと。広瀬すずにも引き込まれた。存在感は唯一無二かな。願わくばずっと10代でいてほしい女優さんです。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "気疲れするけど、一見の価値はある\n -「被疑者側のシナリオ」は減刑を勝ち取るための戦術であって、真実である必要はない。だいたい、真実なんて誰にも分からない-そんな風にうそぶいていた福山雅治演じる弁護士が、少しずつ役所広司ワールドにひきずりこまれ、「いったい何が『ほんとう』なのか」という迷路にハマって行く様が良かったです。普通の映画だと、越えては行けない一線を越えて狂人の側へ踏み込んでしまう瞬間が分かりますが、この映画は自然に、本当にいつの間にか、役所さん演じる三隅のペースに因われていく感じが見事でした。関ヶ原でも好演されていた役所さんですが、個人的には本作の方が怖さと凄みを感じました。本来映画というのは、解釈の余地を残し、視聴者の判断に委ねる作り方をするものですが、そういった意味ではこの映画は極北にあるかもしれません。いわゆる法廷ものとも、真相を暴く刑事ものとも趣が違うので、そっち方面を期待していると肩透かしを食うかも。映画は留置所での被疑者と弁護士の接見シーンが多くの時間を占めます。絵的に圧迫感があるので、ストレスのはけ口とするためか、食事のシーンが結構あります。シリアスな映画なのに途中お腹がすいて微妙な気分になるかも知れないので、ご注意を。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "新しい「羅生門」。\n  この映画が「羅生門」の影響下にあることは誰も否定しないでしょう。福山、役所、広瀬、のアンサンブルは三船敏郎、森雅之、京マチ子のアンサンブルにも引けを取りませんでした。唯、斉藤由貴だけはミスキャストのような気がしました。 この映画の骨格が「羅生門」のコンセプトに似ているからといって、この映画を貶す気にはなれません。なぜなら、現在は映画の脚本が払底している時代だからです。もうあらかたの筋書きは書き尽くされてしまったのです。シリーズものの前日譚や後日譚、漫画を原作とした作品が跋扈しているのが、その証左なのではないのでしょうか。 現代という時代は創作者にとっては受難の時代なのでしょう。 最後の場面、福山雅治が十字路で佇む姿が印象的でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "結末はこれで良かったと思う\n すずちゃんが最初にスクリーンに登場した時から切なく涙が零れた。この映画の中のすずちゃんはすずちゃんではなく広瀬すずという女優だった。他の同世代の女優には出来ない、広瀬すずでしか出来ない表情と演技であったと思う。また福山さんと剛太郎さんは勿論だが役所さんの演技が素晴らしかった。満島くんもバラエティなどで見せる素顔とは違う側面も見せてくれた。それにしても原案から編集まで遺憾無く才能を発揮された是枝監督は凄いの一言である。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "弁護士の葛藤\n 同僚から助けを求められて引き受けることになった弁護する被告人は本編冒頭から犯行を自白していてどうやっても死刑判決だろとなる話を死刑を真逃れるようにしようと奮闘してく話ですね。すずちゃんが今までにあまりない特徴ある役柄でよかったですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあだった\n  物語が進むにしたがって犯人と被害者の人間性が浮き彫りになっていくのかと思ったら全くそうではなく、結局なんだったのか分らずじまいだった。見たかったものを見させてもらえないまま終わった。 弁護士と犯人との人間関係に重点がおかれていたけど、あんまり興味が持てず面白いとは感じられなくて眠くなってしまった。 弁護士と検察官と裁判官が打ち合わせしているところがよかった。 広瀬すずちゃんのびっこがわざとらしかった。本当にびっこなら、もっと小股で歩いて目立たなくしているのではないだろうか。 " + } + ] + }, + "203": { + "title": "君の膵臓をたべたい(2017)", + "reviews": [ + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "余命さえ全うさせてくれない現実\n 桜良ちゃんは病気と向き合い、悲しむことよりも楽しめることを優先して過ごしてきた。そんな中病気は最終段階まで行き、本人も死を悟り最後に旅行して終わることを決意。ただそれすらも運命は許してくれず最後は旅行に行けずに通り魔に殺されてしまう。病気を受け止め余命を楽しもうと決心しても時には人生はその保証すらもないんだよね。一日、一時間、一分いや一秒をどんなに大事にしていても未来は誰にもわからない。分からないからこそ楽しいんだが、同時に楽しいことばかりではなく残酷な事も待っているのかもしれない。だからこそ今やれる事、やりたい事を全うすることの大切さを感じさせてくれた。桜良ちゃんにとっての生き甲斐は人を幸せにすることだったんだろうね。それが時に悲しくなる時もあり、自分だけの事を考えて一人で生きている春樹に憧れたのであろう。ただそれは憧れであって、最後まで春樹や恭子の幸せを考えられずにはいられない。それが彼女にとってもしあわせな生き方だったのであろう。人それぞれ生き方、価値観がある。自分にないもの、できない事が時には羨ましく思うこともある。そういった事も含め自分の人生として取り入れ向き合い一日、一分、一秒を大切に生きていきたいと思った。 " + }, + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "備忘録\n 北村匠海君の演技がすごく良かった。評判でハードルがかなり上がっていたので題名に隠されたストーリーに少し期待外れ感もあったけど、素敵な作品だった。 " + }, + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "キモスイとは具にウナギの内臓を入れたお吸い物。シビレとはホルモン焼きの膵臓のこと\n  ロケ地はどこなんだろうと考えていたら、ほぼ滋賀県。12年後(現在)に登場する【僕】を演ずる小栗旬は『信長協奏曲』で彦根城をバックに大活躍していましたが、これもまた彦根市だったようだ。映画を観ただけではなぜだか理解できなかったのですが(原作に忠実らしい)、公式サイト等で主人公は【僕】という呼称が用いられている。まさか志賀春樹という名前だから滋賀県を選んだのではないかと疑ってもみましたが、【君】、【秘密を知ってるクラスメート】くん、【仲良し】くん、などと変化する過程が重要だったのですね・・・ 登場人物は少ないながらも妙があって、ヒロインの山内咲良(浜辺美波:石川県出身)の親友・恭子(大友花恋、12年後北川景子)の心情の変化や、委員長(桜田通)がいい人からストーカーに変貌するところとか、必ず「ガム、いる?」と言うガムくんも重要な役割を果たしていて、彼の優しさにも驚かされます。 12年という時を超えて・・・と、感動する仕掛けはあるのですが、それよりも咲良が『死ぬまでにしたい10のこと』のようにリストアップするものだから、あの映画もたしか12年ほど前のことだったと考えると、映画に集中できなくなりました。イマアイ、セカチュー、キミヨムなどと当時の映画の略称を思い出してしまうのです。そして今作はキミスイ。浜辺美波はTVドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』にも出演しているようですが、ここまで長いタイトルだと何と略するかもわかりません・・・ ストーリーには触れませんが、予告編を何度も見せられているので、もう映画が始まると同時にウルウルさせられちゃいました。満面の笑顔で「死ぬよ」と答える咲良のセリフだけで泣けるはずです。ヒロインが死ぬことはわかっているので、必ず泣けるベタな作品なのですが、意外と死んだというニュースが流れた時には何故か泣けません。2段階の仕掛けがあるので涙が乾いて安心していたら、最後にまた・・・という感じです。ふふふ。北川景子にも要注意です。 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "どこかで見たな\n と思う映画。誰か助けてください! " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おじさん泣いちゃったよ\n おじさん泣いちゃったよ " + }, + { + "date": "2019-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 君の膵臓を食べたいの理由滋賀春樹の悲しみに同感して感動した🥺🥺 " + }, + { + "date": "2019-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波\n 起伏のない、つまらない原作重視の作品化と思ったら…。浜辺美波という女優に敬服。辛い心を隠しながら明るく振る舞うその演技に脱帽した。何も期待していなかった映画だけに、途中から過去と現在がつながる瞬間、ぞくぞくした。共病日記を読んでいる瞬間、涙腺が緩んだ。人とのつながりって何だろう。そんな思いを馳せる、後味のよい作品だった。 " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "「僕と友達になって下さい」 人生は偶然じゃなく、ちゃんと自分で道を...\n 「僕と友達になって下さい」人生は偶然じゃなく、ちゃんと自分で道を選んで来ている桜良が春樹に魅かれる理由、納得! " + }, + { + "date": "2019-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "そんなに良く出来た映画とは思わないけれど、可愛いから好き。\n そんなに良く出来た映画とは思わないけれど、可愛いから好き。 " + }, + { + "date": "2019-05-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 共感することが多かったので、「僕」目線で観ました。君の膵臓をたべたい。君と通じていたい。君の一部になりたい。出会ったことがなくならないように。何にしてもタイトルのように思える人に、人生で何人出会えるでしょう。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "何故捜しに行かなかったのだろう? 「君の膵臓を食べたい」と送った事...\n 何故捜しに行かなかったのだろう?「君の膵臓を食べたい」と送った事が臆病にさせたのだろうか。 " + }, + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "勘違いはしたくないもの\n 彼女の生きている間にしたい望みは、あれだけ大きな家に住める富裕層あたりでないとポンとは出ない金額だったりするのに、おとぎ話とリアルを不用意に繋げてしまいそうな(彼女なりの運命の受け入れ方だったのかもしれないけれど)若者には危険な宗教観溢れるセリフがちらほら。結局は最後のシンクロに向けて必要なエッセンスを組み合わせていったらこの映画ができたのかなという感じ。若者にはウけるだろうな。なにより気持ちが入りきれなかったのは、16?17?にして浜辺美波のあの演技は凄いのだけど、日高のり子的「達ちゃん!」がいつ出てくるのだろうかと気になって仕方がないのは…年のせいなんだろうな。。。 " + }, + { + "date": "2019-04-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "世界の中心で愛をさけぶを思い出した( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )\n 予告編を見た時、教師の小栗旬が生徒と恋する話かと思って全く興味がなかったんですが、これ、冴えない男の子がクラスの人気者の女の子と恋をする、セカ中的な話だったんですね。セカ中を初めて見た時、長澤まさみさん、なんて透明感のある美しい子なんだとド肝を抜かれましたが、その役を浜辺美波さんがやってるって、嬉しい限り。 " + }, + { + "date": "2019-04-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これからの生き方\n 人はいつ死ぬかわからないし、今やりたいことがいつでもできるとは限らない。1日の価値、1時間の価値、1分間の価値は本当に大きいものだと思った。友達や家族だけじゃなくて、自分自身も大切にしようと思えた映画でした。言いたくても言えなかったもどかしさとか、どう思ってるのかな、という桜良と「僕」の探り合いの表情がすごく良かったと思う。最初この題名を聞いただけの時はカニバリズムかと思いました。見て良かったです。 " + }, + { + "date": "2019-04-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "みんないつ死ぬかわからないんだ\n 私のようなおじさんにはこういう高校生の純愛ものには弱いです。余命を宣告されても、もっと長く生きられる場合もあるし、逆にもっと短くなる場合もある事はもちろん知っている。ただ、その病気とは別の原因で余命の前に死んでしまうことがある。当たり前だけど。皮肉な展開ではあったけれど、そのことを改めて思い知らされた事は、ちょっと驚きだった。映画は基本的に前知識なしに見るたちなので、タイトルからホラー映画かなと思った。だが、出だしからいわゆる余命ものだとわかる。ただ、他の余命ものとはちょっと違った、敢えて言うなら、明るい余命もの(後半は結構泣き所も多いが)。全編、桜良の明るいキャラクターが満載で、それが一番の魅力の映画とも言える。人は病気でなくても、事故でも死ぬ。後で伏線となっている通り魔事件の新聞を見せ、桜良が言った言葉、「私も君も1日の価値は一緒だよ」は名言だ。表向きには明るい桜良であったが、桜良の死後、主人公が共病文庫を読んで、桜良の心の内面が分かった時、主人公と同様、ジーンとくるものがあった。特に最初に病院で出会った時は、病気なのが嘘みたいに明るい表情だったが、そのちょっと前、共病文庫を見つかってしまった瞬間の困ったような深刻な表情をしていて、明るい表情だったのが演技だとわかり泣けてくる。あと、図書の分類を間違えたのも気を引くための演技だったんだね。全体を通してソフトフォーカス多用の映像も嫌味がなく綺麗だ。ロケ地も絵のような美しさだ。特に何度もでてくる満開の桜がいい。最後の回想シーンで、図書館にいる桜良のところまで何枚かの桜の花びらが舞い込んでくるなんて、何とも心憎い演出だ。あと、エンディングのミスチルの曲も良かった。<印象に残ったセリフ>(主人公が桜良の元カレと喧嘩した後、彼女の家での会話)春樹(主人公):僕なんかがそばにいていいのかなー春樹が桜良とは偶然出会ったと言ったことに対してー桜良:私たちはみんな自分で選んでここに来たの君と私が同じクラスだったのもあの日、病院にいたのも偶然じゃない運命なんかでもない君がしてきた選択と私がしてきた選択が私たちを会わせたの私たちは自分の意思で出会ったんだよ " + }, + { + "date": "2019-04-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "素晴らしい\n CSでの放送で、遅ればせながら鑑賞。興味はあったものの、タイトルが客寄せっぽいし、アイドル系の映画というイメージもあり、後回しにしていたのを後悔。もっと早く観ればよかった。ベースは薄幸の美少女物語ではあるのだけれど、普通なら悲劇のヒロインの境遇を盛り上げていくが、この作品は彼女と「僕」との素直な関係性を淡々と掘り下げていく。さらにら過去と現在を組み合わせながら、強力で優しい物語に仕上げていて、気づいたらエンドロールで、とても感動していた。朴訥な「僕」(北村匠海)が泣くシーンは、最高でした。文章にするとどうしても月並みになってしまうので、これば観ないと、わからないでしょうね。前向きな気持ちになれるメッセージが込められた、素晴らしい作品です。 " + }, + { + "date": "2019-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今、観てる途中だけど\n いやーいい。まだ中盤までしか観てないけど、最近観た映画の中で、トップランキングに入るな。うん。2人で行く旅行先が地元の福岡で馴染みのある場所だし、桜良役の女優さん可愛い❤️途中までの感想ですが、全て観たらまた感想書きまーす。個人的には「ガムいる?」気に入ってます(笑)そしてそして個人的には「ガムいる」くんと恭子が結婚したのが嬉しいです。桜良と春樹春の樹に花を咲かせる桜。 " + }, + { + "date": "2019-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "過去と未来が交差する\n 突然知ってしまったクラスメイトの秘密。そこから、君の仲良しくんとして過ごす日々が始まる。人と関わらずに独りで過ごす僕。対照的に、人に囲まれ明るい君。2人が一緒に過ごした時間もきっかけも、全ては『偶然でも運命でもなく、自分が選択してきたことの結果』というセリフには凄く心が打たれました。1日でも長くと願っていた彼女が、あんな最後の迎え方、きっと悔しくてしかたなかったんじゃないかな。それでも、最後が近いと覚悟を決めていたこともあり、あの手紙に繋がっていく。お互いにお互いが憧れていた。お互いになりたいと思っていた。お互いに同じ事を思って同じ言葉を送っていた事に感動しました。北村くんが泣くシーンは、観てる方も泣かずにはいられない。主演2人の演技が素敵でした。そして、ガム君のキャラクターも愛おしい。大人の彼らも、きっとまたあそこから新しく関係を築いていくんだろうな。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーがすき\n とにかくストーリーが好きです。ラストの亡くなる理由もすごく好きです。序盤のニュースで伏線かなあと思ったことを、ラストには忘れていて、あれかー!となりました笑浜辺みなみさんは初めてお目にかかったのですが、演技があんまり好みじゃありませんでした。ものすごく絶賛されていてびっくりしているのですが、原作に忠実なのかな?だとしたら私がそもそも原作のキャラが無理ってことですね。 " + }, + { + "date": "2019-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞後の清々しい涙。\n CSで鑑賞。とにかくまず北村匠海という若い”役者”の演技に惹きこまれた。彼の最後の涙は素晴らしい。12年後の現代パートを補完している部分は原作にないようだが、何よりも全てが俯瞰で見たときに繋がっている作りになっていることが素晴らしく気持ちが良い。メールの部分は原作と違い、想像させる部分であり素晴らしくいい残し方なのかなと思わせる。浜辺美波の、菊池桃子のような、アイドルと言える喋り方そしてその中に悲哀がこもっているような顔役者陣がこの映画を完成させており、切なくも綺麗な涙を受け取る側に与える内容。そしてこの映画の表題「君の膵臓をたべたい」漢字で食べたいと表記せず平仮名で書かれている所もまた重要。生きることにとって、いかに”残る”かを提示しており、素晴らしい。ヒロインは不慮の事件に巻き込まれ死んでしまうが、それがまた作品の残す側に対しての”提示”をしている気がする。彼女の今の立ち位置で、どういう亡くなり方をするのか。周りの目からどういう亡くなり方なのか。死、というものをより鑑賞者に考えさせる作品。べた褒めしすぎるのも嫌なので(笑)きになる部分は、顔のカットの使い方引きで2Sを写しているシーンと寄りをパカパカ変えるシーンがあったもう少し、ここまでの演技をしている二人だったからこそ、彼らの表情をゆっくり見せる演出があったら、役者冥利に尽きる映画演出なのかなと思ってしまった。とにかく最高の邦画の一つだと思う。やっぱり日本アカデミー賞、ダテじゃないんだよね。 " + }, + { + "date": "2019-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ありがとう\n 浜辺美波が好きだ。北村匠海も、某栄養補助食品のCM観てから好きになった。自ずと観たくなった作品。冒頭、母校の図書館の整理を頼まれた教師の志賀が、何故それを嫌がるのか分からなかった。かつて図書委員として完璧な整理台帳を仕上げ、亡くなった山内咲良との想い出の場所であるはずの図書館を、遠ざけていた志賀の理由は、それもまた山内咲良の死が原因である事は後半に明らかになる。志賀と恭子が互いに言葉を交わさない理由も、そこで分かってくる。漸く言葉を交わした時に、閉ざされていた12年前の宝箱が開く。とても出来過ぎな筋だが、涙腺は冷静ではなかった。この作品は、浜辺美波無しでは語れない。あの凄まじい透明感ある女子高生は、確かに重病な所は微塵も感じられないが、それ故に命の儚さを十二分に表現している。恋愛はしてないが、恋愛だとは認識していないプラトニックな二人の邂逅も、観ている側を悶々とさせてくれる。志賀の内向的な性格がそれをリアルに表現していて尚良い。ここまでステキな浜辺美波を観せてくれたこの作品には感謝しかありません。 " + }, + { + "date": "2019-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あたたかい\n 浜辺美波さんの笑顔と声が素晴らしい。お母さん、自由にさせてくれてありがとう!あの時ああしておけばよかった…など思ってない。誰も後悔してない。みんな前向いてる。素晴らしい! " + }, + { + "date": "2019-01-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 私はこの話を最初小説で読みました。電車の中で読んでたりしたのですが先が読みたくてハイスピードで読んでいたら、途中から泣き出しそうになってしまって読むのを止めたのを覚えています。それを読んで何年後かに映画化するなんてその時は思ってもいませんでした。この映画を見て内容もとても良く、主演として出ていた二人をその映画で知り二人ともとても好きになりました。名前だけ聞いてえっ、って思う方もいると思いますがとにかく一度読んだり映画を見てもらいたいです。、 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "桜はね、散ったフリして咲き続けてるんだって\n 映画「君の膵臓をたべたい(2017)」(月川翔監督)から。テレビで何気なく見てしまった作品を、もう一度DVDで観直した。それくらい、もう一度じっくり台詞を確かめたいと思ったから。当然のように、メモは増えた。その中から選んだのは、物語後半、膵臓を病魔に冒された主人公、山内桜良さんが、季節はずれの時期に「満開の桜を見たい」と言ったシーン。「今、何月だと思ってんの、もうとっくに散って・・」と返した僕に、彼女は、近づく死の恐怖に怯えながらも、明るい笑顔を見せてこう言う。「桜はね、散ったフリして咲き続けてるんだって、散ったように見せかけて、実は、すぐ次の芽をつけて眠ってる。散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れているだけ。そして、あったかい季節になったら、また一気に花開くの、サープラーイズって」「桜良」(さくら)という名前と、このシーンが妙に引っかかった。私は死なない、死にたくない・・みんなの心の中で生き続けたい、そんな想いが伝わってきて、胸が熱くなった。原作となった同名小説や、アニメバージョンの映画に関しても、興味を持ったので、比較してみたくなった作品である。 " + }, + { + "date": "2019-01-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "美しき記憶を埋めることは全身全霊の言霊\n 本を読む。難しい言葉が出てきたら流し読んだりしたりする。たまに調べたりする。調べても調べても頭に入ってこない単語や言葉があったりする。かといって文字を嫌いになったりしない、本を読むのもやめたりしない。最近はまた本もまた人気が出てきてる気がする。漫画そう漫画はまさに日本の文化の一つではないだろうか?俳優、夏目雅子さん樹木希林さん松田優作さん緒形拳さんなどなど病気を患いながらギリギリまで仕事をして天にあがった人は本当にすごいし生きた感満載だと思う。この作品の登場人物、山内桜良さんが僕に当て放つ言葉がグイグイ胸に突き刺さる。僕は本を読む人。真面目な好青年。高校生。僕の頭の中が見えないわからない、そんな気持ちでずっと見てた。表の部分は見える、なんとなく想像もつく。でもでも、チョットチョットと大人目線で見てる自分を忘れギリギリ歯がゆさを感じながらジッと見る。余命一年の宣告。想像することは出来てもそれは全くのマガイモノと認識しながら想像するしかないだろう。一生僕は幸せに生きると思う。長々と生きててもこんなやりとり味わえることなどないのだから。宝物箱を胸に脳裏に心に持ち続けれる。こんな幸せなことはない。余命一年の宣告私がもし受けたとしたら、こんなに美しく人を愛し綺麗な生き様を見せることは出来ないだろう。でも人はいずれ同じ道を歩む、最後がわかればそれに越したことはない。準備が出来て、少しでも周りの人に優しい言葉をかけ人になにかしてあげられるのだから。突然死・災害・事故・その他様々な形で最愛の人が急にいなくなった方々も数数えれないぐらいにいると思う。悲しい悲しい打ちひしがれる孤独な気持ちをポジティブに変えていく力を身につける事は並大抵ではないと思う。私も実際間違いなく無理で偉そうなことは言えないのだが時間の解決はないと思う。考えることはただ一つ人に優しく、どれだけ人に寄り添えるかではないかと思う。いきなり一瞬で人が消えて全くどうしたら、何を考えて生きて行ったらいいかと思い考えてる人は無数にいるのだから人に優しく人に寄り添い生きることが桜を待ち望み桜散っても桜は胸にありまた桜を待ち暖かく生きて行ける。難しいむずかしいけど、このような美しく純粋な作品を見たらついつい長々と書き綴ってしまった。私の感情論。(笑) " + }, + { + "date": "2018-12-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とってもよかった\n 二人の関係も親友との関係もいいし、とてもステキな映画だった自分には持っていないものを持ってる相手に惹かれるのは身を持って感じてる浜辺美波かわいすぎるな " + }, + { + "date": "2018-12-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらない。原作と違う\n 原作と映画比べたら映画では僕とキョウコが結婚し小栗旬は母校で教師になった設定で終わりますがはっきり言って原作には書いていません。映画ではオリジナルにされているのではないのか?浜辺美波さんは演技よかったんだけど北川景子と小栗旬が好きじゃない。アニメのほうがよかったな。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "原作よりよかったです\n タイトルが話題にもなり、映画化もされ気にもなっていたので文庫化された際、早速読んでみました。正直な感想として悪くはないけれど映画の宣伝文句『ラスト、きっとこのタイトルに涙する。』に違和感を感じてました。あくまでも原作読後の感想としてですが。ちょっとまどろっこしい言い回しやヒロインの明るすぎるところがちょっと不思議な感じでした。映画の方はタイミングを逸して観てなかったので、テレビ放送を機に録画してあったものを改めて観てみました。現在の主人公と回想シーンと交互に進められるストーリー展開はよくある手法ではありますが、原作での不満(違和感?)を払拭できていい脚本になっていたと思います。人の運命なんて、明日のことさえ誰にもわからないんだ、っていう無情さを感じるとともに原作以上に考えさせられるいい仕上がりでした。若かりし頃友人と「小説と映画とどちらが偉いか?」という今思えばバカらしい議論をした際、映画好きの友人が「いい映画は原作を超えて活かすことができる!」と力説していたこと、今更ながら思い出しました。回想の主人公たちが可愛く、カッコよすぎること。そのまま大人になっても小栗、北川、上地じゃないよな〜の違和感だけは残りましたが。東出昌大、(年代が違うけど)常盤貴子、山崎樹範だったらよかったかな?! " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動した\n 感動した。予想していたのと違ってとても良かった現在になった時の俳優はもっと似せたらいいのに。録画で見ていて、見終わった後何気なくもう一度見ていたら、止まらなくなったただ、登場人物のもっと深い気持ちも描いてあったらよかったと思う " + }, + { + "date": "2018-11-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "可愛い\n とにかく浜辺美波が可愛い。抜群の透明感、愛らしさ。出来れば、彼女と関わった事で、男の子の大人になってからの性格が、もう少し社交的になっている設定の方が良かったかなー。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 泣けるなんかもーなんとも言えないがんばろうと思える " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに映画を見て泣いた\n 明日の事は分からない。今したい事を一生懸命した方がいいって改めて思った。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "5とか4とか、本気ですか\n 昔陰気で奥手な中学生だった内弁慶のプライドの高い男が人生経験浅く成長しないまま妄想を垂れ流してるような設定の、安い話なのですが。美少女小悪魔にしつこく言い寄られ”俺は嫌なんだけど“アピール。こういうシチュエーションを期待してるくせに。でドキドキさせてくれて美少女は若くして死ぬ。使い古された「難病・美少女・夭折」。寸止めで美少女は”綺麗なまま“死なないといけない。ここにキモい願望がある気がする。死んどきゃおばさんにならず綺麗なままという都合の良さ。“切ない純愛風の妄想膨らましました!でも夢なので細かいとこ覚えてません!”て感じ。こんなに文句言いたくなる映画も久しぶり。 " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "女子は男子よりも数年先に大人になるのだなとあらためて思った。 内容...\n 女子は男子よりも数年先に大人になるのだなとあらためて思った。内容違うし、こちらは死なないが 僕らのごはんは明日で待ってるに近い余韻が残った。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった\n 『君の膵臓をたべたい』この作品は、原作も読んでいて、実写されると聞いて物凄く楽しみにしていた作品でした。そして、主演のお二人、同世代なのに素朴でナチュラルでとっても魅力的なお芝居をされる方達で、、浜辺美波さんの圧倒的ヒロイン感や儚さと北村匠海さんのシンプルで真正面からぶつかってくる熱量のあるお芝居が合わさって切なさの加減が効いてなくてどこまでも押し寄せて来ていました、ネタバレをしてしまうといけないので内容についてはあまり触れないでおこうと思います、前半の輝き、彼女の眩しさが時間を経て行くうちにどんどん切なくなっていって、微笑みが哀しくてふつふつと溜まっているものがいつ零れて、溢れてしまうのか、その危うさが美しいなぁ、と。でも眩しさは留まらずずっと駆け抜けて行くからどうしようもなく苦しい気持ちになりました。病気を題材にした作品は泣かせにかかってくる、、と思いがちなのですが、とってもピュアな二人でそっと置いて行くような言葉や想いが凄く爽やかな気持ちにさせてくれてますお二人の声がずっと聴いていたいくらい心地よくて、あったかくて、だからこそ余計に愛おしく、ここにいる全ての方に愛を感じます凄い熱量だなぁ、、、、こちらに語りかけてくれるような優しさがそれを作り上げた凛としたお二方の目のお芝居が尊い、です。。。  " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろな選択で今がある\n 原作は発売当時に読み、映画化されると聞き楽しみにしていました。原作の桜良の愛らしさと声のイメージに、浜辺美波さんが見事にピッタリで、北村匠海君もあんなにカッコ良くはないけど、思春期のピュアな感情を淡々とした演技で表現してるのが良かったです。桜良の生き方は、あの若さではなかなかできない事だと思うし、強い人だと思います。だからと言って、決して死を美化してはいけないものだと思いますが、そこが物語なのでしょう…。物語の中で幾つか素敵な言葉がありましたが、中でも『私と君の人生のいろいろな選択があって、今こうしている』という言葉はとても印象に残りました。原作の良さを引き出しながら、素敵な映画だったと思います👍 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "若かりし頃を思い出す。\n #君膵 #君の膵臓をたべたい学生の時はあんな感じだったなと、思い出してしまう。もっと周りを気にして見ていたら何かが変わってたかもしれない。小栗旬の演技に泣いてしまいそうだったが、それ以上にあの場面で。 " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n この映画は、今を生きている。の一つの解なのだろう。日々ダラダラ生きるのも一つの解なのだろう。ただ、前者の方が面白そうだ( ̄∀ ̄) " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よくある話\n なんていうか…こんなお話よくあるよね。涙もろい俺が泣けなかった…個人的に好きな星の王子様は関係あるようでそこまで関係なかったのね " + }, + { + "date": "2018-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。 しっかりと間を作...\n 最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。しっかりと間を作って絞り出す声、、その後の嗚咽交じりの号泣演出及び俳優の演技にしびれました。原作読んでない故、忠実性等の評価はできないので他の方にお任せします。アニメを見た方もぜひ本映画も見てほしい。ほんとに " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "心が震える時間\n 恥じがいもなく話題作だから観てしまったが、いやいやこれはかなりの問題作である。最近はドラマも映画も原作が漫画ばかり。今の漫画も原作者と作画が違う事が多いけど文章だけでストーリーを紡げない時代になったのかなあ、悲しいぜ。と言うことであまり期待もせず下らないガキ向けのラブストーリーかと…すいません、なめてました反省。多くの人がそうでしょうけど、題名からしてグロテスクな物を想像してしまいましたが、これは非常に理解が難しいというより評価が難しい作品だ。まず、個人的にはラブストーリーではないと思います。最後まで好きだとか愛してるって言葉は出てこない。まだ、好きになるって自覚する寸前のモヤモヤした感じを作品の最初から最後まで感じて終わるある意味イライラする部分が前半から続きます。だけど後半は一気に話が進む。予測された死ではなく唐突の死。この流れが素晴らしい、そして死後に明かされる君からのイタズラ的な贈り物、ラストシーンまでの流れは期待を裏切り心に響きます。ピュアで繊細な十代の頃を思い出しました。前半は日本アカデミー賞も落ちたなあと思ったけど最後までみて良かった。映画としては浜辺美波の天使の演技とぼくとつで不器用、ねくらでネガティブな北村匠海の演技のコントラストがこね作品の鍵ですね。ぼくとつな小栗旬とキラキラな北川景子が脇役だもんね、ある意味豪華。ま、突っ込み処はあるけれどなかなか見ていて恥ずかしくなるほどの純粋さって死を意識して生まれるものなのかなあ。最後にアニメのCMがあったけど観たいって思ってしまった。う~ん、オジサン一人で観に行くのはかなりかなり勇気がいるがここは作品の中の言葉を思い出さしてがんばってみようと思う。 " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大人になってしまった人にこそ観て欲しい\n 気にはなってましたが、タイトルの奇抜さと高校生の恋愛モノだと思い敬遠してました。いい大人になり、もう感情は冷めきったモノだと思っておりましたが…。想像以上に心が揺さぶられました。心の奥にしまい込んでいましたが、私自身も過去に「僕」と似た様な経験をしておりました。誰かと心を通い合わせる事の嬉しさ、喜び、1日1日を大切にいきる事。忙しい日々により忘れてしまっていた、とても大切な事を思い出させてくれました。原作もすぐ読みました。作者の思いが強く感じられました。終盤の描写が細かいので未読の方は是非読んでほしいです。脱線してしまいましたが、映画は主演の2人の魅力が素晴らしかったです。他の人ではこうはならなかったと思います。他の俳優陣も演出も素晴らしかった。ここまで印象に残る作品は初めてでした。この作品に出会えて本当に良かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "愛してると言わないからこそ\n 「愛してる」と言ってしまったら、その言葉を超えることは出来ない。言葉の表現力を超越した映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "アニメ版で感動して、今作でも感動した!!\n ・浜辺さん演じる桜良がスゴく魅力的で終始引き込まれた。桜良はいつも明るくて強く立派な娘に見えてるが、時折見せる弱い部分にやっぱり彼女も同じ普通の娘なんだなって思い胸がキュンとなった。・とてもとても悲しい生命の終わり方で切なくてたまらないけど、12年越しの宝探しで見つけた遺書を読んだことによって、ようやく先に進めることが出来るようになった僕を観て心打たれた。・これからも沢山のことを選択して生きていくのですが、選択したことによって出会う人々を大切に、選択したことによって訪れていく1日1日を大切に生きて行こうと思った。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "セカチュウと似てると思ったが。。\n 途中までセカチュウっぽい話だなー。と思いながら見てた。ただ、結末の違いにこの作品の深さを感じた。やはり最後はどうしも泣けてしまう展開に。。ずるい。浜辺美波のわざとらしいセリフが最初違和感ありまくりだったけど、段々慣れてくると可愛く見えてくる。無理にでも元気に見せているからああいうキャラなのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "タイトルの意味が素敵に思える泣ける映画\n 病気で亡くなる悲しい映画だと思ってましたが、いろいろな感情が沸き上がってくるとは、思いもしませんでした。いい映画です。本当に。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読んでたら感動薄れるかも\n 原作読んでたら感動薄れるかも " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "トラウマ\n ★通り魔殺人で死んだ助けることができなかったただ待っていた痛たかったやろなどのみち死ぬのか先生になった手紙をみつけた自分をゆるすことができるのか自分を好きになれるのかそして人を好きになれるのか◆大人になった僕は.そんな感じやった " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一型糖尿病を題材にした作品だと思う\n 作品の中では、「ある病気」としか言われていないが、血糖測定器やインスリン注射器を持っている(僕が桜良にポーチをとってと言われたところ)事と、台詞に「治らない」や「膵臓が壊れている」と言っている所からもそうと言えます。女性はホルモンの影響で、10~20代は高くなりやすい、(一型糖尿病でしかホルモンの影響は受けない)共感できる所もあるけれど、ケーキバイキングや自分のお弁当を食べてから、人のを欲しがるのは以上だし、コントロールが悪くてあと一年くらいと診断を受けていて改善がなければ、短命になります。(過去には一型糖尿病は短命の病気とされていました)高血糖で食欲が無限になってしまっているのか、昔はよく長生き出来ない病と言われていたので、その事を書いているのでしょう。友達、家族、先生、病気と新たに仲良くなった僕との関わりを描いた作品で、亡くなった後も周りの人がどう過ごして居るかを忠実に描かれており、彼女に対する周囲の思いが涙を誘う。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "「一日」の大切さ\n 原作も未読だったが故にもちろんオチも知るはずもなく、勝手に「若者向けの映画」と決めつけて劇場はスルーしてしまった本作だが、まさかの涙で当時の自分に反省するしかない状態になった。想いを寄せる相手が病で余命宣告をされているという設定は知っていたが、正直「病気モノ」は最近でもメジャー過ぎないか?と原作と本作のヒットに疑問を抱いていたが、これはそんな単純な感動物語ではなく、私が全く想像していなかった形で幕を下ろすのである。深い悲しみの後に、私は半分忘れていたような、「一日一日を大切に生きる」という簡単ではあるが歳を重ねるにつれ薄れていくものを思い出した気がする。病気だろうが健康だろうが、明日突然命を断つ可能性はほぼ皆平等である。だからこそ日々を適当に過ごすのではなく、大切に過ごして胸に刻むべきなんだろう。そんなことに気づかされた。主演の二人が高校生役ということもあってか、所々「胸キュン」シーンが登場する。主演の浜辺美波演じる桜良の話し方や仕草、言動などで男子の方がキュンキュンするだろう。かなりぶりっ子といえばおしまいだが、浜辺美波はそういう役でも嫌味っぽくないため、安心して見ていられる。本当にかわいい所は徹底的にかわいいので、思わず笑みがこぼれる。そうさせてからの涙はやはり卑怯だ。この構成にはやられる。2時間で描くと展開が早すぎるように感じる箇所も出てはくるが、よくまとめてあると思う。大人になった主人公の話は映画版のオリジナルだが、それも物語を引き立てていて大変良い。久しぶりに観賞後にまた見返したくなる作品に出会った。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "個人的には、\n 原作小説より、映画版のがよかったです!個人的にはね! " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "浜辺美波は最高\n ストーリーとセリフはありきたりな退屈さ。浜辺美波の演技が全て。ドキュメンタリーかと思わされる、過不足のない、神技の姿に涙が止まらない。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画終了後「はあ、良かったぁ」という声が回りから聞こえました\n 長くなります すみません原作、コミック、実写を見て、そして今回のアニメ映画を見ましたその上での感想を述べたいと思います良かった点は数多くあるのですが、私が注目したのは「演技」です中でも主人公の声を当てた高杉さん、これが思った以上に、というかこれ以外ないだろと思うほどはまっていましたYouTubeに上がっている予告動画のコメント欄に上がっていた「なぜ主人公の声を当てる人が俳優なのか」といった批判の類いのコメントを多く見ました 私も映画を見るまでは同じ意見でした アニメなんだから声優を使えよ、と確かに最初はお世辞にも上手くありませんでした 感情をあまり表に出さないキャラなので違和感はあまり感じませんでしたが、若干棒読み感が否めませんでしたしかし、ストーリーが進むのにつれ、主人公が成長していくのにあわせて演技どんどん良くなっていくのをかんじました ストーリー通りにアテレコしていたのもあると思いますこれは元々演技力が高い声優さんでは演技するのは逆に難しいかもしれませんそういった点を踏まえると、高杉さんを起用したのは正解だったと思います高杉さんの演技で泣かされるとはおもっていませんでした次に、悪かった点ですが、本当に素晴らしい作品なのですが、間違っても100点ではなかったですその理由は一つだけです原作を呼んだ方は分かると思うのですが、一番泣けるところ、あそこの演出です 自分で想像していたものと大きく違いました詳しくは書きませんが、ゴチャゴチャしすぎていた気がします 原作者さんが一番伝えたかったところだと思うので、もっとシンプルでも良かった気がしなくもないです最後に あくまで個人的にですが、悪かった点一つ以外は批判するところが見つかりませんそれほどこの作品は完成度が高いですし、感動し何度かこみ上げて泣いてしまいました語彙力がなく、上手く伝えられないのですがこの作品に出会えたことに心から感謝したいです " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "脚本、ほんと良かったです。同じ脚本家の映画をもっと観たくなりました🎵\n 脚本、ほんと良かったです。同じ脚本家の映画をもっと観たくなりました🎵 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こんな作品、初めてです\n この作品は、人生を豊かにさせてくれる一曲のようです。観ると、胸がいっぱいになります。5回、いや8回観た、というコメント読みました。そのコメント、最初は信じられませんでした。作品全体が、すばらしい。流れる映像が、どれもきれい。美しい言葉遣い。桜良のこまやかな表情、仕草、僕への諭すような言葉。普通よりゆったりと交わされる二人の会話のテンポ、ところどころに散りばめられた満開の桜。原作・脚本・監督の意図したものが、2回観るとようやく分かります。3回目からは、観ていると、心をハグされているような気持ちになります。だから、何回も観たくなる。お気に入りの曲を、繰り返し聴くように。浜辺美波の演技や桜良を好きになれないという方もいます。実際自分も、この映画を初めて観た時、同じようなことを感じていました。けれども、桜良が亡くなり、回想シーンが流れると、そんな気持ちは、どこかへ消え去りました。浜辺美波は、まさに適役で、すごく好演しています。ナレーションの語りも、情感があふれていて、本当にうまい。この声にも、心がハグされます。北村匠海も同様に、適役ですね。桜良のお母さんと、僕が話をするシーン。お母さんの表情がとても好きです。お母さんも適役です。ハグと言えば、何で僕は病院で、桜良をもっと強くハグしてやらなかったのか。それだけが、不満です。日本人が好きな美しい桜の映像と共に、「人間関係を構築することの大切さ」、「生きるってどういうこと」、「人生の意味」について、この作品は、一つの示唆を与えてくれます。気持ちが寂しくなった時、何度でも観たい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "運命ではなく\n 二人が出逢ったのは運命ではなくそれぞれの意思に基づく選択が重なって起きた事だと言う桜良のセリフが印象的だった。「明日死ぬかも知れない」それは前から思っていた事だけど、主人公の最後が残酷だったのはそれを強調するためだったように感じて改めて今を生きることが大切だと痛感させられる映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あぁ、僕もいつか死ぬんだ\n 人はいつか死ぬ。わかっているようで、実は目をそらし続けている人は多いと思う。この映画を見終わったとき「あぁ、僕もいつか死ぬんだ」と思った。小栗旬の「甘えていたんだ」という言葉がとても印象的で頭にずっと残っている。人はいつか死ぬ。どんなに今を懸命に生きていても。どんなに生きたいと思っていても。どんなにそばにい続けたいと思っても。そんな生きることの尊さ、理不尽さが作品を常に包んでいたからこそ、二人の一つ一つのやりとりが心に強く訴えかけてくるんだと思った。星の王子さまを読もう。そしてもう一度この映画を見たい。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても良かったです‼️\n 切なくて泣ける。ただそれだけ。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "生きること\n タイトルがサイコホラーだけど、作品の尊さを表現する秀逸な言葉だった。一方通行じゃなくて、二人の間で交わされる言葉だったとは。生きることは心を通わせることって真実が印象的。お互いを認め合って、敬意と愛情を持ってこその、君の膵臓をたべたい。彼女は本当に、ちゃんと生きることができたんだな〜。自分だけじゃなくて、周りの人の心も繋げる姿に感動。彼女が生きた証として、主人公と友達の関係が続きますようにって思う。彼女が亡くなる展開はまさかだったけど、明日死ぬかもわからない、1日の価値はみんな一緒ってメッセージが刺さる。いい話だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人生のベストセラーの1つ\n 面白くなかった人もいるみたいだけど、自分の意見を言うならば、見てて辛い。この作品を見て何を感じるのかは、見た人、辛くなった人しかわからないと思う。桜良のこともそうだけど、僕の事を考えるだけでも頭の中が作品に蹂躙される。人生がとても辛く感じる自分には、いろんな意味でこの作品は良かったです。原作も買ったので、今から読みます。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "生涯ベストくらい良かった\n 浜辺美波って本名なんだね。一発で好きになったこの女優さん。今後の活躍も期待してます。小栗旬もちょっと暗い性格の役をさせたら、ものすごくいいんだよね。1回目でもすでに感動してやばいけど、2回目見るとかなり序盤からウルウルくるよ。3回目は、それがわかってるから見る勇気がない。他の人のレビュー見てても泣きそうになる。『膵臓を食べる』この意味を考えながら見てほしい。はじめは『桜良』の心境ばかり見てしまうけど、2回目『僕』の心境を考えるとまた感動してしまう。この映画、全然相手のこと『好き』って言わない。『好き』って言わないことに意味もある。よく考えましょう!感じましょう!そうすると見えてくるものもある。『鳥の肝臓も食べたい』とか冗談行っちゃうけど、やっぱ『君の膵臓を食べたい』だよね。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと不満\n 原作(小説)は読んでないけどコミックを読んだ後でこの映画を楽しみに観たのに、何だか余計な描写が多かったりかなり元のあらすじが編集されてたのであまり感動しなかった。なぜ大人になってからの描写が必要だったのか?そんな設定をするぐらいならその時間分もっと原作(コミック)に近い描写をしてほしかった。コミックに全く忠実に制作することは難しいかもしれないけど、3割ぐらいは全く別物のような感じがした。映画だけを観るなら良いかもしれないけど、少なくとも原作やコミックを読んだ後で映画を観ると少々失望しちゃうかも。逆ならまだ良いかもしれない。あと気になったのは男性の主人公(志賀春樹)が、人と付き合うのが苦手になった理由の1つに身体が小さいと言うことで自分に自身が持てなかったという設定があり、コミックでも桜良とほぼ同じ体つきで設定されてたのに、映画では相当身長さがあったのも気になった。演技に問題があると言うのでなくキャスティングの設定にもう少し原作に忠実な配慮が欲しかったかな。そういった細かい描写や設定の違いも物足りなかった理由の1つかも。全体的な感想としてはやはり少し違和感が残ったし感動も半減した感じ。(コミックでは本気で泣けた)アニメ版に期待したい。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ホラー映画のようなタイトル(?)\n いやぁ、やられました…元気な娘がだんだん弱ってくってのは、よくあるタイプの作品だけど、そのよくあるタイプの作品にやられました…ただ、コレ『四月は君の嘘』に似てるような…個人的には『四月は君の嘘』のが断然好きだったけどね~それにしても、浜辺美波にもやられました(^_^;)ただでさえあんなに可愛いのに、あんなにグイグイ来られたら、惚れてまうやろ~!ってゆーか、北村匠海が小栗旬になるかねぇ~?って、それより矢本悠馬が○○には、ならへんやろ~ " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "小説「星の王子さま」を読んでみよう\n 小説「星の王子さま」が象徴的に出てきます。ぼくは小説「星の王子さま」を読んだことがないので、作品との関連性はわかりません。主人公(僕)が、誰かが落とした日記(共病文庫)を読んでしまったことで、クラスメイトの秘密を知ってしまう。クラスで人気のある女子、山内桜良は膵臓の病気であと数年で死んでしまう。という秘密を。ハイライトは、僕「キミにとって“生きる”ってどういうこと?」桜良「えっ? うわあ 真面目かよう(苦笑い)」桜良「誰かと心を通わせること・・・・・・・かな?」桜良「誰かを認める (誰かを)好きになる (誰かを)嫌いになる 誰かと一緒にいて手を繋ぐ (誰かと)ハグをする すれ違う(誰かと仲違いをする)・・・・・・・それが生きる」桜良「自分一人じゃ“生きてる”ってわからない   好きなのに嫌い 楽しいのに鬱陶しい そういうまどろっこしさが 人との関わりが・・・・・・・わたしが“生きてる”って証明だと思う」人と関わることが苦手な主人公(僕)が、人と関わることが好きな山内桜良と付き合うことによって、人と関わることが好きな人間に変わる。ストーリーとなっている。視聴後、ぼくは、「小説「星の王子さま」を読んでみよう」と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "桜良の魅力に尽きる❗️明るい笑顔の裏に隠された桜良の想いに涙\n この映画をみて主役の桜良役を演じた浜辺美波の虜になった人はおそらく多いだろう。それだけ余命短い中で恐怖心を抱えながらも、「ほんとに死んじゃうの」と思わず疑っちゃうくらい表には明るい笑顔でふるまう桜良という女の子に魅力を感じたし、浜辺美波さんは見事に演じていたと思う。余談だが、今後彼女は絶対いい女優さんになると思う❗️この物語は人と向き合うことを避けて通っていつも一人でいる「僕」という人間が、観客と同じように、死と向き合いながらも純真爛漫にふるまう彼女に惹かれていき少しずつ変わっていく物語にも感じた。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "泣けました\n 主演の2人が本当によかったです。浜辺美波さん、桜良の愛らしさが素敵で。とても可愛かった。北村匠海さんは静かな学生の僕を自然に演じてたそれにミスチルの歌が最高にmuchしていてこの映画と歌とか合わさって凄く泣けました " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "涙しか出ない\n 王道の【恋愛キュンキュンもの】ではないのが良い!「好きだ」「愛している」的な言葉のやり取りはありません。お互い両思いであるのは間違いないのですが、単なる恋愛感情だけでなく、よりよく生きるためにお互いを必要としる特別な関係なんですよね。今、マリッジブルーで落ち込んでたけど、自分の悩みがちっぽけに思えた。1日1日を大切にして、好きな人を信用して生きていこうって思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "原作未読\n 原作は友達に借りたけど、結局読まなかった。学生の2人の雰囲気が独特だけど素敵で、病気なはずなのにシリアスになりすぎず見れた。桜良が亡くなった時は驚いた。涙が出た。作品の雰囲気すごく好きでした。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "“誰か”と生きていくことが人生の醍醐味\n 「日曜プライム」での地上波初放送を録画したものを鑑賞。映画公開前に原作を読み、観に行きたかったものの叶わなかったので、今回の放送を大変楽しみにしていました。本当に観ることができて良かった、と思わせてくれた作品でした。原作を読む前は単に“難病物”の変化球を狙っているのかな、と漠然と思っていましたが、読了後にはそんな偏見を見事に粉砕してくれました。そして、期待を遥かに凌駕する悲しくも瑞々しく温かい感動を与えてくれました。一見不気味なタイトルと、内容のギャップも去ることながら、それに籠められた深いメッセージに涙が止まりませんでした。原作の桜良そのものを体現している浜辺美波の抜群の透明感にやられてしまいました。イメージ通りでした。天真爛漫で、語り手である“僕”を振り回す様が、とてつもなくキュート。彼女はそこに確かに存在しているのに、どこか浮世離れしているというか、神秘的な雰囲気をまとっているような気がしました。まるで天使か何かのように、“僕”や周囲の人々を導き諭してくれているようでした…。どこかふわっとした映像の質感が何だかファンタジックで、その雰囲気を上手く表現しているように感じました。語り部である“僕”の成長物語としての側面もめちゃくちゃGood。他者との関わりを絶って生きていこうとする“僕”が、桜良と関わっていくことで、知らず知らずの内に彼女のことを考え思いやるようになり、心の中に他者の存在を受け入れるスペースが出来上がっていく様子を、北村匠海が繊細に演じていました。彼女のために流す涙が、全てを物語っているように思いました。原作には無い大人パートは、若手の出演者だけではヒットしないだろう、と考えた興行側の力学が働いて挿入されたのだと勘繰りたくなりましたが、観ている内にそういうわけでもないかな、と感じました。時が経ってもなお、彼らの心の中に生き続け、“生きるとはどういうことなのか”を伝え続ける桜良の存在は、もともと彼女の理想的な人生の結末であり、誰かと関わり続けていくことでしか生きることができない“人間”という存在そのものの象徴のように思いました。大人パートがあることで、その側面が原作よりも強調され、補強されているような気がしました。“誰かとの繋がり無しには成り立たない人生”というテーマを描くと同時に、“運命”というものの残酷さとやるせなさも描かれていました。“神はサイコロを振らない”とはこういうことなのか、と…。桜良のような運命を背負わされたとしても、それを全うし、人生を自分なりに生き抜くことができるかどうかは未知数であり、1分先に自分がどうなっているのかは誰にも分かりません。しかし、“生き抜く”ことよりも、それまでの“生き方”がどうだったのかが、私たちの人生が結末を迎えた後に重要になってくることなのではないかな、と思いました。先が見えない、だけど生きていかなくちゃいけない…それがこの世界であり、ひとつの生き物が背負っている宿命です…。桜良は病と向き合う中で、自分の生き方や考え方を客観的に見つめ直すことで、自分の人生のあるべき姿を発見したのだと思います。そこから自分に欠けているものを持つ“僕”に憧れを抱き、“僕”の方も自分には無いものを持っている彼女に次第に惹かれていきました…。そんな桜良のひたむきな生き方が、彼女が死してなおずっと彼らの人生の中に残り続けている…。これこそが人間のあるべき姿であり理想なのではないかなぁ、と。究極的な他者との関わりが描かれている作品だな、と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良すぎ\n 泣ける " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "何回見てもいいですね。✨\n 仕事や生活などで、嫌なこと、つらいことが続いた時、見てます。生きることや、今のこの時間の大切を教えてもらってます。ほんまに、この映画に出会えよかったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "劇場で見て良かった\n 1回目 劇場観賞3ヵ所ぐらい泣き所がある主人公が共病日記を読むところ恭子に当てた遺書主人公に当てた遺書女の子がとにかくかわいい。演技も自然で、違和感なく見れる終始かわいいので、シリアスな場面もなんか泣けない通り魔に刺さされて死ぬ。でもその前から、体の自由がきかなく寿命は近い。死ぬ理由が唐突過ぎて、面食らった感じ。会話の中で明日生きられるのはわからないよと、シーンもあるので、前置きはしてある。原作では?会話を良く聞いておかないと、あとの話しにかかってこない。主人公がメールで、一度書いた内容を消して、「君の膵臓~」の一行にするが、女の子も主人公と同じ内容のことを遺書に書き残している女の子が主人公に惚れた理由が弱い気がする。北川景子は、気にしないこと、いないと思うように見ること。あんまり関わりがないので。主人公に共病文庫を見られて、2か月で、女の子が死んでしまう。膵臓を食べることで、自分の中で生き続ける。真実か挑戦か。恋愛しない、恋愛映画。いつも笑顔なのに、悲しい表情のときは画面に見せないようにする撮り方もよかった。二人だけにしか通じない合言葉「君の膵臓~」これだけで思いが伝わる。2回目 テレビでの視聴さくらが通り魔に刺されて死んだことに対しての周りの反応が希薄。泣き崩れるクラスメイトや両親の犯人への恨み等の描写が全然ない。いくら先がないとはいえ、こんなかたちで娘の命が奪われることに両親の感情部分に触れてもいいのではないかと思った。主人公だけはしっかり見せているあたり、主人公だけで事足りると考えたのか。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "まいりました\n 運命を信じます自分の歩む道が決められているとも思いますでも進んできた道しか分からないだったら運命など無いのと一緒振り返ったどう生きたか確かめることは出来るそれが自分の運命でありそこまでの結果なのだから何もせずただ成り行きに任せるのこともあるでしょ必死になってもがき苦しむ時だってあるサイの目で決める事もあるかも知れないしその時々それぞれ声を出して泣いた事がある悲しみが止まらなかった事がある勘弁してほしい、この映画のせいで思い出してしまった " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "恋愛\n 最後まで観てしまった " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "小説と映画の違い\n 先に小説を読んでしまった私としては、ちょっとと思うとことがいくつか。小説のストーリーや、会話の受け答えなどがよいと思い、最後には泣くまで感動した。...ただ、映画だと当たり前だけど始まり方、ストーリーの展開、会話文。色々なものが欠如していて「あぁ...、そこはそうじゃないっ」てもどかしくなってしまった。初めて映画を見る人には涙腺崩壊の感動ものになると思うけど、小説から始まった私は違和感を感じてしまった。演じている人たちが本気で演じているのはわかるし、とてもいい作品に変わりはないが、映画を観るならそれに留まらず絶対に小説も読んで欲しい。と切実に思った。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想以上の感動作‼︎\n 極上のコミュニケーションをデーマにした話ですね。主人公の死因には不条理を禁じ得ないが!泣いた! " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動です。\n もう本当に感動です。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "俺にはあわん\n 面白くなかった、ただそれだけ。感動しない。小栗旬びみょう。北川景子はかわいいけど全然出ないし期待外れ。ショックすぎて書きましたー。。ファンの方いたらすんませんだけど、俺みたいな感じ方する人おるとおもう。ラストも衝撃だけど、俺にとったらそんな終わり方あかんやろって。気持ち沈んだわり " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "今後の日本に残る名作\n 1日の価値とは人によって違うのか、何かをしたかによって違うのか。をはじめとして考えさせられることが多かったです。単なる青春恋愛映画と思って鑑賞したのが間違いで、鑑賞し終わったあとは1週間立ち直る事ができなかったくらいの衝撃作品でした。簡単に言うと自分の人生の見方、考え方が大分変わる作品です。それとあと!松谷卓さんの作る曲はどれも感動的です。心身的に余裕があれば鑑賞中に耳を傾けて聞いてみてください。さらに金銭的に余裕があればサントラ買って聞いてみてください!ほんとに全てに恵まれている作品です " + }, + { + "date": "2018-07-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "毎日 大事に…\n 人間が イキテ いる 日々…日々の 大事な事 ヲ 考えさせていただきました😯 毎日 後悔 ナキ 日々ヲ……😲 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "遺書見付けるの遅すぎ\n 俺だったら耐えられない " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "これこそが。\n 羨ましい。泣ける。見て損はしない。多くを語るのも失礼。そんな気がしました。 " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "小さな謎解き\n 小説未読で観賞。とてもよかった。いろいろな小さい謎が隠されていて最後にその謎が解けたとき、不覚にもボロボロとないてしまった。主人公というか原作者の天才的な謎の設置の仕方に感銘をうけた。あと矢本悠馬くん(ガム君)がちはやふるに引き続きまたまたいい味出してますw彼を見るたび癒される。そして最後にオリジナルの小説よりなぜか星の王子様を読みたくなった。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いい映画\n 泣けた、ただの病気の映画ではない " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーは良いと思うけど、、\n なんか、心理描写に欠ける作品だと思います。まぁ、映画化なんてこんなもんかなと。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なけた\n 浜辺美波可愛い " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "良作\n 吉田智子さんの脚本がとても良い。原作にない12年後の世界から小説の世界を回想するというストーリが映画として独立した作品となっている。(世界の中心で、愛をさけぶと同じ定番手法)原作を読んでから観たほうが、より理解を深めると思います。共病文庫を読みに桜良の家に行った時に、原作では桜良の携帯メールを確認するシーンがあるが、映画でも入れて欲しかった。全体を通して、浜辺美波さんと北村匠海君の演技はとても素晴らしく役者としての今後の成長を期待できる。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 12年前、膵臓を患い余命僅かだった同級生。ふとしたきっかけで彼女との別れを思い出すことになり…。同名小説の実写化作品。猟奇的なタイトルからは考えもつかない悲しい純愛の物語で、人生を全う出来る事の有難さが分かる。暗すぎもせず良い塩梅の作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いい映画\n 純愛ものは、厳しくなってきた年ですが(^_^;)なかなか良かった。ストーリー的にはこちらの年齢もあってかそこまで入り込めなかったがそれでも十分 満足。ピアノの音と綺麗な映像とで見終わった後、何だか幸せになれそうな映画でした。主演の浜辺美波さんの存在感は特に印象に残りました。以前 妖怪ウォッチの映画に出てた時は何とも思わなかったが、いい女優さんになりそう。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "感動した!!\n 終わった後、超泣きました。これは絶対見たほうがいいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "このタイトルはインパクト大\n 難病モノの変化球で、展開はオーソドックスだが、丁寧に描かれるので見入ってしまう。ラストはこれしかなかったのかなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "不完全に揃っているパズルのような印象\n 原作を読んでからすぐに映画も観ました。映画は主に未来に焦点を置いて描かれていて、原作を読んだ後ではこういう未来もあったのかと想像が膨らみました。個人的に山内桜良を演じた女優さんが自分の思い描いていた通りの\"山内桜良\"だったので、観ていて心地よかったです。批判的な意見を述べておくと、完璧に揃ったパズルのピースのような原作を無理に未来に焦点を置いて改変しているので、パズルのピースが足りない部分が多く、説明不足な点が多かったなと思いました。特にそこどうなのと思った点としては、終盤に共病文庫を桜良の自宅で読む場面、春樹としては本当に知りたかった内容を知ることができたからこそ号泣したわけであり、共に過ごした日々の裏で描かれていた彼女の心情を知って号泣したわけではないと思っています。さらに、春樹が送った最後のメールについても、桜良に届いていたのかどうかは映画では触れられていませんでした。映画では彼女が残した想いが時を超えて未来へ伝わるというコンセプトでしたが、やはり無理な改変をしているために不自然になってしまっている部分がありました。こういう世界線もあったかもしれないな程度で鑑賞すると、より小説を読んだ時の想像も膨らむので良いかと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "予想してない結末\n 桜見に行って欲しかったですどこの誰かもしれない奴に彼女の最後になるなんて最後の旅行に行くバージョンが観て観たかったでも泣かしてもらいました " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "非情だな\n 唯一の救いは、実話でないこと!余命数日の最期楽しみが、悲劇に襲われるなんて、受け入れ難くてぶち切れそうに腹が立った。泣かせて下さいって、その瞬間から一緒に泣いてた " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "dvd鑑賞\n 小説の漫画版を過去に読み、映画館に行きそびれ待ちに待ったdvd鑑賞。映像は綺麗で役者もいいけど、ストーリーも結末も知ってるから進みが遅く展開もなくつまらなかった。小説も漫画も読まず膵臓を食べる??という真っ白な気持ちで見たら面白い映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "非常に童貞の\n ザーメン臭い映画でしたね。あんなイケメンがクラスいちの地味男?あんなフクフクした娘が死の病?挙げ句地味男が成長したら小栗旬?妄想肥大甚だしいね。まあオッサンの観る映画ではなかったって事かな。でもちょっとキュンキュンした(笑)けど若いコらもこんなんばっか観てちゃダメだよ。あと言っとくがこの映画のエンディング、「お前はまだグンマを知らない」とまったく一緒だぞ。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ひどい映画\n どうしてこんなに評判が良いのかわかりません。ストーリーや台詞もありがちだし、何より女の子がブスなのにイタい言動ばかりで、腹が立ちました。ラストシーンも刺されたから何?人生の不条理さや命の軽さを感じろって?これまで観た中で一番の駄作。裏で情報操作されてないでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "えっ伏線そこ!?\n 桜見せてあげたかったです。🌸😢全く内容を知らなかったんで刺されて死ぬとは思わなんだ。本がお友達で一人がいいんですの僕とクラスで人気者のでかわいいさくらちゃんが仲良くなっていく様子が微笑ましく楽しかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主役の女の子がいい\n 人と関わるのが苦手な男の子と病気でも明るく見せてる女の子途中であーこれはセカチュウ的なものかなと思ってたけど男の子の成長が主軸な感じなのかな 男の子に心開かせようとする場面がいい そして 女の子の心揺れる演技に涙した浜辺美波さんかわいいな小栗くんがキラキラしてないのが不思議顔の艶まで元気がないように見えた舞台が図書館ていうのがいいよね学生の聖地のようなとてもいい空気の匂いがしてくる感じ死んでしまう理由だけは変えて欲しかった " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "良い裏切りの連続\n 感動を誰かと共有したくて投稿しました。ありがちな悲劇のヒロイン系だと思っていましたが、良い裏切りが多く、他の類似モノよりも心を動かされました(考えさせられました)。私にとっては以下の3点が裏切りでした。①ヒロインの死が病死ではなく、殺人であること②病気に病んでいる人にとって、普通に接してもらえることが特別だということ③「好き」とか「愛している」という言葉を使わずに愛情を伝えていること①によって、「生きる」ことは当たり前ではないと伝えています。「1日1日を大切に」というのはあまりにもありふれたフレーズですが、突然死にすることで、人はいつ死ぬかは分からないという事実がより強調して伝わります。残される方にも恋人、家族、友人がいつ死ぬか分からないと訴えているのでしょう。②は目から鱗でした。体や心を病んだ人に対して、いつも以上に明るく振る舞ったり、悲しんだりするのが人だと思いますが、それは当人にとっては逆に悲しみを冗長させるだけのものかも知れません。何もなかったかのように、もしくは病気を会話のネタのように、普通に接することが当人にとっての日常を体感できるものなのかもしれません。③明らかに愛し合っているシチュエーションを作らないことで、人生と向き合うストーリーに明るさを与えていると思いました。一つだけ分からないのが、何故事故ではなく、殺人にしたのでしょうか。事故死だったらどう感じるのか想像してみましたが、あまりピンと来ませんでした。事故死の方がセオリーな気がするので、意味があるのでしょう。いずれにしても素晴らしい映画です。この原作も読んでみたいです。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "「真実か挑戦か」\n 図書館もののお話って僕好みだったので◎全体に映像も音楽ももうちょっとかな?出演者たちの演技もぎこちなくてやや大芝居。でもね、それは、未熟なままで駆け抜けていったひとりの少女の生きざまを、映画の要素のすべてがそのまま同様に 未熟にぎこちない手法で表現しようとしているから。 ⇒たぶん もっと洗練された仕上がりにすることは可能だったろうけれど、それでは少女の短い人生を表すことができなくなったと思う。TSUTAYAでレンタル。映画館にしなくてよかったよ、泣きはらした目で出られなくて困ったろうし。その点DVDは助かるけど、2回目繰り返して再生したときはすでに冒頭から涙。「お門違い」って滋賀くんは最初にも口にしてたねー出演者については、浜野美波のくるくるかわる表情がみずみずしい。確か長澤まさみとオーディション同窓生だったはず。審査員の意向がわかり納得。小栗旬は地味でコミュ障の役どころを好演、いい俳優だ。「真実か挑戦か」―このカードを実は僕らも瞬間瞬間、引いていたんだって、気づかされた。大事に生きようと、思ったな。それにしても、住野よる、そしてサン・テグジュぺり、作家って、すごい。歴史に残る独創性と永遠の普遍性を、本は与えてくれる。そして監督と、脚本家さんの意気にブラボー!(元図書委員、涙のレビューでした) " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予想外の映画\n 「君の膵臓をたべたい」という題名が余り気に入らず、マイミクさんのお勧めで観ました。観た感想は、予想外の展開で最後には泣けました。「泣ける」という点では一流レベルだと思います☆。 " + }, + { + "date": "2018-05-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "普通にいい話。涙必須。こういう恋愛ものってありふれて陳腐なイメージ...\n 普通にいい話。涙必須。こういう恋愛ものってありふれて陳腐なイメージだったけど、全然違った。ごめんなさい笑 北川景子もっと活かしたかったけどな。 " + }, + { + "date": "2018-05-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "感動です\n 日本映画独特の最初はダラダラ進む話で退屈していたが、途中から目が釘付けに。瞬きするのがもったいないほどのめり込みました。最後は2度泣きました。なかなか大人になると泣くことが少ないですが、この映画は泣きます。生きてることは当たり前ではなく、生かされてることもある。生とは何かを問われる深い映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-05-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "心は動いた\n 心は動いた " + }, + { + "date": "2018-04-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルセンス抜群\n 君の膵臓を食べたいなんてタイトルつけられたらそりゃ観たくなるわ。観たわ。でも完全にキャスティングミスまず北村匠海-小栗旬以外のBefore afterが違いすぎて。稀に大人になって凄い変わったんだなって人はいるけど、これはない。もっと似た人探さなかったのか…?あと北村匠海レベルのイケメンがクラス1の地味になる訳がない。そして主人公のキャラクターが鼻に付く感じで嫌。そのせいで共感できなかった。伏線もかなりわかりやすかったったし、色々と残念 " + }, + { + "date": "2018-04-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい映画\n 単なる病気ものと思っていたが、とても良い映画だった。言葉の選択や描写の仕方が素晴らしい!是非、皆に見て欲しい映画の1つ。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良い映画。\n 詩のような台詞のやり取りも。自然ではないが、主人公の記憶の中の物語なのかな、なんて思うと倍泣けてきました。大好きな映画。 " + }, + { + "date": "2018-04-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波さんが人生を全うできずにナイフで刺され、死ぬところの表情で...\n 浜辺美波さんが人生を全うできずにナイフで刺され、死ぬところの表情で泣きました。「もっと生きたかった」この言葉が、痛い表情と合わさり、そのまま表情に出ていました。よかったです。北村匠海さんはDISH?というアイドルだけど、演技もなかなかですね。でも、泣いてもいいですか。の後の泣くシーンでちょっと笑っちゃった。総じて言えば、良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "どうせまた詰まらないやつかと\n 適当に借りて適当に見た。ふらっとゲオに寄ってスナック菓子を手に取るように。そして本物のスナック菓子も途中で買い込んで視聴を始めた。滋賀の自己完結に生きている感じ。EDのhimawari、櫻井さんの「実際は面倒臭いことから逃げるようにして邪にただ生きてる。」がタイムリーに響いた。占い本やミラーニュロンを読んで、それだけじゃないな、それまでの流れとかあって、縁代謝だと銘打って日頃煩わしかった先輩や自己主張の強い友人を遠ざけ、同じ空間に居ようとせず、LINEでも非表示削除を敢行した。職場で連絡の必要がある人、電話でも良いけどLINE程度が都合良い場合もあるから最低限残した。友人は削除の途中で疲れて寝たから何人か残ってる。先日見た銀魂でも似たような言葉が残ったんだよな。もう少ししたら面倒臭い事にも向き合ってみようか。 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心の揺れが丁寧に描かれた作品\n このタイトルにギョッとしない人はいないんじゃないかな?でもその意味は作品の序盤にわかり(同級生が膵臓の病を抱えている)、タイトルの強烈さとは裏腹に、主人公達の心の揺れが丁寧に描かれていって好印象な滑り出し。現在と過去を行き来しながら進むんですが、その見せ方がスムーズというか上手いなぁと思いました。主人公達のクラス委員が図書委員っていうのもなんかいい! そこに伏線があったりして、まあよくあるパターンとも言えなくもないが私は好きです、あの仕掛け。随所にいい意味で予想の斜め上をいく展開がありましたねー。北村匠海くん、2018年冬期ドラマで初めて知ったけど、この作品では全く違うタイプの役どころ。とてもよかったな~。小栗旬の抑えた演技も好きだし、予想以上にハマった作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n 主人公の女の子がとてもかわいかった!純粋な恋愛映画を久しぶりに見たが、泣けた。とても良かった! " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "申し分無し、最高だった\n 映画で見なかったことを後悔してる。とても感動した。浜辺美波ちゃんも、北村匠海くんもとてもハマり役だと思う。浜辺美波ちゃんの綺麗で可愛くて愛らしい笑顔や北村匠海くんの表には出さない彼女への想いがひしひしと伝わってくる映画で、心に残る作品だった。2人ともハッキリとした愛情みたいなものは言葉で出さなくとも、気持ちはとても溢れていて、切なさが交差してる感じ、とても好きな雰囲気。気づいたら涙がこぼれ落ちているような素晴らしい作品 " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n ほんとに感動しました。最初は映画のタイトルの意味がわからなかったけど見終わった後に深いなぁと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-03-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "タイトルで食わず嫌いせず、見て良かった\n タイトルからして少し敬遠したくなる感じでしたが、CM等も見て面白そうにみえ、鑑賞。想像以上に泣けるシーンの多い映画でした。メインは、根暗な男子生徒と膵臓の病気を抱えた余命1年程度の明るい女子生徒。人と壁を作っていた男子生徒も彼女と接していく中で次第に心を開いていき、最後はかけがいのない存在となっていく。二人の微笑ましいやり取りをみて、改めて女性の明るさや笑顔って男性の心を動かすよなと思います。生きるとは?との問いに彼女は、誰かと心を通わすこと、人の人生に寄り添うこと、と言います。素晴らしい考えだと思うし、彼女の台詞だからこそ、非常に感動しました。心を通わすことで男子生徒である僕の心を動かし、彼女が言った、教えるの上手いから教師になりなよという言葉で、彼の将来を後押しする。その意味では彼女は僕という人にしっかり寄り添い、しっかりと生きたんだと思います。膵臓の病気で亡くなるのかと思いきや、通り魔に刺されて亡くなるというのは、展開としてちょっと驚きでしたが、これはあえてメッセージ性を強めるための展開と捉えました。残りの人生を精一杯生きるだけでなく、1日単位で悔いのないよう人生を生きる必要があるということなのだと思います。タイトルで食わず嫌いせず、見て良かったと思わせる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作と違う設定の映画に仕立てた功罪について\n 原作を知らないでみたので、本なら分からないだろう膵臓の病気以外で死ぬのは、映画はすぐに読めたフラグ立てすぎだいたいのストーリーは想像通りただ、想像を上回って素晴らしかったのは主人公「シガハルキ」の言葉のひとつひとつラストの「おこがましいのはわかっているのですが、僕もう泣いてもいいですか…」って言葉役者さんが上手かったからかもしれないのですが号泣しました「君の膵臓を食べたい」って言葉が二人の間で「愛してる」以上の愛を語る共通の言葉になっている、その青く透明な美しさの表現としてこの映画は成功していると思う二人とも好きあっているのに、はた目にはわかっているのに当人同士にはまるで見えていないもどかしさひとつひとつ手探りで相手の気持ちを推し量って傷つけて…若い時に通った切なさを久しぶりに体験させてもらった読解力の低い私には多分原作を読んでもわからなかったと思うただ泣かせる為に死なせる映画ではなかった。そういう意味ではとてもいい映画だった原作にない設定の功罪はよくわからない。アニメの方も観てみたいと思った " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルで避けている人、違います。\n 涙腺への影響:ややあり集中力:ラストまで維持公開初日、原作は未読での鑑賞。途中、少し長いと感じる部分もあったが、最後まで集中力が途切れることなく、彼らの世界に入り込むことが出来た。正直、期待以上で、またいつか改めて観たい、そう思えた映画。最後まで、前向きだった主人公2人の健気で不器用で、でも、どこか大人ぶったやり取りや、仕草がとても印象的でした。最後に・・・妄想劇場。ポイント久々に、男気で攻めない感じの小栗旬さんを観た気が・・・。やっぱり私は、彼にはもっとガン飛ばして、柄悪そうな役をやってほしいなぁー。 " + }, + { + "date": "2018-03-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後が以外な結果だった。 膵臓の病気で亡くなるのかと思ったら,とり...\n 最後が以外な結果だった。膵臓の病気で亡くなるのかと思ったら,とりま(何の罪のない人に殺されちゃう事。)で死んでしまいます。それを大人になって,宝探しの手紙を見つける。このシーンら辺は,メッチャ泣ける。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "素直に号泣\n 最近の邦画は、美男美女の若手が主役のキラキラ恋愛モノが多くてしかも中身がないから、これもそんなやつか〜と思いつつ観た…全然違う!!え!?こんなに泣くって予定じゃなかった!!困る!という具合にボロ泣きしてしまった。難病モノでも恋愛モノとも違う、「誰かと心を通わせて生きること」についての映画だった。ヒロインがやたら明るいけど、観終わった後だとそれが切なく思えてくる。北村匠海くんと浜辺美波ちゃん。最高の2人だった。日本アカデミー賞はこの作品に獲ってほしかった…! " + }, + { + "date": "2018-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "キミスイ\n ラスト感動しました。泣ける作品ラストが見どころ小栗旬さんの演技が良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "命を大切に\n この映画の題名が最初は不思議だなと思っていましたが、最後まで見たらなるほど!!と思えました!生きられる事に感謝を持とうと思えました! " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "北川のことを思い出した。親友のこと、友達のこと、家族のこと、もっと...\n 北川のことを思い出した。親友のこと、友達のこと、家族のこと、もっと思う必要がある。何のために生きているのか? " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 素直に見て良かった。昔、社会の勉強で習ったガンジーの言葉を思い出した。明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。 " + }, + { + "date": "2018-03-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 2017年観た作品で一番の作品でした。とっても切なく主役の女優さんが最高に可愛く儚さがとっても良かったです。まさか、あんな死に方だとは思わなかったです。DVD買ってもう一度観ます。 " + }, + { + "date": "2018-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "浜辺美波さんの笑顔、仕草が素晴らしい!なんとなく、からかい要素を除...\n 浜辺美波さんの笑顔、仕草が素晴らしい!なんとなく、からかい要素を除いた「からかい上手の高木さん」の関係性にある設定が+αされた感じ。泣けた。 " + }, + { + "date": "2018-03-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "タイトルで判断したらいけない日本映画史に残る名作\n 観る前→タイトルの意味分からん、見ないでOK。観た後→タイトルで泣ける。何度でも観たい。 " + }, + { + "date": "2018-02-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルじゃ想像できない透明感ある映画\n 最初タイトル見ただけでどんな映画か分からなかった。U-NEXTのポイントがたまっており、評価が高かったので予備知識がほぼなしの状態でスマホいじりながら最初見ていたけどどんどんのめり込んでいった。特に主演の浜辺美波の透明感がはんぱない!!病気を抱えているのになんなにポジティブな姿勢は引き込まれた。死に方は病気や通り魔ではなく、会いに行く途中に誰も悪くない形(子供を救うとか)の交通事故の方がよかったような気がするが。。唯一納得しなかったのが、通り魔。。。トータルして、再度近々見たくなる映画だった! " + }, + { + "date": "2018-02-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ラストに驚きました\n もうめちゃくちゃ泣いた。 " + }, + { + "date": "2018-02-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "全く予備知識無しでみた。\n ちょっとグロい系を想像していただけに、びっくり。心地よい予定調和。悪人無しの展開。特に後半はいい。 " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "日々を大切に生きなくてはいけない\n 原作は既読。刺激的なタイトルと「ラストきっと、このタイトルに涙する」というキャッチフレーズに惹かれて鑑賞しました。ざっくり言うと「難病モノ」で、沈黙の病と言われている膵臓ガンに侵された高校生の桜良ちゃんが残りの時間を大切に過ごす姿と根暗なクラスメイトの「僕」が、桜良ちゃんが欠かさず書いている「共病文庫」を偶然発見したことから、秘密を共有する仲間になり、「僕」が徐々に心を開いていく過程が描かれています。主演の浜辺美波さん・北村匠海さんというフレッシュなキャストが繰り広げる青春ドラマが切なくも美しかったです。浜辺さん演じる桜良ちゃんが、人前では病気など患っていないかのように明るく陽気に振る舞っているのですが、静かに忍び寄る病魔に不安を抱いている姿に胸が締め付けられました。すれ違ったり、やりたいことを思いっきり楽しんだりと青春をじっくり楽しむ桜良ちゃん、見ていて本当に微笑ましかったです。原作も映画も桜良ちゃんが、衝撃的な最期を迎えてしまうのですが、ラストに流れる桜良ちゃんの告白にはタイトルの意味が込められており、なおかつ北村さん演じる「僕」に対する思いが一緒に読み上げられるので、終始涙腺が緩みっぱなしでした。人はいつ死ぬかわからない生き物です。この作品から、1日1日を大切に生きることを学びました。余談12年後の「僕」と「恭子」を演じた小栗旬さんと北川景子さんの深みがあるお芝居、流石でした!そして、エンドロールで流れたMr.Childrenが歌う「himawari」があのシーンのあとに流れるのは、ズルい‼是非、大切な人と一緒に見てほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "若い役者たちで成り立っている映画\n 特に浜辺美波さんすごくはまり役でよかった。『あの花』のめんま役で知ってて、彼女はこういう物語に向いているかも?!演技がとても自然だし、声も綺麗。自然と桜良の繊細な感情に移入できるし、彼女に対する志賀の気持ちの変化もかなり明白だけど小栗旬の今の\"僕\"にちょっと違和感出た。演技がよかったけどなんだか普段の感じと違って変だった。難病ものだが、主人公の特殊な性格でかなり今までのものと一味違った。イメージも全体的にピュアって感じ典型的だけどよかった『世界の中心で愛を叫ぶ』の綾瀬はるかを思い出すわだが「君に膵臓を食べたい」という一言よくわからなかった。女の子は\"僕\"が羨ましいのに、\"僕\"に変えて欲しいって思ったし周りの人ともっと言葉を交わして欲しいみたいな話をしたし、結局\"僕\"は強いだろう。今までの行き方は女の子にとってどんな感じだろう。?最後もまさにあんな結末になるとは。泣ける。 " + }, + { + "date": "2018-02-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっと\n ミーハーですが、やっと鑑賞。感動はしました。セカチュウを思い出したね。彼女に出会わなければ、主人公は変わらなかったんだろうなって " + }, + { + "date": "2018-02-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これぞ透明感。淡い青春、、、\n 原作を知っていても泣ける映画。涙が溢れすぎて顔がぐちゃぐちゃになった。原作を損なわず映画もとても素晴らしい!!1日1日を大切に生きて行こうということに改めて気づかされた作品であった。高校生編の役者さんの透明感が高校生の役にぴったりで見やすかった。また、北川景子さんの涙のシーンは特に心が震えた。 " + }, + { + "date": "2018-02-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "見て初めてわかるタイトルの意味\n 最初はタイトルに惹かれ、なんだこのタイトルと思いながら宣伝を見ると出てる人は豪華だし、なにやら泣けるとの情報を得たので見ました。最初の君の膵臓を食べたいは、自分の病気の部分と同じ人や動物の部分食べるとその病気が治ると言う昔からの言い伝えの意味で登場しました。半ばになると、私が死んだら、私の膵臓を君が食べてもいいよ。人に食べてもらうとね、魂がその人の中で生き続けるんだってと言う彼女。人の心の中で生き続けたい、そんな意味が込められた君の膵臓を食べたいでした。お互いに好きだったんですね。彼女の家で母親から見せてもらった共病文庫。お門違いかもしれないけど、もう泣いていいですかと言いながら泣いた彼を見て涙が止まりませんでした。共病文庫が思ったよりも、短かったのはびっくりしました。わざと彼と仲良くなるためにたくさん近づいていた彼女。君になりたかった憧れていたと。宝探しと言って見つけた本の中の遺書を読んだ恭子の泣いた姿にも泣きました。上地雄輔さんがあの頃の友達なんじゃないかなとは、花屋で2人がいるときに、あれ?返事こないなぁ?と言ってるところで気づきましたが、恭子さんは男を見る目がありましたね。最初見たときは、彼女役の子の声が苦手ですごく気にかかってましたが見終わる頃にはその子のキレイさと表情の演技の上手さに気づいて、ラストには声なんて全然気にならなくなりました。見慣れるものですね。結局膵臓のせいの前に通り魔に襲われて亡くなってしまいました。2人が図書室であったときに、新聞記事を見せながら最近通り魔が多いんだってーって頭には残らないような自然なシーンが最後につながるとは思いませんでした。人はいつか死ぬ。けどそれが余命を告げられた病気だとしても、余命より前に事故にあったり、なんかしらの理由で死ぬこともあると言うことですね。人はいつ死ぬかわからない。ってゆーメッセージが強く感じました。見てよかったです。君の膵臓をを食べたいと思った彼のメール。彼女は見ることはできていたのでしょうか。ラストの遺書には、彼女から君の膵臓を食べたいと言われてましたね。お互いがお互いに相手の中に居たい、相手のことをすごく憧れや、いろんな感情を持って居たのでしょう。病気であろうがなかろうが1日の価値はみんな一緒。 " + }, + { + "date": "2018-02-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "必ず見るべき1作\n 泣ける。浜辺美波さんって知らんかったけどものすごく良い演技をする女優さんやね。もう一度観たい。 " + }, + { + "date": "2018-02-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "題名の意味が深い\n ある女子高生の日記を見てしまい、彼女の秘密を知ることになった。日記を見た男の子は、一人で過ごしていることがほとんどだったが、彼女の秘密を知って、過ごすことが多くなった。お互いが仲良くなっていった。そんな中で、彼女が亡くなってしまいます。男の子は、落ち込んでしまうが、彼女の日記を見に行くことにしました。日記には、彼女の本当の想いが書いていたという内容だった。原作を読んでから、観たので大体の話の流れはわかっていましたが、やっぱりよかったです。原作と少し流れが違いましたがね。この題名の意味が分かっていたのでより話が深くなった気がしました。彼女も男の子も、どちらも強いなと思いました。彼女は、悲しみや恐怖を一人で抱えていて、男の子は、一人でじっと人生を過ごしている。僕は、中途半端なので弱いですが。原作を読んだ時も思ったのですが一日一日がとても大事だなと感じる話でした。 " + }, + { + "date": "2018-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波さん\n 浜辺美波さんという良い女優さんを知ることができて良かった。予想通り、期待通りの内容ではあるが、浜辺さんの魅力的な演技で特別なものになっていると感じた。 " + }, + { + "date": "2018-01-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 原作を知らずに観賞。タイトルの意味がわかり、最後のどんでん返しも含め、感動の作品 " + }, + { + "date": "2018-01-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心に残るいい作品。\n どんなに自分に自信がなくたって、ほんとうは誰かの支えになることはできる。人と人が関わることで生まれるもの、人と人の関わりの大切さを教えてくれる作品に出会えた。たたみかけるようなラストに滝のような涙が流れた。映画館で見ている人、ほんとんどがすすり泣いていた。原作者はいったいどんな人なのだろうと気になった。最後、大好きなミスチルが流れて、追加号泣 笑 あれはずるい笑主人公の僕は心を閉ざし、まわりと関わろうとしない高校生。ある日、病院の待合室で、クラスの人気者の女の子・山内桜良の落し物の手帳を拾い、彼女が膵臓の病気で余命わずかだということを知る。自分の死が近いというのに、彼女はいつも明るく前向きで、まわりの人の幸せを考えている。そんな彼女がなぜかネクラな自分に積極的に関わろうとしてくるのだ。初めは鬱陶しさを感じながらも、彼女の気丈に振る舞う姿を見て、主人公は少しずつ心を開いていく。桜良の親友・恭子との友情。大人になって高校の先生になった僕が、桜良との思い出を追想しながら物語が進んでいく感じが、彼女がそこまで気丈に生きられる理由を少しずつ説明してくれる。君の膵臓を食べたいという表題の意味がわかったとき、きっとほとんどの人は涙を止めることができないだろう。人の中にある無限の可能性を引き出させてくれる作品なんじゃないかと思う。人と人の出会いに偶然はない。その中で、起きてくる出来事を自分がどうとらえて、どう関わっていくかが大切なのだと思う。そんなことを気付かせてくれる作品。また、好きな映画が増えた^ - ^主演の2人の演技も透明感があってとてもよかった。また、2人が出ている作品があったら見て見たいと思った。 " + }, + { + "date": "2018-01-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波、ハマり役。大化けしそう。 展開も切なくて良い。 ラストは...\n 浜辺美波、ハマり役。大化けしそう。展開も切なくて良い。ラストは事故じゃない方がよかった。後味悪し。 " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けた。若いっていいね。\n 主人公の女の子の気持ちが読みやすくて面白かった。たぶん、3回くらい泣くポイントがあったと思うけど2回泣いた。結構泣けた。これは見てよかった作品です!! " + }, + { + "date": "2018-01-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "やはり期待を超えなかった\n 闘病物に対する泣かせよう感が嫌いで上映中に映画館でどうしても見る気になれなかった本作。アカデミー賞の優秀作品にノミネートされていたから半信半疑でレンタル鑑賞。拒否反応したくなる程の泣かせよう感はなかったので及第点ですが、やはりアカデミー賞にノミネートされる程の作品なのかは疑問点が残りました。良い映画ではありますが、そこまでの深い映画ではありません。成長後の主人公への違和感と最後の図書館で見つけた、たった一枚の手紙が共病日記を超える物である設定にも違和感を感じます。等々の理由もあって残念ながら私には若い子向けの映画感がいなめません。セカチューも苦手だった私にはこの映画も今ひとつです。日本のアカデミー賞はアメリカと比べ選考作品にはちょいちょい疑問を感じますね。映画会社や○通や○報堂やテレビ局の意向が反映されてる気がしてしかたがありません。あの○ヶ原や本作が選考されてる段階で本気で名作選んでないですよ。キネマ旬報賞のがよっぽどちゃんと良い作に選んでるよね。しがらみもないからね。 " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 感動した " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に感動。\n 普通に感動。 " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "話はいいけど役者の演技が嫌い\n 話はいいけど役者の演技が嫌い " + }, + { + "date": "2018-01-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "微妙です\n 話が微妙過ぎて酷い、予想を無理やり裏切るようなラスト、普通に病気で死ぬ設定でいいのにいきなりの通り魔登場、友達の恭子の結婚相手は主役じゃ無くてガム野郎だったしどういういきさつ?って思うストーリーにガッカリ序盤が良かったのにオチがこれでは感動も何も無い、オマケに大人のガム野郎が何故か似てもいない上地遊助、かなり期待したのに酷すぎる " + }, + { + "date": "2018-01-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "記憶の底に沈めたものがざわめく\n  相手の気持ちが自分に向いていることを十分に感じていて、それでも確信を持つことができなくて、或いはどこかで自分ルールに触れ、「恋愛関係になってはいけない」というような理解不能なブレーキが働いて、結果恋人同士になることがなかった・・・みたいな若い頃の青臭い経験があると、この作品はその過去の瘡蓋を引きはがします(笑)。 予告編で聞いた浜辺美波さんの声に少し抵抗があり、上映後の評判も良すぎたので「自分には響かないかなぁ」と思っていましたが、北村匠海さん、浜辺さんともに素晴らしい演技でした(小栗旬さんの抑えた演技も良かった)。 作品の本質的な部分では十分満点に値するのですが、一つだけ・・・ 桜良の突然の死は物語的に必然ではあるのでしょうが、その原因に人の悪意(狂気?)が介在する点が受け入れ難かったです。 昨今の小説でも読者(映画では観客)の想像を超えるために、刺激の強い物語の転換を入れがちですが、それがかえって物語の本質を損なう気がします。まあ好みの問題なのですけれども。私はそこがマイナス1でした。 " + }, + { + "date": "2018-01-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真実か挑戦か!!\n 思わせ半端ない美少女に導かれ、童貞だった頃のピュアな気持ちを呼び起こしていくような良い映画でした。共病文庫は泣けました。オグリッシュの魂が抜けたような表情も良かったです。シンプルな直球ストーリーで魅せてくれますが、画面が白すぎるのが残念です。折角の余韻も、陳腐な主題歌のせいで安っぽいものになって残念です。 " + }, + { + "date": "2018-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "泣けたわ\n 高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに教師となった“僕”は、教え子の栗山と話すうちに、桜良と過ごした数カ月間の思い出をよみがえらせていく。高校時代の“僕”は、膵臓の病を抱える桜良の秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、桜良と一緒に過ごすようになる。そして桜良の死から12年後、彼女の親友だった恭子もまた、結婚を目前に控え、桜良と過ごした日々を思い出していた。結局、桜良は膵臓の病気ではなく通り魔に殺されてしまい、病気を知っていたのは“僕”だけだった。12年越しで桜良から恭子への手紙を発見し、結婚式当日にその遺書を恭子に届ける事となる。更に最後は“僕”に当てた桜良の手紙を発見し、読み進めるうちに彼女の思いを知った“僕”は最後の言葉を知る「君の膵臓が食べたい」。とっても泣ける作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-01-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "つらい。\n いつも元気な女の子が病気と戦っている姿はとても胸が痛む。 " + }, + { + "date": "2018-01-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラスト、このタイトルに涙する\n って謳ってると思うけど、タイトルの意味には惹かれるものはなかった。設定はまぁよくある映画で、作品自体は良いと思う。ただ、膵臓の病気で亡くなるはずが通り魔に刺されて亡くなる←この部分だけが印象に残る。最初のほうで、主人公の桜良が最近通り魔があって~と、新聞を【僕】に見せていたとこがフラグ過ぎて最大の見所だったんじゃないかと思うと、少し残念…。もう少し最後まで引っ張ってほしかったなあという感じです。ただ、浜辺美波可愛いです。主役には合っていたと思います。 " + }, + { + "date": "2018-01-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人にオススメしたい作品!\n 原作もさる事ながら、主演の2人が素晴らしい!2人が演じる瑞々しい「さくら」と「僕」にもらい泣きしました。 " + }, + { + "date": "2018-01-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "原作が大好きなのですが、それを裏切らない映画でした。 なんと言って...\n 原作が大好きなのですが、それを裏切らない映画でした。なんと言っても、浜辺美波の、細かな表情を示す演技が素晴らしかった。うるうるしちゃいます。また見よう。 " + }, + { + "date": "2018-01-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "自分が10代なら最高傑作\n 何とか生きていて欲しいと思わせる、徹底的に儚げで素敵な女の子を演じきった浜辺美波さんの演技力は本当にすごいと思いました。自分が10代なら全てが美しい桜良を好きになって、感動できる最高傑作だと評価したでしょう。文句なく泣ける映画ではありますが、おっさんからすると自己嫌悪に陥るくらい登場人物、特に桜良が美しすぎて共感できない部分はあります。死が近い事を考えてしまい素直な思いを伝える事には踏切れない、変化球で近づこうとする様は、ただただ辛かったです。若い女の子が亡くなる映画というのは、それでけで憂鬱になってしい辛い映画ですね。もう少し救いが欲しかったし、醜い部分を出しても良かったかな。良作だとは思います。 " + }, + { + "date": "2018-01-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "「アオハライド」同様に、薄っぺら〜い青春ラブストーリー。(脚本家同...\n 「アオハライド」同様に、薄っぺら〜い青春ラブストーリー。(脚本家同じだった)完全に、中高生向けな感じがしました。九州に旅行行くところも、2人共よくそんなお金あったよね。ホテルも高級そうなところだったし。(桜良の家は金持ちそうだったけど)最後の図書室での本の整理も都合よく結婚式に見つかるな〜って冷めた感じで観てました。原作本は、本屋大賞2位で、累計発行部数200万部超えってあったんで、ほんのちょっと期待してたのに。。原作本は、手元にありますが、読まないことにします。(NHK朝ドラの「わろてんか」と同じ脚本家だった・・・。そりゃおもしろくないわ」 " + }, + { + "date": "2018-01-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "『君の膵臓をたべたい』\n 評判違わぬ好編だった。青春/恋愛モノでもこういう作品は好き。こういうの見ちゃうと、アホ設定の少女コミック実写化ってホント何々だろうと思う。とある高校の図書館の取り壊しが決まり、若い男性教師が蔵書の整理を任される事に。そんな彼が思い出す、高校時代の“君”…。他人に興味が無いクラス一地味な“僕”はある日、クラスの人気者女子・桜良の秘密を知ってしまう。彼女は膵臓の病気で、余命後僅か…。難病、純愛、高校時代の過去パートと大人の現在パートが交錯する展開も、『セカチュー』まんま。とてもとても余命後僅かとは思えないほど、明るく前向き、元気な彼女。クラス一の根暗男子とクラスの人気者女子が“仲良し”に。いや、正確に言うと、無理矢理“仲良しくん”にさせられた。彼女の死ぬまでにしたい事リストの手伝いをさせられ、一緒に旅行、同じ部屋にも泊まる。ありえねー!…でも、フレッシュな若手の好演、瑞々しいタッチ、そして一際インパクトあるこのタイトルの意味に、胸打たれた。まずは、キャスティング。もう、浜辺美波の魅力にKO!「宝探しだよ」…と、図書館の柱に頭をもたれるあのワンカットは反則レベルの可愛さ!一見純真で清純だが、これがなかなかの小悪魔ちゃん!ドライな“僕”に対し、かなり積極的。天真爛漫、自由奔放な性格で、“僕”を振り回す。勿論その明るさの本心は、死の怖さへのオブラート。“真実と挑戦”も“僕”の本心を言わせようとしてるだけじゃなく、それは彼女自分自身にも。時々の弱さ、脆さがまたたまらなくキュンとさせる。それにしてもこの娘、志田未来に似てるよね~。彼女が“動”“明”なら、北村匠海は“静”“暗”の受け身の好演。なるほど、こりゃ二人共、一躍脚光を浴びるわな。大人になった“僕”の小栗旬も抑えた助演。彼がラストである人に言う「僕と友達になって下さい」がジ~ンときたね。それから、ナイスな“ガムくん”。「ガム、いる?」が、まさか最後アノ人だったとは…!(笑)人と関わらない事で自分の領域を守ってきた“僕”。そんな“僕”の領域に、ズケズケと入り、荒らしまくる桜良。正直、ウザい。面倒臭い。疲れる。でも勿論気になり始め、“僕”の中で彼女の存在が次第に大きくなってくる。かと言って、これからちょっと付き合ってみる訳でも恋人同士になる訳でもない。何でこんな“僕”と仲良しに…?お互い、仄かな気持ちはあったのは紛れもない。だけどそれは、単純に“恋”とかじゃない気がする。“大切な人”。桜良の友達の恭子にとってもそうだ。桜良が大好き過ぎて、最近桜良と仲良しの“僕”が嫌い。凄い怖い顔で睨み、キッツイ事も言う。まるで恋人を取られたかのよう。中学時代、友達が居なかった恭子。そんな自分と仲良しになってくれた桜良。恭子にとっても“僕”にとっても、同じなのだ。自分を変えてくれた欠けがのない、大切な人。その出会いを、偶然や運命と言うのは容易い。でも、偶然や運命なんてのは無い。全て、自分が彼女が選択した意志。一期一会の出会いも何もかも、自分の意志。言うなれば、偶然や運命なんてのも、自分が選んだ事。劇中のこの台詞が良かった。自分で選んだ出会い、人生。だからこそ、その一日一日を、瞬間を、大事に大切に生きたい。人間、いつかは死ぬ。寿命を全うするか、重い病にかかって早すぎる命を散らすか、それともある日突然不条理に終わる事も。彼女は死ぬ。病死による死別だと思ってた。と言うより、その方がまだ良かったかもしれない。幾ら序盤で気にも留めなかったくらいの伏線あったとは言え、この彼女の死は…、あまりにも酷すぎる。悲しすぎる。彼女の為に、“僕”は何か出来たのか。してあげられたのか。変われたのか。…“僕”が桜良へ送ろうとしたメール。桜良が恭子や“僕”へ残した手紙。それらに、一心に込められている。本作のような青春/恋愛モノに興味が無い人、嫌いな人、見ようともしない人たちは、ただこのタイトルを茶化すだけだろう。すでに茶化されてもいるし。どんな意味が、想いが、込められているかーーー。『君の膵臓をたべたい』。ありふれた言葉じゃない、この意味、想い。思い出す度に、悲しく、温かく、幸せに、胸が熱くなる。 " + }, + { + "date": "2018-01-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "今更ながら、下書きに残っていたので投稿します。 ◎高校時代のキャス...\n 今更ながら、下書きに残っていたので投稿します。◎高校時代のキャストと大人時代のキャストの似た雰囲気がとてもよく出ていた。恭子と、ガムをくれる男の子は特に同一人物なんじゃないかというレベル。 北村匠海くんと小栗旬さんは、個別のお芝居は本当に素晴らしいが、ビジュアルはさほど似ていない気がする。彫りの深さとか目元の濃さとか、結構かけ離れている。でも声質や話し方、佇まいはそっくりだと思った。すごい。◎原作の小説を読んで「涙は出たけどそこそこありふれたストーリーだし新鮮さは感じない」と思った。映画でもそれは変わらなかった。だが原作と異なるいくつかの点・大人になった登場人物たちと高校時代を対比して描いている・桜良が春樹の気を引こうと蔵書の分類番号をめちゃくちゃにして「その方が宝探しみたいで良いでしょ」・桜良の遺書が共病文庫の最後に付け加えられる形ではなく、手紙になっている・桜良が特別な日につけていた「桜の形のイヤリング」の存在これらは良い役割を果たしていたと思う。◎劇伴音楽の美しさと光を多く取り入れた淡い色味の映像は、原作の儚く美しい雰囲気がよく出ていたと思う。◎ミスチルの主題歌「himawari」楽曲自体は大変素晴らしいが映画の世界観に合っているかというと微妙なところ。サビの「暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去った後のひだまり そんな君に僕は恋してた」という歌詞も、まぁわからなくはない。桜良はひまわりみたいな笑顔だったし、まっすぐ力強く生きようとしていた様子はたしかにひまわりの花を連想させる。だが、ポスターやメインビジュアルも桜の花、劇中で重要な役割を果たすイヤリングも桜の花、そしてヒロインの名前は「桜良」…そこはひまわりじゃなくて桜でしょ!と思った。◎まとめ原作を読んだとき「うーん、まぁ良かったけどね」と思いました。映画も「うーん、まぁ良かったけどね」という感じ。まぁどちらも泣きましたよ。とくに映画はメイクが崩れるくらいには泣きました。でも「泣いた=いい映画」だとは思っていないので、手放しに「泣けた〜良かった😭💕」とSNSに投稿することはできない感じです。個人的には、恋人と観てしっとりと良い感じの雰囲気になるか、1人で観て余韻に浸るか、どちらかがいいな(今回は1人で観ました)。同性の友達グループで観たい映画ではないかなと思いました。中高大学生のデートにはこういう作品がおすすめなのかなと思います。ただ、アイメイクは控えめにして行きましょう ( 笑 )良いことも悪いことも書きましたが、この映画「好きか嫌いか?」と聞かれたら「好き」と答えると思います。 " + }, + { + "date": "2018-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "まだスクリーンで観られる幸せ\n 昨年7月からの驚異のロングラン。初日に観てはまり、いつか打ち切りになるんだなと思いながらも鑑賞を続け、お台場でまだ観ることの幸せをかみしめています。観ていると生きることの意味を痛感させられます。いつだって人は前向きに生きることができる。観る度に心がキレイになって行く気がします。二人の表情の変化を観ると心が豊かになるのを感じます。やはりこれはテレビモニターではなく、スクリーンで観たいと思います。全国唯一上映してくれているお台場アクアシティさん、ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思いもよらないラスト\n 私はもっぱら恋愛映画はあまり見ないタイプの人間ですが、この作品は原作発売当初から気になっていたタイトルなので足を運びました。涙が出るまでいかないまでも良作品でした。タイトルにもなっている「君の膵臓をたべたい」というセリフは、話の中で二転三転と意味を変え最後にはその言葉に托された想いが分かり涙腺を刺激します。また、主人公の同級生の男子がかなりいいキャラクターで個人的に好きです笑 " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞記録\n いわゆる『難病恋愛モノ』はノーサンキューな自分でしたが、職場でにわかに流行の嵐が吹き荒れていたので、話題作りになればと思って観に行きました。結論から言うと、大変興味深い!と感じた次第。この話、いわゆる『セカチュー』とか『恋空』と同カテゴリだと思っていたのですが、劇中のイベントやキャラ造形はすごくアニメ的。いや、漫画的。いやいや、これはもはやギャルゲーなのでは?そんなギャルゲーが世の中の人々を感動の渦に巻き込んでいるなんて、興味深いとは思いませんか。2018年にはアニメ映画化が決まっているらしいけど、それも納得。ていうかよく実写化を先行させたなって感じ。調べてみれば原作者は同年代の同性とのこと。すごく納得してしまった。きっと彼もハルヒとか君望とかを通過してきたに違いない。それを大衆向けのエンタメに昇華できるなんて、すごいじゃないか。臭いは消せてないけども。主人公を演じていた北村匠海さん。淡々と抑制したトーンからのクライマックスの感情爆発はお見事。小栗旬も良かったなー。だからと言うべきか、浜辺美波の2.5次元感がすさまじい。ちょっと現実感がないんじゃないか…?まぁ嫌いじゃないんだけどね!鑑賞翌日にスイパラへ行ったり、道中「真実と挑戦」ゲームを楽しんだりと、鑑賞以降も夫婦で楽しい時間を過ごさせていただきましたので、観て良かったと思います← " + }, + { + "date": "2017-12-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても良い映画\n 難病ものです。わかっていても、やっぱり泣いてしまいます! " + }, + { + "date": "2017-12-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "今までで1番\n 最初は小栗旬さんが出演ということと「このタイトルに、きっとあなたは涙する」が気になって観に行きました。まず普通に1回見てどっぷりとハマってしまいそこからは僕目線、桜良目線、原作を読んでからや漫画やサウンドトラックを購入してと色々な角度から楽しく観れました。その中で特に良かったのは浜辺美波さんだと思います。透き通るような声と感動のナレーションは素晴らしいと思いました。少なからずこの作品を通してファンになった方もいるのではないでしょうか?気持ち的には星10個くらいな気持ちですが、来年のアニメ版キミスイを楽しみにしつつ早くDVDが出るのを待ちたいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-11-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高\n 浜辺美波さんの演技が最高でした。 " + }, + { + "date": "2017-11-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動した!\n 友達のちょっとした話で出てきたこの映画の話題。CMを観てもとても面白そうなので見に行ったらとても感動しました!ヒロインを演じている浜辺美波さんの声と演技が特に良くてついつい引き込まれ涙がぽろり。主人公の「僕」が大人になって昔を懐かしみながら語っていくというのも原作とは異なっていてとても良かったです!主人公に小栗旬さんと北村匠海、ヒロインに浜辺美波さんを使ったのはとても良かったと思います。売れて当然!!!!!DVDが早く発売されるといいです! " + }, + { + "date": "2017-11-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "若手の活躍が光る。\n 高校時代の″僕″は、ひょんな事から同級生桜良と行動を共にする事になる。桜良は膵臓の病を抱え、残り僅かな命を生きていた。キャスト良き。桜良は透き通る笑顔と元気さが眩しすぎる!繕っている元気さと、たまにみせる素の表情がまたグッとくる。そして僕。寡黙で言葉少なで、でも突っ込むところはしっかり。自然体な演技がとても上手くて良し。高校時代ラストの桜良家でのシーン、もう涙が止まらなかった。僕の「もう泣いても良いですか」やばいです。その前からもう涙が制御出来なかったけども!1日の価値はみんな一緒なんだよ。心に残る名言です。 " + }, + { + "date": "2017-11-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかった!! さくらとはるきお似合い\n すごくよかった!!さくらとはるきお似合い " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もっと公開し続けて!!\n Blu-ray&DVDが発売されても映画館で見ていたいくらいの名作。美波ちゃん可愛すぎる😂 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 自分は原作を読んでから本作を観ましたが本当に素晴らしい作品でした。まず、キャストが適役ですね。主人公の僕(春樹)を演じられた北村匠海さんは、人と接する事が得意ではなく物静かな印象のこの役に感情を込めてしっかりと演じられていました。素人目で見ても、とても難しい役だったと思います。ヒロインの桜良を演じられた浜辺美波さんは、天真爛漫でいつも明るい桜良をうまく表現されていました。彼女にぴったりな役だなという印象を受けました。また、原作とは異なる12年後のシーンも秀逸でした。映画に命の大切さを教えられるとは思ってもいませんでした。こうして今生きていることって当たり前じゃないんですね。誰しも1日は平等にある。 " + }, + { + "date": "2017-11-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "構成が残念かな\n 原文を読んでいないので映画評価のみで泣かせる内容なのでどの部分でも泣ける要素あり泣きたいと思ってみるとたぶん泣けると思う。残念ながら過去の内容と現在の内容の構成がイマイチかみ合ってないのが残念。もう少し現在の構成比を上げて、更に絡みが増えればもっと引き込まれたと思う。現在のキャストが小栗旬と北川景子だけに ここのやり取りが過去と現在を結びつけるキーパーツとしてぜい弱なのが大ヒットできなかった所以のようにも思う。メチャメチャはまる要素は持っているものの そこを表現できなかったのが残念。 " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今から会いに行くからね\n 映画館ではなく、国際線の機内で観た。最初、行きの機内で観てボロ泣きだった。そのまま2回観て、帰りの機内でも2回観た。たぶんこれまで観た中で、ど真ん中ストライクで最高の映画。 " + }, + { + "date": "2017-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画に出会えて本当に良かった。\n 何気なく観たこの映画 余韻が忘れられず数回観賞しました。1回目より2回、3回目のほうがより感動しました。ご覧になってない方は…残念。まだ遅くはないですよ。 " + }, + { + "date": "2017-11-03", + "rating": 0.0, + "empathy": 2, + "review": "作品は悪い\n この設定で泣けないはずがない。ただそれだけの映画。主役が可愛いだけ。ブスで上手い女優なら成り立たないストーリー。時間と金の無駄。 " + }, + { + "date": "2017-11-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "1日の価値はみんな一緒\n 桜良が僕に向けたこの一言がとても心に残りました。明日どうなるかなんて誰にもわからない。だから1日を大切に過ごすと彼女から教わった。自分も1日を大事に生きようと思えました。僕が桜良に送った最後のメール。桜良は見たのでしょうか?家を出て図書館に行き本を返したあと、僕の所へ向かう途中携帯を見て会心の笑みを浮かべるシーンがありました。あの場面僕が返信したメールは、【君の膵臓をたべたい】この一件のみ。ということはあの笑顔はメールを見たという意味なのでしょうか?そうであって欲しい。そう考えた時涙が溢れ出しました。この映画、11回見に行きました。切なくて居なくなって欲しくなくて。最高の映画に出会えました。ありがとう " + }, + { + "date": "2017-10-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "複雑な気持ち\n 時間潰しで観に行きましたが、純粋に感動しました。主演があまり他の作品に出ていない方なのもまた良かったです(出ているのならごめんなさい)序盤に張った伏線を終盤に回収された時の呆気なさ、心にポッカリ穴が空いてしまったような感じ、\"僕\"と同じような気持ちになれて、悲しくも嬉しい複雑な気持ちになりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "心\n 心に染みる、そんな映画 " + }, + { + "date": "2017-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "好きと言えない、名前を言えない\n  時間がぽっかり空いてしまった週末に、ふらりと映画館に行って、ちょうど時間が合ういくつかの中から、ゲテモノ名前の本作を選び、入館しました。主演二人、これはもうはまり役だったと思う。「好き」というは簡単だけど、それには責任がある、果たさなければならない「義務」もある。好きと最後まで言わなかった、名前を最後まで呼ばなかった、でも、その気持ちは痛いほど伝わる。若いお二人が、感動を与えてくれました。世界の中心、と変わらない感動をありがとう。 " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "浜辺美波の声が良かった!\n 浜辺美波の声が良かった! " + }, + { + "date": "2017-10-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "定番のよさ\n いい話だけど結末の予想はつきやすいですね。良くも悪くも定番な感じです。久しぶりに邦画で感動して泣きました。 " + }, + { + "date": "2017-10-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高\n 今までで1番 " + }, + { + "date": "2017-10-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "小悪魔力\n 桜良の「好き好き攻撃」に違和感を感じなければ行ける。両想いになってからなら、ワガママも可愛く見えるんだけど、これじゃあ、普通の男子だったら、こんな女気持ち悪くてとても好きになれないんじゃあないかなあ。と思ってしまった。映画のリアリティーが下がり、覚めてしまった。そこを押さえ込んで楽しもうと頑張ったら、伏線回収も良くてラストも感動できる。面白い。でも。。惜しい。。演出と桜良役の浜辺にこの違和感を感じさせない演技力、小悪魔力があれば、より素晴らしい作品になっただろう。これができる女優は広瀬すずか?十代のころの広末か?高校生の、「僕」を狂わせガールが欲しい。浜辺美波の今後にも期待します。 " + }, + { + "date": "2017-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n 原作読んでから見ました。内容知ってるのでどこでも泣けそうで大変だった。男の子はまってて好きだった! " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "君の膵臓をたべたい\n ☆ストーリーはもちろん、キャストがすごくハマったと思います。☆ロケ地の景色も綺麗でいいですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大切なメッセージをもらいました。\n ボロボロ泣きました。人にはそれそれ寿命がある。病気になって、余命宣告されて、そこで初めて人は生き切ろうと思う。悔いのないように生きたいと思ったり、後悔したりする。でも、人はいつ死ぬかなんてわからない。だから毎日、一日一日を精一杯生きなきゃいけない。明日やろう、今度いこう。次会ったら言おう。自分はそんなことの繰り返しをしているなって実感しました。すごく大切なことを教えてもらえました。本当に素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "もう涙腺崩壊です\n 題名に?だったのですが、映画の冒頭でその種明かしがあっさりとされてしまってちょっと拍子抜け。でもその後に続く「僕」とクラスメートの桜良のちょっと甘くて、健気で、そして切ない恋物語に思わず引き込まれてしまいました。「僕」が桜良のお母さんの前で泣いた時、私の涙腺も本当に崩壊してしまいました。昼間の上映で他に観客が殆どいなくて良かった... 桜良役の浜辺美波の愛らしくそして少し大人びた熱演に拍手を送ります。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "こんなに映画で泣いたのは初めてです\n 友人との待ち合わせまで時間が余ってしまい、時間潰しのため平日の昼間に一人で観ることに、、恋愛物のドラマは勿論、映画も苦手で全くといっていい程観る事はないので、ネットでの評価が高かったが、殆ど期待はしていない状態で鑑賞。正直、完全にいい意味で裏切られました。後半は涙が止まらず困りました。映画は月1本は観るのですが、こんなに映画で泣いたのは初めてです。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「世界の中心で、愛をさけぶ」のように、ドラマで堪能したい\n タイトルの意味がわからず、嫌悪感もありましたが実際に観てわかった気がしました。外国では葬儀で死者を食べる習慣がある所があります。狂牛病で有名になり良い感情を持っていませんでしたが、変わりました。深い愛の表現だったのですね。もっと深く味わいたいな。ドラマ化してください。 " + }, + { + "date": "2017-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きます!\n この映画は、小栗旬の高校生の頃のお話。現代と過去をいったりきたりしながら進んでいくが。殆どが高校時代を中心に繰り広げられる...君の膵臓を食べたい = 生きたいという意味だ。自分の身体の悪い部分の臓器を食べるとその部分が治るとされている。らしい桜良は重い膵臓の病気だ。ごく普通の日常生活を送りたくて高校には通うものの親友にも病気の事は打ち明けていない。そんな中、クラスで一番暗い “僕”に偶然病気であることを知られてしまう。重い病でもうすぐ死ぬ事を知っていても普通にしている 僕に。桜良は興味をもつ。彼は病気の自分と普通に付き合ってくれ病気の事を忘れさせてくれる相手だと思い次第に仲良くなっていく。僕はと同じと図書委員になり本の整理を2人でしたりスイーツを食べに行ったり桜が死ぬまでにしたい事を次々に僕としていく。・美味しいラーメンを食べたい・彼氏じゃない人といけない事をしたい・お姫様だっこをされたい....など2人の間に特別な感情が芽生える友達なのか恋人なのかあいまいな関係のまま時間はすぎていく。桜良がまた入院する事に。病状はよくならず僕と北海道に桜を見に行く約束をする。そんな中まさかの " + }, + { + "date": "2017-10-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "本当に最高でした\n 書店で本が出た時、なんだこのタイトルは…って思いました。その時は買わなかったけど、妙に頭に残ってて、映画になると知った時見てみるかっ!となりました。あとで小説も読んで、言えることですが主演の2人がぴったり役にはまっているという感じです。映画にすっと入り込めて、内容も入ってきやすかった。何より、私自身の人生の考え方に共通する点があり、共感と感動で泣きました。メッセージ性に長けた作品だったと思います。もう一度映画館で観たい作品です。これまでの映画の中でトップ3には入りそうです(笑) " + }, + { + "date": "2017-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "タイトルに感動\n この映画を見る前は、タイトルに違和感を感じてた。恋愛映画にも関わらず膵臓を食べたい。と言うタイトルだったため、どんな内容か想像できなかった。映画を観終わり、タイトルに感動だった。女の子が言った言葉でタイトルの意味がわかりこんなにもタイトルに感動した映画は初めてだった。内容は、思った通り純愛映画で面白かった。病気で終わらず、通り魔事件で亡くなってしまう終わり方も想像をしてなくて良かったと思う。ただ、北川景子と小栗旬。もう少し出して欲しかったかなって言うのがあった。 " + }, + { + "date": "2017-10-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ただのラブロマンスを超えた人間愛\n 泣けた。とにかく泣けた。 " + }, + { + "date": "2017-10-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "泣けました!\n ラインマンガにて無料連載中であり、冒頭は把握していたのを含め、前々から気になっていた作品でした。なかなか見に行ける機会が無く、やっと見に行ったわけですが、劇中に3回も泣いてしまいました。過去にこんなにのめり込んだことはあったでしょうか、と言えるぐらいの内容でした。鑑賞後に原作の小説を読んだ際、ここのシーンをなぜ映画では使わなかったんだろうと思うぐらい残念なカットシーンがありました。小説も合わせて読んだ方がおすすめです。なお、映画のみでも非常に良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "男子高校生2人で泣いてきた!\n マジで泣ける!原作越えだね! " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "恋しさと せつなさと 心強さと\n 正直恋愛・青春物の映画は得意ではないためスルー予定でしたが評判が良く長期間上映しているためとうとう鑑賞。上にも書いたとおり普段こういった映画はあまり見ませんが、ストーリーにしっかりと引き込まれ、ほろほろと泣いてしまいました。不覚。物語は主人公がヒロインと出会い、友情を深め、別れ、さらにその後にいたるまでが、時系列入り乱れながらも綺麗にテンポ良く描かれています。彼女が何を思って生きたのか、それを受けて彼がどう変わっていくのか。必見です。しかし自分の中でかなりハードルをあげてしまっていたため、若干の期待はずれ感を感じてしまったのは残念。事前情報無しで見ればよかったなぁと後悔つつ、この映画をお勧めします。 " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n 今一つ、共感出来ませんでした。物語全体がぼやけて感じました。何を伝えたいのかが、物語全体を通して観ても、わかりませんでした。ただ、原作は読んでみます。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "せつない\n 面白かった。ぜひ見るべき。ただし、映画館じゃなくてDVD等でも楽しめると思う。せつない。かなり、せつない。悲しい終わりが避けられないのは分かっている。なのに、序盤から中盤にかけて暗い気分にならずに見ていられるのは、ヒロインが魅力的だからだろう。そして、その魅力ゆえに、彼女と彼女を見守る主人公がよりいっそう愛おしく感じられ、避けられない終末がつらくなる。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "いい映画です\n 近くのシネコンで2か月以上上映しているので、評判いいんだなと思い足を運びました。オバサンにも共感できるかしらと不安がありましたが・・・感受性の鈍くなったアラフイフの心にも染み渡る、いい映画でした。「僕」と桜良の役者さん、ぴったりですね。繊細な雰囲気がとてもよかったです。あと、他の方も書いてらっしゃいましたが、小栗旬のイメージが変わりました。上手な役者さんなんだと(今更ですが)思いました。映画化の前からタイトル気になってましたが・・・ラストシーンに納得!映像もキレイで、特に桜並木の美しさは秀逸でした。図書館の外観もいいですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高です\n いままでみたい映画で間違えなく1番です " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "脚本の技が秀逸。\n とにかく主人公2人のキャラが際立っている。浜辺美波さん、北村匠海さんきには本当に、何らかの賞を受賞してほしい。[ぼくは明日、昨日のきみとデートする]を思い出す脚本で、不意打ちのように涙をそそられるなぁと思っていたが、同じ方だと知ったのはエンドロール。2017年の下半期の朝ドラの脚本も担当しているので、そちらにも目が離せない。脚本で特に良かったのは、ラストの直前で物語を一段と深めて行くところ。2016年、一番感動したのはぼく明日。で、2017年はキミスイ。吉田智子さんの脚本をもっと観てみたい。この映画に関わった全ての人に感謝です。最後に、ミスチルは本当に映画の主題歌がハマっているので、もっともっとミスチル主題歌の映画を観てみたい。老若男女全ての人にこの映画を観てもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "胸がグッとくる泣ける系の映画\n タイトル的にはホラー映画かなって感じもするけど、内容としては泣ける系の映画だった。胸がグッとくる感じがする映画で、観る価値あると思う。■良かった点・浜辺美波さんが役に合っていた。ちょっと、お節介な感じもしたけど。・悪く言えばありきたりなストーリーではあったけど、泣ける系の話だった。カップルで観るのもアリだと思う。■残念だった点・特になし。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "とても良い\n 3回見に行きました。見れば見るほど、切なさが増す映画。3回とも号泣してしまいました。切なくて苦しくなります。今までで1番の映画といっても過言ではない。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "どっぷり\n 5回目までは、最後の病室でのシーンに至るまでに必ず泣いたのに。。6回目では最後の最後でようやく涙が落ちた。もう枯れ果てたのだろうか。いや、いい映画ですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "桜良のキラキラした笑顔を見て、心が浄化される\n 余命わずかの女の子が主人公ですが、悲しくて涙が出る話ではありません。心が浄化されて、解放されて、軽くなって、癒されていくのを感じました。桜良のキラキラした笑顔を見る度に、息ができなくなるような2時間でした。浜辺美波さん、素晴らしいです。余命わずかでも、そうでなくても、1日の価値は同じ。僕は甘えていた。全て自分で選んだ生き方。男の子が春樹という名前なのを終わりの方で認識するのだけど、春の樹に咲く桜、12年を経てのサプライズ。ちょっと気持ち悪い感じのタイトルだと思っていたのだけど、見終わってみると、彼らの想いを表現するのに、これ以上の言葉は見当たらない。公開期間も残り少ないですが、もう1回くらい見に行くと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "斬新\n 衝撃的で子役2人がよかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ただのラブロマンスではない\n と言う所が良かった。小栗旬も北川景子も演技上手だなぁと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 涙無しでは見れません!!君が好きという気持ちがこの題名にこめられているとわかった時には涙がこぼれ落ちていました。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "〝浜辺美波〝という女優。\n 『君の膵臓をたべたい』原作既読です。小説は通勤時間の3日で読み終わり、面白かったのですが、特に涙など流す事なくポワーンとした感覚の中読み終わりました。その後に映画化され観に行きました。映画を観ながら驚いたのが、気がつくと浜辺美波という女優に目を奪われておりました。この女優さんの魅せる笑顔の破壊力は、もう言葉では言い表せられないものでした。そしてこの映画を観ていたら、小説の内容が蘇りました。小説の実写化を観ると大体が自分の中でのイメージを壊されてしまい事が多かったのですがこの映画は逆でした!!映画を観る事によって、小説の中のイメージが湧き上がりました!ポワーンとした感じでしか読み取れなかった小説が、1ページ1ページ、実体化されていき、その全てが女優浜辺美波さんの笑顔で完成されて行きました。この女優さん、浜辺美波の演技は本当に素晴らしいです。気がつくと、翌週2回目の鑑賞をしておりました。2回目の鑑賞ではひたすら泣きました。ただひたすら。こんな作品もあるんだ、と新たな感動を味わえる作品になりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "なくした欠片を探す旅\n 遅ればせながら観賞。じわーっと浸透していき、涙そして笑顔と共にスッと抜けていく心地よさ。ラスト付近の出来事は少し思うこともあるけれど、それはどっぷり浸かってしまった自分の願いなんだろうな。とにかく二人のやり取りがいとおしくて、ずっとみていたかったから…。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かった💕\n 原作と違うストーリーも上手く展開されてました。名前で呼び合わないストーリーなので見るまで不安だったのですが綺麗なストーリーで良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "感動しました\n 感動しました " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "自分史上最高の映画\n タイトルの通り今までの映画で1番良い8回見ました!一回見たらあのシーンをもう一回見たいってなりますよ!リピーターが沢山いるのが納得できる内容!後半はずっと涙が垂れ流しでナイアガラの滝のようでした!本当に浜辺美波さんの演技が素晴らしいあと、この作品は無駄な所がなく終始飽きずに見てられます!時間が早く感じた他の作品でこのシーンいらないな〜とかありますがこの作品にはどこにもありません!伏線も回収していて最高でした!映像、ストーリー、演技、役者どれをとっても最高!Blu-ray出たら予約で買う予定です!本当に素晴らしい!こんな恋愛したかった〜 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "涙腺崩壊\n 正直なめてかかっていた。変なタイトル、泣ける映画、苦手な邦画斜に構えての鑑賞だったが、まさか自分でも信じられないくらい泣いた。それも終始。ヒロインが亡くなるのは分かっているにも関わらず、ヒロインの一挙手一投足が涙を誘う。名言も数あり1日の価値…偶然じゃない…生きるってのはね…鑑賞後の余韻が半端ない期待していなかった映画が、まさか自分の中での10指に入るとは思わなかった。原作を読まずの鑑賞をお薦めします。観た後で原作を読み、二度目の鑑賞を強くお薦めします。読後タイトルに涙する は嘘じゃありません。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "素晴らしい\n 恋愛系はあまり得意じゃないが、今年の邦画の中ではダントツで面白い。最終的に人が死ぬ話でありながら、主人公がポジティブに振る舞う姿のおかげで、必要以上に暗くならずに進むのが好印象。なにより浜辺美波の演技が素晴らしい。透明感があり魅力的で表情や声に引き込まれました。ラストの浜辺美波のタイトルコールに鳥肌。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "想像の遥か上を来られた。\n 友達に無理やり連れてこられてしぶしぶ観た映画だったが、自分の中の映画トップ5に悠々ランクインしてきた。女優の浜辺美波さんの演技に終始どっぷりハマってしまい目が離せない映画だった。結末は最初から分かっているのにそれでもこれからどうなるのだろうと思わせる映画だった。最後は予想外の展開でしたがそれも含めてすごく面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "小栗旬の抑えた演技に好感\n これまで小栗旬は、トゲのある役どころしか知らなかった。この作品での静かな演技に好感を持った。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通かなぁ\n 美波さんの話し方が、渡る世間に出てる女優の野村真美さんに似ている。可愛く撮ろうとしたのか、おんなじようなかわいい顔ばかりでやっぱり新人さんだと思う。新人男優さんも演技はまだまだ。ストーリーは普通かなぁ。学生さんあたりだと純粋に浸れるのかも。色々人生経験してきた大人からしたら、普通としか…。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "大切な人を想う\n ちまたで高評価ですねー。映画的にツジツマの合わないとこがたくさんあるけど、僕は好きでした。余命わずかのヒロインは終始笑顔だけど、孤独で苦しく恐怖を感じているその裏側を知った時、無性に涙が溢れてきました。そしてタイトルの本当の意味を、知った時には号泣(笑)若干16歳、浜辺美波さんの、難しい2面性を描いた演技力は圧巻でした。彼女は「まれ」でも注目していましたが、着々とキャリアを積んできましたね!小栗旬さんの、抑えた中に繊細な表現もさすがです。12年のシークエンスを行き来する演出も、良かった。大切な人を想って、ピュアな気持ちで泣きたい人はぜひ! " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "泣けました~!\n ストーリーは、だいたいわかってい泣けることもわかっていたので、ハンカチを用意していたけれど、予想以上に泣けました。人は、亡くなってしまうといなくなってしまう‼生きている人の中で、いろいろな形で思い出として記憶に残って行くのだろうけれど、主人公の願いと希望と淡い恋心が、月日を経て君の膵臓が食べたいと、言わせたのかなと思う。そして、人は、いくら今、健康でも明日は、事故や事件で突然死んでしまうかもしれない!どんな人にも、1日は平等にある!やりたいこと、好きなことがあるなら先伸ばしにしないで頑張ってやったほうがいいんだって‼思いました!? " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣きました~!\n ストーリーは、だいたいわかっていたので泣けることもわかっていたので、ハンカチを用意していたけれど、予想以上に泣けました。人は、亡くなってしまうといなくなってしまう‼生きている人の中で、いろいろな形で思い出として記憶に残って行くのだろうけれど、主人公の願いと希望と淡い恋心が、月日を経て君の膵臓が食べたいと、言わせたのかなと思う。そして、人は、いくら今、健康でも明日は、事故や事件で突然死んでしまうかもしれない!どんな人にも、1日は平等にある!やりたいこと、好きなことがあるなら先伸ばしにしないで頑張ってやったほうがいいんだって‼思いました!? " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "月川監督の悪意に感服\n 『泣ける映画』のキャッチコピーを聞いた瞬間、ろくなもんじゃねぇと思って映画館に長渕キック!というわけで、感動タイマン勝負。泣かせるもんなら、やってみやがれ!結果、僕の判定負け。泣きかけました。冒頭、流行りの胸キュン攻撃に頭を抱えました。さらに学生の演技もションベンくせ~。泣ける気しねーわ!しかし、彼女の書いた『共病文庫』を読むシーンでまんまとやられた。拳がアゴをかすめて、まさかのダウン。そして俺は気付いてしまった。これってまんまと監督の手のひらの上で感情を転がされてたんじゃない?もうこの映画自体が胸キュン映画に対する皮肉が込められてたのでは?そう、現在パートの中学生日記みてーな演技・感動の押し売りセール的なキャスト陣。全てに監督の悪意が隠されていたのだ!「胸キュンさせてやんぜ」のシーンはすげーグイグイくるんだけど、ガードの上からで威力は見ての通り、スカスカ。でも、ガードが下がった(観客が構えてない)時に重い一発を入れてくる。そういう感動タイマンお客さん相手のことも考えて作られているんだ。月川監督はすっげー柔軟性のあるキレる人だと思った。例えば、ガチでイタイ監督や、雇われ感丸出しの名前だけの監督が撮った実写作品は酷評が過半数だ。そこに悪意がないから。真面目に悪意があるからこそ、真剣に人を泣かせることが出来るし、マウンティングを取れる。月川監督は胸キュンを総合格闘技化させてる。これはズルい!俺の妄想?いやいや、でなければ俺が泣きかけたことが納得出来ない!監督の膵臓がたべたい。ポン酢で。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "切ないけれど、温かい気持ちになれます\n 原作も、映画も、素晴らしかったです5回も、映画館に足を運ぶほど、主演の二人の可愛さ、演技の上手さ、映像の美しさ、ストーリーにハマりました命の大切さ、人との関わりの大切さ、など生きていく中で、大切なことを改めて気付かせてくれる、映画です映画のラスト、ヒロインの美しい声が、映画館に響き渡った時、既に泣いているのに、更に、ブワーっと涙が溢れますこの映画を通して、家族や友達、恋人、周りの人達に感謝の気持ちを忘れないでいたいと思いました色んな方に、観ていただきたいです本当に観て良かったです君の膵臓をたべたい、最高!!! " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "想い\n 自分が大切に思っている人は、その人も自分のことをそれ以上に大事に思っているということが、時々あるかもしれないということ。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "感動モノ、みる価値ある\n 感動モノ、みる価値ある " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "この映画で一番伝えたいこと\n 観終わるとまた観たくなりついに5回目を観終えました。高評価をしている意見で多くみられるのは、原作を再校正し本編がさらに良い形になっていると述べています。「彼女」が逃れられない死を迎えたにもかかわらず12年という月日を経て天国に行くことができたという点や、「僕」が遺書を見つけたことで自分の殻に閉じこもっていた状態から一歩前に進むことができるようになった点などです。一方で、もっとこう演じたらいいのに、とか役や設備など内容の設定に違和感があるとか、病人らしくない振る舞いだ、とか改良すべき点を細かく指摘するとたくさんあるのもわかります。しかし私はこの映画で製作者側が一番伝えたい主旨は、間近に迫る「死」をどう受け入れるか、「死」を迎える側の立場と「死」を見送る側の立場のそれぞれの葛藤を描いている点だと思います。「死」を迎える側はキューブラー ロスの死の受容でいうと否認、怒り、取引、抑うつを経て死を受容できるようになると考えられています。「彼女」は「僕」と接するようになった時点ですでに「死」を受容できていたことが伺えます。しかしながら時おり見せる暗い表情などからもわかるように、完全には受け入れきれず自己が消失するという虚無感と葛藤しています。どのようにして虚無感を克服すればよいか、「彼女」なりの答えを出しています。「彼女」の「身体」は間もなく寿命をむかえてしまうが、「彼女」の「心」は親しい人に伝えていくことができる、親しい人の「心」の中で「彼女」の「心」も生きていけるかもしれないというようにデカルトの心身二元論に代表される、「身体」と「心」が別であるという考えを漠然とながら自ら導き出しています。「僕」のほうは突然亡くなってしまったこともあり「死」の受け入れができていませんでした。1ヶ月経って受け入れができるようになりましたね。その間の描写がないため受容までの詳細な経過はわかりません。本編で製作者が私たち視聴者に伝えたいことは「いつか訪れるであろう自らあるいは親しい人の死をどう考えますか。」という問いかけをし、そして「 私たちならこういうケースに対し、こう考えこう対応します。」というように1回答例を提示しているように思います。原作者がいうように私たち人間はいつ死ぬかわからないし、突然厳しい病状を宣告される可能性を持っていると思います。自分が同じ立場になってしまったらどう考えますか、というテーマを考える機会をつくってくれたのだと思いました。そういう意味では映画の完成度は別にして、とても価値の高い作品だと思います。十分に高評価を与えられると思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "おっさんを泣かせるための映画\n 映画館を出て、帰りの車の中で、思い出しながら号泣。奇をてらったタイトルだと思って当初は観賞したいリストから外していたけど、意外と周りの評価が高いので観てみようと思った。観てよかった。ときめきとかもう縁遠くなったおっさんだけど、映画の最初からときめかせてくれる。惚れてまうやろー!“僕”は、好きになったら失った時の悲しみが大きくなるから、できるだけ好きにならないように気をつけたんだろう。でも、気持ちには嘘はつけなかったよね。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "浜辺美波よかった\n 今回は、浜辺美波がはまり役でした。原作を読んでいませんが、淡い青春時代を思い出すそんな作品に仕上がっています。最後のストーリーはなかなか練られたものと感じています。見て良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "良かったよ!\n 良かったよ! " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "つまらなかったです。\n 終始退屈でした。予告で浜辺さんの諦めを帯びた笑みに期待を少ししていたのですが、良かったのは結局そこだけでした。小栗旬さん初め、この役者さん達である意味が果たしてあったのだろうかという疑問が上映中から気になりました。ネームバリューばかりではないのでしょうが、オーディションをちゃんとして、採用する側に見る目があるならもっと上手い役者さんは腐るほどいただろうになー思ってしまいます。どれもこれも予想の範疇で、ずっと腕組みして首を傾げながらの観賞でした。本当は序盤で早々に退出したかったのですが、全部見てもいないのに評価するのは失礼だろうと感じて座っていましたが、やはり得るものは何もなかったです。何か作業をしながらTVでBGM代わりに流し観する程度ならちょうど良いかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見ないと損\n 見ないと損 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた\n 期待しすぎた " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかよかった、泣けた 北村匠海がどんどんかっこよくみえた 生き...\n なかなかよかった、泣けた北村匠海がどんどんかっこよくみえた生きてるのは当たり前じゃないなと思った " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "痒くなるほどのきゅん\n 原作は知らないまま観に行きました。余命を全うしようと天真爛漫に好きな人といようとする女の子の姿がきゅんきゅんしました。「彼女は、その短い余命を全うできると思い込んでいた」という僕の言葉はもっともで、泣けました。みんな、選択していまの状況を生きている、ということを再認識させてもらいました☆ " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "本を通した現在と過去の交流\n 作品の流れは教師である主人公の回想からは始まる。高校生時代にいた同じクラスの女の子との秘密の交流を通して、ゆっくり成長していく主人公の物語である。全体的には楽しめたのですが、ヒロインである女の子は所謂少女漫画の女の子みたいな行動をとるので男性目線で観ると少し感性が違うなと感じる部分が生じてしまい、感情移入がそこまで深くできずに視聴してしまう。ですが、教師である現在と高校生の過去を本が繋ぐという描き方はとても綺麗にまとまっていたと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "北川景子が美し過ぎ\n 北川景子が美しすぎて他の役者やストーリーをくってしまったあのウェディング衣装、あれをポートレートにして飾りたいくらいオードリーヘプバーンか夏目雅子みたいに後世に残していきたい美しさそりゃーあんな宝物のような女性を嫁さんにもらったら、24時間テレビで走らされるわf^_^;)と 思った " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 0.0, + "empathy": 2, + "review": "観て良かったけど。。\n シンガポールに住んでいる為、見られる邦画が限られているので、仕方ないかー、みたいに観に行った映画だったけど、泣けました。ただ、9月14日からの公開で絶賛上映中の17日に観に行きましたが、お客さんは一人もいなく、一人きりで鑑賞、寂しかったです。シンガポールでのタイトルが「Let Me Eat Your Pancreas」と日本のタイトルを直訳されていたので、誰も観たいと思わなかったのでは?と思いました。せっかくの良い映画、上映する側も、製作者の意図、内容を汲んでタイトルを工夫してもらわないと勿体無いですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "泣けた\n もう一回見たいくらい小説も買ってしまった " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルの深い意味に感動...*\n タイトル名がずっと引っかかってて、溜まったポイントで映画が無料で観れる・・・という事で、この三連休の初日でひとり映画してきました*もう空いてるだろうと思ってたけど、当日は満員でビックリ!!公開が結構前なのに、まだ人気があるのかな( °ω° )▷▷感想主人公の女の子を演じている浜辺さん正直、私は演技好きではなかったです...。でも、原作が小説だけあって、ストーリーはしっかりしてたから心に残る言葉だったり、展開があってGood👍🏻✨ラストは本当に衝撃だったけど、、嬉しかったり、笑ったり、悩んだり、泣いたり、傷付いたり、、毎日、いろんな事があるけど、全部無駄な事なんて何一つないって、いろんな壁にぶつかって生きていきたい。胸を張って。私も誰かに「あなたの◯◯がたべたい」なんて言ってみたいなぁー¨̮♡︎・・・個人的にはガム君がいい味出してたな、と(笑)あゆキャラ好き(*´罒`*)♫ " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思った以上に感動\n やはり泣いてしまいました後半はずっと涙が止まらない命の大切さ、友達への優しさが伝わる作品母親を目の前にしての『泣いてもいいです』の一言で号泣、クライマックスシーンの桜良のセリフは胸に響いた " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 14, + "review": "頑張って探して見つけた方が嬉しいでしょ?\n 冒頭で桜良が「宝探し」という言葉を口にするけれども、この作品における「宝探し」はただの宝探しではない。何せ12年越しの「宝探し」なのだから。そして探すものはいうまでもなく桜良の遺書である。では、なぜ見つけるまでに12年もかかったのか?それは桜良が予期せぬタイミングで死んだからである。ヒントの1つや2つくらい春樹に教えてあげるつもりだったのだろうけど、通り魔男のせいで実現しなかった。だが、遺書は見つかった。図書館の書庫にあった。それは偶然だろうか?運命だろうか?「いや、ぜんぶ春樹が選択してきたことだよ」桜良ならきっとそう言って笑うだろう。まさにその通りだ。桜良の家で『星の王子様』を手に取ったこと。教師になったこと。図書の整理を引き受けたこと。あの男子生徒と知り合ったこと。共病文庫を読み返したこと。恭子の結婚式への参加を渋ったこと。12年にも及ぶ春樹の行なったすべての選択が「宝探し」につながったのである。一見すると、「今を大切に、後悔しないように生きる」ということがこの作品の肝であるかのように思えるが、実際のところ人生はそう上手くいくものではない。後悔なんて山ほどする。だけど、私たちは自分の【選択】がいつか何らかの意味を持つだろうと信じてただ生きるしかない。(remブラントさんのレビューや解釈を引用・参考とさせていただきました。) " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 12, + "review": "浜辺美波の包容力\n 主演の浜辺美波さんに久々にスターらしい包容力を感じました。どこか悲しみを含んだような笑顔。妹のような姉のような大人のような子供のような、あらゆる男性の初恋の人の面影を兼ね備えている女優さんだなと感じます。役柄である桜良については、あざとい、わざとらしい等の意見もあるようですが、これはこの役が星の王子様(この作品のモチーフとなっていると思われる)に出てくる薔薇をふまえているとすれば想定内の反応だと思います。しかし、問題は王子様がいかにこの薔薇を理解し折り合っていくかという部分にあるはずです。いづれにしても膵臓を食べずとも映画を観た多くの男子の心の中に桜良(=浜辺美波)が生き続けることになりそうなことは間違いなさそうです。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "号泣\n 2回観て2回ともいや2回目の方がワンワン号泣(;ω;)北海道に住んでる人間にとってはより切ないラストでマジ感動したニャ😩そして浜辺美波ちゃん可愛すぎなんですけどお〜😍志田未来ちゃんにもちょっと似てて明るい天真爛漫な演技にめっちゃ好感持てました!文庫本もコミックも読んだけどやっぱし映画から入るのが正解だと思う。コミックも地味に感動しちゃいましたあ!DVD発売されたら絶対買うヨ😀 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "思ったほどは\n 泣けませんでした…。泣きましたけど、もっともっとボロボロ泣くのかな、と思ってたので。主人公の女の子の亡くなり方にビックリしましたけど、爽やかな青春映画って感じです。女の子の笑顔がめちゃめちゃ印象的で、素敵な笑顔でした。途中、突き刺さった言葉は「偶然でも運命でもなく、自分で選んだ結果二人は出会えたんだよ」って台詞。とっても素敵な言葉だな〜と思いました。個人的に、大人になった小栗旬と一緒にいた教え子の男の子、村上虹郎にやってもらいたかったな〜なんて。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣きすぎて疲れた(笑)\n 原作を知らずにタイトルが気になったので見てみましたが…泣きつかれました(笑)出だしはちょっと単調でどうなんだろう~て思いながら見てましたが、後半から涙無しでは見れないくらいで、本当に素晴らしい作品だと思います。日々生きている大切さを感じられる作品です。見る価値あり‼ " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった〜♪\n 俳優さんたちが上手いから、本当、良かった…。やっぱり映画館で観る映画はいいなぁ〜。もちろん泣ける映画ではありました。切ないけど、やりきった感ありそんなにそんなに落ち込まない。未来に少し光りが見える。青春の宝箱や〜〜〜♪ " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "何回見ても泣きます\n 1度目は泣くかもと思い、1人で行きました。しかし、友人とももう1度見に行きました。原作を読んでいたので、どういう展開になるのかな?と思い、鑑賞。小栗旬さんと北川景子さんによる大人になった春樹と恭子を描くことで、また違った感動を味わいました。本当に号泣しました。クスクス笑えるシーンも所々にあり、良かったです。すっかり、キミスイのファン、そして浜辺美波さんのファンになりました!写真集買います!この映画と原作は読むことをオススメします。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "切ないけど 幸せな気分に\n 平日の昼間に鑑賞思っていたよりも人が入っていてカップルが多いのは分かっていたけれど年配の方が多くてびっくりしたこの映画 桜良の亡くなり方の受け止め方で かなり評価が分かれるのでは?こんなのルール違反 デタラメ って意見も分かりますただ僕に関しては 桜良の「誰でも一日の価値は同じ」という言葉から 作り手の人たちが 「明日のことなんて 誰にも分からないから 今という時を大切に生きよう」というメッセージを込めている作品なんだろうなぁと思って観ていたから 驚いたけれど違和感は無かった 逆にそのメッセージをより強く感じることが出来た現実の世界でも 今という瞬間しか確かなものってない気がするし実現できなかった桜良の最後のしたかった事・・・「僕」と満開の桜をみること桜良と12年後の「僕」が図書館の窓から満開の桜を見るラストシーン桜良と「僕」が心の奥底から通じ合っていたことを知ることができるラストシーンたまらなく切ないけれど 幸せな気持ちになれた 優しい気持ちになれた少しでも もう少し頑張って 今を大切に生きようって思ったそんな思いを抱かせてくれたこの作品と出会えて良かったです " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "丁寧に描かれる二人の関係。\n 原作未読で拝見、2人が近付く様が非常に丁寧に描かれていて好感が持てました。後から小説読みましたが、回想する構成にして主役級2人ぶっこんで商業化させたのは良かったです。20代半ばの俳優陣を使わず同年代を起用、話題性供なって新しいヒロインを打ち出せたのもいいですね。個人的には恭子との絡みがもう少し欲しい気はしました。序盤は病気のことが嘘のようで、天真爛漫で小悪魔的な笑顔で\"僕\"を振り回す桜良ちゃんが可愛すぎた。2人の関係が微笑まし過ぎる。キュンキュンし続けて、最後の\"僕\"の涙にやられました。病気ものの恋愛映画とは少し異なる展開で、彼女の雰囲気を含めてまるでファンタジー。浜辺美波ちゃん、初見でした。最初若干あざとさが過ぎるのではないかと思いましたが杞憂でした。\"僕\"同様言葉をあまり発信しない出来ない側の人間から見ると斜め上を行く言動に終始翻弄され、最高にキュンキュンでした笑。ホテルや自宅シーンは悶絶級です笑。北村匠海くん。彼の自分の中に閉じこもる姿、段々心を開く様子が見事でした。ラスト感情を爆発させるところは迫力ありました。そして、何かと救い要素となる矢本くん。途中彼が悪役だったらどうしようと思ってましたが、ホントにいい役所で良かった。大友花恋ちゃんははあんなに背が高いのか。病気をある意味逆手にとる視点が素敵でバックボーン関係なく、人の一日はみんなにとって同じ価値であると改めて認識し、なんか自分まで教えられた気分になります。それぐらい浜辺美波ちゃんの醸し出す雰囲気は、おとなびてました。大変素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "秘めたる想い\n たったの一言に涙した。緩やかで、静かな印象の作品だった。でも、それは、色んなモノを閉じ込めて、それでも誰かを求め続けたからだった。主人公が高校生なので、思春期独特の価値観は目立つものの、それが儚さと相まってとてつもなくピュアなものだと思えてくる。「死」への恐怖を閉じ込め、笑う彼女。そんな彼女の全てを唯一共有してる彼。彼は、彼女の孤独や恐怖を代弁はしなかった。ずっと、ずっと耐えてた。彼が日記を読んだ後のたった一言に、涙が溢れた。衝撃的な題名だけど、観終わると得心がいくし、その想い合う気持ちが愛おしい。原作未読ながら思うのは、成長した彼たちのシーンの分量だ。勿論、必要なのだろうが…ちょっとテーマがズレてるような気もする。おそらく、それ程までに過去シーンの印象が鮮烈だったのだろうけど。ただ…ボヤける日常を過ごしてる彼との比較が、より一層、彼女が居た時間を際立たせたようにも思った。不器用ではありつつも、他を思いやる尊さに胸が熱くなる。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ほむほむ\n 冒頭で演技の下手な子だな~と見ていましたが(笑顔のシーン)、ストーリー自体は良くできているので、徐々に演技に引き込まれていく感じで、男の子が闘病日記を受け取りに行った時は、不覚にも泣いてしまいました。嫁に誘われて見に行ったので特に期待していなかったのですが期待以上でしたね。生まれ変わったら健康な体で幸せになって欲しいなどと主人公の女の子に祈ってた自分がいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "君の膵臓をたべたい。\n 原作とは、少し違って、その後が描かれていて良いと思った。とても感動した🌼 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 絵の綺麗さに負けず内容もよかった。浜辺美波もなかなか。展開も文句なく。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "涙が止まらなかった\n 日本映画界に生まれた名作を映画館で観る機会に恵まれてよかった。ストーリー性等も踏まえて観ている人が自然と号泣出来る作品に久々に出会えて感動した。文句無しの★5 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "すごく感動する\n 原作読まず、期待せずに行ったけど、観応えあり。浜辺さんの演技が光る。小栗旬もよかったなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高です\n 今まで見た映画の中で、一番良かった👍 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "セカチューとは別物\n 甘酸っぱい青春恋愛映画★セカチューに似てる!泣ける!と聞いてたけど、泣いてないです。ちなみに、セカチューも泣いてないです。君の膵臓をたべたい…この意味もだいたいのストーリーも見る前から(題名や予告で)なんとなく予想してた。だいたい合ってた。女の子の最期が病気じゃなかったところ…予想に反してた。ここがセカチューとは違うところかな。病気のことそんなに押してこない。主人公の男の子の感じ良かった!地味だった人って確かに1人で自分のこと見つめててすごい奴だったかもと感心。そして、女の子がかわいかった~★ハチャメチャで主人公の振り回し方ハンパじゃなかったけど、悲しい表情とか良かった。2人の俳優さんのこれからが気になる。ぜひ売れると良いなぁ。笑命を見つめること、人との関わり方…若い時に見ていたら私もいろいろ違ったかなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "この作品を越えるのは難しい\n 映画を見てから原作を読みました。映画のラストもよかったのですが、原作のラストも捨てがたい!2時間弱の上演時間では描ききれないですね。セカチューの時みたいにドラマ化されるとうれしいですね。あの時は亜紀役が長澤まさみから綾瀬はるかになったけど桜良は浜辺美波以外には考えなれないですね。主要キャストそのままでドラマ化されるといいです。原作のラストになると、小栗旬と北川景子の出番がないですね。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "JK流終活\n 孤立することに慣れているせいか動揺も感情も表に出さない春樹。明るくて常に周囲に人が集まる人気者の桜良。余命一年となった桜良のたっての願いにより、両極端の二人が濃厚な?束の間の青春を謳歌します。「好きなことも嫌いなことも面倒なことも全て巻き込む」それこそが人生の醍醐味だという、死期を悟った桜良の人生観を知ると納得出来るのですが、中盤までは、病人であることを振りかざして我儘放題するタイプのあざとい患者に見え、無理矢理付き合わされる春樹が気の毒に思えました。美少女があんなにブリブリ接近して来たら、どんな男子でもドギマギして許してしまうのでしょうけど。死ぬのが怖いと言いながら、自ら寿命を縮める行動を取り続ける辺りも、純粋に普通の青春を満喫したいのか、それとも実は内心やや自暴自棄なのか…。難しい年頃の乙女ということで納得していますが…。あれだけ暴飲暴食(しかも飲酒)したら、そりゃあ数値は悪化するさ!!孤独だった恭子や春樹に、人と関わり、友人を作る大切さを遺した桜良。誰しも今日の1日は同じ1日である。桜良に感化され徐々に変化が見られる春樹!しかし、大人の春樹はトラウマからか、遺言書を見つけるまで結局12年間元の春樹だったと(^_^;)。友達を取ったの取らないだの、大半を占める幼稚なやり取りがあまりにくだらなくて、途中で劇場を出ようかとまで思いましたが、後半、おぉ!浅いと見せかけて深いのか!と思い直し…、いや、やはり深いと見せかけて浅いのか_| ̄|○、何とも言えない内容でした。親友も異性も大切だけど…。残していく人々のことを本気で思いやるのであれば、春樹より両親にもっと自分の世話をさせたほうが親孝行だったと思いますよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "私史上最高傑作\n 単に泣ける青春映画だと思って観に行ったら、とんでもない衝撃を受けました。少しでも目に留まった、気になった方には是非見て欲しいなと思います^ ^真っ直ぐに透き通り、美しく切ないお話です。私には人生において大切なことがたくさん込められているように感じます。人生で初めて映画館で3回観に行きました。回数を重ねて気付かなかった色んな伏線に気付き、毎回ハンカチやティッシュの必要さが増してきています。もう1-2度ぐらい映画館で観に行きたい。DVDとか出たら買いたい。それくらい、私には大切な映画となり、私史上最高傑作です。ヒロインの浜辺美波ちゃんがとても素敵でした^ ^かわいいし、声も心にすっと入ってきました。私も浜辺美波ちゃんの演じる桜良みたいに生きたいな。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 期待しすぎたかな?原作でいい所が全部消えた感。どうしても原作と比べながら見てしまう。原作で好きなシーンが全部はしょられててショックだった。こんなに面白いっていう人ばかりなのに…主人公も周りの人もなんかちょっと違うかなって思ってしまった。10年後から始めるあたりでビミョーだったけど…原作は読まないで行くのがいいと思います。読んでる友達の反応も微妙だったので… " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今年一番泣けた。\n この作品は、原作を読まずに映画を見に行くことをオススメします。浜辺美波さんの演技力で主人公に感情移入してしまいました。気付いたら泣いていて若い2人の演技で包み込まれました。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "君の運命を変えたい。\n 悪趣味なタイトルに思わず「東京喰種」の副題か?と思わせる節を感じて慄いたものの、内容は何だと思うくらい普通の物語。 個人的には友達以上親友未満の過去を12年も払拭できずにいる気持ち悪い大人達(ゴメンね)が描かれている現在の追加は全く不必要だった気がしてならず、小栗くんがどんなに頑張っても役に合ってない。非現実的な小旅行など重病患者が親族抜きで できるわけないだろ!と多くのツッコミをよそに主人公二人が爽やかに頑張っているので勿体ない。それにしても物語の終盤 主人公の命がまさかああいう形で終わる展開に意表を突かれた。 私なら友達になることよりもそっちがトラウマになってしまう。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "感動の一言\n 友人に勧められ、今週で上映終了してしまうということもあって、初めて1人で映画を見に行きました。感動できるということは百も承知で鑑賞してきましたが、想像以上の出来の良さに感動して最後の方は涙が止まりませんでした。元々原作を読んではなく、映画をみた後に本屋さんに駆け込んで原作小説を購入しました。小説もまた映画の内容とは一部違うところや、小説なりの魅力があって涙が止まりません。本当に見に行ってよかった映画だと心から思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "浜辺美波が素晴らしい\n 「屋上屋上屋を架す」になるとは、思いますが、浜辺美波さんが、素敵だったので、コメントさせていただきます。 この映画を観るまでは、彼女のことはまったく知りませんでした。けれど、映画を観て、衝撃。なに、この女の子!凄過ぎ。 お盆が終わったある日の午後のこと。それ以来、8回、映画館に足を運ぶことになる。もちろん、映画が最高だったこともありますが、浜辺美波さんの演技に感動したかったからでした。 彼女に関しては、多くの方々がコメントしていますので、今更ではありますが、それでも言いたいですね。凄いぞ、浜辺美波! 調べてみましたら、キャリアは6年。ぽっと出の新人さんではなかったのですね。原作は知っていました。名前だけは。最初の映画の後、直ぐに原作を読む。コミックも読む。 映画は、115分という時間の中で原作の持ち味を損ねることなく、その言わんとすることを、十分に映像化していたと思います。 そして、山内桜良という女の子の限られた人生、時間を見事に演じた浜辺美波さん。笑顔、笑顔、不安、悲しみ、でも喜び。小悪魔。色香を感じさせる大人の女。ピュアな普通の高校2年生。それを、実に見事に表現してくれています。色々と、言う方がいますが、僕にとっては、名優ですね。主人公と等身大の浜辺美波さんが主演のこの映画を観れたことは、ラッキーでした。僕より、遥かに歳下の女の子ですが、憧れすら感じさせてくれますね。 最後にもう一回、凄いぞ浜辺美波! " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 映画館で鑑賞。主演の浜辺美波さんに注目していたので見たのですが、素晴らしかった。「余命いくばくかの~」的なストーリーは数多あれどこの作品は全く新しい価値を付加しているように思います。「根暗で他人に興味がない人」をこの作品以上に肯定してくれるストーリーはこの先10年以上出てこないのではないでしょうか。この作品に救われた方も多いように思います。映像もとても美しかったです。泣きたい時、儚い美しさを見たい時はぜひ。原作にはない数年後を主軸にすることにより世界観を広くすることにも成功しているかと。久々にスッとしみこむ作品に出会えました。最近泣いていない人はぜひ☆ " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動!絶対に観た方がいい!\n まだ観てない人!絶対に観た方がいいです!号泣です… " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n 😭 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "2017-56\n ハンカチ2枚あってよかった。劇場つくちょい前から雨が降りだして、頭にハンカチ乗っけて走りました。雨に濡れたハンカチで涙をふくのが嫌だったので、ファミマで無印のハンカチを買ってIN。これが最良の選択でした。家だったら北村匠海くんくらい、泣いてる。なぜかノドが痛い😭最初、高校生がお泊まり🤔とか思っちゃう、アラサーオババ目線の自分も確かにいました。永遠でない命。わかっていても、わかっていない毎日。だから楽しいことしよう、惜しんじゃいけないと思うんです。好きな人に好きって言おう。行きたい場所に行こう。限りある残りの人生は、長いかも短いかもわかんないんだし。だからわたしは今日も好きな映画をみよーっと。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しいけれど幸せ\n 少年と少女の物語少女は膵臓の病気で長くは生きられない余命わずかな少女なのに明るく前向きに生きる姿に感動しその少女に出会ったことにより 内気な少年が心を開いていく姿がとても良かった2人のやりとりが 微笑ましくて心がキュンとなりました北村匠海君がとても良かったこれからの彼の演技にも注目したい " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "お家で一人で観たかったくらい泣きました。\n 少女漫画のヒロインのような女の子に、根暗なクラスメイトくん。二人の演技がすごく良かった。大切な人を亡くしている人にはキツイ程、生きたいのに生きられない人の本音が覗けたり、人間の、どんなに辛くても強がって、そう見えないように頑張ってしまう部分とか、たくさんの感情がわかりやすく表現されていてすごく良かったです。お家で一人で観たかったくらい泣いてしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "傑作少年映画\n 前半は冴えない男子に積極的に迫る女子を描いたただの少年映画かと思ったが、哲学要素を入れてきたので四階級特進。なぜ人は生きるのか。なぜ今ここに自分はいるのか。他人を求めるのか避けるのか。こういった疑問に一定の答えを与えてくれる。(一部不服だが)やはり哲学はいい。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "過去から届くメッセージ\n 思ったほど泣けなかった。誰もが想像するであろう展開…不治の病で余命わずかな同級生の秘密を知るのはただ1人、クラスの中で地味な図書委員の彼。人と関わる事を嫌う彼に桜良は図書委員に立候補し2人の時間を作る。死ぬまでにしたい事を実行する為2人で旅行した。病は進行し桜良の体調も思わしくないのだが、2人で桜を見ようと待ち合わせた…が…ここで急展開。通り魔に刺され死亡⁈そんなバカな!せめて元彼君の逆恨みによる殺害とかにしてよ…一気に冷めた。でも、春樹が後で言ってたね。甘えてたって。確かに、病死だと思ってた。死ぬまでに時間がまだあると…当たり前に明日が来るなんて保証はどこにも無いってこと痛感したね。桜良は自分の余命を知っているから遺書を書いて図書館に隠すことができた。偶然など無いと桜良が言ったように選んで生きて来た結果の必然なのだろうか?春樹が教師として母校に赴任し、思い出の図書館で図書整理をし、手紙を見つける事も必然だったのか?しかもその日が恭子の結婚式。かなり出来過ぎた話だ。大好きな人の一部となり生き続けたいと言う思いが「君の膵臓をたべたい」なのだ。小説を読んでみたいと思った。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "とても感動した。\n 君の膵臓をたべたいは今までで一番感動した映画です。浜辺美波さん演じる山内桜良という女の子の健気で一日一日を大切な人たちと生きようとする姿に感動しました。北村匠海さんも素敵でした。映画代を払う価値のある映画だと思いました。とても感動しました。特に浜辺美波さんはかわいいだけでなく声も素敵で良かったです。北村匠海さんは見事に心優しい繊細な僕の役を演じていて、主演のお二人がいたからこそこの映画は感動作になれたのだと思います。この映画の中で特に好きな山内桜良のセリフで「一日の価値は君も私も変わらない」というセリフに一生懸命生きる事の大切さを教わりました。病院では桜良が僕を抱きしめて「うれしいな、君がそんなに私の事を想っていてくれたなんて」というセリフで僕の事を恋人として見ていた事にとても感じました。僕が共病文庫を読んで浜辺美波さん演じる桜良の回想シーンはとても心に衝撃が来ました泣かずに見れた事がうその様です。でも一番はお互いに君と呼び合っていた理由を知り、お互いに名前で呼ばない事がお互いに特別な気持ちを持っているからだと知りとても素敵だと思いました。とても感動しました。また見たいと思う映画でした。とても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作のイメージを壊さない仕上がり\n 原作を読んだ後に観ましたが、原作のイメージを壊さない仕上がりになってました。主演の二人の声が特に良い感じ(^^)単なる難病のお涙頂戴作品ではなく、爽やかな青春群像。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "とても泣ける話\n 高校生の純愛と友情をテーマにした話。話の展開としては少し予想外なところもあるけど基本的にはベタ。人が死ぬのをテーマにした話は相当しくじらない限り泣ける。この映画もその例に漏れない。特に学生時代が舞台だとその純朴さがさらに際立つし、現実味もそこまで失わない。ホントに綺麗な話。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今年1号泣しました\n 最初はただの甘酸っぱい恋愛映画主役の女の子のセリフ一つ一つが段々重みをましていきました。色んな感情があるなか最後はとても清々しい涙邦画はあまり観ないのですが期待以上でした " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高だった\n 心が動かされる物語めっちゃよかった!!! " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい映画\n とっても素敵な映画でした。音楽やキャストの方々など、うまく合わさりよかったです!是非劇場で見ていただきたいとオススメできます。どなたががおっしゃっていましたが、自分も桜良は彼が送った最後のメールをグラウンドの横で見ていたと考えています。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "死について考える。\n 学生時代の若い主人公2人が初々しくて、一生懸命で、自然に見られた。若い2人が、真剣に死について考えながらスクリーンの中で生きているときに、観ている自分も考えながら観ていた。死はあるとき突然訪れるものだけれど、彼女のように、喜びを沢山感じられるような生き方がしたいと思った。ただ、タイトルに頼りすぎなところがあり、もう少し別の言葉があった方が気持ちが伝わるのではないかなと思った。それから、学生時代で共病文庫を読んでいるので、大人バージョンがそこまで必要ないように感じた。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "泣いた\n この映画に1800円払ってしまった自分に。ヒロインの演技が残念すぎて、そこばっか気になってしまった。そのせいか泣けもしなかった。早く終わって欲しいと思って観てた。高評価多くて期待していただけに残念。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "誰もが\n 2005年の春、わたしも絶対安静宣告を受けた。たった1本の電話で、いつ心臓が止まってもおかしくないと告げられた。膵臓が腐っているヒロインのように。いつ死んでもおかしくないと告げられた。10年経っても生きていられるのは、また別のお話。ただし、ひとは余命いくばくもないと告げられたほうが清らかな心になるようだ。すくなくともヒロインと私はそうだった。神様は、ひとの余命を数字で書いてくれていればいいのに。そうしたら、ひとは残りの時間をたいせつに生きるのではないだろうか。不謹慎とは思わない。死が間近に迫っているという実感を当時も得られないままだったのにもかかわらず、すこし気が楽になっていた。たぶん。高い自殺率。死亡理由のトップが「自殺」の国・日本。生きていたくない国なんだろう、たぶん、日本が。希望のない・幸福でない・生きていたくない場所。それが、日本。死ぬのがこわいと思うのは、死後どうなるのかわからないからだ。それだけだ。映画は、「誰もがこういう運命になりえる」と思うし、また、こういった物語は過去から未来まで同じように続く。でも、誰もが「まさか」とも思っているにすぎない。けれど、わたしは、もう期待していない。明日が来ることにも生きることにも。運命にも。うなだれているのではなく、冷静に客観的に分析して、結論付けただけのことだけれど。「世界の中心で愛を叫ぶ」「君の名は。」を思い出した。ネタバレうんぬんではなく、物語の性質として。たくさんのことを考えていると、膨大な量の情報処理をしているような気分になる。多角的に多面的に。内容? 自分のことについて。深く考えている。それだけ。でも、忙しいほうがいいんだと思う。わたし個人としては。忙しくしていれば、そのことに集中できる。そして、達成感を得られる。ささいな喜びだ。これは、恋愛とは切り離したコメントだ。ここから恋愛のことを読み取ろうとしても徒労に終わる。映画を恋愛としてとらえるかどうか、それは映画をみたあなただけの楽しみとして残しておこう。2017.09.01記 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "改めて思い知らされる1日の価値\n 原作未読ですが、予告を何度も見ていたので、桜良が死ぬことは予想してました。それだけに、桜良の屈託のない笑顔と前向きな生き方に触れれば触れるほど、背後に忍び寄る死を感じ、切なくなりました。「この子の時間をこのまま止めてあげたい」と何度も思いました。それなのに、予想外の突然の死。裏切られました。悲しすぎます。でも、そうなんですよね。人生にシナリオなんてないんです。余命宣告は余命保証ではないのです。「1日の価値はみんな同じ」という言葉の意味を思い知らされました。命を大切にするって、今を大切に生きること。そんなのこれまで何度も聞いたことがあります。でも、この作品からは、今を大切に生きるって、どういうことかを教えられた気がします。それは、誰かと心通わせること、不安や恐怖や迷いと向き合って、一つ一つ自分で決断していくこと。今からでも、そんな生き方を心がけようと素直に思えました。そんなふうに思えたのは、僕と桜良の間に恋愛感情が芽生えつつあったとは思いますが、最後まで恋人同士にならなかったおかげかもしれません。安っぽい恋愛感情からではなく、互いに敬意をもって大切な人として見ていたからこそ、生きることの重みが強く伝わってきたのだと思います。残念ながら桜良は死んでしまいますが、「桜は散ったふりして咲き続けている」の言葉どおり、12年後の僕と恭子へのサプライズ。膵臓を食べませんでしたが、僕と恭子の中に桜良はずっと生き続けていくのでしょう。それは、この作品に出会ったすべての人の心の中にも言えることかもしれません。それにしても主演の2人の演技は本当にすばらしかったです。とくに浜辺美波さんの透明感のある演技と声は、本作になくてはならないものでした。北村匠海くんも、人に対して少しずつ心を開く僕を熱演していたと思います。ついでに言うと、ガム君もいい味出してました。ストーリーもテンポもキャストも音楽も、すべてがうまくかみ合った、おすすめの1本です。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "難病映画あるある\n 確実に一年後に自分が死ぬのをしっている登場人物が今までのしがらみのある肉親や親友やソウルメイトとの魂の交流を深めずに新たな人間関係を作って深めていこうとするのが僕にはまったく理解できない自分が死んで心から悲しむ人できるだけ少ない方がいいじゃないなんで悲しむ男の子を1人増やすの??自分が生きてきたって爪痕残したいの??それならボランティア活動とかいっぱい選択肢あるよね??観てる人を感動させたいがためのペラッペラのつくもののおはなしじゃないの(実話だったらマジイヤだわ)星マイナスがあったら喜んでマイナス100くらいつけちゃうクズ映画あーあと主演女優の演技もクソたぶん女優さんのせいではなく観てると監督さんからの演技指導があったぽい気がするが(死を面しても明るくふるまってねー的な)浅すぎるよーー " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "主演の女性が可愛い。\n 岩井俊二脚本原作のアニメ映画とどちらの映画を観ようかと迷って、こちらを観ることにした。前半、設定にわざとらしさやアプローチに無理があるなと感じる部分がいくつかあり、感情的に入り込むことが出来なかった。話の内容的には若い人向け。回顧場面での主人公の男性役には、もっと外見的にもっとイケてない役者さんが良いかも。岩井俊二監督のとある映画と設定段階が似てる。岩井俊二監督作品が好きな方には残念に思えるに違いない。けど、泣ける。主演の女性が終始輝き、可愛かった。だからこそ、悲しく儚い。見終わった後にあの時の笑顔が心に残る。上映を終えた後、周囲では原作との違いや比較を語ってる人がいた。そういう楽しみを持って、観るのも楽しいかなと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "感動した(;_;) 浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//) 北村...\n 感動した(;_;)浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//)北村匠海さんは歌も上手くて演技もここまでできるのはすごいと思いました!泣かせにくる映画だと分かっていたのに感動して泣きました! " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "人生観が変わった映画\n 映画を観てから原作を読んだが、1日1日を大切に生きようと思った。今までで観た映画の中で1番良かった。ヒロインが広瀬すずとかじゃなくて浜辺美波で良かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "これは浜辺美波\n いい話だし、小栗旬も演技うまいの。でもこの映画は浜辺美波だわ。他の女優さんがやったら作品の完成度が半分くらいになると思うもん。現在と12年前を行ったり来たりするところの入れ替わりが工夫されてんの。「なるほどなあ」と思う。浜辺美波は途中で死ぬのは解って観てんだけど、あの死に方はどうかなあ。その後で、おめかしする服を選んだり、図書館で手紙を書いたりするシーンが出てくんだけど、「ここで、それをしなかったら、あの死に方はしないのに」と思って入り込めないね。原作だと色々含みがあんのかもだけど、映画の内容だけだと、素直に進んだほうが良かったかな。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "割りと想像通り\n 予告編に全てが入っていたので、ほぼ想像通りでした。主人公のわざとらしいアニメ声がややイラッとします。若い子向けなので、10代の観客が多かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高の映画\n 人間いつ死ぬか分からない。その一瞬一瞬を大事にしないと。人と繋がり、人と会話し、人と仲良くなり、人と深く知り合う。いい言葉だ。トゥモローイズアナザーデイ。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "岩井俊二や行定勲の同系列作品みたいな何かを期待した自分がバカでした\n 岩井俊二や行定勲の同系列作品みたいな何かを期待した自分がバカでした " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "久しぶりに映画で泣いた\n 原作(まだ読んでないけど)のストーリー良さはもちろんだろうけど、何よりこの映画に厚みを出したのは浜辺美波の演技だと思う。天真爛漫な性格の裏に病気への恐怖を隠し抱える微妙な演技を、細かな表情から演じきれていた。そしてかわいすぎる!笑(顔も声も)惚れてまうやろのツボを押さえてるねw読書が好きということもあり、その言葉選びにも重みを感じた。特に心に刺さったのは、「偶然や運命ではなく、みんなそれぞれの選択の結果で決まっている」や、「生きるとは、好きも嫌いも寄り添うも離れるも、誰かと心を通わせること」というシーン。この作品を通して、「限られた命を大切に一日一日、今を全力で生きる」というテーマ。人は誰しも死ぬし、いつ死ぬか分からない。一瞬一瞬を楽しもうと改めて思わされた。あと、タイトルの力は素晴らしいね。考えた人。これじゃなかったらここまでヒットしなかったんじゃないかと思わせるほどハマってる。なるほどと唸らされるし、ラストは鳥肌モノだね。こういう告白やプロポーズが増えるんじゃないかな。笑原作にはないという大人になったパートも、映画では良いかたちでシンクロしていて、時間を行き来しながら主人公たちの感情の動きを味わうことができた。久しぶりに映画館で泣かされた映画だった。おすすめ! " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣かせに来る\n 話題になってたので友達と鑑賞。結論から言うとなかなか楽しめた。ストーリーはよくある男女のうちのどちらかが死んでしまうラブストーリー。ストーリーはとてもわかりやすく、最後に迫るにつれて、鑑賞者を泣かせにくる。わかりやすいストーリーなだけに、鑑賞後はなぜか余韻には浸れなかった。こーゆう類の恋愛映画を見すぎたためかもしれない。ちょっとキャストの演技に違和感を覚えるシーンもあったが全体的に感動ものの映画としては良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "超よかったです。\n 友達と見ました!とてもよかったです! " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "文庫本をすぐに買いました\n 君とわたしとのセンタク。彼女の言葉ひとつひとつ感動しながらかみしめながら、その余韻を忘れたくなくて、すぐに本屋に向かいました。関ケ原と迷った末のセンタク、正解でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "涙がとまりませんでした。\n 元々は私が大好きで子役の頃から注目してた若手女優、浜辺美波さんがヒロイン役として出る映画として注目していました。そして原作を読みました。最初にタイトルを見たときは意味がよく分かりませんでしたが、そのタイトルの意味は物語の序盤で明らかになります。浜辺さん演じる咲良(さくら)は末期の膵臓ガンで余命1年と宣告され、そんな時に偶然主人公にそのことを知られることになります。なんでも病気のことを知っているのは家族以外では主人公だけなんだとか。それからというもの、咲良は主人公と一緒にいるようになります。最初は嫌がっていた主人公も徐々に心を開き、そして死が近いにも関わらず笑顔で居続ける彼女に興味、尊敬、そして知らぬ間に恋心さえ抱き始めます。そんなとき、彼女はふと言います。「昔の人は悪いところがあったら動物のその部分を食べて治していたの。だから私は君の膵臓が食べたい。」こういう意味だったのかと。なるほどと思いましたが、実はこの題名にはもう一つ意味が込められていました。「死んだ人の一部を食べると魂がその人の中で生き続ける。」それを聞いた主人公は後に彼女の膵臓をいっそ食べてしまいたいと思う場面もあります。こうして残り少ない咲良の生活を共に過ごしていく主人公。2週間の検査入院もあり、いよいよ死が近づいているのかと恐怖を隠しきれない咲良に主人公も想いを寄せるのです。退院したら、2人で桜を見に行こう。そう約束をしました。そして咲良は無事退院。主人公は以前彼女がしてくれた様に、今度は自ら旅行の計画を立てます。幸せな瞬間が訪れるはずだったその時、悲劇は起こりました。最近巷で出没情報が出ていた通り魔に刺され、咲良は死にます。突然過ぎる別れに涙も出なかった主人公。その1ヶ月後に主人公は生前咲良が書き続けていた共病文庫を読みます。そこには初めて彼女と話した日から事件にあうその日の朝までの彼女の想いが書かれていました。そこが1番泣きました。涙がもうとまりませんでした。主人公を演じる北村匠海くんの演技も素晴らしかった。いまいる大切な人はいつまで一緒にいられるか分からない。この瞬間がずっと続く訳ではない。例え余命を宣告されたってそれよりもっと前に死ぬかもしれない。その人ではない人が死ぬかもしれない。何があるか分からないからこそ、毎日を、特別なことをしなくてもいいこの幸せな日常を大切に生きなければならない。そのような想いにさせてくれる映画でした。原作の内容を変な風に省かずに見事に映像化もされたおり、好きな女優、そして大好きなミスチルの主題歌と個人的には本当に見てよかった映画だした。間違いなく今までで5指には入る作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高すぎ\n 言葉にならないぐらい良かった " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "真っ直ぐな心 いいですネ\n 死ぬことと向き合うことは、大概の人が感じず生きてると思います。『運命』ではなく『選択』で出逢うというのは意味深いですね。歳を取っていても素直に感動できました。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "何度でも見れる\n 人生で1番の作品に出会えた気がしました " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作をうまく映像化できてる!\n 住野よるさんの小説ではひとつひとつの言葉がとても重要な役割を果たしていて、それがうまく映像化されていたように思う。失礼かもしれないけれど、キャストがあまり有名すぎないというところがよかったし、それぞれイメージにぴったりだった!最後の結末が突然すぎるのでもう少し予感させる工夫があってもよかったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "命の大切さを考える話\n 膵臓の病気のクラスメイト、偶然彼女の共病日記を拾って彼女の病気を知る。出会いは偶然じゃなく、必然だと言う事。主人公の僕は、人を信じる事、人を愛する事が出来る人になっていく。久しぶりに感動して涙しました。やっぱり、映画って良いなぁ、と思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "ボロ泣き\n 観たい、観たいと思いつつ、この日まで観れずにいました。彼女が観たいと言っていて一緒に行かないとということで観るのが遅くなったのですが、観れてよかった。必ずレビューを見てから映画鑑賞をするのですが、今回は珍しく予告編以外何の情報も入れずフラットな状態で観ましたが、結果隣に彼女がいるのにボロ泣きしてしまいました。浜辺美波さんの声と笑顔がとても印象に残り、きれいな映像でした。DVDが出たらまた観たいと思います。人生でNo.1の映画になりました。星はもちろん満点です。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いい意味で想像通りであり裏切られた\n 高校生が主役、余命宣告もの、実写化。「けっ!どーせお涙ちょうだいものの定番やろ!」と、喧嘩腰で視聴。結末は想像出来たものの想像通り涙ぼろぼろ。ただ、みんなで涙に明け暮れるのかと思ってたら、それぞれの死に対する向き合い方。悪くない。私は「余命宣告?いーなー!若いうちに花散って!ダラダラ生きるより人生(圧縮して)楽しめるし!」とわざと明るく笑うタイプ。勿論、受け取る側次第ではあるけど、それを聞いて「ひどいこと言う」という人もいる。かと言って、悲しんで腫れ物に触るような対応も、逆に自分だったら気遣うし、嫌かな、と思うので。だから、悪くない。当人の考え方感じ方。周りの人の考え方感じ方。それぞれあっていいと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波と小栗旬に好感\n 否応なく泣かされてしまうけれど、非常に冷静に作品を見返すと、不思議と涙がすぐ引いた。ただ、あの浜辺美波の可愛さ可憐さ美しさと絡み合う刹那的なストーリーが胸を締め付ける。とにかく彼女をじっと見続けるだけで、涙がにじみ出てしまう。若くして麗しのマドンナを失ってしまうと、そりゃあ、あんな悲しみに包まれてしまうよなあ、という役を演じきっている小栗旬にも傾倒していったわけで、美と哀の対比で一層涙を誘ってくる。ストーリーにはそれほど好感を持てなかったけれど、小栗旬と浜辺美波だけで好きな作品になってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "『世界の中心』の現代版\n 一つ印象的な台詞が合った。『一番泣きたい君が笑っているのに、僕が泣くのはお門違いだと思う』病気の人、人それぞれではあるけど、僕は一緒に泣いてあげるより、笑い飛ばしてあげる方が得意なんだけど、一度、非常識だ❗️と叱られた事がある。でも、心配するだけが心の支えじゃないって改めて教えてもらった‼️真実か行動GAME、今度やってみようと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 主人公2人の演技が特に最高でした。浜辺美波さんの笑顔に引き込まれました。2回目行ってきます。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "久々に泣いた\n 実際に観たのは2回目だし、レビューを書くまで時間が経っているので映画を観た直後の生きた感想ではないかもしれませんが、この映画を観てない人はすぐに観るべきと言うことはすぐに言うことができます。物語として感動できるのはもちろんですがなにより、この映画を素晴らしいものにできたのは浜辺さんをはじめとしたキャストのみなさんの心を揺さぶる演技あってこそだと思いました。正直私自身、3回目もいけそうです笑 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "定番? でも好きです\n ほかのサイトの感想を読んでみたら、おかしい所があるだとか、面白くないとか沢山書いてありました。言われてみればそうだけど、個人的にはとても好きです。ありがちな展開かもしれないけど、私は想像出来なかった結末でした。なるほど、や今度この言葉使おうって思う素敵な言葉や表現がたくさんあったなって思います。心が汚いと思い知らされました...笑汗 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人に優しくなれる映画\n 高校生がメインだから、現役ではない私は感情移入てきないかもしれない、と思いつつ、タイトルの意味が気になり観賞するに至りました。浜辺美波さんの清純で天真爛漫な笑顔のなかに、時折死に対する恐怖が垣間見え、とても演技力の高い子だと感じました。主演二人の透明感が素晴らしい。まさしく「今」しか撮れない。いつどうなるか分からない。それは病気であろうがなかろうが同じはずなのに、しっかりと理解出来ていないのでしょうね。当たり前に明日が来ると思っていますから。周りにいる家族や恋人、愛猫を大切にしたい、大切にしようと思える映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ピュアな二人\n 浜辺さんの透明感に引き込まれて映画に見入ってしまいました。可愛い無邪気な笑顔と ふと悲しげな表情になった時とのギャップがすごい! 今の若手の中でも群を抜く演技力だと思いました。北村さんも 感情を出さない男の子をとても上手く演じていました。終盤は涙が止まらなくて北村さんの泣くシーンでは一緒に大泣きしてしまいました。人生の送り方を考えさせられるとても良い映画でした!!! " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "また映画館であの笑顔を見に行きたくなる\n 途中意外な展開に引いていたが共病文庫のさくらの本音はそんな展開関係なく、さくらがどんな思いで毎日を大切に生きてきたかを知り涙が止まらなかった。浜辺美波さんの演技すごい!ファンになった! " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い\n 見る価値はあります! " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いい作品だ!\n 感動した、泣いちゃた。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "前半が退屈\n 前半が長く退屈でした。後半の死からの流れも多少はうるっとしましたが涙まではいかず、在り来りが否めない。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見ようか迷って選んでよかった\n 本は買ったけど、最後まで読めないで本の居場所がわからない。そんな原作小説でタイトルにとても目をひく。君の膵臓をたべたい。いろいろ考えたけど、最初見るまではわからなかった。主人公の女の子は私的には会っていたと思う。男の子はただナヨナヨした根暗なだけの男の子じゃなかった。二人が少しずつ変わっていく。主人公の男の子にいつも声をかけてくれる男の子が出てくるところ…おもしろい男の子だった。全体的におもしろかった。大事なことをいろいろ言われた気がするし改めて考えさせられたかな。毎日を大事にしないと。なくしてから失ってから気づくことが世の中多い。あとは自分の選択、行動は人のためでも人のせいでもなく自分のため。病院で働いてると思う時もあるし教えられること気づくこともあるのに。やっぱり日々、物や人に囲まれて焦り比べ言い訳をして忘れていくのか知らないフリなのかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "見れば見るほど\n 咲良は最後のメールを見ているんだけどもう チョットわかりやすくしたほうが良かったと思うなぁ。原作ではすごい重要なとこなだけに…病室と机のヒマワリはさりげなくて丁寧でもあり、いい感じ。主題歌はとてつもなく いい歌!さあ〜4回め 観に行こう! " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "綺麗に泣けた\n 題名からふざけた感じがして(⇦ごめんなさい)観る順位が下がっていたけど、このアプリの評価が一向に下がらないので、騙されたと思い観に行くことに。完全に舐めてました。2時間通しで綺麗な映像、ナレーションでストレスなく思い切り感動に浸ることができた。若干キャッチコピーなタイトルではあるが、思い切り泣くにはピッタリな作品。小栗旬も安定。北川景子クラスを配役する必要も無かったとは思うけど笑 綺麗すぎる。もう少し普通の子でも良かったかも。まあとにかく楽しく、所々悲しく、物語に入り込むことができました。ふらっと映画館に行って観に行くにはとてもいいかと。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ミスチルさすが…\n 本編は言うまでもなくとても素晴らしい内容でした。個人的にエンディング「himawari」の歌詞がとても心に沁み、感動しました。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人の気持ちを考えることの大切さを思い出させてくれた\n 全く性格の違う主人公二人が、不器用ながらも相手の気持ちを考えて行動する姿が健気だった。そのことを思い出させてくれた、この作品に感謝(^^) " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルの意味\n まるで高校男子の憧れを網羅したような作品。クラス一の美女とクラスの誰とも話さない根暗男子この2人のやり取りは最高でした。ついクスって来ちゃうし二人の個性もよく出てる。ただ、この2人、なかなか「好き」って言葉を口にしないのです、その代わりに出てくるのが「君の膵臓を食べたい」というタイトル。文字のまんまに受け取ったら。「さくらさん君の事が……あなたの……膵臓が食べたい!」「私もよ!」凄い物語になりますね。勿論違う捉え方があります。それを捉えた時に泣きます。断言します。泣きます。まぁ、よくよく考えたらちょっと有り得ないというか、出来すぎな所も多い気がするので☆4です。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "中途半端な演技\n 人間とは総じて「劇的」な生き物でありませう。我々は常に自分というキャラクターを演じて生きている。(逆に100%素の自分など、当の本人ですらよく分かりませぬ。)本作の桜良とぼくも例に漏れず「劇的」であった。桜良は明るくてみんなの人気者。家族や友達の前でも良い子を演じている。ぼくは誰とも交わらずに本ばかり読んでいる孤独な青年を演じている。他人には興味がないと自分に言い聞かせながら。こうして「劇的」に過ごしてきた二人は、病院での邂逅によって、徐々に【中途半端な演技】を見せるようになる。つまり、自分というキャラクターを演じている中に、本当の自分が顔を出すようになるのである。そして最終的に、桜良の「優しさの死に化粧」はすっかり剥がれ落ち、ぼくの「想いを飲み込む美学」は完全に崩れ去った。この瞬間、我々観客の目からは、涙がこぼれ落ちるのです!!主役の浜辺美波さんと北村匠海くんの表現力の高さと、監督さんの意匠を凝らした演出がこの「劇的」なる桜良とぼくの数奇な出会いと別れをより素晴らしくしていると感じた。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "思わぬ感動\n 基本洋画しか見ないんだけど、時間的にちょうどよかったのでこれを見た。洋画では出せない日本の高校生同士の恥ずかしくて、微笑ましくて、苦しくなる男女の恋愛感が見事に描かれていて幸せだった。スパイダーマンとワンダーウーマンのあとに見たからなおさら心に響いた。こういう映画も時々みようかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "レビューの高評価に踊らされた自分の愚かさ\n ティーンエイジャー向けなのか?恋愛シュミレーションゲームの様な安易な展開。主人公の男の子の演技が良かったので星一つ " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "原作読まずにまず映画を❗️\n 純粋に誰が見ても感動できます。過去と現在を上手くシンクロさせつつ、見事に物語を描き切った監督の手腕はお見事。若い俳優さん達の演技も素晴らしく、特にヒロインの浜辺美波ちゃんは、今年度の日本アカデミー賞新人賞と主演女優賞ダブルでさしあげたいほど。映画全体の構成やラストはややミステリー要素もあり楽しめたし、泣かされましたが、原作はさらに捻っていない分純粋に泣かされます。(原作ファンの人達の評価が低いのはこの辺が原因でしょうか…)今年一番の感動作でした。文句なし満点。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 47, + "review": "鑑賞後 生活が変わった\n 今の生活や人生に迷っているすべての人が何かを感じられる映画じゃないかなと思う余命一年の女の子桜良と人との交流を断ちすべてを自己完結している「僕」との心の交流を描いた作品偶然(本当は必然)出会った二人の共通項は〝自分と闘っている”こと常に前向きに明るく振る舞う桜良だが ふとした瞬間に見えてしまう素の表情と「誰でも一日の価値は同じ」「人との出会いは偶然でも運命でもなく自らがしてきた選択の結果であり自らの意志」「生きるっていうのは誰かと心を通わせること」などの言葉から どれだけ生きたいと思っているか どれだけ死の恐怖や孤独と闘っているか どれだけ真剣に〝生”と向き合っているかが分かるそんな桜良と関わる事で 人に心を閉ざしていた「僕」が少しずつ心を開いてゆく他人に興味を持たなかった「僕」が 桜良のために一生懸命旅行の計画を立てたり 「桜良のように 人を認められる人間に 人から認められる人間に 人を愛せる人間に 人から愛される人間に成りたい」と思うようになるほどに変わっていくしかし 桜良のおそらく最後の希望であり願いであった二人で桜を見に行くという約束は 桜良の突然の死によって果たされないそうなんだよな 本当は明日の事なんて誰にも分からないんだよな生きていれば ニュースを見ていれば 新聞の社会面を見ていればネットを見ていれば いつ自分が死ぬか 大切な人が亡くなってしまうかなんて分からないってことくらい理解している・・・それでも本当はしなければいけないが面倒臭い事を「明日やればいいや」って思ってしまったり 大切な人を傷つけてしまったり 喧嘩しても「今度謝ろう」とか日々を怠慢に過ごしてしまっているこの映画は泣けるとか泣けないとか 感動する感動しないってところに見方の重点が置かれているって思われがちだけど 個人的にはもっと深い大切な事を教えてくれる作品になっている〝今”という瞬間 〝今日”というかけがえのない時間をもっと大切に もっと真剣に生きること大切な人と過ごす時 人と関わる時 絶対に後悔しない様 全力で接すること・・・そんな事を教えてもらった映画の中 桜良が「一日でも長く生きよう」と思う〝今”という時 〝今日”という一日は 桜良や現実に亡くなった人達が 生きたくて生きたくて死ぬほど生きたいと思った時間だから生きている自分が無駄に過ごしてはいけないと心から改めて思わされたこの映画を観てから 10日が経つけど それまで毎日行くと決めたのに時々しか行かなかったスポーツジム 毎日やると決めたのに「今日は疲れてるから明日 今日の分もやればいいや」とか真剣に向き合わなかったTOEICの試験勉強などなど 映画を観てからはその日から毎日真剣にやってます そして人間関係・・・「今しか会えないかもしれない」って常に考え 前より真剣に向き合うようになりました まだ10日だけど続けています キツイ時も多いけど やり遂げた時 気分がいいから 充実してるなって自分で思えるから 続けていく桜良みたいにキラキラ輝いていつまでもどんな時でも前向きに生きたいから桜良は「僕」に 「僕」は桜良になりたいって思っていた お互いが同じ思いを抱いていた 心がこれでもかってくらい通じ合っていた事が分かるラスト・・・切ない切ないけど それだけじゃない どこか希望を抱くことができる 前向きになることができる そんな映画でした 少なくとも自分にとっては " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の方がいい\n 全く泣かなかった。原作を読んでいたから展開は分かっていたし、特に山もなかった。みんな泣いたらしいからいつか泣ける時が来るんだろうと期待していたら終わっていた。キャストはいいと思う。下手に有名な人を使うより感情移入できるのかな。とは思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ごめんなさい、舐めてました\n セカ中でも泣かなかったし、原作とレビューで大体の話は分かっていたので、まさか号泣なんて、と思っていた私が間違ってました。是非みなさんに見ていただきたいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "人生は偶然だけじゃ無い\n 昨夜観ました。良かった!主人公女子高校生役の演技が素晴らしかった。40代半ばのおっさんですが、ウルっと来ました。映画の中で、二人の出会いが単なる偶然ではなく自分たちがそうしたいと思って選択して来た結果なんだ、と言うセリフがありました。これは考えさせられたなぁ。なんて前向きで素敵な考え方だろう。私もそう思うよ。毎日色々な選択をしながら、自分で行き先決めてそこで色んな出会いがあるんだよね。あるがままを受け入れよう。有難う。良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "とても\n 良かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "泣きました。\n 大好きだから伝えなかった。生きたい。いろいろと考えさせられた作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "おじさんも泣きました\n 原作で感じた桜良のイメージが、より具体的に感じられる主役の笑顔が本当に素敵で、それがいっそう涙を誘います。同じ笑顔でも、シーンによって変わる表情に感嘆します。親父としては娘とリンクしてしまい、親の心情もかさなりクライマックスではずっと泣いてしまいました。心に深く刻まれる作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣けます。2回見ました\n 無料試写会と、映画館で、この作品を2回見ました。2回とも泣いてしまう、感動の映画です。登場人物の感情を、とても丁寧に描いていてます。純粋さ、切なさも、優しさが伝わってきました。感情移入して、見て感動しました。とても、映画を見て、心が、ほんとうに優しくなる作品です。名作だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "春樹のメールは届いていた?\n 春樹が送信した「君の膵臓をたべたい」のメールを桜良は見たのか?映画だと分かりにくいのですが、実は(我々も)見ているんです。春樹のもとに向かう桜良がメールを見る場面で「君はクラスで2番目にかわいい」とナレーションが流れるのですが、これはトリックだと思います。なぜなら、この場面で桜良は ”ポケットから携帯電話を取り出している” のです。「もっと私を褒めちぎりなさい」「なにも思い浮かばないんだけど」「ほらさっさと」「君はクラスで2番目にかわいい」このやりとりの間、携帯は開いたままのはずです。では、桜良は何時ポケットに携帯をしまったんでしょう?つまり、春樹が長文を入力している間に桜良は携帯電話をポケットにしまい、図書館を出たものと思われます。そう考えるとスクリーン上で桜良が見ているのは「君の膵臓をたべたい」のメールだと気が付きます。春樹の携帯に写される時刻(13:42~13:49)や、桜良がメールを受信した位置(校舎が見えるフェンスの横)、何より桜良の会心の笑顔からも確信しました。鳥肌が立ちました。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "よく練られている\n ■好きなところその人になりたい偶然でもない、運命でもない、自分で選んだ結果さくらさんの最後。このくらいがよい。普通に死んでお涙頂戴は冷める。■嫌いなところキャスティング。小栗さんと北川さんは強すぎる。別の人が良い。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "この作品に出会えた幸運\n 原作は未読の状態で映画を観ました。甘酸っぱい青春に頬が緩み、命の儚さに胸を締め付けられ、生きるとは何かを考えさせられました。描写も美しく、とても心に残る映画だと感じました。そうする事は滅多にないのですが、印象的な台詞を再確認したく、原作を読みました。映画を観ていたお陰でイメージがスッと浮かび、言葉や行動に込められていた意味をより理解できました。単なる恋愛モノではありませんね、この作品は。2度目の映画鑑賞。なるほど、原作を読んでから映画を観ると、確かに展開が駆け足に感じられます。とはいえ、それはどんな作品でも大概同じこと。設定を削ったり変えたりして綺麗に2時間弱に纏まってますし、原作にない12年後の世界を描くことで、映画は映画としてまた違う味わいを醸し出しています。表現し切れていない部分も原作をベースに脳内補完し、ストーリーを知っているにも関わらず初回鑑賞時よりも更に感動、涙腺が崩壊してしまいました。きっともう1回観ても感動できるんじゃないかな?最後に、本編とは関係ないのですが、ひとつだけ残念だったのが「君は嫌がるかも知れないけど」のくだり。これ、予告編で使わないで欲しかった。ネタバレに近いような… " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "一日一日を大切に生きようと考えさせられる映画\n 小説は読んだことが無く、今回映画で初「君の膵臓を食べたい」を見ました。題名や絵のタッチから、見ないだろうと思っていたが、オススメされ鑑賞。感じた事明日の保証は誰も無いこと。最近このメッセージに触れる機会が多いです。今日を精一杯生きることに尽きるんだと改めて感じました。おっさんであろうが、子どもであろうが、明日の保証は誰も無い。今を生きろ。今の環境は、自分が決断した結果によるもの。必然でも偶然でもない。楽しめました。久々に映画館で泣きました。随所にある、涙腺を刺激する音楽や展開には、誘ってる感はありましたが、それらを差し引いても本映画には、著者の伝えたいメッセージが随所にあったのでは?と感じます。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久々に映画館で泣いた\n 笑顔に特徴のあるヒロインが可愛かったです。久々に映画館で泣いた純愛系の作品でした!予想出来る部分と意外な部分が入り混じり楽しめました。若干後半が急ぎ足だったかな?ということで4.5の評価です。 " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "感動した〜〜\n 感動した〜〜 " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "こういうのがいい。\n こういう女性とこういう恋をしたいと多くの男性は思う。こんな男をこんな風に自分の色に染めたいという女性もいるのかもしれない。潜在的な欲求を満たしてくれる。女性がリードする恋の理想的な形の一つ。伏線が先の展開を裏切り、新鮮な気分になる。演技という事を感じさせない自然さがたまらない。安心感ゆえの笑いあり感動ありの気持ちの良い映画だと思う。死に直面した話なのに流れるのは嬉し涙でした。日本映画の良い所が見られたように思える。また素晴らしい俳優を発見できて嬉しくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "感情表現が下手\n 原作を読んだ時、涙が止まらなかった。終盤に起きる衝撃な展開からの主人公やそれを取り巻く登場人物達の感情がとてもうまく表現されていたからだ。だが今作ではそんな登場人物の繊細な感情が全く伝わってこなかった。確かに本に比べたら感情表現は難しいが、それにしてももう少し撮り方があったのではないか。最後に主人公がヒロインに送ったメールも、その後全く触れられずに終了。監督は原作を読んで、どの部分を映画で表すべきかが分かっていないような気がした。若手俳優の演劇もなかなかに酷かった。小栗旬の演技力に助けられている。非常に残念な作品だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待の若手俳優盛りだくさん!\n 予告をみて浜辺美波ちゃんにひとめぼれして観に行きました。いや~本当に終始可愛かった💗さまざまな笑顔の演技が素晴らしかったです。前情報ほぼなしで観たので、キャストもほぼ知らず、矢本悠馬くん、桜田通くん、森下大地くんが出演していてとても嬉しかったです。主演の浜辺美波ちゃん、北村匠海くんも含めみんな今後も目が離せない👀✨家族も泣いたと言っていたので、号泣覚悟で行ったのですが、近くの方が大号泣でビックリしてしまい、涙が引っ込んでしまったのだけがとても残念でした。。。しかしながら、とても感動的な良い作品でした! " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "北川景子可愛い(ハート)\n とても面白い話でしたまさかのあのふたりが結婚だなんてチョーサイコー絶対に見るべき!さあ今から映画館へー⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!! " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "自然と泣ける。\n 友達から[原作の方が絶対いい!]と言われていたのであまり期待しないで映画館に向かいました。(私は原作を読んでいませんが…)でも、全然そんなことなかったです!!北村匠海さんと浜辺美波さんの、少し気まずくて、初々しい高校生にしか出せない雰囲気がとても良かったです!!小栗旬さんの落ち着いた雰囲気も素敵でした!あと、個人的にあの図書館が素敵でした✨ " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "めちゃいい\n めちゃいい " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "よかった\n 都内の映画館で見ましたがほとんどの席が埋まってました。主役の高校生役の子はあまり聞いたことない俳優さんでしたが充分演技には納得いきました。最後はとても泣けました。また見たいと思い2回目見に行きます。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "人生初の2回目\n 一回見たらお腹一杯になってもう3ヶ月くらいはみたくなくなるような性格の人間ですが、この映画だけは違いました。1回目を見てから1週間ぐらい経つと、また見たくなるのです。そんな映画に出会えて良かった。しかも、今までどんなに感動する映画を見ても泣けなかった自分が、初めて目がうるうるして、涙はこぼれるまでは行かないけど泣くことができました。もともと原作のファンなので、12年後の話は要らないかなと思います。でも、まぁ原作を知ってる人からすれば新しいドキドキがあっていいかもしれません。あと、浜辺美波さんの大ファンになりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "また観てしまった\n 原作は読んだけれど わざわざ映画館に足を運ぶとは思っていなかった映画だったが・・・若い二人の瑞々しい姿に引き込まれていった小説の中の世界を愛し人との交流を断っている「僕」と余命一年の桜良桜良は残された命を輝かせようとするかの様に少しオーバーに感じるくらい明るく振る舞うしかし 死と向き合っている恐怖や孤独、切なさが時々瞳の表情に表れるそんな桜良と関わる事で 「僕」が少しずつ心を開いてゆくのが分かる二人の心の交流をいつまでも見ていたかったけれど 無情にも死は訪れる観ていて喪失感が半端ではなかった日々 仕事に追われ 仕事以外に何かを深く考える事がどんどん無くなっていく・・・そんな日々を過ごしているこの映画は明日の事なんて誰にも分からないという当たり前の事を改めて教えてくれる今 この瞬間生きている全ての人達に明日が来る保証なんて無いんだという事を・・・だから今という時を大切に生きなければならないという事を教えてくれるそして桜良はこんな事も言う「生きるっていうのは 誰かと心を通わせること」 煩わしさや鬱陶しさ・・・そういった負の要素も含め 人と関わる事 人と心を通わせること それが生きるという事だとそんな大切な事を思い出させてくれた映画レビューを見ていても いろいろな感じ方があって 中には酷い事書いている人もいるけれど桜良だったら「だから生きるって面白い」って言うんでしょうね " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "泣いている人はいませんでした\n 東京の映画館で見ました。半分くらい席が埋まってましたが、泣いている人はいませんでした。個人的には、後半のストーリーが惨すぎて、ついて行けませんでした。この作品が気に入った人は、広瀬すず主演の「4月は君の嘘」もおすすめです。それにしても、浜辺美波の明るい演技は最高にかわいい。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "確かに号泣してしまった(´;ω;`)\n 主演の2人の(3人)の演技力も非常に良かったが、ラスト、タイトルである「君の膵臓を食べたい」という言葉の意味をしっかりと理解し、本当に号泣してしまった。またラスト以外でもかなりグッと来る場面があり、涙脆いタイプの方には正直おすすめできない(笑)ストーリーも、過去と現在を織り交ぜながら展開され、しかしながら難しい訳ではなく、純粋に観ている人を映画に引き込んでくれるだろう。原作を読んでいなくても充分楽しめる作品となっており、むしろより感動したいならば、映画→原作という順番をおすすめしたい。映画に対して号泣してしまったのは本当に久々だ…ありがとうまたみにいこうかな " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 14, + "review": "8回目の鑑賞。\n この作品にハマってしまいました。観終わった後また観に行きたくなる作品です。ちなみに今までの最多鑑賞は『この世界の片隅に』の5回でした。いろいろとツッコミどころはありますが、この作品を観て素直に流れる涙で私の中の何かが浄化される感じです。今からまた『キミスイ』に会いに行って来ます。 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "主演のふたりが可愛くってよかった✨\n 主演のふたりが可愛くってよかった✨ " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "完璧な作品\n 終始良すぎて、むしろ悪いところがひとつもなかった。強いてゆうなら北川景子の子供時代役があんま可愛くないのくらい。脚本、配役とその演技全てがハマっていた気がするよーんよようにょにょんにょー " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 涙がとまりません " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "~「私も君も、1日の価値は一緒だよ。」~\n 【賛否両論チェック】賛:高校生だった主人公と、不治の病でありながらも明るいヒロインとの心温まる純愛と、だからこそ光る命の儚さに、思わず感動させられる。12年後に明らかになる真実もステキ。否:やや小説チックなセリフの言い回しや、現実味の薄いストーリーには、好き嫌いが分かれそうなところ。 他人に関心を持てずにいつも独りだった主人公と、そんな彼が出逢った、余命わずかであるにも関わらず、底抜けの明るさを持つヒロイン。 物語の前半は、2人のどこか不思議で、それでいて思わず微笑んでしまうようなステキな恋物語が、甘酸っぱさ満点で描かれていきます。しかし後半は一転、思いもよらないやりきれなさが押し寄せると同時に、人生の儚さや尊さを改めて痛感させられます。 そして本作を際立たせているのが、主人公達の“12年後”のもう1つのストーリー。ひょんなことからヒロインの面影に再会した主人公が、最後に気づかされる彼女の“本当の想い”に、観ていて胸が熱くなります。 気になるラブシーンなんかもほとんどありませんので、デート向けの感動作といえそうです。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "無難な死ぬ死ぬ映画\n 予告で、タイトルにどんな意味があるのかわくわくして観たら、特にものすごい意味があるわけでもなく、意外な事も起こらず、最初から最後まで全体的に薄ら悲しい雰囲気をまとって終わっていきました。予告の段階でこうなんだろうなと思ったところは全て思った通りに進み、恐らく意外な展開にしたかったところも演出が丁寧過ぎて何が起こるのか読めてしまい、これといった印象に残るところもなく終わりました。主演のお二人が若くて瑞々しい、アイドル映画、という感じでした。無難に泣きたい時にはいいんじゃないでしょうか。すごく無難です。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと綺麗事っぽい\n 話の展開としては面白かったのですが、泣ける系の映画を観ても泣かない私はやっぱり泣けないし、感動もしませんでした。高評価ばかりなのに申し訳ないです…。浜辺美波ちゃんは、ひたすら可愛かったし北村匠くんもハマリ役で良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "生きるということ\n サクラが病室で『生きるということ』を語ったシーンが印象的でしたあれでふたりの距離感がグッと近づいたのではないかなと思いますでもそれは恋とは違うもので…それはふたりだけがわかっていればいいことかなと思いましたもしかしたら少なくともサクラにはハルキに対して恋心があったのかなぁ…自分の気持ちに気づかないレベルで…生きていると、どこか投げやりになったり諦めたり、人のせいにしたりしてしまうことがあるけど、起こることすべてのことは、自分が選択して、相手も選択して、起こるべくして起こっているのだと今のわたしに教えてくれた作品でした " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "北村匠海君が素晴らしい!\n 原作読んでいません。まず、思ったことは最近の原作モノが映画化されてもどれも、よくネタバレせずに楽しめるな~と感心しました!これだけの情報社会なのに、少なくとも毎日スマホ眺めている私には全くネタバレしていません。 と、いうことで意外な結末でしたが2人のやりとりが、キュンとして少しアニメチックな浜辺さんと抑えた演技が素晴らしかった北村君のバランスが絶妙でとても切なかったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んだ人は気をつけて!!\n 原作本にもイロイロ評価が分かれている作品だと思います。んが!!私は40才台のオヤジですが、原作でボロボロ泣きました(涙)凄く評価の高い作品でした♪なので、期待満載で映画鑑賞しました。んがしかし!!・・・かなり期待外れでした(涙)『咲良と仲良しくんの軽妙なやりとり』、『仲良しくんが、心の中で自分自身を納得させて咲良の要求に答えて行く感じ』、『人嫌い?だった仲良しくんが徐々に人との繋がりの大切さ、暖かさを咲良に気づかさられて行く感じ』、『仲良しくんが、咲良を本当に必要だ!!っと、気づいたあの感じ』・・・上げたらきりがないが、これ等がシーンとして表現されてない!!・・・でも最後の咲良の家でのシーンはボロボロ泣きました(涙)トドメは!!ラストの結婚式のシーン(・・;)『ガムをくれる彼がこんなにカッコ良くなるの?』と、半笑いになって泣くどころではなくなってしまいました。原作を読んでない人にはスッと入って行く映画なのかな?と思いました。原作で、チョ~感動!!ボロボロ泣いた!!なんて人は気をつけて下さいな。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "思わず泣いてしまいました。\n 原作のファンです。最初は他の方のレビューを読んで、観るのやめておこうかと思ってました。でも、やっぱり観に行ってしまいました~。思わず泣いてしまいましたよ。とてもわかりやすく丁寧に撮られた作品だと思いました。ところどころ、気になる部分もありましたが、それでも充分に満足出来ました。北村匠海君の演技、とても素晴らしかったと思います。泣くシーンが最高でした(笑)最後に桜良の母から受け取った共病文庫を読んで号泣するシーンは思わずもらい泣きしました。原作にはない12年後のシーンのあれこれも、私は好きでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "今まで観た映画で断トツの1番\n 周りからすすり泣く声が響いてる映画を初めて観ました、それだけこの映画が魅力的で感動的なんだと思います。自分も嗚咽が止まりませんでした。原作もファンですが、原作の良さも損なうことはなく、とても良かったです。沢山の人にぜひ観て欲しいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "なみだ(´;ω;`)\n 途中まで話よく分かんなかったけど、最後らへんは泣けた! " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "眩しくて 綺麗で 苦しくなる♪♪♪\n わたくし、この原作の大ファンです。それでもって桜良が「あの花」のめんま役で衝撃を受けた浜辺美波さんとあっては見に行かないはずもなく、期待度マックスで劇場へ。12年後が描かれているらしく、画面いっぱいに小栗君の顔が出てきたときは一抹の不安を覚えましたが。。。で、です。はいっ、映画でも泣きましたよ。タイトルバックでウルッとして各所で涙が頬を。ミスチルの「himawari」も絶賛脳内ヘビーローテーション中です。でもですね、一言言いたい。いや二言三言言いたい。この物語で重要であったはずの春樹の名前の扱い。映像化してもそれは、「少年A君」であって「君」であってほしかった。春樹の母や父とのやりとり。きちんと丁寧に描いてほしかった。それぞれが「君の膵臓をたべたい」と伝えあうクライマックス。最後に春樹が想いが届いているかどうか携帯電話で確認しない。。。という展開。なによりこの脚本だと「共病文庫」がそんな重要でなくないですか?それでも瑞々しい二人の、輝いている春樹と桜良この二人をスクリーンで観れてよかった。最後にもう一度二人に旅行させてあげたいと切に願うとともに「僕は嫌だ!」この脚本。でした " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "浜辺美波さんが素晴らしい\n 原作を発売されてからすぐに読みとても気に入っていたので、映画化と聞き楽しみにして見ました。単刀直入に、最高でした。浜辺美波さんが原作を読みながら想像していた桜良をバッチリ表してくれています。もう2回見ましたが、それでもまだあと何回も見たくなります。この映画を見てあの子の虜になった人少なくないはず。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "月川翔監督お見事\n とてもよくできてます。まず配役(演技)をほめたい。桜良と彼の心に染み入るような落ち着いた演技、桜良を思う恭子の可愛らしさ、教師になった彼の宙ぶらりんな感じもいいです。小栗旬はどんな役も見事にこなしますね。桜良のメッセージが12年の時を隔てて伝わるというのも、映画作品としてドラマティックな構成になってます。本当なら、彼女が死んだ時に彼は目覚めて、人と関わらない生き方を改めていたでしょう。しかしその後も「退職願」をいつも忍ばせて迷いながら教師を続けている有様。恭子の結婚式にも出席しようとしない駄目っぷり。桜良が泣いてます。そんな時に見つかったメッセージで彼女の本心が明らかになると、今までの物語がすべてつながっていく感じがする。桜良と彼は出会うべくして出会い、彼女の最後の日々を支えたんだと思える。月川翔監督は「君と100回目の恋」に続いて人の生と死のテーマを美しい作品にしてくれた。外見に似合わず繊細な方だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "主役がかわいい\n ものすごく引き付けられる表情。彼女の笑顔や時々見せる大人っぽさがなんとも甘酸っぱく感じる。残念なのはみんな演技派な役者ではないこと。演技力でマイナス0.5作品自体はとても見応えありました。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "予想外のラスト、膵臓の病気とか全く関係ない死に方\n 膵臓の病気を抱えて、残り一年ほどしか生きられない女の子と、クラス一目立たない男の子の感動的なお話。最初はなかなか女の子に心を開かない男の子が、彼女と遊んだり、旅行に行ったりしてるうちに徐々に心を開いていく。しかし、物語が進むにつれて、どんどん彼女は弱っていく。しばらく女の子は入院し、退院した時には男の子とまた旅行に行く約束をした。無事女の子は退院し、男の子と旅行に行こうとする。しかし、そこで予想もしてなかったことが起きる。感動的かつ衝撃的な映画だった。とても面白い。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "中年のおじさんが幸せになれる映画!\n 何の予備知識も無くレビューの評価が良くて鑑賞。世界の中心で愛を叫ぶのような悲しい映画と思っていたら、病気とは思えないようなあの浜辺美波さんの笑顔と明るさ。あれを観てるだけで生きていて良かったと思えます。中年のおじさんとしては是非ともハッピーエンドで終わるバージョンも観たいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても気分が良いです。\n 3回見ました。初めはタイトルで尻込みしてしまいましたが、皆さんのレビューを見て行ったらはまってしまい、ほぼ毎週見ています。この映画で救われる人は結構いるのではないでしょうか。自分は人前では泣かないように言われてきた昔の人間なので泣きませんが、それでも最高でした。今の自分は全て自分の選択で出来ています。 " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "今までの人生の中で一番のもの。\n とにかく感動。映画で泣いたことなかったけれど泣いた。主演の女優、浜辺美波さんの演技は初めは若手っぽいなとか思ってたけれどすぐにあの明るい演技に飲み込まれ、凄く感情移入出来たし、北村匠海さんも役に凄く合っていたし、ストーリーも意外性もあり、凄く巧妙に作られているなと感じました笑次はDVDでも買って一人で泣こうかなと考えています笑 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしいの一言\n とにかく作り込まれていて驚きと感動を与えてくれました。途中涙出すぎで喉が乾きました笑ただ4.5なのはガムの子が似てなさすぎる " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "最高の映画\n 僕はこの映画を2回観ました。2回とも号泣でした。主人公2人の作る映画の雰囲気が僕はとても好きです。特に山内桜良役の浜辺美波さんの声は、隣で喋っているかのような感覚になりました。原作にはない12年後のストーリーも追加されてて、それによってより感動もしました。とにかく、絶対に観てもらいたい作品です!超オススメです! " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ボロボロ泣いた\n 小説も人気だったから、軽い気持ちで観に行ったが、こんなに感動する話だとは思っていなかった。まず2人の設定と役者の演技が素晴らしい。12年前の男の子の方は友達のいない、物静かな性格なところが良かったし、ヒロインの子の性格もまた自分にはドンピシャで目が離せなかった。中盤から徐々に盛り上がっていき、ボロボロ涙が出た。そしてラストはこのタイトルの意味がよく分かる!日本のよくある恋愛映画より全然好き。 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "このタイトルがこの映画の全て\n 2回ほど鑑賞させて頂いたあと、文庫版も読ませて頂きました。見どころとしては・主人公とヒロインの関係性・浜辺美波さんのナレーションと表情・主人公の成長・泣くポイントが亡くなるときではないこと主人公とヒロインは名前ではなく「君」や「仲良くん」と呼び合う作品はとてもめずらしく、そして独特な距離感でした。恋人同士や友達以上恋人未満でもない距離感こそがこの作品にしかない表現だと思いました。浜辺美波さんは演技力というよりもナレーションでの声がとても聞き心地がよく聞く人が作品にのめり込ませる印象でした。そして、ヒロインの自由奔放さを表現する表情が作品が後半になるにつれて考えさせるものがありました。そして主人公の成長について。主人公は他人に興味を持たない。誰かを自分の特別な人にしたくない。そんな主人公でしたが、後半になるにつれて自分の意志でヒロインに何かをしてあげたいと行動するシーンや主人公が泣くシーンでは「あの主人公がここまで変われたんだ」という別の感動があります。そして最後に、ヒロインが亡くなる作品は亡くなる瞬間が感動シーンになりがちですがこの作品は亡くなった後、ヒロインが残した共病文庫や主人公に心を打たれます。そして悲しい感動ではなく、ある意味幸せな感動がこの作品にはありました。映画2回も観たし小説では泣かないだろうと思いましたが、小説で一番泣きました…笑 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この夏で一番の感動\n 夏休みだから色々な青春映画が公開されていますねなかでもキミスイが一番好きでした主役の2人の初々しい演技がリアルで、演技してる感がなくて良かったです " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "期待したほどではない\n 評価が高いので期待して見に行きましたが、50を過ぎた私の心には響きませんでした。十代の子向けのような気がします。主役の子は顔はかわいいのですが、演技経験の浅さが気になりました。伝えたいメッセージは、良いので残念です。 " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "映画デートに良いと思います。\n 原作を読んだ上での鑑賞だったので、大まかなストーリーは把握していましたが、それでも楽しめる作品でした。原作にはない「数年後の世界」も、個人的には良かったと思いますし、それによってまとまりのある終わり方になっていたと感じました。あとは、主人公役に浜辺美波さんをキャスティングしたのは良かったと思います。主人公に恋した男性も多いのでは?(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "よかったです\n 女のこが抱える運命は悲しいけれど、それとはうらはらに主人公の女のこがまっすぐで、無邪気で、明るいので、余計に切なく感じさせます。男のこの演技をよく言わない方もいますが、その演技はわざとらしくなく、自然で、静かで、でも些細なしぐさや動きに感情が伝わってきて、演技が上手い、下手とかを越えた感動があって、すごく役に合っていると私は思いました。感情を表に出さなくてクールに見えるけど、最後の最後、感情が溢れてしまう姿に一番ジーンときてしまいました。二人の主人公がピュアでキラキラしてて、生きることの喜びや、切なさが伝わってきて、すごく温かな気持ちになりましたし、大切な人、生きる素晴らしさ、考えさせられました。すごくおすすめの映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "儚い命\n 原作は読んだことないですが衝撃的なタイトルと泣けるストーリーという事で気になって観に行ってきました。小栗旬くんが出ていたことも大きかったですね。桜良は実際こんな子いるかなと思うけど死を覚悟しながらも元気に明るく普通に生きようとしていたり親友や周りの人をとても大切にしていて笑顔が素敵でした。でもやっぱり死が怖く泣いてしまう等身大の高校生の部分もあったりと、とても魅力的な女の子でした。一方、春樹は感情を表に出さず周りの人と距離を置く孤独な少年という感じでした。死ぬまでにやりたいことを楽しそうにやっている二人や悲しみや友情など、色んな感情が詰まっている作品で私は好きでしたね。新聞記事は伏線だと思っていたので、何かあるなとは思っていたのですが、あんな桜良の死の展開は予想外でした。何度か涙が頬を伝うシーンがありましたが春樹が桜良のお母さんの前で堰を切った様に泣くシーンは一番ヤバかったです。あの感情を表に出さない春樹が、あそこまで泣くんだもの。。。運命ではなく二人の選択の積み重ねが、この出会いを生んでいるというような事を言っていたけど良い言葉ですね。人はいつ死ぬかわからないから毎日を大切に生きるというのはとてもよくわかる。「アバウトタイム」という映画を初めて観た時の事を思い出しました。おそらく桜良が病気じゃなかったら恋人として付き合うという選択もあっただろうと思うけど、病気じゃなかったらこんな出会い方はしてないんだろうな。。。二人は恋人ではないけれど親友よりも深く想いあっているのは伝わってくる。二人の関係を表す一番の言葉が、やっぱり『君の膵臓を食べたい』なんだと思う。お互いそう言いあえる関係が素敵だなと思いました。春樹が送ったメッセージを桜良は見れたのかな?そのメッセージをみて微笑んでいる彼女の姿を想像していましたが本当のところは謎のまま。。。そこが少し心の残りでしたが伝わってるといいなぁ。。。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん…\n 主役自体がまず演技下手くそで見入れない最後の方泣けるんだと思うけどありきたり過ぎて…亡くなり方も通り魔の殺人事件に巻き込まれたってゆう予想外も良かったと思うけど、それなら病気でなくなって欲しかったかな~演技下手くそ過ぎてキャスト変えたら良かったのかも " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "大切なものは目に見えない\n とても、良かったです。生きて行くなかで大切なことがいくつも、込められていると感じました。ある程度歳を重ねている方の方が感じることも多いのではないでしょうか?小説と違い時間が限られているので詰め込み過ぎの感もありますが、とても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "映像が悪い❗\n 内容は良かったですが、映像が白っぽくて疲れた。白っぽいコントラストはやめて欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ラスト、このタイトルに涙した\n ラスト、このタイトルに涙した " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した\n 原作未読です。涙が止まらなかった。手紙は反則だ〜。気になる点と言えば、咲良さんの亡くなり方。そんな亡くなり方ある?って思った。あと、北川景子さんは必要ないかな?と思った。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "HiGH&LOW🍳🍅\n 迫力が凄かった!!感動0だったけどバトルシーンなどとても興奮した!!つまり🍳🍅 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ハンカチ必須。\n とにかく泣きました。序盤はただの青春映画のような感じで中盤からうるっと来て終盤とにかく泣きました。彼女どんな気持ちだったのか考えただけで涙が止まりませんでした。亡くなるときの演出も単に悲しいと思えてきました。泣きたい人にはおすすめの映画です。こんなに泣いた映画は初めてでとても良かったです。なんだか心のモヤが消えました。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "初めて泣きました\n 映画を見て泣いたことがなかったのですが、初めてこの作品を見て泣きました。とくに主演の浜辺美波さんの演技が素晴らしかったです。この作品を見るまで恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、こんなに素晴らしい女優さんがいたのかと、びっくりしました。もう一回見に行きたいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "感動作\n まず主人公の女の子と男の子の配役がとても合ってると思った。女の子は、透明感があり、声も観てる人を引き込ませるような感じ。男の子は、表情がすごく良かった。その役に合った表情で、場面ごとに変えているのが伝わった。私は、原作も読んで映画も観たが凄くその世界に引き込ませるように作られて、原作とはまた違った感動があるように感じた。最後までハンカチを手離すことかできないぐらい感動作。最後のミスチルの曲も雰囲気バッチリで、その曲を聴いただけで泣けるぐらい素晴らしいと思った。 " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作からの大ファン\n とてもよかった。来年のアニメ版はもっと期待したい。個人的にまた同じ夢を見ていたが一番好きなのでそれも映画化して欲しい " + }, + { + "date": "2017-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "考えさせられる\n 原作に比べて主人公とヒロインの軽妙なトークは減らされていたが話の核となる部分は残されていて原作が好きな人間としても楽しく見られた映画だった。主人公とヒロインの関係は恋人という訳では無く、ただの友達という訳でもない。お互いが相手のようになりたいと願う純粋な関係で、すごくイイなと感じた。この作品は劇場で見なければ絶対後悔すると思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "良い映画\n まず、主人公の男の子の演技が素敵でした。目を閉じて聴いていても心地良い声。注目の俳優さんとして覚えておきたい。ガムの彼もとても好きでした。それから女の子の病人とは思えないような無邪気で愛くるしい笑顔は、原作の小説を読んだときに想像していたものそのもので、個人的にとても嬉しかった。彼女の演技が変だと言う人がいるようだけれど、あれがいいんじゃないですか。話し方や演技が特徴的だからこそあの笑顔が今も頭に焼き付いて離れません。泣きました。苦しかった。メッセージ性を持ったあの結末、胸に刻んで生きようと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高です\n まず小説を読み 泣きました次に映画を見て 泣きました昨日 小説を読み返して また泣きました明日 2回目の映画を見に行ってきます " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年一番の感動作品\n 心の底から感動しました。涙が止まらなくなります。まだ観られてない方はぜび。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "最高!\n 今年一番感動して泣いた映画でした。ヒロインが健気で可愛くて、最高でした。聞いたことある声だなと思ってたら、めんまの子だったんですね。完全にファンになりました(笑)こども向けって書いてる人も多いけど、30代でもめっちゃ感動して号泣します(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "心に響かず、しかしヒロインに癒される。\n 原作未読。清らかな心で観る中学生くらいには感動的な作品かもしれませんが、粗探しをしてしまう心の荒んだ20代の私にはどうもツッコミ所満載でした。文句やいろいろ言いたい事ありますが、特に『なんだかなぁ』と思った点をとりあえず2つ。1つ目はヒロインのセリフが入ってこないこと。主人公に対してヒロインが諭す場面が数回あったのですがどれも心に響きませんでした。ヒロインのセリフが全て『台本を読んでます感』満載で鼻につきました。別に演技が下手という訳ではなく、バカっぽい高校生ヒロインが瞬時に思いつかないであろうセリフをペラペラ流暢に語る姿に覚えた違和感がセリフが入ってこない原因だと思います。2つ目は主人公に成長が見られないこと。心通じ合えたヒロインの死があったにも関わらずグダグダ生きている主人公に多少の苛立ちを覚えました。彼女が死ぬ直前に彼女の良さ、彼女に惹かれた訳に気づき『彼女のようになりたい』とまで願ったにも関わらずその12年後の彼の姿は高校生時代の彼女と仲良くなる前と何ら変わらない暗い男。遺書を読んで退職願を破りはしましたが、大して成長が無いように見えたのが腑に落ちませんでした。しかし、ヒロイン自体は非常に可愛いらしく、目の保養になり癒されます(笑) 『こんなやついねぇよ(笑)』とは思いますが(笑)ぼーっと深く考えずテレビ放送で流し見するくらいが丁度いい映画ってのが私の感想です。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "羨ましい\n 人や言葉がとても丁寧で、あざとさがなくなる。中盤からずっと泣けて、膵臓を食べたくなる。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣かせに来る映画\n まんまと泣かされました‼とにかく泣く映画でした、私には…ほぼ期待通りというか、予想通りというか、良くも悪くも裏切らない映画です。死をテーマにしているので、泣かせにきてるのは最初からわかってても、泣く‼(笑)よくある感じの、ちょっとご都合主義じゃない?って思うところもあって★を減らしたのですが…ストーリーは色々考えさせられる内容なので、オススメです。ちなみに原作は読んで無いので、改編あったかとか、ファンのイメージ云々は分からないです。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "傑作\n 配役というものにかなりこだわっていた図書委員、学級委員長、ヒロインの友達やガムを噛む男など、脇を固める人物から主役まで、ここまで全員がはまり役の映画はそうそう無い気がする " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "何度も観たくなる!\n 先ず、とにかく、浜辺美波がいい。目と、声の魅力は、数年に一人の逸材。この映画でブレークは堅い。原作読者からの評価が分かれているが、確かに、12年後という設定は、脚本上成功しているとは言い難い。ヒロインのキャラクターが原作とはイメージが違っているのは確か。でも、映画的にはそれが大成功になっている。観終わった後の切なさ、喪失感、大切な人を失った感覚は、長く尾をひく。主人公の、僕、の、泣くシーンが、物足りない、と言う原作ファンの声があるが、映像化にはこれがベストと思う。リアルで、泣けた。とにかく、浜辺美波を観に行くだけでも一見の価値あり。この喪失感を埋めるべく、2度3度と観に行ってしまうと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "ラストが変えられてる\n 原作が超泣けるので、映画化するとどうなるのか、嫌な予感はしてた。主役の女の子も「僕」もイメージと違ってたし、大人になった小栗旬も北川景子もいらないし、教師があんな一生徒に思い出話するなんて普通ないし。気になった点はたくさんあったけど、よりによって原作で一番泣ける「共病文庫」を読むシーンが変えられてた。おかげで涙1粒出なかった。原作を知らない人に教えてあげたい。「あんなのじゃない!!」 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "全然泣けなかった。\n 全然泣けなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "似てる\n 原作を読んでいないので言い切ってしまうのもよくないと思うのですが、めちゃくちゃ四月は君の嘘に似ていると思いました。普通に泣けるとは思うのですが、初めから最後まで君嘘がチラついて集中出来なかった… " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "目から鼻から大量に水が出ますので要注意 声を出して泣きたいのに、観...\n 目から鼻から大量に水が出ますので要注意声を出して泣きたいのに、観客が多すぎて我慢するのが辛すぎますよー涙もろい人は夏休みあけてお客が少なくなってからがいいかも " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "原作未読ですが、評価が高かったので観てみました。 映画のみで評価す...\n 原作未読ですが、評価が高かったので観てみました。映画のみで評価すると、病院での出会い方が不自然すぎる、食事も出来ないのにヒロインが健康的過ぎて余命1年とはとても思えない、ヒロインが主役の男の子に惚れる理由が分からない、しかも大人になっても全く成長していない、ヒロインの死の理由があり得ない、最後に感動的なサプライズが有ると思ったが期待外れ、って感じでした。まぁ、男目線で見れば現実感は有りませんがキュンと出来ます。 " + }, + { + "date": "2017-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "もう一度見たい\n 初めて、もう一度見たいと思ったヒロイン、かわいすぎファンになりました。ロケーションもよく、行って見たい " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "泣けた、泣けなかったは、あまり関係ない\n まず、主演の浜辺美波さんの演技が素晴らしい。台詞回しはキャリアの浅さが見え隠れする場面もありますが、表情、特に目の演技が秀逸で、明るく振る舞うヒロインの「闇」の深さを、表情が急変するワンカットで魅せるあたり、ドキっとさせられます。この映画の良さは、お涙頂戴的なノリではなく「もう届かないあの人は何を考え、何を感じていたのか」という普遍的なテーマにあり、その想いに段階的に主人公達が触れて行くストーリーテリングが秀逸。一見すると猟奇的かと誤解されがちなタイトルが、最後には全く違う意味合いでストンと胸に落ちるのは、ドラマとしての積み重ねが丁寧だからでしょう。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "恋愛映画だけど恋愛映画じゃない感じ\n タイトルが嫌いな感じだったのでスルーしていたのですが、レビューが思いの外よかったので思わず観賞。ちなみに原作を読んでから観賞してしまったのでそこら辺も比較したくなってしまう。なので原作未読の人は以下スルーしてくださいね。思いの外面白かったですね。原作では泣かなかったのに思わず泣いてしまった 笑恋愛しているようではっきり恋愛してない。僕視点から見る君の生き方を、心の強さを見ていく感じで、こんなにも生きるのが美しく儚いものかと感じてしまう。さぁここら辺で原作との差異で、気にいらなかった点をストーリーの順序ごとでないのはご了承下さい。①共病文庫 と名前を決めた意味を彼女が話さない ここは是非話して欲しかったなぁ...②星の王子様を貸すことをあっさり図書室でやってしまう。 委員長にとられるために先に出したのかな??③僕があまり毒舌ではない これはなんでかなー もっと皮肉屋だった方が2人のそれぞれの思いの強さが輝いたと思うんだけどな。④彼女が亡くなったあとお母さんが思ったより悲しんでない ここは演技力がなぁ お母さんと北川景子がちょっと物足りなかったよ⑤僕が最後に送った君の膵臓を食べたい を彼女が見たのかはっきりしなかったことこれは原作に沿って欲しかったなぁ 原作はここが泣き所だと思うんだけどなぁまぁこんなとこかなでも彼女が図書室で「宝探しみたいで」のセリフは原作になかったけどよかったなぁ " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しい\n 通り魔で殺されるのは衝撃的だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "君の膵臓を食べたい\n 感動するということで観に行ったが主人公の女の子の 話し方がきもち悪かったり病人だからって ワガママ・自己中過ぎて男の子を 振り回しすぎでイライラしまくった。本は読まないタイプだけど 先が読める作りだった。こういう映画なら 昔の 世界に… の方が品があって良い。全く 泣けなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "カニバリズムのグロ映画かと思ったら違った\n 俺たちは世界の中心で愛を叫んだ頃から良くも悪くも成長していないよね、と思わされる作品。桜良(さくら)、春樹という名前を眺めて思いを馳せたり、桐島を彷彿とさせる屋上シーン、友情と恋愛の両方のフレームワークをどちらも強く取り入れることでターゲット層を拡げているところ、LINEなどなど、プロダクトマーケティング的にはかなり良くできてんなという印象。夜の病院に忍び込むあたりからさすがに徐々に感情移入し始めるんだけどなぜか大人の恭子(北川景子)が画面に登場するたび俺の心は冷めきるのであった。なんだろ、芝居の問題?最初は気になった桜良の歯並びも、後半には可愛く見えてきた。本当に現代の若者向けによく科学された映画で、隣に座っていた若い女子2人組なんかは開始30分以降嗚咽こらえっぱなしで心配になるほど。12年前の福岡でそのカメラの構え方はおかしいでしょう〜みたいなツッコミは多分始めたらキリが無いんだと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "面白くないし泣けない\n 映画だけ【】\_(・ω・`)ココ重要!映画だけ見たやつは泣けるんじゃない?原作読んだ私からすると全くな泣けねぇーよこの映画は原作を読んでない人が見に行った方がいい " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "青春映画としてはまぁ…でも\n 膵臓と言えば糖尿病、劇中インシュリンキットが出て来るところから若年性の1型糖尿病に間違いない。だだ、あの元気さから余命1年はあり得ない。それでなのか、最後は通り魔に襲われて死んじゃうなんて…同じ病の人(私)から見たら違和感しか感じませんでした。現に自分は20代で発症してから20年以上経ってますから。青春映画としてのストーリーはまあまあだと思いますが、若くして1型糖尿病を患ってる人にとってはきつい映画かもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "泣けた、傑作❗️\n 真実と挑戦ゲーム切なくて、涙が止まらなかった。浜辺美波可愛かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "あそこまで開き直れん\n 余命があと1年ないって言われてあんなに周りのことを考えて、明るく振る舞える自信ないわ。そのことばっかり気になってしまった。青春感が凄くてニヤニヤしてしまう場面がチラホラ。ラストこのタイトルに涙はしなかったけど、そこはまぁターゲット層から外れてるからでしょうか。北川景子がウェデイングドレスで手紙を読むところは、女性だったらグッとくるところなんだろうなぁと思った。まぁ見てて退屈になることもなく楽しめました。 " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小説を読まなくちゃ☆\n  最後は衝撃だったけれど、高校生の二人が可愛くて♪ そして、小栗旬がたまらなく素敵だった♪ 小説を読まなくちゃ☆ " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 「君の膵臓をたべたい」ずっと観たくて遂に観てきました!小説とか何も読まないで全くの初見で鑑賞しましたがホントに泣けました、涙が止まらなかったです。。。また今度観に行きますが、この作品は今まだ見てきた映画とは一味違う気がしました!こんなに映画で涙を流したのは久しぶりだなぁ。また見てきます! " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これこそが…\n 涙腺崩壊でしたここまで泣けるとは思っていませんでしたもう一度観たいほどです主演の浜辺美波の一言一言に涙が…スクリーンで観てこそまた価値が上がるのだろうと思いました " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度みたい!\n 初めて同じ作品を2回見たいと思った! " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "しつこさなくほどよい感動\n 伏線回収もあり、ありきたり感をなくすくふうもあり。メッセージ性もあり大満足 " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "良かったです\n 原作とはちょっと違うけど、そんなに違和感なく観れました。やはり、香典持って咲良の家に行った時が一番泣けましたね。それから最後の手紙も、咲良の残される人達への想いに心揺さぶられました。亡くなった人達は残された人達に幸せになってほしいって思っている事を改めて感じました。良い映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高\n 感動しました、観に行って損はないです! " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "面白かったけど…\n 概ね面白かったけど、北川景子の役いらなくね?と思って見てた。原作のエンディングを読んでみたらそんな役なくて笑った。映画の客寄せのため北川景子出したかったのね。もしかしたら小栗旬も?普通に原作通りにすればよかったのに。 " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に良かった\n 東映はやっぱりいい映画を作ると思いましたよくわからない漫画の実写化とは重みが違う重みがあるが、純愛でとてもいい映画でしたもっと今の高校生は薄っぺらい映画じゃなくてこういう映画をみてほしいとてもいい映画でした " + }, + { + "date": "2017-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "期待せずに見たら思いのほかよかった。\n 映画館のポイント失効が近づいてたので消化試合的に鑑賞。と思ったら、思いのほかよかった。膵臓の病気で余命幾ばくもないサクラ(のちに病死ではない死に方をする)と仲良しくんとのやりとり。泣きポイントが数か所あって、「来た来た~ここ泣くとこー」とあり、流れるほどではないけどグッとはきた。人は必ず死ぬのであるから、その間(人生)をどのように生きるのか、それを考えながら見ると、これは単に恋愛モノではない。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "久々の恋愛映画\n 映画館では基本アクションしか見ないですが、レビュー評価が非常に高かったのとうまく時間が合ったので鑑賞。カップルも男一人も少しは居たと思いますが、女性客が殆どという印象でした。泣けるかな?泣けたらいいなと思ってましたが、泣くまでには至りませんでした・・・。ただ、周りからは後半鼻をすする音などが聞こえ、泣いている人も多かったようです。ただ青春っていう甘酸っぱい感じを味わえました。自分は中高男子校だったので全く無縁でしたが。家でビデオでも良いと言えばよいが、見て良かったと思います。ただ、この美男美女だから成立する話ともいえます。これがブスとブ男では全く感情移入出来ませんから。ヒロインの浜辺美波さん死ぬほどかわいいです。麻雀ドラマの咲sakiに出ていた人なんですね。咲でも可愛いと思いましたが、この映画を見て好きになりました。恋してしまいそうです。半分以上は浜辺美波さんの可愛さ魅力で良くなっている映画だと感じました。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりに良い邦画を見た\n 知らない若い子たちが良い演技をしていて、良かった。もちろん原作も監督も素晴らしいのだが、役者さんが良かった。小栗旬ってああいったオドオドした役もこなせるのね。心情が伝わってきて泣いた。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "感動とわらい\n 感動で涙すると思いきや、笑もあって楽しかった! " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "生き地獄\n 主人公の彼、クラスで一番目立たない暗い男子って事は当然童貞なわけで、そんな童貞にクラスで三番目に可愛い女子がグイグイ距離感を縮めてくる。でも彼女とは付き合えないという正に童貞にとっては生き地獄。そんな女子を演じる浜辺美波ちゃんが凄く魅力的。天真爛漫で笑顔が素敵で、そんなコが抱きついてきたりホロ酔い顔で見つめてきて、童貞殺しかって思った。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "感動\n 手を加えすぎない演出が、観る人を魅了させた。涙が自然とこぼれた素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "退屈だけど泣けるぅ\n 途中眠くなった。後半はやっぱり泣けた。 " + }, + { + "date": "2017-08-16", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "うーん\n 二時間が長く感じる映画でした。評価が良かっただけに残念です。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 21, + "review": "単なる「恋愛もの」じゃないんです\n 単純に泣けるけど...よく言葉を聞いてないと「雰囲気」だけで泣くことになる。俺は1回目がそうだった。わからなかったり、よくみてなかった所を観たくてもう1回。そして落ち着いて3回目...見逃しやすい、聞き落としやすい所、観てる側が推察してあげたい状況もわかったらボロ泣きしてしまいました...浜辺美波さんの表情の豊富さには感動しました(このサイトでボロクソに言ってる方もいたようですが注意してみていただきたいもんです)。言葉も深かった。...「考えて」「感じて」「察して」聴いてほしいです(俺がものわかりが悪いせいもありますが)...心にしみる言葉もいろいろありました。そういえば...小説では正味4ヶ月位の話しの内容みたいですが...映画の若い2人の話の中ではどのくらいの時間が流れたか気づきましたか?「携帯電話の日付」を見ないとわかんないんですよねー。小説とは違うところです。映画版オリジナルの話...「桜良さんの最後の願い」のために変えたんですね、きっと...。ここまで深く考えて、感じて観たくなった作品は初めてでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今まで見た中で一番!!\n こんなに映画の世界観にどっぷりとハマったことは今までなかった初めて2回も観たのにもう一度観たいと思う感動した!! " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "1日で続けて2回鑑賞\n 1回目が訳あって途中から見てしまい、それがホテルで宿泊する所からで、でもある程度進んだ所で何故か泣けてしまい、ただ泣けはしたが途中からだったので消化不良、残念で仕方なかった、で腹は減って鳴るし周りに迷惑かけたかもしれないし、時間にしたら40分見てなかった、仲良くなった所からしか見てなくて何故仲良くなれたか分からなくて、しかし腹は減っていて、どうしようか悩んだ挙句、腹は減っているが2回目鑑賞、待ち時間が無く直ぐ見れそうだったので見ました!やはり初めから見ないと感情輸入が出来ないことを改めて分かりました、いゃあ同じ映画で2回目泣けるなんて、この映画本当に見て良かったです! " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 13本目原作を読んでから映画を観ましたが、原作とオリジナルをうまく合わせた感じが良かった! " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "中高生向け\n 恋空とか、アオハライドとかと同レベルのもの。中高生なら見れそう。ハタチ過ぎた大人が見るのはキツイ。タイトルから推測できる直球な内容。ストーリー展開はサビが無く、延々Aメロ聞かされてる感じ。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作知らず、、\n 原作知らず鑑賞ただただ感動、そして考えさせられるものがありました。おすすめです " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ごめんなさい。\n 原作知らずに観ました。こんなに泣いたの久しぶり(;_;)周りの人の迷惑になったかも・・・ごめんなさいm(__)mまた見に行きたい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作イメージ良し!\n 原作の雰囲気通りで、思った以上に、いい感じで出来上がってます! " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "寝てしまった\n ただただ、つまらなかったです…評価が高いので気になってましたが、本当に残念です… " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "桜良がかわいすぎた。こんな高校生活を送りたかった。でも桜良を失いた...\n 桜良がかわいすぎた。こんな高校生活を送りたかった。でも桜良を失いたくなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 良作。原作未読ですが、久しぶりに見応えがあり、余韻の残る邦画でした。内容は予想よりもシンプルでしたが、うまく纏まっています。そして浜辺美波さんが素晴らしい。予告編では演技にクセがありそうな気がしたけど、作品の雰囲気を綺麗に表現しています。また観ると思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "こんなに号泣するとは\n 若者二人の演技がいい明るく無邪気な笑顔が素敵な女の子と戸惑う男の子恋人ではなく 君 と呼び会う仲良しの関係一人で見て良かった 泣きすぎた " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 8, + "review": "なんだこのヒロインってなった。笑\n 原作未読。いくつか見てて「ん?」ってなる点がいくつか。①ヒロイン、ウザい。全力ぶりっこすぎて引く。可愛いんだけど狙いすぎでしょこんな奴いねーよいてもウザいよwってなりました。男の子はこれが可愛いんでしょうか。ちらっと小説読んでた時はそうでもなかったので、演技が。。②亡くなり方が驚き不謹慎で申し訳ないんですが、そんなことある?wって笑いそうになりました。③大して驚かないサプライズ予告見てて、最後何かサプライズがあるんだろーなー、それが最後の見せ場なんだろうと期待値上げてたんですが、上げすぎました。まあ、そんなもんですなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "原作の方が断然いい\n 原作が好きで映画はどんな感じなのだろうと多少の期待を持って見に行ったが面白くなかった。 まず、原作と映画では春樹の性格が違う。原作ではユーモラスな部分もあり面白い人だったが、映画ではユーモラスな部分が消えてただの暗い人間だった。このことによって笑えるシーンが消え、笑えない映画になった。唯一、笑えたのはガムを勧めるクラスメイトぐらいで終始退屈だった。 次に、咲良が死んで10年たった世界のこと。正直いらないと思った。自分としては原作の通りに進めて恭子と咲良のお墓に行くシーンを入れた方が感動できたと思う。 原作を読んだ人は(人にもよるとは思いますが)あまり楽しめないとは思います。ただ原作を読まずに映画を見に行った人達は物語の筋も通っているので感動でき、その後に原作を読むとまた楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "もっと心の奥底を感じさせて欲しい\n 膵臓に病気で余命わずかの少女さくらと、彼女の最後の恋に巻き込まれた少年はるきそれまでは根暗で、友達のいなかったはるきが、さくらと知り合うことで、「人と接することの大切さ」を知るようになる余命わずかのさくらちゃんだけど、人前にいる時は、とにかく天真爛漫に振る舞い、元気で明るいそんな健気な様子を見ていると、なるほど、これは好きになっちゃうね〜と、思うさくらは、とにかく明るく元気で、可愛かったでも、さくらと同じ女性という視点からするとなぜ、はるきが良いのか、なぜはるきじゃなきゃダメなのかそこが伝わらず、2人の関係に共感できないそれに、病気をひた隠しにすることも共感できなくてもっと高校生らしく、ジタバタ葛藤してるところを見せて欲しかったな少なくとも、私はこんなにお行儀の良く、聞き分けの良い女子高校生ではなかったよきっと、そんなところは観たくないんだろうな " + }, + { + "date": "2017-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "思わず泣いてしまった\n ほろりではなく、ハンカチを出してしまうほど。ラスト、きっと、このタイトルに涙する、というキャッチコピーは、映画をわかりやすくする反面、結末が予想できてしまう。原作を読んでいる人がきっと多いから関係ないか?自分は原作を読んでいなかったので、このコピーはなかった方が良かった。それにしても、素晴らしい映画だった。小悪魔咲良が可愛すぎ、また健気で涙を誘う。高校時代の追憶から現代に向かって、咲良の友人たちの関係の繋がり。その、描き方もみごと。さて、原作をゆっくり読もう。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "彼の自然な演技\n あまり人が死ぬ話は好きじゃない(死ぬことをエンタメにするのは少し抵抗がある)のですがタイトルに惹かれてみました。この手の映画にありがちな死ぬであろう人間があまり死にそうにない(感じない)のはこの映画も例外ではないのですが主役の(高校生時代)の彼の演技が自然なのであまり違和感なく世界観に浸れました。恋愛だけでなく彼女の親友の存在があることであまり閉じた世界観ではなく広がりのある人同士の関わりがある愛情や人生観を描けていて物語にすごく奥行きを感じました。恥ずかしいセリフオンパレードで耐性がすこしいるかもしれませんが(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "感動…泣いた……\n 原作を半分まで読んで映画を観た。原作と映画ではちょくちょく違う場面があって、頭の中で照らし合わせながら観れた!学生時代の匠海君と小栗旬がすごくマッチしててよかったと思う。矢本君もすごく好き!あの憎めないキャラがピッタリだと思った!欲を言うと…すっごく映画が長くなってもいいから全ての場面を実写にしたものも観たいと思う! " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "ポーカーフェイスでも感動すると思う\n 今年1の映画ですこの映画は原作と同等かそれ以上の数少ない作品だと思います。原作の小悪魔的なおてんばな咲良のそのままの演技も美波ちゃんはぴったりのはまり役でした。とにかく視聴後、美波ちゃんと小栗旬の印象が強い映画です。(拓海くんごめんなさい)春樹くんの最後の長文のメールを打つ場面、あれは涙なしでみられません。長文を書いた後、消して、彼と彼女のお互いが「そんな有り触れた言葉じゃ言い表せない、君の中でずっと生き続けたい、だから私たちは君の膵臓を食べたい」という意味だと、映画で理解した時、よく作られた、名作な映画だなと思いました。マイナス点は、美波の下ネタ的なシーン。迫ったり、誰が可愛いだの、私を彼女にしたいかだの...。まあ原作通りですが、あれがちょっと雰囲気壊します(苦笑)もうこれさえなければ100点です。とにかく1800円以上の価値があり、少なくともこの映画を見て何か考えが変わる方は多いと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "予想外の展開だったが良かった\n 予想外と言うか、予想通りと言うか・・・・皆さんの言う通り良かった。サクラは勿論だが、小栗旬と彼が全く一つに重なって、良かった。この役に小栗旬はもったいないと思ったが、終わると彼の顔は覚えてなくて、小栗旬だった。「君の膵臓をたべたい」の意味は一緒だったのだろう・・・な。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心に残る映画だった\n 原作を読んでいないため、単純な恋愛映画かな?と思って観たけど、違った。恋愛ではなく、高校生の命の物語だった。たまに出てきた哲学的ともとれる文言には思う所もあって色々考えさせられた。こういう映画ってカップルで観るイメージがあったけれども、カップルもぼっちもどちらも楽しめる。なぜなら主役はぼっちで、ぼっちに向けたメッセージも多々あるから。鑑賞後の満足度は高かったし、とても良い映画だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "主役の2人が素晴らしい\n 小説を映画化してしまうと、どうしてもエピソードをバタバタ詰め込んでるように感じるのはしょうがない。そこはもう少し溜めてよ、とか、え?このシーンもう終わり?みたいな忙しさを感じた。でも、悪いとこはそのくらいであとは本当に素晴らしい。主演の2人が本当に生き生きとしていて、本当によかった。桜良はただただ可愛くて生きることを楽しんでいる。春樹の号泣シーンはわかってても涙腺を崩壊させる。ガムいる?くんは唯一の癒し。原作未読組が、あのエピソードバタバタ感をどう思うかだけ知りたい。ミスチルは正直この映画にはあってない。小栗旬と北川景子、ミスチル、客を呼ぶために付け足したものが全て蛇足になったことが笑える。この映画はあの2人だけで十分よ。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 13, + "review": "君の名は?\n 予告を見たとき、この主演女優さんと、男の子は一体誰だと思いました。そして、調べると、浜辺美波さんと、北村匠海さんだと知りました。2人の出演しているドラマは見たことがあったので、ああ、あの人ね、と思いました。しかし、浜辺美波さんに至っては、「あの花」や「無痛」の時と違って、ショートになっており、別人のようになっていました。だから、気づかなかったんだと思います。 作品の感想について、述べますね。 まず、この作品は、映画から入っても小説から入ってもどちかからでもいいと思います。なぜなら、どちらも泣けるから。私は、小説から入ったのですが、そちらも泣けましたし、映画も泣いてしまいました。主人公2人、どちらの視点からでも共感できたので、ダブルで感動が襲ってきました。小説でしか味わえない感動と、映画での感動を味わってみてください。 主演2人と、小栗旬さんの抑えた演技がいいです。浜辺美波さんは、とっても可愛いらしく、小説から、そのまま抜け出したような演技をしていました。男の人で惚れない人はいないんじゃないかな、と思います。また、小説での、桜良のめまぐるしい表情の変化の演技も上手で、感服しました。また、後半の浜辺美波さんのナレーションはとても、安からな声でした。そこで泣かされました。そんな浜辺美波さんの演技が引きたったのは、北村匠海さんの受けの演技があったからこそです。2人の掛け合いが、楽しそうで何よりでした。小栗旬さんも、珍しく抑えた調子で、いい味を出していました。 全体的に、色彩が明るくて、暗い感じを与えない映画でした。ミスチルの主題歌も春の花の「桜」ではなく、夏の花である、「himawari」を主題歌にしており、世界観と合っていました。 実写化は否定的な声がありますが、これは成功だと思います。ぜひ、見に行ってください。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "意外と良かったです。\n 何と言っても、主役の二人が素敵でした。小説は読んでいません。何気ない日常を大切に生きたいと思いました。観た後に、もう一度観たいなと思ったのは、邦画では久しぶりです。今年一番良かったです。ドラマ、映画 咲-Saki-をみて、浜辺美波さんを知り、この映画を観るきっかけになりました。やっぱり、かわいいです。結婚式に呼ばれるけど、親しい友達でない??そこだけは、ツッコミたくなりましたが、他はよくできていたと思いました。ハンカチ持参で観に行くことをオススメします。追記小説も読みました。小説も良かったです。劇場で合計7回観ました。途中から音楽の良さに気づいて、サントラも買いました。音楽と脚本がとても合っていると思います。2017年、一番の映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "😭😭😭\n 鼻水も涙もたくさんでてしまった命の尊さをかんじた " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "号泣\n タイトルだけ見たら何か気持ち悪いと思ってしまったんだけど、実際映画を観た感想は生きてるって事に対して考えさせられる映画だった!その日はもう戻れないんだから1日1日を大切に生きなきゃいけない、後悔の無い日々を過ごす事の大切さを感じさせられた映画です。主演の若い2人で知名度もあまりないけれどこれから先が楽しみな若手俳優でした。素晴らしい映画だと感じました、涙が止まりませんでした。是非オススメしたい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "もう一度観たくなる。そんな映画です。\n この映画は感動ものの作品という前提で、ネタバレはナシで書いていきます。小説の映画化は漫画の実写化同様に失敗例が付き物ですが、今作「君の膵臓をたべたい」に限っては是非とも映画から入ってほしい。その方が間違いなくこの世界観を楽しめる。そう思いました。原作である小説も勿論良いですが、Amazonレビューにも書かれているように喜怒哀楽の表現に違和感を感じ、読んでいて興冷めしてしまうということがありました。しかし、この作品を映画化したことによりその違和感は消え、筆者の書きたかった「君の膵臓をたべたい」という作品が本当の意味で完成したのではないかと感じています。(追記:原作者様のTwitterを見る限り、映画と原作は別のものとして考えているようでした。変更点がかなりあるので納得といえば納得かな?)1つ欠点を述べるとすれば、「あぁ、泣きそうだ」という感情に浸った瞬間には次の場面に切り替わってしまうということがあり、少しだけ忙しく感じてしまいました。ですが、これは映画の性質上仕方ないことだということは重々承知していますし、この点では自分のペースで読める原作小説が得意な分野なのは間違いありません。ですので、私一個人としては「映画」→「原作小説」の順で見ることが「君の膵臓をたべたい」という作品を一番楽しむ方法ではないのかなと思います。ここまでだらだらと長く述べてしまいましたが、「君の膵臓をたべたい」映画、原作共に非常に素晴らしい作品です。まだ観ていない人は是非観ていただけたらなと思います^ ^ " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "いい映画でした、是非\n 若いふたりの演技がとても良かった。ものすごく知名度のあるふたりでなかったのが新鮮でした。女の子の笑顔がとても印象的でやられてしまいました。男の子の号泣シーンで思わずもらってしまいました、心を洗ってくれるいい映画でした。是非 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "いい映画\n 涙なしには観られない素晴らしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作を読んで鑑賞しました。 がいい意味での裏切り感あり、感動そして...\n 原作を読んで鑑賞しました。がいい意味での裏切り感あり、感動そして涙しました。映画は映画で満足出来る作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "美しい。\n 私に死んで欲しくない?って聞かれた時の春樹の「とても」や、「生きるとは人と心を通わせること」タイトルの「君の膵臓をたべたい」など言葉の選びがとても綺麗で美しいなと感じた。明日何があるかわからない一日一日一瞬一瞬のひと時を大切に生きようと感じた。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波さんは天才。\n 「君の膵臓をたべたい」鑑賞。*概要*住野よる原作の「君の膵臓をたべたい」を実写映画化。*主演*浜辺美波北村匠海*感想*原作は聞いたことはありますが、未読です。単刀直入に申しますと、とても感動しました。号泣とまではいきませんでしたが、感動はしました。。まず、映像と音楽が素晴らしい。映像がとても綺麗で、現在と過去を交互に映しながら進行して、思わず見入ってしまいますし、エンディング曲のミスチルと映画と合ってて良かった。主演の浜辺美波さんは初めて拝見しますが、素晴らしい役者さんだな~て思いました。病におかされながらも、常に前向きで、とても明るい。「僕」役の北村匠海さんの演技が自然体で良かったと思いますが、やっぱり浜辺さんの演技のほうが素晴らしい。天才。だって可愛いから!(笑)ストーリーに関しましては、少しダークな印象。根暗な性格の「僕」とクラスで一番人気の桜良が付き合ってるとクラスの皆に思われ、誤解されて、軽くいじめられたり、桜良の親友の恭子から嫉妬で暴言吐かされたり、桜良の元カレのクラス委員長から殴られたり、踏んだり蹴ったり…(^^;物語後半からちょっと僕の予想とは違った展開でしたが、ラストは思わずグッときました。。「君の膵臓をたべたい」ーインパクトなタイトルですが、、、いいお話でした。。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "生きること\n 映画を見て考えてみたこと。•彼女は、誰かを大切に思うために、自分の事もとても大切にしていたと思う。人に想いを馳せながら、彼女は自分の事も理解してもらいたいと共病文庫にいろんな想いを記録していだのだろう。 人と心を通わせ、面倒な感情のやりとりでさえも、生きる実感となるのは、彼女がとても愛されて育ったと感じ取れる。•今が 偶然の産物でなく、お互いの選択の結果であるというシーンは印象に残る。私たちは色んな選択を毎日している。仲良し君は落ちた本を拾い読んだ、という行為を選んだ。人は確かに望んだ方に進んでいる。 最後の『真実か挑戦か』では、彼は自分の事どう思うかを聞かずに、彼女の考えを聞いた。だから、彼は変わる事が出来たのだと思う。何を話すかも選択。•余命を告げられていても、その命を全うする前提で物事を考えるのが甘えだったと彼は言った。今日が最後の1日なら何をするのか、という問いはよく聞くが、どんな環境にあっても、その状況は一定期間すら保証していない。では、何をするべきか。•何より勇敢なのは、お互いに、自分の問題に向き合い、苦痛を乗り越えようとする所だと思う。辛いと人のせいにする。そして逃げる。しかし、それを現実を引き受け、乗り越えてこそ、人間らしく生きていけるのだと思う。生き方の勉強になった感じがしました。 " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高っす‼️\n 原作と違ってどこまでやるのかなぁと気になってみてみたらそれはそれは最高っす 泣けますこの感動はみた人にしか分からないものです。浜辺美波の演技もとてもいいです " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いたー、、、\n 原作知らなくても楽しく見られました!節々でフラグが何個も立ってて回収しきったの?って思うところもあったけどあー、それであのシーンか。って思うところもあって笑いあり涙ありって感じです! " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "なんとも……\n 原作を読んでいたため、どのぐらい変えて作られたか不安の中鑑賞。全体を通して率直に思ったのは「モヤモヤ」が残った感じ映画にするのにどうするのだろうと思った場面を頑張って描いていたが描かれていなかった場面が多く残念描かれてなかった場面のせいで話が繋がらない感じも、そのため中盤眠気が…個人の捉え方なのだろうが主役はもっと かたいイメージが… " + }, + { + "date": "2017-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 14, + "review": "原作は読む価値なし。映画は最高。\n 原作のレビューから始めさせて頂きたい。もちろん、それが「御門違い」なのは分かっている。だが、映画版があまりにも素晴らしかったので、それと比較する為にもレビューしよう。原作は酷かった。描写に関して言うと論外。「あはははは!」「くっくっく」など桜良の笑い声を直接書いているところは思わず笑ってしまった。漫画じゃないんだからwwで、肝心の登場人物や場面の描写はと言えば皆無。心理描写とは名ばかりの文字数稼ぎで何とか一冊の本になったと言う感じ。その心理描写もまぁ〜くどい。そこまで心の中で会話する人間なんているのかよ!とまた笑ってしまった。オチ(病死じゃなくて刺殺)だけは良かったけど、それ以外がもう小説家のレベルに達してない。上手なラノベよりも下手くそ。感動以前に爆笑してしまう。この間、同じ恋愛小説というジャンルでスタンダールの『赤と黒』を読んだけど、これだよな。恋愛小説というのは。心理描写も、まぁ的確で、ちょうどよくて、読んでて胸が締め付けられる思いがする。さて、映画だが、これは素晴らしかった。原作の酷い(というより、皆無な)情景描写の不安を跳ね除ける結果となった。何と言っても風景が良い。映像が綺麗だった。浜辺美波には驚いて開いた口が塞がらなかった。原作の下品な笑い方しかイメージの残らない桜良を脱構築し、清純の象徴に仕上げた彼女の天才性。北村匠海の演技も尻上がりに深みが増し、最後の泣くシーンは見所だった。12年後のシーンがあることで、原作の薄っぺらい感じが無くなっていて良かった。脚本家にも感謝だ。そして、Mr.Childrenの主題歌の素晴らしさ。映画としては申し分なかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "君の膵臓をたべたい\n 天真爛漫の咲良(浜辺 美波)と地味なクラスメイトの僕(北村 匠海)がどう距離を縮めていくかが注目ですが膵臓の病を抱えながら生きる咲良の姿は感動。純愛映画だがこういう映画の定番の病が悪化して死を迎える終わり方ではなくあっという死に方にはある意味新鮮さを感じた。何回観ても、いい映画なのでまた観たい。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしかった 原作と少し違ったところもあるが、それもまた良い味を...\n 素晴らしかった原作と少し違ったところもあるが、それもまた良い味を出していたと思う " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 4, + "review": "映画より本を読む方がオススメ\n 丁寧なつくりが、展開のテンポをスローにしているので、本を読む方が世界観に心酔出来ますね。最期のストーリーには、無理矢理感があって残念でした。一番の感動シーンは、あっさり映像が切り替わってしまい、涙の余韻に浸れません。なので本を自分のペースで読んで感情移入するほうがいいかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "映画も最高\n 6日に見に行ってきました。原作は、そもそも単行本の重さが苦手なので、文庫が出るまで読むのを我慢し、発売後すぐに読み、ラスト80ページで号泣しました。そんな感じでとても期待して見に行ってみました。キャストのみなさん、本当に良いです。。演技も撮影地等の景色も音楽も。。ストーリーはやはりちょっと違いましたが、これも良かったです。俳優のみなさんに関しては、\"かっこいい\"\"かわいい\"はもちろんのこと、演技がとても良いです。すごく自然で、彼等の日常を隣で見ている様な気分になれました。背景等もとてもきれいで、小説のイメージと同じような印象を受けました。街並みがきれいなこと、、いつか行ってみたい。音楽も主張が程よく、不快感はかけらもありませんでした。ストーリーは\"感動\"の2文字につきます。映画では久しぶりに涙を流しました。とてもとてもステキな作品になっていますただ、強いて不満をあげるなら、2人の会話がこの小説の面白みの1つでもあります。少し省きすぎかな…??映画の時間内におさめるには仕方がないかもしれません。。あまり、引き伸ばしても面白みにかけてしまうので程よいかなとも思います。以上が私の感想です。本当にステキな作品ですぜひとも劇場へ大切な人と貴重な時間を過ごせることの素晴らしさを感じてみてください " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "泣いた!\n 切ない。とにかく切ない。命は大切にしなきゃ。桜良さんかわいい💕 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "原作の方が好き\n 観ててモヤモヤを感じた、未来をなくして原作との違いを減らしてほしかった、最後の手紙に名前出てきたのとかあり得ない。男の子の感情が徐々に豊かになるのをもっと表現してほしかった。原作だと会話(男の子や女の子の言葉)に面白みがある。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "また見たい作品\n ほぼ満点なぜ生徒に過去の重い出来事を語るのか? 演出上、一人語りより聴き手が必要なのか?それ以外はヒロインも良かったのでお薦めです " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ただの純愛映画でなかった。\n 題材から友達は気持ち悪い映画と思ったらしい。でも本屋大賞の候補の作品は本としては最高の作品。内容は膵臓を患っている女学生が、この人はと選んだ男の子に自分の気持ちを色々な方法を使って伝えていく。新人のキャストだが気持ちが伝わって来ます。、女学生は望んだ死に方は出来なく・・・、大人になった男の子が先生になり図書室で学生と図書を整理中に女学生が女友達に遺した手紙を見つける。それを女友達の結婚式場に届けるシーンと女学生の死後、闘病日記?を取りにお母さんに会いに行ったシーンは泣けてきました。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "そんなでもなかったな。 主演のサクラが古い。一時代前のカワイコちゃ...\n そんなでもなかったな。主演のサクラが古い。一時代前のカワイコちゃんって感じ。大人恭子が町中でシガを見かけるシーンの意味がわからん。そこからなにも広がらないし。自分の過去をあそこまで一生徒に語る教師の心境もよくわからん。死後の手紙で変わるってよくあるパターン。それより星の王子さまが読んでみたくなってきた。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "ヒロインが無理\n ヒロインが人によって好き嫌い分かれると思います、病気だからとはいえネクラ男子に対しての言動が過剰すぎるので嫌いになりました。そのせいで泣くポイントで感情移入できなかった。言ってることはいいことなんだろうけど役柄のせいで響かない。万人受けはしなさそうですね。ある一定数のひとは同じこと思うと思う。もっと純粋そうなのを想像してたのでかなり残念。 " + }, + { + "date": "2017-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ほんとに良かった!\n ほんとに良かった! " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣けました。\n 評価がいろいろありましたが、気になっていた映画だったので観に行きました。ミスチルが主題歌を歌っているというのが観たいと思ったきっかけでしたが、観に行けてよかった。今まで観た映画の中で一番泣いてしまったように思います。若い役者さん達の演技もよかったですよ。高校生の頃に戻って純粋な恋愛をしたくなりました! " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "映画後半、ずっと大号泣してました...\n もうとにかく泣いてしまいました...ただただ悲しくて、男なのに、ダサいってわかってるのに、もう泣きまくってしまいました...すごく綺麗な映画で、すごくたくさんのことを考えさせられました。「私も君ももしかしたら明日死ぬかもしれない、そういう意味では私も君も変わんないよ。1日の価値は変わんないよ。」この言葉を聞いて、生きてるってすごい幸せなことだな、もっと大事に、充実して生きようと思いました。こんなに映画で泣いたのは、僕明日以来で、もう目が真っ赤になるくらいまで泣いてしまいました。見ようかなって迷ってる人は本当にお勧めします。是非見てください! " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "また、映画館に会いに行ってしまう映画です!\n 映画の封切の初日にみて、ららぽーと富士見の8/6の挨拶の回に行ったことを含めると三回も映画館に足を運んでしまいました。そんな、何回も見たい気持ちにさせる、映画にしあがっています。主人公の二人、桜良役の浜辺美波ちゃんと僕役の北村くんには、原作から映画まで中身をより深く理解したうえでの演技をされているところがとても良いと感じます。(原作も読まず、映画の良いところも見ず、批判ばかりしている人がいますが、頭にきたので失礼ながら書きこみしました。レビューを書く前にもう少し映画の中身を理解したり、主人公の演技への取り組み姿勢や考え方を理解してからレビューしてほしいです。知らずに批判ばかりすることは恥ずかしいと思っていただけたら幸いです。)この映画を見てどう感じるかはその人次第ですが、主演の浜辺美波ちゃんのピュアで透明感のあるところは、演技でできるものでないし、若さゆえ最初のうちは、少し演技しすぎているかなと感じられるところもありますが、ナレーション力は、ずぬけた才能をもっています。それを見たり、聞いたり感じたりするだけでもこの映画を見る価値があります。DVDとかテレビでなくぜひ、映画館で見ることをお勧めします。桜良の声がいつまでも心の中に響いて残ります。桜良を失った喪失感から、また桜良の笑顔や二人の掛け合いを見たい、桜良の声を聞きたいと思って、映画館に会いにいってしまうかもしれませんよ。 " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "主演の二人の演技がとてもよかった。\n 主演の二人の演技がとてもよかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "綺麗で切ない映画でした!\n もっとしっかり生きようと思いました " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "世界で一番最低の小学学芸会レペル映画\n はじめは凄く期待し地元で見るつもりが仕事の関係で広島109シネマズで見る事に、良い席を確保し映画館へ、するとなぜか私の席に知らないオバンが荷物を置いていた。即のけてと言っても反応なし謝罪もしない、私はスタッフを呼びいやな、気持ちで映画鑑賞スタート結論から言えば、冷静に金を払い見る映画じゃない。まずサクラの複雑な気持ちをあの黄色いダイコン役者は再現出来てない、わざとらしいさと下手くそさがただ目立つ、とりえがない、全く才能のかけらも感じない。この同じ役を広瀬すずちゃんが演じていたら、なんばいかはましだった。それに回りのド素人を集めひたすらくだらない描写ばかり見せる。あと小栗旬さん北川けいこさんはなにしでてきたのか?あの二人でなくても出来る役です。正直あとヒロインの死をもっと盛り上げる必要がある、極端にいえば、あのヒロインは身体が、バラバラになり砕け散るそう人間ミンチになるぐらいのインパクト欲しい所です。何故って?人の死は美しいくもロマンチックでもない。死は無慈悲だ。この映画のスタッフ特に監督さんは一からやり直してほしい。 " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "ふーん\n なんとも駄作。原作も読ませてもらいましたが原作をいじり過ぎてるしなにかとつじつまが合わない。ラストシーンの図書館で見つけた手紙。あれはさくらちゃんがいつセットしたのですか???君の膵臓をたべたい。ってメールを送った後じゃないとあのてがみはおかしいですよね?? " + }, + { + "date": "2017-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 感動しました " + }, + { + "date": "2017-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "浜辺美波ちゃんが可愛いという映画\n ほぼほぼ予想通りに話が進み、予想通りに話が終わる『セカチュー』系映画。Σというよりも!セカチューのリメイク!!ヒロインに対しての好みが大きく分かれそう。残された彼が、彼女の思い出を越えて一人の女性を愛せるようになるのか不安。あの青春は甘くて残酷だ。 " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 過去と今を行き来する。 素敵な物語でした。泣きました。胸が痛くなりました。 余韻がハンパないです。原作とは違ったのかもいれませんが、素敵な映画です。オススメですよ。 " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "期待以上に心揺さぶられるストーリー\n 原作は未読です。今年、ここまで泣かされたのはありませんでした。タイトルの意味は映画が始まると分かります。さくら自身が口にするからです。なかなか巡り合わない、一人ぼっちの少年と人気者の女の子が巡り会い、直接、愛を語るわけでもなく引き合っていくストーリーは、痛く感動。題名の意味、2人の関係、よく知れば知るほど、涙が出てきました。浜辺美波さん、目でしっかり演技できるいい役者だと思いました。後半の、彼女が北村匠海さんを愛らしい目で見るシーンがとても印象的で、クラスで彼をただ見ていた時の目と全然違う。元々笑顔の素敵な方なので、笑顔は満点ですが、ストーリーに膵臓の病気がある所からして、暗い表情を作るシーンも多々ありましたが、表情の移り変わりがとてもよく、表情を見ているだけで彼女の感情が手に取るように分かりました。北村匠海さんの方は、全体的に悲しい感じや、迷惑そうな感じがありつつも、終盤に彼女をしっかりと考えるようになってからの顔が前半と異なっていて、とても良かった。個人的には、ガム君のポジションが好きでした笑大友花恋の役と合わせて、難しい役柄だったと思いますが、全力で演じていたことがわかりました。と、予告編を見た時にはキャストには何も思わなかったですが、見終わってからキャスティングの素晴らしさに驚いた映画でした。膵臓の病気であることを隠して、明るく振る舞うさくらという役柄を演じきった浜辺美波さん、今後益々活躍してほしいです。クラスで3番目、たしかにそんな雰囲気があり、笑ってしまいましたが笑数あるシーンの中で、浜辺美波が自宅に北村匠海を呼んで、別れるシーンがありましたがあそこが一番好きでした。あんな引きの画はなかなか無いな…と。いろいろ書きましたが、点数を4.5にした理由は、色味が明るすぎた点。最近のくだらない恋愛映画でよく見る、全体が明るい映像には少し白けました。まあ、今回も恋愛映画だからいいのかもしれないけど、ストーリーの内容から、あまり明るすぎる映像はちょっとなーと個人的には思いました。まぁ、、わざとかも知れませんが。まぁとりあえず、今年の上位には付けました。ぜひ、見に行くべきですね。 " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "主役二人に拍手\n 総合評価:★★★★★初日にレイトショーで観ました。上映直前に滑り込んできた30代の隣の席のサラリーマン。いきなりコンビニ袋から唐揚げを取り出し食べ始め次はおにぎり。「ここは自分の部屋かよ!」と言いたかったのですが、その後、揉めても厄介なので我慢していました。おにぎりの後はスルメを食べる有様。臭くて何度も睨んでやりましたが気づかない。よってイライラしてセリフが頭に入って来ませんでした。再度見に行きしっかり楽しみました。月に3本映画を見ますが若い人が始まっても携帯をいじっていたり【これはさすがに注意しました。】おしゃべりが直前まで止まらない他マナーの悪い人が目に付く。映画は主役二人がとても良かった。ヒロインの悲しい笑顔にやられました。映画の楽しみは見終わった後にレビューを見ること。なるほどと唸る意見もあればお門違いな感想の人も。なかにはこの人、ロクな青春時代を送ってこなかったな、何でも噛み付いてる、と笑わせてくれる人もいる。そういうのも含めて映画って面白い。私は今年見た23本の中でベスト5に入ります。 " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "主役2人の演技に涙\n 主役2人の演技に泣かされました。浜辺美波さんはもうすぐ死ぬということを忘れてしまうくらい眩しく、自由奔放な女性を演じられてます。時折みせる今にも泣きそうな表情には胸が苦しくなりました。彼女の生き様はこれからの生き方を考えさせられるような素晴らしいものでした。北村匠海さんは何度か見たことがありますが、いつも様々な役を好演されてる印象があります。地味で誰とも関わりたがらない主人公が彼女を必要だと生きてほしいと感じ、彼女を思って泣いてしまう姿は本当に泣けました。彼だからこそ彼女に真実と日常を与えられたのだなと色々考えると思います。誰よりも人の気持ちを考えて行動できる人だと思いました。「君の膵臓をたべたい」正反対だからこそお互いを尊敬し、必要としあう素晴らしい関係が築かれていたんだなと思います。本当に感動できる素晴らしい作品でした! " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣ける\n 2回目も観たい! " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "意外に感動\n 期待してなかったけどいい作品です。役者はみないい役ストーリー貰った良い " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動しますよ~~!!(^.^)\n 「君の膵臓を食べたい」期待しないで観てみました❗とても良かったです~😄❗主演の浜辺美波さんが良い演技してます!ラスト感動しますよ~~!!(^.^)内容はあえて書きませんので…ハンカチをご用意ください。おすすめです! " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙活にはお勧めです\n 終盤はただただ泣いていました。王道でわかりやすい物語ですが、安直に生死を扱うのではなく、家族・友人・生活・感情を丁寧に描いていて自然と泣ける映画でした。泣いて落ち込むのではなく、心を揺らされて涙して、最後は前向きになれるというかすっきりとするので涙活にはお勧めです。主演のお2人が初々しく切なく、とても自然に映像の中に生きているようで、とても素晴らしい俳優さんたちだと思いました。これからのご活躍がとても楽しみです。タイトルのとらえ方は幾通りにも考えさせられましたが、どれが正解でもなく、受け手にゆだねる形で終わらせてもらったので余韻を楽しむことができました。素敵な時間を楽しむことができました。 " + }, + { + "date": "2017-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "タイトルの意味\n 僕は桜良に恋してしまい、何回か見に行っているのですが、遅ばせながらやっとタイトルの意味に気づきました。僕が桜良にメールで送った君の膵臓をたべたいは僕の中で桜良に生き続けて欲しいという意味で、桜良の手紙では、まだ生きていたいという意味。桜良は手紙で「僕の中で特別な存在にしないために名前で呼ばないことに気づいた」と言っていましたが、結局お互いが特別な存在になっていたと気づいた瞬間、違う涙が溢れて止まらなくなりました。タイトルに涙するとはこのことだったんですね。本当に素晴らしい作品です。また観に行きます。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられる映画だった。\n 最近近しい人が亡くなり、死というものが身近にあった私にとって、とても考えさせられる作品でした。明日どうなるかなんて誰にも予想できない。だからいまを精一杯生きる。というメッセージを強く感じました。「君の膵臓をたべたい」という作品を生み出してくださり、本当にありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり泣いた\n 噂に聞いてた時から泣くとは思ってたけど、やっぱり泣いた。友人は3.4回泣いてたみたいだけど、私は男の子が泣いてしまうところにつられてしまいました。演技か声かがなんかスッキリしなくてはじめはモヤモヤしてたけど、途中からは気にならなくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "本の話結構混ざってた!\n 本全部読んでなかったけど観に行ってきた!死に方が・・・。まさかすぎてびっくりした!ま!とりあえず、いつ死ぬか分からないってことだな!北村匠海かっこよった!梅ヶ枝餅食べたいなー(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "君の膵臓をたべたい。\n マンガ原作の映画化の場合、原作至上主義みたいなファンがいて、イメージが違うとか、そんな声ちゃうやろとか、ネガティヴな意見を聞くことが多い。マンガはすでにビジュアルがあるので、イメージが違うというのもわからないではないが。それが小説の場合はどうだろうか。まずなにより違うのは、完結しているものを映画にしていることが多いということだ。したがって、映画もきちんと完結する。もちろん、小説の場合も原作ファンはいるが、これもありか、としぶしぶながら納得することになる。その納得のしぐあいが映画の評価に直結する。本作は原作にほぼ忠実に映画化されている。大人になった「仲良し」くん(小栗旬)や恭子(北川景子)のエピソードが蛇足に映るかもしれないが、映画の脚色としては、うまくいったほうではないか。月川翔監督、吉田智子脚本、ともに及第点の仕事であった。よくよく考えると、そんなことある?と思うようなところもあるが、それはご愛嬌。僕は原作も映画も好きになれた。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n 青春映画特有の青臭さを感じつつも話に入り込んで行けます。たくさん泣きました。死と青春と、大人になった主人公の回想など共通点を感じたのか、「世界の中心で愛を叫ぶ」を何となく思い出していました。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小説読んだことなく鑑賞\n 平坦な滑り出しで少し眠くなりそうでしたが話が進むにつれ自然に入り込んでいく不思議な感覚でした。展開を全く知らなかったのでびっくりしました。そして監督オススメの手紙を読む場面で号泣でした。一日一日を大切なに生きて行こうと再確認しました! " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "王道のヒロインかも?\n 最後の少し前まで、すごくいい!サクラさんの魅力全開です!オーバーな演技は、自分の悲しみを隠すために、明るく振る舞おうとして、加減がわからず、そうなってしまう、余計悲しい。「僕」も素晴らしい!君が笑顔で喜んでも、僕は、その笑顔を見るたびに、泣きたくなるんだ。泣かないために、我慢してつくる顔が、あの少し無表情な笑顔。最後の号泣も、母を目の前にして、身内が1番悲しいのをわかって、我慢しながらのの号泣だ!惜しいのは、最後の結婚式の前。あの手紙で、北川は病気の事知ったの?いつ知ったの?知ってたの?また、結婚式前の花嫁に、友達になってくださいなんて、言えない。言うなら、もう結婚式壊すぐらいの覚悟ないとな。もし、病気の事知ってたら、北川らの関係性がちがう気がするし、知らなかったら、手紙読んで、すぐ笑顔なんて、なるか?でも、全体を通してよかったので、最後はなかったものとして、考えよう。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど‼︎ 死ぬまでに やりたい事リスト 作ってみようかなぁ.....\n なるほど‼︎死ぬまでにやりたい事リスト作ってみようかなぁ...最期の旅行連れてってあげたかったねっ‼︎小栗旬がおばたのお兄さんに見えた(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "可憐でみずみずしい\n 原作未読。どことなく非現実を漂わせながらも現実的な感覚を残す主演の浜辺美波さんが大変に好演していたと思う。突然かわいい子とお近づきになっちゃっうわけあり系のああこういう設定の男女ねと冷静に見ている自分もいつの間にか引き込まれていた映画でした。「このタイトルの意味に涙する」というコピーのように最後は泣きはしませんでしたが。しかし心のどこかを軽くつねられたような人生ちゃんとしなきゃなね、と思えるいい映画だった。浜辺美波さんが本当に可憐でみずみずしく良かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "咲良が…。\n 咲良の最後が衝撃過ぎる。 " + }, + { + "date": "2017-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった!\n ここ数年で1番良い映画だったと思います。主演の男の子の演技がとても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!\n 泣ける!主演の演技も素晴らしい " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "騙されてハッと気づかされました\n 余命より今です。ロケ地も最高、滋賀とか福岡とかセンスがイイ。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映像がキレイ\n 背景も主人公もスクリーンに映し出された画がとても美しくキレイでした。映画ならではだなーと。監督の次作品が楽しみです。若い二人が新鮮で演技上手でした。最後の北川さんの号泣でかえってさめちゃった。無かった方が良かったかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "いい映画でした\n 若い男女ふたりの演技が良かった。抜群に知名度のあるふたりのじゃないのが新鮮でした。女の子役の笑顔がとても印象的でしたね。男の子役の最後の号泣もらってしまいました。ふたりのこれからに期待して星5つ。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルと内容が・・・\n タイトルと内容が繋がるのを期待しましたがラストが残念で理解できなかった。北川景子のシーンも感動を与えたかったのかもしれないけれど、蛇足に感じた。ストーリーはともかく、桜良の大げさな明るい演技が死ぬことへの不安を強調しているような演出のようで良かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "男子高校生役のあの俳優にもってかれた!\n あのたたずまい。全然知らない俳優さんだったから、新人さんかな?って思いました。根っからの暗い人なのだろうなと。『野ブタをプロデュース』の堀北真希の男性バージョン的な。その点では見事なキャスティングだと思いました。そんな彼だったから、嗚咽したあのシーンはお見事でした。しびれた。すげえな!あれ演技かよ?ひょっとして、凄い俳優さん?と気になって、調べてみると!驚きました。ドラマ『ゆとりですがなにか』の元カレ役の方だったんですね。見た方はわかると思うのですが、彼、あのドラマではぶっ飛んでましたよ!ハチャメチャに。今回の役と正反対。同一人物とは、とても思えません。衝撃的です。若干19歳。色々ドラマや映画、CMにも出ている方なんですね。演技の幅が広い、これからも追っかけてみたいと思える俳優さんでした。さて、映画の感想としては。原作では、主人公の女の子が亡くなるのかどうなるのか、最後で判明するという、それまで結論が気になる展開で物語が進んでいくのですが、映画では(いや、もうこの映画紹介の段階から)彼女は生きることができないとわかった上で物語が進んでいきます。そこは少し残念。北川景子と小栗旬のくだりも、原作にはありません。要るか要らないかは、見た方のご判断で。学校でガム食べちゃいけないし、未成年でホテルは泊まれないし、学校やってるような平日に結婚式開くなら、そもそも迷わず欠席に◯をつけるだろうし、とか…ツッコミどころは満載ですが、原作に負けない良い映画だったと思います。あ、あと、ロケーション最高。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作読みたい!\n 評価の高い小説を映画化したということでかなり期待して鑑賞。結果、その期待を裏切ることなく感動に包まれ、何カ所かで泣かされました。陰と陽、動と静の中で丁寧に描かれた作品でした。高校生を演じた2人がとても良いですね。不思議な魅力を持った浜辺美波の惹きつける力がまばゆい。小栗旬の高校生時代を静かに演じた北村匠海は「陽だまりの彼女」で松本潤の中学生時代を演じていましたね。高い演技力を感じさせられます。全編通してひとことひとことをとても大事にしている、まさに小説的な語り口と進行具合が見ていて素直に心に染み入ってきます。見終わってすぐに原作が読みたくなり購入。まだ未読なのでなんとも言えませんが、映画を見ていてしっくりこないシーンややりとり(図書室で小栗旬の話を聞く生徒の関わりやラストに繋がる恭子との関係性など)が少なからず見受けられたので、もしかしたら原作を読むことで端折られた大事なシーンが補完できるのかなと感じさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作未読ですが\n 高校生カップルを演じた2人、特に浜辺美波さんの儚さを感じさせる笑顔が良かった。後半の結婚式のくだり辺りはリアリティが無さすぎて感情移入出来なかったなあ~。ちょこちょこ泣けたし総合的には良い映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "まるでセカチューを見てるような既視感。 大人になってしまったからか...\n まるでセカチューを見てるような既視感。大人になってしまったからかしら、あまり心に響かなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何故か?最初から\n 泣けました。不思議な感覚でしたが、主人公の女子高生の役柄に感情移入したようです。最期が残念でしたが楽しめました。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "何度も心が揺さぶられるこの感じは映画『君の名は。』を見たときのあの感じに似ていると思った。\n TOHOシネマズ伊丹で「君の膵臓をたべたい」を見ようと思って出かけた。到着し現地でチケットを買おうと思ったら、思っていた上映時間と違っていた。上映開始時間は2時間半後だった。あわててスマホで検索したら、30分後にTOHOシネマズ西宮OSで上映開始だった。急いで駐車場へ戻り、TOHOシネマズ西宮OSに向かった。到着してチケットを買ったら上映開始時間ちょうどになった。間に合ってよかった。ストーリーは、高校時代の「僕」は、膵臓の病を抱える桜良の秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、桜良と一緒に過ごすようになる。桜良の言葉をきっかけに教師となった「僕」は、教え子の栗山と話すうちに、桜良と過ごした数カ月間の思い出をよみがえらせていく。膵臓の病気で余命少ないと思われた桜良に起こる運命とは?何度も心が揺さぶられるこの感じは映画『君の名は。』を見たときのあの感じに似ていると思った。泣ける場面がいくつもある。ハンカチかタオルが必要になる人がいるだろう。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞受賞の浜辺美波の醸す透明感がすごくいい。「僕」を演じる北村匠海の演技もとてもよかった。この二人は今後も大いに活躍するだろうと思う。終劇後の主題歌はMr.Childrenの新作「himawari」上映時間は115分。満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "んーー\n んーー、私の年齢では共感できなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動した。\n 原作未読ですが、だからこそ映画でこんなにも感動することが出来たと思います。多分先に原作を読んでいたら…(あのセリフも言ってほしかった、12年後の設定はいらないんじゃない etc.)と思ってしまっていたと思うと、読んでなかったのが良かったのかなぁと感じました。(ちなみに上の批評はレビューから拾いました。)そして何よりこれだけ完成された原作の下、映画自体が1つの方向性に向かっていたのがすごい良かったです。多分、スタッフ・キャストの皆さんも自信があって、こう演出した、こう演じた、と感じ取れる所が多々あり、エンディングまで、本当に素晴らしい映画でした。あと、自分的に一番の涙シーンは恭子への手紙のシーンでした。 笑 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "私の膵臓たべてください\n おもしろいかな〜〜たのしみにしてるよいま見に行ってるよドキドキと緊張が入り混じってる " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても泣ける!\n 主人公の桜良の笑顔と一言一言がグッとくるものがあった。他の誰でもない浜辺美波ちゃんがヒロイン役で本当に良かった。文庫本もコミックも後から読んだけど、どれも好きです。どうしてもまた観たくなって2回見ました。贅沢を言うなら大人になってからのを抜きにして原作を忠実に再現したバージョンも観たいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "小栗旬と北川景子はいらない。\n 「桜良ちゃん」超可愛いし、「僕」はいい味出してたし、可愛い女子が病気で不幸になリ、冴えない男が係わる青春映画は安定の感動は有る。しかし、原作に無い、「小栗旬と北川景子」の付け足し部分(「セカチュウ」と「月の半分」と「ラブレター」のパクリ風追加部分)が無意味・無駄・余計・邪魔で、監督か脚本家の自己満足でしかなく、原作通りで映画製作して欲しかった。※特にラストシーン再度TVドラマ化するなら、忠実に原作通りに製作してほしい。絶対にその方がいい!! " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "『今』を大切にしたい人は見るべき。\n 本当にいい話です。正直マジで泣けます。悲しい話ですが、この映画を通じて、言葉では表せないほどのたくさんのことを学べます。そして『今』の大切さを学べます。今を大切にしたい、未来を大切にしたいひとには是非見てほしい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ヤバイ\n この映画は絶対見に行くべき!すっごい感動した!泣きすぎて、お姉ちゃんに笑われるぐらい!泣けるところとかはお楽しみやけど、全体的に感動♥もう1回見に行きたい " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか良かった\n 初めは普通のラノベ系かなと思って、天使とコミュ障の悲しい話ねハイハイ、と思っていたけれど主演2人の演技力にグイグイ引き込まれ気づいたら泣かされてました。結婚式のくだりが若干蛇足気味というか、こんなに全部回収しなくてもと思ったけど、大衆映画としたらこのくらい全部回収するべきなのかもな…とにかくヒロインがめちゃくちゃ可愛くて完全に天使でい続けてくれて豹変オチを期待してしまう自分の醜い心が露呈されました。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してなかった\n このての映画はあまり見る機会もなく期待せずに見ました。小栗旬で、あれ?ヒロイン、かわいい!ストーリーもしっかりしててあーこんな風につながってたの、、共感できるところも多々考あり中々いい映画でした。ぜひ劇場へ、、 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "うーむ。\n 私は原作を読まないで、鑑賞しました。人生はなにが起こるかわからないから、後悔しないように毎日を過ごしなさい…それがこの映画で伝えいことのように思いました。しかし私からすると、主人公の行動が自分勝手、そしてあざとく感じてしまい、なんだかなっといった感じ。おそらく性別によっても感じ方が変わるのでないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに真剣に映画を観れた。\n 原作が話題となっており、周りの友人らも原作を絶賛していたため期待大であったが、期待を裏切らない作品であった。予告では小栗、北川を中心に客寄せを行なっていたが、有名どころでない若手2人を起用したのことが功を成し、演技・内容に集中することができたように感じた。唯一の原点は開始早々での伏線を捉えてしまうと、終わり間際での伏線回収直前に自分が苦しむことになる点だ。その点を除けば素晴らしい作品であった。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "う~ん、やられた!\n 原作もなんだ、この題は?と手にして、なかなかいいじゃん!と友人にも奨めたりした。でも、映画にしちゃうのー?と今まで観ないでいた。が、、良かった。淡々とした、春樹、ちょっと作りすぎ?明るすぎるだろう、サクラ。でも、原作の雰囲気をしっかりかもし出してる。これは春樹の成長の物語だ、それが、先生になり、しかも相変わらず心を閉ざしてたなんて、、とえー?た思ったけどラストはまずまず。北村君の別人ぶりが凄い! " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "日常を大切に\n 原作未読です。死を考えることは、「生きること」といいますが、まさにその通りの内容で感動しました。一日一日の日常を大切にしようと思わせてくれます。内容はさておき、俳優は若い二人が初々しくて、かわいかったですね。演技は大目にみてあげましょう。小栗旬もなんか久しぶりに、ニュートラルな感じでした。ある大事な場面の伏線がものすごくわかりやすいのは、気になるけどね! " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "悲しいけれど笑顔になれる。\n 映画で初めて知りました。「君の膵臓をたべたい」沢山の素敵な言葉が、閉じこもって固まってしまった私の心にぶつかって来ました。今まで誰も言ってくれなかった言葉。心の奥の何かがもがきました。記憶ではなく心に残る言葉たち。運命とか奇跡だとか思うのは都合のいい人間の想像力。宇宙の仕組みや地球の存在までもが偶然の出来事の産物だと決めている私には面食らいました。誰とも関わらない。壁を作って自分の世界を守って生きることは楽です。だからそんな人間には誰も興味を持ってくれないことも知っています。それなのにだけど、誰とも関わらず自分と向き合う。それはすごいこと。強い心の持ち主…みたいなことを言われたらもう…もっと人と心を通わせて生きていこう。自信はないけど明日からでも始めよう。って勇気を貰いました。気付かせてくれてありがとう。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これからの人生の中でも大事にしたい作品\n 原作も読んでいたので話の流れはわかっていましたが、それでも感じること考えることがたくさんあって、涙なしでは見られませんでした。この作品を観たあとは、普段の何気無い日常が大事に感じられるはずです。そして大切な周りの人がより大切に思えてきます。それくらいパワーのある作品でした。それを彩る主演の2人。特に浜辺美波ちゃんの演技は素晴らしく、死と隣り合わせのあの明るさを表現していたことに感動しました。そして1番はエンディングテーマ。Mr.Childrenの曲が作品と密接にリンクしていて、尚且つ自分自身の生き方や愛し方にも言及されてるような歌詞にメロディー。エンディング最後までいろんな人に見て欲しい作品です。「君の膵臓を食べたい」と思えるくらい大切な人とと一緒にぜひ観てください。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "ありきたりの表現ですが、感動。\n 初めてレビューいたします。この作品はまず原作に興味が湧き、読みたいと思っていましたが結局未読で観賞。若いふたり の物語ですが、実は『死』と向き合う人間にとっての永遠のテーマが託された内容だと感じました。重なる日々の大切さ、偶然ではない必然。そして閉ざしたふたりの想い。儚さ…その言葉が思い起こされました。映像では一瞬で語れる表情の繊細さなどはきっと原作では勿論文字で描かれてわけで。そういった意味では映画を観終えた時点であらためて原作を読みたいと感じました。きっと 感情移入が映画以上になるかな?演者さんは全てが素晴らしかったです。特に私は『僕』を演じたおふたり(特に北村匠海くん)の感情を抑えた演技に引き込まれていきました。おふたりが感情を抑えきれずに となるシーンは涙腺が震えました。また 浜辺美波さん。演技も然る事乍ら、ナレーションをされた時の声の表現力、素晴らしかったです。勿論、ロケーション含めた映像の綺麗さ、脚本の構成、エンドロールで流れる主題歌…なども引き込むには充分すぎるほどでした。余談ですが、以前私は 当時付き合っていた彼女を病で亡くした経験者です。ある日突然に。ちょうど 世代もこのストーリーのふたりと同年代。事実を受け入れるまで数ヶ月、引きづる事10年。この間あえて私は彼女のことや彼女との共に過ごした思い出に向き合おうとはしませんでした。(10年間 命日には欠かさずお墓参りをしていましたが哀しみと辛さしかありませんでした。)しかし、そこから抜け出せたのは 10年後のある日突然届いた、彼女の御両親から届けられた当時の彼女の日記と、既にこの世に存在しない彼女を受け入れる為に辿ったふたりの思い出 でした。死を受け入れるのは容易ではありません。愛するひとの死は尚更です。しかし 前に進むために必要なのは喜びも悲しみも全てを受け入れたうえで 踏み出す1歩。今 私の中には思い出せば笑顔の彼女がいます。すみません、個人的な話を盛り込み長文になってしまいました。生きているありふれた日常が、どれほど素晴らしく、どれほど大切か…。私達は気付いているのでしょうか?そう思うことは決して容易ではありません。しかし、ひと は必ずこの世を去ります。是非沢山の方、年代を問わず多くの方に観て頂きたいと感じました。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ひたすらかわいい\n ひたすらかわいい " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "やっぱり泣けます。\n 原作は読んでいたので、流れは分かってはいたのですが、それでも目頭が熱くなりました。脚本はもちろんですが、主演2人の演技とミスチルの主題歌もすごく良かったと思います。是非とも多くの人に観ていただきたい作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 35, + "review": "「宝探し」の意味が分かったあああああーーー!!\n 浜辺美波ちゃんを堪能しに2回目を観に行った。すると、1回目では何気なく受け流したところもハッキリと見えてきた。なので、書きます。最後の旅行をする前に、桜良がメールで「図書館に本を返しに寄ってから行くね」と言った。それは嘘だ。なぜなら、桜良はずっと入院していたから本を借りる事なんて出来ないし、そもそも本なんて読まない。図書館に寄った理由は、汚れていない方の『星の王子様』に遺書を挟んでそれを書庫に隠す為だ。あんな事にならなければ、旅行の帰り道にでも春樹に「図書館に宝物を隠したから探してみて!ヒントは図書カードね!」とか言って別れていたのだろう。しかし、残念ながらそれは叶わなかった。この悲劇のせいで春樹は再び自分の殻に閉じこもってしまう。桜良の言葉が忘れられず教師になったものの、12年経っても「邪にただ生きてる」だけ。そんなある日、図書館が取り壊されるということで、かつて図書委員だった春樹は本の整理を頼まれた。ここで栗山という生徒に出会う。後に春樹が「宝探し」を始めるキッカケとなる人物だ。栗山は春樹に、最後の方の分類がおかしくなっていると指摘。春樹はあの件があって途中で投げ出したのだと言う。その際に栗山がスマイルの書かれてある図書カードを見つけた。これによって春樹の「宝探し」が12年越しでスタートする。通り魔殺人という理不尽によって断ち切られた二人の心の繋がりは、春樹の12年にも及ぶ「選択」の連続によって再び繋ぎとめられたのだ。図書館で遺書を読みながら涙する春樹を見ながら、「これは偶然でも運命でもないよ」と天国の桜良が微笑んでいることだろう。 " + }, + { + "date": "2017-08-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ちょい泣き\n 全体的に良く出来てるけど小説の出来が良すぎて映画としてはちょっとインパクト不足。小説は号泣物だったけど、映画はちょい泣きくらい。小説にはない未来の話もあったけど世界観は保たれてたからアリ。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "いい意味で期待を裏切ってくれた作品\n あまり病気系の映画は好きではないのですが、とてもいい作品でした。ただの「病気に苦しむ少女の悲劇のお話」では終わらないメッセージ性があります。何よりも浜辺美波ちゃんが可愛い!最初は正直しゃべり方や声が気に触っていたのですが(笑)どんどん魅了されてしまい観終わった後はすっかりファンになってしまいました。感動を邪魔しない程度の伏線があり分かりやすく回収してくれるので、なるほど!と思いつつ感動もできました。とてもオススメできる映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とてもとてもよかった。\n 生きるということを深く考えさせられる。タイトルがなかなかのみこめないが、その裏には奥が深い暖かみのある思いやりの言葉だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "映画の後小説を読んで完結\n 初めに映画を見て小説も読みたくなり購入しましたがとても良かったです。小説では映画の+αのところが書かれていて内容が分かっていても楽しめます。また+αのところで映画では分からないところが書かれているので映画を見て次に小説を読む流れが理想かなと思います。映画でとてもこの作品が好きになった方は是非小説も読んでみてください。読んでる時は脳内で浜辺美波と北村匠海を想像して読むとより一層楽しめます笑 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "観に行って正解\n 簡単に感情移入しちゃうから、悲しい話は苦手なんだけど。。。これは涙が出るだけじゃなくて、ちょっと前向きになった。そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "本当に最高でした。泣けます。\n 皆さんの演技や脚本、主題歌もとても素晴らしかったです。原作は未読だったため、映画をみて、それから原作を読み、また映画をみて…。まず、予告にもあるように設定が12年後ですし映画と原作を一緒に考えるべきではない。と思います。私にとって最高の作品となりました。是非、皆様も映画館へ足を運んでみてください! " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "泣ける\n 本当に本当に泣けます。1度は見てほしい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大切に生きる、簡単なようで難しい…\n 原作読んでからの鑑賞だったので、正直なところあまり号泣感はなかったです。原作は、原作なりの良さを感じ、映画は映画なりの良さを感じるといったところでしょうか( ๑・̑◡・̑ ๑)それなりに短い寿命を真っ当するはずだった…でも、人とは儚い生き物ですね、自分も結構、明日は生きて無いかもって、思うタイプです! " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "引き込まれた\n 寝不足で行ったが、眠る気遣いはなかった。原作を読んで知っている人がどのくらいいたのか、啜り泣きを聞いた。俳優を知らない悲しさ、エンドロールに出て来る順序を見ながら、高校生役と大人役とが別人であったのだと推測する始末😰明らかに違う人はもちろんいるのだが、文脈から同じ人と明らかな配役を、同一俳優と勘違いして観ていた。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "感情移入が出来なかった。。\n なんか、「君の名は」でも思ったけど、男の人の理想の女子高校生像がモテない自分を好きで積極的に押してくる的なところが、男版少女マンガ的に思えて物語にうまくはいれなかった。原作で見るといいかもしれないのだが女子高校生ぽくないけど、凄いいいことは言ってます。 " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣いた\n 原作未読の前情報なしで鑑賞しました。人を泣かせる王道の展開で普通に泣きました。また、ヒロインがあざと可愛い。好きです笑追記原作も読みました。原作と映画は細かい所が沢山違いましたが、映画としてまとめるには気になりませんでした。しかし遺書の事や恭子との関係は原作のままが良かったかなあ原作を読んだおかげでもう1度観たくなりました! " + }, + { + "date": "2017-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "余韻が凄い\n 観賞後も桜良の笑顔が思い出されるまるで自分が一緒にいたかのようにさえ感じたものすごい寂しい気持ち。そのくらいこの作品は没頭できた僕と桜良の微妙な距離感僕にとっての桜良の存在意義桜良にとっての僕の存在意義生きるとは。深かったとにかく深かった。大切なことはなにか。僕の中でこの作品を越えるものは2度とないのではないかと思うほど。一生大切にしたい作品に出会えた。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "大切なことを伝えるシンプルな言葉\n 原作未読。大切な人に、溢れる言葉をシンプルに伝えるその表現の可能性はまだ尽くされていない無限にあるんだと思い到らせてくれる。映画の終わりに向かって、登場人物は丁寧に丁寧に、日々を重ねる。大げさな表現はないけれど、何気ない積み重ねが、大切な人へ思いを伝える言葉へつながっていく。フィクション(作り話)なんだけどその中に本当を感じる。主人公の女子高生の言うセリフが妙に重く響く。若い人たちのための映画です。40超えたおっさんにも響きました。若い人たちに見て欲しい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "映画としてはいいんでしょうけど、原作と違う点が・・・\n 映画を観る前に原作を一気に読みきり、深く感動して熱い気持ちのまま映画を観に行きましたが、期待が大きかっただけに、もやもやしながら映画館をあとにしました。浜辺美波と北村匠海の二人の演技は原作を深く理解し、それをしっかりと表現しているなーと感じられて、ものすごく好感が持てました。しかし、原作の展開と異なる点においては、重要な場面やセリフが除かれていて残念に感じました。桜良の本当の気持ちは手紙ではなくて共病文庫の後半にあってほしかったし、それを知った上で、携帯電話でメールが開かれていたことを確認して号泣する流れが良かったのに、12年後の話とリンクさせるために変えられてしまったのが残念でした。共病文庫を読み終えて号泣するシーンでは泣く準備をしていたのに、え、そこで終わり?って思ってしまって、おかげであまり泣けませんでした。語り手の必要性や興行的な理由があったことは理解しますが、正直12年後の話はいらなかったかなと。墓参りに行く場面でキョウコと友達になれているところから、人との関わりを必要としなかった彼の成長を感じ取れることも原作の良さだと思いますが、映画では12年後にようやくキョウコと友達になるという展開。だとすれば、彼とキョウコは微妙な間柄のまま12年が過ぎたことになるのに、そんな相手に結婚式の招待状って送りますかね?なーんてそんなツッコミも入れたくなったり。あと、「君の膵臓を食べたい」のセリフのまえの「君の爪の垢を煎じて飲みたい」のくだりが除かれていたことも残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "小説とはまた違って、現在の桜良と春樹を描いていたのがよかった。 内...\n 小説とはまた違って、現在の桜良と春樹を描いていたのがよかった。内容は知っているはずなのに、俳優たちの演技に吸い込まれていって感情移入して号泣。小説を読んだ方にも是非みて欲しい映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待ハズレだった\n 若手ながら浜辺美波と北村匠海の演技は上手いのですが、肝心のストーリー展開が陳腐だった。冒頭の新聞記事のシーンでオチが読めてしまい、その通りになって、まるで漫画みたい。また、共病文庫を受け取ったときに泣く前にドラマみたいなわざとらしい一言とか。原作は未読なのですが、脚本に問題ありと感じた。最後の手紙では、恭子は病気を知らなかったのに唐突に全て納得して彼と和解したり、彼が退職願いを破って前向きになった流れも見る者に与える感情が弱いため、『君の膵臓をたべたい』のメッセージで共感ができなかった。題材は良いのだからしっかり構成すれば良作になっただろうに。惜しい作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "浜辺美波かわいすぎ! まじで感動した!今年一番の映画だった!\n 浜辺美波かわいすぎ!まじで感動した!今年一番の映画だった! " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "かなりよかった\n 原作を読んでこの作品のファンになり、期待はせずに鑑賞しました。主演の二人の演技力がこの作品の完成度を高めてくれています。特に浜辺美波さんの出演映画を初めて観たのですが、良い意味で大きく期待を裏切られ、映画の中に引き込まれてしまいました。映像がとても美しく、かつ胸を鋭くえぐられる脚本でした。この作品は、原作にしかない良さは確かにありますが、この映画にしかない良さもしっかりとあり、鑑賞後の余韻を長く味わうことができる名作だと思います。少し時間を置いて、もう一度観に行きたいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "初めて映画で泣いた。\n 初めて映画で泣いた。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "タイトルに涙する前に終っちまった〜!\n 予告編にて「君の膵臓が食べたい」の台詞が物凄く怖く感じ、「なんだそりゃ?」と原作未読にて鑑賞しました。前半、過去を振り返る様なストーリーから「世界の中心で愛を叫ぶ」(被る部分ありの、長澤まさみ→浜辺美波は東宝シンデレラ繋がり。柴咲コウ→北川景子はスターダスト繋がりだったので、まさか)の様な彼女が死んでしまうお涙ちょーだいラブストーリーありきか?と思いきや、そうでなかったのには意外でした。ボリュームがかなりあって、鑑賞時間の流れが遅いと感じた。何故?本当は2時間満たないのに、2時間半ぐらい観た様な不思議感覚。また丁寧な台詞が多いのにも気づき、好感も持てました。膵臓の病のヒロイン浜辺美羽さんですが、前主演作「咲〜saki〜」からまた違う役やりましたね。良かったですよ。こんな娘が彼女だったら死ぬまで何かしてやりたい気にはなる。小栗旬さんより東出昌大さんに似ている北村匠海くん。最初はどうなる事かと思いましたが、後半の鼻の穴大きくして号泣するシーンにビックリしましたよ。大器を感じました。ヒロインにもう少し青春を味あわせてやりたかった面はありますが、この終わり方もアリと言えばアリかな。マイナスは後半ヒントが前半新聞にあったのが頂けなかった。正直いらない。盛り上げといて最後はそれでいいの?状態ではありました。ウルっとは来ましたが、泣かなかったです。はい。タイトルに涙する前に終っちまった〜!膵臓を食べたい理由って彼の孤独に対する強さを手に入れたかったのか、、それとも?まあ、DVD等で出てからもう一度見て考えるとします。怖いかなと思ったけど全然。タイトルを気にせず観てもらいたい作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "想像していたよりはよかった\n 最初に予告編の時点からこの実写化には反対だった。それは原作から脚色してる部分があまりにも蛇足だと感じたからだ。なので、世間がジョジョの実写化で騒いでる状態になっていたのだ。ただ、見てみると主役二人の演技は素晴らしかったし、脇役の人たちもいい演技をしていた。が、やはり十年後は蛇足だったよね。「あの笑顔の意味も知らず僕たちは大人になった。」いや、大人になるなよ❗!ほんとに泣いた場面もあっただけに残念。浜辺美波と北村たくみでは客集まらないから、小栗旬と北川景子キャスティングしましたってか?ほんとに十年後はいらない。再編集してもう一回公開してほしい。ただ、蛇足だと感じた場面はほんのラスト10分だけだったのでそれまでの110分を観に行く価値はあり。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "原作知らず\n 読もう読もうと後回しにしていたら映画化になり、先に映画を、泣けると評判の割になかなか泣けないなぁ素敵な話だけど……なんて思って観てましたが、ラストのラストで泣きました。映像の撮り方も柔らかくて、すんなり物語に入れました。学生時代の2人の演技に圧巻です。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "素敵な映画\n 衝撃的なタイトルですが、中身はとても繊細で素敵な作品です。台詞のひとつひとつが文学的で、今を生きることの素晴らしさを感じることができます。途中からじわじわと切なさが込み上げて、涙がとまらなくなりました。品のよい良作です。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今年一番の作品 高校生役の俳優と、12年後の俳優のリンクの仕方が、...\n 今年一番の作品高校生役の俳優と、12年後の俳優のリンクの仕方が、素晴らしい最初のキャスト紹介が、縦書きなのも素敵予告編の作りも、音楽もとても良かった最近封切りの映画は、高校が舞台のものが多いが、この作品は、ジャニーズとかモデルじゃなくて、本物の役者揃いカメラワークもとても良く、特に桜のシーンはとても美しかった " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺、北村、若者2人の好演が光ったが、映画版オリジナルは不要。\n 原作を読んでいたせいで、冒頭で桜良が笑顔で逃げ回ってるだけで胸が詰まってしまった。桜良役の浜辺美波は、どこにでもいそうな少女のように見えたが、一人になった時の憔悴した表情のよさに、その認識を改めた。10数年後の春樹と恭子が出てくるという映画版のオリジナルには、あまり納得できない。桜良の死後、数か月でだって同じ筋書き(図書館であるものを見つけること)にできただろう。だいいち、10年以上も事実を知らなかった恭子が、自分の結婚式という場面で手紙を渡されて、ああも素直に全部許せるものなのだろうか?北川景子がいくら悲しんでも、他人のような気がしてしまったし。桜良の死の場面も、原作ほどの衝撃がなかったのは残念だった。桜良の苦痛の表情のシーンを使わなければ、死を伝えられなかったとでも言うのか。それは観客の想像力を侮っているようなもの。淡々と軽すぎるくらいの扱いでこそ、彼女の死の切なさが浮き立つと思うのだが。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "構えてたいたけど泣けました\n 予告を見た時から気になっていて見に行きました。泣かせにきてるなっていう内容なので構えていたのですが、不意打ちに泣いてしまいました。よくありきたりな病気ネタですがちょいちょい王道からはみ出た展開が良かったです。ラストのラストは読めてしまい、ここでくるぞって構えていたのに鳥肌が立ちミスチルの曲で更に泣いてしまいました。個人的にはエンドロールまだ浸れる映画は少ないと思うので良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "鼻水じゅるる級。小林麻央さんとオーバーラップした感も。\n めちゃくちゃ泣きました。ラストどころじゃない、涙だけじゃない!!パンフレットにありましたが監督から渡された映画では描写のない桜良の心情、前向きに生き抜く、その前段階で味わったはずの苦悩、憤り、恐怖、悲しみ、絶望…それらまで感じ取れてこみ上げっぱなしでした。そんなものを乗り越えた明るさ、やさしさ…小林麻央さんのブログとつながりました。ちなみにKINENOTEでは98点つけました。強いて言うならば北村匠海(19) 12年後→ 小栗旬(34)大友花恋(17) 12年後→ 北川景子(30)矢本悠馬(26) 12年後→ 上地雄輔(38)うん、さすがに時が経ったとは言えちょっと面影感というか顔立ちが違いすぎたなぁ〜って思っちゃいました…あはは。浜辺美波、これからガンガン来ちゃうなぁ〜!50前のおっちゃん、キュンキュンでしたゎ。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "感動作品\n 原作読んだけど、細かいとこ忘れてて映画にも普通に感動!!大人になったそれぞれの役者さんたちが素敵なのはもちろん、主人公ふたりもとても良い!特に僕役の子がとってもかっこいい!役にとてもあってた。ちょっと影のある、でも少しずつ桜良とかガムくれる子に心を開いて行く感じとかよかったなぁ~。あとは、桜のシーンが印象的だったなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "思い出すたびに苦しくなる\n 題名の通り、この映画を思い出すたびに胸が苦しくなります。正直、12年後に明かされる「真実」は、予想がついてしまうものだったけれど、そのラストへの持っていきかたが好きです。さくら役の子のやりすぎな感じの演技も、本当の気持ちを隠してる様子が伺えて、逆によかったです。この作品は「僕」目線で展開していくからこそ、涙を誘うのだと思います。北村匠海くんの演技は初めて見ましたが、本当に魅き込まれました。すっ、と感情移入できます。伝えたいことが伝えられない、この点に関しては同時期公開映画「心が叫びたがってるんだ」と重なるところがあって、相乗効果的なものがある気がします。エンドロールがミスチルなのもポイント高いです。知らなかったので、得した気分でした!そして高校生たちに伝えたいこと。「エンドロール終わるまで静かにしましょう」 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "原作を既に読んでいる男子高校生の感想\n ※高校生の意見なので軽い気持ちで見てください🙇一言で言うなら、映画「君の膵臓を食べたい」として最高の作品だったと思う。実写でしか表せない表現、実写ならではの良さがしっかりとしてた。原作では分かりづらいところも映像では分かりやすかった。なによりも原作にはない12年後の話が個人的には心配の1つでしたが、逆にこのストーリーがあったからこそ物語が見やすかったと思う。また小栗旬と北川景子の演技は安定のクオリティ。(上地雄輔もいい味が出てたと思うw)そして主演の浜辺美波と北村匠海(DISH//)。原作を読んでいる者から見て、2人の役はピッタリだと思った。何といっても北村匠海の演技には驚いた。この映画の中では圧巻の演技力。もちろん浜辺美波や親友役の大友花恋などの若手の俳優さん達の演技も良かった。今後注目を浴びると思う。(個人的な話、浜辺美波と大友花恋が好きなので一度に同じスクリーンで見れて最高w)物語の感想をすると、正直途中の雨のシーンで賛否が分かれるかなと思った。原作ならもう少し深くあるのだが映画だと尺の関係もあるのか少し雑で「このシーンいる?w」みたいなのがある方もいたみたい。そこは原作を読んでいる者からしたら省くかもう少し長くして欲しかった。そして賛否が分かれるもう1つの場面である、桜良の最期だが、これに関してはこの形が新しく良いのだと思う。寿命僅かな少女だからと言って残りの寿命を全うして死ぬことなどなく、全ての人に生きている時間は平等であり、いつ失うか分からない命を大切にしなければいけないというメッセージ性が込められていると思う。逆に病気で死ぬオチでも「このお涙頂戴は飽きたw」などの意見もでると思うのでこの原作同様の結末が今までの映画、小説に無く良いのだと思う。また原作の最後は僕と桜良の親友である恭子と桜良の墓参りをして(今後の2人の関係を読者が考える形で)終わる場面が好きなので、映画の終わり方だと恭子は結婚してしまうのでそこは残念だった。長々と感想を言わせてもらったが、結論一度は見てもらいたい作品。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "浜辺美波の瑞々しさが光る\n 原作未読。膵臓を患って余命僅かの桜良(浜辺美波)と、人と関わらない内向的な僕(北村匠海)。僕だけが美波の病気の秘密を知ることになり、残りの日々を悔いなく過ごす為に巻き込まれるように連れ回される。初めは迷惑がっていた僕も、共通の経験を積み重ねるうちに、桜良と心が通っていく。そして、かけがえの無い存在になっていく。病気ではなくても、誰でも命は有限で、日々を幸せに過ごせることはどんなにかありがたいことか。改めて当たり前のことに気付かせてくれる。浜辺美波の屈託のない笑顔が瑞々しい。難病の暗さを感じさせない明るさ(敢えての明るく振る舞い)を好演。付き合い初めの2人のような雰囲気を醸し出す。北村匠海は内向的でうつむきがちな僕の様子がよく出ていた。現代パートは、最近闘いものばかりだった小栗旬が静かな演技で深い哀しみと喪失感をまとっている。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "こんなに悲しくなるのなら観なけりゃ良かった。 回想シーンと現在とみ...\n こんなに悲しくなるのなら観なけりゃ良かった。回想シーンと現在とみなそれぞれに月日を隔てて・・でも桜良だけその当時のまま。でも、桜良は消えてしまったのではなく仲良し君の中にずっといるんですね。月日は過ぎていきますが、何も変わらないその時のまま。想い出に生きるのもいいな。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣きました\n ずっと公開を楽しみに待ってました。泣く気まんまんだったのでノーメイクで映画館へやはり、泣きました 目が腫れるくらい泣きました。北村匠海くん、浜辺美波ちゃんの演技に引き込まれました!エンディングの間も帰り道も余韻がすごかったです。どの人も一日の価値は同じ。わたしも一日一日をもっと有意義に過ごそう!という気持ちになれました。もう一度観たい!! " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ラストシーンまで目が離せない!\n 原作を読んだ者です。この作品は各シーンに名言があり、原作を思いだしてそこに何度も感涙させられました。ラストシーンは原作と異なっていたけど、いい感じに纏められてました。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "12年後に手紙を見つけるくだりは…\n いらないのではないかな。原作通り、高校時代で完結したほうがよかったと思う。ピークを分散しようとした企ての為に、彼女の死から1カ月後に彼女の家をたずねて、共病文庫を読んで、僕が泣くシーンで、オジサン(俺)は泣けなかったよ!! " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とても良かった!\n 原作を読んで、これは映画でやってもあまり良くないと思っていましたが、表現や感情が伝わってきてラストでは泣けました(゚Д゚) " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作知らなかったけど、、、\n ミスチルが好きで、ミスチルの主題歌ってことに惹かれてノリで見に行きました。しかし、序盤から魅力のあるキャスト、ストーリーに惹かれました。浜辺美波さんがとても良く、ファンになってしまいました笑笑見た後、小説とマンガも買ってみました。原作があるものを映画化するのはやはり、適度な原作とのギャップが必要だと考えていて、この作品はギャップが適度で、どちらも楽しむことが出来ました。ただ、自分としては、感動のピークがやや早かったイメージです。見に行こうか悩んでる人は見に行って損はしないので是非見に行って頂きたいです。本当にオススメです。自分は二回見て二回とも泣きました " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "美波\n 泣けたけども、もうひとついきなりの死についていけず、現在と過去の同一人物が似てないのもちょっと " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "全体的には良かったけど\n 浜辺美波ちゃん、かわいかったし演技も良かったです。僕が、桜良のお母さんと話すシーンも泣けました。ただ、前半はちょっと違和感がありました。余命1年で入院加療が必要なくて、元気に生活できる膵臓の病気ありますか?病名や治療シーンがないのも?って感じです。余命1年を宣告された女子高生が、明るく元気に学校生活を送っているのも不思議です。僕が、高校生の時に余命1年と言われたら、とてもまともに生活できていなかったと思います。あと、高校生のカップルってホテルにチェックインできるんでしょうか?しかも同室。後半は、泣けましたが、前半はこれらの事が気になって集中できませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "生きることの大切さに気付けた\n 泣けるというポイントすべてで泣きました。2回鑑賞しましたが、何回観ても泣けるとても良い映画です。今まで観た映画の中で1番と言える作品です。僕役の北村匠海さんがなんといっても素晴らしい。北村匠海さんの他の作品も観てみようと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "悲しかった\n 最初は楽しく最後に泣けました。何回でも観たい作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "原作で良かっただけに\n 春樹が桜良の母から託された共病日記の後ろのページに書いてあった桜良の想いを知り号泣する原作とは違ったのが残念…春樹の気持ちが溢れ出る一番良い場面だっただけに映画では涙の意味づけが弱かった気がします。12年後に出てくる手紙、恭子との関係は要らないかなぁ〜。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "甘酸っぱさが尊すぎて泣き腫らした。死と隣り合わせの生だから輝くのか...\n 甘酸っぱさが尊すぎて泣き腫らした。死と隣り合わせの生だから輝くのか浜辺美波さんが素敵だからなのか咲良さんという人の魅力なのか。。月川監督の映し出す世界は人の魅力できらきらしてました。#君の膵臓をたべたい #キミスイ " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゼロ年代臭\n  ゼロ年代によくみられた作品に似ていたなというのが第一印象。セカチューとか、ファイナルファンタジー10とかハルヒとかのセカイ系を彷彿。「君」という呼び方も、(作品内時間の)当時に流行った宇多田、浜崎っぽい。(恋愛ゲームっぽさも) 小説特有の口語を実写で話しているため、キャラが浮いていると感じた。この浮いた感じが、病気というものを「視聴者を感動させるためだけの設定」、キャラ付けであるように感じさせた。 また、ネタバレまでの展開が早すぎるのも気になった。(靴を隠した犯人、最後の探索など) " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "淡い気持ち\n ヒロインの声いいわ〜 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "油断していました。\n 原作未読。制作発表時、何やら過激なタイトルだと思っていました。最近の恋愛系の邦画はキャストが似たり寄ったりなのもあり、あまり興味無かったのですが、主人公の若い2人を全くもって知らなかったので新鮮な感じが正直興味湧きました。ストーリーは浜辺美波さん演じる桜良(クラスの人気者)に膵臓の病気があって余命僅か(誰も知らない)な中、北村匠海さん演じる僕(本が友達)がひょんな事から桜良の病気の事が書いてある日記を拾って〜からの〜みたいな話も中弛み無くテンポ良かった。とにかく浜辺美波さんの色んな笑顔には終始やられました何なんだろうかあの透明感。凄く素敵な女優さんでした(°▽°)北村 匠海さんも終始、抑えた演技でgoodお互いが相手を呼ぶのに、「君=キミ」って呼ぶのが少し深いなーって思った。邦画ではセカチュウ以来かな、久々にキュンキュンしたの(*´꒳`*) 例えが難しく純愛とは少し違うけど素敵な映画でした " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "死ぬほど感動する😭\n 死ぬほど感動する😭 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "期待しすぎた\n 悪くないです。本当に!ただ原作がよすぎて、12年後の大人3人は、正直いらなくない?って感じで映画は少し残念 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "自分の学生時代を思い出す\n  猟奇ものみたいなタイトルは果して作品の内容と合っているのかは議論の分かれるところだが、インパクトのあるタイトルであることは確かだ。予告編では、見ればタイトルの意味に涙するとあったが、涙するかどうかは微妙なところだ。 高校生たちの台詞には整合性のない部分も見られるが、その世代の精神性としてはむしろリアリティがあるといっていい。大人を演じた小栗旬の台詞は少なく抑えられている。そこに13年間の年月を感じさせるいい演出だ。 主演の浜辺美波をはじめ、女子高生役の演技はそこそこだったが、相手役の男子高生を演じた北村匠海の演技には光るものがあった。彼が演じた、人と相容れないが自分の殻に閉じ籠る訳でもない自由でニュートラルな精神を持つ稀有な高校生は、その姿を見ているだけでとても清々しい。自称「人を見る目がある」主人公が彼に夢中になるのは必然だ。 過去のシーンも現在のシーンも、男子高生役の演技は総じてレベルが高かった。ガムをくれる友達を演じた矢本悠馬の悠揚迫らぬ態度には大物感さえ漂う。この人はいいバイプレイヤーになるだろう。 ストーリーや世界観は月並みだが、実写版としてのリアリティは十分だ。観客の誰もが自分の学生時代を思い出す。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "意外にも正統派青春映画\n なんて正統派な青春映画なんだ!!!!今時珍しい程の清純な高校生カップルが眩しい青春ストーリー。(清純という言葉自体が汚れている昨今だが他の表現が思いつかない。) 真実か挑戦かゲームをこんなに純粋な用途で嗜んだ男女が嘗てこの世にいただろうか!?笑浜辺美波の目で訴える演技が素晴らしく、桜良の小悪魔的な可憐さが爆発的破壊力だ。謙虚に桜良を思う“僕”にも非常に好感が持てた。北村匠海の名前を覚えておこう。大友花恋も絶妙だったなぁ。光を取り入れた美しい映像が良かった。。青春映画と恋愛映画の間のようなジャンルも絶妙だった。死が目前に迫っているために、お互い好意を持ちながらも『仲良し』の関係をキープし続ける、って何なんですかこの絶妙な距離感は。君の膵臓をたべたいとはなんと美しく強い愛の言葉か。甘い恋愛感情だけでなく、尊敬や憧れ、消滅(必ずしも死と同義ではない。)への怖れを含んだ美しい表現が衝撃的だった半分の月がのぼる空以来の綺麗なラブストーリーだが、細かい演出には現実感が無い。いくら不治の病を抱えていても大事な人を殺されて流す涙があんなに美しい筈がないと思うのは自分だけ?親友への大事な手紙を図書館の本に紛れ込ませる展開といい、退職届をちらつかせた演出といい、ちょっと無理がある。恭子の描き方も浅かったなぁ。それに大人役はちょっとミスキャストか。大友花恋→北川景子も矢本悠馬→上地雄輔も違和感あるし(尤も、矢本→上地は終盤までは同一人物であることが隠していたので狙い通りだろうが、その演出要る?)、小栗旬はもっとダーティーでセクシーな役が似合う。って大人役の出演は映画版オリジナルなのか。笑どのキャストも演技は上手いんだけど、勿体無いなぁ。p.s.原作を読んだのだがなんと完成度の高い原作だったことか。裏を返せば映画版の杜撰さが際立ってしまった。もともと120点の作品を130点にしようと欲張った結果、改変部分に杜撰さが残り90点になってしまった感じ。欲張るならせめて原作以上にはしてほしい。原作に忠実にさえ作れば傑作になったのに、非常に勿体無い。原作に忠実に高校時代だけで今からリメイクしてほしいくらいだ。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "高校生の恋に恋するお話\n こんな時代もあったなぁって思える甘酸っぱい青春映画ただ、死んじゃうってのは辛いなぁ " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久々\n ちょっと泣けました。でもよく考えると、彼女が死んだあとの十何年、なんか空虚に生きてたんだね。まぁそゆこと考えなくていいかっ。好い映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "残念\n 自分の中のキミスイ像と違ったのでこの評価をしました。キャストさんの演技は素晴らしかったです。内容も原作が良いので悪くないと思います。もちろん原作と映画が違うのはわかってたんですが自分の中で重要な表現の部分が小説と違っていて残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "大切な人と観てください。\n 多分・・この夏のロングラン大ヒット作品になるでしょう。「君の名は。」が社会現象を起こした以上の一大旋風が巻き起こると思います。小説の売り上げも上がるんだろうなぁ監督については・・ほんと、ノーマークだったし流行りに乗ったような映画だったら嫌だなぁとか思ってたまず・・ネタバレはしたくないので、そこまでは内容には触れませんけど泣ける映画です。今年は、泣ける映画が多いです。。「メッセージ」「パトリオットデイ」に続いて泣ける映画ですねぇ「ハクソーリッジ」も良かったでも、多分「君の膵臓を食べたい」はどの年齢層でも泣けるような仕掛けがありましたので、親子で観に行ってもいいかもですね単に病気の女の子のお話と思ってたら・・実は「人生論」だったみたいな部分も・・本を読んでるときには、前半の技巧に走ってる作者がどうにも鼻についてたけど映画はその辺はうまく撮ってるみたいでしたただ・・またしても、後ろの席のJKがギリギリまでぺちゃぺちゃおしゃべり。本を読んでるからと言って、先の展開を実況しないでほしいしゃべってる人は悦に入ってるんだろうけど耳に聞こえてくるのよねぇ~(汗)終わったあと・・ミスチルの「himawari」が流れるので曲を聴きながら余韻に浸ってるのに・・終わったとたんに大きな声で「いやぁ~泣いたわぁ~」「もう、あれはずる~い」とかしゃべるのはやめてほしい。。駅ビルの屋上から突き落としたい気分にさせられます。でも、それくらいに凄くいい映画でした。とにかく、出てる俳優、女優さんがどの方も素晴らしかったです!! " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 原作先に読んだから、ちょっと不安でしたがいい仕上がりになってたと思います。でも、大人になった3人はいらなかったかな?ラストも原作のほうが爽やかになれるかな…。しかし、主人公が桜良で映画自体も桜推しなのになぜ主題歌が「HIMAWARI」なの?(笑) " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "脚本がいい\n 桜良の人としての強さがとても印象に残った。演技はよかったし、伏線をしっかり回収していたので脚本もかなり満足 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごくよかったです\n 題名があまりにもエグイので見るつもりはありませんでした。パンフさえ取りませんでした。でも、見ようと思っていたもう1本のレビューが自分に合わないというか、「おもしろいけど軽い」という内容だったので、レビューがすごくいい、こちらの映画を今日見ました。よかったです。過去と現在を重ねあうストーリー、自分的には好きです。あと、最後に今までのポイントになる場面を出して、桜良や僕(匠海)、恭子など、それぞれの気持ちを表現する撮り方もよかった。俳優陣もよかったです。賛否あるけど小栗旬と北川景子もよかった。台本をすごく読んでいるんだなあと思いました。途中でグッときました。それほど多くない映画館。もし、大勢入っていたらそこらじゅうですすり泣きが聞こえたんだろうな、なんて思いながら観ていました。この映画のパンフをとっておけばよかった。後悔しています。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "永遠の0ぶりに原作本買いました\n 良かったです。過去の主人公役にあわせて小栗旬にもほくろを書きたす、現在と過去で制服のブレザーの色をかえるなど細かい気配りが良かった。繊細につくられた作品だと思います。過去のヒロイン役の透明感が良い。ボキャブラリーが足りないのが悔しいです。キャッチコピー通り、タイトルに泣きました。いや、その前から泣いてました笑あと、個人的に好きな矢本君が出てました知らなかった。矢本君も良かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "今年一番かなぁ(笑)❣️\n 原作は読んでません。なんで、何の情報もなくニュートラルな状態で鑑賞しました(笑)。小栗旬演じる主人公?に完全に感情移入してしまい、いいオッさんが涙ボロボロです。遠い思春期の淡い思い出を手繰り寄せて…。最初は、家内と一緒に見ようか迷いましたが、1人で鑑賞して良かった。今も余韻を楽しんでます。本数は少ないけど、今年見た映画で今のところ一番感動しました。ラストも良かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "君の膵臓をたべたい\n とても感動しました。初めて映画で泣きました。浜辺美波さんが天使です。とても良い映画でした! " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "自然にポロポロ…\n 原作を読んでの感想はこちら。https://i.bookmeter.com/books/9743485原作の方は、ストーリーが良く出来ていて映画にもあったあのシーンでは泣きそうになったものの、全体的に会話文が多く、更にアニメキャラが言いそうなセリフが多かったので、全体通してはあまり好きになれなかった。なのであまり泣かないだろうと思っていたが、映画では、主演の2人の自然なセリフのおかげで、世界に入り込んで、気づいたらポロポロ涙が出ていた。浜辺美波ちゃんの透明感のある無邪気さと北村匠海くんの感情を抑えた演技がとても素晴らしい!ただ、あの2人のウエディングシーンは蛇足に感じる。せめてあまり顔が知られていない俳優にしたほうが、全体を邪魔しなかったのに…と少し残念でした。小栗旬さんは拓海くんが大人になったみたいでよかったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "CMがなー\n 何だろうか。役者さんはとても良かったのにあんまりのれず残念。小栗旬も北川景子も素晴らしい演技をしていたが彼らである必要があったのかは疑問。ただ昨今の興行収入を期待するには有名どころを使わざる得ないのでしょう。高校生らに有名どころを使わなかった勇気を褒めるべきか。桜良の「~~ダゾッ」とタッチの南ちゃんを彷彿とさせる演技は今となっては逆に新鮮だったかな。CMからネタバレされているので必ず最後に使われるだろうなと言う感じにまんま使われたので、ベタ好きとしては喜べば良いのかも知れないがさすがに微妙な気分。いや、感動的なんだけどね。ただ最後は予想通りでも途中は予想外。これは思わずマジか。。と危うくつぶやいてしまうぐらい原作を知らなかった自分は驚いた。やはり原作は面白いのでしょう。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "今後語り継がれる映画になると思う\n 主演を新人二人にしたことそして有名俳優陣を脇役やストーリーテイラーにしたことその効果でこの新人二人に集中できて映画の深みに嵌まれる興業収入を考えると有名女優や俳優がメインになるのは仕方ないが、それを最大限抑えてこの新人二人を起用し作った映画に勇気と賞賛をそれに応えた主演二人の演技は透明感と青春時代特有の感情を見事に演じきっている日本映画は宣伝と実態が違うと思っている人や恋愛映画が苦手という人に是非見て欲しい浜辺美波は今後凄い女優になりそう今後こういう映画が増えてくれるといいな " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "残念ながら…。\n ツボに入らなかった…。なんだろう?演技?話は良かったと思う。選択の積み重ねが今につながっていることも、明日死ぬかも知れないことは共感できた。でも、あまりに淡々としていないか?青春時代に、こんなに解決できない、お題を与えられて、それを引きずらずに生きていけないよ…。ちょっと悲しい話でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "丁寧に拾う\n 序盤からのエピソードを丁寧に拾うつくり。 仲良しのクラスメイトくんの御門違いだけど泣いてもいいですか? などのセリフに安心する。 主演の二人の会話がとても良かった。 ラストシーンも○。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "吉田智子さん\n 脚本が、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と同じ吉田智子さん。自分がこの映画を観る理由としては、充分なものでした。(まあ、他の方が脚本でも観てたと思いますが・・・)なお、素人ですので脚本家さんの仕事を正しくは理解していません、見当違いな事を書くかもしれませんが、ご了承下さい。『ぼく明日』を好きな理由の一つとして、台詞の数々が印象に残る。余韻として頭の中でリフレインする。と、言うのがあったので、同じ脚本家さんのこの作品も特に台詞を楽しみにしてました。で、やっぱり良いですね。まず、原作が良いのでしょう。未読ですが、読んでみたいと思いました。そして、若い二人の役者さん。浜辺さんと北村さん、雰囲気が良いです。楽し気な二人のやり取りには、こちらもにやけてしまいます。また、本心をなかなか見せない二人が心をのぞかせる台詞は、素敵に輝いて感じます。さらに、台詞を素敵に感じる理由。情景や状況に合った音楽。素敵な音楽の力も強いですね。その音楽の松谷卓さん。そう、この方も『ぼく明日』の音楽の人だったのです。素敵な音楽に彩られた台詞たち、期待通りでした。話が少し戻ります。レビューを書いていて思ったのですが、浜辺さんと北村さんが演じた桜良と僕、この二人、似た者同士だと思いませんか?周りから見ると正反対の二人。強い自分を持っていて、それでいて繊細で本心を出せない二人。相手の芯の強さに憧れを持つ二人。似てますよね。ここが、この映画の肝、いや膵臓なのではないでしょうか。この二人が惹かれるのは、偶然でも運命でもないですよね。なるべくしてなった結果ですよね。なかなか本心を出さない僕が嗚咽するシーン、もらい泣きしてしまいます。志賀の涙が重いです。また、桜良が泣くシーンも終盤まで見せない事で、重みが出た気がします。吉田智子さん、涙に重みを持たすのが上手いのかなと。この作品と『ぼく明日』だけの印象ですが・・・。いろいろ話が散らかりましたが、素敵な映画です。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "何で北川景子?\n キャスティングの失敗。北川景子の存在感が大き過ぎて、せっかくの主人公二人の演技を薄くしてしまった。何故、北川景子?無名の俳優さんのほうが自然で、もっとストーリーに共感出来たのに残念。単に客寄せの為の起用としか思えない。他の女優さんなら星5つだったのに。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "娯楽映画の最上級\n 涙したいならこの映画。君の名はより泣いた。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "とても良かった\n 夏休み用の作品ばかりの中観たかった作品期待通りの良い作品でした相変わらず良い新人女優が出ますね " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ボロ泣き。。。ただ、大人は要らない。。\n ボロ泣きです。。。演出も演技も文句なし。久々に泣かされました。。。強いて云えば、小栗旬にはほんの少し違和感がありましたが、それ以外は完成度高いです。本当はいい子が亡くなる映画はあまり好きではないのですが、観てよかったと思える映画でした。よかったので、原作も読みましたが、やはり映画の「大人になってからの回想」という設定は失敗です。。。なんで、こんな重要なところを変えるのか、理解に窮します。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "深みがほしい\n 北村匠海の演技を評価したい。浜辺美波は、脚本と監督の当たりが悪かったとしか言いようがない。北川景子と小栗旬は正直いらなかったかなと思う。小栗旬は地味オーラを出してる風でも、小栗旬は小栗旬でしかないので。キャスティングと撮り方、セリフ回しがもう少し違っていればもっと良くなったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "お門違いだけれど\n 原作を読んでいません。○良かった部分「お門違いだけれど、もう泣いてもいいですか?」 もし「お門違いだと分かっているけど」と彼が言わなければ、私は泣いていない。「人との関わりの煩わしさが、生きている証」「秘密を知られても変わらない日常をくれる」「きみ」と連発し、普通に見ればリアリティのない台詞や行動に、なぜがリアリティを与えてしまった浜辺美波の演技と演出。すごく印象的だ。(「アイデン&ティティ」の麻生久美子を思い出した)一方で、あまりに自然すぎて、いちいち印象に残らない北村匠海の演技。あんなにきれいな顔立ちなのにすごいな。ずっと小栗旬だったって言われても、そうだったかなって思っちゃうほどだ(笑)。内面は少しずつ変化していく、が、それをほとんど表に出さないというキャラクターをとても良く表現できている。大げさすぎる怒鳴る演技しかできない役者に「爪のあかを煎じて飲ませたい」。かっこわるい無様な泣き方もいい。×ちょっと残念な部分彼女がいきなり亡くなってしまうことには、作品としての必然がある。が、通り魔というのは、いくら何でもいただけない。事故を知らせるニュースで反射的にストーカーだと思ってしまう演出にも疑問だ。作品上のノイズになる。彼がメールの内容を「君の膵臓を食べたい」という一言に集約させたシーンがあるのだから、最後の彼女の手紙には、その一言だけでよく、わざわざ君に憧れていたと説明する必要がない。それをしてしまうとせっかくのこの言葉の持つ強さと意味が薄くなる。最近の映画は、言葉での説明が多すぎる。観客を信頼してくれないとな。◎日本映画でこれほど長いのに飽きなかったのは、是枝監督の作品を除くと初めてだ。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "浜辺美波は、大物になる!\n 浜辺美波、女子高校生とは思えない、名演!将来に期待が持てる。すばらしい。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったです\n 最近の作品で言うと、「四月は君の嘘」系列だと思います。今と12年前を行ったり来たりするのが少しわずらわしいですが、観終わった後の切なさが半端なく、台詞にもなかなか重みがあって、これまでの自分の「他の人」への接し方を考え直してみたくなりました。もう文句無く最高評価を付けます。泣けますが、自分以上に隣のおばさんが泣いていて100%集中出来なかったのが残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった 二回目\n タイトルの深さとか、キャストの素晴らしい演技とか色々あるけど、良かったの一言ですね。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "ひたすら泣けて爽やか\n 僕はひとりでいても平気な冴えないオタク。君はクラスの人気者。偶然から君がもうすぐ死ぬことをクラスでたったひとり知ることになったために、周りに訝しまれながら、君と “友達” になった “僕” という話。泣けて泣けて。主人公ふたりが、どこまでも純真で。現代で、これが古臭くなく撮れたのは、凄いと思う。原作の凄さか、監督の技か。ふたりの演技はお見事。複雑な感情を表現しなきゃいけないわけではないから、だからこそのまっすぐな演技が見事にはまった。浜辺美波は、笑顔でいればみんな魅力的、を体現する素敵な笑顔のオンパレード、北村匠海の終始抑えた表情との対比が、この映画の爽やかさを生み出しているんじゃないかと自分は思う。そして小栗旬、高校生の頃と、うまくシンクロした性格描写が、この映画を際立たせている。また、「ちはやふる」に続いて矢本悠馬、今回はガム君でいい味出してたね〜。上地雄輔にも文句はないが、あのシーンだけは、もっと矢本の演技を見てから演じて欲しかったなあ。映画っていいなあと思える。嬉しい。二度見た。泣けた。人物設定も、シチュエーション(舞台,背景設定)も、展開も、エンディングも、どれもこの上なくライトノベルズ的。それを突き詰めてみたら、いいものができましたってことか。何にせよ、素敵な作品に乾杯!また観た。やはり、泣けた。純粋って素晴らしい。恋愛映画じゃないのかもしれない、とほんのすこし思った。星の王子さまを買って、あらためて読んでみよう。おまけでひとこと付け加えたくなった。かって70年代に「ラストコンサート」なる映画があって、「泣ける」と全国の当時の青少年にウケた。でもこの映画は賞などとることなく、評価的にもすごくはなく、そして今でもすごくはない。でも、当時見た人の心にはたしかに残っている。本作も、そんな映画になるような気がするな。30年後に、そう言えば昔、キミスイって映画あったよね。あー、知ってる、すごく泣けたヤツでしょ。といった感じで。さらにおまけだが、監督はもちろん、脚本の吉田智子さんも注目している。アオハライド、僕は昨日の君とデートする、そしてこのキミスイと、女優に魅力を感じる映画、女優に惚れ込んじゃう映画を続けて書いている。穴もたくさんある脚本なんだけど、それを上回るほど女優の魅力を引き出すなんかの魅力があるのだろう。変な意味で注目。残念ながら、朝の連ドラで他の脚本を書く暇がないようだ。11/24、また観てみた。やはり泣ける。合計7回観た。二度観ることもほとんどないのに… さすがにこれが映画館で観る最後になるんだろうな。寂しいことだ。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "85点\n 原作とちょっと見せ方ちゃうくてはじめはつまらんと思ったけど、泣いたところは小説と一緒で、映画の方がやっぱ感情見えて泣いた号泣した。けどこれぐらいみんな泣くとも思った主人公のユニークさが小説より全然出てなかったかなーガムいる?の子は人気が出そう " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣けた。\n 小説とはストーリーが違うと聞いて、少し残念ながらもやっぱり気になって見に行きました。泣きました……それはもうボロボロでした。後半になってくると誰かがなく度にもらい泣きというか…。小説にあったシーンが結構しっかり再現されていて、+αでオリジナルな部分が付け足されている、というような構成でした。ただ小説ではなく映像だからこそ、イメージが限られてしまう部分もあるため、映画は映画、小説は小説、というように楽しむのがそもそもの正解なんだろうなぁと思います。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "人と人との出会いに偶然はない!\n どんなに自分に自信がなくたって、ほんとうは誰かの支えになることはできる。人と人が関わることで生まれるもの、人と人の関わりの大切さを教えてくれる作品に出会えた。たたみかけるようなラストに滝のような涙が流れた。映画館で見ている人、ほんとんどがすすり泣いていた。原作者はいったいどんな人なのだろうと気になった。最後、大好きなミスチルが流れて、追加号泣 笑 あれはずるい笑-----------------------主人公の僕は心を閉ざし、まわりと関わろうとしない高校生。ある日、病院の待合室で、クラスの人気者の女の子・山内桜良の落し物の手帳を拾い、彼女が膵臓の病気で余命わずかだということを知る。自分の死が近いというのに、彼女はいつも明るく前向きで、まわりの人の幸せを考えている。そんな彼女がなぜかネクラな自分に積極的に関わろうとしてくるのだ。初めは鬱陶しさを感じながらも、彼女の気丈に振る舞う姿を見て、主人公は少しずつ心を開いていく。桜良の親友・恭子との友情。大人になって高校の先生になった僕が、桜良との思い出を追想しながら物語が進んでいく感じが、彼女がそこまで気丈に生きられる理由を少しずつ説明してくれる。君の膵臓を食べたいという表題の意味がわかったとき、きっとほとんどの人は涙を止めることができないだろう。人の中にある無限の可能性を引き出させてくれる作品なんじゃないかと思う。人と人の出会いに偶然はない。その中で、起きてくる出来事を自分がどうとらえて、どう関わっていくかが大切なのだと思う。そんなことを気付かせてくれる作品。また、好きな映画が増えた^ - ^主演の2人の演技も透明感があってとてもよかった。また、2人が出ている作品があったら見て見たいと思った。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "普通にいいお話しです。\n 「君の膵臓をたべたい」見て参りました。原作は見ていません。ですが、予告編での「貴方はきっと、このタイトルに涙する」と煽られたので見てみました。結論から言いますと、なかなかいいお話しでした。過去と現在を行き来するストリーテリングはよくあるけど、非常に丁寧に感情の変転を語ってくれています。ラストに図書室で小栗旬が、居るはずの無い桜良を想ってからの「君の膵臓を食べたい」from桜良。ここは、桜良ではなく小栗旬に言わせるべきじゃないかな…と思った。桜良が膵臓を食べることは膵臓を治す事、小栗旬が膵臓を食べることは小栗旬の中で桜良が生き続けるという事。だったら後者の方がグッとくる気がしました。呆然です。ただし、それでも十分感動しました。役者ですが、桜良役を演じた浜辺美波さんは素晴らしい俳優さんだと感じました。言葉に力強さがある。これは広瀬スズとか満島ヒカリにも感じるけど、何てことないセリフでさえ涙が溢れてくる演技的魅力にあふれています。将来が楽しみな女優さんがまた一人登場しました。総じて、普通に楽しめる作品です。予告で喧嘩売られたと感じた人は、劇場で確認してみても良いかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすがに泣ける作品\n 映画『君の膵臓を食べたい』を見てきました。期待が大きかったせいもあって、あまり泣けないという印象を持ったのですが、でも普通には泣けますね。物語としては奔放な女子高校生に振り回される、読書好きの暗めの男子高校生というありきたりの展開なのですが、その女子高校生が余命いくばくもないというのがポイント。何と言っても、主演の浜辺美波と北村匠海、特に浜辺美波がいい。日本アカデミー賞の新人賞は決まりだと言って良いと思います。小栗旬はこうした抑えた演技もできるのですね。北川景子は付け足しです。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "キミスイは泣ける\n 原作を知っていて、映画を観ました!人生で初めて泣いた映画になりました。主演の演技力や映画の雰囲気、原作を軸にした脚本どれも素晴らしいです!原作を読んだ人も読んでない人にも自信を持っておすすめできる作品です君の膵臓を食べたい最高でした!! " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゆっくりと しっかり作られてる作品です\n ゆっくりと時間が流れていく中にもしっかり心が描かれている作品です 浜辺美波さんがとっても魅力的で...言葉じゃない気持ちが行動にも表情にもまっすぐ伝わってきますね " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "美しい作品でした\n お若い方が読まれる文庫(というのは偏見かもしれませんが)が原作ということで、娘に誘われて、たいして期待せずに観賞。良い意味で期待を裏切る作品でした。現在と過去あったことを繋ぎ合わせていくという演出も違和感なく、ノスタルジックで美しかった。恋と自覚する前に対象を失った初恋も、時をこえて繋がった想いも、ありふれた話…といえばありふれた話かもしれないが、辻褄の合わないところがない物語と、丁寧に紡がれる言葉にひきこまれました。個人的にはぎらぎらしていない小栗旬さんがとてもよかった。いままであまりいいイメージがなかったのですが、素晴らしい役者さんだと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "めちゃくちゃ感動した!\n 私の友人と観に行ったのですが友人は小説を先に読んでからの映画だったので少し展開が分かっていたが感動したと言っていたが私は小説などは読んでいなかったので感動×2でした!凄く泣ける映画でした! " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "あなたがくれる日常が宝物。\n 臓器を食べた人はその臓器の持ち主の魂が宿るそうです。信頼する人の魂を宿して、ひとつになりたい。ある意味プロポーズ。彼女のやりたいリストをかなえていくことで消え行く残り時間を大切に紡いでいく二人にだんだん引き込まれて、その仕種や言葉がしみます。お互いが相手を尊敬して、あなたになりたいと思う心や素直な彼等の付合い方が共感をよびます。もう、どこから涙腺がゆるんだか覚えていませんが、匠海が桜良の線香をあげに彼女宅にいき、共病文庫を読んで母親に もう泣いていいですか?と号泣した時はさすがに堪えられません。一度しかない人生で、自分のことを本当に必要とされるのは幸せな事です。そんな彼女が真摯な言葉で遺された手紙には凄いパワーがあります。恭子の式場の場面はよかった。相手がガム君でよかった。記憶に永遠に生きる桜良の笑顔が良かった。最後の満開の桜がなんともいえません。おすすめ。 " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "隠しネタ\n 「よるのばけもの」出てましたよね?気ずいたひとがいたらコメントください " + }, + { + "date": "2017-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感涙\n 「僕」の「もう泣いていいですか」で完全にやられてしまった。タオルが欲しくなるほど泣いた。皆涙なしには見れないでしょう。映画が終わった後も、桜良の笑顔、切ない顔を思い出しては悲しくなっての繰り返し。。。久々過ぎる感覚と当てどころのない悲しみにもうどうしたら良いのやら。。。今まで見た中で最高の映画です。何よりも美波ちゃん、匠海くんが桜良と僕を演じてくれてよかった。原作で想像した桜良と僕で良かった。あ~、あと何回見ようかな…笑 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "良かった。\n 原作を読まず、映画を観に行きましたが主人公の最後が予想と違くてそこから話があまり入らなく、もう一度観たくなりました!脇役の小栗君は素晴らしいです! " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "涙が止まらなかった\n 予告編が公開されてからずっと楽しみにしていました。W主演ということでこれからの注目になる若手役者をキャストにしていたのがポイントだと思いました。特に浜辺美波さんの演技が素晴らしく、16歳には見えませんでした。彼女が笑うたびに自分が好きな人の笑顔を思い出すようなそんな心から微笑む彼女がとても愛おしく感じました。彼女の余命が短い中、辛いのを隠しながら楽しそうに生活するものの反面に辛いのを耐えぬく姿がリアルでとても浜辺美波さん以外にはできない演技だと思いました。この映画では「好き」という感情がどれほど人間にとって大切なものなのか、人の生きることができる時間の重さを改めて感じることができました。私は彼女がだんだん本当の想いを隠している具合から最後まで涙が止まりませんでした。ハンカチ必需品です。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "切なくて、こぎみよい\n 最近、多い感じの展開なのかもしれないが、とても単純に流れるように進んだ。切なくて、とても良かった。感動した。涙がじわりと流れる。世代に関係なく、楽しめる映画原作をよみたくなった。おあすすめです。2回目を一昨日観た。やはり良いです。原作も良いですね。映画→本の流れをお薦めします。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "この空気感が新鮮でした❗\n 主演の若手アクター二人の演技見事でした。泣けると言われずっと我慢してたけど無理でした。号泣せずにいるのがやっとでした。小栗旬の演技力の幅広さにはいつも驚かされます。助演男優賞確定でしょう。主題歌もピッタリ。原作読んでないので読んでからもう1回観たいと思います。皆さんも是非映画館で❗ " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりマジ泣いた。\n 生きる大切さ、今日1日の大切さ、人の有り難さ、マジ泣いた。小栗旬の演技マジ良かった。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "実写映画NO.1!!\n 原作を読んでから行ったんですが、本当に感動しました!何と言ってもキャストが最高!原作の雰囲気とマッチしてて自然に見れました!そして、桜良役の浜辺さんがかわいすぎ!映画をみるとこの作品のタイトルの深さがよくわかります!この夏いちばんの感動作をぜひ、劇場で見てください!! " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "オススメ❕❕\n 今年の映画で多分1番感動して号泣します‼️😭😭😭切なく、温かく、悔しい。。何度も観たい。そして必ず毎回泣くんだろうな~ " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "いろいろな選択で今がある\n 原作は発売当時に読み、映画化されると聞き楽しみにしていました。原作の桜良の愛らしさと声のイメージに、浜辺美波さんが見事にピッタリで、北村匠海君もあんなにカッコ良くはないけど、思春期のピュアな感情を淡々とした演技で表現してるのが良かったです。桜良の生き方は、あの若さではなかなかできない事だと思うし、強い人だと思います。だからと言って、決して死を美化してはいけないものだと思いますが、そこが物語なのでしょう…。物語の中で幾つか素敵な言葉がありましたが、中でも『私と君の人生のいろいろな選択があって、今こうしている』という言葉はとても印象に残りました。原作の良さを引き出しながら、素敵な映画だったと思います👍 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "浜辺美波は必ず売れる\n 3回目見てきた。映画館満席でびびった。さすが夏休み!JKとかカップルが多い。原作を上手く改変しつつ、主題は変えない脚本も、主演の若い2人への演出も良い。遺書のあり方を原作と変えたところは、賛否が分かれるところではあるが、個人的にはあり。少し都合が良過ぎるのと、主人公がずっと遺書を読めずに時間が止まったままになってしまったことは可哀想ではあるが。プロデューサーとして小栗と北川景子をキャスティングして、2人が活きるシーンが必要なのも分かる。終盤はあちこちからすすり泣きが聞こえてきてた。自分は毎回同じ「お門違い」のセリフで涙。映画館出るときにJKの二人が「やばいもう一回見ても良いくらい!穢れが祓われた気分!」と興奮気味に話してたw " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "食欲旺盛\n 見てると腹が減ります " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一回以上観たい\n ミスチルの主題歌につられていきました。だんだん物語に引き込まれ、最後は涙を悟られないようとなりの旦那ちゃんを見ると涙でウルウルしてました。好きとか愛してるとか一切言わないところや病気の描写をしつこくしないところが逆に共感を覚えました。単なる恋愛映画じゃないところがとっても良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作ファンだけど\n よかったさくらちゃんが可愛かった気持ちが高校生に戻って泣けた❗ " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "よかった!けど…\n 私は原作のファンです。映画が公開されるのをすごく楽しみにしてました。浜辺美波さん、北村匠海さんの2人の演技がとてもよかった!無名の若手俳優さんだったからこそ、話の世界に入り込みやすくて、とても感動しました。特に浜辺美波さん。声がとても素敵で、演技も自然ですごくよかった。今後の活躍が楽しみです。映画はよかったですが、原作を振り返ってみると、もっとこんな感じがよかったな〜とか、このシーン好きだったのに映画ではなかったなとか、このやりとり結構大事なのに映画ではやらなかったな…とか色々と出てきてしまいました。あと、「君の膵臓をたべたい」のタイトルも、原作で読んでいた方がタイトルの意味にハッとして感動しました。映画ではこのタイトルに関しての感動が薄かったかな…と思います。映画は映画でよかった!けど…、原作のが好きです。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "これじゃあ、原作者も嫉妬するに違いない\n 【原作について】前半までは、思春期特有のまどろっこしいイタさにイライラ感を覚えることもありましたが、読み進んでいくうちに、自分にも(主人公たちほどピュアではありませんが)そんな感性のカケラを少しは持ち合わせていた日々があったことが思い出され、後半はすっかり登場人物全員の応援団に回ってました。思春期特有のピュアな一途さゆえの他人との距離感のズレや自分では気がつかなかった秘めた熱情の発露をどう表現するのか、映画がとても楽しみになりました。というわけで、本日映画を鑑賞。肝となる会話のいくつかはすべて、始めからここしかないよな、という自然な流れや場面で描かれており(例えば、偶然でも運命でもなく選択の結果〜、なんでもさん付けする女の子を好きになる理由が〜、といったあたりです)、脚本、ロケーションともかなり綿密に考え、造り込んでいったのが伝わってきました。そして何より、ガム君を含めた主要人物の5人が、原作のイメージを大事にしながらも、実在感のある演技で過剰な不自然さを感じさせることなく演じきっており、感服しました。桜良さんの配役は、原作の文章だけ読むと、ややとってつけたようになりがちなセリフもこの笑顔でいわれたら違和感ないな、と思わせられるほどピッタリで、この世界の片隅に、のすずさんとのんさんに匹敵するほど素晴らしかったと思います。きっと、これも偶然ではなく、本人やスタッフの選択の結果なのでしょうね。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これ最高傑作でしょ\n 原作にどハマりし、かなりハードル上げて鑑賞しました。駄作にしたら許さねーぞ、って(笑)結果、自分的には「最高傑作の映画!」です。浜辺美波さんの声と笑顔。東進CMみたいな音楽。近未来じゃない設定。恋愛物語なんて薄っぺらいものじゃなく、ホント心が洗われるような作品でした。実は3回鑑賞しました(汗)もちろん人生初です。そしたら、タイトルのヒントになる言葉が色んなトコに込められてるんですよね。多分、観る人によって捉える意味が異なるかも?またそれが良いんですけど。あーもー、アラフォーにもなってこんな泣くとは思わなかった。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初めはセリフに無理がある感じがした。 しかし見て行くうちに、気にな...\n 初めはセリフに無理がある感じがした。しかし見て行くうちに、気になる存在から、お互いを必要とし合う存在であることが雰囲気や演出から伝わってきた。桜良可愛かった、、、\"僕\"の地味だけど、なにか気になる存在というポジションがとても役に合っていだと感じた。病室での僕のセリフ\"とても\"が印象に残った。最後の僕が泣くシーン、号泣した。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 0.0, + "empathy": 3, + "review": "少し残念\n 原作ファンですが設定の違う映画も小栗さん北川さんの存在で素晴らしかったしガム君も良い味出してました。ただ少し残念なのが墓参りのシーン等原作の大事な部分がカットされてた事です。せめて最後は小栗さん北川さん2人で墓参りに行くシーンで終わって欲しかったです。ただ役者さんは全員素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣いたぁ〜〜\n 久々泣いたわ〜旬くんの抑えた演技も良かったけど北村匠海くんの演技も良かったなぁ〜❗原作読んでみたくなった❗きっと涙涙になるだろうな〜 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心で感じて欲しい作品です。\n 原作を知らず、あらすじだけ入れて観に行きました。予想以上に感動しました。ことばだけではうまく伝わらないと思うので、これは実際に観て自分の心で感じて欲しいです。真っ白な状態で観た方がより感じるものがあると思います。あと浜辺美波ちゃんをこの映画で初めて知ったのですが、可愛かった♪ " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "久々の良い映画ですね。話も作りもしっかりしていて、そんな暗い感じは...\n 久々の良い映画ですね。話も作りもしっかりしていて、そんな暗い感じはまったく感じられない。 違うかたちの青春映画 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 12, + "review": "高評価され過ぎ\n 泣けるけど、ヒロインが死んだ件と結婚式のシーンくらいで、大したことない。「このタイトルに涙する」っていう宣伝文句もイマイチ…二人が同じ想いでいたんだなー、って位の印象で別にそこまで泣けない。というかラストは全く泣かなかった(笑)ヒロインの演技がよかったと言われているけど、あたしはあまり…だってずっと同じ喋り方でつまらないんですもん。もうちょっと演技の幅がある人を選んで欲しかったかな…。結果、映画館で観なくてもよかったなという印象。これ観るなら銀魂もう一回観ればよかったな(笑) " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "セカチューと比べると・\n 原作読んでませんが、この題名は気になるよね。余命わずかな女子高生と読者好きの目立たない高校生の切ない物語。残り少ない命を精一杯明るく過ごそうとする桜良ちゃん・・・あの若さであそこまで悟れるものなのか!?12年を行き来する僕を演じる小栗くんと北村くんのシンクロ感が絶妙なだけに親友・恭子とガムの高校生の12年後の違和感が・・・残念。死んでしまってからのお母さんとのシーンには、グッと来ましたが・・・余命僅かな桜良ちゃんとまさかの交通事故かと思いきやもっとまさかの結末が・・・冷めてしまいました☆3.4同じようなシチュエーションならエンドソングも含めて、セカチューには及ばすって感じ、あの時の長澤まさみと森山未來、そして平井堅の歌声は、凄すぎた。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "余命がわかったら\n  余命が宣告されたら、人生は案外簡単かも知れない。色々周りの人に言い残して死んでいける。 そんな人生のゴールを告げられたからのストーリー、一分一秒を大切に生きようと思わされた作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "なんか泣けた。\n 「ラスト、きっとこのタイトルに涙する」ずっと言われてましたが、原作を読んでも理解できなくてつまらないって思ってました。映画を観て、やっと話を理解してこの意味がわかりました。キャストもはまり役で桜良役の子が本当に可愛かった。志賀役の子にも最後泣かされた。泣けたけど、隣の男性が嗚咽しながら泣いてて少し気が散った。でも、大の大人の男性が泣けるほどいい映画ってことだね。生きることの意味を改めて考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "原作とは\n 違う設定もあり、不安と期待と持ち鑑賞。好きな場面が描かれてなかったり、残念に思う反面、映画としてみると、とても良かったな…。原作では嗚咽気味の泣き(笑)も映画でもやっぱり泣けて(笑)お門違いだとは思いますが、映画→小説もアリかも(笑) " + }, + { + "date": "2017-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小栗旬の抑えた演技にぐっときた\n 先週見た、銀魂の小栗旬と同じ俳優とは思えない。銀魂の弾ける動の演技と今回の僕の抑えた静の演技、どちらもチカラがあリ心を打つものだと感じた。原作は未読だが、原作にはない、現在の僕を入れ、現在と過去を交互に描くことで、より過去の出来事を深く描けたのではないかと思っています。原作のラストはわからないが、映画は、さくらの大切な人の中にさくらが生き続けている、さくらの願いが叶っている今をはっきり見せてくれました。体が震えました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "命の清々しさにきっと涙する\n 主人公に感情移入、主演の浜辺美波さん演じる山内桜良さんに誰もが惹かれ、そして涙する。初日舞台挨拶上映に行ってきました。とてもピュアで、まだ蒼くて、でも『透きとおる程真っ直ぐに、明日へ漕ぎ出す君がいる』姿、スクリーンにシンクロする。1日中 Mr.Childrenのhimawariが耳鳴りして離れない。『暗がりで咲いてるひまわり、嵐が去った後の陽だまり』まるでひまわりのような命の清々しさにきっと涙する、お薦めです。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "言わない美学\n 桜良と「僕」が関わり始めた時は単なるクラスメイト同士だった。旅行の宿泊では、桜良も明るくからかい、「僕」も軽く流していて、お互いそこまで意識していないように見える。しかし、桜良の家に招かれた時は、桜良は死ぬまでにしたいことで「好きでもない人と」と予防線を張り、「僕」はムキになり反応する。気持ちの変化の描写が非常に良かった。物語の最後まで好きということはなく、いつから好きだったのか、もしくは最後まで好きじゃなかったのかは見ている人次第なとこも面白い。最後Mr.Childrenの主題歌が「僕」の答えのように物語を象徴的に締めくくっていてよかった。そして、桜良の屈託のない笑顔からたまに見せる悲しい表情といつも落ち着いている「僕」が子供のように泣きじゃくる姿二人のギャップがとても印象的だった。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人生は人と人との関わりと共にある事を改めて感じました。\n 主人公のさくらの演技に引き込まれた。自分が一番苦しいはずなのにそれを悟られないよう周囲の気遣いに配慮しながらいつも笑顔を絶やさない、そしてその気持ちを理解し寄り添う「君」。人間として人との関わりが人生にとって本当に大切なのだと感じさせてくれる悲しいけれど友情や愛の籠った素敵な作品です! " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣かされます\n ずるいほど泣かされます。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "図書館が。\n 学生に身近なもので最も神秘的な場所である図書館を実に魅力的に描いていました。そういう意味では「Loveletter」以来の感動です。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "小説映画化\n 住野よるさんの作品が好きで、そして映画も好きで、とこの映画に期待していたけど、「君の膵臓をたべたい」という小説が、よくある映画化されて物語が違くなるというよりも、作品自体が変わってしまっていたのが欠点であったのかなと思う。しかし、住野さんの小説世界を浜辺美波さんと北村匠海さんの若手の演技で表されていたと思う。そして桜良や春樹の心情を読み取り辛く、かつ分かりやすくと考えられていたのが良かった。浜辺美波さん、北村匠海さんの今後の成長と活躍に期待したい。心情の駆け引きやがとても良かった。\"君の膵臓をたべたい\"という小説でなく、映画として、とても感動できる作品であったと思う。そして音楽、特に劇中歌。同じ音楽がテンポを変えたり、テイストを変えて繰り返されることで、その時の人物の心情とかが上手く表現されていると思う。\"君の膵臓をたべたい\"という言葉に詰められた想い。とても考えさせられる、一人では決して答えのでない、人生を満足し、やり遂げなければでない、\"生きた\"人にしかわからない言葉だと思う。『くちびるに歌を』でも思ったけど、松谷卓さん素晴らしいと思いました!生きたい。一緒に生きたい......8/1(火) TOHOシネマズ東京ベイにて8/2(水) TOHOシネマズ渋谷にて8/6(日) TOHOシネマズ東京ベイにて北村匠海さん、浜辺美波さんによる、 大ヒット御礼舞台挨拶。浜辺美波さん、とても可愛かったです。10/27(金) Movix亀有にて " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに感動\n 文庫で少し読んで買わなかったけど、次の機会と思ってとっておいた。映画を見に行こうと探していたら、あの題名が。「君の膵臓がたべたい」思い出しました。良かったです。自然に涙が頬を伝いました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかったですね\n 映画のタイトルからだと少し引きがちになるんですが内容は感動の連続。私も結婚式のシーンでは流石に涙腺が緩んでしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 少年の日を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "やべぇっー\n 102本目。マミー観ようと思ったら、前数席しか空いてなく断念。明日観るつもりだったけど、予定変更。まさかね・・・。図書館での第一声で落ちた。この空気好きだな。日本映画で、こんな気持ちになるのは久しぶり。後引きが、何かいい。好きって言え、言え! " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そうきたか。\n 学生時代のさくらの喋り方やしぐさはあまり好きではないので、途中少し眠気が来そうな時に「そうきたか」の出来事が。学生時代の終盤の「僕」には涙が堪えられませんでした。10年以上前の文章が時を超えて背中を押してくれる、少し遅いよ~と、じれったさも残り、全体的には見て良かったと思えました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "期待通りの素晴らしい作品\n 原作は未読ですが衝撃的な結末に茫然自失…後半はずっと涙するばかりで放心状態。鑑賞後の余韻も凄くてかなり引きずります。特に、山内桜良さんのキャラクターとそれを演じた浜辺美波さんには釘付け。最初から最後まで共感しまくりてずっと涙するばかり。「マンチェスターバイザシー」のような現在と過去が交差して進む展開も◎。これは本当に期待通りの素晴らしい作品。オスカー女優候補に躍り出るような浜辺美波さんの演技をもう一度観たい。2017-101 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作とは違った脚本が良い....!\n 原作と異なると、個人的には嫌だなぁと感じる作品もあったのですが、この作品は原作と異なる所がむしろ良かったです!原作でも号泣でしたが、映画館でも号泣でした!(泣) " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "いい映画でした\n 泣かされた。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "今年で一番\n 内容は全部秘密にしておきたい。他の方もぜひ見てほしいだけは言いたいです。宝探しみたいな映画。です。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "見なくても良かったかな\n 不思議なタイトルに惹かれて見てみました。こういうあからさまに泣かせにかかってきている映画には「泣いたら負け」と思って見てしまうわけですが、余命わずかなヒロインがどうして明るく振る舞えたのか、冴えない彼をなぜ相手に選んだのか、まるで現実感がなく、「こんなJK、ましてや病人がいる訳ねぇだろ」というツッコミをせざるを得ず、泣かせに抵抗する必要すらなかった。何にもしたくないけどクラス一の美少女が向こうから近づいてきてくれたらいいなぁ、なんていうDKの妄想をそのまま映像化したらこうなるのかな、と思ってしまった。劇場では泣いている人もいましたが、その割合はそんなに高くなくて、まぁ良かったかなという感じの反応でした。ここのレビューの点数は高すぎると思います。ただし、浜辺美波の小悪魔ぶり、人はいつ死ぬかわからないから今を精一杯生きなければならないという作品のメッセージ、そのための驚きの展開はとても良かった。泣くこと自体が目的で映画館に行く人、重すぎないデートムービーを求めている人にはおすすめできると思います。あと、主演の浜辺美波と北村匠海の名前をほとんど出さず(予告や作品紹介だけでなく、映画のオープニングでも助演扱いという徹底ぶり。エンドロールでやっと主役扱いとは!)、北川景子と小栗旬の名前を大々的に出している売り方には甚だ疑問。てっきり北川景子がJK役をやるのかと思ってしまいましたよ。そういう愚かな売り方は確実にフィルムに反映されますよ。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "涙が止まりません!\n 原作でも泣きましたが、劇場でもいっぱい泣きました。日本アカデミー賞作品になると思っています🎵 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作未読で観賞しました。若い二人のきらきらした演技が素晴らしかった...\n 原作未読で観賞しました。若い二人のきらきらした演技が素晴らしかったです。小栗旬さんのおさえた演技もとても良かったです。40代後半の自分にもグッとくる考えさせられるセリフがいくつもありました。エンディングのMr.Childrenの曲が映画の余韻をより感じさせてくれています。良作です。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでいなくても!!\n 小説を読んでの鑑賞でしたが、ホントに泣けます。満足度100%!!観る価値ありです! " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "余韻が。。。\n まずタイトルで気になって小説でも人気と書かれていたので観に行ったのですが、物語全体はすごく感動しました😭😭余韻とゆうのかなんとゆうか夜も眠れない感じでヒロインのさくらさんの声やセリフを思い出すだけで泣いちゃいます。彼女の演技力には本当に驚かされて16歳と知った時はすごいびっくりしました(笑)膵臓の病とゆうことで僕との秘密の共有をしてる様子や2人で旅行に行ったり、真実と挑戦ゲームをしたりとほんとに終始涙が止まりませんでした!!死ぬまでにしたいこととか言っていた時は本当に自分でもみていて限界でした。。彼女の笑顔や声、この映画を観て浜辺美波さんを大好きになりました!ほんとうにオススメの映画です!!!! " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "私はやっぱり君の膵臓がたべたい\n 原作を読んでいたのでスイパラのシーンぐらいからもうずっと泣いてました。大号泣でした。主演のお2人がほんとに素晴らしくて大正解だったかなと。最初は12年後いるかな?って思ったけど小栗旬も北川景子も流石だなと。邪魔せず、そっとあの作品に色をつけてました。最後のセリフに鳥肌が立ちました。あの声素敵です。原作を読んでからみてよかったです。また読み返したくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ううううん、、、、\n 何故かはわからないですけど、ハマらなかったですね。期待しすぎたのかな。悪くはなかったですけど、、 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感度する話\n 本でも読んでいたのですが、久しぶりこんなに心を響かされ映画も観に行ってきました。物語を知っていたせいか終始涙が止まりませんでした。名前を呼ばれる特別感ささいなことの幸せ生きる幸せなどを感じられる作品です。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "いいかげんにしてほしい。\n まるでホラー映画のようなタイトル。ヒロインの浜辺美波の明る過ぎる末期患者。同級生を巻き込んで、無理難題を押し付け困らせて振り回す。死ぬ死ぬと言い過ぎる。病気で死ぬからといって何をしても許されると思ったら大間違いだ。ヒロインの親がなかなか登場しないのも違和感を感じるし、小林麻央さんだって最後まで生きようと努力していたのに変に明るく振る舞うヒロインに共感も同情もできない。身勝手な彼女が通り魔に殺されてしまっても全く泣けず、ずいぶんあっけなく死んでしまったのかとただ呆れるだけだ。もう頭が痛くて気持ち悪い映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 14, + "review": "浜辺美波という才能の塊\n とにかくヒロイン役の浜辺美波がすごい。男は全員悩殺される。なんていうか「自分の魅せ方を分かってる」っていう感じの演技だった。これほど魅力的な演技ができるのに彼女のことを今まで知らなかったことが驚き。浜辺美波と北村匠海の日本アカデミー賞新人賞受賞が決定したなと感じた。恋愛なのか恋愛じゃないのかわからない2人の関係の曖昧さが最後のシーンを際立たせていた。今まで見た映画の中で一番素敵なラストシーン(言葉)だったと思う。少し引っかかったのは小栗旬と北川景子が必要だったかなというところ。大型作品なので有名な俳優を使いたい気持ちはわかるが、若い2人が想像以上に良かっただけにもっとそっちを見たかった。あと矢本悠馬の12年後が上地雄輔は流石に無理がある。主題歌のMr.Children「himawari 」も作品にマッチしていてよかった。特にCメロは「僕」の弱さとかずるさとかをうまく歌詞で表現していて鳥肌モノ。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "眩しい\n 浜辺美波ちゃんが眩しすぎる!が、なんだかミスキャスト&セカチューぽさがチラホラ。今回は若いキャストで頑張ればよかったのに…と思いました。ちょっと前半がタルかった。浜辺美波と、最後のセリフのためにある2時間。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "タイトル以上に秀逸なセリフは、\"ガム、食べる?\"\n ミーハーにとって、こういう\"泣き\"のお約束作品は観ておかないと、あとで後悔する。\"アレすごく泣けたよね\"という会話に付いていきたいからだ。唐突な書き出しで恐縮だが、そんなミーハーのくだらない動機さえも、\"ヒトとの距離感を保ちたい\"という意義…に変えてくれる(笑)。実に懐(ふところ)の深い映画なのだ。\"ヒトと関わりを持つこと\"が、この映画(小説)の重要なテーマになっている。人が人と心を通わせること、交わること、わずらわしいと思ったりこと、それらすべてが、ヒロイン・山内桜良の、\"生きている証\"だという。だからこの映画は、単純に病気のヒロインが、若くして亡くなるから悲しいのではない。大切なヒト、いつまでも心を通わせていたいヒトが、永遠であってほしいものがなくなってしまうから、悲しいのである。人はいつか死ぬ。皆いつか死ぬ。余命1年のヒトより、健康なヒトがあした事故で死ぬかもしれない。そんな\"死生観\"をやさしく教えてくれる。だから、ヒロインは病気で死ぬわけではない。年齢にかかわらず\"死生観\"を持つことの意義をさとしている。\"現在進行形\"だった原作小説を、映画では\"回想\"にしてしまった吉田智子の脚本がいい。12年後を予言していたかのような桜良のセリフや日記、遺書がよりドラマティックになる。12年後の親友・恭子を演じる北川景子のクライマックスシーンが一発勝負だったというが、アドリブでつぶやいたセリフと聞くと、また泣けてくる。ヒロインの桜良を演じる浜辺美波の底抜けの明るさが、悲劇的な結末と鮮やかなコントラストをなしている。だから妙なすがすがしいを残す。また主人公・僕(北村匠海/小栗旬)のネクラとも対比関係になっている。ようやく陽の目をみた彼女も東宝シンデレラであるが、東宝はシンデレラを選び過ぎて使いこなせていない。東宝が独り勝ちすればするほど、多くは飼い殺しに見えなくもない。このタイトルで涙するなんて嘘だろ、と思っていたら、まんまとやられる。実に名言の多い作品で、もっとも秀逸なセリフはやっぱり\"ガム、食べる?\"でしょ。(2017/7/28 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ) " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "真実か挑戦か\n タイトルに惹かれたのとレビューでの高評価が気になり公開初日にみて来ました。原作は読んでないので予備知識と先入観はなくみれたと思います。クラスで人気の女の子と存在感の薄い根暗な図書係の男子が病院での出来事がきっかけで距離を縮めていきます。その女の子は余命1年の膵臓の病気を抱えていました。でも表面には一切出さずいつも周囲に明るく振舞っており誰もその事実に気づきません。知っているのは家族とその男の子1人だけという設定で話は進みます。12年の月日が経ち男の子は母校の教師となり図書館の本の整理を任されますが…なんと言っても浜辺美波の演技に引き込まれたそんな作品でしたね。内容に関しては少し物足りなさを感じました。明日はいよいよ東京喰種が公開されるので久しぶりにハシゴしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "主人公の2人が切ない\n さくらさんの内に秘めてる涙が伝わって泣けます。男の子の演技も素晴らしい。でもさくらさんの死に方は予想外でした。心洗われる素敵な作品です。オススメです " + }, + { + "date": "2017-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久々に目一杯泣けた 彼女の人生の終わり方が更に切なくて…\n 久々に目一杯泣けた彼女の人生の終わり方が更に切なくて… " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今年一番\n 「君の名は」以来かなDVDが発売されたら買おうと思った作品原作本を読んでない人は是非読んでみて、また観たくなる作品ですね " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "演者さんはとても良かった\n 原作は読んだうえでの鑑賞。悪くはない。悪くはないが。ありきたりな言葉で感想を述べるなら「普通」。さくらを演じた浜辺さんは原作のイメージ通り過ぎてスゴいなと。他のキャストの皆さんもそれぞれ違和感なく、見れました。ただ、映画になったことでどこか1つでも原作を越えたものがあるかと言われれば、浜辺さんの可憐さしか思い付くことがない。大人になった主人公が過去を振り返るという形は、映画にする以上必要なことだったのかもしれない。ですが、大人になった恭子の結婚式の下りは蛇足だと感じます。さくらの死から12年という長すぎる時間が経過したあのタイミングでの「友だちになってくれませんか?」はさすがに人間として成長してなさすぎるんじゃ。君の膵臓をたべたいんじゃなかったのか主人公は。さくらのようになりたいと願った人間と、さくらの親友だった人間とのその後のストーリーとしては、あまりにも繋がりに欠ける話だと感じました。原作に近いエンディングにはできなかったのだろうか。。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "切ない。\n 住野よるのベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』の映画化。原作は未読の状態で映画を見てみました映画化に際して、原作にはない12年後と言う設定を追加し、「僕」は教師になっています。タイトルだけ聞くと、ホラーかと誤解しそうですが、中身は、切ない純愛のヒューマンヒストリー。最後の方になって、“君の膵臓をたべたい”の意味が分かります。泣く。泣きますよ、これは。だってねぇ、桜良は、いずれは死ぬ運命な訳ですが、実際の最後は・・・。そう来るか、と言う訳ですよ。「僕」が一か月立ち直れないのも、良く分かります。高校生くらいの男子にとって、スイパラで女子と待ち合わせるって、ねぇ。当然、好意は持っているわけですよ。それがね・・・。切ない。そして、桜良を演じた浜辺美波が良い!桜良を演じるために出てきたような女優さんですね。これでまだ16歳だとは、末恐ろしい(笑)。一番いいのは、彼女の笑顔かな。その笑顔と、そして、桜良の「僕」との再会を楽しそうにして一瞬があるが故に、桜良の最後がより衝撃的に感じます。あとね、ガム君。良いです。彼がいたから、「僕」は高校時代を乗り越えられたんだと言う事が、良く分かります。良い奴だよ、彼は。プロダクションノートによれば、ほぼラストの「僕」が恭子に桜良の手紙を届けるシーン。これは、北川景子にとって、手紙の内容を初めて聞く一発勝負のシーンだったらしい。「なんでこのタイミングなのよ、バカ」は、アドリブだとのこと。いやぁ、切ないな。思い出すと、泣きそうになるよ(笑)。高校時代に死にそうだった友人はいませんが、実は私自身、「僕」が言われたのと同じ「自己完結型の人間」とか、「もっと人と話をした方が良い」とかは言われたことがあります。「僕」の感じている事、思っている事、考えていることが心情的に分かったので、余計にグッと来たのかもしれません。[2017/08/12追記]原作も読んてみました。わたし的には、原作よりも映画の方が好きですね。原作は、桜良が居なくなってから、どうやって物語の最後までもっていくのかを苦労した感じがアリアリ。一方映画の方は、時代が経っていると言う事もあり、よりスムーズに最後まで行っている感じです。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いいね(^_-)\n 見た方がいいよ〜(^。^)良い映画です(^_-) " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "もう一度観たい\n 感動。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "フォーカスが全然合っていない‥\n 本編の内容についてではなく‥。カメラのフォーカスが全然合っていないのが、とても残念でした。特にこの作品は、主役2人の表情をしっかり魅せようとしている演出も台無しでした。フォーカスが間に合っていなかったり、ボケボケのままのカットがあったり・・。フォーカスマンは何をやっているのでしょうか。これをOKとする監督もどうかと思いますが。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "文化財は大切に保存しよう\n 映画化に備え原作も読んだが、この脚色はいかがなものだろう。主人公の独白形式のため映像化には苦慮したと思われるが、北川景子の最後の慟哭は明らかに蛇足、主人公の滂沱の涙で充分だったのに、駄目押しと思ったのかもしれないが、あのラストのせいでちょっと感動が引いてしまった。それに導入部で老朽化による図書館の取り壊しの話があるが、あんな立派な図書館を壊すはずないだろう、普通なら修理保存が正解であろう、こういう細かい点も気をつけてくれないとリアリティが欠けてくる。ロケ地の学校は「けいおん」で有名になったところだと思うが、ここのばか町長が取り壊そうとした経緯があるが、壊さなくて良かったね。文化財は大切にというのがこの映画の注目点でもある。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "偶然でも運命でもなく選択の結果が哀しい\n 予告編で気になって見に来ました。タイトルも気になりましたが、ヒロインが気になりました。原作未見。神様は病人の味方をしてくれると思ったのに。良くも悪くも選択の結果が現実というのを痛感します。流されててもそれは選択なんですよね。お互いが正反対が故に惹かれる二人。終始\"僕\"の視点で語られた物語の裏側、共病文庫の彼女の視点からの種明かしが切なく愛おしく。主役の二人の演技がそんな初々しく甘酸っぱい物語を見事に魅せてくれました。あれをしなければ、もう少し違った選択をしていれば、と色々想像してしまいます。でもどんなに納得できなくても選択の結果は変わらない。それをネガティブに考えずに、生きていかないといけないんですね。哀しい結果になったけど、だからこそ彼女はみんなのなかに生きている。君の膵臓をたべたい、という出会いをできたことが幸せなのだから。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "若さが眩しかった\n 私も、親友とは高校時代に出会い、アホみたいに毎日一緒に過ごして、恋愛も家庭のことも、仕事のことも、たくさん共有して、そして大人になった。桜良と恭子も、本当ならたくさん共有しあって、大人になりたかっただろうな。同性の友達と恋愛の境目の曖昧さが、恥ずかしいくらいに若々しくて眩しかった。君の膵臓を食べたい、というタイトル、私は、病気の君の膵臓を食べて病気を無くしてあげたい、みたいな意味なのかと想像してたよ…言葉にしたら、深めてしまったら、悲しみを深くしてしまう相手を思いやっての、口に出さない愛のような、恋のような…素敵な想いのことだったんだね。桜良役の子が本当に可愛くて、笑顔と若さが眩しくて、だからこそ切なくて、何だか透明感のある作品です。あの笑顔…本当、まいりました。マイナス0.5点は、言葉にし合って欲しかった大人の身勝手です。 " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "期待はずれ(良い意味で)\n 自分は原作の大ファンなので実写化は反対でしたし、CMなどを見てもマイナスイメージしか持っていませんでした、ですがまだ作品を見ていなかったのでどうせ叩くなら見てから思いっきり叩いてやろうと思っていましたが良い意味で期待を裏切りました。ヒロインのさくら役の浜辺美波さん、最高です。僕が小説を読んで感じ思い浮かべていたさくらと同じで見てて苦にもならないし、『あっさくらだ』って思えるような方でした。そして春樹役の北村匠海さん、CMを見たときは『コイツじゃないだろ』と思っていましたがこれもまた良い意味で期待を裏切ってくれました笑。少しずつ気持ちが変化して行くキャラですがうまく演じれていて驚きました。2人とも今後注目していく役者さんになりました。特に浜辺さんルックスが最高に良い(個人的意見)ので8月に発売の写真集も楽しみにしています笑。最後に総合的に言ったら映画『君の膵臓をたべたい』は実写化大成功の映画です!是非みなさん演技などにも注目してみてみてください! " + }, + { + "date": "2017-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これ以上のものはない\n 公開初日朝イチで見てきました。原作を読んでいたので実写はどうなるのかと思いましたが想像をはるかに超えていい作品でした。人生観が変わる作品になっていると思います。 " + }, + { + "date": "2017-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "試写会で見て泣きました 今世紀最高の映画かもしれません 原作者 住...\n 試写会で見て泣きました今世紀最高の映画かもしれません原作者 住野よるさん監督 月川翔監督主演の浜辺美波さん、北村匠海さん12年後パートの小栗旬さん、北川景子さんらも最高でした " + }, + { + "date": "2017-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "会場中号泣!!\n 絶対泣くだろうと心して見に行ったのですが、やはり号泣。2人の日常の中に漂う、終わりを感じる悲しい気配が、楽しそうな何気ないシーンでも感じて切なくなりました。主演2人がすごく魅力的で、今後の作品も見てみたい!と思うくらい惹かれました。すごく素敵な作品だったので公開したらまた見たいです。 " + }, + { + "date": "2017-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣かされます\n タイトルじゃなくストーリーに興味持ち見ましたがラスト30〜40分くらいがまぁいろんな意味で衝撃だし泣けました今年見た映画で1〜2番争う良さでもう一回見たい! " + }, + { + "date": "2017-07-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "住野よる デビュー作\n 原作と同じ通りになるかわかりませんが、原作はとても面白くタイトルと同じ文(日記のところ)が出てきたときはうるっとしました。映画で見るのを楽しみにしています。 " + }, + { + "date": "2017-07-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "主演の2人のやりとりがかわいいし、泣けました。\n 主演の2人のやりとりがかわいいし、泣けました。 " + }, + { + "date": "2017-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 13, + "review": "儚く美しい青春映画☆タイトルに隠された想い\n この刺激的なタイトルに惹かれた。どんなストーリーなのか。感動なんてできるのか。原作を読まずに鑑賞した私。…結果、ごめんなさいm(__)m初めから終わりまで泣きっぱなしだった。『ミュージアム』の監禁シーンを撮影中に原作を読んだ小栗さんが監禁部屋で泣いたというエピソードを読んだ。原作は住野よるさんのベストセラー小説。2016年本屋大賞第2位。タイトルに惹かれ、書店で手に取ったことがある。原作が素晴らしいのでストーリーや台詞が心に残るんだね。高校時代と12年後の現在をうまく交錯させ、行ったり来たりする展開。もうすぐ解体される図書館に桜良が現れ、笑い声が響くあたりから、もう涙腺を刺激された。…というより、ヒロイン桜良を演じる浜辺美波ちゃんが良い。ドラマ「あの花」でも感じたけれど、雰囲気や声に透明感がある。この桜良の役にぴったり。笑顔がいい。ほとんどが会話劇。特に桜良の台詞が長くて多いから苦労も多かったはず。高校時代の“僕”を演じる北村匠海くん。感情を表に出さない不器用な青年の役がよく似合う。そういう彼だからこそ、涙を流すシーンに心を揺さぶられる。 “僕”が偶然知ってしまった、彼女の秘密。他人に興味がなく、一人ぼっちでいたい僕。クラスの人気者、人と関わるのが好きな桜良。真逆な2人が次第に心を通わせていく姿が純粋で、一緒に過ごす数か月のきらめきが眩しくて…少しでも長く見ていたいと願ってしまった。原作にはないという12年後の“現在”“一発撮り”をしたという親友・恭子役の北川景子さんの演技。号泣する花嫁姿に魅了され、もらい泣き。大人になった“僕”小栗さんの表情が忘れられない。震えながら言うセリフが切ない。そして、12年の時を超えて桜良が届ける大切な人への想いが胸を締め付ける。満開の桜。古い図書館。校舎。…月川監督らしい美しい映像が感動を彩る。そしてMr.Childrenの主題歌「himawari」が感動を盛り上げてくれた。人はね…それでも生きていくしかない。余命系ではなく、一緒に生きる系…それは、それは儚くも美しい青春映画だった。もうすぐ夏休み。ぜひ中高生に観てほしい。“君の膵臓をたべたい”というタイトルの本当の意味が分かるとき…これからの生き方が変わるかもしれない。そうだね。鬱陶しくても、まどろっこしくても…たくさんの人と心を通わせて、私も生きていこう。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "このタイトルに涙します…。\n 突拍子も無いタイトル。でも最後には、この言葉が忘れられなくなるはずです!膵臓の病気で余命いく日も無い高校生の桜良。彼女が綴る『共病文庫』を見つけたクラスメイトの僕。死ぬとわかっていながらも、友達を悲しませたく無いからと、誰にも言えないでいた彼女。笑顔の裏で常に涙を流していた彼女。そんな悲しい気持ちの彼女を救ってくれた僕の存在。二人の切ない物語が、私の心を揺さぶりました。見始めた時は、高校生の元気でまっすぐな発言に、こっ恥ずかしい気持ちで一杯でした。でも、徐々に二人の本気の気持ちに共感し、気がついたら涙を流している自分に驚きました…。誰よりも生きたい気持ちがあるのに、その願いは叶わないことが、本当に悲しいです。彼女の姿に、先日なくなった小林麻央さんの姿が重なりました。生きたいのに生きられないというのは、本当に辛いことです…。これからやりたかった沢山のことを、『共病文庫』に綴っていた彼女。その願いを少しでも叶えるために、他人のことなんて興味のなかった僕が、必死になる姿に感動しました。そして、彼女の強さも素晴らしいですが、彼女のために自分を変えた僕の心の変化も素晴らしい!お互いの大好きな気持ちが伝わってきます!「君の膵臓か食べたい」という言葉は、相手のことが本当に大好きだからこそ発された言葉なのだと、改めて感じました。 " + }, + { + "date": "2017-05-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ベストオブザムービー🎬\n こんなに泣かされた映画は初めてでした…😭膵臓の病気でストーリーが進んでいくと思っていたらまさかの展開…何気なく新聞を見ながら忠告した咲良だったのに…😭😭咲良はいつも笑顔でどんな辛い時にも。そんな明るい子が短い生涯を終える…咲良(浜辺美波)が可愛すぎて美しすぎたために更に涙が😭😭ホントに涙涙でした。1日1日をホントに大切に生きなきゃって感じさせられました。ホントに素晴らしい映画に出会えました。この映画に携わっていただいた全ての方々にお礼を言わせてください。あと小栗旬さんの演技が素晴らしくてもらい泣きしました😭過去と現在を描く映画はどうしても結びつけ方がわざとっぽくなりがちですが、【僕】と咲良の結びつけも上手くて、ガム君は結婚式の時にもガムを持ってきてて分かりやすかったです☺️ありがとうございました🙇🏻 " + }, + { + "date": "2016-12-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "本当に感動\n 本当に感動 " + } + ] + }, + "204": { + "title": "ナミヤ雑貨店の奇蹟", + "reviews": [ + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 43, + "review": "製作委員会方式の弊害なのか\n 東野圭吾原作、ジャニタレ主演に豪華共演陣、監督は売れっ子の廣木隆一と、お金も手間ひまもかかった映画なのに、つらい観賞体験だった。冒頭で夜中の商店街(街灯は点灯)を逃走する不良3人。職質を気にしているくせに懐中電灯つけて無駄に目立つ。これは頭の悪そうな話だと早々にげんなり。林遣都が火事の孤児院に飛び込んで、2階テラスで救出対象の子を発見。燃えさかる屋内に戻っていくのだが、幼児を抱いて飛び降りれば軽い骨折程度で済んだのでは?山下達郎に劇中歌を書き下ろしてもらったから2コーラスは流そうという判断なのか、歌手に扮する門脇麦がライブシーンだけでなく、とってつけたようなPV風の映像で踊らされる。冗長。廣木監督の好きな作品も多いのだが、本作に限っては「俳優が泣いて音楽流せば感動するでしょ」みたいな安っぽい演出が鼻につく。いろいろ大人の事情で、妥協の産物になってしまったのではないか。 " + }, + { + "date": "2019-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "繋げるねー\n 一見バラバラに見える相談者する人達、相談される人達の人生が上手く繋がっていて、ストリーが秀逸。サスガ、東野圭吾さん。映画では、ナミヤ雑貨店に忍び込んだ3人の若者が、ちょっと残念な演技で共感しずらい。西田敏行さんはスゴいなーやっぱり。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こないだテレビで見ました。\n 映画は、観に行こうかどうよしうか迷い、結局ジャニーズが主演という事もあり、観にいくのを止めました。どうしてもジャニーズ、特に若手の売り出し中のタレントが主演だと薄っぺらい映画、という印象があったからです。こないだテレビでやってたので、観てみるかと思い他に観るものもないので観ました。すると、想像以上に良かったと思いました。山田君もいい演技をしていたと思うし、他のキャストも良かった。確かに私も火事のシーンはなんで窓から助けを呼ばないんだよーと思いましたが、その判断ミスが、逆に残念さ悲壮感を際立たせているとも言えます。これが男の子が最初から部屋の隅にいて子供だけ助かり、青年だけ焼死したのでは、ただ単に助けにいかなけりゃ死ぬ事はなかった、だけしか残りません。一旦ベランダに出る所がミソなのです。結構泣けたし、いい映画だと思いました。映画館で見たかったな。 " + }, + { + "date": "2019-07-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "伏線が弱いから感動も、弱い\n 過去と現在が繋がる話。製作者が感動させたいやりたい事の為に細かいつじつまが合っていない。始めから違和感を感じてしまい、物語に入り込めない全体的に伏線がなく唐突なことばかり結局なぜ過去と未来は繋がっていたのか " + }, + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "笑\n びっくりするほどの駄作途中何度寝たことかってゆーか主演のガキがボソボソなに言ってるのか聞き取れない… " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "設定とか内容は面白いのに、いまいち世界観に入り込めなかった。 もっ...\n 設定とか内容は面白いのに、いまいち世界観に入り込めなかった。もったいないというか。なんだろう、泣けなかったです。 " + }, + { + "date": "2019-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ええ話\n 泣けるええ話。映像もすっと入ってくるし感動出来る。ただ、不思議な事が起こる理由に説得力が足りてないので、イマイチ感情移入仕切れない。ここが良ければもっと評価されたと思う。 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "西田敏行最高‼︎\n テレビ地上波で視聴。時空を超えた相談事のやり取り、それが現在の人生を成功に収めている。このストーリーが面白い。これを盛り上げているのが西田敏行。時代の繋がり、人の繋がりを絶妙に演出している。人の相談を受け回答する、その回答が本当に悩んでいる人の人生を左右しかねない。人生相談の良し悪しを考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良い話ですよ\n 原作を読んでいないと物語について行けないかも、都合が良過ぎて詰め込み過ぎだけど、そんなこんなを差し引いても良い話でした! " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "雑な作品ですね。\n ED曲に☆半分だけ入れました。やりたい事は何となく伝わってきますが全部が中途半端で感情移入できませんね。主人公も定まってない感じでドラマの総集編観てる気分になる。また、少年達のストーリーと西田さんのストーリーがたいして交わらない。 一番ヒドイのはたぶん主人公らいし少年3人のキャラブレがヒドイ……、 私怨で女社長の家に強盗しに入った挙句、孤児院関係者発言までして証拠隠滅も目撃者の処理しない上、カバン1つだけ盗んで金分け合ってるマヌケのクソガキが、あからさまに心霊現象臭い手紙に返信を書こうって言う展開が呑み込めない。(指名手配されててもおかしくないって自覚してるのに)そして西田さん側のストーリーも、普通の雑貨屋ライフで普通のお悩み相談しか経験してないのに、病気で入院した途端、未来から手紙が来るから家に戻りたいと言い出すのも呑み込めない。息子もガチで未来から手紙が来てるのに平然としてるし…、二人とも気色悪い。あと、手紙でアドバイスして社長に導いた下りも、いくらスマホでググれるとは言え、あの3バカが経済的に導けるとは到底思えない。まだ万馬券の勝ち馬でも教えて儲けさせる方が納得できる。成り上がった女社長もインサイダー上等レベルの予言経営のくせに聖人君子感やばいし、ガキどももいきなり改心して現場戻ってエンドったけど? なにあれ? 実は俺たちが手紙書きましたって告げて和解する感じ?wwガキどもが土下座する描写までないと納得出来ないぐらいの犯罪犯してるんだけど…更に、ガキどもが返信していた相手が孤児院繋がりだった点が改心のきっかけじゃなく、女社長が孤児院の援助者だと気づいた点だけって…、最初の魚屋は見殺しなのに、キャバ嬢にだけガチ予言授ける展開も胸糞悪い👎これで泣ける人凄い!ソンケーシマス!? " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なんかよくわからない\n やっぱりSF的な展開はわからない。“奇蹟”という言葉だけでは説明不足。私の頭が固いだけだと思うが。 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "まずジャニーズが出てる時点でその映画はもう程度が知れる。 どんだけ...\n まずジャニーズが出てる時点でその映画はもう程度が知れる。どんだけ良い映画でも台無しになる。なんだこの話題性だけを狙った三人組のキャスト。門脇麦ブスすぎ。良い話なのは林遣都のとこだけだった。あとはもう同じパターンばっかで飽きてきた。三人組の精神状態も訳がわからん。挿入歌にしては良い歌だと思ったらさすが山下達郎。これよりは容疑者Xの方が全然良かった。ハードルを小学生レベルの高さにまで下げてから観ると逆に面白いのかもしれない。林遣都のとこと山下達郎の歌でギリギリ星1 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "酷評の意味がわからんw\n 普通に面白かった。感動した。「泣ける!」って話題の映画でも、あんまり泣けない私が泣けるのだから、相当だぞ(笑)設定とか、なんでそうなるのか?とか、全くわからないけど、そんなの全然気にならなく、最後まで楽しめた。「また明日から頑張ろう!」そう素直に思える、良作。観て損なし! " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "監督の演出が糞すぎて笑\n 原作は最高なのに、馬鹿監督が駄作にしてしまった作品。バカが演出するとこんなに酷い作品になるのかと顎が外れた。 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "山下達郎の曲が良い\n 伏線から回収までキレイにまとまり気持ち良い。ただ物分かりよすぎで物語がサラッと流れる感じ。もう少し個々の心情を深く見たかった。どの時代でも気持ちが伝わる手紙やはりアナログが一番か。 " + }, + { + "date": "2019-06-28", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "へったくそな少女マンガ???\n 原作小説はけっこうな良作だそうですが、こりゃひどい。へったくそな少女マンガみたいなレベル。一つ一つの出来事が、食パンをくわえて走る少女が角で男の子とぶつかって恋に落ちるレベルのバカバカしく無理やりで強引な展開。B級映画ならツッコんで楽しむこともできますが、これはツッコむのも白けてアホほらしくなるレベル。ストーリー展開は持っていきたい結末のために、ただただ一つ一つのエピソードを置きに行ってるだけ。役者さんはピタゴラスイッチの駒になっているだけのよう。いや~、もうちょっとマシなのかと思っていましたが、こんなにひどい映画に久々に出会えて逆に嬉しくなっちゃいましたw " + }, + { + "date": "2019-06-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n 時間制約があるので仕方ないですが、一つ一つの話が薄くなっていて、原作の時にあった感動は全くなかったです。 " + }, + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "始めは良く分からん\n 始めは魚屋ミュージシャンの歌が下手過ぎて観るのを止めようと思った。なんとか踏み止まり、最後まで観て良かった。感動しました! " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "アタリメです(笑)\n レンタルで観ました。噛めば噛むほど味が出る。そんな映画なのではないでしょうか?ストーリーや構成は文句なし!それをどう感じるかは人それぞれだと思います。歩んできた道がみな違うから、感じ方もそれぞれで当たり前です。私にはツボでした。苦労して、沢山辛いことを乗り越えて、人の辛さが分かるようになって、相手の気持ちを考えて、感じ取って、噛み締めながら観るとたくさん味が出てくる、そんな映画でした。ジャニーズのキャスティングが悪いとかどーでもいい。純粋に良い作品だと思います、 " + }, + { + "date": "2019-04-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n 前半の魚屋さんまでは、結構くいいって観れました。後半、どうまとめるかが見どころでしたが、失速した点はいなめません。主人公格の少年3人にもっとがんばってほしかった。見終わって原作を読んでみたいなと感じる映画でした。一つの雑貨屋を通じたファンタジーは、映像化するよりも想像したほうが良さそう思いました。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "涙出ませんでした、、、、\n 涙出ませんでした、、、、 " + }, + { + "date": "2019-02-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "涙なしで見られない作品\n 東野圭吾の小説が映画化。雑貨店を舞台に、時空を超えた運命が交錯する不思議な物語です。西田敏行さんが演じる店主の温かいキャラクターが良い味を出していました。門脇麦さん演じる音楽の天才少女セリの歌唱シーンにも胸を打たれました。東野さんの小説は読んだことがありませんでしたが、これを機に読んでみたいなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "難しい作品ですね。\n 難しい作品ですね。 " + }, + { + "date": "2018-10-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "あれって…\n 若い俳優もどきが、すべてを壊している。顔だけじゃあなく演技を勉強し直して…それにしても西田さんは上手いなあ。 " + }, + { + "date": "2018-10-02", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかったー\n 公開当時泣けるとか名作って言われてたけどレンタルで見て駄作過ぎて最後まで見れなかった、若手俳優の演技の下手さ、設定のつまらなさ、歌の下手さ、ナーナーナー♫意味不明。見る価値なし " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "東野ファンタジー\n 東野圭吾にしては、珍しいファンタジー作品。温かさと感動のある原作でしたから楽しみにしていました。様々な人生の岐路に立った時に、この雑貨店に悩みを相談し、歩んで行く登場人物達。それぞれの運命が折り重なり「奇蹟」となって紡いでいく感動のストーリー…なのですが…。原作を読んだ時以上の感動が湧いてこなかったのは何故かな…。山田涼介や西田敏行をはじめとするそれぞれの役者さんの演技はよかった思います。しかし、劇中歌をセリ役の子が2コーラスもイメージ画像も織り交ぜた場面や火事での救出の場面での不自然さ等々…演出面での雑さや無駄が多かったかな。原作がとてもお気に入りだった分、やっぱり映像にすると理想が勝ってしまった感じです。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "映画館に行かなくてよかった\n 映画館は安くても1000円予告見て、東野さんだし西田さん出てるし、これは泣けるなと時間さえあれば行くつもりでした。でも、行かなくて本当に良かった。序盤、何やら三丁目の夕陽的な昭和の懐かしい雰囲気から始まります。これはいいなと思ったら、何故か現代に戻り、強盗した若者達がドカドカと懐中電灯を手に逃げ回ります。古びた雑貨店に不法侵入します。まず、彼らは何故、誰も住んでないとわかったのでしょう?居住確認もせず、家の中でもドタバタやってます。奥で誰か寝てたらどうするつもりなのか?車も通ってない静かな町。店内でこれだけ音を立てれば近所の人が気付きます。室内を物色します。暗闇で何故か古い雑誌を読み漁ります。金目のものを探すなら納得いくけど、何十年も前の雑誌を暗闇でわざわざ手に取る謎。ナミヤ雑貨店の記事を偶然見つけます。急に手紙が投函され、気味が悪くなり、若者達が街中をドタバタと懐中電灯を振り回しながら走り回ります。…あなた方、逃げ回ってるんですよね?普通、商店街の明かりもついてて暗くないのに懐中電灯点けてドタバタ走ってたらおかしくないですか?その後は時空を超えた悩み相談。…あり得ない。100歩譲って一夜限りの不法侵入なら許せる。一夜で起きた不思議なお話。でも、その後も寝床として不法侵入を繰り返し、親切にもお悩み相談を受け、挙げ句の果てには真夜中に大声で内輪もめの喧嘩。再度言います。あなた方、逃げ回ってる設定なんだよね?巷で騒がれてる関西の逃亡犯、こんなことしてたらすぐに見つかると思う。いくら映画でももう少しリアリテイ無いと。時空を超えてる時点でリアリテイないけど。西田さんのシーンは一気に引き込まれ、若者3人のシーンで演技力の差に幻滅。西田さん、やっぱり名俳優過ぎる。セリフの一言一言に重みがある。若者3人はもっと勉強した方がいいよ。あえてそういう風に演技してたのかは知らないけど、顔だけでキャーキャー言われるのは若いうちだけです。もうね、矛盾だらけと若者3人の演技が下手すぎるのと、他の人も言ってるけど若者3人の勘の鋭さ笑1時間くらいで飽きたね。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見ているうちに引き込まれる\n 小説は読まずに見ました。初めのうちは、よくありがちな、ストーリーが過去と現在を行ったり来たりするような話かと思いましたが、見ているうちに、いろんな伏線が繋がっていき、どんどん引き込まれました。小説も読んでみたいと思いました。若者たちの演技が少々安っぽい気もしますが、西田敏行の演技はとてもいい味出しています。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん\n 原作既読。東野圭吾原作に惹かれて鑑賞しましたがテンポがだらだらしていてイマイチでした。ですが、豪華キャストの演技が良かったのでおまけの星2つです。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "みんなカンが良過ぎ。何でもすぐに気が付き理解力がありすぎる。 外か...\n みんなカンが良過ぎ。何でもすぐに気が付き理解力がありすぎる。外からハーモニカが聴こえてくる セリの曲?外に出ると誰もいない...迄は良い。次の場面セリの曲を作った人=弟の命を救った人じゃない?のコレ。気付くの早過ぎるし理解が良すぎて違和感。こういうの全編通して連発してる。若者3人に作品解説させる役目を持たせないで登場人物はわからないまま話しがすすみ、この映画観ている人だけが設定に気付くみたいな感じにできなかったんだろうか。設定や繋がり部分は良いとして、つながっているエピソードの1つ1つが説得力がなくて、経済の勉強をして...とかいうザックリ内容の手紙もなんなのか。こんなんでいいのか。迷える仔犬女社長がぐるぐる巻きにされたリアクションもセリフも全部おかしい。良かったのは映子とセリくらい。人の運命はそう簡単には変えることはできないが、一言で変わることだってある的なことだったのか、白紙の手紙をみて思いを巡らせて返信できるくらい徳の高い人じゃないと感動できない。時空を超えた手紙のやりとりをして、3人の若者たちは更正されましたみたいなラストに見えたし、ぜんぜん入り込めなかった。疲れている状態で見たとか、何か作業しながら観たでもなく、がっつり集中して見たのだけれど作品の中に入っていけなかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いつの時代も人は悩む\n 自分も相談したい。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "若干甘い作り\n ファンタジーとして作るにしては、ファンタジーに振り切らず、やや中途半端、キャストについては、西田敏行が相変わらずの演技。(あのお爺さんは何を演っても西田敏行になってる)若いキャストはそれなりに演っているが、その演技で作品が良くなる程ではない。一人、鈴木梨央の泣きの演技はちょっと凄い。あのシーンだけはグッときた。門脇麦の歌はどうなんだろう?ちょっと素人めいたライブ感で長いのにはビックリした。作品全体として長い気はする。対象も中高年と思うが、時代の前後に付いていけない高齢者も居たようなので、やや低い評価と思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "酷評多いけど\n まぁまぁ面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "時間軸があっちこっちに移動する作品\n 原作を知らないまま視聴しました。設定や物語自体はとても面白かったです。西田敏行の演技は流石、最高でした。良かったのはそこだけです。ストーリー上仕方がないとはいえ、不自然な時間軸の移動や、これ見よがしなライヴシーンに違和感を覚え、徐々に冷めていく、そんな印象の映画でした。やりたい事は良くわかるのですが、「そこはもう少し上手く演出できるんじゃない?」という場面も多く、違った意味でモヤモヤし続け、時間が経つのが遅く感じました。きっと小説としての原作は非常に面白いのでしょう。しかし今作は、マンガの実写版を見た時のような勿体なさが滲み出ていました。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "期待しすぎた\n 家でdvd鑑賞。感動系と期待しすぎた。映画館で集中してみた方が良かったかもしれない。最初から最後まであまり良くわからなかった。でも途中から見た夫はおもしろいと言ってた。 " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "Rising Sun🌅🌄の如く奥が深いエレガントな映画!\n すべての手紙の事柄が繋がりをおびて、素晴らしい映画でした!😄未来と過去と現在、時空で繋がりがあり、まさに日本版のバックトゥザフューチャーの感じでしたね!😉💯 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "深くはない。\n これは、そうだなぁ…原作読んでる者からするとそんなに深くはないかなぁ。ナミヤ雑貨店がタイムマシンのようになっていて、悩み相談の窓口になっている。その手紙のやり取りをしていく中で、バラバラに思えたエピソードが繋がっていく。原作はその展開が素晴らしく、えっ…! この人があの人で、あの人がこの人なのか⁉と頭をフル回転させながら読み進め、後半は涙で文字が読みづらくなるほどの感動があったのですが。悩み相談の手紙に込められた思いが見えてこない限りはその感動はないなぁと。西田敏行はすごかったですね。病気でやつれた演技は目を見張るものがありました。萩原聖人の出番もっとほしかったです。原作に出てくるREBORNが聴けたのは映像化ならでは。山下達郎のエンディング曲もよかった。この監督さんの作品、他に どんなのがあるかなと思って監督名をクリックしてみたら「きみの友だち」があって…。重松清さんの原作はこれまた涙で文字が読めなくなるほど感動したけど、映画は期待しすぎたのか全く何も感じなかったのを思い出してしまいました。やっぱり私は人の思いが伝わってくる作品が好きなのだと再認識。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "2時間ドラマやね!\n PANTAってあのロックの? " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時空を超えた人生相談\n 空き巣をした若者三人組が空き家に逃げ込むが、空き家のナミヤ雑貨店は時空を超えた家で、逃げ出すことは出来ないようだった。昔、相談事を手紙にして投函すると、翌朝、牛乳箱に回答が寄せられるというやり取りがあり、店主(西田敏行)が対応していたらしい。そんな若者の前に30年以上も前の相談が投げ込まれる。ハートウォーミングなファンタジー。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良いんだけど…少し残念\n 良い役者の無駄遣いって感じ。東野圭吾の原作だから期待したんだけど、悪くないんだけど、正直容易に想像出来ちゃうっていうところが残念。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "小説向きでは?\n 豪華キャスト陣によるお芝居はいいが、肝心のお話がまとまりのないように感じられる。個々のエピソードは繋がっているようで繋がっていないし。現代と過去をまたいだお話なのに、回想の回想に行ったり来たり。お話を整理するのが追いつかず泣き所もいまいち泣けない。キャストは好きなんですけどね…。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ナヤミ雑貨店\n SFは空想科学ですから屁理屈が要りますがファンタジーであれば容易に時空を越えられるのが人の心理の不思議さです。ミュリエル・ルーカイザーは宇宙は何でできているかの問いに「物語」と答えています。人と人の関わりが星座のように綾なして一つの光の筋に繋がる本作はまさに物語の醍醐味を味あわせてくれました。若手に混じって、きら星のごとき名優が脇を固めているので説得力というか安心感があります。少年たちも邦版スタンバイミーのようです。一人では受けとめられない仮想現実も3人の同時体験であれば尤もらしく化けるのは東野さんの巧みさですね。情報量の多さは活字では少々しんどいですが映画ならではの良さでしょうか、すーっと、心に滲みてきます。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける映画らしいですが…\n 泣かせにきてる感じがなんとも…ちょっと2時間に収めるには内容が多すぎたのかな〜タイムリープ系のストーリーは好きな感じでした " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "同名の香港映画も観てみたい\n 私が好きなタイプの映画で筋がどうとか結末がどうとかどうでもいいくらい度ストライクな内容でした豊後高田市と長崎ってこういう映画作り易いんだろうなできるならジャニーズ以外を使っていただけたら、もっと楽しかったのに " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ナミ(並)な話\n そもそも時間を超えて手紙が往復するのは、韓国映画「イルマーレ」からのアイデアの頂き。中心になる強いテーマがない。強盗の青年が「人を信じられそう」と言うが、元々人間不信で強盗をしたわけではない。むしろ人情に厚い理由の犯行なので、人を信じていないはずはなく、感動に繋がらない。悲しい設定といえば孤児、不倫、病気、自殺、愛人。夢と言えば歌手など、まるで演歌の世界。発想が貧困。ノスタルジックな昭和の世界だから、昔の演歌のような設定で良いだろうと言うのは製作者の甘えだ。設定があざと過ぎて泣く前に笑ってしまう。幾つかのエピソードは、全てに絡んでいるようで実は関連性は薄い。本来、全てのエピソードが忍び込んだ三人の強盗に繋がるべきだと思う。『クリスマス・キャロル』の傲慢な主人公が、三つのエピソードを体験して心変わりしたように、積み重ねないと強盗は改心しないはずだ。しかし中盤の話は雑貨店の主人と手紙の送り手との繋がりで、強盗達との関係は薄い。話が途切れた印象になる。話の積み重ねが無いまま強盗が改心するから説得力が無い。しかも強盗自体が、本来善良な若者たちなので簡単に改心する。いや、そもそも単なる勘違いで強盗しているのだから、複雑な状況などまったく不要で勘違いに気づけばよいだけだ。時間を超えた人との繋がりなど実は関係なく、「お前ら勘違いで強盗してるよ」と注意すれば、本来善良な彼らは簡単に改心するのである。だったら、2時間観る必要ないではないか? " + }, + { + "date": "2018-05-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あなたの人生に役立ちましたか?\n 映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督)から。何年か前に読んだ「東野圭吾さんの同名ベストセラー小説」をボンヤリ思い出しながら、鑑賞することになった。書籍と映画、違う箇所も多々あり、こうきたか・・と驚くことも。ただ、メモを比較し、共通した台詞を探したら、本の帯(表)には「あの時の回答は、あなたを救いましたか?」映画では「あなたの人生に役立ちましたか?」がぶつかった。あらゆる悩みの相談に(手紙で)答える、おじいさんが「浪矢さん」で、「人の運命ってもんは、そう簡単に変えられるもんじゃねぇだろ!」と思いつつ、一生懸命に回答をする。例えば「子供を妊娠した。しかし父親はいない。さて、産むべきか?」こんな相談には、こう答えている。「大事なことは生まれてくる赤ちゃんが、幸せになれるかどうかです。子どもを幸せにするためなら、どんなことにも耐える。あなたにその覚悟がないのなら、生むべきではありません」とピシャリ。どうして、こんな答えが出来るのか、それは、書籍に書いてあった。「多くの場合、相談者は答えを決めている。相談するのは、それが正しいってことを確認したいからだ」あとは、背中を押してあげられるかどうか、の視点。だから、相談を受ける側の心境は、いつもこうだ。私の回答は「あなたの人生に役立ちましたか?」誰かの人生の役に立つようなアドバイス、心掛けなきゃなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-04-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "何が面白いのかわからない\n 出演者たちの演技は素晴らしいが、映画の良さ・見どころが分からなかった。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "手紙が綴る奇跡の感動ストーリー\n ナミヤ雑貨店に集まるお悩み相談の手紙があろうことか未来に届いてしまう。犯罪を犯してしまった三人の青年がその奇跡に遭遇し、ナミヤ雑貨の店主なみやさんの代わりに手紙の返信を書くことに。手紙との出会いをきっかけに3人の青年にも奇跡が訪れる。 " + }, + { + "date": "2018-03-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "東野史上もっとも泣けるというのは微妙\n 基本的にファンタジーとかは好みのジャンルではないが、感動するのかなーと思ってDVDで鑑賞。ストーリーとしてはよくできてるとは思うけど、ツッコミどころが多すぎて・・・感情移入が半減。そもそもの32年の時空を超えた手紙のやりとり。孤児院の火事で残された子どもは助かり、助けに入った青年だけが助かる。火事で死ぬことは言わないのに、バブルで儲かることは教えてしまう。見逃したのかもしれないが、なぜ雑貨店と孤児院がつながるのかもよく分からなかった。はいここ泣くところ!と言わんばかりの演出ではなく、自然な流れにして、ファンタジー度を下げるとまだよかったのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "先が読める\n 常に3-4歩先の展開が読めるので、驚きはないですが、安心感はありました。それをどう捉えるかは、好みの問題かなとおもいます。群像劇が一本につながっていくストーリー展開が、ちょうどいいテンポなので見やすく面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "山田の下手な演技で台無し\n ちょい役で出ている山田涼介が下手すぎる演技で笑えます。せっかくの東野原作を1人であれほど台無しにできる才能はすごい。 " + }, + { + "date": "2018-03-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "流石\n 流石東野圭吾作品でした。全てが繋がったときは、とても震えました。やっぱり外れない作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ファンタジー?\n 山田涼介くんの演技がどうなのかと思う。 " + }, + { + "date": "2018-02-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかった!!\n 作り手の自己満足を見せられている感じで、どこで感動したら良いのか分からず、テンポも悪くてつまらなかったです。悩み相談がテーマですが、そんなもん自分で考えろよ楽して成功してんじゃねえよと言う感じで、それが覆るような良い映画ではありませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-02-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人と人は不思議な縁で繋がり、あなたの周りの為になっている\n 東野圭吾史上最も泣けると言われたベストセラー小説の映画化だが、見始めの印象は、微妙…。あざとくお涙頂戴を狙ってるのは見え見えだし、エピソードも単調。やはり東野圭吾はサスペンス/ミステリーがいい。でも見ていったら、とてもいい!…ってほどではないにせよ、そう悪いもんでもなかった。80年代。“ナミヤ雑貨店”にはお悩み相談口があり、多くの人から悩みや相談を寄せられ、店主が回答やアドバイスを送っていた。現代。とっくの昔に空き家になったナミヤ雑貨店に、強盗を働いた若者3人が身を潜めようと侵入し…。身を隠す為だけに侵入した雑貨店で、3人に不思議な体験が起きる。突然、郵便口から手紙が投函される。気になってその手紙を開いてみると、それは何かの悩み相談の手紙で、日付はなんとなく80年代!何かの悪戯? それとも…?過去と現在を繋ぐ不思議な雑貨店。こういうファンタスティックな設定は嫌いじゃない。お悩み回答で人生を変えた人々。単調と思った各々のエピソードが、ある縁で繋がっている事が分かっていく。グリーンリバー母娘のエピソードはなかなか胸打った。それは、若者3人と、彼らと訳アリの女社長も。伏線など鮮やかで巧みな展開!…ってほどでもないが、心地よく優しいものであった。ひょんな事から店主に変わって手紙に回答する3人。施設で育ち、決して恵まれた望んだ人生を過ごしていないであろう3人が、手紙に不器用ながらも答える内に、自分の人生や生きている意味を見つめ直していく。彼らがちゃんと罪を償うシーンも描いて欲しかったが、山田くんの好演に好印象。キネ旬新人賞を獲っただけあって、役者としてのキャリアで特別な作品になっただろう。若手・実力派・ベテランの顔触れの中、やはり西田敏行の温かく優しい人情味溢れる演技が印象に残る。雑貨店のセットや町のロケーションもノスタルジックを煽る。難点や詰めが甘い点も目立つ。犠牲になった魚屋ミュージシャンには申し訳ないが、無謀な行動としか思えない。雑貨店に身を隠している筈が、3人共、電気点けて大声で喋り過ぎ。まあでも、見終わってみれば、そう悪くないヒューマン・ファンタジーだった。人と人は不思議な縁で繋がっている。それは時として、あなたの人生の、周りの人生の為になっている。感謝は伝えられないかもしれない。だからこそ、誠実に生きる事こそ、せめてもの…。 " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 過去と現在が繋がる不思議な雑貨店を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と悩み相談を請け負う雑貨店主の時空を超えた交流を描く。2012年。養護施設出身の敦也は、幼なじみの翔太や幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこは、かつて町の人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だった。現在はもう廃業しているはずの店内で一夜を過ごすことに決める3人だったが、深夜、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれたことに気づく。投げ込まれていたのは1980年に書かれた悩み相談の手紙で、敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くことに。やがて、この雑貨店と浪矢の意外な秘密が明らかに。未来を知っているのである人物には投資のアドバイスをしたりと唐突な感じがするがまあこんなもんかな。 " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "期待し過ぎた\n 悩み解決より何故尾野真千子がこの作品で日本アカデミー助演女優賞にノミネートされたのか不思議で悩んでしまう " + }, + { + "date": "2018-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "内容自体は好きだけど\n 他の俳優はものすごく好きだし上手いんだけど山田涼介の泣く演技がものすごく下手でした笑わざとっぽさがありそこだけで評価3です笑ジャニーズのイメージが強すぎるため、俳優は向いてないかと思います。カラコンしてるし化粧してるし俳優って感じがまったくないよねジャニーズの方が向いてると思います(((^^;) " + }, + { + "date": "2017-12-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "懐かしいけど\n 風景は懐かしいけど、少々冗漫な感じを受けました。 " + }, + { + "date": "2017-11-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よくまとまってる\n 先に原作読んだで結構端折ってて辻褄合うのか心配だったけど、うまくまとまってて、いい出来になってた思います。 " + }, + { + "date": "2017-11-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "東野圭吾\n 最初は泣かせようとする感じが、あからさまであんまり面白くなかったが、さすが東野圭吾☆後半につれて面白くなった☆虹郎くんが非常に魅力的だった。 " + }, + { + "date": "2017-11-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ\n それぞれの話が繋がっていくのがとても良かったですもっと泣けるかなーと思ったら、そんなに泣けなかったです💦でも、間違いなくいい話地上波でやるならまた見たいです " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人生パズル\n タイトルの通りですが、本当にパズルのような映画でした。物語が進んでいくにつれてそれぞれがピースのように繋がっていく、そんな印象を持ちました。『自分も最近は悩みだらけなので、浪矢さんに悩みを聞いてもらいたいな…』上映後、思わずこんなことを考えていました。 " + }, + { + "date": "2017-11-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "信じること\n 信じることを教わりました。涙涙です。 " + }, + { + "date": "2017-11-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "不思議な切り口での展開\n 現実から未来への人生の橋渡しを手紙を通じて捉える視点が興味深いです。自分自身の人生を点で捉えれば、その時点は現実で未来は見えない、それを第三者が未来からアドバイスする。面白いな。ほのぼのとした気持ちになりました。 " + }, + { + "date": "2017-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小説も読みたくなった\n 面白かったです。暇つぶしに見た映画でしたが、大当たりっ西田敏行さんが、良い演技してましたね。全てのフラグを回収して一本の線につながった時は感動しました。今度は本格的に小説も読みたいです " + }, + { + "date": "2017-11-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何だかんだと言っても\n 良い話でした。まさに奇跡。まあ、作り話だけどね…。だから泣くことはなかったかなぁ…。でも、これはこれで良いのでは?それよりも何よりも、最後に山下達郎の歌声が流れ…。この歌で締まった感じです。何だかんだと言っても、凄い。 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ナンバープレート12-32からありえない物語\n ナミヤ雑貨店の建物とまったくマッチしていない外車を映画のスタートから見せてくれるものだから、そして、わざわざ外車のナンバープレートを意識させるように右からまわり込んで見せるから、いやでも車のナンバープレートに目を向けることになりました。4ケタの番号は1232でした。それで、直ぐに思ったのは、暦の12月は31日までだから、12月32日はありえないことです。この映画の内容はありえないことの物語なのだと直感させられました。 " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いた\n この映画は原作見ないと少し分かりにくいかもしれない。でも、すごい感動した " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "逃走組3人頭悪いの.....?\n まず、ストーリーは無理矢理詰めた感じが強く伏線の回収も乱雑しかしそんなことよりも、逃走してるのに空き家で大声で喧嘩したり、懐中電灯を振り回して走ったり……うーーん…… " + }, + { + "date": "2017-10-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "残念だった\n 東野圭吾作品が好きなので、映画館まで足を運びました。見入るシーンもいくつかありましたが、途中で飽きてしまいました。様々なピースが繋がっていく感じが面白いのだと思うのですが、感動やワクワクはあまりなく。。山田涼介君の演技は良かったと思います。ですが、意外と出番が少なく感じ、ファンの人はもう少し見たいのでは?と思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "前半ダメ\n 無理につなげようつなげようという魂胆見え見え " + }, + { + "date": "2017-10-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作ファン\n 東野圭吾が好きなので、山田君とナミヤ雑貨店、とんなものかって感じで。スリルや臨場感や緊迫感や迫力ある原作ではないので、期待はしてなかったですが。ナミヤは映画になるとちょっと物足りなさあるかもと思っていたので、想定内でした。ちゃんとまとめて感動シーンもなんとかうまくやってくれたから、ギリ普通。タイムスリップ作品だから、ストーリーに大きな迫力がない分、もっともっと雰囲気を出せば評価だいぶ変わったんじゃないかなーと思ったので惜しいです。綺麗な顔揃いだから、気持ち悪いほどの不気味さを雰囲気に出しちゃってもよかったと思う。なんか全体的に綺麗すぎた。そんな中で西田さんはほんっと良くやってくれたよ!さすがだよ!西田さんのおかげでなんとか星3だよ😭 " + }, + { + "date": "2017-10-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読みたい\n 東野圭吾さんとは知らずに映画を見た。後からどんどん繋がる感じとても好きだった!ただちょっと時代が行き来しすぎて混乱。西田敏行と主題歌がよかった! " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "なんというか…\n 原作未読なので、素晴らしいんだろうなと思います。最初のエピソードでなんだか涙が溢れましたが時間軸を頭の中で、整理するのにちょっとゴチャゴチャになりました。ただ、山下達郎さんの曲にはめちゃめちゃ泣かされました。8割この曲で活かされてます! " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が良かっただけに・・・・・・・・・3人が\n  時間の関係で、多少のカットは仕方が無いだろう、しかし火事の場面は、臨場感が無いというかヒヤヒヤ感が無いというか、物足りなかったな、しかし西田さん尾野さんの素晴らしい演技でこの作品は原作通りにまとまった良い作品だと思います。 しかしあの3人は、ただの悪ガキの演技で、実は良い子だったとは感じなかったのは俺だけか? " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "あー\n つまんなかった!西田敏行さんだけよかった❗ " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "がっかり……\n 原作を読んで感動したので、映像になるともっと感動出来るだろうと思っていたのですが、期待し過ぎました。せっかく良い俳優さんが沢山出られているのに、内容が追いついていなかった気がします。悲しい過去、心の変化、ナミヤさんの優しさ。ゴテゴテな感じがして、素直に感動出来ませんでした。原作が良いだけに、残念です。滅多に居眠りすることのない私が、眠気と闘うことに…。 " + }, + { + "date": "2017-10-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "突っ込みどころ以上に西田敏行な感動を得られた映画だったかな\n 最初はどうなることやらと思いましたが、ところどころ泣かされた部分もあったりして、後味もスッキリ、まあ正直完成度が高いとは言い難かったですが、何とか最後は上手いこと話をまとめたなと、各ピースの嵌り具合に感心しつつ程々には満たされた気分になれた作品でした。突っ込みどころは満載だったので、世間の評価が話題作の割にそれ程でもないのも妙に納得は納得でしたけどね。特に前半、と言うか最初がホント入り込み難かったぁ~、山田涼介、村上虹郎、寛一郎が演じた三人の若者がナミヤ雑貨店でワチャワチャする冒頭で、もう見る気が失せた方も結構多かったのでは?全てファンタジーだからと受け入れるまでにちょっと時間が掛かって、私も最初は遠い目で見てしまいました・・・でも、そこでハードルが下がったからなのか、徐々に見る者を惹き込む見せ方が上手かったのか、いつの間にかこの世界観に入り込んで、何だかんだで感動している自分がそこにいました。林遣都が演じた魚屋ミュージシャンのエピソードで少しづつ面白くなってきて、鈴木梨央ちゃんのパートでとりあえずひと泣き、鈴木梨央ちゃんの演技には毎度惹きつけられるなぁ、でもあのミュージシャンの救出行動には若干突っ込みどころもあって、そこでオイ!となりましたけど、そうならないと話は進まないのでまあ仕方ないか(苦笑)セリ、グリーンリバー親子、尾野真千子のエピソード等々、その後も時空を超えたエピソードが盛りだくさんで、頭も混乱しつつもうお腹一杯って感じになりましたが、それらの話の繋がり具合がまあ強引は強引なのですが、最後は何か妙にスッキリ、読んでないので知らないですが原作の方がまあ圧倒的に感動できるのでしょう、でも映画は映画で突っ込みどころはありつつもある程度は心地良い気分になれる感動作に仕上がっていたのではないかと・・・。人は大なり小なり悩みを抱えて生きています、誰かに聞いてもらいたいけど、友達や知人にはいまいち相談し難い悩みってきっと皆抱えていると思うのです、今の時代こんなナミヤ雑貨店のような悩み相談方式はありえないですけど、でもあったらいいなと、そう素直に思わされてしまいましたよ、やっぱりナミヤを演じたのが西田敏行だからそう思えたのかな・・・私も思わずナミヤにナヤミを相談したくなりました、しかも手紙って、何かいいですよねぇ~。若者三人に向けた、最高難度の相談に対する回答もグッとくる、いや、あれは見る者全ての人に向けたメッセージなのかな、山田涼介もようやく終盤で持ち前の演技力を発揮、でもそれまでの突っ張り具合に相当ゲンナリもしてましたけどね・・・。まあ何やかんやありつつも、最後は山下達郎の歌で余韻にも浸れて、いい映画を見た気分にはなれました、門脇麦の歌声もいいけど、やっぱり山下達郎ですよねぇ。そうそう山下と言えば久々に山下リオの演技を堪能(←結構好きなんです)、古風な成海璃子も最初は「?」でしたけど何か良かった!後半は総じて良かったので、序盤が、いや若者三人のパートがホント惜しい、まあ基本嫌いではない映画でしたけどね。 " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでみたい\n 原作を読まずに見ました。最初は3人の乱暴さに少しイライラする感じ。特に師弟関係みたいになってるところが。途中からは話がぶわぁーって繋がっていく感じで、これは本で読んでみたいと思った。本でどきどきを味わいたい。最後は普通に泣けた、西田敏行さんの演技にかな。幻想的だから入り込まないと中々難しいけれど。映画に出てくる街並みとかはすごく好き。絵になる映画でもあると思った。ただなんか足りないような、というか満ちて終わらない。個人的には門脇麦ちゃんが可愛かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "何度か寝落ち…\n 前半、かなり詰まらない…。当時の街並み、そして何と言っても俳優たちのカツラ…。ツッコミどころ満載で、違和感だらけ…。よくあれでオッケー出たな、って感じ。後半、ようやくストーリーに入り込めたが、なんか、こんな映画も久し振り。残念。お金、もったいなかったな…。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもろ\n 原作を見て行った方がおもろいかも " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪くはないよ\n みなさんおっしゃる様に、懐中電灯とか二階なら飛び降りろとかツッコミどころは満載です。も少しコンパクトにまとめて欲しいのも同感。でもそんなに完璧にスキなく破綻なくを求めなくてもいいのになあ。私は結構楽しめました。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "長い\n 前半いらない。特に歌唱シーンが本当にいらない。知らないアーティストのPVを延々見せられている感じ。あれで一気に冷めてしまい何度か時計をチラチラ、、苦笑後半はそれなりに楽しめたし伏線回収もお見事でした。原作未読ですが小説ならおそらくより細部まで描かれていて面白いんだろうなー、と想像できます。後味は良かったですしそれなりに心に残るものはありましたが、映画館で見なくても良かったかな?レディースデーで観たからまあ、、という感じ。鑑賞迷われている方は地上波やレンタルを待ってもいいんじゃないかな、というレベルです。 " + }, + { + "date": "2017-10-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "感動するけど長い\n 俳優陣の演技はよかった(特に西田敏行、林けんと、尾野真千子。山田涼介も思ったより悪くなかったけど、主人公の心の流れがいまいちわからない。)問題点としては、3人の強盗が逃げるときにやたらライトをゆらゆらさせるところ。現実感が無さすぎる。あと、途中のミュージックビデオはほんとに要らないエンドロールだけで十分。すべての悩み相談が一つの孤児院に繋がっているところ、最後の落ちはミステリー作家らしい筋運びだった。感動したいって人は見に行ってもいいけど残るものはなにもない。 " + }, + { + "date": "2017-10-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "テンポがね\n 話が理解できたとき、素晴らしいが何分テンポが悪くて長く感じた。 " + }, + { + "date": "2017-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ウルウル( つω;`) したけど詰め込みすぎかも\n 登場人物の多さと伏線がいっぱいで回収していくとこに面白さがあるけど時間軸とか後半のナミヤのおじさんが、このシーン生きてるの?死んでるの??・・みたいな・・色々と整理するのに少々混乱しました。あと気になる・・というかん??・・と思うシーンがありイラッとしました↓■強盗して逃げているのに懐中電灯つけっぱで目立ちすぎ。 緊迫感ゼロの3人衆w■丸光園(最初まる公園という公園だと思っていた)の女の子が 「お兄ちゃん~!」と叫ぶシーン。。何回聞かせるん・・ 2回くらいで、ぃぃゎ・・。■REBORNを歌うセリのシーンで途中いきなりPVになるとこ。 そして長い・・2番目まで必要~~?? 1サビで十分おなかいっぱいですよ。少し長くて、途中眠たくなりましたが良い作品でした。1回目よりも2回目の方が更に楽しめそうな映画ですね。山田涼介クンの演技も個人的には良かったと思います。最後謝りに行く時に友人の背中をポンッと叩いて向かっていくシーンがとても印象的でした。なんだか自分も、もっと前向きに頑張ろうという気になりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "冗長で単調\n 俳優の演技見せて泣かせようっての?アップで辛そうな顔を何秒も見せられて、BGMもなし。見てる方が辛い。俳優さんはうまいんだけど、冷めてしまった。残念。お金返して欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-10-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "登場人物も伏線も多過ぎる\n 本作を最後まで観て思ったことがある。日本の映画は伏線が良くできているなと。生まれてこの方東野作品を読んだことがないので正直なところはよくわからないが、東野圭吾の原作ですでに伏線がうまく張られているのかもしれない。ただ伏線が上手く張られていることと作品の善し悪しはまた別である。それにヨーロッパ映画を観ているとほとんど伏線がないので、なくても映画が成立することに慣れてしまっている。むしろ伏線が多過ぎると少し鼻につく。その意味で本作は伏線が多すぎてその回収に忙しい作品に思えてしまった。小説は足し算が許されるが、映画は引き算によって成り立つ。そのため原作が複雑だと映画化は難しいとも言える。原作は十分説明できる分もっと流れもゆっくりしていて余韻もあるのではないかと勝手に想像している。本作を観る数日前にたまたま立ち寄った新宿の紀伊国屋書店で館内放送が流れていた。その中で西田敏行が「感動する作品です。私も泣きました」と手前味噌に本作を宣伝していた。出演者がそう言ってもね〜、誰が真に受けるんだろ?と思ってしまった。本作を観たのはひとえに『武曲 MUKOKU』を観て村上虹郎を気に入ったからである。ただ彼も含めて山田涼介と寛一郎は走ってばかりの割に出番が少ないように感じて本作では彼の演技をあまり楽しむには至らなかった。門脇麦も『愛の渦』で乱交セックスをする風俗店に初めて来店した女子大生役を体当たりで演じて以来ずっと注目している。本作の役は出演時間が短いものの、意外に歌は聴けることがわかった。これから歌う役が増えるかもしれない。一方ミュージシャンなのに林遣人の歌はひどかった。歌詞を歌わせずに「ルルル」で通して歌い始めてすぐにカットしたのは賢明な判断だと思う。『バッテリー』以来10年が経ち紅顔の美少年も髭面の親父になってしまった印象だが、頼りないが心優しい青年をうまく演じていたと思う。ただ1点、あの火事なら逃げられそうだし、あの高さなら2階からも飛び降りられそうに感じてしまった。昔の映画の火事シーンはもっと火勢があったように感じる。消防法に抵触するのかわからないが、最近の映画はこういう細部を疎かにしている。その他の俳優も、西田敏行を初め、尾野真千子、成海璃子、萩原聖人、小林薫、吉行和子、山下リオ、手塚とおる、と下手な役者はいない。しかしそれに比べるとどうしてもジャニーズの山田涼介が見劣りしてしまう。また本作は登場人物の多さから群像劇の一面も備えているのに、伏線の回収に忙しいあまり、1つ1つのエピソードを有機的につなぎきれていない。本は読み返すことができるが、映画ではそれができないので、ああそう言えばさっきそうだったね、と思い出しながら観なければいけない。そのせいか本作からは何か全体的に締まらない印象を受けてしまった。山田の言葉遣いも気になる。崩しているというよりただ乱暴なだけに思えて聞いていてあまり愉快ではなかった。また浜辺での門脇の踊りはインサートカットにしては長過ぎるかもしれない。しかも門脇の動きがぎこちない。なんでも監督からの無茶ぶりだったらしい。可哀想に。豊後高田市は古い町並みも残っていてなかなかいいロケ地だったと思う。ただどうしてもインフラ設備の中で病院は真っ先に改築されてしまうので、小林薫の入院していた病室は明らかに1980年のものには見えなかった。このシーンだけのためにセットを造るほど資金が潤沢にあるとも思えないので、そこはしょうがないかもしれない。本当は町全体のセットなどを造ることができればいいとは思うが、それは無理な注文だろう。なお山下達郎の新曲は本作に合っていたと思う。原作小説は5年前に刊行されているが、今映画化されたのはやはりタイムリープの流行に乗ろうとしているように思われる。また集客のためにジャニーズ所属のアイドルを起用することも問題だが、こういうタイムリープ作品は過去のシーンがその時代に見えないことには始まらないので、今の日本映画界の資金力のなさも大きな問題であるのを痛感した。 " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n しっかりと原作を見ての感想です。原作では、私みたいなガキが知る由もないバブルのことだったり様々な事が書いてあります。少しは削ってあるものの、昔と今。難しい表現を凄く簡単かつわかりやすくしていた所に感動しました。そして、山田涼介君を初めてとする、若手の演技が、本当に素晴らしかった。原作が知らない人でも必ず泣ける映画だと思います。私はジャニヲタなので、主観的な所もあるかもしれませんが、控えめに言って絶対見て欲しいです。アイドル山田ではなく、俳優山田として、見て欲しい!! " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったけど、ちょっとごちゃごちゃしすぎじゃないですか\n こういう映画好きです。みんなが幸せになって。場面の設定もよかった。「素敵」と言いたい。ただ、人間関係が多すぎて、しかも幼少期、青年期、それから大人へと。もう少しスリムにしてほしかった。ま、原作ありきでしょうがないかも。でも、良かったです。こういう邦画を見たいです。 " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "邦画ファンタジーは苦手です。\n 「やっぱり、東野圭吾は実写化しない方がいいよねー。」という他の観客の感想がけっこう耳に入ってきました。東野圭吾さんの原作ファンの方にはオススメ出来ないですかね。私も、この作品は小説で読んだ方が楽しめそうな話の展開だと思いました。脚本の問題かもしれませんが、CGなどによるファンタジー演出も乏しく、「ただ文字を映像に起こした…」ような感じの映画でした。鈴木梨央ちゃんが、すごく良かったです。泣かされました。とても印象的なシーンでした。 " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣けます\n 俳優さん女優さんの泣きの演技に..涙良い話です。 " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "原作の良さがメチャクチャ壊されていた\n 小説の原作が映画化されると脚本により内容が変わってしまうことが多いですがこの映画は酷すぎました。まず冒頭から。。。原作ではタイムスリップする場所はナミヤ雑貨店の店内だけなのですが何で商店街にて変な市電が走ってそこでタイムスリップしたかのように見せたのか???こんな場面を作ったのでかえって時系列が分かりにくくなり極めつけ最後には実際には40代に突入しているだろう教師になった昔の小学生が新人先生だったこと。東野圭吾の大ファンで【ナミヤ雑貨店の奇蹟】は超面白くて一気読みしたのに原作の良さが滅茶苦茶に壊されていてガッカリしました。脚本家はちゃんと小説全体を理解していたのか謎です。それに、1980年にはチンドン屋はもう廃れていませんし豆腐を鍋で買いに行く人もいなくなっていました。背景は1960年代かと思いました。ナミヤ雑貨店の神秘性が消されていたので大きなショックを受けました! " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "山下達郎\n 久しぶりに映画館で映画を観た。それだけでかなり気分が高揚した。やっぱり映画館で観る映画はいいね♪さて、肝心の中身だが、総じて薄味。オムニバスかと思えるような展開なこともあって、序盤はかなり物足りない印象だった。それが各々の因果関係が明らかになるにつれて、ラストに向かって集約していく。そして、山下達郎の歌が流れ、それらの相乗効果で気分が一気に高まった。ガツンと来るインパクトはなかった。流れも必ずしもスムーズとは言えない。特に、林遣都の役回りにはかなり違和感が残る。それでも見終えて一筋の涙がこぼれた。山下達郎に★1つプラス。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "涙流せる自分が嬉しい\n 原作既読。流行りのタイムリープものと思われがちですが、6年前の小説です。2011年の地震後だったので、東野圭吾さんらしからぬファンタジーなタイムリープものが、あまりにも優しくて、悪い人が出てこない温かさにすごく感動したのを覚えています。そしてこんな奇跡ですが被災された方々におこってほしいと思ったことを思い出しました。おそらくあんなときだったので温かいもの優しいものを求めていたときだったのだと思います。そんな作品の映画化だったので期待だったり不安だったりでしたが、素直に涙しました。ストーリーにもキャストにも感情移入できました。そしてそれとは別に西田敏行さんがやっぱりすばらしかった。本当に日本の宝ですね。優しい夢物語を受けとりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと長く感じる\n 面白いけど、ちょっと回りくどいところがいくつか。あと、意外と悲しいシーンが多い。原作を読んでないので、途中で、最終的にどう着地させるんだろう?と思ったけど、いい感じにまとまっていた。ぼーっと見てられる感じ。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ゆるゆる〜\n 原作未読です。まず、最初に3人の少年がナミヤ雑貨店につき、手紙の返信を書いたり過去に興味を示すのが突発的すぎて、無理やり感がしました。ファンタジーなので、そこは受け入れる必要があるかもしれないです。ただ、最後の方に伏線回収のようにいろいろな物語が繋がって行くのは、面白かったです!個人的に鈴木梨央ちゃんの演技には泣きました!流石プロですね。山田さんの演技はちょーっと違和感を感じる部分が多かったです。かっこいいから、普通の少年っていう役どころも、もうすでに違和感なのかもしれませんが…笑山田さんは、異世界とか現実からはかけ離れた役の方がしっくりくるかもしれないです。 " + }, + { + "date": "2017-10-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "この映画が公開されたことが奇蹟\n 雑貨店店主の妄想?物語の語り手は、三人のやんちゃ坊主たちだろう。しかし、さっきまで強盗をしてきたらしいので、なんかそれが気になって本筋に入り込めない。ネタバレをすれば、三人は施設育ちの悪ガキ三人組。主要舞台である廃屋になった雑貨店で彼らがみた一夜の夢なのかもしれない。もしくは、老人になった雑貨店店主の夢かどちらかだろう。脚本がだめというより、この原作を映画化しようとした製作陣がチャレンジャーすぎると思う。廣木隆一監督で、東野圭吾原作で、西田敏行出演で、ムービルでなければまず見なかった作品である。およそすべてのカットにやっつけ仕事的なムードが漂っており、ラストまで見つづけるのが辛かった。特に林遣都を使った施設の火事の場面は必見である。ああいうシーンは余程うまくやらないと感動的にはならないということを教えてくれる。ほかに、セリという歌手が歌うシーンも長すぎるし、屋上から飛び降りて奇跡的に助かった少女の病室の場面も異常に長すぎる。実験的ゆえに斬新というより、劇場作品として現代に成立しえたのがとにかく不思議な映画。門脇麦が海岸で踊るカットは、だれのためのサービスなのかよくわからない。邦画はたまにこういうのがあるというのを思いだした。ラスト山下達郎が流れたときは、やっとこの映画から解放されることに涙がでた。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "一人前になる若者\n  時代の流れを乗り越えて来た大人なら、味わえるのかな、、原作は知りませんが、2時間の中に盛沢山な映像を盛り込んでありますが、それはそれ、十分に感動を与える映画です。 施設で育つとか、その管理人の闇とか、いろいろと考えさせられる部分も小出しに入っています。時代背景を考えると納得の部分もあり、時代を超えた「お悩み相談」のやりとりが3人の若者を成長させ、社会をささえる立派な大人に育てる、細かい矛盾は無視しても、それはそれでいい。よく編集された映画です。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作がいいから。\n 東野圭吾のベストセラーの映画化。若者3人が強盗をはたらいて、古い空き家に逃げ込んでくる。この空き家に悩み相談の手紙が投函されてくる。原作で読んだ通りに進んでいく。と、思いきや、エピソードをひとつスキップしていた。1980年という年が効いているエピソードなので、ぜひ入れてほしかったが、オリンピックボイコットの話は少し重いか。映画でも、いろいろな伏線を回収していく過程はおもしろかった。このあたりは原作に忠実でよくできていた。斉藤ひろし脚本、廣木隆一監督らのオリジナルアイデアは暁子(成海璃子)の扱いか。原作をもう一度読み直してもいいかもしれない。それにしても、鈴木梨央はこのまま大人にならないほうが、などと本人にとって酷なことを思ってしまう。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュー見てから観ました(原作未読\n 涙脆いので、やっぱり泣いてしまいました。すべての行動に意味があり、繋がっている。ナミヤ雑貨店の店主が身分の差から身を引き、その元恋人が起こした奇跡の話。もちろん現実ではあり得ない話だけれど、日頃の行いが巡り巡って返ってくるって事自体はフィクションではないかも知れないですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ボロ泣き\n 現実だか亡霊だか分からないまま物語りが進んでいくが、見事に伏線を解消してくれ、途中から涙が止まりません。恋愛ものではないのに、愛に溢れてました。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "号泣した。\n 原作にほぼ忠実、キャストどうこうよりも、話が面白い。おすすめです。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作とはちょっと違うけど...\n 名優たちの演技で助けられてる感じは否めません。でも...原作の意図はしっかりと表現されてると思います。人の人生の相談に向き合ううちに段々他人事とは思えなくなるんでしょうね。東野圭吾らしい不思議な縁の繋がりも上手く演出しています。西田敏行さんの名演技にちょっとホロッしました!原作読んでないとちょっと難しいかも!読んでら鑑賞されることをお勧めいたします。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "【感想】映画版の【ナミヤ雑貨店の奇蹟】を鑑賞して\n 昨日【ナミヤ雑貨店の奇蹟】を鑑賞してきました。僕は過去に、小説を呼んだことがあります。そのうえでの感想を述べさせていただきますが、想定の範囲内だったと思っています。やはり映画の為、時間が限られております為、特に面白い部分だけを抜粋して、鑑賞者にお見せするようになっております。ですが、小説を読んだ事がない方からすれば、実に面白い内容だと思えるのではないかと思います。今回母親と一緒に鑑賞して参りましたが、母親からの感想では、「今までいくつかタイムスリップの作品を観てきたけど、今作品は全く新しい内容だと思った。とても良い映画を観ることが出来たので、1日充実している。」と絶賛していました。僕としては、ここで言い過ぎてしまうとネタバレになってしまうので、敢えてザックリとした感想で止めておきます。その為興味がある方は、それぞれ映画を観ていただき、東野圭吾先生が作られた世界観を楽しんで欲しいと思っています。 " + }, + { + "date": "2017-10-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "期待外れすぎ…\n 東野圭吾が大好きで期待して出掛けたのにイマイチ。西田さんの演技はほっこりしますが、山田くんがイマイチ。予告で想像したストーリー通りの展開。期待以上の展開もない。山下達郎の音楽は最高‼︎つまらない映画の特徴かな⁉︎良い歌と演者の涙で感動を誘う。さあ泣いて!感動して!良かったでしょ!的な… " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待が大きかっただけに\n 原作を読んでいた妻が面白いからというので家族でよる鑑賞した。確かに過去と現在の間で手紙をやり取りするという話の構成、出てくる人物がある養護施設を通じて皆繋がっているなどストーリー展開は確かに面白い。しかし、なぜか途中で、歌手となった女性が砂浜で踊るシーンがあったり、現在の人間が過去の人間に未来の出来事を教えるという手紙を書くなどそりゃないでしょう。でも門脇麦の歌はうまかったな、それに比べて林遣都の歌は演技が上手なだけに少し残念。最後の後日談も余計だった気がする。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "児童養護施設などの子達の葛藤を自然に主張も変にしないで よく描いた...\n 児童養護施設などの子達の葛藤を自然に主張も変にしないでよく描いた作品でした。夢を描けなくなった施設などの出身の子にみてもらいたいです。人が何度も挫折を繰り返し前へ向かって歩き出す再生それまでに悲しみ挫折幸せ未来境遇運命時間人の気持ちなどいろんな言葉が編み込まれて綺麗にまとめられたエールをもらえる映画でした3人のその心情を深く深くよみとってみてしまいたくさん泣けました。よかったとっても。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "存外に面白くて、\n 存外に面白くてびっくりしました。もっと、泣かせ用感満載なのかと思ってたけど、ちゃんとした映画で・・・。ただ、世界観の作り込みが少々甘いような?肝心のナミヤ雑貨店が偽物っぽかったのが気になります。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "原作ファンでしたが\n こりゃ酷い作品(T_T)原作、キャストどれも悪くないのに、ダメダメ過ぎて酷かった。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんだろう?ちょっと、もらい泣きしてしまった。\n ここまで人間関係につながりがある事は現実にはない。簡単に過去とのつながりを受け入れ過ぎ、とフィクション感に冷めがちに見ていたのに、やはり西田敏行にホッこりさせられたのか…… " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ん、、、?\n よくわかんない、難しい…最後のほう、睡魔が襲ってきた……今回の、山田涼介の役、嫌い。自己中だし、ウザイまぁ、泣けたけど " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "つまらなすぎて爆睡。\n 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」鑑賞。*概要*過去と現在が繋がる不思議な「ナミヤ雑貨店」を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と悩み相談を請け負う雑貨店主の時空を超えた交流を描く。*主演*山田涼介*感想*すみません辛口レビューです。東野圭吾原作だったので、鑑賞。期待したんですが、、とにかくつまらない。感動しない。前半、三人がタイムスリップするくだりから嫌な予感がしたんです。とにかく、つまらなすぎて、西田敏行さんと成海璃子さんの会話シーン辺りで寝ましたw 起きた時には、尾野真千子が画面に映ってました。(^^;映像は綺麗ですが、非常に退屈。それに間の取り方が長過ぎ。。でも、西田敏行さんの演技はとても素晴らしかったです。総じて、駄作です!つまらなすぎて寝ちゃいました。金返せ! " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "2017-69\n エンディングでテロップ流れたとき、24時間テレビのドラマ見てるみたいな気分になりました。泣いたでしょ、どうよ?って感じの。起きてたけど、寝そうでした。んー。なんか入り込めなかった。これは本で読んだほうがいいと思いました。チャプターでエピソードを区切ったほうがいい。登場人物とエピソードが多いから、一本に繋げるとだれてしまう。ひとりひとり、キャラクターが立っていて、全部が繋がったとき、おぉ!となるのですが、そこまでのテンポが悪いし、数あるエピソードを繋げるから必然的に長くなる。個人的には山下達郎の歌い方が苦手なので、門脇麦が歌ってたほうがよかったです。ひだまりの歌を歌ってた人みたいな、ソフトな歌声でよかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "退屈\n あっちこっち行く手法がテクニックだけど観客を無視してる " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "徐々に話がつながっていくのがわかり、感動した! 人へ物事を伝え、理...\n 徐々に話がつながっていくのがわかり、感動した!人へ物事を伝え、理解してもらうためにアドバイスする事は責任も伴うし難しい。昭和という時代だからできたようなストーリー。心温まります。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "芯がどこにあるのか、、\n 結構期待して観に行ったのですが、、メインの舞台は2つで、西田さんと3人の男の子がいろいろと、、。なんですが。存在感が薄くて盛り上がりもなく終了。泣けませんよ、この映画は。 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ラストはじ~んとします\n 楽しみにして、見に行きました。過去と現在交互で、疑問点を、解決していくストーリーが良かったです。無名のミュージシャンのお話は、最後良かったなぁーと思いました " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "中途半端なファンタジー\n 話のつながりが感じられず、いかにもここで「さあ、泣いてください、感動してください」というような映画の作り。俳優陣も特に魅力を感じられませんでした。アニメーションならくらいにとどめておいた方がいいと思います " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪くはないけど…\n 次々と話が進むのでテンポが悪いわけではないが伏線の広げ過ぎで話が単調な感じ、個々に感情移入ができなかったので感動し損ねた " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ナミヤ雑貨店の奇蹟\n だんだんと人と人が繋がってゆくとても素敵なストーリーでした。世界観が綺麗で西田さんと山田さんの演技にこころが温まりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "正直に言うと言うといまいちでした。 けど、物語が伝えたい事は伝わっ...\n 正直に言うと言うといまいちでした。けど、物語が伝えたい事は伝わってきたし、相変わらず絵が綺麗でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "山下達郎さんの曲がいい\n とりあえず山下達郎さんの曲が素敵でした。あと話は東野圭吾さん原作なのでおもしろかったですだけど、役者さんがこの人かな?みたいな方がいました😅少し残念な感じフィクションの不思議な体験お話なので仕方ないのですがツッコミどころの多さは感じました。素敵な俳優さんも多かったのにもう少し残念な感じがありました。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "泣ける\n すごく好きなストーリー。ラストもよかった。内容はファンタジーだけど、設定がしっかりしていて、不思議ネタで終わらない。そして感動で泣ける。意外だったのは今回の山田君のように、ジャニーズの子が主役級だと、それだけになってしまうが、この作品はそうなっていない。いい感じの邦画というか、日本人に合う感じの映画です。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ナミヤ雑貨店の奇跡\n 大きなシアターを独り占めできるような気分になれるから、レイトショーを見るのが好きで、「関ヶ原」に続いて、今週は、「ナミヤ雑貨店の奇跡」を見た。ひとつひとつのエピソードが、繋がっていくのがいい。一日を無駄にしなかったと思える秀作だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "20%寝ました\n つまらないとすぐ寝てしまうのですが、今回は20%ほどうつらうつら。最近の三度目の殺人(70%寝た)ほどのつまらなさではないですが、鳴海りこ登場や、林けんと死亡などなど見れずじまい。三人の悪ガキが雑貨店に籠ってしばらくあたりから、山田涼介の演技にも嫌気がさしたり、大した展開がなかったりがどもそもの原因かな。後半一時間ちょっとはしっかり目を開いて観賞。あれだけ時空を行き来して、多数出演者のエピソードを最後はうまくまとめられていたとは思います。テレビ放送の機会あれば、復習したいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーがほっこりして感動!\n 確かに、一回観て時系列とか演出とかあり得なくない?!とかおかしくない?!と思う箇所はあるかもしれないけど、いいんだよ。ファンタジーなんだから!むしろファンタジー感だす演出で私は好きでした。複雑な環境で育ったコ達がきちんとした大人になりたがってもがいてる様が節々に現れてるいい演技だったと思うし、本当はいい子だから手紙を書く行為や文章に現れて伝わってくる。成長してく様が可愛らしい。東野圭吾だけあってストーリーはひとつひとつ繋がってゆき、西田敏行の名演と人柄が最高によい感動ファンタジーでした。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "結構ビックリするほどつまらんかった\n ランキング上位だから、とはいえそれなりに名作なのかなと期待したものの結果本当によくわからん変な映画だった。キャラクターで魅力的なのは尾野真千子だけで、演技力で西島敏行もたしかに素晴らしかったもののキャラとしては違和感が多い。なにより、こういうタイムスリップものでは命なはずの「時間経過描写」が適当すぎて33年後なのに新人みたいな先生がいたり子供の年齢もだいぶ合わない。せりは今何歳なの?? " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "残念\n 原作は読んでないけど、多分、原作は東野圭吾の力量を考えると面白いものなんだろう。話の設定や筋は面白いと思った。なのになんで映画としてこんな面白くないのか。役者がめちゃくちゃ悪かったかと言われたらそうでもないと思う、でもなんか惜しい。しかも、長い。飽きる。やっぱり小説は小説のままがいいのでは。この話の筋なら小説よんで感動してた自信がある。よかった点は村上虹郎。村上虹郎はスクリーン映えする。演技がめちゃくちゃうまいわけではないけど、あの独特の雰囲気は、この映画でも健在だった。これからどんな風になっていくか、楽しみな役者さんだと思う。村上虹郎効果で星は2つかな。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "思ってたより…\n 原作読んでから見に行きました。山田くんは好きだし、西田さん、その他のキャストさんもかなり実力がある人たちだったのでかなり期待して原作はかなり泣けたので公開まで楽しみに待ってたけど、期待以上に面白くなかったです。せっかくのいい原作なのに、2・3時間の映画に収めるのは勿体ない。重要な部分がカットされてたりしていてすごく勿体なかった気がします。 " + }, + { + "date": "2017-10-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "涙無しには観られない素晴らしさ\n 本当に映画を見たのかと問いたくなるような酷評が多いが、個人的には素晴らしい大作。ツッコミどころがいくつかあることは否定しないが、それらは物語の本質に関わる部分ではない。あくまでも1冊の本を時間が限られた映像にする際に生じた粗であり、批判するための粗探しをしたい人でもなければ、何ら気にすることではない。そんな些細なことが全く気にならないほど、作品に没入させる力がこの映画にはある。山田涼介の演技が酷いというレビューも散見されるが、本当に映画を見たのかと問いたい。山田涼介の実力について私は全く評価していないが、今回の映画には関しては全く違和感のないレベルの演技が出来ていた。西田敏行や尾野真千子の演技はやはり圧倒されるものがあり、それに比べれば軽薄な演技には見えたが、そもそも配役的に「まともに就職もしていない孤児院育ちの半グレ」なのだから当たり前である。ストーリーに関しては文句の付け所が見当たらない、流石は東野圭吾原作である。演出も申し分ない、特に最後に半グレ3人が女社長に全てを話しに行くシーン。話す場面をスッパリカットして、夢を叶えた姿と雑貨店の牛乳入れを設置した孤児院を見せることで「女社長へ全て話したこと」「それを女社長が受け入れたこと」「孤児院再興のため努力したこと」「半グレ3人組も改心して努力したこと」が端的に示されている。もし説明する場面を1シーンでも入れれば、それは蛇足にしかならなかったであろう。総じてレベルが高い作品に仕上がっており、このレベルの邦画がもっと出てくることを祈るばかりである。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが東野圭吾って感じがします。深く考えると辻褄が合わなくなります...\n さすが東野圭吾って感じがします。深く考えると辻褄が合わなくなりますが、物語がつながってゆくさまは面白いです " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーは流石\n 原作は読んでないが、作品の全体的なストーリーは良かったが、作りがザツだった。役者さんは頑張って演技してるんだけど、こんな事でいいの監督といいたい。何回か作品の中で失笑(残念な)してしまった。西田さんも、よく怒らなかったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "山田君好きorデトックス映画\n 普通にいい話だけど人には勧めない山田君が好きなら自然と感情移入して感動出来るし日頃のストレスが溜まってて雨なだけで泣けそうなぐらい疲れてる人もデトックスになると思います実際周りの方も数人泣いてましたがそれ以外の普通の映画好きにはとっても大味な感動系映画です映画と西田敏行が好きで見に行きましたが彼の部分や設定の不思議さはともかく全体として寒いので味の濃い煮物を食べに行ったつもりがポトフ出された感じというかツッコミ待ちなのかという場面が…以下ツッコミ多分原作通りにし過ぎた違和感なのかも知れませんが逃走中になんで懐中電灯付けてるの?とか本気で人生かけてやってるミュージシャンが11年も自分の曲に歌詞付けないの?とかそれをあんな所で歌うの?とか急にセリって誰だよ…とか浜辺で踊るのは誰得?PVですか?とか泣けとばかりと役者のアップの多用とか使い古された病室のシーンの定番感とか山田君の妙に気になる鼻とかなんで医師志望から理学療法士とか…つかこんなに母園を純粋に好きな卒業園児て超稀だろ…心が斜めな私にはほぼ響きませんでした " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "じわじわと来る映画\n 西田敏行が良いですね。人生の最期に、こんな素敵なご褒美があるとは…。尾野真千子も素敵でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ナミヤ雑貨店の奇蹟\n 事前情報なし、期待なしで見たが、意外に良かった。脚本的には、いくつもつっこみどころがあるが、原作の緻密なストーリーには感心した。1967年から2012年、ほぼ私の人生と重なっていて、自分のこれまでの人生を総括した様な気持ちで見た。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "東野圭吾版\"ドラえもん\"。これは廣木監督のせいじゃない\n \"東野圭吾作品史上、もっとも泣ける\"とは、ずいぶんと大げさなコピーだ。むろん東野の同名小説が原作となっており、原作の構成がガチガチに固まっている。・・・要するに\"東野圭吾臭い\"。何から何まで作為的な構成が鼻につく。だからこれは廣木隆一監督のせいじゃない。プロットに寄り添って具現化した映像を用意すれば、誰が作っても、おそらく同じテイストになってしまうだろう。とか言いつつ、不覚にもウルっとしてしまったばかりか、やっぱり気になって、すでに2度目の観賞である。なので、少し冷静に分析してみたい。ストーリーは、\"ナミヤ雑貨店\"という場所を介して、昔(1969年~1980年代)と、現代(2012年)で生きる複数の登場人物の\"人情エピソード\"が、互いを伏線としながら、リレーしていく群像劇。その伏線の組み立ては、犯罪ミステリーの執筆手法を応用しているので、東野圭吾らしいといえば、その通りである。そこが鼻につく人には、気に入らないところばかりになる。本作は人間ドラマやミステリーではなく、ひとことでいうと、タイムループを素材としたSF映画であり、タイムトリップするのは\"手紙\"である。過去と現在との\"手紙\"のやりとりが複数の優しさをつないでいく。言ってみれば、東野圭吾版の\"ドラえもん\"的エピソードなのである(笑)。それゆえ、見事に腑に落ちる時系列の整合性は、必ずしも叙情的ではない。\"ジョン・レノンの殺害事件\"と当時の音楽シーンへの影響、\"バブル景気\"のくだりや、\"シャッター商店街のはじまり\"など状況分析力は冷静すきるほどで、\"そろばんずく\"な構成が目立つ。エンディングのマジメな終息のさせ方は、明るくていいのかもしれないが、むしろ西田敏行の最期の夜で終わらせた方が、感動作としては号泣できた。だからこそ、この順番は廣木隆一監督なら変えてほしかったかも。全編VFX処理が多用されているが、画質はデシタル的でスッキリとヌケている。大胆な画角のフレーミングは、廣木監督とよくタッグを組む、鍋島淳裕。「娚(おとこ)の一生」(2015)や「さよなら歌舞伎町」(2015)などでも撮影を担当している。今年は、ミニシアター系の小作品「彼女の人生は間違いじゃない」でも、いい画を撮っていた。ついでに映画主題歌が、なぜ\"山下達郎\"なのか・・・。それも、劇中歌\"REBORN\"が80年代に作曲されたという設定に合わせていると考えられるが、その真意を認めてしまうと、\"山下達郎は昔の人\"ということになるので、角川も松竹も否定するだろうね(失礼)。主演というには、群像劇なので、誰ということもないのだが、一応、西田敏行と山田涼介ということになる。西田敏行の力の入りすぎた演技は、若干、食傷気味。逆にダチョウ倶楽部の上島竜平が頭をよぎってしまう(・・・泣)。しかし、\"Hey! Say! JUMP\"のアイドル山田涼介がこういう正統派ドラマに主演するのは、とてもいいことだ。色メガネで評価するスレたオトナはほっとけばいい。ジャニーズ事務所のブッキングとしては、\"ウルトラ イイネ(👍)\"である。ひとつひとつのエピソードに主役がいるので、それぞれの俳優の演技合戦である。なかでも子役の鈴木梨央ちゃんがいい。ついでに、門脇麦ファンにはうれしい歌声と、ちょっとしたコンテンポラリーダンス的な振りが拝める。これは収穫。これだけ悪口を並べてしまったあとだが、アタマで考えずに受け止めれば、素直に泣ける映画である。(2017/10/1 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ) + ( 2017/7/4 /松竹試写室/シネスコ) " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "よくわかんない\n 見てても内容が頭に入ってこない。原因がストーリーなのか演技なのか。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "若い俳優\n イイ味してる。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "世にも奇妙な物語1話分の尺で良い内容。\n 施設育ちの悪ガキ3人組がナミヤ雑貨店の奇跡を体験する話。前半、ナミヤ雑貨店奇跡のサブストーリーが語られるのだが、長いったらありゃしない。しかも後半に絡まない。本当にコレ欲しいのか?状態で眠いったらありゃしない。門脇麦さんや山下リオさん、、、ごめん。これじゃ興味も持てない。田村晴美演じる尾野真千子さんが出てくる後半メインストーリーからまともに観れた。全体的に色々詰め込み過ぎた感があり、フジテレビのスペシャルドラマ「世にも奇妙な物語」1話分の尺で良いんでない?と思う内容である。褒める所と言えば、山田涼介くんの最期の全力疾走ぐらいなものである。山下達郎さんの歌が良いだけでは観れません。設定が勿体無いと言えば勿体無い作品と感じました。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "心に残る映画でした。\n  主演の山田涼介さんのファンである中学生の孫娘と鑑賞させて頂きました。あまり大人向きな映画は観た事のない娘が何か心に響くものがあったようで、ボロボロと泣いてしまって驚きました。真剣に感動したようで、それだけでも本当に観た甲斐がありました。 映画を年間何本も観てるような方には、もしかすると細かい粗のようなものが目立ったのかもしれませんが、描かれたいくつかの人生に、感情移入しすぎてしまい辛くなることもありましたが、昭和の懐かしい風景とともに西田敏行さんの落ち着いた演技に、若い俳優さん方のまっすぐな済んだ目に、彼等の更正に、最後には暖かい気持ちに包まれました。 熟齢の私のような者と、きっかけは出演俳優さん目当てであっても、中学生の少女の心に刻む何かのある映画はとても素晴らしいと思いました。鑑賞後に生き方について語り合う時間を持てたことにお礼を申し上げたいです。彼女なりにまっすぐに歩んでくれるきっかけになったかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "時を越えて紡がれる物語\n 原作は読んだ事ありませんが東野圭吾さんの泣けるストーリーという事で観に行ってきました。小説をあまり読まない私でも東野圭吾さんの名は知ってます。映画だと『容疑者Xの献身』。ドラマだと綾瀬はるかちゃんと山田孝之くんの『白夜行』。あと『新参者』辺りが好きですね。東野圭吾さんの作品をそんなに知ってるわけではないのですが、個人的な印象としては最後のどんでん返しを醍醐味にしてる所があります。今回も予告を観た時に、何か時間のトリックを使った展開が待っているのかと思ってたのですが、SF物語だったのでこんな物語も書くんだなと驚きがありました。生きてると誰しも何かしら悩みを抱えてると思うんですが、ナミヤ雑貨店のお爺さんの様な答えをくれる人がいるといいですよね。手紙に沢山文字が書かれていた割に読むの短いなとか、意外とあっさり不思議な出来事を受け入れたりとか、所々雑に感じる所もあったんですが構成が面白く、ひとつひとつの小さな物語がナミヤ雑貨店を通して時を越えて紡がれていくストーリー展開は好きでした。私は、ちょっと目が潤んだぐらいでしたが周りは泣いてる人もいましたね。あと歌が良かったですね。「REBORN」という歌が二つ出てくるんですが、ひとつは物語の中でセリが歌うREBORN。もうひとつは、この映画の主題歌、山下達郎さんが歌うREBORN。どちらもいい歌で、その曲の雰囲気と物語があっていてしんみりと余韻に浸りながらエンドロールを観てました。なかなかいい話だったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "過去最高にひどい映画\n 個人の感想です、口も汚いです、ご了承ください。知人に連れられて観に行きました。有名な小説家の作品で、有名な監督俳優陣なのに上映場所が限られている時点で薄々察してはいましたが、案の定物凄くつまらない映画でした。この映画の原作は読んだことはありませんが、東野さんの他作品は何冊か読んだことがあります。その上で、これは本当に東野さん原作の映画なのだろうか、もしこのままドラマにするなら企画倒れも充分有り得るのでは、と思ってしまいました。この出来で映画化したのが何よりの奇跡です。仮に10万円もらえるとしても観ることをためらうレベルです。幼稚園のお遊戯会のほうが、話がきちんとしていてよっぽど感動できるのではないでしょうか?☆も、できることならマイナス☆5つけたいです。演出脚本何もかもが酷く、それなのに西田さんやその他大御所俳優さんが一生懸命演じているのが高度なギャグのようで度々笑ってしまいそうになりました。寧ろ笑わないと気が狂います。寝ようかとも思いましたが、本当に最後までクソ映画なのか確かめようときちんと最後まで観ました。まんべんなくクソでした。全世界ナンバーワンクソ映画も狙えると思います。お金と時間をドブに捨てたいのであれば観に行ってみてはいかがでしょうか? " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "それ程期待していなかったが・・・\n 東野圭吾さんとは相性が悪いみたいで、人気作家である彼の作品をいくつも読んだが・・・・実は面白いと思ったことが無いので。話すの筋は作家なり。誰が主人公なんだ!泣かせようとしているのは分かるが、散漫。歌を売りたいのか?と勘ぐってしまう映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "クソ映画\n 多分、山田くんのファンだと思われる人が終盤ですすり泣いていたことにびっくり(どこに泣く要素あんの?)ってなくらい、面白くも感動もしませんでした。どうぞ無料でテレビ放映する際に観てください(多分文化庁関連なのでするでしょう)。なんども言いますが、本当にクソ映画なので覚悟して観てください。←これ嫌がらせじゃなく、あくまでも善意の気持ちです。 " + }, + { + "date": "2017-10-01", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "ひどい\n あらすじをみましたが、いまいちトキメキがなく、でもランキング1位で、東野圭吾作ならきっとおもしろいだろう、大御所もいるし、人気のジャニもいるし、ということで見に行きました。しばらくして、あまりにも退屈で途中我慢せずトイレに行って、それからしばらくして時計を見て帰ろうかと思いました。期待感をこめて最後まで見ましたが、何の感動も学びもなく、ああそうだったのー、ふうん。位でした。ちょっと腹立たしい気分も感じました。物語は、社会で成功した人々の手助けになったのは、なみやさんの暖かさでした。ついでに孤児院と繋がってますよー、という話でしたが、孤児院育ちの何が可哀想で悲しいのか、歌手になったのがそんなすごいことなのか、バブルを知って財産を築いたことがなんだっていうのー?大体、孤児院育ちも、歌手も、企業主もそんなメルヘンな人いないでしょって思ってしまいましたー。設定も演技もリアル感がなさすぎて、人を知らなさすぎです。お粗末でした。世の中そんなんじゃありませんよ。見せ方で感動も引き起こせるんでしょうが、お家で1週間レンタルで気が向いたらみるくらいの作品です。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "丁度よいのかな?\n 小説は、既読で映画館へ。現代の指定された一晩と過去の数十年を結ぶ手紙の拝復が小説では、読み手の感性に時間の流れを委ねられるが映画ではどう表現されるか。施設に関係した人間模様も短編小説のように多岐に渡り面白い。東野圭吾を覚える。ワンシーンの尺も丁度よい。ほんのちょっとだけ、カット割が残念なところもあったが、撮れ高の問題もあったのかな?上映時間があと10分くらい あればいくつかの感動シーンに魂を埋め込めたと思います。決して退屈するような映画ではない。この映画の主人公は、敦也ではなく浪矢雄治でもなく、悩み相談を継ぐ田村晴美ではないかと気付く。彼女をどう写すのかで映画に厚みがでたでしょう。若手3人もらしさが感じられ良かったし映画の中の麦の唄も感極まるし、脇役の方々も限られた時間の中で存在感を示していたのて廣木監督は、素晴らしい編集をなされました。物足りなさが残るけど丁度よい感動映画でした。ありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "虹郎君にやられた💖\n 男前ばかりが出演。虹郎君がダントツ。こんなにもかすれ声が響いた映画ないかも。達郎の歌があってのナミヤでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "心温まる作品\n 時間の長さも気にならず最後まで楽しみました。ただ過去と未来を交錯する部分はもう少し上手く作って欲しかった。無駄なシーンや理解出来ない強引なシーンが多々ありましたが最後は心温まる作品でした。2017-122 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作をうまく映画化したファンタジー\n 東野圭吾の小説の映画化です。1980年の悩み相談を受け付けるナミヤ雑貨店、33年後のナミヤ雑貨店に逃げ込んだ養護施設「丸光園」出身の3人の若者、悩み相談をする「魚屋ミュージシャン」「グリーン・リバー」「迷える子犬」たちのエピソードが絡むファンタジーです。様々なエピソードが繋がる、やや複雑な原作をうまく整理していて、面白かったです。山下達郎の主題歌は名曲だと思いますが、アカペラやハーモニカでは名曲に聞こえないのがストーリー的にも残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "左目から涙\n ファンタジーな映画、素直に私は感動しました。他のレビューでは伏線が多いとか、演技が下手とか、歌が下手とか、低評価ですが、感情移入できる場面があって、思わず左目から一筋の涙がポロリ。演者の方たちも左目のみ涙していたので不思議でした。私はその後も何度か、左目涙をしました。昭和を感じさせてもらいましたし、劇中、エンディングの歌が素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "童話\n 大人の童話、ですね。過去と現在、主人公が違う幾つかの話が、実は繋がっているというのは面白かったけど、伏線回収が強引というか、御都合主義が徹底しているので、ちょっと興醒めな部分も。 " + }, + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "歌がいい\n 途中のライブとプロモーションビデオが混ざったシーンが感動的でした。途中で切らずに、最後まで歌って、観客の拍手があって、お辞儀をして . . . というところまで見せて欲しかったです。(Youtubeにはそこまで収録したものが置いてあります。) そこで映画は終わりにし、伏線の回収もしなくていい! あのライブに至るまでの話で十分良い話でした。他の話もそれぞれいい話なんですけどね。ただ、伏線回収に一生懸命だね、という様子が目まぐるしい展開に見て取れました。他の部分も、もう少しゆっくりじっくり観たかったです。観終わってみれば、映画全体があの門脇さんの歌のためのプロモーションビデオだったという印象になりました(笑)。それだけでも映画館にいったかいがありました。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "終わった瞬間つまらないってなった。\n 評価も星3.5あり、東野圭吾さんの小説も好きなので見にいってみたが、正直に言うと。終わった瞬間、面白くないなって思ってしまいました。とにかく、一貫性もなく、話が飛び飛びで、いろいろと突っ込むところも多かったです。涙など一つも出ませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "音楽が心に沁みる\n 過去と現在をつなげる物語では韓国映画の「イルマーレ」を思い出します時空を超えての物語は不思議な感じで大好きです今回も過去と現在そしてさまざまな人々が描かれていて泣かされます色んな話がひとつにまとまってまたまた感動のラストで涙 涙・・・・想定内の泣かされる映画で終わった後もジーンと来ましたが・・・それだけにおしい作品だと思いました多分原作は登場人物はそれぞれ丁寧に描かれていたことでしょうしかし それを2時間にまとめるのは難しい私は一人の人物を中心に物語が展開しその人物と共に映画の旅をするのが好きなので今回は視点が定まらずいったい誰が中心なのか泣かされて 感動はしたのですが登場人物に感情移入が出来ず残念でしたこれは テレビドラマもしくは3時間くらい大作にして(そうすると上映回数減りますね)もう少し登場人物が描かれた良かったなあとそこが残念です映画の主題歌が良かったです主題歌が映画のシーンを盛り上げます予告編で門脇麦がこの主題歌を歌うと言うのを観てあのキーの高い曲歌えるの?と心配しましたがしっかり 歌ってましたね(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "感動した!!\n 映画の時間列があるので、理解が悪いひとには難しい作品かもしれない。わかるとすべてのことが見事に繋がり、そして膨らみをみせる。そして人を暖かくさせる作品。2度みると更に良さと新たな気づきがあると思う。映画で滅多に泣くことはないが、何度か泣いてしまった人に勧めることが出来る映画だと思う。山下達郎の歌が見事にマッチする作品。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "伏線を回収して「スゴイだろう」と言わんばかりの制作サイドの自慰映画\n 物事には本質があり。行動には動機があり。そういった要素は全て無視され。伝えたいメッセージがあるわけでもなく映画を作ることが目的となった映画という印象です。おそらく伏線をいっぱい作って絡めて俺スゴイだろうっていうことが一番の目的。よってストーリーに深みやメッセージ性、芯、核、筋がない。これで感動できる人はとても純粋かとてもバカかどっちかだろう。意味のない描写が多い。にもかかわらず、登場人物の関連性を軽視し過ぎる。設定に必然性がない。そもそも30年の現在と過去を交錯させるファンタジー要素が必要なのか。その必然性を感じない。過去の相談と未来の回答が繋がるのであればその必然性を示す必要がある。遺言状に三十三回忌と書かれただけで過去と未来が手紙で繋がるので奇跡など序盤の施設の演技などはクサ過ぎて目を背けたくなる。突然砂浜で謎ダンスの押し売り。未来人が過去人にバブル経済を教えて成り上がるというドクソ設定。その回答を書いたのが頭がいい設定で、頭の悪そうな人が考えそうな内容なのに経済というだけで頭のいい設定にしてしまう安易さ。自殺の内容が薄いかつそれが根拠のないただの勘違い。雑貨店店主、施設の創業者、売れないミュージシャン、相談者、孤児、少年やたらと関連させてくるのだけれども「関連させることが目的」ゆえに、内容は薄く雑。雑貨店店主の最後に施設の創業者が登場するが、昔駆け落ちし身分の違いで諦めたという以外の説明がないまま登場する施設の創業者に全く感情移入できない。繋がっているのは1日だけなのに(現代時間では数時間)のうちに何度も手紙をやりとりする違和感。少年たちが回答したのがなぜ魚屋ミュージシャンと迷える子犬だけだったのか。店主の入院後に舞い込んだ相談を請け負っている?(←そもそもなぜに?)相談内容がクソみたいな内容(ミュージシャンやるか魚屋やるか、水商売で愛人やろうかと思てる)で緊迫性も重要性もなく奇跡を起こしてまで未来に届けるべき内容か?なんで届けたんや神様。やたらと逆光を多用するワンパターンな絵作り。 " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "久々の当たりの映画!\n 伏線がたくさんあって、それがそこに繋がるのか…!っていう驚きが多かった。すごく泣けるし、心の温まる作品だった。過去見てきた映画の中で、1番くらい好きかも。もう1回みたい! " + }, + { + "date": "2017-09-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "長くてやや退屈\n 物語はちゃんと繋がっていると思うのですが、見せ方が時系列ばらばらの断片なので訳がわからなくなりました。時間も長くて途中退屈になります。もう一回観れば理解出来るのかもしれませんが、そこまでして観たいとも思いません。二つ隣の人が途中イビキをかいて寝ていたのには本当に困りました。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "80年代と現代を絡めた、東野圭吾らしい作品 一番感激したのは、昔の...\n 80年代と現代を絡めた、東野圭吾らしい作品一番感激したのは、昔の雑貨屋のセット懐かしい、よくぞここまでというくらい昭和していて良かった音楽、山下達郎のリボーンをセリが歌うシーン、お世辞にも上手とは言えないが、味のある歌で、浜辺で踊るシーンは、クラッシックバレエの経験者ならではの、しなやかな動きで素敵だった西田敏行の演技、流石主役の三人組、イケメントリオでなく、もう少しバラエティにとんだ三人だったら良かったのに…名脇役に助けられましたね " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "過去と現代がリンクされた作品\n ナミヤ雑貨店に強盗した3人の少年に届く過去からの手紙から起こる雑貨屋のオヤジさんの生きざまと悩み相談の人々が皆繋がっていた。皆良い人と分かる。少年の何も書かない手紙に対するオヤジさんの答えには涙がでました。門倉麦さんが歌う曲が山下さんの曲だなと思ったらエンデングで山下さんが歌ってましたね。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "山田演技下手\n 意味がわかんなかったつまらんかった大コケしろ " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "麒麟の翼・容疑者xの献身・手紙に遠く及ばず\n 雑貨店自体がタイムマシーンなのか!?でも街の中からも抜け出せなかったし・・・・1980年から2012年を手紙で行き来しながら共通点は、養護施設強盗して逃げ隠れたボロ屋で始まる不思議な現象、一つのストーリーが、間延びして退屈でした^^;魚屋ミュージシャンのくだりが、1番のキーなのに!?どうしたの林くん!!って感じで・・・・^^;;;;門脇麦さんの下手ウマな歌は、逆に感動効果あり良かったです。西田さん尾野さん萩原さんは、流石なんですが、自然なようで自然じゃない感動を見据えた演技に見えてしまいました。3人組に関しては、やっぱチビ・デブ・ノッポか、悪ガキ・お調子者・落ちこぼれって設定じゃないと、似たり寄ったり過ぎてチョッとね^^;;東野作品の映画化なら麒麟の翼・容疑者xの献身・手紙の方が断然良かったです。全てが、主人公(西田敏行)の夢の妄想を息子(萩原聖人)が、小説にしたって思って見れば、達郎さんのエンドソングもありきで、いい話ですw〜☆3 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "誰かの幸せを願える人達の物語\n フィクションですし、ここがおかしいとか演出の違和感を指摘するのはここでは無しとして…私は純粋に楽しめました!(原作未読です)手紙を書く機会が少ない現代だからこそ、手紙でのやりとりというただそれだけのことにさえも温かみを感じました。西田敏行さんの演技(と鈴木梨央ちゃんの火事のシーンで泣く演技)は素晴らしかったです。自分の死が近づく中でも、自分の悩み相談の回答が大きな影響を与えて相手を不幸にしてしまったのではないか、と不安になるシーンはとても心揺さぶられました。誰かの人生に影響を与えるというのはとても怖いことだから。でも最後にはみんなに感謝されて「ご褒美をもらった」と人の幸せを喜ぶ姿が、純粋でとても素敵でした。予告でも流れる「僕がその人に手紙を出したのは、ただその人に幸せになって欲しかった」というセリフや、迷える子犬(尾野真千子)に対して「この子には幸せになってほしいな」と若者が呟くシーン… 全体的に「ただあなたに幸せになってほしい」と願う温かい愛を感じる映画でした。たとえ会ったことがなくても、あなたの幸せを願う人がいる。人との繋がりが薄い現代に向けたエールなのかな?少年3人の犯罪も、養護施設の子供たちへの愛が故にやったことだったと分かり、「いい奴らじゃんw」と和みました。笑大切な人に手紙を書きたくなったし、相談に乗ってくれた相手にはその後の報告・お礼をちゃんとしないとなと反省しました。死んでからいくら感謝したってもう届かないんだから。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ロケかセットか\n 80年代の雰囲気がよかった。でも時間的に言うと、急ぎ足かなと思うところが気になった。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "西田さんサイコー\n こんな雑貨店の親父さん、昔はいたのかもなぁと思った。映画なので小説の方とは違うけれども良かった。主役もジャニーズHey! Say! JUMPに不安あったけど、とっても適役で良かった。、これなら鋼錬も楽しみやww " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "オススメです!\n みなさんに伝えたい。簡潔に言うと「長い」「つまらない」「演技がクソ」です。お金払って苦痛を味わいたい方にはオススメです!エピソードを様々な人物視点から永遠とも思えるくらい繰り返し、誰が中心人物かわからなくなります。感情移入が誰にも出来ないので物語に入り込めません!本当に永遠に感じで何度も時計を見ました!また、ベテラン役者さんの演技は流石でしたが若者たち(特に茶髪の方)の演技がクソすぎて笑いを誘います。そして、何を伝えたいかまったくわかりません。私はメッセージを何も感じ取れなかったです。いや、正確に言えば1つ感じました。「こう言うストーリーなら泣けるでしょ?」というメッセージです。メッセージ性0で、感動の押し売りです。生きていく上で何も約に立たないですし、時間とお金を無駄にし、鑑賞後のイライラを提供してくれる映画でした。この映画には原作があると一緒に観に行った方から聞きました。きっと原作の小説なら理解も出来て楽しめたでしょう。小説なら進んでは振り返り、確認しながら自分のペースで進めますから。これは個人の見解であり、あくまで参考程度に感じ取っていただければ幸いです。観に行きたければ観に行けばいいと思います。ただ、観に行く前に考えていただきたい。いずれは地上波で放送するでしょう。その時にお茶でも飲みながらリラックスして横目で観る程度でいいのではないでしょうか?仮にレンタル100円で借りれたとしても、「お金が勿体ない!」と思わせてくれる映画でした! " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしいの一言\n 初日みてきました。原作をしらない僕でも話が素晴らしく結構感動しました。やはり西田さん、素晴らしいかった。あとオレンジのワンピースの着た女優さんが美しい過ぎるぐらい可愛いかった、映画です。まさに、ラストの山下さんのリボーンはステキでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "空白は自由\n 面白かったのですが、少々頭を使いながら観てしまったので、作品自体にあまり入り込めず、もう一度観たらより楽しめる作品だと思いました。エピソードが複数ありましたが、それらが全てうまく繋がって行くところが、東野圭吾らしいな、おもしろいな、と。個人的には、鈴木梨央ちゃん(seriの子供時代)の場面が好きでした。時代が80年代というところもよかったです。古いようで古くない、自分の母が今の私くらいの歳だった時代。まだインターネットが普及していない時代だったからこそ、手紙でのナヤミ相談が人々の心を突いた。今や知恵袋などネット上のお悩み相談が主流になっているけれど、人が書いた文字で形として残る手紙は、人と人とのこころを繋ぐ、意思疎通のツールとして、決してなくしてはならないと思いました。将来になんのビジョンもないことを、「空白は自由」だと教えてくれたナミヤさんに、感謝したいです。自分で決めていいんだ、そう思うことができました。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "東野氏の原作…\n 役者さんのレベル差が有り過ぎて、映像に入り込めなかった😞世代交代を心する時期なのかなぁ… " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "不要?な長尺シーンが気になりました\n 西田敏行さんの演技が好きなので観に行きました。あえて原作は未読でしたが、山田くんはじめ若手男子も普通に良かったですし、時代が交錯するストーリーも理解できました。ただ、他の皆さんもコメントされていますが、セリの歌唱シーンが本当に長い。あれは、必要なんでしょうか?あの部分は、非常に居心地悪かったです。他にもいくつかもったいないシーンが有りましたが、ホロリと泣かせる、日本映画らしい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "涙ちょちよぎれました。\n 時代が私の生まれた頃に近く、とても懐かしい思いで見れました。人の声かけであんなにも人性が変わる事が実際あると思います。まさに言霊です。うちの息子にも見せたいです。たまには手紙も書いてみようと思いました。天国の両親と妹に。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "プラマイ\n 良い点とイマイチな点のバランスが取れていた。私の中で最もイマイチだったのは門脇麦。成長後の顔としてまるで似てないことと、歌手として成功してる設定なのにカリスマ性が皆無で歌が下手。観ていて恥ずかしくなってしまった。それと、原作の夜逃げ浩介→博のエピソードは省かないで欲しかったな、暁子さんはあそこまで要らなかった、個人的には。良かったのは、作品全体に漂う暖かく柔らかい雰囲気、人の繋がり、不思議さ、そして西田敏行さんや村上虹郎の演技が私は好きでした。プラマイすると、3.5点が妥当な印象。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "映画化すべきではなかった。\n 楽しみにしていましたが、とても残念です。ストーリー自体は、細かいところまで過去と未来で絡み合うとてもいいものだと思いますが、非常に薄っぺらい。この監督はさよなら歌舞伎町以来、どうしてしまった?という気持ち。気になったシーンは多いです。最初の女の子のシーンが無駄に長い。火のCGがクソ。言い始めるとキリがないくらい、なんだこれ?というシーンが多く、長い映画だった。西田敏行の無駄遣い。こう、複雑に過去と未来が絡み合う映画なのだから、ひとつひとつのシーンで無駄が多いと、スッキリしない終わり方になるので、仕方ない結果かと。いちばん気になったのは、雑貨店が悩み相談をしているんだと気づくシーン。あそここそ大事なのに、薄っぺら過ぎて笑いました笑個人的には、山下リオがとても好きなので、そこだけ加算。笑 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "いい話\n 東野圭吾の小説だけあって、分かりやすくて綺麗な話。いい気分に浸りたいときはこんな映画もおすすめかと。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "東野圭吾作品を堪能\n 麒麟の翼もそうでしたが、時代を行ったり来たりするので、はたしてこれはいつの時代のことなんだろうと思ったりする事もしばしば。しかしながらも、いろいろな糸が絡み合ってこうなったということはわかるようにはなっている。時空を超えた東野圭吾作品 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読みたい\n 内容はとても良かったです。ただ個々の想いなどがザックリしすぎていて全体的に薄っぺらいなと思ってしまいました。すごく感動するであろう場面でイマイチ感動しきれずストーリーも演技も申し分ないのに、もったいないなという印象です。小説を読んでいないので、これは是非読んでみたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "つながりのキセキ\n 「人」と「手紙」のつながりに驚き感動した。「奇跡」ではなく「奇蹟」なのがより物語に印象を与えてよかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "リピートしたい\n リピートしたいですね。そりゃあ突っ込み所沢山ありますけど、例えば逃走シーンとか80年代の病院とかちょっとした不整合がありますけど良作です。原作読んでからだと先を知っている分細かな所気になって仕方ないかも。でも、オムニバス?的な所から段々と繋がって、と全体にゆっくりとした進行で穏やかな気持ちで観ることができます。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "今年、1番になるつまらない映画\n なんだかんだ、時間が長くてつらかった。映画観てて、そんな事思わないのにこの映画は、本当に思った。ストーリーが???ってなったぐらい。予告編から期待してなかったから、本当に最悪。時間と金、返せ~って言いたい本当に。って、今年個人が観に行った映画で邦画当たり外れ多いな。本当に、この映画他人にはお勧めしないです。つまらなくて、本当につらかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n 面白かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "言葉だけで無い想いが溢れていた\n 三人の若者の演技が、なんか良かったです…ナミヤ雑貨店の暗い廃屋の中で、三人の目がそれぞれ光を帯びていて…色々な想いが言葉以上に溢れていた。何と言っても西田敏行さんの顔のシワの演技が圧巻!登場人物の心の変化を、言葉だけでなく、台詞と台詞の間などを大切にしている作品だと思いました。この作品を優しく包み込んでいる山下達郎さんの楽曲…これが人間の儚い想いに染み込んで来る…間違いなく言葉の代わりに心に届いて来る…そして、この映画のファンタジー力あげているとの思います。少し残念だったのは、上記のように尺をゆったり大切にしているシーンは多くて良かったのですが、逆に回想シーンの数々は語らなすぎ省きすぎでした。もちろんポイントだけを観せるのが回想シーンなんでしょうけど、特にSeriと孤児院を慰問していたミュージシャンとの間になぜそこまで絆が生まれたのか、をもう少し丁寧に描いて欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "3点は高すぎると思います\n 正直くそつまらなかった。誰一人納得いくキャラクターもいないし、ストーリー進行もめちゃくちゃ。そもそも映画化が難しい作品だから、、と思うなら最初から映画化に合わせてちゃんと脚色するべきだったと思います。山田が泣くシーンは思わず「はぁ?」となりました。ジャニおたか原作のめちゃめちゃファン以外の人にはにはとても魅力のない作品です。 " + }, + { + "date": "2017-09-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "ちょっと微妙でした。\n なんか、あんまり感動しなかったんです。普通な感動だと思うんです。優作は言わないですが…… " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "切なく、心温まる作品\n 西田さんのラストの演技に心打たれた。山田さんのヒリヒリするような若さゆえの表情が素晴らしかった。群像劇として全ての役者さんの佇まいが自然で観ていて心地良かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "古臭い映画\n 東野圭吾の原作は割と喜劇寄りだったと思うが、映画は真面目に作りすぎ、どっちみちファンタジーな訳でそんなに真剣に作らなくてもよかった、それに演出がかなり変でおかしな場面が多かった、そのことが劇の臨場感をなくしていた、更に若い男どもの演技は女性陣が頑張っていたの比べまるでダメ、脚本も原作をもっとリスペクトして欲しかった。前半部分は本当に眠たくなった、作りが古臭く昭和の映画を見たといった感じ。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "最後まとめた感\n あちこちストーリーが飛んでどうなることかと思ってましたが(原作読んでないので) ラストなんとかまとめましたねー。 少し長い。キャストがあわない。やや残念。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "時代感覚\n さまざまな時代が交差する作品。いろんな年代の方に楽しめる一作。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "残念感が残りました\n 生涯の1冊と言っても過言でないくらい何度も何度も読んだ本でした。俳優陣発表の際にイメージが違った青年3人。予告を見ていて、見てもいいかな?になっていったので見させていただきましたが、残念でした。再度本を読み直してリセットしたいです。山田くんにはまだ少し難しい役だったかもです。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "涙がとまりません\n とにかく、もう一度観ても良いと思いました。悲しくて、悲しくて、ずっと泣ける作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "ちょっと長い\n この程度の作品ならテレビの二時間ドラマで十分です。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 15, + "review": "いい映画でしたよ\n 原作を読んで東野圭吾さんの作品にしては珍しいファンタジー作品だなぁって思い、映像化に期待していました。連作的に続くエピソードがどんな風に描かれるのかと思っていましたが、新たな追加部分も含めうまく繋がって原作未読の方でも楽しめる内容になっていたと思います。ジャニーズ嫌いの方が多いのか結構ネガティブ評価が常にありますが、山田涼介さんも(ジャニーズじゃないけど)村上虹郎さんもいい演技してましたよ!それにしても鈴木梨央ちゃんの演技は素晴らしいですね。あのシーンだけで泣いてしまいました。西田さんはもちろん言うまでもなく今日本を代表する役者さんだなぁって改めて思いました。強いて難点をあげるなら1)鈴木梨央ちゃんが大きくなっても門脇麦さんにはならないよなぁ2)尾野真千子さんの20歳頃は若干痛かった3)萩原聖人がもう少し存在感があれば!? くらいかな※余談ですが小林薫さんと根岸季衣さんの夫婦は今回魚屋さんでしたが、80年代は仲屋酒店をやってましたよね?! (わかるかな〜) " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "原作読まずに行った方がいいかも\n 原作が大好き+キャストが豪華なので楽しみに行きましたが…原作では別のストーリーかと思っていた話がだんだん繋がる驚きや感動があったのですが、映画は初めから予測がつく展開でした。また、時代の違いはもっとしっかり出して欲しかったです。実際の80年代を知りませんが、現代とあまり変わらない風景で分かりにくく感じました。原作ではもっと細かな手紙の内容や心の動きがあるのに…とつい思ってしまい。全体的に雑な印象で、原作ファンには物足りないと思います。演技はとても素晴らしいですし、映画だけで観れば感動する良い作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "深いです。心打たれました。\n  ジャニーズのアイドルが主役の映画だという先入感を持って、どうせって気持ちで観るととてももったいない程の素敵な映画でした。この映画を観て何も感じない人はちょっと感性が鈍ってしまっているのではないかと疑ってしまう程です。もしくは悩み等縁のない幸せいっぱいの人なのかもしれないですね。 重箱の隅をつつくように文句を言う為に映画を楽しむ人はそれはそれで人それぞれ楽しみ方も自由だとは思いますが‥。確かに例えば若者三人の絆のようなものが伝わるエピソードや、セリがあの曲に感銘を受けた理由や心の動きがもう少し丁寧に描かれていたらもっと良かったかなとも思ったりもします。でもこの作品は細かい事に捕われず、身を任せてこの映画の世界に浸ればいいのではないかと。若者もそうでない人も、今人生にかかわる大きな悩みをかかえている人も、ちょっとした小さな悩みをなんとなく抱えている人も、素直な気持ちで観れば何かがきっと心に届くと思います。真剣にまっすぐな気持ちで是非是非多くの人に観て欲しいです。 決して不幸だと思っている訳では無いのですが、家庭の事情等で私も未来にあまり希望が持てずにいます。西田敏行さんが演じられた大きな愛が滲み出るような浪矢、あなたの未来はまだ白紙です。白紙だからどんな未来も描けます。という白紙の手紙への浪矢の返事。山田涼介さんが演じられた敦也がその返事を読んだ時の心の芯を射抜かれたような様に、私も一緒になって心打たれてしまいました。敦也の未来に期待したいです。自分の未来にも少し光りをみつけた気がします。 敦也と翔太と幸平。良いとは言えない環境に育ち、ちょっと悪ぶってるけど実は純粋な心を持った三人の若者がその後一歩一歩まっすぐに歩き続ける人生模様を描いた続編を是非観たいです。いえ、続編はなくてもきっと彼等はこの夜をきっかけにまっすぐ生きることになったことでしょう。この作品に出会えて本当に良かったです。原作も素晴らしかったですが、目の前のスクリーンに広がる世界にすっと入り込め、映像からダイレクトに心に伝わった優しい気持ちがいつまでも心に残ってます。制作して頂いた皆様、本当にありがとうございました。公開している間にもう一回観れたらと思っています。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作は東野圭吾の小説。読んでから鑑賞。 過去からの悩み相談の手紙に...\n 原作は東野圭吾の小説。読んでから鑑賞。過去からの悩み相談の手紙に現在の少年が答えを送ることで人生が変わっていくというファンタジー。届く手紙の人物が自分達と不思議な繋がりがあることに気付く。山下達郎の『REBORN』が劇中とエンディングで流れ、全体の雰囲気を作っている。歌手セリ(門脇麦)が歌って踊るシーンは幻想的で綺麗。原作を読んでいないと分かりにくいかもしれないが、どうだろう。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読んだ方でもまぁ楽しめるかな。 原作の内容がしっかりしてるから...\n 原作読んだ方でもまぁ楽しめるかな。原作の内容がしっかりしてるからこその映画になってる。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "西田敏行は やっぱ ごいごいすぅ〜\n 西田敏行はやっぱごいごいすぅ〜 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "鳥肌立ったものの…\n 原作には勝ってない。しかし、十分面白い仕上がりです。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "内容はともかく\n 内容はともかく、事前情報なしで鑑賞した、大分出身者にはたまらん映画でした。・冒頭の逃走シーンで「どこかでみたような…」・お父さんの病室から見える風景・最後に山田が牛乳箱の横で手紙を読むシーン・最後に尾野さんが牛乳箱から手紙を取るシーンこれらで、もしかして?と思ってたら、エンドロールで確信。懐中電灯振り回しの、腑に落ちない場面もありましたが、最後の山下達郎さんの主題歌が、全てを吹き飛ばしてくれました。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "山田くんが可愛かった\n 山田くんが可愛かった " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "東野ファンタジー\n 東野圭吾にしては、珍しいファンタジー作品。温かさと感動のある原作でしたから楽しみにしていました。様々な人生の岐路に立った時に、この雑貨店に悩みを相談し、歩んで行く登場人物達。それぞれの運命が折り重なり「奇蹟」となって紡いでいく感動のストーリー…なのですが…。原作を読んだ時以上の感動が湧いてこなかったのは何故かな…。山田涼介や西田敏行をはじめとするそれぞれの役者さんの演技はよかった思います。しかし、劇中歌をセリ役の子が2コーラスもイメージ画像も織り交ぜた場面や火事での救出の場面での不自然さ等々…演出面での雑さや無駄が多かったかな。原作がとてもお気に入りだった分、やっぱり映像にすると理想が勝ってしまった感じです。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "それほど期待してなかったけど\n Hey!Say!JUMPの子達だから、大したことないだろうと思ってたけど、すごくよかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "評価も高く期待も高かったけど\n 細かな所が雑 時代が前後して非常に分かりづらくややこしい所はいか仕方ないところなのだがあの3人はアイドル色が濃いし歌い手役の二人は向いてなさずぎ これって一晩の出来事だったの施設に遊びに行ったり女社長を襲撃したのはまた別の日? " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "さすがの西田敏行❗️\n 内容はホントにいい話しなのに、お遊戯にしか見えないのは何故⁉️というぐらい悪いのに西田敏行の演技が涙を流させる❗️すごいです‼️これこそ役者魂❗️ " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 9, + "review": "東野圭吾作品史上もっとも泣ける感動作!?\n 全世界500万人が涙って…どのタイミングで泣けるんだろう。24時間TVのお涙頂戴モノでも簡単に引っかかってしまう私としては納得のいかないキャッチコピーなのです。原作は読んでいないので本当はもっと素晴らしい作品なのかもしれませんが、この映画に関して言えば少々難アリです。● 登場人物の背景描写が薄すぎて全く感情移入できない。●物語の展開が読みやすいので、その後どうなるのか想像がついてしまう。● 魚屋ミュージシャンと門脇麦扮するセリが歌う「REBORN」って曲が全く頭に入ってこない。一度聞いただけで口ずさんでしまう曲ではないと思う。(山下達郎本人が歌うからいいんでしょうね)● 映画全体のバランスは良いですが山場がほとんど無い。ずっと起伏の少ない丘の上を歩いてる感じ。時系列などの細かい事はさておき、総合的にはまとまりのある作品なので眠くなることは無く最後まで観れました。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "じわじわくる映画\n どんなどんでん返しがあるのだろうとワクワクして見てましたが特に予想外なこともなく終わったという印象。深夜に逃走してるのに懐中電灯つける頭の悪さナナナしか歌詞がない歌を完璧に耳コピする少女門脇麦さんの海辺の謎創作ダンス少年3人の状況理解力の高さ終始苦笑いでした。見てる方は全然感情移入できないのにやたら俳優が泣くからギャップをすごい感じて逆に冷静に見てしまいました。ただエンディングの山下達郎さんの歌と、西田敏行さんの演技、山田涼介くんの顔の造形は素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "西田さん\n 西田さんがさすがでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "病院のシーン\n 病院のシールを見て雑な作り方が見えてしまった。1980年代の病院は、あんなに新しくないしと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "誰の起こした奇蹟?\n 原作未読、初日舞台挨拶ライブビューイング付き上映で鑑賞。本編を観てからの舞台挨拶の方がネタバレトークも出来て良いのに。悩み相談ショウをしてたけど、本編に因んだイベントだったのですね。様々なエピソードが徐々にオープニングに収斂していくのは心地良い。原作、脚本が良かったのだと思う。先に他界した元カノが死に際の元カレが悔いなく死ねるように現在と未来を繋げて奇蹟をおこしてくれたのでしょうね。現在と過去を繋がれた若者は悔い改め、より良い未来を目指す。そんな物語に感動!グラスホッパーでハジケてみせた山田涼介で無くても感動出来そうな気がしました。ヒロイン?が好みでなかったので☆半分減点。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "原作\n 原作を読んでしまうと、物足りないかな。でも、良かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "人に優しくしたくなる映画。\n 途中悲しいシーンもありますが、最後は良い終わり方だったと思いました。原作は読まずに行ったのですが、あらかじめ現在と過去を行ったり来たりする内容になっていることを知っていたので、混乱することなく観れました。1人1人の俳優さんが良かった!表情にすごく吸い込まれて、みんな適役だと感じました。麦ちゃんの歌も想像より良くて歌を歌う彼女にも感情移入できました。ものすごく、手紙を書きたくなってしまうような映画でしたね。もっとじっくり味わいたいので、原作を読んでからまた観に行きたいと思います。曲も素敵なので、それもまた楽しみです。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "優しさに包み込まれたよう^ ^\n いくつかのエピソードが絡み合い、想いが重なり合い、言葉に導かれ、そしてそれぞれが自分の人生を選んでいく。言葉で表すのが難しいのですが、深く、優しく、不思議な世界に約2時間どっぷり浸かることができました^ ^一つ一つのエピソードがしっかりしていたので、もう少しじっくり味わえるともっとよかったかなと思います。残りは原作でも味わってみたいと思います^ ^何より西田敏行さんがあまりにも素敵で、REBORNがあまりにも素敵で、全てを優しく包み込んでもらった感覚です^ ^ " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "2回目。\n モニター試写会と初日舞台挨拶で観ました。この作品は何度か観た方が良さがわかるなと思いました。初めに試写会で観た時から数ヶ月経っての初日鑑賞でしたが、より深く理解出来て、より深く感動した気がします。過去と現在を行ったり来たりする構成も、最初はわかりにくいですが…繋がりがわかるととても面白かったです。登場人物がどこかで不思議に繋がっていて、そこには愛があって、何だかあたたかい気持ちになりました。キャスティングも劇中歌も良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "深い温かい映画\n 深くて考えさせられた最後が妙によかった気がした歌もいい! " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 10, + "review": "若手キャスティングの失敗\n 原作が大好きで、今作品に期待してました。西田敏之さん、こういう役に本当にマッチしてます。がしかし、若手がダメだ。若手のキャスティングに失敗ですね。全体として、期待外れでした。救いは山下達郎REBORNです。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "絶妙な展開です。\n 不思議なタイムトリップを見事に表現した作品でテンポや場面展開も良かったと思います。久しぶりに泣けて感動する作品でした。主題歌もピッタリです。是非映画館で❗ " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "感情移入できず冗長に感じました\n 山田くんはこういう作品にあわないように思います。山田くん自体は嫌いではないです。ジャニーズ的な現実離れした役ならいいと思います。出番は主演にしては少しなのですが少々これ見よがしで独りよがりなアイドル演技で作品世界に溶け込んでなく気になってしまいました。若い3人組をはじめ登場人物に感情移入できなかったためとても長く感じてしまいました。誘われて行きましたが原作が好きだからと誘ってくれた方も大変飽きたそうです。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "すごく良い感動作✨\n 過去と現在が入り混じっているにもかかわらず今どの時代なのかがちゃんとわかる演出でした。涙が溢れるシーンは多くありましたが、特に門脇さんの歌うシーンまでの物語と劇中歌の歌詞がとても合っていて涙が溢れました。手紙を通して少年3人の心境がどう変わっていくのかも見どころだと思います!この作品は是非多くの方に観てもらいたいです!! " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "ナミヤ雑貨店の奇蹟\n 原作が好きで見ました。予告もよく出来てきて期待していたのですが、正直に言いますとイマイチでした。流れは原作通りなのですがもやもやが残ります。そして、前半はまあまあの滑り出しだったのですが、中間はとても退屈で寝そうになりました。しかし、後半の畳み掛けるような感じは良かったです。期待値が高かっただけに、残念だな〜と感じました " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "楽しめました\n いくつものショートストーリーが伏線となっており、時を超えて繋がりながら明らかになっていく物語の展開に最後まで楽しめました。とは言うもののの、強盗し逃走中である筈の主役3人の緊迫感の無さ、門脇麦さんの歌。突っ込みどころ満載で気になってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "素敵な奇蹟の話\n もしもこんな奇蹟があったら素晴らしいだろうと思わせる素敵な作品でした。それぞれの人々が背負った運命を前向きに乗り越えて行く為には周囲の人々の手助けが必要であり、耳を傾ける謙虚さも大切である。昔、顔が見える田舎町の小さなお店には人と人をつなぐ見えない信頼の糸があった。故郷の懐かしい駄菓子屋や居酒屋を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 10, + "review": "良い原作なのに\n 勿体無い。せめて山田涼介にもう少しマシな演技ができれば。。。尾野真千子始め他の役者は良かったと思うんだけど。ただ門脇麦はキャラが違うよなぁ。鈴木梨央→門脇麦は違和感ありありだし、もう少し歌の上手い別の役者の方が良かったのではないか。それに役者はともかく細かい設定やら演出やらが雑すぎる。もっと良い作品になったものを。130分とは思えない程の冗長な凡作になってしまった。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "やっぱり原作\n 原作が好きで、前々から今日の公開を楽しみにしていました。流れは原作に忠実だなと思いましたが、映像に強引な点が多い気がしました。門脇麦さんのpv?のシーンだったり、火事のシーンが特に気になりました。最終的な着地点もあやふやで、もやっとして終わってしまいました。見なくてもよかったかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "主題曲につきるが、上級ファンタジー\n  山下達郎ファンには極上の劇中歌、エンディング、ハーモニカ演奏等々、サービス満点。これまでの映画関連の仕事の中でもベストの内容でした。 多数の感動を人に与えた原作を映画化するにあたっては、荒唐無稽なストーリーに感動を与えるエッセンスを如何に抽出してドラマティックにできたかという点では充分良い出来だったと思います。 実は原作で個人的に一番面白かったのはビートルズのくだりだったのですが、映像化はハードル高いでしょうから、楽しめる場面の違いがまたそれぞれのメディアで生かされて良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "涙が溢れました。\n 小説でも泣きましたが、映画の方がいっぱい涙が出ました。素晴らしい作品だと思います。是非、皆さんも劇場で御覧ください。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "タイムパラドックス\n 原作未読強盗をした3人組の若者が身を隠す為に侵入した空き家で、タイムパラドックスによって32年前の人生相談の手紙を受け取りやり取りをしていく話。時を超えて繫がる人や場所の縁を過去とその後という構成でオムニバス風にみせていて、ご都合主義は否めないながらストーリーや出来事は胸が熱くなりとても面白かった。しかしながら演出や小道具等がチープ過ぎてわざとらしさとツッコミどころ満載でイマイチ内容に集中出来ない。時代背景を意識して拘ったであろうものも微妙にズレていたり…。話自体は面白かったのに勿体なさ過ぎる。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 10, + "review": "原作既読の方は戸惑うかも\n 東野圭吾さんって、こんな物語も書けるんだ!ページをめくるのが楽しみなくらい、この小説にははまり込みました。さてさて、そんな小説が映画になるということで、楽しみで見に行ったのですが。冒頭で興醒め。強盗犯が逃亡中に懐中電灯を照らすかなぁ…。見つかっちゃうよ?それを監督に指摘するスタッフとかいなかったのかなぁ、だったとしたら、この制作スタッフ陣は、この作品に対して、あまり本気じゃなかったのかなぁという疑惑が、最後の最後まで払拭できませんでした。一度そういう頭になったらもうダメですね。まるで間違い探しをしているかのように「原作はそうじゃない!」っていう揚げ足ばかり取ってしまいました。映画では、原作の半分くらいのストーリーになっています。原作で心が満杯になっている方には、この作品は敢えて我慢しておいた方がよいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "伏線の回収に大忙し\n 期待が強すぎたかもしれません。予告とエンディングが良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "原作にほぼ忠実に映像化\n 原作に忠実に作られてるところが素晴らしい。エピソードが2つぐらいけずられてるけどそんなに違和感はありません。商業的にはテーマ曲のエピソードを中心になるのは仕方ないのかも。ちょっとサウンドトラックほしいな❗ " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "ちょっとムリなキセキ\n 見所は西田敏行さんの演技と門脇麦の歌。やはりプロットに無理があったのか、ツラい2時間だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "作品通して\n 最初はあまり期待しない始まりでしたがこの作品通して言葉っていろいろ大事だと改めて感じるような129分間だったと思います内容次第でぞんぞこから成功する人、逆に人生を誤ってしまう人といろいろいると思います今ではTwitter、Facebookなどで写真を添えて近状を伝えられますが1980年代はネットすらロクにない時代なので相手がどのような人間かも手紙だけでは真面にわからないぶん言葉の難しさを体験できました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 8, + "review": "主役が誰なのか分かりにくい\n 試写会を見に行きました。お話としてはとてもいい話だと思います。ただ、時系列が分かりにくかった。今どの時代なのかなと考えてしまいました。かなり何年も(10年以上かな?)経っているはずなのにお婆さんが全く変わっていないとか、孤児院の働いていた人がその後院長になっていたけど、この人も全く年をとっていないように見えて不思議な感じがした。林遣都くんは歌が下手過ぎだし-…もう少し細かい所まで作りこんで欲しかったかな。勿体ない気がしました。そして、主役は西田敏行さんで良かったんじゃないかなと思いました。山田くん暗殺教室同様主役感が全くなかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 10, + "review": "人と人との繋がりに感動\n 試写会に行ってきました。原作を読んで読んでなかった私は、最初は、展開が入り組んでいて、話がなかなか理解しきれなくて戸惑っていたけど、だんだんとそれぞれの登場人物がどんどん繋がってくるところがドキドキしてきた。ここで繋がってるんだなぁとか、繋がりに泣けるところも一杯あった。最後の浪矢さんの手紙が読まれた時は涙が溢れてきた。山下達郎の歌のタイミングが更に感動をくれる。今回試写して内容を理解した上で、もう一度ゆっくりと見直したいと思う映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "若者3人が廃屋「ナミヤ雑貨店」に入り込み、そこで起きるパラレルワー...\n 若者3人が廃屋「ナミヤ雑貨店」に入り込み、そこで起きるパラレルワールドのような手紙で繋がる不思議な悩み相談。結果的にはばらばらな登場人物全員の人生が関わり繋がっていくのが面白いし、1つ1つ物語に温かいものを感じる。西田敏行さんの演技が素晴らしく、白紙の手紙へ返事がすごく良かったです。最後の繋がりにはどちらも涙した。山下達郎の音楽が更に一層映画を引き立てている。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "個人的に良かった。\n 感想は書きません。それは人それぞれ感じ方があるのでその人が感じてる感情に入り込みたくないからです。多分人生で最も重要泣いた回数が多かった気がしました。次は東野圭吾の方読まなきゃ。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 13, + "review": "酷い\n 素晴らしい豪華キャストなのに史上稀にみる駄作端の席なら途中退席したかった長い長い2時間30分ファンタジーでもドラマチックでもない思わず「ク○映画」と観終わって呟かずにはいられなかった一緒に行った友人は この無駄で退屈だった時間を返してと。。。同意何の台詞も刺さらない何のシーンも残らない全てにリアリティがなく入り込めなかったあの高さから落ちたら、そんな綺麗な顔してないだろ?とか火事でベランダいるなら飛び降りろよとかダメ出しでこんなに友人と気があったの久しぶり原作は良かったのかもしれませんが、実写よりアニメの方が良かったんじゃない? " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "やばかった💕\n めっちゃ感動した😭😭最初よく分かんなかったけど分かってくるとすごく楽しかった!歌がすごく良かった!何回でも見たくなる映画だった! " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "なんだか妙に歌が染みました\n 現在と過去場面のテンポや空気感が全然違っていて、わざと区別するために異なった雰囲気にしたのでしょうが、はじめはその違和感に戸惑いました。でも、時系列を必死で理解しようとしていた自分に気付きましたが、頭で理解しようとしちゃいけないんだなーと思いました。人と人との繋がり。役者さんたちは、みんな台詞に気持ちが乗っかっていて、言葉が伝わりました。良かったです。門脇麦ちゃんの澄んだ歌声も良かったです。若者3人の人格というか人柄が、もう少し丁寧に演出されてればなーと思い、原作ではどのような性格に描写されているのかが気になって原作を買ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "ラストがとても良い。\n 久々に面白い邦画を見た気がします。コメディ要素が皆無だったけど最後まで飽きる事がありませんでした。何となく先の展開が読めるような話ですけど、目が離せませんでした。カップルでも親子でも楽しめる良作だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "時間軸を超えて抒情的に\n 原作は購入後、映画化されると聞いて未読のまま鑑賞各エピソードがじっくりしっかりと描かれていて行ったり来たりの時間軸の中で悩みを投稿した人たちの心情が丁寧に抒情的に描かれていました昭和レトロな街並みも哀愁を帯びてなんだかとっても優しい気持ちにさせてくれ主題歌の「REBORN」が何故かとても懐かしい感じがして何とも言えない気持ちにさせられましたたった一晩の出来事なのにとてもゆっくりと何年もその時を生きているようなこれが時間軸のマジックそして図らずもなんだか自分に言われているような気分になり浪矢の最後の手紙に思わず涙じわじわくる映画でした♪あなたも昭和レトロな街並みを眺めノスタルジックな気分に浸りませんか?*何気に良い役者さんたちも出ているので役者さんたちの演技も見所です原作を読まないで観た方が良いと思います!私は早速、原作を読みたいと思います " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "泣いている人多かった\n それは原作のがいいですよでも、西田敏行さん小林薫さん、萩原聖人さん、吉行和子に★4つ歌もしみました " + } + ] + }, + "205": { + "title": "花戦さ", + "reviews": [ + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "独裁者の暴走を止めるのは庶民の教養だ!!\n 己の野望のために人命を軽んじる戦国の武将、信長に、命あるものの尊さを以て対峙しようとした華道界のレジェンド、池坊専好の、文字通り命がけの戦いは、改めて華道の奥義というものを我々に教えてくれる。生け花独特の時に大仰にも感じる表現が、実は限りある植物のはかなさと、だからこそ生まれる力強さの証明だと気づかされるからだ。野村萬斎の個性が専好の飄々としてユーモラスな佇まいとマッチしている。狂言と華道の融合とでも言おうか。それにしても「花戦さ」とは美しくも生々しいタイトルだ。\"独裁者の暴走を阻止できるのは、庶民の教養とユーモア以外の何ものでもない\"という映画のメッセージは、恐らく作り手の思惑を大きく超えて、今を生きる日本人の心に深く突き刺さるだろうから。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "喜劇の体をとりつつも、日本の美意識をしっかり映像化\n 狂言師の野村萬斎が主役というだけあって、上品なドタバタ喜劇の体裁でストーリーが進む。その一方で、花を生けるというソフトな表現手段で権力の横暴に対抗する、そんな「和の心」が後半の展開を牽引する。喜劇だからといってけっして終始騒々しいわけではなく、花を生けたり茶をたてたりするシーンではきちんと静謐な時間が流れる。もちろん、華道家元の池坊が協力した生け花の数々を作中で楽しめるほか、利休庵で深い光沢を放つ漆の黒、素朴な味の陶器など、日本の美意識がわかりやすく映像化された印象だ。往年のチャンバラ時代劇に馴染んだ世代には、花をもって天下人を制すというコンセプトは物足りないかもしれない。それでも、いわば「草食系ヒーロー」のコメディーとして、今の時代感覚に合う快作だと思う。 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "じんわりと良い映画\n 画面に出てくる花が美しい。野花も、一輪の花も、ダイナミックにいけられた松も全て。気持ちを解くようなお茶をいれた利休、常に見守り時にはそっと後押しをしてくれる幼なじみなど人間関係が心に沁みる。戦国時代が舞台ながら合戦シーンはない。ただ、森下佳子の脚本なので容赦ない部分もあるのでご注意を。 " + }, + { + "date": "2019-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎出演の映画に外れなしの法則は続く\n 華流本家池坊の初期の話も含めて、非常に面白く鑑賞。京都に行かれた際は是非、六角堂にお参りいただくことをお勧めしたい。因みにパンフレットはあっという間に売れ切りだったことを思い出す。 " + }, + { + "date": "2019-04-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "千利休にとても引き込まれました\n 野村萬斎さんの演技ももちろんですが、特に佐藤浩市さんの演技に引き込まれました。主人公池坊専好にとって千利休は昔から馴染みのある人物であり、この作品においては欠かせない人だと感じました。佐藤浩市さんを通して、千利休の存在感の大きさを感じることができました。 " + }, + { + "date": "2019-02-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "レビュー\n 役者陣の豪華さやポスターのドタバタ喜劇感に隠れているが、個人的に結構良作でした😆華道には触れたこともないが、独裁的野心に華、絵、茶という教養と文化で戦った、池坊専好には衝撃を覚えました✨前衛的な芸術をもって社会を風刺するように、様々な教養と感性を持って施政者に迫る勢いは凄まじい🌞 " + }, + { + "date": "2018-12-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "名前負け?\n 大事な部分がモノローグ(信長暗殺や秀吉の成り上がり)で、思ったより痛快ではなかった。始まりが面白かったので尻窄みだなと思った。ただ、池坊専好のキャラクターはとても良かった。痴呆症?忘れっぽいでは済まされない、だけどただ今を生きる、それこそ植物のような異質だけど愛嬌のあるキャラは野村萬斎って凄いんだなと思わせた。秀吉が本当に嫌な奴で、花戦さというくらいだから合戦のような激しく荒々しいギャフンと言わせるような生け花がラストで待ってるのかと思ったら、最初の信長に送った昇り竜のインパクトに負けててこれでラスト?と思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-12-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "スローテンポで薄い映画!!\n ベテラン俳優の演技や表情は良いですが、それぞれの人物像が一辺倒で生活感もなく薄っぺらく感じます。話自体もスローテンポで特に面白くはなかったです。信長と秀吉のキャラの違いがあまり分かりませんでした。「太閤立志伝」というゲームが出なくなって久しいですが、本作でも秀吉はただ暴君としか描かれていないので、特定の人のクレームに配慮した内容で日本人向けの内容ではないとように思います。秀吉は良くも悪くも多くの人を惹き付けたのだから、厳しくも魅力的な人物であったように思います。森川葵は綺麗に撮れていました。吉田栄作の石田三成は、もう疲れ切った感じでショボいです。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "結局は人\n 花や木には自分が生き延びる意外に意図はなく、自然にそこにいるだけ。それをどう感じ、どう扱い、どう伝えるかは、結局、最後は人間だということ。芸術というものは人足り得る人の道。それをどう感じるかも、やはり人でしかない。その前には皆それぞれ平等であるということ。そんなことを考えさせる良い映画でした。配役が適材適所、素晴らしい。それにしても伊東蒼ちゃんはこれからが楽しみな素晴らしい女優さんですな。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "花の中には仏さんがいてはる\n 冒頭専好が、河原で小石を積んで花を生け、死者に手を合わせる。ここからもう、すーっと、心がつかまれました。シンプルな中に、人間が大切にしなくてはいけない心がこもっている気がして。前半は京都ならではのはんなりした言葉が飛びかい。また「人の加をを覚えるのが苦手」な茶目っ気たっぷりの専好が、くすっときて楽しい。織田の岐阜城で会っている利休の事すら覚えてない。「私は物忘れが激しくて」と専好が言うと、「私は目立ちませんから」と返す利休。くすっ。そして後半は利休と秀吉の対立がきっかけで、ガラッと様子が変わるところは、力が入りました。「武人たるもの茶と花を、人の心を大事にせよ」by織田信長。いつの間にかこの言葉を忘れて、暴君と化した秀吉(そんなイメージなかったけど)。幼馴染まで粛清された専好はもう黙っていられない。「花をもって太閤殿下を、お咎めする」。まさにタイトルそのもの。そう意味なのね。萬斎さんの表情豊かなで穏やかな仕草の専好が、実にいいです。ぴったり。猿之助さんの秀吉の憎たらしい所も。仏もお茶もお花も全くたしなまないのですが、十分楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "茶道と華道\n 池坊専好(野村萬斎)が主人公で、千利休(佐藤浩市)と豊臣秀吉(市川猿之助)との関係がドラマとして展開していく。池坊の全面協力で生け花はすべて見事な感じ。武士階級は茶道と華道を止まり木にしたのか、免罪符にしたのか。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "萬斎さん、映画でも舞台みたい\n 萬斎さん、映画でも舞台みたい " + }, + { + "date": "2018-03-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の花の場面がRising Sunの如く素晴らしかった!\n 野村萬斎の演技がエレガントでした!何度みても飽きない映画ですね❗ " + }, + { + "date": "2018-01-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストが残念\n 先ずは、野村萬斎の演技が圧巻!あっと言う間に専好に魅了された。また、佐藤浩市演ずる利休もまた素晴らしく、2人が対峙する茶室のシーンには言葉もない。凛とした張り詰めた空気がありながら、どこか温かい風が穏やかに心に入り込んでくる。取り巻く人々との交流も何やらほんわか心地よく、大したストーリー展開のない前半だけでおなか一杯になった。後半は一転して話は大きく展開していくものの、さしたる意外性はなく、個人的には少々ガッカリだった。それでも、演技は変わらず見応え十分。アカデミー男優賞に誰もノミネートされないのは大いに不服。 " + }, + { + "date": "2017-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "それぞれに\n 時の天下人と深い関わりがあった茶人は有名だが、こちらはまるで知らなかった。僧でありながら華道に精進し、信長に高く評価され、後に秀吉と対する事となった“花僧”、池坊専好。それにしても歴史というものは、どんどん掘り起こせばまだまだ知られざる逸話や人物があり、ネタの宝庫は尽きない。最初はどういう映画なんだろうと思っていた。“戦さ”とタイトルにあるから、戦国合戦物…?それとも、利休を題材にした一連の作品のような芸術作…?もし後者だったら、芸術美には舌を巻くものの、話の方が小難しくてヤだなぁ…と。確かに利休の死や秀吉の圧政に苦しむ人々などシリアスな展開もあるが、思ってた以上にライトな印象でエンタメ性も高い。今年公開された時代劇映画の中では一番良かったかも。それもこれも専好の人物像に尽きる。天真爛漫な性格。とにかく頭の中は花、花、花、花の事ばかりで、花を生ける為に生まれてきたような愉快な男。その一方で、人の名を覚えるのが苦手。一度会った人でも、えっと、誰だっけ…?と、頭を抱えてしまう。信長や秀吉の事も知らない。今で言うと、総理大臣どころか天皇陛下すら知らないんじゃないかってくらいのレベル。単なる物忘れではなく、一種の病気なんじゃないかと心配になるくらいだが(実際相手の顔を覚えられない病気はあるが)、いったんその心配は置いとくとして、この専好が堂々と“華”になっている。野村萬斎が快演。本当にこの人は、時代劇と言うか、日本伝統文化を扱った役柄がピタリとハマる。そんな専好と意気投合するのが、言わずとしれた千利休。こちらは花、あちらは茶、精通するものは別としても、同じ“美”を追求する者として、親交を深め合う。特に専好は、利休との出会いによって、自分の花にも大きな影響を受ける。利休役の佐藤浩市はいつもながらの好演。そういや、かつて三國連太郎も利休を演じた事があり、何だか感慨深いものを感じた。信長役の中井貴一は出番は冒頭だけだが、存在感を示す。秀吉役の市川猿之助が見事なまでに憎々しさを放つ。専好が出会った絵師の娘は、後に秀吉と数奇な因果がある事が分かるが、サブエピソード。でも、森川葵が可愛いからいいや。何と言っても目を見張るのが、専好が生けた花々。生け花に疎くとも、その美しさ、素晴らしさくらいは分かる。信長に献上した“昇り龍”、クライマックスを飾る秀吉への“花戦さ”は、ただただ、天晴れ!お見事!この花の数々が専好の心情を表してもいる。専好の花は信長をも魅了する。信長と言うと猛々しいイメージだが、いち早く外国の文化を取り入れたり、これら花や茶を嗜む。分かる人には分かる。信長のとある言葉が良かった。「武人たる者、茶と花を、人の心を大事にせよ。上に立つ者の道じゃ」この言葉は後に…。そんなお屋形様とは真逆に、太閤殿下には良さが分からない。茶とか花とか良さが分からないから、分からないのがまるで自分が愚弄されてるように感じる。天下人となり、絶大な権力を手に入れ、暴君に。民を苦しめる。その暴虐は、専好の近い者たちにも。そして、利休も…。弔い合戦という訳ではないが、専好は遂に秀吉に“戦さ”を挑む。と言っても、専好は明らかに平和主義者。武器を持ち、反乱分子を率いて、突撃などする訳がない。彼の武器は勿論、花。文字通りの“花戦さ”には唸った。またそれは同時に、秀吉の芸術美を嗜む心、かつてお屋形様が言った人を大事にする心が救われたと感じた。大合戦ならぬ大爆笑が後味良し。エンタメ時代劇ではあるが、合戦シーンは無論、剣を抜くシーンすら無い。人によっては物足りない、退屈とも感じるだろう。芸術美を嗜むのも良し。実力派の演技合戦を堪能するのも良し。つまらないと切り捨てるのもそれで良し。美(映画)の感じ方は、それぞれに。 " + }, + { + "date": "2017-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "史実かどうかは\n 別として、こんな戦も良いですね。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "残念な仕上がりだった\n 久しぶりの野村萬斎の映画が観たくて映画館で観ましたが、、やっぱり映画って良い役者さんが出てても、脚本と監督次第で残念な仕上がりになってしまうんですよね。良い話なのにテンポ悪いし今ひとつだったのが残念。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演出が残念\n 題材が興味深く役者さんも良く美術も手間がかかっているのに、もっさりとした間や、台詞言ってる人の顔を正面から交互に映したりという、一昔前のドラマみたいな演出がダサくて残念な映画 " + }, + { + "date": "2017-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "花の仕事をしているので\n 時代背景はあまりわからない状態で観ましたが花と茶を通じて時代の背景も気になるくらいが華道と茶道が描かれていました。最初から花の持つ力ともてなしの心を持った主人公に心をわしづかみされていっときも飽きずにスクリーンから目が離せませんでした。改めて自分のしている仕事の大切さや志を見つめなおせた映画でした! " + }, + { + "date": "2017-07-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんなに素敵な作品に出会ったのは初めてかもしれない。 2回観に行っ...\n こんなに素敵な作品に出会ったのは初めてかもしれない。2回観に行ったけど、2回と言わず、3回、4回、、、何度でもみたい!!DVD出たら絶対買う(*´∇`*)パンフレットとサウンドトラック、公式本やムック、扇子などなど、花戦さに関するものは全部買った。映画グッズをこんなに買うのも初めて♪生け花や歴史に詳しくなくても、ストーリーは入ってくるし、とても楽しく観ることができた。むしろ、知らないからこそ楽しめた部分もあると思う。立花の生け方、仕組みには驚いた!まさかあんな技だったとは!?さすが生け花発祥、そして池坊555年の歴史!専好さんの人柄や活躍にはもちろん感動したけど、他の人物も興味深く、個人的には特に千利休が印象深い!専好さんや秀吉との関係、自分の意思を貫く逞しさ、最後まで諦めない強さには感心させられた。また、信長のシーンは短かったものの、「茶と花を、人の心を大事にせよ。」の言葉は素晴らしく重みがあり、考えさせられるものがある。人の上に立つ者として、こういったことを素直に言える人は、今の世の中少ないのではないだろうか、、、ジーンとくるシーンもあれば、ちょっと吹き出してしまうシーンもあり、ほんとに何度みても飽きない作品。いい作品に出会えた。個人的にはほんとにハマったので、花戦さを基準にしてしまうと、これから他の映画を見た時に、いい作品であってもちょっとがっかりしそう、、、 " + }, + { + "date": "2017-07-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "花の戦さの真髄。命を懸けて訴えた、“それぞれの良さ”。\n 【賛否両論チェック】賛:殺伐とした時代にあって、〝花”をもって人々の心に訴えかけていった主人公・専好の人となりが、微笑ましくも感動を誘う。否:展開はかなり淡々としているので、観ていて眠くなってしまいそう。 戦国時代という殺伐とした時代にあって、“生け花”で平安を願った僧侶達。その中でも異彩を放っていた主人公・専好の姿が、四季折々の様々な花の彩と共に描かれていくのが印象的です。個人的には、口をきこうとしない少女・れんに、専好が蓮の花を使って心を開いたシーンがステキでした。 そしてそんな専好が、暴君と化した秀吉に対し、生け花を通して訴えかける“人間それぞれが持つ良さ”というテーマも、また感動を誘います。ラストの専好の鬼気迫る迫力には、思わず圧倒されてしまいます。 想像に違わず、時代劇の中ではかなり静かで淡々と進む物語なので、下手をすると眠くなってしまうかも知れませんが、権力に花で立ち向かった勇気ある花僧の生き様を、是非ご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2017-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "萬斎劇場\n 狂言師野村萬斎劇場笑いあり涙ありドタバタ劇終わりも笑いで締めておりよかった " + }, + { + "date": "2017-07-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "画面の美しさ❗️\n キャストに引かれ、見に行きました。お花も豪華で綺麗すが、野村萬齏さんを筆頭にスクリーンに居るだけで、華やぐ役者さんばかり‼️圧倒され、あっという間の時間でした。 " + }, + { + "date": "2017-07-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おっちゃん達が花道やお茶を楽しそうに嗜んでる姿が微笑ましい★ 利休...\n おっちゃん達が花道やお茶を楽しそうに嗜んでる姿が微笑ましい★利休が好きな色の話をする場面が好き。たわいもない話だけどなかなか深かった。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "拘って悪いか。\n 生け花に疎い自分ですらあれほどの木花の美には心を奪われる。 暴君と化した秀吉の粛清が後半かなり残酷度を増すまで、前半はほのぼののんびりとした味わいが若干長く感じられるものの、 池坊専好のお人柄が野村萬斎にピッタリで楽しめる。そんなに物忘れが酷くて(またこういう話か)大丈夫なの?と思うほどの重要ポストに座らされるものの、持ち前の明るさと人の良さで次々と町民をも虜にするのだが…。利休が拘った黒い茶碗だが人には拘りたいものが一つ位ある。他人から見れば何だそんな と思うような趣向や習慣が当人にとっては大切な選択だったり、 何を言われようと曲げたくない頑固さを持つ。そんな拘りに対して「あぁそれもアリだね」と認められない傲慢な性格を持った現代人もたまに見受けられるが、さらに異常に攻撃する狂人の悍ましさを見た思い。〇〇には〇〇の、✖✖には✖✖の…という専好の台詞にその通り!と心で拍手。それぞれに美、それぞれ に心、それぞれに趣があって、芸術って生まれるんじゃないの。 " + }, + { + "date": "2017-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "破綻はしてない\n 活け花 綺麗だったわ。真剣に観たことないから、どのレベルでの綺麗さなのか解んないけど、勉強してみようかなと思った。空間をうまく支配できる感覚がないと、活け花やれなさそうだね。劇中で蓮が描く絵も、なかなか良かったかな。萬斎様の演技いいよね。森川葵も頑張ってついてってた。納得のストーリーなんだよね。「まあ、そうだろうな」っていう。大体文句ないんだけど、盛り上がりに欠けてんのね。淡々といきすぎてるっていう。脚本に一考が必要なのかなとも思ったけど、原作が映画化難しい原作なんだろうな。ストーリー大体納得と言いながら。最後は活け花で秀吉を説得だけどさ。それがどうしたって感じだったな。もう人はバンバン殺してるし、秀吉、狂っちゃってるんだよね。活け花で一時的に秀吉の気持ちを変えられるかも知れないけど、所詮一時的だよなあって思った。利休が命を賭けたって変わんなかったからね。そこが、こう、クライマックスが盛り上がらない一因かも。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "花には花の、役者には役者それぞれの・・・\n 戦国時代も末。京都の中心・六角堂は池坊と呼ばれ、花を手向ける花僧たちが大勢いた。その中ひとりが、変わり者・専好(野村萬斎)。ある日、織田信長の御前で花を披露せよ、との命が池坊のもとに届いた。信長の噂を聞いていた寺の主は、恐れをなして、専好を行かせることにした。その席で専好は立派な松を活け、信長から褒められることとなる。その席には、豊臣秀吉(市川猿之助)と千利休(佐藤浩市)の姿もあった。そして、月日は流れ、豊臣の世・・・といったハナシで、チャンバラのない時代劇。個人的には時代劇は好きだが、チャンバラは苦手なので、この手の作品は好きな方な部類。どんどんと権力を握って横暴になっていき、遂には利休に切腹を命じた秀吉。それをどのように諫めるか、というハナシになるのだが、なんといっても見どころは、野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市の三人の演技。まぁ、それぞれがそれぞれに、それぞれ良い演技をして、それを「どの演技も良いのぉ」と言いながら楽しめればよい。これほどの演技の達者なひとばかりだと、点でバラバラな演技合戦になりそうなところを、篠原監督が巧みに演出して、バラバラになっていないあたり、さすがである。池坊の面々による生け花のシーンも多く、それも観ていて満足。 " + }, + { + "date": "2017-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "桃山の影を道端より眺める\n 歴史考証は「生で見てない限り全てあり得る」が持論なので、変に思い込まず堪能させて頂きました。専好さんと関わる其々の間合いが、いとおしくせつなくあたたかい。それだけに、一つ一つの別れが締め付けられるように苦しく、引き込まれていきました。最後のアレは専武さんの仕込みだと、勝手にジンワリ。何せ原作読んでないもので…。 " + }, + { + "date": "2017-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "道に生きる\n 野村萬斎さんの生き生きとした演技と周りのやりとりに終始笑いつつ、本当に天才的な方だったんだろうなと想像が膨らみました。お花も大きな作品はもちろん、小さな作品も一つ一つが素晴らしかったです。華展に出すだけでも大変なのに、一瞬のシーンのためにどれほどの人が関わったのかと思うと、エンドロールの池坊の方のお名前の多さも頷けます。池坊さんだから映画化できるんじゃないかなと思います。専好や利休、信長、お茶やお花の本質を理解する者たちとそうでない秀吉。秀吉には町人たちの揶揄も相まってバカにされているように感じるんです。でも他人をバカにするとか、誰が一番とかないんですよね。昔、茶道も華道も一生かけて学ぶもの、自分のことだけ考えて、自分と向き合うんが”道”というものだと母から聞いたことがあります。華道や茶道の本来の姿と奥深さを思い知らされたように感じました。 " + }, + { + "date": "2017-06-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "野村萬斎の演技ひとつで\n 心持ってかれました。純粋さ愛らしさその上に華道の美しさ。好みはあるかもしれませんが私はまとまった生け方より躍動感ある奇天烈な生け方の方が好きなので、お花観るだけでも充分感動。日本人ならではのおもしろさがありました。関西ならではのノリとか。ただ無意味に殺されていくのを傍観しているのは苦しい。納得いかない。全ての争い事がお花で解決すれば平和ですねー。両側(それぞれ他人)からは寝息が聞こえっぱなしでしたが(汗 " + }, + { + "date": "2017-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "どの役者さんにも演技に迫力を感じ、たくさんの方に観て頂きたい素敵な...\n どの役者さんにも演技に迫力を感じ、たくさんの方に観て頂きたい素敵な作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "色んな意味でちょっと\n ちょっと思った感じではなかったかな、途中、ちょっと眠かった。まあ、こういう話があったことは事実なんだろうけど、利休しかり、天下人を向こうに、啖呵を切ったことで今に続く伝統芸能になったんだろうな…と、ちょっと感心。ただ、エンドロールで池坊の関係者の名前の羅列が凄かった…。この人達が、どんな風に映画に関わったのか? 何これ?って感じで、ちょっと興醒め。 " + }, + { + "date": "2017-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ー華と茶と人の心ー 美しい、が。\n  制作陣が気になりすぎて劇場鑑賞。主演に野村萬斎、そして、市川猿之助・中井貴一・佐々木蔵之介・佐藤浩市と続く日本映画の豪華キャスト。音楽は、久石譲!。劇中絵画は小松美羽!!。調べると、脚本の森下佳子さんはドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』、『JIN-仁-』、『ごちそうさん』、個人的に好きな映画『包帯クラブ』などに携わってらっしゃる。存じなかったけど好きな作品を作ってた人。あとメインの華道は華道家元池坊が監修と、間違いないでしょう。 上記の面々のかかわったであろう要素は素晴らしかった。野村萬斎の顔芸は愉快で観ていられた。心から楽しくいけてた最初と池坊を背負う立場になってから疲れていく表情がよかった。200瓶あるらしい手の込んだ華もいちいち美しい。習ってる人たちの作品と専好の作品との差は歴然。利休と何やかんやあった後の黒い背景に浮かぶような梅が美しかった。レン・小松美羽の絵の存在感が良かった。レンが洞窟の壁に描いた蓮を背景に専好とレンが火を囲み話すシーンも美しく印象深い。 なんだか気に入らなかったシーンがいくつかある。まず、うわっと思ったのは、専好が池から蓮の花を取るシーン。岸から盲目に花を取ろうとするあまりに池に落ちる…のはいいんだけど、落ちた映像がない。野村萬斎だろうが派手に落ちてくれればいいのに。秀吉が民衆をさらし首にしていくシーン。観ている人のリアクションとさらし首の頭だけ移すことで説明されるが、ここ、狂った秀吉を印象付けるためにCGでも美術駆使してでも切られた首をモロ見せてよかったと思う。今時、そんなにショッキングでもないだろうし。最後、秀吉と専好の対峙シーン。松の枝が折れ、慌てて支える専好の演技、なんだあれ。コミカルを超えて違和感が生まれてた。さらに最後、河原に専好とレンが立つ手前を走るわざとらしい犬。わざとらしい色とりどりの花が一面に咲く。なんだあれ。予算内ならあんなことしなくていいでしょ。専好がいけた花かレン・小松美羽の絵でラストショット、ドォーンがよかった。好きな要素が多かった分、気に入らないところが目立った。まぁ、何か作りたくなる良い映画です。 " + }, + { + "date": "2017-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "個性と生きづらさ\n 花に疎い方でも、1つは好きないけ方が見つかるかもしれません。私の場合は、“はな、はねる”主人は、ある程度、人の上にたったことがある人に共感できる作品だという感想をもっていましたが、私は、専好が利休にこぼした言葉に、うるっとしたり、やりたい仕事、やらなくちゃいけない仕事、楽しい仕事、大一番、と野村萬斎のころころ変わる表情と演技に魅せられておりました。夫婦に共通していえたのは、“佐藤浩市は、いい男だ”という結論です。 " + }, + { + "date": "2017-06-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動!!\n どの台詞にも含蓄があり、心を揺さぶられました。生け花も素晴らしい。映像と音楽もマッチして美しく、小さい劇場ながら比較的大きなスクリーンで観れたため、感動倍増。ポロポロ涙が出ました。スケールの大きい、生き生きとした生け花ですから、劇場で観る事を勧めます。最後のシーン、ホントに綺麗でした。久石さんの琴が効いた音楽、良かった! " + }, + { + "date": "2017-06-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと詰め込みすぎ\n 生け花や墨絵は池坊監修だけあって素晴らしいです。特に枝が折れる前の松の生け込みは画面がスクリーンだけあって迫力を感じました。茶室の花や、祭壇にいけ込まれた作品も凛として美しかったです。一方野山で花材を集めるところではイマイチリアルに欠けるところ(そんなとこには群生しないわい)は残念。戦国時代だけあって、歴史上有名人物が多くてもっと背景や描きたいことがあったろうに詰め込みすぎて矢継ぎ早な印象が残りました。高橋克実さんの展開が早すぎてビックリでした。原作本を読んだらもう少し楽しめたのかな。 " + }, + { + "date": "2017-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "毎回\n 毎回、野村萬斎さんの演技に感動です。高橋克実さんも良い味出てました。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "すごい面白かった。。。\n 良かった野村萬斎。ところどころ狂言みたいになるところやその時代にそんなにたくさんきれいな花を集められたのかなど多少の疑問も持ちながら観ましたが、ほんとに面白かった。名前をつけるところが好きだった。それから森川葵がいい。目が綺麗。視線が生き生きしてる。野村萬斎が顔は笑ってるのに、目だけで泣いたり泣きながら笑ってたりするのに対してこの子は常に心と目が同じ気持ちだったと思うのです。良かった。ほんとに。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「花戦さ」は成功したのか\n 野村萬斎の狂言的な演技が印象に残る。様式美と言おうか、笑うにしても泣くにしても独特の大袈裟な形があり、仕草や表情を見るだけでも楽しい。物語の中心になる萬斎(専好)と佐藤浩市(利休)とのやりとりも見ごたえがある。時の権力に仕える利休と、仏に仕える専好と立場も性格も違う二人だが、茶と花という芸の道を究める者同士の共感と信頼関係がよく伝わってくる。秀吉は驕り高ぶった権力者としてあまりに悪者に描き過ぎてはいるが、利休との対立が徐々に深まっていく様子がなかなか興味深い。対立は作品の中で「金」と「黒」との比較で象徴されている。「花戦さ」というタイトルだが、「戦さ」というほどの緊迫感が感じられなかったのは残念だ。 " + }, + { + "date": "2017-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "のぼうの城の萬斎はわざとらしくて好感が持てなかったが歳を取った分穏...\n のぼうの城の萬斎はわざとらしくて好感が持てなかったが歳を取った分穏やかな演技になった。佐藤浩市も色気のある演技だった。 " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してたよりは…\n 前段が長くて少し退屈でした。最後のために仕方ないのかもしれませんが、うーん。と言う感じでした。俳優陣はそうそうたるメンバーでそこは良かったです。私みたいに何も知らない人間より、華道や茶道をしてる人はまた違った見方できるかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2017-06-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "お茶とお花\n 茶道、華道に興味がわきました。あと日本画も。 " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "美しい\n 茶道の作品は多いが、花道の話は新鮮でした野村萬斎に池坊がマッチしてました " + }, + { + "date": "2017-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "海外で受けそう〜\n 「のぼうの城」的な感じを期待して行くとちょっと違うかも〜あちらは戦争中の武士の話なので戦闘シーンもあって派手な展開ですがこちらは僧侶の話だし、文化的な話なのでアクションはありません。それでもダイナミックな絵作りとして、大きな松の創作生け花が見事です。天井までいっぱいに使った創作生け花が作られる過程はなかなか興味深かったな〜。海外で日本文化紹介作品として受けるかも??それから多分ドローン撮影と思われる山のシーンも新しかったです。「なにわ言葉」については90%くらいまで頑張った感じですが野村萬斎さんの結構良いシーンでの一言がイントネーションが微妙に標準語ぽかったり、逆に本来ならネイティブに喋れるはずの和田正人さんまで言葉指導がついたせいか、やっぱりイイところでイントネーションが微妙だったり〜〜指導を受け過ぎるとネイティブでもたまに本来のイントネーションが一瞬わからなくなるのね。勿体無かった〜監督さんがネイティブならこのテイクは使わないと思うんだけど〜ただ、最後の展開は原作未読ですが、原作ではもうちょっと緊張感があったのかもしれません。映像にした分、緊張感がちょっと薄い感じ。人によっては納得できないかもしれない。鶴松が死んで落ち込む秀吉の描写もちゃんとあったけど「友」という言葉に反応した秀吉の気持ちは観た人に届いたかな?それとやっぱ信長に中井貴一さん、出番は少ないけど最後に説得力を持たせるには中井貴一さんクラスの大物でなければならなかったのがよく解りました。あと、ヒロインの女の子はちょっと現代っぽ過ぎる気がするな〜それから顔のドアップが多すぎてちょっと観ててそこはしんどかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "それなりに楽しめた\n 前半にくどい演出があったものの、全体としてみれば良い作品に出来上がっていると思う。キャストもあっているし、何より数日かけて実際に作られた序盤と終盤の生け花は圧巻の出来栄え。大河ドラマや朝ドラが好きなら楽しめるでしょう。 " + }, + { + "date": "2017-06-14", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "猛烈な眠気\n 2時間の上映で、戦いが始まるまで1時間30分はかかった。前半は爆睡した。映画の構成として、せめて30分くらいで戦いが始まって、それから勝ったように見せかけてどん底に落ちて、最後はやはり勝ちを収めるという構成が必要じゃないのか。ちょっと頑張ったら勝てましたじゃ薄すぎる。映像もいかにもスタジオで撮りましたみたいベタッとした照明があったり、チープなTVドラマみたいな映像がちらほら。萬斎の演技も上手いんだろうけど(顔芸とか)、好きにはなれなかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本人でよかった\n 華道ってよく分からない世界でしたがこの映画を観て花の美しさ、その美しい花を人の手で新たな命の息吹を与えると言う世界を知る事が出来た作品です。生けた花が映し出される度に笑顔になってる自分がいました。その美しさと力強さで秀吉の心が動かされたのも納得。 " + }, + { + "date": "2017-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "浮かび上がる梅の花\n 様々な登場人物の在り方が描かれていると思います。老人も子供も専好にとってかけがえのない人達池坊専好と利休対象的な生き方!物にはいろんな側面があること権力者からの重圧にも屈しない生き方の美しさ今思い返すとあの梅の演出が映画のエッセンスのように感じます。時間をかけてじわじわ感動します " + }, + { + "date": "2017-06-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "う~ん…\n 何度も寝てしまった。生け花がすごく良かった…ちょっとクドイ演技に疲れる。 " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "初代池坊専永の生き様に感動しました\n 物語、キャスティングにはとてもいい印象を受けた映画です。それでも評価をあまり高くできなかったのはもう一つの主役である<花>に対する扱い方があまりにひどかったからです。あの時代、紅葉の時期にムクゲが咲くことはありませんし、菖蒲の花を見ることもできません。蓮も同様です。山の中で花が自生する場面でも、ありえない植生のあり方にがっかり。映像としての彩りはよろしいのかもしれませんが、季節感を無視しすぎた<花のキャスティング>には正直がっかりしました。また、利休庵で利休居士が自害をされるシーン(梅の季節)の庵の門前の紅葉が青紅葉だったり、北野天満宮のお茶会のシーンも11月とは思えない光景、大徳寺の三門のシーンが南禅寺の三門が写っているなど、京都好きにはその度に「えっ」と違和感を抱かざるを得ないシーンが挿入され興ざめしてしまう状態でした。豪華なキャスティングでいい物語だったのでとても残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ストーリはダメ\n 花を愛でる映画。生け花以外はイイトコ無し。ヒロインは失敗。顔が覚えられないという設定がなくても成立するので、主人公の設定は雑音。この設定はストーリの上では何も生きてない。幼子が河原で晒し首になったのに、絵師の娘は生き返ってるという、あまりにも差別的エンド。ハッピーエンドでもなんでもない。死者への手向けとしての生け花を河原で見せておきながら、其の語りをひっくり返すとは何事か!こういう無神経な展開は不愉快。ヒロインも、存在理由がない。秀吉の改心もとってつけたようで、描写が浅い。 " + }, + { + "date": "2017-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "一期一会\n  萬斎ワールド全開の映画である。この人の狂言の舞台を見たことがある人なら、映画の演技も舞台の演技と同じであることがすぐわかる。喜怒哀楽を極端に表現することで笑いや涙を誘う演技だ。 この作品では、そこに茶の湯の侘びや寂びも加わるので、間がとても大事になる。ひとつひとつのシーンがゆっくり、ゆっくり進むのだ。それは茶の湯で主人の手元の動きを楽しみながら、茶の出来上がりを待つのに似ている。急いてもいけないし、気を抜いてもいけない。 ジェットコースターのようにストーリーが進んでいく最近の映画に慣れた目には、面食らうほどのスローペースだが、やがてそのペースが心地よくなってくる。茶の湯の席で流れる時間が、日常の時間から隔絶されているのと同じだ。 茶の湯の要諦は一期一会だ。一服の茶は無造作に飲まれて終わる。しかしその茶室でその一服の茶を飲むに至るためには、それまでの経緯があり、主人との出会いがある。主人にとっても、その客をもてなすに至った経緯がある。来し方を振り返り、行く末を案じる互いの人生の一瞬の重なりを、一服の茶に味わうのが茶の湯だ。 それは、やはり短期で終ってしまう活け花にも通じている。消滅する美を人生の一瞬に重ねて、無限の時間と空間の中でその花を活けるに至った縁起を感じる。花の命と自分の人生が重なったときにだけ、その花を愛でることができるのだ。花は散るから美しい。 この作品にはたくさんの出会いと、たくさんの別れがある。そのすべてが一期一会であり、主人公は出会う人、別れる人に「おおきに」を繰り返す。ひとつひとつの「おおきに」が全部異なるニュアンスで表現されるのは流石に萬斎である。佐藤浩市の利休とのやり取りにある「間」に、侘びと寂びを感じることで、観客はこの作品との一期一会を果たすことになる。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "花戦さ\n 現代人が見失ってしまった花という小さな命の尊さ。便利さや豊さのために失った優しい心を取り戻して欲しい。綺麗なお花を生けることによって、自分自身とも向き合い、他人にも、全ての生き物にも優しくなれる。映像も音楽も良い。豪華な配役はそれぞれに見事な演技で引き込まれた。花に仏様の魂を見いだし、静かに語りかける。じわりじわりと涙が溢れ、最後まで止まらなかった。みんなに見て欲しい。みんなが優しい心になって欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "基本的に萬斎の演技があまり好きではないので、いい映画だとは思うが、...\n 基本的に萬斎の演技があまり好きではないので、いい映画だとは思うが、点数は高く出来なかった。生け花はどれも美しく、流派の中では池坊が好きなので、其の点では満足でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後だけが少し残念。。。\n  花戦さ見て来ました。他の方のレビューを見てビビって行って見ました。 個人的には非常に面白かったです。池坊の歴史って知らなかったので勉強になりました。なんで今お寺ではないのでしょう?野村萬斎さんはあのお年で若い役から年の役までうまくてすごいなと思いました。さりげない花の歴史も勉強になりましたし、花道って元はこういう事を言うことがよくわかりました。 俳優陣も豪華な共演で、本当に花の共演のようでした。 花戦さやと打ち明けるシーンは全く関係ないですが、昔の少林寺映画のようでした。 最後の諌めるシーンはみなさんと同じく、表現の仕方があった気がしました。掛け軸ドン!とか、あれもこれも諌めるのとか、、、。萬斎さんならもう少しうまくしてくれるのではないでしょうか。 でも、枝のところでうまいこといなしてくれたので嬉しかったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "史実ならすごいな\n 野村演じる、風変わりな主人公が、野村萬斎らしい独特の演技。賛否両論かな。対して佐藤浩市の利休は静かで抑えた演技が良かった。華やかな、様々な花や生け花がキレイだった。 " + }, + { + "date": "2017-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "じんわりと涙が出た\n 皆さん厳しめの評価ですが、私は大好きな映画です。池坊専好は随分と天真爛漫というか自由というか、変わり者なお坊さんで、生ける花にもそれが表れていました。他のお坊さんはしっとりさっぱり纏まった花を生けるのに、専好一人だけドカンと大ぶりな花で思わず笑ったのは私だけじゃないはず。笑誰もが畏怖する織田信長を目の前にした時も物怖じせず、ただ花が大好きだという気持ちが全開でした。そんな専好も、僧たちを代表する役職につき、ただ花を愛でていられなくなって、プレッシャーから花を生けるのが楽しくなくなってしまう。その悩みを吐露できた相手が利休。茶室に招かれてお茶をいただいて、心解された専好が子どものように泣きじゃくるのを、利休があやすみたいに慰めるのがとても好きです。「もう一服飲むか?」と言ってお茶をたててくれるのが優しいのに可笑しい。利休のおかげで吹っ切れたように花を生ける専好でしたが、今度は利休の雲行きが怪しくなり、しまいには切腹、晒し首。利休だけでなく、専好の周りの近しい人々が関白様をバカした咎で晒し首。中には幼い女の子も。幼馴染が目の前で切り捨てられた瞬間、専好の顔から表情が消えて、心の中で何か壊れた感じがしました。心動かす素敵なものを「この中には仏さんがいる」と評してきた専好が、絶望して「仏なんかいない」と叫ぶとき、見ていて本当に辛かった。ポスターなどの印象ではもっとコメディっぽくて賑やかな感じだと思っていたので、この辺りの鬱のような展開は衝撃的でした。序盤の和気あいあいとした空気はここで落とすための布石だったのか?ここでついに「花戦さ」を行う時ことになるのですが、戦というよりも仇討ちに見えました。一輪一輪に亡き友人をかさねて名前を呼ぶシーンでもう堪えられず涙が出た。その花には仏さんがいるんですね。全編通して出てくるお花が素敵なこと素敵なこと。素人目にも美しい生け花が出てくることがこの映画の説得力を増していると思います。木を使うときには接木して作品をつくるなんて知りませんでした。庶民の人々がお寺でお花を習い、当たり前に花を愛でているのを見て、生け花をしてみたくなった。ドカンとした派手さはないのに、何かじんわりと染みる映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "映像美しかった‼︎ お客さん おじぃ&おばぁだらけ(笑) 利休亀甲...\n 映像美しかった‼︎お客さんおじぃ&おばぁだらけ(笑)利休亀甲縛り(笑)森川葵かわゆすぅ " + }, + { + "date": "2017-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "型\n 時代劇をやる野村萬斎さんは好きだ。が…こんなだったっけ?どおにも…主役の芝居が過剰のように思えて、いまいち作品を楽しむ事が出来なかったように思う。他のレビューには「顔芸」なんて単語が目立つ。だが、しかし…到達してるというか、完成されてるようにも思うので、他の誰かがやっても物足りないようにも思うのかもとは思うのだが…。なんだか妙なジレンマを抱く。花や茶室がとにかく美しく、和の美しさを堪能できる。あれこれ評論はできるのだろうが、直感が美しいと感じるものに嘘はない。そういったものに、人の優しさや思いやりを投影できるのも日本人の清らかさなのかもと思う。そういった風景や、花を映す照明やフレームがとても気持ち良かった。最後の唐突なハッピーエンドはいらんのではないだろうか? 生け花の話で作り物の花はお呼びじゃないだろうし、あの子が出てきて幼馴染が出てこないのは…かえって不自然なような気もする。まさか、死んでなかったなんてオチがあるわけでなし。儚さや、諸行無常でいいし、遡れない時間でいい。 " + }, + { + "date": "2017-06-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "花で世の中が安泰になるって?\n 猿だけに猿之介を起用?最後の秀吉と専好のシーンは全く頂けない。秀吉の残虐な行為を止めさせる為の「説得力」になっていない。池坊が監修をしているなら、もっと大胆に描いて欲しかった。グサッとくるシーンがなかった。 " + }, + { + "date": "2017-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "萬斎さんが専好で良かった🎵\n 私は元々萬斎さんびいきだけど思っていたよりずっと良かった🎵萬斎さん特有のあの感じと佐藤浩市さんのやさしく強い千利休は素敵立ったと思う。エンドロールが終わるまで誰も立たなかったのは評価点が高いと言うことでは?🎵萬斎さんますます大好き💕 " + }, + { + "date": "2017-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "こんな野村萬斎が好き。\n ずいぶんと評価が厳しいようですが、僕は好きです。そもそも野村萬斎が主役な時点で、映画の質がこの通りであることは想定内。飄々とした憎めない野村萬斎が好きなので、キャラ的には満足。ほかも、信長の緊張感、秀吉の狂気、前田のバランス感覚、利休の矜持、、、よく描かれていたと思う。三成だけがずいぶんと損な役回りであったけど。そして、蓮の素性が知れたとき(父様とか言った時)にゾクリとした。そのわりには、秀吉と等伯のからみがあるのかと期待したが残念。尺の関係か。 " + }, + { + "date": "2017-06-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "試写会\n 戦さがうまく伝わらなかったです。利休さんのほうが、よっぽど戦っていた気がします。どうしても舞台関係者の俳優さんは浮いちゃうなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-06-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "野村萬斎の面目躍如だが、なんちゃって”本格”時代劇\n 野村萬斎の面目躍如。戦国時代の花僧・池坊専好を野村萬斎が演じ、花の美しさで豊臣秀吉をいさめたという伝説のエピソードである。華道三大流派(池坊・草月流・小原流)のうちの最古の池坊の正当性を大宣伝している。初の\"華道映画\"ということもあり、監修として華道家元池坊の大バックアップによる生け花の競演がとてつもなく美しい。ゆえに実話っぽく感じてしまうが、これは史実を無視した創作要素が多く、時代考証はメチャクチャである。堤幸彦監督×中村勘九郎の「真田十勇士」(2016)くらい弾けていれば、\"こんなわけねーだろ\"と楽しめるところだが、そうはいかない出来の良さが問題である。野村萬斎のサービス演技は旺盛で、表情・所作すべてが狂言的にデフォルメされた正統派。なんちゃって時代劇なのに、脇を固める共演者が、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市とそうそうたるメンバーで、\"本格時代劇\"と誤解されてしまうわけだ。ところが序盤でいきなり、織田信長との謁見の場に居並ぶ武将のテロップに、\"豊臣秀吉\"とでてくる。公式サイトには、\"木下藤吉郎/豊臣秀吉\"、\"千宗易/千利休\"の改名を後年のもので統一表示したと注釈はあるのだが、普通は映画本編しか見ないのがあたりまえ。歴史ファンにはがっかりだろう。\"これはフィクションです\"とテロップを入れるべきではなかったか。実在の人物を使ってはいるが、\"遠山の金さん\"、\"暴れん坊将軍\"、\"水戸黄門\"なのである。しかしエンターテインメント作品として観れば、なかなか見応えのある妄想エピソードである。仏道と華道の関係性、華道の心を伝えようとしている本作の姿勢には、\"日本の美\"に対する再発見がある。また、表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵の協力を得て、茶道と千利休の描き方も本格的だ。同じく時代背景がリンクしている、市川海老蔵主演の「利休にたずねよ」(2013)とセットで観ると、絶対に楽しい。野村萬斎は、前作「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(2016)で、人気脚本家・古沢良太による現代劇に挑戦していた。古沢氏いわく、\"野村萬斎のアテ書き\"のはずだったがイマイチ。結局、「のぼうの城」(2012)をはじめ、着物キャラクターでしか輝けていない。本作に関してはまったく問題ないのだが、その演技は、アニメ声優や「シン・ゴジラ」でのゴジラのモーションキャプチャーモデルなど幅広い。やはり現代劇での魅力を観てみたい。本作のちょっとした掘り出し物は、\"れん\"役を演じた森川葵である。言葉を発しない、捨てられた少女の演技に引き込まれる。(2017/6/4 /TOHOシネマズ日本橋/ビスタ) " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "戦が始まる迄に時間がかかったなぁ~\n 戦が始まったら、あっという間にエンドロール‼️ " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よかったです。\n いいエンディングでした。れん可愛いです。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "2017-37\n ローガンまでの時間潰しで見た。平日のお昼で土地柄的にも作品的にも、周りはおじいちゃんおばあちゃんで完全アウェイ。お花や水墨画はさすが綺麗でした。お花も本家の池坊の方々が作られたらしいですし、襖に書かれた蓮の絵は小松美羽さんという実物もとても美人な方が描かれたそうです。最近、女性誌にも出てる方ですね。ただわたくし、中盤のとても重要なところを寝てしまいまして(2つ隣のおばあちゃんがすやすや寝とったから、眠くなっちゃったよ)、起きてからなぜかいなくなっている方々に、なぜにー😵って感じだったんですが、映画ブログで話をたどると、これはおもしろい映画だ(ったんだ)なと!もっかい見なきゃと思いますが、地上波で十分かな。野村萬斎さんは、たまに美川憲一の物真似してるフットボールアワーの後藤さんに見えるときが。顔芸はさすがです。市川猿之介さんは、秀吉のやらしい感じがすごい出てました。お二人ともちょっとオーバーちゃう?というくらいが、作風に合っていたと思います。あと、中井貴一さんの贅沢な無駄遣い!信長と秀吉という、同郷の天下取りだけど、まったく違う性格というのが伝わりました。地上波でしっかりみよーっと。 " + }, + { + "date": "2017-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "退屈ながら見応えあり\n 一番誰もが知ってる戦国時代の側面を実在の花僧・池坊専好が、天下人と対峙するお話。飄々とした野村萬斎の演技は、好き嫌いあれど・・・序盤は中井貴一、中盤は佐藤浩市を軸になんとも言えない緊張感を佐々木蔵之介が中和する。終盤は、ラスボス市川猿之助の鬼畜ぶりがハンパない。対峙する場面は見応えありますが、花戦さってわりには、花の美の描写もリアルに地味・・・音楽もいいだけに、極彩色な映像美があれば日本だけでなく世界の映画玄人にも評価される映画賞出品作品って感じな☆3.8〈敬称略〉 " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "三成\n 三成の描き方最低❗ミスキャストだし " + }, + { + "date": "2017-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "華道にも興味が\n 武士のたしなみとされたせいか、歴史の中ではとかく茶道ばかりに光が当たってきたが、確かに華道も歴史は長く、日本文化として確立するまでには、いろいろな事柄があったはず。本作のエピソードが史実かどうかは知らないが、こんなことがあってもおかしくはないと思わせる。華道もなかなかやるじゃん!という思いを持った。さすがに池坊関係者の全面協力があっただけのことはある。織田信長生存中の秀吉は「豊臣」と呼ばれることはなく、せいぜい「羽柴」のはず。ちょっと荒い面もある。(「のちの」とつければ良かったのに)それにしても、佐藤浩市の存在感はすごい。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "市井の人々の歴史\n 戦国時代が舞台であるにも関わらず戦さは全く描かれません。教科書に出てくる歴史は市井の人々には余り関心が無い事なのかもと歴史映画を見てて初めてそう感じました。時代に翻弄されながら それでも前を向いて生きていく池坊専好の視点でストーリーが展開していきます。そして 最初から最後まで登場してくる生け花。「ひと枝のカキツバタだから心深い」いう言葉に感銘受けました。 生け花を全く知らない私でも 笑、涙してあっというまの2時間余りでした。クライマックスシーンの見事な生け花には鳥肌がたちました。日本人としてまた茶道も花道も勉強してみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣揃い踏みなのに、なぜか残念 池坊全面協力で、花は豪華 し...\n 豪華俳優陣揃い踏みなのに、なぜか残念池坊全面協力で、花は豪華しかし、脚本が、歴史背景の勉強がいま一歩何か事件があると、必ず女の子が知らせに来るとか、森川葵の服だけ見すぼらしいのも変せっかくの大スクリーンで観る映画、テレビでは味わえない何かが欲しかった " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "アップばっかり。\n 日本映画久しぶりの本格時代劇なので、きっちり作ってほしかった。篠原哲雄は時代劇が初めてというわけではなかったので、少し安心していたのだが、いろいろ大人の事情があったと推察される。まずは、専好(野村萬斎)が信長(中井貴一)に呼ばれて花を活けに行くのだが、そのとき、各登場人物のテロップが出る。「豊臣秀吉」と出たのだ。信長の家臣のときに豊臣を名乗るはずもないので、これは間違いといってもいい。これで信頼度がガタッと下がる。年代をテロップで出すのに、初めは西暦もカッコ書きで出していたのに、二つ目からはない、ということもあった。いちばんの疑念は、市川猿之助はどれほどこの映画にスケジュールを割いたのか、ということである。秀吉が利休(佐藤浩市)の顔を踏みつけるシーンがあるのだが、ふたりの全身が同時に映らない。そう思って見ると、茶室のシーンもほぼお互いに背中越しにしか映らない。秀吉が「この茶室はせまい」となげいても、それを映像で表さない。あまり考えたくないが、この豪華キャストが一同に会して撮影が行われたことがないのではないか。丁々発止の演技合戦も、アップのカットバックばかりでは興醒めである。また、もしこれが篠原哲雄の演出というなら、もう映画は撮らなくていい。「洗濯機は俺にまかせろ」の頃に戻ってほしい。それでも、佐藤浩市は素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "痛快?どこが?\n 実在した花道の池坊の初代専好を主人公にした映画である。ポスターを見た感じではコメディかと思ったのだが,かなり重い内容で,爽快感のない話であった。こういう邦画の観客層は年齢層が上がってしまうのが常で,普段映画館などに来ていない連中が茶の間のテレビ感覚で見に来ることが多くて辟易するのだが,今回もまた上映中に喋りをやめないババァどもがいたのには非常に腹が立った。花道の家元の先祖の話であり,茶道の家元利休も絡むため,映画で使われた全ての生け花作成に全面協力した池坊は言うまでもなく,三千家が揃って協力していたのだが,映画の出来としてはあまり芳しくなかった。何より,いずれのシーンからも,時代劇の雰囲気があまり感じられないのが致命的だと思った。脚本家は,今の大河の脚本を担当している人である。この映画を見て,今の大河が何故あれほどつまらないのかが分かった気がした。この脚本家は,観客が時代劇に求めているものを全く理解していないとしか思えない。時代背景や,当時のしきたりなど,私のような素人でも知ってることがことごとく疎かにされていて,これでは時代劇の雰囲気など出る訳がないと,ほとんど呆れてしまった。例えば,秀吉の第一子の鶴松が病死した際には,秀吉は悲痛のあまり自分で髷を切り落としてしまい,他の大名もそれに倣って髷を切ったと史書にある有名な話を完全に無視してしまっては,時代背景も何もあったものではあるまい。キャスティングにも大きな問題があった。信長の中井貴一は怖さが感じられず,秀吉の市川猿之助は,風林火山の大河の信玄役でうんざりさせられた歌舞伎演技をほとんどそのまま繰り返しているだけだった。人たらしと言われたほどの秀吉の魅力や聡明さは一切感じられず,ただただ残虐な暴君であるだけで,これでは何故多くの有力な武将を臣従させられたのかが全く分からなかった。利休とのやりとりも,本来はどちらが美意識の頂点に立つかの頭脳戦であったはずなのに,好き嫌いが違うだけというヌルい話になっていて,ひたすら秀吉が権力で押しまくるだけという単純な話に成り下がっていた。秀吉は陰口をきいた庶民をことごとく捕えて首をはねるだけの暴君でしかなく,まるで現在の北朝鮮の豚のように,人殺しを楽しんでいるだけの存在であった。結末もあれで納得しろというのは到底無理だと思った。主人公の専好が記憶障害を持つような人物設定になっていたのも全く解せなかった。人の名前が覚えられないような者が,お経など覚えられるはずがないだろう。野村萬斎の顔芸を最初は面白がって見ていたが,最後まで同じ調子なので段々飽きて来た。音楽は久石譲であったが,耳に残る曲が一つもなかった。演出で最も気に入らなかったのは,謎の少女,蓮の扱いで,戦国時代に現代の女子高生が紛れ込んだのではとしか思えない違和感には,頭を抱えたくなった。薄汚れた服を着ていても髪の毛はシャンプーしたてのようなツヤッツヤというのは,無神経にも程があるのではないだろうか?専好が刀を突きつけられるシーンでも,アップになったその刀が見え見えの模造刀というのには脱力した。せめてそのシーンだけでも真剣を使えなかったものだろうか?(映像3+脚本1+役者3+音楽2+演出1)×4= 40 点。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "美しい作品\n 例によって、予告と本編の雰囲気がちがいます。わび・さび、町人、武家、寺と、要素がたっぷりで、好きな人にはたまらない世界。草花木果が美しくて、それだけで心が躍るのですが、光の演出や、何と言っても久石譲の音楽がとっても素敵でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "野村萬斎さんらしい映画でした。\n 野村萬斎さんらしい映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-06-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "( ˘ω˘ )途中退場 危うい感じはしていたが、、、\n 一時間で退場しました。野村萬斎の演技がどうもダメでした。のぼうの城は許せたんだけど、、、、、、。あれはバカ殿っぽかったんで許せたのかな?秀吉が圧制者で利休は秀吉と茶の湯で相性が悪く処刑に至ったような描き方ですがそれでは話が薄いですね、さすがに。利休は茶人でありますが武人ですよ。もっと政治的な理由で処刑されたわけですよ。ストーリーが薄くなっちゃいましたよね。一般庶民を招いての茶会で利休のお茶席ばかり庶民が集まって自分のところは客が少なく、それだけで秀吉は怒るんですかね?あの場面は耐えられません。ありえないスチュエーションでしょう。また、主人公と利休の良き友人関係があまり描かれていないので、なんで利休のために戦うかがよくわからず。まそこまで見ませんでしたが。中途半端な映画でした。せめてもの救いは映画に出て来るお花がとても綺麗だったことか?救いになってないか。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "それでもホロリ。\n 能、歌舞伎界からの役者さん。時代物なのでやっぱりなんだか、仰々しいのは否めないなと。そもそも歴史弱いので、池坊専好さんの役作りがオリジナルなのか、史実に基づいているのか、わかりませんが、なんかどこか前半特に無理を感じた部分がありました。当時の間合い、どんなだったのだろうと思いましたが、ちょっと硬いというか、きっちりしすぎているような。何か不自然な感じが残りました。後半の迫力というか、覚悟のシーンはやはり素晴らしかったですが。千利休さんと秀吉の間柄に、池坊専好さんがこんなに関わっていたとは存じませんでした。昔から、やはり人と人の繋がりは、時に命を落としてでもあったのかな、と思うと人って素晴らしいし、人格者の周りにはいい人が集まってくるのですね。あと、脇にもスターがたくさんで贅沢なキャスティングでした。まあ皆様安定の素敵さでしたね。子役のサブの子が、ちょっとまだ役者じゃなくて残念。蓮ちゃんは美味しい役でしたね。そしてやはり初日だったこともあるのか、お花をされている感じの観客さんが多かったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "お花がとても綺麗で感動しました。 内容もとても、よかったです。\n お花がとても綺麗で感動しました。内容もとても、よかったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "残念ながら微妙でした。\n 野村萬斎、市川猿之助、素晴らしいお芝居を観せていただいた。最大限に自分の専好、秀吉を表現しているように見えた。他の役者さんも匠な方々ばかりだが、いかんせん脚本がつまらなくて、そこそこで仕上げた感がある。それもプロの仕事。なんにしろ、途中から昔教室で観た教育テレビ(今はEテレ)の道徳のドラマか?中学生日記か?みたいなストーリーはこびで面食らった。太閤さんの嫡男が亡くなったも利休さんが晒し首も子供が走って伝えに来て、皆で「えぇー」ってなるって…とほほ " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "散りぬべき時知りてこそ\n 野村萬斎さんの顔芸がケッタイで結構なお手前。物語のテンポは鈍いものの日本映画らしい細部のこだわりが見られた。切腹こそ最高で最後のもてなしという利休の死についての原作の解釈もしっかり映像でも表現されていた。生花の美しさ、迫力が伝わる日本映画ならではの作品。しかし残念な説明ナレと説明セリフが少し多かったかな。「利休さんが切腹された」「晒し首や…」とか必要でしたかね?丁寧さは欠かせないんでしょうが…。あえて死体を見せて、花の美しさとの対比を描いても良かったのでは。詩的な映像も多かっただけに残念。秀吉がじっと草履を眺める場面。印象的で、もう少し見たかったです。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "泣けました\n 美しい生け花と久石譲さんの音楽。日本文化を見事に盛り込んだ作品。戦国の世の儚さを河原のシーンで見事に我々に語り掛けて来ます。池坊専好は障がい者だったかもしれない描写がありますが、庶民の声を為政者で圧政を実行する秀吉に花で見事に諌める。泣けました。 " + }, + { + "date": "2017-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "萬斎さんステキ\n 野村萬斎さんがとてもステキでした。ですが、これだけのキャストを揃えながら「のぼうの城」のようなスケールの大きさを感じられないのはカメラワークのせい?脚本も分かりにくいよね。あぁもったいない " + } + ] + }, + "206": { + "title": "関ヶ原", + "reviews": [ + { + "date": "2017-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "堂々たる大作\n こうした堂々たる大作映画を作る監督は、もう日本には原田眞人しかいなくなってしまった。観客に対して親切な作りではない。方言の訛もすごいし、一部には聞き取れないセリフもあるだろうし、関ヶ原の合戦に詳しくないものには、勢力図がわかりにくいかもしれない。しかし、逆に言うとこの映画は観客を子ども扱いすることをやめている。いくらかの教養がなくては楽しめない作品なのは確かだが、知識は人を豊かにするものだ。この映画は観客の教養を信頼している。役者の芝居も素晴らしいし、映像も美しい。合戦シーンは美しさを追求するのではなく、血みどろの乱戦として描いたのも見事。徳川家康役の役所広司の存在感は際立っていた。もはや日本映画史に残る名優となった言って差し支えない。このような映画が大ヒットした事実は頼もしい。一から十まで説明してくれる映画ばかりが求められているのではないというのは、頼もしいことだ。原田監督にはこうした教養ある作品をこれからも作ってほしい。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "役所広司演じる家康が憎らしくも貫禄十分\n 司馬遼太郎の原作をあいにく未読のため、詰め込んだ台詞(息継ぎの部分を編集でカットして、たたみかけるような効果を出している)と膨大な情報量についていくのが大変だったというのが正直なところ。司馬のファンなら余裕を持って楽しめるのかもしれない。徳川家康を演じた役所広司が貫禄たっぷりで、ほどよく笑わせてもくれて、大作時代劇の重みをしっかり担っている。三船敏郎や仲代達矢の域に近づきつつあるのではないか、と思わせる瞬間がときどきあった。有村架純は忍びの役だが、少々鈍い印象を受けた。アクションを求められる役には向かないかも。終盤の合戦シーンはさすがに見応えあり。勝敗は最初からわかっていても、やはり三成側に感情移入して応援し、ハラハラドキドキしてしまう。 " + }, + { + "date": "2019-08-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "『GOEMON』と史上サイテーを争う時代劇映画\n 司馬さんの原作も今ではフィクションと恣意だらけといわれているが、説得力があった。オモシロかった。しかし、これは司馬さんの『関ヶ原』を原作としながら、悪いアタマで最悪のアレンジをした映画。観なければよかつたと後悔。 " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "合戦前の駆け引きが熱い\n セリフが早口に加えて固有名詞が多く、更に方言も飛び交って聞き取って理解しにくかった。予備知識が豊富ならもっと楽しめたかも。ラスト20分前から始まる合戦は迫力があった。 " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "難しい\n 聞き取りづらく、内容ももともと詳しくなかった為最後までなんとなくの理解で見終えた。ネット記事を読んで、なんとなく理解。先に説明を見てからでもいいかなと感じた作品 " + }, + { + "date": "2019-06-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "もう少し期間を開けてからの方が\n 俳優さんだから、いろんな武将を演じるのは良いことなんだろうけど、放映は2015年くらい?予告とか観て、「ちょいと前まで官兵衛やってたじゃん。」思って、良かっただけに余韻もまだあるうちに「えっ、石田三成?」ってなったな。大河やってから10年近く開けてからとか、幕末志士を演じてたなら見方が違ってたかも。映画自体は「映画にする必要ある?」って感じたかな。年末年始あたりに2、3時間分で1話にして2夜連続放送とかにして丁寧に描いて欲しかった。 " + }, + { + "date": "2019-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦闘シーンなどは結構リアル\n 槍ぶすまや槍で叩くなど戦闘シーンの一部は結構リアル。主人公の三成はそんなに強くはなかったけど " + }, + { + "date": "2019-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "視点がよい\n 石田三成からの視点が良かった。立場が変われば、善悪の視点も変わる。小早川秀秋の苦悩も、本意とは異なる方向に押し流されていくのが、まるで自分の人生のようだった。 " + }, + { + "date": "2019-06-08", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "マジでセリフ聞き取れねえ\n それだけはガチ " + }, + { + "date": "2019-06-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "この映画を観るのにお金を使うなら、お金をドブに投げ捨てそれを拾い洗...\n この映画を観るのにお金を使うなら、お金をドブに投げ捨てそれを拾い洗って乾かし財布にそっとしまった方がいい。まあもう歴史モノ見飽きたってのもあるし。ちゃんとした映画に普通ジャニーズは使わないし。キモいやんジャニーズ。 " + }, + { + "date": "2019-06-06", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "良くなかった!\n セリフが聴こえない。もっと基礎から発声練習を。立ち振る舞い方も武家らしく、品良く、厳かに。先の白い巨塔もそうだが、これもキャスティングミス。もうあの頃のような役者さん(ex.三船敏郎、志村喬、左卜全、藤原釜足、加藤大介、稲葉義雄、千秋実、・・etc)は出ないのか。それとストーリー、時間に制約があるなら、ポイントを絞ったらよかった。「関が原」というなら、例えば、合戦の場面。実際の合戦の惨たらしさとか。史実では、戦いの後、首なし死体がごろごろしていたというではないか。殺戮の悲惨さをリアルに描くのも,当世、逆説的な意味で大切かも。合戦場面がお上品過ぎた。 " + }, + { + "date": "2019-06-04", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "ド派手なチャンバラ劇だけ。\n 良かったことは衣装、セット、合戦シーンの人の数はお金がかかってて見応えがありました。これだけお金をかけた映画は今の時代にはほぼなく、特に合戦シーンは実際の戦いを見ているようです。ストーリー。秀吉の天下統一から関ヶ原までを石田三成目線中心に語られるお話です。本来、2時間枠で語りきれない話なので、ファン的には語って欲しい幾つかの大事な場面はカットされてます。また時間の制約があるため、語れるストーリーは状況説明もないまま、突然始まり、足早に場面が変わっていきます。例えば、説明なく「ウルサンでの戦いで貴殿の働きは、、」と突如会話が始まり、視聴者が心の中で「ウルサン??」と思った瞬間、次の話題に移っています。誰?今どこ?それ何?何の話?の連続です。司馬遼太郎の原作と銘打ちますが全く異なり、原作のダイジェスト実写を期待するとガッカリします。(これから見る人へ)字幕オンは必須です。豊臣秀吉が天下統一し、関ヶ原に至るまでの歴史は先に頭に叩き込んでおきましょう。背景の説明もなく会話が行われ、足早に場面が過ぎ去っていくので10分で挫折します。歴史の話なので何が本当か?は分かりませんが、この映画で描写される武将を基本と思わない方が良いです。この映画上の武将は皆 間抜けですが、原作含め他の小説では三成を含め各武将はもっと思慮深く、それぞれの行動にやむを得ぬ理由があり憧れる人ばかりです。ただ。チャンバラ描写は派手で、映像は美しいです。なので、ストーリーはおまけで、何なら消音にし字幕も消して、ただ映像だけを眺めるだけなら見応え充分と感じられると思います。そんな映画です。 " + }, + { + "date": "2019-06-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しみだったがちと残念!!\n 役所、岡田、有森他豪華キャスト&日本史上最大の戦国最期の大決戦の映画にしては、ちょっと残念!!岡田君ジャニーズで落武者擬きの三成ちょんまげ姿が痛々しい。 " + }, + { + "date": "2019-06-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "只々、武将達がカッコ悪く、救いが無いと言う映画です。\n 只々、武将達がカッコ悪く、救いが無いと言う映画です。歴史は好きなので、公開された時に、観に行こうと思ったのですが、レビューが悪かったので、テレビで観る事にしました。想像以上に悪かったです。時間を返してほしい。全体像・相関・陣立・経緯のポイント、本当に全ての描写が足りない。しかも時間に会わせた登場人数の絞り込みも出来ていない上に、呼び名がコロコロ変わるetcで、この時代の歴史を知らなければ、ストーリーがほとんど解らない仕様になっています。にも関わらず、ストーリーに不要なシーンはなかなかに多い。さりとて史実に忠実でもありませんから歴史好きが喜ぶ映画にもなりませんし、原作に忠実でもないのでストーリーが解ったところで、ストーリー的に面白い映画でもありません。でも、この作品の問題点は、そんなレベルじゃないんです。ともかく、武将達が只々 クズか無能でカッコ悪い。まるでそれがこの映画のメインテーマであるかのようです。先ほど記載した、ストーリーに不要なシーンの多くが、クズっぷり、無能っぷりのシーンなのです。そして、取って付けたような『大一大万大吉(一人が万民に、万民は一人に尽くせば、天下は幸福になる)』良い言葉がですが、こんな超々マイナーな言葉を大して説明もせず、メインテーマにしても意味がないでしょう。また、主役の石田三成すら、それを体現できていないので、心に刺さる訳でもないし、説得力もありません。ですので、延々とクズと無能達が目的と理由のハッキリしない大騒ぎをして、結果として、救いのない世の中が始まるといったラストで終わる映画になっています。ストーリーが解り辛いだけに、ほぼ全ての武将がクズか無能であるイメージ、救いのない世の中が更に悪くなるイメージ、そんなイメージのみが伝わってくる映画でした。一緒に見ていた家族は、気持ち悪いと言うことで観るのを止めまていました。ところで、この時代ってそんな時代でしたっけ?「信長」「秀吉」「家康」は、戦国時代と言われる内乱で疲弊していた日本を統一、平和で安心な日本(当時としては)を作った立役者達ですよね。一人では達成できず、三人がかりでの達成しましたが、①織田信長、日本統一事業を開始し、軌道に乗せた。②豊臣秀吉、信長の後を継ぎ、日本統一を完成させた。(日本統一の前に信長が殺された為)③徳川家康、統一日本をシステム化し、永続化させた。(秀吉の統一は力づくで不安定、その死後、日本は、また分裂しかけた)と、いった所。彼らの統一事業で、争いが多く安心できない戦国時代から、平和な江戸時代(海外ではmiracle peace と言われる)になった。そんな時代ですよね。彼らに瑕疵がなかった訳ではないですが、偉大な事を成し遂げた事は確かで、そんな彼らの時代だからこそ、この時代は人気があると思うのです。この映画が曲がりなりにもヒットしたのは、演者と映像と宣伝の力だけと言ってもよいのではないか?そう感じるような映画でした。ストーリーが面白ければ、歴史物で連続ヒットも狙えたのでしょうが…歴史好きとしては、只々残念です。 " + }, + { + "date": "2019-06-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "なんとも言われぬ微妙感\n 予告編が気になり劇場で見たかったのですが都合が合わず、地上波初放送ということで期待して観たのですが、期待が大きすぎたようです。劇場で見れば最後の合戦シーン等はそれなりに観られたかもしれませんが、いかんせん家庭用テレビではそれも望めず、かえって粗が見えてしまった感じです。過去のレビューで繰り返し述べられてはいますが、中途半端な初芽パートは説明不足過ぎてよくわかりませんでした。事前に原作で予習しておかないといけない映画だったのでしょうか。前半はともかく、負傷後はどういう状況なのかさっぱり分かりません。負傷後に拾われて売り飛ばされたのでしょうか?それにしては関ケ原の戦場の真ん中で右往左往してますし、あの集団は何だったのでしょう?三成を中心に描くのは良いですが、彼が頻繁に口にする「義」が作中ではまるで見えません。どこかカットされてたのでしょうか。冒頭に演出上セリフが聞き取りにくいので気になるなら字幕を有効にしてくださいという旨のテロップが出ましたが、いや、そんなレベルじゃないです。真面目に何言ってるのかよく分かりませんでした。尾張言葉だからどうとかではなく、とにかく聞き取りにくい。全編聞き取りにくい。これは演出上とかいう話ではないように感じます。最後に金吾中納言。いい男使ったので悪役にできなかったのでしょうか。すべては部下のせいです、って。それまでの東出中納言の葛藤が台無しに感じます。催促鉄砲もなければ、三成たち五奉行と武断派の対立も中途半端で、なんとも微妙感が漂う作品でした。補足:作中冒頭、尾張人と近江人の対立みたいな解説がありますが、それはいかがなものでしょう。淀殿は近江浅井氏の出とは言え、元を正せば織田信長の血筋です。武断派と対立した五奉行にも尾張出身者は居ます。一方、武断派の黒田長政は尾張でも近江でもありません。補足2:武将の名前呼びは論外ですね。親しい間柄で内輪しかいないときはともかく、例えば家康なら内府殿かせいぜい徳川殿、徳川内府です。三成も(石田)治部ですね。補足3:聞き取りにくくて間違えているかもしれませんが、島左近が紀州浪人って名乗ってました?彼は大和の出身ですけど。なお、秀次が処刑されたのは1595年で、三成が佐和山城主になったのは1591年です。 " + }, + { + "date": "2019-06-03", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "駄作\n 司馬遼太郎のブランドに頼ったが原作がかわいそう " + }, + { + "date": "2019-06-02", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "全く駄目\n これ程に駄作とは思わなかった。最近の映画は幼稚化しているのではと感じる。女忍者との恋愛ごっこの映画に成り下がっている。司馬遼太郎さんに謝罪をしてほしいくらいです。戦闘シーンもカメラ割りが悪くてただただ見難い。黒澤映画とか、プラトーンなどを観て勉強してほしい。期待をしていただけに、残念でならない。 " + }, + { + "date": "2019-04-07", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "原作を愚弄\n 原作を愚弄している。原作者の名前と原作の題名を使って欲しくなかった。骨太の人間群像が、客欲しさの…初音。ここまで、原作を貶めた映画も珍しい。監督にプライドはないのか? " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "限り無く透明に近い時代劇風朗読劇\n 既視感がある、それは、渡る世間は鬼ばかり。ただ棒立ちで、セリフを早口で抑揚なく、皆んな、ですます調、である調、最後にござる、整列して、言葉が被らないように、寸断なく、立て板に水のごとく。それが、長い長い、二時間半、喋るし、風景はよく整備された公園のようだ。間引きされた竹林、下草の無い森林、整備されたけもの道。侍から下人に至るまで、いつもクリーニング仕立てのパリパリの汚れもシワも無い。最初は司馬遼太郎の独白で始まるが、いつのまにかホームドラマのナレーションのようになる。女の忍び、有村架純は鈍臭い動きで、生き残ること奇跡かお笑いか。戦闘シーンは、これだけおざなり感は半端ない。ボランティアか時給七百円のバイトですか。わろてる奴いるぞ。本当に、情けない、時間を浪費させられた、クソ映画。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "最低最悪駄作!\n あの関ヶ原を映画にしたのですよね…僕が映画館で見た関ヶ原は多分どこか外国の関ヶ原ですよね…原作が司馬遼太郎先生だったはずですが…多分どこか違う司馬遼太郎ですね…岡田さんはよかったと思いますよ。有村使ったとこでngだろ…何か勝手に恋愛映画やってくれよって感じ。監督がぶれてるから仕方ないけど。もっと歴史を勉強するべきでしたね。あの最低な監督…名前すら知らないけど。そもそも小早川秀秋を主題にしようとしたらしいし…嫌 本当に駄作です。作んなよ勝手にむかつくから!最低の監督! " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "原作比較\n 司馬遼太郎の関ケ原ではなく、ただの忍者映画。いろいろ製作側の都合よくキャラの設定を変えるのはいかがなものか。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "まさに駄作、クソ映画\n 出演者全員が早口言葉内容がわかりづらい アホかチビで猫背の岡田を筆頭に演技下手の役所人選ミスだ " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "酷いな\n 役所広司など大御所は、なりきってる感じが凄くて、名古屋訛りとか上手かったけど。石田三成視点で描かれてるってなら、岡田くんは駄目だったのでは??ホントに滑舌の悪さと、何言ってるか全然聞き取れない。歴史大好きな人向けですね。よくある、映画を通して歴史を学ぶ体制で見ると、ちんぷんかんぷんです(笑)分かってる人向きになってるので、展開が早くてついていけない感じだと。それよりも、素人が編集したの?(笑)ってくらい編集が下手(笑)わざとなら、あーこういうのなんだ~ですけど。変な途切れかたしてる気する。キャストで売りたかっただけなのかな?と、残念過ぎる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦国絵巻・関ヶ原\n 日本史は、それなりに知っているつもりでしたが、やはり、関ヶ原だけに焦点を当てられると、十分理解できていないため、それぞれの武将の利害関係がよくわからなかったのが本音。当時の状況をできるだけリアルに描いているのでしょうが、言葉がわかりにくく、早口で聞き取れない部分が多々あった。関ヶ原の戦闘シーンはなかなか迫力があり、見どころも十分でした。また、三成と初芽の恋物語も切ないですね。有村架純さんは、この役としては、どうかな…と思いましたか、一皮剥けて、なかなかよい演技だったと思います。最後の岡田君の顔がアップになって死に行く場面は、「永遠の0」を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "やっぱり、期待外れ\n 関ヶ原の戦いは、2.3時間で終わった戦闘で何で天下分け目と言われるのか?要はそれまでの過程が大事、昔TBSだったと思うが関ヶ原のタイトルのドラマ、当時のオールキャストで壮大な人間関係を演じた名作が有った。この作品は登場人物も部分的、しかも秀吉、家康などに品格が無い、天下分け目どころか、単なる田舎大名同士の合戦に見える、石田三成は優秀な官僚だが合戦の経験も無いし、朝鮮出兵でも有ること無いことをすべて秀吉に報告して武将に恨まれたらしい、要は人望が無い、その辺を家康にうまくつかれた、三成は人物は良いが上に立つ器ではない、三成を良く描くなら最後に天敵の福島正則と裏切りの小早川のその後をテロップで流す位の配慮が欲しかった。なんとも終わり方が後味が悪い。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "難しい…。\n 歴史の勉強は全く頭に入っていません…。だからこそ歴史を観ようと思いました。やはり・・難しかったです。。迫力があり、命懸けの戦は潔さを含め、男の強さを感じました。観ていて辛かったですが…。 " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "全然やった\n まぁ失敗作かな司馬遼太郎さんらしいナレーションはよかったけどわけわからん朝鮮兵とかくノ一とか役所広司は流石に良かったけど最近はファンタジーな時代劇多いから、本格的な作品にした事は評価できるけどそれにしても岡田准一ってどの映画も同じ演技やね " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "1分\n 楽しみにしている方も多いと思いますので、あまり多くは語りませんが、初芽との絡みをどう観るかですね…上映時間149分でも無理あるのに、それを1分で終わらせた真田丸…偉大やわ〜( ๑˃̵ᴗ˂̵) " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "壮大な負け戦\n 日本映画の良さ、主人公が負ける事がわかっている物語でも観客は観る、それを久しぶり痛感した良い作品でした。戦国時代や武家しきたりなど、予備知識がないとわからないシーンや描写もあったかも知れませんが、尾張言葉など方言や合戦の描写などとてもリアルに感じました。原作2冊を149分に納める作業は " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "大作?\n 最後の戦のシーンは最近の作品の中でも大作と言えるが、各役者のせりふ回しが早すぎて、聞き分けにくい。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんか普通\n エンタメに偏りすぎなかったのは評価できるが、勝負のあやとか心の機微とか、なにもなく残念。美形の三成が正義を掲げるとなれば、本来自ずと西軍に肩入れするはずなのだが、あまりそうはならなかったことがこの作品のいまひとつ感を物語っている気がする。いっぽう、家康サイドは比較的よく描けており、なるほどこんな感じで手なずけていったのかとそこは納得した。いっそ家康を主人公にしたほうが、商業的にはいざ知らず、映画の出来はよくなったんじゃないかと思った。またセリフが速い、長い、訛りが強い、情報多い、などのため聞き取れない箇所多数。音質のいい昨今、珍しい邦画。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "「わからない」でも楽しめる映画!\n はじめに…ハッキリ言って、何を言っているのか良く分からないし、何が起こってるのか理解できない部分が多々ある。でも、それって我々観客の『観る力』が足りてないからであって、『分からなかった』からと言って作品が批判されるのは、とても間違っていると思う。原田眞人監督らしい独特のセリフテンポが、本作では良くも悪くも際立っていた。セリフを喋っている上から次のセリフを被せて、会話が成立していないようにみせたり、力関係の差を見せていたり、切迫感を出していたり、映画テンポを上げていたりしている。相乗的に勢いがある作品になっている。一方で、セリフを被せているために、会話の顛末が理解できない部分が多々ある。それでなくても、訛りのきついセリフばかりなのに…こんな次々と被せられたら、全然、理解がついていけませんわ(笑)でもこれって、観ている私の力不足だからなんだと思う。少なくとも、司馬遼太郎の原作でも観てれば、随分と理解度が違うんだろうな〜。例えるなら、“能”とか“古典落語”を見ているような感覚。30%ぐらいしか理解できてないけど、面白さは伝わってくる、というか。とはいえ、私の評価は★3程度ですけどね。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "「とくとご覧あれ!」~“天下分け目の大戦”を描き切った超大作\n 司馬遼太郎の同名小説を原作に、日本映画史上初めて“関ヶ原の戦い”にフォーカスした歴史超大作。これまで、「大河ドラマ」を始め、様々な形で描かれてきた“関ヶ原の戦い”―。本作では、西軍の総大将・石田三成を“義に厚く愛に生きた武将”と捉え、東軍の総大将・徳川家康を“智謀に長け野心を剥き出しに生きる武将”として比較し、両雄を取り巻くドラマを中心に、“天下分け目の大戦”の全貌を描写します。原作が持つ雰囲気を踏襲し、全編に渡ってドキュメンタリー・テイストで描かれ、時折原作の文章そのままなナレーションを挟みながら、発端から勝敗が決するまでを重厚感を保ちながら編んでいきます。社会派作品を得意とする原田眞人監督の手腕が十二分に発揮されているなと思いました。石田、徳川両陣営が仕掛ける策謀に次ぐ策謀に、この日本史始まって以来の大戦は、日本全土を巻き込んだ壮大な“謀略戦争”だったのだと、改めて気付かされました。当時の空気感やリアルさを追求したためか、随所で聞き慣れない用語や言葉遣いがありました。普段から歴史物や時代劇を観慣れている人は苦では無いかもしれませんが、そうでない人は本作を見る前に、流れの概要を予習していた方が良いかもしれません。石田三成とくの一・初芽との恋模様や、策謀、義、愛、などそれぞれの想いが入り乱れる人間ドラマが胸熱。引き込まれました…。各々が叶えたい夢、遂げたい野望を胸に秘め、命や人生の全てを懸けて、東西の雌雄を決する大戦に望む姿に心揺さ振られました。本作の宣伝スタイルは迫力のアクション描写を前面に押し出したものでしたが、その宣伝に偽り無し、です。シネマスコープの大画面に展開される破格のスケールを誇る合戦シーンは、日本映画史に残る名場面だなと思いました。その壮絶さに息を呑むと共に、そこから迸る武将たちの生き様に圧倒される思いでした。日本映画がハリウッド映画に対抗し得る最後の切り札は、何と言っても歴史・時代劇の超大作だと思います。絢爛豪華なセットや迫力の合戦シーンは、どんな海外の大作映画にも引けを取らない、日本独自の魅力に溢れているものだと感じるからです。日本映画草創期から培われてきた殺陣や時代劇の様式美など、もはや伝統と格式の世界と言っても過言ではないと思います。時代劇映画やドラマがめっきり減ってしまった昨今、改めて日本固有の文化である時代劇、チャンバラを見直し、復興し、世に問いかける必要があるのではないでしょうか?余談。本作の続編として、同じスタッフとキャストで司馬遼太郎の「城塞」を映画化して欲しいなぁ、と個人的に願うばかりです! " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "最悪、時間の無駄。\n スカパー録画で見始めましたが架純ちゃん登場のシーンで見るのを止めました。この映画の関係者の中に原作を読んだ人はいるのか?多分製作スタッフの中には違う違う、と思いながら仕事してた人がいたのは容易に想像がつきます。映画だから多少演出的なこともあっても良いが、処刑場でくノ一が暴れるのはあんまりです。初芽さんがくノ一とは!お口直しにTBS版を見ました。録画データは当然消去です。島佐近 登場の前に見るのを止めて良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お金はかかっている\n 司馬遼太郎の原作に忠実な作りで、映画としてはどうだろう。石田三成は岡田准一、徳川家康が役所広司、ロマンス担当として女優を配している。いろんな見方があると思うが、肝心の合戦シーンがよくわからず、セリフで説明されてなるほどと思う次第。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "批評以前に「不良品」\n 台詞が聞き取れない。「早口」「方言」が原因と評している人もいるが、モゴモゴとしか聞こえないので、音響処理の失敗だと思う。作品としての出来を論評する以前に、これでは物理的に不良品だ。俳優の熱演やスタッフのすばらしい仕事がだいなしだ。さらに、説明不足で「この人たちは誰?」「なぜこんなことするの?」という謎が多い。原作を読んで、しっかり頭に入れてからでないと理解できない。「予習しておかないと難解」と言われた「ダ・ヴィンチ・コード」でさえ、キリスト教、ヨーロッパの文化・歴史・地理に関する一般常識があれば困らなかったのに、「関ヶ原」はひどい。申し訳ないが、「見て損した」感が残る。 " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "【黑電影】關原之戰。\n   大一大萬大吉。  時代總是在變動的,日本戰國時期尤然。  豐臣秀吉統一日本後,市井人心依然浮動,他的晚年過得並不愉快,眾多部屬對於他的喜怒無常懷有畏懼與痛恨,大家都曉得權傾天下的太閤殿下已經逐漸遠去,接下來要牢牢抓住這個國家的人,或許是沉潛多時的三河國武士德川家康。  石田三成早就清楚德川家康的政治手腕多麼深沉,以他身為太閤殿下身邊最有權力的家臣,他或許有能力也有機會早早便阻擋下德川家康的佈局,然而,或許是性格使然、抑或理念之故,當然更包括彼此的地位立場的不同,石田三成雖不能完全認同豐臣秀吉晚期的諸多爭議事件,卻不能不替年幼繼任的豐臣秀賴守住這個天下。  比起家康的默默蠶食,想以大氣與正義解決問題的三成,果然被前田利家說中了,沒有足夠的城府,難以號令天下。  決定日本命運的「關原之戰」(関ヶ原)雖然從豐臣部屬之中分裂成西軍和東軍,其實該說是三成和家康的鬥爭,明眼人都曉得秀吉死後的日本就這兩個人最具接棒態勢,比起廣結善緣的家康,三成的堅持與個性使他少有盟友,起跑點就輸了的三成似乎也沒有打算放棄,因為不到最後一刻,沒人曉得會發生什麼事情,如此堅守武士道的傢伙終於還是逃不掉敗陣的命運。  比起以往多數描寫這段歷史的戲劇或小說多以家康角度切入,「關原之戰」則以三成的立場為主,將他描繪為不被權力迷惑且珍惜生命的忠臣,那確實是難得的角度;戰國時期各地大名無不想盡辦法提昇自己的地位、拿到更多俸祿,牆頭草比比皆是,只要選對了邊便一輩子無憂,最怕的是判斷失誤選到必敗的一方,株連九族的狀況更是戰亂的日常,小早川秀秋的極度擔憂與天人交戰可見一斑。  整個關原之戰雖然東西兩軍調動大批軍力,意外的是,戰役在短短一天之內就分出勝負,西軍秀秋的叛變是戰局風雲變色的重要因素,雖然三成結合了島津家與毛利家為共同戰線,擁有強大兵力的友軍卻選擇按兵不動,各懷鬼胎不難想像,最令三成受挫的是在新時代即將開始的當口,大名們依然只想著自己的利益與前途,沒人像他想要守住豐臣家、沒人像他只要爭個正義,既然太閤已故,家康還未必百分百拿走天下,三成是將失勢了,在那之前藉由參戰能為自己掙到多少籌碼,這得用耐心好好等待。  虎視眈眈的毛利、無法趕抵的上杉、心猿意馬的小早川,石田三成當然曉得戰爭本來就是那麼現實殘酷,只是時不我予的狀況真落在自己頭上,能夠依靠的只有一班明知會輸仍浴血抵抗的家臣和盟軍,豐臣家就要這麼陷落了嗎?  原來,一人為萬眾、萬眾為一人的太平夢想是那麼難以觸及?  岡田准一確實是愈來愈戲精了,堪稱少數時裝古裝都恰如其分的男演員,他飾演的石田三成懷有安撫天下的大志,卻碰上同樣想要一統天下且佈局已久的德川家康,隨著近代史料的陸續出土,早年史家與民眾對石田三成的負面形象逐漸得到平反,德川家康的深沉則愈來愈清晰,役所廣司飾演的家康確實有那麼強烈的氣勢,那正是將要統管國家的人應有的威嚴,追求公平正義只是口號,傻子才會當真,要讓諸國大名臣服得要有心機有手段,這一點,三成遠遠不比家康。  現有的史料無法判斷當時是否真有初芽這位女忍者服侍於石田三成身邊,但諸多小說都有類似描寫,不管她的出身與來歷,死腦筋的三成在世俗眼光之下仍做了隨心而為的決定,歷史或許沒有那些浪漫,電影卻不能不如此安排,有村架純的古裝扮像愈來愈有味道了。  東出昌大飾演的小早川秀秋挺揪心,正義與不義或許沒那麼難以分辨,難的是在現實與良心之取捨。  但是,整部電影最讓我讚嘆的是瀧藤賢一詮釋的豐臣秀吉,宛若活脫走出銀幕的死氣沉沉,那樣的秀吉難怪後繼者會想推翻政權取而代之啊。 " + }, + { + "date": "2018-04-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "超クソ大作歴史映画\n 加藤剛と森繁久弥版の大ファンだったので超期待していたのだが、これ程までのクソ映画によく仕上げられたものだ。まずどの武将にも感情移入できない。誰も輝いていない。加藤剛が演じた石田三成の聡明で痛々しいほどの正義感、三船敏郎が演じた島左近にみる親心にも似た寛容さ、その2人が織りなす一連のやりとりが、今作ではただただダラダラと諫のセリフを述べる暗い感じのおっさんと、反抗期のガキのように会話を遮るアダルトチルドレンとの実に気持ちの悪いやりとりに変わってしまった。また他の配役も最悪だ。福島正則の役者誰?加藤清正の役者誰?大谷吉継の役者誰?本多正信の役者誰?といった具合で、仮に無名でもいいのだが、とにかく個性が皆無。宇喜多秀家、安国寺恵瓊、小西行長、毛利輝元あたりなどいないも同然。関ヶ原の最も面白い部分である個性溢れる武将たちの複雑な人間関係や、個性にスポットをあてず、代わりに?くノ一やよくわからない朝鮮兵の爆破のシーンを入れてみたり、一体何がやりたかったの?という感じ。てか、朝鮮人がこの戦で活躍してたの?てか、いたの?てか、いたとしてもそれ描く必要あんの?とにかくクソ過ぎる。本作は歴史大作の中でもっとも内容のない、何も感じることが出来ないクソ映画として語り継がれるだろう。いや、語り継がれることもない、なかった事にされてしまうだろう。この監督は戦国時代の面白さをどこに感じているのか甚だ疑問である。 " + }, + { + "date": "2018-04-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "もう一回見直さないと\n もう一回見直さないと " + }, + { + "date": "2018-04-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "テンポがいいと\n 言うかぶつ切りと言うか。岡田くんが早口言葉でついていけない。 " + }, + { + "date": "2018-04-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "不親切\n かなり歴史偏差値高くないと理解出来ないと思う。早口で喋る手法は緊迫感が増して好きだけど、その分知識量と情報量、展開が増えるわけで、にわか歴史ファンには付いて行くのがやっと。なんか知らん間に関ヶ原だぞ?なんで家康は焦ってんだ?と頭の中がてんてこ舞いだった。石田三成の誠実さ真面目さも良かったし、家康のどっしりとした存在感も流石だった、周りの武将たちもお国言葉でキャラも立っていたけど、ちょっと難しかった。原作に忠実に、合戦シーンも手を抜いてない壮大は理解出来た。家康が三成を敵として、自分が天下を獲るための相手として育てた、と言うシーンがとても良かった。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "思っていたほどではなかった。\n セリフが聞き取りずらく、期待ハズレだった。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "結果は分かっているが\n 三成を中心に描いたのは新鮮だった。義を一番に考えていた男なのに。切ない。 " + }, + { + "date": "2018-03-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "期待ほどでは…\n ●2018年23本目(DVD鑑賞18本目)出演者は非常に豪華。岡田准一もですが役所さんは今回も素晴らしい。個人的に有村架純が好きなのでよかったです。肝心の内容は、難しい話があり、眠くなりましたし、そうなのかもしれませんが、あまり納得いかないラストと中途半端な気がしました。上映時間も長い。あまりオススメできません " + }, + { + "date": "2018-03-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "戦国時代ファンは納得の映画!\n 戦国時代ファンには納得の面白さだったと思います。大谷刑部いい味出してました。ただ映画全編セリフが聞き取りにくい。一瞬でもよそ見するとあっという間に置いてきぼりを食らいます。誰でもわかるように作ってないところも、戦国時代ファンからすると、リアルな戦国時代を感じさせてくれていい演出なのですが、おそらく予備知識がない一般層はほとんど置いてけぼりだったのではないかと。戦闘シーンもお金をかけてる感じがしますし、素晴らしいアクション。岡田准一さんはほんとアクションが上手。さらりとすごいスピードで馬で駆けていきます。しかもそれを誇張しない。アクション重視でなくあくまで濃厚な戦国の戦いを見せてくれる感じ。個人的にはいい映画でした。しかし、一般層の人から見たら低評価をつける人もかなりいると思います。現代ではほとんどの人が映画館に足を運ばなくなって、さらにファン層が限られる戦国時代もの映画。赤字覚悟でもこの映画を作ってくれた制作陣は偉いと思います。こういう戦国時代大作がこれから作る人がいなくなってしまうのは日本映画界にとって絶対に損失になるのは間違いないと思うので。自分的には赤字覚悟でもいいチャレンジをした制作陣をほめてあげたいです。 " + }, + { + "date": "2018-02-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 岡田君の演技力が毎回どんどん上がってびっくりです! " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "観るのなら字幕付きで\n 早口なのと、展開が早すぎるのとでサッパリわからない、映像と俳優達は良かったと思う、でも頭に入ってこない、観るのなら字幕付きでみるとよいでしょう " + }, + { + "date": "2018-02-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史を学ぶ為なら良いかも?\n 真田幸村が徳川家康とのやり取りで、好演技を見せていたのは良いけど、ちょっとストーリーが単調過ぎた!それぞれの俳優は頑張って居たけども、それ以上でもそれ以下でもない! " + }, + { + "date": "2018-02-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "そろそろ\n 最初は面白い。し、ほどほどのおもしろさ。でも、途中から飽きる。光と影、緩急、カメラの引きと接写等。TVよりましです。でも映画未満。結局、メッセージがないのかな?サムライ映画のカメラワークを踏襲しているけど、あたらしさがない。あたらしさは、物語への見方になる。サムライ映画はすきだ。でも、いいかげん黒沢を超えろよ、って思う。監督はじめすべての映画に関するひとたちにいいたい。 " + }, + { + "date": "2018-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "義に溢れている\n 話の前半は、石田と徳川の小競り合いだった。後半は、関ケ原の戦いに向けての準備と開戦するという内容だった。全体的に話すスピードが速く、地名や人の名前があったので大変だった。ある程度知識がなかったら、難しい作品だったと思います。石田、左近、初芽の義を貫く姿勢は感動した。岡田さんの演技がいいです。迫力があり、官兵衛の時から、好きですが、戦国大名の誰をやっても似合ってます。あと、黒田長政、カッコ悪すぎ。官兵衛の時の方が断然良い。 " + }, + { + "date": "2018-02-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "映画館で観なくて良かった。\n 司馬遼太郎は知っているが、原作を読んだ事が無い条件でレビュー。台詞回しが独特なので不満が出る理由はわかる。映画館では聞きどりづらかったんだろうなと思った。昔の時代劇映画等を観ている私にとっては理解出来る範囲であり、むしろ分かりすぎる現代他映画と一線を引いてくれたこの映画に感謝したい。撮影は独特。むしろこちらの方が新しい試みをしているかの様。しかし、関ヶ原の合戦に迫力が無い。赤白に分かれる運動会玉入れの様な緊迫感の無い戦いだ。岡田准一、役所広司など人気俳優を起用しているが勧善懲悪な人物設定では無く、誰もがポジション的に中間の位置に留まらせているのには魅力に感じた。ただ、味付けとなっている忍びの出番が多いのは如何なものか?と思ってしまう。見終わった後、感想は「勿体ないなあ」と。人気俳優だらけでは無く、実力重視で俳優を選定・制作してくれた方がまた違う魅力が出たかも知れない。 " + }, + { + "date": "2018-02-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "監督の資格無し\n セリフが聞き取れない。映画以前の問題。監督ヤメロ " + }, + { + "date": "2018-02-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "劇場で観賞後、昨日DVDで!\n 昨日、発売当日に再観賞しました。劇場以来の2回目です。さまざまなレビューサイトとかでボロクソにかかれていたおかげもあってか、日本語字幕もあって、初出の役者には役名が出るなどの配慮も。まあ、薩摩弁は当然字幕でもまったく理解できませんが、あれは「日本全国の武将が集まった大いくさ」を表現するための演出だから、雰囲気が伝わればいいのだと思う。セリフ以外では、とかく「司馬遼太郎先生にあやまれ」的な論調が多いですね。思い入れがあればこそなので気持ちは痛いほどわかるんですが、おそらく「大人の事情」という制約の中で、「2部作、3部作にすることはできない」「2時間半程度に何とかまとめろ」「ヒロインはもっと現代にマッチするように改変を」などを求められて、それをクリアした結果だと思うんですね。もちろん、直江状や小山評定、伏見城攻防戦、黒田如水の九州侵攻ほか、見たかったエピソードはいっぱいありましたが、皆さんとは逆で「よく、あの内容をこの時間内で収めたな」と評価してあげたい気分です。家康が母衣を編みながら語るシーンとかもきっとかなりの思い入れがあって入れたんだろうな、とか。人気の高い「島津の退き口」だって、「じゃ、そろそろ帰るか」「そだね」「どけオラー!」みたいなところでばっさりカットしてるので、かなりの確信犯だと思いますし。でも、なにより重要なのは、「誰も見たことがない関ヶ原」という謳い文句ですよ。これはきっとあれだ。「劇場での本格関ヶ原作品の初上映」と言うことに加えて、「司馬遼の原作にもない新解釈」という部分が大きいと思うのですよ。それが、あれかと。今回の金吾の扱いかと。「それだけじゃ、ちょっとなー」というのが正直な感想でした。(かなり昔にかかれた)司馬原作に忠実である部分と、最新の研究の成果みたいな部分の狭間にジレンマを感じましたわ。「あまり大きく変えすぎると原作でやる意味ないし」、みたいな。個人的には国広富之演じる金吾が、捕縛された石田治部少をこっそり覗いて見つかって怒られるっていうドラマ版の演出がかなり好きだったので、そこも少しがっかりしたかな。あと、「朝鮮人の大砲職人が出てくるのが意味不明。彼の国の圧力で関ヶ原の歴史まで歪曲しようというのか!」なんてエキセントリックな意見も多くあったようですが、それは考えすぎというものでしょう。製作者や監督にそういう思想性があるのなら別ですが。そうでなきゃ偏見。左近は豊臣政治を憎悪していて、その遺物である「朝鮮出兵時にやってきた大陸の若者」とからめることで、時代の永続性を表現したかっただけではないかと思います。でも、島左近は通説どおり銃で撃たれるシーンがあるので、自分のなかではあそこで亡くなってて、そのあとはファンタジーという割り切り方をしていますわ。でも、改めてみると、みなさんがおっしゃるとおりやっぱりみんな早口で。リアリティというよりも「シン・ゴジラ」なのかなと思います。そして終盤の展開が速い。金吾⇒敗色濃厚⇒左近との別れ⇒爆死⇒逃亡⇒捕縛⇒「大一大万大吉」までが早い早い。本当にそれは思いました。背景とかを深く知らずに映画を観るのもいいと思います。すべての映画を観る前に必ず予習なんてできませんから。で、観賞して何か感じるものがあったら、終わってから調べればいいんです。昔は図書館とか書店とかビデオで関連作品を探すとかしかなかったけど、今はWIKIとか便利なものがいっぱいあるんだから。「分からない」「理解できない」「切捨てだ」と断ずる前に、そういう映画の愉しみ方をしてみたら? 興味のなかった歴史も好きになるかもよ? " + }, + { + "date": "2018-01-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "3Dならもっとよかったのに!\n 3Dならもっとよかったのに!こうした超大作時代劇日本映画をせっかくなら3D映像で観たかった。いままでに観たことのない映像で劇場の大画面で観たかった。お金をかけた日本映画の時代劇は珍しい。NHKの大河ドラマとは違う面白さの超大作時代劇!7人の侍 や 隠し砦の三悪人 や のぼうの城ような時代劇をいままでに観たことのない映像3Dで観てみたい!この作品は役者の芝居も素晴らしいし、映像も美しい。だからこそなおさら、いままでに観たことのない映像3Dで観てみたい! " + }, + { + "date": "2017-12-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "早い\n 早口で何言ってるのかわからなかった。説明もあまりなくて分かりづらい。 " + }, + { + "date": "2017-12-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えあり\n 石田三成が主役の関ヶ原は興味深い。セリフが聞き取れないのは、方言などが忠実なためなのか。ただし、一方でとても現代的な丁寧語の会話もあり、セリフについては、もう少し練る時間が必要だったのではないか。忍者の役割など、いわゆる戦国時代のことがテンコ盛りになっていると思う。 " + }, + { + "date": "2017-12-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "関ヶ原\n 今までに、ない石田三成を拝見させていただきました。 " + }, + { + "date": "2017-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田、有村かっこいい!\n 岡田准一と有村架純がカッコよかったです。内容はちょっと期待はずれなところもあったけど、最後の戦闘シーンは迫力満点でした。 " + }, + { + "date": "2017-11-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと長すぎ。\n 岡田准一の表情はとても素敵であった。彼の表情に自然と引き込まれて行った。役所広司の徳川家康の迫力も素晴らしく、オーラに圧倒された。有村架純の初芽は、堂々たる演技。登場人物の中で唯一彼女の心情に共感できた。物語は約150分と長いのに、早口すぎて登場人物が何を言っているのか理解ができない。特に歴史に関して詳しくない中見たので、松山ケンイチと東出昌大の役柄と岡田准一演じる石田三成の関係性がわかりにくかった。もっとわかりやすくして欲しかった。特に最初の一時間は退屈であった。衣装の色も全体的に暗く、もうちょっと赤や黄色とかが使われていても良かったのではないかと思う。少し期待しすぎたかもしれない。それでも、関ヶ原の戦いを詳しく理解できた。それだけでも観て来てよかったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-10-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "早口\n 早口過ぎて何言ってるか分からない。二時間に収められないならやめときゃいいのに " + }, + { + "date": "2017-10-25", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "原作が好きで期待してしまったのが悪いのでしょうか;がっかりしました...\n 原作が好きで期待してしまったのが悪いのでしょうか;がっかりしました。早口やなまりはリアリティの追求なのでよいのですが、細部のリアリティが。。。ない。監督の作りたい!という意気込みは感じるのですが。広げた風呂敷が大きすぎて、あれこれ詰め込んだけど一本の物語として収拾がつかなくなったような印象でした。これだけ豪華な俳優さんたちなので貫禄があってすごいなぁ。。とは思ったのですが、ね。唯一よいと思ったのは刑部との別れのシーン。その前の家康の母衣の説明と相まって印象的でした。 " + }, + { + "date": "2017-10-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史の復習\n 関ケ原という手垢にまみれた題材、いったいどのように調理して見せてくれるのか、わずかな期待を胸に劇場に足を運んだ。公開からかなり間が開いてしまったのは、まさに上記の通り今更感があったからだ。さすがにこれだけの名優が終結すると、内容が平凡でもそれなりの見応えはある。平凡と書いてしまったが、内容については然り。特段の目新しさやインパクトはなかった。歴史は基本的には勝者によるもので、偏っていることは疑いあるまい。だが、三成が正義とは到底思えないし、家康を是とする以上に違和感がある。むしろ大谷刑部あたりに魅力を感じ、興味をひかれた。歴史を復習したという感じかな。映画ならではの壮大な合戦シーンを予想していたが、それもそれほどではなかった。歴史というと維新ものや戦国もの、いい加減辟易しているのは私だけか。この映画も磯の域を出ていなかった。 " + }, + { + "date": "2017-10-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ストーリー構成が悪い\n 壮大な関ヶ原の戦いを二時間半でまとめるなら事前にきっちりストーリーの必要な部分残しと不要な部分を削ると言う作業をするべきだ。全てを詰め込みすぎて原作の関ヶ原を台無しにしたこの作品に怒りすら感じる。特にあの演技の有村架純は不要な部分だった。嫁に付き合ってもらったがとなりで寝ていた。これならば寝ても仕方ない。 " + }, + { + "date": "2017-10-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 最後まで退屈することなく鑑賞できました。俳優の演技、セットともに違和感を感じさせませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-10-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "彼女と見たものの、、、\n 岡田くんが主演ということもあり、奥さん連れて見たが、、???途中寝てましたね。ちんぷんかんぷんだと言ってました僕は原作が好きで、見に行ったのだけど、、、見事に期待を裏切ってくれました、、ダメですね、、褒めるとこなしですこの映画は。 " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いっぱい詰まっていて\n お腹いっぱいになりました " + }, + { + "date": "2017-10-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "関ヶ原は尺との戦い⁉︎\n 多くの有名戦国武将が関わり、歴史的大事である「関ヶ原の合戦」。これを描くには、150分あっても時間が足りなかったのだと思います。全体的にセリフが早口に感じました。いつも、TV番組を1.3倍速で再生して観ている私ですら早口に感じたくらい。言い回しが昔の言い回しなので聞き取れない処も多々ありました。…というのが残念だったところ。ですが!!岡田准一さんはやはり武将が似合いますね!黒田官兵衛を演じていた岡田さんが、今作では 石田三成…。戦国武将は、誰を支点に観るかで全く別の人物像、別のストーリーになるので、同じ時代、同じ戦い一つとってもやはり面白いですよね。石田三成は策士・軍師のイメージでしたが、今作での描かれ方は…とても面白かったです☆今作の役者さんは好きな役者の方が多くもちろん演技派なので、あえて誰の何が良かったとは言いません。それ以外の部分で…今作の劇中の音楽?音?の使われ方がとても好きでした。過剰な事はせず、でも煽りはちゃんと有って。キャストのテロップが英語で出てきた時は、海外受けを狙って作られた作品なのかな?って、ちょっと構えちゃったけど、全然そんなこと無かったです!無駄な、過度な表現がない、絶妙な演出が所々に感じられました☆パンフレット先に買って予習してから見ればもっと楽しめた気がするー! " + }, + { + "date": "2017-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高でした…。\n テンポがむちゃくちゃ早いので、本を読んでないと難しいかと。 岡田さんの演じる役はいつもながら最後の一瞬まで本当に素晴らしかった。ほかの俳優の方全て、最高の演技だと思った。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "時間が足りなかった?\n 可もなく不可もなく。興味があるなら見てもいい。映画館じゃなくてBD等で充分。こういう題材の作品なら映像と音声に迫力があるかと思えば、そうでもなかった。プロットとしては、描こうとする人物が多すぎて散漫になった印象。著名な人物を一般的でない解釈で掘り下げるのは面白い。架空の人物の視点から歴史上の出来事をとらえるのも面白い。残念なのは、どちらも中途半端だったこと。映画の時間枠では足りなかったということだろうか。 " + }, + { + "date": "2017-10-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "早口で聞き取れない\n 昔の喋り方&方言となまりに加え、すごい早口なので、全編、聞き取りずらかったです。冒頭からなまり早口でしたが、シンゴジラみたいに早口でも気にならない感じで進むのかと思ったけど、最後までダメでした。内容も、予習して行かなかったので、かつての日本史の授業を思い起こしながら見てて、なかなかついていけませんでした。ちゃんと予習してたら早口でもついていけたのかなってチョット勿体無かった気がします。何度か見たら分かるのかなって気もします。忍者が逐一戦況を伝えるのは、当時本当にそうだったのか映画的な演出なのかチョット気になりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "歴史好き必見!\n 正直歴史に興味ない人には分からないです。セリフも早口で理解できないし、いろいろな人が出てきますが、当然分かってますよね?的な流れです。中には原作ファンだからがっかりしたという人もいますが、あの長い原作をそのまま再現したら、それはNHKの大河です。それよりも、映画はその中の誰を主役として捉えるかだと思います。それで言えば、充分この映画は成功していると思います。岡田君の三成はとてもカッコ良く、新しい三成像ですが、それが充分納得できます。役所さんの家康もとてもはまってます。東出さんの小早川はちょっと原作のイメージとは違いますが、でも良かったです。この3人の個性豊かな、それぞれの心の葛藤がとても面白く、関ケ原をもっと知りたくなりました。 " + }, + { + "date": "2017-10-10", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "ポカーンとする\n 一部の台詞が聴き取り辛い。三成の家臣がいつのまにか足引きずってて、その怪我いつ負ったのかの描写も説明もなく置いてけぼり。そしてこの映画内で三成が豊臣に忠誠を尽くす要因が見当たらないのに、命賭けて戦う事に???状態。演者も演技力も素晴らしいのに、勿体無い。そして時間と鑑賞代が勿体無い。 " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "「映画」になれば、「原作」など木っ端微塵\n 映画「関ヶ原」(原田眞人監督)から。書籍「関ヶ原」(上・中・下)(司馬遼太郎著・新潮文庫)を読み切る前に、待ちきれず鑑賞してしまったが、全くの別もの、という感想を持った。逆に、原作者の司馬遼太郎さんが生きていたら、決してOKを出さなかったんじゃないか、と思うほどだった。あの長編を149分にするところから無理があるのだから、映画「64 ロクヨン」のように「前編・後編」に分けるとか、小説のように「3部」に分けるとか、して欲しかった。それでも「世の中、正義では動かぬ」「将の上の将になるには、正直すぎる」「戦さになれば、正義など木っ端微塵」「動かぬ大軍を動かすことが大将の務め」などをテーマに「気になる一言」を書こうと思ったが、それさえも気が引けた。台詞も早口で、なおかつ方言交じりで、うまく聞き取れない始末。申し訳ないけれど「戦さになれば、正義など木っ端微塵」をもじって「『映画』になれば、『原作』など木っ端微塵」を残したい。これだけ期待を外されたのは、珍しいなぁ。(期待しすぎ?) " + }, + { + "date": "2017-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "一気に149分。\n 戦国時代の大河ドラマを一気に149分観たぞー!という感じ。 台詞が早いわ、展開が早いわ、方言が強いわで聞き取り辛い部分は確かに多かったが最後まで飽きずに楽しめた。忍びの登場が随分多いけれど、巧く溶け込ませていたので問題なし。 岡田ファンはカッコいい三成を堪能できたんじゃないかしら。 個人的にはやはり山本耕史のあの冷徹感がピッタリに思えて こんな優しい三成?って感じだったけど。島左近が良かった。そして何といっても役所の家康。どんどん肥えていく様子に あんたはラッセル・クロウか?なんて思いつつ、ゴローンと ひっくり返る場面に大笑い。役者揃いの豪華な顔ぶれは見事としかいいようがないが、見せ場を持たせる間もなく次から次へと展開を急いで(仕方ないけど)ザーッと流れていく感じ。 後半の合戦はさすがに見応えあるが、これもどっち側かやや分かり辛い部分が多い。ともあれ一気に関ヶ原の三成だった。 " + }, + { + "date": "2017-10-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "言葉が聞き取りにくい。それは致命的\n 言葉が聞き取りにくい。それは致命的 " + }, + { + "date": "2017-10-06", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "笑った\n 岡田くん、役所さん、俳優の演技力は素晴らしい…が、監督が駄目なのか?歴史を知らないのか創作部分が、クソです。これのどこが、司馬作品なのか??原作を、読んだのか??これだけの大作小説を漫画のレベル…戦国無双レベルの無茶苦茶なキャラクター設定。島津義弘や、大谷吉継のキャラクター笑った!英雄を、ここまでアホに描いた監督はそうそういないだろう。ゲームでしか、歴史にふれてない監督の認識不足がそうさせるのか?もしかして監督は朝鮮の方なのか?朝鮮びいきなのでは?歴史改ざんしたいのか?おかしな描写が多すぎました。一番笑ったのが、島左近が兜の前立てを外すシーン!取り外し、出来ませんから!!大事な部分を省きまくって意味不明なシーンや、ヒロイン創作して司馬作品と言ってはばからない今までに最低な司馬作品かと。歴史物=司馬作品と思ってるのか。とにかく、やばいですね。勉強したであろう役者に謝ってほしいですね " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "最後の合戦\n 長い二時間。その後の合戦が勝負だ。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと、新鮮な感じでした。\n 今までに石田三成を主人公としての作品に出会ったことがなく今回はその点からすると面白いのでは。ただ時間が短すぎと言うか内容が駆け足になってしまった感がありました。 " + }, + { + "date": "2017-10-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三成かっこいいねえ\n 真田丸の空白が埋まった感じ。最高でした。途中で止まってる原作読むのを再開したいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "ちょっと残念\n NHKドラマ「坂の上の雲」のような感じで、司馬遼太郎の語りから入った割には、それは最初だけで残念。有村架純ちゃんカワイイのだけど、この役の必要性が分からず、残念。言葉が聞き取りづらい。歴史に疎いわけでもない私でさえ、ついていきづらい。そこまで迫力も感じられない戦闘シーン。。。島左近がカッコ良かったかな。 " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦略策略忍者\n 伊賀のもの、、忍者が暗躍していてかっこよかったです。原田監督は、駆け込み男~で世界観が大好きになりました☆今回も、丁寧に、早口に(笑)作られていて面白かったです。役所広司の徳川家康やばいはまり役でドキドキしました! " + }, + { + "date": "2017-09-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "石田三成ってかっこよかったんだ\n ひじょうに良くできた合戦エンタテインメントです。最初から最後まで緊迫感があり飽きずに見せてくれます。家康と三成の人物対比が見事です。極端なまでに、家康が狡猾で現実的でいやらしく、三成は純粋で正義を重んじ、筋の通らぬことを嫌うかっこいい男に描かれています。映画を観る大半の人が三成に思い入れし、応援するのではないでしょうか。初芽とのやりとりも、心情が率直に表れていてとても良かったです。クライマックスとなる合戦シーンは、槍、刀、鉄砲、大砲、洋弓などを使用した当時の戦いぶりがリアリスティックに再現されていると感じました。(史実は知りませんが)原作の内容が十分に表現されていないというニュアンスの批判があるようですが、何か勘違いしているのじゃないでしょうか。映画は原作から生まれたものであるとしても、1個の独立した作品です。原作の通りに作った映画なんてありえないし、つまらないです。この作品はエンターテインメントとして一級の作品ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "駄作\n 男性38歳です。この映画を見るにあたり改めて歴史を予習していった事もあり、ストーリーはすんなりと入ってきて各役者さんの配役や演技含め、その辺りは満点に近いのですが1つのサブストーリーのせいで肝心の部分が大分薄められた感があり、しっくりきませんでした。もう少し各武将の思いなどを掘り下げて入り込み易くしてもらえればなぁというのが感想です。一緒に観賞した更に歴史好きの先輩(この人と関が原に歴史巡りをするための予習として今回の映画を観賞)とその息子さん、それほど深くは知らない同年代の友人とで見ましたが先輩からも同じ不満が出てお互いがっかりしました。もう1人の友人は、まぁそれなりに楽しかったという事でしたので、当然違った感想を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、それでも「凄く面白かった!!大興奮!!」というレベルの映画では無いのかなぁと。。。レンタルになってからで十分な作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "やっと鑑賞。\n 観たかった作品をやっと観ることが出来ました。歴史物は、やはり予備知識がないと台詞の内容や展開に付いていくのが大変ですね(笑)鎧兜を身に付けていると誰だかわからなくなったり…誰が味方で誰が敵だかわからなくなったり…勉強不足が否めないところもありましたが、全体的に豪華な作品でとても楽しめました。一生懸命鑑賞したという感じです。キャスティングはとても良かったと思います。役所広司さんも滝藤賢一さんも、本当に上手い!有村架純さんの初芽もとても良かったです。もちろん、岡田准一さんの目力も最高でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 義を貫いた三成の一生がとてもかっこよく心に残った " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "義ってなんだろう。。。\n ずっと気になっていたけど、公開され約1ヶ月、ようやく鑑賞。ストーリーは石田三成(佐吉)と秀吉の出会いから始まり、豊臣家の内部分裂、尾張VS近江、武断派VS文知派を描きつつ、駆け足で秀吉の死まで。そして、家康との探り合いから、関ヶ原の合戦に至るまでの下交渉。司馬遼太郎の原作は読んだことないが、これまでに読んだ本などに描かれている内容とさほど違いもなく。割と史実通りなのだろうか。日本を東西に分けた戦、登場人物が多く、キャストが誰が誰だか。家康を演じる役所広司はさすがの狸っぷり。三成の岡田くん、かっこよすぎ、でも融通の利かない、よくいえば義理堅い、悪く言えば馬鹿真面目をうまく演じていた。左近ももかっこよすぎ、昨年は勝頼公だったのに。秀秋の苦悩っぷり、ちょっとイメージと違ったけど、これもよかった。兼続はイメージと違ったなぁ~、景勝はどこにいたかわからなかった(笑)吉継や長政、清正、正則もそれとなく上手に描かれていたが、俳優さんが分からなかった(笑)島津の退き口はちょっとあれ?という感じ。残念。また、後半ほとんどの時間を割いた、合戦シーンはさすがの一言。壮大でかつ、当時の戦を忠実に再現していたのでは。だが、いつもこの時代の話を読んだり見たりすると、感じるのは「義」ってなんだろう、ということ。正義?不義?義理?自分にとっての正義は世の中の正義なのか?義に厚いといわれる、三成、兼続、吉継はどうなった?勝ったのは誰?考えさせられるが、答えは見つからない。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "男ってやつは\n ダンケルクだのハクソーリッジだのと、戦い物を見たあとに、これだからかなのかもしれないが………戦いを始めるのは、いつの時代もどこの国も、オトコだね。あんなに殺し合いした結果は、天下を取るみたいな。とにかく虚しくなる以外の何ものでもない。終わった史実なんだけど、どうであれ石田三成の恋とかいわれても、これだけの人の血を流して、何言ってんだかって感じ。演技という点でいえば、滝藤さん、うまいな〜天を仰いで「うぉー」は、どうだろ?役所さんのお腹、ほんもの?めちゃ、気になる〜 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "貫禄の役所家康\n 文庫3冊の原作をどの様に映像化するか楽しみに観ましたが、2時間半では少し無理ありましたかね。観る側にストーリーを知って貰わなくてはならないのだから、セリフは割り切って現代語的にしてしまう勇気も必要だったのかもしれませんね。役所さんの家康は貫禄あって大変良かったですし、映像は全体を通しで大変良かったと思います。歴史を復習し司馬原作を読み直してからもう一度観て観たいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "編集の失敗\n ハナから、この時間内にまとめる事に無理があった、と言わざるを得ない。映像や配役は実写がほとんどで、手間暇がかなりかかっている印象。しかし仮に原作を読んでいたとしても編集がかなり雑で繋がりが悪く、展開が唐突なので理解困難なシーンが多かった。二部作にすべきだったが、何故今「関ヶ原」なのか、必然性がないからそこまで、できなかったのか?質が良いだけにもったいない。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "戦闘シーンはさすが映画\n 戦国時代が好きで観ておきたかった映画でしたので私は話の内容、流れは楽しめましたが、あまり詳しくない方には早すぎる展開でついてこれないかも知れません。関ヶ原というタイトルですがメインとなるのはその経緯、またサブ的なストーリーかなという感じでした。配役に関しては私の全く知らない俳優が有名武将を演じていたのが少し残念でした。関ヶ原の戦いがどういうもので勝敗の行方も決まっているなかで、客を満足させるとしたら嘘にならない程度に話のストーリーを厚くすることしかないので、それに関しては頑張っていたのではないかと思いました。また、セリフに関してはあくまで時代劇というところを捨てずに地方の訛りなども入れていたことで聞き取りづらくなってしまったようですね。一番良かったのは戦闘シーンですね数百人規模のエキストラを使い迫力を出していたのは良かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "三成の動機の描写不足感が否めない。\n 岡田准一演じる三成のこの大戦にかける動機の描写がいまひとつ欠ける気がした。現に同行した知人は解らないといった感想だった。みなさん記載の通り、歴史を勉強した者のみ視聴に耐えうるものでありジャニーズ岡田准一を観たいが為の女性ファンは完全に置き去りにされるだろう。2時間半という比較的長い作品内で大戦中、大人数のエキストラも実写でかつ爆破も本物の撮影の徹底したリアルな描写に製作陣のこだわりを感じた。(左近のくだりの爆破で最後の最後のCGは頂けなかった)また今作は役所広司演じる家康のなんとも言えぬ迫力を堪能すべき点で評価が変わる。三成と家康の仲の悪い描写もとある件のみでしかも家康が部下の前で丁寧に話すのみ。映画なので丁寧に話すのではなく画で観客に悟らせてほしいのだが。三成の豊臣家への恩義。また三成と左近との上下のない家臣の関係性。家康と三成との確執。小早川の心情の変化。(史実において動かぬ小早川は家康の使いに迫られたとある)以上の人物に絞り描写していれば観客にもわかりやすく伝わったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "黒田官兵衛を思い出してしまう\n 岡田クンが黒田官兵衛に見えてきてしまう......。セリフが早口云々は気にならなかったけれど、日本人であれば関ケ原の結末は知っているので、やっぱり盛り上がりに欠けちゃいますね。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "無理\n 大作を時間あまりに詰め込むのは、無理がある。三部作くらいにして制作して欲しかった。いい俳優を使っているだけに勿体無い。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史好きの為の映画\n 全然 歴史に詳しくなかったのだか、こちらのレビューで歴史を知らない人には キビしい、とのご意見を読んだので、かなり勉強して のぞんだ。勉強していって正解。各武将の 立場やら性格とかいろんなものをリアルに 見ることができて、とても楽しむことが出来た。映像も素晴らしいし、実際、こんな風だったのだろうという、武器の使い方、様々な作戦、知的好奇心を刺激して満たして、とても満足。主演の岡田くんの石田三成も、とても良かった。真面目で融通の効かない感じがとても合っている。何といっても 役所広司の家康が、憎たらしいのに、かしこくて、この人が後に長く続く江戸幕府を作ったと思うと、器の大きさに納得。気持ちいいくらい憎らしい。上手い!島左近役の平岳大さんも素晴らしかった!終始、カッコいい。小早川役の東出くんも、ピッタリで、すごくいい。関ヶ原に出てくる 各武将のことを知っていると、こんな風に描くのか、ととても楽しめると思う。とにかく、合戦のスケールもすごいし、隙のない作品。なんだけど、史実以上に語るものがあるか?というと、そこが、ないかなぁ…と 思った。だから、史実に興味のない人にはツライ映画なのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー性はちょっと?\n 歴史を知らないと分かりづらいかも。戦闘シーンは圧巻、岡田准一と有村架純が超カッコよかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "愛と野望の激突って....\n 硬派の内容を期待しているとがっかりします。三成が女忍びのことを想っていたなんてあるはずないでしょうし、これをもって「愛と野望の激突」とか言ってたのなら噴飯ものですよ。岡田さんや役所さんをはじめとする俳優さんは、がんばってるのに残念。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "これはと言う映画ではない\n 66年生きて来た。これまで視てきた映画でこれはと思う映画はあり多くないがある。そのような映画を何時も視れるようにDⅤDなどの映像媒体手元に置いているが。この「関ヶ原」は残念ながら手元に置きたい映画ではなかった。ただ映像は、リアルでお金も掛かったであろうし、音響も素晴らしい。原作を読んで視た方が良かった映画化もしれない。比較しても仕方ないかもしれないが、先週視た「ダンケルク」は何故か印象に残る映画であったように思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞してから随分と経つので、忘れないうちにレビューを…。原作を読んだのは何十年前だろうか?\n 関ヶ原の合戦というのは、立身出世の英雄譚でもなければ、痛快無比な豪傑譚でもない。義と利がドロドロと渦巻く中での、権謀術数と裏切りの物語だ。そんな中、豊臣家への報恩を貫く忠義の武将として石田三成を描いた本作は、司馬遼太郎の原作をよく体現していると思う。欲を言えば、存命時の前田利家の存在感や武断派七将による三成襲撃事件、家康を糾弾した直江状に小山評定での駆け引き、三成処刑前の干し柿のエピソードなんかも、もう少し丁寧に描いてくれると良かったかな。それでも久しぶりの歴史超大作として、満足のいく映画でした(´ー` )。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もったいない\n 戦国時代好きとしてはかなり楽しめた。説明がなくどんどん話が飛んでいくので、知識がないと「?」となることが多いだろう。知識前提で楽しむ映画と見た。方言が聞き取れないという意見もあるがそうでもなかったのと、東西南の大名が混ざっていたのだから、言葉も気風も違いコミュニケーションの難しいのが実態であっただろうから、むしろそれが感じられて面白く感じた。三成の、力んでいて一人よがる感じが、岡田准一に合っていた。対して掴みどころがあったりなかったりするリアリストの役所家康の雰囲気も面白く、その対比がよく出ていた。役者としての年齢や幅の違いが投影されるようで面白い。ただいくつか、もったいない。関ヶ原とそこに至るまでを描くには2時間半では短すぎる。前篇後編で2作に分ける、あるいは料金を2倍にして4時間5時間構成にしてもよかったのではないか。またせっかく冒頭で司馬さんの書き出しを使ってるのでそのほかの好きな文章を他のシーンでも出して欲しかった。また合戦シーンは、せっかくだから監督の思うリアリティを追及してしまえばよかったのではないかと終始感じた。腕も首も飛ばないし耳も削がれているわけでもないし混乱や興奮や恐怖もあまり見られず、整然と戦をしているように見えた。音楽も邪魔だった。島の最後もあんなに風に大層にしなくてもよかった。テレビドラマや他の映画にはない、この監督のこだわりや気合いを随所(忍びの在り方、家康の夜伽、槍の使い方、方言など)に感じたので、中途半端に折衷案とせずに、リミッターを外してもっと好き勝手やってしまってよかったのではないか、と感じ、あるいは監督の好き勝手にできない何かがあったのかと、見ながら邪推してしまった。 " + }, + { + "date": "2017-09-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱりセリフが・・\n 他の口コミにもあるように実際に観たら、セリフが早いし、声も小さくて、何を言ってるのかわかりませんでした。内容は良かったのに残念な作品です。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "早口\n まあ、皆様よく喋る。会話劇のようであり、説明台詞が8割占めてんのかと思うくらいであった。なもので、あまり趣きのようなものは感じられなかった。史実なのか、事実なのか、それらしきものの羅列を150分間に渡り観せられる。所々、舞台じみていて緊迫感にゾクッとはさせられるものの、台詞の調べが舞台のソレなので「作り物」である事が如実に浮かび上がる。所謂一つの形が見え隠れする。そんな中でも、流石は役所さんである。観せ方、聞かせ方が抜群である…。まるで役者陣は、台詞を喋るロボットのようであり、そのスキルの高さが返って人間味を損なわさせるようでもあった。合戦シーンは兎に角走ってる印象しかない。まあ、でも、当時はあんなものであったのかもしれない。百姓がロクな鍛錬も受けずに駆り出されるんだもんな…絵として全く面白くないけど。そうなのだ。全編を通して、あまり映画を観てるという印象がないのだ。金のかかった資料映像を観てるようであり、楽しみが少ないように思えた。ただ…ロケーションはすこぶる良かったなあ。引き絵が魅力的だった。字幕ありきで観たら違うのかなと思うあたり…国内向けではなく、海外向けに作られたのかなと勘繰ってみたりする。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "TOHOシネマズ府中にて観賞\n 原作はたぶん100に近い回数読んでいる愛読書中の愛読書。だからこそ、よくぞ映画化してくれたと嬉しく思う。しかも、最近の大河ドラマのような温いTV局主導でなく、力ある監督による、これぞスクリーンでと言える力作だ。是非、『城塞』の映画化に繋がって欲しい。だが、しかし、やはり原作を愛する身として色々言いたいことはある。以下、箇条書きにて列記する。一、原田眞人監督監督は「当初、小早川秀秋、島津義弘を主人公に考えていた」と観賞前に読んだ雑誌取材で答えていた。いや待て、あの原作を読んで石田三成以外の主人公があり得るだろうか。小早川も島津も重要人物ではあるが脇役で掘り下げられてはいない。そんな彼らを主人公にすれば最早、司馬遼太郎『関ヶ原』ではない。こういう一周回っていない戦国ビギナーの発想を原作に被せようという傲慢さは流石の原田監督だ。この点は流石に回避されたが、冒頭でファンへの目配せのように司馬少年を登場させてから後は、名前だけを借りた得意顔の原田ワールドだ。しかし、彼が行った改変は残念ながらどれも上手く機能していない。二、改変① 初芽原作では大阪城の侍女であった初芽が伊賀者に変更されている。有村架純の凜とした動作を見ていると、これも有りかと思ったが、中盤以降は全く活躍が無いのだ。中盤に囚われとなり、物語に怒濤の展開を期待をさせるが、その後関ヶ原に行ったにも拘わらず、三成と絡めずウロウロしてるだけなのだ。私ならこうする。(以下妄想)単身逃走する三成が東軍や落ち武者狩りに囲まれる危機に突然現れ、忍びの技で敵をなぎ倒す。三成を守りながら逃げ、阿修羅のように戦うが守り切れずに……(以上妄想)原田氏以上に脚色が過ぎるが、少なくとも初芽を伊賀者にした意味は出るんじゃないか。男女逆で『ラスト・オブ・モヒカン』の「どれだけ離れても必ず捜し出す!」を壮絶にやってもいいじゃないか。三、改変② 石田三成二枚目スターが演じるせいか、弩や手斧を持って最前線で闘う格好良い新しい三成像だ。だがしかし、この新三成像が原作で徹底的に描写された重要なテーマとも言うべき三成の思考・精神を厚味の無いものにしているのだ。原作の三成は「自分は源頼朝の如き総大将である」との自負に満ち、臆病と言われようと介さず、大将の道として個の武を軽んじ、敗北後には当然のこととして逃亡することを選んでいる。後世の高みから見ると滑稽にすら見えるが、これを通す故に三成の尋常ならざる信念が浮かび上がるのだ。格好いい岡田新三成は、サービス程度にアクションを見せ、敗北時に「無駄死にはつまらん」と一言ボソッと言い走り逃げるのみだ。逃亡前の三成こそ彼の人物像を見せつける場なのだ。ここがぼやけたら単なる卑怯者でしかない。三成の望みが初芽との全国行脚であることも、いっそうこの三成像が不可解なものにしている。彼は家康を倒すためだけに戦っているのか。否、その先の国家ビジョンがあるからこそ家康が邪魔なのだ。恋愛行脚の夢を語るも良いが、それはもっと二人を盛り上げるエピソードがあった上だ。男女の仲にもなっていない、相手を必要とするエピソードも不足する二人にそこまでの情念は感じない。幼稚すぎる。四、脚色③ 伊賀者伊賀者の蛇白と赤耳は映画オリジナルの人物だが、これがまたノイズになっている。くノ一蛇白は、家康が信頼したとされる「阿茶局」と呼ばれるに至るが、家康に刺し貫かれる描写で終わる。では、大阪の陣でも活躍した阿茶局は誰なのか?投げやりな脚色はただ単に混乱させられるだけで大迷惑。老忍の赤耳も、家康を討とうという感情の変遷が不明瞭。脅されたからと初芽を狙い、次の出番では西軍に尽くすと言う。感情の演出が雑過ぎる。五、脚色④ 島左近の最期平岳大は原作でイメージした島左近像に近い。が、色々ノイズはある。左近が三成に臣従したのが、秀次粛清の時というのも歴史的には色々おかしくノイズだが、それはまあ良しとしよう。(この時に壇蜜が出る意味も無いが)。何より失望した脚色は島左近の最期、石田軍の壊滅の様だ。後に東軍の兵が夢にまで見て恐怖したという島左近最期の突撃は無い……左近を含めた石田軍の兵は皆で合体して串刺しにされ、自爆するのだ…自分でも何書いてるのか分からない。何だこれ。石田軍の砲術名人が李氏朝鮮からの渡来人である、これ自体は朝鮮の役後の状況を思えば有りな設定と思うが、終盤急に出てくる人物であり、左近の最期に被せるには唐突過ぎた。あと、司馬遼太郎作品の決死の場面で指揮下を鼓舞するお決まり台詞 「ものども死ねや!」 を左近が叫ばないのはマイナス100点。原田監督には司馬愛がない。分かってない。六、脚色⑤ 取捨選択原作にない秀次一族刑死の場面はあるが、関ヶ原開戦前の駆け引きは軒並みカットされている。この原作中巻の攻防は関ヶ原を舞台に決戦に至った重要なパートなんだが監督は興味ないらしい。結果として両軍の位置関係、特に東軍を取り囲む小早川軍や毛利軍の配置の説明もないまま戦に入るから、ビギナーには一体何を三成が焦れているのか分かり難かったのでは。必勝の布陣だったのだ。島津軍の退き戦「捨て奸」がない点は、戦国ファンも大落胆だろうが、カットされたと推測する。そうでないと松平忠吉や長淳院をキャスティングしている意味が無いからだ。七、キャスティング役者は結構はまっていたと思う。岡田准一は、演技の幅が狭いが、故に器量の狭く不器用な三成らしく見えた。しかし、作品ページのポスターアートに主役たる彼の顔が無いのは納得いかない。自意識過剰な肖像権管理を行う芸能事務所は一切映画に関わって欲しくない。代わりになる役者はたくさん居る。役所広司は大仰さの中に狡い味もあり、激高すらも謀略になる百戦錬磨の家康にぴったりだった。滝藤賢一の秀吉も良かった。この役者は監督により良し悪しが大きく別れる。八、劇伴NHKのドキュメンタリー番組であったかのような高いコーラスの劇伴…新しいが上がらなかった。野太い音がもっと欲しかった。九、殺陣合戦での描写にて、足軽の槍と槍が組みあい運動会のように押し合う描写は、目新しく納得できた。兜の飾りを取る描写は狙撃避けだろうか、これもなるほど。だが、弓隊の少なさは気になる。また、局地戦ばかりという感じで戦闘のスケール感は乏しい。また、これという戦局を変える印象的な見せ場が欲しかった。小早川裏切りも描写が淡白。中盤の有村架純の殺陣については、接写が過ぎた上、編集も巧くなく何がなにやら判らずで、個のアクションは明確に下手な監督だと認識した。十、美術大名が集まる間の畳が古い。ロケ地の現状で已む無しだが画が貧相だ。秀吉の間にあった銀色の「何か」。観てるときは「鶴松の遺骸?」とゾッとしたが、どうやら監督選択の現代アートオブジェらしい。監督の自己満足のお陰で、物凄いただのノイズを受けた。十一、結論としていっそタイトルを『俺の関ヶ原』にすれば良かったのに。それならこんな長々と文句も無かったのに。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっと予習すればよかった、歴史が苦手な私\n 岡田准一さん主演の映画を観たのは1年半ぶり。歴史が得意ではないので、あらすじと人物相関図は予習してから鑑賞。それでも不完全燃焼感。もともと言葉でしか物事を認識できないせいか、台詞が聞き取れないと焦ってしまう。(シンゴジラでも…洋画でも)映画自体を十分に楽しむことができなかった。だから、字幕版を見たいと考えている。歴史通、原作通、過去に放映されていたというドラマ通の人には楽しめるのでしょうか。豪華な俳優陣の演技は素晴らしく…西軍…三成=岡田準一さん。秀吉=滝藤憲一さん。島左近=平岳大さんの猛将っぷり。初芽=有村架純さん。花野=中越典子さん。蛇白=伊藤歩さん。女性陣も活躍。個人的には北政所=キムラ緑子さんがツボにはまった。東軍…家康=役所広司さんの役作りがいつもながら驚く。あっちこっち行ったり来たりの東出さんもよかった。そして、私はこの俳優さんを観に行った。赤耳=中嶋しゅうさん。急なご逝去のニュースに驚いた。舞台での活躍も観ていたお気に入りの俳優さんだったので、とても悔やまれる。本作で最後になる中嶋さんの一挙一動を見逃さないように観た。俳優人生最後の台詞が…“赤耳は、家康の首を狙ってみてえです”しゅうさんの役者人生と重なっているように思えて、思わず涙。三成と初芽にロマンスは、合戦シーンの長いこの映画では唯一気が休まるシーン。なんやかや言って見どころ満載。いや、見どころ多すぎる映画だった。今年も賞をもらうのだろうなあ…。邦画でNO.1大ヒットという理由がわかったような気がした。理解するまで何回も観てしまう、日本人の勤勉さ?が作用しているのかもしれない。そして、私もまた劇場へ行ってしまうのです。おまけ:原田眞人監督は岡田くんが大好きだからニコニコ顔。石田家後継者の話も聞けたので歴史の勉強になった。石田三成は緊張するとお腹が痛くなったらしい。石田家では「三成腹」と呼ばれているとか…岡田くんもお腹を意識して演じた!と言っていた。原田監督はアカデミー賞(アメリカの)ねらいたい野望を抱いているそうです。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "石田三成\n やはり三成には、応援団が少なかったのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-21", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "うみゃー\n ぐっすり(⊃ωー`).。oO早口、言葉遣い(昔の言葉なのと、方言のダブル攻撃)で、言ってることが全然理解できず...早口でどんどんストーリーが進んでゆっくり考えさせてもらえずしかも上映時間が長い!久々のグッスリもの。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトル目当てなら\n ある程度歴史背景がわかってないとわかりにくいでしょう。迫力ある映像でした。下●神社などすぐにロケ地がわかる私にとっては興味深いが違和感もある微妙な感じ方言はいいけど、虫養ひ(むしやしない)はさすがに関西(京都)以外の人には、、、確かに語尾が聞きづらかった点もありますがリアル感は出てました。キャストは苦労されたでしょう。気の毒なくらいです。ラストのシーンや周辺の心の動きがよくわかり感動しました。歴史好きには面白い映画です。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "言葉が分からない。\n 大河ドラマで東軍の見方は良く見るので、西軍の石田三成の見方に気になり見ました。家康の腹黒+タヌキ具合が納得しつつ、三成の誠実と忠義は納得したが今の現代社会同様に相手の気持ちを全く理解しない事や行動しなかった事が積み重なって「裏切り」になったのだろうと思いました。た相手を想いそれを行動と言葉にしていたらもしかしたら…って考えてしまいました。あとは、皆さんのレビュー通りに昔の言葉と方言が分からずいました。 " + }, + { + "date": "2017-09-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "関ヶ原か?\n 関ヶ原楽しみにしていて見ましたが…なんでしょう役者の台詞が聞きづらいなんて言ってるかわからない展開が速すぎてさっぱり分かりにくいいや~ひさびさのハズレですう~ん役者がもったいない " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "なにこれ?\n これほど最悪な関ヶ原を描く作品を見てしまい、時間とお金を無駄にしてしまいました。なにこれ?関ヶ原の詳細を知らない方は、恐らく苦痛以外の何物でもありません。まず役者が何を言っているのか分かりません。左近の顔がキャプテンハーロックバリの縫い傷だらけだったり、合戦の場面になって突然秀家が登場したり、初芽が伊賀者だったり、司馬氏の小説の一説を引用しながら、全く小説に従順でなく、かといって納得できる筋書きでもなく、何を見せたいのか全く不明です。歴史ものに役所さんの出演はもうお腹いっぱいです。信長やったし、武蔵もやったし、今回は家康ですか… " + }, + { + "date": "2017-09-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "これが関ヶ原なのか\n 方言全開でまくし立て、何を言ってるかわからない。観やすさよりリアルさが上回り、400年以上前の日本を実体験しているような気持ちになる。149分では関ヶ原に纏わる群像劇の10%くらいしか描かれていないような印象だが、それでも貴重な体験。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "お金かけた映画ですね 終盤の合戦シーン、あのエキストラの数、圧巻 ...\n お金かけた映画ですね終盤の合戦シーン、あのエキストラの数、圧巻岡田准一、役所広司はもちろん、滝藤賢一の秀吉良かった有村架純の忍びは…身体が重い土屋太鳳の方がむいていたかも肝心のセリフが聞き取りにくいところが多くて残念映画なんだから、もう少し気を配って欲しかった " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "期待してたのに…\n ただでさえ人気の戦国時代、中でも天下分け目の関ヶ原を、再評価されつつある石田三成にスポットを当て、岡田准一くん主演で描くとあれば、期待するなというほうが無理です。そんなわけで公開前から楽しみにしていて、やっと見ることができました!それなのに、なんでしょうか、この虚しさは…。本格的に描こうとしているのはわかりますが、正直言って映画としておもしろくないです。関ヶ原の合戦に至る経緯を学ぶ、歴史学習のようでした。しかも、いろいろと端折ったダイジェストを、方言と早口の台詞ラッシュで見せられるので、ある程度の歴史知識をもって脳内で補完しないとついていけません。一方で、有村架純さん演じる初芽は、確かにかわいいですが、本作に必要だったのかと思えてしまいました。そして疑問なのは、本作は何を描きたかったのかということ。タイトルどおり、関ヶ原の合戦そのものと、そこに至るプロセスを描きたかったのでしょうか。でも、それを2時間程度で詳しく描くのはどだい無理なこと。では、石田三成の生き様を描きたかったのでしょうか。それなら、もっと三成にフォーカスして、人となりが浮き彫りになるような脚本にしてもよかったのではないでしょうか。結局、最も印象的だったのは、役所広司さん演じる家康の憎らしいまでの圧倒的存在感。あれ?ひょっとして最後は家康の総取りってことを描いたってこと?だとしたら、まんまとやられました!(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "躍動感、臨場感、迫力がありました。\n 躍動感、臨場感、迫力がありました。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "エンターテイメントになりきれてない\n 合戦のシーンの迫力はあったけども、ストーリーに腑に落ちない点が多かったです石田三成が正義を重んじる人、という位置づけなのですが、敵対する徳川家康に対してどこが正義なのか、そのあたりがなかなか見えず、ストーリーに入り込めません。そもそも関ヶ原の戦いは豊臣家内の確執が原因で、正義も悪もないのですから、無理に主人公を正義の味方にするような演出は難しいのではないでしょうか。また、有村架純演じるくのいちがヒロインとして登場し、石田三成と恋仲になりますが、その関係がストーリーに大きく関係するかというとそうでもなく、とってつけたような不自然さがあります。関ヶ原の合戦という歴史的な事件を頑張ってエンターテイメント仕立てにしようとして失敗した作品、という印象です " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "石田三成が主役…ですよね\n 合戦の迫力、という点においては抜きん出た仕上がり、正に迫力満点と言える。限られた時間、登場人物の多さ、不必要?な恋愛要素(笑)などが台詞回しのスピードに影響を与えているのかどうか知らないが、関ヶ原の合戦の概略とその当時の戦国武将をある程度理解してない人には分かりにくいかも知れません。石田三成を主役にするなら、西軍を味方、東軍を敵、とハッキリ描いた方が良かったのでは…まるで全員が主役のダイジェスト版のようで混乱する人もいるかも知れません。が、そんなことはどうでも良くなるほどの合戦の大迫力は間違いありません。タイトルの「関ヶ原」に偽り無しです!有村架純さんは、可愛らしくてとても頑張っておりましたが、全く“忍び”に見えないのが残念でした。恋愛要素を強くした「石田三成」というテレビドラマなら、とても魅力的なキャラクターになったと思います。それはそうと、本作品の豊臣秀吉と徳川家康…過去に類を見ない最高傑作、イメージどおりのキャスティングですね。歴史資料の肖像画として採用しても違和感ないレベルではないでしょうか(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "台詞が聴き取りづらい\n 超大作ですね。とってもお金がかかっている映画だと思いました。なんでこんなに早口にしてしまったのでしょうか?この時間で収めるためには仕方なかったのでしょうか。訛っている上に早口。ほんとに何言ってるか分からないので理解が難しい。そして初芽の存在。後半一体何をしてるのかよく分からなかった。原作はとても面白いらしいです。本を読んでいるとまた違った意見になるのかも知れません。 " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何度も観たい\n 早口で聞き取りにくいらしいとのことなので、心して集中して聞いていたら、なんとか聞き取れたけど、それよりも、駆け引きや、友情や、忠誠心や、ほのかな恋とか、見どころがたくさんあって面白い。個人的にはキムラ緑子さんが素晴らしいなと思いました。いい感じに品が無くて(笑)とにかく役者陣が皆さん素晴らしいです!!合戦シーンは思っていたよりリアルで怖かったです。何度もビクビクしてしまいました。近いうち、また観に行きます! " + }, + { + "date": "2017-09-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "チーム男子萌え不足\n 昔の時代劇映画オマージュなのか、台詞が早口で言葉も難しく、かなり聴き取りづらかったです。誰もが知っている関ヶ原の戦いを描いた作品とはいえ、歴史音痴の自分には、セリフの早さもあって人間関係がイマイチ理解出来ない部分も多く…心底は楽しめませんでした。俳優陣は豪華で、岡田准一さんの石田三成は格好良すぎでしたが、もっと島左近や大谷刑部とイチャイチャして欲しかったです。初芽との恋より、男同志の友情をフォーカスしてくれたら、もっと胸熱な映画になったハズ!女子目線でもう一つ、出陣の装いが各軍ともオシャレで、小早川軍の鮮やかなブルーの母衣やボーダーの幟が可愛いかったです。そんな感想で留まりました。字幕があればもっと楽しめたかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "戦のシーンは大迫力!!\n 関ヶ原での戦のシーンの迫力!刀や槍を手に戦い、馬で疾走する姿、鎧のぶつかり合う音、どれを取っても迫力があり、やはり映画館の大きなスクリーンは良いなと改めて思いました!!ただ、方言なのか武家言葉なのか、何を言ってるのか分からないシーンが多く、物語について行くの必死。何だか早口な感じもしたし。役所の皆さんが素晴らしかっただけにもったいないなと。特に役所広司さんの家康は素晴らしかった!己の野望の為に策を巡らせる憎たらしさも、どこかユーモラスに演じてらしていて、人間味溢れる家康を演じてたと思います。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "見るところない\n 全体的にイマイチ。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "セットや所作がいい\n これは日本の歴史が大好きな人たちが丁寧に使った映画。北の政所、やはり下衆だよね。淀どのも想像どおり。所作に疑問なく、戦にいく母子?の美しいこと。日本の美の極み。でも絶対人殺しの戦争にはいきたくない。一つ、何をいってるのかほとんど聞き取れなかったのだけど、セリフが難しいのかな。尾張はみゃーみゃー言ってるし鹿児島も方言、なのに肝心の三成ら近江勢が、美しい標準語ってどういうこと???三成りりしすぎて、家来たちがついていかないのがおかしい。岡田さんは頑張ってるけど、ちょっと一本調子で、黒田かんべいにみえちゃったよ。役者さんの家康が気持ち悪く、さすがの役者。 " + }, + { + "date": "2017-09-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "言葉が聞き取りづらい、これに尽きる\n 国ごとの方言を忠実に再現しているようで、正直石田、徳川、小早川といったメインの役所以外のメンツの会話が理解しにくい。また比較的早口のため、方言と相まって聞き取りづらい。1番の問題点は、声の音量に対しバックサウンドとSEのバランスの悪さ。とにもかくにも、声が音楽などに埋もれてしまい、「え、なんだって?!」と聞き返したくなる。その上で、人物も多いので、原作を知らない、歴史が苦手な人間は話がわからぬままに進んでしまうので、中盤頭から話についていけない人も出てくることだろう。最後の戦のシーンではカメラワークが宜しくない。動き回り、あっちこっちに視点が飛ぶので、ただでさえこれまでの2時間で疲れた目が酷使させられる。ついでに、ここまでほぼ出てきていない家紋だけで状況を把握する必要があるので、ここでも知識のない人はポカーンとさせられる。人によって落差のある評価になる作品ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん、残念。\n 家康も秀吉も三成も、それぞれ役者はすばらしく、有村架純も、とってもチャーミングなのですが、どうしてこんな退屈な映画になるんだろうと残念な気持ちでいっぱいです。日本史上最も有名なあの合戦を、ものすごくリアルに描くのかと思いきや、戦になるまでも中途半端に長く、何となく始まった感じでしたね。また合戦の様子にしても、そもそも誰が味方か敵か見分けがつかない(笑)。両陣営の戦術が描かれないから、単に大勢が槍で刺しあってるだけの子供のけんかみたいな有様です。昔鎧を赤と黒に分けた映画がありましたが、そのくらいの演出はあっても許されると思いました。要はドラマチックな合戦場面になってないのです。そもそも三成の正義、家康の不義という見立ても、何でそうなのかがわからないです。こういうテーマを選んだ精神には拍手を送りたいですが、やはりエンターテイメントとして完成度を高めてほしかったですね。しかし役所広司の家康は、なんとも淫猥で、えぐくて、素晴らしい。ぜひ彼主演で「影武者家康」を映画化してほしいですね(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻!\n 圧倒的迫力 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "料金以上の価値はあった。\n 今の時代の映画で、あの合戦シーンの迫力や舞台装置は良かった。役者も良かった。早口は意図したもので、時間に収めるためではないと思う。不明瞭はBGとの関係や収録方法などの問題。ただ、ドラマにマイナスなのは否めない。そして、倍の時間を使って、それこそ前後編に分けてもっとドラマを見せて欲しかった。「ちはやふる」とか「3月のライオン」とかやるんなら。あ~「ソロモンの偽証」なんかを思い出したら、腹が立ってきた!残念だったのは、大阪城築城の際、秀吉が座っていた石垣がいかにも古い石垣だったのが興ざめだったこと。それから大阪・伏見・佐和山・大垣の位置関係を地図(アニメ・CG等)で出してほしかった。特に三成が大阪・佐和山を隣の部屋を行き来するほどにしか思えなかったり、大軍の移動や対峙が数字を口にするだけより実感しやすかったと思う。突っ込みどころがたくさん思いつくのは、いい所もたくさんあったから。やっぱり前後編に分けて作ってほしかった。「バーフバリ」のように。「進撃の巨人」の前後編も酷かった!腹立つ!金返せ!追伸:さらし首や、死に化粧、処刑シーンもあったのにG指定は甘すぎる。だいたい劇場に子供はみあたらなかったし、G指定に映画会社もこだわることは無い。 " + }, + { + "date": "2017-09-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "壮大な歴史ダイジェスト+媚韓?\n 司馬遼太郎の同名小説を映画化した作品である。筆者は司馬遼太郎の幕末三部作『竜馬がゆく』『翔ぶが如く』『坂の上の雲』は読んでいるが、これは読んでいない。現在まで続く坂本竜馬人気は『竜馬がゆく』を著したことで司馬遼太郎が作ったと言っても過言ではない。見方によっては竜馬はヨーロッパ資本の世界戦略の一環における手先に過ぎなかったとも思えるし、筆者には竜馬よりも勝海舟や山岡鉄舟の方がよほど大きな人物だったように思える。またロシアバルチック艦隊を大日本帝国海軍が破った日本海海戦の戦術面において実は秋山真之は決定的な役割を担っていないというのもよく言われることである。しかしいずれにしろ司馬が取り上げることでそれらの人物は至高の存在に化ける。司馬史観が現在の日本人に与えた影響は大きい。だからと言ってそれが映画の成功を約束するわけではない。監督は『ラストサムライ』に出演した経歴を持つ原田眞人だが、誰を主役にするかで二転三転したらしい。まずは小早川秀秋を主役にしようと考え、次は島津義弘、結局石田三成に落ち着いたようだ。近年性格の純粋さが見直されて光成の株は若い女子の間でも上昇中とのこと、そこへ主役に岡田准一を配しているので狙いとしては間違っていない。筆者個人としてはNHKの大河ドラマで戦国武将はよく取り上げられるものの、九州の大大名が取り上げられることはほとんどないので、島津義弘ならより新鮮さを感じたかもしれない。まず全体を通しての指摘が数点ある。秀吉存命中から関ヶ原開戦に至った経緯を追い、関ヶ原を経て、最後は光成が処刑されるまでを2時間半にまとめたせいか歴史のダイジェスト映画になってしまっている。1つ1つのエピソードがあまり深く掘り下げられないままただただ矢継ぎ早に流れていく。筆者はある程度は戦国時代の歴史を理解しているが、あまり歴史を知らない人には厳しかったろうと思う。2時間半にまとめたことが影響しているのか1人1人の会話が早口に感じ、間をほとんど感じない。会話も当時のものにこだわっているのか難しい単語や言い回しがしきりに出てくる。さらに島津は薩摩弁、秀吉子飼いの加藤清正や福島正則は名古屋弁のきついイントネーションで話される。そこへ音響が加わるなどがあってはっきり言って登場人物たちが何を話しているのかわからないシーンがいくつもあった。筆者の斜め前の坐席にカップルが座っていたが、映画の間中しきりに顔を寄せ合って何か話していた。男性の方は中盤からだれているように見受けられた。筆者は会話がわからないせいか一生懸命聞き取ろうと集中するので2時間半という長丁場も眠くなることはなかったが、もしそれが飽きさせないための監督の意図であるならあまりにも変化球すぎる。CGに頼らずエキストラを延べ3000人動員した合戦シーンはさすがに迫力があるだけにどうにももったいない。どうせ聞き取れない会話ばかりならばいっそ関ヶ原前のシーンは大幅に削り、より関ヶ原の合戦シーンに時間を割けば良かったのではないだろうか。2度目に主役にしようとした島津義弘には、関ヶ原で勝敗の大勢が決まったのを見届けるや退却するために東軍に自ら突っ込んで血路を開いて薩摩に落ち延び、その変わり自軍も九割以上の戦死者を出すという壮絶なエピソードがある。このために島津を恐れた家康が薩摩の所領をそのままにしたとも言われ、関ヶ原の戦いにおけるハイライトの一つなのだが、本作では一切描かれなかった。光成が主役の映画なので確かに描く必要はないが、その他の東軍と西軍の個別の戦闘でここまでの派手さはないので3000人集めただけに大画面でその迫力を味わいたかった。今までも大河ドラマなどで関ヶ原の戦いは何度も出てくるが、この島津の撤退戦はほぼ観たことがない。また細かいことになるかもしれないが、いずれも朝鮮半島がらみの見過ごせない問題がある。実際の戦闘描写はなく会話だけのシーンになるが、朝鮮征伐の経緯が秀吉を中心として五大老五奉行を交えた会議で話し合われる。確かに朝鮮征伐の際に光成と加藤清正・福島正則の確執が大きくなり、結果的に関ヶ原の戦いで加藤・福島が徳川家康の東軍に加わった原因にもなった。この前振りは重要である。しかしあれほど他の日本人同士の会話では聞き取れないくらいの言い回しや薩摩弁などにこだわったのに、「蔚山」を「ウルサン」、「釜山」を「プサン」と韓国語で発音してしまう。当時であれば「蔚山」は「いさん」であり「釜山」は「ふざん」であるべきだ。また、銃器の扱いに慣れた朝鮮兵(捕虜)が唐突に登場するのだが、当時日本の銃器の数は50万丁を誇り世界一である。ヨーロッパの強国と戦争しても勝利できるくらい圧倒的な数の銃器を持っていたと言われている。現に朝鮮征伐では日本軍は寡兵であってもその銃器で明・朝鮮の連合軍を凌駕する。朝鮮征伐で明・朝鮮軍は戦うごとに副将級や将官クラスが多数戦死しているが、全戦役を通じて日本軍で大大名は全く戦死していない。むしろ加藤清正や島津義弘は数万の敵に囲まれても銃器を効果的に使用して逆に明・朝鮮両軍に万単位で戦死者を出させている。明から派遣された名将と誉れの高かった李如松ですらあまりの日本軍の強さに戦意を喪失したり、日本軍は圧倒的な銃器を使用して味方に倍する敵をほとんど撃退している。正史『明史』では「豊臣秀吉による朝鮮出兵が開始されて以来七年、(明では)十万の将兵を喪失し、百万の兵糧を労費するも、中朝(明)と属国(朝鮮)に勝算は無く、ただ関白(豊臣秀吉)が死去するに至り乱禍は終息した。」と総評されている。朝鮮にも旧式の大砲はあったらしいが、銃器においては日本から相当遅れていたようだ。そんな朝鮮からわざわざ技術者を連れ帰って来るだろうか。また彼が戦死する際には「わが同胞よ!」と朝鮮語を叫ぶ。あまりにも不自然だ。まさか韓国に媚を売っているのだろうか?このような状況では、NHK大河ドラマをはじめとして、島津義弘や加藤清正を主役にした映画やドラマは当分制作されないだろう。おそらく史実を辿っていくと、彼らの朝鮮征伐の際のとんでもない活躍を描かざるを得なくなってしまうからだ。韓国ではあまり史実には依拠していないらしいが『鳴梁海戦』などの日本軍を倒すフィクション映画が制作されている。もし日本と韓国が真に対等であるなら日本も韓国(朝鮮)を戦争で打ち負かす映画があってもいいはずである。映画とは関係のないところでそんな感慨も抱いてしまった。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "何か物足りない\n 岡田くんの歴史物。それも石田三成というので期待していました。ただどうして評価があまり高くないのかが不思議でしたが、実際に観て納得しました。まずストーリーが薄っぺらい。三成がどうして豊臣を守りたい、義を貫くのかがいまひとつ肉付けが足りなく、歴史をあまり知らない人にはわかりづらい。三成と大谷吉継の厚い友情もほとんど描かれていない。そもそも大谷吉継は家康に付こうとしたのを、その途上佐和山城に立ち寄ったところを三成に説得され、負け戦を承知で友情を選んだという名シーンがあるはずなのに、そこが全く抜けている。有村架純演じる初音を入れるのであれぱ、そちらに時間をかけてほしかった。またキャストも岡田くんが名優なのは言うまでもないが、クールで切れ者であった三成からすると何かが足りない。やはり真田丸の山本耕史の方が合っている。そして東出昌大の小早川秀秋。気位だけが高くて気が弱い秀秋のイメージに全く合わず太すぎる。ただ平岳大の島左近は良かった。知恵者で重厚感がある島左近にはまさに適役。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "わざわざお金払って時間潰すのに有意義な映画でした。わずか五百年前の...\n わざわざお金払って時間潰すのに有意義な映画でした。わずか五百年前のことなのに数少ない書物では想像のつかなかった、日本や故郷に思いを馳せることができた二時間でした。でも無知な私にはとても早口でうっかり眠くなるところもありました。歴史についてまだよくわかりませんが武将の中にははゆったりした公家言葉を使う人もいたのか知りたいと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "話が広く浅い感が否めない\n 関ヶ原の戦い、1点のみを物語れば、もう少し濃厚な話になったんじゃないかなぁ~。歴史上の人物像を2時間で表すのは難しいね。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三成かっこよすぎ!!\n 岡田准一が好きで観に行きました歴史もよくわからずなので登場人物もわからず台詞も早いしかし映画の世界に引き込まれとても面白かった監督の力量でしょうか映像が素晴らしく美しく 退屈せず観ていてぐいぐい引き込まれました歴史に詳しい人はこの作品にさらに堪能できたことでしょう羨ましい一途でまっすぐな男 石田三成それゆえに 敵も多かったらしいが負けと知った時の潔さ現在の政治家にも見習ってもらいたい赤耳役で先日舞台の公演中に亡くなられた中嶋しゅうさんが演じていて思わず うるっとしてしまいました石田三成と初芽のロマンス感あるシーンは思わずキュンとしました今回も映画「新感染」と同じラストは泣けてしまいましたしかし 役所広司は凄い今人気の 福山雅治といい 今回の岡田准一といい見事に振り回してくれてますあっぱれですしかし 何でこう人は 妬んで恨んでいつまでもねちねちと・・・昔も今も変わらないですね " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ☆岡田君\n 岡田君、時代劇が似合いますね!登場人物が多いので、時間内で理解するには難しかったです。なんとなく、歴史の背景はわかるのですがやっぱり大河などで、じっくりと観る方が歴史モノはいいのかなーと。ただ、こんなところにこの人が!みたいな、素敵な役者さんが贅沢過ぎるほど登場してきたので、迫力もあり見応えありました。最後は女子目線で、とてもグッときて泣けました。 " + }, + { + "date": "2017-09-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "映画「石田三成」\n そもそも「選手宣誓の戦い」を140分程度におさめる事に無理がある。前編・後編にしてしっかひと登場人物を描いて欲しかった。合戦も関ヶ原当日のみ。岡田君ありきの映画ですね。かつてTBSが開局記念で作った三夜連続の「関ヶ原」には到底及ばない。加藤剛三成、森繁久弥家康、三船敏郎島左近などなど。歴史の知識のない人は早い展開と台詞回しについていけないでしょうね〜 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "難しい\n 三成の生き様をみた映画でした。不器用さが全面に出てます。日本史を知らない人にはいまいち理解が難しいと感じます。日本史の好きな人向けな映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "早口すぎて\n 何を言ってるのかよくわからなかった。岡田くん目当てに観にいったが歴史に興味がないと面白くないかも。 " + }, + { + "date": "2017-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "真田丸見てから字幕鑑賞したらいい感じ。\n 原田眞人監督作品なので最初っから字幕鑑賞狙いで見ました。字幕オススメします。字幕なしで歴史もそんなに知らないとなるときついです。歴史の知識は、そうですね、戦国物の大河ドラマを2、3は見ていたならば十分かと。とりわけ真田丸を見ていたらいいと思います。私が正にそんな感じです。原作は読んでませんが、語り手が関係ないことを語り出すのが司馬遼太郎の特徴ってことは知ってます。そんな程度で無問題です。原田眞人作品は、わが母の記、日本のいちばん長い日、駆け込み女と駆け出し男を見てます。〜長い日以外は字幕なくて所々聞き取れなくても大体でいけますが、〜長い日は人名や単語の意味が分からなくって初見はあんまり分からなかったんですよ。でも、何回か見るとしっかり理解できますし、何回見ても面白いんです。硬派っつうか、甘ったるい演出がなくて、テンポが良くて、どれも好きなんです。ほんと、どれもいいですが、ちょっと難しいので字幕で見てください。北村有起哉がやった井伊直政は2017年の大河ドラマで寺田心が子供役やって大人役を菅田将暉は演じる人の事です。柴咲コウ演じる直虎の養子です。まだ菅田将暉は大河ドラマに登場してないと思いますが、潰されそうな井伊を徳川家臣になって永らえて、関ヶ原後には佐和山(三成の領地)を拝領し、彦根藩を作って、後は井伊直弼(安政の大獄をやった人:幕末大河でよく出る)へと繋がります。和田正人演じた黒田長政は岡田准一が主演した黒田官兵衛の息子です。官兵衛は関ヶ原にはこず、九州で策を練っています。このように映画関ヶ原を見ながら、軍師官兵衛、天地人、江、真田丸でのエピソードやら演者に思いを馳せつつ楽しみました。北政所のキャラ設定とか、直江兼続とか。当然、石田三成をどう描くかという点も。江と官兵衛ではヒールとして感じ悪く描かれていたのでそっちに引っ張られていたのですが、真田丸での山本耕史の石田三成の正義に共感してしまってね、そして真田丸にどハマりしたもので、源次郎の仲間はみんな好きってゆう感じですよ。まあそれは置いといて、歴史上の人物を物語で味わう良さは、誰かのフィルターで語っているから同一人物なのに人間性がぜんぜんちがう風に描かれることの面白さなんですよ。描きたいもの(見たいもの)に合わせて人物が誇張される。これって現実に自分が人にやってることじゃないですか。人ひとりがね、誰かを分かったつもりになるってのはとんでもない奢りなんだってことが実感できるので、いい教材だと思って見ています。あとは、真田丸で大活躍した阿茶さまが関ヶ原では伊賀忍びとしてご活躍だったり、つか伊賀者大活躍で、21世紀の伊賀者としてはちょっと嬉しかったりしました。初音♡三成は私はいいと思いましたよ。三成は人として美しいと思いますが、人の世は美しさだけで渡れないんですね。悲しいなあと思いました。優しくて真面目で、ちゃんと秀吉が暴君になっちゃったことも知ってるけど、忠義は曲げられないし、家康は嫌いだし。不完全で美しいと思いました。もちろんそれが三成の全てとは思いませんが。役所広司は家康をやるためにあの太鼓腹をくっつけたんでしょうね…あんなに太れませんもんね。福島正則がすっごくアホに描かれてて笑えましたし、そして真田丸ではすごいアホの子扱いだった金吾がなんか可愛かったです。追記Wikiで天地人を見てたら初音のリンク先が真田昌幸の娘で小田山茂誠の室ってなってる。てことは天地人の長澤まさみ=真田丸の木村佳乃=関ヶ原の有村架純=初音=松???わーお。おもしろーい。そして伊賀者じゃないじゃーん。まあ創作加わってるでしょうが面白い! " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "中身が濃い!\n 司馬遼太郎の大ファンです。原作に負けない中身の濃さと丁寧な絵作り。詰め込みすぎで台詞も早口で説明不足は尺の関係でやむを得ないと納得。登場人物の個性も上手く描き分けられ堪能できた。中でも島左近役の平岳大のこれぞ武士という存在感は流石の一言。主演の岡田君を完全に凌駕してます。戦闘シーンも手抜きがなく、有村架純の忍者も結構良かった。去年のシンゴジラ以来の骨太の邦画です。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "顔は浮かぶが 余韻ゼロ\n 岡田くん、かすみちゃん、東出くんも出てるし、関ヶ原の勉強が出来るかしら❤司馬遼太郎の世界に入るきっかけをつかめるかしら❤なんて期待していたら、あらら……全然わからない⤵早口だし滑舌悪いし方言だし、歴史用語はバンバンだし、心温まる話があったんだかなかったんだか、1時間位で頑張るのを辞めました。でも、①これはすっとばしてるよね~②三成、家康の凄み③中途半端な、かすみちゃんの役所。にしては頑張ってる ことは気づきました。取り敢えずWikipediaで関ヶ原検索してみます~ " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "主役は岡田くんじゃないのか。\n 岡田くん見たさに観に行ったのですが、他の人も同じボリュームくらいで沢山出てた。岡田くんは、戦っていても叫んでいても恋していても、何していてもかっこいい。それは良かった。でも、話の内容がな〜。よく分からない。関ヶ原の合戦ファンとか、司馬遼太郎ファンとか、戦国物ファンとかなら楽しめたのだろうか?だいたい時間中、ずっと戦っているので、退屈でした。残酷っぽいし。でも岡田くんは良かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "This is like a propaganda?\n The film is just rubbish.This director’s film is so boring every time. " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "1.4倍速の他国アジア映画のようだ。\n 出演陣、内容ともに事前の期待値は高い状態で鑑賞したのだが・・。内容を把握しようにも、他言語のアジア映画を見ているのではないか?というほどセリフが聞き取れない。聞き取れなさ過ぎて笑えてくるほどに。更に、なんとか上映時間中に内容をおさめようという意図があるのか、全員が信じられないほどの早口。全員が常に罰ゲームかのようなスピードの早口言葉で話しているので、よく口が回るなと変なところで感心。とにかく出演陣だけは無駄に豪華なので、内容は頭に入ってこないのに、多数の役者を見ているだけでも変な満足感が発生してしまい、上映時間自体は長いとは思わなかった。とにかくこの映画は、「関ケ原」という内容自体に興味をもって注視するのではなく、それに付随している「岡田君の顔芸と、役所広司のタヌキ演技」を楽しむ映画と腹をくくって鑑賞するのが良いと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "良作では有るが名作と呼べない。\n  司馬遼太郎の原作はまだ読んでいないがこの映画自体の感想は全体的にはよく纏まってはいるけど、いらないシーンもあるよね。 今回の女忍者役の有村架純や幼い頃の司馬遼太郎は不必要だったのでは? これらを入れるよりはもっと福島正則達の人物像を掘り下げてほしかった。 合戦の場面はNHKの大河ドラマが物足りない作りだったのでこの映画のごちゃごちゃ感が迫力が有って良かったです。 役所広司の家康は貫禄十分でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "主演、島左近みたいな印象\n 司馬遼太郎氏の原作は未読ですが、沢山書かれている題材、ドラマでも散々描かれた場面なので大体の流れは解って観てました。で、原田監督の特徴、早セリフで情報詰め込み型なため仕方ないですがやっぱり、ここぞ!という所ではセリフに間をもたせて余韻を味わいたいな〜三成の「とくとご覧あれ!」なんて三成の意地が爆発する良い場面なのに何言ってるのか大抵の人は聞き取れなかったかも〜もったいない〜〜それから、これは原作がそうなのかもしれないけど北政所派の私としては(笑)北政所派の武将がみんなお馬鹿扱いされてたのはちょっと心外〜もうちょっと、純粋なゆえの行動というように描いて欲しかった。そんな中、流石と言うか、お父様譲りと言うか平岳大(ひらたけひろ)さん演じる島左近がみんなイイとこ持って行った!!カッコ良かったです。主演 島左近!って感じ〜有村架純もイイ感じで頑張ってました。顔つきは朝ドラのヒロインとあまり変化はなかったのですが、動きや佇まいはかなり頑張ってたと思います。この手の超大作の映画化、難しいなあ〜〜尺が足りなからと言って上下の作品にするのは、ここのところの「ロクヨン」とか「寄生獣」とかがみんな後編が、コケてるので出来なかったんだろうな〜と思うとちょっと気の毒でもあるとは思います。アメリカの大作映画がみんなネット配信のドラマの方にシフトしていく理由がわかる様な気がします。とにかく全く何も知らないで観にいくのは厳しい。原作を読まなくてもイイから大体の予備知識は入れて行ってください。せめて三成派、家康派の武将の名前くらいはね〜 " + }, + { + "date": "2017-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "戦場の臨場感がすごい\n 戦場に生まれる様々な距離感、また連続的な描写、それら一つ一つが発する熱量がすごい!戦に対して持っているイメージを更新してくれるような作品!広大な関ヶ原の各所に散在し、展開される局所戦闘の粗密感、各陣からの風景で補完される決して見通せない戦場の全貌、また安全なエリアが刻々変化していく様…これらをはじめ、関ヶ原の合戦について知識を持つ人は多くいることだろう。しかしそれを連続的な描写で目撃する新鮮さ、説得力は価値ある体験になること請け合いである。特に印象に残ったのは合戦前夜の軍議で、家康が物見に報告を迫る場面。筆者中学の頃、小説を読んで子供ながらに「これが戦か」と衝撃を受けた記憶が蘇る。本作ではより直球のメッセージになっていて、その痛快さは変わらずよい。戦国末期の大一番、あまりに登場人物が多く思い入れも人それぞれだろう。本作で新たなキャラクターを得た者がいれば、作品の流れの中でどうしても今回スポットが当たらなかった大物もいる。ただ、彼らが総体として生み出した関ヶ原の合戦模様に肉迫できるチャンスである。この時代にときめいたことがある人ならば劇場で体験する価値ある作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "盛り上がりにかける\n 原田監督の「日本で一番長い日」の大ファンでなおかつ、歴史好きでもあるので、楽しみに見に行ったのだが、期待はずれだった。まず、原田監督お得意のドキュメンタリー映画的手法が仇となってしまい、関ヶ原へ至るまでの各武将の己の野望をかけた熱い思いが盛り上がっていく様が上手く表現しきれてなかった。役者の演技はよく、さらに、史実に沿った設定(徳川家康が小早川秀秋の陣へ向かって鉄砲を撃ちかけるとか、秀秋の評価とか(この改編に関しては司馬遼太郎の関ヶ原の実写かとしてはどうかという別の問題も発生するが))があったため、もう少し物語性を持たせれば文句なしの出来になったのにと残念だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "戦国版『アウトレイジ』?\n 天下分け目の関ヶ原の合戦。それを敗軍の将・石田三成(岡田准一)側から描いた映画。天下統一を果たした豊臣秀吉(滝藤賢一)が没したとき、世継ぎの秀頼はまだ幼い。幼い時分に秀吉に取り立てられ、五奉行のひとりとなった三成は、秀頼が成人するまで、この体制を維持しようとするが、筆頭大老の徳川家康(役所広司)は、これを機に天下を掌中に収めようとする・・・そんなところから始まった関ヶ原の戦い。簡単にいえば、義を通そうとする三成に対して、利を通そうとする家康の構図である。三成は秀吉に恩義を感じ、義理を通そうとするが、しかし、秀頼成人までには相当時間がある、そんなことではいかんだろう、そもそも秀吉は身勝手な暴君ではなかったか、ここをまとめるのは筆頭大老の儂が・・・というのが家康。立場的にも、筆頭大老の家康と五奉行のひとりにしかすぎない三成とでは格が違う。その上、四角四面な三成と比べると、清濁併せ飲むタイプの家康。義よりも利、ひとの多くはそこんところで動く。まぁ、ほとんど勝敗は見えていたようなもの。しかし、三成の義心に心を動かされる者もいる。島左近(平岳大)と大谷刑部(大場泰正)。義理が勝つのか利理が勝つのか・・・そんな、ほとんど「アウトレイジ」のような世界を、原田監督はお得意の物量とスピーディな演出で魅せていきます。まぁ、スピーディな上、台詞も被りまくりなので、あまり細部はわからないのだけれど、それでも落っこちることはありませんでした。映画の中で最も関心を惹くのは、東出昌大演じる小早川秀秋。秀吉の正室の甥という身で、かつ家康にも取り立てられ恩義を感じているという微妙な役どころ。特に、合戦で小早川軍が西軍から東軍に寝返るところ、ここが見どころ。現場の血なまぐさい混乱が引き起こした悲劇ともいえる。個人的には、もう少し尺を割いて、合戦に挑むまでの小早川秀秋を観てみたかった。最後に、忍びの初芽を演じた有村架純、結構やるじゃない。おっさんばっかりだったら、ほんとに戦国版『アウトレイジ』になるところだった。 " + }, + { + "date": "2017-09-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん\n 関ヶ原の戦いをしっかり理解していないとついていけなくなる。だらだらと長くて、何を言ってるのかもわからず疲れて途中寝てしまった。原作読んでからいけばよかったなあ。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "観る人を選ぶ映画かと\n 三成をメインに、利より義をテーマにするとしても、2時間では語り切れない感が否めません。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三成視点の関ヶ原\n 義を貫き敗者である三成視点で描かれた素晴らしい映画だと思います。セリフが聞き取りにくいとの意見が有りますか、登場人物、地名、三成の旗印など、歴史的予備知識がある程度あれば理解出来たのではないでしょうか。少なくとも私は聞き取り難いとは感じませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n ダラダラ長いだけで苦痛セリフ聞き取りにくい箇所が何点かあった " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "結果は解ってます\n 日本人なら誰もが結果が解っているだけに、その過程を楽しみたかったのに、セリフが聞き取りにくくて残念。制作側も気づいていますよね?不親切さばかり目立つ駄作。 " + }, + { + "date": "2017-09-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "日本語字幕版を見るべきだった。\n 私が生まれて初めて文庫本を購入した1976年(昭和51年)のことで、あれこれ41年が経った。その初めて買った文庫本が新潮文庫から出ていた司馬遼太郎の関ヶ原だった。子供の頃に読んだ関ヶ原を40年以上経って映画化されて期待して行ってきた。感想を一言で言うと、早口、且つ展開が早い。日本語字幕版を見るべきだった。まず他の方がレビューで書いている滑舌の悪さは、終盤の一部分以外気にならなかった。また方言も薩摩の島津のところ以外は聞き取れた。問題は、早口で展開が早い。そしてイラストや図がほとんどなく、戦国史、関ヶ原の合戦の本をよく読んでいるからこそなんとか理解できたが、文章で読めばさっさと理解できるものが、口頭で次々と言われ、言葉を咀嚼して理解する前に次へ次へと進んでいく。4時間ぐらいの尺を取ってやればよかったかと思う。静寂から勢いのある場面へ流れる「エネルギーを溜める」場所がない。次から次へ口頭で早口で進めていくだけ。ちょっとぼっとしたら、「今、何を言ってたのだろうか」聴き逃してしまう。日本語字幕版を見たほうがよかった。映像面では、合戦の時、馬が左右に動くのがぼやけて見えるのが駄目。また昔の映画(1959年ベン・ハーや戦国自衛隊など)に比べたら人が少ない。関ヶ原の合戦などの詳しい知識がない人が見たら苦痛でしょうな。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良かったですが、台詞が聞き取りにくかったのが残念です。\n 良かったですが、台詞が聞き取りにくかったのが残念です。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "悲しい歴史だ。\n 石田三成を中心に描かれた作品だが、テレビ番組で表現させているものとは、まるで趣が違っていた。リアリティーがあるような気がした。あの時代の武将達の身体能力は現代に生きている自分では考えられないような身体能力を操り時代を造って行ったようだ。関ヶ原の合戦の最後に武将達の顔が真っ青になっていた表現は忘れられないものとなった。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "つまらなかった\n 初芽出過ぎて萎える。イマドキの中途半端な恋愛ドラマに壮大な大河「風」の脚色でキレイに見せてる感がして胸糞悪い。表っ面だけ良い奴みたいな映画。物語も、めちゃくちゃ分かりづらい。エゴで作るな。押し付けるな。史実を汚すな。役所さん、岡田さんの演技は素晴らしいのに糞な場面が多すぎて本当にガッカリ。肝心要、関ヶ原の日本全土を巻き込む合戦のスケール感、全然表現できてなくて重ね重ね酷い。 " + }, + { + "date": "2017-09-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "かなり期待はずれ\n 三成に愛人いらない。歴史ファンには重要エピソードはしょりすぎ。普通の人には背景わからなすぎ。一番がっかりしたのは合戦シーン。狭い範囲の戦闘しか描かれず、大規模な展開がわかるような引きの映像はなし。エキストラの少なさがもろばれ。迫力で大河ドラマより劣る。役者の演技、脚本どうこうより、大迫力の合戦シーンを成立させるのに、お金が圧倒的に足らない。いっそKOEIに依頼してフルCGでやった方が諦めがつく。 " + }, + { + "date": "2017-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "よくやってくれた! でも足りなかった!\n 歴史小説が大好物で、関ケ原に纏わるものもいくつか読んでいます。なぜ誰も関ケ原とか撮らないのか、と常々思っていたので、公開を知るや見るしかないでしょ、と。雰囲気は文句なしに最高でした。これが見たかった。こういうの待ってた。キャストも文句なし。特に、僕の中での老獪な家康像を役所広司さんが見事に体現してくれた点は感動。岡田君もかっこよかった。ネットニュースか何かで読んだ、お腹痛いと思いながら演技してた、というのにも大感動。三成は腹痛であって欲しい願望まで叶えられていたとは。ただ、やはり足りなかった。原田監督も相当悩んだとは思うのですが、関ケ原の合戦を全体を捉えつつ映像化するには圧倒的に尺が足りない。当初は小早川秀秋、島津義弘らを主役に、という構想もあったようで、確かにその方がもう少し上手くまとめられたのかも、と思ってしまいます。とはいえある程度の合戦までの経緯や心情も描かねばならないわけで、どこを切り取っても関ケ原というのは難しいのかも知れません。有名な逸話の多くを切ってもまだ足りないのですから、やはり一作で完結には不向きな題材でしょう。かといって三部作とかにしたら戦国好き以外で見に行く人がいなくなっちゃうか。合戦シーンに関してですが、見応えは充分でしたが、もう少し合戦の見せ方がよければなぁ、とは思いました。ただワーっとぶつかるだけな感じがしたので。鉄砲、槍、騎馬の繰り出し方とか、引き際とか、機を見ての死ねや死ねやの号令とか諸々、合戦で見たかったソレはあまり見られませんでした。あとは、これは到底叶わない願望ではあるのでしょうが、数万人がぶつかった合戦、という感じもやはりまだまだ。そればかりはどうにもならないのでしょうが。歴史に疎いと恐らく相当つまらないのでは、という感は否めません。入門、という感じで見れる映画でもありません。そこは御覚悟召されよ。何はともあれ、正面から関ケ原を撮ろうと戦ってくれたスタッフとキャストの皆々様には大きな感謝と、拍手を送りたいです。最後に一つだけどうしても気になった不満を。丁度最近、池宮彰一郎氏の『島津奔る』を読みました。関ケ原合戦へ、島津義弘の危急を救うべく、九州から血みどろになりながらも走って駆け付ける島津家の兵達の描写に心熱くなったものです。が、当映画関ケ原での冒頭で、呑気に歩いている島津の兵の描写が(勘違いならすみません)。絶対奔らせてた方が映画的にも良かったでしょうよ! なんでだ! " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "迫力の合戦は一見の価値あり\n 日本映画では久々の大作と言えるのでは。実に見応えある一作だったと思う。「日本のいちばん長い日」もそうだったが、歴史を知っていることが前提の映画。状況説明は排除され、台詞は理解し辛いので、観る側の力量を要求する。前半は、三成が打倒家康に動いていく過程を緊張感もって描いているが、横糸にラブストーリーを織り込んでいる割には三成の人物に迫りきれていない。登場人物が多いのでやむを得ないが。後半の合戦は迫力とリアリティーがあり、誰をも引き込むだろう。元々これを描きたかったのだから、もっと合戦に集中させた方が面白かったのかもしれない。島左近が家康を討つには機を逸してしまっていると思っていること、大谷刑部が家康との戦を強く反対したこと、北の政所の小早川秀秋への影響力、などが描かれていれば、合戦の場での人物模様がもっと感動的だったのではないだろうか。役所広司の家康は迫力があり、イヤミも充分。あの体は特殊メイクなのだろうか?驚いたのは、大根役者だと思っていた東出昌大演じる小早川秀秋が、松尾山で遂に寝返る場面でだ。家康に飲み込まれていくことに抵抗しつつも抗えない極限状態を全身で演じている。島左近と柳生との関係が中途半端に描かれていて、もったいない。編集で切られたか?ならば、柳生の場面は時間の無駄だった。初芽を策略で送り込まれた間者ではなく、三成が惚れ込んで囲うという関係にしたのはよかった。冒頭の三条河原での初芽登場場面は、いきなり感動的だった。流行りの前後編などにせず、一本にまとめたことは評価できる。脚色はかなりの大仕事だったと思う。台詞が聞き取れなくても、役者の演技の迫力で押し切った感じだ。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "大河ドラマには越えない作品\n 正直、二部作で分けて欲しかったの一言です。三時間足らずでは絵描ききれないのではないでしょうか。岡田准一さんの大河ドラマ『軍師官兵衛』には私的には評価が高く、石田三成役はミスキャストの様に感じました。石田三成の敗北感があまり感じられなかった点と関ヶ原のシーンがもっといい絵描き方があったのではないかなと思いました。加藤清正はかなり当たり役でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "圧巻。\n 各キャストが素晴らしかったです。家康の悪狸具合も素晴らしかったですし、小早川秀秋の迷いもしっかり描かれていて裏切り者のイメージが変わりました。島左近もかっこよかった。家族の絆も見られて、家族との別れのシーンはなんとも言えない気持ちになりました。三成の義を貫く姿にも心が打たれましたし、初芽とのやりとりもキュン💕としました。合戦シーンも大迫力で圧巻でした。終わり方も納得です。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "司馬遼太郎原作の方は未読であるが、ある程度の日本史的知識というか予...\n 司馬遼太郎原作の方は未読であるが、ある程度の日本史的知識というか予備知識で脳内補完していかないと中々話の展開について来づらいという割りかし大作にしては人を選ぶ映画関ヶ原での戦シーンの迫力は流石であるけど欲を言うとヒキの画がもっと欲しかったと思ったりあの武将の撤退シーンも描いてくれよとか色々あれもこれもと言い出すとキリがないので割愛しておく岡田准一、役所広司を始めとした役者陣は文句なしで素晴らしいし中々気持ちが高揚する場面も多しであるし、何よりこのご時世で久しぶりに迫力満点の戦を観れるというのでも価値はあると思う " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "岡田准一の顔芸\n 司馬遼太郎の原作云々よりも、関ヶ原のドラマは2時間ちょっとでは分かり難いんでは?大河ドラマのダイジェスト版のよう。これだと石田三成の戦へのモチベーションがさっぱり分からない。そういう事は分かったひとに観て下さいってことか。しかし作者が思うほど、三成や家康の事を今の日本人は知らないでしょう。映画では何度か壬申の乱の大海人皇子の事が語られる。関ヶ原はかつて天下分け目の合戦があって、今回が二度目だと云うわけだが、歴史好きじゃないと分からないよね。原田眞人監督と岡田准一だから、想像通りの大芝居。岡田准一は良い俳優だと思うが、作品の選択がどうも…少なくとも石田三成のイメージではない。いつもの力み返った顔芸。映画も大河ドラマもいつもの岡田准一。彼はこのままだと長続きしないな。役所広司も大芝居のひとだが、流石に彼の家康はそれだけではないけどね。いちばん良いのは平岳大の島左近。死臭を纏った古武士の風格がある。かつてのテレビドラマ版の三船敏郞とは違う解釈の島左近だ。有村架純も悪くない。アイドルなのに泥まみれの立ち回り。健気なのにタフな感じが良い。合戦シーンは流石にテレビドラマの比ではない。戦国モノ好きには堪らないかも。このレビューでも多くのひとが云っている通り、セリフの聞き取り難さはひどい。早口とか現代語ではないからとかいう問題ではない。「七人の侍」のセリフの聞き取り難さは有名だが時代が違う。今の技術であれはない。歴史好き、戦国モノ好き以外には勧めません。 " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "関ヶ原を観て〜\n 大河ですね凄いキャストで最後に有村さん岡田さんに対して何と言ったの?セリフが口の中で…何を言ったのかわからない教えて下さい " + }, + { + "date": "2017-09-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "司馬さんの関ヶ原ではない\n 期待して見たけど大事なエピソードは、すっ飛ばされ、初芽はなぜか忍びになってる。あんな爽やかで武闘派の石田三成なら、そこまで嫌われなかったのではと思う。釈然としない関ヶ原だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "関ヶ原\n とてもRising Sunの如くエレガントな映画でした!😄 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家康\n 役所広司が家康やる時代になった " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "途中退席しました\n 映画を途中退席したのははじめてです。ただただ、つまらない。見せ場がなくて眠くなる。お金はかかってそうなのに、本当につまらなかった。お金がもったいなかった… " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 有村架純のソロで映ってるシーンは短くしてもいい気がする。関ヶ原の戦いを知ってる体で話が進むので知らない人は難しいかも。 " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通かなと(笑\n 歴史が割と好きな方で、大河ドラマや年末ドラマなどの見てきたけど、映画で歴史物を見るのは初めてでした。内容は、まぁ普通映画館で見なくても、大河で十分という感じ。でも、終盤の決戦は流石大スクリーンなので迫力はあり見応えはありました。皆さんが言うように、確かに少し台詞は早口多かったですね " + }, + { + "date": "2017-09-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読んでいないからなのか、歴史は学校で学んだ程度だからなのか、...\n 原作を読んでいないからなのか、歴史は学校で学んだ程度だからなのか、あまり面白いとは思えなかった。ただ、一緒に行った原作を読んでいる友人も、あれは司馬遼太郎ではない!と言っていた。うまい俳優を揃えていただけに、勿体無く感じました。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 岡田准一扮する三成、役所広司扮する家康良かった " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "ギャラクシー街道に次ぐ酷さ\n 早口と方言で何言ってるかわからない。合戦の様子が分かりにくいので図とかで解説して欲しい。槍は突くものだ叩くものではない。初芽?のキャラが浅い。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "サムライの真実や、忍者の実際も、忍者映画よりも描けている!\n ●当時のベタな時代の中での「イクサ」を、血なまぐさい所も ぎりぎりリアルに描いている。●忍者の戦闘シーン、忍者の仁義、伊賀忍者、女忍者のキレ 忍者の状態が(大野忍者映画よりも)良くわかって面白かった。●平岳さんの迫力がすさまじく、この映画で一番のサムライだった。 そのサムライ魂に刺激され、直後からタスクがどんどんはかどった!●エロティックな演出が、家康の出っ腹(本物?)でセクシーさを表現しており、『とぎ』など、歴史的な語彙を知る教養がある人にだけわかる楽みがあった。●岡田准一によって、大嫌いだった石田光成が苦悩のサムライだったと思える。歴史は、戦争で負けた者を「悪者」として話に残すから、そうなのではないかと思った。●丁寧に描かれた、ここでの知略攻略は現代の仕事や社会のリアルで、必須でもあり大学のMBA授業にでも非常に使えると思う!●人気の豪華俳優だが、皆 役にぴったりで軽くない! 久しぶりに楽しめた、知的なサムライ魂の映画。高校生でも見て、未来を切り開いて欲しい。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "全く面白くない映画だった。ある程度関ケ原の合戦について勉強していた...\n 全く面白くない映画だった。ある程度関ケ原の合戦について勉強していたので場面や内容は分かりましたが、飛び飛びで大雑把で歴史に詳しくない人が見ても全く面白くない映画だと思います。金を出してみる映画じゃない。時間と金の無駄です。私見です。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "わからなかった\n セリフがはっきりと聞き取れない。ストーリーを詰め込み過ぎ。よって、何が何だかよくわからないまま話が展開していく。私には「世紀の駄作」としか思えない。2時間半の時間の無駄だった。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原田眞人監督の強い拘りに思うこと。\n 事前に司馬遼太郎の原作を3読。他にも関ヶ原合戦周辺の小説と学術書を改めて数冊読破し、8月に美濃・関ヶ原を訪ねて、合戦の地の音と風と広がりを感じ地図を片手に東西両軍の諸陣地跡を踏破して、しかと記憶に留めておいてから、いざ映画館へ!!歴史、大好き。予習は、完璧(^_^)v。結果の149分は、実に面白かった!!息つく暇もなし。原田眞人監督、これだけ拘りつつ、思う存分作られたのですから、ご本懐というものでしょう…。さて、まず【良かったところ】平岳大の島左近!!あの侠気と優しさ、剛勇ぶりには、惚れました(#^.^#)。怒涛のような合戦場面のリアリティ。あの場面を見るためだけでも、観賞の価値はあります。ただ、局所での激闘は伝わっても、全体の戦局が見えない。多少の説明や図解は必要かと。細部に亘る監督の拘り。誰にわからなくとも、「自分のために」こうしなければ気が済まない…という気迫が至るところに感じられます。こうして完成した、待望の『正統派本格時代劇映画』でした(*^^*)。【残念ポイント】原作にはない、「原田監督が創作した全ての部分」が、実にわかりにくいし、時に不要と思われる点。原作とは乖離した「伊賀者」の暗闘ぶり、小早川秀秋の人物像(石田三成とは、何が通じ合っていた?)、初芽との出逢いと別れの場面、島左近の最期 などなど…。「初芽」に至っては、私は司馬氏の原作の中でさえ、不要な存在だと思っています。柳生家仕官のエピソード挿入や、直江兼続登場の必要性にも、疑問符。三献茶のエピソードの部分だけ、突然幼少の司馬遼太郎(ほぼ現代)をわざわざ登場させた意味が不明。監督の構想の中では、主人公が「島左近」⇒「小早川秀秋」⇒「島津義弘」と変遷したとのことで各人物への思い入れが特に感じられる構成ではありましたが結局、平岳大の好演もあり、人物が鮮やかに浮き彫りになった島左近以外の小早川秀秋、島津義久の2人は、どちらも中途半端にしか描き切れていません。J事務所のタレントを主演にもってきた業としか思えないけれど公式サイトは別として、他メディア(映画.comも然り)において石田三成=岡田准一の顔を一切出させない徹底ぶりは、あまりにも不自然。作品として、主演俳優の顔を出せない宣伝記事や広告なんて、あり得るのでしょうか???言いたいコト言ってしまいましたが、監督の思いに、「私としては」血沸き肉躍る149分でしたよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "眠くならないけど、つまんない。。。\n 印象が選択できない。何がつまらないのかも不明。期待し過ぎました。。。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "真っ直ぐすぎたその生き様。淡々と語られる歴史絵巻。\n 【賛否両論チェック】賛:乱世にあって己の正義を貫くために、あまりにも真っ直ぐに生きた石田三成の不器用な生き様を、その人間臭さも交えながら、重厚な雰囲気の中で描かれていくのが味わい深い。否:かなり早口で、何を言っているか聞き取れないセリフが多い。登場人物も多く、勢力関係も予備知識が必要不可欠で、淡々と進むストーリーも教科書のようで退屈か。 原作が司馬遼太郎さんというだけあって、かなり重厚でダイナミックな時代絵巻に仕上がっています。劇中でも、「将の上の将になるには、純粋すぎるやも知れぬ。」と言われていた通り、戦国時代を生き抜くにはあまりにも愚直で、何事にも義をもって貫こうと戦い続けた石田三成の姿が、雄々しくもどこか切なく描かれていく様子が、観ていてグッときます。 しかし逆に言うと、まるで歴史の教科書を読んでいるかのように、関ケ原の戦いまでの過程が淡々と描かれている印象なので、興味がないとかなりの高確率で眠くなってしまいそうです(笑)。セリフもかなり早口で難解なのも難点です。 良くも悪くも歴史の好きな方向けの作品と言って、間違いなさそうです。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "この映画、大筋で支持します。\n なるほど、新解釈とするにはあまりにも疑問点が多々ある。女忍者の仕事っぷり、弩や朝鮮式大砲などの武器、左近の最後、金吾の本音、、、。それに、抜け落ちすぎている戦前戦中のエピソード。だから評価が低いのだな。しかし。そもそも2時間のなかに「関ケ原」を描こうとするのだから無理があるのは当然なのだ。要は司馬遼太郎の原作のどこを拾ってつなげ、クライマックスの合戦に持ち込むか、だ。まあその点でも余計な描写はあったけども。特に女忍者は否定的なご意見が多いのだろう。いたところで男だ。お伽の相手もする男のはず。だけど個人的には、そんな犬(忍者)にさえも筋を通す三成を描いたおかげで彼の堅物すぎる正義が際立ったと思う。乱暴な言い方だが、最後に関ケ原にいたるまでの三成と家康の将棋のような政治的駆け引きを知らない人は、この映画を観る前に予習しとかなくちゃダメだと思う。じゃないと話に乗り遅れるばかりだ。猛スピードで走りゆく、たった2時間しかない映画に描かれない部分は、各自の知識で脳内補完するしかないのだから。配役の妙には恐れ入った。監督の表現したいキャラクターを、各役者が見事に体現している。左近を筆頭に、刑部しかり、清正しかり、正則しかり、ねねしかり、維新入道しかし。方言を用いるため、ややセリフを聞き取れない部分はあるものの、その分ありあまる個性と緊張感が伝わってきた。なにより役所演じる家康の、抜群の家康らしさといったら、憎らしすぎて嬉しくなった。そのひねくれ具合が、アンチ家康の歪んだ心理ならではなんだが。これまで幾度も映画やドラマで取り上げられてきた「関ケ原」。この解釈は大いに評価されるべきと思うがどうか。ただできれば最後に、干柿を断って「燕雀いずくんぞ~」のエピは入れて欲しかった。じゃないと、三成が戦場から逃げた理由が伝わらないよ。 " + }, + { + "date": "2017-09-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "☆☆ とにかくおぞましい作品でしたね。 いや、いいですよ!ひたすら...\n ☆☆とにかくおぞましい作品でしたね。いや、いいですよ!ひたすらリアルを追求する姿勢。黒澤時代劇もある程度リアルを追求したから、アレだけの名作になった訳だし。でもですね。往年の東映時代劇等を観て、「時代劇たのしいな〜」と、思えば思うほど、時代劇特有な様式美が大事だと気付く訳ですよ。世評の否定派では、セリフが分からない…って意見が圧倒的に多く。確かにそうなんですが、それ自体は何とも思っちゃいません。過去には溝口の『元禄忠臣蔵』とゆう、セリフをリアルにした結果、さっぱり何を言っているのか理解出来ない作品は有りました。でもね『元禄忠臣蔵』には作品全体の品格が半端無かったんですよ。ところが『関ヶ原』には、作品全体に漂う品の無さ…がもう全く耐えきれない映画でした。 ※ 1 昔、今村昌平は小津安二郎に「君の映画には汚い人しか出て来ないね」言われたとか。その答えとして今村は、「それならば俺は、徹底的に社会の底辺の人間を描いてやる」と思ったとか。結果今村の作品には、汚い生活をしながら生きる人間であっても、人の本質の美しさを生涯をかけて描いていた。少なくとも私にとって『関ヶ原』には、その様な品性が私には感じられ無く。ただただ気持ち悪さしか感じられなかったのでした。 ※ 1 何を持って過去の人の作品と比べるんだ?…って話ですね。作品をアレコレと考えている内に出て来た思いを、勢いで書いてしまいましたが…。2017年8月28日 イオンシネマ板橋/スクリーン8 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "太閤に、過ぎたるものあり?\n  義を掲げ、利に走るのが、人の常。それでも、義を貫く石田治部の潔さ、しかと見届けました。 原作未読なので、先入観なく楽しく観てました。残念なことに、私、石田の治部様も、三河の権現様にも、会ったこともなければ、話したこともないので、想像するしかないんですが、御両人、人を惹き付ける何かを、お持ちのようですね。ただ、義を執るのか、利を獲るのかが、運命の分岐点になったようです。 寝首を掻いたところで、三日天下の逆賊扱いされることは、身をもって学習された御両人。大いなる義をもって事に当たるのは、結構です。ただ、私としては、人が人を殺し合うことでしか、大儀を示せない時代の雑兵には、生まれ代わりたくないものです。壮大な合戦とは、壮絶な殺戮でしかない。スクリーンが、そう言ってました。 確かに予備知識がないと、\"?\"の連続かも。でも大切なのは、史実と違うとか、原作とのズレを嘆くことで、過去にわだかまるより、私達が、未来に何を伝えるかでは、ないでしょうか。何を伝えるかは、御見物の皆さまに委ねます。 さて、監督さん、次回作は、応仁の大乱どうです?。今、ブームです。前売り券と、西陣織の巾着の豪華セットを限定販売…っていくらするのよ!?。追記 「クライマーズ ハイ」もそうですが、監督さんのセリフまわし、言葉を伝えるのでなく、現場の空気を伝えるもののようです。それと上方の人が、薩摩の方言を理解出来なかったのは、ウソではないと思います。現場の混乱と狂躁から歴史は創られる、そんな監督さんのスタイルに、ご理解頂けたら幸いです。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "・・・\n 今一つ、理解できなかった。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "「三成と家康以外わからへん」「歴史好きな人は面白いの?」\n 「三成、家康以外わからへん」「歴史好きな人は面白いの」 近くで見ていた女子大生二人組の感想です。 これがこの映画のすべてです。 とにかく脚本が悪い。 「関ヶ原」で有名なエピソードが、殆ど抜けている。 「伏見城落城」「小山評定」「関ヶ原の前哨戦(島津との確  執)」「秀忠遅延」「秀秋への鉄砲督促」「島津の撤退戦」  等々、丁寧に綴れば「三成、家康以外わからへん」ことは なかったはず。  忍者のエピソードは必要?これを整理すれば十分余裕があっ たはず。  又、クライマックスの合戦シーンもお粗末。 たらたらとしたゲームのようなシーンに、眠気さましの大砲。 「スーパー戦隊」シリーズのほうが、マシ。 「歴史好き」もそれ以外のかたも楽しめない。 涼しい所で2時間半過ごせる以外は、苦行。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 12, + "review": "駄作\n とにかく、関ケ原の戦いが短い。有村架純はいる?もっと描かなあかんとこがあるよね。まず前哨戦の伏見城の戦いがない。南宮山の吉川広家の毛利本隊のとうせんぼ。島津維新入道の島津の退け口などなど。ディテールは毛屋主水の饅頭の話ぐらいや。三成が動かない西軍の諸将に対し、交渉が大変やったことが描ききれてないし、もっと関ケ原の戦いを中心にやるべきやったよ。大谷さんが戦いに反対してるとこもなかったなあ。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "戦のシーンは迫力あった(^^)b\n 意外と忍びがピックアップされてて、少々リアリティに欠ける。逆に戦のシーンは、人を多数投入して迫力の映像になってた(^^)bそして、長槍の使い方も“突く”のではなく、“叩く”という新しい使い方の解釈を採用してて、この辺はリアリティ有り(^^)b戦国時代好きなので、個人的にはリアルな戦のシーンが見れて満足です(^^)bただ、登場人物が多くて、長い上映時間とはいえ誰が誰だか覚えられん(;´Д`)コレは誰だっけって思ってるうちに終わっちゃいました…この作品、日本史が苦手な人には、ちょっと難しいかもね~ってゆーか、伊藤歩と中越典子がなんかゴッチャになって、あれ?あれ?って…この二人、似てないですか?(^_^;) " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 1.0, + "empathy": 13, + "review": "期待外れもココまで来ると…\n 役所さん、岡田さん、平さん・・・の演技力は光ってますが、しっかりした原作があるのに、ど-したらこんな駄作になるのか悲しくなるほど信じられません。本当に20年近く構想を温めて来たのでしょうか?二部作にしてでも丁寧な製作をして欲しかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "難しいながらも!\n 恥ずかしながら事前学習なしで鑑賞して、見事に玉砕してしまった久しぶりに猛省した映画でした。忍びの国などはエンターテイメント性があり、気軽さを持って見ることができましたが、関ヶ原はいままで見てきた邦画の中でも実直、誠実、泥臭さを感じさせられ、見たあとに歴史はすごいもんだと改めて感じました。発せられるセリフの早さと独特の言い回しにおわれるばかりで、画のスゴさや演出の後味を感じることが二の次になってしまったのが悔しかったです。もう一度見て、今度は映画ならではの差迫力や画面の隅々まで楽しみたいと思いました! " + }, + { + "date": "2017-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ボチボチ\n 石田三成をメインに据えたのは、チョット目新しい合戦シーンは実際はあんな感じらしいストーリーは史実をあまりねじ曲げられないので、むつかしいかイマイチ感は有る " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "情報量が多く頭が追い付かないっス… セリフが速く、難しい言葉、登場...\n 情報量が多く頭が追い付かないっス…セリフが速く、難しい言葉、登場人物が多く誰が誰だか…これが3時間弱。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "脚本&監督の力不足\n 原作未読でそこそこ歴史的内容は知って鑑賞。話をすすめる事に一緒懸命で観客そっちのけ。登場人物が多すぎるのは仕方ないが、誰がどの役なのかが頭に入ってこない。最初に登場した段階で名前が出たとしても、一度紹介されただけで顔と名前が憶えきれない。もう後半の戦いに突入すると、どちら側の人間が喋っているのかも理解できない。誰かどちら側の人間なのか理解出来ないので感情移入もできない。豪華役者陣は大変頑張っておりましたが、、残念すぎる映画です。この映画の一番の重要と思われる、大谷刑部陣がやられた事をしった、三成の咆哮ですら、なんの感情も揺さぶられない。しかも咆哮する三成アップするならともかくカメラ上空に引いて行かれては表情もつかめない。多分岡田君がすごくいい顔してたはずだよ、あそこ。主役である三成にすら感情移入する場面が乏しいすぎる。大した仕事もしない謎の女忍者の場面全部削って他の登場人物にも少し時間割けよと思う。完全いらない登場人物。あとセリフ何言ってるのかわからない場面が多すぎて困るそこは最低限クリアしないとせめて字幕とかつけなさい役者さんの頑張りに☆2つです " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "壮大な時代劇だが・・・\n 戦国の昔の言葉が解りづらいうえに早い台詞回しで尺を稼ごうとするあまり、ほとんどのアクターのセリフが聞き取れず理解できなかった。非常に残念な作品。内容が良かっただけに勿体ないと思う。字幕付き上映もありかもしれないです。戦国時代のメインの武将だけでなく相互に複雑に絡み合うサブ的な武将の活躍が観れたのは良かったですが・・・。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "豪華キャストの駄作\n 史実や原作の筋の説明に精一杯で、人物の心理や内面の描写が全くおろそか。有村架純のくの一になぜ石田三成が恋したのか?小早川秀秋は何を迷っていたのか?観客の理解は置いてきぼりでとりあえず話は先に進んでいく。そもそもセリフが早口で何を言っているのかよく聞き取れない。豪華キャストにも拘らず、心に何も残らない映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 8, + "review": "つわものどもが夢のあと\n 鑑賞前の方々に注意書き。原田眞人監督作品のレビューでは毎回書いてる気もするが、字幕が欲しいくらいにセリフが速い。しかも言葉は(多分)戦国時代そのままなので、正直ところどころ言葉の理解が追っつかない。おまけに僕はそんなに歴史に詳しくもない。ザックリとは合戦の経緯を調べていたからまだ良かったが、全くの予習無しで観るのはオススメしない。逆に――各人物の背景や合戦の経緯を知る人ほど本作を楽しめると思うし、本作をフルに楽しめたら無茶苦茶に楽しかったろうと悔しく思う。しかし、それでも面白い!セリフもカットも大量かつ高速テンポ、おまけに言葉も当時のままというのは、観客もそれなりの集中力で挑む必要があるが、ハマればまさに歴史の真っ只中に放り込まれたようなリアリティと緊迫感を感じることができる。...物語は大きく3部構成。秀吉の死の前後で三成・家康らの関係を描く序盤、互いの勢力を奪い合う智略合戦を描く中盤を経て、終盤1時間、天下分け目の大決戦へと雪崩れ込む。序盤~中盤は前述通り難易度が高いが、万を持しての関ヶ原の合戦は流石の見応え!槍で刺さずに押し合いへし合い2mの距離から射たれる火縄を木盾で防ぎ頸や太股の動脈を掻き斬り馬乗りになって殴り合う、ケレン味よりリアリティを重視した、泥臭く混乱極まる合戦模様。弩(いしゆみ)で敵を次々射ながら進むシーンや、敵味方が入り乱れる戦場のド真ん中を、将たちが火縄や弓で狙われつつ馬を駆るシーンなど、ヒリつくような緊迫感のある演出も新鮮だ。...だが、最後の戦いが盛り上がるのはやはり登場人物が魅力的に描かれているからこそ。徳川家康の狡猾さはまさに“狸”(体型も)。同情し、賞賛し、媚び、脅し、天下獲りの為にあらゆる顔を使い分けて相手を化かし、自分の“手駒”として引き入れようとする。対する石田三成の行動基準は常に『義を貫くか否か』だ。嘘で相手を籠絡(ろうらく)することや、夜討ちなどの卑怯な手段を彼は極端に嫌う。戦に勝つ為に必要だと諭しても『正義を持って勝たねば意味がない』と聞き入れない。その実直さが多くの将を惹き付ける魅力であり、一方では「こいつは勝ち戦を逃している」と疎まれる理由でもあったのだろう。劇中の言葉通り、三成の生き様は純粋過ぎた。そんな三成を支える島左近が漢気溢れまくり!三成の良き理解者だが、清濁併せ呑むだけの器量がある。血気に逸(はや)る三成を諌める冷静さもありながら、いざ戰場に出れば鬼気迫る強さを見せるというシブ過ぎる男。他全員については書ききれないが……身分や素性に拘らず“生き方”で人を見る三成と互いに心を惹かれていく忍・初芽、家康の冷徹さと三成の熱さとで揺れる小早川秀秋、病を押して戰に臨み、盟友の心痛をも気遣った大谷刑部、卑怯者だが最後に命懸けで“やりたいこと”をやった赤耳、忘れ難いキャラクターは数多かった。...終盤で印象的だった言葉……『大一大万大吉』。ここでの”大”は天下の事を意味しているそうで、『一人が万民の、万民が一人のために尽くせば、天下が幸福になれる』という意味なのだとか。……まったく、どこまでロマンチストなのか?三成の語る正義はまるで僕らが幼い頃に憧れた古き良きヒーローのような正義だ。いつかは憧れていたが、歳を重ねる内に「世の中そう単純なもんじゃなかったのさ」と自嘲気味に笑いながら諦めてしまった正義だ。実際の世の中は非情である。正義が勝つのではない。勝者が正義である。家康のように勝者が敗者を悪し様に書けば、それがそのまま正史として後世に伝えられ、傍目には善か悪かの単純な図式としてしか見られなくなる。それが戦の常である。(家康が知略を尽くしてもぎとった勝利も、 その後300年の太平を思えば決して悪ではない)だけどやっぱり……実際の三成が本当にこんな人物だったのなら……彼の、甘っちょろくて、そして優しい夢が、非情な世の中でどこまで通用するのかを見てみたかったとも思う。...つわものどもが夢のあと。そう芭蕉が詠んだのはまた別の戦場跡らしいが、関ヶ原合戦場は今現在も野っ原のままだそうな。あれだけ熱く生きても、残るは夏草ばかりとは、人の夢とはまったく儚いもの。だがこうして姿形は消えてしまっても、彼等の想いを忘れまいとした人々が物語を語り継ぎ、その物語がこうして何百年後の人々をも惹き付けてきたという事実には、なんとも不思議な感慨を覚えずにいられない。<2017.8.26鑑賞> " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "歴史好き以外にはきつい\n この時代の歴史に精通しているひとなら、おもしろいと感じるのかもしれませんが、少なくとも歴史を教科書でやった…くらいでは理解できないと思います。言葉も理解しにくいものが多々あり、それに訛りが加わればほとんど異国語です。重厚な感じをだすためとはいえ、全体的に暗い。日本人なら関ヶ原の結末は誰もが知るところ。後味の悪いラストは、やはり後味が悪いまま…。冒頭筆者と思われる人物が登場する部分があり、時折入るナレーションも恐らく筆者となれば、最後ももう少し絡んでもよかったのではないかと。原作は読んでいませんが、映画の方は結局この作品が伝えたかったことが全く伝わってこず、周りの人もちらちらと時間を気にする素振りが見られ…。エンドロールとともに、一斉に席をたって帰っていく人たちに苦笑。よほどの歴史オタク以外は、観賞時間が苦痛な時間となるかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "事前学習が必要\n 映画『関ヶ原』を見て来ました。評判はイマイチですが、それなりに見所もありました。ただ、前半はいささか詰め込みすぎでしょう。映画だけでは理解するのが難しいと思います。大河ドラマの黒田官兵衛や真田丸の話を思い出しながら、話を繋げるという行為が必要になります。予備知識がないと苦しいと思う。有村架純は、まぁ余分でしたね。石田三成が敗れ、城の前で縄につながれている時に、前を通りかかる三人の武将、福島正則、黒田長政、小早川秀秋の対比は面白い。黒田長政はさすがですが、福島正則ってあの程度人物だったのでしょうか。岡田、役所の主演の二人を除けば、平岳大の島左近が印象的な役どころでした。評価は☆☆☆と半分です。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 1.5, + "empathy": 10, + "review": "原作を台無しにした超大作\n 司馬遼太郎3巻の大作を映画にまとめるのは無理がある。とはいえ実績のある監督だけに期待値は高かった。しかし実際は気になる点がいつくかあり、観終わったあとの満足度は総じて低い。2時間半あまりの中に無理矢理入れ込んだ感が否めず、映画自体、金をかけたと思われる割に雑な作りである。①展開が早い上に、背景などの説明がほとんどないので、司馬遼太郎の原作を読んでいないと理解は難しい。歴史的知識がない人にとっては、ただ長いだけの退屈な映画にすぎない。②原作で大事な役割を演じた人物や場面の描写が省かれたり、そもそも登場しなかったりして、見せ場にかける。・家康の野心を見抜く前田利家の描かれ方が薄い。・大谷吉継が三成の出兵を諌める場面がない。・直江状は出てこない(そもそも景勝が登場しない)。・小山評定や、それにまつわる各武将のエピソードは全くでてこない。・鳥居元忠が守る伏見城の攻防も出てこない。結局、制作者は関ヶ原のチャンバラをド派手に見せたかったのだろうが、関ヶ原は、天下分け目の権謀術数や、東西いずれにつくべきかの心理描写などが醍醐味なのであって、原作からかなりかけ離れた感じがして残念である。②役所広司の名演や平岳大の熱演には魅了されたが、何れの役者もセリフのあいだにいわゆる「間」がないので、セリフを味わう余韻がなく、とても頭がついていかない。しかも、方言が多すぎて、何を言っているのかわからない場面がある。島津の薩摩弁などはちんぷんかんぷん。制作者はリアリティを出したかったのだと思うが、映画は娯楽でもあるわけだから、多少方言は構わないが、わかり易さも考慮する配慮が必要ではないだろうか。③制作者が注力したと思われる、関ヶ原の合戦のシーンだが、BGMが常に大音量で流れていて、これでは台詞回しが聞き取れない。せっかく、臨場感あふれる合戦シーンになっているのに、はっきり言って興ざめである。鍔迫り合いや、槍を合わせる音とか、馬の蹄の音などを活かした合戦シーンは考えなかったのだろうか。追記 本作で失望された諸氏は、TBSでかつて制作されたドラマ『関ヶ原 三部作』を是非ご覧あるべし。原作にかなり忠実で、ド派手な合戦シーンはないかもしれないが、充分見応えがあり、奥行きのある秀作である。加藤剛、森繁久彌、三船敏郎、大友柳太朗、三國連太郎、杉村春子、宇野重吉、沢村貞子ほか、多士済済であり、その演技にグイグイ引き込まれてしまう。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感想「\n 関ケ原は原作を何度も読んでいて、CMで上映されるのをみて、あの長い小説をどのようにやるのかと、たのしみにしていました。感想から言うと、演出や戦闘シーンは割と迫力があって、部隊ごとのぶつかり合いは面白かったです。関ケ原という地域に15万の人間がぶつかったようなシーンはないので、そのあたりは見れませんが、ここ10年あまりの NHKの大河の 少人数の駆けあい で済ますような表現ではありませんでした。原作を無視して、恋愛表現を思いっきり取り入れて、拍子抜けする作品が多い中で、そのようなシーンもだいぶ抑えてあり、目障りになることもなく まだ良かったと思います。ただ、原作が文庫で上中下の三冊の作品なので、映画では登場人物の感情や思いが、ほとんど表現できなく、時間的な流れも判りずらく、見てる途中で「こりゃ詳しくない人じゃ内容は楽しめないだろうな」と思っていました。原作では、登場人物がおおく、それぞれに司馬さんの皮肉と面白みが入っていて、それぞれに人間くさいところが面白いのですが、映画では、二・三人の主要メンバーに それが少し表現されているだけなので、どうしても2時間程度では省かれてしまっています。私はどうしても原作表現が好きで、原作と映画の差で評価をする者なので、かなり偏ってしまいますが、映像作品として楽しめました。人に勧める作品かというと、原作を読んでくれる人。かなり限定した人にしか進められないと思っています(周りに勧めれる人いないので) " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "上映時間長過ぎ\n 分かってたことだけど、長過ぎて眠たくなった。俳優陣は素晴らしいんだけどなぁ。。。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "期待が高かっただけに…\n 多くの人が知っている関ヶ原と何が異なったのか?全体としては、全く緊迫感がないまま話が進んで行った感がある。そして、誰がが言っていたけれど、滑舌が悪いのか、怒鳴ってしゃべっているから何を言っているのか、聞き取れず…。正直、期待外れでした。個々の役者の演技は良かっただけに残念でした。それと、司馬遼太郎の回想は必要だったのだろうか?司馬史観が良いとか悪いとかは別として、やるなら全編で司馬史観の解説をやってくれれば、別の意味で面白かったと思うけど…。ただただ残念です…。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 日本史に詳しい人なら凄く面白い作品だと思う。他の関ヶ原を舞台にした作品よりも濃いし、合戦以外の所でも凄く見所があった。逆に日本史がわからない人には訳が分からず意味不明な映画だったのではないかと思う。最低でも原作読むか信長の野望シリーズを常にやってないと初心者には厳しい作品。2時間ちょいに関ヶ原を詰め込んだために退け口や伏見の戦いとか他にも端折ってるところもあるし…。本来なら3部作ぐらいで8時間くらい使ってガッツリ作って欲しかったかな。有村架純不要論あるみたいだけど、映画はエンターテイメントなのだからその中に華は必要かと思われ。男ばかりのむさ苦しい映画なんか2時間耐えられません…!しかも、忍者の動きとか派手になりすぎないように注意して上手く演じていたと思う。あと親兄弟殺された不幸顔が非常にそそる!典型的な日本顔の美女でナイス配役だと思った。評価低い人は何が不満なのかな…と考える。合戦だって迫力あったよ。最近流行ってる少人数合戦なんかよりもよほど良い。この映画がダメなら他のどの時代劇が良かったのか教えて欲しい。戦国を舞台にした時代劇はほとんど観てるから言えるけど、その中でもやはりこの映画は良い! " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "岡田くんほんと演技うまい\n かすみちゃん可愛い💫💗 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "いまいち\n 岡田君や役所さんや島左近役の俳優陣はとても迫力があり、とてもよかった。しかし、ストーリーがまったくだめ。おもしろくない。関が原という題名からもっとその辺が色濃く表現されるものかと思っていたが、まったくの薄っぺらの内容におどろいた。中々関が原の合戦やその前の状態に話が進まないので、途中いやな予感はした。歴史に詳しい人ほど面白くなく感じるだろう。大変幼稚な内容だった。しかし、言葉を知らない人や歴史に詳しくない人にとっては理解できない部分が多いだろう。なんとも中途半端、歴史に詳しくない人が作った映画。題名も関が原ではなく石田三成と女忍者の恋がいいのでは。 " + }, + { + "date": "2017-09-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 10, + "review": "恋愛パート要りますか?\n 久しぶりのがっかりでした。有村架純さんの忍&恋愛パートファンの方以外に必要ですか?その尺でもう少し小早川のパートや、合戦場を観せてほしかったです。あと、早口、聴き取れないと多数ありますが、エンターテイメントで聴き取れないはアウトかと。伝わらなければ感動もできない。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "やはり全三巻もの小説を二時間弱の映画にまとめるのは無理があったよう...\n やはり全三巻もの小説を二時間弱の映画にまとめるのは無理があったようで、色々端折られまくってダイジェスト版といった感じに仕上がってます。各役者さんの演技は良いけれど三成と家康、左近と吉継辺りを除くその他武将たちは、主要人物である筈の宇喜多も小西も、他の皆様方も悉く空気です。群像劇としても面白い関ヶ原の戦いという題材の魅力が、完全に死んでます。更に肝心の合戦シーンはミクロな視点でばかり描かれており、小早川の裏切りがどう影響したのか、とかが非常に分かり難い。狭い場所での乱闘ばかりでどっちがどっちの軍なのかもよく分からず。これ、話が飛び飛びなのと描写が拙いせいで、予備知識が無い人は全く意味が分からないんじゃないかと。あとは音声ですね。マジで何言ってるか分からないシーンが多いです。鑑賞中、耳悪くなったのかなと不安になったんですが同じ意見の方が多くて安心しました(笑)日本語なのに字幕欲しかったです。どこかコミカルながらも憎らしく、それでいて貫禄ある家康だけは見事でした。が、それ以外は全く印象に残ってません。期待していただけに非常に残念な作品でした。大事な場面があれやこれや削られ、感情移入できるはずの場面が淡白にされ・・・明らかに尺が足りてないのに、冒頭の司馬遼太郎の語りとか、赤耳の家康襲撃とか、どうでもいいとこに時間を割いてるのも何だかなぁ・・・。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "聞こえませ〰ん!\n 歴史についてあまり知らない私は勉強するつもりもあり観に行きました。ですが…もごもご話してる上に方言や昔の言葉?などが混ざり全く理解出来ませんでした。最後岡田君のアップで終わったし、まーいっかって感じです(*_*) " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "印象残らず\n 作品に入り込む場面が殆ど無かった。終盤までの時間も長く感じて途中でzzz…。台詞も早口で聞き取りにくい。全く印象に残らない内容だった。2017-112 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "大河ドラマ総集編みたい\n 合戦の前を丁寧に描いて三成の人となりを物語りたかったんだろうが、長すぎ。戦前に尻が痛くなってしまった。よく知っている話なんだから長々追わずにもっと焦点を合わせて欲しかった。それにしても戦での三成の存在感が薄かったな。三成と伊賀女のロマンスは不要だ。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "理解しにくいところが、多すぎる\n 原作を読んでいなければ、分かりにくいと思うが、原作と違うところも多い。セリフが早口だし、聞き取れても各人の話がつながりにくいし、とにかく分かりにくい。三成と家康以外は小物ばかりと描かれ過ぎ。合戦シーンも期待外れだし、有村架純も二番目に名前がでるが、後半は何をしているのか、理解不能。役所の家康は貫禄があり良かった。岡田の三成もまずまずというところ。この映画を外国にも売ろうとしているらしいが、とうてい受けるとは思えない。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "疾走する関ヶ原\n 語り尽くされた感のある題材。今更新味といってみても詮無い話だが。三成とそれを慕うクノイチにしぼりこみ、まっしぐらに結末に向かうスピード感は気持ちが良かった。三成と家康以外は雑魚という扱いもある意味潔い。淀君は影が薄く、大政所は単なる品のない田舎女で、加藤、福島は単なるバカ。司馬遼太郎の原作ってほど原作感はないが、楽しめた。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "歴史を多少知らないとついていけないかな。 役所さんの家康がまあー憎...\n 歴史を多少知らないとついていけないかな。役所さんの家康がまあー憎たらしい!ローテクというかノーテクの合戦の惨たらしさもあり、ちょっとした恋心もあり。物足りないけど、少し泣きそうな感動はありました。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "大河ドラマと被ってしまってw\n 軍師官兵衛と真田丸が頭から離れず混乱のまま見終わった。真田丸の時の山本耕史の石田三成のイメージが強くて岡田准一はどうしても官兵衛に見えてしまう。全体にかなり端折った感は否めないし、何を言っているのかわからない。ちょっと残念だけどまあ楽しめたかな。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まぁまぁ、\n 時間が短いそれがすべて。島津、井伊とかはしょられてるから残念 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "違う見方\n いまや、かなり前となりし学生時代に習った「関ヶ原」は、石田三成という謀反人が起こした戦というイメージ。でも、この映画で描かれているの人物は、ちょっと違う。三成は天下統一というより、天下太平・万民が豊かにというような「義」のために立ち上がる。対する家康は野望の塊。「上さま」になる!という執念で三成を追い詰めていく。そんな男性達の戦いのステークホルダーが、女性である北の政所だったとか。多くの人が納得のキャスティングだと思うのですが、個人的には有村架純さんの忍びがどうなのかなと。でも、ちょっとドンクサイ感じの彼女のイメージが、覆されました。映画の日ということで観に行きましたが、面白かったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "原作の魅力なし。\n 三成、家康だけでなく、関ヶ原に参加した多くの人の悲喜交々が割愛された笑笑。かなり残念な作品。役者はよし。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 0.0, + "empathy": 2, + "review": "関ケ原\n やってしまった。何も印象に残らない。台詞が聞き取れない。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 7, + "review": "合戦シーンがつまらん、、、\n 天下分け目の大合戦のはずが、ワーワー感が全然足りない。関ヶ原って名前の映画で合戦シーンがつまらなかったら致命的だわ。どこが見どころなんだろうか。回想に入っていく流れもぎこちないし、中途半端に変な映像加工入れたり、下手な映画見ちゃったなという感じ。長いし眠い。面白い映画ならいいけど、長くて眠いわ。岡田は口が回ってなくて何を言ってるのか聞き取れないし、人に慕われるようなオーラがない。作戦が上手くいかず、戦場で両手にこぶし握ってウォーー!って、マジか。役所の家康はイヤらしくてよかったです。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "美しく迫力ありも、三成像には共感出来ず\n 岡田准一演ずる三成が乗馬して疾走する姿はとても美しいし、戦闘シーンも騎馬隊や長槍隊中心に相当に迫力があり、鎧兜含めた様々な衣装もそれだけでも楽しめるレベル。また、三成が愛するヒロイン(初芽)有村架純を伊賀忍者に設定したのは、物語上でのグッドアイデアであると思えた。計算しきった演技演出で秀吉子飼い大名を味方に付ける役所広司の家康もリアリティがあったし、何よりも三成の忠義心や子供じみた純粋さを諌めながらもとても愛しているように見えた平岳大による島左近は、魅力的であった。ラスト、刑場に向かう三成に、声をかける初芽にはかなり泣けた。 ただ残念なことに、描かれた石田三成の人間像が自分はあまり好きにはなれなかった。原作に忠実ということかもしれないが、ヒーローとして共感出来ず、映画に十分に引き込まれなかった。何故なら、この三成、自分を変える様な努力をする意思が皆無に見えた。自分はこのままでいつ迄も良いという考え方で、大人としての成長を拒んでいる様にも見えた。本当に心の底から、家康の不誠実を糾弾したいのなら、少しでも味方を増やすために最大限の努力をすべきだろうと。 石田三成は、 極小国大名でありながら、これだけの大いくさを出来きた(多くの人々を勝てると思わせた)訳であるし、少なくとも家臣は多勢の東軍を一時は追い込む程、一丸となって死に物狂いで闘ったと聞くし、さらに領民にも大変に慕われたと史実的にも考えられてるらしい。そういったことから考えると、多分歯を食いしばり自分を成長させる様な大きな大きな努力をしてきてる(映画的なヒーロー像)であろうし、もっともっと魅力的な人物であったかと推察されるところ。それをこの映画でしっかりと具現化して欲しかったと思うところである。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "長いと言うか... 内容的には足りないと言うか... 盛り上がりの...\n 長いと言うか...内容的には足りないと言うか...盛り上がりの合戦シーンもイマイチ徳川家康の役所広司は迫力あった顔が(笑) " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "原作読んで無いから、言いたく無いけど\n 期待して、観てしまったのが最悪でした。あ~あ、またやらかしたって思ったぐらい。とにかく、戦までがダラダラ延ばしすぎ。最後の1時間で良いよ。観るなら。映画化は無理だから、ダラダラと時間かけて1周間ぐらいのドラマ作ってしまえば、良いじゃん。ホント、久々に映画に時間とお金を無駄にしちゃたよ。ホント、時間を返せ~って思ったぐらいの最悪の映画でした。あっ、個人的な感想です。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "ちょっと期待外れ\n かなり期待をして観に行きましたが、期待が大き過ぎたのか、ちょっと期待外れでした😢関ヶ原に特化した物語といえども、様々な出来事があり、それを2~3時間の映画に詰め込むのは、やはり無理があるのでは無いでしょうか。そのため、歴史に詳しく無い人はストーリーがよくわからず、逆に詳しい人には物足りなく感じるのでは…。大河ドラマのように長期間の放送であれば、凄くいい作品になるのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "原作未読のため、映画としての感想だけ。 全体的に中途半端。情報量が...\n 原作未読のため、映画としての感想だけ。全体的に中途半端。情報量が多いのは仕方がないが、それを観客に理解させる気があるのかわからない。例えば合戦シーンはミクロ視点が多く、どうなっているかわかりにくい、真田丸の真似をしろとは言わないが、もう少し観客に配慮したマクロの説明や表現を入れてほしかった。(尺の関係もあるのだろうが。。。)石田三成の印象が変わるかと思ったけど、愚直もここまで行けば愚かだろうと思った。俳優の演技や、合戦シーンの迫力、地元滋賀が出てきたのは良かった。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "原作とは別物\n まずはタイトルの通り原作に比べて描写が圧倒的に少ない。本来なら、家康がもっと色々なところで根回しを行っているはずなのに、有村架純やら忍者ばかりがてでくる(笑)個人的に、司馬遼太郎の関ヶ原は家康が最後まで他の武将たちの寝返りが確実なものかどうか不安に思いながらも決戦に挑む、というところに新たな関ヶ原を感じるのだが、それが全く描かれていない。また、石田三成を演じる岡田准一が黒田官兵衛に見えてしまうのも残念。(これは内容には関係ない極めて主観的な意見なので、あまり言ってやるとかわいそうだが……)先日の真田丸のキャストや演出が良かっただけに映画としては見劣りしてしまう。改めて大河ドラマの壮大さ、完成度の高さを思い知らされる。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "迫力はあった\n 司馬遼太郎の思い描く関ヶ原を忠実に映像化した作品。三成と家康の双方の視点を並び立たせ、かつ三成に重きを置いたため、両者による心理戦が上手く描かれている。ただ、関ヶ原の戦いの全体像をある程度知らないと分かりにくいかも。また、細かすぎる戦さ場面もいくつかあり、冗長な感じも。とはいえ、俳優陣の迫真の演技はさすが! " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "残るものがあまりない\n 徳川と石田との対比、石田と初芽との恋模様、小早川の葛藤など、全てにおいて中途半端と感じました。やはり原作のボリュームを2時間に凝縮するのは無理があったのかなと。3年後、10年後という字幕が入ったり、○○年死去というテロップがよく出ていたが、なにか味気ない。時系列のお話をただ「うんうん」って眺めてる感じ。また、それなりの予備知識を持ってないと、物語を理解するのは困難です。ただ、俳優の演技については申し分ないため、演者のファンの方を見に行く分には良いのではと感じました。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "関ケ原\n ドキュメンタリーを観ているかのような印象で、原作が長編なので描いてほしかったエピソードはそれぞれあるかと思われるが、ほんとはこんな三成公だったんだろうなと圧倒的に納得させられる。秀吉も家康もそうだし、なにより合戦に参加している臨場感は感動的であった。情報量がハンパないため何度でもみたい作品である。 " + }, + { + "date": "2017-09-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "わからなかった\n コトバが聞き取れなさ過ぎて、最後までよくわからなかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "2時間半の戦国散歩や!\n 映画の前にまず原作の話を。司馬遼太郎原作の「関ヶ原」は何年か前に読みました。たしか上中下巻の大作でしたが、次が読みたくて一気に完読した記憶があります。まず自分の中にあった三成像が180度変わり、三成の正義感、誤解されやすいが人間味ある部分など、はっきり言って三成好きになります。逆に家康がとにかく嫌なやつとして描かれていてはっきり言って家康嫌いになります。。。映像化したら面白いだろうなあ、この武将はこの俳優が演じたら、など考えたものです。前置きが長くなりましたが、こういう予備知識ありで映画「関ヶ原」を観ました。・・・面白かったよおおお~!?どなたか言われていたように、確かに予備知識がないと分かりにくいところやセリフが聞き取りにくいところもありますが、原作の世界観を映像化すると、そうそう、こんな感じだろうなと感心しながら観ました。合戦シーンはその場にいるような臨場感ですし、当時の泥臭い戦いの様子をリアルに感じられました。仮に予備知識がなくても、戦国の世の雰囲気、合戦の雰囲気、三成と家康の駆け引きなど、楽しめる要素は結構あるのでは。歴史好きなら見て損はないと思います。もともと短い映画の時間に落とし込むのは難しいのだとは思いますが、そんな中にあってオリジナルキャラが結構登場して、しかもわりとと時間をそこに割いている(特に忍者関係)のが若干残念だったかなと。映画の興行的にはしょうがないんでしょうかね? " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "脇が良い\n 岡田准一、役所広司はどの役でもいつも同じキャラ。大谷刑部、福島正則、加藤清正を演じた役者さんが自分のイメージにぴったりだった。それだけで観た価値があったと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "歴史好きなら…\n 歴史好きなら楽しめる映画。何も知識がなかったら台詞の早さと複雑な展開に付いていけなかったと思う(^_^;)そして尾張弁の地域住みで良かった!笑。おかげで島津勢の言葉にはついていけなかったけど。岡田准一は普通にこういう役がはまりますね。純粋すぎるほど純粋でやっぱり天下を取れるような人では無かったんだろうな、と思わせてくれた。でも、官兵衛のイメージが強すぎて…役所広司はこの家康みたいな悪者ってなかなかやらない人だと思ってたけどさすが!嫌らしかったー。冷酷な天下人。そして滝藤さんの秀吉!段々老いていく姿はぞわっとしました。ねねもホントは尾張の小うるさいおばちゃんだったのかも。これまでのイメージをガラッと変えてくれて衝撃的。映画では時間が足りないんじゃないかな。そもそも大河ドラマで1年かけてじっくり見せてくれるような題材だし。もうちょいじっくり見たかった! " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "客層年齢高い\n 歴史好きの私は各武将のサイドストーリーも知っているので楽しめたが、歴史に疎い人はどうかなって感じ。それにしても岡田君こんなんはまり役になりましたね。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評価程には悪くない\n この映画評価悪すぎですね。岡田君頑張っています。脇を固める俳優さん女優さんも。終わりの方が少し・・・なのと、合戦の規模が見て取れないのが残念ですが、言葉を云々しなくても十分ですよ。少しサービスで4点 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "つまらなかったです笑\n つまらなかったです笑 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "何が何だかわからない\n 主演の岡田准一のセリフが早口で活舌悪く何を言っているのか分からなかった。画面のカットの切り替えが早すぎたり、アングルが単純すぎたり、関ヶ原という大舞台での迫力ある動きを期待していたが、個別の動きにとらわれ、アップを多用したり、しかも切り替えが早すぎたりで、何が何だかわからず、戦いの帰趨を決めた小早川の動きがよく説明されていなかった。もっと全体が見渡せるように俯瞰したアングルが欲しかった。戦況報告を忍びがやっていたが違和感を感じた。本を読んで期待して行ったのですが非常に残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "聞き取れない\n 歴史の勉強と思って鑑賞したのが間違い。登場人物の関係性、セリフ共に訳分からず世界に入って行けなかった。特にセリフが聞き取れないのが致命的で、今どんな指示が行ったのか、良いことなのか悪いことなのか、途中で考えるのもやめてしまった。エンドロールが始まってすぐ、席を立ったのはここ10年で初めてだっだなー。(他にも20人くらいいたけど) " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スゲー\n カッコいい岡田准一君と可愛い架純ちゃん。観てるだけで満足。滝藤賢一さん、豊臣秀吉って合ってましたよ🎵 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "知識とかないと...\n 早口だし展開早いし、ついていけなくなる。でも逆に戦国好きだったり知識があれば何とか楽しめるかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "英語とはいえ字幕版で見るのいいかも。\n 歴史の復習が必要です。普通の人ならこれくらいの知識は常識なのだろうか。英語字幕版も公開されているが、日本史を学んでいない人が見たら、全くストーリーを追えないと思う。そうそう、セリフが聞き取れないところがかなり多いです。英語とはいえ字幕版で見るのいいかも。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しめた\n 司馬遼太郎原作だし、歴史が好きな人が好んでみる作品と思う。司馬遼太郎が解釈した関ヶ原を映像にするとこんな感じだろう、と思いながら観ました。歴史に詳しい人に後から解釈や背景を補足してもらいつつ、関ヶ原や朝鮮出兵、豊臣秀吉、石田三成、徳川家康が今までになく身近に感じました。私は歴史に詳しくないけど、合戦シーンは目の前で 目撃しているような気分になったし、歴史上の服装や建物は興味深く、方言も味わいがありました。丁寧な作りで映画館で見るべき作品だと思います。もっと評価されるべき。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "小早川秀秋\n ストーリー自体も長編小説を無理やりまとめてるわりには大事な部分を飛ばしてる気がするし、石田三成が正義で徳川家康が野望という設定(まぁこれは原作もそういう設定ですが)もいささか石田三成に寄った描き方だし正しくは石田三成は正義で徳川家康は大義という感じだと思う。8歳の豊臣秀頼に治められる天下なら戦国時代があんなに長く続いてないしそこを無理やり守ることが正義。それと石田三成が個人的に嫌いな徳川家康が悪というのは無理があるかな。本当に1番悪いのは自分が死んだ際のリスクマネジメントが出来てなかった豊臣秀吉だと思う。そこを飛ばして豊臣に尽くすことを正義と表現するのは無理があるかな?あの時に徳川家康が天下を取ったからその後の260年あまりの泰平の時代があったと思います。今回小早川秀秋を東出昌大さんが演じられたことで彼自身のイメージを損なわないような演出になってしまったのは非常に残念。悩み尽くした上で彼自身が裏切りを決断した結果東軍が勝利したと表現した方が小早川秀秋の存在感が表現できるし、東出さんの今後の俳優としての幅が広がると思う。なんかワンパターンのラブストーリーの映画に出てくる俳優さんのイメージを覆すいい機会だと思ってたので非常に残念です。赤耳の家康襲撃のくだりは全く必要ありません。シャクの無駄遣いです。フィクションなのは仕方ないけどいらない演出が多かった。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "残念\n 関ヶ原の戦いが主題なのに伏見城守鳥居元忠と家康との別れのやり取りやその戦いが全くない。関ヶ原ではここが一番泣かせる場面だと思うが。また加藤や福島があまりにも馬鹿っぽく描かれており残念すぎる。少なくとも朝鮮での凄惨な戦の後であるから、顔形がギラギラと野獣の如くなっているはずなのに、ヤクザのチンピラのように描かれているのは興ざめした。やはり歴史物は映画で見るより小説で読んだ方が数段よい。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "セリフが多く早く何を言ってるのか聞き取れない事が多い。結局戦闘シー...\n セリフが多く早く何を言ってるのか聞き取れない事が多い。結局戦闘シーンの凄まじさを見せたいのか人間の機敏をつたえたいのか中途半端 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の圧勝\n あのボリュームを3時間弱にまとめるのは無理だったね。三成、家康、初芽に絞ったところで、原作の良さである人物ネットワークの複雑さがアダになって逆に薄っぺらい仕上がりになってしまった。特に、島左近の戦いぶりを描ききれなかったのが致命傷。平さんオリジナルの雰囲気だけで終わっちゃった。あえて言えば、小早川の悲哀が良かったかな、という程度。関ヶ原の自然も悪くはなかったけど、他のキャストが薄すぎてなんかなぁって感じ。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "潔い!\n 壮大な原作を本当ならもっと描きたいだろうモノも削ぎ落とし、潔くよくまとめていると思う。歴史を復習して観に行っても、登場人物が多いためわからなくなるところもあるが、本当に良くできてる。説明のなさがわからないなら勉強しろ!ってカンジでイギリス映画みたいな不親切さが逆に痛快です。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "関ヶ原\n 本日観てきました!岡田准一主演ということもあり楽しみにしていた作品です!幼年期の石田三成と秀吉の出会い、秀次謀殺と歴史上の出来事を上手く取り合わせspeedyなストーリー展開で約二時間余り観るものを飽きさせません!三成の人間性を知り慕う女忍者に有村架純、三成の右腕と言うべき島左近に平岳大その妻に中越典子、宿敵徳川家康に役所広司と豪華キャスト、伊賀忍者同士の熾烈な戦い、関ヶ原の決戦の迫力、人間三成をあます事なく描かれていますよ!三成の理想とする大一、大万、大吉なぜ彼が旗印にしたのか泣かせる作品です。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "寝てしまった。。\n 予算の潤沢さ。スケールの大きさ。滝藤賢一が以上に良い。岡田准一の眼力。長い。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "石田三成\n NHK大河ドラマ軍師官兵衛と見比べてしまいましたその時は石田三成嫌な奴でした。が、この映画の三成は、、同じ史実でも、どの人物を中心に語るかで見方、考え方いろいろ違うんだなと北政所「この戦さで三成は負けた方がよいが三成の血は残した方がよい」印象に残るセリフでした。確かに、方言は分かりにくかったので字幕あるとよかったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "まとまらず残念\n 何がなにやら分からないうちに終わった感。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "思ったより地味\n 司馬小説の独特の言い回しがナレーションされてるのにまず驚き。そして演者が難しい歴史用語を早口で言ってて聞き取れない。またある程度日本史の知識前提。主人公によってキャラのイメージ変わるね。あと合戦シーンがごちゃごちゃしてて分かりにくい。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "戦国絵巻?いやいやこれは関ヶ原までをタイムプラスでみせる記録映画(笑)\n とにかく観て思ったことを3つまとめてみました。1【本作は関ケ原合戦までの史実をタイムプラスで見せる映画である(キリッ】いや、全編とにかくせわしないwまぁ関ケ原合戦へと続く様々な事象を二時間強に凝縮するわけだからとは思うが、名だたる戦国武将たちもめまぐるしく変わるカット割りで、歴史絵巻的な重厚さは皆無。なのでそこは戦国絵巻的な映画を期待せず『関ケ原合戦までの史実をタイムプラスで見せる映画』と割り切ればよいと思う。て...それ、NHKの歴史もの企画でもいいじゃん!wなどと突っ込むのは無用だからっw2【セリフが聞き取れない】レビューで散見する「セリフが聞き取れない」は確かにそういう印象。せわしないカット割りと早口のセリフ回しもそうなのだが、なにか全体にセリフがくぐもって聞こえてると感じたのは僕だけだろうか?これ、もしかして編集時の整音(音源ミキシング時にバランス、音色、定位などをつくりだす作業)に失敗した?とふと思ってしまった。3【事前に予習すべき】ただでさえ複雑な武将たちの動きなのに、このタイムプラス映画だけでは関ケ原合戦という史実を理解できない。事前に予習をしてこの時の戦国武将たちの動きくらいは把握しておいた方が無難。「1分でわかる 関ヶ原の戦い」とかでググるといろいろ出てくるのでさくっと観に行く前に舐めておくと良いです。あらためて感想....実はこの映画の白眉は、役所広司演ずる家康が天下をとるためにず~っと我慢して、我慢して、我慢して、我慢して大嫌いな石田を追い込んで、追い込んで、追い込んで、兵を挙げさせるまで追い込んで....と独白する場面にあると思う。それがこの映画において、関ケ原合戦に至る重要なキーであると解釈しているのだ。他の役者も岡田准一の武将役がけっこうハマってて感心した。でも監督はもう少し石田三成の人物像を描いてあげないと彼が可哀想だ。「不器用で人間味あふれる新たな三成像」はいまひとつ見えてこなかった。太眉の有村架純ちゃんは、華はないもののw戦国時代の忍び役を骨太に好演してる。あと加藤清正達をとことん脳筋バカ戦国武将で描いてて笑った。ここはギャグエッセンスを入れたんだと受け取りたい(必要か?w)。あと冒頭の司馬遼太郎?らしき人物の回想からのNaは意味あんの?こういう演出は余計。いらないw映画で初めて「関ケ原合戦」を描いた本作、タイムプラス的な記録映画企画と割り切って、事前の予習をしておけばそこそこ楽しめる作品だと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "本物さながらの戦国時代\n 賛否両論あるようだが、個人的には良かった。確かにこの時代の歴史や人物を知らないと全く分からないと思う。少なくとも大河で官兵衛や真田丸を観てる程度の知識量は必要。これを観て戦国時代を勉強しようと思わない方がいい。各武将の説明などほとんど出てはこない。知ってること前提で話が進む。あと早口&方言で何言ってるか分からない部分も思った以上に多かった。シンゴジも早かったけど、あっちはちゃんと聞き取れたのに対して、関ヶ原では自然な話し言葉&方言なので聴き取りが難しかった。ただ、作品の出来に関しては些細なことだと思った。内容は三成と家康の人間ドラマに重きが置かれていた。司馬遼太郎原作なので、そうでしょうね、と。展開は早い。戦国武将や時代背景の知識が無いと置いて行かれる。とても良かったのはリアリティの追求にあったと思う。まるで戦国時代をそのまま撮ってきてダイジェストにしたよう。西軍を主役とするとどうしても家康が悪く見えるのはご愛敬だけれども、当時の戦はこんな感じだったのかとか色々思うところがあった。役所版家康も良かった。特に三成のキャラは良かった。実際こんな「純粋馬鹿」だったんだろうな、という感じ。恋愛に関しても、決して常に冷徹な人では無かったという演出であって、悪くなかったと思う。2時間半では細かいところまで描けていなかったので、2部作にしても良かった気がするが、とりあえず、これはこれで非常に良かったように思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっとやり方が有ったかも\n 三成を主役にしてるから、わかり辛くなってるのでは。家康も悪人では無いような演出なので感情移入し辛い作品になってるようです。岡田准一だからなのだろうけど、主役ももっと悪人にすれば 関ヶ原が分かりやすく受け入れられるのではないかな。三成が他の奉行に嫌われ、それを家康に付け入られるとこの演出不足がこの作品の欠点になっているようだ。ただ邦画としては素晴らしい出来です。 " + }, + { + "date": "2017-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "尺が足りない\n とりあえずの大まかな流れを知っている程度の知識で鑑賞。とにかく早口で台詞を頭の中でもう一度繰り返して、さっきのはこう言ったのかと理解する、って作業が必要でした。薩摩弁はさらに難しかった。家康と三成の対比が上手く表現されていて、特に小早川が秀吉の前で三成から叱責を受けるシーン。家康が後でフォローしてくれるのですが、自分だったらやっぱり家康についていっちゃうなぁ~なんて思いながら観る楽しさもありました。合戦シーンは大迫力。見応えありました。しかし、全体としてはやっぱり尺がどうしても足りなくて詰め込みすぎ感が否めず。終始シーンを継ぎ接ぎしたような印象を受けました。初芽との絆が深まっていく流れは必要だったのかな?その分他のシーンを入れて欲しかったなというのが正直な感想。もっとちゃんと理解したいと思ってるのでもう1度観る予定です。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "なのも新しくない\n チョコチョコ関ケ原までの事件を接ぎ合わせて「はい!出来上がり」安物のドキュメンタリーを見た感じでした。合戦シーンはほんと最悪!!! " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "鳴かせてみせよう、鳴くまで待とうなんて殺してしまえ、ホトトギス\n 鳴かせてみせよう、鳴くまで待とうなんて殺してしまえ、ホトトギス。時代劇の軽いヌーヴェルバーグ実録風時代劇(苦笑)。ザ時代劇!私は秀吉!徳川家康!をなんとなく期待はしてるが、全く違うものも見てみたい。近所によくいたおばちゃんのようなノリの北政所。近所によくいたおっちゃんの延長上のような家康。リアル関ヶ原はセリフが聞き取れなくてもいい、合戦の敵味方もわからなくてもいい、という見方をすれば楽しめた! " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "正義?\n 無知なので少しでもついていけたらと、多少予習をしてから挑みました。確かに細かな所は聞き取れませんでしたが、観ていれば、何となく流れには乗れました(^_^;)。家康は飴と鞭、裏表使い分けの出来る策士、三成は直球過ぎて敬遠されがちという印象を受けました。役所広司さんの圧倒的な存在感で、他の方々の好演も霞みがちになり、また話もダイジェスト版といった感じで、特に誰にも感情移入はしませんでした。かぐや姫に忍者は似合わないのではと思っていましたが、可愛いほうが周りは気を許しますね(^^)。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "石田三成と小早川秀秋のイメージが変わった\n 島津の退き口を期待したのにカットされた?数々の方言が出たが薩摩の言葉だけはさっぱり?ちゃんと予習をして集中力を切らさなければ目の前に本物の戦国武将達がいるかのよう。スクリーンでこそ出来ることかもしれないが時間は感じない、というかやっぱり足りないので駆け足感は否めない。それでもスケール感、装束、雑兵の野戦再現度などリアリティの追求が感じられる。イノセンスみたいな音楽が邪魔。島左近勢爆死演出も余計。初芽くノ一の存在が懐疑的だったのは杞憂に終わって良かった。柳生一族の見せ場ゼロで可哀想。役所広司の家康は圧巻。関ヶ原合戦時に時間経過と共に地図が出て欲しかった。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "不発弾\n 皆さんがレビューしていましたけど、早口と方言で聞き取りにくかった。歴史に詳しい人じゃないと登場人物すら、わからないだろう。また、三成を中心にもっと深堀してほしかった。がっかり感が満載、自分だけかと思って、ネット見たら、周りも同じ意見だったから安心したぐらいだ。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三成が主人公・・\n 岡田准一が演じる石田三成が主人公。予備知識無しに映画を観てしまった。司馬遼太郎の小説が原作らしい。小説もいつか読んでみたい。上中下ある長編らしいが・・ " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史の説明調の作品!\n 時間的には149分と長いのですが、そもそも、このテーマでは、149分と言えども無理があるのでは?作品のストーリーが薄くなってしまい、歴史の説明調になっていました。まあまあの4点です。私は、静岡市出身で駿府城の近くで幼稚園から高校まで過ごしましたが、NHK大河「真田丸」での山本耕史の影響で、石田三成が好きです。当該作品も、正義/不義を大切にし、不器用で実直な人間vs利害を重要視し、世渡り上手な人間となっています。戦国時代は、目線により全く異なる世界が見えますが、最近は、正義感・倫理観・道徳心の欠如が顕著ですから、石田三成が、より一層、格好良く見えました。。。Michi " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "私の今年一番の映画作品\n 長文のレビュー、言葉遣いの不備等々があるかと思いますが、ご容赦ください。さて、一言で言えば、今年見た映画で一番良かった。これにつきます。これは本作を含め8月だけで3本の映画を劇場で鑑賞している映画好きとしての私の側面と、司馬遼太郎を読んで中高校生時代を過ごし、読了した著作の文庫本が3桁程度である司馬遼太郎好きとしての私の双方の側面より出した結論です。本作は本編だけで2時間半。予告を併せるとおよそ3時間。これは近頃の作品時間としては長め。しかし、「冗長か?」といえば、決してそのようなことはない。一つ一つのエピソードが「関ヶ原」という戦国時代最大の合戦へとつながっていきます。本作は「関ヶ原」という歴史上に存在した、あの時点におけるあの場所での大事件を描いた作品であるということが大前提。視点を仮りに石田三成に固定するならタイトルは「石田三成」にすればいいはずです。本作はあくまで「関ヶ原」。この応仁の乱にその規模で劣るとも知名度では勝る戦を書くために必要とされる限度で、主軸は石田三成の視点を用い、対比軸として徳川家康の視点を用いています。そして、本作では石田三成との恋愛軸及び補足視点としての初芽の視点を用いているという印象。原作はもっと視点となる人物が多いですね。そして、それぞれ背負っている背景も物語との関係性で描くことで必要最低限には「関ヶ原」に至る背景事情は把握できるのではないでしょうか。一本の物語の軸を感じられる脚本でした。原作「関ヶ原」より内容が薄く感じられる方もいらっしゃると思いますが、私個人としては映画という数々の制約が存在する媒体において十二分に多面的に描いていると思います。そして、ちょいちょい司馬遼太郎の書く小話を想起させるやりとりや場面があって、うれしかったです。俳優陣の演技も素晴らしかったと思います。主演の岡田くんは本当に時々アイドルだってことを忘れるくらいの演技力ですね。バーター出演もなく(それ自体を否定する気はありませんが、演技力に関してはどうも欠けているものを感じることが多いです。)、本作は俳優陣の演技力の高さが際立っていました。カルト的人気を誇る(と私個人は思っています。)島左近についても平岳大がよく演じられていました。お父さんの故平幹二朗も素晴らしい俳優だったけど、岳大さんも素晴らしい役者ですね。私個人としては西田敏行演じる徳川家康がとても印象的だったのですが、役所広司の徳川家康も素晴らしかったです。CGを駆使してあのたぬき腹を見せるなど役作りも徹底していて、表情の作り方なんかも“たぬきじじい家康”という感じが出ていて良かったです。有村架純も明らかに演技力が向上したように思いました。東出くんはやっぱり傑物だなと思いました。滝藤さんは本作が一番のはまり役なのではないでしょうか?尾張弁がしっくりきてました。西岡徳馬の前田利家なんか、もう「槍の又左、ここにあり!」って感じで格好良かったなぁ。壇蜜もドラマで愛人の役を演じた時よりも眼に見えて演技力を上げられたように思います。やはり、妖艶とまでは言わずとも色香を感じます。音尾琢真の福島正則もこれ以上ないはまり役なのではないでしょうか。あの馬鹿っぽさは緊迫した本作の雰囲気の中で唯一コミカルな要素だったと思うのですが、石田三成からすればあんな感じに思えていたんだろうな、という感じを絶妙に表現してました。なお、本来の彼は領地の知行を増やすなど必ずしも猪武者ではなかったように私は思うことを付言しておきたいと思います。台詞がお国言葉丸出し+早口で聞き取りづらいという意見もあるかと思いますが、私からすれば「シン・ゴジラ」の方が聞き取りづらかったです。監督が巨額を投じて自分の撮りたい映画を撮った。まさにそうかもしれません。原田監督の原作クラッシャーぶりはかねがね存じていますが、今回は作品としての調和性がいつも以上に高い作品ではないでしょうか。再度劇場に足を運ぶ予定です。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "三成の義、合戦シーンは見事\n 岡田准一くんの三成が強すぎて西軍が勝ってしまうんじゃないかと思うほど。史実通りですが、合戦に至るまで三成が義を重んじている姿勢はよく伝わりました。平岳大さんの力強い左近と滝藤賢一さんの老いていく秀吉が良かったです。合戦のシーンは豪華ですが、秀次が亡くなるところから描くので、最後の方です。有村架純ちゃんの忍びの娘のパートが少し長いかなところから思いました。先日亡くなった中嶋しゅうさんの遺作になりました。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "日本史勉強しとくんだった…\n まず、当時の言葉を早口に、しかも大方のシーンは怒鳴るような発声で話しているので、何を言っているのか理解出来ないままどんどん次のシーンになってしまう。ただでさえ日本史もよく分かっていなければ、戦国武将も分からない、関ヶ原の戦いは学校で聞いて以来ご無沙汰くらいの私には、まっっったく誰が誰だか分からなかった。さすがに家康と三成のどっちに軍配が上がるかくらいは分かっていたが、三成を主役に立てているので破滅へのカウントダウンを観ているわけで…ならばもっと家康を魅力的にするか、逆に極悪人にして三成を悲劇のヒーローにしてくれたなら良かった。誰に感情移入して良いのか分からないまま終わってしまった。せっかくの大規模なセットやエキストラ、各俳優の素晴らしい演技が勿体ないように思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ハイスピード時代劇という新ジャンル\n かなり話の流れが早く、ソーシャルネットワークを思い出すほど。あれは字幕だから逆についていけたけど、日本語でしかも昔の言葉だから脳内変換が忙しい。叩いてる人は多分それについていけなかった人かと。しかも滑舌が悪く一部完全に聞き取れない。日本語字幕もしくは漢字で書かないとわからない言葉は補足の字幕を入れた方が良かったのではと思うけど、それではドラマがしらけるんだろうな。しかし、有村架純の初芽がとにかく凛々しくて素敵だし岡田くんは不器用でやきもきするし役所広司は政治家すぎてビビるしキャラクターひとつひとつがとても良く描かれてて、逆に濃すぎて時間が足りないのではという印象。二時間ずつにして前後半にしたらもっとゆっくり話も聞こえてちょうど良かったかも。伊賀者だけでスピンオフしてもらってもいいくらい。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "悲惨\n 関ヶ原の何を描きたかったのか、全く理解できなかった。この映画がダメだったので、テレビドラマの「関ヶ原」のDVDが売れているらしい。司馬遼太郎の世界を味わいたいなら、そっちを観るべきなのだろう。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予備知識がないと…。\n 内容が、把握できないのと国内最大の合戦を2時間くらいの映画で収めようとするのは無理かと…。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "関ヶ原\n なかなか良い映画でした。最後まで飽きる事なく鑑賞できました。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "バカバカしい戦国オタク映画。この人たちは何のために戦っているんだろう\n その創作の一部が、日本史の常識になってしまったほどの、司馬遼太郎とNHK大河ドラマの功罪については、言わずもがな。まだ、高校生が信長になったり、現代の医者が幕末にタイムスリップしたり、徳川将軍が女性だったりするほうが、ぶっ飛んでいて罪が軽い。改めて\"司馬遼太郎はフィクションである\"。本作は、日本人なら多くが知っている\"関ヶ原の戦い\"を、司馬遼太郎が歴史シミュレーションしてしまった壮大なドラマである。これだけ多くの戦国武将の人格を創作されてしまうと、もう何が何だかわからなくなる。\"ウンウン\"とうなずきながら観るためには、戦国武将の名前が次々とそらで言える程度のウンチクが必須で、カットが切り替わっても、誰が\"西軍\"で、誰が\"東軍\"か分からない。登場人物が多いわりには主役らしい主役がおらず、群像劇というにはひとりひとりが描き切れていない。徳川家康も石田三成も魅力のない人間だし、戦略と勢力争いに終始していて、大義がなく、\"この人たちは何のために戦っているんだろう\"的な意味では、公開中の「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」と同じである(笑)。戦国時代に疎い人にはまったく不親切な作品である。結論としては2時間30分でまとめることができなかった。ムリとは承知でエピソードを端折りすぎである。原田眞人監督はなんとも空しい作品を作ってしまった。原作を読んでいれば、まだマシかもしれないが、かといって原作を読んだ人には不満のカタマリだろう。本作に価値があるとすれば、俳優の演技や合戦の本格的な演出を観るためにほかならない。ロケーションやセット撮影は、レベルの高い歴史映画だと思う。時代劇初挑戦となる、有村架純の忍び・\"初芽\"役も設定がイマイチ。もっと石田三成の愛妾として絡んでもよかった。初恋みたいなプラトニックで、ここだけ妙に違和感がある。彼女のファンにはいいかもしれないが・・・。(2017/8/26 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ) " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "字幕、必要ですよ!絶対!\n 個人的には島左近がかっこよかった。ただ、時代背景は理解しているつもりだったのですが…。方言や早口が多く、聞き取れない。会話の間がないので入ってこない。三成の岡田くんでさえ早口で、所々わからない。場面の繋ぎが断片的。音楽を途中で切ってしまってるところも…。関ヶ原の合戦シーンもこぜり合いが多く、数万の大軍が戦っているような迫力がない。字幕必要ですよ!絶対! " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "勉強してから来い\n みんな、本読んで勉強してきたよな?じゃあいくよ。という感じでした。多分、監督脚本の方は、詳しくわかってるんでしょうね。だけど、伝わってないなぁという印象。セリフが、ボソボソが多いです。三成がどうして戦うのか?とかいろいろあったのに、なんかこうなっちゃいましたという感じ。カメラが近くて、折角の軍勢が活かされていない。いまなら、上空から撮るとか、特撮使うとかできたろうに、、、。配役で、福島、加藤の方は、違和感があった方が多いのではないかと思います。何故か、ところどころで奇声を発しています。北政所の設定が、思ってたのと違うので、これも違和感でした。最初から、登場人物が落ち着きがない感じを受けました。やたらとイライラしてる。伊賀の人達は、必要だったのかなぁと疑問です。池波正太郎さんの原作なら、忍びの者の設定もありかなと思いますが、、。突っ込みどころ満載です。そんな戦い方する?そう構える?!え、三成は連絡係なのですか?最後の三成本陣の囲まれて、爆発は?いま漢字でたけど、何だって?!多分、テレビ放送でも観たいと思わないです。岡田さん、有村さんなど劇場で観たいだけ方は、問題ないかと思います。俳優さんは、素敵でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "恋愛要素いらないよな。\n 有村架純は必要なのかな?キャラクターを活かせない脚本には愛情を感じられない。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "全体的に盛り上がりに欠けて魅力の無い映画でした。 原作を表現するに...\n 全体的に盛り上がりに欠けて魅力の無い映画でした。原作を表現するには圧倒的に尺か足りないとは思いますが、小山評定とか伏見城落城とか先陣争いとか、エピソードを絞って掘り下げて欲しかったです。島左近の魅力も伝わらないし、ラストも呆気なくて残念。 " + }, + { + "date": "2017-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "歴史を知らないとチョット\n 豪華キャスト良い映画でしたが、監督のキャスティングか言葉が早口すぎて何を喋っているのかわかりずらかったのが残念です。映像は広大な大地をうまく使い良かった。もう少し歴史を勉強しないとわかりづらいかな〜(>人<;) " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n いやぁ、面白かった。長く感じませんでしたよ。え!? もうおわり?って感じでした。確かに突っ込みどころはいっぱいありましたし、多少の知識ないと、展開についていけないとかはあるかもしれませんが、大雑把な表現のところも程よく、上手く雰囲気で伝わってきたし、必要なところにはしっかりと拘りをもった演出を感じました。有村架純さんも役不足どころか、凄く良かったですよ。1ヶ所だけかわいすぎる表情があったのと、最後の登場シーンを除けば。何れも監督の細かいところへの拘りが欲しいところではありましたが。。。総じて、迫力も十分だし、この時代に生きたそれぞれの武将たちの生きざまや、憤りや醜さ潔さ人間臭さ、いろんなものが面白かったです! " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観る人は十分予習してから行くべき!\n この映画のレビューで評価が低い大半の理由は、内容がとにかく難しいからだと思う。正直、自分もついていけなかった。登場人物は多いから、あれ、この人誰だっけ?とか、大名達が集まり作戦を立てるシーンなども、誰に対しての戦術なのか分からなくなるシーンが多かった。それでも岡田くんや架純ちゃんや東出くんなど、演技力は皆とても迫力があり圧巻だった。この映画は、監督も役者さん達も力のこもった作品なのに、自分の予習不足で展開についていけなかったのがとても残念。是非これから観る方は十分登場人物や内容を理解した上で観に行ってほしい。自分はTSUTAYAで借りられるようになったらまたリベンジしたいと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史詳しくなくても楽しめました\n 歴史の転換期ということは知っていてもそこまでだったのですが、合戦が始まるまでの政治的駆け引きを見ていると、戦乱を生き抜てきた人物はさすがの器、ということがバシバシ伝わってきて、見ていて引き込まれました。ミーハーですが、石田三成と徳川家康それぞれの表情で伝わってくるものがすごく良かったです。また、各々の立場からくる行動原理なんかもみていると、正直最後の合戦シーンより前中盤の方が面白かったです。また見る機会があったらいいなと思いました。蛇足ですが見終わった後、あの合戦後に宮本武蔵の物語が始まるのかなとか関係のないことを考えていましたwww(作者も違いますしw) " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪くはないが\n 多くのレビューで「言葉が分からない」という意見があったがその点は特に気にするほどでもなかった。しかし、家康のCG、結末の部分等で疑問点は残る。合戦の様子も迫力がなく、見所は少ない印象であった。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "おいてきぼり\n 関ケ原どころか戦国時代の歴史に疎い小生であるが、これをきっかけに歴史に興味を持とうと映画館に足を運んでみた。出だしこそどこか聞いたことのあるお話で興味を持ったが、次から次へ登場する人物、早口、方言、場面転換で間も無く着いていけなくなりおいてきぼりを食らってしまった。特に合戦シーンとなると誰が誰でどっちがどっちなのかすら分からない。観賞後、他の方のレビューをみて、司馬遼太郎の原作を読んでいない者が観るべき映画ではないことに気づいた。有村架純は確かに強かで美しく描かれていたが、三成がそこまで入れ込む理由がわからなかった。また、多くの西軍兵卒が命を落とした中、義を旨とした三成が、敗戦が濃厚となった際に山中に逃げ込む姿にも違和感を感じた。シネコンで上映される映画でありキャストも豪華であるが、ある程度のバックグラウンドを要求するという点において制作者の狙いに矛盾を感じざるを得ない映画だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "戦国は面白い\n 私は…石田三成さんがあまり好きではないのですが、合戦のシーンでの岡田君が石田三成に見えました。びっくりで…そして島左近さんの最後に涙でした。やっぱり戦国は面白いです。1回では見切らなかった部分をもう一度見たいと思える映画に久しぶりに逢えました❗ " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "よく睡眠を取ってそれなりに歴史背景を知った上でご覧あれ\n 天下分け目の大合戦と言われた“関ヶ原の戦い”。数ある戦国合戦の中でもすぐ名が出るくらいその名称は知っているが、恥ずかしながらそれがどんなものだったかまでは詳しく知らない。司馬遼太郎のベストセラー歴史小説を、原田眞人監督が映画化。2時間半の大作、ある程度歴史背景を知ってないと小難しいとの事で、結構身構えて合戦へ。まず、エンタメ映画ではない。関ヶ原の戦いに至るまでの各々の思惑、駆け引き、探り合いを重厚に描いた政治ドラマ風歴史劇。早口台詞、ポンポンポンポン進む展開、群像劇の作風&演出はまるで『シン・ゴジラ』。今後日本映画界はこういうスタイル流行るのかな??最大の見所であろう合戦シーンは評判通り。極力CGに頼らない生身の迫力は近年の時代劇映画でも屈指。しかし!そこに至るまでが長い、長い!本来なら歴史上の人物たちの心情を考察し、関ヶ原の戦いは日本にどんな歴史の重点となったかをレビューすべきなのだが…、各々の行動の目的や関ヶ原の戦いとは何だったのか?…、結局よく分からなかった。本当にただ、複雑に交錯する人間模様を眺めていただけのようなもの。原田監督の前作『日本のいちばん長い日』も小難しかったが、こればかりは題材の好みの問題。いつもなら快テンポの原田作品だが、今作ばかりは長さを感じてしまった。堂々たる三成岡田。貫禄たっぷりの家康役所。二人の熱演はさすがだが、役者陣では島左近役の平岳大が一際印象に残った。伊賀女忍びの有村架純も悪くなかったが…、あくまで“犬”に徹して三成との関係を仄めかすシーンは要らなかったと思う。歴史モノは嫌いじゃないし、こういうドキュメント&リアリズムタッチのスタイルも嫌いじゃない。つまらなくはなかった。けど…面白かったとはまた別で。レンタルになったらもう一度見よう。字幕表示して、歴史背景の下調べをして。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "せめて\n 前後編にして少し時間軸を遅くすべきでは?展開早いからある程度人物や何が起こったのかを把握していないと物語を俯瞰できない、セリフは早回しでこれまた何を言っているのかわからない。。全体は「日本のいちばん長い日」同様、歴史観もうまく表現できていると思いましたし、キャスト陣も秀逸。とにかく何回も足を運んでほしい意図なら納得なのですが、映画って一度しか映画館に行かない人がほとんどでは??私はもう一回行って、深みを感じに行くかもしれません。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "かっこいい\n 男性陣みなさんかっこいいです!合戦シーンもすごい。原田監督のこだわりなのかセリフがやっぱり聞き取りづらい!ブルーレイ出たら字幕つきでじっくりみるとまた楽しめそう。背景もある程度知ってないといろんな武将出てくるからわからない~。真田丸観といて良かった。あの扱いから伊賀の人たち必要??伊藤歩さんはかっこよかった! " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦国絵巻・関ヶ原\n 日本史は、それなりに知っているつもりでしたが、やはり、関ヶ原だけに焦点を当てられると、十分理解できていないため、それぞれの武将の利害関係がよくわからなかったのが本音。当時の状況をできるだけリアルに描いているのでしょうが、言葉がわかりにくく、早口で聞き取れない部分が多々あった。関ヶ原の戦闘シーンはなかなか迫力があり、見どころも十分でした。また、三成と初芽の恋物語も切ないですね。有村架純さんは、この役としては、どうかな…と思いましたか、一皮剥けて、なかなかよい演技だったと思います。最後の岡田君の顔がアップになって死に行く場面は、「永遠の0」を思い出しました。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "好きだった\n すごく面白かった胸が熱くなった。岡田さんが三成を演じることに違和感を感じた。定番の聡明なキャラでは少しのフィクション(脚色やキャラの性格の強調)がある方が共感しやすい。それに相まって戦場のリアリティによって、胸を打つほどの臨場感を得た。戦国が題材で監督や役者の持つ表現力がここまで生きているのはすごいー!間違いなく早口だったけれど、映画からあれだけ設定が溢れていたのだし、追いつけなかった部分は後から自分でネットでも歴史の教科書でも補えばいいと思うヒントになる描写は沢山あったのだ私は早口で不親切の一言で切り捨てる映画ではないと思った!あと畳の間に銀色のオブジェがあるのが面白かったw早く2回目見たいー! " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "軍師勘兵衛が何故!?三成を演じる!\n 常々思う・・・時代劇・現代劇問わず代表作と言われるような主人公を演じた役者さんは、同じ時代背景で、違う配役で主演すると違和感ハンパない。まだ記憶にも新しい・・・大河ドラマの主役でありながら岡田くん演じる終盤のダークな勘兵衛の迫力は、三成など見下していただけに・・・三成役はやって欲しくなかった。やるなら20年後くらいに”猿”秀吉ですかね。役所さんも家康というより信長タイプだけにイマイチ感情移入出来ず宝くじのCMと同じトーンだし・・・^^;;;ただ滝藤さんの秀吉は、三重丸!!もっと観たかった!!誰もが知ってる関ヶ原の戦いの結論まで、どう結びつけるのか!?って部分ですが、いつもはスッと流されがちの島左近&大谷刑部との武勇友情シーンからの忠誠は、グッとくるものの・・・・そこに”ひよっこ架純”ちゃん演じる忍の変に介入するから、逆に伊藤歩と中越典子に完全に食われてた。全体のセリフに尾張弁なまりが多く聞きづらい残念な〜☆2 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "司馬映画\n 観客がじいさんばあさんばかりだった、しかし結構な入りだ、みんな司馬遼太郎ファンなのだろうか、普通のチャンバラ映画と思って見るとついていけないんじゃないかな、司馬史観をかなり読み解いていないとつまらないと感じるかもしれない。映画の方は突然作者のナレーターから入るが声優がマッチせず司馬遼には思えない、家康は太らせてはいるが顔までには至らず家康には見えない、井伊は今旬なのにもう少し力を入れても良かったのではとちょっと設定段階でかなりミスってると思うが戦場シーンはかつてないほどリアリティがあり良かった。最近はマンガ時代劇ばかりで本格的な時代劇がなかったので、まあまあ満足できた。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作を知っていたり、史実を知っていないと、ついていけないくらい話の...\n 原作を知っていたり、史実を知っていないと、ついていけないくらい話のテンポが早く、気を抜くと置いていかれてしまう。確かに早口で聞き取れないところはあります。途中、何度字幕が欲しいと思ったか。合戦のシーンは、迫力があって楽しめました!CG丸わかりのシーンとかもあったんだけど、今の日本映画だと、こうなるか。それでも、圧倒的な演技の数々に引き込まれていきました。もう1回落ち着いて観ようと思います " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "いやぁまずまず。 関ヶ原を約二時間に詰め込むのはこの程度が限界か。...\n いやぁまずまず。関ヶ原を約二時間に詰め込むのはこの程度が限界か。原作は文庫三冊。尻の青い三成坊やと、政治力の権化家康との対決。この対比が関ヶ原の魅力と思う。そこはわかった。底辺の伊賀者たちも絡めてエンターテイメントとしても面白かった。ただやっぱり個々の人物の魅力は語りきれないね、歴史物はこういうとこが残念。誰か戦国ユニバースみたいんやってくんないかな。マーベルやDCみたいに。個々の映画で清正や秀秋の人物像の堀込や、島津の立ち位置など。アベンジャーズ1で関ヶ原、2で大坂の陣みたいに。そしたら豪華キャストで壮大な戦国絵巻が見れるのに。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "中途半端\n 三成の信念というものが強く伝わってこないので、映画としてのテーマが弱く入り込めませんでした。また肝心の合戦シーンでは東軍なのか西軍なのかよくわからない。他の方も言われるように、一部セリフが聞きにくい、早口過ぎる点もある。ナレーションや字幕で解説が入れたほうが良かったと思います。一方、\"忍びの国\"の忍者よりもこちらの忍者のほうが良かった。特に、有村 架純の初芽が良かった。こっちをテーマにした関ヶ原でも良かったのでは?総じてインパクトに欠ける中途半端な仕上がりの映画と思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "斬新\n 早口だと言われてますけれど聞き取れないほどではありません。知らない言語が頭に入りにくいのと同様に歴史の知識が無ければ理解出来ないだけではないかと。武将が誰かも兜でわかります。エピソードがテンポ良く進み三成の真面目さ不器用さが関ヶ原の勝敗に影響する様がきちんと筋の通った映画になっています。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "回りくどく長く眠い\n はっきり言って長い割に中身が詰まってない、脚本の方向がブレていて途中眠くなりました。残念ながら合戦のシーンが一番つまらない。確かに司馬遼太郎の原作を再現するのは無理なので、色々端折る事になったのだろうけど端折るべきところがそこだったのかは疑問である。というのも、一貫したテーマが分からないからである。エンターテイメントに傾倒するなら、あの難解な物言いや分かりづらい感情表現に走らずに、合戦のダイナミックさをもっと前面に出すべきだった。破れた西軍、裏切った豊臣家臣達を救済するなら、描写が足りない。三成の義や人間らしさを表現するなら、婉曲的表現ではなくダイレクトに表現して欲しかった。司馬遼太郎さんの時代だったらああいう表現もありだったのかもしれないけど、今の時代には合わないかな。ただ戦国時代のテーマをそのまま扱ってくれた事は配給会社、企画作成に携わった方々に感謝したい。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "圧巻の合戦場シーン\n 司馬遼太郎原作の時代小説関ヶ原を映画化、合戦に至る迄の背景も丁寧に創られており歴史物好きを満足させる作品でした。特に合戦場シーンは圧巻です。劇場で見ていただきたいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "残念\n 配役が残念でした。特に福島と加藤それはないでしょ。テレビ放映しても、見たいとは思わないかな。 " + }, + { + "date": "2017-08-28", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "うーん、いかがなものか?\n せっかく、三谷&NHKがすっ飛ばしてくれた「関ヶ原」、これでは誠に、いかがなものか…。「天地人」「軍師官兵衛」「真田丸」と観てきた後で、この脚本では、まずいでしょう。脇役、特に福島と加藤の役がひどいし、伊藤歩さんと中越典子さんが同一人物に見えて、本当に判らなかった。この四人のシーンを削って、「直江兼続」「小早川秀秋」を膨らませれば、まだ良かったのでは?あと、今回の役所広司さんは、駄目!CGであの腹を描く意味?あるだろうか?ちょうど「真田丸」が放映されている頃に、撮っていたハズ、これでは駄目です、「内野家康」の勝ち。「エベレスト」「海賊と呼ばれた男」「追憶」そして「関ヶ原」…。それよりも、「木更津キャッツアイ」「SP」「図書館戦争」それぞれのシリーズ…。岡田准一さん&周りのスタッフのみなさん、もっと「楽しめる作品」にも参加して下さい。「健さん」、高倉健さんは、「任侠映画のスター」を死ぬほどやってから、「国民的スター」になりました。まだまだ、「大作一辺倒」は、早いです。「ひよっこ」は、まぁ頑張っていたほうかな?みなさん、次回作に、期待してます! " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "司馬遼太郎の関ヶ原\n 正義感に溢れるが、不器用な石田三成。天下の為なら徴略、裏切りなんでもござれの徳川家康、この二人を両極におき物語は展開していく。司馬遼太郎は家康が嫌いなのか?と思わせるほどの家康の悪者感がすごい。それを家康役の役所広司がさらに引き立てる。難しい言葉が多く、かつ捲し立て、さらに訛るという聞きづらさMAX。だがそれが臨場感を出している。雰囲気は伝わるので問題ないが、言葉に関しては自分のボキャブラリーのなさに嘆く。関ヶ原の戦いはたったの6時間で決着がついたが、そこに至るまでの駆け引きなどがうまく描かれている。この物語の第二の主要人物は西側と東側の忍者たちであり、家康と三成の情報合戦に一役も二役もかっている。途中、同じ忍が誰に使えているのか分からなくなったりもした。なんにせよ、とても良い歴史映画であり、歴史、日本史好きにはたまらないであろう。日本の未来を決定付けた関ヶ原、その一つの解釈。また日本史を勉強し直したくなること間違いなし。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "マニアによるマニアのための作品\n セリフ回しが早口かつ一本調子また、歴史背景の説明がほとんどないためエンターテイメントとしての時代劇を期待していると完全に裏切られますまた、戦闘シーンでもドローンを使用して俯瞰し説明的なカットを入れれば楽しめるものを中途半端なリアルさを求めているためまったく楽しめませんでした#銃の使い方、戦闘時の隊列など#本気で当時の装備を考えれば#ああいった画には絶対にならないと思いますこの映画を楽しめるのは・岡田准一ファンで、彼がスクリーンに写っているだけで幸せな人・関ケ原マニアだけでしょうわからないやつはついてこなくてよい的な傲岸さを感じる作品でした " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "テレビドラマ版にはかなわなかったよ…。\n 1981年の元旦に3夜連続で放映されたテレビドラマ版は6時間半。石田三成役が加藤剛、島左近役が三船敏郎、初芽役が松坂慶子、徳川家康役が森繁久彌、豊臣秀吉役が宇野重吉、本田正信役が三國連太郎、鳥居元忠役が芦田伸介、福島正則役が丹波哲郎、加藤清正役が藤岡弘、宇喜多秀家役が三浦友和…(ホンの一部)。ググレばググル程、凄くてクソワロタ。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "ん~、複雑\n まず、役者が早口すぎるのと各地のなまりが入るので、内容が理解しにくい。後、加藤、福島あたりのそこそこ重要武将の役者が有名どころじゃないので、誰かわからなくなる。戦場でも映画なのだから、もう少し軍団の違いが分かりやすくしてほしかった。歴史好きなだけに、もうちょっと丁寧に作って欲しく、残念でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "前知識のない人にはツライ\n そもそも映画の2、3時間で描き切れるテーマではないから、全体概要を掻い摘んでつなげた様な感じの作品。特定の登場人物に感情移入することも不可能。ストーリーのポイントが、かなり間引きされている形ゆえに、前知識のない人にはチンプンカンプンな映画に映ること必至てあるだろう。ネット評価が低いのは、この辺りに原因があるのではないか。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "とにかく話がよくわからない\n 早口、昔の言葉、方言が多すぎて、今どっちがどんな状況でどんな駆け引きが行われているのかさっぱり理解できませんでした。途中地図などを使って説明しているのですが、まったく見ている側には伝わりません。あの話にくノ一は必要だったのか?朝鮮どうこうの同胞は必要だったのか?とにかく理解に苦しむ作品です。このような作り方は「関ヶ原」を楽しみにしていた原作ファンも歴史ファンも一般も誰も得しません。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史知識なくての楽しめはする。\n 自分は戦国時代などの歴史物が好きで楽しみにしていました。ちなみに原作は読んでいません。正直な感想としては歴史好きには物足りない戦国感かなと思いましたが、小早川秀秋の裏切りの見解はなるほどなって感じでした。歴史好きな彼氏や彼女や友達のお供でも楽しめる作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "戦国時代の映画、もっと観たい。\n 2日連続で観賞。1日目は少し疲れていてところどころ抜けているところがあり、その確認のために翌日再観賞。おかげで小早川秀秋(東出昌大)を見直すことができた。司馬遼太郎の原作をある部分忠実に、ある部分大胆に脚色した映画になっていた。司馬遼太郎が近江の寺に行った話から入るとは思わなかった。原田眞人が目指していたのは、石田三成(岡田准一)と小早川秀秋の復権だったそうで、それはよく表れていた。ただ、福島正則や加藤清正が石田三成につかなかった理由がはっきりせず、ここに三成の武将としての負の面があるはずで、司馬遼太郎も島左近(平岳大)の口を通して、三成の負の面を諌めさせたりしている。原田眞人は、そういう部分を少しひかえたのかもしれない。合戦になると、誰が誰かわからなくなる、というのはどうしようもないことなのか。映画では記号的に、パッと見て誰かわかるということが必要なのではないか。戦国時代、特に合戦シーンはその記号がうまく機能しないきらいがある。そこを日本映画では「豪華キャスト」でカバーするのだが。戦時の混沌を表現する、というならOKかもしれないが。でも、この原作、この題材に挑んだ原田眞人には敬意を表する。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "セリフが聞き取れない\n 上映時間の8割においてセリフがわからない。故に役者の演技が浮いて感情移入できない。編集の段階で修正すべきであった。合戦も映画として迫力はない。残念な映画だった。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力ありました。\n 原作が上、中、下巻の3部作なので三成と島左近の関係性などが少し薄い感じでしたが映画ならではの合戦シーンの迫力は凄いものでした。主役以外の人の演技もとても良く。特に島左近はとてもカッコよかった!寝てしまうかも…と不安でしたが。一気に見れました。映画館で見る映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "豪華俳優陣を使った金持ちの道楽映画\n 莫大な予算が掛かっていそうな豪華俳優陣と合戦シーン。そりゃ見応えもありますわ。悪くはないけれど欲張りすぎで尺が足りていない。いっそのこと二部作にすれば日本版レッドクリフのような大作(テイストは違うが)になったと思うのだが。とはいえ、興行収入とか度外視して作り手が作りたい作品を拘って作りました、そんな観客に媚びない映画だった。批判なんて全く意に介さないんだろう。(批判する気も萎える笑)尺さえ合っていれば僕は凄く好きでした。伊藤歩は好きだなぁ。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あとで学習の必要がありそう。\n 普通。あとでじわる可能性あり。私の知識のなさも関係しているので。これ、凄い宣伝していて一般向け映画のように思われるかもしれませんが、娯楽映画と違う。マニアックな映画だと思います、多分。でも、小説そのままでもないし、史実も完璧にコピーでもないし、監督の好きなようにした映画で、監督がやりたくて作りたくて作り、わかる人にわかってもらえたらいいです~という映画なんだと思った。最近の大河ドラマのおかげなどもあって、関ヶ原が誰と誰の戦い、とか、誰が裏切ったとかは、ある程度知っていたが、登場人物が多いにもかかわらず、主演と主演クラス以外の人が、陰が薄くて誰が誰かわかりにくく、合戦はごちゃごちゃした。家でパンフレット見て、自分の勘違いに気が付いたり(笑)。台詞が聞きにくいは、ま、それほど台詞重視、顔芸の映画ではなく、ストーリーの展開の理解には問題ないが、あとで、あの台詞が良かった的な感想はなかった。映像はきれいで迫力があるが、合戦のごちゃごちゃが何をしているのかわかりづらく、途中であくびが連発。最後でまた映画に戻ることが出来たが、あとはDVDで後々見直すことで追いつくしかない。俳優は頑張っていると思ったし、お歯黒メイクとか、美術関係や照明、撮影のカメラワークは、昔の時代劇っぽくて悪くないのだけれど、時代劇、戦国時代を熟知している場合は良いが、ほどほど、大河ドラマで学習したレベルの私には、あとでじわる、のかな?下鴨神社近くに住んでいるので、映画の撮影に来ていた噂は知っていた。あの時これを撮影していたのか!とそこは見慣れた情景と岡田君の見事な乗馬姿がきれいで嬉しかった。興奮したのは、このポイントだけ。初芽、必要なキャラなのか、理解に苦しんだ。司馬遼太郎の作品からの更なる変化で、なんだかなー。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "出来は決して悪くない。しかし長い。\n 原田監督がずっとやりたがっていたチャンバラ映画。その初めてのチャンバラ映画を「関ヶ原」でやると言う。個人的には原田監督の映画は好きなのだが、この監督、自分で脚本もやっちゃうものだから、自分の撮りやすいように原作内容を変えちゃう(苦笑)。関ヶ原って史実として誰もが知っている内容であり、原作も有名。原田監督が上手く脚色している事を願い映画館へ…。観終わった感想は「出来は決して悪くないが長い」だった。重厚感が半端ない。この監督、お金のかけ方が上手いというか、予算の適材適所への分配が上手いなぁと、常々思っていた。今作は重厚感を出す為に衣装に力を入れているのがありありとわかる。今回は今までの原田映画の中で一番予算が掛かっているんじゃないかな?ただ、やっぱり脚本が原作とかけ離れている部分が多かった(苦笑)。これを「司馬遼太郎原作の関ヶ原でござい」と言われたら拒否反応を示す人は少なくないだろうなぁ…。でも、変な脱線じゃなく、大筋へ向かう為の脇道を通っている感じだから、話が破綻しているわけではない。破綻はしてないが、当初二部作の予定の映画を無理やり一本にまとめたので、ここ端折るのかよ!って部分は正直有る。そして長くなりすぎた。後、原田監督らしい台詞回しは今回は鳴りを潜めてる。ちょっと寂しい気もするが、題材が題材だけにしょうがないか。(官兵衛と言われればそうなのだが)岡田君の演技は素晴らしいし、役所広司はやはり最高の役者だった。東出君はいい味を出し、小早川を見事に演じていた。女優陣も(所作は正直…だけど)有村架純は可愛いし、中越典子、伊藤歩は時代劇にこんなにも合うのかとビックリした。キムラ緑子さんってやっぱ上手い!良い俳優さんが原田組には沢山居る。素晴らしい演技だった。※蛇足だが、今回東宝と手を組み、原田監督はマジにアカデミー賞を狙いに行ったんじゃないか?という気がしてならない。なんだかなぁ〜って気持ちが消えずにいる。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "将の将たるものは\n 司馬ファンタジーとしての関ヶ原。更には味付け原田テイストを楽しみに待ちわびていたので、初日に突貫。まぁとにかく島左近の素敵なこと素敵なこと。これだけでも美味しく頂けるのですが、秀秋の苦悩や島津軍団の異彩など、「そこだけ2時間やって!」と言いたい位に個性輝くキャスト陣でした♪ただ、個人的には尻すぼみ感が拭えず、何だか勿体ないぞー!と思いながらエンディングロールを眺めていた挙げ句に、音楽の〆もプツリで、少し残念な思いをしたので、評点は少し下がりました。秀秋の苦悩はサイコーです。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "有村架純が惜しい。。\n 原田眞人監督らしい、新しいアプローチを持ち込んだ今の時代劇だと思った。なるべく先人のやらないことをやろうとしていて、セリフはかなり聞きづらいのだけど、そもそも、多分、どうでもいいと思ってるよな、きっと。おそらく多くの情報を理解できずに先に進んでしまったけど、でも面白い。ただ、有村架純の役はあってもよかったかもしれないけど、役不足だった。完全に配役の失敗だろう。ジョーカーゲームの深田恭子のスパイ役とかもそうだけど、なんで動けない女優、過去がなさそうな女優を配置してしまうのか。伊藤歩はよかったです。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "いやいや面白いでしょ\n このレビューをいつも参考にさせてもらっていますが、本作に関しては不当に☆の数が少ないような気がします。長いのでネタバレありでたたみます。ネタバレってなんだ?と思いますが…笑面白かったです。だいたい、あんなに大きな時代の転換となる出来事を150分の「映画」に収めようとよくしたなと。褒めてます。無理だ、だから今までだれも出来なかった。「鑑賞しやすい」「起承転結かっちりとした」「合戦シーン頼みの薄いドラマ」になったら嫌だなーと危惧していましたが、実際鑑賞できて、「めちゃめちゃ面白かった」です。岡田准一氏が石田三成をどう演じるか注目していました。私の中の関ヶ原での三成像は「融通が利かず、理想だけは高いのに世間知らずでキレやすいイタイ人。だけど義に熱く愛情豊かで憎めないバカ」なのですが、それをあんなにかっこいい岡田くんが演じてくれるのか、変にかっこよくならないか心配していました。が、結果はどハマりでした。良かった!人間的で、魅力的で良かったです。役所広司はじめ、俳優さんたちの演技は小気味良かった。セリフが聞き取りづらい問題は、「原田眞人監督作品ですから」で解決です。尾張言葉や鹿児島の言葉も音楽みたいで気持ちいい。内容が気になるようでしたら日本語字幕版を見ましょう。東本願寺や金剛輪寺などの重文の舞台や野外ロケ地も目を見張ります。美術を追ってるだけでも楽しい!もちろん合戦シーンは壮観でした。最近大河ドラマで合戦シーンを描かれないですよね。当時の武具や戦法はもう一回ゆっくり観たい。作品全体を通じて情報量が多いので、二度も三度も観たいです。司馬先生の語りもよかった。親切でした。紛れもなく、これまで描きたかった、観たかったけど、難しくて描かれなかった、という作品だと思うので、これから将来にわたって観られる作品だという予感がします。ちなみに初芽の忍びへのキャラ変は、私はアリだと思いました。伊賀者の伏線を張ることで、エンタメ要素が高まって映画として引き締まったと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感じる映画\n 日本の歴史始まって以来の最大の合戦を描いた、壮大にして雄渾な歴史絵巻。連合軍対連合軍の戦いなので、何せ、登場人物がそれでなくても多いのに、それ以上に、やや、徒に関連の人物を登場させてしまっている感がある。ただ、しかし、この映画、『観る』映画ではなく、『感じる』映画なのだなと、見終わって感じた。ストーリーなんてどうでもいい。歴史的考証なんてどうでもいい。この時代に、自らが信じるものに従って懸命に生きた数多の武将たち。名もない戦士たち。それらが織り成す壮大にして雄渾な人生を擬似的に感じる為の映画なのだ。この映画は観てはいけない。セリフを聞き取る事も不要だ。感じるのだ! " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n  セリフがよく聞き取れなかったので、字幕付きで見たかった。石田三成は小狡い悪者の印象でしかなく、戦国時代にはあまり詳しくないため人間関係や状況がよくわからなかった。戦国時代に親しんでいる人向けだったようだ。小早川が間抜けなヘタレって感じで面白かった。 合戦は兵がそれほどやる気が漲っていないところがリアルだった。ロボットやコマじゃなく、人格のある感じがした。武将たちも全体像を把握するのに苦労して手探りでやって様子が伝わった。 原作を読んでまた見て見たい。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "批判が多いけど、俺は面白いと思ったけどなー\n 批判が多いけど、俺は面白いと思ったけどなー " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "物足りない\n 今ひとつ、、、すごく素敵な作品だったんですが何か物足りない感じに迫力、演技、全て良かったのですが…うーん。という結果に。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "尺が足りない\n まずこの映画見る前に歴史の勉強した方がいいです なぜ徳川と石田が争ったか、なぜ徳川対豊臣にならなかったか、なぜ秀吉子飼いの武将が徳川に靡いたのか、なぜ合戦中にまともに働かない部隊が出たのか、ここらへんは知識として(俗説でもいいし一次資料真面目に読むなどどっちでもいいので)頭に入れておく必要があります。 だって駆け足すぎて何も知らない人からしたらさっぱり分からないと感じたからです。関ヶ原の戦い自体、戦の前段階で西軍はほぼ詰んじゃってるんですよね。 その前段階こそ大事に書かなきゃいけないけど、それだけで1本の映画が出来ちゃう。それに飽きるだろうし。 映像自体はとても良いと思います。合戦も見栄えあるし、役所広司さんの見事な狸腹、表情の演技、すごくよかった。 ただ他の方がコメントしている通り映画通してセリフ聞き取りづらいのが残念。 あと有村架純いる?w 忍び衆の活躍ももちろんあったんだと思いますが、ぶっちゃけヒロインとしての設定邪魔だったような。 映画館では年齢層かなり幅広くこの映画を見に来ているなーと感じましたが、原作読んだ方や歴史好きの方の感想も気になるところです。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "観た印象は、イマイチでした… 焦点の当て方や演出次第では、もっと良...\n 観た印象は、イマイチでした…焦点の当て方や演出次第では、もっと良い作品に仕上がる様な気がします。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "惜しい・・・\n 物語が駆け足で進んで行くのでこの時代を、ざっくり予習復習して鑑賞すればよかったです。 台詞回しも早口なので聴き取りにくく集中しないと置いて行かれそうに。 役者さん達も好演だっただけにもっと、じっくり見たかった。 惜しい・・・ " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "前宣伝につられて観たものの残念な仕上がりでした。\n 前宣伝につられて観たものの残念な仕上がりでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 3, + "review": "台詞が、聞き取れとれない‥\n 初日に家族と見に行きました。関ヶ原の合戦シーン、とても迫力があり、素晴らしかったです。主演の岡田准一さんの石田三成も好演で、個人的には、平さんの島左近が惹き付けられました。ただ、内容は残念でした。関ヶ原だから話の内容も結末も知ってますが、それでも、分かりにくい作品でした。分かりにくいとは、台詞が聞き取れとれない部分があり、台詞が残らない、映画館の観客がついていけない作品になってしまいました。製作者が何を伝えたいのか、受け取れないから、わからない。途中何度も、飽きてしまいました。楽しみにしてたのに、残念です。正直あんまり楽しくない映画でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "凄い迫力‼\n 歴史に疎い私ですがおもしろかった!合戦シーンは圧巻で手に汗握り、分かりにくい場面もありましたが熱い思いが伝わりとても楽しめました。パンフレットで復習してまた観に行きます! " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "ダイジェスト版\n 原作は知ってますが、原作ファンという訳でもなく、ただ、関が原という結論も分かっている使い古された題材をどのように調理するのか興味があって見に行きました。結局、映画の内容は大河ドラマのダイジェスト版を見さされたような感じで、話の展開が分かっているだけに、何も残りませんでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "何を見せたいのか?が曖昧\n 原作未読、戦国時代の知識はそこそこの自分ですが、関ヶ原を描くという意味では、合戦に至るまでの描写は楽しめました。1つ1つの台詞に情報量が多く、かつ「駆け出し男~」でも見られたテンポの良い台詞回しで進むので、色々考えながら話に追い付いていく感じが楽しい。ただしあの速さの台詞を聞き取れるのは、人名や地名などの固有名詞が頭に入っているからなので、戦国の知識が無いお客さんは序盤で早くも置いてけぼりになるかもです。合戦シーンそのものは、映画館ならではの大画面と音響でゾクゾクする反面、全体に説明不足で何がどうなっているのか分からないし、盛り上がる美味しい場面を何故かやらない(原作に無いからでしょうか?せっかく麿赤兒さんがいるのに、島津もパっとしない・・)うちに終わってしまい、「え・・これで終わり?」という感じでした。正直、これなら「葵三代」の関ヶ原回の方が楽しめましたね。三成を悪い人に描きたくないのは伝わりましたが、それなら家康を悪として描けているかというと、そういう訳でもなく、三成vs家康の対立軸としてドラマが成立していない。じゃあ三成と予告で出てきた女忍びの物語が軸かと思えば、そっちもなんか薄い。個々の役者陣はいい演技をされていたので、見てて苦痛ではありませんが、見終わった後に何も残らないので、参ったなーというのが正直な感想です。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作好きな人にはいいかも\n まず、上映時間がめっちゃ長いです。本番の合戦シーンに至までが、果てしない。しかし、原作を尊重すると、やっぱりそうならざるを得ないかと。その辺りを了承した上なら、十分に物語を楽しめると思います。作品コンセプトなのだろうけど、三成が、正義、正義いうのも、仕方ない。正義対野望という構図は分かり易い。できれば、合戦シーンは、俯瞰的に陣を構えている全体感を見せながら、局所的な戦いを見せて欲しかった。あと、宇喜多はもっと重要人物と思うが、島津よりも取り上げ方が弱いのは何故なのか。色々あるけど、映画化したのはすごいと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "まぁ、こんなもんか。\n 2時間、それなりに楽しめましたが、何も印象に残りませんでした。歴史モノ、特に天下を争う英雄を描くならば、彼らがどのような政治哲学を持っていたのか。あるいはどのような国家ビジョンを描いていたのかについて、掘り下げるべきだと思います。本作で言えば、三成が何故「仁義」に執着するのか。彼に対峙する家康はどうであったのか。正面から史実を絡めつつ掘り下げて欲しかった。合戦シーンについては出来が良いですが、戦場を俯瞰するシーンがないので、関ヶ原の細かな戦況まで知らない方には、よくわからなかったのではないでしょうか。総じて言えば、脚本・合戦シーンともに『葵徳川三代』が如何に素晴らしいものであったか再確認しました。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "衣装が、よかった。\n 時代劇という一種のファンタジーにおいて最も重要な”衣装”というポイントをうまく抑えていて、とても良かったと思います。それだけでリアリティが格段に違いますね。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "伊賀者の描き方が面白い\n 普通、伊賀者は外部の情報収集のための委託者だが、三成方、徳川方とも伊賀者を身近に置いて、情報収集は元より、身内のように戦術の相談までしている。実際は家臣より重んじることはないが、くノ一を身近に置くなんておもしろい。また、伊賀者は仲間であって、たまたま支える人が異なるだけで、敵ではないらしい。伊賀者の集いのシーンは楽しかった。さて関ケ原。有名なので流れは分かっているが、小早川秀秋の葛藤が新鮮だった。三成を裏切った嫌な奴と思っていたが、捕まった三成に涙を見せる姿に秀秋のイメージが変わった。そして、自死を選ばす、殺されるまで生き続けた三成最後まで自分の信念で動いた三成。カッコいいです。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "またまたやってくれました\n さすが岡田准一さん。一切の岡田准一オーラを消し去り、完全に三成を演じられていました。もう少し初芽との進展もあればよかったなぁと思いました。確かに難しい言葉も多いかもしれませんが、眠くなるような映画ではなく、展開についていくぞって思えるような作品で、見ごたえがあります。私は歴史が苦手で関ヶ原の知識は皆無でしたが、その分もっと知りたいと思わせてくれるような作品でした。何度も見て、たくさんいる登場人物の心情を理解していくのも楽しいのかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "歴史史上の人物\n 歴史の教科書や辞典とかで読んでいた❗️やっぱり最期は悲しい😭特に石田三成の合戦で負けて追い込まれたあとが特に徳川家康はたぬきと言われるだけあって味方を作るのうまいし " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "残念\n 封切日だったので、席はほぼ満席。前評判の高さが伺える。予告編は上手いこと作っていたが、本編は期待外れだった。セリフが聞き取れない箇所が多々あった。そして、内容は冗長な感じがした。 " + }, + { + "date": "2017-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "充分すぎます!\n 充分楽しめました!感銘も受けました。原作はずっと以前に読みましたが本当の人物像はこんな感じだったのかもなぁと想像させてもらえました。三成の一途さや武芸に優れていているところや世渡り(?)の不器用さだったり、家康の裏の裏を読むタヌキ具合いなど良く表現されていたと思います。義と利のせめぎあい、面白かったです!他の登場人物も良かった!戦闘シーンも素晴らしく、霧が晴れていよいよ戦いが~と言うところでは こちらまでドキドキしてしまいました!私は結構歴史は好きなほうなので全ての出来事が理解できてとても興味深く観れました。ただ、お願いだからもう少しゆっくりしゃべってーと。台詞を聞き取るので疲れます。(日本でいちばん…の時もそうでした)秀次、秀秋、朝鮮出兵、関ヶ原の布陣などを少し知ってから観ると凄く楽しめる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "原田監督版戦国無双\n 最初にこの映画を見る前に承知しておいた方が良いと思うことは、これは司馬遼太郎の名前を借りてますが『ほぼ原田監督のオリジナル時代劇として見た方が安心だ』ということです。原作を読み返してから映画を見ましたが、原作ともTBS版とも別物です。定番と言われているであろう場面をかなりバッサリやられている武将もいます。尺が足りなかったのかまあコーエーも絡んでますしおすし、自由な解釈がOKな人は楽しめるかなと良い所はキャストと重厚な雰囲気です。昔の時代劇の空気が所々見られてグッとくる場面もあります。これがきっかけで歴史を好きになるジャニオタもいるかもしれない豊臣秀吉、徳川家康、島左近、赤耳、蛇白、大谷刑部は魅力があります。合戦も迫力あり。燃えますね初芽もくのいち枠としては悪くない以下ネタバレです。二丁拳銃と大作映画にありがちな大爆発はネタなのか " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "眠かった\n 眠かった " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 7, + "review": "期待し過ぎだったか\n 司馬遼太郎が原作小説を連載したのは 1964〜1966 年,TBS が豪華な配役で3夜連続の正月時代劇を作ったのが 1981 年であった。私が原作小説を読んだのは 40 年近く前のことになる。文庫本で全3巻の長編は,3晩に分けて長時間ドラマにするにはピッタリの題材であったが,高々2時間そこそこの映画にするには尺が足りないのではと思ったら,やはり不安が的中した。映像は,現存する安土桃山時代の建物をできるだけ活用しようとしたロケーションは見事で,普段は立ち入りが許されない東本願寺の御影堂や,大垣城に見立てた彦根城など,非常に見応えがあり,また,本当の関ヶ原での撮影なども見られて,30 年ほど前に出張のついでに歩いて回った関ヶ原の風景や位置関係が蘇ってくる感じがした。特に合戦シーンは見事で,当時の合戦はこんなだったのかもと思わせるだけのリアリティがあったと思う。一方、初芽を取り巻く庶民の姿は乞食にしか見えず、犬HKのタイム・スクープ・ハンターと同じ日本人蔑視が見られたのは腹立たしかった。残念だったのは脚本であった。原作小説と同じく,長浜の寺で秀吉と佐吉(後の三成)が出会うシーンから始まり,原作小説の冒頭の文章まで朗読されるので,これは原作を尊重した脚本かと期待したのだが,その期待はあっけなく裏切られた。何と,半分以上が原作と設定が異なっていたり,原作に描かれていなかったシーンであり,原作に出てきていない人物もやたら沢山登場していた。特に許し難かったのは、石田隊に沢山の半島人兵士が参加していたというとんでもない設定である。日本史を冒涜するのもいい加減にしろと言いたい!この監督は,「日本のいちばん長い日」のリメイク版でもそうだったが,あえて本道を外して斜に構えたような作り方をするのが鼻につく。結果的にそれ1本だけ見ても話が見えなくなってしまうというところが致命的ではないかと思う。本作を見て関ヶ原の合戦を知ろうというのは無理であり,予め歴史の教科書でもひっくり返して読んでおく必要がある。逆に,原作や当時のことが頭に入っている人には,かなり違和感を与えてしまうという困った作りになってしまっていた。余計な話を詰め込んだせいで,小山評定や島津の退却戦が描かれなかったというのは,一体どういうことなのかと思った。また,原作でも不要だった初芽の関連シーンは,今回もほとんど話の邪魔をしているだけで,三成が示す態度も,他のシーンとの違いが目を覆いたくなるほどであった。小早川秀秋の関連シーンと初芽のシーンは多すぎたのではないかと思った。役者は,現在の日本の時代劇俳優の不足感を痛いほど感じさせていた。役所,岡田,平あたりは流石だと思わせられたが,本多正信,大谷刑部,加藤清正,福島正則,黒田長政,安国寺恵瓊らを演じた役者が初めて見る顔で,三國連太郎,高橋幸治,藤岡弘,丹波哲郎,三浦友和などを惜しげもなく当てていた TBS のドラマ版に比べると著しく見劣りがした。有村架純は一人だけ現代人が混じっているような違和感が終始抜けずに非常に困り果てた。小早川秀秋を演じた東出はかなり頑張っていたように見えたが,当時 19 歳の秀秋を演じるには歳をとりすぎていた気がする。秀吉も,全く秀吉には見えなかった。一方,中越典子や伊藤歩は儲けものだったような気がした。音楽は初めて見る名前の方だったが,かなり頑張っていたように思えた。だが,ブルガリア民謡風の曲がなぜこの話に使われたのか,違和感が抜けなかった。長い戦闘場面に被せるには,やや力不足であったような気がした。グラディエーターのハンス・ジマーに比べてしまっては期待し過ぎであろうか?三成の人物設定がほぼ原作通りだったのに対し,家康の作りにはかなり違和感を感じた。役所広司の太った作りは特殊メイクなのであろうが,背が高いためにまるで相撲取りのようで,乗馬シーンなどは馬が気の毒に見えてしまうほどであった。合戦のシーンは黒澤映画に迫る迫力であったが,土埃の立ち方まで気を配っていた黒澤のこだわりに比べると,やや物足りなさを感じてしまった。こちらの期待し過ぎであったのだろうか。(映像5+脚本2+役者3+音楽3+演出3)×4= 64 点。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "最悪\n 誰が主役?何がいいたいの?その上、安っぽい恋愛。合戦も誰と誰が闘って、どっちが勝ってるのか、分かりにくい。途中で帰ろうかと思うぐらい駄作だと思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "関ヶ原を描けていないなと思った\n 秀吉やねねさんの演技が良かった ぎゃーぎゃーと方言でしゃべる田舎の成り上がりものの典型的な下品さが素敵でした 今までで一番自分のイメージしてる秀吉に近い それと東出さんの演技がすごく良かった 小早川秀秋が大嫌いだったのですが、逆に好きになりました こんなに可哀想な人生だったんだって 後にわずか21歳で変死した小早川秀秋の影みたいなものが東出さんは年齢差があるのによく演じられていたと思う 作品自体は素晴らしいスペクタクル映像でしたが、肝心の史実の関ヶ原の合戦自体に関しては全く描けていなかったと思います 石田三成公というよりは天目山の武田勝頼公ならばイメージにピッタリだと思いました " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "圧巻でした\n 今までの三成のイメージを覆す?観たら、必ず好きになると思います。真面目で融通がきかぬが故に誤解されたのだろうと。義を貫く石田三成の生き様、かっこいいです。島左近の忠誠心や、初芽への想い、友情、戦略、心理戦、情報戦…沢山の物が詰め込まれて見応え充分!観れば観るほど深まる映画!何度も観る価値あり!合戦シーンも圧巻でした! " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "関ヶ原\n あまりに事前の高評判と俳優陣が良かったので、期待度アップで観過ぎたせいかあまりにざっくり雑な感じで、セリフもよく聞こえなくて最後の槍付き自爆シーンにキャプションが出たのには驚いて笑ってしまった。そんな感じで見る映画だったのかな… " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "一部のキャラ除いて、皆クソだ~(笑)\n 役者さんではなく、登場人物が、です。司馬遼太郎の原作は読まずに観ました。でも原作を読んでいなくても、有名な合戦なので事の顛末は知っている人の方が多いのでは…私もある程度の展開と結末は知っているので、どちらかと言うと登場人物の心の機微や、史実に出てこない?であろう人物のストーリーを楽しんで観ました。でも腹黒の家康はもちろん、主役の三成も小物感満載(実際例小物ですが)、北の政所も性格悪いし、その他の武将も性格が魅力的じゃない事この上ない…一部の、仕えた人が悪かったね…っていう武将以外、クソばっかりでした。東軍西軍の混乱っぷりがハンパ無くて、人間とはきっとこういうものだったのだろうと妙に納得させられて、そういう意味では見事な映画です。司馬遼太郎が良いのかもですが。他の方が書かれているような、言葉が聞き取りにくいとかは、私は無かったです。コレって時代劇を見慣れていたり、方言を聞き慣れているせいかもしれません。一緒に行ったツレは時代劇はあまり観ないらしく、言葉が頭に入ってこないと言っていました。ストーリーの流れが駆け足なので、ちょっと慌ただしいと言うか、エピソードが深堀されないことの物足りなさを感じる人はいるかもしれません。あと、合戦モノなので生き死にの部分がやっぱりエグい反面、なんでこんなギャグっぽい展開?って突っ込みたくなるヶ所もありました。なんかちぐはぐな感じ。その辺と、主人公含めた登場人物の魅力の無さが減点です。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "歴史の教科書のダイジェスト。\n まさに学校で習った教科書の歴史のダイジェストを見せられたような作品でした。脚本が悪すぎる。あんなに演技派の役者揃えておいて全然活かせてない。司馬遼太郎の作品って感じが全くなかったです。。司馬さんの作品はもっと登場人物が魅力的なのと、作品全体を歴史だけでなく地理的にも俯瞰的に描いている上に、登場人物の思惑が絡み合うところを上手く描いているからこそ面白いのですが、そこを脚本が描けていない点で大減点でした、、、主人公の治部少(三成)のことさえ掘り下げられてない時点で残念でした。戦の映像が迫力があったのと岡田くんがかっこいいので2点で。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "役者と合戦シーンだけなら星5\n 合戦シーンは過去最高かと思います役者も良かった三成と左近の身長差オリジナルキャストもそこまでの違和感は感じない小早川の心の動き安国寺恵瓊の小者っぷりw大谷刑部も不気味さ、命の炎が燃え尽きる感じ見事でしたただただ脚本がクズすぎる石田陣地はなぜかラスト朝鮮人の手によって自爆しますなんだそりゃw " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "中盤以降の展開が分かりにくい\n 石田三成を演じた岡田さんは普通の顔なのですが、平岳大さんがゾンビみたいな顔になっててオカルトだったし他にもスーパーゾンビみたいな人がいた。とても戦える体調じゃない。物語の展開も雑で戦況が全く分からなくてドタバタ状態でした。小早川を演じた東出さんが良かったです。岡田さんは大河ドラマのほうが良かったように感じた。期待しなければ大丈夫、こんなもんだと思って見れば大丈夫 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "個々の映像は素晴らしい。だが、全体は盛り込み過ぎで消化不良。\n 司馬遼太郎の小説の映画化作品。うーん。あまり司馬遼太郎の本は読んだ事は無いですが、なんか、司馬遼太郎っぽいなと思ったらだめでしょうか?いや、個々の映像は素晴らしいんですよ。俳優陣も、岡田君に役所さん、そして平さんと、時代劇の経験が豊富な方々で、所作にも不自然さは無いし、映画と言う事なので、衣装や背景にも(たぶん)お金をかけて良いものを使っている。なので、個々のシーンは、大河ドラマを凌駕する様な、非常に質の良い時代劇映像なんですよ。でもね。でもね、通してみると、何かモヤモヤとしっくりこない気がするんです。なぜなのか。ここからは、完全に個人的な主観ですが、盛りだくさんの内容の司馬遼太郎の原作のすべてを映像化しようとして、映像に詰めきれなかったんじゃないですかね?だから、なにかぬぐい切れない違和感を感じる。それと、これは好みの問題ですが、初芽を軸としたラブの話なのか、あるいは、三成の義を通そうとする話なのか、なんか焦点がボケていた感じもします。まぁ、ここで不必要に、初芽とのラブの話に重点を置いてしまうと、誰も期待していないので、完全にダメダメになってしまったとおもいますけどね。でも、かなり不勉強でした。初芽って、司馬遼太郎の創作だと思ったんですが、インターネット上の情報によれば、本当に居たんですね。正直、このあたりの歴史の知識は、昨年の大河ドラマ『真田丸』によるところが多いので、真田家の話は厚いかもしれませんが、それ以外のところは薄目かも(笑)。でも、『真田丸』見ていて良かったですよ。三成と大谷刑部の友情は、あれで学びましたからね(笑)最後に。繰り返しになってしまいますが、個々の映像は素晴らしい。でも、通すと?と言う、ちょっと残念な感じでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "主役に魅力がなさすぎる\n 上映時間は長いのですが、テンポよく進むのでダレることはない。合戦シーンにお金かかっている割に、戦況がわかりにくく感じた。CG使うなり別のやり方はあったのでは。有村演じるくノ一の評価は見る人によって分かれそう(原作にあるのかもしれないけど、大名との色恋沙汰はあり得ないと思う)作品の一番の欠点は、主役の石田三成に魅力が全くなく心情移入できないこと(俳優の岡田が悪いわけではない)ちなみに貶しているけど、そんなに悪い作品ではないと思う。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "期待してなかったけど…悲しい\n せっかくの原作があるのに、改変が酷く、重要な場面がカットされ(小山評定、刑部とのエピソード、島津の敵中突破・・・)無駄につまらない映画になってしまった。主要人物も大半がカットされ(上杉景勝、宇喜多秀家、小西行長、吉川広家・・・)更に人物の掘り下げが足りてないので、原作も歴史にも疎い同行者は、なぜ安国寺恵瓊が斬首なのか全く理解出来ないようだった。登場人物が「三成」と呼びのも違和感を感じる。やはり「治部少」であろう。全般的に人称代名詞の統一・整理が出来ていない(致命的な脚本の欠陥)個性豊かなはずの武将たちを演じる俳優に魅力がなく(ほとんど無名俳優)誰が誰か分からなく、従ってどれが東軍で、どれが西軍かが歴史ファンでないとさっぱり分からない。岡田准一演じる石田三成がカッコ良いとしても、三成の「人望の無さ」が全く伝わらず、また金吾中納言の改変は許し難い点。2点だけ良かった点… 淀殿のメイクがそれらしかった点。母衣の説明部分。もともとあまり期待はしていなかったが、想像以上に酷い作品であった。非常に残念である。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "出来れば\n 合戦シーンは、西軍 東軍が分かるようにしてほしかったです。残念です。期待し過ぎました。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 7, + "review": "別の脚本監督で一度作り直して。\n 制作発表のころは、原作が好きで、かつ かすみんが好きで大変期待してました。そもそも映画の尺じゃ、ほんの一部しか表現できない、としても これほど、つまらなくできるのは、ある意味才能かもしれませんね。余分なシーンを入れて、重要なシーンをはしょりすぎ。 小山評定、島津の退き口等々。 原作を無視した改変も多くて・・関ケ原という、すばらしい題材があるのに。もう一度、別の脚本監督で作り直してほしいです。まあ、それでも、ある程度楽しめましたよ。この時代が好きな人はいいんじゃないかな。合戦シーンはそれなりの迫力。天と地とには遠く及びませんが。でも、この映画、歴史に疎い人には、わかんないんじゃないだろうね。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "戦国物の中ではよくできた作品\n 事前に見たレビューの通り、ある程度の戦国史の知識は必要だと思いましたが、僕自身は、戦国映画の中でも非常に素晴らしいものであったと思います。キャスティングも非常に的確でしたし、言葉なども変に現代語に迎合してなくて、合戦の仕方などもリアリティもありました。ただ、やはり、どうしても合戦になると迫力が欠けているというか、人員が少なく固定的というか、といった感じでした。それでも、非常によくできた映画だと思うので、見る価値はあると思います。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "期待が大きすぎた?\n 原作は3回以上読んでいるので、制作発表があってから、ずっと期待して今日を迎えたのですが、原作の持っている作品の凄みはやっぱり出ていなくて、台詞もはっきりしないし、がっかりでした。やはり、2時間半ではまとめきれないのでしょう。開戦の抜け駆けや、島津の捨てがまり等しっかり描いて欲しかった。2時間位の2部構成にしても描ききれるかどうかの作品なんだと改めて感じました。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "テレビドラマ\n 正直ここ最近の大河ドラマを見てるようでした。初芽は原作通り愛妾の設定で良かったのでは?最後の関ヶ原のシーンに初芽のシーンが所々に入り込む度、しらけました。残念。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "歴史好き向け。\n 長い原作をちゃんと一本の映画として成立させてます。ただ最低限の戦国時代の知識が無いと楽しめないかもしれません。初芽の出番が多くなってますが、気にならない程度。娯楽作品にするには納得の演出。気をぬくと大河の官兵衛とごっちゃになりそうな点は注意。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "大河では不可能な合戦シーン!\n どうやって撮ったのかというド迫力の合戦シーン!!構図も構成も素晴らしい。細部の美術に至るまでリアルな戦国合戦が体験できる。重要文化財等もう2度と見れない場所で多く撮影されており、それがさらに没入感を誘う。役所・滝藤・岡田・平の演技が巧みで引き込まれた。特に役所広司は天才ぶりをいかんなく発揮しており唸るばかり。ちゃんと武将の名称や誰の本陣かのテロップが字幕で出るしナレーションも大河みたいにあるので問題ない。いよいよ合戦に向かっていく臨場感はすさまじく、こんなに日本映画で興奮したのは久方ぶりである。これは絶対劇場の大スクリーンで見て欲しい。ほんと参戦したいくらいに興奮する。それぞれの武将のキャラもたっており、島左近は見惚れるほど。最後の三成にはほろり。岡田准一の馬術が国体級に凄い!時速40キロで飛ばす馬上からの手斧、とくとご覧あれ!これ程の合戦シーンは人生最後だと思う!パンフレットに歴史的背景が詳しく書かれているので先にそれを読むのがいいかも知れない。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "役者がいい!\n それぞれの役者さんが役にぴったりだと思いました。言葉が分かりにくかったりする部分もあるので何回も観れば観るほど魅力がわかる作品だと思います。原作を読んでから観た方が話がスムーズに頭に入ってくるのではと感じました! " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "もう一度見たい!\n 石田三成役は岡田准一さんがぴったりだと感じました。以前テレビで岡田さんが「ちょっとしたこだわり」についてお話していたので、それを見てから映画を見ました。いざそのシーンになると「おお!」という感動がありました。岡田さんの細かいこだわりが映画の見どころの一つでもあると思います。歴史要素・恋愛要素の両方があるので見ていて全く飽きません!そしてもう一つの見どころは石田三成の言葉です。映画の中の三成の言葉がとてもかっこよく、身に沁みました。それが岡田さんだったからというのもあると思います(笑)合戦のシーンもスケールが大きく、リアルで見ごたえがあります。これは私だけだと思いますが(笑)、合戦のシーンを見ていて「昔の人はこうして亡くなった方もいるんだ」「家臣がなくなるとどういう気持ちなんだろう。」と考えすぎて泣きました。歴史が好きな方にも、そうでない方でも両方おすすめです!歴史好きな私にとっては最高の作品でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "残念\n 司馬遼太郎の関ヶ原を読んだのが中学生の頃だった。日本人なら誰でも知ってる合戦’“関ヶ原”それが今作でどの様に映画化されるのかと楽しみにしていた。冒頭司馬遼太郎の語りで始まるシーンはこれから始まる大きな時代の流れを感じされる物語としては期待も膨らんだ。しかし此処までででした。この壮大な時代絵巻を描ききれてない。東軍、西軍に関わる人間関係が今ひとつ分かりづらい。司馬遼太郎の原作を読んでいてもその流れを掴むことは容易ではないだろう。わからぬままどんどんと話は進んでいく。短い時間の中で描かなければならない制約もあるかと思うが此れではこの物語に入り込めない。原作には無い忍びと三成の恋模様も人の残酷さとの対比としての狙いも分かるのだがいかんせん関ヶ原の戦いに発展していくストーリーも中途半端になってしまっている。キャストは豪華だが役所広司さんの家康は違うんじゃないかと。一年前に関ヶ原の映画化が発表された時にとても楽しみにしていた分残念でならない。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "う~ん。\n 脚本が悪すぎる。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "予習が必要です\n 歴女であっても予習が必要です。というのも、武将の名前とこの俳優さんが一致して初めて内容がすっと入ってくるから。ないまま観ると、とにかく追われて誰がどうなって…というまま終わってしまいます。2回鑑賞してやっとこの人の役柄は○○と見れた感じ。それでも島津の薩摩言葉はさっぱり理解できず、字幕が欲しいと思うほど。皆早口でのセリフですから、人物の予習をお勧めします。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "勝てば官軍。主役は誰?役所広司(徳川家康)の強さや豪放磊落ばかりが目に付いた映画。\n 勝てば官軍。役所広司(徳川家康)の豪放磊落ばかりが目に付いた映画。TOHOシネマズ伊丹で映画「関ヶ原」を見た。昨日は同じ道のりを「ワンダーウーマン」を見るために通ったのだが、昨日とは違って終始スムースに通行できた。土曜日と金曜日(平日)の違いもあるかと思う。午前8時50分から上映開始。上映開始15分前に到着。7割以上の席がすでに売れている。意外と人気があるようだ。主役は岡田准一(石田三成)のはずなのに、役所広司(徳川家康)の強さや豪放磊落ばかりが目に付いた。有村架純(初芽)、東出昌大(小早川秀秋)の扱いが必要以上に大きかったとも感じた。※勝てば官軍負ければ賊軍何事も強い者や最終的に勝ったものが正義とされることのたとえ。※豪放磊落気持ちが大きく快活で、小さなことにこだわらないこと。 また、そのさま。 ▽「豪放」「磊落」ともに度量が大きく快活で、些細ささいなことにこだわらないこと。上映時間は149分。長いがさほどの長さは感じなかった。満足度は5点満点で3点☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まとまりがなかったかなあ\n 前半は画面が暗い上にセリフが早口で何を言っているのかわからなく、よくわからなかった。石田三成像はよく分かったのですが、成長の過程や背景などをもっと描いてほしかった。音楽と映画のイメージがあっていなかった気がする。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "期待値が高かったがだけに...\n 最初から最後まで、役者のセリフが聞き取りにくく、言葉も分かりづらかった。おまけに内容も特記すべきストーリーもなく、戦のシーンも誰が何をしているのか、全くと言っていいほどわからなかった。期待していただけに、非常に残念。2時間40分、退屈でした。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト!\n 有村架純を含め、役者さんは素晴らしい。シナリオが残念。NHKなら40時間以上かける物語を2時間半にまとめるのは難しいとは思うが上手にエピソードを取捨選択してこその名画なので同じキャスティングで再挑戦してもらいたい。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "時代劇は難しい\n 岡田君や有村さんは良かったけど、史実に精通していないと時代劇は難しいですね。まず長くて飽きますし、全体的に画面が暗い。しかも台詞が早口で聞き取り難いのもマイナスでした。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "永遠のゼロと黒田官兵衛のイメージが重なった\n 結果がわかっているストーリは退屈だったが、岡田准一ファンとしては良いできかと思います。有村架純とのからみがもってあったらな。あとどうしても、黒田官兵衛のイメージが頭から離れませんでした。そして最後のセリフは永遠のゼロだね。 " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "先程鑑賞しました。また見たい!大一大万大吉!\n  本日公開、満を持して初回を見ました!司馬遼太郎「関ヶ原」の冒頭を上手く映画の冒頭にも使いながら、始まります。しかし画面からは姫路城の非公開乾小天守内部等、多くのロケーションで臨場感があり小説とは違う楽しさで溢れています。難点は石田三成(岡田准一)が初芽(有村架純)に心奪われ過ぎか?まあ、あんな素敵な伊賀者を「犬」とは思えないでしょが…もう一度見に行きます! " + }, + { + "date": "2017-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "不発…。\n 久しぶりの合戦モノで期待したものの…。やはり難しいんでしょうね。合戦シーンは、今の邦画では。群像劇の名手・原田監督ならではの見所は所々にあったものの、全体的に靄がかかってしまったか。岡田くんも流石だか正直もうひと頑張り欲しい。役所さんの存在感に勝ててなない…。まだ邦画でやれるところが見たい!との期待を込めて星一つサービスそして新たな見所は赤い母衣! " + }, + { + "date": "2017-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観に行きます笑笑\n 今日、母親と、一緒に、観に行きました。凄い、迫力で、びっくりしたのと、ちと、残念な、所があって、色々な、気持ちに、なりました。准ちやん、また、違う役を、大きな、スクリーンで、観たいです笑笑 " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "難しかった。 歴史の知識がないとしんどい 長い 岡田くんかっこいい...\n 難しかった。歴史の知識がないとしんどい長い岡田くんかっこいい家康デブってた " + }, + { + "date": "2017-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "正直\n 正直有村架純見たさに見ましたが岡田准一、役所広司などいい役者ばかりでよかったが唯一ちょっと本編長いかな… " + }, + { + "date": "2017-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "大まかな流れは歴史として知っているので、何を楽しむか、が問題。やっ...\n 大まかな流れは歴史として知っているので、何を楽しむか、が問題。やっぱり岡田准一のカッコよさ、かなぁ。全体的に何言ってるのか?早口だし、大声だし、よく分からない。意味が分からない、のではなく、言葉がはっきり聞き取れない。歴史もの映画(史実)はなかなか難しいですねぇ。 " + } + ] + }, + "207": { + "title": "万引き家族", + "reviews": [ + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 26, + "review": "曖昧な境界線に立たされる人々\n 家族とは何か、という問いはあまりにも多くなされているものだが、是枝監督の描く家族は常にその存在に揺らぎがある。家族であるかどうかギリギリの線を常についてくるというか。それによって家族とは何かという輪郭を浮かび上がらせる。家族であることが自明ではない共同体が、家族としてもし機能するなら、それにはどんなことが必要なのか。『誰も知らない』の母親は子ども達を見捨てたが、なおも彼らは家族であるのか。『そして父になる』は育てた子どもが実は血のつながらない他人だった、それは家族であるのか。あるいは『ディスタンス』で浅野忠信が演じた元新興宗教団体の信者は、教祖はお父さんみたいな人だったと言う。家族と単なる共同体の違いはなんだろうか。経済的困窮という理由で一緒に暮らす本作の家族は、ふとしたきっかけでバラバラにされてしまう。彼らは家族だったのか、ただの共同体だったのか。問いに答えはなく、監督は見つめるのに。安易に答えを出せないことが監督の誠実さの現れだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 36, + "review": "みごとな演技、みごとな映像。\n 多くの人が口をそろえて言う通り、安藤サクラはすげえなあ。ほかのキャストもツワモノ揃いでみごとだと思う。ただ、どこかに作品が、セリフのひとつひとつが、演者に頼りすぎているような違和感も覚えた。世の中から見向きもされない人たちに光を当てている意図はわかるのだが、さすがに名演技に、映画的なロケーションと撮影に、役者そのものの魅力に負い過ぎてはいないだろうか。例えば風俗に通い詰める聾唖の男性が池松壮亮だと分かったあのシーンで、自分は引いてしまった。あそこにナイーブ風な男前が現れてしまった時点で、見栄えのいいファンタジーになってしまっていないか。それが映画だもの、と言われてしまえばそれまでだが、社会的に阻害されている者を描くには作品自体がカッコよすぎないか。好みの問題でしかないかも知れないが、どこかしっくりしないものを抱えて劇場を出ました。 " + }, + { + "date": "2019-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 自分の常識は正しいのか… " + }, + { + "date": "2019-08-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "万引き不要\n 子供に万引きを強要する罪深さを知れ。 " + }, + { + "date": "2019-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "絆とは... 正しさとは....\n 見ていて本当にキツイの一言に尽きる社会の負の部分を本作ではまじまじと見せつけられる。しかしそれ故考えさせられることが多い本編では貧困、偽装、虐待,,,,そんな事情を抱えた人たちが家族のようにぼろ小屋に寄り添って過ごしています。しかし、とあることがきっかけで最後家族は、収まるべきとこに収まっていきます。社会的に見ればそれが正解なのですがそれが果たして100点なのか...本作ではそんな正しさについて投げかけています。絆とは... 正しさとは.... 安藤サクラ さんの言葉を借りるなら...なんだろうね...こういう問題だけをぶん投げてこちらに考えさせる映画は好きですねぇ。答えをこちらに委ねる感じが。見る人によってはとにかく刺さるそんな作品 " + }, + { + "date": "2019-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "政治家はこれ観てもっと考えてほしい\n 貧困や未就学児童問題、虐待や年金不正受給など現代の日本の問題をテーマに、足りない生活費を万引きで補い暮らしている家族の姿が描かれている映画です。■出演者全員の演技力が素晴らしい!飛び抜けて安藤サクラさんが素晴らしかったです!後半の泣きの演技は海外から絶賛されているのも納得です。リリーフランキーさんは抜擢でしたね。あの人の身体つきとか顔の雰囲気が失礼ながら・・もう「そのもの」って感じでww■貧困層の部屋がリアルお風呂の汚さ加減とか服がヨレヨレでシミとか付いてて結構底辺な暮らしっぷり。 ゴミ屋敷一歩手前みたいな(;´∀`)作られた家にしては手が込んでてリアリティがあり作品に入り込めました。■家族とは?・・と考えさせられるこの家族は血の繋がりが無いけれど、優しさと絆がありました。しかしそれはあやふやで壊れやすい家族であったとも思います。その証拠に、息子が捕まって逃げようとしたり・・おばあちゃんが夫の愛人の息子夫婦から金を貰ってたことを知り警察に全部白状する亜紀。おばあちゃんは貰ったお金は手を付けてなかったけどね・・。亜紀の為に貯めてたのかは不明ですけど・・。■海辺の初枝おばあちゃんの声なき声ここが一番好きなシーンです。最初「ゎぁー。凄いシミ」で笑っちゃったんですけどwwその後に声なき声で「ありがとうございました」って。擬似家族ではありましたが、その家族たちには深く感謝しているようでした。これは樹木希林さんのアドリブだそうですが、すごく印象的。■声なき声と言えば・・・祥太がバスで帰る時に追いかける治を見て・・声なき声で「父ちゃん」と言うシーン。本人に言ったら、どれだけ喜ぶか・・だけど自分がこれから進む道を考えて敢えて言わなかったのかなそんな風に思うと泣けてきます。■ラストは複雑バラバラになった疑似家族。祥太にとっては学校に行けるようになったが凛ちゃんは、またあの虐待夫婦に戻ることになった。。。ラストシーンで凛ちゃんが何かに気づいて外を見る。何かは分かりませんけど、希望であって欲しいと願いたいです。児童相談所の方が来た・・・とか。もしかしたら出所した信代かも知れない。邦画はあまり好きではないのですが、この作品は真に迫る中身の濃い作品で素晴らしいと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "貧困を扱った海外の映画が賞をとること多いし、見る機会も多いけど、こ...\n 貧困を扱った海外の映画が賞をとること多いし、見る機会も多いけど、これはその日本版てことか。本国の立場からだと、全然見方が変わってくるな。泣いてる場合じゃないもんね。 " + }, + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督らしい。\n 皆幸せになって欲しいなあ。色々考えた結果、もうこれで。良い映画です。 " + }, + { + "date": "2019-08-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "皆が\n 血の繋がりの無い集まりだったんだ。でも、全然本当の家族同士よりもある部分では家族のように感じた。最後それぞれの場所に戻され、バラバラになってしまったが、社会的には一件落着とされているが、実際は違うというのが今の社会の矛盾を表しているのか。 " + }, + { + "date": "2019-08-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "・・・。\n 演者の雰囲気はすごく好きでした。内容も面白かったです。ただ誰かは救われて欲しかった。 " + }, + { + "date": "2019-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そして父になる??\n リリーフランキー主演ということもあり、どうしても『そして父になる』とのシンクロニシティを感じてしまう。“血のつながり”によって結ばれた家族“共に過ごした思い出(絆)”によって結ばれた家族どちらの方が心の幸せを感じれるか?は、作品を見れば明らか。元の生活に戻った彼らは、本当に幸せなんだろうか??子役のゆりちゃんは、『冬の小鳥』のキム・セロンを彷彿とさせる。役柄も表情も、どことなく似ている気がする。 " + }, + { + "date": "2019-08-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ラスト15分でぐっときた。\n 名優陣に彩られた本作。底辺の家族を照らし出しながら進行するが、ラスト15分でいろいろなものが見えてきて、思わずぐっときた。池脇千鶴は存在感いいね。 " + }, + { + "date": "2019-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "一人一人は素晴らしい。景色もいい。以上。\n 安藤サクラの泣く芝居がどうのという話を聞いていたのでどこのシーンだと思ってたら…確かに。あれは真に迫ってた。芝居と言えば、芝居と言うか、リリー・フランキーもそのまんま、芝居してるとは思えない、今までで一番の出来じゃない?あと家の中のリアルさは何を参考にしたんだろう。 " + }, + { + "date": "2019-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現代の日本の社会問題と家族という枠組みについて深く考えさせられた。...\n 現代の日本の社会問題と家族という枠組みについて深く考えさせられた。なんでも結末を期待してしまう自分はまだまだ映画レベルが低いんだろう。でも、やっぱ最後すっきりと終わる映画がいいな。 " + }, + { + "date": "2019-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "本か\n 何にも教えられなくってもいい。何かをしてあげようとなんかしなくていい。ただ同じ景色を見て笑ったり泣いたりしてくれる、そんな人がこの世の中に存在してくれただけで生きたって実感ってもてると思う、そんなことを後からジワジワ感じてきました。これって何なんだろうと・・・すぐには感想が言葉にならなかったです。 " + }, + { + "date": "2019-07-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いろいろ考える、刺さる映画。\n 今更ながらDVDで見た。テーマがテーマなだけに全体的に暗い。雰囲気が「そして父になる」と似ているように感じたが、こちらのほうがよりどっぷりとした深さを感じた。セクシーなシーンがあるので子供やファミリーで見るのにはあまり向かないと思う。全員、演技がすごいです。リリーフランキーさんの「こんな人いそう感」すごい。もう「その人」そのものだ。安東サクラさん、演技に引き込まれる。その度に魅力が増して行く。子役の子もすごい。ちょっとした表情が無言なのにわだかまりを感じさせる。最後の方の安東サクラさんの答えるシーンはずしっと刺さるものがあった。とても芯の強い人、の役なんだけど、初めて人に見せていなかった一面を感じた。勝手に保護してしまったのはいけないことだ。ただ、彼らには事情があったのだ。徐々に明かされていく秘密もサスペンス感があってドキドキする。謎解きが好きな人も楽しめると思う。見終わった後のやりきれない複雑な思い、ボーゼン感がすごい。個人的にはいろんな方向から刺さる映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "思った以上に面白かった\n この監督の映画は当たり外れがあるがこの映画は面白かった。映画はやはり面白い方が良い。目を惹くシーンが連続してストーリーが少しずつ補完されていく。とても映画的で、愛すべき作品だと感じた。役者は全て魅力的で登場人物全てが愛に溢れていて良い心地で観れる。現実はこうじゃないって言うのは映画の評価に繋がらない。これは多くの人の心を打つために作られたファンタジー作品だと思う。家の前に溢れるコジキだらけの街で底辺として育った私でも、流石に現実と比べてこれはリアルじゃないって批判する気にもならない程、作品の完成度は高い。 " + }, + { + "date": "2019-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督作品の通説テーマ\n 是枝監督作品は、常に家族の形を題材にしてくるが、本作はまさにその集大成のように感じた。決して偏ったメッセージ性を突きつけるわけでもなく、でもしっかり考えさせられるし、最終的に何か心が洗われる感覚もある。役者の演技は素晴らしく、これ以上ないくらい自然だった。しかしながら安藤サクラの、終盤のいくつかの言葉に胸を打たれた人は少なくないのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2019-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣ご凄すぎる。 父ちゃん母ちゃんもばあちゃんもおねえちゃんも子...\n 俳優陣ご凄すぎる。父ちゃん母ちゃんもばあちゃんもおねえちゃんも子供たちも。それぞれが素晴らしい。血の繋がりなんかなくても本当に家族だったんだなと、思わせるシーンが満載。知らない子を保護しちゃったり、万引きしたりは犯罪なだけど、でも家族の団欒シーンはなんだかほっこりしてしまう。何が正しいのかいろいろ考えさせられる映画。 " + }, + { + "date": "2019-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うわー・・・\n うまくいかねーな、世の中は!経緯はともかく本当の思いやりのキモチがあればそれでいいじゃない、という結論にならない、やりきれなさ。そして愛情ってなんだろう0か100しかないのだろうか。90点ではダメなのだろうかそんなことを考えさせられる池松壮亮演じる聾唖と、池脇千鶴演じる性悪警官は、この繊細な映画では大味すぎた。そこだけが惜しい。 " + }, + { + "date": "2019-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ズシリ\n 是枝監督の熱心なファンという訳ではないけれどスルーはできないこのタイトル。軽い気持ちでは見れないと先延ばしにしてたがようやくデマンドで。擬似家族、曖昧な繋がり、それでも狭い部屋に片寄せあうように生きる人達。家族とはなんだろうか?監督はいつもそれを問うてくる。リリーフランキー、安藤サクラ、そして樹木希林。演技を感じさせないような演技。実際にそこに住んで居るような。そして二人の子供の存在感が素晴らしい。実際に貧困状態にある者にとっては決して絵空事ではない切実さを突きつけてくる映画でもある。これから先の日本が避けて通れない問題であるのだ。そんなことを考えた映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族のあり方について考える\n 是枝監督は数々の作品で、これまでも「家族のあり方」について問題を提起してきたと捉えている。『そして父になる』や「海街diary』。今回のそれも、同じく家族のあり方について考えさせる作品であったと感じた。とある歪な、一見「バラバラ」な6人が一つ屋根の下に暮らしているーーー。血の繋がりはないし、年齢も性別もバラバラだ。家計は苦しく、生計を立てる手段として常態化しているのが万引き、紛れも無い「万引き家族」だ。作品が進むにつれ、そこには色々な形の愛があり、確かな家族がそこにはいたのだ。しかし、つまらない定規によって簡単に家族はバラバラになり、突如として歪さが露わにされる。この作品に出会うまで疑問にも思っていなかった定規。見終わった今となっては、それは本当に信じるべき定規だったのだろうか...。その定規によって、一つの家族がつまらない「集団」という括りにされるのであれば、その定規は手放していいものなのかもしれない。なぜならそこに愛はあったのだから。家族の存在意義は、家族に伝播させ、残るものがあるかどうかだと思う。しょうたが興じたビー玉遊びはゆりの中に活きているし、6人で身を預けた海の青はまたゆりの脳裏に強烈な思い出として焼き付いている。作中で描かれた愛は書ききれない。ゆでたてのトウモロコシから立ち上る湯気、花柄のワンピース、音だけ見上げた花火、ラムネの中で転がるビー玉...セミを追いかける少年の背中にかけられる「お兄ちゃん」という声、触れ合う肌、賞賛の言葉、存在を肯定する言葉たち....。愛を受けた者はおそらく人に愛を与えることができるのだと思う。傷ついた人に愛を与えることは実は難しいことではない。それは例えばそっと傷口を撫でてあげることだったり、抱きしめてあげることであったり。簡単に思えることも、時として難しく簡単でないことを知る。対極的な存在として描かれる“じゅり”の実の父母の登場でそれには突如気づかされる。一見外見は所謂「バエ」たビジュアルで登場する彼ら。しかし一度蓋を開ければ、あくまで愛を表現するために、彼らの傷口に触れればそれは禁忌行為であり、娘を抱きしめることさえこの人間には難しい。簡単なことは時として難しく簡単ではない。なぜだろう。改めて、今私はやはり、信じてきた定規でくくったこの歪な家族が、貧しくて卑しいように思えるはずなのに、私は今愛しくてたまらないのだ。 " + }, + { + "date": "2019-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "万引き家族\n 是枝監督は社会を浮き彫りにしている 家族全員が社会に殺されているような切なさを感じるその中でもどうにか生きようとしている姿は今の日本そのまま独居老人児童虐待、労働者問題、家族は助け合わなきゃいけないのにそれができていないあの小さな女の子だけは救われて欲しいけど、それもかなわない万引き家族、の題名より、声に出して呼んで、の方が好きだけど苦しい人生の中で小さな明かりを見つけたのにその明かりが消されてしまうのは悲しい初枝が海で最後に何を呟いていたのかな?わずかな幸せを願っているのに神様は叶えてくれないのか幸せな気持ちにもなれた場面もあるけど切ないよね " + }, + { + "date": "2019-07-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "結局は大人のエゴっていうか、 それに巻き込まれるしかない子供達の理...\n 結局は大人のエゴっていうか、それに巻き込まれるしかない子供達の理不尽。もやもやしたまま終わる系 " + }, + { + "date": "2019-07-23", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "これで賞とっちゃうの?\n 是枝さんの手法、もう飽きてきちゃった。いまいち。 " + }, + { + "date": "2019-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の絆って何なんだろうか\n 生きるため、万引きは仕方なかったのか?家族の絆は、どのようにして生まれる?底辺で生きるって難しい。 " + }, + { + "date": "2019-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "犯罪と常識の境目 歪でも確かな家族の形\n 今は良くても、いつか必ず破堤するし、取り返しのつかないことになるのは考えればすぐにわかるのに、それを考えない。要らない物でも盗んで集めて家の中は不潔な上に不要な物で溢れている。貧困の連鎖、教育格差、社会的倫理観の欠如。それはこの人達だけの責任ではないし、でもだからと言って誰かが簡単に止めれるものでもない。そもそもこんな風に偉そうに誰かが止めようとする必要もないのかもしれないと思うくらい、劇中での彼らはとても幸せそうだった。社会の規律を守ることは結局犯罪の抑止力にもなるけど、だからと言ってその規律通りにしようとすると必ず歪みが生まれる。彼らは人の痛みがわかり、傷ついた弱者を守りたいと思う心優しい人達だし、実際保護されたりんは元の家にいた時とは比べ物にならないくらい人の優しさに触れられただろう。でも、やってることは万引きの強要だ。そのままずっと学校にも通わず(祥太同様みんな本当の家族ではないので公的サービスは一切受けられない)大人になるなんて無謀すぎるし、それが彼女や祥太にとって幸せなのかと言われると疑問だ。映画を観ていると、つい万引き家族に同情してしまう。こういうのもありかななんてさえ思えてきてしまう。彼らが平和ボケしてる恵まれた人間よりもずっと、りんの痛みを理解できたからこそ、関係ないと切り捨てられず、放って置けなかったこともよくわかるし、安藤サクラとのやりとりなんて涙なしには見られないくらい胸をえぐるものがあった。むしろ生暖かい環境で苦労を知らずに生きてる人間の方が浅はかで、理解が足りないというか、理解ができないことが多いんだということに憤りを感じた。祥太は万引きが悪いことだと知っていて、りんを仲間外れにしようとするけど、リリーに「役割を与えた方が居やすいだろ?」と言われて一応納得したような顔をする。でも駄菓子屋のおじさんとのやりとりの中で、やっぱりりんにはさせては駄目だと思う。リリーのことは好きだし、慕っているけど、悪いことを平気でするしさせてくる彼への戸惑いも同時にある。最後、りんが初めて自分から万引きしようとしたのを見て、これは駄目なことなんだと身をもって伝えたくなったのではないかと思った。万引きが生きる術だった彼にとって、捕まったらどうなるかなんて分からなかっただろうし、反射的に、お前は染まるな!と体が動いてしまった様に見えた。家族って何で繋がってるの?金でしょ?というセリフ。血が繋がっててもそんな家族も沢山あるだろうななんて思った。血が繋がってたって合わない人とは合わないし、愛が冷めた夫婦だってごまんといるだろう。万引き家族は確かに金でも十分繋がっていた。生きるために必要だから。でも、心も繋がっていた。それはあまりに歪で、おばあちゃんとさやかの関係なんてもう怖すぎて、でも同時に切なくて、なんて形容すればいいのか分からないけど、人間らしい感情で確かに繋がっていた。りんはなぜか虐待を受けていたことが伏せられ?元の家に返されてしまうけど、恐らく虐待は繰り返されるだろう。なぜノブヨやリリーは虐待から保護したと言わなかったのか、子供が産めない哀れな女が他人の子供を誘拐してしまったという話に片付けられてしまったのか、そこはとてもモヤモヤしたけど、犯罪者の声など、誰もまともに聞いてはくれないと諦めてしまったのだろうか?そういう色眼鏡で人は見るものだし、相談員の対応もどこか呆れ哀れむような態度だったし、実際本当にノブヨの母性が誘拐を引き起こしたと本人も思ったのかもしれないが。見終わった後、なんて余韻を残す映画だろうと一人で悶々としてしまった。まとまらないのでこの辺で。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "賞を取る作品らしい出来\n 家族を描く是枝監督。とにかく暗い…確かにこんな生き様の方々もいるだろう。映画で作品化して、問題提起になってるかと言えば、それは?だ、この真逆の裕福な、もしくは幸せな人達が、手を差し伸べるか?この社会問題を政治が解決してるのか?偽善者ぶった数々のレビューが本当腹立たしい。分かったようなレビュー。完全に対岸の火事じゃないか。しかし受賞作品となり、肯定的なコメントしないと、「あなたは分かってない」「理解能力低い」と炎上するのだろう。映画は自分の好き嫌いで楽しめばいいのだ。しかしチョイ役に、これでもかと名優が出演している事に関心しきり。これで是枝作品を観ることはもうない。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "みてよかった\n パターン化されたお芝居かな、また、と敬遠してました。でも見てよかった。出てくる地名も生活も季節の過ごし方も格好も台詞も子どもの頃から知ってるものだった。でも、その時なかった(見えなかった)現実を映画が見せてくれた。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 15, + "review": "万引き=バレないように盗る、万引き家族=バレ無いように盗ってきた家族\n この物語は安藤サクラのセリフ 「盗ったんじゃない、拾った。誰かが捨てたものを拾った」に集約されている。万引き家族は捨てられた人々。樹木希林は夫、安藤サクラは母になること、リリーフランキーは学歴や仕事(男性社会)、男の子と女の子は親である。(松岡茉優は後述)そんな面々が集まって全く血の繋がりは無いけど、でも最も心休まる「家族」を作った、という話。是枝監督は家族という血縁で繋がった価値観を壊したがるというか「家族とは何か。親や血は選べないし、それが自分にとって心休まらない場所なら、それは家族なのか?家族って心休まる他人でもいいんじゃないか」という価値観がすべての作品に共通している。ただ、家族の集まり方が「万引き」だった。女の子は虐待の上に腹を空かせていた所を、男の子はパチンコ屋の車の中からそれぞれ連れ去られている。子供達二人は恐らくそのままの場所に居たらネグレクトで亡くなっていた可能性が高いが一応、親の保護下に居た状況下から連れてきてしまっている。樹木希林は夫を奪われ一人ぼっちだったが同居という型で彼女の家にリリーフランキーと安藤サクラが転がり込んできた。さらに死も隠蔽され年金も「万引き」される。リリーフランキーと安藤サクラが「万引き」して作ったのがこの家族だった。(そもそも安藤サクラもリリーフランキーが前夫から「万引き」して奪ったものだ。リリーフランキーが作中で「俺は万引きしか教えられるものが無い」と言っていたが彼の人生は人からバレないように物を盗って積み上げてきたものだということだろう。)しかし万引きは犯罪である。それに唯一、対抗したのが男の子である。彼はもともと賢い子で最初から万引きに罪悪感があった。反面、バレなければ良いしその技術があるとも思っていたが柄本明に女の子を巻き込むなと諭された事で万引きが犯罪であり、はなからバレていることも悟る。この彼の贖罪の意識が万引き家族を崩壊させた。「時には犯罪も犯す血縁も無い社会的弱者が、彼らの居場所では安らぎを感じていた。果たしてそこは法律は犯していても悪だろうか?」が本作のテーマである。が、どうも私はこの作品にしっくり来なかった。それはテーマを重ねすぎた為だと思う。この映画には自分が確認出来た限り以下、3つの問いが掛けられていると思った。・社会的弱者が生きる為に行う犯罪は罪なのか?社会の欠陥では無いのか?・血が繋がらなくても心安らぐ他人の集まりは家族と呼べないのか?・社会的に間違っていても当事者に取って居心地の良い空間を世間は否定する権利があるのか?幾ら何でもテーマを重ねすぎた。どれか1つに絞り、それに映画の中で監督自身の見解を誠実に示すべきだ。テーマを重ねすぎた為に何を伝えたいのかがボヤけてしまっている。物語についてもっと細かく言えば私が疑問に思ったのはリリーフランキーが脚を怪我する場面。この怪我によって彼が働けなくなり、安藤サクラも職を失って仕方なく樹木希林の死を隠蔽し年金不正受給に手を染める。その行為に対して男の子が倫理感や樹木希林への愛情から取った行動で問題が発覚する、という流れならば生きる為の年金不正受給(法律違反)という善悪や倫理を問う問題提起が出来たはずだ。ところがこの怪我が後遺症も無く治る。物語上、全く怪我が機能していない。あの怪我の描写は何のために入れたのか分からなかった。もしくは是枝監督はそもそも何かの問いに対して自分の考えを示す事を目的としておらず、倫理命題を重ねて世間の常識(これも曖昧なものだが)とはかけ離れた所にあるユートピアを見せ観客の常識・倫理感を突き崩したいという欲求のために作っているとしたら、万引き家族は是枝監督がやりたいことが出来ている。しかし、それは映画として誠実なのだろうか?客から金を取って2時間の映画を見せ、その映画が見るに耐えない出来だったとき観客の損失は映画代だけでは無い。製作者は観客を2時間分殺した、映画製作とは人の生死がかかった仕事だという話を聞いたことがある。是枝監督は観客に倫理命題を突きつけた上で、観客から2時間奪う責任を果たしたのだろうか。だが、本作は非常に評価されている。その理由はパルムドールを取ったからだと思う。内容よりも海外での実績から良作とされているのでは無いか?では何故パルムドールを取れたかというと是枝監督の才能、人を綺麗に見せることができる力の為だと思う。この作品、万引き家族はずっと何か食べている。それも安っぽいスーパーの残り物やカップラーメンを下品に食うのだがそれがリアル且つ綺麗なのだ。もしも現実にあばら家に住む貧困家庭の食生活を見たら目を背けたくなるような光景かもしれない。しかし是枝監督はその環境をまるでこの世のユートピアのように演出してしまう才能がある。そこにヨーロッパが好む哲学的雰囲気を上乗せしたのでパルムドールを取れたのではないかと思う。そして日本人は海外の評価に弱い。これにより万引き家族は名作映画となったと推測する。この映画を見て観客に何を感じろというのか、何を感じて欲しいのか私には分からなかった。私が鈍感なだけなのかもしれないが少なくとも私には伝わらなかった。是枝監督の映画製作動機が「何かを伝えたい」では無く「観客の倫理に揺さぶりを掛けたい」ならば今後も私は彼の作品に拒否反応を示すだろう。最後に松岡茉優について。彼女はほかの家族とは違う。彼女は何かから捨てられた存在では無く、捨てた側の人間。推測だが彼女は元々、実の家族と自分自身に嫌悪感を感じていた(反抗期に由来するようなものか)。そこに自分の家族は樹木希林という女性の犠牲の上に成り立っているという事実を知り、樹木希林に対する贖罪と自分より不幸な存在から感じる安堵を得たくて、この家族に加わったのではないかと感じた。彼女の葛藤はとても現代的で理解出来る。しかし彼女の人物設定はこの物語で語ろうとする問題からズレている。松岡茉優自身の魅力もあり、彼女の場面は美しいのだが、この話の中では違和感を感じてしまった。先のリリーフランキーの怪我といい、この映画には物語が伝えたいことからズレている場面が多いのだ。その原因は恐らくだが撮りたい場面から物語を構想していった為ではないかと予想する。その結果、物語がチグハグな構成になってしまっている。脚本がテーマを貫いていないという印象。と、ここまで書いてふと思った。松岡茉優の立ち位置こそ、この映画を象徴しているのかもしれない。「よく分からない」という点で。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技がとにかく凄い\n ここまで演技が重要な作品は他にないのではないだろうか。この現実に対する風刺に対して演技がショボいと途端に破綻しかねないくらい不安定な作品にとんでもない素晴らしい演技があるからこそ素晴らしい作品になってると思う。リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、樹木希林さん。その他キャスト全員。本当に素晴らしい演技だった。内容が内容だけに面白いかどうかという尺度でしか物事をはかれない人には評価しにくいと思う。自分は非常に考えさせられる内容だったし、心に何か突き刺された気分になった。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "予想より説教臭くなかった\n 樹木希林に教訓を垂れさせるのは是枝氏の得意技だが、今回は抑えていた気がしたただ説明用の台詞はもっと減らせるかな観客は想像したい訳で安藤サクラと子役2人が素晴らしかったリリーフランキーは脇役の方が良い全体的に、確かにカンヌ受けもするだろうなという絵作りに、賞を獲るぞというあざとさは感じるしかしラストの展開は上手かった " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "考えさせられる映画・・\n 話題になった映画を1年足らずで地上波で見た。リリー・フランキーと安藤サクラの演技が上手かった。この映画を見て感じたことは「人の生き方に答えはない」ということ。何が幸せで、何が不幸かを誰も答えを知らないということ。ただし犯罪はいけない。この映画を見て、自分で答えを出して欲しいと是枝監督もメッセージを込めた筈だ。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "しょうたくんが可愛いかった。\n しょうたくんが可愛いかった。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん\n ふつうに観れました。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ワンパターン\n 相変わらずダラダラとした自己満足な映画でした。地上波で見ましたが、お金を払って見ようとは思わない。キャストに助けらている感はあるが、それにしてもつまらない。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "タイトルとは裏腹に\n そんなに万引きしません。いや、キーポイントになるところで出てくるんですが、観てる最中の印象は一人一人の…、何というか…、深いですね。 " + }, + { + "date": "2019-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "人の心は、割り切れない。\n 「理」と「情」の矛盾を突いてくるような作品。よく家族とは何か?みたいな話になるけど、家族かどうかよりも、幸せかどうかじゃね?という視点を与えてくれた。現代社会で見過ごされている「見えない人々」。言い方を変えれば社会的弱者ってことになるんだろうけど独居老人、ワーキングプア、児童虐待などなど社会問題をひとつに詰め込んだような重さ。駄菓子屋のおっちゃんが見せた優しさと厳しさは一人の少年を救ったけど、警察の「正しさ」は一人の少女を不幸にしたかもしれない。問題提起しっぱなしで終わっちゃうから、観る人を選ぶだろうし、モヤモヤも残る。でも、そのモヤモヤについていろいろと考えさせられる、良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-07-16", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "う、ううううーん。。。\n なにがいいか悪いか、とか日本社会の問題を浮き彫り?、とか万引きシーンの善し悪しとかこの家族?が意図するテーマ、とかまあ諸々の賛否両論のとこはこの際おいとくとしまして、個人的に感じたのは、、(以下、ややネタバレ)・・⚠️・・・・・・リリーフランキーとアンドーサクラの前科の設定が要らなかった、そんなわけのわからない出自なんか入れちゃうから、別のヘンに特殊な視点ができちゃった気がして、このシーンだけでこの家族が、一般的・普遍的・どんな人にもこうなる可能性がある、などの切実感のようなものがふっとんでしまって、もうホント残念でしょうがない。・・ " + }, + { + "date": "2019-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族の形はいろいろ\n 貧しさがリアルに表現されていた。家の感じ、着ているもの、、、役者さんの自然な演技にどんとん吸い込まれていって見入ってしまった1つ屋根の下に暮らせば家族。そのような感じがした。愛情や優しさの深さも感じた。好きなシーンは花火が見えないけどみんなで空を見上げるところと海でジャンプするところ。この物語のあたたかみを感じた。おばあちゃんに対しては扱いちょっと雑かった笑笑 " + }, + { + "date": "2019-07-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "日本の映画は素晴らしい\n 人って、家族って、生きるって何なんでしょう。観ながら、そんなことをずっと思ってました。そして、樹木希林さんも安藤サクラさんもリリーフランキーさんも松岡茉優さんも気迫のこもった素晴らしい演技でした。子役たちも素晴らしかった。日本を代表する映画の一つだと思います。 " + }, + { + "date": "2019-07-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ハッピーエンドでもバッドエンドでもない\n 終わり方に疑問を感じたので自分なりに考えてみました。するとそこがまたこの作品のいい所だと思いコメントをしました。最後のメッセージ性のある終わり方に私が出した答えは「元いた場所が幸せとは限らない」という事です。祥太は万引き家族といるより元の家族(パチンコで車の中に置き去りにする親)より施設に行った方がよかったりんは家に帰るよりあのまま万引き家族の元にいたほうがよかったのではないかと思ったりしました。そんな考えに辿り着きました。皆さんも是非この万引き家族を見て貴方だけの答えを出してみて下さい。 " + }, + { + "date": "2019-07-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "クソゴミの映画かと思いきや\n 色々考えさせられる映画だった " + }, + { + "date": "2019-07-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラの泣きの演技優勝\n 安藤サクラさん、リリーフランキーさんの演技が素晴らしすぎました。特に安藤サクラさんは拘置所で子供たちからなんと呼ばれていたのか質問された時に泣いたシーンが印象的です。母親になりたくてもなれなかった姿を映し出していました。リリーフランキーさんは祥太くんの乗ったバスを追いかけるシーンが印象的でした。ただ泣くだけ、ただバスを追いかけるだけなのに、家族の今までの時間をフラッシュバックさせるような演技に一気に引き込まれていきました。また、祥太くんが万引きでつかまったその後の映像では、今までの小さくて幼い姿から一気に成長したように見えました。いつまでもそのままの(逆にもっと老け込んだように見える)おじさんを置いて、子供はどんどん色んなことを吸収して成長していく、その反比例がまた切なかったです。是枝監督の作品はいつも家族の姿を空気感をとても大切に描いていらっしゃると思います。自分の家族とは全く違う姿だったとしても必ず自分に重なる部分があるのも是枝監督作品の良さだと思います。 " + }, + { + "date": "2019-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "観たかった映画\n Amazonプライム・ビデオて観ました。訳ありの偽家族だからそりゃ、お婆ちゃんが亡くなっても葬儀できないし、遺棄するしかないか。ショウタ君がワザと捕まったのは…偽家族の愛情を確かめる為かな。それともそろそろこんなことやってちゃダメだと気づいたのか。そこのところは個人の取り方次第かな。救いようのない話だけど、きっとこんな事実際にあると思う。実際にあっても殆どの人が見て見ぬ振り。ジュリちゃんは児相に入るべき。虐待されてた疑いあるんだから…親元に帰されたけど、あの終わり方は無いな。 " + }, + { + "date": "2019-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "天使たち\n 疑似家族だから血はつながっていないけれど、どうしてこんなに優しく強く、心も命も与えることができるの?「楽しかったし、お釣りがくるよ」と留置場で笑う安藤サクラ。哀しみが済い上げられて、自己犠牲と共助の祈りだけが自然に充満している。この日陰の一軒家は、あるいは天国とはこういうものなのかも知れないなーと、思った。もう何を書いてもレビューにならない。書いては消しの繰り返し。「観て下さい」というしかない。=============DVDは、二度目は字幕を出して観ると脚本・構成・編集の力がまた更に迫ってくる。囁き声も聞こえるし、口ごもった言いかけの呟きもわかる。 ― この機能は劇場派には味わえないDVDならではの特典。完成度の高さからみて、いじくって作っていない事が判る。監督の頭の中で完成していた物をそのままフィルムに焼き付けている。 " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "本当の家族とは何なのか\n WOWOWで視聴どうしようもない底辺の暮らしをする家族。後半真実が明らかになるにつれ胸を締め付けられ、本当の家族って何だろと考えさせられる。これは観るのに覚悟のいる映画でした " + }, + { + "date": "2019-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "皆が現実の社会を意識化するためにこの映画を直視しする必要がある\n 柴田治と祥太の関係が『The Glass Castle』(ガラスの城の子どもたち)を思い出させた。万引きを正当化して祥太にさせているが、その反面、祥太の気持ち、(妹への嫉妬、性の目覚めなど)の相談相手になってあげられる。子供の成長の過程である精神面を満足させてあげられる。この家族と言われる場は祥太にとって家族といえる場所なんだ。『にげた』という事実でこの夫婦は本当の親ではないと思うかもしれないが、いやあ、古今東西、『逃げる』という行動にでる親はいくらでもいると思いなおした。子供を殺す親もいるんだからね。でも、治は最後のシーンで本当に逃げたんだよと祥太の質問に事実で答え、翔太に謝り(私だったら、祥太と顔を合わして謝るが、、)、『おじさんにもどる。』といった。このシーンで二人の信頼感が増したと思う。駄菓子屋のおじさん(この人の存在は祥太にとっても社会にとっても必要だと思う。)の一言『妹にはさせるなよ。』で祥太は目覚めた。祥太もわざと捕まったんだよ(かわいい妹に自分と同じことをさせたくないから)と。架空と法律的には思われる家族として生活をしていた現実は終了したが、治は祥太の心の中では『お父さん』と呼べるものに変わっていった。なにが祥太にとってよかったのか?生みの親に戻っていくのがいいのか?答えはないが、祥太が成長してわかるかも。社会のシステムや倫理の崩壊、中小企業の操業死活問題、不倫の結末、略奪、貧困からくる教育格差、貧困(葬儀、火葬場の費用がだせないなど)年金の不正利用、DV、柴田のぶえを担当した警官の差別意識、海外留学という(現実を認め変えることに努力しない)見栄などなどの問題。これらは現実にいくらでもあるがここにを集約させている。監督は日本政府は財政をどう使うかに目を覚まして欲しいと訴えているのかもしれない。登場人物たちが一つの屋根の下で生活をシェアしている。社会にうまく馴染めない人々のあつまりだったり、行き場がなかったりする人が試行錯誤しながら社会組織の抜け道を模索しながら生きている。そして、この状態が社会から死角になってしまっているのが恐ろしい。そして、結果的に事件として扱うマスコミや施設などにも問題がある。それに、カンヌで賞を取ったのは結構だが、これは我々、一人一人がなにか変えていかなければならないと人々に訴えている映画かもしれない。それは思いやりだったり、声かけだったりする。こんなシンプルなことでも、人の悩んでいる心を変えることができるから。 " + }, + { + "date": "2019-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "未だ謎に包まれたままの状況です\n 映画「万引き家族」(是枝裕和監督)から。最近、映画館の中ではメモを取らずに作品鑑賞をし、その後、DVDになってから、何度も巻き戻しを繰り返し、気になる台詞を書き出す作業をすることが増えた。そうすることで、不思議なことに、映画館では気付かなかった面白い会話や演技を発見することになる。今回は、多くの方が鑑賞し絶賛しているので、なかなか選ぶのが大変だったけれど、どうして、日本でこういう家族が生まれたのか、気になった。物語後半まで、ひっそりと暮らしていたこの家族が、ある事件をきっかけに、世間に対して存在が知られてしまう。そして、毎回繰り返されるように、マスコミ各社が押し寄せ、家の前で、大スクープのように大騒ぎする。それを象徴するかのように、TVレポーターの女性が、こんな台詞をカメラに向かって叫んだ。「家族になりすましていた人たちが、一体何を目的にこの家に集まっていたのかは、未だ謎に包まれたままの状況です」たぶんこの話題は、翌日に違った事件、事故が起きれば、もう過去のこととして、謎に包まれたまま消え去っていくから、この事件の背景も、なぜ彼らがこのような行動したのかも、われわれ国民は、想像の域を超えないまま、次の話題に移っていく。そうした二次情報に振り回されている、慌ただしい日常生活こそ、今回のような家族を生み出しているような気がしてならない。確かに・・二度観ると、この作品の素晴らしさがよりわかってくる。P.S. (台詞ではないけれど、お見事というべきシーン)・海ではしゃぐ家族をじっと見守る、樹木希林さんの言葉なき演技。 " + }, + { + "date": "2019-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "泥棒にも三分の理\n 「泥棒にも三分の理」という諺がありますが、この映画はいわばその「三分の理」に焦点を当てた作品です。主人公たちの行動は、法や行政の見地から見れば完全に悪だが、経緯を見ると人情としては理解できるという感じです。そこから派生して、ではこれを悪とする法や行政等仕組みは真に人を幸福にしているのか、という問いに繋がりこの映画は終わります。テーマは割合ありきたりですが、描写が徹底して作り込まれていて役者の演技も自然なのでグングン引き込まれます。この手の作品は主人公たちアウトローサイドを美化しがちですが、この映画では一切なく、とことんリアリティーが追求されています。しかしそのせいか、ラストまであまりにも現実的になってしまい個人的には観なければよかったと思いました。映画全体を通して暗く重い雰囲気ですので最後くらいは(実際には多少不自然でも)スッキリ明るくまとめて欲しかったです。作品としての完成度はかなり高いと思います。しかし観終わったとき必ず陰鬱な気分になってしまうでしょう。 " + }, + { + "date": "2019-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人肌恋しくなる\n 風俗行くしかない。 " + }, + { + "date": "2019-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "万引き絆\n モノだけを万引きしたんじゃない。。。でも絆が生まれる " + }, + { + "date": "2019-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ある事件の裏側\n 是枝作品は、自分の読解力不足からか好きなものと嫌いなものがくっきり分かれて、毎度見るのが怖い。今作は前者だった。とても良かった。是枝作品の子どもの演出はいつも自然で凄いけど、その自然な演技に合わせる大人って実はスゴく大変なんじゃないだろうか?と思う。福山雅治とか、やはり不自然な存在に見えたけど、今回は登場人物全てが、本当にそこに暮らしているかのようなリアリティ。匂いまで伝わって来そうな映像にゾクっとした。あぁ、このまま疑似家族が幸せなままいてくれたら良いのに、海街ダイアリーみたいに子どもの成長で終わってくるたらと思うのだけど、そうは行かず、取り調べの下りは、もう何が正しいのかわからなくなる池脇千鶴がすごく悪いヤツに見える不思議。報道陣が集まる映像を観て、僕らはテレビで伝えられる表面しか知らずに、その裏側を全く知らずに判断してるんだなぁと見終わったあと、ズンっと来た。彼らは何一つ間違ってないように思う、だけど世間的にはこのラストが正しい。なんなんだろうこの世界は… " + }, + { + "date": "2019-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族のあり方\n なごやかな貧乏だけど楽しく過ごしている家族一見昔ながらの家族に見えるが実際は色々な秘密を抱えていた。万引きしか教えることがないって言ってたお父さん最後の少年が小さくとうちゃんって呼んだのは感動した。色々教わっていたんだなーと。家族のあり方、父としての優しさとかねまあ逃げちゃうのは悲しいよねおばあちゃんのありがとうの言葉も良かった普段からでてこないんだよね最後埋められちゃったけどねおばあちゃんもお金せびりにいったり、結構自己保身の強い人達の集まりでそれでも特殊な家庭が作られていた安藤サクラっておばさんみたいだなあなんて最初の印象から一変、ラストのほうはすごくよかった。虐待されてた子も、見せかけだけの母親の愛情よりあの家族にいたほうが幸せだったね実の親の部屋はこぎれいだったけど子供より化粧、でもきっとあの家族と共に過ごせたことで変わるんだろうなも思う。万引きはよくないけどね知ってて見過ごしてた駄菓子屋のじいさんは良かった " + }, + { + "date": "2019-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "刹那的で儚い家族の物語\n 格差社会の底で育まれた儚い家族の絆。側から見ると異常だが、確かに家族愛は存在していたのだと思う。ありきたりな感想だが、この子供達にとっての幸せとは何だったのだろうか?と考えさせられる。 " + }, + { + "date": "2019-06-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "是枝監督らしい\n 良くも悪くも是枝監督らしい作品だと思いました。ラストとか、ほかの監督なら「え、何?どういうこと?」となるけど、是枝監督だから、凪みたいな、何かあったとかでなく静かな何かなのかな、と思いました。樹木希林さんが相変わらず素敵ですが、歯がないために何を言っているのか分からない時があり、「……え?」となることがたまにありました。タイトルはパンチを出すための効果かな。万引きだけでなく、現代社会のリアルな問題が多々描かれていました。他の方の素晴らしいレビューを読んでしまい、自分ごときが感想を述べるべきではない、なんて思ってしまってます… " + }, + { + "date": "2019-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "凄い映画だ\n さすがです。パルムドールに値する素晴らしい映画でした。多くの人に見てほしい。 " + }, + { + "date": "2019-05-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく\n 一度観てください。泣ける映画とか、そんなのではありません。ちなみに「万引き か」と検索しても「万引き家族」に辿り着きません。余程この映画を観られたくないのですね。Googleもこの国の政府となあなあなんですね。 " + }, + { + "date": "2019-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "本当にある世界です\n 家族に万引きを教えられ虐待を受け家出をし水商売で働いた経験を持つ私からしたら全てのシーンやセリフが刺さりました。万引き家族は犯罪者の集まりです映画の世界を体験してない、見た事ない人が観たら何も響かない映画かもしれません。「犯罪家族」「虐待家族」「仮面家族」毎日虐待を受け続けると判断能力も鈍ります誰が悪いのかも分からなくなります信代がりんに言った「叩かれるのはね、りんが悪いからじゃないんだよ。好きだから叩くんだよなんて言うのは嘘なの、好きだったらねこうやってするの 」とハグをした時は涙が止まりませんでした仮面家族で育った亜紀は存在意義が見つけられず自分の居場所を探し続けています体を求められているだけでも必要とされる事に喜びを感じ、おばあちゃんが自分の変化を察してくれる事に幸せを覚えるシーンが印象に残りました。家族によって傷つけられた者同士が自然と集まり生活しているだけなのに愛情が生まれているやられた者だけが分かる痛み冬に出会った6人家族、最初は歪だったのに花火や海のシーンでは本物の家族のようでした。犯罪をしていて長く捕まらないはずがありません祥太は駄菓子屋のおじさんが教えてくれた事で自分が悪い事をしているんだと気付かされますが生活していく上でやらなければならない、妹にはさせちゃいけない葛藤の演技がとても素晴らしかったです。池脇千鶴さんの演技も素晴らしくどのセリフも腹が立ちました。笑「本当の家族だったらそんな事しないでしょ」「子供にはね、母親が必要なんですよ」確かに犯罪は駄目です全てを経験している私からしたらどの家族も最悪です愛情があるからまだよく見えているだけで犯罪を教えるなんて本当の愛情ではありません治と信代が働いておばあちゃんの年金でも十分に生活出来るはずなのにしない理由は犯罪者は楽な方に逃げるからだと思いますきちんと働いて稼ぐよりも盗む方が簡単誠実に生きるよりも邪魔者を殺す方が簡単ひとつの嘘を隠そうとまた嘘をつくのと同じでどんどん悪い状況に自ら堕ちていくおばあちゃんを床下に埋めた時に治が祥太に「おばあちゃんは最初からいなかった」と言った顔が怖かったです一部の情報だけ報道され真実が隠されたままりんちゃんは本当の家族に返されまた同じ悲劇を続けるラストがリアルでした親権がある人間がどんな人であるかを見る前に法的に「親だから」という理由だけで誰も守ってくれないのが今の日本の制度です、というメッセージ性を強く感じました。この映画で何も響かなかった方はとても幸運です親は選べませんから普通は大好きな樹木希林さんの作品で古傷が少し癒えました、観てよかったです誘拐までは出来ませんが私も困っている子供がいたらすぐに助けてあげようと思います。 " + }, + { + "date": "2019-05-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "観た人から感想を聞くたびに出る言葉は「難しい」\n 実際に観てみるとその「難しい」という言葉は何が正解なのか分からないことを皆が呟いているように感じる。法律上禁止されていること、もちろん殺人は何があってもいけないが、虐待されていてそのままでは死んでしまうかもしれない子どもをその場から連れて行くことが完全な悪なのか?分からなくなる。誘拐はれっきとした犯罪だが。日頃から犯罪者の心理学について調べたり、貧困のニュースなどを読むようにしている。貧困は選択肢を狭めていくと改めて実感させられた映画だった。 " + }, + { + "date": "2019-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "陰翳礼讃\n 「鴨川で野犬が群れている・・」きっと飼い主に捨てられたのだろう。いたいけない子供への虐待、絶え無い「いじめ」、名のある企業の不正隠蔽、強欲な経営者・・・。日々、心痛めるニュースばかりに接しているので映画にまでして観る気になれなくてスルーしてきた。特に不幸な子を見るのは耐え難い。本作の2年前にカンヌで同様のパルムドールを受賞した「わたしは、ダニエル・ブレイク」も貧困、社会的弱者を扱ったものだったが清貧を貫き、狡猾な社会制度への反骨のメッセージだった。是枝監督は同様な貧困、弱者でありながら、あえて汚すことで清らかさを際立たせる対極の演出で本質に迫っている。前半の絡まった描写と後半の解しの構成、予想通り辛い前半だが細野さんの音楽で救われる気がした。役者からスタッフまで一級を集めている。「家族とは、人の絆とは、生きることの矜持とは・・」持ち帰るものは人それぞれだろうが是枝監督のメッセージは間違いなく伝わっていくのではないだろうか。古い黒澤作品で「素晴らしき日曜日」という映画がある、戦後の焼け跡の中の貧しい恋人たちを追った名作だが時代は変わっても人間を見つめる温かく厳しいまなざしは日本映画の中に受け継がれていると実感させられた。 " + }, + { + "date": "2019-05-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "ありがとう\n ひとつひとつのシーンの細やかな演出の施しようは枚挙にいとまない。吹き溜まりのように集まった家族であるが、構成する各人それぞれの距離感の違いが微妙に異なり、それが立体的な照らされる。構図の中心にいる、リリー・安藤の擬似夫婦と2人の擬似子供たち。それに対して微妙なバランスで配される樹木・松岡。特に半分居候然としている松岡茉優のキャラクターをここに放り込んだのは、驚異の一手で、絶妙な緊張感を全体に与えていたようにも思える。一過的な家族、しかし所詮は個人の集まり。永続的ではないからこそ貴重でもあり、人生を通り過ぎ、心に住まわせ、人は次へと向かう。 " + }, + { + "date": "2019-05-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "持たざる者はどう生きればいいのか\n 生まれてくる親は選べない。家庭は選べない。まともに子育てしてくれてお金もそれなりにある親の元に生まれたらラッキー。でもそうじゃなかったら?お金もない、知恵もない、家も暖かいご飯も愛情もない。常識もない。なし崩しで生まれた子どもをネグレクトする。感情にまかせて虐待する。その子どもが大きくなって、また同じような連鎖を生む。もし自分がそんな環境で育たなくてよかったらラッキー。でも、見えないだけで、運悪くそんな親の元に生まれてしまった子どもやそのまま大人にならざるを得なかった元子どもはとてもたくさん存在している。持たざる者はどうやって生きればいいんだろう。幸せという文字が吹いて飛んで行ってしまうその日暮らし。運よく大人になれたらいいよね。でも子どもにとっては今ある環境がすべて。大人にとってさえ、一度道を踏み外したら、セーフティネットからあぶれてしまったら今のこの日本の中でどうやって生きればいいの?ないものは奪うしかない。弱かったら死ぬしかない。寄せ集めの疑似家族の中で、みんなが欲しかったのは誰かと繋がっているという感覚。そして生きるためのお金。みんな本当の家族の中でそれは得られなかった。映画の中で流れる一つ一つのエピソードが印象的に全体像を描き出し、最後へと向かっていく。見ていてしんどいのはそれが日々現実世界で起きるニュースの事件の一コマごとの、中身を辿っていったらきっと、そのうちのいくつかはこういう背景があるのではないかなと容易に想像できるから。各役者さんたちの演技があまりに素晴らしすぎてあまりにリアルで心をもっていかれてしまいました。1週間ぐらい引きずりそうです。 " + }, + { + "date": "2019-05-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "あれもう終わり?\n 終わり方が中途半端でモヤモヤが多くあまり感動は出来ませんでした。ストーリー自体は面白く最初から惹き込まれました。序盤中盤あまり人間関係についての描写がなく、予想しながら見るのもまたこの映画の楽しみ方だと思いました。最後の方で明かされるおばあちゃんと亜紀の関係性。そして発覚するおばあちゃんの本当の狙いにとても胸が苦しくなりました。結局亜紀は客の男とはどうなったのか、帰る居場所はあるのか。どういう形であれ、亜紀にはつらい思いをした分幸せになってほしいと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "リテラシーの判定に\n この映画に冷評をつける人のレビューでもっとも多いのが、親が子どもに万引きさせるのは、いかんじゃないか、という倫理への非難です。しかし、それは言うまでもないことかと思います。滔滔と倫理を説かれ、ひょっとしたら映画レビューを通じて、自らの正義感を披露しているのでは?と思えるのものもありました。映画レビュー枠を利用して「私は万引きを許さないモラリストです」と主張するのは、いささか効率の悪い自己主張ではないでしょうか。また、それを言うなら、根本的に、深作やタランティーノの映画を好きなら、暴力を肯定することになってしまう、かもしれません。もちろん、映画をどう見ようと個人の自由です。個人の自由ですので、言ってしまうと、万引き家族に倫理観を持ち出すのは、映画を見慣れていない人の意見だと思います。もちろん、映画を見慣れている人は、映画を見慣れていない人に比べて、優れているわけでも偉いわけでもありません。ぜんぜん、どっちでもよいことです。ただ、さまざまなレビューを読んだり、身の回りの意見を聞いて、この映画をDegradeする人は、どちらかといえば映画を見慣れていない人に多い、と思ったのです。NewsWeekでこの映画の海外の高評価を説明するコラムを読んで、納得したことがあります。それには、(海外においては)文芸映画を見る人種/層だけがこの映画を見たから(高評価だらけになった)、とありました。反して日本では、話題も手伝って、様々な層の人々、普段映画を見ない人も見たから、過度な酷評もあらわれた──という説明でした。なるほどと思いました。個人の自由ついでに言うなら、映画をレビューするばあい、映画を見慣れていることは、あるていど必要だと思います。見慣れている人が見れば、この映画への倫理批判は、お門違いですから。つまり、これに倫理うんぬんする人は、カーレースの客席から、レーサーたちのスピード違反に腹を立てているようなもの、です。 " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "万引きがメインではない\n レビューに感想が思い浮かばないって方がいたけど、私もその一人。私も含め、そういう人は幸せな日常を送ってきたのだと思う。血が繋がっていなくても、努力次第で、絆はできると描かれていたけど、その絆はものすごく脆くすぐに壊れてしまうものなんだと感じた。 " + }, + { + "date": "2019-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族とは\n 後半にぐいっと心を持ってかれました。家族とは?繋がりとは?は、もちろんのこと、低所得層の暮らしについても考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2019-05-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "評価高いが駄目だった\n 高評価だから題名から内容不安だったが期待してみたが想像通りで自分的には駄目だった。 " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルなし\n 出演者は強者揃い気持ち悪いくらい演技が上手いstoryも上げて下げてと辛く海のシーンは本当の家族のようでまた辛柄本明が怒らず話しかける1シーンがずっと心に残りました.是枝監督 受賞前雑誌インタビュー「犯罪は社会が生むという考え方は、70年代ぐらいまでは一般的だった。少なくともそれが建前だった。その建前があったからこそ、マスメディアが報道することに価値があった。報じることで被害者に二次的制裁を加えるのではなく、私たち自身の問題としてとらえるために。でも、いつからか犯罪を教材として社会に属する一人ひとりが考えることをしなくなった」.犯罪は駄目だけどSNSの二次的制裁それに阿るマスメディアこれがホント不快この映画を観て物事は一面だけではないこと色々と考えさせられます😖 " + }, + { + "date": "2019-05-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "家族とは?\n 本当の家族とは何かを考えさせられる映画。 " + }, + { + "date": "2019-05-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "どの目線から見るかで社会は全く違って見える\n つきことさんのレビューに触発されて、遅まきながら目黒シネマで鑑賞。現代の家族とは?人と人が一緒に生きることとは何なのか?格差社会、家庭内暴力、児童虐待、高齢化社会…現代の日本が抱える社会問題を凝縮した形で見せながら、しかもどこか明るさや人の優しさ、親しみなども感じさせる秀作でした。カンヌ映画祭や日本アカデミー賞で、この映画が高く評価されたことに、現代の都市が抱える問題の根深さを痛感するとともに、でもそれを直視しようとする「まっとうな人」がまだまだ多くいることに、一縷の望みを感じました。ロードショーの時期はとっくに終わり、WOWOWでも放映されるというタイミングでしたが、目黒シネマは朝一の回でも満席でした。観に来ていた人は、60代ぐらいの人が多かったけど、その中に混じって20〜30代ぐらいの若者も何人かいたことが、印象的でした。先日の池袋駅近くで起きた交通事故の加害者がいまだに逮捕されず、マスコミでも「さんづけ」で報道されていることに対して、ネット上で「上級国民は社会で優遇されてる」と騒ぎになっていると聞きます。こうした問題も、「物事を誰の立場から見るか」によって、見方が大きく変わる問題だと感じます。「万引き家族」は、世間一般から弾き出されてしまった弱い立場の人たちが、一般の社会規範から見たら「違法な行為」によって生計を立てていますが、「こうした人たちの目線から社会を見ると、こう見える」というのを徹底して描いており、しかも映画として高く評価されているという点がとても素晴らしいなと思いました。日本映画らしい、大げさでないリアリティ重視の表現、役者さんたちの真に迫る熱演、とりわけ安藤サクラさんが終盤の警官による取り調べで心情を訴える場面の演技は、「演技」を越えて役になりきっているように感じました。 " + }, + { + "date": "2019-05-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "揺さぶられる\n 邦画界のトップランナー是枝裕和監督の新作。都会の片隅にある、あばら家のような家にひしめき合う“家族”は家族というより“生き物の群れ”という感じで、芝居とは思えない生々しさと、どこか原風景的な印象がある。そのへんはドキュメンタリー出身の是枝監督の手腕と、それを支えるリリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林、松岡茉優という実力派キャスト陣の演技力だから成せる技なのかも。身内を虐待する血の繋がった家族と、犯罪でしか繋がれなかった擬似家族。どちらも間違っていて、じゃぁどっちがマシなのか。それを一体誰がジャッジするのか。自分の中の色んな「何か」を揺さぶられる作品だった。 " + }, + { + "date": "2019-05-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族\n 家族の形に多様性など無いと改めて知らされたような気がする。世間はステレオタイプの幸せから逸脱した途端に、生きる意味を奪うのである。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "家族てなんやろねって考えさせられる\n 家族て誰がどうやって決めるねんってなったわ。すごいいい映画や。これは本当に見てよかった。 " + }, + { + "date": "2019-05-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "家族とは?\n 家族というのは何を持って家族なのだろうか。家族の意味を考えさせられた。。結局は人が決めたものであって心が寄り添っていれば一緒にいてもいい。ただし、世の中にはルールがあって一緒には入れないこともある。あとお金が全てではないが暮らしていけるレベルないと幸せにはなれない。 " + }, + { + "date": "2019-05-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "難しい…\n 疑問がたくさん残る映画でした。・しょうたがなぜわざと捕まったのか・りんちゃんの最後のシーンは何を意味しているのか…・お姉ちゃんはなぜお客さんを抱きしめて、語った?のか私には難しくて理解することができませんでした。しかし、血が繋がってないからこそある絆というものは作品を通して、感じ取ることができたと思います。 " + }, + { + "date": "2019-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "カンヌの人にはこの作品は日本社会の縮図と思われているらしいけど、そんな風に思われては困る。もっと酷いと思う。\n カンヌ映画祭の最高賞を受賞したらしい。今までの作品全部での受賞ということなんだろうけど、単品で見ると見劣りするような気がする。名作風のシュチュエーション作って役者さんにそれなりの演技をさせて、時系列でずっと追っかけていくだけ。説明的な部分が全くないし、思い出しシーンもないし、なんでこうなっているのか、どういう気持ちなのか、登場人物の関係性も不明で、あまりストーリー性や演出的なものがない。ヨーロッパでは訳の分からない芸術映画がうける傾向にあるので、よくわからないところが感性で見る芸術映画っぽくていいのかもしれない。今村昌平監督の『うなぎ』も見たけど、この作品と同じような感じの作品でよくわからなかった。河瀬直美監督の『もがりの森』もカンヌで何かしらの賞とったような気がするけど、無視されてるような・・・あれは何だったんだろう?設定はわからないのだけれど、全体的な映像の雰囲気はドキュメンタリータッチ。でも出演者は有名な役者さんばかりだから、演技はうまいけれども何か浮いている。欧米の人が見たら誰だかわからなくて、ドキュメンタリーみたいに見えるのだろうけど、日本人はそういうわけにはいかない。カンヌの人にはこの作品は日本社会の縮図と思われているらしいけど、そんな風に思われては困る。もっと酷いと思う。本当はもっと救いようのないどうしようもない感じだと思う。この映画見ながら、そのうち闇金ウシジマくんみたいな人が出てきてたいへんなことになると思っていたけど、結局出てこないで、なんだかいい話みたいになって終わった。ウシジマくんが出てきたら、逆に本当っぽくなったかもしれない。だいたい万引きの認識が基本的に間違っていると思う。この映画みたいに生活が苦しくて万引きしているのなら盗人にも三分の理で、悪いけれどもなんとなくしょうがないかな?という感じになるけど、日本人は生活が苦しくて万引きする人などほとんどいない。日本人の場合は老若男女問わず、なんでこの人がそんなことするの?みたいな、何かに取り憑かれてやってしまうような、病的な人が多い。他のことも、設定がよくわからないのでなんとも言えないけど、そのままいったら本当に救いようのない悲惨なことになっていくような気がする。この作品は日本の社会問題にひっかけてはいるけれど、別に掘り下げているわけではなく、実際はファンタジー的な映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2019-05-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "奥が深すぎる\n 奥が深すぎる " + }, + { + "date": "2019-05-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "じわじわ来る\n いい映画だった。じわじわと感動が来る。見終わった後に、いろいろ考えさせられる映画。別れた後に、また会いたいと思うのが本当の家族かな。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "何、あの終わり方。スッキリしない\n 前半何やらほっこりしながら見てたのに、後半から最後までイライラ、ムカムカしながら観てました。無駄な時間を過ごしました。最後の終わり方にも 不満爆発です。もう見ることは無いな。 " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "マン引き家族\n 松岡さんの胸がすごいなぁというだけの作品 " + }, + { + "date": "2019-04-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "日本映画における久々の良作\n 今の日本で、このような物語を実写で作ったことがまず素晴らしい。テレビでドキュメンタリーを作ってきた監督が、テレビという媒体では表現できなかったであろう自分の思いもまた込めて、貧しさや家族の有り様などを様々な角度からたっぷりと描いた。週刊誌やワイドショー、コラムのようにありきたりの表現でオチをつけることはすまいという、粘質の覚悟が細部にまで感じられた。巷で言われ尽くしているが、役者たちがまた凄い。特に安藤サクラ、樹木希林の二人は狂気がかった迫力がある。 " + }, + { + "date": "2019-04-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "不道徳な映画\n 家族愛があれば何をしても良いのか?ちょっと哲学的なテーマの映画だったかな。ホラー映画や殺人がでてくる映画を不道徳な映画とは思わないが、なぜかこの映画を見ていたら、子供には見せたくない不道徳な映画だなと感じてしまった。是枝監督ファンには申し訳ないが、いかにも是枝監督らしい作品だった。つまり、後味が非常に悪い。前半のややユーモラスタッチの流れから、逮捕されてからの超シリアスモードになるギャップについていけなかった。そもそも、ゆりの面倒をみるようになったのは、親から暴力を受けていたようなので、保護したいこともあったはずで、彼らが捕まった際に、そのことを弁明する場面がなかったのは脚本の手落ちだ。また、祥太が捕まったのは、ゆりが万引きで捕まらないように、あえて自分が身代わりになって万引きをしたのであったはず。つまり、祥太のゆりに対する、愛情までとはいかないかもしれないが、少なくとも思いやりの気持ちからだったはずで、その帰結(例えば、最後のシーンで、ゆりが欲しいと言ったがあげなかったネクタイピンを実は持っていて、彼の愛情がわかるとか)が何もないのは、はなはだ欲求不満を生じさせられた。 " + }, + { + "date": "2019-04-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "評判の割にちょっとイマイチ\n 評判の割にちょっとイマイチでした☆。後半はのめり込んで観ましたが。 " + }, + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "偽物家族の支えあいから生まれた何か?\n 偽物の家族の姿を描いているが、観ている内にこの反社会的な生活をしている風変わりな家族を危ういし上手くいく訳がない…と思いながら反面上手くいって欲しいと願ってしまう。児童虐待は容易に治せるモノではない。病的な精神や病的な社会から来ているとしたら、難病だろう。祥太もゆりもさして変わらない状態から夫婦に拾われて(誘拐)されているがゆりは捜索願い提出まで2ヶ月、祥太に至っては探されてもいない様子(パチンコ屋駐車場で車上狙いのついで)ゆりを家に戻しに行った際にのぶ代がゆりの家の状況を察して膝をつき、ゆりを抱えてしまうシーンや逮捕後にのぶ代が母親について聞かれた際に母親の条件について捜査官に答えるシーンはグッと来た。樹木希林も「子どもは親を選べない」と言いながら、のぶ代を選んだと答えるシーンもあり、この不自然な家族がお互いにとって必要な集まりだと思ってしまう。リリー・フランキーは愚鈍で祥太の質問にも満足に答えれず、ワークシェアリングも説明できない……教えれる事も万引きや盗みしかない。でもそれしか教えられないのだ。集まった偽物家族諸々に事情があり、彼らが一瞬の家族であってもあの家で居た時間は幸せだったと思う。偽物家族崩壊の引き金は息子が柄本明の店で万引きを働いた際に見逃し、「妹にそんな事させるな」と言われた事からと思う。勿論、祥太やユリが病気になったりしたら、彼ら夫婦は病院に置いて行っただろうから時間の問題だっただろう。全てが露見し社会的なルールに照らされて変化を見せる家族に切なさを感じる。評価を受けた部分を強く感じる事はなかったが妙に感じさせる所はある。万引き家族と言うタイトルに批判はあったがドラマとしてはもっと不謹慎なものなど幾らでもあるから十分だ。蛇足だが、安藤サクラがどーんと肌を出してくれてるが流石女優とは思う(笑)妙齢の色気が出ていて良かった。 " + }, + { + "date": "2019-04-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "本当に素晴らしい映画\n 世の中から見捨てられたような、血の繋がりのない人々が、都会の片隅に集まって出来た奇妙な家族。一人ひとりが本当に孤独を知っているから、一緒に居れることの幸せも普通の家族かそれ以上に感じている。見ていて、この幸せな生活が続けられるのなら万引きなんて大したことではないという気持ちにさせられます。その暮らしが崩れて、ネグレクトとDVのある本当の家族の元に帰った幼い女の子が可愛そうでなりませんでした。出ている役者さんの演技は、うまいとか言えるレベルではなく、現実にその場に立ち会っているとしか思えませんでした。カメラは作為を感じない淡々とした映像ですが。シーンの瞬間が深く脳裏に残る素晴らしいカットが数多く有りました。脚本は無駄なく練り上げられていて、余計に感じるシーンがまったくないと感じる上質な物でした。音楽の細野さんは前からファンでしたが、改めて感性の凄さを心底感じました。自分の中では、61年の人生でこれまで見た映画の中でベスト3に入る素晴らしい映画と思います。 " + }, + { + "date": "2019-04-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "家族の「形」ではなく\n 『家族のかたち』とよくいうけど、型にはめるものではないのだなと。『家族』ってそんなに崇高なもの?血のつながりがそんなに大事?血は繋がっててもいいけど縛るものではないよ?なんか、そんな問いかけが聞こえてきそうでした。監督は、家族が好きなんだなぁと。愛してるとかではなく、好きなんだなぁと。感じました。見てて凹む場面もありますが…嘘偽りのない描写だからこそ、『家族』という概念を善悪の価値観抜きでまざまざと映し出しています。人間の現実をスクリーンで描くとき、リリー・フランキーさんという人物は、とても重要。演技とも云えぬ自然体とも云えぬ何とも云えぬ佇まいは、とても貴重。地獄にいれば悪魔に見えるし、天国にいれば天使に見える。「その環境に置く」だけで、その環境に沿った人間に見えてくる。 " + }, + { + "date": "2019-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "見終わった後\n のこのなんとも言えない気持ち。家族というものを考えさせられる映画でした。途中まではゆっくり進んでいくのだが最後がいろいろあって忙しい終わり方も好みが分かれそう役者の演技がすごくて引き込まれます話題になってるし見て損はないと思います " + }, + { + "date": "2019-04-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "貧困、虐待、犯罪、その上に成り立つ家族\n 自分には関わりのない世界と思いながら、この貧困や犯罪を犯す環境に誰でもが少し間違えば陥ってしまう日本の現実。1つの万引きという犯罪から、どんどんエスカレートして、死体遺棄まで。ただ今の貧しさから逃れるために犯罪を重ねていく家族。血の繋がった家族が本当の家族なのか。それとも一緒に暮らしているという共同体が家族なのか。ラストに向けて、悲しい現実をどんどん突きつけて、問いかけてくる。あなたにとっての本当の家族とは何なのか。安藤サクラさんの尋問のシーンは、胸にグッとくる。すべてが解決しないまま、ラストを迎える。それがこの映画の伝えたかったことなのか。 " + }, + { + "date": "2019-04-06", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "皆さんのレビュー評価が良いのと\n 話題の映画だったので、ビデオパスでレンタルして観ました。この家族、全員血が繋がってなかったんですね。虐待から保護した女の子だけと思ってましたが、全て全員血の繋がりがなく少しだけ後半に驚きました。おそらく血の繋がりがないってわかるところが後半以外に何度かあったのだと思いますが、万引きするシーンなどがすごくハラハラするのでまともに観てなかったから、気付かなかったのかもしれません。まともに観てないのでレビュー評価は低めですが、柄本さん演じる駄菓子屋さん。見て見ぬ振りをしてくれてたこと。スーパーでの万引きで捕まったのは女の子を守るためだと思っていたが、駄菓子屋さんが潰れたと勘違いして「わざと捕まる」ように万引きしたんだなってこと。なんかいろいろと考えさせられました。この映画は、日本のダークな部分をみんなが見て見ぬ振りをしてる部分で本当は見て見ぬ振りをせずに考えなければいけない部分を伝えているのかなと思いました。虐待されてる子を保護したら、誘拐になってしまったり。仕事中に現場で怪我をしたのに労災がおりないことなど、弱いものが負けてしまう弱いものは泣き寝入りするしかない社会を伝えて観ている人たちに考えるきっかけを与えてくれてるのかもしれません。観ているときは、あんまり心に響きませんでしたが観終わってからジワジワきてます。なので、明日もう一度観ようと思います。 " + }, + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技力!\n ストーリーよりも樹木希林さん、安藤サクラさん、リリー・フランキーさんの演技に見入ってしまいました。ラストは私としたら、もう少し分かりやすくしてほしかったです。 " + }, + { + "date": "2019-04-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "血は繋がってなくても家族の絆は感じた でも最終的に結局バラバラじゃ...\n 血は繋がってなくても家族の絆は感じたでも最終的に結局バラバラじゃん自分の存在意義が感じられなくなるとすぐ白状したり見離したり絆はできたが結局脆くすぐ壊れる絆ニセ家族なんて所詮すぐに崩壊する。血の繋がりは大事だ。というメッセージならこれでいいがいまいちよく分からなかったでも監督のインタビューを見て感想が変わったこの家族を見ていて、どうかこのまま幸せに、どうか壊れないでくれと思うのに、自分達は結局この家族をこわす側の人間もちろんこの家族は悪い事をたくさんしているから壊されて当然かもしれない拉致、誘拐は犯罪だけどそのお陰でショウタやユリのように救われる子がいるそれでもそれは絶対に犯罪だ良くない事だというのなら、そんな犯罪のお陰で救われる子がいなくなるような社会にしなければいけない警鐘を鳴らす意味で、この映画がそういった問題を起こす人達に届けばいいと思ってつくったんだと理解し納得したそれでもやっぱりこのラストは切ないハッピーエンドで終わってほしかった2019/07/212度目の鑑賞 " + }, + { + "date": "2019-04-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "レビューを書かずにいられない\n 感じ方は人それぞれだしあまり人の意見は否定したくないけど、正直「犯罪が肯定されている」って理由で低評価をつけている人には憤りを覚える。これを観て真っ先に出てくる感想がそれ?この映画は(愛や家族の形までが)規律でがんじがらめになった息苦しい世の中への警鐘を鳴らすために、家族の絆や愛情を世の中で嫌悪されるようなゆがんだな家族の中に根付かせて表現している。(と感じる)彼らはニュース番組で見ると意味不明で不気味で不幸な家族。(家族ともいえないかも)結果として世の中の固定観念によって「あるべき」とされる姿に無理やり戻されてしまう。彼らはみんな世の中で孤立していて普通には暮らせない。お金を稼ぐ能力も乏しく、頭も悪い夫婦は万引きを繰り返す。そしてそのままにしておくと亡くなってしまったかもしれない子供たちをバカだから誘拐してしまって、彼らなりの精いっぱいの愛情かけて身を寄せ合って、貧しくそれでも幸せに暮らしている。金が稼げなくて頭が悪くて、でも思いやりや純粋な愛情をもった犯罪者家族を一体どうして「でも犯罪でしょ?」の一言で全否定するの。あなたは彼らのように思いやりのある幸せでいつも笑顔な家族が作れるの?虐待から一時でも女の子を救った事実はどうなの?犯罪の被害にあったらそうは言えない?彼らが盗んだのはいつもカップヌードルやシャンプーやお菓子だよ。そんなに全力でたたかないといけない事?他に生きる方法をしらなかった人たちをただ「犯罪者」で済ますのってあまりにも心がない。そこを見逃す人ばかりになってほしくない。とってもいい映画です。どうかあなたにも人を思いやる気持ちをもって作品を見てほしい。是枝監督の次回作も楽しみにしています。 " + }, + { + "date": "2019-03-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "めちゃくちゃ良かった……\n 外国語映画賞もなっとく " + }, + { + "date": "2019-03-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "色々ある愛\n 確かに 本当の家族よりも 他人の家族のが幸せかも知れないけど 犯罪は、認めない もっと違う生き方があるはず! あと中途半端な終わり方が不満 " + }, + { + "date": "2019-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "グランプリはどうかと思うが良い映画だ\n 評を読むと皆さん清廉潔白に生きていらっしゃるようで、人生に一度も犯罪を犯したことがないようである。この映画のテーマは現代の家族の稀薄性もあるが、親の立場で見ては本題にずれてしまう。ラスト子供二人で終わっているように、子供にとっての家族の存在意義を問いているのである。いや、もっと言えば親の在り方だ。子供にとって家族とは血で繋がっている必要性はあるのか?犯罪者であろうと親の資格はないのか?私はラストの子供がこれからどうなってしまうのか、幸せになれるのかホトホト心配になった。犯罪集団にとどまっていた方が幸せになれたんじゃないのかと。警察の捜査(=正義)を法治国家なんだから当たり前だと思ってるだけの人は可哀想な人である。もちろんだからといって犯罪を犯してよいわけではないけどね。 " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "万引き家族\n 日本の貧困事情を時宜的に捉えたものとしては共感を呼ぶ。受賞の理由の多くもそれだろうか。万引き場面にリアリティーの無さを指摘する投稿を多く見たが、これは映画用演技として見過ごすしかない。ただいかにもの映画演技をやってしまうのがやっぱり監督の才能の限界とか程度とかを映し出すものではあるだろうが、それよりもこの映画、騒ぎ立てるほどの内容は無い。一言で言って通俗浪花節的娯楽映画以上のものではない。もちろん娯楽映画で悪いことは何一つない。ただあまりに勿体つけた宣伝はしないでほしい。どれほどのものかとつい見てしまうではないか。映画が表現したいことは、血縁と戸籍だけが家族のつながりではないというあたりだろうが、そんなものは大昔から大衆小説芝居浪花節でどれだけなぞられてきたことか。新味も無い常識が物語りで演じられたにすぎない。まあそれを現実から借りるのでなくフィクションとして創り出したところそれなりに評価はできる。アイデアも悪くない。ただこれなら実在の愛情深い里子里親あるいは各種支援施設の一日を追うだけでもっと質と価値の高い映画ができてしまう。内容の重みから言えばそういうことになる。そして娯楽映画ならせめてもう少し見応えのある演技を見せてもらいたかった。演技者本人以外にもカメラワークや振り付けなど理由がありそうな気がするが、総じて演技がわざとらしい。気の毒だが主役のリリー・フランキーが特にそうだ。プロらしい才能と力量をうかがわせる演技ができているなと思ったのは唯一風俗勤めの娘くらいか。あとはちょっとましな感性と練習があれば素人でもなんとかなりそうなレベルで、特に見応えを感じさせてくれるものはない。但し子供の演技は基準が全く異なるので評価対象外。まあ何にしても映画は飽くまで商業活動だ。凡俗受けの観点からはこんなものなのかもしれない。もともと映画を観るほうではなかったのが、最近映画評を読むことが多くてあれも観たいこれも観たいと気分が盛り上がっていたが、これで一挙にさめてしまった。あれだけ騒がれてこれなら、他も推して知るべしだろう。無駄な金と時間を費やすのはやめにした。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "期待しすぎました。\n 昨今の社会問題と、家族のあり方を考えさせる映画なんでしょうか?万引家族という題名は面白いアイディアだと思いますが、万引きをすることで家族全員が生計を立てているわけではないので、違和感がありました。また、キャストは良い役者さんがチョイ役で出ていたりして贅沢な映画だと思いますが、見ている側の解釈に任せます的な部分が多すぎて、何故こうなったかのプロセスを省きすぎてもやもやする作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "描き切らないリアルがジワる\n 大袈裟ではなく善も悪も偏らず、全役者がごくごく自然過ぎて、ドキュメンタリーを観ているかのようなリアルがあった。最後の池脇氏だけ、あえて正義感を押し出したのだろうって感じたかな。それくらい、そうそうたる役者陣が地で行くガチ映画だと僕は感じた。暖かさも絆も、冷たさも汚らしさも、全てが真に刺さりながら、それでいて現実に身につまされる展開。よくある一つの答えに行き着かない、そこまで描き切らないリアルが逆にジワジワ来ました。「親から必要ないと言われて育った子が、あんなに自分より他人の事を気遣える筈がない」は、めちゃくちゃ深い。この話の帰結にも通ずる何かを感じざるを得ない。観れて嬉しかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "害獣映画\n タイトルだけ見て敬遠しているあなたへ。この映画は、あなたが想像している通りの作品です。人間の言葉を使う数匹の害獣が、私欲の限りを尽くして生きることを『家族』というキーワードを用いて美化している映画です。それを分かっていて、それでもこのクズワールドをあえてその目で確かめ、無駄にした時間とお金を後悔したいのなら、観てみたらいいのではないでしょうか。最後に、この映画のことが好きな人の意見を代弁して…「俺たち家族のためだもの。物を盗んで金払わないのも仕方ないよね!あっ、でも映画見るときは無料動画サイトは使うなよ!ちゃんと金払えよな(笑)」 " + }, + { + "date": "2019-02-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "最低な映画としか言えなくないですか⁉️\n 犯罪を肯定して、そこで繰り広げられる人間ドラマ。キャストは間違いなく素晴らしく申し分はない。しかし窃盗やら詐欺などを行って食い繋ぐ家族を描いた苦悩と人間ドラマを映画にするっておかしくないですか⁉️アカデミー賞とかいって、日本の恥を世界へ配信してるとしか思えない。犯罪を通して描かれる人間ドラマで感動したとか言う人達が世の中に溢れたら、世も末だね。この映画の本質は犯罪。 " + }, + { + "date": "2019-02-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "ドーンときた\n 酷い児童虐待のニュースや事件ばかり目にするのでますます映画がドーンど響きました。何が正しくて何が幸せなのか色々考えさせられます。安藤サクラさん、少し苦手意識を持っていましたがこの作品で引き込まれました。特に取り調べのシーンは圧巻です!! " + }, + { + "date": "2019-02-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "邦画の中では好きな映画です。\n この映画は凱旋上映を含めて2回見てきました。家族全員が血縁がない家族で万引きをしないと生きていけない、そんな悲しい家族を映画にしていて虐待を受けていた子供を守るために誘拐する部分がとても感動的でした、樹木希林最後の遺作をもう一度スクリーンで見ることができてとても幸せでした。出演者もリリーフランキーや安藤サクラ、松岡茉優等の演技派がそろっており、特に松岡茉優の体当たり演技が良かったです。あとは安藤サクラの演技がずば抜けていました、今まで見てきた邦画の中では1番好きです。個人的な評価は10点中8点です。子役の演技もよくて松岡茉優や樹木希林の演技に高評価です、欠点は最後に虐待を受けていた子供の最後があまり触れられていなかったのでとても惜しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-02-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "さすが是枝監督\n 「そして父になる」と同じく家族をテーマにした映画だが、メッセージが随分と違う。こちらは家族とか血縁がどうのこうのよりも、社会底辺に生きる人たちの生活を垣間見ることで、色々と考えされられる映画だと個人的には思った。生活保護とか犯罪者を擁護するつもりはないけど、そういう人達への見方が変わったかも。しかし、自分も家族の一員になったかのような気分になり、言ってはいけない事ではあるが、気持ち悪くなった。もう二度と観ないだろう。それはそれで描写が上手い証拠なのである。さすが是枝監督。これからも監督の映画は必ず観ます。そして、安藤サクラ、樹木希林、リリーフランキー、あと子役の女の子、すごくよかった。2018年7月鑑賞 " + }, + { + "date": "2019-02-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "前評判は良かったが・・・\n 賞を貰ったのは良かったが残念です。期待していたほどでも・・・ 題名も悪すぎて! " + }, + { + "date": "2019-02-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "個人的には是枝監督の中でも上位争い\n 樹木希林さん安藤サクラさん。もっともっと共演して欲しかったと心から思います。樹木希林さんの最期の砂浜での表情と、お母さんと呼ばれたかったの?と聞かれた安藤サクラさんの表情が忘れられません。 " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "エスプリ\n 俳優陣の素晴らしさはもちろん、スタッフ全員で作りあげたチーム是枝自体の完成度の高さを感じた。家族って何? という普遍的で答えが簡単ではない問いに真正面から取り組んだ誠実さに脱帽! フランスでは特に受けがいいということはあるだろうか? 本当に考えさせられた。こうかなと思うとすぐ、違う視点が顕われて頭を抱えてしまった。何より、家族についての固定観念が木っ端微塵になった感じ。陳腐な家族のイメージは、社会の変化に伴って変わるもんだね。 " + }, + { + "date": "2019-02-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n 良かった " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "血の繋がりもお金もないのに普通の家族以上に温かい家族。そしてその崩...\n 血の繋がりもお金もないのに普通の家族以上に温かい家族。そしてその崩壊。良かったは良かったし、何度か目頭が熱くなりましたが、大絶賛されるほどの作品でもないかなと思いました。 " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "つまらなくはないが自分には合いませんでした。\n つまらなくはないが自分には合いませんでした。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "富裕層にはさっぱりピンとこないアジアの異世界\n  凍てつく冬の東京の下町。治と祥太はスーパーで万引きして帰宅する途中に団地の廊下で蹲っている少女を見つけ家に連れて帰る。ゆりと名乗る少女を家主の初枝と孫の亜紀は暖かく迎えるが治の妻信代は不満顔。深夜にゆりを帰そうと治と信代は団地に向かうが外に漏れ聞こえてくる声は普通の家庭のそれではなかった。 狭くて小汚くてガラクタが積み上がったあの家は思春期の原風景そのもの。あの世界から何としてでも這い出したい、その切実な願いだけで思春期をやり過ごしてきた自分にとっては全然シャレになっていませんでした。運良くあの世界から抜け出せたのに似たような世界は中川沿いに今も横たわっている、これは物凄く痛い。 触れられたくない過去から逃げて来た者たちが肩寄せ合って暮らす様を暖かく見つめる目線と、彼らがふと零す言葉の端々に滲む社会に対する憤りが深い余韻を残す作品。是枝監督の作品は今回初鑑賞ですが社会の底辺で逞しく生きる人々の心情を日常のあるあるを織り交ぜながら丁寧に描写する演出は見事としか言いようがなく、それに応える演技陣の巧さにも感銘を受けました。特に樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優、それぞれの立場で母性を滲ませる演技には何度も泣かされました。“捨てたんじゃない、拾ったんです。捨てた人は他にいるんじゃないですか?”とボソッと吐き捨てる安藤サクラのセリフが特に印象的。 ちなみに本作を鑑賞したのは高級コンドミニアムが建ち並ぶ界隈にあるシネコンのプレミアムスクリーン。客層は近所に住む富裕層ばかり。貧乏をした経験もなければ下手すれば汗水垂らして働いたことも家事も洗濯もしたことがないような人達にとって、遠いアジアの小国にも厳然と横たわる貧困は全くの異世界だったのか全くピンときていない様子でした・・・まあそりゃそうでしょうけど。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "エンタメではないので\n 仕方ないっちゃあ仕方ないが、想像する以上の展開を見せなかったのも事実。監督の考える着地点というのを提示せず、世間で起きている問題をそのまま見せて放り投げている、という見方もできます。解決できない問題をそのまま提示するのであれば、ドキュメンタリーでもいい。フィクションならではの着地点を提示しなかったことに、若干の不満も覚えます。この絶妙な隔靴掻痒感→終わったあとも観客に考えてもらいたい、という監督のメッセージなんでしょうけど、劇映画には劇映画なりの落とし前が必要なのでは?「スイミー」がモチーフなら、やはり力を合わせて大きな魚に立ち向かうところが燃えるのでは?事実を基にした「タクシー運転手」がフィクショナルな「盛り」を加えたのとは対照的。だからって鑑賞後には重たいものが心に残らないわけではないので、私はそっちの方が肌に合うなあ。映画としての偏差値は韓国映画に引けを取らないと思うので残念です。その意味では「三番目の殺人」の方が楽しめましたが、あれではパルムドールに届かないのですね…。これを高級リゾートであるカンヌで、お金の唸っているセレブ達が観て涙している…と想像すると、なにやらうそ寒い光景ではあります。たとえばですが、実家に戻されたりんちゃんが死んでしまい、それが社会にどう波紋を投げかけるかというところまで描いても良かったのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "家の中の雑多な生活感が見てて楽しい\n ミニシアターでの見逃し上映回で、遅れての観賞。「自分で選んで来た家族の方が絆は強いのかも」に同感。役者全員の演技が素晴らしい。面白く笑えるシーンもあったしお奨めできる。夕立のシーンはスクリーンのこちら側まで風が吹いてくるような臨場感があった。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "心の1番奥の部分をえぐる作品。傑作。\n 心の1番奥の部分をえぐる作品。傑作。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かったけど、役者依存\n 役者の演技が凄すぎて、映画演出を超えてしまった感がある。脚本は良かった。語りたいことも多い。何が足りなかったんだろ。 " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族が、ほしくなった\n 是枝監督が描く「家族」の作品はいつも心に沁みる。そして、彼が投げかける家族の理想の在り方は、おそらく私が理想とするそれとよく似ていて、それでいつも切なくなるんだと思う。肩書で見えなくなってしまう本質とか。一緒に過ごす時間の大切さとか。お互いを真摯に見つめることの難しさとか。本作は、ものすごく極端な家族の話であった。倫理的に問題ありありなんだけども、貧しくも温かくて小さな幸せと笑いに溢れており、ある瞬間は奇跡のように「美しく」すら見える、という皮肉さ。ただ、単なる美談に留まらないのがこの話のキモであり面白いところ。成長と老いにより、家族のバランスは少しづつ狂っていってしまう。リリーフランキー演じる治は子供がそのまま大人になったようなオヤジで、ダメさ全開なんだけど憎めない。安藤サクラ演じる信代もちょっと人生に疲れた力の抜けたおばさん、くらいに思ってたんだけど後半の展開でいい意味で裏切られた。もう信代の事情聴取のシーンは思い出しても涙が出てくるし、治が面会に来るシーンの信代の「本当に幸せだったからこんなんじゃおつりがくるくらいだよ」という言葉にも号泣。もちろん犯罪であることも問題があるのもわかってるんだけど、どうかこの家族を元に戻してやってくれないだろうか、一緒に生きる道も探してあげてくれないだろうか、と願わずにはいられない自分がいる。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラの背中のラインが美しい\n もう何も言えることはない。きっと現実にない訳じゃない物語かと思うと目をそらしたくなるほどの。いわゆる幸福から見放された人々が血縁なしに寄り添い支え合って暮らす重く救いようのないストーリーと結末。印象に強く残ったのは、リリー・フランキーの「俺には他に教えるものはないから」のセリフの重み。あまり可愛いと思っていなかった安藤サクラがものすごく美人に見えた作品。 " + }, + { + "date": "2018-12-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "鑑賞記録\n 公開されたタイミングに、日本で傷ましい児童虐待の事件がありました。この作品を観て、それを想起しない人はいないのでしょうか。「正しい」とか「悪い」とかという一議的な概念では測れないものがこの世にはあるのだと思います。血の繋がりがなければ家族とはならないのか。お腹を痛めて子を産まなければ母親にはなれないのか。朝ドラヒロインの安藤サクラがふくちゃんとは180度異なる表情で魅せます。決していい気持ちにはならないですが、観終わった後に何かを残してくれる作品です。 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "賞狙いの駄作 もっと練って作れよ\n 良くも悪くも是枝色が満載(逆光気味のライティングとそのものズバリを見せずに感じさせる演出)で何も知らずに見ても「あ、これは是枝」と分かるくらい個性の強い作品。しかしナチュラルな演技を狙うほど逆にカメラアイを意識してしまうのだ。特にファーストカットでボケたスーパーの背景に男の子のがフレームインする所謂「待ちポジ」が最悪。続いてスーパー内を2人が歩く段取りどうりのカメラワークも最低で、のっけからいきなり白ける。ただただ安藤サクラの演技がスゴく今年の助演女優賞確定。タイトルに冠するならもっと万引きをプロらしくテクニカルに見せて欲しかった。 " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "どの部分を切り取ったとしても\n あまりにリアル。環境が、状況がというより、普遍的な人間の心理を浮き彫りにして突きつけられた気がした。人間は生きるために生きていく。家族とはその生きていく中での幻想の一つにすぎないのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族の話し\n 万引きの話しではあまりない、不思議な家族のあれこれの話し。けっこう重くて、観終わって色々考えさせられた。今も日本のどこかに、こういう人達がリアルでいるんだろうなぁって。樹木希林さんの演技がすごくて、特に海でのシーンが忘れられない。子供はいつまでも子供じゃないもんね。自分で未来を切り開いていくんだよ。どうか幸せに。。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "いい映画かもしれないけど。\n やっぱり、こんな映画作ったらダメだと思う。万引き肯定と勘違いされそう。個人的な意見だけど。 " + }, + { + "date": "2018-11-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "負の連鎖、唯一の救いはそこから抜け出せるかもしれない子供、若者\n この映画にメッセージがあるとすればこれだと思う。私はそう受け取った。複雑な現代社会の中で身を寄せ合って生きる擬似家族、その絆が素晴らしいとかそんなことではない。子供の時に教育を受けられなかったり、愛を与えられなかったりするなどの事情があり、彼らなりのやり方で生きてゆくしかない不器用な大人たち。正直、見ていて辛くなるし、後味も悪く、見なければよかったとさえ思った。しかしこういうことは現実にあるのだ。幼い時に、十分に愛されないということは、決定的に大きなハンディキャップである。それを自分の努力で埋めることはとてつもなく難しい。治は正統な努力の仕方がわからなかった。もう変わることは難しいオジサンだ。オジサンは難しい。信代は母になることで変われるかも、と思っていたのかもしれない。でも、「ウチらには無理だった」と言う。亜紀はまだ若い。似た境遇の青年と出会ったことは彼女にとって良いことかどうか?必要な経験だろうか。希望の星は祥太。賢く、学ぶ力もあり、自ら別の環境に行くことができた。りんはひと夏の想い出を胸に、ここではないどこかへ行きたいと思いながら育つのだろうか。信代が、りんのおねしょを臭い、というところからの下りが一番キツく、胸が痛んだ。幼少期に虐待を受け、過去に正当防衛で人を殺しそれを悪いと思っていないということで彼女が少し解った気がした。常に生きるか死ぬか、やらなければやられる、という環境で生きてきて、他人への思いやりや愛の表し方を知らない。しかし彼女には生きる力があり、全ての罪を自分がかぶるという選択をした。彼女にもまだ前途があると信じたい。 " + }, + { + "date": "2018-11-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "淡々と\n 内容は淡々としてます。安藤サクラさんの演技が自然で体はってるしすごい女優さんだと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-11-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "リリーフランキー\n 家族繋愛 " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "カンヌへの思いが見え隠れ\n 全体的な感想は、構想も俳優も良いのに演出が残念だった。日本人には敢えて説明不要なシーンがちょこちょこ入ってくるので、その都度シラけたし、外国人が分かりやすいように演出されているのが見て取れた。俳優さんの演技が素晴らしいのに、撮影と演出の影響なのか、その良さを最大限に活かせてないのが残念。影響が少なかったのか、それともそれを上回る演技力だったのか、松岡茉優さんと城桧吏くんの演技には際立つものがあった。樹木希林さん演じるお婆さんと城桧吏くん演じる祥太、それぞれ別のシーンだけど、口の動きで気持ちを伝えるシーンは敢えて表情のみで伝える方がよりインパクトが残ったのになと思う。祥太をパチンコ店にあった車内から連れ去ったことを夫婦が告白するシーンでは、その背景にある社会問題を説明しないと外国人の観客には、それがどうして夫婦が祥太を救ったことになるのか意味が分からなかったと思う。強いて言うなら、それはラムネのビー玉のシーンを冗長するよりはもっと大事なことだったように思う。観客はこの監督が思っているよりも洞察力があるので、説明しすぎず、観客の想像力に任せることも必要かなと思う。パチンコ店で祥太を連れ去った話のくだりはもう少し掘り下げた方が良かったように思う。説明が必要な部分はモノローグではなく、流れの中で自然に伝えられているところは素晴らしいと思った。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "誰に感情移入するかで見え方が変わる作品\n いままで是枝裕和監督の作品は広瀬すず主演の『海街diary』しか観た事がありませんでした。観る側のレベルが問われる系の作風なのかなという印象があり、無意識のうち避けていたのかもしれません。本作においては、ストーリーとしては理解できるが、監督からのメッセージをどこまで理解できたのか、自信がありません。この物語は、登場人物ごとにストーリーがあり、それぞれにエンディングがあり、それぞれが異なる感情を抱いて幕を閉じるものであると認識しました。ゆえに、誰に感情移入するかによって鑑賞後に抱く感情が異なるような気がします。わたしの場合は松岡茉優役の亜紀に感情移入しました。彼女の視点で物語を追うと、最も寂しい想いをしたのは彼女ではないかと感じ切なくなりました。真実がどうであれ、彼女が警察から突き付けられた言葉はあまりに酷なものでした。ラストのシーン、かつて住んだ家の前に佇む彼女の姿は戸惑いと哀しみ、あの時間が真実であってほしいという僅かな希望、願望が消化し切れていない姿として見えました。彼女が人を信じる心を取り戻すのには多くの時間を要するのではないかなと感じました。作品を通してのベストカットは、やはり樹木希林さんの海辺のシーンはだと思いました。血のつながりがあったとしても、皆があの感情に到達できるというわけではないので「家族」という概念を改めて考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "切ない\n 家族の在り方を考えさせられる作品です。最初から最後まで切ない。文句なしの演技派俳優陣ですが、作品の内容を邪魔するくらいに少し豪華すぎるかな、とも。ダメな人をやらせたら天下一品のリリーさんという使い方も少々飽きてきた。社会問題を提起する映画も多少のエンターテーメント性が欲しいところ、終わり方の余韻も今回は弱かったように感じます。是枝ファンなので次作に期待しています。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "良いけど、、\n 好きか?と言われるとそこまでこの監督では、そして父になるの方が好きでした " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人物描写が好き\n 本当の家族じゃないのに家族として共同生活する人達。劣悪で、秩序も、道徳も欠如している。個々の登場人物が抱えている悲しみや闇が、細かくセットされていて、何気ない日常会話の中に、上手く散りばめられていて面白い。家族って何だろうって考える。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "子供を育て切れない大人達と、それでも育つ子供達\n 自分が接する限られた社会からでもあらゆるものを吸収して育つ、子供達の逞しさがこの映画が示す希望。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これぞ是枝作品!\n 虐待や貧困など重いテーマではありますが、これぞ是枝作品という独特な空気感と心理描写に深みがあります。俳優人・女優人・子役の皆さんの演技の巧さが圧巻で、これも是枝監督の演出技量の高さなんでしょうね。とてもいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "演技に見えない!!!\n 両親と一緒に映画館で観ました一言「気まず過ぎーーーー!!!」結構過激なシーンがあって焦りました(笑)映画見終わっての感想とかは特にって感じかなあ賞を獲った映画だったからどんなものか期待して行ったけど、んん〜〜私にはあんまりわからなかったですただみなさん演技が凄い!!演技じゃない!!その人が実際に生きてるような...そんな感じ!! " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安定の是枝ムービー\n 安定して面白いですね、是枝監督の映画は。子役の使い方が上手いなぁ。日本の闇が詰め込まれてる作品です。 " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラごいす〜\n 素晴らしい演技力ですね。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "追悼鑑賞\n 一切の説明をなくしてリアルだけを見せつける持って生まれた人の心を良い悪いではなく…樹木希林の訃報が飛び込んだ翌朝の「めざましテレビ」で港南台シネマでまだやってる、と報じていた祝日の朝(敬老の日)こりゃ満席になるかな?と夫を送り出し早々出かける決断をするよい追悼鑑賞になりました・・・安藤サクラはポスト樹木希林になるかな?この映画は安藤サクラだった、それが本当によかって感動「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」であたしの目をくぎ付けにした半眼女優そして「サイタマノラッパー2」で力業を見た、それからは追いかけてるよ!サクラ " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "徐々に明かされていく。\n ふと『理由』とか『きみはいい子』を思い出す。外側から常識的に見たら、池脇さんたち刑事の目線と同じになるのだろうが…。家族それぞれの物語も映画1本作れそうな重さをはらんでいるのが垣間見えるが、クドクド説明しないところがいい。松岡さんが目立たないくらい周りがすごい。 " + }, + { + "date": "2018-10-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "なさそうでありえる\n それぞれのエピソードはあちこちでありえる。嘘と本当がないまぜなのが映画であり現実のうつし鏡のファンタジー。良い映画です。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "駄菓子屋のおじいちゃん\n 是枝監督の作品は辛くなるのが分かっているので、覚悟して観にいくようにしています。今回も人間の本性を抉り出しています。そしてエンディングが辛かった。でも毎回ちょっとした救いがあります。今回は駄菓子屋のおじいちゃんでした。久しぶりに樹木希林さんの汚いババアを観れて嬉しかった。そして安藤サクラに圧倒されました。虐待を受けている女の子の女優さんが素晴らしいです。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いい。\n 素晴らしい。しかし、私はこの映画を見た数日後、Netflixにて「二重生活」「紀子の食卓」を見まして。私の家族観は、もう、メチャメチャになりました。笑(普通の家族がやっぱいいよ!涙目)皆さんも、ぜひ。ある意味、お勧めします。(同じ体験を誰かに味合わせたい。。。笑) " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "樹木希林\n 良かったです、樹木希林、リリー・フランキー、嫁さん好きです。子役も素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "難しい、\n これは理解するのにとても時間がかかると思いますよ。まぁ答えがないことを考えるのは難しいですね。家族の在り方とは。正しいことが必ずしも正義と呼べるのか。警察側の正義との対立がとても泣けますね。もう1回見たい作品です。なんせ、俳優さんと女優さんが素晴らしすぎる。映像もいいし最高賞受賞作品にふさわしと思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "「三度目の殺人」が恋しい。\n 2018年のカンヌ映画祭パルムドール受賞、さらには樹木希林死去という、いろいろな要因があって、本作を素直に観られない自分がいた。是枝裕和監督が描いてきた家族の肖像は「誰も知らない」でひとつの頂点を見た気がしている。それ以降の「花よりもなほ」以外の作品は同工異曲ではないか。「三度目の殺人」で新境地を見せたのに、と忸怩たる思いをいだいてもいる。カンヌで、ケイト・ブランシェットをはじめとする審査員たちは、本作のどこが引っかかったのだろうか。日本で是枝裕和作品に親しんでいる者からしたら、本作は格別なものだったのか。疑問ばかりが浮かんでくる。池脇千鶴、高良健吾の圧倒的な違和感は映画にスパイスを利かせていてよかった。是枝裕和の次作はカトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュ主演という。是枝裕和はどこへ行ってしまうのだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "捨てた絆で紡いだ絆\n かれこれ4か月前に鑑賞し、今更のレビューになってしまったけれどどうかひとつ。単なる“感動作”とは決して呼べない、深くて重い映画だった。レビュー内容もかなり長め重めなので、読みたくない人は読み飛ばしてください。様々な要素が絡む映画なのでどこから書いたものかと途方に暮れたが――まずは映画レビューとしてシンプルに、各キャラクターについて綴ろうと思う。…安藤サクラ演じる〝お母さん”・信代。どれだけ優しくても、最後まで〝お母さん”と呼んでもらえなかった彼女。「何なんだろうね」と自問するように何度も呟き続ける場面は胸が苦しかった。本当の親以上に親身になってくれる人がいても、心のどこかで血の絆を求めてしまうのは本能なのだろうか。愛してくれない親でも、顔すら知らない親でも、初めの初めは自分をそのお腹の中でしっかり包んで守ってくれていたはずで、その頃の温かさと安らぎをどうしても人は忘れられないのかもしれない。決して〝お母さん”にはなれないと悟った彼女が祥太に向けた、明るいけれどどこか他人行儀な笑顔が悲しかった。リリー・フランキー演じる〝お父さん”・治。彼は一家の長と呼ぶにはずいぶんと情けないし、そもそも子どもに万引きを教える時点でアウトだし、自分可愛さに子どもを見捨てて逃げ出そうとしたりもする。それでも憎めないのは、ふつうなら躊躇してしまうような時でも、赤の他人に救いの手を差し伸べることができる人だからである。誰よりも優しいけど、その優しさの責任をとれない弱い人。城桧吏くん演じる祥太と、佐々木みゆちゃん演じるリン。2人の自然な演技が素晴らしい。(是枝監督作品の子役の演技には毎度舌を巻く)特に、妹ができたのをきっかけに自分たちの“稼業”に疑問を抱き始める祥太。自分のせいで駄菓子屋が潰れてしまったのではと怯える場面をはじめ、彼の迷いや戸惑いがしっかり表情から伝わってきた。松岡茉優演じる亜紀。彼女と〝4番さん”との関係が寓話的過ぎると感じてしまったのが自分の中での本作における一番の不満点ではあるのだが、家族の中でも大人びて見えた亜紀が、幼児帰りしたような声で冷たくなった祖母を揺らす場面は未だに忘れ難い。泣き叫ぶよりもずっと彼女の悲しみが伝わってきた。ああいった仕事をしていた彼女にとって、祖母の隣は、無邪気な子どもに戻れる大切な場所だったんだと思う。祖母を演じた樹木希林。いつもおどけているように見えたり、嘘を並べて小銭を稼いだりするけれど、「あたしはあんたを選んだんだよぉ」と、時々冗談のように本音のようなことを呟く。海辺で“家族”を眺める彼女の、あの満ち足りたような表情――。…主人公たちはみな、家族や世間から“捨てられた”、あるいはそう感じて生きてきた人々だった。人間誰しも親は選べないし、育つ環境も、才能も、性格も選べない。そうして世の中との折り合いがつかず爪弾きにされたとしても、人はどうにか生きようとする。時にはモラルをかなぐり捨ててでも。無論、万引きで店を潰されたり、置引きで大事な金を失ったりして人生を狂わされる人もいるわけなので、そういった犯罪は断じて肯定できない。だが肯定できないことと、それが現実に存在することは別だ。捨てられたものでも生きていかねばならない。信代が吐き捨てるように語った言葉。「拾ったんです。捨てた人ってのは他にいるんじゃないですか?」…彼女たちがリンや祥太や亜紀を“拾った”のは何故だったのだろう。映画の刑事が言う通り、お金の為というのも理由だったと思う。だけど、それが一番の理由では無かったとも思う。それはきっと、ただただ単純に、ひとりぼっちでいるその子が可哀想に思えたから。そして一緒なら、自分もひとりぼっちでいなくて済むから。捨てられたものを拾い集めて、拙い手で繋ぎ合わせてできたのは、不格好で脆いし、所詮は偽物だけれども、ずっと夢見ていた、温かい家族。…映画を観たほんの数日後だったと記憶しているが、親から虐待を受けて亡くなった5歳の少女のニュースを聞いた。本作の最後のシーンが脳裏に蘇ったのは言うまでもない。どんなにむごい仕打ちを受けようと、幼い子にとって親は親でしかない。助けも逃げ道もなく、乞う必要も無い許しを乞い続けた彼女を思うと涙が出る。政府の偉い人たちが言うには、景気は上昇傾向なんだそうだが、どうなんだろうか。物質的にも、精神的にも、この国はどんどん貧しい方向に向かって行っている気がする。貧しいから心が荒むのか、心が荒むから貧しいのか。鶏が先か卵が先かは分からないが、ただ分かるのは、怒ったり苛立ったりするのは物凄く疲れる。他人も、自分も。みんなで怒っているよりは、みんなで笑っているほうが良い。それなら、せめてもう少しだけ、自分以外の人に優しくできる自分になれないものか。夢見た家族のようにとまではいかなくても、せめてもう少しだけ。<2018.06.02鑑賞>....余談:樹木希林が亡くなった。本作はこれまでの是枝監督作品以上にたくさんの方が鑑賞・レビューされていたし、考察も随分為されていたと思うので、もう別に自分はレビューを書かなくてもいいかな、と思っていた。けれど、彼女の訃報を聞いて気が変わった。きちんと記録を残さねばと。どの作品でも、年老いた小さなあなたが映像の中に佇むだけで、どうして映画に生命力が漲るのだろうと、いつも不思議に思っていた。『海よりもまだ深く』で、階段の上から手を振り微笑むあなたを覚えている。『わが母の記』で、暗闇から真っ直ぐこちらを見つめるあなたを覚えている。たとえ亡くなっても俳優は映画の中で生き続ける、だなんて気休めを口にしてみても、おどけたような、達観したような、あの飄々とした言葉の数々があなたの口からもう紡がれないというのは、とてもとても寂しいです。長い間お疲れ様でした。ありがとう。ゆっくりお休みください。 " + }, + { + "date": "2018-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族とは\n 血が繋がっていることだけが家族なのか。家族とは何かを考えさせられた。 一家一人ひとりが抱えた事情が重たく深刻な内容で表現しがたい気持ちになる。 実感が湧かないし身近にはないことだから難しい問題だけど、実際こういう生活をしている人がいる現実は受けとめなければいけないと思った。私と同い年くらいの女の子が自分の体を売りにしてお金を稼いだり、小さい子供が大人から万引きのやり方を教わったり、”こうしなければ生きていけない”というのを目の当たりにした。「万引きはいけない」、「夜の仕事は世間体からして良くない」と思っていたが、そう思えたのは自分が幸せだからで、他人事に考えていたのに気づいた。 終わり方がハッピーエンドとは言えない感じで、バラバラになった一家それぞれの今後の行方が気になる。子供たちが笑って過ごせる日は来るのか、大人たちは罪と過去を背負って前に進めるのか心配だ。結末がはっきりしないだけに、なんともいえない感情で、後味は微妙。 " + }, + { + "date": "2018-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画ですので、最高でした。\n 少し恥ずかしい程のみっともない大人と、拾われた子供達のお話。常識的には完全アウトな家族。子供が万引きするシーンは胸が痛む。以上は現実的な意見。ただし、映画ですので。二時間緊張感もあり、何より役者さんの演技が素晴らしかった。子役も生き生きと子供らしくそこに居て、素晴らしかった。特に安藤サクラさんは凄い。松岡茉優ちゃんも体当たり演技で一皮剥けた感じがした。監督の意図がしっかりと感じられる映画が好きなので、私はとても好きな映画です。あの家族が、今も何処かで恥ずかしいほどたくましく存在している様な気がしてならない。その後をあれこれと想像してしまいます。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いろいろ考えさせられました\n こんなギリギリの生活をしている家庭もあるんだ…と思うと、お金を払って映画館で映画を観ている自分は恵まれているんだなと感じました。犯罪はもちろんいけないことだけど、同情というか、とても複雑な気持ちになりました…演技もみなさんすごくよかったですもし自分で子供を産んだら、もう一度観たいです " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族を失った男の物語\n この映画は、優しいだけで父親としての資格はあるのか?という思考実験なのかもしれない。そして、その答えとして、優しいだけの男は家族を失った。以下激しくネタバレこの映画は、今の日本にありそうもない不思議な家庭が舞台になっている。開始5分で、松岡茉優演じる女性のような聡明そうでいくらでも金の稼げそうな女性がこんな家族の一員に留まって、さらに何もしていないのはおかしい、と思ったが、開始20分での展開が腑に落ちると同時にショックを受けてしまった。この映画は、そんななさそうであるリアリティがしみ込んでいるような映画だ。男は、社会的には最底辺ともいえるような存在だ。仕事に対しては、放棄しない最低限の責任感はあるが情熱も何もないし、題名の通り、万引きを子供に教え込んでいるような倫理観のゆがんだ人間だ。しかし、拾ってきた子供に対する優しさ・愛情は本当に見える。わが子を虐待するような子供の元の両親とは対照的に描かれているが、男は極めて貧しい環境にあるにもかかわらず子供たちを飢えさせるようなことはしないし、可愛い服を着せ、拙い手品で子供たちを楽しませようとするようなシーンも印象的に描かれている。ではなぜ男は家族を失ってしまったのか。男の生き方が、社会の標準的な生き方と乖離してしまったため、育つにつれて自我が確立してきた少年と相容れないものが生じてきたということもあるだろう。しかし、少年は男に万引きをやめさせようと思っても、家族の一員でなくなろうとはしなかったのだと思う。少年が最終的に彼をあきらめてしまったのは、男が、入院した彼を簡単に見捨てて逃げてしまったことだ。男にとってみれば、逮捕されるかもしれない自分より、警察と病院のお世話になっていたほうがいいという気持ちもあったと思うが、あそこで少年を見捨てたことが、拠り所のある家というものを家族が信じることができなくなり、家庭が崩壊する最終的な契機となってしまった。優しいだけでは家庭は維持できなかった、のだ。社会で生き抜く力、我慢する心…そういった自己犠牲のようなものが必要なのではないかと、この思考実験は結論付けているような気がしてしまう。最終的にバラバラになった家族の印象が強烈であればあるほど、家族で海水浴に行った幸せな思い出が、より幸せに感じられてしまう。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "色々問いが残る、考えさせる良作\n 最後のシーンで女の子は何を見ていたのか、男の子はバスに乗って何処へ行ったのかなどなど、問いが残る。単純に言えば、「血縁より人情のつながり」がテーマかと思えるが、色々なメッセージを込めているのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "是枝監督が問う善悪の彼岸…安藤サクラが!\n 安藤サクラの存在感がすごい。善悪の彼岸を問う今作で真実の語り部となった。彼女こそが善だとさえ思ってしまう。ぜひ女優賞を総ナメにして欲しい。邦画のベストワン候補に一番乗りだ。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられる\n 色々と考えさせられる映画です。是枝監督の映画は見終わった後、もやもやするのは僕だけでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ありがとうKIKIKILIN\n 樹木希林さん大好きでした。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "凛ちゃんが最後に見たものは?\n パルムドール受賞、おめでとう 🎊是枝監督が、日蔭に寄り添う血の繋がりのない家族をテーマにした新たな挑戦。痛く、切ない物語でした。格差社会や児童虐待の問題が根底に流れているだけに、カンヌでは、日本のこうした社会問題がどのように映ったのかな…❓でも、安藤サクラが凛ちゃんを、ぎゅーと抱きしめる場面こそが、世界共通の愛の証なのかもしれませんね。子役の2人をはじめ、リリーさん、安藤さん、希林さん、演技と思えない、素の表情は素晴らしかった。松岡さんも、ひと皮剥けました。最後に凛ちゃんが、覗いた先には何が見えたのかな…? " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "演技が素晴らしい\n 役者さんの演技が素晴らしかったです。特に安藤サクラさん。重いテーマで鑑賞後に深い余韻がありました。 " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "社会問題詰め込みすぎ問題\n 今世間をにぎわせてる社会問題を詰め込んだだけ少年だけがこの作品の良心それ以外は全員社会のはみ出し者性描写があるため家族というタイトルがついているが家族と見に行くと気まずくなるので気を付けて " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "キャスティングが神\n 生まれ変わったら安藤サクラになりたい。物語の終わり方、大々的でなくて逆にハッとさせられた。子役たちが神。池松壮亮の贅沢使い。あの「家族」の空気感。生活感。なんなんだ。松岡茉優もよかった。樹木希林のような往年になりたい。それでも生活は続いていく。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "キャスティングが完璧!\n この家族は、もうありえんめちゃくちゃな生活してる家族で、家汚くて、血の繋がりもなくて心配事は山盛りなんだけど、なんだろぅ、あったかい家族で… 子供たちも可愛くて…おばあちゃんの年金を頼りに居候し、ロクな収入もない、まぁだらしない大人たちが悪いんですが、それでも、なんか愛がいっぱいで。あの女の子を元の家庭に戻して大丈夫なのか?と心配で…色々考えさせられました。キャスティングは完璧。中でもとにかく安藤サクラさんが上手かった!母オーラでてた〜リリーさんも手堅いし、樹木希林さんの柔らかな演技も素晴らしいし、子役の子も上手かったですね。特に城くん、これからが楽しみです。この是枝(これえだ)監督の作品には「そして父になる」で泣かされて。「潮街diary』も観ましたが、あえて家族のコアな部分にまっすぐに触れるテーマが得意ですね。どれも見応えありますね。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "重過ぎて消化し切れない\n もっと気軽に感動できる映画かと思ったが、なにやらメッセージが込められており、しかも重たくて…メッセージも読み取れない。普段から考えごとしがちな自分にとっては、考えごとが増えそうで思いを馳せるのも面倒くさい。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "明るい映画。映画は、こうでなくちゃ!\n 感想は最高です。是枝作品は今回が3作目という是枝弱者ですが…。「誰も知らない」で柳楽優弥君の名演技を引き出した是枝監督は、今回も最高の子役使いでしたね。祥太役の城カイリくん、リン役の佐々木みゆちゃん、最高です。ラストの安藤サクラの泣きの演技。ダメ男、適当男を演じさせたら右に出るものなしのリリー・フランキー。食べ方が凄い樹木希林。松岡茉優は、「桐島部活…」の時も絶妙の嫌な奴を演じきりましたが、今回もいい子なんだけど褒めれない子、でも、可哀想、という微妙なキャラクターを演じてましたね。リンに「私も名前が2つあるの。」は、「お前、その話五才の子にする??」とかね。ファンになりました。貧困問題、社会保障問題を取りあげて、「こんな恥ずかしい日本の姿を海外に見せるな!」だの、「文化庁から助成金を受けて日本批判をしている。」とか叩いてる人がいるみたいですね。まず、是枝監督は元々テレビのドキュメンタリー番組を作られていた方だそうで、その時から一貫してテーマは「貧困・社会保障問題」だったそうです。そして、日本の恥ずかしい姿を見せるなって、事実を隠して良く見せる事を日本がやってしまっては、北の方の国みたいになっちゃいます。映画や音楽と言った芸術が政治批判しなくなると、つまらないし。(今作品に、その意図があるかは、さておき)この映画お涙頂戴の感動映画ではないです。割と笑えたり、明るかったり、幸せを感じるシーンの多いので、それがまた不思議な感じ。絶対観るべき映画です。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "リアル\n 貧困の描き方もリアルではあるのですが(カップラーメンなど、その場しのぎのような炭水化物が増えていく)、あの世界に生きている、登場人物の空気感が非常にリアルだった。演者の人々の実力が際立つ一本。 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "評価される理由がよくわからんかった。 だが安藤サクラの演技だけはピ...\n 評価される理由がよくわからんかった。だが安藤サクラの演技だけはピカイチだった " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "万引が必要ない映画\n 子供の演技は素晴らしい。ところで、万引するところは何の必然性があるのか。よくわからない。インパクトか。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "パンデミック\n 何にせよ、人聞や人気には臨界点があって、そいつを超えれば爆発的に拡がり、超えなければフェイドアウトの憂目に会う。過大評価と過小評価が生まれる構図は単純なれど、制御不能であることはみんなよく知っている。ちょっと拡がり過ぎかなぁ。アットホームの判りやすさではダメだったのに、パルムドールの意味も知らない人たちが受賞作品に群がる。決して批判しているのではない。とにかく劇場に人を集めるコンテンツは貴重だから。パルムドールと聞いて、どんなに素晴らしい映画かと思っていたのに期待ハズレだった、と言う人も多いでしょう。終わった後の顔を見れば分かるが、これは良い映画だよ。松岡茉優を見直した一品でもありました。手脚の動きで心象、痛みまで伝わるもんなんだ。時間で性を切り売りしている時。時間を惜しみ痛みを共有しているとき。その違いは、素振りだけで、高い浸透圧で胸に染み入って来ます。見直しました。良かったです、凄く。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ほんものとは何か\n 本物とは何だろう、正しさとは何だろうと思う。薄い板切れの上で、細い糸を皆で握り締めながら穏やかな海を漂っているような時間が流れていく序盤。正しいとは言えない家族の形が、ひたすら優しくて、けれどそれが周囲から孤立して成立しているものだと思うほど哀しかった。中盤以降はずっと涙が止まらない。切なくて苦しいのに、主要人物たちの優しい温度が残っているままラストへ向かっていく。語っていることは少ないのに、多くの感情が散りばめられていた。心のどこかで「救われた」と思うのはなぜだろう。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "貧困 家族 親子\n 東京下町の家族。是枝監督作品は「そして父になる」のみ鑑賞済。それに比べると、単調にも思えた。上映時間の大半が彼等家族の日常を描いたものと考えれば、当然かもしれない。現代日本における貧困を描いた作品。貧しさ故の家族の繋がり。そこには金銭等の打算的目的だけではなく、寂しさや愛情も含まれていたと思いたい。後半の正論、そして終幕が胸に響く。その論理は確かにほとんどの家族に当てはまるだろうが、例外をどう補うのか。あぶれた方達を、どうケアするのか。単純な「面白い」ではなかった、問題提起的作品。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "『教えられることは◯◯◯くらいしかなかった』という寂しさの衝撃\n 難解なイメージもありますが、問題提起と回答は明確な作品だと感じました。「万引き家族」というキーワードの前半「万引き」が目立つので貧困や犯罪や日本社会にも思いを巡らせましたが、メインの問題提起は「家族」の方かなと思いました。この家族の大人は収入がありますので、本当の貧困だから万引きをするわけではないのだと思います。コロッケは普通に買っているし。これは万引き(もしくは他にも明らかになる犯罪)によってつながっていた家族の物語です。【問題提起】家族の絆とは何か?何によって人と人はつながるのか?【回答】お互いが家族であることを確認しあうことで家族はつながれる、というメッセージなのだと私は読み取りました。この映画を見ていると様々なパターンのつながりが示されています。血のつながり、金のつながり、身体のつながり(男女関係だけでなく子供をぎゅっと抱きしめるスキンシップも含まれる)、一緒に食事したり海に出かけたりという時間を共有するつながり、助け合うことによるつながり、教える/教えられるのつながりそして犯罪を共有するというつながり。「万引き家族」というタイトルそのものかもしれないけど、万引き以外にも過去に犯罪を共有しているという衝撃、そんなつながりもあるのか、と、驚いた。しかし、血以外では全てつながっている治(リリー・フランキー)と祥太は、最後まで家族になりきれなかった、と、私は読み取りました。でも、その理由は血がつながっていなかったからではありません。「お父さん」と呼んでほしい治も、わざと見つかるように万引きをして警察から家に連絡させる祥太も、お互いが家族であることを確認しあいたいのだと思うのです。駄菓子屋(柄本明)の言葉に動揺する祥太は、悪いことだから万引きを辞めたいのではなく、治に父親として世の中のことを教えてほしいのだと思います。「お店に売っているものは、まだ誰のものでもないから万引きしても良い」という理屈と同じように、車上荒らしをやっても良い理屈を治から教えてもらうことで、祥太は安心したかったはずです。ですが、きちんと祥太と向き合わない治。治は寂しい人だな。取調室での「教えられることは万引きくらいしかなかった」と発言するシーンで、私は最も寂しさを感じました。祥太を置いての夜逃げも、最後に「お父さんからおじさんに戻る」という告白も、バスに乗る前に引き止めるのでなく発車した後に追いかけるところも、寂し過ぎる。苦しい。辛い。こうしてお互いを確認しあえなくて崩壊した家族は、この家族だけではなさそうです。貧困ではなく血もつながっているであろう、ゆりの家族も、亜紀(松岡茉優)の家族も、きっと同じ。どうやら、お互いが家族であることを確認しあえない原因は、貧困とは別のところにありそうです。原因は、「教えられることは万引きくらいしかなかった」という言葉の奥にある治の自信の無さなのでしょうね。寒い日に外で凍えているゆりに気付いて手を差し伸べる温かさもある、遅くまで帰ってこない祥太を探しに行く優しさもある、しかも怪我をすれば(善悪は別として)高額なルアー万引きのような新しい稼ぎを思いついたり遺体を床下に埋めたりといった行動力もある頼れるおじさんだとも思いますが、きっと自分に自信が無い。『でも、他にも教えられることはいくらでもあったでしょう?』って、治に言いたくなりました。そして、『祥太の不安を受け止めてやってよ!』とも。いや、でも、あれだけ自分自身が寂し過ぎる治には受け止めきれないか。。。この自信の無さや寂しさを解消するには、やはり家族のつながりは必要なんだろうか。これでは理屈は堂々巡りだけど、そうなんだろうな。自信が無いから家族であることを確認しあえない、家族であることを確認しあえないから自信が無い。いつまでも寂しさのループから抜け出せない。そして、お互いが家族であることを確認しあえなければ、血がつながっていても、裕福であっても、家族は崩壊する。辛いな。寂しさのループを抜け出したいのならば、まずは、お互いが家族であることを確認するところから始めていくのだろうな。決して後味が良い映画とは思いませんが、いろいろ考えさせてくれる良い映画ですね。松岡茉優さんは、いつも通りカワイイです。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラと松岡茉優、と是枝監督\n 樹木希林という大女優の存在に全く負けていない、安藤サクラと松岡茉優。このお2人が放つ空気。圧倒されました。そしてそんな素晴らしさを最大限に引き出してくださった是枝監督の手腕。稀有な才能と、様々な奇跡が積み重なって、宝石のような作品になっていると思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣いてしまいました。\n なんか頭悪いなりに色んなとこ考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "是枝さんの誠実さ、心で演じた俳優陣\n 主人公は擬制の家族。ただ、今流行りのシェアハウス的な気の合う者どうしで作る家族とは違い、治と信代以外は、なりゆき上一緒に暮らすようになった家族。仲むつまじく暮らしているように見えながら、実はほとんどカネに関する会話しかしていない。いや、カネの話を明け透けにして、自らの釣果を誇りながらも、それを分け合う必要性を恋慕や慈しみによって認め合うことで、かろうじてギスギスしない。この関係こそ、仲むつまじさの正体なのだ。そのことをさりげなく炙り出していく、是枝さんの細やかな作劇、俳優陣の心のこもった、それでいて自然な演技が、素晴らしすぎた。星4つなのは、警察の聴取が家族の秘密を露わにしていくラストの展開。治の怪我や信代の解雇で露わになる綻び、祥太のスイミーの話を聞こうとしない治、治の手品の仕掛けを一人で知ってしまう祥太と、伏線はばっちりだったのに、なぜ最後の種明かしは公権力によってなされたのだろう。確かに、あるべき家族像を押しつけてくる「常識」の象徴として、警察はぴったりだったかもしれないし、個々の共同性を公権力が壊しにかかっている現代の暗喩としては優れているのかもしれない。しかし、今の時代もっと怖いのは、ギリギリで生きている人びとの共同性が、目に見えない微細な力で内部崩壊を起こしてしまうことだ。この家族は、逮捕をもってしなくても、お互い疑心暗鬼になって離れてしまう爆弾を抱えていたのだから、より徹底した内面的な離反があってからの再生を描いた方が、観る者の心をより強く揺さぶり、明日を生きる糧にもなったのではないかと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられるね。\n 家族って何か、人間同士のつながりは、親子ってとか、正しいとかつながりとかを考えさせられる映画。決して難解じゃないけど、考えちゃうよね。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いろいろと考えさせられる作品です。\n ・今日の社会問題についていろいろと提議されている作品・決して褒めることは出来ないけど、温かい人達のストーリー・演者さん達の熱演が光ります・音声の無いセリフのシーンは、熱くなった " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "感動という感動をしました。\n 素晴らしいです。こんな映画を見たのは初めてでした。考えさせられることが多くありとても楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族共同体が崩壊した人達の築く家族共同体\n 序盤から中盤は万引きを日課としている下層の家族の日常が描かれる。しかしながら、翔太が父親であるはずの人をお父さんと呼ばなかったり、ゆりが誘拐報道されているなど、普通の家族ではない伏線がところどころにある。終盤になると、それまで家族だと思われていた人達は血のつながった家族ではなく、それぞれの家族共同体が崩壊した人達の集まりであるということが分かる。万引き家族は疑似家族だったのだ。疑似家族でありながら、一家団欒の食事シーン、海水浴のシーン、散髪のシーンなどの偽家族はとても幸福そうに見えた。家族共同体が崩壊した人達が家族共同体に飢え、そして欲しているようにも思えた。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "期待通り\n 最終日直前、やっと見れた。話も知ってたし、名シーンも知ってたけど、やっぱり凄かった。ちょい役に名優たちを使うところも粋。安藤サクラの取り調べの泣くシーン、秀逸。寄せ集まった血の繋がらない家族、絆が強いとか言ってるけど、ボロが出てからは結局他人。でもそんなもん。りんちゃんやしょうた、あきの本当の家族よりはよっぽどマシ。一緒に住んでた時の幸せは本物だったのだろう。りんちゃん、大丈夫かな。これが日本の現実なのかな。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "家族を作りたくなった\n 孤独に生きて行く自分の将来を想像してしまい怖くなった。恋愛や結婚ではない新しい型の家族が話題になっている昨今、こんな家族も楽しそうだなと思わされて私も家族を作りたくなった。松岡茉優ちゃんと樹木希林さんのシーン良かったなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族とは居場所\n 違い例え繋がっていなくても、そこに居場所があることが、家族なんじゃないかと、気付かせてくれる作品。ストーリーは淡々と進んでいき、驚きの展開やオチを求めて見てしまうと、ちょっと物足りなく感じるかもしれないです。どういうことだろう?と疑問をいだきながら、最期までちょっとしたモヤモヤが残ります。笑途中の描写は、家族そのものでした。映像の中では、季節が何回か回っていて、確実にそこにいる人が変化しながら、元には戻らない時を過ごしている寂しさや、やるせなさを感じます。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "特になんてことのない映画なんらケロ、オモシロイお(っ´ω`c)もう...\n 特になんてことのない映画なんらケロ、オモシロイお(っ´ω`c)もう思い出せないくらい淡々としたストーリーらケロ、見ている間、家族のひとりになったような幸せを味わえる映画れすよ(∩´∀`∩) " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "スイミーの強度、儚い個の集まり\n スイミーは何故、仲間と集まったか、知ってる?この祥太の言葉が、この作品の本質を表す。スイミーを読み返してみると、スイミーは、外界の脅威に怯え小さな洞穴にじっと身を潜めて暮らしていた仲間に、自らが外の世界で見てきた美しく、雄大な光景を見せてあげたい、その思いで集まって大きな魚となる事を提案していることがわかる。繋がっていないからこそ繋がろうとするのである。血の繋がりはない。だが、似たような境遇で、1人では世の中から掻き消されてしまうような儚い存在...そんな彼らだからこそ、互いに繋がろうとし、自分だけでは知り得なかった世界を経験する(させる)のである。そのつながりである「悪」によって、彼らの「善」が明るみになるのである。個では何とも儚い存在である彼らが、集まって擬態することで、実際以上の強度(繋がり)を持つ...これがスイミーの主題であり、『万引き家族』の主題である。家族より家族らしいなら異常だっていいじゃないか。幸せすぎては見えない、明るすぎては見えない。異世界における豊かさ、陰の中にポツンと煌めく幸福こそ、平和すぎて盲目となっている現代に響く普遍的主題だ。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "本当の家族\n 「ホタルの墓」を思い出す作品。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "想像通りかな\n 鑑賞して、数年前尼崎であった、他人同士暮らしてて最後にはリンチや多数の殺人になってた事件がネタなのかな?とか思った。あれを日本の事件といえるのかは、犯人のほんとの国籍とかも日本だかわからないのでどうかなと思うけど、要するに昨今の日本素晴らしいという風潮に対しての日本ディスりたいのかな?と思いながら観た。感動するだとかそんな映画では当然なくて、ひたすら暗い背景だとか見せつけてるみたいなね。そりゃまあ安倍さんも何も言わないわけだ。まあ、ある意味一面かもしれないけど。情緒とかテーマもない気がする、単に暗い閉塞感のある住みにくい日本なんですよ〜と、言ってるような映画では?大体「万引き家族」なんて美しさも身もふたもないタイトルな訳だし。なんかの意図があるのかな〜とか、癖というかつい思っちゃって、マスコミさんは作りたいし、賞も与えたいんだよね、こういうの。個人的には、安藤サクラさん、好きだから残念。演技いいのに、勿体無いなって思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 19, + "review": "この映画を観て感動しなかった自分にホッとした(長文)\n 題名から嫌な予感がしつつ色々と話題になっていたので鑑賞・・・でもやはり見なけりゃよかったかな(注)以下、鑑賞後に感じたモヤモヤをありのまま書かせてもらいます。長文で辛辣な内容も含むのでこの映画が大好きで「最高!泣けた!」って方はどうぞスルーして下さい(意見には個人差があるので)まず、万引き家族(リリーさん達、以下カゾク)が文字通り人の物を平気で盗む人達でドン引きしました。映画とはいえ普通の人が平気で盗みをするシーンは見て余り気持ちよいものでないけど、この映画は更に、親代わりの大人達が子供にノリノリで盗みをやらせてます。本作は「家族とは何か」がテーマだそうですが反社会的なことを家族(特に子供達)に絶対やらせない、それが問答無用の家族の基本じゃないですかね。それがデタラメな時点でこのカゾクの大人達に対する共感、感情移入の余地がほぼ完全に失せました。そもそも子供への犯罪教唆って相当悪質な虐待行為でしょう、それをさも、この人達がなにか特別で、問題を抱えながらも実親の虐待から子供を救った、愛ある優しい人達のように描かれていることに最後までものすごい違和感を感じました。ぶっちゃけ、虐待から別の虐待に子供たちが流されていく話がそんなに感動するような話なんですかね(みんなよく平気で、しかも感動して観ていられるなぁ笑)普通、あの少年ぐらいの歳なら周囲の大人に隠れてやる行為(見つかれば厳しく罰せられること)が反社会的行為であることぐらい肌感覚で「すぐに」わかるはずなんですよ。小さい子供にだって良心はあります。ゆえに万引きをすること、させられることに対しての心の痛みはあるはずで、だけどそれを最初から描いてしまうとドラマにならないし、犯罪をさせてる、黙認しているカゾクの面々がまさに虐待者そのものであることが観客にバレてしまう、なので原作、脚本、演出をされているカントクさんはその様な「現実味のある話」にはしないで、盗みを教え「犯罪行為を暖かく見守り黙認しているカゾク」に少年達がなついている風な、ご自分のカゾクファンタジーに都合の良い話に仕立てているだけでしょう。本作の評価の分岐点は多分、この倒錯した「カゾクファンタジー」に乗れるかどうかつまり、よそんちの小さい子に犯罪をやらせてる大人達が、あろうことか自分達を父ちゃん母ちゃんと呼んで欲しいとその子に求める、実際そんな大人がいたら世間が許さない様な全くふざけた話なんですが、これで泣けますか?って事です。自分は全然ダメでした。なので後半のサクラさん達の熱演もこいつら何自分勝手なこといって自分に酔ってやがるんだって冷ややかにみてましたね。又、この映画の売りは現実問題を直視させるという事らしいですが、それならば実際にこのカゾクが自分の近隣に住んでいたらと想像してみたらいいと思います。人の物をノリノリで笑いながら盗るような人達がいろんなところから集まってきて一軒家で共同生活をしている、田舎などによくある無人販売の売り物など余裕で盗まれるでしょう。いざとなれば老女(希林さん)の顛末も含め、法を破る行為も仕方がないな、これも自分達の生きる権利だとばかりに開き直って平気でやる、そんな人達が自分の近隣に住んでいて、本当にこの映画のレビューのように親近感を込め、泣けるとか、切ないとか感情移入して言えるんですか?ということです(周りの迷惑、苦しみに無頓着な人への感情移入は自分には無理です)実社会では平気で嘘をつく人、平気で人のものを盗る人は疎まれます。これは避けられない現実でしょう。ゆえに、そうならないよう大人は子供達に「嘘はつかない」「人のものは盗まない」という最低限の社会ルールを教えねばなりません。家族というのは単に一緒に遊んでワイガヤする面だけでなく、きちんと社会で共存し、疎まれずに生きていくための最低限のルールを教える場という役割もあるはずなんです。実社会にでたらすぐにわかりますが、わざわざ他人に社会的ルールを教えてくれる人などめったにいません。だからこそ家族(あるいは学校)で教わる事が大事なんですよ。なのに、少年を学校に行かせさせないわ、盗みを教えるわの虐待だらけ、そのくせ映画はタイトル含め「家族」「家族」って連呼する、この異様さ。そもそもこのカゾクの面々、盗まれる側の事を全然何も考えてないですね。そんな、他人が悲しみ怒る事を平気でやり、子供にやらせる自分勝手で最低な大人達のどこに愛情ややさしさがあるのでしょうか。その盗んできた品々を使って子供達と海に川に遊びにいってワイガヤの楽しい思い出作り?これって良い話?子役をはさんでみんなで笑顔で遊んでるシーンをみせとけば家族に見えるってか(笑)、みえねえよ(笑)家族って多分、お金にせよ時間にせよ限られたものを互いに分かち合い、譲り合う事で愛情が芽生えて絆が高まるものでしょう。例えば「これ父ちゃんの好物だけどおまえにやるから食べろよ」とか、子供が限られた小遣いをためて親にプレゼントするとか、そんなところにドラマがあって泣けるんじゃないですかね。でも本作の場合、欲しいもの?そんなの盗めばいいじゃん、誕生日プレゼント? 言えば盗ってくるよ、ってそんなゲスなノリでしょう。つまり限りあるものをわかちあう家族としての「器の底」がぬけているんです。その、いざとなれば盗めばいいじゃん、子供だって見捨てればいいし法律?何それってノリからくる無責任な明るさ、そしてその余裕からくる別に一人増えても二人増えても同じじゃん、助けてやろうや的軽薄なノリを「優しさ」とか「思いやり」とかの別の何か良いものにカントクさんのファンタジー演出で見せているだけ。そして多くの「心やさしき」観客がその「是枝マジック」に酔っ払っているだけの映画、っていうのが自分の正直な感想です。自分には全然この映画は響きませんでしたし、万引きカゾクは家族には全然見えなかった。(カンヌという権威、是枝マジックという映像力、多数の好意的レビューに負けなかった自分の感性に感謝)まとめ既述の理由で子供達にはまず見せたくないし、これから家庭を作ろうという人達(特に若い人)にもあまりみせたくない映画です。家族はタイトルだけでどこにも家族なんか描かれてません。カントクさんの個人的カゾクファンタジー映画って感じ。役者さんの演技力とカントクさんの映像力(洗脳力)は満点に近いですが、その内容はといえば陰鬱かつアナーキーで、虐待から救った様に演出されているカゾクもまた虐待者というシュールな話ゆえに大幅減点。差し引き1点台の自分にとっては二度と見たくない映画です。追記万引きには嫌な思い出があります。子どもの頃、近所に優しいおばちゃんがやってる小さな小間物屋があって、自分は買うものが特になくても立ち寄って可愛がってもらっていた。ある日、同級の奴が何も言わずに一緒についてきて店に入ったと思うや否や万引きを始めた。子供の自分にも丸わかりだったのでおばちゃんもすぐに気づいたと思う、だけどおばちゃんは何もいわなかった。自分も頭が真っ白になって何もできなかった、ただ、こいつに万引きの手引きをしたと思われてないかとか、自分も普段から万引きをしていると思われないかとか、それよりもおわびに何か買わなきゃとか、そんな事が頭をぐるぐる回っておばちゃんとその後なにを話したか、どうやって帰ってきたか、その後のことはよく覚えていない。でもあの時のおばちゃんのものすごく何かをいいたそうな寂しげで悲しい顔は今でも思い出すことがある(その後つらくて二度と店には行けなかった)万引きってイジメに似ている。やってる本人はノリノリで楽しげだけどやられた方はきつい。そして小さなイジメがきっかけで暴力がエスカレートするように、万引きがシビアな犯罪の入り口になる事もある。更にはむかし小売の店員のバイトをして感じたことだけど、お客さんを「盗むかもしれない人」の様に疑うのってとてもつらい。万引きってそんな具合にお金や物を盗む以上の何か大切なものを壊しているような気がする。その万引きを、家族と結びつけて得意になっているこのカントクさんの感性に自分はそもそも共感できない。以上、普段はマイナスレビューを書かない主義ですが、このカントクさんが「同調圧力の強い国(日本)の中で、多様性の大事さを訴えていくのはすごく難しい」と仰せなので、絶賛意見が大多数の本作のレビューにこんなマイナスの感想をもつ観客もいるという多様性を訴える意味を込め、あえて批評を書いてみました。そして何よりも、このレビューをあの小間物屋のおばちゃんへの懺悔の気持ちと共に、目の前で起こった万引きを止められなかった子供の頃の自分に捧げます(ここまでの長文をお読みくださった方に感謝です)注)意見には個人差があります。このレビューは一意見にすぎません。それぞれがそれぞれの感想をもって当然ですので、本レビューに関する議論は差し控えさせていただきます。異論、反論のある方は、ご自身の映画の感想として個々にレビューされることをお勧めします。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "置き忘れてきたもの\n  ヒトが人たる所以は、社会をつくること。その最小単位が、家族。その家庭に問題があると、社会性に問題がある人になる確率が高まるとか。負の連鎖の始まりです。 常識という単語が機能しない時代。家庭とか、親子関係の土台になる何かを、私たちはどこかに置き忘れてきたようです。 映画は、男の子の成長が、家族(本作を観てると、家族の定義が分からなくなります)を、次のステージに連れてゆくことになりましたけど、やはり、気がかりなのが、ラスト。どうしても、映画より暗い、現実の事件と結びつけてしまいます。 断罪と断絶では、何も解決しない…。監督さん、テレビで、現実の事件について、コメントしてました。本作にその答えがあるかどうかは、ともかく、制度としての家族より、ヒトがヒトを、大切に想う共同体が、あって欲しいものです。合法的にね。 海外でも、受けたそうですね。やはり、地球規模で砂漠化しているんですかね。ヒトの心。 追記 よその方の感想文を、少し拝読。本作は、ご見物の、これまでに見てきたもの、体験したことで、大きく印象が変わるようです。リトマス試験紙みたい。そして、実体験として、負の連鎖を乗り越えた方のコメント。己の無知を恥じるばかりです。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "語れる映画\n ヒェ〜、こんな家よく探して来たよね、と思ったが、こういう家はある。ただし大抵は一人暮らしで社会とあんまり接点がない人が住んでいる。 あぁ、このばあちゃんは始め、一人暮らしだった、そこに得体の知れない人たちが家族のように集まって来てたんだ。だから子供を育てている筈なのに、家の中の乱雑さは気にならないのか、ばあちゃんに遠慮してそのままの状態で生活している。ある意味、ばあちゃんは、もちろんのこと、母役、父親役の人たちも多分まともな生育歴を得られなかったんだろう。 生きて行くために、ちょっとだけ何かをくすねるなんて事は、罪だとは思っていない。在るものを、在るところからもらうだけという意識。同じように、ちょっとだけ気の毒な子どもを居心地の悪い場所から移動させてあげただけの家族ごっこ。 この映画の中でうまいなぁと思ったのは、安藤サクラとリリーフランキー、そして、ちょっとだけ出る池松。安藤のスリップ姿は艶めかしくて、2人の絡みシーンは、全般にドヨドヨ している映画の中で\"生\"を感じた。なんでこの二人が夫婦⁈って感じなのに、何かありそうと思わせた場面だった。でもそれ以上なのが、リリーフランキーだ。道徳心の無い有様を漂わせる佇まいや、小狡そうな目つき、スケベな感じ。あー居るよねー、こんな感じの人!それを演じているリリーフランキーは凄いし、ピッタシの配役。池松は何か哀しみを秘めた目が印象的だった。 この映画は後からあとから色々な場面が蘇り、自分の中で熟成され色々語りたくなる映画である。よくぞ作った、監督。賞をくれた人たちは、見る目があるなと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "「賞を穫る!」という意欲に溢れた作品\n 俳優さんが豪華だよね。「このチョイ役に池松壮亮!」「物語終盤のこの段階から池脇千鶴と高良健吾!」「この一瞬のために山田裕貴!」「その一言に蒔田彩珠、その父親に緒形直人!」って。みんな主役で映画が撮れるもんね。もちろん主演陣は超豪華になるんだけど、リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林が作ってく芝居に松岡茉優がちょっと合わない気がしたの。「ここだ!」ってシーンの表情とかは良いんだけど。ここ本当は夏帆つかいたかったんじゃないかな。映像も綺麗だよね。見えない花火を見上げるところとか。リリー・フランキーと祥太が雪だるまつくるところなんて、モノトーンで決めてるしね。でも「あざといなあ」とも同時に思うの。「どう、このシーン、綺麗でしょ?」って言われてる気がする。映像の綺麗さにも関わるけど、雨のシーンも多いんだよね。加えて雪のシーンもあるし。予算潤沢に使えたのかな。端役に至るまで豪華俳優の起用、限定された気象条件での綺麗なシーンと「やったんでー」という意欲に溢れた作品だなあと思った。「見ろ、俺が是枝裕和だ!」って感じ。カンヌで賞獲れて良かったね。そうした気合を活かす脚本はものすごくうまいと思った。細かなシーンを重ねて、少しずつ少しずつ「家族って?」っていうのを自然に訴えてくる。「映像の力も活かした映画らしい良い作品」という気持ちと「作為が隠せてなくて嫌味になってる」という気持ちが半々になる映画だったよ。 " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "こういう映画がパルムドールでよかった\n 本当の家族より家族らしい家族。心をえぐられた。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "しっかりと家族だった\n 親子で万引きするほど貧しい家族の秘密が明らかになっていく話。役者陣みんなすごかったけどやっぱり安藤サクラが最強だった。演技しかり体しかり。家族って何だろうを全力で問いかけてくる作品だった。1人じゃ生きていけないから人が集まる。それが友達であれ社員であれ。自分には本当の家族っているのかなとふと思ってしまった。劇中の柴田家はしっかりと家族だった。そこで思い出したのは「なんちゃって家族」あれは毛色が全然違う作品だったけど家族に必要なのは血の繋がりじゃない! " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "万引き\n 「捨てたんじゃないよ。拾ったんだよ。誰かが捨てたものを」って言葉が心に残っています。人の家族を盗んで、その人がまた人の家族を盗んで、そうやって一緒に住んでたから万引き家族なのかな。万引きってほんとに悪いのかな。とか。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "家族に必要なものとは\n 警察の尋問を受ける信代の言葉、「棄てたんじゃない、拾ったんだよ」これが本作のすべてを表しているように感じました。万引き家族は、みんな棄てられた人たちなのでしょう。治は祥太に自分の真の名前をつけました。自分を祥太に重ねて、経験できなかった父親の愛を体験したかったのだと思います。信代も治も棄てられた自分を救うために、祥太やリンを拾ったのではないでしょうか。社会的に見れば、彼らは間違った家族です。実際、祥太のケガ以後に夜逃げをする姿を見れば、精神的なつながりもどうなのだ、と疑問も湧きます。しかし、万引き家族には、家族として絶対に必要なものがありました。それは団欒です。みんなでカップ麺とコロッケを食べたり、リンの好物を理解しておふを食べさせたり、見えない花火を見たり、海に行ってジャンプしたり…この団欒が存在していた意味では、万引き家族は真の家族でした。このような日々があったからこそ、祥太は成長できたし、リンは海の絵を描くことができました。つまり、万引き家族には愛があったのです。(責任はなかったけどね…)信代はひとりで罪を被り収監されました。そこで吐いた「お釣りがくるよ」の言葉は真実でしょう。お母さん、とは呼ばれませんでしたが、お母さんとしての仕事は果たしたように感じました。信代は治と祥太、リンを救い、自分自身をも救ったのだと思います。愛されない、愛せない、自分の存在に価値を見出せない苦しみを生きることに比べれば、ブタ箱生活など「お釣りがくる」程度のものでしょう。印象的なシーンもたくさんありました。団欒の場面はもちろんすべて良かったのですが、海遊びシーンは本当に安らかで喜びに満ちていました。俯瞰シーンがすべからく感動的で、夜に治と祥太が広場でジャレ合ったり、花火を眺めたりする場面は、なぜか胸に迫りました。中でも白眉は、亜紀と4番の交流シーン。言葉にできないほど美しかったです。孤独な魂同士が惹かれ合い、一瞬繋がる姿には、えもいわれぬ切なさと煌めきがありました。悪役的な存在の尋問役ですが、なかなかの名言も吐いています。祥太に学校に行く意味を尋ねられた警官が、少し考えてから、「仲間ができるから、かなぁ」と答えました。家族も大事ですが、家族の外の仲間たちも大切なんですよね。特に祥太くらいの年頃の子どもにとっては。これは名言だったと思います。しかし、是枝監督は乗ってますね。三度目の殺人から1年経たずにこのレベルの作品をドロップするくらいですから。いやはや感服いたしました。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "大人の更生は難しいだろうと思った。\n 色々考えることが広がって全然感想まとまらないので脈略なく吐き出しておきたい。とても素晴らしい映画だと思いました。池松壮亮が出てきて、きゃっとときめいた。不意打ち。サクラちゃんと松岡茉優ちゃんが姉妹でない察しはついたけど、おばあちゃんとサクラちゃんも赤の他人だったなんて…というしょぼめの衝撃を受けた。松岡茉優は樹木希林の元夫が不倫して別の人と設けた息子の娘で、妹の名前を源氏名にしてJK見学店で働いている。4番さん(池松くん)となんだかつながりを見出している様子。樹木希林演じるおばあちゃんは、元夫に逃げられていて(離婚はしなかったのかな?だから年金があるのかな?)、元夫がほかの女性と設けた子供(茉優の父)んちに月命日のお参りと称して訪問、せびるつもりかどうか知らんけど、茉優の父から金を受け取っている。茉優はどうやら両親と不仲。両親は世間体大好きっ子なので、家出した長女を留学中と称している。サクラちゃんと子供ショウタはずっと親子なんだと思っていた。母子の暮らしに変なおっさんが入ってきたからお父さんって呼べやんのやと思っていた。こういうことかなと想像しながら見ていたけれど、実際は更に上を行く感じで、客観的にみるとどえらい犯罪者夫婦(内縁)だった。貧しくとも学校は通わせられるんちゃうんかなと思ってたけど、誘拐した子ならばそら通わせられへん。一人一人の収入は低くとも、リリーさん、サクラちゃん、おばあちゃんの年金があれば、もうちょっとましな生活、せめて食糧を万引きする必要はないんちゃうんかなって思った。まあ、リリーさんほとんど働いてなかったし、サクラちゃんもクビになった腹いせ?に化粧品やら下着やら高そうなのを衝動買いしてたし、そういう感じだから食糧に回すお金もないんかもって思った。言葉にされていない部分でも、いろいろ想像が巡る部分があって、サクラちゃんはきっと虐待されてたんだろうし、子どもが産めない、産まない事情があったんだろうし、切なくなった。ショウタが万引きに疑問を覚えてくれたのは、ほっとした。彼は与えられた環境の中で、出来る事の最良のことをした、と思う。おじさんおばさんになってからだと、ずっと続けてきてしまった悪癖を断つのは難しい。それ以外で生きていく術がないもの。まともな収入も住居も手に入れられないし、類は友を呼ぶ以外の人間関係を築けないから、生活を向上させる術がない。まともを自負する人たちは、リリーさんやサクラちゃんにチャンスを与えようという気にはならない。周囲が見下し、嫌悪する立場を崩さないから、本人たちも助けてくれって言えない。リリーさん、サクラちゃんが実際に居たとして、私も多分目もくれない。触れ合うことがあったとしても、記憶にとどめる必要がないと判断すると思う。ある程度の年齢がきたら自業自得でしょって断罪してしまうと思う。それが正しいとは思わないけれど。社会の底辺に追いやられた人を見下し目をそらす私が映画の隅っこにいた気がして、情けないなとおもったり、でもどうにもならへんし、自業自得でしょって思ったり、気持ちの置き所が定まらなかった。リリーさんとサクラちゃんは、機会や人やなんやかんやに恵まれていれば、人を殺す必要がなかった人じゃないかと思う。彼らは理由・手段はどうあれ、ショウタとゆりを慈しんで育てた。健やかさのかけらは確かに持っている。だけど。ショウタとゆりが、将来リリーさんやサクラちゃんにならなくて済む方法は、なんだろうか、とも考えた。パルムドール効果で普段のお客さん意外も観ているなーと感じました。おめでとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "是枝監督、本当におめでとうございます‼\n この作品を見て是枝監督の作品が好きになりました。万引き家族を見て分かったことは家族の絆って何なのかです。※この作品で本年度のカンヌのパルムドールだけじゃなく本年度の米アカデミー賞外国語作品賞ノミネートしてもおかしくないと思います‼ " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "やるせない\n 現代社会の闇的な話。ラストもスッキリはしない。本当の家族とは、なんなんだろうと考えさせられる。確かにそこには、家族があったと私は思う。おばぁちゃんを、隠してしまうシーンは、現実にもよくある報道で、ニュースで見て、ひどいなーとか、凄い人がいるなとかしか、思わないけど、報道されないだけで、裏にはいろんな事情や、しょうがない理由があるんだろうな、と考えさせられました。あとは、役者が凄いよかった。ただ、無駄にキャストが豪華過ぎることも、若干きになる。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いろいろ考えさせられるけど\n ストーリーに合った配役が良かった。が、\"松岡茉優のおっぱい\"が全て。になってしまうくらい衝撃的で刺激的でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "\n 血は繋がってなくとも家族ハッピーエンドかバットエンドかはわからないけど過ごしてきた時間は家族で過ごした時間駄菓子屋さんの配役は良かった4番さんと警察官は有名な人でなく名も無き役者の方が良かったと思うちょっと豪華で、お?となった " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後\n 最後ゆりちゃんに少しの救いがあって欲しかった・・・実社会の問題を取り扱ったとしても、せめてこの物語の中ぐらいは・・・と思ってしまう自分はまだまだなんでしょう " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "しみったれた話\n 是枝監督の映画はしみったれた話をいつも延々と流してる。映画はハラハラドキドキビックリ心震わせる感動。万引き家族にはそんなものが全くない。パルムドールってこんなものか?日本アカデミー賞はこんなうすら汚い一家を讃えるのか? " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ひたすら重い\n ほのぼのシーンもあるけれど。現実味が薄いからか、感情移入はあまりできず。難しい。潰れなきゃ良いとそう都合良い解釈は通じずく、結果父子は違う道に辿り着く。母娘は一瞬可哀想と思うが、母に関してはやはりしっぺ返し感が否めない。祖母娘の繋がりが強そうに見えた理由は今一つわからなかった。背景とか知らない限りは、後半登場の警察官の心情になる人が大多数なのではなかろうか。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いろんな愛情の形に心惹かれました\n 平坦に流れていく中でジワジワ来る映画でした。間違った愛情さえも共感してしまう自分がいました。中でもさくらさんの泣くシーンに心うたれました。 " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "子育てごっこ\n 同じフジテレビ制作の「コード・ブルー」なんか見ると、こんな美男美女ばかりいる職場はないだろうと突っ込みたくなるが、そこへ行くとこの映画は安藤サクラと言いリリー・フランキーと言い、ほど良いリアル感のある顔ぶれで安心する。もちろん“万引き”も出てくるけど、どちらかと言うと疑似家族による子育ての部分に比重があり、この監督はそのあたりの題材にずっとこだわりがあるようだ。映画はこの家族の閉じた輪の中でずっと話が進むので、最後にすべてが露見して外部と接触することで、かえって開放感すら覚えた。そう言えば、昔「ひき逃げファミリー」という映画もあったが、あちらはひき逃げした車を家の中に隠して解体する話だったような。 " + }, + { + "date": "2018-07-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "で\n 面白いかな~ 外人さんには面白いのかな~ドキュメンタリー?でもないな~ボヤッとした貧乏家族物語みたいな " + }, + { + "date": "2018-07-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ヒトは弱い\n パルムドールを受賞したこの万引き家族。中々見た足を運べなかったが、昨日やっと鑑賞できた。映画の感想どうこうよりも、この作品はパルムドールを獲るべくして獲ったといえるそんな作品であったと思う。パルムドールを受賞した「パリ、テキサス」と同じような撮り方をこの映画ではされている。是枝監督の「そして、父になる」でもあったように今回では風俗店のシーンをオマージュしていた。また無駄に豪華すぎるキャスティングといった点から、かなりの資金が注ぎ込まれたことがわかるし、これには文部科学省の後押しもある。是枝監督はパルムドールを喉から手が出るほど欲しかったんだと推測できるし、国としてもも同じく狙っていたと思える。感想としては、とても難しい内容の映画であったし、やはり家族再生というものがテーマであったが、その結論というものは私たちに投げかけて映画は終了した。オープンエンディングたったということは、この映画は問題を鑑賞者に投げかけただけで、これから先どうするかは私たち次第ということだ。この作品から私は、人間の弱さを感じた。どんだけ人を大切にしようとしても、誰もが自分を優先してしまう。これは人の性だ。決して悪いことではない。誰もが心の中に見えない闇、悲しみを抱えている。それを共有できるヒト(家族である必要はない)がいるだけで、人生は変わっていく。是枝監督はこれらを社会問題とミックスさせながらセンセーショナルに上手くまとめ上げた。しかし、作品は高評価とはならなかったが、作品の価値はこれからの私たちに委ねられている。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "日常に潜む、静かな闇\n みたいなものが深く繊細に描かれていて、是枝監督は「誰も知らない」からちっともブレてない。終盤の安藤サクラさんの演技が素晴らしかったです。そしてエンドロール、細野さんの温かくも不穏な音楽が、なんとも言えない観後感にパーフェクトマッチング。震えがくるほど余韻に浸ることができました。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ニッポンはウソばかり\n   泣くための映画ではない。考えるための映画だ。泣くと気持ちはすっきりするけどモノを考えない。ニセの家族がスクリーンに生きている間、観客席の私たちは日本の社会の不自由さに身を浸す。  日本は貧乏になった。一生懸命働いても、最低限必要な食べ物と、住むところと、着る物を確保できるとは限らない。食い物が足りなければ万引きをする。年寄りが死ねば死んでないことにして年金をもらい続ける。金がないのだから仕方がない。  日本の家族は人が減った。パパとママと娘しかいない。マンションの箱の中で孤立し、追いつめられている。パパはママを殴り、ママは幼い娘に熱いアイロンを押しつける。弱い者がさらに弱い者をたたく。 だからといって、ニセの家族が希望というわけではないのだ。そもそも万引きは悪いことだ。年金をだまし取るのも悪いことだ。リリーフランキーの「お父ちゃん」はママを殴ったりはしない。それでも最後には、万引きは悪いことだと骨身にしみて思い知らされる。盗んで育てた男の子に教えられる。ニセの家族はバラバラになる。娘は虐待のママの家に帰るしかない。  救いがない。泣くこともできない。ただ悲しくなる。ウソの家族の、ウソの話を見てひどく悲しくなる。  今日の新聞に、ジャパンクラスという雑誌の広告が載っていた。「知れば知るほど、ウラヤマシイ!ニッポン人の暮らしぶりに羨望のまなざし」。心の底からアホかと思う。  「ニッポンスゴイ」は我々を救わない。救いがないところから始めるしかない。しかし何を。たとえばデモか。ボランティアか。選挙に行くことか。少なくとも弱い者をたたくことはするまい。世の中にあふれる弱い者を叩く言葉に加担することだけはすまい。よく分からず、楽ではなく、先の見通しも立たないけれど、まっとうなところでなんとか持ちこたえようとこの映画が言っている。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラは現代日本の宝。\n 是枝監督の、是枝監督らしい一本。惜しむらくは、今の日本にそれが刺さるような的はもう無いんじゃないかという日々の実感。作品トーンを乱す俳優紛いの起用はかなりマイナス。池松壮亮、高良健吾が出て来なければ星満点だった。申し訳ないが、個人的に。現代日本が誇るエロシーンにしかかり出されない「AV俳優」池松壮亮氏には、嫌悪感しか無い。珍しく一般作品に来ても、セリフモニョモニョの上にキムタク演技、偉そうにオゾン監督と対談するレベルでは到底無いんだが。セックス監督のオゾンは大好きなんだろうな、(以下言わずもがなで申し訳ない) " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "曲者揃い踏み。 ようやく見に行きました。ほぼ松岡茉優ちゃんがお目当...\n 曲者揃い踏み。ようやく見に行きました。ほぼ松岡茉優ちゃんがお目当てでした(笑)いやしかしよくぞここまで味のある俳優ばかりを集めたもんだ。安藤サクラを筆頭に子役、そして端役まで。「万引き」という題名通り、決して明るい話ではありません。どころか、誘拐、年金搾取ととんでもない家族、いや擬似家族です。しかしそこには確かな愛情もありました。いったい家族とは何か、何が幸せなのか、登場人物ともども私たちも考えさせられます。お目当て松岡茉優ちゃんの曲者っぷりも他の大御所たちに負けず良かった。彼女の台詞、「つながりって普通はお金」、染みました。あとセクシーショットも予期せぬご褒美(笑)日本より貧困が多い(気がする)他国から見たらどうなのでしょうか、この作品。パルムドール受賞おめでとう🎉1- I-9席にて鑑賞。レディースデーだったようで女の人ばかりでした。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "演技を愛でる時間\n なるほどー、とは思ったけれど、ぐぐっとは来なかった作品。それぞれの得意な熱演を寄せて集めて、その時々は非常に美味しいのだけれども、時間が経つと記憶に薄い幕の内弁当。個人的にはそう感じてしまいました。けっして面白くないわけでも、考えさせられないわけでもないのですけれどね。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "現代邦画の傑作\n 現代社会の闇を一点に集約したような話で現実離れしてはいるが間違いなく現代の日本人が目を反らそうとする社会問題と正面から向き合っている素晴らしい作品。監督の演出の手腕と役者人の名演もあってか後半から泣きっぱなしだった...劇場で見れて本当に良かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "鑑賞後のモヤモヤがむしろ良い\n 『万引き家族』優れた作品でした。明るく楽しい映画がいい映画とは限りません。鑑賞後に、自分の中に「考える種」が残るような映画もまた傑作だと思います。僕らが見過ごしている、貧困や虐待などの社会の闇の部分が複合的かつ重層的に描写されてて、非常に重たい内容である一方で、心温まる家族愛も感じられる不思議な作品でした。役者の演技力が非常に高く(特に安藤サクラと子役、樹木希林)、一つ一つの言動から登場人物一人一人のバックグラウンドを自然と想像してしまいます。「万引き」は確かに物語のキーではあるのですが、この映画はそれ以外の家族のやり取りの意味やそれぞれの心の葛藤、抱える闇を行間から読み取るのが楽しみ方の一つではないかと思います。鑑賞後に私に浮かんで来た考えは以下の2つです。「社会が求める正義は時として当事者にとっては暴力だなー」「犯罪は許してはいけないけれど、犯罪に走らざるを得ない状況を作っているのは社会の側かもしれない」とか、色々考えさせられました。鑑賞後のスッキリ感はなく、むしろモヤモヤが残りますが、本当の家族って何なのか、愛ってなんなのかをよくよく考えさせられます。パルムドールは伊達じゃないですね。是枝監督、凄すぎます。観た方がいい! " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "じょうずよりまとも\n 上手に生きる事を基準にして、考えたり行動したりすると、色んな事が見えなくなってしまいがち。だったら、マトモに生きる事を基準にして考えてみよう、行動してみよう。そうすると、見逃してはイケナイこと、見てないフリをしてはイケナイこと、色んな事が見えてくる。やってはイケナイ事も見えてくる。しょうたとりんは色んな事をマトモに判断できる子になるだろうし、ラストではもう・・・・・。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "お金を払ってまで観る?\n この映画評価がかなりわかれているようですね。・映画館で30分観ていて感じたのは、かなり裕福な人が作った、上から目線の困った家族の映画だと言うこと。・万引きされる側のことを何とも思っていないこと。すごい!これが世界で評価されるなんて。・日本映画って、この作品に代表されるような一軒の家、または六畳一間があれば映画が出来てしまう。・世界で評価されたのは裕福に見える日本にもこのような家庭が存在する、その一点ではなかっただろうか。なんとも悲しい、貧弱な完成の映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "環境が悪かったのか思いの外入り込めなかったのが残念。 ちょっと前情...\n 環境が悪かったのか思いの外入り込めなかったのが残念。ちょっと前情報が多過ぎたのが自分自身の失点かも。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "観ました\n パルムドール受賞ということで、初めて是枝監督の作品を鑑賞させて頂きました。子役の佐々木みゆさんからベテラン樹木希林さんまで、この作品での役作りが素晴らしく、作品世界に引き込まれ、見始めたら、あっという間にエンドロールを迎えてました。ごくごく自然な演技のなかにキャラクター性を引き出す見事な演出力だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "賞を取ったからといって\n 賞を取ったと事と、個人の見方とは別物。中身のない映画だと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "自分の中にだけそっと落とした言葉を思うと。。切なくなりました\n 家族とは何か、人とのつながりとは何かを考えさせる映画でした。血のつながりのない人たちが集まって身を寄せ合って、どこからが本物の家族かがわからなくなりました。治の親になりきれない「おじさん」との関係と、母性あふれる信代との関係は本物といってもよい関係で、1つの家族としての集合体にいくつもの関係性が混在し、その生活の中で起こる祥太の気づき。いわれるままに万引きで生計を立てていたが、ふと善悪の疑問に気づき、生活を終わらせる決意をする。祥太の成長物語のように感じました。複雑な共同生活、彼らの声として届けない最後の言葉。届けることをやめ、自分の中にだけそっと落とした言葉、何と言おうとしたのかを考えるとまた切なくなりました。声にできなかった言葉が胸をチクチク刺すような映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "すごく考えさせられる\n 家族って、なんだろうどこからが犯罪なんだろうこの後この人達は、どう生活していくんだろうこれまでの生活は、今後の人生にどう影響していくんだろうこれから、どんな家族を作っていくんだろうすごく考えさせられる作品でしたもっとずっと、この先の姿も見ていたかった切なくて、悔しくて、悲しいお話。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "日本の下層部分の現実はよく表現できていた。[誰も知らない]の家族版...\n 日本の下層部分の現実はよく表現できていた。[誰も知らない]の家族版と言った感じ。ただ、是枝監督って、これまでは映像から観る側にメッセージを読み取らせるタイプの監督で、そこが特徴なのだが、今回、演技としては完璧だが、安藤サクラに語らせすぎではないかと感じた。黒澤明みたいなタイプの監督なら雄弁に語ってもいいがスタイル違わないかと思った。逆に言えば、それがからカンヌパルムドール受賞できたかもしれないが。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "うーん\n 突っ込み所が多すぎて引いてしまった。リアリティなんて気にしない人なら楽しめるかも。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "愛の成就をすくい取った映画\n 万引き家族是枝監督の映画はデビュー作から拝見してきまして、とりわけ衝撃的だったのは「誰も知らない」でした。今作は「誰も知らない」の大人版というか、家族版というか、そういう感じでした。この映画は愛が描かれているんだと思いました。自分が愛する者に、自分の最も大切な物を差し出す。ユリに対して、祥太は自分が最も大事にしていた万引き(で逮捕されるという犠牲)を差し出し、夫の治に対して妻信代は自分が最も大事にしていた夫との時間(死体遺棄の罪を被って服役するという犠牲)を差し出し、治は祥太に対して自分が最も大事にしていた父になりたかった自分を差し出し、おじさんに戻る。この映画はハッピーエンドで終わらない。しかし、登場人物達は純に愛を遂行する。これが幸せの一つの形なんだ、と思う。現代の過酷な環境の下で、「誰も知らない」暮らしを望んでいた登場人物達。しかしそんな幸せな暮らしは、誰かに知られる事によって終わりを告げる。日々の暮らしもままならない血の繋がらない家族達は、精一杯の自分を捧げ合うことで愛を成就する。その純な瞬間をすくい取った映画。すばらしい。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "物語が進んで行く内に「あれっ、この家族思ってたよりもヤバい?」ってなっていって...\n 最初はただ万引きをして生計建ててる家族という印象だったのに(それだけでも十分ヤバいが)物語が進むにつれてどんどんこの家族が抱えている闇が明かされていって遂には...という感じでどんどん引き込まれて行ってしまった作品でした見終わった後も監督が出演したラジオなどで裏話を聞き「なるほどそうだったのか...」とびっくりとても考えさせられる作品でした " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "途中で時計を見たくなった映画\n CMを見てほぼ思った通りのストーリー。育ての親が殺人犯でなければもう少し感動できたのかも。赤ちゃんの頃にさらってきた子供が、おじさんおばさんと呼ぶのも不思議で、松岡さんの役がどうして自宅を出たのかのも謎で?が残る映画。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族。。。\n 全編暗いのかなと思ってたらそうでもなかった。クスクス笑える場面も前半は多いし。でも考えさせられる話。子供が万引きしてるシーンは心がいたむとか。ばあちゃんちの汚くて考え狭い部屋とか、ぼろぼろのフリース着てるとことかリアルだなぁ、とか。稼ぐにはこういう仕事するしかないのかなあ、とか。偽りの家族でも幸せなのかも。あれ?そもそも家族ってなんだ??安藤サクラの演技は凄かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "繋がりとは\n 例えば、道端で箱の中で泣いている子猫昔だったら当たり前のように誰かが連れて帰りなんだかんだ言いつつもいつのまにか家族になっていたそれなりの愛情とそこそこの世話で猫も居着いてくれた家族それぞれにその猫とかかわりそれぞれの接し方で自分の中の「穴」を埋めていたのかもしれない子供の頃、大人になったら一人で生きていけると思ってただだ飯を食って暮らすだけなら一人だっていいじゃないか淋しくてもそれは悪い事じゃないし誰かに迷惑さえかけなきゃいいじゃんって今でもそんな思いが心のかなり深いところにあると同時にそれは無理だ! とも思う気持ちがある人との繋がりを思うと面倒な部分もあるがそれがかえって心を豊かにしてくれるものだからなのかな箱の中で泣いている子猫に憂いを持ち、つい連れて帰ってきてしまったあの時私の中にほんの少しだけ本当の優しさが産まれたのかも知れない。な〜んてね、作り話ですよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "話をふくらましてるわりには何か最後が中途半端な終わり方だった\n もうひとつ良い映画ではなかった❗登場人物を増やしているわりには中身が薄くて一番最後の終わりかたが中途半端だった! " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "母性\n 凄く濃い作品だった。家族1人1人に語られない背景があり、とても一回観ただけでは、あの歪な家族の本質を把握し切れないと思える。それらを匂わすピースは散りばめられてるものの、その原因なり理由ははっきりと言葉に出来ないような感じだ。何とはなく性善説のようなモノを感じ、時間と環境によって捻れていく「人の性」みたいなものを感じる。人物への造詣がとにかく深く…。家族それぞれに与えられている「役割」が見事であった。それでいて押し付がましさもなく、手本や見本を提示する事もない。わかりやすい愛情表現など、ただの一つもなく、映画なのに肌で感じるという言い方が、凄くしっくり馴染む。「母親」という存在が家族の核となるようにも思え、命を産み育む存在に支えられているという構図に説得力を感じた。完璧な人間など1人もおらず、完璧な環境なんてあるはずもない。元々、欠けているのが当然で、だからこそ他を求め、迷い、彷徨う性質があるのも当然で、その前提で家族の核が形成され、人が増えるの事によって家族という枠組みがより確かなものへと成長していく…。夫婦というのは、ただの契約で、あかの他人だ。男と女だ。「子供」という存在が父親と母親にしてくれる。ラストに近づくにつれ、安藤さくら氏が聖母のようにも見えて、素晴らしかった。カンヌのパルムドール。至極、納得できた作品だった。どこがアドリブなんだろうかと思う程に、家族の台詞に力みを感じず…ともすれば明瞭ではない部分もあったりするんだけど、一般論や常識をふりかざすマスコミや刑事の言葉は明確で澱む事もなくハキハキしてた。そんなトコにも演出意図を想像してしまう程、監督の視野の広さを感じた作品でもあった。 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ずっと余韻が残る、ずっと考えている\n 安藤サクラが気になって、公開してからずっと見たいと思ってて、やっと見ることができた。きっと考えさせられる映画だろうから、見終わった後に一緒に見に行く人と感想を言いあったりしたいな〜なんて思っていたけど、実際に見た後に、言葉が出てこない。出てこない。ぺらぺら感想を述べることができなくて、、、ずっと考えていた。でもいまだに感想がまとまらない。なので、レビューを書きながら、感想をまとめたいなと思った。かなりネタバレ含んでいるので、映画を見た方だけに見てもらいたいです。最初から万引き親子のシーン。ああ、そうそう万引きだよね〜そういう映画だもんね。という感じで始まった。汚い平屋の一軒家。狭い家にひしめき合って生活する人々。老婆、おやじ、女、少年、娘一部始終がリアルで、貧乏生活が画面いっぱいに映し出されていた。ゴミのようなたくさんのもので埋め尽くされた家。食事中に爪を切ったり、決して美味しそうじゃない鍋物をみんなで突っつきあいながら、唾を飛ばしながら、汚い食べ方をしていた。言葉遣いも汚い。五感で感じるものはまさに『汚い』それがリアルに感じられた。においや、味、までが伝わってくるようだった。生きるためには犯罪でも犯す。嘘もつく。反省は・・・・・しない。だってそうしないと生きていけないから。そして血のつながらない家族を繋ぐための犯罪でもある。お店に並んでいる物は、まだ誰のものでもないから、お店がつぶれない程度ならやってもいいんだよ、と教えられる。最初っからどぎつい内容。普通に考えて、人としてあかんやろ!という感じ。でも、だんだんとその集まりの集合体から、表面上のものでない、お互いの思いやり、愛情あることがわかってくる。万引きした食べ物をみんなで分けて食べる。全員そろっての食卓シーンが結構多くて、それも家族観がでてた。普通の家族でもなかなか夜みんなで過ごすことない。虐待されている女の子が家族の一員になるところから、ますます、それが感じられたし、あ、この家族はただ、目の前にあるかわいそうな子、人をほおっておけないんだと。それはもしかしたら、自分自身と照らし合わせて救ってしまうのかもしれない、でも単純にそんな気持ちなんだな。って。社会的にとか、そんなのは二の次。なんだって。子供が捨て猫を拾ってきちゃう。拾ってきたけどおうちで育てるのは難しいけど、でもほおっておけない。そんな子供みたいな幼稚だけれど、純粋な心を持ってるんだなって。それからも、この家族は、それぞれが生きるために、犯罪だとしても、偽りの家族に頼り、頼られ、伴に生活をする。本当の名前を知らなくても、何をしてきたのか?しらなくても、一緒に暮らす、伴に生きる。その居場所、その時間を大事にしているんだろう。どういうわけか、段々とメルヘンな世界に誘導されている気分になってきた。おとぎ話のような感じでもある。この矛盾した関係、生活に心地よささえ覚えてしまった。ずっとこのまま矛盾した、この人たちの幸せが続きますようにと思ってしまった。ところが、少年がだんだんと成長する中で今の自分を客観的に見れるようになってきて、今やっていることはよくないんじゃないか。と感じるようになってきたところから空気が変わってくる。少女に万引きをさせたくない、そもそも万引きって良くないんじゃないか?学校は家で勉強できない子が行くところと教えられてきたけど・・・拾った教科書を興味津々で見る。学校が気になってきたんだろう。見ている側も、メルヘンな世界から、じわじわと現実に引き戻されていくのがわかった。海のシーンは本当に良かった。お父さんと少年の海の中でのやり取り。おばあちゃんと安藤サクラのやりとり。おばあちゃんの皆が海の波打ち際で並んでるのを見ながらつぶやくシーン。幸せなシーンなんだけど、なんだかスッと寂しい何とも言えない気持ちになった。この後、おばあちゃんの死をきっかけに、今までの生活が全てなくなってしまう真実がどんどん明るみになってくる。それぞれの人の本性がでてくる。あのつぶやいたシーン。おばあちゃんがキーマンだったんだなって思った。あの家族はおばあちゃんでつながっていたんだ。そして、おばあちゃんが、全て元ある場所にもどしてくれたのかなと思った。幻想的な世界の家族から、しっかりと日の当たる世界にそれぞれがスタートをきっていったような気がした。それぞれが辛い現実が待ち構えているけど、この家族で暮らした時間があったからきっと乗り越えられると思う。それは、確かな愛がこの家族にはあったから。愛を持っているは困難にも立ち向かっていけると思う。現実的にやってしまったことの罪はお母ちゃんは代表してしっかり、償い。少年は施設で暮らしながら学校に通うようになり、お父ちゃんは、一人暮らしの普通のおじさんに戻り少女は元の親に戻された。少女は幸せだったのか?って暗い気持ちになるという感想があったけど、私は、この少女が母親にこっちにおいで、服買ってあげるからといわれたときに、首を横に振ったのをみて、この子はしっかり生きていけると確信した。あの家族と出会って暮らして愛情をもらったから、強くなった。眼の光が戻った。自分を大事にすることを教わったんだと思う。たとえこれから何があろうともこの少女は幸せになれると思う。数え歌を唄ってあの家族との幸せな思いでをずっと抱いて生きていくのだと思う。万引き家族、本当に最高でした。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "深く考えさせられる\n 役者の演技力がすごく、とてもリアルに感じた。世間的には少女を誘拐したとされているが、虐待されていた家族から救い、実の家族よりも大切に育てており、家族という概念は血の繋がりだけではないものだと改めて実感できる内容だった。個人的にしょうたくんがキチンと自分の意思を持って捕まってくれたのが凄い勇気ある行動だと褒めたいですね " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "儚い絆、もろい絆\n 切なかった。素晴らしい俳優さんたちばかりで、お腹いっぱいになりそうななかで、子役のふたりに惹き付けられる。細かいところまで意味がありそうで、散りばめられた想いを探していました。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "家族っていいなぁ\n 形はどうあれ、家族っていいなと思えた。愛情のベースにあるのがお金だとしても、万引き家族の一人一人に役割があるから、家族としての居場所があるんだと思う。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "もっと深く\n 意外にもあっさり。もっともっと深く掘り下げてほしい。3人の最後の口パクのセリフが正確に読み取れなかった。悔しい。もう一度見ないと。ん?これは2度見させる作戦⁇何が家族なのか?いや、これが家族なんだよね。関係性の向こうに現代人の孤独感が見えて切ない。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "なんか、う~ん・・・・・・\n まぁ海外の映画の賞を取ったというので観てみましたが・・・・・・・・・うん、つまらん。そんなに期待しないでいたんだけど。なんで万引きするの?貧乏とか言う割に年金受給者に労働者もいてちゃんと収入はあるはず。これじゃぁ万引き推奨映画と言われても仕方ないわー役者さんの演技はとても良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "入り込める何かが必要か。\n 色々詰め込み過ぎた脚本の不自然さが際立ち、演技や演出を自然に見せようとすればするほど言わされている感が気になった。もうちょっとテーマを絞り込み、後半のいかにもドラマ的な「不自然なセリフ」を減らせば気持ちよく飲み込めるのかもしれません。でも深みがある作品です。 " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "捻りがない\n 他人同士の同居生活だけど素敵な家族像でした^ ^本当の家族よりも仲が良いようにも思えるほどでした。でもこの手のストーリーはよくあるし、最後の翔太との時間のその別れの会話も想像が付く内容だったし捻りが無い(^^;ラストはいい終わり方だったと思うけど全体的にまぁまぁだったと思う。是枝監督の映画はほとんど観てますけど色んな映画を作ってくれるので毎回楽しみです。個人的には去年の三度目の殺人が1番好きです^ ^ " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "なんかいまいち\n こういうふだんの生活を表現した映画は好きなんだけど。なんか万引き・・・ただそれだけみたいな。是枝監督、「海街」のほうが人間のありかたを描いていたように感じました。なんかきれいじゃないなと、なんか底辺を描いて「で、どうなの。」みたいな。底辺を描いた映画は「焼肉ドラゴン」もそうでしたが、私はそんなにこだわる方じゃないんですが、映画を評価する人の言葉を借りると、何を私たちに伝えたかったのか寄せ集めは結局バラバラになると言うことかそれぞれ、みんな、戻る場所に戻ると言うことなのか。俳優さんたちはみんなよかったです。特に子役の二人。女の子は、これから体型も顔の表情も変わっていくので分かりませんが、二人とも上手だなあと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "社会派。\n タイトルと予告からするとあまり想像出来なかった結末。社会派映画。是枝さんカラー。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "初めての経験\n マスコミによる多大な宣伝により、多くの観客と共に鑑賞。映像の生々しさ、キャストの迫力ある演技により映画の世界に引きずり込まれるような感覚。気が付くと周囲から、全くポップコーンなどを食べている音が聞こえない。こんな映画は初めてだ。必見の作品。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いい映画!でも面白いわけではない!でも心に何かを残す映画\n とてもいい映画には間違いない。でも面白くはない。ただ、心に何かを残す本作は、名画ではなくとも、妙画だと思う。いかにもパルムドールを受賞しそうな作品だと言うことも実感した。深夜にかけて、1日で、ハンソロと本作を二本見たが、先に本作を見ておいて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画フリーク向けwww\n 日本の底辺を描いた映画です。これ以上は、ネタバレなので割愛しますが、日本が抱えている様々な問題(児童虐待、日雇い労働等)を凝縮して映画にすればこうなるのかぁ、と思っています。また、監督の丹念な調査に基づいた映画で、パルムドールを受賞するのは、納得できます。一緒に見ていた他の観客から、「よくわからんかった。」との感想が聞こえてきました。確かに、映画に係ったことがある人でないと、分らないような描写がある映画です。まぁ、評価が二手に分かれる映画で、シネリテラシーが要求されます。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "胸が締め付けられる\n 私は裕福でもなく、かといって貧困でもない至って中間、一般的な家庭で育ってきたけどこれからのことを考えてるといつ社会的に弱い立場になるかわからない。高学歴でもないし派遣社員で収入も安定してないけど実家暮らしだから食べるに困る訳ではない。けれど実家は賃貸で親が亡くなれば今の生活は一変すると思ってて、このままじゃいられないのは薄々思ってる。そうなったときに、自分の力でなんともならなくなったらきっと簡単に落ちると思う。この映画に描かれている人達と比較してしまえば恵まれてる状況だと考えられるかもしれない。様々な社会問題を詰め込んだ作品で、世間が思う型にはめた幸せに押し込まれたばらばらにされた家族。それは本当に本人達にとって幸せなのか?正しい正しくないで言えば正しくないのだけど、そうする形でしか生きられなかった人もいる。それを世間から見たら甘え、自己責任と言う。政治家は票を得るための大多数の人のためにしか政治をしない世の中。誰のための政治なのか?最近、バラエティ番組でいかに外国からみた日本が素晴らしいか、という番組が増えたような気がして、違和感があった。たしかに素晴らしい面もあるのだけど、綺麗な部分しか見せないようにしている感じ。日本人が自作自演で日本の素晴らしさを日本人に思い込ませようとしてるような。この映画が国際的に評価を得たことで、なんとなく安心感がある。だって、風景だけで見たらこの映画に(一般的な)日本の素晴らしい風景なんて殆どない。散らかった家、風俗、犯罪、淀んだ空気感。その中で際立つ、歪な家族のつながり。綺麗なものの裏で、こういう世界がたしかに存在してて見ぬふりされるまま見つかったらマスコミに好き勝手言われ、世間の冷たい目と本当の事を知ろうとしない世の中。実際に報道されたニュースの中に、どれだけ本当のことがあったんだろう。どれだけの本当のことが隠されてしまったんだろう。そして私も、どれだけ見ないふりをしているのか。まだ自分は大丈夫だ、なんて言い聞かせながらいつ自分がそうなるかもしれない不安の中で抗いながら比較することで安心してしまう自分の汚さ、ずるさ。そういうことを考えさせられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "家族愛、人の気持ち、色んな物がある映画\n 宣伝から気になってましたが、話題作になっており、更に気になり観てみました。安藤サクラさんの演技力はすごいです。ママって呼ばれてましたか?お母さんって呼ばれてましたか?なんだろね。その一言だけで表情から感情が溢れ出てました。演技が上手い人ではないとできないことだと思いました。出ている人が、全員演技力が高いため引き込まれました。子役のしょうた役の子の演技もすごく自然でどこにでもいる子供で、拾われたりんちゃんも自然な演技で、松岡茉優さんはもちろん、樹木希林さんの表情を見てるだけで胸が苦しくなりました。リリーさんもやはり演技派ですね。盗んだんじゃない。拾ったんだ。誰かが捨てたものを拾っただけ。お金だけで繋がっているわけではなかったと思います。みんながみんなを支えてたと思います。好きだから叩くは嘘だよ。好きだったらこうするのってりんちゃんをぎゅっと抱きしめて涙を流すシーンでは胸がグッとなりました。海辺で樹木希林さんが、遠くで楽しそうにしてるみんなへ向かって、声は出さずに口だけを動かして何か言ってました。後から解説を見てわかりましたが『ありがとうございました』と言っていたそうです。その後すぐ亡くなってしまい、死期を察してそう言っていたように見えました。ところどころ、どれが誰で誰がどれで、どの人がどの立ち位置なんだ?嫁?息子?孫?とわからなくなってしまう部分がありましたが、解説を見ればすごくよく分かりました。一人一人が主役になってる映画のように見えました。全員にスポットが当たってました。ハッピーエンドにはなりませんでしたが、見て良かったです。りんちゃんのこの先ぐ不安で仕方ないです。ラストが意外とパッて終わってしまって、もっと先が見たくなる感じでした。社会的に見たルールとしてこの家族がしてきたことは犯罪です。でもそれで救われた命があり、もし誘拐してなければ死んでしまってたかもしれません。なにが正義でなにが悪か、ルールだけで判断するのは難しいです。安藤サクラさんは逮捕されるほどの悪いことをしたのでしょうか。ってゆう麻痺なのか、そんな感情が溢れました。その人にしかその人たちにしかわからない事が世の中にはたくさんたくさんありますね。真実なんて誰にもわかりませんね。紛れもなく6人は家族だったと思います。4番さんが物凄く贅沢な使われ方してましたね笑 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "花火?\n 歩いても歩いても、で是枝ファンになった私からすると段々とテーマが重くなって、自分のこととして映画に入り込んで観るのが、難しくなってきているように思います。別に是枝監督に言われなくったって、家族の間には愛情や優しさがあるのがいいと思うし、日本は長く平和が続いたせいか、綺麗な水がどんどん流れるところと、流れが悪く澱みつつあるところがはっきりし過ぎてきちゃって、なんかまずいぞ、なんか変だぞって感じは結構みんなあるんじゃないのかな。40過ぎて国のありように悶々とする身からすると、映画の中身がこうだったことより、成功を収めた上であの安倍の申し出をきっぱり断ってくれたことがほんとに良かった。この映画を思い返して良かったのは、あの少年の前向きさ勇敢さかな。あの少年が、優しいけども間違っているあの偽家族、弱さで集った居心地の良さ、そこから決別をはかった勇気。そしてそのきっかけが、あの女の子に盗みを始めさせたくないという衝動からきたところに、グッときた。あの環境にあって心根がきれいだったことに。少年のおかげでみんな改めて現実と向き合っていくことになる。リリーフランキーはおじさんに戻ると言う。もとの現実には戻るけどもそれが以前とは違うのは、みんなお互いに愛情をやりとりした経験、絆を持ったということで、それを胸に、厳しいであろう現実にそれぞれが向かっていく。それこそが本来の家族の役割のひとつなんだと、いまこのレビューを書きながら思いました。あの女の子が薄暗い団地の廊下から、自らビールケースに登って見る、明るい外の景色の中に何を思うのか、そこに果たして出ていけるのか。容易ならぬ環境にあることを想うと100%で明るくはなれないし、この映画をハッピーエンドではないという人が多いけど、ハッピーになれる可能性を秘めたエンディングなんだと思う、というより思いたい。あの少年は捕まる気だったにも関わらず飛び降りる必要があったのか。そこまでしないと変わらないと思ったんだろうか。みかんが弾みながら広がっていったのを見て、最悪死んじゃったのかと思って観てたので、なんとも残酷な演出に感じたけど、それがいい転機になったことを思うと、もしかしてあれは花火だったのかなと思う。少年は花火の音しか知らなかったけど、その少年がまさに死にものぐるいで打ち上げた(打ち下ろした)、痛々しくも盛大な花火。恵まれた環境にいる人は、頑張ろうとしている人の、決死の、地味な花火を見逃さないようにしたいものだ。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "内容が理解できない、ピンとこない人は幸せな人\n 経験した人しかわからない、という感想を書かれている方がいますが、本当にそう思います。話がピンとこない、なんだかよくわからない人は凄く幸せな家庭で生まれ育ったんだと思います。柴田家の人々は全員、いわゆる「機能不全家族」で育った人ではないかと思いました。親から充分に愛されず、愛着障害を抱えて、その足りないものを求めているうちにここに集まったように見えました。私の主人はまさに殴る蹴る、家に入れてもらえないという虐待を受けて育ったそうです。映画の中の、犯罪に走るほど貧しくても、愛情のある雰囲気になんだか羨ましく感じたそうです。私も殴る蹴るはありませんでしたが、愛情の絆を築く能力のない親に育てられました。実家に戻されたりんが、母親にじゃけんにされたあと、服を買ってあげるからこっちへきなさい、と言われたシーンにドキッとしました。たとえ殴られなくても、怒鳴られたり、絶えず言葉で圧力をかけられている感じで、何をしてもらうにも親の機嫌をうかがっていた自分と重なりました。同じ親に育てられた弟は、不器用、ぐずと言われ続けて育ったあげく、働く気力がわかない、とワーキングプア状態です。まともな家庭で育っていないことで、自分の能力を信じることができず、ケチな泥棒となった父親が、間違っていることはわかっていても、万引きしか教えられない、子供に何もまともなことを教えてやれない、というやるせない言葉がひしひしと身に沁みました。まともな家庭で育った人なら、なぜ働いて食っていけないのか、と思うだけで、そう思える健全な心が育たなかった、ということがそもそも理解できないと思います。りん(じゅり)のその後の人生が気になりました。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "いい家族\n 小湊鉄道!  と思った。いい家族の話だった、という印象。
家族のそれぞれが、それぞれの技で収入を得る、というところがよい。一方、フィクションの部分は勿論あるにせよ、根本的なところでは、ここに描かれる層を生む政策を、政府は採っているのだと考えさせられた。さて、小湊鉄道。この線で海水浴に行くというのは映画の中の世界として、ある程度大きな街に住む家族が気動車で海水浴に行くということがあるだろうか?  時代設定はいつだったのだろう?  と思った。そうしたら、都バスが出て来て「みんくる」が付いていた。現代の東京か。
都会から気動車で海水浴というのは、1970 年頃に思える。京都や大阪なら、もう少し後まであった?ところで、PG12 か。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "思った以上に良かった\n この父親は確かに社会的にいけない事をしているが、それによって小さな命が救われたのは事実。男の子もパチンコ屋さんの駐車場から誘拐したんだけど、もし何もしなかったら亡くなっていたかもしれない。いずれにせよ本当の親よりも愛情に包まれ、二人の子供は幸せだったと思う。社会のルールに縛られていて、SOSを出している子供を救えないのであれば犯罪でも正義なのでは?と思う。その制度のせいで虐待で亡くなる子供のニュースを聞くぐらいなら、誘拐でも愛情もって育ててくれる方がまともに思える。この家族は社会の底辺でも幸せそうだった。ラスト色々な事実が分かり、壮絶だが人間味があり考えさせられる作品です。けど、最後に女の子が親元に戻されたのは残念。ラストの終わり方はもう少し見たかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "カンヌ国際映画祭で受賞した意味があります。\n 自分も最後まで観てきました。この作品がカンヌ国際映画祭で受賞した事も意味があります。遺産相続問題、一人親世帯、単身世帯増加、孤独死問題、年金問題等世界中で課題になっている事や、先が見えない中でどうすべきかを考えるを問う物です。お薦めします。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "信じたい\n なにかとても美しいものを観た気がする、なんなんだろう。ストーリーを思い返せば、薄汚いものばかり見せられていたんじゃないかとも思うんだけれど。こんなはずじゃなかった人生の吹きだまりに、立ちのぼった陽炎のようなものだからでしょうか。必死で目を凝らして見つめてしまった。ゴミ袋を一人で蹴って、そして立ちすくむ。たまらなく胸に迫りました。それぞれの本当は欲しかった人生が、陽炎の中でゆらめいて、やっぱり消えて。でも、そこでしか育むことのできなかったものは確かで力強い。そう信じたいのです。キャストが見事にハマってました。子ども達が素晴らしかったし、当代一の女優さん達の競演は見応えありました。樹木希林はもとよりですが、安藤サクラ×池脇千鶴、すごかったぁ。アキの母親、森口瑤子も絶妙でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族愛というより…\n 個人的には、家族愛というよりも、貧困などの問題を抱えている者たちに対する世間の冷たさがテーマかなと感じた。少ない年金で孤独に暮らす老人、その年金を当てにする子供の居ない夫婦、風俗で働く未成年、学校に通えない子、虐待を受けている子、これらの人々は幸せに生きて平和ボケしてる我々の視界には入らない。血の繋がりは無くても、家族だと思うなら家族だと思う。ただ、血の繋がりがあろうと無かろうと、時に家族は壊れてしまう。家族の絶妙なバランスを保っていたおばあちゃんが亡くなる。そして治の万引き置引き行為に祥太が疑問を持ち始めたところで「この家族はもうすぐ終わるんだろうな」と予感した。正直、万引きをしなくても済むくらいの収入があれば、こんなに早く家族が壊れることはなかったと思う。治は愛情はあれど、万引きくらいしか教えられない甲斐性なしの情けない男だが、この情けない姿こそが現実的なのだ。アラサー女の私としては、信代が警察に詰問され、言葉にならず泣くシーンはかなり心をえぐられた。シクシク涙を流すでもない、わーわー鳴咽を漏らすでもない、無意識に流れ落ちてしまう涙を手で拭っても拭っても涙は止まらない。子供たちにとって自分は母親になれていたのか?自分の自己満だったのか?そうだ、子供たちに親が必要というより、この夫婦にとって子供が必要だったのだ、と感じた。治と祥太の別れのシーンでも、未練を残しているのは治なのだ。バラバラになった家族。でも、あのとき、お互いに必要だったのは間違いないのだ、と私は思う。信代が言う通り、楽しかった、のだ。もう一緒に居られないけど。亜紀が風俗のバイトの時に実妹の名前であるさやかと名乗ったり、治の本名は祥太であったことなどは色々考えた。亜紀はさやかに憧れていたのか?治は自分が成し得なかったことを祥太に託したかったのか?うーむ、皆さまの考察も知りたい。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "さすがパルムドール\n 見る前から嫌が応にも情報が入ってきたこの映画。見終わった感想は、とても考えさせられる作品でした。やっていることは悪いことなんだけど、全ては悪じゃないというか…非常に世の中を斜めからフォーカスしたメッセージ性を感じました。見る人にとって捉え方が違う作品のようにも思えました。こんな現実があるんだけど、みんなどう思う?みたいな。なので評価が別れると感じます。是枝監督の作品で個人的に好きなのはアングル。万引き家族全員で花火をみているシーン。安藤サクラが何と呼ばれていたか警察から聞かれたシーン。挙げればキリがないですが、とても印象に残る描写が多かったです。個人的には少ない人数で見る事をオススメします。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "万引き家族は本当の家族でないけれどアットホームな感じでこれが理想な...\n 万引き家族は本当の家族でないけれどアットホームな感じでこれが理想な家族だな思いました最後はいろいろと考えさせる内容だったけれど凄く感動しましたそれに是枝監督作品の中で一番バルムドールに相応し作品だと思いました " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "何が幸せなのかを問われている気がした。捨てられないモノにあふれた汚...\n 何が幸せなのかを問われている気がした。捨てられないモノにあふれた汚れた家、素麺の食べ方など、隅々までの細かい描写に生活感が溢れ、虚構の家族がより現実的に感じられた。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "血の繋がりが心の繋がりとはかぎらず、とは言っても血の繋がりほど濃い...\n 血の繋がりが心の繋がりとはかぎらず、とは言っても血の繋がりほど濃いものもないと、何とも反発する二つの間を行ったりきたりしてしまう感じ。多くを語らず進む世界は色々考えさせられた。何に驚いたって池松壮亮の出番が一瞬過ぎてまじ‼︎ってなったよー!ww4番さんーー‼︎ " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "何が正しいかなんて分からない\n 立ち位置、見え方で色々なものや思いや考えが変わる。頭では分かっていてもやはり多角的に見ようとしなければ中々見えないし、気付かない。それくらい人って普段は一面しか見えてないと思う。自分からしたら治なんてマジでクズで馬鹿で嫌悪感しか抱かないタイプの人間だけど、信代にとっては愛おしい人であるし、祥太やりんにとっては助けてくれた恩人でもあり、父親らしい一面も見せている。あのあと、果たして誰がどういう風になるかは分からないけど本当に良かったと思える人は誰なんだろう?と。願わくばせめて祥太とりんが不幸にならないで欲しいなと思わずにはいられなかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "是枝ブルー\n 是枝監督が作る画の、なんとも言えない雰囲気が好きで、是枝ブルーとでも言うんでしょうか、いいなぁ。さて、話題の映画はひたすら闇を描いて話が進んでいく。もう笑っちゃうほど闇しかない。一層R指定なんかせずに、教育現場でも流して、コレがジャパンだよ、って事を子供にも教えたらいいと思う。港区あたりで生活してる人はほんのひと握り、こんな家族だって意外と近くにいるかも知れないって。絶望的な話が続いていく中、一瞬垣間見える父性や母性に気持ちが救われる。ラストの演出も心揺さぶられる。昔は貧しくても慎ましやかに生きられた。今は貧しく慎ましやかにしてたら社会に気づいてすらもらえない。切ない映画だった。でもとても長い。途中退席したくなければ直前にトイレを済ませて欲しい。しかし、是枝監督はいい子役つかまえるなぁ。この子役達が数年後、また驚くような芝居を見せてくれることを期待してます。それと、レビュー見てて怖いなって思った。自分は映画の感想や備忘録に使ってるんだけど、“許す”とか“許さない”みたいなのが混じってて、そう言うのに触れると残念な気持ちになるんだよね。観ない選択だってあるじゃない?それでよくない? " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ただ生きる\n リリーフランキー演じる治は、一見冴えないコソ泥中年なのだが、運命的に救いが必要な人間に出会い、受け入れ、救済する。冬の寒い日にアパートの廊下で凍えていた少女。前夫に殺されるところだった行きつけのスナックの女。車上荒らし中、パチンコ屋の駐車場で車内に置き去りになっていた赤ん坊。皆、治が出会わなければ、この世に居なかったであろう人々。世間の人の目に触れられず、この世を去ってからようやく気づかれる人々。治は、生活するのに必要なだけ盗み、救われた人々とただ生きる。季節の移ろいと心の触れ合いを糧にただ生きる。この作品は社会的事件をモチーフに、実際に居る、居たであろう人々に、焦点を当て問題提起しつつも、治の存在によって、寓話となり、救済の物語になっている。時代が代わるたび、繰り返し見直されるであろう名作である。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "強い女たち\n この作品に登場する女性たちは、皆強い女たちだった。昨今の顔だけよくて芝居はてんでダメな女優とは比較にもならない。それほどの強さを感じる映画だった。安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林の三者は素晴らしい強さを見せつけ、各々の女魂を見せてくれた。「ああ、これが女優だな」と改めて感じさせてくれる演技。それぞれ世代の違う女たちが、それぞれの個性を最大限に生かしていた。そんな彼女たちの最後に待っているのは、理解はできるが納得のいかない、当然の結末。安藤サクラと松岡茉優の池脇千鶴を睨み付ける眼に注目しつつ、女性の強さを感じる映画。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "深すぎてわかんなかった\n 映画を見終わったあと意味がわからなくて感想などを見る中で意味を理解しようとしています。。社会問題を集めた映画だったんですねこの映画を否定する人は心無いって言ってる人がいるけど、少なくともその人達も映画を見ることができている富裕層の中の一人で、ホームレスを横目に通り過ぎているのだからあんまり人として変わらないんじゃないかなー社会問題って誰が解決するんだろうーというところまで考えて何かボランティアでもしようかな、という気持ちにさせられたのはこの映画を見たメリットだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "いつまでも胸に残る作品でした\n パルムドール受賞もあって、少しのんびり目での鑑賞です。まずリリー・フランキーを始めとするキャスト達が実に絶妙。彼らの芝居を見ているだけで楽しいのです。中でも安藤サクラが素晴らしく、ケイトブランシェットが絶賛していたのも納得の演技でした。そして樹木希林。彼女の芝居には化け物じみたものさえ感じました。実に自然なのに存在感がものすごいんですね。美術面でも細かい配慮が感じられ、とてもごちゃごちゃした家の中も、なぜか居心地の良い美しさを感じます。是枝作品に見られるあの色使いも良いんでしょうね。また本当に無駄なカットがなく、最初から最後まで実にきれいに収まっています。ラストの止め方も美しく、全体的にカメラがとても上手だった印象です。根底には万引等犯罪が横たわっているものの、彼らには家族の絆をとても強く感じ、歪ながらもその家族像には愛おしさすら感じるのです。どこから見ても優しさに溢れた家族が、この作品では描かれていました。「捨てたんじゃないです。誰かが捨てたのを拾ったんです」劇場を後にしてからも、このセリフがずっと胸に残っています。美しくて、本当に素晴らしい作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "この映画は救われない。 最初が仲のいい\"家族\"だっただけに、最後の...\n この映画は救われない。最初が仲のいい\"家族\"だっただけに、最後の終わり方は非常に胸糞悪い。でも心のどこかでこうなってしまうのではないか、と心配していた。普通のような家族。女の子拾ってきて暖かく迎え入れ、そしていつの間にか家族同然として全員楽しい日々を送っていた。このまま終わるわけが無いと思っていたのだが、やっぱり最後はああなってしまって…。せめてちょっとだけでも何か幸せに感じる演出があって欲しかった。でも素晴らしい。構成、展開、終わり方。全てが完璧で、さすがパルムドールといった映画だ。今年心に残るかなり上位の映画になることは間違いないと思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "この映画がつまらん?\n この映画のテーマは万引きじゃないですよ。万引き美化してるように見えます?万引きはダメだよって言ってるようにしか自分は思えなかったですけどね。この映画のテーマは人と人の繋がり、本当の優しさとは?、家族って?、愛とは?……。今の日本に痛烈な皮肉と嫌味、綺麗なものだけを見過ぎている人たちに真実を教えてくれてる映画です。万引きや年金の話なんてどうでもいいんですよ。見せたい描きたいのはそんなところじゃないと思いますよ。絆、ハートですよハート。奥田さんの娘さんに海で樹木希林さんが、亡くなる前『あなたよく見ると綺麗だね 綺麗よ………』あの一連のシーンが好きです私……。深いし本当に優しい映画ですよ………。この映画良くないって言う人とは自分友達になれませんね。後半警察とのやりとりなんて正に今の日本、愛の無い上っ面だけで人と話す人たち。そうじゃないだろ?ってスクリーンに向かって思わず声が出そうになってしまった自分。少なくともこの映画のテーマを理解できる自分は、向こう側の人間じゃない。とりあえずよかった。これからも精進して生きていきます。この映画は良い映画ですよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "現代のこの国に生きる私たちに向けられた優しさと厳しさ\n 是枝監督の映画を観ていると不思議と今まで自分が生きてきた中で出会った誰かを思い出す。あるとき突然夜逃げしていなくなった近くに住んでいた一家の事とか、給食費が払えず学校になかなか来なくなった同級生とか。ある時まで一緒に普通に過ごしていたはずの子の家庭が少し道を逸れて、普通の生活が出来なくなってしまう。でも、彼らはその後もどこかで生活を続けていて…そんな人たちの事を思い出す映画だった。そしてこの映画を観て思うのは現在も現実の社会で続く痛ましい事件の数々。犠牲になるのは罪もない人たち。育ってきた環境や、ふさぎ込まれた世界の中でしか生きてこられなかった人たちがこの社会のどこかにいて、何かのきっかけで爆発するときがやってくるのだろうか。身内の支えがなくなったとき、辛い状況に置かれた人々はどう生きて行かなきゃいけないのか、同じ時代に生きる者として深く突き刺さる作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "私には良さが全く分からない\n キャストの演技が上手い。良い点はただそれだけ。何も残らない。何も感動しない。伝えたいことは分からなくもないが個人的には、伝え方が中途半端だから感情移入できないのかなそういった印象の映画だった。…不完全燃焼感が…なんというか…。終始イライラ…こんな映画は今までにない。好き嫌いは別れるかも。以上。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "こんなにエンドロールに違和感のある映画は初めてだった ミッドタウン...\n こんなにエンドロールに違和感のある映画は初めてだったミッドタウン日比谷で見たけど、こいつらはどんな気持ちでみてんだろまあ、私含め映画の中も外も私もみんな自分のことばっか考えてた " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "せつない。\n 悲しいというか、せつない。何のつながりをもって「家族」というのか。血の繋がりだけが「家族」じゃない。勿論、殆どの場合、それが「家族」ではあるのだけど。私はこの万引き家族は「家族」と思った。特別「家族」らしいことはしてないけどそれこそ「家族」なんじゃないかと。「産まなきゃよかった」と思うなら、殴って寒空に出しっぱなしにしとくならもう、それは、「家族」ではないんじゃないかと。いろんな「家族」の在り方があるとは思うけど、結局、助け助けられお互い成長しながら「家族」って造られていくのだなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なんとも言えない人間ドラマ\n なんていう一言ではまとめられない作品。本当に是枝監督は人間模様が絶妙で惹き込まれる。そしてキャスティングが逸材。皆さん素晴らしい役者さん達だけどなんといっても安藤サクラさん。終盤の事情聴取を受けながら泣くところは本当に素晴らしい。松岡茉優ちゃんもいっきにファンになった。ところで松岡茉優ちゃんは本当の家族の元へ帰ったのだろうか..賞を取りこんなに話題になる前から観たくてたまらなかった作品。ようやく観れて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりの日本の映画を観て感動。\n ちょー久しぶりに日本の映画を観たから楽しめた!最初のシーンのロングテイクとロウアングルのカメラ目線が良かった。豪華なキャスト・子役など含めて◎なぜかは知らないけど、エロなシーンのカメラアングル中途半端で嫌だった。お話おばあちゃんが亡くなったシーン泣けた!この映画が賞をとって正解だと思った!今まで日本の映画でも海外映画でも無い一面を観れた事が嬉しかった!もっと雨のシーン出して欲しかった!ひかる " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "見えない花火と、蜜柑、ビー玉、雪だるま\n 初枝おばあさん(樹木希林)の年金と、日雇い労働(リリー・フランキー)やクリーニング工場のパート(安藤サクラ)、風俗店での仕事(松岡茉優)、それに万引きなどの犯罪で暮らしている一家。一家には小学校学年ぐらいの少年(城桧吏)もいるが、学校に通っていない。そんな一家はある日、ネグレットされた幼女(佐々木みゆ)を見つけ、いたたまれなくなって、一緒に暮らし始める・・・といったところから始まる物語で、家族という最も小さな社会集団を撮り続けてきた是枝裕和監督の集大成ともいえる作品。フィルムで撮影したと思われる(エンドクレジットに「フィルム現像」という役割があった)画面は、これまでの是枝作品の中では、もっとも暗く沈んだ画面で、台詞も耳をそばだたせないと聞き取れないほど不明瞭。雑然とした一家の家のなかは、ごみごみとしていて、リアル。どちらかというとあまり好きなタイプの画づくりなのだけれど、観ているうちに、登場人物から目が離せなくなってきます。「盗んだのは、絆でした。」という謳い文句や、一家団欒の雰囲気が漂うポスター写真などから、わかりやすいヒューマンドラマにみえるように宣伝されているが、内容はそうではなく、家族という最も小さな社会集団と、いわゆる一般社会という大きな社会集団(終盤登場する警察が代表)とを対比して描いています。そこで描かれるのは、正しいことと正しくないことの境界線のあやふやさと、「正しいこと」を決めつける危険さ。たしかに、一家がやっていることの多く(そう多くないのかもしれない、成人した3人は何かしら仕事をしている)は、犯罪だったとしても・・・演出で、はッとさせれたシーンがいくつかあり、是枝監督らしいなぁと思ったのは、中盤の墨田川の花火大会のシーン。縁側に、ばあさんと日雇いがふたりならんで音を聞いているところへ、ほかの皆が集まって来て、音を愉しむ。たぶん、この映画の肝。花火は見えない、見えないけれどそこにある、音でわかるじゃない、あるってことが・・・見えないけれど、あるもの。そして、それは美しいものであるはず。美しい花火を見えないところで音だけ聞く、というのは、花火の観方としては「正しくない」だろうけれど、それはそれでも善いのではありますまいか。その他、同じようなモチーフを用いる演出も是枝監督らしい。少年が幼女の万引きを庇って、自らが店員に追いかけられるようにして、高架道路から飛び降りるシーン。飛び降りた少年の姿は見えず、その代わりに道路に散らばる蜜柑が映し出される。少年の中からはじけ出たような、丸い蜜柑・・・もとの両親ももとに戻された幼女が眺めるビー玉の数々。色とりどりの丸い綺麗なビー玉・・・丸いものは、もうひとつ。雪の日の夜に、日雇いと少年のふたりがつくった雪だるま・・・丸いものは、何かの象徴。こういうモチーフをうまく使うあたりが是枝監督らしいですね。わかりやすいヒューマンドラマドラマではないですが、これぞヒューマンドラマといえる映画で、心にずっしりと来ました。 " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラと松岡茉優、それに樹木希林\n 安藤サクラのよさの全てが出ている。松岡茉優が風俗嬢を演じている。これに、真冬に外にいたので拾ってきた5歳くらいの女の子ゆり/りんが入るのだが、樹木希林が凄みのある老女を演じている。四人の女性たちと二人の男。タイトルは万引き家族、全編ほぼそのような物語なのだけれど、この家族がどのように出来上がっていったかを知るとより深みは増すだろう。長い時間をかけて撮っていったのではないかという気がする。柄本明が出ている。暴力シーンはほぼない。しかし、傷ついた人々ばかりがいる。暴力シーンが隠されているために迫力に欠ける部分はある。想像力で補うしかない。是枝裕和がこれまでテーマにしてきた現代日本の抱える諸問題が、つねに提示され、居心地はけしてよくない。翔太という名前がキーワードか。万引き、誘拐、遺体遺棄等々、犯罪のオンパレード。「誰も知らない」の別バージョンとも言える。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "凄まじいインパクトを貰える映画\n インパクトのある場面ばかりだった。スーパーで万引きしたり駐車場の車の窓ガラスを割る場面からコロッケを買う場面まで。季節は冬から夏か。元から貧乏だった家族は劇の終わりに向けて不幸な出来事が重なり家族の状況は苦しいものとなる。家の中は薄暗くこの家族の存在を体現しているかのようだ。所々これはPG12でいいのかと思うような箇所もあるがより多くの観客に見てもらおうという気持ちからなのではないかと推測する。しかしこの作品が地上波放送されるのが待ち遠しい。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "賛否両論の代表作\n まず、終わり方がすっきりしないので何も考えずに観る方にとったらお金無駄にした、と思うかも知れません。しかし、さまざまな可能性を考えていく方にとったら深く余韻に残る映画となっていると思います。好き嫌いはとてもはっきりする映画だと思います。私はとても好きの部類でした。それは、この映画を正当化している訳でなく、日本の社会や人との絆、罪など様々な問題が上手く取り上げられており、有るべき作品だと感じたからです。また、監督と演者とで作品を作り上げているのがとても伝わってきており、演技力のある役者さんばかりだったので人物にとても惹き込まれました。子役の使い方も上手く、ある意味子供が主人公のようにも感じられます。この映画を否定する人は心がない、とかでもなくこの様な家族の在り方や問題の投げかけ方が人によって好みがあると思います。理解し難い現実を描いているからこそ、今まで社会とどう付き合ってきたかどのような考え方を持っているのか、そのような人々によって評価は大分別れます。恐らく、仲の良い友人同士で観に行っても真逆の感想になることもあるかと思います。私は、映画館で観て良かったです。集中してこの作品に向き合うことが必要であったと思うからです。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "海外受けする理由がわかる\n 虐待というテーマを大きく扱った作品だけに、ぬくぬくと生きている日本人よりも海外で評価されるのだろうと思う。そういう自分も心の底から理解できてるわけでは全くないです。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "おためごかしでも家族は家族。絆は絆。愛は愛。\n 子どもを万引に利用する。自分の身が危うくなれば子どもを見捨てて逃げる。お婆さんが死んでも届け出ずにそのまま年金をもらう。相手のためではなくて、自分の寂しさを埋めるために、生活をともにする。筋書きだけを追っていくと「この疑似家族に本当の絆なんてなかった。」という結論付けもできるだろう。でも『自分を犠牲にしてでも相手を思いやることができなければ、「絆」がない』なんて誰が言えるだろう?そんな高潔な人間がどこにいるんだろう。自分が損なわれない範囲で相手を大切にするということは、相手を大切にしないよりずっといいことじゃないか。寒い冬に家出した少年を迎えに怪我した足を引きずって迎えにいく父親のシーン。音だけの花火を聴きに家族全員で縁側から顔を覗かせるシーンには、確かに愛や絆があったと思う。愛や絆は、ニュースや取り調べで掘り出された後付けの筋書きじゃなくて、瞬間瞬間の細部に宿るものだから。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "圧巻!安藤サクラ\n 樹木希林、リリー•フランキー、松岡茉優と俳優の魅力が溢れていた。安藤サクラの存在感は圧巻でした。彼女の顔だけでも見る価値がある。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "片山萌美まで出てくるとは\n 毎熊克哉確認出来ず。池松君1シーンのみでも光る高良君も池脇千鶴も良し。片山さんの旦那に山田君か。家族の住む一軒家は北区、あとは南千住近辺でロケとか。スカイツリーが見える東東京なので確かに。海水浴のシーンはいすみ市の大原海水浴場海外の人は日本のイメージが違い過ぎてびっくりしたろうな。絵本「スイミー」は知らない。錦糸町の見学クラブコスっちゃお!かやっぱり。店長が黒田大輔さんか!ワークシェアが悲しく響く家族の絆は選んだ方が強い、は確かに。スイミー 小さなかしこいさかなのはなし国語の教科書にのってるらしい。知らん。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "無駄遣いした\n 映画館に行ってまで見る映画ではなかった個人的にこう言う映画は好きじゃない人間の欲望や情、成長、そして日本で起こっている社会問題をうまく詰め込んだ作品でした " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "物語としては不満\n まさに兄祥太くんの心の機微が伝わってくる映画でした。絶対的存在であった父リリーフランキー、ひいては家族、そして万引きをする倫理観と偶然出会った(拾ってきた)妹ゆりちゃんへの兄としての自覚が交錯し、彼が大きな決断をする展開…皮肉にも、ゆりちゃんがいなければこの家族はずっとこのままだったかもしれないし、結局ゆりちゃんは元の家族に引き取られる。ゆりちゃん視点では万引き家族と虐待家族どちらが幸せだったのかはわからない結末…彼女の中で祥太が生き続けて欲しいです。一方で、人の感情の撮り方、またその描写シーンにはとても引き込まれました。濡れ場のシーンは、まさにちょうどコトが終わった後、祥太とゆりの二人が雨の中帰ってくる。そこで家族4人が家族になった印象を受けました。お父さんからおじさんになる祥太の気持ちの前後、ゆきだるまのシーンでの頭がもげてしまった表現も印象的でした。視点により、結末に不幸感、幸福感の違いがでる映画だと思いますが、とても心を揺さぶられた素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "意外性はないけれど面白かった\n ストーリーが淡々と進むので飽きてきます。途中で最後の内容が分かってくるので、意外性は無かったです。映画館で観てから3週間たちましたが、樹木希林さんの海のシーン、リリーフランキーさんがバスを追いかけてるシーン、子役の男の子、安藤サクラさん、いろいろなシーンが頭に浮かんできます。ストーリーよりも、ひとつずつのシーンが良かったですね。「誰もしらない」ほどのインパクトは無かったし、号泣するような感動も無かったですが、静かに心にしみた映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "タイトルなし\n 人のつながりを掬い取って見せてくれた。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "現実に経験した人でないとわからない事\n 過去に血のつながりがあった両親から捨てられた隠し子と一時期とあるマンションに一緒に住んでました。自分はその頃は20代の頃で他人の家に居候してました。その子は同じ5歳の男の子でしたが、結局また違う他人の家にその子はたらい回しにされてました。血のつながりがある両親に捨てられ愛情も注がれない子と映画の子と折り重なって見えて泣けました。それと自分も親から虐待を受けて育ちました。それが嫌で親から離縁無一文で今まで頑張ってきました、結局虐待を受けても血のつながりはあるなしに関わらず、親身に育てれば絆が生まれるということも映画を通じて学びました、夢が叶う人はわずかです。でも、叶った瞬間は、実は夢が消えてしまう瞬間なのです。ですから本当は、夢に向かってトライしている時が、一番幸せな時間ですそれでやっと車を買える程まで夢は叶いました、要は人生この仕事を、やって良かったと思える人生を歩んできたかに限ります。だから最終上映までこの映画を見続けます! " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "観て満足\n 面白くないハズはないと思って観た。当然ながら、面白かった。物語の始まりは虐待女児を拾ってきてからで、そこから思っていた以上に丁寧に構成されていた。本来なら飽きちゃうところなんだけど、女児が入ってきたことで起こるリトマス的リアクションが心地よく楽しく観れた。勉強になったのは、息子が成長するにつれて感じる万引きへの違和感が、ある種のタイムサスの様になっていて、間接的に焦燥できる面白さがあった。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ゴミ屋敷\n 昔観たテレビで、ゴミ屋敷の住人が「物が捨てられているのを見ると可哀想で、つい拾ってくる」と言ってた事を思い出しました。万引き家族は、家族にも社会にも捨てられた人間を「可哀想だから」という理由だけで助けて拾ってくる人達のお話です。それはまるで昔から日本に伝わるお伽話のよう。お伽話には、人や色々な動物を助けるお話しが沢山あります。「助けあい」はずっと昔から物語の中心にあり続けました。今は少しだけそれを忘れてしまっているだけ。多分、お金の損得を考え過ぎてしまっているだけ。「可哀想だから」きっと私も誰かを助けたいんだ。誰かに助けられたいんだ。そんな温かさの残った現代版お伽話は、時間が経てば経つほど私を優しさの中に誘います。今年アカデミー賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウオーター」もマイノリティがマイノリティを助けるお話しでした。国を問わずに今求められている声なのかもしれません。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族って。。。。タイトルの意味が深い。\n 小学校5年の息子が見たがってましたが、今日友達に誘われて見てきましたがPG12ともあって、子供には女子の過激なシーンがあるので見せれないですね。でも家族愛、親子愛はすごく伝わってきて素敵な映画でした☆子供を産んだから母親になるのが決まっているからと言って、育て方を間違っている人もいる。血が繋がっていなくても愛情はいくらでも与えられる。家族が多くて楽しそうに見えても、それぞれみんな色んな悩みを抱えてる。涙が溢れるシーンがあり胸が苦しくなりましたが、最後はしっくりこないで引きずる感じで友達と映画館を出ました。ストーリーは完璧すぎて、役者も子役から全て完璧な演技力を見せてくれました。この作品は人生を深く考えされられる内容でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ダメだけどいとおしい\n ダメだけどいとおしい疑似家族の話。安藤サクラが圧巻。是枝作品は子供が出ている方がやっぱり面白い。見えない花火を見上げるシーンが印象的。この映画を「彼らの是非」なんて視点で語ってもしょうがない。この世のほとんどは、グレーのグラデーションでできている。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "安藤さくら力がパネエ〜〜(笑)\n いろんな方がたくさんレビューを書いておられるので簡単に〜〜安藤さくら力がパネエ〜〜(笑)予告編と配役を見ただけでこれは良いに決まってるだろ!!(笑)弱いものが寄り添って生きる〜よく「ふれあい〇〇」とか「絆〇〇」とかそんな言葉は気恥ずかしくなるだけで、何の実質も伴ってないことが多いよね。言葉や表現ではなく、できる事を何も言わずにそれぞれがやっていけばそれが本当に寄り添って生きることになるんだろうな〜〜社会のシステムから溢れる人〜〜ちょっと怪我でもしようものなら自分もいつそうなるか〜ある意味、目の前の現実であって考えると恐ろしい〜〜月に8本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好き的には安藤さくらさんの過去作「0、5ミリ」で演じた「山岸サワ」が巡り巡って今回のお父ちゃんや「家族」たちを引き寄せた様な〜〜「柴田信代」も「山岸サワ」も現代の女神様だわ〜〜主要キャストの俳優さんはみんな注目してると思うので私的には出番は少ないけど池松壮亮さんが良かった。彼も多分、何かで(ネタバレになるので書かない)孤独な青年なのだろう。松岡茉優の前で見せた表情にその切なさが一瞬で伝わってきた。みんな何かが弱くて、どこかで繋がりを求めてるんだろうな〜@もう一度観るなら?「近いうちに絶対映画館で」 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "星は樹木希林と安藤さんに。\n 樹木希林と安藤サクラがみどころ。たぶん、お二人がこの映画を引っぱった。全体的にはいつもの是枝作品同様、感動の押し売り。テーマはいいのに、きれいで甘い。役者はいいのにもったいない。女優が入れ歯を外してまで挑む心意気を、是枝監督はわかっているのだろうか。きれいで甘すぎる。残念。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "鼓動を求めて寄り添う\n 各自辛い事から逃げたり助けられたりした結果、互いに居場所を提供し、その日その日を支え合って生きていく世代を超えた共同体。助け合っている点では立派な「家族」のようですが、誰も血縁関係にはありません。強いて言えばおばあちゃんと亜紀だけが遠縁。社会から見た彼らは、税金の不正受給に、万引き、窃盗、誘拐といった犯罪集団。でも全員、人生のどこかでつまづき、正当な救いの手を差し伸べられることもなく、もしくは上手く掴むことが出来ずに、社会の枠からはみ出てしまった人達。残念ながらそんな彼らが生きていくには、社会のルールとモラルを越えなければ難しいのでしょうか…。各々がかき集められる金と物資を分け合う中で、孤独を癒す愛はあったかも知れないし、家庭の温もりもあったかも知れません。でも生活のために社会的責任から逃れ続ける彼らは、やはり家族ごっこで終わってしまうように思いました。祥太の教育の機会を奪い、万引きをさせている時点で、それがどんなに愛情表現だったとしても「毒親」です。おばあちゃんも義理の孫を心底大切に想うのであれば、風俗業など辞めさせるはずなのです。若者や子供の将来を案じていない時点では、保護者失格なんだと思います。そこに塀の中のお母ちゃんは、自分達には「無理」だったんだと気付き、お父ちゃんに諭すのです。本来歩むべき道へ戻ろうとした賢い祥太を、ちゃんと手放し、本当の愛を示す形で終わるからこそ、彼らが築き上げたものは「本物の家族」だったのかも知れないと考えさせられます。亜紀の立派な実家、りんの端整な顔立ちの両親の、何と美しい外面だこと。おばあちゃんは擬似家族の後ろ姿に微笑み、希望通り誰かの側でこの世を去ることが出来ました。お父ちゃんとお母ちゃんは子供に囲まれる束の間の幸せを味わい、亜紀と祥太とりんは大人に可愛がられ目にかけてもらえる喜びを知りました。この家族の一番の功績は、幼いりんに、大人の正しい愛情とはどういうものか、というのを教えてあげられたことだと思いました。最後、一人で遊ぶ彼女の様子を見に来た?のは一体誰なんでしょうね…。ほのぼのとした家族を描く監督なら他にいますが、家族愛の問題提起においては、この監督の右に出る人はいないかもと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "樹木希林さん\n 樹木希林さんがすごい。芝居に見えないです。色んな問題をつめこみ投げかけている作品。でも役者さんたちの芝居は嫌悪感を抱かない程度のギリギリのナチュラルさ。多少演出に臭さも感じる時がありますが、作品としてまとまってます。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "絆と社会ルールの間\n 色々な生き方がありますが、血がつながってなくても人は人とかかわりたいという本能があるんですね。法律と生きざまの端境での展開が面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "自分の生きている現実世界とはあまりにかけ離れていて、ああいう経験を...\n 自分の生きている現実世界とはあまりにかけ離れていて、ああいう経験をしたことのない人間には理解の限界があるように感じました。少し悔しいけど。簡単に分かったようなことは言えないなと思いました。ですがわたしも保育を専門で勉強をしています。育児や貧困問題などについても知識はあります。結局、人の心を救うのは人なんです。誰かがどうにかしないといけない。支えないと。助けないと。取り調べで泣いていたお母さんの顔を見てそう思いました。検事さんの言葉に、そういうことじゃない。そういうことじゃないよ。と思いながら。どうか、誰か、分かってあげて、と祈るような思いでした。理屈では片付けられない事情や気持ちが誰にでもあるはずなのに、そんなことみんなが分かっているはずなのに、世の中のルールや掟なんて窮屈で鬱陶しくて、もどかしいです。あの家族は、社会的に排除されてしまった人たちの象徴で、居場所がほしい、何かの誰かの役に立ちたいという思いがいちばんにあったと思う。自分の存在価値を見いだすのにもがいているように見えました。お父さんは働いていたけど、会社から頼りにはされていなかったんだろうなとわたしは読み取りました。お金がないから万引き、というより、食料を確保することで家族の役に立てるから、役に立ちたいから万引き、だったのかな……とか思いました。もっと言うと本当は無意識に、誰かに見てほしかったのかも、気づいてほしかったのかもしれない。ただ、子どもには大人以上に未来があります。だからあの時しょうたに声を掛けてくれた、駄菓子屋のおじちゃんの優しさは深かったと思いました。(現実にあんなことがあったら、児童相談所などに通告するべきだとは思いますが。)そのあとすぐに「忌中」でお店のシャッターが閉まっていて、世の中いい人ほど早くいなくなってしまうことも痛感しました。いつも思いますが、是枝作品はキャストの使い方が贅沢です。出る人出る人知っている顔ばかりで飽きないけど、急にファンタジー感が増すという意見も分からなくはない。より多くの人に観てもらって、感じてもらおうとするなら、終わり方ももう少し分かりやすくていいのかなと思いました。スッキリしないと「難しい」で終わってしまう人が多そうでもったいない気がします。わたし自身は、人との向き合い方について改めて意識させられる映画になりました。現実だとなかなか難しいこともありますが、こういう状況があるということを知れただけでも違うと思うので。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "偽物と本物とは\n いきなり万引きをする父と子から始まる。手際よく商品をカバンの中へ入れていき家に帰ると、小汚い家で盗んだもので食事をする家族の姿が。一見万引きをして生計を立ててる貧しい家族。実は全員血の繋がっていない疑似家族ですが、みんなで海に行ったシーンは本物の家族以上に家族で、全員が幸せの絶頂にいたのだと思う。しかし幸せは束の間で、一気に下り始める。嘘はいつかバレるように、虚は真になりきれないように犯罪で繋がる疑似家族が本物の家族になりきれないように。しかし妹が生まれてから妹にだけ愛情が注がれ家を出て初枝の元へきた亜紀や虐待されていたじゅりなどは特に、この家族と過ごした日々や愛情は本物の家族より大切なんじゃないかと思う。じゅりは後半のシーンで信代が教えた数え歌を歌う、それがまたあの家族で過ごした日々を尊く思っていることを思わせる。ラストは全員自分の気持ちをあまり語らないまま終わるがそれも含めこの映画らしくて個人的には好きな終わりだった。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "歪んだ家族愛、絆\n 決して美化してはいけない愛と絆で結ばれた擬似家族の物語。私はこの映画から何を学ぶべきなのか。「歪んだ」とタイトルに付けたが、では真っ当な歪んでいない家族とは?冷蔵庫のCMで見るような家族で料理を手伝い、食卓を一家で囲み、笑いが絶えない家族のこと?この映画にも家族団欒のシーンはいくつもあった。所謂、社会の底辺、貧困層として喘いでる人たちは其処彼処にいる。その人たちが事件を起こしたとき、私は、ニュースで結果しか知ることが出来ない。何故その事件を起こしてしまったのかは、報道というバイアスのかかった情報でしか知ることが出来ない。彼らの生の声を聞くことは出来ない。こうした貧困層に目を向けたとき、何を考えるべきなのでしょう。社会が悪い、政治が悪い、手を差し伸べない誰かが悪い…といった犯人探し?映画は道徳の教科書ではない。「誰も知らない」にも通じる、こういう人たちがいるのは聞いたことあるけど遠い世界の出来事、と一蹴してしまいそうだけど、知っておかなければならない、見ないふりをしてはいけない現実を描いた映画。重いテーマの映画でした、と一言で片付けてはいけない映画。直視しましょう現実を。そして、考えましょう。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "クズなのに\n クズたちなのに正しく見えてくる何が正しいのかわからなくなる " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "親子とは家族とは…突きつけられる\n 血は繋がっているが、愛のない家族と、道徳的には良くないが、とても優しくて、身を寄せあって仲良く暮らしている家族。少年がその生活に疑問を持ち始めるあたりから歯車が狂っていく。小さな妹を守ろうとする少年の選択が突き突きつける結末は胸が苦しくなる。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "パルムドールを拾った男\n 万引きによって生計をたてている家族の絆を描いた映画なのか。それとも、ダルデンヌ兄弟風の演出で貧困と再生を描こうとした映画なのか。ラスト、唯一法の裁きを受ける信代(安藤サクラ)の罪状に注目すると全く別の見方ができる1本である。家族が暮らす隅田川沿いのあばら家をロケハウスに選んだ是枝は、美術のお姉さんに徹底的な“汚し”処理をするよう注文を出したという。そんなゴミ屋敷に集う家族が、周囲から隔絶した闇の中に花火のようにぽつんと浮かぶシーンが印象的だ。本編で詳細は語られないものの、自分の本名を子供たちにつける治(リリー・フランキー)や亜紀(松岡美優)もまた、かつては親に見捨てられた子供たちだったのではないか。日雇い労働と風俗嬢に身をやつした現在は、親からそして社会からもネグレクトされた存在なのだろう。幼いゆりにも万引きの手伝いをさせようとする治のやり方に疑問をいだきはじめる翔太が、駄菓子屋の店主(柄本明)に万引きを見逃してもらった時、亜紀が4番さんとふれあった時、そして信代と治がSEXした時、けっして自分たちが幽霊ではないことに気づいたのではないか。しかし社会というものは残酷にできている。一度見捨てた人間たちに対し、けっして居心地のいい楽園を与えたりはしない。その証拠にこの偽家族は、世間のスポットライトを浴びた瞬間、いとも簡単に“絆”を放棄し、ものの見事に崩壊してしまうのである。本作で描かれている“万引き”とはつまり、(自分たちを捨てた社会への復讐というよりは)夫や親、そして社会からゴミのように捨てられた人間たちの、「自分の存在に誰か気づいてほしい」という“声なき心の叫び”だったのではないか。是枝が当初考えていた映画タイトル『声を出して呼んで』に映画の真意がよく表れている気がするのだ。万引きを助長する反社映画との的外れな批判もあるようだが、むしろ是枝裕和の進化したストーリーテリング・テクニックを堪能すべき作品といえるだろう。「捨てたんじゃない、ひろったんだよ」信代がふともらしたこの台詞には、「パルムドールを受賞するのは俺だ」という是枝監督の確信がこめられていたのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "予想通り\n カンヌのパルムドール賞を取り話題になり映画館で観ないと一生観ないと思い鑑賞。家族の物語で大きな山場もなく何を伝えたいかもわからず終了した。ほかのレビューなど読んでいくとそうゆう解釈もあるのかと思い、楽しめなかったのは自分の捉え方の問題なのかなと感じた。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "社会に訴える眼差し\n ラストシーンの、幼い子どもの眼差しは、今までいた家族に対するだけでなく、社会に訴えかける眼差しのようだった。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "残る映画\n 賛否両論 色々ありますが、その人達を責められないような…あんたは正しいのか?って突きつけられる思いになる。役者陣のせいか、是枝監督だからか、下品にならないのですよね。樹木希林の老婆は、もう本当に凄いです。高齢者の施設に行ったことがある人ならわかるでしょう。リアルに沢山いるお婆さんです。映画を見に行く人の大半が 高良健吾であり池脇千鶴でしょう。正しく生きています。私も。では、リンは親元に戻されて幸せなのか?ラストシーン、リンが見つめる先にあるものを考えさせられました。観たあとに、心に何かが残る映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "『親からの精神的自立』\n ★親から精神的自立ができていない大人がたくさんいます。👨ラスト男の子は万引き家族から自立します。👧女の子は家族から生き残り自立できるのか?家族にコロサレル❗悲鳴がキコエル❗ " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "万引き家族\n この映画を見て、家族というものの意義を考えさせられるのは言うまでもない。血のつながりとは…。結構難しく理解しきれていない部分もあるがこの系統の映画は久しぶりに観た気がする。前半でじっくり時間をかけながら主人公たちを描写し、最後の最後で一気に展開してくるタイプ。細かい情景描写までこだわりを感じた。役者が実力は勢揃いすぎた。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "朝まで生テレビ\n ハッピーエンドが好き、オチがないとスッキリしないだからお金払って観に行くならそんな映画がいい。どちらかというと自分もそんなタイプ。でも、年に一度は脳みそがグラグラするような映画が観たいと思い観に行きました。血のつながりが逆に人を苦しめる。それは40も過ぎれば良く分かります笑血のつながりがないもの同士、おままごとのような家族だったけど、間違いだらけの中に小さな真実があったなーと思います。この映画の感想を述べると自分の価値観が浮き彫りになる映画やと思いました。逆に人に言うの怖いですね笑笑朝まで生テレビの題材に使えるぐらい観客に丸投げの映画、すごい勇気、是枝監督いいなーと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "家族の問題を提起し続けている是枝監督らしい作品だが評価は微妙、これ...\n 家族の問題を提起し続けている是枝監督らしい作品だが評価は微妙、これが是枝監督の映画でないとすると後味の悪い印象が残る人も多いだろうし、賞を取ってないとしたら万引き推奨の悪徳映画として断罪する人もいるだろう。海街やそして父とくらべると私は評価が難しい。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣はすごいけど\n 役者はすごく良いお芝居してるけど、カンヌ取らなければここまでいい評価にはならなかったと思います。みなさん達者だから想定範囲内という感じでした。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん…\n 予告を見た時から、「at home」に似ているなぁと思ったけど、観てみて、ますます そう思った個人的には、「at home」の方が好きだったかなぁ " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "さすが是枝作品\n さすが是枝作品。考えさせられます。血が繋がっていなくたって、幸せに暮らすことはできる。血が繋がっていなくたって、無償の愛で愛することはできる。血の繋がりの有無と家族の在り方の問題に切り込んだ作品。血の繋がりのない「お金の繋がり」のある6人が幸せに暮らしていたのだ。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "カンヌらしい映画\n 決してハッピーエンドではなく、それどころか何も解決しない。カンヌらしい映画だな。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "考えてしまう。\n 生々しい。救いは誰にもなかったと思う。本当の「家族」とはなんなのか、観終わった後に嫌でも考えてしまう。血が繋がってるから一番なのか。本当の親が一番なのか。答えは一つではないのは分かっているが、一つじゃないのがもどかしい。その辺りの判断なんて家庭内が世界の全てである幼い子供らに分かるわけがない。祥太は正しいものが分からなかった。あの家庭で育ったからだ。だからおじさんの言うことを信じるしかなかった。本物の祥太は親として教えられることが犯罪しかなかった。信代も真実を子供に押し付けて終わった気になっている。あれが祥太の解放なのだろうか。あきの親は娘は留学中だと見栄を張り、リンには救いもない、本物の親は何も変わっていないからだ。犯罪の上での家族ごっこは虚しいことこの上ないし、それが救いだと思ってビー玉を数え歌で拾うリンも哀れだと思ってしまった。色々考えてしまう映画だった。考えがまとまらない上、考える程に気分が沈んでしまう。彼等はどこにいるのが正しかったんだろう。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "いい邦画。\n いい邦画、出てくる人みんながいい人。変わって欲しくない日常が、変わってしまい、また、新しい日常になる。面白いストーリーだったけれど、なんだか煮え切らないラストでした。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "寄せ集めの家族\n 万引きしながら生き延びている家族の話かと思ったら、血の繋がりの殆ど無い人間の寄せ集めだった。一般的な家族の話では無かった。でも、確かにこの人達の間には、暖かい絆の様な物があり、困っている子供を助ける優しさがあり、児童相談所の人達や警察に責められて苦笑いする大人たちの弱々しさが切ない。世間が考える家族では無かったけれど、一つの家庭を作って守ってきた人達なのに。警察に子供になんで呼ばれていたと聞かれて、なんだったんでしょうと泣く信代、もうお父さんやめておじさんになるねと言った治。なぜ息子に自分の本名の翔太とつけたのか。一筋縄ではいかない人間の苦しみみたいなものがあった。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "お父さん、お母さんって呼ばれたい?\n 父ちゃんとノブヨは風俗かなんかの客で、ノブヨのダンナを正当防衛で殺して2人で遺棄したあと窃盗で食いつなぎ、婆さんの部屋に転がりこんで年金と万引きで暮らしていた。車上荒しのときに男の子を盗んで自分の名前を付け万引きを覚えさせる。婆さんは死んだ旦那の後妻のとこに焼香しこずかい稼ぎ。そこの自傷癖の娘は海外留学と偽って婆さんのとこで風俗のバイト。虐待されてた5歳の女の子を拾ってきてまるで6人家族のように暮らす。みんなで海に行ったあくる朝、婆さんが突然死んだので床下に埋葬。いつもの駄菓子屋でリンと名づけた少女には万引きさせんじゃねえぞと。いつものスーパーでリンが自分から万引きするのを見てショウタは自ら捕まる。警察や世間に全てが暴露され全員バラバラに。罪を被ったノブヨの拘置所へ父ちゃんとショウタが面会に。ショウタの両親のクルマを教え自分で決めなと。虐待に戻ったリンはお兄ちゃんが迎えに来るのをひたすら待つ。捨てられてるから拾う。血の繋がる家族はどこもダメ。絆とは?子役や樹木希林が素晴らしいが安藤サクラがスゴイ。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "何でパルムドール賞?\n 汚いものをみてしまったと言う感じ。観る必要なかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "キャスティング、ロケーション、デザインスタッフの力\n どこも突っ込みどころがなかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "演技を観に行くのでは無い\n 役者のクサイ演技を観ても何も想えない演技や描写に考えさせられれば良いが何故パルムドールなのかも不明何も残らなかった戻った男の子女の子のその後と関わりあいをもっと時間を割いて追うべきだったそうすればもっと重厚に考えさせられたあのチョコレートドーナツに及ばない理由はそこ 役者が変に目立ち過ぎての傑作はない " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "圧巻でしたね\n 出てくる俳優は演技派のがずらり。ドラマは今の問題を表面化した問題作でも賞を取らなかったらなかなか観られない作ぅひん " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "スイミー\n 日本の社会問題がたくさん詰め込まれていますが、暗すぎず、暖かいシーンが多かったのがよかったです。是枝監督の映画は、生活感や季節感がとてもよく伝わってきます。リンちゃん役の女の子の表情、話し方、間の取り方が印象的でした。祥太くんが音読していたスイミーの一節、「持ち場を守って、決して離れず、 みんなそろって泳ぐんだ」曖昧ですが、なるほどなぁ〜と。すべてを肯定できる家族のあり方ではないと思いましたが、今は、ひとりひとりの視点でこの血の繋がらない家族のことを考えています。個人的には最後は希望を感じる終わり方でよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "演技と演出と美術で感じさせるリアリティー\n 安藤サクラだ。少女を後ろから抱きしめ、頬擦りする暖かさ。下着もあらわな姿でそうめんをすすり、それを見たリリー・フランキーが欲情するより先に男を押し倒して上になる発情。極めつけは、池脇千鶴捜査官の前での涙。「誰も知らない」の母親YOUは、いわゆる男依存症で、子供たちにいい子でいるように言いきかせて男の元に行ったまま放置する。たまに帰ってくるのだが、そこでは思いの外子供を可愛がる。母親と子供たちがふれあう場面は前半の短い間しかないが、そこでは子供を愛する母親ぶりが描かれている。後半で、置き去りにされても尚、母親を慕う子どもたちの姿から、可愛がったり放棄したりする母親の身勝手さの罪深さが強調されていたように思う。「万引き家族」の母安藤は、やはり社会的にはずるい生き方をしているのだけれど、肩寄せあって生きる疑似家族の関係を大切にしている。子供が実の親から虐待されるなら、その親から引き離して自分が愛してあげたいと思う。父フランキーは、それほど意思が強いわけではなく、むしろ子どもと同じ立ち位置で「仲間」くらいの意識なのではなかったか。少年に「父ちゃん」と呼んで欲しがっている子供オヤジだ。「誰も知らない」では母YOUの目線は描かれていない。一方、「万引き家族」では、母安藤の「子どもから選べない実の親よりも、自分で選んだ親の方が良いのだ」という意識が明示されている。しかし終盤、刑務所に面会に来たフランキーと少年に向かって、私たちじゃあダメなんだよ(実の親でなければ?)と、悟ったような台詞を安藤に言わせるのは、家族に血のつながりは必要か?という問いかけが主題だと思わせておいて、梯子を外されたようだ。他の出演者たちもすべからく素晴らしい。樹木希林、柄本明は相変わらず見事。リリー・フランキーは、どこに行っても素の演技で、是枝演出に合っている。美術も素晴らしい。あの家族の住まいのリアリティー。少なくとも外観はロケーションのようだから、探したスタッフもたいしたものだが、家の中は、実際にあのような家族がいたかのようだ。強い絆で結ばれていたかに見えた疑似家族は、結局バラバラになり、それぞれが信じてしがみついていた何かは、消え去ってしまう。なんとも残酷な結末は、是枝監督のリアリストぶりがなせる業か。「誰も知らない」のラスト、あの子達、そして女子高生は、この後いったいどんな人生を送っていくのだろうかということが、暫く頭を離れなかった。「万引き家族」のラスト、少年と少女に待ち受けているのは悲惨な未来しか想像できない。それが、無性に悲しく、やりきれない。最後に、松岡茉優の女優開眼を高く評価しておきたい。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "イマイチ\n 始めにインパクトを受けやすい様にあえて、予告も見ず情報を一切入れずに映画館に行って来ました。万引き家族という題名なので、迫力、心を打たれる考え深い様な内容を想像してたら拍子抜けしました。覚えているのは万引きの描写と、エロハッキリ言って家族と見るような映画ではない間違いなく気まずくなる カップルで見るなら丁度いいかも。物語の進行も極めて遅い、眠くなる。一人一人の回想シーンや考えさせられる場面もあるかと思っていたが無い。だからのめりこめない。終盤の進行は結構速かった。100分間ゆっくり進めたのが残り20分ぐらいで全力疾走って感じ。 流石に速すぎ。自分は追いつけなかった。お陰で2時間無駄になったwこの映画で勇逸マシな評価ができる部分はエロシーンと犯罪シーン意外と犯罪シーンを見てたらコッチもドキドキした迫力はある。でも、自分が思っていたような映画ではありませんでした。あと万引きシーン少ないです。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "#万引き家族 巧いが推せぬ。犯罪許容で成り立つ甘美な共同体もやがて...\n #万引き家族巧いが推せぬ。犯罪許容で成り立つ甘美な共同体もやがてはあの宗教や革命のリンチ場に陥るとは終ぞ語られぬ浅さ。家族は退屈とだけ語りたいのか。家を背負い正しさに踏み留まろうともがいた #柳楽優弥 の瞳を想う。貧困虐待他と多くを詰め込み過ぎたか。@manbikikazoku " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "拾う…\n 安藤サクラを観るだけでもお釣りがくる…静かに問われる様々な問題に何をどう思うか… " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "少年よりは…\n 久しぶりの劇場鑑賞です。土曜でしたが客が多くてびっくりしました。シートがもっと広ければなぁ。是枝作品は初見です。偽物家族が本物家族に勝る。新味のないテーマですね。でも普遍的かな?亜紀の家族はなぜ捜索願いを出さないのか?治と初枝はほんとの親子なのか?住んでた家は初枝の持家なのか?よくわかりませんでした。樹木希林のちょっとボケたような演技、安藤サクラの泣く演技、よかったです。松岡茉優のエロシーン、度肝抜かれました。意外にグラマー。カンヌはやっぱりエロシーンは要るんでしょうか?w女優の体を綺麗に撮ってましたね。信代たちが人を殺してた設定は余分だと思いました。クライマックスの祥太が捕まったシーンの後は冗長に感じました。じゅりのシーンで終わったのにはちょっとあざとさを感じてしまいました。カンヌで最高賞をとれなかった大島渚の「少年」の脚本の完成度には及ばないように思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なるほど!\n 是枝監督は最後に何を言いたいのかと問う作品が多いのですが、この作品は最後まで分からなかった。モヤモヤしたまま劇場を出たのですが、外のこの作品のポスターを見てハッと思いました。劇場動員数が多いのがわかった気がします!是枝マジック‼︎ " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "満点でございます❗\n 素敵なシーンの連続でしたね❗忘れられない作品のひとつになりました。ラストは強烈すぎる❗ " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "幸せな家族の在り方\n 歪んだ関係の家族だとしても、幸せな家族になれた束の間の時間。血が繋がってるだけで幸福ではない家族が多いのでは? " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 11, + "review": "やはり素晴らしい映画\n どの役者の演技も素晴らしく、只々画面に引き込まれて見入ってしまった。監督が政権批判的な発言をしたためか、アンチが大量に発生し、日本人の印象を貶めるものだという頓珍漢な解釈まで登場しているようだが、このようなアウトローはどこの国でもあり得るものだろうし、ましてや映画の意図は政権批判なんかにある訳ではなく、他のレビュワーさんも言われているように、嘘と犯罪で塗り固められた「万引き家族」こそが本当の家族であって、合法な「虐待家族」「幸せ家族」の方こそ偽物の家族なのではないかという視座の転換にあるのは明らかであろう。このようなことを可能にするのは映像作品ならではの特性であり、映画祭での評価が高いのも当然と言える。何度も見たいと思う映画ではなかったが、何度も見ることで理解が深まるのではないかと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 7, + "review": "安藤サクラの圧倒的存在感\n 万引き家族が1人の虐待されていた子供を見つけた事から始まる家族の物語。はっきり言って前半は期待出来なかった。収入が低く、仕事する気があまり見られない家族。「貧乏な家ってそんな散らかり状態じゃねーよ!」ってツッコミたい気持ちを抑えながら観てましたwお婆ちゃんが機転となる後半から徐々に面白くなっていった。明らかになって行く家族の秘密。家族とは?考えさせてくれます。終盤の安藤サクラ尋問シーンは圧巻でした。全体的に悪くは無い内容なんです。ただ、この家族達に貧乏ながらの夢や希望が見出せないので、映画的に絶賛出来ない所なんですよ。1人の他人の虐待されてる子供を見つけ、淡々と物語&家族の変化を語る映画。是枝監督らしいと言えば、それまでですが。不満は松岡茉優の職業。何を語りたかった?スタイルが良かった事は目の保養。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とにかく安藤サクラが素晴らしい!\n 決してきれいなお話ではないし、好き嫌いははっきり分かれると思いますが、みんな演技がうまい。中でも安藤サクラの演技は光ってます手のひらで顔をこすりながら泣くシーンは、号泣でもなく、きれいな涙でもなく、ふいに感情が込み上げてきて、あたしなんで泣いてるんだろう。悔しいけど涙止まらないわ感が実に自然だったこの人すごい!すっかりファンになってしまいました " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "つきことさんへ\n 前へ進むとするのは 勇気だと思います。この作品は文句なしの傑作です。ヴィスコンティやフェリーニ を思い出しました。 今の我々に突きつけられた 「日陰の刃」です。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ん~\n 途中までは、結構よかったのに、最後がの方がなんだかなぁ~な感じ。役者さん達の感じはそれぞれよかったし、言いたいことは、好きな感じだったかな。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "なんだかなぁ〜\n 色々 問題を持つ人たちが家族風に暮らしているのは理解できたが 腑に落ちない部分がかなり有り 観た人の感じ方次第で良くも悪くもなる。実際 描かれていた各々の問題は明確に答えの出る事ではないにしても 観た後のモヤモヤ感はハンパない。ただ 安藤サクラ 好きになりました。最後の「幸せだったから」それで良いと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ちょっと極端かも知れないけど\n まあ、悪くはなかった。監督が主張したいテーマはわかる。今の世の中の問題の縮図を描いたのかも知れないけど、あまりにあり得ない設定ばかりかなぁ…。感動はしない。でも、考えさせられた。でも、ややもすると万引きを稼業にして、納税しない人々を一生懸命いきてると称賛しかねない内容は、ちょっと嫌かな。映画は反体制だからと政府の顕彰を断ったそうだけど、制作費は権力(文化庁)の補助を受けるのね?ちょっと矛盾してる気もする。映画の本質も、こういう矛盾がある気もした…。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "うぐぐ\n 貧困描写がよく描けてる。家族じゃない家族もよい。でもーやっぱりだめなんだよなあー唯一の救いは子どもたちがNOを覚えたことか。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "終わり方が、\n 感動するとこは全く無かった。もともと家族ではない人たちの集まりが、子供の万引きで警察に捕まりバラバラになるというストーリー。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 307, + "review": "虐待を受けて育った私から見たら……\n たぶん、ごく普通に育った方達にはなんとも理解し難い姿でしょう。この映画の主人公達を漠然と自分達とは全く違う人間だと思って見てるとよけい分からないと思います。私は虐待を受けながら育ち、成人して家を出たあとも学歴の無さから低賃金の仕事にしか就けなかったりでなかなかうまく行かず無一文になったこともありました。販売業の仕事した経験からあれほど憎んでいた万引きだってしちゃおうかと魔が差したことなんて何回もあったし他にもここでは書けないような事を考えていた。だから罪を犯す人と普通の人に差なんて無くて誰だって道を踏み外してしまう可能性は充分にあることも、血の繋がった家族だからって素晴らしい絆があるわけでないこともこの時期の体験から学んでいた私は主人公たちの姿をすんなりと受け入れる事か出来ました。じゃああの頃の私が実際一度も道を踏み外さず立ち直れたのは人に恵まれたからです。この映画に出てきた駄菓子屋のおじいちゃんや、虐待されている少女を親から引き離した主人公たちのような人でした。彼らは決して自己責任だと言って私を突き放さず、生活保護の申請も薦めてくれたし受給開始後も就活しやすいよう支援事業所も探してくれました。おかげで今は仕事も安定して生活保護も利用していません。しかしそれでも平均より収入が低く、生育環境で一度開いてしまった差を埋めるのは容易ではないことも実感しています。だから最初現代の貧困をテーマにしてるのかと思いこの映画を見たら貧困以外の社会問題をたくさん入れていて、驚くと同時に涙が止まらなかったんです。そして救いのないラストで感極まって号泣。涙声を押し殺すのにだいぶエネルギー使った。正直、万引きはそんなに関係ないと思えるほどメインの描写が重い。大多数の人たちが気にしているであろう万引きで生計を立てるやり方は生活するに困るため商品が必要なものの、買うためのお金を合法的に得る手段が無い状況を分かりやすく描写するために出したのかもしれません。これは教育格差によって学ぶ機会が乏しかったりすると普通になり得る状況です。就ける仕事の幅が狭まりますから。なので社会問題が重なってしまった悲しい結果なんでしょう。弱者に厳しいと、追い詰められた弱者は道を踏み外して新たな被害者を出す可能性が高くなる。そうなると結局国民全員が損するというメッセージもあるんじゃないでしょうか。あと主人公達の家が物でゴチャゴチャ散らかっているのに、裕福な家庭の家はすっきりシンプルにまとめられているのもリアル。貧しいゆえ満たされない心を物で補おうとしてしまったり、知識がないゆえ駄目な金の使い方して家が散らかるのは私も同じでした。だけど難しいですね。こういった社会問題に普段から気にかけていないと示唆するシーンに気づかぬまま「訳の分からない映画」で終わってしまう。理解できたら理解できたで不快に感じてしまう人がいると思います。今まで認めたくなくて見てみぬふりしていた世界を否応なく突きつけてくるんですから。児童虐待。障害者の風俗通い。障害者が抱える劣等感。自分は必要とされていないという絶望。未成年の風俗の仕事。学校に行けない子供。貧困からの教育格差血のつながった家族の絆は強い、という理想の家庭像を世間が押し付ける影で出てくる犠牲。自活できるほど良い仕事に恵まれない大人。少ない年金で孤独に暮らすお年寄り。これらの問題を、注意して見ていないと気づかないくらいの自然さで物語にぶっ込んでます。こうして運悪く社会から見捨てられてしまった人達になにか気にかけた事はあったか?全部、本人の問題だ自業自得だと片付けて見てみぬふりしてこなかったか?なのに、テレビやネットの中だけで伝えられる一部の情報だけで全部分かった気になって、「お母さんならそんなことしない。本当の家族はそんなんじゃない」と身勝手な決めつけでしかない事をあたかも正しい事かのように押し付けてこなかった?それで、一人の幼い子供が虐待を受ける家庭にまた戻され、傷つけられ、充分な教育を受けられる機会に恵まれなくなったとしても「どうせ他の誰かが、政治がなんとかするでしょ」と他人事に思ってない?一度ちゃんと考えてくれないか?これらの問題について。……こんなことを静かに静かに伝えてくるような映画だと感じました。じゃあどうすればいいの?という問いに答える存在が駄菓子屋のおじいちゃんなんだろうし、非合法的とはいえ虐待されてた女の子を親から引き離して助けた主人公達なんだろうし。血がつながっていなくたってお金が無くたって一軒の家に集まって過ごす主人公達ののほうが本当の家族に見えるのがこの映画の肝かのかなと思いました。家族というのは自然に出来るものではないという事なんでしょうか。前述した虐待を受けて育った経験から「冷めた肉親よりも優しい赤の他人」「家族は自然になるものではなく、努力してするもの」という考え方が元々ある私はこの描写を違和感なく受け入れられたけど、大多数の人にはやっぱりしっくり来ないんだろうな。上映が終わったあと劇場の中で「なんかよく分からなかった」と戸惑う声がちらほら聞こえていたし、号泣してたのも私だけだった(笑)まあごく普通の人生においてこんな生活は縁遠いものですからね…。本当にごく普通に育った人からしたら石油王の1日、みたいに非現実的だと思う。。でも現実なんです……これがまた気が滅入る。観客達のこの「よく分からない」という反応もまたこの映画の一部に感じられて感慨深い。でも誇張でもなんでもなくこの日本でもこんな人達がいます。皆が気づかないだけでこんな世界が本当にあります。そんなことを映画にして多くの人達に伝えようとしたのだから是枝裕和監督はすごいですね。そしてこの映画に込められた想いを感じ取ってカンヌ国際映画祭のパルムドールを授けたこの世界に希望を感じます。この映画を作ってくれて感謝の気持ちさえあります。私も他人事で済まさず困っている人達を助けられるよう常日頃から気をつけようと思います。本当にありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "意図的に底の浅い貧困から、考える。社会問題。\n 基本的に日本の貧困なんて、たかが知れてると思う。今、体さえ健康なら、仕事なんていくらでもある。建前言うな!って意見もわかるけど、生きるために、なんでもする覚悟あればの話だけど。なんでもっても、犯罪じゃないよ。ひとつ例を挙げれば、殺人の犯人が、何年も普通に仕事して、何年も潜伏してたじゃないですか。そんな日本社会の問題と、家族の本当の絆とは何か?を考える映画なんじゃない?他人だけど家族を明るく描くと、海街ダイアリーになり、社会問題とからめると、万引き家族になる。貧困とか、虐待とか、本当に解決したいなら、政治家か、官僚になって根本、法律から変えるしかない。いろいろ問題もあるけど、社会的に救いの道は結構あるよ。映画では、フランキーが実際、事件発覚後になんらかの支援により、家に住み、生活してた姿描いてた。もちろん、解決すべき問題も多々あるのも事実だけどね。あと、自分に今すぐ自分に何が出来るか?って問題意識持ってた、立派な人も、いるみたいだね。簡単に出来事の一つは、挨拶。ひとり暮らしのご老人に、こんにちは!子供の通学時に、おはよう!すべては、そこからスタート。ご近所づきあいの、大切さと、面倒くささを、見直して、良い折り合いの付け方があればなー。お役所仕事と、馬鹿に、しがちだけど、役所の人も、民生委員のひとも、結構相談に乗ってくれるよ。映画としては、演技みんな素晴らしかった。それだけでも、見る価値あると思う。子役の自然な演技は、特筆もの!安藤、松岡も、評判どうり良い!で、星4つです。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "考えさせられる作品\n 観賞している最中に自分自身で考えを深めないと観ていくとこが難しい作品だった。個人的にはすごく楽しめた映画だった。この描写の際に、何を考えて行動しているのか。そのようなことを考えながらみていくと面白い作品なのかなと思った。また、人間の醜さが所々に現れて、徐々にその真相が明らかになっていくものであった。そのため、展開が読めず、どのように展開していくのかといった部分で楽しむことができた。最後に松岡茉優さんが好きならぜひ観て欲しい笑とても可愛いので。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "後から後から,複雑且つ不可解さを…\n 非常に狡い言い方になる。 最初は, 何処が?なんで?凄〜い賞を受賞する作品なんだよぉ〜❗️と…あの\"家族\"の本当の事情?(アソコに一緒に住み出した過程)を理解するのに窮した…:;(∩´﹏`∩);: " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "色々な目線で見てほしい\n この映画は見方次第で治や信代はただのくそったれだ。 子供を保護(誘拐)しといて、ろくに教育もせずに教えれることといえば万引き⁈なんて思える。 でも、少しだけ目線を変えれば(根本的なところは変わらないが)こども達にとっては自分達に笑顔や愛情をくれる。そんな温かな存在にだって感じれる。そんな風に色々な目線や立場で考えるとよりおもしろい。後、最後のほうにでてくるマスコミの質問にすごいイラっとした。でも、それが世間に知らされる全てなんだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "楽しい映画では無いが、、、。\n 何処かでは似たようなことがあるのかもしれない。子供を育てる事が出来ない親も悪、そこから救い出してくれた大人も悪。一人では生きていけない子供たちは、本当は善悪の判断さえ出来ないんではないかと思われるけど。興味深い。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "容赦ない子どもの目線\n よくこの映画を『御涙頂戴』とかいう人がいるが、しっかりと見ていないのでは?本編で描かれているのは胸が詰まるような生々しい子どもの成長だ。多くの方が丁寧なレビューをされていると思うので個人的にグッときたところを1つ。それはしょうたもりんも自分にとってのあるべき家族の形を模索し始めるところ。しょうたは万引き一家の歪さに気づき、りんは元の両親に違和感を覚える。特にラストのりんの目線にその強い思いを感じた。何度も見返したいほどのディテールが作り込まれた秀作です。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "最高にイミフ\n ネグレクトされた子供を盗んで耄碌ババァの家(他人)に寄生している底辺カップルの話(意味不明)ババァはと言えば旦那に棄てられた腹いせに再婚した旦那の孫を何故か自分の下で生活させている(意味不明)やたらとババァに懐いてるオーストラリアにいるはずの旦那孫(風俗嬢)設定が無茶苦茶なのに伏線回収も満足に出来なく、R15指定くらいの映像も出るわもう滅茶苦茶です。「盗んだのは絆です」もう意味不明過ぎて腹痛い。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "六人にとってあの家は「楽園」\n 公開後すぐに一回目の鑑賞。ノベライズを読んで見落とし部分を含めておさらいし、まもなく二度目の鑑賞。それから、レビューを書けずにいた。昨日、本を借りたいという知人に、渡すときに「どんな話?あらすじ知ってるから感想言っていいよ」と言われて、この映画の想いをしゃべりだした。しゃべりだしたら止まらなくなった。ショウタって名前はってことから始まり、この六人はどんな人たちなのか、花火のシーンのアングルの秀逸さや、「ありがとうございました」や「とうちゃん」の声にならないつぶやきから、最後には信代が菩薩様に見えた感想にいたるまで。しゃべるのをやめたのは、胸が詰まってしゃべれなくなったからだった。そりゃあ万引きを肯定なんてするわけがない。犯罪であることに疑いはない。だけど、法にのっとった正義が、すべて正義なのか?ってずっと考えている。「万引きくらいしかできない」弱い人間も生きていける社会であるべきだよなって思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝干拓の映画は、面白い\n 忘れ去られたような家族他人だけど、万引きしているけど、暖かい家族最近、子供の虐待や親の介護などで疲れ果てて、悲しいニュースが多い中、万引きを子供に教えるのは良くない・・・けれど、今の日本のある政治家だって、税金泥棒だよね安藤さんの演技に泣けました。今の日本、オリンピックとか不動産バブルとか、庶民の私には関係の無い話なので、共感出来ました " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "さすがパルムドール受賞\n ただひたすらに彼らの起伏の少ない'日常' を淡々と描いているのである種ドキュメンタリーを見ているような感覚になりました。ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、スカッとするかと言われるとそうでもないけどオチは一応あって‥‥みたいな。考えさせられることがたくさんありました。 風俗勤めの松岡茉優ちゃんのプレイは新しかった " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人間の性を見せつけられる演出に拍手!\n 生みの親より育ての親とはよく言ったものだが、人間の性をこれでもかと見せつけられる演出にまず拍手!そしてキャストもぴったりと嵌っている。今年度のパルムドール授賞作であるが、「うなぎ」しかり日本映画の授賞作はやはり人間の本性を鋭く突くような重厚な作品を好むのか!?個人的にはS・リー監督に取ってもらいたかったが・・・・・でも家族の繋がりを細かに紡ぐ演出には本当に感心させられた。観終わった後に本当に心が重くなる1品! " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい!\n とりあえず安藤サクラさん最強説。子役の2人も本当にかわいくて演技も上手で。内容も、重くて余韻が残るけれど、でもスッと心に入ってくるような作品でした。切なくてもどかしくて、どこか温かさもあり。語彙力がないのでどう言葉にしていいかわかりませんが、いい映画でした。観てよかった。因みに観終わった直後もふつうに感動しましたが、家に帰って布団に入っても余韻が抜けず、色々なシーンを思い返していたらなんだかじんわり泣けてきました。きっとこれは後から来るタイプです。後から映画に込められた思いや監督が伝えたかったのであろうことがじわじわと理解できて感動します。ラストシーンの素晴らしさも。だから、観おわってすぐに「よくわかんないかった!つまんない!」と考えることをやめずに、せめて一日だけでも、この映画のことを思い返してみてください。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "誰も幸せになってない\n 出演者全員の演技は見事に素晴らしい、微妙な言葉ひとつひとつから複雑な人物相関図を読み解く推理的観点は面白いかも。でも観終わった後、けして心地いい気持ちで席は立てない映画。なぜなら誰も幸せになってない。自分の映画好きはやっぱり観終わった後の幸福感を感じることが映画鑑賞の醍醐味。高い評価はつけ難い。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心の埋め合わせ\n いわゆるこの映画のテーマ性に、万引きを通じて絆や家族愛を深めていたと考えるのは大間違いだとひとまず思った。なんかこの映画が受賞してテレビとかでも沢山取り上げられて話題になるに連れ、万引きで絆を深めるのはおかしいとか言って勘違いしてこの映画を批判する人が増えてるけど(見てもないのに批判するヤバいやつもいる)、この映画の真髄はそんな表面的なところにないしそんな的外れな事で批判されても監督可哀想だしこの映画の素晴らしさも損なわれると思うのでまずはちゃんと見てほしいなと思った。個人的に印象に残ったのは 家族 全員の取り調べのシーン。それまではコイツらは、まあ、なんだかんだ一応 家族 なんだろうと思って見ていた。だけどあの取り調べで、その表面的というか血が繋がってないというどうすることも出来ない冷酷な事実があるという点で、彼らの弱点やもろい部分がひとつひとつ剥がされ崩されていくうちに、ああやっぱり 家族 とは呼べないのかなと思った。何を家族と言って何を他人というのかはわからないけど、こういう人を家族じゃないという人がいるのは事実だし、逆に家族だという人もいる。だから家族の定義っていうのは難しいし定義できないものかもしれないけど、ただ一つ彼らに言えることは彼らの間には並々でない絆が存在していたということ。それは犯罪を通してじゃなくて、かれらひとりひとりが心に抱える不安や孤独感を互いに埋め合わせる形で 家族以上 の絆が芽生えていたんじゃないかと思う。この映画では、法律とか社会の理不尽さとか犯罪とかさらに家族という概念までもを凌駕するような当たり前だけど誰も気づけなかったような本質的な 絆 というものを自然すぎて自分もその世界に溶け込みそうになる演技 映像とともに見せられたので満足ですありがとうございました、 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "家族とは\n 血の繋がりがない人間でも家族になれる!血より心で繋がり信頼が生まれて家族となり、でもばらばらに、やはり血の繋がりも必要だということか?安藤さくらの演技には引き込まれる魅力があった。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "本当の家族の絆\n  1人では生きては行けないであろう、血の繋がらない個々の人間が家族を構成している。高齢者、派遣労働者、パート主婦、虐待を受ける子供、高校に行かないで売春をする少女。高層マンションに囲まれたボロ屋に住む偽家族の絆は脆くも壊れてしまうが、これが日本の格差社会の問題を見事に浮き彫りにした作品なのだと思う。 えげつない男を演じると断トツに輝くリリー・フランキーと決して美人とは言えないがエロスを感じる女優、安藤サクラの演技が光っていた。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "切なさと温かさが残る映画\n 社会の底辺にいる貧しい家族なのに、なぜか羨ましくなってしまう。誰かを頼り、頼られることが温かさを生むのだと思った。「産んだ人が母親」だど言う刑事の正論にうなずけるだろうか。ゆりが来たことで家族の絆がギュッと縮まるのが切なさを増す。樹木希林の存在が息苦しさをなくしてくれる。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 29, + "review": "様々な社会問題を本気で理解してない人には伝わらない映画\n 本作を見て、メッセージが伝わらなかった人に是非見ていただきたいレビュー。私も見ている時は本質を理解ができていませんでした。本作で取り上げられた社会問題万引き、DV、障害者の風俗、年金詐欺拉致、強盗、売春『私たちは恵まれた環境で育ってきた』これを十分理解して見なければならない。日本は、私たちが育ってきた環境はとても平和ボケしている。世界中には、いや、日本にも普通に生きるのが難しい問題を抱えて生活している人がたくさんいる。それを理解しなければならない。『社会から見放された人について』障害者の風俗通い、学校に通わすことのできない家庭、売春でお金を稼ぐ高校生、少な過ぎる年金で暮らす高齢者、働くことのできない大人。「馬鹿だな。それは自分が悪い。」で片付けてしまっていいのか?制度は作ってる?じゃあその人たちに伝わっているのか?そもそも、それはパフォーマンスだけの制度じゃないのか?その人たちのことを本気で考えている人なんているのか??そんな少数派のために尽力できる政治家なんているのか?自分たちとかけ離れた人たちを気にかける人はいるのか?と私たちに訴えている。彼らのような、社会から見捨てられた人達に僕達ができることは何も無いのか。『家族について』血が繋がってなくても、どんな関係だろうと、家族になれる。世の中の多くの人が家族の定義を勝手に作っているだけ。思い合うことが1番大切なのに、それを放棄して血が繋がっていれば家族だと、信じ合えると言い聞かせている。本質を見失った家族ほど、他の家族にケチをつける。おかしいという。家族は比べるものなのか。思い合うことを忘れては行けないし、様々な家族の形を尊重しなくてはならない。『フェイクニュースについて』私たちは事実にしか目がいっていない。しかし、それは真実じゃない。世の中に広がるフェイクニュース。確かに事実。だけど、真実のほんの一部分だけがニュースとなっている。過去にどんなことがあったか、なぜこんなことをしたのか、そのような視点が必要だと訴えてる。刑事の目線は私たちのような「関係の無い人たち」の目線。刑事「それは家族といえないでしょ」 ←決める権利ない拉致された子を家に返す。虐待がまた始まる。しかし、私たちにはなにも出来ない。誰かがどーにかしてくれる。私たちには関係ない。そんな世の中で、虐待を受けている子供を救う手段は、『拉致』しか無いのかもしれない。現代では。最後まで読んでいただきありがとうございます。正しい解釈では無いかもしれません。批判も真摯に受け止めます。コメントお願いします。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "まさにタイムリーな作品\n カンヌで最高賞というので、観てきました。賛否両論あるみたいですが、自分はいい作品だと思います。血が繋がっていなくても、「こっちの方が幸せなんじゃないのか」と思わせるような、そんな気にさせられる。まさに現代社会にとってタイムリーな、家族愛がテーマの作品です。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "正直。暗いしこんな家族が何がいいの?\n 最初から最後まで、正直。意味がわからない。何で、カンヌで受賞をしたのかが、意味が不明。 これを観て万引きをする人達が必ず増えるし、万引きの仕方を教えているようなものだと思います。唯一。素晴らしかったのは樹木希林さんの貧乏なおばあちゃんの役の演技力を高く評価します。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "暗いが濃い。\n 二時間の上映時間。ぐいぐい引き込まれた。目をつむりたくなるけどつむれない。考えさせられる内容だった。子役の演技がすごい、泥臭いようなリアルなセットいやあ、観て良かったです。たぶん今後心に残る映画だと思う。友達同士で観に行ってきわどい感じに戸惑った…。初デートとかにこの映画はあまりおすすめはできないかな(`ロ´;) " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "よかった\n 安藤サクラさんが好きで、ずっと見たい映画の一つでした。ストーリ展開は予想通りだったので、あんまり響かなかったのですが、それなりに愛の形について考えさせられる映画 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "技術への賞賛\n ここ十数年、映画館で邦画を観ることのなかった自分ですが、この作品には素直に、映画館で観たい、と思わされました。日本映画を敬遠していたのは、単純に、日本の俳優への憧れが薄かった(演技どうこうでなくルックスの好み)のが主な理由でしたが、他にも、技術面でのチープさが目についたり、商業的キャスティングであったり、漫画原作の無理くりな実写化であったりと、どうにも、観る気にはなれなかったのです。しかし、今作は、そういった要素がほとんど感じられず、日本の技術力に見合った作品であるように思いました。とくに、今作の主な舞台である雑然とした一軒家の汚さや、主人公たちのみすぼらしさが、なんとも自然で、日本のメイク業界も捨てたものではないな、と改めさせられました。ほかの邦画作品も、こうした汚しの技術をもっと盛りこんでいけるようになれば、世界にも通用する映画作りが、業界全体に定着するのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "素晴らしい\n まず、この映画をみて思ったのは家族の形は多様であり人それぞれであること本当に居心地の良い場所とは?血が繋がっていなくても人は家族になれる 人情がとても感じられる映画でしたかくゆう私も幼少期から施設で育ち本当の親とは今でも疎遠です ですが家族のような方に囲まれ生きています子供たちは親を選べない。子供達の居場所は?強く私の人生に描写してしまう場面が多々あり胸にこみ上げるものを抑えきれませんでした 本当に良い映画でした " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かったです! 複雑な家族?構成、スッキリとはしない終わり方、人...\n 面白かったです!複雑な家族?構成、スッキリとはしない終わり方、人間のドロドロした部分、全て含めてこの映画なのだろうと感じました。安藤サクラの順番なんだから的な台詞が何故だか無性に重く感じました。笑 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "泣いた\n 最後の面会シーンは何故たか泣けた。分かりやすく、お父さん、お母さんと言わせれば観客を泣かすことは出来たと思うが、あえて言わせないのがよかったのだろう。他のレビューを見ると最後のシーンで言っていたのかも。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "暗い\n 初めて邦画を映画館で観ましたが、相変わらずの陰気臭さ、暗さに辟易しました。貧乏で仕方無しに万引きするのかと思いきや。暗い、陰気臭いに尽きます。正直不快以外感情が湧かない。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "万引きとは何か?\n 万引きをした犯人がよく言う「盗んだんじゃない。誰かが捨てたのを拾っただけですよ。」けして人のところから盗んできたわけではなく、信代に拾われた人たちが、自らそこにいることを望み、共同生活をするなかでいつのまにか家族になっていく物語。治の生き方は、倫理観やルールなどはなく、問われても何もないので答えることも出来ず、ただ流されるままに生きている男。対して信代は、全ての物事に優先順位のある人で、例えそれが世間的に悪いことであっても、自分の中の順位で全ての物事を進めていく女。そんな2人の作る家族は、歪で、血のつながりもない、教育も環境も劣悪の家族。だけど、初枝は不幸せだったのか?亜紀は家族が嫌いだったのか?祥太は拾われなければよかったのか?ゆりは帰りたがっていたのだろうか?答えはきっとNOだろう。色々と考えさせられる映画でした。余談ですが、多分私の近所を舞台にした話だと思うのですが…スカイツリーかオリンピックの効果か、オシャレな住宅に新しい住民が多く移り住んできて、新旧の住民が入り乱れて、まるで光と陰のように同じ年の子供でも全く暮らしが違う雰囲気。すごく良く分かります。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "女の子\n 目黒で虐待を受けて亡くなった女の子も、この劇中の女の子のように泥棒でも良いから人間らしい人に助けられれば良かったのに。。。と。貧困に喘ぐように生活している人が、劇中の家族のように他人に施す余裕があるのか?と。現実は、もっと厳しいと思う。映画としては良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "よきよきですね\n そんなに難しくもなく見やすい映画でした。途中途中笑ってしまう所もあり楽しくみれました。見終わった後にこれを言いたかったのかなと思える作品でただ家族が万引きをして生活をしてるだけの話じゃなかったです。これは見ないとわからない題名だけではわからない作品ですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "万引き家族\n 私にはまだ早かったかもしれない。内容が少し難しかった。確かにハリウッドではそういう発想がないかもしれないが日本のイメージが悪くなると思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "予告編が\n 俺たちは家族だからって予告編に出しちゃダメでしょう。最近の邦画は予告編の作り方がダメダメです。想像力がない人が作ってるのかな? " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "ヒトの万引き\n 単にモノを万引きする家族の話ではなく、家族自体が行き場(生き場)のないヒトを拾って(万引きして)生きていく様を描いていたのだと思う。モノの万引きは絶対悪だけれど、ヒトの万引きは必ずしも悪とは言い切れないのではないか?血が繋がってなくても強い絆が結ばれているのだから。ということを是枝監督は伝えたかったのではないかと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "犯罪にクローズアップしたものではない\n 久しぶりの是枝監督の作品。邦画はあまり鑑賞しないが、パルムドールを受賞したこともあって期待も大きかった。ストーリーは家族のようで家族ではない人達が貧しい中で犯罪をしながらも生活をしているが…というもの。犯罪や家族、複雑な人間関係とテーマは重く、重い雰囲気が漂う。しかしながら、本作の特筆すべき点でもあるユーモアを交えた家族の会話がちょっと笑えて素朴な家庭を演出していた。やはり、脚本が素晴らしいと感じる。家族は犯罪で繋がっていたかのように見えて、固い絆で繋がっていたことは言うまでもない。事件が起こって家族の内情が露呈してからも見もの。それぞれのキャラクターがそれぞれの形で家族を思いやる、その描写に泣ける。素晴らしい俳優陣の演技が本作の描写にリアリティを与え、絶妙なバランスの映画に仕立てた。特に安藤サクラと樹木希林が完璧な演技であった。この映画に対して否定的な意見を持つ人も多いみたいだが、素晴らしい映画であることは間違いないだろう。是枝監督は映画の捉え方を全て鑑賞者に委ねた気がした。ラストシーンには何かを問われた気分だった。シリアスなテーマの中にハートフルな要素を組み込み、一つの稀有な家族の形を赤裸々に映し出した本作は多くの人を魅了するに違いない。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "タイトルなし\n パルムドールが気になって観てみたけど、そんなことよりも安藤さくらがすごい!!!あとタイトルが万引き家族だけど、万引きよりも虐待の話だなぁって思ったあの終わり方は辛すぎる " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "世間は見て見ぬ振り。\n 家族の実態が淡々と明らかになって行く過程は目が離せなかった。登場人物のリアルな日常とセリフに興味を引き付けられた。それと同時に上から目線で観ている自分がいた。自分とは住む世界が違う、どちらかと言えば関わりたくない人たちの日常を。だけど次第にこの家族をとても羨ましく見守って観ていた。登場人物の素性がわかった時には特に驚く事もなく現実社会でよく耳にする話しだなと納得していた。が、その現実社会は実は普通ではなく異常な状態である事にエンディングの音楽でハッと我に返ったのである。この感覚の根源は自分自身なのか社会のせいなのか。現実は見て見ぬ振りである。2020年の東京オリンピックに向けて日本に対する世界の関心がピークになろうとしている今、賞を獲ったことでこの映画は世界中に知れ渡ることとなり、同時に日本の実情をも知らしめること間違いない。美しい国。おもてなしの国。クールジャパン。万引き家族。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "何を言いたいかぼやかしてる\n 安藤さくらと子役の演技が良かった。でも万引で生計をたてている(日本人)がいると諸外国の人々に勘違いされるかもしれないと思うと腹立たしい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "優しさ\n 冒頭よりの子役の万引きシーンは、闇金ウシジマくんを見てるようで汚いモノを見る感覚になった。万引きがこの映画の重要要素でないのに、タイトルに付けたのはインパクトをつけて底辺臭を雰囲気付ける為と理解した。それぞれに家族ゲームに寄せる想いが違うのがいいね。金、優しさ、温もり、ママになること、師匠、母性など求めて寄り添っている。ここでの悲しさは萎縮して生活しなければならないこと。子供たちはそんなことを感じず、屈託無く生活している点が良かった。あと印象に残ったシーンは、皆さま言われるように安藤さんの取り調べシーンと、エンディングの婆さんに習ったと思われる数え歌をうたうシーン。最後に偽物家族の絆を感じ、優しさを想像できた。いい映画でした! " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "みた\n 考えさせられる映画。子供の演技が秀逸。最後リンちゃんはどうなるのか?万引きがきっかけでつながる人たち。今付き合ってる人たちとももっと深く関わろうと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "疑似家族の始まりから終わりまでを淡々と描いた作品でした。 EDクレ...\n 疑似家族の始まりから終わりまでを淡々と描いた作品でした。EDクレジットが無機質なインストだったのが作品に合わせている感じがしてよかったです。りんが元の家族の元へ戻ってしまったとき、警察に「身体に傷があった。虐待ではないか」的なこと言わなかったのなぜだろうとは思いました。時間経ってて治ってるとか信じてもらえると思ってないとかな気はするけど " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "子役\n 子役の使い方に定評のある是枝監督ですが、今回も城君が実際の年齢とは大分大人に感じた。さすがの一言です。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ほのぼのと\n 日本の問題を浮き彫りに! " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 11, + "review": "2018-69\n 確かにこれはハリウッドには作れない作品。だからパルムドールなのかもしれない。皆さん上手いんだけど、安藤サクラさんの演技がすごかった。涙を吹いても吹いても、涙がこぼれるところはすごいと思った。リリー・フランキー、この人は天才。皆さん、普段通りの家族っぷりを見せてくれるのでたまにセリフが聞き取れない(笑)でもあんな感じだよね、家族で話すときって。はっきり言わんもん。セリフらしくなくて良かった。また、荒川区っていう舞台がいい。個人的にお隣の台東区には縁があるので、日暮里とか南千住とかあの辺の庶民的な雰囲気がよくわかるし、樹木希林さんみたいなおばあちゃん、パチ屋にいそう。ほんとにあの辺はいまだに人情の街で、知らない人でも全然喋りかけてきますからね。他人といえど、ほっとけないみたいなところ。血の繋がりだけが家族なのか?答えはNOだと思います。虐待のニュースとか観ると、胸が痛むし、腹立たしいし、あれは家族じゃないと思う。この家族、色々問題あるけど、見終わると家族でした。ちゃんと繋がってた。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "皆んなが家で晩御飯を食べてるシーン、家で過ごしているシーンはもう演...\n 皆んなが家で晩御飯を食べてるシーン、家で過ごしているシーンはもう演技とは思えない(笑)自分も混ざりたいなと思ってしまった。映画の終わりに近づくにつれて、どんどん切なくなってくる。最後はちゃんとハッピーエンドにして〜〜っていうもどかしさはありつつもそれが良いです。家族の形、色々あるけどどれも家族もう一度見て理解し直した〜〜い " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "何で繋がるかで変わる未来。\n 満席の客席。途中小さな地震がありましたが、誰も反応しなかったのは、さすがは東京の人。事前番組で是枝監督がノートに「犯罪で繋がる家族」と書いてから考えていった作品と聞き、家族のいろいろな形を考えながら興味を持ってみにいきました。しかも10年ぶりくらいに母親と2人で行くという。とてもエモいことをしました。笑血の繋がっている家族でもうまくいかないこともあるし、何か違う繋がりの家族でうまくいくこともある。人の繋がりの理由なんて、何でもいいんじゃないかと、お互いが必要としあえる、支え合える存在であるならば。血の繋がりがあれば、世間体がいいし、顔も似てるし、他人とは思えない、自分のせいで生まれて来たんだから、責任感がわきやすいというだけ。ただ、今回の繋がりは社会的に許させることではないから、引き離された。未来のある賢い子供が、真っ当な道を歩むために、新しい道を切り拓いたということ。最後の流れは、善悪だけでは語れないと思いながら、でも世間は善悪だと思いながら、もやもやした気持ちで見守っていました。突然画面に現れる高良さんがのイケメンがすごくて、いままで下町の薄汚い感じできてたのに、突然画面に爽やかすぎる異物が現れたと、、、、笑 あのようなお仕事の方だから、思いっきり差をつけたんですかね。。みんなが幸せになって欲しい、と心から願う映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "これは凄い\n 血は繋がっていなくとも、これは間違いなく家族の物語だ。リリーフランキーや安藤サクラ、松岡茉優、子役、皆演技が素晴らしい。特に家族が捕まった後の終盤は目の離せない緊張感に溢れた展開だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 35, + "review": "無知による貧困の連鎖\n 年金不正受給、児童虐待…今、日本が抱える問題を詰め込んだ作品。私は父親が複数回離婚を繰り返し、継母に育てられました。歳が近いので母というより歳の離れた従姉妹のような感覚でいましたが、結局一緒にいた年月が長いので、色々衝突はありましたが実母よりも心は通っています。実母とは社会人になり一度暮らしましたが、互いに歩み寄りたいけど何を考えてるかわからないという手探り状態が続き、結局別々に暮らすほうが楽で、たまに食事する関係に戻りました。だから、成長期に誰といるかは非常に影響します。その人と良好な関係なら、結局年月が長い方が家族になってしまうのです。風邪ひいたときに作ってくれたお粥、夜更けまで一緒に遊んだオセロ、初潮でオロオロしてたときに教えてくれたこと、受験に合格したら泣いて喜んでくれたこと…一緒にいてくれた人が本当の家族になるのは自明の理です。検察の言う「本当の母親の方がいいでしょう、産まなきゃ母親になれないんだから」なんて正論は通じないんです。そして、優しさやいたわりだけで子供を育てられるというのも間違いです。治たちは、りんと翔太から勉強の機会を奪ってしまっているのですから。治たちはお金の上手な使い方も知りません。初枝の年金六万(だったと思われます)と、二人で五万ずつ稼いだとしても16万はいくのではないでしょうか。家賃がかからないのですし、ほぼまるまる使えると思います。私は手取り20万くらいで家賃で三分の一はもってかれますから、光熱費など生活費抜くと下手したら彼らより自由なお金は少ない。お酒を少し控え、お菓子などのジャンクフードを無駄に買わず、料理の仕方やレパートリーを増やしたり工夫すれば万引きもしなくてすみます。翔太だって、図書館に行けばいくらでも本を読めるのに。無料のパソコン講座もあるし、動物の生態系も学べる無料の施設もある。しかしそういったことに頭が働かないのが、貧困による無知なのではないか。治の「これ(万引き)しか教えられることがなかったんです」というセリフは胸に刺さります。児童虐待に関して、りんの状態を近隣住人が通報しないことにも苛立ちを覚えます。家庭内暴力を受けた信代が、「本当に好きだったらギュッとするんだよ」ってりんを抱きしめる場面もしみます。ケイト・ブランシェットの言う「見えない人々」を生まないために、社会のセーフティーネットはどうあるべきかという問題を突きつけます。初枝は自分の寂しさを埋める代わりに、彼らの受け皿になったのでしょう。彼女が浜辺で呟いたのは、きっと「ありがとうございました」なのではないでしょうか。しかし、想像する以上の展開を見せなかったのも事実。監督の考える着地点というのを提示せず、世間で起きている事実をそのまま見せて放り投げている、という見方もできます。解決できない問題をそのまま提示するのであれば、ドキュメンタリーでもいい。フィクションならではの、着地点を提示しなかったことに若干の不満も覚えます。一家が離散したあとに実家に戻されたりんちゃんが死んでしまい、それが社会にどう波紋を投げかけるかというところまで描いても良かったのではないでしょうか。まあ、あくまで「家族」のことだけを描きたかったのであれば、あのラストで良かったのでしょうけど、あまりに予想の範疇を越えずに「あー、もちろんそうなるよね、で?」という自分も少なからずいたのでした。尋問中も彼らに心情を語らせすぎて、せっかく積み上げたものがフイになりかけた。信代の「復讐したかったのかもね」というセリフは陳腐だったと私は思います。かりそめの家族の心のひだを丁寧に描写した、俳優陣の演技は(監督がそういう撮影手法をとったこともあり)非常に自然体で素晴らしいものでした。日本のどこかにいるであろう人々を体現し、観客の心に社会へのわだかまりを芽生えさせたことは間違いないと思います。カンヌ(西洋社会)はもしかしたら、これほど貧困に喘ぐ日本人の生活を見たことが見たことが無かったのではないでしょうか。過去の受賞作をみても近年、貧困がキーワードになってます。貧困問題は、世界の共通認識なのかもしれません。追加皆で隅田川の花火の音を聞いてるとき、初枝が「隅田川花火は毎年見にいってたけど土砂降りにあったからもういいわ」と言ったのは、樹木希林のアドリブかなと思ってニヤッとしてしまいました。あの伝説の土砂降り生放送の時に、樹木希林もいましたもんね。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "倫理観のない家族\n 万引き家族というタイトルから、貧乏で万引きで生計を立てている家族の話なのかなと思っていましたが、貧しいというよりもむしろ倫理観がない家族の話でした。倫理観がないから万引きをしても気がとがめないし、怪我で仕事が休めるとなったらラッキーと思うような人たちです。でも、それって彼らが倫理観が元々ない人々というよりも倫理観を失わざるをえなかった、誠実に生きるために必要な考え方をその境遇によって奪われた人々なんじゃないかと思います。『万引き家族』というタイトルは万引きをする家族ではなく、(道徳的なものを)万引きされた人々の集まりという意味なんじゃないかと思いました。この家族は最後に散り散りになってしまいますが、それはお互いが大切だったから離れることを決意したように感じました。ちょっと気になったのが松岡茉優と池脇千鶴の役柄なのですが、松岡さんが演じた亜紀だけはこの家族から切り離されているような印象を受けます。つながりがおばあちゃんだけで、この家族を愛していたかと言うとそうではない、本当の家族への当て付けで一緒に暮らしていたと思うのでこの役の必要性を感じません。松岡さんは熱演していて良い役者だと思いますが、亜紀役がいなくても話として成立するのでは?むしろ亜紀がいることで是枝監督の映画の意図が読みづらくなってしまったように思います。警察役?の池脇さんの演技についてもなぜ憎たらしい演技をさせたのだろうと疑問です。取り調べのときにあんな嫌なかんじで、弱っている相手を泣かせて追い詰めるような話し方をするでしょうか。もっと淡々としていた方が心に響いたと思います。信代(安藤サクラ)がかわいそう、という感じを出したかったのかもしれないですが。批判的なことを書きましたがこの映画は観て良かったです。賞を取る映画はやっぱりすごい。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "柄本明\n 柄本明のシーンが、印象的でした。社会や正しさを、祥太にポンと寄越してくる感じ。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "家族のカタチ\n 変わった家族のカタチ。いろんな境遇を経て、愛の脆さと強さを知った家族。思い合う心がある限りそれは、絶対的幸福で家族と呼び合える絆が誰にでもあるのだと思う。金持ちでも、貧乏でも、相手の熱を感じ労わる力をなくせば、家族も家族ではなくなるしそれはただ孤独で不幸の始まりなんだと思う。万引きしている家族の話なわけだから、明るい話しでは決してないが、出演者がもつ個性がピカイチ光る作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "最近観た中で最低作品!\n 後味悪過ぎ!もやもや感だけが残った! " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "切ない…\n 一言でいうと…切ない…娘が小二の頃に音読してた「スイミー」弱い者は塊になり結束すれば強い者に勝つ赤い目のスイミーは樹木希林天に召された事で分解してしまった…擬似家族六人が、皆、笑顔で怒鳴り声は皆無…でも、その笑顔の奥に潜む深く悲しい闇をそれぞれが抱えている…笑顔の多い人ほど、深い哀しみを持つとは、まさにこの映画の事。賛否両論あるけど、私は観て良かった雑然とした散らかした部屋…でも、誰も片付けなさいとか言わない緩く温かい家庭の群像…やはり躾は必要ですが、緩い家庭は愛情いっぱいなのかもと少し反省💧なんて…子育て中の親に気づいて欲しい映画なのかも知れない。安藤サクラの涙を拭うシーンにグッときます。なんて切ない涙なんだろう…樹木希林もリリーフランキーも、辛さを隠して淡々と生きる様が見事です。家族って自分の全てをさらけ出せる場所擬似家族の大人が隠していた過去が暴かれた時、全ては動いた。万引きシーンはどうかと思うけど、これが自然なんだろう受賞したことで全世界に発信されることは喜ばしい事ではあるけど…万引きは…少し引っかかります^^;サブタイトルに、家族の絆を本当の親から万引き?盗んだと書かれている事をしっかり表現して欲しいですね。前に報道で知りましたが、現実に戸籍を持たない子供達が存在するみたいですね…それを取得するのにも手続きに日数がかかるらしいと… " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 0.0, + "empathy": 3, + "review": "どこがいいのか意味不明\n ふだんジャンル問わず洋画のみしか見ませんが、話題と受賞作ということで。これが今の日本映画と思うと残念です。お世辞にも面白いとは言えないですし、話もカメラ割りも「微妙」。うーん。これいいかなあ?という印象。これが今の日本映画と思うと残念です。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "貧しさも分からず、正義なふりで金や名声を手にしたい。 それだけの作...\n 貧しさも分からず、正義なふりで金や名声を手にしたい。 それだけの作品。 演技も最低でセリフに間がない。 最低の作品で恥ずかしい。貧しい家族はどうすればいいの??? www " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "最低な映画\n これ高評価してるのってさくらじゃない?ただの犯罪者を描いた最低な映画受賞の理由も分からないです " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ややネタバレ?\n 家族が家族であるために必要なものは血であるのか寄せ集めの集団が演じた家族ごっこ寄せ集め故にまともな手段で生きていくには辛くて正義が本当に正しかったのか、悪人は悪なのか様々な事を考えました " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "結局はあの家族自体が他人のものの寄せ集め。 奪ってきた人間としての...\n 結局はあの家族自体が他人のものの寄せ集め。奪ってきた人間としての報いを受けて、作り上げた家族という繋がりを奪われた。カンヌでパルムドールを取って話題を呼んだものの、それに釣られて「面白い映画」を観に来た客から意味が分からないと低評価を受けることは目に見えてた。これは「自称映画が分かる人」が分かった風に語るため、もしくは「分からなくても考えて観たい人」向け。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "本当の家族\n 血の繋がった人間は一人もいない家族が本当の家族に見えた。繋がりはストーリーでも言ってたようにやはりお金かもしれない。けれどその中でもおばあちゃんのアキへの心遣い、子供達をどんな時も気遣うノブヨとおじさん、リンが居場所を見つけた気持ち、おじさんの最後しょうたへ向かって走る姿。そこにはたしかに愛があったと思う。とてもいい話でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "カンヌ作品らしい作品\n 友達に「観てきたよ」って言うとみんな「おもしろかった?」って聞いてくるのですが、笑えたりする面白さはないです。ただひたすらにいい映画です。子役の子を含めてキャストさんたちの演技が上手すぎます。演技してるっていう感じがしません。本当に日常を切り取って観ているような気持ちになりました。すごく考えさせられますね。ハッピーエンドとは言えないですし。あれで良かったといえば良かったのかもしれないですけど。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "うーん\n 期待がすごかったぶん、思ったよりは…って感じかな社会の規範からはみ出してしまった人たちのお話なんでだろう、考えさせられる要素は詰まってるはずなのに余韻がない。むしろ答えを見せてくれたほうが良かったかもただ、役者はみんなよかった。ドキュメンタリーってくらい自然 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "確かに役者さん全員演技が素晴らしかった。 でも堅いところ揃えてるか...\n 確かに役者さん全員演技が素晴らしかった。でも堅いところ揃えてるから、この方々が演技を絶賛されるのは今に始まったとこではない。「貴方は何と呼ばれてるの?」とても考えさせられる。言葉が詰まる。涙が溢れ出る。自分はこの人にとってどんな存在意義があり、どのくらいの存在なのか。このシーンが一番良かったな! " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "パルムドール受賞おめでとうございます。\n  パルムドール受賞おめでとうございます。 祥太が、いきなり「ミカン」を衝動的というか、発作的に見え見えの決して計画的とは思えない万引きをどうしてしまったのだろう。彼があのような行動に至ったのかが判らなかった。彼は、十分捕まると知りながら。彼の心境の変化を描いて欲しかった。この作品には、高良と池脇が出演されている。彼らは、親が子を虐待してしまう「きみはいい子」(2015年)という作品に出ている。私自身、池脇の演技が良かったと評価したものと記憶している。今回是枝氏の作品は、そこから想起させるものと感じた。今回は、犯罪で繋がっている「家族」を描いているという点は、物悲しく、やりきれない印象を、私に与えた。祥太が「スイミー」の話する場面が出てくる。監督自身が今の「万引き家族」の形を表しているのだろうか。観終わって、心に突き刺さる、物凄く暗い気持ちにさせる。是枝監督らしく、非常に長く感じた。場面々々に監督からの問題提起が詰まっているように感じた。正直、泣き疲れた。何度も繰り返し見る作品ではない。キャスト陣が少し贅沢すぎ。吃音青年役か?池松を出演していた意味が判らない。う~ん、柄本さん?緒形さん?必要かな?????個人的には「海街diary」の方が好きだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "リアリティ\n 現実は生活でニュースで語られる事実は正論で。その通りかもしれないけど。物語の多様性。人の数だけ見えかたが増える。違う。どれも正である。この映画は何もかもが生々しい。すごいリアルで。考えさせられる。最後の安藤サクラに脱帽。もうわかったでしょ。重い。リアルを告げる。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "子供の成長は早い\n 映画の進行に連れて子供が成長していく。ストーリーを明らかに引っ張っていた。歯が抜けた話しは実話なんだろうな…と思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "切ない\n 毎回毎回、是枝監督の作品は観賞後に色々と考えさせられるのですが今回もそうでした。あの人達は、あの女の子はこれからどうなってしまうのだろうとずっと考えてしまう " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "リリーの尻!!\n 社会からはみ出した弱者たちが繋がる万引き家族。核家族化が進み、家族・町内・隣人の絆が薄れ、形式的なセーフティ・ネットでは救われない人々。落語の世界なら存在する長屋的助け合いが希薄な現代で、犯罪を犯すことでかすかに生きていける人々だ。社会の方はマイナンバー制度など管理体制が整い、ドロップアウトした人間には益々生きづらい様相を示している。そんな中、優しさは失われていく。本物の家族の方が、わが子を虐待して絆が薄い。偽物の万引き家族の方が、互いをいたわり合い絆も深いように前半は見える。しかしそこは是枝監督、そんな甘い人情噺を描くわけではない。後半、危機を迎えた偽物家族の中から各々の闇が浮かび上がってくる。助け合ったのでなく、互いを利用し合ったに過ぎないのか?彼ら自身でも解らないことだろう。小さな女の子の件で家族が危機に及ぶと思っていたが、それはミスリード。別の事から家族は危機を迎える。関係性の希薄な現代社会で、本当の家族とは絆とは優しさとはを問う問題作、2018年必見の映画だ。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。 現代日本では、...\n 是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。現代日本では、血の繋がりよりも、みんなで心を許せる場所を共有できてるってことの方が大切なんだろうな。やってることは万引きという犯罪でも、それを見て見ぬふりをしてあげる店の店主。なんか、古き良き日本を思い出した。色んな生き方してる人が観るんだから、色んな見方があって当たり前。きっと、観終わった後、その館内にはいろんな思いが渦巻いてたはず。それを認め合う、心を許せる日本人でありたいと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "受け取るモノは人それぞれ\n 万引きというタイトルは違和感それ以上の窃盗もするし、タカリもあるし、働いてもいる。年寄りの死亡隠蔽して年金の不正も・・扱っているテーマが多い。育児放棄・虐待、地域社会の空洞化、無戸籍児、労災隠し、前科者の社会復帰、リストラ、性風俗・・盛り沢山の中から、描いたものは「家族愛」です、も違う感じ。社会問題を、アウトローな家族でクローズアップした事で、何が訴えたいのかを押し出すのではなく、風景のように撮った映画。遠い他国の話で、フランス人には受けたようですが、日本人には居心地の良くない人も居るでしょう。自分的には、次のシーンが気になるのに場面チェンジ多すぎて掘り下げない撮り方に不満が残りました。基本自分は、救いのある映画に高評価の傾向です。それに、映画=教育的、である必要も無い。エンタメとしての価値も求められてしかり。だから見る人は、十人十色の感想と評価があってしかり。落ちこぼれた大人達との家族愛が幻想であると気付き、自我に目覚める子供達の成長でのエンディングに対し、このタイトルが、個人的に残念でした。もっと素敵なタイトル無いのかなあ。昔の映画「砂の器」とか「家族の肖像」とか題名が素晴らしいですよね。高評価が8割の本作。映画に対して批判する意見もありますが、映画への批判に対し、批判した個人の人格への攻撃が目に付きます。批判する者は許さない、馬鹿だアホだの風潮は問題でしょう。映画への批判に対抗するなら、映画への高評価であるべきです。基本エンタメですよね・・ " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "見えない本当のことって、、\n 凄いもの、観てしまった‼是枝さん会心の一作❗万引きって単語に引き寄せられて劇場にあしを運んだけどそんな事すぐに忘れてた。こころをさらけ出せる空間、関係がなんと清潔なことか。帰りたくなるだろうし、迎えにきてほしくなるでしょう。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あまり深く考えずに\n 典型的なやばい人集団メインのストーリーはまぁそんなもんだよねっていう感じなので、演技を楽しみましょう背乗りって怖いね " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "家族とは\n 家族とは何か、血のつながりって何か、すごく考えた。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "なんともいえない\n わたしも子供の頃、あんたなんか産まなきゃよかったとか言われたな〜とか、だいたい、貧乏と汚部屋はセットだよな〜とか、風俗の仕事に対する中途半端さとか、色々、あ〜よくあるパターンと思った。この作品は、こういった人々の心理をよく観察、表現できている。映画がはじまってすぐに、スクリーンの中の部屋を片付けたくなったのは私だけだろうか。きっと、歪みのない家庭にうまれていると、意味がわからない映画かもしれないが、ある意味優しさに溢れた映画だったとおもう。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "前評判ほどでは\n 安藤さんの演技が素晴らしいもっと期待してましたが、それほどでは。万引きってタイトルほどそのシーンが多いわけでもなく。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "万引きについて深く考えるリテラシー\n 安藤さくらさん女優さんだなぁ〜と改めて思った。池脇千鶴さんに高良健吾さん。好きな俳優さん揃い踏み。家族万引き・万引き家族・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの作品「バベル」は何年前の作品だろうか?ドメスティックバイオレンスは昔々の太古から存在してると考える私。子供は強くなければいけないとも私は考える。子供が強く戦えないのは何故だろうか?また子供が強くなりすぎると、それもまた様々な問題が生まれる。私は映画が好きで10歳ぐらいから映画を見続けてる。寧ろ映画と本で私の脳は出来上がってる気もする。この作品安藤さくらさんが本当に良い。樹木希林さんが安藤さくらさんに向かって言うセリフ「あんた良くみりゃ綺麗だねー」この台詞が大好き。この作品観なきゃ大損っす。(笑)是非是非劇場で観てください。間違いない作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "家族とはなにか\n どの役者さんの演技も素晴らしく、とてもリアル感がありました。きっと似たような家族は存在するとさえ感じさせました。この6人は、たとえ血が繋がっていなくとも、紛れもなく「家族」であることを実感させられた映画です。「家族」とはなんなのか を改めて考えさせられました。ラスト近くの安藤サクラの涙のシーンは必見だと思います。観て良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "サクラ半端無いって!\n 樹木希林が好きです。ですが、この作品は安藤サクラです。いくつもの、色んな意味での「笑顔」がゾクっと来ました。最後、ゆりが飛び降りたと感じたのは私だけじゃ無いはずですが…それも是枝監督の恐ろしさですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "生々しい不潔さ\n が、ひしひしと伝わる映画だった。万引きのシーンは思ったほど多くなく、主に貧乏な人々の生活を不潔に生々しく描いた作品だと思った。安藤サクラはピッタリの役だったように感じた。また、メインテーマとして家族と他人の絆が強く訴えられている。この監督はこういったテーマが得意なのだろうか?感動も感慨深さもなかったが、演技力と生々しさは良いと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "胸が苦しくなる\n 時々、報道されますが幼児虐待。本当に胸が苦しくなります。おばあちゃんの年金と万引きで生計をたてている家族。法には触れるけど なんだか憎めない家族。というより 家族になりすました事情を抱える他人。実際ありそうですよね。物語はどのように終わるのか 後半ドキドキで観ましたがやっぱり そうきましたか。絵空ごとでは終わらず 現実的なラスト。世の中こんなもんだ。という是枝監督からのメッセージでしょうか " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かったです。\n メガネをつけ忘れたので視界ボヤけながらの鑑賞でしたが、充分楽しめました。邦画としてはまず合格の部類だと思います。客や世間に媚びるような造りをせず、脚本と役者さん達の演技を最大限生かした撮影が魅力的でした。今度はしっかりコンディション万全で考察したいと思います。とても素晴らしい映画だったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "続く、、的な終わり\n カンヌ獲ったのを知ってから見た。期待高まって見たから普通だった。ちょっと漫画のようなシーン多いし、それはないかなー、と思うところもありました。例えば、収入合計が少し多すぎない?とか、廃車にしてはキレイすぎかな?とか、土地広すぎだろ、女の子素直すぎだろ、男の子頭良すぎだろ、風俗にしては働きやすすぎだろはい、スミマセ~ン2やりそうな終わり方で、次回作が楽しみ! " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "何を伝えたいのかまったくわからない\n 登場人物がそもそもクズ。普通に生きていない事がまず問題ごく限られた犯罪を犯すマイノリティの問題だけを棚に上げて、何を伝えたいの?問題提起されていると感じている人は多分裕福で幸せな家庭で育った方なんでしょうね。演技は上手いのだが、個々の設定が謎感情移入出来る人間が誰一人いない正直タダでも見るのはおススメできません。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "もっと\n もっと先が、もっと皆の心の声をききたいな、と終わった時に思った。これじゃあ短いなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "カンヌが好きそうな。\n 安藤サクラが最高!安藤サクラじゃないと成り立っていなかっただろう。本当にいい役者さんだなと思った。ナチュラルであり、ふとしたときすごく美しい。静かな愛情と思いやりに溢れた\"普通のお母さん\"だった。しかし難しいテーマに疲れた。家族とはなんだろう。是枝監督らしく、答えは教えてくれない。観たあと数日経っても考えてしまう。ただセンセーショナルなタイトルとは違って、複雑に入り組んだ単純な愛のお話で面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安藤サクラが主役といっていいくらいよかった。\n 安藤サクラが主役といっていいくらいよかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "万引きされた家族\n 社会からはじき出された人々を万引きするようにして集めたニセモノの家族。後ろめたさがあるからこそ、本当の家族の温もりを求めるのは悲しいです。是枝作品にしては、いつもと違う作風の異色作。安藤サクラも貫禄! " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "万引き\n 家族って。結局、りんは親でもない親のところに戻されるって、日本やばいって思わないとな。かわいそうな家族だったんだね、で終わりそうだけど、そうでない地域が増えたらいいな。あいかわらず、樹木希林はいい。今度は映画で死ぬって。。寂しいぞ。これが世界から評価されるっとことは、世界も日本の問題に注目しなきゃって思ってくれたんだよね。だから、無関心のままじゃなく向かい続けろ、俺。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "日本社会の1つの真実\n 是枝監督の作品は、自分で声をあげることのできない社会的弱者の日常をドキュメンタリーのように描く手法が斬新である。「誰も知らない」に比べると、本作はドキュメンタリー色が少し褪せ、映画作品として作り込まれている印象である。【ネタバレ注意】リリーフランキー演じる男性は、常に「あるべき家族像」への憧れを感じながら生きてきたように思える。彼が時たま見せる子供っぽい仕草や、独り言の内容は、彼が「一員となりたかった」家族とのやりとりをシミュレーションしているように感じられた。貧困、格差、虐待、年金不正受給、売春など、普段は細切れのテーマとして報じられることの多い社会問題が、実態としては複雑に関連しており、「万引き家族」の生活のそれぞれの側面に焦点を当てると、各テーマに分解できるような、そんな構造をうまく描き出していると思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 9, + "review": "そんなに…。\n 彼らは本当に貧しいのか。結構真面目に働いているし多額の借金があるわけでもないしみんな健康体であり食べ物にも困っている様子もない。だが万引きによって生活が支えられているという設定だ。そこに設定の甘さが見える。疑似家族なのだが、けして強制ではないし家族でないことに対する苦悩もない。みんないい奴で問題を抱えているわけでもないのでこの映画にドラマ性はない。ただ仲良く暮らしている映像を見せられ、疑似家族に対して問いかけられてもこっちが困るわけだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 12, + "review": "どこで繋がっているか\n 生々しさが半端じゃない。生活感とか通り越してだいぶ汚めでごちゃごちゃした家の中のにおいや、ベタつく肌の質感までリアルに触れているような感覚になった。家族の在り方、生きる上での正しい道について問われる映画だった。答えなんて無いし人によって違うだろうけど、少なくともこの寄せ集めの家族にとってこの結末は来るべきして来たものだと思う。例えこの後どうなったとしても、楽しかった日々は消えず名残ることに救いを感じる。安藤サクラが上手すぎて、信代に一番感情移入したかも。子供達に何と呼ばれていたかを問われた時の表情にはもうボロボロに泣いてしまった。リリー・フランキーのお尻は結構小さくてプリッとしていて可愛いんだなという発見ができて良かった。三度目の殺人でも観られた、ガラス越しに重なる顔のカットが好き。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった\n 是枝監督は昔からよく見ていて思い入れのある監督なので今作も作品に深く共感して見ました。空気人形というのが一番苦手な作品なのですが、この作品の設定はそれに近い気がするけど最後まで集中して見ることができた。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "映画の使命を感じました。\n 最近耳にする、嫌なニュースに出てくる人々を魅力的に、隣人の如くリアルに描いているからこそ愛おしい。 社会(政府)に対し、『血の繋がらない家族』というキーワードが美化されがちですが、ちゃんと『犯罪』は犯罪として、描かれている所に共感がもてました。是枝作品は全て観てますが、エンターテイメント性とドキュメント性のバランズが絶妙で、楽しいだけではない映画の使命を感じる作品でもありました。簡単に答えが出るテーマではありませんが、作品を観た人達が語りあう事により、意味を持つ作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "猫町倶楽部 シネマテーブル 名古屋 6月 課題映画\n 演技は最高テーマは賛否が割れるな " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "十色の答えを持たせる映画\n 邦画の多くは問題提起をしたのち、後半で怒涛の答えあわせに入る作品が多くを占めている印象を受けるが、この作品は次々に問題提起を促して来た挙句、その答えは決して映画側から与えられることはなかったように思える。まるで何度も、答えはお前の中にあるだろう、それくらい分かるだろうと言われているようであった。現代社会で問題になった女子高生を売るピンクなお店のシーンでは、私たちが【普通】に生きていては想像する由もない絆の形があり、それはある種の居場所の提供にもなっていると、私たちは何故かそんなことはないと決めつけている、或いは、はなからそんなことなど、頭にもなかったのではないかと思う。テーマは明確であるが、私たちが当たり前と感じていることの本来の重み、自分たちの角度でしか見てこなかった現代の闇(一般の人らがいう闇だがそれは誰かの当たり前或いは心の拠り所)、様々な角度から様々な憶測が飛び交ういい映画だったと声を大にして言える。何が良くて何が悪い、何が当たり前で何が歪みか、自分のズレすぎていた秤を恥じる、いい機会になった。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 14, + "review": "深く重い…モヤモヤ感が残る\n 是枝監督のモヤモヤ映画は鑑賞後も永遠に答えの出ないモヤモヤのループに陥る沢山の社会問題が詰め込まれ、瞬きしてる間に大事な情報を見逃してしまうのではと思うほどスクリーンに釘付けになる。善悪を問えば悪なのかもしれないが、そこに至るまでのプロセスを考えると社会…国…行政の至らなさにまで及ぶような問題作ではないかと思う。身寄りのない独居老人・貧困・虐待・ネグレクト・非行少女・前科者・不倫・タカリ・万引き…愛に飢え社会からはみ出した者達が集まり一緒に暮らす。それはまるで家族であるが実の家族は選べないが彼等は選んで家族になっているのだから絆は固いと信代は言った。貧しくても笑いの絶えない戦後の家族のようだ。古くて狭くガチャガチャと物が溢れかえる家の中は物凄いリアルな生活感。それぞれが好きなカップ麺を食べコロッケをほうばり、時には鍋を囲む。四方八方から鍋に手がのびる。老い先短い初江の年金で一家は暮らす。浩は怪我がきっかけで職を失い、信代はリストラされた。そんなある日、万引きした水着をリンに着せ一家は海水浴に出かけた。初江にとっては最高に幸せな瞬間だったと思う。幸せなままコロリと死んだ初江の遺体を床下に埋め何食わぬ顔で初江の口座から預金を引き出し、家捜しする浩と信代を祥太はどう思ったのか?駄菓子屋のおじさんに妹に万引きさせるなよと言われてから祥太は彼等に疑念を抱く。祥太が捕まった事で一家の秘密が明らかになる。リンの誘拐や初江の死体遺棄…浩と信代の前科についても。亜紀はただ優しく甘えられる初江と一緒に暮らしていただけで初江が亜紀の家族にお金を集っていた事は知らなかった。信代は自ら罪を認めたが…拭っても拭ってもじわじわと流れる涙の意味が痛いほどわかる。沢山言いたい事はあるよね。子供が産めないから誘拐したとか子供に何て呼ばせてたとかお母さんて呼ばれて嬉しかったかとか…攻撃的な言葉…「子供を産めば母親になれるんですか?」「産まなきゃなれないでしょう。」…そんな意味で言ってるんじゃない。そうじゃないでしょ…そうじゃないでしょ…愛情を持って育てなければ母親じゃないでしょ…だけどね。どんな親でも子供にとっては親なんだよね。悲しいけど。未来のある子供にはきちんと陽のあたる生活をさせてあげなきゃいけないね。樹木希林は入れ歯を抜いて迫真の演技。みかんの皮までしゃぶりつく姿やお麩をムニャムニャ食べたかと思うとおしるこの噛み切れない餅を亜紀の器にペチャっと投げ入れたり…本当に自然体で良い。老後を考えた時こんな風にあたたかい家族団欒を送る事が出来るのだろうか?偽物でもいいから家族に囲まれて死にたいと思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "リアリティーのないリアル\n 是枝監督は一貫して「家族」をテーマにしている。立派な志であると思うが、いつもはリアリティを持たせようとするがあまり、個人的には小うるさいインテリの偽善ぶった映画を見せられているようで正直好きではない。しかし今作は意図してかせずしてか、とんでもなくリアリティにかける題材をリアルに見せようとしているところが陳腐な言い方だが非常に良かった。それを支える役者陣の演技力が素晴らしい。そしてテンポもよい。物語前半は四コマ漫画のようで、しかし後半の大きなうねりと着地に向けて話が停滞しない。個人的に安藤サクラとリリーの絡みのシーンは、今年一興奮しない濡れ場として印象に残ると思う。何はともあれ、非言語的なシーンが多いため外国でウケるのはわかるし、逆に国内の評判が微妙になることもまた予想できる。(映画の観客側の理解力が年々落ちてることも問題だが、それはまあとりあえずおいといて)評判がどうであれ、知り合いに一回みさせたら何かしら響く作品であるのは間違いない。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "万引きすな!\n とても良い映画だった。リリーフランキーの芝居が好きになった。万引きが悪いことという過程を学んでいく子供達の描写が良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "家族の繋がり\n この映画は万引きによって繋がった家族の物語だ。それは経済的に生計をたてるためだけにされる万引きではない。夫婦、親と子、兄弟同士、それぞれが万引きによって繋がりを保持している。予告編でも印象的なシーンがある。子供に万引きを教えるの後ろめたくなかったんですか、と問われた父親が、ほかに教えられることが何にもないんです、とボソリと呟くシーンだ。つまり父親は万引きを教えることで親としての役割を果たそうとする。いわゆるまともな家族、というのは、何によってまともが成り立っているのだろう。子供をまともに育て上げることだろうか。。家族は現代の中で親が子に教えてやれることとは何かあるのだろうか、ないのならどこに奪われてしまったのだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "切り取り具合が素晴らしい!\n 是枝監督の伝えたい事がストレートに伝わって来る映画でした。終わり辺りにはこの映画での細かいツッコミは愚問かな〜なんて感じた。人々の設定やエピソードなんかは二時間の中で丁度よい具合だったり売れ線な感じに仕上がって無くゴーイングマイウェイで素晴らしい!あとキャストチョイスえげつなかった " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "えげつないほどの本気度\n えげつなかった。ザ・是枝。ベストオブ是枝。底辺の悲劇的シチュエーションでキラキラしたものを映し出す是枝マジック。ただもともとさして好きでもないのでいやーえげつない、と言うのが関の山だ。圧倒的な安藤サクラ力。圧倒的なこどもの魅力。こんな社会に誰がしたとつきつけるえげつないほどの作劇術。で、も、やはり映画がこういうものだけ評価されるのは嫌だ、と個人的に思う。快楽の塊みたいな映画がみたいんだ!だが、審査の席では圧倒的に強さを持っているんだよな。。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 24, + "review": "空疎な作品です\n すごく頭でっかちな映画だと思います。ひりひりする貧しさというのはあんな緩いものじゃないです。もっと心の奥から出てくる言葉があるはずなんです。すごい貧しさというのは・・・体感がない頭でっかちだから、一つ一つのシーンに必然性と強さを感じない。現代日本の貧困問題を頭で解釈しようとする人は、納得するかもしれませんが、作為的に作られた貧しさというか、実態とは似て非なるものという印象を受けました。貧しさから來る、本当の切実さというのはあんなものではないです。だから、本当に心に響く言葉がないんです。「貧しさ」を表現するのを商売にしてはいけません。というか極めて下手くそで不誠実な商売だと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "思ってたよりは、\n 映画館にて。良かった。キャストの演技が素晴らしい。特に安藤サクラ。あと細野晴臣の音楽も良い。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 0.0, + "empathy": 6, + "review": "一言で言うとクソみたいでした\n 最初から最後までクソでした。何を伝えたいのか本当わかんなかった。まあ、血が繋がってなくても家族になれて、愛があれば人の子も家族なんだよ。って言うのは大体わかったけど、何一つスッキリしなかったね。表現方法とか下手過ぎて日本映画のダメな部分が全部出てた。虐待された子も結局家に帰されて最後、玄関のシーンあったけど、結局前の生活に戻れましたチャンチャン的なラストシーンに俺は見えた。酷いけど、あの少女が虐待親の元に帰った途端虐待されて亡くなるとかそう言う表現の方が胸に響いたんじゃない?周りの大人が関与してくれたばっかりに少女は幸せになれた、しかしその中を引き裂いたばっかりに少女は殺された的な終わり方の方がメッセージあったと思うわ。全てにおいて表現が中途半端です。なんちゃらかんちゃら賞を受賞した作品だからといって全てがいい映画とは思いませんし、その評価した人間がアホやったんかなとまで思いました。先日テレビで放送されてた福山さんのそして父になる?も見たけど同じく中途半端で大人の身勝手さ全開の映画でした。ストーリー、出演材料は揃ってるのに表現が中途半端過ぎてとても残念だったと思います。見てて鬱になりそうだった。もう二度と見らん。監督さんロッキーから見直してください。関係ないですけど、この映画を中学生くらいの男の子が2人で見に来ていました。見にくるのは自由だと思うけど、もっと夢のある映画を見に来て欲しいと感じました。こんな映画見る前にアベンジャーズ見にいったんか??大々的にこのクソ映画を宣伝しまくってる日本のメディアのせいでもあると俺は思うけど。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "「家族」って、なんなのかね?\n 第71回カンヌ国際映画祭でのパルム・ドール(最優秀賞)受賞作品。なるほど。そう来るわけですか。なんか、朴訥としたリリー・フランキーの演技が光りますね。普段は何となく弱々しい印象を与えつつも、ある局面で冷徹さを見せられると、“ゾクッ”とした怖さを感じずにはいられません。そこに、安藤サクラの見事な演技。演技をしているはずなのですが、あまりにも自然で、演技をしていると言う事を感じさせません。お見事。こういう二人を相手にすると、若手では演技派だと思うのですが、松岡茉優の演技も色あせて見えてしまいますね。その他にも、樹木希林、柄本明、池脇千鶴・・・。こういう人たちが脇を固めての城桧吏なんじゃ無いですかね?城がフィーチャーされていますが、そんな印象を受けました。って言うか、私的には、城よりも佐々木みゆでは無いのか?とも思いましたが、違うのかな?“家族”と言う言葉が一つのキーワードだったので、途中まで“家族”なんだな、と思っていたんですが、終盤にその認識が一変させられます。そういう持って行き方、そして、作品の終わり方が、他のパルムドール作品とも共通する感じで、本作品がパルムドールを受けたのもわかる感じがします。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "役者の演技が素晴らしい\n 話題になっていた映画なので鑑賞してみましたが…素晴らしい映画だった。映画ってド派手なアクションとサプライズだけじゃないな、やっぱり人の演技を観るものだなと思った。役者の演技の力とはこんなに人の心揺さぶるのだという衝撃を受けました。安藤サクラに、リリーフランキー、樹木希林、など日本の実力派の人達の演技がすごかった。 話の見せ方も上手。一見家族にみえる6人の人達、一緒にご飯食べたり寝たりお風呂に入ったり仲睦まじい6人ですが実はいろんな複雑な事情がだんだん見えて来る…といった過程がとても良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "日本の問題の凝縮版\n 話題になっているので興味本位で鑑賞。まず、配役が素晴らしくよかった。俳優・子役陣のこの演技力なしにはこの作品は光らなかったと言い切れるほどに。「万引き家族」は、現代日本が抱える社会問題が凝縮された作品だと思った。それだけに、集団・競争社会の中でどう生きるか、本物の愛情とはなにか、ということを考えさせられた。素性もわからない人たちをなぜ信用して、一緒に暮らすことができるのか。愛を求めた人たちが集まって、そこに芽生えた愛は本物なのか。考えても答えは出ないけれど、あの家族6人の笑顔は決して偽りではなかった。「誰も知らない」「海街ダイアリー」「そして父になる」そして本作「万引き家族」。いい意味でも悪い意味でも日本らしさが出ていて、海外でも評価される理由がわかる気がする。是枝監督の作品ではないが、「八日目の蝉」や「母になる」(テレビドラマ)の内容と通じる部分があるようにも思えた。映画は観ている人にモヤを残す感で終焉したため、家族がその後どのような意思でどのような生活もしていくのかが気になった。もっとも、それを個人の解釈に委ねるのが是枝監督らしさと言えるのだが。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族を家族たらしめるものは\n 家族を家族たらしめるものは何か。本当の家族って、親子って何なのか。血ではなくて、情だけでもだめで…うーん、いろいろ考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "繋がり とは\n ‪家族が血の繋がりだけじゃないのは何回も是枝さんに教わっていたのですが、じゃあ心で繋がってるって何?そんな不確かなものに身を預けられないし、金とか愛とか性器とか秘密とか境遇とか、どれかで繋がってるとしても嘘っぽくなってしまう。この家族の場合は犯罪で繋がっていたけど、じゃあそこに愛は無かったのか?と言えば嘘にも本当にもなってしまうから私は分からなくなって、ただあの汚くて狭い家に住む6人の一人一人の笑顔を思い出すくらいしかできませんでした。‬ " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "はっきり言おう\n 是枝監督の作品は好きじゃないとダメ的な空気があるけど、この度私は好きじゃないとあえて宣言します。映画の作りは素晴らしいと思う。メイキングを見ていても感心しきりだし、ここまで作品に対して誠実で真摯な監督がどれほどいるのか?とも思う。演出も絵作りも緻密で、テーマも深いところにあり、いつも観客に問題提起してくる。だけど、一連の是枝作品から提起されている問題に向き合おうとすると、自分なりに考えた末にとても嫌な気分になり、責められるような、今ある生活を手にするための努力を否定されるような、やるせない気持ちになる。来年この作品を思い出して自分がプラスのことを考えることはないだろう。今作は素晴らしいかもしれないけど、私は別の、彼の描く人生賛歌の物語を観たいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "たいてい\n 外国でなんらかの賞もらった作品ってつまらんと思うのは私だけ?現代日本の問題を提起した作品をカンヌの審査員達は今の日本の現状わかって観てるんだろか?と思っちゃいます " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "「海街diary」とつながる作品\n 「万引き家族」という題名から、悪いことをしながらも寄り添って明るく暮らしている家族の話だろうくらいに考えていた。実際途中まではそんなつもりで家族のふれあいみたいなものに焦点をあてて見ていたのだが、誰一人として血のつながらない偽家族と分かって驚く。彼らは社会的に見れば犯罪の巣窟だ。(万引き、窃盗、誘拐、死体遺棄、詐欺など)しかし彼らは本当の家族以上に家族らしい。家族は偽でも、人を気づかう優しさは本物だ。それが一番表れているのが終盤の信代だ。罪を一身に背負い刑務所に入り、子供達を想って涙をこらえ、祥太に親の所に戻るよう促す。我々はこの犯罪家族に大いに同情してしまう。しかしこの物語の決着の仕方にはやや疑問を感じてしまう。一家の破綻の原因が、祥太の「悪いことをしてはいけない」という単純な正義感というのは理解できるが、社会のルールを破ったらこの世では生きていけないという感が強すぎる。ラストのゆりの顔が悲しすぎて、何か救いの要素を入れれなかったかなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 33, + "review": "難解、でも後からじわっときて涙、そして感動\n 見た直後は、俳優さんの演技やカメラワーク、光の扱い方などとても良い映画だなと思ったものの、ラストの意味するところは全く分からず、全体的にも主題的なものが判然とせず、頭をグチャグチャにされた様な気分も感じた。あまりにスッキリとしないので、原則映画で完結させる主義であったが、小説版の方も読んで見て、それでもラストシーンは解釈できずにいた。一晩たったら何故か、自分なりの全体像がかなりくっきりとイメージでき、遅まきながら涙が溢れ、幸せなな気持ちに浸ることとなった。見た人間の思考をここまで刺激し、更に感動させる。成る程、確かに世界レベルの大傑作かもしれない。この映画を一言で言えば、6人全員が、血こそ繋がっていないが本物の家族としての経験を通して、成長に至る物語と言えそうか。最後かたちとしての家族こそ無くなってしまったが、家族一人一人の中に愛し愛された経験は生き残り、宝物的記憶や明日の糧となっていくという物語。家族の本来の役割ってこれでしょうと。おばあちゃんは、脅かして?得たお金を、義娘のため、いやきっと家族皆の将来のため保管していた。海では、今まで言えなかった家族皆への感謝の気持ちを実際に口に出すことが出来た。お母さんは、昔に母親から受けた大きな傷を、娘への本物の愛により癒し乗り越えられた。夫を愛することをも取り戻し、一人で家族の罪を背負い込み、さらに息子を独り立ちさせた。ダメダメ男に見えたお父さんも、最後には、息子を捨てたことに真摯に向き合い、父さんからおじさんになることを受け入れ、大きな消失の痛みと共に息子への本当の愛を経験した。そして、叔母さん亜紀は、十二分に愛されないことからの一人よがりの自己傷害から、他人を主体的に愛することを知り、家族への責任を自覚し、旧家族の家を訪れ、ここでの経験をかなりの痛みとともに自分の糧とする。長男祥太は、親への懐疑〜反抗を経て、妹を愛し守り、万引き家業を終わらせ、さらに親を能動的に愛するとともに、家族から自らの意思で独り立ちをする。そう、この映画は主人公の少年が家族の中で葛藤し、成長、独り立ちする物語でもある。そして、妹は?じゅり、ゆり、りんと名前が変わるこの少女は、最初から無垢に他人を愛することはできるが、愛されたことがなく、拒否もできない受理するだけの娘。ゆり(有理?)と名を変え、万引きにもトライし、家族から兄から愛される知恵を身につける。さらに母からの愛を沢山貰い、りんと名を変える。元の母親には相変わらず無償の愛(殴られた傷を労わる)を拒否されるが、もう大丈夫。母の服を買ってあげようか?には、凛として拒否ができ、納得できない御免なさいはもう口にしない。愛する母に教えられた数え歌と兄からのプレゼントのビー玉(宇宙という真理が見える)、そして雪だるまに象徴される家族から愛された記憶が、彼女のこれからをずっと支えるから。そして、耳をすませば、血の繋がりは無い本当のお母さんから確かに愛された、言葉にこそならなかったかもしれないが、確かに触れ合い愛された証拠、即ち生きていく自信が、まざまざと蘇ってくるから。ラストシーンの意味をこの様に感じ取ったとき、それに伴い熱いものが込み上げてきた。何て力強い、ポジティブなメッセージの映画なのかと。そして、さらにもう一つバックボーン的なセカンドメッセージの存在の可能性に気がついた。この映画で何度も登場するスイミーとは何か?である。スイミーは、小さな魚の中心となって大きな偽魚を形成し、その眼となる。スイミーは、じゅりか?確かに、じゅりは犯罪で結びついていた家族が互いに愛し愛されるきっかけを作った。ただあの家族自体はバラバラになったし、スイミーの話を熱心にしてたのは、祥太である。とすると、スイミーは、新しい家族をこれから作っていくだろう5人、特に若い3人の今後の道のりを示す象徴ということだろう。スイミー達の戦いの相手は何か?押しかけて犯罪家族に仕立て上げたマスコミ?、白黒でしかものを見ない警察官?、彼らもそうかもしれないが、市井の庶民に無関心な人々、弱きものを蹂躙するように権力を行使する人間、真実を見ようとしない者達、愛し愛されること、きずな、若しくは家族といったものに関心を示さない人々ということか?そこまでいくと、実は、この映画自体もスイミーである様に思えてきた。闘いの相手は、表面や形式だけに拘泥し映画や芸術の本当の価値がわかっていない一群の人々、名もない弱者の幸せを無頓着に踏みにじる者たち、そうこの映画はそういった者達、考え方との熾烈な闘いの核となることを目指した是枝監督の熱き怒りの産物なのかもしれない。そして、そのスイミー達の訓練場所・訓練本部は、戦場ではなく、塾でもなく、血縁では無く能動主体的な愛が結びつける家庭という共同体であると。その闘いの核を創るという強い情熱が、きっと自分をいたく感動させたのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "万引き家族\n まず、この作品で思ったのが家族としての絆、愛情、そして人々の優しさにポイントを置いているのではないかと感じた。小さな少女、凛がこの家族に加わるまでこの家族は自分がどう生きていくか、生き延びる為には何をすればいいかなど先のことを考えるのに必死になっていた家族だが、凛が来たことによって家族としての形について徐々に気づいてこれたのではないだろうか。このタイトルでもある万引き\"家族\"だが、これは誰も本当の家族ではなくそれぞれ自分の罪を隠す為に協力して生活していて、そんな中で父 柴田治が凛を見かけたことによりこの協力を他の為に使う気持ちが芽生えたのではないだろうか。そしてそれにつられるように母 信代も最初は否定的ではあったが一緒に過ごしていくうちに凛の存在性に気づき受け入れるようになっていくように見えた。息子 祥太も万引きをすることで父との間に絆があると認識していたが、それをある人に見つかってしまうとき、何の為に万引きをしているのか、と自分に疑問をもつようになり内面的な成長ができたように感じた。やはりこの作品において1番の焦点となるのが祥太なのではないかと感じた。国語力のある祥太は「スイミー」の話を治に話したりする描写がある。おそらく祥太はこのスイミーの兄弟のように怯えながら暮らす家族に自分がその家族を1つにさせようとしているようにしているようで家族とスイミーを祥太は無意識に照らし合わせているのではないだろうか。最後に、もう一度家族とはなんだろうと考えてみる。勿論、協力できる、信頼し合えるというのは理想としてあるが自分が考えた結論、家族とは戻りたい思えることではないかと考える。とても単純な考えだが、自分に置き換えてみると自分は学校や部活、大会などで様々な失敗、挫折にぶつかっている。しかし、どんな問題に直面してもやはりそれを受け止めてくれるのは家族なのである。家族がいるから、また、自分に明日が来るのである。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ただただ退屈。こんなに評価されてるのに何も響かない、何も残らない感...\n ただただ退屈。こんなに評価されてるのに何も響かない、何も残らない感想。。私、映画好きと言っていいのかな、非情なのかなと悩みそうです( TДT)是枝監督のどの映画観ても何も感じない(T_T)合わないのかなと思って母に聞いてみたら両親とも何の感情も湧かなかった感想だったので似たもの家族なんだなと 笑 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "家族愛\n 歪んだ家族愛。考えさせられる内容だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "いい映画とは言えない\n 心にモヤモヤが残る映画でした。配役や演技は素晴らしいと思いますが、感動や興奮もなくフェイドアウトした終わり方だったので、ただただ重苦しい気分になり、どんよりした気持ちで映画館を後にしました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアル。\n 貧乏な家の雑多な感じのリアリティがすごい。ストーリーは淡々と進んでいくけど、飽きて退屈だと思うシーンは一つも無かった。最初から最後まで俳優陣の演技に圧倒されていたからだと思う。特に、安藤サクラと樹木希林の存在感はすごいの一言。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ドキュメンタリー風。\n 見終わった後も頭のなかをぐるぐる。我が家はどんな○○家族なんだろうか...とかでもやっぱり血の絆って良くも悪くも強いと思う昔ながらの三世代同居に戻ればかなりの問題がよくなるのでは。おばあちゃん、駄菓子屋の店主の死が今の家族の形に警鐘を鳴らしているように感じた。子どもの成長に余計な肥料でなく、本当に必要な綺麗な水を必要な量だけ与えるようなおばあちゃんおじいちゃん、近所のおじさんの存在。そんな人たちがそばにいなくなってしまう。そして、治。極端な設定だけど、親世代の特にお父さんに向けての是枝監督からのもっとしっかりしようよというようなメッセージを感じた。だれもが無条件で居ていいと感じられる居場所を求めてる。無条件で居られるって子どもの時だけかな...でもみんな本当の名前では居場所がないなんてやっぱりおかしい。現代社会の、家族の歪を示してくれた映画だと思う。是枝監督は演技はとりたくないのだな。俳優さんを通してでてくるものを撮りたいんだと思う。やりがいあるだろうからいい俳優さんが集まるよね。安藤サクラさんの「捨てた人がいるんじゃないんですか?拾っただけです...」これサクラさんの自然にでた言葉だったらすごい...胸に突き刺さりました...サクラさんの今後の活躍に期待!エンドロールの細野さんの音楽。楽しそうな音がしだいに崩れていく感じが映画とリンクしてさすがだなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "俳優は良かったが\n カンヌ映画祭受賞作品という情報に飛びつき、予備知識なしで、「そして父になる」と同じような「家族モノ」だろうと予想して観ましたが、裏切られました。良くも悪くも。女優さん、子役さんの演技は、すばらしく見事なものがありました。特に安藤サクラさんは、冒頭はおっかなく、途中は色っぽく、後半は叙情的で、すごみを感じました。松岡茉由さんも汚れ役をリアルに演じていてすごいと思いました。リリーさんはいつもどおりの自然体な感じです。この俳優陣の演技を引き出したのは監督の手腕でしょう。この辺りは、フランスでも評価されたと思います。しかし、映画全体の感想は、最初から最後までただただ寂しく、救いがないという感想です。この映画を社会問題とか、政治問題と捉えてはいけないと思います。人間って、いい面と悪い面があって、人と人との結びつきも、多種多様なんだ、というくらいの捉え方でちょうど良いかな、と自分は思いました。私は、映画を見た後に、もう少しほのぼのした気持ちになることを期待していたので、低い評価にさせていただきました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに面白い映画を観ました。\n 産めば母親になれるのかじゃああの子達はあなたのことをなんて呼んでいたんだ?…。いくら愛を注いでも、母親にはなれないことに気づいた時のあの涙にやられました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 9, + "review": "観た方はお気づきだと思いますが。\n 終盤、バスに乗って振り返る祥太。音声は入っていないが、「おとうさん」ととらえられるように口を動かす。劇中では、そこで初めて\"父\"と呼ぶことになる。本作は見終わった後に決して「楽しい!」とはならないはず。何か咀嚼のできないモヤモヤが残り「どういう意味だったんだろう?」と本作の意義を考えたくなる。起承転結がぼやけているので、わかりやすい「オチ」を求めていると肩透かしを食らうのでは?ただ、考えすぎないで思ったことを観た人と話して自分なりに納得するのもまた醍醐味かもしれない。現代社会の闇(=現実)を隠すことなく淡々と語っていく。一方で、お金や物だけではない幸せもテーマの一つ。様々な背景を持って集まった集団はよくある「家族もの」と一線を画した異様な雰囲気が流れている。劇中にあったように「(リリーが胸を指して)ここで繋がってるんだよ」や「(取調べ中の安藤) 子供が生まれたらみんなお母さんになるの?」など、・夫婦ってなに?家族ってなに?・他人同士の集団と何が違うの?という答えのない、ずるい質問に対して焦点を当てる。また、キャスト陣の自然な演技も見所。安藤サクラを筆頭として、元々そこに存在していたかのように、さもドキュメンタリーかのように時間が流れる。是枝さんが関わった、「エンディングノート」に繋がる部分もあるので是非。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "恐るべし子役!\n 子役の二人が本物にしかみえない…唯一の救いは松岡茉優の透き通る美しさか。安藤サクラの自己中なセリフが何故かスーッとなるほど!と入ってくる。全ての人物に何故か共感出来てしまった自分が怖かった。胸をえぐられる感触を受けた。名演に拍手! " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "現代人の闇とでも言うのでしょうか\n 是枝裕和監督らしい是枝節のある本作でした。本作品、内容が良いと言うよりも、出ている俳優さんの自然な演技が凄いですね。まるで、昔から一緒に過ごしているかのような家族を上手く演じていて、本作品、ここが評価されたんじゃないのかな・・・また、子役の男の子の演技力が評価されていますが、私は女の子の方が光って見えたかな、ま、本作品、現在の裏の人間関係を描きたかったのかな、全編通して、常識人では、かなり考えらない生き方に、私的には、ちょっと戸惑いも感じたな・・・・ま、芸術的観点が分からない私なので、この手の賞をとった映画って、見終わった後「?」しか残らない・・・・リリー・フランキーさんが、田中邦衛に見えたのは僕だけでしょうか・・・・ " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "本当の親は誰だったのか\n この映画は10人観たら10人違う感想を持つ映画だと思います。監督も言いたいことを観客に理解してもらおうと思っていないような気がします。観た人がそれぞれ感じて欲しいということでしょうか。個人的な感想ですが、家族とは単なる血縁関係が全てではないのだなと思わせられました。自分の居場所や家族が欲しかった人達が、身を寄せ合って一緒に生活して行くうちに、血縁の代わりとなる繋がりを求めて犯罪を日常的に繰り返してしまう。それは犯罪で繋がっている、もしくはお金で繋がっている家族のようにも思えます。しかし事件を機に、バラバラになってしまったとき、自分を犠牲にしてお互いをかばって守り合おうとしたり、家族の絆を確かめようと訪れるシーンもあります。もしかして最後は本当の家族になっていたのかもしれません。パチンコ屋の駐車場やベランダに置き去りにされて死にかかっていた幼い子供達にとって本当の親は誰だったのか…最後にゆりが遠くを見つめて、みんなの所に帰りたいと思っていたのか、あの後脱走するのか、いったい何を考えていたのか、とても気になりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "いっつも思うのですが\n 映画を面白かった、つまらなかったと言うのは自由ですが、悪口は違うかなぁ。個人的にはとても面白かったですよ。私もテーマに子供が社会的な弱者で被害者である描き方が、誰も知らないを思い出して是枝監督らしいと思った内の一人です。あの男の子は確かに柳楽君を彷彿とさせるキャラだったなと。樹木希林の怪演、安藤サクラのおばちゃん感、松岡茉優の危うさ、主演陣皆がそれぞれ光ってて、痛々しかった。働いてるのに、年金あるのに、なぜ万引きするの?とか言う方もいますが、設定ミスなはずはなく作中で語られてないだけでしょ。お金の使い方だって上手じゃないだろうし。観客動員数はすごいようなので、この作品を見て、ああ日本には沢山問題があるんだなとか、子供がかわいそうだな、とか考えたり感じる人が多くなるだけで、この作品は素晴らしい作品なんだと私は素直に思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "キャストは素晴らしい!\n 脇役もちょい役も含めキャストが素晴らしいので (子役も凄い)出来は良いけど内容が。。私には家族の絆や幸せは感じなかった。傷を舐め合いながらも自分の居場所を作っているようにしか見えない。そこに道徳心はない。弱者である子ども達(松岡茉優含む)が いい加減な大人たちに人生を振り回されて痛い。多分、リリーフランキーや安藤サクラもそのような親に育てられたのか捨てられたのか 連鎖するんだろうと想像。根底に家族(女方)への憎悪があるように思えた。昔のフランス映画のようにラストがフェードアウトするのは私の映画の好み。 ここ数年のパルムドールは 全くたいしたことないし、もっといい映画がたくさんあるはず。まぁ、映画館へとお勧めはしない映画です。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "痛烈に現代を風刺する作品\n 家族というコミュニティを作る線引きはどこにあるのか、血が繋がっていれば家族なのか非常に考えさせられる。普段は一切考えないような身近な存在に目を向けさせる、痛くもあり優しくもある作品。人との関わりが希薄になっていく現代に必要な映画 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか……\n 今の世の中の事を映し出してる温かさからの寂しさに代わるこの心模様。家に帰る道中も、ずっと考えてる " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いうまでもない。\n 安藤サクラ、最高。樹木希林のパチンコのシーン、お金数えるシーン、最高。松岡茉優のエロシーンだけ不要。あとは全て最高。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "何ともいえないラスト。淡々と訴える、現代社会の陰。\n 【賛否両論チェック】賛:寄せ集めの家族が微笑ましく助け合う様子や、彼らに拾われる傷ついた少女の姿を通して、現代社会の暗部を赤裸々に描き出しているのが印象的。意外と豪華なキャストにも注目。否:物語は思いのほか淡々と進むので、惹かれないと眠くなってしまうこと請け合い。予告編のミスリードや、ラブシーンも気になるところ。 都会の片隅で、肩寄せ合って暮らす5人。血こそ繋がっていなくても、その姿はまさに幸せな家族そのものです。そんな彼らが拾った、両親から虐待を受ける少女。それがきっかけとなり、5人の運命が大きく変わっていく様子を通して、現代社会が抱える様々な問題を赤裸々に訴えかけてきます。 ただ物語そのものは、特段の抑揚もなく非常に淡々と進むほか、結構あるラブシーンや切なすぎるラストにも、好みや賛否は分かれそうなところです。 そしてあまり言うとネタバレになってしまいますが、予告編で「この人のことを言ってるんだろうな・・・」と思わせていたことが、実は全然別のことを言っていたりとか、その辺のミスリードも少し裏切られた感はあるかと思います。 それでも話題作であることは間違いありませんので、気になった方は是非。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の絆\n 貧乏で、万引きして生活しているような家族だが、毎日毎日笑顔が絶えない。そんな人々を描いた作品だが、悲しいラストを迎えてしまう。血も繋がってなかった、どこかに寂しさを抱えていた彼らは、ずっと寄り添って生きてきたが、またそれぞれバラバラになってしまった。これから、彼らはどのような人生を送って行くのかと、考えさせられる深い映画だったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ムズいけどおもしい…\n ゆったりとしたテンポが自分にはとても合って見やすかった!あと色々と考えさせられる言葉がいくつかあった。とりあえずなんか忘れられん映画になった! " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "なかなか。\n バッドエンド。誰も幸せになってないし、何も解決してない。家族になる過程は推測の域を出ないところもあったが、成り立ちではなく、あくまでも家族のありかたを描いていて、家族の絆とはなにか、を考えさせられるものだった。考えさせるけど、単純に子供が中途半端に振り回されていてかわいそう…。ただ、ある程度収入もありそうだし、テーマにするほど万引きは必要なんだろうか。盗んでるものもポテチとかお麩とか、生活が苦しいから盗ってる感じでもなかったし……。年金、制服姿の価値、乳歯の扱いなど日本の文化がこれでもかと入っていたので、その点ではよく海外で通用したなあと思ったり。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 29, + "review": "左翼によくある厚顔無恥、ドン引き家族\n まず一言断っておきたい。筆者は映画学校在籍中に是枝監督からドキュメンタリー制作の手ほどきを受けたので恩義を感じている。ただし、是枝さんの最近の発言を残念に思っているし、何より作品が残念な出来に思えてしまう。なお最近のカンヌはクィア・パルムというLGBT映画専門の特別賞を新設するほどかなり弱者養護色の強い左翼系映画祭であることは知っておいた方が良い。ハリウッドも含めて世界的に映画界は左巻きだけどね…最近はインド映画など新興国の映画の方がひねくり回したこじらせ感がなくて単純に観ていて面白い。LGBT問題を扱ってカンヌでグランプリを取った『BPM』も、個人的には会議シーンがやたら多くてつまらなく感じ、けっこう寝た作品であった。先日友人が言っていた。「LGBTを扱うのはいいけど、どうしてどいつもこいつもヴィスコンティ作品のように美しく描けないのか?」と。(それが才能の差か…)本作を観る前に※自身のブログで是枝さんへの違和感を表明したので、ここで再度あげつらうことはしないが、やはりネットでも指摘されているように本作が政府助成金の支援を受けていながら「権力とは潔く距離を保つ」という発言をして国からの祝意を辞退したのはいただけない。政府からお金をもらって反日活動をしている大学教授が多数存在する問題が国会でも取り上げられていたが、是枝さんにも同じ匂いを感じる。また『うなぎ』で今村昌平がパルムドールを受賞した時に国は祝意など送ったのだろうか?またこの疑似家族が万引きをする理由がわからない。少ないながらも年金をもらっているばあちゃんがいて、他の成人の3人は働いている。趣味にお金を使っているとか生活が派手なわけでもなく、何か特別な事情もないのにどうして万引きしないと生きていけないのか説得力が皆無である。彼らの万引きは単なる性向でしかないのではないか?一部の保守が日本の恥部を国外にさらしてけしからん!と怒っているとのことだが、別に問題提起にもなっていない。彼ら疑似家族が全般的に道徳心に欠けているようにしか思えない。またこの疑似家族に本当に絆などあったのだろうか?作品を観終わっても社会に絆を引き裂かれたようにも感じられなかった。母が本作を観たいということで映画館に連れて行ったが、「何を言いたいのかよくわからない。つまらない。『誰もしらない』の方が面白かった」と言った。エンドロールが終わって劇場内を見回しても一応にみなポカンとした感じだった。「わたしまだやられたことないけど、車上荒らしこわいね」という女性の感想は耳にした。なぜ是枝さんが血縁の家族に疑問を持ちたがるかは、是枝監督特集号の雑誌を斜め読みしてその生い立ちにあるかもしれないとなんとなく想像しているが、現在はご結婚もされて娘さんもいらっしゃるようなので肉親の情も普通にわかると思う。そんな肉親の情を無理矢理論理で否定して頭でっかちに監督したのが本作だと思わずにいられない。同時期に『羊と鋼の森』も観た。『万引き家族』に比べて全くと言っていいほど客がいなかったし、主演の山崎賢人も特別演技が素晴らしいとも思わなかったが、ピアノの調律を通じて人の絆を浮かび上がらせる素晴らしい作品だと思った。興味を持って原作小説も買った。本作の唯一の救いが柄本明扮する雑貨屋のオヤジだけというのはあまりにも寂しすぎる。2011年以降のすべてのカンヌ映画祭パルムドール受賞作品を観ているが、一般の人が観たら「暗くて眠くて退屈な映画」となることを保証するし、筆者も実際に何作も映画館で寝ている。自信を持ってあえて言う。カンヌ映画祭のパルムドール作品を観る必要はない。もっと純粋に感動できる映画は星の数ほどある。観るなら話題作りぐらいの片手間でいい。それと先日自殺した西部邁氏が30年近く前から指摘しているが、現在の第一の権力は政府ではない。民主主義の世論(せろん)を形成するマスコミである。最後に、映画監督という人気商売が「権力とは距離を保つ」ことなど不可能だし、そんな現状を踏まえない是枝さんの発言も格好悪い。※そらみつ文化チャンネル→つれづれ→左翼文化人があいついで死去ー左翼陣営に顕著な少子高齢化? " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "万引き、、美化し過ぎでは、、\n どうして、万引きする必要があるんてしょうか? 働いてるのに、、少し不思議に思いました。。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "家族なのか子供なのか\n リリー・フランキーが子供達に唯一伝えられる「万引き」で家族は崩壊する。息子を見捨てる。あざとそうに見えて実は愛情深く、愛情深そうに見えて、あざとかった。それを子供達は見逃さなかった。息子は施設に帰り、娘にはDV家族に帰ると言われる。そんなご都合主義のリリー・フランキーの罪をかぶった安藤サクラの愛情で十分ではないだろうか。「私たちじゃだめなんだよ」と言ってまだ「私たち」であろうとする夫婦愛で。夫婦だけでも家族だろう。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 「誰も知らない」みたいに、事件として発覚する前に終わるのかと思ったら、警察に逮捕されて取り調べとか、なんか意外だった。でも、警察官とのやり取りとか、マスコミの報道とかその辺が監督の言いたかったことなのかな。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "凄いタイトル。\n 犯罪を容認するかのようなタイトル。だけど複雑で深い。色んな背景があって寄せ集まって家族のように生活する。生活費の工面方法が違法だけど、幸せで楽しそう。みんな、いつかまたあの家に自らの意思で集まってくるんじゃないかな。じゅりちゃんのその後が一番気になります。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "住んでるマンションが写ってたからみた\n 最後の方に、子役の男の子がとびおりたところですが、どのくらいの高さなのかと気になり見に行ったら2.5メートルくらいありました。あのシーンの撮影は今年の1月の末でした。子役の女の子が黄色の服で走っているシーンの撮影を見て、半袖はかわいそうだと思って通りかかりました。映画の内容的に、個人的には完結していないような気がしてモヤモヤして帰りました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "淡々とした…\n 静かな話だった。安藤サクラは圧巻だったが…盛り上がりに欠けて残念だった。松岡茉優が可愛いく、見所だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "全体的に寂しい\n 家族全員、演技が本当に本当に素晴らしいです。特に安藤サクラ!逮捕された後の供述シーンでの涙。目を離せない演技とはこの事だなと実感しました。つながり無いんですよね、この家族。でも喧嘩するでもなく、よく笑っている。夫婦が放つ、人を、温もりを求める寂しさが、優しさとなって家族を作っている。欲を言えば、松岡茉優のエピソードはもう少し丁寧に欲しかったかなぁ。少しだけ消化不良なので星マイナス0.5です。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "万引きとかどーでもいい。社会学的に価値のある映画。\n 僕には幸せそうな家族に見えたな。それの何がいけないの?この映画「家族」についての映画だ。昔、日本にはイエ・ムラ社会という概念があって、経済的なセーフティーネット、経済的な機能集団のようなもので、生きていく上で必要不可欠なインフラだった。しかし日本は経済的に繁栄したために、どんどんそれを解体していった。その結果日本はどうなったか?経済的にも精神的にも非常に未熟で脆弱な、所謂、夫婦2人とその子供たちで暮らすという、核家族だらけになってしまった。国が経済的に繁栄しているときであれば、国の経済力それ自体がセーフティーネットだった、と言うか、そんなセーフティネットが無くても全然大丈夫だ。なんだけど、正直言ってもうこの国にそんな経済力が残されているとは思えない。そんで気づいてみたら核家族だらけじゃん!?これマジやばくね??wそもそも、子育てって夫婦2人じゃ無理なんだと思う。僕の個人的な感想なんですが、その核家族だらけの現状に対して、日本政府何にもしてねーじゃん。この映画、政府批判映画だと思った。あとこれ団塊世代に言いたい事なんだけど、もう昔のような経済力は日本にないのだから、いい加減価値観を改めてほしい。万引きが良くないとか、愛があればこその結婚だとか、生命の価値とか、まああんたらの世代だけに通用する正論をいくら言ったところで、もうこの日本は救えないのよ。社会都市構造自体を変えない限りはね。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "問題提起\n 最初は、俳優さんが演技しているな〜!って感じでこれは厳しいな…でした。気がつけば、俳優さんも役に入り込んでらして私も作品に入れました。万引き辞めて、例えば家庭菜園する発想があればこんな悲劇にならなかったと思いました。ないからこうなったみたいな。ある程度お金あっても万引きする人いますしね。一時しのぎの行動をせざる得ないのは現代社会の仕組みが大きな原因だと思います。そういうことを考えさせられる問題提起な作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "御涙頂戴の映画ではなくて、浅い考えで終わることを許さない映画だった...\n 御涙頂戴の映画ではなくて、浅い考えで終わることを許さない映画だった。彼らは口では心で繋がっていると言う。でも、日常の所々にお金で繋がってる箇所がある。だから、彼らは自分たちはお金で繋がっていると思う。しかし、犯罪が明るみになって離散して、お金のつながりなんてないのに、彼らは求め合う。彼らは気づいた。はじめだって、お金になるからあきや祥太や凛が拾われたわけじゃない。拾っちゃったからお金に利用した。彼らは愛に飢え、愛を見つけたんだ。私たちは家族になる理由を探してるんじゃないか。血のつながりとか犯罪のつながりとか。家族だって思えたら家族、それでいいじゃないか。彼らは社会に容認される家族ではなかったけれど、彼らにとっては家族だった。だから、家族なんだ。私は、「彼らは正しい」と言いたいんだと気づいた。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ。松岡茉優。\n 女優さんが素晴らしい。時事的にも扱うテーマは重みを増している。血の繋がりに意味あるの?家族ってなに?って。丁寧に丁寧に扱われている。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "今、観ておくべき女優\n 題名から「誰も知らない」や「そして父になる」のような主題でキツそうだと想像して、今回はパスかな?と思っていました。でも今、観ておくべき女優の松岡茉優と安藤サクラが出演してたので劇場にいきましたよ。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "是枝監督だなぁ。\n 安藤サクラさんと樹木希林さんとリリーフランキーさんそのキャストでの映画だから観に行ってみようと思ったけれどそれを凌ぐくらい子役が良かった。ああ、是枝監督作品だなぁ。そしてやっぱりハッピーエンドでもなく淡々と各々の(いい意味でも悪い意味でも)行かねば生きられない道へ進む。現代の決して僅かではない、今も起こっているであろう社会問題も孕みつつでも決して生きることから逃げようとはしていない何とも複雑な繋がりの家族。絶望してもなお生きていかねばならない人たちは、したたかである意味こわくて強くて弱くて、愛に飢えていて愛に溢れている。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 役者陣が凄い。しかも子役の二人まで。凄い!としか感想無いですね。是枝作品は好きです。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "久しぶりにつまらない映画を見た\n ストーリーが バラバラ " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "5+1の家族の演技が神がかり的に素晴らしい\n メインの登場人物である5+1の家族(ほぼこの6人しか登場しない)の演技が神がかり的に素晴らしい。表情、オーラ、関係性……作られたモノとは思えない実在の家族のようでした。特に樹木希林の演技のスゴさには狂気すら感じる。モリのいる場所といいホントすごいな…役者の演技でここまでスゴいと思った映画はなかなかありません。逆に”演技がスゴい”というのを意識しすぎて”映画を観ている”って感覚が強まったかも。結果”自然に物語に没頭した”より”この演技すごいな”って何度も思いながら見てた。これもまた良い映画との触れ合い方かと登場人物の立ち位置、やるせない関係性、温かい光景、伏線の回収、そして「万引き家族」というタイトル……設定は考えれば考えるほど深みがある。ただストーリのカタルシスや感動的な流れってのは弱かったかな?終わりもぼんやりだし……そういう意味ではヨーロッパで受けたのは納得。リリー・フランキーのちょっと変な人の空気はすごい。安藤サクラのモサっとしながら一筋縄じゃいかない深みのあるオーラもスゴい。子供役……とくにお兄ちゃんは素晴らしい。松岡茉優はかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい。樹木希林はヤバい。物語展開……ではなく設定とその見せ方、そして役者の演技の素晴らしさが強烈だった映画でした。個人的に今年のベストにはならない。情が良くも悪くもつかない。けど見ていて損はない映画だと思います。ほんと6人の演技は恐ろしいってレベル。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "音だけが響く花火大会\n えっ、これで終わってしまうの?鑑賞後のモヤモヤした不完全燃焼感。観た直後、私には本作の良さが理解できなかった。そして、ひと晩寝て起きた朝。本作が頭の中をぐるぐる回っていた。どんどん溢れて来る解釈と感想。なんなんだーー?この映画。観た直後には理解不能だったシーンや台詞が日が経つごとに蘇って来る。名作っていうのはこういう映画をいうんだね〜とつくづく思う。キャスティングが絶妙。家主である初枝=樹木希林さん。治と信代の夫婦=リリーさん、安藤さん。息子の祥太=城くん。信代の妹の亜紀=松岡さん。ベランダに捨てられたユリ=みゆちゃん。都会の片隅に隠れていそうな家族。演技とは思えないリアルさ。初枝の年金では足りない生活費をパートと万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家。都内のビルの隙間に建つ隠れ家のような柴田家。なのに何故かそこは温かいんですよ〜ゆったりと時が流れているというか。いつもみんなで一緒にいる時間があって。いつも笑いが絶えない日々を送っている。狭い家で雑魚寝なんだけど…おばあちゃんと同じ布団でくっ付いて眠る亜紀を見たらわかるように、私も親と一緒に寝た記憶がない。表情豊かになり、水着を着てお風呂に入るユリ。翔太と時間をかけて丁寧に話す治。ユリの服を手直しする初枝。ユリを抱きしめて離そうとしない信代。血のつながりはなくても、それぞれが求めていたものが柴田家にはあったんだね。でも、やがて祥太は成長して未来への可能性へと向かっていく。いつまでも家族ではいられないことに気づく。仕方がないことだけど、見終わった胸にスウスウ風が通り抜けた。ポスターにもなっている音だけ響く花火大会。6人で縁側に並んで幸せそうに空を見上げて…あの顔が忘れられない。派手な花火は見えなくても…陽の目を見ない偽物の家族でも、どんな家族よりもお互い寄り添っている、年老いた母親に暴力を振るう引きこもりの息子。我が子に食事も与えず遊び歩く母親。パチンコ屋の駐車場に放置される幼な子。血の繋がりに甘え切った身勝手な親子関係が生む悲しいニュースがなくなることを祈るばかり。パルムドール受賞、おめでとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 85, + "review": "「虐待家族」「幸福家族」そして「万引き家族」\n 過去の是枝作品に共通するモチーフの全面展開を見た思いだ。『ワンダフルライフ』では、死者が生者に見えてくる。『DISTANCE』では、エリートがヘタレに見えてくる。『空気人形』では、人形が人間に見えてくる。そして『誰も知らない』では、子どもが大人に見えてくる。是枝作品では、ないものがあるかのように、嘘が真実に、虚構が現実に見えてくる。今作では、犯罪で家族の共通前提を意識的に支える「変形家族」が、私たちの「理想的な家族像」を大きく揺さぶる。「家族もどき」が「真の家族」に見えてくるのだ。その比較として持ち出されるのが、虐待を受ける少女、ゆりの家族と、家を出た亜紀の家族だ。ゆりが行方不明になっても届出をしない「虐待家族」と、亜紀がいないことをひた隠す、一見ちゃんとして見える「幸福家族」。しかし実のところ、この「虐待家族」と「幸福家族」は同質だ。エゴや世間体や見栄のために、子どもをないがしろにする家族なのだ。「万引き家族」も「虐待家族」も、児童虐待(child abuse:子どもの濫用)をしていることに変わりはない。だが、「虐待家族」が親のエゴのために子どもをコントロールしようとするのに対して、「万引き家族」はまさに家族を営むために、子どもを含めた成員がみな互いの濫用を許している。しかしそれも長続きはしない。「正しい社会」が許さない。ラストはバラバラになった「万引き家族」が、もう失ってしまったかけがえのないものを、万華鏡でも覗くかのように見るシーンの連鎖で終わる。信代は刑務所の面会室で祥太を見る。祥太はバスの窓から治を見る。亜紀はかつて家族が生活していたボロ家の縁側の戸を開けて室内を見る。初枝はその家の床下の土の中から、家族みんなを見るはずだ。そしてゆりはベランダから外を見る。自分を「真の家族」に迎え入れてくれた人々を思い出しながら。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラがすごい\n 全体的に救いようのない思考とそうなってしまった背景が容易に想像できるダメ男女。なぜか子供を拾ってきては家族にしようとする、それは寂しさや築くことの出来なかったものを形作ろうとする作業なのだけど、やっぱり偽物は本物にはなれない、悲しい現実。安藤サクラ、子役の二人、もちろんリリーさんも圧巻の演技でした。泣くところは1個もなかったけど、ちょいちょいクスッとできて複雑な作品だったなーという印象。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "時間が経つにつれて染み込んでくる。\n 父と二人で観ました。鑑賞中、幸せな家族が崩れていく時、ここからどうやってハッピーエンドに持っていくの?とハッピーエンドを願う私。それは法の下ではありえない。結果、通常訪れるであろう悲しい結末に。帰り道、父に、ハッピーエンドがよかったよ。と言うと、ハッピーエンドにはならない。って事を描いたんだろうと。あのおかしな家族と、それを世間一般の正しい言葉で責め立てた警察?の人。どっちが滑稽に見えた?どう考えても後者だよなぁ。と。おかしな人たちじゃないよ。精一杯生きている人たちに見えた。と。素晴らしい映画だったと父は絶賛していました。私には難しく、胸に何かがつっかえたような苦しさがありますが、汚くて一見めちゃくちゃなのに涙が出そうなくらい幸せな家族の光景と、安藤サクラ、リリーフランキー、樹木希林の演技が素晴らしく、レビューを読んでたくさん見逃していたことがあったので、笑、もう一度じっくり観たいと思います。リリーフランキーの「僕にはそれくらいしか教えられる事がなくて」のセリフがとても潔くグッときました。子どもにどう接したらいいか考えさせられます。今度は主人と観たいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "じーんとくるいい映画\n スカッとはしないが、じーんとくる、そういう映画もある。「不幸が悪い」とか「みんな不遇な人生だからしょうがない」とか弁護する気になるわけじゃ決してない。そんなことじゃなくて、今そこにある6人のつながりに没入しているだけ。6人がやっていることは、薦められないことばかりなのに、それらはすっかり背景となって、互いに与え与えられるものに注目が集まる。そしてそこから温かいものがたしかに伝わってくる。これはやはり監督の力なのだろう。遅れましたが、カンヌ映画祭パルムドール受賞おめでとうございます。音楽はほとんどなく、登場人物とその相互の関係(つながり)に集中し続ける、あっという間の120分でした。使うと軽くなってしまいそうなのでここまで避けてきた言葉だが、やはりこれは愛の物語なのだと思う。話してちょっとよかったので、友人の言葉をここに記す。「貧困もそうだが、家族の形が中心の映画だったな。良いと言われる家族の形が人を苦しめることもあるし、奨められない家族の形だが、居場所になって救いとなる場合もある、ということだろうか。古き良き家族の形をなにかと押し出しがちな文科省が、この映画を推奨している。「自分の主張とはあっていないが、良いものは良い」ということであれば、その考え方は文科省もいいぞ、やるな。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 14, + "review": "対比\n 池脇千鶴の世間一般折目正しい硬質な態度の演技。安藤サクラのでたらめだけど美しく柔らかい母性との対比が良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "印象に残った\n 各場面はとてもジーンとくるいい場面やセリフがたくさんあるし、クスッと笑えたところもあった。しかし、全体的なストーリーや人物設定などが中途半端で、盛り込み過ぎじゃないかな?と思ったところも。集まった人々の各設定がストーリーが進むにつれてわかるようになるのだが、最後にドタバタと解説調になってしまい、やはりこの上映時間では、全部の説明が難しいだろうなと思いった。俳優さんはちょい役でも上手な俳優、人気のある俳優を使い、手を抜かないで一つ一つのシーンはいい感じなのだが、昨今のニュース報道もあり、現実はもっと切実で難しいんだろうなと思ってしまった。その日の夜、何かもっといい方法はないだろうかと悪酔いした。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "人と人とのつながり\n を描いて、大爆笑したり、涙を流さなくてよい映画。つまり、深く何かを考えてということなのでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 17, + "review": "ある夏の日々\n 夏の縁側で父ちゃんと母ちゃんと子供たち、ばあちゃんが花火見物に興じる。昔の日本の家族にはあった夏の一日。ところが彼らが見上げる夜空に花火は見えない。彼らの家はそびえ立つ巨大マンションの谷間にあるから。彼らが楽しそうに夜空を見上げる様を俯瞰で捉えたこのシーンが素晴らしい。良い映画には象徴的なシーンが必ずある。観客はそれを忘れない。夏のシークエンスは他にもある。電車に乗って皆んなで海水浴。これも昔の日本の家族にあった夏の一日だろう。それから兄妹が蝉の抜け殻を取りに行って夕立に遭うところ。ずぶ濡れで家に帰ったら、父ちゃんと母ちゃんも濡れていた…この夏の日々が彼ら家族にとっても観客にとっても宝石のように見える。物語は冬から始まる。最初はこの奇妙な家族にイライラさせられる。皆んなグータラで家は汚い。汁飛ばしてメシ食うなよ、ばあちゃん。それでもスクリーンから目が離せない。俳優陣の演技の深さ、濃厚さに圧倒されるから。是枝監督はこのキャスト、家族に全幅の信頼を置いている。カメラは彼らを追うだけ。そして観客はこの家族を愛おしく思うようになる。彼らにとっても観客にとっても幸福な夏の海岸でばあちゃんがボソッと云う。こんなのは長く続かないよ、と。実際ばあちゃんはその後死んでしまう。そしてこの家族は崩壊していく。やがて物語は秋から冬へ。彼らは本当の家族でなかった。映画はいちばん下の娘だけが血縁ではないと知らせるだけで、父ちゃんも母ちゃんもばあちゃんも皆んな家族だと思わせて進行する。やがて彼ら各々の素性が明らかになっていく。生きる術を多くは持たず、社会の隅に追いやられた家族の物語。生きるためには犯罪にすら手を出す。私が今年の傑作と思う「フロリダ・プロジェクト」も同じような境遇の母娘を描いていた。彼女たちは本当の母娘だったが。日本とアメリカで同じような傑作が生まれたのは偶然ではないだろう。タイトルから万引きをファミリービジネスにしているひと達の映画と思っている方も多いと思うが、そういう映画ではない。リリー・フランキーの父ちゃんが、万引き以外子供たちに教えられる事が何もないと云うシーン、安藤サクラの母ちゃんがウチらじゃダメなんだよと子供たちを手放す事を告げるシーン。ここで涙腺が緩んでしまった。父ちゃんと息子の別れのシーンでは涙腺決壊。泣かせる映画じゃないんだが。あの父ちゃんと母ちゃんがいなくなってあの子たちはどうなるんだろう。リリー・フランキーの父ちゃんの憎めないクズっぷり。安藤サクラの母ちゃんの母性、菩薩にすら見える。そしてあの子供たち。忘れがたい映画だ。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 9, + "review": "是枝風味\n 平日朝イチ上映の客席は中高年ばかり。先輩に対して申し訳ないけど、今回も上映中に携帯を見る、メールの着信が鳴る、おしゃべりする、食べ物を音を立てて食べるというのは、決まって中高年のお客なのだ。もちろんごくごく一部の人なんだけど、本当に腹立たしかった。まあ、いいでしょう。物語は比較的淡々と進む。大袈裟な演出は皆無。それでも深くメッセージを我々の胸に刻みつけて、驚くほどサラッと終わっていく。世の中で皆が普通に持っていると思われているものさえ、悪事に手を染めなければ手に入れられない人々がいる。弱い者同士、身を寄せ合わなければ生きていけない人々がいる。そうして手に入れたものも、決して永遠ではない。全てはかりそめである事を皆感じている。それでもそこには確実に「居場所」があった。建物に阻まれて見えない花火を全員で見上げる姿のなんと幸せそうなことか。正しく生きるってどういう事だろう。家族ってなんだろう。あの不協和音の様な音楽もあいまって、目の前に展開されているものが正しいのかどうかさえ、分からなくなってしまう。安藤サクラの圧倒的な演技。若手人気女優でありながら、松岡茉優の思い切った役どころも素晴らしい。子供達の演技もすごい。一部、批判的なツイートとかしてる奴らがいるが、おそらく映画を見てないか、まったく物語を読み取る力のない人なんだろうなと納得した。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "松浦慎一郎さん、凄い映画に出たんだね!\n 監督のメッセージが受け取りやすい映画でした。何度も何度も唸る場面があった。どのような終わりを迎えるのか楽しみだったが、想像以上のものだった。「かぞく」という普遍的なテーマを映画にして、世間の広くに響かせるのは難しいことだと思うのに、カンヌの最高賞まで獲得したことが凄い。この作品なら納得。映画って、世界共通語なんだと思いました。僕の好きな俳優 松浦慎一郎さんが出ていたので、ずっとずっと前から見に行こうと決めていました。どこで出るのだろうと思ったら、なんと安藤サクラさんとの共演。これは『百円の恋』以来の組み合わせ。そのことも嬉しかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観れてよかった\n 今の日本映画界のエース級が結集して素晴らしい作品を残してくれた。ありがとう " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "映画と現実の絆なのかも\n この劇中の家族は、もちろん架空ではあるが一つ一つの要素が実際の事件を反映しているので、まるで現実の場面を覗いているようだった。身につまされてつらい場面もあったが、目をそらす訳にいかない力がこの映画にはあった。盗みはする、不正受給はする、しかも血のつながりも無い、とんでもないこの“家族”の元に親に虐待され逃げて来た女の子がやってくる。厄介な事になったと最初は帰そうとするが、結局女の子は住み着く。この事が引き金となって、やがて家族は崩壊することになる。終盤、高良健吾扮する捜査員(検事?)が女の子に「君たちの絆は本物じゃない」というようなことを言っていた。(本当か?)と思った。絆がつながりという意味なら、太い細いはあるかも知れないが本物、偽物はないだろう。「本当の家族の絆が本物だ」というなら、実の親に虐待されたこの女の子をこの偽装家族は迷惑に思いながらも決して追い出さなかった。そして手を上げることもなかった。弱い者がさらに弱い者を叩く構図が、この貧しい家族には不思議とない。リリー・フランキー扮する父は、取り調べで「なぜ子どもに万引きをやらせていたか?」の問いに「他に教えられるものが何もないんです…」と答えた。(そうか、彼は父になりたかったんだ!)自分の唯一の技術を教えることで彼は父になった(気がした)のだ。それが端から見ればいかに愚かしく見えようとも彼は父になったんだ。エンディングで男の子が乗るバスを名前を呼びながら追いかける偽父親。ちょっと見はベタに見えるこの場面が、深く切ない場面として胸に迫った。リリー・フランキーは素晴らしい。結局親の元に戻った女の子は、また母娘とも虐待を受ける日々に。母の顔の傷を案じて手をやって、母にキレられ「ごめんなさいは!?」と強要されるが、女の子は決して謝らない。昔はきっとすぐ謝ったのだろう。あの家族と生活したことで彼女も成長したのだろう。アパートの廊下で一人遊ぶ女の子で唐突に終わるラストも映画的な大団円などにせずよかった。この映画は現実と続いている。細野晴臣の音楽は、ドップラー効果を模したような不思議な音楽だったが、とてもこの映画に合っていた。様々な音源(人)がやって来て、つかの間協和して、またそれぞれ遠ざかって行く。それがこの映画を体現しているように感じた。つかの間の協和(特に海水浴のシーン)の何と美しく柔らかいことか。観た後、時間が経つにつれどんどん気持ちが溢れ出す映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "雰囲気映画\n 主人公もなく、人物設定の解説に終始したわりに回収しきれておらず、感動は予告編の期待感にも劣った。視点と焦点ともにボヤッとしており、追求と粘りがなく、悪い意味でいかにもパルムドールらしい作品。じっくり腰を据えて欲しい、たとえばちょい役の池松くんを主人公に別の話を作って欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "こうしたことが…\n 日本のどこかで起きてるかもしれない…と考えさせられる映画でした。家族とは、血の繋がり?愛情?いっしょに過ごした時間?見た後にいろいろ思いが出てきます。是非見てください。( `・ω・´)ノ ヨロシクー役者さんも自然体の演技でわざとらしくなくよかったです。✨ " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "万引き家族 リアリズム映画の傑作\n ひょっとして実在のモデルがいるのではないかと思うほどリアルなお話だと思いました。同時に見ながら3本の古今東西の名作映画を髣髴としたくらい、実は確かに狙って演出しているのがわかりましたが、それでも新しく新鮮で感動しました。音楽が美しい。芝居は素晴らしい。こういう映画を今、世に出してくださりありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "今もこの家族のことを考えてしまう。\n 観終わって2日たってもこの作品のレビューをどう書こうかと考えてしまう。それほどまでにいろんな感情が呼び起こされ、心が揺り動かされた作品だった。ビルの谷間でひっそりと暮らしている小さな家族。幼い少女も加わり、悪事に手を染めながらも居心地の良さ(=絆)がそこにはある。万引きや祖母が亡くなった後も年金で暮らす一家。その背景や彼らが背負わされたものに目を向ける是枝監督の眼差しは厳しくも温かい。ある家族を描きながらも、自ずと社会のあり方を考えざるを得ない描き方がすごいと思います。押しつけではなく、じわじわと押し寄せてくる感じ。。。あ~ほんとにいろんな感情が沸き起こってくるな~。とにかくリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の二人の“家族”が素晴らしい。安藤サクラのすごさを改めて感じた。特に池脇千鶴とのシーンとかね。この作品は観るたびにまた違ったものが見えてくる気がする。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "とてもよかった\n 安藤サクラが素晴らしかった。一体どうしたら演技であんな表情ができるのだろうか。先日見たばかりの、ほぼ同じ題材を描いた「フロリダ・プロジェクト」のお母さんもとても良かったが。とにかく安藤サクラが映る全てのシーンに魅了された。リリー・フランキーもウィレム・デフォーと互角以上だったと思う。細野晴臣の音楽がメチャクチャ格好いい、そしてその音楽を派手に使わない慎み深さがまた良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "海外映画賞の評価基準とは?\n 漢字の読めない外国人に意味がわかったのだろうか?少年が絶対の自信と誇りを持っている万引きの技術を見破った柄本明、おそらく柄本明はずっと前から知っていたのであろう、その商店が閉店、閉まったシャッターには「忌中」の文字、「忌中」の文字が読めない少年は自分が万引きしまくったせいで商店は潰れたと思い、話が次のステージに進む。もし「忌中」が読めたら、柄本明が亡くなったが故に商店は潰れた、また家族に死んじゃったんだから仕方ない、私たちのせいではないと言われたかもしれない。字幕になんと出すのだろう?「葬式」的なニュアンスで人が死んでいることを伝えたら、少年の心の変化の説明が、父ちゃんの発言の矛盾への疑問しかなく、自責の念からであると伝わらないのではないだろうか?海外の映画賞ってあんまあてにならないと思った " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "現代の人間模様\n さすが、賞を獲る作品ですね!出演者がそうそうたるメンバー。観て損は無いかなと。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "本当の家族の絆を考えさせられる作品\n こんな話、有るわけがないと思っていたが、映画に引き込まれていくうちに、、、役者が皆、上手い。自然な演技が、ヒューマンドラマを一層現実的にしている。最近の、5才の幼女に「ゆるしてください もうぜったいにしません」というような反省文を書かせて、虐待の末、殺してしまう親の事件を思い出し、涙が出た。本当の家族の絆とは何かを考えさせられる作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "是枝監督作品の素晴らしい集大成。\n 「誰も知らない」「そして父になる」などの作品で描いた要素を引き継ぎつつ、新たな社会問題を盛り込んだ集大成的な名作です。社会派作品ではありますが、普遍的な家族や人間の優しさを控えめな演出で表しています。出演者も樹木希林や安藤サクラ等の名優に限らず、「この人こんなうまかったっけ?」と驚くほどの繊細な演技で、作品全体の完成度を更に高めています。一切文句の付けどころがありません。これからも是枝監督作品を見続けます。つくづく素晴らしい! " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この終わり方がカンヌではうけるのだな\n 確かに引き込まれる映画終わり方に意見が分かれるが、昔のフランス映画みたいに尻切れトンボ的。これが受賞の最大要因だったりして・・・。この映画での一番の印象は花火のシーン。皆が縁側に集まるところに何故か引き込まれてしまいました。ただ、この家族の前提条件?の年金目当てとか万引きとかは、生活するうえでそれ程必要な事だったのか?ビール飲まなきゃ家賃も要らないので日雇いやパートで食っていけそうな気がする・・・(捕まった後は安アパート暮らしできてるわけだし・・・)色々な境遇の人が集まって、文句言いながらも楽しく暮らしているですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "海外でもわかるのかな\n 最後に余韻を残す終わり方で、説明がくどくない分、想像出来る経験や知識が必要だが、これは海外の人も共有出来るのだなと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "文句無し\n 完璧。またもや是枝監督やってくれました。キャストそれぞれに深いストーリーあり。万引きってそういう意味なのね。映画観てから1週間くらい経つけど、まだジワジワきてます。1秒も無駄なシーン無し。感服いたしました。文句無しの☆5で。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "家族とは何か、正しいとは何か。\n 凛ちゃんが辛い…一度も本当には幸せそうに見えなかった。まだ手探りで「あなたは生まれてきて良かったんだよ」のメッセージを貰いたくて必死になってる最中だったのに。祥太は悲しい。愛のようなものに慣れれば慣れるほど、善悪に冷静になっていく成長する彼が自らの手で壊さなくてはならなかったものが、悲しい。池脇の刑事役が放つ不妊に対する台詞が私には厳しかった。誘拐はしないまでも、虐待する親から貰いたくなる気持ちには共感。安藤サクラ、樹木希林をはじめ、子役も全員素晴らしい演技でした。温かく、優しく、でも間違いが悲しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "歪み\n 万引きした詐欺をした誘拐をした人を殺したそんな歪みは連鎖し、いくら望んでも社会には受け入れられない弱者が生まれる。そんな弱者の話は誰も聞かない、信じない。そんな世の中を残酷に風刺した映画だと感じた。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "テーマが広くて、自分自身では回収しきれなかったからきっと観終わった...\n テーマが広くて、自分自身では回収しきれなかったからきっと観終わった後にモヤモヤするんだと思う倫理とか、愛とか、嘘とか、現実とかこうした風刺を目の当たりにして、自分なりに受け止めて、どう考えれるかが是枝監督の作品の真髄かなって思う産みたくて産んだんじゃないと、産まれたくて産まれたわけじゃない子供に言う大人他人だけど、むしろ他人だからこそ愛を教えることのできる大人、でもその愛ですらも、どこから来たどういった形の愛なのかはっきりしない嘘を隠して生活する家族、嘘があるから愛することのできた家族愛ってなんだ、嘘ってなんだただ、見たくないもの聞きたくないものを、常識とか当たり前、倫理観という概念で覆い隠す、それが現実なら、アウトローな場所で暮らす人たちの居場所はないんだろうな、それが正しくても " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "フランス人にも受ける結末\n で率直に面白かった。それぞれの役者が配役に合ってるね。本当の家族?の生活を見ているようだった。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 6, + "review": "初日舞台挨拶にて\n 素晴らしすぎる…監督とキャストとスタッフの力が合わさって出来た繊細な映画。これこそが日本の宝だよ。迫力やキャストのスター性ではハリウッドに劣ってしまう点もあるが、やはり邦画は素晴らしいと再認識させてくれた映画。主人公の治を演じたリリーフランキーは相変わらずクズだなーと心の底から思わせてくれるが、それだけでは終わらない。心を奥底まで覗ける巧みな心情描写で心が揺さぶられる。予告でも使われているシーンでは鳥肌。まさに“そして父になる”その妻の信代を演じた安藤サクラも素晴らしすぎる。カンヌ映画祭でケイトブランシェットを、「もし今回の審査員の私たちがこれから撮る映画の中で、あの泣き方をしたら、安藤サクラの真似をしたと思ってください」と言わしめたとにかく圧巻の演技。泣く演技以外にもいいシーンはめちゃめちゃありますよ!!そして、その娘(後に本当の関係性が分かる)の亜紀を演じた松岡茉優。『勝手にふるえてろ』や『ちはやふる』でも日本最高峰の演技を披露してきた彼女はまた新たな境地へ。重要な会話も多々あるが、池松壮亮演じる“四番さん”とのシーンが印象的で震えた。是枝監督ならではの雰囲気も良く、とても居心地がいい。ずっと見ていたい気分になった。後半からのトーンが変わったところもすごく好き。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "「誰も知らない」に似てるけど、誰も知らないの方が良かったと思いまし...\n 「誰も知らない」に似てるけど、誰も知らないの方が良かったと思いました。子役の男の子は柳楽優弥と似た雰囲気ですが、柳楽優弥より男前で先々楽しみな俳優になりそうです。映画としては、万引きして年金不正受給するような家族に共感出来る訳もなく、面白いとは思えませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "話題だし\n 話題の作品。観ましたね。主役級の俳優、女優がちょい役での参加に驚きを隠せないが、なんか私的にしっくりこない終わり方で結構残念 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n  前の日に見た『フロリダプロジェクト』と同じく貧困がテーマで、インディーズ里親の映画でもあった。 安藤サクラの演技の凄みがたっぷりで、もし彼女が実在していたとしてもそれ以上に本人だったような感じだった。 リュックを用いてスーパーで万引きするのはあまり上手なやり方ではないのではないだろうか。トートバッグの方がいいと思うけどそれだと怪しすぎるのだろうか。釣具は釣竿より、ルアーの方が盗りやすいし、買うのが馬鹿らしいほど高いし消耗品だから盗り甲斐があると思う。 男の子がお勉強していて健気だった。妹にちょっと意地悪するところが子供らしくてよかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "相手の心境を慮る、の連続\n のっけから万引きするシーンってどうよ、と思いながら、それが日常で当たり前なんだ、っていう世界に一気に引き込まれる。歯が抜けたら屋根の上に投げる、とか、塩なめたらおねしょが止む、とか、安藤サクラや松岡茉優の団欒中の些細なセリフとか。是枝監督の作品でいつも感じる、「あぁ、そういう人いるいる」「そういう事よく言う言う」という既視感というか、臨場感というか。万引きして生活してるとか、おばあちゃんの年金に寄生してる部分があるとか、その価値観には賛成できないのに、なぜかいつの間にか彼らを許容し、彼らの視点で社会を眺めているのは、そういう、人と人のとの関係性やつながりってそうだよね、そういうのあるよね、と共感できる部分が様々な場面に散りばめられているからだと思います。他の方もおっしゃってるように、刺激的なラストとか、幸せな結末があるわけではない。映画館の広いスクリーンで鑑賞するに耐える映画か、と問われると、それでなくてもいいのかもしれない。で、結果、何を訴えたいのか、という人もいると思う。でも、問題提起や、テーマが、必ずしも無くてもいいんではないかと思う。それが現実だから。現実ってそれ以上どうすることもできないから。そういう人もいる、わかる部分もある、そんな現実を知って切なくなる、相手の心境を思って涙が出そうになる、そんな時間を過ごせたので、自分としてはありがたかったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "なるほど\n 役者が揃って漏れなく上手いので、「日常を切り取りました」って観えます。これを観て、『血縁だけが家族じゃない』『自分は何も悪くないのに生活苦なんだ、許してよ』と正当化したり、マネする人が出ませんように。そのくらい自然で上手い。これはダメな大人がしでかした家族ごっこに過ぎないし、人にお金を集ったり、万引きという犯罪で生計を立てるのは間違い、とこの映画は言っているのです。男の子の成長と、おばさんが改心しているのが正しい姿。一方で、間違えたままの人を、おじさんと女の子とお姉ちゃんで観せている。どちらも提示して、観た人に考えさせ、結論は無い。カンヌが好きそうな作りの映画です。それで良いんですけどね、映画は。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族って…\n なんなんだろうって思わされる作品。この人達がやってることは決して許されることではないんだけど、これもあったかい「家族」だなって思えてしまう。いろんな意味で今の時代に突き刺さる作品だと思う。たくさんの人に観てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "万引き家族\n 虐待の挙句殺してしまう親を止められない社会の陰で、あざだらけになりながら親から離れられない女の子を救い出してあげる優しさに胸が詰まる。「三世代同居に補助」などと少子化対策の名のもとに、妙な理想家族像の押し付けを皮肉った快作でもある。血のつながりがない人の集まりは家族ではないのだろうか。しかし頬っぺたをくっ付けたくなるような暖かさを感じるのは、犯罪が悪いとかいう問題以前の生きづらさに対する救いを見せてくれるからで、家族の本質を感じる。是枝監督オリジナルの映画からルネ・クレマンの「禁じられた遊び」を呼び起こさせるのは、すがるもののない5歳の子が、人の温もりを一瞬でも感じてくれる安堵と、大人の都合に振り回される怒りのようなものが蘇って来たからだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "是枝裕和の集大成\n 是枝裕和がこれまで描いてきたことを総動員した、まさに集大成となる大傑作。生きることは食べること、性的な描写にも嘘がない。家制度からドロップアウトした人達(スイミー)が作る擬似家族こそ豊かに映るという皮肉。ラストカット、彼女の視線の先にあるのは希望だと思いたい語り口が兎に角上品。言葉には言外の意味があり、「傷跡」「数え歌」などの反復描写が「絆とは何か」を雄弁に語っている。役者の演技も素晴らしく、特に安藤サクラの泣き演技には圧倒された(とケイト・ブランシェットが言ってました)。細野晴臣のミニマルな音楽が緊張感を生む。ちゃんと「面白い」作品是枝裕和はエロスの作家で黒沢清はタナトスの作家なんかな。知らんけど『万引き家族』は殊更に問題提起をしてみせるような作品ではないことは観れば誰でもわかる。観ればな。是枝監督もインタビューでそう語っている。これはひとりの女の子に向けて語られたミクロな作品。でも観れば誰もに何か響くものがあるはず。観ればな " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "見えない花火を見上げる姿\n 人の物を盗んではいけません。人を騙してはいけません。人を殺してはいけません。法治国家において至極あたりまえの理念。しかし、それらを外れた部分でこそ結び付き合う絆があり、人々がいる。得てして幸せな姿に見えるが、やはりいつかは破綻していくもの。見ることの出来ない花火を皆で見上げる姿にそれが象徴しているような気がした。いかなる理由があるにせよ、大人が万引のやり方を子供に教えるなんて事はあってはならない。それらがあたりまえの事だと子供たちに思わせてはいけない。祥太が治の行動に疑問を持ち始める姿を見て、少しほっとした。真っ当な家族があたりまえに幸せだと、誰もが思える世の中になってほしい、という願いが込められているような作品だと思う。しかし、メディアで「感動」等の言葉を使って賞賛するような映画では無いような気がする。賛否が出てあたりまえ。そんなに甘いテーマでは無い。それにしても安藤サクラはやっぱり良い! " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の形\n パルム・ドール賞受賞作品、「万引き家族」見る人により感性が変わってくる作品であることが鑑賞してて伺えた。ここにレビューするのはあくまで私の感性に基づいたモノであると言うことを前提に読んでいただきたい。万引きとパート。バイト。そして初枝の年金で生計をたてる嘘偽りの家族。彼らに血の繋がりはない。しかしながら、彼らは固く脆い絆で家族として繋がっていた。治(リリー・フランキー)と信代(安藤さくら)は運命共同体として。初枝(樹木希林)と亜紀(松岡茉優)は異祖母と孫として。そして、祥太(城絵史)とりん{じゅり}[ゆり](佐々木みゆ)は義兄妹として。それぞれが各々で望む繋がりであった。ざっとここまで大まかな話の流れ。家族の関係性は書いたのでレビューに移ろうと思う。ここまでの点を踏まえて私が感じたこの映画の伝えたいこととは何か。それは、家族の絆とは血の絆などではなくどれ程他者に対して自己犠牲出きるかどうかである。自分を可愛く思うものは結局保身のためにしか動かないし、他者を愛しく思うものは最期まで他者のために動く。どんなに辛い過去があっても他者を大切に出来るもの。その者は家族を家族たらしめる。そういった意味では幼き子というのは最も家族を家族として結ぶ者である。そして、幼き子を繋いで母が家族という基盤の土台なる。これを理解していただける方は少ないだろう。しかし私にはこの言葉以外は浮かばなかった。私は思う。大人が幼き頃に戻りたいのは家族を家族たらしめる者になりたいからであると。私は今から母に謝ろうと思う。大人になるにつれ汚れた私をいまだ家族という枠組みに縛り続けてくれることを。家族の束縛は実に素晴らしいものである。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "何かに飢えている、愛情を知らないのか?心にわだかまりがあるのか? ...\n 何かに飢えている、愛情を知らないのか?心にわだかまりがあるのか?お互いの溝を埋め合う様に、甘く優しくする事でバランスを保つ。そんな家族ごっこの、向こう見ずで勢いのある楽しさに期待してはいけない。血の繋がりに実感を持っていないからこそ、自分の人生に最低限の責任を持って生きていないと、人生を生き抜く事が出来ないだろう、痛切に感じた。垣間見える少年の向上心に人間の資質を感じ、血の繋がり、環境だけじゃないだろうと強く言いたくなった。74/ " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "家族の定義とは\n 血縁だけが家族じゃない。全く同じではないが、自分の境遇一部被る部分もあったので心に沁みた。子供にとって幸せは何なのか。肉親に恵まれない子供に、幸せを与える事は出来ないのか。だとしたら、親が居ない子供にどうしてやるのが一番幸せなのか。この一家は日本の鏡像だ。肉親に愛を与えられない子供なんて無数にいる。一部でも心に思う点があるなら、絶対観るべき映画。この作品はセリフで説明しない、凡ゆる解釈の余地を与え、我々に考える機会を与えてくれる。しかし自分の様に子供との関係を悩み、子を愛する親にとっては、描写の全てが試練の様に全身に叩き付けられる。とにかく日本中の子供たちには、幸せになって欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族って何だ?\n 俳優陣の自然な演技が、この世の中に今、現実にあぁいう家族が存在するということを感じた。最後まで考えさせられる、映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "しみじみとエロく切なく\n 家族の絆とは?血の繋がりとは?本当の幸せとは?色々と考えさせられる内容でした。リンちゃんの将来が心配で心配で……とりあえず腹が減ったので、カップラーメンにコロッケを浸して食べたいと思います(笑) " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "もやもやもやもやもやもや\n え、まさかここで終わる!?と映画館にいた人、何人が思ったことでしょう。もちろん私もそのひとり。お話の途中で、映画は幕を閉じました。最後までこの家族の繋がりが詳しくわかりませんでした(笑)それは私の理解力のなさなのかそれとも曖昧にさせおくという監督の意図なのか。。万引き家族をみてとにかく言えること、それは役者ひとりひとりが凄かったその一言に尽きます。笑セリフによってなにかを訴えるようなことではなくひとつひとつの演技からそれに秘められた想いがそれとなく伝わってくるんです。ショウタが大きくなるにつれて万引きや犯罪に対しての罪悪感そしてお父さん(おじさん)への不信感のようなものも少しずつ芽生えていきそれをきっかけに万引き家族の生活は終わりました。ショウタが警察に保護されたとき本当にショウタを置いて逃げようとしたのかなぁたくさんのモヤモヤが残る映画でした。むしろモヤモヤしか残らない、、(笑)いろんな解釈ができる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なんかすごい賞獲ったっぽいんで\n とくに興味はありませんでしたが、ミーハー根性丸だしで観てきました案の定 まぁそれなりの作品かなと感想としては「へぇ.... で、どうした」としか " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画の中だけの世界ではなく、日常に転がっている世界。\n 観た後は、魚の骨が喉に刺さって抜けないような感覚に陥った。しばらくは抜けなそうです。でも、これはいわゆる映画の中でしかあり得ない様な世界ではなく、私たちの日常のどこにでも転がっているような世界だという事は、言わずもがな分かる事でしょう。家族の年金を頼りに生きている為に、延命治療を続けてほぼ植物状態になっていても経管栄養で生きさせる。会話も出来ない状態の人に会いに来る家族は居ない。でも何故生きさせるか、それは治療費よりも高い年金が入ってくるから。そんな血の繋がった家族はたくさんいます。生活保護を受給しながら朝からパチンコ屋に通い、仕事もしないのに衣食住に困らない人。受給を受ける為にわざと事故って怪我をするなど、不正受給を繰り返す人々も実際どのくらいの数がいるのかは把握さえしきれない。虐待を受け亡くなる子供の数、年間50件以上。1週間に1人以上。そして、この映画のタイトルにもある『万引き』万引き被害額 日本は世界で2位。万引き被害額 4500億円以上。これが日本の現実。。この世界が無くなることはあるのでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ひとりひとりの持ち味がすごい\n キャストが豪華で、それぞれの演技力がすごい。松岡茉優の体はった演技は第2の蒼井優を感じました。ストーリーとしては余韻を残しながら終わるので、今後どうなったのかが気になるところ。ただ、そこまで騒ぐほどの作品かどうかは、好みによるかな? " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "普通に家族や幸せを問ういい映画\n 賞をとっていなければシネスイッチ辺りでやっているかな。どこから収入を得ようが社会に貢献しないでも、なぜか団らんの食事は羨ましくもあった。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "思考を持たないその日暮らしの人々\n 近年はこんな感じの家族がいるんだろーな、そのままを、大したストーリー展開なく、エピソードの回収もなく、深い理由も意味も示さないままダラダラ始まり終わる。登場人物が全員ほぼ何も考えてないので悲壮感がなく幸せそうなのは観ていて楽だったけど、観たからと言って特別な感想がない映画。役者さんはとても良いと思います。リリーフランキー、悪くはないけど、リリーフランキーじゃない方が個人的にはいいような気がする。監督の前作も個人的には全くダメだったので全然期待せずハードルが低かったので普通に鑑賞しましたが、「賞を獲った!」と思って観に行くと「え~!?」ってなるだろうな。そんなわけで☆を減らしました。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "もしかしたらいるかも知れない家族\n 他人でありながら、それぞれ事情があって繋がった家族は実際に実在するかも知れない。せつなさと焦りとやるせなさが混ざった酸っぱいような映画だった。妹を庇いこのままではいけないと感じたように思えた仮想の兄の思いが重かった。この後のそれぞれを想像するとしあわせがわからなくなる。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "内緒・嘘で固めた連中が、傷を舐め合いながら生きている表面的な絆\n まず、カンヌの評価ですが、市場規模では到底かなわない米国ハリウッドを意識して「制作費用は安くても、ちょっと変わった作品」を選定・評価した気がしました。また、出品回数などの「カンヌ貢献度」を考慮しているのでしょう。次に、日本での公開以来、「映画レビュー」の高得点!全く、日本人は、「権威」に弱い!さて、今回のテーマの、「生みの親」より「育ての親」が重要、「血縁関係」よりも「心の絆」が重要、というテーマの作品は、これまでも、数多くありました。また、今回は、「5歳児虐待死事件」がありましたので、より考えさせられます。しかしながら、私には、「内緒・嘘で固めた連中が、傷を舐め合いながら生きている表面的な絆」としか見えませんでした。子供を虐待したり捨てる親よりは、まともですが、決して自慢できる絆ではありません。是枝作品だったら、「第三の殺人」が、 パルムドールを受賞して欲しかった。。。Michi " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なかなか良かったです。\n ⤴現在の日本の社会問題を様々な形で表現されている⤴ストーリーも良く出来ていて堪能させてもらいました。⤴最後はいろいろと考えさせられるような形になっていて、余韻に浸れるのも良かった⤴子役2人の演技が素晴らしい " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 16, + "review": "あまりにも制作予算低い\n 樹木希林死んで全部バレてしまってラストが雑。他人同士の怖くて悲しい共同生活物語。陰気臭いコロッケ万引きしたり無銭飲食ダッシュして欲しいよね、犯罪がチョッピリで小さい金額ばかり。スリ、初詣の賽銭箱かっぱらいくらいしてくれ。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "心が締め付けられた。\n 最近あった虐待ニュースを見ていたから、りんちゃんの境遇に胸が締め付けられた。あの後どうなってしまうのだろう…あの終わり方だったのは是枝監督からの問題提起と感じた。あれで幸せな結末になれば、よかったね、いい映画だったね、で観た人の感想は終わってしまう。年金生活者への寄生、幼児虐待、車中放置などなど現実問題にシビアに切り込む是枝監督、素晴らしかったです。安藤サクラがりんちゃんをぎゅーっとするシーンは、「そして父になる」で真木よう子がぎゅーってハグするシーンに重なって切なくなった。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の絆\n カンヌ国際映画祭で最高賞受賞された作品に仕上がっており、感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "撮影が良い、音楽も\n いつもと違うスタッフや俳優さんを入れる事で、色々影響したのかな?凄いところまで、行った感じ。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "心に突き刺さり泣いた\n 知っているのに見ているのに一線を引いていたもの。分かってはいるし理解もしていたのに自分ではない第三者が何かをしているだろうと心のどこかで無知なふりをして見てこなかったもの…突きつけてきます。観た人が感じたこと全てが正解で間違った解釈なんてない。私は絆という言葉が生ぬるく感じられた… だってここに出てくる登場人物たちは元々絆というものを知らない、または無くした盗まれた人達なんだもん絆ってなんなんだろう " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 30, + "review": "すごく濃厚なドラマが隠されている。\n 祥太と治の関係という切り口で観ると、祥太が大人として成長していく切ない物語。祥太の身体的に大人になっていく描写は性への興味から語られますが、心が成長していく描写がとても綺麗に描かれていた。子供としての存在から対等な存在、治の行動に疑問を持ちわざと捕まるという選択、そして大人へと成長し治を追い越していく(ラストでバスに乗り治を置いていく、治は走るが追いつかない。)切ないラスト。声に出していないセリフ(おとうさん。)が泣かせます。亜紀とおばあちゃんという切り口で観ると、バイト先で亜紀は自分の妹の名前である\"さやか\"を名乗る。そのことだけであの家族の中で彼女は一体どんな立場だったのか、想像が膨らんでしまう。自分を殴る。ラストの手の傷がとても切ない。初枝と亜紀の両親との間にある見えない緊張感。ギャンブルで人のドル箱を平気で盗むが、両親から渡された金に手を付けなかった初枝はやはり亜紀のことは特別だったのだろうか。これはほんの一部の切り口であるが、些細な日常描写に見えるカットの一つ一つが、非常に意味が込められているのがわかる。言葉ではなく映像で語っている。セリフでは家族でいること一緒にいることが、金や犯罪としての繋がりとして説明されるが、映像で語っていることは違う。例えば亜紀は「おばあちゃんはお金の為に私と一緒にいたのかなぁ」と悲しむが、本当はそうではないということを観客は知っている。これこそ映画だなぁと思う。本作は「誰も知らない」から「そして父になる」の流れを汲んだ作品で、特に強いメッセージとかわかりやすいテーマを込めた作品ではありません。わかりやすい娯楽大作が多い大きなシネコン等で観ると\"地味な作品\"と思われてもしかたないと思います。是枝監督はわかりやすく演出して写したものよりも、撮影現場でたまたま映り込んでしまったものや、予期していない化学反応(俳優の演技、子供の表情とか)などの奇跡のようなことに価値を感じているようで、樹木希林さんの海辺での声に出していない言葉「ありがとうございます。」は台本にはなく樹木希林さんのアドリブで、まさに、独りではなく賑やかな家族に囲まれたおばあちゃんの最後の一言にはこれ以上の言葉はないんじゃないか?という奇跡。このシーンの撮影はかなり早い段階で行われたそうなのですが、監督はこの樹木希林さんの演技をみてシナリオを変えたそうです。このように奇跡を信じて現場で作り上げたような作品だと思います。最後のバスでの祥太くんの声に出していない「おとうさん。」というセリフも確実にあのアドリブから派生しています。メッセージやテーマではなく喜怒哀楽の\"怒\"の感情を込めたと監督が言っていましたが、その感情は物語終盤からものすごい勢いで伝わってきました。監督のブログでの言葉を借りるなら、インビジブルなものが画面から伝わってきました。全てが収まるべきところに収まったのだが、本当にそれでよかったのだろうか。このシステム(法律?道徳?)は本当にあの子を救ったのだろうか?ラストのラストで私の中でよくわからない感情が溢れ出てきました。カンヌ国際映画祭でのパルムドール受賞、テーマは是枝監督のブログにも書いてありますが、インビジブル・ピープルの存在に光を当てることが今回の受賞式でのテーマとケイト・ブランシェット様が言ったそうです。「誰も知らない」でもよかった。本作で受賞できて本当によかったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "後ろを振り返るしょうた、前を向くゆり\n 期待していた映画の中の一本 。率直な感想はとても難しいなにもしゃべらない描写が多くあり見る人見る人によって感じ方が違うと思う。しょうたもゆりも境遇は違えど親の愛情を受けずに育った中で万引きという犯罪を通してお互いを認め合い成長していく。バスの中から後ろを振り返るしょうた、ベランダから真っ直ぐ前を見つめるゆり、もう一度見たい。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "79点\n リアル!が故にモヤモヤするところ多し!松岡ちゃんの最後にモヤモヤ!血が繋がってなくても家族になれると伝えたいのか、やはり自分が大事で逃げようとしてやはりなれないって言うのを伝えたいのかわからんかった泣いたけど、後半気持ちくない映画松岡かわいい安藤さんの事情聴取全て正論! " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "絆が無いと、人は生きられない。しかし…\n 人が生きていく上で、絆はいる。認めてくれたり、守ってくれたり、愛してくれる誰かが。でも、それはどうしてそういう間柄であり得るんだろうか?少なくとも、「産まないと親になれない。しかし、産んだからといって親にはなれない」だとしたら、それに変わり得る関係って、いかにあり得るんだろうか。この映画での結論は、、、堂々巡りで答えが見えなかったのだと思う。そこの悩ましさ。終盤、逮捕されてから、嘘の親子関係は、立ち行かない。本当の親を頼るのも男の子のためだと安藤サクラは思い至る。しかし、あの家族間で、唯一本当の祖母孫関係であった樹木希林と松岡茉優は、真実を知ってこれまで疑ってこなかった祖母の愛情を信じられなくなる。そして、取り調べが済んで戻った家で、全てが終わった光景を確認しただけだった。そして何より、虐待から救われて、絆と愛情の一端に触れたはずだった女の子は、また元の一家に戻される。そしてベランダから、まるでもう一度あの「親子」が来ないか期待するかのような眼差しで外を眺めるシーンで映画は終わる。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "多分この映画を見ている人には分からない。自分も含めて\n 是枝映画らしく、大きな起伏もなく淡々と進む物語貧しいながらも仲良く暮らす家族お兄ちゃんの妹思いの行動から崩れて行くバランス楽しい時間は短くて、儚い。映画を観ている人には、彼らの本当の気持ち何て分からない。自分も含めて。でも、こういう人達を許容出来る、snsで罵詈雑言を書き連ねるような人にはなるまいと思う。そして最後まで、観客を無理矢理泣かせる出来事もなく、それぞれ淡々と生きて行くのです。みんなそうでしょ? " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "愛情って大切だけど難しい。\n 辛い思いや愛情の感じ方 心の成長してる人は素敵だな。救いの手の出し方は難しいと感じた。動物などにも言えるけど、思いつき感情だけでなく、決心する事。責任もあると言う事。人間ってまだまだ深いと感じました。 未来を色々想像してもそれぞれが 強く優しく 生きているのではと、感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "少し苦手です\n 今話題の映画で、テレビでも毎日のように見かけるので楽しみにしてましたが、この手の映画は少し苦手です。ただただ、皆な幸せになって欲しい。特に子供達は、と願うばかりです。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "言葉にしたくない感じ\n あれやこれや 評価したくないです。興味があるなら 聞く前に観てほしい。-1 なのは、やっぱり りんちゃんが気になるから。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供のいる景色\n 安藤サクラ、リリー・フランキー、樹木希林、松岡茉優、子役たち。皆さん素晴らしい。どう考えても異常な日常なのだけど、それがこの監督にかかると、しあわせな家庭生活に見えてくるから、不思議だ。実の親から虐待された子供が、優しい見知らぬ他人と暮らし、楽しそうにしている。社会的には、実の親が責任を持ち育てるべきだが、盲目的にそれが普通だからということで、この子は本当に実の親と暮らすことが幸せなのだろうか。巷で話題の5歳児の虐待死事件があったせいで、よりリアリティを増して迫ってくる。先日観た「フロリダ・プロジェクト」とも重なる。「フロリダ〜」では、6歳の少女が、若い母親と社会的に底辺の暮らしをたくましく、楽しんでいたが、あるきっかけでその生活が破綻していく話だが、子供の視点では、どちらも社会の常識的な生活が幸せだとは限らないという点で共通している。子供はすべて楽しく生活して欲しいですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "血縁だけでもだめ、母性父性だけでもだめ\n 家族がいかにして家族になるか、をずっと撮りつづけてきた是枝監督が、「母は産んだからって母になるのか」ってテーマもふまえて仕上げる新作、映画好きならとりあえず観に行くでしょ。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 2, + "review": "幸せってなんだろう\n 人が人に対して何を感じて生きているか?登場人物の人間が誰かと重ねて生きて行く様が風景のように描かれていてわからないけどよかった。カメラのアングルも変わった角度から描かれていて丸、長方形、三角、ひし形、といろいろな場面があり綺麗でした。現代の事でありながら昔の懐かしさを感じる映画でした。本当のところ、一人一人が最後何を考えて生きていくんだろう?と余韻とモヤモヤ感は残りました。映画だから結末もこんな感じで終われるんだなあと思います。子役の子の結末がなんかもっとどうにかならなかったのかなあと思いました。少し暗く悲しさが残る映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "家族になるって\n 大人にとって、居心地良く受け入れてくれる場所、それが家族なのかな。でも子供には、自分が成長するまでの巣だっていく場所。子供を見送るバスに走りすがるリリー・フランキーが悲しい。海辺の家族を見つめる樹木希林、息子との面会シーンの安藤サクラも悲しい。家族に捨てられた、または家族を捨てた事のある大人が求める、家族ごっこの物語。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "やっぱり好き\n やっぱり是枝監督の作品に間違いない。もうこの空間にどんどん惹き込まれます。好きな人は本当に好きでしょう。そして、、、祥太役の城桧吏君に惹き込まれる映画です。彼なしではこの作品は成り立たなかったでしょう。彼のこれからに心から期待します。私が気づいたシーンで樹木希林さんが海辺で、城君が最後、バスの中で何をつぶやきます。なんて言ってたんだろう。他の役者さんも同じようにつぶやくシーンがあったのかな。誰か答えを教えてください。もう一度観たい、そんな映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさえられた\n 色々な意味で、考えさせられる映画だった。内容は悪くはないが、映画が終わった時の後味はよくない。しかし、それが、現実なのだろう。と思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "事件やニュースの見方が変わる\n この映画を観たあとに、色々ニュースを見たが、今まで考えもしなかった見方をするようになった。見て良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "家族とは、、\n 家族とは何か、考えさせられた " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "常識の保護と、非常識な保護だが。\n 暴力を受けてるような子は、保護されます。育児放棄するような親から子は保護されます。それは救いなのです。が、、、、言葉では説明出来ない正義もある犯罪は犯罪ですが、そうじゃなくて、気持ちが分かるか!?ってところですよ。ラストは、落ち着くとこに落ち着きましたが、後味の悪い終りでした。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "確かに絆はある。\n 恵まれていてよかったと自分の幸せを再認識出来る作品に感じました。あの家庭生活や環境は東京とはとても思えないです。それでも恐らく祥太とゆりは拾われないよりはましだったのかと思えます。小説での展開や細かい部分を読んでみたくなりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "いけないことだけど、切ない\n おばあちゃんの年金を頼り足りない分は夫は日雇い労働しながら息子と万引き妻はクリーンング屋で働き(パート)妻の妹は風俗で自分の小遣いかせぎなのだがそれはふりであって万引き家族と言うか偽物家族血は繋がっていないがみな訳あって家族同様に暮らしているしかし 貧しくて汚くて狭い家の中なのに楽しい家族の団欒が繰り広げられ本当に偽物家族なの?思えるほどさらに夫は虐待されていると思われる少女を家に連れてくる見て見ぬふりする現代の中 夫は少女を連れ帰るそこには損得はないしかしその少女によって家族に試練が訪れるのだが・・・スマホもゲームもお金もないしかし 彼らは心でつながり見ていてほのぼの 楽しくなる次第に明かされていく彼らの過去がその暴かれ方が うまい!つらい 悲しい・・・是枝監督 卑怯でしょ(笑)どうして こういう生き方をしたのかいや できなかったのかが次第にわかってきて 観ているものの心に刺さる人の暮らしは外から見るだけではわからない事が 多く存在するのだなと考えさせられる作品だったそれと女優安藤サクラが大好きな私は今回はどんな演技を観せてくれるのかがとても楽しみだったが見事に期待をはるかに裏切りクライマックスの彼女の演技に心の中で拍手喝采 涙の嵐でだった池松 壮亮(大ファンです)ほんの数分の出演でしたが彼の演技は素晴らしい!!これからもとても 楽しみな役者だスマホやゲームよりリアルな人との繋がりが大切だなとも思わせる作品でとても良かったしかしラストはせつないなあ・・・彼らの幸せを願う " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "もう一度は映画館に観に行きます\n 今まで映画館で観た映画を再度観に行くことは全くありませんでしたTVで放映された時に、何度か見るということはありましたがでも、当作品は時間が取れ次第、映画館に再度足を運ぶつもりです一度見ただけでは、満足できない何かを感じるんですそれ程スゴイ作品だと思ってます一度見ただけで、納得というか満足できるような内容・表現では無い、と強く感じた次第です演技については全く理解も興味もないんですが、印象に残ったシーンは、監督や皆さんがその演技の素晴らしさを称えておられましたそういったところを再度見たいと思いますし、観るたびに新たな何かを感じたり、再発見できそうな気がします皆さんが賞賛されてるシーンで、見えない花火を音だけで楽しむという場面が記憶に薄いので、そこは特に注視したいですサクラさんの取り調べのシーンは感情のこみ上げ方が強く心に焼き付きました最後に言いたいことは「万引き家族」は、物を盗むということより家族を盗むという意味なのかな?なんて勘違いにも思ってみました‥血でつながってなくても、他人同士でも家族になれる・・大体、夫婦そのまのが他人同士でも家族になれるってことでは・・・ " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今でも泣いてしまいます\n 色々な立場を受け入れざるを得ないように映画では仕向けられていましたね。でも全てが前向きにとらえられていて、これが「映画」であることなんだと思いました。とても気分が良いです。本物の愛情を一度でも受けた人は強い、と気付かせてくれたのも良かったし、自分も与えられようになりたい。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うーむ\n 賞を獲った事で注目したし、観ようと思ったのは確か。もちろん内容は良かった。けど、今年度のNo.1だと現時点では断定できない感じ。本が出ていたのでチラリと見たけど、内容というか描写がくどいので映画の方が好き。その反面、この説明不足の中でよく海外で賞を獲ったな、と。パチンコ屋の駐車場の車の中から子供をさらった話とか、いろいろ細かな話を海外の人は理解できるのかな?? " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "法律って誰のため。\n どうしても、先日起きた東京目黒の事件とダブってしまった。いかにも鋭いタイミングで起きてしまった事件。映画では、万引きをしながらも、その生活は、人として、仲間として接してくれるつながり方と、血が繋がっているというだけで、児童虐待などの愛のかけらもない届け出だけの家族の形と、どっちがどうなんだって話。「子供は親を選べない」これが原因で不幸な事件はあまりにも多い。その他にも作品の中には様々な問題提起があった。映画を通じて伝えたいことがストレートに伝わってくる。安藤サクラさんの「社会の裏の表情」が最高にいい。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "家族とは?\n 家族とは何か?絆とは何か?家族は選べない。是枝監督の作品で自分の中では一番いい始まりでいい終わり方でした。ハッキリと明確な答えが出ないから悶々とする人もいると思うけど観終わったあとに心に残る余韻が心地いい。好きなシーンがたくさんあって切りがないけど松岡茉優さん演じる亜紀が池松壮亮さん演じる4番を抱きしめ「あったかいね」というシーン。古い汚い家でくつろぐ姿は演者とは思えなくて庶民的で良い。安藤サクラさんと松岡茉優さんの化粧してない姿がリラックスしてて自然。祥太役の城桧吏くんゆり役の佐々木みゆちゃんの演技もすごかった。ゆりの最後の表情が何を意味するのか?「万引き家族」で「家族とは?」を考えさせられました。素晴らしい映画をありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見た人すべてが自分の感性を問われる作品\n 封切りから数日たった平日のある日。話題作とはいえ驚いたことに邦画ではひさしぶりのほぼ満席だった。カンヌ映画祭でのパルムドール受賞というだけでは、平日の雨の中これだけの観客は集められなかったのではなかろうか。館内を埋め尽くした半数以上が60代以上の老夫婦と見られる人々。彼らをひさしぶりの観劇に動かしたのは間違いなく、先日の目黒での痛ましい事件であろう。「子供を産めば誰でも母親になれるのか」安藤サクラのこのセリフが作品のすべてを表現していた。社会の暗部を丁寧に描写したこの作品を他人事ではなく、また表面的に捉えるだけでもなく、リアルな現実として「貧困」や「児童虐待」について一人一人があらためて考えるきっかけになればと切に思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 15, + "review": "家族と呼んで\n 祝!日本映画21年ぶり!カンヌ国際映画祭パルムドール受賞!…でなくとも見たいと思っていた。何故なら、自分にとって是枝裕和監督作品は10割バッター。本作製作のニュースを聞いた時から期待していた。親に棄てられた幼い子供たち。胸の内を開けばチクチク本音が溢れ出す家族。子供の取り違え、異母姉妹、血の繋がりの無い家族…。これまで様々なカタチの家族を描いてきた是枝監督だが、本作でもまた、異色のカタチの家族を紡ぎ出して、問い掛ける…。父、母、祖母、若い伯母、男の子が一人。東京の片隅でひっそりと暮らす、一見普通の5人家族。真面目に働いてもいるが、彼らには家業がもう一つ。万引きであった…。冒頭からちょいとドキドキの万引きシーン。一方が店員らを監視し、注意を反らし、合図する。もう一方が“願掛け”をし、盗む。その鮮やかな手口!…いや、誉めちゃいけない。立派な犯罪なのだから。でも、作品の掴みとしてはバッチリだ。彼らが盗むのは、小品小物ばかり。しかしある日、とんでもないものを盗む。“仕事”を終えた冬のある夜、アパートのベランダに放置されている幼い女の子を見つけて、家に連れ帰ってしまう…。作品の本筋については後ほどじっくり考えを巡らせながら語るとして、まずは、毎回毎回キャストが名演を見せる是枝作品。今回も見事なアンサンブル!リリー・フランキー、樹木希林、是枝作品常連が是枝ワールドに居るこの安心安定感!自然体のリリー、希林おばあちゃんはもはや鉄板!是枝作品初参加の安藤サクラ、松岡茉優。安藤サクラがさすがの巧さを見せつける。グッとさせられる、引き込まれる名演が要所要所、多々。クライマックスの涙ながらのあるシーンがもう…。本当に彼女には今、日本映画の女神が降臨しているとしか思えない。こりゃまた、キネ旬主演女優賞獲るわ。メキメキ実力と評価を高めていく松岡茉優も、出番はそんなに多くないが、アンサンブルの一人に徹し、また、あるバイトで際どいシーンにも挑み、見事!子役が名演を見せるのが是枝作品の見所の一つだが、本作も言うまでもなく。堂々した演技を披露した男の子。難しい役所を見事演じた女の子。実質、この二人が主役のようなものだ。彼らが暮らす家。狭くて、汚ならしくて、物が無造作に置かれて散らかってて、臭いまで漂って来そう。夏なんかは汗だくだく。とてもセットとは思えないほど、日々の生活が染み付いている。レトロで何処か昭和のような面影を残す町並み。東京にもまだ潜り込めば、こんな風景が残されているとは…。ここ最近の是枝作品の中でも、規模的にも題材的にも最も小さく、地味。初期の頃のインディーズ作品を思い出した。またあの頃のような作風を見れるのは嬉しい。栄えある賞を獲ったからとは言え、こういった地味だが良質の作品が全国規模で公開されるのも喜ばしい。日本映画だって、アニメや漫画実写ばかりじゃない。演出手腕も唸らずにはいられない。前半は、淡々と家族の日々の営みを見せる。そして後半は…。ある事をきっかけに、彼らの穏やかな暮らしが崩壊し、この家族の秘密が明かされていく…。本作製作の着想は、年金受給者の死を隠し、不正に年金を受給し続けたという事件だとか。勿論それにも触れられるが、それともう一つ、タイムリーとしか言えない最近ニュースを騒がした事件も彷彿させる。彼らが連れ帰った女の子は、明らかに虐待を受けている。冬の寒い夜にベランダに放り出し、身体には痣…。そんな子供を見るのは痛ましい。手を差し伸べ、助けてやりたいと、常人なら誰もが思う。でもそれが、警察とか福祉の人とかとは決して限らない。連れ帰った彼らのした事は、無論犯罪だ。誘拐に該当する。法を犯したいけない事だとは分かっている。重々分かっている。分かっているのだ。頭では…。でも…子供を虐待する本当の親。頭を撫で、抱き締め、温もりを与えてくれた他人。どちらが正しいのか。この家族の“秘密”もそうだ。公開されたばかりの話題作故、その核心はネタバレで言えないが、端から見れば普通じゃない。法を幾つも犯している。軽犯罪どころか、重犯罪も…。これで家族と言えるのだろうか…?そもそも、家族とは何なのだろうか。血縁上の繋がり。しかし、血が繋がり、一緒に暮らしてはいても、家族とは呼べない家族がこの世にどれほど居るだろうか。確かにこの家族は普通じゃない。子供に万引きすらさせる。隠し事がある。と言うか、それ以前に…。が、バラバラだった者同士が集い、営み、繋がり、温もり…。それらは全て、家族である大前提ではないか。この家族が幼い子供二人に及ばした影響は計り知れない。しかしそれは果たして、悪影響だけだろうか。一緒に暮らした日々…。それはいずれ、この子供たちが成長する上で、きっと…。ラストシーンまで、本当に色々考えさせられる。明確な答えなど無い。だからこそ暫くは、またふと思い出し、思いを馳せてしまうだろう。人によって良い悪い、感じ方考え方もそれぞれだろう。家族とは、育まれるもの。私はひと時でも、彼らをそう呼びたい。先日観た『孤狼の血』の白石監督作をよくご贔屓で年間BEST候補の一つに挙げてしまうが、是枝作品もそう。本年度BEST候補の一つ!安藤サクラに今、日本映画の女神が降臨しているのならば、是枝裕和監督にはここ数年ずっと、日本映画の神が降臨し続けているようだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "一回では消化しきれぬ満載さ。\n 梅雨の映画館。月曜日の午前、新百合ヶ丘という郊外の劇場も思いかけず長蛇の列。パルムドールの号外は客の足に直結しただろうが、それだけではない彼への期待がきっとあるのだろう。6月の歳時記になりつつある是枝裕和新作。素晴らしかった。正直一回観ただけではまったく消化出来ていない気がする。安藤サクラ。けだるさの魅力。不潔にさえ見えるけだるさが、母になるにつれ凄みに変わっていく。ラストがよかった。セリフが素晴らしかった。あのセリフでひとりのけだるい女性に賢さが宿った気がした。リリーフランキー、松岡、樹木、みな凄かった。いいシーンはあげきれない。でも、ひとつだけ大好きなシーンを。松岡が池松壮亮を抱きしめる場面。震える心と身体を抱きしめる場面。涙のしずくと若い肉体が悲しく美しかった。是枝裕和、進化の途中。もっともっと人間を家族をこの社会を深く描いてくれるだろう。彼と同時代に生きていることが、嬉しくもかなしくもある。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もっとディテールにこだわって欲しかった\n 社会の底辺の人々をドキュメンタリー風にリアルに描写し、見た者に問題提起をするのが是枝監督の手法だと認識してるので、あの終わり方はありなのかなと個人的には思います。丁度あの悲惨な事件が報道されたタイミングと重なったので、より突き刺さるものがありました。ただ、一箇所だけいただけなかったのは、リリー・フランキーの松葉杖。松葉杖を一本で使うときは怪我をしていない方で使います。スタッフたくさんいるだろうに誰も気づかなかったんですかね?リアルさを追求する是枝監督にあるまじき失敗で、少し冷めてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "家族構成\n 家族構成が 複雑すぎて 謎でした。最後の 終わり方も あっけなくて …あまり 感動 や感情はなかった 残念 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "弱さに共振する\n なんだか小津作品の家族とは、ネガポジの関係みたいで面白い。弱さで繋がるある種のファンタジーと思わせつつも、終盤でリアルに切り込んで行きます。カンヌ対策もバッチリで、とても良くできてるなぁという印象でした。コロッケラーメンやキャスティング、リリー・フランキーの走り方(反則だろあれ!)、ガリのような効果のサウンドトラックなど、色々楽しめました。そうめんからの一連のシークエンスはとても好きです。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 6, + "review": "実際の情景描写は…。\n みなさんがご意見されていますように、中々理解に及ばないギャップと言えるものがありました。日本の社会的における層を区分けすることが自分もよくわからないのですが、僕自身もっと低層なので、リリーさんが取り調べ後にフツーにそこそこの家に住んでいる設定を受けて、「どうしたらそこに住めるの?」的な疑問が生じました。共同生活を楽しんでいる血が繋がっていない家族じみた構成は自分もちょっぴり経験がありますが、かなり気を使うのでめっちゃしんどかった。他人同士で住む違和感や押し付け感を超えて家族みたいな助け合いが生じてくるきっかけをほんの少しでも見せて(魅せて)欲しかったなぁー。役者さんのそれぞれは、本当にそこいらに居そうな感じで、お名前を知っていても役者さんのイメージが先行せずに入り込めました。樹木希林さんは凄い。本当にそんなお婆ちゃん居ますから。笑芸術性なカットとか、それ以上は観客本人で考えろーーーとかの表現方法はある意味凄いんでしょうけど、どんな世代が見ても共感やじんわりくるジブリ的とは言いませんが、わかりやすさがもう少しあってこそお客さんや映画館に足を運んで観てくれる人に伝わりやすいのかなぁーなんて思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "是枝さんのような映画監督がいてよかった\n 見る人によって見る観点と深度が大きく変わる映画だと思いました。5歳の子どもと10歳前後の子どもでは、親に対する愛着や視点は大きく違っていて、それがラストに浮き彫りにされていたような気がします。「僕を置いて逃げようとしたの?」「…そうだったな」や、「これからはおじさんと呼んでくれ」「…そうする」といった会話や表情がとても切なかったです。そういう風に生きていくしかできない人や、社会的に上手に生きているように見える人でも何かを省いて平静を保っている人もきっと少なくないのかなと思いました。翔太と治のバスのシーンが忘れられません。翔太はこれからどう治と関わっていくのかな。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "もっと大衆に寄せてほしい\n 海外の映画祭で賞を受賞した作品を鑑賞するといつもハードルが上がりすぎて少しがっかりする。この作品もやはりそうで、審査員に受けがいい作品と僕みたいな普通の一般人がいいと思う作品は違うんだとつくづく感じる。(別に歴史ある映画祭や絶賛している人を皮肉ってる訳ではないのであしからず)今まで見た是枝監督作品の中では1番面白くなかった。でも俳優陣は本当にすごい。特に安藤さくら、松岡茉優そして子役の男の子がバツグンに良い。リリーフランキーはもういいと思う領域を超越している。まあ安藤さくらの日本アカデミー賞助演女優賞ノミネートは確定じゃないでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "善人の優しさ\n 万引家族とは言いながら、描かれているのは「善人の優しさ」だと思います。世の中がおかしくなってきている事に気付く事が出来るかな。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝裕和は天才\n 待ちに待ってた是枝監督最新作!1日たった今でも、何て感想が正しいのかよく分からないぐらいの超大作。超大作という言葉は作品のストーリーや雰囲気的には相応しくないけど、超大作でした。こんな映画作られたら、日本の映画監督達は今後の進むべき道が完全迷子になりそうな、誰にも作れないような映画。結果的に言うと、是枝監督だから当たり前なんだけど、、めちゃくちゃ面白かった!!!!何度も同じようなこと言いますが、面白い映画ってのは始まって5分、というより始まった瞬間に「こりゃ当たりだ」という空気感が伝わってきます。また、一見映画好きではない人にとっては入り込めなさそうな雰囲気に見えますが、役者さん全員演技が抜群に上手いから動作やセリフ(もはや用意されたセリフなのかなんなのか混同して混乱しますが)のひとつひとつで、この人物の性格や人格や育ってきた背景や考え方が手に取るようにしてわかるため、良い意味でとても観客にとっては分かりやすい入り込めやすい映画だなと思いました。最近のニュースとも重なる展開やシーンがあり過ぎて辛いところも多々あります。しかし作品として、監督の撮った映画の中でも確実にベスト3に入りますし、とても良かったです。観た後、あの人はどうなっただろうとずっと心にモヤモヤは残りますが…。*昨年の「三度目の殺人」が今年の3月に日本アカデミー賞最優秀取ってましたが、あれざ最優秀取れるんだったら、「万引き家族」もパルムドールとか関係無しに絶対最優秀取れると思います。というかこないだの日アカは「三度目の殺人」が取るのであれば私は「あゝ、荒野」が取るべきだったと思いますが…。これもあくまで好みや主観の問題かもしれません。*何はともあれ、これから今年の下半期も始まっていくので、この作品を超える日本映画に期待はしてます!!!それが無ければ、来年3月の日本アカデミー賞では作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞、新人賞など「万引き家族」が総ナメにするんでしょうな…。*カンヌで安藤サクラに感動した審査員や俳優女優さんたちが「百円の恋」を観た感想を是非聞かせて欲しい…☆*リリーフランキー、安藤サクラ、樹木希林、松岡茉優、佐々木みゆ、城桧吏、皆最高でした。皆大好きです。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラ名演\n 貧困層の生活が現実感を持って映像化されている(狭く乱雑で不潔な部屋で暮らし、カップラーメンを食べる)最初は社会の底辺の生活の苦しい、怠惰で万引きを平気で子どもにさせる、クズだけれども愛情はある一家と思っていたけど、だんだん互いの関係の不自然さがわかってくる。ミスリードが上手い。お婆さんが亡くなるあたりから夫婦の暗い過去が表に出て来る。安藤サクラの演技がリアルで素晴らしい。登場人物が全て幸福ではない。しかし救いがないわけではない。ハッピーエンドではないけれどバッドエンドでもない。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "よくわからないけど、後から込み上げて来るものがあるような…。\n ‪感想とかもよくわからない。‬‪でもあの家族には癒される。‬女の子がとっても可愛い。麩を食べるところが好き。‪なんだろ、最初みてるときはほっこり家族の物語をみているのだけど、‬‪後半急に変わるから結局なんだったんだろうあの家族は、って。壊れるのは時間の問題だった気がするけど、結局バラバラになってもみえない絆で繋がってたりするのかな。なんか結局どうなったのかよくわからない。‪もう一回観ないと凡人にはわからないのかもしれない。‬‪あの家族はなんだったのかいまいちわからない、でもそれでいいのかも。‬‪なんかふわっとした感覚です。‬‪法制度とか、常識とか一般の正義とか、果たして本当にそれがその子や家族にとって幸せなのか?家族って選べないの?選べた方が幸せじゃない?とも。残酷な現実ってやつが、ある意味理想な家族を引き裂いていく、心温まるのになぜか切ないような、本当よくわかんない。こういう映画には初めて出会いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の定義とは\n 盗みで生計を立てている家族。血の繋がりはなく、根本のところで何を考えているのかみんな隠されている。何をもって家族というのか?血が繋がっていたら?でも夫婦は血が繋がってないよね?各々の事情は確かにあって、でも、それでも帰る場所はあの家。誰とも血の繋がりがないからこそ、期待しないって言葉が重い。安藤サクラの質感とか、樹木希林の得体の知れないおばあちゃん感とか、松岡茉優のきれいさとその裏側の生々しさとか、子役の2人のどこか息苦しい思いとか、ドキュメンタリーのような暗さがある。本当のことを言っているようで、言っていないような気もする。救いがあるようでどこにもない。見る人によって解釈が分かれるような気もする。わたしは母親を思い出しました。雨の日の今日どうしても見たくて、見られて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "家族って?\n 是枝監督の映画は、離婚だったり、シングルマザーだったり、異母兄弟だったり、どこか欠けている家族が描かれることが多いけど、今回はその究極の形というか、何をもって家族と言えるんだろう…と考えてしまう。劇中の柴田家には、いびつだけど、ただの同居とは違う、「家族」が見える瞬間があった。でもやっぱり犯罪者で。ときにはものすごく優しくて愛のある人たちに見えるけど、次の瞬間にはああやっぱこの人たち最低だ、と思わされる。そうやってずっと静かに揺さぶられる2時間だった。何が善で何が悪かわからなくなる。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "★の数で評価できるようなものじゃない\n この映画の感想を言葉にするのは難しく、実際に見た直後は話す事ができなかった。見終わった後すぐに立ち上がる事が出来ず、エンドロールが短く感じるほど。次の日にならないと冷静になる事ができなかった。★を付けるならば最高得点の★5にするしかないが、そういう評価さえ必要性を感じない。映画祭の最高賞もいいが、ノーベル文学賞の方が似合う作品ではないかと思った。これ以上の日本映画を私は知らない、という言葉さえ陳腐に思えるほどで、やっぱり言葉が見つからない。人が人に依存し、愛情を注ぎ、愛情を受けて、共に生きる、というのはどういう事なのか。様々な価値観に疑問を呈す。もう二度と見たくない映画でもあり、必ずもう一度見る映画でもある。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ジワジワくるよさ\n 安藤さくらが抜群に良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "【感想の意見交換させて下さい】\n CMでおもしろそうだなと思い、見てみました。見終わったあとの感想は、あまり伝わるものがなかったな、伝えたいことを自分がキャッチできなかったな、というのが正直な感想でした。要はおもしろくなかった。ですが、たまにある見終わったあとのどこかもどかしさを感じれる映画だと思いました。そう感じたのは自分だけではないのではないかと思い、レビューを見させてもらってました。個人的に見て印象に残ったorあまり良くない印象だったをここに綴らせてください。・シーンのブツ切りが多い→ストーリーが一回一回途切れるように感じ、あまり物語の時間が流れているようには感じなかった。・台本、セリフは要所の言葉しか書かれていない、あとはほぼ流れで演技してるのかなと感じました。良くいうと、すごく自然でありのままに感じた。悪くいうと、余計なもの(間延びなど)を感じた部分があった。・カメラのレンズのぼかし前半から撤退して、ぼかしを使って観客の視線を特定しようとしていたように感じます。それだからなのか少し窮屈に感じました。ただ全体を見せる場面も数カ所あったので、もしかするとそれを活かすための布石?なのかも。ここからは逆にレビューを見てわかりました。さいごのほうのシーンで「祥太」が口パクでなんて言っていたのか。そのシーンの彼のせめぎ合いはすごく印象に残っています。そのシーンが良かっただけに逆に最後なぜ、りんちゃんのカットで終わらせたのかがすごく興味あります。どなたかこうなのではないか?とご意見下されば幸いです。あの子で終わらせたということが、監督の一番伝えたかったことなのだと思うのですが、、 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "いろいろ考えさせられますね\n お金が足りないから万引き?これが格差社会の底辺に生きる、生きて行くためのリスクの大きな犯罪行為だと思うと切なくなる。結局みんな、居場所だったり自分の存在する意味を探してるんだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "事前に予想せずみて欲しい\n 構成は「歩いても歩いても」くらいのあっさり具合でした。万引きする家族が出てくるのはわかって映画館へ行くわけで、さあ、どうする?この人たちは何によって変わるのか?と問いたくなるけど、そこは見た側が自分で考えるように作ってありました。予想せず目の前で起きてることを素直に見れれば良い鑑賞ができるかも。イレギュラーな人の絆の価値を描くためか、一般の良さそうな見た目の家族が悪者になりすぎていて、それが複雑さより単純さに感じられる。。。。関係ないですが「盗んだのは絆でした」というキャッチコピーはいやだなあ。むしろ絆という響きを否定してる監督だとおもうんだけれど、、。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "声を上げて泣きそうになる作品\n 久しぶりに「映画」を観た満足感!その後に観た「君の名前で僕を呼んで」との比較でなおのこと、良い映画とは観客の想像力を引き出すものだと実感しました。目黒の事件の後で、あの5歳で目に輝きの無いりんちゃんを観ると、もうたまらなく切なくなります(T ^ T)パルムドールなど関係ない!是枝作品の最高傑作間違いないでしょう!何より観をわった後の余韻こそが、映画とは何かを教えてくれます。一緒に行った娘が、終わってすぐは、「難しかった」と言っていたのに、帰りの車の中で饒舌に語り出したのが、本物の映画の証明でしょ! " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "結構重い・・・\n 貧しさ故に家族ぐるみで万引きし、生計を立てている。それでも、元気に楽しく生きている・・・みたいなストーリーだと思っていたが予想以上に重い作品でしたね。序盤から虐待を受けているであろう女児を家に勝手に連れてきちゃって、おいおい何してんの?って思ってたけど、この家族 ただの万引きだけの家族じゃなかったです。現代を反映するような問題がいろいろ詰まってました。こんな家族は実際にはいないのだろうが、似た境遇の人はいるかもしれない。道徳的に間違っていても、家族の絆としては正しいのか?同意はできないけど、考えさせられる作品です。それにしても、目黒の幼児虐待死という胸くそ悪くなる事件がタイムリーで起こってる中、この作品の少女を見てると切なくて切なくて。。。いずれにしても、かなりの衝撃作だと思いますし、とても印象に残った作品でした。でも、後味は決していいものではない。何とも重い気持ちで会場を後にしました。まあ、これ程感情に影響を与えてくるって事、そういうとこがすごい作品なんだろうって思うけど。1つ残念だったのは、最近の邦画でよく見られるんだけど、演技が素晴らしいが故にセリフが聞き取りずらい!今作も結構聞き取りずらいとこ多かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "良かったです\n りんちゃんの表情が次第に明るくなっていくのに、思わず顔が緩み、パチンコ玉を隣から盗んで使う樹木希林さんの笑顔にも思わずクスッとなり、とにかく役者さんたちの演技が自然で素晴らしかったです。ストーリーの方は、何が善で何が悪とか、そういう明確な決めつけはないんだと。擬似家族だから家族の絆がより深いとかいうわけでもなく(そもそもこんな疑似家族はさすがに滅多にいないわけで)、最後祥太くんを置いて逃げようとしたのもこの家族だし、このフィクションの家庭をワザと壊して、自分の真っ当な未来に向かって歩き出したのも祥太くんな訳で。それぞれがエゴや寂しさ、同情心、依存心という泥臭い人間性を抱えている。そしてそれって本当の家族だって同じじゃない?ってことを監督は言いたかったのかなって思いました。なんでもかんでも一義的に物事は解釈できない。色んなところで可も不可もありながら、バランスとってるのが人間だし、ロクでもなさの中におかしみや人間らしい優しさが垣間見えて、最後にリリーフランキーさんが走ってバスを追いかけるところは、やっぱり泣けました。※追加です。もう一回くらい観ないと細かなところはわからないですが、この話のターニングポイントは、祥太が自分たちのやってることに嫌気がさしたところ、こんな生活は普通じゃないと思い始めたところですよね。一方で、リリーフランキーさんが演じる治は、捕まったときに「俺には万引きしか教えられなかった」と言っていたように、なんの取り柄も稼ぐ手段も持たないまま歳をとり、日雇いの仕事も続かない一般的にいうダメな人であり、でも実際にそういう人は五万とこの国にもいるわけで。そういう人が、偽りであったとしてもやっと築いた居場所を、祥太は壊して1人未来に向かって歩き出したんだなと、私は受け止めました。底辺でしか生きられない優しくて不器用な人々、持たざる人への監督の眼差しを感じる一方で、最後にりんちゃんが外廊下から外の世界を見る目には絶望を感じました。祥太が保護され学校にも行かれるようになった一方で、親元に戻されたりんちゃんには、辛い現実の世界が今後も続いていくわけです。物語はハッピーエンドで終わるわけではなく、無力で運命に抵抗できない、りんちゃんのような存在が実際にいるわけです。暗く重い現実から私たちは目を背けることはできない、そう突きつけられてるような気が、私はしました。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "今の日本の生活感が出てる\n 見るからにホームレスではないけど、どことなく薄汚れた服装の子供が住宅街の片隅で忘れられたように暮らしている。ちょっと眼を向ければこの映画の登場人物のような人びとが、スラム街なんてないと思っている普通の街に存在している。そんな現在の日本が安易にかわいそうっぽい演出ではなく、悲喜交々の生活感と季節感で良く描かれていると思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいの一言!\n 映像の世界は、国家権力と距離をとるべきだという監督の精神が素晴らしい。かつてのナチスと今の日本がだぶる… " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "松岡茉優可愛かった\n 2018年映画観賞80本目‼︎安藤さくらはスゴイ‼︎樹木希林もやっぱスゴイ‼︎全体的には微妙番宣からの予想ほどの感動や泣き所が無く残念でした。柄本明の「妹にはやらせるなよ」ってお菓子を2本渡すシーンは印象に残りました。後半にかけてふわっとしててラストがアレならバスでしょうたがお父さんって言う所で終わっても良かったかも " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ベランダの子\n ベランダの子がアマゾンで小麦のパンが食べれない子タイトルではない。絆より愛とは何か?問われている。必見! " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "さみしさ\n 人と人は血が繋がってない方が、自分で選んだほうが絆が深いって言葉が出てきた。家族でなければ何で繋がってるのか。普通はお金。でもあの家族にはお金は無かった。じゃあ何。たぶんみんな寂しくて、だから一緒にいたのかな。慰謝料もらってるおばあちゃんも、日雇いのお父さんも、クリーニング店で働いてるお母さんも、きっと一人でいた方が良い暮らしができたはず。でもそうしなかったのは、きっと誰かと一緒にいたかったからなんだ。おばあちゃんのこと、死体遺棄じゃなくて自分は拾ったんだって。もっと前に誰かが捨てたって。魔法がとけたようにみんながバラバラになったとき、それぞれの場所に戻ったのだけど、すごくすごく寂しかった。あの家族みんながまた一緒にいられる誰かに出会ってほしい。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 17, + "review": "・・・。\n 私、この映画に対する感想が無いです・・・。明確な感想が浮かばなくても、心に何かのしかかる映画もあるのですが、この映画にはその感覚も無かったです。また、良い作品とも感じなかったし、悪い作品とも思いませんでした。特に感動する事も無く、何かを考えさせられる感じも無かったです。目を背けたい感覚もありませんでした。安藤さんの台詞に心を打たれそうな物も有ったのですが、上辺だけに感じてしまい、心を動かされず・・・。結局、私はこの似非家族に絆なんてものは感じられませんでした。柄本さんのシーンは良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n 考えさせる内容でした。幸せな家族はどうあるべきなのか。小さな子供の心に優しく触れていくことに温かいものを感じました。いい映画です。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "安藤さくらさんの演技が一番\n 6月9日舞台挨拶と映画を観ました。安藤さくらさん 樹木希林さんの演技(表情)に魅入った。舞台挨拶で見せた樹木希林さんの頭の回転の速さ、話の面白さはリリ-・フランキ-さんも太刀打ちできません。社会問題が背景にあるため、「笑える」場面は少なかったが、舞台挨拶で笑いを提供してもらったので大満足です。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる…\n 権威ある賞を獲る映画ってこうなんだろうなぁ…が率直な印象。エンタメとしてはダメじゃ無いけど…ってとこですかね。。間違いなく面白いんだけど、考えさせられる面白さって言うんですかね〜。印象に残るのは『子供産んだら誰でも母親になんの』『産まないとなれませんからね、産めないあなたはなれませんけど』のやり取り。警察官が取り調べでサラッと心を抉る感じがなんとも…。ショウタが『妹にはさせんなよ』を聞いてからの葛藤も。前には『関わらせる事で居やすくなるだろ』って言ってたのに…みたいな?樹木希林おばあちゃんは、ホントにお金だけが目的だったの?使わずに残してたところから、やっぱり愛情的なモノが有ったの?とか。恐らく、長女が樹木希林の処に居ることを見て見ぬ振りしてると思われる(失踪届けも出してないみたいしね)本当の家族との対比とか。まぁ、結果面白かった。是非見てほしい。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "カンヌ受けする作品\n 自分に甘い人達の集まった家族ごっこのお話しです。 子供に対してもいっけん愛がある様に感じさせますがむしろ虐待で、商店の主人役の柄本明さんが一番まともで愛がありこの作品の唯一の救いだった。役者の演技は素晴らしいとはいえ、全体的に暑苦しく何も伝わって来ませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 0.0, + "empathy": 6, + "review": "コメントに困る。\n それぞれの役者さんの演技は素晴らしかったので不満はありません。が、万引きで生計を立てるだとか亡くなったお婆さんを埋めるとか、現実離れした設定に冷めた目で見てしまいました。そして父になる、も同様。息子が万引きして捕まった辺りから間延びしてしまい寝てました。何も残らない映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "番宣が一番良い\n パルムドール取ったとあってからは、ほぼ全ての映画で番宣を拝むことになり、トータル20回くらいは番宣見たような気がします。やはりあの番宣は非常によくまとまっていて、こんなに内容っぽいの見せてて大丈夫なんかなと思っていたのですが、やはりあの番宣に見所全部上手く収めていて、あれ以上の情報は特にはなかった感じ。松岡のグラマラスボディが想像を軽く飛び越えてたくらい。テーマは斬新なんですが、中身はもう少し緩急つけてもらったほうが見やすいかなあ。最後あたりももっと家族の過去に踏み込むのかと思いきやあっさりめで、ラストもあれだけでいいの?という尻すぼみ感漂う。まあアカデミー賞然り、賞的な評価が高い作品って、こういう美人投票的な奴なんだろうなと感じてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "パルムドールを受賞したことはもちろん、 事前にたくさんのレビューと...\n パルムドールを受賞したことはもちろん、事前にたくさんのレビューと情報を知ってから観ました。あまり映画を見ないお母さんを連れて地元の映画館で鑑賞。上映直前でトイレに行きたくなってしまったが、結果として最後までスクリーンに釘付けになり、トイレは2時間我慢した(本当に漏らすかと思った)安藤サクラさんの取り調べのシーン、夏冬それぞれの温度が伝わって来るような音と色、余韻の残るストーリーとセリフ(声に出ないものも含め)。どれも心にずしっと響くような丁寧な作品だったと思う。カンヌ映画祭が好きそうな作品だと思った。人間臭くて、愛おしい人物たち。社会問題を細部まで映し出して問い質しながらも、アート作品としての完成度も高い。観てよかった!また観たい! " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "複雑\n 現実この疑似家族は世間一般だと叩かれるだろうけど、映画の中では賞賛と思いつつ良い作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良いと思います!\n 一言でいえばわびさびの世界。完結型、ハッピーエンド型、ハリウッド映画のようなドッカンボカーン!を映画に求めている視聴者には退屈かも。フランス映画のよう。問題提起をされ、それに対して自分で色々思考を巡らせることでじわりじわりとくる作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "安藤サクラ、上手い\n CMや予告編で父親役リリー・フランキーの「俺たちは家族だ」というセリフが使われているが、実際のセリフは「俺たちは5人家族だ」という人数確認のセリフ。家族の絆を描いたというにはかなりビターな感じ。クスクス笑わせるシーンを混ぜつつ、「この人たち、どういう関係?」と謎解きをさせつつ、最後、考えさせる。「松戸のパチンコ屋、赤のヴィッツ、習志野ナンバー」というの、メモしそうになった(覚えてるし)。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役者は見事です\n 役者さんたちは皆さん見事です。ストーリーが淡々としててなんとなく終わります。見終わってからジワジワとくる感動作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "『家族』を考える\n そもそもパルムドール受賞作と聞いただけで個人的には興味がなくなるのだが、受賞前に興味を持ったので観賞することに。貧困、児童虐待、年金不正受給といった社会問題がベースにあるが、そこまで暗いトーンで描かれているわけではない。貧しくても犯罪犯してても楽しそう。徐々に明らかになる家族の関係性に驚いていくのは好きな流れだった。血がつながってることが家族の条件ってわけじゃないという強い主張を感じる。後半、取り調べで婦警から投げつけられる言葉に涙するシーンで、信代に感情移入。子どもを産んだからって親になる訳じゃない、産んでいなくても親になれる!と彼女を応援していた。心は動かされたんだけど、ラストには不満。彼らの再編成を匂わす等、もう少しはっきりした最後を求めてしまう。これだからパルムドール受賞作ってやつは! " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "公にしない本当の日本の一部分。\n サクラ見たさに劇場へ。どんな映画、どんなドラマの中でも、彼女は安藤サクラという名を潔く捨て、あたかもずっと其処に居たような自然体でスクリーンの中に居る。勿論サラブレッドだから計算し尽くした演技なんだろうけど。ストーリーに沿って、役者も子役も、混沌とした澱を見事に演じ切れてた様に思う。ただ、おっぱいしか評価されない女優が、何故今回是枝組に参加したのか? 他の女優でも良かったのではないか? 海外メディア向けの採用なのかなぁ。。そこだけが不思議な訳で。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞後、語りたくなる映画\n 細部まで目の行き届いたすばらしい映画です。まずこの家族の住む家の佇まいが秀逸。ものすごくごちゃごちゃしてて、カレーとか、オシッコとか、体臭とか、なんかいろんな匂いが漂ってきそうな、汚い家です。人と人との距離も異様に近くて、プライバシーのかけらもないんだけど、段々とその家が安らぎの場に見えて来るのがいいですね。 役者もみなすばらしい!リリーフランキーの情けないヌードも、安藤サクラのだらしないヌードも、とても良い感じですが、中でも子役の二人がとてもいい顔をしています。将来に幸あれと祈りたいと思います。 二つだけ惜しいと思います。一つはタイトル。万引き家族って、あまりにも明け透けで余韻がなく、これから語り継がれる映画名としてはさびしいです。もう一つは、女の子の最後。あまりに救いがない。凄惨な事件を知っている我々としては、なぜ警察は、あの子を家に帰したんだ!と思います。男の子には将来への希望が見えたのにね。私は映画には、なんらかの救いがほしいので、ラストは残念でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "夢想的であり、現実的\n 確かに存在する現実。この映画は、貧困の中の刹那的な幸せというより、貧困がいかに全てを破壊してしまうかというテーマに感じます。所々の長回しが、いい意味でテンポを狂わしてきて、面白いです。ふとした瞬間に、核心的なシーンが現れる緊張感。すごくドキッとします。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "リアルの世界では5歳児虐待死亡事件が起こりました。犯人は両親でした...\n リアルの世界では5歳児虐待死亡事件が起こりました。犯人は両親でした。父親が義父とは言え悲惨な事件が現実にはあります。日本の豊かさを強調する映画は多数ありますが、貧困問題・貧困層の問題に正面から取り組んだ映画はほとんどありません。過去には少数ありましたが、特に近年は。監督は貧困問題・家庭内暴力に正面から立ち向かい、告発しました。5歳児虐待死亡事件でも児童相談所の対応の不手際が疑われます。警察も事件後には対応しますが、未然には無力でした。日本の社会、社会そのものが問われているのだと思います。事情は海外でも同じで海外の国も対応に苦慮しているのでしょう。賞を受賞した背景を考えたいとも思います。ただし、少し長い。90分にまとめて欲しかった。そこで★一つ減。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督最高傑作\n この監督の作品で初めて純粋に面白いと感じた。ひとりひとりの心情や人格が画面に出ていて面白い。そういうもんだよなあ、と思わせられることが何度もあった " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "『家族』とは?を突き詰めた映画\n 『家族』とは何かを改めて考えさせてくれる映画でした。物語の途中まで描かれるのは、何とも家族らしい家族。貧しいけれど、家の中は笑いが耐えず、互いに支え合い暮らしているある種理想の家族です。でもこの家族はどこか歪なところがあり、その違和感は物語が進むに連れ会話や行動の節々から感じていく事となります。そして家族の一員が欠けた事がきっかけで絆が綻び、結末は何とも胸が締め付けられる様でした。私はこの映画を見て、『家族』とは『構成各員の欠けた部分を補い合える存在の集合』なのだと感じました。治は息子が欲しかったし、祥太は親父が欲しかった。ゆりは愛を欲していたし、信代は愛を与える存在が欲しかった。そしてそれぞれが生活する上でのお金が欲しかったし、それぞれが生活の為のお金を集めた。血の繋がりも法の下の繋がりもない、それでもお互いがお互いを補い合える『家族』がそこには描かれていました。そんな家族を『万引き』して得るという手段こそ間違っていましたし、血でも法でも家族たり得ない家族ですが、そこに描かれていたのは紛れもない『家族』の姿でした。人同士のコミュニケーションが疎となっている現代社会において、改めて家族はどうあるべきものか理解させてくれた非常に素晴らしい映画だったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "感動作というより、衝撃作。\n この作品、観れば観るほど新しい感想が湧いてきそうな、どこまでも奥行きのある映画だった。せめてあと一回は映画館で観たい。今までのどの是枝監督作品とも違う、全く新しい家族のカタチだった。血の繋がりを超えた、キズナがあった。それでも、後半は畳み掛けるように家族の秘密が明らかになる。明かされていく秘密がどれも重く、直視できないほど辛い。キャストは皆、それぞれのキャラクターを出していて見応えがあった。脇役も非常に豪華だったけれど、決して輝いてるというわけではなく、その役としてちゃんとその場所に居たので、より作品にリアリティが増した。やっぱり凄いのは安藤サクラさん。と、松岡茉優さんも凄まじい表情の連続だった。1シーンたりとも見逃せない。個人的には、高良健吾さんの役が特に印象的だった。観ている側からしてみればそこまで不思議には思わないかもしれないけれど、実際あの立場に自分が立っていたら、と考えると少し怖くなった。刑事の顔と父親の顔の両方を兼ね備えた大人は、子供からしたらどんな風に見えるのか。子供の表情が示していることは、きっと大人には伝わらないものなんだろう。何度も他の方が言っているけれど、本当に考えさせられる作品だった。正しい答えを見つけることが難しい作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "「ありのまま」の家族の一例、に見せるすごさ。\n こんなに生々しいってあるだろうかと思った。お互い苦しい状況の中親しい2人のうち片方が辞めなくてはいけない状況での会話や、血の繋がらない家族の狭い家の中での愚痴、そしてその会話の中身の生々しさ。そんなところを描く映画ってなかなか無いと思う。中でも安藤サクラさんの取り調べのシーン、特に厳しい言葉にふと涙がでてしまうのを必死にごまかそうとするシーンや、「拾ったんです。誰かが捨てたのを。」の一言の場面は、完全に演技の域を超えていたと思う。あれはもう、「映画」を観に来ていると分かっている僕にとっても映画ではなく「現実」だった。エンディングに向かって収束しないストーリー展開も、作品によりリアリティを生んでいると思う。監督が「こうなってほしい」というものを捨てて描かれた結果だと思うし、それによってこの映画が「メッセージのある映画だったなあ」ではなく「問題提起」として観る人それぞれの解釈を促すような作品になったのかな、と思う。こういう悲しい気持ちになるけれど観なくてはいけない映画というものが、商業主義の世の中で最高の賞をとるということにも感動した。この映画を多くの人が観るということは、「泣ける」とか「面白い」映画がどうしても好まれる今ものすごく大きな事だと思う。あとひとつ、樹木希林さんが食べ物を食べるシーンのなんでしょう、あの独特な雰囲気は。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "突き刺さりました\n 自分にとって、本当に突き刺さるような映画だった。人生半分生きてきても、母親との関係にいまだにしこりを抱えているせいか、「家族って、母親って一体?」と、古傷をえぐられるような思いで観ていた。誘拐の取り調べで池脇千鶴演じる刑事に羨ましかったんでしょう?と、上から目線で言葉をかけられ、泣く安藤。母だからといって、無条件に子供を愛するわけではない。彼女自身もりんと同じように虐待された傷を持っている。血のつながった母親だから「母親」であるわけではない。彼女のあの涙に私も泣いた。実はほぼ全員他人、血がつながっていない「家族」。こ汚い家で、万引きが前提の生活をおくる疑似父と疑似母は、子供二人が最も必要としていた、安心できる居場所を与え、慈しんだ。海のシーンは本物の家族以上に家族だったと思う。あのときの樹木希林の幸せそうで、穏やかな表情といったら。幸福の絶頂。だからこそ、観ていて不安を感じた。そして案じたとおりに、ピークから一気に崩れ始める・・・。色々感じることが多く、観終わって4時間くらい経つのに、まだうまく言葉がまとまらない。とにかく素晴らしい出演者と印象的なカメラワーク。セリフに出ない背景も、映像ですとんと伝わり、最後までひたすら没入した。映画館で観て良かったと心から思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "演技と演出に驚き鳥肌が止まらなかった…\n 試写会で鑑賞して以来2回目を鑑賞しました!まず試写会で観た時はただただ放心状態で、役者の演技と脚本と撮影のカメラの位置などなど色んなところで驚かせていただき、結末を理解してからもう一度観たいと思い再び鑑賞しました✨1回目より感動。涙まで出てしまいました。この作品の凄さはまず映像作品だということ。どういうことかと言うと小説にはまず出来ないのです。リアルな家族を描くためにあえてごちゃごちゃしたり、沈黙があったり、笑いがあったり。映画の良さを存分に引き出していたと思います。次に役者の演技力。登場人物全てに物語があって、チョイ役の役者もほんのちょこっとだけでも存在感を出している。だがやはりメインの役者たちには度肝を抜かれる。結末を理解してからもう一度観ると、この芝居はのちのこの感情を暗示していたのか。この台詞の意味はこういうことだったのかと鳥肌がぶわぁぁとなった。そして全員に共通している上手なところは表情の演技だろう。台詞のない中で表情だけでどういう心情を表しているのかを観客に伝えているシーンが多いが、どの役者も上手い。この作品はこの役者の表情がなければおそらく成立しないであろう。最後に演出だ。特に自分が好きなのはカメラの位置である。観客に訴えているかのように役者に寄って撮るシーンもあれば、家族の温かさや子供の活発さを伝えたいために引いて撮っているシーンなど、どのシーンにも意味が込められていて驚きだった。特に花火のシーンが1番好きなのだが、このシーンは見えない花火をみんなで覗き込んでいてそのカメラの位置は見事だった。更にはそういった幸せそうなシーンの裏に、貧困問題に苦しんでいる人々の小さな幸せを描いていて何か心苦しいものも私は感じた。今回2回目を鑑賞して改めて受賞したことに納得して、映画というものの素晴らしさを感じた。文字だけじゃ通じない感情も人にはある。家族とは一体なんなのか。そういった観客への問いかけも見事だったと思います。ラストもああやって描くことで人々にこれからどうなるのかと考えさせてくれる。家族の温かさを描いているが\"当たり前\"をぶち壊した作品でもあるのではないかとと自分は思いました!最高😆✨ " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "最低な映画。気分が悪くなった 親は選べないというのはよく伝わるが、...\n 最低な映画。気分が悪くなった親は選べないというのはよく伝わるが、主人公側が何から何まで誰かのせいにして何の行動も起こしていないやけに好意的なレビュー多いですけど、一体いくら積んだんですかね?国とは関わらないとかほざきながら、国から貰った2000万円の補助金でこの人たちを雇ったんですかね? " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "答えは無い\n 全員がほぼ他人である大人達と「拾った」子供たちによって嘘と犯罪の上に成り立っている家族のお話。予想していたより映画の描写は終始淡々としています。ドキュメンタリーに近い。彼らの生活が一見幸せそうに映れば映る程、それが全て嘘の上に成り立っている脆い関係だという事が強調される。途中で明かされる亜紀とお婆ちゃんの関係性に驚きました。そこに繋がるのかと。お婆ちゃんにどういう意図があったのかは語られませんが、亜紀とのシーンは好きで印象に残っています。何かが違えば本当のお婆ちゃんと孫だったかもしれなかった二人。大人達は皆見ないふりをして成り立っている、でもこのおかしさに一番早く気づいてしまうのは祥太なんですよね。盗んだもので構成された家族は散れ散れになり偽物の母親が全ての裁きを背負う事になる。納得した上で。取り調べの刑事に対する「捨てた人は他に居るんじゃないですか」はこちらへの問いかけに見えた。祥太にとっては本来保護されるべき場所に保護され唯一の希望が感じられます。でも、じゃあ、じゅりとして再び放り出されたりんちゃんは?なんでりんちゃんをよりによってそこに戻してしまうのと思いましたが、この国の血の繋がりが最優先である部分が描かれていて、祥太と対象的な存在として描かれるりんちゃん、余りにも容赦が無いなと。時期が重なった事で現実と地続きになる物語としてより生々しく成立してしまった。良くも悪くも。観賞後目茶苦茶引きずる。追記松岡茉優演じる亜紀だけは他の家族とはまた事情が違っているんですよね。他の家族は大人も子供も最初から貧困層の家庭しか知らなかったけど亜紀だけはあの一見経済的にも普通に恵まれていて一般的なあの家庭を知っている上で元の家族を捨ててあの家族を選んで風俗で働いている。4番さんとのシーンも含め安田弘之の「ちひろ」を連想させました。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "これが受賞したんですね…\n  気にはなっていましたが、やはりカンヌで受賞したからという理由で早速見に行きました。 すごく考えさせられる映画です。 ドキュメンタリーに見えるくらい自然というのは、監督さん俳優さんのなせる業なんでしょうか? だだ、この作品を海外の方って、どう解釈するのかな~とか、日本をどう見るのかな~とか、そんなことも考えてしまいました。 安藤サクラさんの取り調べのアップのシーンは、泣いてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "3世代の化け物女優\n 家族とは、絆とは、幸せとは、豊かとは、繋がりとは、などなど色々と考えずにはいられない映画でした。これらは答えがない問いでもあるので、観客に考えさせる点が多いストーリーとラストにも納得で、個人的には十二分以上にめちゃくちゃ楽しめました。演者さんも最高です。リリーさんも良いし、子役の2人も良い。その中でも、3世代の女優さんたちが本当に良い。良い意味で化け物です。笑もう1回みたくなる深みのある映画です。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝作品らしい\n 是枝作品らしい作品だった。けれど是枝作品の中で飛び抜けて良かった感じもしなかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "まあまあの映画\n この監督は映画作りが器用と言うか、上手な監督ですねぇ…。ストーリーは、意外にあっさりでした…設定が非現実的というか、作りこまれ過ぎていて、人の業とか人間臭くなるものが、意図的に排されている様な気がしました。汗とか涙とか、火傷の跡とか生々しいものが多い割には…。宣伝文句通りに、この映画のテーマが、\"人の絆\"というなら、今ひとつ伝わりにくい作品だと思いました。どこか陳腐なんです…あざといと言うか…ラストの少女のカットはその典型です。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "松岡茉優さんがいい\n 「勝手にふるえてろ」に続き松岡茉優さんが良かったです!前作もそうですが、少し狂気じみた目にハラハラしてしまいます。テレビドラマと映画では随分とイメージが違うのですが、このまま良い映画女優になって欲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 12, + "review": "押し寄せる感情の渦\n 妻と2人で見たが、鑑賞後は2人とも1時間ほど言葉が出なかった。安直な解釈や感想を拒絶するような映画。要素としては貧困や虐待といった現代社会の病巣に対する怒り、といったものはあるのだろう。しかし本作では、治や信代、初枝にも、観客から糾弾されて然るべき過去や行動があり、一筋縄ではいかない。結末にしても、子供2人の末路は対照的で、この「家族」が子供にとってどんな存在だったのか、についても容易な解釈を許さない。彼らの過去もすべてが語られるわけではないので、この「家族」が成立した経緯がすべて分かるわけではない。例えば亜紀がなぜここで暮らしているのかも、よく分からない。でも、物語の各場面で、それぞれが抱える感情は痛いほど伝わってきた。逆にそこから彼らの過去を推理するような造りの映画。4番さんとの亜紀、終盤の正面からの長回しシーン(特に信代!)、ラスト近くのバスの車内での祥太、ラストシーンのじゅり、いずれも感情の渦がスクリーンから飛び出してくるようなシーンだった。子役2人は他では見たことがないほど自然な演技。これは是枝監督の得意技なのだろう。松岡茉優はとても良かったが、この俳優陣の中ではまだ少し引いているというか、遠慮しているように見えた。物語中の亜紀の立場の不明確さがそう見させたのかもしれないが。樹木希林とリリーフランキーは安定感抜群。安藤サクラは…圧巻。分かりやすく懇切丁寧に監督の意図を見せる映画ではなく、善悪や真偽も判然としない、いわば人生の不条理そのもののような映画だが、画面から溢れる感情の渦に身を任せれば、自分なりの結論は自然と得られる、そんな映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "考えさせられる\n 安藤サクラ&リリー・フランキーの二人の夫婦演技素晴らしい!子役のカイリ君とみゆちゃんの自然な演技も見ものですね〜この映画は色々と考えさせられますね〜本当の家族ってなに?本当の親子って何?皆さんはどうですか?良い映画です。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "盗んだもの\n 日常的に万引きを繰り返す家族。ひっそりとした雰囲気で物語が進む。この家族は何を想っているのか。何を抱えているのか。それぞれのキャストさんは演技臭さがなく、リアルに近い形で演じている。表情までもが繊細に描かれている。それゆえに生々しさも感じ、心に残る。劇中の幾つもの台詞が心に突き刺さる。現代社会が抱えている問題を含め、家族の在り方や絆について考えさせられる。ラストは答えがはっきりと描かれていないため、自分で考え答えを探せる作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族の絆とは\n まず、なんだろう?この家族の関係性は?と思いながら観ました。家族の日常を描きながら、徐々に謎が明かされて驚きです。それと、とにかく役者さん達が名演!みんな凄い。特に安藤サクラさんは秀逸でした。大人に目が行きがちだけど、何気に子役二人も負けずに頑張ってます。ガラスのように、すぐ壊れそうな何気ない日常がとても愛おしかったです。虐待する家族と、万引き家族、どちらが絆で結ばれた家族なんでしょう。絆は血だけではないかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "納得\n この映画がパルムドールを取ったというニュースを見て、公開前なのに納得してまう顔ぶれ。心待ちにしていた公開初日に鑑賞しましたが、この日の前日、虐待で亡くなった女児の痛ましいニュースで、日本中の人々が傷ついていました。「許して」と記していた5歳児。そんな時期だった事もあり、更に心に沁みる内容でした。ゆりちゃんの後ろ姿が、いじらしくてたまらなかった。虐待されても、親を求める子どもの気持ちは、理不尽でも否定できない。そして、血が繋がらなくても、無償の愛をそそげる人もいる。「産まなきゃ親になれない」「痴情のもつれ」と言い放った婦警の言葉は、少数派の感情をないがしろにする権力を象徴しているよう。演じた池脇千鶴まで嫌いになりそうでした(笑)駄菓子屋のおじさんが、万引きを咎めなかったあのシーンは、とても深いです。あの瞬間、あの子は大事な事を学び取ったのではないでしょうか。子どもを育てるのはもちろん親の役目だけど、今の世の中、「教育」のあり方はどうだろう。。そんな問題提起も感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "やはりパルムドールはこんなもの\n 非常に長く感じる映画。ラストもあれで満足してる人は羨ましい。最近は客にぶん投げの監督多すぎ。しかし役者の演技は素晴らしいので、引き込まれました。それだけに惜しい感じ。でも、みんなちょっといい人過ぎです。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "万引き社会\n 東京の下町に建つ古い民家、家主は樹木希林で年金をみんながあてにしている。リリー・フランキーと安藤サクラが夫婦、よくわからない松岡茉優と少年の城桧吏が暮らしているが、パートや日雇いの収入では足りず、万引きが前提の消費生活をおくっていた。ある日、寒空にさらされている少女の佐々木みゆを保護、家に連れてくる。家族の関係が徐々に明かされ、日本のひずみを象徴するような事情がつらい。特に少女は最近起きた事件とリンクしてしまい、暗澹とした気持ちにとらわれた。映画らしい映画でヒットしてほしい。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "あともう少し‼\n うーん!最後のシーン大事なところ翔太のセリフバス乗る直前に叫んで欲しかった。本質的に是枝さんは優しい人ですね。もう少し突っ込んで欲しかった。是枝作品の中では「ワンダフルライフ」「空気人形」が好きです。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどの優秀作品!\n 監督のオリジナル作品、見事でした。この角度から家族愛を描いている斬新さが光るストーリーを見事なキャティングで完成!是非映画館で🎦 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる作品\n 答えを明示せず、自らの感覚を大切にする作品だと思いました。「何を言いたいのかわからない」ではなく「何を言いたいのか考える」作品です。このレビューを見ている方はぜひ見に行って自分なりの感想を考えてほしいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "賛否ありますが私は考えさせられいい映画と思います\n 万引きは犯罪だからいけません。でもりんちゃん(じゅりちゃん)や亜紀ちゃんは本当の家族との生活よりもこのニセ家族の中の方が幸せのように思えます。芦田愛菜ちゃんの代表作ドラマ『mother』でも当時まだメジャーになる前の綾野剛・尾野真知子夫妻にゴミ袋に入れられ寒い屋外に捨てられたのを思い出し胸が苦しくなりました。映画やドラマだからっていう見方もありが、ここ数日前に実際起こってしまった虐待死事件、しかもノートに5歳の女の子が綴った「おねがいゆるして」と重なって涙が出ました。家族とはいったい何なんでしょうか?昔から「生みの親より育ての親」なんて言葉がありますが考えさせられます。役者陣もさすがの樹木希林さん、リリーフランキーさん、安藤サクラさんは言うまでもなく翔太役、じゅり役の子たちの演技も素晴らしく、前半の進み具合から若干眠かったことは事実ですが後半に進むにつれパルムドール受賞作品の貫禄を感じました。子供さんは除き色々な世代に観てほしい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動した❗️\n ラストの以外な展開に感動した " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "受賞作だから良い映画とは限らない\n というのは常識だが本作もその一本。ただ、酷評するほど酷い作品でもない。絶賛するほどのものではないということ。一番の問題は何を言いたいのか分からないということ。分かったように書いてる人もいるが忖度してるだけ。基本的にこの監督の作品は評価してない。北野武作品よりは100倍マシだけど。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "スイミー家族\n パルムドール受賞、おめでとうございます。是枝監督が、日蔭に寄り添う血の繋がりのない家族をテーマにした新たな挑戦。痛く、切ない物語でした。この作品が、カンヌで評価されたのは、少し意外。どちらかというと、日本的な格差社会や児童虐待の問題が根底に流れているだけに、海外の人には日本のこうした社会問題がどのように映ったのかな…と不思議でした。でも、安藤サクラが凛ちゃんを、ぎゅーと抱きしめる場面こそが、世界共通の愛の証なのかもしれませんね。子役の2人をはじめ、リリーさん、安藤さん、希林さん、演技と思えない、素の表情は素晴らしかった。松岡さんも、ひと皮剥けました。最後に凛ちゃんが、覗いた先には何が見えたのかな…? " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "それほど良いかな・・・\n 2時間のなかで1時間30分はゆっくり話が進行する。結末ははっきり描かない。役所嫌いの監督ゆえ、役所の一部門である児童相談所は全く機能しない。女の子を取り巻く環境は振り出しに戻る。この作品、それほど良いかな・・・カンヌ受賞作を貶すほど映画に詳しくないけど、人に勧めようとは思わない。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族ノカタチ\n ホントにこういうこと考えてた。安藤サクラが取り調べで話してるとこからすっごいしっくりきた。自分も子供がいないからなのかね。子供産まないと親になれない?産んだら親になれる?血縁があるから家族?無いと何の集まり?社会的立場として取り上げられてるけど是枝作品に一貫してある家族ノカタチを問う傑作。ストーリーも完璧。映画として最高。リリーさんがどんどん上手くなってる…いい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "弱いとは\n 大きな賞を取ったり、右だ左だと何かと話題の本作見てみると実に是枝監督らしい、非常に抑制の効いた演出が切実で暖かくて苦しいお話だったと感じた端的にいってこの映画はこの世界のどこかに実在する 弱者たち のお話だったと思う弱者 というのはただ貧困に苦しむ人達という意味ではなく、この社会で生きていく中でまるで蝕まれるように人としての 弱さ をかかえてしまった人達として描かれているところが、この映画のミソだった柴田家は確かに貧困が大きな引き金となって 万引き という犯罪に手を染めてはいるけれどもこの映画はそういった行為に対して決して良しとしているわけではない かといって断罪しているわけでもないただ粛々と彼らが生きようとし、必死で家族でいようとする様を見せていくことで見る側に この日本に というか この世界に 確かに弱者は存在していて、彼らは傷ついたり喜んだりしながら確かに生きているのだ ということを見る側に訴えかけてくる確かに彼らはいびつで、間違っているかもしれないそれでも確かにこの世界で生きているこのあまりにも当然な事実が、観客の大多数がそうでであろう 正しい人達 の前にズッシリと突きつけられる相手の気持ちになって というと簡単に聞こえるけど実はそれは凄く難しいし特にこの映画で描かれる弱者の領域に正しい人達が踏み込むのは容易ではないその冷徹さを描くように 正しい人達を代表して出てくる池脇千鶴や高良健吾の丁寧で優しい言葉の一つ一つに傷ついていく安藤サクラの名演が特に印象的だった弱者は確かにいる そして彼らに思いを馳せた時にこの社会は彼らを救えるのか という問いに対してそうでありたい と思わせてくれるそんな苦しい一本だった " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "空気感が、いいなあ!\n 冒頭の万引きからスタートする。こいつら親子か?リリーフランキーがいいね。女の子に「コロッケ食べる?」なんて!男はな、みんな大きくなるんだよって松岡茉優も乳がでっかい!風俗嬢まで演じる、彼女の女優になるでが感じる!ほんまに、家族って血の繋がりいるんかな? " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "期待に\n 応えた。子役がイイ " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "好評な受賞作と言うことで鑑賞したが\n 04年の誰も知らない と同じパターンで特にストーリーは無く彼らの日々の生きざまを描いたドキュメンの様な展開と終決 受賞の基準は不明確だか普段映画を観ない方が感心を持って観たのなら退屈なだけかも? " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "格差社会の苛烈な現実。\n  格差社会の見てはいけない部分を集約してみせたような作品です。表の見てくれが「万引き」であるなら、裏のテーマは「人の死」でしょう。私は、観終わった後、かなり気分が落ち込みました。まるで、ペシミスティックなフランス映画を観終わった後の気分でした。トリュフォーやデュヴィヴィエのような映画でした。なんだか救いようのない作品でした。是枝作品の常連ともいえる福山雅治はキャスティングされていませんでしたが、もし、出演していたなら、ぶち壊しになっていたでしょうね。いまや、国民的歌手となった福山雅治に下層階級の日本人を演じられるとは、とても思えないからです。 とにかく、日本社会の残酷な現実をまざまざと見せられた気分になりました。是枝作品はなるべく、観るようにしていますが、個人的に評価が高い作品は、もう一度、観ようとは思わない作品が殆どです。余りにも酷薄な現実を扱った作品が多いからです。なかには、露悪趣味の極みともいえる内容の作品もあります。 多分、この世に「神」は存在しないのでしょう。この映画は観る人に「神の不在」を確信させる作品です。二度と観たくない映画ですが、一見の価値はある映画です。一度、観れば、十分、記憶に残ります。 結末部分が鋭さを欠いていたので☆を半分、減らしました。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "つまらないの一言\n ここい書いてあるコメントあてにして見に行ったが、映画でみる価値なしさくらばっかだなレビュー " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "行き着くところは擬似家族。\n どう転んでもこういう展開しかならないよなー、と思いつつ家族って?つながりって?世間って?といろいろ感じてしまう作品でした。樹木希林は相変わらず流石だし、リリーもいい感じ。安藤さんもやっぱりうまい。っていうか全員がいい味だしてます。ラストの含みにも期待感もてた。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "集中してみないと\n 場面に起伏がなく、淡々としているので想像力などが求められます。ゆえにそれが好きでなければ楽しめないでしょう。ドキュメンタリーを見ているようで私は楽しめませんでした。是枝監督色が強すぎる感じもしました。演技がリアルすぎる(くさすぎる)ため、キツく感じるところもありました。というか安藤サクラの演技は好みが分かれると思います。私は好きではありません。受賞には値するのだろうとは思いますが、見る人を選ぶと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛は血よりも濃いか\n 是枝監督が一貫して描く、家族と血縁の話。いつもながら納得なのですが、本作は兎に角、出演者全員の演技の熱量に感服しました。安藤サクラさん、リリー・フランキーさん、樹木希林さん、松岡茉優さんはもちろん、子役の2人も素晴らしかったです。観客自らに託すエンディングもあり。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "カンヌの理由がわかりました!\n 万引きだけではない家族です。素晴らしい家族だと感じました。海のシーンもう少しあったらよかったです。ラストじーんときました!是非、劇場でご鑑賞ください。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "文句無しのパルムドール賞!\n 自分は今「万引き家族」を観た1時間くらい経過してこのレビューを綴っていますが、あまりにも頭の中がこの映画の場面一つ一つが走馬灯のように駆け巡っているので、何から話したら良いのか、どう言葉を作って良いのかわかりません。それだけこの映画に感動出来たと思って頂いて結構です(笑)それでもその中から、頑張って言葉の欠片を拾い集めながら記載していこうと思います。万引きで生計を立てている家族がいて、父親と息子がある冬の寒い日に帰りの夜道を歩いていると、部屋に一人でいる5歳の女の子を見つけ、家に連れていく。そこから物語は始まります。物語自体はキャストが自然な演技をすることであたかも実際に起きてるかの如くリアルに見せるモキュメンタリー風な演出で見せています。これは、是枝監督が「誰も知らない」という柳楽優弥主演の映画で見せた演出と同様です。そしてもう一つ、子役の演技を上手く見せる演出も行われています。これはどのような手法で行ってるかは解りませんが、先程の「誰も知らない」と僕の好きな「奇跡」という映画でも行っていて、恐らく是枝監督の最も得意且つ独特な演出技法だと言えるでしょう。この方法で演出してくれた結果、本当に子役の演技には引き込まれました。特に女の子を演じた佐々木みゆちゃんが映る時は何回も涙目になりました。そして、演じた女の子のキャラクター像を観て考えさせられました。少しばかりネタバレしてしまいますが、この女の子には虐待の跡がありました。これについて、最近似たような事件があったと思います。女の子を親が虐待した挙げ句に亡くなってしまうという事件。その子も、映画の女の子と同じ5才でした。観ている時に凄くこの事件を思い浮かびました。映画に出てくる親も無責任で最低な両親で、その行動を観るや、「こういうやつがあの事件を起こしてしまうんだ」と悟りました。作品がその事件の直後に公開された事を考えると、非常に複雑な気分です。これについて監督はどう感じたのかも気になります。こうやって絶賛はしているものの、前半部分は家族の日常部分を映しているのですが、ここまで引き込まれていませんでした。しかし、決定的に引き込まれたのは後半部分の演出です。ワンカメでリリー・フランキーや安藤サクラのドアップで映し出されます。邦画ではよくある手法なのに、キャストの演技の良さも相まって、気が付いたら釘付けになってる自分がいました。単純な演出でありながら本当に素晴らしかったです。上でも記載しましたが、キャストも非常に素晴らしいです。主演は恐らくクレジットが一番上に来てるリリー・フランキーだと思います。ですが個人的には、主人公はこの家族6人全員だと思います。そして全員が演技良かったので、もし僕がどこかの映画賞の審査員ならこの家族キャスト全員に主演俳優賞を贈りたいです!今年観た映画で、そして僕が今まで劇場で観た映画の中で、こんなにも映像に釘付けになった映画は他にありません!カンヌ国際映画祭で最高賞を獲ったのも充分理解が出来ました!改めて言いますが、是枝監督、本当にパルムドール賞受賞おめでとうございます!余談ですが、映画というのはあくまでも娯楽作品だと思っています。ですので、あまり娯楽に長けてない社会派の作品ばかりが日本の映画賞を受賞したり雑誌のランキングに入れる事に前々から疑問を抱いていました。それは、社会派のものが作品として全部が良いとは思わないし、演出面やカメラワークが良くない作品も多いからです。しかし、今回の「万引き家族」のように演出やキャスト面でも良い要素があると納得出来ます。何が言いたいのかというと、話の良さだけで無く、演技、カメラワーク、音響、演出でも良い、こういった作品が評価されてほしいということです。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日常と非日常\n 万引きを繰り返し生きる柴田家。貧困に喘ぎ苦しい毎日を生きる彼等は妙な絆で結ばれていて…。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。海街ダイアリーやそして父になるなどの是枝裕和作品と世界観や人生観も似ていて日常の描き方が人を選ぶ。リリーフランキーの演技が終始素敵です。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "いいと思う\n 日本の闇をストレートに描いている割には、だいぶ見やすく作ってあるし、過激な描写もほぼ無い。万引きを肯定してる訳じゃないし、あくまで生きていく手段として描いている。ドキュメンタリーの様に淡々と1つの家族を描いてるし、結末も予想するまでも無い。だから、どんでん返しやハッピーエンドを期待してる人にはとても退屈だと思う。でも、こういう汚ないところも包み隠さず描く映画はとても必要だと思いました。好き嫌いが分かれる作品である事は間違いないけど、出演者が演技の上手い人ばかりだから、余計な所に気を奪われなくて、集中して見られました。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この家族はすぐ側にいる。\n もし感想を聞かれても、何て言えばいいのかわからない。本当に言葉が出てこない。でも、これはフィクションなんかじゃないんだと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "愛情でつながる関係はあたたかい。\n 前に見た「at home」に設定が似ていたので、それと重ね合わせてしまう。だが、窃盗だけで生きているのではなく、いろいろな要素が入っている。幼児虐待(DV)・窃盗・年金問題・貧困問題・日雇いの労災問題・不当な解雇など今の日本が抱えている問題がサラッと出てくる。ホントの子どもではない2人と夫婦、年金という名の金をもぎ取る祖母の金をあてにしている、血縁ではなく愛情でつながっている家族。貧困ゆえそれなりに万引きをしないと生活できないゆえ、完全なる万引きの方法を父親から伝授する。近所の駄菓子屋のオヤジさんのシーンが気になった。ボーっとしていて絶対気づかないだろうオヤジが、実は万引きしていること、万引きする時のルーティーン、全部知ってて、妹だけには万引きをさせてはいけないささやかな配慮。とても切ない気持ちになった。妹が虐待するホントの家ではなく、万引き家族に戻りたいというのは居心地の良さ、愛情を心底感じられたから。万引き家族には虐待などは全くなく、相手を思いやる、尊重する「仲間」だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "色んな感情でぐちゃぐちゃになる\n 感想なんて一週間くらい経たないと出てこない感じ。この濃密な二時間で整理しきれなかった感情を引き出しに一つずつしまうことからやっていかないといけない。ただ、これだけは言わせてほしい。タイムリーにも程がある!!!!笑 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督、あらためて受賞おめでとうございます!!\n  感動よりかは心にグサッとくる作品。さらに、子供の虐待のニュースがリアルタイムで発生している中での鑑賞なので、さらにグサッとザクっと心にしみた作品でした。 絆はあるんだけど、とある理由を持つ1つの家族。生計は万引きと若干の給料とおばあちゃんの年金で生活をしていたけど、やはり長くは続かない・・・。 でも、家族としての絆は成り立っている。作品を観ても、食事のシーンや何気ない会話シーン(特に安藤サクラさんと松岡茉優さんの台所での会話や松岡茉優さんと樹木希林さんとの娘とおばあちゃんの会話シーンは少しのシーンだけどよかったぁ~)や海水浴場へみんなで遠出をして海で遊ぶシーンはもう家族なんですよ。でも、子供に万引きさせたりするから、同情はできない面もあるんですよ。でも、こういう理由があるからこうなんだ・・・という意見も若干同情できることはあるんですよ。是枝監督お得意の家族映画の演出の上手さはさすがと思います。 ストーリーもいいけど今回はメインキャストメンバーの演技はすごかった。とくにダントツで子役の演技はすごすぎました!!次世代の柳楽優弥とも言われている子役、城桧吏くん(もうまさに「誰も知らない」の時の柳楽優弥そっくり!!)もすごかったけど、佐々木みゆさんの演技もすごかったぁ~~ネタばれになるから詳しくは言えませんが、まさにいい兄妹なんですわ。 でも、今回はみんなすごかったですよ!!すばらしい! わけありの1つの家族を中心に家族の過去がわかっていくうちに、今の日本が直面している生活問題を描いておりクライマックスへ向かっていく。日本ではあまり報道されない社会問題を描いたことがカンヌで高く評価されたんだろうなと実感させられました。 あらためて、是枝監督。受賞おめでとうございます!!!(*^_^*) " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "時間がもったいない\n 1時間我慢できずに出てきました。開始10分で時刻を確認しました。これほど、経過時間が気になった映画は初めてです。パルムドールの真の価値がわからず、我慢してみていました。テレビで放映したら、きっと10分でチャンネルを変えたことでしょう。もし、後半が面白いということであれば、宣伝不足です。以上 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "根底には暖かいものが\n 偽の家族とは言え、家族のシーンには根底に暖かいものが流れている作品ですね。でも、最後には血縁では無いドライな面も。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "正義\n 正義と愛情と生きることは複雑に絡み合いながらも独立したもの。そんな印象を受ける映画でした。後半は幼い男の子が正義への欲求に目覚め擬似家族は崩壊へ向かいます。最後、愛を知ら無かった少女はニセモノであるはずの家族から真の愛を与えられて強くなる姿が描かれています。私はこれはハッピーエンドだと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後は悲しい\n 虐待された女の子は最後、飛び降りて施設にいったと考えたい❗映画だけど死んでほしくない~ " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "6人\n 6人の誰が欠けても成り立たない作品!とても良かった! " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 6, + "review": "『誰かが棄てたモノを拾ったんです』\n 今作品に於いて、如何に日本人がカンヌ映画祭パルムドールに対しての価値観というものに戸惑うことが如実に現われたことがなかったのではないだろうか。実際、公開する迄(勿論、試写会等では先行上映しているので鑑賞者はいるのだろうが)はその作品を観ていないので、単に日本の作品が世界に認められた事に手放しで喜んだのだろうが、同時にそのセンセーショナルな作品名故、より、アンビバレントな感情が生まれ、そして実際鑑賞してみると日本人が大好きなお涙頂戴を盛り上げる演出程ではない、スカすような展開なので、これのどこが世界で認められたのか訝しがる感想も多いと思う。実際、今作品は多分日本人の心よりも外国人、とりわけヨーロッパのアッパークラスの人達に響くようなコンセプトで制作されたのではないだろうか。なので、日本人、特に自分にとって不都合なモノ、観たくないモノ、目を背け続けるモノに対し、徹底的に蓋をして『無かった』事にしたいと思いたい人達からすれば、大変不都合でイヤな、パンドラの箱のような内容であったと思うからだ。勿論、心のどこかでそういう実情やそういう世界は朧気ながら勘づいてはいたが、そうなると自分に余計な責任を抱いてしまう、意味がない負担を強いられてしまう、そんな重荷を背負いたくない人達にしてみれば、こんな万引きで生計を立てている家族、しかも全員が他人、子供達は学校や地域から切り離されている状況を、まるでるろうに剣心じゃないけど、『悪即斬』の精神で攻撃に走るのであろう。芸能人の不倫に対するバッシングの例を挙げることもなく、こうしてその本質から目を逸らしたい人達にはかなり気が滅入る話だ。折しも、タイミングの悪さで、またしても児童虐待死の事件が発生し、その死亡した幼児の血を吐くような文章がマスコミによって伝播され、より今作品に影響を及ぼしてしまっている。弱者に対する視点というテーマについてこれ程迄に如実に現わした作品は久しぶりなのではないか。それを今の日本の俳優陣の曲者揃いがキチンとその演技を施し、又監督は的確に演出してゆく。子役のあの自然な演技はその賜物であろう。但し、確かにストーリーそのものの評価となると、もう少しドぎつさが有っても良いと思うし、演出の過剰さを排してる分、感情の発露が希釈されているきらいも否めない。特にラストシーンの戻らされた女の子が、ベランダ越しに外を視るカットでのぶつ切りは、思い切り観客にその結末を投げた形になっている。果たしてそれを観客がどう捉えるか、煮え切らない、カタルシスが得られない事への嫌悪感が支配するのか、それともその続きを自分で想像してみて、ハッピーエンドを自分で構築してゆくのか、多分、これが正に監督からの観客への問いかけなのではないだろうか。是枝監督はドキュメンタリー出身であるからこの手法は『我が意を得たり』なのである。『店にあるモノは誰のモノではない』、それをどう思考し、心を在るべき姿に落とし込んでいくのは他でもない観客一人一人なのであろう。私はラストをハッピーにした。しかし、別の人は向えに来ないバッドエンドを想像するかもしれない。それも作品として『有り』なのである。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "うーん、良かったですよ。\n 家族って。 つい近々 現実のニュースに悲しみと憤りを禁じ得ません。 子役の男の子、しっかりしてるなあ。まつ毛長いなあ。 ずっと役者でやって来ましたという方をプロの役者と呼ぶのなら、ちょっと役者もやってみることにしましたという、少し前なら森本レオさん、で、今ですとリリー・フランキーさんに、男前なら福山雅治さんあたりになるのでしょうか。 やはり最後のバス停での二人にジンと来るものが。見終わった瞬間から、じわじわ胸にズーンと来ました。シチュエーションも中身も全く違うのですが、むかーし見たスケアクロウを何故か思い出してしまいました。 細野晴臣さんの控え目なエンディングも良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "是枝監督らしさが溢れた作品\n 先行上映で鑑賞しました。パルムドール賞を受賞したということでとても楽しみにしていました。鑑賞してみて...相変わらずよかったです。特に是枝監督作品の特徴である子役の演技が今回は著しく素晴らしかった。特に祥太役の城くん。リリー・フランキーさんや安藤サクラさん、樹木希林さんなど著名な俳優さんが勢ぞろいする今作で、まだ無名な子だと思うのですが存在感がすごかったです。今後が楽しみです。女の子の方はいい意味で初々しさがあって(演技してますっていう感じがなくて)よかった。あと、予告でも使われていますが安藤サクラさんの聴取(?)シーンが、心打たれました。特にそのシーンの最後。なのですが、個人的には松岡茉優さんや安藤サクラさんとリリー・フランキーさんの「性的描写」があまり好みではありませんでした。ここまで撮っちゃうかあという感じでした。もう少しカットされてたら☆5でした。性的描写の印象がどうしても残っちゃって...そこは残念でした。大事な要素だとは思うんですけどね...ラストに祥太君が何を言っていたのか聞き取れなかったので、ノベライズ本を読んでみたら理解できました。素晴らしいと思いました。感動しました。是枝監督作品らしく答えが提示されることはなく、性的描写もリアルなので(これでPG12なの?)万人受けする作品ではないと思います。でも、個人的には良い作品でした。上映中にもう一回観に行きたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 7, + "review": "これがパルムドール\n なんだか全然面白くなかった。この監督作品はいつも淡々とストーリーが進んで盛り上がりもなにもない。 今作は期待したのだが。カンヌの審査員はこういうの好きなんだな。ガッカリした。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "現代日本を映す鏡\n 貧困という絶対的なファクターを背景にして、児童虐待、不条理な解雇命令、日雇い作業員の労災問題、年金の不正受給等、今の日本社会を投影している。中でも取り分け児童虐待の事件が生々しいだけに、安藤サクラの「子供を産んだから母親なのか?」というか台詞が頭に残る。産んで育て始め、その過程で母親として自らを律し、教育し、日に日になるものではないのか?産んだだけでは言葉の便宜上の意味でしかない。リリー・フランキーの茫洋として捉えどころのない雰囲気が何とも言えない全体のリズムを作っている。決して演技が上手い訳ではないのだが、存在感が無いようで有る。評価のしづらいタレントだ。流石に安藤サクラの演技は素晴らしかった。もはや日本を代表する役者と言えるかもしれない。是枝監督もこの作品を持って、漸くブレイクスルーした感じがする。既に消え去った家族というものはフェイクの中でしか存在しないのかもしれない。家族に対する取り返しのつかない哀しい憧れを誰もが持っているのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コロッケ・・・\n 是枝監督、安藤サクラ、リリーさん、樹木希林らのキャストで良くないワケがなかろうと、先行上映で観てきた。「誰も知らない」のようなネグレクトものかと思いきや、意外なストーリー展開でビックリ。ただ、作品としては「そして父になる」のエンディングが良いかな。脇役の池松壮亮も非常に良かった。コロッケを入れてみたくなった。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "新たな発見\n 世に多くいるだろうが、普段あまり意識されない生活困窮者や子供へのDVを題材にした点が逆に斬新で、日常の生活と家族が何よりも大事であることを改めて実感させられる。若干間の取り方がやや長いと思う場面がいくつかあるが、日常生活らしさを出す演出なのかも。それよりも子役の城くん。凛々しさと格好よさがあり、演技も秀逸。そして松岡茉優。かわいいだけでなく、あれほど胸があったとは。新しい発見でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動\n なぜ、子供たちが軽犯罪を起こすのか?理解できました。貧困家庭の現実がとても上手に描写されていた作品です。 " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "レビュータイトル\n よかった! " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "寝不足で観たら100%zzz\n 先行上映してるって事でレイトショーへえ!?一番動員出来るシアターに30人くらい@@!来週から公開なんで、知らない人も多いのかな!?是枝作品独特の薄曇りの淡々とした映像に開始10分でイビキが・・・その後も数箇所から寝息がzzz寝不足のレイトショーで観る作品ではないですね^^;;;作品的には、希林さん演じるお婆ちゃんの家に、何で他人が住み着いてるのか!?どうやって集まって来たのか!?薄〜い伏線はあるものお婆ちゃんと孫のような風俗嬢の松岡茉優の関係性のように、ハッキリしない。ノベライズ本を読めばもう少し関係性が分かるようなので、その辺が気になるなら読んでから観た方がいいかもです。作品的には、主演助演に関係なく出演の役者さん全員素晴らしい。特に子役2人と、樹木希林さんの国宝級の演技は必見!!バブリーな描写より貧困な描写は、物が散乱した台所に座る場所すらない家は、昭和に育った人にはあるあるな風景・・・そして、@男とブ*のSEX・・・発育障害が通う風俗の性描写が妙にリアルすぎて、地上波では深夜かな!?って心配になる^^;TVサイズでも十分な作品だし、賞を取った作品であっても映画好きの人しか観ないかな・・・☆3.8 " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "キーワードが聞き取れない\n 最後のシーンの意味も見ただけではわからなかった。しかし一番重要なのはそのひとつ前のシーンの最後のせりふである。日本の劇場では誰も聞き取れなかったろう。カンヌでは「字幕があるので皆聞き取れた」のである。そして感動したのである。すべてを諦めた裸の大人をみて子どもが絆を実感したせりふである。観客は、本当の心のつながりが生じた瞬間を目の当たりにする。たぶんこれでパルムドールを獲ったのだろう。私は、原作本をみてせりふを確認し、不覚にも涙した。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "唯一無二の映画\n 昨日鑑賞してからジワジワときています。あの家族は特異ではなく、形を変えてどこにでもいるのだと思います。優しさと小狡さとせつなさが入り混じるセリフや表情。この映画にシンパシーを感じるかは、観た人の経験や感性、共感性に任されているのだと。本当に人間の真髄を描いた上品な素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "家族とは!?\n 子役の二人の演技はとても良かった。家族のつながりは、血縁だけではない。お金がない中で育む家族愛を感じられた作品だった " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "”日本”が詰まっている。\n “カンヌでグランプリを獲る邦画”ということを意識して観た。この日本語のニュアンスってあちらの人に伝わるのかな?日本の文化を知らないあちらの人が観た時、この面白さ分かるかな?とかとか、、、、あちらの人の感覚が気になって仕方なかったけど“グランプリを獲った”ということは、あちらの人たちにも伝わったということ。日本人として嬉しい。誇らしい。がんばれ邦画。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わたしは好き\n 好き嫌い分かれそうだけどわたしは好きな作品でした。内容は暗いはずだけど、心が温まるようなシーンも沢山ありました。みなさん言うように役者さん達の演技力がすごいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "探せば居そう\n 親の死後も年金を不正に受取っていた事件を元に・・・て、ここまで物語を想像して膨らませるとはプロの監督はさすがひょっとしたら探せば日本のどこかに居そうな家族でイヤな気分是枝作品独特のセリフなのかアドリブなのかよく分からない、ダラダラと続く会話と日常生活の描写序盤はまさに「誰も知らない」を観てるのかと思ったしかし映画とは云え、あんな幼い子にあんな演技をさせ、劇中ハダカの男女を見せてもいいんだろかなどと思ったり、松岡の演技をバラエティ司会者や三流評論家は「体当たりな演技」とでも言うんだろな、プロの役者なんだからあれくらいフツーだろ、と思ったりして終盤は一気に緊張感が高まりスクリーンを凝視し集中した盗む物は食べ物や服などばかりではない確かにタイトル通りの家族だった " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "at homeのような…\n 2015?公開のat homeに、設定が似ているなぁ…と心配になってしまった訳ありの、寄せ集めの家族、子供の虐待、育児放棄違法な事しているけど、個人的には、裁けないなぁと思ってしまう " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "見るべきモノは・・\n おそらくそうだろうなぁと思っていたら、案の定、そうだろうなぁって結果になって、そうじゃないだろうなぁっていうモノを探してみても、なかなか見当たらなくて。家族・・・樹木希林、安藤サクラ、リリー・フランキー、松岡茉優・・悪くはない、しかし、そうだろうの範囲内の演技。ストーリーだから、最後は、そうおもわせるのだろうなぁって、思っていたら、そうなって端役の役者たちも、4番さんなんか、一言も言わなくても、そうだろうって感じ。柄本のジィさんも死んじゃうし、これまたそうだろうなぁ。高良も池脇も、これだとテレビドラマ見てる感じだしぃ。意外なのは、「祥太」が見入ったオッパイ!僕も見入った!これからは、彼女のことを、これなしには見れなくなった・・。罪ね。見るべきモノって、結局これか? " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "静かな時間で綴る家族の絆\n 正直、メリハリのない映画だが、海街diaryのように見たあとにほっこりする気持ちになるのは是枝裕和の力なのだろうか。特に、安藤サクラの演技が素晴らしかった。闇を抱えた母親感をここまで引き出せる女優はいないだろう。リリーフランキーのいい役を久々に見た。最近、悪役としてのイメージが強かったけれど、柔らかな表情の裏に隠れる過去までしっかりと見て取れた。これだけのキャスト、監督を揃えたのだから、見応えのある映画になっていると思っていた。しかし、大きな事件もないまま淡々とストーリーは過ぎ去っていく。それだけ聞くと退屈しそうだが、闇を抱えた家族の、闇にはあまりフォーカスせず、そこを家族の絆として描いたからこそ、あまり見たことのない家族の絆を描いた作品になったと思う。それぞれが、家族になりたくてたまらない人々なのだろう。それをストレートに表現してはいないので、モヤモヤも残るが、それは観客が頭でイメージすることで成立する。映画を見たのに小説を読んだような後味である。子役の2人が主役というコメントを見たが、確かにそうだ。息子が万引きということを普通だと思い生活していた環境から、万引きがばれて離散するきっかけを作ってしまう。そこで、万引きの悪さ、異常な家族であるということに気づく。そんな後でも、父親が恋しい息子の姿が描かれている。広角な映像が多いのも、家族がひとつの家に住んでいるというイメージを植え付けるためだろうか。松岡茉優の演技は相変わらずたまらないし、樹木希林の演技は言うことないし。イチオシの蒔田彩珠も出てるし。退屈さは、人によりけりかと思うが、見て損は無いと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "正しく生きても愛がなければ・・・\n 万引きは犯罪です。そんなの分かってること。正しく生きている人の方が、冷たかったり愛が無かったり感じてしまうね。この家族には、再び一つになってもらいたかったけど、現実は厳しいと思い知らされ終わってしまうのが残念だけど、作品としては最高ですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "人間って?\n 作品全てが、演技では無く極一般の共同生活の場面が、描かれてる。社会弱者の弱い人々の集合隊として、助け合いながら行きて行く。犯罪を犯しながらも! " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい映画\n 凄くよかった。観てよかったと思える映画。簡単には語れないが人生の価値になる一本だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "母親目線\n 先行上映にて鑑賞。想像以上の内容に、ただただ唖然としていた2時間でした。※以下ネタバレ有り※私自身、小学生の子どもがいる母親であり、出産前によく「おなかのあかちゃんはあなたのことを選んでやってきた」というような内容の絵本や詩をよく読んでいました。この映画は、その真逆。子どもは親を選ぶことができない。パチンコ屋の車内に放置された子。「産まなきゃよかった」と言われネグレクトされている子。では、作り上げた「万引き家族」なら愛情があるのか?でもそこも違う。その微妙な違いというか、こう言葉に表せないいろいろな感情を演じる安藤サクラさんの演技に圧倒されました。上映終了後、しばらく放心状態で何も出来なかった映画は本当に久しぶりです。特に印象的だったシーンは、見えない花火をみんなで見上げるところ浴室でのりんと信代のやりとり逮捕後のそれぞれの発言バス停での翔太の演技力そしてなによりもやはりラストシーン。子役の2人、特に翔太役の子の演技力、すばらしかったです。将来有望かな?見る人のおかれている立場で、感想が大きく変わる映画だと思います。家庭環境ワケありの母親である私はとにかく安藤サクラさんの演技に釘付けでした。違う目線でも見てみたいので、正式に公開されたらもう1度見に行きたいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "「パルムドール納得」\n 45本目。面白いですね。結構静かに流れるの好きかも。近年の日本映画にはない、出色の作品だと思います。松岡茉優と安藤サクラが伝説作った。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今一番\n 是枝作品は、観る人に余白を与えて様々な考えを起こさせるような作り方をしてる、と考えています。ある種突き放したような終わり方や、突如登場人物の社会的立ち位置を俯瞰した描写が入るので、それを考えるとゾッとする作品が多いな、と感じてます。ただそこがすごく丁寧ですし、作品全体としての完成度が異様に高い監督さんだと思います。特にこの作品はよくよく考えりゃ全ての人物達が異常に見えてしまうのです。万引きを繰り返す家族はもちろんのこと、ネグレクトをする若夫婦、連日事件を取り扱うマスコミ、取り調べをする警察達も、何か得体の知れない気持ち悪さを含んでいます。特に警察の取り調べの辺りには、平和や秩序を守るが故の怖さを感じました。しかし、これらを感じるのも全て、役者さんの演技のなせる技です。特に方々で言われてますが、安藤サクラさんの演技は素晴らしかったです。本当、今一番演技が上手い人だと思います。演技派達が集結している家族の描写が、とても良い。あの家族の生き生きとした映像を散々見せられているからこそ、特に警察での話がとても辛かった。ラストに関してもすごく切ない終わり方です。社会のあるべき体裁だからこそ、救われないものもあるし、ただあの場所に居れば、また誰かが盗んでくれるかもしれない、そんなことを感じるラストでした。今の家族のあり方を問う、というよりは何かもっと深い、社会を生きるとは何か?そんなことを考えてしまう映画でした!パルムドール受賞おめでとうございます! " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "どえらい賞の受賞作品なので素人には分かりにくいと思ってたが、すごく...\n どえらい賞の受賞作品なので素人には分かりにくいと思ってたが、すごく楽しめました。作品中はもちろんのこと、終わった後も女の子は保護されるのだろうか?とか適度に余韻とか考える余白とかのバランスが絶妙で、こんなのとても好きです。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "切実な問題提起\n けっこうなリアリティーと、役者の名演 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なんかな\n 終わり方がなんだかイマイチですがそれ以外は普通に皆さんそれぞれ素晴らしい演技です " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 10, + "review": "人と人とが繋がるということはどういうことなのか?\n 2018年度カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。受賞記念の先行上映で鑑賞。正直な話、よく理解出来ませんでした。人生経験がまだまだ足りないのかな、と思う次第です。なので思い付くままに書いていこうと思います。取り留めも無い文章をご容赦下さい…。まず、是枝裕和監督の“永遠のテーマ”と言えそうな「家族とはどういうものなのか?」という主題があることは分かりました。ですが、これまでの作品よりももっと踏み込んだところを描こうとしているように思いました。血の繋がりではなく、たとえ他人同士であったとしても、それぞれが抱える過去だったり思惑がありながら、その奥底に“何か”が存在すれば“家族”という共同体は成立してしまうのか? そもそも人と人が繋がるということはどういうことなのか? といった問題に挑もうとしているのかな、と感じました。つまり、「“絆”って、いったい何なの?」ということかと…。ひとつ屋根の下で暮らす“日本社会の闇の縮図”とも言えそうな“他人同士”が織り成す物語は、悲惨さを伴いながらもその奥底に秘められた強い“繋がり”が垣間見えて、胸に迫って来ました。キャスト陣がとても自然体な演技で、画面に惹き付けられました。演出の妙も相まって、ドキュメンタリーを観ているような感覚でした。生活感と言い人物造形と言い、非常にリアルに迫って来ました。子役のふたりがとにかく素晴らしい限りでした。是枝監督は子役を発掘するのがとてもお上手ですねぇ…。表情や仕草のひとつひとつがあまりにもナチュラル過ぎて、とても演技とは思えませんでした。よくよく考えてみると、あらゆる場面の描写や提示するテーマの投げ掛け方がめちゃくちゃストレートに表現されている映画かもしれないな、と感じました。ラスト・シーンでリリー・フランキーや安藤サクラが取り調べを受けますが、人物の真正面にカメラを固定しそれに向って俳優が話しているような画面づくりがなされていました。刑事の顔、リリーの顔、安藤の顔…と交互に映し出されました。小津安二郎監督の作品で多用された手法に似ているなと思いましたが、そこで交わされる内容は“会話”という形を通して直接登場人物が観客に向かって“想い”を語っているようで、一筋縄では行かない本作の主題について深く考えさせられました。松岡茉優に対する是枝監督の向き合い方は、ちょっと直接的過ぎるな、と思いました。これって完全に性の対象ですよねぇ…。是枝監督の趣味でしょうか? 確かにかわいいけれども…(笑)過去作で言うと、「海街diary」での長澤まさみの捉え方と同じじゃないかな、と感じました。しかし、それよりもかなり直球だったかと…。“人間”をしっかりと描こうとするなら、そこは絶対に切り離せない部分だとは思いますが、これまでの是枝作品では無かった光景のような気がしたのでとても意外でした。オス目線で観ると、JKリフレのシーンや海で遊ぶシーンの胸元のどアップは、非常にエロくていいですけどねぇ…(笑)パルムドールを受賞したことは、ひとりの日本人として大変名誉で誇らしいことだとは思います。しかし、外国の映画祭で受けたからと言って、「その映画は素晴らしい!」と手放しで評価するのは、とても盲目的だなと常々感じています…。本作も個人的には面白いとは思えなかったので、もしかすると“玄人受け”と“素人受け”は違うのかな、と改めて思いました。おそらく本作はヒットするでしょうが、他国で評判になってから自国の文化などに価値を見出すのが日本人の性質なので、仕方が無いと言えば仕方が無いことなのかもしれません…。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "受賞に値する\n 是枝監督の作品はすごく好きなものとぴんと来ないものとあるので、本作も賞を取ったことを知ってもなお期待せずいきました。結果すごく好きな方に入りました。安藤サクラと樹々希林は言わずもがな、子役の自然さはやはり素晴らしい。他の映画の子役のようなわざとらしさが全くない。リリー・フランキーはスクリーンで観たくない存在でしたが(文章は好きだけど演技は全然いいと思えない)、今回だけはとてもよかった。善悪のものさしが1つじゃないこと。それをちゃんと描いていてとても共感した。そのかんじからは、是枝監督の過去作で最も好きな『花よりもなほ』を思い出した。妻(おばあちゃん)を捨てて、何食わぬ顔で新しい家庭を築いたおっさん、その孫がまさかの、自分が捨てた元妻を慕って一緒に暮らしてること、実の親とは暮らしてないこと、多少は心を痛めてるのだろうけど、そんなことも何も起きてないかのように澄ました顔して暮らしてる息子夫婦のほうが姑息でずる賢く見えてしまうのは、あの疑似家族に感情移入し過ぎだろうか?おばあちゃんは慰謝料もっともっともらうべきとも思う。安藤サクラがリンをぎゅーってするシーンに、その人の心根の良さを感じる。警察の心無い言葉、よくそんなことが言えるなとおもう。暴力だと思う。お客さんの話をあけすけにできる関係、その理由も後からわかってくるのだけど、眉をひそめる気にはなれない。なんだかリアリティがあって、そこにいる人たち、その会話を愛おしくおもった。目力のある男の子、わざと捕まってよかったと思う。答えが示されないというレビューもありましたが、あれは1つの答えなんじゃないか。虐待両親のところにまた戻された女の子のことは、答えがない。死んじゃうかもしれないよね。逃げてほしい。警察に言えなかったのかな。実の親に虐待されてたこと。だって、あの家族で、それなりにコミュニケーションできる子になったように見えたから。本当のことを警察に言えなかったのは、その子のせいというよりは、警察の強引さとか大人の身勝手さのほうが勝ったということか。リリーフランキーの裸は、別の映画では、ほんと胸糞悪いだけだったが、今回のは愛おしく感じた。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "仕掛けだらけの映画\n 万引きをしながら生きていく家族。ある日、帰り道にマンションの外に1人締め出されていた女の子を拾い、家に連れて帰る。その子に食事を与え直ぐに返すつもりだったが、帰りたくないと言う女の子を家族にして「りん」という名前をつける。万引きをする非日常の家族の話。公開一週間前、先行公開観てきました。是枝監督作品の中ではもっとも社会的な映画だと感じました。そして観ていて思ったのはとても懐かしいと感じました。その「懐かしい」とは何だろうかと考えていたところ、伊丹十三監督の映画のような現代日本を写す描写に近いものがあると思いました。特にこの映画は仕掛けだらけです。話しが進むほど謎が深まり最後にその謎が解けた瞬間「え!!」となります。少なくともただの万引き映画ではない要素が多くて一瞬たりとも目が離せない映画でした。オススメです。それでは、さよなら、さよなら、さよなら、さよなら、さよなら。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "悲しいラスト\n 是枝監督作品好きだしパルムドール受賞だし期待して観たけどやっぱり良かった!淡々とした日常だけど目が離せないしぼそぼそ喋る感じがなんとも普通でいい。安藤サクラ最高だった。最後の方はもう悲しくて涙が。終わっても悲しくて涙がこぼれた。あ~幸せな終わりじゃないんだ…ちゃらんぽらんな大人でも犯罪犯してても幸せだったのになぁ。幸せの形は色々でちょっと考えさせられた。あーホント悲しい😭 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "思った以上に、、\n 祥太、昔の柳楽くんそっくり!是枝監督って目力の強い子を見つけるねー。思ったより温かで良かった❗「なんと呼ばれていたんですか?」と聞かれてかーさんでもかーちゃんでもママでもない、でも確かに母だった。血じゃない、過ごした日々に繋がりが育っていく。泣いてる子どもが少しでも減りますように。\"誰も知らない\"うちにいなくなったりしませんよーに。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "是枝監督作品の総決算\n 恐ろしいほどに役者全員がはまってた。安藤サクラの凄みよ…ある意味是枝監督の総決算的な作品。家族、絆、繋がり…いつも是枝作品の感想は言葉に出来ない。観て感じて下さい。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "是枝監督のひらめき\n ずっと観ようと思っていた映画が、賞をとった。是枝監督の映画となると、観たくなってしまう。いつも通り、凄いインパクトがある訳ではないけれど、やっぱり良かった。こういう話を映画にしたいって、ひらめいたんだろうか、凄い。松岡茉優が、綺麗だった。子役の女の子が、良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "疑似家族\n 万引きに誘拐にたかりに窃盗に、とどうしようもない生活をしているのに、本当の家族のように愛情深く、仲良く暮らしている…本当の家族の愛に飢えている孤独な人達が肩寄せあって暮らしている様子を見ると、どうかそのまま幸せに、と思ってしまう。ニュースで事件を見て、何でそんなバカなことを、と思うことがあるけど、簡単は非難はできないなーと思った。答えのない終わり方に、むしろほっとした。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "文学作品のよう・・☆\n 是枝監督の作品のため、賞など関係なく ずっと前から楽しみにしていました。やっぱり、役者陣がすごい。ほんの脇役というか少ししか出ない役まで、贅沢な配役。計算されたカット。樹木希林、安藤サクラはもちろん、是枝監督ならではですが、二人の子役が素晴らしいです。この子達を見るだけでも、行く価値ありかなぁ・・個人的には、花火を全員で見ようとするシーンが何だか印象に残りました。でも、やはり答えはないです。文学作品のように、一人一人がそれぞれに感じる映画です。外国で評価されたのが、不思議な気持ちもします。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "家族とは\n 同じ境遇に立つものは絆で結ばれる人間味のある、生々しい、かつ大胆。とても難しい話でした。ストーリーとしても難しかったけど心情としてものめり込める作品ではなかった。なぜのめり込めなかったのか?「万引き」が犯罪だからなのか?「誘拐」が犯罪だからなのか?でも、共感出来るシーン・セリフは沢山あった。子が親を選べるわけではない。でも、別にそういう訳でも無い気もした。安藤サクラさんの尋問のシーンでそこを追求していた。人は皆、闇を抱えている。金とか職とか人間関係とか。この家族は闇だらけだった、でも憧れを感じた。ラストシーン女の子の視線のその先には何があったのだろうか。答えを明かさない。きっと是枝さんは第三者に考えることを求めてる、様々な答えを求めているのではないか。安藤サクラさんの演技はズバ抜けていました " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "東京の片隅で。\n 初レビュー。後からじわじわくる映画。観てる最中、観終わった直後。ストレートに分かりやすい感動も涙もなく、これはどう感じたらいいのだろうか?…と。今、飲みながら映画を振り返って。居なさそうで、実はどこか東京の片隅にホントに居そうな家族。決して“ゲーム”ではなく、なるべくしてなった“疑似”家族。バスを追いかけるシーン。自然と溢れる涙を手で隠すシーン。海を眺めるシーン。膝枕に残る涙。コロッケの美味しい食べ方。そしてラストシーン…心に残るシーンが、ギュッと詰まったいい映画だったんだな。…と、後になってじわじわくる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "最終的には「家族」や「幸せ」というものの意味を問いかけられた。 「...\n 最終的には「家族」や「幸せ」というものの意味を問いかけられた。「愛のない本当の家族」か「愛に満ちた偽りの家族」、どちらが本当の「家族」かを子供達が決定するようなラストが印象的でした。キャスト陣も豪華な上に、そのハマり具合と演技も文句無し!池松壮亮さんはこんなちょい役でも最高。とても幸せな雰囲気に包まれた関係が徐々に崩れていくのがわかるのが観ていて辛い。ただ、一人ひとりにもドラマがあり、各々が自分の見えない明日を目指していく終盤はとても残酷であり感動的でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "正解のない家族団らん\n 先行上映にて。是枝監督はいつも答えをくれない。(『海街diary』を除く)かりそめの家族に真実はないのか?本当の家族とともにいれば本当に幸せなのか?愛情と金は切り離せるのか?容赦ない問いに、観客は泣くことすら許されず、ただ答えのない問いの周りを逡巡しながら回り続けるしかない。簡単に答えを求めたがるワイドショーの愚かさも指摘しつつ、社会の片隅に彼等を吹き寄せた現実にどう抗うべきなのかを問い続ける。子供目線での「終わらない日常」感は『フロリダ・プロジェクト』とともに、貧困版の「よつぱと!」だ。役者はみな、ものすごいとしか言いようのない素晴らしい演技。特に安藤サクラは圧倒的。樹木希林と並び、そこにいるとしか思えないリアリティ。あと、このミニマルな劇判は誰だ!?と思ったら、細野晴臣だった。そこもスゴい… " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "海外でうけたのか謎\n 所々日本独特の文化や風習の描写があったので、海外で特別な賞を授けた審査員がそこまで理解しているのか謎。とは言え、内容は良かったです。安藤サクラさんは本当に演技が上手だなぁと尊敬しました。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "パルムドールらしく、少し残念\n 『万引き家族』の方ですが、ふむ〜、難しいなぁ、何が言いたかったのか、漠然とはわかりますが、伝わりにくいなぁ。このわかりにくさがパルムドールの原因かな?安藤サクラは上手い役者さんだと思っていましたが、さすがに上手いなぁ。息子・祥太役の城桧吏は将来有望ですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "これがパルムドールか\n 役者の演技だけに救われてる作品。だが、なんの感情もおこらない、揺さぶられない不思議な映画。疑似家族として過ごした奇跡の時間から、結果、未来は誰も救われていない。題材が現代性を表しているのに、放り投げられた感が否めない。これまでの是枝作品の各シーンを繋ぎ合わせたような印象。これがパルムドールか、残念です。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 39, + "review": "うーん。完全な期待はずれ・・・\n うーん。映画のレビューを書くなんてはじめてのことです。賞もとったし、高評価の映画だったので、先行興行で大切な日曜の午前を利用して見に行きました。見終わって・・・無駄な時間を過ごしてしまったというのが第一印象。万引きなんかして生計立てちゃダメでしょ・・・という道徳基準で生きている人にとっては、背後にどんな人間愛があったって、受け入れることのできない(映画自体に感動できない)人種もいるんじゃないでしょうか・・・ということでレビューを投稿したいと思います。あまりにも高評価の方々のオンパレードだったので。逆に私の感性がおかしいんじゃないかと疑ってしまいます。もしかしたら私が変???おばあさんの最後も、あれでいいの???違うんじゃないかな~と、思うのは私だけでしょうか。まぁ本当にがっかり。と、そのように思う人もいる。ということでレビューアップしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "たとえば、希林おばあちゃんの真情について考えてみる\n 人間の行動の動機には、感情の赴くままのものもあれば、計算づくであったり、合理的・論理的なものもある。しかし、どちらの場合でも、自分の言動なのに、思ってもいなかった感情が突然湧いてくることもある。自分でも気付かなかった残忍さや優しさ、あるいは母性愛や絆と呼ばれるような人間的な繋がりへの渇望など。この作品の登場人物は皆、それらについて深く静かに問いかけてきます。最近では、映画や小説でも、スッキリとした回答や結果を求めすぎなのかもしれない。あんなことがあれば当然そうなる、ということもあれば、あんなことがあったのになぜそうなるのか、ということもある。答えの出ないことや、答えがひとつでないことをあれこれと考えるのは時間の無駄、と思う方には、理屈に合わない、或いは無駄なシーンの多い退屈な作品かもしれません。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラス前\n 秀作様々な見所があるが、最後から二番めのバスの中の呟きに痺れました。劇場では聞き取れず、小説で事後確認しました。無理に親子になるのをやめ、裸になって初めて....。後は是非劇場で。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "荒川区\n 83本目。何だかんだで愛なのかな?荒川区ってのがリアル。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "音楽も最高\n この家族のそれぞれが、今後どのような道を歩むのか気にはなるが、映画が終わってモヤモヤ感はありませんでした。寡黙なのに心に沁みる音楽も最高でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "☆☆☆★★★ 6/14 2回目の鑑賞 1度目のレビューの後で、新た...\n ☆☆☆★★★6/14 2回目の鑑賞1度目のレビューの後で、新たに感じた事を書き込みました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー間違いなく良作なのに、簡単にはレビューがしにくい【何か?】が胸の奥にしこりとして残る作品。感動を期待して観に行くと、するっと、はぐらかされてしまうのでご注意を。以下、少しとりとめの無いメモ…。《ゆり(じゅり):りん》と《亜紀:さやか》 この2人は、どことなく『空気人形』でのペ・ドゥナのキャラクターの影響が見て取れる…と、こちらが勝手に思ってはいるのですが。その理由として、松岡茉優の職業が…とゆうのも、多少は影響はしているだろうか。孤独な男の、性のはけ口の対象…とゆう点も。但し。客で有る池松壮亮との関係性が、中途半端なまま終わってしまっているのは何故?と言うよりも。寧ろ、「どうした監督?」…では有りました。そして、佐々木みゆちゃんがビー玉で遊ぶ描写は、『空気人形』でも描かれていたところ。終盤の接見場面では、『歩いても、歩いても』での ※ 1 「ちょっとだけ間に合わない」の台詞が。更に、《祥太》が心の奥底で父親を欲しているのではないか?…との点でも、やはり『歩いても、…』との関係性を考えてしまう。トウモロコシも出て来たが、今回は食欲をそそる料理は無し。万引きして生活しているだけに、インスタント食品やや多し。この作品の中で。私が1番好きだったシーンは、リリーフランキーと安藤サクラが素麺を食べる場面。2人は画面を見てハの字になるのだけれど。この時の、カメラアングルと共に。2人の座っている位置関係は、いかにも成瀬好きの監督らしい構図だった。これが小津作品だと、2人は対象的な位置関係になっていると思う。その(画面上のスッキリとした芸術性の)座りの良さが小津作品ならば。逆に成瀬作品だと、画面上に多数の人が居たとしても、全員は同じ向きにはならない。だからこそ、常に画面上には不穏な空気が漂う。本作では、度々画面には家族全員が映りながらも、全員がそれぞれに別々の向き・行動によって一体感は無い。やがてこの家族関係が崩れる畏れを観客は絶えず気にする事になる。素麺を食べる場面ですが、やがて2人は…。『海街…』では原作コミックの影響も有るが。始まりは長澤まさみのベッドシーンからだった。『海街…』こそは、是枝作品の中で1番と言える程に、生と死は(性と死は)表裏一体として描かれていた。そしてそれはこの作品でも同じ様に、 死 は突然にやって来る。何だか書き込んでいても。どこをどう切り取り、どう伝えれば良いのか?…が、なかなか思いつかない。是枝作品らしさ溢れる【疑似家族】を描いてはいるが。観客側からしてみれば、「最後にこの家族は、必ずや1つの家族となるだろう」…と絶対に思う筈。だが現実には!「俺達は家族だ!」…と言いながらもも。リリーと安藤は、2人になった時は樹木希林の事を「婆さん!」と言う。この2人には秘密を共有した過去が有り。それゆえの深い繋がりが有った。だからなのか?松岡と樹木には完全なる信頼関係を持ってはいない様に見受けられる。 〓 1 松岡はリリーに「いつするの?」…と問うが。それに対しては冗談で返すリリー。松岡は彼女なりに、この【家族ごっこ】を楽しんでいる様に見えたのだが。本音ではどうだったのだろうか?それまでの樹木希林の行動を知った時に、彼女は果たして「裏切られた!」…とゆう感情を抱いたのかどうか?そして《りん》はこれで幸せに暮らしていけるのかどうか?どうやら、〓 2 リリーと安藤には。2人の子役に対する想いを見ると、親と子との間に起こる、暴力的なモノに対する深い憤りの感情を持っている様に思える。まだ1度の鑑賞の為に、作品の全体像を把握出来ていないのが本音。(お前に出来るのかよ?…ってのも有りますが💦)冒頭に、胸の奥にしこりが残る…と書いたのだが。カンヌでグランプリを獲っただけに、観た観客には一体どの様に映るのだろう。不思議に思った場面が1つ。マンションの新築現場で。リリーフランキーが1人になった際に、ふっと漏らす「ただいま!」の台詞。 ※ 2 あれには一体何の意味が有ったのだろう?決して比べるべき事では無いのですが。今、日本映画には【家族】を描いた作品が2つ。徹底的に【家族】を、「こう有って欲しい!」とばかりに。お伽話として描く山田洋次の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』と。よりリアルな現在進行形として、日本の貧困を描く是枝裕和の『万引き家族』この2作品が、奇しくも同時に公開されているのが、とても皮肉な事実として感じている。個人的には必ずしも、過去の是枝作品と比べ最良とも思えなかったものの。過去の作品と照らし合わせて考察した訳でも無く。また不勉強の至りは免れず…で。全く自分の教養の無さを嘆く他ない(>_<) ※ 1 2回目の鑑賞の際に確認すると。ほんの少しだけ台詞か違っていた。 ※ 2 おそらく父親として。「これだけの家を持ちたい…」との思いだったのでしょうね。2018年6月2日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン5ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー6/14 2回目の鑑賞 〓 2 「産まれて来なければ良かった…って思われたら、あゝは成らないよね!…人に優しくなんて…」「普通な!」(りんに対する安藤とリリーの会話から。)映画冒頭で、りんの腕に火傷の痕を見た2人は、互いの顔を見つめて小さく頷く。そして映画の最後に安藤は言う。「母親が憎かった」…と。《疑似家族》では有るものの、安藤とりんには【虐待】の匂いが。リリーと祥太には仮では有るが、(何となく)【父親の存在】の願望が。樹木と松岡には、心の奥底に宿る【闇の心】が。それぞれが対象と言える存在とも言える。そして、安藤とリリーには。過去に起きた犯罪を共有した事による信頼が有るのが他の4人とは決定的に違うところ。 だからこそ、〓 1 松岡に「嘘くさっ!」と言われはするが、リリーは胸を叩き、「俺たちゃここで繋がっているんだよ!」と胸を張る。他人同士が、社会から隔絶されながらも寄り添う様に暮らしている。しかし、その一部始終は決して褒めらる暮らし振りでは決して無い。終盤にリリーは言う。「他に教えられるモノが何にも無いんです」祥太は心を痛めていた。それを如実に表していたのは、万引きをする前に行うおまじない。だから時々は、廃車の秘密基地で心を癒す。(家の中では押入れ)小さな胸の痛みだったのだが。やまとやの親父に咎めらた時に、遂にピークに達した。祥太自身は。台詞から、リリーと安藤の2人との出会いを何となく認識している様な感じがする。映画を見れば明らかなのですが、祥太は万引きをするがわざと捕まる。リリーに対して恩義は感じているものの。反面教師として見ている節も見え、だからなのか?【おとうさん】の一言がどうしても出て来ない。その想いを明らかに顔に出すのが、(この時には気が付いていたのかは不明だが)自身が拾われた時と同じくパチンコ屋の駐車場。…色々と「あれも書き込んだら、これも書き込まなきゃ!」…と思っていながら。いざ…となるとなかなか考えがまとまらない(>_<)今後も絶えず改定してしまうかもしれない。2018年6月14日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン5 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣がすごい\n とても面白かったです。万引きを含む家族の日常生活が描かれています。だけど、なんとなく違和感、なにか引っかかるものがあって、それがなんなのかがわからなくて。それが終盤に差し掛かるころ、紐解くようにわかる感じがわたしはとても好きでした。紐解けば解くほどに泣きたい気持ちになりました。でもこの涙はなんの涙かわかりません。悔し涙なのか、感動しているのか、自分でよくわかりませんでした。タイトルがタイトルなので起承転結でいう【転】がどんな展開なのかは皆さんお察しの通りじゃないでしょうか。予想を裏切らない展開でしたが、その後にそれ以上のものがありました。それが上記の紐解く感覚です。伏線回収とは違う、ストンストンとなにかが少しずつ落ちていく感じです。俳優陣の皆さんも本当に豪華で素晴らしいメンバーでした。安藤さくらさんらは勿論ですが、池松さんや柄本さん、高良さんら脇を固めた皆さんの表情や台詞が忘れられません。邦画好きの方は言わずもがな観られる作品だとは思いますが、そういう方の方がやっぱりお好きな作品かもしれませんね。わたしはこの映画を観ることが出来てとても満足しています。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "安藤サクラ\n 印象に残りました。感動とか無く、切ない気分に。一緒に生活してたら情がうつるし、それだけで家族っても違うやろし、(良い事も悪い事も全部受け入れる…お互いに)絆…(簡単には出来ない と自分は思います。)観終わった後、そんな事考えながら家に帰りました。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "血縁があろうがなかろうが、慈しみ合えば、\"家族\"\n パルム・ドール受賞をうけて、公開予定日から1週間前倒しである。いつもどおりの是枝アベレージであるが、パルム・ドールがなければ、こんなに大きな箱を一杯にできないだろう。日比谷は満員だ。これまでの「海よりもまだ深く」(2016)や「そして父になる」(2013)、「誰も知らない」(2004)など、是枝作品がずっと描き続けてきた、\"夫婦のありかた\"、\"親と子のきずな\"、そして\"人と人の縁\"の集大成かもしれない。他人と他人が暮らし始めるのが\"結婚\"であり、血縁があろうがなかろうが、互いを認め合い、慈しみ合えば、それこそが\"家族\"ではないのか。本作はそんな疑問を投げかける。一般には、\"生活\"や\"世間体\"という経済性だけのために寄り添っているだけの家庭もある。この家族は、ひとりも血が繋がっていない。ひとつ屋根の下、初枝(樹木希林)の年金を目当てに、治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、亜紀(松岡茉優)が暮らしている。初枝の年金で足りない分は、日雇いやパートタイマー、そして万引きなどの窃盗で生活を成り立たせていた。彼らは年金生活者や生活保護家庭といった日本社会の底辺層である。なのに笑いが絶えない、家庭らしい家庭でもある。そこに団地の廊下で震えていた小児・ゆり(佐々木みゆ)を見るに見かねて連れてきてしまう。捜索願いも出さない両親の子供は、\"保護\"なのか\"誘拐\"なのか。是枝作品に、安藤サクラが初参戦。一見、自然体だが、それが計算されている、とてつもない突き抜けた演技を見せる。そして初主演作の「勝手にふるえてろ」(2017)で実力を見せた松岡茉優が、今までにない少女役を務める。常連の樹木希林とリリー・フランキーを含め、演技巧者が揃いも揃い、さらに子役の役作りには独特の手法がある是枝演出で、じっくり見せる。カンヌの審査委員は毎年変わるので、受賞傾向があるわけではない。しかし昨年のパルム・ドールの「ザ・スクエア 思いやりの聖域」(2017)は、社会の無関心を風刺していたが、その根っこは、格差社会である。また、2016年パルム・ドールのケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」もイギリスの社会的底辺層を描いていた。移民問題を含め、生活格差が世界的な映画テーマのひとつになっている。(2018/6/2 /TOHOシネマズ日比谷/シネスコ) " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "オキシトシン\n  オキシトシンというホルモンが最近になって注目されている。愛情ホルモンとも呼ばれており、他人に心を許して仲間意識や帰属意識、愛著などを持つようになる働きがあるそうだ。 愛著と言えば、ブッダは愛著は解脱の障害になると言っている。たとえば道に猫がいるのが見えても、普通は単なる風景のひとつだが、それがタマだったら風景ではなくなる。こんなところでタマは何をしているんだろうとか、怪我をしたりしていないかなど、気になってしまう。愛著は名前を付けることで生まれるのだとブッダは言う。 固有名詞がオキシトシンの分泌を活発にすることをブッダは遥か昔に見抜いていたのかもしれない。愛著を持つことによって人は客観性を失い、ニュートラルな判断が出来なくなる。命の重さは誰でも皆同じだと思っていても、いざとなると家族や知り合いを優先する。優先するのが自国民であれば、それはそのまま国家主義である。オキシトシンは愛情を生むが、同時に排斥する気持ちも生んでしまうのだ。 ブッダはオキシトシンを否定して解脱を説くが、解脱することが必ずしも人類の目的ではない。というか、解脱を目標にしている人は世界にほとんどいないのではないか。人は大概、幸福を愛著の中に見出す。 この映画は社会的または家庭的にうまく生きていけない人間たちが、ひとつ屋根の下で寝食を共にする話である。作品は様々な形の愛著を描くのがテーマなので、ブッダの言葉に従えば、読み解くキーワードは名前ということになる。名前を付ける、或いは別の名前を名乗ることでこれまでとは違う関係性を獲得し、違う愛著を得る。 愛著は時間とともに変化し、濃くなったり薄くなったり、ときには裏返って憎悪になったりもする。オキシトシンの変化によるものである。可愛さ余って憎さ百倍という諺はとりもなおさずオキシトシンの分泌の増減によるのである。オキシトシンには他者への排斥や憎悪にならないような微妙な分泌のバランスがある。人は綱渡りをして生きているようなものなのだ。綱渡りは非常に困難で、しばしば人は足を踏み外して憎悪と無関心の淵に落ちていく。 本作品では愛著のありようが人によって異なることを表現する。役者陣の演技はそれぞれに見事であった。特に安藤サクラが素晴らしい。降旗康男監督の「追憶」で初めて見たときから思っていたが、女の優しさを表現するときにこの人の右に出る女優は思い浮かばない。彼女の演じた信代の包容力と愛著のありようがそのままこの作品の世界観となっている。登場人物同士は薄氷のような関係性ではあるが、互いに憎悪や無関心の対象となることはない。相手の人格と多様性を認める寛容さがあるからである。 憎悪と無関心が猖獗を極める現代社会でこの作品がカンヌフェスティバルでパルムドールを受賞したのは、ある意味で必然であるかのように思われる。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ドキュメンタリー\n 観た人の中で感じながら、想像しながら見れる。役者の演技に余白を持たされているから押し付けはなく感じろとも考えろとも言ってこないりんを迎えに行ってほしいとおもったしょうたに " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "(*´-`)いい映画 観てよかった\n この映画は見ないとね。本当にいい映画。あの家族はそれぞれを思いつつ一生出会えないのですかね。やるせない。樹木希林 神演技。リリーフランキーだらしない男を演じさせたらピカイチ。安藤サクラエロい。松岡茉優好演技、樹木希林に甘えるシーンは光る。子役二人 自然な演技、とにかく助けてあげたくなる。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい\n 素晴らしいの一言。安藤サクラの目力にただただノックアウトされました! " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしかったです\n  今回の是枝裕和監督の作品は、なんとも素晴らしかったです。これまでの作品のあらゆる要素を含みながら、これまでの作品を超えていました。悲しくて、優しくて、残酷で、切なくて、深くて、言葉が途切れるところから物語は始まり、言葉が途切るところで物語は終わっています。 カンヌ映画祭パルムドール受賞といえば、頭でっかちな映画では、と一抹の不安があったのですが、観終ると、この映画にはふさわしくない言い方かも知れませんが、ごくごく自然体の映画でした。逆にカンヌがよくこの映画を選んだな、と思います。この映画に描かれた世界は、現代という世界の共通の思いなのでしょうか。 人と人の結びつきとは何なのか、その不確かさともろさを通して、それでも、それを求める純粋さを一貫して描いています。そこにはある種の宗教的な崇高ささえ感じられます。 ぜひ、映画館でご覧下さい。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "お釣りがでるくらいだよ\n あるシーンでの『こんなのお釣りがでるくらいだよ』という台詞が胸にきた。人と人との関係、思いやり。自分が恵まれた状況でなくても、他者を思いやれる人としての強さと美しさ。思いやりほど人として美しいものはないし、人と人との関係ほど幸せなものはない、と改めて感じたし、そう思えるほどの、幸福感と美しさがスクリーンから強く伝わりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった\n この人の映画は好き淡々とした描き方は、わざと盛り上がらないようにしているように思うあからさまなお涙頂戴を回避する描写は最近の流れだし、観る人を選ぶ分、少し高尚な感じもするし、心地も良い役者も相当なスキルを要求するされるだろう、毎回毎度、役者の演技が強く印象に残り、その役者が好きになってしまう樹木希林は言うまでもなく、今回は娘役の松岡が強く残った黒澤のどですかでんにヒントを得たのだろうか現代版どですかでんを現代の小津安二郎が撮った映画と言うと、単純過ぎて怒られるかなこのカンヌ受賞がきっかけとなり、また日本映画の黄金時代が来ることを切に願う " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "既視感あり\n 先行ロードショウで鑑賞。パルムドール受賞ということで期待していたが、悪くはないが何故か既視感がある、どこかドラマ、小説、漫画で同じような作品はなかっただろうか、本当に純粋な創作なのか?後で盗作騒ぎなんてないだろうな。出演陣は頑張っていたと思うが、池松壮亮の演技が一番印象に残ってしまったのはいただけない。やはりフランスの賞なんてあまりありがたがっていては日本映画の将来はないと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本当の幸せって?\n 合法、常識下の家族と、違法、非常識下の家族と、どっちが幸せなのか?答えはどっちも幸せかもしれないし、どっちも不幸せなのかもしれない。幸せは人が決めるものではなく、自分の心が決めることだ。だけど、自分の心なんてとてもあいまいで、周りの騒がしい声にいつも震えながら形態を変えていく。でも、それでいいんだ、それだから人間なんだ。家族はそんな人間の集合体なんだから、家族の形に正解なんてない。なんてことをしみじみと感じさせてくれる素晴らしい映画でした。是枝監督の丁寧に丹念に人間を描ききる仕事ぶりに敬意を表します。と同時に、全ての役者さんのおさえた自然な演技に割れんばかりの拍手をお送りしたいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "意味不明。何を伝えたいのか、何も響かず。\n 「万引き家族」鑑賞。※「デッドプール2」見た後に鑑賞。*概要*是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。*主演*リリー・フランキー*感想*まず始めに、カンヌ受賞おめでとうございます。と…言いたい所なんですが、ごめんなさい是枝監督。めちゃめちゃつまらなかった。全キャストの演技は上手かった。でも、、全体的に何を伝えたいのか、1ミリも響かない。家族で万引きやって、悪いことするばかり。リアリティーはあるけど、ストーリーが1ミリも共感できないですし、ほとんど印象的に残るものがなかった。あるとするなら、松岡茉優が店でオ○○ーする所、リリー・フランキーと安藤サクラの必要のないフルヌード。申し訳ないけど、そこだけしか印象に残らなかった。(^^;盗んだのは絆というのは、ん~だいたい解りますが、分かりにくいですし、全体的に退屈。感動しないし、、これで賞を取ったのが信じられない。すみません…ボロクソに書いてしまいましたが、、個人的に素晴らしい映画ではなかったです。途中で帰りたくなりました。観なきゃ良かった。。。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族って何? 生きるって何? 血・愛・絆…?\n 今、\"万引き家族\"を観終わりました…。人は血の繋がった家族と暮らすのが一番⁉︎愛が無くても、血が繋がってれば幸せ?血が繋がって無くても、愛が有ればそれは家族だと思う…?お金が無くても、万引きして食べれれば幸せ?どれが正しいのかは分からない…、けど…本人達が幸せならOKなのかもしれません…。パチンコ屋で子供を車に乗せたままの親、産みたかったわけでもなく出来たから仕方なく産む…、理由もなく叩く・殴る・火傷をさせる。脅して、年金の様にお金をせびる年寄り、皆んな心が寂しいから寄り添って暖まる。幸せって、なんだろう?生きるって何だろう?なんか、考えさせられた映画でした。深い映画、でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "悪くないがちょっと物足りない\n 正直な話、ストーリー的には他の映画でも良くある内容だと思いました。描きたい内容は良く分かりましたが何かが物足りないと言いますか、感動が今一つでした。絵的には生活感がリアル、特に汚れがリアルだと思いました。想像に反してエッチなシーンが結構ありましたので1人で観に行くほうが良いかもしれません。なお、客層は結構年齢高めでした。リリー・フランキーという名前は知っていましたが顔は知らなかったので、エンドロールを見て初めてこの人がリリー・フランキーだと分かりました。何だか田中邦衛+矢沢永吉みたいな喋りだと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "共鳴\n 独り暮らしのお婆さんのもとに集い家族の様に暮らす血の繫がらない人達の話。脛にキズを持つ中年男女と家出少女に拾われた男の子に女の子。家族というタイトルを冠しているけれど家族愛を感じることはなく、年齢を超え痛みを理解し合い暮らす仲間という感じを受けた。まあそれで良いのだけどね。正しい形であるかは別として、それでも確かに心や情を感じた。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "不思議な魅力\n 不思議な魅力でスクリーンに引き付けられる作品ですが感動や余韻は無い。終わってみれば普通の作品で何も印象は残らない。2018-103 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "魂が揺さぶられるシーン\n 近藤龍人さんの、ガッツリ真正面から役者と向き合う、腹の座った撮影が大好きです。(*゚▽゚*)是枝監督との初タッグとあって期待していましたが、まさかパルムドールまで受賞するとは!期待値MAX!待ちきれず、先行上映に行ってきました。是枝監督と言えば山崎裕さんの“そこに人がいるシーン”とでも言いますか、役者の演技から漏れ出たかのような、“愛おしい日常の瞬間”を切り取ったシーンに、いつも魂が震えます。もはや、このシーンが観たいがために是枝作品を追いかけているようなものですがww久々に組んだ『海よりも…』は、やや物足りない印象でした。そして今回、近藤さんを迎えたことで、是枝劇場第2章の幕開けを感じました!監督が「各世代で一番撮りたい役者」を揃えただけあって、キャストの素晴らしさは言うまでもありませんが、監督の描きたいものが“フィクションの中のリアル”から“フィクションのリアル”へ移行したのではないかと思えました。そして特筆すべきは、汗の匂いが漂うようなSEXシーン!これも近藤さんの真骨頂ですよね(*^ω^*)人の営みを描くうえで重要な要素だと思うのですが、これまでの是枝作品には無い肉感が加わって、とてもとても愛おしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族の繋がり\n まずは子役含めすべての役者さんの演技に拍手。カメラワークや細野晴臣さんの控え目な音楽も作品を邪魔すること無く映画に集中できました。家族の繋がりとは何かを問う作品として「そして父になる」との類似性を強く感じます。血の繋がりを基盤に置く山田洋次に対峙する是枝裕和の模索なのか?是枝監督には今後もぶれること無くこのテーマを一貫して追及し続けて欲しいと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 15, + "review": "???\n 自分の理解力がないからなのかどうかわかりませんが、はっきりいって何故この映画が受賞作品なのかよくわからなかったです。その理由を調べてたら何故か、監督が政治問題に持ってっていて無理矢理アベガー批判してるようにみえたので星一つです。そういった監督の態度や姿勢から、この映画は、日本人は万引きをする問題民族だとアピールするために作ったヘイトスピーチ映画のように思えました。 " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 15, + "review": "何があれば本当の家族になれるのか\n 面白かったなぁ家族のあり方について考えさせる作品だったカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞作品彼らは、見ず知らずの人が見ればおばあちゃん、お父さん、お母さん、おばさん、息子、娘 の五人家族しかし、彼らは本当の家族ではなく寄せ集めの家族である収入は少なく、おばあちゃんの年金をあてにしながら生活しているだけど、彼らの生活はちっとも惨めではなく彼らは彼らのなりの幸せな日々を送っていたそれは、童話の「スイミー」で一匹ずつだと小さく弱い魚たちがみんなで集まって力を合わせて大きい魚と戦ったように一人一人の生活力は弱いけどみんなで力を合わせれば幸せな家族を作ることができるのだということを示している法律的には正しいけれど、一緒にいて不幸な家族と法律的には間違っているけれど、一緒にいて幸せな家族どちらが本当の家族と言えるのかをこの映画は問いかける家族とは、一体何で繋がっているのか血なのか、金なのか、それとも愛情なのかカンヌでも絶賛された安藤サクラがとても良かった彼女が流した涙は「愛情があるからこその涙」でありそんな彼女の深い愛情を容赦なく引き裂くのが、法律だったり条例だったりすることが残念であり、とても悲しいことであるせめて、子供たちばどうしたいのか誰と一緒にいたいのかお願いだから聞いて欲しいと切に願った本当に彼ら家族は悪なのか思い返すと、なんとも複雑で煮え切らない気持ちが残る作品だった " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "ありがとうございました\n ケイト・ブランシェットが絶賛した安藤サクラのあの涙の演技。是枝監督が今作の方向性を決定付けたと語っている樹木希林の砂浜でのアドリブのセリフ。そして、松岡茉優が絡むいくつかのシーン。全てに心震え涙が止まらなかった。ラストは、絵本の「スイミー」に光り輝く未来を感じた。社会が変わらない中で劇中に実在していたスイミーつまり、“彼”はマイノリティ達を導く存在に成長していくのだと。内容に関する賛否はあるかもしれない。でも今作は、間違いなく素晴らしい演技の集合体が描き出した最高峰の輝きを放つ傑作だった。※レビュータイトルは恐らく樹木希林の砂浜での声に出さずに伝えた言葉。間違えてたらどなたか優しくご指摘くださいw " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "うーん\n 私の理解力が乏しいこともあり、申し訳ないのですがこの作品の良さがあまりわからなかったです。ただ、考えさせられる点はいくつもありました。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "人間の生きる本質をえぐる映画史に残る名作\n 是枝監督が「10年間考えてきたことをすべて詰め込んだ」と話されていたが、本当の幸せとは何かという本質を、犯罪でしか繋がれなかった家族の物語を通して伝える重くも優しい作品。現代にはびこる数々の問題ーひたすら規模を追い求める超消費社会、負担を強いられる子育て環境、行き場を失った性を売り物にする女性など…それらを受け取りやすいかたちで紡いでいる。時折聞き取りづらい会話があるぐらい、日常感がスクリーンから溢れる画づくりで自然ながら観客を引き込んでいく。それを実現できるのも、深みのある名役者たちの存在。樹木希林の佇まい、リリー・フランキーの空気感、安藤サクラの語りかける無言の表情と涙、松岡美優の愛くるしさ…どれも最高レベル。城桧吏くんは今後が楽しみすぎる。それだけの役者を集められる是枝監督は、日本を代表する映画監督だ。本来、生態系の循環の一部である人間も、死んだ身体を埋葬することですらお金を必要とする社会…随所にとても考えさせられる問いを投げかけてくれる。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "究極の家族の形がここに存在していました。\n 家族ってなんだろう。愛するってどういうことだろう…。家族の繋がり方について考えさせられる映画でした。タイトル通り万引きをする事で生計を立てている家族。万引きという行為が、家族の絆を深めているのだとしたらなんとも皮肉な話です。常に金欠、明日の生活が危ぶまれる中、今日のために万引きを繰り返す…。幼い子供が父親の大人に従い行動する姿に、切ない気持ちでいっぱいになりました。唯一頼りにしているのが、一緒に暮らしているおばあさんの年金。一人暮らしの孤独の老人の年金をムサブリ食いながら生きる家族の有様は、ゴキブリのように意地汚く映ります…。それでも生きるためなら、どんな事でもいいやるしかないというのが、貧乏の宿命なのかもしれません…。冒頭から引き込まれる、困窮とした生活に、絶望感と悲しみしか感じませんでした。しかし、中盤から一変!辛い気持ちの端々に、暖かい家族の温もりを感じる瞬間が見え始めます。父親の息子に対する優しさ、母親の娘に対する抱擁。その愛し方全てに、絆のようなものを感じることができました。まさに、家族であることの幸せや、愛するということの尊さが滲み出ています!ここの家に住む人たちは、皆一度家族に絶望した過去を持っています。だからこそ暖かい家族を、偽物でもいい、偽善でもいいから、目の前に形つくりたいのかもしれません。本物だなんて眩しすぎる、私たちには偽物が丁度いい…。だって、繋がりなんてあっという間に途切れてしまうのだから…。そんな心の声が聞こえてきそうな映画でした。皆本当の自分を隠しながら、仮面を被りもう一人の人間を演じているのです。果たしてどちらが本当の自分なのか…。その答えは…、最後までわからないままです。でも確かな事は、たとえ偽物であったとしても、バラバラであったとしても、幸せであればそれでいいという事。今日を今を精一杯生きることに、彼らの幸せがあるのだとしたら、十分素敵なことだと思います。幸せの重さや形なんて人それぞれ。たとえ偽物でも、何かしらの幸福が存在しているならば、それは本物をも超越する最強の愛情なのだと私は思いました。最後になりますが、パルムドール受賞おめでとうございます‼︎是枝監督らしい「家族」の映画でした。今後の監督の作品がますます楽しみになりました(^^)ありがとうございました‼︎さらにおまけ…。キャストの子役二人の天才的な演技と、ベテランのリリーフランキーさん、安藤サクラさん、樹木希林さんなどなどの魅力ある演技に引き込まれました。役者の天才的な演技力にも注目です! " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "おめでとうございます!\n さすがカンヌにてパルムドール取った作品なだけあって超満員の試写会でした。是枝監督らしさが溢れてるというがギュッと詰まってるというかそんな作品でした。演技なのに演技じゃないような日常がそこにあって不思議な感覚でした。まだ胸がザワついて、もう一度みなおしたい気持ちです。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "劇映画の皮を被ったドキュメンタリー映画\n 映画が終わったからといって何が変化したわけでもない。答えが出るわけでも無い『役者』が凄いのか『映画』が凄いのかもまだわからない。全編通して家族は狂っているし明らかにおかしい、けど『おかしいのお前らなんじゃ無いの?』まるで観客に突きつけるようにこの映画は突き刺してくるものがある。現代の家族像ってなに?現代を風刺しながら見事に家族を超えて人間を描いている。母の映画であるからこそ男が生きている映画。人間がなにを求めて生きてるんだろ。ほんと是枝さんジャーナリストだなと思う。わかりやすい小津映画かなとも思う。傑作としか言いようが無い。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "考えさせられる作品\n どんなストーリーかあまり知らずに観に行ったので、色々と驚きだった。なにが幸せなのか、なにが正しいのか。色々考えさせられた。観終わった後に、なんとも言えない気持ちになった。 " + }, + { + "date": "2018-05-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "家族とは?を考えさせられる作品\n 試写会にて鑑賞。外から見える、その家族が幸せかどうかと実際に本人がどう思っているかは別必ずしもリンクしない。リリーフランキーの存在感、子役の演技力などぐいぐい引き込まれる。後半はもう少し欲しかった気がするが、面白い作品。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "わたしには…\n 試写で観ました。正直私にはこの作品の良さがわかりませんでした。理解力、想像力の無さが悪いのかもしれませんが……登場人物一人一人のスポットが薄い感じがします。もう少し背景がみえるといいかなって。安藤サクラさん、樹木希林さんは本当に凄い役者さんだなと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 17, + "review": "嘘だらけの映画に心揺さぶられる\n リリーさんが子供を抱っこしている笑顔を見ただけで嘘くさくて、正直なかなか見るのをためらってしまう作品。是枝監督、松岡茉優に期待して見だしたものの、いやーな感じの演出と展開…映像も美しいとはいえないし、皆が皆、役を演じてるなーっていう印象で、まぁ映画なんだから嘘で当たり前と心の中で念じながら少しだけ我慢しながら見ていると、徐々に徐々に、小役の可愛さやセクシー松岡茉優などに騙されながら、作品の中に没入していった。絵は終始汚れた感じ、美しい日本なんて全く映らない。映画の中の家族も嘘だし、正しい行いなんていうものもほぼない。でも、これが日本の現状だと突きつけられているように思えたし、だから良いとか悪い・駄目とか社会を変えよう!とかいうのではなく、いろんな人がいろんな境遇で繋がりあっているんだなと半ば肯定的に捉えることができて、出だしに感じた感情とは真逆の思いで終幕を迎えた気がする。汚れた物ばかりで構成された画面があれほど美しいとは。歪んで偽りだらけだけど、深く強い愛情をかみ締める。異種独特の愛の背景は─、そしてこの先はどうなるのか─、なんていうことを感じさせてくれる作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-04-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子役が特に素晴らしい\n 生まれてくる家庭や親は選べない、では選んだ家族とはうまくいくだろうか?それは観てのお楽しみ。オーディションで選ばれたという子役達が凄く良い、特に男の子の目力は忘れられない!将来良い役者になりそうです。 " + } + ] + }, + "208": { + "title": "カメラを止めるな!", + "reviews": [ + { + "date": "2018-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 24, + "review": "「諦めたらそこで終わり」という普遍的メッセージがそこにはある\n 昔から低予算で観客を驚かせるにはゾンビ物が有効だ。とはいえ、ロメロ以降、映画作りの鉄則として知られるこの手法を、まさかこれほど呆気にとられる形で駆使して、しかも観客にハイレベルの楽しさと「なるほど!」の快感、それに何とも言えない爽快感と感動をもたらすとは恐れ入った。もしも前半の長回しの趣向だけで終わっていたら、タイトルはそのまま「ワンカット・オブ・ザ・デッド」で良かったに違いない。本作のタイトル「カメラを止めるな!」はまさしく秀逸な後半部なくして生まれ得なかったもの。この映画には「諦めたらそこで終わり」という普遍的なメッセージが満ち満ちており、それが登場人物の心にしっかりと寄り添い、ひいては映画作りにとどまらず、作り手の生活や人生、そしてあらゆる観客たちの心を鼓舞する応援歌のように響き始めるのだから不思議だ。本作を見ると底知れぬ勇気と元気がこみ上げてくるのはきっとそのためなのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 24, + "review": "フレームの外に面白さがある\n 工夫と熱意を最大限に発揮した力作だ。超拡大ロングランヒットになった理由は主に2つあると思う。①巧みな3部構成で、1部の違和感の謎に、2部でヒントが与えられ、3部で明確に解決する達成感。洗練された伏線と回収というより、謎の提示と答え合わせだ。劇場での鑑賞に慣れない人でも初見で満足を得られ、再見すると仕掛けをさらに楽しめる。②ウンコ、泥酔、ゲロなど幼稚な笑いの絶妙な配置。志村けん的な笑い、言語不要の老若男女が笑えるおかしさ。頭や手足が切断されるホラー描写も笑いと隣り合わせだ。ドリフの「首チョンパ」を思い出す。幼稚な笑いと過激描写のコンボ。星半個の減は、ラストの組体操を共同作業のメタファとして感動場面に仕立てた点。エンドロールで「組体操は大怪我につながります。良い子は絶対に真似しないで!」と警告したら、事故が続いているのに頑なに組体操を廃止しない教育界への皮肉になって一層笑えたのに。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 26, + "review": "ただただ面白さを追求することの尊さ\n なんでこんなに観終わった後に清々しい気分になれるんだろうか。一応ゾンビ要素もスプラッター描写もある作品だというのに。とにかく脚本の構成が抜群にいい。ゾンビものかな?>あれ、メタフィクションものかな?>いや、メタメタフィクション?、と思わせる最初の37分間、そうしたら種明かしパートであの展開である。バックステージものは数多くあるが、工夫の仕方がひときわユニーク。家族愛に落とし込む展開も見事。実際のアクシデントもあったようで、どれが計算でどれが偶然なのかわからないところがかえってリアリティを作って観る人を引き込む効果を作っている。テクニカルに優れた作品だけど、小難しさは一切ない。映画を楽しんでほしいという気持ちに溢れているのが本当に好感が持てる。ネタをすでに知っている二度目の鑑賞ではそこまで楽しめないかと思っていたら、一回目とは全く違う楽しみも発見できるので繰り返し鑑賞をオススメしたい。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 85, + "review": "ギミックの先に届くナニカを望むのは贅沢か?\n よく練られたアイデア、それを実現する実行力と演出力、要求された表現を実体化する役者陣。「低予算なのに」みたいな枕詞を付けるのは失礼なくらい、非常に完成度の高いコメディである上に、映画作りの映画でもあるのだから、なんと行き届いていることか! あまりにも感心させられたので、この映画の作り手にはもう少し先まで望んでみたい。最初に解くべき謎を提示して、みごとに伏線を回収し、最後には感動めいたものまでもたらしてくれる。確かにアッパレであるのだが、予定通りにキレイに収まった、という以上のふくらみがあれば無敵なのではないか。ものすごくよくできている、けれど、同時にこれは傑作をものにする出発点ではなかろうか。 " + }, + { + "date": "2019-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "一発芸\n アイデアの一発芸。理屈なく単純に笑えたけど。それ以上でも以下でもない。 " + }, + { + "date": "2019-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見終わった後には達成感?!\n 観に行った段階ではかなり前評判が高まっているなかでした。序盤、ワンカットで撮影されているゾンビ物があまり面白くない…。「え?撮影方法だけの絶賛なの?」という不安をバッチリ吹き飛ばすものでした。とてもテンポ良く、フリ・ボケ・ツッコミ(処理)が進み、丁寧に作られているのを感じます。最後には成し遂げた達成感や高揚感があります。2018年最高映画ですね。 " + }, + { + "date": "2019-08-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "「予告編で判断しちゃだめ」っていう謳い文句はミスリードだと思う\n  観た人から「予告編で判断しちゃダメなやつだから!」とか「びっくりする展開だよ!」って言われてたけど、僕は全然びっくりしなかった。正直、予告編を観て想像した展開とテンションそのままだった。そこら辺の「意外性」としての楽しみ方は僕は皆無だったが、伏線回収がよく出来てる映画だなぁと感心はした。 ただ残念だったのが「伏線回収がよく出来てる」だけだった。「なるほど!」っていう展開としての楽しみ方しか僕には出来なかった。唯一父娘の関係が良かったので、そこをもっと深掘りしてくれたらなぁと個人的に思ったりした。ただ変にドラマを入れても良くないってなったのかな。 面白い映画というより楽しめる映画。楽しめた映画ではあるが、2回目はもういいかなってなってしまったけど。 ただ原作もんや役者優先の映画が蔓延る日本映画界で、こういう作品がヒットしたのは良い傾向だし、良い風穴を開けてくれた作品だとは思う。 " + }, + { + "date": "2019-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "傑作!\n 僕から言えるのは、とにかく並んででもいいのでとにかく観てください‼️つまらなかったら、僕が代金をお支払しますwこの作品を観たことで、99.999%確定していた2018上半期ベスト作品を見直すことになるほどの作品なんです。一粒で三度楽しめる内容。前半と後半で見方が変わる秀逸な脚本。これを観ずして2018年の映画を語ることなかれ。ネタバレしたくないのでもうこれ以上は語りません。僕のTwitterはこの作品のリツイートで溢れていてネタバレを踏まないようにするのが大変でしたから、Twitterも本作の公式HPも読まずに劇場に行ってくださいね‼️ネタバレを踏んだら即ゾンビ化しますwもう一度観ようと考えてますが、一度目と二度目では見方が変わるのでこらえきれるかわかりません。何を観るか迷ってらっしゃる方、迷わず“カメラを止めるな!”を選択しましょう‼️ " + }, + { + "date": "2019-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "あ、そういう映画だったんですね\n 普段よくホラー映画を鑑賞する私はゾンビ映画が特に好きなジャンルの1つです。アイデア1つで本格的なホラーや、B級コメディ、アクションと幅広い解釈を持つのも魅力の1つだと思います。余り考えずに邦画版B級ゾンビ映画として鑑賞を始めた本作は前半部分見るに耐えない作品だと思いました。一匹で襲いかかる全く怖くないゾンビにメチャクチャな脚本、ガバガバな演技と三拍子揃った駄作だと思い観るのをやめました。しかし、あれだけ世間で話題になった理由はなんだろうと立ち止まり、レビューサイトを閲覧し!てみると、どうやら話はその後が重要ということがわかり、渋々鑑賞を再開しました。すると、本作はホラー映画ではないことがわかりました。「あ、そういう映画か」と我に返り、純粋にコメディ映画として観てみると、これは中々面白い。まるで「ウォーターボーイズ」や「スイングガールズ」を観たときのような感覚に襲われました。本作をこれからご覧になる方々はくれぐれもそこを履違えないように。コメディ映画です。 " + }, + { + "date": "2019-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すみません、戦場なんで\n 後半ニヤニヤが止まらない。こいつはこうだからこうだったんだよっていうのを観ることが答え合わせをしていくようで気持ち良い。作り込まれたハプニングの数々も相当すごい。上田慎一郎さんの演技に釘付けになった。ガチ切れ感が凄かった。許せ。っていいながら首絞めて落とすとこは笑った。よろしくでぇーすはムカつくし、最初作り表情で可愛くないのに、血糊まみれで斧を振り下ろす頃には大好きになってしまっている。怒鳴られて呆けた顔とかやばかったのに、追い込まれて本気出したら美人という女優もかなりすごい。ラストは言わずもがなで、さわやかな感動。これは拍手したくなる。というか拍手した。 " + }, + { + "date": "2019-06-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "今まで観た映画の中でワースト\n 絵も汚い、魅力もない下手くそな役者低予算でワンカットっていう斬新さがこんなに過大評価されるのは、私には理解できそうにありません…。映画が大好きなので毎週沢山映画を観てきましたが、こんなに見応えない不快感しかないチープな映画は初めてです。伏線伏線ってこれそんなに大した伏線ですか…?そもそも最初の40分を我慢しなきゃいけない時点で地獄なのに、待った末これ…?邦画界これがアカデミーでいいのか~~~と叫びたくなってしまいました。普段洋画ばかり観ているのですが、あまりにも評判が良いのでテレビで観ましたが、お金払わなくて良かったと心から思いました。普段からそんなに映画を観ない、目が肥えてない人が過大評価してるようにしか感じません… " + }, + { + "date": "2019-05-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "国内でも盛り上がり方が酷すぎた\n メディアの操作の所為?国内でどっと話題を呼んだ本作。所々入る小ネタは小学生は喜ぶんじゃないかな〜。自分は映画はストーリー性を重視しているので、この評価で落ち着かせて頂きますね。 " + }, + { + "date": "2019-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画館でみるべき!\n 伏線の回収がすごい。というか、回収だけのための映画といっても過言ではない。カメラワークとか、家で小さいテレビでみるより絶対に映画館に観に行くべき!!!!これは好き嫌いありそうだけど私は好きだった! " + }, + { + "date": "2019-05-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "^_^\n なるほどねあそこであれがそうなのね " + }, + { + "date": "2019-05-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "過大評価し過ぎ\n あまりにも評判が良いので観て来ました・・・が、期待し過ぎて肩透かしを食ったという王道パターン(^^;)実は撮影裏ではこうでした、という良くある舞台裏モノ。確かに良くは出来ているとは思うけど、世間がここまで騒ぐ程のモノではないと思う。これなら「ダイ・ハード」の第1作の方が余程旨い脚本だと思う。多分、それ程映画を観ない映画ファンのライト層が、観て面白いと騒いだのだと思う。俺のようなコアな映画ファンには、良くも悪くも普通という感じ。評判を聞いた時は、日本にもタランティーノのような監督が誕生か?!と、期待していたのに・・・彼のような衝撃は全くなかったです。とても残念。でも俺が映画観過ぎであって(苦笑)、普通の人なら充分楽しめる作品だとは思います。 " + }, + { + "date": "2019-05-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映画🎬愛が詰まった、笑って泣ける愛すべき作品🤣\n とにかく面白い!とにかくオススメ!!とにかく観て下さい!!!自分の好きを信じて作った上田監督+作品関係者に只々感謝。ありがとうございます!!!! " + }, + { + "date": "2019-05-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ポンっ\n 最初は、内容からして受賞しそうな映画だと思って斜めに見てた。昨今の映画離れへの対抗とか、裏方さんへのスポットライトとか、評論家や内部に受けが良さそうに見えた。でも、全然違ったね。最初の30分長回しのシーンで、ノーカット?でゾンビ映画になってて凄いと思って。誰に向かって「カメラを止めるな」って言ってたのか護身術の世間話してたのは何故なのか、あからさまにカンペ見てるのは何故なのか、後でネタバラシあるんだけど、ネタバラシ後に、これでよく30分長回しが出来てた、凄いってなって。最後のエンドロールでメイキングが流れて、実は何度も撮影してるのか、凄い、ってなった。あ、これが映画関係者の思うツボって奴ですかね。 " + }, + { + "date": "2019-05-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "クソほどつまらんかった。\n 稚拙だし、浅い伏線、演技も学芸会のよう。そして、俳優に魅力が見いだせない…これが1番のつまらない理由だろう。話題になっていたので録りためていたものを見てみたが・・・ざんねん。この手の物はもうみれません。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな\n 3百万円で作ってもの凄く面白い映画だというからどんな映画かと思ってたが、中々面白かったです。辻褄の合わない感じの所はあるでしょうが、映画は面白ければ良い所もあります。作品よりも番組でしたか、興行と言う所もあります。 " + }, + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": ".\n 自宅にて鑑賞。監督・俳優養成学校“ENBUゼミナール”の『シネマプロジェクト』第七弾として製作され、単館六日間の先行上映が評判を呼び、あれよあれよと瞬く間に拡がると、内外の各賞を総なめにするする正に'18年の邦画を代表する大ヒットに大化けした作品。鑑賞ポイントとして最近やたら取り沙汰、言及される感のある伏線回収のお手本の様な仕上がりで、常々映画製作や現場の裏側に興味がある自分の様な人間には打って附け。意外に理詰めな作りではあるものの、繰り返しにより成立するプロット故、地味に写る印象は否めず、万人受けするかは疑問。75/100点。・本作は前半・後半に分かれているが、大きなネタバレをすると、この二部構成は本篇と(撮影直前から撮影時迄の)準備・メイキング(舞台裏)によって成立しており、その対比とギャップによるズレが最大の魅力である。妙に間延びした科白回しや不思議な空気が支配する拙いシーン等は、当初から計算されているのが多く、全ては後半部で合点が行く作りになっている。監督によると前半のワンカット分は都合三回撮ったと云う。・個性的で魅力的なキャラクターが配されているが、当て書きが多い様に思われる──作りとしては、或る程度のキャラ附けをし、前半のワンカット撮影後にその際のハプニング等の辻褄を合わせる意味で、微調整を加え完成したのではないだろうか。・熱演と呼ぶに相応しい“​​​日暮晴美”のしゅはまはるみ(主浜はるみ)は云うに及ばず、もっと前面に出て来るかと予想したが思いの外控えめだった“日暮隆之”の濱津隆之、アバウトで調子がいい“笹原芳子”の竹原芳子、代理店や制作会社にいかにも居そうな現場の責任者“古沢真一郎”の大沢真一郎、現代っ子特有を思わせる“山越俊助”の山﨑俊太郎、「よろしく~」が一際鼻に附く“松本逢花”の秋山ゆずき、只管メンツを気にする小難しい“神谷和明”の長屋和彰、「N●ォーム」 「N○ール」と云った某季節特化寝具CMの清水伸と見紛った“細田学”の細井学、他作『地獄でなぜ悪い('13)』でも似たタイプを見掛けた“松浦早希”の浅森咲希奈、他にも“山ノ内洋”の市原洋、“吉野美紀”の吉田美紀、“日暮真央”の真魚、“相田舞”の高橋恭子、“谷口智和”の山口友和……等々、ステロタイプを具現化した様な説得力を持つ適材適所なキャスティングがなされている。亦、役者名が登場する“役名”に捩られている事も多く、この点からも当て書きを窺わせる。・演者と現場を支えるスタッフ、更にそれらを見守る者達をコントロールルームとクライアント達と云う二箇所に配し、劇中内に複数の客観性を持たせたのがユニークである。複数の客観的視点は、何が起きているのかと云うプロットを自然に説明させると共に面白味を増す二重の働きがある。現場でアドリブが暴走するドタバタコメディでは『ラヂオの時間('97)』を想起したが、客観的な視点を複数持たせた事で、本作がより滑稽さと深みを増した。・ワンカメ・ワンカットをフルに活かした事を除き画的に特筆すべき点は見当たらず、やはり本作の魅力はその構成と文法にあろう。更に物語の縦糸に家族を軸として据えた事でラストカットも活きており、これがただ単なるスプラスティック・コメディに留まらない余韻を残す。使えなくなってしまったクレーンの代案を見せるラスト直前迄、現場のドタバタやワンカメ・ワンカットへの拘りを描き、そこから家族へと繋ぐラストカットはチームワークや人間愛と云う作品全体の纏まりを産み出し、独特の趣を残す事となった。そして諄い程の天丼ではあるものの「ポン」は、回数を重ねる度にウケてしまった。・エンドロールで流れるメイキングにより、本当の意味での撮影現場の舞台裏が垣間見れ、味わい深い。ワンカットを謳う割に編集点を思わせ勿体無く感じたのは、草むらを追い掛けるシーンで画面がいきなり回転し、空が写し出される箇所──これは本篇内でも触れられている通り、カメラマンが転倒した為だが、エンドロールを観る限り台本に無い真のハプニングの様に思える。尚、本作の製作費は僅か300万円余りと云われ、興行通信社の調べによると、'18年12月5日現在で興行収入が30億円を超え、邦画興行ランキング6位にランクイン、洋画も含めた国内ランキングでも15位にランクインする快進撃を続けている。・一台のカメラによる長回しと云えば、魅了される映像作家は多く、T.アンゲロプロスやT.ベーラ、A.タルコフスキー、M.アントニオーニ、S.キューブリック、JL.ゴダールを始めとしたヌーヴェルヴァーグの面々、A.カウリスマキ、P.T.アンダーソン、M.スコセッシ、R.アルトマン、W.ヴェンダース、B.デ・パルマ等々、書き切れない程多数で、我国でも溝口健二、相米慎二等が有名であり、近年では長回しの一種としての側面を持つPOV(主観撮影)と呼ばれる撮影法が、新たなジャンルとして確立する程の拡がりを見せている。かのO.ウェルズも『黒い罠('58)』の冒頭で長回しに挑戦した。特異な例としては黒澤明も延々と芝居を続けさせ、一つのシーケンスにおいて、複数のカメラを同時に回し、編集で繋ぐ撮影法を多用する事で知られている。舞台劇の様なハプニングや撮影時のミス、トラブルも含めたライブ感を、その儘フィルムに収めたい野心は映像作家としての創作意欲やチャレンジ精神を刺激するらしく、これに挑む映像作家は後を絶たない。・フィルムのマガジンが10分程度しかなかったその昔、これをフルに回し切る直前に登場人物の背中や地面、空と云った風景等のアップや無理矢理カメラをぶらし続ける事でカットを繋ぎ、編集点を判り辛くシームレスに見せたまるで全篇ワンカットの様に錯覚する撮影法で、A.ヒッチコックが『ロープ('48)』を作った。この手法は、昨今では先程のPOVの撮影法に継承され、活かされている。亦、『SHOT/ショット('10)』やこれのハリウッド版リメイク『サイレント・ハウス('11)』、或いは『エルミタージュ幻想('02)』、『ヴィクトリア('15)』と云った(真偽の程は兎も角)全篇ワンカットの触れ込みの作品も登場し、中でも『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)('14)』が、オスカーを受賞したのは記憶に新しい。・鑑賞日:2018年12月8日(日) " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "ワーストかも\n あんまりだわ。こういう勘違い系のはアンジャッシュのコント見てる方が良い。 " + }, + { + "date": "2019-04-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "そこまででも?\n ソフバンユーザーの1日限定配信してたので評判良かったし、せっかくなので観てみた。面白いには面白いけど…そこまででもなかった。評判良すぎてハードル上がってたからかな? " + }, + { + "date": "2019-04-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前半を思い出しながら後半を観るのが面白い\n 前半を思い出しながら後半を観るのが面白い " + }, + { + "date": "2019-04-24", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "ㅤ\n 伏線というほどの伏線もなかったし笑いといっても幼稚で下品なネタでどこが面白いのかが全く理解できなかった。 " + }, + { + "date": "2019-04-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "んーー\n 話題となっていたので再放送されたものを見ましたが、ありがちな話っていう感じだと思いました。結末がわかる感じでした。 " + }, + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "Vシネマレベルの作品\n 最初の10分であまりの低作品だと感じたため観るのを止めようと思ったが、レビューを見ると点数が良かったのでなんとか最後まで観ることができた。Vシネマとしてなら中の上程度の作品だと思うが、普通の映画としての評価は下の中ぐらい。この程度の作品がなぜここまで評価が高いのかに苦しむ… " + }, + { + "date": "2019-04-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まぁ面白かった。\n まぁ面白かった。けどそんな絶賛されるほど面白いとは感じなかった。(事前に話題になってたからハードルが上がってた、というのはあるかもしれないが)坊主の僕、硬水ダメなんですけど、メールしましたよね?確認しました?とかいう人は好きでした。監督役の人も好き。空気読んでペコペコするけど本当は熱い心持ってるってのが感じられた。けど娘はあんま好きじゃない。自分勝手というか自己本位というか。もう一回観たい!とは正直思わないが、一回観るのはオススメできる。 " + }, + { + "date": "2019-04-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "( ˙꒳​˙ )\n 舞台裏のドタバタ…ドキドキワクワク。 " + }, + { + "date": "2019-04-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "話題につられて期待値が高かったのもあるけど、 面白いけど期待してた...\n 話題につられて期待値が高かったのもあるけど、面白いけど期待してた程ではないといったところ。最初に何の説明もなく、映画の中の映像?を撮って、その後に映像の製作風景を映すという作り方は良かった。映画の中の監督のキャラの前半、後半の違いが良い感じだと思った。 " + }, + { + "date": "2019-04-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "緻密で好き\n 見る前のB級映画感から、冒頭の30分の不自然さに、うーん。。。と思うとこだけど、ここからの展開に下を巻いた。凄い緻密で好き。 " + }, + { + "date": "2019-04-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "誰かおもしろさを教えて\n あんなに話題になっていたのに結局観に行かなかったのは、自分が何かを感じとっていたからなのだろうか。ゾンビコメディだったんですね。全然「ショーン」の方がおもしろいけど、どこがどうおもしろいんだ?演劇向きなのかなぁ " + }, + { + "date": "2019-04-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "早い、安い、質はそこそこ\n 映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)から。あれ、この構成は以前に観た映画と似ているな、が第一印象だった。(笑)(最近、なかなか映画名が出てこないので、申し訳ない)ただ表面の「30分以上に及ぶ長回し」のために、いろいろ工夫している裏面を別のカメラで撮影している・・ように見せているのかもしれない。(汗)ホラー映画の撮影という設定なので、ドタバタと悲鳴は覚悟していたが、あまりにもメモが少なかった。その中で1つ選ぶとしたら、「何でしたっけ、日暮さんのキャッチフレーズ、あれ」「早い、安い、質はそこそこ」これは、他でも使えるな・・と苦笑いしながらメモをした。一流ではないから・・専門家ではないから・・を言い訳にするより、「私の仕事のキャッチフレーズは、早い、安い、質はそこそこ、それでもよければ、請け負いますが・・」と切り出せる。言われた方がどんな顔をするか、それが楽しみとなる。ふざけてるなよ・・と怒られそうだけど。そしたら「映画『カメラを止めるな!』の名台詞ですよ」と言い返せばいいかもなぁ。 " + }, + { + "date": "2019-04-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "時間の無駄\n 感性は人それぞれですが…「伏線の回収」を書いておられる人が複数いますがあからさまな違和感を「伏線」というのはどうかと…落ちが分っている三文芝居ほどしらけるものはなく…あと、製作費云々がありますが映画館で見れば同じ料金を払うのですから300億円だろうが300万円だろうが見る人には関係ありません面白いかどうか、感動するかどうか#地上波で見たんですけどね業界人が身内受けするために作った作品業界人が自己満足のために作った作品という印象です " + }, + { + "date": "2019-04-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "駄作ではないが、高評価は内輪ネタ\n まず冒頭30分のゾンビ映画部分ですが、あまりにもつまらなく苦痛です。後半部分が前提の前振りであると知った視聴後でも、納得のいかない退屈さです。「面白いゾンビ映画だけど、違和感がいくつもある」これが理想だったはずです。次に、ネタばらし裏方パート。監督が急遽代役となり、主演役の若い役者2人に本音をぶちまけるシーンは面白かった。キレる監督と怯える役者2人が演技じゃなくて3人とも素だったんだと分かり笑えて、主演役2人のワガママへ視聴者が抱いていた不快感へのカタルシスもある、とよくできたシーンです。あれぐらいのシーンをいくつも撮れていれば面白い映画になってたと思いますが、その後は予想の範囲を超えないただの答え合わせのような展開が続き、そのまま終わりました。わずか2つの劇場で公開スタートしたこの映画は、最初は関係者やその知り合いが主な客だったことでしょう。正に内輪で過大評価を生み、ネタバレ禁止ということからも批判的な意見は目立ちにくく、内輪の面白いという評判のみが広がっていったわけです。マスコミも便乗しました。そして、一般層にまで広まった結果、ネットでは酷評の嵐という当然の結末に。この作品とそれを絶賛する人間から伝わるのは「映画愛」というより、「映画を作った俺達サイコー!」という自画自賛のような「自己愛(身内愛)」でした。クラスみんなで作った自主製作映画のような作品です。その関係者が見れば最高でしょうし、映画製作に関わったことがあるような人もその不完全さに逆にあるあると感情移入もするのでしょう。低予算であることも、それらの感情移入を助長しています。ですが、それらを全国公開して関係ない他人が見ても、学生が作った映画だなーふーん、本人たちは楽しかったんだろうね~で終わってしまうのです。もしもこの作品が純粋に面白ければ内輪ウケだけでなく、映画製作の裏側を面白おかしく描いたコメディとして広く評価されたことでしょう。とは言え、見どころはある映画です。予算がもう少しあれば、脚本をもっと練る時間もあったのかも知れません。この映画の過大評価のせいでハードルがかなり高くなってしまっているのが心配ですが、監督の次回作には期待しています。 " + }, + { + "date": "2019-04-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良くできている\n 最初に不自然だな、何でここはこうなってるんだろうなと感じた点が、その後のネタばらしパートで一つ一つ原因が明らかになっていく。そこがスッと落ちると気持ちいい。そして撮影スタッフの努力や工夫に感情移入していくと達成感や感動が味わえる。本作の評価が分かれるのは、クリエイター気質な人ほど、最初の不自然さに気がつきやすかっり、スタッフへの感情移入がしやすかったりするからではないだろうか。 " + }, + { + "date": "2019-04-07", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "わからない\n この映画だけはなぜ騒がれるのか、わからない。最初に見たのは飛行機内の映画で見た。私はいつも映画を見るときは情報を一切見ないで見るので、この映画も大評判だという事は知っていただけで、内容は全く知らなかった。題名からカメラマンの話かな?ぐらいしか考えてなかった。そうしたらゾンビ映画だった。悪いが、ゾンビに関しては「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」から始まり、「死靈のはらわた」「サンゲリア」。 ロメロ、サム・ライミ監督の作品はほとんど見てるし、ウオーホルの「悪魔のはらわた」に関しては当時、劇場で3Dで見てる。頑張ってはいるがゾンビとしては余りにも低レベルである。最初の30分は苦痛だった。そして見るのをやめて他の映画に変えた。その話を友人にしたら、絶対に最後まで見るべきだという。最後がスゴイと言う。そうしたら、たまたま金曜ロードショーでやるので2回目のチャレンジ。友人の言葉を信じて最後のスゴイところを期待して我慢して見続けた。するとスッと終わってしまった。映画とはスターを見るものである。スターの出ない映画ほどクソつまらないものはない。特にこの映画に関しては、ヒロインがひどすぎる。この女優さんには何の恨みもないが、監督のキャスティングが悪すぎる。まさか監督の彼女じゃないだろうな?伊丹十三の数々の名作も、唯一の欠点は女優である。伊丹監督もわかっていたんだろうな、自分の奥さんが、どちらかと言えば〇〇なのを。しかし、その〇〇の使い方は見事。しかし、主演女優を他の女優にしていたら、もっとスゴイ作品になっていたと思う。話はそれたが、とにかくこの映画、どこが良いのかわからない。おそらくジョージ・A・ロメロやサム・ライミを見た事がない人達には良いのかも知れん。ゾンビのシーンで決めるなと言われても、ゾンビが出てくる以上、過去のゾンビを超えていないとダメだろう? " + }, + { + "date": "2019-04-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "学生映画は好きだけど…\n ヒットしたのが気に入らない。。。あまのじゃく??(笑)言うほど大した事なかったから、面白かったけどしょーもない学生映画見るのは趣味なんだけど我も我もと見に行く現象がどうもイヤ本屋大賞とかもホント、クソだからね最近の日本文化、安易だ " + }, + { + "date": "2019-03-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった\n なんの予備知識もないまま見ました。ゾンビ物だったんですねー。最初はお芝居も設定もちょっとチープねー、なんて思いながら見てたのですが、ネタバレのところで、なるほどーと結構笑えました。単純に笑えて楽しめる映画なので、あまり深く考えず見た方が良いかと。最後にオチで本当にゾンビ?とか何かあるのかなと思ったけど何もないまま終わりでしたねー。面白く観れました。 " + }, + { + "date": "2019-03-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "つまんない\n メイキングを後から見せる手法過去の映画で見たことあるパターン期待はずれ編集は上手い " + }, + { + "date": "2019-03-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "不気味さの正体\n 前半の休憩シーンの不自然な間、外の物音、ぎこちない会話と緊張感。外で何か恐ろしい事が起こっている、この後大変な事になるのでは?と、完全にゾンビ映画だと思って観ていました。まさか本当に、別の意味で恐ろしい事が起きていたとは(笑) " + }, + { + "date": "2019-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "このワンカットってーのが売りなわけね。なんじゃこりゃ、どっかの大学...\n このワンカットってーのが売りなわけね。なんじゃこりゃ、どっかの大学の映画サークルが撮ったのか?まあ頑張ったやん。と思ったら中盤以降がそうなるんだ。なるほどなるほどよく考えたやん。面白く楽しく見ることができました。そしてエンドロール、これがまた謎解きの謎解きになってるわけね。やるやる。まあそんな感じかな。それ以上でも以下でもなし(笑) " + }, + { + "date": "2019-03-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "全く面白くない 時間の無駄\n 300万での製作で話題になっただけで、皆が興味を示しただけで、いざ、映画を見ると、あまりにも、しょうもなすぎて、時間の無駄でした。幸い映画館で、お金を出して見なくて良かった!って本気で思える。 あれが面白いって言う人の感性が疑える。あれで賞を取るなんて 邦画も、落ちたもんだ。 " + }, + { + "date": "2019-03-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "よくわかりませんでした...\n 見にくいし、ワンカット長すぎて、ストーリーも伝えたいことがよく分からなかったです。僕には理解できない高尚な映画のようです。 " + }, + { + "date": "2019-03-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "意外と笑えた\n 意外と笑えた " + }, + { + "date": "2019-03-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "酷い\n 想像以上にゴミだった。これを面白く感じる人達ってのは、これまで「面白い邦画」ってのをあまり観た事が無い層なんだろう。演者はヘボだし、画は汚い。シナリオも構成も粗末且つ不真面目。評価に値する部分は一切無い。しかし、ウケた。…これが問題。日本の映画産業に関わる側は、この現象を真面目に受け止めて考えなくてはいけない。ここ数十年の邦画の作られ方(制作、キャスティング、宣伝…)が拒否されて、劇場から観客を遠ざけている現実を真摯に見なければいけない。更に、これがウケたからといって邦画の歴史を無かったことにするなどは愚かの極み、愚の骨頂である。…ある意味ではそれをし続けて来た結果が、数十年間にわたって邦画のテイタラクを生み続けているのだが。邦画の名作、傑作もかつては生まれていたのだから、そんな優れた映画の作られ方を今一度見つめ直さないといけない。(シン・ゴジラやこの世界の片隅になどは、あくまでここ数十年の邦画の作られ方を真っ向から否定し、生まれた傑作なのです。そこをキッチリと押さえ欲しい)それをしないから、こんな ゴ ミ しか話題にならなくなってしまったのだ。改めてこんなものは ゴ ミ にしか過ぎないことは断言しておく。そして、これを評価する人達はもっともっと沢山の映画、邦画、インディーズ作品を観て、如何に今作が ゴ ミ なのか?を理解して頂きたい。今ほど金を掛けずに、美しく、工夫を凝らし真面目に作られた映画…邦画、インディーズ作品と言うのは過去に沢山あるのだから。 " + }, + { + "date": "2019-03-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "更にオチがあるかと!\n こんなに早くTV放映するとは、思ってなかったので、録画していてようやく観ました。前半、わざと出来の悪いホラー映画を延々と見せ、(妙に間があったり、カメラ目線になったりとか。)後半は、何故そうなったかの制作裏話を面白可笑しく見せる。話題になりながらも、情報はシャットアウトしていたので楽しく観れました。しかし、そんなに凄いネタですかね?所謂、一発ネタというやつで、ポスターデザインや、ホラーを強調することで観客をミスリードさせるというよくある手法で、映画をあまり観ない層には受けると思いますが、映画通ならば、ネタが読めたかと。実は、もう一捻りあるのかと思ってたんですが、無かった(苦笑)でも、面白かったですよ。。 " + }, + { + "date": "2019-03-19", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "金ローカメ止め\n そんなに面白いか?全然わからなかった。監督必死です。 " + }, + { + "date": "2019-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あー\n 鬼気迫って40分経過したあと、何があるの?と思ったら、あー、となりました!二度見したくなりました‼︎ " + }, + { + "date": "2019-03-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな!\n 見終わったあとの爽快感といったら本当に最高でした。前半部で何も知らずガッカリしてた自分を本気で殴りたい。でも前半部のなんとも言えない製作映画感を前面に出しながらの、後半の追い上げが見た人の心に残る所以のひとつなんだろうなと思ったり。そこらへんの伏線回収映画の何倍も素晴らしかった。これは口コミで広がるだけある!!! " + }, + { + "date": "2019-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どうせ著名人が評価してたからミーハーな奴らがそれに踊らされて過大評...\n どうせ著名人が評価してたからミーハーな奴らがそれに踊らされて過大評価してんだろと、思ってたら本当に面白かった!今までにない?いやある?でも邦画ではあまりないタイプの映画で斬新しかも観終わったらなんか笑顔になってたし、何故かこっちまでやり切った感があった所々の本当にあったミスや転倒なんかもちょっと面白かったしカメラマンが転んでしまって、映っちゃヤバイと思ってそれを撮ってるカメラマンが後ろに吹っ飛ぶ辺りは最高ドタバタドキュメントコメディ!って感じ低予算、全く無名な役者達でこれはすごいなカメラマン大変だっただろうにお疲れ様いやー面白かった " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "一生懸命な人は格好いい\n 構成がおもしろい。途中で違和感を感じても後から理由がわかるので最後まで観てくださいね。有名になって多少なりとも情報が入った状態での鑑賞だったので、本当に何も知らないまま観られた人はより楽しめたんだろうなと思います。作品全体が現実寄りの飾らないセリフや演技の仕方で好感が持てました。しゅはまはるみさんと山﨑俊太郎さんの演技が特に好きでした。三谷幸喜監督の作品に似てるという意見もお見かけしました。確かに似ていると思います。登場人物の癖が強くて、ドタバタして、クスッと笑えて、心がほっこりする感じが。三谷作品が好きな方は、おそらく本作も楽しめるのではないかと思います。大変だけど楽しそうで、一生懸命な人は輝いていて、格好いい。自然とそう思わせてくれる演出が素敵。映画やテレビ等の映像作品への愛に溢れていました。映像系の業界を目指している人におすすめの作品。本作を観て興味を持つ人もいるんじゃないかな。口コミやSNSで話題になったのも納得です。広まって良かったなと思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最初こんな映画がヒットしないだろうと思ったが意外と面白かったです\n 金曜ロードshow!で見て冒頭の37分のワンカットのシーンで面白かったです‼️※撮影の裏側ではスタッフ何十人がいて大変だったと思います。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "おもろい!\n よくできた台本。専門学校のワークショップで出来た作品というふうに読んだが、そういうワークショップでなければこういったチャレンジはできなかっただろうなと思う。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "カメ止め最高!!\n なんとなく、食わず嫌いで邦画を観る機会が少ないので、世間がカメ止めブームに沸いてた頃に観なかった事を後悔したくらい、面白い作品でした。前半の40分まではゾンビ映画で正直、何が面白いのかわからなかったのですが、後半は全く別物の作品になっていて大爆笑しながらの鑑賞で凄く楽しい作品だった。カメ止め最高!! " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 面白かったけど物凄く大人気の映画…ナゼ🤔 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度観直したい!\n とても面白かった!amazonで48hレンタルしているが、もう一度観たいと思う。興奮、笑い、感動、全てをこの短時間で見せるのはすごい。低予算でもここまで面白く、ヒットするものが作れることを証明した作品。前情報はできるだけない方がいい。気になったら観ていて損はないですよ! " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビという「テーマ」\n ゾンビって、死んでも「生きてる」という執着心の塊であり、それがこの作品全体に通底している。冒頭のワンカットにそれが集約されて、何があっても諦めずに撮影を開始してアドリブで乗り越え「カメラは止めない!」。後半のネタバレが面白いのだが、割とスマートに、絵だけ、次のカットだけで説明台詞も少なめで進行していくのは結構好き。演者としては、監督の奥さんが後半全て掻っ攫う感じで、キレイな飛び蹴りとか面白かったのだが、他のキャラが活きてないのは残念。よく出来た面白い映画でした。昔のクドカンのドラマや、ガイリッチーの映画の様な後味を、無名な役者陣と低予算で作ったのは立派でしょう。 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "このキャストでしか出す事が出来ない良さ\n この作品は、生放送ワンカット30分のゾンビ映画作成を頼まれた映画監督が多数のトラブルを抱えながらも撮影に挑む姿が描かれている。冒頭30分は全く知名度のないキャスト、何とも言えない演技、意味不明なカメラワーク…etcよくあるB級映画という感じで鑑賞者は退屈に感じてしまうかもしれない。しかし、この30分の退屈はこの作品に必須なスパイスであり、このワンカット無くしてこの作品は成り立たなくなってしまう。この作品を「ミーハーのせいで評判が良くなっているだけの駄作」と言うレビューをよく見かけるが自分はそれは違うと思う。私はこの作品は唯一無二で何処も真似できない作品だと思っている。もし、この作品のヒロインが広瀬すずのような有名女優で監督役も大御所の俳優だったら…この作品はこんなにもヒットしていただろうか。この方が確実にミーハーは盛り上がるだろう。しかし、作品自体としてはどうだろうか。自分はこの冒頭部分の良さ、全てが潰れてしまうと思う。キャストの方には失礼だが、この作品は全く知名度のないキャストだからこそ冒頭を作品そのものだと信じ込ませる力があり、あえて下手に演じている事を鑑賞者に気づかせないという効果がある。そのため、この作品のどんでん返しが話題性を持ったのではないかと思う。これは、ハリウッド映画などでは見せる事のできない見せ方であり、無名という短所を最大に活かした賞賛されるべき作品であると思う。私は邦画はあまり好きではなく洋画ばかり見ているので、邦画ファン、映画好きの皆さんと違った考え方で少数派なのかもしれないが、邦画では1番好きな作品になった。これは、多くの人に見てもらいたい作品。 " + }, + { + "date": "2019-03-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い構成\n 後半を見ないと前半の意味が分からない攻めた構成前半はただのゾンビ映画後半はネタばらしのメイキング笑いに走っている " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "何も残らない。\n 話題の映画なので、期待して見ました。予備知識としては、最初の40分はワンカットで撮影した、ということのみ。なるほど、熱い演技でたたみかける映像の連続ですが、ともかくチープ感が先行して、文化祭のフィルムを見せられてる感覚から抜け出せません。後半は、せっせと伏線回収に励みますが、意表をつくアイディアはなく、第2のカメラで捉えた映像そのものに舞台裏感、アドリブ感が乏しく、わざとらしさのみ感じてしまいました。「表現というものは賛否あって当然」という言葉で制作側が思考停止されては邦画の将来に関わります。もし、この作品が賞に該当するとしたら、「低予算努力賞」あたりがふさわしいかと思います。唯一の救いは、これを劇場で観なくて良かった、という点に尽きます。 " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "2回目観ると面白いかも\n 社会現象にもなったこの映画。地上波来るの早かったですね~(・∀・)冒頭ノーカット40分は、はっきり言ってつまんないんですけどその後からが面白いです!伏線回収・・と言うか、あの冒頭の違和感はこういう事だったのね!・・みたいなのが、いっぱい\(^o^)/それに映画作りの大変さや裏側が見れたり、普通ならDVDの付属特典映像で見れるものが本編で全部見れちゃう斬新さw随所に笑いも取り入れて、低予算ならではの、ストーリーを駆使した作品で良かったですよ。ここまで話題になるのは意外でしたけど・・w同じような映画で【サマータイムマシーン・ブルース】もかなり伏線回収が面白い映画だったのに、話題にならなかった。。無名ばかりの俳優で低予算だから話題になった?世の中何が話題になるのか分からないもんですね~~。 " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "そうか?\n 単館上映から口コミで話題になって広まったんだっけ?自分も友人から薦められて観に行きました。が、そもそもホラー系が苦手な自分は期待しないで観ました。やっぱり製作費が少い以外に目を向ける事はなかったかな。そもそも何が面白いのか伏線回収もしっかり出来てたの?って感じ。ま、寝ないで観れたから平均点はあるにしても人に薦めたりはしないかな。あくまでも自分は。 " + }, + { + "date": "2019-03-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "もっとコンパクトな作りでもいいのでは\n 前半パートが、見ていて辛くなってくる後半で前半の裏側を見せるが、前半に思い入れがないので回収にワクワクしないもう一度見て確認してみたい " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なーるほど\n レビューが、凄くてビックリです。映画館には、行かなかったのですが、テレビ放送されたので、ビデオにとり、鑑賞。前半は、途中で止めようかなと思ったけれど、最後まで見てとの言葉に、最後まで見ました。お仕事映画だったのですね。私は、楽しめました。いいじゃないですか、それぞれの楽しみ方で。 " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったぞ\n 元々期待なんぞしてなかったが、最初の2館からジワジワと人気が出てきたと言う話題に乗せられそうになったが 映画館では見なかった。今回金ローでの鑑賞 意外に面白かった ワンカット映画を撮影中のハプニングと言うストーリーの映画の裏側を面白く見せた映画、賛否両論あると思うが 個人個人評価が違って当然、費用をかけてない作品としてはなかなかの出来 細かなところやドタバタな安っぽい所も随所にあったが それを含めても面白く楽しませて貰った。観客を楽しませる努力は今後も楽しみです。 " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "備忘録\n すいません、テレビで鑑賞。(ネタバレ気をつけなよ!と言われ続けたので見る前はレビューも見なかった)面白いです。爆笑というよりクスッと笑う。それもあり。二匹目のドジョウは無理な映画。 " + }, + { + "date": "2019-03-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "謎解き どういうこと?\n 前半の違和感が解消されていく心地よさ。ハプニングもハプニングじゃないのか。これは、何回か見たいと言う気持ちもわかる。舞台裏を見られるという楽しさもある。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "面白くなさすぎてびっくりした\n テレビ放映で見ました。こんなに面白くない映画があるのだと、本当にびっくりしました。高校演劇や大学映画サークルなどで、内輪で見るのならいいかもですが、お金を取って、大衆に見せるようなレベルでは無いと思います。役者さんは頑張って演技していたと思うので、やっぱり残念なのはストーリーです。もっと最後にどんでん返しなストーリーがあると良かったです。あまりにも予想できる結末で終わってしまって、残念です。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく楽しい\n 監督や演者の気持ちがストレートに出ていて面白かったです。何度も観たくなるのも納得です。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "前半と後半で雰囲気が異なる異色の映画\n 劇場公開時、わずか2館という規模で展開していましたがクチコミで面白さが広まり、徐々に上映館が増えていく…。テレビで芸能人が絶賛しており、気になっていましたがtv地上波で放送されることを知り、鑑賞。前半は、冒頭の約40分間CMを入れずにオンエアーしたのでどんどん引き込まれて行きました。ゾンビ映画の撮影中、本物を追及するあまり監督が「ヤバイ奴」のように見えてしまいますが実は…。というのが前半のストーリー後半は前半の答え合わせ。見ていくうちにピースが繋がっていく展開は、低予算映画のなかでは良作だなと思いました。p.s後半に出てくるある俳優さん、声がイケボだったなぁ。ベテラン女優さんは、顔が物凄く個性的だったので脳裏に焼き付いています。(笑) " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よくわかんない\n 前半長すぎる くどい。内容薄いから、尺伸ばしすぎる。 手ぶれは多少はいるけど多すぎて過剰な演出な気がして逆にリアルじゃない。だから見るの辞めてしまった。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "騒ぐほどでもない作品\n 面白いと評判でしたが、タイミングを逃し、地上波で鑑賞しました。私には伝わるものも、ハラハラドキドキさせられることも、笑えるポイントも全くなくかなり期待はずれでした。面白いってハードルがあがりすぎてたのかな....お金を出して劇場に行かなくて良かったです。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "大騒ぎするほどでも…\n 劇場公開時に世間が大騒ぎしてた時には見に行かなかったので地上波で放送されたので鑑賞しました。日本アカデミー賞最優秀編集賞受賞作品。日本アカデミー賞とかどうでもいいけど世間の評価が大きかったのでどういう作品かと思って楽しみにしてましたが実際見終わった後にそれほどの作品ではないなというのが個人的な感想。二部構成で作られて後半ネタバレ的な手法もこれもありがちな展開で新しさも感じられなかった。たしかにみてる間は笑ったりなるほどと感じるところもありました。でも何度もみたいと思わせる様な映画でも無い。今でも僕の中でベストの部類に入る映画で『スティング』があります。あの映画は何度でもみたくなる。あのラストの爽快さと感動に比べればやっぱり残らないなぁ…。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったです\n そーゆーことだったのかー!なかなか面白かったです。現場で苦労をしている人たちの格闘、現場の苦労を知らない人のノンキナ感じいろいろな職場にも当てはまるのではと思ったりして。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "賛否両論あるが...\n 文章で批評したことないが、先日地上波で放送されたのをもう一度鑑賞した後に様々なレビューを拝見して、言いたいことがある。 まず前半がいらないとか言っている方がいるが、逆に起承転結の結だけ見せて上映終了だったら怒るよ笑 次に日本人の観客のレベルが低いとか謎の外国人の観客のレベル高い前提での批判がある。実際私も傑作とまではいかない。私はポスターを最初見たとき、「これは観ることないな」と思った。しかし、公開からしばらくしてなぜか評価が高い。正直これはサクラとしか思えなかったが、興味も出てきてしまい観ることを決意。今思えば、これほど観る前に不安や楽しみといったいろんな感情が出た映画は久々だと思う。しかし、そんな感情を全て吹き飛ばすような最後の種明かしに、「なんだこれ...いや普通にこの話はちゃんと映画として完結できてるし、裏切られた」と思った。そしていつしか観客の口コミによりメディアが多数取り上げるまでへとなった。私はここが賛否を生んだ節目だと思う。この映画の醍醐味って私が思うに、安いゾンビ映画という第一印象を見事に裏切るということだと思う。しかし、メディアが面白いと広めたことで当然期待値を上げてしまい、まるで知名度のある俳優が出ているちゃんとしたハリウッド映画を観に行く気分のまま観た方々が、批判的な評価を残すという結果になったのだろう。逆を考えれば、知名度のある監督と演者に、“最後まで何が起こるか分からない”といった売り文句と共に宣伝をしてこの内容だったら歴史的駄作だっただろう。結論はB級映画での傑作と言うことが正しいのだろうか。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ハードルが…\n 面白いんだけど、ハードルが上がりすぎてたから「もっとないか?」と思いながら見てしまった。低予算映画としてはすごいんだけど。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "マジックの種明かし\n 二部構成による“マジックの種明かし”のような映画。≪第一部≫ワンカットのゾンビ映画。ゾンビ映画を撮影していたロケ班が本当にゾンビに襲われる。≪第二部≫第一部のゾンビ映画の種明かし映画。キャッチフレーズは「早い、安い、質はソコソコ」の日暮隆之 監督が「ゾンビもので、生中継で、ワン・カット」がポイントの企画に挑戦する。“第一部のゾンビ映画”と“第二部のコメディー映画”を一本で楽しめる作品と言えます。生中継している設定なんですが、この映像を観ているお茶の間の視聴者が一瞬も映っていない所はマイナス。お茶の間の皆が食い入るように観ているシーンは欲しかったな。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "過大評価も大概に\n 中坊男子に受けてるのかなあ。自己満内輪受け。映画見たことない人が絶賛しているのかと思われる1発屋監督確定?*女が騒ぎすぎ*妖怪みたいな顔のおばあさん気持ち悪い。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "映画専門学校の文化祭\n 映画通の人が面白いと言ってしまい、この人が言っているなら私も面白い!と右へ倣えしてしまった映画。損な時間ではなかったけど、映画館でもなく、レンタルDVDでもなく、TVでみたことを心からヨカッタ~~と思いました。それにしても最近「伏線の回収」好きですよね・・・・・・。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "いやー映画ってホントに楽しいですね!\n 長回しのゾンビ映画部分は、正直退屈かなー、と感じて、でも、後半の楽屋オチが結構楽しい雰囲気で、出演者の方々が身近に感じられて、みんなで楽しく映画を作ったんだなぁ、と、ほっこり出来ました。エンドタイトルはJackson5の原曲を使った方が、まだすっきりしたのに、そこだけは残念でした。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高\n 面白すぎて笑いが止まらなかった。金曜ロードショーで見ました。最高です " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなか面白い\n キャストも無名が多いのにこれだけ話題になるのは面白いのかな?って期待半分でデレビ放送で観ましたが、今までにない展開で面白かった。お金払って観るかと言われれば微妙ですが、発想が面白い。キャスト頼みでないところもいい。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "正直\n 専門学校の生徒が作るレベルの部類だなゾンビ映画のパロディにもなってない " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "爆笑にはならない\n くすくすは笑える。評価が高く、期待しすぎた。なぜこんなに話題になったのか正直不明。後々伏線が回収されていく流れは納得。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "「早い 安い 質はそこそこ…」\n どころか、予想以上に良く出来ていて、ヒットしたのも頷けました。よ〜く練られています。前半の「ん?」にきちんと優しく答え合わせしてくれます。後半は笑いまくりました。実際、笑う暇もなく色々あるのでしょう。全ては映像のため、番組のため。カメラのフレーム内には収まりきれない、多くの方々の努力を忘れてはいけませんね。映画はまさに人間ピラミッドの賜物なのかも知れません。泥酔したり、シラフになったり、あんなに早くは切り替わらないですけど。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったから4。好みも合った。仕掛けがあるとは思ってたから、最初...\n 面白かったから4。好みも合った。仕掛けがあるとは思ってたから、最初から真剣に見てた。前半のB級?C級?パートの演技や違和感を細かく覚えてると後半が面白い。セリフ、行動、映ってない時の音とか楽しめる。後半途中で、こうなるんだろうなとかこれ伏線だなとかわかりやすいけど、これを話しながら観ると楽しいんじゃないかな。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "TVで十分\n かなり、楽しみにしていたのに…なんでこんなくだらない映画が持てはやされるのか正直疑問です。ノンフィクション風に見せるフィクションに否定的なんで、こんな意見があってもいいのかと。裏側から撮ったら面白いでしょうというのがミエミエでした。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "巧妙で、面白いけど、期待し過ぎは禁物\n カメラを止めるな観ました。東京では満杯だそうですが、東北の映画館は人がまばらで、ネタバレ笑いにも遭遇しませんでした。ネタバレ無しで感想を述べると、噂どうりに面白く、予想以上に巧みでした。終盤とエンドロールに、深い映画愛を感じました。制作費300万で、ここまで出来ると、低予算が言い訳にならない事を実感します。ただ完成度が甘い部分もあり、TV番組だったら、前半でチャンネルを変えられてしまい、視聴率は伸びなかったかもしれません。不自然さや、グダグダ感こそが、最大の伏線なので、金を払った観客じゃないと、耐えてくれないかもしれません。とにかく、「木更津キャッツアイ」や内田けんじが好きな人は、今のうちに観ときましょう。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画としての評価というより、純粋に楽しめる良作、という評価が正しい。\n 二回始まるという言葉に踊らされると確かに、物凄い期待感及び、ゾンビ映画としての期待感が湧きますが、その肩透かしを食らっている人が多いのだと思います。失礼な言い方かもしれませんが、映画というと超大作とか、そういう言葉が似合う作品が評価される風潮があるきがしますが、低予算かつキャストも有名な方がいるわけでもないので、その評価はできません。ただし、純粋に作品としてみたときに、伏線回収要素や、人情味溢れる部分とか、笑いの部分とか、楽しめたという観点で評価すると、中途半端な映画より全然良作だったと思えます。なので映画館でお金払ってみたとしても、満足出来る作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 0.0, + "empathy": 7, + "review": "面白くなさすぎて驚いた\n 何なんでしょう。。あれで賞を取るなんて、日本の映画のレベルの低さを感じます。。最初からネタバレしてますし、面白さが無かったので早送りで観ました。映画館で観なくて良かったです。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "うん!確かにおもしろい\n 何でこのセリフ繰り返してるの?この違和感のある演技はわざと?所々「??」の付くシーンがあるけど、それは後できちんと回収される。観ている側にあえて疑問を持たせる見せ方はお見事!ワンカット撮影の裏側にも様々なドラマがあって、プロのプライドを見せてもらった気分。演者さんもスタッフの皆さんもブラボーです。制作費300万円という始めこそローカルな映画だったが、有名な監督、俳優人で固めた大々的に宣伝をしている映画よりずっと面白くて後味の良い映画だった。とにかく、最後まで観るべし " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "予想通りのつまらなさ!\n クオリティの低い40分のくだらないシナリオに、1時間強のメイキングを映しているだけの駄作。フレーム裏のあたふたするバタバタ感を面白おかしく表現したいのだろうが、想定できる物で面白味が全く無い。まるで学芸会の舞台裏で、バタバタしながら子供達に着替えをさせながら小道具を渡したり、緊張の余り半べそをかく子供を大人達があやしている有様だ。ワンカット映像という手法は、生かすも殺すも撮る側の力量が求められる、それが今作で立証されている。この駄作が日本アカデミー賞8部門受賞?邦画レベルの低さを物語っているね、恥ずかしい限りだ。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 8, + "review": "ハードル上げすぎ\n つまらない…とまでは思わないが、絶賛する気にもなれない。あまりにも事前に持ち上げられていたので、ラストに もう一波乱あるかと思っていたら普通に終わって少しガッカリ。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "創作活動してる人なら発見は多い\n 面白いか面白くないかと問われたら面白かった。期待通りかどうかと問われたら期待外れだった。ネタバレ無しで説明は不可能のか言って無駄に煽ってた意見が目立ってたけどハードル上げすぎでしょ。あと前半の劇中劇はネタバレ要素でもどんでん返し要素でもないです。全部予告編で分かかっちゃいます。劇中劇要素にもう一捻りあるかと勘ぐってみたら全然そんなことはなくて、後半では劇中劇の制作過程を描いてそれで終わり。だから実は劇中劇に大した意味はないんです。それよりも後半部の脚本の安定感が凄かった。教科書に乗せて良いレベル。今の邦画はこの程度の王道すら作れなくなってきてるから、相対的にこの映画の評価が高くなってるかもしれない。娘にだけミスリードを設定してたのは思わずニヤリとした。この映画のどんでん返しは娘が現場を仕切り始めるところ。そして最後は親子の絆で締める。後半部がきっちり作られていなかったらあそこまでスッキリとした爽やかな読後感は得られなかったでしょう。つまりこの映画のドッキリ要素は前半部が実は劇中劇でした!ではなくて劇中劇でなんかすごいことやってるように思わせといて実は親子の絆を描いたほっこりストーリーでしたっ!て所でしょうね結論。テレビで軽い気持ちでみたらすごい面白かった。劇場でみたらガッカリしてたかもしれない。金払って見なくて良かった。ツイッターの口コミなんか信用しない方がいい。最後に組み立て体操を集団作業のメタファーとか言ってる意見があったけどなんでもかんでもメタファーにしとけばいいって思ってるアホだと思った。いや何のために肩車の写真映したんだよ。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 0.0, + "empathy": 8, + "review": "え、みんなサクラ??\n なんでこんなレビュー高いの??みんなサクラ??全然面白くなかった....映画館でわざわざお金払って観なくて良かったあ出てた演者さんが口を揃えて「冒頭40分はつまらないけど後半からエンディングにかけては凄い面白くどんでん返しがあります」って言ってたけど、最初の40分面白くないとか地獄じゃない??言ってた通り全く面白くなかったし40分過ぎても全然面白くなかった...... 観る価値なしだなあ " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "「撮影大変そう」だけに尽きる\n ワンカット撮影の凄さや大変さと、伏線回収の面白さを感じました。それゆえに焦点がそこにしかいかず、映画鑑賞後の感想は「撮影大変そう」だけに尽きてしまいました。映画に対して何を求めるかでかなり好き嫌いが別れると思います。この映画を観て感情移入する、喜怒哀楽を感じる、映画のスケールを感じる、画面の美しさを感じる、それは正直無理です。それを求める方には面白くない作品。結局何が伝えたいの?となってしまいます。もしこの作品に「最後まで諦めない大切さを感じた」なんて言う人がいたらそれは過剰な解釈です。この作品は良い意味でただの娯楽作品。楽しむための作品だと思います。メッセージなんて読み取ろうとする作品ではありません。映画の結末に関しても細かいセリフの伏線回収を除いて大体の予想が途中でつきましたが、全く分からなかった人にとっては大どんでん返し!ってことで楽しめたと思います。あとは撮影方法など裏方に興味が持てる方も楽しめたと思います。とにかく最初の30.40分が地獄でした。同じような構成(最初低速、最後伏線回収)でも伏線はりの段階で面白い作品はあります。「最初があぁだからいいんだ!」と言う方がいますが、作品の半分の時間が面白くないというのは致命的です。結局は予算300万円の低予算ではよくやった方、というだけで傑作ではないと思います。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "映画館で見たかった\n 昨日の金ローでやっと見れた!中身は映画撮影中に本物のゾンビ→頭がイカれた仲間やゾンビをヒロインが皆殺し→謎六芒星?のB級ドラマ撮影→クレジット&その撮影裏側のドタバタ劇っていう構成。事前情報は、ネタバレ厳禁っていう触れ込みで、盗作疑惑がかかってたけど無事和解したよってこと位しか知らなかった。PR動画も見てない。どう和解したのかも知らない…。後で検索してみよう…。最初の作り物っぽい演技で、これは裏があるんだろうなって思った。全体を通して見て、良くも悪くも映画というより小さな舞台を見ている感じ。群像劇というより舞台。現実の舞台だとこれにエグい人間関係が入り込んでくるけど、カメ止めは人間関係、心情描写はかなりあっさりテイスト。カメラ持つ幼い娘を父が肩車して笑ってるほっこり写真。ラストもこれにならったおわり。成長した娘の笑顔がじーんとくる。お父さんのふにゃっとした笑顔もね。こういうほっこりシーンがあるなら、沢山の人と一緒に見れる映画館で見たかった。うーん、他の人と盛り上がれてまた別に楽しかったろうなあ。残念。監督が、生放送で!映画の前に放送で!と無茶振りされてるシーンから人間模様のもっと拗れたわちゃわちゃ群像劇展開に行くか?と期待したけど、邦画の先人に三谷幸喜がいるからなあ。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "裏方がすごいというドキュメンタリー\n 面白いが、この手の手法はやり尽くされてきたでしょ。本当のスタッフさんがすごい。それだけだ。 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "(゜-゜)\n 感想→ミヒャエル・エンデの「モモ」の敵の名前 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n 話題になっていたが、地上波でようやく鑑賞。前半は映画の中の映画の映像で、後半はその映画撮影風景というのが、今までにあまりなく新鮮でとても面白かったです!前半で違和感だったところも後半を見てなるほど、とネタあかしされたような感覚になりました。撮影風景の苦労も少しわかった気がします(あれは行き過ぎですが笑 " + }, + { + "date": "2019-03-09", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "人によって合う合わないが分かれる作品だと思う。 自分は合わなかった...\n 人によって合う合わないが分かれる作品だと思う。自分は合わなかった。辛うじてクスりとする程度の笑いが少しだけあったものの、そこまで。こういう構成の映画を見た事ない人なら、考えたなーと感心できるかもしれないが。どうにも感情移入とか出来ず、今一つなコメディを見ているだけの感覚だった。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現在の日本映画界に対するある種の風刺\n 3月8日の金曜ロードショーから日本アカデミー賞において各賞を受賞した作品だけあって多少の期待があったが、開始50分ほどのノーカット編集を見させられている間退屈で仕方なかった確かに一本撮りはすごいけれど役者は大根もいいところ、なんだこれ..これが日本アカデミー賞かと思ったしかしながら、勘の良い人間が思いつくあのアイディアが本作品の肝ではないかと思い始め、確信に変わった時退屈は吹き飛んだこの作品は製作費僅か300万らしいが、もしそうならばこれほど頼もしいこともない確かにこれは賞を取るそして同時にこの作品がインディーズ出身であるという前置きがなければここまでヒットしなかったと思うつまりこの映画にそこまで感動した人間の根底には”300万でもアイディアでここまで面白い映画になる翻って今の日本の実写は...\"ふとこう思うのではないか忖度、二世俳優、企画上の都合、大根演技...まさしく今の日本の映画への風刺が散りばめられた内容だった考えてみれば3年前のゴジラでは\"オタクの方が面白い\"だったそして今回は\"インディーズの方が面白い\"この作品が興行収入30億を突破したこと自体がある意味諦めなのだ " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあ。\n まあまあでした。そこまでの映画ではないと僕は思いました。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん、私の好みではなかったです。\n 低予算で作ったにも関わらず、クオリティはすごかったです。特に、ノンカットシーンについてはカメラマンの方のカメラワーク、スタミナすごいな、と観てました。ただ、大どんでん返しっていうのは、最後まで落ちがわからない、曖昧な表現の結果これか!って分かるようなもの、という固定概念があったからか、内容が薄々分かってしまったとたん『あ、なんだ。』と好奇心や興味が薄れてしまいました。なので、『大どんでん返しが!』とか、『後半面白い!』とかには全く共感しませんでした。あと、演技がいまいちでした。わざとなのかもですが、明らかに不自然?……私、演技してます!が出すぎてて作品に集中出来なかったです。特に前半。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "期待したのに\n ゾンビ映画はあまり好きではないのでお金を出してまで行く気にはなれず、しかし、あまりにも評価の高い映画で地上波放送があったら見ようと思っていた。今日の放送を期待大で見たが、映画館行かなくて良かった。なぜ、評判が良いか全くわからない。制作費が低価格とはいえ、ゾンビのグロテスクとは違う、映像汚い。演技力も酷い。内容の深みもなし。見終わって、胸焼けとフラストレーションが残る。あまりにも期待してしまったせいかもしれないが、ここ最近観た映画で一番嫌い。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろいとは聞いていたけど、なるほどーおもしろい。 なんかひさび...\n おもしろいとは聞いていたけど、なるほどーおもしろい。なんかひさびさに日本人みんなで盛り上がれるモノだね。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初のノーカットの裏も同じときに撮ってる\n 最初の長回しの裏側が面白いですが、それもノーカットの時間のなかで同時に撮ってると思います、つまり裏側も含めてぶっつけ本番一回ということです。カメラは当然映りこんではいけませんが、最後のエンドロールのカメラも、裏側を撮ったカメラに映りこまないように撮ってます。その計算も大変だっただろうと思います。その辺りが評価されてる理由でしょう。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映画の繋ぎがうまい!\n この映画のタイトルである「カメラを止めるな!」の意味がこの映画を見たことで理解することができた。出演者はテレビに多く出る方達でなく無名の方達であると聞いてそんなにレベルは高くないと思いきや、演技も上手く映画の構成も上手くすばらしかった。この映画は色々なピンチに直面しても解決策は必ずあるというメッセージがあり元気をもらえた。低予算での撮影と聞き驚いたが、低予算でこのクオリティにはこの監督だからできたことなのかもしれない。「One Cut Of the Dead」ではうまくピンチを乗り越えようとして無理やり感がでていたが見入ってしまうような面白いものだった。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "トリュフォー監督の「アメリカの夜」のほぼリメイクたが、独自性がある\n 内容はフランソワ・トリュフォー監督の1974年作品「映画に愛をこめて アメリカの夜」のほぼリメイクと言って良いしかし映画内で映画を撮るという設定は同じでも、ワンカットで生本番番組を撮らねばならないという設定にひねってあり、これが上手く活かされて映画を作る側の苦労をより濃縮しているところに独自性があるとはいえ、ワンシーン・ワンカットの映画はヒッチコックの映画「ロープ」で80分もの全編その手法の作品があるので画期的なものではない正直なめてかかって観ていたが、なかなかの面白さでヒットしたのも納得したトリュフォーの監督のそれと同様、映画への愛が溢れている作品だ " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "んー\n 期待しすぎたのかなぁ…。前半のワンカット撮りは凄いなぁ〜と思うけど大学の映画同好会でもこのくらいの作品あるよ?って思っちゃいました。旦那は二回観に行ったみたいで絶賛してたので地上波の放送を楽しみにしてたのですが私はお金払わなくて良かった〜が感想かな。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 5, + "review": "視聴者をなめるな!\n 星0.5もつけたくないほど、つまらなかった。時間を返してほしい。憤りでいっぱい。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "面白くない。\n 面白くないのに長い、中身がスカスカ、見るだけ時間の無駄。 " + }, + { + "date": "2019-03-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "そこまで面白くはないが\n この映画(映画というか教材?)を見ての個人的な感想なので他人に低評価がどうたらとか言われる筋合いはないのであしからず。ゾンビ映画として★1少なくともこれはドキュメンタリーであって映画ではない点。初代ゾンビ映画~世に出ている全てを見つくした上での感想ですがこれはゾンビ映画ではなくゾンビ映画製作裏側ドキュメンタリーです。これが最初に分かっていれば評価も違っていたんですが少なくとも公開当時のポスター、ネット配信等には詳細が載っておらずぱっと見和製のゾンビ映画なんだろうなという期待感を持たせられてからの急降下。ゾンビ映画を製作する裏側ドキュメンタリーですと豪語してくれれば印象は変わっただろうがゾンビ映画としてみるとどこに笑いや面白みがあるのか理解できない。ドキュメンタリー映画として★3カメラアングルのことは横に置いておいて、ゾンビ映画の製作裏側を見るものとしてのドキュメンタリー的なものは◎。というのも、今まで洋画や邦画でのメイキングオブ的なあるにはあったが、初期段階からこれこれこうして、ゾンビ映画を作りました的な長編はなかったもので、切磋琢磨して一本の映画を作った!という一体感があり、確かにそこには笑いも存在し、共感できることもあったので、今の若者的には難しいことを考えずに見れる映画教材として最適かなと思う。ゾンビ映画としてみるなら他の映画を見たほうが面白いし、時間つぶしにも丁度いい。がこの映画はあくまで教材なので観賞用としてはお勧めはしない。ドキュメンタリー映画としては見る価値はあるがどこがアカデミー賞なのか、この程度でアカデミー賞ならもっと予算の少ない映画をもっと評価すべき。アカデミー賞はやりすぎと感じる。確かに売り上げ的にも成功はしたし、ヒットはしたのだが正直こんな糞映画がヒットする悲しい世の中になったんだなとこれからのゾンビ映画に不安を感じた。 " + }, + { + "date": "2019-03-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "さぁ評価するぞ!って考えずに\n 素直に楽しめました。人によって映画に求めるものは違っていいと思います。難しく考えずただ楽しみたい少し笑いたい方には是非オススメします。この映画には伏線が多少ありますが、海外のサスペンスやミステリー映画のようなものを求めている方には時間を無駄にしたと感じられると思います。どこかで見たような設定ですが、数々の映画がある中で似たようなシナリオがあるのは当たり前で、それぞれの味があります。この映画には笑いと前半の通し撮影、後半のちょっとした伏線、が面白みでした。 " + }, + { + "date": "2019-03-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最近見た中で一番面白かった映画\n 映画館で声だして笑いました!この映画をこす面白さのものはまだ出会えません。素人作品とは思えない程面白いし、30分ワンカットもずっと目を離せませんでした。初めは、失敗やったかなあ、と思ったのですが最高でした!!!いろいろわかると何度も見たくなりました!30分ワンカット生放送の裏側がとてもとても面白かったです!! " + }, + { + "date": "2019-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "斬新!\n  ざっくりまとめると映画監督である主人公がお偉いさんにワンカット短編映画を生放送でしてくれと依頼され、役者とスタッフが一致団結して映画を作り上げるストーリーです。私はあまりホラーが得意ではないのでパッケージの時点で身構えていましたが、所々笑えるシーンや不自然なシーンがあったので全然怖くなかったです。血しぶきのシーンは少し気分悪くなりましたが…。 話が進むにつれ、不自然なシーンの原因が分かります。それはトラブルが続き台本通りではないからです。最初はまとまりがなかった役者やスタッフもアドリブだらけの中だと必死になって作品を繋げようとする熱い展開が面白かったです。テレビの美術さんの仕事に興味あったのですが、この映画を見て体力やチームワークや根性がかなり求められる仕事なんだなぁ~と痛感しました。映画を作るって大変な仕事ですね。ちなみに一番のお気に入りのシーンは短編映画の中の「こんなところに斧があるわ!」と無理矢理シーンを繋ぐセリフです。思わず声に出して笑いました。 是非観て欲しい映画でした!!お勧め!! " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "一般人が観ても・・・\n テレビ関係者が観たら共感するかも " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "そこまで言うほど・・・\n 劇場を見逃したのでYoutubeでレンタルしてみました。みなさん高評価が多いのですが、そこまで面白い作品ですかね?ちっとも笑えなかったし途中から話がダレるんですよ。ネタバレするとつまらない作品なんでそこはあえて省きますけど、作品の出来に比べ過剰評価師すぎのような気がします。確かにワンシーンワンカットはすごいとは思うが逆にそこしか見どころがない気がしないでもないです。キネ旬のベストテンには入らなかったんですね。その程度の映画なんだと思います。0.5点はゾンビ映画としてならOKなので。 " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 前半でただのB級ゾンビ映画を見せられて心が折れそうになった分、後半で盛大に関わった人全ての導線回収を行ってくれるとても分かりやすい映画でした。前半で溜めたストレスを後半で惜しみ無く解放してくれて、観た後は不思議な爽快感すら覚えました。あまり期待せずに観たのも良かったかもしれないけれど、世間の評価が高いのは十分に納得できる作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 5, + "review": "これはいただけない…\n クチコミ、ネタバレ一切無しに鑑賞。それでも…いやぁ、これは無いでしょ。ワンカットでホラー映画を撮りきる、っていう趣旨だけは頑張ったと思う。不自然なくだりがあったり、カメラに向けて話したり、血糊拭き取ったりしてる時点であぁ、これは後からネタばらしがあるな、とは察知した。案の定、始まったゾンビ映画制作の舞台裏。これがまた取ってつけた感じがプンプンする進行。結末に向けて裏で何かが起きてるっていう映画、好きなんですが、大体そういう映画で面白かった!って思うのはピースが気持ちよくはまるから。仕掛けられた裏進行が小気味よく収まっていくから面白い。しかし、この映画はそうではない。映画撮影中のトラブルを切り抜けていく、というスタイル以外の裏話がないから、おぉ、そこにこの人がいたからこれがあったのね!とか、このアイテムにはこういう意味があったのか!とか、そういうファクターが皆無。偶然に起きたハプニングのせいで、てんやわんやで撮影しました、って言うだけ。だから笑えないし、スカッとしない。面白くない、と言うよりも、見る価値がない。ある意味で映画鑑賞ってその作品の世界に没入するものじゃないですか。そうじゃなくて、赤の他人があたふたしてるのをじっと見てる感じ。もっとエンタメ性を盛り込んで作っても良かったんじゃないかなぁ…。予算が少ないからって言うのは理由にならない。低予算でも素晴らしい映画は沢山世に出ている。このようなクオリティで監督さん、キャストさんが鼻高々になってるのは、ちょっと…初期の三谷映画みたいな素晴らしい作品の二番、三番煎じに感じました。よって、評価ゼロ!!作り直しなさい! " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "構成的な面白さは期待をやや下回るものだったが(それでも素晴らしいが...\n 構成的な面白さは期待をやや下回るものだったが(それでも素晴らしいが)、コメディー的にとても面白かった。そして何よりすごくこの映画がとても好きだったし、やっぱり映画って素晴らしいなって思わせてくれた。ありがとう! " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うわさ道理の低予算良作コメディ、ただし\n 海外の多くの批評家たちが高評している作品だけあり、楽しめましたね。ただし、一度観れば十分の内容ですね。原作の盗作問題があったけど、いまは話題にならないということは銭で解決したのかな?でなきゃ国内大手が扱わないし海外でも販売できなかっただろうしね。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映像酔いしやすい人へ:冒頭40分だけ乗り越えろ!しんどくなったら少し目瞑ってても多分何とかなる\n 内容自体はいろんな人が語ってるから、これから見る人に向けて自分の実体験から何とかネタバレ無しでちょっとした注意喚起を。前半の一部(人によっては前半全部?)に、これまで映像作品やゲームで映像酔い、視点酔い、3D酔いした事がある人にはちょっと厳しいところがあるかもしれません。実際、映画館でちょっと酔いました。これはマズイなと思ったのですが、自分の場合はしんどいところが5分程度だったので、その部分は最悪ところどころ目を瞑ってても音声だけでストーリーが把握できたので何とかなった。まだ上映中だけど、今から映画館で初めて観るという人はもうさすがに少数派かな?酔いやすい人は水を持って行ったらいいと思う。多分、家での視聴でも酔う人がいると思うから、ちょっと今度の地上波放送は心配してるんですよね。まあそんな映像酔いや、公開当初から聞こえてきた製作側のイザコザがありつつも、久々に劇場で気持ちよく笑えて終わって、笑い声もよく響く映画を観た。大画面も大音量も3Dも4Dも映画館の醍醐味だけど、こういうのもまたシンプルだけど映画館の醍醐味ですよね。正直な話、こういうド直球アイディア勝負のシンプルな良さを持つ映画が、邦画しかも低予算映画から出て来るとは思わなかった。シンプル故に海外でも映画好きにはストレートに好評価を得ると思いますね。”ONE CUT OF THE DEAD”で検索してみた反応ざっと見ると。商業的な成功は上手いこと海外展開できるかの話だからまた別ですけど。関係ないけど、銀魂2の番宣で小栗旬が「(銀魂2は)カメラを止めるなの次に面白いです」て言ってたのは笑ったw多少なりとも邦画に関わる仕事をしてる人間なら、この現象には少なからず思うことがあるんでしょうね。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よくできてるなー。\n 凄いの一言。よく考えられてる。2館の上映から口コミで広まったと思っていたけど、そこがどしょっぱつではなく、その前があったんですね。ますます凄さと勢いを感じました。 " + }, + { + "date": "2019-02-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど!\n やっと見れた。みんなが面白いと言っている意味、二回目が面白いと言っている意味がよく分かった。ワンカットはすごいと思ったけど、何度も同じように撮影するのはもっと大変なんだろうな、と。低予算ですごいっす。 " + }, + { + "date": "2019-02-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これは笑った!\n なるほど。噂通りの作品だった。前半は途中で見るのを止めようと思ったが、全ては後半へのフリだった。ラストシーンはホント秀逸!ニヤケが止まらない。 " + }, + { + "date": "2019-02-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "監督\n 気鋭の映画監督なら誰しもが撮りたいプロットだと思う。自称映画通からの的外れな批判が笑えるが、これはジャッキー・チェンが敵を倒していく映画と同じ種類のものだと理解できない人は映画を語るのをやめた方がいい。 " + }, + { + "date": "2019-01-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リピートしたくなる映画\n 結論としては面白かった。最初の30分は前評判がなければ見ることはなかったぐらいつまらなく、これが終われば何かが始まるだろうという期待があるから見れたようなもので、しかし、その後の展開が予想した以上の想定外。映画を通してワンカットの難しさも伝わってくるし、何よりこの脚本が面白い。難しい映画を撮るなかでのハプニングがリアリティーを出していくっていうのと、答え合わせの映像見たさがリピートに繋がり、また見ようと口コミを誘うんだなぁと。だから映画っていう、映像やストーリー、キャストなどすべての切り口で良くできる‼️って思う映画でした。やっぱりまた見たいかな(^^; " + }, + { + "date": "2019-01-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "お笑いで言うとアンジャッシュ的な\n 面白かったし、こう言うの考える人頭いいな~と感心するばかり。ただ個人的には、一歩引いて感心しながら観てしまった。映画と言うよりもお笑いとかバラエティーを見てる時みたいに。わざわざ映画館で観なくても良いかな。でもそれは私の頭が柔軟ではなくなり堅くなってきてるんだろーな、とも思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "わかりやすくて面白い\n 「ゾンビ映画製作中に本物のゾンビが出てきちゃった!」だけの話かと思ったら「ゾンビ映画製作中に本物のゾンビが出てきちゃった!の映画制作中」の話もあってある意味裏切られました前半の不自然なシーンはこうゆうことだったのかと伏線回収もしっかり施されてて安心して観れました後半 最後まで諦めない監督一家の精神が大事なことを思い出させてくれますエンドロールで本当の「裏」が観れて製作陣にも拍手 " + }, + { + "date": "2019-01-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "文句なし\n 評判の良い映画を観るとき、期待しすぎてるせいか、いつも拍子抜けする。でも、この映画は違った!評判通りの面白さ!無名俳優だけであんだけ楽しめるって(逆にそれが良かったのかもだけど)、脚本が良いからだと思う。前半は意味がわからなかったけど、後半からの伏線回収がゾクゾクしました。すぐに2回目観て、確認作業も楽しかった!文句なしの星5つ! " + }, + { + "date": "2019-01-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "酷い映画\n いくらなんでも、これ面白いって、誇大広告すぎないか?ステルスマーケティングでバイトが言ってるんじゃないかな…宣伝戦略の嘘の評価じゃない昔のVシネマの、ホラーとかの方がおもしろいよ杉沢村、怪奇ファイル、呪いの… " + }, + { + "date": "2019-01-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画が大好きだ!という気持ち\n 棒読みのセリフ、引き伸ばされる場面、転倒するカメラ、ありきたりな設定、そんなグダグダなC級ゾンビ映画。それを我慢して全て見終わり、後半へ進むともう笑える笑える。ダメダメな部分さえ、全て伏線、というか出来るべくして出来てしまったC級ゾンビ映画だったのだな……。と納得できます。舞台袖で、クラスメイトが必死に演じる学芸会を、馬鹿にではなくお前ら大好きだぜと思いながら見て笑っているような感覚。何故か青春時代を思い出す。クオリティなんて関係ない!映画を撮るのが大好きだ!そんな強い気持ちが伝わってきます。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "最大のネタバレを知っていたから…?にしても……\n B級映画だから…制作費が少ないから……そういうもので作品の良し悪しを割り切っていいものかとも思うので、素直に個人的には面白くなかったです。現象化するほどのことなのかなとただ誰もやってこなかったことなだけな気もする。引き戻すまでのテンポが悪い本当にギリギリの部分まで一部をやっていることに関しては素直に凄いと思うけどなにがしたいのかとも思わせるところなんにせよ合わなかったってことで。笑 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな映画を待っていた\n コメディなのに鑑賞後にこんなに皆んなと語り合いたい映画があるなんて感激した。だから口コミで広がったんだろうし、ヒットしてくれて本当に嬉しい。これを見た若い人が真似して映画を撮り始め、また次なる面白い映画が出てくるんじないかとうれしくてたまらない。 " + }, + { + "date": "2019-01-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "結局リピートしなかった😅\n ネット上で評判が良すぎるくらいいいので、気になって仕方がなかった。ワンカット長回しの映像が凄いだとか、映画ファンならばその実態を探ってみたくなるのは当然のこと。予備知識もなかったので、当然、前半37分の『ONE CUT OF THE DEAD』の出来栄えに注目してしまうのだが・・・ 「カメラを止めるな!」と叫ぶ監督の演技がちょっと弱々しいぞだとか、音声担当のスキンヘッドが恐怖してないぞだとか、長回しを売りにするならもっと役者が必要だぞだとか、ケチをつける部分はかなりあるように感じました。極め付けは「こんなところに斧が。ついてる」という台詞でしょうか(笑)。それでもカメラワークは激しく、どうやって撮ってるのかと気になって仕方がない。という具合に映画部分が進みます。低予算のゾンビ映画としては、鑑賞に耐えうる範囲内。その脚本部分の中に、「旧日本軍が人体実験に使っていた場所」という説明があり、これはこれでストーリーが引き締まっているエピソードだ(社会風刺はゾンビ映画には必須アイテムだと思ってます)。 37分部分終了!と同時に、「これで終わり?」と感じた数人の観客が携帯を取り出して時間を確認し始めました。そんなわけないだろ・・・。そして、前日譚、撮影隊の裏話、アクシデントがドキュメンタリーのように後半が始まるのです。実はこの前半の映画部分はゾンビチャンネルの生中継番組として企画されたものだと明かされ、多少のアクシデントがあっても撮影が続行されるべきものだったことがわかるのです。 そしてこの作品の構成自体は本編+メイキング映像のスタイルなのですが、大爆笑できるハプニング、意外なところでの家族愛のドラマ、さらにはカメラワークにおいて二重にも三重にも張り巡らされた入れ子状態だったりで、2000年代の邦画で流行った「実はこうだったんだよ」的な『アフタースクール』、『サマータイムマシンブルース』みたいな雰囲気だったり、三谷幸喜の『ラヂオの時間』の雰囲気があったりで、大満足できる作品に仕上がってます。 リピート鑑賞すればもっとよく理解できるのかもしれませんが、「カメラを止めるな」という言葉自体が二重の意味を持っていたり、「カメラ一台」という言葉に騙されていたことにも奥深さが感じられます。また、ラストには本物の撮影隊も映し出され、軽く混乱を覚えてしまいます。こうして考えれば考えるほど、日暮監督一家の伏線を中心によく練られた脚本だったと、低予算ながらも素晴らしい仕上がりになってました。 久しぶりに劇場の爆笑の渦にに包まれる一体感を味わい、そしてなぜだか涙がにじんでいることに気付く。あれっ、これは何の涙なんだ・・・笑い?家族愛に感動?映画の出来栄えに感動?とにかく心に残る作品には間違いない! " + }, + { + "date": "2019-01-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "映画製作に関わる全ての人々への福音\n 脚本家を目指していたことがある。実力が無く諦めたが『カメラを止めるな』を見たら、また書いても日の目を見ることは無いかもしれないけどシナリオを書いてみたくなる映画だった。楽しいとか辛いとか真剣とか言葉では言い表せないが作品を作っている時の空気みたいなものが作品から伝わってきた。特にゾンビが人種問題のメタファーであるやり取り、あそこはお気に入りの場面。メタファーや深読み、知識が無ければ映画を語っては行けないという風潮に映画からNOを突きつけてもらって嬉しかった。自分がやってることを崇高なものにしたい人々に踊らされるなよ、って映画から言われてるような気がした。この作品は元となる舞台作品があり、その作品を監督が拝見して"インスパイア"を受けてシナリオが作られたそう。その為、原作者への許可が曖昧で盗作騒動へと発展してしまった。この作品はワークショップを通じて元の脚本をキャストと話し合いなが役者の当て書きに変えて直していったという。監督というか映画を作れる人はそこが凄いと思う。役者、スタッフ、脚本家、プロデューサーと数多の人とコミュケーションを取りながら、しかし自分の作品の肝は外さない、これが映画監督に必要な資質だと思う。だが、この映画は構成が肝の作品だと感じている。トランプゲームの大富豪のようにどの話をどの順序で切るか、脚本の重要な柱である。例えばこの話の前半と後半を入れ替えたら面白さは半減するのではないか。その最も重要なエッセンスを作ってくれた人々へのリスペクトはあって然るべきと思う。自分も同じことをされた過去がある。とある自主製作映画の脚本を依頼され、作品を書いた。その話は途中頓挫したが、後々、その監督が撮った映画が構成、テーマ、セリフの端々に自分が書いた要素が残っていた。しかし脚本欄にも原案にも自分名前はクレジットされなかった。多分監督としては元の作品とは違うし、変えた部分のオリジナリティはコチラにあるという意識なのだと思うが、なんというか自分の子供を勝手に別の家庭で育てられたようなやるせない気持ちになったことを覚えている。カメラを止めるなの原作を主張している方も特にお金を求めているわけでは無いと思う。ただ、自分たちの名誉を認めて欲しいのだと思うし、そうすべきだと思う。なぜならこの作品はそういった映画を撮る全ての人たちへの福音なのだから。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "泣いた\n 余計なことは書きません。最後、笑いすぎて泣きました。 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "二律背反の両立可能な面白さ!絶対にレビューを読むな!\n レビューを読むな!レビューを書くな!ここ数年でダントツの面白さ。この映画に見られる二律背反的両立可能性。ホラーとコミック。リアルとフィクション。時間の制約と無制約。プロとアマ。成功と失敗。高慢と卑下。あれ・・下書きのままだった(未完にて校了) " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館でこんなに笑ったの初めて! 最初はやばいぞ、B級感たっぷりだ...\n 映画館でこんなに笑ったの初めて!最初はやばいぞ、B級感たっぷりだぞと思ってやっちゃったーと思ったんだが、あそこからのどんでん返しやばい。最初の40分をもう一度みたい。初見と二回めで全く印象が違う。とにかくみて、としか言えない。笑 " + }, + { + "date": "2019-01-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この作品を映画館で見ることができて良かった。\n この作品を映画館で見ることができて良かった。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "予備知識をまったく入れずに鑑賞。 最初は意味不明でしたが、後半は楽...\n 予備知識をまったく入れずに鑑賞。最初は意味不明でしたが、後半は楽しく見れました。なぜここまで話題になったのかはわかりませんが、普通に面白かったです。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどなぁ\n 評判が良くハードルが上がってたけど楽しめました。前半ダメじゃんと思ってたが、後半で納得。色々あったが最後のみんなの笑顔も良いですね、事故った二人は知らん。撮影本番シーンまでは、撮影業界や監督は日夜こんな苦労してまんねんみたいなただのアピール映像かよと思ってしまい申し訳ない。 " + }, + { + "date": "2019-01-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よく出来ている映画\n なるほどな、久しぶりに映画で笑いました! " + }, + { + "date": "2019-01-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "映画と映画館と映画人が好きになる作品。\n 驚いた。面白かった。かなり面白かった。作品を楽しんで作ったんだろう。かける熱量とプライドもうっすらと底流に流れて、これがあるから心地よかった。そして、まんまとはめられた。はめられたことが気持ちよかった。映画館に笑いと幸せな空気が満ちた。新年一発目、映画と映画館と映画人が好きになる作品に恵まれた。 " + }, + { + "date": "2019-01-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "Keep Rolling タイトルに偽りなし!\n 極上のコメディだった最初は苦笑い、中盤からクスクス、終盤は爆笑の渦へと、ずっと笑い続けて、ラストに用意された最上のカタルシス!!久々の傑作喜劇 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画って楽しい\n エンドロールが1番胸が熱くなった。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "映画に何を求めるかで評価が分かれる映画\n 特に映画人(と言われる業界関係者など)の評判が高く、見てみたいと思っていたが、ゾンビ映画と言うので自分はあまり好みではないかも知れないと思っていた。まずの感想。汚い。不愉快な画像の連続。演技の稚拙さ(例え演出だとしても三十分以上見せられるのは心地よくない。)300万の制l作費だからなに?見る方には関係ない。文化祭レベルの映像を延々と見る不愉快さ。これの評価の高い人は多分、頭で考えて観る派。この映画の評価が低い人は、感性で観る派。なのではなかろうか。後半のネタバラしに入っても「なるほどね」とは思っても、前半の稚拙なやつを我慢して見る甲斐がある程には思えなかった。すべてにおいてのクオリティは低い。制作費 ?何度も言うが見る側 、まして同等のお金を徴収するならなんの言い訳にもならない。大したストーリーもない物語だとしても画面の美しさと抜群の演技力で堪能させてくれるような、そういう映画が見たい者には不向き。「プール」「めがね」等の映画好きには好まれにくいのでは?樹木希林の遺作となった「日々是好日」と「万引き家族」の後に見たのも評価を更に低くした理由。見る側は時間を割いて観る訳なので、その視聴時間を対価と考えると不愉快の一言に尽きた。笑いは、万人には求められないものかもしれない。そして。感想は、押し付けあうものにあらず。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い\n いやー、社会的にも凄い評価ですねー!ブルーリボン賞!作品賞ですよ。その他の賞も総なめ。意地になって否定してる人達は、映画評価する資格ないですよね。いったい、何様のつもりなんでしょう?これだけ海外でも、専門家達にも、一般人にも高評価の映画が、分からないってのは、感性が著しく劣ってるのか、嫉妬なのか、馬鹿丸出しですね。「この映画面白くないって人いるの?」ってある対談でも言ってました。この映画面白くない人は、頭がおかしいので、早く病院に行った方がいいと思います。感性が著しく社会とズレてますよ。そんな人達の勧める映画は、観たくないですよねー。肩の力を抜いて、素直な気持ちで見ると、面白い映画です。思わぬ儲けもんって感じですね。そら、たしかにショーシャンクなんかと並ぶ映画じゃないかもしれませんが、このレベルの映画なら、素直に認める度量が必要ですよ。否定されるような映画じゃない。アカデミー賞も8部門受賞でしょ。おめでとうございます!日本人のレベルとかじゃなくて、これを否定する人は、誰にも評価されないつまんない映画を、自分だけ最高とか思って見てたらいいと思う。 " + }, + { + "date": "2018-12-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレに注意\n ネタバレは極力見ないほうがいいと思う。前半はつまらん?!と思っていたけれど、後半にどんどん伏線が回収され笑ってしまいました。いつもはキャストで観る作品を選びがちですが、たまにはこういうのも面白いと思いました。正直みんなが絶賛する理由まではわかりませんでしたが、素直に楽しめた作品。今回ここまでヒットしたのは、逆に有名な人ではなかったからではないでしょうか。キャストが有名であったら、なんだこの作品で終わってしまったようにも感じました。この作品に関しては特に評価が分かれていたので、捉え方は人それぞれだなーと改めて思いました。 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通。\n 人が絶賛していたものに対してはその半分ぐらいのつもりで見た方が後々不平不満が沸く事はないなと学習できたのはこの映画のおかげ。今までそんな映画たくさんあったけど、この映画が打ち止め。もう期待せん!おすぎさんのご意見が聞きたい。淀長さんだったら「これもまた映画。」とにこやかにお応えになるだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n 話題性がある!し、ストーリーも面白い! " + }, + { + "date": "2018-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど\n 前編は???…つまらない?って感じで観ていましたが、後編になって、なるほどっとクスッと笑える展開に。一度全て観てから、もう一度前編を見直しました。なかなか、おもしろい映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-12-26", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "話題になっていたので 観ましたが…正直言って何がそんなに面白いのか...\n 話題になっていたので観ましたが…正直言って何がそんなに面白いのかわかりません映画館で観なくて良かったと思うレベルです " + }, + { + "date": "2018-12-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "口コミの好奇心で。\n 最初はなんやこのB級映画はって思ってたけど、ワンカットの中身の裏側を知るに連れて、どんどん作品に入っていけました。見終わった後は、どんよりした空気じゃなく、とても清々しい気持ちになりました。映画ってこうやってできてるんだっていうのも、ほんの少し分かって面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-12-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "これ、なに?\n これだけ大ヒットしたのには理由があるはず、と借りてきました。なんすか? これ。本編あって、続けてメイキングを観た、というだけじゃない?本編のゾンビ映画がストーリー的に面白ければ、メイキングを観たくなるけども。頑張って最後まで観た、だけでした。 " + }, + { + "date": "2018-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2回見た\n 最初はあまり期待せずに見ていたが、途中から面白くなってきて、見終わった時には満足感に充ちていた。何も予習せずに見たのが良かったかも!はじめのエンドロールでDVD消しそうになった笑 " + }, + { + "date": "2018-12-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "爆笑しました\n 始めは本当に面白くなるのか?と不安になるのだが、最後の伏線回収はお見事で、初めて映画館で声を出して笑いました。少し長いお笑いのコントを見ている気分になりました。 " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞後の爽快感\n 良い意味で裏切られた。これは2回目も見たくなる映画! " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "確かにオモシロイ❗\n 評判になるのも頷ける、確かによくできてる!低予算、無名の監督役者スタッフで作成された映画だからこそ楽しめる面白さもあると思いました。 " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "なんほどー\n 前評判聞いてハードル上がってたみたいです。なるほど途中から撮影の裏側を見せるわけねとなってそれ以上、もう一つ仕掛けを期待してたらそのまま終わってしまいました。微笑ましい作品でこれはこれでいいんですけどそこまで評価される作品なのかどうか… " + }, + { + "date": "2018-12-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "してやられたー\n 楽しめました! " + }, + { + "date": "2018-12-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よくできている\n この映画が二重構造になっているのはある程度の映画好きならすぐに察しがつくだろう。そうすれば前半部分のチープさは意図的なものであり、後半のためのネタ振りだとわかる。そうして見ると前半がただのB級ゾンビ映画とは全く違うものに見えてくる。私はカメラのレンズにこびりついた血をタオルで拭き取る場面で爆笑してしまった。後半のネタ回収の部分はほぼ予想通りだったが、くたびれた中年男の自尊心の回復と父娘愛が入って来るとは思わず、ホッコリとした気持ちで見終わることになるとは想像もできなかった。もともとのプロットでは娘は小学生の設定だったそうだが、そちらのほうがテーマがより明確になったことだろう。あとから調べて前半のゾンビ映画の部分はCGなどで誤魔化さずに本当にワンカットで撮られたと知って感心し、あのカメラについた血は本当のアクシデントだったと知って「やられた!」と思ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-12-22", + "rating": 0.0, + "empathy": 12, + "review": "日本映画の黒歴史\n 評価点が高いので1800円支払い鑑賞しました詐欺レベルのつまらなさでした帰宅し 高評価レビューを見ると当初は同じような内容の絶賛が続き低評価がつきだすと高評価レビューは面白くない事への言い訳が続きますで 低評価レビューが書き込まれたら常に平均4以下にならないようにすぐに高評価レビューが書き込まれますハードル上げ過ぎたら面白くないそうですが言い訳する暇あったらもっとましな映画を持ち上げなさい日本映画の黒歴史です " + }, + { + "date": "2018-12-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "伏線回収の妙\n ‘89『ダイハード』での伏線の張り方が見事だったことを思い出しました。なぜマクレーン刑事は裸足だったのかなぜ妻のホリーは旧姓を使って働いているたのかパウエル巡査部長は身の上話を打ち明けた理由はすべての伏線は気持ちよく回収されている何も知らずにふらりと映画館に入ったあの時を今でも覚えています。さて話は『カメラを止めるな!』でありました。この映画もあっぱれな伏線が散りばめてあります。どんどん見つけてどんどん回収して下さいね。 " + }, + { + "date": "2018-12-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかったー\n レンタルDVD/96分間、画面にくぎ付けであっという間でした。いろいろつじつまが合うように作ってあるし、観た後はスッキリ爽快。観たよという人と面白さを共有したいと思いました。ウデチョンパの役の人に「ふびん」とあだ名をつけて(後半部分で彼の不憫さが次々と明らかになるため)、画面に出てくるたびに「不憫!」と指を指してしまいました。しばらく経ってCSなどで放送したら、録画してまた鑑賞したいです。 " + }, + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "物凄くつまらない映画\n 評価が高かったので期待したけれど、物凄くつまらない映画。最後は良かったけれど。後半になるまで超退屈だったよー。 " + }, + { + "date": "2018-12-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラアングルとか音楽とか好き\n かなりハマる!(╹◡╹)大勢でみるもよし1人でみるもよし!映画館でみるのと家だとやっぱり違うんだけれど、良いものは良い⭐️最初の10分はワーワー騒いでいるけどこの騒がしいところが後から生きてくるのかな緻密な計算をされて撮られているんですよねこういう映画のメイキング見たいななんて思ってしまいます。意味を無理やりもたせる映画なんかより断然カメ止めが素晴らしいです!サントラもあれば手に入れたいな♪ところどころで音楽が耳に残って離れないって良作の証です。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一粒で二度おいしい!\n まさかこういう第二部を添えちゃう映画があったなんて!一部はそこそこ出来の良い、低予算ホラー。二部は抱腹絶倒! セルフパロディー的な種明かし。いい意味で感情を揺さぶられました。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "ハードル上がりすぎ。\n 評価が高いので気になりつつも、観れてなかった映画。早くも配信されてたんで見たけど、映画館行かなくて良かった、、、と心からホッ。種明かし的な展開ならハングオーバー初めて見た時は斬新!って思ったけど、今はもう既視感しかない。ハードル上がりすぎ。また見たいかと言われたら、いやもう勘弁してって気分。 " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "騒ぎすぎ?\n 社会現象になるほどの映画ではないと思う。が、映画愛に溢れた作品なので、映画ファンならば嫌いになれないはず。タランティーノのレザボアドッグスに通づるインデペンデントならではの輝きがある。この瞬間にしか撮れないエネルギーに溢れている。2回目も違った面白さがあります! " + }, + { + "date": "2018-12-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラ…\n クローバー・フィールド的な、「手で撮ってます」な手ブレのままの映像を見ると吐きそうになるので、前半は薄目で見たり、指の間からほんの少しだけ見たり、目を閉じて音だけ聞いてました。揺れる映像が大丈夫な人が羨ましいです。宣伝やポスターから「ゾンビ映画を撮影してる映画」なんだろうなと思って見たら、その通りで、特に「意外なストーリー展開!」ともならなかった。「こんなに意外な展開なんだよ!騙されるよ!」という宣伝で失敗したのは、文庫本の帯の宣伝に騙された「イニシエーション・ラブ」以来です。(そもそも、「ラストはどんでん返し」という宣伝自体ネタバレだから本当にやめてほしいと常々思います。)宣伝方法は間違えてると思うけど、話の内容としては、学生が文化祭で一生懸命撮ってる感じがあって、爽やかな印象を受けました。映画ってこうやって作ってるんだな、エンドロールでのプロが撮ってる様子を見て「やっぱりプロってすごいな」と思いました。カメラマンの女の子が可愛かったです。(宣伝方法が間違ってる繋がりで言うと「レ・ミゼラブル」も観た後の素人っぽい観客が絶賛するタイプのCMで、観る気が失せてましたが、随分時間が経ってから観たらとてもいい映画だったので、映画館で観ればよかったと後悔しました。) " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画見たことないが\n ほんの少しだけネタバレMJのスリラーのミュージックビデオでさえ怖いと思っている自分が、低予算製作ながら面白いと話題の本作を鑑賞。普通に怖くて気持ち悪くて、途中退館したくなりました。カメラの動きもあるかもしれません。オェ早く終わってくれて良かった!と思ったら、そこから三谷劇場のようなコメディ色!なーんだ変だと思ったと安心したあと、作りに感心しました。もしも話題になってなかったら、面白い映画に出会えたなぁと、自分だけがこの映画の良さを知ってる感でしめしめと思えた事でしょうに、と思いました。なかなか良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "何故こんなにヒットしたのか\n 期待値が高かったせいなのか、ここまでヒットしたほどの面白さは感じられなかった。最初の30分は特に、全然面白くないから観客はしんどく感じるかと思う。演技下手だし、ストーリーも面白さを追求しているが驚くような場面は無い。作品としては微妙だが、予算が低くギャラの安い俳優を使ってここまで売れたのは、映画としては凄いと思う。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "話題ほど観た方がいいって思わない映画\n 言うほど笑いはなかったですが、楽しめました。最初のB級感は好きじゃないタイプのもので、観ていられない感じでしたが、、後の展開に納得しました。あまり前情報入れないようにしていたので、その分楽しめたかな、と思います。全く知らないと序盤で寝てしまいそうですがΣ劇場に行けず、家で鑑賞しました。レンタルで十分でした。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "アイデアの勝利\n 低予算ゾンビものながら、アイデア一つでここまで有名にさせるのは素晴らしいことだと思う。口コミで火が付くこういうヒットの仕方が現代的であり、実力主義の世の中にふさわしい結果の象徴と感じた。 " + }, + { + "date": "2018-12-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "賛否両論はあるが、よく練られていて感心した。 ただ、2回目は見ないな。\n 賛否両論はあるが、よく練られていて感心した。ただ、2回目は見ないな。 " + }, + { + "date": "2018-12-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "素晴らしい\n 素晴らしいアイデアです。昨今のCGばかりを頼りにした映画が多い中、アイデアと役者の演技で魅せてくれる久しぶりの快作でした。アイデアと構成の勝利ですね。 " + }, + { + "date": "2018-12-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画作りに賭ける根性\n 映画作りに賭ける根性が伝わってくる。 " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アイディア勝ちの映画\n 「やられたー!」と多くにフィルムスタディーズ(=映画をアカデミックに勉強するもの)は思ったのではないかと思う。この手の映画は映画製作の学校に通うものは誰しもがやりたい題材で、「アメリカの夜」に代表される映画づくりを題材にした映画である。この映画で素晴らしいアイディアは、①生中継なので途中でカットがかけられない②CMを挟まずに最初から最後までワンカットで撮影するという劇中での映画製作の縛りを作ったことである。映画づくりは費用が無ければないほど、制作している工程はとっても馬鹿げていて面白い。例えばちょっとした音を気にして撮影が止まったり、音を制作するのに外で音作りをしているところなど、側から見ると何をしているのか見当がつかない。そんな滑稽で愛すべき映画制作を一般の映画を作ったことのない人に伝えるために、上記の2つのアイディアによってそれを可能にしている。この映画は演出云々というよりも完全にアイディア勝ちの映画であると思う。実際にクソーと思いながら劇場で大笑いしてしまった。映画っていいですよね〜。 " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ひとつだけ残念な『カメラを止めるな!』\n 『ドラゴンボール』も『スラムダンク』も『ガンダム』も、さんざん人から「おもしろいよ!」って薦めてもらったのに、そして、「きっとおもしろいんだろうなぁ~」という事もわかっているのに、なんとなくみたことが無い。イヤな訳でもなく「なんとなく」。自分でもそうなんだから、「なんとなく観る気にならない人」を動かすにはどうしたらいいんだろう……、などということを考えてしまうほどに『カメラを止めるな!』は人にオススメしたい映画だった。いや、わかるんですよ!もう、ここまで流行ってしまって、みんなが口を揃えて「おもしろかった!」って言ってるような映画をいまさら観に行けない、って気持ちも。まぁ、評論家とかライターとか、「映画を観ること」が仕事の人だと別かもしれませんが、そうじゃないあなたがどんな映画を観ようが観まいが「いまさら?」とか「恥ずかしい!」とか感じる人はどんなに多くともこの世にたったひとり、あなた自身しかいないんですけどね。みんなが「ネタバレ絶対厳禁!」ってしつこく言ってくるのもイヤなんですよね。わかります!ただ、別にいじわるしてる訳じゃないんです。『シックス・センス』だったら、「……で、実はブルース・ ウィリスが……おぉ~っと、ここから先は実際みて!」とか言えるんですが、みんな『カメラを止めるな!』みたいな構造の映画になんて出会ったことがなかったから(少なくとも、私はこんな映画を観たことがなかったから(「どんでん返し的な要素がある構成の映画を観たことがない」とか「メタフィクショナルな構造が骨子にある映画を観たことがない」とか「舞台裏が舞台の映画を観たことがない」って話ではないです。念のため。))、「あれ?これ、そもそも『ブルース・ ウィリスが登場する』ってことすら言ったらネタバレになってしまうのでは……?」って気がしてなにも言えなくなってしまうんですよね。(『カメラを止めるな!』にはブルース・ ウィリス出ないですけど。)私はほんとに、『カメラを止めるな!』には5つ星満点で星90000個あげたいぐらい大好きなんですが、それでもひとつ、残念なところがあります。「『カメラを止めるな!』をみた」っていう人と会って話をしても、結局なんか「いや~、よかったよね~!おもしろかったよね~。最高だよね~。」という話で終わってしまうんですよね。もっと、こう、好きな映画については「あれはナイわー」とか「その代わりアレが効いてる」とか、めんどくせぇ事をごちゃごちゃ言いたくなっちゃうのが歪んだファンの愛情であり人情でもあると思うんですが、それを言えないくらいよく出来てる上に、全編に対していとおしさが湧いてしまって、あまり意味のないいちゃもんをつける気になれないんですよね。こういう映画って、前半が後半の伏線回収のためのモノになってしまいがちで、『カメラを止めるな!』もまぁ、それはそうではあるんですが、「ワンカット」というチャレンジ要素が入ることで後だしジャンケンになってしまうことを絶妙に回避していたり、「うまい」んですよね~。その点、レビューサイトとかで低い点つけてる人の評をみると、だいたい的はずれな事を書いてたり「もう、そんなん私的怨念やん」みたいな事だったり……。あまのじゃくはあまのじゃくでいいからもっと格好いいあまのじゃくをみせてくれよ、っていう……。「こんな映画を持ち上げるなんて、日本の映画の観客のレベルの低さは嘆かわしい」とか、そんなのもう映画の評価ですらないし。私だって私以外のみんなだって、別に「『レ・ミゼラブル』とくらべても『カメラを止めるな!』は……」なんて話は誰もしてないっての。もっと、観た人同士で「『生放送』の時に、例えばギャルと知ったかぶりの彼氏が家で観てて、『なんかこれ、トラブってな~い?』『わかってねぇな~。これはロメロ監督のオマージュで……』とか話すシーンいれる、とかは?」「いや、第三者の視点を入れるならあの『子役』と『ババァ』が家で観てて、子役が『ねぇお母さん、このお姉ちゃんも“目薬”?』って聞いてババァを困惑させた方が……」みたいな話とかしたいんですが……。でも、その程度のアイデアなら、あの脚本書いた監督なら絶対思いついてると思う!そして、その上でそれを切って「テンポ」を取ったからあのドライブ感が出てるんだ!と!思う!たぶん!『カメラを止めるな!』を観たくない、って人の中には、たった2館から始まった上映が口コミで300館以上にまで広まったこの映画だからこその、出演者やスタッフ、そしてファンをも含めた熱狂的な一体感に気後れしてしまった、という人もいるかもしれない。人によっては学園祭で盛り上がってるグループとそれに入れなかった自分、みたいな図をイメージしてしまうかも……。でも、この映画はそんな「盛り上がってるグループに入れなかった人」こそ観るべき映画なんだ。『カメラを止めるな!』には、有名な人や知ってる俳優さんがひとりも出てこないんです。ということは、出てる人やスタッフの中にも、「いつか売れたい」「きっと有名になってやる」と思いつつも、今まではどうにもならなくて苦しみながらもがいていた、っていう人もいたのではないかな、と思うのです。なにかをなんとかしたいのに、なかなかどうにもならなくて、昨日とおなじ今日、明日、あさってをじわじわ溺れながらなんとか泳いでいた人たちが……、いや、実際そんな人がいたのかどうかはわからないですよ。でも、映画の中で不器用なキャラクターたちが血まみれになって涙を流してぶつかりあって作品をつくる様子からは、そのままこの『カメラを止めるな!』という映画をつくった側の人たちの物語をシームレスに想像させられてしまうのです。人生において「盛り上がってるグループに入りそこなった人」でも、汚くてもみっともなくても、もがいてさえいればそれがいつか何かになることもある、ということを、現実の大ヒットという形でこの作品はみせてくれたのです。(いや、繰り返しますが「盛り上がってるグループに入りそこなった人」が作った映画、ってのはあくまでも私の勝手な(そしてめちゃくちゃ失礼な)想像ですけどね……!)この映画の評判がまさに感染のように爆発的に広まって大ヒットに至るまでの様子は、『ONE CUT OF THE DEAD』から数えて3番目の物語である『つくった側の人たちの物語』にまで胸熱くなってしまったファンにとっては、たまらない興奮と感情移入を伴った「応援したい」という気持ちを呼び起こすものだったのではないでしょうか。盗作疑惑が報じられるも、結局それがこの作品のヒットの勢いを殺すほどのものにはならなかったのも、観ている人たちの心の中の日暮監督が「止めない!」と叫んだからなのかもしれません。そういうところも含めるとやっぱりこの作品は「ある意味の事件」であり、それは「映画館じゃないと観れない映画」ということでもあり、そうじゃなくてもまず構造的に「37分間のワンカットがある」という時点でテレビ放送はかなり難しそう(CMを入れにくいし、どこにCMをいれたとしても著しく面白さを損なってしまいそう……)だし、DVDで観ると意味が変わってしまうし、やっぱり映画館で観ることをオススメしたくなってしまうんですよね……。……って、こんな風に熱く薦められるとなんとなく引いてしまうって人の気持ちもすご~くわかるんですけど。 " + }, + { + "date": "2018-12-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "コスパ最高!\n 前半部分を見たら低予算にありがちなゾンビ映画やん、と思ってたら...エンディングで大感動したよく考えられた脚本構成で低予算を逆手に取った良作です、映画館で見れずDVDでみたが、映画館で見ても納得して笑顔で帰路に着いていただろう。 " + }, + { + "date": "2018-12-13", + "rating": 0.5, + "empathy": 4, + "review": "期待しただけショック\n 映画館で観たかったのですが、予定が合わず、ようやくビデオパスにてレンタル。鑑賞開始約10分後、「演技がわざとらし過ぎる!素人でも作れる程度だな、つまらない」と観るのをやめようかと思ったが、せっかくレンタルしたお金が勿体ないので鑑賞を続ける。一応期待していた作品だったためレビューやあらすじなど何も情報は入れずに楽しみにしていたが、鑑賞開始37分後、予想通り映画制作の裏話が始まる。やっぱり裏話に今までの映画とは違う素晴らしさがあるのか?!と気になっていたので、最後まで鑑賞する。…が、その期待すら裏切られ、結局心に残るものは何も無し。二度見ると面白い!などと謳われているが、一度も観なくてもいいと思いました。ここまで高評価の映画なのに、こんな内容でショックです。本当に。 " + }, + { + "date": "2018-12-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "もう一度観たくなる\n 最後まで観たあとまた直ぐにもう一度観たくなりました。監督さんが本当に映画が好きなんだなあ…というのがこっちまで伝わってくる素敵な作品。 " + }, + { + "date": "2018-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "良作 邦画の良さ楽しさを認識させる作品\n 良作 邦画の良さ楽しさを認識させる作品劇中劇の裏側で伏線を拾う作品は映画、演劇、アニメとかにもあるけど、よくまとまっていたし、ほんのり人情話が入っていたりのしても破綻なく、三谷幸喜作品や伊丹十三作品のような丁寧さで、最後まで観やすかった。特に噂で聞いてた、前半を受けての後半の怒涛のラッシュはこの映画の柱である ノーカット 低予算 無名 をも上手に使ったジェットコースタームービーだった。まずはハードルを上げずに、この映画を見てほしいな。 " + }, + { + "date": "2018-12-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "後半の疾走感が爽快!\n まず、これはホラー映画ではありません。大変良くできたコメディです。他の方も書かれていますが、前半のモタモタ感は「これじゃB級、いやC級映画でしょ」という印象しかありません。しかし、後半になるとスピード感が180度変わります。言わば「スポーツカーでサーキットを疾走する感覚」になるのです。その上で、登場人物一人一人の背景もきちんと説明されているので、伏線の回収が行われる度に爽快感を味わえます。低予算でもアイディア次第で、面白い映画は作れるという見本のような作品になったのではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "90分間、頭から尻尾まで楽しめる。\n はじめて映画館で観たときは死ぬほど笑って最後には感動もしたのに、2回目家で観たら前半は楽しめたのですが、後半がクソつまらなかったです。確かに脚本はうまいのですが、それが段々鼻についてきて、最後には脚本家の術中にはまらないようにと笑いを押し殺していました。勿論それでも面白かったら笑うのですが、今回は笑いのバロメーターが最後までピクリともしなかったです。一体、はじめて観たときのあの感覚は何だったのでしょうか。まるで、僕の感覚が「カメラを止めるな!」の構成のようになっていました。まず、みなさん演技下手すぎます。1回目では笑うのに必死で気にならなかったのですが、2回目はどうしても下手な演技に目が行ってしまい、作品から気持ちが離れていきました。映画は脚本だけが優れていてもダメなんだと痛感させられました。畳み掛けるように伏線を回収してくれるのは本当に気持ちが良いのですが、その伏線の内容があまりにしょーもないと言いますか、幼稚と言いますか。何回も言いますが、1回目で死ねほど笑ったことは認めます。ただ、本作を何回も観て笑う人は笑いのレベルが低いか、頭が幼稚だと思います。ひどいレビューですが、決してアンチではございません。僕も一度はこの作品のファンになった者ですが、今回2回目の鑑賞で大変失望したので、思ったことを書いただけでございます。追記1回目が星5つ。2回目が星3.5つです。ご了承ください。 " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "あふれる映画愛\n 映画愛に溢れた作品。情熱って引き込まれるなーと何かに夢中ってステキだなーと素直に思えた。ホラーものは苦手なので前半は少し飛ばし気味に見たが、後半のオチでやられた!そして、再度前半を見ずにはいられない。スタッフの皆さん、おつかれさまでした! " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 中盤あたりの、泣いてる赤ちゃんが一番の名演技。 " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "やりれたー!\n 今までの概念を覆す展開!ホントの映画の楽しさが伝わる。手づくりであたたかさある様な、納得な力作。 " + }, + { + "date": "2018-12-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "わかる人にはわかる映画\n この作品を面白くないと評価する人もいるが、映画の裏に隠されたメッセージを読み取れておらず楽しめなかったのだろう。いい意味で深読みできる人は、きっと楽しめる作品だと感じた。本当にカメラを止めていない長い場面は、あっぱれな出来映え! " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "頑張ってるけど、、\n 世間の評価の割にはという印象。伏線の回収もしていて全体的には悪くはないが、そこまで突き抜けたものを感じなかった。ストーリーにより深みがあり、役者の演技によりリアリティがあればもっと良かったかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-12-08", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "何が面白いんだ?時間を返せ!\n 世間的に高評価だったので楽しみにしてました。しかし…鑑賞後20分程で駄作臭がプンプン。最後まで一切笑う場面が無くエンドロール…からの〜を期待しましたが何事も無く終了。思わず「おぃおぃ」とTVにツッコミ入れてしまいました。この作品を高評価している人達はサクラですか?誰かにお金もらって高評価してるの?正直…全く面白くない。観る時間の無駄。高評価している人達のセンスを疑います。不幸中の幸いだったのは映画館料金でなくてレンタル料金で済んだ事です。 " + }, + { + "date": "2018-12-07", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "吐きそう\n 宮崎で一家惨殺事件があり犯行は斧で斬首とテレビで言っていた。ゾンビウィルスを口実にせずとも人が残虐性や狂気性を内包することは歴史をみれば明らかだ。コロシアムでは殺し合いが市民の娯楽だったこともあるから、この種の映画があっても不思議はないがどうなのだろう。私には楽しむ感覚が全くなく嫌悪感しか涌かなかった。それが作者の狙いなら仕方ない。 " + }, + { + "date": "2018-12-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "レンタルで十分\n 低予算の映画では良くできてると思うけど、騒ぐほどの内容でもない。正直、レンタルで十分だと思う。伏線回収のために、再度、映画を見直すことはあるが、これはその必要なし(笑)過度な期待をしなければ、楽しく観れますね。あぁ、なるほど、ノーマークでこの映画に出会えば、もっと評価は違ったかもしれない。きっと、良い映画に出会ったとなっていたな。評判の良さから、ハードルがあがってしまったんだな。ハードルがあがって、大作クラスと同じで基準で評価されてしまい、あれ?って気持ちになる可哀想な映画。 " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "何が面白い?\n 斬新、爆笑とか評価してる人達って頭がお花畑なのか? " + }, + { + "date": "2018-12-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "2度楽しめる\n 観客側の視点と映画の作り手の視点から本作品は楽しむことができる。作品が出来るまでの流れ、そして演者一人一人の行動によって「あのシーンはこうなっていたのか!」ということが分かったとき、この映画が一気に面白くなった。そして、2度楽しめるという意味がそこでわかった。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "ショボい手品のタネ明かしを見せられた気分\n 劇場公開中、ネットや口コミの評判がかなり良かったので期待していたがDVDで視聴した感想はイマイチ。ゾンビ物は個人的には好きなジャンルで米ドラマのウォーキングデッドや邦画アイアムアヒーローなどは良かったが、本作はその類のものとは異なる作りでハマる人もいる様だが、自分は全くダメだった。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "前提として習作であり、ホラーではない\n 過剰とも思えるテレビでの話題提供をあれだけ見せられると、釣られて観たくなる人とウンザリしてくる人に別れると思う。うんざりした人は見ない方がよい。ホントにショボく見える。撮影裏側とかで笑えるとか言われても、ホラー映画を見慣れてる人ならDVDの特典画像や編集画像で「ふーんこうやって撮ってたのか?」と見当が付くから。そうでない人はそれなりに楽しめる鑑賞になるだろう。前半を観ただけだと、もう1つ…と一蹴するレベル、作中にこの内容をホラーとして放送したのか?と疑問を感じる。37分ワンカットで撮った事は頑張った点と思うが、それが見事な演技や演出の集合では無いから、学生が学校で撮った作品としては素晴らしいとして、この異常な盛り上がりは不可思議。さらに後半、撮影裏話になると監督夫婦に娘が張り切って、キャスト不足、機材不足を知恵で補いながら撮影を撮りきる様を描いている。製作コストから見ると、まぁそれなりと思うが内容的にはやはり過剰な評判としか思えない。この作品を観て、数年後覚えているのは一瞬流行ったと言う事だけだろう。後発で柳下のどじょうを狙う、止めるなモドキが増えない事を祈りたい。 " + }, + { + "date": "2018-12-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "つまらなかった\n 前評判から気になり視聴しましたがつまらなかったです展開も想像通りでした、コメディとしても笑いどころはないし所詮邦画は邦画ですこれを評価してる日本の方々、もう少し映画見た方が良いのでは? " + }, + { + "date": "2018-12-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n シナリオ が最高!役者陣 の演技もgood! " + }, + { + "date": "2018-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょいとグロい\n 初めはゾンビ映画にゾンビがでました!的な空気であったが、それはホンモノのゾンビであった。、、、、あくまでそうゆう設定で撮影をしている。 " + }, + { + "date": "2018-12-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかったー!!!\n ゾンビ映画ファンではないので、最初の30分はなかなか観ているのが苦しくもあった。あれ?なんじゃこりゃ?って感じる違和感もあって、、、でもそれがあればあるほど後から気持ちいい。全部ぜーんぶ、回収してくれます。意味のないシーンなんてないのです。まさかこんなに笑うことになるとはなあ。それに面白いだけじゃなくて、プロ意識を持ってやることのかっこよさも詰まってる。人気過ぎて、なかなか足が向かなかったけれど観て本当によかった!おもしろかったー!!! " + }, + { + "date": "2018-11-27", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "面白いと評判だったのですが\n 序盤でラストの展開も読めてしまって、あまり面白くなかったです。 " + }, + { + "date": "2018-11-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 低予算でやれることを一所懸命やる。素晴らしいんじゃないですか。前半の何これ?感を利用して後半に楽しく見せてくれるのはとても意外で楽しめました。映画に教訓を求める人には向かない。見終わったら直ぐに現実に戻れる。そこがまた良い。 " + }, + { + "date": "2018-11-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "面白かった 映画を撮る側のドラマの方が ずっとドラマチックなのかも...\n 面白かった映画を撮る側のドラマの方がずっとドラマチックなのかもしれない " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "うーん…わからない\n GYAOで観ましたが、なぜこの内容、このキャストでここまで盛り上がってるのかわかりません。映画館でお金払って観なくて良かったです。結局、最後まで諦めるなというメッセージ性があるものなのか、ただこういう作品なのか、みんなでこんだけ努力して成功したんだよというドキュメンタリーなのか、全くわからなかったです。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "素人・玄人真っ二つ\n 上題通り。そして、何よりも高評価の口コミからの流れで見た人が多いはず。傾向としてはそういう映画は否定しづらい。素人から見るとゾンビ物そのもののクオリティとしてはけして高くないし、ワンカット撮りで粗さも目立つ。後半にかけてメイキングのような形になっているが、どこかすっきりしないのかもしれない。だが、そこが上手くハマり、2回目も見る楽しみだったり、そういうことか!って思わせたこと自体とそのような創りにして引き込めた時点でこの映画は勝ってるといえる。玄人からしたら、低予算映画でありがちなゾンビ物。シナリオもどこかで見たことないとは決して言いきれない。ワンカット撮りの流れの際、演技の稚拙さ。カメラワークの正確さの低さ、そして、明確に変わるカメラワーク時間稼ぎ丸出しの雑な演出。だが、あれ全てが演出。つまり計算通りワンカットで撮れてるとしたらどうだろうか。低予算を逆手にとるのもしかり発想の転換は素晴らしいといえる。家族の件も悪くない。ただ作り手の都合。手法ばかりに捉えすぎての高評価は意味をなさない。問題は中身だ。そう考えた時に最高に面白く、2回目見ようとは私は思えなかったのが正直なところだ。ワンカット撮りの話の中身がどうしても薄く感じれたからだ。メイキングの件もしかり。よくあるシナリオの域を大幅に出たとは言えない。だが、お客さんを引き込んだ。その事実は否定出来ない。一度見ることを強くは否定しない。ご自身で一度見てみるのはいかがだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 9, + "review": "わからない。\n 生中継ワンカット映画で起こる些細なトラブルを後から別視点で種明しするというものだが、正直なぜここまで盛り上がったのかがわからないレベルの作品でした。伏線と言えるほどのものもないし、大笑いできるようなものでもなかったです。人の数だけ感想はあると思いますが、ここまで高評価が多いと個人的には少し心配になりますね " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 1.0, + "empathy": 3, + "review": "なんじゃこりゃ。つまんね。\n 前評判が高いからとりあえずgyaoで無料で観たが・・・。お金払って観なくてよかった。周りが騒ぎすぎな作品。ザ・邦画って感じのレベル。途中で観るのやめようかと思った。これにリピーター?ちょっと無いな。有名な人が面白いといったからみんなも面白いという。日本人の特性だね。爆笑するなんてレベルじゃないね。クスリくらいなら分かるけど。あー、たいしたことなかった。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "脚本への偏愛\n 噂を鵜呑みにしかしてない状況で、GYAOでの限定配信で鑑賞。前半のゾンビシーンは思ったとおりだったが、所々の違和感や腑に落ちない部分が多いなとストレスを感じていたが、後半にそこらの回収があった。おそらく映画館で観たらより没入感があったのかと思うが、タブレット端末で観たら言うほどかって思った。 " + }, + { + "date": "2018-11-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどそういう手があったか\n 前半ゾンビ映画(何か違和感を感じながらも普通に怖かった)後半ゾンビ映画ネタバレ(違和感は全部伏線になってたのか!と腑に落ちる)総合して面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-11-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "所詮、低予算映画だから・・\n 所詮、無名監督の低予算映画だから・・・と、突っ込みどころ満載の前半。しかしその時点で完全に罠にはまっている。後半、ものの見事に全てを回収し、納得し、笑わせてくれる。サイコーの作品です。 " + }, + { + "date": "2018-11-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高😃⤴️⤴️\n 面白いよ‼️是非、観てほしい🎵 " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑えるし、後半は少し感動\n こんな映画があってもいい。前半と後半で全くちがう感情が生まれた。 " + }, + { + "date": "2018-11-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画は楽しい\n 息が苦しいほど引きつけられた。その後感動があった。役者は知らない人ばかりで食いつく悪いと思う暇もないくらいグイグイ来た。見て良かったなと思う映画です。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "評判だが…\n 期待を裏切られた様な作品。久しぶりに映画館での鑑賞だったが、この程度ならビデオで良かったかも。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "いやすごい\n オーストラリアの日本映画祭で観ました。拍手喝采、素晴らしかった " + }, + { + "date": "2018-11-17", + "rating": 0.5, + "empathy": 6, + "review": "人生で最低の映画\n ゾンビ映画かと思ったら、リアルタイムでゾンビの企画をつくったっていう制作の実情を描いた糞つまらない作品。なんでこれが高評価なのか全く理解できない。今回、映画のポイントで無料で見れたから良かったものの、金を払ってまで見る映画ではない。半分も時間が経ってないところで、帰ろうと思ったくらい。こんなこと思ったのも人生初。 " + }, + { + "date": "2018-11-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "表裏を見せる旨さ。\n 表裏、前編後編を分けるとすると、前編は物の見事に長回しの凄さ。そして後編ではその長回しの裏側を、緻密に計算し尽くされたハプニングを見せられることになる。とにかく脚本が面白いがこの前後編の作り、企画が素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-11-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "カメラを止めるな!\n 何故か昔観た芝居たちを思い出した。「劇団健康」や「夢の遊眠社」や「満開座」や…\"これ以上潔く丸出しにはなれないだろうというところまで丸出しにして、本当に素晴らしかった。あんな季節はもう戻ってこない…なんてとんでもないと証明して下さって、しかも映画で、本当に有難うございました。 " + }, + { + "date": "2018-11-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "話題に乗っかりました\n 面白かったなぁ~ " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑った笑った\n ラジオパーソナリティーや評論家でお馴染みの「荻上チキ」さんが大絶賛していたので、観に行かなあかんとずっと思ってて、今日たまたま、嫁さんと休みが合い、映画行こうかとなり、なんとだいぶ前に封切りしてた「カメラを止めるな」をまだやっていた。休日だったら、夜19:00開始のみだったのが、何故か平日昼間は14:00回ついてて、14:00で観てきました。ストーリーは、ショボいホラー3級映画かと思ったが、それは前半だけで、騙されました。話題になるはずです。かなり、面白かったです。まさか、前半のショボいホラー3級映画がワンカット映画で、うまく無理やり繋いでた裏側を映画にするとは、オモロイやんけ!久々に映画館で笑い過ぎましたわ🤣 " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見て正解。\n 最近ゾンビものって流行ってるよね~だけど私あんまり好きじゃないんだよね~って。ところが知り合いの絶賛コメントに、じゃあ見てみよかって感じで。結果、見て正解でした。めちゃめちゃおもしろかった。ひたすら笑えて、ちょっとほろっとする部分もあり、とてもよくできた物語でした。全編【生】でカットなし、だから「カメラを止めるな」なんですが、筋書通りと思ったらアドリブだったり、変な”間”があったり、それでもカメラを止められず、必死でつなげていく。何ていうか、人生何とかなるっていうか、終わり良ければすべて良しっていうか。。。「いや~映画ってほんとにいいもんですね^^」 " + }, + { + "date": "2018-11-13", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "何1つ面白くない\n 全ての高評価レビューが嘘に思える 薄っぺらな映画ですレンタル代 払うのも無駄ですわ " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "好き\n はじめの20分は途中で帰ろうかと思ったけど、結局かなり楽しんで帰ってきた雑に畳み掛けてくる前半と王道コメディな後半で面白さの種類が異なるので、2本映画を見たような少し得をしたような気持ちになったただTVに取り上げられすぎて、初見の期待値が高くなりすぎてる感じはあるので、演劇学校の卒業制作という本来のこの映画の位置づけを思い出して、ハードルを下げてみたほうが楽しめると思う画面酔いとテンポの悪さはしょうがないけど気になった " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "短い尺でもエンターテインメントが詰まっている\n 前半のゾンビものの撮影と後半のその裏側の繋がっていくところが面白い。しかも、笑えるネタもあり(個人差あり)、楽しめました。お金をかけなくても面白いものは作れるものですね。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 0.0, + "empathy": 4, + "review": "全然面白くない\n なんでこんなに評価が高いのか謎です。つまらなくて中盤は寝てました。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "製作者側の面白さ\n 前半くだらな過ぎてツボに入りました後半は観客みんなで笑えて楽しかったただ、前半カメラに酔って気持ちが悪くなった " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "役者さん誰も存じ上げませんが\n とにかく面白くて笑った!三谷幸喜が観たら悔しがりそうな舞台的な感じでもあるけど、長ーいコントのような作品でまた観たくなるニャ♪ " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "超ファッキンスーパーグレイト!\n 今年一番の傑作!といってまず間違いない。先週見た某大作恐竜映画の対極にあるインディペンデント低予算映画なのだが、その面白さはまじ卍で超ファッキンスーパーグレイト‼️ そもそも某映像学校のワークショップ作品として上映されたのを皮切りに、SNSで評判が広まったというのだが、六月に新宿K’scinemaや池袋シネマ・ロサ他全国9カ所ぐらいでの上映が決まり私も大宮イオンで観ることができたことに感謝!今後さらに拡大ロードショーとなるそうなのでとにかく「観てちょ!」としか言いようがない。映画メイキングものとしての映画愛に溢れているのみならず父と娘の関係をテーマに据えているところにもすっかりやられました。日本映画史としてはおそらく「お葬式」以来のエポックメイキングな作品! " + }, + { + "date": "2018-11-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "家族で楽しめる!笑いが笑いを誘う!\n 物語はないけど、ここまで笑わせてくれたら★4.5でしょう!!帰りの車の中で10回は思い出し笑いしました。そして1度みると2度目の鑑賞者側のポジションに立ちたい(謎の笑い声側)と思わせる設計も見事だとおもいます。 " + }, + { + "date": "2018-11-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな!\n 伏線回収の教科書。こんなによく練られていているのに単純で面白いのは本当にすごい。 " + }, + { + "date": "2018-11-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "映画愛!!\n 沢山の方がレビューを書いてるので簡単に〜〜とにかく面白いから黙って観とけ!!@もう一度観るなら?「地上波で!映画館で観たくないのではなくて多分、もう充分、元取ったと思うので、他の、頑張ってるけどいまいちヒットしてない不遇な映画に料金を回してあげたいと思うし彼らもそれを許してくれると思います。(笑)」 " + }, + { + "date": "2018-11-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "笑えるっちゃ笑える\n 評判が良かったので上映最終日ギリギリに見に行きました。他のレビューにもある通り前半をちゃんと見ていれば後半はクスッと笑える点の連続でした。ただ話題作と言われると...そこまででもない気がします。「B級映画としての佳作」位がちょうどいいかとこの映画を評価する点として「物語の構造」と「後半のギャグ」があると思います。まず、物語の構造としては勘が良ければ、かつそこそこ小説や漫画などでストーリーに親しんでいれば不自然な点としてヒントが出てるのでわかると思います。なので後半のドタバタ劇での笑いが重要なんですけど、お笑いやギャグ漫画・アニメが好きなので物足りなく感じました。総評としては前半後半合わせてよくまとまっていて綺麗に終わる映画ではあるものの笑いの畳みかけが少なく個人的には満足しませんでした。後半の方向性ならもっと強くて畳みかけるようなギャグが欲しかった。漫画等色々な創作物に慣れていない人にとってはいい映画だと思うし、それで話題になったのかな。映画以外の創作物に触れない映画好きにもハマる部分はあると思う。 " + }, + { + "date": "2018-11-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館で笑ったの初めて\n 外人じゃあるまいし、日本人が映画館で笑うってなかなか・・・と思ってたら、普通に笑ってしまったよ。良作。間違いない。「地獄で何が悪い」(園子温監督)も観ると、また面白いかも。 " + }, + { + "date": "2018-11-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "噂で\n 観なければと焦り、超混んでる中観たら、隣のカップルの女性が、最初怖がって顔をそらして、中盤、笑って、ラスト、泣いてた、そーゆー映画なんだ。カメ止めとか略されて社会現象とか言われて、鼻につく。 " + }, + { + "date": "2018-11-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "楽しい‼️\n なんの情報もなく、ただ話題になっているからと観賞しました。途中から、(皆さんの言うところの2部のあたり?)どんどん楽しくなっていって・・こんな感覚初めて!!あまりに面白く楽しくて初レビュー。1部の大小数々の私の違和感をすっかり解決してもらいました~ゾンビ映画の主役の女優と俳優のなんだかわからない、イラッ!と思わせるところを監督代役になってしまった監督の本音のアドリブのセリフの一喝から爆笑してしまった。そこからニヤニヤしっぱなしの私。私的には、元女優設定の監督の奥さん役の方と裏方のカメラチェック役の方の演技が好きだなぁ~色々な感想があって当然なのですが、この面白さにしっかりハマった人はゴチャゴチャ感想を並べないんだな~と(笑)さら~っと楽しもうと観に来た人は見落としちゃうところいっぱいあるかもな・・私はかなり拾ったと思うけど、まだまだありそうなのでまた行こうかと思ってます!ちなみに、私、三半規管相当弱いけど、これは大丈夫でした~ " + }, + { + "date": "2018-11-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "吐き気と、言うほどそうでもない\n 結論からいえば、前評判と比較し、そうでもないなと。まあ普通に面白いかな。しかし傑作とは決して言えない。まず意図的とはいえ、はじめのカメラワークはないな。特別に三半規管が弱いのか、既出の退席した方という方に共感します。気持ち悪いながらも散りばめらた伏線に期待し後半を見たが、クスクス程度の笑い?!に期待はずれ。まあ伏線もわかりやすいっちゃわかりやすい、そしてその回収もやはりそうかというオチ。下ネタも多いし、これはこれでコメディなのだろうが、むしろどうせならあのままホラーにハマっていくほうが期待を裏切られ良かったかなと。業界の裏を知ってる人からすれば、これは面白いの?首を傾げるしかないな。下痢になる男のやりとりは始終リアルで一番笑えた。 " + }, + { + "date": "2018-11-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 1回目の観賞は最高。2回目はお腹いっぱい。自分は。ただまた見たくなる。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "文句なく面白い\n 今さらだけど、みてみた。評判は聞いていたが、あらすじはほとんど知らずにみた。一言で、面白い!自分も学生の時に8mmで自主映画を撮っていたので、後半の雰囲気は懐かしさもあって、気持ちよく笑えた。前半で1CUTで撮りきるところに凄い!と思って、途中の変な間も1CUTだからだと納得しましたが、後半の話でその裏を見せることで、あれが見事な伏線になっていた。だまされたような、愉快な気持ちになりました。いろいろ、話題になりましたが、こんあチャレンジングな映画が今後も出てくるとうれしいなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 1.5, + "empathy": 2, + "review": "斬新な感じでした\n 魅せ方、テンポは凄い良いと思いました私のツボにはハマりませんでしたが劇場で大笑いしてる人は居ました映画館ではなく家のテレビでも変わらないかなーって思いました " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "わからない\n 周りの人間がとても良いと行っていたので、劇場に見に行ったがあまり良さを感じることができなかった。映画というよりテレビドラマの様な作品だった。 " + }, + { + "date": "2018-11-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "人生で1番声出した作品\n いやぁ〜面白かった!!!カメ止めは社会現象レベルで、観てない友人からどんな作品?と聞かれることが多かったです。ですが上手くあらすじを言えないし言いたくないのです。とりあえず観てみて!としか。こんな面白い作品があるのかと思いました。これはエンブゼミナールが制作で宣伝もほぼされていなかった映画でしたよね。ということは本当に純粋に面白いという口コミで広がったということ。ただしい映画の広まり方という感じがします。私は一人で観に行ったのですが、声をだして笑ってしまいました。でも恥ずかしくありませんでした。なぜならばみんな笑っているからです。これほどみんなが笑ったり、驚いたりする声が上がる映画ってあるの?いやぁ〜本当に面白かった! " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "カメラの映像が\n カメラの動きが激しいから途中で気持ちが悪くなって退席しました " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "終わって始まる\n 後半ずっと笑っていられる。今年邦画から1本選べって言われたら、多分これかな " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "伏線回収がみてて気持ちかった!\n 笑いながらハラハラ観れて、距離感が近い感じの映画で良かった。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "まぁ、こんなもんかな。\n 世間の期待値がかなり高まってから見に行ったので、こちらのハードルも上がった状態で見に行きました。まぁ、こんなもんかなという印象。特段つまらなくもないけど、DVDが欲しいかと言うと。。。まぁ、一回見ればいいかな程度。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ホラー×ハートフル×コメディ詰め合わせの秀作\n ある廃墟にて行われていたゾンビ映画の撮影。クオリティの高さを求めて暴走気味になる監督に耐えかね、休憩を取り始めた製作陣に突如襲いかかる本物のゾンビ達。頑なに映像を残すよう指示する監督、逃げ惑うキャスト陣らのどこか違和感のある緊迫とした映像とその真意を描いた2018年最大のダークホースかつ話題作となった作品。SNSを中心とした口コミが評判を呼び、都内上映たったの2館スタートから約3ヶ月で全国300館以上の上映にまで拡大したというWikipediaに書いてありそうな典型的な大成功を収めた今作。失礼を承知で言うが、本当に全くの無名の俳優陣と製作陣によるインディーズ映画という条件の下、キャストのネームバリューではなく、構成や見せ方や空気感をよく練りこんだ脚色の力が光った、すごく娯楽的で面白いけど良い話でもあるいいとこ取りの作品だと感じた。こういう物語の裏側的部分を描く手法にどこか三谷幸喜感もあって、いろんな映画のオマージュも感じさせた。多分ここから「カメ止め出演俳優」や「カメ止め製作陣」っていう言葉で他作品も売り込まれるんだろうなと思う笑。この快進撃がどこまで続くのか楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "うん、面白かった!\n あらすじを読まずに観に行ったので、前半はちょっと観てるのがしんどかったし、観に来たことを後悔していた。が、まさか後半があんな展開になるとは!脚本がよく練られていて、後半はとても楽しめた。 " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "先入観\n B級でなんかヒットしてるゾンビ映画というマニア以外つまらなそうという先入観のもとに観たがしっかりしてて良かった。三谷幸喜的なイメージのある手法で目新しくはないが、低予算の割にはしっかりとした画になっていたのでちゃんと観れた。ゾンビとこの手法のコンビネーションが珍しい? " + }, + { + "date": "2018-11-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "低予算で頑張ったで賞\n AKBの指原さんが「メッチャ面白い」とTwitterで呟いて爆発的ヒットになった作品ですが、正直低予算で上手く作られている点は認めますが、「メッチャ面白くは無いです」コメディ映画ならもっともっと面白い作品は沢山ありますので、かなり過大評価だったと思います。Twitterの威力って凄いですね! " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "今さらながら・・・\n 話題になる前から周囲に観ることを勧められていた作品なかなかタイミングが合わず観に行くことが出来なかったが仕事の合間に時間が出来た為映画館へいやー久々に単純に「楽しかった」と言える作品でした。色々考えながら観るのが楽しい作品も好きですがたまにはこんな作品がみたいと思う。DVDや配信で出たら家で酒飲みながら2回目見たいと思った。上田監督の次回作は何かわからないが期待してます。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 5, + "review": "面白かったけど\n やたらと評判が良いので、地元での公開を心待ちにしていました。できるだけ余計な情報は入れず、過度な期待もせず、既に残り少なくなった座席のできるだけセンターライン寄りで後方の席を押さえ、映画館に行くとほぼ満席に近い客の入り。人気と関心の高さが伺えます。これはきっと好みというか、評価が激しく分かれるでしょうね。率直な感想として、この作品の何処がこれほどまでに絶賛されるのか理解できない。けっしてつまらなかったわけではなく、面白かったしじゅうぶん楽しめはしましたが、巷で言われるような傑作とか名作とは程遠いもので、例えるなら、大学の映画研究会が頑張って撮った自主制作映画って感じ。全国公開してくれたので鑑賞できましたが、本来はミニシアターなんかで入場料ワンコインで上映するB級映画(言い過ぎか?)。あちらこちらに軽い笑いが散りばめられていて、時折場内からクスクス笑い声がおきるのですが、左隣の兄さんはツボにハマったらしく、身体揺らして大爆笑・・・。1人で笑ってる。いやいやそこ、そんなに声出して笑うほど面白い場面か??お隣さんが大喜びするほどに、こちらはシラーっと冷めていくわけでして。まぁ、映画は楽しんだもの勝ち。隣の兄さんは幸せ者です。さて、本作で評判になっている37分の長回しのシーンは、手持撮影なので映像が揺れて、お世辞にも見やすくはなかったですが、役者さんもスタッフも、これは体力的にもきつく、大変だったでしょうね。よく頑張りましたw個人的には最後の最後、エンドロールのシーンが一番良かったかな。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いすぎた\n 笑いすぎました。いいキャラ。 " + }, + { + "date": "2018-10-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "スッキリ!\n 面白い!無条件で面白い話題になってるけど、どんなもんかな〜〜と、ちょっと疑い気味で観た始まってからも、話しに聞いてたワンカットってこれかー、と、何かしら違和感を感じながらも、こんな感じか〜と、次にこのメイキングが来るのか?どう回収するのか?と思っていたら!思わぬ展開、見事なまでの謎解きが、なんとも気持ちいい!声を出して笑ってました全ての伏線が、気持ちよく回収され、観終わった後の満足感!久しぶりの感動でした人に勧めるべき映画です " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "気持ちのよい作品\n ようやく見ました。こんなに映画館でみんなが笑っている作品は久しぶりかも。楽しく気持ちのいい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-10-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "起承転結 通りの展開\n 評価が二分する映画。私は面白いと感じました。映画館で見てみないとわからないですし…作りのチープさも演出なのかそれすら面白いと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ようやく見れました\n この映画は2回始まるというキャッチフレーズが、中盤からわかります。よく出来た脚本と演出と何より嫌な事を忘れさせて貰える作品。エネルギーを頂きました。 " + }, + { + "date": "2018-10-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "この作品が認められる世間でよかった\n 邦画エンタメ映画として、僕は現状生涯一位としたい。インディーズ映画だからとか、俳優が無名だからとか、逆にここまで流行りすぎたからとか、そんなくだらない理由での評価の高低はなく、ただただ面白い。映画(に限らずテレビや本や漫画など)の一つの到達点には、なるべく広範囲の人に受け入れやすく、面白がられ、人と人との共通項としての役割を果たすところがあると思う。この映画は、誰でも、いつ見ても楽しい。それだけで価値があるものだと思う。数多の映画に埋もれずに、社会現象となるまで流行ってよかった。そういう世間でよかった。 " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "固定概念を捨てて観てください。\n 映画はこうでないといけないとか、そういう固定概念は捨てて観てください。フラットな状態でこの映画を観ることがオススメ。脚本のアイデアが秀逸。前半の駄作感が全部罠だったとは!見終わったあとスカッとします。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評判通り😄\n 口コミでみんなから面白いって言われて観に行ってほんとに面白い映画初めて!すごいねー!最後泣けたー😭 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "はじめて劇場で声だして笑った。\n 前情報一切入れずに観られた幸せ。思ってた映画と違ったと感じた時の驚きと、「そうきたかー。」の嬉しさ。歯車が噛み合った時の爽快感。最高でした。0.5マイナスは序盤のカメラワークで、ちょっと酔った。 " + }, + { + "date": "2018-10-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "映画版ならもう少し見応えが\n あったほうが良かったと思います。特にゾンビ映画の部分はもう少しおもしろくできたはず。見直すのが前提ならわざとチープに作ってるにしても時間が長いのが飽きてしまいます。 " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 0.5, + "empathy": 16, + "review": "面白くなかった\n 期待していただけに残念な映画でした。観に行って損した気分になるのは久しぶり。メディアが騒ぎすぎな感じがしました。 " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "普通の映画っぽい流れではないかな\n 話題なので見てみました。前半が終わったところで何これ?帰るか〜って思ったところ後半で笑えた感じです。前半2点後半3点。そこまで評判になる程でもないような?見に来て損したとは思わなかったのでまあまあではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-10-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ポップコーンを食べきろう!\n もし二回目を見ることがあるならば、初めの30分は取り敢えずポップコーンを購入し味わうことに専念する。その後、娘のTシャツの確認と包容力ありそうなカメラマンさんとカメアシのメガネっ娘のやり取りで胸キュンする!以上! " + }, + { + "date": "2018-10-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "ゾンビ映画場面が\n 仕掛けとしては昔からある手法などという批評はナンセンスな作品であることはわかりますがゾンビ映画の場面がわざととはいえ退屈すぎます。ゾンビのメイクのクオリティとかではなくメインのネタばらしまで長く感じるほど退屈なのは残念だと思われますが前情報なしで見るぶんには驚きと感動はあると思われます。しかし何度も言われていると思いますがラジオの時間と同じ設定です。にも拘らずラジオドラマの部分もおもしろかったラジオの時間には遠く及ばない作品でありネットで持ち上げすぎだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-10-22", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "違う意味で笑いが\n 正直、なぜこれほど高評価なのかわからない。最初の30分はクソつまらなくて、けど最後に回収してくれるんだろ?と思わせといて「はっ?」て感じ。こんなレベルのコメディで笑えるなら、面白い漫才聞いたら抱腹絶倒で死ねるやろ?って思うよ。途中からあまりのつまらなさに逆に笑えてきて、2000円近く出して何を観せられてるんだろうと虚しくなった。自分の笑いのツボがおかしいのかな。とにかくここ最近で最も、損した映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-10-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "凄い映画\n 見終わった後にとんでもなく幸せな気分になりました。低予算でもここまで良い映画ができるとは。評判通りの面白さ、2回目も観に行く予定にしています。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "申し訳ない\n 面白かったかと聞かれれば、面白かった。予想を超える展開が待ってたかと聞かれれば、待ってなかった。期待しすぎたのかな。\"期待\"は強制と紙一重だと言われた。\"応援\"の意識で観るべるだったならもっと素直にみれた。楽しかったよ、ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "酔った…\n 乗り物に酔いやすい人は、事前の準備をしっかりとしてから行きましょう。わたしは朝一で観に行きましたが、完全に前半で酔いました。後半は笑いあり感動ありだったのに、吐き気がしていたので半減してしまいました。残念。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "十年に1本の感動作!思わぬ拾い物でした!だから映画を観るのは止められない\n こんなアホ臭い映画めったにあらせんでー!!もう観た後、一週間は思い出し笑いして楽しめそうだから、安いもんですわ!!こう言う映画をホントは最高のエンタメと言うんのかも知れんですわい!監督初め制作者諸氏には、大変申し訳ないのですが、私、勝手に本作をB級映画扱いしていますが、B級作品にはB級映画として面白さが有って、これぞ「ザ・B級映画の王者・チャンピオン」とでも言うべき今年の傑作作品ですヨ! 劇場を後にする時には、ホンマにルンルンでした。前半のワンカットだけの長回しのゾンビ映画の撮影シーンには正直、長くて飽きてしまったのも事実だけれども、後半の撮影の裏事情を作品のメイキングのような形で!本の作品として作り込んでしまった事は、お見事でした。前半がアホでチープなゾンビ映画の制作シーンであれば有る程にそれが、更に後半の面白さに続いていく楽しさが有る。ゾンビ映画が後半で巧みに生かされて来るこの構成が素晴らしいね。基本、チャップリンが語っている様に、人を笑わせる喜劇程難しい事はないのですからね。話が変わりますが、最近観た「あいあい傘」は予告編に一番のクライマックスシーンを出してしまって、本編を実際に観ると出がらしの番茶の様に、予告編以上の感動が得られない。予告編に騙されたって気持ちになる作品で残念でした。「コーヒーが冷めないうちに」も同様にお涙頂戴映画で、泣かせる事が前提に有って、逆にシラケて感動は遠のいてしまうような悲劇よりも、本作の様に笑える映画の方が観る価値は有るように思います。笑い過ぎると人間涙がやはり出るものです。悲劇で泣かせるのは簡単でも、人を笑わせ、喜劇作品で泣かせる様な笑いを誘う作品を制作するのは難しいものです。しかし、以外にも私は本作のラストである写真のアップが映された瞬間に涙が急に込み上げてきたのです。自分でも急に泣いている事が以外で不思議でしたが、これは立派な父と娘の愛の物語で感動しました。ワンカットの長回し作品で始まる本作が、ラストに1枚の写真のアップを挿入するだけで、登場人物の優しさ、愛の総てを表現している、本作は何とニクイ作品でしょう!本作は丁度、小津監督の「東京物語」で笠智衆が妻を亡くした夜明けに、高台で昇る朝日を観て「今日も暑うなるなぁ」と言う一言のセリフで、主人公の孤独感、生命の儚さ、別れの辛さ、人生の無常と、妻と暮らした全ての時の終わりを迎えた瞬間の万感の思いのたけの総てを表現させた感動に似た物が有りました。散々笑って、笑わせて、楽しませ、さらりと泣かせる、これこそ映画のマジックと言うべき作品でしたね!思わぬ拾い物をした感じで嬉しい作品に出会えて本当に感謝しています。映画って本当に素晴らしい良い物ですね!だから本当に、映画を観るのは止められない! " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ポンは1回でええだろう\n と突っ込んでいたら、そういうことね。最初の疑問を程よく回収。うまくできている。 " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "(´-`).。oO集団催眠だよ、それほどか?\n 新潟の映画館がいっせいに公開しましたが、どういうことか?好評のレビューが多く観て来ましたが、、、、、。ゾンビ映画 ワンカット 作成の裏舞台を描いた映画。その裏舞台がコミカルなアドリブの連続、そして親子愛、仲間との友情が描かれています。前半はワザとつまらなく、後半は面白おかしく、泣きもありで描かれていますが、正直つまらない。前半後半のギャップが大きすぎるから面白く感じるのでしょうが。恐るべきマジックです。前半がつまらなすぎてチョット後半をおかしくすれば高得点。そしてみんながのレビューがいいもんだから俺も俺もで高得点。集団催眠だよ。こりゃ。正直つまらないってはっきり言ってもいいかと思いますよ。 " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "Dont stop the キャメラ~~~\n ビールとポップコーンを片手に。誰かのおすすめで。個人的には見てよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-10-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "前半つまらな過ぎ\n レビューが凄い高評価だったので視聴しました。映画自体は、前半で一回全部見せてから、後半で実はあのときの裏側はこんなことが起こっていました!という、前半の伏線を後半で回収するタイプの映画。前半が40分近くあるんですが、とにかく面白くなくて見ていて苦痛でした。みる映画間違えたかな、とさえ思いました。後半になって、ようやく前半の意味がわかって面白くなります。なんでゾンビ登場したのに、ずっと同じ場所で座ったままの男性がいたのか、斧で殺された女性が突然立ち上がった理由などなど、笑いあり親子の心温まる場面ありです。なんですが、こういった前半の伏線を後半で回収タイプをよくアニメで見ていたせいか、真新しさを感じませんでした。せめて、前作をもう少し面白くして欲しかったですね。そうすれば、もう少しいい印象のまま見終われました。 " + }, + { + "date": "2018-10-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "言うほど?\n DVDでいい " + }, + { + "date": "2018-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待値上げていたのに\n やばかった。期待値超えていた。おもしろい。 フレームの向こう側に。役者が、無名ぽい演技 美味い。ストーリーも美味い。フリを回収してゆく様が心地いい。 " + }, + { + "date": "2018-10-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "好きなやつ\n 寝る前に「あーおもしろかったー!」って思えるくらいの気持ちよさ " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "伏線回収もの\n 涼宮ハルヒの憂鬱の映画撮る話に似てるかな。1話で映画を丸々流して、後の話で回収してく感じそこまで新鮮さを感じなかったけど、退屈はしない映画かと思いました " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "別作品との二本鑑賞おススメ\n 「カメラを〜」見たあと、50min仕事して、「〜タコ!〜」を鑑賞する4時間30分。(二本みた理由は、理由を伝えずメディアの良い前評判とは違った「カメラを〜」が期待よりつまらなかった場合の気持ちV字回復用で下が、笑、)です。結論からいうと、やらない理由を無意識に探す私に痛く刺さった、ので、ぜひ二本鑑賞をお勧めします。1、兄妹設定かどうかは超気になったけど、そうでなければ兄妹設定はなしの方が自然。2、阿部さんは面白い俳優!の一方で、特徴の緩いヨシオカリホの顔と名前がはじめて一致した後半40minころ。彼女の配役上の歌も上手に聞こえた。それを思うと、大声で歌える(下手じゃない!)時間を長く聴きたくなった(例えば3曲(+2曲、8min)、にさせると、プラスアルファ感動したと思います。【翌日メディアで彼女が叩かれていましたが、事件を起こしたわけでもないのに、メディアはひまです。】3、声の小ささより声の下手さから自信を持つようになって所謂下手ウマとなってハードロック(かシャウト系ジャンル)に変更して声は必然的に大きくなる、方がリアルでしたね。株式は公式ロボット売買。softbankは何故かai会社を目指す。リアルな世界や人を信用しない社会の時代が到来してきた今(RSと種類の違う暴落はやってくるでしょう・・・)といえども本質でいうと、、「〜カメラを!〜」参考にして、脚本、演出、カメラ、音楽、作り直したら、もっと感動する作品となったでしょう。【この作品を知ったのは、「〜カメラを!〜」が流行りだしたタイミング。タイトルが素人ぽいつくられたのは、まさか評判の悪さを逆手に取ろうとした宣伝の作戦、だったのでしょうか?】メディアがリアルを追求しなくて誰が未来のリアルを考えますか?!5時間後の今、パンフを買えばよかったと思った(カメラを〜*のパンフを買ったことを後悔しながら感想を書いてます、笑)洋画でこの作りだったら星2つですが今日の2作下記作品で混ぜてほし3つ。(謎解き「前触れ少なく現れた当作品。後付けというか、それで少し興行が上向いたらそれはよかったです。)逆に、「〜カメラを!〜」は、mxテレビ出演で、監督がfeeについて演者へのリスペクトが低い発言をしていた翌日に原案者と揉めた盗作状態がニュースになっている現状からすると、良し悪し儲け以前に、人間性が作品をより良くし、歴史をつくる社会であることにホッとした。*「カメラを〜」感想の続きpoint31.「〜タコ!〜」や多くの邦画の常套「綺麗カッコいい有名音楽エフェクトetc」に頼らない造りは、一粒で2度、出なく、3度美味しい感じで終了となる演出とカメラwork、というより偶然の出来事が重なった結果だから面白かった(初めの30minゾンビ撮影はキモ悪すぎ)2.最後に分かる2台目のカメラワークが実際は3台目であることはカメラさんカッコいい(かっこいい音楽出ないところはリアルでいいですけど、ちゃんとオリジナルな感じにしてるところは交換あり。ただし盗作の問題を振り返るとミュージックもパクリではと思える三曲があった、笑!)3.奇をてらった容姿や演技そして映像でなくとも、関係者全ての良い人間関係が演出とカメラワーク(ゾンビ利用のこの場合)で良い映画が作製できる、と思わせてくれる。リアル。つまり高嶺の花(または非現実)の俳優や映像よりリアルに人生を楽しかったと思えない日本といえども、上田監督がこの後、盗作と言われず、良い関係とともに作品を世に出した時が、本当に拍手をすることでしょう。。。よしおかりほ no engi wo dis tte naide but that main stream 、 you can see ! ←「〜タコ!〜」映画界の問題は多いですが、斜陽から飛躍へ登ってほしいものです。基、いずれも当2作の関係者に感謝します。ありがとうござい " + }, + { + "date": "2018-10-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ぶっちゃけ\n ここまで評価されてる理由が自分には分からない(´゚ω゚`)ただ、最後は何か泣けた。そして、もう一回観たいと思った(つまりハマってる " + }, + { + "date": "2018-10-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "己を知れば百戦殆うからず\n 監督がよく自分たちの実力と能力をわきまえていて、それを最大限に活用した映画。不可解なところも少しあったが、こんな映画もありかなと思った。 " + }, + { + "date": "2018-10-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "前半は耐える。後半の伏線回収の為に。\n 最初のネタフリである実際の放送される映像の部分は、正直しんどさを覚えるが、後半の気持ち良いくらいの伏線回収がそれらを上回り、映画が終わったあとには思わず拍手を送りたくなるような内容だった。映画撮影を、2段階ないし3段階裏側から見れるところもまた、面白いと感じた。これだけ話題があり、加えて高評価が多いことも納得の作品である。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これこそ映画館で\n 楽しめるコメディ。 " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "思ったとうり、自分に合いませんでした(+_+)\n 評価がかなり高かったので、どんなものかと思い見に行ったが、自分にとってつまらなかった共感できる部分もなかったワンカットも、大変だったでしょ、お疲れ様..みたいな感想です途中で退席しました " + }, + { + "date": "2018-10-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "種明かしにスッキリ!\n 見終わったときに「なるほどね」って言いながらニヤって笑う作品です。面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「ん?」から「あーなるほど」って思う映画\n 今まで観たことあるようで無い、ありそうで無い映画でした。正直最初の30分はこの映画のどこが面白いのか???という印象でしたが、そこからが本番だったとは。1つずつ理解させてくれて、前半の30分を思い出しながら楽しんで観れました。 " + }, + { + "date": "2018-10-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コメディ\n 入れ子構造メイキングビデオ知らずに見ると面白いネタは小学生レベル家族愛は必要だったのかでもくだらなくて好き " + }, + { + "date": "2018-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今まで見た日本映画の中でベスト\n 劇場が一体となって笑いと感動共有できる映画 " + }, + { + "date": "2018-10-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "改めて映画の醍醐味教えてくれる授業では教えられない観て学べ\n 映画学校のワークショップで製作され、単館2館での公開から全国100館での公開となった、今、間違いなく最も注目を浴びている作品。制作費は300万。撮影期間は約一週間ということで、『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』のような低予算ホラーでのスマッシュヒットが遂に日本でも出て来たかと思って観に行きました。しかし、全然違いました。そんなものではありません。観客に先を読ませない展開。とにかく違和感ありまくりの冒頭30分。ここを過ぎると、「そう来たか〜」とやられること間違いなしです。確かに評判になるのは納得できます。終演後、レイトショーにも関わらず集まった大勢の観客が、ザワザワと「面白かったー!」「予想してなかったー」と話すのがあちこちから聞こえて来たのが印象的です。ネタバレ厳禁の本作ですが、それだけに「誰かと話したい!」という気持ちが抑えらない感覚になりますよね。観ておくべき一本。ホラーと思って避けるのはもったいなさ過ぎです。ホラーとは言えない作品ですし。 " + }, + { + "date": "2018-10-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "うーん\n はっきり言えることは、今までに無いアイデアで、かなり緻密に計算し、スタッフのアイデアを結集し、尚且つ演出においてもこれまた計算されつくした、凝った玄人(マニア)受けのする演出をしている。しかし、誰が見てもこの映画が面白いかというと、??かもしれない。口コミで面白いという評判が広がりヒットしているこの映画だが、面と向かって「つまらん」という意見があってもいいのに、あまりにも趣向をこらした作品なのでこの映画を正直「つまらん」と言えない雰囲気もあるのかもしれない。言ってしまうと「お前には理解できないだろ」と言われるのを恐れてね。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "映画館で他のお客さんと一緒に爆笑\n そんな経験は正月映画の「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」以来かも知れない。予備知識ゼロで観にいったので、ワンカットワンシーンに気がついたところでニヤリ。その中のおかしな演出にあれれ?となり、そして観客にネタをばらして伏線の回収に入ってからは、笑いっぱなしです。観る価値ありです。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "なるほど\n 観ようかどうしようか迷っていたが、とうとうみてしまった。つまらんという人も沢山いたようだか、わたしは単純に面白かったよ。笑えないという人もいっぱいいたみたいだが、わたしゃ結構笑ったよ。映画ってほんと、感じ方は人それぞれですね。実感した。 " + }, + { + "date": "2018-10-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い。\n 前半は酔って辛かったですが、後半はそれも治まり、前半シーンの種明かしが面白くて大いに笑いました。こういう笑い好きです。よく出来た映画です。 " + }, + { + "date": "2018-10-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "怒涛の爆笑ラッシュな後半が楽しい!\n 生で長回しでゾンビ番組を撮るのにハプニングはつきものである。前半の放送部分から、撮影現場は実はこうだったみたいな展開は物凄く斬新だった。欲を言えば、前半で放送部分を流してので伏線引いても回収前に気付いてしまうのが、ちと残念だった。でも、心が温かくなる笑いでした。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ただただ面白いの一言。\n ただただ面白いの一言。これまでの映画の価値観を変える作品です。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "乗り物酔いする人は要注意\n 乗り物酔いする人は、最初の37分は、要注意ですとにかく、画面が動きまくります38分から、画面は落ち着いてきますが、真っ青な顔で観るのは、かなり辛いです酔い止め飲んで臨んだ方が、安全かも知れませんストーリーは、皆さん書いている通り、非常に面白いだけに、体調不良(乗り物酔い状態)で後半を観たのが、痛恨の極みでした " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 7, + "review": "同じ劇中劇が、2回\n どうやら、この映画の売りは冒頭の37分間、ワンカットで撮影した劇中劇ドラマのようだ。そうは言っても「ワンカットだから、どうした?」となる。売りは売りとしていいが、そもそもの「内容がどうか?」が一番肝心であって、内容がいいのならば特にワンカットで撮る必要など一切無く。そうして見ると、昔どこかで見た事のある「ゾンビドラマ」でしかなく、\"ワンカット\"を除くと後は何も残らない。さらに、普通ならばDVDのおまけとして付けられる「メイキング映像」を堂々と後半で流している。メイキング映像など、まず見ない私には「時間の浪費」でしかなかった。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんなに爆笑した映画は初めてかも\n って思えるくらい爆笑だったし、周りの観客も爆笑で爆笑に包まれてた!最初は疑問に思ってた箇所も後から、なるほど!ってわかった時にまた笑える。エンドロールで実際の撮影場面が流れてくるのも、撮影ってこんな風に行われてるんだ〜と感動してしまった。もう一度見たくなる。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 7, + "review": "寝てしまった\n 評価が高く話題の作品なので観に行きました。笑える、との感想が多かったので期待していたら、前半で眠くなってしまって10分程爆睡。カメラワークで酔ってしまいました。低予算感は満載。劇場を出る時、同作品を観た人達が「どうだった?」「うーん」という感想がちらほら。笑っていた人もちらほら。映画はエンターテイメント、映画館で観たい映画!というのが好きなので私には合いませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "ポン‼︎\n 2018年映画館鑑賞140本目‼︎ポイント無料で見て正解‼︎話題のおかげで満席(萎)前半キツかった後半まぁまぁカラクリも目新しいものでは無いしここまで話題なってない時に見てたらも少しおもしろく思えたかも知れないと思いました。主役の女の子が重盛さと美に似てました。 " + }, + { + "date": "2018-10-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "僕はこれですね\n 現在2回観てます、色々とネットで噂良き悪き聞いてての遅めの鑑賞、最初は一人で観ましたが、無論半信半疑で、で、やられました…本当に。お金や、有名なタレント女優とか、使わなくてもこのように楽しめる映画、とても素晴らしかったです。色々な人に勧めてます、まだ迷ってる人は一度は観たほうがいいと、おもいます。3回目もいきます。 " + }, + { + "date": "2018-10-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "三半規管が弱い人は見ない方がいい。酔う。\n ワンカットってだけあって、場面場面の映像切り替えがないので、三半規管が弱い人は乗り物酔いしたような感覚になる。旦那と一緒に観に行ったけど、私は初めの15分でアウト…トイレに駆け込みました。旦那によると、そのあとゾロゾロと出て行く人が居たみたい。それでも何とか観ねば…ただゾンビ映画観に来ただけになる…と思って、スロープの手すりにしがみついて観てました(笑)トイレに行き来できるように(笑)でも旦那は全然平気で、面白かった!って言ってたので大丈夫な人は大丈夫なんだと思う! " + }, + { + "date": "2018-10-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "面白かったです。\n 遅まきながら、まあ〜観ておくか〜ぐらいな気持ちで観ました。話題のワンカット・オブ・ザ・デッドで終わったら学祭まんまだな、、、そんなことは当然なかったんですが、後半の写りの、鮮明さの落差にニヤついてしまいました。無名(に近い?失礼!)な役者さん揃いなので、そこが鑑賞しやすいポイントだと思います。主役の濱津隆之さんがホントに良くて、ファンになりました。何度も観られそうだし、確かに面白いんですが、この映画で、ここまでの大騒ぎになるのは、、、日本の映画界はそんなにアカンのかと、なんとなく寂しい気持ちにもなってしまうんです(ΦωΦ) " + }, + { + "date": "2018-10-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "本当に\n 大きく笑った。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n まず、この映画を見る上で大事なのは、映像とか演技とかで批判しないで、まっすぐに面白さに向き合うことです。わーなるほどーてきな面白さがあり、涙ありでいいですよ。ただ、皆んなおしすぎて、期待値の上がりすぎには注意です。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "新感覚ゾンビ映画?!\n 前情報無く見に行った結果、やられました。フェイクドキュメンタリーのゾンビ物としてみていたんですが、出来が酷すぎてあら捜しするのすら放棄・・・と思いきや、こういったギミックか~と裏を書かれてしまいました。決められた条件下で物を作ることの難しさ、その条件を知らずにあら捜しする自分の滑稽さ。おそらく、前情報があった状態で見るのとは、印象が大きく違うんだろうなと感じました。ここでレビューを見てから映画を見る人は、ちょっと損してる気がします。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラワークのせいか途中まで気分が悪かった。というか頭がいたかった...\n カメラワークのせいか途中まで気分が悪かった。というか頭がいたかった。最後は笑顔で終われるのがよかった。 " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "まぁ普通だな\n 評価に期待して見たが 普通…… 周りもクスクスぐらいて爆笑ではない…… 多分テレビ関係や劇団の人がレビューを沢山入れた感じだ! そこまで面白くないし子供は不満だったみたい…… " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 0.0, + "empathy": 6, + "review": "評価を見て鑑賞\n 前半は本当に映像で酔う! 後半は確かに普通に楽しいが絶賛するほどでも… この作品はDVDて十分!過大評価しすぎ! " + }, + { + "date": "2018-10-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "邦画の希望\n 低予算でここまで出来るだ、って感動して泣きました。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画\n 観て良かった。最高。 " + }, + { + "date": "2018-10-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "映画の本質って、?\n 『カメラを止めるな!』鑑賞。今、一番の話題作、公開してすぐは、絶対東京行った時見るもん!!と思っていたのも、つかの間。どんどん広がっていくうちに、とうとう私の住む地方まで来てくれました、、やっと観れたんです、!ネタバレ、しません!↓こんなにも話題になる作品は、批評も好評も色々な意見が観る前から沢山流れててでも何にも無しで、観に行きました。ただ、ワンカット長回し とか色んなキーワードだけが私にも届いてて、そりゃあもう、期待値も高まる訳でこれだけの話題作をどう観ていいのか〜と、ふつふつと思っていました。新しい、とにかく新しい!!!どこにも属さない、映画というカテゴリーで、これが映画って言われるものであってほしい観るもの感じるものその瞬間全て全部が新しくて初めてスクリーンで映画を観た時みたいな、何が起こるんだろう、何が始まるんだろうって一つ一つに心がワクワクして動いて、軽々しく聞こえるかも知れないですけど\"純粋に、楽しかった\"娯楽という一つの手段に過ぎないけれど豊かな時間と瞬間が詰め込まれていました。きっと、映画館で体験すること、何度も鑑賞する事色んな人が口伝いに届けること流れに乗ってどんどん、どんどんこの作品は広がって決して留まる事を知らずに止まらずに進んで行くのだろうなと、思います自分は低予算だとか、まだそんなの全然無知であるから分からない部分も多いけど、それでも何かとんでもないものが飛び出してきた生まれてきたっていう事だけはわかっていて、でも高評価であったからこそ自分の目でも確かめてみたい〜って誰やねんって感じだけど、それでもこの映画を観てる時はしてやったり!!とか、どうですか綺麗でしょ賞獲れるよね、みたいな観ていて距離を置いちゃうような要素が全くなくてこの作品に賭ける、情熱とか覚悟とか葛藤とか全部の人の想いの強さみたいなのが凄くあって何故か分からないけど、観終わってとってもあったかい気持ちになれたんです。永遠に終わらないでほしい映画が映画の本質とか本来こうあるべきじゃねーのかよ!!っていう訴えのように聞こえたし綺麗に見せるとか、映像美とかそういったもので人を感動させられるのももちろん凄く稀有で壮大な事だけれど役者とか監督、スタッフさんとかその周りで支えてくれる人が本気で面白いものを作り上げようってしたものに対して結果お客さんが反応してくれる、その単純で些細な過程が今の時代で難しくなってきているのかなぁ、と。流行りがとか これやっちゃまずいとかそういうの何にも考えないでただ素直に楽しめたから素敵な時間を貰った本当に有り難かった。  " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画愛\n 原案or原作の問題はあれど、私が一番強く感じたのは映画愛。一つの作品を制作するには、これほど多くの人たちが関わっている。そして関わる人ひとり一人に、作品にかける想いがある。それらが渾然一体となったとき、ようやく一つの作品が生まれる。そこへ辿り着くまでには、多くの艱難辛苦があれど、それでも映画が好きなんです!という制作サイドの気持ちが伝わってきて、気づくと泣きながら笑っていた。嗚呼、私も映画が好きなんだ──と再認識させてもらった。 " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "批判レビューを気にしない方におすすめ\n 観るからには素直に楽しまないと損ですよね。昨今の映画はパクリか続編かリメイクがあたりまえですし、中身のないものもいっぱいあります。私はアベンジャーズよりは残るものがありましたね。 " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "悪くない。\n ほぼほぼ前情報なしで見に行きました。感動してめちゃくちゃ最高だった!という程ではないと感じました。傑作でもないけど、駄作でもない位の感じです。 ただすごいと思ったのは、映像の撮り方、そしてこの映画の面白さをあるひとつの分野に全振りしているというところでした。 ただ最近は世間でめちゃくちゃ騒がれる作品が必ず面白いかというとそうでないのが事実なので、そこも少し感じとれてしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "二度は見たくなる!\n 最初の30分間ほどは ハンディーカメラによるブレで、酔いに悩まされた。それに加えて、演者の謎な行動、変な間があったりと、気になることが多かった。それが!全部!仕組まれていたことだったとは!前半ではった伏線を すべて回収してくれて、鑑賞した最後はスッキリした気持ちで映画館を後にすることが出来た。本当に見てよかったと思える作品!また見たい! " + }, + { + "date": "2018-10-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "やっぱ舞台ストーリー\n パクリが問題になったりしてますが、それより舞台のものを見れたらもっと違う面白さがあったと思います。面白かったから映画にしたいと思ったと感じる映画でした。何度もこの映画見に行く方の気持ちは理解できませんが舞台化してもらったら見に行きます。 " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これは面白い!!\n 凄い面白いと、世の中の風潮につられ、とりあえず観てみようと、、、。始まってから、1時間くらいつまらなくてどうしようと悶絶。え、めっちゃつまらん。えっ、めっちゃ苦痛、え、どうしよ帰ろうかな状態でした。後半からジワる。伏線の回収半端ない。ちょっとした疑問全部回収してくれるし、気持ちいい!や、本当に良かったです。この映画は秀逸! " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "めっちゃ酔う\n 流行ってるみたいやから観に行った最初は、席を立ちたいと思ったし、吐きそうだった映画の裏側?めっちゃ楽しそう(●´ω`●)あのおばさんの顔は受け付けないな、 " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "やってまった。\n 私の趣味の合う変り者の友人が面白いとめちゃくちゃ推すので見に行った。が、変り者の友人が薦めた作品だったので、多分これは普通ではないと思って見たので、早い段階でからくりに気づいてしまった。それでも、面白かったけどね。本当に絶対予備知識なしで先入観なしで見ないといけない作品だね。 " + }, + { + "date": "2018-10-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "気持ち悪くなって酔いました\n カメラワークの悪さに気分が悪くなり酔いました。ただただ気持ち悪くなり外に出ようかと思いましたが最後まで頑張って観ました " + }, + { + "date": "2018-10-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "予備知識が無ければ無いほど楽しめる。\n 前評判の高さに遅れて観賞し、それでも十分に楽しませていただいた一本。しかしながら「初物ゆえの」という部分はかなり。着想と勢い、という点でかなりの部分を占めるので、次作以降は本当に苦労するだろうなと要らぬ心配をしてしまう。内田けんじ監督が、今どうしているのか。日本映画を取り巻く現状の中、良いところと悪いところを一緒に考えさせられた作品。ま、何も考えずに楽しめばいいのだけれどね。 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "如何に前半に目を離さないか。\n 如何に前半に目を離さないか。それで評価は変わる。そんな映画でした。前半になにこれって目を離したら勿体ない。本当に細かいし無駄の無いエンターテイメントって感じがした。 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "2018-103\n Jackson5の「I WANT YOU BACK」じゃね?そっちのパクりのが一番気になった(笑)確かにおもしろいです。でも、一緒に観てた人たちほどはまりませんでした。繋がった系の映画(ボキャ貧ですみません。伏線回収?)なら、わたしは『トライアングル』のほうが上手だと思います。あちらは怖いし、笑えないですけど、「うわぁ繋がったすげぇ」感がはんぱない。笑いをこらえるほどは笑えなかったし‥‥その辺は感覚でしょうか。ここまで話題を呼んだということは、今までにないスタイルを確立したのかなとかハードルを上げていたせいでもあるので、普通に見たら楽しめると思います。みんなが笑いながら劇場を後にしていくけど、わたしはとにかく歌が気になる(笑) " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い、以外に感想を伝えるのが難しい\n ホラー苦手です。だけどどうしても見たくて、勇気だしてみました。結果、めっちゃ面白かった!!途中まで見たことを後悔するほどの恐怖で、まっすぐスクリーンを見れませんでした。が、180度変わり、そーゆーことか!と。話したいけど、話すのがもったいない!見終わったあとは無駄にさわやかな気分。もう1回見たら、最初から笑ってしまいそう。。笑てか、ネタバレなしに感想言うのって「面白い」以外めっちゃ難しい。面白いって言葉の汎用性すごい。笑 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ネタバレ厳禁で感想がムズい\n まあまあ面白かった皆さんの感想でよく見かけた斬新さは特には感じなかった観終わった後のほっこり感は好き最初の方でどうしてこの人こんな芝居なの?という疑問(まあその人に目を配ってなければ関係ないことなのだけど)が進むに連れ解消されていくのは心地良いよね次回作にも期待 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "想像とはちょっと違った\n 話題になってたので、ずっと観たくてやっと観れました。前日の台風の影響だからなのか、公開してから何ヶ月も経ったからなのか、比較的空いてる状況でゆっくり満喫出来ました。何となく想像してた感じとは違い、《なるほど、こんな感じのストーリーか》って内容でした。観た人が口を揃えて笑えたっていうのも、確かに笑えた!制作費300万にしてはよく出来てるとは思うけど、「絶対観た方が良い」と口コミにもあるが、そこまでだとは自分は思わない。やっぱ何億もかけて作った映画の方が自分的にはもっと面白いと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-10-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "努力の勝利!脚本の勝利!アイデアの勝利! 全く情報を入れずに鑑賞し...\n 努力の勝利!脚本の勝利!アイデアの勝利!全く情報を入れずに鑑賞して正解でした。この映画の構造や仕掛けが予告やあらすじなどでもわかってしまうので、それを知らない方がより楽しめると思います。まず度肝を抜かれるのが【37分間の超長回しワンショット】。実際にこれを仕上げてしまっているのもすごい!そこからはこの37分間を楽しんだ人ほど爽快に感じる展開のたたみかけ!!これぞ映画!!2回目以降の鑑賞ではまた違う楽しみ方ができるようにも感じます!インディーズ映画の楽しみ方や独特の雰囲気も満喫できました!(インディーズ映画の枠を超えてると思いますが…)公開規模が大幅に拡大し自分も地元の映画館で鑑賞できました!話題作ですし、日本映画史にも確実に名を残すであろうこの傑作は絶対に劇場で観るべきです!! " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "苦痛を経たからの後味の良さ\n 噂諸々聞きつつも、正直前半つまらなすぎて帰りたかった。そのおかげか、伏線の回収が予想以上に楽しめたので、ありなのかな?久しぶりのB級の良作♪ " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラワークで酔った。 後半見て納得した。 でも酔うのでごめんなさ...\n カメラワークで酔った。後半見て納得した。でも酔うのでごめんなさい。話しは面白かった! " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "話題性だけでここまで伸びた感は否めない。\n 映画は何百と観てきましたが、今回この映画が特別面白い!とかもう1回観たい!とかそういう感じとはまた違って、私の趣味でいうと好みではないので、もう1回観たい!とはならなかったので、この評価にしました。私のあくまで主観ですが、話題性がこの映画をここまで人気にしたのでは。と思います。私がこの映画を観たのもある種のミーハー的感覚で流行りに乗っとくかって感じだったので構成は面白いですが、こういった作りの映画は過去にいくつかあると思いますし、伏線回収が非常に綺麗なのが良かったなとか時間があっという間に過ぎたなぐらいなのと低コストの割に盛り上がりがあり良かったと思いますけれど、それはあくまでB級映画にしてはの括りなのでS級映画と肩を並べて戦える感じとはまた違う気がします、、 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった!\n 評価が高いだけだろうな〜と思って、あまり期待せずに行ったけど凄く笑って、ここ最近では一番面白くて好きな映画になりました。映画館で笑いを堪えるので必死でした。それぐらい面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "期待は厳禁\n あれだけ芸能人や一般人コメントで評価高かったので期待して見に行ってしまった、という前提。予想していた範囲を超えない内容だったので、もうひとつ、超えたものがあれば、きっと少しは面白かった、のかな。内容は、どちらかというと、身内ネタ、みたいな感じで、きっと、同業者とかは「あーわかるわかる」みたいな感じの笑いがあるのかもしれないけど、個人的にはひと笑いもナシ、私が観に行った上映会では、席が7割くらい埋まっていたけど、他の観客も笑ってなかった。これだけ周りが「面白い」と言うから見た、というのが、よくなかったかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど!\n 気になっていたものの何となくイマイチな気がして見るのを躊躇っていました。レビューを読むと賛否両論なのはどの映画にも言えることですがやはり自分の感想を知りたくて映画館へ足を運びました。全体的にやはり、前半からの退屈さは否めない。後半からグッと持って行く感じはすごく本当に良かったし面白かった!ただ、その退屈な前半が意図的だったとしても、もう少しどうにか出来なかったかなぁ?という印象。ダレすぎました。なので、星4つにはならず…。面白かった?と聞かれれば面白かった!と答えるけど、前半はかなりダレるよって付け加えてしまいたくなる。そこがちょっと残念な映画。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "前情報を全て忘れて観るべし\n 断言します。低評価を下す人達の大半はいわゆる「逆張りおじさん」です。この映画が話題になる前に観ていたら、きっと絶賛していたに違いありません。・この作品の「もて囃され方」が気に食わない・宣伝され方に違和感があるそういった人達の気持ちは非常にわかります。が、そういった人達の一部が、この作品の本質でない部分を無理やり槍玉に挙げてつまらんと言い、「分かってる俺カッケー」しているだけです。この作品は単純に『非常に良くできたB級映画』です。もし1,000円程度で観られたなら「超満足」できますが、1,800円払うかと言ったら、確かに少々疑問かもしれません。低予算ですしね。ただ、低予算を逆手に取って、後半のカタルシスの為に、敢えて『前半の視聴が辛く』なるように設計したのも見事な手腕です。ちゃんと誰が観ても面白くなっていますが、舞台にしろ映像にしろ、芝居に関わったことのある人の方が、直撃で刺さると思いますので、観てください。それ以外のクリエイターにとっても共感度が高い作品ではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "チャチな程おもしろい効果\n 面白い映画を作ろうと思ったら、予算をかけて迫力ある映像にするか、シナリオを練るか。監督やスタッフはもっと予算が集まれば……と不満だろうけど、低予算を補おうとしてできた面白い映画。ダルい無駄なシーンと間延びしてただ煩い悲鳴を上げ続けるヒロイン。自分のエゴを押し付けるウザすぎる監督。ホラーが苦手な私ですら「えー、もうちょっとがんばろうよ」と呆れる程にちゃちなゾンビやグロシーン。いったい何がそんなに評価されてるのか?これが後半に入ると……あーハイハイ!なるほど!確かにこれは説明が出来ず「とにかく見ろ!」としか言いようがない。関係ないどうでもいい会話やダルいシーン、クソみたいな映像、やたらと長い悲鳴に「あーなるほど!」と納得。むしろ雑なシーンだから生きる後半。もっとこういうシナリオで裏切る映画ができて欲しい! " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 流行りましたけど普通な面白さって感じです笑 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よく出来てはいるが・・・\n よく出来てはいるが、そこまで。感動がない。よく出来てはいるが・・・悪くはないんだが・・・そこまでの映画です。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ポンッッッ 度々出て来る護身術にクスッとなりました。 思い出し笑い...\n ポンッッッ度々出て来る護身術にクスッとなりました。思い出し笑いしてしまいます。「演技している人の演技」を見ていると思うとなんとも役者達の演技力の高さに驚いてしまいます!監督役の濱津隆之さん、凄くよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 12, + "review": "ネタが古い\n 正直おもしろくなかった。全体通してスベっている。酔っ払い過ぎてとかお腹下して我慢しながらとか小学生レベルのネタ。絶賛している人たちが、自分の意見としてそう言っているのなら良いが、「大作でない低予算映画を評価するセンスのある自分」に酔っているor口コミが良くマスコミ絶賛の気持ちの悪い雰囲気に流されている自分に気付いていないのなら、気軽に他人に勧めないでほしい。少なくとも自分には昭和の時代に使い倒されたカビの生えた笑いを見せ方を変えて提供しただけの普通のB級映画にみえた。これから見ようと思っている人がいたら、自分は全くオススメしない。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "新人監督の定番\n 単純に面白かった。新人監督の定番、ホラー映画?というか映画万歳ムービー?次回作が楽しみ。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "席を立たずに最後まで観て本当に良かった\n 冒頭始まったゾンビ映画の撮影を模したドラマは本当にお粗末だった。間延びした尺、雑なカメラワーク、後半で人が変わったように暴れだすおばさん…そもそもただでさえ突っ込みどころの多いゾンビ映画をワンカットで撮影するなんて正気の沙汰ではない。何度席を立とうと思ったかわからない。しかし、45分ほど過ぎて始まった撮影の裏話、もとい本編が最高に面白かった。ゾンビドラマを見ている最中に感じた突っ込みどころが悉く回収されていく様には観ていて感激すら覚えた。大いに笑わせてもらった。最初にオチ?を見せた後に、いかにしてそのオチが生まれたかを本編とするあたりはアフタースクールにちょっと似ているかなと思った。しかしアフタースクールが最初から最後まで席を立たせないように面白い一方で、この映画冒頭のゾンビドラマはあまりに苦痛だった。まあ、アフタースクールは終始サスペンスな雰囲気を醸していたから同じ土俵では語れないのだけれど…最初のゾンビドラマが面白ければ文句なしの星5なのだが、あれが面白かったら本編が面白くなくなってしまう。この絶妙なジレンマもまた芸術っぽくていいですねぇ。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "口コミ反響の信憑性\n 期待せずに鑑賞。平日のレイトショーだがそこそこ席は埋まっていた。冒頭からのカメラの雑さは気になる所だが、素人映画特有の仕方ない部分でもあるかと我慢して観ていた。緊張感がある所もあったが要所要所気になる点があり、そのままワンカット映画が終了。そこから撮影のドキュメンタリーへ。『この映画は2度始まる』のキャッチコピーを深読みしすぎて、色んな想像をしながら観たが、単に映画撮影チームのドタバタを描き、所々で笑えた。前半の気になる点も全てそこで判明し、前半のホラー要素、後半のコメディ、家族愛や映画への情熱など、90分映画の中で十分に楽しめる作品だった。エンドロール中の実際の撮影方法のシーンも良かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "面白いと思う!\n 構成が面白いと思う!ゾンビ映画と制作ドキュメント映画と家族愛映画がブレンドされた構成か楽しめます。難を言うなら編集時間を30分短くしてもらえたら何度も、すぐに観返せるかなと。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ポンッ!が頭から離れない 笑。\n 単純にB級ゾンビ映画だと思って見てたから 前半部分が引くほどつまらなくて何を見せられてるんだろう..て これをあと1時間も見るのかと思うと絶望した。そして 妙に早いタイミングでエンドロールが流れ始めて あれ?これで終わりなの??と安堵すると そこから後半のネタばらしがはじまる。前半部分は本当に長編カット無しの1本撮りで 後に明かされる撮影裏の状況を考慮しながら練りに練って撮っているだけに ある意味クオリティは高いと思う。最高だったのは しゅはまはるみさん(Twitter @shuhamah しゅはま@カメ止め\\ポンッ/の人 ←これにも笑ってしまった 笑)前半ではなんだこの大根役者は!と驚愕したけど 後半から役者としての本気を飛び蹴りから感じた 笑。作品の構成も面白くて 1本撮りがあって 役者によるその撮影の裏側があって さらに本当のプロによる撮影の裏側まで最後に見られるという素晴らしさ。ホラーというかドキュメンタリーというか もうアクション映画のようにも感じたし コメディというかエンターテイメントな作品! 劇場が笑いに包まれた後半 すごく一体感があった。 " + }, + { + "date": "2018-09-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "題名の〝カメラを止めるな〟に納得\n 地方の初日の夜に親子で鑑賞。ゾンビ映画だ、とだけ聞いてたから、カメラを止めて逃げないと!って単純にずっと思ってた。作品とそのメイキング映像って事ですね。どこへ行くんだ!ちょっと...が一番ツボにハマったかな。 " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "新感覚ゾンビ映画\n 正直に言うと最初の30分は苦痛であった。低予算丸出しのセット、中途半端な演技、謎の間など本当に自分は何を見ているのかと思った。しかし、後半に入ると一気に話にのめり込んだ。本当にビフォーアフターの演出が素晴らしく後味が良い映画であった。 " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "おもしろかった。\n 演者がみんなよかった。娘の弾け方が楽しい。肩車も。映画を作ること、映画を撮ることって、すっごい面白くて楽しくて魅力あるんだなと伝わって来ました。一番の主題はそこだったんだと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "もっと早く、ハードルが上がりきる前に観たかった\n 今日、おらが町でもついに公開されたので、初日初回で観てきた。噂通り超面白い映画だったし興奮した。惜しむらくは、これだけ世間で話題になって期待のハードルが上がりきってからではなく、一部の人が騒いでる時に「ホントに面白いの~?」と半信半疑の状態で観たかったなーw今日のために出来るだけネタバレを避けてきたけど、世間の熱量までは避けきれないからねー。ハードルが下がった状態で観れば、今、もっと興奮してると思うと、ちょっと寂しいw " + }, + { + "date": "2018-09-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よくできた演劇(コント風)映画\n ネタの布石と回収が巧妙な長編コントを見ているよう。とにかく構成が素晴らしく、後半のネタバレでいちいち納得しつつ、再度前半を見直したくなる。二度鑑賞したくなるという点でも、興行的に成功する要因かもしれないと感じた。別作品で見たことのあるような役者が一切出てこないのも、没入感に寄与しているかもしれない? " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "とにかく一言!!\n 最高かよ!!!!! " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "不覚にも、、、良かったです。\n なんの前知識もなく、ただ流行ってる映画だから、、、っということで見に行きました。前半は、暴力的なシーンが嫌いなこともあり、はっきり言ってしまうと駄作感満載で、ずっとしかめっ面で見てしまいました。もう我慢できない。映画館から出て行こうかな。。と思ったギリギリのところで別の!?物語が始まり、とても丁寧に伏線が回収され始めてからは釘付けでした。最初は辛いですが、最後まで見れば断然おススメです。とてもしあわせな気持ちになりました。流行ってるだけあるわ! " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "タイトルなし\n ちょっと期待ハズレでした。 " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "気持ち良いが吐き気がする。\n こういう映画は小さいスクリーンで見るべきである。映画の構成は非常によくできており、まさに「痒い所に手が届く」映画である。スカッとする映画であり、笑えるところもあり、見て損はない。ただし、こういう映画は小さいスクリーンで見てこそ、良さがわかるというもの。地元でも上映があるということで地元で見たが、人気作ということもあり最も大きなスクリーンでの上映。吐き気がした笑ゾンビが、、、とかではなく、単に酔った笑こういう映画を東京ではなく田舎でも上映してくれた!ということに意義のある映画であり、小さいスクリーンでしか上映していない映画も非常に面白いものがあると印象付けてくれる良作。今後はこれを踏襲して田舎でもマイナー映画を上映していただきたいものだが、やるならぜひ、小さいスクリーンで上映してほしい笑 " + }, + { + "date": "2018-09-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カ・イ・カ・ン!\n 映画ってこんなに楽しかったんだって感じ。みなさんいろんなツボを持っていると思います。喜び怒り哀しみ楽しみ泣き笑いのツボ。この作品を観てツボにはまったらさぁ大変。もだえまくります。マッサージのツボよりカ・イ・カ・ン! " + }, + { + "date": "2018-09-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "走り出したら止められない!\n だから映画が好きなんだ!そう思い起こさせる1本。どんな傑作にもどんな駄作にさえ、携わる人々の血と汗と涙と笑いの結晶が詰まっている。いつもは完成された作品の上澄みをなぞる観客だけれど、たどり着くまでのあれやこれやを絡めて見ることで面白さも感慨深さも倍増すること間違いなし。今後もそんな裏側を想像させ続けるきっかけになるやも。きっとどんな大作だってこんな風に泥臭いのかもしれない。思えばがぜん映画が、作り出す人間というものが愛おしくて仕方なくなる。スタッフに出演者のみなさん、本当にグッジョブ!!!ちょっとだけ「ラヂオの時間」を思い出したかな。 " + }, + { + "date": "2018-09-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな!\n 有名な俳優さんが居ないので、自分の中のイメージの像や余計な雰囲気や役柄が入って来ないというところが、とても良かった。テレビcmも番宣もない為、たまたま見て知った大雑把なゾンビ映画なのに笑えるみたいという事だけだった。良く知らない内容と知らない俳優さん方々という中で見れたのが更に楽しめた。笑える映画って、やっぱいいなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-09-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "可能性の映画\n 規模が違うため、ハリウッドと比べてしょぼいとか言われて、少ない予算の中で対抗してもどうしようもないので、アイドル女優とイケメンで胸キュン映画しか作らなくなった邦画ですが、無名俳優ばかりを集めてとても面白い映画を作れる良い見本になったと思います。三大映画会社はもう一度原点に戻って考えてみては?ただし、この手の作品の柳の下にはドジョウはいないので、また一から頑張って下さい! " + }, + { + "date": "2018-09-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画でこんなに笑っていいの?笑\n 映画を撮る映画というメタ構造や、ワンカット中継でまさに”cinema must go on”な演劇的要素もあって、作品の構造好きな私には堪らなかった…とかそんなことはどうでもええんや…!こんなに面白くてゲラゲラ笑っちゃうゾンビ映画?ってもう何から何までめちゃくちゃで最高だった!メイクさん役のしゅはまはるみさんがキレッキレで、この方のせいでほぼ腹筋死にました面白すぎます…どの人物も欠点とか変なところばかりだけど、いざ「カメラを止められない」状況でその綻びが出た時に、他の人が全力でその状況何とかして楽しんじゃう感じ凄く好きだなと思った。あと「血は争えない」親娘、その気がなくてもさりげなく互いになぞってしまうような2人の肩車、無理のある設定ではあるけどナイス! " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "初めて映画館で声出して笑った作品\n 公開から3ヶ月経っていたので今更感はありましたが、周りの友人が楽しいと言っていたので鑑賞してきました。前情報としては、低予算の映画だが海外で売れて日本で二ヶ所から全国で放送されるようになった映画ということでした。最初はワンカットシーンで少しハラハラしましたが、なぜ?と思うところも多く外れだと思いました。しかし中盤からの巻き返しがすごかったです。全て伏線を張っていたのだと思いスッキリするとととに笑いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "おもしろかった\n 伏線の回収は気持ちよかったし、笑えた。、、、けど、人に勧めるほどかと言われると、それほどでも… " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初は。。。☆\n あまりにもの話題につられて、連休最後に見に行きました。もともと、ホラー、ゾンビ系だけでどんなに良いと言われても避けていたので 最初の30分程は気分が悪くなってきてしまい「このまま??!!」。。映画館出た方が良い??大失敗??・・と思うくらいでした。しかしながら、噂通り物語が反転してからが面白い!!館内 笑いも起きてきて、楽しく鑑賞させていただきました。映画ならでは・・と楽しかったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "撮ってるのを撮ってそれをまた撮って、、、\n ゾンビ映画を撮ってたら本当にゾンビがでてきた話。っていう情報しかなく、なにも期待もせず観たけどそれが逆に良かったのか面白かった!「なんだこのくそ映画は、、、」から驚きの展開。どんでんがえるじゃないけど観客をいい意味で裏切る展開でたっぷり解説もあったし満足。それだけでなく映画制作の世界を描いてる部分もあってシンプルに興味をひく内容で楽しめた。撮ってるのを撮ってるのを撮ってるのを、、、観終わったあとスケールの大きさに感動した。映画ってリアルが混ざった上でできるものなんだなって思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "話題になった意味がわかった\n とにかく面白かった。もともとが舞台から来た映画という事で、やたら小難しいことをいう似非評論家のレビューがあったり、傑作じゃないとか言ってる人たちもいますが、まぁとにかくこれだけ評判になってるってことはイコール傑作作品だと思います。上映終了間近だと思いますが、けっこうお客さん入ってました。久しぶりに満足できた邦画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ系が得意ではない人にとっては、 半分くらい我慢の時間\n ゾンビ系が得意ではない人にとっては、半分くらい我慢の時間 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "面白いけどただそれだけ。傑作ではない。\n 久しぶりに映画館で声を出して笑った映画。とても面白く、「笑い」という点においてはとても良くできていると思う。ただ、残念なのは、本作が傑作からは程遠いということ。爆笑=傑作ではないのだ。最初の一回が肝心なのであって、ただそれだけなのである。2回目、3回目…と観たいかと言われても、お金払ってまで観る価値がなく、なぜなら、もう全てがわかっているからなのである。一回観ればいい映画。それは傑作とは言わない。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "小劇場舞台のようなスピード感がたまらない。\n 映画愛と舞台的なギミックが楽しかった。親子で見たいな。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど面白い\n なかなか行くタイミングが無く、ようやく観れた。見終えた感想は、単純に面白い。前半と後半とで全く違う表情を見せてくれ、2本分の映画を観たかのような気分。後半はとにかく笑った。前半の伏線をキレイに回収してくれ、なるほど面白い。散々話には聞いていたので、こういう事だと分かっていても、楽しませて頂いた。低予算にしてはよく出来ていると思う。アメリカの低予算ゾンビ映画やサメ映画に比べれば、全体的には映画館で観ても満足感は感じられる。そう、この映画はあくまでも「低予算映画」であることを念頭に置いて欲しい。他の映画と同じ土俵で観ると、自分で高くしたハードルは飛び越えてくれないかもしれない。なるほどね。面白かった。良くも悪くも、そういう映画。メッセージ性も無ければ、盛大などんでん返しがある訳でもない。そういう映画が好きな人は肩透かしを食らうと思う。4.0としたのは、最終的に面白いとはいえ前半が観れたものではない。あのカメラワークは酔う。私は正規のお金で何を見させられているのか、苦痛で仕方なかった。まぁ、全て伏線になるから難しいところだと思うけど、もう少しだけやりようはなかったか。というので☆は-1の4.0 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "構成のギミックを楽しむ!\n 話題になって,ずっと気になっていたので,遅ればせながら鑑賞してきました。事前情報をなるべく入れずに行ったので,開始早々不安がよぎりました。役者の不自然な動き,安っぽい演技,セリフ回し,カメラワーク等,気になるところが多すぎて,まったくおもしろくありませんでした。そして,まさかのエンドロール!しかし,本作のおもしろさは,そこからの展開です。前半のワンカットドラマの理由が明らかになり,それまで抱いていた疑問や違和感が一気に氷解していく感覚は,非常に心地よかったです。この種明かし的構成が,本作の肝だと感じます。ラストは,泣けるほどではありませんが,心温まるシーンがあったのもよかったです。欲を言えば,過去のエピソード等でもう少し人物を掘り下げてほしかったところです。そうすれば,もっと感動できたかもしれません。ここが薄いために,ギミックを楽しむためだけの作品に見えてしまったのは残念なところです。他には,ドラマ撮影の裏側を見るおもしろさ,エンドロールでさらにその裏側を見る楽しさが加わえられていたのもよかったです。見終わると同時に,確認を込めてもう一度見たくなりました。でも,2回目は映画館でなくてもいいかなという感じです。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっと見れました、カメラを止めるな! 何も情報を見ずに行ったので最...\n やっと見れました、カメラを止めるな!何も情報を見ずに行ったので最初はこういう展開なのか、と少し驚きましたがなるほど面白い構成だったと思います。小規模な作品ではありますが、その規模の中でうまくまとまってたんじゃないかと思います。「起承転結」に沿ったシンプルだけど飽きさせない展開になっていたと思います。充分満足できましたが、最高!涙止まらない!という印象は受けなかったので、それが逆に良かったかなと思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "次回に期待!\n 面白いと思う人が、ほんとにそんなにたくさんいるのかが疑わしいと思いつつ、でも実際笑っている人もいたなぁと思うと、まぁ作ったかいがあった映画なんでしょうね。低予算で制作……というところが評価すべき理由の気がしました。個人的には、さほど面白くはなかったです。映画作品としてはそんなに特別な作りでもなければ、斬新……かというと、そこまでとは言い難い。他にも類似作品ってあるので 。話題性のみで突っ走ってしまった感ありありですね。時間が過ぎて、世間の熱が冷めた時みんながそれぞれおすすめしたい映画のベスト10とかに入るのかなぁ…?元が、舞台の「ゴーストインザボックス」なだけに、芝居、台詞まわしが舞台調子なのでコントっぽく見えるのが、良いような、気になるような。 " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "うーん\n 少し面白い撮り方だが 私は修行が足りないのか飽きました眠気をとめるなって感じかな " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "結晶\n 素晴らしい。情熱の源泉を見てるようだった。映像も荒く、このクオリティを劇場の大画面で見せられる嫌悪感を感じはするものの、そんなものは直ぐに吹っ飛ぶ。冒頭の「ワンカットオブザデッド」にまず驚かされる。37分1カット…それがどれほどの事なのか、映画に関わってる人間からすると奇跡を目の当たりにしてるかのようだ。台詞が飛んだら撮り直し。スタッフが見切れたら撮り直し。段取りを間違えたら勿論撮り直し。どれほどのRHを重ねたのか検討もつかない。役者にもスタッフにも、尋常じゃない集中力が要求される。今作はそんな撮影を踏み台にして話が続く。いわゆる「裏側」を含め1本の作品として成立してる。映画を作る上での葛藤や情熱、大人の事情などふんだんに取り入れてある。撮影中のアクシデントをエピソードとして採用した部分もあったであろうが、非常によく出来てた。つい、笑みがこぼれてしまう。2部構成になるのだろうが、どちらかというと一粒で二度美味しい印象だ。伏線の回収も含め、ホロっと来るとこもありツボを外さない作り方も好印象。「カット!」の声がかかった後の皆の顔が印象的だった。故・深作欣二監督の言葉に「映画は一生懸命撮るようなもんじゃない。一心不乱に撮るもんだ。」という言葉がある。本作でその言葉を思い出した。37分1カット。その達成感と解放感は格別なものであったろう。本編中にも「無謀な企画」とあったが、生中継は無いにしろ、実際無謀な事この上ない。だけど、テレビの放送開始当初は30分のドラマを実際に生放送でしてたとの話もある。引き返せない。やり直せない。真っ直ぐ、ただただ強引にでも前に進む情熱が原動力。羨ましいくらいに眩しい作品だった。作品の趣旨とは異なるのだろうが、ラストに近づくにつれ自然と顔がほころんでしまう。カメラを止めるな。それと同時に、情熱も止められない。その情熱に惜しみない喝采を送りたい。 " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "期待値上げすぎた\n なにかと話題の本作、これは見逃してはならないと、とにかく前情報を入れずに観賞。見終わっての感想は正直がっかりでした。確かに映画愛にあふれた作品であり、キャラクターの作り込みも丁寧で完成度は高いと思います。個人的には監督の奥さん役の人がツボでしたし監督役の役者さんも好きでした。良作だとは思いますが、かといって話題ほどの作品かと言われるとそれほどでもなかったかなという印象。低予算でもアイディア次第で素晴らしい映画は撮れる。今や大御所となったリュックベッソンやジェームズキャメロンも最初はそうでした。しかしこの作品が彼らの初期作ほどの衝撃的な作品に匹敵するかと問われると、とうてい及ばないという感じでしょうか。サービスデイで見た三本のうちの一本でしたがこの作品のみを見るために出かけたなら失望感はより大きかったでしょう。内容的にゾンビ映画を撮影してて何かが起きるのだろうと思って観ていたのですが、期待していたような想像を絶する度肝を抜くような展開ではなく、単に前半後半にわけて後半で伏線回収という、最近見た韓国映画のお嬢さんでも使われていた手法であり特に新鮮味のない内容でした。作品とそのメイキング映像を見せられたという感じですね。後半はツボにはまれば楽しいのでしょうが、期待値高すぎた私は正直、失望感からかなり覚めた目で見てしまいました。館内でゲラゲラ笑っている人がいましたがうらやましいと思いました。たくさんの映画を観すぎて目が肥えてるのかもしれません。娯楽作品は特に自分の想像を越える展開をしてくれないとなかなか満足できないようになってます。その意味で本作は期待はずれでした。 " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "ミニシアターの活況を願う\n ENBUゼミナールのワークショップ作品が全国拡大公開されるときが来るとは…名古屋では7月21日からシネマスコーレで上映が始まったが連日満席!間もなく名古屋最大のスクリーン&キャパシティを持つベイシティのスクリーン4での公開がスタートすると聞き、衝撃を受けた。迷わず「ベイのスクリーン4」で観ることにした。さすがに満席ではなかったが、かなり席が埋まっていた。作品が巨大なスクリーンに映し出されたときは、正直落ち着かなかった。そわそわした。スタッフでもあるまいし…前半は長回しワンカットのゾンビ映画、後半は撮影の舞台裏。撮影中に本物のゾンビが襲ってきて…確かに良くできていて、笑える場面も多く、エンターテイメントとして十分成立しているが、傑出した作品ではなかった。まあ、これを機にミニシアターに足を運ぶ方が増えたらと思う。映画に愛を込めて… " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "3つ揃うって なかなかない\n 今更言うこともないですが、こんな田舎な映画館に人が集まり、会場に笑いまで起こるって、ほんとになかなかないんです。「面白い」と周りからの情報でハードルが上がる映画を観に行くと、大概は「言うほどでもなかったな」になるんですが、カメ止めは 期待を裏切らなかったです。これはゾンビ映画が怖いと思ってる人には「恐怖」もあり、劇場が「笑い」に包まれ、最後に「泣ける」って。3つ揃う映画ってすごいなって。ほんとにそう思うんです。 " + }, + { + "date": "2018-09-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "確かに、話題性あり\n 最初の30分、どこでカットの声が入るのか、ドキドキしながらみるもエンデング? 後は種明かしの種明かし。 映画好きには、たまらない映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "意外とヒューマンドラマで感動\n 意外とヒューマンドラマで感動〜!学生の頃、8ミリフィルムで映画を監督させてもらって、腰を低くしてスタッフ、キャストに動いてもらったから主人公の監督さんの気持ち、よくわかる〜!誰もやらない憎まれ役は監督の僕がやったしー!!! " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ありそうでなかった\n 前情報なにもなしで見ました。面白かったです。今レビューを見るとかなり批判的なレビューが多いですね。たぶん流行った理由は今の若い人達が面白いと見ているのでは?恐らくずっと映画を見てきたり、映画好きの方々からすればこのような映画はいくらでもあり面白くないと思います。でも、最近の映画はCGがすごいとか実写化とかが多いので今の若い人達からすれば目新しくインパクトが大きかったのではないでしょうか。それに、ネットからの拡散量もそれで納得がいく気がします。色々な方と意見を交えたいのでコメントしていただけると嬉しいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう一度見たい!\n ただ面白いという情報だけで観に行きました.だから,最初の37分間が終わってエンドロールが出てきたところで,思わず時間を確認してしまいました.他の観客の人たちも少しざわついていたようです.でも,それからの展開が面白くて,何度も吹き出してしまいました.最後には,少し時間をおいてからもう一度見て見たいと思いました.劇中劇の手法と思いますが,撮影についても2重3重のスタッフが,大忙しでやっている臨場感が伝わってきて,最後まで目を離せなかった.これまでこのような感動を持ったことはありませんでした.登場した役者さんのみんなが素晴らしかったです.特に,主人公の相手役の男優さんのクールな面と,演技中の真面目さの対比が印象的でした. " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "なるほど面白っ!\n 文化祭映画としても、負け犬のリベンジ映画としても、クリエーター讃歌映画としても、家族の愛取り戻し映画としても、事件は現場で起きてる映画としても、きっちり90分にパッケージされてて実に見事!その上、観ている観客側の違和感を回収していく快感もくれる。あ、ここ何か変だぞを気付いた観客に、実はね、を的確にしてくれるのでもう後半は快感だらけ。更に、若い女の子の太もも映画としてもエロく明るく秀逸で、もうこれで文句いうの野暮だわーと思いました。ここまでエンタメされれれば文句なし!止めるな! " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "僕だけですか?\n 涼宮ハルヒの憂鬱(2006)を思い出したのは僕だけですか? " + }, + { + "date": "2018-09-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "口コミで広がりすぎ\n 家で鑑賞するので十分かなーゾンビ映画が好きではないのに口コミ評価で見たからかな好きになれなかったのかな笑前情報はそこまでで(友人の母親絶賛の口コミと少しテレビでのみ)最初はやだなーと[??]しか思わなかった後半は笑いもあり、理解はしたけど…リアルな懸命さを感じれる映画あと映画の裏側とワンカットの意味と、低予算だとこんな感じなんだー!と低レベルですが知れた映画でしたあれかな、芸人さんが言ってたけど涙を流させながら笑いも取ってるってのがこの映画の最大の魅力なのかも " + }, + { + "date": "2018-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "【ネタバレある】 微かに… ほんの微かに漏れ聞く内容で 「前半と後...\n 【ネタバレある】微かに…ほんの微かに漏れ聞く内容で「前半と後半の、この違い!」ってあったけど…『地獄でなぜ悪い』に比肩する名作 " + }, + { + "date": "2018-09-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 始まりは、ちょっとと思ったけど。もう一度、観ても良いかも。 " + }, + { + "date": "2018-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "二段構えの漫才を見てるような。前半は我慢で後半に回収されていくよう...\n 二段構えの漫才を見てるような。前半は我慢で後半に回収されていくような。トータルで見ると面白かったし、見てよかったと思える作品ではあった " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見方が変わると…?\n 前評判があまりに凄いので、近所の劇場でやる事がわかった時に歓喜して期待して見た。見終わって面白かったのは、見方が変わると同じ出来事も違って見えるというか騙されるなってことかな。これがただの『ゾンビ映画を撮ってる最中に本当にゾンビに襲われる話』ではないのは割と序盤でわかるので、そこが隠し玉!どんでん返し!ってワケではなく。なので後半、ある見方で見たときの「あぁ〜なるほどw」が面白かった。ただ…キャッチコピーだけでも想像の出来てたことなので、前情報を全く入れずに見た方が楽しかったろうな、ってのが正直なところ。そういうパターン他になくもないしね。でも父娘の絆にも触れるとは全く知らなかったのであったかくなったし、最後気持ち悪い顔のゾンビたち(笑)が必死に頑張ってる姿にうっすら感動もした。面白かったよ! " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "よく出来てるけど、だから何?\n っていうのが正直な感想です。確かに物語の構造としては斬新だと思います。実際にああいう\"\"実話\"\"が存在したんだとしたら、それは事実として面白いと思います。でもそれを芝居でやられてもねぇ……作り話だって事前に知らされた上で「スベらない話」を聞かされるようなものですよ。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高の娯楽映画\n 面白かった。こんなに笑えて感心させられる映画はあまり記憶にない。笑いのツボを押さえた演出とそれに見事にこたえる俳優陣のレベルの高い演技がそれを実現している。映画は作品自体面白いけど、「メイキング」でミスやトラブルがあったりすると違う面白さがあるよね、という所が発想の原点かな。「メイキング」を主役にして緻密なスキのない脚本で笑いを徹底的に追求したらこんなに面白い作品ができましたという感じ。冒頭の生中継編で違和感満載のシーンがメイキング編で爆笑に変わる爽快感には誰もが納得すると思う。物語の中心にあるのは映画作りへの情熱みたいなものである。それを監督一家が見事に体現している。彼らの反発心と熱意で映画が作られていく姿には大いに共感した。表面上のドタバタ感に反してひじょうに上質な娯楽映画である。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "邦画にも、若手には映画を面白くする力があるという事。\n とにかく人気という事で観た作品。嫌いなゾンビもの、しかも邦画という初めのワンカット37分見終わった段階では、手法もストーリーも普通過ぎて学生映画でため息つくレベルだったこの段階では「金返せ!」作品『メイキングオブ ワンカット~』が本編なのだが、コレが面白い!若手の今の邦画 業界に対する怒りが伝ってくる何故邦画は面白くなくなったのか、観客が望む映画を面白くする技術を自分達は持っているのに、誰が面白くなくしたのか一目瞭然にしている私のネット友達には、若手で映画の作り手だった人が何人かいた最近の邦画が面白くないという話をして大抵疎遠になったこの映画を批判する輩がいるなら、絶対作り手側の大手だろうよ大ヒットした『シンゴジラ』を否定した映画監督何人いたか、誰がいたか、私は一人一人名前が言えるぞ素直に才能が妬ましいと言ったらいいと思うわこの映画の作り手の皆さん、大変面白かった!ありがとう " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "この祭り、参加して吉!\n 熱があって、へっぽこで。あぁ面白かった。全国を席巻している今、満席の祭り感あふれる劇場で観れて幸せでした。このお祭り、参加して吉!と思いました。最初は、なんなんだ?と思ったけどね。メイク係のしゅはまはるみさん、面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "情熱を止めるな!\n 評判は耳にしていたものの観ずにいましたが、やっとご当地での公開となり、めでたく観る事になりました。タイトルが現れるまでの長い前振りに「なんだ、こりゃ?」と観ていると、その後の展開の面白さにグイグイと引き込まれました。丹念に綴られた脚本に役者陣の達者な演技、学生映画の様な軽いタッチも計算づくなのか?低予算でも、スターがいなくても、情熱があれば面白い映画は作れるというお手本の様な本作は、コミックやタレントに頼り、あまりに商業主義に傾いた現代の映画産業へのアンチテーゼ。デジタル技術の発達で、誰でも手軽に映画製作が出来る様になった今日においても大切なのは作り手側の情熱で、観客はその熱量を感じ取ってくれます。この作品のヒットから、大手映画会社からのオファーを受けるであろう上田監督でしょうが、是非、映画への情熱は失わずに面白い作品を生み出して欲しいと思います。今作は成功しましたが、正直申し上げますと構成自体は割と良くある(特に自主映画などで奇をてらった作品)手法で、監督の真価は次回作で明らかになるのではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-09-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 凄く良かったです。展開もそうですが、色々な要素が高い次元にあると思いました。演技も素晴らしかったです。監督役の方の演技がとても好きでした。当然他の役の方もしっかりとハマって、違和感なく見れました。最初は当然あまりの安っぽさに少しがっかりしましたが、それらが全て意味のある映像だったと気付かされた時、身震いしました。だけど腹を抱えて笑ってしまいます。無駄な要素がなくて、物語に集中できました。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前半と後半で笑いが変わる\n 前半のクオリティの低さと、どういうことやねん、、という苦笑が、後半の種明かしで可笑しさに変わる構成と脚本がすごく良い映画。丁寧に伏線が張られていて、ちゃんと回収していくので、特に頭を使わなくていい。後半は大人たちが映画を完成させるために奮闘する姿に達成感と爽快さを感じる。個人的には矢口監督のウォーターボーイズを思い出した。傑作まではいかないけれど面白い映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "爆笑できる\n 最初の長回しシーンがすごい。しかもそこに色々なネタが仕込まれていて、2回目を観たくなる!これは良いコメディ。 " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観ていて嬉しくなる作品!\n まあ面白い、楽しい。映画愛に満ちている。低予算でも、否、低予算だからこそアイデア勝負で、質的にも興行的にも成功出来た作品と言うのは言いすぎか…事前に聞こえた噂の通り、前半は何これ?みたいなワンカットが延々と続くが、それらが全て伏線となる後半は大笑いするやら、感心するやら。一言で言えば脚本の勝利だが、まだ無名の出演者たちの熱演も素晴らしかった。この作品を観た後、内田けんじの作品(出来れば新作)を無性に観たくなったのは俺だけ? " + }, + { + "date": "2018-09-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 特に深いメッセージとか何もないけど、単純に面白かった。完成度は高いし、よく練られている。最後まで飽きずに楽しく面白く見られた。まぁ、それだけなんだけど。。。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと見に行けました!\n とても面白いとの評判から、気になって気になって(笑)やっと中学生の娘と見に行きました。私は少し内容を調べて行きましたが、娘は全く何も知らないまま映画館に。その娘の様子が面白くて(笑)まず、最初のホラー映画を見ながら「怖いやん!どこが面白いの?」と怒り気味。娘はホラーがちょっと苦手。37分のホラー映画のエンドロールが流れた時の顔が何とも言えない。私を見る顔は「なにこれ?ただのB級ホラー映画やん。でもう終わり?」と言ってました(笑)それから、映画の裏側のお話が始まるとクスクスと笑い始め、映画が終わると「面白かったー」と。映画を見ても感想とかそんなに話さない娘ですが、「あの場面が面白かったねー」とか、「あの間はそー言う事だったんだねー」とか話す話す(笑)娘は主人公が監督を斧で切り付ける場面が1番嫌だったらしいのですがその裏側を見て笑えたらしいです。一人一人とっても個性的なキャラクターなのですが、みんなどこか愛らしく憎めない。長い物に巻かれがちな監督とこだわりを捨てられない熱い娘との対比もなかなか面白い。娘は最後かっこいいーって思っちゃいました。元女優の奥さんの女優時代の話もサラッと聞いてましたがなかなか濃くて(笑)ほんわかしたラストも見終わった後の気持ちがとても良く。後で、どうやって撮ったんだろ?とか、あの時のあれは、あーだったんだよね?とか考えちゃって、もう一度、1つも見逃さず見たいぞ!と思わせる映画でした。見終わった後に、また見たいって思った作品はそうそう無いので(笑)私の中ではかなりの好印象の映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "70\n 相当に緻密な設計。これをなんとなく頭の中で思いついたとしても実現するための構成と準備は至難の技だと思う。原作である舞台はどのように演出したのか、、観てみたい。。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "これはオモロ!\n 今、話題の作品。最初は、3館だけの上映だったのが、これだけ大ヒットして、監督や出演者が一番驚いているんだろうな…(笑)前半のゾンビ映画は、グロさも確かにB級以下。あちこちに演技や動きに違和感を感じました。しかし、後半になってそれらが伏線となって笑いへと回収されていくくだりは、見事で、監督の狙いのツボにまんまとハマりました。とにかく、館内はあちこちで笑いが起こり、久しぶりに楽しい映画。低予算でも、斬新な内容と緻密な構成によっては、十分に楽しめる映画が作れることを、改めて感じました。賛否両論あるでしょうが、僕的には、是非、観て欲しい作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "ほんわかほんわ\n 子供の頃に観た新喜劇と、今観る新喜劇では感じ方が別物。これは馬鹿馬鹿しい人間を許せた少年の発見だ。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "評判通り、面白く見れたのが第一印象、楽屋落ちとして微笑ましくもあり...\n 評判通り、面白く見れたのが第一印象、楽屋落ちとして微笑ましくもあり良かったのですが、ふと半世紀前に新宿のアートシアター劇場地下にあった蠍座で観た大林宣彦の自主映画「いつか見たドラキュラ」を思い出しました。1967年製作ですから、ちょうど50年前です。あの頃の感動を想いだしました。DVDが出ています。カメラを止めるな、と似かよったモチーフがあります。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 8, + "review": "正直そんなに世間で言われてるほど面白い映画ではないとおもいました。...\n 正直そんなに世間で言われてるほど面白い映画ではないとおもいました。(なんか後半はとくにだるかった。)映画としてのギミックがそんなに面白かったんでしょうかねww邦画で「アフタースクール」という映画がありましたが、同じようなギミックの作品としては、「カメ止め」より完成度が高い、良い作品だと思います。「だまされたぁ~」と、素直に思えましたww「カメ止め」の監督さんが、今回のこの世間の評価を鵜呑みにして、また気をてらった作品を作って失敗しない事を祈るばかりです。今回のは普段映画をあまり観ない人たちが、上手いこと引っ掛かっただけな気がするので、あくまでも今回限りの、実力ではない、ラッキー!宝くじにあたったようなもの。世の中のあるあるでは、たぶん次は空振りな可能性が高いのでは……。なので、不安ですが次回作に期待!できれば、誰かの脚本のアイディアからつくりました……ではなく、オリジナルだといいですね。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "なるほどとは思ったけど\n 話題作だからと期待半分で観に行ってきた。監督の舞台挨拶付き。監督も言ってたが前半の37分は微妙かもと。その通り37分なんだこれ状態だった。その後の伏線回収ですっきりとなるはずだろうけどそこまで盛り返せるほどではなかった。おもしろいっちゃーおもしろいけど、ん〜そこまでって感じ。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い いい映画\n 前半は辛いと言われ過ぎていたので覚悟していたせいか普通に観れました後半は予想以上に良かったですコントではないので爆笑に次ぐ爆笑という訳ではないですが映画としては今までで一番笑えました " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初は見ててしんどかったけど後半は◎\n 話題作だったので、ある程度事前に予備知識を持って見に行きました。結論からすると面白かったといってススメられる内容でした。ストーリーが1本にちゃんと仕上がっていて、最後も優しい気持ちになれるスッキリする終わり方で良かった。事前のフォローにあったとおり、最初は見るのがしんどかったのは確かですが、後半に向けた準備だと思って見てもらえたら、全部笑いになりました! " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "噂通りのいい映画\n 誰が見ても面白い、見てよかった、と思える映画だと思う " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ホラー苦手な私には 後少しで☆4かなぁ\n 元々ホラー映画が大嫌いな私が 笑えると言うレビューにつられみに行く事に・・前半 正直後悔した!これは騙された!ホラー好きのレビューに過ぎなかったんだ・・と後半、さっきの不自然な動きの訳が 只々笑えました " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画!?からの!!\n 何重にもなっているメタフィクショナルな視点が超絶楽しい作品。後半なにあれ、絶対笑う!いきなり自主制作っぽいゾンビ映画(しかもゾンビ映画を撮ろうとしている人たちのゾンビ映画)が始まり、ハラハラするも困惑。謎の演技の間。謎のカメラワーク。謎の登場人物の行動。謎の棒読みセリフ・・・。でもちゃんとぜーんぶ後半で理由がわかる。というかその前半の「違和感」がこの映画のキモだった。ゾンビ映画エンドロールの後は、そのゾンビ映画の制作背景(やたらリアル)、制作過程、カメラの後ろで起こってることが明かされる。観客は前半のゾンビ映画を今度は劇中劇として観る視点に変わるのだ。しかも登場人物の役者たちは生放送ドラマなのに予定通りに動いてくれず、監督の妻や娘を巻き込んでのドタバタ撮影に発展していく。この生放送=カメラを止められないという設定がまた良い!私たち観客は登場人物たちと一緒にハラハラしながらライブ感と共に見守ることになるし、カメラを止めまいとする登場人物たちの行動が面白いからだ。いやー映画館であんなに笑ったの久しぶり。楽しい映画体験だった。涼宮ハルヒのアニメ1期の「朝比奈ミクルの冒険」を思い出した。まずは本番ぶっ混むぞ精神。 " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "観てよかった!\n 観ようかどうしようか、観ずに帰ろうか、最後の最後まで悩んで、結果的に観ることを決めた自分の決断を心から褒めたくなった作品。何の前情報も持たず、ただFilmarksの評価の高さだけを信じて観に行った。そしたらまさかのゾンビ映画…苦手なホラーか、とわかった時のあたしの顔は正しくゾンビもだきだったはず🧟‍♀️でも、そこで席を立たずに“高評価のカラクリを見つけてやろう”と最後までそこにとどまったあたし、よくやった!本当に面白かった (*´∀`*) ノもぉ一回観ようかな💟今度はもっと細かいところまで〜 " + }, + { + "date": "2018-09-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もうちょっと欲しい……!!\n おもしろい。おもしろいんだけど、おもしろい止まりなんだよな…と感じてしまった。私がエンタメより暗い映画が好きなので偏った意見なのかもしれないのですが、、以下ネタバレあり構成も凝ってて、人を傷つけない・選ばない笑いで老若男女問わず楽しめる映画。ほんとに良かった。良かったんだけど、あれだけ話題になる無名監督の作品!皆口を揃えてとにかく見ろ!って言うし……!とワクワクしていた私はちょっとだけがっかりしてしまった。二部構成で、後半になって前半の違和感が解消されていく気持ちよさ。ちゃんと良い話に落ちているスッキリ感。でもも〜〜〜ちょっと欲しかったって思ってしまう…!!何故か物足りない。もう一歩なにか欲しかった……という気持ちが拭えない。映画館で声を出して笑っている人がそこそこいたのですが、私は声が出るほどは面白いって思えなかったのがなんとなく悲しい。ただ、全く悪くはなかったし、館内に色んな年代の人が入ってて笑っている環境はすごく素敵だと思った " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっと鑑賞できた。\n 詳しいレビューは他の人が書いてるので、純粋な感想のみで。この作品が好きか嫌いか…そんな小難しい事を考えてみる作品じゃない。見た瞬間のがっかりからの怒涛の展開。もう起承転結がピタってハマる爽快感。誰が凄いとか上手いとか、そんな事忘れてしまった。見失ってしまうくらいたくさん笑った。そして、なんかノリの波に流されて泣いた。泣いて笑って…そしてホッとした時自分がこの映画をまた見たいと思い始める。それは何か上手くいかないとか、こうじゃなかったとかトラブルに見舞われた時、勝手に仲間がいると思えるから。そんな瞬間瞬間が凄く好き。何処かに何か理由もわからないモヤモヤしてる人はヒントくらいくれそうな作品。凄く荒々しく暖かく優しい作品。ずっとそばに置いときたい。追記そんなに映画をたくさん見てるなど偉そうなことは言えないが、今作品は一部で無価値の映画と呼ばれてるみたいだ。なんとも言えないが、100人いたら100人が凄いって作品はまず無い。それは仕方ない。きっと忘れられる日が来る。今夜、ロマンス劇場でのように忘れられるだろう。でもそんな作品達の中でもう一度掘り返してくれるのが、他人のレビューだと思う。それを見てもう一度見ようと思わせるか思わせないかはその人の感性に委ねられ、その映画が再度人の心に響くかはその時にかかってる。大切なのは一部でも忘れない人が居てくれればそれでいい。そう思える作品はそんなにたくさんある。チャップリンの喜劇に比較されてるが、チャップリンの「独裁者」だったかな。この作品は最後がまとめであり、最後は切なすぎて涙を誘う。喜劇作品の中で群を抜いて涙する。なぜ泣くのか何故そうなったのか…その政治背景を見てから見てほしい。チャップリンは置いといて、今作はたくさん生み出されてる全ての作品の苦労もたまに見てほしい。知ってほしいと言ってるようだ。類似してる物はあるが、それはミステリー小説でもトリックは使い古された手でも、面白くなるかは作り手の腕にかかっている。これも同じだ。類似されてても作り手の腕で作りあげられてる。十分だろと思うが。自分はそれが悪いとは思っていない。楽しみながら作ってて、楽しんでもいいと思う。グレイテストショーマンのように満席なのに3分の1しか観ていない作品もある。元々バーナム氏も知らない人いるだろうし、満席が凄いわけじゃない。今後映画館で見れなかった事を後悔するような作品が、人生の中で出てくるのは嫌だ。そう考えれば、きっと今回も見れた事はとても良かった。損したとは思わない。自分の目で見れたのが満足した。忘れないだろうし、自身の目で見たものを記憶に残さないで捨てることなど、生きてる以上勿体ない。記憶は知識となりいつか何かに役に立つ日が来る。映画から学ぶの物沢山ある。忘れるのは誰でもいつでも出来る。それに覚えておくとそれが誰かと語れる良さもまた感じられる。人はどんな時も1人ではない、人と人の繋がりを感じるから映画もレビューも良さがあるだから。 " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "カメラ酔い注意!予備知識無しに気負い無しに気楽に観る映画\n 無名キャストも共感できる愛すべきキャラ達。カメラ酔いする人には注意が必要かも。著名人が大絶賛するほどでは無いが、気楽に観る分には面白い。それでも大泉洋とか有名俳優と福田雄一監督あたりに撮らせればもっと面白くなりそうな気がすることも確か。ポップコーンでも食べながら気楽に観る映画! " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "日本版ソダーバーグ作品\n 序盤から引き込まれるシリアスにところどころ散りばめられるトリック1回で2回目を観たかのような神がかる構成に誰もが唸るだろう。ワンカット長回しというのは最近よく聞く手法ではあるが、この作品のワンカットは既存のそれから逸脱しているように感じる。すばらしいのは構成だけでなく、モノ作りをする楽しさがひしひしと伝わってくる。テーマも構成も大満足の映画。 " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "2018_22\n 面白いものを素直に面白いと思えることがとても大事。 " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "素直に面白かった\n 久々に素直に面白かったと、終わって話せる映画でした。普段は期待していって、うーん、期待しすぎたから良かったのに、大喜び出来ない寂しさを感じるのですが、これは素直に面白かったかな。大作への期待感も出演者への期待感も無く、ただ口コミが面白そうだから見てみるか。本当に何の事前情報も無く(ゾンビ映画の撮影中の話程度)、みると言うのは良い事です。最初の30分くらいは??って思うところが多々あって、気になるけど、低予算だしこんなもんかと思ってました。上手いのか下手かも分からない。でも、その後の展開に、そういうことかぁの納得感。スッキリ感。映画として素晴らしいとか、傑作とか、そんな事はどうでもいいですよ。楽しかったし、人に話したくなるけど、ネタバレせずにこの楽しさを話すのはとても難しいので、見てくれ、と言いたくなる作品でした。舞台の盗作とか何とか言われてますが、この面白さを舞台で出せていたなら、きちんとその舞台も評価されていただろうと思います。少なくとも、舞台好きの話題にはなっただろうと。映像で、この演出だからの面白さじゃ無いのかなぁ。バラエティ感のある映画だと思いますね。(褒め言葉です) " + }, + { + "date": "2018-09-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高! おどろきました。\n  ゾンビ映画だと思い、最初は見る気はしませんでした。でもフリーパスポートだったので「まっ、観てみるか。」くらいの気持ちで映画館に入りました。 インディペンデント映画って言うらしいけど、昔に比べ、俳優の容姿もいいしセリフ回しも上手だなあと思いました。(昔は台詞は棒読み、大道具もそこらの高校の文化祭レベルのものが多かったけど) 今現在のB級シネマ映画よりも上だと思います。 なにしろおどろいたのは展開です。こんな撮り方ができるんだなあと感心してしまいました。 2回みたいと思った映画は多くありません。でも、この映画はもう一度見たいと思いました。 俳優さんたち、みんな上手でした。秋山ゆずきさん、ファンになりそうです。    ※ ※ ※    ※ ※ ※    ※ ※ ※2回目、観てきました(9月16日)2回目は2回目で笑えました。楽しかったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "そりゃカメラ止めれないわ\n なるほど。上映館数が増えた理由とレビューに表せない理由がわかりました。笑ただ「2度見に行く」とまではいかない感じが…最後の曲もどことなく耳に残ります!雑な感じはしょうがないと捉えて見て損はないかと思います!言うとすれば最初の30分は\"大事\"です! " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっともったいない\n 話題なので今さら見ました。とにかく情報を遮断して見ました。感想はなるほど面白い。最後は笑えるだけでなくじんわり感動すらするいい映画ですね。ただ、それならば最初のゾンビ映画、何とかならなかったんですかね。一部の部分がみなさんが言うようにクソつまらないです。そこも、もう少し面白く見れる内容にできなかったのでしょうか?それができていれば最高傑作と言ってもいいかも。問題の舞台の方の内容が気になります。 " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "文句なく面白い\n 構成にびっくりさせられました。文句なく面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに大笑い\n ゾンビ映画を撮影中に本物のゾンビが乱入・・・という聞いたことのありそうな映画が流されるが、なんかおかしいぞ、と思っているうちに映画は終わり、実は・・・となる。映画を作る人のマジメゆえの可笑しさがたまらない。父と娘もいい味を出しており、大笑いしながらホンワカさせてくれた。この監督、楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "前半は頑張って見て下さい\n とにかく前半はつまらいと思っても、画面に酔っても、眠たくなっても辛抱して見て下さい。 " + }, + { + "date": "2018-09-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 見るまではしょせん3流映画と思いましたが、良くできてる。単純に楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "大好きな伏線回収もの\n 物語が斬新だった。まるでマジシャンのマジックのネタばらしを見ているようだった。間違えていたら本当にごめんなさい。 " + }, + { + "date": "2018-09-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "デートには向かない\n 産休で暇なので、レディースデーだし映画でもみるか、くらいのモチベーションで、予備知識無しで鑑賞しました。楽しめました。物凄い期待してハードル上げて、正規料金で行ったら、ガッカリしたかも。。。1人で行って所々クスクス笑う感じです。誰かと行ったらちょっと気遣うかも。。デートにはオススメしない!!! " + }, + { + "date": "2018-09-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "もう、\n 最高。泣くよもう。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-09-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何も知らずに観られた人は幸せ\n 始めは変な間があったり違和感あり、つまらないと感じる部分もあった。なんで評判良いんだろうか、と疑問に思うが何かあるんだろうな、と観続ける。そして第2部が始まり、違和感の理由が判明、爆笑に変わる。お見事。評判良いとか何も知らない状態で観ていたら、より感動しただろうと思う。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "初めはほんとにつまらない\n なんの知識もなく前評判が良かったので見に行って見ました。冒頭30分ちょっとはホントに面白くなくてこのままラストまでこれならどんなどんでん返しがあっても私には合わないな…と思ってスクリーンを出ることも考えました(笑)が、作品が1つ終わったあとから始まる真の「カメラを止めるな!」がとても良かった!うだつの上がらない監督、問題しかない役者たち、無理難題を押し付けるクライアント…一癖も二癖もある登場人物が味になりとてもよかったです。詳しい技法やプロの目線なんてものは持ち合わせてないからこそ笑える場面も沢山あり純粋に楽しむことが出来ました。初めのアホほどつまらない本編を撮ってると考えるとそうでも無いのですが裏のギミックが分かれば大変楽しくいい作品だと思います。ラストの組体操にめっちゃにこにこしました。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "低予算映画として期待せずに観るべき\n メディアで騒がれすぎているので、あまり期待せずに観ました。冒頭の約30分、いったい私は何を見せられているんだろう…と思いながら、物足りなさでウズウズ。後半は冒頭部分の伏線の回収。ありきたりな設定で全く派手さはないけれど、クスッと笑えるポイントがところどころにあり、ほのぼのする映画でした。ただ、ここまでメディアで持ち上げられてしまうと、評判とは釣り合わない映画かなと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n 純粋に笑えて面白い良い映画( ๑'ᴗ' ๑) " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 12, + "review": "過大評価\n 高くても3.2くらいが妥当だと思います。ならすために低めに評価いれました。既視感。これを良くできてる!という人は映画を全くみない人か、サクラか。これを新しい発想!というなら、ミスリードものの映画でも小説でも世の中には沢山あるよ。「うまく伏線回収」じゃなくて、回収するためにわざと下手な伏線引いてるだけって感じ。誰でも思いつきそう。ナルホド!スゴイ!がなかった、、間違ってでもこれを邦画として国外に持ち出してほしくない。安っぽくてどこか素人のコントを見ているようでした。すごく暇な日に、どっかの大学の文化祭で500円くらい払って、おもろかった〜っていうレベル。 " + }, + { + "date": "2018-09-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 15, + "review": "これで面白いと言う日本人\n ゾンビ映画を撮影するスタッフに、本物のゾンビが襲いかかる映画を見せられた後にその作成の裏側を見せられるだけの映画。低予算でありながら普通に仕上がってるのがすごいだけ。これで面白いというやつは全然映画見てない。この映画で面白いとか言うから邦画はダメになっていき、製作者側が消費者を舐めることとなる。 " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "笑いの絶えない場内\n 評判につられて半信半疑で観に行きました。こりゃ失敗したかな、と思って観ていましたが、途中からすっかり面白くなってしまいました。してやられた感があるけど、気分は良いです。映画が進むにつれ場内の笑いも増え、最後の方は笑いが絶えなかった。雰囲気も込みで楽しみました。面白かった! " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったよ。\n ネタバレに注意ということで、何かあるのかは予想していたけど、完全に予想外でした。伏線が次々と回収されていくので、楽しめました。みんなで一つの作品を作っていくことはステキだなと思える映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n そこまで面白いかと言われれば、うーん。。だけど300万で映画としてはなかなか面白いと思う。撮影の裏側を見せられて現実感が笑えた。前半の不思議だった演技が一つずつ納得させられて消化していった。消化といえば、う○このシーンが一番グッときた 笑笑 前半は目眩と睡魔との戦いを覚悟して、頑張って耐えてくださいwww " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2度つまらないと思いましたが…\n 3部構成です。①ワンカット映画②映画を作るまでの経緯③映画撮影中の裏側①で粗だらけで不自然な映画を観せられて「これ大丈夫か」と思います。②で粗だらけだった理由がちょいちょい出てきます。役者が問題だらけの連中だったり、急遽役者がこれなくなったり…。で、③に移るんですが、この時点で「はいはい、もう何が起きてたか分かりましたよ」となります。しかし③が予想以上に良いです。①、②を観ていて気付いたオチだけではなく、③の中でもトラブル起き、それがスピーディーに処理されていくのが気持ちいいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かったが期待値を上げすぎた\n 評価が高く、とても意外で日本では珍しく声を上げて笑う映画、だと思って行くとちょっとガッカリ。なんとなく想像できたなあ。ふつうに楽しめたし、ちょうどいい長さでおもしろかったけど。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ラジオで\n 菅田将暉のオールナイトニッポンでも話題に出ていたのでみました。ゾンビ系はあまり好きではなく、途中眠気に襲われましたが後半からは面白く見れました。ただ後半にいくまでに隣の方が退席していましたが前半がもう少しだけ短いとそーいったこともないのかなと。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど〜。\n ゾンビ系は苦手なのですが、面白いという評判を聞き観ました。映画を撮る裏のまた裏を見る感じでした。後半は笑えたり、映画はこうやって作っているんだ、と知り大勢の裏方さんが必要と改めて思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく何も知らないで見て欲しい\n まだ上映館拡大になる前に見たことが本当によかったなと思っている作品です。何も知らない真っさらなポスターイメージと、見た友人の「とにかく早く見て」というレコメンドと、見に行きましたが大正解!なので、本当にフラットな気持ちで見て欲しいので、多くは語りたくありませんが、あえて言うのであれば、映像関係はもとより、デザイナーやエンジニアなど、クライアントがいて何かを政策・製作している人たちに誰よりも見てもらいたい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "まぁまぁかな\n 主人公の女性が 可愛いかった " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ほんとに何も知らない状態で見たかった\n 前情報ちょっと知ってても充分面白いと思うけど、この映画をただの低予算ゾンビ映画だと思って見た方が驚きがおっきかったんだろうな(笑)..ワンカットとってる映像最後にあったけど、スタッフの仕事量やばいな(笑)カメラマンさんお疲れ様です(笑)..あと気になったのは、途中で女の子かさぶたとったけどそこは特に何も触れられてなかったよね(笑)なんでガッツリ映ってるところでカサブタとったの?(笑).. " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "家族でみたいかも。\n ちょっとスプラッタ入っているけど、エッチなシーンもないし。笑えるし、泣けるし、子供に見せたい。大人達のこの猪突猛進な本気を、泥臭い情熱をどうとらえるかな?頭を使わず素直に楽しめた。今、何かにつまずいてる人におすすめです。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "映画学校作品を恐らく初めて観た\n ので採点が難しい。映画が大変好きで邦洋問わず割とたくさん観ている(このアプリでチェックしていないものも多数)と自覚している私だが、笑えなかった。場内では笑っている方が少なくなかった。しかし小声でひとつ申し上げるとしたら…前情報で笑える映画だとインプットされた、普段あまり好んで多くの映画を観ていないであろう方々が\"笑うべきところ\"で笑っている印象があった。あくまで想像に過ぎないが。結果として上映館が日を追うごとに増え、気に入った人が多いのであれば興行としては成功なのだろう。私はこの映画に対する感想において少数派である、それだけだ。少なくとも、この映画は世界に誇る日本映画かどうか等の議論をすべき作品ではないはずだ。楽しいと思う人が感想を友人や恋人と語り合ったりSNSのネタにできる、ある程度の刺激を含んだ作品。そういうものではないだろうか。ただ、製作陣が熱い想いを胸に全力で考え作り上げられた作品であることは間違いないと思う。その純粋さには好感を持った。 " + }, + { + "date": "2018-09-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 前半は、長い叫び声のシーンなど、?、微妙かなこの映画。と思う部分もあったけど、後半になってその、?、の部分がすべて解消されてスッキリ。それにしても、こんな風にワンカットで撮影するのはどれ程の労力だろうか、無名の役者さんたち効果も相まって、とても楽しい作品でした " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "予想を超えてた\n 今とても評判の映画観てきました。超低予算で全員無名の俳優、最初は細々と上映していたら口コミでブームになったみたい。今は上映映画館も増えて、以前より席とりやすくなりました。さぁ、いざ見てみると・・・最初は正直「あ、この感じヤバいかも。めちゃくちゃB級ぽい。最後まで我慢できるかな?😅」と思ったんですが。20分の長回しワンカットが終わり、そのあとその裏話的な、メーキング的な第2部に移ると。面白い!映画愛に溢れてる!爆笑ポイントいくつも。家で観てたらもっと声上げて笑ってたと思う。個人的には、温厚な監督が俳優にブチ切れるシーンとか、お母さんの暴走熱演(怪演?)がツボりました。あと、へえ〜映画ってこんな風に撮ってるんだな〜と興味深いし、カメラに映らない部分でこんなことしてるんだ、血しぶきピュッと出したり首用意したり転がしたり、フラフラの俳優を後ろから支えたり、ADさんたち大変!て。笑ラストは笑顔に。見事に予想を裏切られました。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これはこれで最高です\n 脚本や人物設定やらはB級な、痛快な娯楽作品です!前半は少しホラーあり、笑いもあり、後半は伏線を回収しながら笑いどころ満載でした(笑)エンドロールも苦労が見えて楽しめました!家で何回か見返したいです! " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "⁇\n もしかして、これはパクリ? " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "管理職はつらいよ\n 楽しかった!けど、六本木ヒルズのスクリーン7で観るのは違和感。ユーロスペースとかアップリンクで観る方がしっくりくるかな。第三の壁理論とかなんとなく知ってるレベルの人なら早々に構成は予想がつく。とはいえ、面白いキャラを配置してちゃんと個性を活かしているし、最後はちょっと感動的にまとめてるし、なかなか上手くできてるなーと思った。出てくる人のキャラクターも面白く、あのおばちゃん誰なんだろう。家族で住んでる家賃8万くらいのマンションとかリアルでよい。ソファ飛び越えて玄関って。スタッフの特に若い女性たちが懸命に仕事してるのがよかったな。じんわりきた。あんな状況でメイクするの涙ぐましい。映画監督って沢山の人をまとめててすごいなぁと思っていたけど、管理職として同じような悩みがあるのだなと親近感が湧いた。夜中に泣いてもいいんだね。管理職の悲哀をこの映画をみた若者は感じてくれるのかしら笑 私も演技のふりしていつかキレよう。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "単純に面白かった\n ゾンビ映画を撮影してたら本物のゾンビが出てきてパニックになる?みたいなところまであらすじを読んで見に行きました。見てみないと何も分からないし、これだけ評判を呼んでいるんだから何かあるんだろうなと、それでもあまり期待せずに見に行きました。結果は面白かったです。物凄く意外性があるわけでもなければとんでもない仕掛けがあるわけでもない。でも笑って楽しい気持ちのまま帰ることが出来ました。最近はこういう無邪気に面白い映画というのは少ない気がします。あー面白かった、と素直に言える映画を見られたことは幸せな事だと思います。この映画を見て、あーだこーだと議論をするのは不粋であり、単純に見たままを楽しむ作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "感動とまでは...\n 面白かったとは思うが百点満点のうち60点くらいに感じた。情熱や家族と言った部分に全精力を注がれたのは理解できるがそこまで持ち上げるほどには思えなかったなー " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これをさらに撮影したと思うとゾクッ。\n 想像と違い、ものすごくハートウオーミングな話で、顔が思いっきりゆるんじゃいました。でもこれをさらに撮影していたと思うと・・・ゾクッとしますね。観た当日に、NHKの歌番組で監督・キャストの方が登場したので「やったー!」と思わず歓声。観て良かったです(^^)あ、パンフレットは必ず観賞「後」に買ってくださいね。思いっ切りネタバレ仕様のパンフなので。(でも観た後はパンフで復習すると、より面白いですよ!) " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ここ二年くらいの映画館鑑賞で最高\n 恐らく何がどうとか言っちゃダメな映画だと思う。ただ、是非観て欲しい。リピーターしたいけど、次はDVDレンタルになるの待って家で観て思い切り笑いたいと思った。周りが騒げば騒ぐほどひねくれた性格なのか反する感情になる事が多い私だけどホントに面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 面白かったです。久々に面白い映画を見た!という気分になりました。バック・トゥ・ザ・フューチャーやダイハードを初めて見た時と似たような満足感でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に面白い\n 「歴史を変えるほどの作品」とかいう高評価は、ボジョレーの評価的なもんだと思うけど、でも、まあ、かなり面白かった。冒頭と答え合わせに1時間近く使ってるのかな。だから、中盤パートで人物一人一人を描く時間はどうしても少ないけど、そういう選択をしたんだろう。短い時間でテンポよく必要な情報をいれてたと思った。基本は、いい加減な仕事をしていて娘からもバカにされている(アイツとか呼ばれてる)しがない監督が、無茶な企画をポンコツたちとやる過程で、娘との関係にも影響を受けながら一瞬だけ本気になるという話かな。それをコメディとして仕上げてる。そして、必死になってるからこそ笑いが映える。よく出来てると思うよ。まあ、(特に笑いは)人それぞれで難しいけどね。 " + }, + { + "date": "2018-09-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に面白かった\n 映画館で観て最初の40分くらいはただただ画面酔いした…。後半はワクワクしながら楽しく観れました。もう一度観たいけど、次観るなら最初の40分くらいは飛ばして観たいかな(笑) " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "Tシャツ買っちゃったよ\n Tシャツ買っちゃったよ " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かったです。\n 感覚が似ている友達が面白かったと言っていたので、ストーリーなどの前情報は何も無い状態で気になって観に行ってきました!最初のワンカットシーンの後に、どんな話しがあるのか知らなかったので、そういうことか〜!と笑いました。監督役の人、実はいい人そうって役でなんとなくホッとしました。なぜかというと、監督役の人が義理の兄にすごく似ている感じがして、観ている間中、ずっと気になってしまいました(笑)今度義理の兄に会ったら言おう(笑) " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "前半酔います\n 前半約40分間、手持ちカメラ撮影で大学の映画サークルが撮ったみたいな揺れ揺れの画面が続くので、酔いやすい人は具合悪くなります。全体的には大胆な構成の劇中劇、前半ホラー後半コメディというのがポイントで、それ以外は普通。騒いでるのは普段あまりいろいろなタイプの映画を観てない人たちなのではないかという気がしました。騒ぎすぎ。ただ、映画好きが作ったプリミティブ感はすごくあるので好感はもてました。 " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n やや過大評価気味では?と思わなくもないのですが、映画館を満席にし、笑いで満たし、幸福を提供していることはとても素晴らしいことだと思います。映画っていいな、ものづくりっていいな、と思いました。構成のギミックとしては、特に真新しさは感じなかったのですが、それでも面白い!役者さんが無名(すみません)なのも逆に良かったです。盗作問題(というより権利問題?)が、良い落とし所で決着がつけばよいのですが…… " + }, + { + "date": "2018-09-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "ど素人が観に行ったよ\n ※私は、映画マニアでもなんでもありません。なので感想も超ド素人目線で書かせていただきます。観終わった直後は、分かり易くて良いな!と思いました。冒頭の約30分のシーンの不審なところの真相が徐々に分かってきて、とても面白いなと感じました。なんと言っても、役者の殆どが無名ってところが良いなと思いました。カメラワークは揺れが激しいところがありましたが、酔ってしまうほどでは無かったです。個人的には、回想シーンなどが少なくて登場人物たちの心の動きが分かりづらいかなとも思いました。(臨場感を持たせるためでしょうか…?)まあとにかく、私は普通に面白いなと思いました。ちゃんとした映画としての面白さじゃなくて、芸人のコントか何かを観ているような面白さでした。(良い意味で)この映画、レビューが二分してますね。「面白かった!」って意見と「何が面白いの?」って意見にはっきり分かれていました。2つの意見のレビューを見ても確かになぁと感じる所が沢山ありました。人の意見はそれぞれなので1つ1つの意見を尊重すべきだとも思います。ですがこの映画のレビューに、周りが「面白い」が言ってるから自分も…感があるように、最近は映画慣れしてそうな人が「つまらない」と言っているから自分も…感が出ちゃってる人いるなと思いました。なんだか、心無い言葉で相手を傷つけ合っているコメントやレビューを目にして少し悲しくなりました。(映画のレビューじゃなくてすみません)心無いレビューでがっかりして観に行かないっていうのは、無しですよー!!!!!自分で観て、面白いか面白くないか判断した方が良い映画だと思います! " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "○○愛\n 一言で言うと、いろんな事情やハプニングを愛の力で押し切った…そんな映画でしょうか? " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エンドロールもサービス\n テレビなんかでも取り上げられて、ある意味ブームになってるので観ておこうと思った。テレビでは30分以上のワンカットについて掘り下げていたけれど、まさかそれだけでこんなブームにはならないだろうと思ってはいた。その長回しはほんと導入部分であって、本題はその後の部分にありました。ゾンビ映画の撮影中、ほんとのアレが出てきて混乱するなかで、リアルを求める監督が本物出てるにも関わらず撮影し続ける。という話は事前情報としても出ていたが、その裏には…っていうのが大事な部分。エンドロールも合わせれば最初の劇中劇も合わせれば4階層。こうなってんだな、と非常に興味をもって観つづけることごできた。映像の裏側、その一端を楽しく知ることができた。 " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "「先に見せただけ」は伏線回収とは言わない\n 面白かったよ。でも良くあるパタンだし、あからさまさぎて構成読めるし、時系列的に後のことを先に見せといて、理由をあとから伝えるだけは伏線回収とは言いません。単に「先に見せただけ」です。面白かったけどね。 " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なかなかおもしろかった\n 後に残るものはないけど、気楽に見れるコメディ映画。 " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "確かによかった\n ちょっとあまりにみんなが褒めたたえるので見てしまった。とてもいい映画だったことはとりあえず先に言っておく。だから印象をつけることもしない。そして感想からすると、いい映画だった素晴らしい映画だったがそれ以上に感想がないというか、そんなに?というのも正直な感想。星で言えばこれくらいの評価が妥当ではないかと思う。確かに色々と素晴らしい。さすがにここまでの作品を作られて悪かったとは言えないが、これに匹敵、或いはこれ以上の映画はあるだろう。期待値を上げすぎたせいもあるかもしれないが、それほどではなかった。ただそれほどではないのにこれほどだったのも事実で悶々としているのが今見終わった心境。前半と趣が変わるという印象を持っている人も多いのかもしれないが、前半からだいぶ後半の要素はあったと思うし、そこでも楽しめた。私は、多少ネタバレされてからみているのもあるのかもしれない。しかし、ネタバレされても面白いものは面白い。この作品もそういった意味ではちゃんと面白い。別にネタバレしたからと言ってどうなるものでもない。しかしながら、なぜこの映画だけこんなにネタバレにこだわられるのかという疑問をどうしても感じてしまう。評判になってしかるべき映画というのは確かにその通りであるが、例えば、こうやって後から人気になったものとして例をあげるなら、エヴァンゲリオンやガンダムはどうか?この世界の片隅にと比べてどうかということも含めて考えたくなる。役者さんの演技、演出、セリフ回しなどどれをとっても素晴らしい。舞台劇的な感じもとても好きで、下げの部分まで堪能させていただいた。この作品自体はとても気に入っているが、しかし何だろう。これが話題になるなら、あの作品もこの作品も話題になってほしかった。というのも個人的な意見として持った。どうしてこの作品だけなのか?だからと言ってこの作品が悪いのではない。この程度の作品とさげすむつもりもないが、やはり悶々としてしまう。 " + }, + { + "date": "2018-09-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "モノづくり\n モノづくりする側の立場で観てると、ああ、わかるなぁ、というシーンがいくつかあって、後半の展開もさることながら、モノづくりの楽しさ、難しさ、葛藤、みたいなところにしみじみきた。情熱を持つことは重要だ。素直に声を上げて笑えて、素直に楽しめた。 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "話題になるだけある\n いろいろと話題になってたから観にいってみた。序盤はほんとにこれ面白いの?って感じだったけど、うん、最高でした。でも序盤、カメラの動きで酔ってしまったのって私だけ??笑笑 " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "おもしろい!\n ゾンビものとか好きじゃないんだけど、気になりすぎて見てみたら。こんなに映画館で笑ったのは初めてだ! " + }, + { + "date": "2018-09-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "一緒に観に行く人で\n 感じ方が違うと思う! " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "何も考えずに見るが吉\n 話題の映画で友人に勧められた事もあり鑑賞。前評判も「面白い!」と評判だったので、正直期待してました。が、期待し過ぎた。私の求める「面白い」と周囲の思う「面白い」にここまで差があるのかと愕然としました。まず、映画広告の「この映画は二度始まる」で恐らく二部構成で、二部では一部の種明かしになるだろうと予想。加えて、タイトルの「カメラを止めるな」で、恐らく何らかのカメラを止められない事情がある=生放送なのでは?とアタリをつけ、いざ、鑑賞。一部(ここでは便宜的にそう呼びます)では伏線を見つける為に瞬きすら惜しんで画面を凝視します。そして、予想通り始まった二部へ。さぁ、種明かし!ってところで、悲しいかな予想の半分以上が当たっていました。そして、それ以下でもそれ以上でもありませんでした。「期待をし過ぎた」それに尽きると思います。これはただの娯楽映画で、何も考えずに見るべきだったなと後悔しました。あと、途中からブレアウィッチ並みに画面が揺れるので、酔いやすい方は注意。私は、途中から映画どころじゃなく気持ち悪くなりました。最後に、これを持て囃して何回も劇場へと足を運ぶ事が多いと言うこの現象に警鐘を鳴らしたいと思います。作り手側にも問題はあると思いますが、受け手の読解力にも問題があると思いました。受け手側がこの程度の伏線すら見抜けないようでは作り手は本当に面白い映画など作れない。日本映画の将来が本気で心配になりました。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "愛と希望。\n やっと観た、面白かった。映画への愛と希望の塊みたいだった。映画好きな方の感想がたくさん知りたくて、評価の良し悪しに関わらずレビューを楽しく読んでいます。話題作は次々と生まれるので、数年後にこの作品も埋もれてしまうのかな。永遠なんじゃないかなと今思っています。映画好きの息子にもいつか観てほしいと思いました(まだ小学生ですが)「くっそ~」ってこぶしを握って、もしくは笑いをこらえて映画館を後にした人達が夜、ノートを開いて、もしくはスマホのメモを立ち上げて、物語を書き始めたら…。誰も見たことのない日本映画の黄金期が来たりして?!そんな夢を持てる時間でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "超おもしろい! 何回でも見てられる\n 噂を聞いて観にきました!観て良かった!いろんな意味で情熱あふれる作品です " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "思ったより前フリが長かったから、あれ?このまま終わる?全然笑ってな...\n 思ったより前フリが長かったから、あれ?このまま終わる?全然笑ってないけど???って思ってたらよーやく後半ウワサのやつきました。笑ただ、爆笑しまくる!って意識しすぎて笑い待ちしてしまう自分がいて、期待しすぎたパターンに。でももちろんクスッとは何回かなったし、もう一度見たいって意味もわかるし、ただ、映画館じゃなくてDVDで夜中に見るくらいがいいな〜って思った。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "思いのほか(レビューのほか)一体感に満足感\n レビューがあまり良くなかったのでかなりハードル下げて挑みました。前半は確かに。後半からジワジワ系です。好き嫌いはありますが諦めず観てみてください。個人的にはおもんないなー→うん、嫌いじゃないwでした。まー、よくレビュー見返すと好き嫌いがハッキリまっぷたつでしたね " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "大爆笑\n 久しぶりに大笑い出来ました。あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので。。。前知識無い方が絶対楽しめます!!ちなみに劇団Peaceの「Ghost in the Box」って演劇が元ネタみたいですが、劇でどんな風に表現してたのかとっても気になります。また劇でもして欲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "複数回観る人は二種類に分けられる\n まだ観てない方はぜひ劇場で沢山の見知らぬ人達と一緒に笑う多幸感を味わうべき作品だと思います。ようするにDVDでもBDでも配信でも観られれば内容的には遜色ないのですが。私は二週間位で3回観ましたが、題名は『短期間に複数回見た人をあまり信用してない、そういう人は理解能力に乏しい人に思える』という意見を目にしてのものです。私の中で一方はこの意見に賛同、もう一方は場面によってどんな演出をしているかどんな画を作っているのか再確認をする人がいるだろうと言う見解です。再確認をした上で思った事①本編に起こる出来事や違和感には映画の中の現実に起こったトラブルが反映されていると解ると面白い事。②物作りをする人の情熱や親子愛が感じられて心を揺さぶられる事。③序盤の女優の目線の意味が解らない事。目線の先にはお団子ADがいたはずですが明確な伏線回収はありませんでした(ただ演技が下手っていう設定なだけなのでしょうか?)。④様々な場面でBGMの入りと終わりが正確すぎる事。音声を入れているスタッフは当然打ち合わせを密にしていた設定でしょうが、音入れの支持を誰からも受けずに正確に入れられている違和感。⑤本編でメイクさんはなぜ自身がしたメイクに気が付かない事への違和感。⑥映画の中の現実での撮影班の人数が少なすぎる点(話を作る都合上仕方ないけど)。使い古された手法だし、驚くような大仕掛けがある訳ではないですし複数回観れば、おかしな事はいくらでもみつけられると思います。ですが、笑いや感動を作る為の演出や画作りや各俳優陣の演技は丁寧で緻密なので複数回観る価値がある作品だと思います。初見の人は一人または既に観ている人と連れだって、二回目以降の人は初見の人を連れて行くと、かつ出来る限り客入りの良い回に行くと初見の追体験を近くで感じられて良いのではないかと思います。そして酔い止めは必携です。私的には『ラヂオの時間』『アフタースクール』『サマータイムマシンブルース』『キサラギ』ラーメンズのコントTOWERより『やめさせないと』等を連想させられて、これらをもう一度観たくなりました " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "なるほどね\n そんなに騒がれて、評価されるほどの映画ではないかと。低予算なりの内容だし、アイデアだってそんなに驚くほどじゃない。見る側からしたら1800円払うには高く感じるので、レイトショーで安くなる映画館で見ればお値段なりの満足感はありそう。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待を裏切られない\n ここまで話題になって、ほんまに面白い?ってなってたし最初とかこれは間違えたかもってずっと思ってたけど、はい、すっっごく面白かったです俳優って、映画って、いいなって思ったこの監督、次期宮藤官九郎になりそう " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "バブル崩壊後の日本\n 映画監督日暮のキャッチコピーである「早い・安い・質もそこそこ」は、バブル崩壊後からデフレ、今に至るまで日本人が商品やサービスに求めた続けたことです。だけど気がついてみたら、デフレは商品やサービスだけではなく人にも適用されてしまいました。自営業もサラリーマンも多くの人がデフレ化されました。私は、まるで買い叩かれたモノの様に扱われている。虚しい。悔しい。辛い。日暮は、人生虚しいと感じているけれど、とりあえず周りに合わせて愛想良く振る舞います。嫌な仕事も引き受けます。いい人です。そんな日暮は、昨今の日本人の象徴の様に感じました。だからこそ、こんなにも皆の共感を生むし、大ヒットしたのだと思います。第二幕、日暮は逆襲に出ます。日暮は安く買い叩かれる様な男ではありませんでした。俳優やスタッフをまとめて危機を脱します。そう、第二幕に感動するのは、日暮を自分自身に重ねて観ているからなんですよね。目が生き生きとしてやる気がみなぎってきた日暮は、第二幕の人生を生きている私。私はいつのまにかスクリーンを通して、自分自身に声援を送っていることに気がつきました。この作品は、全てのうだつの上がらない日本人への声援なのでしょう。 " + }, + { + "date": "2018-09-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "この作品に出逢えたこと\n 面白い面白くない以前にこの作品が観られたことにまず感謝します。こんな低予算であれほどの作品が完成して、正直すごい嬉しいです。作品に関しましては、素直に面白かったです。このまま2館の劇場だけしか公開されていなかったら、口コミが広まらなかったら、きっと売れなかった映画としてDVD化はされずに埋もれてしまっていたと思います。予備知識なしで観に行って大正解でした。口コミで広がって大人気なことしか知らなかった。何がそんなに多くの人の興味を引くのかとても気になり、8/30に鑑賞しました。本編が終わり、エンドロール急に目頭が熱くなりました。いくら低予算とは言え、この映画に携わってる人は本気で作っている。これを再確認した上でもう一回鑑賞したいと思いました。眠いので文章おかしいと思うけど、僕が言いたいこと伝われ〜キャスト&スタッフ全員に伝われ〜 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "シンプルな面白さ\n あまり内容や口コミを見ないで行った方が良いと言われていたので何も考えずに観に行きました。最初はグロさもありつつ、何かあるんだろうな~と観ていって、後半は素直に笑いました。そして最後はほっこり。期待し過ぎるとインパクトが少ないかもしれませんが素直に観に行くと楽しめる映画です。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ジャパニーズドリームな映画\n 本日見てきました、最初やっぱり低予算な映画だなと「これはマスコミに騙されたか⁈」と思ってました、しかし物語の本質(みればわかります)に入るやいなやどんどん物語に引き込まれていきました、低予算が故での様々なデメリットを見事な発想の転換でメリットにしてしまう、素晴らしいです、脚本も本当に良く出来ていて最後には俳優さん達全員が愛おしく思えてしまいました、人生を劇的に変えてしまう宝物が日本の映画界にもあるんだなぁーと実感しました、とにかく期待を裏切らないとっても面白い映画です。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 0.5, + "empathy": 18, + "review": "爆笑する隣の人にドン引き。\n 最初っから血みどろでこれがずっと続くのならどうしようかと思うほど。後半いわゆるどんでん返し?オチ?まだ最後に他のオチがあるのかと思ったくらい想定内というか意外性も驚きもない。使い古された感が半端ない。おまけに全く面白くない。クスリとも笑えない、うんちゲロレベルのギャグ。館内が笑いに包まれることもなし。でも隣の女性はお腹を抱えて声を噛み殺す様にずっと笑っていて、ドン引き。当初腹痛で具合が悪いのかと思い覗き込んだくらい。笑いのツボはいろいろですね。どういった人が観ればこれほど評価が高いのか全くわかりません。話題作だからってミーハーな気持ちで行くとガッカリすると思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "世界に通用する感じ\n 面白かった。観た後、清々しい気持ちになった。前情報ないほど楽しめる。映画の中のドラマのスタッフと映画のスタッフの違いが良かった。黒沢明とか宮崎駿のように世界に通用するような感覚がした。TVでちらみした銀魂と全然笑いの質が違う。笑いを必死にこらえても思わず声が出ちゃったよ。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "メジャーでは出せない面白さかも\n あまりの評判に半信半疑で劇場へ行ったが、面白かった!評判通り、超低予算映画の手本のような作品だ。ただ、TOHOシネマズさん、TCXでの上映はやり過ぎでしょう。前半の手持ちカメラの揺れ具合は、巨大スクリーンでは辛いものがあった。無名の役者達の演技は素人級だし、映像は粗っぽい。しかし、後半の種明かしシークェンスにそれが効いてくる。先ずはこのアイディアがいいのだが、だからこそ原作盗用問題が噴出するのも分かる気がする。アイディア勝負の映画がここまで成功すれば、「俺のアイディアだ!」と、言いたくはなるでしょう。しかし、どこまで元ネタ舞台に近いのかは知らないが、恐らく細部には映画のオリジナルアイディアが散りばめられているのだろうと思う。なにしろ、これをそのまま舞台劇に置き換える想像がつかない。映画だから面白いような作りになっていると思う。オープニングのワンカット劇中映画だが、これを本当にワンカットで撮っているのがすごい。舞台は、一幕がいわゆるワンカットで、それはどんな演劇も同じ。しかし、映画でのワンカット長回しには、緻密な計算と入念な準備が必要な上、撮る側はかなり大変だ。それが種明かし編で描かれているのだが。この劇中映画が粗くて妙に長いため、観ていて少々辛くはあるが、これがなくて撮影裏事情だけにしてしまうと、「ラジオの時間」的になってしまい、あの名作には遠くおよびもしない駄作になったと思う。あそこで「なんだ?」と思ったことが、周到に種明かしされるから、面白いのだ。その仕掛けが、いちいちチープだが凝っている。脚本がしっかり書かれていて、更に偶然をうまく料理したのかなぁ…と思う。例えば、カメラが転んだところなどは、本当に転んだことを後付けで活かしたのではないだろうか。これも脚本にあったのなら、尚すごいが。エンドロールのバックが、本当のメイキングなら、これも同時に撮影してたと思うと更に驚きだ。二重に暴露するアイディアは新しい。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 5, + "review": "うーむ\n 面白い映画です、楽しめましたただ、これだけ騒がれる映画なのか?と言えばそうでもないと思います。低予算で「ハンソロ」は1秒も撮れないなんて監督が仰っておられました、まぁ冗談なんでしょうがそもそも比較する事自体が意味のない事。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 0.0, + "empathy": 0, + "review": "声出して笑った。\n 見たかったのでやっと。最初のカメラワークが1テイクでやっているだけに、酔いそうな画面の時もあり、ゾンビではなくそっちで気持ち悪くなりそうになった。ゾンビ映画を撮っているというシーン、のシーンというインセプションのような重層の仕掛けと、内田けんじ監督「運命じゃないひと」的な後半に伏線回収がうまくちりばめられている作品。前半でなんか不自然な動き・発言・カメラワークはそういうことか!と感心する。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 10, + "review": "面白い、のもわかるけど\n 高評価で社会的現象的な勢いになりつつあるからこれは観とかないと!と思って鑑賞したが、面白いのはわかるけど、映画館で見るほどか?と思った。まあ、DVDならもっと見ない。ホラーが凄く苦手だから、冒頭の血ノリと絶叫に気持ち悪くなってしまった。途中、画面が明るくなってから少し救われたけどそんな絶賛されるホドなのかなぁ?業界の人は面白いと思うのかもしれない。ちょっと皮肉った心地よさはあるのかもな。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "偶然か必然か?\n 前評判からちょっと敬遠していた作品。天邪鬼なんでどうもブームのようになってしまうと見る気にもならず。友人が鑑賞するのでまー話のネタにでもと鑑賞。結果良い意味で見事に裏切られた。前半ワンカットの30分はやばいわー!やっぱ予算ないからこの程度かよ!といらいら半分、落胆半分で見ていたが後半で一気に挽回、気づいたらTシャツ販売の日程をネット検索している自分がいました笑笑。この映画の素晴らしいところは低予算での撮影を売りにして全半30分をイライラ不安にさせ、後半一気にたたみかけるようにネタバレと心地よい笑いと、ほのぼのした感動を提供してくれる所。二部構成の前半でイライラ不安になった人ほど、後半の展開で楽しませてもらえたのではないでしょうか?良い意味でホントに裏切られた。俳優さんもあまり見た事がない方ばかりなので誰が本編の中心人物かわからないのも良い!全てに渡り気持ちよく騙された感じです。本編上映まえからの低予算と云う騙しと、無名の俳優さんだからこその面白みがうまく噛み合い、今まで見たことの無いような映画に仕上がったのだと思います。今リアルにTシャツほしいです。三谷さんの王様のレストラン何故か思いだして何か非常に懐かしい感じもしました。心地良い1時間半ありがとうございました。多分また見ます!! " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "多幸感あり\n 面白かったし笑ったけど、そんなにブームになるほどかな?とと思いながらエンドロールまでちゃんと見終わるとなんだか不思議に幸せで、帰り道もずっと幸せです。もう一回観たいかも(=^ェ^=) " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "驚きはあったが、中身は薄い。\n 巷でかなり話題になっていたので鑑賞してみました。序盤の長回しのシーンを見ていた時はこの作品のどこが面白いの?と思ってましたが、最後まで見て納得。面白かったです。長回しやストーリー展開など、とにかく斬新な発想で面白い。面白い所に目を付けたなと思いました。ただ、斬新な発想には驚きましたが、良くも悪くも普通の娯楽作品という印象。それ以上のモノを期待していただけに、少し残念でした。軽い気持ちで楽むことのできる良い娯楽作品だとは思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "カメラを止めるな!\n 迫力満点のコメディー映画。見終わったあと「面白かった」という感想とともに「すごい」という感動をもする。映画館で見れて良かった。みんなが面白いというだけある。面白い。あまり名高くない俳優女優らしいが全くもって演技力問題はなく、もはや知名度高い俳優女優なんかよりも上手かったかも。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 0.5, + "empathy": 8, + "review": "観なくてよかった\n いろんな作品があって もちろんいいけどこれは私好みじゃない。観たくなかった " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "もうブレア・ウィッチは怖くない(笑)\n 予告編は見ない方が良いとか、ネタバレ厳禁的な口コミが広がっているが、作品の構成を知っていても十分に楽しめると私は思う。むしろ、予告編でその点を公表しているので、作り手側もネタバレ厳禁の風潮を意外に思っているのではないだろうか?とは言え、作品構成の特殊さが魅力的であるのは事実。37分間のゾンビ映画に隠された真実とは…。どんな映画もそうだが、観客はカメラに映ったシーンだけを作品として観る。特にこれはワンテイクの作品なので、カメラに映っていない部分は周囲の音や登場人物の表情などから想像せざるを得ない。この演出に妙に恐怖感を煽られる。だが、私たちの想像は合っていたのか?あの場面で彼が、彼女が何故そんな行動を取ったのか?カメラに映っていなかった場面が明らかになっていく後半が実にユニークで愉快で痛快。“何じゃこりゃぁぁぁ!?\"感が次第にクセになっていく。単なる実験映画と評するのは些か失礼で、むしろ映画を観る側の気持ちを逆手に取った快作であると同時に作り手たちの映画作りの楽しさに満ち溢れた作品と言える。しかし、まさかゾンビ映画を観ながら「アメリカの夜」を思い出すことになろうとは、これが一番のサプライズ。この作品を見た後なら「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」も爆笑しながら観れるかもしれない(笑) " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "確かにもう一度みたくなる\n 序盤は、これ見直すのかったるいだろな〜と思いながら見てたけど、いまは、見直したいと思っている。そりゃ話題になるわけだ。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 9, + "review": "まあ、面白かったのですけど・・・\n 前評判があまりにもいいので、鑑賞しました。面白い視点ですし、実際とても楽しく鑑賞しましたが、「絶賛」されるほどの事かな?と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 15, + "review": "前評判高すぎ\n 前半のゾンビシーンが長すぎ。映像グロいしだんだん辟易してきた。よっぽど途中で帰ろうかと思った。後半のネタバレは確かに面白いと思ったけど、総合的にはとても高評価する気になれない。なぜこれほど前評判が高かったのか疑問です。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "演劇チックな映画だった\n 週末見た映画の「カメラを止めるな!」は舞台向き、というか演劇での演出手法があちこちに見られて映画としてはむしろ違和感あったんだが、もとは演劇の題材なんだな。詳しく調べたらもっとシャレにならん状況なんだけど、そこはまあ、うん。リアルさを作ろうとした映画って嘘くささが見え透いて耐えきれないんだけど、端から作り物である演劇だと大抵の題材で楽しめる。その点では序盤の部分は開始数分でストレスだったが、演劇なら楽しめたと思う。通してみるとあれは意味のある嘘くささだったが、状況の奇異さに加えて登場人物の奇異さが過剰だった。仮にもっと普通な人物ばかりの状況だけでも映画になったはず。まあ、ただの好き嫌いですが。劇中劇を作り上げていく話は何個か見たことあるけど、だいたいがドタバタコメディだったな。途中から懐かしい感じでみてたわ。 " + }, + { + "date": "2018-09-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しい!\n 内田けんじや三谷幸喜、サマータイムマシンブルースみたいなドタバタ舞台系コメディ(特に伏線回収もの)が好きな人は好きかも!私は大好物なのでもう一度観たいです。一緒に行った人は途中から寝てたので、こういうの映画に求めてない人もいると思います。ここまでヒットするのは不思議だし映画としての専門的評価は分かりませんが、楽しいです!監督の次の作品にも期待しつつ、内田けんじ監督作品みたく有名すぎる俳優さんを使うといい意味でチープな舞台感が薄まりそうなので、もう一度同じテイストで観てみたいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こんな映画を撮ってみたかったグランプリ\n ワンカットB級ゾンビ動画撮ってみたいけど、それだけじゃ趣味でしかなくて売れてないV系バンドのMVが限界。メタ認知展開は上手いことやらないと複雑だし何を撮ってる様子を撮るかってテーマがないと撮りようがない。そんなそこはかとない願望と高難易度のテーマに映画専門学校のワークショップで取り組んだ勇者に尊敬の念だし、これが映画専門学校のワークショップというプロットもなんなら狙ってそうしたんじゃないかと疑っちゃうわ。エンドロールのGoPro的な映像でもう何階層目の世界かよくわからなくなった!最初のワンカットのとこはガチで撮ったんやでー!とアピりたい気持ちが溢れてたのかもしれないけどおかげで現実に帰ってこられた気がするしもう一回ひと通り見たいなーと思っていたところで救われた。半端な良い映画より全然面白い。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ版「君の名は」ですよ。これは。\n ついに観ました、劇場で。面白かったぁ。この作品のような話の展開は以外と映画でよく使われる手法ですよね。物語の序盤から中盤辺りまでは時系列通りに話が進んだあと、そこから一気に過去に遡って、進行していたそれまでのストーリーの裏側で起こっていた仕掛けを見せていく、「種明かし」映画とでも言うのでしょうか。三谷幸喜さんの作品や、洋画のお洒落な犯罪映画でも、それにタイムスリップやタイムリープを題材にする映画はこの手のトリックを頻繁に使っています。そして、数年前にヒットした「君の名は」も時系列のズレを利用したまさに種明かし映画だと思うのです。ただ、この作品の素晴らしい所は神懸かり的な行き当たりばったり感が凄すぎて、トリックをトリックとして見せないところ。どこの馬の骨かもわからんような素人に毛が生えた不器用な役者やスタッフ達が(失礼!)あり得ないハプニングに翻弄されながらも泥臭く窮地を脱していく。そこに恐ろし程の臨場感が生まれ、観てるこちらもまるでこの作品を一緒に作っているような感覚に陥ってしまう。冷静にネタバラシを楽しむのではなく、観てるこちらとスクリーンの向こうのなんともいえない一体感がこの作品の最大の魅力に感じました。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めて\n カメラワークで酔ってしまいました。内容は面白かったですけど、期待値を上げすぎていました。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "まるでコント\n 冒頭で見せたものを、そこまでの事情を踏まえて、後半で答え合わせの様になぞる。コントの様な作り。低予算な「ラヂオの時間」を思わせる感じ。無名の役者だけだから純粋に作品のみの評価と考えると良い映画だと思う。ネタバレすると全く面白くないだろう。これだけ話題になってもネタバレしない様に徹底してる所もヒットした要因の一つ。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "今までにない感覚❗✨\n ひさびさよくわらった映画(((^^;)でも笑ったのは、後半入ってかな、序盤をしっかり見ていないと、後でしっかり笑えないから、最初からしっかり見ておきましょう。見たらわかりますが、映画を二回見た感じ。こんな感覚いままでにないです。(笑)見たらわかりますよ。小さい子どもは、無理と思いますが、中学生くらいなら、大丈夫だと思いますよ。まあゾンビ好きならOK(*`・ω・)ゞかね。気になってる方は、是非見てほしい作品です。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "キャストと内容が良かった\n 海外ドラマのアメリカンホラーストーリーのように、次回作はテーマは同じで設定を変えて、同じキャストの作品が見たくなるような作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "吐きそうになって苦しい\n カメラがブレて、走って、回して、落ちて。目で追うだけで苦しい。最後のオチまでの我慢が大変。なかなかの伏線と回収、良くできました。それだけで、騒ぐほどでもない。ブームは怖いね。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "噂どおり一見の価値あり(予告動画も見ないのがオススメ!)\n ネタがすべての映画ですので、内容についてのコメントは控えますが、一見の価値ありです。ネタバレ情報や予告動画も見ない方がよいかと思います。騙されたと思って情報を一切遮断して見に来たら、本当に騙されました。もちろんオモシロイという方向で。お近くの映画館で上映ある方には、ぜひおすすめします。ただひとつ、冒頭でB級っぽさ満載ですが、その「ぽさ」が活きる時間がくるかと思いますので、冒頭で席を立つのや、流し観してしまうのはこらえた方がよいかと思います。私も軽く流してしまい、軽く悔やんでいます(笑) " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見てない人は読んで欲しい(内容自体のネタバレは無し)\n 久しぶりにこういうサイトにある評価(ネタバレ含む)を見ないで見た。確かに映画の告知ポスターも、冒頭約30分も、B級映画を思わせる節が多い。いや、映画冒頭30分は見る人によるけれども、退屈と感じてしまうと思う。実際見たときは私も「あっこれ私には合わんな」と思ってしまった。だが考えてみよう。上映時間約100分の中の30分である。約3分の1しか見ていないのに内容を理解できるはずがない。もしこのレビューを見てから映画を観る人がいるのならば、お願いがある。冒頭30分。つまらないなと思っても席を立たないでほしい。その後には、すごい展開が待っているから。まあどうせB級映画だろ、と思っていた私だが、もう二回見たい。できれば映画館で。百聞は一見に如かずという言葉があるが、まさしくその言葉通りの映画だった。DVD出たら買いますわ。広まれ、感染の輪。 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最初頑張って観てください\n レビューを見て面白そうだったので観に行きました。序盤(結構長い)は手ブレがひどくカメラ酔いする方は要注意です…具合が悪くて退室しようか本気で迷いましたが、結論から言ってギリギリ退室を留まって本当に良かったです。後半からの伏線回収が素晴らしくてスカッとします!声を出して笑っている人も沢山いて、こんな映画最近では珍しいなと思いました。おススメしたい作品です!ただ、普段から車酔いとかする方は酔い止めの用意しておくといいかもしれません…本当に…笑 " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "出てくるキャラがみんな愛おしいw特に監督可愛いw 下ネタのない純粋...\n 出てくるキャラがみんな愛おしいw特に監督可愛いw下ネタのない純粋なコメディでゾンビ映画嫌いな私も楽しめた!これからホラー映画の見方が変わる★ " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "アクション! 上手い事撮ってるなぁ。\n 巷で話題になっている「カメラを止めるな!」を1日映画の日だったので鑑賞。情報をシャットアウトしてて、ゾンビ映画という知識だけで観に行ったので、いざ映画館に着いてみるとあまりの人の多さにビックリしました。皆さん大丈夫?これ、ゾンビ映画だよ?っと変な心配をしていたのですが・・・杞憂でしたね。なるほど、確かに良くできているコメディ作品です。前半は長回しはスゴいけどつまんないなぁ~っと思っていたのが、後半になると面白くなるんですよね、これが。話のテンポが良くなって、撮影を努力しているのが伝わってきて楽しく観れました。ただ、やっぱりアル中の人とか水飲むとお腹を下す人とか、いかにも日本映画っぽい不自然なキャラクターは個人的にはマイナスポイントです。トラブルを起こす舞台装置の為のキャラクターってちょっとわざとらしく感じてしまい苦手なんですよね。それでも総じて楽しく観れました。人に薦める大絶賛とまではいかないですが、たまにはこういう作品もアリかな?っと思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメ止めに映画の本質を見た!\n 正直はじめは全く興味なかった。イメージビジュアルを見た時の第一印象はそれだ。劇場に足を運ぼうと思えるようになったのは、ラジオでの映画評がきっかけだ。いざ見てみたらどうだろう。劇場はワンカット長回しの緊張感と独特のシュールな笑いに包まれ、あっという間に38分経っていた。そしてここではじめてのタイトルコール、…正直鳥肌が立った。Bパート始まってからの展開も素晴らしい。ダレないどころか前半の不自然と思えた展開を全て見事に昇華して見せ、開場は爆笑で溢れていた。鮮やかな伏線回収とクライマックスでの大団円、エンドロールでは多幸感に満ち満ちていた。これぞ僕らが見たかった映画だ!必ず劇場で見てほしい、この際DVDスルーはなしだ! " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "もう手放しで絶賛する!\n 3回目で気が済んだかなぁ。この映画は、一つの世代から次の世代に「自分の殻を破れ」と言ってる映画。でした、っと。4回目はDVDで見る!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『Show Must Go On』に情熱を傾けた人達の奮闘を監督親子を中心に描いたドタバタ劇。丸っ切り三谷幸喜だと言われれば、その通り。しかし世の中に溢れる類似主題の中で、こいつのダイナミズムは群を抜いて面白いし、何と言っても泣ける。娘のまおが、途中から全てをかっさらって行くのはお約束だろうが、スタッフTシャツに着替えてる余裕、無いでしょ。割と緻密に作られてたので気になりましたが。。。こいつまで伏線だとは夢想だにせず、というか考える間もないドライブ感。長いものに巻かれる父親の姿。母親の気質を引き継いだ娘の心は、ここで奮い立ちます。いや、元々比熱低くて沸騰している精神は、ここで冷静さを取り戻すのか。こっから物語はクライマックスに向かいますが、涙の親子愛の雰囲気は、この時点で一切無し。動ける人とゾンビを集めてゾンビラミッド、一丁上がり!っと思いきや、強引に肩車で被さる父娘。そのピラミッド、今学校では禁止されてまーーーーす!が、30分一発勝負は情熱で乗り切った。「お父さん、私、この写真を見て思いついたんだ」、のセリフはぐっと飲み込み。まおは、台本に貼り付けてあった写真、そ、アル中役者を真似て父親が前夜はりつけた写真を、そっと父親に差し出します。そうか、このシャツでなければならなかったんだ。。。。『カンペ』と言う魔法のアイテムが、この映画を救ってます。脱線を修正、矛盾を解決、ついでに笑いも取れる!なお、二度目の鑑賞は最初の37分間、爆笑を堪えるのが苦痛の模様。私は、ケガを心配し合う場面で腹筋痙攣、汗ダクになりながら爆笑を堪えました。以上、ちょっと真面目に付け足した感想ですが、やっぱりふざけてる俺は、3度目にも出かける予定!ついでに言うと、主演女優は娘のまおだと断言できない人は、もう一度観にいってはどうでしょうか、って思います。ーーーーーー以下追記ーーーーーーこの映画は『自分の殻を破った人達のお話』 頭でっかちから脱却して成長した若手男優 アイドルから脱却して(結果的に)演技にウソの無い女優になった女の子 助手からカメラマンになった女子問題は日暮ですね。「そこそこ」の殻を破ろうとしたが破れなかった。。。。と思いきや、いつの間にかTeamのTシャツに着替えていた愛娘の後押しで殻を破ります。ここが泣かすなぁ、って思いました。なお、エンドロールのクレジットに出てくる「上田朔太郎」が監督の御子息だとすると、この映画は明確に子へ送った作品ってことになり、メッセージは「自分の殻を破れ」。決して深読みじゃなく。===(こっから下は旧レビュー)=======一体全体、何ですか、これ?舞台設定もストーリーラインも初体験。手放しで楽しい。上映後、館内で拍手が起こったが、こんなの過去一度しか経験がない。ビハインド・ザ・スクリーン移行後は、少し弛めて、伏線仕込んで、いざ本陣。フリン役者は事故不着。監督妻子の飛び入りに、一升ビンで役者は揃い。三十分一本勝負のゴングはなったーーー!開始と同時に加速度最大、怒涛の回収。アドリブ、アル中、不可抗力。期待に違わぬシナリオ崩れに、映画女子の血がたぎる。切れた女優のオーバーランは、お約束のギャグゥでネタ連発。ピラミッドは諦めの悪さかプロ根性か。タテのものをヨコにしたら、親子愛でハッピーエンド。この落とし前は予測だにせず。素晴らしかった!何度でも、何度でも、手放しで絶賛しまするーーー! " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 1.0, + "empathy": 16, + "review": "評判良いので観たが....\n 正直 観て損した! " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "爆笑!\n これだけ劇場で笑ったのは久しぶり。●仕掛け的に仕方ないんだけど前半のゾンビ部分はちょっとしんどかった。内容をほとんど知らないで見たので、前半をマジモノと思って見てしまった。本筋が後半にあると知らなかったので、何でこんなのが評判いいんだろう?って思ってしまった(笑)。●後半からは笑いが止まらなかった。くだらなければくだらないほど笑えた。●前半でゾンビ映画を全て終わらせると言う発想は本当にうまく機能していた。小出しにするより、全て頭に入っているから笑いへの身構えが出来るし、反応が早い。しかも次が楽しみになってくる。●ノンストップと言う内容が、テンションを上げていく。作品もゴールに向かって盛り上がるし、見ているこっちも盛り上がる。畳み掛ける面白さだ。●締め方も良かった。ちゃんと心情ドラマとしてわかりやすく落ちている。シンプルな内容だけに勢いがあって楽しめた。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 14, + "review": "物足りなかった!!\n 前半は荒々しさとショーパン姿が良かったですが、普段メイキング映像を進んで観ようとは思わないので、後半は「ね?面白いでしょ?よろしくでーす♥」みたいな空気になってきて怠かったです。ラストも、えーこれで終わり?という感じで、キャストの充実した表情が何とも言えませんでした。同調圧力に弱い方は面白く感じるのではないでしょうか。しょうもない映画で盛り上がっていて悲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "噂通りの傑作\n 知り合いに噂を聞いて、鑑賞しました。これは面白い!世間を騒がせているだけの事はある。傑作です。名の知れた俳優を使わなくても、アイデア次第でこれほどの作品を作れるものなんですね。ほんと驚きました!みなさん是非この驚きを味わってください。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "びっくりしました\n この映画のことをあまり知らずに、見に行きました。ゾンビもの?とだけ認識しておりましたが、始まった瞬間に、え、ちゃっちぃ…と思いました…笑笑そしてまさかのエンドロールに苦笑いしてしまいましたが、そこからは面白さのどんでん返し!!!とても衝撃的だし、ストーリー性もきちんとあって、とても面白い映画でした!!! " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 劇中劇中劇、演技をしている役の演技をしている役の演技ね。初めは観客側から見た場合のアルアルな内容で、ツッコミどころ満載なので駄作と大根役者じゃん!って思ったら、途中からその裏側や背景を作り手側から見た場合に変わった流れでツッコミどころを収拾して、最後で実際のリアルな撮影現場を写すなかなかな三重の入れ子構造。見る方の予想や期待を3回裏切る秀作です。作り手の計算高さが素晴らしい。映像を作ることの喜怒哀楽、阿鼻叫喚、作品を作る辛さと喜びを満載して、見る方も作り手側に立たせるような脚本と演出で、殊更に演者の熱量に圧倒されました。これは見て良かった。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 4, + "review": "劇場全体が爆笑…ではない\n あまりに話題なので観に行った。全体として、映画製作に対する愛情みたいなものを感じた。でも話題になったのは、そこじゃないよね。要は、冒頭の30分の長回しのゾンビドラマが作られた所以や経緯を後半で描くのだけど、隣の席の人はじめ、何人かゲラゲラ笑っている人がいたが、「だろうねぇ」というポイントで笑っているだけで、何がそんなに可笑しいのか私には理解不能だった。ふだんそんなに複雑な作品を見てない人達なのかな。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろいのがうなずける\n 評判聞きつけ、後追いで映画館で鑑賞。ちょうど1日ということもありその日の1回目上映にもかかわらずほぼ満員。けどこれは1日で料金が安いから来ているだけではない気が個人的にはしていた。冒頭からいきなり例のワンカットのゾンビ映画が始まります。37分は長く感じるほどリアルに迫っていて気持ち悪くなりそうなくらいでした。隣の年配の奥さんは旦那さんに連れられて来たのか時折下を向いてスクリーンを見ないようにして早く出たそうでした。自分もどちらかと言うとそちら寄りでした。が、終わると話は1ヶ月前に戻る(なんだよ戻るのかよっまだ終わらないのかよって思った)中盤はこのワンカットで取ることになったいきさつ、人間のキャラ/人間関係などを描いていて、そして終盤はそのメイキング映像のようなもの。そのメイキングが流れて、やっぱり作り物だったんだーと安心したと同時に、シーンの中でいくつか不自然なところがありその意味が判明します(笑)役者さんがお酒でぶっ倒れてしまったり、小道具を付けるのが時間掛かり妙に絶叫が長かったり、なんで地面に落ちたカメラがしばらくそのままだったのかなど。最後のシーンもカメラのクレーンが壊れてしまって手が空いてる人集めてピラミッドを作って撮っていたと(なるほど)演技が始まると役に入り込んでしまってアドリブしまくる役者さんとか、スタッフ内でカップルができて居なくなるとか、ホントにありそうなことを描いていて、これを脚本も書いて作りあげてしまった監督は天才だと思いました。おかしなシーンが出て来ると隣の奥さんも反対の席のおばさんもそして僕も笑っていました。終わった時、そこに製作者関係者の人はいないけど拍手してあげようと思ったくらいでした。よかった。観ておいてよかった。もう1回観るのもおもしろいかもと思った。(失礼かもしれませんが)役者にお金をかけなくても、スタッフみんなで必死に作り上げたものは大きな影響を与えるんだな、っと最後のピラミッドを見ながら思いました。うん、なんでもお金じゃないような気がした。こんだけ観客動員数が多いらしいので存分に役者さんたちにギャラを払ってあげてください。あと、売店覗いたら出てたスタッフの方が着てた「ONE CUT OF THE DEAD」のTシャツは(2色とも)完売でした。時間短いから、1日に上映する回数が増えてより売り上げ上げるかもね。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いけど\n 中盤寝てしまいました。よく作り込んだ映画でしたので、面白いと思います。面白いけど絵はただのゾンビ映画なので、子供をつれていくかどうかはTPOを考え、親が判断してほしい(子供の泣き声がうるさいし、かわいそうだったので)。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "面白い映画があるとの評判にワクワクして映画館に行くことができた\n いわゆるネタバラシ系の映画。たしかに笑える伏線はある。が、伏線が不自然すぎて、あとで何かあるんだろうなとすぐにわかってしまう。全体的に三谷幸喜のラヂオの時間、マジックアワーがすぐに思い浮かんでしまった。映像制作の裏側を面白がる映画なのかも(監督の豹変ぶりにはスカッとした)?でも。低予算で作られたのに、面白い映画がある→それを知った人たちが時間を作って映画館に足を運ぶ→映画を見るワクワクを久しぶりに味わった。ような感じ。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "普通でした\n 普通でした。 記事で読んだとおり、気をつけてないと酔います。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "全国一斉映画鑑賞力検定(仮)\n 初見であそこの伏線わかりました?どの辺で気付きました?最初かなりがっかりしませんでした?それをわいわい語りたくなる映画なんだよね。これこそ友達と観たい、「話題」の映画だ。ここは良いじゃん、ここはダメだなぁ、うわまじかこのレベルかよつらいな、いやまてよ?そっちか、あーそっちね、はいはい、おいそこさすがに失敗やろ、とか無意識に浮かんでいた前半の感想が、間を置かずに後半から採点されていく楽しさ。鑑賞後に思い出したのは小学生の頃、テストが返ってきて何点だった?ここ解けた?とざわめく教室の雰囲気だ。これは全国一斉映画鑑賞力検定みたいなもんで、この映画の主人公は映画館内のわたしたち自身。ドラマは観客の頭の中で起きていたんです。しっかし前半内容もさることながらカメラ酔いがきつかったー " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n さすが、これだけ人気出ただけのことはある。今年の邦画ナンバーワン!今のところね。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "無名だらけが最大の武器\n ゾンビの映画撮影の何が面白いのか全く分からない前半。二度始まる後半も何が面白いのか分からず、前半のパートをスタッフ目線でもう一度やったらだんだんクスクス、ガハガハッ笑いこけ。スタッフ、キャストみんな無名で、これがよかった。もう一回見てみたい。でも、笑うだけの面白さ。映画の面白さにはちょっと足りない。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "無駄なカットが一つも無い!\n 前半、中盤、後半と3つから構成されている前半はワンカットのゾンビ映画中盤はその映画を撮影するまでのドラマ後半は前半のメイキング全てのカットには意味があり、また重要ですボーッと観ていると面白さ半減!前半の不自然な言動には全て意味が・・仕込みは前半だけではなく中盤にもいろいろ仕込まれているのでボーッっと観てしまった方は全てのオチが拾えず再度観ることに?(o^O^o) " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "怖くない。最後まで、しっかり見てほしい!!\n 三谷映画好きな人には、お薦め。細かいところまでみて、覚えてる人ほど、面白いと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "前評判が良かったから見に行ったが、評判程じゃなかった。 後半の伏線...\n 前評判が良かったから見に行ったが、評判程じゃなかった。後半の伏線回収もなるほどとは思うが笑えず。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 0.5, + "empathy": 16, + "review": "まったく 笑えなかった!\n あまりに前評判が よいので 行きましたが 私には なるほど!で 終わりました。たぶん 私が たまたま ハマらなかっただけで 面白いと思う人は そうなんだろうなと思います。が 皆さんが 言ってるような 館内大爆笑では なかったです。一部の場面で 何人かが クスクス笑ってたぐらいでした。なぜか途中で 眠くなりましたが でも 半分ぐらいまで我慢すれば 後半に 納得するということで 頑張りましたが どこが 笑えるのかさえ わからず 終わってしまいました。途中で 外で トイレをする場面で 笑ってる方が いましたが あの場面も よくある話だし。終わった後 あの映画の何が みんなが すごいと思ってるのかと 考えながら 帰りました。あまりに 拍子抜けしたので 私の感覚が おかしいのかとさえ 思いましたが やっぱり 何人も 同じように思った方がいて 安心したほどです。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すっごくすっごく面白かった!\n 付き合いで行ったので正直あまり期待してなかったのですが、本当に見に行ってよかった!面白かったです!最初の30分はつまんないなー、帰ろうかなとまで思っていましたが最後までいて良かったです♪ " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今年一番捩れた\n 全ての?が!になってホントすっきり。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い\n とりあえず観てみて " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 0.0, + "empathy": 21, + "review": "まんまとメディアに踊らされたわ\n リピーター続出あの有名人も絶賛ネタバレ禁止!そりゃ、期待度はあがるよね。前半ずーっと続く「ザ・演劇演技」も、まぁ、なんかラストに「なるほど!」と膝を打つ音が劇場に響くくらいの納得できる理由があると思って「ガマン」して観てたわけ。で、後半よ。え、うそ、マジでこれ三谷幸喜やん。しかも後半に入っても「ザ・演劇演技」やん。これあと半分、「実はこうでした〜」ってドタバタにつきあわないとダメなの!?うん、はっきりいって、ちょっとウンザリした。この時点で。まぁ、ちょっと演出と役者の演技も、もうちょっとがんばってほしいなぁ。これね、伏線回収がすごい、みたいな意見もあるんだけど、ぜんぜんそう思わない。オジサン俳優が酒グセ悪いとか、軟水しか飲めないやつがいるとか、ああいう設定って伏線とは言わないよねぇ。後半のドタバタのためにそうしただけだもん。なんでそうなったのかが全くわからないの。「カンフーくん」で似たような設定があったわ。映画開始からずーっと「ボクおなかゆるいんですぅ」って言ってる男の子。なんでかな、と思ってたら、その設定がラストにいきてくるの。なんじゃそりゃ。ふーん、そういうオチなんだ。まぁしかしみんな「仲間だろ!」とか「絆」とか好きよねぇ。ちょっと前評判で期待しすぎたな。「レポマン」とか「ドリームキャッチャー」とか超絶展開を期待してしまってた。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これはどこ産のたまご⁉︎\n 若かった頃は洋画しか観ませんでした。年をとるにつれ、邦画の良さを少しずつ感じはじめ、B級映画と呼ばれる作品は、今回初めての観賞。皆さんの評価通り、これは美味しい!高級食材、一流シェフの料理はもちろん美味しいが、たまにはたまごかけご飯もいいものです。 " + }, + { + "date": "2018-08-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "この作品が原作の劇をパクったというのにはムリがあるのでは…?\n 最高!っていうより、よく出来た映画だなぁ…って感心してしまった。伏線が張ってあったり、どんでん返しがある映画が好きな人なら間違いなく楽しめると思う。個人的にもその手の映画が好きなので大満足の映画。ところどころお笑いの要素があるのもいい。あとパクったパクってないで揉めてるが元になった演劇を見てないので何とも言えないがカメラワーク、カメラがカギになっている映画だから、劇を参考にしたなら分かるが、劇の内容をまるまるパクったというのはムリがあると思った。パクったというなら、逆にあのカメラワークを劇でどのように再現してたのか気になる " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "レビューがあまりにも高いので\n 私的には、正直なところえっ、そこまで高いかなーと脚本は凄く良いと思いますが、製作費用が200万というところで普段私が見てる映画よりこじんまり出来てた気がします。脚本が良い分勿体ないです! " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "ネタバレするネタがある事を知らずに見たかったw\n ネタバレがない範囲で言うと、と始めようと思ったが、「ネタバレがない」といってる時点でネタバレする何かネタがあるという事をバラしてしまってるよね。で、このネタバレという言葉が罪で、自然とハードルが上がるんだよね。個人的なもっとつっこんだ感想を言うと、ふつうに何ヶ所か笑えた=楽しかった=面白かったというものでした。もっと面白くできたんじゃないかとも思うし、キャラも活かしきれてなかったかとも思ったけど、これを細かく話すと本当にネタバレになるので言えないのと、それはネタバレする何かがあるという事を知ってしまっていたからそう思ってるのかもしれない。ネタバレする内容がある事を知らずにこれを読んでしまった人へ・・・ごめんなさい!wでも、面白かった!のは嘘ではありません。 " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "片腕メガネゾンビ!笑\n グダグダの前半も楽しめた作品♪片腕メガネゾンビ君が好み(笑)で良かった。舞台挨拶のレポートを見ても、出演者スタッフみんなが楽しんでいる所がすごく良い♪ " + }, + { + "date": "2018-08-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "んー、、、個人的には、、、\n なんていうか、構成は面白いし、後半の畳み掛け方も好きだった。ただ、前半の仕込みが退屈すぎる感じが否めない、、、あそこの仕込みが後半に生きてくるという事は重々わかるが、それでも長い。そこで作品に対して集中が切れてしまうので、、、そこのバランスはもう少し考えてもいいのかもしれない。なんていうか、映画としては今の映画の製作現場を皮肉りたいのかな?って思った。こーいう事あるやろ!!お前ら!的な。構成をうまく使ったオナニー的な映画かもね、、、まぁ、後半の畳み掛けは良かったと思う。68/100 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 1.0, + "empathy": 18, + "review": "この映画のどこがおもしろいのか???\n この映画のどこが面白いのか? 前半部分だけでも長く感じた。これは4流自主映画だ。 値段価値は300円くらいにしか感じない。内容も何を伝えたいのか分からない。どこかの劇団員が作ってった感じ後半周りでクスクス笑い声が聞こえるが、なぜそこで笑えるのか不思議とにかく全く入り込めなかった。皆素人臭い演技に長く感じた。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "グロが苦手でも大丈夫!\n ネタバレになるので、詳細は書きませんが、「グロが苦手でも全然大丈夫」が、私のようなグロ嫌いに送る言葉(こんな私は医師)。映画は究極の「映画愛」の映画。惜しむらくは、ほぼ同時期に北海道で公開された「ブリグスビーベア」の方が映画愛が強く、自分的には、そちらの方が上だった事。この映画が好きな人は、是非、「ブリグスビーベア」も観てください。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "映画愛に涙\n いつも一緒に見に行く妻が「ゾンビものはムリ!」というので、久しぶりに一人で観賞。終わったあとから何かが始まるとは聞いていたけど、それ以上の情報をシャットダウンしておいたので、映画を見ながら、凄いロケ地を探してきたなぁとか、無名の役者さんたちの演技のクオリティ高いなぁとか、いくつもの違和感あるシーンには粗いなぁとか、この程度かなぁとか、あれやこれや楽しんだ前半部分。ところが・・・・である。後半になると、前半感じた違和感が畳み掛けるように回収されていく。B級がA級に変るこの手際が実に爽快。ということで後半部分は笑いっぱなし。そしてこれはまさしく映画好きにはたまらない、映画作りへの愛が溢れている、シアワセになれる作品です。クライマックスは嬉しくて涙が溢れてきました。妻を誘ってもう一度見に行きます。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "噂ほどではなかったかも\n 前半の映画部分がカメラブレなど見辛いシーンが長すぎ疲れた。わざとなんだけど、ちょっとしんどい。後半種明かし部分は二、三度クスッと笑えて、前半の見辛いシーンも許せてくる。ワンカット長回しは、以前ドイツの二時間くらいの映画を見たので、30分ほどでは驚けなかったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 0.0, + "empathy": 8, + "review": "たぶん前評判を聞いていなかったら、10分と観てられなかったな… レ...\n たぶん前評判を聞いていなかったら、10分と観てられなかったな…レディースディだからプレミアムシート予約して、病院抜け出して観てきました。初めの30分は我慢して...最後まで観たから、やっと元取れたって感じ。何なら観なくても良かったかも。ゾンビ映画好きじゃないし、この位の感動なら他にもあるかな… " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "いや、笑ったよ。\n 小難しく考えたり批評家ぶらずにフラットに観れば結構面白い作品だと感じましたよ^ - ^ " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ピラミッド\n 最初のゾンビ映画部分は、血ばっかりだし手ブレすごくて気持ち悪い!帰りたい…て感じだったけど、もっとよくみておくんだった。後半は面白い!監督家族はじめみんなキャラ良すぎ。最後のピラミッドに爆笑しつつ妙な感動も。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "本当に何も聞かずに行った方が良いです!\n 前情報なしで行った方が良いというのをよく聞いていたので、何の情報も知らずに行ったのですが、正解でした。映画ポスターに「最後まで席を立つな、この映画は二度はじまる。」と書いてあるのですが、本当にその通りです。正直、冒頭30分程度少し退屈に感じたのですが、その後の展開で退屈に感じたことなど自分の中でなかったことになりました(笑)エンドロールまで楽しめるので、本当に最後まで席を立たないことをおすすめします。すごく話題になってしまったためか賛否両論あるようですが、私はとても楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初に,絶対安っぽくちゃっちい作品なんだろう!と…\n 本当に面白い位、騙された❗️ 最初から詰まらんだろう!と思っちゃっていた事自体が、大変失礼極まり無かった!ハナっからこうなるだろう!というものを先に見させられ、後からあの格好良く言っちゃえば,メイキングを見させられてから,イメージは一転。 詰まらんものだろう!と思わせたのも思惑かもしれないが、ヤられた❕(更に失礼極まり無いかもしれないが,ご存知の方いましたら失礼…) 全然知らない人ばかり!というのも良かったんとちゃうの⁉️ " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 2.5, + "empathy": 8, + "review": "普段から映画をあまり見ない人、詳しくない人はすごく面白く観れるかも...\n 普段から映画をあまり見ない人、詳しくない人はすごく面白く観れるかもしれません!!ミーハー向けです☆伏線回収系はもっと面白いのあるからそっちを勧めたいな!!個人的には2.5という結果でした。舞台だね。た " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "まあ面白いは面白い でもそんな言うほどかな? ちょっと盛り上げすぎ...\n まあ面白いは面白いでもそんな言うほどかな?ちょっと盛り上げすぎな気が… " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "噂通り!\n 後半で前半のネタバラシをする映画はいくらでもあるので、この映画がここまで有名になるとは思いませんでしたが、個人的にはとても面白かったので、このスタッフの方達はこれからもより面白い作品を作ってくれると期待してます!また、最近のイケメン俳優が出れば売れるみたいな風潮に反していて映画ファンとしてはこういう映画が売れてくれて嬉しいです! " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "なんの情報もなく見た\n なんの情報もなく、予告編も見ず、見に行きました。めちゃくちゃ面白かったです。今年ベスト級です。もう一回見たい。 " + }, + { + "date": "2018-08-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "カメラは止めない!\n 宇多丸さんや町山さんも絶賛していたと思いますが、低予算(を逆手にとってというか)で基本に忠実に、中盤の第2幕的なのも上手く挟み込みながら、非常に面白く完成度高く仕上げられていました。少なくとも私は第3幕など笑ってしまって、声を押し殺せなかったです。これだから、映画というのは、(上田)監督はじめ映画関係者の方は「カメラを止められない」、自由にいっぱい楽しく撮り続けられたいのでしょうし、観る我々のほうも、面白くて「映画鑑賞を止められない」のではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 0.5, + "empathy": 21, + "review": "これが傑作なのか?日本人。\n この話を伏線回収がうまい、傑作だという人がいる。果たしてそうだろうか。映画というのは個人で楽しむものなので各々の感情は大切にするべきだが、客観的に意見を言うと、予算が少ないのにこんなに出来ました!と言うふうに宣伝しているが予算がないなりにどうにか繋いだという程度の作品である。伏線も何もない。単に、番組作りました。生放送です。みんなで乗り切ろう!の一言で終わりだ。伏線なんて立派な言葉をこの程度の映画に使うのはもったいない。これを傑作だと言うのならその人はハリウッド映画をあまり見たことがない人なのではないかと思う。まじめに映画を作ってる人々に失礼だ。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "エモい!\n このスタイル自体はどっかで観たことある気がするけど、構成がとても緻密ですごく良くできてるのと、そして何より熱量と愛情がすごくて、絶対好きになっちゃうやーつ!最初は「地獄でなぜ悪い」みたいな話かな?と思って、でも途中から全然違って、でも見終わった時の気持ちはちょっと似てた。役者がほぼ全員無名とか、ローバジェットとか、そういうことが全部奇跡的にプラスに働いてるのがすごい。これを大作としてリメイクしても、こんなにエモくはならないだろう。そして何より「カメラを止めるな!」ってタイトルが本当に素晴らしい!でもこれ、見終わったあとだと「全っ然怖くないから!誰でも観られるから!」って言いたくなるけど、子供とか、ゾンビとかホラーの耐性ゼロな人だとそれなりに怖いんじゃないだろうかw 前半で席を立った人の多くはこれな気がする。あと、私もお腹弱いから、あの人はあまりにも気の毒だったなー。まあ自分で飲んでるんだけど、胃腸が弱いだけであんな目に遭うなんて…あそこが一番ホラーだった。Tシャツ売り切れてたけど欲しいなー。あのTシャツ着るといい仕事ができそうな気がする! " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よくできてる!\n よくできている!!! 役者さんが仕事っぽくない演技なのが好感を持てた。 皆さまがこれから沢山活躍できますように!!!! " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 点と線。あとで納得ニヤリ(>_<) " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "まさかの\n 他の方とかぶるコメントはご容赦を。映画館で声出して笑える映画ってちょいちょいあるけど、この作品は後半から笑いながら「あ~」「なるぼど」を連発します。主演女優がNGだといっていたものがまさかのっ、あちゃーっ!とか、なぜ音声さんが酷く怯えた表情で外に出たかったのか!とか、あげればキリがないけど…前半にB級以下の映像を見せられ残念感たっぷりと味あわせといて後半からじわりじわりググッと盛り返し、なるほどね~と笑ってしまう。よく出来た作品だと思います。ラストにはほろっとする場面も。とりあえず観ればわかります。絶対になるほどね~ってなるから(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりにお腹抱えて笑った\n 久しぶりにお腹抱えて笑った " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "見ていて辛い💧\n 前半の部分のホラーはちぐはぐで話の流れがちょくちょく途切れたり、死んだはずの人間が生き返ったり、とても退屈この上ない。しかし、なぜそういう映画になったのかというネタばらしが、この映画は巧みだ。商業監督としてやって来た主人公は、自分の拘りよりも放送できるものを撮るために、目薬を使って涙を流す演出をする父親。それとは反対に自分の拘りを全面に出して、子役に目薬を使うなと強要してクビになる娘。この対照的な二人を出すのも面白かった。(それも親子という設定がより良かった)ワンカットの生放送の話も制作サイドはインパクトの強さだけで企画を進めてきた感が出てて、無責任感が出ててより物語をひきたててた。出演者はアルコール依存症の人や神経質で硬水を飲むと腹を下す人、文句や注文の多い若手俳優にアイドルなど、どれもくせ者ばかり。そんななかで、放送直前に出演者二人が事故を起こし急遽代役を主人公夫婦が引き受けることに。それだけでも結構な事件なのに、次から次に問題が引き起こされる。先ほど感じたちぐはぐ感がなぜ引き起こされていたのか、次々に解明されていく。そのたんびに笑わずにはいられないけど、現在も映像の仕事に携わる人間としては、後々複雑な心境にもなった。私が作っている映像は私の作品ではなく、お客様の作品だから、私の拘りよりもお客様の望む作品を作らなければならない。結婚式の仕事だから、もちろんいろんなハプニングも起こる。あまり詳しくは書けないが、新郎、新婦だったり、ゲストだったり、もちろんこちらの機材トラブルだったり、生ならではのハプニングは起こらないわけがない。そんななかでもお客様が納得できるものを提供していかないと、下手したら損害賠償の問題までなってしまう。その事を考えると素直に笑えなくなってくる。トラブルが起きてもそれをどのように商品として相手に提供できるのか、この主人公や娘のような工夫が私にも常に求められるのだと、改めて感じた。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "予算300万にしては…\n 世間でずいぶん話題になっており、ゾンビコメディということなので、見に行って来ました。本作が2部構成になっているということは漏れ伝わってたので、かなりハードルが上がった状態での観賞ということになったのですが、正直そこまでの完成度とは思えませんでした。ただ低予算でよく練られてるなあということと、ところどころ散りばめられたネタがそこそこ面白いので、ギリ合格点というところでしょうか。ゾンビコメディといえば「ショーンオブザデッド」だと思いますが、あれを初めて見たときの衝撃ほどは感じなかったので、ちょっと辛口になってしまいました。ごめんなさい。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "面白いけど楽しめなかった\n 最初の劇中劇がたとえ伏線があったとしてもクオリティが低すぎる。構成は面白いが両手を挙げて絶賛するほど楽しめはしなかった。クソみたいな劇中劇を後半で回収し主要キャラのキャラ付けを丁寧にしている点がヒットの要因だと思うけど、引き込まれるような登場人物は現れないし、ただ構成をなぞっているようにしか思えなかった。でもこんなチープな作品がハリウッドの恐竜映画と地方の映画館で対抗するような状況はとても面白いし今後も続いて欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "奇をてらっただけではない良心的映画\n なるほど構成には唸らさられる。はなから一筋縄の映画ではないと食ってかかって観ているので、前半パートが劇中劇であると予想しつつも、それを裏切る“何か”があるのではないかと注意深く細かなところまで心の中の猜疑とツッコミを重ねさせることで、後半のネタばらしが最強に効いてくる。素晴らしい設計で隙がない。一方で一発ネタの飛び道具かといえばそうではなく、特に製作畑の業種ならば思わず膝を打って「あるある!」と言いたくなるような日々の仕事の後ろめたい妥協や、個性際立ち身勝手極まりない専門職種の連中とのやりとりを経て、小さな成功を得る過程はまさに良心的で王道な「仕事讃歌」の物語であり非常に日本人的でもある。彼らの成し遂げたことは誰に評価されるわけでも褒めそやされるわけでもなく、しかし確かな満足感に満たされて撤収作業に取り掛かるラストシーンの、なんて清々しいことか!!制作費が200~300万円で、ハン・ソロを2秒程度しか撮れないと話題になっていたが、逆に役者やスタッフの給料が凄まじい薄給で使い倒されているであろうことも察せられて、作中のシナリオだけではなくリアルな要素でも映像制作業界の闇を感じられた。 " + }, + { + "date": "2018-08-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "前半の駄作感を超越する下克上映画\n 最初30分は寝るかと思いましたが、そこをきちんと観た人ほど楽しめる映画。また観たくなる!作りが上手いです。映画好きや映画を志す人にとって勇気をもらえる作品となっています。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても面白い\n ミニシアターではない、かなり大きな劇場で見ることが出来たのがとても良かった。公開から大分経ってるが、60人位入っていた。今まで評判を耳にしても、あまり食指が動かなかったが、世間に乗り遅れないために義務感半分で見た。見て良かった。長回しの魔力というか、カットを割らないことによって生まれるこのエネルギーは何なのだろう。途切れることなく徐々に溜まってきた緊張感が「アクション!」の掛け声で一気に迸る、そんな呼吸に合わせて無我夢中で見入ってしまった。これだけ動き回るカメラなのに、手ブレ、粗い画質のビデオ撮りといったマイナス要素をそんなに感じさせないのが凄い。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "ゾンビ映画だと思ったのに!\n 念の為このレビューはネタバレ表記にしておきます事前情報は仕入れないで観に行きましたスゴイ流行ってるってきいて、ミーハー心で(*^ω^*)冒頭のワンカット映画は劇中映画だとは知らなくて、観ている最中は本当にワンカットなのかを懐疑しながらみてました(^_^;)そのおかげで特に集中して観れたのですが、観てる最中は「これホントに面白いのか?なんでウケてんの?」位に意味が分からなかったですでも集中して観ていたおかげで、どうしてそういう内容のワンカット映画になったのかがわかりつつ、笑いにも繋がって、なるほどと思いました「君の名は」「インフィニティウォー」などもそうですが、ヒット作の動員数の大多数は、普段は映画を観に行かない人達ですそういう人達が観に行くからヒット作になるわけですねだからフリークスの人達には新鮮に感じないような内容の映画でも、普段映画を観ない人達には何かと新鮮に感じてしまうのは当然なのですそして映画を観て「面白かった」と言う感想があるのは1人の映画ファンとして、嬉しいことです(*^ω^*)褒め言葉の「くだらない」を分かる人なら楽しめる内容ですし、舞台劇を観ているような距離感でした突出した有名人が出てない事も映画の雰囲気に大きい貢献をしたでしょうね結果的にこの映画の予算でミッションインポッシブルが1秒も撮れないようですが、だとしたら逆に無限の可能性も見えたわけです昨今の主流映画に比べたら地味ですが、こういう手法の映画も評価されて定着してくれる事に期待しています(*^ω^*) " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "文句無しに面白く、映画作りの情熱に感動し、娘の前で頑張る父親にホロリ\n 迫力満点も少々違和感もあるゾンビ映画、その撮影時の裏話やアクシデント紹介による違和感のソリューションと付け加えられたコメディ色、及び情熱が迸る映画製作ドキュメンタリーが見事に調合された構成と、廃墟を舞台に登場人物が次々にやられていってしまうという物語のディテーリングが、実に素晴らしい。そう、今まで類似映画を見た覚えが全く無く、オリジナリティの高さに興奮させられた。 ということで、 自分がストーリー等を確認した限りでは、この映画の原作と判断される劇団「PEACE」による「GHOST IN THE BOX」の脚本を創作した和田亮一氏及び荒木駿氏に、大きな拍手を送りたい。何といっても、この映画の独創性に、二人の創作が寄与するところは大であるから。 とは言え、ゾンビ映画部分の怖さと勢い、監督役やメイク役の醸し出した狂気、斧による切断等のリアリティは、特筆もの。これがあってこそ、後半の種明かし、コメディ色がより生きたかたちになった。また、娘の肩車写真、小屋の前に何故か有る斧、カメラ助手によるズームインアウトの提案、差し入れの一升瓶など、当然にそれぞれ後で意味を成し、このあたりは、良き映画の伝統的文法をしっかりと脚本、さらに映像にしっかりと落とし込んでいた印象。 俳優さんの「自慢の父親になるはずが・・・・」の涙に続けて、監督が娘の写真を見ながら泣いているシーンへの転換は、意図はよくわかるのだが、唐突すぎて感情にはあまり響かず。ただ、写真の中で肩車の上の娘がビデオカメラを持っていて、それがお父さんを尊敬し大好きだった昔を暗示し、さらにラストシーンの娘による俯瞰撮影に繋がるところは、よく練られていると思った。 なので、脚本も兼ねる上田慎一郎監督が作り上げた部分も勿論小さくは無く、確かに役者さんの良いところを目一杯に引き出している感はあった。それだけに、素晴らしい映画、物語構造としてのアイデア的に映画史上に永遠に残っていくかもしれないものだけに、和田氏らに敬意を示さない、原案扱いはとても残念であった。今からでも遅くないので、是非、原作として扱って真の創作者への敬意を示して欲しい。法的にどう解釈されるかは不明だが、アイデアのみならず基本的な物語のディテーリングも、舞台劇をそのまま使ってるのだから。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "よく練られたシナリオと意表を突くストーリーに脱帽!\n 観るまではブレアウイッチ的ゾンビ映画なのかと思っていたが、ゾンビ映画のクルーを追った舞台裏劇という着眼点にまず脱帽!低予算映画でも見せ方によってこれだけ面白い作品が作れるといった見本のような作品。とにかく映画を観て、これだけ笑えたのも久しぶり。また予定調和から外れて進行するシナリオがよく練り込まれており、とにかく感心させられた。300万円の製作費でよくぞここまでの作品を・・・・是非、お勧めの納得の1本! " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "メタメタの実\n 久しぶりに映画館で声出して笑った。僕と同じ列で僕と同じく大爆笑してるおっさんが2人いたけど、発声上映でもないのにこれだけ笑っても許される雰囲気の映画はなかなか珍しい。というか許して。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "持ち上げすぎではない\n 鑑賞前はなんだかんだ持ち上げられすぎてるのかなぁと思っていたのですが、そんなことはなくしっかりと大衆受けする映画となってました。ワンカットで30分強を撮ることの大変さを考えると脱帽です。 そして深く考えない人ほど楽しめる映画だと思います!! " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "その廃墟は?何処?\n 元ネタと言われる舞台『GHOST IN THE BOX!』???見たかったなぁ〜演劇はいっぱいやっているが土着しているでなかなか知る見るチャンスが無い " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい\n 最初は演技が…笑 と思ってたけどどんどん引き寄せられて、おもしくておもしろくて、声出して笑ったの映画で初めてです!世間がこんなに騒いでるのがわかりました!とにかく見てほしい! " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ホラーかと思いきやコメディー?\n 血が苦手だから最初は気分が悪くなって早く終わって欲しいと思った。途中は面白すぎて周りがくすくす笑ってました " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "「面白い」\n 73本目。とにかく見て欲しい。面白い。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n これは面白い!後半にすべての違和感が解ける " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "厳しい意見もあるようですが\n 素人なんで、単純に面白かったけどなあ。低予算ならではの良さがあって。新しさはないけど、若き監督を誉めてもいいんじゃない? " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n あまり期待値をあげない方が楽しめるタイプ。画面酔いしやすい人は後ろのほうの席に座るといいかも。極力情報を入れずに観ましたが、ある程度まではなんとなくの予想通りの感じ。しかし、いざ始まってみるとそっちのジャンルか!と驚いた。作り手の熱を感じた。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 0.5, + "empathy": 9, + "review": "感想が「笑えた」だけの作品って\n 素晴らしい映画だといいながらここの感想を読むと「久々に笑った」だけであり、しかもその理由が後半に前半の種明かしがあっただけというテレビレベルの感想。もうそれだけでこの映画ってテレビでやればいいのにレベルの作品と分かる。洋画でもコメディでお笑い物はMr.ビーンとかあるけど映画界では評価なんかされてないよね?カンヌとか絶対むりだよね?笑稼ぐためにはそういうお笑いものもつくることはOKだけど、それをまじめに「映画」とか言ってるの日本人だけだよ笑ほんとに日本人て「テレビ」と「映画」の区別もつけられないし、単に笑えたらそれでいいくらいしかない低レベルなんだなぁと笑吉本タレントがテレビで活躍してるのがよくわかりましたよ。日本人には「絶対に笑ってはいけない」の映画版でも見せとけばいいと思う。笑映画館でやればあれも「映画」だと日本人は思うレベルだからちょうどいいんじゃないの?笑 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今まで観た映画の中でも最高クラスのスッキリ感\n 映画を観終えた時にくる爽快感やスッキリ感は半端ないです。役者も無名さんばかりで変な情報がないのでフラットな感じで観れるのもポイント。途中から中だるみするかなと思ったが、最初から最後まで、集中して楽しめたし、特に後半部分は見応えのある。何度も観たくなる作品って言うも頷けるし、また観たい。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛と一生懸命さが快い映画です\n とにかく愛と一生懸命さ。チラシに書かれている本広監督のコメント「とてもとても映画愛に満ちている」ということに尽きるでしょう。ゾンビに襲われる女優役の秋山ゆずきさんの女性らしい肢体も、私にとってはとても重要なポイントの一つでした。あとは、細井学さんの味のある演技はよかったですね。なるべく予備知識を持たずに見たかったのですが、チラシの宣伝文句や、最近の「原作か原案か」というニュースのために、嫌でも「どこで何が起きるんだろう?」と身構えながら見てしまいます。それが、「なーんだ」で終わらないのがこの映画のいいところ。奇を衒っていないわけじゃないんだけど、そんなことより役者さんんとスタッフがとにかく一生懸命作った映画だからこそ生み出せる温かい笑い。ヒットする映画の一つのパターンである「出てくる人がみんないい人」であることが、狡猾さを感じさせず、後味の良さを生んでいるんだと思います。次回作は難しいと思いますが、愛を感じる作品を期待してます。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画の構成が素晴らしい\n 2部構成はユニークな手法なのだがらさらにそれぞれの表現方法が日本人らしい作品。きっとユーモアのある映画といえば、この映画となるくらい絶賛したい。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画愛を感じる\n 噂に聞いていた通り、よく出来ていると思いました。否定的なコメントもあるようですが、楽しめるし後味いいし、観てよかったなと。まず役者ありきのドラマや映画と違って、本作のような無名(失礼!)だけどおもしろい作品は残念ながら数少ないと感じます。こういう作品がもっと出てきやすい社会になるといいですね。 " + }, + { + "date": "2018-08-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "福田監督、三谷さん、クドカンは、悔しいだろうな・・・。\n 今宵は、チョッと空席が目立って来たので、やっとこの旬な作品!まさに金足農業と同じで、騒ぎ過ぎちゃうの!?と思いつつ・・・誰でも作れそうって感じの学生の自主映画レベルに見せつつ・・・プロフェッショナルな拘りと小ネタの見せ方が最高(*≧∀≦*)僕なりの別の言い方すると・・・カメラを止めるな!=金足農業映画制作を志した頃の原点に戻って楽しく撮ろうよ〜でも制作費ないよ。地元のメンバーで、秋田制して甲子園行こうぜ!って感じが、1試合毎に強豪校を破って遂に王者に挑む!アベンジャーズ=大阪桐蔭アベンジャーズは、ハリウッドスターが集結し世界中が期待する超大作!今回の大阪桐蔭は、100回記念を制する為に選りすぐり集められ鍛えられての全国制覇!どっちが凄いかって言えば・・・この後の国体もおそらく制し、メンバー変わってもセンバツ出場の可能性大の大阪桐蔭と絶対大画面で観なきゃ面白さ半減のアベンジャーズですよwこの作品は、満席の大劇場より場末のミニシアターか、夜中に家のTVでDVDで観る方が、断然面白いと思う。ただ最後まで席を立つな!もアベンジャーズと同じ(笑)それなりの話題の会話する人は、観とかないと、観てませんって言いづらくなる作品である事は間違いない。まぁネタバレしてもあれなんで、レビューもコレと同じです。冒頭の監督が撮るなら・・・山田孝之や大泉洋、阿部サダヲに長澤まさみ等が間違いなくキャスティングされそう・・・それはそれで、観てみたい(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと...\n 鑑賞から1週間。今でも全ての登場人物とそれぞれの印象的なシーンや表情まで鮮明に思い出せる映画ってそうそうないんじゃない? " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "気持ちが悪い\n 目が回り気持ちが悪くなりました悲鳴も頭にくるし! " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "楽しめなかった\n ゾンビ出てきた時点で劇中劇確定。ありがちなネタで、たしかにこういう舞台などみてない人には面白いんだろうけど、どんでん返しとか期待して先読みしてた自分にとっては、あぁこのまま行くのね。。って感じでまわりの盛り上がりとは離れて楽しめなかったです。追記よくよく考えたら、この作品の企画「ゾンビモノをワンカット生放送で」という事自体が、ハプニングを想定したものであり、プロデューサーはそれを狙ってたとしか思えない。でもその通りの状況になってるにもかかわらず、番組ではそのハプニングは流さず普通にゾンビ番組として流し、で、映画でネタをばらすって、作品自体が無理がありますね(笑)まあこのような狙った作品を何も考えずに楽しめるライト層向けの作品だったのかと納得しました。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "1人で\n ネタバレなしの前情報ゼロで観に行くと、ゾンビものだと分かって後悔する。ホラー系苦手だし、なんかみんな演技ぎこちないしやっぱり低予算映画の限界かなーなんて思ってた自分が、後半お腹をかかえて笑ってた。ただ、言われてるほどすごいか?とも思う。観終わった後に余韻が残らないのはわたしの問題だろうか。ただ、面白い番組を観たかんじ。映像作品を作ってみたくはなったけど " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "最後まで見る意味\n 最初、B級映画だなー全然おもしろくないなー、帰りたいなーと思いながら見ていて、途中から毛色が変わった。ピンクとグレーのように、君の名は。のように、あとでやってくる答え合わせが少しずつ理解出来てくると、すごいなと単純に思え始めた。あとはパズルがはまるように、どんどんとスピードにのっていき、最後のエンドロールに繋がる。エンドロールで実際の撮影シーンがあることで、この映画はよりおもしろさを増していると思う。ゾンビ映画ではあるけど、怖くない、コメディーで、あとは監督やら脚本やからよく練られた作品。家でワイワイしながら、ポテチをつまみながら、誰かと見るのもいいかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 10, + "review": "わからん。\n どこが笑えるほど面白いのかわからんかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "監督の主演の女優の子と俳優に対する激昂がエモい。\n 監督の主演の女優の子と俳優に対する激昂がエモい。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "制作に憧れた人に\n レベルの深い浅いに関係なく自主制作映画に手を出したことのある人にお薦め。観てるだけの人には感情移入しにくいのではないかと思われます。笑いあり、ウルウルあり観て良かった。ただ狙いとはいえカメラ揺れ過ぎと思ってました。観賞後にカメラ酔いしたと思われる方もいたので不慣れな方は注意。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画の面白さ!\n 思わずコメントを書きたくなるような映画でした。いつまでも心に残る数少ない映画だと思います。最近、映画館が満席になる映画って見たことなかったですが今日は一番前の席にギリギリ滑り込んで観ることができました。役者とか予算とか関係ない、実力のある映画だったと思います。もっと沢山の映画館で上映するべきだと思います。自分的にはど真ん中で、とにかく面白い! " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い切り口です\n 多くを語ると野暮なので控えますが、一度わからず見てください。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "まあ面白かった\n ネットでの評判が良すぎて、まあ面白かった位の感想ですが、話題になる前にみとけばもっと評価は高かったのかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 10, + "review": "冷静な判断がなされていない気が…\n 遅れて観ました。ネタバレ厳禁!などと言った拡散方法や余りにも過度な芸能人の賞賛。逆には入り口から逃げ腰で観ましたが、冷静に低予算&無名俳優さん達&時間の少なさなど、逆境をバネにして上手くまとめてはいます…が、シナリオのネタは三谷幸喜さんの作品などを割に大胆にパクっているし、展開が斬新!などと言われているが、過去にもかなりこの展開はあった気がします。あと登場人物の心情表現が雑な気がします。色々ありますが、主人公の気持ちが監督さんの気持ちに寄りすぎてて、観客からしたらイマイチ乗れない。なのでかなりありきたりな映画な気がしますが?なぜこの様な事態になっているのか、驚いているには映画関係者だけで、騒いでる等のネット住人はこの事態を楽しんでいる気がします。激唱するには、色々な観点からちゃんと検証して行った方が良い気がしました。インディーズで300万円でのこの完成度は見事!に異論はありません。この異常な褒め過ぎ状況のために本当は3点なのですが、減点しています。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ラヂオの時間を思い出した。\n ムチャクチャ面白かった!一緒に観ている他のお客さんの笑い声や叫び声があってこそ、面白さが際立つ作品。場面で急にクオリティが下がるのも織り込み済みだなんて、どんな映画だよ(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった\(^o^)/\n 前半は退屈‥‥というレビューを見ていたので 覚悟していましたが、いえいえ 前半からおもしろかったです!観た後 とってもスッキリしました。私は こういうの 大好きです♪ " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "たかが映画。されど映画。\n 後半の展開で、うかつにも吹き出してしまいました。映画館で声出して笑うの久しぶりでそんな自分に驚きましたよ。特にアルコール依存症のおじさん。演技最高!誰か賞あげて。あと逃げ回る女の子のお尻ばかり観てました…もし予算が潤沢にあれば例えばハリウッドでリメイクされたらどんな仕上がりになるでしょう? 想像してしまいました。でもこの学生作品みたいな感じが初々しくて新鮮でそれがいいです。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "微妙\n 脚本は良く練られている。後半は普通に笑える部分があってそれなりに楽しめる。しかし、いかんせん序盤が詰まらない。確かに序盤を良い映画にしてしまうと、後半の面白さが半減してしまうというのも分かるが、つまらなすぎて苦痛になっているのが大きなマイナス。ワンカットで見せるという面白さはあるが、それは技法の面白さであって映画の内容という本質での面白さには繋がらない。序盤のマイナスがひどすぎて、それを覆すほどの面白さが後半にあるとは感じなかった。総合的に見て確かに楽しめはするが、他のレビューで言われているほど傑作とは思えない。例えると「おいしい料理を食べさせてあげるよ。ただ、そのためには先にまずい料理を食べてもらう必要があるけど。」と言われている感じに近いからだ。真の傑作であれば、まずい料理を食べる必要はないはずなので、この映画に送る言葉にはふさわしくない気がする。前評判のバイアスが酷すぎるので、それがなければ星はもう一個くらいは増えたかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "文句なしに★★★★★\n 多くの方のレビューにも書かれている通り、感想を書こうとするとネタバレになってしまいます。とにかく面白かったです。映画館で笑うと恥ずかしさが笑いを制止してしまうことがよくあるけれど、この映画では心のストッパーがかかりませんでした。「笑ってもいいじゃん!堂々と笑おうぜ!」と作品自体が見るものの肩を押してくれるような魅力的な映画です。帰り道、お客さんの表情は、ニッコニコでした(^^♪ " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画の醍醐味\n 巷では、どちらかというと後半の伏線回収が話題になっている様だが、この映画をここまでの評価にしているのは、前半の長回しの斬新さやカメラワークの凄さにあると思う。後半の伏線回収はユーモアとしてはかなりツボで、声を出して笑ってしまったが、よくある手法でもあるし、それ自体の新しさは無いので、それだけではここまでの話題作にはなってないと思う。よくある伏線回収の前振りは、非常に退屈で見どころが無いものが多く、いくら後半に活きたとしても、前半で興味を削がれ、見る気を失ってしまうことが多い。ただし、この映画では、前半はワンカットによる臨場感、撮影技術と脚本の年密さを味わい、後半はコメディ的な面白さと前半の臨場感を撮影者サイドで体感する、という映画の醍醐味がふんだんに味わえる。そういったところがこの映画の魅力なのではないだろうか。観ていて、監督の台詞なども含めて、映画への愛情かヒシヒシと伝わる作品であった。映画はやっぱり面白い。 " + }, + { + "date": "2018-08-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "笑い死ぬかと思った(笑)\n 何を書いてもネタバレになりそうなのでネタバレ表示で。とにかく後半は笑いすぎで本当に過呼吸になりかけた。笑い死ぬかと思った(笑)最初の30分(第一幕)は1カット長回しのゾンビ映画。次の30分(第二幕)は時間を遡ってこの映画の製作準備。最後の30分(第三幕)は、最初の30分の映画のドタバタ舞台裏。端的に言ってそういう構造の映画。最初の1カットゾンビ映画も、ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる、という構成なので、つまりこの映画、メタにメタを4重くらいに重ねたメタメタな映画なのだ(笑)ここまでメタ構造を重ねた映画って、ちょっと記憶にない。ここまでメタを重ねると、ふとメタとリアルな世界(映画内での)の区別があやふやになってしまい、ついあのシーンは組体操で撮ったのか、みたいな錯覚をして「んなわけあるか!」と1人ボケツッコミをしてしまう(笑)小説ではメタをメタメタに重ねて何がリアル(小説内世界での)か分からなくしてしまう構成の作品はちらほら見かけるが、映画でここまでやったのは記憶にないなぁ。で、その第三幕で見せる笑いのネタは、いわばドタバタ楽屋落ちであり、言ってみれば低俗なものなのだけど、それだけにそのおバカ加減を存分に心置きなく笑える。第一幕はいわばかなりデキの悪いゾンビ映画なのだが、これが「ワンカット生放送のテレビドラマ」という設定も上手い。いかにも不自然なシーンも編集できないから、第三幕に向けてのネタをたっぷりと仕込めるというもの。役者も無名の人ばかりだが、みんなたいしたものだ、と思う。ちゃんと「メタ第何レベルか」を演じ分けてる。「ゾンビ映画+楽屋落ち」という構成は、CMや予告編を見ただけで素直に分かるので、読むも読まないもないのだが、この斜め上のネタは読めないわ(笑)「画面の外で何が起きてるか」で腹の皮が捩れるほど笑わせてくれた、観客を楽しませることに徹した良い作品だった。たっぷり笑わせてもらいました。ありがとう! " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "笑えた(3.8)\n 評価とか口コミがすごい好評やったんで観にいったけど、期待しすぎました。この映画をDVDでみてたら前半で観るのやめてしまいそうになるので、映画館で観ることをオススメします 笑後半は最高でした!上映中に周りの人もみんな笑ってました 笑色んなシーンで笑えたけど、個人的に一番おもしかったんは元女優のお母さん 笑あのお母さんは最高や😆 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "エンディング曲が\"I Want You Back\"にそっくり\n 面白かった!正直第一幕はつまんねえと思う瞬間も多々あったけど、それすら仕掛けだったとは!作品という意味での「ドラマ」と、物語という意味の「ドラマ」が同時進行する構造、確かにこれは一度きりの離れ業。エンディング曲がモロに\"I Want You Back\"なのは謎だ…宇多丸が『カメラを止めるな!』の第一幕を「ネタ振りのためのネタ振りに終わってない」と評価する一方で、『ラ・ラ・ランド』のオープニングを「作り手のドヤ顔がチラつく」と腐すのがよくわからない。チラついてもよくない?だってあれマジで凄いよ?というか『カメ止め!』のそれも十分チラついてるチラつくのは全然悪くないよ。だって凄いもん " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ただひたすら面白い!\n ただひたすら面白い!としか言えない!少しでも内容や展開に触れるような感想を述べると、ネタバレになってしまうおそれがあるので。とにかく、面白い映画を観たいと思っている全ての人にオススメします!ゾンビ映画好きならなおさら楽しめますよ(^^)そして、鑑賞後は感想を語り合いたくなるので、誰かと一緒に観に行くか、観た人と語り合える環境下で行く事をオススメします!あー面白かった(^o^) " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに面白い映画を観た\n 映画はこうあるべきと思った作品です。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "ノーカットで乗り物酔い 関西弁のおばちゃん、何者\n ノーカットで乗り物酔い関西弁のおばちゃん、何者 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ニヤけた☆笑った☆ほっこりした☆\n 最初は…まぢでこの映画の評価を疑いました。最終的に、ニヤけたし、笑ったし、ほっこりしました☆良い映画でした! " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "気分はジェットコースター\n あっちこっちで好評価のため気になってはいましたが東京のみの上映との事で保留していた所、徐々に複数の劇場で上映し始めた頃、最寄の劇場でも上映していたので鑑賞。私は気になった映画を見に行くときは情報を全て遮断して行くのですが、それが最高に機能した映画でした。ネタバレが物語の面白さや衝撃を非常に削ってしまうタイプの映画の上、何を書いてもネタバレになってしまうので泣く泣く割愛しますが、テンポが良い映画が好きな私にとっては最高の映画でした。可能であれば満員の劇場で見て欲しいと思います。また、パンフレットは是非購入をお勧めします。ひたすら思い出し笑いできます。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "cool ではない\n この映画は妻に連れられ観に行った。予備知識はほぼなく、ニュートラルな状態。新しいアイデアはほぼ無かったように思う。印象としては何処か懐かしいテイスト。学生時代に流行った。自主製作映画の延長。でも、この熱量は半端ない。高度経済成長期のがむしゃらな日本の空気感がわくわくドキドキの原因かもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "18087-16、18120\n チープな37分長回しと、その後のカラクリのギャップが・・・今まで映画館で見た映画で、一番笑った! " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 17, + "review": "内容・質・視聴環境的にハコは選ばなきゃ駄目だよ映画館さん配給さん\n 感想を一番最初に書く事とする。正直、私はつまらなく感じた方だった。褒める所・冒頭30分ワンカット撮影。・内容を二本立てにした所残念な所・二本立て二本目が一本目と同時撮影じゃない所 (これが同時ならば高評価だった。)・笑いが昔のドリフ「8時だよ!全員集合」風で私には合わなかった事。計画性ありきの笑わせ方。一本目と二本目が同時撮影では無い(カメラ位置で把握)為、二本目の面白みが私には無くなっていた。これがミニシアター用のB級・低予算映画とすれば成り立ち伏線として納得したかも知れない。しかし、全国展開まで来た作品の目線としては、笑いを取る為の伏線が後付け&こじつけに見えてしまう。口コミで有名になり、全国展開。どうしても中身の質を考えると、全国展開にふさわしく無い、ハコを途中間違えてしまったかの様。笑う所でも無いのに、既にクスクス笑っている隣の人が信じられなかった。リピーターだか分からんが初見者には邪魔でしょうがない。ウチの上映会場では拍手無し。黙ってミニシアター上映だけにしておけばと残念です。私的に勇者ヨシヒコの様にテレ東&低予算&時間などの限定要素ありきだから共感が呼べる様な作品。高評だとしてもハコは選ばなきゃ。前半30分の方が映画作品として面白みを感じた私。「ぽん」をした監督の妻役の人には今後頑張って貰いたい。追記:今日テレビで観直してみて、つまらなかった理由を再確認。目が肥えて役者のハプニングがハプニングに見えないのである。偶然の様なハプニングなら笑っていたと思うが、この下手な演技では「あ〜そうなんだ」としか思えない。あと、酔っ払って吐くおじさんもいたが実際はあんな吐き方しないし、旦那が暴走した嫁をスリーパーホールドで気絶させるシーンなんかは、あんな締め方で普通は落ちない。リアルを知り過ぎている。やはり昔ドリフがやっていた茶番劇を伏線にしてるだけかなと思う。あと、下品、病気(体調)ネタで笑いをとる作品は嫌いだ。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 0.5, + "empathy": 5, + "review": "舞台のノリ\n 劇団の舞台の感じの、頑張ってる感とか、笑わせかたとか、わかりやすい人物のキャラクター設定とか、苦手なんだよな。三谷幸喜っぽさがイラッとするんだよな。これが好きな人は、舞台の芝居とか好きなんだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンドロールがよかった\n 劇中劇、ちりばめられたネタ振りがよい。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 1.0, + "empathy": 13, + "review": "いまひとつ\n レビューでの評価がわかれてるのが興味深いおもしろいと絶賛しているレビューはとにかく数が多い一方、酷評しているレビューは数が少ないが、共感数が多い自分はイマイチでした予想を裏切る展開がなかったからかなだけど世間の盛り上がりを見ていると自分が否定されているようでモヤモヤする " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "確かに斬新、面白い\n やりそうでやらなかったこういった手法の映画。直近で舞台作が元になってるのが発覚し、話題が変な方に行きそうになってるが、まあ気にしない。前半の色んな伏線が後半戦で開花して楽しいが、実はエンドロール時の本来撮影の方に俺は感動した。かなり頑張って撮影してる様が随所に見られる。リアルが1番面白い。しかし、全体的に(特に肝である後半戦)雑というか、もう少し繊細な感じが欲しかった。画そのもの、演技、音響、カメラワーク、どれもそんなイメージ。まあ、今作は実験的映画の成功例ではある。 " + }, + { + "date": "2018-08-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "無名なればこその孤高の発明品\n 発明品といっても、これまでに類する作品のエッセンスを活かした、悪く言えばツギハギの魅力あふれる新しい娯楽映画だ。これは無名な者達の制作だからこそ、過去の映画の概念を覆すことに成功した作品だと言える。映画の出来映えも見方を変えれば、どんな名作映画でも批判される部分は当然存在する。でも、その批判ありきの人も自分が出来ない事を棚に上げて批判だけするのは政策なき無能政党と同じこと。他者の批判に喜びを見出すだけの小心者の視点しか持てないのだ。批判だけするなら自分で作って見せろとね。当然、この作品にも批判もあるが、これまで1万本以上の映像作品を見た私からしても「カメラを止めるな」は唯一無二の魅力的な作品だと思う。大作映画が配給元の後ろ盾で有名な監督や俳優で映画制作や興行を行うのは、あらかじめ決められた予算で見通しが立つからに他ならない。しかし今作は映画や演劇好きのオタク達が集まって作った300万円という低予算の作品だ。だが、その出来映えは良い意味で予想をはるかに超えるものだった。この映画の素晴らしさは観客に制作者と同じ体験、それも恐怖の感覚を最初から強いて、それをクリアして見続ける事が出来た者だけが最後の楽しさにたどり着く事が出来るという、お宝を秘めている。しかもそれを演ずる役者の個性とキャラクター付けがしっかりしたものであるから、映像の小気味良さが際立ち、目を離せない展開に度肝を抜かれるのだ。有名で人気があるというだけで、本作の予算以上の高いギャラを取りながら演技が下手なタレント俳優が多い時代に、この「カメラを止めるな」の制作スタッフとキャストのクォリティへのこだわりは半端ない。作品の内容を少しでも語れば、初見の驚きがなくなるからネタに類する情報は遮断する方が良いが、言うなれば折り紙で折られた折り鶴を展開して見せた挙句、最後にこれまでにない楽しい折り方で同じ作品を作って見せるという離れ技をする。大道芸に近い芸当の楽しさと驚き。しかもこれを無名の折り紙作家が鮮やかな手さばきで見せる小気味よい映像感覚は魔法のようでもある。役者の演技、演出、カメラワークなど見応えが随所に織り込まれた構成で、これまでの大作を笑い飛ばすほどの痛快さには、してやられた感を爽やかに心に残してくれる。私は最初鑑賞した衝撃を再確認するため、今日、二度目の鑑賞を試みた。初見で恐怖に打ち勝つ術を身につけた為、冷静にこの作品の凄さが理解出来た。なにより、この作品の役者の全てが愛すべき人になったし、音楽や効果音の使い方も気に入った。特に気に入ったのはアル中のオヤジゾンビ。この人の変態的な演技は最高なのだ!今は、ただこのチームを純粋に応援したい。上田慎一郎監督は36歳という若さで大興行を成功させた。ひょっとして天才かもしれない。スピルバーグも「激突」を制作した頃は無名だったが初めて、激突を見た時は本当にビビった。上田監督の次回作が楽しみです。「カメラを止めるな」は映画好きな人ほど見て損はないと言うより、見なければならない歴史に残る映画だ。私なら「観客はまぶたを閉じるな」と言わずにおれない作品です。ただし最初の37分間は昔の老人ならショック死するレベルの猟奇シーンがある為、そこは子供や老人は無理をせず鑑賞しましょう。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本映画の未来\n 自分は邦画を劇場に観に行くことがほとんどなく、たいていDVDレンタルで済ませるのだが、本作はあまりの評判の為、TV等でのネタバレの危険が高そうだったので、観に行くか迷っていたところ、拡大ロードショーで近隣での上映が決まった事もあり、流れに身を任せて観に行ってみた。結果、観に行っておいてよかった。いや、本作は観ておくべき作品であった。面白い映画とは多額の費用をかけたとか、どれだけ有名な役者や監督が関わっているという事ではない。実力のある役者と優れた演出力のある監督、そして観客を楽しませる奇抜なアイデアこそなんだと、映画のあるべき姿を改めて教えてくれている。自分もそれなりに映画を観てきたが、まだこーいうアイデアで観客を楽しませる手法があったのかと驚いた。また邦画に対して洋画のレベルには程遠いと常に持っていた偏見を崩れさせてくれた。ランキングに上がっているよーなヒットしている邦画以外にもこーした作品があるなんて、いや、実はこーした良質な邦画はゴロゴロ転がっていたのかもしれない。要はそうした作品をバックアップしてくれるスポンサーがいないだけなんだと。今作は口コミと観客動員でここまで拡大ロードショーが実現した。良質な作品に対してサポートする映画会社が存在しないなら、我々観客が映画業界を変えていく、いや変えられるのかもしれないと、そーした可能性をも本作が感じさせてくれた。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "小さい映画館向き\n 振れ幅が大きいため、小さい映画館の方が見やすいのだと思います。笑いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 1.5, + "empathy": 8, + "review": "いまいちかな…\n ストーリーがイマイチでした。特に意外性がない。ところどころ笑えた所はあったけれど,あまり印象に残らなかったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "シーンに無駄がない素晴らしい作品です。\n 三谷幸喜作品に通じる面白さがあります。ひとつひとつのシーンに意味があり、謎が解き明かされていく様は見事です。俳優の演技、カメラワーク、テンポなどとても良いです。ひとつ前に観た「未来のミライ」は、監督の自己満足で、観客を楽しませるサービス精神が無い、アマチュアのような作品でしたが、この映画は低予算でも、制作サイドの情熱と頭脳により、観客を存分に楽しませてくれます。立派なエンターテイメント作品だと思います。これからも応援しています。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まさかの展開に爆笑!お見事でした!!\n  レビューを見ていただく前に、お伝えしておきます。ここ最近ニュースでこの作品に関していろいろ騒がれておりますが、その話題は一旦抜きにして作品を観た後の率直なレビューを書きますのでよろしくお願いいたします。 まさかの展開に爆笑しましたし、ハッキリ言ってお見事でした。まさに、低予算映画だからこそできる離れ技を見せられた感じでした。 あの予告編でも観たあの長回し撮影からの展開からすごい複線を張っておいての後半の展開は本当にお見事であり、爆笑の連続でした。 笑いもそうですが、作品を作るのが好きな人間だからこそできる本当にいい作品を作ろうとしている監督の情熱感にはちょっとばかり泣いてしまいました。(あくまでもほんのちょっとですがね(笑)) いろいろ言いたいけど、ネタバレになってしまうので書けませんが、予告編を観て「ゾンビ作品で血も出るんでしょ?」と思うかもしれませんが、その感覚はいったん忘れて約95分の作品ですが絶対観るべき作品だと思います。特に本当に、映画が大好きな人は絶対見るべき作品だと思います。 私の中では未だに評価が高い洋画作品「ベイビードライバー」も斬新なアイデア作品でしたが、この作品もナイスアイデアといえる作品であり、日本映画の今後の面白い可能性を見せられた作品となりました。 ハードル上げちゃいましたが、次回作も期待しております。(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ドタバタ喜劇\n 前半は高校生が文化祭で上演するような映画で不自然な演技カメラ目線などあり得ないような出来で、気の短い人ならこれで出て行くのではないだろうか。だがここからが本編の始まり、関西ノリのドタバタ喜劇が始まる、そしてエンドロールではそれを撮る実際に映画スタッフが現れ、三重構造の映画となっている。久々に笑える映画を見せてもらえました。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "一回観れば充分満足\n 話題沸騰だったので観に行ってきました。序盤のシーンのB級映画ぶりは少し退屈でした。が、このシーンを観なければ後編が楽しめません。という意味で、無駄のないシーンでした。ただ、ワンカットなので激しく動くし走るしでカメラ酔いする人は酔うかもしれません。僕は途中で気持ち悪くなりました。たしかに面白かったしよくできていると思いましたが、どうしてここまで話題になって評価されているのかが分かりません。二度目を観にいきたいとは思わない映画でした。言い換えれば、一回で充分満足度できる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ヒロインは和製マリリン・バーンズ\n ゾンビ映画ではなく、コメディ映画。脚本が緻密な計算の上に、丁寧に練られいて、全体の流れも心地よく、素晴らしい。オープニングから始まる「ワンカット」のシーンはまさに圧巻。これまで、こんなに長いワンカットシーンは見たことがない。そのワンカットシーンを見るだけでも価値がある映画。俳優陣もメジャーな方は誰一人としていないのだが、それぞれの役どころも申し分ない。日本映画にまた新たなマスターピースが一つ加わった。惜しむらくは、ゾンビのシーンで大してエグ味がなかったのと、サウンドトラックがもう一つだった。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大作主義に一石を投じる映画\n ワンカットで進む冒頭の映画はちょっと緊迫感あったが、?なところが多かったが、そこも伏線でラストまでの伏線回収が見事で感心した。全てが計算し尽くされた見事なコメディ。作品紹介にはホラーと書かれていたけど、立派なコメディだと思った。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画の傑作\n 単なるゾンビ映画、ではなく、低予算のゾンビチャンネル現場のドタバタを描いた傑作コメディ。実際に低予算なのだろうし、俳優陣も失礼ながらあまり知名度は高くない方ばかりだが、それでもここまでやれる。こういう掘り出しモノがあるから、映画好きはやめられない。それにしても、SNS時代の口コミは侮れない。テレビ等の大手メディアよりも押し売り感が薄く感じられるから皆が食い付くのだろうか。サービスデーとはいえ、低予算映画の邦画でレイトショーなのに7割方席が埋まっていた。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "偶然生まれた疲れた現代人にフィットする映画\n 今年73本目。高い評価のため、視聴。正直、かなり笑えました笑笑場内もかなり笑いに溢れてました。話の内容としては、深くはなく、笑いもシリアスでもなく、単純明快。賛否両論分かれる映画だと思います。高評価も低評価も、映画自体に対する考え方の違い。この賛否両論に分かれるのは、ララランドに近いのかな。考えないから、楽しめる映画。来年から作り手になる自分にとっては、作り手の気持ちはこうなんだろうなって単純に感じた。なので、評価が高いし、この時間帯に気合入れて見に行こう!!よりも、最近疲れてるな。ちょうどやってるし、たまにはポップコーンでも片手に見てみようかな!っていう気持ちで行った方が、掘り出し物を見つけた気分になれる。最初の高評価はそこから来たのではないかな。最後のエンドロールはいらなかったなって思う。あれがなければ、カメラワークすごいな。頑張ったな。って思えるのに…映画=娯楽と考える私にとっては、気持ちいい娯楽だと感じました! " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "よろしくでーす♪\n 基本的には「あぁ♪なるほど。」の連続。それを地方映画祭サイズで作ったらこんな感じになるのかな。ゾンビとドタバタと映画愛。それを素直に表現してる好感の持てる作品でした。ネタの面白さに関しては、何だか表面化してきた問題もあるので割愛しますが、奇しくもそこら辺の違和感や滑稽さも、作品中に詰め込んでしまったので…なんともやりきれない後味でした。個人的にはラストカットの映像で、何かが「スーッと」晴れていくので好きなんですけれどね。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "単純な笑い\n 明石家さんまが「笑いはギャップだ」と言ったとか言わなかったとか記憶が曖昧だけど、なぜこんなにも笑えたのかと振り返るとそれは「ギャップ」なんだと思う。全然おもしろくない、全然かわいくない、全然好きじゃない、一度ネガティブに振れた感情が一気に反対方向へぶっ飛ばされたとき、もう僕は笑うしかなかった。大爆笑だった。インベスターZの天才投資家であるところの財前くんだったら始まって5分でつまらないと判断して映画館を出て行ってしまうだろうし、僕も比較的そのような考え方の人間だけど、これまでの人生で培ってきたその常識というか感覚を疑わざるを得なくなったこの映画のこと、しばらく忘れらんないだろうなー。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "画面酔い注意!&某ドラマを思い出した\n 前半は37分の長回しのゾンビ映画で、後半その裏側を描いたコメディ作品。すごく話題になっていたので観てみました。映画館も非常に混んでいて劇場を出た次の回は満席でした。コメディとしてよくできていて面白かったです。爆笑とまではいかなくても笑ってしまう箇所もありました。特に長回しの部分はエンドロールから努力がひしひしと感じられました(笑)申し訳ないが、評価を下げさせてもらう要素として前半の画面酔いが辛かった…。大スクリーンの前から2列目ということもあって完全に15分でグロッキーでした。もう少し手ブレを抑えても良かったのではと思ってしまいます。見終わってまず思ったのが木更津キャッツアイと同じ構成だ!ということ。別にこのことで評価を上げ下げするつもりはないですが、既視感は否めないかと。もうちょっと斬新な作りかとハードルを上げすぎたのもあるかもしれません。キャスト陣は失礼ですが誰も知りませんでした。ただ、それが新鮮で非常に良かったです。演技やビジュアルが有名俳優に比べて劣るということはありませんでした。特に主役の濱津さんはこれから売れるのでは…と思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 0.5, + "empathy": 15, + "review": "伏線回収至上主義\n 確かに伏線回収はよくできていると思います。でも、それだけ。観た後に何も残らない、薄っぺらな作品。 前半はあまりにも酷い映像で苦痛でしかなく、伏線回収の快感を味わうためにただひたすらに我慢するだけの時間でした。そのマイナスが大き過ぎる反動で、後半が面白いように感じられるだけなのでは。 伏線回収だけの作品でした。しかも、その伏線回収も完全ではない。さらに、その伏線回収のプロットがオリジナルではなかった可能性もあるようで。映画館でわざわざ観るような作品ではないと思います。伏線回収が良くできていれば素晴らしい映画だ、という伏線回収至上主義、もうやめませんか?もっともっと、観るべき素晴らしい作品は山程あるのに。日本映画の未来に危機感を覚えました。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "キモイ\n 最初から血染めシーンが多いので、キモイと思う人が多いと思う。中盤以降は喜劇風になっていくがはっきりいってくだらないストーリで話題性を感じない。 " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "話題の映画\n 最初適度に違和感があって完璧なb級映画??の連続最後は笑いの連続周りの人ちょーいっぱい笑ってた映画って2回目の方が面白いと感じるらしいそれが一回見ただけでよく理解できる映画いい映画だったよ諸々の問題はお金で解決しよかそれがいいと思うケチつくから早めに解決しよか " + }, + { + "date": "2018-08-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "タイトルなし\n 最初の30分くらいは、もう帰りたいな。役者の演技が寒すぎて見てられないって思ってたけど、後半の展開に夢中になってました。ずっと笑ってました。前半のチープ感とか、何もかもが伏線だったんですね。脚本の力って凄いなって思った。漫画の実写化です!とか童話の映像化しました!とか、そんな映画ばかりがヒットするなか、こういった脚本の力が凄い作品がヒットするのは痛快です。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画に憑かれた者たちの狂宴\n 低予算ながら破格のヒットを飛ばしたホラー映画と言えば、ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス監督『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を思い出す。しかし、本作はホラー映画ではなく、映画制作の舞台裏を撮ったメタ映画だ。構造は三重の「ミーズ・アン・ビーム(紋中紋)」になっていて、チープなゾンビ映画(一重目)を撮影する、熱心過ぎてヤバい感じになった監督とスタッフたちを本物のゾンビが襲う(二重目)、というストーリーの特別番組を生で撮るスタッフのスラップスティック(三重目)というものだ。生放送の最中に起きる数々のトラブルをどう切り抜けるか、が笑いのポイントになっている。同時に、映画を作る人たちの葛藤や熱意が伝わってきて、胸が熱くなる、という感動のフックも仕掛けられている。よくできた娯楽映画であることは間違いない。有り体に言えば、のめりこんで作品を作ることは「狂気」と隣り合わせだ。その狂気じみた熱気のほとばしりをいちばん感じさせるのは、本当のエンドロールで流れる本当のスタッフたちの撮影の様子からだ。映画制作の得体の知れない魅力に取り憑かれた者たちの狂気。その意味で、園子温監督『地獄でなぜ悪い』を彷彿とさせる。盗作疑惑が持ち上がっているが、スタッフたちの熱意がないがしろにされないように解決してほしいものだ。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに凝っている映画をみた\n 私はミステリーや、伏線のある凝った脚本の映画が大好き。全く、内容を観ずに見に行ったが、単純に面白かった。「アフタースクール」や「キサラギ」以来かな?もっとこのような映画が増えてほしい " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "これは名作やと思う\n 最初は、クスクスと笑ながらもなんだこの映画っていう印象の方がが強く、出とる俳優も大根だしこんな高評価つくのが不思議に思いました。でもそんな大根な演技や、なんか引っ掛かるなって思うシーンも後半から理由が分かり始めてもうそこからは爆笑の嵐でした😂誰がおもしいとかじゃなく一人一人個性が強く、ほんとに笑が止まりませんでした。でもなんといってもこの映画の構成がすごく、今までにないようなとても新鮮な映画でした! " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに「笑う」映画\n 学生の卒業制作、と聞いてどんなもんかと思っていたけど、色んな人に勧められて見てみてよかった。この作品は、レビューとか見てストーリー知ってから見たら面白くない。何にも知らない状況から見るのがベスト。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画館で笑える貴重な作品\n 「ゾンビ映画を撮影していたら本物のゾンビが襲ってきて…」「37分?ワンカット」という前情報だけでちょうどよく楽しめた。満席のミニシアターで、観客が一体になって笑ってた。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "この映画は2度始まる\n これが総制作費200万と…。やはりアイデアさえあれば面白いものができるんだという。すごい。「この映画は2度始まる」というキャッチコピーもあり、口コミでも噂になっているようにあっと驚くような仕掛けが用意されているが、正直そこは予想がなんとなくついてしまう。素晴らしいのはその種明かしだけでなく、感動や笑いに変えていくところ。種明かしをするだけで満足してしまう他の映画とは違う。時間が短めなのもいいね。盗作疑惑が出てるがこんなに面白いものを作ったのは紛れもなく監督やキャスト。ぜひ頑張って欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "全伏線回収。また観に行きたい\n 最初は何をわたしは観させられてるんだろうと思いこれが大人気映画なのかと疑っていましたがラストにかけて、なるほど!と何回脳内で発言したか。ゾンビ映画だからホラー苦手な人は躊躇うかもしれないが、わたしもそうだった。でも、全然大丈夫。保証する。だから観て " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは本当にお見事!\n 上映館もどんどん増えてきて、やっとのタイミングでした。しかし平日午前中の回にもかかわらず、座席はほぼ満席。未だ注目されている作品であることが伺えます。この作品は監督も役者も誰一人知らなかった事もあって、全く予備知識なしでスクリーンに向かったのです。この真っさらな鑑賞が本当に良かった。良い意味で裏切ってくれるんです。えらいチープ(B級どころでない)なスタートから一転、段階を分けて速度を増してく展開がすばらしい。終盤に至っては散りばめられた伏線が次々と回収され、そのピースがはまっていく工程が心地良すぎるのです。ワンカットもですが、どこか三谷幸喜を匂わせるところも気になります。多分好きなんでしょうね。あと映画愛もすっごいにじみ出ています。そしてゾンビ映画だけど笑もたくさんあって、これだけ声出して笑ったのって「ハングオーバー」以来じゃないだろうか?全体的にインディ感はあるが緻密に練り上げた脚本に演出、本当にもうお見事としか言えない。この作品が少しでも気になっている人は、絶対観に行った方が良いです。そしてその時は真っさらな状態で行きましょう。スーパー娯楽作品が待ってます。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "大傑作\n この手があったかと驚かされたのと同時に娯楽作として至極である出来である。前半の疑問が後半ギャグと共に飽きるまなく回収されていくのが美しさすら呈している。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見るべし\n こ、これは…(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ここに来て、盗作疑惑・・・\n 私も評判になったので見に聞きましたが、最初の方は「なんじゃ、コレ!」という感じでしtが、最後まで見て納得しました。今までに無いような感じで良かったと思ったのですが、ここにきて盗作疑惑が出てきたのは残念です・・・ " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "結構笑える\n 途中まで寝てしまうのを必死に我慢してた。カメラワークは設定でああなるのはしかたないけどみんながんばるねーぐらいぐらいだから。後半から脚本大当りだなって。うまく作ってるなと思った。シーンの間が最高だからわらっちゃいますよ。質のいいお笑いを見ている感じ。喜劇なのですが一本筋が通ってるのでまったくドタバタになってない。だから結構笑えるし楽しかった。びっくりしたのはレイトで見たのに観客が一杯だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "どんなもんかと、\n 思い、拡大公開してから鑑賞。すっかり上がりまくったハードルを軽々超えてきた。やっかみ100パーのパクり問題はさっさと金で解決していただき、円滑な早期配信、ソフト化を望みます。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "熱く生きろ!\n 世間のそこまでの高評価かと疑問先入観で評価を上げてるのではTVドラマのスタッフが垣根や制約を外し低予算で作れば出来るだろうしドラマにもある。おそらく音楽で相当助けられてるTVだとここまで出来ないから だがしかし熱く生きろ 上手く生きるな 本音で生きろ自分に嘘をつくな爆発して生きろ!は感じた " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "上映時間\n 上映時間「96分」という時点でネタバレな気が。逆算して見ちゃうよね。酔うから更に終わりを意識するし。。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "コレは良く出来てます! 低予算で大ヒットした映画はブレアウィッチな...\n コレは良く出来てます!低予算で大ヒットした映画はブレアウィッチなどあまた有りますが、その中でもサイコーでした。小5の娘が、最初は泣きそうになってましたが最後は過去最高と言ってました。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 0.0, + "empathy": 29, + "review": "これが高評価…?!ぜんぜん面白くない。\n ただのゾンビ映画の裏側を流してるレベル。ゾンビ映画作製の裏側なんてこんなこと普通にあるんじゃない?と冷ややかに観てしまった。先が見えるし。それを面白く無理矢理映画にしているのが伝わってきた。お金出してみたのにお笑い番組のほうがよっぽど面白いと思いました。期待し過ぎた結果です。2回映画みろって言うのも、なんか途中で萎えた。こんな大袈裟に……(笑)無理すんなって言いたくなった。落ち着いた人や、私みたいな繊細な人間は合わないと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映像酔いする方気をつけて‼️(・∀・)\n カメラを止めるな!見た~‼️スクリーンがめちゃくちゃデカくて寝ないように前から3列目中央🎶にしたから最初の30分ぐらい映像酔いをしてしまい気持ち悪くなってしまった(ToT)途中退席しようかガチで考えてしまう状況に陥ってしまった。(・∀・)が!!気合いで全部見ました‼️流石話題作だね✨👍酔いがさめて映画に集中‼️‼️もうね後半笑うしかない( *´艸`)最高😃⤴️⤴️個人的評価4.0かな🎵映像酔いする人は前半頑張らないと後半楽しめないかも(・∀・) " + }, + { + "date": "2018-08-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待を裏切らなかった\n 感想は全てネタバレになるな‼️ " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "映画つくるのって\n 大変なんだなぁーと、思った。種明かしをするのはいいけど、そういうのをひっくるめてシロウトには想像もできないアイデアで素晴らしい映画を数々制作している方々を改めて尊敬する。ゲロとウンチでやっぱり大人も笑うんだなぁーと、思った。ものすごくチープなコメディ。でも、そういう他人の反応を久しぶりに映画館で感じて、新鮮な気分になった。監督役と、熱々ポイント役の方に一つずつ星を。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "二度観たい!\n 映画館であんなに笑ったのは初めてでした。あーだこーだは言えませんがもう一度観たいと思った事は確かです。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "パクリなの?\n 観賞直前にまさかのパクリ疑惑が、アイデアがすべての作品なのでパクリとなれば評価のしようがありませんけど・・・ どちらにしても過度な期待はしない方がいいと思います、前半は退屈で後半は種明かしでまあまあ楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "満員\n 平日なのに満員。アメリのときを思い出しました。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "伏線の回収\n 面白い。ただ、なんか残念なニュースが流れてきたからな〜。ちょっと複雑…しっかり伏線を回収し始めてからは見入ったな。エンディングもほっこり。良かったけどなぁ😕 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画ではない…としか言えない\n 最初の30数分のゾンビ作品はつまらなくて、その後からが面白い。っていうのを知ってたので、その後を期待して鑑賞。でも、ゾンビ作品の映像が終わっても一向に面白くなる気配がない…あれ?って思っていたけど…だんだん面白くなっていき、次第に館内は笑いに満ちてきた。いやぁ、見事に計算された笑い。ゾンビ作品の役者の演技もダラダラしてて、下手くそだなぁ~って思ってたけど、それも計算のうちだったのね(^_^;)まぁ、よく作ったね!と拍手ですわ(^^)b個人的には、酔っ払ったおじさんが面白かった(^^)b " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 1.5, + "empathy": 23, + "review": "何処が?\n 誰が最初にいいね!と言って回ったのでしょうか。 想定内でちょっと舞台っぽいメイキング映像にしか。 映画を造りたい人達には少し響くところがあるのかも知れませんが、映画を見たいだけの人には...。もっとあっと驚くようなことがある内容かと。 このように大々的に上映されるような映画ではなく、スコーレさんで見たい人だけが見るような映画ではないでしょうか。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな仕掛けの映画だったのか・・・\n なんか話題になってしまった映画以前、「あと1センチの恋」で懲りたのですが観に行ってしまいました最初から期待し過ぎだったためか、序盤は期待外れで気が抜けて少し眠って・・・・中盤以降の本番?は楽しめます。楽しんでしまいました確かに、こんなのもありですね " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "製作 爆笑 父娘\n ゾンビ映画だよ、本当に。見終わった後、素直に「面白かった!」と言える快作。この映画の1番の肝はエンドロールにあると思う。本作は3部構成だ。まず「①映画の中の映画」があり、その背景や裏描写として「②映画の中の現実」が続く。違和感を覚えていた場面や演出の答え合わせがあり、笑える場面がとても多い。そしてエンドロール、「③現実」だ。本作内で「笑える場面」として扱われる①が、実際はどのように作られたか。偶然発生した違和感等を必然に演出するために、どう動いているのか。そこにあるのは、作中の主人公やその娘が抱えている映画への情熱そのものである。 " + }, + { + "date": "2018-08-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "このバズりかたは、DA PUMPのUSAと同じ!\n ヒットの要因は、過度な宣伝でもなく、芸能人のステマでもなく、映画ファンのクチコミと、出演者たちの努力が大きい。指原莉乃や、水道橋博士、他、たくさんの芸能人たちが絶賛してますが、みんな後から乗っかっただけ。美味しいものには乗っかっとけ、それが芸能人のお仕事なので否定しませんが、DA PUMPのUSAのヒットまでの流れととても似てます。メディアの情報なんてない時から、映画好きたちが高く評価した映画だから間違いない!面白い!以上です。ネタバレは絶対NGな作品なので、内容には一切触れませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "スタッフがすごい\n 途中の中弛みが少々気になった。云わば屋外の移動舞台ですね。スタッフの力はすごい。謎解きを最後すべて解消するから後味がいいのかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "和牛\n 上映終了後に後ろの席のほうから拍手が起きましたが、それだけ、いい終わり方だったと思います。いい意味で万人向けの作品でした。単純がゆえにおもしろい。それにつきると思います。前フリがあってオチがある、という、まるで、お笑いの教科書のような作品だな、と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "単館上映のものが苦手な方も\n タイトルと内容で選んだ映画が単館上映のもので、見にいったもののいまいち良さがわからずにいたんですが…これは面白い❗前半を見た時点では、ゾンビものの映画の撮影中に本物のゾンビが…という内容でゾンビ発生の理由も日本軍の死なない兵士実験というものだったのに呪文で発生という?なものだったんですが後半の撮影の裏側が明かされると一変に面白くなってきます。特に監督役の人は迫真の演技(本音)でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観るのを止めるな!\n 「ミッション:インポッシブル フォールアウト」と悩んでこちらを鑑賞。知ってる役者さんが出ている訳でも無く、得意な訳ではないゾンビ映画っぽい最初の35分を我慢(意味ない長い「間」があったり、カメラワークが不自然だったりと…)すれば、あとはこの作品が口コミで評価されている理由がわかります。観るかどうか迷ってるあなた!「観るのを止めるな!」 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "心から笑えた😂😂😂😂‼️\n B級だからこそ、面白いタイプの作品かと思って期待せずに観ましたが…ちゃんと物作りにたずさわる人達の情熱が伝わって来るB級の皮を被った、A級作品 笑映画専門学校のワークショップから生まれた作品と聞きましたが、いい勉強を実践しているなと、現代ならではの日本映画の希望を感じました。パクリ問題も見越しての戦略だったらなおスゴイな笑以降、日本のテレビ局の資本に塗れず、世界に飛び出して映画を作って楽しませて欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "実は緻密な…\n 一言言いたげな映画ファンの鼻を明かしてやろうという魂胆にハマる。気持ちよくはまった。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よく練られたシナリオ\n ストーリーについては予備知識なしで鑑賞。大絶賛なのでハードル上げまくりで観ましたが、ちゃんと高いハードルクリアしてくれました。最初は「B級やん」って思ったけど、途中から引き込まれます。冒頭部分から散りばめられた数々の布石。こういうシナリオだったのかと驚きました。何回も観たくなる人の気持ちもわかる。本当に秀作でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 1.5, + "empathy": 20, + "review": "タイトルなし\n 全く笑えませんでした。なんでこんなに高い評価なんでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "メディアの持ち上げには辟易。でも…\n 「ゾンビ」というキーワード以外、どのジャンルの映画なのかさえ事前情報を入れないで過ごす事がこれだけ大変だった映画もない。その分、苦労した甲斐があった。だからこそ私からもここで内容について書くことは避けるが、キャラクター全員が輝いているのは名作の条件。本作はまさにそういう映画。映画館から帰宅して、録りためておいた映画紹介、監督のインタビューやコメンテーターの褒め記事を確認するにつけ、(まあ、監督自身が答えることはしょうがないが)作品上あえて明らかにしていない仕掛けなど余計なことをメディアが取り上げるのはホントに勘弁して欲しいなと痛感。合わせて、予算が少ない事をことさらに強調して褒める番組もある。もちろん作り手の工夫や才能の素晴らしさは評価するにしても、観客は基本的に製作費に関係なく等しい鑑賞料金を支払っている。逆に言えば「大スター多数出演!最新技術を駆使した映像体験!製作費〇〇億円!」なら傑作が保証されるかと言えば当然そんな事はない訳で。むしろ低予算だと面白い映画は撮れないというメディアの短絡的なメッセージにも聞こえる。ポスターのコピーに書いてあるから言っていいとするなら、「この映画は二度はじまる」とあるが、「三度目」の映像こそ、作り手への喝采を贈らずにはいられなくなる逸品だ。とにかく、この作品に関わるすべての方にいろいろな意味で感謝を感じる多幸感溢れる映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ワンカットという大きな武器\n 37分ワンカットというミスが許されない状況を逆手に取り、演出としてのミステイクの他に本当のミステイクにも意味を持たせ笑いに変えてしまう素晴らしい演出だったエンドロールの舞台裏映像も是非しっかり見て欲しいまた役者ではヒロイン(?)役の女性が素晴らしく、この1本の映画の中で素人のような演技、ワガママな若手女優、本気で怯える表情など様々な顔を見せてくれたこの中で化ける役者がいるとすれば彼女だろうと思う " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初寝たら終わる\n 東京で小規模で公開してたときからとても気になっていて、近場の映画館でも上映されることが決まってから本当に楽しみにしていました!とりあえず見てみようと思い見始めたところまず「眠いな‥‥さすがB級‥‥とんでもないものを見始めてしまった‥‥」「全然伏線が回収されないなオチが予測もできないな‥‥」と考えながら、徹夜なら絶対にここで寝ると確信した(笑)とりあえず本編が終わり、1ヶ月前の話からどんでん返しで伏線回収(ネタバレというのか)をしてくれ、腹から笑えたシーンがひたすらありました。 1度見た後に本編を見たら(撮影秘話を知ってるのだから) 恐怖心なんて1つも無しに笑いをこらえながら見れるなと思いましたね。 また空き始めたらもう1度見ようと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 5, + "review": "\"笑い\"の構造を模倣したコント映画\n 映画を観終わった直後、どこかで見てきたことがあるような既視感に苛まれた。映画としての構造は全くもって斬新というわけではないが、どこか新しさを感じる。(そこにはインディーズ映画という注釈があったのかもしれない)後半部分では会場は温かな笑いに包まれ、日本の映画館では中々珍しい和やかな雰囲気がそこにはあった。確かに劇中の立て続けに繰り広げられる伏線回収は見ていて気持ちのいいものだった。しかし、伏線回収が見事な脚本は他にも腐るほど存在する。最近の作品で言えば「君の名は」もそうだろう。有名どころで言えば「シックスセンス」「バタフライエフェクト」「ファイトクラブ」「メメント」などなど、挙げ始めるとキリがない。2回目を見たときに「ああ、そういうことだったのか!」と気づくような構成。このように今までに蓄積されたモヤモヤが解消される快感。それが今作ではどうだろうか。2回分が1回にまとめられている。1回見ただけでは、判断できない。よくわからない作品などは観終わったあとに友達と「あのシーンって〇〇だよね」なんて言って話し合ったりする。そしていざ2回目を見たときに「ああ、そういうことだったのか!」と答え合わせをする。1回目のときには見えなかった、見ていなかった視点で映画を再体験できるのだ。その点、今作では一本90分台のまとまった尺の中で答え合わせまでできてしまう。これが既視感の正体だった。この手のどんでん返し的な構造は映画ファンなら何度も目にしたことがあるはずだが、こういった見せ方は新鮮に感じた。ここもひとつの熱々ポイント。だけど、それだけじゃない。今言ったようなことは確かに新鮮に感じるかもしれないが、本当にそれだけなのであれば「ファイトクラブ」や「メメント」といった作品を黙って2回3回観るはずでしょう(笑)むしろこれから述べる内容こそが私が納得し、この監督はお笑いが好きなんだなあと思うものだった。まず、一発目はいかにもありきたりなゾンビモノが進行され、随所に散りばめられた違和感。それは、全ての結果に至るまでの経緯を観客が必要な情報として知らされていないため、我々は不気味だったり、歯切れの悪さを感じる。だが、これらの違和感は結果的に全て\"笑い\"へと還元されるのだ。これこそまさに「緊張と緩和」\"笑い\"が生まれる絶対的な法則である。(例えば、先生がキレて怒鳴り散らかしているのに、思わず当人が噛んでしまったり、何かものに当たってそれがやりすぎで、痛がったりするとき。今作では最初のホラーという緊張から後半にかけての緩和)上田慎一郎監督が「松本人志さんに世界で一番影響を受けた」とご自身でも語っておられたが、それも非常に頷ける。年末恒例の笑ってはいけないシリーズなどはそれの最たるものだろう。笑ってはいけないという緊張状態に、笑わせようとする緩和的要素。笑いの神とも称される松本人志さんの初監督作品「大日本人」でもこの法則を大胆にも取り入れている。(「大日本人」の場合は極端な緊張と極端な緩和による振れ幅が大き過ぎるがために…)今作では程よい緊張と程よい緩和によって、映画館が笑いに包まれ、そこに一体感が生まれる。大勢の人間と価値観を共有することは、音楽のライブに行ったりしてその場で一緒に興奮するのと同様に人間の心理に働きかける+の力がある。そういった体験がこの映画に更なる付加価値を生み出したのだろう。脚本や伏線回収は勿論だが、この映画は\"笑い\"の構造に長けた作品になっている。芸人さんの評価が高いのもそういうことなんだろう。映画という媒体だからこそ表現できる素晴らしいコントです。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "演劇+映画という印象 よく出来てます\n すみません、予備知識とか周辺情報ゼロでいつもの映画館に見に行ったら(未だになし)結構混んでて驚きました手持ちの長回しが今どきの視聴者に新鮮で受けるというのは分かる気がします面白く、きちんと作り込まれてよく出来てます今風の画像処理とかではなく純然たる長回しで撮った映画では、三谷幸喜の松本だか地方空港を舞台にした映画もありますよろしければご覧ください。お勧めします " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "斬新コメディ\n 最初の30分のゾンビ映画のB級の変な素人映画展開に見た事後悔し始めたけど、その後のメイキング?って言うんですか?撮ってる裏側のドキュメントの部分が始まってからはもうどんどん面白くなって、B級の素人展開はそう言う伏線だったのかー!のオンパレード。秀逸なコメディでしたーそれにしても映画監督ってやっぱり大変な仕事なんですねー。 " + }, + { + "date": "2018-08-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "何話してもネタバレになりそう\n めちゃめちゃ笑える!後半のコメディ感が本当に面白くて声出して笑った🤣 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 38, + "review": "期待ハズレ\n 高評価に期待して家族で見に行った。ネタバレ云々、笑いが巻き起こるゾンビ映画などと期待して行ったが、「何これ?」「これで終わり?」的なしらけムード。上映中も後半の何ヶ所かで笑いが起こったが、終わった後の静まり返った場内の雰囲気から、皆同じ感想なんだろうなって感じでした。満席の館内でただ一人だけ拍手をした人がいたが、手を2回叩いて、誰もついてこないので止めていた。これが皆の感想ではないでしょうか?サクラさんによる過大評価に思えて仕方がない。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "撮り直しだー!なら。\n 監督:大泉洋女房:鈴木京香カレ:ケンイチ彼女:前田敦子娘:AKB川栄P:イツジイヤーおもしろかったありがとうw劇場で映画観て笑ったのなんか…初めて? " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに心の底から笑った\n いやー最高の映画だね。監督は天才だ。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "超絶リコメンド\n 話の内容とかは、どっかにありそうな感じなんだけど、こういう切り口はなかったかも?いろんなところに伏線があり、最後に見事に回収されて…。やられました。あれがこうで…というレビューがたくさんありますが、百聞は一見にしかず。そして、二回観ることで、もっと楽しめると思うので、絶対、もう一度観ます!全体的なチープ感は否めないけど、それが逆にリアリティーさ出しているかも?久々に、こんなにも笑ったし、間違いなく、今年一番です(今のところ)。超絶おすすめです。ぜひ劇場で! " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "B級でも夢がある\n ゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビに襲われるB級パニック・ホラー。のノーカット生放送を撮る監督を主人公とした2段構えコメディホラー映画。初めにゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビに襲われたという一つの話から始まる。その後にその話を撮影する監督の話。最初の話でぎこちないシーンやよく分からんシーンなどがあるが、伏線となって回収されていく。もともと小規模であったが、噂が広まり、遂にはニュースにも取り上げられ、気付けば大規模な映画館でも公開。「この世界の片隅に」状態に陥った映画。そのせいで超満員の映画館は大爆笑に。無名の監督や役者で、登場人物の名前は役者の名前をもじったもの。まさにB級映画。それでもこんなにも面白く、こんなにも世間を騒がす映画。夢がある映画。もう一回観たい! " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "傑作\n 映画の中の映画の中の映画。ゾンビ映画かと思いきや、メタゾンビ映画だった。前半の違和感は最後には全て解消してくれる素敵な作品。これこそまさに映画にしかできない作品。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "映画の楽しさ\n ポンッ! " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "忘れていた…\n 忘れていた映画の面白さが詰まっていた。抱腹絶倒と言える面白さだった。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "満点 満足!\n 2回観ました。1回目はバタバタしてる登場人物に対して把握できず余裕を持って観れなかった。2回目は登場人物に対して余裕を持って観ることができたので結果2回観た方が倍面白い作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛がある。\n 好きなところ、総回収嫌いなところ、演出とわかっていてもカメラワークで酔う再鑑賞、多分無い " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "二度、同じ傑作は生まれないだろう小さな奇跡\n 情報を完全にシャットダウンして観て本当に良かった。誰もが楽しめる娯楽作でありながら、仲間と一緒に作品づくりをしたことがある全ての人に爽やかな感動を与えてくれる名作。ビジネス的な後先を考えずに関係者みんなが純粋に作品づくりに没頭するインディペンデント映画として、この脚本はハマり過ぎ。これは狙ってできるものでは無いだろう。上田監督の、過去のショートムービー作品では、メタフィクション的な\"ものづくり人あるある\"をストーリーの根っこに据えている。本作はそうしたこれまでの貯金と、ワークショップでゼロから手づくりで制作するプロセスとの絶妙な出会いによって生まれた傑作なのだと思う。非常によく出来た\"ものづくりあるある\"とワークショップの相性が小さな奇跡を生んだ。それにしても、前半のワンカットのゾンビものが絶妙な出来なことに感服する。話題作のインディペンデント映画という触れ込みで観て反転させるのに非常に丁度いい。ワンカットでなかなかに頑張ってるからこそ、話題先行の出来の悪い映画として、イライラしながら疑いもなく観てしまった。すっかり騙されるので、大仕掛けを挟んでの後半がめちゃ爽快。さらに、キャストは誰ひとりと計算できる名優はいないが、前半の仕掛けが、敢えて下手くそに演技してるので、後半は、その落差で違和感なく観れてしまうというプラス効果もあるのではないか。これまでの上田監督の映画に対する姿勢に、映画の女神が微笑んだ二度は撮れない傑作だろう。日本映画の作り方、興行、プロモーション、全てを考え直させるエポックメイキングな重要作品であることは間違いないが、再現性をどこに求めるのか、映画ビジネスのモデルケースとしての分解が非常に悩ましい作品でもある。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ゾンビ映画なのにこの清々しさは一体何だ!!!\n 前評判を聞き付け早速映画館へ。でも最初の30分で、この作品は一体どこに向かっているんだろうと、訝しい気持ちがMAXに。ですから次の一時間でまさかこんな大団円が訪れて来ようとは思いもしませんでした。幾度となく押し寄せて来る笑いと感動の波に揉まれているうちにいつしか涙も... エンドロールでこんな幸福感・満足感を感じたのは初めて。空前絶後の快作でありました。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "病み付きムービー\n 「夢見てないで夢になるのよ!」カルトムービーの金字塔「ロッキーホラーショー」の名セリフだ。「映画見てないで映画になるのよ!」とばかりに、個性的なキャラに混じって自分もクルーの一員になった気分で楽しんだ。こりゃ、リピーター続出は必至。新しいカルトムービー誕生の予感。そのうちレイトショーにゾンビにコスプレしたお客さんが詰め込んで、みんなで「カメラを止めるなー」の大合唱。そんな日が来るかもしれない。そしたら私はTV局の面白い顔のおばさん風にして行こうかな。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ホントによかった\n 上映開始から2ヶ月、人やメディアから一切のネタバレを避けてきてホントによかったと思う、今日鑑賞日。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "声を出して笑える。\n ゾンビ映画の撮影が始まった出だし。映画の中の映画の話が始まる。前半はこれが続くんだけどあまりにも面白くなさすぎてどうしようかと思った。見続けるべきなのか?でもこの映画すごく評判が良すぎて今年一位とか言ってる人もいるし。。でそこに至るまでの背景とか映画を撮ってる映画人を書き始めてからがすごく笑えて。あぁだからこうなのねと二重の笑いが🤣。映画館で何度も笑い転げた。いい意味でいい映画。映画のための映画。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "LOVE\n 楽しい!カメラの長回しを素材にして、練りに練った脚本、ロックなスピード感とリズム、映画愛と家族愛に溢れた素晴らしい映画だった。ゾンビのコスプレで観に行きたいね! " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予備知識が無ければ無いほど楽しめる映画で、アイデアがある作品だった...\n 予備知識が無ければ無いほど楽しめる映画で、アイデアがある作品だった。内容を超えて映画って良いものだなと思わせてくれるものだった。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "気持ちがイイね\n 映画の本質たる「撮影・編集」の素晴らしさ、エエカゲンさを逆手に取った快作。やっぱり皆、大型の仕掛けで売るハリウッド映画や、役者のツラしか売りどころのない日本映画にウンザリしてるんですかね。終演後に客席から拍手が起きたのか印象的だったよ。リスペクト。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "みごと。楽しめる面白い映画。\n まだ観てない人は、レビーなど観るのは後にすべし。事前知識は一切入れずに観るべきかな。。。で、映画の感想は、序盤は違和感ありで少々退屈、中盤はやっぱこんな流れかと想像の範疇で何で評判いいのやらと、終盤からがこの映画の醍醐味序盤の違和感の答合わせ的な納得感。中盤の流れを面白く裏切っていくおみごと感。カラクリや仕組み好きには楽しめる映画だと思う。上手く作ったな~と、また見返したい作品。部分的にもうちょっとこうしたらとツッコミたい想いも沸くが、そしたら全体のバランス作りが更に難解になるのかなと、更なる妄想でも楽しめる。映画が綺麗にラッピングされてない無造作感もいいのかも。映画バカ達が作ってる感がみえるのもいい。後味が面白くて、良かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "シロウトにも分かる構造\n 素晴らしい作品で、連休中に、ついつい四回観てしまいました。何度か観てると「酒呑むの早すぎ」とか効果音タイミングとか気になる点もありますが、どれも矛盾とはいえないものて、脚本の凄さに改めて感銘うけます。すこし空けて、5回目が楽しみです。この映画を観た人がハマるのは、メタ構造を誰ても分かるような構成にしてくれてるせいかも。人物を階層的に並べると、、(1)女優とイケメン(2)監督、カメラ、録音、メイク、助監督(3)(監督)娘、おばさんAD、若AD、腰痛カメラ、助手、音響、造形、イケメンP、関西女P(4)上田監督、曽根カメラ、古茂田録音、下畑メイク、、、四つのレイヤー構造に。映像は時系列に並べると、、[第1部]恋人ゾンビ映画 1分[第2部]ゾンビ撮影隊映画 36分[第3部]番組ができるまで 20分?[第4部]メイキング風の映画 37分?[第5部]本当のメイキング 2分五つのタイムラインに。これが直観的にシロウトでも理解しやすいように編集されているのがウケる理由の一つでしょうか。話しは変わりますが、、レビューの中で悪い評価つけている方の何人かは、三半規管の繊細な、車酔いしやすい方がいたようですね。せっかく入場料と時間を使っても、途中退席または気分悪く俯いている方(2回目に前寄りで観た回、隣の女性は明らかに具合悪そう、喉を押さえているのでヒヤヒヤしました××)には同情します。芸能人や映画マニアは映像で酔わない人が多いでしようから、その口コミの被害者とも言えそう。「手ブレ撮影があります。酔いやすい方は後方席か酔い止め薬で予防お願いします」告知がほしいですね。上田監督、予算があれば、スタビライザー付が良かったかも。。メジャー作品はそういうチェック入れてるのかも知れませんね。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "劇場でこんなに笑ったの久々\n 最初の30分、笑ってた私は少数派。後半の30分は劇場中笑いに満ちてた。伏線が綺麗に回収されて行き、そう来るかと笑いながら手を叩いちゃう。昔見たLock, Stock and Two Smoking Barrelsをちらっと思い出しだけど、そこまでじゃないので星4つ! " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "笑顔\n 本当のエンドロールが始まる前の、役者さん達の笑顔がとても素敵でした。役としての笑顔は勿論、本人達のやり切った満足感が含まれている様な輝いた笑顔でした。笑顔を基準にオーディションをしたのかと思う程に。さて、私の観た回は、お客さんのマナーが良くて前半とても静か。普通の映画なら喜ぶところですが、この映画の場合は、誰も笑わなくて私一人で笑っちゃったらどうしようと、少し不安になりました。それでも、後半になると大爆笑とはならないものの、あちらこちらで笑い声が。私も声を出して笑っちゃいました。そして、明るくなって周りを見ると、皆さん笑顔。いい意味で、皆さん気持ちが緩くなったのではないでしょうか。スクリーンのこちら側も向こう側も、笑顔になるようなハッピーな映画だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく面白い\n ゾンビ映画と思いきやそのメイキングを描いていて映画の裏側をコミカルに描いたとてもよい作品。オリジナリティが半端なく楽しく1本 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ドタバタ映画の王道ではあるが、やっぱり面白い\n 三谷幸喜「ラヂオの時間」を思い出した。ドタバタ映画の王道テンプレ。パターンが変わってもやっぱり笑っちゃうよね。予備知識なしで見ると更に楽しめる。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは観ないと損ですな\n 話題になっていると聞き、予備知識ゼロで観賞。こんなに面白い邦画は久し振りです。星が5個じゃ足りないよ。血糊などが物凄く苦手な人、映像酔いする人以外は観ないと損です。私は映像酔いしたけど、また観に行きますけどね。酔っても観たい。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "そうきたか\n 評判が良くて気にはなっていましたが近所でもやっと上映してくれました。連日満員でやっと巡り会えたその作品は低予算なんだな、仕方ないなでもなんかちょっとすごいなこんな感じで終わるの?からの…、はい、とても楽しかったです(。・ω・。)まあしかし大胆な映画です。ネタバレなしで書くとほとんどなにも言えませんがとにかく最後には楽しい気分になれる映画でした。こういう映画が陽の目を浴びることができるのも口コミの威力でしょうか。ありがとうございます。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なにはともあれ、期待せずに見た方がよいかも\n これだけバズって公開規模が拡がるなかで、事前情報をシャットダウンするのはなかなかにハードル高かったけど、意識的にそうする価値がある作品と感じた。観賞後ネットに溢れたレビューを見ると、学生作品だからとかあからさまに卑下してるコメントも多いようだか、ここまでにこやかな笑い声が響く映画は久しぶりだった。先入観のない役者に良く練られた脚本、きっちり回収する伏線。劇団の舞台から着想を得たそうだが、同じく舞台原作のサマータイムマシンブルースを思い出した。閉じられた空間での出来事と言う視点では三谷幸喜の大空港にも類似点を感じた。見終わったあとにもう一度冒頭からみたくなるのも◎。何度も見れるレンタル向き。監督、キャスト共にこれからの活躍に期待せずにいられない。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛おしくなる。\n あんなにクソつまらない冒頭30分が、こんなに愛おしく爆笑する結果となるとは思わなかった。映画愛にも溢れてて、映画館から出て自転車を漕いでる時とても気持ち良かった。冒頭30分はつまらないとは聞いてて、正直めちゃくちゃ我慢して観てたら、そこからも爆発的な面白さがなくて、あれ?面白ポイントを見逃しちゃってるのかな?と心配になってたら、全部が伏線で後半の撮影部分からは爆笑に次ぐ爆笑。涙流して声が出るのを堪えてました。映画の裏側の必死さが熱くて笑えてとても愛おしかった。映画がもっと好きになる映画だと思う。僕が言えるのはとにかく50分我慢。そこからは爆笑を保証し、最初の30分がめちゃくちゃ面白く愛おしくなる。という事。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "チームの一員になった気分\n とにかく観て欲しい作品です!!最後まで目が離せません!!笑いと感動を味わえる。とてもオススメです。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見てほしい!\n いい評判を2人から聞いたのでこれはみるかと思い鑑賞しました。前情報はゾンビもの長回しがある有名俳優はいないぐらいでした冒頭37分のワンカット撮影が始まりこの映画はこの後どう面白くなるのか予想をしながら見ていました。ミステリーものなのかシリアスものなのかはたまた、、、俳優さん達が有名でないからこそ下手な演技がわざとなのか素なのかわからないちょっとした間のおかしさも演技が下手だからなのかあえてなのか、なかなか映画のタイプが絞れずに次の展開にこの映画の肝となる終盤への繋ぎの日常編ここでもわざとらしくなく終盤活きてくる設定の伏線が貼られそのまま終盤へ(娘と奥さん)終盤は始まる直前には「あ!今からネタバラシが始まるんだ!」と気付きますがまさかこんな〇〇が起こる映画だったとは驚きでした!冒頭の長回しは大きな伏線でした。おかしな演技もおかしな間もこの展開があったからかとはまります!感覚としてはサマータイムマシンブルースやシュタゲなどのタイムループものによくあるネタバラシてスッキリ!みたいな感覚に+〇〇要素が入って来るこの感じは新しいなーと思いました。なるべくネタバレにならないように気をつけたつもりですがどなたかの観るきっかけになれば幸いです。おすすめです! " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これはいいよー\n 映画が好きな人ならこの映画好きなんじゃないかなー。監督役の人、知り合いのような気がしてならなかったけど、もしかして日本人みんなそう思うのかな、と感じたりして。だとしたらこの映画もう大成功だなと思ったりして。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "愛よね愛\n ゾンビ映画と思いきや、映画愛と家族愛に溢れかえった映画でした、笑った笑ったー😁評判良いのも納得です👍満席やったもんねー🙋こういう映画がヒットすると、何か嬉しい(笑)楽しかったー💕 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "脚本で魅せる映画\n ゾンビ映画を撮るため浄水場を訪れた撮影クルー。しかし、そこでは予想も出来ない展開が待ち受け…。全国で大ヒットとなった低予算映画。脚本がとにかく秀逸で、サマータイム・マシン・ブルースのような痒いところに手が届く物語が楽しく大人気の理由が分かる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "‘70年代の自主制作映画の薫りが漂う作品\n 見終わって「映画は自由奔放じゃなきゃ!」と思いました。原作がコミックや小説、キャストも人気俳優、プロモーションも派手。マーケティングし過ぎだろと最近思っていたから凄く新鮮だった。こんな時代にヌーベルバーグが生まれたなんて感激でした。吉祥寺で観たんだけど、終演後に役者たちの舞台挨拶があってビックリしました。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画好きほど楽しめる映画\n ざっくりと感想子供のころ見た引田天功の大脱出その種明かしを永遠と見せられてる感じ脚本が神 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ニセモノの中のホンモノ\n ゾンビ映画であり、ゾンビ映画ではない。色々あったが、どこかほっこりするラストだった。ここでは、これ以上書けない。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カタルシス\n 小栗旬絶賛のこの作品。前半のどこか違和感のあるゾンビ映画が終わった後にそれまでに張っていた伏線を見事に解消してくれます。この映画は映画愛が溢れたコメディです。みんな笑ってました。(^。^) " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "この手の作品に慣れている私には特に・・・\n 実は、本作品公開時に、ケイズシネマで見ようと思っていたのですが、公開当時から結構の客の入りで、そのうち噂が広がり、ケイズシネマで見れなくなり、蓋をあけると、拡大公開になっていました。で、あんまり話題になったので、無視出来ないと思い、見てきました。さすがに異常な盛り上りで、お盆中の平日にも関わらず、大体の回ほぼ満席で、周りのお客もマニアックな客と言うより、普通のファミリ層で、「本当に大丈夫」と思って映画に臨みましたが・・・・・私自身、この手の映画に慣れているので、見終わって「な~んだ」、ま、井口昇作品や西村喜廣作品をこよなく愛する者としては、大した内容ではない!ま、たまたま芸能人や有名人がこの手の作品をみて、ツイッターとかで拡散したもんだから、大ヒットしてしまったけど、特に、本作品のような、地から足が浮いている人の映画を見なられている人には、特別な感情も衝撃もないかな・・・むしろ、本作品の上田慎一郎監督や出演者の皆さんには申し訳ないが、井口昇監督の「片腕マシンガール」や「戦闘少女」西村監督の「吸血少女対少女フランケン」「虎影」千葉誠治監督の「AVN/エイリアンVSニンジャ」の方が、ずっと面白いと思うし、大ヒットして貰いたいな・・・・しかし、世の中、意外な事が起こるんだな・・・・本作品が大ヒットして驚いているのも、上田慎一郎監督や出演者や、制作会社だろうな・・・ま、見る前は、アマチュアイムズバリバリかと思いましたが、意外にしっかりしている内容であり、編集である映画でした。ま、この手の文化祭の延長上の映画がヒットするのだから、邦画界ももっと変わって欲しいな。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 21, + "review": "なるほど、とは思ったけど・・・\n 拡大公開になったので近所のシネコンで鑑賞著名人やマスコミが絶賛なので期待しすぎたのかもしれない。なにしろネタバレ厳禁、レビューも内容が触れられない状況とか。ただ・・・それらを差し引いても自分には全く刺さらなかった。コメディとしても観ても大して笑えず・・・、噂のネタやオチもあぁ、そういうことね・・・な程度。お盆休みも相まってか劇場はほぼ満席、おそらく自分と同じく評判に釣られて観に来た客層も老若男女上映終了後の館内に漂うしらけムード(なんだコレ?この程度なの感)が色々表している気がしたwアイディアありきなのは評価できるけど映画して評価4,3(8/17現在)は持ち上げ過ぎに思えてならない。B級ノリな低予算映画だし仕掛けやオチはともかく画はテーマはゾンビもの。あと手持ちカメラのブレが注視に耐えず辛いです(><;評判に釣られて娯楽重視な邦画を期待しすぎると大いに肩透かしを食らいます、これから行く未見の方は要注意。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "細部まで本当によく練られた作品\n ・『よろしくでーす♪』と『ポンッ♪』が頭から離れない(笑)・前半部分に感じた違和感の数々が後半部分の種明かしでのスッキリ感は半端じゃない!!・この監督の次回作が楽しみです " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こんな面白い映画は、はじめて!\n 何もわからずに観に行って正解!観終わった後はすぐ誰かに、観に行け!と拡散したくなる映画。昼に観に行って、夕方思い出し笑い、思い立ってその日のうちに夜も観に行ってしまいました。2回目は色々と確認しながら、ニヤニヤ観れます。さて、今日は三回目を観に行きます。友人を誘って…何も予備知識もないまま私に連れて行かれる友人の反応が楽しみです。何も調べずに観に行って欲しい映画ですね! " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 118, + "review": "日本の観客レベルの低さを露呈した功績は大\n まずこの映画はもともとENBUゼミナールという映画専門学校の企画であり、あくまで学校の宣伝の一環でやってるものだということを忘れてはならない。なのでシナリオもあくまで学校の課題レベルの出来。にもかかわらずこの映画を、「傑作」だとか「伏線回収が素晴らしい」とか言ってるのは単に日本人の観客レベルがいかに低いかを証明しているだけ。この作品ネタバレするようなそもそも「ネタ」がない笑何を書いてもネタバレすると言ってる人は、この映画が単純すぎてネタ自体ないことを自白してるようなものだ。この映画の概要はこれだけだ。「テレビの生番組作りにかかわる製作者がそれぞれの悲喜こもごもの事情を含みながら様々なハプニングを乗り越え、最後は見事成功させる」ネタも伏線もまったく必要がない話だ。笑こういうストーリーは通常、その人間模様をどれだけ深く描けるかがカギになるが、この映画は全くない笑しかも「コメディ」=「喜劇」なのに、ただ前半部分の種明かしを後からみて笑ってるだけのおちゃらけに過ぎない。これがコメディならチャップリンを喜劇俳優と呼ぶのはやめるべきだ。この作品は結局後半部分が本編であり、前半の劇中映画部分はただの低レベルな制作側の「お遊び」にすぎない。あろうがなかろうがまったく作品の本質と無関係であり、これ自体が観客をバカにしてるだけ。まさに「学校企画」だからかろうじて許されるだけの手抜き笑これに料金を払って笑ったとか言ってるならタダでyoutube見てる方がよほど笑える動画があるだろう。日本の観客のレベルがいかに低いかをさらけ出してくれたことだけがこの映画の功績だと言わざるをえないほどレベルが低かった。低予算だから、学校企画だから、笑えたんだからいいじゃんとか、そんなところに逃げるなら、映画愛など微塵もないだろう。シネコンでかけてマスコミ使って話題をつくれば確かに上映館数は増えるだろうが、結局見た人がただ「笑っただけ」の映画なんか「喜劇」とは呼ばない。こんなものを傑作だとかわめいてる人はおのれのレベルの低さを自問自答したほうがいいだろう。日本映画を殺しているのはまさに、観客自身なのだ " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "成る程、面白い。\n ここまで話題になる前に、映画ニュースサイトの記事などで大まかな内容は分かっていましたが、秀逸な脚本や構成で、十分楽しめました。前半のチープな違和感から、後半の笑いをまじえてテンポよく伏線を回収してゆく爽快感、ラストは拍手したくなるような達成感で、良質なコメディ作品だと思います。エンドロールまで含めて、成る程と感心させられました。しかし、やはり予備知識無しで観た方が、より面白いだろうと思います。個人的には、途中、妙に胃に不快感があり、朝食少な目だったから空腹過ぎて気持ち悪いのかも、とか考えながら観ていました。が、後々考えると、手ブレ画面に酔っていたのかと。やはり、酔いやすい方は注意した方が良いかも知れません。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに邦画で笑いました\n △→◎ちょっとだけ、我慢が必要かも。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "すごく楽しい\n ゾンビ映画が苦手な人も、血の表現が苦手な人も楽しめます。ネタバレ防止のために具体的なことは書けませんが、ホラーが苦手な人間も楽しめる映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素直にいい‼️\n はじめの数十分はちょっと酔いそうになりました。え?これで終わり?と思わせる演出。その後にお腹が痛くなるくらいの衝撃が来ました‼️終わった後は心からの笑顔でした‼️ " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "演技意外、素晴らしい!その演技も─\n 低予算やらゾンビやら長回しといったところだけが強調され、というか自ら変な固定観念を持っていたため、なかなか興味を持てずにいた。上映館数の増殖にも驚かされるけど、実際の観客数にも驚かされた。小さい劇場だと完売続出で、大劇場では軒並みデカい箱での上映、そしてホント人がいるいる。実際に観賞しだすと、絵はひどい、演技も素人、しかもスプラッターでいわゆるなんとかホラーといった様相…まぁ解説のとおりの展開で、なんでこんな作品がこれほどまでに人を惹きつけるのか全く理解不明な30分、40分…展開が変わると、ねじ曲がった作品への見方が一変した。ごくごく普通、褒められた演技でもないし、奇想天外なものでもないよくあるようなドラマ。しかし、これが出だしの伏線により、大爆笑の連続。正直、演技や演出において何かイライラさせられる部分も少なくなかったけれど、そのイライラやぎこちなさ全てが一つの作品のための仕組まれたトラップのように感じてしまった、作品を見終わって─。一生懸命に考え抜いたアイデアと構成にはただただ称賛を送るのみ。今できる全ての力をこの作品に注ぎ込んだといった印象で、自分たちの力量をよく理解したうえで作品を作っていると感じた。一般的な商業映画と比べると明らかに力不足と見て取れるところも作品の武器として利用しているところが非常に驚くべきところ。そんなに難しくもなく、むしろシンプルな話だし、題材としてもどこからかの寄せ集めとしか思えないけれど、見せ方の創意工夫で唯一無二の映画になっていたように思う。小難しいこと抜きに、とにかく面白くて、すごく笑える。ホラーとかスプラッターというイメージは大きな間違い。笑いと笑いの感動映画だと、最後の最後にようやく理解できた。気持ちの良い映像は皆無で、やはり小さな劇場での上映がよく合っているような作品だったけれど、なんだか非常に映画らしい作品だったような気がするのはなんでだろう。手作り感があるからだろうか。最近の映画はテレビの延長だと感じるものが多いから、余計、久々に日本映画の映画を見たなという気持ちになった。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "【凄い映画観たぞぉ…🧟‍♀️】\n 笑った❗️涙を流して笑った‼️エンディングに向けてグイグイ引き込まれて「良かったぁ〜」と安堵する。満足度満点の作品だった。「理屈抜きに引き込まれる快感」を作り手、俳優と共に感じることができる秀作‼️ " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絶対に映画館で観るべき映画\n 口コミでバズるには訳があるだろうと期待値が上がりきっての観賞。開始30分、これがそんな面白いのか…日本人のアホさ加減もついにここまで来たかと失望。エンドロール。種明かしが始まりまあそうだろうなあと退屈に耐えながら観ていく。劇場でなかったらここまででギブアップしていただろうな。ラスト30分。あんなに退屈だった30分、違和感と雑さに苦しんだ30分が全て伏線だった。その伏線が絶妙のテンポで笑いに昇華されていくカタルシス。映画終了後にあんな幸せな空気が流れたのは初めてかもしれない。低予算映画、無名俳優陣と監督、ゾンビ映画というB級感、近年の日本の映画とドラマのダメ俳優、演出に慣れきって批判的になっていたからこそ私の心に生まれた隙。それこそが映画の仕掛け。観賞前MAXまで上がりきっていたハードルをスルッとすり抜けた。ハードルが上がっていればいるほど、批判的であればあるほど、きっとこの映画は面白い。バズはまだまだ止まらなそうだ。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "サマータイムマシン・ブルースと似た印象\n いい意味で。当日私はサマータイム~に出てる俳優を全く知らなくて(今見たら有名な方ですが)、ネタバレなしの口コミのみで見に行きました。舞台が良くて映画になったくらいの情報。B級SF感がプンプンしましたが、所々で笑いが起こりとても面白かった。番宣もほとんど無くて、当時のトップ俳優もあまり使わず、その低予算感が逆にいい味を出してる!それと似てる。でも、それよりも無名俳優(失礼)で、低予算で、アイデア勝ちですね。普通にみんなに進められる娯楽ムービーです。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "笑って、笑って、笑っての後半\n 最初の30分のホラードラマは、ノーカットなのが凄かったけど、こんな話題になるほど面白いか…?という出来で、ちょっとガッカリしたんです。途中から映像がブレて気持ち悪くなるし、間延びした場面や大根演技、変なカメラ目線があって、なんか謎だし。それが後半で、どんな理由でこのドラマが作成されたか、現場はどうだったのかという劇中劇が始まってから突然面白くなりました。ノーカットだから途中でカメラを止める事は出来ない。てもトラブルは湧き出るように起こる。そこをみんなのアイデアと頑張りで乗り越えて行くのが爽快で、またドラマで変だった箇所の理由が現れる解決パートでもあって、ちょう面白かったです。笑って、笑って、笑っての後半。楽しかったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "リアルさとユーモアのある良くできた作品\n 冒頭からの約40分、最後はこれリアル?と思うほどの衝撃。で終わり?と思わせておいての謎解き。カメラのアングルも再現してるほどに緻密。映画の構成も良くできていると見終わって感嘆。メッセージ性を見いだそうとするのではなくて、意外性とユーモア、少しの怖さを楽しむ作品。ただ前半のカメラアングルとブレは演出としても厳しいわ。頭くらくら、なのでマイナス1。でも面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "何がいいのか。\n 低予算で単館公開から口コミで全国公開に。とうたってた作品。全く観る予定はなかったが友達から「好みやろ」と言われたがゾンビ映画と聞き、好みではないが、酷暑の暇つぶしで観に行ったがみなさんのレビューが嘘みたいな内容。きっとこの映画を「良かった」とか「凄い」と言わないと乗り遅れた自分。と言う気持ちになるのではないか、言わないと恥ずかしいとか、変な風潮になってるのではないかと思う作品。低予算なので当たり前かと思うが演者は全く存じ上げない方で、主役の女優のキャーやめて。来ないで。が耳障り。後にプロデューサー役のかたが「長ないか」との台詞があったがその通り。後半にネタバレを持ってくる作品なので帰らなくて良かったと思うが会場を後にする方々の複雑な表情を見て、あのレビューは何なんだと実感しました。もちろん、1,800円で観たいとも思わないが、観た後の支払い制度なら席料として200円程渡すレベル。 " + }, + { + "date": "2018-08-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "半年後TSUTAYA&GEOで大旋風巻き起こす作品だと思います‼\n ⤴ヨロシクです~♪ウケる‼⤴『ポンッ』マジでウケる‼⤴トラブル多過ぎてホントにウケる‼⤴こだわりが細部まで行き届いていて楽しめました⤴前半感じた違和感の数々を後半のタネ明かしの際でのスッキリ感は半端じゃないです‼⤴ラストのちょっとした一体感がまた良かった⤴おそらくこの監督は次回作から沢山予算がゲット出来るのでしょうが、今度はどんな作品を作ってくれるか今から楽しみです " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごいアイデア!\n 評判の良さだけで、話のストーリーは全く知らずに鑑賞。こりゃ凄いわ。何も知らずに見れたら最高ではないでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "予告は見ちゃダメ\n このアプリでこの映画の公開予定をみたときから、B級映画感満載すぎて逆に気になってましたが、上映されてからメディアで取り上げられてえ、まさかあの映画が???って不思議に思って観に行きました。自分も含め、割と一人で観に来ているお客さんが多かったと思います。以前これを見たあるラジオのコメンテーターが、何も情報がない空っぽの状態で見たほうがいい、例えるなら美味しいティラミスやと思って食べたら、美味しい豆腐だった。みたいな感じ(笑)と言っていて、しょうみ言っている意味が分からなかったが、今は何となくその感想の意味が分かった気がします。ただ最初の30分間は酔って頭痛くなったし、え、おもんな。。って思いました(笑)でも見終わった感想はシンプルに面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "みんな愛しい。\n 前評判がちょっと高かったかもしれない。冒頭の37分とされる長回しは圧巻ではあるが、本当は最後をワンカットにするほうがレベルも高いし、インパクトもある。つまり、冒頭とラストを長回しにする、ここにチャレンジしてほしかった。我々は、三谷幸喜がWOWOWで展開した2時間弱のワンカットドラマを2本観ている。特に2本目の空港を舞台にしたものはまさに驚きの作品であった。よって、この構成で長回しを売りにするなら、最初に書いたようにするべきであった。ただ脚本はよく書けていた。それぞれのキャラクターがそれぞれに成長していく構図は、観ていて、清々しい気分になる。最後のクレーンを使って撮るところは、映画作りの本質をついているように思う。ケータイで映画が撮影されるこの時代、やっぱり映画は手作りがいい、のかも。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "切れ味良いけど、かすり傷\n うん、こうなってたんだ!なるほど!はまったね!っていうスッキリ感、と、小腹をつつくような小さな笑い。でもそれ以外のものがないとは言わないけど薄め。三谷幸喜はそのへん踏襲してもっともっと踏み込んでる。人気もなく、裏ぶれた映画館でぽつんと一人見たらエエもん見たな、と思うのだろう。ああ楽しかった(小並)くらいの感想で、帰りに反芻して思い返すこともない。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "なるほどね!実に面白い\n 評判に違わず本当に面白い映画でした。最初ワンカットの30分は正直目が回るし、なんだか変な間や違和感満載だったのが観終わったときには「なるほどね!そう来たか!」と辻褄があって、よくできたストーリー仕立てに驚き、感動さえ覚えました。漫才コンビ「ナイツ」のネタ(全然関係ない野球ネタが寿限無とリンクする見事なオチ。YouTubeでお探しください、これも感動します)にも通ずるものがあります。一粒で二度美味しい映画です!低予算の少し雑なところもかえっていい味に思えてきます。後半では映画館の中で幾度となく笑い声が響いてましたが実によくできた面白い映画だと思います。名古屋の映画館にしては珍しく客席がほぼ埋まっていたのもうなづけます。親子愛・家族愛エッセンスも入っていて非常にうまくまとまっています。ネタバレになるといけないのでこれ以上書けないのがとても残念ですが、とにかく観てみてください。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い。\n 今年32本目。観るきなかったけど評判良いから観ました。面白かったなー。ムービー中の微妙に下手な演技が皆上手くて、ちょっと前半だらけるし、手ブレで酔いそうになっちゃうが。そこがまたなんか良いのよね。これが低予算で作られたっていいよね。邦画の未来を感じるわ。最近邦画も面白いな、と思います。観てる最中もワヤワヤ笑いが起こってたし、終わったとき、拍手ー!楽しむ人の多い回だったわね。と思いました。平日レディースデイ。満席!口コミってすごい!今年のマイランキング五位にははいりそうー " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 1.5, + "empathy": 26, + "review": "なんでヒットしているのか?\n  どうしてこの作品がヒットしているのか解らない?!口コミで”凄い”というので見てきました、最初から私にはぐだらなくて 中途退場しようか思っていながら 最後まで見てました、なんだぁ最後まで見たんかい と言われるかも  どこかで面白い場面がないかと思い見ていたんです。 やっぱり自分には合わない作品 手持ちカメラなので画面がぶれて 注視もできなく ・・・ " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "三谷幸喜を思い出す。\n 映画館にて鑑賞。面白いと評判なので観てきた。まぁ面白い。ワンカット長回しは圧巻だけど酔う、、笑 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "血が苦手でも大丈夫。途中で席をたたないで!\n 評判や口コミや番宣だけで、前知識なしに観賞しました。良い意味で騙されます。何故なら私はグロやホラーが大の苦手!家族で観に行ったのですが、途中まで中学生の息子を連れてきた事やら後悔…。しかし、笑えるし泣けるし、観終わった後はすっきりとどこか懐かしさと新しさ、久しぶりに楽しい時間を過ごせました。映画好きにはたまらない作品だと個人的には思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "三半規管の弱い人、注意\n 始まって20分頃からやばかった!気持ち悪い、辛い、出ていこうか悩んだ。でも、その10分後にはなんとか解放?そのあとは大丈夫。絶対最後まで観て!楽しんで!評判通りの面白さ!そんなにすごい思いつきでもないと思うんだけど、やってのけることはやはり賞賛に価するのかな。三半規管の弱い方、「30分の我慢」です " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど、「とにかく見て!」だわ\n 面白さをうまく説明できる技量もないし、言い過ぎるとネタバレになっちゃうから、兎に角見ていただきたいです。個人的には最高のコメディでした!本作的に言えば、面白さは伝えるんじゃない!伝わるんだ!ちょっと違います?w " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほど、映画愛、現場愛\n 見た。これだけ話題になっておきながら、これだけネタバレしていない映画も珍しいな、と心から思う。自分もネタバレしない範囲で書こう。まず、夏休み中の川崎チネチッタで見たが、ほぼ満席。これだけ入っている映画は久しぶりだ。満席というのは、それはそれで気持ちのよいものなんだなあ。まあ、普段は混まない時間や時期を選んでいるからもあるけれど。映画は、タイトルにあるように、映画愛と現場愛に溢れてます。このくらいしか言えないや。やっぱりみんな見てみましょうよ。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前編に撒いた仕掛けの回収作業に編集力の上手さに脱帽し、チーム力の結...\n 前編に撒いた仕掛けの回収作業に編集力の上手さに脱帽し、チーム力の結束が高まる後半戦はかつてのファイテングベアーズを思い出させる熱い現場に涙腺が刺激する。明日の日本映画界の一つの方向性を示した一本になるでしょう。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "感じる違和感がポイント\n ワンカットのゾンビ映画。まぁ長回しで一度もカメラを止めることなく進んでいくのは凄い。プロットも凄くよく考えられている事が伺えるし、最初から出ずっぱりの役者さんもお疲れ様でした。でもなんか演技が変に間延びしてるし、いきなり監督がカメラに向かって話しかけてるし、アイデアと実現力は買うけど、編集した方が絶対面白いよね(笑)なんて考えていた自分をしばき倒したい。でもそう思いながら観るのが正解だと思う。実際後半めちゃめちゃ面白かった。これから観る人も、感じる違和感の一つ一つを覚えておきながら観ると、後半それら全てに意味がある事を感じられてより面白くこの映画を見る事ができるだろう。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "語彙力なさすぎて映画終わってから「面白かった」しか言ってないくらい...\n 語彙力なさすぎて映画終わってから「面白かった」しか言ってないくらい言葉にしづらい感情です。見ないと損!って言ってる人たちに共感。ストーリーとか全然知らなくても、むしろ知らない方が、映画を楽しめます! " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 9, + "review": "二重三重の映画的技巧に満ちた大傑作!\n 問答無用、抜群の面白さ! 日本中で大ブームになるのも納得できるというものです! 一言で形容できないほどの魅力に溢れていました。近所の映画館も連日満席で、ようやくの鑑賞に漕ぎ着けました…。満員御礼の劇場というのを久し振りに経験しました。たくさんの観客たちと、ひとつの映画を同じ空間で共有する。大いに笑い、大いに感動する。気持ちがひとつになっていく…。映画館ならではの醍醐味を味わえて、ひとりの映画ファンとして感無量でした。本作を観終わったら、必ず誰かに語りたくなります。しかし、本作をまだ観たことの無い人には、内容をこと細かく語るわけにはいきません。それはあまりにも残酷な仕打ちです…。何故なら、描かれていることの全てが、緻密に組み上げられた伏線ばかりであり、全編に渡って誰もが楽しめる映画的技巧に満ち満ちているからです。仕掛けに次ぐ仕掛けのつるべ打ちです。「あれはそういうことだったのか!」と膝を打ち大いに笑い、最後にはとてつもない感動の波が押し寄せるという不思議なカタルシスに包まれました。様々なジャンルをこれでもかと詰め込み、それらを横断する作品となっています。まさに希有な映画体験! 全てが収斂する爽快感!“低予算映画”の代名詞であるゾンビ・スプラッタ物を題材にし、それをパロディー化しているところからしてインディーズ映画への深い愛が籠められているように感じました。つくり手の底力と映画製作に懸ける深い情熱が、スクリーンからこれでもかと言うほどに伝わって来ました。面白いものをつくろう、というただそれだけに注力して突き詰めていった先に、本作が生まれたような気がしました。計算し尽くされた場面展開や、カメラワークの妙が炸裂していました。あるものをひとつの視点から観るのではなくて、あらゆる視点から多角的に観ることによって様々な側面が立ち上がってくる…。それはまさに“映画”そのものの原点だと思います。映画の始まりは、荷馬車が霊柩車に変身する、というしごく単純なトリック撮影を使用したものだったそうです。目の前にあったものが視線を外した隙に別のものに変わっているというところからの発想ですが、それこそものごとを見つめる視点を変えることの出発点だな、と。映画的な原点に返り、そこを掘り下げられるだけ掘り下げることによって誕生した、稀に見る大傑作なのではないでしょうか!たとえ予算が小規模であったとしても、脚本と構成の工夫、それに何より熱い情熱があれば、誰もが楽しめる作品をつくることができることの証明であり、マスターピースだなと思いました。本作の大ヒットは“映画”の可能性を広げる重大な出来事として、映画史に刻まれることでしょう!「カメラを止めるな!」…この勢いを止めるな! てか止まってたまるか!※追記(2018/12/8):Blu-rayで再鑑賞。家族と一緒に観ました。私はオチを知った状態で観ているので、冒頭から笑いが止まりませんでした。後々の展開を思い出すとどうにも止まりませんでした。そのおかげで、「どこでそんな笑うとこあるん?」と訝し気な視線を浴びてしまいましたが、後半の展開でその謎が解けたのか、楽しんで観ているようでした。一家で笑いました。平和なお茶の間…。良かった、良かった(笑)改めて観直してみて、キャスト・スタッフの本作に捧げた並々ならぬ情熱を感じました。画面から迸る、というのはこのことを言うんだな、と。例えが悪いかもしれませんが、小学校などの学芸会、文化祭で子供たちが上演する芝居でも、そこに彼ら彼女らの情熱を感じ取ることができれば、どれだけセットのつくりが荒くても、演技力が乏しいと思っても、とても面白く楽しむことができるのと同じだなと思いました。※追記(2018/3/2)日本アカデミー賞での最優秀編集賞、話題賞映画部門受賞、おめでとうございます!最優秀は無理でしたが、優秀作品賞、優秀主演男優賞も獲得できたことが何より嬉しかったです! " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "すごい! 面白い! 感染した! 以上。\n で済むわけが無い。感染者の脳に作用して幸福感を高める物質を放出する。さらに言語中枢を刺激して誰かに語らずにはいられなくすることで感染機会を増やし爆発的に広まる能力を持つ。自分を含め、観終わったお客さんたちの清々しい顔がこの映画の良さを端的に表している。仕事に疲れた大人にはホントしみる。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待せずに\n 行ったから良かった。あらすじ知ってても面白いと思う。タイムリミット制のハラハラ感もあり前半の違和感の伏線回収もきちっと。笑えるシーンもあってハートフルも。最初の30分のハンディカメラの手ぶれで酔って気持ち悪かった " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 0.0, + "empathy": 6, + "review": "?\n 最後まで、この映画の楽しさが分からなかったどこが面白いのか? " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これはゾンビものではない?\n 今までに無かったパターンの異色作 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い! 三谷幸喜をチープかつディープにしたような印象\n 映画の面白さの原点を見せられたような作品でした。意外な入り。不思議な違和感。それら違和感を回収していく後半。そこに溢れる映画愛&家族愛。見終わった後に、しみじみと面白かったなあと噛み締めたくなるような映画でした。鑑賞のポイントは違和感をきちんと覚えておくことじゃないかしら。私はB級映画という頭があったせいで、前半の違和感を許容していたので後半悔しい思いすら感じていました。0.5足りないのは、ものすごく勝手なことを言うともっと面白くできたんじゃないかと感じたためです。後半の伏線回収をもう少し増やしつつもっと混乱させてほしかった!(ま、本当に贅沢ですが)昔見た三谷幸喜さんの芝居を思い出しました。散らかった伏線を回収していくプロット、奇想天外なシナリオ。三谷さんは舞台の人だと思うことが多かったけど、三谷幸喜さんが純粋な映画監督さんならこういう映画になるんじゃないかなと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-08-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "なるほど!\n なんか突然始まって、少人数だがドタバタが小気味よい。1時間足らずでエンドロール。これが噂の37分1本録りかと思ったら現実に引っ張り戻されて、またまたバタバタして気付いたらメイキングに突入。「おおっ?」「おおっ!」と感心しきり。思わず「こうやって録ってたのかー」と思ってラストは心の中で拍手ー。しかし本物のエンドロールが流れ出すと、今度は本物のメイキングが映し出される。「あっ?」「そうか、そうだよな、そうだよな」。。心の声が忙しい忙しい。わざわざ遠征して観てきたが、近くで上映してくれたらもう1回は観ると思う。これを面白くないと思う人は、大作映画を期待し過ぎ。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とても良い映画\n シャレの利いた粋な映画。作り手のセンスの良さがうかがえる。こういう映画がもっと観たい!(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 0.0, + "empathy": 8, + "review": "100円の価値\n クソ映画以上 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やられた\n ユージュアルサスペクツ、レザボアドッグス、ミーンストリート。猥雑、荒削り、奔放、エネルギッシュ、高い技術、映画愛。次回作がやばい。はず。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こう言う作り方も、ありだったのか😮\n 確かに面白かった‼️こんな作り方🎬📽️がありだったとは😱意表をつかれた💥💘キャスト、スタッフ無名だが、素晴らしかった☺️ " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろいけど\n 前半のワンカットムービーの伏線が後半のメイキングで回収される面白さは泣けるほど笑えた。このハゲ何やってんだ?おばはんゾンビ何叫んでるんだ?とか。こういうチープを楽しむには日比谷の一流劇場よりシモキタぽい映画館が良い。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "前情報なしで観るほうが面白いです\n 何も調べずに、何も知らないまま、観に行くことをお勧めします。まっさらな状態で観るほうがハラハラ、ドキドキします。伏線もいろいろあるので、もう一度観ても楽しめそうだなと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "子供と観るときは…\n 少し注意が必要です。ファミリーでもOKとのレビューを見て、8歳息子と観に行きました。最初の約30分は息子にはかなりキツかったみたいで、危うく途中退出しそうでした(^^;)ややグロテスクなシーンが続きます。そこが耐えられるなら、子供でも十分楽しめます。息子にはなんとか手つなぎで耐えてもらいました。後半は、もう親子で大爆笑でした! " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "斬新で緻密な喜劇…(笑)\n 今、話題の作品。最初は、3館だけの上映だったのが、これだけ大ヒットして、監督や出演者が一番驚いているんだろうな…(笑)前半のゾンビ映画は、グロさも確かにB級以下の作品で、あちこちに演技や動きに違和感を感じました。しかし、後半になってそれらが伏線となって笑いへと回収されていくくだりは、見事で、監督の狙いのツボにまんまとハマりました。とにかく、館内はあちこちで笑いが起こり、久しぶりに楽しい映画。低予算でも、斬新な内容と緻密な構成によっては、十分に楽しめる映画が作れることを、改めて感じました。賛否両論あるでしょうが、僕的には、是非、観て欲しい作品だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "確かにオモロい!\n 前評判の良さから気になってましたが、ようやく鑑賞出来ました!しばらく「ポンっ!」が頭から離れそうにありません(笑) " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "なんて言ったらいいの?\n 感想が全て ネタバレに 繋がるので レビューが難しい映画。「いい映画」というのも これから観る人へ言っていいか迷う。「絶対にネタバレ見ないで観て!」というのも 観る人の映画に対する期待を過度に高める事になりそうで 言いづらい。いい意味で 面倒くさい映画。「味噌がなくなったから 買ってきて」くらいの軽い感覚で観に行く映画。あと この映画の チラシと キャッチコピーにOKだしたのだけ理解できん。ネタバレ満載すぎ。映画の宣伝だから仕方ないんだろうけど、見ない方がいいかなー。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "鑑賞記録\n ちょっとした社会現象と化しているこの作品、観に行ってまいりました。まず先に結論を言うならば!劇場で観て良かった(^-^)これに尽きる!頑張ってはいるけれど目も当てられないような和製ゾンビ映画。でもその裏には必死すぎて笑える、ダサすぎて逆にカッコいい製作陣の奮闘があった…。腹がよじれるほど劇場で笑ったのはほとんど初めてです。大スター俳優なんて一人もいないけど、キャラクター一人ひとりに血が通っていて、心から応援したくなるような愛おしさを感じずにはいられない。特に主役の日暮監督がもう…ツボで…。。物語のラスト、最高のスマイルで観客の心をほっこりとさせてくれます。張り巡らせた伏線を回収するのって、一歩間違えれば「後出しジャンケン」みたいになって「そんなん知らんし!」って冷めちゃうんですけど(今年の劇場版ライダーがそうだった…)、本作の伏線回収の見事さたるや!そういうことか〜!と思いながらゲラゲラ笑わされてる。なんなら感動すらさせられてる。間違いなく本作のアツアツポイントですぜ!スピードワゴン小沢さんがこの作品の上映時間を尋ねられた際、「俺の中ではまだ続いている」って答えたらしい。この作品のもう一つのアツアツポイントは、「現実世界の」製作スタッフの物語なのです。名も無き監督・俳優たちが作った低予算映画が、たったの2館だけの上映館から広がり続け、日本全国に届いていった。しかも、まだその熱は広がり続けている!この現象、この熱量全てが『カメラを止めるな!』という作品なんだと、そう言いたいんだよね小沢さーん!!この夏、いや、2018年最高のコメディ映画をたくさんの人に観て欲しい!ぜひ! " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "大笑い!\n こんなに笑った映画は久しぶりこの夏見た映画で一番面白かったです " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "映画愛に満ちている\n  <『歯切れの悪いセリフ。観客が作品世界へと没入することを拒むかのような、ありえない間。「ゾンビ映画」の撮影中に、本物のゾンビが出てきて撮影は大パニック。』というワンカット・ムービーを撮った人々の物語>であり、最後はいちばん大きな意味でのこの映画のメイキングが流れるという、映画撮影に人生を賭ける者たちの哀歓を丁寧に何重もの小箱に包み込んだ、お金はかかっていないけど手の込んだ楽しい贈り物のような一本である。 監督はじめ、この映画に携わった人々にある重大な事実を突き付けられたような気がする。 実は、映画が楽しいのは、「観る」ことではなく「撮る」ところなんだということを。 映画を年間何百観ようとも、撮ることの楽しさを知らなければ、映画狂いでもなんでもないということを。 でも、同時にこのことも教えられた。どんな仕事であれ、その成果に対価を払う者よりも、成果を生み出す者が一番楽しいということである。だから、様々な職業を人々は続けることができるのではないか。 映画を愛してはいない作品が溢れるこの時代に、映画への愛以外に何も要らないと言わんばかりのこの作品に、世間では予想外の注目が集まっているようだ。 当たり前だ。この夏、本気で観たいと思う作品があるか。申し訳ないが、いくつかのリバイバル上映を除けば、「バーフバリ」くらいしか観たいとは思わない。この異常な暑さの中を、劇場に足を運ぶに値する映画が少なすぎる。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "傑作と誉めすぎるな!\n まず感想として、とても面白い、いい映画でした。冒頭のワンカット。ゾンビ番組のワンカット中継とか(笑)どこに需要があるのか分からないバカバカしい設定ですが、役者をはじめ、カメラ、音声、さらにメイクや人形投げ込むスタッフなど。素晴らしい職人技術を駆使したワンカットでした。エンドロールまで込みで見ると「こんなことだってできるんだぜ」という映画人の誇りを感じます。さらに脚本の妙。あの間の取り方とネタばらしのやり方は、内田けんじさんのメソッドですよね。あのワンカットゾンビ中継でこのやり方を持ってくるのは、アイデア勝ちですね。後半はゲラゲラ笑わされました。でもね、この映画は、あくまで気軽に見られて面白いと思える、いい映画って評価に留めておきたいです。なぜなら技は駆使されているが、深いテーマがあって心がえぐられる類いのものではない。もちろん、監督さんもそれを狙って作っていません。こんな面白いもの作れたけどどう?といったところでしょう。逆にこれを傑作と言っては、作り手に失礼な気がします。映画人たちのアイデア、職人技が散りばめられていて、邦画の素晴らしさ、可能性を感じられました。だからこそ次は彼らの「傑作」を見せていただきたい。そんな期待を抱かせる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ハズレ…じゃない!\n 事前情報なしで、ゾンビものかな?と思って観始めてました。冒頭30分、B級映画感満載のチープさと、笑いさえ誘うゾンビの動き。ハズレかな思ったら、まさかの展開が!そう、これはよくアイデアがひねられたコメディでした。様々なドタバタにクスッと笑いました。これで、様々なヘンテコな動きが納得!(伏線回収)アイデア賞です。しかし、カメラの動きや裏方の動きなど興味深くて面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "巧緻である以上に情熱的\n アイディア、脚本ともに良く練られた快作です。しかしそれ以上に映画への愛情がフィルムから溢れてくるのが素晴らしい。この手の映画はシナリオ上のギミックに凝るあまり、ややもするとIQが上がり過ぎ、技巧的に纏(まと)まり過ぎるきらいがあるのですが、本作は「いいものを作りたい」、「自分達のチャレンジを完遂するんだ」という作り手の情熱と映画への欲をひしひしと感じます。観客側にも奇妙な一体感が生まれるのは、その手触りが見てる側にもダイレクトに伝わるからでしょう。大笑いしたあとで、「映画っていいな」と素直に感じられる作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "神怪作です\n めっちゃ笑えるし最後泣けます。インターネットの発達で、何かと「個人の能力」が称揚される時代になった今日。この映画では、不器用ながらも、臆病ながらも、おのおの背負うものがあり、みんなで協力し合って最高のモノを作ろうぜ!と団結する。そこに私は、笑いながらも感動するのだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最ッ高‼︎\n 正直、過大評価なんじゃないかと半信半疑で観た。開始30分後までは…これだから映画は面白いと思わせてくれる映画。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジャンル分けすらネタバレ!\n 始まって30分くらいは、強烈な違和感に襲われ、観るのを後悔するほどでした。ワンカットのゾンビ映画は確かに珍しいけど、それにしてもこのクオリティ?しかし! この映画の肝は後半にあった! 監督のたくらみに気づいた後は、立ち上がりたいくらいにのめり込みました!こんなにキレイに騙されたの久しぶりー!! 会場も大爆笑でしたよ✨何を言ってもネタバレになるので、未見の方は、変わったゾンビホラー映画がある、の情報だけ持って、ぜひ見てください! " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "89点\n 一本のワンカット映画の裏側を描いた作品!トラブルが沢山起きるがカメラは止めれない!伏線回収が面白すぎた!これは評価されるわwcmとか少ないからよかったんやろうね!娘の女優さんかわいい!泣けたw " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり映画って良いですね\n 今まで、何本も映画みてるけどエンドロール終わったあと、拍手が沸き起こった映画は初めてです!!もう一度見たら、新たな発見とかあってもっと楽しめる気がします " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "製作日数がたったの八日間\n という奇跡の映画。この監督に金と時間を与えたらどれだけの作品が出来るか想像もつかない。ラヂオの時間に影響を受けたらしいが三谷をパクったら簡単に本家を超えてしまった。映画ってのはこう作るんだよとでもいうように。私は三谷作品など全く評価しておらず記憶に残ってるものは一つもない。場末の三流ボクサーが世界タイトルのリングに上がる。この作品の成功はまさにロッキーを地でいくストーリー。名もない役者たちがハリウッド映画に戦いを挑むこの夏を見逃すな。 " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "エンタメゾンビ映画…現る⁉︎\n こ、これは!映画愛がビビビッと伝わってくる〜‼︎久しぶりにゾゾゾと鳥肌が立つ衝撃の作品でした!まず一言!「なんの先入観もなく、映画館に行くことをお勧めします!」ネタバレ禁止の、ちょー面白いゾンビ映画!決して後悔はしないはずです!この夏、方々のメディアから取り上げられる理由が分かります(笑)制作費300万円が、何十億の利益を生んだ奇跡の映画なのですから、本当にビックリ!さらに、有名監督からも絶賛のコメントの嵐‼︎こんなにも世間に愛され、認められた映画を私はまだ知りません!映画製作に携わりたいと思っている人には絶対見て欲しい作品です!これを観れば、映画って素晴らしいと誰もが思うはず(笑)一度見るだけではなく、二度三度繰り返し観れば、新たな発展が出てくるかもしれません(笑)カメラの取り方らストーリーの構成など、全てにおいて緻密に計算された演出となっているのが実に素晴らしい! また、新人監督、無名の役者が揃うB級映画でありながらも、こんなにも人気が出たことに感動しました!可愛らしい主演の女の子の迫真の演技、カメラマンの罵声、ゾンビを演じたたくさんの役者、とても素晴らしい人たちばかりです!そして、日本全国に映画をこよなく愛する人が、こんなにも沢山いたことに感動しました。今回は新宿の映画館で観ましたが、劇場は満員sold out状態⁉︎連日連夜の人だかりに、口コミって凄いなと改めて思いました!良いものは、満を持して誰もが『良い』と共感できるものなのですね!日本の映画からも、まだまだ見逃せない面白い映画が埋もれていそうな気配…(笑)これからジャンジャンと、発掘するのが楽しみですね(*^ω^*) " + }, + { + "date": "2018-08-14", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "好みの問題であろう\n 映像があまりきれいじゃない感じがしたのと、知らない俳優さんばかりなので、みているうちにテンションが下がってしまった。確かに予算は低そうだ。これを有名な俳優人でやってたら、少し違って感じたかもしれない。人は結構入っていたし、盛り上がってもいたけれど好みの問題?例えれば、お笑い番組が好きか嫌いか、物まね番組が好きか嫌いかみたいな そんな感じで評価が分かれそう。見終わって、あー!他の映画を、見れば良かった!と思ったし。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三谷さん、悔しいがっているかな?\n 話題作なので、ちょっと見てみようかな?と思って近くの劇場をネット予約しようと思ったら、まさかの終日満席!3日後を予約して、ようやく鑑賞できました。うん、良くできてますね! " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画讃歌\n 劇場は満員。大いに笑いました。映画への愛があふれてる。映画館で鑑賞できてとても良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予想外の傑作!\n これは面白い!オープニングから始まるのはゾンビ映画を撮影しているキャストとクルーそこに現れたのは実際のゾンビ!とこれがワンカットで描かれる…そこに映し出されるのは奇妙な間、激しすぎるカメラワーク、カメラ目線やカメラ止めろという声等々…正直カメラ酔いしそうな勢いがちとツライ…このグダグダとも言えなくもないこのゾンビ映画グッと堪えて見て欲しい!むしろこのゾンビ映画が終わったところから始まるのだ!この映画の真骨頂とも言うべき第二部が!ここからネタバレしか書かないので注意!絶対見ないで映画館に行ってください!しがない映画監督が依頼されたのはなんとワンカット生放送のゾンビ映画娘にも愛想を尽かされている感じなのだが、この娘もまた強烈集まったキャストは個性派を超えてくせ者しかいないよろしくでーす!の主演に始まり、酒を抜け出せない男やら、細かく考えすぎの俳優、繊細すぎるメールメールとウルサい男、気弱な男にと…それでも監督は懸命にリハーサルなどを重ねる当然生放送当日はトラブル続出で…この面白さは文章で伝えるのは難しいのかもしれない要するに前半部分のゾンビ映画のタネ明かしというか、裏側が明かされていくことがこの映画の後半部分にあたり、そこは爆笑を運んでくれる前半部分のグダグダとも言える全てに裏側のタネ明かしがあり、そこに真相に笑いが停まらない!真に迫る発言も突然止まるカメラも、ブレブレの映像も全ての裏側が明らかになると笑いが停まらない久々に映画館に笑いが溢れていた!何より、映画愛に溢れる素晴らしいコメディ作品であり、娘と父親の絆の再構築映画でもありそして何より素晴らしいアイデアが活かされた最高の作品である!と断言出来るだろうエンドロールで流れた実際のワンカットゾンビ映画を撮る様も映画愛に溢れたカットと言える " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "うわー!!!\n なにこれ面白い!!思わず吹き出して思わず拍手しちゃう。なんて幸せな時間。監督ありがとう!! " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "低予算映画の決定版‼️\n あまり書くとネタバレしてしまいますが、ジャンルレスムービーというか、一つの映画の中に色々なジャンルの映画が詰め込まれてる素晴らしい映画。僕の中で低予算映画の決定版はロバートロドリゲスの「エルマリアッチ」でしたが、もしかしてその上をいっちゃう❓という秀逸な作品でした。でも、きっとこういう映画はこの予算でやるから面白いんだろうなぁと思います。なのでこの製作陣に予算がついて次の作品を撮ります!といっても良いものになるかどうかはちょっとわかりません。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "兎に角面白いから見てみて!\n 兎に角面白いから見てみて! " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "違和感の回収\n チープな長回し一発ゾンビ作品の違和感、それを後半一気に回収。これは久しぶりに劇場で笑った。全体的に初期の三谷幸喜作品っぽいと思ったんですがそれぞれの人間模様と真剣な映画熱と愛が爆発して思わず爆笑感動してしまいました(笑)日本映画らしさが詰まった良い作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "斬新❗\n これは、とにかく何も情報を入れずに見に行ってほしい‼ " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑った!\n 前情報ほとんど無しで鑑賞!え?なにこれ?て感じでスタートしたけど、途中から笑えた笑個人的には、今年見た映画で一番良かった笑 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "笑ったー!!\n めちゃくちゃ面白かった!!普段上映中は静かにして欲しい派だけど、自分がツボった場面で隣の人が吹き出して、最後の方はもうお客さんみんなでそれぞれで年齢性別関係なくゲラゲラ笑ってた。それが許される特殊な作品。退場する時にみんなが笑顔だった。おススメです。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "スタンディングオベーション\n 年間150本程の劇場観賞をずっと続けていますが、この映画はツボでした。スタンディングオベーションに値する作品ですね。但し「何度も観たい」というタイプの作品ではないため、その辺りで評価が分かれるかと思います。とは言うものの期待を上回る面白さですから一度観る価値はあるとお勧めします。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こんなゾンビ映画・・・!\n いろいろなゾンビ映画を観ましたが、観終わったこんなに素敵な気持ちになったゾンビ映画は初めてです!そして観終わった後、映画館で拍手が起こったゾンビ映画もはじめてですwww " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ゾンビ映画?!…ではない。\n ゾンビ映画。…って世間に伝わってないか??(笑)ま、そー思って観た方が、逆に更に楽しめるかもしれないけど。やっと観れました。都内では小さな映画館2館での上映で連日満員と聞いて、こりゃ騒ぎがおさまるまで待つしかないか…がしかし、あれよあれよと超拡大上映で、まさか大きなシネコンのスクリーンで観れるとは。お盆休み中とはいえ、お昼の上映も超満員でした。映画が始まってしばらく、あぁ自主映画っぽい映像と音響が続く。画像も粗く台詞は反響して何言ってるのか時々聞き取れない。役者の演技もなんだかなって感じで、これはわざとなのかやはり自主映画の限界なのか…あれっでもコレ、さっきからずっとワンカットじゃね?!(内容については、ほぼ予備知識なしで観たんで)時々出てくる変な間と、不自然な台詞や演技。やっぱり自主映画だなぁ…でも、このワンカット録り、すげぇ!!…で、しばらくするとエンドロールが流れてくる。あれっ、もう一時間半経った?!確かに時間を感じさせない映画だったな…という全くの勘違いをしてる間に次の展開へ。ここまでが、この映画のキモですね。そこからこの映画の本筋。このゾンビ映画が創られる過程やそれぞれのキャストたちの背景が描かれる。そして、いよいよ撮影本番の裏側。この映画を観てる人たちの、前半部分の違和感を全部回収するというスゴ技。もう、他の人のレビューと被るのであとは割愛しますが、まさに「映画の時間」ですね。私も昔、ちょこっとだけ映画の撮影に携わった事があるので、もうホントに撮影現場ってトラブルの連続で、ただただ笑ってました。ゾンビ映画を観に行くつもりで行って、チッ!!って思うか、裏切られて逆に満足するか。私は完全に後者でした。この監督、次は大変だな…(ラストのエンドロール、あれはいらなかったかなぁ…ということで、マイナスです) " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "傑作\n どうくるかと思っていたら、そうくるか〜!お世辞抜きで、映画と一体となる感覚を味わえる快作です。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「なんだこのクソ映画」からのカウンター\n レビューを見ず見に行きました(星数は事前にチェックしてましたが)。レビュータイトルの通り、また他の方がレビューしている通り、開始15分くらいで帰りたくなるくらい「ミスったー」と思いつつも、「なんでこれがこんな評価高いんや、とりあえず最後の落ちでどんでん返しあるんかなー」という望みをかけて最後まで見てました。途中で帰らなくてよかったです。非常に練られてるといいますか、制作側の想いが強く込められた作品だったと思います。また、非常に失礼な言い方ですが、役者勢も他の作品ではモブキャラ感漂う陣営でしたが、この作品ではそれぞれが個性を出しながら躍動していてとても良かったです。自信を持って人におすすめできる映画です。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "事前情報は見ないで行くべし。\n これは凄かった😱今年邦画ベスト、いや、洋画合わせても、レディプレイヤー1、レディバードと並び、ベスト3に入るだろう。何も読まずに、すぐ行くべし。しかし、制作費300万円って、いろいろ考えさせられる🤔それだけに、応援したくなる映画。パンフも買いました😅 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "夢を\n 夢をありがとう。素晴らしい作品。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっと鑑賞\n やっと大阪で上映してくれることになりましたが満席だらけでなかなか希望の日時がとれませんでしたがとうとう鑑賞監督が三谷幸喜さんをかなりリスペクトされてて作品にも影響が出てる、それ自体がネタバレということをラジオで聞いてしまった後に鑑賞しました。三谷幸喜イズム満載の映画でした。私も三谷幸喜さんはずっと好きで見てるのですが東京サンシャインボーイズの舞台のような初期の三谷作品っぽくて楽しく懐かしいような気持ちになりました。監督の映画愛がつまった最高の作品です。そしてコメディは最高です! " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "すばらしい! 今年のベスト日本映画\n 平日の昼間に、映画館内はほぼ満席。見終わっての率直な感想は、「大手の映画会社、テレビ局、プロダクションは有名タレント、高額な制作費を投じて、この映画の10分の1も面白くないものを量産している。何をやっているんだ一体全体!?」というものだ。この作品への評価は、詰めかけた客席の人たちが証明している。笑えて、興奮して、泣ける…。映画制作現場の裏舞台を描く手法は古今東西あるし、決して目新しい内容とは言えないが、制作者、出演者の映画愛がスクリーンから伝わる希有な作品だ。映画として必要な要素を十分満たしているし、ほぼ無名のスタッフ、キャストがここまで優れた作品を大劇場公開にまでこぎつけたのは、大げさかもしれないが、日本映画界、映像界にとってキセキじゃないのか。こちらのレビューで低い評価を逆に、読んでみたいものだ。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "人生のカメラを止めるな。それが熱々ポイントです!\n 噂どおり。いや、噂以上の映画でした。リピーターを感染者というそうですが、私もすっかり感染しました。映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された作品だそうです。もちろん低予算。手作り感満載。30分以上に及ぶ長回しは、手持ちカメラでぐるぐるしますが、私は珍しく酔いませんでした。なぁーんにも予習せず、誰の感想も読まないで鑑賞して心から愉しめた。感動してしまいました。何に感動したか?映画って本当にいいなって。自分も映画が好きで良かった。私もスクリーンの中にいる彼らと一緒に現場にいるような感覚。中学生のころからハンディカムで映画を撮っていた上田慎一郎監督。紆余曲折しながらの大ブレイクに鳴り止まない拍手。あの場にいられたことが自分も幸せでした。まさか、TOHOシネマズの大スクリーンに映し出される日が来るなんてーー!…という俳優陣の感激の涙。8月からアスミック・エースが共同配給につき全国で拡大公開しました。とにかく映画好きの人に観てほしい。だいぶオトナになってから俳優の道を歩き出した竹原芳子さんの言葉が背中を押してくれます。「人生のカメラを止めるな。それが熱々ポイントです。」言い訳してる場合じゃないな。私も非力ながら頑張ります。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどなるほど!\n テレビやらラジオやらでやたら宣伝しまくっていたので興味を持つ。レビューを軽く読んで事前情報ない方が良いと、その通りにして観に行った。うん、面白い、そういうことね!上手に出来てる!良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高かよ!!\n 余計な言葉はいらない!とにかく愛おしい!! " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "今年一番の映画かも!\n 約30分のワンカットがスゴすぎる!!ハラハラドキドキしてたシーンが後半では笑いに変わるのがスゴすぎる!!#カメラを止めるな " + }, + { + "date": "2018-08-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "あ~面白かった!\n ゾンビ映画は普段ほとんど観ないので前半怖かったんですがワンカットのすごさで何とか耐えられました。後半はずっとクスクス~げらげら笑いっぱなし。後半やエンドロールを観ながら映画は、観客の見えてないところであんなに大勢の人が関わって一つの目標に向かって協同してつくられているんだなあと感動さえしました。映画っていいなあ。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "低予算の映画なのに口コミ通り面白い‼️\n 口コミ通り、とにかく最後まで見てほしいです。絶対後悔しない、保証します。この映画で、予算をかけなくても十分良い作品が出来るんだということが証明されたと思います。本物に面白かった。☺️PON❗流行るかもしれませんね⁉️ " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "こういうコントなかった?\n 最初の1時間はB級のゾンビ映画。そこで違和感のある演出がいくつか出てきます。後半の1時間でそれら全てを見事に回収します。最後の30分は場内みんな笑ってましたよ。めっちゃ長いコントみたいな映画でした。面白かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "リアルと虚構の反転\n 映画を作っている映画を作っている映画、という二重の入れ子構造はもちろん面白いのだけど、この映画の面白さはそれだけではない。一人ひとりの人物の掘り下げがしっかりしており、各人物の成長物語になっているところに見応えがある。現実では処世のためにウソ、ごまかし、妥協、打算、に満ちている人物たちが、映画づくりという一つの目的のためにそれぞれの壁を超えていくところがすがすがしい。映画は虚構だが、その虚構の中に、現実以上の真実が含まれている、という、映画好きなら誰もが感じていることがこの映画の隠れたテーマなのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "一粒で二度味わう\n 戦慄が走り、また、笑えた映画です。なんか、映画人の頑張りや良さが伝わる映画でした。素敵な映画に出会えて良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "そら流行るわ\n 話題になるのも当然ですね。文句のつけようもなく楽しく、爽やかな映画で感動しています。結果、「日本映画界の未来は明るい」などという、知った風なことを考えました。この夏は大作映画もそこそこ見たんですけど、私内ランキングではコレが1位です。派手な映画ばかり選んでしまう己を恥じます。お金じゃないんですよね…。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと自分には合いませんでした おもしろくなかった\n ちょっと自分には合いませんでしたおもしろくなかった " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "人にススメたくなる!\n 観てきました!(期待しすぎてちょっと不安もあったけど)めっちゃ面白い!エンドロール含めて楽しめました。満席やったし、皆さん笑顔で満足げでしたね。パンフレット品切れやった。(買いたかったなぁ)もっかい観たい。最初 乗り気なかった嫁さん連れて行ってきました。『面白かったわぁ』「何点?」『84点』 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 0.0, + "empathy": 8, + "review": "宣伝ぐるみでダマシタのか!\n 間違った先入観があったので 勝手に意表をつかれただって紹介文読んだら 誰だって勘違いするでしょうコレ ホームドラマでしょうベスト10には入ってこないけど 最初に説明しなかったで賞 あげちゃう " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "最高の映画\n 口コミですごい評判のゾンビ映画という情報だけで行った。それと冒頭37分我慢してと記事も読んだ。宇宙人みたいなおばちゃんのレビューも。このくらいの知識で行ったからラッキーだった。始まってイライラがとまらない。独特の演技(好みじゃない劇団の方)で演技が耐えられない。みんなうるせー。意味が分からない。友人は画面に酔って吐きそうだと言う。こりゃー途中退席するしかないのか。ゾンビ映画といえば片っ端から映画館へ足を運ぶ私からしたらゾンビがしょぼい。なんでゾンビがシャバシャバのゲロ吐くんだよ余計なことが頭をぐるぐる。画面に酔うことは全くなかったけど、酔って参ってしまってる友人への気遣い、なんだこのクソ演技イライラするわ!!トドメにヒロインの叫び声でメンタルをえぐられる。思わず声にして「なんなのこの映画…クソすぎる」苦痛の37分が過ぎたら、あー、こういうことか。ふーん。画面が揺れなくなったから友人大丈夫そう。知らない俳優ばっかでつまんね。たまにセリフが聞き取りづらいし。と思っていたらさっきまでボロクソ思ってごめんなさい!!!!土下座したい!なにこの映画大好き!!俳優陣もたまらん!!!監督のアイドルへの暴言w俳優へのビンタwゾンビのゲロはそういう事かwゲロ浴びながら演技を続行する根性ww音声の不審な動きは下痢が原因かwwwメイクの暴走に飛び蹴りwwカメラマンのギックリ腰wもうケラケラ声あげて手叩いて息できないくらい笑った。見守ってるプロデューサーたちのツッコミも面白かった。おばちゃん、裏で必死なのに飽きてスマホいじってんなww音声が泣きながらうんこしてメイクされてるシーンが私のお気に入りですwwwメールでも入れたんですけどーって言ってた嫌味な奴が大好きになったw下痢と酔っ払いが1番下で大丈夫なのかとハラハラした。最初は不快感で堪らなかったのに、後半心地よく伏線が回収されてクライマックスが近づくと終わっちゃう〜もっと観ていたい…と寂しくなる映画でした。上野の映画館は満席でした。昨日観てきたのに今日も行くか迷っています。こんなステキな映画を作ってくれてありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "★が足らない( ̄▽ ̄;)\n 上田監督、キャスト、そして、スタッフの皆さん。この映画に関わった全ての人たち、ありがとうございました。言いたいことはそれだけです。本当にありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく観て\n 観客の皆さんが最後の最後の最後まで誰一人として席をたたない たてない?はじめての経験です。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "もうね、\n 何を言ってもネタバレになるから何も言いません。これ絶対DVDとかで観たら面白くないと思うから、映画館でぜひ!最高! " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "お金がなくても面白い映画は作れる\n お金がなくても面白い映画は作れるんですね。ただ、この映画はお客さんがたくさんいる中で見て一緒に笑うのが楽しいんであって、DVDとか配信とかでみたら大して面白く感じられないだろうと思う。早めに見るのをお薦め。予算がない作品ということで点数は甘目です。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "前半…\n 前半の37分ワンカットの中身がいまひとつ。中盤から終盤にかけて面白くって笑った。だけどラストの写真は感動させようと取ってつけた感があって冷めた。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映画製作の底力\n 久々に感嘆した。伏線の張り方が上手で、いくつもの伏線が上手に笑える場面として回収されていく様は良質のミステリさながら撮影を撮影する、その画がまた映画であるという二重メタな構造は技巧的で、凝った作りの映画だなと思った。VFXやネームバリューに走らず、作品自体の構成の仕方でこんなにも面白くできるのかという好例であるとおもう。邦画製作者は爪の垢を煎じて、この作品から学んだ方が良い " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やられました\n 話題の作品という事でレイトショーでもほぼ満席でした。混んでる映画は好きじゃないんですが、そうかってなるポイントは大勢での一体感が気持ちいいですね。楽しかった。ホントに面白いのかなぁと思って行きましたがやられました。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 10, + "review": "人生の大一番を制すには\n 上映館数が爆発的に増えた話題作だけあり、心の底から笑って泣いて感動できる、素晴らしい映画でした。ちなみに、本感想文は完全ネタバレ仕様となりますのであしからず。最初のノンストップゾンビ映画は、確かに粗っぽいながらも、ワンカットの緊張感が伝わり、普通に面白かったです。もちろん、いろいろ気になるところはありましたが、お腹の弱いスキンヘッドのあいつの存在と、嫁さんが一瞬起き上がる瞬間以外はさほど違和感は覚えず。飛び散った血糊がカメラに着いて、それを移動中に拭うシーンは緊迫感ありまくり。手に汗握って観ました。そしてその後の制作シーンにニンマリ。特に日暮監督の人柄がよくて、苦労を背負う中間管理職の悲哀がビンビン伝わります。早い・安い・質はそこそこというキャッチコピーは、いかにも中小の下請け感が強く、実に身近(笑)あと、日暮家がいい感じですね。ひどい葛藤とかがなく、健康的なのが清々しい。父娘の深い断絶があったりするのでは…なんて危惧したけどそんなことはなかった。そして父娘の愛情がラストの肩車につながるわけですから、まー最高ですよ!主演2人の薄っぺらさも爆笑でした。しかし、そんな2人もこのハードすぎる撮影にプロとして取り組めたため、トラブルを乗り越えて成長できました。その姿にも思わず涙が。数々の小ネタ、完璧な伏線回収と見所満載の本作。しかし一番の見所は、監督を筆頭にクルーが目標に向かって決して諦めずに進む姿ではないしょうか。まさに「カメラを止めるな!」止めることは諦めであり、妥協であります。これは生きる上でかなり重要なポイントで、むしろ止めたほうが良いことが多い。諦めの悪い人はその執着心により身を滅ぼしたり時間が止まったりするケースが多いです。しかし、ここぞという大一番では、それは反転します。止めてはいけない、止められない。やり抜くことがこれまでの殻を破り、K点を突破して新しい世界を手に入れる唯一の方法なのです。本作はその人生の大一番を描いているように思え、胸が震えました。そしてこれは監督自身の物語でもあるでしょう。上田慎一郎監督は、人生の大一番を制し、本作で新しい世界を手に入れたのだと思います。カメラを止めるな!この言葉は撮影中に監督が自分自身に言い聞かせ続けたのではないか、なんて推察しています。本作は、人生するか・しないかというその分かれ道で、「する」のほうを選んだ勇気ある男のドキュメンタリーでもあると感じました。本作が広く受け入れられている現状は、『この世界の片隅に』のブレイクと同じく、世界は捨てたもんじやないぜ、と思わせてくれます。偉大なる映画でした、最高!*追記宇多丸の批評を聴きましたが、まったく同じロッキーの比喩を使っていました。なんかパクリのようで恥ずかしいですが、とりあえずそのままに。 " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴しい!\n 素直に面白い映画!すごい! " + }, + { + "date": "2018-08-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "今年1番かも!\n 最高に面白い映画だった!監督天才だなって思った " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画\n 上映している映画館が少ないので場内はお客さんでびっしりでした。小学校低学年の女の子から老夫婦まで幅広い人たちが初めは違和感が多すぎる、なんだこの笑ってしまうくらいひどいホラーは?と思い観ていたが、裏側がわかってくるとのめり込んで観ていた。笑えるところは会場みんなが声を出して笑っていてその雰囲気も楽しかった。映画というよりショーや舞台を見ている感じ多少癖があるので嫌いな人もいるかもしれないが、見終わった後これが映画だよなあとしみじみ思った。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "こういう映画が制作できるっていいね\n 普通に考えてプロモーター泣かせの作品内容は伝えることができないでも、こういう作品を作れる世の中っていいよね " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 22, + "review": "三谷幸喜さんのパクリですか?\n 三谷幸喜さんの25年前の舞台「幕を下ろすな」、映画「ラヂオの時間」のパクリだと感じました。ワンカット撮影の手法も三谷幸喜さんのドラマの影響だと思いました。ですから独自のアイディア作品ではないです。そのことを知らない方が多いので悲しいです。三谷さんの方が圧倒的に面白いので、私の中では存在価値のない映画です。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "多少のネタバレなど超越する面白さ\n 本作について「ネタバレ禁止!」的な表現が多いので、SNSなんかで軽くネタバレ踏んでしまって『ネタバレ見ちゃったからもう観る気半減ー』みたいな気分になっている貴方!そんな気分も軽く凌駕する位面白いから臆する事無く観て下さい!なんなら2回3回観て下さい! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "話題だったので\n 観てみました。ゾンビ出てきますが、作り物感が満載で全く恐くないです。ずっと昼間で明るいし、ホラー苦手な人でもたぶん大丈夫だと思います。クスッと笑えるところもあり楽しかったですが、期待しすぎてしまったみたいです。前半観てるのがつまらなくて長くてしんどかったし、後半の伏線回収も「そうだったの!?気がつかなかった!!」みたいな驚きは全くなく、へぇ〜裏でそんなことが…って感じでした。低予算で撮影するの大変だったろうなぁすごいなぁと思いました。映画館で観るほどではないかも? " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最後まで観て\n 開始30分で出て行く人がいた。もったいない、最後まで絶対観て! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 35, + "review": "満杯の劇場でこの映画を観られる奇跡\n ※「追記:『ラヂオの時間』との比較」に加筆修正を加え、レビュー本文中に挿入しました。また、それに伴って本文を「ネタバレあり」に変更しています。(2018/08/23) ここ1、2週の間で公開規模が一気に広がり、ようやく観に行くことができました。実際に本作を観た経験上言わせてもらいますと、鑑賞するにあたっては、 ➀ゾンビ映画を撮影している人たちの話らしい。 ➁途中で“何か”が起こるらしい。 ➂37分ワンカットのシーンが出てくるらしい。 これだけ知っていれば十分です。いずれも、作品のホームページを見れば、すぐに分かることですが、これ以上は何も知らない方が本作を楽しめると思います。公式の予告編ですら、中盤以降で明らかになる重要なネタを割ってしまっていますので、見ない方がいいです。 ここまでの紹介を読んで興味をもたれた方は、ぜひ今すぐにチケットを予約して、劇場に向かってください。劇場は今が最高にホットな状態で、本作を観るのに最適な環境になっていると思います。満杯の劇場で、たくさんの観客のみなさんといっしょに笑いと興奮と感動を共有することができる──これだけ客席の一体感が味わえる作品も珍しいと思います。「劇場で映画を体験する」というのは、本来こういうことではないでしょうか。※これ以降は、主に本作をすでに観ている人向けに、もう少し突っ込んだ話をします。直接のネタバレになるようなことは書きませんが、勘のいい人や映画に詳しい人であれば、本作の“仕掛け”について、なんとなく察しがつくかもしれません。未見の方はご注意ください。──────────────────────── 本作を観て真っ先に思い出したのが、内田けんじ監督の『運命じゃない人』です。 内田監督は、後に『アフタースクール』や『鍵泥棒のメソッド』などのヒット作を生み出しますが、13年前の当時はまだ無名の新人監督でした。➀無名の新人監督による超低予算映画で、➁有名な俳優も全然出ていないにもかかわらず、➂数々の映画賞などで高い評価を得た作品である、という意味で、本作『カメラを止めるな!』と『運命じゃない人』との間には数多くの共通点が見られます。 さらには、内容の面でも共通する部分が多くあります。➀どちらもコメディ映画である。➁作品全体に大胆な仕掛けが施されている。➂物語が三幕で構成されていて、二幕目と三幕目で一幕目の意外な真相が明らかになる。 『運命じゃない人』も当時は画期的でしたし、今見返してもとても良い作品だと思いますが、はっきり言って『カメラを止めるな!』の方がはるかに面白いです。以下に、本作が『運命じゃない人』よりも優れている二つの“熱々ポイント”について解説したいと思います。 一つ目は、作品の構造が予算の少なさや役者陣のネームバリューのなさをカバーする造りになっているところです。また、脚本を役者に当て書きしているので、本人のキャラクターが活かされていて、演技がきわめて自然に見えます。 アイデアを凝らすことで、低予算であることを観客が全く気にしなくてもよい、堂々とした造りになっているところがまず素晴らしいと思います。 二つ目は、本作がしっかりと“汗をかいて”作られた映画であるところです。 本作を最後まで観た人であれば、冒頭の37分ワンカットの映像を撮るのがいかに大変であるかがよく分かると思います。気が遠くなるほど綿密に段取りを立て、役者もスタッフも何度も練習とリハーサルを重ねたであろうことが容易に想像できますし、パンフレットによれば、あのワンカットのシーンは全部で6テイクも撮影したそうです。 作品の全貌が見えると興を削がれるどころか、あらためてもう一度見返したくなるのが、本作の大きな強みだと思います。 また、多くの方が本作と「似ている」と指摘されている、三谷幸喜監督の『ラヂオの時間』と比較することで、本作の強みがよりはっきりと見えてきます。 『カメラを止めるな!』と『ラヂオの時間』は、テレビとラジオという違いはさておき、たしかに生放送番組というシチュエーションは共通しています。しかし、両者には決定的な差異があります。それは、作中のスタッフ・キャストたちの番組に対する意識の違いです。 『ラヂオの時間』では、作中のスタッフ・キャストに「良い番組を作りたい」という意識がありません。誰もが番組を最低限成立させることしか考えておらず、ただの辻褄合わせに終始しています。その結果、ラジオドラマはどんどん滅茶苦茶になっていく一方です。演者の単なるわがままや、スタッフのその場での安易な思いつきによって元の脚本が歪められる様子は、今見るとただ不愉快なだけです。 それに対して、『カメラを止めるな!』では、拙い部分や失敗、ハプニングはあれど、基本的には役者もスタッフも「良い番組にしたい」という共通の目標に向かって動いています。そのため、ハプニングや役者のアドリブ(暴走)が、結果的に作品にとってプラスに働いている部分がたくさん出てきます。 上田監督自身が三谷監督の大ファンであることを公言していますので、当然『ラヂオの時間』も意識されていると思いますが、私は、『カメラを止めるな!』の方が、より気持ちの好いコメディ映画になっていると思います。 最後に本作のタイトルについて述べ、本レビューを締め括りたいと思います。 『カメラを止めるな!』には、きわめて困難な撮影に挑む作り手たちが、自らを鼓舞する意味合いが込められているのではないかと思います。何が起こっても演技を止めない!いかに不可能と思える状況であっても決してあきらめない!──そのような決意がタイトルに刻み込まれているように感じるのです。 また、本作のストーリーやその在り方自体がそうであるように、『カメラを止めるな!』というタイトルには、映画に携わる全ての人たちへ向けた「映画を作ることを止めるな!」というエールが込められているように思います。映画に対する力強い賛歌でもある本作が、多くの観客に受け入れられ、多くの劇場に広がっている現状には、思わず胸が熱くなります。 満杯の劇場でこの映画を観られる奇跡を、ぜひ体験してください! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "監督、半端ないって!!!\n あまりにも話題なので、見てみたい衝動で、道に迷いながらも(場所が分かりにくい)渋谷ユーロスペースに行きましたが、満席で見ることができず(朝行ってその日の席が全部満席ってオーノー)、上映劇場が増えて、リベンジでやっと見ることができました!やはり、前半は皆様同様、何これ素人ゾンビ映画か!?手振れカメラワークで目が回りクラクラ状態でした。が、そこから後半は、恐怖からの~爆笑からの~泣き、感動と、何でしょうね~このもってきかた?いや~本当、面白かった!面白すぎ~!最後は思わず拍手してしまいました。脚本も上手い!俳優も上手い!監督天才!監督半端ないって!!!と、何時になく興奮してしまいましたが、まだの方ぜひ、ご鑑賞ください! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "笑った\n 最初は何だこの映画?と思ったら、ノンストップのまさかの展開笑った!面白かった! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アイデア賞\n 事前情報を全く入れずに鑑賞したがこれは新感覚で楽しめる作品でアイデア賞をあげたい。途中は眠気を誘う場面もあり内容に疑問符が付きましたが後半はコメディ感が満載。思わず吹き出してしまう笑いは「blank13」と似ている。2018-152 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 最高に面白かったです。最初のワンカットシーン大きなネタ振りだった。監督家族、一癖も二癖もある出演者達。ワンカットシーンの中で感じだ色々な違和感。そしてそれらをワンカットに収めるために今までのネタ振りの怒涛の回収劇が始まっていく。今までに見た事ないエンターテインメントだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ここまで期待を裏切らない作品も珍しい\n 公開日から2ヶ月弱。あれよあれよと口コミで広まり、上映館数もうなぎ上りに。様々なレビューが飛び交っている中で、多くの人が高評価。期待値は膨らむばかりだが、そこまで期待させて大丈夫か?と、なぜか心配になったほど(何目線だ?笑)37分間のワンカットゾンビアクション映画。正直最初は「よくできてるな」ぐらいの感想しか持てなかった。面白いけど、そこまでか?と思った。だがしかし、後半から一変。前半の伏線回収に終始笑っぱなしで、その演出力に舌を巻いた。映画終了後には、劇場で拍手喝采。こんな場面に遭遇したのは初めてだったし、それこそ映画の中だけの話だと思ってたが、自然と手を叩いている自分がいた。「低予算だと言うのも失礼なほど」とどなたかもおっしゃっていたが、その通り。これは低予算という事実を度外視しても、絶賛したい映画だ。ここまで自信持って人に勧めたいと思える映画もなかなかない。前半で「そこまでか?」と思った人は騙されたと思って最後まで観てほしいし、「面白い」と思った人は自分に正直に楽しんで鑑賞してほしい。あと、無名の俳優陣でこれだけの作品がつくれたという事実に、日本映画のさらなる可能性を感じた次第です。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 11, + "review": "この映画を見逃すな!\n 都内たった2館で公開がスタート。それが今後、47都道府県150館規模へ拡大公開。とにかく見た人から、大評判大絶賛の声、声、声…。今年の邦画1番との声も。ちょっと気になってはいたが、こうなってくるといつもながらミーハー心が高まってくる。遂に我が県でも公開スタート!早速、電車に乗って隣町の映画館まで行ってきた!確かにこの映画、面白い!あらすじは…廃墟で低予算のゾンビ映画を撮っている自主映画撮影クルー。そこは曰く付きの場所で、本物のゾンビに襲われる…。作品自体も低予算の自主製作映画なので、まあ安っぽい。粗だらけで、拙い、チープなC級ゾンビ・ホラー。…でも、ここで見るのを止めるな!とにかく本作、何の事前情報や予備知識ナシで見た方が面白い!かく言う自分も、ゾンビ映画風に始まって、意外な構成になるとしか情報を仕入れないで見た。2段構成。この映画は2度始まる。その謳い文句に偽りは無い。実を言うと、1幕目はひょっとしてこういう事なんじゃないかなぁ…と、うっすら察し付いたが、2幕目からとそれからの展開には唸らされた。この2幕目はきっと、監督の実体験も織り込まれてるんだろうなぁ、と。個人的に本作は、3段構成だと思う。3幕目は、1幕目がもう一度始まる。で、ここがね、とにかく面白い! って言うか、笑える!劇場あちこちから笑いの声。自分も劇場で久々に声に出して笑った。それでいて、1幕目の時違和感を覚えた粗さ、拙さ、チープさがここで活きてくる。いやはや、見事!監督もスタッフもキャストも全くの無名。映画専門学校のワークショップの集まりの熱演。何より、上田慎一郎監督の演出力、巧みな脚本、大胆な構成…いずれも脱帽!上田慎一郎。よし、名前覚えた!本当にこの映画、他は何も言えない。言いたくても言えない。レビューもひょっとしたらちょっとネタバレしちゃってるかもしれない(念の為ネタバレチェック)。なので、とにかく見て欲しい。映画好きなら、もし近くで上映されたのなら、是非劇場でご自身の目で!絶対、見て損ナシ!やっぱり映画というのは、話題性や番宣じゃない。作品そのものの面白さ、オリジナリティー、大胆なチャレンジ力だ。そんな面白い映画を見た後は、誰もが自然と“いい笑顔”になれる。作り手側も。観客も。そんな当たり前の事を改めて思わせてくれる。この新たな才能に感心して、笑えて、ワクワクウキウキ興奮して、感動もして、痛快爽快!この映画を見逃すな! " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最高です\n こんな映画、観たことない " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "映画館鑑賞の醍醐味\n 上映中はたくさんの笑い声が響き、終了後は誰からともなく拍手が起こった。興奮ぎみに感想を言い合っている人がたくさんいた。控えめ大国ニッポンの映画館でこんな現象が起こる映画はそう多くはない。映画館で観て良かった。撮影している現場やスタッフさんをもっと見てみたくなる映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アイディアに富んだ作品\n 口コミで爆発的にヒットしても面白いわけではない作品が多い昨今、久しぶりに傑作といえる作品であると思います。練りこまれたストーリーや出演者のキャラ設定など、随所に見所が多く視聴者を飽きさせない作りになっており、アイデア次第で低予算でも面白い作品が作れる事を証明しています。観終った後は、製作スタッフの中に入り喜びを分かち合っているような気分になりました。 " + }, + { + "date": "2018-08-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "フツーに面白い\n コメディとして、フツーに面白かった。安っぽさは感じず、最初はナニコレとなりますが後半戦楽しめます。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "よく出来てる。\n 前半、何を見せられてんだろ〜という、安っぽさと、この後どう変わるのかが、全く想像がつかず唖然と見ていたが、場面が切り替わって、それでも、どういう流れかわからなかったけど、だんだん謎解きになっていて、よくできてるなーと、関心しました。爆笑したしね。最後にちょっぴり感動もあって、面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "いい映画は役者の表情をアップに撮ってる\n 昨今の日本映画は『引きでの撮影ばかり』で、肝心な【役者の表情】を撮らないから、どっかの観光地とタイアップした観光映画ばかり。そんな日本映画に【喝】を入れてくれる作品でした。役者の表情が、どれだけ観ている側に【想像】と【憶測】と【期待】【人間の五感】を膨らませ、楽しませてくれることか。この作品を名だけ監督らは【本来あるべき映画の娯楽性】と言う教科書にして頂きたい。有名な役者を使ったところで、立ち回りも儘ならない、上っ面な台詞で台本から役を叩き出すことすらできてない名ばかり役者輩のなんと多いことか。キャスティング会社もこの映画を観て【本当の役者】はこういう方々なんだと学んでほしいね。売れてりゃいいってもんじゃないんだよ。【カメラを止めるな❗】楽しい時間とエンターテイメントを有難うございます! " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "え?どうしよう?この下手な芝居最後まで見られるかな?\n と思ったけど、席を立たなくて良かった。アバンが長すぎて、評判を聞いてなかったら、絶対に席を立ってたw途中で「あ、これ『ラジオの時間』だ!」と思った。面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "高校の時8ミリ撮ってな時思い出す!\n 最初は、これが評価高い?ってだけどなるほど、なるほど笑う!笑う!高校の時、自主映画撮ってた時思い出した。映画は、物作りだな! " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "バックトゥザフューチャー超え\n ☆良かったところ☆・観客の態度は、図らずも批評家的である。それは、当サイトを利用している段階で前提。とにかく映画作家は、我々観客を、知己に富み厳格なる批評家として丁重に、あるいは挑戦的に扱うべきである。その厳しい批評眼が見つけた不満「このシーンつまらない」等断片を、まさか本作は、ストーリーの背骨にしている。前半までの観客の苦笑やあくびが、後半、爆笑や感嘆に変わり、背骨が動くごとく力強く映画が動く。こんな映画他にあるだろうか。(あるとすれば、「バックトゥザフューチャー、パート1」から「パート2」へのあの流れ?)・知己に富んだ批評家たる我ら観客は、出し抜かれる。大いに出し抜かれるが、裏ストーリー設定がごくごく切実な話なので、ハートウォーミングな方向で終われる。この方向の根本にあるらしき作者の映画愛、ひしと伝わってくる。・ワンシーンワンカットの緊張感を味わった後、中盤からは今度はカットがスムーズになされ、編集技術の面白さに魅せられる。映画作法論にはワンシーンワンカット礼賛の向きがどうしてもあるが、そのド根性技術がもたらす、緊張感(メリット)と倦怠感(デメリット)を悪利用、やってのける神経と手管にしびれた。★悪かったところ★・この仕掛けは、成功しているにしても、作為性が過ぎる。その理知は、絶句するほど作為的。二度と真似してはいけないことをやった。・研修として作られたのかと思うが、そのせいでかどうしても、あらゆる演技が粗い。が、この映画の評価にそんなこと持ち出すのはヤボいようだ。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 終わった後自然と面白かったね~という声が周りからいくつも聞こえてきた映画でした。うん、ほんと面白かった!! " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "映画が好きになっちゃうな〜\n 映画が好きになっちゃうな〜 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とにかく。\n ネタバレになるから、何も言えないけどとにかく面白かった!!! " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく観て\n あまりの面白さに声を出して笑ってしまいました。映画館を出ても思い出し笑いが止まりませんでした。予備知識無しに観に行った方がいいです。自分は単純なので、こういう作品は大好きです。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 16, + "review": "大した事はない\n 新宿Tohoで鑑賞しました。マスコミ操作や芸能人のつぶやきで、ここまでヒットするんですね。。驚きです。終わった後、なるほどーと思いましたが面白くはありません。これを見るならミッションインポッシブル見た方がいいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "「がむしゃら」が胸を熱くする!!\n いやーなんて言うのかな、取りあえず一言、やられた!!っていうのが感想。ちょっと怖くて大爆笑して最後は胸がジーンとして。情熱が人を動かして、皆ががむしゃらになってひとつのことをやり遂げる。最後は思わず拍手しました!大多数の人がそうだったと思うが、「ゾンビ映画を撮ってたら本当にゾンビに襲われちゃったという設定の映画を撮ってるヤツらの話」ってとこまでは、情報は入ってきてた。ここから先がどうなるのか。妄想と期待でパンパンになった自分をいさめるように、あまり期待しすぎない方がいいぞ…と身構えてました。ほら、案の定撮影をめぐってのよくある内幕ドラマになりそうだぞ…と思っていたら!あのゲロが、あの「ちょっと」が、あの棒読みのセリフが、あまりにも唐突だった「ポン」が、バイオレンススイッチ入っちゃったメイク役が、定点カメラが、あぁ、こういうこと!っていう大爆笑の渦に!いやびっくりしました。そしてまさかの肩車で最後ホームドラマになっちゃうんだもん。不覚にも泣けた!手抜きのない伏線の回収!人生を諦めた父親と人生を諦めていない娘と。誰かの一生懸命さが現場に伝播する瞬間と。多少の青臭さがあったけど、素晴らしい。映像コンテンツが手抜きの流れ作業になって、制作サイドは締切を間に合わせることが大人だと言われるようになって。イメージ戦略だけを考えてるアイドルが事務所のごり押しで主役になって…。演じ手の都合で脚本が書き換えられて…。そんな芸能界の風潮に渇を入れる作品でもありました。監督役の俳優さんの鬼畜ぶりとペコペコ演技のギャップ、プロデューサー役のおばちゃんがツボでした。才能のある無名の方が、こんなに輝ける作品に出会えて良かった。あの、皆の最後の笑顔は本物かもしれないね。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "しのごの言わずに観ろ!(すみません\n 遅ればせながら鑑賞。総制作費が300万だとか、初監督作品だとかネガティブそうな情報を聞いていて、過大評価なんちゃうの?初監督にしてはいいとかそういうレベルなんじゃないの?と勝手に考えていたが、ほんとうに申し訳ありませんでしたとしか言えません。ネタバレ厳禁映画だということは重々承知ですが、とにかく余計なこと考えずに最後まで観てくれという話。おそらく期待値20点くらいから始まる内容がぐいぐい点数上がっていって120点で終わる映画です。新鮮すぎて久々にびっくりした映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "楽しい\n わかりやすくて楽しくてよかったです!もっかい見ても楽しめそうです。 " + }, + { + "date": "2018-08-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館を小劇場に変える快作!\n チープさを逆手に取った演出。緻密なストーリーを再現するには綿密なリハーサルがあったんでしょうね。平日のTOHO新宿のTCXを満員にし、爆笑を起こした監督、役者、スタッフに拍手拍手! " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こ、これは⁉\n かなり少ない事前情報に、このポスタービジュアルとタイトル…いささか怪しいと思いつつ、レビュー評価の高さとのギャップが「なんなんだ⁉」と、ちょっとドキドキソワソワしながら鑑賞。ヤバい!面白い!!ネタバレしたいけど、観てほしいから書けない!最後にこっそり、じんわりと目頭が熱くなりました。脚本も素晴らしいし、スタッフも素晴らしい! " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n また観たい。 " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "夢のある話\n 映画人の気持ちとテレビ人の気持ちと、親父の気持ちと、娘の気持ちと、いろんなひとの事情と気持ちが、化学反応でどっちかというと(?)暴発して、それでも美しく爆発してました!やー、かっこよかったし、泣けました!前半のワンカットパートもよかったし、後半のネタバラシも、映画を通してみんなの夢が叶っていくところが最高に泣けて笑えました!インディーズ映画、自由でエネルギッシュでほんと楽しいです。それが広まるきっかけにもなればいいな! " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "観るモノを幸せにします\n 観る人が幸せになる理由。全キャスト、スタッフの映画愛がスクリーンから満ちあふれたために、映画の神に祝福された作品なんだと思う。たぶん宗教的な奇跡を目の当たりした感情と近いんじゃないかなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "構成のうまさが際立つ\n 観てて「すげえ面白え!」って興奮する感じにはならなかったんだけど、振り返るとジワジワ面白かったなあって思うんだよ。『ゾンビ映画を撮影してたら、本物のゾンビに襲われた!』って話が進んでって、まあ普通と思って観てくんだけど、途中で「これワンカットで撮ってる」って気付くのね。で、これが《One Cut of the Dead》ってタイトルの劇中劇。普通に「なんとワンカット!」っていうありがちな宣伝文句で公開して、まあ納得のできだと思う。《One Cut of the Dead》が終わると「実は、この撮影の裏側はこうなってました」って感じで《カメラを止めるな!》が始まってって、「そういうことか!」ってなって、アハハハってなるんだね。ENBUゼミナールが提供するレベルでなら十分に面白い《One Cut of the Dead》を準備して、更にそこに一捻り入ってくのが凄いなあと思った。《カメラを止めるな!》の劇中劇で《One Cut of the Dead》があって、更に《One Cut of the Dead》の中でも映画撮影してるから《One Cut of the Dead 劇中劇》があんのね。三重構造が絡まって作品になってるから面白いの。複雑な仕組みを作る中で伏線はって回収してくんだけど、これをキャラクターの特徴からくる無理ない設定でやってくのがうまい。だから強引な感じがしないんだよね。「妻が突然出演!」「娘が途中から仕切ってる!」「突然『ちょっと』って人が外に出てく」「ダサカッケー撮影やりたい助手とやらせないカメラマン」ってところも、キャラ設定のうまさで納得の展開。それでストーリーの太い線には、さりげなく父と娘の物語が入ってる。「ライブでワンカットのゾンビ映画なんて仕事受けないでしょ」ってところや、「なんで撮影現場に妻と娘いるの?」も父と娘の関係の中で自然に流れてる。ラストのクレーンのところでも写真出してきてうまい。これK's cinemaとかで何も知らない状態で観たかったな。「面白い!」って聞いてたらからハードル上がってて、そこを越える感じではなかったから、観てるときはちょっとモヤモヤは残った。観終わって色々考えると、改めて面白い映画だったなあと思ったよ。 " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 3.0, + "empathy": 20, + "review": "そこまで面白いとは...\n あー、映画を撮ってる設定なのね。そう言う裏側があったのね、って展開が続くけど、絶賛するほどの内容?ってのが正直な感想。伏線拾ってるって言うけど、そんなに意外性のある伏線あったか?ベタで分かりやすいのがむしろ受けてるのだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 確かに観た人が、多くは語れないけど面白い! とにかく観て欲しい、というのがよくわかった。ゾンビ映画かと思いきや、家族愛の映画だったりするところが、また凝っている。映画を裏側から観れた感じで、よく出来ている。エルキュール・ポアロのような、アガサ・クリスティのミステリを、読み終わった時のような、すっきり感が終了後に味わえた。前半全てが伏線で、綺麗に全て回収していく爽快感は、楽しすぎ。「ちょっとは、ちょっとなんだよ!」「離せー、ウギャー!」的なカットは久々の名シーンだったなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "うまい‼️\n 久しぶりに涙ながしてゲラゲラ笑った。これは人に勧めたくなるね。ゾンビの裏ネタをドタバタテンポよくまとめて前半クエッションマークだった展開を全てバラしてくれた。へー、って感じ。役者さんたちもメリハリ効いてていいねー。今のところ今年一番のおもしろさ。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見なきゃ損!\n 言葉1つ1つに伏線張ってて無駄なシーンがこれっぽっちも無く、ん?と思う最初の30分…んーーん(汗)大丈夫なのか?と思いからの…お見事としか言えない!笑った笑った!!!年や国関係なく面白い作品と思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "お見事です!\n よく「金をかけずに知恵を絞れ」なんて都合のいい事言う人が居ますが、、、出来るんですねぇ。ワンカメで撮った劇中劇は、少し違和感を覚えたり、なんとなくしっくり来ない気持ち悪さを感じるのだが、、、いややっぱり書くのは止めておこう。是非映画館で! " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "大劇場での上映に拍手❗️❗️\n 最初の荒い映像で、学生映画の域を超えていないなと幻滅してしまった。しかし、中盤からこの映画に乗せられ感動❗️日本映画の未来が楽しみ❗️❗️みるのを止めない❗️ぜひ、ご覧あれ❗️ " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく観てください\n 映画にかける情熱が溢れる映画。内容を語るのは野暮というもの。まずは観て! " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "何の先入観も無くネタバレも読まず観に行って欲しい\n 最初はつまらないなーと思って観てましたが、後半からの面白さがとにかく凄い!前半に不可解に思ったことには全部理由があり、ストーリーの緻密さに感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "単純に面白い。構成だけじゃなくて、役者の演技やセリフも含めて、何が...\n 単純に面白い。構成だけじゃなくて、役者の演技やセリフも含めて、何が面白いのかわかってつくっているんだろう。狙いがすべらないというのはなかなか難しいこと。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うまい!!!!!\n きちんと練られた脚本構成。劇場は爆笑、号泣。うまい!!!!としか言いようがない。これこそが映画!これこそがエンターテイメント!冒頭の何十分が終わってからの、タイトルと出演者テロップで「あ、これ、ヤバい映画かも」と興奮してくるあそこ好き。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "今年一番の邦画でした。\n ネタバレになるから書かない。とにかく見るべし。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n レビューとか見て自分の中で期待値が高かったので不安だったのですが、それでも面白かったです!お客さんも声を出して笑ってる方も居ましたし、自分も泣くほど笑いました!!ディスっちゃうんですけど、最近の金になるから実写化、だいたい同じ内容の恋愛映画(偏見)、実写化はTBSさんはドラマでやりはじめるということしだして本当に嫌だったのが、この映画で映画の楽しさを思い出せた気がします。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 26, + "review": "えー、別に大したことないし。\n 今回、とにかくたくさんの観客がぎっしりの映画館にびっくりします。しかも、若い人ばかり。うわさ、口コミ、ネットの評判が次々と連鎖となったのでしょうか?予算わずか300万円で撮られた映画。もちろん知らない俳優さんばかり。しかも、ゾンビ映画です。B級映画に多く、しかも撮りやすいのは、ゾンビ、心霊、サメです。結論から言うと、あまり面白くないB級映画。楽屋オチ、裏オチ満載の普通のB級映画。こわくなく、面白くなく、大したことなく。しかーし、あのこの映画で不気味なのはあの素晴らしいロケ地と、途中ででてくる小さい大阪のおばちゃんプロデューサーが不気味(気持ち悪いくらい宇宙人ぽい)なのと、最後のサークルがちょっとずつ動いているところが、最高に薄気味悪い作品です。大丈夫でしょうか?こわいです。 " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ロッキー現象が日本に…\n こんな現象滅多に起きないのでとりあえず見に行くべき映画であることは間違いない。映画を見て思ったことは「トロピックサンダー」に似てるなと思いました " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n 構成が上手く出来てて楽しめました!先月地味に公開されてネットで話題になって今月からTOHOシネマズでも公開されたので観てきました。ゾンビ映画を番組で放送する為そのゾンビ映画を製作するのですがそのドタバタ劇です^ ^90分くらいでサクッと観れて最後はうまく収まって笑えた映画でした! " + }, + { + "date": "2018-08-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "いろんな意味でビックリした\n TV から情報を入手してました。近場の観賞は諦めていたが、上映があったので駆け付けた平日午後9時過ぎの上映にも関わらず、凄い鑑賞者数。こんな時間マイナーな映画なのに、役者も無名な人ばかりなのに。全員輝いてました上映後のお客さんの様子からも、いい作品だと思いました " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ただただ傑作の一言\n ほんとに面白かったです。最初、よくわからなきゃゾンビ映画を見せられるので、その手の映画が苦手な人はとにかく我慢してください。そのあとはどんどん伏線が回収されていってただただ楽しくなっていきますので。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画の可能性を感じた。\n この作品は非常に紹介が難しい。どこを切り取っても、それこそ感想すらもネタバレになってしまいそうで作品の序盤の設定だけ知ってしまえばあとは何も前情報を入れずに見るべし。製作費約300万円で作り、今や全国で公開し満席の日々。有名な監督やキャストでもないのに内容のみで評価された邦画は久しぶりだと思う。この映画をひとつのきっかけに低予算インデペンデントムービーが活気付いてくれると嬉しいところ。高額な予算、人気俳優を出せばいい作品になるわけではないという非常に原点に立ち返った作品。ジョルジュ・メリエスの作品や「市民ケーン」くらいの作品作りへの情熱にあふれた映画。劇場公開されてる内に是非、劇場で見て欲しい。(おそらくPG作品なのでTV放映されない可能性も)レンタルなどで家で一人で見るよりも劇場で皆と一緒に見るのに最適な映画。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "ラストはちょっと泣けた\n 映画愛にあふれていた・・・。観客との一体感をこんなに感じたのは、ぶっちゃけ初めての経験かもしれない。この歳になって、「見ず知らずの他の客と一緒に時間を共有する楽しさ」とか「作品をみんなで作り上げる楽しさ」という、映画を映画館で観ることの新しい醍醐味を発見した気がする。僕が観た上映会が凄かったのか?それは分からないが、内容どうこうよりも、その点に感動した。僕は客の嗜好に合わせた商業映画は嫌いだとキザなことを今まで言ってきたけど、でもやっぱ客が来ないと映画は作れないわけだから、観客も映画の制作者の1人であるとも言えるわけだ。凄いものを経験をさせていただいた。あの上映会を観れたことは本当にツイてた。真面目に、ラストはちょっと泣けた。やっぱり映画って楽しくて面白い。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "何も知らずに観てよかった。\n 前情報無しの方がいいと言われたので前情報なしで観ました。なんかゾンビ映画らしい。ってくらい。ゾンビ映画部分はなんか変だな〜自主制作感が凄いな〜と違和感を感じまくったんですが1か月前~撮影までの部分で腰悪いカメラマン自分も撮影したいカメアシ(こういう子いる!!ってめちゃくちゃ思った)などなど「あれあの違和感はこういうことか?」って予想できる部分が出てきてネタバレ部分で「やっぱそうかー!」って笑えた。自分自身が映像の専門学校行ってたり、ちょっと映像の仕事関わってたりしてるのもあってかプロデューサーの感じとか、役者とスタッフの関係とかは「いるよねー」って感じの人も多くてリアルさもちょっと感じて面白かった。個人的には凄く好きだったし、何も知らない人を連れて行ってもう1回観るのも楽しそうだなと思う。ただ感動とかは特になくて「面白いなー」「楽しいなー」に尽きる。テレビとかでもPRあったみたいなんですが、そういうのも全部見てない状態で観たのはラッキーだったかも。本当のメイキングみたいなって思ったので、エンドロールは嬉しかった。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "伏線回収の気持ちよさ!\n ゾンビ映画の制作で実際にゾンビが現れるワンカット映画。映像も粗いし演技も下手、違和感のある場面がたくさんある変な映像。そのワンカット映像を乗り越えた先にあるのは壮大な伏線の回収だった。これがとにかく笑えた。脚本が抜群にうまかった。作ってる人間(2つの意味で)の熱さを感じた。アイデア次第でまだまだ面白い映画は作れる。そんな明るい未来さえ感じさせてくれる映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "キモしろくて、きしょろい!\n キモしろくて、きしょろい! " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "映画愛に溢れてる!\n ゾンビ映画好きかつB級映画好きの私にはたまらない仕上がりでした。業界の人も好きだろうな。構造が斬新で、めちゃめちゃ巧妙なのでその仕掛けに誰しもが笑うであろう。新しい鑑賞体験だった。ぱっとしない、もしくは残念な、いけ好かない、それぞれに個性的な登場人物達の歯車が絶妙に噛み合っていき、(いや、噛み合わなくても無理やり誰かが回してくといった方が適切かw)エンディングへ向けヒートアップしてゆく快感。作品制作における業界事情への皮肉もたっぷり込めつつそのネタもきっちり笑いに昇華させて回収するところが、B級映画ファンとしては拍手喝采どころだった。ワンカットの躍動感すげー!と感動させつつも更にオチがあったりして。笑作品の構造的にもリピートしたくなる。大ヒットのわけがよーくわかりました。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高かよ!\n 3回目。満席を狙って観るのがアツアツポイントだと思います! " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "見事な展開。思わず爆笑必至の痛快作!!\n 【賛否両論チェック】賛:ドキドキのゾンビパニックの前半から、その真相がコメディタッチで描かれる後半への繋がりが見事。前半で退屈していても、後半で爆笑してしまうこと必至。否:特に前半はB級感満載のゾンビ映画なので、結構グロいシーンが多いのが難点。 この映画を一言で表すなら、「とにかく観て下さい!!」という言葉に尽きると思います(笑)。勿論ネタバレもあるからですが、それ以上に観ていただいて初めて伝わる面白さが満載だからです。 前半はB級感が全面に漂い、人によっては退屈してしまうかも知れませんが、それも途中まで。後半ではそんなワンカット生中継映画の真実に、笑いが止まりません(笑)。 前半はパニック映画のハラハラ感を、後半はドタバタコメディで大笑い出来る、そんな1本で2倍楽しめる作品だと思います。詳しくは是非ご覧になってみて下さい。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "愛が伝染する!\n 映画って最高だね!そんな映画愛がスクリーンいっぱいに迸って、満員の客席も映画愛に包まれて、みんなで驚いて爆笑して最後は泣いて。上映中、みんなで笑っている時にふと幸せだな…と泣けてきた。これが映画だ!ネタバレできないのがもどかしいけど、最高です。SNSの盛り上がりは大げさじゃない。シネコンでかからないのが唯一の欠点。この映画愛がもっともっと伝染してほしい! " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "二重三重のネタばらしに感心\n  少し説明がややこしいが、ゾンビ映画を撮影していると本当にスタッフがゾンビになってしまうという生放送のドラマを撮影する人々の群像劇である。ドタバタのギャグ映画で、アイデアと瞬発力でドラマを撮り切ろうとするところが憎めないし、笑える。 説教がましさもないし、妙なパラダイムも全体主義も登場しない。とことん日常的な一般人が、無茶な企画に対して、それぞれの趣味や思い込みを織り交ぜつつ、一刻の猶予もない生放送を乗り切っていくだけの話なのだが、現代でこういうニュートラルな映画を作成できたことが素晴らしい。 かつて夢中になって読んだ筒井康隆のスラップスティックの短編を懐かしく思い出したが、似たようなドタバタ劇がこんな風に映像化出来るとは思ってもみなかった。まさに映画好きによる映画好きのための映画と言っていい作品で、オリジナルの映画としては久々のスマッシュヒットである。二重三重のネタばらしがあって、見終わったあとの爽快感はかなりのものだ。 一度満席で観られなかった作品で、そういったときは縁がなかったとして再挑戦することはあまりないのだが、この作品だけはどうしても見たくて、その後席を予約することができて鑑賞した。観てよかったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後まで見逃せない\n 37分ノンストップということで、ミスできない中で撮る映画はどんなものなのか気になり見ました。ゾンビ映画と聞いていましたが、ただのゾンビ映画ではありません。冒頭から37分間、なんてつまらない映画なんだろうと正直思い、これを高評価してる人とは全く合わないなとすら思いましたが、37分を超えたところからこの物語は本当のスタートだと思います。出てる人みんなキャラが濃くて、全く見逃せない作品です。こんなに映画館で大笑いしたのは初めてでした。会場の人たちも大笑いで、これは今までにない作品でした。本当にノンストップで撮っている上にその撮影裏の流れまで撮っていて、これはプロの技ですね。映画館に足を運んで早く見て良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "拍手!\n 空前の盛り上がりを見せてる話題作!上映2時間前から並び、整理券GET(^^)vもちろん立見の大盛況!上映後、観客から拍手が起こる作品って、なかなかないですよね…発想と視点の転換…三谷幸喜のあの作品にも通じる…わーこれ以上はネタバレになるな〜とにかく、作り手の熱量がガンガン伝わってくる、映画愛に溢れた、本当に面白い作品!ミンナで何にか作り出している時や行事ごとの時って、現場は本当にバタバタして、大変なんやけど、それによってどんどん一体感が出てくる、そんな経験誰もがありますよねd(^_^o) " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "廃墟で低予算のゾンビ映画を撮影中のクルー達。気合が入りまくった監督...\n 廃墟で低予算のゾンビ映画を撮影中のクルー達。気合が入りまくった監督のどうかしている演出に一同ドン引き。一旦撮影中断したクルー達だったがその廃墟には俳優達に知らされていない血生臭い秘密があった・・・というところまではポスターから窺い知れる筋。そこまででも十二分にどうかしている映像が叩きつけられるわけですが、そこから先はおおよそ想像していたありとあらゆるパターンの展開をスッパーンと飛び越えた向こう岸に着地する噂通りの大傑作。今まで4ケタの映画を追いかけてきましたがこれは映画としての1つの終着点。これが出来るなら映画にはまだまだ無限の可能性がある、そう確信せざるを得ません。こんなに血塗れなのに途方もなく愛おしい、優れたゾンビ映画とは同時にファミリー映画でもあるという個人的なストライクゾーンに捻じ込まれたミラクルボール、もちろん鳩尾で受け止めました。ホラー映画に慣れていないとハードルが高い作品ですが少なくとも年頃の娘さんのいるお父さんは全員観るべきです。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "噂は本当!面白かった!無名だからこそ出来る演技力\n 有名な人が主演していたら成り立たない見る人の先入観なしで見れる映画これぞ映画ホラーあり笑いあり涙あり家族愛ありの素晴らしい映画でした東宝さんが手をあげ上映場所増やしてこの作品を見れる人が増えたことを感謝します。観て良かったーと思う映画の1本でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "想像を裏切られて最高❗❗\n ゾンビ映画はあまり好きでは無く、普段なら絶対に見に行かないが、評判が良かったので見に行きました。冒頭30分程度、B級ゾンビ映画…。ヤバい批評に騙された…。→結論 ・最高の映画でしたよ💕想像を越える展開、どんでん返し。魅力的な登場人物。最後の最後まで飽きない展開。久しぶりに想像以上、ある意味、いい感じの期待の裏切り。最高❗❗の映画です❗❗※絶対にネタバレ厳禁映画なので、何も聞かずに見に行って下さい。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 2.0, + "empathy": 14, + "review": "うーん\n 何かワーワー騒いでバタバタしてつまらない映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "映画はこうでないと!\n 監督本人も尊敬している三谷幸喜と比較されますが三谷映画の時間軸や作り方がどうしても“舞台の脚本”になっている事を「カメラを止めるな!」を観終えて気づかされた。この予算で作っている凄さ。大規模な映画が如何にどうしょうもないのが多いか…というのと自主映画なんかで「予算がないから」というのが言い訳にしかならない事も同時に分かった。 " + }, + { + "date": "2018-08-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "これは愛\n 4回くらい涙が出ました★★★★★というより\"愛\"ですこれは。.とにかくネタバレせずに、中身を知らずに観るべき!!との噂で、とにかく情報をシャットアウトして臨みました。だから自分もネタバレは無しで。.これは映画業界絶賛だわ。モノづくりの熱意とか愛がいっぱい.自分は光と影の、、影側に、、目がいっちゃうよね、、どうしても!!よくやったよ.それがタイトル出てからの紹介の流れで、影が出た瞬間に涙出ちゃって、思い出しちゃって、冒頭の作品を。そこから笑う笑う笑いながら思い出し泣き。.いや、たいしたことないんだよ!別に自分が凄いことしたわけでもなんでもないんだけど、過去よりも少し頑張れたんだよ。そんな僅かな自己実現的な映画愛に溢れた作品でした。。.監督・上田慎一郎、まさかのタメ!!ほんとありがとう " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さいっこー!\n 映画っておもしろいなぁー!って体験ができます。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "「頑張ったで賞」な感じ\n 今週から空いたTOHOシネマズは日曜夜の500キャパでもいっぱい。冒頭出来損ないの、なぜかワンシーンワンカットのほとんど意味ないホラー映画モドキが流れる。なぜモドキかというと映画用のカメラが切れずに回っていくから。このカメラの主体はワンシーンワンカットの目的にしか存在しない。途中監督が「それだ!その顔だ!」的に出てくるが、これも何だかわからない。なのでホラー映画ではない出来損ないの何か。それが終わると安い関西風のベタベタなドラマがはじまり、なんでああいう出来損ないのホラーになったかの回収に入るが、これがプロとは思えないいい加減な発注と受注関係であることがわかる。で、あれになる(かなりこの設定が甘えてる)。後半はだから前半のベタベタというかコテコテ感にあわせたあまり新発見のない筋運びが続く。もう少し役者が面白かったらひとつひとつのギャグは面白かったのかもしれないが、基本映画は俳優の芝居と監督の演出やスタッフの技術を楽しみに行くのであまり乗れず。でもネタとして組み合わせの妙はあったと思う。であるとすると、三谷幸喜やらエドガーライトやらが同じネタでやったらもっと新発見はあったと思うが、どこか「頑張ったで賞」な印象だった " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "まだ観てないの?と言われる前に!\n 今年の日本映画界で、一番に話題が話題を呼んでいる「カメラを止めるな!」をようやく鑑賞。何か言えばネタバレになる本作は、とにかく怒涛の90分。こんなにも会場内が一体となった映画体験は、初めてかもしれません。観てしまったいまから思えば、まだ観ていない人が羨ましいとさえ思えるほどの、フレッシュな映画!これを自主制作で撮ってしまった製作陣の力量に感服しました。三谷幸喜さんあたりは、涙を流して悔しがっていることでしょう。上映館がどんどん増えていますので、観てない人は絶対に観て欲しい秀作です。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高。\n 最高。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "視線を外すな!\n 最後の最後まで視線を外すことが出来ませんでした。涙が溢れました。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく見てみて欲しい\n 前情報など見ずにとにかく見てみて欲しい映画です。とにかく笑えて、ちょっとジーンと来るステキな作品です " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "満員の映画館で声を出して笑いました。 身軽に気楽にさっと見て、 お...\n 満員の映画館で声を出して笑いました。身軽に気楽にさっと見て、おもしろかったぁ!ってウキウキしながら帰りました。映画は娯楽、楽しい時間をありがとう! " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こうゆう映画は初めて見た❗️\n 映画館でこんなに笑ったのは初めて!涙が出るほど面白かった😂お金かけなくてもこんなに面白い映画が作れるんだなぁ " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "予算300万円が、予算300億円のミッションインポッシブルに勝った。\n 映画館で、上映後、拍手の起きた。良いもの作るって、気合い。話し合いと多数決からは生まれない。ジョブズのアップルのように。家でDVDじゃだめ。映画館で。中高生に観てもらいたい。『転ぶのは走っているからだ。転ぶのは余裕が無いからだ。手に負えない事をしないで、何が映画だ。』by監督? " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "見て欲しい!\n テレビで話題になってたので予約して見に行きましたこれは、おすすめします。2回目見たい。なんだろう、どんでん返しがあります。映画館内笑いに包まれていました。監督のきちがいぶりが結構好きです。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 63, + "review": "言いづらいけど否定的な意見\n 「二度始まる」ってフレーズで映画全体がどんな構成か予想がついてしまい、しかもそれがドンピシャ当たってしまったので星2つ。こんな素人に予想を当てさせないで、、、。ネタバレ中も、もっと何かどんでん返しが起こるだろうと待ってた。起こらなかった。「二度始まる」このフレーズなしでポスターがもっと本当にゾンビ映画らしかったらもうちょっと騙されることができたと思う。見た人みんな本当に騙されてるのか?まじなのか!?と疑問で仕方ない。絶賛されているけれど、正直それほどではないと思う!こんなにもてはやされている理由がわかりません。見たことある手法な上に最初からバレバレだもの。少数ではあるけど、同じ感想の人もたまにいるので安心しています。もっと感心した、目が覚めるような構成の映画ならちょっと考えてもすぐに2つは思いつく!映画愛を感じるハートウォーミングな内容であり、そこは好きでした。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "低予算の三谷幸喜?\n 簡単に言ってしまえば低予算の三谷幸喜か?乗れれば大受け間違いなし。でも何にも残らないかな。TOHOシネマズ日本橋の看板劇場であるTCXというラージスクリーンとDOLBY ATMOSという壁と天井がスピーカーだらけの劇場で上映。しかも夜の回まで満席。それだけでも愉快。面白すぎて笑い死にするかと思った! " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「観客を楽しませる」その当たり前が出来ている数少ない映画\n 当たり前なのかもしれませんが観客の方をちゃんと向いて観客を楽しませるために作った映画に思えました。練り込まれた脚本で、一見わざとらしいと思える演技も全て計算。館内からは笑いが溢れ泣けるシーンもあり。このような映画を撮れる監督が今どれだけいるでしょうか?低予算で有名人が出てなくても出会えて良かったと思える作品です。最後の方の役者さんの笑顔は演技でなく本当に自然に溢れたものに見えました。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい!\n 期待せず、情報は入れず、ただ話題になっている作品を見るくらいの温度で臨んだ。はじめの37分では、カメラのぐわぐわ感に結構酔ってしまうし、ゾンビのクオリティとか、変な間の感じとか、駄作感がすごくて、怒りすら覚えた。二部構成であることは唯一情報として入れていたため、後半にどんな大逆転があるのか、怒りをおさえつつ、観ていたら、、めっちゃ面白いじゃないですかぁ😂ヤラレター。この映画すごいな。全部狙い通りだったんだ。長編デビュー作でこんなハンパないの作ってしまって、監督は次どんなの撮るのだろうか。楽しみすぎる。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 63, + "review": "褒めの連鎖による褒め過ぎ‼\n 楽しめた🎵確かに楽しめた🎵でも「サイコーだぜ⤴」ってほどの余韻は無かった。シン・ゴジラ的な褒めの連鎖が広がり過ぎて低評価をつけるレビュアーは逆にあえて投稿してないのだろうと思う。長回しの段階で劇中劇なのはすぐ分かるし「よく練られた」「騙された」ほどの感動は得られなかった。たぶん二度目を観るとしたら今度は粗が目につき過ぎて辟易するだろう。前情報なしで(と言ってもこの映画にはすでに様々な情報過多ではあるが…)フラッと暇潰しに観たら「おー🎵拾いもんだったよ‼」と思えたかもしれない(>_<) " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "☆☆☆☆★ (1回目) ☆☆☆☆★ (2回目) 噂の高さにハードル...\n ☆☆☆☆★ (1回目)☆☆☆☆★ (2回目)噂の高さにハードルを上げて観ていたのですが…。「あれ?こんなもんなの!」…と、前半は違和感が物凄く、今ひとつ盛り上がらずに首を傾げていたのですが…。後半に至り、その違和感を始めとして、全ての伏線が一気に回収されて行く。劇中の監督の台詞じゃないけど「おいおい!最高かよ!」…と(*^ω^*)これまでの人生に於いて、ここまで笑い泣きした記憶なんてなかったかも。あ?そうだ、昨年だったかな?オールスター感謝祭の時の鈴木奈々の階段落ちが有ったわ。でもそれは映画ではないけど(^^)技術的にどうたらこうたら!等、貶す人も居るでしょう。その気持ちは分からんでもないけれど、現実にこれほどのエンターテイメントを見せられたら。もう文句等言える訳ありません。こうなったら日本代表として、是非ともアカデミー賞を狙って貰いたい٩( ๑❛ᴗ❛ ๑)۶ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2回目鑑賞全てを分かっていても面白い(^^)世評は映画愛溢れる作品…って言われていますが。勿論、それは間違いではないのだけれど。作品の本質は、「親が口出すって野暮っすよ!」と言っては、ちょっと冷めていた娘が。次第にこの母親にしてこの娘有り…と思わす程の熱の入り様で。父親の為に猪突猛進。周りもその熱気に煽られて動かされて行く。その親子愛に感動してしまいました。数多い伏線を一気に回収して行くカタルシスも素晴らしいのですが。台詞によって少しずつ伏線を笑いに変え、段々と爆笑へと結び付いて行く過程もまた素晴らしい。例えば…。「…私は大丈夫なんですけど、事務所が…」「、、、わ 、、っかりました〜…◯◯は無しって事で…」ーーーーーーーーーーーーーーーー「今の真に迫ってましたよね〜!」「そやろ〜!この子の言葉には嘘がないねん!」その様な一つ一つの台詞が、もう観ていて楽しくて仕方がない(^^)多分上映中にもう1回観に行ってしまうかも〜(^^;「観るのは止めない!」2018年8月4日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン12(旧 スカラ座)2018年8月17日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン12(旧 スカラ座) " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "胸をうつ\n ハラハラするし笑えるし泣けるし凄い良かったです。監督の自身の思いを全て捨てて番組を優先させる瞬間が、個人的には胸を打ちました。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "手間かかってますよね?\n 300万円の予算で制作され、当初は2館での上映だったが、口コミで徐々に評判が広まり、全国での拡大公開になった作品。なるほど、そう来ましたか。何といっても圧巻は、作品冒頭の30分以上にもわたる、ワンカットの長回し。ワンカット・長回しのドラマと言えば、三谷幸喜脚本・監督、竹内結子主演の『大空港2013』を思い出します。『大空港2013』よりも時間が短いとはいえ、何といってもワンカット。いやぁ、よく撮りましたね。それに加えてもう一つ思ったのが、この作品、そもそもゾンビドラマ撮影中に本当のゾンビが出たと言う設定の作品な訳ですが、①劇中ドラマの撮影、②この作品としての撮影、と要するに、二本作品と撮ったのと同じ手間ですよね?実際、エンドロールの撮影模様を見ると、作品中で描かれていた模様と、実際の撮影の様子が異なっていて、あるシーンを撮っているシーンを撮ると言う事になっていましたからね。いやぁ、作るの大変でしたね。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画制作に携わった人なら誰でもあるある!となる。 配役完璧。 爆笑...\n 映画制作に携わった人なら誰でもあるある!となる。配役完璧。爆笑しまくり現実と虚構の構造が面白く、見終わった後の劇場に意識が戻る瞬間が不思議で他のどの映画にもなかった感覚 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "低予算でハイセンス\n 低予算でこれだけの作品ができるのは豊富なアイディアなど監督のセンスの良さかと。終映後にはあちらこちらで「楽しかった」「来てよかった」の声が。これはもう一度観たい! " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最初我慢して、よく見て。\n なるほど、そういうことか!翌週8/12しまむら夫婦とまた観た " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ある程度知っていても面白かった!\n クチコミですすめられてみました。22時30分の回で9割の入りでした。最初は淡々と流れを見ていましたが、そこから楽しみながら見れました。良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "今年の邦画ベスト級だ!!!\n ネタバレをするなという方が無理。公式の予告編がもうバラしているし。映画はメタ構造のメタ構造。三谷幸喜テイストのゾンビ版『ロッキー』であり、ゾンビ版『蒲田行進曲』である。序盤の寸劇が後半の大仕掛けへつながる見事なトリック。説明台詞や後出しジャンケンに頼らない伏線の回収は見事だ!!なかでもラストのアクロバティックな決着はとてもエモーショナル。そして2回目以降はきっと泣きながら笑うのだろう。キャストやスタッフが無名でも、著名な原作や莫大な資金がなくても良質な映画が作れることを証明した怪作。 " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "2回目の鑑賞🎥\n 監督の妻と娘の演技の素晴らしさを再確認できました!やはり素晴らしい作品です。今年145本目是非、映画館でご鑑賞ください。この作品は、いっぱい賞とると思います(*´∀`)♪ " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "ゾンビ映画でハートが満たされた⁈\n 久しぶりのゾンビ映画。低予算とは言えオッカナイんだろな。。中盤までは所々気になる間はあったけどガチで対峙した観てました、、、叫び声、、やっぱり血まみれ、、しかし後半は、ずっと笑って観てました。酔っ払いのおっさんの滑稽さ、なにより、監督役のお父さんが最高の芸達者!なんか大泉洋さんみたいになっていきそうな、毛穴から面白さと人の良さがダダ漏れ。最後のエンドロールはメイキングの中のまたメイキングかいって、カメラのマトリョーシカ状態。嗚呼、もう一回観たい!そして映画館で皆んなで笑えるっいいなぁと心があったまりました! " + }, + { + "date": "2018-08-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高 中毒性が強い また観たい\n 繰り返し見たくなる中毒性があります 見る人は極力前情報を入れるのを避けて、予告編を見ないなど、努力をして情報をシャットアウトしてください。前知識としては「低予算である」だけあればOKです 洋画で言うところのブレアウィッチやパラノーマルアクティビティとかイットフォローズのように、低予算でつくって、必死に全国数館だけで上映できるようにしたら、人気が爆発して、東宝シネマや全国で上映されちゃったって映画で、これは、いやあ、毒性が強く、観客のための映画として歴史に残る作品になるでしょう。マナーの範囲で、是非、遠慮せず、声や歓声を出しながら観ましょう! " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "斬新\n 有名俳優や芸能人が好きな層がいるからビジネスが成り立ってるのは知ってるけど、でも、その有名だけど無能な人たちが出てる作品って、薄っぺらい作品ばかりで邦画のレベルを引き下げてるだけだったから、この作品は日本映画界に一石を投じる作品だと思う。ハードルが高いから、滅多に笑わないんだけど、この作品は声を出して笑った。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "生まれて初めて「映画」を観た時代の人と同じくらい興奮します。\n 映画好きに生まれて良かったと体感した映画…。普通の人もめちゃくちゃにもがいて笑えると思うし、面白すぎて…面白すぎて感動すると思うこの映画は!!監督誰??役者は誰??この配給会社はどこ??って最初は思うでしょう。最終的にこれまで観たどの映画よりも観客全員でまわりの目も耳も知らない人達のことも全て忘れて涙を流して笑ってました。もちろんただのコメディ映画じゃありません。物凄くよくできた脚本と監督と役者とスタッフで作られた、とても丁寧に緻密に作られた映画です。でもあの観に来てる客の一体感ときたら…!!私はその時代に生きていなかったから分からないけど、日本に初めて映画(最初は活動写真?)という文化が誕生したときに映画館へ初めて映画を観に来た皆が味わった感覚ととても似ているんじゃないか?そう思わせてくれました。私は途中からもう素の声で腹の底から大声で高らかに笑い、涙が止まらなくなり、大袈裟かもしれないけどこの映画を観れたことやこの映画を作り出した人達のことを思って顔がびしょ濡れになりました。感動も感動ですね。映画終わった後の周囲の人の感動と興奮に入り混じった恍惚な雰囲気がとても堪らなかった。。小出祐介率いる、みんなの映画部でも言ってた感想のひとつで、三谷幸喜の「ラヂオの時間」と似てた。「ラヂオの時間」は5〜6回くらいみた私も大好きな映画で、むしろ三谷作品で唯一尊敬できる作品なのだけと、この映画はラジオ番組を作る話ではなく映画を作る話の話だから、より自分好みだったのもある。ちなみに本広監督の「サマータイムマシーン・ブルース」も伏線回収と構成的な面で思い出した。でもでも、映画好きの人は勿論のこと、映像を作ってる人やゾンビが好きな人、伊坂幸太郎やクドカンみたいな伏線回収ものが好きな人、コメディが好きな人とか色んな人が楽しめるであろう映画でした。んで役者も皆、演技がやたら上手いんだこれが…気持がいいよ、出てる人達みんな好きになっちゃう。良い映画に出会った時の感動と喪失感は半端じゃないけど…代表して脚本・監督・編集をした上田慎一郎監督は是枝監督と同じくらいのリスペクトを捧げて言いたい、上田監督半端ないって!!ヽ(;▽;)ノ " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "カメラは\n とまらない!! " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 9, + "review": "ものづくりする人たちに勇気と失望を同時に与える傑作\n もーとにかく衝撃を受けた。こんな面白い映画をつくれる人がこの日本に、それも自分より若くしているのかと。決して試写会や舞台挨拶で観たわけではないのに、鑑賞後立ち上がって拍手して、見ず知らずの隣の人と興奮を共有したい衝動に駆られたほどだ。面白い作品を観ると、「楽しい!」と思うよりは「悔しい!」と感じてしまう性の自分がやりたがりの私だが、こればかりは嫉妬を通り越してしばし呆然とさせられた。クリエイター魂を刺激されものづくりがしたいと思う人が増える一方、こんなすごいの自分には無理だと諦める人も出てしまいそうななんとも不思議な感覚。口コミでの話題でニュースメディアにも取り上げられはじめたのがきっかけで観たが、最初は正直秀逸な学生卒業映画レベルを想像していた。前半のワンカット長回しのゾンビ番組シーンではいたるところに粗さが見つかり、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』のオマージュか…とか、やっぱりプロは違うな…と思ってしまっていた。ところが、1ヶ月前からの後半のシーンで見事にそれらを伏線としてすべて回収し、映画館を笑いの渦に巻き込み、そして最後にはホロっとくるオチまで。脚本と構成に唸った。また役者陣も、監督が演技力や経験ではなく人間性で選んだという通り、個性の光る逸材ばかりだった。内容としても節々に現在のエンタメ業界(映画やテレビビジネス、ドラマや番組制作の甘さ、流れ作業のプロデューサー、自己中や意識高い系の役者など)に対するユーモア溢れるアイロニーがこもっていた。また伏線回収の答え合わせシーンでは、映画の撮り方の裏側を知ることができ、その大変さにこれからの観方が変わると思う。エンターテイメントとしても最高の仕上がりにしつつ、風刺も効かせた傑作である。生涯で観た映画で一番をあげても過言ではないぐらいだと思う。こういう作品が日本アカデミー賞を獲ったりすると、また業界も変わるのだろうか。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "めっちゃいろいろ考えて作ってる感がすごい!\n よーできてるわー面白かったーホラーが苦手なので、前半はつらかったですが、後半の面白さがやーばーいー笑いっぱなしやった。すごい映画や。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ワンカットワンシーンが良かった。\n 劇中劇を軸にした物語。演劇っぽい構造で、とても良くできた作品だと思う。途中、三谷幸喜の「ショーマストゴーオン」を不意に思い出したのは、きっと舞台裏にスポットを当てた物語だからなのだろう。最後、一丸となって窮地を乗り越えるシーンとかも同じような感じ。そうやって考えると、シナリオに関しては、ショーマス超えしている様な気がする。評価が4なのは、映画は総合芸術だからシナリオだけで評価はできないと思い、役者面で0.5マイナス。あと、昔ブレアウィッチプロジェクトでも起きた車酔い事件。カメラが揺れ過ぎて直視できなくなった苦言でマイナス0.5です。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高です!\n 全ての出演者が主役でおかしくて、そして感動を頂きました。最初の30分は腹立たしかったが、そんな自分を殴りたい。2度観るしかない! " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "何だこの最高な映画は\n 序盤で明らかにガチB級ゾンビ映画出しといてからの裏側事情へのパターン!めっちゃ好みですone cut of the deadでのブレッブレなカメラワークに棒読みな感じ、あの30分くらいのB級が土台にないとなりた立たない!後半にぐっと伏線を回収していてうっわ!何でこんなに面白いんだ!!!!と思わずにはいられなかった!劇場自体も笑いの渦でこれは高尚に静かに見るための映画じゃなくて不特定多数の笑いがあってこそ観客を含めての映画なんだと思った。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 15, + "review": "ピンと来なかった\n あの時実はこうだった系の映画って一昔前に流行った気がするけど運命じゃない人とかアフタースクールの人とか周りはかなりウケてたけどボクはピンと来なかったな面白いといえば面白いのかもしれないけど良い映画と出会ったときのような深いレベルでのカタルシス的なものはなかったと思う " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "観て損はなし!\n ニュースやツイッターなどで人気と知り気になり昨日やっと満席の中見れました!見終わった感想は面白かった!が、期待が高すぎたかな?とも思ってしまった。しかし、帰宅途中や帰宅してからも思い出し笑い!じわじわまた熱がでてき、2回目いってもありかな?誘われたら行きたいなっとも思えてきました!。見て損はなし!期待は高くしないでラフにいってほしいと私は思いました!みんな観てみて〜 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "驚き\n 最初はなんて映画を観てしまったんだろうと、がっかりしていたのだけど、あれ、、、ちょっとまてよ、、、ん?、、、、あれ?、、、、、おもろーーーーーーーーーー!!!ってなりました。あんなに劇場中で笑いが起きていたのは初めてでした。クスクス笑っている映画はよくあったのですが、おばちゃんや、おじちゃんの笑い声が激しくて驚きました。また映画自体が本当によく出来ていてビックリ。あの30分ごえの長回しが凄いし、その背景を描く場面がめちゃくちゃ面白くて、映画づくりってこんな物なのかと勉強にもなりました。いちばん笑ったシーンは小屋で女優の子が口を手で押さえて震えているシーン!!ずっとなんであんなに怖がってるのか、気になっていたんですが、カンペを出すシーンだった事が分かった時は一番笑いました。あとはアルコール中毒のおっさん、初めはあんなに激しく動くゾンビいるかよ!となんだか怒りさえ覚える感じだったのですが、アルコールのせいだと分かってからは面白くて、シュールなのがとてもハマりましたこのような素晴らしい映画がまた見れたら嬉しいです " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高かよっ!\n 何を言ってもネタバレになってしまう…。新人監督・無名の俳優人37分に渡るワンカット・ゾンビサバイバルこんな映画館で笑ったのは久しぶりで、他のお客さんも笑っていてこんな笑いの溢れる映画は初めてで新鮮でした。最初2館でしか上映されていなかったが口コミで評判が広がり上映館も増えてきている。観る前は正直評判良すぎてそうでもなかったなーと思うんじゃないかなと思っていたけど、大大大満足でたくさんの人に観て笑ってほしい映画でした。映画って素晴らしい。改めてそう思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "このサクセスを見届けられる喜び\n 「カメラを止めるな」のサクセスストーリーは今、スクリーンの外側で社会現象として起きているなにが起きているのかを自分の目で確かめればいい " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "笑えました。\n これは面白い。ホントに笑えた。低予算というだけあって、たしかに派手なつくりも有名な俳優も出ていないけれど、そのおかげで本当に身近な売れない監督がジタバタしているように見えた。内容は書けないけど、前半全てが伏線、後半大爆笑。登場人物の一人一人のキャラが個性的で、特に監督の妻と娘は最高だった。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "しっかり笑わせてもらった。\n そもそもゾンビ映画が嫌いなこともあって、当映画を観るつもりなかったのに、映画.comの高評価と、newspicksで多くレビューされていた「とにかく観て」に促され、期待値高めで観賞したにもかかわらず、しっかり笑わせてもらいました。本当に面白かったです。あえて苦言を呈すとすれば、最後の伏線回収の先に、もう一捻りあってもよかったかも。事故で本番に出演できなかった役者さんを使うなりして。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "満員すぎてチケットとれない\n 観に行った友達が口を揃えて高評価なので、足を運びました。池袋シネマロサへ行ったら、チケット買うのに凄い行列が出来ていて、箱が小さいにしてもどの回も満員になっていました。こんなことは初めてです。ワクワクしながら観はじめましたが、ざっくりな感想は前半で何故か吐き気を伴う程酔ってしまい、中盤で涙が止まらないくらい笑い、中弛みして終わっていき、最後にふわっと感動するという感じでした。たしかにコメディ要素満載でテンポも良くて笑わせてもらいましたが、最初のカメラのブレからくる吐き気と内容の気持ち悪さが結構ずしっときてたので、後半の笑いがそれを僅かに上回りきれなかったように思います。個人的には三谷幸喜監督のラヂオの時間に通ずるものを感じました。キャストの皆さんはそれぞれ個性が光っていてハマっていて良かったと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "眠る暇がない\n  往復三時間かけて、大宮まで観に行きました(*゚v゚*) 午前のメリー・ポピンズと午後の研修でちょくちょく睡魔に襲われ、疲れ果てて?大宮まで行ったにもかかわらず、睡魔が襲う隙すら生まれなかった! 何も情報を入れずに見るべき。 これから映画は大切に見ようと思った。 以上! " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "愛!!!!\n うわーーい!!!!笑顔!!!みんな笑顔ーーーー!!!!言わずもがなの、ネタバレ厳禁映画なわけですが少し言うと鑑賞後日々の労働の嫌気や、一生懸命やることの報われなさから、救われるような気がして個人的にエンタメに求める「カタルシス」を感じ、そして「とてつもない爽快感」を得られた!それがこの作品 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 3, + "review": "アンジャッシュのコントと映画愛\n ネタバレしないようにこの映画の面白さをどう表現すればいいか悩んだが、コレが1番伝わり易いかと。けして安易なつもりはない。あんなに計算されたネタを書く芸人ほかにいないと思ってる。まあアンジャッシュは置いといて、ホントは4点付けたいんだけど3.5点にした理由を書きます。ちょっとだけ。確かに映画愛は胸が熱くなるほど感じたが、ゾンビ愛が全く感じられなく単なるネタになってた。ゾンビを描くのにオマージュもテーマも無いというのは、例え低予算だからといっても感心出来ませんな。あともうひとつ、自分は川崎チネチッタで観たんだが、それを少々後悔した。この映画は大画面で観るように作られていない。新宿Ks'シネマか渋谷ユーロスペースで観るべきだった。これは観終わった時の感想が大分違ってくるので、実は結構大事なポイントだと思う。ということで、これから観る方はなるべくミニシアターでご覧になるのをオススメします。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n 最高! " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "幸せ。映画ってやっぱり良いなと思った。 大好き。脚本が本当に素晴らしい。\n 幸せ。映画ってやっぱり良いなと思った。大好き。脚本が本当に素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とても楽しかった!(酔いやすい人は対策を!)\n 数回場内が笑い声に包まれたのが印象的でした。億単位の予算ではなく、アイデアと熱意があれば良作はできるんだと再確認しました。ちなみに・・・予約したタイミングで前から2番目の席しか無く、至近距離で序盤のワンカット撮りを視聴していたところ、30分ほどで目眩等体調に異変が(笑)周りに迷惑かけても良くないので、5分ほど外の空気を吸う羽目に(笑)映画の面白さに加えて、この点からも再度観たいと思わせてくれる映画です(笑)今後、上映が拡大しそうですし、観客動員数も増えると思います。前の席で視聴する方で、カメラ酔いや3D酔いの経験がある方は要注意ですよ〜(・∀・)出入り口近くか通路に接した席を確保しましょう!我慢は禁物です!!万全の体制で最高の映画を楽しみましょう( ๑˃̵ᴗ˂̵)و " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ハイ!ポン!\n これが全て。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり映画は人の手で作るもんなんだ。\n 好きな俳優、松浦慎一郎さんが勧めていたので、前から見たいと思っていました。朝の情報番組でも取り上げられていて、やや乗り遅れてしまいました。この映画はホラーではなく、コメディであり、大きな種明かしがあるということを知ってしまいました。それ以上余計な情報は全く入れず、無知の状態で見に行きました。まさかまさかでした!どうやって撮影しているんだろう、編集点はどこなんだろうって思いました。なのであのエンドロールには感動してしまいました。映画って、やっぱり人間の手作りなんだなって思いました。2度見てみたくなる映画です。無名の役者さんたちのエネルギーをもう一度味わいたい。低予算映画でもここまでできるんだぞということを、世の中の商業映画に知らしめてもらいたいです。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "王道ゾンビではないが…\n あからさまにゾンビをネタにしたゾンビ映画だということは分かるし、ゾンビというだけでチープ感すら漂う。だが、この映画、チープなゾンビだけじゃない。ゾンビをネタに映画を制作するクルー達の様子こそが実に面白いのだ。まず、この映画の構成が面白い。最初に出来上がったゾンビ映画を流してからのネタバレ。何でこの映画を撮ることになったのか〜、などなど。だから、『終わってから始まる』なのである。最初に流れるゾンビ映画部分は普通であるし、割と短い。「ふぅぅ〜ん、なるほど」って感じで、さらっと終わってしまう。ところが、エンドロールが終わった後もまだ映画は続く。今まで観ていた部分はカメラが映したフィルター目線の表部分だったのが、映画を撮っていたカメラを追ったまた別のカメラに目線が変わっていく。次の主役はキャストではなくクルーに移っていく。私は観る専門で、撮る側の経験はないので、この作品の登場人物達のいちいちがとても面白くて、トラブルが重なる程にテンションも上がっていくのが、「映画ってライブだよなぁ〜」ってワクワクして観てました。実に三谷幸喜っぽい。劇場で観る時は、『私を試すもの』として観客目線で触れているものが、主観が制作者にあることで、自分も観客ではなく作り手の主観になって、無事撮れるのか追っかけているように錯覚してしまうくらい引き込まれる魅力がこの作品にはあった。映画を撮るって簡単じゃないことがつくづく分かる。試行錯誤している姿を映すことで、映画を愛する全ての人たちが共感やオマージュを感じられるのが何より素晴らしいと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "完売\n 京都が4回とも完売。名古屋のスコーレも6時が完売。中々、見られない!評価付けられないけど、下げるわけにはいかないな! " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "【シナリオ】はあくまでも設計図であって、、、\n アイデアの仕込みの量と質がすばらしい。例えば【小説】はそれ自体が読み物として完結していてエンタテインメント作品として独立している。しかし【シナリオ】はあくまでも設計図であって、スタッフ、キャストによっては全く違うものができあがる・・・その隙間に仕込んでる仕込んでる、仕込む為には○○○という仕掛けが必要。そのアイデアもすばらしい!そしてその隙間には観客も入り込める(これが最大の仕掛け)!本作はネタバレネタバレと騒がれているが、ネタバレしても楽しめる作品。もちろんまっさらで見るのがベストだけど・・。この仕込みは、アイデアはもちろん、行動力、キャスト、スタッフを納得させる統率力等々が必要、なので下記のメジャーリーグ級、バロンドールレベルの人達と同等のレベルの仕事です。2館スタートの作品を100館以上に感染させ続ける観客の嗅覚と熱量も凄すぎる~。長蛇の列、カウントダウンが始まりそうな上映前のドキドキ、上映後のざわざわ、これらを同時に体験させてくれた映画は『○○○○○○○○○』以来だ~作品名を言うとネタバレになる~!大谷翔平よりイニエスタより錦織より、この映画を・・・・撮ったヤツらを目撃せよではなく、みんなで編み上げて行く感じ、サグラダファミリアみたいな感じ、ありがとうーーーー!!!カメラを止めるな!上映中6050 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ホラーオタクほど良い感じに騙されるよ\n ゾンビものときいてホイホイ行って来ました。ふーんPOV形式ね……あれ……これ……?!???!!!!となってひたすらに面白かった。まじでよかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見事な伏線回収で送るコメディ映画。\n 37分ワンカットワンシーンのゾンビ映画。を作ったスタッフの撮影裏を映すコメディ映画。長回しで撮影することを存分に生かし、見事に伏線回収をしてくれた。久しぶりにいい映画に出会えた。心から笑えた。映画の撮影裏が見れて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ハングオーバー好きは是非!\n 最初は全然期待してませんでしたし、37分ワンカットの所では悪い意味でレビューに騙されたかなあとさえ思いました…ですが!最後まで見終わり、ワンカット最後の青空の意味を知ったとき、こんなにスッキリした映画は久しぶりでした!!そして、お客さんの笑い声、なるほど!と思ったとに思わず漏れる声などの一体感は是非映画館で体感して欲しいと思います " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "妙な間\n ノーカットゾンビがまず素晴らしい!そして、そこに焼き付けられた妙な間の答え合わせが絶妙です。パラレルワールドなスモールワールドで、見たことあるようでないようで。それが完璧に成立しているのが凄い!上映後の物販がインディープロレスみたいで(笑) " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "「出すんじゃない、出るんだよ」\n 評論家やお笑い芸人が絶賛している今作品、相当斜めに逝っているということで自分も鑑賞してみた。結果的に言うと、大変面白い、そして相当手の込んだメタ映画である。なにせ入れ籠構造が3層になっているところがその複雑さを表現している。かといってそれ程ストーリー内容は複雑ではない。ある監督がテレビ局の発注で、『ゾンビもの』『生中継』『ワンカット』という条件のドラマを作るというストーリーなのだが、まるで長い長いアヴァンタイトルを観るように、冒頭でその番組が流れる。そして、その前述談として、ドラマの制作現場が種明かしの如く描かれるという、シチュエーションコメディドラマである。この構成が秀逸なのは、その冒頭のドラマのお粗末さ、滑稽さ、しかし必死な程の演出に、数多くの疑問を投げかけてくるのだ。唐突と不自然さ、そして演技の酷さや、演出の瓦解、そんな正に浮き足立ってる映像をみせつけられる。ゾンビものなので、ホラーだ。ホラーは怖がらせなければならない。よりシリアスを求められる空気に、しかしそぐわないちぐはぐさが不穏な空気を充満させる。しかしその裏では、正に抱腹絶倒のコメディがパラレルに同時進行していたのだ。勿論フィクションだから、ご都合主義も甚だしいが、しかしここまで徹頭徹尾にやり切ると、いっそそれがナチュラルに感じられるのが不思議である。テレビ局や芸能人のあるあるネタも存分にぶち込まれ、それがきちんとストーリーに意味を持たせている。そう、キチンと伏線が回収されている、身だしなみの綺麗な作品である。そしてラストの一寸ハートウォーミングなシーンもなかなか心憎い。組体操のピラミッドが壊れる毎に、一連のシーンの繰り返しでやり過ごすことや、最後の肩車は、小さい頃の思い出を再現させ、そして親子の再生を彷彿させたりと、なかなかの策士な監督である。護身術の『ポン』もギャグとして冴えているし、それをネタバレさせての繰り返しに、まるでコントの作りと同一なのだ。邦画の一つの可能性、未来の一端を垣間見た良作である。海外にも積極的に上映しているとのこと、今作品は世界の人達にも理解出来、笑いを届けることが出来るのではないだろうか。演技のレベルをボリュームのツマミのように繊細なバランスで演じきった役者陣の力量にも感激である。リメイクのオファーがあるじゃないかと想像出来る内容であった。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごい\n 今年最高!笑えて、泣けて。上演後に、拍手が起きたのを初めてみた " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高でした!\n 本当におもしろい映画でした。前半も後半も面白い演出の連続で、シアター全体が一体となって盛り上がってる。これぞ映画だ!!という感覚を楽しめました。近年の邦画ではトップクラスの面白さだと思います。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。 " + }, + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本に、映画に、普段の生活に愛をくれた作品\n これだけ連日メディアで報じられてとても話題になっていますね。おそらく、おちおちしていたらこの映画でもっとも重要なネタバレ情報が耳に入ってしまうこともあるかも知れませんので、即刻行くべきです。2018年NO.1映画はなにか?もちろん「カメラを止めるな」である。これだけ大ムーブメントを起こしているから、いい映画だと 認識されているのかもしれない。しかしである。見終わった後の感想は「愛おしい」だ。「いい映画」よりも「愛おしい」だ。映画の感想でこんなことってありますか。 " + }, + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "とにかく観ましょう\n イオンシネマ大宮にて鑑賞。きょうも満員。口コミで広がる威力を目の当たりにしました。無名に近いキャストのみなさんの技ありの演技力とそう来ますかという展開。何かコメントすると勿体ない気がしますので早く映画館で観て🎦 " + }, + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "先ずは見てください。\n ゾンビ映画かな〜見ていくうちにがっかりかな?いやいやその後からのストーリー現代社会の人間関係のアルアルうまく画かれた映画、イヤーやられました。話題の映画だけあり407席満席でした。先ずはみてください!謎が解けますよ(^_^)v " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "巨匠越え\n 三谷幸喜監督がやりたかった事を、無名の俳優、スタッフで全て成し遂げちゃった感じですかね。 " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "映画愛を形にしたらこの映画になる!\n 混んでいるのが嫌で暇になるまで待っていたけれど、普段映画に興味がなさそうなディズニーランド好きのOLまで見に行きたいと言い出したので、不意なネタバレを避けるために台風の中、早足でシネマロサ池袋へ。覚悟していたけれどシネマロサは、今時めずらしく頑なに予約を一切取らないので長蛇の列が出来ている。12時半の時点で15時の席がみるみる埋まっていく。ソワソワしつつ土地勘の無い池袋をフラフラ歩いて時間を潰す。やっと見られた映画は、上がりに上がりまくった期待値を軽く超えて最高だった‼︎この完成度、どれだけリハーサルしたんだ!最後まで見るとフィクションとノンフィクションが曖昧になる不思議な感覚。作品を作る大変さと努力とアクシデントを乗り越えて行く情熱。そう、諦めたらダメなんだよ!「カメラを止めるな」のスタッフの皆さん、私の大好きな映画の中に、それ以上の愛を詰めてくれてありがとう。満員の劇場でみんなとゲラゲラ笑いながら見るべき映画。絶対に映画館に行って!あぁー、もう一回見たい〜〜 " + }, + { + "date": "2018-07-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "映画業界に関わっていないのに希望と感謝で一杯‼️\n 楽しくって、もうなんも言えねー‼️北京オリンピックの時の北島康介さんの言葉を借用するのはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス以来2度目です。予算は比較にならないのにこんなに無条件に楽しめる映画が作れるなんて凄い‼️の一言です。作品内容が人間のたくさんの可能性を示してくれているだけでなく、この映画自体も、『映画』でできることの可能性を最大限に示してくれました。自分が映画を作る立場になくてもなんだか希望と感謝で一杯です。普段は自分の好みを押し付けるような遠慮から、ひとに勧めることはあまりしませんが、この映画だけは、映画好きだろうが、年に一度見るかどうかという方だろうが、お勧めしたい。一度は体験(単なる映画鑑賞ではなく、この夏の思い出のひとつとして心に刻まれると思います)して欲しい。映画における人間ピラミッドと言えば、『りえママ』を思い浮かべる人もこれからは『ゾンビ』にとって変わると思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ようやく観た!!!\n どんなにハードルを上げられても超えてくるという評判だったが、いやーー超えてきたね。すっげーー面白い。ちょっと泣きそうになるくらい。最初の三十余分を耐えるのが少ししんどかったけど、最後のエンドロールまで観終わると完成された爽やかなエンタメでした。 " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ワンカットオブザデッド\n 前半30分は要所要所で違和感満載のワンカットB級ホラー。しかしながら、カット後に今まで散りばめられた違和感を伏線として回収していきます。恐らく、リピーターと思わしき視聴者の笑いが映画館に響き、若干耳障りだったが、観終わった後は確かにもう一度観たい気持ちになりました。フィクションとはいえ、一つの映画や作品を作り上げることの難しさや、意気込み等感じる事ができ、前半は少しドキドキする部分もある為、この時期夏休みのお子さんと一緒に観に行ってもいいかも。 " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "なるほど\n 素人意見ですが三谷幸喜ぽいと思いました映画制作に携わった人だからこその作品だなと思いました " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 最初、やっちまったのか?と思ったがいやー面白かった。色々前知識入れないで行ってよかった。低予算でどんなかと思ったが楽しかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "実はネタバレしていても面白い\n 二回見ました。後を知ってるからこそ、反応できるシーンが前半に満載です。二度美味しい作品ですね。もちろん、初見は初見の楽しみが満載。 " + }, + { + "date": "2018-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画愛!\n あんまり書くとネタバレになりますが、映画やエンタメなどのモノづくりに携わる人なら、グッとくる愛のある作品でした。伏線回収する緻密な脚本もすごい。肩車にキュンとします。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "とにかく、おみごと!とスクリーンに叫んだ。\n ゾンビ映画は苦手で、いやむしろ嫌いで、ほとんど観ない。それが「映画好きならみるべき!」の声に動かされるように行ってみた。いやあ、都内数館の上映ながら、連日どの回も満員。しかも、聞いてはいたが上映中に歓声や爆笑も上がる(個人的にはわざとらしい笑いに聞こえたが)。で、・・いや感想は言えない。とにかく、おうテンポのいい長回しだなあ、結構、雑じゃね?、いや、それは狙い?、なにその展開、どうして無理やりその台詞?、あれ?これで終わっちゃう???と、ここから一気に伏線回収。なんて言うの、キャストやセットを含めた全体の張りぼて感というか、チープ臭さていうか、それが絶妙に絡み合う。駄菓子屋の桜大根やうまい棒がめちゃくちゃ美味くて食べだしたら止まらない感じというか。でもやっぱりゾンビものは苦手なのは変わらないけど。ま、それ以上は言うまい。これさえも、レビューとしてはネタバレレベルだろうし。そしたらいつの間にか、上映館が40以上に増えててビックリして、うれしくなったよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画館で観るべき邦画。最高だった。\n 邦画って、名作と呼ばれるものは大体何処か暗くて重っ苦しい気がしている。だから映画館に観に行く気にあまりなれない。でもこれは、映画館で観てこそ楽しめる作品だったと思う。家で観るのとは違って、映画館は公共の場であり、非日常。映像や音に差があるのはもちろん、没入感が違うのだ。映画館で観ていると、2回目視聴であろう人と初見の人とで反応が違うのが面白かった。1ヶ月前のパートでは、あんなに劇場全体が笑いに包まれているのは初めての体験だったなあ。川崎チネチッタで観たのだけれど、平日レイトショーでほぼ満席。最初の約30分はカメラワークのせいで大分酔ってしまって大変だった。顔を斜めにするとちょっと楽になった。俳優の有名無名は作品の良し悪しに関係ないってことが本当によくわかった。しっかりとした演技力がある無名俳優さんがこんなにいることにホッとすると同時に、もっと陽の目を浴びても良いのになあと思った。頑張っている人たちの映画だった。最初はこんなんで大丈夫なのかよって気がむんむんなのだけれど、展開が進むにつれチームが一体化していくのがたまらない。どんな状況に置かれても、自分の仕事をきっちりこなし、一つにまとめあげようとする人たちのパワー。ブラボー現場!だがしかし、ファッキン上層部!マジムカつくわね!!と、同時に、ソクラテスの洞窟の比喩よろしく、自分たちがいかに物事の一面しか知らないのかを見せつけられているような気もした。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "前情報なしで観れるのが一番!!\n ゾンビ映画製作中のシーンから映画始まります。これ以上はネタバレになるので言えませんが、そこから裏切り→メインテーマに展開していくのですが…「そういう映画だったのかーーー!!!」と、一気に作品の世界に没入してしまいました。まさかの笑いあり、涙あり(4回泣けます)の展開です。「低予算ゾンビ映画?」「無名キャストばかり…。」大丈夫です。難しい映画じゃないし、小学生から老人で楽しめるエンターテイメント!!こんな邦画が観れるなら、これからも日本の映画に期待したい!!!そして、俳優さん、女優さん、皆んな最高!!脇役にも「こんな面白い人いるんだ?」と。なんで、日本の映画は同じ人ばっかり出てくるんでしょうね??夏休みにオススメしたい映画ナンバーワン。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "感想を語る=ネタバレ\n SNSの評判の良さと単館から徐々に公開が広がってきたという事実から観ておかねば!と出かけた。これはネタバレなしには語れないヤツ!!感想を語る=ネタバレ。構造自体がこの映画のアイデアであり肝っていうね。低予算をアイデアでカバーという映画製作の基本中の基本。ゾンビ映画&ワンショット撮影!これは頑張っているな~と思って観ていると、中盤から違うドラマに…。??と感じていると更にもう一段階上の展開!これはやられた!映画(と撮影クルー達)への愛に溢れ、なおかつ低予算ゆえの熱い勢い!パンクバンドのデビュー作のように、初期衝動の時期にしか作れないであろう傑作!カメラが廻ってからの監督のフッキレ演技も奥さんのブチギレ行動も最高。スクリーミング・クイーンとしての秋山ゆずきもとても魅力的でした(腕・脚の露出ナイス)彼女のキャスティングも成功の要因の1つだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "現代日本のお笑いセンスを凝縮!\n 面白かったですね監督の最後の笑顔とても良かったユーロスペースの椅子は勘弁してほしい " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 10, + "review": "ネタバレや考察なんぞ読む必要なし\n 前情報無しでの観賞。いや笑ったw 邦画もやれば出来るじゃん、すげー楽しい映画でした(^ω^) " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "後半爆発します\n こんなに劇場が笑い声に包まれるのは初めて。もう家でみんなでお笑い番組見てるのかなっていうレベル。前半はハズレかなって思いながら見ていたら後半に伏線の回収パラダイスで最高でした。チネチッタ川崎さんでは週末ランキング1位という快挙!これから口コミでもっと広がってほしいです! " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "B級ホラー?物で、、、感動❗️。\n 高評価作品に興味が湧き、漸くの鑑賞となりましたが、月曜の深夜枠の上映にもかかわらずなんと満席。上映館が少ないとはいえ、この反響の大きさにはビックリです。本サイトなど一部のネット媒体を介しての評判拡散だと思いますが、今回しっかりとそのウラが取れました。冒頭の30数分間のワンカメラ映像は「何これ⁈、やっぱりB級」の印象でしたが、「カット‼︎」後の展開は伏線を回収する見事なギャグ映画に変貌。映画愛を全面に押し出した充実の94分間でした。皆んな「こんな映画を待っていた‼︎」ってことなのでしょうね。上映終了と同時に拍手👏が巻き起こりましたよ。スタッフさんも含め有名処は皆無なのに、このインパクトは秀逸です。(大手広告代理店が主導する大作と呼ばれる作品の関係者殿には是非観て貰いたいな。如何に脚本の緻密さと制作サイドの情熱が映画にとって重要かということが、この作品には詰まってます。)残念ながら今の処、公開されているのはたった6つの都府県に留まっている様ですね。この作品をスルーした全国の映画館さんに言いたい。「商売っ気、無いんですか?」「勿体ないですよ!」って。全国の映画ファンの皆様、諦めずにお待ち下さい。(2018年のB級邦画のNo.1、いやA級でも通用する快作です。DVDが出たら買いです。) " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とにかく観てくれ\n いやあーこれは最高でしょ。ひさびさに劇場で大爆笑しました。しかも皆爆笑してたから劇場内の一体感が半端なかった。前半は若干不安な感じなんですよ。「え?これ面白いのかな?」って。しかし前半を侮ってはいけません。前半に散りばめられた伏線を後半で見事に回収していくそこにこの物語の面白さが凝縮されています。あんなに見事に伏線が回収される映画、初めて観た。あとは「作り手の愛」ですかね。一見無謀なことでもなんとしてでも良い作品を作り上げる、最後までやりきるんだという作り手の情熱と愛が見えます。未見の方には「とにかく観て」としか言いようがありません。最初は前提知識は入れないで観た方が楽しめると思います。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "やられたw\n 漫画や小説で、コレは上手いなぁって作品には時々出会えるが…【映画】で、こういう風に上手いなぁって感じるのはいつ以来だろう。正直、開始30分は「なんだこりゃ?」と。つい隣席の友達の顔色を伺ってみたりしたが、作品の1/3を過ぎた辺りからその世界にどっぷりと浸かり、気付いたら鼻水垂らしてバカ笑いしてる自分が居た。そして、久しぶりに爽快な気分で映画館を後にした。役者が、演出が、監督が、これでもかと観客を楽しませようと大盤振る舞いしているのが伝わる。これが本物のエンターテインメントというものではないだろうか。とにかく、頭と心を空っぽにして純粋に楽しめる最高のショーである事は間違いない。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "上がり切ったハードルのその上\n 満席に2回泣いてやっと観れた。1.5hで5年分は笑った。みんな笑ってたのも最高だった。こんなにコンパクトなのに主人公のお話もちゃんとしてる。ラストシーンも、あのシーンがまさか伏線だったとは普通に見てる時には全く思わない。全ての違和感を気持ち良く回収してくれる手際には、イニシエーションラブを思い出した。本当に無名の役者たちなのか、すごすぎる。サプライズ舞台挨拶&サイン会もあった。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "カメラを止めるな!だった!!!\n 見事に面白かった。久々に声出して笑いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "とても面白かった\n  構成が見事で、どれだけ緻密なのか知恵をしぼりにしぼった感じがすごいのと、それに役者さんたちが見事に応えている感じがすごいし熱い。一丸となってみんながいいものを作ろうとしている熱気のようなものがみなぎっていて元気が出る。内容も見事にリンクしていて何から何まで素晴らしかった。 お母さんと娘が暴走していくところが面白かったし素敵だった。あんなふうに何かに夢中になれるのは素晴らしいし羨ましい。(追記) イオンシネマで二回目。今回は、役者のアドリブや対応力もさることながら、スタッフの的確で素早い仕事ぶりに目が行った。初回とは面白さの角度が違っていて、改めてとても面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ネダばれ禁止\n とにかく何も語れないが、映画館で観ないと面白さが半減してしまうことは確かだろう。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 8, + "review": "緻密なアイデアは予算に勝利できる\n 予算はそりゃあった方がいい。ただ、それを上回る熱意とアイデアと緻密な計算は、時に奇跡を起こす。そんな映画であり、映画愛が詰まった映画です。なんか最後泣けるし、エンドロールでも感動するし。つべこべ言わずに、全国のシネコンはこれを上映しましょう。 " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしい!\n これは観ないと伝わらない面白さだと思う " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高かよ\n 是非観て " + }, + { + "date": "2018-07-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった\n 凝ってて好き。おもしろかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "別名『全員無名』。\n アイデア、演技力、構成、演出力が素晴らしい、OFFフレームのスラップスティック映画でした。全員無名のキャストとスタッフらしいですよ。ワンカットの映画ってだけで、技術的なハードルが高いのに、この映画ではちゃんと面白いんです。単純に長く撮影するだけで、台詞を忘れたり、機材が壊れたりと、トラブルの発生率が高くなりますよね。これだけの作品が作れる人達なのに無名なんです。メジャー映画って、相対価値の産物だってことが、よく分かります。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "文句なく面白い。\n 最初の数十分は前評判ほどではないかなと思ったけど、その後は怒とうの面白さ。スゴい良かった。知ってる監督さんでもないし、知ってる役者は一人も出てないし、たしかにB級映画なんだけど、それを逆手に取った自由に挑んだ作り込みの細かさと見事な伏線回収。ヘタに予備知識を入れずに見てほしい。この映画製作に関わった全ての人の映画愛を感じられる。おすすめ。観た人と語り合いたくなる。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "日本アカデミー賞最有力\n Twitterでの口コミで前々から評判の良さとそのチケットの取りづらさから気になっていた所へ上映館増大がありましたので、川崎まで期待に胸を膨らませながら鑑賞してきました。スクリーンの座席(191席)が全て埋まった状態でほぼすべての観客(私を含め)が終わったあとに拍手を送られていたのが印象的です。近年、安易なメディアミックスに代表される学芸会のような邦画の数々に呆れを通り越しアレルギーになりかけていた私の目を覚まさせてくれたこの作品にありがとうと言いたい。なんだよ邦画、おもしれぇじゃねえか。日本アカデミー賞監督賞は「万引き家族」、作品賞は「カメラを止めるな」でどうでしょうか? " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 12, + "review": "映画監督達の心の叫び\n この映画は、いわゆるバックステージものにあたるのかもしれない。そして、映画を作る際に我々観客が普段スクリーンでは観ることのできない人たちにフォーカスを当てている。映画監督のみならず、プロデューサーやモニタから指示を出す人や美術さんやカメラマンやカメラアシスタントなど。そこから見えてくるのは、今の日本の映画監督たちがどのような状況で映画を撮らされているのかということだ。この映画は確かにエンターテインメントとしても非常に優れた内容に仕上がっているが、ただそれだけでおわってはいけない。この映画から受け取れる監督たちの声なき声を受け止め、優れているにも関わらず、目を向けてもらえない埋もれてしまっている映画に目を向ける必要があるのかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "和製コメディー映画の最高峰では?\n 前半でばら撒かれた伏線が後半で回収される度に劇場から物凄い量の笑い声が沸き起こった。こんなに大笑いする映画はちょっと記憶にない。見事。ただ、視聴者に感情移入をさせるはずの前半37分のゾンビ映画の出来栄えがチープ過ぎて感情移入できず、後半になるとちゃんとした映画になるのだがイマイチ乗れずに終わってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "斬新 でもそれ以上に、励まされる\n チームで物事をなす時の、リーダー(ディレクター)の情熱を描く。と同時に、物事はネガティブ・ポジティブ、偶然的・必然的に関わらず、それを取り巻く全ての環境要因が組体操のごとく懸命に積み重なってできたものであることを伝え、創作という行為を讃え、励ます。 創作と言ったが、人の人生も言ってみれば創作していくものかもしれない。達成したい夢はあっても、枷となる外的要因、自分自身の力足らずなところなど、思うように行かないことが出てくるのは誰もが経験していることだろう。そんな苦い思い出は、映画の中の監督を観て、観客も自分の経験と照らして共感し、半分自虐的にも笑わせられる。だが、笑い話にしかならない間抜けな経験ばかりでも、それでも不運を味方につけて、止めずにやり抜いたなら、ささやかな夢が叶うかもしれない。この映画では、そんなエールをもらえる。 確かに、劇中劇を用いた二重のメタ構造はシンプルに面白い。だが、それに加えて、誰もが作中の監督に共感し、自分ごととして見れるからこそ、この映画はこんなにも人気を得ているのだと思う。 構造はメッセージを伝えるための必然的な手段であって、監督役役の男はこの構造を活かして我々観客を指差し、「カメラは止めない」と叫ぶ。劇場での満場の笑いが無ければ、私は涙を抑えられなかっただろう。(…まあ 実際私がチームで活動するとき私自身は、この映画でいうとダメな俳優サイドの人間なんですが…) " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "構造オチがキレイすぎ\n 構造オチ的な代物。構造が切り替わったところから伏線回収がキレイに続く。そのため盛り上がりもあるし楽しいのだが、「観たことないよ!」なんて驚きには繋がらず、漏れ聞く「無類の傑作!」という評判ほどには感じなかった。ただ、序盤のスーパー長回しと、エンドロールでのネタばらしには感心。ひたすらスゴいと思った。 " + }, + { + "date": "2018-07-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "館内大爆笑!\n 37分ノーカットワンシーン撮影作品が、なぜ90分超えの上映作品になるのか?そうか、こういうのってあるよね。笑いの素材としても、あるあるパターンなのに可笑しい。 " + }, + { + "date": "2018-07-20", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白すぎ\n あんなに映画館で笑ったの初めて " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "日本アカデミー賞の脚本賞取るでしょう(たぶん)\n 超面白いです!上映後小さくでしたけど拍手おこりましたよ、別に舞台挨拶とか全くない普通の上映だったのに…映画館でドッカンドッカン笑いが起きる映画ってそうそうないと思うんです。クスクス笑いはあったとしても(私がそういう経験がないだけかも)初めは映像に酔うかもしれません。POV的映像なので、ですがそれさえ忘れてしまうほどの面白さがこの映画にはある!日本アカデミー賞で脚本賞取ると思います!! " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "映画好きなら絶対楽しいはず\n 役者だけで映画は出来ない。「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル」番組で感じた違和感には全て意味があったとは!ロケ地も秀逸、ドローンの使いどころもいいし、エンドロールの撮影風景も良かった。この面子で彼岸島撮ってほしい! " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 30, + "review": "最高に笑ったゾンビ映画!!\n これ最高だった!!笑いあり、涙あり、家族愛あり、ゾンビあり今年最高に笑った映画だった!!!ある古びた廃墟で、ゾンビ映画の撮影をしていた撮影隊しかし、そこへ本物のゾンビが現れ、現場はパニックに陥り…この「カメラを止めるな!」は、とても評判が良い映画だったので見始めたものの最初の30分は正直かなり不安で「観る映画を間違えたんじゃないか」とさえ思い始めていたしかし、その後から始まるドラマを観ているとその「不安」こそが、この映画の「肝」だということがわかるつまり、観客側からすると「なんなの、このショボいB級映画」と思うような作品であってもその裏には、スタッフさんやキャストさんたちの血の滲むような努力があってそこから生まれたその作品は、彼らの汗と涙の結晶なのだだからといって、これまで「つまらない」と思った作品の評価を上げるわけではないけれどスタッフやキャストの全員に、それぞれの人生があり、それぞれの事情を抱えながら「映画」という仕事をしているという、その思いは忘れちゃいけないんじゃないかと思った「映画」に対する思いも様々で、それぞれに熱量の違いや温度差はあるけれど「よーい、スタート!」の合図がかかれば、みんな同じ土俵の上にいて「作品を届けたい」という気持ちで一致団結する姿には感動してしまったたとえ誰かがやりすぎちゃっても、たとえ誰かが事故っちゃっても、それもまた「作品の味」として残っていく改めて、いつも素晴らしい映画を私たちに届けてくれるクリエイターの方たちに敬意を表したくなる作品だったしかし、私は「ポンッ!!」だけで、しばらく楽しく生きていけそうだわ辛いことがあったら、「ポンッ!!」を思い出すことにするその理由が知りたかったら、是非、この映画を観てください " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "伏線\n 最初のゾンビ映像は、酔います・・・笑。でもその映像がとにかく伏線だらけなので、たまに目をつむりながらでもとりあえず全部見てほしい。キャラクターもひとりひとりの個性が強くて、とにかく面白い!以外の言葉が出ない " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "冒頭ワンカットの違和感に注目!\n 今まで見た邦画でこんなにも笑い声が聞こえた映画は、はじめてです!言い過ぎかもしれませんが、少なくとも今年見た映画の中で一番面白かった。正直、この映画は予告を見れば、映画の構造が大体わかります。だからといって侮ることなかれ。冒頭のワンカット映像の少しおかしなところに注目して観れば、より面白く感じられます。2回目も観に行きたい! " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "絶対に観るべき日本映画。\n これだけの高評価、連日満員の映画館。とにかく、今観るべき日本映画であることは間違いない。ぜひ!! " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "前半の、ん?が解けていく部分、本当に大爆笑。計算されつくした脚本に...\n 前半の、ん?が解けていく部分、本当に大爆笑。計算されつくした脚本に完敗!少しの動きやセリフだけで、役者の人物像が分かってくるあたり、なかなか無駄がない演出だなーと思いました。現場の裏方の動きも軽やかで、そうそうこんな感じ!下っ端で働いていた頃の自分を思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "事前情報なしで観てください。\n ジェーンスーさんがラジオで絶賛していたので観てみました。音楽の演出が時々鬱陶しく感じたので-0.5ですが、映画愛に溢れる素晴らしい作品でした! " + }, + { + "date": "2018-07-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 37, + "review": "最初の5分じゃ判断できない映画\n 私の持論として面白い映画は最初の5分見れば分かるという持論があるが、この映画は全く違った。最初は正直、大丈夫か?、所詮こんな映画知ってるんだぜ勢の口コミが変に広がっただけか?と思った。しかし、半分を過ぎてからの伏線の回収にビックリ。最後には心の底から笑ってた。あまり他の映画では味わえない感情に満たされた。日本映画にしかない強みがある。正直最近の日本映画(一部除く)にはうんざりしてたところだったが、日本映画の未来は明るい! " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n 初見の一週間後に二回目を鑑賞。やっぱり面白かった。初めて見る方やホラー映画が苦手な方も、後半になるまで我慢して見てほしいです。上映開始後10分で出て行った方がいましたが、後半まで見ないとこの作品の面白さは分かりません。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "B級?ナンセンス?でも・・\n 出ている人は有名な人はいないし、安っぽい感じでストーリーが進んで行くので、どうなるかと思ったら、凄く面白い作品でした。最初の撮影シーンで疑問になっていた所が後半種明かしされていて、それが面白さに繋がってという感じでした。久し振りに涙流して笑いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ネタバレは見るな!!\n 初めて映画館であんなに腹の底から笑えました。レビューとか読まずにまっさらな状態で見ることをおすすめします! 低予算というのは分かりますが、そこを逸脱したアイデアで補って他の金のかかったものよりパワーを持った凄い映画だった。povモノのゾンビ映画は数あれどこんな感じで観客の脳内にはまずない作り手の視点から見せて笑わせる映画は観たことがありませんでした。いや凄い。ギミックとしてドタバタな撮影過程をネタにするとともに映画撮る裏側にも観客に焦点を向けさせるというのも狙いなのだろうけどそれがまた良い。ネタもホント笑えましたし、役者さんの演技も良かった!今やっている邦画で一番面白いかも… " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "なるほどです。\n ネタバレ書きたくてしょうがない人が沢山いるのも、まあわかります。途中ネタか分かっても最後まで見させるパワーがあります。二回見たくなりますね。一生懸命やる姿は素晴らしい。パワーをもらった感じがしました。上映後は出演者の挨拶がありました。今後も頑張って欲しいものです。追記ですがこうなっては(拡大公開)Tシャツ買わなくて正解でした。誇らしげに着ている人を見ましたが何故か萎えました。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "エンドロールまで熱い!!!\n 予告も確認しないまま、「ゾンビ映画か...でも話題作だし...」と、少しローテンションで観に行きましたが、、、すみませんでした!!!5億点です!!!最初から最後(エンドロール)まで、細部にわたり工夫が凝らされていてめちゃくちゃ楽しめました。本当に面白かった、その一言に尽きます。冒頭の30分間をニヤニヤしながら観ている方が「なんでだろう?」って思ったけど、それも納得です。2回目見たら確かに冒頭からニヤニヤしそう(笑)そして観に行きたい!笑ぜひ1回目はネタバレなしで観ていただきたい作品です! " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "なまもの\n ゾンビ映画撮影中に本物のゾンビに襲われても撮影を続けた様子と、その撮影に至る過程&撮影の舞台裏をみせる話。 「ホンモノ」を求める監督が儀式を行い本物のゾンビを作り出したという設定で、ゾンビ映画の描写には違和感のある展開がチラホラとあるが、その後撮影の舞台裏でどいうことだったのかとみせていく展開。面白可笑しくバカバカしく、なかなか上手く作り込まれていて楽しかったけど、スタッフや俳優の役どころがどの程度のレベルの面子の設定かがもう少し判りやすかったらなあというところと、この番組がどう評価されどんなリアクションがあったか等のエピローグが少し欲しかったかな。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "腹筋崩壊!涙が出るほど面白い!\n 「カメラを止めるな!」鑑賞。*概要*「30分以上のワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った人々の姿を描く異色作。*主演*濱津隆之*感想*やっと観れた…「カメラを止めるな!」は、近くの劇場でやってなくて、仕方なく、新宿で鑑賞しました。評価が高いと噂は聞いてましたが、ここまで最高だったとは。。確かに噂通り、めちゃめちゃ面白い。前半はクソでしたが、後半からがとにかく最高。何アレ?wwwあんなの絶対に笑っちゃうに決まってるじゃん!監督、出演者は全く知りませんし、低予算ですが、、これは邦画史上最高レベルの映画。ナメないほうがいいですwネタバレは書きません。とにかく最高。それしか言えないw映画評論家の町山さんが絶賛するのもわかります。とんでもないトリックですね。久しぶりに映画で大爆笑しましたwあと、2~3回は観たい!!\(^^)/ " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "B級ゾンビ映画です。\n シネチッタで上映が始まったので、余計なレビュー見ないで、行ってきました。脚本が素晴らしいです。映画の面白さを教えてくれた一本になりました。是非、お見逃しなくと言いたいゾンビ映画です! " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "確かに面白い。\n インディーズらしさが凝縮された感がある。無理に取らせてない自然な笑いが良かった。見ている人がハッピーになる映画だと思った。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "いない。出来ない。ならどうする?\n とにかく面白かった!序盤オヤ?とも思ったが、徐々に引き込まれるしその意味も後でわかる。エセ業界人のため穿った見方をしてしまい、演出の深読みをし過ぎて、この長回しのカメラワークは監督にこういう意図があるんだな。とか思って見てたらミスディレクション。というかコレ…(以下ネタバレの為割愛)というのが多くあり爆笑。いない。出来ない。ならどうする?ということを映像の現場に落とし込むとこうなる。本当に素晴らしい。前半後半で違う作品を見ているような感覚になる。もう一度見たらまた違った見え方するんだろうな。また見たい。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 20, + "review": "渾身のカメラ目線\n 映画に対する知恵と工夫と情熱と溢れるばかりの愛。時々、こんな不意打ちがあるから映画館通いは楽しいのだ。まだ、上映館が少ないけど,近くの人はとにかく劇場で観てほしい。DVDとかで観ると最初の30分で再生を止めてしまうから。その後からが一人で観たらもったいないくらい面白いから。しかも劇場内で沸き起こる笑いで一人で見るよりも数倍面白くなるから。「映画は家でDVDで観れば十分」と思っている人に、劇場で観る大事さを伝えたい。 " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "笑って泣いた!\n 今話題騒然の『カメラを止めるな!』たった二館での公開で連日満席ということで全然行けなかったが、本日からチネチッタでも公開となり、やっと観られました。もうね、最高!今年ベスト!グダグダから始まって、涙がでるほど大笑いして、最後には謎の涙が出てきました。観るチャンスがある人は何も聞かずにとにかく観た方が良い!映画愛に溢れる傑作です! " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 24, + "review": "観てるうちにどうでもよくなった。\n 製作費が少ないことを逆手にとった映画だ。テンポが悪く歯切れも悪い内容には訳があり劇中で映画の背景が明らかになる。要は劇とメイキング映像の融合である。これは人を選ぶ映画だなと後半を観ながら思った。改めて製作費が潤沢であるということの重要さを悟った映画でもあった。言ってみれば日本のドラマと同じだ。ドタバタもので所々ささいなギャグや個性あるキャラが仕事に恋に奔走する。それを映画館で観ることになるとは思ってなかったが、少し期待しすぎていた自分もいた。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "荒削りな感じ\n 毎日やってるらしい舞台挨拶は「感謝してる」「すごいすごい」みたいな話しばかりで退屈。これまで1回も脚光を浴びたことのない人たちだからこそ、今が楽しくてしょうがない、という感じ。それに付き合わされる身にもなってくれ。舞台挨拶中、本人たちを目の前にして退席するのはさすがにできなかった。映画自体は、確かに評判通り面白いとは思いましたが、予告編にメイキングシーンが出てくるので、ちょっとネタバレ感はありました。全体的に荒削りな感じもした。 " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "良質なエンターテイメント\n これぞ娯楽映画の決定版、といえるくらい、鑑賞後「面白かった!」と素直に思いました。同じシーンを観て、こんなにも受け止めかたが変わってしまうのか、と感じさせる絶妙な脚本。他の誰も代わりが務まらないと思えるキャスティング。スリルあり、笑いあり、B級風味もあり、ちょっとジーンとさせるシーンもある。この短い時間の中で、様々な感情の起伏を味わいました。撮影の裏側もコミカルに描いていて、製作にも携わってみたくなる。映画って楽しいでしょ、作る側も観る側も楽しもうよ、という製作者側の意気込みが伝わってきます。まあ、レビューなんか読んでないで、前評判なんか気にしないで、とにかく観てくださいよ、と自信を持ってオススメできる、本当に本当に楽しい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 18, + "review": "モノづくりに関わる人に刺さる笑い\n いやもう、何を書いてもネタバレになっちゃうんで、中身には触れませんが。110分中、冒頭の38分を耐えたら、そこからはずっと腹抱えて笑いましたよ。映画が好きな人と、映像制作に関わったことがある人にはオススメ。自主制作映画の経験でもいいし、漫画やイラストを趣味で書いてる人でもいい、そういうタイプの人には刺さると思う。一般企業でも、メーカー的な「納期と予算ある中で、クオリティと時間どっちをとって、妥協点を見つけるか?」って仕事の経験がある人には観てほしい! " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 4, + "review": "ショウ・マスト・ゴー・オン 幕を降ろすな\n 元ネタは、「ショウ・マスト・ゴー・オン 幕を降ろすな」と「ラジオの時間」だな。どちらも東京サンシャインボーイズの舞台作品。それを舞台でもラジオでもなく、ゾンビ映画でアレンジしたところにセンスを感じる。むかし、ネタをやるコロッケのマネをコージー冨田がやってて、観てはいけないものを観てしまった気がした。この映画を観たとき、それに似た気持ちになった。でもなんだろう、楽しめなかったのはそのせいではない。やはり、元ネタの「ラジオの時間」と同じで、ライブ(生放送)がこじつけに感じて、最初から乗れなかったのだよ。まあ、そこは、コメディだから硬いこと言うなよと言われれば、はいすみませんと言うしかないのだが。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "B級ゾンビ物として見るべき(^^)\n B級ゾンビ映画として見に行くべきです。後は見てからのお楽しみで。とにかく見てない方に勧めるにはそれが一番良い気がします。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "素晴らしい脚本、俳優陣\n 予備知識なしで鑑賞。素晴らしい!劇場では笑いの嵐。ワンカットの妙、笑い、鮮やかな伏線回収、そして映画への愛が溢れています。こんなレビューを読まずに是非とも劇場へ。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "B級映画のようでB級では無い\n イオンシネマ大宮のレイトショーで鑑賞。客の入りは7割くらい。おそらく池袋や新宿で見れなかった人たちがこちらに流れて来たのか?上映開始して早々、笑う人がいたので違和感を感じた。後で分かったがこの人達はリピーター。全体を通して声を出して笑う程ではなかったが、非常に良く考えられたストーリー、構成で良い作品であることには間違いない。映画通な玄人が絶賛している中、一般の方々にもぜひ見てもらい作品です。「パンク侍、斬られて候」とは対極を成す作品ですかね。 " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "愛が詰まってる\n 発送、構成、脚本が素晴らしい。前評判で期待しすぎたのでそこまで爆笑ではなかてが、最初の40分を見ていて違和感をちゃんと感じたところが後での布石にちゃんとなっていてそのままホラーにも通じる絶妙なあんばいを監督がすくいとっているのが素晴らしい。スタッフや細かな役の人までもの愛が溢れていて監督の人柄なんだろう。エンドロールが一番感動。上田監督すごい! " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 12, + "review": "笑いと涙と映画愛の労働喜劇\n 評判通りめちゃ面白い。アイデアと熱量、映画への愛に満ち満ちている。低予算映画ではあるが、巧みな脚本と役者陣の熱演、底抜けのユーモアで大いに唸り、大いに笑う。やがて理解に至るであろう前半部分の意図的な\"つまらなさ\"を越えれば、怒涛の伏線回収の快感と笑撃。最高だ。意図的な“つまらなさ”と書いたが、あの前半部分をもっと面白くスリリングにしてもいい。その上で“違和感”や“不自然さ”を配置すれば問題ないだろう。偉そうに苦言を呈したが、超低予算であれだけ面白い作品を完成させたスタッフ・出演者には頭が下がる。三谷幸喜は10回くらい観て勉強してほしい。この作品が度重なる困難をも克服(あるいは妥協)したうえでの映画と人生への賛歌(=参加)たりえているとすれば、それを笑い飛ばす底抜けのユーモアと、多くの商業映画が描き続けてきた物語の普遍的セオリーに負うところもあるだろうな。とにかく多くの人に見てもらいたい。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "ヤバい今年ベスト級かも\n パンフに寄稿した水道橋博士も、たまむすびで絶賛してた町山智浩さん両氏とも、三谷幸喜作品を引き合いにしてましたが、確かにわかる!「三谷幸喜って面白い芝居や映画つくるなあ」って思った人は、上映館少ないけど頑張って見に行って下さい。三谷幸喜をスタイルカウンシルだとすると、本作の上田慎一郎監督はジャムかな。わかりづらい上に的はずれな例えかもしれないw高評価は伊達じゃないマニアむけのカルト映画じゃなく、老若男女にオススメできる極上のエンターテイメントですご家族でもOK是非! " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 17, + "review": "KUFU!\n こんなに工夫のある映画は見た事無いわ脚本から何からおもろいけど、キャスティングがハマってる。 監督家族からアイドル女優からベテラン役者まですべてがバッチリ。 映画の作られ方ってこんなにもドラマティックなのね。勉強になった。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "期待以上の素敵な映画\n 友人より面白いと勧められ、あまり期待せずに観賞。冒頭、チープなB級ゾンビ映画と思っていたら、何とそれが家族愛にも通じるドラマへ続くなんて考えていなかった。低予算映画であることで、完成度は高くないが、面白いと素直に思える映画だった。この作品をブラッシュアップさせたらどうなるのか期待してしまう。制作に加わったキャスト、スタッフがこれからの作品で活躍して欲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "真面目にふざけた先に見えるもの\n ふざけた作品です。けど映画の全スタッフが真面目にふざけたので極上の作品でした。冒頭の37分はほぼ見せ場無し。。。ただ鑑賞後はその37分が愛おしく人間味のある37分でした。→おそらく冒頭の37分で笑う観客はリピート客だったと思います映画という創作物(フィクション)の中で制作陣、俳優陣、技術スタッフの汗がノンフィクションのドキュメンタリー以上に滲み出てきます。こだわり、熱意、信頼、勇気、覚悟…創り物をする上で大事なものが全て詰まっている。観終わった自分ですら充実感と達成感があるので、この映画に携わった人ほど充実感と、達成感は半端ないと思います。ただ今回は#1でしたので、それぞれの次回作に期待してます! " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 16, + "review": "観賞後、かなりジワジワ来てます!\n なに、この映画!最高に面白いじゃん!B級映画と思って観たら怪我するよ(笑)前情報は30分以上ワンカットで撮るゾンビ映画を生放送。途中で失敗は許されません。所々で意味不明のシーンがありますが、まぁワンカットだからしょうがないかなと思いながら観ていましたが、あっという間に上映終了~。まぁまぁな映画だったなと思ったら、そこからがこの映画の本番でした(汗)もう場内は爆笑の渦!!良くできている構成。こんな面白い作品なのに上映館が少なすぎて残念です。上映後は何と出演者の皆様の舞台挨拶もあり大満足。多分、おかわりする予定! " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 5.0, + "empathy": 3, + "review": "初めて観たゾンビ映画\n めちゃくちゃ面白かった。映画が好きで本当に良かったと思える作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 5.0, + "empathy": 171, + "review": "とにかく観てくれ!\n 最高の映画体験。予告を見ていなかったけど、たぶん絶対面白いだろう!と期待を込めて最前列で鑑賞。前半のカット無しのゾンビドラマでゲロゲロに酔っていたら、後半のめくるめく情熱の波に飲まれて大爆笑しながら大号泣していた。「ワンカット撮影からの何か」があることはわかっていたけど、また本物のゾンビが出てきて〜というループになるホラーだと思っていた。まさかの製作ドキュメントに方向転換、怒涛の展開と大量の伏線の回収劇に圧倒される。全ての感情をグワングワンに掻き回されて、もう本当に楽しかった。うだつの上がらない日暮監督のファースト演技シーンが最高。「早い・安い・質はそこそこ」でプロデューサーや若手女優にすら従いっぱなしだった彼の「撮影は続ける!カメラは止めない!」の言葉が胸打って止まらない。最初はイケメン俳優目当てだった、ウソの演技が許せない映画監督志望の娘、真央がプロデューサーをど突いてモニター前に陣取る所も熱い。そしてこの親娘の肩車、最高!劇中劇の中で不審な動きを繰り返していた山越の真相もなんとも可哀想で本当に笑えた。やっぱり私はウンチが好きだな。他のキャラもみんなそれぞれ大好きなんだけど、特にこの3人が好きかも。ゾンビ映画であり、コメディであり、青春映画であり、ヒューマンドラマであり、成長物語であり、アクションであり、ドキュメンタリーであり。あらゆる要素を含んでいて、低予算映画の中でも断トツのスペクタクル大作なんじゃないかと思う。舞台はかなり狭いけどその狭さがいい。ただのワンカット作品の製作の裏側とネタバラシを描いたドタバタ喜劇だと言ってしまえばそこまでだけど、それ以上の深さと熱と渦を感じさせられる素晴らしい見せ方と演出と演技だった。そしてエンドロールと共に、本当の撮影の裏側が流れて、それがまた最高に熱い。カメラを地面に置いている一瞬の間でお水を二杯飲むカメラマンさんにまた涙が溢れてくる。もうこの本当のメイキングすら映画のような、トークショー時やロビーでのサイン会も映画の延長のような不思議な気分になった。側から見たらくだらないようなゾンビ専門チャンネルの生放送なんて視聴者の数も多くはないのに、その限られた世界の中で懸命になる人達がいて、映画ってなんて楽しいんだろうと心の底から思えた。映画が好きで良かった、観て良かったと思える、出会えたことに感謝できる作品。早くもう一度、もう二度と観に行きたい。よろしくでーす、ポンッ!2018.7.5 生き返り鑑賞① 追記37分の劇中劇、この裏で何があったか知っている分前回より面白く思える。今回はあまり酔わなかった。再確認・再発見しつつ好きなシーンや好きな人がどんどん増えていって本当に楽しい。意識が高く考えすぎなイケメン俳優、神谷が終盤で何かが弾け、臨機応変に対応し必死に動き「身体が勝手に…もう何も考えられなくなってきました…」と言うシーンが好き。きっとこの後の神谷は、スタッフや共演者たちと笑い合って、俳優として人間として、さらに成長していくんだろうなー!と、上から目線は承知だけど胸熱が止まらない。山ノ内くんと仲良く熱く語ったりしていたら面白いな。カメラアシスタントの松浦さんも可愛い。カメラ交代した時の、真央の反応も面白くて良い。定番すぎてダサいけどそれが良いみたいなことって何でもあるよなと思う。原点回帰。早くもう一度観に行きたい2018.7.14 生き返り鑑賞② 追記山越大ピンチからの真央の機転、大沢Pへの「判断!早く!判断!オーケー!」の言い方がめちゃくちゃ好きだ…現場でカンペを見る役者とカメラマンのものすごい形相も好き。この企画本当とんでもないよな…この作品を観ていると、全力で部活をやっていた時を思い出す。ハプニングもトラブルも絶えない中、ドタバタしながら何とか乗り切って最後にみんなで泣き笑いしたあの時の感覚がすごくリアルに蘇ってきて、何も関わっていないのに自分が青春しているような気になってくる。同じような気持ちになる映画はいくつかあるけど、今現在のこの作品の広がり方や演者さんスタッフさんの熱をとても近くに感じることも影響しているんだと思う。2018.8.8 生き返り鑑賞③ 追記回を追うごとに一人一人のキャラへの愛しさが溢れてくる。吉野ADが山越の生首を持ち勢いよく回り飛んで見切れを避けるのが面白い。腰痛カメラマンの撃沈時の顔芸も好き。めちゃくちゃ辛いんだけど声は出せないし…あの後ちゃんと休めたのか、治療はしているのかなど謎に心配になってくる笑そして神谷がグダグダ文句言いつつもトラブル時には毎回一番率先してアドリブを入れ繋いでいるのを観て、めちゃくちゃ有能だなと思った。有能で頭が回るからこそ、妥協できなかったり納得できないことも多いんだろうな。神谷の目線だと、日暮監督から見る古沢Pのように理不尽な監督とスタッフに思えていたんだろうな…そしてやっぱり最後の彼の機転と表情には心臓掴まれる。現場を知らない上の人に理不尽を言われたり、トラブルが起こってもやり切らないといけなかったり、どんなに小さな規模でもその枠の中で全力で頑張ることだったりと、大なり小なり自分たちにも覚えのある状況がたくさんあって共感できるポイントがとても多い。どのキャラクターにも個性と見せ場があって、細かい所で感情移入や応援できるのが魅力の一つなんだと思った。あと、シンプルに話が面白い。2018.8.11 生き返り鑑賞④⑤ 追記「ONE CUT OF THE DEAD」にて、トラブルが無かった時の話の流れはどうなっていたのかと元々の台本を読み解きながら観るのが楽しい。山越が場を離れなかったら監督の話はどう行きつくのか、どのタイミングでどう山越はゾンビ化するのか、晴美が暴走しなかったら斧はどこで手に入れる設定だったのか。回ごとに注目の人物を決めて、その人の視点や感情を推し量りながら観るのも楽しい。最近は神谷和彰がお気に入りだったけど、カメラマン組に注目するのも面白かった。地味に笑えるのが、片腕メガネとアル中がゾンビのくせに晴美のハイキックごときで死んでる所。2018.8.20 8.22 生き返り鑑賞⑦⑧今までずっと神谷に注目していたけど、主演女優松本逢花に注目してみた。護身術の件では後ろでちゃんと細かいリアクションをしていたりと、機転はあまり効かないけど案外ちゃんとやってる事に今更気付いた。「こんな所に斧が、ついてるわ」のセリフはあまりにもチンケな名言で、でも作品の為に咄嗟に出てきたんだろうなと思うと可愛い。最後に奇声をあげて監督を殺しにかかるシーンと、血の儀式の文様へ揚々と歩くときの表情がとても好き。繰り返し観ていると荒も矛盾も見えてくるもので、でもその綻びをあれこれ考えながら補正していくのも楽しい。観る回によってそれぞれの要素に乗れたり乗れなかったりするし、大したことないと思う気持ちも褒められすぎて嫌になる気持ちもめちゃくちゃ分かる。それでもやっぱり楽しくて憎めなくて、好きだなと思ってしまう。好きな音楽を繰り返し聴くような感覚で。まあ流石にちょっと飽きてきたのは否めないけども。また時間を置いて、まだ上映していたらたまに観て、その度に色々考えることが出来たら良いな。これからも出来る限りの範囲で、大作もインディーズも関係なく様々な映画を観ていきたいと改めて思った。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 9, + "review": "フィルマークスやツイッターでの超好評レビューで気になり鑑賞。 元々...\n フィルマークスやツイッターでの超好評レビューで気になり鑑賞。元々14時40分からの回を観ようと思ったのだけど劇場に着いた時には既に完売!結局一つ後の回でチケットを購入し、その回も満席でした。平日にもかかわらずこの異常な人気。それも納得のとんでもない面白さのある映画だった!どんな世代にもどんな国の人でも自信を持ってオススメできる作品!確実に前情報なしで観た方がいいメタメタなメタ映画なので詳細は伏せるけどラスト30分にはエゲツないほどの映画的快楽を味わえる。前半に感じる違和感の正体が一つ一つ解明していくことの気持ち良さ、そしてセッションのラストにも通じるような興奮がある。それはキャラクター達が予想だにしない何か新しいものを作り上げるという意味で似ている。ただこっちはあり得ないほどダサい。でもそれがなんとも愛おしい。そんな最高にダサいけど最高に熱いラストシーンは泣かずにはいられない!1人の情熱が他の人に伝播し1つのものを作り上げる。映画を作ってきた人、映画好きな人なら勿論グッとくるけど、それが何かは関係無く一つの事に対して全員でがむしゃらに取り組んでいる姿は人の心を動かす。ゾンビ映画繋がりもあって桐島イズムも感じられる。自分が情熱を注げるものに対して精一杯取り組む。それこそが辛い世の中を生きていく上での真の糧となる。たとえ側から見たらダサいかもしれないけど人の目を気にしてやらないこと程愚かなことはない。映画には人の信念が詰まっている。だからこそ普段なら綺麗事に過ぎないと感じてしまいがちなことにでも心から感動できる。残り半分切った学生生活の中で一度でもいいから映画を撮ってみたいと本気で思った。父と母と娘の親子愛というファミリー映画としても号泣!上映中はひたすら爆笑の渦でラストには感涙、上映後はパンフに監督とキャストの皆さんのサインをして頂くなど最高の映画体験だった。色んな人に勧めたい!ただ激混みなので余裕を持って劇場に行って下さい笑 " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 7, + "review": "見るべき\n テレビ局がつくる映画に比べてまさにこれぞ映画という感じ。公開規模の拡大希望! " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 33, + "review": "喰わず嫌いは損をする\n やっぱり映画って楽しいなぁー、と素直に思わせてくれる一本。ゾンビ映画ってだけで敬遠したら勿体ない。そもそもコレはゾンビ映画じゃないし。まさか感動させられるとは思わなかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 22, + "review": "新感覚\n 監督やキャスト陣も正直無知で、あらすじも読まずに、ホラーで怖いのかなって思ってたら、物凄く面白すぎました!!!最初は展開されるストーリーに対して、ん?え?どゆこと?ってなってたんですけど、これがまた良いスパイスになってて、ストーリーが進んでいくうちに、その、ん?え?どゆこと?が解き明かされるんです!本当に大声で笑っちゃうくらい物凄く楽しめました!その中にも心温まるシーンもあり、最後のエンドロールも微笑ましくてとても良かったです!終始、伏線のストーリー構成がとても新感覚で、上田監督の次回作が楽しみで仕方がありません!オススメです! " + } + ] + }, + "209": { + "title": "北の桜守", + "reviews": [ + { + "date": "2018-02-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "実写パートと舞台劇パートの重層性から生まれる意外な効果\n 吉永小百合主演の映画にしては珍しく、通常の実写で描くパートに、ごくごく簡素なセットの舞台での演劇でストーリーを伝えるパートが繰り返し挿入される。この舞台パートは、樺太での出来事など悲惨なエピソードをリアリズムで描くのを避け、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出で抽象的に表現している。はじめのうちは実写と舞台の切り替わりに違和感を持ったが、それに馴染むと、この重層的に描かれる世界が「人工的に創造された虚構の物語」なのだというシンプルな事実を再認識させる装置として機能するように感じられてきた。すると意外にも、たとえば吉永と阿部寛が演じる夫婦の見かけの年齢差も気にならなくなってくる。もちろん、滝田洋二郎監督の演出は的確で、吉永の女優魂とでも言うべき極寒地での渾身の演技にも圧倒される。しかしそれと同じくらい、この仕掛けが持つ意外な効果に感銘を受けたのだった。 " + }, + { + "date": "2019-06-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優陣が使い損されてる\n 考えてみると、吉永小百合の出演映画を観たのはこれが初めてかもしれないです。日本アカデミー賞のノミネート作品。この映画自体の存在は知っていたのですが、公開当時全然興味が惹かれなくて観ませんでした。ですが、日本アカデミー賞の候補に上がった作品の中でこの映画以外全部観たので、この映画はどんなものかと思ってDVDを借りてみました。まぁ…そんなには期待して観たわけではありませんが、そこまで好きになれませんでした。ただ、物凄く退屈だった前半に比べると、最後まで観たら思ったより良かったです。予告編では、この映画は吉永小百合と堺雅人演じる親子のロードムービーのように宣伝されていましたが、実際にロードムービー的な展開になるのは後半からで、前半は親子の過去と堺雅人の会社の話に吉永小百合が入り込むような内容でした。キャストが豪華で、吉永小百合、堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市と、素晴らしい俳優達が出ているので、演技面は一部を除いて素晴らしかったです。樺太からの引き揚げ時代と親子の交流、堺雅人演じる息子の会社と家族、吉永小百合と阿部寛演じる夫婦、昔を記憶を思い起こすためのロードムービー、いろいろなストーリー内容が組み込まれていますが、それを比較的短い時間に纏めてしまった結果、全てが中途半端で薄く感じてしまいました。特に感じたのが、認知症になった原因を探るために親子で旅をするのですが、少し見辛かったです。その原因はとある人物2人が絡んでくるのですが、正直そんなに描かれていません。特に、直接の原因となった人物の方は物語の途中からフェードアウトしてしまうので、突然その人物の名前が出てきたときに「そういえば、いたな」となってしまいました。何故フェードアウト状態になったかは後々明かされるのですが、うーん…やはり忘れさせない程度にもう少し出した方が良かったかなと思います。また前述から触れてますが、吉永小百合と阿部寛は夫婦という設定です。けど全然夫婦には見えなかったし、寧ろ親子っぽく感じてしまいました。確かに吉永小百合が非常に若く見えるのは僕も同感です。演技も前述の通り、二人とも良いです。ただ、吉永小百合が70歳を越えている事も知っているので、20歳ほど年下の阿部寛の奥さんという設定はどうしても違和感を感じてしまいます。また、堺雅人演じる息子の会社も描かれるのですが、それが原因で堺雅人演じたキャラクターが全然好きになれませんでした。コンビニの店長だったと思うのですが、店員に対しての扱いが最悪で、最早奴隷状態です。当時の時代背景もそこまで詳しくないから否定的に見てしまったと思うのですが、自分自身ブラックに勤めていた経験もあって、こんなところには絶対働きたくないと僕みたいな20代には感じてしまいます。また、篠原涼子はこの映画で堺雅人の妻を演じています。同年公開の映画で「SUNNY」では良い演技をしてたのですが、この映画は去年の3作品のなかで一番ダメでした。アメリカ育ちという割には英語の発音は酷いし、全体的に大袈裟にやってる気がしました。これで日本アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたと思うと疑問でしかないです。そして、所々舞台の演出が出てくるのですが、個人的に必要性が感じられなかったです。何のための演出だったのでしょう?映画の雰囲気からだいぶ違うし、結構気持ちが離れてしまいました。ですが、終盤の阿部寛が出てくる所は感動しました。また、終盤の方で吉永小百合が認知症になった原因が発覚した時は少し感情的になりました。吉永小百合が罪深く感じる要素としては少し弱い気もしますが、二人の演技が良かったので、それが大きく感情的になりました。主題歌である合唱曲も良かったでしすし、親子の二人も多く描かれていた事で絆が感じられたので、それらにだいぶ映画が持ち上がった気がします。ただ、いかんせん好きじゃない所が多かったです。感じ方は人それぞれではありますが、僕にはこれが日本アカデミー賞のノミネート作品だということが納得がいきません。 " + }, + { + "date": "2019-04-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "辛い‥\n どこを取っても不幸。戦争への恨みは募る。アルツハイマーではなく、トラウマからくる精神疾患なんて、辛すぎる。どれだけ辛い人生を送ってきたのか。見ていて辛かった。若い頃の役の吉永小百合、綺麗だけど流石に無理あったなぁ。いい女ですね、やっちまいましょうよ って言われてるとこが一番違和感あった。 " + }, + { + "date": "2019-02-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "話の内容は◎だったけど...\n 現代と回想シーンで場面が変わりすぎて見るのがちょっと大変だったかも...😅 " + }, + { + "date": "2019-01-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合の美しさに脱帽\n 信じられないほど美しい。 " + }, + { + "date": "2019-01-20", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあか。\n まあまあか。 " + }, + { + "date": "2019-01-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永さんの映画\n 吉永小百合さんのための映画。舞台劇挿入は変わっていて、最初は引き込まれたんだけど、歌いながらのエンドロールには引きました。吉永さん、本当に美しいんだけど、やはり若い頃を演じるには無理があるかな。毎熊さんのセリフで、やっちゃいますか?みたいなのがあったけど、無理がありすぎて、、、。でも、120本目の記念作品ですし、こんなんもアリとは思います。 " + }, + { + "date": "2019-01-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "白い喪服\n 樺太で生活していた主人公(吉永小百合)、ソ連の突然の参戦により夫(阿部寛)は応召、息子二人を連れて逃げまわり本土を目指す。時代は変わり、次男(堺雅人)はビジネスで成功、北海道にやってくる。北方領土で暮らしていた人たちの思いが伝わるが、吉永小百合はどうしても無理感が漂う。 " + }, + { + "date": "2018-10-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 3, + "review": "桜守はとってつけた様なネタだった。\n 「お母様!ただ今帰りました。」とか少しお上品な家族映画が多いと感じる吉永作品。まぁ、小百合ファンの層がそのポジションだからだろうが。北シリーズ、撮影は毎度の事の様に綺麗です。吉永小百合への甘やかし度はMAXです。映画構造的には面白い試みをしている。実際の映像と舞台とのクロス演出、もう一つ過去と未来である。前者は面白い試みなのだが、「この理由は?」と疑問に思う。後々何か賞狙いの演出にしか思えなくなった。後者は戦時中と高度成長期。高度成長期の場面が考えが古臭い様な設定だ。このネタをどっから引っ張って来た?風。そこに母親の面影を演出したいらしいが、お母さんの匂いがあまり感じない。そもそも吉永小百合に昭和の母さん役は無理。京塚昌子や山岡久乃には到底追いつけない様なおにぎりの握り方には唖然とした。桜守も取ってつけた様なネタだし。1番思ったのは、俳優潰しの映画だなと。他俳優、堺雅人や篠原涼子など魅力的な部分が出てこないんですよね。脚本のせいで。北のシリーズで1番面白く無かったです。はい。 " + }, + { + "date": "2018-10-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "日本映画界の小百合守\n 吉永小百合120本目の映画出演作。戦中戦後、北の大地を生き抜いた母と息子の物語。監督は『おくりびと』の滝田洋二郎。堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市ら日本映画界を代表する主役級がズラリ。『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”と位置付けられる、その最終章。…と、本作、話題性のある側面だけは幾らでも持ち上げる事が出来る。が、作品そのものは…。『北の零年』は壮大な開拓物語としてそれなりに見応えあった。『北のカナリアたち』は若い役者たちとのアンサンブルとミステリー要素でこちらもそれなりに見応えあった。それだけに本作は、その話題性以外取り柄の無い、凡作としか言い様がない。毎度の事ながらの、吉永小百合の吉永小百合による吉永小百合の為のTHE吉永小百合映画。冒頭、無理のある若作りメイクで、阿部寛が夫で、中学生くらいの子供。もうここだけで、吉永小百合の為に企画され、吉永小百合をまたもやちやほやする為に作られたようなもの。一応今回、ボケという老いの役柄設定もあるにはある。しかしそれによって尚更明るみに出てしまった、演技力の無さ!『わが母の記』の故・樹木希林と比べてみよ! いや、そもそも肩を並べようとするのが失礼なくらい足下にも及ばない。それにしても今作は、いつも以上に吉永小百合の演技の不味さが気になった。悲しみのウルウル表情なんて見てるこっちが痛ましくなる。ボケが進み、鏡の自分と話したり、桜の木を愛でながら語り掛けるシーンは、別の意味で怪演!吉永小百合は紛れもなく日本映画界の大女優にして名女優だ。でも、いつまで自分を寵愛してくれる作品だけに出演し続けるつもりなのか。贔屓も時代錯誤も甚だしい。中盤、息子がさすがに母の扱いに困り態度に出してしまうシーンがあるが、何だかそれが、吉永小百合という大女優を重宝しながらも扱いに困る日本映画界そのもののような気がしてならなかった。別に吉永小百合だけに否がある訳ではない。本作は他にも、難点・不満点・微妙な点が挙げたらキリがない。幾つか挙げていくと…超豪華キャスト共演だが、皆、本来の実力を発揮してるとは言い難い。堺雅人も何だか演技も台詞回しもあの役みたい。母の元を離れ渡米してホットドッグ日本店第一号の社長として成功した彼の元に昔のいじめっこが金を借りに現れて“やられたらやり返す”シーンなんてまさにそう。また『その夜の侍』のような凄みのある濃密な名演を見たい。今年3本の映画に出演の篠原涼子だが、その実力を拝めるのは、やはり期待の『人魚の眠る家』でだろう。阿部寛は最初と最後だけ。佐藤浩市や岸部一徳らも引き立て役にしか過ぎない。話は過去と現在が交錯して展開。過去シーンは、北の大地で寒さと飢えに苦しみ、時に闇商売を手伝い、乗っていた船が魚雷で沈没し長男を亡くす…という壮絶なもの。しかし何故だろう、あまり辛さが伝わって来ないんだな。悲劇と感動を盛り上げる為の材料。現在シーンは、ビジネスマンとして成功した息子が母と再会し、また一緒に暮らし始めるが…。離れていた15年の歳月が母と息子の間に溝を作ってしまったが、再び一緒に過ごす内に、共に歩んできた苦楽を思い出す。思い出の地を巡る旅に出る…。母と息子の絆物語としては感動的なのかもしれないが、途中から仕事を放り出し。ただのマザコン男の話…?仕事の方も売り上げ伸びず。母ばかり気に掛けて、妻との関係もぎくしゃく。だけど最後は、親子愛も夫婦愛も仕事も全ていい方向に。この手の邦画あるあるの、安直な感動締め括り。そして色々言われている、時折挿入される、謎の舞台演出。登場人物の心情や物語の展開を斬新に表した演出なのだろうが…、一体何なの、アレ。しかもその舞台演出、結局最初と最後の方だけ。なら、ずっと劇中劇のままでいいじゃん。何の為の舞台演出…? エンディングは舞台演出で桜吹雪の中、合唱。まあ、劇中劇も決して面白味があるとは言えず。とにかく、平凡退屈。大女優を配し、古き良きいい日本映画を作ろうとしたが、それが全て残念な結果になってしまった典型例。それでも本作は、大手映画会社の、名監督&豪華キャスト、これぞ感動的な邦画とでも言うべき、吉永小百合映画。今回も日本アカデミー賞ノミネートは100%間違いない。おそらく、全部門でノミネートされるだろう。こんなのが、『カメラを止めるな!』『孤狼の血』『万引き家族』ら意欲作と並ぶかと思うと…。日本映画界と日本アカデミーの小百合守。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "残念ながら正直言って駄作\n 所々出てくる舞台のシーンとか意味不明です。何で映画の中で舞台のシーンを流すの?ラストの全員で歌を歌うシーンはもっと意味不明で「はぁ?」って感じで結局どういう結末なのか全く理解できませんでした。特に感動できるシーンは何もありませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-05-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "北の桜守\n 桜守のタイトルには 似つかわしくないなと感じました。日本映画って未だに暗い嫌な部分をこれでもかとえぐるんだね。平成ももうおしまいなのですからそろそろ優しい温かなずーと余韻に浸ることのできる作品であってほしいです。 私も母親の介護を経験していますので 母親と重なって涙もでました。日本人は暗い過去がお好きなんですね " + }, + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合\n やっぱり美しいです🎵舞台シーンがいい味出していました。 " + }, + { + "date": "2018-04-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣ける部分とドン引きの両方\n まず最初、キャストの年齢的な違和感が大きすぎてドン引き。戦争中、引き揚げ時、敗戦後の苦労の描写より、吉永小百合を如何に美しく仕上げるかに重きが置かれていることに興ざめ。そして時折挿入される舞台劇風の演出が、テツの具体性を欠いた記憶を表現したものだとしても、映画の中に入り込めず鼻白む。登山家でも重装備でチャレンジするような岩肌丸だしの山に、軽装で辿りつけた場面では、ファンタジーなのだと気づきました。とは言うものの後半、まんまとハマり号泣。懐かしい昭和の風景や人との関わり方にもキュンとしました。高齢者をターゲットとしたアイドル映画ビジネスですが、両親は喜ぶだろうから、連れて行きたいなと思いました。北海道へのロケ地効果は残念ながら大きくなさそうですが、少しでも効果があることを願います。 " + }, + { + "date": "2018-04-18", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "いい加減辞めてください。出るのも作るのも\n 正直キツイです、吉永小百合さんが国民的女優と謳われているが、昭和回顧も甚だしい。東映は吉永小百合さんの映画を作り続けていて、アカデミーにも必ず入っていて、大昔に大もうけをしたのも知っていますが、彼女で主演で、相手役が子どもより若い俳優使って…吐き気を催します。映画は、文化的ではありますが、昭和的ではありません、若い人が映画離れしている起因の一つが昭和回顧映画があるのではないでしょうか?僕は何時も思います、昭和のあの時代が良かった、あの考え方が良かった、昭和のスター、昭和の名画…昭和という名の謎の美学。いい映画はいい映画だし、いつの時代にも残る。作品だけでなく、俳優もそう、テーマが普遍的でメーセージがあれば時代は関係ないんです、それを推し述べて、昭和のテイストそのままを(吉永小百合)使用して回顧するのは如何なものでしょうか?古い映画が悪いとか、ではありません。吉永小百合さんを使った昭和回顧が嫌なんです。昔から嫌いなんです、昭和。そういう人たちもいることを理解して欲しいです東映の社長さん " + }, + { + "date": "2018-04-18", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "サユリスト\n 最近の吉永小百合に与えられる役柄は「戦争未亡人」的なものが多い気がします。年齢的にはその辺を十分に演じられて良いはずなのですが、奇跡的に変わらぬ美しさとアイドル顔からは戦争で夫を失った悲しみや、老人の醜悪さが表現しづらい。この辺りが彼女が120本もの映画に出演しながら、未だに「名優」という枠に入れない所以ではないでしょうか?シニア料金と同じ¥1100の価格設定や吉永小百合を主演に添えて、熟年層を中心に観客動員数を増やそうとする姿勢に、明らかに作品に対する自信のなさを感じてしまいます。日本映画界もいつまでも72歳の吉永小百合等に全てを背負わしてる様では酷であるし、行き詰まりを感じてしまいます。私はサユリストではありませんが、観客が求める吉永小百合はもっと明るく溌剌とした姿なのではないでしょうか " + }, + { + "date": "2018-04-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "深い愛を感じました。\n てつの人生は人のためばかりのことで生きてきたのに、可哀想に思いました。でも、最後にずっと耐えてきたことがやっと報われたところにグッと来ました。舞台のシーンは賛否両極端に分かれてますが、私はこれで良かったのではと思います。 " + }, + { + "date": "2018-04-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "妻、母、そして女\n  吉永小百合はその精神性そのものが訴えかけてくる稀有な女優である。そこにいるだけで周囲に熱を与え、気持ちを変えさせる。オードリー・ヘプバーン、イングリッド・バーグマンなど、大女優と呼ばれる人たちに共通の特性である。 吉永小百合の映画はいつも何かをしでかす道化者がいて、愛すべきそのキャラクターを温かく見守る吉永小百合というのがお決まりの構図になっているが、本作では、吉永小百合演じる主人公テツの気持ちが中心になって作品が展開する。 金儲け主義に凝り固まってしまった息子の精神が、崩壊していく母親の精神と寄り添うことで再び人の愛情を取り戻すのが物語の主眼である。 いつもと勝手の違う設定だが、流石に大女優は、次々に落ちていく記憶と思いもしないときに甦る記憶との間で、喜びと悲しみと淋しさと愛しさが洪水のように押し寄せる様子を見事に演じ切る。妻としての喜び、母としての息子たちへの愛情と責任感、そして女としての人生のすべてがひとりの女性の中で混沌としている様子が伝わり、そのありようが観客に迫ってくる。 戦後をこんな風に生きたひとりの無名の女性がいた。求めず、奢らず、決して怒らず、夫を愛し、夫の残した桜を愛し、息子たちを愛する。自分のことはいつも後回しだ。こういう精神性が世の中に存在しているということだけで、ホッとするし癒される。 吉永小百合がこの映画を全国を宣伝して回った理由は、今だけ、カネだけ、自分だけという現代人に、どうしてもこの映画を見てもらいたかったからだと思う。その気持ちに共感する。 " + }, + { + "date": "2018-04-11", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "作りが古い作品\n つまらなかったです。ちょいちょい挿入される舞台演劇は、単に制作費を抑えるためのようにさか思えませんでした。 " + }, + { + "date": "2018-04-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "演技力と演出力\n 流石の吉永小百合。流石の堺雅人。何で戦争なんかって当たり前に思う事をまた改めて何故?と戦争に対して疑問と吐きどころのない怒りを持った。愛する人と最期だと思って告げる別れもそれはそれで身が千切れるほど辛いのだろう。登場人物が全員、幸せになってほしい。愛とか平和とかそういう形の無いものの話をするのは凄く嫌いだけどこの映画はそんな人間の心にも届く。過激な心情表現も恐れずにやってのけるから刺さる。愛する人と普通に生活出来ることが本当の幸せだなんて、今時歌詞にもないような臭い事もこの映画では鬱陶しくなく届けてくれる。演出の一つ一つも初めは「 なんでこう描く?」と思っても全て回収して納得させる所は流石滝田監督。阿部寛も流石で、どう見ても小百合ちゃんと夫婦だった。何なら年上だった。なんと言っても、堺雅人。毎回毎回、どんな演技でも想像を超えてくるしほんとにかっこいい人。いつもの雅人さんスマイルも色々な感情があって、役本人すら気づいていない成長も全部汲み取って一番の理解者になる雅人さん本当大好きです。今回、雅人さんが修二郎という男をどう解釈したのかは全く分からないし分からなくても良いけど、少しふくよかにした事は分かった。優しいイメージだったりするとふくよかにする気がする。一種の中毒化してきてる雅人さんの体型変化も楽しみの一つになってます。久し振りに涙を流した。好きな映画上位に食い込みました。 " + }, + { + "date": "2018-04-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "戦中の樺太から北見、昭和の札幌と懐かしさを感じる生活風景。 吉永小...\n 戦中の樺太から北見、昭和の札幌と懐かしさを感じる生活風景。吉永小百合の若さに感嘆。あまり日本映画は見ないが、日本人とは家族とは何かをじっくりと振り返ることができる映画。 " + }, + { + "date": "2018-04-02", + "rating": 0.0, + "empathy": 1, + "review": "「ぼけ」も悪くなぁ\n 「ぼけ」ても人として大切なことは忘れない。過去に辛い体験があったけども、年老いて周りに迷惑をかけたとしても、それがどうした。みんなで支えていく。尊厳を守っていく。設定は1970年代だけど、今の不寛容さの社会には参考にすべき点がたくさんあるように思った。監督は「おくりびと」の滝田洋二郎 " + }, + { + "date": "2018-04-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合作品だと思った\n 新しい試みの舞台を取り入れたのは、最初は違和感がありましたが、最後はこれで伝わると思いました。つらい過去が有るのはあの時代当たり前のことですが表現が単純だと思いました。北の作品で一番面白くない作品で吉永小百合の為の作品だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-03-31", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "「衝撃のラスト」って多分あの踊りやろなあ。 映画の最初で、あああの...\n 「衝撃のラスト」って多分あの踊りやろなあ。映画の最初で、あああのソ連に撃沈された帰還船で長男が死んだて分かってたしなあ。「衝撃のラスト」に堺雅人や佐藤浩市が入ってのうて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-03-31", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "壮大な贖罪\n 壮大な贖罪の物語において役者陣の演技が怪物じみていて映画が重厚で特別なものになっていました。音楽の入れどころや舞台パートの秀逸さ、映像美、そして何よりキャラクターが魅力的。出てくる人全員がいい人なのはいい邦画の典型だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "お母さんにはずきゅんと来ます\n 母として生きた女の物語自分が母親のせいか こういう作品はやばいです作品の作りがどうだとか こうだとかではなく私も一人のお母さんとして 彼女と映画の中を歩んでました堺雅人の妻の気持ち 堺雅人の母親の気持ちどちらも経験している私にとってはどちらもわかってさらに夫雅人の気持ちが痛いほどわかりましたそして彼の母の思う気持ち自分が子育てをして初めてわかる息子の気持ちという感じですお嫁さんは気持ち悪い 変と思ってしまうのでしょうねと姑にいつかなる私は思ってしまいまし夫をなくし 子を亡くし 自分を責め生きていた母親が いったい何人いるのでしょうか?子どもは親より先に死んではいけない生きてくれているだけでありがたいそう感じさせてくれる映画でした涙が溢れて 溢れてたまらない作品でした " + }, + { + "date": "2018-03-29", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "全然感激しなかった\n 母と暮らせば、、そっくりですね。吉永さんがプッツンおばさん満載で残念。堺さんも必死の形相ワンパターン。挙句にミニ劇場スタイルのエンディング。。。がっかり " + }, + { + "date": "2018-03-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "過酷な時代の話\n 第二次世界大戦中の話ソ連が日本に攻めてきて、てつと子供らが網走へ避難し、旦那の帰りを待つ。その次男の修二郎がアメリカへ渡り、修行をし、やがてホットドッグ店の社長となり、日本で店舗を広げていく。修二郎が久しぶりに網走を訪ねると年老いたてつがいた。てつの住む住宅が取り壊されることになるので、修二郎の家で居候することになるが、嫁のまりが心地よく思わなく‥。戦争の悲惨さと修二郎の母に対する深い優しさが伝わった作品であった。 " + }, + { + "date": "2018-03-28", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合の多歳\n 吉永小百合と阿部寛が夫婦、どちらが若いのか老けてる?のか驚いた、流石にちょっと無理があった。舞台を取り入れたり変わった演出があったり、コンビニだったりイメージとだいぶちがってアクティブ! " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "国民的女優で犠牲・ギャップ~国民栄誉賞もらえば~\n 「北の桜守」40点。もう無理です。「昭和」をひきずるのは。もう30年も経っています。流れの早い「映画界」では無理です。「北の三部作(勝手に「東映」が銘打っているんでしょう)」全てがダメでした。全ての脚本の「那須真知子」がダメなんでしょう。「三部作」だけではなく彼女の出演する作品の多くは、人の世の「不幸(多くが「戦争」)」・「困難(欲望ゆえに罪を犯される)」・「貧しさ(恵まれていない環境)」の中で、さらに「厳しい自然・時代条件」の中で、「虐げられた人々(戦争犠牲者・罪を犯された人・ワケあって偏見を受け差別される人々・社会の下層の人々)」を取り上げ、「ひたむきに」・「頑張って」・「決して落ちぶれず」・「情がわかり(特に親子の情)」・「(結果的に)くじけず強く」生きていく様子を描き、多くが「肯定的な」・「決して非難されることのない」結果に落ち着きます。+「お涙頂戴」的です。結局=「昭和そのもの」なんです。つまり=「文科省推薦」的作品ばかりです。+いつも「キレイキレイ」な「アイドル(「120本」を全てを観たわけではありませんが。恐らく。この年齢になってもやっているんですから)」です。つまり=「国民的女優」なんです。したがって、どうしても「記念碑的」な作品になります。「協力」=「稚内市」「網走市」「ニトリ(社長が「北海道」出身)」「伊藤園(お茶のシーンありました)」他の2つも何らかの関係が?「特別協力」=「JR東日本」「JR北海道」「協賛」=「ANA(勿論、飛行機映りました。せこいですが旅費は全てタダ?)」「宣伝協力」=「宝酒造(お酒)」「LAWSON(「ローチケ」でチケット販売)」「製作委員会」=「東映(社長があの「アカデミー賞」主催者「岡田裕介(「東映」の元社長の息子で、過去に彼女と共演)」「TV朝日系列(「北海道TV」も入っています)」「朝日新聞社(いかにも好きそう)」「北海道新聞社(オール「北海道」です。後でわかりました「北海度と命名150周年記念」と!)」「博報堂(「電通」があれですので)」などです。何故こんなに多いんでしょう?また掲示しているんでしょう?そして、「監督」が最近では「行定勲」「堤幸彦」「滝田洋二郎」「成島出」「阪本順次」「山田洋次」「大林宣彦」「市川崑」(過去にも一杯)と有名監督(食い散らし、多くの「条件・しばり」の中で苦しめて、結果的にその監督らしさを奪った?)ばかりです。そして、どの作品に於いても「キャスト」の豪華さを言うまでもありません。選ばれた「スタッフ」も一流でしょう。どうしてこんなことが可能なんでしょうか?「記念碑的」「文科省推薦」「国民的女優」だからです。つまり、「国」「圧倒的多数の国民」によって製作されているのです。「国の花・象徴」である「桜」が散りばめられているのを観てもわかります。で、作品そのものは「む~ん」でも、彼女の全盛期や支持してくれた人が多い時は良かったんです。でも今は?ガラガラです。観衆は圧倒的に「高齢者」です。涙を流されている方もおられます。それはそれでいいんです。昔を懐かしんでおられるんでしょうか。しかし時が移るのは、「エンターテインメント」「映画」の世界は速いです。次々と時代を先取りして「新しいもの」を産み出していきます。「昭和」が終わって「30年」も経っています。そろそろ…。「若い人(高齢者以外の全盛期を知らない人)はついて来ていないのでは?「温故知新」もいいですが。昔を懐かしむのもいいですが。それなら別の名優でいいのでは?多くの「ひと・もの(お金)・こと」が「犠牲」になっています。もう「引退」されて、静かに「余生」を送られ、死後「国民栄誉賞」を受けられたらいかがでしょう?大変失礼ながら。「映画界」への功績は凄いんですから。もし作品が素晴らしいものであっても、同じことを言いたいです。ただ「キレイキレイ」の「アイドル」を脱皮(? 今更?)して、映画の途中まで展開していた「汚れ役(老いぼれていく役や捨てられる役など)」を演じられるのであれば(ラストの舞台のシーンでそれも…)、「観に行こう」という気が起こるかも知れませんが。他の往年の女優のように。もう演じませんね?さらに多くの(?)レビューに書かれているように、舞台のシーンの必然性です。監督はインタビューで答えています。「実写として描けば具体的悲惨しか伝わらない。抽象化することで心象風景がわかりやすくなる」と。ここに大きな「ギャップ」が存在します。私たち多くの(全国津々浦々の)観衆は、「舞台」を鑑賞する機会が実際に(TVなどは別にして)ほとんどありません。舞台の「抽象化」だの、「特色・魅力」など理解していません。突然に「舞台シーン(これまた有名な「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」演出。ついでに主題歌が「小椋佳」)」が映されても戸惑うだけです。「心象風景」?「舞台」など多くの「エンターテインメント」に触れている「都会」の「通(?)」の「映画人」と、「観客」の間に大きな「ギャップ」が存在することをわかっていません。この「ギャップ」が「国民的女優」にも言えるのではないでしょうか。恐らく「吉永小百合」は「スゴイ人」なんでしょう?性格が良くて(「堺雅人」が「謙虚でストイック」と絶賛)、才能があり美しく知的で、「ひたむきに」役に取り組む、まさしく前述の「国民的女優」と呼ばれるのにふさわしい「魅力たっぷり」の人なんでしょう?「何十年にひとり」の逸材なんでしょう?「大スター」なんでしょう?でも全てに「?」が付きます。何故なら今の彼女しか知らない世代の観客には、それほどには思えないからです。ガラガラが証明しています。私個人としては演技がうまいとも、美しいとも思えません。もし多くの「映画人」のように実際に会ったら?「間接的」には一杯見ています。それらしくは感じます。でも「直接会ったがゆえに感じる魅力」についてはわかりません。「スター」と呼ばれる人とは比較にならないほど、会った人たちは魅了されるんでしょう。だからこそこれだけ多くの「映画界・エンターテインメント界」の人々がついてくるんでしょう。魅了された「映画人・エンターテインメント人」と、その巨大な「+α」がない人との「ギャップ」は、特別な存在の彼女と他の「スター」との違いが顕著過ぎる分、「ファン」でない限りはわかりません。残念ながら。わかりにくいですか?圧倒的多数の「スター」とは圧倒的多数の観客は会えません。「番宣」や「SNS」で「素顔」が覗けても。だから「120本」ものある意味「異常な数の作品」を作ってもらえる彼女だからこその「ギャップ」です。以上、長々と、誠に「エラそう」に申しました。「神をけなすな!」というクレームも受けますので。言い換えれば、このままでは彼女も「国民・昭和という時代」の「犠牲」とも言えます🍀 " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "TV放映で十分です\n 多くの方が「吉永小百合を観るだけの映画」と仰る通りあれもこれもと主役以外の設定なりエピソードも断片的に全部描いてしまったことで、桜守の部分がぼやけてしまい、最終的に何を伝えたかったのか観終えた余韻の残らない作品でした。特に演劇で表現する箇所があり、ラストも演劇とは酷い。なんで映画観に来てるのにスクリーンで演劇みないといけないのか。劇をみるなら劇場いきますから映画を見せて欲しい。予算削減の苦肉の策なんだろうかと興ざめでした。TVドラマ2時間スペシャルのレベルなので映画館へ足を運ぶほどの作品ではないですね " + }, + { + "date": "2018-03-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "意外とハードコア\n 勤務先の社長からチケットもらったので鑑賞。『おくりびと』の次が『釣りキチ三平』⁉︎でおなじみ滝田洋二郎監督最新作。樺太からの引き揚げ者一家の戦中、戦後、そして認知症の話。公開規模からあなどっていたが中々のハードコア描写が続き、胸を刺される。ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出による「舞台」という表現で差し込まれるエピソード攻めていて好き。ラストシーンには、泣いた。 " + }, + { + "date": "2018-03-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "全体的には良かった\n 恥ずかしながら、初吉永小百合主演映画でしたが、とても面白かったです。こういうストーリーも好きで、ただ不幸や苦悩の連続で、見てて体に力が入って疲れましたね(笑)。やはり引き込まれる演技、良かったです。舞台劇の挿入は違和感ありつつ、試みはいいと思います。しかし物語から引き離される感は否めませんね。あと気になった点は、、邦画によくある、この役この俳優じゃなくてもよくない?ってやつ。中村雅俊や鶴瓶・・いらない。。 " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい映画だった\n 素直に見てよかったって思った。残酷なシーンを舞台劇で緩和させて、ストーリーに集中できました。変わった手法だけど、違和感は特になかったです。強いて言えばマリさんのキャラがあまり定まってないなぁって感じた。まぁ、普通にいい人とワガママな人が混在してるのかな? " + }, + { + "date": "2018-03-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "吉永小百合 ただそれだけ\n 吉永小百合さんの映画を観るのは生まれてから初めての世代です。ストーリーは淡々としていますが、画面にこの人が出るだけでパーっと華やかになる不思議。この人の過去の作品が観たくなりました。ストーリーよりも女優の方が強い吉永小百合さんの美しさに引き込まれました " + }, + { + "date": "2018-03-22", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "良かった。\n 良かった。なんだか、初めの方から涙がほろほろでした。こうするしかなかった時代。そうすることでしか生き延びることの出来なかった時代。そんな時代にそんな場所に生きた家族のお話しです。全てが上手く上手に解決していくようなお話しではなくて、思い通りには行かないことの方が多い現実により近いストーリーでした。そんな思い通りには行かない中でも最後には、それぞれがそれぞれの背負ってきたものを初めておろして、小さな幸せを噛みしめている。そんなラストシーンが印象的で、すごく良かった。 " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イマイチ\n 感動的な物語ではあるが、ミュージカル風の演出に違和感があり、イマイチ感情移入出来なかった。 " + }, + { + "date": "2018-03-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "☆☆☆ いっそのこと劇シネで上映してはいかがでしょう。 上映が始ま...\n ☆☆☆いっそのこと劇シネで上映してはいかがでしょう。上映が始まり暫くすると、いきなり舞台場面になり狐に化かされた様な気分になる。咄嗟に「嗚呼!これは、実は舞台劇でした!」とゆう内容なのだろう…と思ったものの。あれ?違うのかい!以後、この舞台劇は終盤に1度現れるだけ。う〜ん!何となく意欲的な試みとして取り入れているのであろうけれども。この舞台劇の方が(尺が短い事も有って)本編よりも面白く観れてしまい。結果的には、中途半端に浮き上がってしまっている気がする。内容自体は、極めて日本映画らしい内容で。そんなに悪いとは思わないのですが。じゃあ〜面白いのか?と問われると…と言った作品。主演の吉永小百合は、現在72歳との事だが。いつまで経っても本当に若い。でも若さと演技とはまた別の話ですけどね。来年の日本アカデミー賞取っちゃうんだろうなあ〜。組織…ゴホン! 日本にはサユリストが多いからね〜。息子役の堺雅人ですが。年々演技のパターンに引き出しが無くなって来てないですかね?この息子のキャラクターが、作品の出来を決める位に大事だと思えたのですが。観ていて全く感情移入が出来ず、全体の印象を悪くしてしまっている様に感じました。極めて日本映画らしい日本映画と言いましたが。特に貶している訳ではありません。元々その様な日本映画を観て来ている訳で。嫌いなのでは決して無いと言わせて貰いたい。でも、人気の有る俳優に乗っかった様な。おんぶに抱っこした企画は、出来る事ならばあまり観たくは無いのが個人的な希望。演出や撮影・美術面等は(時々入るCGはイマイチでしたが)なかなか頑張ってはいましたが。じゃあ!この作品から何か新しいモノが生まれるのか?と言えば、それは無いだろう…と思ってしまうので。 ※ 余談1945年にセルフタイマー式のカメラが有るのか?と思いググったものの、詳しい事は分からず。しかし、裕福とも思えない生活で。当時にセルフタイマー式のカメラを持っている事自体が、ちょっと信じられなかったのですが…。1971年に24時間営業のコンビニが有ったのか?…と、こちらもググってみる。日本のコンビニ第1号店は諸説有り、その内の1店は北海道で1971年らしい。でも、当時に24時間営業のお店自体が有ったとは到底思え無いのだけれど…。因みに、セブンイレブンが登場するのは1974年。朝7時〜夜11の営業形態は当時としては異例中の異例で、世間を驚かせた程だったのだから。2018年3月10日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/スクリーン8 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "割と良かったと思う\n 母の付き添いで。でも思ってたより良かった。役者が勢揃いって感じ。トラックの荷台で悔し涙流しながらおにぎり食べてるシーンがすごくぐっときた。ただ、阿部寛が夫で佐藤浩市が再婚してたかもしれない相手という設定が年齢がわかってるだけに無理だろ〜と突っ込みたくなる。堺雅人は学生服着て子役してないのにさ。 " + }, + { + "date": "2018-03-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "「老い」は誰しもとはいえ。。。\n 吉永小百合120本目の出演映画。年代的には彼女より相当若い滝田洋二郎監督作品。「北の零年」(行定勲監督)「北のカナリアたち」(阪本順治監督)に続く「北の三部作」とくくるらしいが、それなら那須真知子の名前をフィーチャーすべきではないか。これはまったくの個人的な意見であるが、吉永小百合にはいつも凛としていてほしい。年齢的には認知症が出てきてもおかしくはないとは思うが、吉永小百合に「老い」は似合わない。てつ(吉永小百合)の行動が少しおかしくなり、修二郎(堺雅人)の妻 真理(篠原涼子)が病院で診てもらったら、と提案すると修二郎が「失礼なことを言うな」と叱るシーンがある。1971年の設定なのでそれが当たり前の反応だとは思うが、少し気になった。物語の進行につれて、時々舞台で表現するところがある。これは微妙なさじ加減で、もっと若い役者が中心の話なら、斬新、ということでかたづくと思うが、この構えのしっかりした映画でされると、戸惑いが大きい。僕は嫌いではないが。キテレツな映画といってもいいと思うが、「吉永小百合主演」と「滝田洋二郎の斬新」は本来相入れないものだと思う。吉永小百合は日々鍛えていると思うが、よく走り、よく泳ぎと、かなり過酷な撮影を乗り切ったようで、その女優魂には頭が下がる。 " + }, + { + "date": "2018-03-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "泣きました。\n 70代の母と連れ立って見に行きました。この歳(40代)となり、今まで目を背けて来た戦中戦後の話を見ておくべきだと思ったからです。何しろ、私は『戦争を知らない子供たち』を知らない子供達世代なもので、(本当に知らずに、今回これを書くに当たりググってってみて、初めて歌のタイトルだと知りました)。あとは堺雅人さんのファンなもので・・・。映画自体はとても良かったと思います。途中に織り込まれる舞台には若干違和感を覚えましたが、舞台は好きなので、それはそれと思いながら見ていました。吉永小百合さんの映画はこれまでに1本しか見たことがなく(玄海つれづれ節)あまり先入観無く見られました。極寒の世界での余りに辛い生活に、身に詰まされる思いがしました。夫の帰りを信じて、待ち続ける芯の強さ。真似できません。最後のシーンで彼女の思いが報われたので、良かったと涙しました。厳寒の地での撮影は本当に大変だっただろうと思いました。俳優さんて本当にスゴイですね。 " + }, + { + "date": "2018-03-19", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "吉永小百合は吉永小百合・・・\n 吉永小百合ファンにとっては最高傑作!ってかんじなのでしょうか。まわりのご年配の方は上映中も少し笑い声が聞こえたり、小さく「わッ」と声を出して驚いたり、とリアクションが多々ありましたがはたからみると、「?」です。演技も滑舌も吉永小百合は吉永小百合。吉永小百合の140本目?主演記念で作った映画をただみせられているという感じでした。演劇の演出の意図もよくわからず。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やはり小百合ワールド\n この方は自分のやりたい映画しか出演しない。それ以上は望みません。どの役柄でも吉永小百合の世界。それだけ大きなブランドを持っている女優はいない。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "半分以上は【寝てました】\n 難しすぎて全く分かりませんでした。吉永氏の演技が淡々としていて、同じ演技にしか見えません。先週に見た坂道のアポロンは面白かったですよ(≧▽≦) " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "幾つになっても吉永小百合❣️\n 皆さん仰るように、確かに吉永小百合さんの為の映画かな…と思います。しかし、30代から最後は70代くらいまでの役を違和感なくやり遂げられるのは、さすがです。戦中、戦後の激動の時代を生きた、昭和の母の物語。劣悪な生活環境や戦火の中を、子供の為に自分を犠牲にして生き抜いて来た母の思いは、同じ時代を生きてきた人達には感慨深いものがあるのでしょう。あちこちですすり泣きが聞こえてきました。ちなみに、鑑賞していた年齢層は50代の自分が一番低かったかな…。昨日は中高校生が殆どの「ちはやふる 結び」を観ただけに、そのギャップは大きかった(笑)実写の中に所々、舞台劇が組み込まれ、戦争の悲惨さを抽象化した演出がされていて、途中までは、その意図がわかりませんでしたが、ラストに来て納得。カーテンコールが起きるような素敵フィナーレへと回収されました。日本人好みの感動物語でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "吉永小百合さんの為の映画\n 吉永小百合さんはその世代の方にとってずっとアイドルの様な存在なのかなと感じました。彼女を見るための映画でしたね。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "吉永小百合さんのイメージが大きく変わった。\n 予告などを見て見たいなとは思っていた作品国際線のANA飛行機にて見れたので見ました。結論から言うと機内というのを忘れて号泣してしまいました。吉永小百合さんの映画を見た記憶があまり無く、ベテランで演技が薄っぺらく、やる役を選ぶ人かなと思っていましたが、そのイメージを持っていたのを後悔するぐらい衝撃な演技でした。認知症になりどんどん記憶と行動思考が変化して行く女性を完璧に演じており、厳しい環境の演技を求められてもいい演技だなと感じさせる女優を発揮しておりとても、良かったです。映画一本で、何十年も経過して行く映画なのでどの役者さんも年齢設定が厳しく違和感を感じるので、点数を下げましたが、全体的には良い映画です。吉永小百合さんを知らない若い人達に見てもらいたい映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合の本格”汚れ役”。昭和VFXの気くばりが行き届いた映画\n 吉永小百合の120本目の出演作。かつての昭和スターには出演200本以上がザラにいるが、平成以降の映画製作ではそれを主要キャストで実現するのは至難の業。吉永小百合といえども平成以降は20本程度、100本近くが昭和作品である。それにしても現役俳優の中では別格中の別格である。驚くべきは73歳(3月13日が誕生日)の単独主演。エンドロールに並ぶ、\"製作・プロデューサー\"にあたる人物が30人以上もいる!のは、いかに業界のお偉いさんたちに支えられているかが手に取るようにわかる。もちろんら共演者も日本映画の大俳優がズラリと揃う。本作は「北の零年」(2005)、「北のカナリアたち」(2012)に続く、東映の\"北のシリーズ\"とされるが、ストーリーの相互関係はないので、3部作といわれてもピンとこない。いずれも\"北海道を舞台にしている\"ことと、あえて吉永小百合が\"汚れ役\"を演じるところに特徴がある。汚れ役といっても、\"絶対に恥部をさらさしてはならない\"、そんな命題に守られた清純派の権化。演出や脚本で、その矛先が鈍るのか、それともそれを跳ね返すオーラなのか、やはり吉永小百合は吉永小百合である。前2作と比べると本作はかなり踏み込んだ\"汚れ役\"ではある。終戦間際の1945年樺太から、困窮ゆえにヤミ米流通を手伝ったり、畑泥棒をしたり、子供を育て上げてからの無許可住宅での居座り、そして痴ほう症の役柄である。終戦間際1945年の樺太で、暮らしていた江連(えづれ)家。突然のソ連軍の侵攻によって土地を追われてしまう。夫(阿部 寛)は出征し、妻の江蓮てつ(吉永小百合)は、2人の息子を連れて北海道の網走まで命からがらたどり着く。てつは夫が生きていると信じながらも息子を育て上げ、戦後を生き抜く。1971年、てつの息子・修二郎(堺雅人)は日本初のコンビニを開店させる。そんなある日、修二郎のもとに役所から母親を保護してほしいと連絡が入る。吉永お気に入りの阿部 寛が、出征した30代のダンナ役である。やはり吉永小百合が30代の妻を演じるのは痛々しい。しかし本作を観る世代には\"同窓会メガネ\"があるから大丈夫。\"同窓会メガネ\"は、何十年ぶりに集まっても、お互いが当時の感覚で打ち解けあえる空気に包まれる。他の世代からすると、キツネにつままれたような映画である。独特なのは、戦後混乱期の回想シーンを劇中劇に置き換える演出である、映画の中でたびたび舞台劇シーンが挿入されるが、これが見事なアクセントとなっている。映画の本編監督は滝田洋二郎(「おくりびと」ほか)だが、舞台演出は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。日本人である(笑)。世代によってはナゴムレコードのインディーズバンド\"有頂天\"の\"ケラ\"といったほうがわかりやすいかも。ミュージシャンでありながら劇団も主宰するクリエイターだ。当時の時代考証に、きめ細かく気を使っている。北海道で走っていた蒸気機関車C-5696の再現や、VFXを駆使した空襲シーン、昭和の街並みの再現など、「三丁目の夕日」以降の邦画では当たり前となったCGを駆使した映像はよくできている。当時の全日空機も出てくる。修二郎の自宅にあるアナログプレーヤーがLo-D(日立)製だったりもする。また本作は日本初のコンビニ、\"セイコーマート(Seicomart)\"が創作モデルのひとつになっている。セイコーマートは、現在でも北海道ではセブンイレブンより店舗数が多く、コンビニでお弁当や惣菜販売を始めたのもセイコーマートが日本初である。このあたりも楽しめる。(2018/3/10 /TOHOシネマズ上野/シネスコ) " + }, + { + "date": "2018-03-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合 初の的年齢の高齢者役に?\n いつまでたっても母親でお婆ちゃんにならず実年齢より若い役柄だったが今回は瞑想する役柄 携帯やデジカメの無い時代のオールウェイズ的な昭和の時代は良く描かれていたのだがなぜ舞台劇と連動させたのかが賛否のあるところが! " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合\n 「吉永小百合を観るためだけ」の映画だと、どなたかが仰っていましたがまさにその通りでした。素晴らしい役者陣が脇を固めていますが、やはり彼女を観るための映画です。私は彼女に特別な思い入れもありませんが、2018年に現存する化物のごとき大女優をいま観ることが出来た価値は十分にありました。満足です。脱帽です。因みに小椋桂さんの音楽は昭和過ぎて作品の古臭さを更に強調し、エンドロールの余韻にマイナスだと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-03-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "伝えたいメッセージは伝わるけれど…\n 樺太引き揚げ者の苦悩を描いた作品。ほとんど知られることがない北の大地での物語に焦点が当たっていることには意味があると思います。でも、吉永小百合さんの良さがあまり伝わって来なかったこと。そして何より突然織り込まれる、ケラさん演出の舞台劇に、時折、映画の世界から放り出されるような違和感を感じて、作品に入り込むことが出来ませんでした。でも、物語そのものは嫌いではありません。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "すごいと思う。\n この映画は もう普段映画館に行かないような世代が多く入っている。 ゆえに 内容も、緩やかな描写も、昔を共感できる世代の方が、話に付いて行ける描写になっていると思う。大変な時代を一生懸命に生き抜いた方が共感し、桜満開の夢を託した人生をたたえる映画なのかもしれない。と思った。逆に考えれば、若者が好む映画は こういった高齢世代には 理解できない、興味ない、ってことだ。なので 映画離れした世代が 沢山見に来ているという現実は、良い映画であり、吉永小百合は 今でもすごい女優だという証明だ。 " + }, + { + "date": "2018-03-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "長くつらい2時間です\n 共感できたのは1万円札丸めて落としたところだけ。 " + }, + { + "date": "2018-03-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "介護の合間に、あたたかい時間を持てた。\n 介護の合間に、あたたかい時間を持てた。 " + }, + { + "date": "2018-03-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "北の桜守\n 名優吉永小百合を客寄せパンダに使った駄作だった。出演俳優には大桃の多いがストーリーと良い、息子役の、米国から来たらしい嫁と嫁の父親んホ中学生並みの英語発音には笑うしかない。吉永小百合の白塗りの厚化粧には驚いた。 " + }, + { + "date": "2018-03-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "人生劇場\n 主人公てつの人生を劇にたとえて映画にしたちょっと変わった手法の映画であったが、それなりに感動させられた。それにしてもロシアは今も昔も悪い国なのだ。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和の映画☆\n 吉永小百合さんの映画、映画館で初めて見ました。いつも「皇后様のようだ・・」と思っていましたが、じっさい拝見してもそんな感じでした。お話は、それなりなんですが、全体的に古い感じがします。共演者が、吉永さんのせいか良い役者が勢揃いしているので、見ごたえはあるのですが、何だかなぁ・・最後の桜の下に 全員勢揃いしているシーンとか、いまどきこんなことはないんじゃない⁉と思いました。最後にながれる小椋佳の歌の合唱も、文部省推薦で学校で見ているようでした。うーん、吉永さんを好きな人にはたまらない映画かも・・ " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "心に響く素晴らしい作品\n 正直ここまで心に響く素晴らしい作品とは思いもしませんでした。鑑賞直後は放心状態で余韻も凄い…周囲の人に対しても優しい気持ちになれる事にも驚きです。多大な影響力のある作品で記憶に残る名作と云っても過言では無い。2018-55 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが!やっぱり吉永小百合はすごい\n 「北の」シリーズ3本の中で一番ハッピーな余韻かな。小笠原号沈没事件もモチーフになっている。これも忘れてはいけないですね。演劇も組み合わせた構成も新鮮だし、強いメッセージが伝わった。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "史実に基づく話\n 第二次大戦の北海道、南樺太での状況が分かりました。昔の日本、日本人の姿を体感して欲しいね。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 0.5, + "empathy": 3, + "review": "結局、吉永プロモーション\n 「まぁあねえ…。」映画!東映の何かを集めた元気玉、映画!三部作の中では1番見やすいと思う。ドヨーンって、してないから。吉永小百合さんは美しい。30歳ぐらい離れている阿部寛さんと夫婦役をできるなんて、驚愕や。もう神さまレベル。演劇的なあの歌、耳から離れない。都合よくコンビニ増やせる?てか、桜守って言うほど全体的に桜を守ってた?認知症老人の徘徊劇だったよ。 " + }, + { + "date": "2018-03-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "さすが!\n 素晴らしかったです。泣けました!見終わった後は両親、姑には優しくしようと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けます、母の愛、感じます、が。\n げきちゅうげき、不要。篠原の英語、シンゴジラの石原さとみに続きギャグか、これ。ラスト、ちがうでしょ。小百合さんの熱演あるのに北国をバカにしてるのか…。泣けるけどもろもろ残念なうえ納得出来ず。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "堺雅人が凄い!\n 今日、劇場にて観賞。文句無しにキャスト皆がそれぞれの魅力とパワーで惹き付ける。なかでも圧巻は堺雅人氏。吉永さんと不思議で、なんともいえない関係と距離感を築き、隣に、時には後ろに、真正面に、と寄り添うように立ち続ける。彼の演技力サポートなしでは成立しなかったであろうか。これから観るか迷っておられる方々、お薦めします。温故知新、良き日本映画です。ハンカチをお忘れなく。吉永小百合さん、120本目おめでとうございます。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合さんあっぱれ\n 感動しました。泣かせていただきました。吉永小百合さんは日本が生んだ大女優というか名女優ですね!しみじみそう思いました。素晴らしかったです。親子の愛、いや人間愛を強く感じました。忘れていた大切なものを思い出した気がします。ありがとう😊 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 1.5, + "empathy": 6, + "review": "舞台ならね。\n 第二次大戦後期に樺太で暮らし、戦後は網走で暮らしていたものの15年間離れ離れになっていた母子が、終戦の26年後に再会し巻き起こる話。家族や周辺人物の紹介という感じで戦中からストーリーが始まり、昭和46年のパートへ。大きく場面が転換するところではストーリーテーリング的な意味あいで舞台劇で話が展開する。ストーリーは良くわかるしつまらなくはないのだけれど、書かれている主人公そのものがあまりに普通の人だし、エピソードも特にインパクトがなくて、映画として面白味に欠ける。本当に舞台劇だったり、舞台劇の描写がメインだったら良かったかも知れないけれど、演出や台詞回しも大袈裟だったり白々しかったりで自分には殆ど響かなかった。主演も神格化され過ぎでどんなに頑張っても年齢に無理有り過ぎだし…某ホットドッグ屋の社長もヘタ過ぎてF××K。 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "Rising Sun🌅🌄の如く大感動する映画でした!😭\n すごくエレガントな映画でしたよ!😃まさに!R.Y.U.S.E.I.🌠の如く大感動する映画でした!😢 " + }, + { + "date": "2018-03-10", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "感動!\n 母と観に行きました。流石に、吉永小百合・堺雅人親子がとても感動でした。最後に、母の吉永小百合が行方不明になり2年後に見つかるが?という展開は見ものです!しかし、なぜ舞台に突然になるのか? " + }, + { + "date": "2018-03-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "吉永小百合舞台挨拶にて鑑賞。\n 一言で言えば『不思議な映画』と言える。渾身の演技からか、感極まって何度か涙を流した、、それ故、感動した作品であるものの、一方、ファンシーな展開を巧く飲み込めないのか多少疑問の残る“何とも言えない不思議な舞台劇”を見せられた感じがして、満点とすべきか、評価を下げれば良いか微妙な点ももある。何より、滝田洋二郎監督作品は始めて劇場鑑賞するものの、画面構成に無理がなく、所々に私の過小評価する舞台劇を取り入れて、話を出来るだけコンパクトに纏めて、“作者の意図”で済ませず、鑑賞する者に全てを受け容れさせることに於いては綺麗な創りとも言える。那須真知子の脚本も割と冴えた暖かみを感じる、ただクライマックスへの導入である、“2年後の北見”は幾ら何でも、主役のテツさん生きらてられないだろう…もう少し短いスパンと、なぜ北見の桜に辿り着いたかを説明して欲しかった。昭和20年の樺太と、昭和46年の北海道、所々に昭和20-31年の網走が散りばめて、それをきちんと丁寧に昭和46年の観点から整理し、一つ一つの流れを証明して稚内北岸での荒波でグッと引きつけて、人気の無いバス停を徘徊し、吹雪の中を歩くテツさんを見て涙が出ただけに、ラストへの持って行き方が個人的に残念。『北の“桜守”』と言うからには桜で始まり、桜で終わらせたかったんだろうけど、テツさんの夢の中で咲かせても良かったのかもしれないけど、やはり現実に咲かせて月夜の桜で全てを語りたかったのかな。先年亡くなった大鵬さんが樺太から引き揚げと少年時代の極貧生活に比べたら、相撲部屋なんて何の苦もなかった、と仰ってましたが、本作拝見して、ソ連侵攻地域からの引き揚げされた方は戦後もだいぶ苦労された方が多かったようですね。我が家も台湾から一家引き揚げした筋ですが、戦後は人並みの貧乏⇒世間同様の中産階級になったのが台湾組ですが、満州・樺太の方々は亡くなるまで苦労を背負っておられたと聞き及びます。日本映画界最後の大スター・吉永小百合も壮年と言うか、老いの役柄を演じるようになり、端々の行動がその年代の親を持つ者としてはゾッとする側面もあり。もし本作をご覧になるのであれば、HBC製作で時折CSで放送される『幻の町』、なかにし礼原作の作品『赤い月』の映画またはテレビドラマをご覧いただくと宜しいかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-03-03", + "rating": 1.0, + "empathy": 6, + "review": "前売チケット投げ売りの怪\n 北のシリーズって吉永小百合の相手役がいつも若過ぎるw " + }, + { + "date": "2018-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さくら色のジャケットを着た吉永小百合と毎熊克哉の舞台挨拶付きの試写...\n さくら色のジャケットを着た吉永小百合と毎熊克哉の舞台挨拶付きの試写会所々に出て来る舞台シーン?と思ったら、史実に基づいた話で、戦後の話が重くならないようと舞台シーンが入る演出したとの話極寒の北海道でのロケの裏話などを聞いて、封切りになったら、改めて観てみたいと思った小椋佳の主題歌、吉永小百合だけでなく、阿部寛の歌声も聴けて良かった堺雅人の新しい一面がみられ、他のそうそうたる役者達に支えられて、吉永小百合の120作目が、素晴らしい映画に仕上がったただ、吉永小百合のメイクが濃すぎて気になったのが残念 " + } + ] + }, + "210": { + "title": "孤狼の血", + "reviews": [ + { + "date": "2018-04-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 19, + "review": "白石和彌監督が現代の“実録”に挑む\n 往年の“実録”物で一時代を築いた東映は、「日本で一番悪い奴ら」を配給して、白石和彌監督なら“実録”の現代版を作れると確信したのか。「仁義なき戦い」の影響を公言する柚月裕子の原作の映画化権を獲得し、白石監督、役所広司主演で完成させたのが本作だ。内容だけでなく、レトロ感あふれるナレーションやタイポグラフィには懐かしさを覚える人も多いはず。一方で“実録”を知らない若い世代には、北野武監督の「アウトレイジ」や、白石監督のバイオレンスに満ちた諸作を連想するかも。実際、石橋蓮司やピエール瀧ら北野組と白石組の常連も若干既視感を誘う。映画を牽引するのは「渇き。」のアウトローな元刑事役を彷彿とさせる過激なキャラクターを体現した役所の圧倒的な存在感と入魂の演技。還暦を越えてなお男の色気と暴力性をムンムンと発散する役所のエネルギーが、共演陣の熱演とぶつかり合い、スクリーンからあふれ出てくるかのようだ。 " + }, + { + "date": "2019-07-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりの過激な昭和ヤクザ感\n 昭和終り頃の話だから当然なんだけど、こんなにえげつないヤクザ映画は久しぶり。最初からいきなりの豚小屋拷問シーンには思わずうわっと声がもれそうだったが。内容も良かったけど、出演者がみんな迫力あってすごい。役所さんはもちろん、松坂桃李が凄いっ。終盤の犯人を、殴り続ける場面はホントにイッちゃってる様で迫力満点。最近の彼はすごいね。とにかく見応えのある映画だった。 " + }, + { + "date": "2019-06-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "警察じゃけ、何をしてもええんじゃ\n 映画「孤狼の血」(白石和彌監督)から。根っから怖がりの私は、何度も目を閉じる場面が出てきて、ホラー映画と並んで、苦手なジャンルだと再認識した。暴力団同士の抗争が中心だと思っていたら、意外にもその裏にはなんと警察が・・というストーリーは、特に目新しいものではないが、俳優陣の迫力ある演技に、その場にいるような気持ちになって観終わった。広島弁(?)と喧嘩腰の言葉が暴力的なわりに、文字にしてみると、けっこう笑えるフレーズが多かった。何回か繰り返された「びっくり、どっきり、●●●●●」は、「気になる一言」に取り上げられないのが残念だが、その他にも、なぜかメモが増えた。役所広司さん扮する大上という刑事が、おかまいなしに、暴力団員を叩きのめすシーン。「おい、警察がこがいなことしてええんか?」「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」この会話こそ、ストーリー全体を支えるセリフとも言える。警察のネタって、映画作品になりやすいんだなぁ。P.S.(メモして、捨てるには勿体無いセリフ)・取り調べはよ、相手を丸裸にしてなんぼじゃけ・度胸がないのう、もうえぇ。わりゃ、一生交通整理でもしとれ・ポケベル数字「4951」・・「至急来い」って言ってますけど(「ふたりの愛ランド」歌っている人に向かって)・おい、何がアイランドじゃ。島に沈めんど、われっ!・極道を法律で押さえつけたところで何も変わりはせんわい・今度の抗争の船頭は、最初っからあんただったんじゃないんかい 船頭も何も、わしゃ船酔いするけ、船にはよう乗らんのよ・わりゃ、戦争になってもえぇんか? アホか、戦争はもう始まっとるんで " + }, + { + "date": "2019-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ビックリ、ドッキリ、クリとリス\n いや〜、ニーズにきっちりと応えた映画で満足しました。楽しかった!!広島×ヤクザ映画 となれば、どうしたって『仁義なき戦い』を連想するし、その雰囲気を味わいたいと思って観る。そしたら、ナレーションの入れ方から 劇中音楽の雰囲気まで、仁義なき戦いっぽくって、とても良かった。暴力描写も迫力あるし、力の入ったアクションシーンになっていて見応えある。方言に対して違和感ある人がいるみたいだけど、これは映画なので、「世間一般がイメージする方言」になっていれば充分で、本作はそれ以上の表現にまで踏み込んでいた感じがしたので良かった(役所広司の「はぶてるなやぁ〜」とか)。あと、石橋蓮司のギャグね!アレは最高です(笑)コアなファン層にはどう見えたかわからないけど、私にはとても満足な作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-05-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "わろた\n 草刈民代もびっくりの役所広司の刑事もの。Shall we violence ?気楽に見れました。最近DVDを借りるのがちょっと億劫で、というのも観賞後いろいろ考え込んでしまう映画が多くてね、疲れていたんですよ。この「孤狼の血」はまったくストレスなく楽しめました。そうですね、僕にとってはあまりにも別世界のお話なので“遠い宇宙のSFスペクタクル”を観るのと同じ気分だったので(笑)役所広司も鬱々した役ばかりでは気も滅入るでしょうからたまにはこういう暴力ものもやって発散ですね。ダンスするサラリーマンやトラウマのバス運転手とは一変して生き生きしていて痛快でした。あとはリチャード・ギアがこの脚本に飛び付いてくれるかどうかです。(ゴールデンウィークに棚からひとつかみレンタル) " + }, + { + "date": "2019-04-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日本やば\n 良い方にも悪い方にもなんでここまでできちゃうのか…人間とは… " + }, + { + "date": "2019-04-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "オマージュたっぷり\n エログロバイオレンス(エロが突き抜けられなかったのは少し残念)が良い感じでぶっ飛んだ好きな作品でした。 " + }, + { + "date": "2019-04-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "豚のクソ\n 冒頭から豚の糞か..というか豚も可哀想だな..初っ端から不快感ぶっ飛ばしでしたが話の流れは最後まで居眠りこかずに見れました。(最近結構な確率で寝落ちをしてしまいレビューさえ書けないという)役所広司のヤクザ刑事も陳腐な言葉しか出てこず一言でいうと最高。松坂桃李の変貌具合もなかなか良かった。ピエール瀧、いい役者なのに惜しいな....新井浩文は出てこないのかなって思ってしまいアウトレイジと少し重ねてしまった、、すみません、、個人的に中村倫也が素晴らしいキャスト陣のなかで埋もれずやはり\"カメレオン俳優\"と言われているだけ存在感があり素晴らしかった。昭和という時代背景も別の視点で楽しめた。 " + }, + { + "date": "2019-04-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かったが、グロテスク\n 松坂桃李さん、役所広司さんが出演するということでBlu-rayにて観賞。 映画の内容については申し分なく、大変面白く見させていただきました。しかし、R15ということもあり、グロテスクな面も有ります。そういうのが苦手な方は覚悟して見たほうが良いかもしれません。 出身が広島県に近いということもあり、どこか方言が懐かしく感じました。 あと、1つだけ突っ込むとしたら、昭和63年で某高級国産車が後方の車庫に止まっていたりしたので、そこだけ映画を見ながら突っ込んでしまいました。 " + }, + { + "date": "2019-04-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "孤狼が熱い!\n ヤクザ映画だけあって暴力シーンなど生々しいが、単なるヤクザの抗争、ヤクザ対警察の捕獲劇ではない。人間の心情などを細かくエキサイティングに描いている。ヤクザ側でも警察側でもなく孤独な一匹狼とそれを間近に見て成長していく子狼のストーリー。実力派俳優だらけでとても面白い。ピエールさんも重要な役で惜しい人が消えてしまったなと感じました " + }, + { + "date": "2019-04-04", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "白石和彌監督圧巻です!!\n この作品ただのヤクザの抗争映画ではありません。確かに、最初からグロいシーンで始まります。これが無理な人は見ない方がいいでしょう。『渇き』でも見せた役所広司のヤクザにも負けない風貌と威圧感、自らが悪に染まってるような、汚い言葉使い。それだけを見てたら、ヤクザから賄賂をもらい、いろいろ融通をきかして、抗争しないようにうまく治めているように思えるけど、それだけではなかったんですね。その裏では警察官僚の不正を見抜き、カタギをヤクザから守るという役割をしていたんです。それに気づいた、スパイで潜り込んだ松坂桃李くんの演技もさすがでした。裏社会で生きる男達の生き様とそれに立ち向かう刑事2人の関わりが非常に面白く、最後まであっという間に観てしまいました。 " + }, + { + "date": "2019-03-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "演技力に圧倒\n 役所広司はもちろんだが、松坂桃李の迫真の演技力に終始圧倒された。心拍数が上がるほどの恐ろしさ。正直俳優として全く興味なかったが、ファンになった。 " + }, + { + "date": "2019-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "熱演!!\n 計3回くらい吐きそうになったけど俳優陣の熱演に心からの拍手。東映のヤクザ映画制作技術を結集した、この時代に勇気のある作品だと思う。中村倫也と江口洋介がめちゃクールだったな〜!あと滝藤賢一か真木よう子に生まれ変わりたい。そして瀧兄さんを目に焼き付ける。 " + }, + { + "date": "2019-03-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役所広司氏のいない続編も!\n 60.続編が決定している本作。白石和彌監督のハードな作りと役所広司の安定感。1年近く遅れて公開する劇場は満席状態 " + }, + { + "date": "2019-03-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い!\n 渇き。を見た後の鑑賞だったので、役所さんのギラギラベトベト感が心地よかったです。古風なナレーションといい、広島弁といい、いい意味で昭和の極道映画でした。江口さんも竹野内さんもかっこよかったですが、2枚目ヤクザはアウトレイジでの椎名桔平さんが僕の中で一番です! " + }, + { + "date": "2019-03-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザが頭が悪すぎでは。\n すぐ騒ぐし我慢できないしあんなに頭悪かったらヤクザやってられないのでは。残酷描写も最初だけであとはあんまり緊張感もないし。なんで素人殺しちゃったんだろ。話の展開にちょっと無理があるような。山上の人物描写も薄いしひとり空回りしてるみたい。みんな力みすぎ!あんな都合のいい女いないよと思ったら最後落ちがあったのであれは良かった。 " + }, + { + "date": "2019-03-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ギトギトでいきますけん\n 波しぶきOPから暴力団抗争を述べる堅いナレーションの声。バリバリの東映テイストで嬉しくなる。血生臭さ・汚さもしょっぱなから全開。こういうのをやります!という宣言だ。舞台は広島で主役は刑事側。お決まりのバディ展開と見せて…というね。顔出し的な豪華キャストも東映的。暴力映画の流れを止めやしないぜ! と言わんばかりの作りがたまらん。噂に違わず松坂桃李は熱演。彼の熱さと映画がシンクロしてた。実に良かった。 " + }, + { + "date": "2019-03-11", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "バディ映画として好みすぎる作品\n 1人の金融屋が姿を消した。異常な捜査を行うマル暴の大上と新米刑事の日岡は暴力団が抗争を続ける広島を駆けるが…。松坂桃李目的で鑑賞。警察映画+極道映画な内容で捜査とバイオレンス両方の楽しみがしっかりある。終盤の展開が好みすぎるので続編の製作が何より嬉しいです。 " + }, + { + "date": "2019-03-10", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "孤狼の血\n 原作既読。音楽、テンポ、キャストは良い。本来は、警察✖️ヤクザの映画だと思う。しかし広報で、ヤクザを前面に出し過ぎた気がする。しかしながら、面白かった!役所広司がやはり良い。松坂桃李も頑張っていた。 " + }, + { + "date": "2019-03-04", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "日本映画の誤り・・安っぽさ\n そもそもの日本映画の誤りは、先日の日本アカデミー賞なるものにあらわれている。役所広司が主演で、松坂桃李は助演、それで賞がとれるなんて、お笑い沙汰だ。その内容は、民法の2時間ドラマで十分な内容だが、場面によってはテレビでは放映できないため、映画になったのだろう・・・ぐらいにしか理解できない。せっかく後半残り30分から盛り上がるべきものが、登場人物、役者が安っぽいため、なかなかクライマックになりきれない。見所がグロ・・というだけでは、あまりにも残念だ。まずは・・・もう少し、広島弁を使えるんようなってから撮って欲しい思うんちょるんじゃが・・。もう少し真剣に映画作りを行えないものか。 " + }, + { + "date": "2019-03-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "再上映鑑賞\n 見逃していた作品だったので助かりました。 " + }, + { + "date": "2019-02-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和ヤクザ映画リバイバル\n 目新しさは全くなかった。しかし外しているところも特になく、役所広司がいい演技していた。ヒロインの薬剤師は演技がヘタクソで一人浮いてた。あとクラブのママも何ヶ所か演技がデカかった。それからBGMがクソ。もう少しなんとかならんかったのか。酷すぎ。 " + }, + { + "date": "2019-02-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "わしは広島弁が大好物じゃけ、こういう広島弁のヤクザ映画は大好きなんじゃ。\n 関東というか東京周辺出身の人は、田舎がないし、方言もないから、そういうものにあこがれてる傾向がある。方言は大好物だけど、関西の人の関西弁みたいに、これ見よがしにしゃべられても、ちょっと引くところがあってあまり好きではない。ヤクザ映画は関西弁のものが多くて、合ってはいると思うけど、関西弁は漫才師の使う言葉というイメージがあるから、いまいちかっこよくない。東京弁の方がかっこいいけど、ヤクザ映画にはあまり合わない。ザックリだけど、東北地方や、九州沖縄地方の人は純朴で柔順なイメージがあるから、方言がヤクザ映画には合わない。方言全部知っているわではないけど、考えてみると、強そうで尚且つかっこいい方言といえば広島弁かな?という感じがする。映画ファンならだいたいそうだと思うけど、深作欣二監督の「仁義なき戦い」シリーズが大好きなせいもあって、広島弁のヤクザ映画は大好きです(”仁義”以外はあまり見たことないけど・・・)。この映画の場合は、台詞を復唱しながら見ていて、別に役者さんでもなんでもないんだけど、台詞のある役ならなんでもいいので、とにかく出演して広島弁しゃべりたいような気がしてしょうがなかった。 原作は読んでないけど、映画的には「仁義ない戦い」になんとかひっかけて、観客の心をつかもうとしているのがありありとわかった。音楽もあの名曲にちょっと似せている感じだったし、最初に出てくる東映のマークも最近のものではなくて、昔の熱海の岩に波が当たるやつで、さらに色あせた感じになっていた。最初の冒頭部分だけだったけど、「仁義」みたいにハンドカメラで追っかけていって、揺れながら撮っているシーンもあった。時々入るナレーションもまさにそんな感じだった。外形はそんな感じだったけど、中身は当然ながら全然違っていて、ヤクザというより刑事が主役で、映画でいうと同じ白石監督の「日本で一番悪い奴ら」に近い感じだった。主役は悪いんだか悪くないんだかよくわかない刑事役の役所広司さんで、その助手で広島大学出の新人刑事が松坂桃李さん。人気、実力的にしかたないのかもしれないけど、この配役は非常によくないような気がした。この二人が出てきた時点で、先がだいたい読めてしまうし、二人とも”いい人”のイメージが強いので役に合わない。この二人の役は、いかにも悪そうなイメージで、何をするかわからないような人、できれば広島出身の人がよかった。他に竹野内豊さんや江口洋介さんもヤクザの幹部役で出てくるんだけど、この二人も全然ヤクザに見えないイケメンでよくなかった。役に合ってたのは石橋蓮司さんぐらいだったかな・・・?。女性客目当てなのかもしれないけど、ここはそれなりの人にしてほしかった。 " + }, + { + "date": "2019-02-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "面白かった!\n 冒頭の豚のシーンを見たときにこの映画見ることできるかな(笑)?と不安になりましたが、最後まで楽しむことができました。一人一人の人間性が描かれて意外と胸にくるものがありました。演者さんみんな上手でカッコいい!ネイティブからしても広島弁が上手!役所広司ってやっぱすごい。また役所広司(ガミさん)の正体がわかった後の松坂桃李も上手でした。また、広島在住のため見たことある風景が出てくるたび、興奮してました。広島のローカルアナも出てくるし。目を覆いたくなるような場面がたくさんでてくるので子供さんと見るのはオススメできませんが、明るい時間帯に楽しくみてもらえたらと思います。 " + }, + { + "date": "2019-02-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "まずまず。\n まずまず。 " + }, + { + "date": "2019-02-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ゾクゾクした\n 演技の迫力にゾクゾク!最後まで夢中になって観れた。松坂桃李、今まで良いと思ったことなかったけど、これはとても良かった!映画賞とかも獲ってるけど、納得です。本当に素晴らしかったです。そしてもちろん、役所さん!すごい演技!見応えたーっぶりの作品でした! " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "警察じゃけえ何やってもええんじゃ\n このセリフはつい言いたくなるです。原作未読。途中意表をつく展開もあり、ストーリーは楽しめた。ただヤクザ映画に思い入れがないので、うーん。 " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "久々に東映らしい映画\n 久々に東映らしい映画をみせてもらいました。最高です。 " + }, + { + "date": "2019-02-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "円熟の役所広司と成長著しい松坂桃李\n 松坂桃李は、二枚目であることに執着せず、役者業に真摯に取り組んでいて、好感をもつ。この映画は、ヤクザ同士の抗争を背景に、ある特殊な刑事の生きざまを描いたサスペンス活劇である。「仁義なき戦い」シリーズが引き合いに出されているが、広島ヤクザ抗争が舞台なのであえて模倣した表現はあるものの、全くテーマは異なるので、その辺は要注意。形式としては、アウトローなベテラン刑事が真面目な新人刑事の教育係となって捜査を進める、バディ・ムービーだ。教育係はルール無用の不良刑事のようで実は正義漢だった。新人は、最初は反発しながらも徐々に先輩の行動の真相を知り、理解者となって成長を遂げる。と、全くセオリーどおりだ。ところが、この映画はセオリーを下敷きにしながら、ヒネリを効かせて独自の世界を構築している。伏線が巧妙で、終盤に縺れた糸を一気に解いていく見事な構成。登場人物のキャラクターが、それぞれの役者の魅力もあって面白い。ヤクザ達のキャスティングは意表を突いているが、皆はまって見えるから不思議だ。見馴れたヤクザは石橋蓮司だけ。新人刑事松坂桃李は、県警からある使命をもって所轄に送り込まれているのだが、これが巨悪というほどでもない中途半端な点が物足りない。だが、これも滝藤賢一のキャスティングが効果をあげている。最後に松坂が突きつけるしっぺ返しも、県警幹部を脅かすほどの材料なのか?と、疑問ではあった。 " + }, + { + "date": "2019-02-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かったよ\n 松坂桃李が扮する主人公が、成長する姿が良かった " + }, + { + "date": "2019-02-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の内容が薄すぎる\n 原作の方は良かった。映画化として再現するのに個々のシーンが印象が薄すぎてダメ。筋書きは原作はよくできてるからよかったけど、この映画の出来はダメだ。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画\n 昭和63年の広島、呉ではヤクザの抗争が激しさを増していた。大学出の新人(松坂桃李)が付いたのはほとんどヤクザと同化しているベテラン刑事(役所広司)。新人刑事は法律を無視するベテラン刑事に反発し、県警に内部告発するのだが・・・。東映のヤクザ映画も新しくなった。 " + }, + { + "date": "2019-02-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "微妙\n 原作が面白かったので観たけど、改変や省略が多すぎて別作品のように感じた。原作未読だと尚更ストーリー端折りすぎてよく分からないんじゃないかな。 " + }, + { + "date": "2019-01-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レビューの評判と賞レースを見て\n レビュー程グロくは感じなかったし、松坂桃李がここ何作かでイメージが変わってきたかな(^ー^)良かったあの当時はこう言った話はガチであったんだろうなぁと思いながら、広島弁が雄臭くて好きw " + }, + { + "date": "2019-01-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった\n 役所アレルギーの私が、TSUTAYAの策略に乗せられてつい借りてしまった本作。役所広司の暑苦しさはいつものことながら、本作に限って言えばこれはこれで良かった。松坂桃李、最近一皮剥けた感があって注目してる。中村倫也もこれまたイッちゃってていい。とりあえず観終わった日の夜は、夢の中で も映画の内容がグルグル廻っててほとんど眠れなかった。こんな強烈な映画、凶悪以来だなと思ってたら同じ監督だったのね。納得。 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザと汚職警官\n ヤクザと汚職警官の世界という意味で「日本で一番悪い奴ら」に似てたが、「日本で一番悪い奴ら」の方が好き。白石監督作品はいつも満足度が高い " + }, + { + "date": "2019-01-07", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "佳作\n うーん。肝心の役所広司がハマりきれてないせいで、前半が微妙。後半はそこそこ。見ても見なくても良い。 " + }, + { + "date": "2018-12-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "役所広司には無理 ミスキャスト\n 往年の東映ヤクザ映画チックでワクワクなのだが、まあ何と言うか良く出来過ぎている。役所広司はもちろんいい役者なのだがどうしてもメーターを振り切ることができず演出的にも突き抜けられ無い感じがする。面白かったから敢えて残念な部分を言うのだが、深作欣二的な手持ちカメラでの「実録感」を真似るあざとさも見えてしまって・・・。ただ、思っていたより松坂桃李の方が主役で、彼は素晴らしい。 " + }, + { + "date": "2018-12-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "エンタメやくざ映\n あくまでもエンタメですからね、この映画は。キャストも豪華だし。エグさもあまりなく、濡れ場もとくになく、仁義なき戦いと比べちゃ可哀そうだと思います。役所さんの演技はやっぱり上手いし、桃李くんも良いですね。描写はなんでもエグくする必要はないと思うし、みなまで映さずとも伝えられますし。これくらいで良いと思います。女子にも見やすいです。真木よう子はちょっと物足りないかな。かと言って誰がいいかもわからない。色気で言えば藤原紀香かなー。あと、バイプレーヤー枠がどの映画見ても最近メンツ同じですよね。ドラマもだけど。無名の人でもうまい人いっぱいいるんだろうから、もっといろんな人使ってほしーな。 " + }, + { + "date": "2018-11-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "予想以上\n 番宣で東映のアウトレイジに対する答えというフレーズに惹かれて鑑賞。役所広司演じる警察が暴れるイメージだったが、最終的に思わぬストーリー展開。意外性もあり終始楽しめた。バイオレンスシーンは苦手だが、さほど多くなく見やすいイメージ。 " + }, + { + "date": "2018-11-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "往年の東映っぽさ\n “実録もの”全盛期の東映オマージュに思わずニヤリ。『痛い』演出もあり、役所広司、石橋蓮司、ピエール瀧といったイイ顔のオッサンと、最初は反発しながら、次第に大上の意思を受け継いでいく松坂桃李も良かった。なんだけど、ちょっと物足りないと思った。 " + }, + { + "date": "2018-11-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "タイトルなし\n おもしろい、一言 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画としては最高\n かなりグロテスクだけど、見応えあり。 " + }, + { + "date": "2018-11-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2018_27\n 役所さんが役所さんだった。渇きの続きにみえた。 " + }, + { + "date": "2018-11-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "非現実のだからそこできる事。\n ヤクザ映画の、新しい1ページ。これをかっこいいと言っていいのかは、わからないが、惹きつけられたのは、間違いない。広島在住のものとして、また、広島のイメージが、悪くなるんだろうな。それくらい見た人には影響があると思う。 " + }, + { + "date": "2018-11-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まさかの展開!\n 純情ヤクザ映画。真木よう子の標準語が気になったけど、もうさ、切ない!大上の真意と希望あふれる新米の正義感のすれ違い。それにしても役所さんは、良い人役も悪い人役もできるプレイヤーですなぁ。すごすぎる! " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "名のある役者をそろえて\n 映像がクリアなのが気になった。名のある役者を揃えたが、昔の東映のようなクセのある仕上がりにならないのは時代かな。 " + }, + { + "date": "2018-11-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "役所広司の演技の幅の広さ\n いやーほんとあっという間の2時間。松坂桃李もかっこよかった! " + }, + { + "date": "2018-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "アウトレイジで言うと小日向&松重コンビ\n アウトレイジのマル暴は八方美人やし覇気のないキャラで、こんな奴が暴力団から堅気を守れるのかと不安でしたが、本作のマル暴は人情味がある熱血キャラで安心して観れました。極道と人間ドラマをうまく融合していて、ヤクザの抗争だけを描いたアウトレイジより楽しめましたが、馴染みがない広島弁というのもあり、言い合いの迫力はアウトレイジより劣ります。バディ物にありがちなラストですが、カタルシスは十分に得られました。観始めたら最後までトイレに行けなくなります。R15+指定ですがそれ以上のグロさです。個人的にはグロは得意ですが2回ほど直視できない場面がありました。 " + }, + { + "date": "2018-11-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "演技がみんなうまい\n 松坂桃李の最後の笑顔が、凄く良いと思った " + }, + { + "date": "2018-11-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "原作の方で…\n 映像も 良かったですが、自分と しては 原作の方が良かったです、是非とも 原作を勧めます。 " + }, + { + "date": "2018-10-31", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "演技合戦は見応えアリ\n ハードボイルドでスタイリッシュで冷酷な感じかと思ってたら人情噺なんかーい!てなったけど、元々ヤクザ映画ってそういうもんなのかね(そういうジャンルほとんど見ないからわからん)。冒頭の連続グロシーンで耐えられるかな…てなったけど、全体的にはそうでもなかった。明らかにグロい映画なのに冒頭からずーっとそういうシーンがないと「どんなベクトルでどんなレベルのグロなんだろ…」ってどんどん怖くなるけど、この映画みたいに冒頭にそういうシーンがあると「あ、このぐらいのグロさね」って分かるから全体的には落ち着いて見られる、という知見を得た。見どころは迫力ある役者合戦と、「昭和のヤクザ映画」という時代劇感だと思うんだけど、役所広司は言わずもがな、松坂桃李も素晴らしかった。松坂桃李って素の時はなんの深みもない青年に見えるんだけど(失礼)、演者としてはどんどん凄みが増している感じがする。あと今年ブレイク中の中村倫也も、ほんとに演技の幅が広くて凄い。 " + }, + { + "date": "2018-10-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n 俳優陣の濃厚な演技もさることながら、スタッフ陣、脚本とも素晴らしかった。ゲスなヤクザの演出も良かったし、警察内部のゲスな部分と高貴な強さを感じられてスカッとした。これはヤクザの世界を楽しむ作品ではない。 " + }, + { + "date": "2018-09-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "往年のヤクザ映画も一蹴する傑作\n 「ロストパラダイス・イン・トーキョー」、「凶悪」の白石和彌監督作。もはや風格さえ感じられ、往年のヤクザ映画や北野武監督作にも劣ることのない傑作。「警察じゃけん、何やってもいいんじゃ」と役所広司が久々にはじけた! " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "昭和のヤクザ\n 最初からグロくて、目を背けたくなる場面から入り、一気に裏社会の世界に、自分も引きずりこまれた感じでした。役所さんは、『渇き』の時の狂気に満ちた元警官役も迫力がありましたが、本作では人間臭さも加わり存在感のある演技でした。この原作が女性というのも驚き。柚月裕子氏は先日の本屋大賞にも『盤上の向日葵』がノミネートされた人気推理作家さんです。白石監督は、原作となるレトロな昭和の世界観を見事に描いてました。観ているだけで痛さまで伝わる演出でした。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待はずれ\n ポスターと予告編と役所さんに惹かれて観たけど、ダメダメでした。原作が面白くないのかなあ?面白くなかった原因はストーリーだったのですが、ある映画プロデューサーに「ホンがダメだったのかな」と言ったら「それは監督の腕が悪いからだ」といわれました。 " + }, + { + "date": "2018-08-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "超力作\n シナリオが完璧。無駄がまったくない力作で、楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。小道具の使い方も俊逸。非の打ち所がない力作。 " + }, + { + "date": "2018-08-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "かなり攻めている作品だと思います。\n ・豪華キャストが弾けた演技をされていて、楽しめました。・ラストの展開にはビックリしました。 " + }, + { + "date": "2018-08-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n ラストの展開がすきでした。続編がみたい! " + }, + { + "date": "2018-07-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "続編あり\n 土左衛門が凄かった桃李もすばらしい " + }, + { + "date": "2018-07-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "実録ヤクザと較べるなよ\n 最初の豚小屋のシーンにはビックリでした。役所広司の見事な悪徳刑事ぶりと松坂桃李の後半の豹変ぶりは見応えがあり、とても楽しめました。もちろん物足りない点もありますが現在の実録物としては充分です。本作を往年の実録ヤクザものと比較して不平不満を述べるのは酷です。今作は警察が主ですし。仁義なき戦いシリーズが公開されたのは私が高校生の頃で実際に映画館で鑑賞したのは大学時代、その1970年代の中頃と今とでは時代が違います。私が子供の頃、育った1960年代の別府の温泉街では銭湯に行くと普通に背中に絵を付けたおじさんが、いつも二人くらいはいたものです。それは菅原文太さんも演じた夜桜銀次が実際に生きていた街とその時代。ヤクザの抗争や揉め事は日常で私の父もヤクザを一人ムショ送りに。触れてはいけない緊張感や暗黙の了解が大人の世界にはあるのだと子供心でも身震いをしたものです。日本の高度成長期、ヤクザや暴力団が生活の身近にあった時代を知っていたり、作品の舞台となる土地の事情や言葉使いを知っている者からすれば納得出来ない部分があるのは当然です。しかし映画は事実も虚構も膨らませたり縮めたりと工夫をしてリアリティを追求し2時間程度にまとめる難しさからは逃れられません。作品の出来栄えを他の何かと比較したくなる気持ちが起きるのは基準とする比較対象への思い入れが強すぎるからでしょう。純粋に映画を楽しむことより評価することに価値を置き、事細かに見過ぎて知ったつもりになると近視眼で大切な事を見失うという視点の貧しさに溺れてしまいかねない。そんな無知な誤ちだけには是非、注意したいものです。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "東映ならでは\n ヤクザ映画撮影させたら、東映の右に出る会社はありませんね!ストーリーもしっかりしていて、俳優陣も名演技でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "初めてのヤクザ映画。\n ヤクザ映画を初めて映画館で見ました!R15もあって暴力シーンもそうですが、放送禁止用語が多数あって、あぁこういうのが地上波にはでは無理なんだな…なんて本編とズレた事をチラッと思い浮かべて見たり。とにかく出演してる方が豪華俳優だらけでしたしその中で中村倫也さんや松坂桃李さんなど若手の中でも経験を積んでらっしゃる方がベテラン俳優さんと肩を並べてヤクザ映画に出てることがまたこれからを担う方になっていくんだなと思うと同時に映画内容的にあまり客足の少ないであろう若い女性ファンの方にもヤクザ映画を知ってもらうキッカケになるような作品なのではないか?と、実際私もそんなところあるし。コアな映画ファンの方はこぞって絶賛されていたので興味を持ちましたが、まだ私にはすこし早かったようです。笑でも次回作も楽しみにしてます。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スカッとさせられる作品👍\n 邦画では外せないジャンル、それこそがヤクザ映画。久々の本物、本気のヤクザ映画作品に出会えたと、私は感じた。確かに本物の日本の所轄もヤクザみたいなものだが、それ以上に、この作品は凄い‼︎ズルくなく真っ直ぐで、どストレートで、キャスティングも実に素晴らしい。この泥臭さが、日本独特の風習や文化として、いまだ薄っすらと残る、男色(男の友情や義兄弟と言った、強い絆で結ばれた友愛に美徳を見いだすことですよ。)に結びつくのでしょう。作品全体のイカレタ激しさに、互いの正義感のライティング違いが、互いに気付かず、ますます衝突が激しくなる。そこが私にはたまらない!久々に、泥臭く人間臭い、イカレタ、スカッとする作品に巡り会えました。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ラストの関西3文字に敬礼\n 公務員さんあなたのお役目何ですか?この映画みて確認するように❗カバチこいたった❗ " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "役所広司の演技は満点だったが...\n やはり、「仁義なき戦い」を筆頭とする昭和の東映実録路線の作品達と比べてしまうと、どうしても物足りなさを感じてしまう。当時のやくざ映画の雰囲気を、ほんの少しだけ再現した感じの作品。あの頃のやくざ映画を、現代で作ることは出来ないのは分かっていたが、それを再確認し、切ない気持ちに襲われた。ただ役所さんの演技は、当時の俳優陣にも引けを取っていない素晴らしい演技だと思った。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "#孤狼の血 北野がヤクザ #映画 から抜いた粘り気を昭和体臭男 #...\n #孤狼の血北野がヤクザ #映画 から抜いた粘り気を昭和体臭男 #役所広司 (小日向の逆)が平成無臭男 #松坂桃李 に輸血する試み。コンビニ携帯無き昭和のLARK自販機、下ネタ親父ギャグ、ナレーション音声に泣く。 #竹野内豊 綺麗なだけの馬鹿は儲け役。不作の今年では上位。@Korounochi_2018 #eiga " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "荒波に波\n 荒磯に波から東映のロゴマーク…やっぱりこの手の作品にはこれですね(^^)この監督の作品、最近お気に入りです!現代版“実録”が如く、熱のこもった作品でした! " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通\n 人情味あふれる感じが、裏目に出ています。ここまで御涙頂戴なストーリーだと、逆にもっとエンターテイメントに振っても良かったのではないかと思いました。しかし、自分の思う改善点をどんどん押し付けたら、それこそ「アウトレイジ」まんまになってしまうと気付きました。娯楽任侠映画です。気楽に楽しむという点では悪くないと思います。演技も良かったです。しかし広島弁が、作為的に感じました。(イントネーションではなく、演出として。)主人公の時計がかっこよかったです。オメガのシーマスター200 通称「プレボンド」とても似合っていて、キャラクターにもマッチしていると思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作読破済みです\n 原作がとても面白かったので、映像化していると知って慌てて見に行きました。監督が「原作にない下品さ、えぐさ、グロさを足しました」と仰っていましたが、まさにその通りでした。序盤のリンチがまあえげつないこと…(ヤクザ映画初心者の為、そう感じるだけかもしれませんが…)主人公二人の関係性を初め、色々と関係性や人物が違ったりオリジナルキャラクターがいたりと、映像化するに当たってかなり改変があり、多々戸惑いがありましたが、原作とは違う別物の作品として見れば、これはこれでありかなあという感じ。ただ事件や人物紹介そのものはかなり端折られ急いで回収されるので、原作を読んでないとわからないのでは?と思う部分もありました。映画での日岡とガミさんの関係が後半、ある大事件をきっかけに日岡の気持ちの中で本当の師弟関係になってからの、日岡の立ち回りがとてもよかったです。原作には描かれない後半のシーンは見ていてスッキリしました。ただ、一つどうしても大声で言いたいのですが、原作の日岡は日岡とかいて「ひおかし」と読むのです。映画で「ひおか」と呼ばれるたびに、なぜ「ひおかし」ではなく「ひおか」になったのか、最後まで違和感で気になって仕方ありませんでした。脚本、ちゃんと原作読んでたのかなあ。うーん… " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "本日最終日 レイトショー\n 役所さん最高!松坂も良い!配役も抜群すごく楽しめた続編に期待 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "最後は首取り\n バイオレンスさとかカッコ良さとかで比較すると、アウトレイジ(1作目)>本作>アウトレイジ(2・3作目)っていうところかな。アウトレイジ(1作目)の最後も首が飛ぶシーンがあったけど、今作もやっぱり首が。。。怒りを買いすぎると首取りになるのかな。。。冒頭から痛いシーンだったので、ちょっと構えて観たけど、その後はそれほどでもなかったので、バイオレンス苦手な人でも観やすいと言えば観やすいのかも。役所さんの演技はさすが!次回作も既に決まっているが、役所さんの役は亡くなってしまっているので、桃李君の演技の更なる成長に期待かな。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "鮮やか\n 《仁義なき戦い》っぽい始まりかたなんだよね。こりゃ面白いわっていう。そこで役所広司がムチャクチャな刑事で出てきて「いや、こりゃ、ムチャクチャだわ」って感じで、コンビ組むのが若くて聡明で真面目な刑事の松坂桃李なんだけど「まあ、こりゃ、確かに文句言うよね」って感じなの。ムチャクチャさと真面目さを対比させて話が進んでで、真ん中あたりからネタばらしが始まんだよね。これが鮮やか。「そうだったのかあ」って。役所広司のムチャクチャさも、ただムチャクチャな訳じゃなくて、そうだったのかあって。物語を通じて松坂桃李が変化してく様子が良く書かれてんの。「なるほど、そりゃ、変わるよね」って納得の変化だし。役所広司が殺されるのは「まあ、そうなっちゃうよね」と納得。そこから松坂桃李が踏ん張るのがまた良かった。松坂桃李の内定記録に役所広司がコメントして「ようやった ほめたるわ」でジーンとくるの良かった。憎んでたと思ってた相手だけど、親しみを感じてたんだなあって。だからほめられると嬉しいの。そしてラストシーンがすごく良かった。煙草くわえて「吸っちょるよ」っていうの綺麗で「松坂桃李いいな」と初めて思った。演技がうまい俳優さんばかりだから、松坂桃李の演技が今一つなのが目立つんだけど、そこもうまく使い切った白石監督すごいと思ったね。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "うう、、\n 冒頭のシーン、困るわ、、痛いだけじゃなかったー!と頭をガンと殴られます。その後はまぁまぁなバイオレンスさなので、ストーリーに没頭出来ました。ヤクザよりヤクザな刑事・上さん。彼の正義は何よりもカタギ。そんなに珍しい話でもないかな?と思いつつ、役者さん達の演技が素晴らしいです。ちょーっと上さんが良い人すぎるかな?と思っちゃいました。やっぱ役所広司すごいわー、日本の宝だわ。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "役所広司なら\n 役所広司なので観たが外れなし。さすがに今風に仕上がっているが、でも監督は何を撮りたかったのか。 " + }, + { + "date": "2018-06-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "パンチの弱さは、平成テイストの昭和ヤクザ\n 役所さんは良かった。あの胡散臭くも、正当であろう感は他の役者さんでは無理だなと‼️まっすぐさが出る役者も桃李君しかないだろうから、このコンビあっての作品かなぁと。ただ、竹野内豊好きなので、この作品、彼はかなり残念な感じで悲しい(T-T) " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "4936\n (至急観ろ)… すいません。4951→至急来い、だそうで…。昭和のヤクザのムードむんむんの世界。ナレーションも昭和っぽくて雰囲気に合っていました。生かさず殺さず…。893は囲いの中の豚?よくある、警察との持ちつ持たれつ、なあなあの関係に見せつつも、大上の一歩先を読んで手中に収め、893にかけた首のリードを巧みに操る手腕が上手く描かれていました。まさかヤクザ映画でほろりと来るとは思いませんでしたよ…。大上さ〜ん!カタギとヤクザの境界線は、養豚場のあの低い柵かと思うほど、ヤクザっぽい一応?自称?カタギの登場人物が多いこと(^_^;)。所属組織の違いしかなさそうです。人肉と体液を多少食べたであろう豚さん達は、市場に出回るんでしょうか…(°_°)。松坂さんは「ユリゴコロ 」でも、ノートを読んで真実を知り人が変わるという、似たような役を演じていましたね。 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "迫力ある映画\n 迫力ある映画 " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作はもっと人情味が溢れる老刑事と若者刑事の物語、仁義なき戦いを意...\n 原作はもっと人情味が溢れる老刑事と若者刑事の物語、仁義なき戦いを意識しすぎの映画になってしまったが、ポイントである何故老刑事がママを庇ったのか映画では上手く描けていない。それにしても役所はどんな役を演じさせても上手い。 " + }, + { + "date": "2018-06-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司さんが素晴らしい\n ヤクザらしさはアウトレイジに劣ると思います。 とってつけたようなタンカの切り方で、ヤクザ達の言葉の迫力と役者の演技力に大きなギャップがあり安っぽさを感じました。ただやはり見るべきは役所広司さん。「渇き」でも破天荒な刑事をされていて、演技が若干似通ってるなと思いつつも、刑事とヤクザのどっちつかずの境界を、命を張りながら不安定に歩く刑事の生き様を見事に演じきっていたと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "役者の力量\n 演者に力量の差がありすぎて戸惑ってしまったw松坂桃李も無理に広島人にする必要性ないのにあんなことに…取ってつけた「ぶちめんどくさい(たいぎぃだったか?)」が一瞬で冷めさせる…方言ものは気をつけろ!しっかり役作れ!ストーリーは面白そうだったのに残念! " + }, + { + "date": "2018-06-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "バイオレンスと駆け引きの話\n この映画は、仁義なき戦いの血を引きつぎつつ、入りくんだ人間の絡み、思惑をおもしろく描いた映画だ。役所広司ふんする刑事大上と、エリートの日岡のぶつかり合い。理想と現実の間に揺れ動く二人の暗中模索が伝わってくる。最初のパチンコ屋の絡みが二人の関係を旨く表している。好き勝手にヤクザを操っているように思える大上だが、タイトロープの上で退路を断たれて突き進まざるをえない苦悩が伝わってくる。後半で、糸が解れるように苦悩していた大上の姿が見えてきて楽しめた。役者人は、ベテランを配し好演している。役所、松坂、真木、音尾は良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n ぶっとんだお釈迦様の掌の上で、ちょこまかするイケメン孫悟空の話 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "正しいヤクザ映画\n 観た。面白かった。満足。正直、ヤクザ映画は好きではない。観たからといって、映画館から肩怒らせて出てきた経験もない。そういう高ぶりは、スポーツ映画に任せている、というのが俺なんだけれど、このヤクザ映画は面白かった。ヤクザ映画ではなく警察映画だぞ、と怒られそうだが。役所広司も松坂桃李もピエール滝も最高の演技、さすがだね~。やるせない感じの中で、底によこたわる真のゆるぎない思いが明らかになり、それが受け継がれる印象、ってところがかっこいいなあと思う。拷問シーンもこの上なく痛そうだし絶対やられたくない。痛そう度合いでは 伊坂幸太郎原作映画達と並ぶハイレベルでしたが、「まさに切る瞬間」はないので、そこがよかった。予算の関係かもしれないが、スプラッター系に多い単なる残虐映画と こういう映画の境目と思っているので、その点もよかった。スレスレ。 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "昭和の刑事映画\n 昭和の刑事映画。豪華キャスト陣の中でも特に松坂桃李が輝いていて最近の彼の出演作品はハズレが無い。最初の方は観ていて胃がキリキリしてくるような内容でしたが途中からグイグイ引き込まれた。目を覆いたくなるような惨忍な拷問シーンが印象に残る。2018-110 " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "国家権力には勝てないか⁈\n 役所さんのマル暴役は、昭和にいたであろうデカですね。素晴らしい演技力です。どっちがヤクザかわからないくらいの関係で、しっかりと義理人情が働いて、最後まで義理人情が優ってくれると信じていたのですが、警察を絡めた作品はやはり国家権力が強いんですね…。キャストも最高でした! " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "しとしとする映画\n 任侠物に触れて来なかった20代です、母の付き添いで鑑賞しました。前情報無しで観たので、松阪桃李さんがヤクザの役なのかな?と思っていたら刑事さんだったんですね!最初から最後まで、ハラハラドキドキというよりはじわじわ、しとしと、したテンポで進んでいきます。血がブシャーってなる場面や、拷問などに耐えられるなら、全国民にこの世界観を一度味わって欲しい…。シーンごとにナレーションが入るので、任侠物初見の方でもストーリーは追いやすいです。主演の演技が素晴らしく、役所さんはやはりすごい人だ…と改めて感じさせられました。一癖ふたくせある役者さんを揃えることで、作品の深みが増しています。いつ見ても真木よう子さんは強い女性が似合いますね。気になるところとすれば、せっかく昭和後期の呉が舞台なのに、呉の街並みが引きでしか出てこなかったところかな。再現するのはかなり難しいと思いますが、スクリーンで観たかったです。ここ最近松阪さんの活躍がめざましいですね、シンケンジャーの頃から応援しているのでこれからも期待してます! " + }, + { + "date": "2018-06-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松坂桃李はカッコいいが・・\n 松坂桃李はカッコいいが、暴力警官の設定は30年前といえ無理じゃないかい。 " + }, + { + "date": "2018-06-08", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ファンタスティック‼\n いまこの時代だからこそ、突き刺さる映画かな…ほんの前の時代だと、あり得るな話、いやあった話だと思う‼昔の仁義なきシリーズって、バリバリの時の話でしょ?1回見てみよと思わせる、なかなかの作品(^-^)v " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱量\n バイオレンス満載。今の時代とは逆行するかのような作風に、本家「三角マーク」の執念すら感じる。ナレーションといい、ストップモーションといい、あの時代を感じさせる匂いが漂ってたり…広島弁だったり。「孤狼の血」とはよく言ったものだ…。東宝が作っても松竹が作っても、こおはならないだろうなんて勝手な妄想が過ぎる。東映だから、やったんだなあと。お話しもよく出来てた。「やくざよりもやくざな刑事」なのだが、絶妙な愛想がある。マニュアルではなく、人が人に対して向ける生っぽさとでも言うのだろうか、情を感じる。それを内部調査する「インテリで正義感溢れる新人」杓子定規な一般論を刷り込まれた新人刑事。オーソドックスな2人を軸に話しは進む。印象的なのは、その泥臭さだ。洗練されてない感じがたまらなくいい。その世界に生息する役者陣の熱を否応なく感じる。皆様、好演だった。と、同時に「アクの強い俳優」ってのは少なくなってるんだなぁと思ったりもする。現代社会がそおいう傾向であるのだから仕方がないが、色んな意味で偏差値ってのは上がってるんだなとボンヤリ思う。ある意味単純でわかりやすかった「必要悪」は現代において、どおいったスタンスで社会に生息してるのだろうか?両サイドともに逃げ道がない状態が他作品では語られてたりもする。続編の話しもあるが…この作品の熱量を後継できるのだろうか。現代社会においては「過去の遺物」である。本作品に登場するような人物達を排除するような形で現代は進行している。その登場人物達を模倣など出来る隙間もないほどに窮屈な世の中に何を問いかけるのだろうか…?ただ1つ思うのは、昔は狭い世界であったからこそ良くも悪くも人間関係の密度が濃かったんだなあと思える。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "何じゃこりゃ‼️東映の本気や‼️\n なめてました。東映様、申し訳ありません。かつての東映ヤクザ映画黄金期を彷彿、いやそれ以上か。えげつなく、タブーなしの会話、ストーリー、映像。期待以上のストーリー展開。役者もよかったね〰️迫力あった‼️迫ってきたね〰️これはTVドラマの延長じゃないね‼️劇場で観て、よかった。これこそ日本映画って感じ。何でもっと話題にならないのか。えげつなさ故に、ひく人が多く、一般受けしないのか?コナンで喜んでる人には厳しいか?東映しっかり売り込めよ‼️駄目だなぁ。まー この辺が今の東映の問題か?頼むぜ東映‼️ " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "安心して楽しめました\n 俳優さん達がお馴染みの役者揃いで安心して楽しめました。やっぱり俳優さんって凄いなと思いますよ。ドラマではあんなに優しいオヤジでもヤクザ映画ではこんな風に違和感なく溶け込むんですからね。映画自体は仁義シリーズほどのギラギラ感は無いけどエグいところはしっかりと見せてくれてオマージュされてます。30年前の昭和最後の頃の雰囲気もよく再現されてました。あの形のマークⅡ懐かしいなあとか。2人のアイランドとか流行ってましたね。2時間、一人で十分楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-06-07", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "面白かった❗️\n 予告編を見て、期待してはいたけど予想以上❗️龍が如くであった『警察は税金ってみかじめ貰うヤクザ』を連想させる印象。出演者全員、演技上手くてワクワクする。松坂桃李他の出演者に負けるかと思ってたけど予想に反してハマり役だったなぁ。。もう少し大上に傾倒して行く過程があれば…とは思うけど、演技って言うより上演時間とか脚本のせいだろうな。最後の死に様が震えた。あの演出だけでみる価値あるね。 " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "グロい映像。警察賞賛?\n せっかくお金払って見るんだから、気持ち良く映画館を出たかった。拷問、死体、ちょっとグロいなぁ。しばらく脳裏に焼き付きました。 " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広島弁は迫力あるな‼\n 主人公の生き方がしっかりえがかれてるからわかりやすい。一本筋の通った作品‼松坂桃李さんはアントキノイノチ以来の出来。役所さんは怪物だ‼ " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "これは刑事モノです\n ヤクザ映画違います、刑事映画です!今まで一度もアウトレイジなどを観てこなかったので、役者さんのかぶり感もなかったし、とにかく皆さん、役者さんがど迫力!始まって3分で、来るとこ間違えたかー!と胃がキリキリしたけど、どんどんストーリーに飲み込まれ、最後の松坂桃李くんに圧巻!松坂桃李くん、最近ほんとにやるなぁと思います。役を外しません。役所広司さんや大御所皆さまはもちろん凄かったし、江口洋介さんが意外と似合っててかっこよかった。とにかく、異文化な感じはありましたが、久しぶりにストーリーにハマって熱くなれました! " + }, + { + "date": "2018-06-06", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "広島弁になっちょる。\n 大変面白いが、シリーズ化はされなさそうだ " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画のロマンスや緊迫感は一切ない。\n 何を言っても最後の松坂桃李が目覚めていく展開からは本当に力強く、やっぱり映画がグッとしまる作りで誰もが舌をまいたと思います。僕も後半は文句なしに楽しみました。が、ぶっちゃけそれまでは演出、撮影、とにかくダサいし弱い。それ上台詞は大声ばかりであまり力、又は命が入っている様にはそうそう聞こえないし、登場人物の半分がコスプレの様で、そこに本当に実際立ち生きている様には見えないし、演技に迫力があまりない。正直キャスティングに問題があるのかと思ったんですが、『アウトレイジ』でのキャスティングはほぼ一緒なのに存在感や、各々の登場人物の重みが比べると今作は非常に薄い。他にもいろいろとあげられるのですが、たぶん撮影期間が短かったせいか、編集のテンポが無駄に早い=緊迫感がこの映画にはほとんどない。凄く評判が良いのですが、僕にはこのヤクザ映画には皆が比較する『仁義なき戦い』や『アウトレイジ』などのロマンスはこれっぽっちも感じれなかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-05", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "この時代に観れて良かった\n 開始早々の拷問、なんとも言えないグロテスク度。昭和の終わりを舞台にヤクザ同士の抗争と警察の裏事情を絡めていく。結構分かりやすく観ることが出来ました。拷問のシーンは毎回グロテスクで夢にでも出てきそうな感じでした。笑人ってきったねーなとか思いながら、役所広司が1番汚いって思っていたけれど話が進むにつれて役所広司が1番綺麗(?)で頭が良いというか悪知恵がすごいというか・・・・・・松坂桃李が役所広司の助言付きメモを目にした時、涙が出そうになりエログロ映画で危うく涙を流すところでした。でも、この映画は色々な感情を持たせてくれる。個人的には中村倫也が目立っていました、まさにカメレオン俳優。こんな薄っぺらく、責任の擦り付け合いが毎日報道されるこの時代にこの作品に巡り会えてよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "面白いんだけど…\n 宣伝が過剰過ぎたかな〜特に広島は。役者さん達の広島弁も違和感無かったし、小道具等もしっかりしていて昭和を感じられた。ただ、コレって必要か?っていうグロシーンが入るのがイマイチだったな。物語については、その男凶暴につき とかトレーニングデイを想像していた通りだったかな。役所さんの役どころは少し違っていたけど。公開から日が経っている割には観客が入っていたな。平均年齢も高めだった。その中に携帯の電源を切ってないヤツがいた。 " + }, + { + "date": "2018-06-04", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "途中で目をとじた\n 原作、二作目とも面白く読みファンなのですが拷問シーンの描写が痛々しくて途中何度か目をとじました。ストーリーの面白さは間違いないです。一人で見てよかった。デートには・・・あまりおすすめできません。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "東映暴力映画復活の狼煙\n 「孤狼の血」シリーズ第1作。原作を読了後、劇場に足を運びました。「東映マークが昔のやつやん!」と思ったら、懐かしさを覚えるナレーションと、新聞記事とモノクロ写真を使った背景説明のスライド、加えてキャストや場所を示すテロップの出方のよく似た感じ! もろ「仁義なき戦い」もとい「東映実録路線」のギラギラ感じゃないですか! ハンパねぇ! もうこれだけで大興奮・大満足です。いきなりテンション爆上げ!「東映実録路線」への深いリスペクトと、それを越えようとする熱い意気込みを感じました。あの作品群の熱量への挑戦はある意味無謀とも思えましたが、本作はそれを軽々とクリアしてみせたような渾身の出来に仕上がっているのではないでしょうか?冒頭から本当にエグ過ぎ! あまりにも凄惨な拷問シーンから始まりますものねぇ…。最高のファースト・インパクトでした。こんなシーンは原作には無かったんじゃないでしょうか? 相手に無理やり豚のクソ食わすなんて! 残虐性は過去の作品群より遥かにエスカレートしてるじゃないですか!(笑) ここまで出来るのか人間てぇのはよ!この冒頭のシーンだけでも、最近の邦画の風潮に風穴開けてやるけぇのぅ、という気概が感じられました(似非広島弁ですみません…)。そんな冒頭の拷問シーンからいろいろとかましてくれる竹野内豊は、たぶん「仁義なき戦い 広島死闘篇」などの千葉真一のイメージなんですかねぇ…? 衣装と言い仕草と言いずばりそのものでした! 普段のイメージからは考えられない狂暴っ振り! 果敢に挑んだ竹野内豊の俳優魂に拍手したい想いに駆られました。嬉々として相手の小指を剪定鋏で…チョキン!(笑)役所広司演じるガミさんの悪っ振りがもう強烈に最高でした! 「県警対組織暴力」の菅原文太を彷彿とさせてくれました。原作も同作を意識して書いたそうですから、そうなっていることは当然かもしれませんが、熱量がとにかくハンパない。原典に近い…いやいやもうそれ以上でしょうこれは!取調室での殴る蹴るの暴力を始め、何でもありの捜査方法はときには常軌を逸していてヒリヒリ・ハラハラ…。そのポリシーとは…「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ!」(拍手!)。でも、それらの行いは全て大切なものを守り抜くためのもの…。ガミさんの正義を貫く姿、めちゃくちゃカッコいいです。本当に尊敬します!松坂桃李演じる日岡は、最初はある“立場”もあってガミさんが平気の平左で行う違法捜査に否定的でしたが、事件捜査の過程において行動を共にする内に徐々に考えが変わっていき、“ガミさんイズム”を継承することになるのでした…。“孤狼の血”を受け継いだときの顔付きの変化まで表現している松坂桃李の演技がすごい…鳥肌ものでした。上司に反旗を翻したり、狡猾にやくざを騙して検挙したり…見事なまでの大暴れ!ガミさんと日岡…始めは水と油のようなふたりでしたが、次第に信頼と確かな絆が育まれていくようでした。まるで“師弟”のような関係性に涙が出る場面もあり、とても感動しました。本作でまさか泣かされることになろうとは…。他にも、江口洋介、中村倫也、音尾琢真などなど、普段のイメージを覆すような異色のやくざ役のキャスティングに惚れ惚れとしました。しかも、それぞれがめちゃくちゃよく似合ってるもんだから、余計に恐れ入りました。その中にあって、石橋蓮司と“御大”伊吹吾郎の貫禄が凄まじかったです。他を寄せ付けない迫力…まさにベテランの凄み。いやはや、もはやレジェンドの域ですねこりゃ。思わず真似したくなるセリフのオンパレード状態。「仁義なき戦い」シリーズから脈々と受け継がれてきた“広島弁セリフ回し”のDNAというか、方法論を見事に踏襲しているなぁ、と思いました。「御大が出所するまで辛抱せぇ、言うとるんじゃ」「わしら辛抱きかんかったけぇ極道なったんで!」…このやり取りが好きでしたねぇ…何より一発で覚えられた(笑)これでもかとぶち込まれるえげつないバイオレンスの嵐と、躊躇なんて一切無いリアルな死体描写が登場しました。真に迫るほどのものすごい迫力がスクリーンから迸って来ました! すご過ぎ!抗争寸前状態のために、集団で事務所を襲撃したり、次々と街中でやくざが殺されるといったシーンは無いので血の量が少しもの足りない気がしましたが、それでもそれらを補って余りある凄惨さのオンパレード。過剰なまでの残虐性の中に本当の人間の姿が見え隠れしているようで、一種の怖さと凄さがあるなぁ、と。埋められていた切断死体や、膨らんでふやけきった水死体…これまでの映画やテレビドラマならばシート越しに伏せられていたり、やんわりとぼかされてきたものをハッキリ・クッキリと観せられました。モザイクなんてものは本作の世界には存在しません!(笑) 思わず目を背けてしまいそうになるほどにリアルでした…。男目線として外せないのは、やはり次から次へと繰り出されるゲスい下ネタの数々でしょう!(笑) どうしようもない“男たちのドラマ”だなぁ、という感じが堪りませんでした。「ビックリ、ドッキリ、ク○ト○スじゃ」、「わしの真珠が欲しかったんじゃろが」(笑) …それに何より、女子に“オ○コ”って言わせるかぁ…ここだけでも本作が只者ではない証拠ですねぇ…(笑)一切の躊躇いが無い下ネタに、ある意味で実録路線の熱量が蘇ったなと嬉しくなりました!(笑)これほどまでの激しさを持ち、ギラギラした魅力を放つ映画が最近はとんと無かったので、逆に新鮮な感じがしました。昨今の規制が激しい状況において、ここまでやってくれたスタッフとキャストの皆さまに心からの賛辞を贈りたいと思います! 本当にありがとう!※追記(2019/2/15):DVDで再鑑賞。初めて観たときの興奮と狂熱が蘇りました。迸る過剰なまでの暴力、それを取り巻く女たちのエロスに痺れました。縮こまって右に倣えな世の中に、大きな楔を打ち込むかのような衝撃…。これを続編は越えられるのでしょうか? 期待して待ちたいと思います! " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "スゴい!\n ヤクザ映画は初だったので、グロ過ぎて目を背けてしまいました。役所さんの「前に進み続けるしかない」の結末に感動しました。予想以上に良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "4.2\n 開始早々R15白石監督好きにはたまらない役所広司さんの言う通り、まったくテレビで放映する気のないセリフ回しと描写は目を背けたくなる人も多いはずだ中盤の松坂さんと役所さんのバーでの語り約10分弱まったくカットがないこれに気づいた方はどれほどいるだろうかあの状況であれほどの演技とセリフ回し、さすがとしか言いようがない終盤のトイレでのシーンかなり複雑な撮影だっただろう映画好きを唸らせる撮影方法は随所に存在したまったく人にはおおすめしないthe R15作品が気になる方、是非 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "立ち尽くしてしまうほどの正義\n 昭和63年、広島のある都市を舞台に、ヤクザの抗争と、そこに割って入る狂気じみた警察の姿を描く。湿度と不快指数の高い、酸い臭いが充満する、暑苦しく粘着質な世界で、欲望むき出しの男たちによる面子をかけた戦いが繰り広げられる。贈収賄や因縁は当たり前、取調室で性欲を満たしたり、嫌疑がかかるホテルに火を放ちボヤ騒ぎを起こしたりと、グレーどころか完全にブラックな方法で闊歩する捜査二課の大上刑事(役所広司)。相棒となったキャリア組の日岡(松坂桃李)は呆れを通り越し、憎悪を覚え、権力を与えられた機関として法に則った捜査をするべきと主張するが、逆に、「じゃあ聞くがのぉ、正義とは何じゃ?」と問われ、立ち尽くす。平和は大きな暴力の均衡によって維持される。是非はともかく、そのことは歴史が証明している。そしてその均衡が崩れた瞬間、暴力と暴力の攻防に巻き込まれ、大きな被害を受けるのが力のない市井の人々、堅気である。さらに、歴史上、人間の中から暴力が消滅することもまたない。これもその是非はともかく歴史が証明する。「極道を法律でおさえつけたところでなんも変わりゃせんわい。奴らを生かさず、殺さず、飼い殺しにしとくんが、わしらの仕事じゃろが」と断言する大上の、「堅気の平和」を守ることへの執着は、物語が進むにつれ、徐々に明らかとなる。正義とは何かに答えるのは容易ではないが、平和を維持するための手段、と捉えるなら、大上の正義は、極めて歪だが、ひとつの在り方を示す。役所広司の趣味の悪い衣装、プルトップのアサヒスーパードライ、スマホなんてどこ吹く風の黒電話、昭和天皇の病状を伝えるブラウン管テレビ、全てが計算され、饐えた臭いを放ちつつ、それほど昔ではないが、ものすごく昔のような、どこか懐かしい昭和へ収斂される。本作の99%は役所広司で出来ているが、主人公は間違いなく松坂桃李である。実は空手の名手で腕も立つ、地元の名門大学を出て頭脳も切れるキャリアが、借り物でない、自身の正義を獲得していく様は、小気味好く心地良く、同時に痒みに似た、座りの悪さも感じる。地頭が良い分、ある意味で大上より性質が悪い正義が生まれそうな瞬間、バイオレンス映画を見に来たはずの観客は、なぜか人に優しくなれるような空気に包まれ、奇妙な気分で立ち尽くす。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "アウトレイジ以来の興奮\n 久々のヤクザ映画最高に楽しめました!グロテスクなシーンはありますが、鉄砲バンバンではなく、人間模様がメイン。2時間超ですが、長く感じさせられることなく最後まで楽しく鑑賞できました。高台からの呉の景色が良かったです。松坂桃李って上手いんですね!彼の演技をちゃんと見るのは初めてですが、今後にかなり期待です。真の役者を見た気がしました。 " + }, + { + "date": "2018-06-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "中村倫也みたさに行ったら\n まんまと引き込まれて、あげく泣いた。もう一度観たいしDVD欲しい。役所広司の渇きで、怒鳴り声がうるさくて苦手だわ…と観に行くの躊躇ってた自分どあほう。朝ドラでこないだから中村倫也にハマり出して、あれもこれも中村倫也だったのか!と戦慄し、虎狼の血ではヤクザ役…観たくてたまらなくなって行った。ヤク打って鉄砲玉かー!かっけー!とぞくぞくしたけど中村倫也の最後がビミョーな感じがした。死なないのかよ。しょっぱなからグロを期待してたので最高なスタートだった。真木よう子良かったなー。ロングヘアなら尚更良かった。アウトレイジでも被ってるヤクザがちらほら。またあの俳優いためつけられてる…。江口洋介は違和感。竹野内豊もなんだかなぁ。2人ともかっこいいのにソンな役。役所広司はすごいなぁ。中島哲也じゃだめだぁ。渇きじゃただ憎たらしくて愛もなかったように感じたので、虎狼の血の役所広司に泣かされた。刑事が船で捜索に行くシーンも良かった。役所広司が水死体で見つかって泣いてくれる仲間がいて良かった。ヤクザものはアウトレイジと龍三と7人のヤクザたちしか観てないけど、この映画はとてもとても素晴らしい映画でした。ありがとう。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "昭和末期、暴対法が施行される前の広島が舞台で、街並みや小物、暴力や...\n 昭和末期、暴対法が施行される前の広島が舞台で、街並みや小物、暴力やグロいシーンの見せ方など、良くも悪くも昭和が持っていたエゲツなさが感じられる。ストップモーションの使い方やナレーション、タイポグラフィなど、往年の実録映画を彷彿とさせる作りは、さすがは『仁義なき戦い』の東映という感じ。それにしても主演の役所広司さんが素晴らしい。『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』『三度目の殺人』と、最近見た邦画には必ずと言って良いほど役所さんが出演されているが、静かな役も今作のような激しい役も、グイグイと引き込まれてしまう。バディを組む松坂桃李さんも、石橋蓮司さん江口洋介さん達も、隙のない配役で映画に厚みを加えていた。昨秋観た『アウトレイジ最終章』が大きく期待外れだったのと比べ、大満足の作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初からえぐいけど…感動\n 昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・架空の都市の呉原。いまだに暴力団が割拠するこの土地では、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組と地場の暴力団・尾谷組との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、加古村組関連企業の金融会社社員が失踪。これを殺人事件と睨んだマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は、事件解決に奔走する。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦…最初からかなりエグくてこれぞヤクザ映画って感じで。だけどエグさの中にも凄く感動があって…泣きそうになりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "トラウマになりそう\n なかなかの映画だと思うがみる人を選ぶ作品。この監督の作品は「凶悪」もそうなのですが、痛々しくて拷問や殺されるシーンなど胸が痛くなります。今回も○○さんが死んで胃の中には~のくだりはもうトラウマになりそうで正直見たくありません。好み以前の問題で、私にはこの監督の作品はもう無理かも。つらいです。ですが、出演者は豪華で演技もさすがでした。竹野内豊はあんなチョイ役ならべつに違う人でも良かったのでは?あと、血の量が多く、ピューピュー出てたのはちょっと笑ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "アウトレイジが輝いてみえた\n 期待倒れだった。というかここ数作の白井監督の中ではいちばん乗れなかった。が、よく考えてみれば他の作品も乗れないところは大体同じかも。アウトレイジが北野作品とエンターテイメントの折り合いを見事につけていたのに対して、こちらのみどころがよくわからない。レトロ映画というカテゴリーにしても役者の迫力があまりない。レトロ画調にすればするほど芝居に迫力がないことに気づく。あの、役所広司ですら、ない。音もあまり良くない気がしたけど、たぶんシナリオだろうな、類型的キャラクターの出し入れとセリフ、芝居もふるえるものがない。しかし考えてみれば白石監督のほとんどが、この、ベタ、な演出なので、面白いか面白くないかといったら、面白くはない。発見がないから。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "極道映画じゃなくて何映画なんだろう。\n 役所広司の演技に引き込まれてあっという間の2時間だった。ヤクザのようなマル暴の刑事が実は庶民のためにヤクザを操っているという最後の方のネタはもうすこし事前にそれとなくそういう場面があった方が説得力があったな。そんな刑事が主役だからか、ヤクザ映画の感じはしなかった。松坂桃李が成長していく様子もヤクザ映画じゃないな。でも、それがあるからこの映画は泣けるし面白かったと思う。グロいシーンはかなり良くできていて、こういう映画を好む私も満足できた。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画ではなく警察小説\n 最後の昭和。広島オールロケなのに舞台は呉市にしないのは世知辛い今の世だからか。原作小説読みたい。役所広司ではなく松坂桃李が主役。渇き。よりも正義の刑事な役所広司。違いが感じされるのはさすが。松坂桃李の最初の一本拳はよかったのにあまり空手が有効に生かされずじまい。R15+でもエロはほぼなし。脱がない真木よう子も良かったが阿部純子が良かった。二つ目の窓の女のことは分からず。一瞬、山崎 紘菜かと思ったが東宝シンデレラガールズなので有り得ないなと。ヤクザのくだりは長ーい前フリだった。かなり最後の方で一気に盛り上がって来る。白石和彌監督が作る「仁義なき戦い」がみられると思ってみると拍子抜け。江口洋介が弱い、違う。中村倫也は良かった。田中偉登の角刈りと犬吠えも。岩永ジョーイは小林監督かと思った。音尾琢真のちんこの真珠しかり豚の糞しかりいまいちな部分も。首を小便器に入れたり役所広司をどざえもんにしたりするのは良かったが。最後の殴り込みで若頭の身代わりになるの誰?YOUNG DAISかと思ったけどちがうみたい。 " + }, + { + "date": "2018-06-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "良い意味で、役者がギラギラしてた\n ヤクザ映画だから、胸くそ悪いシーンから始まるので、うわ!ってなったけど、全体的に役者がギラギラしてて良い。真木よう子はやっぱりいい女。前髪を上げた江口洋介の破壊力はなんなんだろうか。役所広司と松坂桃李のバディものとして楽しめた。物語が進む中で段々と変わっていく松坂桃李が素晴らしかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "あまりヤクザ映画は好きでは無いのですが‥\n とても良くできていて、作品に引き込まれて、あっという間にエンディングを迎えた感じでした。役所広司さんがクセの強い役柄で、最初はウザい感じでしたが、ストーリーが進むに連れて、その心の中に流れる人間味のある優しさがわかり、かえって正義だと思われた松坂桃李さんが陳腐に見えてきた。でも、作品全体に引き込むものがあって、最後まで興味が切れる事無く見れた。 " + }, + { + "date": "2018-05-31", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n 爽快なアクションムービーでした。ややグロいところはあったけども観てよかったです。江口洋介のもりたか⁉︎には驚きました。(奥さんが森高千里だから)下の名前だったとは。真木よう子は棒読みと書いてる人がいますけど、プレステの龍が如く広島編では見事なスナックのママ吹き替えしてます。私は真木よう子の低い声カッコよくて好きです。竹野内豊のちょい役感は否めないけど、中村倫也とかいい味でした。 " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣素晴らしい\n 役所広司を始め、俳優陣の演技がみんな素晴らしい。ブタ小屋のオジサンまでちゃんとした役者だった。昭和の終わるあの頃、色んな混乱の中であんなこと…あってもおかしくないと思えるくらいメチャクチャなのにシッカリした話だった。昭和天皇、黒電話、ジッポの懐かしさ。グロいシーンの連続なのに、何故か所々少し笑えるような雰囲気など、細部まで楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "期待以上でした。\n あんなり期待はしていなくて、松坂桃李お目当てで鑑賞。がー!まさかの展開にびっくり!任侠映画は観たことなかったけど、なんか懐かしいようで新しい、みたいな。すっかりヤサグレ役がいたについた役所広司。《渇き》以来のヤサグレ役かな。OH LUCY!とは真逆すぎ。松坂桃李は、ただただかっこいい😆いや、かっこいいだけじゃなくてこぉゆう役が似合うね。江口洋介もこうゆう役がはまりつつある。かっこいいわぁ問題は竹野内豊。細大のミスキャストじゃないかしら。あのベビーフェイスですごんでもすごみきれていない。さらには、真木よう子。相変わらずの棒読み。残念すぎる。 " + }, + { + "date": "2018-05-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良いですが\n 白石監督の作品なので観ました。酷い暴力やグロい描写に、時々ユーモアが混ざるセンスが好きなんですが、ちょっと慣れてきてしまったかも。期待しすぎたかな。とはいえ作品はしっかり面白いですし、俳優陣なんて豪華すぎて勿体ないレベルです。痛いシーン、グロいシーンが苦手な人にはオススメしません。そういうのが平気でハードボイルドが好きな人にはオススメです。続編は必ず観ますよ。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "配役のマッチ具合が完璧\n 今から30年前の広島が舞台。冒頭で突然拷問が行われるので、驚嘆します。とりあえず、終始そのテンションです。ただ、配役がいい!乾き。で観た役所広司の二面性のある人柄。松坂桃李のエリート的な品の良さ。真木よう子の妖艶さと愛情深い性格。江口洋介のカリスマ感。もー、私の中ではマッチングは本当に完璧!アウトレイジ好きな人は見てほしい。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "初めて\n 初めてこういうジャンルの映画をしっかりと、しかも映画館で見ました。正直、かなり良かったです。役者一人一人の申し分ない演技。独特の言い回しや言葉遣いも素晴らしかった。いちいちかっこ良い!!後半につれスピード感も増しどんどん引き込まれていきました。単純な映画ではなく、色々なところに仕掛けのある巧妙な映画。こういうジャンルを観たことのない人でも是非観てもらいたい映画です。続編決定という事でこれはシリーズを追いかけていこうと思います。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ヤクザものの名を借りた師弟愛バディムービー。冒頭のグロシーンでまず...\n ヤクザものの名を借りた師弟愛バディムービー。冒頭のグロシーンでまずはご挨拶、人間の性をよく分かってます。好きなジャンルじゃないですが、最後まで飽きることなく鑑賞できました。・松坂桃李 真剣レッド、よく頑張りました。はたして正義とは?今作、紛れもなく君が主役でした。・役所広司 流石の演技、今作の功労者。まさかの…には度肝を抜かれました。・江口洋介 なかなかカッコ良かった。高評価だったが、最後の最後、首傾けてトイレ入りは(笑)・真木よう子 あまり魅力的ではなかった。昨今の疲れが感じられた。・竹野内豊 中途半端な役だ、どうした?本来なら君が主役でもおかしくはないはず。・石橋蓮司 最高の昭和感、良かった。最後の最後、あまりにもかわいそう。笑っちゃいかんよ。以上、今作の印象的な俳優でした。1-H-9席で鑑賞。平日なので意外と空いてた。よかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かっこよかった!\n 続編も期待大ですね。 " + }, + { + "date": "2018-05-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "カッコええ❤\n 普段なら選ぶ事ない極道の世界観。正直松坂桃李君目当てのみで1回だけでも観とこうかって感覚で観に行きました。始まるやいなやグロいシーンで最後まで持つかな…って感じやったけど、どんどん映画の世界に引き込まれ、高揚して来る自分がいました。それに桃李君はもちろんの事、役所広司さん、江口洋介さんその他の役者さんみ〜んなカッコよくて、素晴らしくて、最後は完全にやり切った感に包まれていました。(あたしは何もしてないけど笑)そしてガッツリはまり、計3回観に行きました。1回目で目を伏せた所もしっかり観れる様になりましたよ😁 " + }, + { + "date": "2018-05-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "ザ昭和\n 映像、アナウンス、昭和感が忠実。役所広司はやっぱりすごい。キャストは全体的に良い。広島弁も雰囲気を作る。アウトレイジは嘘みたいな世界だったけど、時代が時代なだけにリアルに感じた。本当にこんなせかいあったの??って。日本で一番悪い奴ら を思い出した。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 5.0, + "empathy": 4, + "review": "2018-59\n 昭和ってすげぇわ。もちろんフィクションなのはわかってますが、昭和って色濃い時代ですね。ヤクザ映画はもはや初めてな気がします。警察用語もわかるし、広島弁も一応関西出身なのでわかるはずなのですが、セリフが3~4割聞き取れないという事件。たぶん役に合わせてボソボソ話している感じだから。もしくはアホのせい。でも話にはついていけたので大丈夫。俳優さんみんなすごい。役所さんはもはやヤクザの誰よりもヤクザやったし、とーり君は贔屓目で見てもここ1、2年で本当に役者として変わりましたよね。個人的MVPをMEGUMIにあげたい。似合いすぎ。ぐいぐい引き込まれていって、長い上映時間を気にさせない出来でした。それぞれの血と汗が画面通じて伝わってきました。昭和の小道具にもへぇえとなったり。ポケベルって数字しか打てんって暗号かよ😨とか、ビールって昔はジュースみたいな開け口なんやとか、多分親が見たら懐かしー!っていうリアクションかもしれない。たぶんその世代の方が見たら、美術さんが凝った部分とかもっと発見できそう。正義じゃなく、仁義を通す。そういうことなのかな、と思いました。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "期待に\n …………でした。役所さんは何でもできる、感心。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "怖かった\n 日頃ヤクザ映画はあんまり見ないのですが、ヤクザとは、こんな感じなのかと痛感しました。拷問のやり方が強烈に頭に残って、原作を読みに行きたくなりました。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "俳優陣、みんな素晴らしかった!\n 警察側目線の話で、誰が観ても分かりやすい内容だと思います。これは本当にオススメしたい作品です! " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "若干警察視点のヤクザ映画\n ヤクザ映画好きなら好きそう。アウトレイジよりは良心的か。拷問シーンはエグい。架空都市というだけあってリアルさは追求していないということなのか。若干昭和じゃない色が出ている所があった。真木よう子は綺麗。役所広司はハマっている。ピエール瀧今回は良い役だった。続編作るようだが、どうなるのか。原作読むべきか否か迷う。 " + }, + { + "date": "2018-05-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "懐かしい仁義なき戦い\n いわゆるヤクザもの映画。ナレーションやビールのプルタブやトルコなんて懐かしさ満載。役所広司が自由奔放過ぎる刑事。松坂桃李がペアとなるが、広島大出身のエリート。広大と呼ばれて可愛がられる。先輩刑事の大上さん(ガミさん 役所広司)の無茶なやり方に真っ向から反対するが、自分には無い所に次第に惹かれて行く。上司である県警の滝藤賢一も良い味出してる。絶対に良い人じゃあない。あぁいう役ははまってる。豚小屋のシーンは見応えあった。色々な伏線もあり、最後の墓参りシーンでの「美人局」は、面白かったなぁ。続編が決定して嬉しい! " + }, + { + "date": "2018-05-26", + "rating": 0.5, + "empathy": 10, + "review": "広島出身の、映画バカのおっさんの本音の意見が聞きたいか。\n 広島市出身、呉市にも相当思い入れのあるおっさんには、そう、これは「この世界の片隅に」以来の鑑賞動機。カミさんに黙ってコソコソしててでも、なけなしの小遣いを使ってでも、行かないわけにはいかない。期待はある、だが、そこは出身者ゆえの厳しい目もある。「孤狼の血」・・・広島市内では誰もが知る旧タカノ橋サロンシネマや清水劇場、的場シネマ近辺など、「ならでは」、のロケ地も楽しい。だが、それだけだ。結局出来上がったものは「かっこ」だけなのよ。正直、期待外れだ。「Vシネマ」と変わりないどころか、量産型を強いられても、個性を発揮しようとした「Vシネマ」より熱さが足らない。特に女優陣が最低。「このタイミング」の真木よう子がなぜ脱がない?脱がせない?松坂の彼女もなぜ脱がない?松坂が後ろから迫って「やけくそ」と「野生」をほとばしるシーンでなぜ服を破かない?(おっと、これは俺の趣味か)「Vシネマの女優」はみんな脱いでのし上がったし、俺たちはみんなそれが楽しみだった。真木さん、今しかなかったんじゃないの。ストーリーもつまらなすぎ。退屈。キャラも魅力なし。役所広司の呉弁は力み過ぎ、臭すぎ。結局大上は何がうまくできてて、何がダメで、そんななか、何がしたかったのか、まるで描けていない。役所に食わせる豚のクソの伏線の貼り方も全然ダメダメ。でも、最もダメな点は笑いが足らないことだ。あのな、「仁義なき戦い」はコメディなのよ。アツイ「漢」とかそんな風にあの映画を観るもんじゃない。石橋蓮司なんか、本当に芝居を「流している」。ま、それが唯一の笑いどころなのだから、本人はよーくわかっている。それが分かっていないのが江口洋介。湘南のノリでいいのに。追記1あ、そうそう、君たち、広島弁を文章に起こさないほうがイイよ。田中宏の漫画はおっさんからするとダサいのだ。大上の、日岡日記への書きなぐりは恥ずかしくって、小学生の落書きかと思った。追記2脱ぐ脱がないについて(しつこい?)ギャラ、CM、事務所、監督の権限、手腕、カリスマ性、色々あるだろうけど、東宝の「ゴジラ」復権のように、東映は慎重に、綿密に「やくざ映画」復権に気を遣っているのだろうけど、結局「そこ」に行かないと、復権はないと思うんじゃけどの(おっと失礼) " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "続編決定 おめでとう🎉 今から楽しみです👍😊\n 続編決定 おめでとう🎉今から楽しみです👍😊 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "どうしようもなく下品で大好き\n 冒頭の豚の脱糞!やっちまった!竹野内豊が出てるよって、竹野内ファンのかみさんを誘って見に行ったのだった。冒頭からかみさんは観に来たことを後悔したそうだ。続く竹野内豊の登場シーンも、千葉真一の大友勝利ルックに竹野内豊だと気づかなかったよう。その後もかみさんはグロいシーンに目を背けていたが、物語自体は楽しめたそうだ。俺は下品で泥臭い男臭さが心地良かった。コテコテやくざの行進曲ようなテーマ曲も好きだなあ。何よりも役所広司がカッコいい。いいなあ、ギラギラした目でもっともっとドスを効かせて怒鳴って欲しい。そして、途中で、熱気だけ残して忽然と消えるのもいい。大好き。私の尊敬する北野武のアウトレイジが上品でファンタジックに思える程、生々しく熱い直球なヤクザ映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "ネオ昭和感。\n 個人的なMVPは中村倫也。あのキャストで埋もれないのがすごい。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "昭和ノスタルジー\n 個人的に呉市在住していた時期もあり、思い入れのある作品でした。昨今の日本映画では、中々観る事が出来ない骨太で熱い情が溢れた作品でした。東映任侠作品や深作作品を彷彿するところも見受けます。お尻の痛さも苦にならない程 、熱中して鑑賞できました。上映後 呉弁になっていた自分が。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 15, + "review": "続編があったら是非観たい!\n 役所広司演じる刑事と部下である松坂桃李の物語。広島が舞台でのヤクザのチャカでバンバン映画なのか?と思いきや主に警察映画でビックリしました。最初、役所広司演じる刑事がヤクザや右翼と関係があり、かなり底辺を演じる刑事を期待していたのですが、そこまででも無く「何で?」とは思っちゃいましたが後半の彼の半生ネタバレで納得です。松坂桃李も最初は「こんなんで刑事勤まるのか?」と思いましたが最後は納得の格好良さ。ここ最近の日本映画ではかなりのグロテスクな部類に入ります。耐性必要。マイナス点は江口洋介、竹野内豊の活躍があまり無かった事。残念!!白石監督作品面白いですね〜。次回作があれば必ず観ます。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "役所広司の呉弁が良い。\n 豚小屋で松坂桃李がキレるシーンが良かった。目がギラギラして、あの演技は好き。トイレの中でカメラが一周するシーンは斬新で面白いなと思った。男の人に見てほしい作品。 " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "松坂桃李\n どんな感じかなと思ったけど。良く出来た作品だと思います。型にぴったりは、ピエール瀧さん。合ってるなぁ! " + }, + { + "date": "2018-05-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "映画ならではのシーンに衝撃\n 原作を非常に楽しんだので、どのように映像化されたのか大いに興味を持って見た。グロテスクな死体をこれほどまでに見せた映画を他に知らない。この点だけでも映画化に意味がある。役所広司の演技もいい。映画としても第一級の作品に仕上がっていると思う。 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 6, + "review": "孤狼の生き様\n この作品をきちんと予算かけて豪華俳優を使って大きく上映されていることが本当に感激で幸せなことだなと思う。冒頭から容赦ない痛みのある暴力の描写に全身ゾクゾクする。豚の脱糞を大画面で観られるなんて最高。勢いよくプリッと出ていたけど、撮影時は豚が催すまで待っていたんだろうか…大上のダークヒーロー感が強くて、そのぶっ飛んだ痛快さにどうしたって惚れてしまう。余りにも酷いやり口も多くて、この人は何のために捜査を続けているのかと疑問に思うこともあったけど、終盤に判明する彼なりの正義と信念と人間味にはグッときた。殺しても死ななそうなキャラだったため、まさかの拷問&死亡にはかなりのショックを受けたけど。最後、孤狼の姿に学び思いを受け継いだ日岡が凶犬と化し落とし前を付けてくれたのが良かった。小気味好いナレーションと共に進むストーリーは終始息を飲む展開で、コミカルな部分も多くて本当に楽しかった。設定に先日二回観た犯罪都市と似た部分あるなと思っていたけど、ダークな部分も物語の要素も多めでやり切れない絶望感も味わえる今作の方が好き。監督と役所広司のインタビューでも言っていたけど、近年の韓国映画に全く引けを取らない、本気の日本映画を観られたなと思った。豚の印象がとにかく強くて、映画の後に豚のモツ焼きを食べて酒を飲んだ。今までで一番美味く感じた。 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "やー\n 名作!! " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "豚小屋で\n 冒頭から汗や血や糞にまみれたバイオレンス描写に、泥臭い昭和感漂う映像で、役所広司のやさぐれた暴力刑事ぶりなど役者の演技も見応えがあり、最後まで面白く見れました。汚職刑事と思いきや実は良い人だった的な、疑惑の真相をママに教えてもらう流れなどは、意外性はなく説明的過ぎるように感じましたが。役所広司が遺体捜索時に手を合わせる場面、松坂桃李が報告書の添削で役所広司の人柄を悟る場面や豚小屋で這いつくばり証拠を探す場面など、そういった無言で心情を示す描写は良かったと思います。松坂桃李の演技は悪くはないと思いますが、「日本のいちばん長い日」を観た時もそう感じましたが、昭和の雰囲気の中では少し浮いているように感じてしまいました。大卒のエリート若手ということで、敢えて異質感を出している、浮いていて正解なのかも知れませんが。真木よう子も、綺麗で迫力はありますが、クラブのママの貫禄や迫力とは違うように感じました。 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "泣けるヤクザ映画\n 日本で一番悪い奴らは期待していて裏切られた感が強かったが、本作品はとても良い映画だった。役所広司は言うまでもなく最高だったが、後半の役所広司と絆の芽生えた松坂桃李の姿はかっこよすぎた。何でもかんでも殺しまくるような映画ではなく、殺しのシーンも必要最低限で、駆け引きに重きを置いているのもリアルで見応えがあった。何回かカメラを回転させるシーンが出てくるけれども、松坂桃李の揺れ動く心情を表しているかのようで引き込まれる。痛く下品なセリフが何度も出てくるけれども、変に濡れ場が多い映画よりもくだらなくて楽しめた。エンディングで涙が出てくるヤクザ映画は初めてでした。ただ、あのレクサス…笑自販機やビールの飲み口、時代に沿って作りこんでいる小道具が多い中で、あんな目立つところに止まるレクサスをなぜ退けなかったのだろう。しかも冒頭で。あのシーン以来、他に荒がないかを探してしまっている自分がいた。もったいない…正直、松坂桃李の濡れ場は欲しかったなぁ笑 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりのヤクザもの\n 最近ヤクザ映画あまり上映されていなかったような。一触即発の状態のヤクザ組織を、なんとか抗争を避けさせようと、ルール無視のやり方で奔走する大上(ガミさん 役所広司)と、彼と組まされた県警本部から派遣された新米刑事の日岡(ヒロダイ 松坂桃李)の物語。映画上のいろんな制約があるのだろうけと、ストーリーは硬派で面白かった。役所広司は、この手の役はハマりますね。「渇き」を思い出しました。タイトルとラストシーンがバッチリはまってて、格好いい。 " + }, + { + "date": "2018-05-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優さんの技量差\n 役所さん、石橋蓮司さん、さすがでした竹野内、江口さん迫力不足でこういう役はやめた方がいいと思います松坂桃李さん頑張っている、真木よう子さんガリガリで魅力無し仁義なき戦いとは比べようもなし " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良い役者揃い。\n スペシャルな役者揃いで、終始飽きないし、見応えあり。役所さん、やっぱ渋いわー。ガミさんの添削に思わずウルっときた。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "久しぶりに\n 血が滾りました。冒頭の文字通り「糞食らえ!」のシーンからこの映画のテンションがうかがえる。常に脂ぎった顔で画面を支配する役所広司のエネルギッシュさと、むせ返るような色気。子犬から狼へと成長を遂げる松坂桃李。もはや文化遺産レベルの外道っぷりが見事な石橋蓮司。(うな重食うだけであんなに人を不快にできるなんて)他の演者さんの演技も素晴らしかった。ヒーロームービー、成長譚、陰謀劇、そこに正に今の日本を覆っている問題(奇しくもアメフトとか)等を絡ませながらも説教臭くなることなく痛快に、かつ熱く命を燃やす漢どもの魂の滾りを見せつけてくれた傑作。是非とも続編希望。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "孤狼の血\n 個々の役者の存在感は際立っていると思います。役所さん、松坂さん(知り合いではありませんが・・・)も流石です。しかし全体の流れは何か違和感一杯です。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白い。を\n 面白い。を " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "暴力団vsマル暴\n ジメジメした暑苦しい感じと黒電話の音…そしてあのナレーションの声…昭和臭プンプンである。冒頭のリンチシーンでまさかの竹野内豊が悪役⁉︎意外とイケてる。警察に相談に来ていた女がMEGUMIだった事にエンドロールまで気付かなかった。チョイ役にも目が離せない豪華な役者陣。広島呉原署のマル暴刑事大上と新人刑事の日岡。大上の一見ヤクザのような振る舞いに日岡はついて行けず苛立っていた。広島大学卒のエリート刑事日岡が呉原署に配属された目的は大上の素行調査だった。一刻も早く証拠を見つけ大上から離れたいと思う日岡だがいつしか滅茶苦茶な大上に惹かれていた。ある男の失踪が加古村組が絡んだ殺人事件へと繋がる。事件の真相に迫ったその矢先に大上が消えた。数日後、川から上がった死体に日岡は絶叫する。グラブのママから大上の秘密のノートを渡され、過去の抗争での事実を聞かされた日岡は大上の凄さを実感した。抗争集結の為に尾谷組に話を持ちかけ五十子会の祝賀会で会長の首を取るようお膳立てし、ラストは尾谷組若頭の逮捕に繋げた。祝賀会に出席していた警察上司は日岡に弱みを握られる事になる。大上二代目の誕生か?松坂桃李は良い俳優さんになりました。ラストではワイルドさが増してギラギラしてました。私的には、真珠の件が可笑しかったし、あーそんな人いたなぁって懐かしく感じた。実際には見たことありませんがね。 " + }, + { + "date": "2018-05-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "超駄作です。\n 昭和最後の年の広島が舞台らしいですが没入感が全くありませんでした。街中でレクサスが停めてあるとかそういう細かいところはまあいいとしても作品自体の完成度が低いというか、台詞一つ一つが薄っぺらいというかキャラクターもステレオタイプな人達ばかりで辟易しました。ああ俺は今昭和の広島の抗争のど真ん中にいるんだという瞬間が1秒たりともありませんでした。ベテラン刑事の破天荒ぶり、新米刑事の成長、極道達の断末魔、見せ場は沢山あったと思いますが全部肩透かしの演出でした。カッコいい予告編や、ポスターに力を入れるのもいいけど今の時代に日本でこういう映画をつくるのは難しいのかもしれませんがもう少しなんとかならなかったのかと思います " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "日本のヤクザ映画はどうしても残酷描写の方向に偏って行くんですね。 ...\n 日本のヤクザ映画はどうしても残酷描写の方向に偏って行くんですね。もっと男の格好良さを見せて欲しいです。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった !\n 松坂桃李が良かった2時間が長く感じない薬局の子が可愛かった " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ある意味で期待外れ?\n 面白かったけど、ちょっと期待外れ?想像では、もっと面白かったはずなのだが…。あんな簡単に消されるのだろうか?というのが、疑問として残ったが…。続編?今回以上には面白くないだろうね…。観るかも知れないけど…。実は前売りを間違って二枚買ってしまい…。もう一度観て、感想変わるだろうか? " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "芯の通った作品でした\n なかなか見応えがありました。長編小説を一冊読み終えた後のような、後味です。白でも黒でもない境界を、腰を据えて描いていて、じっくり楽しめました。次作も楽しみです。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "現代風昭和の雰囲気\n 昭和に極道映画として風靡した『極妻』のような感じかと思いきや、今の若い人にも受け入れられそうな感じの映画です。劇場には結構年配の方が多くいました(時間帯的にも・・・)が、若い人でも面白いと感じれると思います。ただ、血が飛び散るカットや、官能的なカットが度々あるので、苦手な人にはちょっと・・・。あと男の人には、寒気のするカットもありますね。でも久しぶりに面白い極道絡みの映画に感じました。(最近のは若い人のおふざけのような映画が多い) " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "期待は裏切られなかったが、評判ほどでもない。 続編がすぐ見たいかと...\n 期待は裏切られなかったが、評判ほどでもない。続編がすぐ見たいかというとそうでもない。ただ任侠映画ときて新しいシリーズが生まれたという感はあったのでそれは嬉しい。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "☆☆☆★★ あいや〜( ゚д゚) あれ程の大傑作な小説をここまで改...\n ☆☆☆★★あいや〜( ゚д゚)あれ程の大傑作な小説をここまで改変しますか〜!ビックリ‼️ドッキリ‼️ク○トリス じや〜‼️(原作には無い台詞)原作を読むと。どう撮ったところで、駄作にはならない…いや寧ろ。どんなに才能が無い監督が撮ろうが、傑作の予感しかしなかったと言える。それなのに、あゝそれなのに。極めて普通になってしまったなあ〜(>_<)…と。いや、面白い事は面白いですよ。何しろ元々の原作自体は傑作ですから。別に原作通りに撮る必要性は無いのは理解している。原作そのものを忠実に描けば。上映時間はおそらく、3時間は優に越えてしまうのだろうから。実際問題。原作とは違う場面に於いて、優れているところは有る。先ず何よりも。この原作自体が、新人マル暴刑事の一人称で描かれている点。それだけに、ヤクザ映画で有りながらも。本来ならば(原作に忠実に描くならば)派手なドンパチは御法度になってしまう。流石にこれでは観客は納得してはくれないだろう…と考えたのは容易に推測される。そうしなかった事で、映画の中で何度かの抗争場面が起こり。ヤクザ映画としての活力に溢れる場面は活かされる結果となった。そしてもう一つ大きな改変として。原作に於いて重要な人物であった、小料理屋の女将《晶子》を。原作には名前だけしか登場しない、クラブのママ《梨子》へと変更しているところ。画的に見ても、寂しい小料理屋より。より華やかなクラブのママに変更したのは、分からないでは無いし。日岡に若い女性をあてがい、恋愛要素を加えたのも分かる。それ自体は、大上の意図するところであり。映画オリジナルながらも、原作にてちょこちょこっと出て来る昭和の匂いを感じる箇所でもあった。若い俳優が主演しているので有る事からも、ある程度のラブシーンは有った方が確かに良い。(でも今ひとつエロくは無かったのが残念至極)原作では【章】仕立ての描き方により、狼の系譜が最後に継承されるのだが。映画では敢えて最初から観客側に、日岡の役割を明らかにする。一見すると違和感が強く、「何だこれ!」…とは思うのだけれど。それによって、次第次第に日岡の心が様変わりして行く様子がきっちりと描かれてはいた。但し、それによって原作の良さが失われた箇所もまた多く。個人的な意見として言わせて貰えれば。プラスが3っ増えたとしても、マイナス面が7っ位は有るところだろう。その中でも気になった点を幾つか。先ずは《晶子》=《梨子》へと変更されてはいたものの。過去の殺人に関する2人の微妙な男女の関係性はそのまま活かされてはいた。でもこの2人は、お互いの悲しい過去を共有する【戦友】の様な間柄でも有った筈なのだった。大上自身の悲しい過去を知る《晶子》=《梨子》だからこそ。最後に日岡を信用し、大上の意志を託すのだが…。映画では、その辺りが今ひとつ希薄に映る。そして警察とヤクザとの癒着。何故お互いに持ちつ持たれつ。生かさず殺さずをを信条とし、その信頼関係を築いていたのか?原作にはその辺りの関係性をしっかりと読者に伝えているのに…。ところが、映画に描かれていた両者の関係性は。単なる損得で動いているだけにしか私には見えなかった。おそらくシリーズ化を見据えての製作だとは思える。だけど、今回登場した多くの人物達(特に生き残るヤクザ達等)には。映画を観た限りに於いて、魅力が全く感じられず。今回だけの登場で終わる可能性が高い。特に一之瀬に於いて。原作では、いずれはその度量の大きさから。全国に名前が轟くかも知れない程の魅力的な人物で有った筈なのだが…。実際映画に描かれていたのは。まるで血の気にはやるチンピラヤクザにしか見えないのが、凄く残念でならない…。パナマ帽が無いのはまだ良いが。何故にハイライトだったのか?映画の中に登場する有る小道具。原作では後半に至り。この小道具を通じての魂の継承がジワジワと日岡の心へと浸透して行く。映画の中ではその辺り(小道具の活かし方等)の描写が今ひとつと言ったところでしょうか。狼の継承で有る筈だったのが豚だった悲しさ。映画単品で観れば、今年の日本映画としてなら充分にベスト10の中には入るでしょうね。でもこの原作での映画化で有る以上。本当ならば、今年のベストワンを狙える可能性は大きかったと思えただけに…。どうでも良い場面だが、昭和のプルトップが凄く懐かしかった。でもショルダーフォーンが登場しないのはちょっと悲しい。2018年5月13日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン9 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これぞ映画。\n 深作欣二監督の諸作を思い起こさずにはいられない映画であった。深作欣二ほどではないにしろ、たまにカメラが斜めになったり、ナレーションのありようはそっくりだし、なんといっても広島が舞台だし。「仁義なき戦い」と違うのは、警察が深く関わっているところで、大上(役所広司)のスタンスははっきりしていた。柚月裕子の原作がしっかりしていて、ほとんどの事柄に裏付けがあって、大上がわけもなく暴れていたわけではなく、他の連中も皆自分のポリシーあってのことである。白石和彌にとっては、プレッシャーのかかる仕事だったとは思うが、役所広司、松坂桃李をはじめとした役者陣に助けられたのではないか。また白石和彌の演出も良かった。原作と変えているところは、ことのほかうまくいっていたと思う。惜しかったのは、竹野内豊の出番がすくなかったことで、あの役なら仕方のないところだが、実はいちばんはまっていたかもしれない。 " + }, + { + "date": "2018-05-22", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "びっくりどっきりクリトリス\n びっくりどっきりクリトリス!これはまだ男が脂ぎっていた時代の『L.A.大捜査線/狼たちの街』だ!豚の糞まで食う役所広司の怪演が素晴らしく、誰もが引き立て役に過ぎないが、役所が言う「警察じゃけえ何をしてもいいんじゃ」に秘められた矜持が明らかになる時、松坂桃李が牙を剥く!古舘伊知郎は本作を『アウトレイジ』に対する東映の答えだと語ったらしいが確かに。且つ北野武の初期衝動たる『その男、凶暴につき』、そしてその源流である深作欣二(は『その男』も当初監督予定だった)の『仁義なき戦い』といったヤクザ映画・暴力映画の流れを汲み、更新していこうとする姿勢にも拍手ただナレーションは不要。語り口は深作より北野のスマートさが欲しい。伊吹吾郎に会いにいくシーンの前のやつとか無駄過ぎて笑った。映像技法的には面白かった。松坂桃李のシーンではカメラを斜めにしてみたり、トイレの殺人シーンでは個室の中でカメラを回してみたり!あれ壁はどうやったんだろう?唯一残念に思ったのは終盤になるにつれて、会話による説明で物語が進行しがちな点。とはいえやっぱりクライマックスには血飛沫ブシャーな暴力描写が用意されているんで全然OK!NO問題!全体的にはあんまり文句なし!『アウトレイジ』が完結した今、日本のヤクザ映画を託せるのは白石和彌監督しかいないと確信した!みんな、東映の本気『孤狼の血』を劇場で観るんだ! " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ドンパチのシーンが多いと思いきや、主役が警察なのでそうでも無かった...\n ドンパチのシーンが多いと思いきや、主役が警察なのでそうでも無かったのが残念でしたが、アウトローなりの正義が物語の核としてちゃんとしていたので面白かった。阿部純子の呉弁が可愛かった♡ " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "流石、東映\n 昭和の「やくざ映画」って、感じで、流石に東映だなぁー役所広司╋松坂桃李╋江口洋介╋ピエール・瀧さんメチャ、良かったですほんとは、役所広司さんって、あんまり好きじゃなかったけど、素晴らしい演技でした北野武のアウトレイジとは、格が違いますでも、警察と政治家が、1番悪い🤔奴らかなぁ・・・今のご時世、893屋さんも、大変だよね面白いので、お勧めです " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "面白かった!\n 日本映画もやるな!松坂桃李が、跡を継ぐ者となる変わり目が好きかって見たLA大捜査網を思い出した! " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "役者の演技がすごい\n こうゆう映画は苦手だが、松坂桃李がクッションとなり観やすかった。とにかく出演している役者の演技がすごい!役所広司の後ろ姿は凄まじかった!松坂桃李もどんどん変わっていく、この映画で株が上がったのではないかと思う。演技がすごかったが内容はやはりすきになれないので、この評価です。 " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "そうだ、任侠映画があるじゃないか!\n アイドル主演の記憶が取っ散らかる系ばかりになってしまって久しい邦画ですが、このジャンルがあったじゃないか、と思わず唸ってしまう作品でした。原作は読んでいませんが、単なるドンパチ映画ではなく登場人物が多い割にそれぞれのドラマがきちんと描かれていて、役所広司と松坂桃李がそれらを回収しながら進むので、それほど混乱せず観られた。映画化は成功だったのでは。松坂桃李の起用には厳しいご意見が見られますが、私はこの作品で相当株を上げたと見ています。一周回って日本の娯楽映画が帰ってきた、そんな感じがしました。 " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "“東映”寄りの白石作品…。\n バイオレンスは客を呼べるのかもしれない。でも、バイオレンスの理由が物語でなければ引き込まれない。北野映画が進んでしまった道を白石和彌も歩もうとしているのか。だとしたら、悲しい。数年前の白石作品にあふれていた物語性が影を潜めている。正直、残念。せっかくの才能。映画会社に消費されて欲しくない。 " + }, + { + "date": "2018-05-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "血がビュンビュン\n バイオレンス映画・ヤクザ映画は苦手ですが、本作は大変評価が高いため、もしや楽しめるかもしれない、とダメ元で観に行きました。結果、案の定ダメ。とにかく、血がビュンビュン出るのでゲンナリしました。血がビュンビュン出るのは鑑賞後も結構堪えて、身体がちょいとしんどかったりしました。あと、ホントにヤーさんは喧嘩っ早いね。ヤクザ同士の殺し合いはまぁいいんですが、やはりカタギが嬲り殺されるのは気分が悪い。フロント企業の金庫番が…って設定は知人の体験とオーバーラップして、ゲーとなってしまった。ここは嫌にリアル。1ミリも楽しめなかった映画でしたが、その理由は、バイオレンス描写ではなく、本作がヒーロー映画だったからかな、と思いました。主人公のガミさんが、実はすごく優しくてカッコ良すぎる。なんというか、あそこまでカッコよくいかれちゃうとウソ臭くて。ヤクザも警察も悪いやつらばかりで、ガミさんだけ実は正義の味方、みたいな設定には乗れなかったです。ヤクザ映画は嫌いですが、初期北野映画は大好きで、小林勇貴の全員死刑も好きです。これらの映画には、虚しさや無意味さが描かれているように思えます。暴力がカタルシス化しない、というか。ある意味、リアルな暴力性が描かれているように思えるのです。本作はそうではなくて、血がビュンビュンのカタルシスと、ガミさんの庶民を愛する熱いヒーロー魂がメインになっているのかな、と思います。本作を鑑賞したことで、個人的にはバイオレンス映画が苦手なのではなく、ヒーロー物が苦手なんだなぁ、なんて感じ、新たな発見があり収穫でした。しかし、苦手な人がゲンナリするほどの迫力はあったと思います。高評価も頷けます。血がビュンビュン出るし。単に、個人的嗜好に合わない映画でした。今後は高評価でも、バイオレンス娯楽作はスルーしようと決意した次第です。やはり、血がビュンビュンはしんどい。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "やくざ対警察映画\n 色は東映ヤクザ映画でした。役所がその雰囲気を別の方向に、引っ張る感じ松坂桃李はいい俳優ですね " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "昭和と共に終わるヤクザの時代\n 面白かったなぁ私的には、世間知らずの少年が上司とヤクザにもまれて成長していく話だった昭和の最後の夏。広島で対立する2組のヤクザを監視していた所轄のマル暴に入ってきた新人刑事 日岡。彼は マル暴でもきっての腕利き刑事 大上の監視役となるが。この大上は、ワイロ、暴行、なんでもありの刑事で…。我が家の周りにも組関係の人たちが住んでいて、それなりに新聞ネタになるような抗争があったけど「カタギの人には迷惑をかけない」という暗黙の了解のもと、何の問題もなく共存していた。そんな掟が守られていたのも、裏で大上のような人が均衡を保っていたからでそれも、昭和までの話だったんだなぁとこの映画を観ながら思った。古き良き昭和のヤクザの時代を終えると「アウトレイジ」のようなインターナショナルの時代がやってきて警察も、より高いレベルの賢さが求められていく。その昭和から平成への切り替わりの混乱期に登場するのが、広大出身の新人 日岡で、彼は大上の遺伝子を受け継ぎつつ様々な経験をしていきながら彼なりの狡猾さを身につけていく。はじめこそはキレイゴトばかりで、トンチンカンなことばかり言っていた日岡もその「勘違い加減」を大上から思い知らされていく。その日岡が成長していくくだりの後半は尻上がりに面白かったそれにしても、広島はケンカがよく似合う。どこかから、吉川晃司がフラッと登場するんじゃないかと思いながら観てたそして、白石和彌監督のスピードの速さに驚かされる作品でもあった " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "感動作\n  昭和色の強い刑事とヤクザもので、組の派閥とか構成が難しいのかと思ってたら、案外すんなりと内容も入ってくるし、途中ナレーションのお陰で更に流れが掴みやすかったです。客層は年齢の高い人が多かった印象です。しかし自分自身、年齢は若めなのですが全体的に若い人にも観やすい作品なのではないかなと思いました。 暴力描写の激しい単なる血みどろ映画ではなくて、人間同士の駆け引きであったり、また人情色が目立った映画でした。最後、叩き上げ刑事役の役所広司さんが、後輩刑事に残す言葉に泣きそうになりました。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人の心の変遷、松坂桃李、\n ミイラ取りがミイラになる、なるほど、諺は、「言葉の師匠」勝ち組、負け組、昭和より、より鮮明に、なっている、いや、なって行くと言う方がいいのか⁈ヤクザ的には、しのぎの削り合い、弱肉強食、格差拡大、人の心は、制御出来ないのである、役所は、見抜いてる、松坂を、送られてきた理由を、だから、松坂の、心理を上手く利用して、「ミイラに変えたのかも、知れない、」自分の命を懸けて、後釜にするため⁈まぁ、色々な見方が、あるが、人生色々❣️先ずは、その人の心理を上手く利用して、その人が、乗れる仕組みを作らなければならない、その点において、役所の方が、滝藤よりも、上手だったのだと、感じる! " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった。\n テンポがあって退屈しなかった。無駄な場面もなかったです。俳優もみんなよかった。昔の仁義なき戦いを思い出しました。最後のラ〇〇ーの音で終わるシーンも、懐かしい、かっこいい。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画として観なければ酷評はないかも\n 広島を舞台に、ヤクザ同士の抗争に立ち向かう刑事たちを描いた警察映画。時代の再現力や役所広司の演技はよかった。原作が素晴らしいので、脚本のベースはいい。映画ならでは脚色も寛大に受け入れるつもり。でも、展開に違和感が残った。省略したエピソードがキャラの行動の必然性を薄めてしまったのかも。それでもノートのシーンは原作になかったところだがとてもよかった。最大のマイナス点はヤクザの迫力不足。凄惨なシーンはがんばっていたと思うが、ミスキャストを補うには至らなかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "こういう映画初めて映画館で観たけど圧倒された 役所広司も江口洋介も...\n こういう映画初めて映画館で観たけど圧倒された役所広司も江口洋介もかっこよすぎ真木よう子もなかなかよかった自分も最初は大上のこと、日岡と同じ目線でしかみれなかったけど大上は誰よりも警察官だった個人的には中村倫也が最高にかっこよかったと思う個人的にMVPこの人最初の耳かじるシーン、銃持って乗り込むシーン、電話ボックスのシーン、どれもやばい江口洋介のタバコに火つけるだけでもかっこいいあと、タカシもなかなかよかったなぁ原作が良いみたいだから読んでみたい " + }, + { + "date": "2018-05-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ジュース販売機も昭和、役所広司が最高、\n 暴力シーンは、私には、度が過ぎていた。もすこし、首とか、死体、血、直接 撮さず表現出来ないのか。昭和63年って、もう時代劇になってきたかと感慨深い。当時のジュース販売機良かった。ベンツなら当時は500SELとか、もっとデティール出して欲しい。全体的にはクオリティ高く、テンポもダレない。役所広司の存在感、雰囲気が、この映画の見所。役所広司が殺されたのは、残念。身をかわして、東南アジアで結婚してたらしい、とかが良かった。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "松坂桃李がよかった\n 往年の東映実録路線とはまたちょっと違って群像劇というよりは、役所広司カッコいいだろ映画なのか、とそういう気分でぼんやり観ていたら、松坂桃李が転機になるシーン以降カッコよく終盤はかなり燃えた。松坂桃李が好きになった。竹野内豊も、往年の千葉ちゃんライクな雰囲気を出さんと努めてたし、江口洋介もなかなかハマっていた(名前がモリタカは軽い嫌がらせなのか)。石橋蓮司と瀧はどこにいても石橋蓮司と瀧だなあ。とまあ、役者を観るのが非常に楽しい映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "クラシックラガームービー\n 苦味たっぷりキレッキレの爽快さで、まるでビールのような映画。豚のクソから始まる容赦ない描きこみと、警察モノと任侠モノの良いとこ取りな展開、出演者がみんなおいしいキャラクター造形。近年は、見たこともない映像、予想を裏切る展開がもてはやされているが、フレッシュなだけが映画の面白みではないことを、改めて感じさせてくれる。「このような作品が、一大ロードショー公開できる環境になった日本映画界は、未来が明るいかもな」と感じながら、苦いビールを流し込む。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "コワモテ映画好きになってきた(*´艸`)\n 先日、韓国映画『犯罪都市』でヤクザもの映画の観賞デビューしたら思いの外面白かったため、こちらも劇場鑑賞してみることに♬30〜40年前のマル暴対策刑事の相手と渡り歩くための傍若無人さが(実際は知らないけど)とてもリアルに描かれていて楽しめた。舞台が広島・呉っていうのもまたいい。広島好きにはたまらない(´∀`艸)♡♡正義のためのチカラとただの暴力の違いが途中からとっても明確。警察と暴力団はもちろんのこと、暴力団の中でもカラーは違う。そしてなによりも歯痒いのは「正義が勝つ」は毎度の方程式ではないということ。本当に面白かったなー ( ๑>◡< ๑)役所広司、松坂桃李、江口洋介、竹野内豊とフレッシュから燻し銀なイケメソが大集結✩⃛✩⃛✩⃛こーゆー映画は女性の1人鑑賞には向かないかな?と思ったけどオラオラ系男子が好きな女子たちにとって目の保養としては良き作品なのかも(*´艸`)一緒に観た子いわく北野作品へのオマージュ的な部分があるとか。白石監督は北野監督をリスペクトしてるのかしら??『アウトレイジ』未観賞だから今度挑戦してみよ✩⃛✩⃛✩⃛ " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "見たばっかりなのに続編が楽しみ❗\n 綱渡りの綱に乗ったら、もう前に進むしかない❗ヤクザ同士の抗争がこれ以上悪化しないように、警察の権力を最大限に利用して、丸くおさめようとする役所演じるヤサグレ刑事の考え方に共感してしまった❗というか、生き様に惚れたな😆✋綱から落ちれば死が待っていると分かっていても敢えて綱に乗り続ける❗それを分からず、表面だけを見て憤る若手刑事が松坂桃李😆✋その生き様が分かったときには、時すでに遅し😢それでも、大学を出たエリート刑事の松坂もだんだん目覚めて逞しくなっていく課程を上手く演じている❗目付きが変わり、真の正義に目覚めていくのはとても痛快で面白かった😆✋えげつない場面もあるが、ヒューマンドラマとしては最高じゃないか❗続編もあるとの事なので、是非見たいと思うよ⤴️⤴️ " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "東映ヤクザ映画では無い\n 映画が始まった時は、おやっ!仁義なき戦い?と感じたが、本当最初だけ。警察側目線の、サスペンスフルな意外としっかりとした作品だった。今や定番と言える、役所広司のヤサグレドヤ感がやはり光る。松坂桃李はまんまの役柄。江口洋介は少しミスキャストに感じた。グロシーンも多少あるが、笑いと紙一重。昔観て、その展開が衝撃的だった『L.A.大捜査線/狼たちの街』に近いものを感じた。名作である事は変わりない。 " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "昭和やなぁー\n こんな雰囲気も わりと好きやなぁー映画観てるって感じ!最後まで引き込まれました。おもしろかったです。役所広司 渋い! " + }, + { + "date": "2018-05-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが東映\n 最後まで圧巻でした。内容こそ暴力的ですが、とても丁寧な作りで息を呑む展開、今年のベスト決定です。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ザ・東映 仁義なき戦いをオマージュした作品 女性の原作とは思えない...\n ザ・東映仁義なき戦いをオマージュした作品女性の原作とは思えないハードボイルド役所広司と松坂桃李のバディやはり、続編が決定他の役者陣も超豪華小道具の凝り具合も素晴らしい残念だったのは、松坂桃李のスーツとワイシャツ、なぜそのだけ昔のものでなかったのか " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "落とし前のつけ方。\n 昭和63年が舞台。昭和の町並みが、暴対法が確立していない極悪非道な映像を引き立てていた。騙したり騙されたり。アウトレイジも好きですが、こちらは人間味がある。愛もあれば、優しさも、悲しみも、憎しみも。映画自体は暴力的だが、人の感情が全てに滲み出てます。行方不明から水死体のシーンまでは、ハラハラドキドキ!あの強面で負けなさそうなキャラが無残な姿となり涙腺緩みっぱなし!出だしから激しい描写で、ラストまで本当に目が離せません。ある意味疲れる。笑綱渡りをしたら後にも引けない。ラスト30分は松坂桃李の落とし前のつけ方をまじまじと見せつけられました。豹変していく演技も見もの。孤狼の生き様、かっこよかったです。脚本は美しい女性でこれまたビックリ。続編も決定したようで、いまから楽しみです。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画の皮を被った大手TV局が作りそうな刑事ドラマ\n 期待ハズレでした。まあそこそこ面白いので2.5。リアルさが無い。全てはそこに尽きる。作りもの感が半端ない。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "継承される血の物語\n えげつない昭和の物語。懐かしさと共にそんなものを体感しようと観に行きました。が、良い意味で裏切られた!これは善悪を談じる物語ではなく、信念と悔恨の物語。図らずも号泣してしまいました。まだ闇に畏怖と憧憬が入り交じっていた時代。当時高校生で、そんなことを感じていたから、より入ってしまった結果かもしれませんが。何かが揺らいだ時に繰り返し視たくなるかもしれない出会いでした。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "孤狼の血\n ヤクザ映画を一度も見たことが有りませんが江口洋介さん竹ノ内豊さんがヤクザに!!興味が沸き映画館へ足を運びました。冒頭豚小屋のシ-ンは怖く、気持ちが悪く目を塞ぎました。自余自余に画面に吸い込まれ、ヤクザと闘う警察の過酷さを役所広司さんが見事に演じてました江口さんは渋く格好いい、怖い、天空の蜂の江口さん人生の約束の竹ノ内さんお二人の変身お見事です。随所に笑いも織り交ぜ、警察もヤクザには容易に手を出せないもどかしさも伝わり....、情に涙しました。-05は私には少しえぐすぎたです " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "白石監督にはもっとがんばってほしい…\n 「日本で一番悪い奴ら」と似てるようで対照的な作品。白石監督には東映ヤクザ映画という枠を超えて、ズシリと重みのある作品をもっと撮ってほしい。しかし松坂桃李はパディントン〜娼年まで攻めてるね〜 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ブタ ブタ 子ブタ\n 新年号を迎えるにあたり昭和の手触りを再現。懐かしくもあり寂しくもあり。(陛下のカットが2つもあります)オーソドックスなバディムービー且つオールスターキャスト。それぞれ見せ場があり楽しい。エゲツないシーンが多いが、ドラマを盛り上げる効果にあまり寄与してない様に感じた。綺麗に収まり上手だが、揺さぶられる事はない。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "よくもわるくも安定の邦画\n 2時間以上の映画でしたが最後までダレずに鑑賞できたのでまー楽しめました。しかし内容は中盤まで観れば先が分かってしまうよくあるお話。主人公の刑事の心情、信念、人柄なんかは、映画の中の演出やら俳優さんの演技やらで魅せて欲しい所。それが無くて、クラブのママやら、右翼の大将なんかにアイツは実はこんな人物なんだ!なんて説明させるなんて、悪い言い方すると少年漫画だなーなんて思ってしまいました。ここで感動してね!ここでグッと来るよ!みたいに説明過多な煽りかたもマイナスだと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "画面に収まるミニマルなヤクザ映画\n 原作は「仁義なき戦い」に触発されたとのことだが、内容は深作欣二監督の「県警対組織暴力」のリメイクであり、オマージュ作品である。往年の東映実録シリーズよろしくオーバーアクションで怒鳴ればヤクザの演技といったステレオタイプから脱け出すことが出来ていないのは返す返すも残念だ。多くの鑑賞者が未だにそんな程度の演技と演出を求めているのかもしれないが…それでも松坂桃李と滝藤賢一の演技は中々白眉である。主役の役所広司の演技にはもう一つ何かが足りないもどかしさが残る。映像も安定して見やすいが、やはり何かが足りていない。白石和彌という監督は上手いけど、それ以上のものがない印象である。それでも「アウトレイジ」よりは遥かにましな出来映えである。監督のセンスも含めて… " + }, + { + "date": "2018-05-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "流石 東映\n たけしも良いけど ヤッパ ヤクザ映画は東映に限る 役者さんも上手い🎵ただガタガタ言ってる台詞だけじゃなく 監督の意図がよくでて内容が充実してます‼ " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "みんなカッコいい!\n とりあえず観終わったらスーパードライがめちゃくちゃ飲みたくなるのでお気をつけ下さい " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "原作実写化としては少し物足りない\n 原作を何度も読み返すほど好きなので、待ちに待った映画化ですが原作の実写化としてみたら???が多い印象でした・日岡“秀一”の大切さ→映画ではスルーされてますが、とても大事なワードです・ガミさんという人物→原作では悪態つきながらも筋がちゃんと通っている昔ながらの 不器用な人なのに、映画ではただ破天荒な人となってしまっている 最後に少しだけその部分に触れていますがそれまでは救いない扱い・小料理や 志乃と喫茶店コスモス→え?なんで無かった事になってるの?・昌子→映画では里佳子が代役ですが 昌子の優しくも切ないキャラじゃないとダメですよ・尾谷組との関係→特に守孝との関係が納得いかない でも現在の映画では原作のような関係をそのままは難しいのかな とわかっているけど、やっぱり納得いかない・上早稲順子→原作ではダメな兄貴思いの良い妹なのに、ただのケバい人と なってしまったのは悲しい等、もう7割ぐらいは原作と違うので、小説を映画化として観るなら星一つぐらいでもオリジナルの映画としてみれば、最高に面白い役者陣の迫力は言わずもがなで、全体的に感じる熱さ、暑さ最近の映画にはない、攻めて攻めて攻めまくる内容で非常に楽しめましたラストはオリジナルなのですが、原作の終わり方が何かが残る終わり方なので、片つけてくれて良かったです原作ファンにはオススメしません原作未読の人は是非見てほしいそんな作品でした " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "暴力と矜持と正義をガチンコでぶつけます\n 昭和のヤクザって確かに明らかに違ったなぁ。。と思いました。外国のマフィアや犯罪組織と違う閉ざされた世界でのドラマ、男臭くて泥臭くて汚くて暴力的で、狭い世界だからこそ巻き起こる人間模様が、愚かしいけれどこかいとおしい。目を覆いたくなるようなシーンもありましたが、暴力と矜持と正義とをガチンコでぶつけてくる作品は久しぶりで、とても興味深かったです。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "東映ヤクザ映画降臨\n キターーー!!って感じです。往年のヤクザ映画を彷彿させるような(往年のヤクザ映画よく知らないけど)北野武監督のアウトレイジも好きですが、それとは全く違うヤクザ映画。また観たいし仁義なき戦いも観てみたくなった。暑苦しい熱気と臭ってくるような描写。血が騒ぐような痺れる作品。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "白石版「県警対組織暴力」\n 荒々しく乾いたタッチは、深作欣二監督の往年の傑作「県警対組織暴力」を思い出しました。原作も面白いけど、映画はさらにうまく脚色して、非情さ、時代色、ローカル色たっぷりの仕上がりでした。グロ風味が強いのは監督の好みかな。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "人間はなあ、一回こっきりしか生きられんのよぉ\n 危なっかしい網の上をひとりで歩き続ける、役所演じる大上。腐れ切ってる、と嫌悪する松坂演じる日岡だった。綱から落ちる片方はヤクザ側で、もう片方はそこだったか。しかしまあ、ラスト30分くらいの疾走感といったらたまらない。落とされ、ひっくり返され、騙される。ヒリヒリしっぱなしで最後にギュッと抱きしめられた気分だ。これで涙が流れてこないわけがない。熟成された昭和感もよかった。たばこの自販機とか。大上の家の隣りの福留ハムの看板とか。そうそう、大上の自宅がありきたりの市民の家としか見えないところの芸の細かさ。こんな普通の家に住んでる刑事なんだもの、ね。おそらく大上も14年以上も前は礼儀正しい警官だったのだろうな。なにかが原因で「虎狼」となった。そしてその血はしっかりと受け継がれる。シリーズ化、希望。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "老舗の貫禄\n 今のところ今年のベスト1キタノ某作品に比べて さすがといった感じで 冒頭のナレーションが流れただけで感じるものがありましたもともとキタノ某作品が東映ヤクザ映画へのオマージュだと思っていたので キタノ某も祝福.脱帽してるのではないかな役所広司も本来なら原田芳雄の役をかなりうまく演じていてよい もともとうまい役者なんでしょう 原田芳雄の色気まで求めるのは 真面目な役者には無理な相談ラスト 単なる人情劇になりそうで嫌な気がしだけど 切り返してくれてよかった松阪某も後半 力一杯だったけど嫌みじゃなかった原作読んでないけど 脚本含めてしっかりしているじゃなかろうか " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "血が足りないよ!!!\n この程度で満足する人達って、ホントに昔のヤクザ映画を観てきたの?!血が足りない!狂気が足りない‼ ギラギラした暑い夏の下、男達が命を懸けて暴れ回る熱量が、、足りなさ過ぎる!役所さんも『シャブ極道』の頃みたいな狂った眼をしてないし、ヤクザの幹部連中も冷静過ぎる!ピエール瀧さんに右翼役は無理だし。端役のヤクザ役の若者だけが生き生きしてただけ。原作は、松坂桃李君演じる新人刑事から見た、ひと夏の狂気の世界のはず。信じられる者は殆ど居ない中で、ジリジリした熱気を孕み狂った火傷しそうな世界で、松坂君が役所さんに必死に食らい付いていくだけの温度が、全然足りませんでした。もし東映さんが『今の時代に、昔のような無茶苦茶な映画はもう作れない』と言うなら、北野武にしか、もう描ける人は居ないんですね…。寂しいなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "凄かったな。\n 愛媛出身で小さい頃から父とヤクザ映画を沢山みてきた。言葉も懐かしいし、父の口ぶりも思い出し懐かしかった。人間が水の中で亡くなるとこうなるんだと実感した。監督の捉えどころが40代の私には感動?と戸惑いをリアルに与えてくれた作品だった。やはり役所広司は最高だったし、若手の松坂桃李の演技にも未来を感じた。素晴らしい。こんな映画をもっともっと生きているうちに観たいな。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ワルなバイブス\n 懐古だよね、おじさんたちのこういうヤクザものっていま更にリアリティ失っているような感じ。 " + }, + { + "date": "2018-05-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "役所さんの安定感\n 基本的に役所さんの演技が好きなのと、昭和感あるヤクザ映画が好きなので鑑賞。ストーリーはお馴染みとゆうか、予想通りの流れだったので、残念!ではなく、期待を裏切らずで良かった。で、松坂に注目。この役は絶対譲られない!みたいな記事をチラ見したので松坂演技が気になった。滅茶苦茶頑張ったんだなってのが伝わって良かった。しかし、まだまだまだもっと汚れて欲しいのは私の好みでの感想。そして今後更に化けるな。とゆう期待が膨らんだ。正直、キャスティングはあまり好みではない。江口、竹野内は正直「?」だ。真木さんのかさついてる感じはリアルだった。ラストシーン、ラブシーンは笑ってしまう。が、ラストの大根ぽい感じが敢えて。ならば好きだ。昭和の後期とゆう時代設定だったが、そこに関しては微妙。現代感の方が強く映って見えた。それは役者の見た目だったり、いかにもな昭和のアイテムの使い方が何か難しい気がした。しかし江口さんが出るとしょぼく見えてしまうのは何故か…GOEMONの影響なのか…。とにかく、また役所様様であった。松坂には汚れて頂きたい!今後期待大! " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "星5個つけたのは、愛があった\n 主役の役所広司さん、人間くさいマル暴に感じた。役所広司さんの人柄から醸し出されて、見え隠れする愛を感じたのは、私だけかな。まさに、そこに、監督の思い入れがあったのかも知れないと思いました。役所広司さんの若手俳優へのエールも感じた。松坂桃李さん、頑張ったと思う。アクションは、今後、これから先に出会う作品で自分のキャパを増やしていけばいいと思う。アクション映画が大好きなので、辛口でゴメンね。松坂桃李さんの演技に取り組む本気を感じました。映像は、グロいととるか、リアリズムととるかは個々の視点かなと思う。最初のシーンを観ながら、順どりなのかな、と思ったのは、松坂桃李さんの演技の変化、彼の心情の移り変わりがよく表現されてたように思ったから。映画は作品に参加される全ての役者さんたちの力で成り立っています。役者さんたちのシーンにかける思いを感じる時、映画は素敵な芸術だと思います。この作品で、真木よう子さんの、感情露わな一面も良かった。淡々と演じてらした役柄の作品を多く観てたせいかな。もう一度、観てみたいと思います。ステキな作品をありがとうございました。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司すごい\n 全くこの人ができないのはなんだろうってくらい迫力感じました。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "よかった\n  昨日『犯罪都市』を見たばかりのせいか、あまりエキサイティングじゃなかった。『犯罪都市』がすごすぎて、あの中国人のような恐ろしいヤクザがいなかったせいかもしれない。しかし物語の主軸が謎めいた役所広司の行動や隠密の素行調査にあるから仕方がない。コンディションの調整も失敗して少しウトウトしてしまった。汗臭くヤニくさい感じはとてもよかったので、もっと興奮したかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "ラスト30分の真実。エログロ満載の任侠系映画。\n 【賛否両論チェック】賛:ヤクザが跋扈する荒んだ町で、戦い続ける主人公達の孤高な姿が胸に響く。豪華キャストも見どころなほか、ラストで明らかになる真実にも驚かされる。否:やたらとラブシーンやグロい描写が多く、特にグロテスク系が苦手な人は絶対に観られない。 幅を効かせるヤクザに対し、汚い手段も全く厭わずに対峙していく大上と、そんな彼に不信を抱きつつも、どこか師のような感覚も覚えている日岡。役所広司さんと松坂桃李さんの迫真の演技から、2人の人間性がひしひしと伝わってくるのが印象的です。そしてそんな大上の真の意図が明らかになった時、日岡が取る行動の行方にも、思わず手に汗握ります。 難点としては、とにかくグロシーンが多い点です。拷問や暴力、殺害シーンなんかがこれでもかと続くので、苦手な人はヘドが出るどころか、観るのも不可能かと思われます。 任侠モノが好きな方は、観ておいて損はないかも知れません。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豚のクソ\n 警告:何か食べながら見ては行けません。 それはそれとして、懐かしいテイストの作品。舞台が30年前だという部分も手伝って、古いヤクザ映画を見ている気分になった。『仁義なき戦い』などのあの感じ。 別の見方としては、警官のバディ物。ヤクザとずぶずぶのベテラン刑事と潔癖な新人の組み合わせ。ベテランのやり口を許せない新人と、新人を相手にしていないベテランの関係が、話が進むにつれて変化してゆく。けれど、その変化は単純ではなく、あなたの期待通りの結末になるかどうかは分からない。 古いヤクザ物か警官のバディ物が好きな人は、ぜひどうぞ。ただし、食べ物は無しで。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "韓国映画にも負けない\n 最近の日本映画はイケメンが殴られてもちょっと口切れるだけな演出が多い〜つまらん〜と残念がってる人が見たら絶対楽しいと思います。ゴア描写もわりと豊富で満足。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "うーん、ほぼほぼ面白い。\n 相変わらず、役所さんは凄く上手いし、松坂さんは次回作で大上巡査部長の意志を受け継いでいくのでしょう(ちょっと主役を張るには、とは思いますが。)が、やはり仁義なき戦いのあのテンポの良さと出演俳優の瞬発力、エネルギーには遠く及ばない気がします。深作さんは凄い。アウトレイジ(見てませんが。)よりは、私の好みです。ただし、蓮司さんの首はやり過ぎだと思います。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "持ちつ持たれつの業界\n 久しぶりの「やくざ映画」っていうか、今までもこの手の映画はあまり好んで見たことがなかった。警察とやくざの交流が、当たり前の時代があったのだなぁ。真面目な一市民は無秩序な道理に泣いていた実態があったんだろうなぁ。今の暴対法の中でも取り締まりの抜け穴で利権に群がる状況があるんだろうなぁ。さて映画はさすがの役所さん、一人で世界を築いている。ストーリーのつまらなさを埋めるに足る存在感。真木よう子さんも凛とした演技に拍手。松坂桃李さんはこの役、向いてないのでは。それにしても「やられた顔」のメイクは迫力満点だった。夢に出てきそうなインパクトを感じた。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "演技力の差が\n ある程度覚悟はしていましたが、グロかったです。なんどか目をそらしました。やくざはスマートにやってほしい。今回は竹野内豊さんの半端ない浮き具合が恐ろしい。ぜんぜん怖くない、笑いさえでるのはなぜでしょう・・・ヤクザ臭が全くしない。せめて、スーツ着せていれば。残念でなりません。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "何回か目をつぶったけど、面白かった\n グロテスクなのが苦手な方は、覚悟して下さい。気持ち悪いシーンは目をつぶったけど迫力あります。きっと日本アカデミー賞ノミネートされると思うので頑張って見て下さい(苦笑) " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "男の友情\n 役所さんの出ている映画なら絶対外れはないと思い、普段映画を見ない兄貴を誘って鑑賞しました。いつもなら寝てしまう兄貴が一睡もせず終わったあと機関銃のように話し出すほど面白い映画でした。役所さんを好きになったのは、「13人の刺客」と「最後の忠臣蔵」で忠誠心に満ちた男の生き様を観て以来ですが、今回はガラッと変わってヤクザと裏でつるんでいる刑事の役です。ネタバレになるので詳しく言えませんが、後半は日岡刑事との友情に思わず涙し、拳を握りしめました。カットの切り替えも小気味よく、どんどんのめり込んでしまいます。前半には色々伏線もあるので注意して鑑賞されたらいいと思います。警察VSヤクザというキャッチフレーズの映画ですが、原作者はむしろ警察組織の腐った裏側を描きたかったのではないかと思えました。いずれにしてもさすがの役所さん、松坂さんも心の動きが伝わってくるいい若手刑事でした。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "広島の抗争が・・\n 行方不明者。現代でもどこかで闇に葬られる日本人はいる事実。この物語の最初にそんな命乞いする男の死にゆく姿が映される。昭和の時代に広島のヤクザ同士の抗争の匂いを嗅ぎ付ける刑事を演じるのは役所広司。彼は事務所まで入り込み警察とヤクザの間を渡り歩く危険極まりない男だ。獄中にいる者にまで接近する。部下を演じるのが松坂。広島の夜の歓楽街でシマを巡るトラブルが発生。物凄い迫力。抗争を防ぎたいという警察の執念を打ち破っていくヤクザの過激な暴走は最悪なラストへと突き進む。新人刑事演じる松坂の血と涙。昭和63年で広島ヤクザ社会は結末を迎えるわけだが、アウトレイジ風に言うなら「終わったと思うなよ」だ。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "役所広司エロすぎ(褒めている)\n 東映の実録シリーズを彷彿とさせる演出は◎往年の東映広島弁も味わえます。とにかく役所広司の溢れんばかりの色気に酔わされます、アウトローを演じてこれだけの色気を出せる俳優が他にいるだろうか?まさにはまり役なんじゃないですか?新米刑事役の松坂桃李もいい演技をしているとは思うのですが昭和末期を演じるには現代風すぎたか?いまにもポケットからスマホを取り出しそうな雰囲気、役所広司との空気間の差を表現しているとしたらそれもアリなのか?見る側がどちらの俳優を重視するかによって意見が分かれそうなところ。もしシリーズ化されるとしたら・・・松坂桃李の成長に期待するかキャストを入れ替えて別ストーリーにするか・・・迷いますねw " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最高!\n 暴力描写が苦手なので行くのを躊躇しておりましたが鑑賞しに行って良かったです。痛そうなシーンは目をつむり対応しましたがある事件をきっかけにあいつらボッコボコにしたれー!って夢中でみてました。こういうジャンル映画でまさか号泣するとは思いませんでした。役所さんと松坂さんのコンビがかっこよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "すごく面白かったです!!\n 役所さんの演技は本当に引き込まれました。桃李くんもすごく良かったです。DVD出たらもう一度見たいです。 " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "バディムービー最高‼️\n もっと、ストレートな話だともっと面白かったかな? " + }, + { + "date": "2018-05-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "東映映画\n 仁義なき戦い、北陸代理戦争、県警対組織暴力などふかさくファンの私にとっては何かその血をひいた映画として感じれました。アウトレイジとはまた違ったヤクザ映画感、東映感って感じですね。ただ、松坂桃李演じる日岡の葛藤をあらわしたドラマ的なシーンはいらないな、とにかくバイオレンスでドロドロな汚さをスピーディに展開して欲しかった。また、竹野内豊がチンピラ的な役ででてますが、もっとはちゃめちゃでそれこそ千葉真一が演じた大友勝利のような暴力シーンがほしかった。深作映画で川谷拓三が菅原文太に取調室でボコボコにされるシーンが有名ですが、役所広司が養豚場の息子をボコボコにするシーン・・・目を背けるほどリアルでしたね。ちなみにこれは狙ったのかな???江口洋介演じる一ノ瀬守孝・・・名前モリタカ、これ狙い?いろんな意味で楽しめた東映にお願い①シリーズ化して欲しい②仁義なき戦いをそのまま現代の役者で再現して欲しい " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "匹敵するテーマ曲があれば\n 仁義なき戦いを意識したそうですが、仁義なき戦いと言えば何と言ってもあの曲、あれを聞けばその世界に入っていけるくらいインパクトのある物。それが無かった。俳優の演技、撮影、編集、ストーリーは良かった。原作を読んでるので変えてほしくないない所もあったがそれでも全体良かった。近年の日本映画ではベスト!東映には大人の観れる秀作を作っていってほしい。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "一人だけ平成\n 時代設定は昭和末期なのだが、松坂桃李演じる日岡巡査一人だけが平成って感じで浮いているような気がして違和感を感じました。グロいシーンが所々あるので、そのようなシーンが苦手が人は見ないほうが良いかも。原作を見ないで観たので全体のストーリがちょっと分かりにくかったです。昔のタバコの自動販売機が懐かしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "人の成長とは\n 挑戦と挫折、刺激、ヒリヒリとした苦痛痛みや自問自答が必要で逃げていてはダメだってこと50代以上の人は演者を比べてしまいア〜 となるね " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "気味が悪いだけ\n 凶悪のような底知れぬ恐ろしさがあるわけでもなく。 気味が悪いだけ。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "色々と\n 事前にフィルターがかかり過ぎ。「仁義なき戦い」へのオマージュとか、東映マークとか。殊にマル暴のはみ出し刑事ときたら「県警対組織暴力」を思い出さない訳はない。こうなるとどうしても深作欣二監督や菅原文太や松方弘樹と比較してしまう。白石和彌監督や役所広司は良くも悪くもお上品。いかに暴力シーンが過激でもかつての実録ヤクザ映画の迫力に全く及ばない。江口洋介や竹野内豊のヤクザっぷりが評判だけど、あの頃の千葉真一や小林旭とは比べられない。何故役所広司と松岡桃李なのかはラストシークエンスで分かる。文太のマル暴刑事とは正義のあり方や刑事を続けるモチベーションがまるで違うからだ。それならば事前に余計なフィルターをかけないで、別の映画として出してくれれば評価は違ったかも。原作を読んでいるひとは分かって観ているのだろう。真夏の話なのに背景の木々が紅葉していたり、枯れていたり。真冬に撮ったんだろう。小道具に凝るなら、この辺にも気を遣って欲しかった。長い映画なので、季節が移ったのかと勘違いしてしまう。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "演者の皆さんの熱演ぶりが凄かったです‼\n 役所さんの演技力はやっぱりスゴイです‼痺れる台詞いくつかあって、カッコいいです。ただの抗争の話だけではなく、広大の変化や成長の話やガミさんの熱い意思等、多角的に楽しめる作品に仕上がっていて、素晴らしいと思います。脇を固める俳優さんも最高です。ガミさんの意思を受け継いで、広大なりのやり方で暴力団や警察上層部に答えを出したのですが、ラストに広大は現場に今後も残ると言っていたことと、強引な形での一刀両断にする報復を安易に連想させられることで、将来的に続編が作られるような含みを私は感じました。ちょっとラストの部分が気になりましたが、全体的には非常に良かったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "R15\n 原作を読んだ時に感じた独特な「腐臭」みたいなものを全く損なわずに映像化しているところがよかったです。もちろんR15としてですが。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 12, + "review": "これが映画じゃけぇ、面白ければえぇんじゃ!\n 最近、白石和彌監督の作品が気になって仕方ない。『凶悪』に衝撃を受けて以来、『日本で一番悪い奴ら』も『彼女がその名を知らない鳥たち』もその年最も観たい作品に挙げるくらい、自分でも不思議なくらい白石中毒。今年は2月に『サニー/32』が公開され、秋にも『止められるか、俺たちを』が待機している白石イヤー。中でも、真打ちであろう本作。製作発表時から公開を今か今かと待ち焦がれていた。原作は“警察小説×『仁義なき戦い』”と評される柚月裕子のベストセラー小説。昭和63年の広島を舞台に、広島県警と広島やくざの“仁義なき戦い”。冒頭のざらついた東映マークが作品世界にぴったり。日本映画久々に気合いの入ったハードボイルド/アクション/バイオレンス映画であり、『仁義なき戦い』など往年の数々のやくざ映画の流れを汲む、東映本格やくざ映画!劇中さながら終始汗が吹き出すほど、血湧き肉躍る。こんな映画を待っていた!まずはキャスト…と言うより、漢たちが皆、色気と魅力を放つ。やくざ刑事・役所広司の存在感は言うまでもなく。それにしても、毎年毎年多彩な顔で魅せてくれる。この人に役幅の限界は無いのだろうか。コンビを組むエリート若手刑事に松坂桃李。本作の真の主役は彼であると唸らせる熱演を見せてくれる。江口洋介のやくざ役もなかなかハマっており、中村獅童、ピエール瀧、石橋蓮司らこの手のジャンルお馴染みの面々も安心安定のポジション。漢たちの映画だが、真木よう子や初めて名前を聞く阿部純子ら女優陣も印象的。本作の監督が白石和彌で本当に良かったと思う。実録系サスペンスを手掛けてきた監督と本作の必然的な巡り合わせ。冒頭の豚小屋やあの痛々しいシーンなどのバイオレンスやグロ描写、エロも、全国公開規模でよく撮った!アウトローの世界観、カメラワーク、快テンポなど、白石監督の作品の中でも最高級レベル。往年の名作やくざ映画と比べると、ちと泥臭さが足りないかもしれない。演出も脚本も粗い点もあるにはある。が、その荒々しさが本作に合っている。2大やくざの対立と警察内部の思惑が交錯し、特別捻った凝ったではないものの、旨味がどんどんヒートアップ的に増していく。見終わった瞬間、じっくりとまた観たい!と思ったほどだ。やくざと闘う為なら法に触れるのも厭わないベテラン刑事・大上。そんな彼のやり方に疑問を感じる若い日岡。てっきり若手がベテランの善悪では割り切れないやり方に染まっていく…というよくある展開と思っていたら、少々違った。確かに大上はやくざ刑事/不良刑事だ。でも、悪徳刑事ではない。彼は彼なりのやり方で闘っている。彼が戦っているのは、やくざと、もう一つの大きな組織。闘うには、非情な孤狼にならなければならない。どんなに悪い噂を立てられようとも。全ては、堅気の人々の為。役所広司が演じた大上は『渇き。』で演じた悪徳刑事を彷彿させるが、似て非なるもの。そこに痺れた。大上に振り回され、全く認められない日岡。しかし、ある時大上の真意を知る。大上が遺した叱咤激励に、目頭熱くさせた。序盤では青二才だった彼が漢になる、本作は彼の成長物語でもある。彼のラストシーンも最高にカッコ良かった。そして受け継ぐ。深作欣二らやくざ映画の名匠たちを継承した白石監督とダブった。やくざと闘い、この世界で生き残るには生半可な気持ちではいられない。それこそ、生死の綱渡り。いとも簡単に堕ちる。堕ちない為には歩き続けるしかない。漢ならこのメッセージを胸にしかと受け止めろ!かつて多く作られたやくざ映画が途絶えて久しい昨今。漫画やTVドラマの映画化など甘っちょろい映画が氾濫する中、映画が映画である事、漢が漢である事を鮮烈に思い出させてくれる。いつの時代もギラギラする孤狼の漢たちの仁義なき戦いは、永遠に不滅。白石監督作をいつもその年のBEST候補の一つに挙げるのははっきり言って個人的な贔屓なのだが、それでも、本年度BEST候補の一つ!劇中の台詞に掛けて言うなら、これが映画じゃけぇ、面白ければえぇんじゃ! " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "是非シリーズ化してほしいです‼️\n 大ヒットみたいで、自分の見た回も平日にも関わらず半分以上埋まってましたね。いやぁー、それにしても役者さんたちの演技の熱いこと!役所広司はいつもの安定感なんですで、竹野内豊や中村倫也くんなんて、まったくヤクザイメージなかったんですけど、さすがでした。広島弁とかで「仁義なき」シリーズぽいと思いきや、いやいやいい意味で裏切られました。原作未読でしたがストーリー展開もお見事。(やや結末部分が強引?な感じもしましたが)バイオレンスだけでなく、情念の部分もきっちり描かれているところが女性の原作らしいところじゃないでしょうか。ヤクザ同士のぶつかり合いだけだとやや「アウトレイジ」に分があると思うので、そこを期待されるとやや物足りないというか、拍子抜けなのかもしれません。仁義なきの頃の実録シリーズのような荒削りな緊迫感漂う演出とも違う ( もちろんリスペクトは大いに感じられるところも素敵でした!) 新しいヤクザ映画の誕生に拍手したいのです。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大満足の一本\n 冒頭から、懐かしき「東映」の波の映像で心奪われ、昭和風の暗いやや薄ぼけた画面が更に哀愁を感じさせます。思い返せば、バディ映画としては、ストーリー展開は本当に王道なはずなんですが、終始凄みを効かせた映像、張り巡らされた伏線が回収されるラストが割と斬新で、本当に濃密なひと時を味わえたと大満足。えぐいしグロいし胸焼けしそうなほど常に温度が高い映画で、気を抜いて観られるシーンがないので、上映時間は3時間くらいのように思え、鑑賞後は少々疲れます。何より役所広司の演技のうまさには舌を巻くばかりですが、今回松坂桃李の演技も割とよくて、そこは意外でした。(「娼年」での演技は笑いが止まりませんでしたが。)久々に良い邦画を観たなあという感じ、ごちそうさまでした。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "江口洋介の役名が「いちのせ・もりたか」というのはシャレのつもりだろうか。田口トモロヲ? どこにいたのかな?松坂桃李がいい。阿部純子もいい。\n Movix堺で映画「孤狼の血」を見た。この日は「モリーズ・ゲーム」(Molly's Game)を見たかったのだが、上映時刻の関係でこちらを見ることにした。主演は役所広司。もちろん上手い。役所広司もいいが松坂桃李もよかった。松坂桃李を最初に見たのは2015年公開の「マエストロ!」それから、「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)「ユリゴコロ」(2017年)彼女がその名を知らない鳥たち(2017年)どの作品でも印象深い演技をしていると思う。阿部純子という女優ははじめて見た。アミューズ所属だから、今後仕事がどんどん増えるだろう。終劇後のクレジットで田口トモロヲ?どこにいたのかな?土井という刑事が田口トモロヲだったようだ。黒縁メガネのせいで気づかなかった。江口洋介の役名が「いちのせ・もりたか」というのはシャレのつもりだろうか。上映時間が長い映画だが、ストーリー・脚本、とてもよくできている。よく出来た映画だが、ヤクザの映画は後味が悪い。それはしかたがないことかもしれない。映倫区分はR15+残虐な描写、暴力的描写、犯罪描写、エロティックな描写がある。上映時間は126分。長いが眠くなるようなことは無かった。満足度は5点満点で3点☆☆☆です。 " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "書かずにいられない\n 初めて投稿します。どうしても書き込みたかったヤクザ映画が好きですが最近は、劇場公開作品は本当に少なくなり唯一あの監督のシリーズのみと…。どうせ同じレベルでキャストだけ揃えまくって、などと思っていていざ見てみると。すみませんみくびってました単なるヤクザもんではありませんとてつもなく余韻の残る素晴らしい人間ドラマでした誰かに伝えずにおれないそんな映画でした役所広司から松坂桃李へ血は受け継がれていく二人とも最高でした是非、映画館に足を運んで見てもらいたい逸品です " + }, + { + "date": "2018-05-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "見ごたえのある素晴らしい作品\n  役所広司という人は本当に器用な俳優である。「三度目の殺人」では無私の犯罪を犯すおとなしい男、「山本五十六」では穏やかで寛容な軍人、「渇き」では家族の愛を失ったチンピラみたいな無法者、「日本のいちばん長い日」では割腹自殺を遂げる国家主義者の陸軍大臣を演じた。いずれの役も強く印象に残っている。 本作で演じた主人公大上は「渇き」の役に似た外見だが、中身はだいぶ違っていて、あちらが良心の欠片もないやくざな男だったのに対して、大上には人間愛がある。心優しき荒くれ者の役は手慣れたもので、楽しそうに存分に演じていた。個人的に警視庁組織犯罪対策課の刑事を知っているが、彼らの外見はどう見てもやくざにしか見えない。役所広司のコスチュームは見事にハマっている。 松坂桃李は「麒麟の翼~新参者」で存在感のある演技をしているのを見てから注目している俳優で、「彼女がその名を知らない鳥たち」では軽薄で無責任な優男を好演するなど、芸達者なところも見せている。本作ではぎりぎりセーフだったかなという演技ではあったが、県警本部のエスという難しい役どころを力技で演じたところに好感が持てる。 作品は昭和63年の広島が舞台となっていて、缶ビールのプルトップが缶から離れるタイプだったり、連絡がポケットベルの語呂合わせだったりして、ディテールへのこだわりが伺えた。時代はバブルの最中だったはずで、市民生活はそれほど派手ではなかったが、企業は交際費を湯水のように使えていて、広島のクラブも接待の客で賑わっている。 そんな時代背景で、一方で殺したり殺されたりのヤクザの抗争があり、一方で警察内部の隠蔽や反社との癒着がありといった複雑な関係の渦中にあって、マル暴刑事である大上は、本人の弁によれば、情報を武器にヤクザの抗争を収め、街に平和をもたらそうと日々努力している(らしい)。 松坂桃李の日岡刑事は広島大学出身だ。国立大学の中でも広島大学は難関大学のひとつである。少なくとも1988年頃はそうだった。広島大学を出たとなれば地元ではそれなりに優秀だと思われていた筈だ。そういう事情も踏まえて、大上は新配属の日岡を広大と呼ぶ。親しみと揶揄、それに僅かばかりの尊敬をこめてそう呼ぶのである。 映画は、世間知らずの日岡が大上と一緒に捜査を進める中で世の中を少しずつ理解し、一方的だったものの見方が立体的になっていく成長の過程も描く。登場人物それぞれの人生が折り重なり、様々に蔓を伸ばしながら複雑に絡み合っていく、見ごたえのある素晴らしい作品である。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "暴力団と腐った警察幹部と昭和のマル暴デカの物語\n 暴力団組織の取り締まりに力を注ぎ込んだ昭和のマル暴刑事の冥福を祈るとともに、若手マル暴デカに敬礼! " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "2018年度ベストムービー!\n こんなヤクザ映画が観たかった!(笑)*昨年最もパワーのあった映画が『あゝ、荒野』なら、今年はこれかも知れない。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "見応えあり。役所公司がやりすぎないギリギリで、松坂桃李は思ったより...\n 見応えあり。役所公司がやりすぎないギリギリで、松坂桃李は思ったよりよかった。トモロオが久々にいい味。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "レッドカーペット見逃した(泣)\n ほぼ原作通りでした。この監督さんの作品はいつも後もうちょっと何か欲しいって感じなんだけど今回のはそれが1番少なかった(笑)松坂桃李がマジ良かった‼︎役所広司カッコ良すぎ‼︎江口洋介男前だゎ‼︎「警察じゃけぇ何をしてもええんじゃ‼︎」原作には無い台詞ですが耳に残るぅ " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "深作欣二へのリスペクト?\n 深作欣二へのリスペクトなのか、嫌に昔風に撮っておりBGMまで当時風であった、もうちょっとスマートなものを期待していたのでちょっとがっかり。原作と比べるとネタバレが早かったが、解釈を変えて結末を変えたようである。原作では尾谷組がやたらとかっこよく描かれていたが、映画の方のヤクザは全員クソミソに扱っており、これでは昔みたいに憧れる奴も出てこないだろうから反ヤクザ映画としては良かったのではないか。しかしこの終わり方では続編は作れそうもなさそうである。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スゴい映画が出来ました!\n ここ数年、邦画にお金を払う度に後悔ばかりでしたので、今回も期待せずに観たのですが、日本でもこんなに凄い映画が出来るんだと久々に心が震えました。名優としての役所広司を久し振りに思い知りましたし、監督には脱帽です‼️ " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "小説の方がカッコいい\n 拷問シーンを見せるより、もっと人物描写を深くして欲しかった。原作知らなきゃこれはこれで面白いかもしれないが、知っている分比べてしまう。期待してハードルが上がっていた部分はあるが少し残念。。ただこういう映画はどんどん増えて欲しい。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "こういう日本映画をまっておりました!!\n いゃあ~~こういう映画をまってました。名作映画「仁義なき戦い」の作品の意思を受け継ぎ久々に登場した東映らしいR18指定アウトロー映画!!予告でも言ってましたが、まさに「アウトレイジ」の答えはここにあってもいいかもしれません。 絶対テレビでは流せない演出がどんどん出てくるR18指定当たり前の作品。 オープニングのロゴもあ~~これこれぇ~って言えるほどなつかしぃ~~って感じだったし、血気盛んな昭和居最後の年の広島県呉原という架空の街を舞台に、冒頭から暴力シーンから始まりナレーションも入って、この物語の説明もあったり、懐かしい~もぉ~これこれぇ~~これが日本のアウトロー映画じゃいって感じで観てました。 今のテレビ番組はあれはダメこれはダメと規制をかけすぎてつまらない中、「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石監督のコンプライアンス完全無視の素晴らしい作品にもぉみとれました。原作は女性が書いているのにも驚き、警察小説と「仁義なき戦い」を融合させたすごい作品!! 役所さんと松坂さんも良かったです。 2人直接店で語り合うシーンに長回しシーンがあるのですが、じっくりのめり込めて、好きなシーンなのでご注目。 真木よう子さんのクラブのママの演技も良かったですし、まぁ~着物が似合ってるしこんなママなら自分も通いますって思っちゃいましたしカッコいいそしてキレイ。「龍馬伝」の時の真木よう子も好きですがこっちのほうがよかったですねぇ~。 他にも、江口さんや竹野内さんそして、音尾さんなどみんな良かったし白石作品常連メンバーも良かったし見どころありすぎなのでぜひ本編でご確認を(ネタバレになるので言えないのが悔しい。) 暴力団の話でもあるし、警察の話でもあるけど、最後は自分としては結構好きな結末でもあるし最後のシーンもかっこよかった。「警察じゃきぃ、何をしてもいいんじゃ。」カッコいい~ お子さんは観れないのが残念ですが、完全な大人向けドラマです。観て損はなしとハッキリ言えると思ってます。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "これはすごい\n これはすごいです。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "よーできちょる\n 小説を読んでたので、映像になると どうなるのか楽しみにしてました。内容はほぼ一緒ですが、ガミさんの人柄と、日岡の目的はクローズアップされた感じ?小説を読んだ人でも、納得な作品なんだろな、、、、あとひく作品??見終わっても、ガミさんが頭に残る良い作品は また見たいと思うが、これは辛いわ。。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "出来過ぎという印象\n よく出来てたけど、仁義なき戦いの荒削り感とめちゃくちゃなスピード感を期待してたけど、案外のんびりした印象を受けた。ラストの松坂桃李さんのリアクションもすごく長く感じて、一番ハッとする所なのに、もうええって早く見せろよ。という感じで萎えてしまった。脚本もすごく分かりやすくて、俳優さんも演技上手いし役柄にマッチしてた分、仁義なき戦いを期待すると落ち着いて見れてしまったなと思う。松坂桃李さんは観客の誘導役だと思うので役としては印象が薄まってしまったけど、役所広司、江口洋介、竹野内豊始め、組の幹部、警察の上層部はキャラが立っててとても良かった。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "漢の生き様\n 日本警察vs暴力団R-15指定 テレビで放送不可能な過激な描写。想像ではめちゃくちゃバイオレンスで気分悪くなるかな?と思っていたけど、そこまでではなく「漢の生き様」が描かれてかっこよくて痺れました!大上章吾役の役所広司さんがめちゃくちゃだけどぶれない感じがかっこよくて…。大上に振り回される日岡役の松坂桃李さんの前半と後半の違いに驚き、日岡なしにこの映画はなかった。昭和63年の暴力団の闘いで恐い人たちが大暴れ…。初ヤクザ役の江口洋介さん、竹野内豊さん悪役だけどかっこよかった!大上の「正義とはなんじゃ?」と「警察じゃけ、何をしてもいいんじゃ!」のセリフが耳から離れない!「狼狼の血」の「血」この「血」は誰のなのか?暴力描写が多い映画はあまり得意ではないけれどこの映画は暴力だけをクローズアップしてるわけではなく、男の人はもちろん女の人も楽しめると思います。濃厚な126分の映画をぜひ。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作\n 原作を読んでしまったのがつくづく悔やまれる。肝は14年前の殺人犯は誰かと言うことだと思うのだが、こちらは原作を読んでしまったものだからガミさんが犯人ではないことを知っている。だから、クラブのママの告白で観客が驚くところを(展開が読める方は未読でもわかられたであろうが)一緒に驚くことが出来なかった。面白かったのは面白かったと。ラストは片方は殺され、片方は逮捕。考えはわかるのだが・・・案内したのは日岡でしょう?バレますよね。そこの矛盾を考えると、スッキリしない。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "孤狼の血\n 約半世紀前の実録やくざ映画、「仁義なき戦い」との衝撃的な出会い!それ以上に強烈なシーンの連続!単なるやくざ映画と言うより、今迄の日本映画には無い、全く新しいストーリー展開が、最後のシーンに至るまで一気に魅せる。傑作だと思う。 白石監督の深作欣二監督へのオマージュが随所に垣間見えた。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "素晴らしいのだが、何か物足りない。\n 映画『孤狼の血』を見てきました。血と暴力の匂いがフンプンとする作品です。出演者もみな力量のある人ばかり。素晴らしいのだが、原作を読んでいる身から言うと、何か物足りない。いくつか原作と違うところがあります。大上がやられて以降の最期のエピソードは、観客のカタルシスを目的としたものでしょうが、悪くない。日岡の捜査日記に、大上が添削していたことが最後のほうで判りますが、これも良い。また、日岡の恋物語らしきものも描かれていますが、これさえも大上の仕組んだことだったという展開はなかなか良い。ただ、真木よう子が演じる里佳子は、原作では、クラブのママなどなどではなく小料理屋をやっていたのですが、その方がしっくりきますね。この点だけは感心しない。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 原作を読んでたので気になって見たら、いゃ〜面白かった!配役が見事で、アウトローデカ役の役所広司は味出まくりで最高。それに、真木よう子は正にはまり役。この人この手の役はめちゃいい。MOZU以来久しぶりに真木よう子を堪能。思わぬ拾い物した感じで楽しめた映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "描写がエグ過ぎる秀作\n 本作は R15+ 指定なので,15 歳未満は親と同伴でも見ることができない。映像描写のエグさはあの「アウトレイジ」シリーズさえも上回るのではと思われるほどで,よくぞここまで思い切って描いてくれたものだと感心した。原作は,岩手県出身で山形市在住の女性作家・柚月裕子の3年前の小説で,未読であるが,第 69 回日本推理作家協会賞の長編および連作短編部門賞を受賞し,直木賞や吉川英治文学賞などの候補にもなっている。まず,女性作家がこれを書いたということには本当に驚かされる。昭和 63 年という設定が映像からよく感じられた。30 年前の車や自販機など,よく探してくるものだと感心した。脚本は良くできていて,役所広司演ずる大上刑事の俗物っぷりに目を奪われていると,その真の姿に愕然とさせられる。そして,その教えに覚醒したかのような松坂桃李の成長っぷりも見事であった。それにしても,よくもあれだけエグ過ぎるリンチの方法を描けたものだと思う。暴対法で表面的には大人しくなったかのように見える現在の暴力団も,陰では未だにこんなことをやっているのかと思うとゾッとさせられた。役者は役所広司の演技に負うところが大きかったが,松坂桃李もかなり頑張っていたように思う。この二人が共演した作品といえば,「日本のいちばん長い日」のリメイクがあったが,あの時の松坂桃李は違和感ありまくりだったので,だいぶ良くなったと思った。一方,竹野内豊はかなり役に恵まれていなかったように思った。「シン・ゴジラ」で総理大臣補佐官を好演した彼には,是非もうちょっとクレバーな役をやらせて欲しいと思う。江口洋介が「一之瀬守孝」という役名で,大上刑事から親しげに下の名前で呼ばれているのだが,どうしても「森高」と呼ばれているような気になって可笑しくて仕方がなかった。:-D音楽は,ベテランの安川午朗で,よく雰囲気を作り上げるのに貢献していたと思う。演出のえげつなさは最近見た中でもトップクラスではないかと思う。到底子供に見せられるものではないし,カップルで見に行くようなことも全くお勧めできない。暴力描写にはやたら厳しいアメリカでは,おそらくこのままでの上映はできないのではないかと思う。現代日本の究極の大人向けの作品ということになるだろう。(映像5+脚本5+役者4+音楽4+演出5)×4= 92 点 " + }, + { + "date": "2018-05-14", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "エネルギー溢れる映画\n ここまでの過激な暴力描写と俳優達の体を張った演技は絶対今の日本映画とテレビでは中々みれない!最近の日本映画やテレビがつまらないと感じてる人は絶対観るべき作品です‼︎ " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "埋められど喰われず\n 小道具のひとつひとつが懐かしく、舞台構成に貢献していた。また、強烈なエログロは無いが、本気の東映ノワール映画を撮らんと奮闘しているのが伝わり、久方振りに画面から血の匂いがした。役所広司と石橋蓮司は言わずもがな、滝藤賢一は少しオーバーに感じたが、それが良いと思わせる顔だった。松坂桃李は、序盤からずっとキャラクター以上に空回りしているように感じたが、ラストカットで漸く一皮剥けた良い表情が出来ていた。田口トモロヲは少しクドく、阿部純子は墓前に相応しくない軽さに思えた。また、白石監督らしさとも言える構成の不自然な丁寧さが本作でも何箇所か見受けられ、物語の熱が少し下がってしまった。しかし、世界的に綺麗事という豚の糞で塗り固められている映画業界や現代社会に、引き金を引く意義は大いにある。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 1.0, + "empathy": 2, + "review": "論理展開やディテールが雑すぎ\n 脚本は原作よりはまし。ただ2時間では表現が難しかったんだと思うが、人間関係や動機の描き方が矛盾だらけで雑すぎだよ。最もひどいのは、リコのママと志乃の晶子を一人にしてしまったこと。大上がノートを預けた信頼できる女性が若いヤクザの情婦になってしまった。大上の秘密を知る準主役の設定なのに、若いチンピラの情婦はないでしょ。大上とまったく心がつながっていないことになってしまう。守孝や瀧井との関係も金をもらうだけの浅い関係にしか見えず、「生かさぬように殺さぬように」というセリフがお笑いにしか聞こえなかった。銃撃も離れた場所でバンバンやるだけ。耳元でチャカを突きつけて「あの世にいけや」と弾くようなアップのシーンもなく、ヤクザの抗争の迫力もない。若いヤクザは何でもすぐにゲロするし、そもそも大上がなんであんなに簡単に殺されるのか分からん。前後のやりとりやいきさつも極めて不明瞭で矛盾だらけ。コロシの証拠がたんまり残る遺体を警察が事件化しないわけがないやろ。やっちゃれ会で県警本部長がヤクザの組長と同席するわけもないやろ。しかも監察官まで。細部のありえない設定が気になって残念感だけがずっと残ってしまった。上映時間が足りないのだろうが、もう少し丁寧に人間関係やら、この業界の内情を描く工夫をするべきだった。画像的には灰ケ峰の守孝と大上のシーンは売れるかもしれないが、ストーリーの上ではまったく必要がない。松坂の相手役の女もまったく意味がない。こんなとこを省いて細部をきっちり描くべきだった。現場感のない、表現力の低い駄作としか言えない。警察やヤクザの関係者が見たらテレビドラマじゃのうと笑うだけよ、こんなの " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "最初の3分間\n 冒頭からハラハラドキドキ。その時代にタイムスリップしたかのような感覚で引きずり込まれました。特にキャスティングが素晴らしいと思います。2回目も観に行く予定です。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "監督の力\n 白石作品はどれもハズレが無く、今回も期待が高かったのですが、期待以上の作品でした。出てくる人物がそれぞれカッコ良く、刹那に生きる人間を描ききった傑作です。ヤクザ映画を始めて映画館で観る20歳の息子と一緒に観ましたが、面白すぎてカルチャーショックだったようです。また二回目を二人で観に行きます。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "孤狼の血\n グロかった。でも最後は、ちょっと感動しました。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 8, + "review": "駒\n 原作未読昭和63年の広島を舞台にしたヤクザの覇権争いと、ヤクザ紛いのマル暴&その相方となったキャリアの新人刑事の話。ただの抗争だったりヤクザ刑事の話だけではなく、警察内部のゴタゴタ感や疑心暗鬼な展開、新人君の変化や成長が面白い。そこそこの役どころのヤクザの警察やカタギの人間に対する振る舞いにちょっと小者感があったり、新人キャリアの鈍感さはちょっと引っかかったけど、わかりやすく迫力があり熱いストーリーで最初から最後まで楽しめた。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった\n けどヤクザは嫌い " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "孤狼の血を観て\n 全体的に微妙でした。どうしても観たいと思う人は観たらいい。でもちょっと興味あるかもぐらいならやめた方がいい時間を大事にして。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "邦画界の頂点にいる俳優の本気は凄い!\n 初日レイトは、昭和世代な同世代の人でほぼ満席・・・スクリーンの選択誤ったな東宝シネマズ西宮/暴力・任侠映画は、素人や新米俳優でもそれなりに演じられるとよく言われますが・・・・現在日本の俳優さんの中で、この円熟味ある凄みと旨みを出せるのは、役所さんと渡辺謙さんだけ!!中井貴一・佐藤浩市さんではなく、この役を役所さんにオファー出したのが、凄いし受けたのも凄い。仁義なきシリーズや初めの頃の極妻全盛な時代に育った者には、単純明確な鳥肌モノの作品でした。アウトレイジは、主演・監督がコメディアンだし、他の強面俳優陣もどこか楽しんで演じてるような気がしましたが・・・・この作品は、そんな部分は一切なく全員背筋がピン!と演じる本気!!!(ピエールさんは、両作品でおいしい役やってましたが^^;)主演俳優の格が違いすぎるので、比べるのは失礼ですね。このところ主演作が続く、松坂桃李もこの世代でトップに躍り出たって感じの成長を感じた。続編があるなら同じ役で是非続投して欲しい。東映の本気って事で、冒頭からR15な凄まじいバイオレンスでしたが・・・欲を言えば真木よう子やMEGUMIが、R18なフルヌードで、度肝を抜くようなXXシーンの演出と、耳に残るインパクトあるBGMがあれば文句なしの☆5つでした。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "待ちに待った\n 映画館予告で「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」というしびれる役所広司を見て以来、待ち遠しくて仕方ありませんでした渇き 以来のアウトローですかね?大当たりでしたね馬鹿みたいですが2日連続で観てしまいました似た設定のバディものとしてはトレーニングデイを思い浮かべました。デンゼル・ワシントンは強烈な悪でしたがさて、本作はどうでしょう・・・?自分的には あ、あぁ・・・(いい意味で)という感じですねあと阿部純子かわいかったですねなんというか華がすごいです " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろい\n ミセス世代で、初任侠もの(笑)しかも一人で!映画館Wwすごくはまってしまいましたぐろい映像は目を背けてしまいましたが、泣ける場面も!少し泣いてしまいました。役所広司さんさすがです!ピエール瀧さんもはまり役個人的には桃李くん♥やっぱりかっこいいわ~さわやかなイメーージが大きかったのですが、こんな一面もはまり役でした。どうなんだろう・・・って人は、一度見ることをおすすめします " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "どことなく滑稽で爽やか\n 予告から、東映お得意の『仁義なき戦い』シリーズ路線や、北野武の『アウトレイジ』シリーズなどのヤクザ映画かなと思って観に行きましたが、そうではなく警察映画でした。目をそむけたくなるほど残忍な拷問・暴力シーンがある一方、どこか滑稽でもあり、またさわやかな印象もある、不思議な作品でした。主人公は役所広司演じるヤクザと癒着した悪徳刑事なのですが、自分には松坂桃李の演じる若手刑事の成長物語に見えました。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白い\n lネタバレさせたくないので とにかく観て欲しい作品 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "-_-b 役所スゴ演技\n アウトレイジなんかと比べてはいけない映画。松坂、役所のゲキ演技、脇を固める役者の好演で素晴らしい作品になっている。リリーが加われば5点だった。ヤクザの世界の抗争がこんなにも過激なのかと怖くなりました。これ以上なのでしょうね。役所が組同士の抗争を回避するのに躍起になっているのに最後はその組に命を奪われるとは、、、、因果なものです。松坂がぶっちぎれて取る行動も見ものです。白石作品 『凶悪』『サニー32』『日本で一番悪い奴ら』どの作品も良いですね!秋の作品も楽しみにしてます。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ちょっと残酷、でも、面白い\n 役所広司はもちろん、松坂桃李が良かった。松坂桃李は、見るたびに良くなるね。真木よう子や江口洋介もそれぞれ、シックリ役にはまってた。松坂桃李は、彼女がその名を知らない鳥たちでも、ダメな男ブリが良かったから、白石監督に新しい魅力を引き出されてる感じですね。テレビで本人もきれいじゃない役をあえて挑戦してるって言ってたし。意欲的だね。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "かなり面白い\n ヤクザ映画かな〜と思って来てみたら警察側視点で、かなり面白い。しかし、役所広司があまりにもリアリティたっぷりで、松坂桃李もホント上手いので、ヤクザの皆様が霞んで見えた。チンピラ風味の竹野内豊は面白かったけど。きっと東映ヤクザ映画へのオマージュたっぷりなんだろうけど、あまりちゃんと観ていないので…白石和彌監督は『日本で一番悪い奴ら』でもヤクザと警察の相関図を描いていたけど、整理が上手くて分かりやすい。出演者の皆様は、広島弁をかなり練習されていたのだろう、違和感があるところは少なかった。なんといっても役所さんはスゴい。個人的に笑ったのは「はぶてるなや〜」という台詞。あとまったく知らなかったのだけど、阿部純子ちゃんという子がスゴい可愛くて良かった。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 2, + "review": "牙を剥く男たち☆狂気のエンターテイメント\n 鑑賞後、昨夜は眠れなかった。魂を映画のなかに置き忘れたまま帰宅したような感覚。まだ孤狼ワールドから抜け出せずいる。うわっ、そう来たかーー!私の口に入ってた飴を思わずポロリと落としそうになった、初っ端の衝撃。白石和彌監督流のバイオレンスが炸裂しまくり。グロいし、痛いし、なのに目が離せない。〝警察じゃけ、何してもええんじゃ〟違法捜査を繰り返すマル暴ベテラン刑事=大上章吾。バディを組まされる正義感溢れる大卒エリート新人刑事=日岡秀一。2人を軸に描き出される狂気のエンターテイメントかき氷、サングラス、パンチパーマ…昭和っぽさが醸し出される撮り方や小道具・大道具。そして、あのナレーションの声。まさに、古臭さが真新しい。…そういう感じ。竹野内豊さん音尾琢真さんのクズっぷり。真木よう子ママ。狂犬中村倫也さん、ピエール瀧さん。初ヤクザのカッコよすぎる江口洋介さん。登場人物それぞれが最大限の熱量で向かって来る。そして何と言っても…噂通りの、いや想像以上の演技を見せてくれた松坂桃李さん。ヤクザ映画に不慣れな女性の観客である自分は、日岡の視点を通して本作を観る。彼と同化しながらガミさんを追いかけ、作中を生きる。松坂桃李さんが演じる意味合いがそこにあるのだろう。そして日岡はこれから止まれない道を歩き出すのだろうか。その姿が俳優・松坂桃李と重なる。30年後の日岡=松坂桃李さんを観てみたいという期待がふくらむ。役所広司さんは日本映画の至宝。ガミさんが私の心に棲み着いてしまった。正義とは何なのか?仁義なき戦いの果てに見えてきたものは?ジッポの秘密とは?やがて着地点にたどりついた時。あゝ、これだ…と胸が熱くなって次から次へと涙がこぼれた。またまたハマってしまった白石ワールド。血湧き肉踊る、男たちの闘い。恍惚と狂熱の126分間。これぞ、THE☆東映ヤクザ映画!そう書きながらも劇場チケットを予約し、またまた観に行ってしまう中毒性あり。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ただのヤクザ映画では無かった\n 役所広司の真に迫った演技めちゃくちゃ見頃だし、松坂桃李の真面目刑事の演技でもだんだんこの映画はハマっていきます。守る為には仮面をかぶるんだねー真木よう子のクラブママ真に迫った演技そこも見どころかな〜是非皆さん面白くガチハマる映画です。(^_^)v " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "東映任侠映画 復活\n 最初からグロくて、目を背けたくなる場面から入り、一気に裏社会の世界に、自分も引きずりこまれた感じでした。役所さんは、スクリーンにアップされるだけでも、その存在感は十分に伝わります。それに加えて、あの凄味と迫力の演技は、『渇き』の時の狂気に満ちた元警官役に、人間臭さも加わり、やっぱり「凄い」の一言でした。この原作が女性というのも驚き。柚月裕子氏は先日の本屋大賞にも『盤上の向日葵』がノミネートされた人気推理作家さん。しかし、ここまで任侠の世界感と警察の裏を暴く小説を書くには、それなりの際どい取材もしたのでしょう。白石監督は、原作となるレトロな昭和の世界観を見事に描いてました。観ているだけで痛さまで伝わる演出でした。松坂桃李君も正義をふりかざす若僧刑事役から、大上の後を継ぐ裏社会を知る刑事になっていく変容振りを見事に演じていました。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ヤクザ映画!\n いいですね " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリー性があり、ただのヤクザ映画ではない\n 思っていた「仁義なき戦い」のようなヤクザ映画とは違いました。見応えがありました。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "すごく良かったです!\n ヤクザ映画あまり得意ではないけど、これは良かった!最後の終わり方も良くて好きでした。終わったあと凄くスッキリしました。いい映画だなぁ。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 3, + "review": "次作が楽しみ\n すっかり韓国映画に十八番を奪われた、ヤクザ映画が見事復活!昭和末期の呉市を舞台に、役所広司がノー・コンプライアンスなマル暴刑事を演じきっている。原作は未読だが、映画「県警対組織暴力」の影響をかなり受けた作品であり、劇中車や看板、自販機、小物など考証も十分。役所広司の相棒を努めた松坂桃李がちょっと平成ぽいのが惜しかったかな。オススメです。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "久しぶりにしょっぱい映画\n これが東映のアンサー?出直して来いよ。無理しすぎてる昭和の広島抗争設定、方言も不自然。竹野内豊の演技もまったく迫力なし。真木よう子を脱がすことも出来ないで、何がアンサーですか?若手俳優もまったく良くないし、ピエール瀧は右翼姿が似合いすぎで素敵だけど、役所広司には1人で頑張らせた挙句に、結果良い人ってオチはどうなの?最終的に若手が引き継ぐみたいなところも、自作狙ってる感じが見え見えですが、2度と作らないでくださいよ。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "最高!\n 初日レイトショー、ほぼ半分は大入だろう。誰もがタバコ吸いまくり🚬古き良きヤクザ映画、良いですねえ。邦画も見捨てる訳にいかないな。一点だけ、養豚場のミキサーは綺麗過ぎたので、汚して欲しかったな。あと、ラストの女の子の台詞の音声は変だったよ。録音ミスかな。横山アナ、泉水アナはかなり後半だったね。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ヤクザ映画という時代劇が最高のクオリティで観られる最高傑作\n エログロがダメなら観なきゃいいが、これは現代の邦画業界において最高峰の映画です。この映画は最高におもしろい。パンフレットでも監督はおっしゃってますが、ヤクザ映画はもはや「時代劇」。ただ、それが最高の役者と監督と映像のクオリティを保ったまま、現代の映画館で見られる。それが最高なんですよ。役所広司は言うまでもなく圧巻やし、桃李がまたいい。そして、映画内の湿度よ。もう暑い暑い。ずっとネトネト。ただ、それがいい。このぶっとくて骨太な質感じゃぁ。あぁ、仁義なき戦いのような映画が映画館で観られる幸せよ。コレじゃのぉ。今年イチじゃけ。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 4, + "review": "え!?面白くない・・こんなはずじゃ・・。\n 日本で一番新作が楽しみといっても過言ではない白石監督!本作は去年呉まで撮影を見に行きましたが(本当は「この世界の片隅に」ロケ地巡り中にたまたま遭遇。)、その撮影の熱気もすごく色んなスタッフが一生懸命叫びながら現場を回している様をみて、その時から期待が高まっていました!東映も任侠映画復活!日本フィルムノワール復活!的に宣伝もすごく力が入っていて、白石監督も本作はアドレナリン出まくり!などツイッターでもつぶやいており、本当に期待していました。しかし、蓋を開けてみると、必要性を感じない「仁義なき戦い」オマージュや、メンズノンノのモデルにしか見えないヤクザの若い衆たち、昭和の舞台設定なのに明らかに最近建ったような建物があったり(せめて呉市役所くらいは映さない配慮があってもよかったんじゃないか。)、方言なのか上手く喋れてないのかわからないが台詞が聞き取りにくかったり、とにかく映画の世界に入っていけない。時間が長く感じる。飽きる。私の周りにも劇中時計を確認している人が何人かいた。また、主人公、松坂桃李のキャラクターがどういう人間かを説明する描写がないため感情移入できない。(内偵をしているという描写でさらに距離感が出る。)「仁義なき戦い」では冒頭で菅原文太がレイプ犯から女性を救うという短い描写を入れているため、主人公は本当はこういう人というインプットが出来たのだが、本作ではそういう描写がなく、主人公が本当はどういう人なのか最後までわからないし、ラストの作戦もセコすぎる。ガミさんがヤクザをコマとして使えたのはガミさんの長年の根回しによるものじゃないの?江口洋介はなんで一回突き放した松坂桃李の言うこと聞いてるの?松坂桃李が超天才という描写もないので何故そんな簡単にピエール瀧も江口洋介もコマとして使えちゃってるのかわからない。警察本部の連中もなんでヤクザの組長が参加してる会に堂々と参加してるの?そりゃ尺的にクライマックスだから全員同じ場所にいた方が都合良いけど、全くリアリティがない。こういったように難しいディテールは描かずあいまいになっており、残酷表現だけクローズアップされちゃったからすごく表面的で薄っぺらい作品に感じてしまった。スター俳優ばかりだったから使いづらかったのかな?いつものエロも物足りない。白石監督作品はセリフとか芸人を使った今風(独特?)な台詞や喋り方というかそこが面白かったのに、その面白さが全部なくなっちゃってたし。撮影方法も特に「凶悪」の現代のシーンから過去のシーンになっていく繋ぎ方とか天才かよ!って思ったくらいですが、本作は途中何度も入る「仁義なき戦い」風のナレーションが本当に中途半端。邪魔。映像見てれば誰が見てもわかるナレーションなんていらないでしょ。\"ガミさんが刑務所に向かった\"とか誰でもわかるわ!(笑)途中で警察内部の腐敗にフォーカスされた時には、お!白石監督っぽくなってきた!と少しドキドキしましたが、結局グダグダで終わり。最後ピエール瀧は一体何の得があって松坂桃李に手を貸したんだよ。松坂桃李にやって欲しかったのもなんかそうじゃないんだよなー(笑)あぁクソ〜モヤモヤする。アドレナリンが出ると聞いたのに出せなかったモヤモヤ。あの日誌にガミさんのコメントが書いてある泣かせどころも、最近誰が死んでその後の手紙で泣かせるみたいな作品が多すぎてまたかよって思ってしまった。また、印象的な音楽もなかった(←ここは本当に残念。「仁義なき戦い」級までとは言わないが印象的なスコアをちゃんと作って欲しかった。)。宣伝していた割には期待外れの作品だった。ブタの糞や、死体や、首などかなり頑張った表現をしていたけど。ただ、江口洋介はめっちゃくちゃかっこよかった(笑)太鼓の音の中、刀を持って、敵の組長に、、、そこは牙突じゃないんかーい!と思いましたが(笑)個人的に白石監督は任侠映画より「日本で一番悪い奴ら」的なチンピラ映画路線が合ってると思う。是非現代劇を撮って欲しい。スコセッシの\"グッド・フェローズ\"、\"ウルフ・オブ・ウォールストリート\"的なあれだ。東映は白石監督じゃなくて北野武監督と任侠映画をつくればよかったのに。。。 " + }, + { + "date": "2018-05-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "ヤクザ映画?違う!熱い刑事ドラマだ!\n 仁義なき戦い のように 「ヤクザカッコいい映画!」だと思って観に行ったのだが いい意味で裏切られた。出てくるヤクザはひたすら怖い。全員頭のネジが飛んでる。自分の信念のため 一般人を守るために 命がけでヤクザと絡んでいく刑事。正直自分は役所広司の暑苦しい演技が苦手でした。ただこの作品では本当に存在するかのような素晴らしい演技と迫力。まさか自分が映画館で泣くとは思わなかった。昭和の警察官はこの映画の刑事のリアルな描写にドキッとすると思う。最近観た映画ではダントツの面白さでした。個人的には大好きだったアウトレイジを軽く超えてます。あとは‥監督 どんだけピエール瀧すきなんだよw いい役与えすぎw ぜひ 次の作品にも出してください! " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "「じゃ聞くがの、正義とぁ何じゃ?」\n 劇中での役所広司が言う台詞ですが、この言葉がこの映画の全てを物語ってます!(笑)という訳で凄く面白かったです!ヤクザの抗争を軸に警察がヤクザの壊滅に奔走する話なのですが、昭和63年の広島が舞台になっていて暴力団対策法が無かった時代で、当時は暴力団もまだ武道派が多かったそうですね。いわゆるヤクザ映画ですが、先に言っておくと「アウトレイジ」のような怒号が激しい訳でもなく、韓国のノワール映画みたいに過激なアクションが目立つような作品ではありません。では何がそんなに面白かったのかというと、警察やヤクザの心理戦です。ヤクザ同士の駆け引きは勿論、まさかの警察内部での駆け引きも行われていて、観ていてハラハラしました。邦画でも洋画でもキャラクターの心理戦にここまで引き込まれる作品を観たのは久々ですし、邦画でよくあるような突っ込みどころも殆ど無かったです。キャスト陣もみんな良かったです!役所広司はかなりのアウトローな刑事を熱演してたし、松坂桃李も真面目な人物で熱演してて、江口洋介は極道の凄みが際立ってたので出てくるだけで胸が熱くなりました。竹野内豊、中村倫也、真木よう子といった面々も良い演技をしてました。一応役所広司が主演ということになってますが、物語は松坂桃李演じる日岡の視点で描かれております。この二人の関係性もかなり濃密に描かれていて、前半と後半での代わり具合も注目点です。他の登場人物もどういうキャラかが解りやすく、どのキャラもどういう人物かが把握出来ました。名前のあるキャラだけでも20人近くいるのに殆どが印象に残るので凄いです。この映画で唯一好きじゃなかった点としては、阿部純子演じる薬剤師のキャラクター性が曖昧に感じました。この映画唯一のオリジナルキャラらしいのですが、阿部純子の演技自体は良かったものの、そこのところが残念でした。他にも中盤でダレ気味になりそうだったりしましたが、心理戦や伏線回収も上手く、後半にかけて尻上がりに面白くなりました!ド派手なシーンはそこまで無いけど、残酷な場面は容赦なく描かれて、良い意味で手加減なしに作られてました。個人的には「アウトレイジ」より好きです! " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "最高❤️\n 久々の骨太の任侠映画❗️役所広司シャブ極道以来の当り役❗️ " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "絶対に関わりたくないやつらだけど\n 最&高! " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "余韻が重い、、\n 62本目。原作読みながら、ガミさん(役所広司さん)、日岡(松坂桃李さん)、一之瀬(江口洋介さん)等々を頭に入れて読んでてら、面白過ぎて、夢中になり過ぎて、何度か乗り過ごしたりして、かなり今日の公開を楽しみにしてました。映画観てから、原作読めば良かったかなぁって思うけど、原作好き過ぎて、「何でそんなに風に変えちゃったのよー」って思ってしまいましたが、映画は映画で面白かったです。キャストが豪華過ぎですし。見応えありました。でも、養豚場のシーンは、エグすぎて、まだ引きずってしまい、食欲ないです。。第2弾(狂犬の眼)の映画化も期待中です。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もっと行けたのでは…\n あの白石監督が 広島を舞台にしたヤクザ映画を撮る! と聞いて期待値を最高潮にあげた上で鑑賞冒頭の東映のロゴが出た時点でみなさん! お待ちかねのやつ、行っちゃいますよー!的雰囲気満載で早速ニヤついてしまった今作、とにかく全編を通して感じたのは 汗臭い!風呂入っとんのかこいつら! という事撮る側も恐らく明確にヤクザが出てくる ジャンル映画 としての魅力を最も重視して作ったのではないかと思うのだけど、徹底して 粗暴・下品上等! という姿勢を貫こうとしてるのがビンビンに伝わってきて凄く好感を持てる。開幕いきなりの豚のクソからあそこに仕込んだ真珠まで、最近の日本映画ではまず見ることはない下品なギミックの数々を限界ギリギリまでキチンと描いてくれたのは、この手の映画が好きな自分からすると凄く嬉しいあとは役所広司を筆頭にした役者陣の顔がどれも最高! 特に江口洋介は こんなドスのきいた役も出来るとは… と、新たな一面を見た気が個人的にはすると、行った具合に、見たかったものがあますことなく詰め込まれていたような映画ではあるので個人的には満足ではあるのだけど、事前のハードルがめちゃくちゃ高く設定していたのもあって もっともっとガツンときて欲しかったような気もしてしまう。特に終盤明らかなになる、ある登場人物の思いが、明確に俺がこの映画に求めていた 粗暴さ から外れていたのもあって個人的には少し肩透かしだった(もちろん、内容としては正しいのだけど…)あとは、その辺のネタバラシが全部彼がいないところで、別の人の口から割とキチンとセリフで説明されていくところも急に映画のボルテージが落ち着いてしまったような気がして少し残念もっと映画的な跳躍力のある心理描写にしろアクションにしろあればより大好きな作品になってたかもしれない比較するべきではないかもしれないけど、韓国のノワールはその辺も本当にうまいので、もう製作が決まったという続編ではより ヤクザ映画 ここにあり! というところを見せつけてほしい " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "薄っぺらかった。\n 薄っぺらかった。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "R15、納得☆\n 脇役にいたるまで、贅沢な配役。他の方も書いているように豚の排泄シーンから、映画に入る感じです。でも、全編通して 松坂桃李すごい。このところ出っ放しなので、どうかなぁ・・と思いながら見ましたが、個人的には十分こたえてくれた感じ。役所広司は、存在感がすばらしく、TVの「陸王」とか見ているとまさに別人ですね。「三度目の殺人」の時は、福山雅治が何か役所広司に比べて何だかなぁ・・と感じましたが、今回は松坂!やるじゃん。。という感じか。柚木裕子は、作家として上手いので 脚本の含め良く出来ている映画です。ただ、グロテスクな場面の苦手な方は避けたほうが賢明です。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "残念。\n 松坂桃李ファンの私としては、こんなエログロ映画にもう出てほしくない。話題になればいいってもんじゃないと思う。こんな映画が流行るなら、日本は終わりだ。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "役所広司にシビレる!\n 圧巻の存在感!さすがです。呉弁も堪りません。そしてストーリー同様に、役者魂も継承したであろう松坂桃李もよかった。さらに名だたる俳優陣の中で光ってたガミさんの同僚係長役、矢島健一。彼の好演に気がついたのは私だけではないはず…!すっかりファンになりました。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "キレキレの中村倫也\n 昭和の映画風の芝居、懐かしい口調のナレーション。そんな中、松坂桃李だけ、どこか平成。ちょっと合わなかったかな。熱演なのに " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 2, + "review": "とても残念な作品\n 期待作でしたが、冒頭シーンから1分で入り込めないですね。最後まで観て良い所をさがしても無駄です、残念ながら見つかりません。良い役者と原作なのに、何故に誰も得しない作品を時間とお金を浪費して作れるのか…誰も公開するまで間違ってると言えないのか…今年、マンハントに続く、大失敗作です。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "豚骨スープ\n 昭和感満載の街並みと、映像、ナレーションが雰囲気あってワクワクしました。それが懐かしの極道にピッタリマッチ。好き嫌いは分かれると思うけど、役所さんをはじめとした、濃い脂ぎったキャラのオンパレード。はじめから、グロで全開にすっ飛ばします。役所さんの、毒には毒をもって制するっていう、一癖あるキャラ嫌いでないです。極道の抗争も面白かったですが、警察の暗部を描いていたのも、面白かったです。だけど妙にリアルな死体は…濃いメンバーの中で竹野内豊の影が薄くなる… " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "朱に交われば\n 73本目。広島だけに大林信彦が主演、監督なのに珍しいと思ったら、役所広司!知ってましたけどね。脚本が良かったし、緩急あって、裏の裏は的な感じで、あっという間だった。竹野内豊の使い方が贅沢。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松坂桃李\n がやばすぎる。目がやばい。今作に娼年にパディントンに…彼の振り幅はどうなっているのか。真珠より豚の糞です。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "ザ・ヤクザ映画!\n ドロドロの悪い奴らの抗争をテンポ良く仕上げている作品でした。阿部純子さん、可愛い方でサイコーです。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "間違いなく続編を期待する余韻が残る名作\n 初日舞台挨拶上映に参加。コンプライアンスという足かせに閉塞感蔓延だった終演間もない平成。破天荒な仁義や正義は是ともされた今や古き良き昭和を描写した非常にエキサイティングな物語。とにかく広島の雄々しい言葉を荒げるハードボイルドな名優たちに痺れる。間違いなく続編を期待する余韻が残る名作。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "見たいものは見れたけど…\n ゴア描写とか東映任侠物は見れたけど、映画の奥深さというか、期待以上の物が無かったかなー 脚本がもう一つなのかな 次回作も作ってほしい! " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 2, + "review": "ビックリ、ドッキリ、クリトリス\n ビックリ、ドッキリ、クリトリス日本映画界の希望、白石和彌監督最新作昨今の日本映画界で、全国公開規模で作るヤクザが絡む映画は企画が通りにくいと思う。漫画の実写化とアニメーション作品が邦画の主流であるし、そんな血を血で洗うような映画は日本であまり歓迎されていない。もし作れたとしても、出来がいいとは限らなく、売れる確証はない。しかし、2013年「凶悪」で彗星の如く現れた監督が白石和彌。彼の作る映画は、残酷だがブラックなユーモアに溢れたエネルギッシュな傑作ばかりだ。白石監督がいたからこそ、製作委員会は自信を持ってこの映画の企画を通したのだろう。彼は希望なのだ。本題にうつって、この映画は広島の架空の街、進出してきたヤクザと地場のヤクザが争いを始め、進出してきたヤクザのフロント企業である金融会社の社員が行方不明になったことから、ヤクザに癒着するマル暴のベテラン「大上」と新人の「日岡」のコンビが捜査に乗り出す。その捜査とは、危険に塗れた無法の世界だった。というあらすじ。こういった、悪質なベテランと青臭い新人がコンビで織りなす映画は珍しくない。デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークの「トレーニングデイ」なんかはまさにこの映画との共通点は多くあり、デンゼルと役所広司の俳優としての雰囲気はかなり似ている。そして、FBIと麻薬カルテルの抗争を描いた「ボーダーライン」なんかも、ベニチオとエミリー・ブラントがコンビで似ている。どちらの映画も「狼を相手にするには狼になるしかない」というテーマ性があり、この「狐狼の血」と似ている。ヤクザをグロテスクかつユーモアに描いた作品としてはアジア映画に似ていて、「アシュラ」、「新しき世界」などがある。(もともと、白石監督は「凶悪」の頃から悪い奴らの描き方がユーモアで、そこは一貫している)こう書くと、まるで既視感しかないじゃないかと思われてしまうが、この映画はその感覚を裏切る。他の映画と似通った感じかと思わせておいたら、日本映画独自の人情に溢れた展開へと変貌していくのだ。それこそ、この映画の強みであり、深い感動を呼び起こす面白さなのだ。他にも、銃の音のデカさ、容赦ない残酷描写と展開、胸を高揚させる太鼓のBGMが本当に素晴らしい。正直良いところはもっとあるし、キリがない。そして、本作は原点に回帰することもかなりある。まず、東映のロゴ映像は昔のものを使っている。今の円形の後光のようなものがある映像は使っていない。ここに原点に回帰するという意思を感じさせる。そして、二又一成のナレーションがまた懐かしさを感じさせるし、コントラストを効かせて、明るい色はよりくっきりと色合いがでるようになっているところが昔っぽい。もちろん、時代も舞台もキャラクターもストーリーも昔の任侠映画さながらで、とにかく「こういうのが見たかったんだろ」と言うかのように、見たかったものがこれでもかと出てくる。最高としか言いようがなかった。原作者の方が仁義なき戦いのファンとのことで、だから古臭さがあるのだ。そして、役所広司扮する大上のキャラクターが凄く良い。この人が魅力的ではなかったら、もはやこの映画には価値が無いと言っても同然なくらいに重要なのだが、役所広司を起用したのは本当に英断だったと思う。「警察なら、何してもええんじゃ」と言うくらいのクソッタレな奴だが、だからこそ魅力的に描かれなければならない。印象に残る映画というのは、敵も主人公くらいに魅力的に映るものだと思う。このキャラクターの素晴らしいポイントは、ただのクソッタレじゃなくて、時々名言めいた核心を突いてくるところだ。特に「綱渡り」のところは圧巻だった。この核心をつくようなセリフを、この役柄を維持したままでより説得力のあるように言えるのは、他でもなく役所広司しかいない。この役は彼にしかできなかったのだ。この映画の最大のメッセージはベテラン刑事と新人刑事の関係性にある。この映画で刑事の「心」は「継承」されていく。昨今の日本映画界、古き良き日本の映画が滅びつつある。庵野秀明監督と樋口真嗣監督が「シンゴジラ」で古き良き特撮の意志を受け継いでいった。そして、任侠映画は、この白石和彌監督が意志を受け継いでいった。この「継承」こそが、変わりつつある今の日本映画界に必要なことなのだと必死に訴えているようだった。他のキャストに関して、白石監督作常連のピエール瀧は流石の一言。出てきて素直に嬉しかった。松坂桃李の青臭さがまた凄くいい。真木よう子は龍が如く6でママの役やってたから違和感がなかったし、色気があってよかった。滝藤賢一、江口洋介、竹内豊、石橋蓮司、中村獅童と配役が素晴らしかった。必見の一作 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "強烈なインパクトを残したヤバい映画。\n 「孤狼の血」鑑賞。*概要*広島の架空都市・呉原を舞台に描き、柚月裕子原作の小説を映画化。*主演*役所広司松坂桃李*感想*白石和彌監督の作品は初めてです。役所広司、松坂桃李、江口洋介、石橋蓮司、真木よう子、音尾琢真、竹野内豊、駿河太郎、勝矢、中村倫也、ピエール瀧、滝藤賢一など、豪華キャストが凄まじい演技をしてます。特に良かったのが、役所広司と松坂桃李ですね。大上と日岡の関係性も良い。大上は、ホントに刑事なのか?って思うくらいめちゃめちゃで破天荒。捜査中にパチンコに行ったり、ソープに行ったり、放火や窃盗、日岡はそんな大上の乱暴で破天荒な捜査のやり方に疑問を持ち、劇中では異論を唱え続けてるのですが、大上は逆切れするばかり。台詞のほとんどが広島弁ばかりなので、途中、何言ってるのか解らない所もありましたが、報復のやり合いで凄く怖いし、カメラワークが上手いし、迫力がとにかく凄まじかった。もう一つ良かったのは、物語の構成。前半部分は大上、後半部分が日岡として進行していく所も良かった。アウトレイジのようなヤクザ抗争劇も面白いのですが、この作品は一味違う。アウトレイジはそんなに強烈なシーンはなかったのですが、これは凄く残った。今でも頭にこびりついてて離れないw本編が終わった後、放心状態になりました。(笑)白石監督は初めてですが、とにかく残酷なシーンが多い。今でも強烈に残るのは豚のフン、そして「真珠」を取り出すシーン。あれは最悪でしょw トラウマだよ、トラウマww人間ドラマとしてほぼ完璧。グロシーンはめちゃめちゃありますし、女性のポロリもかなりあったので、これは間違いなくR-15ですな。グロ描写やエロ描写に関してはアウトレイジを越えたかも。大上の破天荒すぎる演技が光ってて最高!いやぁ~強烈なインパクトを残してくれたな~相当ヤバい映画ですよ!でも、最初から最後までとても面白かったです!\(^^)/ " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "アドレナリン出まくり\n 呉市の観光案内みたいな映画でなくて、まずはよかった。役者さんの台詞は全編呉方言だけど、微妙にイントネーションが違う(ちょっと関西弁寄り)のが、最初は少し気になった。後半気にならなくなったけど、修正されたからなのか自分が物語の中にのめり込んでしまったからなのかは不明。暴力シーンがバンバン出てくる。グロテスクな場面もあるが、ホラー嫌いの私でも見れる程度のものだった。昭和という時代の雰囲気にはかなりこだわってたみたいで、街を歩くだけのエキストラの女性の化粧にさえ懐かしさを感じてしまった。あと、岡田桃子役の阿部純子がとても可愛いのだが、彼女の口からあっけらかんと「オ●コ」という方言が飛び出すシーンでは肝をつぶした。 " + }, + { + "date": "2018-05-12", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "伏し目がちでタバコ吸いとうなるわ\n 最速上映で観劇仁義なき闘いを警察側から描いた映画昭和63年と言うと昭和最後の年その頃の田舎でもなく都会でもない中途半端な街、広島の雰囲気がプンプン監督のインタビューで、最近は無くなった映画館からカッコつけて出て行きたくなる映画にしたいと言っていたが、随分辞めていたタバコを吸いたくなった。そんな匂いがする。傑作です。サロンシネマが出とったぞ〜 " + }, + { + "date": "2018-05-11", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "久しぶりに波と三角マークが似合う映画\n 最近見た「サニー/32」の白石和彌監督作品。本作品、WOWOWで何度も予告編を見ていて大変に楽しみにしていた作品でした。ひと言で言えば、久しぶりに東映のあの波と三角マークが似合う映画を作ったかなと思う作品。当初、主演が、役所広司さんだったので、あまり期待はしていませんでしたが、その期待は裏切られたかな・・・ま、本作品、やくざ映画と言う感じですが、警察の映画と言った方がいいかな、あとあまり褒めたくないけど、竹野内豊が、いい意味でチンピラ風の幹部を演じていたな・・・ちょっと感心した。ピエール瀧さんも「アウトレッド」ではまっていたけど、本作品も超いい感じで、あのユニフォームがお似合いでした。しかし、女性作家が書いた内容には感じないほど、男臭く、泥臭い映画だったのは意外でびっくりさせられた。ま、この手の世界って私的には美化したくないのですが、ま、内容は本当にスリリングに出来ていてよかった。ラストは綺麗事過ぎたけどね・・・・ " + }, + { + "date": "2018-05-11", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長崎の宝\n 松坂桃李くん目当てでの試写会鑑賞いい大人ですが私にはちょっと過激すぎた何度も目を瞑ってはため息。。。初っぱなからの残酷さ卑劣さに直視できませんでした初めてヤクザ映画を見ましたが警察の役所広司さんが主役なので警察の捜査や止めるための暴力シーンが多いのかと思いきや2組の組織の抗争やそれを止めさせるために足を運んで説得シーンが多くてびっくりでした捜査するのに行ったところが え?パチンコ え?ソープと遊び呆けて何してるんだと思いきや『警察だから、なにしてもええんじゃ』とセリフ通りその時代だからこそ為せる捜査に圧巻でした役所広司さんだからこそ出せる世界感が卓越すぎて他の有名俳優さんが下手に見えたのが残念でしたが役所広司さんだけで絵が持ちますし役所広司さんの演技のすごみに気づけた作品になったのでよかったです松坂桃李くんも最初は昭和っぽい職場背景にかなり浮いてるように見えましたが最後にはすっかり映画の一部となり男臭いカッコ良さが出てましたもう、ヤクザ映画は怖くて見ませんが楽しんでる方もいらっしゃるのでこれからも役所広司さんにはたくさんの作品に出演してほしいなと思います同じ長崎人として誇りに思ってます頑張ってください " + }, + { + "date": "2018-04-05", + "rating": 4.5, + "empathy": 7, + "review": "圧倒的な熱量\n これがアウトレイジに対する東映の答えか古舘さんのコメントが予告でも使われてとても印象的だったのだが、その意味がわかった。バイオレンス描写にも、下らない笑っていいのか分からないようなどぎついネタもテンポがいいためか、不思議と嫌な気分にはならなかった。そしてやはりこういう類の映画はキャストの演技力で一気に差がつくものだが、素晴らしいの一言。役所さんはもはやいうまでもないが、松坂桃李は最近どんどんすごくなってる。昨年公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』は本作と同じ白石監督だったがすごかった。そして本作でも魅力が爆発していた。白石監督作品の松坂桃李はほかの彼とは一味違う。心に訴えかけて来るものがあり、しみじみと。江口洋介もなんか久々に見たけどかっこよかった。名前が最後に出てきたのも納得。真木よう子などの脇を固める役者陣も完璧。安定感があった。白石監督評みたいになって申し訳ないが、彼の作品には原作は一応あるものの、ラストの怒涛の展開で一気にやられるのが多い。後味がめちゃめちゃいいのだ。ハッピーエンドとかそういう問題ではなく、いい映画を見たという感情が残るのが良い。やはり日本映画界で一番好きな監督だし、最新作は毎回楽しみ。 " + }, + { + "date": "2018-04-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "2018.3.29 試写会 よみうりホール R15+ 男泣きしまし...\n 2018.3.29 試写会 よみうりホールR15+男泣きしましたよ、女だけど。孤狼の血…聞き取れなくて半分くらい付いて行けてなかったけど面白かったし昭和だし過激。過激なのは覚悟してたから目もそらさずに観ました。ちょいちょい笑いも入れつつ男臭くてストーリーもしっかりしてて見応えある。途中からさらに面白くなる。「こんな濃いヤクザ映画は久しぶりだ」と劇場から出てきたおじ様が言っていた。エンドロール皆んなかっこいい!驚いたのは原作女性の方なんですね。夜の桜並木を肩で風を切りながら帰りましたよー。 " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "遂にきた!東映の看板路線\n 映画館で予告編を観た。東映に脈々と流れる「不良性感度」予告編でも本気が伝わってきた。「仁義なき戦い」の薫りがする。公開が待ち遠しい。 " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "争う男たちのバトル!\n 想像以上に熱い映画!試写会の会場が熱気で満ち溢れるほど、ヒートアップする狂熱!終わった後最初に発した言葉は「熱い」でした(笑)会場の温度が高かったからなのか、気持ちが高ぶっていたからなのか?冷めやらぬ熱気に、体は火照りまくり(笑)舞台は昭和60年代、まだまだ秩序なんてあってないような頃。ヤクザと女と刑事のドロドロとした暴力とエロスがスクリーン一杯に描き出されていました!「喰うか喰われるか」、まさに男同士の熱い抗争が息つく間もなく続きます!共演者の方々はみなさんベテランばかり。役所広司さんのタバコを吸う姿に痺れます!江口洋介さんのパリッとしたスーツ姿も、何者にも真似できないオーラを放っていました。みなさん、渋いですね〜。暴力団同士の抗争に巻き込まれて行く、エリート新米刑事と破天荒刑事。異色な組み合わせがタッグを組んで、ヤクザの暴走を止めにかかります。新米刑事は松坂桃李さん。破天荒刑事は役所広司さん。雰囲気も貫禄も兼ね備えた二人だからこそ、この映画は完成されたのでしょう!血で血を争うバトルが続き、命の危険と常に隣り合わせという…なかなかのハードボイルド作品。男性優先の試写会ということでしたが、なるほど確かに女性には少々過激かもしれません。それでも、観終わった後の躰が痺れるような感覚は、なかなか味わえるものではありません。「警察じゃけえ、何もしてもええんじゃ」という言葉が通用する、昭和の男たち。血で血を争う、孤狼の男の抗争に圧倒された2時間6分でした(^^)今回試写会には、出演していた阿部純子さんが登場してくださいました!男ばかりの世界に、唯一可愛い女性として登場した阿部さん。彼女の出演が、この尖った世界をソフトにしてくれました。ありがとうございました(o^^o) " + }, + { + "date": "2018-03-30", + "rating": 4.5, + "empathy": 5, + "review": "モラルとアンモラルの上を綱渡りをする映画\n いつもだったら絶対観ない類のヤクザ世界の映画なんですが・・・昭和も末期の63年。広島県呉原市では広島の巨大暴力団組織五十子会系の加古村組と地元の暴力団組織・尾谷組の小競り合いが続いていた。そんな中、加古村組のフロント企業のサラ金企業の金庫番が失踪したと、失踪した金庫番の妹から呉原東署に相談があった。捜査に乗り出したのはベテラン・マル暴の大上(役所広司)。彼には、新人刑事の日岡(松坂桃李)が部下として同道する・・・といったところから始まる物語。東映ヤクザ映画なので、ふたつの対立する暴力団の抗争ものかと思いきや、主役はマル暴の警察。その上、映画がしばらく進むと、日岡は県警本部監察から送り込まれた内偵者だということが判明する。内偵の内容は、尾谷組べったりの大上を賄賂なりなんなりの悪徳警官として処分するだけでなく、彼が14年前のふたつの暴力団抗争に乗じて、加古村組の若い衆を殺したのではないか、ということを立件することにある・・・と展開し、俄然、面白くなります。香港映画『インファナル・アフェア』の変型のようにも思えるのだけれど、とにかく、二つの暴力団と警察組織の三すくみ状況にミステリー要素を盛り込んだところが興味深い。過去の事件の真相がどうだったのか、内偵者・日岡が事実を掴むのか、さらに、そもそも火種を抱えたふたつの暴力団組織はどうなるのか・・・とスリリングな要素がてんこ盛り。・・・と娯楽要素もたっぷりな上、ふたつの組織に挟まれて、どのように(正)義を通すのか、誰のための国家組織なのか、というあたりを巧みに盛り込んだ脚本も上手く、東映映画だからといってヤクザに寸分の思いやりをみせない白石監督の演出も素晴らしい。「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」とはこの映画の惹句だけれど、「東映じゃけぇ、何をしてんもええんじゃ」と言わんばかりに、モラルとアンモラルの上を綱渡りをするこの映画、もしかしたらこののち「傑作」と呼ばれる映画になるかもしれません。 " + } + ] + }, + "211": { + "title": "空飛ぶタイヤ", + "reviews": [ + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "本木克英監督&長瀬智也なら違うタイプの作品のほうが…\n 池井戸潤の小説の初映画化。池井戸原作のテレビの連続ドラマはかれこれ10年近く人気を博してきたのに、映画が作られなかったのには理由がある。企業小説や経済小説と呼ばれる池井戸作品は、銀行を含む複数企業の組織の概要と人物相関、また主要登場人物の生き様を見せつつ、不正に立ち向かう人々の群像を描く。情報量の多さゆえに、2時間程度で語るのは無理があるのだ。案の定、本作はストーリーを駆け足でなぞった印象を否めない。赤松運送社長に長瀬智也という配役にも違和感。運送業界は全国規模の大手に押されて、赤松のように単独事業所で操業している中小企業は、ぎりぎりの資金繰りで苦しい経営のはず。長瀬にはスターのオーラがあり、泥臭い運送屋の社長には似つかわしくない。本木監督も「超高速!参勤交代」のような喜劇は得意だが、シリアスな企業ドラマは向かないと感じた。このタッグなら、コミカルな活劇のほうがはまるのではないか。 " + }, + { + "date": "2019-08-13", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "闘うオトコは美しい\n 強い信念と覚悟を持って静かに、そして激しく闘志を燃やす姿はまさに「漢」だが闘うオトコはいつも孤独…しかし個々で奮闘していた異業種のオトコ達の点と点とが線となり巨悪を穿つ鉾になり得た。現代社会において信念を曲げず自分らしく生きていくのは難しい昨今私は今までどう生きて来たのだろう…人はおおむね何らかの「組織」に帰属しており上下のはざまに位置していて、悪い所を感じても見て見ぬ振りする部分が少なからずあると思う。映画の中盤、沢田(D・フジオカ)に赤松(長瀬)が1億円というテイの良い「手切れ金」の申し出をキッパリ断るシーンが私の中では一番のターニングポイントでありベストシーンでした。大人なら受けとっていたかもしれませんし受け取らなっかた闘うオトコの姿は見かたによっては意地を張った子供かもしれません…「大人」とは悪を飲み込み善を語る、言わば「いい格好しい」だと子供の頃の私は思っていました。そして大人の振りをして飲み込んだ悪を吐き出す子供の様に自分の思いに忠実に生きてみたいと今の私は思うのでした。【追記】オトコを支える数少ない女性助演の深田恭子と小池栄子の存在!!   そして高橋一生、寺脇康文もちろん   ムロツヨシでさえカッコ良く見えた!2018/07/19 劇場にて鑑賞 " + }, + { + "date": "2019-08-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "長瀬主演は微妙過ぎだったな\n 全体的に意味不明なまま突っ走って逆転勝利みたいな感じ。これ映画じゃなくてドラマにした方が良かったかな。長瀬くんも変に熱くもないし大体喧嘩口調だし。社員を想ってる割には選択がチグハグだし。沢田も中途半端な正義感を持ってる割には途中で投げ出しちゃうし、内部告発もよくわからないまま進んでいくし。全てが中途半端だな。深キョンが綺麗だったな。なんか口調が変だったけど。 " + }, + { + "date": "2019-07-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 10, + "review": "『ダンスウィズミー』の予告編と同じ、「マジか!」byムロツヨシ\n  巨大企業の隠蔽体質。それに立ち向かう中小企業の社長。従業員やその家族のことを考えての決断の瞬間が見どころでもあった。多くの泣き寝入り運送会社に全国行脚。石川県の言葉が聞けたので嬉しかった。最終的にはお隣富山県の会社の元整備課長(佐々木蔵之介)の資料が役に立ったけど、これでもまだ不十分。内部告発する勇気のある人間がいてこその不正暴露だ。 内部告発しても簡単にはクビにできない世の中にはなってきているけど、閑職に追いやられることは頻繁に起こっている。ディーン・フジオカ演ずる販売課長が栄転するといったエピソードは稀なんだろうけど、彼の決断もまた新部署で相手にされなくなったからだった。昔のように辞める覚悟がなきゃ男意気ってのを感じられないのも潮流なのかもしれない。 中小企業を舐めんなよ!の台詞が好き。結果は大逆転劇というものだったけど、多くの社長さんなら1億円の補償金で納得するのだろう。おかげで社長に死ぬまでついていく従業員も増えてはくるが、もし闇に葬られていたら・・・と考えるだけでゾッとする。 " + }, + { + "date": "2019-07-07", + "rating": 1.5, + "empathy": 0, + "review": "二番煎じ\n 下町ロケットと重なる要素が多くて、またこのパターンなのかと新鮮味が感じられず。そして池井戸作品=TBS日曜劇場のあの感情表現豊かなイメージが強くて、この作品ではその演出がどうにも物足りず感じてしまって面白くなかった。しかも後味が悪い。 " + }, + { + "date": "2019-06-29", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "正義は勝つ!\n 原作を読まずに観ましたが、ストーリーが最初から最後まで、とても面白かった!どんなに辛くても、屈強な相手に負けずに、正義を貫くことが、そして、勝つ姿がとてもかっこよかった。\"正しいことをしている人は、自分から諦めることさえしなげれば、必ず勝つことができる!\"そんな大切なことを学びました!役者さんの演技も素敵で、特に長瀬さんの演技は、最高でした! " + }, + { + "date": "2019-06-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 4, + "review": "小が大に立ち向かう…だけど、微妙な感じ。\n レンタルDVDで鑑賞。原作は未読、連続ドラマW版は未見です。池井戸潤原作ならではの、小が大に立ち向かうことで生まれるカタルシスが味わえることを期待していました。しかし、「半沢直樹」や「下町ロケット」シリーズを観ていて感じたような、めちゃくちゃ胸熱な興奮を抱くことも無く、何だかあっさりと全てが片付いてしまった印象でした。原作は講談社文庫版だと上下巻というボリューム。それを2時間に落とし込もうとしたのが間違いの元だったのではないかなと思いました。全体的にストーリーが駆け足になっている感は避け難く、感情の掘り下げ方が浅過ぎたために、痛快さも溜飲の下がる想いも抱けなかったのではないかなぁ、と感じました。赤松運送、ホープ自動車、そして被害者遺族…などなど多くの登場人物の関係を追うのに時間も物語も足りていないように思いました。連ドラだとそれぞれをじっくりと描けたはずなので、もしかすると池井戸潤作品は映画化には向いていないのかもしれないなぁ…。長瀬智也が爽やか過ぎて、中小企業の社長に見えないのも難点。泥臭さが無い!(笑) 何となく、地べたを這い擦り回っている感じを受けない!余談―。キャストの殆どが「相棒」シリーズや「日曜劇場」などで放送されて来た池井戸潤原作連ドラへの出演経験者で占められていました(笑) 観ていて安心感がありました(笑)寺脇康文と岸部一徳が取調室で向かい合うシーンは、まるで亀山くんVS小野田官房長!?(笑)そうそう、それに津田寛治と高橋一生の組み合わせ、どっかで見たことがあるような…あ、「シン・ゴジラ」だ!(笑) " + }, + { + "date": "2019-06-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "意外に重たい・・・。\n 流石は池井戸潤 作品。企業に立ち向かう様が相変わらずかっこいいです!今回の話は重たい感じがしました。やっぱり人の死が関わっていたからかなー⁈全体的に早足な印象も受けました。ドラマとの違いが明白出ていた大きな点ですね。だからTVドラマでじっくり見たいとも感じました。総評当たり前なんだけど、コンプライアンスって大事ですね。 " + }, + { + "date": "2019-05-12", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "つまらなかった\n WOWOWを観てから観た為かつまらなかった。自分的にはWOWOWだと長過ぎ感がしたので映画で上手くまとめられているか期待したが残念。WOWOWの役者の方が良かった。 " + }, + { + "date": "2019-05-09", + "rating": 1.0, + "empathy": 1, + "review": "浅く薄い\n ダメだと分かっていても、どうしてもドラマ版と比べてしまう。原作を読んでいないから、「ここは映画のほうが原作に近いよ」という場面もあるだろうけど、ドラマ版がそれなりにきちんとしていたから、映画はなかなか駄作だと思ってしまった。・ディーン・フジオカの演技が見ていられない。「アホか」(クソが、だっけ?)…完全に棒読みやん。・宮さんが赤松社長に寄り添ってないところが悲しい。・榎木の癖のある喋り方、どうしてそうなった・榎木と井崎が元恋人って、どうしてそうなった・池井戸潤の原作を2時間に収めようってんだからそりゃ無理があると思う。登場人物多すぎて大混乱。豪華なキャスト集めればいいってもんじゃないと思う。・高橋一生、メインの中の一人だったはずなのに、登場シーン少なすぎ。。。・映画ならではの壮大さとかが皆無唯一、沢田と奥さんのシーンが出てこなかったのが良かった。ドラマ版で本上まなみさんが演じていたこの役、甘ったるいしなんか浮いてて嫌いだったから。何も残さず走り抜けてった映画でした。 " + }, + { + "date": "2019-05-09", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "池井戸作品の良さがどこいった\n 仲村トオル主演のWOWOWドラマ版が好きな作品でした。話の流れとしては同じ作品なんだけど。かなり詰め込んでアレンジして、池井戸作品の駆け引きの面白さが無くなってました。残念。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作がいいんだから\n 間違いなかった。期待通り。ストーリーが面白ければいいのかなって感じ。現代なのに髪型とか写し方とか、ちょっと一昔前の感じがしたのがなんでだろー、と。色んな組織の人が出てきて、ちゃんと回収できるのかと思ったけど、上手にできていた。最後はスッキリしました。被害者のことだけは忘れてはいけないですね。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "中途半端な善人\n 某自動車メーカーのリコール隠しに材を取った企業ドラマ。トラックのタイヤが外れて飛ぶんなんて、常識では考えられないのだが、これを無視するどころか責任転嫁のうその報告書を出す、なんて悪人としか言いようがない。整備不良とされた運送会社の社長が人の命がかかっているとして、徹底的に追及、声なき声に助けられ、警察が動くという展開は勧善懲悪で、ある意味痛快。 " + }, + { + "date": "2019-05-05", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "残念すぎる\n WOWOWにて鑑賞。池井戸潤の原作も既読。池井戸作品はテレビや映画では引っ張りだこ。公開当時見に行くか迷った作品。感想としては映画館に行かなくても良かったと思った。色々な意味で脚本に穴が空きすぎる。いらないセリフや演出がたくさんある。約二時間に入れ込まなきゃいけないので仕方ないかもしれない。それと主役の長瀬智也の演技が酷すぎる。赤松運送は倒産の危機に陥っているはずなのに長瀬智也の演技はその危機感が感じられない。赤松は必死になって泥臭く駆けずり回ってその結果運命が切り開かれていくのだがこれが演技から感じられない。次から次へと襲ってくる危機。それごもうダメかと諦めてしまうドキドキ感が原作にはあったが色々と割愛されすぎ。原作はとても面白かったのでこの作品のクオリティに残念としか言いようがない。 " + }, + { + "date": "2019-05-02", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "童話のようなタイトルwww\n 赤松はいつ被害者遺族と仲良くなったのか。「やっぱ弊社が原因やなかったで!」とノリノリで報告でもしたのか?被害者遺族はそれを聞いて遺族は赤松と本当に仲良く出来たのか?っていうか、これ赤松が奔走しようが挫折しようがまったく関係なく、銀行サイドの暗躍だけで真相は暴露されてたよね。 " + }, + { + "date": "2019-05-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ\n 映画「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)から。ストーリーは、予想通りの展開だったので、驚きはなかった。テーマの1つである、大企業によるリコール隠しの現実が、浮き彫りにされたけど、主役は誰?と思うような場面も。(汗)そんな中、大きな組織であればこそのセリフが面白かった。「誰が書いたかわからない書類は握りつぶされるでしょう、それがウチの社風です。発信する前にはまず名前を名乗る」「君にとってベスト職場と言うのはどういうものだろうか?」「ベストかどうかを言っても仕方ないと思いますが、会社には戦略がありそれに沿った組織作りがあるわけですから」「私どもの組織と言うのは、若干一般には理解しづらい部分もありまして、正直いつ調整がつくのかわからないところがあります」「澤田課長がどんな素晴らしい企画を立てても、現場で通すのは不可能です。企画の中身ではなく、政治的な判断で」など、大きな組織になればなるほど、あり得そうな会話だな、とメモをした。そして、大企業のリコール隠しを捜査した刑事が、狩野常務に向かって、取調室で言い放つセリフが、面白かった。「ホープ自動車っていや名門企業じゃねえか。名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ」そうそう、今回の作品は、このワンフレーズに尽きるな。 " + }, + { + "date": "2019-04-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "諦めない気持ち\n 譲れない気持ちを貫いた先に見えるものは。 " + }, + { + "date": "2019-04-22", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "終始重苦しい雰囲気\n 原作は読まずに、主題歌がかっこよかったから観ました。半沢直樹のような、大企業体質から生まれた不正への逆襲ストーリーだろうなと思って観ましたが、その通りでした。運送会社が起こした脱輪事故の原因を巡る調査がテーマ。主人公だけでなく、色んな所に正義感を持って立ち向かう人がいて、彼ら個人の小さな抵抗が最終的に勝利につながるというのは良いストーリーの作りだなぁと思いました。ただ、始まりから終わりまで終始重苦しい雰囲気で、不正を暴く鍵を見つけた時の快感とか、勝利の爽快感があまりなかったのがとても残念。クライマックスで畳みかけるようにパズルのピースが揃っていって、相手が勝利を確信したところで大逆転!みたいな話だったらもっと楽しめたかもしれない。さて肝心のサザンの主題歌はというと、曲はもちろん最高なのですが、歌詞と映画がマッチしているかというと微妙。死亡事故が話の軸なので、サザンのどこかコミカルな雰囲気はアンマッチでした。どちらかというと出世争いの歌なので、半沢直樹の方が合ってそうです。 " + }, + { + "date": "2019-04-12", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "もしかして偏見かも\n 人は、富や権力の為にそんなに非常になれるものなのだろうか…私の父もかつて社長をしており、とは言っても小さな印刷業で社員は母とその他1人の細々としたものだったにもかかわらず地方テレビ局の名刺などを作るほどの大仕事もやっていた。そこそこの組織と渡り合っていたのだなと今になって思います。もしかして父も灰色の組織の一員だった頃があるのかも知れない、そんな気にさせるこの作品でした。今は多種多様な作品が自由に作られる時代、それでもまだ上からの圧力がかかり最初からボツになる物もあるのかと思います。それもまた何かしらの圧力が作品作りの妨げになっている事もあるのでしょう何が言いたいのかよく分からなくなってきたもしも自分がそんな上の立場の人間になったら、右に倣えで大差ないのかな、どうなんでしょうねそこんところ教えてくださいよ〜〜ゴーンさんでわでわ " + }, + { + "date": "2019-04-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "現代版 山崎豊子作風 池井戸潤\n 社会派ドラマ、特に実在事件をモチーフにしている作品は非常におもしろい。共通して描く小さな存在が大巨人に立ち向かう。そして勝つ。誰もが好きな水戸黄門的な展開なんだね。描くに時間が短いとか、セリフが足りる足りないと様々なご意見で賑わっておりますが、ま、これはこれでいい。だって映画にしたんだから。まー俳優陣の豪華さと、キャスティングだけでも楽しめました。ホント豪華✨私は大企業に勤めていますが、映画やドラマで会社のワンシーンで違和感がいつもあるのは、配置転換や異動内示が人事部から発せられる。この映画もそうだ。何千人も勤務する大企業の中の異動対象者に人事部が辞令を出すのか?人事部が、その人の何を分かっているの?辞令は、所属部門の管理職でしょ。うちだけかな?? " + }, + { + "date": "2019-03-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ストーリーが面白い\n 池井戸作品だけあってストーリーが面白い!華のあるキャスト陣も娯楽作品としてはハマっててDVDで見るには十分楽しめた。 " + }, + { + "date": "2019-03-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。 ただ死ぬだ...\n 二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。ただ死ぬだけの谷村美月に衝撃(笑)ディーンもちょい大袈裟気味か。大きな権力に呑み込まれる理不尽さ。実際にはもっともっと酷いことがたくさんあるような気がする。所詮、庶民は泣き寝入りするのが当たり前。せめて映画の世界だけでも…深キョンが嫁って、目のやり場に困る(笑) " + }, + { + "date": "2019-03-04", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "できるだけ低予算で・・・\n 池井戸潤の作品を見るには低予算に限る。してはならないのは1)基本料金で見ること2)割引があっても1000円以上で見ること3)お金を出して。。DVDなどのレンタルで見ることしまった。。3)をしでかした。ということで、内容は、こんなもんなので可能な限り、金を使わずに見るべし。コスパが高いことを喜ぶこと必定!・・・ちなみに、内容。。。。。それを語ることを求めてはならない! " + }, + { + "date": "2019-02-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "わかりやすくて面白い! ベタでありきたりなストーリーかもしれないけ...\n わかりやすくて面白い!ベタでありきたりなストーリーかもしれないけど、これはこれで良いと思う。映画だからといって、下手に狙ったり無理に難しくする必要はないかと。まぁ、企業の闇の深さや解決までのステップが多少薄っぺらいかなとは思うけど、2時間の映画でこれで十分良かったと思う。てか、深キョン好きなんだけど、なぜにこれでアカデミー賞にノミネートされてるの?あと、サザンの歌が合ってない。 " + }, + { + "date": "2019-02-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "強い信念\n 何事にも屈しない強い信念があれば成せる事。普通なら泣き寝入りするしかない。WOWOWで見たストーリーではあるが、やはり感動できた。 " + }, + { + "date": "2019-02-11", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "映画じゃ短すぎる。\n 池井戸作品の中でも実際にあった事故、事件を下敷きに作られた「空飛ぶタイヤ」その内容から民放でのドラマ化は困難と言われ、WOWOWで2009年中村トオル主演でドラマ化された。視聴料金で成り立つWOWOWなら出来るドラマで、内容も満足いくものだった。やはり、それと比べてしまう。最初から映画の枠に納められるのか不安だったけど、やはり無理だったな~と。モンタの件にしても一瞬だったし、PTAの件は話だけ。せめて、前編、後編の2本に出来なかったかな。残念な仕上がりでした。 " + }, + { + "date": "2019-02-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "下町ロケットの方が良かった\n 最後が足早すぎて少し物足りないと思ったのは私だけでしょうか? " + }, + { + "date": "2019-02-06", + "rating": 1.5, + "empathy": 1, + "review": "キャスティングミス\n 空飛ぶタイヤ/2018★★☆☆☆ キャスティングミス。・まずはキャスティング。長瀬智也という時点で映画館で見る気にならなかったからレンタルしたけれど、いい判断だった。ディーン・フジオカも全く合ってないし、高橋一生はあまり印象に残らない。そのせいか、ストーリーは薄っぺらく感じてしまったなぁ。大企業とはなにか、組織とはなにか、そんなものはこれまでの池井戸作品を見れば分かることだけれど、大逆転的な展開はなく、大企業側が自らの過ちを正していくストーリーであるだけに、映画ではなくドラマの長尺で描いた方がよかった気がする。もっと、個々に焦点を当てて挙げないと難しい。エンディング曲もなんだかミスマッチ。2019-001 " + }, + { + "date": "2019-01-28", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "あっという間の120分\n ちょっと物語のスピードについていくのが大変だったけどグイグイ引き込まれてあっという間に終わった…終わった後のスッキリ感が最高でした。ただ、長瀬智也さんがかっこよ過ぎて町場の運送屋さんには見えなかった。。ディーン フジオカとのラストシーンは色んな意味で美しかったです。 " + }, + { + "date": "2019-01-25", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "利益優先、巨大企業の恐ろしさを垣間見る\n この事故によってではないが、リコール隠しと言う形で利益を守ろうとする気持ちは分かる。実際はもっとスマートな形で行われるであろう隠ぺい工作だが、本気の巨大企業の圧力に抗える中小企業や個人は居ない。白いものも黒くなるレベルの事が出来る。作品の中では内部告発での情報が決め手になった形だが、充てているキャストからすればそうなるのが自然か(笑)利益が優先されるのが当たり前な世の中だからこそ、人間の意思や意地が共感をよぶのだろう。ラストの赤松と沢田の邂逅はムダなカッコつけにしか見えなかったので、どうせならその後ホープ自動車はどう変わったか?事故で叩かれた運送屋はどうなったか?被害者遺族の事など並べてくれた方が良かったと思う。 " + }, + { + "date": "2019-01-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "きっとリアルにある話\n 空飛ぶタイヤ。題名からして勝手に飛行機を飛ばすお話だと勝手に思い込んでました。ですが、冒頭からすでに違い、完全に自動車整備工場のお話でした。タイヤの不備からくる事件について、社長が真相を追っていくお話でした。実際にこういった隠ぺい問題はたくさんあるだろうなと思いました。次々と進む展開にとても見やすくてよかったです。長瀬智也さんかっこいいですね、年取ってもしぶくてかっこいい。 " + }, + { + "date": "2019-01-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "好きな池井戸潤作品の1つ\n 過去のドラマ化の時点から気になっていたが、映画で初めてストーリーを見た。大企業の組織体制や世の中の力の流れが、分かる作品。自身も大企業に働いているが、同様のケースは良くあると思う。正しいことが正しい訳ではなく、偉い人が正しい。それが会社だと思うが、この映画の様な世になれば、もっと生きやすいと感じさせられた。 " + }, + { + "date": "2019-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "コンプライアンス(法令遵守)の重要性\n トラック運送会社のトラックのタイヤが脱輪。死亡事故まで起きる騒ぎに。運送会社社長をキッカケにリコール隠しを暴く御話なのだが、、、。私的にはコレ、事故を起こしてしまったら会社の御話、リコール隠しを暴く物語だけとは思っていない。民間会社では特に重要なコンプライアンス(法令遵守)の御話だと1番に思った。(最後に長瀬智也の言葉に一言だけ出てきましたね。)主役の運送会社社長の長瀬智也だけでは無く、トラックメーカー営業課長ディーン・フジオカ、銀行担当高橋一生など他の人間まで巻き込んで焦点を合わせているのがその理由だと思う。会社の為、上司の為、自分の為、家族の為と言いつつ行ってしまったとしても違反な物は違反。会社としてはコンプライアンス違反である。違反すれば現代ではかなり社会的信用性を失う事になる。会社も問われる。人間性も問われる。バレなきゃいいでは無い。それがコンプライアンス。そこにスポットを当ててくるなんて思ってもみなかった。違反・隠蔽に周りが気づく事が大事。誠意を持って対応する。短い時間良く描いたと思う程。是非民間会社の管理職以上の方々には観てもらいたいな。今年度アカデミー賞作品賞ノミネートも納得である。 " + }, + { + "date": "2019-01-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "闘う企業戦士たちが起こす奇跡と、讃歌。熱き池井戸ヒューマン・エンターテイメントにしびれろ!\n TVドラマでは度々映像化され好評を博している池井戸潤作品だが、意外にも映画化は本作が初めて。正直池井戸作品の映像化は記録的高視聴率をマークした『半沢直樹』しか見てないが(久々にドハマったTVドラマ)、それでも多少はその面白さを知ってるつもり。『陸王』も今大評判の『下町ロケット』も面白そう。なので、本作も非常に楽しみにしていた。もし地元の映画館で上映してたら、何の躊躇も無く観に行ってた事だろう。池井戸作品で一貫して描かれるのは、中小企業戦士の闘い。企業の構図とか、殊に本作の場合自動車業界の専門的な用語も飛び交い、全く小難しくないとは言えないが、それも分かり易く描写。とにかく、話が本当に面白い!片時も飽きず、グイグイ引き込まれた!トラックの脱輪事故が起き、子連れの若い母親が命を落とした。事故の原因は整備不良とされ、運送会社社長・赤松は世間からバッシングを浴びる…。もし実際にこのような事故が起きたら、我々は、報じられたニュースをそのまま信用するだろう。全て悪いのはこの運送会社。人殺しの会社…。ネット上では悪口や悪質な書き込みが生き甲斐の輩の誹謗中傷の超大型台風…。でも…本当に否があるのはこの運送会社なのか…?本当に原因は整備不良なのか…?赤松運送では、整備には何の落ち度も無い。寧ろ、チェックは完璧以上。では、何故…?事故原因に納得いかない赤松は、独自に調査を始める。すると、以前にも他県で似た事故が起きていた事を突き止める。しかも、製造元は同じ大手自動車メーカー、ホープ自動車。整備不良という事故原因を下したのもこの大会社。赤松はホープ自動車に再調査を依頼するが、門前払い。何か、ある…。赤松の前に立ちはだかったのは、販売部課長・沢田。組織人で、野心家。てっきり沢田が『半沢直樹』で言う所の香川照之の役回りかと思ったら、違った。沢田も事故原因を不審に思い、会社内のつてを頼り、調べ始める。そして浮かび上がる大企業の闇の数々…。事故原因は運送会社の整備不良ではなく、ホープ自動車側の構造上の欠陥。それを認知しながらも隠蔽した、“T会議”なる上層部の秘密会議。大会社のリコール隠しが全ての原因であった…!立場の違う男二人が各々の正義を貫き、大企業の闇に立ち向かう。対立し合うが、お互いにとって本当の敵ではない。本当の敵は…。リコール隠しを突き止め、間もなく週刊誌にも掲載される。やっと、真実が…!ところが…敵は強大なる大企業。たかだか中小企業の人間や内部の一人の力で敵う相手ではない。沢田は今回の件を外れる代わりに望みの部へ異動。赤松と補償金で済ませるよう対処もさせられる。一方の赤松は…。“人殺しの会社”に仕事は回って来ない。銀行から融資の断り。それ所か、返済要求。遺族側から裁判の訴え。経営危機どころではない。絶体絶命、崖っぷち、万事休す…。先代であった父から会社を引き継いだ赤松。俺は社長の器じゃない…。それでも、会社と社員とその家族を守る為に闘うと誓った。それなのに…。赤松の心を何よりも深く突き刺したのは、遺族の夫の悲痛な叫びだろう。何でウチなんだ。妻が何か悪い事でもしたのか。それでも人間か。人一人が死んだんだ。そう、人一人が死んだんだ。それなのに、どいつもこいつも大事なのは、保身。本当に分かっているのか…?人一人が死んだんだという事が。大企業は必ずそれを認めない。認めない所か、何事も無かったかのように知らぬ存ぜぬ。こっちに否は一切無く、全て悪いのは末端。大企業よ、愛する人を失った遺族の悲痛の声に、責任を丸投げされた末端の苦しみの声に、耳を傾け、聞け。何度も何度も窮地に追い込まれながらも、赤松は諦めない。守ると誓った会社の為に。社員の為に。家族の為に。亡くなった被害者や遺族の悲しみと無念を晴らす為に。汗水垂らし、靴底を減らし、頭を下げ続ける赤松。その姿を嘲笑する奴は、人間じゃねぇ。こんな人間臭い社長になら、ついていきたいと心から思わせる。そう思わせる大企業の社長が、一体何人居るだろう。勿論、居るのは居るだろう。が、これが大企業と中小企業の違い。背水の陣で挑んだ闘い。到底一人では無理。決心の覚悟で挑めば、必ず味方は現れる。絶対無いと思われていた不正の決定的証拠を託され…。同じ思いの者たちを信じる。一人が諦めず立ち向かい続ければ…。今度こそ。きっと、届く筈だ。俺たちの闘いと正義と信念が。そして遂にやっと、奇跡が起きた。いや、闘い続けた彼ら自身が奇跡を起こしたのだ。苦闘は必ず報われる。本当に胸のすく展開。これが、池井戸作品の醍醐味。中小企業戦士たちへの讃歌。原作はもっと豊富なエピソードがあるらしく、原作既読者の間では賛否になってるようだが、原作未読者としては文句は何も無い。テンポ良く、飽きさせず、見応えあり、コミカルな作品が多かった本木克英監督の演出も上々。長瀬智也にこの熱い主人公はピッタリ。組織人として、一人の人間として、葛藤するディーン・フジオカが好演。この男二人が魅せる対立しながらも…の姿には男ならしびれる。周りにも実力派が大勢。この人とこの人はあの作品やこの作品で…と思いながら見るのも楽しみ。そんな中で一人、高橋一生の演技がちと拙かったなぁ…。それから、先日発表された日本アカデミー賞ノミネートで長瀬の妻役・深田恭子が助演女優賞に挙がったが、そんなに印象や出番、あった…?エンディングのサザンの主題歌。よくよく聴けば何と言うか異色の歌なんだけど、何度か聴いていると味がある。その昔、山崎豊子原作の社会派小説が多く映画化され、極上の骨太エンターテイメントとして今見ても非常に面白く、池井戸作品もそのように本作を皮切りにもっと映画化されて欲しい。そう思わせてくれる、熱きヒューマン・エンターテイメント!間もなく公開の『七つの会議』も楽しみだ。 " + }, + { + "date": "2019-01-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ED曲が違和感でしかない。。。\n 2019/01/19 DVD鑑賞。映画館で見逃した原作ファンとしては非常に楽しみにしていました。内容はお馴染みの池井戸作品らしく「アンフェアに立ち向かう・正しいマイノリティは必ず救われる」がきっちり盛り込まれた気持ちの良い映画でした。が、評価は無難に2.5。原作の中でフォーカスすべき部分が薄っぺらい!それでも「終わりよければ全て良し」ということわざがありますが、終わり方がスッキリしなかったのがこの作品の残念なポイントです。ED曲のタイトルは「闘う戦士たちへ愛を込めて」映画を意識した曲と思わせますが曲調が見事にマッチしていない。歌詞もサラリーマン金太郎で使われそうだし。。。なぜこの曲が採用されたのか。それは本作のホープ自動車がそうであったように大きな組織の弊害(=ショービジネスのしがらみ)なのかもしれません。※サザンはよくカラオケでも歌いますし大好きです。 " + }, + { + "date": "2019-01-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "何でこれが日本アカデミー賞?\n 先に言いますが、この映画はあまり好きじゃなかったです。ストーリー自体は池井戸潤らしく良い内容だと思うのですが、それでも正直微妙でした。自分は池井戸潤の映像化作品は好きな方です。ドラマでは、「半沢直樹」は面白いと思いましたし、「下町ロケット」や「陸王」も好きで観ていました。彼の小説自体はそんなに読んでいませんが、映像化映えする作品が多いと思うので、初映画化となるとどんな作品になるのか、期待を膨らませて観に行きました。「半沢直樹」のようにスカッとする話なので、この映画が好きという人の気持ちも理解できます。しかし、個人的な期待は外れました。キャストが結構豪華だったのですが、役に合ってない人が多く感じました。約二ヶ月前に観た「孤狼の血」はこれに匹敵するくらいキャストが豪華ですが、ほぼ全員演技が良かったです。なのにこの差は一体…?まず主人公を演じた長瀬智也はあまり社長らしさが出ていませんでした。彼は決して下手では無いと思いますが、社長ではなくただの長瀬智也に見えてしまい、映画から気持ちが離れる事が多かったです。その他、ディーン・フジオカや高橋一生も良い味を出してるとは言い難かったです。特にディーン・フジオカは日本アカデミー賞の助演男優賞を取れる演技だとは思えないです。刑事を演じた寺脇康文も典型的過ぎて、正直「相棒」のあの人にしか見えなかったです。良かったのは、主人公の妻を演じた深田恭子、そして社長の岸部一徳です。深田恭子は綺麗ですし、健気な妻を好演していた気がします。岸部一徳は、不祥事を圧力で揉み消そうとする社長を憎たらしく演じていて良かったです。話の展開も、シーンの移り変わりが激しく変わり、置いてきぼりになりそうでした。なのに、中盤でディーン・フジオカのシーンがやたらと多くなります。一応彼の人間性を描きたかったのだと思うのですが、それでも要らないと思った部分が多かったです。とはいえ、後半になると被害者遺族の心情や他の運送会社の行動が描かれるようになったので、そこでだいぶ良くなった印象です。正直ドラマの総集編みたいな映画に感じたのですが、地上波で出来ない理由は聞いてます。この映画は実際にあった自動車のリコール隠しを題材にしているので、自動車企業のスポンサーが多い民放では難しいとの事です。だったら尚更ドラマでは出来ない事をするべきだと思うんです。車の事故シーンはCGではなく、実際に撮る方が緊迫感は出ると思いますし、遺体の描写も周りに血が付着していないと事故の悲惨さがあまり伝わりません。日本ではその撮影が難しいのかな…ハンドカメラの部分も固定カメラでやった方が映画自体の質は良くなるはずです。内容自体は良いのですが、とにかく演出面で微妙に感じる部分が多かったです。なので、これが日本アカデミー賞の作品賞にノミネートされる作品というのが疑問に思います。 " + }, + { + "date": "2019-01-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "映画としては配役もよかったしわかりやすかった。ドラマで見たかったか...\n 映画としては配役もよかったしわかりやすかった。ドラマで見たかったかも。最後の終わりかたは少しカッコつけすぎかなぁ 笑 " + }, + { + "date": "2019-01-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "判っているのに観てしまう\n 中小企業と財閥に銀行員、毎度の味付け、展開、食傷気味かと思いきや見始めると引き込まれるのは登場人物の多彩さ、池井戸マジック。ただ、「空飛ぶタイヤ」はメルヘンチックな響きがして硬派な内容と合わないような・・・。不謹慎かも知れないが今度は〇産自動車を下敷きに池井戸さんに書いて欲しいなと思うこの頃です。 " + }, + { + "date": "2019-01-10", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作の流れを知っていると· · ·\n 最近になって原作の方を読む機会があり、その内容が思わずガッツポーズが出てしまうほどの爽快な一発逆転劇で、また涙腺が緩んでしまうぐらいに感情移入が出来た作品であったため、かなり期待して視聴したのですが原作で味わった感動が映画にあったかと言われると首をひねってしまう出来であったと思います。 ドラマの池井戸潤作品、例えば「半沢直樹」だと大和田常務との一騎打ちなどのように盛り上がるシーンというものがあると思うのですが、今作ではそういったシーンが希薄であったように感じました。理由としては尺の都合なのでしょうが、そこを楽しみにしていたので少し残念でした。 " + }, + { + "date": "2019-01-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "ホープ自動車の不正が明らかになり追い込まれていく過程がもっと描かれ...\n ホープ自動車の不正が明らかになり追い込まれていく過程がもっと描かれていればよかった。なんかあっさり急に家宅捜索の場面になってしまった・・・・ " + }, + { + "date": "2018-11-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ヒロイズムが過ぎる\n 鑑賞直後は★4.0くらいの佳作と思ってましたが、日が経って冷静になるにつれ欠点が目立ちます。いくら何でも主人公が格好良過ぎる。美し過ぎたり格好良過ぎたりするものは、大体ウソだよ。こんなの信じられないよ。鼻白む。長瀬智也という最高級素材の無駄遣い。あと、悪の責任を三菱役員ただ1人に集約させたのも陳腐に過ぎる。鼻白む2。バカほど物事を単純化し、英雄を求めたがるよね。私みたいな半端なバカは、こんなんじゃ騙されないぜ。 " + }, + { + "date": "2018-11-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "若干の尺不足\n 1台のトラックが起こした脱輪事故により、社会的経済的に窮地に立たされた中堅運送会社、赤松運送が販売元の大企業、ホープ自動車のリコール隠しを暴こうと奔走する姿を描く社会派作品。原作はかつて一世を風靡した社会派ドラマ「半沢直樹」(観てない)を世に出した池井戸潤。主演に長瀬智也やディーンフジオカ、高橋一生などの豪華キャスト陣、意味深なタイトルが気になり、鑑賞。さすが社会派の作家と謳われるだけあって、内容は仕事や経済に関することが大部分を占めている。事故をきっかけとした赤松運送の取引先との関係の変化、世論の印象、その事故の真意をめぐる調査などに奔走する長瀬智也演じる赤松社長一行を描く一方、事故の原因となったホープ自動車のリコール隠しをひた隠す者、探りを入れる者、それを逆手に社内での出世を図ろうとする者を描いたディーンフジオカらホープ自動車一行らの物語が並行展開して行くような構成。1時間半近く鬱積した展開が続くが、その先に見える大逆転の展開に心救われる気分になるだろう。ただ原作で色濃く出ていた、ホープ自動車の各人の野心や良心の入り混じった複雑な人間の内面をどう表現するのか楽しみにしていたが、そこは少し尺足らずの印象。その点に限らず尺足らずな面はあるが500ページ近い上に内容の濃い経済小説を2時間でまとめた点を考慮すると良く出来た作品だと思う。それにしてもこれだけシリアスな長瀬智也を観たのはもしかしたら初めてかもしれない笑。 " + }, + { + "date": "2018-10-26", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "全然\n 面白くなかったーキャスト凄すぎるのにもったいない池井戸潤さんのやつはドラマじゃないと無理な気がする " + }, + { + "date": "2018-09-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "傑作です。鑑賞後、しばらく立ち上がれず\n まず、長瀬智也の熱演が素晴らしい。ディーン・フジオカも一見、怜悧なサラリーマンだが内心は非常に熱いという難しい役どころをしっかりと演じていました。実在の事件下敷きにしているため、多くの登場人物があり、それぞれ複雑な心情があり、場面展開も多くありますが、よく整理がされて演出がなされています。幅広い年代の方に見ていただきたい傑作です。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "池井戸ワールド\n 池井戸ワールド全開作品。中小企業対大企業の構図は『下町ロケット』と同じで、ストーリー的にも結末は予想できます。それでも入り込めるのが、池井戸作品の面白さ。今回は、車業界のリコール隠しがテーマ。良くなりかけると、また落とされて、それを繰り返す中で、最後は、救世主が現れて、そしてスッキリ。これって、日本人が水戸黄門の時代から好きなパターンですね。長瀬君、ディーンさん、一生さんとイケメン豪華男優陣に混じって、ムロさんは、やっぱりいい味出してます。いつもながら、大企業や銀行の裏側って怖いな〜と思います。 " + }, + { + "date": "2018-09-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった。\n 私自身、運送屋さんで働いてることもあり、他の方々のレビューを読んで鑑賞。面白かったし、配役も豪華で、さすが、と感じました。ただ、時間が足りないのか?と感じる部分も。 " + }, + { + "date": "2018-09-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "男たちの顔面力の闘いのような映画\n 長瀬智也の顔面が尊い。でも色々な意味でかっこよすぎて、庶民の星感はあまり伝わってこなかったかな。池井戸ワールド堪能。浅利陽介が良い。木下ほうかや岸部一徳はもはや悪役しかやらせてもらえないのかな? " + }, + { + "date": "2018-09-02", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "三菱自動車と三菱銀行の実話でした\n 映画館で見て、忘れて、レンタルして二度目の感想。吸収されるのがセントレア、中部、それはトヨタそれだけが違う。日産なんかに救われる程最低の存在になる。三菱銀行はそれ程悪いのか。住友、ミズホの悪評はよく聞くが。何処にでも、正義感、反骨精神は有る。ただ、いつも弱く、泣き寝入りしているから。デイーンや高橋は良い演技でした。ジャニーズもたまにはいい役者が居るんだ。深田恭子といい小池栄子といいボディーだけでなく性格の良さは隠せませぬ。お笑いやプロレスラーと恋をするだけの事はある。二度観たからセリフがよく沁みる。決めゼリフは半沢並どころかそれ以上だ。殆ど閉塞感に満ちているので、最期の爽快感は半端ない。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "予想通りの展開でしたが・・・\n 予想通りの展開のストーリーでしたが、痛快な気分で見終えられるので、スッキリすることができました。一人一人の演技者の繊細な感情表現がとても良かったです。改めて適切に誠実に仕事をすることが、すぐ結果は出なくて地道で見にくいものだけれども、一番大切にしないといけないなぁと痛感しました。 " + }, + { + "date": "2018-09-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "ドラマ版を観ていたのでそれ以上を期待したが無理だった。 作品は良い...\n ドラマ版を観ていたのでそれ以上を期待したが無理だった。作品は良いと思います。 " + }, + { + "date": "2018-08-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "超豪華キャスト勢揃い\n ・長瀬さんの演技好きです。・サザンの曲良かった " + }, + { + "date": "2018-08-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "最後のサザンが痺れる\n エンドロール始まった瞬間に出てっちゃった人多かったけどサザンの歌も聞いてほしいなぁ。エンドロールまで見て1本の映画だと思うんだよ。.話はよくあのむずかいストーリーを2時間に収めたなと関心。それにいろんな立場の人に感情移入できるようになってたのも良かったんかな。.でも女の人は深キョンの妻と小池栄子しかなくて、ん?と思った。働く女の人はどこに感情移入すればいいの??まぁ池井戸作品って女の人ほとんど出てこないからしょうがないか。.途中で気づいたんだけど、敵の人達皆めがねかけてるよね?常務室に呼び出される人みんなめがねだし(笑)(笑).. " + }, + { + "date": "2018-08-08", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "原作はいいのに\n メイン二人に葛藤も情熱も感じられず、浅いお芝居なので感動もない。ラストのいいシーンのはずのやりとりが含みのないうわべだけの会話になっててもったいない。時間がもったいなかった。制作費の無駄使い。悲しくなる。二時間ドラマ以下。 " + }, + { + "date": "2018-08-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通。\n 主人公のあの誠実な感じって、そりゃ演じてるんだけど、演者自身からにじみ出てるのもあるんだろうなと思わせる長瀬が立派。それとは対照的になんちゃらフジオカのキザさが鼻について鼻について…。ダメな俳優の仕事っぷりを見続けさせられるほど辛いもんはないと痛感。 " + }, + { + "date": "2018-08-03", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "観て良かった\n 公開してかなり時間も経ってしまったので、観るかどうか迷っていたけれど、やはり鑑賞。空いてるかと、ど真ん中で席どりしたのに、割とまだお客さんは入っていた。内容二時間全く飽きずに展開を追ってみれたいい役者さんが沢山出ていて脇役の人も この人なんて名前だったっけ?と最後のエンドロールで確認したりして…主役の長瀬君ももちろんいいし、笹野さんあったり前に最高!若い整備士の子も良かった。ストーリーは池井戸氏とのことで二時間の中にみっちり詰まった内容だった。全然飽きなくて、リアルっぽいところにニヤついた。久々にいい映画だったなと思わせてくれた作品でした! " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "池井戸作品を映画にする難しさ\n 原作未読、wowowのドラマも未視聴。トラックのタイヤが外れたことによる交通事故の原因が運送会社の整備不良なのか?それともメーカーの構造的欠陥か?巨大企業を相手に戦う主人公の姿は、他の池井戸作品同様熱さを感じた。結末もある程度予想できるが、スッキリするものだった。そういう意味では池井戸潤作品を初めて映画にしたわりにはキチンと作り上げていたのかもしれない。でも、でも、数々のドラマや小説に涙し熱くなってきた立場から言うと若干物足りなかったのは確か。もう少し山場を盛り上げる熱さみたいなものがほしかった。何より嫌だったのはサザンの主題歌。予告編から変な歌だなと思っていたけど、普通にエンドロールでかかってきてガッカリした。感動的なラストにするつもりがないのかなと思うくらい。 " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "内容より俳優で楽しめました😃\n 小説を読んで映画を観る。イケメン見たさのこの楽しい流れは豊かな時間をつくってくれました。おディーン様と長瀬君がすごくカッコ良かった~!私はそれだけでも十分オッケーでした😊 ストーリーは、小説からしてもっとガツンとくるのが好きなので星3つ半。その他わちゃわちゃと役者さん達が出て来て楽しかったです。佐々木蔵之介と柄本明はさすがだと思いました。ドラマ版も見てみたい。 " + }, + { + "date": "2018-08-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ちょっと浅い\n なんだろう。内容が薄い。原作は小説だけど、ベースは事実なので結果がわかってる。その上で情熱で解決するか、追い込むかすれば良かったのに。なんとなく解決した感じ。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "安心してみれる珍しい池井戸映画\n 池井戸氏の作品にしてはストーリー展開がゆっくりなので、安心して見れましたね。激烈な起承転結も無く、ハラハラドキドキも無く予想通りの結末でした。この評は決してマイナス評価ではありませんよ。安心して見れるということが言いたいだけです。事実としての悲しい物語に、熱い漢達の躍動が相まって盛り上がりのある映画でした。仕事、組織、責任、そして、家族、人生を改めて考えさせられます。何気ない日常がある日突然終わってしまう。そこから物語ははじまります。二時間という枠の中なので、登場人物はあまり作り込まれてませんが、1人1人キャラが立っていて感情移入もしやすかったですね。リーマンしていたら、あーその組織アルアルと面白ろ可笑しくも見れるでしょう。一番のツボは、大阪のある運送屋の社長の過剰な演技です。笑いました。 " + }, + { + "date": "2018-08-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "見て良かったですね\n なかなか、時間が合わなくて、やっと見てきました。告発するのが、大変だなやっぱり大企業は、隠蔽するのか!!はらはら、ドキドキしましたが、最後は物足りないのがありましたが、見て良かったですね " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "映画にした意味が?\n 実話に基づくことを題材にした映画ですよね思ったよりは緊張感が無く、達成感も無い最高に気分良い結末かと思いきや、少し消化不足途中もあまり切羽詰まった感も無く・・・・それなりには面白かったですが、ドラマで十分でした " + }, + { + "date": "2018-07-31", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "感想\n 取り上げられるテーマは、重いですが、映画という時間枠がある制限で、薄さを感じました。 " + }, + { + "date": "2018-07-30", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "先がみえる映画\n キャストが豪華で楽しめました。突っ込みどころは多々ありましたが 現実に希望を残してくれた映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-29", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "楽しめた\n レビューでは「原作をみて映画を見たから内容が薄かった」などの低評価がたくさんあり、あまり期待せず観ました。感想は「最後まで集中して観れた」原作を読んでないので内容の薄さは分からなかったお陰か楽しめました!後半、話の展開が早すぎた部分はあったけど2時間の映画でこのストーリーはいいと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "良かったですよ。\n 原作は未読で観た者としては分かりやすくまとまった内容と感じました。間延びする事なく淡々と物語は進んでいき、眠くなる事なく観終わりましたよ。とても良かったです。ディーンさんの演技も良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "期待していなかったが\n 池井戸潤で長瀬くんなら気軽に見られるのかなと思いましたが、開始早々裏切られ、割と重い内容。高橋一生の役は、赤い銀行で調査役ふぜいであんなに裁量あるか?と思ったり。いくらなんでもメイン先役員に面と向かってあんな口叩けないです。勧善懲悪お伽話と現代企業社会テーマをうまく融合させたなと。時間がある時おすすめです。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "登場人物が熱い\n 大人の格好良さを見ました。働く男だけじゃない。妻役の深田恭子もジャーナリストの小池栄子も格好良かった。熱い作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "現実的ではないけど\n フィクションとしてはのめり込める作品ですね。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "最初から緊張\n 最初からなんだかわからないけど観ていて肩に力がはいってしまいました。。ナントカ会議とか、政治的な人事とか、別世界ではあるけど在ることだし、自分も一企業人として、組織ってなんだろう、と考えさせられました。原作も読んでいなかったので、サラの感覚で観られました。よかったんですが、、細かいことだけど、ある場面、たぶん一回しかでない小さいスペースでのシーンだと、いくつか、カメラが手持ちなのか、ぶれていたのがすごく気になりました。デジタルだと仕方ないんですかね…。自分の感覚では映画館で、画面が呼吸のように揺れてるなんてありえないです。。 " + }, + { + "date": "2018-07-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "評価通りでした\n 皆さまの評価を元に見た映画でした。実際の社会の中では窮地に立たされた時点で挫折するんでしょうが、最後は気持ち良い完結で良かったです。時折ニュースになる自動車メーカーのデータ改ざんも内部告発なのかな?と思ってしまいました。俳優陣が演技レベル高くて見ていて吸い込まれました。リピーター多いのも頷けます。 " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "自分は面白かった\n ホープ社?有名すぎて実名でもいいんじゃないか?の自動車グループが悪いんで勘違いなく。TVドラを見ていないので運送会社と社員との攻防がだったのか?調査を毎度元メーカーにさせるのは芸がない。リコール隠しをテーマーに映画化まで行ったのは、大きのでは? " + }, + { + "date": "2018-07-23", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "1億\n 思いがけず鑑賞した映画ですが、普段あまり選ばないタイプの作品だったので題材が面白かったです。1つのトラック事故を軸に様々な人間の心情が描かれていましたがごちゃごちゃせず分かりやすくてよかったです。大企業の闇が垣間見える場面には怒り、悔しさ、悲しみの感情が湧きました。ときどき出てくる深キョンに癒された…。自分は日本の企業のみならず自らが勤めてる会社のことすらよく知らない気がします、反省。最後はすっきりしてよかったし、赤松運送のような会社は素敵だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "濃いのに薄い\n 出てるメンツは濃いのに、内容は薄い…映画ならではのものがないのが残念…原作を読んでいるので、背景や心情を忖度できたが、そうじゃないと全く違うものとして伝わってしまうんちゃうかな… " + }, + { + "date": "2018-07-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ボチボチ\n 観ていてそれほど熱くなれない!持って行き方が少し強引かな?予告動画からチャラけた挿入曲に不満を感じたがエンディングだけだったので聞かずにすんだ! " + }, + { + "date": "2018-07-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "安定の池井戸潤作品…だがもう少し駆け引きを\n 池井戸潤さん小説の初の映画化ということで期待を込めつつ鑑賞。原作は読んだことないが、ドラマ版は観たことがありストーリーは知っていたが、さすがのビジネスの裏側を突いた展開。大組織に潜む人間の悪と、それに立ち向かう内外部の人々の人生や命の尊さをかけた戦い。錚々たる役者陣も重なり重厚感ある作品になっていると思うが、もう少し駆け引きのスリル感があっても良かったかなという印象。優等生な映画といった感じか。 " + }, + { + "date": "2018-07-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "期待してただけに\n 原作読んでないのでわかんないですが、なんか物足りない感じがした。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "そうだねぇ、やっぱり時間が足りないね\n 他の方も書いておられるけど、やっぱり時間が足りないね。これはドラマでじっくり時間をかけてやって欲しかったな。一途で正義感のある主人公。悪役は大企業と銀行。番頭と主人公の無茶苦茶に苦言を発する従業員。職人には絶大な人気の社長。奥さんはほんのり綺麗で陰で夫を支えるしっかり者。苦境が次々と襲うが負けじと闘う主人公。その裏で社会はそんなに甘くないと料亭で宴会する悪役大企業。企業の中にも疑問を持つ社員がいて、そんなに力がないはずなのにその社員がなぜか解決のキーパーソンになる。苦境が襲えば襲うほど、最後の大どんでん返しに皆涙する。池井戸作品は、設定がいつも同じだけど、なぜ、最後に涙するのか。でも今回は展開が早すぎて描き方が雑になったので、ああ、陸王でもそうだったなとわかりや過ぎる構成で、少々、食傷気味でした。せっかくの大好きな作品なんで、丁寧に大事に作品化してください。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "スカッとジャパン\n 巨悪である財閥系大企業、そして、関連メガバンク。リコール隠しを繰り返す三○?それに立ち向かう熱血社長率いる中小企業。巨象に立ち向かうアリのごとく、序盤は粉砕され窮地に追い込まれる。しかし、徐々に熱意に押されて協力者が現れ、ハッピーエンド。いつものワンパターンだが、それが観たくて足を運んだのだ。だが、どうにも安っぽいし、心に響かない。長瀬もディーンもかっこいい。しかし、生活感に乏しく、リアリティーに欠ける。感動が湧いてくるというよりは、押しつけ感がある。安っぽいテレビのショートコント?を彷彿とさせた。原作未読だが、こんなものなのだろうか・・・・・。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長瀬くんが熱い!\n 予備知識なく鑑賞。キャストに魅かれてみたというのもあるが、タイヤの事故から真相を求めて調査に乗り出していくという話の展開は分かりやすい。また、映画の中の主要な登場人物もすべて名前が表示されるので、小説を読んでいるように認識しながら内容を追うことができる。ただ、情報量が多すぎて、疲れているのもあったが真剣に見過ぎて眠くなってしまった。途中、怒号がとぶシーンがいくつかあったお陰で、眠気から引き戻されることがしばしば。長瀬くんの演技が熱い!深キョンが小学生の母親役をしていることにびっくりした。(もうそんな歳なんですね・・・) " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "小説に忠実\n 面白さは損なわれていないし、ものすごーくhandsome二人が主人公で見ていて不快感はないのだけど、ディーンさんて演技が今一つなのね。残念です。日本の映画は容姿端麗なひとを主人公にもってくるのだけど、もっと本気で映画作りした方が、長い目で見て集客出来そうなものだけど。久しぶりに見た邦画だけど、音楽もどうもあってなくて、これも人気者をもってきましたというところなのかしら。なんだか成長していたのは、長瀬君だけだったみたい。脇役はよかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 1.0, + "empathy": 0, + "review": "映画的にはイマイチ\n ドラマって感じでした。凝縮し過ぎの割には、話の内容が薄いような。色々な人の立場があるからなー。って感想で終わりです。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "タイヤは空を飛んでも低空飛行。\n いまが旬の役者さんをいっぱい揃え、お話も上手く2時間でまとめてるのに、なぜか盛り上がりに欠ける展開で、原作の面白さが生かせてないようで残念。映画にするなら、視点を銀行サイドに変えるとか、もっと骨太の社会派ドラマがよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イケメンをそれなりに巧くまとめたね。\n 公開から日にちも経ってるし、沢山の方がレビューを書いているので簡単に〜〜。池井戸潤原作の企業ドラマというところでほぼほぼの大筋は判ってしまう映画だし、映画らしく画面を華やかにするべくジュニタレと今を時めくイケメンを確保できた時点で興行的にはまあ一安心な作品になってます。それが悪い訳ではなく、イケメンはイメケンならではのいいとこ、ちゃんと持っていくし重要なところで出てくる実力派のバイプレーヤーの方々も流石にいい仕事されてます。原作未読ですが一連の池井戸小説のあの熱血な感じはそこそこ出てます。で、月に8本ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては原作を読んでないから、比較はできないけどかなり話をザザっとなぞりました感があるように思います。ドラマだったらもうちょっと余韻を引っ張れて「半沢直樹」や「陸王」みたいにハラハラしながら観られたんでしょうが映画の尺では厳しかったんだろうな〜〜。そこは仕方ないですね〜〜ラストのあるシーン、一方は一般人的な雰囲気なのに対して一方はいかにも高給取りな雰囲気を漂わせてる。同じ目的のために動いたとは言え、立場は決して相容れない感じが出ていてよかった。ああ、一つだけ、日本のドラマや映画界は岸辺一徳さんに頼りすぎてね〜〜(笑)@もう一度観るなら?「地上波に持って来いの作品だわ。」 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "パワーダウン?\n 予備知識無く見に行きました。映画自体は良かったのですがWOWOWのドラマが有ると云うことを後から知って見てみると総集編感がかなりありました。二時間ではなくて前編後編と分けても良かったのでは? " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "熱い!\n 長瀬智也の社長が熱い、昭和の社長って感じがした。本気で自社を愛する熱い社員も残って居たんや。 " + }, + { + "date": "2018-07-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "WOWOWのドラマが大傑作だっただけに\n 映画は映画でよく出来てるしリアリティもあるし、(若干ご都合主義的な展開もあったけど)原作やドラマとは作り手も作り方も違うから比較しても仕方がないのだが、ドラマの方も見て欲しいですね。DVDはほぼ絶版になってるのでAmazonのプライムビデオなんかで見るのをオススメします。映像効果を上手く使い、映画版キャストよりキャリアのある実力派役者が揃っていて演出も冴え渡り映画の方より痛快な逆転劇が楽しめます。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "なんかもうちょっとって感じかなあ。\n なんかもうちょっとって感じかなあ。 " + }, + { + "date": "2018-07-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "少し残念かも。\n 池井戸潤さん原作の「空飛ぶタイヤ」トラック販売業者がリコール隠しした事件を映画化してます。名前は変えてますが。最後の方で、誰かが警察にあのパソコンを提出して急展開を迎えたのですが、それまでの展開がどうしてないのか?っていうのが疑問でした。意外とあっさり問題の会社に家宅捜索が入って、エンディングを迎えたので。この映画に期待はしないで、フラットな状態で観るのが良いです。私はフラットでした。(笑) " + }, + { + "date": "2018-07-14", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に面白かった\n 簡潔に述べますと、普通に面白かったです。ちなみに原作・ドラマ共に未視聴でした。まぁ逆にあのあらすじ見て面白くないわけないだろうと思い観に行きましたが案の定面白かったですね。普段こういう社会をテーマにした映画はあまり観ないのですが今後もし機会があれば観ようかなと思えるきっかけになった映画ですね。気になる方はぜひ劇場へ。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "ドラマの方が良い\n 映画では人物、事柄が描ききれない気がした。何か、みんな、ちょい役の感じ……暇ならどうぞ的な作品。 " + }, + { + "date": "2018-07-13", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ドキュメンタリーになってしまう、、\n 内容の分厚い原作を2時間の映画にするとNHK特集になってしまう。NHK特集自体は完成度の高い番組だからこの作品もその感じでみると結構おもしろいけど。ラストは興醒め❗イケメン2人並べるだけでは人はよべないよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "老獪VS愚直。みんなそれぞれの持ち場でそれぞれのやり方で戦っている。\n キャスティングの勝利。TVドラマと違って、濃い顔の面子の配役が映画を感じさせる。長瀬智也が、社長業がまだ板に付いていない未熟さの残る二代目社長の役柄にぴったり。ディーンフジオカは一流大学出身のエリートサラリーマンにまたぴったり。ムロツヨシのようなやついるいる。普段は陽気な彼が、リコール隠しのデータを発見して「マジかよ」と素に戻る瞬間がいい。今時の新入社員中村蒼。いるよ、こう言う奴。でも彼も実は熱い心を持っていた。2時間の映画の枠に納めるために、一目見ただけでそのキャラの人生や哲学が判るようなキャスティングが脇役ほど気を配られて配置されている。だからこそ、わずかな台詞でその人の生き様と背景が浮かび上がる。「この書類には私の魂がつまっとるのです」無念さとプライドの詰まったこの佐々木蔵之介の台詞は名台詞。技術者であれば、この台詞に泣かない人はいないだろう。神奈川県警寺脇康文「ご迷惑をおかけえしねえようになあ」という二回出てくるこの台詞。一回目は本当に嫌に聞こえるのだが、二回目に聞いたときはこの上も無く頼もしい。これこそ映画のマジック。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良い映画\n ミステリーというよりも、気軽に観れる社会派ドラマ。ベタなシーンで、見事に泣かされました(泣)暇つぶしに観ても損は無い…そんな映画。 " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "やっぱり池井戸潤\n レビューで、尺が映画だと足りないとか、確かになあと思ったけど、高評価の人のレビューの内容の方が、まともな感じだったので、観てみたくなりました。最近は、レビューの文章のまともさで、見定めてますね。このサイトは重要。SNSで誰でもコメントできる時代になって、昔のように映画好きだけが書き込む時代じゃなくなってきた。星だけではあてにならないし、賞もなんか偏ってたり大人の事情絡んでそうだし。とにかくこの映画は良かったです。まあ、映画だから特にというとこはないんだけど、内容はやっぱり池井戸潤で、尺はないなりにまとまってて、いつもの現代の大岡越前でスッキリしました。ラストがそうなるから安心する。現実はこうはなかなかいかないんだけど、大きい敵と戦う正義の味方、これってほんと日本人の心って感じ。ウルトラマンも、仮面ライダーも、アンパンマンも。こういう筋が通ってるかにこだわる精神は植えつけられてるし、私利私欲の塊の奴らに正義の味方が最後に勝つのは、お天道様が味方してくれるから。天道精神というやつですかねえ。でも実際清く正しく美しく生きるってやっぱりお金じゃなくて、喜び、幸せを感じる道だと思いますね。仲間と、家族と、通じる同士信じ合うこともね。奥さんはいつも、欲のない人で応援してくれるのも王道だね。ほっとする家庭。何気に大事な気がする。これからも池井戸ワールド見続けます! " + }, + { + "date": "2018-07-12", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "全体的にぬるい感じ\n キャストに不安感をおぼえつつ、この作品が好きであることとサザンオールスターズの曲を聴きたいがために劇場へ。想定内でしたが、主役の長瀬智也さんの役はミスマッチ…。緊張感も緊迫感もなにも伝わってきませんでした。ディーンさんは無難にこなしていましたね。合っていたと思います。しかし最後のワンシーンも違和感ありあり。監督はコメディー作品を多く手掛けられています。そこもまたミスマッチだったように思います。長瀬さんやディーンさんのファンのための映画だったかな…。ストーリーや作品そのものに期待するならWOWOWのほうをご覧ください。原作は本当にいい作品ですから。 " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 8, + "review": "男たちの戦い\n リコール隠しの実際あった話をベースにしたドラマだそうですがこんなことが あったなんて あまりにも残酷ですこれはおかしいと 運送会社の長瀬演じる社長が真相究明に乗り出しますそしてリコール隠しをしているのではないかとホープ会社社内の仲間と真相を秘密裏に調べるディーンフジオカホープ社は怪しいから融資は先送りすると言う高橋一生この3人がホープ社に戦いを挑むしかし ディーンフジオカかっこいい!!あのような人が会社にいたらまずいでしょ!!女子なんて仕事になりません(笑)人が行うことなので いけないことなのですがミスが出てしむことがありますそれを しっかり受け止めていかなければ悲劇は繰り返します私が1番印象に残ったのは話とはあまり関係ないのですがトラックを運転していた当事者が家に引きこもり 運転手は嫌だと言うシーン社長演じる長瀬が「彼に就職を探してやってくれ」と社員に頼む姿がとても心に刺さりました自分が悪くなくても 運転していたトラックが人を殺してしまった事実は消えません物作りをする者は 安全そして人の幸せを考えるということを忘れないで欲しいと思い観てました " + }, + { + "date": "2018-07-11", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤らしい作品\n 池井戸潤原作ということで、観に行ってみました。弱いものが強いものに立ち向かって行くという、彼お得意のストーリーで。いつもながら、ハラハラドキドキの後にスカッとさせられました。よかったです。 " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 4.5, + "empathy": 4, + "review": "楽しめました\n 期待せずに観たのですが、全然楽しめましたよ。原作を読んでないからか、あらに気づかず…最後まで飽きずに見れましたけど。悪いレビュー書いてる人はいますけど、実際に自分で観ないと分からないなぁと。脚本も悪くないど思ったし、俳優さんも皆さん姿勢で上手かったです。ただ、最後のサザンオールスターズの歌はマッチしてない気がしますけど。 " + }, + { + "date": "2018-07-10", + "rating": 2.0, + "empathy": 1, + "review": "なんか 雑\n 原作大好きで、ほかの池井戸作品のドラマも良く見ますが、なんか映画にしては作りが雑に見えますね…主演もですが、演技もなんかみんな不自然なかんじしますあと、レビューでネタバレっぽい事書く人どうなんだろかとか… " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 4.0, + "empathy": 5, + "review": "長瀬とディーンフジオカが敵から戦友に\n 戦う男たちの姿が清々しい。「半沢直樹」以来おなじみのパターンだが今回はスケールが大きく、話も複雑に重層的になっている。大企業の不正に対して一中小企業の社長だけではとても力が及ばないところを、当の大企業の社員や取引銀行の社員が同じ目的の為に力を尽くしてくれたことで解決に向かう。外部から週刊誌記者の手助けもあった。面白いのは立場も動機も異なる者たちが、自分のことしか考えないようでいて結果的に力を合わせて巨悪を倒したことである。運送会社の赤松社長、自動車会社の沢田、銀行の井崎、この3人のタイプの違う中心人物が何の為に戦ったのか分かれば、この作品も理解できたことになろう。熱血な赤松はもちろん魅力的だが、組織の人間として苦悩する沢田や、仕事に強いポリシーを持つクールな井崎も魅力的である。波乱に富んだ展開をよく簡潔にまとめているし、ラストシーンも爽快に完結している。多くの人に見てほしい1本だ。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤の勧善懲悪ものは下手な思想ものよりすっきり明快で娯楽作とし...\n 池井戸潤の勧善懲悪ものは下手な思想ものよりすっきり明快で娯楽作としては楽しい。しかし2時間で表現するのはやはり無理が有り感情表現が希薄でわかり辛い。 " + }, + { + "date": "2018-07-09", + "rating": 0.5, + "empathy": 1, + "review": "ドラマの方が良い。\n やはり、ドラマの方がストーリーがしっかりとしていて引き込まれるし、感動する。それと比べるとやはり、ストーリーが雑 やはり映画では尺が足りないんです。内容の重厚感がない " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "原作が池井戸潤さんで、しかも、キャストが豪華すぎた。好きな役者さん...\n 原作が池井戸潤さんで、しかも、キャストが豪華すぎた。好きな役者さんが出ていたのが見に行った1番の理由ではあるが、なかなか面白かった。中小企業または個人が大企業の黒い部分に立ち向かう姿が感動できる作品であると感じる。中小企業は個人のために企業があるのに対し、大企業は企業のために個人がいる、という感じがしてまだ働いていない私にとってはより、すごく重く将来を考えさせられるようなものだったと思う。しかし、原作が池井戸さんと考えすぎたのか多少の内容の薄さを感じた。だから今度原作を読んでみようと思う。夜の部を鑑賞したため、人は少なく、私と連れの友達と1組の夫婦のみだった。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "思ったより普通\n 期待していたけど、案外普通。引き込まれるような面白さはなかった。盛り上がりに欠け、単調に感じました。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった\n 悪いレビューも沢山ありますが、私は間違いなく傑作だと思いました " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "普通に面白い映画でした\n 私は、この映画の本も読んだ事も無い、何の知識も無く観させていただきましたが、とても楽しく泣けた映画でした。サラリーマンの管理職ぐらいになっている方ならそれぞれの立場が身にしみてわかるでしょう。楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "細かい点ですが\n 普通に楽しめましたが、1つ気になったのが。ホープ自動車の3人が作戦会議をするところが、いつもちょっと高めな居酒屋なのが。周りに話が筒抜けでは?同じ池井戸作品の半沢直樹では、それを利用して小木曽だかをやっつけたはずです。守秘義務を考える良いシーンだったので残念です。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "最後があっさり\n 最後の大逆転劇まで伏線をはっていたのに、あっさり回収してジ・エンド。もう少し捜査の手が入るまでに緊迫したやり取りが欲しかったな。ディーンフジオカはマジでイケメンだったし、長瀬智也の中小企業の社長もハマってた。酷評するほど悪くはない。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "型どおりのファンタジー\n 池井戸ファンタジー全開。とにかく主人公をこれでもかこれでもかと痛めつけ、追い込み、もうダメってなった瞬間に大逆転!この『半沢直樹』同様な快感原則のカーブを、本作でも見事に作っていた。ただ、「やり過ぎ感」が強く。某財閥系ふそう社のリコール隠し事件がモデルだが、岸部一徳の演じる悪役が「ここまで酷くはないだろう」ってくらい強調してて、カリカルチュアがキツイ。正義側も、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生と濃く、また脇も名優ぞろいなのだが、やたら演技が臭い演出がされていた。映画という時間制約によって、尺が短いせいだろうか?説得力のあるシーンより、感情的な共感を呼ぶシーンをセレクトしたため、話の展開にも無理があるように感じてしまう。おかげで、観た直後は高揚感を覚えるものの、ちょっと時間が過ぎて冷静になったら、「ファンタジー色が強い!」「ありえねぇ!」という印象が増してくる。 " + }, + { + "date": "2018-07-08", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "組織\n 大企業、銀行大きな組織で生きる術しか知らない企業人の生き様。創業者から引き継いだ2代目社長の苦悩。それぞれの組織人としての考え方が描かれていた映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "普通だ\n 普通としか言いようがない。すごく妥当に作った感じ。キャスト良かった。長瀬くんの目力かっこいい。 " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "話はわかった\n いろいろなところで話が進んでいても、映像に変化がないのは、内容的に仕方ないのかな?それぞれのパートでもう少し厚みを持たせて欲しかったなぁ…かいつまんでお話ししますという感じの仕上がり…原作は読みたくなりました " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "長瀬君?大丈夫?\n 長瀬君は演出なのか、長瀬君が大根なのか、一本調子過ぎて…ストーリー展開は水戸黄門的、池井戸潤節です。朝ドライケメン陣がカッコいい!そして、豪華俳優陣に下手くそな方言を喋らせる無駄遣い(笑) " + }, + { + "date": "2018-07-07", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "周りの評価が低かったので自分はどうだろう。\n 自分の評価は高かった。 綺麗事じゃない実世界にある悪をリアルに感じました。勧善懲悪ではないですが、それぞれの立場の正義が何か。それをどう捉えるのか。非常に泥臭く 長瀬さんが演じます。親の立場。 妻を亡くした被害者の立場。いろいろ、揺さぶられました。ドラマがいいとう言う声も見えました。それも是非、見てみたいですね。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作は池井戸潤さん。 本は読んだことないけど主演の長瀬くん、ディー...\n 原作は池井戸潤さん。本は読んだことないけど主演の長瀬くん、ディーン藤岡が出てるからちょっと気になっていたけど、付き合いで観た。結果、観て良かった!泥臭く中小企業の社長が大手企業に立ち向かって行く姿。大手企業の中にも間違っていることに気づきそれに向き合って認め、勇気を持って社内で戦う姿勢。。日常茶飯事でありえる題材で、今の世の中に向け投げかけたい。悲しいかな、裏でコソコソ口裏合わせしてる企業がほとんどなんじゃないかな。。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "ありそうな、恐ろしさ。\n ドラマで十分だ、といった趣旨のレビューを鑑賞前に度々目にしてましたが、ドラマではスケールが小さくなってしまったんじゃないかな。とても良く出来てましたよ、カメラワークも演出も構成も。年間100本位の映画を観てるのですが、大丈夫、面白かったです!!!且つて日本中を震撼させたと言っていい、食品偽装騒ぎの発端となった某大手乳業メーカーのアレとか、世の中には実際に、この手の恐ろしさはあるんだよね…残念ながら。皆が自分と、ごく僅かな身の回りのことだけを守り優先するあまり悪に無意識になり、ダメなことを見逃す、目を逸らす。感じている罪悪感に気付かないふりをする。そうやっていつも、人が亡くなるまで何も変わらない。過去に何度もあった愚かな過ちです。そういうことをあちこちからかき集めたような物語が、主人公達をドン底に落とし、そういう出来事を知った多くの人が望むようなあっぱれな展開に向かっていく様は、水戸黄門のような安定感ある清々しさ。私は個人的に、自分の罪悪ジャッジを超えることは仕事でも絶対に受け入れないで生きていこうと心密かに熱くなる、そんな作品でした。原作を読んだ方が痛烈批判されてましたが、大丈夫だよ、省略されたシーンからでも意図も話も読み取れるから。映画なめんなよと言うか、映画ファンなめんなよー " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "よかった!しかし現実は…。\n 「空飛ぶタイヤ」という題名を見て最初喜劇かと思ったが、あらすじを読み実際の事件を題材にしたものだと知り、鑑賞した。(タイトルはやや不謹慎な感じがした)この事件は記憶に新しい。しかも同様のタイヤ脱落事故が複数件あったことも記憶している。現実の報道でも車のメーカー等は判らなかったと思うが、のちに特定の車のメーカーの不正と判り、再三の不祥事に私は未だにその企業の車は買うまいと思っている。全ての従業員が悪いわけでは無いことも重々承知だが、トップ陣営が悪ければ同じことである。そしてそういう企業体質は安易には変わらない。一方、濡れ衣を着せられ真の問題を暴くことに尽力した赤松運送のモデルとなった会社はどうなったか?ネットではすでに廃業したとある。その経緯も事実も定かでは無いが、あの事件が発端であれば悔しいし悲しい。映画と同様に正義が勝つ現実であってほしい。 " + }, + { + "date": "2018-07-06", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "こんなことが・・・\n テレビで池井戸潤のドラマ半沢直樹や陸王を見ているせいかそれらに比べると少しパンチ力が足りないかなと思いました。ただ企業の内幕を追及していく中で脇役ムロツヨシの演技が良かったです。他の脇役人の演技も〇です。 " + }, + { + "date": "2018-07-05", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "予備知識なしで中の上。\n 大企業を相手取って戦う物語。疑問を持つ人が複数いたからこそ立ち向かえた話。有名俳優陣ばかりでそれだけでも見る価値あったような。そして、嫌いじゃない。あのバカ真面目な熱血社長。今どきいないだろーなー。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった!!人間の生き方とは。。。\n 事件か事故か?!いつも恋愛系やコメディばかり見てるんですが、友人に誘われて見に行きましたが真剣に見入ってしまいました。人間1人が亡くなって、周りの人生は本当に変わる。中小企業と財閥の会社との戦いを見てて、本当にこういう話はまだまだ実話でもたくさんありそうだと思いました。みんな1人1人生きるために必死に仕事をしてるのが伝わってくる。長瀬くんの演技がとても熱かった...♪*゚そしてその奥さん役の深田恭子さんが、立派な奥さんすぎて尊敬そのものでした☆会社の経営者側として鑑賞していて、従業員との信頼関係は本当に大切だと思い勉強になりました。みんなが言っているように、ドラマ化してもっと長く見たかった気持ちはわかります。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "うーん…\n 飽きることなく、観ました。素晴らしい役者さんばかりで、こんなところにこの人が‼と、素晴らしい役者さんが次から次に出てきて、でも生かされることなく少ない出番で、なんだか物足りなさが積み重なった気がします。この配役で連ドラだったら、すごく見応えあっただろうな…池井戸作品のドラマならではの大げさな演出と熱いセリフに慣れてしまったせいか不完全燃焼です。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "手ぶれがひどい\n 役者はいいが、序盤から映像の細かい手ぶれがひどい。シーンが変わるときれいに撮れているが、手ぶれありとなしのシーンが交互にあるので、すごく気になるし、酔う。映画好きには気になると思う。カメラマンが複数いるのか?なぜこれで完成としたのか謎。役者がいいだけに残念すぎる。 " + }, + { + "date": "2018-07-04", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "トレンディだね\n 文庫本にして上下巻になるような小説を、2時間で描け、ってのも無理な話で、原作に対しての忠実さは求めないつもりで観に行きました。にしても、主人公ってカッコ良くないといけないの?中小企業の運送会社の社長って、あんな大きなお家買えるの? 原作のイメージからかけ離れ過ぎ。長瀬智也が主演ってとこから、ある程度想像、覚悟してたけど、ちょっと表情なさすぎ。苦労、苦悩してる感じが全然伝わってこないから、メーカーに捜査入って、運送会社の従業員一同喜んでるクライマックスシーンに全くカタルシスがないんだよね。ディーンフジオカと対峙してるシーンなんか、原作とは違う別のドラマ見てる気分だった。人気俳優使ってる時点で、トレンディドラマ風になってしまうんでしょうね。あんまり期待してなかったから、まあこんなもんかな、って感想です。原作が良くて、映画化されて尚良かった なんてなかなかないですよ。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "池井戸作品で期待したけど…\n 「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」「陸王」などドラマで立て続けにヒットを続けている池井戸潤の原作。映画はどうなの?と期待しながら見たせいか、過去の作品と見比べて見劣りしてしまった。長い作品をコンパクトにしようとしたせいか、ひとつひとつのやり取りが短く、やや分断的に。半沢でいう、大和田部長のようなはっきりヒールがいなかったのも物足りなく感じた。勧善懲悪が特徴的な池井戸作品とは少し違うテイストだった。どこがピークか問われると、どう返していいか困る作品。個人的には期待はずれだった。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "勇気ある戦士たち\n 大きな組織を相手に真実を追い求め戦う姿に勇気をもらえました。もうちょっと三人の絡みが欲しかった。 " + }, + { + "date": "2018-07-03", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "イケメン満喫映画\n いやーディーン様がカッコ良すぎて会社で浮きまくってましたな。カッコ良さ度120%全開でしたから普通はも少し髪型を変えたりスーツを変えたりして会社員感出しませんかね?運送会社社長もガッツリイケメンタイヤ会社社員もモデル級ガッツリイケメン警察の人はイケメンだけどちゃんとかなり崩してたけどイケメン銀行員も違和感のないレベルのイケメンイケメンばっかり揃えすぎでリアリティが薄まりますよね監督はあまりリアリティを追求してないんでしょうねエンディングの社長と社員のシーンもカッコ良すぎてリアリティ全然ないしかっこつけ過ぎだなジャニーズからの演出リクエストが大分きついのか?それとも監督の力量か?ま、でもそんな悪くはない万引家族の後に続けてこれ見たからちょいと色々映画としてのクオリティが気になった比べちゃ駄目だけどね " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "よかったけどもったいないのも確か\n ・ダイジェスト版?・記者は原作通り男性でよかったのでは?・高橋一生の無駄遣いさすがによくできてると感心しますが、それが故にダイジェスト版みたい。ここのレビューにも尺が足りないという意見は多いです。それには同感。だから悪いとは言いませんが、もったいないなと。むさ苦しい濃い面々が多い中、癒やしになるのが赤松の妻と女性記者。特に赤松の妻はポイントに出てきて夫を励ます姿が印象的。そして、記事は掲載されなかったものの、解決への糸口の一つにたどり着くきっかけを与えるのが女性記者。原作では男性らしいですが、ドラマでも映画でも女性に変更されてます。ここは男性でよかったような。女性にするならいっそ杉本あたりが面白かったかなとも思います。そしてなんとも釈然としないのが高橋一生演じる井崎。出番が中途半端。井崎の出番を全部削って、他の人、例えば澤田に焦点を当てた方が、と素人的には感じます。ただ、井崎に決して稟議を上げるな、うまくやっておく、と告げる部長がすごくうらやましい。あんな上司ならついてきます。まあ、それだけ信頼されているのでしょう。総じてよかっただけにもったいないと思わされる作品。現実にもこんな希望があるとよいな。この事件が起きた頃は大手企業がまさか、という時代でしたが、いまやもう大手企業もあてにならない時代になりました。現代だけど現代じゃないあたり、なぜ、今なのかも分かりづらくてもったいない。なんで2017年にしたんでしょうね。補足大事な証拠品のパソコンの扱いが随分と荒っぽいな、と。稼動中にひっくり返したり、バンバン叩いたり。2018年7本目。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "悪を正す爽快感。\n この映画、見たかった。都合の悪いことを隠す組織は何も大会社だけではないが、小が大に向かって悪を正すストーリーは爽快。ましてや、モデルが誰でも思い浮かび、リアルなだけに面白みが増している。実際に、他人のいのちよりも、所属する組織にプラスかマイナスかで言動を選ぶ状況は、どこにでもあると思う。当たり前のことだけど、そのために何にも罪のない人間のいのちがおろそかにされては絶対にいけない。ついつい巨大組織の前では諦めてしまうんだよね。それにしても一徳さんは悪役がよく似合う。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "時間不足ながらも\n 池井戸潤がブレイクする随分前にWOWOWのドラマ(主演 仲村トオル)を見て、凄く良かったので今作を見に映画館へ。長瀬君は俳優として素晴らしいと思っているので不満は無いですが、やはりこれはドラマで色々な人物の思いや気持ちの変化を見ていかないと、最後の逆転の感動が薄いです。高橋一生は、後付けキャスティングでしょうか?見せ場が無い感じ… 小池栄子と元恋人の関係には見えないし(笑)岸部一徳が単純すぎる悪役で、ちょっと失笑。忘れましたが原作もそうでしたっけ?本当は地上波でドラマにして欲しいけど、〇〇自動車が分かりすぎるから難しいのでしょう。個人的にはエンドタイトルがサザンていうのも、あまりしっくり来なかったです。実際に人が亡くなってる事件がモチーフなので、エンタメっぽくなるような気がして。ともあれ、長瀬君やディーン・フジオカ、そして脇を固める役者陣も豪華、精一杯まとめてあるので、映画館で観ても後悔はしないかと。 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 重い題材だが、テンポ良く進み、飽きさせない映画。ただ、メインキャスト同士の絡みは少ないです笑 " + }, + { + "date": "2018-07-02", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三本柱なのか??\n 中小企業の社長でも何でも、おかしいと思ったことをおかしいと曲げないその信念の強さは大事ですよ。いくらフィクションでも(リコール隠しはどうやらモチーフがあるそう)、それが世界を変えるんです。実際そんなことはよく記事になるじゃないですか。前もそんな映画を見ましたが、思い付きませんね。なんですっけ。ただね、三人の男の熱い物語だったのかな??と思うばかりですよ。プロモーションの仕方が違ったとしか思えません。プロモーションは大切です。ある期待を持たせて客を引っ張り、映画館に呼ぶわけでしょう?その点おかしい!赤松社長のやるせなくても思いを曲げずにもがいている人物像を軸にPRすべきでした。そうよ、長瀬智也さん、名俳優。一アイドルのファンとして観に行くもんじゃないですよ。赤松社長の人間味がまっすぐに伝わってきました。悔しかった。そして熱かった。PRに寄せるとすれば、もう24分追加して144分映画にして、その分井崎さん(高橋一生)に回すという方法がいいかな。そうしたらサザンの主題歌ももっとザクッと映画に食い込んだんだろうな。信念に負けない熱い男たちの物語って感じで。人ひとり亡くなってるのに「熱い」って不謹慎かな。あと、\"反撃\"開始ってのもなんかおかしいよね~。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "まぁそこそこ\n それなりに楽しめたけど、薄いかな。。。長瀬君、頑張っているのは分かるんだけど、苦労知らずのボンボン社長にしか見えない。。。もっと社長の苦悩が伝わる苦悶のシーンや演技が欲しかった。ディーンフジオカの方がその辺りの葛藤が表現できていたように思う。。。佐々木蔵之介は、場面少ないけど、流石の演技。岸辺一徳も安定だけど新味なし。他の方も書いていたけど、映画というか、2時間ドラマ。。。エンディングロールで、三菱ふそうの名が無いか探してしまった。自身の企業スキャンダルを題材とする映画に制作協力とかしていれば、多少は罪滅ぼしになると思うけどな。それができる会社なら、最初からリコール隠さないか。。。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "スピード感もあり、みごたえある映画でした!\n 中小企業が大企業に立ち向かうという内容はありきたりといえばありきたりな話ではありますが、まったく飽きさせず物語が進みます。最終的には、中小企業が勝つ?のですが、それまでのプロセスも泥臭さもあり、心地のよいものでした。どの役者さんも素晴らしかったですが、もう少し高橋さんの裏でどのようなことを行ったのか描かれるとさらに面白いのではなかったかなーと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "テレビドラマ的で映画館で見るのはどうだろうか\n きょうは1080円で映画が見れるので、誰が出ているのかなど全く事前確認せず、書店に並んだ同小説の帯を見てブラっと映画館に入りましたが、主演が私の苦手なジャニタレのひとり。ちょっと失敗した感が。。。キャストはテレビドラマでよく見る人ばかりで、なんだかテレビドラマをシアターで見ている気分。もっと社内で不正が行われたどろどろとしたメカニズムにフォーカスあてても良かったと思うし、スクープ記事を直前にもみ消される雑誌記者もあっさりしすぎで苦悩が伝わってこない。運送会社の社長の嫁が深キョンって奇麗すぎるし(笑)2時間という尺で出来る範囲何だろうが、なんだか全体的に中途半端だったような消化不良の作品だった。折角映画なんだからもっとメリハリつけた赤穂浪士のような時代劇的な勧善懲悪にしてもいいんじゃない?それなら深キョンの瑤泉院ならば全然OKだし、吉良殿の岸部一徳もOKだ! " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長瀬くん、頑張ってた☆\n 池井戸潤の原作の映画ですので、ある意味安心してみていました。役者さんがやはり人気を見越してか脇まで豪華。でも、あまり長瀬くんに期待していなかっただけに、なかなか社長役良かったです。むしろ、ディーンフジオカはもう少し違う面を見せて欲しかった。イメージが壊せないのかなぁ・・個人的には、すごく良かった!と言える作品ではありませんが、安心して鑑賞出来ます。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を見てないのですが、\n 中小企業の社長とその社員達大企業の社員達 銀行員それぞれの場所でそれぞれのやり方で人間らしく闘う男たちはかっこよすぎた。また、登場人物の一人一人の気持ちや仕事に対する姿勢、家庭の事情なども深くはないけどリアルに描かれていて、無駄なキャストがいないと思えた。しかし、原作やドラマ版を見ている人からはほとんど不評みたいで指摘を見てると、理解が追いつけないわけではないけど、なるほどなど思える描写もいくつかある。でも、いい話だっただけに、これはこれで完成されていて、楽しめたし見てよかった。原作も読んで見たい。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "時間が足りない!\n 池井戸作品なので大まかな流れは想定通り。だからこそ気持ち良く泣けて最後はスカッとできるんだけど。でも!やっぱりもうちょっとそれぞれのキャラを掘り下げて欲しかった特に高橋一生をお目当てに観に行った私としては井崎さんにもっと活躍して欲しかった!笑。全体的には浅いなーと思うところはあるけど短い時間に必要なものは全て詰め込んで、それでもわかりやすくて感情移入できるレベルにはなってると思う。泣けて気持ち良くなれるエンターテイメント映画。私も組織の歯車だけど自分の中の正義には従って生きたいよね。それが誰かの出世のための駒でも。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "長瀬くんカッコよすぎ\n 少し駆け足で話の筋を追っている感じはありますね。俳優さん達が豪華すぎて、えーそんなチョイ役もったいない、って思う人ばかりだったので、確かに連続ドラマでじっくり見たかったかな。でも、十分面白かったです。ただ長瀬くんが格好よすぎて(なぜか脚さばきがカッコよすぎって思った)、もう少し泥臭い感じの俳優さんの方がよかったかも、って思った。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "三菱自動車のリコール隠しを原作とした映画だけあって、映像の中の出来...\n 三菱自動車のリコール隠しを原作とした映画だけあって、映像の中の出来事ではなく実際に起きた事件なんだという意識で見ることができました。数年前のリコール隠し経験しても変わることのできない大企業の社風と、大企業に振り回されて涙を呑んできた中小企業の経営者たち。そんな中でも間違っていることに納得できず行動を止めない赤松社長。正直、なめてました。ご都合主義の逆転劇で、半沢直樹みたいにスマートに威勢よくわかりやすく逆襲するものだと思っていました。ですが、赤松社長は泥臭く出版者の人と相談したり、ホープ自動車のリコール被害にあった会社を訪ねたり、ホープ自動車の沢田課長とは何度もやりあう。非常に泥臭い戦いで、赤松社長の苦悩が見ているこっちまで伝わってきます。しかし、最後にはしっかりとホープ自動車を成敗してあらゆる伏線を回収して話を締めています。そこに長瀬智也演じる赤松社長の演技。人間らしさを持った社長の言葉の数々、特に沢田課長に言い放った「もっと人間らしく話してくれ」の一言には、大企業で育った沢田課長をはっとさせる強い意志を感じる言葉です。悪役である岸部一徳演じる狩野常務は「ザ悪役!!!」と言わんばかりの倫理の欠片もない表情と発言の数々。大物感バンバン出ていて、発言の節々から背筋が凍る非情さがにじみ出ています。いやはや、これはもう一度劇場に行きますかね。 " + }, + { + "date": "2018-07-01", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "実話が元だと\n やっぱ、面白いって言うと不謹慎だと思うが「沈まぬ太陽」もそうでしたが大手企業ってのは巨大であればあるほどそんな体質なんでしょうね。って言うか、日本政府がそう言う体質やからしょうがないか…。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "良いんじゃない。池井戸作品の映画化\n ドラマで良かった、原作とは違う、尺が足らない、など色々な批判がありますが。。。映画です!2~3時間で如何に伝えて観客を感動させ、大スクリーンで迫力ある映像と音響を直に感じることがどうできるか?だと認識してます。それを踏まえて。中小企業の社長と従業員の絆とパワーを感じることができた。池井戸ワールド。大企業だからダメ一辺倒でなくそういう部分もあるが色んな意味で様々な人材がいるる。だから悪だけでなく正義もいるし大企業にまで成長し継続して会社が存続していると。岸部一徳のような役員もいるから面白く成長もするのでしょう。ディーン・フジオカが結局会社に残るという選択をしたのもある意味納得。事故の責任を誰か特定したり押しつけるのは簡単だが、被害者の夫が言った お前らがこっちの立場で想像したことがあるのか? には、当事者でないから全てを感じることは不可能だが想像はできると改めて考えさせられましたね。主人公は俳優であれば色々人選があったと思う。そこで長瀬智也かぁと。アイドル・歌手ですよねということを考慮すると十分というと失礼なくらい役者でしたね。まぁ笹野さんや岸部さんのレベルとは比べられませんが。 " + }, + { + "date": "2018-06-30", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "まあまあという感想…\n 池井戸作品ハズレなしということで期待して見ましたが。。重大事故があった割には加害者側に位置付けられている人物達がやけに飄々としていて描写が軽い印象。主人公が苦悩した時間は長かったけど逆転ご褒美がお手軽に済まされて若干物足りない。ドラマで感じたようなカタルシスを求めてた人達にしてみればうす塩味だったのも伺えます。また、主人公の行動に疑問を感じる点も多々あり、入り込みきれなかったという感じです。役者陣の演技はみなさん素晴らしかったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "長瀬智也 カッコイイ\n 長瀬智也って歌手でしょ。でも声(台詞)も強いし、立ち振る舞いも上手だし、完全に俳優だと思いました。この事件、新聞で知っていたけど、いざ映像でタイヤが飛び人に向かっていくのを見ると「実際にあんなふうだったのかも?」と、ゾッとしました。やっぱり許せない事件だし、もう一度思い出させてくれてよかったと思いました。該当する企業には再度、猛省をしてほしいし、安全と背中合わせの仕事をしている人たちには「整備・点検」に、より力を入れてほしいと思いました。最後に、この映画に出てくる俳優さんたちの声の力に感心しました。長瀬さん、岸部さん、寺脇さん・・・。俳優ってやっぱりすごいですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "タイムリー\n 事件はかなり前の事だが未だに品質不正が続々出ている中でよく作った。企業の社員教育でつまらない品質教育ビデオを見せるならこれを教材にしたらいい。映画としては☆ひとつかな。 " + }, + { + "date": "2018-06-29", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "酷評する程ではないです\n 長瀬はここでも長瀬。これに池井戸原作ファンやアンチジャニーズが噛みつきそう。私は長瀬君は好きなのでマイナス要素ではない。原作ファンと評価が分かれると思うけど、読んでない私は普通に面白かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "凝縮\n 見応えあった。実に濃密な脚本だった。余計な事を一切書いてないかのようで、冒頭から世界観にガッツリ囚われる。退っ引きならない緊張感に引きづりこまれる。立場において曲げられる真実の在り方や、それに群がる人物達。事実を究明せんとする弱き者たち。皆、それぞれに良識をもち、いい塩梅で自分本位でもある造詣に唸る。濡れ衣を払拭したところで本編は終わる。肩を落としホッとする長瀬氏が印象的だった。秀逸だったのは人間の描き方で、裏も表も白も黒も、誰一人として単一な色を持つ人は居なかった。長瀬氏を中心として物語は進むが、とても、とても濃密な群像劇でもあった。苦悩を抱え込む長瀬氏も素晴らしかったけど、高橋氏の役所が絶品。表舞台に一切絡む事なく、トドメを刺した。彼の功績を誰も知らない。ずっと耐えて、機会を伺い、たったの一振りで切って落としたような感じだ。かなり美味しいポジションのキャラで、このキャラを生み出した作者は、やはり只者ではない。「果報は寝て待て」の体現者で、ただ1人、痛快なのである!脇を固める役者陣も、いい仕事をしてくれていて、充実した2時間だった。権力と財力に屈したマスメディアもソレっぽい。警察機構が正義の執行人として描かれてはいるが、政治家絡みで抑圧するのも可能なんだろうなぁと思いつつ「正義」という言葉が幻のようで宙ぶらりんな現代を憂う。ただ…ラストカットはアレじゃないと思う。俺的、本年度のアカデミー賞総ナメな1作! " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "巨大組織の光と影。不屈な男達が挑んだ戦い!!\n 【賛否両論チェック】賛:四面楚歌の状況下にあっても、諦めることなく戦い続ける主人公達の姿が痛快で、胸がすく思い。豪華なキャストやサザンオールスターズの主題歌も魅力的。否:展開はかなりのご都合主義で、内容も少し難解か。 自社のトラックが事故を起こし、苦境に立たされる中でも、社員を信じ守るために孤軍奮闘する赤松の姿は、観ていて胸を打つものがあります。一方でそんな赤松の行動が故に、遺族をさらに傷つけてしまう辺りは、切なさも感じさせます。 そして片や組織の中にあって、赤松と同じように疑問を抱き、各々の立場から戦いを挑んでいく沢田や井崎の姿も、また魅力的に映ります。日本の経済を覆うような超巨大財閥企業を前にして、果たして3人がどのように戦っていくのか、その辺りも見どころです。 やや展開が都合よく進みすぎる感はありますが、そこをツッコむのは野暮ですね(笑)。キャストもかなり豪華ですので、全ての働く人にオススメしたい、痛快な人間ドラマといえそうです。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "俳優 長瀬智也として素晴らしい\n 池井戸さんの作品は、パターンが決まっているし、主演ジャニーズで、正直、映画館で観るのはどうかな?と思っていました。ところが、始まってからグイグイ ストリーに引き込まれ、半信半疑だった長瀬さんは、演技を超えて赤松運送の社長その者でした!素晴らしかったです。脇を固める俳優さんも文句の付け所なく凄いです。改めて笹野さん、岸田一徳さん、佐々木蔵之介さん、寺脇さんの演技の凄さを感じました。社会で生きていくとは、理不尽な事に我慢し、大きな力には逆らわずに行くことがいつのまにか普通になってしまう。ですが、自分の命を賭けて、また誰か為に戦う 大事さを強く感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-28", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "楽しめた\n ストーリーは池井戸さんなので安心していられるし、俳優陣もちゃんと演技できる人を揃えてるし、ちゃんと楽しめた。だが、TVドラマで見慣れているせいか、映画っぽさに欠けている気がした。映画っぽさって何だよ?って話なんだが。まあそれは贅沢な不満というヤツかな。最後の大逆転に至る、「大企業の中の良心ある個人の活躍」が少し切れ味に欠ける気がしたが、それはやはり作者が大企業をキライだからかな?冒頭の手持ちカメラの意味はよくわからなかった。不安定な感じを示したかった、とか? " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "味付けに失敗\n ストーリーからも長瀬のキャラからもいくらでもドラマチックに濃い味付けに出来ただろうに淡々とした薄味仕立て年のせいか薄味映画は大好きだけど これは味付けに失敗した感じ内容からしてやはり力強く 韓国映画の焼肉味付けの方が良かったのではオシャレにしょうとしてサザンまで持ち出しているけど エンドのウタは無惨に見苦しいほどにそぐわないですよ " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "正論・正義を貫く美学\n 当該作品の週末興行成績は、2位=>2位です。「上手な生き方」ではなく、「正論」と「正義」を貫く姿勢は、TVドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」に見られる典型的な「池井戸潤」作品でした。今回も、「大会社」が悪者になります。でも、予告を観ただけで、殆どのストーリーが解ってしまうのは、いかがなものか?!「まあまあ面白い」の3.5点でした。Michi " + }, + { + "date": "2018-06-27", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "仕事に生きる者たちの戦い\n 池井戸作品は数多くテレビドラマで見ているだけに、映画の尺では勿体ないくらい前半の展開が早い。最初の10分だけでテレビドラマ一話分は作れる内容。しかし中盤の被害者の顔が見え始めてからの展開が素晴らしく、前半の要点をもキチッと引き込んで画面に釘付けにさせられます。主人公だけの話ではなく、仕事に生きる名もなき者たちの、プライドそして反骨の思いを持った戦いを存分に炙り出す、まさに池井戸な作品を堪能しました。長瀬やディーンほかの演技力は抑えめながらも、豊富な登場人物が最大限楽しませてもくれます。面白かった! " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "原作を読まずに映画だけ見に行きました。 とにかく作品に圧巻され、1...\n 原作を読まずに映画だけ見に行きました。とにかく作品に圧巻され、18歳の私でもすごく考えさせられた話でした。社長の全力さに魅了されたし、亡くなった母の息子さんの手紙で思わず涙が出ました。そして長瀬智也さんの演技が素晴らしい。感情が入っていて、視聴者もその作品に吸い込まれるような感じでした。大きな映画館で平日にも関わらず3分の2は動員していました。絶対みるべき作品だと私は思います。そして近々本も買おうと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "まあまあ良いかな?\n くらいの出来です。ストーリーはいろいろ省かなければならず、時間内におさめるには、無理があったかと思われる。ホープ社の社長が、絶対悪に描かれているが、会社の為、社員の為に、そうせざる得ないって方が良かったかも。「ひとり死んでるんだぞ!」って決定的なセリフにしてるけど、実際に、理不尽な死は、日本中にいくらでもあり、その中のひとつに過ぎない。しかし、リコール隠しの会社の存続の為に、その避けることの出来た 死 があるのは、許せない。自分の所属している組織が、意図的にそうしてると、知った時、どう行動出来るか?いろいろ考える素材としては、良い映画。また、中小企業の社長、社員、大企業の社長、社員、被害者の立場、どう見るか?役者さんの演技は、期待どうりか。最後の長瀬のセリフお前の顔は、二度と見たくない。のセリフは違和感あり。内部からのリークは、沢田ことディーンだと確信してるんだから、お前の顔は、二度と見たくなかったんだがな、、、。だったら、納得出来た。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "長瀬君で良かった✨\n 公開前までに必死に原作を読みました。文庫本でも相当なボリュームがあり、途中で諦めかけましたが何とか読み終え、映画を観賞しました。原作を読みながら長瀬君が演ずる主人公の画が浮かびました。こんな経験は初めてです。そのくらいこの役にぴったりでカッコいいと思いました。他にもイケメンが揃っており、イケメン好きにはたまらない映画ではないでしょうか?配役も演技力に定評のある役者さんが多く、違和感は感じませんでした。池井戸作品の好きな方は、安心して見られる映画だと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-26", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "四の五の云わないなら水戸黄門的なおもしろさ\n 状況や心象の移行・変遷を乱暴なまでに端折るのなら「リコール隠し」などという大きな題材ではない方が良かったのでは。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 6, + "review": "原作を読んでないから楽しめたが、原作を読んでみたい!\n 多分、原作を読んだ人には「ドラマでよかった」とか「描写で薄いところがある」と言ってると思います。どうぞ言っててください笑自分は特報だけの予習で観ました。ちゃんと楽しめましたし、それぞれの登場人物はもっと魅力的に描かれているところは原作であるんだろうなーと感じられた映画なので満足です。はじめて映画→原作という流れをやってみたいとおもいました。それこそ、映画という2時間という限られた中で、演者や製作陣、スタッフがやれるところまでやりきった作品ではないかと。。。熱さが滲み出た作品でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "正義\n がある事を信じたい、そんな映画。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "予想通りの結末だった\n ドラマの下町ロケットを観てまして、すぐに結果は解るストーリーでした。下町ロケットと同じだよね・・と主人と共に結末を予想してましたが、その通りでした。映画は面白かったけど、帰宅後、再度下町ロケットを観ましたら、やっぱりドラマの方が面白いね。。との感想を二人で言いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "やっぱりドラマかなあ\n 内容は原作も読み、ドラマも見てなので、すっかりネタバレでしたが、鉄板ネタでもあるので、観に行ってみました。良くまとまっているが、悪いわけでもないけど、消化不良。この手の組織ものは、やはり山崎豊子の一連の作品が強烈過ぎで、そのイメージで見てしまう。それぞれの立場や、そのしがらみをズブズブに見せた上で、次々と襲いくる悪夢のような事態を何とかして行くのが、醍醐味なのだけど、単発映画だと、どうも各キャラに慣れたところで終わりという感覚が拭えない。配役もくふ重いテーマを扱った本作も2時間枠だとこうなるわなぁと、少し残念なところ。新しい方のドラマ「不毛地帯」で敵役の専務を演じていた岸部一徳が、こちらでも悪徳役員をやっていて、ハマっていた。あとは、ムロツヨシがいつ適当な事を言い出すか気が気でなかったのだが、始終真面目な役でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-25", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "邦画ってあまり好きになれないのは画面が暗いから。よく晴れた日ってあ...\n 邦画ってあまり好きになれないのは画面が暗いから。よく晴れた日ってあったりしたけど全体的に画面が美しくない。テレビドラマで良かったんじゃないかしら。ただ長瀬さんととディーンさんはとても良かった。岸部一徳さんもいい声してるなぁ。まぁ面白かったけどもっとスカッとしたかった。エンディングのサザンの歌が映画と相まって最高でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "よく晴れた日\n 長瀬かっけ〜池井戸さんはハズレが無いですねっ読んだ本にあったのですが亡くなった場所に食べ物や生花を手向けるのはどうだろうか...そのうち腐ってしまう供えた人はそれを回収に来るのか?いや来ないだろう結果生ゴミを遺棄してるのと同じだと...そんな事考えた事も無かったので覚えててふとそれを思い出してしまいました。カラスがつついたりしてるところをテレビで放送してないですもんね " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "空飛ぶタイヤ\n 今まで見た映画の中で1番感動した。疲れた時やうまく物事が進まない時に見たくなる映画だった。この映画をみて私も何か変えれるのかも知れないと思えた。勇気がもらえる映画だった。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったです\n 社長の心の葛藤を長瀬くんがうまく演じてだと思います。池井戸さんの小説を映画にするには時間が短すぎるかもしれませんね。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "中小企業vs大企業\n 久しぶりに面白い映画を観た。財閥系企業のリコール隠しによって、命を落とした善良な市民。濡れ衣を着せられ、隠蔽を暴こうと奔走する中小企業社長。複雑な大企業組織の中でも、問題提起する側と隠そうとする側の拮抗あり。のめり込んで観れる映画。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 4.0, + "empathy": 3, + "review": "いいかげんな仕事\n 誰かのいいかげんな仕事のせいで、最近も一人の小学生が通学路を歩いていただけなのに、違法建築のブロック塀の下敷きになり命を落としている。この映画のモデルになった三菱ふそうの事件も、リコールを隠していなかったら、トラックからタイヤが脱輪することはなかった。このような利益優先で法令遵守できない会社、それに従う社員がいる限り、悲劇が起こるだろう。 " + }, + { + "date": "2018-06-24", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "自動車教習所のビデオみたい\n 正直、スタートは教習所の事故の悲惨さを訴えるテンションで進行し、とてつもなく盛り上がらない内容です。大企業との逆転劇も、短い時間でサラッとしかえがかれず、期待はずれとしか言えない内容でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "これぞ池井戸作品\n 半沢直樹とか好きなら見るべき作品。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "大企業との熱い闘い\n 何かを変えることは難しい。それが大企業なら尚更だ。現実で大企業が抱える体制問題とも重なり、組織とはどうあるべきか、個人としてどうするかを考えさせられる作品だった。整備不良を疑われる赤松運送、大企業でトラックの販売元であるホープ社、ホープ社と繋がりがあるホープ銀行、被害者など様々な視点で葛藤し闘う人々が描かれている。ストーリーは展開が読めるので単純に感じる。また、食べるシーンがよく出てくるのが印象的だった。豪華俳優陣を起用しており、配役も見事である。それぞれドラマで培われたイメージにぴったり当てはまっており、違和感なく鑑賞できる。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "原作は読んでないが…\n ドラマは見た。以下、ネタバレを含みます。やはり映画一本にまとめるには無理がある。薄く伸ばした感が否めない。登場人物はズラリと揃えてるのに、それぞれの背景には少ししか触れない。意味ありげに登場しておいて、その後あまり触れないから初見の人には特に薄いストーリーに見えただろう。長瀬智也の熱が弱く泥臭さもなく苦悩してるのに苦労してるように見えない。あんなスマートな立ち振る舞いだと感情移入できないよ。そこは予想以上にひどかった。ちょっとしか出ない佐々木蔵之介が一番良かったというバランスの悪さ。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "内助の功こそ池井戸ワールド\n 池井戸作品、「下町ロケット」しか読んだことはなく、ドラマもなんとなーくでしか視たことない。但し、文章作品と映像作品のカベみたいなものは、自分のなかに落とし込んでるつもり…です(苦笑)文章作品は個人の心情描写や独白に特化することが出来るのが心に響き、映像作品はそれらを演技や情景、更には音楽で体感し、感動へと繋げる事が出来る。なので、その実映像作品の方が「考えるな感じろ」的な対面の仕方が合っている気がするのですよねぇ。と、どーでも良いことが観賞後に思い返される様な作品でした(笑)。決して悪い意味ではなく、万人受けかと思いきや、受け取り手によって感じ方にばらつきが出そうな作品だと思った次第でして。ともかく、高橋一生とムロツヨシ、深田恭子と笹野高史(他の方々も素晴らしいが個人的に特に)の面々がグッとくる、サザンのテーマソング共々、社会人へのエールのような素敵な映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "2時間という時間の枠に\n 無理矢理押し込んだという印象です。被害者や容疑をかけられている運送屋の苦悩とか、大企業の狡猾さとかをもっともっと時間をかけて描いて欲しかったなと思います。キャスト陣は良かったと思いますよ。原作が好きなだけに少し残念かな。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "結末はわかっている中で\n 結末はわかっている。そこにどうやって向かって行くか?と言うのが、この映画の醍醐味なんだろうけど…。良い意味でも悪い意味でも予想を裏切ることはなく、面白かったけど、ま、こんなもんだよね…と言う感じ?そして、最後に、あんな手のひらを返すような和解はないよ…と、少し興醒め。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "いつもながらスカッとしました!\n さすがの池井戸作品!絶体絶命からの大逆転、気持ちがいいです。長瀬智也&ディーンフジオカのW主演ですね。最後に二人が交わす「あんたの顔は二度と見たくない」は別々の切り口から大企業に戦いを挑んだ戦友同士の会話ですね!最後まで諦めずに孤軍奮闘する赤松社長にはこはぜ屋の宮沢社長がかぶってみえました。岸部さん他、池井戸作品の常連憎まれ役の皆さんも相変わらずいい味出してよかったです。でも池井戸作品初なんですね、映画化は。もっともっと映画化してほしいですね、半沢をはじめ。元題材の某企業に事件当時、商談中だった自分の経験にも照らし合わせ、企業とは何なのか、理不尽な状況に弱者は泣き寝入るしかないのか?色々と考えさせられました。映画やドラマとは言っても実生活でも理不尽なことだらけの毎日に凹みがちな今日この頃、頑張ればなんとかなる!(かも?)と勇気をもらえました。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "三菱自動車、リコール隠しの映画化\n 三菱自動車のリコール隠しの映画化リコール隠しはどこにでもあるが死亡事故を起こすようなリコールも2回も繰り返しているのは悪質900ページからなる原作を良く2時間枠の中にまとめてあると感じましたいつもアウトサイダー的な役が多かった長瀬さんも良かったと思いますただ高橋一生さんはんは三枚看板にされていた割りに出番では少なく、次回作でも作るのか?といった感じでしたが映画としては豪華キャストがたくさん出ているし見応えがあるものになっていましたただキャストが多すぎで、皆さんがちょい役でとても勿体ない感が半場ではなかったですねぇ原作が長いだけに仕方がないのかもしれませんが良い作品なだけにそこが少々残念です " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.5, + "empathy": 1, + "review": "まぁ予想通り熱い作品\n ディーンフジオカ主演と言っても過言でない程の活躍だが、やはりこれは長瀬智也演じる運送業者社長が主人公。一人の正義感がクールだった大企業社員たちの正義感に火を付けてそれが伝播していく、という熱さのダイナミズム・伝染が池井戸作品らしく好きだ。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "さすが池井戸作品\n 池井戸作品は面白い作品があって初の映画で気になって観に行った。熱い男達で大企業に立ち向かう社長一言で言うとカッコ良かった。赤松社長役の長瀬智也の演技も良かったし、ムロツヨシもいい味出していた、他の俳優さん達ももちろん良かった! " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "悪くはないけど・・\n 悪くはないけど、今一つ盛り上がらないというか、なんというか。地べたを這いずり回る社長を見かねた神様が手を伸ばして一件落着した印象。社長さんが一生懸命なのはわかるんだけど・・・ " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 5, + "review": "最後まで集中して観れた映画\n 出演者も豪華。そこにその人出てくるの⁉︎みたいな方も。最後はほっとしたとゆうかすっきりしたというか後味よく劇場から出られるような映画でした☺️ " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "長瀬はアイドルではないね\n あらゆる役を演じられるようになった長瀬は大役者の風格だ、この作品でも見事に演じきっていた、ストーリーは以前ニュースなどで話題になった事もある日常あり得る話、大企業の腐敗的なものは映画の中だけなんだろうが出来れば隠したい事例であり中小企業にとっては死活問題、そんな問題に挑んだこの作品は非常に興味深くかつストーリーの展開が丁度良いテンポで進んでいて全く飽きなかった。 人が死んだ事実からの距離感で人の感情の違いを前面に押し出し、守るものの違い、私利私欲の為に行動してしまう人間の弱さも感じた。 " + }, + { + "date": "2018-06-23", + "rating": 5.0, + "empathy": 7, + "review": "とても考えさせられる映画だ\n 企業とは?組織とは?倫理とは?を問いかける、ヘビーな映画でしたね。プライドは必要だが、いつもカッコつけては生きて行けない。人を動かすのは人。長瀬智也さんはともかく、ディーン・フジオカさんがいい味出してました。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "仕事帰り、少し熱い気持ちになれた\n 原作がとても面白かったので映画も楽しみにしていた。ドラマみたいなオーバーな刑事の役柄も、大企業のエリート役も、ありきたりな感じに少し不満を持ちつつ、きっとみんながわかりやすく飽きずに最後まで観られるのかなと思った。今思えばそこも原作に忠実かも。何かを変えようとするのはすごく難しい。終わりが見えていても楽しめると思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "おもしろかった\n 結論はなんか見えてたけど、でも、おもしろかった。主人公側というかいいもの側はなんでイケメンが多いのでしょう?それはこういう勧善懲悪もの映画のルールなのかな?それにしても、こういう事故やリコール隠し、かなり前にあったよね。三菱だったけ? " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "日曜劇場向き?\n 面白かったです。いかにも池井戸潤的なストーリーでしたねー。 登場人物も多く映画では尺が足らない感じ。ドラマ向きでは? " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "こういう映画で泣ける人は多分\n いろんな事を我慢しながら頑張ってるんだろうな…と、鼻をすすっているおじさんや声を殺して泣いてるらしいおばさんの音を聞きながら思いました。久しぶりにそんな状況で映画を観ました。大企業でも不正は駄目なのだと、ストレートに表現している所がとても良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸節!\n 熱い男性像、裏切らない!やはり責任者が情熱的で行動力があるところには、観ていてスッキリします。映画というよりドラマっぽいですが、ドラマはドラマで拝見したくなります。配役が、なぜか右京さんを彷彿させるメンバーだったので、自分の中で少しとまどい笑えました。少年のカードの言葉と、長瀬社長の、中小企業なめんな!の言葉、深キョンのほんわかしっかり妻が印象的です。ディーンには悪い役は似合わないという映画です。 " + }, + { + "date": "2018-06-22", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "ワンパターンかな\n 面白かったけど、池井戸作品はみんな似ているな。あと深キョンのふわふわ感が浮いてる。長澤まさみとかのが良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男のドラマ\n  一点だけマイナスに思ったのは、刑事役の演出も人物像も演技も古臭い昔の刑事ドラマのようで残念! " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "十分楽しめた\n ドラマも原作も未読です。ドラマの方が楽しめた、とレビューが多かったので、心配してましたが、十分楽しめました。前半はもどかしくて、中盤はやるせなくて、後半は頑張ってくれって固唾をのんで…じわじわと感動させてくれました。長瀬とディーンと一生の3人が、ホント見せてくれます。一生のセリフが、なんかタイムリーな感じに見えました。解決したその時は、自然と涙ぐんでしまいました。実際の話は、想像以上な事が色々とあったのでしょう。ドラマはもっと号泣して観られそうな感じがしたので、いつかドラマ版を観たいです。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "コンパクトにまとまった良作\n よくできた原作を、いかに2時間の映画にまとめるかが、勝負かと。そいう点では、ストーリーの骨子がきれいにまとめられていた。ただ、映画的エンターテインメント性がもう少し欲しかった感はある。今日はサッカーW杯の日本初戦が行われた。勤め先の同僚たちは早々と仕事を切り上げ、テレビ観戦するために帰路を急いだ。サッカーに興味がない自分は、その時間閑散とした映画館で本作を観賞。映画館を出てスマホの電源を入れると、代表チームがコロンビアに勝って白星発進したニュースが飛び込んできた。サッカー観戦と社会派サスペンス映画の観賞を比べてもしょうがないが、スポーツバーから出てきた青いユニフォームのグループに、W杯の試合なんかより良いものを観たぞ!と、言える程ではなかった。とは言え、実にストレートに誠実に原作の要素を積み上げた、優等生的な作品だった。所轄署の刑事が大企業の家宅捜査の指揮をとるか?とか、登場人物を絞らなければならないためとはいえリアリティーに欠けるシーンもあったが、多くの登場人物がそれぞれに背景を抱える群像劇らしく、被害者夫の悲痛な叫び、疲れはてて辞表を出した幹部社員の悲哀、20年整備業務に心血を注いだ挙げ句に不当な扱いを受けた男の滲み出るプライド、これら、演者の力量も相まって、心に残るシーンはいくつかあった。しかし、肝心のサスペンス面が弱い。絶体絶命の主人公が、自力だろうが他力だろうが、一発大逆転するのが池井戸作品の醍醐味。遂に大企業の不正にメスが入る、その決め手を劇的に映画的に描いて欲しかった。そこが、エンターテインメントだろうに。しかし、長瀬智也とディーン・フジオカ、全くタイプが異なるが、二人とも絵になるカッコ良さだ。紅一点、深キョンの良妻ぶりに癒された❗ " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "事故or事件\n 事故or事件で失われた被害者のために全力を尽くし、闘っている主人公の姿に感動しました。事故or事件が解決するまで最後まで諦めずに行動することが大切だと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 3.5, + "empathy": 2, + "review": "ドラマがよかったかな\n WOWOWでドラマ化されたものをみていたので、あらすじは理解していました。ドラマのキャストが素晴らしく、仲村とおるさんの演技がすごく印象深かったため映画は少し物足りない感じがしました。インパクトさが足りない感じです。エンディングの歌も映画とは合ってないかなぁ。そこも重要なのでざんねん。 " + }, + { + "date": "2018-06-21", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "物足りない\n 原作、ドラマを経て実際映画を観ると物足りなさを感じてしまった。ポイントポイントは抑えられているものの、原作に比べ人間の心境の変化や喜怒哀楽を2時間では表現しきれて無い。少し自動車の専門用語が出てくるので詳しくない人にはチンプンカンプンに感じるだろう。しかしながら役者の演技はリアルな感じが非常に良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸さんは裏切らない!\n どうやって大手企業を訴える事が出来るか見てたけど、結局上層部の圧力でもみ消されるのはどこの会社でも同じ。。家族を抱えてると尚更…内部の協力が無いとダメだよなぁ…映画だから出来たんだろうが!しかし、フジオカ氏はどの角度を見てもカッコイイ!なぁって惚れ惚れしてましたぁ〜笑 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤パターンだな\n このパターン、そろそろ飽きてきたな〜。テレビドラマだな!男前出し過ぎて、現実感出てないな〜 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "眠い\n キャストがいいから見たいのに、物語の流れが異常に眠い。深そうで浅いし……。結末までの流れも悪い。話としてはいいが、映画としてはイマイチでした…… " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "空飛ぶタイヤ\n 池井戸作品という事と、サザン書き下ろしエンディングということで、あまり調べず観に行ってきた。原作とドラマを見てないのでなんとも言えないけど、映画でやる意味は、わかりやすく見てもらいやすくするためだったのかな。興行成績2位になったようで、ねらい通りだったのかな。淡々と見終わってしまった。面白いかどうかで言えば、面白い。事件の重さからすれば、物足りない気もする。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 2.5, + "empathy": 2, + "review": "ドラマと 比べると ちょと物足りなかったかな サザンの主題歌は、歌...\n ドラマと 比べると ちょと物足りなかったかな サザンの主題歌は、歌詞もはまって良かった。エンディングだけじゃなく 途中も流れたら盛り上がったのにね〜 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "豪華キャスト陣を贅沢に使用してます。\n ⤴長瀬さんの演技が好きです。⤴サザンの曲良かった⤴深田恭子さんやっぱり可愛い⤴超豪華キャスト陣⤵よくまとめられていていると思いますが、連続ドラマ向きのテーマやストーリーかと‥。 " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 1.0, + "empathy": 23, + "review": "やる気のない映画\n 全体的に薄っぺらい。映画を見に来てるのに、2時間ドラマのクオリティ。表現が下手。セリフのセンスなさすぎ。一番ひどいのは、終盤で被害者の夫の家に行ったシーン。赤松社長の「長くなりますよ」までは良い。なんで本当に説明し始めちゃうんだよ。なんでモンタをクビにするかどうかの話から始めちゃうんだよ。赤松社長目線で時系列順に全部話す気かよ!そりゃ長くなりますわ!原作の重要なシーンがカットされてる。ホープ自動車に家宅捜索して、すぐに沢田がパソコン持って警察行っちゃってるよ!沢田、先走りすぎ!家宅捜索した意味ないじゃん!家宅捜索して何も証拠が出て来なかったから、沢田が内部告発したんだろ。カットしちゃったから、無茶苦茶だよ。ホープ自動車が破産する流れもないから、突然買収話だけ(しかも記事を映しただけ)じゃ、見てる人意味わかんねぇから。週刊誌の記者を女にするのはまだギリギリ許せる。なんで東京ホープ銀行の井崎と元彼・元カノ設定みたいなの入れんの?何か役に立つ?それ。最後のシーンで、赤松社長と沢田の対峙とかマジいらねぇから!なんも意味ない会話でクッソつまんねぇから!なんで赤松社長のそばで最高の理解者だったはずの専務が嫌な感じの経理ジジイになってんだよ。こんなイヤミジジイ見たくないよ。余計なセリフを増やすくせに、見せ所になるはずのシーンをカットしちゃってるし。「業務上過失致死じゃないのかね?」で刑事達が奮い立つシーンをなんで入れないの?もう、ツッコミどころ満載。唯一、キャスティングは良かった。監督の本木克英、脚本の林民夫、おまえらやる気ないだろ!映画なめんな! " + }, + { + "date": "2018-06-20", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "現実\n 見る前にWikipediaでリコールのことなど情報得てから鑑賞俳優も豪華で演技派たくさんで本当に面白かった。でも、そのぶん悲しくもありこれが現実に起きたことを元にしてるって考えたらぞっとしました。小説も読んでみようと思います! " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "浅い内容\n メリハリがなくダラダラ進む展開で途中は退屈でzzz…。何となく観ているだけで何も伝ってくるものは無い。掻い摘んだような浅い内容なのでもっと深く掘り下げて欲しい。TVドラマを観ている感覚。2017-116 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "男道\n 男気満載な作品に女心も掴まれた・・そしてそんな男達を更に盛り上げてくれたまさに「男歌」!サザンの主題歌は天下一品! " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 0.5, + "empathy": 0, + "review": "詰め込みすぎで内容が希薄\n 2時間の枠じゃ無理でしょう。ドキュメンタリータッチで、人間の感情の変化や状況の変化を無視してストーリーが進んで行くので、内容がとても希薄。原作を読んだか、TVドラマを見ていないとついていけないように思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かった!\n 大学生の娘と息子と3人で鑑賞しました。無知な私達でも楽しめるかしら…が鑑賞前の本音。いざ始まってみると、あっという間にストーリーの中へ。終盤では演者の方々と一緒に声が出そうになってしまいました。自動車部品の名称が全く分からず、そこだけ置いていかれてしまった感があったので-0.5星。主演の長瀬さんもですが、俳優陣が皆さんとても魅力的で。大変そうだけど私も赤松運送で働きたい!なんて思ってしまいました。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 1.0, + "empathy": 4, + "review": "TVドラマ\n 2時間スペシャルのTVドラマ。金を払って見に行くクオリティではありません。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "かっこいい\n 俳優陣がかっこいい作品でした。長瀬智也さんが、アイドルから、本当にいい役者になってきたと感じる役だと思いました。大企業 対 中小企業の構図は、池井戸作品らしいです。個人的には、深キョンが可愛い😍劇中のセリフが旦那さんのことを励ます時、社長さんというところが、可愛い感じを受けました。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "それぞれの闘い方\n 緩やかなカーブでトラックのタイヤが外れ、女性が死亡した。警察も世間も運送会社の整備不良と決定づけたが…。同原作者の他の作品に比べ最後にスカッとはしないが、それぞれの立場から大企業と戦う様子が葛藤と共に上手に描写されていたし内容も分かりやすかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "まあまあかな?\n 池井戸潤初の映画作品ですが、テレビドラマのようなスカッと感は皆無。淡々と進む物語はやや退屈でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "☆☆☆★★★ 最近、1日に1時間は読書をしよう…と、主に映画化作品...\n ☆☆☆★★★最近、1日に1時間は読書をしよう…と、主に映画化作品の原作を中心に読書をしていますが。その中では、抜群に面白かったのがこの原作でした。但し、その面白さを忠実に活かすには。最低でも10回連ドラ位の量は必要でしょうか。実際の連ドラ(未見)では5回だったらしいですが、それでもかなりの駆け足になったのでは?…と思えました。原作を読んで思ったのは! 単純に大企業によるリコール隠しと。それに翻弄される被疑者側の、疑いを晴らす話だと思っていましたが。主人公にあたる被疑者赤松の闘いを縦軸とし、前編は販売部の沢田。後編は取締役狩野を中心とした。出世の為には生き馬の目を抜く男達の、野望満載な熱い内容。大企業とゆう怪物の上で胡座をかき。何故大事な事を忘れ、リコール隠しへと走ってしまったのか?…と、考えさせられる話でした。そんな分厚い群像劇を、映画にした場合。かなりの改定は必要不可欠で。おそらく、小学校での事件から発生する。PTA問題は全てカットされるだろうとは、容易に予想は出来ますが。大企業の出世争いとリコール隠し。グループ企業ゆえに付き纏う企業戦士として生き残る為のバランス感覚の有無。そんな数多い登場人物達も。誰が残り、誰が描かれないのか?…凡そ2時間の尺に収める為にはどうなってしまうのか?…も興味深く。上手く纏まれば最高のエンターテイメントで有り。上手くいかなければ、壮大なる失敗作になるだろう?…と予想した。結果として観客に提示された作品ですが。しっかりと押さえるべきところは押さえた、良質なエンターテイメント作品になっていました。やはり予想通りにPTA問題は全てカット。驚いたのは。大筋なストーリーの流れは、ほぼ原作通りになっていたこと。この長尺な物語を、よくこの尺で纏め上げたものだと感心しました。それでも。沢田役のディーンフジオカは、原作だと出世欲バリバリな男なのですが。映画に描かれていた人物像は、寧ろ赤松の様な正義感溢れる男に描かれていたのは、ちょっとだけ不満を覚えたのが本音。企業内部のパワーバランスを擦り抜け。このリコール隠しを利用し、一気に次期重役クラスを狙う。そんな男だった筈なのですが…。今人気の俳優だから…なのでしようか?但し、それによって、映画のラストシーンは原作には無い描写となり、この2人は対象的な人物で有る…と、観客には提示されている様では有りました。まあ、エンターテイメント作品として「これも有りかな?」とは少し思いましたが!以下、とりとめもなく…。その他では、(原作では)後編で核となる狩野の狡猾さ。演じているのが岸部一徳だけに、どれだけの迫力で演じてくれるのか?…期待したのですが、意外にもアッサリとしていた感じが…。真相を知り、最初に告発をする杉本。原作では、どこか腹の底が読めない人物で有り、イメージ的には濱田岳辺りが適任かと思っていたのですが。単純に正義感の強い男として描かれていたのには、やや不満を覚えるところ。それと、これは不満では無いのですが。榎本役が男性から、女性ジャーナリストの小池栄子に変更されていた理由が不明で。これは何故だったのでしょうか?刑事役の寺脇は、相変わらずな棒演技。これだけ成長しない人…ってのも、或る意味凄いっちゃ凄い(ーー;)最後のエンドクレジットでのサザンの歌には違和感しか無い(個人的意見なので他意はない)数多くの役者達が登場するが、もしもこれを外国人の人が観るとどう映るのか?特に、自動車メーカー側と銀行側の役者陣達は、背広でも有り。似た様な体型と相まって、1人1人の区別が付くのかどうか?がちょっと気にはなった。ひょっとしたら天国で、山本薩夫が「こうゆうのは俺に任せて欲しいなあ〜」…なんて言っているかもね(^^;;2018年6月17日 TOHOシネマズ府中/スクリーン3 " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "面白い‼️\n 結末は予想通りでしたが、そこまでの展開がかなり予想をいい意味で裏切ってくれてドキドキしながら観ました。久々にお薦めしたい映画です‼️ " + }, + { + "date": "2018-06-19", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "見応えあった。いい映画。\n 見応えあった。重量感ある映画。不幸な出来事をきっかけに、大きな組織と戦っていく。実際に起きたら、人生変わるくらい大変なことだろう。映画だと解っててもメーカーの対応に腹が立ってしまう。組織の中にも組織に対しての不満、不正義への不満。そこに自分の立場という葛藤。純粋に面白かった。原作やドラマを観たら物足りなく思うのかもしれないが、(それはそれで楽しみ)純粋に映画が面白かったので★5つで。原作・ドラマ観てみたい。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "可もなく不可もなしと言った感想です。 2時間にまとめるのは大変なの...\n 可もなく不可もなしと言った感想です。2時間にまとめるのは大変なのかもしれませんが、仕上がりも2時間ドラマのよう。佐々木蔵之介の演技だけがズバ抜けて良かったと思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "関係のある業種の人は観る価値あり?\n 何の気なしに、普通に「面白そう」と思って観に行きました。わたしは車(整備)関係の会社で働いているので、リコール隠しや整備不良はかなり身近な話で、観ているうちに、怖くなりました。車の話なので、横文字の部品の名前はそこそこ出てきますが、そこまで専門的な話ではないので、素人でも楽しめると思います。全体的に思っていたよりわかりやすく、最後もまぁよくあるハッピーエンド?って感じで気分はいいですね(笑) " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 4, + "review": "思っていたよりわかりやすかった!\n 池井戸潤ベストセラーで日本を代表するオールスターキャストが集結した映画 空飛ぶタイヤを観てきた。原作は読んでいなくて内容が少し難しそうだけど映画予告をよく観ていてキャストが豪華で観ることにしたけどこの作品は観てよかった!整備不良を疑われた長瀬智也さん演じる赤松が製造元であるホープ自動カスタマーのディーンフジオカさん演じる沢田に再調査を要求。前半から男同士の闘いが。赤松は追い詰められるが従業員の生活を守るために苦しみながらも立ち向かっていく。自分が赤松の立場だったら逃げ出してしまうだろう…。赤松も一人だったら難しかったかもしれない。しかし彼には仲間が。愛する妻と子供がいる。人は一人では生きていけない。赤松が高速で120キロ出してヤケになって死のうとしたときも闘っているのが一人ではなかったから思いとどまったんだろう。高橋一生さん演じる井崎は思ってたより出てくる場面は少なかったけどこの脱輪事故の謎を解く重要な役。最後に笑った高橋一生さんをみてメロメロになった女性は多いだろう(笑)最後まで諦めず信じた者が勝つ。赤松がかっこよすぎて!終わりのシーンの赤松と沢田が別れるシーンも良かった。主題歌はサザンオールスターズが書き下ろしした新曲。予告編で流れてた時は「いい曲だけどこの映画には合わなそう」と思ってたけど本編を観たあとにこの曲が流れると赤松含め諦めないで闘う男たちの応援歌になっていて良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "純粋に面白かった\n この作品は、原作・ドラマ共に観てませんでした。他のレビューには内容が物足りないと書かれてるのもありましたが、2時間でラストまでまとまっていて個人的にはとても楽しめました!脇を固めてる方も含め、キャストがとても良かったので、安心して物語に集中できました。余談ですが、池井戸さんの作品、主人公の妻はできる良妻が多いなぁと感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "上手くまとまっていて、良かった!\n 池井戸潤氏の原作で、半沢直樹も良かったが、こちらもアッパレ!と言えるほど上手く纏まっていて、良かった。最後には、大企業の不正を暴き、悪代官のような役員を成敗する水戸黄門さまの如く、裁きをあたえスッキリスカッとする展開。ディーンフジオカがイケメン過ぎて、見惚れてしまう。長瀬智也は野性的。エンドロールのサザンは世代的かとても良く、聞き入ってしまった。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "大企業の闇に立ち向かえ!\n ヒューマンドラマのすべてを観たという感じ。観終わった時心地よい疲労感が押し寄せて来ました!キャスト、内容、テンポ、どれも丁度良い作品でした。社会に対する責任を再認識させられました。明るい前向きな深キョンに救われました。是非映画館で🎦 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "それぞれの立場の正義と勇気\n 「空飛ぶタイヤ」は、WOWOW版、連続ドラマが大変に良く出来ていたので、ある意味不安と期待を持って見てきました。WOWOWの方が1時間モノの5話で出来ているので、おおよそ5時間、映画が2時間だったので、ドラマで感動した私の方で言えば、映画の方はダイジェスト版的で、本当にあの内容の良さは伝えられるのかと思っていたのですが、映画の方も十分見応えがあり、大変に良かったです。WOWOW版に想い入れが沢山詰まっているので、比較してしまいがちなのですが、幾つかの設定を映画版の方は、削って出来ています。また、映画版の方に足りないのは、本作品、赤松自動車の社長を中心とした人間関係がポイントだと思っていますが、映画の方では、赤松運送VSホープ自動車にクローズアップされ、WOWOW版の方の赤松運送VS警察、赤松運送VS被害者、赤松運送VS家族、ホープ銀行VSホープ自動車の表現が死んでしまっているのが残念だったかな・・・・また、赤松社長自身も、WOWOW版は、どんどん追い込まれていくに対して、映画版の方は、少々ヒーローで終わってしまっているかな・・・ま、それでも、WOWOW版を見ていない人でも十分にこの映画の原作の良さが分かる映画でした。この作品って、実名でお話作れないの?と、出来もしない疑問を持ってしまいます。ま、私の場合、WOWOW版が好きだから、配役の方にも、ミスマッチが多いかな、WOWOW版の方が良い俳優さんが演じていて良かったな・・・しかし、最後は、やはり、ドラマでも映画でも共通の「人間の中にある本当の正義と勇気」これには感動の一言しかない。本作品、「万引き家族」の陰に隠れてしまった勘があるが、映画を楽しむのなら、「空飛ぶタイヤ」でしょ。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "守るべきものは何か\n 巨大組織と中小企業の戦い。まるで国家権力を相手に個人が挑むようなもので、普通なら断念せざるをえない。十分な証拠もなく反論できず、融資もなく資金繰りも悪化、その上返済を迫られ、さらに被害者家族からの提訴、最後の切り札のメディアにも匙を投げられ、八方塞がりの中で、耐え抜く赤松(長瀬)社長はある意味超人。あれほど追い込まれれば跳ね返すのは普通なら無理。でもやっぱり一人では限界。志しを共にする仲間がいないと救われないのが現実。最後に救われて良かった。でも現実の社会では不条理でも表に出てこない事案も多いのだろうきっと。組織は組織に属する者でも簡単に切るのにね。中小企業の経営者の苦労と企業社会の怖さを実感させられました。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "単純におもしろかった!\n 半沢直樹以降の池井戸作品はあまり好きではなかったので久しぶりに。とっても良かったです。原作は読んでないけど、そりゃあ原作の方がいいでしょうが、この2時間と限られた中で飽きる事なく十分楽しめました。長瀬演じる熱き社長、ディーン藤岡始めムロツヨシ中村蒼高橋一生佐々木蔵之介他と脇を固める俳優陣も良かったです。内容はシリアスだけど、どうにか解決してほしい願望の中、ムロ節もちょいちょいあり、池井戸特有の組織的な事もわかりやすく、観やすいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-18", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "これは原作の良さだなあ\n 事故が起きたときは悲しかったなあ。「みんな頑張ってやってるのに!」って。長瀬も最初は部下を怒っちゃうんだよね。でも間違いだって解って謝りに行って「責任を取るのは俺だ」って。「赤松運送で働きてえ!」と思ったからね。そこから長瀬が頑張って、ディーン・フジオカも「おかしい?」って気づいて、高橋一生も融資しないぞってなって。それで最後はうまいこといくけど、これ結局、大企業の中の人が踏ん張ってるんだよね。やっぱり巨大な組織を変えるのは、その内部の人でないとできないっていう。組織人に、組織人じゃない普通の人の判断させたのは、長瀬の頑張りだってことなんだけど。そして、組織の中で頑張った人は報われてないんだよね。大阪に飛ばされたままだったり、商品開発部で飼い殺しになったり。そうだとすると、また似たようなことが起きたら「君子は危うきに近寄らず」を選ぶ人も出るだろうな。組織内で地位を得るのと、人間の筋を通すのと、どっちが良い?って、長瀬が一億円もらうかどうか悩んだようね問題と同じ迷いをすることになるかもね。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "実話に基づいているという恐ろしさ\n ストーリー自体は勧善懲悪のよくある感じ。正義と自らの信念を盾に闘う男たちをカッコよく描いている。また、巨大企業の融通のきかない縦割りな組織形態、内部での恣意的な人事も克明に描かれている。業界を代表する大企業メーカーにおいて、データ改ざんなどが相次ぎ、企業のコンプライアンス、モラルの無さが問題視される中、「空飛ぶタイヤ」が映画化されたというのは、昨今のメーカーの在り方に疑問を投げかけるといった意義があるのだろう。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールド\n 『半沢直樹』『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』の池井戸潤ワールドが描くもう忘れられつつある16年前の三菱自動車の組織的リコール隠しによる横浜母子死傷事件の待望の社会派実話映画化。ここまでの月日をかけないと民放でも描けなかったという。豪華役者陣の名演が光る作品としても締まった作品。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールドも健在でお薦めです。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "まるでTBSのテレビドラマみたい\n 原作は未読です。個人的にはこの2時間という枠の中で上手く纏められた気がします。物語のテンポも良かったと思います。ただ皆さんも書かれてる通り、主題歌がサザンの曲というのはこの映画に合わないような気がします。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "原作良すぎて物足りなさが。\n 池井戸潤さんの原作が良すぎたこともあり、不足感が残ります。また、どうしてもドラマと比較してしまいますが、赤松運送や赤松家の悲壮感が薄く、最後のスカッと感も物足りない印象です。ドラマと比較すると、仲村トオルの「何十億、或いは何百億ものコストを削減したんだよ。人の命まで犠牲にしてな。」のセリフが強烈で、好きなのですが、映画版は同じセリフが全然響かなかったのが残念です。井崎君も存在感薄かったですね。港北署の刑事も胡散臭いし。良かったのは、深田恭子演じる奥さんの献身的なところですかね。あと、ディーンフジオカさんの演技は流石です。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "信念を貫く強い意思\n 自分の部下を信じ、巨大な組織にいどんで行く姿はすごかった。大企業のしてはいけないことがよく出ていた。自分がトップになった時、長瀬くんようにできるかどうかと思うと胸が熱くなるものがあった。社会人の人には是非見て欲しい作品だと思います。人として、人間として、社会人としてどうあるべきかこの作品を見て考えてほしいと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい...\n 事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい会社が叶わない大手に立ち向かうドラマ!目が離せないガン見映画です。社長長瀬君の演技も熱い映画ですね〜おススメ映画です。(^_^) " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "有名な実話だけに、いつもの池井戸作品のドキドキ感はない\n この作品の元ネタ・・・・三菱自動車の話は、かなり世間を賑わしたので鮮明に記憶に残ってる。今の時代ならもっと大変な事になってたと思いますが、この作品は、SNSでのイジメが、話に組み込まれてました。本編のサイドストーリとなる家族への余波の部分は、ドラマならいい感じで物語の進展を伸ばすのにね^^;基本原作読まないので、日曜劇場は毎週”どんでん返し”からの”どんでん返し返し”が楽しみでしたが、この作品結末知ってるので、その部分のすっきり感も薄い。長瀬さん・ディーンさん・高橋さんを揃えてるので、客席は”万引き家族”よりかなりいいバランスで埋まってました。見所の一つは、時間にして数分ですが、本来なら主演しててもおかしくない佐々木蔵之介さんの存在感は凄かった!日曜劇場好きなら是非〜☆4.2 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "ちょい役\n 3人の共演のような感じかと思ったが、一生ちょい役。おそらく撮影では一度も会わなかったのではないでしょうかね。池井戸作品は好きなので、映画は楽しめました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤らしくエンターテイメント\n 映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。三菱自動車側からの相当に詳しい内部告発があったことが分かっていますが、本作のホープ自動車の澤田(ディーン・フジオカ)が車内で干されるシーンが出てきますが、会社としてこういうことができるのは、ある意味すごいなぁ、と思います。映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。長瀬くんは中小企業の社長役を良く演じています。ディーン・フジオカもピッタリですが、ムロツヨシの好演が印象的です。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤さんの物語は観てて安心\n せっかく面白いのに、テンポが早過ぎてもったいない。陸王とかのドラマでも時間が足りないぐらいなのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。。。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "中小企業は泣き寝入りするべきなのか\n これは某財閥系企業のリコール隠しを題材にした社会派の映画だったある運送会社のトラックが走行中にタイヤの脱輪事故を起こし、たまたまそばを歩いていた女性がそのタイヤに当たって亡くなってしまうそこから、運送会社は整備不良を疑われるが、運送会社はトラックそのものに欠陥があったと考え独自調査を開始するが、財閥系企業の壁はあまりにも厚くて高いそこで問われるのは「人の命の重さ」と「正義感」だったちょっときれいごと過ぎるかなと、思わなくもないし大手企業の闇はもっと深いと思うけれど全ては金で、いろんなところで先回りしていろんな事実を揉み消そうとしてるあたりや大手企業の中小企業に対する扱いの軽さとか大手企業内の人間関係とか、それあるなーありそうだなーと思うことが満載で面白かった現実にこういうことがあったら、もっとたくさんの人が絡んでくる話になるんだろうけどそこをあえて削って、中小企業の社長が大手企業に立ち向かっていく話にしたんだろうなと思ったそこには、日本の経済を支えている中小企業を応援したいという思いも込められていると感じた人の思いや命をないがしろにするような企業は、滅びるべきと思う " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "一人の母親の死から物語が始まり、その重さは最後まで変わらない。\n 一人の母親の死から物語が始まり、その重さは最後まで変わらない。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "しみます\n 初の池井戸潤シリーズの映像化作品を見ましたが家族を持つ身と持たない身で思うことがだいぶ変わってくるある意味とても深い作品です " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "良くまとまってました\n 以前このドラマを見た上で映画を鑑賞しました。限られた時間で良くまとまっていたと思います。確かにドラマのような細かな描写はなかったですが俳優さんの演技も素晴らしかったですしポイントを抑えていたと感じます。ちょい役でしたが佐々木蔵之介の演技も良かったです。ドラマではこのシーンはなく資料だけでしたがあそこで佐々木蔵之介さんがあったからこそ、あそこから大逆転になったと感じました。ドラマを見てない人はすんなり入れてストーリもわかりやすくドラマを観た人はまた違った楽しみができると感じました。一点、高橋一生さんの役についてもう少し映画で活かせなかったんだろうかな〜 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "good\n 小説未読な私には、十分。テレビドラマの池井戸作品は、暑すぎて、わざとらしさを感じていて、あまり好きじゃない。原作ファンからすると、ざっくりしていて、物足りないようですが、約2時間の映画としては十分だと思いましたよ。強い人が沢山描かれていて、こんな状況の、どこにも巻き込まれたくないと、思いますが、深田恭子演ずる妻が、素敵だと思いました。夫を信じ、支え、子供の為に行動する。彼女の出来ることをする。大きな事は、出来ないけど、出来る事をする人間には、なりたいかなぁ…と。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "胸打たれる人間ドラマ\n 大企業の不正と闘う男達の姿に胸打たれました。ラストが急展開だったので、2時間の尺に描ききれてない部分があると思います。しかし、各場面での主役格とその周囲の人物達の思いがラストに繋がっていく様子は上手くまとまっていて面白かったです!豪華俳優陣の演技によって描かれる人間ドラマは一見の価値ありです!! " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "いい男たちの共演!\n 見た目も人間性も魅力的な素敵な大人の男性たちの共演!そこがまずポイント高い。長瀬は芝居は上手いとかはよくわからないけど愚直な人間役がぴったり。ディーンもノーブルな感じがハマりすぎでした。この二人を見たいがためだけにでも映画館を訪れる女性客は多いだろうなあ。内容は今までテレビで池井戸作品を楽しんできた人の期待を裏切らないスカッとした内容で良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 1, + "review": "中小企業への応援歌\n 世の中の企業の99パーセントが中小企業だということだそうで、そんな中での鑑賞ターゲット層は中小企業で働く人々へ向けた感じで、大企業は映画の味付け上、悪魔のように描かれている。ただ大企業で悪く描かれている具体的部分については、リコール隠しはやりすぎなものの、実際大なり小なりあるところが多くて、こうもクローズアップされて大企業の悪が描かれていると、なんだか一社員として変に身につまされて本当に気持ちが悪くなってしまった。内容はよく出来ているし練られているなと感じるが、実際の現実を考えれば、社長の「世紀の大逆転劇」を起こそうとするうごきは、遺族や社員をないがしろにしてしまいがちで突拍子も無いし、警察の不遜な態度も大変気になった。(あんな生意気で不遜な警察官がいるならそれこそ内部告発もの)後風刺のつもりか、やたらエンブレムがトヨタそっくりなのと、雑誌の表紙が文春に寄せすぎてるのはやりすぎかなと。映画としてのメリハリは効いているので、大満足とはいかないでも、現実からやや乖離したと把握した上でのエンタメとしてはまあよく出来ているほうかなという感じでした。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.0, + "empathy": 15, + "review": "期待していたが\n 12年前に原作を読み、池井戸潤の虜になるきっかけになった作品の映画化。やはりこの作品の映像化は無理でした。wowowのドラマの方がまだ良かったかも。ディーンフジオカさんをはじめ好きな役者さんが揃っていたので大きく期待していたのでガッカリ感はけっこう半端ない。池井戸作品では他にBT63の映画化や仇敵のドラマ化なども期待していたがちょっと怖くなってきた。素人意見で言わせていただきます。原作は素晴らしいが脚本と演出がダメ。原作で感じた怒りや悲しみ、思わずガッツポーズが出る程の感情の爆発が全く映画からは感じられなかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "しんどいね、生きてくのは\n  この作品は長瀬智也が主演のはずで、本人もそれなりの演技をしていたのだが、如何せん脇役陣の演技が凄すぎて主役がボケてしまった感がある。それはプロットにも由来するところがあって、主要な登場人物それぞれの人生が少しずつ描かれることで、それぞれの人物に一様に感情移入することになり、主役のシェアが下がってしまうのだ。しかしそれは強ち悪いことではなく、寧ろ群像劇のように物語の幅を広げている。 個人と組織の相克というテーマはお馴染みではあるが極めて奥の深い問題で、映画、小説、演劇など様々なジャンルの数多くの作品で様々に描かれてきた。この作品では組織の論理が個人を蹂躙する大企業に対して、家族のような人の繋がりを是とする小企業の対比がベースとなっている。現実はもう少し複雑だが、敢えて簡略な構図を設定することで登場人物たちを典型化し、行動の動機を明快にしている。登場人物に感情移入しやすいからくりがそのあたりにあると思う。 場面場面で異なる登場人物に感情移入しながら観るので、飽きることはない。また登場人物が典型だから混乱することもなく全体像を容易に把握しながら観ることができる。とても分かりやすい作品で、エンドロールで流れる桑田佳祐の歌の「しんどいね、生きてく(生存競争)のは」という歌詞がこの作品を象徴している。いろんなことはあるけど、共同体の中で組織や個人と関わりつつ、それらを受け入れて生きていくしかないという、諦観とも肯定ともつかない感想を得る。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 4.5, + "empathy": 15, + "review": "悪質レビューは見定めて\n 昨日、映画を観て良かったので他の人のレビューはどうだろうと見てみた。そういう人がどんな映画を愛しているのか知りたいからだ。すると、新しいアカウントでレビュー実績のないものが散見され、赤松社長につられて、たまらず、初投稿してしまった。尺が足りないと書いている人がいるけれど、これはあくまで映画だし、映画とは省略の美学と思って観ているからまったくそうは思わなかった。テレビと映画だとやはり造りが異なる。映像の重厚感とか大スクリーンの迫力、それに見合うキャスト。やっぱりエンタメ映画はスターがいると華やかだ。そのあたりに注目してみては。もちろん、WOWWOWも良かったが、画質、音質がなあ……。にわか映画ファンより。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "尺が足りないというが\n レビューを読んでいると、尺が足りないとドラマの方がという声が多いが、これだけのキャストを揃えたとなると、実現不可能だったろうし、やっぱり映画ならではだと思う。個人的には重い話だし、二時間くらいの方がちょうどいいのではと思う。映画の後に原作を読むと理解が深まり面白かった。昨日今日で一気読み出来てしまうくらいにはストーリーにハマった。ドラマ版ももちろん見てみたいが、これはこれでとても素敵な映画だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "何か身につまされました。\n 異業種ですが、社長という立場なので、身につまされました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 1.0, + "empathy": 8, + "review": "時間足りなさすぎ\n 原作にある各人の心の葛藤がまったく描写されておらず、薄っぺらい映画になってました。wow wow のドラマの方が余裕で面白い。2時間におさめないといけないのは、わかるが、、、もーちょっとやりようがあったと思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "うーむ\n キャストを期待して観たんだけど、正直、WOWOWのドラマ版の方が見応えあって面白かった。ドラマ版は全話で5時間くらいだったから、原作に忠実に場面が描いてあったけど、映画版は2時間くらいに凝縮してたため、かなりバサバサと切られていた印象。ストーリー面白いし、キャストもいいのに。もったいない、って感じました。 " + }, + { + "date": "2018-06-17", + "rating": 2.5, + "empathy": 6, + "review": "期待しすぎたかな\n 「下町ロケット」は読みました。ドラマ「半沢直樹」面白くてハマリました。で期待したのですが…うーんイマイチ(尺が短いよな)(日曜劇場でドラマ放送した方が良いのでは…)ダイジェスト放送て面白くないもん。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 3, + "review": "良くも悪くも\n ふつう。実話ベースなだけに、映画作品としての質が評価の分かれ目だと思います。話は面白いが感動は薄い。もったいない。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.0, + "empathy": 2, + "review": "期待してたけど正直面白くなかったです。 眠くなりました(笑) 融資...\n 期待してたけど正直面白くなかったです。眠くなりました(笑)融資とか銀行とか、話が難しいのが苦手な方にはおすすめしません。実際に私、眠くなりました(笑)登場人物が多過ぎるし登場するおやじ達の顔がみんな似たり寄ったりで紛らわしくなりました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 1, + "review": "想像力の欠如\n いくら財閥系自動車メーカー勤務だとしても、オヤジ達があんなオシャンティなフレンチだかイタリアンばかりで密会するわけがない。対して赤松運送の社員はすべからく木造風呂無しみたいなアパート住まい。あまりにもステレオタイプな人物像の描き方がお粗末。エンドロールのサザン、悪くは無いんだけど中島みゆきさんが「ファイト!」って歌ってくれた方が私的には嬉しい。もしくは竹原ピストルか?総じて大企業のリコール隠しというセンセーショナルな題材をエンターテイメントに振りすぎた気がする。原作の小説の方がずっとイマジネーション豊かで考えさせられました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 9, + "review": "物足りない\n 池井戸さんの本、ドラマは全部みてて、どれも人間模様が素晴らしく引き込まれていたので、楽しみで観てきました。結果はちょっと物足りない感じがしました。豪華な配役で、それぞれの役は良かったけど、池井戸さんの物語を2時間で表現するのは難しいのかなと感じました。あの本の良さは2時間では伝わらないかなと思います。テレビドラマを見ちゃってると人間模様の複雑さが少しあっさり気味でした " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 1.0, + "empathy": 5, + "review": "評価がわりとよくて、、、\n 池井戸さんのドラマはどれも面白いので見に行きましたが盛り上がりが特になく衝撃も特になくって感じでした。ドラマの方がストーリーも映像も役者もエキストラも上回ってました。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "企業のリアル。ディーンフジオカ。\n 最初はちょっと演出過多かなという不安もあったが、後ろへ行くに従って抑え気味になってきてリアリティが高まってきた。予想を上回る良さでした。ディーンフジオカが素晴らしい。この人を主役にして良かったくらいに、素晴らしい存在感でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "池井戸潤だった\n 半沢直樹下町ロケット陸王そして【空飛ぶタイヤ】相変わらず池井戸潤という男は中小企業の経営者という心を捉えるのが凄いなと思いました。会社をしているものなら誰もが思うことを表して毎度のように周りから、世間からの見え方を意識して嫌味な銀行を相手にするw作者らしくまた、キャストも絶妙にいそうな人ばかり上記の作品が好きな方にはオススメです。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 2, + "review": "池井戸ワールド\n 池井戸ワールドらしい企業ネタ作品。中小企業対大企業の構図は『下町ロケット』と同じで、ストーリー的にも結末は予想できます。それでも入り込めるのが、池井戸作品の面白さ。今回は、車業界のリコール隠しがテーマ。数年前に、実際に〇〇自動車がそんな事件を起こしたような…。良くなりかけると、また落とされて、それを繰り返す中で、最後は、救世主が現れて、そしてスッキリ。これって、日本人が水戸黄門の時代から好きなパターンですね。長瀬君、ディーンさん、一生さんとイケメン豪華男優陣に混じって、ムロさんは、やっぱりいい味出してます。いつもながら、大企業や銀行の裏側って怖いな〜と思います。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 2, + "review": "面白いけど\n 2時間ドラマの2夜連続くらいが良かったかな?唐突に逆転しすぎ長瀬くんもディーンフジオカもかっこ良かったけど最後のスーツが高そうだな〜と " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "時間が足りない\n なんか、淡々と話しが進みあさっり過ぎの気が… " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 0, + "review": "スッキリです\n 原作を読んだ時の爽快感が甦る、スッキリ系の映画でした。ムロツヨシさんが良い感じでした。でも、三…グループがまたやらかしたタイミングで、真面目にやってる社員さんはいたたまれないだろうな。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "長瀬は何のために戦ったのか。\n 長瀬は何のために戦ったのか。会社?従業員?家族?正義?被害者の夫「あんたたちは自分のことしか考えていない!」被害者が死んでしまった以上、長瀬の行動と夫の言葉が両立しない展開にモヤモヤ感あり。最後、自分達は無実で悪いのはこいつらでした!じゃ遺族が置いてきぼりでしょ。せめて長瀬を被疑者の関係者にしていたならラストのスッキリ感もあっただろうに。ちなみにサザンの歌と高橋一生の扱いにも違和感大。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 3, + "review": "ザ・池井戸ストーリー。\n 日曜のTBSドラマを見すぎると、この同じ作者の物語の展開にはドキドキしなくなってしまっている。2時間で話の片をつけなくてはいけない分、駆け足にはなるが、そこは十分気配りができていたと思う。書類の文面まで一瞬で切り替わってしまうところがちょっと急ぎすぎだったけど。まあ、一級の役者をふんだんにちょい役で使い倒し、製作費に余裕がある映画だなという感想しかわかない。相も変わらず、ストーリー内に一度として流れない曲をエンディングで流すセンスに呆れてしまう。それを聞き流しながら、この協賛とか協力とかに、例の〇菱〇そうが出てこないかなって探していた。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "全体的には良かった\n 個人的に長瀬智也はすごく好き。でも今回良かったのは中村蒼と高橋一生おまけでムロツヨシかな。長瀬智也は若すぎる。ディーンフジオカはキレイすぎる。もっと中小企業の泥臭さとか巨大企業の嫌らしさとかが出るキャスティングがあったと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "府に落ち・・・\n 87本目。公開前から思ってた事、2つ。やっと公開された。チラッと観た予告で流れたサザンの曲。作品と合ってるのか?軽すぎない?因みに原作未読。で観終えて。面白かった。が後半に見せ場をもっていく為だとは思うんだけど、前半かなり省略した感じがする。心情の機微をもう少し描いて欲しかった。連ドラにした方が良かったかなとも思う。(連ドラあったかは知らないですけど)3年前のリコール隠しもね、何故発覚したか知りたいと思うし。あと事故を起こしたドライバーさんの後処理がね。そこ大事だと思うんだけど。でサザンの曲。やっぱ合ってない。軽い、軽すぎ。でもサザンか悪いのではなく、そういう風にしてと依頼側のセンスの問題だと思う。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "ほぼ全員戦ってる。\n 「空飛ぶタイヤ」鑑賞。*概要*池井戸潤の同名ベストセラー小説を、長瀬智也主演で映画化。*主演*長瀬智也*感想*原作は未読。池井戸潤の作品はテレビで何本か放送されてましたが、ほとんど観てません。主役がなんとTOKIOの長瀬智也。実はTOKIOのメンバーの中で一番ファンなのが長瀬。池井戸潤の作品より長瀬目当てです。(笑)映画の感想としては、普通だった。予告で大逆転エンターテイメントとして謳ってましたが、個人的にそれの真逆。大逆転でもなく、普通の逆転、エンターテイメントじゃなくてシリアス。そんな印象を受けました。この映画は、登場人物ほぼ全員が戦ってる。赤松運送、赤松の家族、ホープ社の人間、銀行、警察などなど、リコール隠しを暴こうと奮闘してる。一番クソなのが岸部一徳が演じるお偉いさん。人が死んでるのに自分の保身しか考えてない。周りの人間もクソでした。最初は赤松運送が様々な人からバッシングを受け、絶望的になるんですが、長瀬智也が演じる赤松社長がとにかく粘る。決して諦めないで巨大企業に立ち向かう。小池栄子が演じた記者から「あなただけなんですよ、戦ってるのは。」の台詞がありましたが、ある意味、他の登場人物達も戦ってるんじゃないでしょうか。赤松運送社長を演じた長瀬さんの演技はまぁまぁ良かった。被害者の遺族を演じた浅利陽介のキレ方も良かった。被害者の怒りがこちらにも伝わってきた。脇を固めてるディーン・フジオカと高橋一生、ムロツヨシも魅力的だし、それぞれ戦ってるのがわかった。でも、ちょっと難しかった。。(^^;総じて、社会派ドラマとしては、面白かったです。ただ、ストーリー的には普通でした。(^^)余談ですが、赤松社長の妻を演じた深田恭子がめちゃめちゃ可愛くてビックリしたwサザンオールスターズの曲も良かったです! " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.0, + "empathy": 1, + "review": "これは日曜のTBSドラマか!?\n しっかり作ってはあるけど、尺にやっぱり限界が〜それこそ連続ドラマでじっくりと見せた方が、カタルシスを感じられる度合いは強くなったと思う。でも良かった。ただ、エンディングのサザンは違うかなあ。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "良かった!(°∀°) 2時間なので、ストーリーを収めるため 結構駆...\n 良かった!(°∀°)2時間なので、ストーリーを収めるため結構駆け足の展開ではありますが、逆にテンポよく話がすすむので観てて飽きない感じです。役者が、みな主役級ばかりというのもなかなか、贅沢な作品。大きな組織に立ち向かうのは大変な戦いですが、沢山の人の思いが、歪んだ事態を変えていく様は、胸のすく思いがしました。現実ではなかなか出来る事ではありませんが、望みを捨てず戦う気持ちはもちつづけたいものです。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 4.5, + "empathy": 17, + "review": "とても面白かったけど、エンディング曲があまり映画に合ってなかったの...\n とても面白かったけど、エンディング曲があまり映画に合ってなかったのが残念ですね。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 5.0, + "empathy": 1, + "review": "闘う男は働く男はかっこいい!\n 私は女性ですが、映画をみて男性ってかっこいいなって単純に思いました。見てるこちらが苦しくなるくらい、追い詰められるシーンを各豪華俳優陣が演じる姿は圧巻です。見たことのない知らない俳優さんがほとんどいません。原作を読んでからの方が、映画ではおさめきれなかった背景を想像しながら見れるので、尚楽しめると思います。とにかく見て損することはありません。ぜひ劇場へ! " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 1, + "review": "とても伝わってきました\n 諦めない気持ちって素敵だなと感じました。長瀬さん、ディーンさん、高橋さん、中村さん全員熱いです。正義って素敵。深キョンの肝っ玉奥さんも素敵だよ。見て欲しい、、ラストのサザンの歌は少し違う死人が出てるのにシンドイねって、、なんだろう " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 2.5, + "empathy": 5, + "review": "尺不足\n 原作読破済ですが全体的に駆け足でまるでダイジェストを観ているような気分でした。尺の都合上仕方のない事だとは思いますが、登場人物の心理描写が浅く話自体が結構淡々と進むので原作では心に残ったシーンも映画では何の感慨も抱かず。イマイチ盛り上がりに欠ける作品という印象です。 " + }, + { + "date": "2018-06-16", + "rating": 3.0, + "empathy": 0, + "review": "二時間\n になんとか詰め込んだんですね。よかったですけど、やっぱりドラマの方がよかったです。門田くんよかったです。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 0, + "review": "時間内に収まりきらず\n 原作の大ファンです。あの内容をどう2時間に収めるのか気になってました。見終わっての感想としてはやはり収まりきらずって感じました。もんたをクビにしてから戻ってきてもらうまでの心理描写の薄さ警察がホープ自動車を捜査対象にするか、プライドは捨てたのシーン以降全部など、期待してたところは総じてスルーでした。盛り上がるポイントがなかったです。同じキャストで2部構成かドラマで見たかった " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "松竹の気合を感じるけど…\n 池井戸潤さんの映像化作品の定番とも言える展開が随所にみられる作品です。実際に起きた事件をモデルに力強く描いており、キャスト、主題歌からも松竹の気合が感じられました。しかし、堅実につくりすぎているせいかどんでん返しや爽快感があんまり感じられませんでした。劇中、物語のカギとなるさまざまな資料が写るカットが一瞬すぎて、せっかく丁寧に作り込んでいるのにもったいないように思いました。これほど厚みがある物語なら前後編にして製作したほうがより見応えあるものになったような気がします。まるでTBSの日曜劇場を120分ダイジェストで観ている気分でした。主題歌は作品にうまく調和していて素晴らしいですが、エンドロールに歌詞があればもっと良さを実感できたように思います。全体としては120分にうまくまとまっているので、見応えはかなりあります。ただ、高橋一生さんファンの方には多少もの足りないかもしれません…。本作のモデルとなった自動車会社が実際に行っていたことはこれ以上だったと思うと背筋が凍りつきますね…。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "面白かったです\n 映画枠ではちょっと厳しいのかな。テレビドラマに比べると盛り上がりがイマイチ。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "画面、揺れてなかった?\n 文庫本を買って、さぁ読もうと1ページ目を開けたら、上巻を買ったつもりが下巻でした。上巻下巻を買い間違えてしまったのは初めてで、思い入れが出来て、凄くすごく楽しみにしていたのに...手ブレのような揺れを感じたのは自分だけかなぁ?映画が始まり、警察に押収されたモンタのファイルをバンバンと叩きつけるくらいまでの間、画面が揺れてて酔いそうで、席を立とうかと迷いました。どう二時間に収めるのかなぁ?と思ってたら、子供の学校の事はカット、取引先の銀行を変える事はラストでほんのチラッと出ただけでした。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 2.5, + "empathy": 0, + "review": "脚本が…\n 2時間の枠に収めるの無理がありましたって感じがプンプン。。赤松運送の追い詰められ感が弱いから逆転した時の爽快感も弱い。企業倫理の部分を描くのか遺族関連のヒューマンドラマを描くのか…。 どっちかに舵切れば名作になる可能性有ったのでは❓俳優さんは皆さんお上手でした。何となくシーン毎足りないと感じることは有ったけど、脚本のせいでしょう。。高橋一生の喫茶店のシーンはとても良かった。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 6, + "review": "ん〜…映画館で見なくてもいいかな\n ストーリーに波がないというか、淡々とした映画って印象でした。事故を起こした運転手の人はその後どうなったんだろう?辞めた人も、はい辞めた。で終わりだし。確かに物語の流れ(リコールを暴く)とは関係無いかもしれないんだけど、結構気になってしまいました。あと浅利君が父親役なのもあんまりピンと来なかったな(笑)最後もあっさり暴かれてそこの具体的な展開みたいなものも無く、みんな喜んで終わりって感じ。沢田さんとかも冷遇されてたけど、どうなったんだろ?とにかく、リコールを暴いて終わり。って感じの映画でした。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "ディーン様♡最高♡\n 長瀬さん演じる主人公の最後まで諦めない姿勢に、とても感動しました!このスケールの大きな作品を2時間でまとめる構成力にもあっぱれ。また、豪華俳優陣の演技が素晴らしかったです!のめり込みました! " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "たった二時間でしたが\n 当事者はどれだけのパワーをもって、たちむかっていたのか頭が下がります " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.5, + "empathy": 8, + "review": "大作を見事に2時間にまとめた素晴らしい作品。ナイス脚本!!\n  池井戸潤作品はドラマ「半沢直樹」からハマリ、「下町ロケット」ドラマ版「空飛ぶタイヤ」そして今も記憶に新しい「陸王」を観てさらにのめり込み、私はもともと「陽はまた昇る」や「海賊と呼ばれた男」など企業で戦う男たち関連のドラマはもともと好きだったので、今回の作品は、池井戸作品初の映画化でさらに監督は「超高速!参勤交代」シリーズの本木監督だったので、すごく楽しみにしておりました。 けど、心配だったのは、このような作品は大ボリュームなのでドラマでしか表現できないであろう内容だったため、とある作品では、前後編にしてほしかった~、とある作品ではドラマでよかったんじゃね?と思う作品はいくつか見てますが今回も、いいところを切ってしまうのではと思っていましたが、まぁ~~見どころをちゃんとおさえて見事に2時間作品としてまとまっていて素晴らしい脚本でした。 まさに、ナイス脚本っ!と言えると思います。 キャストメンバーも素晴らしかったぁ~。 長瀬さんは最近は日本テレビ日曜のあの番組ではおなじみですが、演技をみるのは本当に久しぶりだったんですがギリギリまで追い込まれるけど大企業に立ち向かっていく勇気と戦う姿は最高でした。 それを支える奥さんもカッコいいし息子もしっかりしてますわ。 組織からいろいろな圧力や誹謗中傷があっても戦い続け理解してもらうまでは長くて大変だけれども必ず努力は報われる。中小企業のあきらめない心の意地はすごいんだと実感させられましたし勇気もくれました。 そして、スタッフロールで流れてくるサザンの曲の歌詞が好きですねぇ。作品を観た後にこの曲だからぐっと心にしみこみました。 池井戸作品のほとんどは実際にあったことをモデルに作品が作られておりますが、この作品も2000年に公になった「三菱自動車リコール隠し事件」をモデルに描かれており、忘れちゃいけない出来事を本からドラマ、そして映画へみんなに語り継がれていくことは大事なことだとも思いました。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "半沢直樹の前\n 池井戸潤のかなり前の作品、この頃はまだ半沢直樹のようなアップダウンの激しいジェットコースターのようなストーリー展開ではない。TVドラマのように毎週毎週楽しませる必要もなく、最後の最後で大逆転という流れでじっくり一本を見せる映画に仕上がっており骨太の作品である。WOWOWでもドラマ化されたのを見たが、映画の長瀬もなかなか良かったのではないだろうか、エンドロールはTOKIOで閉めて欲しかった。しかし三菱はこの物語がまた次の不正への導入に過ぎなかったなんて情けない会社だ。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 5.0, + "empathy": 0, + "review": "やっぱり素敵、長瀬君❤️\n 期待いっぱいで見に行って、裏切らない長瀬君❤️他の役者さんも良い人ばっかり。話は重いけど、観れる、魅せる映画でした。もう一度見に行きます。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 2.0, + "empathy": 5, + "review": "内部告発\n 原作未読、TVドラマ未鑑賞2002年に実際に発生した某財閥系トラックメーカーの脱輪による死亡事故をモデルにした話。技術的な話を詳細に示す必要はないけれど、ハブの摩耗によって起きた事故という結論に至った自動車会社の調査レポートには触れず、兎に角整備不良で話が進みモヤモヤ。その後ペラ脱落も同じ原因って、実際の二つの話がごっちゃになってしまっていてムリがある。ドラマとしても、運送会社がどの位の期間どれだけ苦労してどれだけ追い詰められてどれだけ頑張ったのかがみえてこず、偶々そのタイミングでというだけ。台詞でもあったけど運送会社は大したことしてないし、自動車会社の課長さんも最初は正義感だけど結局は損得勘定だし、何をみせたかったのかボヤケているしスカッと感も乏しかった。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "現実もこうなら...\n 映画の結末は理想だ。現実はというと、誰もがおかしいと思っていてもなすすべがない。やり場のない怒りと諦めを胸に生きているから。被害者夫が、加害者だと思っていた赤松も自分と同じ被害者だったとわかったとたん受け入れられるのかはちょっと違和感を感じた。いろんな人の犠牲を何とも思わず、権力をもって自分本位に利益を追求する組織のリーダー。最近そんな人がよくテレビに映る。過ちを認めること。誠実に事に当たること。子どもに教えるようなことができない大人が多くなっている気がする。子どもはすべて見ています。そんなこの国の未来を思うと憂鬱になる。 " + }, + { + "date": "2018-06-15", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "面白いけど\n 色々とこの原作者のドラマを見てきたがこの映画もちょっと2時間ではものたりない気がする、でも悪い奴が最終的に打ちのめされるのはスカッとします " + }, + { + "date": "2018-06-13", + "rating": 4.0, + "empathy": 0, + "review": "長瀬智也、ディーンフジオカ、高橋一生、の3枚看板を歌ってはあります...\n 長瀬智也、ディーンフジオカ、高橋一生、の3枚看板を歌ってはありますが、、、高橋一生は数回しか登場しません。出てくるのもかなり遅い。おまけに2人との絡み一切無し。流行りに乗りたいのは分かりますが、あれで三枚看板を歌うのはちょっとどうかと。内容は面白かったですよ。それぞれの立場での正義がある。悪い人ばかりではないと、希望が持てる感じがしました。サザンも良かったです。 " + }, + { + "date": "2018-05-10", + "rating": 3.5, + "empathy": 0, + "review": "男たちの熱き闘い\n 男たちのプライドをかけた熱き闘い、最後まで手に汗握る展開で、面白かったです。一人一人が主演級の豪華なキャストの方々で、脇を固める方々もすごい方ばかりでした。皆さんの、闘う大きな背中かっこよかったです。サザンオールスターズの主題歌も映画にぴったりですごく良い曲でした。 " + } + ] + } +} \ No newline at end of file diff --git a/neo_review/data/nominate_movie_meta_data.json b/neo_review/data/nominate_movie_meta_data.json index 327c130dd..c81fd182f 100644 --- a/neo_review/data/nominate_movie_meta_data.json +++ b/neo_review/data/nominate_movie_meta_data.json @@ -1 +1,7936 @@ -{"1978": [{"director": ["山田洋次"], "scriptwriter": ["山田洋次", "朝間義隆"], "performers": ["高倉健", "倍賞千恵子", "桃井かおり", "武田鉄矢", "渥美清"], "screen_time": 108, "production_studio": "松竹", "title": "幸福の黄色いハンカチ", "year": 1978, "prize": 1, "id": 1}, {"director": ["浦山桐郎", "橋本幸治"], "scriptwriter": ["早坂暁", 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