本製品には下記の機能があります。
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USBケーブルのワイヤの結線状況のチェック
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タイプCプラグが持つ内蔵抵抗値の確認(PD用E Markerの有無)
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電源線の抵抗値の確認
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プラグシェルの地絡確認
購入時、USBCableChecker2には動作確認用の電池が取り付けられています。
絶縁用のシールが本体との間に挟まっていますので、取り除いてから使用してください。
また、基板をアクリルで保護しておりますがコネクタ等がむき出しになっている為、取扱いにはご注意下さい。
本製品はケーブル検査専用デバイスです。他のUSBデバイスを接続しないでください。破損の危険があります。
- プラグ変換アダプタの判定
本製品の電源をONにしてから、A側のコネクタとB側のコネクタどちらかに変換アダプタを接続します。
タイプCプラグの変換コネクタでCCに接続された内蔵抵抗があればOLEDディスプレイに抵抗値が表示されます。
OTG機能があるアダプタなら「OTG ENABLE」と表示されます。
- ケーブルの判定
本製品の電源をONにしてから、A側のコネクタとB側のコネクタをUSBケーブルで繋ぎます。
ワイヤが結線されていれば「CONNECTION」の所に対応したLEDが点灯します。
- OLEDディスプレイ表示部
A側とB側に繋いだケーブルのVBUSとGNDの両方が結線されていれば、ディスプレイにVBUS線とGND線抵抗値の合計の抵抗値が表示されます。
プラグ内に抵抗を内蔵したタイプCプラグを接続すると、CCに接続されたプルアップ/プルダウン抵抗の値とそれに応じた接続機器に通知される最大許容電流値が表示されます。
10kプルダウン抵抗を検知した場合はMARKEDケーブルと判定します。
GND線とVBUS線合計の抵抗値です。
これにはUSBプラグ-コネクタ間接触抵抗が含まれます。単位はミリΩ、精度は±15%です。
測定限界値は1100mΩで、それ以上は「HIGH」と表示されます。
Cプラグ内にVBUS-CC間に接続された10kΩの抵抗器を持ちます。
USBデバイスにホストが3Aの電流供給能力があるものとして認識させます。
この抵抗値の抵抗をプラグ内に持つケーブルはUSB規格外です。
Cプラグ内にVBUS-CC間に接続された22kΩの抵抗器を持ちます。
USBデバイスにホストが1.5Aの電流供給能力があるものとして認識させます。
この抵抗値の抵抗をプラグ内に持つケーブルはUSB規格外です。
Cプラグ内にVBUS-CC間に接続された56kΩの抵抗器を持ちます。
USBデバイスにホストが0.5Aの電流供給能力があるものとして認識させます。
USB規格で許可されたコネクタ内蔵プルアップ抵抗はこの値のみです。
Cプラグ内にGND-VCONN間に接続された1kΩの抵抗器を持ちます。
これにより接続先USB機器にEマーカーIC内蔵ケーブルということを通知します。
Cプラグ内にGND-CC間に接続された5.1kΩの抵抗器を持ちます。
これにより接続先USB機器は可能であればホストとして動作します。
抵抗器ではありませんが、Mini-B、Micro-BコネクタのGND-ID端子間がショートしていると点灯します。
これにより接続先USB機器は可能であればホストとして動作します。
プラグシェルがGNDと導通している場合表示されます。()内は導通している側のコネクタがA,Bどちらかを表します。
両側のコネクタが導通している場合はA&Bと表示されます。
なお、タイプC-Cケーブルでは規格でGNDとシェルが接続されることが定められています。
両端のシェルがGNDとは独立したワイヤで接続されている場合「SHIELD CONNECT」と表示されます。
なお、通常レガシーUSBケーブルのシールド線は通常はどちらか片方のプラグにだけ接続され、プラグ間導通はありません。
ケーブル、プラグに複数のCCプルアップまたはプルダウン抵抗を発見した場合、ディスプレイの表示は通常とは異なる表示モードに入ります。この表示モードでは抵抗値は小さく表示されシェルやシールドの状態は表示されなくなり、
A側、B側すべてのCCの端子の状態を列挙します。この機能は表裏判別不能等のUSB規格に沿わないType-Cケーブルの発見に役立ちます。
USB3.2接続に用いられるワイヤです。差動線の名称はA側コネクタ側の端子名に準拠しています。
TypeCケーブルにおいて主にホスト、デバイスの識別やUSB PD通信に使用されるワイヤです。
様々な機能を「使用できるかどうか」がこのワイヤを通してデバイス間でやり取りされます。
Side Band UseとしてUSBデータ通信以外のデータ(音声や映像等)をやり取りする際に使用するワイヤです。
主にオルタネートモードで利用されます。
USB3.0以降での 通信を行うワイヤです。
USB3.0では2対のワイヤを使ったデータ通信(SuperSpeed /SS)を、
USB3.2以降では4対のワイヤを使ったデータ通信(SuperSpeed+ / SS+)を行います。
USB1.0~USB2.0接続に用いられるワイヤです。
USB2.0迄のデータ通信 (LowSpeed / Full Speed 及びHigh Speed)を行うために使われるワイヤです。
電源管理の為に使用するワイヤです。
起動時、OLEDディスプレイに「LOW BATTERY」と表示されたら電池の交換時期です。上記画像のようにマイナス端子と電池の隙間にマイナスドライバーの先を滑り込ませるようにしてテコの原理を利用して外します。
その後、新しいCR2032バッテリーのプラス側を上にして装着します。